2ゲットオオオオオオオオオ
4 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 19:11:03 ID:gwWRY/9B
4様
いきなりですが
前スレの続き、行かせて頂きます
ダークエルフ2人の凌辱話(の続き)。
ダークかつ長いです。
テーブルに突っ伏した体位で縛られているダークエルフの女貴族、ステラ。
彼女を取り囲んで責め続ける、「連合」と称される巨大同盟の実行部隊7人。
ステラはロープで手首足首を縛られ、超ミニのレザースカートをめくり上げられて、美しい下半身をエルフの男に嬲られている。
女の秘部ではなく、腰骨のすぐ内側──成熟したお尻の中心を貫かれて、ヨガリ声を振りまいている。
望んだ結果では、もちろんなかった。
「連合」メンバーは、両親の仇。
ステラと同じくダークエルフの貴族で、親友でもあるフィオレを襲い、汚した、憎い凌辱鬼ども。
快感に負けることなど、許されない状況だ。
意志の強さではクランでも右に出る者がなく、「女王」とまで呼ばれた美貌の女貴族ステラにとって、こんなヤツらに喘ぎ声を聞かせるなどあり得ない屈辱だった。
もしフィオレが彼らに捕まらなければ、ステラは彼らの手に落ちたりはしなかっただろう。
フィオレが捕虜になっていなければ、こんな状況に陥ることはなかったのだ。
だが、彼女の剥き上げられた下半身はエルフの男に好き勝手に貫かれていた。
そして、成熟した美しい腰は淫らにうねっていた。
黒い口紅の剥げかけた唇から、切ない鳴き声が噴きこぼれる。
ブルーの瞳がトロンと濡れて宙を彷徨い、汗に濡れた美貌がふらふら揺れる。
「あぁぁッ! ひぃッ・・・くぅッ・・・!!」
屈辱に身も心も焼き尽くされながら、ステラは新たなアクメを噛み締める。
「またイッたか。メスダークエルフ。ケツでイッたか、淫乱。メスダークエルフ」
「サービスはどうしました? セックス奴隷が、サボっちゃダメでしょう?」
「お・・・ああ、く・・・」
「これではイケないよ。尻を締める。おねだりをするいいよ」
「出してくださいとおねだりするんですよ、メスダークエルフさん」
「連合」の凌辱鬼たちが、ゲラゲラ笑いながらステラを玩弄する。
「精液ください言え。私のケツマンコに精液出してください言え」
「アナルなんて、お前は死ぬほどヨクても、男は大したことないんですよ。
おねだりしないと出してもらないと、さっき習ったでしょう? もう忘れたんですか?」
ステラは首を打ち振り、涙をフィオレのテーブルに振りまきながら悲鳴を上げた。
「せッ・・・せいえき・・・ッ! ひぃ・・・ぃ」
女体が震えて潮がしぶく。
またイッてしまったのだ。
「くぅ・・・ッ!!」
「もっと滑らかに! ちゃんと気分を出して! 腰を使いながら!
ステラのいやらしいケツマンコに精液ください、とおねだりなさい」
レクターは容赦ない。落ち着いたまろやなか声なのに、反論を一切許さない厳しさも備えた彼独特の口調で、美しく聡明なダークエルフの女貴族を罵倒し続ける。
「お前は淫らなメスダークエルフの、セックス奴隷ですよ! おねだりもできないんですか?!」
「くださぁいッ・・・!」ステラは喘ぎながらそう泣いた。
「頭の悪いメスダークエルフですね。ステラのいやらしいケツマンコに精液ください、でしょう!」
「ステラのぉッ・・・!」
「の」のところでまたイッて、ステラはぺちゃっとテーブルにつぶれる。
それをレクターがまた引きずり起こす。「言いなさい。最後まで、心を込めておねだりしなさい」
「ステラの・・・け、ケツマンコに、せいえき、くださぁいッ・・・!!」
これがあの高貴なダークエルフの女貴族なのか、と思えるような口調で、ステラが泣きじゃくっておねだりを始める。
もう、淫らな責めが一度身体を揺さぶるだけで──ペニスを抜かれても、挿されても、お尻をビンタされても、髪を掴まれても──彼女の女体は白い絶頂に狂い泣くのだ。
死ぬほど気持ちいい。
早くやめて欲しい。
そんな一心で、ステラが喘ぐ。
「ステラのッ・・・ステラのいやらしいケツマンコ・・・せいえきッ、出してぇ・・・!」
「ふん、本当に淫らな、どうしようもないメスダークエルフのセックス奴隷ですねw」
「くああッ・・・!」
恥辱に背中をくねらせるステラに、エルフの男が激しく腰を打ちつける。
「おあッ、ああッ・・・!」
「誰がやめていいと言いました? おねだりを続けなさい。休まずに」
「せいえきぃ、くださぁいッ・・・す、すてらの、いやらしい、ケツマンコにぃッ・・・!」
淫らなおねだりを繰り返す間にも、次々に快感の波がステラを白い世界に飛ばす。
白い絶頂の中をくるくる舞って落ちてくるステラを波が受け止め、すぐに次の絶頂に投げ上げる。
一度飛ぶたびにステラのカラダは軽くなり、舞い上がる絶頂はどんどん高みへと広がっていく。
「しぬ、しぬ・・・もう・・・せいえき・・・ちょうだい・・・もう、もう・・・うぅッ・・・!」
ステラを犯している相手は、ただのエルフの凌辱鬼ではない。
連合の遊撃部隊のメンバーであるxANGELx──ステラとフィオレの両親を殺した、xxxJSxxxという名のエルフの手下なのだ。
JSたちがニタニタ笑いながら見守る中、そのANGELのペニスに美しいお尻を犯され、何度も何度も繰り返し繰り返しオルガズムを極めさせられる。
「ステラのッ・・・いッ、いやらしいケツマンコにッ、せい・・・えき・・・!」
娼婦ですら口にしないような、下卑たおねだりを強要されながら。
「せいえき・・・! うああああッ、せいえきッ、ちょうだい・・・!!」
満足したANGELが、フィニッシュに向けてズボズボ音を立てて美尻を穿ち始めた。
イキ続けるステラと一体になってグイグイ腰をグラインドさせ、クライマックスに向かう。
「出すよ。お前のケツに出すよ。全部飲むね。全部ケツで飲む。いいね」
「あ・・・あああッ・・・!」
「ほら出すよ。お礼言う、中出し奴隷。お礼言う」
「うれし・・・ひぃッ・・・うれしい、ですッ・・・あ、ありがとう・・・ござ・・・」
ANGELはペニスを深々と美尻に差し込み、熱い女尻に根元まで怒張を埋めた。
「あ゙・・・」
ステラから最後の喘ぎを搾り出し、その熱くとろけた美尻にドッと射精を注ぎ込む。
ドク、ドク、ドク・・・。
成熟した美しい尻に、フィオレを犯したのと同じペニスが精液をたっぷりと注ぎ込む。
ANGELは射精を終えると身体を離し、次の男にバトンタッチした。
ゴツゴツした巨根がステラの尻に迫る。
真珠入りのペニス。
ANGELと同じ遊撃部隊のエルフ弓兵、xBLACKxだ。
犯され続けるステラの尻孔は口をぱっくり開いてヒクヒク蠢き、白い粘液を垂れ流している。
つごう2発の精液と大量の媚薬が、その哀れな器官の中に注ぎ込まれているのだ。
そこに、BLACKは小さな瓶を差し込んだ。
媚薬ローションの瓶を。
透明な液体が、ショックに蠢くアナルに流れ込む。
それがこぼれるよりも早く、BLACKはイボだらけの巨根をステラの尻にあてがった。
ヌラつく腰をしっかり掴み、パクパク震えるステラの尻に巨根を突き入れる。
「ひああッ、あ、おあぁッ・・・!」
『助けて・・・ステラぁっ・・・!』
水晶球の中でフィオレが悲鳴を上げる。
ステラは、快感に泣き続けるだけだった。
今夜はこのへんで。
>>1さん乙でした。バタバタしてすみません。
それではまた。
最高っす
最高の出来です…w
続き楽しみにしてます
女王ステラ様の調教されっぷりに痺れてタマりません
定期巡回お疲れ様です
15 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 00:26:07 ID:VRu5xeTM
保守
16 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 22:16:07 ID:bXj22kPk
ネサロのエミュ鯖やって保守
17 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 20:47:39 ID:7l47OuW6
とりあえず保守
19 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 19:12:34 ID:aLYMcdDI
この話の前のほう再度うpしてくれる神はおりませぬか・・・
作者の許可なしにうpはできんだろ
さて。
それはクレリックに転職し本土に引越して間もない頃だった。
私は、いつもの如く棄てられた露営地でソロをしていた。
すると突然、どこからか矢が飛んできた。私は不意をつかれ途端に行動不能になり意識を失った。
かろうじて確認出来たのは弓を持ったダークエルフ…
気が付くと私は両手を縄で結ばれ、あられもない格好でダークエルフに胸を揉みしだかれていた。
彼は私の胸を包み込むように揉みつつ私の乳首や首を吸っては甘噛みしていた…
「イヤッ!」
私が気が付いたと知ると彼は嬉しそうに言った。
「貴様、処女だなw」
‥‥。
で、それからどうなるの? どうなるの?
わくわく
24 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 22:29:25 ID:Oq97u31w
新しい書き手降臨ktkr
25 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 22:30:31 ID:Oq97u31w
興奮の余り上げちまったスマソorz
「!!!」
私は不意に言われた言葉にひどく動揺し赤面してしまった。
「当たりかよw」
DE男は嬉しそうに微笑み私の胸をぴちゃぴちゃと舐めつつ私のベルトを外しスカートを脱がせ始める…
スカートがスッと落ち白い下着が現れる。
私は、恐怖と恥ずかしさの余り涙を流し叶うはずもないのに懇願し続けていた。
「ヤメテ…お願いします。離して…お願い!」
DE男は、聞くはずもなく下へと移動していき私の下着の上から秘部を撫でだした。
「ダメッ!」
私は反射的に足を閉じた。しかし強引に広げられ秘部を撫でられ舌で乳首を吸われる。
続きwktkしながら保守
ほっしゅ
ほしゅ
ついにこのスレにも新しいエロパロ者が・・・!
・・・そして保守おつかれさまです。
すっかり間空いてしまいました。
>>9の続き書いたのですが、行ってもいいでしょうか。
待っていました続きwktk
名無しさんは せかいじゅのはを つかxt
レスありがとうございます
では
>>9の続き行かせて頂きます。
「いやぁっ・・・ああ、助けて・・・」
美しいダークエルフの娘が、身をくねらせて喘ぐ。
華奢なマントで一生懸命自分の肌を隠そうとする彼女を、2人の男が押し倒す。
背後からオークの大きな手が彼女を抱きすくめ、前からは同族であるダークエルフの男がのしかかって、マントを押し開こうとする。
「やめて、いやっ!」
「黙れ」オークの男が背後から娘の口をふさいだ。
悶えるダークエルフの娘の、裸の太腿が、マントの中からニュッと突き出す。
マントの前がするっと開いて、滑らかなお腹が臍のところまで剥き出しになった。
蜂のようなウェストから、まだ肉付きの薄い、少し頼りない感じの女の腰、そして丸みを帯びてよじり合わされる艶かしい太腿の付け根まで──若くて張りのある下半身の肌が、一糸纏わぬ姿をさらけ出す。
そのダークエルフの令嬢は、マントの下に何も着ていないのだった。
ここは人間が治める城砦都市の入り口、深い堀にかかった石造りの橋の下。
川面から反射する夕陽が、薄暗い空間を淡いオレンジに染めている。
その光の中に、闇の乙女のすべすべした下半身が現われる。
必死に逃げようと左右に悶える腰。すり合わされる太腿。
隠しようのない、若い娘の滑らかな三角地帯。
「ひゅう・・・マントの下は素っ裸かよw」
ダークエルフの男が口笛を吹き、彼女を嘲笑った。
「娼婦なら、下着はもう少しお洒落をするもんだぜ?」
と。
パシン!
男の頬を小さな可愛い手が叩く。
2人の男に挟み込まれ、裸体を暴かれながら、ダークエルフの娘が反撃したのだった。
「──娼婦ではないとさ」
オークの男が、娘の背後で肩をすくめる。
ビンタを食らったダークエルフの男は、ニヤッと笑って、マントを引っ掴んだ。
「むぅっ・・・!」
オークの手の中で娘が叫ぶ。マントを引き寄せて頼りない布地で何とか裸体を守ろうとする。
ダークエルフの男がか弱い腕を左右に払い、彼女の努力を突き崩す。
喘ぐ娘のマントが掴まれ、左右に勢い良く開かれた。
「むううっ!!」
ぶるんっ、と、美しい乳房が男たちの目の前にまろび出る。
高級なマントの下に秘めらていた裸体が、守るものをすべて失って、男たちの目に供された。
華奢な身体からは想像できないほど見事な乳房が、ぷるんぷるん揺れながら先端を上に向けて張りつめている。
「すげぇ巨乳ちゃんだぜw」
ダークエルフの男が右の乳房に手を伸ばすと、オークの巨漢も片手で娘の口を塞ぎながら左の乳房をすくい上げた。
少し生硬い、初々しい乳の感触が、2人の男の掌に伝わる。
悲鳴を上げる娘を押さえつけて、2人は交互にダークエルフの娘の乳房を揉みしだいた。
「まだ大きくなりそうだな」とオークの巨漢が乳房を持ち上げると、
「揉み込んでやれば、エロい乳になるぜw」ダークエルフの男は乳首をつまみ出そうとする。
若い乳房が作る深い谷間が、柔らかくプルン、プルンと形を変える。
「むぅぅっ・・・!」
前後から男に挟まれ、力で押さえつけられたダークエルフの娘が、綺麗なラインの眉を悲しそうに寄せて男を見上げる。
「やめろって? こんな美味しそうなカラダを見過ごせってか? 無理な話だぜw」
ダークエルフの男はそう笑って、ほっそりした太腿に手を滑らせた。
娘は力なく手を振って男たちに抵抗する。
だが、細い腰を同族の男に抱き上げられ、乳房をオークの大きくて力強い手でタプンタプンと嬲るようにマッサージされると、娘はちょっとしたパニックに陥ってしまい、あっさりと男たちに征服を許してしまうのだった。
ダークエルフの男がベルトを外し、ズボンを下ろす。
娘の秘裂に、節くれ立った長いペニスがグリッと乱暴にキスをした。
「うううっ」
娘はくぐもった声で呻いた。
心の中で、最も頼りになる友人の名前を呼ぶ。
(ステラ・・・!)
親友の名前を呼ぶと、フィオレの中に複雑な思いが湧き起こる。
『バカね、フィオレ』
愛と苛立ちの混ざったドライな口調が、頭の中に響く。
絶望に沈み込んでいく心の中に、ステラの声が聞こえる気がした。
『はっきり言ってやりなさい。男なんて、たいていそれで言うとおりになるんだから』
(ああ、ステラ)
今日の午前中、2人で狩りをしていたときの、ステラのブルーの瞳が脳裏に浮かぶ。
たったいまステラがどんな淫らな責めを受けているかは知らず、フィオレはいまだに頼もしい歳上の女貴族として、ステラの姿を思い描いていた。
完璧なステラ。
(ごめんね・・・)
涙を噛み締めつつ、フィオレは身体の力を抜いた。
(あんなに私を助けようとしてくれたのに・・・あなたまで、巻き込んで・・・)
ダークエルフの男が、フィオレの優しい形の顎を持ち上げる。
「いい顔してるぜ」
「むぅっ・・・」
「犯したくなる顔だw」目の前で男が欲情した笑いを浮かべる。「可愛いコちゃん」
いやぁっ、と、口を塞がれたフィオレが呻く。
喉の渇きのような感覚が、フィオレの胸に広がっていた。
ひん剥かれた肌に男たちの肉体がグイグイ押し付けられる。
昨日の夜から立て続けに襲いかかってきた凌辱の感触が蘇った。
天井から鎖で吊り下げられ、ドレスを叔父の手で引きちぎられた屈辱が。
処女を奪われ、なおもネチネチと交合を強いられた苦痛が。
自らのベッドルームを両親の仇である「連合」に奪われ、女体を蹂躙された悲嘆が。
そして何よりも、xxxJSxxxという名のエルフの男に与えられた、圧倒的な経験が。
──勝ち目のない相手に嬲られ、完膚無きまでに凌辱される、戦慄の経験が。
太腿をよじり合わせて逃げようとする。男の硬い胴体が内腿の動きを妨げた。
鋼のような感触が、力では絶対に敵わない相手であることを告げている。
フィオレの心の中に、ドロドロと熱いマグマが広がっていく。
「む・・・むぅっ・・・うぅん、ふぅん・・・」
フィオレの、知的で穏やかな灰色の瞳が、トロン・・・と潤み始めた。
ダークエルフの男が彼女の長い耳に唇を寄せ、ふふふ、と囁くように笑った。
「こんなに濡らしやがって」
そしてフィオレの美しい双眸を覗き込む。
灰色の瞳をしたダークエルフの貴族の令嬢は、何とも言えない光を浮かべて男を見つめていた。
「欲しいだろ? この可愛いオマンコに、ブチ込んで欲しいんだろう?」
ダークエルフの男は腰を突き出し、フィオレのウェストを抱き寄せた。
儚げな美貌の令嬢が、震えるような甘い鼻声を洩らした。
男の硬い肉が、濡れた柔肉を押し分ける。
濡れた秘肉に硬い幹を押し付けたまま、ゆっくりと腰を上下に動かす。
ダークエルフの令嬢の割れ目が、チュッ、ヂュクッ、と可愛い鳴き声を上げた。
フィオレが、繊細な美貌をパッと染めて切なげに喘ぐ。「ふ・・・うぅっ、ふぅン・・・」
「犯すぜ、お前を」
灰色の瞳が妖しく光る。
「ううっ・・・」か細い声に、抵抗の気配はない。
チュブッ・・・。
音を立てて、男のペニスが、フィオレの蜜肉に侵入した。
(バカな私・・・どうしようもないフィオレ)
ペニスがスムーズに女体の中心に入ってくる。
きつきつの膣肉に、全身をくすぐるような快感と共に、ペニスが滑らかに滑り込んでくる。
その感触が、闇の令嬢の秘肉がどんなに淫らで感じやすく濡れやすいかを、フィオレ自身に鮮やかに知らしめる。
牡どもがどれほどの快感をその美肉から得られるか、思い知らされるような滑らかさ。
ヌラヌラと若い裸体を貫かれて、倒錯の快楽がフィオレの心を包み込む。
涙をこぼしながら。
自分で自分を責めながら。
フィオレの繊細な心は飲み込まれていく。
(こんなに感じて・・・いやらしく濡れて。
ステラに知られたら、どう言えばいいのよ・・・あんなに素敵で、強くて、優しい・・・完璧なステラに、こんな私を知られたら・・・!)
”完璧な”ステラは、xBLACKxという名前のエルフに執拗に美尻を犯されながら、その様子を見ていた。
汗と涙が彫りの深い美貌をタラタラと流れ落ちていく。美しかった髪がべったり張りついている。
白い歯がこぼれる唇からは、もう悲痛な喘ぎ声しか洩れてこない。
「あッ・・・ああ、は・・・はぁ、ああ・・・ッ・・・!!」
ズブ、ズブンと、ステラの腰をテーブルに叩きつけるように、男の腰が柔らかな女の尻を突きまくる。
ステラの素晴らしい脚線美を、白く泡立った淫らな粘液が這い下りていく。
ピストンに追い詰められ、快楽に狂ってヨガリ泣くステラの目の前で、こうして自分を犠牲にして救ったはずの可憐な令嬢が犯されていく。
「あああッ・・・!!」ステラは絶叫した。「フィオレ・・・ぇッ・・・!!!」
そして、汗を飛び散らせながら、テーブルの上に崩れ落ちた。
『いい感じだぜ。きつくて・・・ふふふ、可愛いぜ、お前』
気絶したステラの耳に、満足そうな男の声が聞こえてくる。
『ラッキーだったぜ。お前みたいな美人が手に入るとはな』
相変わらず口を塞がれながら、美しい闇の令嬢は華奢な腰をくねらせ始めていた。
オークの手は、フィオレの口を片手で塞ぎながら、弾む乳肉を楽しそうに揉み込んでいる。
ダークエルフの男はジワジワと時間をかけてペニスをフィオレの濡れた秘肉に咥え込ませる。
令嬢と凌辱鬼2人、淫らな空気に包まれた3人は、一気に倒錯の快感を高めようとしていた。
そこに、女の声がした。
「ここに来て、よかったでしょ?」
盛り上がりかけた3人がぴたりと動きを止め、息を潜める。
「・・・そうね」優しい女の声がする。「思い切って故郷を飛び出して、正解だった」
「中立だもの。だから言ったでしょ? 早めに城村に来ようってw」
「うん」
フィオレが犯されているのは橋の下。
2人連れの女がいるのは、その橋の上だった。
囁き声が聞こえるほどの距離だ。
「・・・フンw」
動きを止めていたダークエルフの男は、ニヤッと笑いながら腰を動かした。
息を飲むフィオレの秘芯を、エラの張った肉棒でズッポリと貫く。
フィオレはその突き込みにたまらず背中をのけ反らせ、溢れそうになる声を噛み締める。
鼻から「くぅ、くぅン」と泣き声を洩らしながら切なげに太腿をよじり合わせる。
可憐な乙女の敏感な反応に、ダークエルフとオークの2人はニヤニヤ笑って目を交わした。
「──ところでさ、今日のパーティーのリーダー、どうだった?」
また女の声が聞こえてきた。
若い女の、健康的な自信と色気に満ちた声だった。
淫らな倒錯の交わりが自分の足元で演じられているのに、全然気付いていないらしい。
「聞いてる?」その魅力的な声の女が言う。
「う、うん」
「なによ、上の空で──バカ」
「違うの。ちょうどWISが来てて。その・・・そのリーダーから」
「やっぱり!」
「ご、ごめんなさい。でも、私・・・」
「あの男ねー、あなたとあのクレリックが詠唱してるとき、ずーっとあなたを見てたもの」
「え・・・? そんなの、知らないわ」
「見てたわよ。『今夜の夕食はコイツだ』って顔だったわ」
「・・・ちょうど夕食に誘われたんだけど」
「あらまぁw ──いいのよ、行けば? 食べられたいんでしょ」
「いやだよw」
「本当は結構その気なんじゃないの? んー?」
じゃれ合う気配がした。
おっとりした声の娘がクスクス笑う。ときおり、「きゃっ」と可愛い声を上げる。
「違うってばw ・・・あなたと行くほうがいいし、断っちゃったよ」
「無理しなくていいのよー」
「してないよw」
「じゃあ──」魅力的な声の女が、急に声のトーンを下げた。「私が──食べていい?」
「もう・・・」
仰向けで貫かれるフィオレには、2つの光が見えていた。
川から反射した夕陽が、キラキラと橋の裏側を照らしているのだ。
ちょうど、明るい光が2つ。
「スリルがあるよな。喘いだら気付かれるぜ、可愛いコちゃん」
フィオレの火照った耳元で、ダークエルフの男が低く囁く。
「う・・・む・・・むふっ・・・」
喘ぎを噛み殺す令嬢のこぼれ落ちそうな美乳を、オークの手が揉みほぐす。
切なげにのけ反る頭がオークの逞しい胸板の上で悶える。
レザーの防具の表面を、フィオレの髪がエロチックに撫でる。
抱き上げられた美しい腰に、ニチャッ、ニチャッと音を立ててペニスが送り込まれる。
フィオレの感じやすい身体を、ダークエルフのペニスがこね上げていく。
美しい令嬢のヴァギナを、巧みに角度を変えながら、ズボズボと肉の杭打ちが弄ぶ。
そうやって犯されて、ダークエルフの令嬢はエロチックな喘ぎ声を──こともあろうに、幸せそうな表情で──洩らし始めた。
「う・・・うン・・・むふぅン・・・」
橋の上では、2人の女が話を終えたようだ。
絡み合った足音が、犯されるフィオレの上を通っていく。
オークがフィオレの口から手を離した。
両手を乳房に回し、優しく淫らに美乳を揉み上げる。
フィオレが喘ぐ。脇から乳房へ回り込んだ、オークの逞しい腕を脇に抱きかかえるようにして、「あ、ああっ」と淫らなヨガリ泣きを洩らす。
ダークエルフの男が調子に乗ってフィオレの秘部をこねくり回す。
途端、フィオレは媚びるように首を傾けて、とろける声で泣き出した。
「や・・・やぁン、やめて・・・そ、そこダメ、ダメなの・・・」
「ここか? フン、オマンコも乳も感じやすいんだな、お前はw」
「そこダメ」と訴える令嬢の、蜜肉の中の感じるポイントを、張りのある亀頭がグイ、グイッと抉り始める。
フィオレはたまらずヨガリ泣いた。
清楚な心が溶けていく、そのとろけ具合が、甘い泣き声ににじみ出ている。
「クラックスが連れ歩くだけはあるぜw あの女衒屋め、女を見る目だけはあるからな」
優しく囁きながら、ダークエルフの男がフィオレの女体にリズムを刻み込んでいく。
「あ・・・あン・・・いやぁン、あはぁっ・・・!」
処女を奪われた最低の男の名を出されて、フィオレはいっそう切なげにヨガり始めるのだった。
堀にかかった石の大橋の下、薄暗くひんやりとした空間に、フィオレが熱い吐息を振りまく。
ほんの少し幼さの残る繊細な美貌が、何とも妖しい色に火照っている。
細い首筋に汗を光らせ、甘酸っぱい匂いを立ちのぼらせながら、フィオレはエロチックに火照った美貌を左右に打ち振る。
感じやすいフィオレの裸体は、こんな場所でもいやらしく燃え上がっていた。
「う・・・あうっ、いや、いやぁン・・・」
オークの指が彼女の乳首をクリッ、クリッと転がしている。
ダークエルフの男は調子に乗って、ズボッ、ズボッと勢い良く彼女を犯す。
2人がかりで嬲られる美しい令嬢の柔らかな唇が淫らに開く。濡れた白い歯がチラチラと踊る。優しげな瞳が淫らに霞む。
激しいピストンを、フィオレの女体は歓喜して迎えた。
腰がうねる。滑らかな太腿が男の腰に絡みつく。
背中がオークの胸から浮き上がり、細い裸体がキュッとブリッジを描く。
「い、イク・・・っ・・・!!」
泣き声で喘いだフィオレは、美しい裸体をブルッと震わせた。
「なんだ、もうイッたの──か、お?!」
男の腰が痙攣し、甘い蜜肉に密着して止まる。
抱き上げられた令嬢の裸体を走るうねりは、一度では止まらなかった。
ブルブルッ、ブルブルブルッ・・・と、繰り返し繰り返し、下半身を中心にしてオルガズムの波が走る。
波打つ太腿が男を抱え込み、クイッ、クイッと男の腰を抱き寄せる。
蜜の溢れる割れ目の中へ。スペルマを飲みほす、淫らな女の中心へ。
「く、クソ」
「あぅ、うぁン・・・イクぅ、イクの・・・ああっ・・・!」
神秘の美肉を備えた美貌の令嬢が、喘ぎを洩らしながら腰をうねらせる。
「どうした?」
オークの巨漢はフィオレの乳房から手を放して、うねり狂うお腹を撫でた。
低い震動が、滑らかなお腹の内部から響いてくる。
「──痙攣か?」
「い・・・や、痙攣じゃ・・・うわぁ、で、出る」
男は惚けたような声を出しつつ、フィオレの腰を抱き締め、精液をその膣肉に放った。
「って、お、おお、痛ェ・・・ああ、いや、気持ち・・・イイw」
情けない悲鳴を上げながら、ドプ、ドプンとスペルマを令嬢の内側に注いでいく。
彼が悲鳴を上げるのも無理はなかった。
フィオレの美肉は、魔法のような動きで精液を搾り取っていくのだから。
最初のドパッという射精の直後、ヒダ肉がペニスを巻き上げてくる。
ギュギュッ! と、無数の舌のようにフィオレの蜜肉がペニスを強烈に締め上げる。
まるでフィオレのヴァギナに「待て」と命じられているようなものだった。
ペニスが千切れるほど締め上げられ、射精もままならぬ生殺しの状態で、彼女の太腿や腰が生み出すブルブルッ、ブルブルッというバイブレーションに揺さぶられる。
圧迫感が痛みに変わる直前、いきなり蜜肉がクチュッと音を立てて緩み、同時に膣口がペニスを吸い込むように中へと収縮して、溢れ出る精液をしごき取る。
「出して」というわけだった。
一瞬せき止められた精液が、脳髄の灼ける快感と共にドパッとほとばしる。
と、またギュギュギュッ! と強烈な締めつけ。
ペニスを包む快感はそれにとどまらなかった。
「やぁっ・・・いやぁン、あン・・・」
可愛い声で泣きながらフィオレが太腿をよじるたび、狭い膣洞の形がクニャクニャと変化して、上下左右から蜜いっぱいの美肉が打ち寄せる。
自らを凌辱する男のペニスに最高の快感を与え、凌辱者に天上の快楽をプレゼントする──
それが、儚げな美貌の令嬢が秘めた、神秘的で淫らな天賦の才なのだ。
柔和で繊細な心の持ち主、美貌の令嬢フィオレに、この快感の連鎖から、この淫らな運命の軛から、逃れるだけの力があるわけもなかった。
熱いオルガズムと自らの宿命への悲しみをいっぱいに満たして、闇の乙女は「いや・・・いやぁっ・・・イクぅ・・・!」とヨガリ泣きをこぼし続ける。
「な、何がイヤだよw」
ハンサムなダークエルフの男は、涎を垂らさんばかりになって彼女を抱き寄せた。
ぽかんと口を開ける相棒にも構わず、夢中で全裸の令嬢を抱き締め、腰をグイグイ密着させる。
すると、なんとフィオレまで、愛しげに相手の首に手を回し、彼の髪をかき上げ始めるではないか。
甘える小犬のようにヨガッて、フィオレは相手の首筋に顔を埋め、くすぐるような可愛い喘ぎを吹き込んでくるのだ。
「ああン、やぁっ・・・ねえ、イヤなの、私こんなの・・・いやぁっ・・・アアン」
「お、お前」男はにやけっぱなしだった。「い、イイぜ」
清楚な令嬢の女体の中心は、まだ収縮を続けてペニスをしゃぶっている。
火照った身体をうねり狂わせて、フィオレは美しいバストを男の胸に押し付ける。
「お前、名前は? ん? 名前はなんて言うんだ、可愛いコちゃん?」
「あ・・・ああっ・・・」喉を反らしながらフィオレは喘いだ。「フィオレ・・・フィオレです・・・」
「フィオレ。俺はダーリオだ」
「あ、あぅン・・・ダーリオ、ああっ・・・」
半ば上の空で男の名前を呼びながら、フィオレはまたオルガズムに昇り詰めた。
「面白い女だな」オークの男が言った。
「お・・・俺はな、ドン?」ダーリオは言い訳を始めた。「女に、魂を抜かれたことは、ないぜ?」
「ああ」オークの巨漢、ドンが答える。
「けどな、こ、コイツは・・・コイツは、最高だ。う、おおっ、フィオレ」
精液の滴るヴァギナを、ダークエルフの男ダーリオは抜きもせずにまた揺さぶり始めた。
グチョッ、グチョッと淫らな体液をしぶかせて、フィオレの美肉をもう一度嬲る。
「ああっ・・・そんなぁっ、ああン・・・!」
切なげな顔で、フィオレが淫らにとろけた悲鳴を上げる。
オークのドンは肩をすくめて呟いた。
「──まあ、お前がそいつを気に入ったということは、よくわかった」
「ああっ・・・」フィオレは快感に悶えながら喘いだ。「ごめんなさい、ステラ・・・!」
フィオレのヨガリ泣きがダイニングに響くと、居並ぶ連合のメンバーがどっと笑った。
テーブルに腰かけたエルフの弓兵2人。
黒い鎧の男、僧侶服の娘、魔法使いの男のヒューマン3人組。
そして、xxxJSxxxという名前の美貌のエルフの青年。
6人はテーブルに置いてある水晶球と、テーブルのすぐ側にいるダークエルフの女貴族を交互に眺めて、楽しんでいた。
ダークエルフの女貴族の輪姦は、一時中断されていた。
真珠入りのペニスでメチャクチャに突かれて、ステラがアクメの末に意識を失ったためだ。
回復を待つ間に新しい体位で彼女を嬲ろうと、汗に濡れた女体を磔から外す作業を行なっていたのだった。
薄暗い室内に堂々と横たわる重厚なテーブルの上の美しいクロスは、虜囚の女貴族が流した汗と涙でびっしょり濡れ、しわくちゃになっている。
その側に置かれた、豪華な椅子の上に、ステラは抱き上げられていた。
家主──フィオレの父親が生前使っていたのであろうその椅子に、彼を殺したエルフの部隊のメンバーが我が物顔で座っている。
乳房も股間も剥き出しにされつつ、腰にはまだ黒いレザーを絡みつかせたままのステラは、エルフの男の股間に剥き出しのヒップを乗せて、男の胸にぐったりと背中を預けていた。
背面騎乗位で──いわゆる「乱れ牡丹」のような体位で──脚を持ち上げられる、屈辱極まりない姿勢で。
ステラの膝は男の手に持ち上げられている。
女らしい太腿が形のいい乳房を押しつぶしていた。
両膝を抱えるエルフの手が、汗に濡れた女貴族の太腿を、ぐっ──と、淫らにおっぴろげて見せた。
「う・・・」
力なくステラが喘ぐ。
連合メンバーの前に、女貴族ステラの花芯が、ぱっくりと開かれた。
ステラの女体の中心は、白い粘液にまみれていた。
綺麗に手入れされた恥毛が肌に張りついている。土手高の、いやらしい感じにぷっくり膨らんだ恥丘を、白い粘液が這いずり回っている。
ふっくらしたラビアに男の指が伸びる。
すでに花開いている、肉厚のぷりぷりした秘唇が、クパッと大きく左右に開かれる。
白い蜜にまみれたステラの内部が姿を表わした。
女貴族ステラの女性器は、まさに乱れた牡丹といったありさまだった。
充血したラビアの内側、女の中心に、白く濡れた秘肉が複雑な模様を描いている。
繊細な性の唇が、トロトロと白い愛液を吐きながら淫らに口を開け閉めしている。
淫らな牡丹が、白い花蜜を溢れさせながら、神秘の花弁を喘がせている。
ステラの女の秘部をヌメヌメと覆う白い粘液の大半は、ローションでも精液でもなく、ステラ自身の分泌した女の性蜜なのだった。
エルフの男──xBLACKxが、汗で滑るステラの下半身を何度も抱き直す。
ステラの美しい尻の影に、BLACKの逞しいペニスがちらちらと見える。
図太い肉棒がステラの蜜に濡れてそそり立ち、ゴツゴツした瘤に泡立ったローションを白く絡ませている。この男はなかなかの巨根で、しかも肉竿に真珠を埋め込んでいるのだ。
そして、そんな真珠入りの巨根をステラの尻のあわいにこすりつけ、ヌメる美女の肌を楽しんでいるのだった。
尾てい骨あたりを巨根になぞられ、女貴族の淫らな牡丹がぐじゅっと音を立てて蜜を分泌する。
ギャラリーが笑い声を上げる。
いやらしいメスだ、と虜囚の女貴族を嘲る。
ステラは笑い声には反応せず、エルフの凌辱鬼に身体をぐったりと預けたまま、テーブルの上の水晶球を見ていた。
水晶球には、親友であるフィオレの姿が映っている。
反射光に照らされた可憐な顔をオレンジに染めながら、うっとりと喘いでいる。
あくまで優しく、儚いまでに繊細なダークエルフの令嬢が全裸で男の首を抱き、頬をいやらしく押し付けながら、陶酔した表情で宙を見つめているのだ。
「フィオレさんは、楽しそうですね」
ヒューマンの魔法使い、レクターがそう言ってステラの髪を掴み上げる。
「男に抱かれるのが好きで好きでたまらないんですね──メスダークエルフさんたちは、みんなそうですよね」
水晶球の表面には、フィオレの身体に重なるようにして、大股開かされたステラ自身の惨めな姿が映っている。
「──おまえもw」
「あ・・・ん・・・」ステラはかすれた声で囁いた。
生贄の女貴族が完全に意識を取り戻したのを確認して、BLACKが「ヘヘヘ」と笑う。
意識を取り戻したいま、彼女の魅力的な裸体を休ませておく手はない。
女貴族の膝に両手を回し、しっかり抱え上げる。
骨まで溶けてクナクナずり落ちるステラを支えて、M字開脚のまま、剥き出しにされた彼女のふたつの穴の位置を調節する。
ステラの尻の下から、ゴツゴツとイボについた巨根が姿を現わした。
真珠を埋め込んだペニスの先端が、グリ、グリ、とステラのアヌスをこね回す。
「あッ・・・あは、あはぁッ・・・!」
ステラが悲鳴を上げる。
何杯も何杯も媚薬ローションを注がれ、凌辱され、充血して過敏になったアナルの淵を熱いペニスがヌルヌルとなぞる。
悲鳴に合わせてキュッ、キュッと収縮する尻孔と秘唇との間をイボが滑る。白い蜜に包まれたラビアを肉幹がこね回す。
ヌラッ、ヌラッと、ステラの蜜にくるまれたペニスがとろけた牡丹の花弁を抉る。女貴族の肉の牡丹が花びらでペニスを抱き締めるように動き、連合メンバーの笑いを買う。
「わ・・・わあッ・・・ああ、ひぃぃッ」
ヌラつく2人の肉の触れ合いがもたらす快感に、美貌の女貴族が取り乱して泣く。
そのアナルに、真珠の瘤で武装した肉の竿がずぶりと刺さった。
”完璧な”ステラが裏返ったヨガリ声を噴きこぼす。
ズポポポポッ・・・と、真珠のイボが括約筋をこすり上げて、ステラの尻に入っていく。
「ゆ・・・ゆるし・・・もう、許して、レクター・・・ぁッ・・・」
声を絞り出すように泣くステラを、BLACKは笑いながら犯し続ける。
エルフの男はダークエルフの女貴族を軽々と揺さぶり、犯され尽くした尻孔に、ズブ、ズポンと新たな快楽の穴を穿っていく。
女貴族ステラは魅惑的な女体を二つ折りにされ、されるがままに尻孔を犯され続ける。
囚われの女貴族の、淫らな牡丹が、勢いよく潮をほとばしらせた。
白い花蜜に潮が混じり、溶けた秘裂から美しいヒップへと流れ落ちる。
揺さぶられる女尻から、媚薬ローションが、ステラの愛液が、ステラの潮が弾け散る。
男たちが彼女の尻孔に注いだスペルマが泡を立て、太いペニスを流れ落ちる。
女貴族の秘唇は白い愛液を溢れさせ、牡の器官を求め続ける。
「ブチ込んで。私にブチ込んで、いっぱい出して」と。
だが、狂うほど飢えたステラのヴァギナを満たしてくれる男はいない。
丸く張りつめた美しい女尻の中心、媚薬の吸収の早いアナルだけを、延々と責め嬲る。
それが、美しいダークエルフの女貴族へのもてなしだった。
「しぬ・・・ッ・・・」ステラが音を上げた。「もッ・・・ゆるし・・・!」
レイプは止まない。
半裸で局部だけを晒したステラは、M字開脚のままズボズボと尻を抉られ続ける。
レクターはそんな淫虐の様子を眺めつつ、「リバー」と呼んだ。
ぼーっとしていた女僧侶が顔を上げる。
その手に、水を注いだグラスが手渡された。
「彼女に」
リバーは半端に頷いてグラスを受け取り、椅子の上で犯されるステラに近付いた。
BLACKがその女体をグッポングッポンと上下に揺さぶるたび、美しい顔をべっとりと汗で濡らしたステラの頭が男の肩の上で左右に揺れる。
見るだに快感の凄まじさがにじみ出る、トロトロに溶けた表情だった。
リバーは鼻に小皺を寄せつつ、グラスから水を一口飲んだ。
口に冷たい水を含んだまま、ステラに胸を寄せ、汗に濡れたステラの頭を抱く。
火照った美貌はずっしりと重かった。
美貌の女貴族はほとんど気を失っているのだ。
その美しいダークエルフの顔を手で支え、濡れた黒い唇に自分の唇を近付ける。
凌辱される女貴族の唇は、燃えるように熱かった。
リバーは、そんなステラの唇に唇を重ね、キスを始めた。
小鳥に餌をやる母鳥のように、口移しで水を流し込む。
「う・・・うふッ・・・うン・・・」
相変わらずお尻を上下に動かされ続け、切ないヨガリ声を洩らしながら、ステラが青い瞳をぼんやりと開いた。
汗でびっしょり濡れたステラの喉が、コクン、コクンと水を飲み込む。
連合メンバーが「いいぞ」とはやし立てる。
リバーはじっくり時間をかけて水を流し込んだ。
顔を離したリバーの唇に、ステラの唾液が糸を引く。
「きついでしょ・・・? 剥いてあげるわ」
リバーはステラの首をグラスで冷しながら支え、すでに乳房がほとんど露出するほど乱れた、黒いレザーのジャケットを脱がせ始める。
ステラの両腕はだらんと垂れ下がり、何の抵抗も示さない。
それを持ち上げてジャケットを抜き取り、シャツを抜き取る。
ステラはぼんやりと熱っぽい瞳でリバーを見ていた。
「うッ・・・うふん・・・」と、か弱いヨガリ泣きを洩らしている。
抜群のプロポーションを持つ上半身と、セクシーな黒いブラジャーが現われた。
リバーはステラの背中に手を回し、ブラジャーを外そうとする。
と。
ステラの瞳がギラッと光った。
鼻孔が開く。唇が開く。白い歯が剥き出しになる。
「む」黒い鎧のデフェンドが、素早くリバーの後ろ衿を引っ掴んだ。
がちん、とステラの歯が音を立てる。
布の破れる音が響いた。
続いて、グラスが床に落ち、砕ける音。
「・・・へぇ?」
リバーが自分の首を押さえる。
ステラが、獣のような目でリバーを睨んでいた。
その唇から、ローブの衿の残骸が落ちる。淫らに糸を引きながら。
どう見てもイッたばかりのとろけた美貌が、陶酔した顔でリバーを見つめている。
「面白いことするじゃないの、このメスブタ!」
その頬を、リバーが張り飛ばした。
リバーの着ているローブの飾り衿が、千切れてなくなっていた。
ステラは首をダランと横に折り、椅子の上でブルッと痙攣した。「あぅ・・・」
「ビンタされてイッたの? もう一回イカせてあげるわ!」
往復でステラの首をビンタしようとしたリバーを、デフェンドが止めた。
「やめろ。首を痛める」
リバーは「フーッ」というような、怒った猫のような声を立てた。
「ダメですよ、リバーw」
レクターが彼女の肩に手を置いた。
「セックス奴隷には、淫らなお仕置きをしてあげなきゃ、ねw」
進み出る彼の手には、ロープと銀の鎖が握られていた。
凌辱の椅子の上、ステラ。
肌からすべての衣服を剥ぎ取られた彼女は、裸体をロープで縛り上げられていた。
BLACKの肉棒にアナルを貫かれたまま、乱れ牡丹の姿勢のままで、上半身もM字開脚した脚も、ギシギシ軋む縄で緊縛されている。
腕は後ろ手に固定され、美しい乳房の上下に胸縄が回っている。
首にかけられた縄が膝に絡みつき、乳房の両脇に太腿を持ち上げさせている。
脛と太腿にも縄が巻きついて折り畳んだ脚を伸ばせないようにしてあり、太腿の中程には腰から回されたロープが這っている。
仕上げに、汗に濡れた髪までもロープで締め上げられて、ステラは身動きも取れなくされていた。
呻く唇には猿轡が噛まされている。
黒いシルクの布切れ──女の下着のようだった──が口の中に突っ込まれているから、ほとんど声も上げられない。
完璧な緊縛だった。
ステラの身体には一分の自由もない。
さらけ出された裸身を連合の凌辱鬼の前にさらけ出したまま、何の抵抗もできない。
「いい姿ですよ。どうですか、無力なセックス奴隷になったご感想は?」
「う、ううッ・・・」
苦悶の呻きを洩らすステラの胸に、レクターが手を近付けた。
ステラの乳は、上下から縄で押しつぶされて楕円形にピチピチに張りつめている。
色の淡い、きめ細かな肌をした乳房だった。
その頂点で汗に濡れて輝く乳首も、清楚で小粒の可愛い姿をしている。
「綺麗な乳首ですね。メスダークエルフさんは、繊細な肌をしてるんですね」
ステラは絶望的な表情で、乳首に近付く銀の光を見つめていた。
レクターの手が、銀色に輝くそれで乳首をなぞる。
冷たい感触が乳首からステラの脳髄を打つ。
「くぅ・・・ッ・・・」
ステラが呻く。
快感の呻きだった。
青い瞳に涙をにじませ、自由にならない首を小さく横に振る。
彼女は、乳房に染み込む快感に泣き悶えているのだった。
乳首を這うのは、銀色のクリップだった。
レクターは冷たい金属の表面で優しく乳首を撫でながら、彼女に言い聞かせる。
「可愛がってあげましょうね──このクリップで」
右の乳首を冷たいクリップでコリッと転がす。
ステラが跳ね上がって悶絶した。
レクターが持っているのは、8つの幅広のクリップを銀の鎖でつないだものだった。
幅3cmほどの大きめのクリップも、鎖も、美しく磨かれた銀でできている。
クリップの幅広の口の中には、白い毛が綺麗に植え込まれていた。
白い毛がハケのように平たく密生した、柔らかな白いブラシ。
極太のブラシの根元はチューブになっていて、クリップの内部を抜け、持ち手の部分で金具になって突き出していた。
何か小さな容器をつなぐための、小さな金具。
「セックス奴隷のためのクリップなので、千切れたりはしませんから。安心して楽しんでくださいねw」
レクターの指が、ステラの眼前でクリップを開いた。
白いブラシが柔らかで美しい牙を剥く。
右の乳首に近付く、白い歯をした銀色の小悪魔を、ステラは切なげな表情で見つめた。
「どんな感じか──想像できますか? メスダークエルフさん」
すすり泣きながら、ステラがレクターを見た。
わかります、とその瞳が言っている。
もう、やめてください。
レクターは微笑み、クリップの中のブラシを彼女の乳首の先端に触れさせた。
「ふぅッ・・・!」
媚薬漬けのダークエルフの女貴族が、猿轡の中で呻きを洩らす。
整った鼻梁を薄闇の中に突き上げて、涙と汗を振り絞りながらすすり泣く。
銀のクリップは上下左右に彼女の乳首を舐め回し、やがて絞り出された乳房の表面に押し付けられた。
白いブラシが尖った乳首を完全に飲み込む。
無数の毛が、気が狂うほど疼いている乳首を包み込んで責め苛む。
ステラは身を揉んで悲鳴を噛み殺し、BLACKに貫かれたままのアナルをギュッと締め上げていた。
レクターの手が、乳房にクリップを押し付けながら力を抜いていく。
「ふぅぅ・・・」
ステラは、トドメを刺されようとする自分の右の乳首を見つめていた。ブルーの瞳が陶然と潤んでいく。
レクターが指を離した。
敏感な肉粒を、クリップが噛み締めた。
「ふうううッ!!」
ステラが悲鳴を上げ、ガクガクと裸体を震わせた。
クリップはしっかりと右の乳首に噛みついている。裸体が揺れ、乳房が揺れるのに合わせて、クリップでつまみ出された乳首をブラシが絶妙なタッチでくすぐる。
ロープが軋む。脂汗が流れ落ちる。
お尻に突き刺さったままのBLACKのペニスが、悶え苦しむ女体を杭差しして逃げられないようにつなぎとめている。
女貴族ステラは、激しくしゃくり上げながら、右の乳首とアナルから全身に放たれる快感の稲妻に総身を震わせていた。
その秘肉がまた新しい潮を噴き上げてレクターのローブを濡らす。イキ狂う女体を連合メンバーが嘲笑う。
銀の鎖を持って、クリップを軽く揺さぶりながら、レクターはステラの様子を確認していた。
オルガズムに吹き飛ばされ、息も絶え絶えになって、ようやく戻ってきたステラを待って、左の乳房をクリップで舐め始める。
「次は左の乳首をいじめてあげますね、感じやすいメスダークエルフさん」
やめて、やめて、と猿轡の中でステラが泣き悶える。
そんなダークエルフの女規則を、さきほど噛み殺されかけた女僧侶のリバーが睨んでいる。
ステラは泣きながらリバーを見た。
違うの、といった意味の言葉を、ステラは猿轡の中で言った。
その左の乳首に、2つ目のクリップが噛みついた。
レクターの手が離れる。
チャラッ・・・。
ステラの両乳首から垂れ下がる凌辱の鎖が、涼しげな音色で鳴る。
「ふぐぅーッ!!」
ステラが絶叫してアクメを迎える。
オルガズムを極める女貴族が現実に戻ってくるまでレクターは待った。
それから、レクターは次のクリップをステラの脇腹に滑らせた。
「お前は淫らなセックス奴隷なんだから、これぐらいじゃ満足しないでしょう?」
許して、と連呼するステラに微笑みかけながら、引き締まった脇腹をクリップで撫でる。
肋骨の上を優しく撫で、腰骨の周囲をくるくる回り、また肋骨を舐め上げる。
そうして愛撫するうちに、あるポイントでステラの裸体にビクッと痙攣が走った。
何度か試してステラの反応するポイントを探り当て、レクターは意地悪く微笑んだ。
「ここがいいんですか? ん? じゃあ、ここに付けてあげましょうねw」
汗でぐっしょり濡れた女貴族は、哀願するように首を振りながらか弱い悲鳴を洩らす。
3つめのクリップは、右の脇腹に噛みついた。
そこはステラの性感帯だった。
1年前の夜。
『ダメ、ダメよ、ステラ・・・!』
玄関から招き入れようとして肩を抱いただけなのに、歳下の令嬢は慌ててステラをおしのけようとする。
ほんのり漂うフィオレの匂いで、だいたい彼女が何を恥ずかしがっているのかはわかった。
が、ステラはそれには気付かないフリをして、可憐な令嬢を少し強引に招き入れる。
『バカね、なにを恐がってるのよw 同じクランの仲間じゃない──ほら、入って』
『や、やあっ! 離して、ステラ』
フィオレはステラを押し退けようとして、引き締まった女貴族の胴を手で押し退ける。
薄い黒のシャツをルーズに着ていたステラの脇腹でフィオレの手が滑る。
可愛い手が引き締まった脇腹をくすぐるような形になった。
『くッ・・・』
いつも冷静で完璧に整っているステラの美貌に、一瞬色っぽい苦悶の表情が走る。
フィオレは、ステラの動きが止まったのを勘違いしたのか、脇腹を一生懸命手で押した。
『あ、あはは』
ステラは笑い出した。笑いながら、身体の中心がジンと熱く痺れるのを感じる。
剣士として、女として鍛えている身体に、暖かい稲妻が駆けめぐる。
『このッ──もう!』
笑いながら、ステラはその場に崩れ落ちた。
フィオレを一緒に引きずり倒して。
『やったわねw』笑いながらフィオレの両手を掴み、頭の上に押し上げる。『お仕置きしてやるわ』
『ステラ?!』
喘ぐフィオレの唇に、ステラは身をくねらせながら唇をかぶせる。
ほっそりした下半身にしっかり筋肉のついた下半身を絡ませる。
自らの女らしい太腿に対して、フィオレの太腿は柔らかくて頼りなかった。
キスに硬直していたフィオレの身体が、ある瞬間から突然柔らかくうねり始めた。
飢えた狼のように襲いかかるステラを潤んだ灰色の瞳で見上げて、フィオレは矛盾した心をさらけ出したのだった。
恐怖と、暗く輝く欲望を・・・。
戻ってきた現実は、全身を包む火照りと、涙と脂汗、お尻を貫く真珠入りの男根、そして3つのクリップからできていた。
それから、強烈な快感の波と。
4つめのクリップが、お臍のすぐ上を噛んだ。
「うーッ・・・?」
「ここじゃないって?」
レクターがお腹のすぐ前で笑い声を上げる。
暖かい感じの、意外に低い声が、ステラのお腹にジンジン響く。
「いえ、ここでいいんですよ。すぐにわかりますからw ほら、次──」
いま絶頂から降りてきたばかりのステラの左の脇腹に、5つめのクリップが噛みついた。
また絶頂。
戻ってきたら、今度は愛液でジュルジュルにふやけた右のラビアが的にされていた。
ステラがはっきり意識を取り戻すまで、レクターはにこにこ笑いながら待っている。
その悪戯っぽい笑いにステラの秘芯がジュルッと涎を垂らす。
ふっくらと厚みのある右側のラビアに、6口目の噛み付き。
意識を失いかけたステラが目を開けるまでレクターは何もしない。
絶頂で溶けた意識が回復してから、左のラビアに7口目の甘噛み。
そして、最後のひとつは──
──ステラのクリトリスに噛みついた。
ステラはイッた。
絶頂の強烈な快感に満たされたまま、ストンと落下する。
白い闇の中に。
全身が収縮し、続いてドッと弛緩する。
息もできない強烈なアクメの瞬間が過ぎると、身体が呼吸を求めて足掻き始める。
女らしいお腹が激しく上下する。
お腹にしっかり噛みついた、一見無意味なクリップが、お腹の動きに合わせて揺れる。
と、そこから接続された7つのクリップが、一斉に踊り始めた。
泣きじゃくってお腹が揺れると、それをいやらしい刺激にして女体に跳ね返してくる。
自分で自分を愛撫するように仕向ける仕掛け。
お腹のクリップは確かに「ここでいい」のだった。
「こういうのが好きなんですよ、私はねw」
レクターの声が遠く聞こえる。
脳天を白く溶かす快感に、ステラは悶え狂った。
泣きじゃくったり悶えたりしてはいけない、クリップの責めが激しくなる──そう片隅で考え、焦りを感じながらも、その焦りまでが快感にすり替わっていく。
もう何も見えない。何も考えられない。レクターの声しか聞こえない。
「気持ちいいですか? 淫らなメスダークエルフさんw 嬉しそうですね」
(イ、イク。イク、イク・・・!)
ステラは絶叫していた。連合メンバーがはやし立てる淫らな声が聞こえる。
(気持ちイイ、気持ちイイ、気持ちイイの──フィオレ!!)
理性は飛んでいるのに、快感を感じ続けている。
気持ちいいまま、何もかもわからなくなる。
オルガズムを感じたまま、死ぬ。
そんな感覚だった。
死にも優るほどの強烈な体験だった。
──あるいは、生誕に優るほどの。
だが、責めはまだ本番ではなかった。
泣きじゃくり、その揺れにまた性感帯を刺激されながら、ステラは無重力の世界から戻ってきた。
白い海を漂う無重力の世界から、ふだんの何倍も重力の増した地獄の中へ。
レクターが、新たな媚薬ローションの瓶を取り出していた。
それも、7本。
「お前は淫らなメスダークエルフですから」笑いながら。「もっとイキたいはずですよ」
「・・・聞こえてないわよ。死んでるんじゃない?」沈んだ表情でリバー。
「ちゃんと聞いてますよ。ね、淫らなメスダークエルフの、セックス奴隷さん」
ステラは、長い耳を──絶頂で後ろにペタンと寝ていた耳を──わずかに震わせた。
そこを動かすのが、いまのステラの限界だった。
全身が重い。緊縛されていなければ、ゼリーのように床にこぼれ落ちそうだ。
「・・・ほらね? ちゃあんと聞いてくれてますよw」
レクターが、右の乳首を噛むクリップを指でつまんだ。
媚薬の瓶をクリップの尻にある金具に取り付ける。
くる、くる、くると媚薬の瓶を回して、ねじになった金具にしっかり固定する。
クリップの尻にある金具は、ローションの瓶を取り付ける給水口なのだった。
「気持ちいいクスリを──いっぱい、あげますからね。淫らなメスダークエルフさんw」
クリップが持ち上げられる。
右の乳首がひねり起こされる。
とぷん、と音がした。
右の乳首に、じわり、と冷たい液体が染み込んでくる。
媚薬が。
ステラをここまで狂わせた魔の液体が。
クリップに噛みつかれ、白いブラシに包み込まれた乳首に、トロ、トロ、と染み込んでくる。
「吸収しやすいところに付けてあげましょうねw 敏感で感じやすいところに」
レクターが瓶を離す。
次の瓶を、左の乳首のクリップに取り付ける。
媚薬を流し込む。ブラシにたっぷり薬を染み込ませて、次は右のラビアのクリップへ移る。
クリップが持ち上げられ、媚薬が肌を包み、クリップが離されるたびに、ステラがごくごく小さく呻く。
美貌の女貴族がどれだけの快感を感じ続けているのかは、周囲の者にはわからない。
だが、彼女の身体が刺激を受け続けていることは、淫らに咲いた美しい花芯が証明していた。
ボトッ、ボトボトッと重い音を立てて、女貴族ステラの蜜が床に垂れ落ちる。
ときおり美しい耳がピクンと動き、連動して花びらがグジュッと音を立てて縮む。
彼女の秘芯はまだ、男を求め続けているのだ。
「ほら、左も。淫らなメスダークエルフさんの、いちばん気持ちいいところも」
左のラビアにトロリと媚薬が流れ落ちる。
膣口のすぐ側に取り付けられたクリップから、細い媚薬の流れが花芯に沿って伸びていく。
クリトリスを、包皮ごと真横に、絞り出すように噛んでいるクリップに、瓶が取り付けられた。
かすかに意識を取り戻したステラの、トロンと潤んだブルーの瞳に、深甚な恐怖が浮かぶ。
レクターはにっこり笑って彼女の頭を優しく抱いた。
「いくらでもイッていいですからね。イッてイッてイッて、イキ続けて、いっぱい精液を注いでもらうんですよ、淫らなメスダークエルフさんw」
こうして準備の整った「淫らなメスダークエルフ」を、BLACKが再び揺さぶり始めた。
グポッ、ズポポッ・・・。
真珠の瘤がお尻を抉る。
クリップがチャリン、チャリンと上下に跳ねる。
淡い色の乳首が、充血したラビアが、コリコリに勃起したクリトリスが、媚薬でチロチロと意地悪く責められる。
性感帯である脇腹が、乾いたブラシにくすぐられる。
連合メンバーに結合の様子を視姦されながら、ステラは絶頂に狂った。
イク、イク、イク、と、息の続く限り猿轡の中でヨガリ続ける。
「さすが、いやらしいメスダークエルフさんはイキっぱなしですねw」
レクターが彼女の魂を優しく嬲り続ける。
「とことんイッていいんですよ──セックス奴隷のステラ」
女貴族ステラは、赤子のようにか弱い声で泣きじゃくった。
鑑賞されながら犯され、痒いところを慰めることもできず、望みもしない強姦でメチャクチャにイカされ続ける「淫らなメスダークエルフ」。
赤子のように無力な、セックスのおもちゃ。
ステラの性感帯をクリップがつまみ上げ、ブラシが舐める。
気持ちいい、気持ちいい、気持ちいい、とステラは叫んでいた。
気持ちいい、気持ちいい、気持ちいい、気持ちいいの、フィオレ、フィオレ・・・!
声も上げないステラの女体を、BLACKが執拗に真下から貫く。
緊縛された乳房が弾む。縄が軋む。銀のクリップが乱れ踊る。
生汗が流れ落ちる。白い花蜜がほとばしる。潮が床に弾け飛ぶ。
なおも美尻は穿たれ続ける。
ズボ、ズボッ、ズボッ、ズボ、ズボ、ズボズボズボズボ・・・BLACKはピストンのスピードを上げていく。
「淫らなメスダークエルフ」の女尻を、真珠入りのモノがメチャクチャに抉る。
M字開脚の緊縛姿で、赤子のように無力な女貴族はアクメを味わい続ける。
ダークエルフの成熟した女体は、全身を生汗でヌルヌルと光らせ、揺さぶられるままに柔らかく弾みながら、ときおりプシャッと潮を噴く。
ステラが意識を取り戻さなくなったのを見て、レクターが命令する。
「リバー、回復を」
「イヤよ」リバーが首を振る。「もう・・・」
「回復を」
重ねて言ってから、レクターは鞭をリバーに渡した。
最初にステラをぶちのめした罪人用の一本鞭ではなく、先が9本に分かれた軽い鞭だ。
「ステラは猛獣ですw ──手を抜いたら、今度は本当に殺されますよ」
リバーは鞭を見て、ステラを見た。
BLACKが腰を気持ち良さそうに突き上げている。
ようやく、ステラの尻に凌辱の印を打ち込もうとしているのだ。
ステラの身体は軟体動物のようにクナクナと揺れている。
リバーは舌打ちして、癒しの呪文を唱え始めた。
ステラの身体を新鮮な魔法の力が包み込む。
「・・・う、ううッ」ドロドロに溶けた声が洩れる。「ふぐぅッ、うう」
BLACKがその女貴族を激しい揺さぶりで迎える。
ステラが新たな活力を漲らせて裸体を痙攣させ、新鮮なアクメに悶え苦しむ。
リバーが彼女の髪を掴みんで顔を上げさせ、九尾の鞭でピシリ、ピシリとその裸体を鞭打ち始めた。
クリップが外れないよう、むしろクリップを弄ぶのを主な目的として、巧みな強さでステラの裸体を鞭で舐め上げる。
意識を取り戻したステラはもう一度潮を噴き、また失神した。
真珠入りのペニスがその美尻をグボグボと犯し、鞭が剥き出しの秘部を、くびり出された乳首を、よじれて悶える脇腹を、執拗に責め続ける。
猿轡の中で、しぬ、しぬ、と叫びながらステラは何度もオルガズムを迎えた。
その女体が休みなく責め上げられる。意識が戻らなくなれば、すかさず癒しの呪文が浴びせられる。
虜囚の女貴族が、オルガズムを迎えるためだけに意識を取り戻し、イキ狂うためだけに癒やされ続ける。
ビクビク痙攣しっぱなしのアナルをさんざんに穿ってから、ようやくBLACKが精液を放った。
ドクン、ドクンとイボつきの巨根がステラの中に精液を噴き上げる。
溢れる蜜と泡立つ精液が美しい尻を汚すのを眺めながら、レクターはにっこり笑っていた。
「可愛いですよ、メスダークエルフさん。セックス奴隷はそうでなくちゃ、ねw」
なおも彼女の魂を嬲り続ける。
「私たちに逆らったら、こんな素敵な日が毎日続くんですから、ねえ」
ただの優男にしか見えない、女のような唇から、そんな恐ろしいセリフを吐く。
ステラのブルーの瞳が力なくレクターを見上げた。
唇が震える。
「──おまえは強情で馬鹿なメスダークエルフですからね。一休みしたら、もう少しほぐしてあげますよ。ふふふw」
「あ・・・あ、あッ・・・」
ステラは何も言い返せず、がっくりうなだれてすすり泣くだけだった。
ちょうどそのとき、水晶球の中で、フィオレも凌辱から解放されていた。
『ど・・・どうする気なんですか。私を・・・』
か弱い、咎めるような声が、水晶球から流れてくる。
『連れて帰る』フィオレを犯していたダークエルフの男、ダーリオが言う。
『連れて・・・』
フィオレは悲しそうに眉を寄せてダーリオを見上げている。
が、その灰色の瞳がエロチックに潤んでいるのが、水晶球で見ていてもわかった。
『そんな・・・いやです、いや・・・』
か細く喘ぐフィオレの身体に、ダーリオが腕を回した。
彼はマントを持っていた。裸のフィオレに優しくマントを巻き付ける。
『最初はイヤイヤ言ってても、ハメればヨガリ狂ってくれるんだろう? 可愛い淫乱娘だぜ、フィオレw』
『違います・・・私は、私はただ、どうしようもなくて、だって、あなたが・・・』
泣き言を洩らすフィオレを、男たちはニタニタ笑いながら挟み込む。
逞しい2人にぴったり寄り添われて、フィオレは小さな甘いすすり泣きを洩らす。
その令嬢の耳にこれから彼女が味わう淫らな境遇のことを吹き込み、悶える彼女の華奢な身体を撫で回しながら、ダーリオとドンの2人組は城砦都市を後にするのだった。
連合メンバーは全員、水晶球を黙って眺めていた。
椅子に座ったBLACKだけが、精液を注ぎ込んだステラの裸体を抱き締め、クリップをいじって遊んでいる。
ステラは絶頂の余韻に身体を震わせながら、ぼやける目で水晶球を見ている。
男たちに挟まれて、喘ぎながら歩くフィオレを。
「・・・ふふ」
かすれた笑いが洩れる。
ステラのブルーの瞳は、暗い炎で揺らめいていた。
「ふふふ・・・フィオレ・・・そうなのね。あなたは・・・そう・・・ふふふ・・・」
続きます。
ようやく一区切りです。
次は狩りに連れ出されて開発されるフィオレと
3人目の重要人物が心やら身体やらにいろいろされる予定です。
それではまた。
フゥォオオオーGJGJGJ!
エロで壮大、フィオレ&ステラ最高!!
過去作品ってどこかで見れますか?
GJ!!すごいGJ!!
すごいwww
続き気になる…(・・`)
>リバーは「フーッ」というような、怒った猫のような声を立てた
リバーに萌えたw
どのキャラも個性あってイイ(・∀・)!!
個人的にレクター萌えです(*´Д`)
>69
発射したらリバーを巻き上げて締切り比を変えるんだぞ。
前スレから読み直した。
レクターもちゃんとちんこギンギンにしているようなので何だか安心した。
今投下されていることに気づいたぜ!このときを待っていた!!
リバーが一番萌えます
レスありがとうございます
キャラ気に入ってもらえたようで嬉しいです
圧縮やら何やらでエロパロ板も騒がしいですが
それはともかく続き行かせて頂きます。新キャラ投入。
夜明けは、軽い通り雨の後にやってきた。
水滴したたる緑の葉をかき分けて、ダークエルフの男が現われる。
そこは広大な湿地帯だった。新鮮な水を受けて輝く池や沼の連なりが断崖まで続き、断崖の向こうは海になっている。
かすかに潮を含んだ涼しい空気を吸い込んで、ダークエルフの男は目を細めた。
「よーし、さすがにこの時間は誰もいないな」
その背後に巨大な筋肉の塊──オークの若者が現われる。
オークの男は、ダークエルフの娘の腕を引っ張っていた。
「ヨガってばかりいないで、自分で歩け」
「う・・・あうぅ・・・」
喘ぎ声を洩らしながら、ダークエルフの娘が現われる。
華奢な身体を、煽情的なデザインのレザーで包み込んだ、若いダークエルフの娘。
潤んだ灰色の瞳でつらそうにオークの男を見上げている。
彼女がよろめくたびに、喉元からお腹まで完全に剥き出しの前開きのジャケットの中で、ノーブラのバストがたぷんたぷん揺れる。
そのレザーは、ダークエルフの乙女の肌を見せつけるためのデザインだった。
まず、ウェストに届かない丈の短いジャケットは前開きで、華奢な身体には驚くほどのサイズの美しいバストの谷間から、細いお腹の可愛いおヘソまで、不思議な色合いのダークエルフの肌を完全に露出している。
脚は膝まであるロングブーツに両腿の外側をガードするプロテクターでがっしりと防御されている。なのに、内腿と女の下腹はほとんどがら空きで、わずかに小さな三角のレザーショーツが肉付きの薄い秘部に張りついているだけ。
肉付きが薄目の可愛い秘丘を、レザーショーツがかろうじて覆っている。
そのショーツのお尻の側は、極端なTバック。
太腿のプロテクターはお尻を隠さないよう注意深くデザインされているから、小ぶりなヒップの丸みはすべてさらけ出されている。
太腿やしなやかな腕にはレザーのベルトが数本食い込んでいる。
若い娘の、セックスに関連する部位を飾り立てて見せつけるような、ボンデージ風のレザースーツだった。
そんな煽情的なデザインのレザーを身に纏ったダークエルフの乙女を、オークの若者が乱暴に引っ張る。
「ほら、お前の可愛い尻を見せてみろ、フィオレ」
陽光の中に華奢な女体を引きずり出して、くるりと回す。
フラフラッと走り出たフィオレは、半回転してオークの胸に抱き寄せられた。
「あ・・・い、痛っ・・・」
ダークエルフの男も、弓を取り出しながら彼女の姿態を眺めている。
ちょうど、フィオレのお尻が彼のほうに向いていた。
Tバックが食い込んだ小ぶりなヒップが揺れている。
柔らかい朝日に輝くフィオレの肌は、まるで最高級のプリンのよう。
そして、プロテクターが守っていない内腿には、光る筋が何本も流れていた。
「濡れてるじゃないか、フィオレ。やっぱお前、淫乱だなw」
「ああ・・・」
オークは口の端で笑いながら、大きな手をフィオレの下半身に滑らせる。
その手はTバックのショーツをなぞり、闇の乙女のお尻をいじり始めた。
「プラグが気に入ったか。覚えが早いな、お前のカラダは」
昨日、フィオレは、この2人組──ダークエルフのダーリオと、オークのドン──に連れ去られ、彼らの部屋で一夜を過ごしていた。
2人は城砦都市の橋の基部でフィオレを犯したのだが、部屋へ帰ってからは特にセックスを強要するでもなく、疲れているフィオレを風呂に入らせ、食事をさせた。
一昨夜から続いた凌辱の連続で、フィオレの身体はボロボロになっていた。風呂と食事を済ませた後の記憶がない。
どうやらダーリオとドンは彼女をベッドまで運び、裸にして寝かしつけてくれたらしい。
フィオレは夢も見ずにぐっすりと眠った。
そして、夜明けごろ女体を襲う違和感に目覚めさせられたのだった。
2人の男がベッドに来て、シーツの中のフィオレをうつ伏せに押さえつけている。
下半身が風を感じる。
フィオレの下半身は丸裸にされて、シーツをめくり上げられているのだ。
4本の手が彼女の太腿の間、お尻と秘部のあたりをまさぐり、押し広げていた。
「──な、なに? やぁっ」
起き抜けに柔らかいお尻を触られて悲鳴を上げるフィオレを、ダーリオが押さえつける。
「静かにしてな。お前の可愛い尻の穴にプレゼントをやるのさ、お姫様w」
部屋にはランプの明かりが揺れていた。
ランプは、フィオレの広げられた両膝の間あたりに置かれている。
壁に男たちの影が大きくユラユラと浮かぶ。
フィオレは内腿にランプの熱を感じた。
うつ伏せなので、這いずって逃げようとする。
ダーリオとドンは可愛いヒップがもがく眺めを楽しみつつ、彼女の膝を押さえつけ、さらにフィオレのお腹の下に丸めた毛布を押し込んだ。
毛布のせいで、ヒップが持ち上がった恥ずかしい姿勢になる。
「いや」フィオレがすすり泣く。「何をするの・・・?」
「脚を広げてろ、フィオレお嬢さん。お前のいやらしいオマンコと尻の穴、しっかり見せるんだよw」
ダーリオが言うと、ドンもフィオレに言葉責めを浴びせる。
「この可愛い尻の穴を開発して、もっと感じるようにしてやる」
震えるヒップに、ヌラッ、と液体が垂れた。
「ひっ・・・」フィオレが怯えた声を洩らす。
キュッ、とすぼまるお尻を見て、ダーリオが笑った。「可愛い尻だぜ。子供みたいだな」
「締まりは良さそうだな。肉は薄すぎるが」ドンもフィオレのヒップを評する。
2人は、その冷たいヌラヌラした液体をフィオレのお尻の谷間に塗り広げる。
「きゃあ・・・!」フィオレがまた身をよじる。「ああっ、やめて、もうやめて・・・」
「いや、やめないw」ダーリオが手を動かす。
「感じてるんだろう。オマンコが口を開いたぞ」とドン。
しなやかな左手とがっしりした右手が、フィオレのお尻の谷間をいやらしくなぞり、揉み、収縮する穴に迫ってくる。
悲鳴を上げるフィオレのアヌスに、2人の指が押し込まれた。
「ひゃぁっ、あぐっ」敏感な後ろの蕾をいじられてフィオレが喘ぐ。「おああ・・・」
「腰振りやがって」とダーリオ。「いやらしいジュースが溢れてますよ、お嬢さまw」
「ああっ・・・」
女体の反応を指摘されて、フィオレはすすり泣いた。
美しい谷間の奥から透明な蜜がトロトロと毛布に染み込んでいく。
「心配するな。小さいプラグから順番にやる」
「ぷ、プラグって・・・何・・・あはぁっ! くぅン」
指がヌルッ、ヌポンと立て続けにフィオレのお尻から抜けた。
フィオレは白い歯を見せて喘ぐ。
細い背中がいつの間にか女らしいカーブを描いている。この敏感な身体をしたダークエルフの令嬢は、もう熱い疼きに支配され始めているのだ。
その可愛いヒップに、涙滴型の小さなアナルプラグが押し付けられた。
先端は細く丸く、中央部が1.5cm程度に膨らんだ、極めて小型のアナルプラグだ。
中に入ってしまわないよう終端にはストッパーがついて、細いリング状のつまみがついている。
「ほら、ハメるぞ」
ヌプッ、となんとも淫らな感触を伴って、フィオレのお尻の中にプラグが挿入された。
「あはっ、おあぁっ・・・」フィオレが淫らな嗚咽を洩らす。「うぅン・・・」
「尻が気に入ったか? オマンコとは違う気持ちよさがあるだろう」満足げにドン。
「何でも気に入るさ。な、色情狂のフィオレお嬢さんw」ダーリオがからかう。
「うぅっ、うあン・・・」フィオレは未知の感触に灰色の瞳を潤ませる。
「今日はこれをつけて過ごすんだ。いいな」
そう言って、ドンは大きな掌でフィオレのお尻をパシンと叩いた。
いまドンは、そうやって埋め込んだプラグを指でいじっているのだった。
念入りなことに、ドンとダーリオはそのプラグの持ち手をTバックのストリングに通していた。
フィオレは歩くたびにお尻をプラグに嬲られながら、無理やりここまで歩かされてきたのだった。
火炙りを受けているような、熱い熱い恥辱。
歩くと左右の太腿が動き、お尻の筋肉も動く。だからプラグの責めが止むことはなかった。
歩くだけで、ズウン・・・と腰骨に切ない衝撃が響いてくる。
腰が引けてフラフラ歩いているとドンが乱暴に引き寄せるので、歩くよりも激しいショックが女体を襲う。
(あ・・・)ドンの胸に、フィオレはしがみついていた。(逞しい・・・ドンの身体)
フィオレは体力があるほうではない。30分ほど言葉嬲りを受けながらあちこち引き回されて、女体はもうすっかりアナルプラグに根を上げている。
ドンの指がプラグをいじって、フィオレを嬲る。
それでも、彼にしがみついているほうが自分で立っているよりずっと楽だった。
プラグを入れられてからずっと、トロッ、トロッと自らの蜜が溢れている。そんな反応も、こうして凌辱鬼の胸にしがみついている事実も、フィオレの心を熱く満たしていた。
(私は・・・いやらしい女・・・いやらしい・・・)
喘ぐフィオレの内腿をダーリオの手がいやらしくなぞり上げる。
「あ・・・あう・・・」
「濡れすぎだぜw ホント、可愛いお嬢さんだな、お前は」
「しっかり立ってろ。プラグを交換してやるからな」
「え・・・?」
潤んだ灰色の瞳の前に、一回り大きなアナルプラグが差し出された。
使い込んでローションを染み込ませてあるのか、プラグはつやつやと淫らに光っている。
「あ・・・そんな、こんなところで・・・」
「今夜は尻でやるんだ。馴染ませておかないと、後が辛いぞ」
「ほら、まずはこっちを外そうな、フィオレお嬢さまw」
ダーリオがフィオレのショーツの腰骨のところをいじった。
Tバックが緩む。
ストリングの部分がペロッとめくれて、フィオレのお尻から剥がれた。
「いやぁっ・・・こ、こんなところで・・・!」
フィオレは泣きながらドンの胸に顔を埋めた。
ドンは恥ずかしがるフィオレの胸をグッと抱き寄せ、細い腰に自分の股間を押し付ける。
ゴリッ、と、硬い肉の存在がフィオレのお腹を刺激する。
「あ・・・はあっ・・・」
お腹に押し付けられる巨大な感触は、フィオレにJSのことを思い出させた。
あのエルフの美しい青年に組み敷かれ、乱暴に女体を犯されたときのことを。
巨大な肉の塊に、経験の浅い秘肉をズブリズブリと抉られる、あの凄まじい感触を。
「ああ・・・あぅ・・・」
唇が震え、身体から力が抜けていく。
逆らう気力が湧いてこない。
朝の空気がプラグを咥えたお尻を舐める。
ドンの手が、肉孔から突き出しているプラグの小さな把手を引きずり出す。
「あう、あうぅ・・・!!」フィオレはヨガり始めていた。「どうして・・・? どうして私、ああっ・・・」
こんな爽やかな朝の空気の中で責められて、快楽に身体の芯を蕩けさせる自分。
フィオレは改めて打ちのめされていた。
(生まれてからずっと、長い時間をかけて父さんと母さんに育ててもらったのに)
自分はセックスの奴隷のように扱われている。
(一生懸命、司祭になる勉強をしていたのに)
ステラが賛嘆するような目で、性欲の少ない自分を見つめていたのが懐かしい。
自分はいくらでも勉強できるし、男に惑わされることなどないと思っていた。
なのに、JSが。
(JSが・・・JSに、私はこんな身体にされたんだわ・・・彼が、私を、メチャクチャにしたから・・・)
そう心の中で呟くと、ドロドロした熱いマグマが心を満たす。
フィオレはいつしかドンの逞しい胸に乳房を押し付け、ノーブラの乳首をこすりつけていた。
甘えるように見上げる。オークはフィオレの乳房の谷間を見つめている。
(もういいわ)フィオレは目に涙を貯めつつ考えた。(もう焦らさないで。メチャメチャにして。もういいの。あなたのいやらしい、硬いモノで、私を壊して・・・!)
