1 :
名無しさん@ピンキー:
普段は普通の女の子なのに
Hの時になると淫乱でもないくせにデレデレになってよがりまくる。
な感じのシチュスレです。
オリジ、エロパロ、どちらでもどうぞ。
にげと
保守
4 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 11:58:54 ID:xAxhN+O3
職人まちつつあげ
5 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 13:56:58 ID:rLa3xWP8
このスレは伸びる
すこやかにー、のびやかにーsage
思うにここはエロパロが白熱しそうだ
8 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 21:56:14 ID:D76ASXFR
主人公が女子小学生で、相手が団塊ジュニアきぼん
ようするにツンデレ書くスレなんだろ
>>9 違う!!
えっちの時にデレていれば、普段はツンでもクールでも普通でもなんでもいいんだ!
パロのHシーンでキャラが壊れるくらいデレデレになってしまったときの落とし場所と判断
12 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 21:11:53 ID:prjji2zo
なんか、デレデレになったときのセリフがあまり浮かばないな。
男の名前を呼んだり腰振りまくったり強く抱きついたり、そういうのは思いつくんだが。
13 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 02:42:36 ID:Eb2zGl2O
保守
気持ち良さ欲しさにデレデレになるでおk?
それはむしろ淫乱だから、違うんじゃね?
普段は男勝りの性格で言葉使いもしぐさも男っぽい女に
「おいおい君は女の子なんだからもっと女の子らしくしないと」
と言う。すると女は
「あー?!うるせえよてめえ誰だよ」
みたいに言い返してくる。そこでセックスセックス!
「ふふ、口でなんと言おうとやはり君は所詮女だな」
「ハアハア・・・・・私は・・・女・・・女なんだ・・・・
嗚呼・・気持ちいい・・・アンアンアアア・・・・」
みたいな展開がいいのかな?
それも陵辱とか調教とかのジャンルで、デレデレとは違う気がする
淫乱でもツンデレでもなく、Hの時だけデレって実はかなり難しいシチュなんじゃない?
>>1には具体例を挙げて欲しいな
でないと書けない
考えてみたがいわゆるスイッチが入る以上のことが思い浮かばない…
普段は猥談にも赤面するとかで、そのケがなさそうなのに
いざやると一生懸命になるとかぐらいか
ただこう書くと単に公私がはっきり分けられてる娘と言う感じになるか
自分の考えもほとんど同じ。
ベタ惚れの娘さんが彼氏に甘えたい気持ちを抑えて抑えて、
Hの時にやっと抑えるのをやめて、あとはもうスイッチが入ったって感じ。
体の快感より心の快感を優先したり、相手とのSEXに幸福感を感じるから
その充実感を離したくない、だから甘えてくるって感じだろうか。
・・・・日本語変だな、吊ってくる。
ちょいとネタ浮かんだんで
今から書き始めます
できたら明日までに投稿します。
要は日頃クールでHの時デレすれば良いわけだよな
前半部分投下します。
携帯からなんで見にくくなったらごめん
放課後。部活で俺とその隣の女は必死に文を書いている。
俺の名前は瀬上亮太。(せのうえりょうた)高校二年。
そしてコイツの名前は小川雪美。(おがわゆきみ)同じく高校二年。
スタイルはかなり高校二年にしちゃ良い方だ。 Dカップあるんじゃねぇか?
顔はアイドルがまさに顔負けするほど綺麗だ。
しかし、男勝りな性格なせいで、女の友達ができないらしく、さらに顔のせい(おかげ?)で男も近寄りがたいようだ。
二年にもなるってのに、まともな友達は俺だけだ。まったく、寂しい奴だ。
そんなコイツの将来の夢は作家だって前言ってた。
で、部活の名前は論文部。
でも実は物語でもなんでも良い。言うならば官能小説も。
そんな論文部だが、部員はたったの三人。
そのうち一人は幽霊部員なので実質二人。その二人が俺たちだ。
あ、言い忘れていたが、俺とコイツは恋人同士でもなんでもない。
でもはっきり言って俺はコイツが好きだ。
しかし、コイツは俺の事を恋愛対象とも見ていないようだ。
・・・・悲しい事だ。
だから俺はコイツをなるべく男だと思って生活している。
ふと思った。
・・・・官能小説でも書こうかな・・・・。
「・・・・官能小説でも書こうかな・・・・。」
しまった、口に出してしまった!
「オレはそういうのは知らないからな」
頬を少し赤くして作文用紙に向かいながらボソッと言う。
可愛い。
俺は少し悪戯をすることにした。
「なぁなんかえっちなネタねぇ?」
「あるわけねぇだろ!」
ちょっと怒らせたみたいだ。
それっきりで三十分くらい無言の時が続いた。
ポツンと俺は口を開く。
「あぁ〜やりてぇなぁ〜」
反応するか!?
「なんだったら、オレがしてやろうか−−−」
予想外の返答に俺はビックリした。
中途半端でスマソ
携帯で書くのってむずかしいな。
続きはパソコンで打ちます
GJ!
続き期待
GJGJGJ!!
27 :
チンチン:2006/08/10(木) 08:59:01 ID:yPVss3fR
わあ
28 :
名無し曰く:2006/08/10(木) 14:16:06 ID:WZVK1b6/
書こうと思えば書けるけど・・・
男勝り・・・ねぇ・・・
兄貴みたいな女の子なら書けるぞ。
29 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 16:33:56 ID:h0qUFVJq
良スレ
30 :
名無し曰く:2006/08/11(金) 10:16:06 ID:kra104nw
俺も投下
31 :
名無し曰く:2006/08/11(金) 10:31:45 ID:kra104nw
俺の名前は神坂和馬(こうさかかずま)どこにでもいる高校1年生。
ルックスもフツー、成績もフツー、スポーツにおいてもフツー。
要するに凡人だ。
俺ン家の隣に住んでるのが橘真帆(たちばなまほ)俺と同級生。
勉強もできるわ、スポーツもできる。なによりカワイイ。超絶カワイイ。ハンパなくモテる。
コイツとは小さい頃からの付き合いで、まぁ・・・要するに幼馴染というやつだ。
はっきり言って、幼馴染というポジションに感謝している。
なんというか・・・要約すれば俺はこの女に惚れているのである。
でも、一つ問題があって・・・・
「おらぁ!学校行くぞッ!和馬ァ!!」
男勝りをも超越した・・・姐御・・・いや、当てはめるといったら『兄貴』
異常なまでの勝気・・・?と言えばわかってもらえるだろうか?
そんな事を考えつつも、一緒に学校に行くのであった。
32 :
名無し曰く:2006/08/11(金) 10:44:04 ID:kra104nw
俺は部活をしていない。帰宅部というやつだ。
なにが嬉しくて汗水たらして運動せにゃならんのだ、といつも思ってたりする。
真帆も部活には入っていない。どこぞから誘いがあっただろうに・・・とか考えながら自宅へ一人で帰っていく。
ふいに背中を思いきり叩かれた。こんな事をする奴は一人だけ。
「いっでぇぇぇぇ!!!なにすんだ!?」
「なっはっは。あまりにもボケっとしてたからな、この俺が喝を入れてやったわけよ。」
「お前の方が必要なんじゃねーか?」
「んだとぉ?このやろぉ。」
そういってヘッドロックを極めてくる真帆。
ああ、胸が・・・胸が当たってる。とか思いながら痛みと幸せを感じている俺。
(コイツ、胸意外とあったんだな。)
DとEの間ぐらいであろうか。それが俺の顔に押し付けられてしまう。
思春期の男には拷問に等しい。どんどんと俺の愚息に血が集まってくる。
33 :
名無し曰く:2006/08/11(金) 11:11:59 ID:CEhri6FJ
(これ以上はヤベェ)
そう思って拘束からはずれる。あの柔らかな胸が離れていくことが寂しかったが、それどころではない。
俺のズボンには立派な富士山が・・・
「あんだぁ?なに立派にチ○コおったててんだ?俺の胸に欲情したか?ん?」
まるでデリカシーの欠片も無い、しかもここは天下の往来。
そんな事を言葉に出すものではない。
俺はへコんでいた。そりゃそうだろう。好いた女にあそこまで言われてへコまない男などいるのだろうか?
否、少なくともこの俺はジタバタしている。
「あ〜っ・・・もう悪かったって。今日は俺が晩飯作るから。」
「いや、俺が作るからお前はなにもしなくていい。」
俺たちの家はどちらも共働きで、家族といるよりコイツといるほうが長いくらいなのだ。
だから、飯も作れるはずも無く二人でご飯を作ろうという事で収まったはずなのだが・・・
コイツには短所があった。
料理がヘタクソ過ぎる。
とりあえず乙だが
ここは俺女の男勝り女しかダメなのか?
35 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 19:31:12 ID:ukdGGrrY
それもありってことだろう
今日は市の花火大会である。湖の近くで300発ぐらいしかあげない田舎祭り
俺は一人で見に来た。そこで弟とはぐれた高校の同級生の飛田恵子に会った。
「焼きそばおごって」
そんなに仲良くない俺に焼きそばをおごおらされた。まったくもってずうずうしい。
容姿が悪くないからまた腹が立つ。浴衣も似合ってる。
焼きそばが焼けるのを待ってると女の子が三人が飛田に話しかける。
中学のころの同級生か?聞く気もなかったが話が耳に入ってくる
「あれ彼氏?」
「ちがうよ」
まあそうなんだけど。・・・はぁ
彼女が帰ってくる。
「あいつらといかないのか?」
「え?だって」
そういって焼きたての焼きそばを指差す
その後も彼女はたこ焼きとジュースを俺に買わせた。
100円のくじ引きもした。
彼女の戦利品はぬるーいオロナミンD
俺のはアイスキャンデー。まあそんなもんだろう。
「食べもの買ったし、もうそろそろ座るとこ探そうか」
「あのね弟が行きそうなところがあるからちょっといこうよ」
そういわれて祭りの中心からはなれて湖岸を歩く
周囲300m誰もいなくなった。
俺はアイスキャンデーがとけるのを思いだし封を開ける。
携帯が鳴った。おれは左手が焼きそばの袋でふさがれてるので
歯でキャンデーの持つところをかんで携帯を探した
ポケットに手を突っ込み携帯をつかむと、
飛田がアイスをなめだした。
俺の時間が一瞬とまる。
ポッキーゲームのような状態で飛田は俺のこの正面で
舌でなめている。彼女の舌が、唇が、閉じたまぶたがおれの目に入ってくる
キスよりもエロくフェラよりもきれいに
飛田は閉じた目をあけると口に頬張り
ほおばり・・・
ほおばり・・・・・・
彼女の口の中を想像して俺は真っ赤になった
そして
ガブ!
彼女はキャンデーの棒があるとこまで噛んで俺の口からアイスキャンデーを奪った
なえる俺の息子くん
オロナミンを突き出して言う
「交換して」
勘弁してください
あなたの口は先に言葉で交渉すべきです。
俺たちは弟のいそうなところまで来たが誰もいなかった。
座って花火があがるのを待つ。
「さっきの興奮した?」
やっぱり狙ってたか
「だれもこないししてもいいよ」
なんだこの女
「いただきます」
今度はかまないでね
これさあ、エッチ部分書いたら
そのとたんにキャラが立たなくなるwww
女の方が男にデレてる理由をちゃんと書いておかないと難しいだろうな・・・
そういう意味では心情描写が一種の武器になるかも。
設定が難しいな
エロパロ板だけの特権なわけだが、ハードルが高い。
なんかいろんなのが猛威を振るい始めたな
41 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 16:28:24 ID:WIcEWe6G
期待アゲ
42 :
名無し曰く:2006/08/14(月) 20:05:19 ID:anTGAdYx
>>33の続き
実は俺は風邪をひいたときに、真帆にお粥を作ってもらったことがあるのだ。
だがそのお粥が問題で、中に入れたものというのがにんにくのすりおろしに、大根、
鰯の頭、チョコレート、しかもうなぎが乗っけてあった。
とにかくそれ以上何が入っているかはわからなかった。
おそらく、精のつくものと体力のつくものをまとめてぶち込んだらしい。
チョコレートは意味不明だったが・・・
「やめてくれ!!お前の作るのは『料理』じゃない!科学兵器だ!!」
「るっせーなぁ。俺だってマトモなもんくらいつくれるわ。」
(ああぁぁ!!頼むから俺の言うことを聞け!)
なおも料理を作ると言って聞かない真帆。
暖簾か?はたまた腕か?アイツは糠か?俺は釘か!?
その思いが通じたのだろうか、真帆は料理をすることを諦めたようだ。
「その代わりスッゲーウマいもん作れよ!わかったか?」
なんで俺は損な役回りなんだろう・・・と思いながら家路についた。
43 :
名無し曰く:2006/08/14(月) 20:06:22 ID:anTGAdYx
「ぷはぁぁ〜ウメーなぁ。おい、和馬。おかわり。」
真帆に化学兵器を作らせるわけにはいかないので、俺は腕を振るって料理を作った。
夕食に出したのは『ボルシチ』と呼ばれるロシアのシチューみたいなものだ。
(確か・・・初めて真帆に食べさせたのが、この料理だっけ・・・)
懐かしい思い出が頭をよぎる。
記憶にあるのは6〜7歳頃の真帆の姿。
(あの頃は真帆もカワイかったなぁ〜今より素直でさぁ・・・)
妄想の世界に入っていた俺の横っ面に拳がヒットした。
何かと思えば真帆が皿をこちらに突き出していた。
「聞こえねーのか?うぉら、おかわりだっつってんだろ!」
えぇ〜・・・と思いながらもシブシブとおかわりのために、ボルシチをついでやる。
やる事もなくなったので俺は風呂に入ることにした。
「おい、俺風呂入ってくるから。その皿、水につけとけよ。」
「へいへい、了解しましたよ。」
そうして俺は風呂へ向かうのであった。
一人残された真帆は、ゆっくりと動作を開始した。
44 :
名無し曰く:2006/08/14(月) 20:06:54 ID:anTGAdYx
向かった先は和馬の寝室。本や雑誌が散らばっている汚らしい部屋だった。
(んだよ・・・アイツ・・・もう少し俺のコト・・・気にかけてくれたっていいだろ・・・)
そう思いながら脱ぎちらかされたパジャマを手に取り、そのパジャマの匂いをかいだ。
そして、掴んだ手とは反対の手を自分の乳房へと導く。パジャマは洗濯前なので、和馬の匂いが染み付いていた。
真帆はほぼ毎日この行為を続けている。
「んはっ・・・和馬ぁ・・・好きぃ。」
甘い吐息とともに言葉が紡がれる。
普段は憎まれ口しか叩かない真帆だが、この行為のうちは素直になることができた。
乳房の先端を指でつまんでみたりしながら、より一層官能を高めていく。
そして掴んでいたパジャマを離し、もう片方の手を秘所に伸ばす。
「きゃうっ!・・・んぁぁぁッ!!」
いつの間にか、和馬のベッドに横たわりながら秘所をいじくっていく。
真帆の頭の中では、自分の指は和馬の指になっていた。
「か、和馬ぁ!もっと、もっとしてぇ!!」
愛液の量が増え、自分のショーツはもはやグシャグシャになっていた。
そして、真帆は絶頂を極めようとしていた。
「やはぁぁぁぁン!!」
ピンと仰け反り、しなやかな体躯を振るわせる。
そしてぐったりと糸が切れた操り人形のように、ベッドに横たわった。
時折体がピクリと動くのは絶頂の余韻からくるものであった。
(・∀・)イイヨイイヨーGJダヨー
46 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 18:13:35 ID:6sYzpOKi
このジパングもうちょいでパンク
47 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 17:31:39 ID:wHZ/Jags
このジパングもうちょいでパンク
なんとも言いようがないライミングだな。
いいもん持ってる気はする
別の意味で・・・・・・
ああ、これライムスターのヤツなのね。
ダカラドーダコーダトイウワケデハナインデスガ。
ツヅキマダカナー・・・
書けばいいじゃないか!
54 :
名無し曰く:2006/08/22(火) 16:46:39 ID:2q6jjNVT
>>44の続き
「お〜い。風呂開いたぞ」
その声で真帆は一気に正気に返った。
いそいで身なりを整えなければ・・・と。
「るっせ〜な!わかったよ!!」
返事がないのもまずいので適当に返事をしておく。
開いたシャツのボタンを留め、スカートをしっかりはいておく。
パンツはもうどうしようもないぐらい濡れていた。
(コレ・・・どうしよ・・・)
さんざん悩んだ挙句、いっそのことはかないことにした。
よーするに今真帆はノーパンなのだ。
(ちょっと帰ってかわりのパンツをはいてくればいいか・・・)
そしてくるくると丸めてポケットに押し込んでおき、階段を急いで
降りて自分の家に向かった。
パンツを処理した後、着替えとバスタオルを抱え足早に和馬の家に向かう。
家の一階には和馬の姿は無く、薄暗く蛍光灯が自分を照らしていた。
「なんだ・・・二階に上がっちまったのか?」
和馬の部屋からは小さくではあるが音がもれていた。
大方音楽でも聴いているのだろうと思い、真帆は風呂に入ることにした。
そしてザッと風呂に浸かって上がってきた真帆は冷蔵庫の中を探り始めた。
「くそっ、アイツ牛乳は買っとけ・・っつったのによぉ」
真帆は風呂あがりに牛乳を飲むのを習慣としていた。だが、今日はたまたま牛乳をきらしていた。
悪態をつきながらも探る手をやめない。
もうこの際飲み物なら何でもいいや・・・と思いながらふと目に止まるものがあった
55 :
名無し曰く:2006/08/22(火) 16:47:16 ID:2q6jjNVT
真帆はそれを手にとってみる。透明な瓶で中には液体が入っていた。
特に気にはせずその液体を一気に煽った。
その直後に頭の芯が痺れて、自分では制御できなくなっていた。
そして、自分の意思とは関係無くに和馬の部屋へと向かった。
そのころ和馬は自分の部屋でヘッドフォンをかけて音楽をきいていた。
あまり夜遅くに大音量で音楽を流すわけにもいかないので、10時以降はこうしてヘッドフォンをかけるようにしていた。
だから、侵入者にも気づかなかったのである。
「かっずまぁ〜♪」
和馬は一瞬心臓が飛び出るかと思った。
何かと思いヘッドフォンを外し後ろを振り返ってみる。
そこにはなんと頬を上気させた真帆が後ろから抱きついてきていた。
「ちょ・・・おま、なにやってんのさ!?」
「え〜?なにって抱きついてんのぉ」
(なんだ?性格かわってるぞ!?)
真帆が飲んだ液体というのは、実はお酒だったのだ。
和馬自身も知らずに置いてあったのを真帆は飲んでしまった。
しかも真帆はそうとう酒グセが悪い・・・というか人格が変わってしまうのであった。
「えへへっ、和馬ぁ。目ぇつぶってて」
「なに、すんだ・・・よ?」
「いいからつぶってるの!」
和馬は、少し怒られてしまい何故こうなっているかを聞き損ねてしまった。
まぁ言うこときいてからでも遅くはないよな・・・と思いながら目を閉じた。
イタズラされると思い込んでいた和馬は、いつ衝撃が来ても耐えられるようにしていた。
だが、いつまでたってもそれがこない。
逆に怖くなって、そ〜っと目を開けようとした。
でも、衝撃は次の瞬間にやってきた。
56 :
名無し曰く:2006/08/22(火) 16:47:48 ID:2q6jjNVT
「んんっ!?」
喋りたくても喋れなかった。そして驚いて目を見開いた。
超至近距離に真帆の顔があった。
触れているのは互いの唇。和馬の頭は温度が急上昇した。
(え!?コイツなにやってんの!?・・・キス・・・だよな?何で!?)
唇を離そうと必死にもがいてみせたが、真帆は両手でがっしりと和馬の頭をホールドしていた。
そしてたっぷり5分間、和馬は真帆のキスを受け続けた。
やっと話ができる状態になると和馬は真帆に問いかけた。
「なにやってんだよ!?」
「え〜?なにって、キスだよぉ」
(やっぱり性格おかしくなってる・・・)
「だからって・・・なんで・・・」
「・・・だって・・・私、和馬のこと好きだもん・・・」
照れながら真帆は言ってみせる。
真っ赤になった顔は和馬には向けられておらず、うつむいていた。
(いっつもなら私なんていわねぇだろ・・・)
そう考えにふけっていた和馬は真帆が再び唇をあわせようとしているのに気づかなかった。
気づいた時には、時すでに遅し。2回目の接吻を許してしまう。
「ふぅぅぅん・・・んくぅ」
さっきよりも激しいキスに、和馬は戸惑いの色を濃く見せた。
しかも真帆は自分の舌を和馬の口に侵入しはじめた。
「っ!!??んぅぅっ!!?」
和馬は真帆の舌を全力で阻む。
しかし、真帆の舌はスキを見つけて一気に和馬の口腔内に押し込んだ。
和馬の舌を絡めとりながら淫靡な音をたててゆく。
(ん?なんだこの味?・・・酒?)
57 :
名無し曰く:2006/08/22(火) 16:49:03 ID:2q6jjNVT
真帆の舌からは僅かに残る酒の匂いがした。
それで和馬は確信を持った。
だが、何故かこの行為をやめようとはしなかった。
「むふぅぅっ・・・ちゅる」
和馬は、ついに床に押し倒された。
一方的なキスと真帆の・・・いや、女体に興奮を覚えていった。
真帆の乳房が自分の胸で潰れる感触というのは、思春期の男にとって耐え難いものだった。
そして、自分の意思とは関係なく和馬の息子は体積を増していった。
「んちゅる・・ん?ぷはっ。和馬、おっきくなってるね?」
「し、しょーがねぇだろぉ!?こんなことされて黙ってられるかっつーの!!」
勃起を知られた恥ずかしさからか、半ば逆ギレになって叫んだ。
「このままじゃ苦しいよね?私が楽にしてあげるね」
そう言って真帆はキスを再開しながら右手を下の方に持っていった。
チャックを開け、トランクスから和馬の逸物を露出させた。
とっさに和馬は手で隠してしまう。だが、真帆の舌技により力がどんどん抜けていった。
「ん・・はぁ・・・おっきいね。普段もこんなんなの?」
「いや・・・興奮した時とか・・って何いわせんだ!」
「ゴメンゴメン。お詫びに口でしてあげるから」
「口だとぉ!!???」
清楚な顔して何と淫乱なことを言うのだ・・・とおもいながらも抵抗する気力が全くない。
そして、和馬の逸物に真帆の顔が近づいていった。
58 :
名無し曰く:2006/08/22(火) 16:50:12 ID:2q6jjNVT
こんなもんでいいよな?
59 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 17:04:35 ID:QTA5h9GU
っC
ここは素晴らしいインターネッツですね。
わっふるわっふる!
GJ
続きがディモールト楽しみなんですけど・・・・・・(;´Д`)
お預けか!お預けなのか!?辛いな。一日も速い続編の投下を希望汁!!!!
てかアンタ神だよ!
65 :
名無し曰く:2006/08/24(木) 17:52:16 ID:d8vkfrhc
明日には書き込んでると思う。
そんなに喜んで貰って光栄です。
明日か…後二時間ちょいだな!w
67 :
名無し曰く:2006/08/24(木) 22:16:56 ID:fD8kykFz
あ〜・・・俺が言ってるのは一般的な『明日』だから
その辺よろしく。
期待は裏切らないからさ・・・ね?
期待sage!
69 :
名無し曰く:2006/08/25(金) 11:49:09 ID:FQiG59xc
いっくぜぇぇぇぇ!!
70 :
名無し曰く:2006/08/25(金) 11:49:58 ID:FQiG59xc
>>57の続き
真帆はゆっくりと髪を耳にかけながら、和馬のペニスへと顔を近づけていった。
息がそよそよと和馬の逸物にかかる。和馬はそれだけで達しそうだった。
そして遂に和馬の逸物へ真帆の口が触れた。
「ぅ・・・ぁ・・・ッ!」
まだ亀頭を唇で挟まれただけだというのに、和馬はうめき声を漏らしてしまう。
その様子を感じたのか、真帆はこちらを見上げながらこう問った。
「痛かった?・・・ねぇ、どうしたらキモチよくなるの?」
「・・・・・」
「私じゃ・・・イヤ・・・なの?」
涙を少し浮かべながら上目遣いで見てくる。
何も言葉を発する事ができなかった。
(か、かわい・・・・)
「ねぇったら!!」
「ん、あぁ。いや・・別にイヤじゃないけど・・・」
(むしろ嬉しいというか・・・)
「どうやったらキモチよくなるの?」
「真帆のしてくれるコトならなんでもキモチいいよ」
「バカ・・・・・・」
そんな会話を交わした後、真帆は竿の部分を丁寧に舐めはじめた。
和馬はただひたすら耐えるしかなかった。
油断などしていれば一気に射精してしまいそうだったからである。
真帆はとにかくフェラが上手かった。もう、処女とは思えないぐらいに。
そして、真帆は和馬の逸物を一気に口の中に収めてしまった。
「くぁッ!!!!」
(な、なんだよこれ!?ヤベェって!!)
舌が自分の逸物をはいずりまわる感触は、童貞の和馬には強烈過ぎた。
和馬はもうイキそうになっていた。
71 :
名無し曰く:2006/08/25(金) 11:50:43 ID:FQiG59xc
「真帆ッ!ヤバイ!出る!!!」
「いいよッ!出して・・・って、ありゃ?」
真帆の視界はどんどん闇に包まれていった。
酒がきたのだろうか?真帆は気絶してしまった。
勿論和馬に奉仕していた手は止まり、なんともいえない状況が目の前に広がるばかりだった。
「え・・・?もしかして・・・これで終わり?」
答えは言わずともわかっていた。
和馬の太ももらへんで真帆はすやすやと寝息を立てていた。
なんとまぁ・・・豪勢な寝つきっぷりだろう。
「俺は・・・どうなる?この俺は・・・」
どうしようもないのは明らかだった。
自分でヌこうにも隣には真帆がいるし、ましていつ起きるかもわからないのにそんなことできるはずが無い。
天を仰いだ和馬の息子は、和馬本体をあざ笑うかのように勢いをなくしてはくれなかった。
「どうしろっつーんだよぉぉぉぉ!!!!!」
和馬の声は夜空によく響いた。
〜翌朝〜
「ふぁぁぁぁっ・・・って、俺は何でこんなトコで寝てるんだ?」
真帆が目を覚ましたのは和馬のベッドの中だった。
下からは和馬が朝ごはんを作っている音が聞こえてくる。
(昨日は・・・飯食って、風呂はいって、・・・え〜と・・・それからどうしたんだっけ?)
どうやら真帆はまるまる昨日の記憶が飛んでいるらしく何も覚えていなかった。
72 :
名無し曰く:2006/08/25(金) 11:51:39 ID:FQiG59xc
(まぁ、和馬から聞けばいいや)
そう楽観的に思いながら、朝ごはんを食べに下へ降りていった。
「よ、よう。オハヨウゴザイマス」
「なに言ってんだ?オマエ」
和馬はどことなくぎこちなかった。真帆はその原因が自分にあるとはつゆ知らず。
和馬自身、彼女が昨夜の出来事を覚えていないとは知らない。
「いやぁ、なんでもない・・・ですよ。ハイ」
「ますますヘンな奴。それは置いといてメシにしようぜ」
2人は出来上がった料理をもくもくと食べていった。
気まずい沈黙が辺りに流れる。それを察知したのか真帆は話を振りかけてみる。
「あのさ・・昨日の事なんだけど・・・」
真帆は昨日あったことを聞こうとした。
だが、それは会話的には合格点だが和馬的にはNGだった。
「ああっと!!もうこんな時間だぁ。いそがなきゃぁ」
思いきり棒読み。しかも最後の方、少し噛んでしまった。
急いで二階に駆け上がり超特急で制服に着替え、そのまま「いってきます!」といって家を出てしまった。
一人残された真帆はどうしていいかわかんなかった。
「こんな時間って・・・まだ6時半じゃねーか」
朝はこうして過ぎていった。
73 :
名無し曰く:2006/08/25(金) 11:53:56 ID:zN1z1JY6
学校での真帆に対しての和馬の態度は、どことなくよそよそしかった。
授業中も休み時間もランチタイムも一緒に話せる機会が全くなかった。
帰りもそう。普段はさっさと家に帰るくせに今日は教室に残って友達達と談笑していた。
帰り道、真帆は思いにふけりながら歩いていた。
(なんだよ・・・俺がなんかしたっつーのかよ・・・そんなに冷たくしなくてもいいのにさ・・・・
ああああああああああ!!!!!!なんか今思うとムカつくぜぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!)
真帆の脳内ではかまってくれない寂しさが怒りへと変換されていた。
「コロス・・・絶対コロス」
目をぎらつかせながら大股で歩みを進めていった。
その頃の和馬は・・・
(・・・ん?なにやら悪寒が・・・)
へんな冷や汗をかきながら帰路へとついた。
家のドアを開けた瞬間からなにやら不穏な空気が漂ってきた。
禍々しい空気は居間からきていた。
発信源は真帆。腰に木刀を携え、白装束で正座をしていた。
和馬が帰ってきたことを確認すると、目を開いて木刀を腰から抜き和馬に向かってかまえた。
「真帆?気は確かか?・・・ちょ、何を!!」
「・・・ろぉ」
「は?」
「・・・ずまの・・・ばかやろぉぉぉぉぉ!!!!!」
和馬にむかって斜めから木刀が振り下ろされる。
和馬はびびって飛びのく。そこにあった障子は斜めに両断されていた。
冗談なんかではなく本気で殺しにきていると、和馬は感じた。
目がヤバイ光を放っている。
(これはマズイ!ホンキで殺る気だ!!!)
74 :
名無し曰く:2006/08/25(金) 11:54:37 ID:zN1z1JY6
和馬は必死で真帆の木刀をかわしながら説得しようと試みた。
だが、逆効果のようでどんどん振るスピードが上がっていった。
「待てって!うぉっ!!はな、話せばわかるから」
「っるせぇぇぇぇぇぇ!!!!いっぺん死んじまぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
逃げ回っていた和馬だが、畳に隙間に足を取られてしまいすっころんでしまう。
(ヤバイ!!死ぬぅ!!!)
真帆は転んだ和馬を上から見据え、木刀を上段に構えた。
「しぃねぇぇぇぇぇぇ!!」
和馬はとっさに手を前に出した。
それがよかったのか振り下ろしてきた真帆の木刀を両手で挟んでいた。
男:和馬。渾身の白刃取りである。
「はなせよぉぉぉぉ!!」
「離してたまるかッ!!!」
真帆は押し切ろうとするが、和馬はそれを押し返す。
やるかやられるかの世界である。
「くっ・・・まずワケを話してみろって・・ぐあっ」
そういったとたん和馬は真帆の目に浮かぶ何かを見た。
それはキラキラと輝きながら和馬の手の甲に落ちてはじけた。
彼女は泣いていた。
「ひっ・・えぐっ・・・・」
またお預けなのか!?辛い辛すぎる。しかしその辛さもマタヨシ。
グゥッドジョブそしてGJ!
頼むぜ・・・終わらせてくれよ。
早く強く熱く、続きを希望汁!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
78 :
名無し曰く:2006/08/28(月) 11:55:02 ID:PHtxoQob
泣きながら真帆は握っていた木刀を離した。
からん、と音を立てて木刀は和馬の手からも滑り落ちる。
そして、膝を崩し畳の上にペタン座りするようなカンジになっていた。
「・・・なんで・・・今日は俺につめたいんだよぉ・・・・・こんなに・・・こんなに・・・」
そして言った。いままでのしがらみを全て無くした言葉を
「こんなに・・・お前が好きなのに!!!!」
「え?あ、うん・・・知ってるよ」
「はぁ!?誰が!いつ!お前に好きなんて言った!?俺が言うのは今日が初めてだぞ!!」
「もしかして・・・昨日の事、覚えてないの?」
和馬は昨日あった事を全て話した。
真帆が酒を飲んでしまったこと、そのせいで自分に告白したこと、勢い余ってキスしたこと・・・など
だが、フェラの件については伏せておくことにした。しかし、それは後で自分が自白してしまうことになる。
「なんだよ!それ!!わけわかんねぇよ!!しかもキスまでしただとぉ?」
「ああそうだよ。いきなり入ってきてキスまでされたしな。ビビらないやつはいないと思うぞ」
真帆の顔が茹でダコのように真っ赤になっていく。
そして、しばらく時間がたった。先に口を開いたのは和馬だった。
「でもな、今日真帆の口からその言葉が聞けて嬉しかったよ」
「・・・ふぇっ!?」
「俺もお前と同じさ。・・・・・好きだよ・・・・・・真帆。」
そう言いながら真帆の腕をとり、自分の方にたぐりよせる。
やさしく、やさしく真帆を抱く。ボスッっと音を立てて自分の胸に滑り込ませる。
あたたかい真帆の体を感じたかった・・・からかもしれない。
「ねぇ?」
「ん?」
「なんでおかしくなった俺に何もしなかったんだ?」
(いや・・・したのはお前だし・・・)
「本当の真帆じゃないのに、俺が好きにしていいなんて理はないからだよ」
79 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 11:56:07 ID:PHtxoQob
また声が裏返ってしまった。和馬はウソや隠し事をするときは必ずといっていいほどこうなるのだ。
それを感じ取った真帆は追求を始める。
「おい・・・お前、まだ俺に隠し事あるだろ?」
「いっ!いやぁ・・そんなことないデスヨ??」
「なんで俺が聞いてるのに疑問形で返すんだよ。ほら正直に話せ」
和馬の体に真帆の体が押し付けられる。
真帆の体で一番柔らかい所が、和馬の胸で潰れていく。
血流が下半身集まっていく。ヤバイ・・・と思った瞬間にはもう遅かった。
「あ・・・これ・・・もしかして・・・」
気づかれた・・・だが、恥ずかしいと思えば思うほど和馬のマイジュニアは硬度を増していく。
次の瞬間には、和馬は心臓が口から飛び出るかと思うほどの出来事が起こった。
なんと、真帆が自分の逸物を握り締めてきたからである。
「これ・・・苦しいだろ?だったら俺が処理してやっても・・・いいぞ」
うつむき加減で頬を赤らめる真帆。
和馬はそのしぐさを見て、一も二もなく了承した。
「お、お、おっ、ねがいっしますっ」
またもや裏返った声で和馬はこう言い放った。
80 :
名無し曰く:2006/08/28(月) 11:57:13 ID:PHtxoQob
アレ?名前がおかしくなってる。まぁいいか。
ここまでしか書けなかった・・・OTL
期待していた皆さんスマソ。
(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
GJッ!!
83 :
名無し曰く:2006/08/29(火) 20:24:33 ID:TKLhQLpl
明日期待しててください
あと一時間半か。おっきして待ってる!
85 :
名無し曰く:2006/08/30(水) 10:43:32 ID:yT8tQPe8
投下します
86 :
名無し曰く:2006/08/30(水) 10:44:12 ID:yT8tQPe8
真帆も緊張しているのがわかった。
自分の逸物を握る手は汗でジットリしていたし、ぷるぷると震えていたからである。
そんな真帆をなだめるようにそっと髪の毛を撫でてやる。
しばらく心地よさそうにしていたが、だんだん行為を始めるようになっていた。
「ぅぁっ・・・くっ」
不慣れながらも和馬の逸物をしごきあげていく。
密着している真帆の体からは、立派な雌臭がしていた。
「真、帆。あのさ・・・舐めて・・・くれないかな?」
「な、なななっ、舐めろってか!?」
「いっ、いや。別にイヤならいいけど」
しばらく沈黙した後、真帆は和馬の要求を飲むことにする。
「お前だけだからな・・・こんなことするのは・・・」
上目使いに和馬を見上げてくる。
清純な顔とともにある自分の肉棒がなんともいやらしい。
(・・・っ!!・・それは反則だろッ!)
