>>14 _| ̄|○ エロまだです…マジですいません。
「おい 何だよそれ!」
「よしなさいジュン・・・」 「いいのよジュン君・・・」
ムッとしたジュンはすぐ後を追おうとしたが、真紅と のりに止められ、仕方なく諦めた。
結局翠星石抜きで番組を見終えた三人。
翠星石にあんな態度を取られた為、半ば見流し状態ではあったが
それぞれの心中は、翠星石の態度の真意で膨らんでいた為、仕方が無い。
翠星石は一体どういうつもりでテレビの電源を落としたのか?
このままでも埒があく訳も無いので、のりはジュンに翠星石の様子を見て欲しいと頼み、
ジュンも本来なら嫌がって断る所だが、前出した状況の為、二つ返事でOKをした。
が、真紅は・・・我関せずといった面持ちでソファーで紅茶をたしなんでいた。
「・・・お前は行かないのか、真紅・・・仮にも自分の姉さんだろ、翠星石は」
「あなたはこの真紅のミーディアムであると同時に、翠星石のミーディアムでもあるのよ、ジュン」
「だから何だよ?」
「・・・女心をもう少し理解しなさい」
「・・・何だよそれ。じゃあお前は何だよ?翠星石の妹じゃないのか?!」
「ジュ、ジュン君、お願い。翠星石ちゃんの様子を見てきて。ね?」
翠星石の気が自分に向けられているとは知らない、
まだまだ少年のジュンには、真紅が何を言いたいのか理解できず声を荒げかけたが
のりのフォローで渋々リビングを後にした。