「おいおい、ドロドロ溢れてくるぞw」ダーリオが指で蜜をピチャピチャ弾いて遊んでいる。
「前も後ろも感度抜群か。尻娼婦の素質もあるな」
ドンが、太い指をヌプッとフィオレのアナルに押し込んだ。
「きゃう・・・!」
悶えるフィオレのバストを押しつぶすようにきつく抱き締め、わななくお尻に指を深々と差し込み、グリグリとねじ回し、キュポン! と抜く。
「ふあ、あふぅっ・・・!」フィオレが惚けたような顔で喘ぐ。「あぅぅ、もう、もう・・・」
「もう、なんだよw」ダーリオが快楽に負けた令嬢をからかう。「もうハメて欲しいのか?」
フィオレはオークの胸でいやいやをした。「う・・・ううっ・・・」
「お前が何をされても感じるのはわかってるんだぜw」とダーリオ。
ドンはそう言って、また指を挿入した。
フィオレはもう、快感の響きを隠そうともしない。
同時に、自分自身の反応に悲しみを覚えてもいるらしく、「やめて」「お願い」と甘い声で哀願もする。
矛盾した態度は、いかにも性の快感を知り始めたばかりの清楚な令嬢といった風情だ。
嬲る男たちの手にも力が入る。
「ヤッちまうか、ここでw」ダーリオが興奮した声で言う。
「次は俺の約束だ」ドンが釘を差す。「そして、俺は尻でしかやらんことに決めてるんだ」
「前でやれよw 最高だぜ、フィオレお嬢さんのオマンコは」
「妻にせん女に子種はやれん」ドンは大きいプラグをフィオレの可愛いお尻に近付ける。
「まったく堅物だぜw」
笑いつつ、ダーリオはフィオレの右の尻タブに勃起した股間を押し付けた。
グリグリと腰を動かして乙女のヒップの感触を楽しみつつ、ジャケットの胸元に手を突っ込む。
「ああン・・・」
溢れるほどのバストが、ぴとりと掌に吸いついてくる。
たぷんたぷんと揺さぶってやると、新鮮な汗がレザーの匂いに混じって立ち昇る。
甘い喘ぎ声と涙混じりの「やめて・・・」という優しい哀願が心地よく耳をくすぐる。
「たまらねえw お前はフェロモンの塊だな、フィオレ」
ドンの指がヌポン、ヌポンと抜き差しを繰り返した末、ついにワンサイズ大きなアナルプラグをフィオレの可愛いアナルに近付ける。乳房を揉まれながらフィオレが喉を反らす。
「やめてぇ・・・お願い、もうやめて・・・」
そのとき、凜とした女の声が響いた。
「何をしているの? その娘を離しなさい!」
「ん?」
黄色いローブを着た女が、丘の上からこちらを見ていた。
「嫌がってるのが聞こえたわ。すぐに手を離しなさい」
「ちッ」女の顔を見たダーリオが舌打ちした。「厄介なのが来やがった」
ドンはフィオレを抱き締めたまま女を見る。「ほう」
ダーリオはフィオレのTバックのストリングを直してやり、彼女の乳房から手を引っこ抜いてから、近付いてくる女に向き直った。
「島にいたんじゃないのか」女に向かって言う。「──アンナ?」
ところ変わって、ダークエルフの地下都市。
フィオレの邸宅で、連合のメンバーが準備をしていた。
「仕込みは終わりました」
魔法使いの男、レクターが、そう言いながら寝室から出てくる。
その後ろから黒い鎧のデフェンドと、女僧侶のリバーが従う。
このヒューマン3人組は「連合」のPKクランのひとつだった。
玄関ホールで待っているのは、同じ連合に属するPK・RMTクランの4人のエルフたち。
エメラルドの瞳が見るものを圧倒する美男子、xxxJSxxxと、3人のエルフの弓兵。
そのJSが、興味深そうに寝室を覗き込んだ。
中の光景を見てにっこり笑う。「O! I love it. gj Lector」
「ty」とレクター。
寝室から女の呻き声がした。
レクターは女に聞こえるように付け加える。
「彼女が反省したら、また死ぬほど可愛がってやるとしましょうw」
エルフの通訳係、xANGELxがレクターの言葉を通訳して仲間に告げる。
xxxJSxxxは唇を歪めて笑った。
レクターが寝室の扉を閉めた。
JSが玄関の扉を押し開ける。
「go and get her」エルフの青年は笑っていた。「my slaves. Anna and Fiore」
アンナという名前の女僧侶は、毅然とした態度でフィオレと2人の凌辱鬼のところへ向かってきた。
明るい黄色のローブをひらめかせながら、確かな足どりでどんどん近付いてくる。
その勢いはまるで風が吹き寄せるよう。
黄色いスカートは既製品よりずっと長い。裾から見えるのは、ショートブーツとキュッと締まった白い足首だけ。
ゆったりしたデザインのローブ越しに、ヒューマンらしい安産型の体型が見て取れる。
小作りな顔は理知的で清冽な印象だった。
キリッと濃い眉の下で、澄んだ茶色の瞳が2人の男を睨みつけている。
「やっぱり、あなた達ね。この時間なら誰もいないと思ったのなら、おあいにくさま」
短い髪が風になびく。
「さあ、その娘さんを離しなさい、ダーリオ!」
「こんな所で何をしてる。島に戻ったと聞いたが」
ダーリオは苛立った声で言い返した。ドンが付け加える。
「子を産むためにな」
アンナの顔がひきつった。「──無事に生まれたわよ。おかげさまでね」
「娘だそうだな。さぞかし美人だろうな」ダーリオが微笑む。「なんせ、父親が──」
「その娘を離しなさい!」アンナは切って捨てた。「城主に報告するわよ!」
「城主ね。まだ仲がいいのか?」ダーリオは微笑みを消した。「連合のアンナ」
「連合・・・?」
フィオレが、まだとろけたままの声音でぼんやりと呟いた。
「ああ」ダーリオが振り向かずに答える。「この女はな──」
「お笑いね。見ればわかるでしょう? 私はこのとおり、アライアンスの忠実な兵士よ」
アンナがバッジを見せる。
フィオレがドンの腕を振りほどいた。
「アライアンスの」かすれる声でアンナに呼びかける。「私と同じ同盟だわ」
「そうよ」アンナがはっきりと答える。「あなたは──フィオレさんじゃない?」
フィオレはふらふらと彼女のほうに歩みだそうとした。
が、ドンが太い腕を伸ばした。
フィオレを抱き寄せ、レザーショーツを褌のように握って持ち上げる。
「きゃあっ・・・!」
グチュッと水音が上がった。
立ちすくんだフィオレのお尻を鷲掴みにして、グイグイ揉み始める。
フィオレは悲鳴を噛み殺し、熱い吐息を洩らしてドンに哀願する。
「やめて・・・!」
「お前は俺達のエモノだ。勝手に動くな」ドンは責めの手をゆるめない。
「お願い、知り合いなんです。は、話を・・・させて・・・ああっ・・・」
その表情を見ながら、ヒューマンの女性は厳しく告げた。
「いますぐ城主に連絡しようかしら。きっと喜んでくださると思うけどね!」
「おっとっと、待てよアンナ・・・わかった、わかったって・・・な?」
ダーリオが肩をすくめながら女僧侶のアンナに近付く。
「近付かないで」素早くアンナが釘を刺した。
「フンw」ダーリオは足を止めた。「ああしろ、すぐにしろ、こうするな・・・この女王め」
「黙ってなさい」アンナは冷たくあしらう。「さあフィオレ、こちらへ」
「・・・でも」フィオレは潤んだ目でアンナを見た。「わ・・・私を助けて、大丈夫なの?」
「何を言ってるの」
アンナは暖かく微笑んだ。
そうすると、理知的で硬い印象だった茶色の瞳が、慈愛に満ちた美しい光を帯びる。
男たちを言い負かすのときとは全然異なる、穏やかな声で言う。
「助けるのが当然でしょう。同じ同盟のメンバーなんだから」
「で、でも・・・」フィオレは逡巡する。「私は、連合に追われてて・・・」
「城主はアライアンスの味方よ、フィオレ。城に入れば連合もそうそう手出しはしないわ」
「でも」フィオレは持ち前のややこしい性格を発揮する。「一応、一晩泊めてもらったお礼が・・・」
「バカなw ダーリオとドンはPKと強姦の常習者よ。昔城主を面白半分にPKしたこともある。そんな極悪人とつるむなんてあり得ない。見逃してやるだけで感謝してもらいたいものだわ」
ダーリオとドンが目を見合わせた。
「つるんでるわけじゃ・・・」フィオレは慌てて言った。「ただ、その・・・」
「わかってるわ」と優しくアンナ。「こっちへ来て。一緒に城まで行って、ゆっくり話をしましょう」
「おい」ドンが囁く。
「ダメだ」とダーリオ。「2人で軍は相手にできん。フィオレを連れては逃げられん」
「まともな判断ができるようで、助かるわw」アンナが笑う。「さあ、お嬢さん」
「でも・・・」
まだ戸惑いながらも、フィオレの瞳から霞がかかったような潤みが消えていく。
熱に浮かされた蕩けた表情に、彼女本来の知的な輝きが少しずつ戻ってくる。
「大丈夫。さあ、行きましょう。もう嬲られたりしなくていいのよ」
フィオレはアンナに駆け寄ろうとした。
淫らな凌辱世界に漬け込まれて骨抜きになっている足がぬかるみに取られ、転びそうになる。ノーブラの乳房が重たげに揺れる。
それでもフィオレは必死でアンナのほうへ駆け寄った。
ドンがTバックの可愛いヒップを恨めしげに見つめる。
「連れ出したのは失敗だったな」
「ついてないな」ダーリオも肩をすくめる。「ま、そのうち取り返すさ」
フィオレがぬかるみを踏み越えてアンナのほうへ歩み寄る。
明るい色のローブを着たアンナが、男2人を睨みつけながらダークエルフの令嬢に手を伸ばす。
と。
アンナの指のすぐ先、わずか数cmのところを、ゴウッと風圧が駆け抜けた。
「・・・?!」
フィオレがぎくりと足を止める。
直後、海側の沼地が爆発した。
泥が大きく抉れて空中に弾け飛び、ゆっくり弧を描いてボタボタッと落ちてくる。
アンナとフィオレはその場で立ち止まり、山側に目を向けた。
ダーリオとドンは素早く木陰に身を隠した。
先に攻撃の出所を見つけたのはアンナだった。
茶色の瞳が、その男の姿を見て激しく動揺する。
フィオレはその視線を追って、悲鳴を上げた。
「my slave」
ほがらかな声がする。2人の美しい女に呼びかける声が。
「I rape U again, haha^^」
xxxJSxxxだった。
フィオレを映す水晶球を監視していた彼らは、フィオレの他にもう一人美しい娘が現れたのを確認して、すぐさまゲートキーパーで飛んできたのだ。
丘の上で笑う美しいエルフの男の左手側から、3人のエルフの弓兵が駆け寄ってくる。
凍りついている2人の娘を捕らえに来るのだ。
また、凌辱するために。
「い・・・」フィオレが息もせずに呟いた。「いや・・・!」
黄色いローブの女僧侶、アンナも、唇と手をわなわなと震わせている。
ようやく絞り出した声で、彼女はこう言った。「JS──!!」
「JSかよ」ダーリオは呻いた。「俺らは無視してくれてるぜ」
「逃げていいんだぞ」ドンが斧を構える。
ダーリオは彼の斜め後ろに入って、弓を構えた。「まさかw」
沼地に、JSを中心とした正三角形が描かれた。
軽やかに走るエルフの弓兵が3人。
湿地の淵に姿を現わした、ダーリオとドン。
そして、彼らの欲望の標的にされた、ヒューマンとダークエルフの美しい娘。
JSは彼らの中心である丘の上で楽しそうに成り行きを見守っている。
ダーリオはすでに弦を引いている。
ダークエルフ特製の強弓は、彼の手にかかると簡単に満月を描いた。
「つくづく、クラックスめ!」一言毒づいて矢を放つ。
輝く光を纏って矢が走る。
同時に、オークのドンがJSに向けて突進を開始する。
女たちを狙っていたエルフの弓兵のうち、一番遠いところにいたxBLACKxの腰に矢が当たり、魔法の爆発が怒った。BLACKはそのまま沼の中にばしゃんと倒れる。
「O」
JSがダーリオとドンに目をやった。微笑みは変わらない。
「U fool U lose U DIE! haha^^」
残る2人のエルフとJSが弓をつがえて一斉に反撃の矢を放つ。
ズドンと湿地に響き渡る音を立てて、JSの矢がダーリオの胸当てと胴丸の境目を射抜いた。
ドンの足元にはANGELとBLACKの矢が突き刺さる。
そこから妖しく光る触手が伸びて、彼の太い足に絡みつく。
「ふん」ドンは足を止めて懐からポーションの瓶を取り出した。「またこれか」
ダーリオは深手にも負けず、xSPEEDxに二本目の矢を撃ち込んで、ひょろっとした体格のSPEEDをぬかるみの中に沈めた。
「O」JSが感心したように笑う。「gg^^」
「終わってねえよ」ダーリオが吐き捨てる。
ダーリオの三射目とANGELの二射目がすれ違って、互いの身体に突き刺さった。ANGELがよろけて沼の中に膝をつく。
四本目の矢をつがえようとするダーリオを見て、JSが笑いながら二本目の矢を弦にかける。
ダーリオが射かける。JSは半歩動いてかわす。遥か後方の沼地が爆発した。
次の一撃をダーリオが引き切る直前に、JSの豪速の一撃が降り注ぐ。
ダーリオの胸の中央に爆風が起こる。
胸当てを貫く矢を受けて、ダーリオはそのまま後ろに倒れた。
「安らかに眠れ」足を搦め捕られたままのドンが言う。
「へへw」ダーリオは大の字に倒れたまま、かすかに笑った。「んな・・・糞弓じゃ・・・な・・・」
JSが次の矢を引き絞る。
彼以外に誰も動かなくなったいま、その強弓が軋む音が湿地に響いた。
ギリギリ、ギリ・・・。
フィオレは、凍りついたように見ていた。
さっきまでフィオレを嬲っていたオークの戦士を、昨日フィオレを凌辱し尽くしたJSが射殺しようとしている。
いずれも恐怖に屈して身体を許しこそしたが、愛した相手でも仲間というわけでもない。
それでも、フィオレは吐き気を覚えていた。
(一瞬で死ぬんだ)寒気を感じながら呟く。(父さんも・・・こうやって死んだんだ・・・)
自分を辱めた2人の男を交互に見る。
JSの肩からフッと力が抜けた。
矢が弓を離れる寸前、鋭い女の声がした。
「やめなさい!」
アンナがこちらを見た。
「殺さないで! あなたの勝ちよ、JS。私が欲しいなら好きにしていい、殺さないで!!」
オークのドンが横目でこちらを見る。
JSが「ほう?」という顔で目だけをこちらに向ける。
沼に膝をついているANGELが顔を上げてこちらを見る。
「あ・・・」いきなり震えが膝を登ってくる。「わ・・・私・・・」
声を出したのは、フィオレ自身だった。
JSの表情が、じわじわと氷の仮面に変わっていく。
呪縛されたオークの戦士を無視して、彼は弓をフィオレに回した。
矢をつがえ、限界まで弓を引き絞ったままで。
「U」冷たい声で言う。「Ur my slave, ha?」
フィオレの胸を──煽情的なデザインのジャケットの間に、むっちりと剥き出しになっている美しい谷間を──最高級の矢でぴたりと狙う。
フィオレは唇を震わせた。「あ・・・」
JSが真っ直ぐに自分の乳房を狙っていること、従ってもしJSがそれを放っても矢は頭上を通り抜けていく可能性が高いことは、弓の覚えのないフィオレにはわからない。
狙われている。自分の命が狙われている。
JSに、私の身体が狙われている。
死ぬ、死ぬ。
そんな悲鳴が頭の中で鳴り響くだけだ。
「U are my slave or NOT?」JSが言う。「U are my slave or DIE?」
「そうやって・・・私の両親を・・・こ、殺したのね」
JSは黙ってフィオレの胸の谷間を狙っている。
フィオレは生唾を飲み込んだ。
あんなに力を込めるまでもない。
一発。
軽い一発で、自分は深淵に落ちるのだ。
エメラルドの瞳がフィオレを睨んでいる。膝からも腰からも力が抜けていく。
フィオレはもう一度生唾を飲み込んだ。恐怖が全身に染み渡る。
JSの矢が、つうっ、と動いた。
煌めく矢の先端がフィオレの胸の谷間をなぞる。
胸骨と肋骨をじわっとなぞって、剥き出しのお臍と浅い呼吸を繰り返すお腹をくすぐる。
ベルトの上を舐めるようになぞる。レザーのショーツに羽根のように触れる。
レザーショーツの上をじわりじわりと滑り下りる。
わずかに膨らみの見て取れる恥丘を舐めていく。
ショーツに隠された柔らかな割れ目にたどり着く。
JSの視線と鋭い矢が、彼女を裸にする。
レザーのショーツに包まれ、誰にも見えないはずの秘部を、フィオレは直接見つめられ、嬲られていた。
秘唇が、JSの視線に、クパッ・・・と押し開かれた。
ショーツの中に、そして太腿に、愛液がいやらしく溢れていく。
「ああ・・・!」
全身が恥辱で燃え上がる。
あんな一声を発しておいて、いざ死の間際になって彼の視線に欲情するとは。
恐怖が引き金だった。
恐い、死にたくない、そう全身が叫ぶ。でももう逃げられない、私にはどうにもできない──その絶望が、女体の中心に沸騰したマグマを召喚するのだ。
強烈な欲情が、またドロドロと女体をせり上がってくる。
腰髄から秘芯を見たし、太腿へ流れ落ちていく。
背筋を伝って上半身を侵し、バストの中で煮えたぎる。
髪の先まで満たされて、唇から火の吐息になって溢れていく。
「あ、ああっ・・・」口の中はからからに乾いていた。「私は・・・ああ・・・」
そのとき、JSの矢がふっとフィオレの身体を離れた。
「舐めたな!」呪縛の解けたドンがJSめがけて湿地を駆け上る。「死ぬのだ!」
JSはためらわずに矢を放った。
ドンの巨体が爆発に包まれる。一瞬、彼の足が沼から浮き上がる。
数メートル吹っ飛ばされて着水する。ドンはすぐに再突撃する。
噴き出す血が速やかに止まる。ポーションの効果だ。
ドンは湿地を蹴立てて丘の上のJSに迫る。
次の矢が太腿に刺さった。ドンは別なポーションをかっ喰らいながらなおも突き進む。
JSは三発めをドンの頭部に命中させた。矢は鉢金を割り、ドンの頬を割って後ろに流れる。
ついにドンの足がJSと同じ丘の土を踏んだ。
斧が空気を真っ二つにしてJSに襲いかかる。JSは本気でそれを回避した。
矢をつがえる暇を与えず、斧が戻ってくる。JSが後ろに飛び下がる。
ドンは見事な手さばきで斧頭を回して、大上段から打ち下ろす。
JSは反撃の余裕を失って大きくステップで後退した。
それから、ニヤッと笑う。
「む?」
ドンの脇から、魔法の詠唱の声が聞こえた。
巨体を不吉な黒紫の光が包み込む。
それで勝負が決まった。
黒い鎧の男がその方向から現われて、硬直したドンの背後を取る。
「強いな。だが、連合は一騎討ちをしないんでな」
申し訳がましく言ってから、黒い鎧の戦士は巨大なメイスで思い切りドンの後頭部を打ち下ろした。
地面に倒れ伏すドンの後ろから、さらに2人のヒューマンが姿を現わす。
「あらあら、予想外の痛手ねえw」せせら笑う女僧侶。
「リバー、エルフたちに回復を」指示を出す男魔法使い。「デフェンド、女たちを」
それから、男魔法使いは女たちに目をやった。
黄色いローブの小柄な美女を見て、会釈をする。
「お久しぶりです。アンナ先輩」
「レクター?」アンナが重く沈んだ声で口を開いた。「リバー。それに・・・デフェンド?」
3人のヒューマンが丘の上から彼女を見下ろす。
「相変わらずマヌケね、センパイw そんなエロダークエルフのために、旦那に捕まって」とリバー。
「久しぶりですね、アンナ先輩。お綺麗になられてw」とレクター。
黒い鎧のデフェンドは、手に縄を持ち、黙って彼女のほうへ歩み寄るだけだ。
「いつの間に、連合に・・・? 聞いてないわ」
「あなたってさあ、頭はいいけど、間抜けよねぇw」
倒れたエルフたちに癒しの呪文をかけながら、リバーが笑う。
「寝返ったのね?!」アンナは茶色の瞳に怒りを浮かべた。「恥知らず!」
「恥知らずは、どちらでしょうね」レクターは微笑んだ。「──奥さん?」
「知り合いなの?」フィオレがかすれる声で尋ねた。「・・・JSとも?」
アンナは横目でフィオレを見る。
その茶色の瞳に、深い深い影が映っている。
「知り合いどころかw」
答えたのは、レクターだった。
「──アンナ先輩はJSの妻ですよ、セックス奴隷のフィオレさんw」
「XXXXXXX」フィオレには理解できない言葉で、アンナは話していた。「XXXXXX!」
アンナとフィオレは縛り上げられ、JSとレクターの前に跪かされていた。
後ろ手に両手を縛られ、胸には淫らな意図を感じさせる胸縄がギッチリ食い込んでいる。
フィオレの胸ははち切れそうなほど絞り上げられていた。いまにもジャケットから乳首が見えそうだ。
アンナのほうが黄色いローブに縄が食い込んでいるものの、フィオレほど変形はしていない。
JSは端正な顔に愛情と見紛うような微笑みを浮かべていた。
アンナを見つめながら、落ち着いた声で彼女に答える。
「XXXXXXXXXXX」
「XXXXX!」アンナは噛みつくように叫んでいた。
「アンナ先輩は語学が堪能で」レクターが解説した。「JSのお気に入りになったんですよ」
「で、毎日毎日可愛がられて」リバーがせせら笑う。「いまじゃすっかり淫乱女w」
デフェンドとリバーの間に、一瞬ただならぬ気配が交わされた。
「・・・な、何よ。ホントのことじゃない」リバーがフンと横を向く。
「どうして?」フィオレはかすれた声で尋ねる。「あなたたちは・・・アライアンスなの?」
「いえ、ここの城主の仲間でしたw」レクターは相変わらず微笑みながら言った。「アンナ先輩とは学校が同じなもので、城主を紹介して頂いて」
「退屈だったわよね。弱いしさw」とリバー。
アンナが一瞬リバーを睨んだ。
が、すぐJSとの言い合いに戻る。
激しい交渉だった。たまにJSと2人、ちらっとフィオレのほうを見る。
「おやおや?」とレクター。「フィオレさんは、女に好かれるんですか?」
フィオレは美しい眉を寄せた。「・・・何のことですか?」
「どっちかってといじめられっ子でしょ。乳デカいし」嫉妬している目つきでリバー。
「アンナはフィオレさんを助けようとしてますよ。それに、ステラもねw」
フィオレは縛られた身を乗り出した。
「ステラ? ステラはどうなったの?!」
「素直になりましたよw」レクターが邪悪な笑いを浮かべる。
「今朝も蹴っ飛ばされたわよ」リバーがこぼす。
「ステラはレズだからじゃないですか? 気に入られてるのかもw」
「うぇっ」リバーは吐き捨ててそっぽを向く。
「何をしたの?! ステラをどうしたの? ステラはいったい、どう──」
フィオレが声を荒らげると、レクターはギロリと彼女を睨んだ。
「静かにしてくださいね。お前はアンナほど大事な奴隷じゃないんですから」
フィオレは凍りついて言葉を飲み込んだ。
レクターは「よしよし」と頷いて、フィオレから目を離した。
「リバー」
「なに?」
レクターは背後を見る。
丘の上に転がっているドンは、まだ息をしていた。
「なによ?」
「仲間を増やしに行きましょうw」
“フィオレ・・・”
ステラの声が、魔法に乗ってフィオレに届いた。
“ステラ? あなたなの?”
聞き返すまでもなく、それはステラの声ではあった。
だが、何かがおかしい。
“ふふふ・・・いま、どうしてるの、フィオレ・・・”
“ステラ。無事だったの? いまどこ?”
“あなたの家”愛情のこもった声でステラが囁く。“あなたのベッド。・・・ううん、あなたのお母様のベッド”
“どうしたのよ、ねえっ!”フィオレの声は震えていた。“だ、大丈夫?”
“大丈・・・夫?”ステラの声に一瞬怒りがにじむ。“いいえ。ぜんぜん・・・大丈夫じゃないわ”
“ステラ!? な、何をされてるの?”
しばらくあって、ステラが笑いをにじませながら答える。
“ふふ・・・びっくりした? 心配してくれてるのね、フィオレ・・・”
“も──もうっ!!”涙をこぼしながらフィオレが叫ぶ。“当然よ! 心配してるわ!!”
“あなたが元気で・・・私のことを心配してくれて、うれしい”
“当然じゃない。友達なのに”
“ともだち、ね”ステラの声が沈んだ。“ともだち、ね?”
“あ・・・まあ、あの、ちょっとは・・・思い切ったこともしたけど”
フィオレは苛立っていた。
そんな話をしたいわけではない。
けれども、いざ話をしようとしても、何を話したいのかよくわからなかった。
“ステラ・・・ああ、ステラ・・・”
“フィオレ”ステラの声は間延びしている。“愛してるわ、フィオレ・・・フィオレ・・・”
“やっぱり変よ、ステラ。何かされてるの? 誰か側にいる?”
ステラは質問に答えなかった。
“ずっと・・・あなたのこと、考えてるわ、フィオレ。ずっとあなたを・・・見てる・・・”
“ステラ・・・?”
“きっといつか、あなたを取り戻す”ステラはくくっと笑った。“楽しみにしててね、愛しいフィオレ”
WISはそれで終わりになった。
「ご機嫌ようw 仲間を連れてきましたよ」
ドンの傍らに、どさっとダーリオが投げ出される。
「・・・殺す気か」すでに虫の息のダーリオが吐き捨てる。「静かに・・・寝かせろ・・・」
「どうせ死ぬ」同じく瀕死のドンが無理に声を出す。「それに、静かではなかった」
「るせー」
「惚れおって」
「るせぇ・・・」
「連合の規定で」レクターが続けた。「倒した相手は支配するか、この世から消すか、どちらかということになっておりまして」
「意味が・・・わからん・・・」ダーリオが呻く。「もうすぐ・・・死ぬっての」
「クールだわねw」リバーがからかいつつその態度を褒める。
「る・・・せえ・・・ブタ女」
「前言取り消し」リバーがダーリオの足を軽く蹴った。「死んじゃえ」
「蘇生できなくするか、奴隷にするか、ということですよ」とレクター。
「殺せ」ドンがあっさり答えた。「言いなりにはならん」
「おう」とダーリオ。彼はそろそろ限界のようだった。
「だろうと思ってました。立派です」
レクターは静かに言った。
「が、あなた方は強い。死なせるには惜しい。しかし、奴隷としては気骨がありすぎて使いものにならない。アンナ先輩やフィオレさんほど喜ぶ買い手もいないでしょうし」
「マジで」ダーリオ。「静かに・・・死なせてくれんか」
「私の部下になりませんか。いま、クランが人手不足でね」
2人は何も答えなかった。
「男を殺したい。女を嬲りたい。OK。ただし、私の命令には従いなさい」
「お前は・・・悪人だ」とドン。
「あんたたちだって悪人でしょw」
リバーが鼻で笑った。
「フィオレちゃんを犯してたじゃない。あの子、別に何もしてないのに、言いがかりつけて」
「見てたのか・・・」ダーリオが蚊の鳴くような声で言った。「恥かいた・・・」
「俺達は自由な悪人だ」とドン。「それに、JSには恨みがある」
「うむ・・・」とダーリオ。
レクターは頷きながら立ち上がった。
2人を見下ろして、笑いを浮かべる。
“私もですよ”2人に順番にWISが届いた。“それ以外に、問題は?”
ダーリオとドンはこうして命を救われ、クランに加わった。
そのころ、アンナとJSの交渉はついに決裂を迎えていた。
「この悪魔! 地獄へ堕ちるがいいわ!!」
アンナがエルフ達の言葉で叫び、茶色の髪を振り乱す。
JSは笑いながら立ち上がった。
いままで泥を払い落としていたxANGELxがアンナの縄尻を掴み、白い耳朶に口を寄せる。
「堕ちるのはお前ね。セックス地獄に堕ちるね」
アンナがきっと彼を睨む。だが、その身体は緊張で強張っていた。
茶色の瞳が必死に恐怖を押さえ込もうとしているのが見える。
さっぱりと口紅を引いた柔らかな唇が、色を失って震えている。
このエルフたちが──JSがどれだけハードな責めをするつもりか、アンナは知っているのだ。
何か月も彼らに嬲られ、調教され尽くした身体なのだから。
そのアンナの身体を、3人のエルフの凌辱鬼たちがいやらしい目で舐め回している。
黄色いローブの上を淫らな視線が這い回る。
「産むだけ時間上げたよ。戻って来なかった悪いね。お前悪いセックス奴隷よ。今日からもう一度仕込み直すね。半年分、ヤリ直しね。半年分精液入れ直しw」
「ふざけないで! し、審問で、必ず事実を証明して・・・」
「審問できないねw その前に壊す。お前のカラダ壊して、セックス奴隷にする」
ANGELがアンナを引き起こす。
それが引き金で、JSとBLACKの2人が小柄な黄色のローブ姿に襲いかかった。
「きゃあああっ!! あああっ、いやあああッ!!!」
ついにパニックに陥って、後ろ手に縛られたまま無我夢中で暴れるアンナ。
その黄色のローブをエルフたちが引っ掴み、右に左にと乱暴に引き裂き始める。
「奴隷に服いらないねw」ANGELが笑う。「裸にして、精液注ぐよ。ここでねw」
ビリッ、ビリリッと音を立てて黄色の布切れが宙を舞う。
彼らはここで、日が昇りゆくこの狩場で、美しい女僧侶を犯そうというのだった・・・。
それを見て、フィオレの縄尻を掴むSPEEDも縄を引き寄せた。
フィオレを抱き起こし、背中からがばっと抱きついて、縄でくびり出された乳房を両手で鷲掴みにした。
溢れるほどの若い乳房だ。ジャケットの上から激しく揉まれて、縄の間から飛び出す勢いでぷるん、ぷるんとSPEEDの手を押し返す。
「ああっ!」
ステラとWISをしていたフィオレは、悲鳴を上げてもがき始めた。
SPEEDは甘ったるい声でフィオレの耳に何かを囁きつつ、抵抗できない彼女の乳房を楽しむ。
同時に、フィオレの泣き声を掻き消すような激しい悲鳴が響き渡った。
「いやあああっ!」
ローブを引き裂かれながら、アンナは無我夢中で男達から逃げようとしていた。
スカートが翻り、ムッチリした白い太腿が露になる。
アンナはローブの下に純白のスリップを着けていた。そのレースの裾がめくれ返ってボリュームのある腰に引っかかる。
「あああっ、離してぇぇぇっ!! そんな、いや、いやいやいやぁっ!!」
白くてムッチリした太腿が、JSとBLACKの胴体に挟まれる。
JSがその美味そうな肉をしっかり抱えて持ち上げる。
「きゃあああっ!」
ANGELが背後から胸元を両手で掴み、黄色いローブを左右に引き裂く。
純白のスリップの慎ましいレース地の下に、同じく純白のブラジャーが見える。
エルフたちは下卑た口調でゲラゲラとアンナの下着を笑い物にして、長々と言葉で彼女を嬲る。
アンナはそれがほとんど理解できるのだろう、白い顔を真っ赤にして悲鳴を上げる。
JSが彼女の太腿にビンタを入れながら、ローブをさらに剥いでいく。
フィオレはSPEEDに抱きすくめられ、乳房を揉まれながら、エルフたちの暴行を横目に見ていた。
JSが悪魔のような笑みを浮かべてアンナの太腿に手形を刻み、彼女の服を引き剥がしている。
言いようのない気持ちが胸に湧き起こって、フィオレは唇を噛み締めた。
そこへ、5人の足音が近付いてくる。
「相変わらずあの二人は激しいですねw さて、我々はフィオレさんを嬲る役ですので」
レクターの声がした。
「俺たちは二番目ってことか?」ダーリオの声がした。
「そうですね」とレクター。
「え・・・?」
フィオレは顔を上げる。
泥まみれの姿ではあったが、ダーリオとドンがレクターたち3人と一緒に立っていた。
2人は胸にレクターのクランのエンブレムをつけている。
「生きて・・・たの・・・? ああっ、あう・・・」
「改めてよろしくな、フィオレお嬢さまw」ダーリオがウィンクした。
「死んでいたほうが良かったか。残念だったな」とドン。
フィオレはSPEEDに乳房を揉み抜かれ、顔を火照らせながら恨めしげに2人を睨んだ。
「そ・・・そんなこと、言ってない・・・死ななくて良かったと、ああっ、きゃあっ!」
いよいよSPEEDがフィオレのジャケットに手をかけ、まずは上半身からこの美しいダークエルフの令嬢を剥き上げようとする。
ダーリオとドンがそれに加わった。
「優しいな、フィオレ」ダーリオが彼女の胸に覆い被さってキスを求める。
「食いモノにされるだけだ」ドンはほっそりした太腿を抱きかかえた。「マゾにはお似合いか」
「では」
レクターが空の一角を意味ありげに見上げた。
「始めますよ。淫らなメスダークエルフのフィオレを、気絶するまでイカせてやりますw」
「死にかけたばっかだってのに、元気だこと」リバーが言って、背中を向けた。
「死にかけたからこそ、やりてぇんだよw」ダーリオが笑う。
「気持ちはわかるぞw」デフェンドが頷く。
と、エルフたちに揉みくちゃにされているアンナが絶叫した。「デフェンド!!」
面頬を上げていたデフェンドが顔を強張らせた。
アンナはすでに黄色のローブをほとんど剥ぎ取られ、スリップと下着、それにブーツだけの姿にされている。
白い太腿が朝日に映える。小ぶりな胸元も、子を産んだ女らしく脂が乗っている。
ローブの上から見えたとおり安産型で、エロチックな曲線を描く身体だった。
その身体から最後の砦、スリップが引きちぎられ、ブラジャーとパンティも毒牙にかかる。
最初に彼女を味わうのはやはりJSのようだ。アンナの両の太腿を脇に抱いている。
「デフェンド・・・どうして? どうしてなの? あああっ、お願い、助け・・・!!」
バシーン!
JSが、思い切り力を入れてアンナのお尻を張り飛ばした。
「うぅぅっ・・・」アンナが泣きじゃくる。「やめて・・・!」
柔らかそうなお腹と、純白のブラジャーとパンティに、エルフ3人の手が伸びる。
乳房が掴み出される。太腿が抱え直され、上体を起こしたまま、まんぐり返しの姿勢に折り畳まれる。
パンティがビリビリと爪で裂かれ、茶色の優しい草むらが暴かれる。
JSがベルトを外し、股間に隠れていた巨大な膨らみを取り出した。
白くほっそりとしたエルフの下半身に、魔の蛇がそそり立つ。
アンナの白い裸体を貫き、甘い秘肉を貪り、清らかな魂を犯すために。
赤味を帯びた巨大な砲身は、節くれ立った血管で猛々しい凹凸を描いている。
魔のルーンをびっちりと書き込んだ入れ墨──性の魔術を施す蛇が、巨木のような肉棒の根元から凶悪なエラまで丁寧に刻まれている。
黒い蛇が、JSの股間からアンナの白いお腹に向けて鎌首をもたげている。
白い蛇は、肉エラから這い下りてJSの身体へと何かを持ち去ろうとしている。
極太の幹の裏側を走る毒液の管には、赤黒い蛇が二匹、絡み合いながら精液を放つ穴のところまで駆け上っている。
「ひぃぃぃ・・・」
それを見て、アンナがか細い悲鳴を上げた。
わずかにパンティを残したアンナの秘部から臍のあたりまで隆々と反り返ったJSの肉塊は、ビクン、ビクンと脈動して出番を待っていた。
「助けて、か」デフェンドは苦々しげに吐き捨てた。「そいつのモノになっておいて」
「ち、ちが・・・」
言いかけたアンナの身体が、突然バネのように跳ね上がる。
JSの巨大な肉塊の根元が、アンナの秘唇をズルッとこすったのだった。
太い裏筋が、そしてぶら下がる袋が、まるで巨大な舌のようにアンナの秘部を舐め上げる。
「ひ──」アンナが喉をいっぱいに反らした。「ぃぃぃッ・・・!!」
「感じやすいね。コイツは感じやすいセックス奴隷」
ANGELがニタニタ笑いながら、アンナの乳房を肉まんでも掴むように掴んだ。
ギュッと絞り上げる。
彼女の白い乳房はすっぽりと彼の手に収まってしまうサイズだった。
なのに、指の間からちょこんとピンク色の突起が顔を覗かせている。
「夫もなしに田舎に1年いる。身体疼くね。だからすぐ感じるね。淫らなセックス奴隷よ」
「き・・・あ・・・ひぃぃぃっ・・・!」真っ赤な顔でアンナが泣き叫ぶ。「ひぁぁぁっ、やめ・・・」
グチョッと音がした。
アンナと、彼女の「夫」の局部からだ。
JSは見せつけるように腰を離し、ねっとりと糸を引くアンナの愛液を全員に示した。
「U bitch haha^^」全員にわかるようにわざと片言で話す。「I love U my slave」
「あぁぁ、うぅぅ」アンナは必死に首を振った。目元がエロチックに充血している。「いや・・・」
JSが腰をゆっくり引いた。
アンナは後ろ手に縛られ、BLACKとANGELにまんぐり返しを縦に起こしたような姿勢にガッチリキメられて、首を横に振ることしかできない。
「お願い・・・レクターぁっ」とアンナ。「審問・・・審問を受けさせて! その権利があるはずよ・・・!!」
「審問ですか? 半年もJSとヤリ狂っておいてw」
レクターは爽やかに笑った。
「これは親切心から言うんですが、審問は諦めて、島でひっそり娘さんを育てるほうがいいですよ」
「帰れたら、だけどねw」リバーが背中を向けて本を読みながら突っ込んだ。
「あぁぁっ・・・」
JSの腰の角度が決まった。
宙に抱え上げられたままのアンナはぐるぐると周囲を見回し、救いがないのを知ると、涙をこぼしながら空を見上げた。
「ごめんね・・・」誰かに謝り始める。「ごめんね、マリオン・・・ママ・・・帰れないかも・・・知れないわ・・・」
「I rape U Anna^^ I rape U again and again and again! haha^^」
「爺やと2人で・・・仲良く・・・ううっ・・・」
JSが腰を突き出した。
ズブリ。
巨大な肉の傘が、充血して濡れたアンナの膣口に真横から突き刺さる。
「あうううっ・・・!!」
アンナがものすごいヨガリ声を振りまいた。
「へっ、すげえイキっぷりだなw」フィオレの頬にキスしながらダーリオが笑う。
「相当開発されてるな。見ろ、尻も美味そうだ」とドン。
「半年、JSに調教されたそうですからw」レクターが解説する。
「半年・・・」フィオレがぼうっとした声で喘ぐ。
「元々淫乱──」言いかけて、リバーは咳払いで誤魔化した。
デフェンドはリバーからアンナに視線を戻した。「アンナ・・・」
アンナはちらっと彼の視線を見て、より一層深い恥辱に泣きじゃくった。
「ち、違う、私はこんな、こんなこと望んでなぁっ──!?」
グポッ。
JSの腰が角度を変えた。
先端をハメた上体で腰を落とし、梃子の原理でアンナの膣口のすぐ内側を上向きに抉ったのだ。
アンナが茶色の瞳をトロンと潤ませ、口をパクパクと力なく開け閉めした。
見ているフィオレのほうが切ない喘ぎを洩らす。
「なんだよ、見てて感じたか? ん?」ダーリオが優しくからかう。
フィオレはダーリオを恨めしげに睨んだ。「ち・・・ちがいます・・・」
アンナがどれだけの密度の快感を叩きつけられているか、フィオレには肌で感じられるのだった。
凄まじい質量のJSの肉傘が、ズボリと入り口を通過するショック。
悪魔のように笑いながら辱めのセリフを浴びせてくる、天使のような顔の男。
無慈悲で容赦のないファックと、天使のように美しいエメラルド色の瞳の理解しがたい落差。
組み敷かれ、痴態を観察されながら、どんどん淫らに堕とされていく自らの女体。
必死に抵抗しようとする理性と、それをあっさり吹き飛ばしてしまうJSの憎らしい腰使い。
女の中心を重く杭打ちする、魔の肉砲。
「ど・・・どれだけひどいことを・・・」
フィオレはすすり泣きながら言った。
「どんなに・・・アンナさんが恥ずかしくて、辛い思いをしていると思ってるのよ・・・!」
ダーリオはフィオレのエロチックな灰色の瞳を眺めながら笑った。
「それが気持ちイイんだろう、マゾのフィオレお嬢さんw」
唇を重ねる。
暖かい舌がフィオレの唇を淫らにねぶり、歯を割って入ってくる。
口内の粘膜をダーリオの舌が好きなように舐めしゃぶり、くすぐるような鼻息を敏感な耳に当ててくる。
SPEEDがフィオレの心音が早まるのを楽しむようにバストを揉みほぐす。
ドンの手が内腿を這い回り、レザーショーツの上から割れ目とお尻を押し揉む。
フィオレは喘ぎながら身をくねらせる。
「むぅン・・・」
彼女が性感に溶かされつつあるのは、もう誰が見ても明らかだった。
JSはじっくり時間をかけながら、ズブリ、ズブリとアンナを貫く。
そうしながら、彼は何かをアンナに要求していた。
「いやッ!!」アンナが必死で首を振る。
JSは笑いながら魔砲をズグリと進め、アンナをヨガリ泣かせてから、また同じことを要求した。
エルフたちの言葉で話す余裕がなくなったのか、アンナは共通語で抵抗した。
「いやよぉッ! ふ・・・封印は、解かないわ! もう、絶対・・・っ、あぐぅぅぅっ・・・!!」
JSがズブリと腰を進めた。
イキのいいアンナは強烈にエロチックな苦悶の声をほとばしらせ、むっちりした太腿を痙攣させる。
すっきりした感じの額にドッと生汗がにじみ出て、短く切り揃えられた髪が驚くほど乱れて潤んだ目元に淫らに張りついている。
「ううう、あぅぅぅ・・・」音色はエロスのエッセンスのようだ。「くぅぅぅーっ・・・」
ずぼり。またJSが10cm腰を進める。
アンナの手がぎこちなく踊り始めた。後ろ手に縛られた背中で、指の一本一本がバラバラに伸びたり縮んだり何かを引っ掻いたりする。
白い肌はピンクに染まっていた。全身が見る見るうちにしっとりと汗に濡れ、唇から洩れるのがオルガズムの喘ぎであることを知らせる。
ずぶ、ずぶっ。JSがアンナの子宮に届けとばかりに凶悪な肉塊で膣肉を割り、結合を深めていく。
「ひぐぅぅぅっ・・・! ひぃっ、ひぃぃぃっ・・・ゆるして、許してぇ・・・!」
「お前はバカね」
ANGELが、懐からハーフボトルサイズの瓶を取り出しながら言った。
キュポン! と音を立てて瓶のコルクを抜く。
JSに貫かれつつあるアンナがそれを見た。「ま・・・さか・・・」
「そうよ。でも違う。1年前のクスリ違う。もっと効くね。強烈ね」
エルフたちはアンナの狼狽ぶりにニタニタと笑っている。
注意のそれた女体をJSがズブリと押し広げる。
「ぐはっ・・・」アンナは肺の中の空気を搾り出されて呻いた。「うぅぅっ・・・あはっ、はっ・・・」
「これでケツマンコ犯す。女狂うね。昨日試した」
ANGELは言い聞かせながら、縛られて抵抗できないアンナの裸体をその瓶で撫で下ろす。
「まともな女狂う。セックス奴隷もっと狂うね。必ず言いなりになる」
「いやっ・・・いやぁぁぁ・・・っ」
「いやなら封印解く」
「ぜ・・・絶対にッ・・・!」アンナは首をガクガクと振った。「絶対・・・イヤ・・・やぁっ、ひぃぃぃっ!!」
JSの凶悪な肉塊がまたズブリとアンナの中にめり込んだ。
アンナはヒィヒィ喉を鳴らしながら、ピンク色に火照った裸身に生汗を滴らせる。
美しかった茶色の瞳が苦悶と快楽にドロドロと解けていく。
ズブズブズブッ!
JSは軽くトドメを刺しにかかった。
一気にアンナの蜜壺を満たして、彼の子を産んだ子宮口に肉塊をキスさせる。
出産からかなり経っているのか、彼女の膣道は十分に形を取り戻し、ふつうのセックスに対応できるサイズに戻っていた。
そこにJSの桁外れの肉塊を咥えさせられて、圧迫感に泣き叫ぶ。
「あぐ・・・あう、あうぅぅ、うぁぁぁン・・・」
JSはそんな彼女を太腿ごとがっしり抱き寄せた。
体位を変更する。
アンナを抱えたまま背後にごろんと転がって、女性上位の騎乗位にアンナを抱え込む。
体位を変えられたアンナは、身体中の脂を搾り取られるような濃密な声で呻いた。
「うぐぅぅぅっ・・・!」
白くて丸い、つきたてのお餅のようなヒップがJSのペニスの上にぺちゃんと乗り、ミチミチと広げられたラビアが太すぎる肉塊を咥えている。
そこへ、ANGELが瓶を近付けた。
「二本差しするね。逆らう奴隷壊す」
「うぐぅぅぅ・・・」
瓶の中身──それは昨夜、塗り込むだけで女貴族ステラを完膚無きまでに堕とし、美しい女尻の凌辱でイキ狂わせた、あの媚薬ローションだった──を、トロリ、トロリとアンナの尻に垂らす。
それを指に取り、ピンク色した菊蕾にヌプッと差し込む。
「ひぅっ・・・」アンナが喉を鳴らした。「や、やめて・・・許してぇ・・・!」
「なら封印解く」
「ダメぇっ・・・」
ANGELはJSを目を交わし、ニヤッと笑った。「では、壊すよw」
JSとは比較にならないながらそこそこのサイズのペニスを取り出すと、ANGELは肉棒にたっぷりと媚薬ローションを塗り始めた。
「狂うよ。お前オマンコのことしか考えられなくなるね」
「いやですっ・・・」アンナは涕泣した。「許して。許してください・・・お願い・・・どうか・・・」
フィオレの身体に、ゾクゾクっと震えが走った。
彼女の唇を延々嬲っていたダーリオは、その反応にニヤッと笑った。
「マゾめ。うらやましいんだろう? アンナみたいに徹底的に嬲って欲しいんだ。そうだな?」
フィオレはトロンと霞かかった灰色の瞳でダーリオを見上げる。
ディープキスで火照った唇が、2人の唾液で淫らに光っている。
「あ・・・ああっ・・・」甘い声でフィオレは喘いだ。「や・・・あっ・・・」
「そろそろハメてやろうぜ、SPEEDさんよ」
フィオレの背後から美しい髪の匂いを嗅いでいたSPEEDは、嬉しそうに頷いた。
ベルトを緩め、感じやすい闇の令嬢の女体を貫く準備に取りかかる。
「あ・・・あはぁっ・・・」
華奢なダークエルフの令嬢の身体は、すでに骨抜きになっていた。
ダーリオが、フィオレを抱いたままごろりと地面に仰向けになる。
SPEEDとドンがフィオレのヒップを抱えて、お尻を高々と掲げさせる。
後ろ手縛りのままTバックのお尻を高々と掲げさせられて、フィオレがとろけた喘ぎ声を洩らす。
「あ・・・あぁン、恥ずかしい・・・」
SPEEDがベルトを外し、下向きに曲がった細長いペニスを取り出す。
ドンはフィオレのTバックのストリングを外し、彼女の太腿のあわいを剥き出した。
フィオレは自分のお尻の向こうに控えるその肉棒を見て、「ああ」と吐息をついた。
昨日自宅で凌辱されたとき、下向きに曲がったSPEEDのペニスはバックスタイルからフィオレの一番感じるところを見事に突いてきたのだ。
フィオレは、その感触を思い出したのか、コクンと喉を鳴らして唾を飲み込んだ。
可愛いヒップがユラユラと左右に揺れ始める。
背中が弓のようにしなって、男の手を借りずともヒップがいやらしくツンと上を向く。
「犯される・・・」涙声でうっとりと呟く。「また・・・犯されるのね、私・・・」
朝日がその下半身を美しく輝かせる。
突き出されたフィオレの割れ目は、清楚で慎ましい面影は残しつつも淫らにねっとりと糸を引き、パックリと開いて大切な内部を露にしていた。
蜜は白く濁って、フィオレの興奮がかなりのレベルであることを見せつける。
いやらしい若い娘の匂いが立ちのぼって、SPEEDの脳天を刺激する。
導かれるまま、SPEEDは曲がったペニスの先端を押し付けた。
フィオレの膣口がキュッと締まった。
「あはっ・・・あぁン・・・」
「入れられるものなら、入れてごらんなさい」と言わんばかりに膣口が締まる。
SPEEDはその小さな入り口にしゃにむにペニスを押し付ける。
白い蜜液が2人の粘膜を滑らせ、互いにゾクゾクするような快感を与える。
ついに、SPEEDのペニスが、フィオレの小さな淫唇を奪った。
ヌルルルッ、と一気にペニスが入り込む。
凌辱されるフィオレと犯すSPEEDが、同時に快楽の声を上げる。
一昨夜叔父のクラックスに奪われてから、今日で3日目。
フィオレは今日もまた、凌辱鬼の肉棒にその華奢な腰を貫かれたのだった・・・。
(つづく)
リアルタイムキター
奇遇ですな。
テンポよくハードにやりたいですがどうにも長いですね。
次はアンナの秘密と二本刺しみたいな感じです。それではまた。
あいかわらず最高です 凄すぎる!
相変わらずエロが絡まないのに、リバーが一番萌えるww。
「元々淫乱──」言いかけて、リバーは咳払いで誤魔化した。
この辺リバーに萌えたw
「帰れたら、だけどねw」リバーが背中を向けて本を読みながら突っ込んだ。
に萌えた。
リバーも犯されないかなと妄想
113 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 20:54:54 ID:a6++IELt
hage
なんとなく直感で思っただけで
根拠は無いんだけど、アンナって前作のヒロインの…?
いやいや失礼
OH! ママン?
116 :
Dark Maiden5-2:2006/10/04(水) 02:44:50 ID:Di6UrkN8
レスありがとうございます。
リバーはいまのところ危険な立場ではないですね。
Fallen Paladinとのつながりは・・・ノーコメントw
お楽しみに、とだけ
過去ログの転載予定はありませんが、あらすじみたいのは作ってみてもいいかな・・・。
Fallen PaladinとDark Maidenそれぞれを数レスでまとめてしまうものでよければ、
需要があったらやってみます。
では、続きを・・・。
エルフの弓兵xSPEEDxは、ダークエルフの令嬢フィオレを気に入っていた。
とは言っても、彼は凌辱鬼xxxJSxxxの率いるクランの有力メンバーの1人だ。ふつうの意味で彼女を好きになったわけではない。
SPEEDが気に入っているのは、ダークエルフの乙女の触り心地だった。
xxxJSxxxクランのメンバーには、それぞれ女の好みがあった。
JSはヒューマンの女が好みだ。妊娠しやすいヒューマンの女は中出しを極端に嫌う。そんなヒューマンの娘に「中に出してください」とおねだりをさせる支配感が好きらしい。
ANGELは女の身体そのものよりJSの精液を女に舐めさせるのが好きだ。真珠入りの巨根を持つBLACKは、ヴァギナの細いエルフの女が好きだ。
他にも30人程度のメンバーがいて、それぞれお気に入りのタイプがある。
SPEEDは、女の身体の感触──特にバストの触感と、揉み心地にこだわっていた。
彼は巨根でも絶倫でもなく、女を責めるよりは肌を合わせてしっとり一晩過ごすほうが好みだった。
そんな彼が、ダークエルフの令嬢フィオレの肌に目をつけたのだ。
特に、その美しい双乳に。
フィオレのバストは、こぼれ落ちそうなほどのサイズなのにしっかり張りがあって、ツンと上を向いている。
芯にはまだ少し生硬い部分があるが、手に吸いついてくる肌の感触は実に素晴らしい。
初めて彼女のベッドで令嬢を犯し、その身体を抱き寄せたときから、SPEEDはフィオレの肌がもたらす極上の触感の虜になっていた。
ずっとこの女を抱いていたい。
自分のモノにして、美しく熟していく彼女の肌を毎日味わいたい。
それがいまのSPEEDの最大の欲望だった。
だから昨夕、ステラの凌辱には参加せず、フィオレへの一番槍を譲り受けたのだ。
いまがその一番槍を味わうときだった。
緑の丘に、フィオレとダークエルフの男が抱き合うように寝転がっている。
ダークエルフの男が仰向けで、フィオレは彼に抱かれつつ四つん這いでお尻を突き出している。
その可愛いヒップのあわい、濡れた秘肉に、SPEEDはズップリとペニスをブチ込んでいた。
「あぁン」
か弱い声で泣きながら、フィオレがキュッ、キュッとヴァギナを締めつけてくる。
発情したメスネコのようにお尻を持ち上げた姿勢を取らせたフィオレを、SPEEDは斜め上から貫いている。突き上げられたヒップの割れ目に腰を押し付ける。可愛いヒップとの一体感がたまらない。
いよいよ、彼女の肌を楽しむ時だ。
華奢な身体に手を回す。縄にくびり出され、溢れんばかりの美乳を、両手でギュッと握りつぶす。
この感触だ、とSPEEDは小躍りした。
指に吸いつく乳房は、柔らかくて芯がないようでいながら、フィオレが身をよじるのに合わせて微妙に弾力のある手応えを返してくる。
ダークエルフの女はたいてい見た目より筋肉がついているが、フィオレも意外に胸の筋肉がついているらしい。それが、乳房にたまらない揉み心地をもたらしているのだ。
しかも、彼女の乳房はまだ少しだけ幼く生硬くて、思い切り揉み込むとクリクリと手の中から逃げ出そうとする。それを掴み直して揉み込む。
思い切り揉みほぐしても、今日のフィオレは痛がるどころかトロトロに甘い声でヨガリ泣いてくれる。
彼女を貫いた肉棒に、その可愛らしいヨガリ声がビンビン響いてくる。
最高の感触だった。
濡れた秘肉の絡みつく感じも、可愛いヒップとの密着感も、美しい双乳も、甘い声も。
ダークエルフの乙女はすっかり欲情しているらしく、口では「いやぁン」と泣きながら、切なげに腰を押し付けてくる。もっと突いて、もっと・・・そう訴える無言の誘惑だ。
SPEEDはそんなフィオレの痴態に興奮し、ハァハァ喘ぎながらピストンを開始した。
彼のペニスは、先端がやや下向きに曲がっている。
バックスタイルで女を抱けば、膣肉のお腹側をグリグリなぞるような形状だ。
それが、フィオレには最高に効くらしかった。
「あううン・・・あン、あふぅン、うぅン・・・」
悩ましい声でフィオレが反応する。細い腰が淫らにうねる。
彼女は、膣肉のお腹側がウィークポイントなのだった。
SPEEDは自分の嗜好にもペニスにも相性抜群のフィオレを、最高の気分で犯し始めた。
「あああン」フィオレが喉を反らしてキュートなヨガリ泣きを振りまく。「あン・・・あぅン」
美貌に汗をうっすらにじませながら、フィオレがSPEEDに腰を押し付ける。
細い腰だった。
女僧侶のアンナのムッチリした下半身とは対照的な、すらっとしたスマートな下半身だ。
ウェストのくびれは驚くほどで、腰骨は十分に広いが肉付きが薄く、両手で掴めば簡単に彼女の腰を固定できる。
と同時に、ヒップや内腿はあくまで柔らかくて絶妙なクッション感もあって、バックスタイルで突き込んでも密着感は十分だ。
SPEEDはヘラヘラ笑いながら、がっしり掴んだ細腰にパン、パンと音を立てて杭を打ち込む。
「あぁン、うぁぁン・・・」リズムに合わせて美しい令嬢が鳴く。
パン、パァンというピストン音にグチョッ、ヌポッとフィオレの愛液の音が混ざっていく。
互いの掌を打ち合わせるような衝撃と共に、SPEEDの腰とフィオレのヒップがぶつかる。
それがまた、この儚く美しい令嬢を淫らな交わりに引きずり落とす実感を感じさせて、SPEEDの興奮をより深く、熱いものにしてくれるのだ。
「あっ・・・ああっ・・・い、イイっ・・・」
昨日はあれほど泣き叫んで凌辱に抵抗していたフィオレが、今日は最初からトロトロにとろけて淫らに鼻を鳴らしている。
SPEEDは男としての自信が増すのを感じながら、フィオレの腰をグイッと引き上げた。
お尻を高く掲げさせておいて、高い位置からドスン、ドスンとハードなピストンを打ち下ろす。
膣口のアヌス側に幹を押し付けるようにして、テコの原理でフィオレの弱点を抉る。
令嬢の快感のポイントを突き広げる感触が──彼女の快楽神経を確実に攻め落としている手応えがあった。
案の定、フィオレはくねくねとヒップを振ってエロチックに泣き始める。
「ああっ、ひああン、ダメ、そこダメなの・・・ねぇっ、ああうう、やぁっ、イッちゃう・・・」
「よしよし、お前はそこが弱いんだよな、フィオレお嬢さんw」
令嬢の下にいるダークエルフの男が彼女を抱き締めた。
と、フィオレは彼にしがみつき、彼とキスを始めてしまった。
SPEEDは嫉妬を覚えて令嬢の美しい髪をムンズと掴む。
ダークエルフの男とフィオレを引き剥がして、自分が唇を奪いに行く。
熱く潤んだ花園を激しく突きまくられているフィオレに、抵抗の気配はない。
「あはぁン・・・あむっ・・・うふぅン・・・」
柔らかな唇をSPEEDに差し出して、フィオレは彼とのディープキスに応じた。
美しい令嬢の表情がSPEEDの眼前で切なく歪む。
細い鼻梁から淫らな熱い喘ぎが洩れて、SPEEDの頬をくすぐる。
「うふぅっ・・・うン・・・イクぅぅ・・・うぅン・・・」
フィオレが甘え泣きを洩らす。
オルガズムの反応が、彼女の女体からSPEEDのペニスに伝わってくる。
それは、昨日SPEEDが経験したものよりも、遥かに素晴らしい反応だった。
ブルッ。
フィオレの太腿からお尻に向けて、強い波が走る。
「お?」フィオレの下になっているダーリオが、腰に伝わる震動に眉を上げる。「おおお?」
フィオレの腰を撫でていたドンも、「ほう」と声を出した。
ブルルルッ!
SPEEDは悲鳴を上げてフィオレの腰に抱きついた。
ブルッ、ブルルルルッ・・・。
SPEEDは、フィオレの下半身が波打つたびに「おう」「おおう」と悲鳴を上げていた。
ペニスから腰骨へ、そのまま脳髄へ、閃光のような快感が流れ込んでくる。
気持ちいい。
凄まじく気持ちいい。
あまりに気持ち良すぎて頭がおかしくなりそうだ。
このままでは暴発する。ペニスを抜いてしまいたい。
だが、フィオレのヴァギナは肉棒を離してくれなかった。
「おお」
SPEEDは呻きながら、あまりの快感に射精に追い込まれていた。
フィオレのヴァギナは、昨日よりも複雑で淫らな締め上げを見せて、彼の射精を歓迎した。
まず、膣口がギチギチに締まって精液の圧力を高めてくれる。
次に膣内がギュギュゥッ! と強烈に引き締まって、射精をせき止めてしまう。
ここまでは、締めつけが極めて強いことを除けば昨日のフィオレと同じだった。
ここからが違う。
昨日はただ弛緩するだけだったフィオレのヴァギナは、今日はより高度な蠢動でペニスを弄んでいた。
ただ緩むのではなく、ペニスの根元から先端へ、波打つようにギュゥゥゥッとうねりを見せるのだ。
ギシギシと締まる膣口を通り抜けた、圧力の高い射精のひと飛沫が、ズピュッ、とほとばしる。
次のひと飛沫をフィオレの膣肉がせき止める。
そして、ギュゥゥゥッと搾り上げる。
ズピュッ!
ズピュッ・・・!!
凄まじい勢いで、輸精管を射精がひと飛沫、またひと飛沫と通過していく。
極限まで射精をこらえて一気に放つ、その最初の瞬間の快感が、ひと飛沫ごとにSPEEDの脳髄を直撃するのだ。
SPEEDの視界が、パッ、パァッと白く輝く。
そのリズムは射精のほとばしるリズム──フィオレのヴァギナがペニスを搾り上げるリズムだ。
「あっ・・・ああン・・・」リズムに合わせて甘いヨガリ泣きがペニスを包む。
さらに、射精を浴びた子宮口がSPEEDの亀頭に吸いついてきて、まるでキスでもするかのようにギュッと亀頭を押し戻してくる。
膣口はそれと反対にグイッ、グイッとペニスを中へ引っ張り込もうとする。
まるでヴァギナに生命があるかのような、淫ら極まりない動き。
ズピュッ・・・ジュプッ・・・その魔法の膣肉の秘奥で、SPEEDの熱いスペルマが飛沫を上げる。
「あううっ・・・!」
フィオレは喉を反らして泣きじゃくっている。
「すごいの・・・な、中で、動いて・・・か、感じ・・・すぎて・・・こわい・・・ああ、また来るっ、イク、イクぅっ・・・!!」
第一波のオルガズムから降りてきたフィオレが、すぐさま第二波のオルガズムを迎える
その波は、エルフの凌辱鬼をも巻き込んで、快感の極みへと昇っていくのだった。
SPEEDは悲鳴を上げながら射精を終え、フィオレの身体に抱きついた。
熱く火照り、汗に濡れた彼女の肌をしっかり抱き締める。
彼の感激ぶりを、ダーリオとドンが笑っている。
全然気にならなかった。
この女がいればいい、この娘を毎日こうして抱けるなら、他のことはすべて捨ててしまってもいい──
──絶対、この娘を俺のモノにしてやる。そして、毎日精液が尽きるまで犯しまくってやるのだ・・・!
そう心に叫びながら、SPEEDはダークエルフの令嬢の最高の女体をしっかりと抱き締め、喘ぐ彼女のうなじに熱烈なキスを注ぐのだった。
「やめて・・・お願い、うぅぅ・・・」
甘い絶頂に達したフィオレのすぐ側で、女僧侶のアンナは恐怖に泣きじゃくっていた。
アンナは全裸で、後ろ手に縛られていた。
胸縄もかけられ、小ぶりな乳房の上下に縄が食い込んでいる。
そして、仰向けに寝転んだJSの上にまたがらされていた。
彼女の太腿の間、1年ほど男を受け入れていないヴァギナに、JSの凶悪な肉塊がずっぽりと突き刺さっている。
アンナは、魔の蛇を刻んだJSの巨大な肉塊に、深々と串刺しにされているのだった。
裸体のところどころに、引きちぎられた黄色のローブや純白の下着の切れ端が絡みついている。
千切れた衣服は2人の周囲に散乱していた。踏みつけられて柔らかい土に埋まっているものもある。
そして、突き出された白くて丸い、美しい女尻に、ハーフボトルを手にしたANGELが迫っていた。
瓶の中身は、昨日の夕方ダークエルフの女貴族ステラをアナル輪姦する際に使われた、極めて強力な媚薬成分を持つローションだ。
すでにその媚薬ローションがアンナの尻孔に塗り込まれている。
そして、ANGELの勃起したペニスにも、ドロリとローションが垂れていた。
ANGELがニタニタ笑いながら両手で白い尻を抱え込む。
アンナは迫りくる凌辱に悲鳴を上げた。
「待って、お願い、待ってぇッ・・・やめて、審問を・・・受けさせてぇっ・・・!」
JSに腰をがっしり抱きとめられているアンナには、弱々しく首を振るぐらいしかできない。
縛られた両手の指が悲しげにもがいているのが嗜虐心をそそる。
媚薬滴るANGELの肉棒が、アンナの尻孔に押し付けられた。
「あう、うぅぅ・・・」
「お前狂う。お前セックス奴隷」ニタニタ笑いながらなおも脅しをかける。「壊れるね」
「やぁぁぁっ」アンナが叫ぶ。「お願ぁい、ゆるしてぇぇぇっ・・・!!」
「では封印解く」
涙で濡れた美貌がANGELを見上げる。
「も・・・もうあんな・・・あんな淫らな術は・・・いやなのっ・・・!」
アンナは、わかってくれるはずもない凌辱鬼たちに、必死に自分の立場を説明した。
「む、娘のために、審問を受けなきゃならないの・・・お願い、審問が終わるまででいいの、私を壊すのは、それまで待って・・・お願いですから・・・!」
「なら狂うね」
「いやあああっ!」
媚薬にヌラつくアヌスに、ズブリ、とペニスが突き刺さった。
「あぅぅぅ、いや、いやいやっ・・・やめてください、やめて、やめて・・・ぇッ!!」
ジュブッ・・・。
媚薬ローションを泡立てながら、ANGELの肉棒がアンナの白い尻にめり込む。
すでにヴァギナにはJSの巨大すぎる魔砲を飲み込まされて、ヴァギナはぎりぎりまで押し広げられている。そのせいで、アナルも偏平な形に押し上げられている。
そこに、ANGELがもう一本ペニスをブチ込もうというのだ。
白い尻孔に、ズブ、ズブ・・・とANGELの男根が穴を穿つ。
アンナの膣とアナルの間の肉一枚を、JSとANGELの肉棒が挟み打ちにかける。
アンナは顔を火のように真っ赤に火照らせる。
「うぐっ・・・ぐぅぅぅ・・・」
「すぐに効いてくるよ。そうしたら狂う。それだけ。お前イキ続けるよ」
「や・・・っ、お、おねがっ・・・はっ、はっ・・・やめ・・・てぇっ・・・!!」
あまりの衝撃に、アンナは浅い呼吸を繰り返している。
「U」JSが笑った。「U never escape. we rape and rape and rape U. rape Ur vagina and anal and all FOREVER haha^^」
「んあああっ・・・!!」アンナが号泣する。「ゆるし・・・てぇッ!!」
「封印解くね」
「でき・・・ませっ・・・ぇ・・・」脂汗を垂らしながら女僧侶が泣く。「おねがッ・・・」
「なら狂うね」
ズブブブッ・・・。
ANGELの男根が根元まで突き刺さった。
溢れ出た媚薬が白い尻をタラリタラリ滴って、アンナのラビアとJSの魔羅を濡らしていく。
ANGELは、女僧侶のムッチリした尻の中が熱を持ち始めたのに気付いていた。
媚薬が効果を発揮し始めたのだ。
「あ・・・熱いっ・・・!」アンナの声に切ない響きが混ざる。「おぁぁぁっ・・・ゆるし・・・ゆる・・・」
「封印解くね」
「ぜったい・・・イヤ・・・」
「なら、狂うね」
ついに、アンナを狂わせる二本差しが始まった。
「うぐぅぅぅッ・・・!!」
ずぶっ、ずぶっとANGELが白い尻をピストンで穿つ。
天に駆け上るように、アンナの声が尻上がりにトーンを上げる。
「うぅぅっ、ふっ、うわぁぁぁッ、あぁぁッ・・・!!」
ズム、ズムとピストンが女僧侶の裸体を揺さぶる。
小ぶりな乳房が、ブルンッ、ブルンッと波打つ。
茶色の髪が汗と苦悶で乱れていく。
「うぅぅっ、おあああっ、あぐぅぅぅッ・・・!!!」
安産型の成熟した下半身を持つアンナとは言え、ハードすぎる責めだった。
魂も消し飛ぶほどの二本刺しに、アンナは狂おしい絶叫を放った。
「しッ・・・死ぬッ・・・しんじゃ・・・うぅぅッ・・・!」
そのアンナの白いヒップをしっかり押さえて、ANGELがズーン、ズーンと杭を撃ち続ける。
ただ真っ直ぐ突くだけでなく、上下左右に肉孔を広げるようなサディスティックな動きを加える。
泡立った媚薬が弾け飛び、おめくアンナの唇から涎が流れ落ちる。
ローションが切れれば、すぐさまANGELが新たなローションを注ぎ込む。
媚薬がドプリドプリと途切れることなく女僧侶の白い尻に流れ落ちていく。
「いいケツマンコねw」ANGELがニタニタ笑っている。「アンナは上物ケツマンコ」
「あぐぅぅぅッ・・・!!」
美しい女僧侶は全身に脂汗を噴いていた。
いよいよ本格的に媚薬ローションの効果が現われて来たのだった。
「やめてぇっ」「許してくださいぃぃ」と蕩けた悲鳴で許しを乞うたかと思うと、「マリオン・・・マリオン・・・!!」と娘の名前を呼んで号泣する。
「素直にイクいいね」ANGELが追い詰める。「ほら、ほら」
ANGELが腰を大きく動かす。
パーン、パーンとアンナの尻をエルフの腰が打ち下ろす。
肉孔はどんどん熱を持ち、凄まじい疼きをアンナの神経に送り込む。
ステラの時よりもずっと早く、アンナの裸体は媚薬を吸収し、燃え上がっていく。
「マリオぉン・・・ッ!!」アンナは娘の名を絶叫した。「ごッ・・・ごめんなさぁいッ・・・!!」
JSがアンナの髪を掴んで顔を上げさせた。
茶色の瞳は凄まじいショックに焦点を失い、ピストンのたびに妖しく揺れている。
小ぶりな胸がブルンッ、ブルンッと波打つのも凌辱の激しさを際立たせる。
「ひぃぃぃっ・・・あつい、あつぅいッ・・・!!」
JSはその美貌の凄まじい蕩けぶりを観察してから、彼女の顔を引き寄せてディープキスを始めた。
「う・・・うふぅッ・・・!!」
後ろ手に縛られ、JSに身体を抱かれたアンナが動かせるのは、頭部のみ。
媚薬ローションと1年ぶりのセックス、それも激しすぎる二本刺しがアンナの女体にもたらすショックを、縛られた身体は受け切ることができない。
溢れ出る快感の爆発を、アンナは唇にほとばしらせた。
「むふぅッ」
女僧侶のアンナが、淫ら極まりない喘ぎを洩らして、JSの唇を貪り始める。
知的に整っていた顔は欲情で真っ赤に染まり、暖かい微笑みを浮かべていた形のいい唇は唾液の糸を引きながらJSの舌をしゃぶる。
いまのアンナは、獣だった。
女僧侶の仮面も、若くて美しい母親の慈愛も捨てて、唸りながらJSの唇に唇を押し付け、その舌を舐めしゃぶり、唾液を交わす。
「だらしないね」ANGELが勝ち誇る。「メスダークエルフ以下ね。お前は淫乱女よ。最低のセックス奴隷よ」
「う、うぐぅぅぅッ、イク、ふぅぅぅッ!!」
媚薬が効き始めてからわずか数分。
アンナの堕ちっぷりは、垂直の崖を転がり落ちるようなものだった。
「ありがとうございますご主人様言いなさい。愛してます、私はあなたの奴隷です言いなさい」
「ふぅぅぅッ・・・むふぅッ・・・!」
狂ったように唇を貪るアンナの髪をJSが掴み上げた。
アンナは空を見上げてアクメに達する。美しい裸身に痙攣が走った。
「ありがとうございますご主人様言いなさい。お前覚えているね」
アンナは狂ったように裸体をうねらせながら無我夢中で叫ぶ。
「ぜった・・・い・・・イヤッ・・・!!」
「ならケツマンコでもっと狂うね」
「ひぃぃぃ・・・ッ!! ゆる・・・し・・・てぇ・・・」
JSはニタニタ笑いながらアンナの堕ちていく姿を眺めていたが、突然その頭を抱き寄せた。
アンナの背中を左手で、悶える腰を右手で、がっしりと抱き締める。
上に這いずって逃げようとしていたアンナのヴァギナを、もう一度ズブズブとJSが串刺しにする。
ANGELのピストンも、衝撃を余すことなくアンナのヒップを突きまくる。
「あう、あぅぅぅ」アンナが悦びの吼え声を上げる。「おあああ・・・」
狂乱する彼女を抱き寄せたまま、JSは下から腰を突き上げた。
グポォッ!