硬度を最大まで上げた逸物は、もはや痛みさえ覚える感覚だった。
その変化に、真帆はいち早く気づき驚愕の色を見せた。
「ちょっと、なんだよコレ!?なんか・・・さっきよりおおきくなってる・・・・
コレを、舐めればいいんだよな?」
もはや言葉にすることもできなかった。
一瞬でも気を抜くと出てしまいそうだったからである。
そんなことしたら真帆に笑われること間違い無しだ。
だから、首を振ったりぐらいしかできなかった。
「んだよ、返事ぐらいしろっての」
87 :
名無し曰く:2006/08/30(水) 10:45:26 ID:/1sGax7Y
そういいながら、真帆は和馬のペニスを舐め始めた。
いきなり裏スジからきたときはびっくりしたが、それもいいか・・・と思ってしまう和馬だった。
最初のうちは余裕があったものの、先端に向かうにつれてどんどん息があがって行く。
「ぅ、はぁ・・・真帆・・・っ!」
「かりゅま・・・こひょがいいのひゃ?」
「そこもいいけど・・・やっぱり・・・」
「やっひゃり?」
「咥えてくんない?」
真帆は口をいったん離し、和馬に再び向き合った。
「咥えるだってかぁ!?」
「いや・・・嫌なら別にいいんだ・・・」
残念そうにうつむく和馬を見て、真帆は決意を固めた。
歯を食いしばり、逸物とは反対の手を手をぎゅっと握り締めながら。
「あ〜・・・もう!わかったよ。咥えればいいんだろ!」
和馬は、コクコクとうなずくと真帆に自分のペニスを任せた。
そして、真帆は和馬の逸物を口に含んだ。
初めての肉棒の熱さに真帆は目を白黒させる。
(なんだ?こんなに熱いものなのか・・・?やだ・・・なんか、濡れてきた)
自分の体の変化に戸惑いながらも、それをごまかすように和馬のペニスにしゃぶりつく。
たっぷりと唾液をまぶしながら丁寧に扱ってゆく。
「真帆ッ・・上手い・・・前の時より上手いかもッ!」
前のこと・・・というのは昨日の事を指しているのだが、真帆はそれを知らないから
88 :
名無し曰く:2006/08/30(水) 10:46:03 ID:/1sGax7Y
「前ってなんだよ・・・?まさか、俺の前に女がいったっていうのかよ!?」
「ちげーよ・・それはだな・・・あれだよ・・・その・・・」
「なんだよ?言ってみろ」
「実はだな・・・昨日お前が酔っ払ってた時に・・・・キスだけじゃなくて、それもしてもらったんだ」
カァァァッっと真帆の顔が赤らんでゆく。
真っ赤な頬はどうしようもなく、ただパクパクと言葉が発せず空気だけを吐き出すだけだった。
「な、な、ななななななっんでその時言わなかったんだよ!!」
「恥ずかしいだろーがっ!『フェラされましたー』なんて言えるかよ!」
「あー・・・俺はなんて取り返しのつかないことを・・・・」
「あのさ、そんなに気を落とさないで・・・」
「うるせぇぇぇぇ!!お前は黙ってろ!」
そんな事を言いながら、いきなり和馬の逸物にむしゃぶりつく。
和馬は心の準備ができていなかったので一気に果ててしまう。
「真帆!もうダメだッ!!くぁっ!」
「ん?何?・・・んぅぅぅッ!ゴホッ・・・・」
真帆は何がダメなのかが、よくわかっていなかった。
だが、精液を口の中に放たれた瞬間、全てを理解した。
青臭い臭いが口の中にたちこめる。普段なら嫌悪すら覚えるその臭いも、彼女にとっては最高の媚薬だった。
「ん、ごほっ・・・んぐ・・・ゴクン・・・」
(もしかして真帆飲んでるのか?俺の精液を?)
「真帆。無理しなくていいぞ」
「別に・・・無理なんかしてねぇし」
「でも・・・」
「なんでもいいから。今はこの俺をスキでいてくれよ。この瞬間だけでいいからさ。」
「わかった・・・」
そういうと和馬は優しく真帆を抱いた。
包み込むようにすっぽりと。
89 :
名無し曰く:2006/08/30(水) 10:46:35 ID:/1sGax7Y
先に話を切り出したのは和馬だった。
「真帆。続きしていいか?」
「うん、和馬には、俺の全てをもらって欲しい」
そう言うと2人とも唇を寄せ合って、キスをした。
愛を確かめるようなキス。永遠に続くかと思われたキスは和馬の行動で潰える。
「ちょ・・和馬。どこ触ってる・・んんぅッ!!」
和馬の手は真帆の胸周辺に伸ばされており、いやらしい手つきが真帆をよがらせていた。
真帆が気づいた時には遅かった。次は、装束の隙間から手を差しいられ直に乳房を触られてしまった。
装束はそれ自体が下着のようなものなので、当然ブラはつけていない。
それがアダとなったのか、乳首が勃起していることがばれてしまう。
「あ・・・真帆。ここ勃ってるよね?」
キスを中断して耳の近くでそっとつぶやく。
耳たぶに息がかかるほど近くでイジワルに囁いてみせる。
「そんなこというなッ・・ひゃぁぁン!」
「体は正直なのにねぇ・・・」
乳首をつまんで、耳には自分の舌を這わせる。
甘い快感が真帆の体を襲う。
和馬は別の所にも手を這わせ始める。
「和馬ぁ・・・そっちは、ダメぇ・・・にゃぁぁぁッ!!」
「ダメ?全てもらって欲しいとかいっときながら?」
「うぅぅ・・・なんか、和馬性格違う・・・」
下の方に伸びた手は、遂に真帆のデルタ地帯を確保した。
かすかではあるが、しっとりとショーツは湿っていた。
90 :
名無し曰く:2006/08/30(水) 10:47:46 ID:S8joe7nT
和馬は興味がでたのか、湿った所を指で押し込んでみる。
その次の瞬間、真帆から甲高い悲鳴が上がった。
しばらく体をビクビクと震わせていたが、電池が切れた人形のようにぐったりとしてしまう。
「真帆さ・・・もしかしてイっちゃった?」
「聞くんじゃねぇぇ!バカー!!」
この反応を見る限り図星のようだ。
そんな彼女をみて、和馬の嗜虐心は高まっていった。
「コレだけでイっちゃうとはねぇ・・・変態だな。真帆は」
「・・・・っ!!」
「ほら、パンツもグショグショ。まだちょっとしか触ってないのに」
「うぇっ・・・そうだよ。俺は変態だよ・・・グスッ・・・・うぁぁぁん」
「え?あ〜・・・泣くなって!悪かったから」
「しらないッ!どうせ変態だもん・・・ひぐっ、」
和馬は真帆を泣かしてしまった。一応コレは計算外の出来事だった。
泣き出してしまった真帆をどうしていいかわからず、ただオロオロしていたが一つの案が浮かんだ。
その計画を実行する為、そのまま真帆を押し倒した。
その勢いで真帆のショーツを脱がし、秘所を和馬の目の前に持ってきた。
「ちょ、コレ、恥ずかし・・・」
「さっきはゴメンな。次はもっと優しくするから」
そう言うと和馬は真帆の秘所を舐めまわした。
外側の花びらを楽しんだ後、舌を中へと侵入させる。
真帆はたまらない快感に、ただ声を堪えることに精一杯だった。
「くふっ!!ンぁぁぁぁッ!!」
和馬は秘芽を指でつついてみる。
「ひゃああぁぁぁああン!!!だめぇぇぇぇぇぇ!!」
どうやらイったのだろう。
ぷしゅっと潮を吹いてしまい和馬の顔を汚していく。
よく濡れたことを確認すると、和馬は真帆の問った。
「入れていいか?」
投下終了……か?GJ!
だがな、またもや寸止めとは本当に神は意地悪だぜフゥハハー(AAry
(;´Д`)破 裂 し ちゃ う
ハァハァ
94 :
名無し曰く:2006/09/01(金) 16:42:33 ID:pWnj5Zu+
真帆はコクコクとうなずくと、和馬の首を抱いてきた。
そして、そのままキスをする。
これが真帆なりの意思表示なのだろう。和馬もそれを汲み取ってキスを返してやる。
「じゃあ・・・いくぞ。止まれっていっても止まれないかもしれないけど、いいか?」
「いい、よッ!俺が痛がってても、おもいっきり犯してくれ」
「でも、それは・・・」
「明日になって、和馬に抱かれた証拠がないと・・・俺、泣くからな」
きゅ〜ん、と胸が締め付けられる錯覚に陥った。
和馬は、そんな決意を持った真帆に対して精一杯の愛情で答えてやろうと思った。
(おもいっきり・・・犯す)
そう考えて、和馬はあてがっていた肉棒を一気に最深部まで押し込んだ。
途中、少し邪魔をするものがあったが、そんなものはもう関係なかった。
「ン・・・くぅぅぅぅうッ!!!」
真帆は挿入時に和馬の肩を必死に抱き、涙を流しながら痛みをじっと堪えていた。
そんな真帆の頬にあたたかい肉質のモノが触れた。
そっと目を開けてみると、和馬が涙を舐め取っていた。
そんな真帆に和馬は気がつき、会話を交わしていく。
「真帆・・・大丈夫?」
「大丈夫だったら、今頃泣いてねェっつの」
「そうだよな・・・ゴメンな」
「あっ、謝ることたぁねぇよ。俺は、和馬の・・・はじめての相手になれて、嬉しいんだから・・・」
しばらくの沈黙・・・
それが、なにか心地よかった。
「動いていいか?」
「ん・・・いいぞ。だいぶ落ち着いたみたいだ・・・」
真帆の答えを聞いて、和馬は蠕動を始める。
95 :
名無し曰く:2006/09/01(金) 16:43:08 ID:pWnj5Zu+
「・・・いっ・・痛・・・・・」
「やっぱり痛いんじゃねぇかよ。ちょっと待っててやるから」
「別に・・・痛くなんてない・・・」
そんな真帆もカワイイなぁ・・・とか思ってたりする和馬だったが、本格的に余裕がなくなってくる。
今までは、一度射精した為もあってか精神的にも肉体的にも余裕があったが、
真帆のモチモチプリプリとした肉壁に挟まれ、しごかれて今にもイきそうになる。
「真帆ッ・・・俺・・ヤバイかもっ!」
「なっ!?・・・もう早?」
そんなことを言われては男の名が廃るような気がした。
和馬は力を込めて、射精を堪える。土俵いっぱいで踏みとどまってる感じだった。
だが、真帆の意思とは関係なく女孔は甘い蠕動をしてしまう。
和馬に射精感が再び巻き起こる。これは我慢できるものではなかった。
「うぁッ・・・出るッ!!」
「え・・・ウソ!?」
ドクドクと注ぎ込まれる精液に対して、真帆は戸惑いのいろを濃く見せる。
和馬自身もこんなに早く絶頂をみるとは、思ってもみなかった。
精液が止まったあと、真帆はぶんむくれて和馬にこう言った。
「早い・・・」
「すいません・・・」
「もう、ちょっと我慢できねぇか?」
「すいません・・・」
「まぁ、いいや。済んじまったことはしゃーねーしな。それに・・・」
「それに・・・?」
「俺なんかで気持ちよくなってくれたんだから・・・嬉しいぞ」
「・・・っ!」
今日二度目の甘いショック。
和馬の剛直は、失いかけていた勢いをどんどん取り戻していく。
「きゃっ・・・なんだ?・・・また、っ、おおきくなってるッ!」
「もう、一回・・・できないかな?」
96 :
名無し曰く:2006/09/01(金) 16:44:24 ID:1YarBfTj
和馬は真帆に尋ねた。
もう一回イかなくては、どうも落ち着かない様な気がしたからだ。
「和馬がいいなら・・・いいぞ」
顔を赤らめ、そっぽを向きながら言ってみせた。
「うっ・・・・」
(やっぱ、カワイイ・・・)
さっきの真帆の表情を反芻しながら、腰を動かしていく。
膣に放った精液が潤滑油となっているのだろうか、真帆はさっきまでの痛みを感じていないようだった。
「真帆。痛くないのか?」
「痛いは・・・痛いけど・・・それより気持ちいいな」
「そっか・・・よかった」
痛くないとわかると、さっきよりも激しく真帆の膣を犯していく。
淫汁を撒き散らしながら、グチャグチャと秘部どうしが音を立てていく。
「んあぁぁ・・・和馬ぁ・・・いいよぉッ!」
「真帆っ!・・・くぅ!」
「和馬ぁ!俺ッ!ダメだ・・・イくっ!!」
「俺も、そろそろだッ!!」
より一層腰のスピードが上がっていく。
お互いを貪り合うように2人の体は絡み合っていく。
真帆の手は、和馬の首の後ろで組まれ、和馬は真帆の背中をずっと抱いていた。
「真帆!イくぞッ!!」
「いいよ・・・膣、膣に出してぇ!!」
和馬の今日3度目となる精液の発射である。
真帆の膣でワンバウンドし、液体をほとぼらせてゆく。
その精液が真帆の子宮を直撃し、一緒に絶頂へと誘う。
「和馬ッ!俺も、イっくぅぅぅぅうッ!!」
97 :
名無し曰く:2006/09/01(金) 16:45:47 ID:S+pABbJq
「ありがと・・・な」
諸事を終えたあとに、真帆が発したのはこの言葉だった。
「いや・・・痛かったのはお前だろうし・・・」
「でも、最後までやってくれただろ。痛いとか言ってたのに」
「じゃぁ、やめてほしかったか?」
「む、むぅぅぅぅ・・・」
「いひゃい、いひゃい・・・つねるなって」
「うるさいっ!このスケベ!」
「言ったなこのヤロー!」
抱き合いながらそんな会話を交わしていく。
初々しさもかもし出す雰囲気だった。
「んふふふっ・・・・」
「ぷ、はははははっ・・・」
いつしか2人は笑いあっていた。
それを、優しく月が眺めていた。
〜終わり〜
98 :
名無し曰く:2006/09/01(金) 16:48:09 ID:S+pABbJq
これで一応は終了です
まぁまぁ長くなりましたが、書ききったという感動に見舞われます
誰でもいいので、この人物設定で書いてください
期待してます
(*´Д`*)ミルクタンクが空っぽになりました。
hosyu
保守を捕手に頼んだが補習を受けることになってしまったので保守を保障する保証のある保守氏に保守と捕手と補修をたのむ。
新手の早口言葉かね、それは?
103 :
名無し曰く:2006/09/08(金) 17:00:46 ID:BWE5NeOf
誰も書かないのか?
書いちゃうぞ、俺
各員ティッシュ用意。新作に備えろ。
ほしゅ
106 :
名無し曰く:2006/09/13(水) 08:57:29 ID:bLyWUZDC
それはいつもの帰り道でのことだった。
「なぁ?料理、教えてくれよ」
「いきなりナンだよ?」
「まぁ、一応俺も女だし・・・料理ぐらい作れるようにしなきゃなって思ったからさ」
「別に減るもんじゃねーし・・・教えてやってもいいが」
「よっしゃあ!なら後で俺の家に来い。台所キレイだし」
「わかった、なら買出しにいかんとな・・・お前絶対失敗するし」
「むぐぅ・・・・・」
「いてててっ!!叩くなって」
「うるせぇ!!バカヤロー!」
「悪かった悪かった。先に料理して待ってろ。どんな腕前か知りたいしな・・・で、何の料理作るんだ?」
「シチュー」
「なかなかいい選択だとは思うぞ。よし、じゃあ買出しに行ってくるわ」
そう言って、駆け出していく和馬の背中を見つめながら真帆はボソッっとつぶやいた。
「バカ・・・将来お前に作ってやるために練習すんだよ・・・」
そして真帆も家路についた。
「さて、コレだけあれば十分か」
スーパーで買い物を終えた和馬は真帆の家に向かった。
玄関を開ければ、グツグツという音が聞こえてきた。
(意外と教えること無かったりしてな)
だが、和馬の判断は覆させられることになる。
「う〜ん・・・どうだろうな?なんか甘そうだな・・・」
(ん?甘そう?)
「醤油たそ」
和馬は盛大にずっこけた。
床に顔面をしこたま打ちつけ、痛みをぐっと堪える。
107 :
名無し曰く:2006/09/13(水) 08:58:19 ID:bLyWUZDC
ネタが全然思いつかなかった・・・OTL
勘弁してください
貴方に敬意を表します
_ ∩
( ゚∀゚)彡 シチュー!シチュー!
⊂彡
続き期待。
110 :
名無し曰く:2006/09/14(木) 17:13:11 ID:S32TrjWM
(こ、コイツ・・・)
ヒリヒリと赤らんだ鼻を押さえながら、和馬は足音をしのばせ台所を覗き込んだ。
そこにはスバラシイ光景が広がっていた。
一体大鍋から突き出た魚の頭はなんだというのだ・・・
そして、テーブルに並べられた数々の、基本的にシチューの材料ではないものがそこにはあった。
まずは、予備(?)の魚
(おい)
十数本のゴーヤ
(おい・・・)
大量のチョコレート
(おい・・・!)
唐辛子(ハバネロ)
「おいぃぃぃぃぃ!!!」
気がつけば叫んでいた。
さすがの和馬でも、この酷さには耐えられなかった。
「ぅわっ!びっくりした!・・・んだよ、居るんならさっさと出てこいよ」
「それよりも、だ!何だよこの料理はよ!!」
「へへ〜ん、今回は腕によりをかけて作ってみたんだぞ?隠し味に味噌も入ってる」
「隠すな!というか、そんなもの入れんじゃねぇ!!お前はシチューを作りたいのか!?それとも兵器を作りたいのか!?」
「料理に決まってんだろ。だからこうやって魚でダシまでとってだな・・・」
「なんでシチューにダシをとる必要があんだよ!?どっかの猟師の伝統鍋でもつくりたいのか?ああ!?」
「うっせーな。じゃあ味見しろ!」
「な、あぁぁぁぁ!!??」
「ほ〜れほれ、イッキイッキ。ぐぐっとぉ!」
真帆は手で和馬の顎をホールドし、口をムリヤリあけさせた。
そして、おたまで謎の液体Xをすくって和馬の口へ放り込んだ。
111 :
名無し曰く:2006/09/14(木) 17:14:14 ID:S32TrjWM
「ぬぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
和馬の悲鳴が炸裂したのは3秒後。
急いでトイレに駆け込み、元々胃の中にあった物まで吐いてしまう。
まずい・・・というよりは、痛い・・・というのが正直な感想だった。
まきびしを口の中で咀嚼したような・・・まぁ、例えるならそんな感じだ。
初めて料理を『痛い』と感じてしまった和馬は、げっそりとやつれた顔で台所に戻ってきた。
「おまえ・・・コレって・・・一体なんなんだ?」
「シチューだろーがよ」
「・・・・・・・・じゃあ、お前自身が味見してみろ」
力なく液体Xをすくい、真帆の口元に近づけてやる。
真帆は、こくこくとその液体を飲み干していく。
いきなり目を見開いたと思えば、風よりも早くトイレに駆け込んで行った。
そして、和馬と同じくやつれた顔で戻ってきた。
「お前・・・よくあんなのが食えたな・・・」
「それを作ったのはだれだっつーの」
「う・・・ぐぅ・・・」
「まぁ、ここで止まっててもしゃーねーしな。シチュー作るか」
「そうだな・・・でも俺に作らしてくれよ」
「は!?ワンモア」
「俺に、作らせろってんだよ!教えてくれるぐらいならいいだろ」
「なんだ・・・よかった。も一度あの兵器を口にするのかと思っちまったよ」
「・・・・・いいから・・・つくろうっていってんだろぉ!!」
真帆の鉄拳が飛んだのは言うまでもなかった。
_ ∩
( ゚∀゚)彡 シチュー!生物兵器!シチュー!シチュー?
⊂彡
続き期待www
ディ・モールト楽しみなんですけど。
_ ∩
( ゚∀゚)彡 保守!保守!保守!
⊂彡
115 :
名無し曰く:2006/09/18(月) 19:42:29 ID:8raYT/Bd
ぷっくりと腫れる頬をさすりながら、和馬の講習は進んでいく。
「そこ、しっかり切る!」
「よし!切ったぞ。和馬、次は?」
「食材は切り終わった・・・って、何か足りないと思ったらキャベツがまだだったな」
「キャベツか、よーしコレもサクッと行くぜ!」
「ちょッ、危ない・・・」
勢い余って指先をピッっと切ってしまった。
ピリピリとする痛みに、真帆は少し渋面をつくりながら和馬に顔を向ける。
「・・・ってぇ・・・」
「だから言ったろーに・・・どれ、見せてみろ」
吐息がかかるところまで和馬の顔が接近している。
真帆は・・・
(もしかして、少女漫画とかである・・・あの、指をパクッってしてもらえるのかな・・・?
い、いや、別にそんなこと期待してない・・・っていったら嘘になるわけであって・・・・・ゴニョゴニョ・・・・)
イヤーンと意味不明に体をもじらせつつ、妄想はどんどん激化していく。
しかし、真帆の妄想は和馬の行動によって潰えた。
「ふむ・・・キズはそんなに深くないみたいだな、よし、まず洗って〜」
その後の和馬の処置は見事だった。
キズ口を洗ったあと、まだ少し血が漏れ出ていたので止血をした。そして、赤色の消毒液をかけ乾かした。
浅い裂傷などは、絆創膏を貼らないほうが良いのだとか・・・ティッシュでキズ口を拭うと、繊維が絡みこんで
治りが遅くなるのだ、とか。いろんなウンチクを聞かされながら治療は終わった。
和馬が顔を上げてみると、真帆の顔には指を切った時よりも深い渋面ができていた。
「どうした?まだ痛むか?」
「べっつに・・・なんでもねーよ」
「じぁあ、続きとやらを再開しますか」
「ふん」
鼻を鳴らしながらも和馬には素直に従ってしまう。
これが惚れた弱みなのだろうか・・・と思いながら包丁を動かしていく。
116 :
名無し曰く:2006/09/18(月) 19:42:59 ID:8raYT/Bd
「あ〜・・・そも持ち方は危ないぞ。またケガしちまうだろ」
「これが持ちやすくていいんだよ。ほっとけ」
「い〜や、この主夫としては見逃せねーな」
そういうと、和馬は真帆の後ろに回りこみ、背中を密着させながら包丁にそえている手に自分の手もそえた。
「ほら、ここはしっかり握って。そう、野菜のほうはネコの手。覚えた?」
そんな事を問いかけてくる和馬だったが、真帆には答えれる余裕が無かった。
(な、何するんだ!?いつもはこんなことしねーくせに・・・でも和馬の体って・・・あったかいんだな。
俺は、この体に抱かれ、って何考えてんのさ!!でも、やだぁ・・・なんか、濡れてきたかも・・・)
興奮している真帆とは裏腹に、和馬はそんなの知る由もなし。
自分の吐息が、真帆の耳たぶを直撃しているとも知らずに・・・・
(ひゃあぁぁあン!・・・・か、和馬。お前意識してやってんじゃないだろうな?、ンあぁぁッ!またぁ!!)
いやらしい女だとは思ってもらいたくない一心で、真帆は歯を食いしばって堪える。
真帆の理性はとっくに金属疲労を起こしていた。
快感を知った女体。とにかく疼いて疼いてしかたなかった。
そんな真帆に、トドメの一撃が入る。
「お前、汗かいてるぞ。ほら」
つぅぅーっっと真帆のうなじを指でなぞった。
汗の痕をなぞったつもりだが、真帆にとって性欲をたからせるスパイスにしかならなかった。
そして、真帆の理性の糸は、音をたてて焼ききれた・・・・・・・
117 :
名無し曰く:2006/09/18(月) 19:46:21 ID:8raYT/Bd
ゴメン、誤字発見。
>>116の和馬のセリフ
× そも持ち方〜
○ その持ち方〜
早く続きを!
Hの時だけというよりツンデレの気がしないでもないが
>>118 (*´Д`*)ハァハァできればいいのだよ。
120 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 14:08:04 ID:ltZzrZnB
続き!続き!
121 :
名無し曰く:2006/09/22(金) 17:10:28 ID:+LjGU6uP
「ん?どうした?また切ったか?」
いきなり真帆が動きを止めたものだから、和馬は心配になって問う。
その真帆は、うつむき加減でこちらを振り返った。
「・・・まが・・・欲・・い・・・」
蚊の鳴くような声で和馬に言う。
しかし、当の和馬には聞こえていないようでその言葉を聞き返してみる。
「真帆・・・今なん・・・ッ!?」
うつむいていた真帆が顔を上げてこちらを向いていた。
潤んだ瞳、朱色の唇、上気した頬。全てがかわいくてしかた無かった。
至近距離で攻撃を受け、和馬は跳ね上がる心臓を押さえ込むのに必死だった。
(かっ、かわいッ!)
「和馬・・・・ちょうだい?」
「な、何を?」
「和馬が欲しい・・・」
そう言うと、いきなり和馬の唇に自分の唇を合わせた。
しかも、あわせると同時に舌を滑り込ませてきた。
前のように、触れるだけのキスとは違い貪るようなキスだった。
「む!?ぅうぅぅッ!!」
「ンふぅ。ちゅるッ」
和馬はいきなりのことで驚いたまま、何もできなかった。
主導権は真帆にあり、積極的に舌を伸ばして和馬の舌を絡めとっていた。
時には唾液を吸い、攻め一筋で真帆の攻勢は続いた。
(一体何だ!?こんな積極的な真帆は・・・初めてだッ!)
(和馬ぁ・・・スキぃ・・・だいスキッ!!)
真帆は完全に我を忘れていた。
和馬の方も、真帆の舌技に翻弄され立ってることすら危うかった。
122 :
名無し曰く:2006/09/22(金) 17:11:05 ID:+LjGU6uP
しばらくその状態が続き、たっぷり5分が経過した頃。やっと真帆のキスが終わった。
両者息が荒く、和馬の息子は覚醒していた。
「和馬のココ。大変なコトになってるな」
ズボンの上から逸物を握られる。
甘い愉悦が和馬を襲った。
「んなことどうでもいいから!なんでこんな事・・・ンあぁぁッ!!」
「ふふふっ。和馬女の子みたいだなぁ」
反論しようとする和馬を、さっきと同じ手で黙らせる。
そして、口付けを再開しながら和馬のズボンを脱がしにかかった。
「ん・・・・ふ♪」
「むぅ!?んんッ!!」
完全に和馬の体を掌握し、椅子に座らせる。
チャックを開けながらも、キスをやめようとする素振りは全く見せない。
和馬のペニスを露出させた時に、やっと2度目のキスが終わった。
酸欠になったのか、和馬は抵抗できずにいた。
「じゃあ、いただきまーす」
真帆はそういうと和馬の股間に顔をうずめてきた。
生暖かいモノが、和馬の逸物にふれる。考える必要はなかった。
「ふぅ・・・ン、じゅぷっ・・・・」
カッチリと咥えこみながら、こちらを見上げる。
その様子は、とんでもなく淫靡で・・・・美しかった。
真帆はおもむろに自分のシャツをはだけだした。
ブラジャーを外し、和馬に向かってこう言った。
「なぁ?これで挟んでみてもいいか?」
和馬はうなずくしかなかった。
快楽を目の前にして、断れる度胸など持ち合わせていなかった。
「結構・・・難し・・・」
「うあッ!!」
すっぽりと和馬のペニスが包まれ、じきに先端だけしか見えなくなった。
真帆は、潤滑剤になるように唾液を流し込みながら擦りあげていく。
123 :
名無し曰く:2006/09/22(金) 17:11:38 ID:+LjGU6uP
「真帆ッ!イイっ!!」
「そっか、良かった。じゃあ、もっと激しくするぞ」
そう言うと、真帆はグラインドするスピードを早めた。
ただ擦るだけではなく、口も使い和馬を攻め立てていった。
卑猥な音が真帆の口から漏れる。和馬の官能は高まるばかりだった。
「俺、もう!!くぁッ!!」
「うん、出してぇ!いっぱいッ!!」
ペニスが急に熱をもっていくのが、自分でもわかった。
かといって堪えようとも思わなかった。
熱いマグマがせりあがってきて、やがて外に放出される。
「ひゃん!熱い・・・んぐ、んぐっ」
真帆は途中から和馬の精液を飲み始めた。
だが、それは興奮をもたらす以外の何物でもなかった。
腰を震わせ、最後の一拍が終わる。
「真帆・・・」
和馬は真帆の髪の毛を撫でながらつぶやいた。
次の言葉を紡ごうとしたが、真帆の方が先手を打った。
「あ、和馬はそのままにしてろ。今日は俺がするから・・・」
そう言うと、スカートの中に手を入れパンツを脱ぐ。
和馬にまたがり標準を合わせそして一気に腰を降ろしてきた。
「ン・・・ああぁぁぁああッ!!!」
甲高い声を出しながら和馬の剛直が、真帆の中に飲み込まれていった。
続きktkr
いいよいいよ〜
(*´Д`*)ハァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!
それで、それで、飲み込まれてどうなったんだい?
ハァハァ…
wktk
128 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 20:10:47 ID:8dRXWE/I
hosyu
hosyu
一応確認しておきたいのですが、
このスレに投下するとして女の子が「オレっ娘」口調でなきゃダメ?
過去に何度か同じ質問出てたけど、現在の流れ的にOKでしょうか?
遅筆+推敲長いので、まだまだ先の話ですが…
いんじゃね?別にそういう指定があるわけじゃないし。俺はなくても気にしない派
(;´Д`)ハァハァできれば文句ありません。いつまでもまってます。
「あんたってまだ童貞?」
学校帰りに寄った幼馴染の部屋で唐突に放たれた言葉。
思わず手に持っているジュースの入ったコップを落としそうになる。
「な、なんだよいきなり?」
軽く彼女に目線をやると、ベッドに腰掛けて足を組んでいる。
フローリングにクッションを敷いて座っている俺を見下すその高圧的な態度は相変わらずだ。
まだ制服姿だったので、角度によってはパンツまで見えそうですぐに目を逸らした。
「毎晩右手がお友達なんて情けなくないのー?」
胸の前で組んでいた手を広げヒラヒラと振っている。
いつも話題が無くなると、威圧的な姿勢で俺に悪態をつく。
彼女が、その辺に掃いて捨てるほどいるような普通の容姿の女性だったここまで長く付き合えなかっただろう。
誰が見ても少なからず可愛いと思うであろう彼女だから、ここまで何年も我慢してこんな仕打ちに耐えてきた。
「う、うっせーな、どこでそんな言葉覚えて来るんだよ!」
さすがに声を荒げて見返したというのに、鼻で笑われてしまった。
「あんたもそろそろ18の誕生日だし、記念にわたしが男にしてあげよっか?」
気安く俺と密室で二人っきりになったり、三回に一回は下ネタでからかわれるのも、
彼女に好意を抱いていることが見透かされているうえで弄ばれているみたいだ。
「てぇんめ〜……。今ここでおまえを押し倒してもいいってのか!?」
「ま、あんたにそんな度胸はないでしょうけど」
彼女は笑い飛ばすと、おもむろに髪をかき上げ足を組みかえた。
あまりにも思わせぶりなその仕草は、まるでケンカでも売っているかのようだ。
「あんま男をなめてるとどうなるか教えてやるよ」
と、声を低くして呟きゆっくり立ち上がった。
年も年で、そういったことに興味があったのが大きいが、
誘ってきたのは向こうの方だし、もう今さら外見くらいしか良いところの無い彼女に嫌われてもどうでもよかった。
学ランを脱ぎカッターシャツで近づいても、彼女は表情一つ変えないでいる。
未だに堂々としている彼女の肩を掴み一気に押し倒した。
「きゃっ!!……マジで?」
ベッドに彼女の背が着くか着かないかというその瞬間に、
あの口からは聞いたことも無いような、か細い頼りない声が漏れた。
「おめー、今になって後悔すんなよ」
彼女は黙って目を逸らすと、コクリと頷いたような気がした。
「誰にも言うなよ。おまえも同罪だからな!」
また静かに小さく頷いたのが見える。
「い、今だったら、謝れば許してやるよ!」
俺の両手の間で仰向けで横たわる彼女は、今度は明らかにわかるように首を横に振った。
彼女を見下したことなんて数えるほどしかない。
身長で勝っていても、そんなことをまるで感じさせない彼女の態度は、
いつの間にか何かとこんな台詞を付け足してしまう俺を作り上げた根源かもしれない。
「……急に大人しくなったな」
さらに彼女は顔を逸らして、ほとんど側面しか見えなくなっている。
「え、い、いや、意外と力強いなー……って思って……」
それでハッと気づいた。
いきなり反撃されるのを恐れて、俺は可能な限り力を込めて彼女の両肩を抑えていた。
「し、しつこいみたいだけど、後で文句言うなよ!」
この期に及んで、まだこれだけ言える俺は筋金入りの根性無しかもしれない。
「言わないよ。……わたしも、初めてはあんたって決めてたし……」
耳まで赤くした彼女の、消え入りそうな小さな声が聞こえた。
思わず固まって、その意味を考えてしまう。
「あ、あんま焦らさないで……」 続くかも
続いてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッッッッ!!!!!
続くんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっ!!!!!
続き期待!!
「ねえ、あんまり焦らさないでってば……」
「わ、わかってるつーの!」
とは言ってみたもののここから手が進まない。
人並みにエロい本やビデオなんかを見て、友達とそんな話題で盛り上がったりもしたけど、
見たり聞いたりするのと、実際にやってみるのとでは大違いだと痛感していた。
「あ、あのさぁ……」
小声で俺に呼びかけてきた彼女と不意に目が合ってしまった。
「なんだよ?」
「わたし、こういうのあんまり詳しくないから……、そ、その……」
ポツリポツリとささやきかける彼女の目は潤みを帯びていて、
いつも俺の神経を逆撫でしてくるような視線ではなかった。
まるで別人ではないかというような錯覚を受ける。
「き、基本的に任せるから、よ、よろしく頼むね……」
とか言いつつ真直ぐに見つめられても、なんとも返事のしようが無い。
顔を逸らすのが悪い気がして、とりあえず自信ありげに見つめ返しておいたが、
内心は、いつもみたいにおまえが引っ張っていけよ、とすがりたい気分だった。
改めて見ると、想像よりもずっと華奢で、肌は透き通るように白い。
「なんかエロイ体してんな」
ブラウスのボタンを上から丁寧に外していく途中で、つい声になってしまった。
「どういう意味……?」
任せると言っただけあって彼女は、抑えつけなくても微動だにしない。
時々口と、目を不安げに動かすだけだった。
「いや、悪い意味じゃなくて……。
なんつーの、くびれとか胸とか大人っぽいっつーか……」
「なぁにそれぇ」
ようやく彼女の緊張の糸が切れたのか、子供のような無邪気な笑みを浮かべてくれた。
普段の邪気丸出しな嘲笑の、十回に一回でもこれが混ざっていたらと思う。
「こ、この年にしては上出来じゃねーの……」
「……素直に可愛いって言ってよ」
と、猫をなでるような声で答えた彼女は俺のシャツの襟をギュッと握ってくる。
こっちも数年前までは『美人だ』とか『その服似合ってる』とかよく言ってあげていたのに、
『視覚がまともに働いてれば当然だわ』とか暴言を吐かれ続けられているうちに、
素直に褒めても喜んでくれないと思っていた。
「ねえ、一回でいいから……、お願い……」
「なんで今さら……。昔は、恥ずかしいの我慢して言ってやったのにおまえが」
「お願いだから……」
さらに襟を握る力が強まる。
「わ、わかった、わかったよ!だからもう手離せって」
「やだ」
目の前の彼女は、この近着状態を解こうとしてくれない。
おまけにいつもとはどこか違う駄々のこね方にこっちの調子は狂いっぱなしだった。
「しょうがねーな。
……か、か……わ……いい……」
俺が言い切った瞬間、彼女も上体を起こして抱きついてきた。
それがなんとなく愛おしくて、頭をそっと撫でる。
しばらくそのままでいるとまた彼女がかすれるような声で耳元でささやいてきた。
「ねえ、取ろっか?」
そう言うと、彼女はいきなり背後に手を回しブラジャーのホックを外した。
続きは今夜か明日あたりにでも
GJ!
今のうちにバイト行ってくる。
141 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 13:23:38 ID:DLavbXQB
まだか?
オタクな高校生の俺に家庭教師が来た。
年は17〜30歳の間、職業はわからない。
清楚にのびた黒い髪が細いからだをやらしく見せる。
4月で始めてみた時は体に痛みを感じるぐらいの衝撃だった。
彼女は言葉数も少なく表情もあまりない、
親の前ではニコニコして猫を被ってるが
しかし教え方は丁寧で俺を嫌ってるわけではなさそうだ。
それから半年、学年の下から4分の1だった成績も400人中20位まであげ志望校の難関私立もA判定。
何よりオタクの部屋を片付け、もてそうな男に少しづつ変えていった。
彼女のコメントは「メガネ止めたんだ」これだけだったが…
11月半、俺の改造は終わり今日はXデイだ。
彼女に気持ちを打ち明けるんだ。
いつも通りの授業、俺は机に向かい彼女は監視がてらに本を読む。
言葉のない空間が延々と、そして
「先生!好きです!」
そういってベットに押し倒した。このままキスして既成事実を…
ガコッ!アゴだ、アゴがおかしい…
俺は彼女に平手打を、しかも相撲レスラーの使う、手の下の方をアゴにしっかりくらった!
ああ終わったなあ。
そう思った俺に投げられた言葉は
「あんた何?まだ学年20番でしょ?3位までに入りなさい。
全国なん番?あと、志望校も国立に変えて学部も法学にしなさい。
あとねえ、若いうぶな子をまだ演じなさいよ
やるときはこっちから襲ってあげるから、
美人家庭教師は教え子を襲ってなんぼでしょうよ?