もの凄い音がして、アンナの腰が持ち上がる。
突き上げられた白い尻をANGELがズポズポと突き下ろす。
グボッ!
JSがアンナのヴァギナを突き上げる。
アンナの子宮を思い切り圧迫する。
俺を思い出せ、と彼女の女体に命令する。
一度はお前の中に宿してやったじゃないか、と。
ANGELがさらに媚薬を追加し、グッポグッポと白い尻の中をかき混ぜる。
美しい女僧侶は、全身を痙攣させながら立て続けに昇り詰めた。
白い愛液がアンナの秘部からほとばしり、JSの肉塊に絡みつく。
グポォッ!
媚薬を絡ませ、アンナの蜜を絡ませて、JSが彼女を突き上げる。
「し・・・んじゃ・・・うぅぅ・・・」
白くなまめかしい太腿がJSの腰に絡みつく。
後ろ手縛りのアンナが、下半身で必死にJSにしがみつく。
少しでもピストンの激しさを弱めようとして、必死にJSにしがみつく。
ズドーン!
JSが結合の深まったアンナのヴァギナを天に突き上げる。
「ゆるし・・・てぇッ・・・!! しん・・・もん・・・ッ・・・審問・・・受けぇッ・・・!!」
JSが突き上げ、ANGELが上からズポズポとハードに抉りまくる。
「あう、あうぅ、あうぅぅッ!!」
まさに死ぬほどの強制セックスの末に、やっとのことでANGELが射精を迎えた。
アンナの白い尻が赤くなるほどピストンを叩きつけて、彼女に1年ぶりとなる男のザーメンを浴びせかける。
ドプッ、ドプッと、美しい女僧侶の美尻に凌辱鬼のザーメンが垂れ落ちる。
「ゆるして・・・ゆるしてください、お願いします・・・」
女僧侶アンナはしゃくり上げながら必死で謝っていた。
痙攣する尻孔からANGELがペニスを引き抜く。
「はう、うぅぅっ・・・」
精液がこぼれ落ちる間すら与えず、BLACKがアンナの白い尻を掴んだ。
真珠入りのゴツゴツした巨根が、媚薬ローションで濡れて屹立している。
BLACKは素早く位置を合わせ、ズブズブズブッとアンナの括約筋を貫いた。
「あーーーッ!!!」
アンナは絶叫した。
ほんのわずかな休息の歓び。
少しでも交渉ができるかも知れないという希望。
そのいずれも、エルフの牡たちの男根に突き壊され、快感だけが浮かび上がってくる。
真珠の瘤がズブッズブッと尻を抉るたび、アンナは悲鳴を上げた。
「ああッ、マリオン、ああああああッ、マリ・・・お・・・んッ、うあああッ・・・!!」
JSが、再び下から泣き濡れる若き母親のヴァギナを突き上げた。
SPEEDは射精を長引かせるフィオレの神秘のヴァギナにザーメンを注ぎ終えてからも、熱い吐息を洩らすフィオレにディープキスを続けていた。
「ドン、行けよ」ダーリオが相棒を急かしている。「冷めないウチにイキまくらせてやれ」
「尻はまだ早いな」ドンはフィオレのヒップを撫でながら言う。
「お前がやらんと、俺がやれんw」
「口でやらせる」ドンは言った。「お前はこのエロいマンコにハメてやれ」
SPEEDが自慢げに笑いながら、ようやくダークエルフの令嬢の肌を手離した。
「う・・・ううっ・・・」フィオレが喘ぐ。
「いつまでイッてるんだ。起きろ」
パーン! と、ドンがフィオレのヒップをぶちのめした。
「やぁン」と可愛いヒップをくねらせるフィオレの縄尻を掴み、強引に引きずり起こす。
フィオレは、ダーリオの腰の上にまたがるような姿勢にされた。
仰向けになったダーリオに背中を向け、足元のドンの方を向く形──背面騎乗位だ。
ズボンを脱いだダーリオの上に精液をトロトロ垂らしながらまたがると、充血した秘肉が硬いペニスに密着した。
「ああっ! あ・・・あぅン・・・。も、もう・・・だめなの・・・」
SPEED相手に3回ほどアクメを迎えたフィオレが淫らな声で泣く。
ドンは容赦しなかった。
「しゃぶれ」
華奢なフィオレの美貌を、巨大な肉棒に引き寄せる。
太い幹が令嬢の柔らかな頬に包まれた。なめらかな額と美しい髪が逞しいエラをくすぐる。
ドンは腰を落として高さを調節している。フィオレの鎖骨には玉袋が乗っていた。
フィオレの顔よりも長い、威圧感たっぷりの巨根だ。
何より勃起の硬度がすごい。まさに鋼のようだった。
「お・・・大きくて、硬い・・・」フィオレは喘いだ。「こんなの、無理・・・」
「咥えろ。無理やり突っ込まれたくなかったらな」ドンが脅す。
フィオレは涙をためてオークの巨漢を見上げた。
優しいシルエットの唇が、SPEEDにイカされたせいで淫らな半開きになっている。
「しゃぶれ」
「ああ・・・は、はいっ・・・」
フィオレは灰色の瞳をうっとり潤ませて、オークの巨根に唇を触れさせた。
ドンのペニスにこわごわキスをするフィオレに、ダーリオが抱きついてきた。
背面騎乗位ではフィオレの姿勢がぐらつくと見て、背面座位に体位を変えたのだ。
あぐらをかいて令嬢の太腿を抱き寄せる。
プロテクターつきの太腿の内側は柔らかな肌が剥き出しだ。汗と愛液で濡れた乙女の大切なエリアを、ダーリオは愛しげに撫でさする。
「ハメてやるよ、俺のお姫さまw」調子よく囁く。「メチャクチャにイカせてやるからな」
「うぅっ・・・」
フィオレは濡れた流し目をくれた。
瞳の濡れ具合がたまらなくなめめかしい。繊細で優しい令嬢の目は、欲情と悲しみの火にチロチロ炙られ続ける女体の切なさを映し出している。
ダーリオがフィオレのお腹を抱き上げ、自分のペニスの上に持ち上げた。
可愛いヒップをペニスの真上に持ってきて位置を微調整してから、ストンと落とす。
フィオレのヴァギナは、まだSPEEDの凌辱の余韻でヒクついている。
そんなヴァギナに、ズドーンと一気にダーリオのペニスが突き刺さった。
愛液とザーメンが音を立ててフィオレの秘肉から溢れ出す。
「ああっ・・・!」
フィオレがヨガリ泣く。
すぐにでもイキそうな風情だった。
ハァ、ハァと喘いでから、切なげな表情でドンのペニスにしがみつく。
「握ってるだけじゃダメだぜ、フィオレ」ダーリオが命令する。「咥え込むんだよ。唇で締めつけるようにしてな」
「舌の根元を下ろして舌先を上げろ。舐めながら奥まで飲み込むんだ」
淫らな命令に、フィオレは腰をいやらしくくねらせた。
何か言いたげな切ない表情で凌辱鬼2人を見てから、小さな唇でオークのペニスにしゃぶりつく。
アンナとは違って、こちらは和姦のような雰囲気になりつつあった。エルフ、ダークエルフ、オークの3人の男の精液を、潤んだ目をしたダークエルフの令嬢が搾り取っているといった図だ。
優しい声音でヨガリ泣くフィオレにも、彼女を嬲る男たちにも、どことなく余裕がある。
どんどん深くなっていく被虐の経験に泣きながら、フィオレは凌辱鬼たちを受け入れていく。
「ふーむ」
その様子を眺めていたヒューマンの男魔法使い、レクターが顎をさする。
「何がふーむよ。興奮してるクセに」
女僧侶のリバーが突っ込む。彼女は凌辱からは目を背け、教本を読んでいる。
「フィオレちゃんを体験して来たらいいじゃない。ヤリたいんでしょ」
「興奮はしてますがw」レクターが苦笑する。「そういうことじゃなく、フィオレさんが──」
アンナの絶叫が響き渡る。
交代したBLACKが、アンナの白い尻を真珠入りの巨根で抉り始めたのだ。
「あう、あうぅぅ」と悲鳴を上げながら、アンナはまたアクメへ追いやられている。
「──フィオレさんが、アンナ先輩やステラのような人を引きつける理由がわかったような」
「レズだからでしょ」本に集中しているリバーはにべもない。「アンナもステラも」
「そういうことじゃなくw」レクターは笑った。「それに、アンナはストレートですよ」
「はいはい。で、アンナの審問は結局どうするの?」
デフェンドがわずかに反応した。
レクターは密かにデフェンドの反応を観察しつつ、リバーに答える。
「審問は──やらないわけには行きません。しかし、先輩を傷つけたくはないですね」
「もうボロボロじゃない。どうせこれからぶっ通しで犯されるんでしょ」
「私の手では、ってことですよw」
レクターは軽く答えてから説明し始めた。
「審問官は我々と同類の悪魔ですが、神殿には真面目な司祭もいる。
アンナ先輩にはコネもいろいろありますし、反連合派はむしろ我々が彼女を犯すのを手ぐすね引いて待ってるんですよ。女神の信者はこういうことに敏感ですからね」
「で?」
「で、どうしたものかと・・・」
レクターの視線の先で、今度はフィオレが泣き声を上げる。
リバーは鼻を鳴らして教本に戻った。
(つづく)
今週中にでも続き行きます。それではまた。
いつもながらに神がかってますねw
できれば・・・あくまで「できれば」。前作を再うpして欲しいです。
DarkMaidenはpdfでうpしていただいたのを持っているんですけど。是非前作も読んでみたい・・・
続き楽しみw
WAO!
今週中ですか。嬉しいです!
リバーも中々、惹かれるキャラですよ。
「うぇ・・・えほっ、げほっ・・・」
むせるフィオレの唇から、ブルンと濡れた亀頭が飛び出した。
唾液が糸を引く。貴族的な唇にトローッと淫らな光が伸びる。
「セックス奴隷のくせに、フェラチオの一本も抜けんのか」ドンがきつく言った。「休まずしゃぶれ」
フィオレは髪を掴み上げられ、背後からダーリオに押されて、再びドンの長大な肉棒に柔らかな唇をかぶせた。
「うぅン・・・ふむぅン」
「そうだ。歯を立てるな──上手くなってきたぞ」ドンが髪を撫でた。
「オマンコもいやらしく動いてるぜ。さすがはマゾのフィオレお嬢さまだw」ダーリオが笑う。
フィオレは半泣きで鼻から喘ぎを洩らしながら、直立しようとする肉棒を小さな手で引き下ろし、上品な唇に迎え入れる。
「舌も使え」
「ふぅっ、うぅン・・・」柔らかなほっぺたがいやらしく動き始める。
「よしよし。お前はフェラチオの素質もあるぞ」
「最高だな。昨日よりさらにイイぜ。可愛い顔して、心底マゾなんだなw」ダーリオも上機嫌だ。
汗を滴らせながらディープスロート調教を受けるフィオレの美貌にダーリオがキスを始めた。
敏感なエルフの耳や、涙をこぼす美しい目元、そして感じやすいうなじを男の唇がついばむ。
SPEEDも手を伸ばしてフィオレの乳房を揉み始めた。
ついさっきは殺し合っていた3人が、そのサドぶりを一人の美しい令嬢に浴びせ、被虐の性感を引きずり出して、哀れな令嬢に切ないすすり泣きを上げさせるのだ。
「ハメてるだけで出そうになるなw」ダーリオがSPEEDを見て笑った。
SPEEDもニヤリと笑う。「nice sex slave^^」
抱いた腰をダーリオが左右に揺らすと、敏感なフィオレはアンアン泣いて可愛いヒップをくねらせる。
男たちの頭には、戦闘中にJSを一喝したフィオレの美しく気高い姿が残っている。
繊細で優しい性格をしているのに、いざというときには凜とした強さも見せる。
そんな令嬢に被虐の性感を教え込み、入れ代わり立ち代わりザーメンをぶっかける──
悪魔のような男たちには最高のパーティーだった。
「あはぁぁぁッ、ふぐぅぅぅッ!!」
アンナが絶頂に身をよじっている。
フィオレは横目で狂い泣く女僧侶の白いヌードを盗み見て、いっそう切なげな表情になって3人の凌辱鬼の只中で女体をくねらせる。
ジュブッ・・・。フィオレの充血した割れ目から新しい蜜が溢れ出る。
「し・・・しぬッ・・・死んじゃうぅ・・・」
アンナが絶叫してまた達する。
ダーリオはフィオレの耳に囁いた。「うらやましいか、フィオレ?」
巨根を頬張ったままのフィオレが恨めしげにダーリオを睨んだ。
ダーリオはフフンと笑って、膝に乗せたフィオレの太腿を手で撫でた。
そして膝に手を当て、がばっと左右に開く。
あぐらをかいた男の上で股を開かされて、フィオレが悲鳴を上げた。
「あああっ・・・いやぁン・・・!」
奉仕をやめた彼女の髪を、ドンがグイッと引き戻す。
ダーリオは閉じようとする令嬢の太腿を押し開き、丸見えの割れ目をズブッ、ズブッと突き上げる。
SPEEDは彼女に嘲りの言葉を浴びせながら乳房を揉みしだき、可愛く尖った頂点をねじ回す。
フィオレはドンの腰に抱きつきお尻をしっかり抱いて、どうしようもなく性感を沸騰させていった。
フィオレは、アンナへの凄まじい凌辱に圧倒されていた。
昨昼JSに初めて組み敷かれ、ハードな凌辱に晒されたときは、それがこの世で最も残酷で最も狂おしい色責めだと感じていた。
JSの腕の下で成す術もなくヨガリ狂い、「愛してます」とまで言わされながらぶっ通しアクメを味合わされて、自分は彼の全力で犯され尽くしたのだと思っていた。
もうあれ以上の凌辱はないのだと。
だが、JSは全然本気ではなかったのだ。
いまアンナを上下から二本刺しにしているエルフたちは、怪しげなローションをアンナの白いヒップにドプドプ注ぎながら、女僧侶をメチャクチャにヨガリ狂わせている。
しかも、部下のエルフ2人はかなり興奮して女僧侶のアナルに精液を注ぎ込んでいるのに、JSは涼しい顔でアンナの美貌の悶えっぷりを楽しんでいたりするのだ。
彼が本気になったら。
フィオレは背筋をゾッと恐怖が這い登るのを感じていた。
JSが本気になったら。
あの男が牙を剥き出して私に迫ってきたら。
あの人が、本気で私の身体を凌辱しにきたら。
あんな言葉をぶつけた私を、彼はどれだけハードに犯すのだろう。
私は、どんなにひどく責め抜かれるんだろう。
あれだけ意志の強そうな女僧侶を泣き狂わせアクメに狂わせながら、なおも冷静なJSが、こんなに感じやすい私を本気で犯したら──
そのとき、JSとフィオレの目が合った。
エメラルドの瞳が、真っ直ぐにフィオレの灰色の瞳を射抜く。
そのとおりだ、とエルフの瞳は言っていた。許してもらえると思うなよ。
恐怖が、ドロリと音を立ててマグマに変わった。
「ふむッ、むふぅン、うう、うぅン・・・!」
「おっと、いよいよかw さ、イッてみな、マゾのフィオレお嬢さん」
「よし、お前の可愛いイキ声を聞かせてみろ」
ドンがフェラチオを免除してやった。喘ぐフィオレの気高い美貌を牡臭い股間に押しつける。
フィオレはドンの肉棒に頬をこすりつけるような姿勢で、甘くとろけたヨガリ泣きを響かせる。
「あぁン、ひぁン、い・・・イクぅっ・・・!」
男の腕に揺さぶられ、ペタン、ペタン、ペタンとフィオレのヒップが音を立てる。
グチョッ、グチョッと愛液がしぶく。
淫らに火照った美貌を陽光に輝かせて、フィオレは美しい声で喘いだ。
「イクぅっ・・・!」
ダーリオは、十分に気構えをしているつもりだった。
ドンには言えないが、彼が蘇生を受けたのはこの可愛らしい令嬢をもっともっと凌辱しつくして、イキ狂わせてみたいという欲望のためだ。
SPEEDみたいに、5分やそこらで注ぎ込むのではつまらない。ヨガリ泣かせ、女体を濡れ狂わせて、彼女の心も身体も凌辱し尽くしてから、淫らにおねだりをさせて注ぎ込んでやりたい。
その自信はあった。
ダーリオは百人の女を知っている。
一人を除いてすべての女が彼のテクニックにヨガリ泣き、もうやめてと息も絶え絶えに哀願した。もう、ちょうだい、出して、と。
それだけ、ダーリオは射精のコントロールに自信があるのだ。
昨日はフィオレのヴァギナのあまりの美肉ぶりにのぼせてしまったが、今日は1時間でも2時間でもハメ続けて彼女を泣かせるつもりだった。その自信があった。
ところがである。
「あぁン・・・イクぅ」
フィオレがブルッと下半身を震わせた瞬間、ダーリオは射精しそうになっていた。
蜜肉がペニスを千切らんばかりに喰い締めて、その最奥へと男を引き込む。
まるで魂を彼女に引き抜かれるような強烈な感覚だった。
「お──おおっ!?」
ダーリオは、ハンサムな顔に間抜けな驚きの表情を浮かべ、SPEEDと同じような情けない悲鳴を洩らしていた。
M字開脚のフィオレが、ブーツの爪先で地面に切なげに文字書きながら、半身になってしなだれてくる。
「すごい・・・のっ・・・!」火のような吐息だ。「熱い・・・あつぅい・・・あぁン・・・!」
「フィオ・・・レ・・・!」
ダーリオは快感にのけ反りながらフィオレのオルガズムに引き込まれていく。
昨日のフィオレは、すでに疲れ切っていたのだ。そう思い知らされながら。
これが新鮮なフィオレなのだ。
ダーリオは改めて感動を覚えていた。
同時に、出してたまるものかと気合を入れ直す。
JSがすぐ側でアンナを狂わせているいま、お気に入りのフィオレにあっさり暴発するぐらいなら、あのまま死んだほうがマシだった。
「あぁン・・・! ねぇっ、ちょうだい」かすれた声でフィオレが喘いでいる。「フィオレに・・・ちょうだい」
「ぬお」ダーリオは頭をのけ反らせて快感に耐える。「まだ・・・まだだぜ」
「やぁン・・・もう・・・もう、ちょうだぁいっ・・・」
フィオレが甘え泣いて、大股開きの膝を閉じようとする。
ダーリオがそれを無理やり開いたままに押さえつける。
太腿を閉じられると、フィオレとダーリオの密着感が増し、こらえるのが難しいからだ。
フィオレは悔しそうに泣いて上半身をよじった。細い身体が美しくねじれ、重たげな美乳がプルルンと踊る。
ダーリオの男根を包む可愛らしいヒップが、彼を味わうようにいやらしく蠢く。
「ねぇっ・・・」快楽の波の合間にフィオレがねだる。「もう・・・わたし・・・ねぇっ・・・!」
ダーリオは彼女の膝を力いっぱい開かせつつ、歯を食いしばって快感に耐え切った。
「ふ、ふふふっ、フィオレ、お前はw」思わず笑ってしまう。「エロすぎだ、エロすぎだぜ」
「ああっ」
フィオレは恥ずかしそうに俯きながら、またその魔法の膣肉をブルッと波打たせる。
「あぁン・・・」フィオレが魂が抜けたように喘いでいる。「い・・・いじわる・・・」
令嬢のオルガズムが収まるまで1分ほど、ダーリオは身動きひとつ取れなかった。
神秘のヴァギナの令嬢は三回ほど小刻みにオルガズムの発作を迎えたあと、ハァハァ甘い息を吐きながらダーリオにもたれかかっている。
「イキ終わったか? ──よし、じゃあ、お返しだよ、俺の可愛いマゾ姫さまw」
イッたばかりの彼女の腰に両腕を回す。
ペニスをしっかり令嬢のヴァギナに埋めたまま、濡れた草地に仰向けになる。
フィオレが悲鳴を上げてダーリオの上に転がった。
ロングブーツを履いたしなやかな腿がぱっくり割れ、結合部が太陽に晒される。
「ひああン・・・やあっ、ダメダメっ、ああう・・・!」
恥ずかしがる令嬢の腰を捕まえたまま、下からズブリ、ズブリと杭を打ち込む。
フィオレは、ダーリオに腰を突き上げられ、イッたばかりの太腿をしどけなく左右に広げてヨガリ泣いた。
「は・・・恥ずかしい・・・! やあっ、やめてぇ、あぁン!」
濡れた秘唇がぱっくりと開き、黒い男根がズブリ、ズブリとフィオレの可憐なヴァギナを出入りする淫らな交わりが、陽光の中で進められる。
垂れる精液がフィオレとダーリオの股間でネトネトと糸を引く。フィオレの愛液が草に滴る。
「やだぁっ、そこっ・・・!!」
フィオレが泣く。ダーリオのペニスは彼女のお尻のほうから突き上げられるから、敏感な膣のお腹側がグリグリとこすられるわけだ。後ろ手縛りだから、体重を支えて快感をコントロールすることもできない。
縄で搾り上げられた乳房を空に向けて揺らしながら、闇の令嬢は泣き狂った。
「イッ・・・イッたばっかりで、あぁっ、す、すごいの、すごいのっ、ねえ、ねぇっ・・・!」
「これだよ」ダーリオは快哉を叫んだ。「愛してるぜ、ドMのフィオレお嬢さまw」
可愛いヒップが悦びに弾み、淫らにうねる。
長い耳が触れあって、エルフ同士の親近感が二人を包む。
闇の令嬢は自分からブリッジを描いて、クイッ、クイッと腰を使い始めた。
「イクっ」可愛く叫ぶ。「またイク、私イク、ああダーリオ、ああ、あぅぅっ・・・!」
「おねだりしてみろよw」ダーリオは頬をほころばせている。「ほら、おねだりしてみろ」
「いやぁン・・・!」
「フィオレのオマンコにザーメンぶちまけて、って言うんだよw」
「そんな」腰をグラインドさせながらフィオレが喘ぐ。「そんなの、恥ずかし・・・ひぃっ・・・!」
「言わなきゃ出してやらねえぞ、可愛い俺のマゾ姫さま」
「マ・・・マゾなんて、言わないで・・・ああ、イッちゃ・・・うっ・・・!!」
陽光の中に淫らなアーチを描いて、フィオレの女体はまた波打った。
フィオレ自身がブリッジして太腿に力を入れているせいで、今回の締めつけは凄まじい。
細い腰が波打ちながら左右にねじれる。ペニスを食いちぎらんばかりに令嬢のヴァギナが蠢く。
だが、今度はダーリオにも準備ができていた。
SPEEDは「O」と悔しそうにこぼしている。彼のペニスはすでに再チャージを終えて硬く勃起している。
ドンもフィオレの腰を見ながら怒張をしごいていた。
交わるダークエルフの男と美しい令嬢は、じっくりと絶頂を楽しんでから、続けて正常位に体位を変えようとしていた。
「は・・・恥ずかしい・・・」フィオレが泣き声で言う。「恥ずかしいのっ・・・! もうやめて、ねえ・・・」
「イキまくって、嬉しくてしょうがないクセに」とダーリオ。「マゾ娘w」
ダークエルフの社会でマゾ役と言えば奴隷の男女のことを指す。
貴族はサドの素養を要求され、マゾは奴隷の素質として蔑まれるのがダークエルフの貴族社会だ。
「厳しい」が褒め言葉で、「優しい」は侮蔑の言葉。
フィオレの親友のステラはクランで高い評価を受けていたが、それもステラに女王の気風があったからのこと。逆に、ステラがフィオレと付き合い始めた途端、女王ステラの評価は急激に下落した。「優しい」フィオレに対して、献身的な姿勢を見せたから。
「マゾ娘」と呼ばれるのは、貴族の娘であるフィオレには最悪の辱めだ。
ダーリオはもちろん、それをわかっていて優しい令嬢をマゾ呼ばわりしているのだった。
「いやぁっ」フィオレは顔を背けた。「マ・・・マゾなんかじゃ・・・ありません・・・!」
が、そこをダーリオがずぶりと正常位で差し貫くと、抱え上げられたしなやかな脚をピンと伸ばして快楽に悶え泣くのだった。
「あはぁン・・・お願い、もう、もぉっ・・・あああン、またイクぅ」
下半身をブルルルルッと震わせ、ギュゥギュゥ男根を締め上げ、そして優しい美貌をねっとりと欲情に染め上げて、フィオレはダーリオに訴える。
「どうして? どうして・・・私・・・恥ずかしいっ、ああン・・・!」
「お前はマゾの色情狂だからだろ? マゾ娘のフィオレお嬢さまw」
「あうう・・・」
正常位で打ち込まれるピストンが中断された。
不満そうに喘ぐ欲情しきった令嬢の背中が、グイッと抱き起こされる。
ダーリオの手がフィオレの背中の縄をほどく。
フィオレの手と乳房が、厳しい緊縛から解放された。
見事な美乳がたぷんと揺れてダーリオの胸にもたれかかる。
淫らにもつれた髪の奥から、フィオレは灰色の瞳でダーリオを見つめた。
いま、2人は互いに座位で抱き合う恋人のような体位になっている。
フィオレはしばらく羞じらってから、そっとダーリオの首に両手を回した。
「何も命令してないのに抱きついてくれるんだな」
「いや・・・」恥ずかしそうに俯いて、フィオレは甘く囁く。
「犯されてその気になるんだ。お前はマゾなんだよ、フィオレお嬢さんw」
ダーリオがその背中を抱き寄せ、首筋にキスを降らせる。
「いやぁっ」フィオレは涙をこぼした。「だって、だって・・・私・・・」
「ふふっw」ダーリオはもう一度彼女を地面に下ろした。「毎日、腰が抜けるまでレイプしてやる。ずっとイキまくらせてやるよ、俺の、可愛い、マゾのフィオレお嬢さま」
「ああっ、そんな・・・!」
しがみつくフィオレとぴったり上半身を密着させたまま、腰を引いて。
ズブリッ!
悲しげに喘ぐフィオレに、ダーリオは最後の杭打ちを始めた。
「う・・・うう・・・」
アンナが意識を取り戻す。
地獄は、まだ終わっていなかった。
JSがズプ、ズプッと彼女を下から抉り上げている。
後ろからもペニスが一本、相変わらず媚薬で燃える尻孔を犯している。
アンナは溶けて淫らに濡れた顔で、自分のお尻を責める相手を見た。
女僧侶をアナルレイプにかけているのは真珠入りのBLACKではなく、通訳兼調教師のANGELだった。いつの間にかBLACKは射精を遂げ、ANGELと交代したらしい。
ANGELが、半分ほど空になった媚薬のボトルでアンナの尻をペタペタ叩く。
ズブリ、ズブリと、すっかり柔らかくなった女僧侶の尻孔を貫いて、笑う。
「まだ半分よ。お前耐えられない。お前必ず壊れるね」
「う・・・ううぅ・・・」
「また狂うね。またご主人様とキスをする。淫乱のアンナ」
さきほどJSの唇を狂ったように貪ってしまったことを嘲笑われて、アンナの耳が真っ赤になった。
そこを、ANGELがズボッと音を立てて深々と貫く。
白い女僧侶の尻に、エルフのPKerの肉棒が根元まで埋まる。
アンナはお尻を悶えさせて快楽の悲鳴を上げ、ガクッとJSの肩に崩れ落ちた。
「あぁぁ・・・もう、もうっ・・・」
汗びっしょりの美貌をよろよろと持ち上げて、自分を貫く憎い男を見る。
ところが、JSはそんなアンナに目もくれていなかった。
彼は気持ちのこもった目で、隣で犯されるフィオレを見つめている。
アンナは歯を噛み締めた。
JSが目を戻した。
白い歯を見せ、爽やかな口調で、アンナに淫らなセリフを浴びせる。
「嫉妬か、オマンコ僧侶?」
「ばッ・・・バカを・・・言わないで・・・!」
アンナはとろけた目でJSを睨みながら言い返した。
「ぜ、絶対に、あなたの言いなりになんか・・・うぅぅっ、ならない・・・わ・・・」
JSは甘い瞳でアンナを見つめつつ、美しい声で囁いてくる。
「性奴隷の刻印を復活させろ、アンナ」両手でアンナの涙と汗を優しく拭う。「そうしたら、お前を正式に妻にしてやる」
ずぶっ! JSの凶悪な魔砲がアンナの体内を持ち上げる。
「あぁぁっ・・・!」アンナの声が再び溶け始める。「誰が、誰があなたの・・・妻になんか・・・うぅぅ、うぁぁぁ・・・」
JSのしなやかな手が、アンナのお腹に伸びる。
子宮のあたり、凶悪な肉塊を内部に受け入れた、アンナの女体の中心に掌を押し当てる。
JSの娘が宿った場所に。
「もう一人産みたいか、可愛いアンナ」甘い声だが内容は脅迫だ。「毎日ここに私の精液を浴びて」
「お・・・脅しには・・・屈しないわ・・・!」
「封印を解け。性奴隷の刻印を復活させろ。そうすれば妊娠せずに済むのだよ」
「う・・・うぅぅっ・・・そんな淫らなものを、め、女神様が、お許しになるはず、ない・・・わっ・・・!」
アンナは、ANGELのピストンに泣き崩れ、JSの突き上げにとろけた悲鳴を上げながら、なおも濡れた瞳で健気にJSを睨みつける。
「ふふふ・・・」JSが楽しそうに笑って腰を使う。
凌辱するたびに必死で誇りを取り戻し、キリッとした瞳でぶつかってくる、そんなアンナが彼は好きなのだった。
美しく誇り高い娘だからこそ、淫らに凌辱したくなる。
いくら凌辱しても清らかな魂を失わないからこそ、彼女をとことん堕としてやりたくなるのだ。
「またセックス奴隷に戻りたいのだな。私の部下たちも大歓迎するだろうよ、可愛いオマンコ僧侶のアンナ」
JSはパンパンとアンナの白いヒップを叩いた。アンナが屈辱に喘ぐ。
凌辱鬼たちは上下から彼女に肉杭を打ち込み始めた。白くて柔らかな女体を、ズボ、ズボッと強烈にすりつぶしていく。
アンナの茶色の瞳がトロンと焦点を失った。
「前は犯し始めてから3カ月ほどだったな。今度はいつ当たるかな、アンナ」
アンナの顔に恐怖が走った。だが、彼女は必死で白い歯を食いしばっている。
「私の子供を欲しがってくれて嬉しいよ。さすがは私たちが育てたオマンコ奴隷だけはある」
JSは笑って、ズムッ、ズムッと短い感覚で強烈なピストンを打ち上げ始めた。
彼の腰の上でアンナのヒップが跳ねる。それを押さえ込むようにANGELが絶妙なタイミングで尻を犯してくる。
「さあ、運試しと行こう、アンナ」悪魔の笑みを浮かべる。「いつか必ず負ける、絶望の運試しだ」
「う、あぁぁ・・・」アンナが泣きじゃくりつつ、JSを睨みつける。
「注いでやろう。お前の支配者の精液を、この性奴隷の子宮にな」
「い・・・いやぁぁぁっ・・・女神さま、わぁっ・・・わ、私とマリオンを、お守り・・・くださいっ・・・うぁぁぁッ・・・!!」
再び、アンナは絶叫し始めた。
生まれたばかりの娘を故郷の島に残して、こんな草原でまた妊娠させられる──
何の咎もなく、ただJSに見初められてしまったというだけの理由で、またこんな悪魔の子を孕ませられる──
「どうしてッ・・・? どうして、こんな・・・うあああっ・・・!!」
自らの運命に、若き女僧侶の魂が慟哭する。
悲しみにぐるぐる回る意識を、媚薬が熱く熱く侵していく。
JSのピストンが、敏感な部分をズブッ、ズブゥッと激しく抉り始める。
アンナの意識が白い世界に溶けていく。青い空が消えていく。
ヒィヒィ泣きわめき、後ろ手縛りの裸体を狂おしくうねらせて、アンナはまたJSとのディープキスに誘い込まれていた。
JSは女僧侶の熱い口唇を吸い上げながら、彼女の中に深々と魔の肉砲を差し入れて、ドブッ、ドプドプッ、ドプリ・・・と、溢れるほどの悪魔の精液を、女僧侶の神聖な花園へ注ぎ込んでいく。
溢れるほどのザーメンに膣奥を直撃されて、アンナはまたも魂を快楽の極みへ運び去られるのだった。
「ダメぇ・・・そこ、ダメぇっ」
ロングブーツをはいたままのしなやかな太腿が、男の腕に押し上げられて宙を舞う。
闇の令嬢を二つ折りにして、ダーリオは彼女の膣を斜めに抉り上げていた。
「イケよフィオレ」ズボズボと激しく杭打ちを送り込む。「おねだりしながらイクんだ」
「ああっ」
「おねだりしろ、お前はマゾのセックス奴隷だろ、フィオレ。マゾのフィオレ」
「あはぁン・・・! ひどいわっ・・・ひどい、うぅン・・・!」
フィオレは身をよじりながらダーリオを睨む。
だが、灰色の瞳は滴るほどの欲情をたたえて淫らに輝いている。細い手はダーリオの背中をしっかり抱いている。ロングブーツの爪先は淫らによじれ、丸出しのお尻はグイ、グイッとグラインドしている。
「デカイ乳しやがって。ん? 揉みまくられたのか、クラックスに?」
ピストンに合わせて、ジャケットの中のノーブラの乳房がタプーン、タプーンと揺れている。
そんな自分の身体にも恥辱を覚えるのか、フィオレは喉を反らして「ああっ」と喘ぐ。
「もっともっとイクんだ、お前は」ダーリオは至近距離でその目を見つめて囁く。「おねだりしろ、さあ」
「ああう、ううっ・・・」フィオレは涙をこぼして命令に従った。「ちょ・・・ちょうだい・・・」
「もっと淫らに。フィオレのオマンコにザーメンぶちまけて、って言ってみろ」
「あぅぅっ・・・フィ、フィオレの・・・オ・・・オマン・・・コ・・・」甘い声が羞恥にかすれる。
「聞こえないぜw ヨガリ声と同じぐらい大きな声で言えよ、マゾ女」
「フィオレのぉっ・・・ああっ、あはっ、フィオレのオマンコにっ、ザーメン・・・!」
「繰り返せよ。たっぷり注いでやるからな、マゾの、フィオレお嬢さまw」
「もうっ・・・! い、いじわる、いじわるっ、ああっ・・・!」
ダーリオの背中に必死でしがみついたまま、フィオレはヨガリ泣く。
2人は額を合わせて至近距離で見つめ合いながら、快感が共鳴する悦びを味わう。
「フィオレの、フィオレのオマンコに、ザーメン・・・ぶちまけて・・・」
「貴族のクセになんて言葉づかいだ。恥ずかしくないのかよw」ダーリオがからかう。
「は、恥ずかしい・・・です・・・っ!!」思わず怒るフィオレ。
「なら、おねだりしろ」ダーリオが笑った。「そうすれば感じるんだろ? お前はマゾなんだからな」
「あぁぁっ・・・」
フィオレのヨガリ具合は、明らかに急速上昇していた。
「恥ずかしい」と喘ぎながら、なめらかな肌にドッと生汗を噴いて、「ザーメンぶちまけて」「フィオレのオマンコに、ザーメンちょうだい」と自分を辱めるセリフを繰り返し口にする。
彼女がオルガズムに達するより前に、その秘肉は魔法のうねりを見せ始めた。
娼婦のフェラチオのように、濡れたヒダがペニスのピストンに抗うように逆方向に波打つ。
貫かれるときには、美肉の入り口のほうにヒダが傾く。奥にいくほど締めつけが強くなる。
引き抜かれるときには、膣奥に向けてヒダが波打つ。入り口は強烈に締まって男から精液をしごき取ろうとする。
ダーリオは「おねだりしろ。もっと大きな声で」と命令しながら、最高の感触を満喫した。
フィオレは、まるで膣内に快楽神経があるのではないかと思うほど、鋭敏なヨガリ泣きでそのピストンに反応する。
ダーリオがピストンの合間に可愛く勃起したクリトリスを軽く触った。
すると、フィオレは地面から浮かび上がるほどバウンドした。
ロングブーツの下肢をビクッと緊張させて、鋭い声で泣く。
「イクッ!!」悔しそうに絶叫する。「ひぃっ、ひぃぃっ・・・!」
太腿が弾む。剥き出しのヒップが狂ったようにペニスに押し付けられる。
ブーツのふくらはぎがダーリオの首をしっかり挟み込む。
「可愛すぎだぜ、俺のフィオレw」ダーリオは何か考えていた。「──そいつはねえ。それはねえよ」
SPEEDが首をひねってダーリオを見ている。
「いまはやめとけ」ドンが釘を刺した。
「おう」ダーリオは笑った。「マゾのフィオレお嬢さまにザーメンぶちまけることだけ考えるさw」
「あぁン」フィオレがそれを聞いて泣いた。「フィオレの・・・フィオレの、オマンコぉっ・・・」
ズブッ、ズブッと最高のヴァギナを思う存分に抉って、ダーリオはついに欲望を解き放つ体勢になった。
フィオレと目が合う。
灰色のエロチックな瞳をした令嬢は、恥辱の極致でダーリオを見つめていた。
「ほら、おねだりは?」優しくダーリオ。
「私の・・・オマン・・・コ」最高に色っぽい唇が言葉を紡ぎ出す。「フィオレの・・・」
「マゾのフィオレ、だろう?」
「ああ・・・そ、そうです。マゾなの、私、マゾの・・・いやらしい、女・・・」
ダーリオは唇をその淫らな唇に触れさせながらなおも命令した。
「おねだりしろよ、マゾのフィオレお姫さま」
「マゾのフィオレの、いやらしいオマンコに・・・ザーメン、ぶちまけて・・・!」
ダーリオが「よしよし」とその唇にキスをした。
乳房を押しつぶすほど身体を密着させる。
フィオレも夢中でダーリオにしがみつき、エロチックな唇の動きで彼の唇を貪る。
ダーリオのペニスがフィオレを貫く。フィオレのヴァギナが男をしゃぶり尽くす。
たがいの粘膜を狂ったようにねぶりながら。
絶頂に淫らに蠢く、ダークエルフの令嬢の奥深く、淫らな蜜肉をありったけのザーメンが満たしていった・・・。
リバーが、読んでいた教本をパタンと閉じた。
細い身体にしてはカーブの美しいお尻にスカートをくっつけて、その場に立ち上がる。
「いつまでかかるの? 長いなら先に帰りましょうよ」
「何周かするでしょうね」とレクター。「帰りますか。ステラも気になるし」
「またもう、ステラステラステラステラって、昨日からそればっか!」
リバーは苛立たしげにスカートをはたいて、ヒップにまとわりつく布を剥がす。
「そんなに好きなら、何もかもステラにやらせればいいじゃない。ったくもう、うう」
唸るリバーを、レクターは驚いた表情で振り向いた。
「・・・何よ」
「──それだ」
「は?」
「ステラを使うんですよ」
「フィオ・・・レぇ・・・」
ダークエルフの地下都市の、貴族の屋敷の敷地内。
静まり返った邸宅に、女たちのヨガリ泣きが響いていた。
『や・・・やめて、もう・・・出さないで・・・あああっ・・・』
『やぁっ、待って、休ませてっ・・・ああン、うあぁン・・・!』
そこはフィオレの母親のベッド。
豪華な天蓋つきベッドに、一本の棒が吊るされていた。
棒にはダークエルフの両足と、網に入った水晶球がぶら下がっている。
水晶球は、連合メンバーが持っていた魔法の水晶球だった。
映っているのは、JSとBLACKに5発目の精液を注ぎ込まれるアンナ。
そして、SPEEDに組み敷かれて二戦目を挑まれている、美しい令嬢フィオレの姿。
棒に吊り上げられているダークエルフの両足は、女のものだった。
全裸の、ダークエルフの女。
足枷で両脚を高々と吊り上げられ、上半身は縄でベッドに縛りつけられている。
両手は大きく横に開かれて手首を縛られ、大の字に裸身をさらけ出している。
見事なラインを描く芸術的なヒップが真上を向いている。
その美しい割れ目から、匂いがしていた。
媚薬ローションの甘い匂い。
「フィオレ・・・」女は喘ぐ。「くぅッ・・・」
水晶球の中で繰り広げられる輪姦の光景を見つめながら、女が喘ぐ。
そんな寝室の、扉の外。
影の中を忍び寄る、1人のダークエルフの男がいた・・・。
■■■
今回は軽め。
次も軽め・・・と見せかけて途中から濃厚、の予定です。
次はちょっと時間かかりそうですが、さらにエロくしたいです。
書けたらまた参ります。それでは。
超GJ。
続きお待ちしとります。
ところで最後のステラの体勢は、足が吊り上げられてかつ尻が真上を向いているということは、
お腹側を上にして、腰が垂直になるぐらいL字状態になってるってことですかね。
最初はシャチホコ姿勢?かとも思ってしまったもんで。
個人的にダーリオのキャラが好きですw
ダーリオにハメられてるフィオレが素直で可愛い^^
いやー、面白かった!
相変わらずパワフルで濃厚なエロに圧倒されるのは勿論、
登場するキャラの書き分け、明かされる関係も興味深いです。
この先の展開も更に楽しみです。
エロ描写もストーリーも目が離せません。
俺は女王ステラ様が好みだな
元は強靭で高貴タイプが完全奴隷に調教される時の歯応えが…
>「またもう、ステラステラステラステラって、昨日からそればっか!」
>リバーは苛立たしげにスカートをはたいて、ヒップにまとわりつく布を剥がす。
>「そんなに好きなら、何もかもステラにやらせればいいじゃない。ったくもう、うう」
リバー可愛いよリバー・・・。
誰かお願い。
記念すべき1スレ目のFPAパラディンの話し張ってくださいませですはい。
頭からはなれなません。('A`)
放置。
160 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 22:48:27 ID:17NfNke3
まぢ頼む
漏れももう一度みたいです。
お願いします。
ふつうに、にくちゃんねるで見れるんでね?
試してないから知らんけど。
試したけど無かった…少なくとも自分は。
あの素晴らしいおまんこ騎士をもう一度〜♪
このスレ今日知ったorz
作者様、前スレでアップされてたDark Maidenの1と2の全文バージョン
手が空きなおかつ気が向いたときにでももう一度アップして
いただけないでしょうか
作者は多分再うpの意思はないと思う。
俺も1スレ目のサイズオーバー前100レスくらい、海外行ってて見れなかったけど・・・
167 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 22:37:47 ID:qSEw4M4Z
なんかエリート発言されてるようでバイトのオレが嫉妬
>このスレ今日知ったorz
片腹痛いから、そろそろやめとけ。
スレ1のころからフィオレの話も出てたしな〜
色々良作品も多いから再掲載求む人も多いとは思うが・・・
ただ騎士の話は長いし、スレ無駄に消化するだけだからアップはする気ないな。
できるとしたらリネ板のどこか寂れた関連スレにこっそり仕込むくらいか・・・
あの聖騎士のウォーロックの後の話とか気になるから、再うp、新作書いてほしいけどなw
壁‖(・)`) 続きもみたいね。作者さん今頃何してるんだろう
>>168 いや、嘘くさいかもしれんがマジ。にくちゃんで過去も読んでめちゃはまった。
どうせあんたは前スレのpdf全文バージョン持ってんでしょ。畜生いいなあ。
まあ空気読まなかったのは悪かった。もう言わんよ。
確かに空気読めてないな
一応フォローしとくとクレクレ言ってるの一人じゃなくて数人だよ。
オレもクレクレ言った一人だからあやまっとく。
壁‖(・)`)スマソ…
スレ1の話ってどこで終わってたっけ?
一応テキスト保存してるんだけどKB落ちする前見れなかったから。
ウォーロック呼び出すとこで終わり?
フィオレの処女喪失だったと思う。
>>174 神キター!
ウォーロック呼び出すところで終わって妄想談義した気がする。
>>175 ああ、すまん。
DarkMaidenじゃなくてFallenPaladinのほう。
今更だけど騎士堕ちとフィオレの作者って同じ人?
今更だけど、
ステラの部屋の外に忍び寄ってきたダークエルフの男って
既出の登場人物?
だったら彼奴? もしや回復して…?
180 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 10:48:31 ID:pqOn+AhL
職人さんはまだか…全裸で待ってるのに
この季節ジャケットくらい着とけ
裸にジャケットwww
オナノコなら…
エプロン?
あまりにも期待通りの答えだったか?
DE姉さんに着せたいものを考えるスレになりました。
オレはモコモコのセーター。
そんで首から手突っ込んで「のびるでしょバカ」と罵られたい。
あの爆乳でセーターきたら凶器だな
>>185 マジレスすると巨乳でセーターに関わらずMサイズの服着ると
胸で服ひっぱられて下乳が露出したミニTシャツみたいになる。
そんなDE姉さんが見たいと思わないか?。
きくまでも なかろうよ!
これからの季節冷えるから
家じゃジャージ+どてらとかで鍋つつきながらコタツはいってるかも………
だがそれもいい
189 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 21:25:59 ID:O6liauje
オッパイオッパイ(゜X゜つ)
OK、乳で行ってみよう!
・・・たまたまネタがかぶってただけなんですけどねw
一か月ぶりに少し行かせてもらいます。
>>151の続きです。
暗い部屋の中、宙に吊るされた水晶球がぼんやりと光を放っていた。
その球は、ごく細い糸でできたネットに入って浮かんでいる。
美しく磨かれた球体の内部に、魔法の映像が映っていた。
黒いレザーの防具を身に着けた、美しいダークエルフの娘が一人。
髪を妖しく乱れさせ、柔らかそうな肌を汗でびしょ濡れにして、腫れぼったい目で周囲をぼんやり見つめている。
優しげな唇から白い歯がのぞき、淫らな喘ぎが洩れている。
もともと前を合わせずに引っかけるタイプの黒いジャケットの中で、華奢な身体にぶら下がる釣り鐘のように美しい乳房が大きく揺れていた。
横座りにぴったりと閉じた太腿に、トロリと透明な液体がへばりついている。
ほっそりした腰は剥き出しで、何も着けていない。
太腿の外側を守るプロテクターにも、可愛いお臍にも、濡れた土がへばりついていた。
部屋の中で、もう一人のダークエルフの女が水晶球を見つめていた。
ベッドに仰向けになったその女は、宙に浮いた水晶球を愛しげに見つめながら、映し出される娘の名前をWisで呼んだ。
“フィオレ”
水晶球に映るのは、エルフのPKerとダークエルフの弓使いに犯されたダークエルフの令嬢、フィオレの姿だった。
“フィオレ。さっきは心配させてごめん。私は大丈夫だから”
“ステラ”水晶球の娘がぼんやりと顔を上げる。“そう・・・? よかったわ”
立て続けに犯され、精液を注がれて、無理やりオルガズムを舐めさせられた身だというのに、フィオレは優しい声で返事をする。
だが、その声は淫らにとろけて、舌足らずな感じになっていた。
ベッドの上の女──ダークエルフの女貴族、ステラが、チロッと舌で唇を湿らせながら、そんなフィオレに素知らぬ調子で語りかける。
“あなたは、大丈夫? レクターたちがあなたを捕まえに行ったけど”
“レクター・・・?”ぼんやりとフィオレが聞き返す。
“連合のブタよ。xxxJSxxxのパートナー”
“ああ・・・”水晶の中のフィオレが涙をこらえて肩を震わせる。“う、うん・・・大丈夫よ。心配しないで”
“私、誓ってあなたを取り返しに行くから──頑張ってね、フィオレ”
水晶球の中のフィオレがすすり泣き始めた。
返事に長い時間がかかる。
“でも・・・私は価値のない娘だわ。あなたのほうがずっと価値がある。これからのダークエルフにとって”
キィ、とごく小さな音を立てて部屋の扉が開いた。
ステラはそれには気付かずに、すすり泣くフィオレを見つめながらWisを続けた。
“私にとって価値があるのは、あなただけよ──ふふふw”
“笑い事じゃないわ・・・!”
フィオレがやんわりと怒る。
その拗ねたような口調に、ステラは微笑んだ。
狡猾な笑みだった。
“信じて、フィオレ”
キリッとした声で言う。
水晶の中のフィオレはすがるように空を見上げた。
“必ずあなたを取り戻すわ。神聖な闇に賭けて誓う。あなたは私の大切な人よ。慎み深くて、生真面目で・・・ちょっと頑固だけどw 感じやすくて、お馬鹿さんで、可愛くて・・・”
“ステラ”フィオレが割り込んだ。“やめて、私はそんなんじゃ・・・ああっ?!”
水晶球の中で、フィオレが腕を捕まれた。
男が彼女を引きずり起こした。
天使のように整った顔立ちの、エルフの弓使いの男。
左手に光を放つ弓を持ち、右手一本でダークエルフの令嬢を腕の中に抱き上げる。
xxxJSxxx。
フィオレとステラの両親を殺した、世界でも有数の弓将だ。
『ひ・・・ひぃっ・・・!』
フィオレが悲鳴を上げる。その声も水晶から響いてくる。
『U』JSの声も響いてきた。『U fool U bad slave...we punish U』
片言で脅しを効かせる美しいエルフの男に、フィオレは哀れなほどうろたえる。
『ご・・・ごめんなさい・・・許してください、ごめんなさい・・・!』
『U never escape』JSは歯を見せて笑った。『we brand U hehe^^』
ステラはそんなフィオレを見て、なんと笑みを浮かべながら、さらにフィオレにwisを飛ばす。
“どうしたの、フィオレ。大丈夫?”
水晶の中のフィオレは悲鳴を上げて身をよじっている。
だがその腰はふにゃふにゃと砕けて、JSの鋼のような身体から少しも離れることができない。
『や・・・やめなさい、JS! フィオレさんを離しなさい』
画面の外から声がした。
ステラの笑みが凍りつく。
『もう、あんな淫らな刻印は使わないで! 必ずいつか女神の罰が──』
水晶球の中に声の主は映っていない。が、ステラにはそれが誰の声かわかっていた。
ヒューマンの女僧侶、アンナだ。
フィオレと並んで犯されていた、若くて美しいクレリック。
バシン、と柔らかい肌を張り飛ばす音がした。
『ぐ・・・!』声はすぐ蘇る。『・・・フィオレさん、諦めずに抵抗して。受け入れてしまったら、刻印は一生あなたを支配──』
バシン。
『やめて』フィオレが喘ぐ。JSに向かって哀願する。『何でもします。その人を傷つけないで』
ステラの眉が逆立った。
“・・・どうしたの、フィオレ。JSに見つかったの?”
フィオレにwisを返す余裕はないようだ。
“じゃあ、後でまた。──愛してるわ、フィオレ。絶対にあなたを取り戻すから、何があっても生きていて”
“ステラぁっ・・・!!”
すがるような悲鳴が返ってくる。
“あなたは?”ここぞとばかり、ステラは畳みかけた。“あなたは私のこと、どう思ってる?”
JSがフィオレを捕まえたまま、懐からスクロールを取り出した。
『go brand U. brand U and rape U... 40 man rape and rape and rape U! haha^^』
“ああっ、いやああっ・・・!!”
JSがスクロールを使う。と同時に、瞬時に水晶球の画像が真っ暗になった。
フィオレの声も、それきりぷっつりと途切れた。
「フィオレ・・・」
長い溜め息をつくステラの耳に、耳障りな声が響いてきた。
「へぇ、なるほどなぁw 連合のアジトは透視できないってわけか」
ステラがぎくりと硬直する。
その横顔を、突然灯ったランプの光が、明々と照らしだした。
ランプの光の中に、ヌードのダークエルフの女が浮かび上がる。
美しいダークエルフの貴族の、一糸纏わぬ完璧な肢体が。
二本のしなやかな脚が、逆さまにベッドの天蓋へと伸びている。
1mほどある鋼鉄の横棒の両端に、締まった足首が固定されている。
両手首はロープに縛られ、ベッドの頭側の両隅に引っ張りあげられている。
拘束されたダークエルフの女は、ギラギラ輝く青い瞳をベッドの側の男に据えている。
美しく鋭い顔は、汗に濡れ上気して、妖しく輝いていた。
足首の鉄枷、手首の縄──そして、細い首にかけられた、ベルベットの内張りつきの鉄の首輪。
それがすべてだった。
仰向けにベッドに寝かされたダークエルフの女は、まったく何も纏っていない。
吊り上げられ、割り広げられた身体の中心にも、美しい稜線を描く乳房にも。
しなやかで艶のある裸身がすべて、ランプの光に浮かび上がっていた。
色の淡い敏感そうな乳首がコリコリにしこって、呼吸のたびに闇の中を泳ぐ。
汗でしっとり濡れたお腹が、苦しそうに上下している。
喘ぐ唇もやや苦しそうだ。
ふっくらと膨らんだ女の土手がランプの光に丸く照らしだされている。
引き締まった腰と滑らかで美しいヒップラインが、わずかに揺れながら下卑た男の目の前に差し出されている。女らしい丸みたっぷりの美尻は、汗に濡れてねっとりと輝いていた。
「魔法のランプ程度で驚きはしないよな。とすると、私に驚いたのかね、ステラ?」
ランプを握っているダークエルフの男が、腫れ上がった頬を歪めて笑った。
気取った口調から突然チンピラ口調になって、女貴族の裸体を品評する。
「──へへへw てめぇ、最高のケツしてるじゃないか、え?」
痣だらけの顔で、ベッドの上の美しい女を見下ろし、その裸体をじっくりと目で犯し始める。
「最高だぜ、ええ? おい、コイツは最高だ、ハハハハ、ハ──痛ッ、痛ててて」
腫れ上がった唇を手で抑えながら、男はなおも笑い続けた。
「いいザマだな、ステラ女王サマ。クラックス様にオマンコ眺められる気分は、どうだ?」
「──最近の洞窟ネズミは、言葉をしゃべるようね」
というのが、裸のダークエルフの女の返事だった。
「それに、嫌われ者の女衒屋のようにぶちのめされたりもするようね」
「おう、その通りよ」
ダークエルフの女衒屋クラックスは、悪罵にも頬を緩めたままだった。
「へへへw あれはお前の差し金かと思ってな。慰謝料にちょいとお前の家から金目の物を頂いてきたところだ」
胸元からアクセサリをいくつか取り出して、チャラチャラと振って見せる。
裸身をベッドに拘束されている女貴族は、それにはまったく反応しなかった。
「で、そろそろお暇しようってところで、連合のヤツらがここを出て行ったもんでな。どういうことかと見に来てみれば──ってわけさ。来て良かったよ、ステラ君w」
腫れ上がった頬をさすりながら、サディスティックな表情で裸の女を見下ろしている。
手を縛られ、足首を吊り上げられ、丸裸でV字に股を開いたダークエルフの女貴族を見下ろす。
女の身体から甘い汁を吸うことしか考えていないクラックスにとって、これ以上の眺めはなかった。
「ま、その中継クリスタルを見た限りじゃ、てめぇの差し金じゃねえな・・・連合が手を回したかとも思ったが、単なる偶然ってとこか。ダーリオのヤツめ、いつまでも詐欺を根に持ちやがって」
「私の命令なら」ステラが言い返す。「お前はいまごろ本当にネズミになってるわ。挽き肉になって、胃袋に収まって、ね」
ゾッとするような悪意のこもった言葉に、クラックスはニヤリと笑った。「減らず口のアバズレめw」
そして、逆さに吊り上げられたステラの下半身に顔を近付けた。
剥き出しの秘部に、いきなりフッと息を吹きつける。
「ひぐッ・・・?!」
途端に、ステラの全身がギクンと跳ね踊った。
「洞窟ネズミか、へへへw ──その洞窟ネズミの鼻息で感じるお前は何だよ! あ?」
クラックスは怒鳴りつけてから、ステラのヒップの側に回り込む。
「ネズミに見られてオマンコ濡らしてるてめぇは何だ、え? いいか、最近のネズミはな──」
パァン!!
派手な音を立てて、ステラのヒップに男の平手が命中した。
「くあッ!」
不意を打たれたステラが、思わず熱い喘ぎを洩らしながら身をよじる。
ボタボタッ・・・と音を立てて、濃い粘液がシーツに飛び散る。
「うぐぅッ・・・くはッ、はぁッ・・・は・・・ッ・・・!」
たった一発打たれただけで尋常ではない余韻でも走るのか、ステラは息を吐くたびにヨガリ泣きを洩らし、吸うたびに身体を震わせる。
「──生意気な女の尻をぶちのめしたりもするんだぜ、ほらよ! おらぁっ!!」
笑いながら、また手を振りかぶる。
ズパァン!!
「気持ちいいか? おら!」
バシィン! 汗に濡れた美尻に張り手が飛ぶ。
揺れて戻ってくる尻を、すくい上げるように引っぱたく。
「ふぅッ!!」ステラは悲鳴を噛み殺し、揺れる下半身に力を入れる。「はぐ・・・くはッ、あぁッ!!」
「いい尻だな、ステラ女王サマの尻は、火照ってて、なめらかでよ! え? おら、おらぁ!!」
クラックスは怒鳴りながら、さらにステラのヒップを張り飛ばした。
叩くたびに、透明な液体が暗闇に飛び散る。
ステラのヒップは、透明な液体でびしょ濡れになっているのだ。
彼女の愛液と、甘い匂いのするローションとで。
クラックスは本気でステラのヒップを張り飛ばしていた。
女貴族の裸体が汗と愛液とローションを飛び散らせながら左右にのたうつ。
ランプをベッドの側に置いたクラックスは、ステラの太腿に左手を回し、彼女が逃げられないように引き寄せて、もがく女貴族の魅惑的なヒップにビシバシとビンタを叩き込んだ。
憑かれたように女貴族の肌を張り飛ばし続ける。
「ふははは」自分の幸運に酔い痴れながら。「おら、恥ずかしいか、おら、おらァッ!!!」
クラックスは最低の男だった。
ダークエルフの貴族の家系に生まれ、闇の騎士として高い地位を築いた兄とは違って、彼は自分から堕落し、女と博打に溺れた生活を送っていた。
女を買う。酒を飲む。
酒を飲めば気が大きくなり、博打で信じられない額の金を使う。
金を手に入れるために、自分が堕とした女に売春を強要する。
女が逆らえば、いままでの関係をネタに相手をゆすり、最後には闇の組織にその身体を売り飛ばす──
そんなクラックスが実家から絶縁されたのは、もうずいぶん昔のことだった。
兄が美しい女貴族と結婚したときも、クラックスは儀式に呼ばれなかった。
金を無心に行っても冷たく追い払われる。故郷の街に顔を見せただけでも後ろ指を差される。
1年前、ダークエルフの都市すべてが連合との決戦に赴いた際にも、クラックスにはまったくお呼びがかからなかったほどだ。
だが、その立場がクラックスに思わぬ幸運をもたらした。
兄夫婦が連合に始末されたせいで、クラックスを実家から遠ざけていたガードが解けたのだ。
実家には、両親と兄夫婦が貯め込んだ財宝がたんまりと眠っていた。
そして、姪である美貌のダークエルフの令嬢、フィオレも。
クラックスは何度も実家に忍び込み、金目のものを持ち出しては博打に注ぎ込みながら、フィオレの行動パターンや人脈を探った。
姪のフィオレは類稀な美貌の持ち主なのだが、ダークエルフの貴族社会では受けが悪く、まともな人脈を持っていないことがわかった。
唯一の味方は切れ者の若い女貴族、ステラだけ。
しかも、ステラ自身も戦争で両親を亡くし、バックアップの弱い状態だった。
イケる、とクラックスは判断した。
美しいダークエルフの娘、しかも貴族となれば、連合の好事家たちは涎を垂らして大金を積む。
支配者の素質がないことも、ヒューマンやエルフに売りつける場合にはむしろ美点になる。
クラックスはフィオレを攻略すべく、早速彼女を口説き始めた。
そのとき、予想外に強固に行く手を阻んだのが、ステラだった。
クランの若い娘たちの中で一人突き抜けた知性と意志力を誇る、美貌の女剣士。
貴族になるために生まれてきたような支配力と攻撃性の持ち主で、クランでも未来の女王候補と呼ばれ、将来を見込んで取り巻きになろうとする下級貴族が後を立たない逸材だ。
そのステラが、評判の悪いフィオレとべったりくっついて、クラックスを彼女に近付けないよう、取り巻きを利用して監視体制を引いたのだ。
『お前の考えはわかっている、穀潰しの女衒屋』
ステラは、取り巻きにクラックスを捕らえさせて、冷たい声で言い放ったことがあった。
『フィオレに触れるな。近付くな。──次にやったら、殺す』
いま、クラックスは、その女貴族ステラの尻を、平手で思う存分ぶちのめしたのだ。
丸裸のステラの美しい女尻を、何の邪魔もされずに、好きなだけ。
しかも、あれだけ気位の高いステラが、いやらしく濡れた秘部をぱっくりと目の前に差し出し、何ひとつ抵抗もできずにクラックスの尻ビンタに悲鳴を上げてのたうっているのだ。
興奮もしようというものだった。
「最高だぜw お前には本当にムカついてたんだ──俺の姪に勝手に手を出しやがって。殺すだと? あ? それはこっちのセリフだ!」
最後に一発、強烈なビンタでステラのヒップを張り飛ばしておいて、クラックスは責めを切り換えることにした。
ステラは柔らかな腹部を激しく上下させつつ、クラックスを睨んでいる。
怜悧な美貌を誇っていた女貴族が、いまは汗でべったりと髪を貼りつかせ、裸の肩を喘がせている。
クラックスはそんなステラの太腿の間に顔を突っ込み、逆さになった秘部から相手を見下ろした。
逆さまになったステラの下半身からベッドの上でこちらを睨んでいる美貌まで、一目で見下ろす。
熱くて甘い、ムンとくる匂いが顔を撫でる。
ステラの秘裂に鼻先を突き出すと、突き出したクリトリスが目と鼻の先でヒクついていた。
引き締まった腹にじゅくじゅくと愛液が滴っている。激しい呼吸に合わせて、美しい双乳が上下している。恥辱の極みにある美しく鋭い女貴族の顔は、必死で喘ぎ声を噛み殺している。
ステラのヒップから悩ましい太腿にかけての濡れた肌に、己の右手の形が鮮やかに刻まれている。
いくつもいくつも。
美尻を征服した証のように。
「くぅ・・・ッ!」
怒りの呻きを洩らしながら、ステラが満足げな男の視線から逃げようと腰をよじった。
彼女の太腿が頬に当たる。
クラックスはそのきめ細かな美しい肌をした太腿を抱き寄せ、ブチュッと音を立ててキスをした。
キスマークがつくぐらいチュウチュウ吸い上げてから、さらに舌を突き出してステラの汗を舐め回す。
「ひ・・・ッ!」
内腿を舐められたステラが小さく悲鳴を洩らした。
「こ、この・・・インプの糞め!」
「素直じゃねえな。お前は。そんな態度を取ると──」クラックスが顔を引っ込めた。
しばらくステラの視界からクラックスが完全に消える。
「──痛い目見るぜ!!」
怒鳴り声と同時に、パン、とヒップを叩く音がする。
「く・・・ふッ・・・!」
宙吊りの裸の下半身が、ビクン! と震える。
が、次に響いてきたのは嘲笑だった。
「おいおい、何ビビッてんだ? ケツを触っただけだぜ、ステラ女王サマよう?」
クラックスはステラの美しいヒップを鷲掴みにしながら笑った。
今度は、彼はステラの美しい尻をビンタしたわけではなかった。
ちょっと脅しを掛けたあと、掌を勢い良くステラの臀丘にかぶせただけだ。
痛みはないはずなのに、脅しに引っかかった女貴族は悲鳴を上げてしまったわけだった。
「くッ・・・!」その意味を理解したステラが唇を噛み締めた。
「へへへ、恐いか。お前は恐いもの知らずのステラじゃなかったのか、ええ?」
クラックスが、唇を噛み締めるステラの臀丘を、ぐいっ、と力を入れて揉み広げる。
ステラが声を殺して喘いだ。
「お前は俺を殺すと言ったな? ──ということは、いま何をされようが、覚悟はできてるはずだな?」
お尻の肉を思い切り左右に広げる。
クラックスの鼻先に、ステラの尻孔と濡れた谷間、そして淫らに潤む花芯がさらけ出された。
鼻息を受けたステラの果肉がヒクヒクと蠢く。
「このずぶ濡れのオマンコに何をしようが、ケツの穴をどうしようが、自業自得ってわけだw」
顔を火照らせて耐えるステラを見下ろしながら、クラックスは笑った。
その息に肉体が反応してしまうのか、ステラの秘部が──割れ目も、お尻に口を開いた小さな肉孔も──ヒクッ、ヒクヒクッといやらしい収縮でクラックスの声に答えている。
ヴァギナから、自らの収縮で搾り出した花蜜がポタポタと乳房のあたりに落ちていく。
「エロいカラダしてやがる──さすがクランの新女王候補だけあるぜ。本当なら鞭でぶちのめして身の程知らせるところなんだが、お前のエロいカラダに免じて許してやるよ、ヘヘヘw」
クラックスの指が、じわじわと逆さまの美尻を這い登りながら、グイッ、グイッと緩急つけて火照った肉を揉みほぐす。
痛々しく手形を残した美しい肌が、内部の熱でトロトロと溶けるように濡れていく。
揉まれたヒップが、生汗をにじませているのだ。
ステラのなめらかな肌は、彼女自身が必死で感情を抑えようとしているのにも関わらず、燃え上がるほど熱くなっていた。
掌の下で、女の肌が溶けていくのがわかる。
クラックスは征服感に酔い痴れた。
「俺はな、お前の尻が好きなんだぜ。褒めてやったろう、女の尻だ、ってな」
「わ・・・私を殺さないと、後悔するわよ」ステラは震える声で言った。「いつか必ずお前を殺して、蛆虫の餌にしてや・・・ぁッ・・・?!」
呪詛の言葉が、急に可愛らしい鳴き声になって消えた。
クラックスの指が、両方揃って割れ目のところまで侵略してきたのだ。
「ッ・・・ひ・・・ぃッ」
「可愛い声だな。褒められて嬉しいか、いい尻したステラ女王さまw ほれ、ほれ!」
クラックスの手が左右に動いて、ぱっくりと口を開けたラビアを弄ぶ。
ちゅぷちゅぷちゅぷ、ちゅぷちゅぷ、と、愛液に濡れたラビアが小さな水音を立てる。
「ひゃぁッ・・・う、くッ・・・!!」
しばしステラを嬲ってから、クラックスは手の動きを止めた。
またじわじわと秘唇をなぞり上げながら、ねちっこい口調で彼女に絡む。
「てめェはな、ツメが甘いんだよ、お嬢ちゃん。そんなことじゃ一生フィオレを抱けねえぞ。あ?」
ステラの眉が吊り上がった。「く・・・!」
「お前は一回だけフィオレとマンズリしてたがな、結局フィオレの処女をもらったのは俺だ。アイツがエルフどもに輪姦された後、ここから連れ出してトドメを刺してやったのも俺だ」
クラックスは戦果を自慢しつつ、ステラの反応を窺う。
「アイツはな、俺にしがみついて、イク、イク、おじさま、って甘えて来やがったんだぜw」
挑発と知りつつ、ステラの顔は怒りで震えていた。
「うらやましいか、騎士気取りのレズ女さんよ? 洞窟ネズミがフィオレとしっぽり濡れて楽しんだってのに、てめぇはどうだ、あ?」
殺気をこめて睨んでくるステラを、クラックスは笑いながら見下ろした。
挑発に乗って必死になりながら何の抵抗もできない美貌の女貴族──そんな哀れな屈服ぶりをこそ、クラックスは望んでいるのだ。
「フィオレにのぼせ上がって世話を焼いてやるばかりで、キスもさせてもらえねぇ、裸も拝めねぇ、クランじゃ女王失格だとか馬鹿にされて、挙げ句にこうやって連合のオモチャにされてるじゃねぇか! お笑いだぜ、お前はバカなんだよ、ステラさんよ!!」
痛いところを立て続けに突かれて、ステラが白い牙を剥いた。何か痛烈なお返しをしようとする。
「貴様なんかに──」
それにタイミングを合わせて、クラックスの指がラビアをくぱっと左右に広げる。
美貌の女貴族が唇に構えた見えない刃は、女衒屋の指先にあっさり溶かされた。
「フィオ──レぇッ?! ひ、ひぃッ、ひぃぃッ!!!」
ステラが美しい首をのけ反らせ、鋼鉄の首輪がランプに煌めくのをニヤニヤ笑いながら見守ってから、クラックスは再びステラの恥辱を煽るのだ。
「お前、おかしいと思わなかったのかよ。フィオレとマンズリした時だ──噂が広まるのが早いと思わなかったか? あん?」
ステラが、一瞬鋭い目でクラックスを見た。「き、貴様・・・ぁッ・・・!」
途端に、クラックスの指がラビアの内側をなぞる。
怒りに燃え上がった女貴族の鋭い目が、いやらしくトロンと宙を泳ぐ。
白みがかった愛液がじゅぶっと彼女の体内から溢れてくる。
「う・・・あぁッ」ステラの声が裏返る。それは明らかにヨガリ泣きだった。「ふあぁ・・・わ・・・はッ・・・?!」
「おうおう、可愛い鳴き声だな。もうフィオレのことなんざどうでもよくなってきただろう?」
クラックスはステラの様子を見ながら愛撫を続け、ふっと力を抜いた。
「ふわ・・・あ・・・?」
どこか残念そうな響きの声を上げてしまったあとで、ステラが悔しそうに唇を噛む。
ブルーの瞳に、涙が浮かんでいた。
「てめぇは甘いんだ。女をモノにするのに、ロマンなんざねぇんだよw」
「う・・・?」
「フィオレみてぇなマゾの色情狂はな、優しい言葉を一万回かけてもツンと澄ましたまんまだが、一発強烈なのをブチ込んでやれば、オマンコずぶ濡れにしてしがみついてくるのさ!」
「蛆虫が、何を勘違い──ィッ?」
ステラの瞳が怒りを取り戻した瞬間、ラビアの内側からもう一枚内側に指が入り込んだ。
細いヒダと膣口の間のごくわずかな溝に。
じゅぷじゅぷ音を立てながら、クラックスの指が潜り込んでいく。
「ふわッ・・・!」ステラの頭がカクンとのけ反った。「はわ・・・わぁッ・・・!!」
クラックスの両手が、ゆっくりとステラの雌花を犯す。
充血した唇を揉みほぐし、なぞり、押し広げる。
女貴族の神聖な肉を隅々まで嬲っていく。
手が次第にステラの花芯をすっぽりと覆い、人指し指の先が割れ目の始まるところへ──淫らに震えっぱなしの、淡い色の肉の核へ、近付いていく。
女貴族の腰がガクガク震える。だが、クラックスの手は彼女の中心にピタリと吸いついている。
「ひぐぅ・・・ぅッ・・・!」ステラが美しい爪先をねじ曲げてヨガリ泣きを噴きこぼす。「くぁぁッ!!」
「フィオレは俺のモノだ。俺がアイツに男を教えたんだ──てめぇには分けてやらねえw てめぇは中継クリスタルでも見ながら一人でマンズリしてやがれw ほら、こんな風にだ」
二本の人指し指が、クリトリスの根元を押し上げた。
可愛い勃起が斜めになるほど押し上げられる。
ステラの全身にブルッと快感の証が走り抜けた。
「う・・・う・・・ッ、くぅッ・・・!」
息をするのも辛そうに、ステラが身をよじって声をこらえる。
そのステラをたっぷり焦らしてから、クラックスはこう言った。
「お前の可愛いオマンコをな、指でイカせてやるよ、ステラ女王サマw」
ステラの瞳が開く。
濡れたブルーの瞳を心地よく見下ろしながら、クラックスは笑った。
「女衒屋の指で、ダークエルフの女王サマをイカせてやる。おら!」
「ああああッ、ひぃッ、ひぃぃッ!!」
ステラの絶叫がベッドルームに響き渡る。
ランプの光の中で、汗に濡れた裸身が狂おしくのたうつ。
ベッドを軋ませ、縄を引きちぎらんばかりに力みながら、ステラは腰を跳ね踊らせた。
男の指が、限界まで充血したクリトリスを左右から挟み、こじり倒したのだ。
ぐちゅぐちゅと音を響かせて愛液がほとばしる。
必死に逃げる腰に、クラックスの手は吸いついて離れない。
クリトリスがねじ回される。ラビアの内側がなぞられる。
膣口の周囲が押し揉まれ、敏感なところが次々に掘り起こされる。
美しい女貴族の秘花が、女衒屋の指に蹂躙されて、見る見るうちに花開かされていく。
花蜜がほとばしるように溢れ出る。
鋼鉄の首輪をかけられた囚われの女貴族は、悲痛なヨガリ泣きを放ちながら空中でのたうった。
快感にヨガリ泣き、腰をビクビク痙攣させながら、上ずった切ない声で叫ぶ。
「ひッ、ひぃッ、ひぐぅ・・・くああああッ・・・!!」
美しい裸体がギリギリとねじれ、吊り上げられていた下半身が逆向きに反り返る。
「マゾ貴族が! フィオレみてェな問題児にオマンコ濡らす、レズの倒錯女が!」
わざと怒鳴り声を出して、クラックスは美貌の女貴族を追い詰める。
「そんなにいじめて欲しいか! 自分の評判が落ちるのが気持ちイイか、淫乱のマゾ貴族め!」
「ひぃぃッ・・・!!」
ステラの身体が宙に浮き上がる。
頭をベッドに突っ張り、足首で身体を引き上げて、宙にブリッジを描いた。
その美しい裸身を、クラックスの手は一時たりとも休ませない。
グチョグチョ音を響かせながら女貴族の花芯を揉み開き、媚薬と愛液でぬめるクリトリスを徹底的にしごき上げる。
「マゾ女はな、おとなしくチンポ咥えて腰振ってりゃいいんだよ! 殺すだの守るだの、てめぇみたいなマゾ貴族が吹かしてんじゃねぇぞ、おらぁ!」
「ちィッ・・・く・・・しょうぅッ!!! うわぁぁぁッ!!」
ステラが絶叫した。
その腰をクラックスの手が責め立て、彼女の牙を折り取ってしまう。
「ひぃッ・・・!!!」
「逃がさねえぞ、マゾ女w イケよ! マゾのステラ! おら、イケよ!!」
ステラの悩ましい下半身が、グイッと宙にせり上がった。
プシャッ、と透明な液がステラの割れ目から飛び散る。
「おほっ、潮噴きかよ!」クラックスが嘲笑った。
「うッ・・・あう、ふあぅッ・・・!!」
ステラは高い声で絶頂のメロディをほとばしらせながら、完璧なシルエットの裸身を震わせた。
女体の中心から淫らな噴水が弾ける。
透明な体液が、女貴族の裸体に降り注ぐ。
張りつめた美乳を、欲情しきった美貌を、艶やかな髪を、女の射精がびしょびしょに濡らす。
ステラは絶頂を止めるどころか、声を殺すことも、クラックスの視線から顔を隠すこともできなかった。
ガクンガクン裸体を弾ませながら、快感にヨガリ泣く。
最初の噴水のあと、さらに強い噴き上げが宙にほとばしった。
勢い良く噴き上げた透明な潮が、パシャパシャと女貴族の美貌に降り注ぐ。
一気に陥落を迎えたステラに、クラックスは得意満面だった。
「おうおう、見事な噴きっぷりだぜ! 貴族のステラお嬢様は、潮噴きのマゾ奴隷でした、ってかw」
「ち・・・ちがッ・・・ひぃぃッ!!」
「またクランのヤツらに教えてやるよ。お前のいまのSSを、取り巻きどもに売りつけてなw」
「だ・・・誰が信じッ・・・ひぁッ・・・!!!」
息を切らせながら反論するステラの蜜花を、クラックスがすかさず責め殺す。
白い蜜を掻き分けて、膣内の浅い部分に指が入り込んだ。
しかも、左右の人指し指と中指、合計4本を、それぞれヒップの側とクリトリスの側から。
指先を曲げて、膣の入り口を引っかけるように。
「キツイな。おら。感じるだろ?」
「き・・・ゃぁぁッ!!!」
ステラが黄色い悲鳴を上げた。
「ひッ、ひぃ、ひぃぃッ・・・い・・・!! あかッ、あうぁッ・・・!!!」
言葉にならない悲鳴を上げるステラのヴァギナの浅瀬を、グリグリと内側からなぞる。
あっと言う間に、ステラは次のオルガズムへと追い上げられていた。
クラックスの掌に、熱い体液が勢い良く飛沫を上げる。
「ひぃーーーッ!!!」
四本の指に抉られた締まりのいい肉孔のすぐ下、クラックスの掌に隠された小さな孔から、透明な潮がかなりの勢いで溢れ出る。
まるで水を浴びたように下半身からじゃばじゃばと透明な液を洩らしながら、ダークエルフの女貴族、ステラは、ブルーの瞳の焦点を飛ばしてヨガリ狂った。
「あ・・・あーーーッ!!」息をする間もなくイキ続ける。「あは、はぁッ、ああーーーッ!!!」
「お前は汁も潮も多い体質なんだなあ、ステラ女王サマw 売春婦向きだぜ、お前のカラダはな」
クラックスには、ステラを休ませる気など毛頭ないらしい。
本気で死にそうな声を上げてイキ狂う若い女貴族の、美しい腰の中心をグリグリと嬲り続け、さらに彼女の性感を追い上げ続ける。
「ひぁッ・・・!! 死ぬぅッ・・・」
ステラが絶息しながら3度目のオルガズムへと舞い上がる。
それが終わらないうちに、4度目のオルガズムが媚薬に侵された女貴族を襲う。「・・・うあぁッ!!!」
「死ねよw」クラックスが笑う。「俺を殺そうとした罰だ。イキ狂って死にやがれw」
また熱い潮がほとばしった。
クラックスの腕をびしょびしょにしながら、溢れた体液が彼女の身体を濡らしていく。
「へへへ、これでまたお前の評判を落としてやれるなあw 女衒屋に指マンされてイキ狂うステラ“元”女王、ってな」
言いながらまた手を動かして、5度目の絶頂へとステラを追いやる。
「俺のエロ話や盗撮SSを喜んで買ってるヤツは多いんだぜ。取り巻きにそういう連中がいるって知ってたか、ステラ女王サマよw」
「ひぃ、ひぃッ・・・あわぁッ、わぁぁッ、しッ、しぬッ・・・!!」
ステラは噂どころではない。
媚薬で狂った女芯の浅いところ、感じやすいところを徹底的にいじめられて、悶え狂いながら絶叫する。
「しん・・・じゃぅッ・・・!」
「お前が俺に喧嘩を売ってるあいだ、俺は取り巻き連中にフィオレとお前のレズSSを配ってやってたのさ。あれのせいで、てめぇは一気に格下げになったんだよw ヤツら、お前の見えないとこでそのSS使ってオナニーしてるクセに、表じゃてめぇを糾弾してたのさ。男も、女もな」
「ひぃ・・・ッ!!」
「オマンコしたいか? おら、答えろよ、ステラ女王サマ」
「い・・・ひ・・・ィッ・・・!!! いあ・・・ぁッ・・・!」
「おうおう、そうかそうか、欲しくて口も効けないか。ようしようし、へへへw」
クラックスは笑いながら手を離し、自分のベルトを緩め始めた。
カチャカチャ音を立てて、クラックスがベルトを外す。
ズボンを緩め、硬く勃起したそれなりに立派な肉棒を取り出す。
凄まじい絶頂から降りて来たステラが、ぜぇぜぇ喉を鳴らしながら潤んだ目でそれを見ていた。
「欲しいか、マゾ女」
息を切らせ、淫らな目つきでペニスを眺めながら、ステラが答える。
「ごしゅ・・・」言いかけて、言葉を切る。「れ・・・レクターが・・・戻ってくるわ。お前を・・・殺しに」
クラックスはニタニタと笑う。
「ごしゅ、ってのは何だ? ええ、ステラ女王サマw」
ステラはぼーっとした目でクラックスを見つめたまま、ごくっと生唾を飲んだ。
それからそっぽを向く。
美しい女体は汗でびっしょり濡れ、まだ激しく喘いでいた。
「連合の取り立て人を『ごしゅ・・・』だ? ごしゅ・・・何だよ、え? 言ってみろよ、マゾ女。おら!」
パシーンとクラックスがステラのヒップを張り飛ばす。
「う・・・ッ」そっぽを向いたまま、ステラが狂おしいヨガリ声を洩らす。「あぅン・・・」
「ケツをビンタされただけで腰の髄まで響くか? くくく、そうだろうなあ」
熱っぽく喘ぎ続けるステラに、クラックスは囁いた。
「これはな、連合の最新のクスリなんだよ。匂いでわかる。最新の──一番強いヤツだ。一滴垂らされれば充血し、一瓶使われれば意識が飛ぶ──色キチガイ製造ローションってわけさw」
涙と欲情でトロトロになったブルーの瞳が、ぼんやりとクラックスのほうを見上げる。
もう全然焦点が合っていない。
しかも、汗に濡れた美貌の方向も定まらない。
あまりの快感に、ステラの首は据わらなくなっているのだ。
「あう・・・?」
「何杯盛られた? 一瓶か、二瓶か? いや、もっとだな。逆さまにして、尻に詰め込めるだけ詰め込まれたんだろう? ──まったく、それでよくあれだけ減らず口が叩けたもんだよw」
笑いながら、クラックスがベッドに膝をついた。
膝立ちのままベッドに上がり、ステラの上半身をまたぐ。
下半身を吊り上げられたステラの乳房の真上に、クラックスのペニスがそそり立つ形だ。
「ふ・・・」目の前の黒い肉棒に、ステラが微妙な喘ぎを洩らした。「・・・ッ」
「欲しいか。これで抉ってほしいか、あ?」クラックスがペニスをしごいて見せる。「洞窟ネズミのチンポが欲しいのかよ、貴族のステラ女王サマがw」
嘲笑いながら、徐々に腰を落とす。
その匂いと存在感を本能的に感じたのか、ステラがすすり泣き始めた。
ちょうだい、とステラの女体が泣いている。
私の身体の気持ちいいところに、それをブチ込んで・・・!
相手は、心から愛する娘を犯した男だ。
そんな相手に、私にもそれをちょうだい、と女の肉体が訴える。
クラックスはそんな発情した女体にもペースを乱されなかった。ステラの口が噛みつけない位置をちゃんと測り、ゆっくりと女貴族の双乳の麓に腰を下ろす。
それから、淡い色の乳首に濡れた両手を伸ばした。
ステラの蜜にまみれた両手の指で、ステラの乳首を摘み上げる。
硬くしこった乳首が、ヌルヌル滑るクラックスの指に摘まれ、ギリギリと持ち上げられた。
ツルン、と指が滑って、右の乳首が抜け落ちる。続いて、左の乳首が。
「ひぁぐッ!!!」ステラの唇からとろけた悲鳴が上がった。「あう、あう、あうぅ・・・ッ」
「パイズリはやったことあるか、ステラ?」
クラックスは笑いながら再び乳首に手を伸ばした。
「まあ、ねぇだろうな。フィオレ相手にも、ずいぶんヘタクソな愛撫してやがったからなぁ、てめぇはw」
「う・・・うああッ・・・」乳首をねじられて、ステラが泣く。「ひぃ・・・ぁッ・・・」
「フィオレがせっかくその気になってるのに、てめぇは有頂天で自分だけイキやがってなあw そんなことだから見切られるんだよ」
乳首を左右にいやらしくねじり、ステラを絶叫させながら、クラックスは続ける。
「フィオレはな、犯されて、泣かされて、イキ狂わされて、オマンコ腫れ上がるまでファックされて、それで幸せになるような女なんだよ。てめぇみたいな口先だけのお嬢ちゃんが相手できる女じゃねぇのさw」
侮蔑の口調でそんな言葉を浴びせられて、ステラが涙目でクラックスを見た。
その涙が見る見る盛り上がり、ぼろぼろと頬にこぼれる。
「悔しいか? あ? フィオレはな、叔父様を愛してます、と言いながらイキまくったんだぞ。てめぇはどうだ。一度でもそんなセリフを聞けたかよ、ああ?」
コリッ、グリグリッ・・・クラックスは淡い色の突起を引っ張り上げて、上下左右にねじ回す。
ステラはのけ反って悶絶した。「ちく・・・しょうッ・・・!!」
「フィオレにとってはな、お前みたいな女より、俺のほうが上なのさw」
そう言って、クラックスは腰を使い始めた。
乳首を掴んだまま、クラックスが腰を使う。
ステラの裸体は鋭い刺激にもんどりうって絶頂に達していた。
声も上げず、滑らかな裸身にドッと脂汗を噴き出させる。
ギクシャク暴れる女体に馬乗りになったまま、クラックスはピストンを始めた。
「いい匂いがしてきたぜ」クラックスが容赦なく乳を責め始める。「熱くて、潮も効いてて──最高だぜ、ステラw」
乳首をギリギリつまんだまま、乳房を思い切り中央に引っ張り寄せて、自分のペニスを包ませる。
若い女の汗と愛液と潮をローションに、ズリッ、ズリッと腰を使う。
ステラの美しい乳房が縦にひしゃげ、深い谷間をヌラリヌラリとペニスが行き来する。
悶え狂う胸元、美しい鎖骨の中央にヌラヌラと濡れた亀頭が現われては消え、現われては消える。
憎い女貴族に死ぬほどの屈辱を味合わせながら、クラックスは最高の快楽を味わっていた。
汗に濡れた女貴族の乳首は、体液でぬめって指をすり抜けようとする。
それをギリギリ摘まみ上げ、引っ張り上げて無理やりペニスを挟ませつつ、掌では美しい乳を潰れんばかりに揉みしだくのだ。
そうしながら、腰を使う。
突きつけるペニスの切っ先は女貴族の喉元をヌラヌラと突き上げる。
若い美貌の女貴族がほとばしらせる狂い泣きが、ペニスにえも言われぬ震動を与えてくれる。
「くあぁッ・・・!!」
乳首から脳髄に突き抜ける痛みと快感の稲妻に、美しい女貴族が絶叫する。
クラックスが乳首をグイグイと上下に引き回した。
「ひあッ・・・かはッ、あはぁッ・・・!!」
「悔しいだろう? 悔しいから余計に感じるんだろうが。ひひひw」
クラックスはステラの美しい乳房を存分に使ってズリズリと摩擦を楽しむ。
もちろん、本音を言えば、いますぐ彼女の足枷をピッキングして、ズッポリと秘肉を貫いてやりたいところだった。
さっき指で確かめたところでは、ステラの秘肉は意外なほど狭い。
まるで処女のように小さな孔をしていて、かなりの締めつけが楽しめそうだった。
が、水晶球で見た映像の続きが気になる。
クラックスはJSとレクターが一緒に館を出るところを見ていた。
JSがアジトに引き上げたのだとすれば、レクターも凌辱の現場を去り、引き上げた可能性が高いのだ。
引き上げた──アジトか、あるいは、ここへ。
ステラを残しているからには、当然戻ってくるつもりだろう。
あるいは。
「罠なんだろうが──さすがに一発ヤラずには引けねえよなあ、へへへw」
クラックスは美乳を使った疑似セックスを楽しみながら独りごちた。
「お前の顔にたっぷりザーメンぶちまけて、それからトンズラこいてやるぜ」
ステラは乳首をグリグリこじ回されて、身も世もなく泣き叫んでいる。
「お前、フィオレよりもいい声で泣きやがるな。俺はそういう悔しそうな声が好きなんだよw」
クラックスは腰を速めながら言った。
ヒィヒィ泣いてヨガリ狂う女貴族の溶け崩れた美貌が、クラックスの快感を沸騰させるのだ。
「フィオレは最高のオマンコしてるがな、俺はお前みたいな糞生意気な女をヨガらせるのが好きなんだ。ずっとお前を犯したいと思ってたぜ、ステラ。へへへw」
乳首をねじり上げ、双乳をギュムギュム音がするほど揉み合わせながら、ステラの体液を絡ませたペニスを、乳肉と溶け合わせんばかりに激しくピストンさせる。
ステラは刺激にのけ反りっ放しだった。
そのせいで、ちょうどいい具合に肉棒の裏筋が彼女の胸に密着し、ふだんは乳房で隠れている、ステラの胸骨をペニスでヌルヌルとなぞり上げる征服感が味わえる。玉袋が愛液と潮で濡れた熱い腹部にぴったりくっついてこすれるのも気持ちよかった。
それに何より、あのステラがこれほどまでに泣き濡れるとは。
「連合さまさまだぜ、まったくw」
もう傷の痛みなど感じない。麻薬のような快楽に酔い痴れながら、クラックスはステラの乳房を犯し続けた。
「待ってろよステラ。そのうちお前とフィオレのケツを並べて、交代でハメてやるからな」
射精へ向けてピッチを上げながら、恐ろしい未来を吹き込んでやる。
「2人揃って腰が抜けるまで可愛がって、裸に首輪つけて引きずり回してやる。この地下都市をな、裸のお前ら二人を並べて、ぐるぐる引き回してやるよw」
精液がせり上がってくる。いままでにないほど肉棒が膨れ上がって、憎い女貴族を白い魔液の生贄にするべく力強く反り返る。
あまりに硬度を増しすぎて、乳房からはみ出すほどだった。それがまた、ヌラリヌラリとステラの体液が絡んだ乳肉との摩擦感を生んで、脳の奥がビリビリ震える。
「お前らは2人で仲良くクラックス様のチンポを舐めて、精液を分け合って飲むんだぞ。いいな?」
ステラは泣きじゃくりながらまたオルガズムに達している。
乳首に与えられる強烈な刺激と、乱れた感情と、そして全身に回った媚薬が、美しい女貴族のプライドをズタズタに引き裂いて、快楽地獄に引きずり下ろしているのだ。
「俺がフィオレのオマンコに出したザーメンは、お前が舐めるんだ。お前に中出しした精液は、フィオレに舐めさせてやる。2人でクラックス様の精液を舐めながら69でもしやがれ。
ペアで客を取って俺に貢ぐんだ。上手く売春できたら、クラックス様がマゾのフィオレとステラ女王サマを毎日毎日死ぬほどイカせてやるよ。いいな!」
「う・・・うぅッ・・・うああッ・・・!!!」
ステラがまた絶頂に達した。
もうクラックスを見ていることもできなくなり、美しい喉を思い切り反らせてベッドに頭を押しつける。
「犯してやる」クラックスも陶酔して言い返す。「お前とフィオレを、一生犯し続けてやる──おらおら!!」
吼えて、クラックスが精液を弾けさせた。
ピュッ、ピュッ・・・アーチを描いた白い粘液が、汗でびっしょり濡れた女貴族の鋭い美貌に降り注ぐ。
端正な鼻に粘っこい糸がかかり、喘ぐ唇にびちゃりと絡みつく。
昨日フィオレをさんざん犯したというのに、クラックスの精液は量も多く、粘り気も強かった。
汗に乗った精液がステラの美貌を流れ落ち、シーツにねっとりと染みを作る。
「う・・・うう、あはッ・・・」
淫らに喘ぐ女貴族の唇に、スペルマがねっとりと糸を引く。
最後に美しい乳房でたっぷりペニスをしごいてステラの胸に残り汁を搾り出すと、クラックスは笑いながら立ち上がった。
「最高のパイズリだったぜ、ステラ。いい売春婦になれるぞ、へへへw」
「う・・・ふぅッ・・・」ステラはまだ息を乱している。
「お前をウリに出したら、昔の取り巻き連中はさぞかし高い値をつけてくれるだろうよ──いいか、覚えてろよ。お前とフィオレのケツを並べて犯してやるからな。わかったか、こら」
ステラは美しい唇に垂れ落ちるザーメンを吐き出しもせず、ぼうっとした顔で喘ぎ続けていた。
「あの草原なら時間はかかるだろうが──さすがにそろそろヤバイだろうしな。今日の調教はここまでにしてやるよ、マゾ貴族のステラw」
ベルトを手早く直したクラックスは、未練も見せずに懐からスクロールを取り出す。
借金取りから逃げ続ける生活のおかげで、逃げ時の見切りだけはできるのだ。
「次に犯るときには、てめぇの前も後ろもハメまくって、壊れるまでイカせてやるからな。覚えてろ」
そう言い残すと、クラックスはその場から掻き消えた。
粘っこい液がまぶたに絡みつく。
唇の中にネトネトと臭い液体が糸を引いている。
ステラは、身体を滴り落ちるオスとメスの体液に包まれて、満たされた気分でぼんやり宙を眺めていた。
いまは何も映っていない水晶球に、ランプに照らされた裸のダークエルフの女が映っている。
女らしい腰つき、見事に尖ったふたつの乳房。
トロンと淫らな表情になった、彫りの深い美貌。
柔らかな肌。丸い身体つき。
「フィオレ・・・」呟いて、ステラは涙をこぼした。「私が・・・私が・・・」
その後は言葉にはならなかった。
そのとき、部屋のドアが勢い良く開いた。
5人の連合メンバーがどやどやと部屋になだれ込んでくる。
「──あらまあ」呟く女の声がした。「ちゃっかりお楽しみだったみたいね」
ステラは水晶球からのろのろと目を動かした。
連合のメンバーは、出て行ったときとは違うメンツになっていた。
ヒューマンの3人組、男魔法使い、女僧侶、男戦士は、元のままだ。
出発時にいたエルフ4人組は消えていて、代わりにダークエルフの男とオークの巨漢が入っていた。
「ヒュウ」ダークエルフの男が口笛を吹く。「こいつ──ステラ嬢じゃねえか。アライアンスの」
「知ってるのか」オークの巨漢が感心している。
「知らねえダークエルフはいねえよw」
2人の会話をよそに、リーダーであるヒューマンの魔法使いの男が、タオルを取り出してベッドに歩み寄ってくる。
ステラの顔の上にかがみ込み、タオルで顔のねばねばした粘液を拭い取ってくれる。
「──誰がやったんですか、メスダークエルフさん」
穏やかな声が、ステラの背筋をゾクゾクと震わせた。
昨夜狂乱の中で感じさせられたあの感覚が、どこからともなく身体中を包み込む。
(レクター・・・)
考えたことが、そのまま唇から洩れた。
「レク・・・タぁッ・・・」
「ご主人様、でしょう?」
穏やかな声が命令してくる。
ステラの、一度は冷えていた腰が、再びジワッと熱く溶け始めた。
そのステラの髪を優しく撫でつけながら、威圧的な声でレクターが命令する。
「ご主人様、ですよ。もう忘れたんですか、淫らなメスダークエルフさん? また鞭が必要ですか?」
「あう・・・」ステラはこみ上げる快感に喘ぎながら言った。「ご主人・・・さま・・・」
指の先まで媚薬が染み渡って、ステラの身体は快感で満ちていた。
頭が回らない。
身体が動かない。
秘部が疼く。
ヴァギナだけが、ヒクヒクと蠢き続けている。
彼を求めて。
メチャクチャにしてほしい。
この人に。
「犯して・・・」ステラはぼんやりと呟いた。「私を犯して・・・私・・・」
レクターは微笑んだ。
「セックス奴隷は要求などできませんよ。メスダークエルフのくせに、身の程を知りなさい」
「ああ・・・ッ」
「すげぇな」ダークエルフの男が口を挟んだ。「ステラ女王様がえらいことになってるぜw」
「知り合い?」女僧侶が興味なさそうに合いの手を入れる。
「いやいや、このステラって女、ダークエルフの貴族の中じゃかなり有名な娘だぜ」
ダークエルフの男はベッドを回り込み、腕組みしながらヌードの女貴族の汗に濡れた肌を眺め回した。
「こいつが男に惚れたって噂は聞いたことがない。どっかの貴族の娘とレズだって噂は聞いたが──そうか、それがフィオレか、なるほど、なるほどw」
最高の獲物を眺める目つきで仰向けに秘部を晒したステラを視姦する。
レクターに首を抱かれているステラが、その解説を聞いて切なげに眉を寄せた。
「レズに夢中になりすぎてマゾ女って噂を立てられててな。クラックスの野郎が大喜びで教えてくれたよ。なるほどね、確かにマゾだな、この濡れっぷりはw」
「7本だったか、媚薬漬けにしてあるからな」
黒い鎧の戦士が部屋の入り口で口を開いた。
「口が聞けるだけでも驚きだよ。ダークエルフは発情しにくいとは聞くがな」
「そうでもないさ」ダークエルフの男は笑う。「死にそうになれば発情するのは、どの種族も同じだ」
黙って眺めていたオークの巨漢が、ぼそっと言った。「いい尻をしてるな」
「好きにハメてやれば?」女僧侶が投げやりに言う。
外野のやり取りが終了するのを待って、ステラの首を抱いている魔法使いのレクターが囁いた。
「まだ発情してるんですか? メスダークエルフさんは、ずいぶん淫乱なんですね」
「う・・・」ステラが涙ぐむ。
「オマンコのことばかり考えて、恥ずかしくないんですか? お前はダークエルフの貴族でしょう?」
壊れるほど媚薬を注ぎ込んだのは、レクターだ。
その本人にそんな理不尽なことを言われて、ステラは泣き出した。「う・・・うぅッ、あう・・・」
「お前はダークエルフの貴族で、連合のオマンコ奴隷です。そうですね?」
「うう・・・」すすり上げながらステラは答えた。「は・・・はい・・・」
「昨日教えたことを繰り返しなさい。いまのも付け加えて」
「私は」濃密な、セクシーに掠れた声で、ステラが喘ぐ。「私は、淫らなダークエルフです。ご主人さまには、敬語を使います。・・・昨日から5日間、私は、連合のセックス奴隷です」
「よしよし。それで?」
「私はぁッ・・・!」
興奮のあまり、声が上ずる。
ステラの胸の中はグチャグチャになっていた。
いちばん強烈な感情は──
堕ちたい、という強烈な衝動だった。
堕ちてしまいたい。
私の力が世界に何の影響も与えられないというのなら。
こんなにあっさりと身も心も凌辱されて、彼の言いなりにされてしまうぐらいなら。
──誰よりも愛しているフィオレが、私を愛してくれないのなら。
徹底的に叩きのめされ、暗黒の淵に堕としてほしい。
何も考えなくて済むように。
「私ッ・・・ダークエルフの、貴族でぇッ・・・!」
ステラは聞く者の背筋を舐め上げるような淫らな声で喘いだ。
「連合の、オマンコ奴隷です・・・オマンコ・・・奴隷・・・ッ」
「よしよし」レクターは微笑んだ。「お前は本当に素直で可愛いメスダークエルフのセックス奴隷ですよw」
「ご主人さま」ステラは必死で訴えた。「もっとして。もっと私を辱めて。狂ってしまうまで、私を・・・!」
「お前の気持ちはわかってますよ、セックス奴隷のステラ」
レクターはステラの腕の縄を解き始めた。
ステラはわけのわからない衝動に突き動かされて、レクターの首筋に抱きついた。
彼の首に顔を埋め、わあわあ泣き始める。
誰かが足首の枷を外す。もう下肢には感覚がなかった。
レクターの匂いがする。レクターの意外に逞しい上半身が乳房を押しつぶす。
ステラはそれだけでイキそうになっていた。
「殺して」泣きながら喘ぐ。「私を犯して。殺して。狂わせて・・・!」
レクターがステラの頭を両手で掴んで、自分から引き剥がした。
悪魔の笑みを浮かべながらステラを睨みつける。
「お前の気持ちはわかってます──でも、お前の気持ちなど関係ないと言ったでしょう、連合のオマンコ奴隷のステラ」
その目に、ステラの身体がブルブル震えた。
快感で。
「ああッ・・・」
「お前は人形と同じ──私が命令したら、どんな恥ずかしいことでもするんです」
「しますぅッ・・・! しますから、しますからぁッ!」ステラは泣き叫んだ。「もっとしてぇッ! もっと・・・もっと、メチャクチャに・・・」
レクターは満足げに笑いながら顔を起こした。
「もちろん、お前はあと4日間、ぶっ続けで調教されるんですよ、オマンコ奴隷のステラ」
ステラは歓喜の叫びを上げた。「ご主人さま・・・!」
「──で、誰がやったんですか?」
ステラは欲情の限りをこめてレクターを見つめながら、唇をいやらしく喘がせて答えた。
「クラックス・・・です・・・」
レクターが背後を振り向く。
ダークエルフの男とオークの男が、その視線を受けた。
「クラックスを引きずり出してください。殺さずに」
「殺すなと?」とダークエルフの男。
「傷は?」オークの男が言った。
「いくらでも」
2人は素早く部屋を出て行った。
次に、レクターは女僧侶のほうを振り向いた。
「なによ」
「回収チームが来る前に、このメスダークエルフさんを風呂に入れてやってください、リバー」
「うぇっ」女──レクターの腹心の女僧侶、リバーはぼやいた。「デフェンドも来てくれなきゃ、イヤ」
「私たちは回収チームの相手をしなくてはね」
「・・・じゃあ、ついでにお風呂場から私の死体も回収するように言っといて」リバーがぼやく。
その手が伸びてきたとき、ステラはギロリとリバーを睨んだ。
伸びていた白くて細いリバーの手が、あわてて引っ込む。
誰にでも屈服するつもりなどなかった。
ステラに敗北の甘美な味を教えてくれたのは、レクターだ。
身体も心も完璧に折り取って、一本の花のように手にとって弄んでくれたのは、レクターだ。
レクターに壊してほしいのだ。レクターに嬲られたいのだ。
ビクついている小娘では、まったくもって役不足だった。
「──グローブ、これで最後なんだけど」リバーが動揺を隠して呟く。「ちょっと、聞いてるの?」
「もう噛みませんよ、ね?」と、ステラに微笑みながらレクター。
「嘘くさ・・・」
伸びてきたグローブを、ステラはまた噛み千切った。
(つづく)
毎度レス頂いてありがとうございます。
遡って読みたいと言ってもらえるのもたいへん嬉しいです。
しかし、これは自分なりの(bbspinkへの)義理立てなんで、そのへんはすみません。
次は2人出したいですがどの2人になるかはまだわかりません。
またそのうち。
それでは失礼します。
やっぱりリバー萌える・・・
元・高貴なる女王ステラさまの調教進行度に無限大ハァハァハァハァ…
クラックスの調教もいい味出してるなぁ
是非フィオレとのWハメやW精飲プレイ見てぇー!
徹底的に堕ちて調教されつくす所まで見続けたいファン心理の暗黒面
最高でした。二人がどうなるのかドキドキもんです
C5で色々変わったが・・・
Dグレの誓いローブがシンプルかつエロいな
レクターは調教だけで手を出さないんですか?
223 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 02:19:47 ID:GaBzd78A
保守。
レクターの職とか装備とか気になったw
勝手に想像。
レクター…ソサラ・メアローブ
デフェンド…DA・ドム重
ソサラってのは、拷問でディケイ使ったら凄そうだから何となく。
あと、リバーの神官服が何なのか悩んで悶絶してる。
226 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 22:32:01 ID:z7ftJLOl
文字通りに腐るんだとしたら、肉が溶け落ちて骨が見えるとかそういう
時間ないのですがちょいと
>>216の続きを。
途中で切れたらすみません。
化粧台の前に座ったステラの脇を、黒い鎧のデフェンドがしっかり掴んでいた。
三面鏡に、美しいダークエルフの女のヌードが映っている。
ツンと上を向いた双乳。広い肩幅からしなやかに引き締まったウェストまでのライン。
女らしく張り出した腰骨。丸くてつやのある太腿。
ぴっちり合わせた太腿に間に消えていく女の下腹。
丸裸のステラの口にはがっしりした作りの革の猿轡、後ろ手に腰に回された両手には手錠がかけられていた。
ステラの左に黒い鎧を着たヒューマンの男戦士、デフェンドがいて、裸の肩を押さえている。
右側には黄色いローブを着たヒューマンの女僧侶のリバーがしゃがみ込んで、ブツブツ文句を言いながらステラの美貌を化粧で引き立てる作業をしていた。
彫りの深い美貌を、強めの化粧が見事に飾り立てる。
唇に濃い紅が引かれると、ステラの顔は妖艶なエロチシズムを帯びて見えた。
「このクソアマ、人の顔を足蹴にして」
もともと化粧がいらないぐらい美しい形をした眉を、リバーが微調整する。
怒りながらの作業だったが、化粧の腕はなかなかだった。
ときおり痣のできた自分の頬を気にしながらも、ステラの顔を美しく仕上げる。
「アジトに帰ったら絶対タダじゃ済まさないんだから。舐めやがって」
罵声を吐き続けるリバーの可愛い顔を、ステラがアイブロウの済んだ目でジロリと見た。
「んな・・・」
リバーが硬直する。
そのリバーに、ステラがゆっくり顔を近付ける。
猿轡を噛まされた口に白い牙を光らせながら、リバーの首筋に口を近付けていく。
「は──はン。私がビビるとでも思ってんの?」
鼻で笑って、リバーはステラを睨み返す。
逃げようとしない彼女の白い首筋に、ステラの唇が吸いついた。
唇をこすりつけるようにその白い肌をねぶり、猿轡の間から舌先をチロリとのぞかせて頸動脈を舐め上げる。
「ひあ?!」
リバーが叫んで縮み上がった。足を絡ませてペタリと尻餅をつく。
「ふふ・・・v」
低い笑い声が、裸身の女貴族の脇腹あたりから洩れた。
青い瞳が床の上の女僧侶を見下ろしている。ステラの目は細くなっていた。
笑っているのだ。
「・・・こ、このレズ女」
リバーは首を押さえながら震える声で言った。
ステラが動じずに笑っているので、リバーはデフェンドに八つ当たりした。
「あ、アンタも、笑ってないでちゃんと押さえなさいよ!」
「押さえてはいるぞ?」とデフェンド。
「くそ」吐き捨てて、リバーは立ち上がる。
立ち上がってスカートを直すリバーの顔は真っ赤になっていた。
ステラはそれを眺めて笑みを深める。
そこにノックの音。
ドアからレクターが顔を出す。「コスチュームを持ってきましたよ、メスダークエルフさん」
途端に、ステラはか弱い奴隷の目に戻ってドアのほうに振り向いた。
いつも毅然としていた真っ直ぐな背中が、女の媚びを含んでカーブを描く。
思わせぶりに首を傾げながら、潤んだ目で近付いてくるレクターを見上げる。
レクターはそんなステラを冷たく見下ろして笑った。
「さあ、お前にぴったりの奴隷の制服を着せて上げますよ、ステラw」
「くそ」リバーは化粧ブラシを投げ捨ててぼやいた。
三面鏡に映し出されるステラの裸身に、真っ黒なボディスが巻き付けられた。
肋骨の当たりにきつく巻きついた、金属質の光沢を放つ黒い胴着は、レクターの手でぴっちりと締め上げられて、徐々にステラの美しい裸身を包んでいく。
乳房をレクターの手が持ち上げる。
ステラは流し目で自分の背後にいる彼の目を見た。
レクターはちらっとその目を見てから、ステラの胸元に視線を戻して乳房をボディスに収めていく。
乳首のあたりを彼の手が持ち上げる。と、猿轡の間から悩ましい吐息が洩れた。
美しい双乳の頂点には、限界まで尖った薄い色の乳首がそそり立っている。
ボディスはちょうどギリギリその乳首を包むぐらいの、大胆なカットになっていた。
胸元を大きく開いたボディスの、細い肩紐をステラのしっかりした両肩にかける。
「ふぅッ・・・」
乳房を思い切り寄せて持ち上げられ、しこりきった乳首を直接ボディスにこすられて、ダークエルフの女貴族が上半身を揺らす。
その右手を大事に持ち上げて、レクターが黒いオペラグラブを彼女の腕に通した。
丁寧に丸めた長いグラブに指を通させ、くるくると回しながら二の腕まで伸ばしていく。
そのオペラグラブも、金属質の光沢を持つ真っ黒な布でできていた。
かすかに、その布から澄んだ音が聞こえてくる。
「ふぅン・・・?」
ステラが穏やかな声を洩らしながらレクターを見上げた。
もう一本のグラブを丸めながら、魔法使いの男はステラに微笑む。「すぐにわかりますよw」
両手の腕にオペラグラブを着けさせて、もう一度ステラを後ろ手に拘束する。
次はロングブーツだった。
丸裸のステラの下半身に優しく手を滑らせ、腰骨や太腿をくすぐってから、レクターは彼女の爪先を上げさせる。
太腿が少し割れて、ステラのふっくらした恥丘がレクターの視線に晒される。
「あなたはモリマンですよね、メスダークエルフさんw」レクターがからかった。「いやらしいドテをしてる」
ステラは鼻で泣き声のような音を出して、レクターを恨めしげに見つめる。
開かれた彼女の恥丘は、時折柔らかく動いていた。
「オマンコ欲しいですか、セックス奴隷のステラ? お前のいやらしい唇がパクパクしてますよ」
「うふン・・・」
ステラは太腿をキュッと締めて切なげにレクターを見るが、レクターは微笑みながらその足を広げさせる。
「じっとしてなささい。言葉であれ態度であれ、完璧に従順な奴隷になるんです」
美貌の女貴族の身体が心の中を示すようにうねった。柔らかな恥丘がまたヒクリと動く。
潤んだ瞳で見つめるステラに、レクターは冷静にブーツをはかせていく。
ステラの視線は、整った顔をした彼の身体をゆっくり這い回っていた。
レクターはどう見てもただの優男だった。
本当に一般人と何も変わらない、特徴のない若い男に過ぎない。
ステラの瞳は彼の首筋からローブに包まれた細い肩に降り、ステラにブーツをはかせている長い腕を這い降り、彼女のすぐ側にひざまずいている下半身へと這って行った。
ステラは、レクターの細い腰や、緩やかなローブに包まれた太腿を熱っぽく眺める。
若い魔法使いの男の肉体を、ローブの上から愛撫するように見つめる。
「ほら、もう一方の脚を──ん?」
レクターがその視線に気付いた。
茶色の瞳でステラを見上げる。
途端に、彼の印象が一変した。眉を上げながらステラを見つめるレクターの目に、ギラギラ輝くような光が灯った。
ステラが陶然と溜め息をつく。細い喉で生唾を飲み込む。
「ふ・・・ぅ、ふぅッ・・・」
喘ぐような声を洩らすステラに、レクターは微妙に皮肉を含んだ笑みを返した。
明らかに興奮している女貴族の潤んだ瞳を射るように見つめ、数十秒間ねっとりした視線を交わしてから、レクターは声を上げて笑った。
「ふふふw」ステラの左の太腿に手を置く。「ほら、お前のいやらしい足を上げなさい」
クチャッ・・・と、濡れた音を太腿の奥から響かせつつ、ステラはレクターに従った。
黒いオペラグラブ。黒いボディス。黒いロングブーツ。
ヌメヌメ光る不思議な素材でできたスーツが、ぴっちりとダークエルフの灰色の肌を包み込んだ。
女体の中心だけを残して。
「では、立って」
自分も立ち上がって、レクターがスツールの上のステラに命令した。
ステラが何か言いたげに見上げる。
「なんです? ホースが欲しいんですか?」レクターが微笑む。「ちゃんと用意してありますよ。大丈夫w」
美貌の女貴族は、端整な顔に一抹の不安を浮かべてふらふらと立ち上がった。
黒いスーツに包まれ、腰の部分だけを完全に剥き出しにした淫らなダークエルフの女体が、三面鏡に映し出される。
ステラはすでに糸を引くほど湿った自分の三角地帯を恥ずかしそうに見つめて、それからレクターを見る。
レクターはニヤニヤ笑いながら、ゆっくりとステラの背後に回った。
「ホースを上げましょうね。そのまま立ってるんですよ」
「は・・・ぁッ・・・」
猿轡を噛まされたままのステラは、秘部もお尻も丸出しのまま、不安げに立ち尽くす。
レクターの気配がお尻の側に回ると、彼女の美しいヒップがきゅっと締まった。
「ふふふ──昨日の鞭打ちが忘れられませんか?」
レクターが彼女の反応を嘲笑う。
「大丈夫。アジトに戻ったら、また思い切りぶちのめしてあげますからw」
「くふぅッ・・・」
「まずはちゃんとホースを着けて、アジトまで歩いて帰らないと、ね」
「ふぅ・・・?」
ステラは当惑して背後を見た。
レクターの左手が、ステラのお腹に回ってきたのだ。
左斜め後ろからレクターの腰が密着してきて、ステラの左の尻タブに硬いものがめり込む。
よろめくステラを左手でしっかり抱き寄せ、腰を固定してから、レクターは右手を動かした。
ごそごそと、何かを取り出す音がする。
キュポン! と瓶のフタが外れる音がした。
「フゥゥッ!」
ステラが悲鳴を上げて身をよじる。
その音は、昨夜から10回以上聞いてきたあの音だった。
「頭を下げなさい。お尻を突き出して、足を肩幅に広げて」
化粧台の前で、レクターが厳しい命令を下す。
ステラが身悶えていると、レクターは彼女の足首を蹴飛ばした。
「足を広げなさい! お尻を突き出して! ほら、早く!!」
怒りを含んだ激しい声に、ステラは髪を振り乱して相手を睨みつけた。
振り向けば、やはりレクターは新しい媚薬ローションの小瓶を右手に持っている。ステラに裸のお尻を突き出せと言うのは、またしても媚薬を彼女の体内に注ぐ気なのだ。
いや、と猿轡の中で叫んでステラが身をよじる。
レクターは暴れるステラの腰をしっかり抱き寄せて、強い口調で命令した。
「言う通りにしなさい! お前は私の奴隷なんですよ。ほら、このいやらしい尻を後ろに突き出して、私がいじれるようにするんです!」
「うう、ふぅぅッ!!」
なおも暴れようとしたステラが、ビクンと硬直した。
背中を反らし、レクターにもたれかかって、甲高い悲鳴を上げる。
レクターの右手がそのお尻をグイグイ揉んでいた。
手に持っていた小瓶が消えている。レクターの掌はステラのお尻の谷間に潜り込み、彼女の後ろの穴のあたりを乱暴に押し上げていた。
「ひぃ、ぐぅッ・・・!!」ステラが悲鳴を上げて爪先立ちになる。「ひふぅッ、うふッ!」
「ほら、頭を下げなさい! 尻を突き出して」
レクターが腰を抱いた左手で巧みにステラの体勢を崩し、彼女をくの字に折り畳んでしまう。
右手がグリグリとステラのお尻の谷間を揉み続ける。
媚薬ローションの小瓶はその掌の中にあった。
「ふぐぅぅッ・・・」
弱々しい悲鳴を上げるステラの、尻孔の中に。
封の開いた媚薬ローションの瓶の口がステラの美尻の中心にめり込んで、トクン、トクンと粘っこい粘液を女貴族の腸内に送り込んでいる。
ステラは瓶に貫かれたお尻を悲しげに左右に振った。
完璧な丸みを帯びた、若々しくて女らしい見事なヒップがくねくねと揺れる。
レクターは瓶をグリグリと意地悪く動かしながら、ダークエルフの女貴族のアナルに媚薬を流し込む。
下腹部丸出しの美貌の女貴族を嬲りながら、レクターは爽やかに笑った。
「お前専用のホースはね、ローションを塗っておかないとうまく入らないんですよw」
「ふぅッ・・・?!」
ツポン!
瓶がステラのアナルから引き抜かれる。
光る粘液がヌラーッと糸を引いて、ステラの少し腫れた小さな肉孔から離れていく。
「ほら、そのまま、そのまま──力を抜いて。行きますよ?」
「うーッ?!」
美しい女尻を力なく揺らすステラの尻孔に、今度は3cmほどの黒くて滑らかな珠が襲いかかった。
彼女が腕と胴と脚に纏っている不思議な素材と同じ光沢を持つ、大きな黒いビーズ。
それが、ヌポン、と女貴族のお尻の中にめり込んだ。
「ひぅッ」ステラが顔をばっと上げる。額に脂汗が浮かんでいた。「ぃ・・・ふッ・・・!」
黒いビーズはひとつではなかった。直後にもうひとつ、同じサイズのビーズが彼女の尻を襲う。
ヌポン!
何とも言えない衝撃を伴って、女貴族の尻孔に黒いビーズが入っていく。
ヌポン! 3つめ。
ヌポン! 4つめ。
「ふぅぅーッ、うふーーーッ!!」
内股になってガクガク震えながら、美しい女貴族が首をブンブン振る。
「気持ちイイんでしょう? すごく濡れてますよ、お前のいやらしいオマンコは」
「くぅン・・・!」
裏返った泣き声を洩らす女貴族に、レクターはなおも黒いビーズを埋め込んでいく。
ヌポン! 5つめ。ヌポン、6つめ。
「ほら、これで最後w」
7つめ。
ステラの美しい女尻は、いつの間にかクイッと宙を向いて持ち上がり、黒いビーズをハメ込まれる角度に合わせていやらしく反り返っていた。
そのボリュームのある尻肉に、サワサワと柔らかな毛が触れる。
黒くて長い、艶のある毛が。
「う・・・ふ・・・?」
涙をこぼしながら、ステラが自分のお尻を見ようと振り向いた。
悩ましい曲線を描く女貴族のヒップに、馬の尻尾が生えていた。
黒々と艶のある、長い黒馬の尻尾が。
「お前用のホースですよw」レクターは笑いながら、今度は黒くて細いベルトを取り出した。「さ、固定しましょうね」
ステラの腰に、その黒い革のベルトを巻き付ける。
ベルトは、ちょうどフンドシのような形で、腰に回して止めた後で股間に一本革ベルトを通せるようになっていた。
幅、わずか1cm。
ボディスや黒いビーズと同じく、金属質の不思議な光沢を持つ素材でできている。
レクターはそれをステラの恥丘の側から濡れた股間に通し、お尻の部分にある金具と馬の尻尾をつなぎ合わせて、ふらつくヒップの上で腰のベルトに接続した。
「ほら、真っ直ぐ立っていいですよ。ちょっと締め上げますからw」
くなくなと揺らめく熱いステラの身体を無理やり起こさせてから、ギュッとその革ベルトを締め上げる。
まさにフンドシを締めるように、ステラが飛び上がるほど締め上げた。
「ひぅン・・・!」
ステラが悲痛な泣き声を上げる。
それもそのはず、彼女の秘部には黒い革のベルトがギッチリと食い込んで、肉厚のラビアをぱっくりと左右に開かせ、にじむ愛液をトロトロと滴らせるほど強く締め上げているのだ。
お尻の側では金具につながれた馬の尻尾──アナルビーズがベルトに持ち上げられ、グリグリと腸の中に入り込んでくる。
立ち上がらされたステラは、そこから身動きできなくなってしまった。
わずかにでも動けば、お尻の中でビーズがゴリゴリ動いてマッサージを始め、媚薬ローションで一杯になったお尻を掻き混ぜるのだ。
幅1cmの淫らなベルトをショーツの代わりに穿かされて、女貴族は大切な部分をほとんど丸出しにしたまま、レクターの腕の中でどうしようもなく震えて立ち尽くしていた。
「さ、では猿轡を外して感想を聞きたいのですが、その前に!」
レクターは楽しそうだった。
お尻に食い込んだ責め具に脂汗を流して硬直している女貴族の苦しげな顔を眺めつつ、背後から彼女の美しい身体に抱きつく。
ダークエルフの特徴である長くて繊細な耳に、レクターは唇を這わせた。
「このクリスタル・レザーメイルの、とっておきの機能を体験させて上げましょうw」
フゥ、フゥッと喘ぎながら立ち尽くす下半身ほぼ丸出しのダークエルフの女貴族に、背後から抱きつくヒューマンの魔法使いの男。
そんな2人を、化粧室の入り口から女僧侶のリバーが眺めていた。
ノックして入ってきたのだが、ステラの泣き声で打ち消され、調教に夢中のレクターは周囲に注意を払っておらず、気付いてもらえなかったのだった。
「もう・・・」リバーはぼそりと呟く。「アンナが犯されてから、完全にヘンになっちゃったなぁ」
「ほら、これですよw」
レクターは右手に一本の棒を取り出した。
木琴のバチのような形状をした棒だった。長い棒の先に、黒くて滑らかな珠がついている。
──女貴族のお尻に埋め込まれた珠と同じ見た目の珠が。
「これはね、全部クリスタルで出来てるんです。特製のね。共鳴の魔法が仕込まれた」
レクターはステラの耳にぴったり唇を寄せ、火照った女貴族の脳に直接囁きかける。
「お前みたいな淫らなメスダークエルフの奴隷には、ぴったりのレザーメイルなんですよ。どうぴったりかと言うと──ほら、こうです!」
手に持った棒を振る。
クリスタルの黒い珠が、ステラの黒いボディスを叩く。
コォォォン・・・!
柔らかなボディスの生地が、その光沢にふさわしい金属音を立てた。
高く澄んだ音。長々と尾を引いて響き渡る心地よい音。
ォォォン・・・ィィィン・・・。
音につられて、ごく微妙な震動が空気を揺らす。
「うーッ? ふぅ・・・ぅッ・・・?!」
ステラが脂汗の流れる美貌を苦しげに左右に振った。
その胴体が、二の腕が、黒いクリスタルレザーの微震動でわずかに震えている。
ィィィン・・・と、ごく小さな音を立てて、ステラの肌がバイブレーションに晒されていた。
乳房と脇腹を包んだ黒いボディスが。
そして、ボディスの音に共鳴したオペラグラブが。
膝上まである、ロングブーツが。
──美しいヒップの中に収められた、7つの大きな黒いビーズが。
「ふッ、ふぐぅぅッ!」ステラが悶える。「うぐぅッ、ひぅッ!!」
「イイでしょう? あなたは脇腹が敏感だし、お尻も感じやすいようだからw」
笑いながら、レクターはよろめくステラの猿轡を外し始める。
「さあ、感想を聞かせてください、淫らなメスダークエルフさん」
「ぷはッ・・・!!」猿轡が外れた瞬間、ステラの唇からトロンと光る唾液が宙にこぼれる。「ひ・・・ひはッ!」
ステラの反応は、昨日の彼女からは考えられないものだった。
レクターに身をもたせかけ、彼が抱きとめてくれるのを確認すると、その胸の中に顔を埋めて欲情した喘ぎ声を洩らし始めたのだ。
「ふふふw お気に召したようで。じゃあ、それをつけてアジトまで行きましょうね。──っと?」
ステラから離れようとした時点で、ようやくレクターは入り口のリバーに気付いた。
「ハロウ」リバーが皮肉っぽく言う。
「ノックするように言ってるでしょう、リバー?」やや不機嫌そうにレクター。
「したわよ」鼻を鳴らしてリバー。「クラックス、そのメスダークエルフの家で金目のモノを漁ってたそうよ」
「わかりました。行きましょう」
レクターは頷いて、ステラから手を離し、リバーを促そうとした。
リバーは彼の手が触れる前にさっと身を翻して廊下へ出て行く。「はン」
眉を上げてそれを見送ってから、レクターは後ろを向いた。
肩で息をしながら、美しいダークエルフの女貴族が彼を見つめている。
秘部に細いベルトを食い込ませ、黒い尻尾をぶら下げた恥辱のコスチューム姿でありながら、彼女の青い瞳は鋭い笑みを含んでレクターを見つめていた。
「ふむ」レクターは微笑んだ。「調子に乗ったら、また死ぬほどお仕置きしますよw」
後ろ手で立ち尽くすステラに、もう一度バチの「お仕置き」が打ち込まれる。
色責めに淫らな悲鳴を上げながら、女貴族は同じ表情でレクターを見つめていた。
玄関ホールにはダークエルフの男とオークの男がいた。
先に着いたリバーが、露骨に不機嫌そうな表情でレクターを睨んでいる。
それから、足元に一人、ダークエルフの男が転がっていた。
ホールに現われたレクターが、その男を冷たい笑いで見下ろす。
転がっているダークエルフの男は、痛みに呻くばかりでレクターを見ようともしない。
「GJ、ダーリオ、ドン」レクターが言う。
「そっちもなw」
弓を持っているダークエルフの男、ダーリオが、ニンマリと笑った。
その視線の先には、レクターに腰を抱かれたダークエルフの女の姿があった。
幅1cmのベルトを恥丘に食い込ませ、後ろ手に手錠をかけられて、ヨタヨタと内股で歩く被虐の女貴族の姿が。
「つまらん仕事だった」オークの巨漢、ドンがぼやく。「そっちは楽しそうだな」
レクターは肩をすくめ、ブーツの先でダークエルフの男をつつく。「クラックス!」
呻き声を上げて、床に転がされたダークエルフの男──つい先ほどステラの乳房を味わったばかりのクラックスが、腫れ上がった顔を持ち上げた。
レクターを絶望的な顔で見上げ、それから、その隣を見る。
美しい女貴族の纏っている淫らなコスチュームを見て、クラックスは暗い笑みを洩らした。
「・・・へへ、エロい服をプレゼントされたんだな、ステラ」
「私の大事な奴隷ですからね」とレクター。
小さく舌打ちして、リバーが蹴られた頬を撫でる。
「へッ・・・いい趣味してるぜ」クラックスが下品に笑う。「そのアバズレにはぴったりだよ」
全員の目が、ダークエルフの女貴族に注がれた。
視線を浴びたステラは、上目づかいにトロンとした目で彼らを見つめ返す。
不思議な光沢を持つ黒いコスチュームは、彼女の鋭い美貌によく似合っていた。濃い化粧も整った顔の色気を上手に引き立てている。
若々しく弾けるような肌が、下腹部だけ曝け出され、細いベルトで淫らに締め上げられているのが、いまのステラの境遇を如実に表わしていた。
しかも、そんな扱いを受けている当の本人が、陶酔したような潤んだ瞳で男たちを眺め回しているのだ。
「ちくしょう、興奮するぜw」ダーリオが笑った。
「アンタ、フィオレちゃんとヤッたばっかじゃない」リバーが突っ込む。
「フィオレは可愛いお姫様だ。ステラは」ダーリオは掌を上げて見せる。「女豹だよw」
ステラの青い瞳が値踏みするようにダーリオを見る。
それから、彼女は足元のクラックスを見た。
トロンと潤んでいた瞳に、強烈な軽侮の光が浮かぶ。
「チッ」クラックスが暗い笑いを浮かべた。「汁垂らしながら、まだそんな目をしやがるかよw」
「いい女だな」オークのドンが腕を組んでボソッと言った。
「ケダモノよ」リバーが恨めしげに口を挟む。
「それがいいんだ」とドン。
レクターが楽しそうに解説し始めた。
「どうです、これ? クリスタルなんですよ、特注の。メスダークエルフさんのいやらしい身体を、もっといやらしく躾けるための──ほら」
右手に持っていたバチで、またステラの脇腹あたりをコォンと叩く。
「ひッ・・・?!」
悲鳴を上げて、ステラの腰が砕けた。
内股になり、丸く美しいお尻を突き出して、その場に崩れそうになる。
ふさふさした尻尾が、灰色のヒップの上でふわりと揺れる。
「う・・・ぐぅッ・・・!」
その尻尾の黒い毛は、内部の震動の激しさを物語るようにビリビリ震えていた。
時間切れなのでここまで
また後ほど・・・。
「何だありゃw」ボコボコにされたクラックスが、喘ぐステラを見て欲望に目を光らせる。
「だから、クリスタルですw」レクターは楽しそうだ。「共鳴するんです」
言いながら、ステラの胸をまたコォンと叩く。「ここと──」
「ひぃぃッ!!」
ステラが美貌を歪め、上半身をカクンと倒した。
レクターに寄りかかって、彼の肩に自分の頭を預ける。
泣きじゃくるステラの背中に手を回し、レクターがまた叩く。「ここと──」
コォーン──ヴヴヴヴ・・・。
複雑に響きあって、クリスタルの共鳴音が急に強くなった。
レクターがすかさずステラの腕を包む黒いクリスタルのオペラグラブを叩く。「ここと──」
コォーン──ヴィィィィン・・・。
「あぁぅ・・・はぅッ、あぅ・・・!」
ステラはレクターの肩に噛みつくようにして、快楽の泣き声をほとばしらせる。
崩れ落ちそうになったヒップに、レクターが左手を回した。
馬の尻尾を根元から掴む。
そして、現われた馬の尻尾の根元に、バチを叩きつけた。「この中とw」
コィィィィン!
ヴゥゥゥゥン、ヴィィィィン・・・。
空気が歪むような強い波動。
強烈なバイブレーションが、媚薬に漬け込まれたステラの女体を洗い上げる。
乳房を、感じやすい脇腹を、そして美しい女尻の中心を。
よろめく彼女にお構いなしに、レクターはグイグイ尻尾をしごいてステラのお尻を吊り上げていく。
膝立ちにさせ、立ち上がらせ、爪先立ちにさせて、なおも突き上げるように尻尾をステラのお尻に食い込ませていく。
クリスタルの震動が、媚薬でとろけた若い女貴族の肌を、体内を、蝕んでいく。
「あひぃッ・・・! あはぅ、ひぅぅ・・・」
ステラが情けない悲鳴を上げる。
涎を垂らしながら喘ぎ、爪先立ちでヨタヨタ足を踏み替えつつ、レクターの首筋に身体を押しつける。
ボタボタと、玄関ホールに女貴族の愛液が滴る。
レクターが左手で彼女の尻尾を大きく左右に揺らし始めた。
お尻をその尻尾に貫かれているステラは、泣きながら彼の手を追ってセクシーな女尻を左右に踊らせる。
くね、くね、くね、と、美しいヒップが左右に揺れる。
美貌の女貴族にして女剣士、誇り高い女王ステラが、アナルにブチ込まれた尻尾を追って、裸のお尻でぶざまなダンスを踊るのだ。
ぶちのめされたクラックスですら、そのダンスに興奮の眼差しを送った。
「イイでしょう? かなり値が張るんですよ、このセットはw 連合の王のお戯れのために試作させたんですが、まずは誰かで試せと言われちゃいましてね」
レクターは暖かい声で言いながら、その口調とは裏腹にステラの尻尾を乱暴にグイグイ揺り動かす。
「──本当は下半身の防具もあるんですがw ないほうが嬉しいでしょう、ステラ?」
ステラはレクターの首筋に顔を埋めて泣いた。「バカ・・・!」
お尻はダンスを続けながら、必死でレクターの肩に美貌を押しつける。
クラックスは興奮と嫉妬の入り交じった表情で2人を睨んでいた。
「これをつけて、我々のアジトまで歩いて帰るんですよ。普通に歩いて6時間はかかりますけどねw」
ステラは泣きじゃくりながら首を左右に振る。
レクターは全然相手にしなかった。
「そろそろ出発しないとね。もう一仕事ありますし」
「デフェンドは?」リバーが気付いて言った。「いま回収屋と話をしてるわ」
「彼は別行動です」レクターはそれだけ答えた。「行きますよ」
そして、ステラの尻尾を掴んだまま、意地悪く左右に揺らしながら歩き始める。
「ひあッ・・・!」
女貴族が泣きながら、身を反らしてフラフラと彼の側をついていく。
「そ、そのカッコでこの街を引き回すのか」クラックスは興奮しきりだった。「俺にも見せてくれよ、へへへ」
「懲りないヤツだな、お前は」むしろ感心した口調でダーリオが呟く。
「さっきその女をイカせまくってやったんだ。俺は結構役に立つぜ? 因果のある男に犯されたほうがそのマゾ貴族さんは燃えるんだからな」
レクターが立ち止まって、自分の肩に顔を預けているステラを見る。
喘ぎ続けるステラが、その視線に気付いて顔を上げた。
一瞬、レクターとステラは見つめ合った。
それから、レクターはクラックスを無表情に見下ろす。
「──おや?」さり気ない声だった。「こんなところに、洞窟ネズミが一匹」
クラックスの笑顔が硬直した。
「これもフィオレさんの財産でしょうか? まあ、しゃべる洞窟ネズミは珍しいですね」
「ふん」リバーが小さく呟く。「ノリノリなんだから」
「珍しいので、とりあえずキープしておきましょう。リバー、後はよろしく」
「はいはい」
レクターは、喘ぐステラを尻尾で操って、フィオレの邸宅の玄関の扉へと彼女を歩かせた。
玄関ホールの扉が開く。
下腹部丸出しのステラを、レクター以下5人のメンバーは情け容赦なくダークエルフの地下都市に引きずり出した。
「待って」ステラが弱々しい声で訴える。「何でもするから・・・許して」
「顔を上げなさい」
レクターはステラのお尻に生えた尻尾を掴んだまま、穏やかな声で言う。
「お前は私に屈服したでしょう? だから、何をしようと私の自由なんですよw」
レクターが前に進む。
尻尾で身体を操られるステラも、「ひぐッ」と苦呻を洩らしながらヨタヨタと前に進まされる。
「いや」弱々しい声で、ステラ。「お願い」
「覚悟を決めなさい」レクターは微笑んだ。「いまから、私があなたを殺すのだから」
ステラが彼の顔を見上げる。
涙にくれる女貴族を見つめて、レクターは悪魔の笑みを浮かべた。
「親は殺され、愛しい娘は連合に犯され、あなたの身体もここまで穢された」
レクターは優しく微笑みながら囁きかける。
「あなたの未来に、もう希望はありません」
「あう・・・」
ステラがゾクリと震えて、美しいヒップを締め上げた。
馬の尻尾がさらさらと裸の女貴族の尻で揺れる。
「あなたの両親はもう蘇りません。穢されたフィオレさんの身体も、あなたの身体も、二度と元には戻りません。手遅れです、何もかも。あなたには力がない。何も変えられない。何も救えない」
「はぁ・・・うッ・・・」涙をこぼしながら、ステラがなまめかしく喘ぐ。
「だから、私が殺して上げましょう。気高い女貴族のステラを」
レクターの空いた手がステラの頬を持ち上げる。
お尻に与えられる淫らな刺激で腰砕けになっているステラの、涙と脂汗で輝く熱い美貌を、ゆっくりと起こさせて唇を重ねる。
レクターは、玄関の扉の前で、ステラの腰が完全に溶けてしまうまでディープキスをした。
彼の薄い唇が離れると、ステラはトロトロに溶けた青い瞳で必死に彼を見つめた。
「──女貴族のステラを殺してあげます。私の可愛い奴隷として生まれ変わりなさい、淫らなメスダークエルフさん」
「あ・・・」ステラは唇を光らせて喘ぐ。「あぅ・・・」
「行きましょう」
レクターがステラのお尻に生えた黒い尻尾をねじった。
カクン、カクンと美しいお尻を揺らしながら、ステラがその手に従う。
「は・・・はい」
魂の処刑を宣言された女貴族は、男の胸にぴったりと身を寄せて、命じられるまま館の玄関をくぐった。
その2人を、玄関ホールから10人以上の男たちが見送る。
ダーリオとドン、それにクラックスは、レクターとのやり取りで一気にトロンと溶けたステラの淫靡な美貌を見せつけられて言葉を失っていた。
リバーに呼ばれて玄関ホールにやってきた連合の「回収チーム」、すなわち借金のカタを洗いざらい運び去る運び屋たちは、生唾を飲んで女貴族のヒップを見つめていた。
「なあ」男の一人がリバーをつつく。
「・・・何よ」刺々しく、リバー。
「あいつ、奴隷城に行く予定は?」
「ないわよ。ペッ」リバーは唾を吐く。「見りゃわかんでしょ。レクターのお気に入りなんだから」
「ちっ」回収チームが舌打ちする。「奴隷は共有財産ってのは、やっぱ建前か」
「建前よ」とリバー。「でも、近いうちにアンナは回ると思うわよ。あと、この家の娘のフィオレも」
「なに」ダーリオが割り込んで来た。「フィオレが? なんだその、奴隷城ってのは」
「てめぇには関係ねえよ、新入りw」運び屋がダーリオをからかう。「奴隷城の鍵をもらってねえだろ」
「なんだと?」ダーリオはその男に向き直った。
「やめなさいよ、バカ」リバーがダーリオの腕を掴んで引きずる。「行くわよ、ほら」
「アンナが奴隷城に来るってのは、本当か、おい」回収チームはダーリオを睨みながら言った。
「ホントよ、ホント」
リバーは適当に答えて、ダーリオを外に引きずり出す。
「そのブタよろしくね、回収屋さん」
「おう」
リバーに引きずられ、憮然とした表情で出ていくダーリオを、オークのドンが肩をすくめながら追う。
いっぽう、アンナが「奴隷城」に回されると聞いた回収チームの男たちは、ニタニタ笑いながらクラックスの身体を改めてガッチリ縛り、麻袋に詰め込んでさらにグルグル巻きにした。
「くそ」袋の中でクラックスが呻く。「息ができねえ。死んじまう」
「窒息死なら楽な死に方だぜ、女衒屋w」回収チームが笑う。
「しかし、アンナが奴隷城送りか」別な男が笑った。「楽しみだな」
「アンナが訴えを出したらしいじゃないか。それで王が叩かれた。ま、JSにもメンツがあるってこった」
「RMT屋にメンツかよw ──しかし、アンナもよくよく運のねえ女だよな。JSの子供まで産まされたんだろ。まだ犯られるのかよ」
「ああw 奴隷城は、濃いぞ。アンナは徹底的に調教されてるらしいから、さぞかしいい声で──」
「シッ」
ゴツン、ゴツンと鉄のブーツの足音が響くのに気付いて、回収チームは淫らな噂話をやめた。
黒い鎧のヒューマンの戦士、デフェンドが、沈んだ表情で玄関ホールに出てくる。
アンナの噂話をしていた男2人がクラックスの縄尻を掴みつつ、そそくさとスクロールを取り出す。
2人はスクロールを読んでクラックスごとその場から消えた。
残る数人の男たちはデフェンドに会釈して、奥へ戻って作業を続ける。
デフェンドはそれを見送ってから、複雑な表情でレクターの去った玄関の扉を睨んだ。
「レクター。アンナは貴様には渡さんぞ」
アンナは、裸でバスルームに立たされていた。
むっちりとした肉感のある上半身に、真っ黒な縄が食い込んでいる。
首縄から始まって、小ぶりな乳房と両腕をガッチリ緊縛し、可愛いお臍の上を通り、細身ながらムチムチした腰を締め上げ、安産型の女らしい下腹部を絡め捕る。
黒縄による、本格的な亀甲縛りだった。
アンナの白い裸体はねっとりと光る粘液に包まれて、薔薇色に紅潮している。
縄で無理やりくびり出された小さな乳房の頂点に、コリコリにしこったサーモンピンクの乳首が突っ立っている。
柔らかそうな下腹部には、彼女の女の蜜とヌラヌラ輝くローションがタラリタラリ滴っている。
アンナは、xxxJSxxxという名前のエルフの弓将とその部下に輪姦されたのち、彼らのアジトに連れ込まれ、緊縛を施され、このバスルームへ連れて来られたのだった。
アンナの足元には、黒いマットが敷かれている。
2m四方はある、キングサイズのベッドなみの大きなマットだ。
バスルームがまた、そのマットを小さく見せるほど、大きい。
広大で美しいバスルームだった。
タイル張りの床と壁は、エルフらしい明るい淡色に彩られ、広い窓から入ってくる日光と合わせてバスルームを眩いばかりの光で包んでいる。
心地よく湯気を立てる浴槽は、20人は優に入れるゆったりとした岩風呂だった。
洗い場も広い。手桶や蛇口に加えて、さまざまなタイプのポーションの瓶が置かれているのは、さまざまな種類の香水をエルフたちが使うから──そして、淫靡な目的に使われるアイテムも並べてあるからだ。
アンナの裸身と黒縄をヌラつかせるローションも、そんなアイテムのひとつだった。
20人近いエルフの男たちが、アンナの周囲を囲んでいた。
短い髪を妖艶に乱したアンナの背後にはついさきほど彼女のアナルを犯したエルフの凌辱鬼、xANGELxがいて、縄尻を握っている。
いずれも、xxxJSxxxのクランに所属するエルフの弓兵たちだった。
「みんなお前が帰って来ないから腹を立てていたよ。今日は徹夜でご奉仕するね」
ANGELが、片言の共通語をアンナの紅潮した耳朶に吹き込む。
「ううっ・・・」
アンナは身をよじって彼の唇から耳を離し、はぁ、はぁと熱い吐息を洩らした。
ANGELはそんな彼女の縄尻をギリッと引き寄せ、自分の腰を彼女の裸体に押しつける。
「お前審問行くね。行く前犯すね。行く後犯すね。休みなしよ。お前一人で40人相手するね」
悲しげにうなだれるアンナ。
エルフの凌辱鬼は女僧侶の美しい横顔を楽しそうに眺め、それからゆっくりと彼女をひざまずかせた。
黒いマットの上に、白い膝が柔らかくめり込む。
マットの表面は、ヌラヌラ輝く透明なローションでどっぷりと覆われていた。
アンナの肌を包む淫らなローションと、同じローションだ。
「く・・・ぅ・・・」
少し腫れぼったくなった唇から、押し殺した呻きが洩れる。
力なく呼吸を繰り返す白いお腹が黒縄を揺らし、肌の上を隈なく舐めるザラザラしたロープが微妙に動く。その動きに、アンナは性感を刺激されているのだった。
ANGELはその様子に満足してニヤリと笑うと、正面に立っている相手に顔を向けた。
「さあ、用意できたよ。次はお前。服を脱ぐね、ダークエルフ」
「ああっ・・・」
ANGELの視線の前に立っているのは、優しげな美貌のダークエルフの令嬢、フィオレだった。
裸になれ、と命じられて、身を揉みしぼる。
アンナほどではないものの、フィオレも哀れな姿をしていた。
レザーのスタイリッシュなジャケットは、前が完全に開いている。
フィオレはシャツもブラジャーも着けていなかった。右手で乳房を隠している。
下半身も、肝心の部分には何も着けていない。太腿は大袈裟なデザインのプロテクターにしっかりと守られているのに、お腹から秘めやかな場所にかけての滑らかな肌は剥き出しで、フィオレはそこを左手で隠していた。
隠しきれない素肌を、エルフの弓兵たちが楽しそうに視姦している。
新しい性奴隷の価値を確認して、期待に満ちた目でその肉体を眺めているのだ。
「うう・・・」
どうしようもないとわかっていながら、それでもフィオレは両手で身体を隠していた。
右手の中で、丸々と実った美しい双乳が柔らかな曲線を描いている。
小さくて可愛らしいヒップは剥き出しだ。それが恥辱に震える様子を、後ろに回り込んだ数人のエルフが垂涎の表情で見つめていた。
左手に隠された秘部や太腿には、ねっとりと粘液のこびりついた跡が残っている。エルフの弓兵SPEEDと、ダークエルフの弓手ダーリオに代わる代わる犯された痕跡だ。
すらりと伸びたフィオレの肢体は、むっちりとした肉感のあるアンナの可愛らしい裸体とは対照的だった。
安産型で女らしい体型に、可愛らしいサイズの胸をしているアンナ。
若鹿のような細い腰をしているのに、腕からこぼれ落ちそうなたわわな美乳を持つフィオレ。
表情も対照的だ。
ローションを塗りたくられ淫らに緊縛されたアンナは、火照った顔をしてはいるものの、表情には気高さが残っていた。
いっぽうのフィオレは完全に怯えていて、いかにも嗜虐心をそそるようなおどおどした表情をしている。
フィオレの儚げな美貌は、か弱く美しい生贄の表情だった。
「とっとと脱ぐね」
逡巡するフィオレに、ANGELが冷たく命令する。
「逆らうなら犯す言われた。お前逆らう、我々お前犯す、盟主怒らないね。いいか?」
「そんな・・・」
フィオレは涙をためて自分の身体を強く抱いた。
と、20人のエルフたちが、ぞろり、と動いた。
アンナとANGELを迂回するようにして、立ち尽くす半裸のダークエルフの令嬢に近付く。
「ひ・・・!」
「逆らうなら犯す言われたよ」ANGELがニタニタ笑っている。
「い・・・いやっ」フィオレはかすれた声を絞り出した。「ぬ、脱ぎます・・・脱ぎますから・・・!」
20人の男たちは、ジワジワとフィオレの身体に近付いてくる。
(ああ・・・いやだ、こんな人数に襲われるなんて、いや・・・)
男たちの吐く息が、彼らの体温が、フィオレの肌にチリチリと熱い感覚を送ってくる。
凄まじい重圧だった。
まだ見習いのメイジに過ぎないフィオレの女体に、戦争で名を馳せる手練れのエルフの弓兵が20人も迫ってくるのだ。
1対1でも絶対に敵わない相手が、20人も。
はばかることなく欲望を剥き出しにして。
「いやぁっ・・・!」
フィオレはその場でヘナヘナと座り込んだ。
必死に身体を丸め、自分の腕で抱いて泣き声を上げる。
「脱ぎます・・・脱ぎますっ・・・! ゆ、ゆるして、許してください・・・!」
ANGELは満足そうだった。「なら、とっとと脱ぐ」
フィオレがジャケットを脱ごうとする。
「立つ!」ANGELが怒声を発する。「座るない! 精液奴隷、身体隠すないね!」
「あああ・・・はい、はいっ・・・!」
フィオレは20人のエルフに至近距離で取り巻かれ、熱い吐息を浴びながら、ふらつく足で何とかその場に立ち上がった。
泣きじゃくりながらジャケットに手をかける。
ガクガク震え、何度も手を滑らせながら、哀れな生贄の令嬢は自らの灰色の裸身を曝け出していく。
儚い美しさのある顔を涙でぐしゃぐしゃにしてフィオレがジャケットを半分ほど脱ぐと、エルフたちがゲラゲラ笑いながらそのジャケットを引っ掴み、乱暴に引き剥がした。
「ひぃっ・・・」
フィオレが身を縮めながら悲鳴を上げる。
目を見張るサイズの美乳が、湯気の中でブルゥンと揺れる。
ダークエルフの令嬢は、アンバランスなほどの双乳を慌てて両手で抱き締めた。
「隠すない! 手で隠すないね!」ANGELがすかさず怒鳴りつける。「犯すよ!」
「う、うぅっ・・・」唇を噛んで、フィオレがだらんと腕を落とす。
もう一度、プルゥン、と令嬢の乳房が湯気を押しのけた。
エルフたちが一斉にはやし立てる。
口笛を吹くもの、大声で下卑たセリフを浴びせるもの、ゲラゲラ笑うもの。
男たちの欲望に満ちた歓声がバスルームに反響し、圧倒的な音量でフィオレを包む。
(ああっ・・・私、私・・・また・・・!)