我慢もたんないわよクリスマスまで待ちなさい。」
あまりの状況の難関さとアゴの痛みで俺の精神はフェードアウト寸前だった。
「まあいいわ、今日はその勇気に免じて一回、手でしてあげる
もうあなた親の顔を真っ直ぐ見れないわよ」そう言うと俺と彼女の上下は逆になった。
スレ違い。
俺は結構すきだぜこれ
145 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 20:45:34 ID:zbubwKOd
彼女の顔が俺の横にある。
俺は目線を天井に向けてるが、焦点はよどんでいる。
彼女はぴったり体を横につけ俺の右に添い寝した
「久しぶりでしょ?これが人の肌の感触よ」
服は着たままだが彼女の体のラインはわかる
胸にムネが足にアシが当たり首にイキがかかる。
「女の子の匂いは?初めて?いいでしょ?」
そうさっきからなんとも甘い香りがする
俺は体の五感を彼女に奪われて
奪われて
奪われて…
ん?
てがひっかかる
彼女は忍者か?
俺の手はベッドに手錠で繋がれていた、頭の上で。
「気づいた?枕の下に隠しておいたの、ずっと前に」
ああ、布団なんてよく親が干すじゃん。これは顔向けできない
やわらかい先生の体、ゆっくり脚の間にアシを入れてくる。
「じらすわよ?たっぷりと」
彼女の笑みは親に向ける満面の猫かぶりではなく、
いやらしいたくらみを存分に楽しみにした顔だ。
右手がベルトの間に入りシャツをたくしあげる。
へそから胸にのぼる
「あったかいね。心臓はここ?」
ダクダクと唸る鼓動は彼女に伝わるのだろうか?
ゆっくり胸をなでてそのまま下へ下へ
ズボンの上からなで上げるようにいちもつに触れる。
「元気かなあ?」
もちろんです。彼女は左手を俺の首にまわして抱き寄せる
ぎゅっと体を押し当てるようにしてさらに熱を帯びる
「んんっはぁ、んっんっ」
彼女は切なそうな声を上げる。股間が痛い。
146 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 21:07:07 ID:zbubwKOd
「先生」
「なに?」
言葉が続かない。彼女が先に言う
「さっきは押し倒して何をしようとしたの?」
言葉が詰まる
「私なにを奪おうとしたの?」
彼女は体を起こしてマウントポジションになって俺の襟首をつかむ
「どうして欲しい?」
やっと言葉が出た
「キ、キス」
「…そう」
彼女は自分の人差し指を咥え出しいれする
「はい」
彼女は指をやさしく俺の下唇にあて、俺の半開きの口に入れる
「噛んじゃだめよ」
彼女の眼が恍惚として楽しんでいるのを確認して奴隷は丹念に注意深くなめる
彼女は自分の指に這う舌の感触を楽しんでいる。蔑んでものを見るような眼だ。
完全に征服された生徒と主導権の一切を選択権のすべてを手にした家庭教師。
空いた手で俺のおなかにのの字を書きながら俺の口から指を出し自分の口に入れてなめている
「間接キス」
たぶんそう言ったのだろう。俺は耐えられず腰をくねらせる
彼女は笑って「まだよ」あの笑みが…
今度は両手で首に手をやり唇同士を寄せる
「目は閉じないの?」
言われて目を閉じた柔らかい口が触れる。三度、四度、何度も
そして彼女は舌まで入れてきた。
ごめんあげてた
すいません、カズマホの話ってもう終わってしまったのですか?
まだか?
カズマホマダー?
152 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 23:51:52 ID:bevQGLDv
人生諦めも肝心
日本人しか登場してはいけないのですか?
北朝鮮人じゃなきゃイイヨ
欧米人(の留学生)がでてくる方向でひとつ。
できないものでしょうか?
おk
期待してます
158 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 00:04:28 ID:u0xA3pVv
和馬=鈴村健一
真帆=堀江由衣
で読んでる俺・・・
159 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 01:20:17 ID:hpR/DeEy
Hの時だけデレデレってのはなんだかなぁ・・・
真帆は浅川悠の方が俺にはしっくりくるよ
寧ろ皆川純子でも問題なし。
広橋涼で読んでみた。
真帆の髪型ってどんなの?
セミロングに決まってる!
ちょっとお尋ねするが、長編需要ある?
携帯からで良いなら頑張って書くが。
そりゃもう。カマーン
んじゃ、本番までながくなりそうだが、投下開始する
学生は不自由なモノだと俺は思う。
確かに休みは週二日ある。授業中に寝ていようが、たいして怒られもしない。
しかし、何かに付けて誰かに口出しされるのは、正直いただけない。
バイトするにしても教師の許可がいる。何か一つの事に力を注いでも、勉強や部活の事以外なら少なからず茶々が入る。面倒ったらありゃしない。
だから俺は、長期休暇、とりわけ夏休みが楽しくてしかたがない。
夏休みは良いモノだ。何もしなくていい。朝から晩まで遊んでいようが、ネットをうろついていていようがOKだ。
まあ、そんな生活をしていれば、普通は親がなんだかんだと小言を言ってきたりするものだが、都合良く旅行中だ。夏休みが終わるまで帰って来ないらしい。
要は、今の俺を止める奴は一人も……いや、一人いたような気がするがスルーする事にする。
まあ、そんな訳で。
「クーラー最高……ベット最強……」
俺は淡いまどろみの中、惰眠を貧る快感を小一時間ほど味わっていた。
正直やばい、この半寝半起き状態ってのは。もはや麻薬の領域だ。
虚ろな目で時計を見る。
午前七時半。
まだまだ寝ていられる。というか、寝なければいけない気がする。誰かが命じている。
「ジョジョォ……俺は眠り続けるぞぉ……」
何とも情けない意味不明なシャウトで気合いを抜き、俺は二度寝しようとした。
その時だ。
ドンドンドンッ!!
ドアを殴る音で叩き起こされたのは。
……奴だ。奴が来た。
すかさず布団を被る。
対ショック閃光用意完了。さあ来い。
ドンドンドンッ!
第二波をやり過ごしながら、寝ぼけた頭を覚醒させる。
10分。
それだけやり過ごせば、平穏は取り戻される。根拠はないが、そんな気がする。
ドンドンドンッ!!
「起ーきーろーっ!」
我慢だ我慢。
ドンドンドンッ!
「起きろって!」
堪え忍ぶのだ。
堪え難きを堪え、忍び難きを忍び、何とかこうとか。
ドンドンドンドンドンドンッ!
「ネタは上がってんのよ!! 早く出て来なさい!!」
何のだよ。喫煙か? そんなのでガサ入れされたらたまったもんじゃない。
ドンドンドンッ……。
「……ふぅ」
……行ったか?
そろそろと起き上がり、ドアへと向かい、覗き窓を見る。
……誰もいない、な。
「ったく、ドアが凹むじゃねえかよ……」
マジで凹んでやしないだろうか。
……ちょっと心配になってきた。
「大丈夫だよな、誰もいないよな」
ちょっと見るだけだから。
カチリッ。
そう思って鍵を開けたのが、運の尽きだった。
「この馬鹿……」
ドガンッ!!
「ぐえっ!?」
顔面にとんでもない衝撃が走り、意識が飛ぶ。
「あっ!」
「ぎゃっ!!」
そして、床に叩きつけられた後頭部の痛みで元に戻る。
あら不思議、轢かれた蛙が一匹出来上がり。
「は、鼻が……」
マジで折れたんじゃないか? 感覚がないぞ。
「このやろ、なにしやがうえっ!?」
言い終わる前に、俺を轢いたトラックは、
「あ、あんたねぇ……」
俺の胸倉を掴んで、
「起きろって言ってんでしょうがっ!!」
咆哮。
「ぎゃああぁ!!」
「うっさい馬鹿!」
「耳が、耳がっ!!」
「ちょっと黙れ!」
そう言うが早く、俺はリビングへと引きずられていく。
「く、喰われる……」
「ちょっと黙っててって言ってるでしょ」
ああ、堕落した生活を送っていた罰でしょうか神様。
でも、いくらなんでもカニバリストの餌食にするのはあんまりじゃないでしょうか。
とりあえず、ここまで作った。
季節外れand中途半端でスマソ
続きヨロ
「これとこれ、あとはこれか……」
リビングに連れ込まれた俺は、大人しく震えているしかなかった。
これから始まる世にも恐ろしい惨劇を想像するだけで、背筋がゾクゾクする……なんてのは嘘だけど。
いくらなんでも、そんな事はしないよな、普通。
「……ねえ」
「ふぁい?」
鼻血を止めるのに鼻を押さえているため、間抜けな返事になってしまった。
「こっち向いて」
「……はらうなよ(笑うなよ)」
と言いつつも、内心は笑ってるだろうなと思っていた。
いつもの事なのだ。
こうしてどたばたするのも、小さい時からやっている。いわゆる、幼なじみってやつだ。いや、腐れ縁と言ったほうが正しいか。毎度毎度吹き飛ばされたり叩かれたりしていれば、誰だって慣れる。
俺達の事をよく知る友人は、
「ちょっとくらい反撃したらどうだ?」
と言ったりしているが、そうなる原因の大半が俺のせいだから、救いようがない。まあ、そいつもその事がわかっていて尋ねてくるからタチが悪い。
だから、
(ちぇっ、また学校でネタにされるのかよ)
くらいにしか思っていなかった。
それもいつもの事だから、俺は苦笑しながら振り返った。
その瞬間、
「いっ!?」
時間は止まった。
……なぜあなたの右手にはそんなにごついハサミが握られているのでしょうか?
「……あのー、絵里奈さん?」
「なに?」
「それ、何に使うんですか……?」
「……」
なぜか絵里奈はそっぽを向く。
……マジで? ねえ、俺ホントに喰われるの?
……とりあえず冷静に考えてみよう。
1、俺に落ち度はあったか?
……ありすぎて困る。例えば今日みたいに居留守使ったりだとかノートを勝手に拝借してみたりだとか……昔にさかのぼれば風呂を覗こうとしたりだとか(まだばれてない)、とにかく上げればキリがない。
2、絵里奈に食人趣味があったか?
……それはわからないが、相当怨みは買ってるはずだ。
3、助かる見込みは?
……ない。親はいないし、近所に民家はまばらだ。それに、悲鳴をあげたっていつもの事だとスルーされる。
結論、諦める。
もしくは、
「すいませんでしたぁ!」土下座する。
「ちょっ、あんた何やって」
「今までの事は全て白状しますっ! いつものお返しにと勝手にノートパクったり、借金借り倒そうとしたりしようとしてましたっ!」
もう恥も外聞もへったくれもあるか。死ぬよりかマシだ。
「いや、ノートは提出期限内に返ってきたし、借金ったって五百円くらいしか貸してないし……」
「あまつさえ風呂まで覗こうとして、いや、覗きましたっ! その他諸々はまだありますが、どうかお許しをぉ!」
もう一度、頭を下げる。
「……」
「……」
数十秒の間、沈黙が続く。
最初に言葉を発したのは、絵里奈のほうだった。
「……頭」
「……」
「頭、上げなさい」
ゆるゆると頭を上げる。
そこには、少しだけ笑っている絵里奈がいた。
「じっとしてて。鼻血、止めるから」
「あ、ああ……」
言われるがまま、動かないでおく。
なぜか気恥ずかしくなって、俺は目を閉じた。
……気まずい。気まずすぎる。
というより、不気味だ。
今までの絵里奈なら、俺の数々の悪行をぶちまけた瞬間に、シャイニングウィザードの一つでも飛んできそうなモノなのだが、それがない。
というか、笑っていた。
それも、なんだか安心したような顔で。
「……なあ」
とりあえず、何か話そう。落ち着かない。
「怒って、ないのか?」
「……別に」
「……そうか」
「……うん」
そこで会話は途切れた。
耳に届くのは、例のごついハサミがテープを切る音ぐらいだ。
……そういえば、絵里奈のあんな顔を見たのはいつ以来だろうか。
もう、なんだか思い出せないくらい昔の事のような気がする。
確か、あれは……。
「いっ!」
唐突に、右の瞼に鈍痛が走る。
「あ、ごめん!」
「いや、大丈夫だから」
そう言って目を開くと、
「あ……」
「え……」
目の前に、絵里奈の顔があった。
吐息がかかるくらいの位置で、俺達はしばらく固まっていた。
そして、
「ご、ごめん!」
「あ、う、うん……」
同時に離れる。
「お、終わったから……」
「あ、ああ、悪い……」
そして、今度こそ会話がなくなった。
何かおかしい。今日の絵里奈は変だ。いや、俺も充分変だが、それにしても絵里奈の変わりようは異常だ。
朝は普段通りだったはずだ。ただ、俺が土下座した辺りから絵里奈はおかしくなったはずだ。
……何か言ったのか?
……いや、違う。それだけじゃないはずだ。
思い出せ。しっかり、はっきりと。
……わからない。
どうしても思い出せない。
あと少しなのに、何かが引っ掛かっている。
「くそっ……」
わかっているのだ。これさえわかれば、この胸のつかえも取れるはずなのに。
「……ねえ」
唐突に、絵里奈が声を発した。
「……どうした?」
「覚えてる、あの時の事」
「あの時……?」
「うん。ちっちゃい時」
「……」
なぜだろう。
「やっぱり、覚えてないか」
絵里奈の顔が、ひどく悲しげに見えるのは。
「……悪い」
「ううん。あんた、忘れてると思ってた」
「……」
「じゃ、あたし帰るわ」
引き止めなければ。
「……」
そう思ったけれど、
「……ああ」
俺には、そんな情けない返事と、
「じゃあね」
何かを堪えるように、いつも通りの姿を繕う絵里奈を黙って見送る事しか出来なかった。
すまない、今日はここまでしか書けなかった……。
ていうかHのカケラもねえ……ツン少ねえ……orz
エロに入るのはここからだろ?
ツンは無くても構わない要素だし
途中までできたけど、まとめて投下したほうがいい?
onegaisimasu
>>189 完結してくれればどっちでもいい。
だから、投下お願いします。m( _ _ )m
じゃあ、出来てる分だけ投下します
外に出ると、もうだいぶ暗くなっていた。
昼間の残り香のような暑さが、辺りを覆っている。
その中を、絵里奈はふらふらと歩いていた。
冷たい言葉を投げ掛けて、幼なじみの部屋を出てきたはいいが、行くあてはなかった。
ただ、足は自然とある場所を目指している。
「……あ〜あ」
一人、ぽつりと呟く。
「なんでかなぁ……」
どうしてあんな事しか言えないのだろうか。
もっと、言いたい事はあったのに。
そんな後悔ばかりが、後から浮かんでは消えていく。
思えば小さい頃から、あいつには迷惑ばかりかけてきたと思う。
こんな性格のせいで周りから孤立していた自分に、あいつは飽きもせずついてきていた。
だから、小さい頃の思い出は、一人の時か、あいつと一緒にいるかのどちらしかない。
一緒にいたあいつも相当浮いていたはずなのに。
それが苦しくて、わざと冷たく当たった。
構わなくていい。
一人で十分だから。
そんな時、そう言った自分に、あいつは一言だけ言ったのだ。
その一言のおかげで、今の自分がいる。
……あいつ自身は忘れていたけれど。
「あたしって、やっぱりダメだなぁ……」
自分だけならいい。
だけど、あいつには迷惑はかけたくない。
ずいぶん身勝手な話だ。
今まで、ずっと迷惑かけてたくせに。
「……いいや、もう」
それなら、あの頃のように付き合っていけばいい。
うわべだけをなぞっていけば、迷惑はかからない。
それが、一番だ。
自分にとっても、あいつにとっても。
「……」
なのに、なぜかどこかが痛い……。
「……ふぅ」
十本目の煙草を揉み消しながら、ため息をつく。
一人取り残されたまま、俺はまだ動けていなかった。
新しく開けた箱から煙草を取り出し、火を点ける。
こうしている間にも、時は動いているのに。
巻き戻しは効かないのに、悠長なもんだな……。
そんな事を考えながら、ゆっくりと煙を吸っていく。心のわだかまりの原因は、だいたいわかった。
それから、俺がすべき事も。
ただ、自分のどこかが、それを見まいとしている。
なぜ、俺は正直になれないのだろう。
そうなれば、全部楽になるのに。
……あれ?
確か、これって。
そう思った瞬間、
「……あ」
俺は重要な間違いに気づいた。
「そうか……」
なんだ、単純な事じゃないか。
「ははっ」
なんでこんな事がわからなかったのか。
「馬鹿じゃねえの、俺」
まだ俺には、やる事が残っていた。
置きっぱなしにしていた煙草を消して、俺は立ち上がる。
「待ってろよ……」
すぐ行くからな。
冷静になってみれば、こんな単純な事もなかっただろう。
「はぁ……はぁ……」
必死に自転車をこぐ。
こぎながら、思い出す。
あの時感じた違和感。
その原因は、昔のあいつにそっくりだったからだ。
昔、あいつと疎遠になった事があった。
学校が別になったのだ。
一緒に登校する事もなくなったし、つるむ事もなくなった。
たぶん、お互い意識的に避けていたのだろう。
……違うのは、俺が自分の気持ちから逃げていて、絵里奈は向かい合っていたという事か。
三年たって再会した時、確実に差は開いていた。
大人しい奴だった絵里奈は、考えられないほどに明るくなっていた。
たった一言、俺が言った言葉だけで、あいつは変われたのだ。
その時から、俺は微妙な感情を抱いていた。
嫉妬と憧れが、ないまぜになった想い。
それが、俺を躊躇させていた。
けれども、その迷いは、やっとなくなった。
大切な何かを失いかけて、ようやく気づけた。
けれど、遅すぎた。
そのせいで、絵里奈にどれだけ辛い思いをさせただろう。
何をやっても、俺のしてきた事は消せない。
それはわかっている。
だからこそ、俺は行かなくてはならないと思う。
……それが、この生温く居心地のいい関係を崩すかもしれなくても、だ。
とりあえず、ここまで。
つーか、俺って進歩ねぇな……orz
お疲れ!
ところで、途中で一人称が私→俺に変わっていたのだが、
これは語り部の交代ということでOK?そこで混乱した。
うん、それでおK
多分もちっとでラストまでいけるはず
ganbatte
>>201だけど、やっぱり主人公には名前あったほうがいいよね
今まで書いてて気づかなかった……orz
べつになけりゃ無いで良いんじゃない?
オレは短編書くときはあえて付けない時もあるよ。
名前をさりげなく読み手に認知させるってのは難しいし。
「俺の名前は○○○」とか「こいつの名前は○○○」
とかって、なんか頭悪そうでしょ?
友達に名前を呼ばせれば良いじゃん
バレンタインとかのシチュで、ディープキスによる
女の子→男の子の(チョコなど)口移しは、アウトですか?
(このスレにおいて)
いいんじゃないか?
ぜひやってくれ
今日も今日とて保守するか
普段は女の子が男の子をこき使うんだけど、
ベッドの中では地位が逆転する……ってのはどう?
ツンデレとか、既存の属性に含まれちゃうかな?
216 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 10:26:37 ID:muuClVow
>>211 読まずにいられようか(いや、いられまい)
必死だな
>>211 すごく読みたい。
ところでそろそろ「い」も使えなくなるな。
今の内にいっぱい言っておいた方がいいんでないかい?
今九回ぐらい「い」言ったかな?
テリトリーキタ━━(゚∀゚)━━!!!
>>211 読ませてくれよォォォォォォォッッ!!!!
225 :
211:2006/11/25(土) 23:33:28 ID:NV2zYr1Q
うん、保守代わりのダシに使われたような気がしないでもないけど、
ここまで言われて書かないわけには行かない気もしたので初SSを投下。
まだHにまでたどり着いてません……orz
「ほらそこ!演奏前に私語は慎む!」
「へいへい……」
二人の男子校生が不満そうな顔をしながらもおしゃべりを止める。
「三列目、顔が隠れてるよ!全体的に少し右にずれなさい!」
「了解で〜す」
指示通りに列全体が右に動き、互い違いに顔が見える形になる。
「はい、それじゃあ最後に全体で通して合わせたいと思います!
……それでは先生、お願いします」
「うん、じゃあ今日の最後だ、気合入れていこう!」
〜♪
……え、何をしているのか、って?こほん、ではお教えしましょう。
実はこれ、我が男子校と近くにある女子高との年に一度のビッグイベント、
クリスマス第九コンサートの合同練習……のビデオです。
練習が終わった後に、ビデオ録画した内容を見ながら反省会をしている、と言うわけ。
申し遅れました。僕の名前は高島直之、高校二年生。
男子校合唱部の副部長で、女子高合唱部との交渉役を仰せつかっています。
「……君、高島君!聞いてるの?」
「え、あ、ご、ごめん……」
「まったく、そっちがそんな風に適当だから……」
んで、冒頭のやり取りや今の会話で出てきたやかましいのが、
女子高側の交渉役兼全体のまとめ役、須藤佐紀子さん。
僕と同じ二年生ながら、合唱部部長をやってるすごい人なんだけど、実は……。
まあ、詳しくはまた後で。
「もう演奏会まで時間がないんだよ?
それなのに、高島君がしっかり男子をまとめてくれなくてどうするの?
特にテノールの相沢と梯。あいつらやたらデカイ声で張り合って、馬鹿じゃないの?」
「うん、彼らに悪気はないんだと思うよ。
ただ、自分の声が聞こえないと不安になるんだと思うけど……」
おずおずと僕がフォローすると、須藤さんは何故か肩を落として、
「その辺を調整するのが高島君の仕事でしょ?しっかりやんなさいよね」
と言った。
うちの部長の西村先輩とあっちの副部長の辻村さんも、
困ったような顔をして僕の方を見ている。
「……了解です」
それだけを何とか声に出す。こんな時、世の男性は決まって悪者なんだよね。
「じゃあ、今日のところはこれで終わりにしましょう。
高島君はビデオカメラとテープを片付ける。辻村さんはテレビを音楽準備室に。
そうそう、高島君は後で『個人的な打ち合わせ』をしようね」
ぽん、と手を合わせるとすぐにてきぱきと指示を出す須藤さん。
有無を言わせぬその口調に、僕達は何も言えずに従うのだった。
「それじゃ、今日はお疲れ様でした〜」
「ああ、僕はこっちだからここでお別れだね」
「さようなら、また明日〜」
「お疲れ様〜」
校門のところで西村先輩と辻村さんが別れ、僕と須藤さんはそれぞれ自転車に乗る。
合同練習の時にはおなじみの、どこにでもある、普通の下校風景。
「……あの、高島君?」
「なんだい?」
秋の日はつるべ落とし、もうすっかり暗くなった道を自転車で走りながら話をする。
須藤さんの声色は、ついさっきまでとは違ってどこかしおらしく聞こえた。
「『個人的な打ち合わせ』の事なんだけど……」
「うん?……どうかした?」
自転車を停め、振り返って須藤さんの方を見る。
暗くてよく見えないが、きっと須藤さんの顔は真っ赤なんじゃないかと思った。
「その……今夜は、お父さんもお母さんも旅行に行ってて……」
……短いですが、とりあえずここまで。
ご都合主義全開ですが寛大な心で許してください。
次はもっと頑張ります。
>>228 お待ちしてました
気にせずに続きを書いてくれると嬉しいです
お、久々に投下された。続きwktkしながら待ってます。
待 っ た 甲 斐 が あ り ま し た
_ _ _ _
+ + | | | | | | | | +
| | Π| | | | Π| | +
/ ̄ ̄ ̄ ̄/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄l ̄ ̄ ̄ ̄l +
/ ̄ ̄ ̄ ̄ /三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i、 ̄ ̄ ̄ i、
/ ̄ ̄ ̄ ̄ _/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄', ̄ ̄ ̄ ̄l
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄',三二二ニl +
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
古代都市ワクテカ (B.C.8000年頃)
>>98 によると、誰でも和馬×真帆の話を描いていいようなことを言って
いるけど本当にいいのですか?
ねぇねぇ、カズマホは?カズマホはどうなったのさ?気になって眠れないよ!
Hey boy 少し落ち着きな。
幻想した
冒頭行き成りレイプなんだ
暗い路地、嫌がる女、のっそり迫る男。
で、だ入った瞬間彼女は涙流しながら「○○くんだぁ・・・」とか言っちゃってデレるんだ、
青姦なイメプレという落ち。
先生こんなのもHのときだけデレデレですか?[・∀・]
ただの少女漫画だね。
最近の少女マンガは、なんでヤってばっかりなの?
239はクールなおにゃにょこ。240も勝ち気な世間知らずのおにゃにょこ。
※あくまでもイメージです
243 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 12:55:05 ID:RxeFSxlW
ほしゆ
和馬×真帆の制服ってどんなの?
ブレザーor学ラン,ブレザーorセーラー服?
学ランセーラーで
やばい。保守しとくわ。
すっかり過疎ってしまったね。なんか、もう水も出ないって感じ。
曰くサソカムバーック
249 :
名無し曰く:2006/12/18(月) 21:21:25 ID:CmDlYSCb
いゃぁ〜まいった。
パソコンぶっ壊れて買い換えたと思ったらコッチの事すっかり忘れてた。
皆さんスマソ
続きを書こうか、いっそのこと新しいのに手を付けてみるか・・・
どっちがいい?読者の諸君。
わ、私も続きをッ!!!
同じく続きを
続き続きィィィッ!!
254 :
名無し曰く:2006/12/25(月) 08:35:45 ID:nEwW3Yph
悪い、書き込むの年明けになりそう
優先課題が多すぎる
いつまでも待ちます
256 :
名無し曰く:2006/12/28(木) 18:55:39 ID:jKQs0sy1
女の子らしく発言させるように言う和馬ってのはどうだろう?
モチロン、ヤってる最中で入れたまま動かないとか。
それとか、真帆で足コキで出した後、ボーっとしてるトコロを襲うとか。
ネタがかぶってどうしようもなくなってきて、意見を聞きたいと思ってね。
どっちがいい?
前者に1票
258 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 21:07:33 ID:FvQcDDcb
年末記念保守ageカキコ
260 :
名無し曰く:2007/01/01(月) 23:19:52 ID:KYTbHaW/
久しぶりの投下でーす
261 :
名無し曰く:2007/01/01(月) 23:20:46 ID:KYTbHaW/
呼吸もままならないまま、真帆は上下に動き始めた。
こわばっていた顔もいつしか淫蕩な表情になっていた。
「ん、うん、あッ・・・いひッ!!」
「ちょ・・・真帆ッ、そんなにうご・・・うあっ!!」
ぬるぬるとした壁が和馬を包み、絞り上げる。
けっして離そうとはしなかった。
和馬は限界が近いのか、自分の砲身をどんどんとおおきくしていった。
「真帆ッ!、・・・つ、・・・あッ!」
「ひぃよぉ・・・中で膣で、んくぅ・・・・あはっ・・・」
「くあっ、そんなに・・・絞ったら・・・も、もう、ダ・・・メ・・・」
ドクッ、ドクッ、ビュ・・・ビュルルッ・・・
遂に和馬は限界を超えてしまい、真帆の中に大量の精を放った。
普段なら終わりであるはずの脈動は止まらず、尿道に残る僅かな精液までをも真帆の膣は搾り取ろうとしていた。
「う、はぁッ!!、んぁ」
「あ、ついよぉ・・・・和馬・・・ん、んぅッ!!」
しばらくして・・・
「・・・・ッ!?・・・ご、ゴメン!!和馬!」
「・・・・はぁ」
「え・・・・っと・・・ゴメン、あん時は俺も正気じゃなくて・・・・」
「うん・・・なんかレイプされた気分」
つながりあったまま会話を交わす。
「ん、で?」
「だから・・・ゴメンって」
「そうじゃなくて」
「じゃなくて?」
「お前・・・・・まだイってないだろ?」
「ッ!?」
「まだ、いけるよな?」
真帆はゆっくり頷いた。
第二ラウンドの始まりである。
262 :
名無し曰く:2007/01/01(月) 23:21:33 ID:KYTbHaW/
「こんなカッコですんの!?」
「んだよ。文句言うな。さっき襲っといたクセに」
「ぐっ・・・」
今、、真帆はテーブルに手をついて後ろにお尻を突き出すような格好でいる。
俗にバックと呼ばれる体位だ。
「この格好・・・結構恥ずかしい」
「俺を襲うのは恥ずかしくないのか?」
「うっせぇ!、もういいだろーがよ、さっきのは!!」
少しおしゃべりでうるさい口を封じる為に、和馬はそっと秘裂を撫でてやる。
「ひゃああぁん!!」
「可愛い声だぜ、真帆」
「バ、ッカ・・・いってんじゃ・・・ねぇ、ん、よ・・・おぉおおっ!!」
次は膣に差こみ様子を伺う。
どうやらさっきの行為でかなり真帆の身体は昂ぶってるようだった。
「な、なぁ・・・もう、いいだろ?」
「どーしよっかなー・・・さっきのもあることだし?」
「そ、それは・・・・」
「『お○んこに入れて下さい』って言えば許してやらんこともないが?」
「んな恥ずかしいこと言えっかよ!!」
「じゃいいや。擦りつけてやろーっと。これだけでも気持ちいし?」
そう言うと後ろから乗っかったまま、和馬は真帆の花びらに擦りつけ始めた。
前にも手を伸ばし、ブレザーの前をはだけ下着をずらし乳頭を刺激する。
片方の手でも淫核をつまみあげる。
「ん、あぁあぁぁッ!!も、和馬ぁ」
「ダメだよ・・・まだイかせてあげない」
「えっ!?」
「嫌なら『おねだり』すればいいじゃん?」
「〜ッ・・・んーッ!?」
「いいの?シてほしくないの?」
クリトリスをひねりあげ、絶頂の手前まで引き上げる。
そして、
「 」
真帆は口を開いた。
263 :
名無し曰く:2007/01/01(月) 23:22:42 ID:KYTbHaW/
「頼む・・・俺の、お・・・お○んこに入れてくれ・・・」
和馬は口端をニヤリと曲げると、真帆の耳元で囁いた。
「そんな簡単に入れてもらえると思った?」
「そんな・・・ッ!?」
真帆の言葉が止まった。
振り返ろうとした瞬間に、自分の股間に熱い肉棒が突きたてられたからだ。
「ウ・ソ・だ・よ・♪」
「〜んー!!ッ!?」
一番奥まで突進する和馬の肉棒。
いきなりの衝撃にただただ耐えるしかなかった。
一番奥まで到達した和馬は、真帆をイジめる手をまた思いついた。
「そーだ、真帆。女の言葉遣いしてくれねぇ?」
「・・・はっ・・・ん・・・え?そんなの無理・・ン、ぅッ!!」
「言ってくれいないと・・・動いてあげない」
「い、いやだッ!!」
「じゃあ、言ってよ。『お願い、動いて』って」
「おっ、おねが・・・・無理!!絶対無理!!」
「じゃあ、これから抱くのやめよっかな?」
「それは・・・・ヤダ・・・」
「じゃ、言って♪、そじゃないと・・・抜くよ?」
そう言って和馬は、カリ首がギリギリ引っかかる所までペニスを抜いた。
「そ・・・それもヤダ!!」
キュっと和馬の分身を締め付ける。
「じ、じゃあ言ってよ」
和馬は子宮口に当てるぐらいの勢いで腰を真帆の穴に穿つ。
嗚咽を漏らしながらも真帆は口火を切った。
「お願い・・・動いて・・・もう、我慢できな、いの」
wktk
風呂入る前に保守しとくか。
一緒に風呂はいりたい
お背中流します
268 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 19:03:26 ID:wIzQ+W59
保守
269 :
名無し曰く:2007/01/12(金) 18:11:54 ID:ALT1fLPI
久しぶりぃ
270 :
名無し曰く:2007/01/12(金) 18:12:31 ID:ALT1fLPI
その言葉を聞いた瞬間、和馬の背筋にゾクゾクとしたものが走った。
征服欲を満たした和馬は真帆の期待に答えてやろうと腰を振りはじめた。
「んぅッ!!か、和馬っ!激し・・・んぁッ!」
「お前が、かわ・・いいからッ!!」
「、ふぅっ、嬉しい・・んッ!」
「真帆、・・・くっ、好きだぜ・・・」
「・・・・和馬、私・・・私もぉ!!」
狂ったように腰を打ち付けあう2人。
もうガクガクと足を震わせている真帆を、和馬は2本の腕で抱きとめる。
溢れ出した粘液は、真帆の足を伝って水溜りをつくっていた。
やがて、最後の時が訪れようとしていた。
「真帆ッ!俺、イきそッ!!」
「私、もぉ・・・イ、イっちゃうよぉ・・・んあぁぁッ!!」
「ダメだ・・・ッ!?」
「和馬ッ!!和馬ッ!!・・・ん、あぁあぁぁああぁぁッ!!」
和馬はドクドクと真帆の中に欲望を放出した。しかし、
「うわ・・・とまんね・・・」
いまだに尚、脈動を続けているペニス。
真帆のの方はというと、
「熱いのが・・・止まんないよぉ・・・和馬の、精液・・・んっ」
イったあとで感じやすくなっているのだろう。
精液の熱さで感じているようだった。
271 :
名無し曰く:2007/01/12(金) 18:13:09 ID:ALT1fLPI
「真帆、さ・・・まだできるか?」
「え・・・・・・・・その・・・・えっと・・・・・・・・・・・うん」
「料理の特訓は・・・また今度な」
「うん」
「じゃぁ、ベッド行こうぜ」
「でも、」
「でも?」
「腰、抜けちゃって・・・運んでくれる?」
「おう、」
そのままお姫様抱っこで2階に上がってゆく真帆と和馬。
この後、2人は深く愛し合い、何度も何度も交わった。
行為が終わったのは早朝近くだった。
「ふぅ・・・・さすが、に・・・疲れたな」
「そだね」
「あんなに可愛い声で鳴いてくれると思わなかったよ」
「・・・・バカ」
「しかも、もう朝だしよ」
「ねぇ・・・・」
「あ?」
「ずっと・・・・・ずっと、一緒に・・・居てくれる?」
「バカ・・・・・」
「バカなの?私」
「男のセリフを取るんじゃねぇよ」
「ぷ・・・・」
「ふ・・・・」
「あははははっ」
「はははははっ」
クスクスと笑いながらその日は眠りについた。
272 :
名無し曰く:2007/01/12(金) 18:13:48 ID:ALT1fLPI
〜次の日〜
「和馬、起きろって!!」
「んぁ?、もう少し寝かせてくれ」
「そんな時間じゃねーんだよ!見ろ!!」
真帆が指差した時計は10時を回ろうとしていた。
「っ!?ヤベッ!!」
「急いで!かずくん!」
「・・・・あ?何だその呼び方?」
「いいじゃねぇか、『俺』の時は和馬。『私』の時はかずくん。で」
「確かに・・・・でも、『私』の真帆も『俺』の真帆も、俺はどっちも好きだぜ」
「バ、バカ言ってねぇでさっさと支度しやがれ!タコ助!!」
制服に身を包み、玄関先まで降りる。
「かずくん、行ってきますのちゅーは?」
「なッ!?」
(くっそー、都合のいい時だけ『女』になりやがって)
「して・・・くれないの?」
涙目で懇願される。
これで傾かない男などいるのだろうか?もし、いたら見て見たいものだ、と思いながら真帆にキスをしてやる。
「ほら、ちゅっ」
「えへへー、じゃあお返し、ん」
律儀にもキスを返す真帆。
気恥ずかしくなった和馬は、やけくそ気味で叫ぶように言った。
「ほ、ほら、行くぞっ!!」
「おう!!」
そろって2人は玄関を飛び出した。
この先・・・なにがあっても2人で進んでいけるよな?
なぁ?そうだろ?
〜END〜
273 :
名無し曰く:2007/01/12(金) 18:14:43 ID:ALT1fLPI
〜後日談〜
「和馬、最近真帆ちゃんどうしたんだよ?たまに女っぽいんだけど」
俺はクラスで級友と話していた。と、その時
「かずくぅん、お弁当たべよっ!」
突然、よく通る声が教室に響いた。真帆だ
あの日から、真帆の性格が変わった・・・・というよりは2重になった。
何故か料理も上手くなったし、家事全般が楽にこなせる程度になっていた。
男子からも、今まで以上に人気が出て俺としては嬉しくない日々が続いているが・・・
「どうしたの?」
「ああ、今行く」
その鬱憤を、夜真帆で晴らすのが楽しくてしょうが無いのは、また別の話。
〜Fin〜
274 :
名無し曰く:2007/01/12(金) 18:16:39 ID:ALT1fLPI
やっと終わったぁ〜
俺の一代目のPC、サンキュ
このスレが残ってたこと、サンキュ
そして読者の皆さん、サンキュゥ!!
なにわともあれGJ
ま、まさかカズマホシリーズこれで終わりじゃねーよな?!
(*´Д`*)イイヨイイヨ〜
続きお願いします。
277 :
名無し曰く:2007/01/18(木) 21:24:23 ID:XOOBzOko
続きは無いぞ。
処女を喪失してハァハァいえるのは3回までだ。
つーわけで、皆ガンガレww
ここで終わるもよし、続きも書くもよし。
ただ一つ言えるのはカズマホGjということだけだ。
神様GJ。
保守sage
281 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 01:17:16 ID:SefGsrfk
あげあげ
「何をやってますか、アンタは・・」
「バイクのメンテです。真由香さん」
振り向きたくない衝動に駆られ、左手だけで挨拶をする。
ちなみに、彼女に敬語と名前に¨さん¨付けで返事をする時は自分に非があるのが分かってる時だ。
「じゃあ今日が何の日かは、分かってるね?」
彼女もそれを知っている。
そこで観念して、ゆっくり立ち上がり、振り向く。
(うはぁ、怒ってらっしゃるぅ。)
可愛い顔の眉が吊り上がるのは中々怖い。
しかも腕組んでるし・・・。
「あ〜、ゴメン。早く直して、2人でツーリングに行きたかったから」
と、普段使わないセリフでごまかしてみる。
「・・・・・」
(上手く行ったか・・?)