淫らな歓声が、フィオレの乳房にビリビリと響いてくる。
手をのけてしまえば、下腹部も裸だ。ズキズキ疼く秘裂に、恥丘の丸みに、視線が集中する。
背中に暖かい湯気が当たる。お尻の上を、男たちの目が這い回る。
ドクン、ドクンと、マグマの流れる音がする。
フィオレは自分の身体の変化に気付かされていた。
耳が熱い。恥辱で熱い。
背中が熱い。背筋が男たちの視線で熱い。
お尻が熱い。脇腹が熱い。汗が滴り、全身に鳥肌が立つ。
そして、フィオレは濡れ始めていた。
ほっそりした太腿に、トロン・・・と熱い潤みが流れ落ちる。
(また・・・私・・・!!)
フィオレは唇を噛んで俯いた。
涙がこぼれる。自分が自分でなくなったような気持ちだった。
こんな恐ろしい状況で命じられるままに裸体を晒して、自分のカラダは悦んでいるのだ。
(いやだ・・・いや、いや、こんなのはイヤよ・・・お願い、反応しないで)
トロリ、トロリ・・・。
熱い蜜が、ジワジワと熱くとろけていく蜜の泉から溢れ出る。
「ああっ」
フィオレは甘い喘ぎを洩らしていた。
(私・・・もう、ダメ・・・)
「いいよ。お前は本当にいい精液奴隷ねw もう濡れてきた」
ANGELが口を極めてフィオレを辱める。
恥ずかしそうに耳を力なくしおれさせるフィオレの、ほっそりと長い太腿に、つうっ・・・と透明な粘液が流れ落ちる。
エルフたちも、フィオレの女体の反応を指差して笑う。
見られて濡らしてやがる。マゾだ。こいつは、マゾだ。
エルフたちがそう言って笑うのが、フィオレにもわかった。
泣きながらその場に崩れ落ちるが、すかさずANGELの怒声が飛んでくる。
「座るない! 犯されたいか!」
フィオレはわんわん泣きながら、すっかり力の入らなくなった膝でもう一度立ち上がる。
が、すぐにまたペタンとその場に座り込んでしまった。
ANGELが怒声を浴びせつつ、フィオレの側にいるエルフ2人に命令する。
2人の男は、それぞれフィオレの右脇と左脇に手をかけた。
「きゃああっ・・・!! いやっ、イヤイヤぁっ、許してください、ゆるして、ゆるしてぇっ!!!」
フィオレが絶叫する。
バタバタと手を振り回すダークエルフの令嬢を、エルフの弓兵たちは軽々とその場に引っ張り上げた。
長い脚を必死で丸めてフィオレが裸体を守ろうとする。
ANGELが再び命令を飛ばした。
わーっ、と歓声を上げて、エルフたちがフィオレの尻に手を伸ばす。
バシン!
肉付きの薄いフィオレの可愛いヒップが、強烈な音を立てた。
「きゃあっ!」
バシィン! ビシィッ!! ──エルフたちが、争ってフィオレの尻を張り飛ばし始めたのだ。
フィオレはパニックに陥って、声の限りに泣き叫び始めた。
「いやあぁっ!! やめて、やめてぇ! 助けてぇぇっ、ああっ、きゃああっ・・・!!」
息を切らせてわんわん泣くフィオレの魅力的なヒップを、エルフたちはゲラゲラ笑いながらビンタし続ける。
暴れるフィオレの乳房がブルンブルン飛び跳ねて凌辱鬼たちの目を楽しませる。
「フィオレさん・・・」
黒いマットにひざまずかされたままのアンナは、同情を浮かべてフィオレをみていた。
「とっとと全部脱ぐね! 精液奴隷逆らうない! 暴れるのとてもとても悪いね!」
ANGELが声を張り上げる。
号泣していたフィオレの息が切れ、声が消えていく。
苦しげながら乙女らしい呼吸の音だけが、凌辱クランのアジトのバスルームに響く。
「は・・・はぁっ、はぁっ・・・ひぃぃっ・・・」
「足を開くね。すぐに!」ANGELが怒鳴りつける。
白い湯気の中で灰色の美しい裸体を丸めていたフィオレが、ぐすぐす泣きながら首を振る。
「素直にする、お前楽ね。足を開く、いい精液奴隷。開かない、犯すね。アンナと同じ。壊れるまで犯す」
「うっ・・・う・・・」
優しげで大きな目をギュッと閉じて、フィオレが裸の太腿を伸ばしていく。
細身で美しいカーブを描く乙女の下肢が、震えながら左右に開いた。
フィオレの太腿の付け根は、ねっとりと糸を引いていた。
白みがかった女の体液が太腿をべっちょりと濡らし、後から後から流れ落ちてくる。
プルプル揺れる乳房には、しっかりと乳首が勃起している。
可愛らしい秘裂の上に、小さな核が皮を押し退けてそそり立っているのも見えた。
ANGELはニタニタ笑う。
「マゾ。いい精液奴隷ね。マゾ。色情狂。ブーツも脱ぐ。急げ!」
「あ・・・う、うう・・・」
フィオレは脇に男の腕を差し込まれ、どさくさに紛れて美しい双乳を左右からモミモミされながら、苦労してブーツを脱ぎ捨てた。
全裸になったフィオレに、ANGELが命令する。
「マットに寝転ぶね。アンナが媚薬塗る。お前も媚薬漬けよ」
「うわあっ・・・」
フィオレは妖しくエロチックに上気した美貌をANGELに向けたまま、身を揉んで泣いた。
「ゆるして・・・くださいっ・・・! お、お願い・・・おねがい・・・」
「精液奴隷許すないね。従う、楽。逆らう、苦しむ。お前いい精液奴隷。違うか?」
脇を持つ2人のエルフが、フィオレをマットの上に落とした。
ベチャベチャッ、と音を立てて、灰色の裸身が黒いマットに四つん這いになる。
「ゆるして・・・」
泣きながらフィオレがその場で丸まろうとした。
今度はエルフたちもANGELの指示を待たなかった。令嬢のか弱い両手両足をむんずと掴み、仰向けに引っくり返してX字に大きく開く。
「ひぁ・・・っ・・・!」
視界に入ってくるのは、男、男、男、男と、白く輝く明るい空間だけだった。
フィオレは自分の裸身がいっぱいに引き延ばされ、じゅくじゅくに濡れた恥ずかしい割れ目がぱっくり開くのを感じていた。
手足に力が入らない。
フィオレがどうにかできるのは、首と──そして、狂うほど感じ始めている、淫らなヴァギナだけだった。
ぱくっ、ぱくっ・・・秘裂が、蠢く。
空気を吸う魚のように、物欲しげに。
蠢く──
(私・・・)フィオレは男たちを見つめながら狂ったように考えていた。(私の・・・ここ・・・)
──フィオレが、蜜に濡れた熱いヴァギナを、蠢かせているのだった。
自分の意志で。男たちを誘うように。
腰を切なげに疼かせ、背筋を女らしく淫らにくねらせて、男たちの視線を股間に誘う。
こぼれ落ちそうなバストを突き上げて見せて、自分が女であることをアピールする。
「ああ・・・」
(いいのよ・・・)
フィオレは、もう一人のフィオレに心を明け渡しつつあった。
ダーリオにネチネチと嬲られた身体は、あっという間にマグマに満たされ、熱く燃え上がる。
(もう、いいの・・・わたし、いやらしい女なの、いやらしくて、弱い・・・)
ただモジモジするだけではなく、フィオレは自分からわずかに腰を浮かせていた。
熱く濡れた太腿の間にある、さらに熱くて潤った快楽の泉を見せつけるように。
(メチャクチャに・・・して。わたしを、メチャクチャに、貫いて・・・)
ゴクリ、と誰かが生唾を飲む音がした。
エルフたちの歓声は静まり返っていた。
黒いマットの上でエロチックなダンスを踊り始めた、清楚で儚げなダークエルフの令嬢の女体を見つめ、食い入るような表情で蠢く彼女のヴァギナを覗き込む。
「はぁン・・・」
熱くとろけた声でフィオレが喘ぐ。
「おねがい・・・ねえ・・・」
エルフたちは互いに顔を見合わせ、「やるか?」と相談するような表情を見せた。
手足を押さえていたエルフが、ただ押さえるだけでなく、フィオレのほっそりした上腕やふくらはぎを優しく撫で始めた。
まだ闇の令嬢に触れていないエルフたちも、心なしか震えながらダークエルフの裸身に手を伸ばす。
ANGELが許可しなくても、エルフの凌辱鬼たちはいまにもフィオレを犯し始めそうな気配だった。
「フィオレさん・・・」
優しくかすれた声がして、その淫らな灰色の裸身に白と黒の女体が重なった。
ヌチャッ・・・と淫靡な音を立てて、フィオレの頭の側から足のほうへと、緊縛された白い裸身が滑っていく。
「あぅっ」ローションを絡めて触れ合う肌に、フィオレが喘いだ。「あはぁン・・・あン」
69の体勢で、アンナがフィオレの上に重なってきたのだった。
後ろ手亀甲縛りでギチギチに黒縄で締め上げられているアンナが、切なげな吐息を洩らしながらフィオレの胸に逆さまにまたがって、熱く火照った下腹をフィオレの見事な乳房に押しつける。
同時に、アンナは自らの小さな双乳をいっぱいに反らしてフィオレの太腿にこすりつけ、ゆっくりと腰をくねらせながら前後運動を始めるのだった。
「誤魔化す気ねw」ANGELはアンナの白いヒップを見つめながら笑った。「いいよ。素直にするならかばういいよw」
アンナは流し目でANGELを振り向きながら、淫らなマットプレイを始めるのだった。
フィオレは快感に満たされていた。
アンナの白い肌が、ローションを絡めてぴったりとフィオレの肌に密着し、ヌラヌラと優しく前後に滑る。
互いの尖った乳首がお腹や太腿に触れ、アンナの熱い太腿が脇をしっかり挟んでいる。
目の前に真っ赤に充血した女僧侶の秘裂があった。
白い肌を二つに割るように、サディスティックな黒いロープがギチギチと股間に食い込んでいる。
しかも膣口とアナルの付近には、いくつも連なった結び目が作られていた。
アンナが腰を動かすたびに、黒縄の瘤が彼女の秘部とアナルに食い込んでいる。
その縄を伝って、フィオレと同じように白く粘る愛液が滴っていた。
(アンナさん・・・)
ヒューマンの女僧侶の肌は、ダークエルフのフィオレの肌よりも熱く、ほのかにミルクの香りがした。
ムンと来る女の体臭も、爽やかな甘酸っぱさを含んでいてそれほど厭味はない。
「ああ・・・」
喘ぐフィオレに、アンナはゆっくりと前後運動を繰り返す。
「キスするね。オマンコにキスする。いやらしいオマンコ汁吸ってやる」ANGELが命令する。
アンナの腰がヌルヌルと滑ってフィオレの顔に近付いてくる。
舐めさせられるのかと思ったら、女僧侶は腰を持ち上げてフィオレの顔から離し、自分だけフィオレの割れ目に唇を押しつけた。
「ひ・・・あっ・・・?!」
フィオレが甘く高いヨガリ声をこぼす。
女僧侶の熱い唇が、ジュッと音がするほど強く、フィオレのヌラつく秘唇を吸い上げたのだ。
ジュルジュル、ジュルッ・・・!
女僧侶が体液を吸い上げる感覚が、フィオレの脳髄を直撃する。
清冽な笑顔を見せていたあのアンナが、鼻を埋めるような勢いでフィオレのヴァギナにむしゃぶりついて、いきなり強烈な吸い上げを始めたのだ。
「ああっ、あわっ、あ、アンナさぁっ・・・あはぁン・・・!」
フィオレは腰をねじって強烈な快感にヨガリ泣く。
アンナの鼻が秘裂とアナルの間をグイグイ押してくる。
柔らかな顎が、限界まで勃起したクリトリスをグリグリマッサージする。
「どうして? どうして、あン・・・あぁン、ひぁっ・・・!」
白い光がフィオレに迫ってきた。
胸を反らすと、アンナのお腹に乳首が当たった。ローションでぬめる黒縄に乳首がこすれる。
内腿をアンナの濡れた髪が撫で回す。熱い蜜の泉を、さらに熱いアンナの唇がジュルジュル吸い上げる。
あっという間に、オルガズムはフィオレの心を洗い流していた。
「くぅン・・・!!」小犬のような声を上げて、フィオレは絶頂を迎える。「はぅン・・・あぁン・・・!!」
“負けてはダメよ、フィオレさん。流されないで”
眩い絶頂の中に、アンナの鋭い声が聞こえた。
“受け入れたら、あなたの負けよ。抵抗して”
フィオレは不愉快な気分で絶頂から降りてきた。
アンナのWisには、フィオレを責めるような響きがあったからだ。
「ご・・・ごめんなさい」
フィオレは恥辱に身体を燃え上がらせながら、か細い声で謝った。
「こんな・・・こんな女で、ごめんなさい・・・」
しかし、女僧侶は何も答えなかった。
またフィオレの股間に顔を埋め、ジュルッ、とダークエルフの女の蜜を吸い始める。
「はぁっ・・・!」
闇の令嬢は、すぐに背中をのけ反らせ、アンナのお腹に乳房を押しつけながら絶頂への階段を駆け上がる。
白い光がフィオレの心を包む。アンナの吸い上げがフィオレを天国へ連れて行く。
光がいっぱいに迫ってきて、ふわっと身体が浮かび上がったオルガズムの瞬間に、またアンナの強い口調のWisが響いた。
“ダメよ、フィオレさん。気持ちを許してはダメ。身体だけ反応させて、気持ちは守って”
「あぁ・・・う・・・?」
不完全燃焼でオルガズムが中断する。
愛撫でフィオレを追い詰めておいて、いざ絶頂の瞬間になるとアンナはWisで冷や水を浴びせてくるのだ。
フィオレは強烈な恥辱と、「メチャクチャにして欲しい」という衝動にブレーキをかけられた不満で、苦々しい気分になっていた。
アンナを見る。アンナも顔を上げて振り向いていた。
白い蜜が、女僧侶の清楚な唇から糸を引いている。
アンナは数秒フィオレを見つめると、やはり何も言わずに愛撫に戻ろうとした。
ANGELが口を挟む。
「次はキスするね。口にキスする。オマンコ汁自分で舐めさせてやるね」
アンナが器用に体勢を変える。
肌をフィオレに密着させたまま、ヌラヌラとローションを弾かせて180度向きを変えた。
白い蜜の糸引く唇で、喘ぐフィオレに迫ってくる。
“そろそろ効き始めると思うわ”Wisであの冷たい声が聞こえた。“心だけはしっかり守って”
「あぁン・・・」フィオレは不満の声を洩らした。
“あなたのためを思って言ってるのよ、フィオレさん。快感に逃げちゃダメ。耐えなさい”
女僧侶の唇が、いかにもレズに馴れた雰囲気でゆっくりとフィオレに迫ってくる。
フィオレの胸元にフィオレの愛液を垂らしながら、白い裸身がフィオレの上を滑り上がってくる。
(ん・・・?)
フィオレの肌が、燃え始めた。
肌の内側が。
(クスリ・・・?)
全身が、熱くトロトロと炙られるような感覚で満たされていく。
初めてこの媚薬ローションを味わうフィオレには、それはトロ火のように感じられた。
肌全体からジクジクとしみ込んでくる、逃れようのないトロ火。
(さっきアンナさんが使われていた、あの・・・?!)
強烈な感覚が全身の神経を這い登ってくる。
肌を包む感覚が、10倍に、100倍に、1000倍にも鋭く、フィオレの快楽中枢に響いてくる。
マットに触れる背中が、気持ちいい。
アンナと密着したところが、快感で溶けていく。
背筋が熱い。首から後頭部に、快感の奔流が押し寄せる。
「あはぁぁっ、わ、わぁっ・・・!」
あまりの快感に、フィオレはアンナの裸体にしがみついていた。
黒縄で亀甲縛りされたアンナは、手を使えない不自由な身体でフィオレの裸体の上をヌラヌラと這い登ってくる。
その動きに、フィオレの目の前が真っ白になった。
「ふわあ・・・っ?!」あまりの快感に、惚けたような声が洩れてしまう。「あふっ・・・ふあ・・・」
“それが媚薬の効果よ、フィオレさん”アンナの暗いWisが返って来る。“心まで許したら、あなたは終わりよ”
(狂っちゃう)
フィオレは恐怖を感じていた。
皮膚感覚が異常に鋭敏になって、逆に身体感覚が消えていく。
黒いマットの上で、フィオレは重力のない無限の闇の中に放り出されていた。
アンナの白くて熱い裸体だけが、トリップしたフィオレを現世につなぎとめる。
(狂っちゃう・・・!!)
ただでさえ敏感でイキやすい身体が、夢にも見たことのない異世界へ運ばれていく。
快感の極みの、その先にある未知の陶酔の世界へ。
(わ、私、こんなの・・・耐えられない・・・!)
もう刺激を受けたくない。
絶対に壊れてしまう。
そう思っているフィオレの唇に、ヌラつくアンナの唇が重なった。
フィオレ自身の愛液と、ダーリオやSPEEDの精液の味がする女僧侶の舌が、口の中を舐めしゃぶる。
“私も・・・イクわ”アンナが悔しそうにWisしてきた。“でも、身体だけよ・・・身体だけ・・・”
フィオレの肌の上でアンナの裸身がぶるっと震える。
語尾の伸びる独特の甘い声が、フィオレとキスを交わすアンナの鼻先から噴きこぼれた。
「くぅぅぅ・・・ふぅぅぅン・・・!」
「うぅン・・・!!」
フィオレも新たな頂点に達する。
二日間さんざん犯され、快感を注ぎ込まれてきた身体に、未曾有の新たな快感を刻み込まれながら。
「むぅっ・・・んふぅン・・・!!!」
“ダメよ”アンナが、自身も絶頂に痙攣しながらWisを寄越した。“誰か・・・大事な人を”
フィオレの中で快感が爆発する。
白い光に、闇の令嬢の心も身体も消し飛ばされて、どこかへ落ちていく。
アンナの必死の呼びかけだけが、フィオレの意識の中に響いた。
“あなたを大事にしてくれる人のことを、考えて・・・心だけは、守っていて、フィオレ・・・!!”
黒いクリスタルのロングブーツが、硬質な音を立てて地下都市の道路を歩む。
カツン。コォォォン・・・。
カツン。コォォォォン・・・!
不思議な反響音が、彼女の歩みを包み込む。
淫靡なバイブレーションが、なめらかな肌を這い回る。
しなやかに引き締まった美しい身体を、黒いクリスタルレザーで締め上げた、ダークエルフの女貴族。
美貌の女貴族にして、フィオレの騎士、誇り高いダークエルフの女の肌を。
連合が作り上げた漆黒のスーツが放つ、甘いビブラートが包み込む。
美貌を上気させてよろめき歩く女貴族の美しいヒップには、黒く長い馬の尻尾。
剥き出しの下腹部に──ふっくらした秘丘に食い込む、幅1cmの黒い戒め。
美貌の女貴族は、喘ぎながら歩き続ける。
女らしく育った完璧な下半身をさらけ出して。
ダークエルフの女貴族が、故郷の地下都市をパレードする。
彼女の女体を──その濡れようを見せつける、恥辱のコスチュームを纏って。
「──見えてきましたよ、女貴族さん」彼女を引き回す男が囁いた。「──あなたがたの神聖な広場が」
「あぅン・・・!」裸身を思い切りのけ反らせて、ローションにまみれたフィオレが喘ぐ。
女僧侶と唇をしゃぶり合い、絶頂に落ちて行きながら、フィオレは彼女の名前を呼んでいた。
一年前に一度だけ、いまと同じように肌を合わせた美しい女貴族の名前を。
「ステラぁっ・・・!!」
その女貴族が、いまから魂を処刑されるとも知らずに。
(つづく)
連続投稿規制が変わったんでしょうか。
今回は二回ほど規制にかかってしまいました。
毎度レスありがとうございます。
リバーは脇役ですがステラと何かあるかも知れません。
装備は必ずしもちゃんと決めてない場合もあります(男連中は適当)。
決めている場合もあります(フィオレのミスリルや、アンナのひよこ)
とりあえずおよその強さ順はこんな感じです。
24時間体制 xxxJSxxx
廃人 レクター、その他(強そうな人々)
遊び人 クラックス
一般人 リバー、アンナ
初心者 ステラ、フィオレ
実は口だけのリバー。
そのへんもおいおい話に絡められたらいいなあ・・・。
それではまた。
大半のエルフは共通語を喋れないみたいだけど
DEやオークは全員が問題なく喋れるっていうのは何かの伏線かな
公式の設定として、エルフは最近まで森(E村)に結界張って隠れ住んでた
みたいな話があるからじゃないかな?外に出るのはごく一部の者、という
ことだった気がする。
こんな面白い百合話は初めて読んだ。今って物語としては中盤あたり?
華麗で重くてエロくて
息詰まり、むせ返るように熱い。
レクターも真っ黒なんだなぁ。萌え方も屈折の極み。
GJでした。悶々と続きを待ちます。
今回はリバーも黄色いローブ=ひよこ?
267 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 07:28:56 ID:hyv2AiQA
冒頭部分が読みたくて検索してみた。
モリタポ使って1は読めたが2は存在しないと出るorz
1はほんとに最初の部分だけしかNeeeeeeeeeeeeee!!
ところで1に載ってた聖騎士陵辱の主人公は
アンナの娘ってことでいいんだろうか?
調教してたプロフはレクターか。
途中でJSらしき人物もいたが
実の娘に母親の陵辱シーン見せるとはホントに鬼畜wwwww
>>267 アンナの娘、という発想自体なかった。
作者さんの名前まで?チェックしてるんですね。
モリタポはわかんないけど、●を購入したら読めました。
リバーがひよことか、趣味装備ならともかくLv低すぎる…
強さの象徴でもあるので、連合にはAグレくらい着せてあげて下さい;
(個人的にはタラムチュニが僧衣のイメージ…)
>>267 俺もアンナの娘だと思ってた。というか作者さんのコッソリ言ってたことも踏まえてそうとしか。
アンナとJSの娘=姫
レクター他=親子丼www
>>269 つっても、相手が相手だしね。
ステラもフィオレも、まだLv20前なわけで、実際にPvPやればLv30でもCPなくなる前に殺せると思う。
強さ表上、リバーはアンナと同じ強さだし。
デフェンドは黒い鎧って書いてるし、タラムな気がする。
JS他のエルフ隊は最高級の弓だし、そのへん全員Aグレなんじゃないかな・・・。
んでJS隊相手に結構健闘してたから、ドンとダーリオもAかBくらい。
ドンにボコボコにされてるし、クラックスがCくらい?
>>268 作者氏の名前をチェックしてたわけではないんですが話の流れでそうかなーと。
各キャラに名前はついてませんでしたが台詞や役割で個性ありますし。
>>270 アンナで調教に目覚めたらしい台詞があったし親子丼がイパーイ…
デフォンドはDCかドム重かと思ってた。
でも装備画像サイトを見るとタラムも黒だったorz
身近にいるタンカーが皆ドムかメアで
シンガーやダンサーにDCが多くてそう思い込んでた。
ところで。
女エロフのDC重のパンストを思いっきり破いてみたいです。
レスありがとうございます。
書いてたらこんな時間になってしまいました。
熱いうちにうpしないと、冷めたらいろいろ直したくなってキリがないので
熱いうちに
>>259の続きを
薄闇の中、女神の広場は閑散としていた。
1年前の戦争から、ダークエルフの地下都市の人口は目に見えて減っていた。
戦争に出た貴族や戦士は多くが帰らぬままになり、雇い主を失った奉公人たちもこの都市から引き上げてしまった。この広場を賑わせていた客のほとんどが、女神の深淵に旅立つか、日銭を稼ぐために人間の都市へ流れてしまったのだ。
そんなダークエルフの神聖な広場を、貴族の女が1人、若い男を連れて歩いていた。
金のかかったドレスを着た女の側に恭しく控える男。
「そうですね。話は聞きました」男が言った。
「フン」女は鼻を鳴らす。「相変わらず、あの女のことには耳が早いこと」
「とんでもありません。あんな──他人に跪くような女など。レディにくらべれば、虫けらのようなものです」
女は男に薄い微笑みを向けてやった。すぐにその笑みを消して尋ねる。
「で、どうなの? 理由のほうは。例の家のゴタゴタと関係があるとか」
「さて?」男は首をひねる。「ステラ様は、人に何かを打ち明ける方ではありませんし」
女貴族は舌打ちをした。男が慌てて言葉を重ねる。「いえ、その──」
「お前はいつまでもあの女に縛られていたいようね」
「そんなことはございません。私はレディの忠実な──」
「口では何とでも言えるわ」女はさらに男を責めようとした。「そもそもあなたは──あら?」
「どうしました?」
男が女の視線を追う。
2人はそこで硬直した。
このダークエルフの地下都市に取って、不倶戴天の敵である連合のクランメンバーが4人。
ヒューマン2人、ダークエルフ1人、オーク1人の、いかにも戦慣れした連中に囲まれている、黒いコスチュームのダークエルフの女が1人。
4人に囲まれたダークエルフの女は、上半身、腕、脚をぴっちりと黒いコスチュームで覆いながら、腰には細いベルトしか纏っていなかった。
女らしく張り出した腰のほとんどが曝け出されている。腰骨のラインも、丸い下腹部も、太腿との間に刻まれたキュートなラインも。
黒いベルトが食い込む、ふっくらした肉厚の恥丘も。
「あれは」女が口をぽかんと開く。「あの女は」
「まさか」男は柄から手をだらんと落とした。「──ステラ、様?」
「ああ・・・」
そのダークエルフの女──女貴族のステラが、ドロドロした喘ぎを洩らす。
「知り合いですか?」
彼女のお尻に手を伸ばしている、ヒューマンの魔法使いがニヤリと笑う。
レクターという名前の彼は、ステラの美しいヒップから生えている黒い馬の尻尾を握っていた。
馬の尻尾は、細くて黒いベルトでステラのお尻の中心に固定されている。
お尻の中心──ダークエルフの女貴族ステラの、尻孔の中に。
7つの黒いビーズでできたアナルバイブをしっかりと突き刺して。
彫りの深い鋭い美貌の女貴族ステラは、色責めコスチュームを着て自分の生まれ故郷を引き回されているわけだった。
両手は後ろで手錠をかけられている。ベルトの食い込んだ恥丘を隠す術はなかった。
「そりゃ、知り合いだらけでしょ」レクターの隣のヒューマンの娘が言う。「何百年も生きる化け物の街なんだから」
「化け物とかw」彼女の後ろのダークエルフの男が笑った。「犯すぞ、リバー」
「仲間を犯すのは好かんぞ、ダーリオ」彼の隣にいるオークの巨漢がぼそりと呟く。
「冗談だよ、ドン」ダークエルフの男は笑った。
「ちっ」ヒューマンの娘、女僧侶のリバーが舌打ちする。「どいつもこいつも、犯すとか殺すとか」
レクターがステラの尻尾をグイッとひねる。
「あぅ・・・!」
「知り合いですか、と聞いてるんですよ、メスダークエルフさん?」
レクターは敏感にステラに向き直って、彼女の長い耳に唇を寄せる。
ステラは潤んだブルーの瞳でレクターを見つめた。「はい・・・」
「じゃあ、彼らに見せてやりなさい」
レクターは微笑んだ。
「お前が淫らなセックス奴隷になったということを」
「ああ・・・待って、ねえ・・・」
ステラは、レクターがバチを取り出すのを見ていた。
先端に真っ黒で滑らかなビーズがついた、木琴や鉄琴のバチのような小さなバチだ。
「待って、私、もうあなたには逆らったりしないから、お願い、レク──」
コォォォン・・・!
女貴族の右の脇腹に、快音が響く。
「あはァ・・・ッ・・・?!」
コォォォン・・・!!
左の脇腹に、澄んだクリスタルの歌声が染み渡る。
コォォォォン・・・。
左の太腿を、骨まで震わせるバイブレーションが包む。
右の太腿に、次の快音が浴びせられる。
コォォォォォン・・・!
レクターの手にある、黒いビーズの頭部を持つバチが、ステラの黒いコスチュームを軽く叩いていた。
いずれも、不思議な光沢を持った金属のような材質でできている。
ステラが纏っているそれは、レザーと同様に柔らかく曲がって彼女の身体を締め上げているのに、バチで叩かれると硬質な金属としか思えない音を立てた。
コォォォン・・・。
音がステラの纏う黒いコスチューム全体に反響していく。
ヴィィィィン・・・と、彼女の肌を包む黒い不思議な物質が、淫靡なバイブレーションを始める。
「ひッ・・・あッ、は・・・ダメ、ダメ、あはッ・・・!!」
尾てい骨のすぐ内側から、まばゆい稲光がステラの骨髄を駆け登ってきた。
薄闇に包まれた地下都市の風景が──目の前にある、もう牙に収まるほどの距離にあるレクターの喉が、ぱあっと一気に白い光に包まれる。
「あ──あッ」
魂が肉体から叩き出されて、フワッ・・・と宙を舞った。
「なに?」
ダークエルフの女は、隣の男に聞いた。
「あれは何? 何をしてるの?」
「わ、わかりません」男もうろたえている。「ヤツらは連合で、あのお方は──ステラ様です」
「そんなこと、わかっているわ!」
「すみません」
「どうしてステラが、連合に?! それに、あの──あの、まるで奴隷のような、あの姿は?」
「わかりません」男は呆然と呟きながら、ステラの姿を見つめていた。「わかりません・・・」
街中で絶頂に達する、美しい女貴族の姿を。
「・・・さすがは私が見込んだメスダークエルフさん。感度がいいですねw」
冷たい笑いを含んだレクターの声が、一瞬意識の飛んだステラを覚醒させる。
「う・・・ぁ・・・?」
トロトロに潤んだ瞳で、ステラがレクターを見上げた。
彼女の膝は砕け、腰はヘナヘナと崩れて、レクターが掴んだ尻尾──アナルバイブの把っ手に辛うじてお尻を支えられるような格好になっている。
「あぅン・・・」ステラは甘い泣き声を洩らした。「レ・・・レクター・・・」
「いいイキっぷりだな、ステラ女王様w」ダークエルフのダーリオが笑う。「すげえや」
「とっととテレポートしましょうよ」リバーが左右を見ながら言った。
1人、また1人と、女神の広場にダークエルフが姿を現わし始めていた。
薄闇の中に、黒いドレスを纏った灰色の美しいダークエルフが浮かび上がる。
どのダークエルフの目も、敵意を込めて連合の4人を──そして驚愕を込めてヨガリ泣くステラを見つめていた。
自分たちの仲間であるはずの、美しい女貴族のヨガリ泣く姿を。
黒い尻尾を握られて、美しい丸いヒップをほとんど丸出しのまま左右にくねらせる、性奴隷のダークエルフの姿を。
「気持ちイイですか? 見られながらイカされるのは──気持ちイイでしょ、メスダークエルフさん?」
尻尾をグリグリねじりながら、レクターはまたバチでステラのコスチュームを叩いた。
今度は背中、しかもお尻にできるだけ近い場所、腰骨の上を。
コォォォン・・・ヴゥゥゥン・・・!
反響音と震動は、ステラの女体の中心から響いてきた。
完璧なラインを描く美尻の、張りのある肉の奥底から。
「ひぁぁぅ・・・あぅン、やめて、レクター、レクターぁッ・・・!!」
ヒューマンの男の腰にすがりつきながら、引き締まった身体をした女貴族が喘ぐ。
彼女の女尻の内部には、コスチュームと同じ材質でできたアナルビーズが埋め込まれているのだ。
音と震動を相互に共鳴させる、淫らな魔術のかかったクリスタル製のアナルビーズが。
黒いヒールで地面を歩むと、足元から淫らなバイブレーションが這い登ってくる。
レクターにクリスタル製のバチで叩かれると、叩かれた部位に切ない痺れが湧き起こる。
その快感の音色は裸体を包む黒いコスチュームの各部に反響して、女貴族ステラの急所を同時に刺激する。
背筋を。内腿を。腕の内側を。
尖り切った乳首を。感じやすい脇腹を。黒いベルトにきつく締め上げられた、濡れたラビアを。
クリトリスを。
女体の奥深く打ち込まれたアナルバイブが押し広げる、尾てい骨の内側を。
快感が全身の性感帯を包み込む。
それなのに、レクターは女神の広場をぐるりと一周するように、ステラを容赦なく歩かせるのだ。
「あッ・・・あは、あはッ、おねがぁッ、やめ、やめて・・・ぇッ・・・!!」
ガクガク腰を揺すりながら、彫りの深い美貌をしたステラが喘ぐ。
「も、もうッ・・・何でも、言う通りにしますから、もう・・・ッ・・・!」
「言うとおりに、するんですか?」レクターが低い声で聞いた。
「しますぅッ・・・!」
レクターのお腹に顔をギュッと押しつけ、泣きじゃくりながらステラ。
「あなたの望むとおりに・・・命令どおりにしますから、もう・・・いじめないで・・・」
「私の命令に従うんですね?」とレクター。
「はいッ・・・!」
「では」
レクターは微笑んで、バチを振り上げた。
ステラのお尻にギッチリと食い込む、黒いクリスタルのベルトに、そのバチを振り下ろす。
「この広場を三周。それから、潮噴きショーをしましょう。わかりましたか、メスダークエルフさんw」
2人が練り歩く間、残りの連合メンバー3人は──女僧侶のリバーと、今日参加したばかりのダークエルフの弓使いダーリオ、オークの巨漢ドンの2人は、その周囲を固めて歩いていた。
リバーは緊張した表情だ。が、ダーリオは前を行くステラの美しい尻を楽しそうに眺めていた。
「お、またイキそうだぜ、女王様がw」
「し・・・死ぬッ・・・!!」レクターに尻尾を揺さぶられて、ステラが泣く。「ひぃッ・・・!」
「こんなにノロノロ歩いていたら、1日かかりますよw」
「ッああ・・・!!」
「アジトに帰ったら、クラックスに甘い態度を見せたお仕置きもしなきゃいけないんですから、とっとと歩きなさい。ホントに手間のかかるメスダークエルフですね」
「ひぃぃッ・・・」
ステラと、世界を統べる巨大同盟「連合」のメンバー4人は、広場に突き上げられた女神の手の周囲をゆっくりと歩いた。
金網になった床のずっと下に、偉大な女神の姿が見える。
ダークエルフを生み出した女神はしかし、ステラの恥辱に何の救いももたらしてくれなかった。
自分の娘が滴らせる淫らな蜜を浴びながら、じっと女貴族の恥辱のパレードを見つめている。
広場の周囲を、遠巻きにダークエルフの貴族たちが取り囲んでいた。
互いに囁き交わす彼らは、稲妻に撃たれたような顔をしていた。
あのステラが。
彼らの顔にはそう書いてあった。
クランで若き女王と呼ばれ、多くの男たちから熱烈な奉仕を受けていた、あの女貴族ステラが。
美しい下半身を見せつける細いベルト状の褌をかけられ、尻孔に黒い尻尾を打ち込まれて、連合の男に嬲られている。
ヒューマンの男に。
泣きながら、イカされている。
見る見るうちにダークエルフの数は膨れ上がっていた。
10人だった灰色の人影が、20人になり、50人になって、ゾロゾロと恥辱のパレードに追随してくる。
ざわめきの中で、女貴族ステラは裏返ったヨガリ泣きを噴きこぼしていた。
「お願ぁいッ・・・! もう、もう、ねぇッ、レクター、レクターぁッ・・・!」
女神の手が高々と突き出した、ダークエルフの都市の中心部。
商店やギルドの立ち並ぶ広場を、半裸のステラは蜜を垂らしながらよろめき歩いた。
一周、二周、三周。
商店の店主が、若い冒険者が、貴族たちが、ギルドの先輩や師匠たちが、美しいヒップに黒い尻尾がユラユラ揺れる様を見つめている。
恥辱に総身を焼き尽くされながら、女貴族はフラフラと歩いて行く。
「ステラ様・・・!」
若い男の声がする。かつてのステラの取り巻きの誰かだろう。
「ステラ様に、なんということを・・・!!」
レクターは、美しい女貴族のお尻に生えた黒い尻尾を左右に揺らしながら言い返す。
「あなた方のステラではありません。彼女は昨日除隊したでしょう?」
「はぁン・・・!」ステラが淫ら極まりない泣き声を上げる。
「こうやって調教して欲しくて、自分から連合に志願したのよw」リバーが笑う。
「お前たちだって、興奮してんだろ?」ダークエルフのダーリオも調子を合わせた。
「見せてやるか」オークのドンがレクターに言う。
「そうですね」レクターが笑った。「このメスダークエルフさんの濡れっぷりを、見せてやりましょう」
オークの腕が、腰砕けになっていまにもへたり込みそうなステラを抱いた。
子供の腰を前後逆に抱き上げるような格好でステラのお尻を持ち上げ、美しいヒップを観客に見せつける。
黒いベルトの食い込む彼女の尻肉を鷲掴みにして、がばっと左右に割り広げる。
ステラは、黒いロングブーツにぴったり包まれた太腿を必死に合わせる。
だが、オークの大きな手でむんずと掴まれ、割り広げられる尻肉の中心は隠せなかった。
媚薬で狂うほど疼く秘芯がヌラヌラと濡れ輝く様子に、観客がどよめいた。
「ああああああッ・・・!!」
ステラの悲鳴が、女神の広場に鳴り響く。
それは、ヨガリ狂うマゾ奴隷の嬉し泣きだった。
視界が血の色に染まっていく。心臓が狂い踊る。耳の中に、落胆の悲鳴や罵声がこだまして、血の流れるゴウゴウという音に混ざって溶けていく。
ステラは恥辱の業火に焼かれ、何もかも忘れていた。
いままでにあったことのすべてを。
貴族としての誇りと重圧も、女としてのプライドや駆け引きも。
両親を殺された恨みと復讐の義務も。
そして、愛しいあの娘の存在も。
誰よりも大切にしようと誓ったあの娘が、メチャクチャに凌辱されてしまった事実も。
何もかも。自分の肉体の歓喜する声以外、何もかも。
「うああああッ・・・!!」
「気持ちいいでしょう、ステラ」レクターが囁いた。「堕ちていくのは、最高の気分でしょう?」
「う・・・うぅッ」ステラは、自分から背を反らしていた。「うう・・・!!」
「イッていいんですよ」
レクターは優しく囁きながら、強烈にステラのアナルバイブを掻き混ぜる。
しかも、容赦なくバチを振り上げる。
「イッていいんですよ。女貴族のあなたは、もう死ぬのだからw」
そして、振り下ろす。
何度も何度も。
美しい女貴族の女尻に食い込んだ、黒いクリスタルのベルト目がけて。
「ひぃぃぃッ・・・!!!」ステラの女体が宙に舞った。「い・・・クッ・・・!!!」
女神の広場で、いつもの彼女を知るダークエルフの貴族たちが見守る中で、オークの太い腕に軽々と抱え上げられたまま、被虐の女貴族は濡れに濡れた花芯を痙攣させ大量の潮を吹きこぼしていた。
静まり返った広場に、ごう、ごう、と風の吹く音が響いている。
その風音に、ぱしゃぱしゃっと女の体液の滴る水音が混ざる。淫らな響きが観客の耳に届く。
「ひぃッ・・・」
喉から絞り出した、女の愉悦に満ちた声が届く。
コォーン、コォォーンと、何度も何度もバチの音が届く。
女貴族の身体も魂も突き崩す、クリスタルの弔鐘が女神の広場に響く。
「しぃッ・・・ぬッ・・・! はァうッ・・・!!!」
ガクン、ガクンと尻尾を掴まれた美尻を揺さぶって、ステラは立て続けに絶頂に達した。
黒い尻尾をレクターが持ち上げる。丸いヒップに食い込む、細い黒の褌が丸見えになる。
その黒いベルトに、レクターはバチを振るった。
バイブレーションを続けるクリスタルのアナルバイブを直接縦に叩かれて、ステラが絶叫する。
また飛沫がほとばしる。
激しい震動を帯びたクリスタルの褌が女の潮を細かく散らして、女貴族ステラの美しい太腿に浴びせかける。
「ひあーーーッ・・・!!」ステラは首をブンブン振った。「し・・・ひぃン・・・じゃぅッ・・・!!」
「死になさい、ステラさん」レクターは笑っていた。「死んで、私の奴隷として生まれ変わりなさい」
「あはッ・・・!!」
ステラは背中を反らし、秘部を思い切り後ろに突き上げ、同胞の貴族たちの目に秘芯を見せつけながら、アクメにヨガリ狂った。
「ひぃッ・・・あひぃ、いいッ・・・!!」
黒い尻尾の付け根が、ビリビリ震動しながらギュッ、ギュッと蠢いている。
花芯もそれに連動して淫らに蠢動している。
白い蜜がだらしなく充血した花びらを垂れ落ちる。透明な潮がばちゃばちゃ女神の広場に降り注ぎ、鉄網で組まれた足場を通り抜けて偉大なダークエルフの女神に降り注ぐ。
「んあーッ、あぁッ・・・」ステラの身体が、最後の絶頂を迎えた。「レク・・・タぁっ・・・」
オークが意識を失った彼女をゆっくりと地面に下ろす。
ダークエルフの女貴族は、柔らかな帯のように、ふにゃふにゃとその場にくずおれた。
貴族たちが沈黙したまま顔を見合わせる。
レクターはへたり込んだステラの髪を掴み、首の据わらなくなった美貌を持ち上げて見せる。
トロンと目を泳がせる、涙と涎で濡れた女貴族のイキ顔が同胞の貴族たちの前に晒された。
「このメスダークエルフさんは、連合に所属する私、レクターが頂いて参りますw」
彼は悪魔の笑みを浮かべながらそう宣言した。
「クラン共有のセックス奴隷として、私のクランで一生飼わせて頂きます。それがこの淫らなメスダークエルフさんの希望ですので」
レクターはステラの髪をグイッと引き絞った。「そうですね、メスダークエルフさん?」
ステラはレクターを見た。
涎が唇を流れ落ちる。
濃い口紅で彩られたセクシーな唇から、思い切り締め上げられた美しいバストの谷間へ、トローンと唾液が糸を引く。
太腿はまだビクビクと痙攣している。後ろ手に手錠をかけられた両手はダラリと垂れ下がり、鼻孔は淫らに開き、長い耳は服従を示して弱々しく垂れ下がっている。
「ふぁ・・・」甘い、満ち足りた女の声が、その唇から立ち昇った。「はい・・・ご主人さまァ・・・」
「私は連合のセックス奴隷ですと、皆さんに伝えてあげなさい」
グリッと髪を絞って、レクターはステラの溶け崩れた美貌を貴族たちのほうに向けた。
軽蔑の視線がステラの火照った顔に突き刺さる。
「・・・マゾめ」誰かが呟いた。「ダークエルフの恥さらしだ」
ステラは濡れ切った瞳をトロンと動かしてそちらを見た。
その男は、1年前まで熱狂的なステラの取り巻きだった若い男だった。
「死んでしまえ、マゾ貴族のステラ」その男は言った。
「死ね」他の貴族も口を開く。「お前はダークエルフの貴族ではない。死ね」
「ふ・・・あ・・・はぁッ・・・」
ステラが喘いでいると、レクターがバチを振り上げた。
ステラの背中の黒いクリスタルレザーを、コーンと叩く。
「あがッ・・・!!」
横座りでお尻を足首に乗せていたステラは、慌ててお尻を浮かせ、前のめりに身体を倒そうとする。反響と震動がアナルバイブに伝わってきたからだ。
が、そのステラの髪を、引きちぎるような勢いでレクターが掴み上げる。「言いなさい!」
「あぅぅン・・・」
ステラはお尻を半端に浮かせて後ろに突き出した、獣のような姿勢でヨガリ泣いた。
ビリビリとバイブレーションの洗礼を受け続ける美尻を突き上げ、くねらせながら、ステラは「はぁッ、あは、あはは・・・!」と笑い始める。
ぱしゃっ、ぱしゃぱしゃ・・・。
またステラの秘芯が熱い体液を噴きこぼした。
「あはッ、は、はぅン・・・」笑い声とマゾのオルガズムの混ざった声をステラが放つ。「は、はぁい・・・!」
「言いなさい。淫らなメスダークエルフの、ステラさん」
ステラは幸せそうに笑いながら、とろけた声で言った。「そう・・・れすぅ・・・」
「ちゃんと最初から最後まで言いなさい」
「おっしゃる・・・とおりれすぅ・・・」ステラはレクターを見つめている。「ご主人さまの・・・おっしゃる・・・とおり・・・」
「淫らなメスダークエルフのステラは、連合のセックス奴隷になります、と言うんですよw」
「はぅン・・・」
ステラが嬉しそうにヨガっていると、レクターがまたバチでステラのお尻を叩いた。
きゃん、と鳴いてステラが美尻を突き上げる。熱い潮が女神の顔に降り注ぐ。
「言いなさい!」
「はいッ、はぁいッ・・・淫らな、みだらなメスダークエルフのぉッ、みだらなメスダークエルフのステラは、連合の・・・連合のご主人さまの、セックスどれいに、なりますぅッ・・・!!」
「よろしいw」レクターは上機嫌で笑った。「ご褒美に、もう一度イカせてあげます」
コォーン、コォォォン・・・!
響き渡るクリスタルの反響音を、ステラの絶頂のヨガリ声が打ち消した。
100人を超える同胞が見守る中で、偉大な女神の見守る中で、女貴族ステラはレクターの命令どおりにセックス奴隷へ堕ち、自らの地位に終止符を打ったのだった。
「え・・・うッ・・・」ひとりの女の名を呼びながら。「フィオ・・・レ・・・ぇッ・・・!」
「あぁン・・・!」ダークエルフの娘が、甘い声で泣く。「イクぅ・・・」
「もういいね!」エルフの男が命令した。「フィオレは刻印する。アンナはここで審問まで楽しむ」
その命令がバスルームに響く。
エルフの男共の野卑な歓声がそれに続いた。
黒いマットの上、ヌラヌラと糸を引くローションに包まれて絡み合っていた2人の女が顔を上げる。
ムチムチした白肌に黒縄をギッチリと巻き付けられ、唇から粘液をトロトロこぼしているヒューマンの娘。
彼女に真上から覆い被さられ、全裸の身体でローションマッサージを受け、喘いでいたダークエルフの娘。
xANGELxという名前のエルフの通訳は、手に頑丈な首輪を持ってダークエルフの娘に近付いた。
他のエルフたちがヒューマンの娘に掴みかかり、ヌルヌル滑るローションに全身を包まれた彼女をダークエルフの娘から引き剥がす。
「あ・・・ああぁ・・・!!」娘はヨガリ泣きを噴きこぼした。「んあぁぁ・・・」
エルフたちは彼女を広大なバスルームの床に引きずり下ろすとうつ伏せにさせ、白いお尻を抱え上げた。後ろ手に縛られている女は、自然と床に突っ伏すような形になる。
ムッチリした尻がエルフたちの前に差し出された。
「はぁッ、あうぅ・・・」
ローションでぬめる身体をよじって喘ぐ娘の背後で、エルフの1人がズボンを下ろす。
ビンとそそり立った怒張をしごいて抜き放ち、震える娘の白いヒップにそれをあてがった。
娘が熱く淫らな溜め息を洩らす。その娘に覆い被さり、胸に手を回して黒縄にくびり出された乳房を鷲掴みにすると、エルフの男は彼女の泡立つ秘唇を犯した。
ずぷり、とローションを弾いて亀頭をねじ込む。娘の充血した秘唇はパクッと口を開いて凌辱を受け入れる。肉幹がずぷずぷと柔らかな秘肉に滑り込んでいく。
「んあああ・・・ひぃぃぃ・・・!!」娘が長く尾を引くヨガリ声を上げる。「いぃッ、いやぁぁぁ」
「素直なら審問出るw」ANGELは凌辱される娘を見下ろしながら笑った。「審問まで素直にするね」
「う、ぐぅぅッ!」ずしんとピストンを受けて、床にへばりついた娘が喘ぐ。「ひぐぅぅぅ」
ダークエルフの娘がその様子を見て弱々しい悲鳴を上げた。「アンナさん」
「うあああ」アンナは狂ったようなヨガリ泣きを振りまく。「ひぃッ、ひぃぃぃ・・・!!!」
「ああっ、ひどい・・・!」
喘ぐダークエルフの娘も、アンナも、全身をヌラつくローションに包まれている。
2人とも乳首を痛いほど勃起させ、艶やかな太腿にはトロトロと愛液を垂れ流していた。
ローションには強烈な媚薬効果がある。2人は、およそ1時間に渡ってその媚薬ローションを使ったレズプレイを強要されて、黒いマットの上で延々と媚薬を互いの肌にしみ込ませてきたのだった。
「フィオレは刻印ね。首輪つける」ANGELが言った。
「い・・・いやぁっ・・・」ダークエルフの美しい娘、フィオレが喘ぐ。「おねがい、許して・・・」
「許すない。精液奴隷、セックス許すないねw」ANGELが黒い笑いを洩らす。「首輪つける」
「ああ」
涙にくれるフィオレの華奢な首に、ベルベットの内張りがされた鋼鉄の首輪がガシャリとかけられた。
首輪からは1本の鎖が背中に向けてぶら下がっている。
さらに、ぷるんぷるん揺れるたわわなバストと鮮やかな対照をなす細いウェストに黒革の拘束用ベルトがぐるりと回された。ベルトの、腰の後ろに当たる部分には、鎖を止めるための頑丈な金具がある。
「ひっ・・・!」フィオレがかすれた悲鳴を上げた。「こ、これ・・・ああっ!」
後ろ手にねじり上げられた手に、手錠がかけられた。
手錠の鎖が、首輪からぶら下がる鎖に連結された。
T字になった鎖の結節点が、腰のベルトの金具に固定される。
「いやぁっ」フィオレがなよなよと首を振って泣きじゃくる。「はずして・・・」
「お前の好きなchainね。お前、これつけてヨガリ狂った。お似合いね」とANGEL。
その首輪と手錠、そしてベルトと鎖のセットは、ダークエルフの貴族の娘フィオレが、エルフの弓将xxxJSxxxに初めて身体を奪われたときにかけられていた拘束具なのだ。
これをつけられ、身体を丸めることもできなくなったフィオレを、JSはその凶悪なサイズの入れ墨入り巨根で容赦なく貫き、サディスティックに凌辱した。フィオレの初々しい身体は、JSのハードな凌辱に完全に屈服し、黒い快楽を植えつけられたのだった。
「いや、いや」フィオレは泣き続ける。「助けて・・・ステラぁっ・・・!」
「立つね」
ANGELが命令して、フィオレにかけた拘束ベルトの腰の後ろを掴んだ。
引きずり起こす。
お尻を吊り上げられるような格好で、ローションまみれになったフィオレの裸体がマットレスから浮かび上がった。
「げほっ・・・うぇっ、えほっ!!」首輪を鎖で引っ張られ、フィオレが咳き込む。
「自分で立つ首締まらない。抵抗する首締まるね。お前バカね」
ANGELは言いながら、フィオレを片手で軽々とぶら下げてバスルームから歩み出る。
丸裸のフィオレは、どうしようもなくANGELに引きずられ、よたよたと裸足で歩きながら彼に従った。
「えほっ・・・あ、アンナさん」背後を振り向いて悲しい声でヒューマンの娘を呼ぶ。
いらえは、狂った獣のようなヨガリ声だけだった。
白い裸体がエルフの身体の下で弾んでいる。
ずぷっ、ずぽっ、ずぷっと体重を乗せたピストンを白い尻目掛けて打ち下ろされ、バスルームに這いつくばったアンナは号泣しながら強姦を受け入れている。
感じたくないのに、媚薬ローションが全身を燃え立たせ、意識が飛ぶほどの快感で清楚なアンナの神経を責め嬲るのだ。
その境遇に、アンナは絶叫しながらイキ狂っていた。
エルフのペニスがドロドロに泡立った女蜜に包まれているのが見える。
小ぶりな乳房を我が物顔で握り締めながら泡立つヴァギナを貫くエルフは、実に気持ちよさそうな顔をしていた。
生贄の娘が泣けば泣くほど、この凌辱鬼たちは悦ぶのだ。
フィオレは恐ろしい凌辱の光景を見せつけられて、絶望にすすり泣きながらバスルームを引きずり出された。
「お前もっとイクね」ANGELが暗い未来をそのフィオレに吹き込む。「アンナ頑固。アンナ真面目ね。フィオレ違う。お前初め淫乱ね。もっと淫乱なる。狂うよ」
「い・・・いやっ・・・」涙をぽろぽろこぼしながら、フィオレは歩いていく。「お願いですから、許して・・・」
「許すない」ANGELは笑った。「JS精液奴隷許すない。毎日精液飲む。毎日セックス。逃がさないね」
連れ去られるフィオレの背後のバスルームから、アンナの最初のアクメの絶叫が響いてきた。
丸裸でローションを滴らせながら、フィオレはJSのアジトに常駐するゲートキーパーのところへ移動させられた。
JSのクランに所属するエルフたちのうち、アンナの凌辱に加わらなかった10人ほどがANGELとフィオレについてきて、こぼれそうな美乳をぷるんぷるん揺らして歩く闇の令嬢をニタニタ笑いながら観察している。
ゲートキーパーもエルフの男で、やはり「いいものを見た」という欲望剥き出しの目でフィオレを見つめる。
「う・・・ううっ・・・」
物静かで人見知りする性格のフィオレには、これだけでも死に優るほどの苦痛だった。
ローションでヌラヌラ輝く、華奢ながら素晴らしいサイズの双乳を備えた裸身を、男たちの視線が何の遠慮もなくねっとりと舐め回す。
「くぅ・・・はぁっ、はぁ・・・」
「気持ちいいか。見られて気持ちいいか。変態。色情狂。オマンコ女」ANGELがからかった。
首を前に倒せないフィオレは、美しい双眸を硬く閉じて泣きじゃくる。
だが、そのほっそりした太腿は淫らによじり合わされ、ねばねばした愛液の糸を引いているのだ。
(私、ダメ・・・絶対におかしくされてしまうわ・・・)
フィオレは絶望していた。
身体の中をマグマが満たしている。自分の中にこれほどの熱量があったのかと驚くほどの熱を持って、沸き立つマグマがドロドロと全身を駆け巡っていた。
ローションと、アンナと自分の汗でびしょ濡れになった肌は、空気の流れを感じるほど敏感になっていた。
もともと、エルフは人間より感覚が鋭い。そこへ媚薬を浴びせられ、丸裸に剥き上げられ、男たちの視線をたっぷりと浴びせられて、フィオレの感覚はすでにオーバーヒートしていた。
目をしっかりつむっていても、クラクラするほどの感覚が休みなしに女体を苛む。
男たちが笑い声を洩らす、その息が空気をわずかに動かす程度のことですら、いまのフィオレには泣きたいほどの快感になって襲いかかってくるのだ。
下半身全体がズキズキ疼いている。
さっき一度は男たちに明け渡そうとして、アンナに救い出されたフィオレの女芯は、全身に響くような飢えた欲望の呻きを洩らし続けていた。
入れて、突いて、私の中をいっぱいにして──そう、フィオレの意志に囁きかける。
熱くて硬い、男のアレを咥えさせて。わたしは男が欲しいの──
「いやぁっ・・・!」フィオレは泣いて首を振った。「そんなの、いや・・・」
「移動するね」ANGELが言った。
フィオレはANGELに鎖を掴まれたまま、次の凌辱のステージへと運ばれた。
生ぬるい、淀んだ空気が肌をねぶる。
低く地鳴りの音が遠く響いている。
フィオレは不安のあまり、思わず目を開けて周囲を見回した。
そこは、ごく小さいサイズの自然の洞窟だった。
トーチが1つあるだけの暗い、素っ気ない部屋で、何に使われているのかもわからない。奥のほうに1つ抜け穴があって、どうやらそこが唯一の通路のようだった。部屋にはANGELとフィオレの他に、数人のエルフとゲートキーパーと思われるヒューマンの魔法使いの男がいた。
そして、フィオレの目の前には、フィオレが最も恐れる男がいた。
プラチナブロンドの美しい髪。白い肌に、最高級の鎧と弓をまとってすらりと立つ、引き締まった肉体。
エメラルドに輝く瞳。整った鼻筋。女のように美しい唇。
そして、フィオレの魂まで凍りつかせるような冷たい笑い。
「U」xxxJSxxxは、いつもどおり片言でフィオレに語りかけた。「U are brand now」
「ひ・・・」フィオレは喉の奥でか細い悲鳴を上げた。
JSはカツン、カツンとブーツを鳴らして歩み寄り、フィオレの首輪を人指し指で持ち上げる。
怯え切ったフィオレの身体がピンと伸び、足が爪先立ちになる。
そのフィオレの可愛い顎に唇が触れるほど近付いて、JSが低い声で笑った。
「U become my slave. U become perfect slave haha^^」
「いや・・・いやぁ・・・」
ほとんど声も出せないほど怯えるフィオレを指一本で直立させておいて、JSはもう一方の手を闇の令嬢の瑞々しい肌に滑らせた。
媚薬ローションに筋をつけながら、5本の指でフィオレの鎖骨から左の乳房を撫で下ろす。
「ひ・・・あぁっ、いやぁっ・・・!」フィオレがガクガク震えながら喘いだ。
見る見るうちに、彼女のおっとりした美貌がなめめかしく色づき、柔らかい唇から火のような吐息が溢れ始める。
JSの手は左右の乳首ギリギリに迫りながら頂点には触れず、ダークエルフの令嬢のこの上ないサイズとフォルムを兼ね備えた美乳をじっくり撫で回す。
それから、火照って湯気が立つほど熱くなったフィオレのお腹へと手を滑らせ、女体の最も大切なところ──膣から子宮にかけてのエリアを、肌の上からいやらしく撫でる。
「this」指でフィオレの下腹部をくすぐりながら微笑む。「this is mine OK? this is my cunt OK?」
フィオレは腰をくねらせながら泣いた。「う・・・うぅっ・・・や、やで・・・すっ・・・」
「this is my cunt OK? we rape and rape and rape U every day OK?」
「わああっ・・・」フィオレは恐怖に喘いだ。「ゆるしてください、ゆるして・・・ゆるして・・・」
JSは、哀れな生贄の令嬢を撫でていた指をさらに下へ滑らせた。
いきなり、グチョグチョに濡れたフィオレの秘芯にじゅぷっと指をめり込ませ、ラビアとクリトリスを同時に可愛がるように撫で始めた。
フィオレがガクンとのけ反って甲高い悲鳴を上げる。
「ああっ、あう、あぅっ」熱しきったヨガリ声をほとばしらせながら、JSの手の上でほっそりした身体を跳ね踊らせ、JSの鎧の上でたぷんたぷんと乳を弾ませる。「ひぃっ、ひああぅっ、じぇ、JSさまっ、ゆ、ゆる・・・あぁン・・・!!」
「we train U. train U bitch. we brand U. brand U sex slave haha^^」
JSはフィオレの秘芯の入り口をじゅぷじゅぷ掻き混ぜながらそう宣言すると、手を離して愛液を振り落とし、今度はその手でフィオレの腰の後ろを掴んだ。
片手で首輪を、片手でベルトの後ろを掴み、物を運ぶようにフィオレを引きずる。
「ひあっ・・・げほ、うぇぇっ」
快楽と苦痛に揉みくちゃにされたフィオレは、パニックに陥って泣きながらJSの身体に必死で自分の身体を押しつけた。
熱い、濡れた身体がJSの腰にへばりつく。
JSはニタニタ笑いながらフィオレを洞窟の奥へ運んだ。
(ああ、あああ)
フィオレは心の中でひたすら熱い喘ぎを洩らしていた。
JSに掻き混ぜられた秘部が、凄まじい熱さになってドロドロと溶け出しているのがわかる。
後ろをついてくるエルフたちが、あまりの濡れっぷりにゲラゲラ笑っているのが聞こえる。
よたよた歩く太腿が気持ち悪いぐらいフィオレ自身のジュースで濡れて、ときおり膝同士がぶつかってもヌルンと滑って当たった感触すらしないほどだ。
(犯される。犯されてしまう)
自分の柔らかく、頼りない裸体が、JSの金属のように引き締まった肉体と最高級の防具に押しつけられ、ぷにゅっと形を変えている。
前のめりで崩れ落ちそうになっているフィオレの、重たいふたつの乳房が、JSの腿に叩かれてぶるん、ぶるんと弾む。
(犯されちゃう)フィオレは何度もそう繰り返していた。(JSに・・・今度は、本気で・・・)
首輪と手錠をつけられ、JSに引きずられ、丸裸の女体を媚薬で狂わされて──フィオレには、もう自分を救う方法など何もなかった。
いつまでも続く暗い洞窟を、すでに動く気力もなくなるほど媚薬に溶けた身体で無理やり歩かされる。その道のりはまさに色地獄への道のりだった。
(どう・・・なっちゃうんだろう)愛液を溢れさせながらフィオレは考える。(わたし・・・どんなにいやらしくされちゃうんだろう・・・)
次第に、ふわふわと雲の中を歩くような感覚に、フィオレは包まれ始めていた。
JSの硬い身体だけを頼もしく感じながら、自分の凌辱地獄を夢見て、フィオレは泣き声と喘ぎ声の混じった熱い吐息を振りまく。
(犯されちゃう・・・)無意識のうちにJSの股間に視線が流れる。そこは明らかに巨大な勃起を包み隠していた。(思い切り、激しく・・・全然許してもらえずに、いつまでも・・・)
288 :
Dark Maiden6-3:2006/11/27(月) 02:22:54 ID:+OT8k+/q
「ああ・・・」
フィオレが淫らな喘ぎを洩らす。
エルフたちは大喜びだった。
JSとフィオレの後ろからついてくる彼らは、令嬢の可愛いヒップが左右に揺れる様子をじっくり眺めることができる。
肉付きの薄いフィオレのお尻は、女体の底に隠された肉孔を隠す役には立たなかった。それに、フィオレ自身が内股でお尻を突き出すようにして歩いているから、ますます濡れた秘唇がはっきりとエルフたちの目に晒されている。
フィオレのヴァギナは口を開いていやらしく蠢いていた。歩く動作で太腿が前後に動くたびに、ジュクジュクに濡れた秘唇同士が淫らにこすれ合い、女性器が柔らかく変形する。
膣口が物欲しげにギュッと締まるたびに、いい匂いのするフィオレの蜜がジュルリと溢れだして、エルフたちの男性器を手ぐすね引くように誘惑し続ける。
わずかに幼さを残した華奢な下半身に、新鮮でたっぷり濡れた果肉──エルフたちは興奮しながら新しい性奴隷の可愛らしい秘部を見つめるのだった。
ようやく洞窟を抜け、生贄とその一行は石造りの部屋に出た。
正面に絡み合う二柱の神の石像がある、大きな儀式場だ。
石像はあぐらをかいた男神と、彼の膝の上で貫かれる女神の淫らな儀式の体位になっていて、2人ともこちらを向いて座位で交わっているため、つながった秘部が丸見えになっていた。
逞しい肉棒が、犯される女神のきつそうな秘唇に突き刺さっている。
肉棒には、三色の蛇が描かれていた。
いっぽうの女神の身体にも、秘唇のすぐ上から下腹部を這い登る三色の蛇のようなものが描かれている。蛇は女神のお臍の下あたりまで這い登って、そこで円になって絡み合っていた。
男神は冷たい笑いを浮かべ、余裕の表情で女神を貫いている。
女神は苦悶に顔を歪めながら、夢中で腰をグラインドさせ、男を貪っていた。
その石像の下に、手枷と足枷のついた生贄用の祭壇が1つ。
そして、小さな壺を持って待ち受ける、司祭らしき男女が3人。赤い衣と、白い衣と、黒い衣を着た象徴的な3人組だった。
JSはフィオレを祭壇まで運び上げると、首輪と手錠はそのままでフィオレを祭壇の上に押し上げた。
泣きじゃくるフィオレを仰向けにして両足首を祭壇にある足枷に固定する。それから、自分も祭壇に登ってフィオレの背後に回って裸のダークエルフの上半身を抱き上げた。
「we brand U」ニヤニヤ笑いながら囁く。「U become my slave」
「いやぁっ・・・」フィオレが絶望にすすり泣く。
ANGELを含むエルフの男たちは、祭壇の上で拘束され、泣きじゃくるダークエルフの娘を楽しそうに見つめている。
3人の司祭が呪文を唱え始めた。
長い呪文を唱えてから壺に手を入れ、それぞれの衣の色と同じ色の魔法の触媒をすくい上げる。
そして、祭壇の上の裸の令嬢に近付いていく。
「いやぁっ・・・や、やです!! 離して、助けてぇぇっ・・・!!」
フィオレが足を必死で動かして泣きわめく。足枷はガシャン、ガシャンと重い音を立てるだけでびくともしない。
司祭たちが触媒のついた手をフィオレとJSにかざして、また呪文を唱える。
そして、その手をゆっくりとフィオレの下半身に近付けた。
「おねがい・・・」
涙をいっぱいにためて哀願するフィオレの、媚薬に濡れ続ける秘唇に、司祭たちの手が迫る。
「ゆるして・・・ください・・・っ・・・! 何でも、何でもしますからぁっ、やめて、いやぁっ・・・」
JSに抱きすくめられ、絶望にすすり泣くフィオレの秘唇に、3人の手が触れた。
「ひ・・・?!」
どくん、と心臓を打つ音が、フィオレの意識に響いた。
どくん。3人に触れられた秘めやかなところから、魔法のエネルギーが這い登ってくる。
「うあ・・・っ・・・」
涙ぐみながら、フィオレは触れられている自分の秘部を見た。
三色の蛇が、フィオレの肌を這い登ってきていた──正確には、蛇に見えるほど細かくびっしりと描き込まれた、魔法の紋様が。
赤い二匹の蛇が秘唇の左右からせり上がり、互いに絡み合ってお臍の下まで登ってきて、そこでぐるりと円を描いて結び合わされる。
黒い蛇がその赤い蛇の絡み合う中央を通って同じくお臍の下へ来て、丸い頭を赤い円の中央に置いた。
黒い蛇の頭部が泊まると、その頭からにじみ出るように白く細い蛇が現われ、Uターンして、黒い蛇と絡みながら逆にフィオレの秘唇のほうへ這い降りていった。
「い・・・いやぁっ・・・」
魔法のエネルギーに痛みはなく、ゾクゾクッと背筋をなぞられるような快感があるだけだったが、フィオレは恐怖に泣き声を上げた。
ダークエルフらしい、滑らかで美しい灰色をした下腹部に、秘唇からお臍の下まで魔法の入れ墨を刻まれてしまったのだ。
かなり高位の呪文であることが、メイジのフィオレには漠然とわかる。少なくとも自分にはこれを解除することはできないだろう。
恐怖に震えるフィオレに、ANGELが祭壇の下から声をかけた。
「似合うね。色情狂にお似合いよ。それでお前は精液奴隷ね」
「な、なに? これ・・・何なんですか・・・?」フィオレは怯えた口調で尋ねる。
「お前精液欲しくなるよ。精液ある、生きる、精液ある、妊娠ない、ね」
「ああ・・・」
フィオレはANGELの言葉の意味を考えた。
お前は、精液を欲しがる女になる。
お前は、精液を注がれて生きるのだ。
そしてお前は、いくら精液を注がれても、妊娠することはない。
全身に鳥肌が立つ。
「そんな」と喘いで、フィオレは背後にいるJSの瞳を見つめた。
JSは冷たいエメラルドの瞳でフィオレを見下ろしていた。
フィオレの感じている恐怖を楽しむように、サディスティックな目でじっとフィオレを見つめている。
「U want me?」JSが笑いながら聞く。「U want my dick?」
「あ・・・ふあっ・・・」
フィオレは頼りない甘いヨガリ声を上げた。
恐怖と、絶望。それに、自分を冷酷に見つめる強大な凌辱鬼、JS。
フィオレの女体に刻まれた快楽のスイッチのすべてが揃っていた。
心臓が、まるでいま初めて打ったかのように、ドクン、ドクンと強く鼓動を始めた。
身体がいままでより一層熱く火照り始める。裸身がほとんど無意識にうねり出す。
ジュッ・・・と、フィオレの秘唇は新たな蜜を溢れさせていた。
「ああっ・・・」
すすり泣きながら、フィオレは我が身を欲情のマグマに委ねるのだった。
JSが仲間に何かを宣言する。エルフたちがニヤニヤ笑いながら祭壇に近付いてきた。
うち1人が前に出てベルトを外し、ズボンを脱ぐ。祭壇に上がり、JSに抱かれて喘ぐフィオレの前で硬くなったペニスをしごいて取り出した。
フィオレの目の前に、彼女の濡れた女体を鑑賞して勃起したペニスが現われる。
とたん、フィオレの全身を欲望が貫いた。
「う・・・あ・・・」
後ろ手拘束を受けたまま、フィオレは太腿をよじり合わせた。
(ここには、ステラはいない。アンナさんもいない)
エルフの男はよじり合わせた太腿をまたぎ、フィオレに近付いてくる。祭壇にぺたんとお尻をつけているフィオレの、顔の正面にペニスが近付いてくる。
(ここにいるのは、男たちだけ。私の肉体を犯そうとしている、男たちだけ・・・)
そそり立つ熱い肉棒が、フィオレの鼻先に突き出された。
「は・・・あっ・・・」
「suck it」JSが命令する。「suck it bitch. suck and drink and drink and drink all hehe^^」
グイッと、エルフの男に髪を掴み上げられる。
痛みが、背中をゾクリと駆け抜ける快感に変わる。
フィオレの繊細な美貌が、無理やりエルフのペニスに押しつけられた。
「あう・・・」
男の股間に顔を埋めさせられて、フィオレは思わず喘ぐ。
(どうしようも・・・ないんだわ。私にはもう、どうしようも・・・)
唇にペニスが割り込んでくる。
エルフの男が自分でペニスの角度を変え、彼女の唇にブチ込んだ。
強烈な匂いのする硬い肉棒が、フィオレの瑞々しい口の中をヌルヌルと突き上げてくる。
「むふぅっ・・・うふン、あぅン・・・」
フィオレは苦しみに悶えつつもペニスを咥え込み、今朝オークの巨漢ドンに仕込まれたとおり柔らかな唇で肉竿を締め上げて、ジュルジュルと吸い上げ始めた。
おお、とエルフは呻いて、いきなり前後に腰を揺すり始めた。
フィオレの喉をヴァギナに見立てて、遠慮なしにグイグイペニスを突き入れる。
後ろ手拘束のフィオレは、髪を掴まれ、上半身をJSに固定されて、逃げることもできずに必死で男のペニスをしゃぶり始める。
(苦しい・・・のに・・・っ・・・!)