次の瞬間、バックで叩かれた。
「そんな嘘でごまかされないよ?」
「嘘だなんて酷いなぁ。ってバック振り上げるな!分かったよ。すぐ準備するから」
「早くしないと帰っちゃうよ?」
そんなこんなで始まった休日のスタート。
今日は何回叩かれる事やら。
とまぁ、序盤も序盤だけ書いてみました。
続きは今日またUPしますんで、楽しんで頂けたらと。
期待してまちます
ところで、基本デレだけど立場なんかのせいできつくあたっているのはこのスレの範囲?
と、本屋で妻が上司物見つけたんで聞いてみる
>>282の続き
「雅人、出かけるのか?」
急いで準備をしている時に限ってこういう事がある。
「おやじ?うん。・・・急いでるんだけど、何?」
「いやあ、今日母さんとデートに行くから晩飯なんか適当に食ってくれ」
「分かった了解。後何かある?」
「そんなとこだ」
短い会話をして親父の姿が消える。
(親父達もデートかよ。お若い事で・・・っと急がないとまた叩かれるぞ、と)
支度が終わって、待たせてるガレージに急いだ。
「おまた・・・せ・・」
「遅い・・・」
こっちとしては急いだつもり。
実際5分と経ってないし。
それでも遅いと、仁王立ちで迎えてくれた。
おっかしーな、普段はここまで厳しくないのに。
「なにしてんの?早く行こ」
「あ、ああ。行きましょう」
切り替えに着いていけない・・・。
彼女の様子がなんか変だ。
「なあ真由香」
「ひゃい、っな何?」
・・・・こんな感じ・・・・
なかなか面白い。ガレージでの仁王立ちの時とは大違いだ。
「何か変じゃない?なんつうか・・・可愛い?」
「なっっ・・・」
スパーーーン
叩かれた。芸人のつっこみの如く。
「何変な事言ってんの?ほらっ、きりきり歩く!それに自分の彼女に「可愛い?」って疑問形で聞くな!」
また叩かれた。
どうやら気のせいのようで。
「ん〜やっぱり人多いな〜」
「だね。でも今日は買いたいのがあるから」
「そうなの?何??」
「ふっふ〜ん、知りたい?」
普段の俺だったら、さあ、とか興味はあるけど聞かないみたいな感じで返すけど。
「ああ、知りたい」
素直に返してみた。
って何でそこで赤くなりますか真由香さん。
「教えてあ〜げない」
本屋やらウィンドウショッピングやらで、歩き回ったあとこんな所に連れてこられた。
はい、この店には入れません。
自分で分かる位、顔が赤い事でしょう。
まさかこんな形で返されるとは・・・・・
続かせます・・・
期待
wktk
>>286の続き
今、俺は真由香の後ろで立ち止まっている。
連れてこられた店は、外観はいい感じの店なんだけど、ウィンドウに並べられたマネキンを見れば一目瞭然だ。
女性用下着の専門店である。
この娘はなにを考えてるんだ。
いくら彼氏彼女の関係だからといって、俺をこんな店に連れてくるなんて。
「あの、真由香さん?目的地はここ?」
「?。そうよ?なにか問題でも?」
俺の質問が変なのか?
いや、確かに入ってみたくはあるけど。
仕方ない。
かなり恥ずかしいが、俺も男だ!
選んでやろうじゃないか。
似合う下着を!(つーか俺好みの)
「な、まさか一緒に入るつもりだったの?」
「へ?」
違うの?だってこの流れだったら、一緒に入店するのが、自然じゃないのか?
覚悟まで決めたのに。
「一緒に入る訳ないでしょー!外で待ってて!」
かなりの肩すかしだ。期待させやがって。
どんな下着を買うのか、見たかったのに。
どんなに店員の視線が痛くても。
彼女は、そんな捨てゼリフ?を言って店に入って行った。
そんな彼女の背中を見送った俺には、周囲の人達の目線が痛かった・・・。
待ちくたびれた。
近くのベンチに腰を降ろしてから、大体40分位。
「あ〜、なんでこんなに待たされるんだ。女性の買い物が時間が掛かるって本当なんだな〜」
いつもは一緒に見て回るから、そんなに気にしたことないけど、一人で待つ様な事は今回が初めてだ。
それからさらに20分。
やっと店から出てきた真由香さん。
その手には、今出てきた店のロゴが入った袋が握られていた。
「ゴメン、待った、よね?」
「待ったけど、気にしちゃいない」
「本当にゴメン。色々迷ってて」
色々ですと?そんなに迷うなんてどんな下着を買ったんだ!。
正直見てみたい!。
そんな欲が目線でばれたのか、後ろに隠されてしまった。
ちぇっ残念。
「これからどうしようか?」
「今何時だっけ?」
ポケットから携帯を取り出して、時間を確認。
見ると、もうすぐ18時になろうとしていた。
「まだ時間があるならまだ回りたいけどな。どっかで晩飯食べて行く?」
「晩ご飯?今日はご両親いないの?」
「ほら迎えに来た時、親父が母さんとデートに行くから晩飯食っとけって言われたんだよ。」
「あ、・・・そうなんだ。だったら、・・・家に来る?」
「真由香ん家に?さすがにそれは・・・」
正直行きたいんだが、真由香の両親に囲まれて食事をするのはちょっと辛い。冷や汗ものだ。
「いや、親父さんと一緒にってのは厳しいから、そのお誘いはまた今度」
「遠慮しなくてもいいのに。ご飯どうするの?」
「家に帰ったら何かあるから大丈夫だって。」
「うん、・・・分かった。」
しょうがない、帰ってからなんか探してみるか。
私怨
wktkが止まらねぇ!!
私怨だぜ!!!
困った。
自宅に帰ったら、まだ両親は帰ってなかった。
ラーメンでも作ろうとしたら、棚の中はからっぽ。
冷蔵庫の中には色々あったが、俺には料理の経験値が皆無に等しかった。
挑戦した事はあっても、以前火事になり掛けて以降キッチンにさえ入れてくれなかった。
「さて、どうしようかな・・・・。」
なんて呟いてると腹が鳴る。
仕方ないと自転車を出すためにガレージに向かった。
「こいつが使えればすぐなんだけどな」
こいつとは、只今メンテ中のバイク。
フレームからエンジンは降ろされ、走り出せるようになるには、まだ時間が掛かる。
そして、バイクの反対側に置いてある自転車に目を向けた時、シャッターが軽く叩かれた。
「雅人〜、いるんでしょ?居たら返事しなさ〜い」
「真由香?ちょ、ちょと待って、今開ける」
ガラガラっと、シャッターを開けると彼女が立っていた。
「あれ、どうしたの?こんな時間に・・・」
見ると、両手には買い物袋が握られていた。
「晩ご飯、まだなんでしょ?作りに来てあげたわよ」
「だったらメールでもしてくれればよかったのに。親父達が帰ってたらどうしてたの?」
「その時は、その時よ。ビックリさせようと思って。ほら、どうする?いる?いらない?」
ニヤニヤしながら質問してくる時は、答えが分かっているはずなのにな。
「勿論お願いします、真由香さん」
「まっかせなさ〜い」
今度は笑顔になった。
はてさて、どんな料理が出てくるのやら。
hosyuhosyuhosyu
これ最近よく見かけるな
いとうえいにはとても見えん。
ドジンでゲストとかが書いたんではないか?
ともあれ297にwktk
雅人×真由香を書いてる者だけど、ちょっと疲れちゃったもんだから、明日投下させてもらいます。
あと少しでHシーンに持って行ける。
ではオヤスミ。
>>293の続き
キッチンからいい香りが漂ってくる。
何か手伝おうかと提案したが、やんわりと拒否されてしまった。
曰く「1人でやったほうが、効率がいいのよ」らしい。
そんなもんかね。
「おっまたせ〜」
「お、待ってました〜」
真由香が作ってきたのは、いわゆるハンバーグセット。
挽き肉から作ったらしい、が、料理の知識ゼロの俺には簡単なのか難しいのかさっぱりです。
「いただきます」
「はい、召し上がれ」
などと言って、なんで口に運ぶまで凝視しますかね。
まあ、感想は、美味しい。
口に出す前に表情でばれたのか、ニコニコしながら自分の分に口を付ける真由香さん。
ここで「不味い!」とか言ったら、修羅場になるんだろな〜(笑)
夕食も終わり、ふと時計を見る。
日付が変わる3時間前。21時。
「時間大丈夫?もう遅くなるけど」
「ん〜、どうせならドラマ見ていっていい?今日のは見逃せないの」
「りょう〜かい。・・・じゃあ俺ちょっと風呂入ってくるけど」
「お風呂?背中流してあげようかぁ〜?ドラマも捨てがたいけど」
「丁重にお断りいたします」
「あら残念。ごゆっくり〜」
ちくしょ〜、絶対からかってるし。
あの二ヤ顔は反則だ・・・。
一通り体を洗って、湯船の中。
「は〜〜〜〜、やっぱり風呂だよな〜〜〜」
などと独り言を呟いてみる。
耳を澄ますと小さくテレビの音が聞こえる。
「上がったら一緒に見てみるかな」
とは言うものの、ドラマには全く興味がないから困ったもんだ。
脱衣所からリビングに戻ると、テレビは付いてるものの、真由香の姿が見当たらない。
「ま〜ゆ〜か〜、どこ行った〜?」
「ここにいる〜」
背を向けたソファーの背もたれから、腕が伸びてきた。
「ああ、横になっていたのか・・・って」
ソファーの前に回り込んでみると、後ろからは見えなかったテーブルに缶チューハイの空缶。
「ちょっ、真由香、酒飲んでたのか?」
「おいし〜よ、これ〜」
いや、美味しいのは分かるが、彼氏の家で酒飲むか?普通。それに未成年だっつーの。
しかし、それよりなにより、今の彼女の体勢の方が問題だ。
ソファーに横になってるもんだから、スカートは膝辺りまでめくれてるし、顔は酔っているのかピンク色になっていた。
「大丈夫か?けっこう酔ってないか?」
「らいじょうぶ〜。酔ってにゃ〜もん」
いやいや、それを酔ってるって言うんですよ。
しかし、どうしたもんかね。
こんな状態の彼女を送って行ったほうがいいのか、醒めるまで待ってるか。
まぁ、待たなきゃしょうがないよな。
wktk
304 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 15:53:18 ID:/v3JuLQj
保守
じゃあオレも保守
hoshu
お待たせしてます(待ってるのか?)雅と真由ですが、時間の都合上3月に投下、完結になると思います。
本っっ当にすみません。
三月なんてもうすぐさ。
待つなんてなんてことない。
309 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 08:57:25 ID:R72jgWL/
保守
三月になったんだぜ?
311 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 19:52:12 ID:kRU+NIGV
まだ4日だからね…作者をまとう
職人さん…………。
早く帰ってこないと、俺たちおじいさんになっちゃいますよ?
お待たせして、本っ当にすみません。
今日の仕事が終わったら、やっと休みが取れるから、帰宅次第投下します。
314 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 02:01:01 ID:AUjtgZqQ
仕事お疲れ様〜
315 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 14:55:11 ID:8GIWu7DL
仕事終わって、そのまま寝てました、スミマセン。
で、今から投下します。
316 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 14:56:05 ID:9XTylwT+
取りあえず30分程テレビを見つつ待ってみたが、酔いが醒める事はなく、静かに寝息を立てている真由香さん。
「しょうがないな、このまま寝かせると風邪を引きそうだしな・・・」
意を決して首の後ろと膝裏に手を入れて、抱えようとした瞬間・・・
「・・・遅い・・・」
腕を首に回されて、キスをされた。
思いっきりパニックだ!
「こんなに待ってたのに遅すぎるよ・・・」
「え?え?」
「バカ!鈍感すぎ!この唐変木!」
そこまではないと思うんだけどなぁ。
「そこまで魅力ないの?」
・・・・やられた・・・・
いろんな意味で・・・
「あ〜、ごめん。悪かった」
「言葉より行動で・・・ン・・」
会話の途中で思いっきりキスをした。
「ん・・・はぁ〜。あの〜明るい所だと・・・恥ずかしいよ・・・」
「分かった、俺の部屋に行こう」
そのまま、お姫様だっこの形で持ち上げリビングを後にした。
ちなみに、テレビは付けっぱなしだった。
つまんね
3月まで待ったのにマジ期待損
318 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 15:46:00 ID:9XTylwT+
そのままの格好で彼女を部屋に入れて、ベットに降ろした。
「・・・初めてだから・・・」
「え?」
「優しくして・・・ね」
俺だって初めてだ!
「努力する・・・よ」
とは言ったものの、手順なんて知らねーし!
取りあえず脱がさなきゃな。
えーと、ボタンは・・・。
胸元に手が触れた瞬間
「あ・・・待って、自分で・・脱ぐから・・・」
「駄〜目」
「へ?」
「俺が脱がす!」
「え・・・ちょっ・・・」
全部言わせる前に、一つ一つボタンを外して着ていた服を脱がせた。
「随分手慣れてるのね・・・」
上半身ブラ一枚になって胸元を隠しつつ冷静に言われてしまった。
「心配すんな。俺だって初めてだ!」
ちなみに、部屋は真っ暗だからぼんやりとしか見えてないけど、さすが俺!やれば出来る!
「・・・・・・プッ、あはははは」
「そこ笑う所か?」
「だって、初めてなんでしょ?手際が良すぎ・・・んっ」
これ以上は言われたらたまらんと、キスで口を塞いだ。
集中させなきゃな。
さて、やっぱり胸からか?
と、ブラジャーを上にずらして揉んでみる。
「ふっ・・・ん・・・・」
やばい、すごい柔らかい!
こう、ふにふにだ!
そのまま、覆い被さるようにして、右手で胸を揉んでたのとは逆の左の乳房を口に含んでみる。
「ひゃっ・・んんっ・・・」
と、目線を顔に向けてみると笑ってるような、我慢をしてるようなそんな顔。
やべー、可愛いすぎる。
319 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 16:28:01 ID:9XTylwT+
そう言えば、スカートはまだだったな。
「ごめん、真由香。腰浮かせて」
「ふえっ、う、うん」
フックを外して素早く脱がせる。
「あっ・・」
そのまま下着に触れると僅かに湿っている。
「やっ、ちょっと待って」
「駄目、待たない」
一番湿っている所を重点的にいじってみる。
「あ・・ちょっ・・あう・・・んん〜」
「いっちゃ駄目だぞ?まだ我慢我慢」
下着をずらして、今度は直接触ってみる。
さっきよりもっと集中的に。
「ん〜〜、やっ、駄目もう本当に、あっあ〜」
と言い終わると、指や手に液体の感触にびっくりした。
「いっちゃったか〜、我慢してって言ったのに。感じやすんだな、真由香って」
わざと耳元で言ってみる。
「はっ、はっ、だって・・我慢なんて・・・」
「なんて?」
「無理だよ〜」
だめだ。出来る限り平静を保っていたけど、もう無理。
タガがはずれたよ。
しかし、俺ってSだったんだな。
320 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 16:45:56 ID:8GIWu7DL
寸止めになるけど、今回ここまでで。
けど、このまま続けていいのかね?
是非
そんなこと言うために3月まで待ってたのか・・・
324 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 21:46:18 ID:oEVpUQKg
捕手
保守
2年ぶりのエロパロだが相変わらず質高いところは高いなぁ
327 :
325:2007/03/20(火) 18:24:01 ID:brUNMJyu
いい意味でっていうこと
わっちも久しぶりに書きたいと思ったし
携帯じゃなかったら良かったんだけど…
少し考えてみます。
カズマホの続きって書いていいんでしょうか?
今現在、二次創作みたいな感じで考えてるんですが
331 :
名無し曰く:2007/03/21(水) 11:50:36 ID:s8siy2/a
>>330 どーぞどーぞ。
続き勝手に書いちゃってください。
ありがとうございます。
これから文章に起こしてみます。
駄作にならないよう努力します。
333 :
332:2007/03/21(水) 18:05:31 ID:8qE8FaTA
なんとかPCを確保できたので、本当に最初の最初だけ投下します。
「お〜い、かずまぁ、メシにしようぜ、メシ!」
「あぁ」
俺たちはこうしていつものように屋上へと向かう。
季節は1月も終わろうとしている所でいくら今年が暖冬と言えどまだ少し肌寒い。
その為、ここは二人だけになれる家以外では数少ない場所であった。
「ちょっと寒いな」
「うん…そうだね」
真帆は「女の子」になってこちらの右腕にぴたりと体を密着させる。
腕に当たるあたる二つの柔らかい感触がとても気持ちいい。
「和馬のヘンタイ(ボソッ」
「なっ、何だよ!突然」
俺は、思考を読まれてドキッとしてしまい、そのまま声が上ずってしまう。
「図星か。だってお前の顔がエロそうだったからな…」
真帆は男口調に戻すと、ニヤニヤと笑いながらその膨らみをさらに押し付けてくる。
「うっ…うぅ……もっ、もういいだろ?メシにしよう」
俺は心の中で念仏を唱え、心を落ち着かせる。
「ちぇっ。しょうがねぇなぁ……」
334 :
332:2007/03/21(水) 18:08:06 ID:8qE8FaTA
「今日の弁当は?」
「ん…」
真帆が差し出した弁当を貰って屋上の入り口のちょうど反対側に腰掛ける。
そして真帆がそのすぐ隣に腰掛ける。
「今日は…ハンバーグか、うまそうだな」
あれから、真帆は料理の腕だけでなく家事全般をほぼ完璧にこなせる様になり、今ではこうやって昼飯の面倒まで見てくれる。
「……」
真帆は俺の反応が気になるのか、ちらちらとこちらを見てくる。
「……」
「どっ、どうだ?」
「うん、うまい」
「…よかったぁ……」
「真帆…食べないのか?たべなにんだったら…」
「食べる…これは俺の分だからやらないからな」
「わかってるよ」
そんな俺の言葉に真帆は、ふんっと顔を背けてしまう。
しかしその瞬間に真帆の弁当箱の中身がやけに黒いことに気づいた。
「なぁ、真帆。それって…」
俺が聞こうとすると、真帆はハッとした顔をして、急いで弁当の中身を口に流し込んでいく。
「おっ、おい!」
そしてそんなにいっぺんに口の中に大量に物を突っ込んでしまった真帆は目を白黒させる。
「何してんだよ…」
俺は溜め息を付きながら、お茶の入ったペットボトルを手渡してやる。
真帆はそれをひったくるように奪うと一気に中身の半分以上を流し込む。
「んぅ…んく…んく…んく……ぷはぁ。サンキュ、助かった。和馬」
それでようやく落ち着いたのか真帆は大きく息をつく。
「大丈夫か?」
俺の問いに、真帆は
「あぁ」
とだけ答えて急いで弁当箱を片付けようとする。
その行動に怪しさを覚えた俺は、真帆の弁当箱をさっと取り上げる。
「あっ……」
弁当箱の中には、所々に黒い焦げが張り付いていた。
「これは……」
「かっ、返せよ!」
その隙を突いて真帆は、俺の手から弁当箱をひったくろうとしたが、俺はそれをしっかりと握って放さない。
そして、そのままバランスを崩し、俺が真帆を押し倒すような体勢になってしまった。
「おっ、おい、和馬…」
・
・
・
一晩考え抜いてこんな物しかかけない自分が悲しいです。
ウツダシノウ
335 :
332:2007/03/21(水) 18:24:54 ID:8qE8FaTA
×たべなにんだったら
○食べないんだったら
誤字です。すみません。吊ってきます。
336 :
名無し曰く:2007/03/22(木) 19:30:20 ID:m/VdlZAS
なかなかヨス
アドバイスは・・・・無いな。
一つ言えば、和馬をもっと前に出してもいいかもよ。
とにかく、GJ!!
助言ありがとうございます。
少しずつですが丁寧に書いていきたいと思います。
本当はこの話を主軸としたクロスオーバーを書きたかったのですが、いかんせん、他の仕事が…
うーん、構想だけはあるんですけどね。
(*´Д`*)ガンガッテ・・・・・・
カズマホ継承者ッ、表るッ!!
激しくGJ!!
エロはまだですが、明日…いや、もう今日ですね。の昼過ぎには続きを投下出来ると思います。
首を吊りたいくらいの駄文にしか思えないところが多々ありますが、そこは目をつぶってくださると有り難いです。
341 :
M.S:2007/03/25(日) 14:26:25 ID:L2VGY77V
今から、投下いたします。
それでは…
「おっ、おい和馬…」
遠くで、真帆の声が聞こえる。
ふわりと舞う髪からほのかに香るシャンプーと女の子の匂い。
むにっとした感触が心地よい二つの膨らみ。
その感触で俺は自身の息子に血が集まっていくのが分かる。
(落ち着け…落ち着け俺の小宇宙(コスモ)!!)
そんな心の叫びも虚しく俺の息子はその体積を増していく。
「和馬……当たってるぞ……」
真帆がボソリと呟く。
「すっ、スマン。すぐにどくから…」
「いい……」
「へっ?」
俺は真帆の言った言葉の意味が理解できずに間抜けな声を上げてしまう。
「だから…いいって言ってんだよ……」
「おっ、おい!」
「かずくん……」
頬を真っ赤に染めて、真帆は静かに眼を閉じる。
(いっ、いいのか?…こんな場所で…)
そんなことを思いながらも、俺の意識は自然と真帆の唇へと吸い寄せられていく。
唇まであと3センチ…2センチ…1…。
唇が軽く触れ合ったその瞬間
ギィイ、ガチャリと屋上のドアの開く音。
そして続いて人の声がする。
「真帆ぉ〜、いないのぉ〜?…おかしいな?確かクラスの連中はここだって言ってたのに…」
342 :
M.S:2007/03/25(日) 14:27:47 ID:L2VGY77V
(!!)
俺と真帆は弾かれた様に二人立ち上がり、姿勢を正す。
「こっちかな?」
ひょっこりと誰かが顔を出す。
「あっ!居た〜!真帆ぉ、探したんだよ」
「んだよ?…」
苦虫を噛み潰したような顔の真帆。
(ありゃあ、明らかに怒ってんなぁ…)
苦笑いをしながら、買ってきたもう一本のお茶を口に含む。
おそらくあの怒りの矛先は彼女ではなく俺に向けられるのだろう。
(あぁ、俺ってやっぱり損な役回りだなぁ)
「ほら…この間、真帆が言ってた……」
「ホントか!?」
しばらく二人で何かを話していたが、真帆は満面の笑みでこちらへと戻ってくると
「スマン、今日は、ちょっと用事があるから一緒に帰れそうにねぇんだ」
「あ…あぁ、いいけど……」
俺はただ呆気に取られているだけだ。
「それじゃ、今から見れるか?」
「うん!教室に置いてあるから大丈夫だと思うよ」
そして二人でこちらを見ずに去っていく。
(二人だけでも姦(かしま)しい)
そして誰も居なくなった屋上を俺は前屈みになりながら、一人寂しく後にするのであった…。
343 :
M.S:2007/03/25(日) 14:28:44 ID:L2VGY77V
そして場所は変わってここは放課後、夕焼けに照らされる喫茶店の窓際の席。
真帆は友人と買い物帰りの雑談をしていた。
「お前もよく買ったなぁ……」
「まぁね…。今日は雑誌の発売日が重なっちゃったし、可愛い雑貨がたくさんあったから」
そう言って彼女はコミカルな猫の置物を取り出してその頭を撫でる。
「そして俺が全部荷物を持たされてる訳か…」
「ごめんごめん。けど、ここは私のおごりじゃない」
真帆の、溜め息交じりの台詞に、彼女は悪戯っぽく笑ってそう言った。
そして真帆は、ジンジャエール。彼女はミックスジュースを飲みながら雑談を繰り返す。
「そ れ で…、二人は付き合ってるんでしょ?」
「二人って誰だよ?」
真帆はズズズッと豪快な音を立ててストローを吸う。
「そんなの決まってるじゃない!真帆と神坂君!」
ブッ!
思わず、ジュースを吹いてしまう真帆。
「何をそんなに恥ずかしがってるのよ?別に隠してるわけじゃないでしょ?」
「そっ、そうだけどよ…やっぱ…その」
真帆はしどろもどろになって言い訳しようとするが
「かっ、かわい〜。」
彼女は真帆に抱きついてその頭を撫でる。
「うぉ、やっ、やめろよ…」
それを引き離す真帆。
「じゃあ…当然の事ながら「それ」は神坂君へのプレゼント?バレンタインデーも近付いて来た事だしねぇ〜」
彼女はそう言ってニヤニヤと意地の悪い笑みを浮かべる。
「うぅっ」
「真帆の場合、そんなもの無くったってスタイルとか良いんだし「私を食べて」とか言えば一コロじゃ無いの?」
「ばっ、バカヤロー、そんなマネ恥ずかしくてできるかよっ!」
「ふふふっ、そんなの分かってるわよ。けどね…………」
・
・
・
「今帰ったぞ。和馬ぁ〜」
真帆が大声でそう叫ぶが、返事をするものはいない…。
確かに家には鍵がかかっていたので、留守かもしれない……。
そんな事を思いながらも真帆は和馬の姿を探す。
しかしそんな真帆の考えとは裏腹に和馬は意外と簡単に見つかった。
和馬はというと、リビングにあるソファーの上でぐっすりと眠っていた。
「和馬……」
真帆は和馬を起こさないようにと足音を忍ばせながらソファーへと近付いていく。
「和馬…」
真帆は和馬の頬を軽く突付いてみる。
「ん…ぅん……」
和馬はその刺激に少し身を震わせるが起きる気配は無い。
「和馬…」
もう一度真帆がそう呟くと今度は大きくその身を捩じらせる。
「ま…ほ…」
「起きたのか?」
「やめろ、それ以上殴るなよ……」
(何だ…寝言か……)
真帆は自分の名前を呼ばれた事に対して一瞬ドキッとしたが、その後の一言にガクッとしてしまう。
(何だよ…。俺は夢のなかでも……)
そんな事を思っている真帆に次の瞬間不意打ちのように和馬の一言が襲う。
「真帆…愛してる…」
(えっ!)
その一言で真帆の心に火が燈る。
そしてその後、数馬は意味不明な事柄をむにゃむにゃと言っていたが再び静かになる。
真帆はと言うとその場から動けないでいた。
確かに付き合ってからもうずいぶんと経つが、未だに和馬がこういう風に、不意に放つ一言には慣れないでいた。
「和馬…いや、かずくん…私もかずくんのこと大好きだよ」
344 :
M.S:2007/03/25(日) 14:34:42 ID:L2VGY77V
とりあえず今日はここまでです。
次はエロに突入できると思います。
ではでは…
リアルタイムGJ!!
346 :
名無し曰く:2007/03/25(日) 19:24:31 ID:aG2u+xmc
デレ具合最高だなw
b GJ!!
GJGJGJッ!!
348 :
名無し曰く:2007/03/26(月) 20:12:29 ID:XWBJaI6B
M.Sさんが書いてるのみて、俺も我慢できなくなった。
明日多めに投下する。
待ってな、おまいら。
アーォウ!!本家本元も来たァッ!!
私も名無し曰くさんのはとても楽しみです。
後、普段は陽気なアイドル的な女の子で実はっていうパターンはありですか?
351 :
名無し曰く:2007/03/27(火) 18:24:06 ID:5ipDublY
投下じゃー。新章:姉・ときどき・妹・のち・俺
352 :
名無し曰く:2007/03/27(火) 18:25:22 ID:5ipDublY
なんてことない日だと思ってた。
でも甘かったんだ。
まさか、あんなことになるなんて・・・・
『昨夜、H県の山道で交通事故が発生しました。乗車していたのはK県にお住まいの、木原俊則さん。
同じくその車に乗車していた木原恵美さんです。その夜は霧が出ており視界が非常に悪く、強くガードレールにつっこみ・・・・・・』
昨日、電話が警察からかかってきた。
確認を願いたい・・・・とのことらしい。
信じたくなかった。親父とお袋が死んだなんて・・・・
死体安置所に招かれ、俺は何も言わない両親と対面した。声も出なかった。
お袋はかろうじて顔は確認できたけど、親父はそうもいかなかった。
顔の半分までが削り取られたようにどこかへ消えていた。吐きそうになった・・・・いや・・・・実際後で吐いた。
手首にしていたブレスレットでわかったぐらいだ。
俺は何も言えないまま警察を後にした。
そして、俺は・・・・・・
353 :
名無し曰く:2007/03/27(火) 18:25:59 ID:5ipDublY
〜3ヶ月後〜
「早く、学校に遅れるぞ」
「待って、姉さん」
俺は靴紐を結びつつ、姉さん・・・・二ノ宮玲華の後を追うように玄関のドアを開けた。
あの事件の後、俺は養子となり二ノ宮家に引き取られた。
俺の名前は、『二ノ宮霞月』となった。
玲華は俺の、ギ・リ・ギ・リ妹にあたる人だ。4/1ハーフ。そのせいなのかは知らないが彼女はヘテクロミアだ。左目が金色、右目が黒。
染めてもいないのに栗色をしている腰まである髪の毛。長いまつげ。艶やかに光る口唇。一つ一つのパーツが絶妙に組み合わさり、女神もかくやといったような人だ。
誕生日が同じ、出生したのが1分俺が早いのにもかかわらず姉としてのポジションを保っている。プライドが高いのだ。
「あのさ・・・姉さん・・・」
「何だ、弟?」
「俺のほうが生まれるのはや、」
「黙れ」
異様なまでにクール。それ以前に言葉に殺意がこめてあるような気がする。
とにかく怖い。
果てしなく怖い。
それは鬼も裸足で逃げ出すくらいに。
「でもさ、なんか落ち着かないんだよ。俺としてはさ・・・」
「じゃあ、呼んでやろうか?」
すう、と息を吸い込み玲華は俺に言った。
354 :
名無し曰く:2007/03/27(火) 18:26:43 ID:5ipDublY
「低脳で無能で役立たずで屑でヘタレで意気地なしでムッツリスケベでカタツムリ程度の知能しか持たない兄上様・・・・どうだ?」
「やっぱ弟でいい」
精神サンドバッグ・・・・相変わらずきつい言い方だ。
なにもそこまで言わなくても・・・
「でも・・・・ムッツリではないと思」
「なら、お前のタンスの上から3段目の裏板の色情本の15ページのチャイナドレスを着た淫らな女の絵に折り目がついているのはどういうことだ?
わかりやすく、且つ理解可能な範囲の表現で頼む。」
「姉さ、ッ!何で知ってるのさ!?」
「私を誰だと思ってるんだ?それと、最近ティッシュのゴミが多いぞ。やけに生臭い」
ニヤリと俺を見て言う。
俺はガクンをうなだれて再び精神サンドバッグになった。
ったく・・・・この姉は・・・・
人を好きになるとはなかなか不思議なものだ。
なんで俺は、こんな姉さんを好きになったんだろう・・・・?
重い足を引きずりながら学校へと向かった。
355 :
名無し曰く:2007/03/27(火) 18:28:02 ID:5ipDublY
〜玲華view〜
(いつまで支度に手間取ってるんだ、あの馬鹿弟は)
玄関前で『弟』の霞月を待ちつつ、玲華はイライラを募らせていた。
「早く、学校に遅れるぞ」
「待って、姉さん」
まったく、本当にトロイ。
「あのさ・・・姉さん・・・」
「何だ、弟?」
「俺のほうが生まれるのはや、」
「黙れ」
私が妹なんて許せん。
どう考えたって私のほうが姉に決まってるだろうに・・・・
「でもさ、なんか落ち着かないんだよ。俺としてはさ・・・」
「じゃあ、呼んでやろうか?」
「低脳で無能で役立たずで屑でヘタレで意気地なしでムッツリスケベでカタツムリ程度の知能しか持たない兄上様・・・・どうだ?」
「あ、ぅ・・・・・」
ふふん、どうだ『弟』よ。
「なの・・・・ムッツリではないと思」
「なら、お前のタンスの上から3段目の裏板の色情本のページ、15ページのチャイナドレスを着た淫らな女の絵に折り目がついているのはどういうことだ?
わかりやすく、且つ理解可能な範囲の表現で頼む。」
「姉さ、ッ!何で知ってるのさ!?」
「私を誰だと思ってるんだ?それと、最近ティッシュのゴミが多いぞ。やけに生臭い」
私だって・・・・・その・・・・・だな・・・・・
人を好きになるって不思議だと最近思うようになってきた。
なんでこんな『弟』なんかを好きになったんだろうな。私は?
学校は目の前までに迫っていた。
356 :
名無し曰く:2007/03/27(火) 18:28:39 ID:5ipDublY
〜お昼休み〜
「姉さん、お昼ご飯。はい」
「ご苦労」
弁当を俺は玲華に渡そうとする。
「ねぇ、いい加減家事替わってくんない?」
「お前の意見を受理した上で、即刻却下させてもらう」
「あのな・・・・そんなことを言う子には、俺の炊き込みご飯を食べる資格はありません!」
「ふ、ふざけるなっ!」
渡す直前で弁当箱を俺の手に戻す。
姉さんは炊き込みご飯が大好物なのだ。まったく簡単な『姉』だ。
玲華は、う〜・・・・と唸り、
「お願い、返して『おにいちゃん』」
目を潤ませ、人差し指を咥えこういった。
当然上目遣い。破壊力抜群。
俺の心拍数が極限まで高められる。めまいはするし、顔が熱い。
そのボーっとしているスキをつかれ、弁当箱をかっさらわれてしまう。
「あッ!!」
「ハッ・・・・男ってチョロイもんだな」
そういって中庭へと駆けていった。
俺は自分の分の弁当箱をつかみ、姉さんの後を追った。
357 :
名無し曰く:2007/03/27(火) 18:30:51 ID:5ipDublY
中庭の芝生のところで、俺と姉さんはランチボックスを開ける。
少し青臭いきもするが、そんなことはかまい無い。
「ねぇ、ホントに替わってよ。かれこれこの1ヶ月、俺が家事してんじゃん。1週間交代って約束だったろ?」
「我が家じゃ私が法律だ、いや憲法だ」
「そんな憲法あったら、とっくの昔に日本は平和になってますよーだ」
「口答えの罰、延長1週間」
「ぬ・・・・じゃあ今日は姉さんの大・好・き・なピーマンの肉詰めにしてあげる」
この姉は妙なところで子供っぽい一面がある。
暗いところがダメだったり、最近でも夜中トイレにつきあわされたりする。
そして、ピーマンは姉の嫌いな野菜の代表格である。
「あ、ありがとう・・・・しかし、別の料理はないのか?確か、確かだな、冷蔵庫にはピーマンなんて無かった筈・・・・」
「残念、1個だけ残ってたんだよね。だから、姉さんはピーマンの肉づめ。俺は・・・そうだ、余った肉でハンバーグでも作ろうかな?」
ちなみにハンバーグは姉の大好物だ。
「そ、そんなの横暴だ!インチキだ!詐欺だ!わ、私のはピーマンなしでいいからハンバーグをよこせ!」
隣でギャーギャー言ってるが、そんなのは気にせずただただ昼ごはんを胃に流し込む。
コップに注いだ茶を、ずっ、っと飲みランチボックスを片付ける。
そして立ち上がり際に、
「ウソだよ」
耳元でそっとつぶやき、ふぅっと息を耳の中に吹き込む。
そしてそのまま教室へと歩を進める。
「こ、こここ、このバカー!!霞月なんてキライだー!!」
おーおー・・・・元気なこった。
358 :
名無し曰く:2007/03/27(火) 18:31:44 ID:5ipDublY
帰ると早速調理を開始し始める。
ひき肉を練って、それから・・・・・
「で、なんで姉さんがいるんですか?」
俺の傍らには、至近距離で見つめる姉さんがいた。
つーか、近っ!