頭が爆発しそうな苦しさに必死に耐えながら、フィオレは身体が燃え上がるのを感じていた。
男のペニスを咥えさせられ、グイグイ腰を使われることに。その熱くて硬い肉棒の感触に。強烈な匂いに。苦い味に。
そして、やがて注がれるであろう、あの熱い毒液に。
(これが・・・?)フィオレは、欲情していた。(これが、あの魔法の入れ墨の効果?)
秘部が溶けそうなほど熱を持って、パクパクと勝手に動いている。
祭壇にトロトロ流れる自分の愛液がお尻をびっしょりと濡らしている。フィオレは、祭壇の表面がぬめり始めるほど大量の蜜を溢れさせていた。
「むふン・・・!」
ずぷっ、ずぷっとペニスを突き込まれるごとに、お尻がヌルヌルと祭壇の上で滑る。
送り込まれる熱い肉棒を夢中でしゃぶっているうちに、フィオレの意識が白く輝き始めた。快感に全身が包まれ、近付いてくる一瞬を全神経が待ち受ける。
髪を掴まれ、乱暴にイラマチオを受けながら、フィオレはヨガリ声をこぼし始めていた。
「むふっ、うン、むふぅン、うン、うン、うン・・・」
唾液たっぷりの口内に肉の杭を受け入れながら、フィオレの身体も男と共に絶頂へ駆け登っていく。
エルフの男がラストスパートをフィオレの唇に打ち込んだ。
そして、喉の奥にグイグイペニスを押し込みながら、容赦なくそこへスペルマを放つ。
ビュッ、ビュルッ、ビュルルッ・・・。
「うぅっ、むうン・・・!!」
フィオレは腰をくねらせながら射精を受け入れた。
ぴったりと男の股間に美貌を密着させ、ごく、ごくと喉を鳴らしてエルフの精液を必死に飲み込む。
その献身的な奉仕にエルフの男は興奮して、さらに思い切りフィオレの喉をえぐった。
暴れる亀頭が、ダークエルフの乙女の喉奥をスペルマまみれにする。それでも、フィオレは陶然とした表情でその射精をすすり上げ、精液を飲み続ける。
(気持ち・・・イイ・・・)
フィオレの身体がムンとむせ返るような熱を放ち始めた。
灰色の美しい肌に生汗が噴き出し、わずかにピンクがかった火照りが全身に広がっていく。
唇をいっぱいに開いて男のペニスをチュウチュウ吸い上げながら、フィオレは下半身にブルッ、ブルブルッと彼女独特のオルガズムの波を走らせていた。
「むふぅン・・・」
(イクぅ・・・)頭の中で甘く泣きながら、フィオレは夢中でペニスを吸い上げ、ドロリ、ドロリと搾りだされる生暖かい牡の体液を喉の奥へ迎え入れる。
ぴったり顔をくっつけたエルフの男の腰が、快感に震えるのがわかった。
フィオレの胸に、奇妙な愛情が湧き上がる。(可愛い・・・)
やがて、エルフの射精は勢いを失った。
ぬぽっ、と淫らな音を響かせてエルフがペニスをフィオレの唇から引き抜く。
フィオレの唇から、白い粘液が伸びて落ちる。
「んあ・・・?」闇の令嬢は、落胆したような声を洩らした。「うン・・・」
ふつうなら吐き気を抑えられないような強引なイラマチオを受け、喉の奥にドバドバとスペルマを浴びせられて、フィオレは軽いアクメに達していたのだった。
JSが、ANGELが、そして10人のエルフたちが、ニタニタ笑いながら祭壇の上の生贄を見つめている。
華奢なヌードにこぼれ落ちそうなバストをぶら下げた可憐な闇の令嬢は、湯気を立てるほど肌を火照らせ、甘い喘ぎを洩らしながらぼんやりと宙を見つめているのだ。
彼らはこれから、この女体を好きなだけ弄ぶことができる。いくらでも彼女とつながり、精液を注ぎ込み、ペニスをしゃぶらせることができるのだ。笑みもこぼれようというものだった。
粘っこい白い蜜が彼女の太腿の間に流れ落ちている。
押し倒し、貫いてやれば、この哀れな生贄は身をよじってヨガリ泣くだろう。
が、JSは「犯せ」とは命令しなかった。
エルフたちも一斉に襲いかかったりはせず、順番にズボンを脱いで祭壇に上がり、ペニスをフィオレの唇に突きつける。
まだアクメから覚めていないフィオレの汗ばんだ髪を掴み、グイッとねじり上げる。
「はぁっ・・・あ、あふン・・・!」
マゾっぽく可愛い声で喘ぐ令嬢の唇に早速ペニスをブチ込む。
そして、腰を前後に動かして、彼女の柔らかな唇でピストンする快感を楽しみ始める。
「う・・・うぅン、むふぅン」
闇の令嬢は汗とローションでヌラつく裸体を男の太腿に押しつけ、ペニスにしゃぶりついた。
後ろ手に手錠をかけられたまま胸を反らし、尖った乳首を男の身体にこすりつけながら、一生懸命可愛い唇でペニスを締め上げ、唾液をまぶして舌を使う。
エルフの男は令嬢の熱い唇を十分に楽しんでから、心地よく濡れた口の中にザーメンを浴びせかけた。
先ほどより一層熱い呻きを洩らしながら、裸の令嬢が夢中で精液を飲み干す。
うっとりと目を閉じ、細い首を反らしてコクン、コクンと男の濁液を清らかな女体に流し込む。
その裸体が、ぶるっと痙攣した。グジュッと音を立てて秘肉が収縮し、可愛いお尻と太腿にブルルルッと絶頂の波が走る。
「うふぅン・・・」
エロチックな鼻声を洩らしながら、頭を優しく前後に動かして最後の一滴まで吸い上げる。
後ろ手にされた手が、もどかしそうに宙を掻く。
2人目がペニスを引き抜いたとき、開かれた闇の令嬢の瞳には淫らな靄がかかっていた。
「あうっ・・・」茫然自失といった口調でぼんやり呟く。「だめよ・・・もっと、ねえ・・・?」
3人目が祭壇に登り、またフィオレの髪を掴んだ。
フィオレは「あふぅン」と喘ぎながら、自分からエルフの男のペニスを咥え込む。いかにも令嬢らしい線の細い横顔を汗でびっしょりと濡らし、妖美に火照らせながら、根元までディープスロートで飲み込んでいく。
3人目は彼女の後頭部を両手で抱え、腰も使ってハードなイラマチオを始めた。
闇の令嬢は、ぶるん、ぶるんと乳房を揺らしながら唇と舌で従順に怒張に奉仕する。
3発目のスペルマが彼女の口内に弾けた。
「うぷぅっ・・・うふン、はぁン・・・!!」
スペルマのひと噴き、ひと噴きごとに淫らなすすり泣きを噴きこぼしながら、フィオレは熱心に柔らかな唇でペニスを締め上げ、チュウチュウ音を立てて濁汁を吸い出す。
そして、そうやって夢中で精液奴隷として奉仕しながら、自分も可愛いお尻を振り立ててアクメに達し、貴族らしい鼻梁から喘ぎ泣きを響かせるのだ。
男は、股間に響く可憐な令嬢の泣き声を堪能してから、4人目とチェンジした。
4本目のペニスがフィオレの唇に突っ込まれる。
「drink all. Ur good slave^^」JSがその背後から囁く。「and come and come and come haha^^」
「う、うふぅン・・・」フィオレは媚びた喘ぎを洩らした。
イラマチオ。
髪を掴まれ、ずぼずぼとペニスを突き入れられ、男の引き締まった下腹に優しげな美貌をガンガンぶつけられながら高まっていくフィオレ。
その可愛らしい唇の中で、またザーメンが弾ける。
不思議な絶頂感がフィオレの身体に襲いかかり、裸身をガクガクと震わせる。フィオレの唇から糸を引いてペニスが離れると、5本目のペニスが唇を犯す。
(い・・・イクっ・・・)フィオレにはもう、それしか考えられなかった。(また、イク)
入れ墨の入ったあたりから、ドロドロとした強烈な快感が全身に溢れていく感じだった。
それがフィオレに元から備わっている、恐怖と絶望で呼び起こされる淫らなマグマ──マゾの性の衝動と結びついて、凄まじい快楽地獄を作りだす。
ただイラマチオをされて、最後の射精時にフェラチオで精液を飲まされているだけなのに、フィオレは立て続けにアクメを味わっていた。
酸素が不足して、視界が暗くなっていく。
それでも下半身は──その中心にある入れ墨は──熱く燃え上がり、容赦なくフィオレの女体を駆り立てて、次の精液を受け入れるよう、フィオレを操るのだ。
それに従えば、意識も五感も蕩けるような最高の快感が若い女体に満ち溢れる。
(も・・・もう、これでいい・・・)フィオレはその快感に身を委ねた。(もっともっと、出して・・・)
5発目のザーメンが、そして6発目のザーメンが、次々に可憐な闇の令嬢の熱い唇の中に注ぎ込まれる。精液を飲むたびに、フィオレは前よりも大きな絶頂の波に運び上げられる。
優しげな美貌がエロチックに火照って、令嬢の淫らな欲情を男たちに見せつける。
潤んだ瞳は当惑と絶頂を交互に繰り返し、次第に時間の長くなる絶頂にトロンと溶けていく。
細い下半身は常にうねり続け、自ら正座して熱心にイラマチオを受けたかと思うと、膝立ちでにじり寄って次のペニスに早くしゃぶりつこうとする。
灰色の肌はローションを洗い流すほど生汗を噴き、秘唇はいつまでも蜜をにじませ続ける。
その全身に、妖艶で濃密なオーラが立ち昇っていた。
時折自分のことを不思議に思っているような表情を覗かせるが、男たちは彼女を休ませようとせず、次々に唇にペニスをブチ込むと、新鮮なザーメンを飲ませ続けるのだった。
ついに10本目のペニスの放つ精液を飲み終えると、ようやくイラマチオが一段落した。
エルフたちは、JSの腕の中で悶える闇の令嬢を観察し始める。
「あ・・・あうっ・・・」
ドロドロに欲情した声が、可憐な闇の令嬢の唇から洩れる。
フィオレはもう、明らかに理性を失っていた。立て続けに襲いくるイラマチオの苦痛と妖しいオルガズムの波に意識を嬲られ続け、精神が快楽に屈することを選んだのだ。
精液を飲ませただけで、女が発情し、悦んで次の精液を受け入れるようになる──
これが入れ墨の──奴隷の刻印の、ひとつ目の効果なのだった。
フィオレはもじもじとあとじさって、JSの胸元にしなだれかかった。
「う・・・うふン・・・」
悩ましい吐息を洩らしながら、両親を殺した敵将であるJSの胸に自分の裸体をこすりつける。
フィオレの太腿は切なげに寄り合わされ、もじもじと動いていた。
「???」JSは意地悪くとぼけて見せる。
「あぁっ・・・はぅン」
後ろ手に手錠をかけられ、首に鎖を回されているせいで、フィオレはずっと背中を反らしていなければならない。男たちは、いくら見ても見飽きない令嬢の美乳を思う存分鑑賞できるわけだ。
その美乳の頂点に突き出した、尖り切った乳首を、フィオレはなまめかしい動きでJSに押しつける。
「???」JSは冷笑していた。
「抱いて欲しいか」ANGELがようやく口を開いた。「JS様に犯して欲しいか。精液奴隷」
「あ・・・ああっ」フィオレは恥辱に顔を染めながら、こくりと小さく頷いた。「はい・・・」
「ならおねだりする。教えた。昨日お前言ったね。あのおねだりね」
フィオレは恨むような流し目でANGELを見た。悔しそうな、それでいて欲情し切った目つきが、繊細な美貌と相まって何とも妖しげなエロチシズムを醸し出している。
JSの顔を見上げ、フィオレはトロンと欲情した表情のまま、しばらく羞じらった。
(ダメよ)かすかな理性が囁いている。(父上と母上を殺した男に、自分からねだるなんて)
(でも、昨日はそうしたわ・・・)
(魔法の入れ墨に負けてはいけないわ。私はそんな女じゃない)
(私は弱い女よ。いやらしくて、感じやすくて・・・マゾなの・・・)
2人のフィオレが心の中でやり合う。
(入れ墨に対抗する方法を探さなきゃ。アンナさんと協力してこの地獄を抜け出して、もう一度ステラに会って──必要なら、ステラも助け出さなくてはいけないわ)
(無理よ。入れ墨は魔法のレベルが高すぎる。アンナさんは私のことをバカにしているし、ステラは・・・ステラは・・・きっと、私の助けなんて求めてないわ)
(頑張らなきゃ)
(だって・・・つらいんだもの。戦うよりも、JSに犯されて、犯されて、犯され抜いて・・・淫らなペットにされるほうが、楽なんだもの・・・)
尊敬していた貴族仲間のステラにレズの味を教えられ、叔父に処女を奪われ、JSに絶頂を刻み込まれ、ダーリオにマゾであることを暴かれ、アンナに心の中を見抜かれて辱められ、ついには性奴隷のための魔法の刻印を施されて──
処女を奪われてからわずか2日。
だが、ぶっ通しで犯され続け辱められ続けた2日。
フィオレは、最後のトドメを待ちわびていた。
エルフの男たちのようにあっさりとスペルマを放たれても、いまのフィオレは酸欠になる程度の快感を味わってはいる。
だが、それでは満足できないのだ。
(もっと、メチャクチャに・・・)
フィオレはJSの揺らぎない冷酷な瞳を見つめていた。
心の中にジーンと痺れるような快感が広がっていく。
絶対に勝てない戦士。両親を殺した武将。身体を許すなどあり得ない相手。
人生で最悪の──最高の経験を、我が身に刻み込んでくれた男。
(私を、メチャクチャに・・・JS・・・)フィオレは甘い期待を込めてJSを見つめていた。(私に、トドメを刺して・・・JS・・・さま・・・)
アジトへ連れ込む前のJSは、明らかにフィオレに対して本気で怒っていた。ANGELの言葉どおり、許すなどあり得ない雰囲気だったのだ。
だが、ここに至ってもJSはまったく手を出してこない。
(どうして?)
フィオレは無意識に唇を尖らせていた。
(私はもう、あなたにメチャクチャにされるつもりでいるのに・・・)
(何を言っているのよ、フィオレ!)ステラに似た口調で、フィオレの中のフィオレが言う。
(もういいの。私はこの人のオモチャになるの・・・毎日犯されて、泣かされて、ボロボロになるまで可愛がられて・・・)
JSと密着した腰に、彼の硬すぎる、巨大すぎる肉塊の感触がある。
アンナの白い秘肉を深々と貫いて清楚な女僧侶の仮面を剥ぎ取った肉の凶器がここにある。
キュッ、と秘芯が疼いた。
(これで・・・)フィオレは生唾を飲み込んだ。(私は・・・これで女にされたんだわ。敵の男の・・・この、すごいもので・・・私・・・私にはもう、まともな愛を知るチャンスなんて、ない・・・)
JSを見上げる。
氷の彫像のような笑顔を浮かべて、エメラルドの瞳がフィオレを見下ろしている。
(憎い人・・・私を女にした人・・・)
フィオレの女体は妖しく疼いて、彼と共に駆け昇る快楽の頂点を夢見ていた。
淫らな秘肉が、また新たな蜜を溢れさせる。
(私に・・・トドメを刺して、JS)目に気持ちをこめて見つめる。(私を・・・抱いて・・・)
「おねだりできないか」ANGELが笑った。「では精液奴隷失格ね。お前にJS様の精液飲む資格ないね」
「え・・・?」
「お前奴隷城行く。後悔するいいねw」
ANGELが指をパチンと弾くと、エルフの男たちが歓声を上げた。
わーっとフィオレに群がり、JSから無理やり引き剥がして床に引きずり下ろす。
「あ・・・ああっ?! ひぅっ、あはぁン!」
「奴隷の刻印した女、奴隷城で大人気ね。妊娠しない、精液飲ませればすぐにイク。大人気ね。休みなしよw」
ANGELは冷たく笑った。
「JS様アンナ可愛がる。お前は奴隷城で毎日犯されるね。愚かなダークエルフにはお似合いよ」
翌日。
連合配下の大都市にある、ヒューマンとエルフが信仰する偉大な光の神殿の中。
光に満ちた礼拝堂から地下へ下ること、およそ10m。
一筋の光も差し込まない薄暗い部屋に、1人の女僧侶が連れ込まれていた。
「ど・・・どうして、こんな・・・ところに」
息を乱しながら、女僧侶が異を唱える。
「ここは・・・はぁっ、はぁ・・・い、異端審問の・・・拷問室ですッ・・・!」
「そうですよ」
太った司祭が、ヌメヌメと照り輝くヒルのような唇をねじ曲げて笑った。
「私だって、あなたのような優秀な司祭をこんなところに連れ込みたくはないですよ」
「じゃ、じゃあッ・・・あ、はぁっ・・・じゃあどうして、マイノーズ審問官さま・・・」
女僧侶は、両手を後ろにねじ上げられていた。
屈強な若い男の騎士2人が彼女の背後に立ち、ねじ上げた手をそれぞれ掴んでいる。
「どうして、私をこんな扱いに・・・!!」
「あなたに異端の疑いがかけられているからですよ、アンナさん」
残念そうにマイノーズ審問官が肩をすくめる。
「嘘よ・・・!」アンナは喘いだ。
「連合の武将、xxxJSxxxと姦通し、肉体の快楽を貪った挙げ句、子を産んだと」
「それは・・・それは事実とは違いますッ!」アンナは、白い頬を火照らせて絶叫した。「私は・・・私は無理やり・・・!!」
「私もそう信じています」マイノーズ審問官が頷く。「ですが、手続きはあなたもご存知でしょう? 代々光の神に仕える、由緒ある貴族のご出身なのだから」
「わ、私の親が殺されたからなのね」アンナは喘ぐ。「だから、私の財産を奪うために、誰かが・・・」
「アンナ司祭。大丈夫ですよ、悪いようにはいたしません」
ヒルの唇がニタッと笑った。
「あなたと私の仲でしょう? あなたのご両親の後添えがなければ、私はこの大神殿の配属にはなれなかった」
アンナは肩で息をしながら、それでもようやく声を落とした。「信じて・・・いいんですね?」
「あなたが潔白であるならば」マイノーズ審問官は頷く。「何を恐れることがあります?」
『わかりました・・・なら、早く済ませてください』
アンナの声が水晶球から響く。
『私の貞操を問う審問があるんです。それまでに・・・』
『大丈夫、ご協力頂ければ、すぐに終わりますよ』
「ヒキガエルだわ」水晶球を見ていた、アンナとは別の女僧侶が吐き捨てる。「うぇっ」
「あなたも彼の審問を受けるところだったんですよ、リバー」
「はいはい、感謝してます、レクターさまァ」
リバーが、ステラがその気になったときの甘えた口調を真似た。
「・・・」レクターが眉を上げる。「で、状況はわかって頂けましたか、メスダークエルフさん?」
レクターとリバー、2人のヒューマンの中央に、ダークエルフの美女が座っていた。
両手を天井から吊り下げられ、変わった形の椅子にまたがって、ぼんやりと水晶球を見ている。
ただし、彼女の見ているのは、アンナが映っている水晶球を見ていなかった。
もうひとつ、それとは別の水晶球だ。
何も映っていない水晶球。
「 聞 こ え ま し た か ? 」
レクターが手を動かす。
彼が手に握った黒いバチが、ダークエルフの美女の背中を叩いた。
真っ黒で、金属のような光沢を持つ、不思議な材質のボディスを。
コォォォン・・・クリスタルが鳴り響き、低い震動が空気を震わせる。
レクターに身体を預けていたダークエルフの美女は、セクシーな唇からとろけた声を洩らした。
「ふあッ・・・ああ、ご主人さま、わかりましたッ・・・くぅ・・・」
「そうそう、素直にしてなさい」レクターは微笑んで彼女の耳にキスをする。「でないと、いつまでも外してあげませんよ、この尻尾をねw」
ダークエルフの女は上目づかいにレクターを見つめて、囁いた。「あと、2日よ・・・」
「生意気ですねw」
レクターは笑って、またバチを振り上げる。
今度は、叩いたのは彼女の背中ではなかった。
コォォォン・・・!! 澄んだ鐘の音が部屋に響く。
「うわ」リバーが耳を塞いだ。
「ひッ・・・」ダークエルフの美女が息を吸い込み、そして絶叫する。「ひぃぃッ!!!」
レクターが叩いたのは、黒いサドルだった。
クリスタルでできた、騎乗用の鞍。
その硬い座面をバチで思い切り叩いたのだ。
クリスタルの音色は骨をくすぐるバイブレーションを伴って、ダークエルフの美女の身体を包むクリスタルレザーに広がっていく。
彼女の、女らしい腰に食い込む幅1cmのクリスタルのベルトにも。
秘部に食い込む、クリスタルの褌にも。
そして褌に固定された、黒い尻尾つきのアナルバイブにも。
「ひぎ・・・ぃッ、くぅぅッ・・・ひぁぁぁぁぁッ・・・!!!」
クリスタルの責め具にまたがり、足首を固定されて、身体の中心をぴったりと座面に乗せられているダークエルフの女──セックス奴隷のステラは、絶叫してプシャッと潮を噴いた。
「 聞 こ え て る な ら 返 事 を し て く だ さ い ね 」
コンコンコンコンコンコンコンコン・・・!!
レクターが半ば笑いつつ、半ば怒りをこめて座面を叩く。
ステラは女らしい美尻をビクンビクン痙攣させながら、号泣してサドルの上で身をよじった。
「きひッ・・・聞いてますッ、聞いて・・・ひぃぃッ!!」
「 や る 気 は あ り ま す か ? 」
レクターは一度始めると容赦しない。ステラの返事が少しでも遅れると、すぐにサドルを叩いて新たな震動を追加し、セックス奴隷のダークエルフをクリスタルの刺激に包み込むのだ。
「やッ、ひぃぃッ、やりますッ、やはぁッ・・・!! やらせて、ください、あああッ・・・!!」
泣き狂いながらレクターの命令を承諾し、「言うことを聞きます」「ご主人様の言う通りにします」「私はメスダークエルフの奴隷です」と忠誠を誓うステラに、レクターは少し責めを緩めた。
座面ではなく、その身体の黒いレザーを叩き始めたのだ。
コォォォン・・・コォォォン・・・と、弱いとは言えしつこさでは劣らない震動がステラを包む。
「あ・・・はッ・・・」かすれた声でステラが喘ぐ。「死ん・・・じゃうッ・・・!」
「着けてからそろそろ24時間ですもんねえw」レクターは爽やかに笑った。「しかし、昨日はちゃんと眠らせてあげたじゃないですか? この椅子の上でw」
「ダーリオが面白がって叩いてたわよ」リバーが呟く。
「何でも・・・しますッ・・・」ステラは泣きじゃくっていた。「許して・・・」
レクターがその顎を持ち上げた。
涙と汗でグチョグチョになった美貌が上げられる。美しい髪がおどろに絡んで、凄まじい表情を作っていた。
「イヤなら、表に放り出して上げてもいいんですよ。1人で連合と戦いますか? ──セックス奴隷のステラ」
ステラはキュッと眉を寄せた。「いじめないで・・・」
「聞いたことに答えなさい」またバチがステラのサドルを叩く。
もう一度潮を噴かされてから、トロンとした目でステラはレクターを見つめた。「イヤじゃない・・・れすゥ・・・」
「嬉しくはないんですか?」またバチがサドルを叩く。
「うれッ・・・うれひいれすッ・・・ひぃぃッ・・・」
「よしよし、いい子ですね」レクターはステラの頬にキスをした。
「くぅン」ステラが泣く。「ごひゅ・・・ご主人さま・・・レクター・・・さまァ・・・ッ」
レクターは黒いバイブレーション・レザーにさんざん嬲られたステラの身体を優しく撫で、ドロドロになった髪をかき上げてやると、パートナーに呼びかけた。
「リバー?」
部屋を出て行こうとしていたリバーがぎくりと振り向く。「イヤよ。イヤ。ダーリオにやらせなさいよ」
「ステラさんを、お風呂に入れてやってください」レクターは無視して命令する。「1時間後にゲートキーパーで動きますよ。3人で」
「うぇっ」
「──3人で、堕としてやりましょう。あの生意気な女僧侶を」
レクターは鋭い目で、水晶球の中の凜とした美貌の女僧侶を睨んだ。
「教えてやりましょう。彼女がもう、連合の網から逃れられないということを」
(つづく)
本編で答えられそうにないことをお答えしてみようかと。
JSが共通語をしゃべれないのは、ふつうのエルフではないからです。
ふつうのエルフがひとりもいないので何がふつうかわかりませんね。すみません。
エルフ女性がヒロインのSS、読みたいですね。
ダラダラ続かせておいて失礼な話ですが、こちらの(つづく)は気にせずうpしてください。
リバーは単純に弱いです。なぜなら当初彼女もxxxxxな予定だったからです。
しかし長くなりすぎるので代わりにステラにリバーの分までxxxxxされてもらいました。
話はすでに折り返してクライマックスに向かっている、はずです。
Fallen Paladinとの関連は・・・秘密ですw 収まるところに収まる予定です、とだけ。
ではまたそのうち。
今回も最高!これだけ長編でも勢いが落ちないのはスゴ
気高い女王ステラが雌奴隷に堕ちるシーンがたまらない
今までステラさまと崇めていた者達の目が変わる…
フィオレはアンナの忠告で僅かに心が強い部分が出来てきている
ようなんで見かけより意外と強靭かもしれん
続きを楽しみにしています
審問キタアアア!
作者さん。快楽で逝った時の表現が前スレにあった百合凌辱小説に
よく似てるけど同じ人なんですか?
>>301 >JSが共通語をしゃべれないのは、ふつうのエルフではないからです。
>ふつうのエルフがひとりもいないので何がふつうかわかりませんね。すみません
とても無粋なことを聞いてみる。
彼らは中○のキャラなのかとw
ホシュ
307 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 22:37:32 ID:fXlXjpfE
保守age!
308 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 15:29:44 ID:13ubvkac
保守ヽ(´ー`)ノ
ageられてると思えば保守でしたか。
ステラの前が、何時になったら満たされるのか
気になって、気になってwww
早く埋めてやってくれ!
ステラの前…やっぱりレクターか?
じゃあ俺は大穴でフィオレに。
孕まない身体になったフィオレに逆に孕まされるステラ
ダークメイデンを読んだあとにファーレンパラディンを読み直すと
登場人物のイメージが当時とは変わり
また違った作品のように感じて新鮮に感じました。
今回3人でアンナのところにいくということは
リバー(前作のビショップ?)の鞭さばきお披露目や
ステラ(前作の女アビス?)の調教師としての初仕事が見れるんでしょうか?
審問員が特製フルプレの存在をしっていたということは
もしやパラディンのフルプレはアンナかステラのお下がり?
個人的には
連合側
レクター→プロフィット
リバー→ビショップ
ステラ→女アビス
連合所属PK血盟
ダン→デスト(盟主)
ダーリオ→ファントム
だと思ってます。
酒好きのシリエルはサブクラスになったクラックスのような気もw
いろんな妄想を膨らませながら続き楽しみにしてますw
>>311 たしかに大穴つーか穴同士だから大穴で難しいな。
そうか!棒を生やせば(ry
フォールンの間違いだろ。察してやれ。
わかってて言葉責め
ほしゅ???
マジレスすると、ドイツ人なんじゃね?
レスありがとうございます。
間空いてしまいましたが、とにかく審問の前半を書きましたので、おひとつ。
「む、胸に触るのはやめてください」
白いローブを身に纏ったヒューマンの娘が、押し殺した怒りの声を上げる。
石造りの地下室の中、2人の男騎士の身体に挟まれるようにして、白いローブの娘は、真っ黒な板に磔にされようとしていた。
黒い板はちょうどダブルベッド程度のサイズの直立した板で、表面はクッション入りの厚い革張り、図太い鋼鉄の横棒一本で支えられる構造になっている。
横棒にはギアとウィンチのようなものがついていて、どうやら角度を変えられるようだ。さらに、板の四隅には鎖でつながれた枷があって、X字型に人間を磔にできるようになっていた。
角度可変の、黒い磔台。
そこに、白いローブの娘は押しつけられていた。
「・・・じ、自分で手を伸ばしますから! 触らないで!」
喘ぎ声混じりで2人の騎士に言うが、騎士どもはヘラヘラ笑うだけで意に介さない。
騎士は、鷲鼻がきつい印象を与えるヒューマンと、整った顔だちながら妙に釣り上がった目をしたエルフ、2人の男どもだった。2人とも鎧の代わりに司祭のようなローブを着ている。
その2人の男どもが、自らの鍛えた胸を白いローブの娘の小ぶりな乳房にグリグリこすりつけるように不自然に密着しながら、ダラダラした動作で彼女の手首を掴み、磔台の隅にぶら下がる枷に固定しようとしているのだった。
明らかに、磔にする作業よりも彼女の乳房の感触を楽しむほうを優先した動き。
「いい加減にしてください!」娘がついに叫んだ。「マイノーズ審問官さま、どうして注意してくださらないのですか?」
「アンナ司祭」
でっぷり太った、騎士どもより格上の男司祭が嘆息した。
「この堕落した騎士ども! し、審問が終わったら、はぁ、はぁッ・・・あなたたちを訴えるわよッ!!」
「アンナ司祭!」
マイノーズ審問官が声を荒らげる。
彼はヒルのような唇をしていた。そこから、にちゃにちゃした声を出す。
「非協力的態度や司祭への暴言は、厳しく懲罰を受けることになりますよ」
女僧侶アンナは、相変わらず2人の男に胸をぴったり押しつけられながら、真っ白な歯で赤い唇を噛んだ。
赤い唇。
彼女の口紅は、僧侶としては派手に過ぎるほど鮮やかに赤かった。
怒りと羞恥にほんのり染まったピンクの頬に、その艶やかな紅が淫らに輝いて見える。
「・・・ご、ご存知のとおり、私は南方領主さまと親しくさせて頂いております」
アンナは、感情豊かな茶色の瞳で審問官を見据えて言った。
「いくら審問官さまとは言え、職分から外れることをなさるようなら、私にも考えが・・・」
「審問中は、決して枷が外れることがあってはならないのです」
エルフの騎士がニヤつきながら口を開いた。
「この枷は複雑な作りで、固定するのに時間がかかります。それに、位置が高いために、我々はこのような姿勢をとらざるを得ないのです。ご容赦ください、被告人アンナ司祭」
両手を真上に引っ張られ、伸び上がった胸に男2人の胸板を意図的に押しつけられながら、アンナは「くッ」と息を洩らして怒りを抑えることしかできなかった。
異端審問。
あなたが光の司祭に仕える僧侶なら、自分が異端審問にかけられると知らされただけで震え上がることだろう。
異端審問は極めて重大な背信行為を行った、宗教的な重犯罪者にのみ課せられる審問で、その結果は2つしかない。
無罪か、無期懲役か。
1日8時間以内、3日以内と限られた審問時間内に、もしも被告が自らを異端と認めれば無期懲役となる──そのルールはかなり以前から問題視されてはいる。僧侶なら、異端審問を問題だと考えない者はいない。
だが同時に、僧侶の全員が知っている。
異端審問に反対する者が、ほぼ確実に異端審問にかけられる羽目になることを。
そして、一度審問にかけられた者は、例外なく自らが異端であることを認めることになるのだ。
アンナが異常に神経を尖らせているのも無理はなかった。
彼女はただでさえ、邪悪な同盟とされている連合と望まぬ縁を持っている。彼女は連合の有名なRMTクランの盟主xxxJSxxxに凌辱されて身籠もり、子を産まされた身で、これを「僧侶が連合に身を売った」とみなす向きもあるのだ。
さらに、異端審問にかけられた若い女の僧侶は、二度と日の目を見ることがないという噂もあった。
実際に審問にかけられて、以後失踪する娘は年に1人もいないのだが、それでも若く美しい女の僧侶が異端審問に出頭を命じられるたびに「前の被告が死んだのだ」などと恐怖の噂が流れるぐらいだ。
だから、アンナが必死に自らの後ろ楯を主張するのも当然だった。
が、マイノーズ審問官はにっこり笑ってこう言った。
「先ほども言いましたが、アンナ司祭──私はあなたの両親に借りがあります。特にあなたの母上にね。ご心配なく、冤罪をかけるようなことは決してしないと誓いますよ」
アンナは、知性に満ちた小ぶりな顔でじっと審問官を見つめた。
彼女は若い。二十歳にはほど遠い年齢だ。なのに、その眼差しは厳しい人生経験を積んだ者だけが見せる、隙のない光りをたたえていた。
「・・・そう願います。お互いのために」
「ほっほっほ、願うも何も、私が誓っているのですから」
審問官は懐からクリスタルをひとつ取り出しながら笑った。
アンナがそれを見て眉をひそめる。「・・・それは?」
「ムービークリスタルですよ」審問官は微笑んだ。「今回の異端告発の根拠となったものです」
アンナが、鮮やかに赤い唇をチロッと舐めた。
2人の騎士が間近でその仕種を見て、ハァハァと男臭い吐息を洩らす。
「・・・さっさと磔にしたらどうですか」アンナが低い声で挑発した。
「おお、失礼した、被告人アンナ司祭」
被告人、と強調しながら鷲鼻のヒューマンの騎士が言った。
「では、失礼してw」
ニタニタ笑いながら、手首を撫でていた(すでに枷に捕らえたにも関わらず、しつこく撫で回していたのだ)ごつい手を、わざわざアンナの肘へ、上腕へ、脇へ、脇腹へ、するするといやらしく滑らせて下半身へ下ろしていく。
「きゃあッ!」アンナが悲鳴を上げた。「審問官さま!」
マイノーズ審問官は背中をむけてクリスタルをセットしている。「どうしました?」
エルフの騎士も、ヒューマンの騎士と同じようにアンナの身体をローブの上から撫で下ろす。あまつさえ、掌を白いローブの胸の膨らみにかぶせ、そこを揉み上げるような動作までした。
「審問官さまッ!!」アンナが怒りの叫びを響かせる。「彼らが、私の身体を──!」
マイノーズがのんびりと振り向く。「ん?」
その視線がアンナに向くまでに、騎士どもはアンナの身体を撫で終えて、膝の内側に手を置いていた。
「さ、脚を開いてください、被告人アンナ司祭」エルフの騎士が言い、
「足枷をかけるのに協力願えますかな、被告人アンナ司祭」ヒューマンの騎士がニヤつく。
マイノーズ審問官は、ヒルのような唇をテラテラてからせながら、素朴な表情を作っていた。「なにか?」
3人は明らかに無言で連携していた。
が、アンナはそれを言葉で証明することができない。
「・・・私の身体に触らないよう、注意願えませんか」
「おや、ご無礼なことをいたしましたか?」エルフの騎士が嘲笑う。
「武器を隠していないか、チェックをかねて被告人の身体を撫でただけだが」
ヒューマンの騎士がいけしゃあしゃあと言い放つ。
「ほどほどにしてくださいよ、2人とも」
マイノーズは、目に笑いを浮かべながら言った。
「その御方は私の恩人の娘さんなのですから。私としては、何事もなく3日間の審問を終え、祝福された光の世界に戻って頂きたい御方なのですからね」
「御意にございます、審問官さま。被告人アンナ司祭を辱めないことを誓います」とヒューマンの騎士。
「ベイン卿に同じく、誓いますw」クスクス笑いながらエルフの騎士。
「ありがとう、ベイン卿、サタイア卿。その言葉を忘れないように」
マイノーズ審問官はアンナの顔を見た。
アンナは、爆発寸前の顔をしていた。真っ赤に頬を紅潮させ、歯をギリギリ噛み鳴らして2人の騎士を睨みつけている。
若い怒りの発露だった。アンナがもう少し老練なら、身体など好きなだけ触らせておき、自らの後ろ楯である南方領主の権威を2人の屑どもに印象づける努力をしただろう。
が、彼女はそうするには性格が素直すぎ、誇り高すぎた。
騎士どもは怒り狂いつつ言葉を控えるアンナの表情を見て、楽しそうにニヤニヤと笑っていた。弱い者を苛めたがる者は、反応を楽しみたいものなのだ。
マイノーズ審問官がようやくムービークリスタルのセットを終えた。
「──では、異端審問被告人アンナ司祭。ただいまから、本日の異端審問を開始します」
宣言する。
「以後8時間、被告人の退席は認められません。いかなる理由においてもです。準備はよろしいですか? 生理的理由による準備は、現在の時点ならば認められます」
「・・・構いません。始めてください」
アンナは怒りに震える声で、それでもきっぱりと言ってのけた。
「見張りつきでトイレに行きたいとは思いません」
余計な一言もしっかり付け加える。
マイノーズ審問官は、かえって滑稽に見える、厳粛な表情で頷いた。
「よろしい」ムービークリスタルを起動する。「では」
男3人と、黒い磔台にX字に固定されてしまった白いローブの女僧侶、4人の脳裏にクリスタルから送られる映像が浮かぶ。
現実の地下室の光景と、最初は二重写しになって、最終的には現実を完全に打ち消して、鮮やかな山麓の緑が広がる。
4人は、再生されるムービーの世界に入り込んだのだった。
4人は今、一人の男の視覚と聴覚を追体験していた。
なだらかな山の斜面。光に包まれた草原。
草花を撫でる風の音。虫の音。
“みなさん、映像と音声は届いていますね?”
マイノーズ審問官の声が遠く響く。
“このムービーは差出人不明で神殿に届いたものです。撮影者の主観視点になっており、撮影した人物の詳細は不明です。──聞こえていますか、アンナ司祭?”
“・・・はい”アンナは唾を飲みながら答えた。“聞こえています”
“よろしい。こちらが質問したら必ず答えるように”
山の斜面で、7人のパーティーが狩りをしている。
戦士が数人、魔法使いが2人、そしてパーティーの中心には白いローブを着た若い女僧侶がいて、戦士たちに祝福と治癒を与えている。
白いローブ──アンナガ着ているのと同じ、白いローブ。
その僧侶とよく似た、純白の鎧を着た戦士が一人、パーティーの側に立って狩りの様子を眺めている。装備も態度も7人とは格が違う。どうやら護衛のようだ。
8人以外に、ドワーフの娘がたくさんいた。ソロか黄色いローブの僧侶とペアで、機械的に狩りを続けている。
“見覚えはありますか、アンナ司祭”審問官がうながした。“この光景に、見覚えは”
“まさか・・・まさか”女僧侶は恐怖の呟きを洩らした。
7人のパーティーと、すぐ近くをフラフラしていたドワーフの娘が、同じ獲物を攻撃し始めた。
どちらも譲らず獲物を殺し、死体から得られる収穫物の奪い合いになってしまう。
白いローブの娘がドワーフの娘と交渉を始めた。
が、ドワーフの娘は白いローブの娘に唾を吐きかけ、殴りつけた。白いローブの娘は腕で身をかばいつつ、悲鳴を上げて後ろに倒れる。
白い鎧の戦士が恐ろしい叫びを上げた。
ドワーフ娘の武器を弾き飛ばし、盾を凹ませて、尻餅をついたドワーフの娘の頭部を重い金属の棍棒で叩き潰す。ドワーフの娘──精巧なゴーレムは、機械油を飛び散らせながら破壊されて倒れた。
“デフェンド”
アンナが呆然と呟く。その声が、再生されている映像と音声に重なって3人の男に聞こえた。
“これはあなたの参加していたパーティーですね?”
“なぜ、こんなムービーを”アンナの声が恐怖に引き攣る。
ムービーは、2人が会話している間にも全員の脳裏で再生されていく。
カメラの主がゆっくりと腰を上げ、軽い足どりで騒動の現場へ進んでいく。
“質問に答えてください”審問官が言う。“これはあなたの参加していたパーティーですね?”
“・・・は、はい”アンナは震える声で答えた。“まさか・・・”
カメラの主が光り輝く弓を構えた。
矢をつがえ、魔法をこめる。
すべてカメラの主の視点で映像が進むため、カメラの主の顔は一切出て来ないが、その白い腕から主がエルフであることがわかった。
放たれた矢が鮮やかな放物線を描き、遠く離れた白い戦士の脇腹に命中した。
魔法の爆発にふらつきながら戦士が振り向くが、それとほぼ同時に二発目の矢がその胸の中心、鎧のつがいめを撃ち抜いた。
7人組のパーティーは浮足立った。
この世界では、1人の廃人は100人の一般人に優る。護衛を一瞬で射殺するカメラの主に、経験の浅いパーティーが対抗することは不可能なのだ。
混乱のうちに3人が射殺された。
残る3人は味方を見捨ててスクロールを取り出し、その場から逃げる。
ただ一人、白いローブ姿の女僧侶だけが、ドワーフの娘に傷つけられた腕を必死に動かして癒しの呪文を唱え、倒れる味方を癒やそうとしていた。が、割れたビンに水を入れるように、彼女の手から味方の生命が滑り落ちていく。
娘はカメラの主をキッと睨み、あえて白い鎧の戦士を蘇らせる呪文を唱え始めた。
撃つなら撃て、という態度だ。
その判断が彼女の運命を決めてしまった。
蘇生の呪文が、新たな射撃で妨害される。
矢は直接娘に刺さるのではなく、地面に刺さった。そこから魔法の触手がドッと伸びて、娘の脚に絡みつく。
ウネウネとのたうつ蔓草に腕を絡め捕られて詠唱できなくなった娘が、再びカメラのほうを向く。
カメラは、悠然と前進を始めた。
娘の姿が次第にはっきり映し出される。
白いローブの僧侶は、清楚で初々しい少女だった。
濃い眉と、知的な輝きに満ちた大きな瞳が、まっすぐカメラを見つめている。
柔らかな唇が怒りに震えている。白い頬から、いまはより一層血が引いている。
蔓草がスカートを彼女の脚に巻き付けていて、下半身のシルエットが白いローブ越しに浮き上がっている。ほとんど膨らみの見えない幼い胸とは対照的に、娘は安産型の実に女らしい腰つきをしていた。
“やめて!”
アンナが絶叫した。
“止めて! ムービーを止めてください! ああッ・・・はぁ、はぁッ・・・見たくないッ、こんなもの、見たくありませんッ!!”
“静粛に、被告人アンナ司祭”
マイノーズのにちゃにちゃした声が響く。
“お願いです、止めて──再生を止めてください!”
クリスタルを握っているのは審問官だ。
そして、ムービーはリンクされた人物の脳裏に直接映像と音声を送り込む。
四肢を拘束されたアンナは、このムービーから逃れることができないのだ。
マイノーズ審問官は、忍び笑いを洩らしながら答えた。
“最後まで確認して頂かねば──止めるわけには参りませんなぁw”
少女が尻餅をついた。白いローブの裾が翻って、むっちりした太腿がカメラに収められる。
慌ててスカートを直す少女の、象牙の彫刻のような顔を、カメラはねっとりと舐め回す。
少女の赤い唇が動いた。
『あなたは・・・連合の』
あどけない声と怯えた調子は、いかにも年端のゆかない少女らしかった。
だが、その張りのある美しい声と聞き取りやすい響きは、確かに──凄まじい運命を乗り越え、年不相応な落ち着きを見せるアンナと、同一人物の声だった。
『待って。狩場を荒らす気はなかったの。ちょっとした誤解で、私たちは・・・』
『U』カメラの主が言った。『cute human! I love U I rape U ok? hehe^^』
『ええと・・・XXXXXX、XXX、XXXXXXX?』
カメラの主はしばらくの間、美しい少女をじっと見つめた。
『XXXXXXX?』アンナが重ねて話す。
極めて流暢な発音で、カメラの主が使う独特の言葉を口にした。
カメラの主が、喜んでその会話に応じる。
『XXXX!』
『そんな・・・!』少女が悲鳴を上げる。
ここでマイノーズ審問官が一時停止をかけた。
“この会話を説明してください、アンナ司祭”
涙をこらえる声がして、アンナが答えた。
“狩場を・・・荒らす気はない、と伝えました。こちらはもう引き返すので、見逃してもらえないかと”
“相手の返事は?”
“それは・・・”アンナは言い淀んだ。
“答えるべき質問への黙秘は、懲罰の対象となりますぞ”ヒューマンの騎士、ベイン卿が釘を差した。
“・・・お、犯してやる、と”
“これはRMTクランだけが使う言葉ですが、なぜご存知で?”マイノーズが続けて聞いた。
“私は・・・彼らRMTクランの行動を研究課題にしていましたので、語学も──”
“研究の一環として彼らの会話を覚えていたということですか? 研究の目的は?”
“RMTや育成代行を追放するためです。彼らと交渉するためではありません”
“これ以前にRMTクランと接触したことは?”
“研究に必要な接触は、私の・・・部下が行っていました”
“ご自分で接触したことは?”
“断じて、私一人で彼らと接触したことはありません”
“なるほど。あなたの主張はわかりました”
にこやかにマイノーズ。
“では、続きを確認しましょう”
“ああ・・・!”
アンナが悲しげな喘ぎを洩らす。
ムービーが再び流れ始めた。騎士どもの淫猥な笑いが、映像に重なって流れた。
『逃げろ、アンナ』
倒れている白い鎧の戦士が呻く。
カメラはちらっとそちらを見た。白い鎧の戦士が、血を流しながら地面から起き上がろうとしている。
『こんなクズと交渉などできん。スクロールを使って逃げろ、アンナ!』
カメラの正面に、また輝く弓が現われた。流れるような動作で矢がつがえられ、至近距離の戦士に向けて放たれれる。
矢が戦士の白い胸甲に炸裂した。
バキィン、と凄まじい音がして、金属製の胸甲が真っ二つに割れ、戦士の胸に風穴が空いた。
魔法の爆発が男の巨体を吹き飛ばしす。
白い鎧の戦士は仰向けに倒れ、エンゲージリングをはめた手が少女の白いスカートの側に落ちた。
『デフェンド・・・!』
同じ指輪をした手を白くなるまで握り締めて、白いローブの娘が喘ぐ。
『U kill my slave』カメラの男が言う。『I rape Ur girl hehe^^』
“待ってください、お願いです”
アンナの暗い声が響いた。
“自分で・・・自分で操作して、一人で確認します。一人にしてください”
“ムービーは私が管理します。証拠物を被告人に渡すことはできません”
にちゃにちゃ響く男の声が言った。
“当然だろうが。不利な証拠を被告人に渡せるわけがない”
“この女性司祭には注意が必要ですね。おかしな主張をするようですからw”
騎士どもが笑う。
“ああっ・・・!”
アンナは悲鳴を上げ、それから呟いた。
“だから・・・だから私を審問に出したのね。何もかも計算ずくで・・・私を、こうやって嬲るために・・・!”
『いやぁぁぁっ!!!』
少女の絶叫が響いた。
白いローブの胸元が大写しになっている。
ローブは左右にグイグイ引っ張られている。
エルフの強靱でしなやかな手が、娘のローブの胸元を掴み、左右にグイグイ広げようとしているのだ。
細い首を左右に振られながら、少女は大声で助けを求めた。
『助けて! 誰か・・・連合が・・・ああああ、デフェンド・・・!!!』
カメラが一瞬横に振れ、地面に倒れている白い鎧の戦士を写した。
戦士は目だけでアンナとカメラを──カメラの主であるエルフの凌辱鬼を──見ている。
声は出せない。だが、意識はある。
カメラの主が低い笑い声を上げた。計算どおりだ、という意味の笑いだった。
そこで最後まで見ていろ。
手も足も出ない,無力なおのれを呪いながら。
『いやッ、いやぁっ、離して──離してぇぇぇっ!!』
絶叫に、布が引き裂かれる音がかぶさった。
初々しい美少女の、滑らかな肩がつるりと剥けた。
丸い肩と純白のブラジャーのストラップが見える。
襟が引きずり下ろされていく。胸元に、ごく浅い谷間が見えた。
カメラは少女の顔を捉えた。
草原をバックに、怒りと恐怖に歪む、美少女の顔を。
いまのアンナより2歳ほど若いだけのムービーのアンナの、何と清楚なことか。
濃い眉と知的な瞳はすでにはっきりとその魅力を見せているが、まだまだ丸みの強い顔の輪郭や頬のぽっちゃり感は、本当に幼い娘の肌の感触を残している。
真っ白な肌が日光をまぶしいほど反射して、カメラの中で夢のように輝く。
その輝かしい顎を、エルフの強靱な手ががしっと掴んだ。
自分のほうに向かせる。カメラがぐっと近付く。
『い、いや・・・ひぃ・・・!』
眉を歪めて泣き叫ぶ少女の瞳が大写しになった。
小さいけれどツンと尖った鼻が画面の左に、そして本当に柔らかそうな唇が画面の下に、グイッと迫ってくる。
そして、唇を奪う音が聞こえた。
『む・・・』美少女のアンナが呻く。『うぐ』
喘ぐ美少女の苦しげな美貌が、産毛まで見えるほどの超クローズショットで克明に映し出される。
“悪魔ども”アンナが歯を軋ませる。
“それは、司祭への暴言ですかな”マイノーズ審問官が耳聰く聞きつけた。“これで、120ポイント”
“くッ・・・!”
アンナは否定も言い訳もせず、怒りの呻きを洩らすだけだった。アンナは、「いまのは犯罪者に対する怒りの言葉です、お許しください」などと卑屈に言い逃げするような娘ではないのだ。
“いくら強がって見せても、この映像からは逃れられんぞ”ベイン卿が言った。
“そういうこと。あなたは最後まで追体験するのですよ、お嬢さん”
エルフのサタイア卿も笑いながらアンナを責める。
“──いや、男の立場で再確認する、と言うべきかな。はははw”
すすり泣きながら弱々しく抵抗する娘の唇を、彼女が諦めるまで長々とねぶっておいて、カメラの主は再び白いローブへの攻撃に移った。
『やめて・・・デフェンドっ!!』
必死でエルフの腕を押し退けようとする美少女アンナの手が、カメラに当たった。
即座にエルフの手が反撃する。
目にも止まらぬスピードでアンナの頬に平手を飛ばし、可憐な白い頬が真っ赤に染まる痛烈なビンタを食らわせた。
『あう・・・!』少女が呻く。
エルフの手は、その乱暴な勢いのまま彼女を脱がせにかかった。
少女の身体が浮かび上がるほどの勢いで、ホワイトのローブを左右に引き裂く。純白の布地は臍のあたりまで真二つに裂けた。袖も引きずり下ろされ、ぷにぷにした二の腕が丸出しになる。
陽光の中に、純白のブラジャーが照り映えた。
清純な美少女の膨らみを包むのは、レース飾りのついたシルクのブラジャーだった。その小さなカップが上にずらされる。
『いや・・・!』
赤い頬をしたアンナがエルフの手を押さえる。
その白い手がまとめて掴まれ、頭上に押しやられた。
ぷるん、と、小さいながらも弾力のある丘が現われる。ミルクのように白くてとろけるような乳房と、透き通った乳首がカメラに映し出された。
エルフの手がその新雪の肌を撫でる。
白い肌に浮かび上がるようなピンクの乳首は、まだ子供っぽい眠った状態のままだった。エルフの指先がそこを撫で、ゆっくりと新雪に隠れた芽を育てようとする。
『や・・・だっ・・・』美少女アンナが泣きじゃくる。『触ら・・・ないでッ・・・!』
くくく、とエルフの男が笑う音が響いた。
『XXXXXX、XXXXXXXX、XXX、XXXXX』淫らな声で言う。
美少女の顔に、再びカメラが戻った。
『な・・・なん・・・』聡明な少女の顔に、驚愕が広がっていく。
続いて、恐怖が。『まさか・・・うそ。・・・いやよ。いや』
『XXXXXXXXXX! hehe^^』
“この発言を翻訳してください”マイノーズ審問官がねちっこく言う。
映像の中では、細い腰を抱き上げられた少女が泣きながら悲鳴を上げている。
その悲鳴に重なって、悔しそうな女の声が響いた。
“あ・・・あなたたちの狙いは、もうわかったわ”怒りに震える声だ。“協力なんて、するものですか”
“非協力的な態度であり、答えるべき質問への黙秘だ!”ベイン卿があげつらう。
“15ポイントを加算。135ポイントですな”マイノーズ審問官も同意した。
アンナの細い腰を締めるベルトが、バックルを壊されてむしり取られた。
必死に閉じようとする太腿の間に、エルフの膝が突き入れられる。
ローブがぴっちりと太腿に巻きつき、パンティのラインが見えるほど下腹部に密着した。
息を切らしてのたうつアンナの太腿の間にエルフの膝が侵攻し、徐々に上へ攻め上がって行く。光り輝くスカートが膝で押し上げられてゆく。
初々しい美少女の膝を、純白の裾が通過する。華奢な上半身と正反対の、むっちりした太腿がじわじわと剥き上げられていく。
日光の降り注ぐ真昼の山の斜面、ドワーフの娘たちが黙々と狩りを続ける中、秘めた柔肌を暴かれていくあどけない少女は、唯一彼女に残された自由──悲鳴を上げる、ただそれだけを、ひたすら繰り返していた。
白い残骸を身に絡めたままもがく美少女の身体の中心に、純白のショーツが現われた。
その最後の一枚に、容赦なくエルフの手がかかる。
レース飾りが鷲掴みにされ、じっくりと引き下ろされる。
うら若き女僧侶の、ミルクのような下腹部が露になる。
本当に薄い、あるかないかの柔らかな恥毛が顔を出す。
“う・・・うぅッ・・・!”
アンナの濡れた呻き声が男たちの耳に流れ込んだ。
“怒って見せたかと思えば、今度は泣き落としか”ベイン卿が嘲笑う。“毒婦め”
“本当に泣いてるのかも知れませんがねw 何しろ、見たくなくても見えてしまうのだから”とサタイア卿。
マイノーズ審問官は、彼らの暴言を止めもしなかった。
『やぁ・・・め、てッ・・・』泣きじゃくりながらアンナが叫ぶ。『おねがッ・・・!!』
エルフの凌辱者は、少女のショーツを両手で掴んでいた。
ローブを引き裂いた腕力で、その可愛らしい布地をも引き裂きにかかる。
ビリビリビリッ!
一気にショーツが引き裂かれる。
滑らかでふっくらした下腹部から、太腿の間に消えていく女のカーブが見えた。
カメラに、白い肌と一本の筋が映る。
さらにショーツが引き裂かれる。もがく太腿が両手で押し開かれる。
ぴちっと真っ直ぐに割れた少女の恥部が、日光の中で明るく照らし出された。
ローブの上から見えたとおり安産型の桃尻から、柔らかな縦の筋が途切れることなく秘裂へと続いている。
カメラの主は、観客のツボを心得ていた。
男どもの、興奮するツボを。
そして、これを見せられる哀れな女僧侶を、恥辱と絶望に染め上げるためのツボを。
“もう・・・いやぁッ・・・!!”
アンナは、映像を無理やり脳裏に焼き付けられながら、身をよじって泣き叫んでいた。
あの日自らを犯した、あの憎い凌辱者の視点で、犯される自分を無理やり見せつけられる。一秒たりとも目を離すことを許されず、耳をふさぐこともできずに。
これは、精神的なレイプだった。
“やめて・・・!”アンナは泣いた。“やめて、やめて、やめてぇぇぇッ!!!”
号泣する声に、熱い響きが混じり始めていた。
か細い悲鳴が、アンナの号泣に混じって男たちの脳裏を満たす。
泣きじゃくる美少女の両手が、エルフの手で顔から引き剥がされた。
涙に濡れた可愛らしい美貌をカメラが映す。必死で視線を避けて左右に顔を振る仕種が丁寧に記録される。
指輪をした白くて小さな手が、白い鎧の戦士のすぐ側に押さえつけられた。2人は同じエンゲージリングをしていた。
カメラの主が少女に覆い被さった。
そして、剥き終えた少女の裸身をじっくりと舐めるように撮り下ろしていく。
涙に濡れた横顔から、喘ぐ白い喉、上下する可愛らしい双乳、子供っぽい丸みの残ったお腹とお臍、そしてうっすらと秘毛に包まれた恥丘。
そして、そこに迫る巨大な肉塊。
少女のなめらかなお腹に、赤黒い凶器が押しつけられる。
美しい少女の秘裂には明らかに大きすぎる、ビンビンに膨張しきった巨大な魔羅が。
三色の蛇を絡みつかせた、あの異様な肉塊が。
“これは現実の男性器官ですか?”マイノーズ審問官が卑猥な質問をした。
アンナは何も答えない。
“また、当時のあなたの身体は確かにこういう身体をしていましたか? 特に、女性器について答えてください”
アンナは何も答えない。が、「うっ、ううっ」と押し殺した泣き声が響いている。
“本当にこんなモノを咥え込んだのかと聞いているんだよ”ベイン卿が恫喝するように言った。“あの可愛い小さな割れ目に、あんなチンポをブチ込まれたのか?”
“わああッ・・・!”
堰を切って泣きだし、しゃくり上げる女僧侶の声がする。
号泣するアンナの声は、彼女を年齢相応の幼い娘らしく感じさせた。
ふだん気丈な態度を取ってはいても、一人の子を産んではいても、彼女はまだ若い娘なのだ。
“悪魔・・・あなたたちはみんな、悪魔よ!! うわああッ・・・!!”
“非協力的ですねえw”サタイア卿が冷たく言った。“いまので35ポイント。合計170ポイントかな”
凶悪な肉の砲身が、少女の秘裂に狙いを定めた。
エルフは半裸の少女にしっかりと左手を回した状態で、右手を己の巨砲に添え、少女の割れ目に合わせてグイッと押しつけた。
『XXXXXX、XXXXXX、XX』
『ひ・・・ぃっ・・・!!』
泣きじゃくりながら、少女は瀕死の恋人のほうを見た。
白い鎧の騎士の目にはすでに光がない。消えゆく意識に愛しい娘の凌辱の光景を焼き付けながら、白い鎧のデフェンドは死にかけていた。
と、娘の目に新たな表情が浮かんだ。
『ぃ・・・あ・・・?!』
白い肌がショックにうねって、上へ逃げようとする。
『XXXXXXX!』何かを叫んで、カメラの主は哄笑した。
“いまの2つのセリフを翻訳してください”マイノーズはしつこい。
“地獄に・・・うううっ、お、堕ちてしまうがいい・・・!”
アンナは泣きながら呪いのセリフを吐いた。
だが、そうやって強がっていても、アンナには凌辱鬼の言った一言一言が突き刺さっている。
『お前を犯して、俺の子を孕ませてやる』とあの悪魔は囁いたのだ。
『孕むまで犯してやる!』と。
“暴言。20ポイント加算”サタイア卿が数え上げる。
『い・・・やぁ・・・ッ・・・?!』
カメラの主は少しアングルを変え、結合部が見えるようにした。
閉じた秘裂を、肉冠が押し分けている。
濡れていない秘部を、ローションも使わずに、彼は切り開いていた。
ぐり、と魔砲が少女の秘裂を押し開く。蛇が少女の体内に潜り込んでいく。
『く・・・ぁ・・・ッ・・・・・・』美少女アンナがか細い悲鳴を上げた。『ぅあ・・・ぁぁぁ・・・』
ビクリ、と震えが彼女の裸身を走った。
『うぐ・・・』
邪悪な巨砲が、少女の身体を女に変えたのだ。
ずぶり、ずぶり、ずぶりと、5mmずつ肉塊が少女にめり込んでいく。
『は・・・かはッ・・・・・・は・・・い、いた・・・いた・・・・・・ぁ・・・ッ・・・』
美少女が、魂が消えていくような悲鳴を洩らす。
カメラは少女の表情を映した。
ショックに引き攣った少女の顔が、燦々と降り注ぐ陽光に包まれている。
茶色の瞳は大きく見開かれ、涙に煌めいていた。
『あぅ・・・・・・あう・・・・・・あ・・・!』
カメラは再び結合部を映す。
5mmずつ少女を蝕む凶悪な肉塊は、ようやく2割ほど侵入を終えていた。
少女の秘肉は何もかも巻き込まれるような感じで内部にめり込んでいる。ずり、ずりと乾いた粘膜がこすられる音が聞こえてくるようだ。
処女肉に凄まじい巨砲がめり込んでいく凄惨な凌辱シーンが、隅々まで鮮やかに見えた。
『アライアンスの娘、アンナ』彼の声が、アンナの中に響き渡る。
その言葉に、あの日アンナはどれほど驚愕したことか。
彼女はまだ神学校を卒業したばかりの若い僧侶で、両親の望みのままに育った乙女に過ぎなかった。戦争で名を成したわけでも、まして廃人というわけでもない。
その彼女の名を、連合側の弓将、RMTクランの総元締めとして悪名を轟かせる彼がするりと口にしたのだ。
しかも、ただ『犯してやる』と繰り返すだけの片言の時とは違って、連合のダークヒーローとして口を開くときの彼の、流暢な言葉づかいはどうだろう。
RMTクランの言葉はぺちゃくちゃとやかましく聞こえるのが普通なのに、この男だけはエルフの優雅さを保ったままでその言葉を使うのだ。
『私たちのやり方を知りたくて、ずっと昔から嗅ぎ回っていたな。レクターという、若い男と一緒に』
苦痛も忘れて目を見開く少女に、エルフの凌辱鬼が囁く。
『遠慮することはない──私たちのやり方を教えてあげよう。我がクラン全員でなw お前は今から、我がクランのオマンコ僧侶になるのだ。今から!』
そして、残り8割──ゆうに普通の男の長さを超える残りの肉塊を、一気に少女の膣肉にねじ込んだ。
『ッ・・・ゃああああッ!!』アンナが喉をからして叫ぶ。『あッ・・・・・・あはッ・・・!』
ズブズブズブズブ、ズシン・・・! と、凶器が少女の身体を貫いた。
『ひッ・・・ひぃ、ひぃぃぃ・・・』
息も絶え絶えになって衝撃に喘ぐ娘の腰を、エルフが掴む。
地面に押さえつけ、ピストンの体勢を取る。
もう娘の上半身には一分の力もなかった。死んだように地面に両手を投げ出し、苦痛に喉を鳴らし続ける。
その少女の美肉から、カメラの主は巨大な肉塊を引き抜いた。
ヌラリと、血濡れた巨砲が処女の唇から刀身を現わす。
目一杯それを引き抜いておいて、カメラの主はまたズプリと一気に少女を貫く。
『んがッ・・・!!』
今度の反応はもう少し敏感だった。
苦痛にいち早く反応した少女は太腿を折り曲げ、宙に彷徨わせて、びくびくと膝を震わせる。
その半裸の身体から、カメラの主はまた巨砲を引き抜いた。
血を滴らせつつ、三たび彼女を串刺しにする。
『かはッ・・・あがっ・・・・・・!』
まるで肺を直接絞られているような苦鳴を、柔らかな顔をした少女が噴きこぼす。
四たび、五たび、そのむっちりと発達した下半身が巨大な肉杭を打ち込まれる。
力なく両脚を広げ、折り曲げた恥ずかしい姿勢で、美少女アンナは凌辱鬼の思うがままにズポリ、ズポリと性の交わりの実感をその美肉に刻み込まれていく。
『Ur good^^』
カメラの主は、視聴者にわかるように片言で囁いた。
『nice cunt! tight cunt haha^^ cute virgin I make our child hehe^^』
『いやッ・・・』
苦痛に喘ぐだけだった娘が、何とか声を絞り出す。
『いや・・・いや、いやぁッ・・・・・・!』
ズポリ、ズポリ、ズポリ・・・必死に拒否の言葉を絞り出す娘に、凄まじい巨砲がリズミカルに杭を打ち始めた。
『I come in U! in U ok? make our child oK?』
『ぐ・・・ふぐッ・・・い、いやッ、はぁぐッ・・・!!』
凶悪な肉塊がググッと膨れ上がった。
『I come in U! in U ok? make our child oK?』
カメラの主がまた言う。
ゲラゲラと笑い、美少女の頬を両手でがっしり挟む。
カメラを号泣する娘の顔に近付ける。
唇を奪う。
『I come』苦痛に歪む茶色の瞳を見つめながら言う。『in Ur cunt. sperm in Ur cunt ok?』
『ひぃぃッ・・・・・・い・・・や・・・ぁッ・・・・・・!!』
必死に訴える少女の内奥、神秘の扉を、凶悪な肉塊がズブリと突き上げた。
『I come in U^^』カメラの主が笑う。
沈黙が訪れた。
3秒。
9秒。
そして15秒。
『ひ・・・ひぃッ?!』少女の顔に恐怖が広がった。『や・・・あああ・・・?! ああッ、あああ・・・!!!』
生暖かい大量のザーメンが内奥を満たし、自らの体内に子種を注ぎ込むのを、少女が感じ取ったのだ。
『な・・・中・・・中に・・・・・・ッ・・・』
その唇を、またカメラの主が奪った。
『ん・・・うふ・・・』
後から後からこぼれる涙に頬を濡らしながら、少女が目を閉じる。
射精を遂げた凶悪な肉塊を少女の体内に突っ込んだまま、カメラの主はねちっこいディープキスを続けた。少女が苦しげに鼻息を洩らし、力の抜けた手でエルフの肩あたりを押し退けようとする。手は滑って何の効果も上げられない。
やがて、カメラの視線は結合部に戻った。
エルフの鋼のような身体が、ゆっくりと生贄のミルクのような肌から離れていく。
ズルリ・・・と、血塗れた肉塊が少女の体内から現われる。
カメラの主は一度完全に肉塊を引き抜いて、少女の秘裂を撮影した。
力なく広がった少女の股間に、痛々しく充血した肉孔がぽっかりと空いている。少女に穿たれたその肉孔から、白と赤の粘液がドロリと流れ落ちた。
『うぅ・・・ぇッ・・・』少女がか細く泣く。『ぅぅぅ・・・』
“一発目が終わったな。どう感じた?”とベイン卿。
アンナは喘ぎ泣くことしかできなかった。
他にどうしろと言うのだろう。
“膣内に射精されたようですが、とっさに腰をひねるとかして逃げようとは思わなかったのですか?”サタイア卿が笑いながら聞く。“無抵抗で射精を受け止めたように見えますがw”
“射精を逃れようとしなかった、というのは事実ですかな?”
マイノーズ審問官が質問し、しばらくしてからわざとらしく溜め息をついた。
“いまのは黙秘3件ですので、30ポイント加算して──220ポイントですな。初日から、ずいぶん長い懲罰になりそうですなあw”
『う・・・うぇぇっ・・・』
草原にぐったりと伸びた少女が、ノロノロと身体を丸め始めた。
痛む身体を胎児のように丸めようとする。
その可愛い膝小僧を、エルフの手が再度大きく割り広げた。
彼女への凌辱は、まだ終わらないのだった。
『ひぃっ・・・?!』
『make child hehe^^』
カメラの主は楽しそうに告げ、開いた白い太腿に腰をかぶせる。
まったく衰えていない、ガチガチに勃起したままの凶悪な肉塊をぴたりと据えて、ズシンとハードな突きをくれた。
『あ、ぐぅッ』白い喉がのけ反る。
カメラの主はその美肉に激しく腰を打ち込んでいく。
ピストンの激しさが、カメラと少女の身体の揺れとして見る者に伝わってくる。
グチュ、グチュ、という粘液の音と、ドスッ、ドスッと重い杭打ちの音が生々しく見る者の脳裏に響く。
『や・・・やめ・・・・・・おね・・・がい・・・・・・』
絶息しながら美少女アンナが訴える。
カメラの主はサディスティックに笑い、なおも激しく彼女を揺さぶり続ける。
“被告人アンナ司祭。あなたの記憶と照らし合わせて、どうですか?”
マイノーズ審問官が嬉しそうに聞いた。
苦悶する美少女は、いましも4人の脳裏でズブリ、ズブリと貫かれている。
その映像を味わいながら、当の本人に感想を聞くのだ。
“隅々まで覚えているだろう? 強烈な経験であろうからw”と騎士。
“思い出して、夢中で見ているんじゃないでしょうか? 返事がありませんしw”ともう一人の騎士。
“くッ・・・う、うああっ・・・!”
憤りと号泣をこらえにこらえていたアンナの、抑え切れない感情がこぼれ落ちた。
“黙秘。230ポイント”マイノーズ審問官が冷たく言った。“2年かそこらで、ずいぶん強くなったものですなあ。当時はほれ、こんなに素直な娘だったのにw”
『ゆるして・・・くださいッ・・・・・・ゆ、ゆるし・・・て・・・・・・ぇぁぁッ・・・!』
グポン、グポンと音を立てて初々しい下半身をえぐられ、涙でぐちゃぐちゃになった美少女の顔が上下に揺れる。
全身に響く強烈なピストンに痙攣しつつ、少女は必死に許しを乞い続ける。
『許して・・・くださいッ・・・! やめて・・・・・・ちょう・・・だい・・・・・・お・・・ねが・・・ッ・・・』
だが、カメラの主は訴える声を聞いて楽しそうに笑いながら、ピストンを強めていくだけだった。
長いピストンの後、二度目の射精の時が来た。
カメラの主は少女の太腿を折り畳み、結合部を真上に向けさせて、少女の秘裂をカメラの中心に捉えた。そのまま、ぴったりつながった状態で奥深く射精を注ぎ込む。
巨大な砲身の根元が、ドクン、ドクンと毒液を注ぎ込むのが見える。
ごぶっ、と結合部から泡が噴き上がった。
ぎちぎちに凶器を咥え込まされた膣内に大量の精液を注ぎ込まれて、少女のヴァギナからザーメンが逆流し始めたのだ。
ぶくぶく、ぶく、と白い泡が少女の秘裂から噴きこぼれ、ピンクの汁になってミルクのような恥丘へ流れ下る。
ドク、ドク、と、エルフの肉砲は少女の中に精を放ち続けている。ドクリと牡の器官が脈動するごとに、少女の女性器からゴプッと泡が溢れる。
流れ落ちた汁は少女の可愛らしい臍にたまり、さらに溢れて白いローブに吸い込まれていく。恐るべき量の射精だった。
『う・・・ぐ・・・』
自らの中に注がれた汁が溢れるのを、美少女アンナはぼんやりと見つめている。
放心した哀れな生贄の膣内に、最後の一滴まで、エルフの精液が注がれた。
半分ほど凶悪な砲身が引き抜かれる。
今度は、その竿はピンクと白のまだらな粘液に包まれていた。盛り上がった血管をたらたらと粘液が垂れ落ちていく。
そして、ズブリと腰が打ち下ろされた。
三発目の強姦が始まる。
女性器を真上に向けたままの少女を、エルフの凌辱鬼はコンパクトに押しつぶした。
体操座り状態に丸め込んだ彼女を、真上からズムッ、ズムッと短いストロークで穿つ。
『うぐッ、は・・・ッ・・・!!!』
浅くなった秘肉をゴスゴス突かれて、あどけないアンナがまた泣き出した。
『しん・・・じゃぅぅぅ・・・』
強姦は、すでに30分を超えていた。
二発の射精を終えても、カメラに映る凶悪な肉塊に衰えの気配はない。
ザーメンと血にまみれた少女の膣肉をひたすら犯し、えぐり返し、メチャクチャになるまで杭打ち続ける。
『しぬ・・・』
か弱いアンナはそうすすり泣いて、ついに意識を失った。
エルフはなおもズブリズブリとしつこく二つ折りの少女を穿ち抜いて、三度目の射精を注ぎ込む。
アンナの、優しい安産型のシルエットをした白い下半身から、収まり切らないザーメンが再びぷくぷくと泡になって溢れてくる。
“どうですか、被告人アンナ司祭”
マイノーズ審問官がなおもアンナの心を削り続ける。
“これは事実ですか? あなたは一人の相手から、立て続けに三度も膣内射精を受けたと言うのですか?”