「それは、その・・・だな、えっと、お前がっ!ピーマンを入れないかを見てやるためだっ!」
「心配しないで姉さん。なんか特大のピーマン商店街のおやっさんから貰ったから、それを姉さんにあげる」
「お前が食え」
「遠慮はいらないよ?」
「ふ、ふふふふっ・・・」
「あはは、はははっ」
バチバチと火花が飛ぶ。
笑ってはいるものの、内心結構びびってたりする俺。
「あ、まつげにゴミついてるぞ」
「あ゛?」
「ほら、」
至近距離を超え、隣接するぐらいまで玲華の顔が接近する。
顔を赤らめながら、俺は玲華の唇を見つめる。
しかし、次の瞬間。
「は、ぐぉ、ぅッ!!!!」
言葉にならない痛みが股間にはしった。
この姉は顔を接近させ、死角をつくったうえで膝蹴りをかましてきた。
結構本気だったらしく、なかなか・・・・というよりとても痛い。
「ちょ・・・、バカ、か、お前、あ゛、あぁぁッ!!」
「わかったら私の言うことに従うんだな。ついでに昼休みの借りも返したぞ」
「俺の、つかいものにならなくなったらどうすんだよ!?」
「お前に生殖能力は必要ない。一人で自慰でもしてるのがお似合いだ。わかったらさっさとご飯をつくれ。私は腹が減っている」
359 :
名無し曰く:2007/03/27(火) 18:32:40 ID:5ipDublY
俺は痛む股間を押さえつつ、調理を再開するのであった。
ちなみに本当にピーマンの肉詰めを皿に盛り、姉さんの前に出した時本当に殺されそうになり俺のと強制的にとっかえられたのは、また別の話。
お風呂から上がると電話が鳴った。
俺は受話器を取り、耳にあて応対する。
「はい、二ノ宮です」
『おお、霞月くんか?』
「お義父さん、どうしたんですか?」
『実は仕事で出張決まっちゃってね。1週間ほど家に戻れなくなっちゃったんだよ』
「社長なのに大変ですね」
『まぁねぇ。とういわけで、玲華をよろしくな。できるだけ優しくシテやってくれよ』
「何をですか?」
『ナニをだよ。じゃあね』
「ナニ・・・って何?」
疑問符が俺の中で飛び交った。
考え込んでいると、また電話機が鳴り出した。
当然のごとく、俺は受話器を(以下略)
「はい、二ノ宮です」
『あ、その声は霞月クン?』
「アタリです、お義母さん、で、どうしたんですか?」
『実はねぇ、会社のデータがそっくりそのまま消えちゃってね。今日は徹夜で仕上げなくちゃいけなくなったの、だから今日は帰れそうにないのよ』
「お義母さんも大変ですね。さっきお義父さんからも似たような電話がかかってきましたよ」
『あら、そう?社長って不便よねぇ、休みなんて全くないも同然なんだから。ま、私もだけど』
「まぁ、体だけ壊さないようにしてくださいね」
『わかりました、あ・・・・玲華ちゃんお願いね。しっかり指で慣らしてから挿れるのよぉ』
「何をですか?」
『ナニにきまってるじゃない。じゃあ、オヤスミ』
ぷち、ッ、ツー、ツーッ・・・・
「だからナニって何だつってんだろーが!」
受話器を床に叩きつけたくなる衝動を何とかこらえ、今日両親は帰宅しないという旨を伝えるために玲華の部屋へと向かった。
360 :
名無し曰く:2007/03/27(火) 18:33:31 ID:5ipDublY
「姉さん、居る?」
「なんだ弟よ」
「お義父さんと、お義母さん、今日帰れないんだってさ。なんでも仕事が山積みらしいぞ」
それを聞いたとたん玲華は衝撃に見舞われた。
「は、はぁ!?なんだそれはッ!!」
「んなこといわれても・・・・・文句なら向こうに言えよ」
「だが、しかしだな、ッ!」
「俺は寝るわ。流石に今日は疲れた。姉さんも寝なよ、寝冷えしないようになー」
足跡が遠ざかっていく。玲華は不安で不安でたまらなかった。
しかし、相談しようにも相手はあの霞月だ。どうせ笑われるに決まってる。
(ホントに・・・・・う゛〜・・・・どーしよ・・・・)
眠れない夜は始まったばかりだった。
玲華は霞月の部屋の前に居た。
そして、
コンコン・・・・
ノックをした。
しかし返事は無い。流石に寝入ってしまったのだろうか?
あきらめずノックを再開する。
コンコンコン・・・・
足元のドアの隙間から光が漏れた。
おそらく霞月が電気をつけたのだろう。
「姉さん、どしたのさ?」
そして、言う。言ってしまう。
「私と寝てくれ」
361 :
名無し曰く:2007/03/27(火) 18:34:16 ID:5ipDublY
開いた口が塞がらないとはこういうことだろうか。
あんぐりと開けた口を、俺は塞げないまま俺はドアを開けたまま立ち尽くす。
「姉、さん?今、な、なな、なんと?」
「何回も言わせるな、私と寝ろ。これは命令だ」
(寝るって、そッ、その、舐めたり舐められたり噛んだり噛まれたりたべたりたべられたり!?)
「姉さん、えっと、とにかくダメ!」
あいにく相手は姉だ。義理だが・・・
俺は持てる精一杯の理性を総動員して、なんとかやりすごそうとする。
しかし、玲華はそんな俺を半眼で見据え、
「なんかお前勘違いしていないか?」
言い放つ。
「ふ、ぇ?」
「私は寝ろといっただけだ。誰がお前となどまぐわうものか、ボケが」
あ・・・・そーゆーことね・・・・
久しぶりだから忘れていた。玲華は昔から怖がりだったんだ。
お義父さんとお義母さんが居ないとき、同じように「寝ろ」って言ってたよなぁ・・・1ヶ月前ぐらいだったっけ?
「あー・・・はいはい、どーぞ」
「失礼する」
「姉さん、やっぱり姉さんはベッドで俺はソファでいいんだけど・・・」
「私が許さん。一緒に寝ろ」
「いい大人なんだから・・・さ?」
「怖いものは怖い!」
「胸張って言わんでも・・・」
「やっぱお義父さんとかお義母さん居ないと不安?」
「え・・・あ、そんなこと、ない・・・ことも、ない・・・」
顔を赤らめ、シーツに包まる玲華。
俺は電気を消し、玲華と同じベッドに滑り込む。
2回目だからといっても慣れるものではない。常に胸は高鳴りっぱなしだ。
平静・・・平静・・・・っと。
362 :
名無し曰く:2007/03/27(火) 18:34:50 ID:5ipDublY
「あのさ姉、・・・・?」
「・・・すぅ・・・すぅ・・・・」
規則正しい寝息が聞こえてくる。
隣を見ると、姉さんは熟睡中であった。
朝ごはんの交渉をしようと思ったのだが・・・これでは無理だな・・・
ふいに玲華の唇が目に入る。
真っ赤に燃え盛るように色づいた口唇。月の光を反射して、とっても艶やかだ。唇の隙間から覗く白い歯も可愛らしい。
俺は・・・・
(うぁ、・・・・)
ものすごくキスしたいと思った。
そして少し上体を起こし、姉さんの顎に手を添える。
少し上を向かせ俺の唇を近づける。
姉さんの吐いた息を俺が取り込めるような距離まで接近する。
「やっぱ・・・・ダメだよな・・・」
顎に添えていた手を離し、俺はキスを断念する。
いくらなんでもそれは卑怯すぎる。
乱れた髪の毛を整えてやる。
「おやすみ、姉さん」
そして、俺も眠りの世界へと入る。
しばらくしてベッドの中でごそごそと動くものがあった。
その物体は、上半身を起こし霞月の頭をパシン、と叩いた。
「意気地なし・・・・・バカ・・・・」
霞月本人に届いたかは定かではない。
彼女の頬は、ガラスに映ってもわかるぐらい紅潮していた。
「う、ぅん・・・・殴らないでよぉ、姉さん」
夜は更けていくばかりだった。
363 :
名無し曰く:2007/03/27(火) 18:35:30 ID:5ipDublY
目を開けると、朝霧のにおいが立ち込めていた。
それと同じく、朝ごはんの匂い・・・・アレ・・・朝ごはん?
やっと俺はベッドから体を起こし、1階へと降りる。
台所では焼けたトーストの匂いがしていた。
「あれ?姉さん、なんでご飯つくってんの?」
「べ、つにいいじゃないか。私が、ッ、つくりたかったんだよ・・・・いいから顔洗って来い!」
なぜかしら顔が赤い。なんでだろ?
そんな疑問も抱きつつ、俺は洗面所へと向かった。
〜玲華view〜
「まったく・・・あの弟は・・・」
玲華自身、朝ごはんを作るつもりはさらさら無かった。
しかし昨夜の一件で、
(寝れなかったんだよぉ・・・・)
目を閉じても、こっそり薄目で見ていた霞月の顔が接近してくるのが反芻して寝れない。
霞月の整った顔立ち。その唇が玲華の唇に重なろうとしたのだ。それは興奮だってする。
おかげで眠りについたはいいものの、とっても早起きをするハメになった。
かといって早く起きてもやることも無い。なので朝ごはんをつくろうと思ったわけだ。
「あと、少しだったんだけどな・・・・」
そう言って自分の唇を人差し指でなぞる。
なぜかそこは熱を持っており、何かを求めているようにも感じられた。
364 :
名無し曰く:2007/03/27(火) 18:36:08 ID:5ipDublY
「・・・ん、・・・ってば、姉さん!」
「ん、あ、ああ」
「大丈夫?熱、あるんじゃないの?」
俺は洗面所から戻ってくると、姉さんに問いかけた。
少し反応が鈍かったので、先ほどの問いを言ってみた。
「大丈夫だ、大丈夫・・・うん」
「ホントに大丈夫?・・・ちょっとゴメンよ」
そういって姉さんの首を俺の首に当てる。
必然的に髪の毛に当たる格好となってしまい、鼻先がくすぐったい。
「、な、にを、ンぁ、ふぁ・・・は、ダメッ」
うなじに俺の吐息がかかっていたらしく、姉さんは色っぽい声をあげる。
理性が崩壊しそうになるが、そこは我慢。我慢。
「ん・・・熱は無いみたい。でも気をつけてね、最近カゼはやってるからさ。姉さん?聞いてる?」
鼻と鼻がくっつく至近距離まで近づく。
玲華の頭の中では、今昨夜のコトがフラッシュバックしていた。
「ひぁあぁあああぁ!!」
「ちょ、姉さん!」
姉さんはそこに置いてあった鞄をつかみ、玄関を突き破らん勢いで外に出て行った。
「んんん?」
ワケがわからず、ボーっとしていたがコレではラチがあかないので姉さんが用意した朝ごはんを食べることにした。
トーストを齧りつつ、テレビをつける。
ここで初めて気づいたのだが、
「今日、祝日じゃん」
再び玄関のドアが開いた。
365 :
名無し曰く:2007/03/27(火) 18:36:41 ID:5ipDublY
『三蓮鳳凰火!!』
「っし、また俺の勝ちぃ」
「ぬ、ぅ・・・・弟のクセに生意気な」
「文句なしって言ったの姉さんだよ、だから・・・いいよね?」
「し、しかたあるまい・・・・」
〜ここまでの流れ〜
勉強することになった
↓
俺・・・数学苦手、英語得意
玲華・・・英語苦手、数学得意
↓
教えてもらおうとしたが却下され、逆に頼まれた。
↓
しかし、俺も拒否
↓
ゲームで勝ったほうが言うこと聞く
↓
俺、勝利
↓
現在にいたる
「で、ここに代入して解くと・・・はい、終了」
順調に勉強会は終わり、姉さん講義のもと俺の宿題は片付いた。
姉さんはすくっと立ち上がり、ドアノブに手をかけた。
これでは少しかわいそうなので、俺は1つの妥協案を打ち出すことにした。
「ありがと、姉さん。俺も姉さんの勉強見てあげる」
「いいのか?」
「カタいこと言わないの。さ、何ページ?」
もくもくと勉強を終わらせていく俺たち。
366 :
名無し曰く:2007/03/27(火) 18:37:21 ID:5ipDublY
いつの間にか、時計の短針は正午を指しており腹も時折、くぅと鳴っていた。
「休憩にしよう。ご飯作ってくるね」
「ああ、頼む」
俺は下へ降り、昼ごはんとなる食材を物色し始めた。
〜30分後・・・〜
案外時間がかかってしまった。
姉さん怒ってるかな?
今日のメニューはリゾット。コレも姉さんの大好物だ。
「姉さん、ゴメン待った?」
返答は無かった。
玲華はソファで寝息を立てて眠っていた。
俺は昼ごはんをテーブルに置き、姉さんに近づく。
「、っ・・・・」
昨日の姉さんがフラッシュバック。
俺のこの世で最も愛おしい人。それが無防備な状態で再び横たわっているのだ。
(また・・・・キス、してみたい・・・・)
昨日と同じく、顎に指を添え上を向かせ・・・
そして距離をつめていく・・・・
2人のシルエットが重なる・・・・と思ったそのときだった。
目が合った・・・
「ぁ・・・・」
「ご、ごめん!」
あわてて顔を引き離そうとする。
しかし、体というのはいざというときには動かないものである。
俺を見つめる金色と黒の瞳。
それがだんだん近づ・・・・近づく!?
「ふ、むっ」
「んっ」
理解したときにはもう遅かった。
俺と姉さんの唇は接触・・・すなわちキスしていた。
367 :
名無し曰く:2007/03/27(火) 18:37:55 ID:5ipDublY
「む〜・・・ッ!!、ンんぅッ」
「ん、ふ、ん」
ちなみに焦っているのは俺。
逃げようにもがっちり頭の裏でホールドされていて、抜けられない。
すこしばかり時間が経って、俺と姉さんは離れる。
「は、ぁ、・・・姉さん、」
「何だ?私はお前とキスしたいと思ったからキスしたんだ、何か文句でもあるか?」
「いや・・その、俺たち姉弟だ」
「義理のだ!」
そういってまたキスしてきた。
姉さんのキスは、1回目とは違い激しく貪るようなキスだった。
そして、俺は油断しているのが悪かった。
==ここからは視点変更==
「ん!?ンんぅぅッ!!」
「ふ、んぅ、っ、ぅ」
熱い何かが霞月の口内へと入ってくる。
それが玲華の舌だと気づくのに、さして時間はかからなかった。
霞月は最初は抵抗をしたものの、徐々に玲華を受けいれる。
大部分を侵食されていたので、霞月は舌を押し返すと次は玲華の口のなかで暴れ始めた。
「、っ」
「ンんんぅぁ、んんんーッ!!」
舌の裏を丹精に舐め、尖らせて愛撫をする。
唾液を送り込み、玲華のと混ぜ合わせたものを吸引する。
霞月は満足したのか、舌を引っ込め唇を離す。
つぅ、と糸を引いた両者の唾液。霞月はそっと口元をぬぐった。
5分ほどのキスで、玲華はすっかり骨抜きになってしまった。
「はぁ・・ん、ン・・は、っ、卑怯だ、お、前・・」
「姉さん、が先に、舌入れたんでしょ、が」
両者息も絶え絶えになり、酸素を取り込むことで精一杯だった。
そして、2人は見つめあい・・・・霞月は玲華の服のボタンを、
「ただいまー!!」
母帰宅。
368 :
名無し曰く:2007/03/27(火) 18:39:18 ID:5ipDublY
終了。
我ながら大量の投下をしたと思うwww
キーボード打つ手、とまんねぇwwww
続きはまた後ほど。
369 :
M.S:2007/03/27(火) 18:44:24 ID:sqUcssAz
名無し曰くさんGJ!です。
私も頑張らないと
ワクワク☆テカテカ
_ _ _ _
+ + | | | | | | | | +
| | Π| | | | Π| | +
/ ̄ ̄ ̄ ̄/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄l ̄ ̄ ̄ ̄l +
/ ̄ ̄ ̄ ̄ /三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i、 ̄ ̄ ̄ i、
/ ̄ ̄ ̄ ̄ _/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄', ̄ ̄ ̄ ̄l
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄',三二二ニl +
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
古代都市ワクテカ (B.C.8000年頃)
(;´Д`)イイヨイイヨー
373 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 18:04:37 ID:AJCp5g3+
保守
374 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 23:50:27 ID:Y3Vj1upb
2日間ブッ通しでワクテカ☆中
続きはマダですか?
376 :
M.S:2007/03/31(土) 08:19:45 ID:i0yo745I
上手くいけば今日の午後投下出来ると思います。
書くの遅くてすいません。
377 :
M.S:2007/03/31(土) 13:20:37 ID:i0yo745I
ごめんなさい。
延期になります。
すいませんでした。
378 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 15:51:25 ID:36rXZyrO
そんな、職人さんがあやまることないっすよ。
読み手は職人の降臨wktkしながら待ち続けるものさ
シャー!!
続きが投下されることだけでも確認できたからおk
あとはワクテカしながら待ってる。
381 :
M.S:2007/03/31(土) 19:15:59 ID:i0yo745I
皆様のお言葉ありがたく思います。
しか私が約束を守れず、一部の皆様に余計な期待をかけさせた事も事実です。
もう一度この場で御詫び申し上げます。
382 :
M.S:2007/04/01(日) 13:33:29 ID:9vnm+60Z
ぴちょ…ぺちゃ…ぺちゃ…
「……ん……」
下半身がムズムズする感触と水っぽい音で和馬は目を覚ました。
「何だ……?」
じゅる…ピチャピチャ…
下半身から徐々に快感が送られてくるが、和馬の寝惚けた頭ではそれがいったい何なのかまでは分からない。
「か…ずま……」
そして誰かが呼ぶその声を頼りに和馬が下を向くとそこには、聳え立つ男根に舌を這わす真帆の姿であった。
「まっ、真帆一体何を…って、うぉ!」
真帆は亀頭を口に含むと、そのまま一気に吸い上げる。
「くうぅうう」
「かずくん…起きたんだ……えへへ…どう?気持ちいい?」
そうやって和馬のモノを口に含みながら、悪戯っぽく笑う真帆の顔は反則的に可愛い。
それによりモノがさらに膨張し、口を動かした事によって歯などが当たり和馬に更なる刺激が加わる。
「うわっ!わかったから…」
「ふふっ…気持ちいいんだ……」
その反応に気をよくしたのか、真帆の動きはさらに大胆になっていく。
じゅる…じゅるじゅる。
口の中に唾を溜めてそして一気に吸い上げる!
舌で裏スジやカリに細かく刺激を加える。
「くっ……」
「ん…んぅ…ぴちゅ…ぺちゃ…はぁはぁ」
真帆の頬は赤く染まり呼吸も上気していく。
そしてどこからか同じようにくちゅくちゅという水音が聞こえてくる。
(ん…?)
その水音の元を辿っていくと、真帆が和馬のモノをしゃぶりながら、己を慰めていた。
(!!)
「かず……くぅん……はぁ…はぁ…ねぇ、もっと……」
徐々に眼は潤み、くちゅくちゅという水音も激しさを増していく。
しかしそれでも俺の息子に刺激を与える事は忘れない。
尿道をぐりぐりと穿り返していたかと思うと、今度は裏スジをつつーッと舐めあげる。
もちろんカリに舌を絡ませる事も忘れない。
耳からは真帆の濡れている音。
眼には真帆が自分を慰めながら、いやらしく俺自身を銜えている淫靡な光景。
そして真帆自身から漂ってくる濃い『女』の匂い。
そんな複合的な攻めに和馬はすぐに達してしまいそうになる。
「くっ……もうでちまうっ!真帆ぉ!」
しかしそこで和馬は堪える。
しかしそれは儚い抵抗であった。
真帆がもう一度数馬のモノを深く銜えたとき、和馬はその快感に耐える事が出来ず、そのまま発射してしまった。
「んぷっ!んぅうう!んぅ!…」
突然の射精に驚いたのか、真帆は大きく眼を見開く。
がそれでも全部を飲み込もうと一生懸命に喉を動かす。
しかしそれでも飲みきれなかったものが口の端からいやらしくたれてくる。
白くて綺麗な喉がコクコクと動いて精液を飲み干していく。
「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ」
和馬は精液を飲み干してぐったりとしている真帆の頭へと手を伸ばし、くしゃりと優しく撫でる。
「かずくん……」
真帆はその心地よさにとろんと目を閉じる。
「真帆…」
和馬は真帆の髪の心地よさを感じながらしばらくその頭を撫でていた。
383 :
M.S:2007/04/01(日) 13:34:06 ID:9vnm+60Z
そして真帆は落ち着いたのか、和馬の上にのしかかる様な体勢になるとそのまま唇を求める。
「ん……」
しかし和馬はそれには答えず真帆の額に軽くキスをする。
「むぅ……」
ちょっと拗ねた様な顔をしている真帆を見ながら和馬は優しい笑みを浮かべる。
そして真帆のその豊かなふくらみを優しく愛撫していく。
最初はゆっくりと、そして次第に激しく揉みしだき、頂点を弄ることも忘れない。
「あぁん」
真帆の悩ましげなその声は、和馬にとって最高の媚薬になる。
「だっ…め……もう……」
そうして真帆が息も絶え絶えになったころ、和馬は真帆をソファに横たわらせて、復活した息子を真帆のそのしとどに濡れた秘所へ押し当てる。
「いいか……」
「うん」
和馬の問いに真帆は少し頬を赤らめながら返事をする。
(くぅう…やっぱ可愛いぜ…)
そして和馬は真帆を一気に貫く。
「んぁああ!」
すると真帆は、そのままぴくぴくと痙攣してそのままぐったりとしてしまう。
「もしかしなくても…イったのか?」
その一言で真帆が顔を真っ赤にする。
「ばっ、バカヤロウ!そっ、そんなこと、あぁ!」
しかし和馬は真帆が言い終わらない内に激しく腰を動かし始める。
「だっ、だめぇ、動かしちゃぁ。今イったばっかりで敏感になってるからぁ〜」
プシュプシュと下の口から潮を吹きながら、真帆が叫ぶように懇願する。
「ダメだ」
しかし和馬そうきっぱり言い切って、さらに激しく腰を動かしていく。
「もう!ホントに……」
真帆がそう言った瞬間和馬は突然腰の動きを止める。
「えっ!?」
イき損ねた真帆は、物欲しげな目つきで和馬を見る。
しかし和馬はその視線に答えることなく真帆に問いかけた。
「なぁ…今日の弁当何が入ってたんだ?」
「うっ…」
途端に真帆の顔が苦虫を噛み潰したようになる。
和馬が腰を軽く振りながら
「言えないのか?」
と言うが真帆は黙っている。
「やめないと抜くぞ」
その言葉でようやく観念したのか、真帆はゆっくりと口を開く。
「……ぃ…くだよ」
「え?何?」
「だから失敗した真っ黒こげな物が入ってたんだよ!」
真帆はそう怒鳴ると、急にしょげた顔になる。
「かわいいな、真帆は」
そういいながら和馬は真帆抱き上げて対面座位の体勢にする。
「………バカ」
真帆はそう言ったきり黙ってしまう。
「うん…じゃあ」
そして和馬は先程よりも激しく腰を動かし始める。
しかし先程までの行為で高まっていたのかすぐに限界が訪れる。
「くっ、まっ、真帆!出る」
「かずくん!かずくん!」
和馬は真帆の中へと欲望を放った。
そして真帆はそのまま糸が切れた人形のように、倒れるとそのまま立ち上がらなくなった。
「おっ、おい真帆!」
そして和馬が耳を澄ますと安らかな呼吸音が聞こえてきた。
(寝ちゃったのか…仕方ない。ここのところ毎晩だったからなぁ…)
和馬はそんな事を思いながら、真帆の体を拭いてやり、毛布をかけてそのまま台所へと向かった。
384 :
M.S:2007/04/01(日) 13:38:58 ID:9vnm+60Z
本日の投下分はここまでです。
誤字の修正
×「やめないと抜くぞ」
○「言わないと抜くぞ」
エロ成分薄いですね。
もっと精進しないといけませんね。
この話は一応まだ続く予定です。
それではまたの機会に…
後、本当に昨日は申し訳ありませんでした。
385 :
名無し曰く:2007/04/01(日) 19:38:04 ID:4FIXp8J0
GJだ、MSよ。
さて、俺も投下さww
386 :
名無し曰く:2007/04/01(日) 19:38:45 ID:4FIXp8J0
〜その夜・・・・・に至るまでの邂逅の変憶〜
プルルルルルッ!!
「ったく、なに?また会社?」
この1児の母とは思えないほど若い女性。二ノ宮洵子は就寝中(現在、午後3時)の電話にイライラしつつも通話ボタンを押し、応対した。
さっき、徹夜で仕事をしていたものだから眠くてしょうがないので仮眠中だったワケだ。
「しゅ、出張〜!?私、さっき帰ってきたばっかなのよ!?」
『いや〜・・・スンマセン。さっき決まったことですので、はい』
「私、社長なのに?」
『社長だからっすよ』
「ん・・・ふふふふっ」
『あははははは・・・・はは?』
「慶太(社員の名前)アンタ、後でコロス。ザ・キル」
『しゃ、社長!なんすかそ」
ぶちっと携帯を切り、ベッドの上に放り投げる。
仕事ならともかく、出張はそうもいかないのでベッドの上で寝転がりながら、可能な限りの出張の支度をし始める。
387 :
名無し曰く:2007/04/01(日) 19:39:50 ID:4FIXp8J0
「で、なんじゃコリャ?」
テーブルの上には洵子が残した書置きがあった。
それには・・・
『愛する愛する霞月君と玲華ちゃんへ。
お母さんは出張が決まったので、慶太を殺そうと思います。
体中に肛門ができる奇病で死んでもらいたいと思います。
霞月君には玲華ちゃんを頼みます(性的な意味も含めて)。
体と(霞月君は挿入時には焦らないように)(玲華ちゃんは痛くても力を抜くこと)精神的分野に気をつけて。
おとーさんもねぇ、童貞で母さんも処女だったから、痛みはわかるけど頑張れ、玲華ちゃん。ファイト玲華ちゃん。
ゴメンねぇ、コンドーム持ってなくて。でも、玲華ちゃんは確か今日が安全日ギリギリだから大丈夫だとは思うよ。
PS・・・霞月君は、お義母さんとスるのは嫌?』
そして、なぜかキスマークがついていた。
「お義母さま・・・・アンタって一体・・・」
「ん?お母さんの書置き・・・・どれどれ」
玲華も近くに寄ってきて、その文章を読み始める。
読み始めてスグにめんどくさそうな・・・・脱力した顔をし始めた。
「このPSはナンだ?」
「俺に聞かれても・・・・」
「・・・・・・そんな・・・・ことはさせない」
「ゴメン、それどういう意味ですか?」
「そういう意味だ。さ、晩御飯の買出しに行こうじゃないか」
俺は・・・・姉さんの言うことに従います。
388 :
名無し曰く:2007/04/01(日) 19:40:21 ID:4FIXp8J0
スーパーに入り、店内の品物を物色し始める・・・・俺。
「今日は、どんな晩御飯にするんだ?」
「ハヤシライスで行こうと思ってる。でもカレーもいいかなって、具材はほぼ一緒だし・・・・うぉ!」
姉さんが『カレー』という単語を聞いたとたん、目がキラキラ輝きはじめた。
玲華はトコトン子供のようで、小さい子が好きなものは大概スキだ。
外見だけ見れば、『生徒会長』・・・みたいなんだけどねぇ・・・
「カツカレー」
「は、はい!?」
「決めた、弟よ。今日はカツカレーがいい」
「え・・・・えぇ・・・・・」
「なんだ、不服か?」
「いや・・・でも姉さん最近野菜食べて無いじゃん、その点ハヤシライスは玉ねぎたっぷり取れるし。カレーになっても『野菜カレー』だよ?」
「う、ッ・・・・」
「大丈夫。カレーには姉さんの大好きな『ピーマン』入れてあげるから、ってオイ!」
玲華は、霞月の後ろのポケットに差していた財布を引ったくり、かごを持って店内を疾走・・・じゃなく、商品を選び始めた。
あまりの早技に、霞月は言葉も出ず。ただただ時間が過ぎるのを待っていた。
「ほれ、買い物は済んだ。家に帰ろうじゃないか」
レジをとおり、スーパーのビニール袋に詰め込まれた食材を高々にそう言った。
「あー!姉さん、肉何勝手に買ってんのさ!」
「今日はカツカレーだと言っただろう」
霞月は、まあいいか、とスーパーの袋を持ち家路についた。
晩御飯は当初の予定どうり、『野菜カレー』となった。
え?顔がひとまわり大きくなったって?
違う、違う。コレ腫れてんの。
389 :
名無し曰く:2007/04/01(日) 19:40:52 ID:4FIXp8J0
夜も更け、そろそろ就寝時間が迫ってきた。
(今日もお義父さんとお義母さん居ないっていうことは)
コンコン・・・
(やっぱり来たか)
「どーぞ」
「やぁ、弟よ。顔の調子はどうだ?」
「明日までに腫れ、引いてくれるといいんですけどね」
そういって、玲華はソファに座った。
のんびりしているかな?と思ったが、すぐさまその考えを否定した。
真剣に考え込む玲華。
霞月はその考えを推理することはできなかった。
(よし、大丈夫、大丈夫。落ち着け私。昼間は、その・・・キスだってしたんだ。大丈夫!)
「弟よ!」
いきなり呼ばれたので、飛び上がるぐらいビックリしてしまう霞月。
玲華は霞月の瞳を真摯に見つめ・・・
「私と・・・寝てくれ・・ないか?」
(言った・・・言った・・・言ってしまった・・・・)
「いいけど・・・姉さん寝相悪いから、しっかり毛布に包まってね」
(あ、アレ?いや、ただ『寝る』んじゃなくて、その!)
「だから、私と・・・その・・・契ってくれ・・・・」
「何を千切るの?」
「そっちじゃなーい!!」
その言葉と同時に出たのは、グーパンだった。
390 :
名無し曰く:2007/04/01(日) 19:41:54 ID:4FIXp8J0
「ふぅ、気を取り直して。弟よ、鼻の調子はどうだ?」
「折れてるんじゃねぇか?って思うぐらい痛いけど、大丈夫みたい」
「よし、ハナシは聞けるな・・・・心して聞け」
玲華は息をすぅっと吸い込んで、
「私と、まぐわえ・・・わかったか?」
「姉さん・・・・」
霞月は、
「前々から気になってたんだけど、『まぐわう』ってどういう意味かな?」
玲華は、本日2発めのグーパンを放った。
「よし、今度こそ。弟よ、鼻は元に戻りそうか?」
「気にかけていただいて嬉しいです。多分大丈夫じゃないでしょうか」
「次で最後だ。心して、そして理解しろ」
玲華は立ち上がり、霞月の腰に手を回した。
そして、磁石のように・・・・というか一方的に玲華の唇が迫り。
「ン、」
「・・・」
霞月の唇とあわせた。
次第に行為は激しく・・・といっても玲華のみだが、なっていった。
霞月はイマイチ事態が飲み込めていないようで、硬直しっぱなしだった。
その硬直を解いたのは、玲華の舌だった。
「ん、んえぁん!(ね、姉さん!)」
霞月の唇と歯をこじ開け、舌を滑り込ませる。
玲華はようやく舌を絡めとリ、自分のと交錯させはじめた。
触手のような動きをして、霞月を責め立てていく。
「ん、ふぁ?んんぁ?(ん・・・あ?何だ?)」
玲華は霞月の口内から、舌を抜きさり言葉を紡いだ。
少し霞月より身長が低い玲華は、唇から伝う銀糸さえも気にせずに・・・
「ぁ、ふぅ・・・・霞月、私と、せ・・せっくす、してくれないか?」
霞月は、一気に頭がクリアになった。
391 :
名無し曰く:2007/04/01(日) 19:43:36 ID:4FIXp8J0
寸止めですけどねw
怒らないでねww
特に寸止めの意味はないけどwww
この方が萌える(個人的に)でねwwww
wwwwみwwwwなwwwwぎwwwwっwwwwてwwwwきwwwwたwwwwぜ
何をおっしゃいますか、めっさええやないスか。
和馬の「言わないと〜かわいいよ」辺りのくだりか萌えたっスよ
続きマダー?
>>393 ちょwwwwおまwwwww投下から数時間しか経ってねぇじゃねぇかwwwwww無茶言うなwwwwwwwww
続きマダー?
395 :
M.S:2007/04/01(日) 23:08:57 ID:jHUv6rBp
誰ですか?
私の名前がモビルスーツの略とか言ってる人は?!
イニシャルなんです。
そこの所間違えないで!
友人の一言に不安になり書き込んでみる。
分かってるよ。シン・マツナガだろ?
397 :
名無し曰く:2007/04/01(日) 23:41:34 ID:4FIXp8J0
シン・モビルスーツでいいじゃねぇかwww
398 :
M.S:2007/04/01(日) 23:52:40 ID:jHUv6rBp
だからモビ(ry
名前の由来としてはブログの時の名前があって
いいや、もう何でも…
おまいらに何言っても無駄な希ガス。
大人しく続き書いてくる。
M.Sさんが、モビルスーツでも マスクドスーパースターでもマィティサイクロンでも、カズマホが楽しみなことには変わりないっス!!
400 :
名無し曰く:2007/04/02(月) 00:53:16 ID:nT/r9xhY
>>398 まぁ、俺のカズマホは俺の子供みたいなもんだw
育んでやってくれよw
401 :
M.S:2007/04/02(月) 03:26:02 ID:obb1UvHW
はい、そのつもりです。
しかしエロ文章を書くコツなどがあれば教えてもらえれば嬉しいです。
402 :
名無し曰く:2007/04/02(月) 10:21:05 ID:nT/r9xhY
>>401 うーん、そうだなぁ・・・・抽象的な表現と直接的な表現を織り交ぜるのがいいと思われ。
喘ぐ時は、カタカナにしてみたり・・・・主観を誰にするかってのもいいかもねw
名無し曰くさんはひぐらしっぽいんだよな・・・
真帆が木刀で和馬襲ったりしたし。
といいつつワクテカ
保守
+ + | | | | | | | | +
| | Π| | | | Π| | +
/ ̄ ̄ ̄ ̄/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄l ̄ ̄ ̄ ̄l +
/ ̄ ̄ ̄ ̄ /三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i、 ̄ ̄ ̄ i、
/ ̄ ̄ ̄ ̄ _/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄', ̄ ̄ ̄ ̄l
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄',三二二ニl +
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
古代都市ワクテカ (B.C.8000年頃)
407 :
名無し曰く:2007/04/06(金) 21:47:45 ID:+GswgjyA
投下すんぜ、おまいらwww
408 :
名無し曰く:2007/04/06(金) 21:48:33 ID:+GswgjyA
姉さんは俺に抱いてもらいたい・・・
俺は・・・・どうなんだろ・・・・
「姉さん・・・後悔しない?」
「するもんか・・・してたまるか・・・・いいから、早く私を抱け。は、ずかしいんだ、・・ぞ」
「・・・・」
「な、なんか・・・・言え、」
霞月は少しおしゃべりになってきた玲華を黙らせることにした。
必然的に霞月も黙ることになってしまうが・・・
「ん、ン・・んっ」
玲華の唇をついばむ。
赤く色づいた口唇を霞月が蹂躙する。
表面的なキスは、やがて内部へとすすもうとする。
「ふ、ッ・・・んっちゅ、姉さん・・・歯、開けてよ」
いったん霞月は玲華と唇を合わせるのをやめ、そういった。
「し、しかしだな・・・」
「姉さんもしたじゃん、今度は俺がお返しする番だと思わない?」
「お、思わん!お前は黙って、その・・・」
「じゃあ、仕方ないか・・・・嫌でも開けさせてもらうよ」
霞月はそう言うなり、強引に玲華の唇を奪った。
舌を玲華の唇の中に滑り込ませる。
「んぅーぅッ!んンッ!?」
しかし、玲華は歯でしっかりガードしている。
歯茎を愛撫される感覚に悶えながらも、最後の砦となる玲華の意思は硬かった。
いつの間にか腰にまわしている手は、霞月のものになっていた。
「ん、ぷふッ・・姉さん・・・好きだよ」
「ーっ、んーッ!?」
切り札となる言葉を紡いだ。
その言葉だけで玲華の意思はあっさり砕け、逆に霞月を求めるようになってきた。
「霞月・・・ん、」
「姉さん」
(霞月、私も好きだ・・・)
409 :
名無し曰く:2007/04/06(金) 21:49:06 ID:+GswgjyA
「は、ァっ!、ん、ぁ、ッ!!」
「ふ、ちゅ、るぅ、んぷぅっ」
責め、時には責められ。
涎がフローリングを汚そうとも、2人はそんなの気にしていなかった。
唾液を霞月が送り込む。そしてまた玲華が送り返す。
混合液が玲華の喉をつたう。霞月はそれを見逃さず、唇を離し舐めあげた。
「ひ、ぁ・・・ぁ、ん・・・バカ・・・キスしろ、霞月・・・・」
「姉さん・・・次、しようよ」
「え・・?」
「せっくす・・・でしょ?それとも、姉さんは俺とは嫌なの?」
「るっさい、馬鹿者。誘ったのは私だ。そ、その・・・するときは私がリード、するからなッ!」
玲華はそういって霞月をベッドに横たえ、そして馬乗りになった。
「や、優しくするから・・・」
「あの・・それ俺のセリフなんだけど。」
「黙れぇ!弟なんぞに組み敷かれてたまるか」
玲華はプライドが高い。
なので、『弟』の霞月に組敷かれるという行為は我慢ならなかったのだろう。
玲華は霞月のズボンに手をかけ、一気に引き摺り下ろした。
そして、当人もパジャマの下を脱ぎショーツも一緒に脱ぐ。
「姉さん、濡らさなくてもいいの?」
「む・・・」
霞月は問いかけるが、玲華は黙って手首を掴み自分の秘所に導く。
「わ、悪いか・・・あの、興奮・・・したら、と、な・・・なんか、濡れて、きて・・・お前も、ッ。大きくなってる、じゃないか」
そして、玲華はもう片方の手を霞月の逸物に添える。
熱く、そして波打つ物体に戸惑いつつも、玲華は自分の膣口に照準を合わせた。
自分でくぱっと二枚貝を広げ、霞月を受け入れる体勢をつくる。
410 :
名無し曰く:2007/04/06(金) 21:49:37 ID:+GswgjyA
「い、いくからな。お前がやめろっていったって・・・その、嫌でも初めて、は貰って貰うからな!」
「姉さん、無理しないで」
「無理、してないバカ!お前こそ、痛いなら痛いって言えよ。私はお前じゃないからな、わからないし・・・」
「、や、多分、痛いのは姉さんの方だし・・・」
「そうなのか!?」
「そうなのよ」
「むぅ・・・」
「あ、でもでも、最初だけちょっと痛いみたい。俺、女の人じゃないからわかんないけど」
玲華は視線をさまよわせた後、決意した。
霞月はその瞳に映る炎のようなものを見た。決意は固い。
そして玲華は腰を下ろし始めた。
亀頭が粘膜に包みこまれ、くぐもった声が霞月の口から漏れる。
やがて、5分の1ぐらい淫肉に埋まったところで、玲華の動きが止まる。
「・・・っ・・・」
「姉さん、どうしたの?」
「痛い・・・」
そういうなり、パンっと霞月の頭を叩いた。
「嘘つき・・・全然痛い。なにが『ちょっと』だ、馬鹿者め」
「そ、そんなこといわれても・・・」
「そして、怖くなってきた。・・・あの、今からは・・・お前がしてくれないか?」
「姉さんはそれでいいの?」
「ああ、や、優しくしてくれないと・・・後で、わかるな?」
そして、玲華は一旦霞月の逸物を抜き、ベッドに横たわる。
次は霞月が覆いかぶさる番となり、緊張が走る。
「あ、あのな・・・電気、消さないか?」
俺はリモコンを床にあったリモコンのスイッチを押し、電気をOFFへ。
2人の輪郭が月に照らされ、部屋の壁に映った。
そして・・・・
411 :
名無し曰く:2007/04/06(金) 21:50:42 ID:+GswgjyA
寸止め?