アンナの答えはなかった。
ハァ、ハァと乱れた息を押し殺す気配だけが伝わってくる。
カメラの主は気絶した少女を抱えあげ、スクロールを取り出した。
ぐったりとのけ反った半裸の生贄と、地面に倒れたままの婚約者を画面に収めてドラマティックな構図を作って見せる。
それから、スクロールを使った。
まず、カメラの主はアジトに飛んだ。
だが他のエルフたちを撮影することはせず、アジトで雇っているゲートキーパーに命じてすぐに別な場所に飛ぶ。
そこは狭い洞窟だった。
カメラの主は洞窟を奥へと進み、何やら怪しげな儀式の祭壇がある場所までやってきた。
祭壇で3人の異教の司祭が彼を待っていた──儀式に与えられる生贄の少女を待っていた。
『お待ちしておりました、卿』
黒い衣を纏った司祭が丁寧に言う。
『今日もまた、偉大な性の女神に仕える娘を捧げてくださるのですな』
『ya』カメラの主が片言で話す。『brand her now! I rape her and make child! haha^^』
それは、昨日、ダークエルフの虜囚フィオレが施されたのと同じ儀式だった。
性奴隷の刻印。
魔法で刻み込まれる三色の入れ墨が、まだ血も乾かない少女の下腹に鮮やかに浮かび上がる。
『これで彼女は我が女神の下僕となりました』
司祭が宣言する。
『彼女は精を求め、男たちの生命を女神に捧げる貴重な僕となるでしょう!』
“──これが、あなたが異端告発された最大のポイントです”
マイノーズ審問官が説明した。
“もうひとつ問題となる部分がこの後にありますが、この異教の儀式を受け、それを我らの光の女神に報告しなかったこと──それが、あなたの最大の罪として告発されているのですよ、被告人アンナ司祭”
しばらく、何も反応はなかった。
それからぼんやりした声でいらえがある。“刻印が・・・異端告発の主因?”
“そうです。あなたは異端の儀式を受けたにも関わらず、それを神殿に報告しなかった”
“女神を裏切ったのに、悔い改めることをしなかったのだ!”
“こんなおぞましい儀式を受けてから1年以上もそれを隠すとはね”
3人の男が寄ってたかってアンナを嬲る。
“それは・・・”アンナはしかし、むしろ軽くなった声で言った。“それなら、説明が・・・”
その時、ムービーの中のアンナが息を吹き返した。
『う・・・?』戸惑ったような声を洩らし、つぶらな瞳を開ける。『あ・・・あぁ・・・?』
生気を取り戻した彼女の頬に、ぽっと紅が差す。
『なに?』少女は震える声で呻いた。『なに、これ・・・?』
その彼女のむっちりした太腿を、四たび凌辱鬼が押し開く。
猛り狂う凶悪な肉塊を押し込んで、男はさらに彼女を犯し始めた。
その幼い女体が、意外な反応を始める。
ズブリ。
『え・・・?』
貫かれて揺れるだけだった女体に、ビクンと新鮮な反応が走る。
ヌポッ・・・凶悪な肉塊を引き抜かれると、その柔らかな唇がわななく。
『あぅっ・・・あ・・・?』
ズブリ。
次のひと刺しに、少女の身体はさらに鋭く反応した。
『ひあ・・・ッ』
高く澄んだ声を洩らして、弾かれたように背中を反らせる。
茶色の瞳に意志の光が戻ってきた。半ば意識を失っていた美少女アンナが、初めて見るような目でカメラの主を見つめる。
ヌボッ・・・凄まじい肉の傘が、彼女の内部から姿を現わす。
『ふ、あッ・・・うぁぁあ・・・?!』
ズブリ。
少女の唇から、はっきりと快楽の悲鳴が洩れた。『ひぁぁぁッ・・・あはぁん・・・!!』
“この性の交わりで、あなたは明らかに快楽を感じている”
マイノーズ審問官が締めくくった。
“先ほどの問題と合わせ、この二つが異端告発の根拠です”
4人の脳裏に、あどけない少女のゾクリとするほど淫らな悲鳴がこだまする。
『あはぁぁぁ・・・ふぁぁぁん・・・』
刻印を施された少女の身体は快楽を受け取り、それに反応して欲情し始めていた。
紅潮した肌から生汗をドッと噴き、むっちりした太腿を快感によじりながら、ピストンに嬌声を上げる。
天使のように甘く、高く、澄んだ声が、切なく妖艶な響きを帯びて洞窟に響く。
『どう・・・どうしてぇぇ・・・?』
母音が甘くとろける彼女独特の響きを残して、美少女アンナの白い肌が震える。
ローブの残骸を絡ませた幼い女体が祭壇の上でのけ反り、泣き腫らした顔が欲情に溶ける。
『変に・・・なっちゃうぅぅッ・・・!!』
その柔らかな下半身をがっちり捕らえて、カメラの主は激しいピストンを彼女に送り込む。
グチ、グチッと重い音のしていた結合部が、次第にグジュ、ジュブ、グチュ、チュグッと軽い水音を立て始める。
茶色の瞳が見る見る潤み、熱のこもった視線でカメラを見つめる。
小さな手で自分の唇を抑える。だが淫らな喘ぎは指の間から洩れてしまう。
恥ずかしそうに濃い眉をしかめる。だが、快感はその初々しい裸身を貫き、背筋を淫らに泳がせる。
『私・・・何でぇぇッ・・・?! ふあ・・・あぁぁぁ・・・?!』
カメラの主は笑い声を上げた。
『Ur my slave. from today, FOREVER』
ズン、ズン、ズゥンと全力のピストンを豊かな下半身に叩き込まれて、小ぶりな美少女の身体が勢い良く弾み、反り返る。
『あ・・・あぅぅぅ』と、甘えるような、澄んだ歌声のような泣き声を振りまきながら、しこった乳首を宙に突き出して快感を貪る。
再び、幼い秘裂から逆流するほどの精液が注ぎ込まれた。
秘裂から溢れる泡は、いつしか精液と愛液の混じり合った淫らな蜜になっていた。
そのまま五発目の凌辱が始まる。
少女はとろけた高い鳴き声を上げ、夢中でカメラに抱きついていた。
溶けた美貌が、カメラに熱い吐息を吐きかける。『あああ、あぅぅぅ』とカメラの主の耳元で可愛らしいヨガリ声をほとばしらせ、アンナは次の絶頂に向けてやすやすとエルフの凌辱鬼のテクニックに乗せられていく。
カメラが後ろを振り向いた。
ぞろぞろとエルフの戦士たちが洞窟に入ってくる。
再び、カメラが少女を映した。
少女はトロンと潤んだ瞳をして、自分に迫ってくる男たちをうっとりと見つめていた。
天使のように、幸せそうに、ヨガリ狂いながら。
“──このムービーはここで終わりです”
マイノーズ審問官が言うのとほぼ同時に、映像が暗くなった。
美少女アンナのヨガリ泣きを耳に残して、4人の脳裏から淫靡な世界の幻想が消えていく。
映像が消えると、4人の目に薄暗い拷問室の光景が戻ってきた。
「では、以上のムービーを前提として、異端審問を行います」
そう言って、マイノーズ審問官はアンナを見た。
茶色の瞳を涙に潤ませ、唇を白い歯で噛み締めて男たちを睨みつける女僧侶アンナは、実はまだ二十歳にもならない若い娘だ。才能のない娘であれば、まだ神学校でつまらない話題にはしゃいでいてもおかしくないほど若いのだ。
そんな若いアンナの身体が、性の地獄で無理やりに開花させられ、育て上げられたのだ。
邪悪な同盟である「連合」の魔手に堕ち、処女を散らされ、刻印を打たれ、半年に渡って数えきれない凌辱を受け続けて、ついにはxxxJSxxxという名のエルフの悪魔に子を産まされた──
男たちは無言でそんな彼女の履歴を思い返し、ごくりと生唾を飲み込んだ。
アンナが男たちの欲情を敏感に感じ取る。
濃い眉を恥辱に歪め、赤く紅を引かれた唇から「うぅぅ・・・」と呻き声を洩らした。
その声に含まれた淫靡な響きに、男たちは一気に勃起していた。
「──JSも粋なサディストですねw」
若い男の笑い声が響いた。
「ムービーと同じ衣装を着せるとは。アンナ先輩はさぞかしショックでしょうね」
「そんなことデフェンドに聞かれたら、殺されるわよ、レクター」
ヒューマンの女僧侶が憂鬱そうに水晶球を眺めながら言った。
水晶球に、アンナの審問風景が映っているのだ。淫らな質問を浴びせられるアンナの喘ぎも聞こえてくる。
レクターはその声を無視した。「かなり媚薬を盛られたようですね。かわいそうに」
女僧侶もレクターを放置して続ける。「その前に私がステラに殺されてなければだけど」
それで、ようやくレクターは彼女を振り向いた。
女僧侶の頬には真っ赤な手形が残っていた。
それを見て、レクターがくすりと笑う。
「何よ! アンタ、いい加減にしなさいよね! ステラに好き勝手させて、私にはステラを傷つけるなとか命令──」
男が立ち上がり、女のそばに行った。
2人のローブが触れ合う距離まで足を進める。
「命令・・・して・・・」女僧侶の声が尻すぼみに消える。「何よ・・・」
「あなたを使い捨てる気なら、最初から助けたりしませんよ、リバー」
「う・・・くそ」リバーは火照った声で呟く。「この、でかちん」
レクターは声を上げて笑った。リバーから身体を離し、スクロールを取り出す。
「私が呼ぶまで待機していてください。あれを持ってくるのを忘れないようにね」
消えるレクターをリバーが見送る。
「バカタレ・・・」
力なく罵る彼女の背後、暗闇の中に、黒いレザーを纏ったダークエルフの女が立っていた。
ダークエルフは豹のように静かに歩み寄ると、リバーの無防備な首に手を伸ばした・・・。
「では、被告人の当時の様子を詳しく知っている人物を召喚し、審問の参考としたいと思います」
マイノーズ審問官が言った。
アンナが眉をひそめる。「当時の・・・?」
「では、レクターさん、どうぞこちらへ」
「失礼しますw」
にこやかに言って、地下室に魔法使いのレクターが入ってきた。
アンナが息を飲んだ。
レクターの胸には、堂々と連合の同盟軍であることを示すバッヂが輝いているのだ。
つまり、審問官たちは、この審問が出来レースであることを堂々とアンナにばらしたということだった。
──それはすなわち、
「私を・・・帰す気がないということね・・・」
アンナは呟いて、かつて部下だった優男の顔を睨んだ。
「あなたを・・・信じていたわ、レクター」
「私もですよ」レクターは複雑な光を目にたたえて微笑んだ。「私もあなたを信じていました、アンナ」
(つづく)
Fallen Paladinで審問やったので楽に書けるかと思ったら逆に難しかったです。
次回どうしよう・・・。
>大穴でフィオレ
えーと・・・えーと・・・ノーコメントw
とりあえず、ふたなりさんとかは、俺は出す予定一切ありません。
それではまた。
早起きしてよかった・・・
毎回お疲れ様です。
朝からごちそうさまでしt
OH!
審問、始まりましたね!
パラディンの時のじじい達のいやらしさを思い出しました。
間が空く時は、凄く空くから
もう年内の投下はないのか、と寂しかった。
ありがとう、GJです。
ステラの怪しい動きにも、わくわく!
ホシュ
えちぃ描写が良くて、労作いつもご苦労様ですと思いながら読んでいます。
で、どうしても気になっている事がありまして…
お伺いしてもよろしいでしょうか…
ちょっとだけ(無粋かもですが)作者の方に質問なのですが、
せっかくいいファンタジーの世界(片言とかの設定も凄くいいなあと思っています)
なのに、なぜ「RMTクラン」とかいう単語を使ったりしているのでしょうか?
なんかこう、作者さんの世界観の中で消化して別の単語にすればいいのになぁ、
と思わずにはいられませんで…。(なんかそこだけファンタジーからいきなりリアルに
叩き戻される印象)
考えがあってそうしている、ならば問うようなことではないのですが。
(変な質問ですみません、スルーされても結構です…)
>>350 これは私も思っていたので作者氏がよろしければ教えていただきたいです。
どこかで「中の人」は扱わない、と見た覚えがあるので中華とかではないと思っているのですが。
「廃人」もゲームにのめりこんで始終インしてる中の人、ではなくてレベルがすごく高く強い人なんだろうけど、
どうしてもそっちがイメージされてしまうんですよね…
352 :
350:2006/12/24(日) 23:12:55 ID:kNnUhDXX
あ、廃人、っていうのはわたしも思いました。
じゃあ何がいいのよ?と言われるとあれなので…
例えば ちょっと私が考えてる言い換えですけど
赤ネーム:(札付きの)お尋ね者、ならず者、賞金首
とか?
じゃあRMTクランって何だ?
…「密輸組織」とか「盗賊集団」?
廃人:狂気の輩?
…表現が古くてすみません…
そういう雰囲気作りは前スレか前々スレにいた駄文氏が上手かったんだよなあ
エロ描写もそうだけど、世界観が大好きだった
このスレにずっと張り付いてるオークの独り言でした
「ネットゲーム」ってことを前提にした用語を使うと
すべての事柄が「所詮ゲーム」で興ざめになるよな
ログアウトすりゃいいじゃんよってw
355 :
350:2006/12/25(月) 23:19:00 ID:d1BRR7Zf
いいやー用語の言い換えは難しいと思いますですよはい。
世界観を損なわず、かつ、独りよがりでなく(厨っぽくない)用語を使うって。
本業はえちぃことであって用語じゃないと考えるなら、あんまり気にする必要はないのですけどね。
ちょっと考え方だけ聞いてみたかっただけですので〜。
354の言葉で、ゲームをログアウトして大欠伸しながら
ラーメン喰いに行くフィオレが浮かんでしまった
それはそれで萌
フィオレの中身が秋葉系でも
はたして357は萌えることが出来るのか!?
359 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 18:52:30 ID:tF2sNcHx
ほしゅ
RMTとかってのは逆にリネ2というゲーム感を出してる気がするからいいと思うけどな。
前作でもwebサイトとか出てきてたし、というか
作者がそういう世界観で作っているものに、異を唱える必要はないのではないかと
突き詰めると「俺のフィオレたんはウンコなんかしない!しないったらしないんだー!!
作者たんのバカバカウワーン」とかそういうノリにw
何言ってんだこいつ
362 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 22:16:45 ID:OYGVO0Kk
元日age
自分の世界観をイメージするのは自由だが、それを作者や他者に押し付けるのはやめよー
って事じゃないかね?
あけおめですー
腐女子も続きを楽しみにしてますー(`・ω・)b
皆さんあけおめです!
>>364氏は某所の萌え雑談スレの49姉さんか50姉さんなんだろうか…と
あちら側から覗きに来てる腐女子2号は思ってしまいましたw
腐女子タン結構いるんですね…w
レクター萌えです・x・
早く続き見たい…w
ほしゅ
368 :
350:2007/01/05(金) 02:03:46 ID:Q0qprA0f
えっと、なんか流れに掉さしてるような気になったので、言うばっかりじゃあれだなーと思い、
一つ書いてみています。試しに。
わたしの中でのPKさんのイメージと言いますかなんといいますか。
が、あれですよ。このスレに相応しい展開になるまでが長いので、どうしようか悩み中。
アレが目的名人は途中からどうぞ、っていうことでアップしようかとか、そんな事を考えています。
まあ、その前に完成させろ、なんですが。
369 :
350:2007/01/05(金) 03:12:20 ID:Q0qprA0f
×目的名人
〇目的な人
貴様いったい何がしたいんだ。
無意味な自己アピールがウザすぎる。
〉370
一連の流れを見てそんなつまらない2行レス返すなら、今年中ROMっていたほうがいいよ。空気が濁るから。
研究しながら新しいものを書いているところとしか思えないけど。350の人は。
そうですね?350さん。
このスレッドの活性化のためにも多くの作者さんが居てほしいと思うですよ、私は。
というわけで期待
sageってないぞw
373 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 18:30:10 ID:i8gs2tcX
ほしゅっヽ(´ー`)ノ
>>350=368
投下は大歓迎。元々このスレは
>>1の通りエロパロネタSSスレなので。
でも350なりのPKやRMTに対する考えや解釈があるように、
あくまでも作者の人それぞれの考え解釈や設定があるということを
忘れないで欲しい。
「私はこう思う」ってのはいいけど、「私の考えが正しい」ってのは違う。
どれだけ長いのかは分からないけれど、自分でも言っているように
ひとまず完成させてからにしたらどうかな?
全体とエロ度(?)を比較して投下するもよし、どこかにうpして
アドレスここに張るもよし。
偉そうな物言いになってしまったけど、期待してます。
あと
>>371 活性化して欲しいなら無意味な煽りをしなさんな。スルー汁。
来週位に初投下したいですがキャラ名が思いつかないです…
最初に思いついた名前が「とんぬら」だったorz
パパス乙
ストックトン=ヌラリヒョンですか?
一応書き終わりましたので、アップします。
長くてご迷惑おかけしますが…。
やっぱりこういう作品は難しいと思った次第です。
一部世界観に関する用語の使い方が変かもしれませんが、指摘していただければ嬉しいです。
(その他についても)
白い月が夜の雲間から姿を覗かせると、小高い丘にまばらに生える樹木の一つに、片手を突いて佇んでいる人の形が浮かび上がった。
闇の色に溶け込むような風合いの肌のその人影は、細身ですらりと伸びた高い背丈を漂わせる。
身体を支えるために樹木の肌に伸ばした腕もまた、その人影の主が細身であることを際立たせる。
さりとて骨と皮だけの節くれだった木屑のような身体というには程遠い、浮かび上がるシルエットをふっと見やるだけでもわかるほどの、ひきしまった足首、それに続いた躍動感を感じさせるふくらはぎと太腿の張り。
しなやかであっても活動的な性質をうかがわせるような風合いは脚だけではなく、流れる細糸のような黒髪を頭の後ろで結い上げている髪型からも匂い立つようだ。
そしてまた、あてがった手のところで細くくびれた腰から、なだらかに曲線を描いて辿りつく、静かな吐息とともに軽く上下する豊かな胸は、自然の生んだ彫刻のような美しさを持っていた。
細身の長身と豊かな曲線に恵まれた彼女は、頭の後ろで纏め上げた豊かな黒髪を片手で軽く撫でながら、丘の上からじっと下を見つめている。
時折吹く夜風に揺らぐ、夜に沈み込むような黒に金糸の刺繍をした法衣に身を包んだ彼女は、その視線の先に白く大きな月を捉えていた。
「いい月、ね…」
彼女の端正な唇がかすかに動く。そして切れ長の瞳は瞬きを忘れたかのように、ずっとその白い月を見つめ続ける。すると彼女は、うっすらと唇を開き、まるで月から光を吸い込むかのような風に、豊かな胸を上下させながら月の夜気を吸い、吐息を深く漏らす。
「ふう…。
いい月だわ、ほんとうに。ちょっと気紛れでこんな懐かしいところに来てみたけれど、やっぱり落ち着くし、捨てたものではない、わね。」
一人前のダークエルフの司祭として生きていく事が、故郷の長老たちからようやく認められて、そのついでの駄賃代わりに懐かしい、この故郷のはずれ、成人式の祭壇を見下ろす山へとやって来た彼女。
余り人の来ない、人の何倍もの大きさの大蜘蛛が餌を求めて徘徊する山肌の風の匂い、故郷を背にすればその向こうには前の戦争で滅ぼされた二つの人間の村のうちの一つを見下ろすことができる場所。
そんな血肉の香り、この世との別れの入り口がそこかしこに穴を開けて待ち構えているような場所という性質が、彼女が気に行っていた理由かもしれない。
彼女は故郷の方角を背にすると、滅ぼされた人間たちの村の方へ向かって山をゆっくりと歩いて降りる。かつて自分がもっと未熟だった頃、ここで蠢く死者の魂を鎮める毎日を過ごしていたころのことを、懐かしさと共に思い出しながら近づいていく。
村の端に来ると、あたりの空気が濁り始める。何度となく弔いを繰り返し、シーレンの導きのもとへと誘ってきたにもかかわらず、絶えることのない死者の無念は、いまだにそこかしこに独特の気配を漂わせている。
―――そして、それと切り結ぶ若き冒険者の熱い鼓動も、また同じようにあるのだろう。
「たまには甘やかしてあげるのもいいわね」
修行を重ね、かつての自分と同じように死者の鎮魂の為に働いている若き冒険者。
もちろんその中には山師のような者も、単に己の強さを誇りたいだけの者もいるが、そんな冒険者に、彼女の気紛れの甘さを振りかけてやってもいいかもしれない。
と思った彼女は、剣と盾の激しく擦り合う金属の音、低い声で響く魔法の呪文を求めて、ゆっくりと歩みを進めていく。
ただ意思もなく、ゆらゆらと揺れながら呆然と突っ立っているだけで、時折生きていた頃の記憶がさせる人間のような振る舞いをする骸骨の戦士の側を音もなく通り過ぎて、生命のぶつかる場へと歩いていく。
と。
乾いた音ではない。
物が折れ―――否、ひしゃげるような音が彼女が歩み寄って行こうとしている方角から聞こえてくる。
彼女の眼の前は、廃屋の壁が行く手を遮っており、すぐにその異音の主を確かめる事はできない。
が、明らかに、冒険者が死人の骨を砕くような、死者を動かす魔力から解放してやる時のような、乾いた骨の崩れる音とは異なる音が、彼女の鋭い聴覚を刺激する。
彼女は咄嗟に肢体を翻すと、廃屋の土塀に擦り寄る。細い腕を壁に這わせて、身を隠すような姿勢を取ると、ゆっくりとその音のほうを伺うように近づいていく。
そして、土壁の端の所まで来ると、鋭く尖った耳ぴくりと動かし、より一層そばだてて、異音を伺う。
「うぐあぁっ」
音程を失ったような叫びと同時に、ぐしゃっ、という音が空気を伝わり、ほぼ同時に何かが踏み砕かれる音がする。
明らかに死者ではない、生きた温かいものが壊れる音。彼女はその音が鋭い耳に届いた瞬間に、思わず豊満な肢体をきゅっと引き締め、すらりと伸びた両足のふくらはぎがぴくんと跳ねるように張り詰めさせる。
すると―――。
彼女の嗅覚を、生臭い匂いが刺激する。彼女にとって、化物や野獣の血の匂いよりも忌まわしいその匂いが、異音とは別の方向から漂ってくることを確認すると、彼女は素早く頭を振って、その匂いの根元を眼で追っていく。
血。
鋭い爪で背中を引き裂かれ、声にならない呻き声を上げて倒れている、白。
街中で見かける度に、否、野山、迷宮の中のどこで見かけても、その高慢な鼻に岩でもぶつけてやりたくなるような忌まわしい種族、甲高い声を聞くだけで引き裂きたくなるような衝動に駆られるあのエルフの男。
その忌むべき種族が、今はその白い身体を廃墟の地に伏し、身に纏った紅を帯びた皮鎧ごと背中を引き裂かれ、血糊を地面に染み込ませながらぴくぴくと手足を震わせて、血の匂いを漂わせる。
その白いエルフの男が、手にしていた派手な造形の弓と共に地面に吸い込まれるように消えると、あたりには不快な血の匂いだけが残った。
彼女は微かに身体を震わせ、猫科の動物が身震いするように、身にまとわり付くようなその血の匂いを振り払う仕草を思わずしてしまう。
しかし、すぐに彼女は唇をきゅっと噛み締めると、白の血溜まりには一瞥もくれることもない。土塀の向こう、先ほど呻き声のした方の危険を伺うために、廃屋の影から僅かに視線をその方へと向けた。
「………!」
自ら剣を振るって戦いの中に在るのが彼女の本旨、とするというものではない。
だが、常に危険の中に身を置き、争いを潜り抜けてきた冒険者としての気概が、ただの小娘であれば悲鳴をあげるほどの惨劇を目の当たりにしても、声一つ上げない強さを作り上げている。
彼女の眼の前では、青いローブを着た一人の人間の聖職者風の男が、仰向けの姿勢のまま地面に横たわっていた。
彼の右の脚は、膝のところであらぬ方向へと捻じ曲がり、膝の関節が何か強い衝撃で砕かれているのが破れた布地の下から覗く赤黒い肌から見て取れる。
そしてまた、彼の右肘も、太い丸太のようなものが真上から押し当てられて、指先は明らかに意思の伝わっていない動きを虚空に漂わせている。
「何…これ…?」
彼女の視線は、横たわっている人間の爪先から足首、捻じ曲がった膝、そして太腿、身体へと順々に這わせられていく。
その後に、ようやくその先に見える、青いローブの袖の上、肘を太い楔で打ち込むように当てられている太い丸太のようなもの、その上へと伝っていくに至る。
太い丸太のような、脚。
その上には、鋼のようなという言葉では語れないほどに厚く張り詰めた太腿。
腰周りは大木のようにごつごつと節くれ立ち、黒銀の皮鎧の下から覗く割れ板のような腹の筋肉は、短剣などでは傷をつけることすら不可能であろうかという威風を漂わせている。
そして、それ以上に厚い胸板は、皮鎧に覆われた上からでも存在感を表し、左右にがっしりと広がる肩と、その先に伸びる樫の巨木の枝のような腕の先には、大きな熊手のような手に嵌められた、三日月を二つ重ねたような拳の武器がある。
オークの、戦士…。
どこかで見た、いや、聞いたことのある姿形のそのままのオークの戦士が、厚い胸板を上下させ、肩をゆっくりと躍動させて深い呼吸を繰り返しながら、仕留めた獲物を踏みにじっているその姿。
彼の瞳は爛々と赤く輝き、左右に獣のように引き剥かれている唇の下からは、白い牙が見えるかのようだ。
そして彼は、踏み砕いた獲物が意識を失って腕と脚がだらりと垂れ下がると、最早興味を失ったかのように、大きくひとつ息を吐いた。
そして、先程のエルフの男と同じように、青いローブの身体が廃墟の地に消え入るように姿を消すと。
天を仰ぎ見て、あの、彼女が先程見入っていた―――白い月を見る。
赤く輝く瞳で。
狂気の輩―――。狂気に取り付かれた奴ら。
彼女は咄嗟に思い出した。
二三日ほど前だっただろうか、大陸と島を結ぶ港の村の広場に立てられていた看板にあった、野山や街道に現れるお尋ね者の名を。
人の命を狙う狂気の輩、そう手配されていた、冒険者のなれの果てが現れたという知らせを見た。
「(駄目。私じゃ無理。逃げないと。)」
誰を彼とも構うことなく、とおり行く旅人、功名をあげようと必死の冒険者を次々と襲うオークの暴君。
戦士の中の戦士、誇り高いオーク一族の中でも屈指の力を持つ戦士から見れば、自分など指の先で押しただけでも仕留められてしまうだろう。あれこれとどのように頭の中で思い巡らしても、どう考えても勝てる相手ではない。
そうだ、先程の2人組、駆け出しの冒険者がよく現れるようなこの廃墟であるにもかかわらず、それに似つかわしくない姿形の卑怯なエルフの弓使いと、それを補助する青ローブの人間。
彼らが共に、ぼろきれのように廃墟の地面に倒されているのは、お尋ね者を討って名をあげようという腐った功名心が、彼らをこのオークの戦士を討伐することへと駆り立てたからに違いない。
そして彼らは失敗し、腐った功名心の代償を支払わされて、泥にまみれて地に伏している。
「ウォォォォ………オォン………」
低い野獣のようなうなり声が、夜の廃墟に木霊する。白い月を見上げたまま、唸り声をあげているオークの戦士の姿が、月の光に照らされて無骨な彫像のように立っている。
彼は―――真っ赤な瞳を瞼で覆い隠すと、二度、三度と身体全体から白い気を放ち、渾身の力を鋼の肉体にみなぎらせる。
そして、ゆっくりと―――音もなく。
”いけない、駄目。”
彼女はそう思った。そう思ったが、動けなかった。理性では危険を感じとり、無謀と言うには程遠い知性を持っていた彼女だったが、それでも彼女は動けなかった。
―――見とれた。
戦士の瞼が再び開かれると、爛々と輝く紅玉の瞳が、物陰の彼女を射抜くかのように見つめた。
彼女の眼には、オークの戦士の動作がゆっくりと見えた。力を込めた腕を舞うように動かし、拳から、身体に溜めた気を放つ姿が。
二度、三度と放たれる気。彼女は必死に、廃屋の陰に身体を隠したが、もろい土壁はオークの戦士の気を遮ることはほとんど適わず、土壁の破片とともに彼女の豊満な身体に叩きつけられる。
身体を屈め、思わず急所の胸と腹を覆うような姿勢を彼女は取ったが、衝撃と共に後方へと吹っ飛ばされる。
精神の守りは一瞬にして吹き飛ばされ、黒のローブは身体のあちこちでほつれ、太腿は半ば露になり、柔らかな脇腹は寒風に晒される。
逃げ、ないと。
彼女の理性は、冷静にそう判断しているが、いつもは優美な動きを絶やさない彼女の身体は反応しようとしない。
いや、理性の奥底では、適わぬ相手、暴風に吹き飛ばされるだけの野の花のような身であることを彼女自身が自覚しているために、逃げようにも何も身体が動かないのかもしれない。
吹っ飛ばされた彼女が、必死に身体を翻し、ばねのように転がって跳ね起きる。
彼女の頭の後ろで纏められていた長い豊かな黒髪が、髪留めが外れてほつれて解かれ、扇のように彼女の細い身体を覆う。
辺りに立ち込める彼女の髪の香りが廃墟の空気を染め上げる中、彼女は張り詰めた視線を動かし、逃げられそうな道を探ろうとする。だが、オークの戦士はそれすらも予想していたかのように勢い良く跳躍すると、起き上がったばかりの彼女に向かって飛び掛かる。
「(いけない。
―――でも、駄目かな。)」
張り詰めた緊張感とはまるで逆の、諦めのような感覚が彼女にはあった。
「(別に。長生きしたい、わけでも。ね。)」
ふっ、と浮かぶその思い。生きる事が楽しい事だとは思わない、死の入り口は遠いところにあるものではない、いつも抱いていたそんな思い。
その思いが、彼女の顔から険しさを解いていく。
鋼の肉体に飛び掛られる。
瞬く間に赤子のように組み伏せられ、彼女のくびれた腰の上に、大きな岩石のような腰骨が圧し掛かる。
太い丸太の左腕が、彼女の細い首筋にがっしりとはめ込まれるように突き出され、地面に二股の矛で串刺しにされるかのように押さえつけられる。
そして、右腕が高く振り上げられて。
真っ赤なオークの戦士の瞳が、穏やかな、笑みすら浮かべているかのような色を浮かべている彼女の黒い真珠のような瞳を、じっと見つめた。
すると。
赤く輝くように充血し、爛々と輝いていた彼の瞳が、赤さは保ちながらも、段々と柔らかさを取り戻した光へと変わり―――。
それとともに、彼女の細首を押さえている左腕の力が弱まり、雪解けのようにほどかれていく。
オークの戦士の瞳が再び瞼で覆われて、彼は眼を閉じたまま、天を仰ぎ見るかのように背を仰け反らせる。
そして彼は―――。
彼女の腰にまたがるかのように圧し掛かっていた身体を、静かに外すと、地面に横たわる彼女に背を向けて、どかりと腰を下ろした。
「…殺し…て…くれ…」
肩をがっくりと落とし、彼の分厚い背中の向こうから、搾り出すような呻き声が響いて彼女の耳へと伝わった。
先程まで殺気をその大きな身体から迸らせていたオークの戦士は、頭をうなだれ、彼らがいつもするように胡坐をかき、彼女に背を向けて座っている。
不思議なまでに殺気が消え去っている事をいぶかしくも思いながら、彼女は起き上がって乱れた髪を軽く根元だけで結うと、すっと立ち上がってあちこちほつれた彼女の衣の土をぽんぽんと払う。
そして、音もなく彼女は彼の背中から近づいて、彼の太い肩に柔らかな手の平を置く。
ダークエルフの女性が好む香水のほのかな香りが、手の平を伝わってオークの戦士の肉体にまとわり付く。
「どうしたの?突然。
わたし、結構動じない方だけど、流石にここまで豹変されると、びっくりだわ。」
「…。」
「だから、殺して、って言われても。困るわよ。」
彼女はそう言うと、オークの戦士の肩に左の手を載せたまま、ゆっくりと彼の右隣に座る。そして手を肩から外すと、俯いたままのオークの精悍な表情を覗き込むように、首をかしげ、上半身を曲げる。
「どうしたの。オークさんだからって言葉がわからないわけではないでしょ。
それとも、さっきのことしか言えないのかしら?そうじゃ、ないわよね?
―――見たところ、その辺の野蛮なオークとは違うようだし、ね。」
黒銀の皮鎧に三日月の拳。それは、彼女と同じぐらいのクラスの冒険者では、決して身に付けることができないような立派な武器と防具で、ましてや野良の、知性も理性も失っているような「オークども」とはまったく異なる存在であることを意味している。
「…。」
「…だんまり、か。ふうん。
ま、べらべら喋るオークなんて、見たことないし。
でもね?わたしも、オークの貴族と一緒に旅したこともあるけどさ。
今のあんたほど、わけわからなくなかったし、だんまりってわけでもなかったわよ?
…それともあれ?あなたってもしかしてその辺のオークのハズレ者…」
そう、呆れた口調に彼女がなりかけた瞬間だった。
「馬鹿を言うんじゃない!俺は誇り高き、パアグリオの心を持つ、誇り高きオークだ!」
魂を振り絞るかのようなその言葉が、かっと開かれた大きな口からほとばしって廃墟の家屋に響くと、土壁がぽろりと剥げ落ちる。
それほどまでに大きな声を隣で聞かされてしまった彼女は、思わず眼をきゅっと閉じると、細くて長い指の手で両方の耳を覆い、身体をびくんと張り詰めさせる。
「…大きな声ださなくったっていいじゃないの…」
「う…。」
再び、オークの戦士は大きな身体を小さく丸めてしまう。
彼女は、そんな彼の姿を見て、ふっと小さく笑みを口元に浮かべると、柔らかな手をまるで子供をあやすように彼のぼさぼさの鋼糸のような髪の上に置いた。
「はいはい、悪かったわね。あなたは違うわね、違うはずだわ。野蛮なオークなんかじゃない、まあわたしには及ばないけと、理性も知性もないような奴らとは違う、そうよね?」
オークの戦士は、彫りの深い顔の太い眉をきっと歪めて、唇を横に結んだまま彼女の横顔を伺い見るかのように見つめる。
しかし彼は、彼女が時折エルフ一族に見られるように、彼らオークを小馬鹿にしたような素振りを見せたのではないということを彼女の微笑を浮かべた横顔から伺い見る。
それと同時に、ところどころが木々の葉の陰となりながら、月夜の明かりに照らされて映える彼女の卵型の端正な横顔を見ると、どきりとしたかのような素振りを見せた。
「でもね、わけ。聞きたいんだけど。
話しなさいよ、ね。いいでしょう?
話の次第によっては…まあ、あなたのお望みどおり、シーレンの導きをあなたに差し上げたっていいだろうし、ね。」
彼女はそう言った。どうやったらわたしがこの屈強なオークの戦士を殺せるのかな、ということを考えながら。
―――しばらくの沈黙の後。
彼は―――喉の奥、腹の底から搾り出すような声で、眼を閉じたまま話し始めた。
エルモアの雪深い故郷を出てから、常に戦いの先頭に立ち、オークだけでなくどんな種族であっても仲間を守り、勇敢に戦っていた彼のことを。
力弱い治癒者を守る為に、自らの身を省みずに敵の大軍の中に突撃し、返り血と自らの血で真っ赤に染め上がるほどに戦った戦場での武勇。
この世界に跳梁跋扈する数々の魔の者、彼女がまだ姿も見たこともないような各地の強大な敵を討ち果たし、暴走した機械仕掛けをなぎ倒して作った屑の山、そして魔窟の奥に眠る竜と対面した時の事を。
数々の話を聞いているだけでも容易に彼女は思い浮かべることができた。多くの仲間が彼によって救われ、彼を頼りにしていたことを。彼が野蛮なオークどもとはまったく異なる、戦士の誇りを持つ気高いオークであった事を。
「でも…な…。
わからなく、なっちまった。
わからなく、なっちまったんだ。」
時折、自分が意識を失っているということに気が付いたのは、そんなに前のことではなかった。戦いが終わり、酒場に繰り出して仲間達と酒を浴びるように飲んでいた時に、初めてそれは彼の身体に降りかかった。
気が付くと、酒場の客の全員を、仲間も区別することなく酒場の床に倒れ付させ、床には大きな穴が開き、扉と窓は総て叩き落されていることに彼は気付いた。
飲んで、そして酔っても正体を失った事はないはずなのに、でも俺がやったことに違いはないと、明くる朝、彼は仲間達の前で一生懸命大きな身体を折り曲げて謝罪した。
皆も一度目は笑って済ませるだけだったが、それが二度、三度と繰り返され、そして彼が意識を失う時間が長くなり、ついには酒によらずとも意識をどこかへしまいこんでしまうようになると、仲間も彼を遠ざけ始めた。
一人思い悩む日々が続き、鬱々とした日々が彼の毎日となった。仲間達から遠く身を置くようになった彼は、次第に所属していたクランの溜まり場にも姿を見せなくなり、野山で夜を過ごすことが多くなっていった。
しかし、それまでの彼にとっては信じがたいことに、野山のそよぐ風、雨風に晒される日々が、それほど苦には思えないようになっていく。あの軽蔑しているかつての同族、理性を失ったオークと同じように、野山で暮らすことが苦には思えなくなってくる。
否、それだけでなく、時にはこの上なく心地良いようにも思われるようになっていく。
彼がそういう暮らしをし始めてからも、そんな彼の変化を心配するかのように見守り続けていた仲間の一人は、時折街の宿を抜け出て、彼の様子を見に来ていた。
それは彼が何度かその儚い身体を、自らの身を張って守っていた人間の若い女性で、いつも彼を支え、彼女の神の恵みを分け与えてくれていた存在だった。
普通の人間の女性がオーク一族に持つような、本能の生理的な嫌悪感のようなものはまったく彼女の中には存在せず、どんな仲間にも区別なく彼女の恵みを分け与えていたし、それはオークの戦士である彼にとっても同じだった。
いや、それ以上に、人一倍恩義を篤く感じる彼女は、彼が自分を何度も救ってくれたことを忘れてはいなかった。
しかし彼は―――いつしか、そんな彼女のことすらも、彼の脳裏に住まわせることが困難になっていた。
彼が正気を失い初めて、何度目の晩だっただろうか。
心配を続けた人間の彼女が、彼の下を訪れて、何度目のことであっただろうか。
その日の夜、月夜の晩、彼女は傍らに小さな仔龍を連れて、彼のいる町の外れの木々の繁みへとやってきた。
彼女の白いローブの裾にまとわり付くかのようにちょこちょこと歩いていた仔龍は、彼の気配を感じると、怯えるように彼女の裾に隠れた。
彼が覚えているのは、彼女の小さな声だけだった。
「…お元気、ですか、寒く…」
彼はもそもそとうごめく仔龍が、彼女のローブの裾から自分を伺うように顔を覗かせたのを覚えている。
―――彼が、次に、気が、付いた、時。
彼は、口の中に龍の血の味の残りを感じた。
そして、引き裂かれた白いローブの欠片を、ふっくらした柔らかな身体にまとわらせて、その身体を草地の上に横たわらせている彼女の姿。
彼女は小さく嗚咽を漏らしながら、薄い胸と柔らかな太腿を冷たい外気に触れさせたままの姿で身体を震わせていた。
その側で、龍の残骸が血糊とともに飛び散っていることに彼は気付いた。
彼は天を仰ぎ見て、一声大きく唸り吼えると、深い山の中へと走り去った。
「俺は、多分、犯した。彼女を、犯した。
彼女の龍を、殺して、喰らって、彼女を、犯した。
俺は…。
彼女が、嫌いだった訳ではない。種族は違っても、俺は、彼女を、好きだった。彼女の気持ちは、わからない。俺は、知らない。
でも、俺は、彼女を犯した。」
それからだという。彼が、彼自身でなくなる時間のほうが多くなったのは。
彼はそれまで、頭で物を考えるということをしたことがなかった。否、誇り高いオークであるころから、難しい事を考える事が嫌いだった。
そんな事は、高慢な小知恵を働かせるエルフや、嘘と小細工が好きな人間どものすることだと思っていた。
しかし彼は、いつしか、難しい事を考えようとしても、考えられない事に気が付いた。でも彼は、彼なりに必死に思い悩んだ。
そして彼は驚いた。彼自身が考えていたことに驚いた。
ついこの間までは、どうして俺はこんなあの下卑た下級のオークのようになってしまったのだろうと思い悩んでいたにもかかわらず、ふと気が付くと、どうして俺は自分を誇り高いオークの戦士だなどと思っていたんだろう、と思っていたことに。
毎日毎日、月の形が変わり、日々が過ぎて行く度に。
彼が誇り高い戦士でなくなる時間が長くなる。
その時間が長くなると共に、彼は自分の眼が赤く輝くようになったことに気付く。それと共に、彼が近くの街や村で、高札に名前を晒されるお尋ね者とされていることを聞くようになる。
それでも時折、彼は自分を取り戻す。一日のうち、僅かな時間であるとしても、必ず彼は誇り高い自分自身を取り戻した。そしてその度に苦悩する。何故このようになってしまったのかと。
昔、子供の頃、族長カカイから聞いた、オークという種族にかけられた呪いだろうか。誇り高いはずのオークが、知性も勇気も失って、欲望と蛮勇に支配されて野山をうろつく存在と成り果てるという、あの忌まわしい呪いのせいだろうか。
彼女は長い耳をそばだて、彼の言葉を一言も漏らさぬように聞き入った。
彼の横で、肩と腕に寄り添うようにしながら、時折、震える彼の大きな背中に細腕を伸ばし、撫でさするように動かし、柔らかな手の平で子供を慰める時のように軽くとんとんと叩きながら、彼の話に聞き入った。
彼の苦悩が総て搾り出されると、彼女は豊かな胸を沈み込ませると、大きく息を吐き出した。
「そう、なんだ…。」
「そう、だ。だから、もう、危ない。
また、俺は、俺で、なくなる。
君も、襲う。きっと、襲う。」
「そうなんだ、わたしを襲う?殺すの?」
「わからない。男は、殺す。殺している。
女は、わからない。殺す、かも、犯す、かも、しれない。」
「犯したいから?そうなの?」
「わからない…。」
それだけを言うと、彼は精悍な横顔を彼女からそむけたまま、再び黙り込む。
彼女は、優美な仕草で彼の頭の上に手の平を置くと、優しく頭を撫で続ける。
「あのね。わたしが思っていることがあるの。
同じ種族にしか欲情しないのは、獣だって。
野蛮な証拠、ってことね。
難しいことなのよ、違う存在を愛するっていうことは。
あなた、言ったわね。わたしを犯すかもしれない、って。
そうなの?そう思うの?
わたしを犯したい?女を犯したい?
もしあなたが、そう思うなら、それはあなたが、あの野蛮なオークと一緒でないという証拠ではないかしら、ね?」
「…何を…言う…?」
整った彼女のあごが、頷きながら。
「多分、ね。
スキだったのよ、あなたは。その人間の彼女が。でもそれが、まっすぐに出せなかったのかもしれない。だからそれが溜まっちゃって、あなたがおかしくなっちゃったのかもね、ってわたしは思ったの。それだけ、よ。」
「…。」
「ティマックのオークって知ってるかな。ううん、あなたなら知ってるわよね。あいつら、少しは知恵があるもんだから、時々人間の村娘を攫って犯すわ。
でもあれって、わたしはあいつらがちょっと知恵があるからだって思うのよ。本物の野蛮なオークなんて、そこかしこでさかってるでしょ?
でもね…異種族を愛せるって、複雑なコトなのよ。ううん、私はそう思う、ってだけだけど。ね。」
「………。」
沈黙を続ける彼に、少し憤慨したような口調で彼女が言う。
「あなた、わたしが嘘、ついてると思う?あなたを馬鹿にして、適当な事を言ってごまかそうとしていると思う?
…わたしはね。飽きてるのよ。生きることに。ううん、それは別に、死にたいってわけじゃない。
”つまらない”だけ。普通に生きて、何もなく毎日を過ごすだけっていうのが、つまらないだけよ。
だからわたしは故郷を飛び出した。そして今まで、一人で生きていることが多かったわ。
時々は冒険者と一緒になることがあったとしても、でもわたしは一人。その時面白い事を楽しんで、好きな事をやって生きてきた。そんなわたしが、シーレンの司祭の端くれになるなんて、わたし自身もびっくりだけれど、ね。
だからわたしは…。
面白いこと、普通でないことが、好き。
面白かったわ、あなたには悪かったけど。あなたの話は、面白かった。
でもね、面白半分に聞いているっていうわけじゃないのよ。不思議なあなたの話、あなたの体験と気持ちが、わたしにとって新鮮だっただけ。
だからね―――わたしは。
うん、ついで、っていえばついでだけどさ。
試してみてもいいかな、って思ってるのよ?」
「何を…だ?」
彼が眼を開く。
その眼は、充血したものでありながらも、煌々と輝くことはないのは、彼の中の理性の残りを示しているのだろうか。
いぶかる彼の前に、彼女はすっくと立ち上がる。
細くくびれた彼女の腰と、柔らかそうな腹が、彼の眼の前に晒される。
しなやかな右手の指が、ほつれた彼女のローブの胸元にすっと伸びると、胸元で編み込まれているローブの紐にかかる。
そして彼女は、その紐すっと引いた。
こぼれ出すようにはだけられて冷たい夜気に晒される胸乳が、ぷるんと音を立てて波打って、彼の眼に飛び込んでくる。その瞬間、彼はびくんと身体を震わせると、一瞬深く空気を飲み込むように息をする。
そんな彼の様子を見て、彼女は楽しそうににっこりと微笑むと、はだけさせた胸をそのままにしながら、両肩を細めて上衣を背中に流し落とす。
黒に金の糸を這わせた布地が、ぱさりという音と共に草叢に流れ落ちる。彼女は胸元を自然に任せながら、身をかがめて胡坐をかいたまま呆然としているかのような彼の眼の前に両膝を突いて立つ。
月の光に照らされて、彼女の肌が幻のように輝き、彼の眼の前に二つの柔らかなたわみが近づいてくる。
彼女は、両膝をついたまま、彼の頭に細い両腕を回して、彼の頭を柔らかな胸の中に埋めこむように抱き締める。
「―――ほら。息が熱くなってる。わかるわよ?
わたしの胸の間に、あなたの熱い息がかかっているのがわかるわよ?」
「冗談、は、よ…」
呻き声の言葉を遮るように、彼女は彼の頭に回した腕をぎゅっと抱え込み、胸乳に押し付けるようにして、彼の声の反抗を許そうとしない。
「冗談、なんて。つまんないわ。冗談だけ、口だけなんてつまんない、わたしはそう思っているわよ?
本気なら面白いって思わない?ねえ、どう?
わたしは思うわ。そりゃあ、馬鹿で野蛮で下卑たオークなんかに身体を任せるなんて、気が狂っても嫌だけど、あなたはそういう人じゃあないんでしょ?誇り高い戦士のオーク、そうなんでしょう?ね?
わたしはね…面白いことが好き。普通じゃないことが好き、なのよ。
それにね?はっきり言おうか、わたしは、こう思うのよ?
ううん、あなたがわたしに欲情するならさ、あなたは難しいことを考えられる、野蛮なオークじゃないってコトじゃないのかな、って思うだけ。
オークがダークエルフに欲情するなんて、普通じゃありえないって思わない?下級なオークじゃ絶対無理よ、わたしはそう、思うんだけど。
わたしはね。さっき、たけり狂ったあなたに組み伏せられて、ああ、わたしは死ぬのかな、って思ったわ。
でも同時にね、おかしいのよ。おなかの下のほうがきゅんって響いて、背筋がぶるって震えたの。
どうされるんだろう、一瞬でもう終わりなのかな、って思いながらも、どうなるんだろうって思ったら、おなかの下がきゅんって響いたの。
どう?おかしい?うん、わたし、おかしいかもしれないわよね。でもその前に、わたしを見て、あなたはなんとも思わない?
あ、もしかして、わたしみたいな身体じゃもしかして、あなたの好みに合わなかったりして?人間の女の子みたいに、胸もなくて、その分余計なお肉が別の所についてるほうが好みってわけ?
わたし、どっちかっていうと、わたしのほうが人間なんかよりも、ずっとオークの逞しい女性に似てると思うけれど、ね?
だからわたしのほうが馴染みやすいんじゃないかな、って思ったりして。どう?」
彼女はゆっくりと諭すように喋りながら、彼の後頭部を両手で抱えて撫で続けていた。
鋼の糸のように縮れた髪をとかしながら撫で付け、側等部に戦士のオークが好んで彫るという文身をひとさし指で撫で続けながら、彼の高まっていく雄の吐息を胸の谷間に感じて、彼の頭を撫で続けた。
撫で続けられた彼は、ごつごつとした岩のような頭を、柔らかな胸の中に埋めたままで。
大きく深く息をしながらも、黙って彼女の話を聞き続ける。
「…ふふ、いい子。あなたも男なんだからさ、こういう時は素直にいい子にしておくものよ?いいじゃない、わたしが相手なんだから、ね?
言っとくけど、わたしは別に安い女じゃないからね?そりゃ男を知らない生娘ってわけでもないし、吸ってきた精は数えるのも面倒だけど、わたしは、わたしが気に入った相手じゃないと、駄目だから。
あ、そうそう、それにさ。また別にね、こういう風にも考えられるわ。
知ってるでしょ?あなたも。
わたしたち、ダークエルフっていう存在が、あの精を吸い取るサキュバスと元々は同族であったことを。わたしね、あなたの話を聞いて、ちょっとそのことを思い出したのよ。
あなたがた、オークが呪いやなにやらで醜いオークになってしまうのと似ているのかな。
わたし達の一族も、堕落した者がサキュバスとなるって言うわ。そしてわたし達だって、いつ落ちるのか、ああなってしまうのかっていう思いがないわけじゃない。心の底では「あんな奴ら」って軽蔑していてもね。
でも、そうだから。彼らにできることは、わたし達だって普通にできる事なのよ。
―――そう、相手の精を吸い取って、自分の生にするっていうことをね?
ほら、あなたはさ、素直にわたしに欲情しなさい。それでわたしを抱いて、あなたの精を、一杯わたしに注いでね?
ふふ、つまらなかったら犯している最中に、首でも締めて殺せばいいわ。もっとも、わたしはつまらない抱かれ方なんて、するわけないけれどもね。
それにね。そうしたら、もしかしたら―――よ?もしかしたら…。あなたを悩ませている何かも、シーレンの導きで吸い取られて、消えてしまうかもしれないわ…よ?
いいじゃない、精を吸い取られて死ぬのも。あなたはさっき言ったわよね、殺してくれって。
うん、いいわ、殺してあげる。あなたの逞しい身体から、生気を全部吸い取って殺してあげる。腕力じゃあなたに何か敵わない、どんなに切れる剣を持ったって、あなたの肉体に突き通るとは思えないわ。
ねえ、そうでしょう?この素敵な張り詰めた身体、あなたのこの張り詰めた身体に、わたしの肌が重ねられているだけで、もう―――。」
彼女のアーモンドの形をした二重の瞳は、話が重ねられるとともに濡れ始める。
言葉の流れと共に出る彼女の吐息も、次第に熱と露を帯びたものにかわっていき、うなじの根元で簡単にくくり結んだだけの彼女の長髪は、微かに吹く夜の風に靡き、時折、胸の中に抱きかかえられている鋼の肉体を包み込む。
胸に抱かれ、子供のように頭を撫でられた彼は、取り付かれた狂気が彼女の力で癒されていくかのように、次第に落ち着きを取り戻していく。
それと同時に、彼女の濡れた視線と、熱い露を含んだ吐息が鋼の肉体に染み込んでいくと、彼の深い呼吸もまた、太く厚い胸板が大きく上下し、焼けた鉄のような熱さを彼女のやわらかな腹に吹きかけた。
がちゃり、という音がして、彼の拳の三日月が外れた。
盛り上がった筋肉の腕が動いて、細身の彼女の背に回される。節くれだった樫の木のような手指が、まっすぐに伸びた彼女の背骨をそろそろとなぞり、華奢でもしっかりとした彼女の肩甲骨を覆うように抱きかかえる。
彼の、彼女を抱く力が、次第に強くなってくる。
「あは…絞め殺されちゃう?」
身体に強い力を感じて、息苦しさを感じながらも、彼女はそれすらも楽しんでいるかのように艶を含んだ甘い声で問いかける。
身動きできないほどの力を込められて抱かれるだけで、彼女の胸の奥と、下腹の奥の女の部分に火がともされ、それが激しく燃え始める。
彼は、彼女が少し息苦しさを感じているのに気付いたのか、少しだけ腕の力を緩めたが、それでも柔らかな彼女の肉体を決して離そうとせずに、彼女の背中をごつごつとした手の平で愛撫を重ねながら、しっかりと抱き締め続ける。
「あら、うふふ…優しいのね、あなた。でも、ぎゅっと抱き締められて、少し燃えてきちゃったわ…よ?」
彼女は彼の大きな耳のそばで、囁くようにそう言う。そして、囁きを繰り返しながら、分厚い耳朶に唾液で濡れて光る舌をそっと伸ばし、ひと舐めすると、唇だけで軽く甘噛みする。
「一つ教えておいて上げる。わたし、少し乱暴なほうが、好き。
だから、一杯、あなたもわたしに欲情してね?」
彼女の甘い蜜の囁きが、彼の耳から中に入ったその時に、彼は胸に埋めていた頭をそこから離すと、その反動でふるふると揺れる双乳のひとつに、荒げた息と共にかぶりつく。
大きな胸の先端の、つんと尖って少し上向きになっている敏感な乳首を、乳肉もろとも半ば大きな口で飲み込むようにかぶりつき、分厚く充血した舌をその先端に絡みつかせながら吸い上げる。
舌で乳首を舐めて、口に含んで吸いたてる。吸いつづけながらも、舌先で乳首を弾くように突きたてる。
「…んっ…く…んふ………っ…
あ…激しい…強いわ…ああんっ…」
トロンととろみ始めた彼女のアーモンドのような眼が、二度三度瞬きすると、唇の端をかすかに噛むようにして平静を保とうとしていた彼女の口から色声が漏れる。
余裕の様子を保とうとし、欲情に溺れた雄を軽くあしらって弄ぼうとするかのような彼女の仕草も、荒々しく、しかし熱を帯びた舌が彼女の乳首と胸を這い回るにつれて、少しずつ溶かしだされて喘ぎとなって流れ出る。
じゅぷっ、ずちゅっ、ずちゅっ…。
瞬く間に唾液が塗された彼女の胸の上で、赤い蛇のような舌が這い回る。そしてその舌が彼女の敏感な乳首に触れて吸い上げられる度に、彼女の頭が小刻みに振れて、背中を震わせながら小さく息を飲み込んでいく。
「んんっ、んはっ、んあっ…あっ…っくっ…
いい…凄くいいわ…んっ、あんっ、気持ち、いいっ…
ねえ…んあっ…おいし、いん、あんっ…
おいしい、わたしのっ、胸…おいし…あんっ…かしら…んんんっ…!」
彼女の胸は高く鳴り響き、激しい吐息は胸を吸い続けるオークの無骨な耳に吹きかかる。吸い付いて離れない彼の頭をぎゅっと細腕で抱き締めながら、震える指先で彼の頭を撫で続ける。
「んぱあっ…はあっ…はあっ…」
無我夢中になりながら、彼女の胸乳を吸い続けていた彼は、咥えていた彼女の乳首から分厚い唇を離すと、彼女の細い肩と身体を抱き直す。そして、大きな手で、彼女の頭の後ろをがっしりと抱え込むように触れると、無骨な唇と細い華奢な唇を強引に重ね合わせる。
柔らかな唇が荒々しく咥えられ、彼女の唾液がじゅるじゅるという水音とともに吸い続けられる。先程まで彼女の乳首を転がし吸っていた熱い舌が、彼女の柔らかな舌を探り当てると、それを包み込んで飲み込むように吸っていく。
彼女もまた、受身になっているだけではなく、自分から熱い交わりを求めて彼の舌に自分の舌を絡みつかせ、雄の唾液と自分の唾液をこね合わせながら、喉をこくこくと動かして吸った唾液を飲み込んでいく。
「あむっ…ちゅぅっ…ちゅ…む…んっ…
んちゅっ…ちゅううっ…んくうっ…
んっ、んっ、んっ…いい…凄く美味しい…激しくていい…とってもいいわ…」
太い唇、唾液にまみれた唇も、舌も構わずに吸い出すようなキスを繰り返す。
深い交わりのキスを続けながら、うっすらとまぶたを開けて見つめる瞳は興奮に濡れて、オークの戦士の欲情を煽り立てるように微笑を浮かべている。
しかし、熱を帯びたキスは更に小刻みになり、切迫したような唇と唇の交わりが続けられる。
「ああんっ…!いきなり…っ
でも…いいっ…もっと揉んで…もっとっ…」
唇と唇の交わりが続けられながらも、オークの右手が彼女の左の乳房に覆われて、がっしりと掴まれる。彼女の豊乳が下から持ち上げられるように掴まれ、ごつごつとした手の平の真ん中で乳首が押し潰されて、乳房にめり込むようにこりこりと刺激される。
そしていつしか、彼女の乳首は、ごつごつとした手の平を逆に押し返すように硬く尖り、手の平とこすれてより深い快感を彼女の身体にもたらしていく。
キスを続けて貪りあっていた唇と唇が、離れる。
分厚い唇と細い唇の間に、透明な唾液の橋がかかり、二人の身体に糸のようにまとわり付く。
「…凄い…すきよ、こういう、激しいキス…。
上手よ、いいキスよ、溶けちゃうかと思ったわ…ね?
男のひとの…戦っている男の人のキスだわ…」
彼女はそう言うと、分厚い身体を抱き寄せて、太い首筋に歯を立てながら舌を這わせていく。筋肉の弾むようなばねの弾力を白い歯先で楽しみながら、舌腹をぺっとりと這わせて、唾液の痕を筋肉の首筋につけていく。
それと共に、彼女の腕が彼の背中に回されて、皮鎧の留め金をぱちんと外し、黒銀の鎧がぱさりと地面に落ちる。
鎧の下から現れた鋼の胸板の上を目指して、つう、と彼女の舌先が動く。
首筋から胸板へと這わされた舌は、彼が彼女の乳首を舐めた時よりも柔らかく動き回り、男の乳首は舌先で突付くように愛撫を繰り返され、そして時折強く吸われる。
彼女が彼を舐めていくと、うむという低い呻き声とともに彼の身体が時折びくっと震えて、彼女の熱い心を喜ばせる。
「…っ…くう…」
「あはっ…気持ちいいんだ…気持ちいいのね?
うふふ…いいわ、反応してくれるあなたが、とってもいい…
でもね…もっとね。もっと、気持ちよくしてあげるからね?」
彼女はそう言うと、右手は背中に回したまま、左手をそろそろと彼の腰布の方へと這わせていく。そして、するりと彼の腰を覆う防具を解き放つと、腰布の上から、すでに硬く盛り上がっている男のものをゆっくりと撫でまわす。
「素敵…こんなに大きくなって…ほんと…楽しみだわ…
わたし…オークのひとって…初めて…。
こんなの…挿れられたら…どうなっちゃうんだろうって考えると…
わたし…ドキドキしてくるわ…うふふ…」
細い指がくるり回され、太い、硬くなった肉の幹に回されて、小指から順々に根元から巻きついていく。彼女の手の平の端のほうで、傘の張った肉幹を巻き取ると、彼女の唾液が唇の端からつうとこぼれて、ぬめぬめと肉傘にまぶされる。
「あはっ…もう、握りきれない…。わたしの手じゃ…
こんなの挿れたら…壊れちゃうかも…」
彼女はそう言いながらも、陶然とした瞳を彼に向けて、彼を艶やかに見つめている。
肉幹に塗した唾液を指の又にも余す所なく塗りたくりながら、くびれた肉傘の端のところに巻きつけたひとさし指で滑らかに刺激して、天を衝くかのように屹立している男の証を愛撫する。
「もう…ほんとに…熱くて…火傷しそうなぐらいだわ…
びくびくって跳ねて…気持ちいい?気持ちいいの?
うふふ、あなたの息、凄く熱くなって、わたしの身体にかかってる…」
はあはあという熱い呼気が彼女の胸に、腹に吹きかけられる。その間もずっと、絶え間ない彼女の手の愛撫は彼の肉幹に捧げられていたが、ぐう、という呻き声と同時に、彼はすっくと立ち上がる。
丸太のような腕が動き、彼女の頭を首筋ごと掴み、彼の猛った股間へと導いていく。
「舐めて欲しいんだ?」
膝立ちにさせられて頭を押さえられながらも、彼女の細めた眼が射抜くように彼を見る。
「ふふ、いいわよ。舐めてあげる。咥えてあげる。
わたしのお口で、気持ちよくしてあげるから。
でも―――どこまで飲み込めるかしら?
こんなにはちきれそうな、大きくて硬いものをわたしのお口に入れたら、喉の奥まで犯されちゃうかもしれないわね?
―――でも、いいのよ。喉の奥まで、飲み込んであげる…」
肉幹の先端の、傘の広がった先に、唇をすぼめて軽くキスが重ねられる。
ほんの僅かに唇の間から彼女の舌が出されて、鈴口の先端に舌先だけで触れていく。
縦割れの先端を舌だけで弄びながら、左右に分け入って敏感な内部を舐めると、肉幹全体がびくびくと脈打つように震えて、彼女の唇の上で跳ね暴れる。
「…面白い…。こんなに鍛えたあなたのような素敵な戦士の人でも、ココは鍛えられないのね?ふふ、男の人の弱い所、見つけるって面白い…あなたにはわからないでしょうけれど、びくびくってなっているあなた、とっても可愛い…わくわくしてくるほど面白い…」
ぺちゃ、ぺちゃ…、ちゅうっ、ちゅうっ、ちゅるるるる、んぱっ…。
彼女の暖かい舌は生き物のように彼の先端全体を這いまわり、白蜜の唾液は満遍なく肉傘に塗されてから、先端から溢れ出る男の精蜜と混ざり、再び吸われて飲み込まれる。
淫らな蜜音を彼の耳にも聞こえるように立てながら舐める彼女自身もまた、肉棒を舌と唇で愛撫し続けながら、早くなる胸の鼓動に更に火をつけるかのように、自分自身の手を胸に当て、ひとさし指と親指で心臓の上の乳首をつまむ。
こりこりとした弾力を、自分の指で楽しみながら愛撫する。
「んうっ、んんっ、ぺろっ、くちゅうっ…ちゅるっ…
んくっ、んんっ、うんっ…んあ…ぁぁん…。
あは…本当に大きい…ちゃんと咥えられるかしら?」
そう言いながらも、彼女は余裕を持った表情を崩すことなく、唇での愛撫を続けていく。
つう、彼の敏感な先端で舌を回して、一度唇をそこから離すと、改めて彼女の唇が肉傘の先端にぴたりと付けられる。
そして、ゆっくりと飲み込むように、巨大な肉傘の表面を薄い唇がゆっくりと這っていき、大きな肉幹が彼女の潤んだ口内へと次第に飲み込まれていく。
うんッ…あふゥ…ん…ァ………
彼女は眼を更に細めると、先端を咥えきったところで、肉傘の張りの内側、雁首のあたりで咥えるのを止めて、裏筋を舌腹を動かして愛撫しながら、雁首の内側を、上下の唇を動かしながら愛撫する。
先端だけに咥えられる責め苦のような愛撫を受けた肉幹と、それを屹立させている巨体がぶるぶると震えて、彼の彫りの深い顔の大きな口がぱくぱくと空気を掴み、声にならない喘ぎを漏らし続ける。
彼女はその姿を優しい瞳で見つめていたが、やがてぴたりとぬめった舌と唇の動きを止める。
快楽に責められていた彼が、急に奉仕を止められたことにやるせない思いを感じるあまりに、彼女の黒髪をたたえた頭を両手でがっしりと掴み、奉仕を続けるように促すと、彼女はにこりと微笑をたたえながら、欲情した彼の肉棒をゆっくりと飲み込んでいく。
「おぁァァァァっ…!」
荒々しい低い声が、彼女の耳へと侵入する。
太い肉幹をゆっくりと飲み込まれながら、精を求める動きを執拗に重ねる彼女の柔らかな舌が、彼の肉棒の裏筋を舌腹でぬるぬると愛撫すると同時に、上唇がぬめぬめと動いて根元まで這い、喉肉までもが彼の肉棒の先端に絡みついて愛撫する。
オークの肉幹が、その一瞬、さらに凶悪さを増して太くはりさけそうに盛り上がる。
クス、と軽く眼で笑った彼女は、口内と精神の準備をしてから、彼の肉幹に唇と舌腹、喉の奥に頬肉のすべてを密着させて、彼の肉棒を可愛がる。
彼女の細い腕がすっと伸びて、がっしりとした体躯のオークの背中と尻へと回されて、肉棒を逃さないように抱え込む。強張ったオークの尻の筋肉を両手で押さえると、肉幹を咥えて飲み込んだ口と舌を使って、激しく頭を振って嘗め尽くす。
彼女が頭を激しく振る度に、長い髪の毛がはらはらと舞い、彼女の匂いが満ちてくる。
「ンンンンンンッッッッ…!い…ァァァッ…!」
凶悪で巨大な肉幹が太さをはちきれんばかりに増す。
吸い付いていた唇をわずかに緩めながらも、吸盤が吸い付くように密着させたまま、それをすべて、柔らかな口内で受け止める彼女。
彼の体内で溜まりに溜まっていた精が、瀑布の滝のように彼の睾丸から激流となって流れでて、太い肉幹を通って彼女の喉奥に注がれる。
びゅくびゅくッ…どくどくどくぅっ…どくんっ…ビュルルルッ…!
粘ついた濃い匂いの白い塊、男の精子を、残らず、溢れさせることもなくしっかりと受け止める彼女。
喉奥に叩きつけられた、むせかえるほどの精臭にまみれた粘液の塊を、巧みに喉と舌を動かして受け止めて、どくどくと脈打ちながら吐き出されるものすべてを口内で受け入れる。
「んくん、んっ、ン、ぁ…ん…んくっ…」
「ゥうッ…ハァッ、はあっ…はあっ…ふうっ…」
吐き出された欲望の白濁を、すべて口の中で受け止めて。
少しずつ何度かにわけて、細い喉を動かしてこくこくと飲んでいく彼女の瞳が、男の猛る精を吸い取って彼女の情欲に変えてしまっているかのように妖しげに濡れてきらきらと光る。
彼女の瞳が、じっと見上げるように彼の瞳を見つめ続ける。
精をどくどくと吐き続けて脈立ちがすべておさまってしまってからも、彼女の喉と口に舌までが加わって、尿道に残った白濁を搾り取るように吸い続けて、肉幹や傘にまみれていた粘液すらも残すことなく舐めまわす。
ちゅるるるる…しゅぽん。
ぴったりと唇が肉幹に這わされて、吸われながら先端まで抜かれていく。これほどに大きな肉棒を咥え込んでいたのかと思わせるほどの巨大な肉塊が彼女の小さな口から姿を現すと、唇から先端が離れた瞬間にビクンと跳ねて天を指す。
「うふふ…一度出しても、またすぐに大きくなるわね?
ほんと、スゴイ…やっぱり男の人は元気でなくちゃ、ね。」
はあはあと肩で息をしながらも、硬さを失わない肉棒をしっかりと彼女に見せ付けている彼を見ながら、彼女は微笑を浮かべている。
その、彼女の濡れた視線と、太い眉の視線が交わると、彼はおもむろに彼女の背中と両膝の裏に腕を回すと、横抱きにして彼女の豊満な肢体を抱き上げる。
その勢いで、ぷるんと桃の実のような胸が揺れると、彼は横抱きにした彼女を抱えてゆっくりと歩きながら、ふるふると振動で揺れる乳房にかぶりついて、大きな舌で乳首の周りを嘗め回す。
「イヤ、何するの、あんっ、もう…。いきなり…」
男の肉幹を飲み込んで咥えながら火照っていた彼女の身体にも、さらに強い嵐が吹き荒れて情欲の炎が燃え上がる。
彼女を抱き、乳房に吸い付いたまま、のしのしと歩いていたオークの戦士は、廃墟の隅にある樹木の下、うっすらとそこだけ柔らかな青芝が繁っている場所にそっと彼女を下ろす。
「あ…ふふ、優しいのね、身体に似合わず…。
女を無理矢理犯すような人のすることじゃ、ないんじゃないかしら?」
彼女はそう言いながらも、寝かせられたその時に彼の背中に腕を回して抱きついて、彼の分厚い唇にキスをする。彼もまた彼女の求めに濃密に応じて、共に舌と唇を吸いながら、長い長い濃密なキスが交わされる。
二人の唇が離れると、彼は、芝生の上に横たえた彼女の太腿を撫でてさすり下ろす。
両手で彼女の膝裏を軽く、しかし離さないようにしっかりと掴むと、男を誘うような軽い抵抗をする彼女の太腿を、左右に押し拡げるように割っていく。
拡げられた太腿の中からは、彼女の黒髪とおなじ柔らかさのしなやかな毛が現れて、そこはすでに幾分か湿り気を帯び、艶やかな輝きを見せている。
「やだ、恥ずかしい…そんなにじろじろ見ないで…」
そう言葉では抗いながら、彼女は微かに腰を動かして、彼の手に掴まれた膝と太腿の抵抗を解いていく。
すると、拡げられた脚とともに、彼女の薄い繁みに覆われた、露にまみれた彼女の女性の部分が左右に拡げられて顔を覗かせる。
興奮の余りに漏れる荒々しい吐息が、ひくひくと動きながら露蜜をとろりとこぼし始めている彼女の肉襞に吹きかけられると、それだけで彼女がぴくんと身体を震わせる。
「っつ…駄目よ…見てるだけじゃ嫌よ…?」
そう言われるや否や、彼の分厚い唇が、彼女の露を求めて彼女の秘唇に吸い付いていく。
太い舌が左右の肉襞を掻き分け、膣肉の入り口で回転しながら中に進入し、大きな鼻がぐりぐりと動かされて彼女の敏感な珠芽を擦る。
舌が触手のように動いて膣肉の中をこね回し、透明な蜜が白く濁ったミルクへと変わっていくのをじゅるじゅると音を立てて吸い、飲み込んでいくと、彼女の手足がぶるぶると震えて指が芝生をかきむしる。
「いやっ、あんっ、ひんっ…いンン、あっ…
駄目、舐めないで、かきまわさないで、ぐちゃぐしゃにしないで…いいっ、気持ちいいっ、もっと舐めないでっ、入れないでっ、こねないでぇ…もっと吸ってえ…んぁぁぁっ…
あっ、あっ、あああっああんあっあんあんっ…あくんっううんッ…!」
言葉にならない女の叫び声を静かな廃墟に響かせながら、敏感な部分に強い刺激が与えられる度に、それが電流となって伝わって、かくかくと脚を小刻みに震わせ、頭を左右に振って背を反らせる。
しかし、しっかり掴まれた膝を持ち上げられて、彼女の身体の自由を奪うような体制で押し倒して吸い付いている大きな唇は、彼女の淫蜜を貪り続ける。
「…っ…むんっ…んいあっ…あん…ぁぅん…ひんっ…ひゃん…
ふあぁん…いいっ、いいっ、いくっ…いくのっ…もっとして…もっと欲しいの…吸ってえ…
あああんっ、いい、いいわっ、いくうっ、あくうんんんんっ…ンンンァァァっ、ああっああんああああっん!」
彼女の胸が跳ね上がって大きく弾み、背中が橋を作るように反らされ、掴まれた脚の先が痙攣するように震える。
息を深く飲み込んだまま、彼女が身体を硬直させて豊満な肉体でブリッジを作る。
その美しい肉体の橋が、ふっと力を失って崩れ落ちようとする。
と、膝を拘束するように掴んでいた手が離れ、太い腕が素早く背中に回されて、地面に落ちる衝撃をふわりと受けとめ、ぴくぴくと痙攣し続ける彼女の身体をぎゅっと抱き締める。
「…んあっ…ふ…ン…」
細い唇を半開きにしたまま、唇の端から透明な涎をこぼしている彼女を腕の中で強く抱き締めると、彼は唇の端に垂れた露をゆっくりと舐めとり、彼女の蜜の味を残した唾液を注ぐキスを重ねる。
「あは…スゴイ…とっても気持ちよかった…うん…
ありがと…優しくしてくれて…嬉しい…わよ?