おまいら男だろ、細かいこと気にしてんじゃねーよwwwwwww
乙!
寸止めだろうとなんだろうと
俺の欲求不満はクライマックスだぜ!!
413 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 23:28:04 ID:tVwOg7pT
ここもずいぶん過疎りましたね。
416 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 05:46:04 ID:KBIbgVM7
保守?
417 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 12:52:10 ID:GTKCBkwh
投下マダー
418 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 17:31:32 ID:1DxpTsLi
今日もせっせと保し
419 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 07:52:38 ID:C5ApT5z3
明日もせっせと保しをして
かなりの亀レスですが
謝れ!!ライムスに謝れ!!
亀だかライムだか知りませんけど、
随分と過疎りましたね・・・・・
ミュータント・忍者・タートルレスポンスですが、ライムスって何者ですか?
俺の保守に職人が泣いた
泣けるでぇ!
俺のターン!
ドローモンスターカード!
追加攻撃!
保守!
定期保守
生殺しか。。。
hosyu ъ(゚Д゚)
428 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 21:27:21 ID:mqrsfC8J
保守
何勘違いしているんだ・・・
まだ俺のワクテカは終了してないぜ!
続きマダー
430 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 22:05:53 ID:C/GA2/GV
続きマダー続き
保守するけどいいよね?
答えは聞かないけど!
保守するけどいいよね?
答えは聞かないけど!
433 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 20:24:02 ID:g70H4Xuz
マダー
434 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 21:33:00 ID:/KlMMSfh
保守age
補習
投下します。
普段はちょっと変な子ですが、エッチの時はちゃんと出来る子です。
「雪人、ジュース。」
「俺が飲んでるの牛乳だけど?」
俺の目の前でサンドイッチを食べてる幼なじみの舞が『そんな事は知っている』という風に睨みつける。
「相変わらず気のきかぬ奴じゃ…ジュースを買ってくるの忘れた」
「はぁ?それで?」
舞は財布から60円を投げつけて俺に
「買ってこい!」
と命令する。
惚れた弱みか…
俺は背の小さい小生意気で変な喋り方をする幼なじみの我が侭をいつも聞いていた。
しかし、今日はちょっと教室の雰囲気が違った…
クラス委員長のゆかりが舞に文句をいったのだ。
「ちょっと!いつも雪人君をパシリ扱いして!舞さん幼なじみだからって…」
「なんじゃ?お主が雪人の何を知っておる?」
舞が小馬鹿にした様にゆかりをせせら笑う。委員長は俺に振り返り
「悔しくないの!女の子にパシリにされて…雪人君!どうなの?」
俺は委員長にそう言われちょっとした悪戯を思いついた。今まで舞にやられた事の仕返しだ、ほんの些細な悪戯心だった…
「あぁ、そうだよな委員長…。舞あんまり調子に乗るなよ。いくら俺でも我慢の限界だよ!」
俺は今までの鬱憤を晴らし少し調子に乗ってしまった。
「だいたい舞は…」
「言いたい事はそれだけか…」
舞は俺の言葉を遮りその小さい身体に怒りをみなぎらせる。
「不愉快だ!帰る!」
舞は食べかけのサンドイッチを俺に投げつけ教室を出ていく…舞の大好きなお姉ちゃんが作ったサンドイッチが床に落ちる。
「委員長ごめん!俺も早退する!」
「ちょっ、ちょっと!雪人君」
俺は舞のお弁当箱や鞄、自分の鞄を持って舞を追いかけた。下駄箱には靴がまだあった。なら行き先は…
「…んんっ…雪人のバカ…はぁ…お姉ちゃんのサンドイッチ…どうしよう…」
「舞やっぱりここにいたのか」
舞が授業をサボる場所…窓ガラスの鍵が壊れてて唯一そのことを知ってる入れる舞の秘密の屋上への抜け道…舞が俺にだけ教えてくれた抜け道…
「何の用じゃ!あっちいけ!バカ雪…」
「ごめん…舞」
俺は舞を抱きしめキスをする。俺は文句を言う舞の唇を塞ぐ、舞は唇を少し開き舌を絡めてくる。
「ん…ふぁ…んんっ…ちゅ…雪人ぉ…」
舞は目をうるませて俺の目を見つめてきた。俺は舞の制服に手をかける、舞の制服をすべて脱がすと昔持ち込んだブルーシートを広げて俺も制服を脱いだ。
「舞、さっきはごめんな…」
「許さん!許してほしくば、わしをいっぱい気持ち良くしろっ!」
舞は普段の言葉遣いで俺に言うが、言葉尻がうわずり早くエッチがしたいと目が訴えかけている。
俺は舞の口に指を這わせて舐めさせた、俺の指は唾液にまみれテラテラといやらしく輝く。
指を舞のマンコに擦りつける、感じやすい舞のマンコは愛液を垂らし始めた。俺は指を二本マンコに差し入れ、激しく出し入れする。
「くあぁ…マンコ…オマンコ…気持ちいいよぉ…」
舞には、ちゃんと何処が気持ちいいか言う様に『躾』てある…セックスをする時は俺が主導権を握っていた。舞は舌を突き出し両足をガクガクと震わす。143センチの身体が快楽に負けブルーシートに崩れ堕ちそうになる…
俺は舞のマンコを掴み、倒れるのを許さない。
「にゃう…雪ぃ…だめぇ…オマンコで舞を…支えにゃいでぇ…」
「駄目だ。座るなよ舞、座ったら止めるからな」
俺は更に激しくマンコをかきまわす、舞は口から涎を垂らし両膝に手を当て、がに股で倒れるのを我慢する。
「ぐぅぅ…キツイ…雪ぃ…舞イクのぉ…オマンコぐちゃぐちゃにかきまわされて…うぅ…イク…イクゥ」
440 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 07:56:17 ID:8a2AdBU/
イイヨイイヨ-
wktkでありますよ
442 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 19:16:22 ID:oQV7AG5s
続きマダー
舞はマンコから潮を吹きだし俺の手を濡らしていく、マンコから指を抜き舞のだらしなく突き出た舌を掴み
「舞、セックスしたい?」
「ふぁい、まい…はぁ…せっくすしたいれす…ゆきのぉ…でっかいちんぽでぇ…イキまくりたい…れす」
舌を掴まれ必死に頼み込む舞。俺は舌を放しブルーシートに寝転がると
「舞、好きに使っていいよ」
舞は目をキラキラ輝かせ騎乗位の姿勢をとり、一気にチンコを自分のマンコにくわえこんだ。舞のあえぎ声が響く、腰をガンガン叩きつけてくる。
「ハァハァ…いい…気持ちいい…ゆきもぉ…気持ちいい?」
俺は舞の腰を掴むと動かせないようにガッチリ押さえ込む。舞は腰を動かそうと必死にもがく、急に快楽を止められテンパる。本気で涙を流し俺に哀願してきた
「雪人の意地悪ぅ…舞はチンポ狂いなのぉ…雪人のチンポ大好きなのぉ…舞はチンポ奴隷ですぅ…」
舞は決められた口上を言い腰を動かす許可を俺に求める
444 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 19:53:55 ID:EE5kA+pt
wktk
wktk
w k t k
447 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 09:45:32 ID:2ySFHp5h
_ _ _ _
+ + | | | | | | | | +
| | Π| | | | Π| | +
/ ̄ ̄ ̄ ̄/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄l ̄ ̄ ̄ ̄l +
/ ̄ ̄ ̄ ̄ /三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i、 ̄ ̄ ̄ i、
/ ̄ ̄ ̄ ̄ _/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄', ̄ ̄ ̄ ̄l
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄',三二二ニl +
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
古代都市ワクテカ (B.C.8000年頃)
まだかまだか!
449 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 23:56:25 ID:iedBL6K9
名無し曰くさんもマダー
モビルスーツ氏もマダー
「舞…手を離すかわりに一つ俺の言う事訊いてね」
「分かった!わかったからぁ…早く手をどけてぇ…」
「いつもの口調に戻して俺のチンポを射精するまでフェラしてよ。いい?」
「わかったから早く手を、退かせっ!馬鹿っ!」
俺が手を退かすと舞は腰をあげ、69の体勢をとるとチンポにむしゃぶりつく
「気持ちいいか?早くイケ!さっさと射精しろ!このグズがっ!」
「気持ちいいよ舞…俺はオマンコが乾かない様に舐めていてやるよ」
俺は背の低い舞のお尻を掴むと引き寄せる。口元に真っ赤に熟れ愛液を垂らすマンコを舐め始めた。
「ずっ、ずるいぞ…くぅ…放せ馬鹿!チンポに口が届…うぅ…雪人!放せっ!」
長身の俺と背丈の違う舞はお腹の上で暴れる。俺は足を舞の背中に回し身動きがとれない様に固定した。
舞のマンコを舐めまわす、舞のあえぎ声が絶頂に近づくと舐めるのを止める。俺は十回繰り返しようやく舞を解放した…
「舞…いくよ」
舞をブルーシートに仰向けに寝かしマンコに俺のチンポをあてがう…
舞の顔は絶頂を味わえずにいた為、焦点の合わない目で俺を見つめ返す…
「雪人の…馬鹿…早く…チン…」
舞を刺し貫く!
「……くあぁぁぁ…ゆきぃいぃ…イク!イク!まい…だめ!とまんにゃいぃぃぃ…」
「…イク…イク!わしは…あれ?…わたし?ふだんのしゃべりかたぁ…わかんなくにゃるぅ…」
僕は絶頂をむかえ、放心した舞を揺り起こす
辺りはもう暗い。校舎には、誰も残ってはいないだろう…
「…んっ、雪人…もう夜か…」
「舞。早くお家に帰ろう」
「はぁ…。お主は情事が終わると途端に弱気になるのぉ…」
舞は溜め息をついて制服を着だす。先に着替えていた僕は
「舞は弱気な僕と強気な僕。どっちがいいの?」
舞は着替え終わると月夜に向かって大きく伸びをして
「んんっ…決まっておろう!全部ひっくるめて雪人が大好きじゃ♪」
僕は変な喋り方の幼なじみをこれからも愛し続けるだろう…
【終わり】
453 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 09:36:03 ID:QHPNA/bf
GッッッJ!
外伝的な話も読んで見たい
ぐはぁ…
ゆきとんの一人称間違えたマジ萎えるorz
皆様お目汚しスンマセン
また考えついたら投下させていただきます
455 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 06:08:11 ID:o0xQTOum
保守
456 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 12:56:56 ID:pDbxSYOG
v
「ゆるい仕事ね…こんなんがここの地区の最高賞金首?」
私はリリー・スターシア。小さい時に両親を亡くし、道端で泣いてる所を賞金稼ぎに拾われた。
14歳で賞金稼ぎを始め現在に到る…まぁ、この世界じゃよくある話
「さて、ちゃっちゃと賞金貰いにいくかな」
退治したワーウルフの首を切り袋に詰める
町に戻ると私は賞金首を政府警察に渡し、最近お気に入りの酒場に向かう。簡単な仕事の割に美味しく稼げた♪
暫くはこの町に落ち着くのも悪くない。
「オッチャン!ビールとツマミ持って来て〜。大至急!」
私は椅子に腰を降ろす。この酒場は町で一番繁盛していて出てくる飯も美味い!
「聴いたぜ!ワーウルフを殺したんだってな。流石、隻眼のリリーだ」
「ありがと、オッチャン♪でも褒めたっても何にも出ないよ?」
出されたビールを呑みながらウィンナーをほうばる。ん〜、至福の瞬間!
私は遅くまで酒場で騒ぎ、夜も深くなった頃ようやく酒場をあとにした…
「ヤバ…呑みすぎたかな…」
宿に向かう途中の夜なのにまだ活気のある路地を私は歩いていた。そこに…
「お姉さん…僕を買ってくれませんか?」
まさか…こんな所で運命の出逢いをはたすとは…
私は酔った頭で考えた。
買う?男娼か…まぁ可愛いし、良いかな…
「いいよ。お姉さんといい事しよう♪」
後に後悔したんだよなぁ…私の馬鹿…、なにやってんのよって…
話を戻すと、私はほろ酔いで宿に男の子と戻った。
男の子の歳は14位…私のどストライク。
「名前は?」
「レンです」
「レンか…いい名前ね」
「私は…リリーでいいわ」
私はシャワーを浴びる様レンに言う。レンがシャワー室に消え暫くすると水音が室内に響く…
私も服を脱ぎシャワー室に向かう。
「レン〜。一緒に入ろう」
ドアを突然開けて驚かそうとした。驚いたのは私なんだけど…
「はい。リリーさん、一緒に入りましょう」
「…おっきい」
美少女と見間違う位可愛いレンの股間には…エグいくらいいやらしいチンコがぶらさがってた
思わず見入ってしまう…
「リリーさん?」
「あ、あぁ…ごめんねぇ♪ちょっと酔ってるのかな」
私は明るく笑いながらシャワー室に入る。目がどうしてもレンの股間にいってしまう…
「リリーさん。身体洗わせて下さい」
「あっ、うん。お願い」
レンのしなやかな手が私の身体に伸びてきた…
【続く】
459 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 23:52:26 ID:dtEpVob/
wktkあげ
460 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 00:45:37 ID:FDjdcm1Q
続きは?
今書いてるからちょっと待ってくだちい
462 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 01:23:42 ID:58uYvJUv
ガンツか?
なにはともあれwktk
「巧いね…女の子の事をよくわかってるわ…」
「ありがとうございます。リリーさん」
レンに身体を手で洗われる心地よさに酔いも手伝って目がトロンとしてくる…
私ちょっとヤバいな…
「で?レンの目的は?」
「え?僕はただの男…」
「なめないでよ…これでも死線をくぐってきてんのよ。隻眼は伊達じゃないわ」
レンの手が止まる…
私は正面に向き直るとレンを見据えた。殺気は感じられない…
「僕も…僕も金稼ぎになりたいんです!リリーさん、教えて下さい!」
私は溜め息をついた…
「賞金稼ぎは甘くないんだよ。餓鬼がっ!」
「人から教わった力で生き残れるかっ!なりたかったら自分であがきな!」
私はシャワーをとめてタオルで身体を拭く…背中に暖かみを感じた。
「僕…母さんの仇がとりたい…母さんを殺した奴を見つけたい」
イライラが頂点に達した。私の心が叫び声を上げる…レンは私だ…
昔の私だ…
弱い時の私だ!
私はレンの髪を掴み寝室に連れていく。泣きながら赦しを乞うレンを無視しベットに押し倒す
「ふざけるなっ!仇なら尚更だ!テメエの力で何とかしろっ!」
私は床に脱ぎ散らかした上着から小銭を掴みレンに投げつける
ベットの上で下を向き身じろぎもしないで佇むレン…
「…さっさと出ていかないと犯すぞ」
「…いいですよ…」
ブチッ、私はキレた
私の悪い癖だ…
今更そう思う…
罠に嵌ったんだな。私もまだまだ甘い…
「泣いてもやめないよ」
私はベットに乗りレンのチンポを思いっきり握り締めた
熱い…
「リリーさん…もし僕がリリーさんをイカせたら考えてくれますか?」
「いい度胸だな!私に勝負を挑むなんて」
駄目だよ…私の馬鹿…調子乗るなって
レンは私の乳首優しくつねる。硬くなった乳首を今度は強くしごく、私の心が快楽に流されそうになったのをレンは見逃さなかった
「胸…気持ちいいですか?」
「ば、馬鹿いう…うわっ」
いきなり押し倒される。私は直ぐに立ち上がろうとしたが…
レンがお腹の上にのしかかる…レンの片手が私のマンコに指を入れ膣内をグニグニと、もて遊ぶ
どうしよう…気持ちいい…こんな好みの美少年に組敷かれる自分を想像しただけで…
しかもレンはそんな私の心を読んだかの様にさっきの弱気な態度を一変させる
「リリーさん…口開けて」
465 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 12:23:41 ID:FDjdcm1Q
wktk
国語得意そうだね
ネラーの多くは国語得意かも試練な
468 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 19:52:48 ID:58uYvJUv
でなきゃ数々の言葉遊びは出来なかっただろうな
469 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 20:00:18 ID:O72IKyhj
國學院の学生ですが???何か??
何故だか口を開けてしまう…私ってマゾじゃないぞ?でもレンに命令されたら自然と受け入れてしまう…
私の目の前にレンのチンポがつきつけられる。まだ完全に勃起してないのに普通の大人よりでかい
「んっ…ずっ…んんっ…凄い…おっきい」
「気に入りました?」
私はチンポを手で扱きながらカリを舐める。口で亀頭全体をくわえて刺激を与え、舌で鈴口を舐め回す
「あはっ、リリーさんのフェラ顔可愛いですね」
「馬鹿!変な事言うな…」
口の中でドンドン大きくなるチンポ…
レンは私の頭を太ももで押さえ付け、チンポを根元まで押し込む。喉の奥までチンポをねじ込まれ私は吐気を覚える…
「イキますよ♪」
一回…喉に射精されてる
二回…ちょっと濃すぎて飲めない…
三回…鼻から精子が漏れちゃったよぅ…
「ぐぇ…ゲホゲホッ…」
涙目でレンを睨む。レンは口からチンポを抜き私の顔で精子を拭く…顔中精子まみれにされた
「臭い…精子の匂いしかしないよ…」
「でも好きなんでしょ?」
レンは立ち上がり私の両足を持つとまんぐり返しの様な姿勢にする。凄い…私のマンコぐちゃぐちゃに濡れてる…
「いれますよリリーさん」
私のマンコにチンポがズブズブとめり込む…目の前で見せつけられると恥ずかしい…
「いぃ…くはぁ…きもちいい…レンもっと」
「…敗けを認めます?」
「あっ…駄目!早く抜け!」
忘れてた…勝負してたんだっけ…
「じゃあリリーさんが敗けを認めるまで叩き込みますね!」
腰のストロークが激しくなった。私は目の前の恥態から目を背けて口に手を当てる。気持ちいい…
腰を擦りつけてあえぎたい…
「リリーさん…イキました?」
「ふんっ。全然気持ち良くない!この下手く…」
私は顔を正面に戻しレンの瞳を睨みつけ悪態をついた…が突然レンに唇を奪われる。濃厚なキス…舌を絡めとられる様な舌使い…
「んん…ちゅ…レン…気持ち…んっ!」
しかもレンはこのタイミングで射精を始めた…
キスの心地よさとマンコからくる快楽…
もう無理…
「…いく…イクぅ…イったたのぉ…気持ちいいよぅ…レンのチンポしゅきぃ…もっと…」
スイッチの入った私はレンの腰の動きに合わせて淫らに動かし恥ずかしいアクメ顔を晒しちゃって…
「僕の勝ちですね!それじゃあチンポ抜きますから」
レンは腰を上げてチンポを抜こうとする。私は少し物欲しげな目で抜かれていくチンポを見つめた
「嘘ですよ♪お礼に朝までしますから♪」
カリ首まで抜いたチンポを一気に突き刺す!油断してた私は一瞬、目の前が白く瞬く…
精子のいっぱい詰まった私のマンコをぐちゃぐちゃと掻き回し、先ほどより一層激しい腰使いで私を責めるレン
「うにゃ…イったよぅ…リリーぃ、イっちゃたのぅ…くぁ…マンコ気持ちいい…イク…ハァハァ…またイッ…ああぁぁ…イクイク…」
夜も明け、朝日が輝き、太陽が少し傾いた頃…
私は宿屋の窓から外の景色を眺める…昼を過ぎ活気に満ちた町並み…
「リリー?どうしたの?」「ん?レンか…ちょっとね…」
私は追憶の闇を払いレンに笑いかける
三年前のレンとの出逢い。今では相棒として組んで仕事を『していた』
「リリー。今までありがとう…遂に『奴』を見つけた。行って来るよ僕…」
決意をみなぎらせたまだ少年の面影を残すレン…
剣を握り部屋を出て行こうとする
「待って…いってらっしゃい」
レンを抱きしめ優しく唇づけをする…
「さよならはいわないわよ?」
「うん。大好きだよリリー」
また会いましょう…レン。いつか…
広い荒野が二人をまた逢わせてくれる
その日まで…
【終】
GJ!!!
表現がダイレクト過ぎて恥ずかしい文章になってるんだぜ?
だから言わせてもらおう
GJ!!
477 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 20:00:49 ID:FHPEABIV
名無し曰くさんマダー
478 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 20:18:53 ID:p5R6jA1b
曰くさんも二代目も仕事が忙しいんでしょうよ。
479 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 00:54:26 ID:/6uUB9xW
そうか。だが俺は待ち続けるぜ!
テス
481 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 07:09:26 ID:7760FNii
朝っぱらからアゲ
482 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 18:02:48 ID:itmJnZlK
夕方にあげ
野球始まったからsage
484 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 22:52:17 ID:U2ufqVLL
熱だしたからage
職人待ちアゲ
486 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 13:14:16 ID:mx/U/wAX
星湯
487 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 23:56:00 ID:TjgZ9L4n
捕手
488 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 13:27:49 ID:J+rI+1EQ
誰か〜
今更だけど、猫玄の「ツンデレさん」ってこのスレの趣旨にピッタリだね
490 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 18:45:27 ID:cj82mxuK
保守
補習
492 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 16:39:48 ID:qYlE3pn0
誰か〜
493 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 19:29:12 ID:Wc+XwoKm
全部書きあがってから
一度にあげたほうがいいか?
494 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 20:33:14 ID:zdZB7kV/
どっちでも良いですよ!
wktkwktkwktk
495 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 21:20:53 ID:ArWaOGuh
あー、先に謝りますごめんなさい。
なんか想定外にエロが長くなって、もうちょっと時間かかるかも。
>>494 ありがとうございます。
てかwktkしすぎですwww
496 :
493-1:2007/05/26(土) 22:26:06 ID:DMibOHml
俺の名前は眞人。いたって普通の大学1年だ。
今日は彼女と久々のデート。
「うぃー待ったかー?」
「待ったよ。待った。すごーく待った」
「そりゃー悪かったな。・・・・約束の時間10分前じゃねーか」
「3分くらいも待った」
「それくらいいいじゃねーか、てかそれは待ったとは言わねーだろ」
「私が待ったと感じたら待ったなのよ、わかる?」
この生意気な女は俺の彼女で茉莉。大学一年。
中一のときから付き合い始めて、もう6年目になる。
「わかんね。で、今日はどこに行くんだっけ?」
「んー、、、、、、、どこでもいいかな」
「お前、それ一番面倒なんだぞ」
「いーじゃんいーじゃん、カップルが行くようなところは大体行ってんだしさ」
「じゃ、映画観たいからそれでいいか?」
「おごりなら。何観んの?」
「蜘蛛男3〜逆襲のダンゴ蟲〜。おごらねーからな」
「けちぃ。でも、それこの前友達と観たんだよねー」
「・・・お前、、結末行ったら殺すからな」
「ふふーんどうしよっかなぁ〜」
なし崩し的に付き合いにいたったようなもので、
彼女といるというよりも、仲のいい男友達といるような感じで付き合っている。
もちろんヤることはやったし、恋人同士っぽいことも一通りしてきた。
「私は仮パイ〜THE END OF MALE〜が観たいなー」
「仮パイか・・・んー、俺が遅れたからまぁいいだろう」
「やった」
「割り勘だからな」
「ちぇっ」
というわけで、今日の俺らはまず映画を観ることにしたのだった。
〜映画鑑賞中につきしばらくワッフルでお待ちください〜
「超かんどーしたー、もうデブ様さいこー!かっこよすぎ!」
「だよなー、性同一性障害の男をよくあそこまでリアルに演じられたよな」
「ずっと着けてたヌーブラを投げ捨てるシーンなんか、マジ泣き!」
「THE END OF MALEがジェンダーオブメイルだなんて戸棚訳だからわかんねーっつーの」
「・・・・・・」
「あん?どした」
「あんたさー、もっと感動した!とか泣いたー!そういうのないの?」
「あ?もちろん感動したぞ。あの構成の素晴らしさには・・・」
「そうじゃなくって、もっとさー構成がとかじゃなくて・・・あーもう」
「何言ってんだ構成や演出がなければ感動的なシーンだって感動できないんだぞ」
「わかってるよ!そうじゃなくって!もう、いいや。あんたに言ってもわかんないよね」
「んだよ、その言い方!」
「何よ!」
・・・最近はいつもこうだ。会えば喧嘩になっちまう。
もうそろそろ潮時なのかと思ってる。でも別れを切り出すほど嫌いでもない。
グダグダな関係。それが今の俺たちだ。
「茉莉ちゃん!」
ん?誰かがあいつの名前を呼んだ気がしたが・・・。
あいつもキョロキョロしてるし。あ、男が近寄ってきた。あいつの知り合いか?
497 :
493-2:2007/05/26(土) 22:28:44 ID:DMibOHml
「斉藤先輩!いきなり名前で呼ばれたから・・・何してるんですか?」
先輩?大学の先輩か?
同じ大学じゃないと相手が向こうで何してるか、わからないんだな・・・。
随分仲良さそうじゃねぇか・・・。
「彼が茉莉ちゃんの言ってた眞人君?茉莉ちゃんの入ってるサークルの斉藤=マ=単騎です。よろしく」
「あ、あぁ、よろしく」
手を出されたので思わず、握手をしてしまった。
握った手を激しく振られたが、見た目は結構いい奴っぽいな。
「それじゃ、茉莉ちゃん。また映画観にいこうね」
・・・・あん?!どういうことだ?おい、またん・・くそ、もういねぇ。
「おい、どういうことだよ?映画って友達といったんだろ?!」
「先輩も友達だけど?」
「ふざけんな!男と行ったなんて聞いてねぇぞ!」
「別に友達なんだからいいじゃん」
はぁ?!恋人以外の男と一緒に出かけたら浮気だろ!?こいつナメてんのか?!
「あぁ、そうかよ、わかった。長いこと一緒にいたけど、俺らもこれで終わりだな。
またんきとかいうやつ追っかけて食事してホテルで仲良くセックスでもしてやがれ!クソが!」
「あ、ちょ、ちょっと眞人・・ねぇ、ちょ、待って、ねぇっ!」
あいつが何か言ってるが、振り向くつもりはなかった。振り向きたくなかった。
自分が惨めだった。そして裏切ったあいつが許せなかった。
ふざけんな!・・・・・くそっ
どこをどう通ったのか、俺は家に帰る道を歩いていた・・・と思う。
何キロ歩いたのか、どうやって来たのかそれすら覚えていなかった。
歩きながら頭に浮かぶのは、あいつと出会った中学の頃のこと
初めてのデートが地元のゲーセンでUFOキャッチャーで景品を取ったこと。
高校時代のクリスマスに必死でバイトして、あいつが欲しがってた時計をあげたこと。
「そういえば、あんときすっげぇ嬉しそうな顔してたよなぁ・・・・・」
そうつぶやいても誰も答えてくれない。
「茶化したら真っ赤になって、、でも、ありがとうって泣かれたっけ・・・」
考えれば考えるほど、あいつのことばかりが浮かんでは、そして消えていった。
大学は二人で話し合って、別々のところに進んだ。
498 :
493-3:2007/05/26(土) 22:30:00 ID:DMibOHml
〜→回想モード〜
『大学までずっと一緒ってのもさー、変化なくね?』
『んー、そうかな?私はそう思わないけど・・・一緒じゃマズイ?(笑』
『そんなことねーけどさ。もっと刺激が欲しいっつーか』
『・・・・そっか・・・そういう考えもありかもね・・・・じゃ、私K大ね。眞人はA大』
『ちょww!茉莉それズルイ!A大遠いじゃん!』
『眞人が変化が欲しいって言ったんでしょ。
私は別に今のままでもいいし地元で進学したいからK大。けってーい!』
『なんだよそれ・・・ズりーなぁ。』
『いいじゃん、A大。ちょっと遠いけど眞人ん家から電車で通えるし。
都会だから変化もいっぱいかもよー?』
『だからってA大・・・あそこ偏差値高いじゃねーか』
『変化を望むなら高い壁を乗り越える必要もあるんだよ。
偉い人にはそれがわからんのですって誰か言ってたじゃん』
『いや、言ってないから!』
『・・・・お前らさーホント仲いいよなー。その愛の秘訣を教えて欲しいくらいだわ』
『だよねー』
『『ちょっ!』』
〜→回想終了〜
あいつは結構頭良かったけど、俺の成績は中の下。
あいつの付きっきりの指導でなんとか合格した。
「変化かぁ・・・一人暮らし・・・・・・あとはあいつと離れたことか・・・」
大学進学を機にお袋は親父の単身赴任先へ行ってしまった。
日々の講義、サークル、バイト・・・・あいつと顔を合わせる機会はどんどん減っていった。
そういえばいつから「茉莉」と呼ばなくなったのだろうか。
あいつと会うことが減って、「茉莉」はいつの間にか「あいつ」になって・・・。
独りの家に帰っても疲れで電話することもなくなった。
あいつからの電話はよくかかってきたけど・・・・俺はいつも・・
大学で友達といても、何かが足りない気がしていた。
その何かをバイトや飲み会で紛らわせて、そのときあいつは・・・
『バイトするのもいいけどさ。たまには休みなよ。
ま、倒れたらそのときは私が看病してあげるから。つきっきりで』
・・・・俺、あいつのこと・・・ずっと放っておいたのか?
499 :
493-4:2007/05/26(土) 22:31:32 ID:DMibOHml
気がつくと家の近くまできていた。足が重い。それ以上に心も重かった。
ずっと隣にいるのが当たり前で、だからそれに甘えていた。
会う機会が減ってもそれに気づかずに、あいつに寂しい思いをさせていた。
自分のエゴばかりで、あいつのことを考えてやれなかった。
『お前はいいよなぁ・・・頭いいからK大の推薦決まってさ』
そうだ。あいつの推薦が決まって・・・俺が愚痴を言ったら・・・すごく悲しそうな顔してた。
『今度は眞人だからね。私が勉強教えてあげるから、ちゃんと合格してよ』
・・・・・・俺最低だ。
てか、なんであいつは俺のこと・・・くそっ泣けてきた、な、泣いてなんていないんだからっ!
どうすればいいんだろう。
どうすればあいつに許してもらえるだろう。
いや、もう手遅れだ。すげぇ酷いこと言ったし。終わりだろ。
気づくの遅すぎだ俺。
・・・・謝らないと・・・許されなくてもあいつに土下座して謝って、
今まで俺の彼女でいてくれたことにお礼を言って、
それから・・・・・・・・・祝福なんてできるか!くそっ!
「茉莉ぃっ!」
『呼んだ?眞人』
・・・・・・・・気づくと家についていた。
そして家の前には、
「茉莉・・・」
膝を抱えて泣いている茉莉がいた。
「ぁ・・・・・眞人ぉ・・・・」
なんで茉莉が・・・・え?ここ?俺んち?茉莉んちじゃねーよな?
幻?じゃない・・・、いや、てかなんで?え?怒ってる?あ、謝
「眞人ぉっ!(ごべっ」
思いっきり抱きつかれて、俺は茉莉を抱えて後ろへ倒れた。背中を思いっきり打った。
「っくっ・・ま・・・・と・・・いっ・・ごめ・・・さ・・・許・・・ね・・・もう・・・・・か・・・だ・・・・ゆ・・して」
俺は混乱していて、茉莉が何を言ってるのかわからなかった。
「も・・・・あんな・・・・から・・・他・・男の人・・・出か・・・おわ・・・んて・・・や・・・・やだぁ・・」
謝ってる・・・・のか?何を?
男と出かけたことを?俺に?なんで。謝るのは俺のほうだろ?
俺が茉莉に寂しい思いをさせたから・・・だから・・・・・・・茉莉は・・・・・・
ゴメン、、俺が悪かったんだ、許してくれ・・・・・・俺はお前が・・・
「茉莉っ!」
口に出たのはそれだけだった。俺たちは二人で抱き合って泣いた。
それしかできなかった。それだけが俺にできる唯一のことだった。
茉莉も・・・・・そうだったのかもしれない。
500 :
493-5:2007/05/26(土) 23:18:22 ID:F+ap+xCQ
ひとしきり泣いて、我に返った俺たちは家に入った。
思いっきり泣いてたから、近所の人に見られたかもしれないが、
そんなことはどうでもよかった。
「ごめん・・・茉莉・・・俺お前のことずっと・・・」
言葉にしようとすると、涙が出てきた。
言わなくちゃいけないことはたくさんあるのに。
「違うの・・・っ・・私が・・・」
この先を言わせちゃダメだ・・・・いつまでも泣いてられるか。
「寂しい思いさせて・・・ごめん。俺、茉莉のこと全然考えてなかった。
昼間も酷いこと言って、茉莉のこと傷つけて・・・」
「違う。眞人が悪いんじゃない・・。私が眞人の傍にいたくて・・・」
「違うって、俺がお前のこと放っておいたから、茉莉は・・・」
「違うの!私が」「俺が」
「「・・・・・・ぷ、、アハハハハっ」」
二人でお互い否定しあって、おかしくなったのか
どちらからともなく噴き出して、笑った。
「何言ってんだろうな。俺ら」
「ホントだよ、二人で違うって」
「だってさ、茉莉が「だから、眞人が」」
「へへ・・」
「あはは・・」
「ごめんな、俺さ、ずっと茉莉が傍にいてくれたから・・それが普通だと思って甘えてた。
お前の気持ちなんか全然考えてなかった。寂しい思いさせて、、、ゴメン。
その・・・・許してくれなんて都合がよすぎるかもしれないけど・・」
「私も、眞人が大学に行ってから会うことが少なくなって・・・
私だけ一方的に好きなのかもって、眞人は・・・眞人はもう・・わたしのこと・・・・」
また泣き出してしまった茉莉を抱きしめた。
「俺は・・・茉莉のことが好きだ。ここまで来るのにずっと茉莉のことだけが頭ん中回ってて。
酷いこといって傷つけて、すげー後悔して。茉莉のことすげー好きだって気づいて」
「でも・・・・私・・・眞人に酷いことしたよ?」
あぁ、、もう、なんでこいつは・・・。
「酷くない。俺が茉莉の傍にいてやれなかったから、茉莉が他の男に・・・」
「違うのっ!私・・・眞人に振り向いて欲しくて・・・先輩に頼んだの・・・」
・・・はい?
「え・・・・・・・と?」
「だから、眞人のこと私の傍に引き止めたくて、嫉妬してもらいたくて
映画館を出たら先輩に声かけてもらうように頼んでおいたの。
先輩は彼女いるし、一緒に出かけたりもしてないの」
・・・・・は、はめられた?
いや、はめられたのかもしれないけど
俺は自分の気持ちに正直になれたわけで・・・呆けてる俺に茉莉は
「ごめんなさい・・」
・・・・・・・・・・・・俺、どう見ても悪者やん。
501 :
493-6:2007/05/26(土) 23:22:05 ID:F+ap+xCQ
「「あのさ(ね)・・」」
「なんだよ茉莉」
「眞人、先に言ってよ」
「・・・・・・何を言おうとしたのか忘れた」
「クス・・・バカじゃん・・・ね、眞人・・・」
「なんだ」
「もし・・・ね、その私に酷いことしたと思ってたら・・・・抱いて・・ほしいの・・」
消えそうな声で言う茉莉は今まで見た中で一番愛しく感じた。
なんでこいつのことをもっと大切にしてやれなかったのか。
後悔ばかりが頭の中を駆け巡っていた。
「・・・・・眞人・・・・今までの分・・・全部・・・ダメ・・かな・・・・。その・・わたし・・」
これ以上言わせたら男として最低だと思った俺は
「・・・」
強く抱きしめて
「うん・・んっ」
唇を奪っていた。何度もキスを重ねる、
「ん、ん、はっ・・・ん・・・・もっろもっとひて」
言われなくてもするさ。
舌を絡めあって、お互い口から顎まで唾液でベトベトにして・・
何分やっているのかすらわからなくなった。
でも、ずっと続けているうちに我慢できなくなってきたので、
ブラのホックに手を伸ばした。
「んんっ。・・はぁ・・ふぅ・・ん」
茉莉はキスを繰り返しながらも、体を動かし肩紐から腕を抜いていく。
薄いニットの下に硬くなった胸のふくらみが触れてこすれる。
「カチカチだな」
「ら、らって、んはぁ、だって、眞人がキスするから・・・いっぱいするから・・私もう・・」
「こんなに硬くなったと」
ニットの上からとがった乳首をつまんでこねてやる。キスもやめない。
「ひっ、ぅ、ゃ・・・ゃ・・服のうへかりゃ・・・ゃ・・・あ・・いっ・・いんっ!」
びくりと体を震わす茉莉。
「あ、もしかして・・乳首で・・」
「(////)」
今日まで数え切れないくらいセックスをしたが、茉莉が乳首でイったことなどなかった。
それだけ興奮してるってことか。
「悪ぃ・・ん・・こらそっちは・・」
「ん、だって、ずるいよ・・・私ばっかり気持ちよくなって。眞人も気持ちひゃぅっん」
パンツのジップを下ろして手を入れてきたのをキスと乳首アタックで遮る。
「ゃぁ・・じゅ、じゅるいぃ・・ん、っわ、わたしもましゃぅ」
「うるさいぞ、黙ってキスされてろ。ずっと傷つけてきたんだから・・・俺にさせろよ」
「うぅぅ・・・(こくん)」
うがぁぁぁぁっぁ、なんだ、こいつ!いつの間にこんなにかわいくなりやがったぁぁぁぁぁっ!
顔がフットーしそうだったので、ニットの上から乳首を口に含んだ。
「あぁっ・・だめ・・・だっ・・擦れ・・りゅの・・・ダメ・・は・・ふぅふぅー」
唾液を吸った毛糸とその先にある乳首を口の中で転がす。
ビクビクと茉莉の体が震えるのがわかったが、やめてやらない。
「いっ・・ひぃっ・・ら・・や、も・・・ぃっ、ま、またぁっ!!!」
茉莉はぎゅっと抱きつくと、そのまま崩れ落ちた。
502 :
493-7:2007/05/26(土) 23:25:34 ID:F+ap+xCQ
気絶した茉莉を抱き上げて、俺は寝室に向かった。
・・・そういえば、初めてHしたときは
体育祭の打ち上げで酔っ払った茉莉をベッドに運んだんだっけな。
そのあと茉莉が絡んできて、そのまま突入したんだった。
あんときとあんま変わらねーな。
寝室の扉を開けて、茉莉をベッドに横たえると俺は服を脱いだ。
茉莉の身体でチンコがヤバイ。繰り返そう。茉莉の身体でチンコがヤバイ。
ベッドに腰掛け、茉莉が起きるまでこいつの身体をじっくりと観賞する。
随分前に胸はCだと言っていた。腰は・・・てか、こいつこんなにほっそりしてたか?
「ダイエットでもしたのか・・」
ボソリとつぶやいた。俺を振り向かせるために?それとも自分のために?それとも・・
激しいキスのせいで汚れた顔を拭こうとティッシュに手を伸ばすと
茉莉がうっすらと目を開いた。
「・・・ちゃっ・・の?」
「ん?」
「もう・・・出しちゃったの?ダメなの?私じゃ満足できないの?」
ポロポロと涙をこぼしはじめた。
「違うって、キスでベトベトにしちゃったから拭いてやろうとおも・・「やだ!」」
「ダメ!拭いちゃダメ!もっと汚して欲しい・・もっとベトベトにして欲しいの!」
「お、おい、茉莉さん?」
「髪も顔も胸も脚もそのオ・・オマンコも・・いっぱい・・いっぱい愛して欲しいの・・・全部愛して・・愛してよぅ」
うおぉぉぉぉぉっ!
なんつーこと言ってんだこいつは!
なんつーこと言わせてんだ俺は!
答えの代わりに額にキスをして、俺は茉莉の身体にのしかかった。止めたって止まらないからな。
「あ・・・眞人のすごく大きくなってる・・・」
「お前のお陰でな・・・今にも出ちまいそうだ」
「出してもいいよ。いっぱい出していいから、ね」
そういって恥ずかしそうに指でヒクヒクと震えるマンコを広げた。トロリと愛液が溢れてくる。
「お前・・いつから、こんなエロイ女になったんだよ」
「・・眞人のせいだもん、、私がダメだって言っても、いっぱいエッチなことしたからだもん」
だもんって・・・・お父さんはそんな言葉遣いを教えた覚えありません!
「はぁ・・はぁぁ、眞人ぉ・・・もう、我慢できないよぅ、も、もう・・」
入れたい入れたい入れたい入れたい入れたい入れたい入れたい入れたい入れたい
入れたい入れたい入れたい入れたい入れたい入れたい入れたい入れたい入れたい
入れたい入れたい入れたい入れたい入れたい入れたい入れたい入れたいでも我慢
「だーめ、エッチな茉莉にはおしおきしないとな」
503 :
493-8:2007/05/26(土) 23:38:36 ID:F+ap+xCQ
そう言って茉莉の胸を乱暴につかんだ。
「やっ!っぅ・・ま、眞人!?」
左の乳首を指でつまんでいじくりまわす。
「ひ、ぅ・・ぅぅぁぁ・・・っだめぇ!また、またぁっ!」
またも達してしまう茉莉。うーんイキっぱなしとはこのことか。
「ダメだろ、茉莉。また乳首だけでイっちゃうなんて」
「ひ・・・は・・・」
「イっちゃった子にはチンコはあげないからな。次はもっと我慢しろよ」
意地悪すぎるかもと思いつつ、どこまで茉莉が乱れるか見たくて焦らしてしまう。
もう一度乳首をつかんで、今度は両乳首を責めてみる。
口に含んで転がすと、茉莉は嬌声をあげた。
「らめらめ、、らめぇ!やっ!ひっ!はっ!はっ・・ひぃぃ!んーーーー」
「んーもっと我慢しろよー」
「んーっ、、、んーっ、、んーーーーーーーーーーーっ!っふぅっ!」
カリッっと乳首を甘噛みすると身体をピンと伸ばした。
またイったのかもしれないが、無視して続ける。
胸だけではかわいそうなので、下にも手を延ばすことにした。
ショーツはグショグショになっていた。シーツには染みができている。
「ふぁぁっ・・・・ま・・・とぉ・・・」
水気を含んで透ける布地の上から、茉莉の割れ目を舐める。
「くっひぃっ・・・」
ピクピクと太ももを震わせると、布地からは液が滴った。
「ひん・・・ずるいよぉ、私ばっかり・・・眞人も・・・気持ちよく・・」
「いーの。俺に愛させなさい」
「ダメ・・・これいじょ・・・もう・・・欲しいの・・・・眞人と一つになりたいの・・・ねぇ、、ダメ?」
う、、、潤んだ目で見つめられたらこれ以上焦らせねーじゃねーか。
「わかった」
「・・・嬉しい・・・」
チンコをつかんで、茉莉の割れ目に当てる。
「ひゃぁ・・熱いよぅ・・・眞人のすごい熱いのぉ・・・はぁ・・ね?」
「お、おう」
こんなにエロエロな茉莉は初めてなので、かなり戸惑うがここはきちっとキメないと。
クチッ・・・
「ひっ・・あっ・・・・ああああ、ううう、イっちゃうよぅ、熱いのが入ってきて。
また私・・・ダメなの・・・イっちゃうの・・・あああっ・・・うぅ・・」
まだ1/3も入れてないのに今まで感じたこともない締め付けがくる。
コ、コレハ・・・・イケル!!
クチュゥッ!!
「あ・・・・・・・・ま、眞人・・?」
「ご、ごめん、その、気持ちよくて出そうだったから・・・」
中田氏は危ない。さすがに。気持ちいいけど何か誕生しちゃうかもしれない諸刃の剣。
「・・ダメなの。抜いちゃダメ・・私のことやっぱり嫌いなの?」
「ち、違うって!でも、ほら・・な」
「中でもいい・・・ダメ?初めてのときみたいに、何も着けないで一つになりたいの・・」
「うぅ、、、わかった」
何か起こったら責任取る。てか、ここまで来て躊躇するなんて・・・あぁ、また茉莉泣きそうだし。
「眞人ぉ・・・」
「いっきに行くからな」
茉莉がコクンと頷くのも待たずに、俺は茉莉の奥まで達した。
504 :
493-9:2007/05/27(日) 00:11:19 ID:ZLVvhY8T
「っぁ・・・ついよ・・・あ、、奥にいっぱい・・・」
「く、ごめん、ダメだった・・・」
「いいの、眞人のせーえきいっぱい・・・・・・お腹あったかい・・・はぅ・・・まだ出てる・・・」
よりによって、一番奥で出してしまった。あぁ、俺の馬鹿・・・。息子の馬鹿。
「ぁ、、まだ大きいよぅ・・・熱いの・・・いっぱい・・眞人・・と・・・ぁぁっ・・
眞人ぉ、もっと、もっといっぱい愛して欲しい・・・」
ええい、
「どうなっても知らないからな」
「んっ!」
俺はピストン運動を開始した。
クチュックチュックチュックチュックチュックチュックチュックチュックチュックチュックチュックチュックチュックチュックチュックチュッ
「あっあっあっあっ、ぅ、ら、めっ・・また・・・また、いちゃぅぁぁっ!
いいっ!いいよぅっ!ひぃっ、奥に・・おきゅに・・おきゅで・・・」
「くぁ・・・・そんな締め付けられると・・・く・・気持ちよすぎて・・・」
「ふぁぁぁぁっ!りゃ、りゃめぇ、、、ましゃともいっしょにぃ、ふ、ふわぁぁぁっ!!出ちゃうのぉっ!」
プチュンという音とともに茉莉が潮を噴く。
それを見た俺は正常位からまんぐり返しに体位を変える。
「あぅっんっ!ふりゃめ、あふぁメだよぉ・・や、顔にぃ、えっちなの・・あぷ・・」
「すっ・・ごい量だっ・・ぞ。いつからぁっ!・・・こんなに潮噴くようになったんだよ」
クチュンクチュンクチュンクチュンプチュンプチュン
「ひゃって、ましゃ・・が会っ・・・ひっ・・ひっぃ!ああっあっあっ・・・うぅっ・・じびゅんで・・」
うわああああああああああああ、なんてことだ。
「くそうぅ、エロくなりやがってカワイイなっ!・・もうっ!」
「う、うりぇしっ、あっぅ・・」
いとおしくて、抱きしめたくて体位を座位にかえる。
ぎゅっと抱きしめると茉莉も抱きしめて返す。
「んー、、こりぇ・・一番しゅき・・眞人が近いのいっぱい抱きしめ・・んー・はぁ、キスももっと」
「ほら、茉莉も動けよ、ほら」
チュチュチュクチュチュチュクチュチュ
「ひゃっ!・・ぅぅぅ、あ、あぅぅ・・」
「ほら動かないッと!」
「あはやうぅあっあっあっあっ・・う、うん、うん、だめ、気持ちよくって動けないよぉ」
さすがに腰が疲れてきたので、少し休憩。
「あー・・・・・・ましゃとぉ・・・もっとぉ・・・」
「んー、疲れたから、抱き抱きタイムな」
「んっ。ぎゅー・・・えへへ。眞人ぉ大好きぃ」
「俺も大好き。おぉ、、胸がやあらかい・・・(カプリ)」
「やっ、、、耳だめぇ、、んー、、しゃーわせー」
「幸せだな。ずっとこうしてたい」
「ん」
505 :
493-10:2007/05/27(日) 00:27:04 ID:ZLVvhY8T
「ん・・・いかん・・」
「んむー?」
「茉莉・・・あんまり締めるな・・・出ちまう」
「締めてないよぉー」
ウソつけ、めっちゃめちゃ締めたり緩んだりしてるっつーの。
そういうことするなら・・
「あっ!だめ!お尻はっ!あっ・・や、指・・・んむむむむむ・・・」
キスで黙らせるが、下のクチは黙ってくれない。そろそろラストスパートか。
「茉莉っ、動けよ一緒に気持ちよくなるぞ」
「んっ!いいいっ!はぁっ!あっ!あっ!」
これが二人の共同作業ってやつですか。
「まっ、しゃと、くるのもうふぁっ、あああああああああああああああっっっ!!」
「茉莉ぃぃぃぃぃぃぃっ!!」
ビュクンドクドクドク!!プシアァァァァァァァァァァッ!!
俺は茉莉の一番深いところで精を発射した。
「あ・あ・あ・あ・あ・あ・あ・あ・・・・・・」
茉莉はぎゅっと俺を締め付け、、放尿した。
二人で折り重なるようにベッドに倒れこんで・・・・その後のことはよく覚えてない。
目が覚めると茉莉と俺はつながったままだった。
倒れこんでそのまま意識を失ったらしい。
茉莉の疲れたようなそれでいて幸せな寝顔を見ながら、
思いついたことがあったので、起きたらすぐに言おうと思う。
ベッドに大きな地図ができていたが、気にしない。
だってこれからもっと大きなベッドを買うんだからな。
永遠の誓いはもっと先になるけど、もっと長く二人の時間を取れるように
朝起きたらキミの寝顔が真っ先に目に飛び込む生活を始めよう。
〜END?or・・・ 〜
506 :
493-あとがき:2007/05/27(日) 00:28:34 ID:ZLVvhY8T
えー、度々ID変わって申し訳ありません。
本編は以上です。
誘い受けと言われようと、この2つだけは言わせてください。
恋愛経験のない俺にとって恋愛は脳内世界でしかありえません。
だから男性から見て、または女性から見て
都合のいい話だと感じても許してください。セックス?SNEG?
そして、
これって依存スレ用じゃね?
お付き合い本当にありがとうございました。
>>506 すまないが、エロパロ板で文章書く事自体そんなに回数こなしてないんじゃないか?と思えてしまう。
悪くはないと思うけど、文中に
「(////)」
や、
〜→回想モード〜
〜→回想終了〜
が入ってると、人によっては拒絶反応起こす場合がある。
あと、擬音を多用し過ぎる。半角で何度も繰り返しやられると、ぶっちゃけ目障り。
文中の・・・(中点)も、…(三点リーダ)に変えた方が見やすい。
以前も今回と同じ文体でどこかに投下したなら、多分言われてるかもしれない内容だけど、ひとまずこれだけ。
激しくGJです!
>>507 そんなことに拒絶反応示すやつなんていないよ。
509 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 07:36:46 ID:LLM4nppH
GJ!
>>507 GJ言ってやろうぜ。
その後で指摘なり何なりやれば良い。
投下してくれるも少ないってのに。
>506
GJ。
カズマホと並ぶ祝福してあげたいカップルだと思った。
ヤッてる最中の手練手管がやや薄口に思えなくもないが、まぁ良し。
ID:Iot2HeRbの指摘ももっともだと思うので今後の参考にして欲しいな。
> これって依存スレ用じゃね?
普段のつきあい方とHの時のデレっぷりのギャップが楽しめたし、きちんと終わりまで書いてくれたし、このスレに投下してくれて良かったとオレは思うよ。
511 :
493:2007/05/27(日) 19:14:51 ID:rjVDgcdE
>>507 ご指摘ありがとうございます
エロパロに投稿するのも、これだけ長い文を書くのも初めてです。
>中点)も、…(三点リーダ)に変えた方が
言われて気づきました。携帯から見ると大変なことになりますよね・・あと容量とか
その他の指摘に関しても参考にさせていただきます。
>>508-9 ありがとうございます
>>510 ありがとうございます
エロは途中でこのままだと長くなりすぎかもと思って強引に終らせました
>>506 GJ!
勢いがあって熱のこもった良い感じだった
513 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 11:15:41 ID:PLgz0HC+
保守派
名無し曰く氏に寸止めくらって約二ヶ月……そろそろ服を着たい俺がいる……保守
はやく読みたい!
516 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 19:36:08 ID:APbAlC7R
はよ服着れよ
いや、これからしばらくは、むしろ着なくとも・・・・
s
投下します
季節読まずに夏祭りネタ
大人しめの女の子
520 :
此花祭:2007/06/05(火) 12:45:49 ID:ygdbNq6Q
「す、巣返くん、ご、ごめんなさいっ。遅……くなっちゃって……」
「俺も今来たとこだから大丈夫だよ、み……、大山さん」
はぁはぁと息を切らして頭を下げる少女に、少年は笑って手を振るが、
尚も申し訳なさそうに耳の下で切りそろえた黒髪を振って謝る様子に
焦って言葉をつなげる。
「まだ花火の時間までは間があるし、屋台を見て回ろうよ、ね?」
「う、うん……」
「浴衣似合ってる、すごく可愛いよ」
薄いクリーム色の地に赤茶のぼかしで大小の花柄が散りばめてある。
動くたびに後ろで結んだ紺色の帯がふわふわと揺れる。
「あ、ありがとう……」
ぽっと頬を染めて俯く少女は、それきり黙ってしまう。
少年にとってはその表情も愛しくて仕方がなく、ずっと見ていたいと思うのだが
お互い黙ったままでは、後が続かない。
「人が多いから、迷子にならないように……、離れちゃ駄目だよ」
意を決して少女の手を取る。
はっ、と顔を上げて驚いた目で見つめるが、今度は少し見え隠れする耳まで赤くして小さく頷いた。
「う、うん」
夏祭りの喧騒が浴衣姿の二人を包む。
521 :
此花祭:2007/06/05(火) 12:46:52 ID:ygdbNq6Q
巣返廿里(すがえし・とどり)と大山実桜(おおやま・みお)が付き合い始めて3ヶ月が経つ。
新しい学年がスタートした時期、実桜はクラス内でも一人二人の仲の良い友達がいるくらいで、
彼女らと一緒でも自分から話しかけることはせず、相づちを打ったり控えめに笑っているばかりだった。
巣返にとっても、鈍くておっとりしているからこの子はぁ、と友人に頭をぐりぐりされながら、
う、うん、と頷いている大人しくてちょっと可愛い娘、な印象だった。
それが、いつからか、ふと気が付いた。
何気に飾られたロッカーの上の花、いつも窓際にいるのは窓やカーテンをさりげなく開け閉めする為で、
移動教室で誰もいなくなった後にずれた机や椅子を整えていたり、そのせいで「やっぱりのんびりしてる」と
からかわれても理由を言わず、ごめんね、と呟くばかりだった。
誰かの陰に隠れているように見えるが、実は周囲が和やかに過ごすことに気を掛けている、
しかもそれを苦にすることなく当たり前に。
彼女の周りでは、いつも誰かが笑っていて本人はいつも静かに微笑んでいた。
巣返はごく自然に実桜を目で追うようになった。
告白したのは、実桜だった。
驚きと嬉しさと信じられなさとで巣返は天地がひっくり返って、また元に戻る錯覚がした。
しかも、放課後の教室とか屋上や校舎裏に呼び出して、などではなく
昼休みに弁当を食べて一息ついた所で、緩みまくった頭に直撃された。
「す、巣返くん、……す、好きです。……つきあってください」
休み時間の賑やかさが消えて教室中が静まりかえった。
当人二人はもちろん別の意味で周りが見えない。
はじめ呆然と椅子からずり落ちそうになる体を支えながら巣返は実桜を見つめた。
目の前でお辞儀をしたきり動かない彼女。表情は見えないが、よく見ると小柄な体が震えている。
黒のニーソックスを履いたすらりとした脚、膝に触れるほど下ろした手が小刻みに動くのを押さえている。
肩が揺れ、もしかしたら泣いているかも知れないと思った。放っておけない。
「俺を……?」
かろうじて絞り出した言葉に自分で情けなく、心の中で何やってんだ馬鹿野郎と叫びながら、
「は、はい……。駄目、ですか……?」
やや頭を起こして覗いた、恥ずかしさと緊張とで最高潮に赤くなった顔と潤んだ大きな瞳に駄目押しされた。
派手に表情を出さない彼女がこんなにも気持ちを表している。
「……もちろんOKだよ。お、大山さん、俺も、……好きだよ」
言った途端、彼女の態度が伝染したかのように顔が熱くなり、硬直したはずみに体勢が崩れて見事に床に尻餅をついた。
おまけにその拍子に椅子の角へ頭をぶつけ、ごん、という音にクラス中が覚醒した。
駆け寄って心配する実桜と平気だ、と答える巣返は、ほどなくはやし立てる外野に囲まれて、
しどろもどろに固まるばかりだった。
522 :
此花祭:2007/06/05(火) 12:47:43 ID:ygdbNq6Q
高校2年にしてはやや幼さが残る、丸顔にくりっとした黒目が印象的な瞳、小さい鼻にちょこんとした桜色の唇。
目立たないが可憐に咲く花を、巣返は改めてそっと横目で盗み見る。
彼女の背は自分の鼻辺りまでで、普段でも、さらさらのおかっぱが風にそよぐと、
髪の間からいい香りがして抱き締めてしまいたくなる。
そして今は、艶やかな黒髪の下に白い首とうなじが覗いて、更に誘惑度が高まる。
『お前大山とはキスしたのか?』
『そんなこと人に言うもんじゃないだろっ』
『ふーん、まぁ、二人っとも奥手っぽいから気になってよー。
まだ名字で呼び合ってるしな。今時珍しいんじゃね』
『……余計なお世話だよ』
『ぐいぐいリードする位じゃないと、嫌われるぞ』
『…………分かってるよ。ほっといてくれ』
キスは、した。
最初は鼻をぶつけてしまうという、恥ずかしく初めて丸出しの結果で。
実桜のかすかに震える唇にそっと触れたときに、一瞬肩が動いて、つい逃がさまいと唇を押し付けた。
柔らかい柔らかい女の子の唇。間から漏れる吐息。
より強く、と思った時に引き離された。
「ご、ごめんなさい……」
「俺も……急にごめん」
気まずそうに目を逸らして息を吐く実桜はそれでも可愛いかった。
何回かリトライの機会はあったが、その度触れ合うキスから先には進めず、
この前の日曜日に親がいないのを見計らって、思い切って家に呼んでみた。
なかなかいい雰囲気になって、ブラウスのボタンを幾つか外すところまでこぎつけた。
しかし、胸を恐る恐る触りブラの中に指を入れようとして……逃げられた。
「ご、ごめんなさい」
無理矢理続けるのも出来ない訳じゃないけど嫌がることはしたくない。
自分ばかり先走って、やっぱり、付き合って3ヶ月じゃまだ早いのかな……
彼女の気持ちも大切にしないとな……嫌われたら元も子もない。
実桜が傍にいるだけで、優しく微笑むのを見てるだけで充分だ、と思う。
その顔を、髪を、制服からちらりと覗く二の腕や太股の先を見たい、触れたい、とも思う。
財布にはコンドームが忍ばせてある。
気が早いと思ったものの、付き合い始めてすぐにコンビニで買った。
菓子パンや漫画雑誌、ジュースと一緒にさりげなく人が並んでないのを見計らってレジに出したが、
大学生位のバイト兄ちゃんの口元がふっと笑ったように見えて、大急ぎで走って帰った。
浴衣の中の財布の重みを改めて確かめる。何とはなしに勢いで買った水風船がぶらぶらと揺れた。
「……す、巣返、くん?」
「どうかした?」
正にその買った時のように内心バクバクしながら、気取られないように精一杯平静さを装って答える。
「う、ううん。……りんご飴って、甘いんだね」
「飴って言うから、甘いと思うよ」
「そ、そうだよね。変なこと言ってごめんね」
照れ隠しをしながら、飴を舐める。
謝らなくてもいいのに、と何度も言うのだが癖になっているのか、すぐにごめんね、と言う。
出だしがつっかかるのもそうだ。気が付いていないんだろうか。
……そこも可愛いんだよな。
そうだよ、それでいいじゃないか。エッチしたくて誰でもよくって付き合ってるんじゃないんだっ!
誰とはなしに、言い聞かせる。
つないだ指を絡めなおすと、そっと握り返してきた。
523 :
此花祭:2007/06/05(火) 12:48:43 ID:ygdbNq6Q
変なこと言っちゃったかな、嫌われたらどうしよう。
実桜は甘すぎるりんご飴を舐めながら自己嫌悪に陥っていた。
元々感情を出すのが苦手、というかどう表現していいのかわからず流してしまうことが多かった。
巣返廿里は少し茶色がかった髪と瞳に、やや繊細そうな派手さはないけれど誠実な雰囲気が現れていて、
始業式から気になる存在だった。
ひそかに女子に人気がある、という話も嘘か本当か吹き込まれ気が気じゃなくなり、
玉砕覚悟で告白して、まさか受けてもらえるとは思わなかった。
いつも、いつも嬉しくて仕方がないのに、言おうとすると恥ずかしくなって声が出ない。
『実桜、頑張らないと、愛想つかされちゃうよ』
『が、頑張るって?』
『男を喜ばすテクニック集!!これ読んで勉強しな!』
『は、はわっ、そ、そんなの要らないようっっ』
え、えっちなんて……キスされて、とっても嬉しかった。ふわっと飛んでどこかに行ってしまいそうだった。
自分から告白したのに、これじゃあ本当に嫌われてしまうかもしれない。
恥ずかしいけど……でもやっぱり……恥ずかしい……
でも……
実桜の頭の中はぐるぐると回るばかりだった。
どんっ
右手の指のくすぐったく温かい感触と、もやもやする頭でぼーっとしていた実桜は
気付かずすれ違った相手と肩がぶつかった。
はずみで手に持っていたりんご飴が相手の連れらしい男に当たって落ちる。
「何すんやね、おまぇ」
「ご、ごめんなさいっ」
「あんたからぶつかってきた上に、浴衣まで汚してどうしてくれる?」
「あ、あのっ、本当に、ごめんなさいっ」
「彼女にも悪気はなかったんです。すみません」
明らかに柄の悪そうな大柄の男と手下風の二人組。
汚れた、なんて跡はどこにもない、因縁を付けてきただけじゃないか、
巣返は唇を噛みしめる。
「謝っただけじゃ困るなぁ、おねぇちゃんのキレーな浴衣貸してくれや」
実桜の浴衣の襟をぐいっと掴んで引き寄せる。
白い胸元が覗き、男の酒臭い匂いとに一層嫌悪感がつのって叫ぶ。
「い、いやっ、離してぇっ!」
「実桜に手を出すな!」
頭に血が昇って彼女が声を上げるより早く、男に掴みかかっていた。
「邪魔すんなや」
がっ、
連れの痩せぎすの男が頬を殴ってきた。鉄の味が口の中に広がる。
「巣返くん!」
彼女の必死な顔が見える。巣返は右手に持っていた水風船を実桜に迫る男にめがけ思い切り投げつけた。
狙い通りぱぁんと顔面で破裂してひるんだ隙に実桜の手首を握って走る。
「水で洗ったら落ちるだろっ」
「小僧!待て!」
走る、逃げる、走る。
縁日の人混みの中、どちらも思うようには動けない。
歩く人のあいだ、露天の隙や灯籠の影を抜けて徐々に追う声は遠くなる。
全然聞こえないように、もっと人の少ない所へ、いない場所へ――
握り締めた実桜の腕の温もりだけを頼りに巣返は走り続けた。
524 :
此花祭:2007/06/05(火) 12:49:58 ID:ygdbNq6Q
「はぁ……、はぁっ、はあ……」
「……も、もう、大丈夫……よね……、ごめんね……、私の、せいで……」
ようやく立ち止まった時、辺りは背の高い木々に囲まれて鬱蒼とし、
ぽつんぽつんと暗がりに浮かぶ建物は神社の境内であるからしてそれに関係したものであるのだが
興味のない巣返にはまるで分からなかった。
誰も追ってこない、見つからない場所。目的はそれだけだった。
屋台の明かりのある方向は分かるが喧騒はかすかに聞こえるのみだ。
低い柵にもたれて互いに息を整える。
「怖い思いを、させて……ごめん」
「う、ううんっ、怪我……ごめんなさい」
「平気だよこれくらい何とも」
口の端が少し切れたようで舐めるとじくじくとするが大したことはない、ぐいっと拭う。
「あっ、駄目……」
赤い巾着から花柄のハンカチを取り出して当てようとするので慌てて制す。
「ハンカチが汚れるよ、もったいない」
「で、でも」
「気にしなくても、すぐ治るから」
うるうるした瞳でかなり気に病んでいる様子で、どうやってなだめようか悩んでいる隙に、
柔らかく生温かいものが口元に当たる。
「――!」
一瞬何が起こったか理解できなかった。
ごく目の前に実桜の閉じた瞳がある。長い睫毛に光るものが見える。
傷を触れるものの動きは優しく一舐めごとに痛みが消えてゆく気がした。
「こ、これなら、汚れない、よね?」
実桜はそっと唇を離し、申し訳なさと恥ずかしさとの涙で一杯になった目で見上げる。
状況をようやく飲み込んだ巣返の心臓は爆発寸前だった。
「うん、もう一度、いい?」
「――っ、」
かあっと赤くなった実桜はこっくりと頷いて思い切り背伸びをしながら巣返の浴衣の襟に手をやった。
近づいてくる顔に目を閉じながら、ぺろりと舐める。
何度か舐めた後に触れてきた感触に身を固くしながら、少しずつ互いの舌を絡めはじめる。
初めて相手の中のもので感じる温もりや動きに我を忘れる。
「ん……、ぁ、……っ、はぁっ……」
次第に激しく、熱く、息をするのも忘れ、頭を掻き抱き合って、体を押し付け合って、求める。
「ちゅ、……ぬちゃ、ん、ちゅっ、……ちゅば……」
絡み合う音もいつしか耳には届かない。
実桜は崩れ落ちそうになる体を押さえようと巣返の背に腕を回して必死にしがみついていた。
最初は違和感があって馴染めなかった彼の舌は、恋する相手のものだと認識すると、やがて愛しさで満ちる。
触るたびぬらりと唾液が混じり喉に落ち、歯列をなぞられてぞくりと腰が震える、
口の中を好きに動き回られて背筋が痺れてしまう。
キスをしてるだけなのに、どうしてこんなに熱いんだろう。こんなに熱くなるものなの?
体の奥が粟気立つようで得体のしれない初めての感覚に、半ば酔ってくらくらしていた。
抱き締められて全身に伝わってくる体温に、力が抜ける。
「はぁ……んん、……ぁぁ……、すがえし、くん……」
荒く息をする彼女、瞳はすっかり潤んで、しどけなく開いた唇からは涎が後を引いて艶めかしい。
ようやく口を離した実桜に切なく見つめられて、もう一度激しく吸った。
525 :
此花祭:2007/06/05(火) 12:55:11 ID:ygdbNq6Q
なめらかな髪と華奢な体を指に感じながら、巣返は襲ってくる衝動を抑えきれなくなっていた。
実桜が好きだ、好きだ、大好きだ。触れたい、触りたい、全部見たい、彼女が欲しい。
既になかば露わになっていた胸に手を滑らせる。
「あ、……っ」
少し驚くが頬から耳へ、首筋、鎖骨へとキスの雨を降らせてゆくと、
時折ぴくっと動くものの拒絶はしなかった。
「……やぁ、っ、ん……あ……っ」
薄水色でごく小さな白いドット柄のブラジャーの間から侵入すると、
ふにふにとした心地よい手触りが掌を迎える。
女の子の胸ってなんてやわらかくてあったかくて気持ちいいんだろう、マシュマロみたいって、本当だ。
指全体で揉むと動きに合わせて実桜の声が揺れる。
「は……っ、あんっ、あ、ぁっ……、くすぐったぁい……」
実桜は高2にもなって子供っぽさの残る自分の体にコンプレックスを持っていた。
中でもAカップでしかない育ちの悪い胸は、友人達のスタイル抜群な姿を見るたび悩みの種だった。
『大きくするには揉んでもらうのが一番!早く男をつかまえな!』
『そ、……そんなの……無理』
『わたしでいいなら幾らでもしてあげるけどねっ、可愛い実桜のためならば』
『や、やめっ、……待って……っ』
大きくなるのか分からないが、彼に触られて気持ちよくて何だかどうしようもない。
「……ブラジャー外していい?」
聞かれてやや意識が戻る。どこか不安そうに真っ赤になって聞いてくる、
自分も同じような顔をしているのかと思うと、実桜はきゅっと抱き締めてあげたくなった。
「う、うん」
巣返の腕がおずおずと背中に回る。
「あ、あっ、違うのっ、……前なの」
「え」
しまった、という顔をして手が離れる。
うわーばかばかバカバカと心の中で繰り返しながら、巣返は茹でダコ状態になって固まった。
「あ、あの、前の方が寄せ上げ、できるから……。小さくて、ごめんなさい……」
実桜は申し訳なさそうに謝ると、自分でホックを外した。
お世辞にもぷるんとまろび出るものではなかったが、初めて見る彼女の胸に目を奪われた。
暗い夜の下に浮かび上がる白い肌に、正にさくらんぼみたいな小さな突起。
無意識のうちに両手で触って確かめる。
「大きさなんて、関係ないよ。――実桜の胸、好きだ」
「あん……あ、ありがと……う、……ぁっ」
撫で回すうちに立ち上がる部分に、話でしか聞いてなかったことが本当だと分かった。
指で軽くこするとますます固さを増し、実桜の体はびくびくと跳ねた。
「い、やぁ……っ、はんっ、……あっ……、変、なのぉ……」
摘まれ、弄られ、経験したことのない甘い刺激に振り回される。
更に追い打ちをかけて、全体を口に含まれた。熱い息が降りかかる。
濡れた舌で舐め上げられ途方もなく溶けそうな快感に全身が追い立てられる。
「これ、……気持ち、いい?」
咥えたまま喋られて敏感な部分はぶるぶると震える。
「っ!……いい、っ……よぉ……っ!、ふぁ……あん、っ……あぁん!」
恥ずかしいから駄目だとは思うものの、声が漏れて仕方がない。
体の奥、特に脚の間付近がきゅんと疼いてだんだん膨らんでくる。
実桜自身はもうどうすることも出来なかった。
「ぁ、っ……、へん……、あ、っ、いいの、お!……っ、ぁ、あん。あっーっ」
今度は反対の突起を思うまま舌で転がされ、既にてらてらと光るほうを同時に指先で刺激されて電流が走る。
短い叫びにも似た声を上げて背を大きく仰け反らせた。
526 :
519:2007/06/05(火) 12:58:24 ID:ygdbNq6Q
続きは今夜か明日の夜に
申し訳ありません
>>519 GJ!!
やべぇ…、みおタン俺のどストライクだわww
>つないだ指を絡めなおす〜
この描写はグッときた。
続き超期待
ういういしくていいですなぁ。
続き楽しみに待っております。
さて…久々にwktk感でいっぱいだ。
みおタン欲しいよ
みおたん…
wktkだぁ
531 :
名無し曰く:2007/06/05(火) 21:59:17 ID:F8ed67d+
ネトゲにハマること1ヶ月・・・
ニコ動にハマること1ヶ月・・・
狩りしたりギルド入ったりパーティ組んだり対人戦したり
面白MADを発掘したりそれを友達にシェアしたり・・・
ある日、ボクはショートカットの整理をしました。
2chプラウザを見つけて・・・・これはヤヴァイな、と。
天の声)なんか忘れてない?
魔の声)別にそんなことないよww
そんな問答は現実を見ればふっとびます。
あ・・・俺、SSうpしてないな、と。
いや、ホントにすいません。
もう割腹でもギロチンでも縛り首でもいいんで。
縛って唾でも吐きかけて「ゴミ野郎」と罵ってくださってもいいです。
もう責めてください。俺、Mなんで。
蝋燭でもムチでもかまいません。
マジでガチですいません。
わかってるから、わかってるからあまり叩かないで。
その男、ゼロのスタート
533 :
M.S:2007/06/05(火) 23:48:27 ID:AEBO/YAx
ずっと覚えていました。
……………シナリオ終わらない。
すみません。同人もどきが忙しくて。
つぎで終わらせたいんですけどね
終わらないなら続けるって手もあるが?