ほんと、あなたって、見かけによらず…紳士なのね…?」
「…」
優しく抱きかかえられたまま、彼女の甘い囁きが繰り返される。それだけで彼は、自分の興奮を抑えられなくなるかのように、硬くなったままの肉幹を彼女の太腿の間に滑り込ませて、柔らかな太腿に擦りつける。
「俺…お前…欲しい…」
筋肉の鎧で覆われた太い首筋に細腕が絡みついて、巨体がそっと抱き締められる。
抱き寄せた首筋に唇が重ねられて、耳元で小さな囁きが漏らされる。
「挿れて…犯して…いっぱいね…。」
その言葉が耳元で囁かれた瞬間、本能に雷が走り、鋼の体躯がぶるぶると震えていく。
厚い胸板を柔らかな弾力の胸に押し付けるように抱き締めると、彼が再び興奮の余りにごつごつと節くれ立った男のもので、発情して濡れそぼった雌の秘肉を探り当てる。
「あんっ、もう、焦らさないで、我慢できないの、挿れてっ…
はあんっ…ああああああんっっっっ、んんあうゥんん…入って…く…ああああんっ!」
いきりたったオークのペニスが、彼女の狭い秘所を無理矢理にこじ開けるようにずぶずぶと埋め込まれていく。
傘の張った先端が彼女の陰唇を左右に無理矢理こじ開けながら侵入して、柔らかな肉襞が雁首で拡げられてこすられる。
犯されたダークエルフの全身がびくびくと震えて、長い脚がオークの腰に絡められ、より深い挿入を導くように誘い始める。
彼女の陰唇は、最も太い場所をぱくりと飲み込むと、すぐにまたぴったりと閉じようとひくひくうごめいて、彼の肉幹にまとわりつくように絡みついて、熱く爛れた肉襞のうごめきと一緒に彼のものを飲み込んでいく。
「うふうっ…はァン…おく…奥まで…っ…。」
彼の太い腰が沈み込んで彼女の腰と結合すると、彼もまた大きな溜息を一つつく。
しかし、すぐに彼は、愛液で濡れ、彼が腰を使おうとしなくてもひくひくと蠢く、彼女の熱い肉襞に肉棒を包まれてとろとろに愛撫されると、雄の本能のままに彼女を犯し始める。
「ああんっ、やんっ、激しいっ、スゴイ…お腹の奥に当たってる…こつこつって当たってるのっ…
あなたのペニスで犯されてる…お腹に当たってるのっ…!」
荒々しく腰を使いながら、絡みつく肉襞を雁首で擦り上げるように彼は挿入を繰り返す。
太い肉棒は彼女の膣肉の中で暴れまわり、肉穴の天井を擦り上げ、どろどろに熔けた中をかき回し続ける。
荒々しい吐息が彼女の鎖骨に吹きかけられて、彼女の細首に大きな口でかぶりつくようなキスがされ、大きな舌がべろべろと彼女の細身を嘗め回す。
絶え間ない抉るような腰使いがただひたすらに続けられ、大きな手が肉棒を突き入れる度にぶるぶると震える双乳を鷲掴みにし、荒々しく揉みしだく。
「ああんっ、胸、ぐちゃぐちゃにしてえっ、いっぱい揉んでっ、いっぱい揉んでっ…
あうっ…いいんっ…ァァっ…乳首こりこりするのっ…あなたの太い指でこりこりされてるのっ…
気持ちいいわよっ、いいっ、いいのおっ…!」
深く結合した部分から響く、ぬちゅぬちゅという発情した雄と雌の水音が、腰の打ちつけられる乾いた音と一緒になって、二人の快感を高めていく。
突き入れられる度に彼女の背中がびくんと反り、引き抜かれる時に雁首で擦られる膣肉が、咥えていた肉幹を離そうとせずに絡みつく。
彼女の粘液は引き抜かれる時に膣口からとろとろと溢れ出て、白蜜がこぽこぽと尻穴のほうへと垂れ落ちていく。
眼を閉じたまま嬌声を上げ続けていた彼女が、すっとそのアーモンドの瞳を開く。
彼の背中に回されていた彼女の細腕に力が入ると、激しく突き入れられて身体にその振動を受け続けながらも、ぎゅっと力が込められて彼の鋼の肉体に密着する。
本能のままに腰を動かし続ける彼の耳元で、熱い吐息と快感にまみれた喘ぎを吐き続けながら、彼女が囁く。
「あふっ、んんっ、ね…あんっ…今度は…わたしが…ああんっ、してっ…
上に…ああんっ、ひぁんっ、なるわ…ああんっ!」
彼女は、しなやかな身体をくっと折り曲げて、すらりと伸びた足を器用に絡めて、彼の身体ごと起き上がる。
「んふ…うふふ…ね、座って…ね?
座ったまま、するの、わたし…好きなのよ…」
細身のどこにそんな力強さがあったのかといぶかる彼が戸惑うことすらも許さず、有無を言わさずに彼女の言葉に従わせる。
胡坐をかいて、肉棒をびくんと跳ね上げている彼の上に改めて乗りかかると、彼女は手を彼の肉棒に触れ、彼女の秘唇へと誘って導く。
彼の先端が彼女の濡れそぼった陰唇にぴとりと付けられると、彼女は嬉しそうに微笑みながら、ゆっくりと腰を落としていく。
「あうんっ…アウゥゥゥゥゥゥゥゥ…ん…くんっ…んんんんんっ…
あは…入って行ってる…わたしの中に入っていってる…
あなたの大きなものを…わたしが犯しちゃってるみたい…アアンッ!」
太い肉棒で掻き分けられた肉襞から、じゅぷじゅぷと蜜があふれ出して、結合している部分からあふれ出す。
彼女の豊満な肉体の重みが結合部分に加わると、彼が彼女を犯していた時よりも深い結合がもたらされる。
オークの男の巨大な肉幹の先端、鈴口が彼女の狭い膣肉を徐々に掻き分けて進み、ダークエルフの子宮口にこつんと突き当たる。
子宮の入り口はオークの肉棒でこじ開けられて、巨大な亀頭がぽっかりと開いた子宮の空洞に迎え入れられる。
「ああうんっ…深い…さっきより深いのっ…いいのっ、これがいいのっ、これが欲しかったのおっ…!
あなたの大きなモノで、わたしのお腹がいっぱいなのっ、いっぱいになってるのおっ…あああァァァんふうっ…!」
彼女の子宮がぱっくりと彼の先端を咥え込み、子宮口はきゅうっと締まって雁首の根元を締め付ける。
膣肉の襞は前にも増してびくびくと蠢き、子宮の奥からどろどろと流れ出る淫蜜がとろとろと溶け出し、彼の肉棒に絡んで快感を高めていく。
「ね…わかる…わかるの…あなたも…わかるでしょう…?わたしのお腹の中に、あなたのモノをぱっくりと食べちゃったのおっ…
あは…ちょっと…ずきんってするけど…大きすぎて…苦しいけど…凄くいいの…
あなたのモノをたっぷり食べてるのが気持ちいいのっ…
ね…ココで出して…わたしのお腹の中にあなたを突き入れて、ココで出してっ…
あなたの精を…ココで出してぇっ…
中で欲しいの、中で欲しいのっ…!」
「んふううううううウウウウウッゥッ…!」
彼が彼女の背と尻に食い込ませるほどに力を込めた腕で彼女をきつく抱き締め、柔らかで張りのある彼女の尻にごつごつとした指が食い込む。
彼が腰を下から突き上げる度に、つんと尖った乳首と一緒に飛び跳ねる右胸が強く吸われる。彼の腰が下から乱暴に突き上げられて、彼女のくびれた腰が弾んで沈み、深い結合が繰り返される。
オークのペニスの先端がダークエルフの子宮奥まで突き、太い血管が浮き出て隆起した肉棒が膣襞を擦り、互いを快楽の中に溺れさせる。
「あう…、俺、も、出す…出る…」
「ああんっ、いいよっ、好きな、ときにっ…
あなたの、好きな時にっ…いっぱい出してっ…一緒にいくからっ、あなたと一緒にイクからっ…
いっぱい出されたら、わたしも一緒にイッちゃうからっ…ああうァアン…っ!」
彼の腕が張った筋肉で盛り上がり、しなやかな彼女の身体を折れんばかりに抱き締める。
彼の無骨な頭が彼女の豊な乳房にうずまった瞬間に、下から突き上げた肉棒が彼女の胎内の奥深くまで突き刺さり、彼女の膣と子宮がそれを柔らかく受け止めた瞬間に―――
肉棒の根元が膨れ上がったかと思うと、それが一気に幹へと伝わり、亀頭が膨らんだ瞬間にその先端から滝のような白濁が一気に放出される。
どくんっ、どぴゅっ…どくどくどくうううっ…どくんっ…!
びくんっ、びっくううっん…ビクビクビクゥっ…!
彼の射精が始まると、柔らかな膣肉はひくひくと痙攣して絶え間ない吐精を促し続け、彼の睾丸の中の精子まで吸引するような妖しい動きを繰り返して、吐き出す精子を絞り尽くそうとする。
彼女もまた、彼の首筋に吸い付いて離れず、ぎゅっと抱き締めて彼の精を一滴残らず子宮で受け止めようと、肌を合わせて密着する。
「あふうん…いいん…どくどく出てるゥっ…いっぱい出てるのおっ…ビクビク暴れていっぱい出てるのおっ…!
あああああんんっ!」
彼女は力の限り彼に抱を抱き締め、彼の胸板に自分の胸を擦りつけていたが、子宮の奥に熱い男の精子をたっぷりと飲み込むと、びくびくと手足を痙攣させて、身体ごと頭を後ろに仰け反らせて硬直する。
その間も膣肉は収縮を繰り返して彼の肉棒から精子を搾り取り、白濁で溢れた子宮は一滴残らず胎内に精を溜めようと蠢いて、彼の肉棒を咥えて離そうとしない。
「あは…中に…出されるの…気持ちいいの…熱くていいの…凄くいいの…」
彼女はうわごとのようにそれを繰り返しながら、ひくひくと全身を痙攣させていたが―――
反り返っていた彼女の身体ががくんと力を失うと、糸の切れた人形のように身体の総てから張りを失って、吐息荒く余韻に溺れている彼の胸板の中に倒れ込んだ。
オークとダークエルフは、深く交わったまま、沈み込むように昏々と眠り始めた。
「(…ねえ…どうだった?わたしにいっぱい出して…あなたは命を吸い取られて死んじゃった?…)
(…そんなこと…ないわよね…そう…だから…あなただって大丈夫…きっと…)」
*
*
*
冷たい雨が港のある村に降りしきる日に、村の広場の中央で、白いローブをまとった一人の人間の女性がひざまずいて座っていた。
雨に濡れて半透明になりかけた白のローブは彼女の肌に張り付いて、半ば白肌が覗いていたけれども、彼女はそれに構うことなく。
ただ、低い嗚咽を漏らしながら、雨に混じった涙を頬に伝わらせている。
その彼女の前には、粗末な木の台の上に晒された、オークの戦士の首がある。
すらりとした長身の、黒髪の女性が、彼女の背後から歩み寄る。
力を失って石畳の上に座り込み、顔を地面に伏せるようにして泣き続ける彼女の肩に、ダークエルフの手がそっと重ねられる。
「弔ってあげましょう。シーレンの導きのあらんことを。」
人間の女は、涙を拭い、こくんと頷いて彼女を見た。
これで終わりです。
区切り方が難しく、途中で間違ったりしました…(特に一番問題なのが35と36)
それでは失礼します。
新たなる詩人の誕生にシーレンの祝福を
とか恥ずかしいセリフを言ってみる
もう一つチャレンジしてみましたが、難しいですね。
ドワ娘の話です。
「何、あんた、友達だって?ふっふっふ〜ん、いいわよ?あたしとあんたは今日から友達ね?」
「アリガトウ.ゴザイマス. トテモ. ウレシイデス. アタラシイ. トモダチガ. デキテ. コンド. イッショニ. オオキイ. オトモダチト. アソベルト.」
あ〜うっざ〜。マジメンドー。何よこのデク。
ドクターカオスもこんなデクしか作れないなんて、これでトーマおやじの向こうを張ろうっていうんだからお笑い草じゃないのよ!ったく身の程知らずは長生きできないってよく言うわね。
「ねね、あのさ、友達っつったら結局アレでしょ?いやアレって言ったらアレなのよ、あれ。
なんだかわかる?もー、あんたずっと寝てたからわかんないかもしれないけどさ、いま友達っつったらアレよ、なんかイイモノ交換してほら、ユウジョーってやつを確認するのがイケテル友達よ?」
「ヨク.ワカリマセンガ.イイモノ.ト.イワレテモ.ナニヲ.サシアゲタラ.イイノカ.ワカリ.マセン。
ケド.エエト.ワタシノ.フクノ.ポケット.ノ.ドコカニ.アッタ.アレ.アレ.アレレレレレ.....」
「だーっ、どこよどこ?ほらどこ?」
なにこわれてんのよこのポンコツ!
あたしは、ウェンディの身体をどつきまわしながら、んじゃなくてたどたどしく動くウェンディの手助けをしながら、あちこちとウェンディのポケットをさわりまくって。
ってあんたポケットたくさんあんのね、なんでよ?ああ、面倒、メンドーよ、ええいこのボケカカシ!
ぼこっ。
あ、ごめん。叩くつもりはなかったんだけど。ついメンドーで手が出ちゃった。あは。
したらあれよ。なんかでた。ぼろっと。
なにあんた、モンスじゃあるまいし。まあいっか。
「エット.ソレハ.ドクター.カオスノ.デキノワルイ.オトウト.ドクター.オカス.ノ.ツクッタ.ヘンナ.モノノ.セッケイズ.デス。
ソンナ.モノハ.クズ.カス.ゴミ.フヌケ.ロクデナシ.ダニ.スケベ.ヘンタイ.ドロボー.ヒッタクリ.ゴキブリ.オヤジノ.ネゴト.デスノデ.ゴミ.デスヨ。
ソレジャ.ナクテ.コノ.アダマンタイト.ネックレス.ヲ.サシアゲ.マ…」
黙って聞いてるとあんたも結構言葉遣いが悪いわね…やっぱり作ったドクターカオスの性格が出てるのかしらね?
「えー、アダマン?んー、どうかなあ、ええっとほらこれって…」
ぱちぱちぱちぱちぱちぱち。テキトーなこといいながら、あたしは頭で一生懸命計算中。
どうすっかなー今これ売りに出してもクリ価格だし。
利益確定するほうがいいのかなあ、それともこのウサンクサイけどなんだかわかんない図に賭ける方がいいのか…どうするあたし!ココがドワーフの勘の見せ所!
と。その時。故郷の村の懐かしいばっちゃんの声がした(ような気がした)。
「カリン。見たことない図を見つけたら、取りあえず押さえておきなよ!
なんでかって?おぼえときなよ?大事な事だからね?
え?なぜって?そりゃあさ!
1 誰も知らない巨人の作ったアイテムの図かもしれない
2 物好きが買うかもしれない
3 そうでなくても 馬鹿に売りつけりゃいい
ってことだからさ!うははははは!」
「こっちの図がいいなっあたし★ほら、あたしはこれをあげるからね!」
あたしは出来損ないのカカシ、じゃなくてまいすいーとふれんどのウェンディに余りものの高級スエードで冗談で作ったカバーでもかけてあげることにした。
「それじゃあバーイ、それあれば雨に濡れなくて済むよ!あ、ここ雪しか降らない?
でもいいや、お似合いだよウェンディ、まっほらまた遊びに来るから、まったねー^^」
あたしはウェンディとバイバイして、さっさときかーん。
早く図に何がかいてあるか調べなきゃ!
〜〜〜ドクター・オカスと愉快なクルーエル・ハイパー・ホラーブル・ワイヤード・キャノン・ゴーレム69号機〜〜〜
ふんっふんっふんっふん〜。ああなんかとてもわくわくする!やっぱ制作図はなんかいいね!楽しいよこれ見てると!
なんてのを感じると、あたしってやっぱり生粋のドワーフなんだなあって思うわけよ。
そうなのよばっちゃんの言うとおりなのよー。だってほら、サイアク誰かに売りつけりゃいいんだし。ってゆーかこの図…なにこれ?見たこともないよ?なにできんのこれ。
あたしはブツブツ言いながら、クランのアジトの隅っこのテーブルのとこの椅子に座って図を広げる。するとあれよ。いつもこうやってあたしが一人で楽しんでるとさ。ほらきた。
「あれ?カリンたん、なにしてんの?面白いもんでもみっけた?」
うるさい体力馬鹿人間。あっち行けよ。馬鹿にこれがわかるはずがないじゃないの。
っていう気持ちをドワーフ語に訳してから話してやる。ほらそうしないとわからないから、馬鹿にはさ。
「うんっとねー、えへへ、ひみつでなのですよぉ〜。わかったらおしえてあげるから、ちょっと待っててね、えへ^^★」
「え〜そんなこといわないで見せてくれよ〜なんかいいもんじゃねえの?
俺に似合う超かっけー鎧とか!うははははは!タダで俺のために作ってくれたらすんげー嬉しいんだけどなあ!」
馬鹿に何を言ってもしょうがないってばっちゃんが言ってた。
…ってことを思い出したから、あたしはその図だけ持って、アジトの隅っこに勝手に作った地下の工房、あたし工房っていう名前の工房のある階段を下っていく。
んで、当然、秘密だから階段の上と、途中と、工房の入り口とにカギ3こかけるんだわ。当然よね。
ドワーフの工房での秘密は仲間にだって漏らさないってのがギルドの掟なんだから!(ギルドっていっても商売敵だし)
ふう、これで大丈夫?かな?
あたしは机の上のガラクタを片付けて、っていうのは面倒だから取りあえず眼に入らないように…
がっしゃーん。
あれなんかスゴイ音がしたけど何?ああっ純白の研磨剤入れてた瓶落とした…アレ今高いのよ!ったくもう!売れば6万アデナするのにまったく。(注:さっき見てきた今のゴス相場)
ったくもう…今度家政婦でも雇おうかなあ。片付け面倒だなあ。
素材とかなんたらの破片だのうんたらの布地だの…整理整頓するゴーレムでもつくれないものかな。
ううんゴーレムじゃなくてイケメン執事ゴーレムとかどう?
そうよそれよその辺のダークエルフの男でも捕まえてきてカタドリして人形つくってあの役立たずヤカンでも突っ込んで…ああっそれじゃ中身がヤカンだからやっぱり役に立たないじゃない!
ったくいい考えはすぐ浮かぶけどうまくいかないのよね!はあ。
っと、そんなことしてる場合じゃないわ!図よ図!うん、なんだっけ?そうそうドクター、ドクターなんっていってたっけ、あのカカシ。
図ってことに夢中で計算してたから忘れちゃったよ。うんとねーあれよあれ。ったく最近物覚えが悪くなってさあ。
あたしもたかだか70年しか生きていないような若者なのに困るなぁ。あ、そうだわかったあれだ!って図のすみっこに名前書いてあんじゃん。そんなこと先に言いなさいよ馬鹿!
「ド ク タ ー オ カ ス」
はあ?何それ?ドクターオカス?オカスってナニヲさ?オカズの間違いじゃないの?
ったくトーマおやじごときいんちきオヤジに負けただけのことはあるわね、カオス兄弟ってのも!
ったくあれよメシのオカズでもつくってるよーな名前のオヤジに何ができんのさ?
材料は何、材料は?
大体こういう図ってコノ辺りにかいてあんだけどさー。
図を作ったらここんとに材料かいとくってのがうちのギルドの掟だから…いちおうドクターカオスもあそこのギルドの所属だったから一緒でしょ?きっと。ほらあった、あたしって頭いい〜。
なになに…?ふむふむ…?
・コンポジットストラップ 500
・強化糸 300
・高級レザー 300
・高級スエード 300
・鋼鉄 300
・エンリア 102個
・型の潤滑剤 204個
・ナッセンのイアリングジェム 4個
・クリスタル:Aグレード 102個
・ジェムストーン:Aグレード 34個
んなあほなああああああああ。なにこれぇぇぇぇ?!
いったいいくらかかるってのよ?!ってゆーかその前にコンポジットストラップと強化糸をこんなに使うのって何さ!
コンポジットストラップなんて今人気のマジェスティックローブだって51個しか使わないってゆーのに!
それに高級レザーとスエードがこんなに…あんたこれでなにすんのよ?いい防具でも作るつもり?なのになんでエンリアに潤滑剤なわけ?わけわかんねー。
ったく。しかもなぜナッセンのイアリングのジェム…。どう見てもアクセサリーじゃないのに…。
…しかしあれだ…あたしにはわかるわ…何か面白いものだってことがね…
これはあたしみたいなちょー優秀なドワーフのウオースミスだからわかるわけよ。
へっへー。あんたらなんかにはわかんないでしょあんたらなんかには。ほらね、ココ見なさい、AクリスタルとAジェムストーンの量!こんだけ使うっていうだけで少なくともAグレードのなんかの装備ってわかるわけよ!
わからないとしたらあんた、あったまわるいんじゃないのぉ〜?ってくるくる指回しながら言っちゃうからね!
まーほら時代はSグレードなんだけどさあ、少なくともカスじゃないってことはわかるわけよ。うん。
しかもこんな図やっぱみたことないしぃ?当たりよ当たり、あとは材料揃えて作るだけね!きっと金余りのお大尽が買ってくれるわよ!
なあんて言ってみたのはいいんだけど。
正直、コンポジストラップ500って、疲れたよあたしは…。
それ以外は在庫からどーにかなったけど、これは集めるのが面倒だったね!それなのに1日であつめきったあたし!エライ!
ってギランの街角で泣きながら露店してたらさっさと集まっちゃったのよびっくりだわ!馬鹿な人間の前で
「えーん、えーん、うちのじいちゃんがこれ買ってこないとうちに入れないって怒るんですぅ〜。
じいちゃんお酒飲んで暴れるんですぅ〜。怖いんですぅ〜。平日の昼間からカップ酒喰らってレース場に入りびたりなんですぅ〜」
とかうそくせーこと言うだけで捨て値で売ってくれるんだもんね!
あ、そうそう、全国の良い子のドワーフちゃんたち、ヤバソウなものを作るときは捨て値で買い叩いた材料使ったほうが、後で後悔しなくていいよ!
高く買って失敗するとなんかこう、重しつけてナルセル湖に飛び込みたくなるからね!
さて。
とんとんかんかんキンキンコンコンカーンカーンカーンジャーンジャーンばきばきばきぐしゃぎゅむんぎゅむんぎゅむん
きゅいいいんいんいんべたべたくるくるすぽん。
できた!早いねさすがあたし。もう完成ですよお兄さん!
…何これ。
骨と鋼鉄で作ったのは椅子みたいなものの骨格で、あとはもうひたすらコンポジットストラップと強化糸をよりによってより合わせて…何これ?
ヘビ?っつーかなんかあれよあれ、どこかで見たことあるなあ。
ああそうそうギラン西のガキドワ研磨剤採掘地帯にいるあれよ、相撲取りをユビくわえて見てるメデューサの頭にひっついているヘビみたいなもんが椅子の中にしまわれてる、って感じ?
はあ?あとなぜかおててっぽいのが2の2の2…で6つ。
んで椅子の表はレザーとスエードで張りまくってあるから一見なんか普通の椅子なわけよ。
なんですとー!あたしつくったのマッサージ椅子?スゴイ効果のあるローブとかじゃなかったわけ?
あとは見せびらかし専用の衣装とかさ?いやその作ってる途中で椅子ってわかったんだけど疑問出る前に作っちゃうのがドワーフ一族の悲しいサガってやつね。
あああ。(もっと言うととりあえず椅子なのにヤカン頭と手足を付けちゃうのはもうドワーフとしての宿命を感じずにはいられない)
うーん、まーいいや、とりあえず座ってみるか…んっこしょっと。
んん、すわり心地は…すんごくいいなあ。肌触りのいいレザーとスエード使ってるしね。
滑らかであたしのマシュマロのようなお肌にもふんわりフィットですよお!クッションもかなりいい具合に効いてるし。
でもそれだけぇ?こんなのどこのジジイが買うっていうのさ!あっそうかジジイなら買うかも…買うのかなあ?
なんて事を思いながら、あたしはふわふわソファーに座ったまま、もう少し図をゆっくり見てみることにしたのよ。
ん、なになに?「正常な機能を発揮する為に潤滑剤は時々補充してください」?
は?正常な機能?ってそーいや潤滑剤って何の役に立ってるわけ?
エンリアをゴリゴリ砕いて潤滑剤に溶かし込んででっかいタンクみたいなのに突っ込んであるだけなんだけど。あ、そうじゃないなああれにパイプみたいなものつなげたし。
なんだろ?ほんと。「スタートスイッチは安全の為に正しい姿勢で着席してから押してください」。
スタートスイッチ?なんなのよそれ。ああこれね?スタートってなにすんのさ、ああマッサージスタートね。
しかし安全のためにとかなにこの親切設計。マッドドクターっぽくないわね!随分礼儀正しいじゃないのあんた。ただのマッサージ椅子の癖にナマイキ。
あたしはんしょんしょと身体をもそもそ動かして椅子にちょこんと座ると、正しい姿勢っぽい格好(両脚をちゃんとそろえて、手をひじ掛けにちゃんと置いて)ひじ掛けの所のボタンを
かちん。
と押した。
したら。
ぷしゅーーーーー。
しゃっきーーーーん。って借金じゃないわよ!そんな縁起でもない音やめてよね?とかなんとか思っていたら。
あれ?ナンデスカコレ?この出来損ない椅子ゴーレムの手が変なほうに曲がったかと思うと、あたしのもみじのおててをぎゅってつかんでますよ?
いやおててっていうか手首。手と手を合わせてしあわせ、じゃなくて手首ぎゅっと握られてる。あれ両方ともいつの間に…
そうしたらほら。
ぐいいいいん。とか椅子が言い出したかと思うと。ぶいーんっていう音と一緒に背もたれが垂れていってさ。
身体の姿勢が無理矢理斜めに。えっと歯の医者に行ったときみたいな感じ?
うん。なにすんのよ一体、とか思っていたら今度は足首のところとひざの所が、椅子から出て来た、見覚えのあるぶっとい紐みたいなもんでくるくると巻きつけられて…
えええええっ、なんで両手両脚に加えておひざまで?マッサージとかでそんな暴れないよあたし?
それともツボを親指でぐりぐりやったりされてすんげー痛いんですか?なーんて間の抜けたことを言っている場合じゃナイデスヨ!
これって完全拘束状態じゃないの!やだちょっとなにすんのよ?
あたしの小さな頭の中に、ぱあっとあのウェンディの言葉が浮かんでくる。
「(…クズ.カス.ゴミ.フヌケ.ロクデナシ.ダニ.スケベ.ヘンタイ.オヤジノ…)」
ああっなんか聞き逃してたのよポンコツカカシの言葉!クズとかフヌケとか口が悪いなあって思ったけどスケベヘンタイオヤジって何さ。
ってこのぶっといひも、触手みたいじゃない!しかも動きが思いっきりスケベヘンタイオヤジ!こらあ、あたしのふともも撫でるなぁ!金払え!
なあんて、気がついたら、2、3本の触手(そういやおかしーとおもったら紐の何本かには高級スエードを張ったんだった)があたしの可愛らしいデーモンミニスカートをぺろっとめくって…
ああっスエードのスベスベ感が逆にぞくぞくしちゃうじゃないのよぉ…じゃなくてふとももの付け根をさわさわとまさぐってる。
あ、こら、やめろこのバカ!やめなさいって!あたしはぎゅっと(こう見えても)きちんと鍛えた脚をうううううううんと踏ん張って太腿を閉じようとした。
ウウン、別に処女とかじゃないけどっ(ってドワーフで処女とかいるはずないって生まれたての赤ん坊じゃあるまいし)、でも安売りはしないのよ。
えーと幾らならどうって言われるとね…いやいやいやいや。違うから。
ほっ。諦めた?というか停止モードかな?頑張ったかいがあった?
あたしの足首とひざに巻きついた変な触手みたいなモノは、あたしがきゅっとふとももを締めると、どうやら動力がストップしたみたいで、それ以上あたしの脚をひろげようとはしなかった。
よかったぁ…。それじゃそろそろ手首のほうのコレも外して…ってあわわわわ!なんで手がもう2つあるのよあんた!
ってそういえば作ったのはあたしだったわね!そーいやよく考えたらパヴェルの迷宮のゴーレムも手が幾つもありやがりましたのもいらっしゃいましたわね、はい。
アレと一緒のつくりですか?ってそういえば設計図になんで手が6つもあるのかって突っ込みながらつくっていたの、あたしじゃないの!
ご丁寧に。手首の次に。二の腕の真ん中よりちょっと上の。ぷりぷりっとしたあたしのわきのすぐ近くのあたり。そこをぎゅうって掴まれる。
あー、思いっきりてこの原理を応用して、座ってる奴に防御させないぜっていうことね?ヤカンの癖に賢いねあんた。
いやぁ…感心している場合じゃないのよっ!
細くて可愛らしいあたしの手首と二の腕をぎゅっとつかまれちゃって、バンザイをさせられるような格好でマッサージチェアに張り付けになる。
それで。お約束?ああっやっぱりやっぱりきたのねえええええ!デーモンチューニックの襟のところからするするとゴーレムの手がやってきましたきましたのですよおおお!
はいってきましたよおお!そしてフロントホックがぷっと押されてあっさり外されて、するすると引き出されてぽぽいっとその辺の捨てられる。
ああっなにすんのよお!高い(というか非売品)んだからねそれ!乳ないからってブラいらないなんて思ってるんじゃないでしょうねアンタ!
って、怒ってる余裕なんてほんとはないんだ、あたし。
「っひょん?」
なにその声、間抜けっぽいって?アンタねーいきなり乳首掴まれたらびっくりするって!息を飲むのとはくのと一緒にしながら声出せばそうなるわけなのよ。びっくりしたらそうなるわけよ。
そうじゃなくてさあんた、もっとこうムードと雰囲気に酔わせてからが大事でしょ?そうでないと感じないでしょ普通?なあんて言う余裕があるのもしらふの時だけなわけですよ。はい。
でもいやーあたしって結構マゾっぽいとこあるみたい。それにほらずいぶんしてなかったからさぁ。
いや男なんて曜日ごとに、いや、あたしの恋人は金よ!なら毎日恋人と一緒っていうわけでほら嘘じゃないでしょ?っつーかあたし行きたい時に行きたいホストクラブいけるぐらい金あるし。
とかなんとか言ってたら。あっこら待て待ちなさいあんた!
「ひぃいんっ!ふひゅっーうううう」
ご丁寧にあたしの可愛い乳首をつまんでそーっと引っ張りながら、でっかい手が吸盤みたいに変形して、あたしの可愛い美(微)乳に思いっきり吸い付く。
そしてじわじわとくる振動っていうか揉み込むような手の動き。…あはっ…ちょ、ちょっとイイかも…だってほら随分お預けだったしぃ。
あたしの周りってビンボー人ばっかりになったからお金払い悪くなっちゃって。あっでもいっぱいいる彼氏軍団が豪華デートに誘ってくれないからっていうだけだからね?
それにほらホストだって空しいわけよ所詮金の付き合いだから。あーそれに当然ウリなんてしてないし、だからなのよだから。ひゃああんっ!
あたしの胸は、イヤラシイ動きと振動の手でもういいように弄ばれ続けた。
胸が後ろから覆われるように吸われて、持ち上げられて左右にぐにぐにって回されてる。
右も左もばらばらな動きでくにくにと弄ばれ、乳首ごと上に引っ張られたり押し潰されたり、ぐるぐる回されたりして猫じゃらしを弄ぶみたいに触られてる。
「いやあっ、なにこれえ、たすけてたすけてぇ!だれかぁ!」
なあんて叫んでみたものの。
「悪いけど(うるせーから)地下工房、防音にしてくれないかなあカリンちゃん?」
「うん、わかった^−^ごめんね^−^ノ(うるせーよこのアホ盟主!)」
っていう暖かい会話をこの間したもんだから、完全防音かつ三段構え施錠超厚扉、に設計してあるんですよこのあたし工房!
上ではきっと、あたしがこんなえっちな状態になってるってのを露ほどにも思わないで、酒かっくらってバカ話してるんだろうなああの野郎!
お前らあたしより年下の癖してナマイキに酒なんか喰らいやがって!ここきてあたしを助けろぉぉぉぉ!
アデンに勇名を馳せるこの血盟の超プリンセス美少女の危機よ、危機なのよ!
早くしないとクソヘンタイドワオヤジの悪魔の作ったできそこないゴーレムのせいで、
『快楽の虜となった肉人形と化して冒険者の性欲処理奴隷に作り変えられる』OR『飲み込まれて一体化した淫乱ゴーレムと化しアナキムちゃんみたいな美少女レイドボスになっちゃう』
かどっちへ一直線の運命なのよ!ヘンタイジジイの考える事なんてきっとその程度!あたしにはわかる!
まずいまずいのよそれじゃあ!だってほらまだ若い身空、これから花も咲きほこるっていうお年頃よ?
そうそうあたしはこれからっていう年頃なんだから、ほら、こういうゴーレムに食われて淫乱奴隷にされるのはいけすかないエルフ娘あたりのお役ってとこでしょでしょ?
そう思ってあたしはがんばってじたばたした。ってゆーかそれだけじゃなくて死んだフリとかもしてみた。でも駄目。
「ひゅうんっっっっっ!あっひぃん!駄目そこぉ!」
死んだフリしてぐったりなってみせたのに、あ、あ、あたし、胸だけで…胸いっぱい揉まれてるだけで…
あのね、一つ言っておくけどね、女の子がひんにゅーだと感じないとかそんなの嘘だからね!現にあたしこんなにもう胸がくがくで身体がくがく。
いやどっちかってゆーとあたし胸が異様に弱いのよ。ほんと。だから基本的にこの可愛くもないしどっちかっつーとうわーなにこれーな造形のゴレの手でも…
くにくにぷにぷに揉まれて…思いっきり吸いつかれて…ああんそんなに回さないでぇ!
でもおかしいよこれ。うんおかしい。絶対におかしい。いくらあたしが胸弱いからって、こんなになるはず…ってあっつううういですう!胸がいつの間にかジンジンするのぉ!
なんか吸い付いて咥えられてる乳首にとろっとしたものがぬぷぬぷと塗りたくられてる…何コレ?
あたし変なの入れてないよ?…はえ?…これもしかして…ああっあれよ、エンリアってすり潰して使うとこんな変な効果が!
って嘘でしょそんなことあるはずっあああっんぬんうんいいいいいいっ!誰こんな使い方考えたの!ってあいつかしないのよねドクター!
胸を覆いつくされたまま、ぶいーんっていう細かい振動が、粘液を通して微妙な感じでずっと伝わってくる。
もうそれが頭がおかしくなっちゃうぐらいイイ!
あたしの頭と感覚のスイッチが思いっきりばっちーんって切り替えられるぐらい気持ちいい!これっていわゆる強制発情モード始動ってやつですかぁ?
いやよそんなのもっとこう海の見えるオーシャンビューのホテルINインナドリルとかで豪華ディナーに招待されたあとでドレビアンワインをボトルで開けて、
「イヤ、ダークエルフ兄さん、あたし、酔っ払っちゃった…」
「フフ…酔った君も素敵だぜ…これからゆっくり俺のモノにしてやる…」
とか言われながらじゃないと!
やばいデスヨやばい。マジであたし強制的にぬっちゅんぬっちゅんオッケーな状態にさせられてる!
ってあああああ。いつの間にかあたしのプリティデーモンチューニックがヘンタイゴーレムのお手手で脱がされちゃってるのよ!
もう上半身裸!さっき二の腕掴んでいた手があたしのおなか撫でまくってる!さわさわ撫でないで!
胸のびくびくってくるスゴイ気持ちイイ直球まっしぐらの気持ちよさと、焦らすように繰り返されるさわさわとした柔らかに撫で回すお腹の気持ちよさが、落差ありすぎぃぃぃぃひいいんっ!
「はあみゅうぇぇぇぇぇぇいぅぅぃぃぃぃぃぃ」
…ドワーフだから色気足りないってわけじゃないのよ?ダークエルフの姉さんだって喘ぎ声そのまま記録したらこうよ?
だってあたしこの間秘密映像記録とったもん、うちの姉さんが男2人連れ込んだとき。あんたらだってうごとかもへぇとかむがとか言いながら出してるでしょ?
って一生懸命冷静に分析してるつもりなのはせめてもの快楽への理性の抵抗。
でもそんなものはあっさり引き剥がされるんですが。ひいんっ!
あたしは頭の中で飛んだ。というか胸とお腹をいじくりまわされて、それだけで意識が飛んで真っ白になった。
一瞬気がつくとあたしは背中を思い切り仰け反らせてあたしの頭のボンボンが少しほころんじゃうぐらいに頭をふるふるさせて。
お口からはよだれがだらだら垂れてて、首筋のところまでべとべとしてる。身体ががくがくしっぱなしでほんとあたし壊れた人形みたいなのよ。
「はあ…はあ…あふう…んん…」
しばらくの間、椅子ゴーレムの機能がぴったりと停止していて、うんともすんとも言わない。
あたしの手首とお腹をしっかりと押さえて捕まえたまま、ぎゅっと拘束されているような感覚がちょっと気持ちいいかもしれない。
なんて事に気付くとあたしって淫乱マゾの気があったのかな、なんてことをもやのかかった頭で考えちゃうぐらい。
でもそうやって拘束されているのは上半身だけで、脚のほうは…ってあれれ?
なんであたし、脚開かされてるのお?
知らぬ間に、ってきっとさっきあたしが軽くイッちゃった時になんだろうけど、閉じていたはずの脚がもう思いっきり拡げられてて、あたしのスカートがペロンとめくられ、可愛らしい下着がさらしものになってる。
手と腕と同じように、ひざと太腿に触手みたいなものがくるくる巻き付いて、思いっきりオマタを拡げさせられてる。で、お約束ですよそこまで来ると。
あたしの視界には、動いてないはずだったのに動いているこのスケベ椅子の新しい触手が、先っぽから粘液をぬるぬる分泌させながら、あたしの大事な所に迫ってきて。
「ひぁっ、やっ、やめてぇっ、そこだめ、だめだめダメェ〜!」
なーんて言うとこういうスケベゴーレムは喜ぶんだろうなああたしが作者だったらきっとそういう機能付けるようん、とか思ったんだけど。
そのとおり!
触手の先がぱっくりと上下に分かれると、ぬめぬめしたものをどろどろにこぼしながら、ぱくっとあたしの下着のクロッチのところに吸い付いた。
その吸い付いた触手は、どくんどくんと波打ちながら、ぬるぬるした粘液を薄い下着越しに送り込んでくる。
それでこれがお約束のヤバメの粘液で。見てる時にはもう十分気持ち悪かったのに、それがこうやって粘液をこすりつけてくるようになるといつのまにかそのヤバさがなんか。
逆に好奇心のほうを刺激し始めるわけなのよ。それって危ないって絶対に危ないって。ってああああ!
触手っぽいのがはむはむって動きながら柔らかく舐め噛んでるよぉぉ!
んちゅ。んちゅっちゅっちゅっちゅーむむむむむむむむむむむ。
「うひいっ?」
あそこの方だけ気にしてたら。また胸。ちょ、ちょっとそんなの反則う!
あそこの感覚が刺激されたり、胸の感覚が刺激されたり。そのたびにぐわんぐわんって振り回されるの。
むちゅ、むちゅ、むちゅ、むちゅ…
ああっなんかとんとん軽く叩かれるみたいに断続的に吸われるのっ!あたしの胸のとくんとくんっていう音と一緒の速さで胸が両方互い違いに吸われるのっ!
なにその親切設計!あたしのドキドキが早くなるほど激しくイヤらしく責めてくるなんて!いやあぁぁぁん!
あたしがそうやって身体をよじりながら身悶えていると…。
それだけであたしのあそこにぴっとり引っ付いている触手が出す粘液のせいで、触手とぱんつの布地があたしの敏感なところに擦りつけられてしまって。
あうっ。
と思ったのも一瞬でした。
ずりゅっ。ずりゅっ。ずりゅりゅりゅりゅるりゅりゅりゅりゅりゅ…
ゆっくり、ねっとり、ぬっぷりと。
どくどくと先っぽから粘液を吐き出しながら、あのぶっとい触手が、あたしの可愛らしいアソコをこじ開けるように入ってくる。
そしてお約束のように先っぽだけが微妙に回転しながらどんどん奥のほうめがけてまっしぐら。狭いところなのに、きついのを無理に拡げてはいってくるようですぅ。
だめ、そこ、そこまでしか入らないからっ。そこまでしか…ああああああぁん!
ずん。って頭まで串刺しにされるような感触。
「あっひやぁああああああんんんっっっ!そこはだめぇええええ!深すぎるうっ!」
一瞬入れられた時、お腹の奥がずんっとした。ほんっとーに奥のほうまで入れられちゃって、お腹の奥が持ち上げられちゃうような、ズキン、って少し痛いような感じ。
「ひくっ、やめてぇっ、いたいよお…」
あたしは思わず涙がぽろっと出ちゃって(うそなきじゃなくて)。
そうしたら、また別の所から出て来た触手が、あたしのほほのところににゅるってやってくると、これまた可愛い舌を出してぺろぺろとあたしの涙を舐めてくるの。
ううっ、ありがとお、優しくしてくれて…って酷い事してるのあんたじゃないの!
でもほんとに危ない、一瞬でもなんかこのスケベゴーレムが優しいって思っちゃったのがほんっとーに危ない!
と思ったら、ほんとに微妙な親切設計のようで。ってひたすら相手の状態に合わせて堕とすように動作するようできてるのかしら?って思うぐらいなのよ。
奥まで入れられちゃった触手は、ずりずりと少し引き抜かれて、丁度先っぽがあたしのお腹の中の敏感な所にずりずりって当たるようになる。
すると思わず声がでちゃったあたしに敏感に反応してか、その場所で触手がぶいーんって振動しながらぐりぐり微妙に回転するの。
「いやっ、だめっ、かき混ぜないでぇ!かき混ぜちゃだめぇ!」
ぐちゅぐちゅくちゅっくちゅっくちゅっ…あふうっ…いいん…気持ちいいん…ジンジンしてくるよおっ…!ムード?はあ?そんなもんは恥ずかしさが言わせるただのいいわけよ!
だって気持ちいいんだもん!ジーンってしてくるのがおなかから身体全体にひろがってきて、熱くなってくるのよ!
そうなってくるともう上半身のオテテ型マッサージ機能のほうも心得たもので。
吸盤の吸い付きがさっきより強いのぉぉぉ!ちゅうううううって吸いつかれて乳首だけくるくる回されているのぉ!
それ大好きなのぉ、そうされると物凄く弱くてあたしおかしくなっちゃうのぉ!
あたしは思わず腰が跳ね上がっちゃって、まるで入れて入れてって腰を突き出して男の人にオネダリしているみたいな格好になっちゃう。ああっ乙女の本能がこわいですうっ!
そうしたら。
ぬちょぬちょぬちょヴうヴヴヴヴヴうううちゅぐちゅぐどくどくどくううちゅちゅちゅっちゅっちゅうううううっ!
いやあかき混ぜないでえ…かきまぜてええええ…もっといくのおおおおっ!
浮いた。あたしはふわっと浮いた。
ぎゅうっと縛り付けられていたはずなのに、椅子のやわらかな弾力を背中に感じていたはずなのに、あたしは浮いた。
浮きながら眼の奥を直接があんって思いっきりハンマーで叩かれたような衝撃が走ったのに、全然痛くなくて。それで生暖かい物の中に包み込まれちゃったみたいで。
「あっひぃぃぃぃいぃいいいいいんんんっっっ!いくいくぃくうううううううっっっ!」
…あたし…なんで浮いてるの…ああそうか…お星様…
なんで…ここ…あたしの工房だよね…
眼の前で星が点滅しながらあたしの視界がぐるぐる回ってる。
あ…気持ちいい…そういや久し振りにイッたなあ…ずっと下手な人ばっかりだったからなぁ…すっごくイイ…ふわふわだよぉ…。
でも。これが普通の生身の男だったら。
まあ気が利いた男ならぎゅっと抱き締めるし、駄目な奴ならぱっと離れたりするから、とりあえずは一息つけるんだけど。(オークだってそんなに連続は無理よ、まあ回復も早いけどね)
そこが機械の非情さって奴で。
あたしのひざを拘束していた触手、大きく脚を拡げさせていた姿勢から、あたしのひざを抱えてぐいんって引っ張る。
すると、あたしのおひざは、あたしの肩のところにくっつけられるようなところまで引っ張られて。
触手が奥まで挿れられたままのあたしの可愛いあそこ、とろとろになってぶくぶくと白い泡みたいなのをお漏らししているみたいなところが、天井に向かって曝け出されるみたいな。
お尻の穴まで、簡単に見えちゃうような…想像するだけで恥ずかしい格好にさせられるの。
「(…そんな、やだぁ…恥ずかしいよぉ…誰かに見られたら…)」
そんなことを考えている暇すらもない。
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ。
ずうん、っておなかの奥の方に低く響くような振動が始まったかと思うと。
ヴィんヴィんヴィんヴィんヴィんヴィんヴィん…どくどくどくうっ…ヴぃんヴぃんヴぃんヴぃん…
上から下へとあたしのアソコに突き刺さっている触手の先から、またいっぱい、熱い粘液があたしのおなかの中に吐き出されて、奥の方にどっぱああっって拡がってるの。
いやあ、だめえ、休ませてぇ、しんじゃうよぉ…あひいいいいんっ!
あたしの可愛いアソコをかき混ぜていた触手が、今度はゆっくり、回転を始めて。進んでこないドリルみたいに、あたしの中で回転してる。
いやあ、こすれるよお、擦れちゃうよぉ…おなかのなかが擦れちゃうよおっ…
あたしは口をぱくぱくとお魚みたいにあけて、喉の奥から発情したネコみたいな声を出し続ける。
「ヴぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんんんん…びぃぃぃぃぃぃぃ…あ”あ”あ”ぁぁぁぁぁんん…」
でもそれも。
ふと、ぴたっと止められる。
…な、もう…終わり…なのかな…。
でも…なんか…中途半端…なきが…するんだけど…。
あたしの胸のおてても、きゅうっと吸い付いたままで、乳首をつまんだまま、じっと止まっちゃって。
あ、そうか、もしかして、エネルギー切れたのかも…。
そか、よかった…でも、こんな格好、恥ずかしいよぉ…。
なんて思っていたのははっきり言って大間違いでしたんですよぉ!
にゅう。って、あたしのオマタの向こうに、もう一本。
先がちょっと細めで、でも段々太くなってる奴。それで、途中から、玉をいくつか繋げたような、ネックレスのジェムが繋がったような…
ああっ、それってそれってそれってえええ!
あたしはわかった。はっきりわかった。なんだろこれとか思っていたあたしがバカだったよぉ!
いやっそっちはそっちはだめぇえぇぇぇぇ!そっちはまだバージンなのぉ!
なーんてことをスケベオヤジゴーレムが聞き入れるはずないよね?
っていうかむしろそう言われたら必ず。
挿れる。挿れてこね回す。
そういう機能付けるに決まってるよねぇぇぇ!でもわかっていても言ってしまうのが処女の悲しさなのよ!
ぴと。
つぷ。
つぷぷっ。
いやぁ、先っぽからぬるぬるしてるのが出て、お尻の穴に塗りたくられてるよお…!
ぬ…。
つぬぬぬぬぬぬぬぬ…ぬぷぷぷぷぷ…
ぬぷうっ…ぬぷぷぷぷぷっ…ぬぷぷぷぷぷぷぷっ…!
先っぽが、あたしのお尻の穴に入ってきて。
段々と太くなる触手が、徐々に、ゆっくりとあたしのお尻の穴を押し広げるように入ってくるぅぅぅぅぅぅっ!
「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃん!」
お尻の穴が拡げられながら、触手がぬぷぬぷと入ってくると、それに反応するように、前のほうに挿れられていた触手がまた、ヴぃんヴぃんって動き始めて。
前と後ろと、同時に責められてるのおおおおっ!
でも、お尻のほうのは、途中でふっと止まっちゃう。あの丸いジェムの手前で止まってるみたい。
前のほうに入ったままのモノが、ぐちゅぐちゅってイヤらしい音をたてながら、ずんずんってあたしの奥の方を突きまくっているのに、ぴたっととまっていて。
…でも。
つぷっ。
「あうっ!」
一つ…はいったぁ…挿れられちゃったよぉ…っ!
つぷっ。
また一つ。
つぷっ。
さらに一つ。
「も、もう、入れたらだめぇ!」
当然それが、最後のキーワード。
つぷううっ!
全部…タマタマが挿れられちゃったよぉぉぉぉぉ!
そして、お尻に入っている触手が、前後に動く。
タマタマのくびれのところだけがつぷつぷとお尻のすぼまりを刺激して。
あたしは、とろとろとしたものをお尻からこぽこぽって少しずつこぼしながら、タマタマのところを出し入れされてる。
それと同時に、胸がまたくにくにってもまれながら引っ張られて、乳首もこねこねってされて。
前のほうは、楕円を描くようにぐにゅぐにゅにかきまぜられて、どろどろとしたものがあたしの大事なところからこぼれて垂れて、お尻の穴に出し入れしているビーズに絡みついていて…。
ぐちゅぐちゅぐっちゅぐっちゅぐっちゅぐっちゅずっぷぷぷぷぷぷぐっちゅぐっちゅ…
「ひああああんっ、だめえっ、だめぇ、ら…ら…ひぃっ!
だめ…一緒になんてだめぇ…そんなことしな…ひぃぃぃぃっ!」
あたしはまた浮いた。ぱくぱくって口を動かしながら浮いた。きっと何かケモノみたいな変なみっともない声だしてるんだろうなぁ…って思いながら、ふわって浮いた。
背中が沿って、真っ白にはじけて、があんって何度も殴られた。
「イッくううううううウウウウウうううっ!!!」
ぐちょぐちょぐちょぐちょぐちょちょちょちょ…
「ああっもうもうもう…何度も何度もなのよっ!イクぅううう!」
ぬちょぬちょぬちょ…ずぷつぷつぷつずぷずぷずぬぬぬうっ…
また真っ白になって浮く。頭の後ろのところをどおん、どおんって殴られるのに真っ白で…気持ちいい…いいよお…こんなの初めてぇ…!
ダメ…こんなに気持ちよくされたらあたし…おかしくなって狂っちゃうよお…あああああんんっ!いいいっ!
真っ白、真っ白…白白白白白白白白。
エルモアの山の雪の中なのにあったかくて柔らかいのに包まれてるみたいに、真っ白。
あはあ…だめよお…あたしおかしくなって…壊れちゃうよお…。
壊れちゃうよおおおお…!
ふわっと。
本当にふわっと。
その瞬間に。
どっくううううん・・・どくどくどくどくどくどくどぴゅうううううっ!どくうううん!
こぷこぷこぷこぷこぷぷぷぷぷぷぷぷぷっ…とくんとくんとくんとくん…どくどくどくどくううん!
あたしのおなかの中も、そしてお尻のほうにも。
たっぷりと、熱く煮えたぎるような粘液を出しつくされて。
真っ白になっちゃって。
ふわっと浮いた。
手足をびくびくと痙攣させながら、頭をふるふると震わせているあたし。
そのあたしの身体中の硬直が解けると、その瞬間に、あたしを拘束していた触手がすべて外れて、どさっと柔らかなソファーのような椅子に沈み込むように、あたしの身体が投げ出される。
胸は吸いつかれて、触手は前にも後ろにも挿れられたまま―――。
あは…あたしどうなるんだろ…。
やっぱりこのまま一生、このヘンタイゴーレムの一部になっちゃうのかな…。
そしてあたしはずっと、恥ずかしい姿のままみんなに見られて生きていくのかな…。
うん…でも…気持ちいいから…いいか…。
と思いきや。
ぷっしゅううううううううううううううううううう!
プスンプスンプスン…ガガがガガが…しゅぽん。
ひう?
どうやら、このエロゴーレムのエネルギーが本当に切れたらしい。
良かった…のかなぁ…でも…あたし…
もう…コレなしではいられないかも…。
…あ…なんか…ちょっと胸、おっきくなったような気がするなぁ…。
********************
「ううん…。」
あら…ねえカリンちゃん?どこいるの?」
隣の部屋で、あたしの名前をエルフのお姉さんが呼んでいる。
「うーん、こっちよー。ちょっと今、手が離せなくて。でもゆっくりしてねぇ〜?」
ごめんね。ちょっとあたし欲しいものあるし。それにさ、アンタあたしに金返してないからしょうがないでしょ?大体、歌うたいの癖に。それでお金もないのにあのローブ欲しい、このローブ欲しい、あのアクセサリも欲しい、ってさぁ…。ま、いいんだけど。
「ゆっくりって…うん…なんか身体がぼぅっとするんだけど…。
わたし、ちょっと眠っちゃったみたい…。ううん…あれ?どうしてわたし、こんな所に座ってるの?
あれ?なぜ?どうして?」
どうしてってイワレテモねえ。あたしがちょっと盛ったからに決まってるデショ?
エルフのお姉さんが座ってるのは、あたしが改良した、あのゴーレム。
名づけて!
”クルーエル・ハイパー・ホラーブル・ワイヤード・キャノン・ゴーレム69号機!”
ちょっとアレから色々工夫したんだわ。って象牙の塔のメイジを一人締めて吐き出させた、えちぃ薬と出力アップのエナジーストーンを手に入れてきたんだけど。おかげで性能140%上昇(あたし工房比)を実現なのよ!
なわけで、ぽちっと。あたしはボタンを押す。
彼女も、微乳だから胸弱そうだし、こっちのモードでいこうかな?それにうまく言ったらあたしも後で…うふふふふ、なのよ。
ウイイイイイイイイイン。
起動したゴーレムが、しゅぱっと触手(スベスベさも当然アップ)を出すと、瞬く間にエルフのお姉さんの両手両脚、ひざとひじに巻きつく。
で、思いっきり開脚。それと同時に、赤いローブの胸元(あたしが買ってやったんだ、あたしが!)がはらっとめくれて、ふるんと白いお姉さんの胸元がさらされる。
「い、いやあ、何コレぇ?何すんのよ!」
それをみた瞬間に。
「おおおおおおおおおおおおおおおきたああああああああああああ!」
「うっひょおおオオオオオほんとにきたああああああああああああああ!」
「長生きはするもんじゃのう…コレは…ウヒヒヒヒヒヒw」
ここは、あたしが作った特別劇場。
隣には、あのゴーレム椅子が置いてあって、そこにはエルフのお姉さん。
その隣の部屋に、ゴーレム椅子の部屋を中継しているのが、あたしお手製の、ミニ・ブロードキャストタワー。
んで、あたしの隣で、エルフのお姉さんがゴーレム椅子にくくりつけられている様子を覗き見ているのは、人間、オークにドワーフの爺まで、ほんとにいろいろ。
ったく、男ってほんとにスケベどもばかりだわ。ま、いーんだけど。だからあたしの金づるになるってわけよ。
「いやぁぁぁぁぁぁぁ!何するの!やめてぇぇぇ!」
あ、うん、ちょっとやめてあげるのよ。でもそれってお姉さんの為じゃないんだから。
で、ぽちっと。あたしはミニ・ブロードキャストタワーのスイッチを押す。
「あああっなにすんだけすなぁぁぁぁ!みえねぇじゃねぇかよおおお!これからいいところなのに!」
「ぬがああああああっ見せろオオオオオ!」
「ぐはああああああっ止めないでくれ後生じゃあああっ!」
ん?いいよ?
一人、とりあえず1M払ってくれたらね!あ、今からでも見たい人は来ていいよ?村の掲示板に「新型ゴーレム見学希望」って書いてくれれば、ソッコー連絡するよ?
あはは。したらこの金で今度は話せる島にでも行って、トっぽいヒューマンメイジでも捕まえてくるかな…うふふのふw
それじゃ、連絡待ってるよ〜?
(終わり)
数を数え間違えたり、途中で変更せずに更新してしまいましてすみません。
以上です。
GJ!
機械+触手プレイに萌えますた(*´ェ`*)
難点一つだけだが、改行しなさ過ぎで少し読みづらい。
思いっきりこのジャンル初心者の文章だな。慣れてないから難しいって感じると思われ。
ただそれは文章が下手だからではなくまるで逆で、上手だから。ほんとはどっかのプロ見習いかセミプロ、とにかく筋者の匂いが(藁
かわいそうなぐらい場違い感が強い…(ここは文章が少し長くなると読んでいたこと忘れるラノベ君が時々混じってるから。
いやけなしてるんじゃないよ?
初めの作品(と作者一緒ですよね?)が特にそうだけど、エロ抜きだったほうがいい作品だったろうに…というのが正直な感想です。
お疲れ様でした。
急いで来てみたが書き込むのはここでいいのだろうか・・・
新型ゴーレム見学希望
エルフのお姉さんの続きを今すぐ見せてください(;´д`)っ@
>416
なんと申しましょうか、こういうのって書くの大変ですよね…。
でもお心遣いありがとうございます。
>441
励ましの言葉、ありがとうございます。こちらこそお眼汚しでした。
>442
「ん〜?そこのHuM子さん、興味あるなら見学希望って連絡してね?」
というような感じでしょうか?(w
>443
指摘ありがとうございます。
なるべく気をつけてみたいと思います。
>444
そのとおり、ぶつぶつ言っていたとおり難しい…
後についてはコメントする事ができませんが、初めの作品は確かに
わざわざエロを絡めたという感が強く、DE姉さんからすると
「脱ぐ必然性がないわ!」
というところでしょうか。
ご意見アリガトウございました。(←ところどころにウェンディが残ってる)
よし、次の作者カモン
長めのがドカンときたら512KB超えするかも試練。
449サン、そろそろ次スレを検討してみてくれ。
449 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 19:38:34 ID:DtVOM2HO
十分に検討し、前向きに熟慮したが規制で次スレ立てられないようだ。
>>450任せた。
スレ立て行ってみる
>>415 しっとりとした情景が浮かんでくるような作品でした。すごくよかった。
次回作期待してます。
腐女子臭い物言いの後書きなら本気でいらんからな。
このスレの保管庫を作ってもよかですか?
職人様の意見お待ちしてます
訳のわかんない偉そうな何様レスなら本気でいらんからな。
>>455 心当たりの有る奴しか反応しないものだからな。
いいからこの世から消えろとまでは言わんから、2ch&2ch関連全てから消えろ。
久しぶりに来たら新しいSSが読めていい感じですね。
で、DAT落ち境目にうpするのは正直恐いのですが
その恐怖を快感に変えて、ドカンと長めの行っちゃいますよ。
>>345の続きです。
水晶球に、白いローブの女僧侶と、若い男魔法使いが映っていた。
女僧侶は真っ黒な磔台にX字に拘束されている。魔法使いはその正面に立っていた。
『あなたは信頼できる同僚で、素晴らしい魔法使いだった──どうしてなの、レクター』
白いローブの女が言うと、魔法使いのレクターも言い返す。
『私は何も変わっていませんよ。変わったのはあなたのほうです──セックス奴隷のアンナ先輩w』
そんなやり取りを水晶球が映し出す。
その水晶球の前に、若いヒューマンの娘が立ちつくしていた。
「レクター・・・」
ぼんやり呟く首筋に、突然、黒くヌメ光るレザーを纏った腕が巻きついた。
「ひ?!」
悲鳴を上げる娘の腰に、もう一本黒いレザーの腕が絡みつく。
「──油断にもほどがあるわよ、お馬鹿さんw」
「ス、ステラ?!」娘は叫んだ。「どうやって手錠を・・・」
「ダーリオが外してくれたわ」
「ダーリオのアホ・・・!」
叫ぶリバーを、ダークエルフの女は床に引きずり倒した。
背後からリバーの柔らかい胴体に太腿を回して締め上げ、耳元に唇をつけて冷たい声で囁く。
「殺してあげようか。私のフィオレを裸で放り出した代償に」
「レ・・・レクターを・・・呼ぶわよ・・・っ!」
「そうは行かないわ」ステラは微笑んで、リバーの首をねじ上げた。
「うぐ」
Wisをするには、ふつうに会話をするよりも集中を要する。首を締められたり揉み合っていたりするときは、Wisをする余裕はない。
「Wisしようとしたら、締めるからね」リバーの耳に囁いて、ステラは腕の力を緩める。
「こ・・・殺してやる」リバーが叫ぶが、その声には涙が混じっている。「ころして・・・うぐッ」
ステラが、緩めた腕をもう一度締め上げた。
リバーの目は宙を泳いで焦点を失った。
「目を抉られても、腕を離しはしないわ──目と喉を交換してみる?」
ぱくぱくと魚のように口を動かすリバーに、ステラは腕を緩めた。
「・・・くそっ」リバーが涙混じりの声で言った。「裏切っ・・・くそダーリオ・・・」
リバーの手がステラの黒いオペラグラブをひっかく。と、コォォォーンと高く澄んだ音が響いた。
クリスタルの鳴く音だ。続いて、淫靡な震動がその黒いレザーの表面を包む。
ステラが身に纏っているのは、薄く引き延ばして魔法で加工されたクリスタルレザー。衝撃を受けると音叉のように長い間震動し、バイブレーションするようにできている。
「ふッ──ふふふ」ステラは淫らな笑いを洩らした。「いいわ。もっと抵抗してごらん」
「この変態、レズ女・・・」
「可愛がってあげるわ、お嬢ちゃん」
ステラの、首を締めていないほうの腕がするりと下りて、リバーのローブの胸元に潜り込んだ。暖かいリバーの肌をまさぐり、ブラジャーを掌で包み込む。
リバーは無言で集中を始めた。途端、ステラの腕がミシッと音を立てて細い首を締め上げる。
「えぐ」リバーはWisに失敗して目を白黒させる。
ステラはかすれた声で笑いながら、リバーの胴体に絡めていた脚を解いて、体勢を入れ換えた。
首を離し、ローブの胸元から手を引き抜いて、ぜえぜえ喘ぐリバーを仰向けにする。そのウェストにまたがって、馬乗りになった。
美しいダークエルフの女尻に、ふさふさと黒い馬の尻尾が揺れる。ステラの腰には、いまだに幅1cmしかない黒いバンドしかつけられていなかった。
ぬめ光る黒いレザーに包まれた綺麗なバストラインが水晶球の映像の光に浮かび上がる。
ステラはリバーの両手首をまとめて握り、床に押さえつけた。
「・・・やめて。マジで」リバーはか弱い声で言った。「私、レズじゃないから。お願い」
「願いごとをしろなんて言っていないわ」とステラ。「黙っておとなしくしてればいいのよ」
「キモイ」リバーはそっぽを向いた。
が、その胸は明らかにふだんよりも激しく、早く、上下していた。
「可愛いお馬鹿さんねw」ステラは笑った。
「馬鹿にすんな」
「お前は馬鹿よ、お嬢ちゃん」
「うるさいなぁッ・・・!」泣きながらリバーがステラを睨む。「汚いオマンコくっつけんな!」
その瞬間、リバーの頬が力いっぱいビンタされた。
打擲の音と、リバーの頭が床にぶつかる音が同時に起こるぐらい激しい一発だった。
「私を侮辱するな」
ステラが刃のような声で言う。
リバーは目を泳がせながら、ぐったりと横になっていた。
「私を汚いなどと呼ぶな、馬鹿娘」
「・・・なら、私のことも」泣き声で、しゃくり上げながらリバーが口答えする。「馬鹿って言うな・・・!」
「お前は馬鹿よ」
「馬鹿じゃない!」リバーが泣き叫ぶ。「くそダークエルフ」
また強烈なビンタがリバーの頬を襲う。リバーの目がどこかへ飛ぶ。
「お前は馬鹿よ。レクターなんかを信用して、抜き差しならないところまで来て──自分が悪人ではないことに気がついた」
「う・・・」
「お前は可愛いおバカさんよ。レクターなんかに夢中になって」
「うるさい・・・なぁっ・・・」
リバーの瞳に涙が盛り上がった。
ステラは薄く笑いながらリバーの顔に美貌を近付け、リバーの小さめの胸に手を乗せる。
ゆっくりと、その胸の頂点を掌で押し包む。
「──硬くなってるわよ、ほら」微妙に嘲笑を含んだ笑いを浮かべる。「いやらしいおバカさん」
「う・・・うぅ・・・」リバーのすすり泣きが、少しずつ熱っぽくなっていく。「ちくしょ・・・う・・・」
低くて甘い声がそれに重なって響く。
「おとなしく言う通りにしなさい。可愛いおバカさん──レクターなんか、忘れさせてあげるわ」
「・・・いい眺めだな」
戸口で、女たちには聞こえない小さな囁き声がした。
「うむ」低い声が答える。「いい尻だ」
「ステラじゃねえw リバーだよ。見ろ、もう喘いでやがる」
わずかに開いた戸口から、ダークエルフの男とオークの男が部屋の中を覗いている。
水晶のぼんやりとした光の中で、ステラとリバーは女同士キスを始めていた。
「──さ、ドン、俺たちも仲間に入れてもらうとしようぜ。ステラはお前にやるよ」
扉の中に忍び込もうとするダークエルフの襟首を、オークの手がむんずと掴んだ。
「仲間を犯すのは好まん」
「心配するな、仲間に入れてもらうだけだ」
忍び込もうとするダークエルフの襟首を、オークのドンがまた掴む。「血を見るぞ、ダーリオ」
「あの程度の女に負けるかよ」
「ステラを殺すことになると言っている」
「・・・そうだな」ダーリオは不満そうに呟いた。「確かに、惜しいな」
「あの娘は諦めろ。もうステラのものだ」
「俺が欲しいのはあいつじゃねえぜ」ダーリオが少し熱のこもった声で囁く。「フィオレお嬢様さ」
「なら尚更だ。諦めろ」
「石頭めw」
喘ぐリバーの声に混じって、水晶球から審問官の声が聞こえた。
「──オホン。えー、では、被告人アンナ司祭とxxxJSxxx側の証人レクターさんに交互に発言してもらい、事実を明らかにしたいと思います」
アンナが、レクターを見つめていた瞳を上げ、妙に火照った美貌を太った司祭に向ける。
涙だけでない、妖しげな熱のこもったアンナの視線に、マイノーズは声を上擦らせた。
「いた──オホン、オホン、異端審問被告人、アンナ司祭。あなたはこのムービーが事実であることを認めますか?」
「このムービー」というのは、この審問のきっかけとなった凌辱ムービーのことだった。
そのムービーの中で、二年前のアンナ──処女だった女僧侶アンナはxxxJSxxxに何度も繰り返し犯され、処女肉に彼の精液を注ぎ込まれ、性奴隷の刻印と呼ばれる儀式を施されていた。
アンナがこの異端審問に呼ばれたのは、ムービーの中で怪しい儀式を受けていながらそれを神殿に隠していたこと、JSの凌辱によって性的な快感を得、昇り詰めていることが理由だった。
──少なくとも、表向きの理由はそのふたつだった。
「・・・はい」囁くようにアンナが答える。「私は・・・ああやって強姦されました」
「このムービーが事実であることを認めるのですね?」マイノーズが重ねて聞いた。
「・・・はい」
「つまり、処女のクセに立て続けに五発も巨根の男を咥え続け、きっちりアクメも覚えたというわけだ」
ヒューマンの騎士、ベイン卿が鷲鼻を上下させながら言った。
「ち・・・!」アンナは息を切らせた。「違います! そういう意味では・・・」
アンナの頬にカッと血が昇るのを、男たちはニヤニヤ笑いながら見ている。
「見ればわかるでしょう?! 私はJSに強姦されて・・・」
「JSのデカ魔羅に馴染まされ、最後にはマン汁垂らしてヨガっていたな。──見ればわかるw」
ベイン卿に言われて、アンナは息を飲んだ。トロリと潤んだ瞳で鷲鼻のヒューマンの騎士を見る。
「それは・・・あの刻印で、おかしくなったからです。自分で望んだわけでは・・・」
「どう言い逃れるかと思っていたら、魔術のせいだとは」ベイン卿がせせら笑った。
「本当です! あれは性奴隷の刻印と言って、女を呪縛するための──」
「では、刻印についての質問に移ろうと思います。が、その前にムービーについて他に主張したいことは?」
アンナは首を振った。「・・・いえ」
「証人レクターさん。いまのアンナ司祭の主張について、反論は?」
「ありません」レクターは微笑んだ。「見ればわかることですから、ねw」
アンナは唇を噛み締め、悔しそうな目でレクターを見つめた。
「では次に、刻印について。今度はレクターさんに先に発言して頂きます。証人レクターさん。このSSを見てください」
でっぷり太った審問官の男が、非常に大きく引き延ばされたSSを一枚、両手で掲げる。
広げられたSSには、危ういほど若い娘の裸体が映っていた。
白い太腿を大きく開き、カメラのほうに秘部を向けて、少女らしさの残る下半身を撮影されている。上付きの秘裂のすぐ上からお臍のあたりにかけて三色の蛇が這っている。少女の秘裂は、真っ白なザーメンと処女の血で紅白に濡れていた。
そのSSは、凌辱ムービーの刻印を打たれた直後のシーンを、SSに撮り下ろしたものだった。
「やめて!」白いローブの女僧侶が手足の枷をガチャガチャ言わせながら叫ぶ。「見ないで、レクター!」
「アンナ先輩ですね。よく撮れてますね。こんなに薄い毛をしてたんですねw」レクターは彼女を嘲笑う。
「う・・・ううっ・・・ひどいわ、レクター・・・ひどい・・・」
「レクターさん、この赤、白、黒の三色に分かれた呪文は何ですか?」
「それが性奴隷の刻印です」とレクター。
「刻印とは何ですか? 知っていることを説明してください」
「性の交わりのために使われる特殊な入れ墨で、男の精液を呪的に取り込み、女がセックスを楽しめるようにするのです」
「なんと邪悪な・・・!」ベイン卿が怒りの声を洩らす。
「この入れ墨を持つ女は、精液を注がれることで快感を得ます。また、生命力も得ますので、食事や睡眠を減らしても健康でいられます」
「つまり?」審問官が先をうながす。
「つまり」レクターはニヤリと笑った。「女をサキュバスにするための入れ墨ですよ」
「なんだと・・・!」
審問官たちは色めきたった。
「ということは、この司祭は昼も夜もなく精液を注がれて生きてきたというのか?!」とベイン卿。
「レクターさんの証言について、何か反論はありますか、被告人アンナ司祭?」
泣きじゃくるアンナがのろのろと顔を起こした。
目の前には巨大なSSがあって、少女だったアンナが無残な姿でこちらを見つめている。
「私は・・・私にはもう、その刻印はありません。自分で封印して・・・」
「いま話題にしているのは当時の話だ。現在のお前ではない」とベイン卿。
「レクターさんのいまの証言に対しては、何ら反論はないということですか?」
「・・・ひとつ、補足することがあります」
「どうぞ」
「あの入れ墨は精液を魔力に変えます。だから、女は妊娠しなくなります。ただし、鍵の入れ墨を施した男の精液だけは変換できないようになっています。
連合はそれを使って、女を性奴隷としてこき使います。だから、性奴隷の刻印と呼ばれるのです」
「なるほど」
「それから・・・」言いかけたアンナは、半端に口を閉じた。「いえ、何でもありません」
「つまり、この聖女ヅラした女司祭アンナは、異端の司祭に入れ墨を施してもらい、寝る間も惜しんでエルフどもと背徳の交わりを結び続けたのだ!」
ベイン卿に混ぜ返されて、アンナは絶望的に呻く。「違いますッ・・・」
「まあ、まあ。いまは刻印についての発言にとどめましょう。アンナ司祭が淫乱であるかどうかは、また別の問題としますw」
マイノーズ審問官はぬけぬけと卑猥なことを言いつつ、「では次」と場を仕切った・・・。
500KB超えたら24時間でDAT落ちすると聞いたのですが本当でしょうか
そのへんよくわからないので一度止めますね。
エロくなくてすみません。近いうちにエロいとこまで行きますので、今日はご容赦を・・・。