ってよく見たらM.S氏だー
wktkwktk
名無し曰くさんも来てた…
うpオナガイシマス(´・ω・`)
537 :
519:2007/06/07(木) 02:31:58 ID:JVf6/tGd
続き投下します
538 :
此花祭:2007/06/07(木) 02:33:43 ID:JVf6/tGd
かろうじて後ろの柵によりかかって息も絶え絶えに膝を震わせる実桜に、巣返は驚いてうろたえた。
夢中で彼女の体にむしゃぶりついていて、急にぐったりとした変化に、
自分が何か気に沿わないことをしでかしたのか焦る。
「実桜……ちゃん、どうした、の……?」
「ご、ごめん、なさい……。だいじょぶ……」
「だけど、
「ち、ちがうのっ、あ、あの……どこか、に、とんじゃうかもって、きもち、よくって……
なにも、考えられなく、なっちゃったの……」
か細い声で告白する姿にどきどきする。これは、もしかして、その、俗に言う……
「イッちゃった……?」
「そ、そうみたい……っ、ごめんなさい、……変よねっ」
両手で顔を覆って恥ずかしがる。正に「かあああっ」という形容がふさわしく思える。
「変じゃ「で、でもっ……、や、やめないで……」
……っ!」
「お、女の子からこんなこと言うなんて、どうかしてるって、おもうよね。
あの……、で、でも……ずっと、恥ずかしくて、言えなかったの……
巣返くん、だから……うれしくて、……でも、はずか、し……!」
抱き締める、強く、目の前のかけがえのない相手を、ただ、強く強く抱き締める。
普段は控えめにしか感情を出さない彼女が、こんなにも震えて、泣きそうになって、
想いを伝えてくれる。こんなにも、思ってくれている。
……可愛くて、淫らで、愛しくて、愛したい。
「ありがとう、嬉しい。そんな実……実桜のことも、全部好きだよ」
「……わ、私も……、と……、……巣返くんのこと、好き……」
密着しているので裸の胸の感触や、乱れた裾の太股の生温かさも直に伝わってきて、
理性など当に振り切れてもおかしくない状況だった。
彼女も当たっていることくらい気が付いているはずだ、きっと。
この熱くて硬い自分の分身を早く彼女の中に入れてしまいたい。
思い切り擦って擦り上げて気持ちよくなりたい。
「……初めてだし、わかんないけどさ、もっと実桜が気持ちよくなれるように、
頑張るからさ、」
耳朶をねぶるように舐めると、実桜は「ひぁんっ」と身を伸ばした。
「や、……ぁあん、そこ、だめ……」
「じゃあ、ここは?」
再び乳首を咥える。
一度火の点いた体はすぐには収まらない、更に激しさを求めて燃え始める。
「あぁんっ、あっ、やぁん、」
もっと感じさせたい、気持ちよくさせたい。自分の欲求よりも強固な願いに溢れる。
女の子は初めての時はとても痛いんだと聞いた。それなら、できるだけその前に気持ちよくなって欲しい。
すべすべの太股に指を這わせると、内股の柔らかさに陶然とし、粘っこい露が流れているのを知る。
「下、見せて……」
「ん……っ」
ぴくんと反応するのが掌に伝わった。が、押さえているので脚を閉じることはない。
両方の内側に唾液のようなものが幾筋も伝っている。
舐めると、それより涙に近い味がする。そのままゆっくりと舐め取りながら流れの源へ近づく。
「ん、はぁっ、ふぁ、あん……」
ぞわぞわと下から襲う感覚に実桜は恐れを抱く。胸を舐められた時とは違う、もっと気の遠くなる何か。
「……は、……っあ!」
巣返の鼻が真ん中に当たり、一瞬意識を失う。
濡れてべっとりと張り付いたブラとお揃いのショーツは、いやらしい程くっきりと割れ目を浮き出させ、
茂みの存在やとろとろと溢れる蜜壺のありかを教えている。
巣返がごくりと唾を飲み込みながら舌を這わせると、実桜は二度目の軽い絶頂を迎えた。
539 :
此花祭:2007/06/07(木) 02:34:38 ID:JVf6/tGd
「あーっ、あっあっ、や……はんっ、ぁん、どうに、か、……なっちゃう……っ」
ほとんど懇願するような仕草で悶えて、喘ぐ。
立ったまま最後までするのはあんまりだし、上手く出来るかどうかも不明なところで、
不謹慎かと思ったが今更だし、と木陰の小さめの堂に潜り込む。
先に自分の浴衣を脱いで床に敷くと、実桜を寝かせ帯を解いた。
月明かりに照らされる躰は青白く磁器のような美しさだが、よく見るとほんのりと桜色を帯びて、
触れると見た目とは裏腹にしっとりと馴染み、どこもかしこも湯気が出そうに熱い。
時折こぼれる汗や蜜、浮かぶ涙がきらりと光る。
「あっ、あん、あんっ、あ、やぁ、だめぇ」
体中を触って舐めるたび、どんなところでも彼女は甘い声で泣きびくんと反応して蜜を零す。
こんなに溢れてきて大丈夫なんだろうか、そういうものなのか?
どろどろに溶けた奥は指を動かすとぐちゅぐちゅと音を立てる、もう指全体はおろか手の表も裏も
愛液で濡れる。茂りや周辺に塗りつけるとそれすら愛撫になって切なく息を吐く。
「いやぁん……、それ、はぅんっ……、あっ、……そこぉ……」
実桜は既に繰り返し襲ってくる快感の波に体も神経も侵されて意識もあやふやになっていた。
もう駄目、堪えきれない、と漏らしながら、あの熱い部分はもっと欲しい、と疼いている。
自分がどうなってしまうのか不安と期待で渦巻く。
もどかしく走る指が脱いだ浴衣の生地を掴んで皺を寄せ、離れたかと思えば新たな皺を作る。
「ふぁ……あ、……やぁっ、もっと、してぇ、……いやあっ、んん……」
ほの暗い場所で初めて生で見る女の子の熱くうごめく部分に、
巣返は顔を寄せ充血しきったそこを甘噛みしてじゅるりと啜り上げた。
「あぁぁぁあっ、あぁんっ!」
全身をわななかせ、すべてを押し流す大波にさらわれた後は、ただ、純粋な欲求しか残っていない。
「はぁぁんっ、きもち、いいっ……、いいの……っ、もっとぉ」
つんと立った突起が上下する先に上気した彼女の顔が見える。
あの大きな瞳は快楽の虜で潤み、小さな唇からはちろちろと舌が覗いて空気を求めている。
真っ直ぐな黒髪が一筋頬に張り付いて、よりなまめかしい。
「すがえし、くぅん……、ほしい、の、……ぉ、すき、なのぉ……、ほしぃ……」
紛れもなく男を求める女の表情を見せつけられて、昂りが頂点に近づく。
自分ではぁはぁと息をする声が自身の耳に響く。早鐘を打つ心臓は頭の中にあるのかと錯覚するほどだ。
……もう、いいよな、していいよな、……したい、したいしたいっっ!!
ずっとギリギリな状態で、よくここまで我慢できたと思う。
「ちょっと、ま、待ってて」
なるべく抑えて言ったつもりだが見事に声が震えていた。
もっとも実桜はそんな巣返の動揺に気が付く余裕などありはしなかった。
背を向けてアルミの四角い袋を破く。取り出す動きが何故かやたら鈍く感じる。
練習しただろ。なにもたもたしているんだ、早くはやく、ぴしっと決めないかよっ、
急く気持ちに反比例してちっとも上手く運ばない、焦ってかぶせようとして裏表逆に気が付いて、
顔から汗がぽたぽたと落ちる。
540 :
此花祭:2007/06/07(木) 02:35:30 ID:JVf6/tGd
「ど、どう、したの……」
「わ!」
「……っ!」
後ろから覗き込んできた実桜は、暗がりの中でも確認できる巣返のモノを目の当たりにして、
びくっと驚いて顔を背けた。
「……コンドーム、着けるから……」
「う、うん」
あれが……、男の子の……、巣返くんの……、あれが……入ってくる……
改めて今から起こることを想像して期待より恐怖心が膨らんでくる。
きっと……、痛い……、でも……、巣返くんのなら……
「……あ、あの……、その……、触ってみたいの、いい……?」
思いもよらぬことを言われ混乱であやうく出してしまいそうになる。
そそり立つ陰茎は走る血管を浮かび上がらせて脈打っている。
実桜はおそるおそる汁の垂れる鈴口に細く白い指を伸ばし、触れた。
「う……っ、あ、ああっ」
かすかな、しかし破壊的な甘い刺激が一気に駆け上がって耐えられなかった。
身勝手に、びゅ、びゅっと吐き出る白濁液が実桜の手や体を汚していくのを呆然と眺めていた。
「……?」
何が起こったのか理解できない実桜は不思議そうに指の間の精液を見つめ、
匂いに怪訝な顔をしながら……舐めた。
「んっ……っ!」
途端に眉をしかめて顔を逸らす様子に、巣返は我を取り戻して心の中で自分を罵倒しまくった。
初体験で! 彼女に! 途中で! 何してんだ! 最低だ最低だ、俺は最低の大馬鹿野郎だーーーーーっっ!
慌てて自分の浴衣を引っ張って彼女の指や脚に飛び散る液体を拭いた。
胸の谷間……というより間にも溜まっている。
「ごめんな、いきなりでびっくりしただろ? 本当に、本当にごめんな」
「う、うん……びっくり、した……ごめんなさい……」
実桜も状況が分かったらしく、ひたすら恥ずかしがっている。
「初めてなのにこんなことで……ごめん」
「ううんっ、だいじょうぶ。また……できるよ、ね?」
うなだれる相手にふるふると首を振ると、再び巣返の股間に手を差し出して優しく触った。
「駄目だよ、そんなこと、もう、いいから……っ」
言葉では拒否しながら彼女の手の中でみるみる大きさを取り戻す自身を巣返は恨めしく思う。
そっと握られて震える指先も、より快感を高めることにしかならない。
「す、すごい……こんなふうに、なるの、ね……」
そこだけ違う生き物のように熱く硬く主張するものを、実桜は熱っぽい視線で見守る。
ちゅっ、と口づけすると先走りと唾液が混じってとろりと糸を引く。
「もう、し、しよう! また出そうになるから……っ、今度は、ちゃんと、着けるからっ」
顔を汚してしまう危惧と心の奥の誘惑から逃れるように巣返は声を荒げた。
541 :
此花祭:2007/06/07(木) 02:36:55 ID:JVf6/tGd
「んんっ、あっ、あ、そこ、あん、やぁん、して、はやくぅ」
どうにか装着して彼女に覆いかぶさって、いよいよ挿入というところで、
またしても事が運ばずに焦りまくっていた。
入れようとしてもつるりと滑ってかすめるばかりだ。
実桜にとっては何度も擦られて焦らし以外の何ものでもなく、切なく身をくねらせる。
「ひぁん、だめぇ、あぁんっ……」
巣返はだらだらと汗を流しながら左手で彼女の膝の裏を押さえて溶けた秘所を上向かせると、
右手で自身を持って目的の場所へあてがった。
「あ……んっ」
ぬちゅりと入り込む感触があり実桜は一瞬甘い熱に囚われるが、すぐに突き上げる衝撃が襲う。
「……んっ、……っっ!」
分け入ってくる痛みに声が出ない。怖い、こわい。歯を食いしばり目をつぶって必死に耐える。
ひときわ激しい裂けるような熱さを越えると辛さはほんの少し収まった。
痛い熱い痛い熱い熱いあついいたい。極限でどちらの感覚か分からなくなる。
やがて握り締めて強張った指を、ひとまわり大きな掌が包む。
その優しい温かさに少しずつやわらいでくるようで実桜は薄目を開けた。
愛しい相手が泣きそうな顔をして覗き込んでいる。
「大丈夫……?」
巣返はきゅうきゅうに締め付けられて、とうとうしたんだという達成感と包み込まれる温もりに、
今すぐにでも腰を動かしたい思いに駆られる。
しかし彼女の涙がにじむ痛々しい姿に思い直し、頬や目元、髪の生え際や唇、届く部分に繰り返しキスをした。
せめてもと手を握ると、実桜はゆるやかに息を吐いてから徐々に指を開いた。
「ん……、泣いてるの……?」
「泣いてるのは、実桜、だろ? 痛い……よな……、ごめん」
自分は痛くないはずなのに必死にこらえる表情をする彼に、自然と言葉が漏れた。
ずっと願っていた。今、つながってどきどきしてるのは、間違いなく目の前の彼で、夢じゃない。
中に今、大好きなひとがいる。彼の脈動と自分の鼓動が重なる。
…………不思議と……熱さと痛みは喜びに変わっていく。
「いいの。……すき、好き。実桜、嬉しい……、…………廿里くん……と、ひとつに、なれた……」
「実桜……っ」
彼女は短く荒い呼吸をしながらにっこりと微笑む。嬉しそうに、幸せそうに、彼だけの為に。
そんな実桜が愛しくて愛しくてたまらない、抑えきれるはずがない。
「ごめ……っ、動くっ……」
腰を引いて、突く。
「あ、うっ……っ」
体が奥へずれて痛がる素振りを見せるが、気にかける余裕はなくなっていた。
抜き差しするたびにぐちゃぐちゃと淫らな音と共に襞が前に後に絡みついて追い立てる。
初めての甘美すぎる感触に頭が痺れてゆく。
セックスってなんて気持ちいいんだ、実桜のなか、あったかくて大好きだ、俺のものなんだ……
「……あぁん、ひゃあん、ぁん、あっ、らめ、らめぇっ」
急激な動きに翻弄されながら、実桜は熱に浮かされたように喘ぐ。
奥を突かれる刺激はすべてを掻き混ぜ溶かし、比べものにならない快楽と幸福感を全身に伝える。
何度も背中を反らせ何度も膝を揺らし何度も指を握り返し何度も意識が飛ぶ。
「あついのぉっ、……もっと、いいのぉっ……」
譫言のように呟き求め続け、巣返は請われるままに更に激しく繰り返し打ち付けた。
「もうっ、いっちゃうっ、……あんっ、ああぁん……とどり、くぅん……、いっちゃうよぉぉ」
「俺も……、もぉ駄目だ」
実桜の脚が巣返の腰に回って離さまいと固定する。その甘く拘束する仕草に愛しさと限界が頂点に達する。
「みお……っ、すきだっ……!」
「すきっ、だぁいすきぃ、とどりくんっ、あ……あぁぁぁぁああっーーっ……」
白くはじける思いを共有して落ちてゆく意識のなか、二人は唇を重ねぎゅっと手をつないで互いを確かめ合った。
542 :
此花祭:2007/06/07(木) 02:37:41 ID:JVf6/tGd
静まる木立の合間から、いつしか虫の音が聞こえる。
屋台の騒がしさで気が付かなかったが、そういえば花火はどうなったのだろう。
腕の中で眠る少女を慈しむように撫でる。
――と。
ひゅうぅという小さな音に夜空を彩る灯り、次いで破裂音が追う。
「あ、」
「始まったな」
なんだか恥ずかしくてお互い目を合わせられないのを誤魔化すように、浴衣を着直して外へ出る。
皺くちゃであったり少し汚れていたり上手に着ていなかったりするのだが、
夜だ、夜。誰も細かく見たりしないと少年は心の中で弁解する。
頭上に咲く大輪の花は繰り返し咲き乱れ二人を照らす。
うっとりと眺める少女は幸せそうに呟く。
「綺麗、ね」
「……そうだね」
横顔を見ながら彼女のほうが綺麗だと言おうとしたが、さすがに格好をつけすぎかと思い止まる。
少女はそんな相手の逡巡に気がついたのかそうでないのか、ちらりと目をやってから、
何かを思い詰めた風に大きな瞳を震わせて途切れ途切れに喋りはじめた。
「あ、あの、ね。
……、
来年も……
廿里くんと、
……い、一緒に、
…………
花火を見られたら、いいなって
思、う……の……」
勇気を振り絞って言い終わると普段のように真っ赤に染まって下を向いてしまった。
さらりと流れる黒髪を指で梳きながら、少年は自分だけの小さな可憐な花を、
これからも守っていこうと決める。
「来年だけじゃなく、再来年も、その次も、……ずっと一緒に、見よう」
肩を抱くと少女はおずおずと体をすり寄せてくる。きゅっと抱き締めるとそのまま背中を預けた。
――そして俯いたまま、恋人以外には聞こえない程か細い声で頷いた。
「うん」
幾つもの花火が二人を祝福するように一段と高く大きく空を飾った。
543 :
519:2007/06/07(木) 02:40:25 ID:JVf6/tGd
以上です
途中にもかかわらずレスありがとうございました
H時だけデレるって難しい
スレチならご容赦を
失礼しました
一番槍GJ!!
みおタンやべぇよ。可愛いよ。
甘党な俺は、こういうのを求めていた。
普段は恥ずかしがりで内気だけど、デレってんでスレチではないとオモ。
コレ、是非シリーズ化してくれ。おながいします
あまあまGJ!
続きもほしーよ
546 :
名無し曰く:2007/06/07(木) 20:41:13 ID:f/1fasTP
もう、最後までやらせてください。
>>410の続き
「ふ、ぎゅ・・・・ぅ、ぁ、い・・・あッ!」
狭い膣口を限界まで押し開け、剛直はようやく玲華の中へと収まった。
まだ処女膜も破っていないのに、この狭さだ。おそらく玲華の膣は小さめ・・・いや、小さいのだろう。
出るトコは出て、しまるトコはしまった痩躯だというのに・・・・
「姉さん、大丈夫?」
「ふ、痛い・・・・痛い・・・・・痛、い・・・・いたい、いたい・・・・霞月、っ」
「ゴメン、姉さん。俺、男だから・・・・痛いとかわかんないけど、でも姉さんが好きだから」
涙ぐんだ玲華の目を、霞月は凝視する。
「だから、最後まで抱かせて」
玲華は首を縦に振る。
それもかなり懇意をこめた瞳で。
霞月は玲華の肩を抱き、腰を前進させる。
締め付けはさっきと変わらず、きついまま。
「ん、うぁ・・・姉さん、大丈夫?」
「〜んっ、ンッ!んんっ!!」
玲華は歯を食いしばったまま霞月の進入に耐えている。
すると、玲華の処女膜に霞月のモノが触れる。
「痛いと思うけど。痛すぎたら背中でも爪立てていいし、首でも肩でも噛んでいいから」
・・・・・・ブツ、ッ・・・・・
そして、霞月は玲華の純潔を奪った。
「い、ぁぁああぁぁっ!!!」
547 :
名無し曰く:2007/06/07(木) 20:41:54 ID:f/1fasTP
玲華は霞月の背中に思い切り爪を立て、引っかく。
しかし、霞月は痛みをさほど感じていなかった。
玲華の痛みを分け合っているのだと思えば・・・・・
「姉さん、姉さん?」
「う、ひっぐ、う、っひ、痛い、いらいよ、ぉ、霞月、霞月ぃ」
「でも、嬉しい、霞月が、霞月と一緒になれて」
その時の玲華は、霞月が今まで見た中で一番可愛いものだった。
玲華を抱き起こし、抱きしめる。対面座位の形になりそのままキス。
「えへ、へ・・・・霞月の初めて、貰っちゃった」
「姉さん、俺が『初めて』だと思ってたりする?」
「・・・・・」
「・・・・・・・っていうのは冗だ、ぐふぅ!」
「笑える冗談と笑えない冗談の区別ぐらいつかんのか、このバカ!」
「でも、なにもエルボーで顎はやめてくださいよ」
「じゃあ、何か?私が他の男とこんなふうに繋がっていても嫌な気分はしないと?」
「う・・・・それはナンかヤダ・・・・」
「だろ?それにな・・・・・」
もごもごと口ごもり、玲華はポソポソと呟く。
「キス、だって初めてだったんだぞ」
(・・・・・コイツはいったいドコまで俺を困らせるんだろう・・・・)
「こういう女に惚れられたら面倒なんだからな!わ、私を嫁にするぐらいの覚悟がないと・・・その・・・・」
(も、う 無理。我慢できるはずがねぇだろ)
「姉さん動くぞ」
「や、え?ちょっと、待って。まだ痛いっ、んぃぁ!」
548 :
名無し曰く:2007/06/07(木) 20:42:35 ID:f/1fasTP
下から玲華の了承無しに突き上げる。
まだ開通して間もない秘洞を、裂けた傷口をカリで擦りあげる。
「姉さんが悪いんだからね!あんな、あんなに可愛いこと言うからッ」
「痛いから、やめ、つぅ!謝るから、あやまるからぁ、霞月、許して、ッ!!」
ゴリゴリと腹側、背中側を削るように擦る。
そして深く挿入して子宮口に触れる。
「いひぁ、いぁ?、ン、ぁっ、はぁっんあぁ!」
前後運動を開始して、5往復したころから玲華の膣が劇的な変化を遂げ始める。
きついだけだったのが包み込むように締め付けはじめ、膣の中は破瓜の血だけが潤滑油だったのが、別の液体で濡れ始めるようになった。
感覚的にも玲華は明らかに快感の色を濃くし始めていた。
「さ、さっきから、辺だっ!なんか、中が変ッ!」
「姉さん案外慣れるの早いね、俺嬉しいな」
「ふ、ひぃあ、うッ!慣れてないっ、痛いっ!!」
「じゃあ、じっとしてる♪」
霞月はペニスを根元まで入れ、腰をガッチリ固定する。
ついでに秘芽をつまみ上げ、余った手で顎を上向かせ濃厚なキスをする。
しかし、けして腰を動かそうとは思っていない。
玲華が『快楽』を『快楽』として認めるまでは。
「別にここ弄れば姉さんイけるでしょ?だったら動かなくてもいいかなって」
「う、いや・・・ぁ・・・ぁっ」
「痛がってるし・・・・ね?」
「・・・・・め、」
「それじゃ、ダメっ!」
「え?」
「じゃないと・・・・霞月の、せいえき・・・・・もらえないし・・・・」
「ッ!」
「初めては、やっぱり霞月。全部欲しい」
霞月の興奮指数はさらに上がっていくばっかりだった。
興奮でごまかしてきた射精感が、グッっと引き上げられる。
「いいの?多分勢い強すぎると思うけど・・・」
「いい、霞月・・・・・絶対抜いちゃヤダ。抜いたら・・・その・・・・私から襲うから!覚悟しろよ」
その言葉を聞き終え、霞月は蠕動を再開する。
しかし、先ほどとは違い玲華に気を使ったものではなかった。
荒々しく膣口・内部を抉り、深く浅くを繰り返す。
玲華自身も
「ぃ、ひぁっ!あぁああぁッ!!」
モロに快感をダイレクトに受け止める。
つい先ほどまで処女だったとは思えない反応を示し、ペニスを捕食する。
もともと素質があったのかもしれない。男を一度くらいつかせれば放さないような魔性の性器。
名器と呼ぶにふさわしいものだろう。
「姉さん、ホントに初めてッ!?」
「あ、あたりぃ、まへだぁ・・・・・霞月ぃ、かづ、きッ!」
唇からはだらしなく涎がつたって、霞月の肩を濡らす。
玲華も自分から腰を使い始め、絶頂のラストスパートをかけようと両者もがいていた。
「そろそろダメ、っぽい」
「も、わけわかんない、ッ。でも、なんか来てるぅ!」
霞月はGスポットをカリで引っかくように腹側をこする。
抽送の速度も上げていく。
「姉さん!一緒にイこう!」
「あ、ふぁッ、霞月ぃ。もう、ヤらぁ・・・・・・イっ・・・・」
「ひ、ぃあぁああぁぁああぁっ!!」
「ン、っ!」
ドクッ、ドクッドクッ・・・・・・・・・ドッ・・・・・ビュ、ルッ
霞月は熱い煮えたぎった精液を玲華の痙攣する膣へ放った。
おそらく玲華もイったのだろう。時折、きつく締め付けたり弱く締め付けたりしているところをみると・・・・
「ふぁぁあ・・・・・えへぇ、かづき・・・・ンん」
「ンっ・・・姉さん」
何度目かもわからないキス。
そして、そのままベッドへと倒れこんだ。
「姉さん、大丈夫だった?」
「痛かった・・・・・・でも・・・・・・嬉しかった」
腕に確かな質量を感じながら、霞月は頭をなでる。
「でもな!お前はいつまで私を『姉さん』と呼ぶんだ」
「一番しっくりくるんですけど・・・・・」
「・・・もう、姉と弟の仲じゃないん、だぞっ」
プイっとシーツを引っ張り向こうを向く玲華。
「ゴメン、玲華。愛してるからコッチ向いて?」
するとその物体はコッチを向いて・・・・
「えっと・・・・まだ、言ってなかったよな?」
「何をさ?」
「、ぅ・・・」
「霞月・・・・・・・だぁい好き」
〜Fin〜
551 :
名無し曰く:2007/06/07(木) 20:46:49 ID:f/1fasTP
えー・・・ということですね。
何ヶ月かの空白の日数はあったものの、完結させさせていただきました所存ではございますが。
ホントにすいませんでした。
なんとお詫びしてよいやら・・・・・
では、またどこかでお会いしましょう。
GJ!!
gj以外に言うことがあるのか?いやない
GJ!!!
新作をお待ちしております!
556 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 20:26:27 ID:8Sa9IFR4
携帯じゃ全部は見れたかったけどGJ
557 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 22:33:10 ID:nU34rdkA
保守
保守
560 :
556:2007/06/17(日) 14:28:30 ID:mzEXyAJ3
>>559は男とHしたい時だけデレデレになる男と思う。
保守
562 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 21:30:29 ID:l/xiI3e4
保守
はやめ?の保守
保守
ほっしゅ
職人さん待ち保守
保守
568 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 16:21:18 ID:Qvf/J437
捕手上げ
569 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 17:44:15 ID:UV8yfoqz
(´・ω・`)ショボーン
570 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 03:20:22 ID:i8jggXP7
ほしゅ
571 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 19:37:01 ID:YRLLc9Ju
M.Sさん、カズマホ次で終わらせちゃうのかな……?
572 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 20:43:14 ID:3X1FnWYx
今のが終わっても次回作を新たに作って欲しい。
573 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 07:26:14 ID:UlGCu82L
ですな
574 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 16:01:43 ID:aF3+mDVH
とりあえず職人さんには帰ってきて欲しいよね。
575 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 13:52:30 ID:Zk28vw4s
保守
551の曰くさんの話しが読みたい
もうずっと全裸で待ってる
オレも全裸でまってる。
おかげで蚊に刺されまくって大変。
(´・ω・`)つ ムヒ
ノウナコーワクール
580 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 03:39:49 ID:viV3ybsW
カズマホにも期待
>>496からの茉莉ちゃん話が好きだなぁ。
で、これは俺の全くの個人的感想で、気分を害する人もいるかもしれんけど、
先生ネタとか姉or妹ネタはこのスレでやんなくてもいいんじゃないかという気もする。
なんとなく、腐れ縁とか幼馴染とかがしっくりくる気がする。
しょっぱながカズマホだったせいかな
かーいい幽霊スレにある「謎の怪獣キチ」と続編「蛇足」に出て来るエリマキ宇宙人が、実に良いHデレ子さんだった。
584 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 21:05:42 ID:398b4sNP
保守
585 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 18:54:34 ID:SeESXkia
ほしゅ
587 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 22:42:36 ID:JUAGkBFx
日くさんもうこないってことなのだろうか・・・
このスレは落とさせない
更にあげ。投下待ち
590 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 12:53:27 ID:eQrVFFm1
期待age
591 :
名無し曰く:2007/07/08(日) 16:08:43 ID:CJu3JaqH
はい、ということでね 玲華と霞月の番外編(?)でもうpしていきたいと思います。
ぶっちゃけアフターストーリーだけどなww
ドゾー
↓
「むぅ・・・・・・」
「むぅう・・・・・」
「むぅうぅううぅ・・・っ!」
「さっきから何うなってんの、姉さん?」
今現在この二人がドコに居るのかというと、教室の隅。
昼休みの真っ最中。弁当を食したあとの一コマである。
「だから姉さんと呼ぶなと何回言ったらわか」
「あー、はいはい。ゴメン玲華。で、さっきからどうしたの?」
「べっつに、関係ないこともないこともやぶさかではないがどうしてもというなら教えてやらんでもやらなくてもいいぞ」
「結局どっちなんですか?」
初めて二人が結ばれてから、そろそろ1ヶ月が経とうとしていた。
あれから霞月の態度も玲華の態度も変わらなかったが、雰囲気だけが前よりも落ち着いているカンジがした。
しかし、問題はそこではなかった。
強いて言うならば、霞月に問題があって玲華が堪えているようなものだ。
・・・・・そう、霞月はあれから玲華を抱こうとはしていない。
キスすらしていないのである。
当の本人の霞月は、
(姉さん痛そうだったしな。我慢我慢っと)
と、イかせておいて何言ってんだコノヤロォ的なことを考えている。
592 :
名無し曰く:2007/07/08(日) 16:09:20 ID:CJu3JaqH
玲華は初体験でイってしまったので、快楽が体に刷込まれそろそろ我慢というか欲求不満なのである。
しかも精神的にも、『私愛されてないんだろうか?』と勝手に解釈してしまってるからもう大変。
微妙に険悪(玲華のみ)な雰囲気を漂わせているのだった。
「あ・・・・わかった♪」
「な、なにがだ!?」
「玲華、生理?」
ッゴォン!
玲華 は エルボーショット を はなった
霞月 に 200000000 のダメージ
霞月 は 死んでしまった
「この、ボケがっ!!」
怒り肩で席に戻る玲華。
カエルのようにひっくり返り、血を吐いている霞月。
そんな二人をクラスメイト達は生暖かい目で見守っていた。
やれやれ。
593 :
名無し曰く:2007/07/08(日) 16:10:05 ID:CJu3JaqH
「どした?」
霞月はそのまま保健室に運び込まれ、手当てを受けていた。
治療をしているのは今は珍しい男の保険医だった。
「彼女でもおこらせたかァ?」
「う、ぁ・・・っ・・・・はい」
「ったく、多分無神経な発言でもした・・・ってトコが妥当だな」
「なんでわかるんですか!?」
「そうなのか?」
「うっ、」
この男、なかなかのやり手らしい。
〜そしてグダグダと状況説明〜
「はぁん・・・・・お前、その彼女とは体験したか?」
「体験?」
「セックスしたかって聞いてるんだよ」
「ぃっ、あ、はい・・・一応」
「いつ?」
「一ヶ月前ぐらいですかね」
そう答えると、その保険医は霞月の頭を叩いた。
ぺシンと気味のいい音が響く。
「な、なにするんですか。場合によっちゃ教」
「うっせぇ!このバカ。お前女心を全くわかってねぇじゃねぇか!」
「はいぃ??」
「あのな、お前は『抱かなさ過ぎ』なの」
「ったく、その彼女お前に愛想つかさなけりゃいいんだがな・・・・」
保険医、何故か遠い目。
594 :
名無し曰く:2007/07/08(日) 16:10:46 ID:CJu3JaqH
「あ、あの・・・先生?」
「あーあー、ぐだぐだいわずにさっさと帰れ」
手で追い払うようにして霞月を帰らせる。
しかし扉の前まで来たところで、
「チョイ待ち、コレ持ってけ」
ドリンクのようなものを霞月に投げつけた。
それをキャッチし、ラベルの文字を読んでみた。
『よっ、若大将!ここでヤらなきゃ誰がヤる!?』
「なんすか、コレ?」
ものすごい怪訝な目で保険医を見る。
「精力剤に決まってるだろ。明日は遅刻しても裏門は空けといてやる」
嬉しいのかどーでもいいのかよくわからない気持ちで、霞月は家路についた。
「・・・・・・先生、もう出てきていいですか?」
ふいにロッカーのドアが空く。
「おお、玲華ちゃん。多分今日こそはあのバカに抱いてもらえるんじゃないか?」
「や、やめてくださいよぉ」
「ま、頑張ってな」
「ありがとうございます」
ピシャンとドアを閉める音が響くと、保健室に残された人は一人になる。
おもむろにポケットからタバコを取り出し、火をつける。
「ホントに大丈夫かな?」
紫煙が空気に溶け込むのを見ながら、その男は脱力していた。
595 :
名無し曰く:2007/07/08(日) 16:11:28 ID:CJu3JaqH
「ただいま〜・・・・アレ?」
霞月が帰宅したとき、家には誰も居なかった。
電気は消えており、夕日が差し込みリビングを照らしているだけ。
「まだ帰ってないのかなぁ?」
制服の上を脱ぎ、ソファにかけてカッターも脱ぐ。
よく見れば血がこびりついていた。
「姉さん容赦ないんだから。・・・・・・・でも、好きだけど」
「たっだいまー」
そこへ玲華が帰宅した。
「お帰り、姉さん」
あ・・・・・・
最大の禁句を・・・・・・
「だーかーらぁー、姉さんじゃねーつってんだろーがぁ!!」
ボゴッォン!
(姉さん・・・・次はアッパーカットですか?)
霞月は一瞬だけ川のようなものが見えたとか見えなかったとか。
596 :
名無し曰く:2007/07/08(日) 16:12:11 ID:CJu3JaqH
今回はここまでで終了。
次回作をお楽しみにw
一番槍GJ!!!
いやね、今日発見したスレだから>1から見てたわけだけど。いい二時間を過ごさせていただいた。
名無し曰くさんGJ!!!
続きが来るとは…(・∀・)
来た、ついに来た
gjや!!
GJ
でも涼風みたいな展開はやめてくださいね;
601 :
名無し曰く:2007/07/09(月) 18:57:33 ID:xor6M4Hx
涼風読んだことないおww
602 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:05:28 ID:GaVZvpOG
GJ!
・・・他に言うことがあるだろうか?
それほど素晴らしい!
ジサツのカンナとかか?
暗黙の取引のようなSEX(目隠しリストカットプレイ)のときだけすごい乱れるけど
普段は他人行儀で人を見下した目で見るような女なんだが
名無し曰く氏ktkr!!激しくGJ!!
保守してた甲斐があったぜイヤッホォォイ!!!!
とりあえず全裸でwktk待機してますwww
wktkほっしゅ
wktkすぎて勃起が止まらない。age
607 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 17:22:02 ID:xwI2+HIg
期待age
608 :
名無し曰く:2007/07/13(金) 21:20:35 ID:8GFlRivT
え〜と・・・・
今回シリアスです。
自分でも、『なんでこんなに怖い展開なんだ?』と書きながら思っています。
しかし、これは伏線だと思ってください。
つーか思わなかったらHできないしね。
さ、ドゾー
↓
チュンチュン・・・・
ああ、もう朝か・・・
朝・・・・
朝・・・?
朝・・・・!?
「朝っ!?」
ガバッと起き上がる霞月。
昨日倒れた床の木目がよく見えた。
「あ、はは・・・・・そうとう怒ってるな・・・・」
時計を見ると完全に遅刻。
完全といっても少し遅れた程度の『遅刻』なのだが。
霞月はあれからずっと失神&気絶&睡眠をしていたらしい。
床で寝ていたので体中が強張っている。
のそのそと起き上がると、ぐいっと伸びをして学校への準備をし始める。
パンをトースター入れ、その間に洗面台に向かう。
歯磨きをするも、激痛でよく磨けない。
唾を吐くも、血と唾液の割合は血の方が多かった。
ストックしてあるカッターを掴み、ブレザーを羽織る。
ああ、冬でなくてよかったな・・・と感慨深くふけっていると、チンっとトースターのパンが焼け上がる音がした。
霞月はそれを掴み・・・・
「アレ、やっとくか・・・」
口に四方の角を咥え、
「遅刻、遅刻ー!!」
お約束。
609 :
名無し曰く:2007/07/13(金) 21:21:18 ID:8GFlRivT
「はろぉ、霞月君♪」
「先生、テンション高いですね・・・」
学校へとつくものの、当然校門は締まっているので保険医のいうとうり裏門から入ることにした。
案の定、保険医はタバコを咥え白衣をはためかせながら待っていた。
「ヤりすぎた・・・・ってワケじゃなさそうだな」
「すいませんでした」
「いや、俺に謝ってどうすンだよ。彼女に謝れ、彼女に」
「あ゛ー・・・・ナンだ、一時間目始まってるからな。保健室来い」
「あ゛い゛」
「泣くなっての!男だろーが」
「すびまぜん」
霞月は白衣の後を追って保健室まで行った。
「で、なにがあったん で す か ?」
「怒らせちゃいました」
「頬みりゃわかる、ンなもん。何が原因なんだ?」
「『姉さん』って呼びました・・・」
「だけ?」
「だけ」
保険医は額をぺシンと叩くと、
「それは・・・・俺は予想できないって。お前らの主従関係って一体全体どうなんってんだよ・・・」
ぷはぁ、と深いため息。
「俺・・・姉さんに嫌われてるんでしょうか?」
「は?」
「最近は下着でうろうろしだすし・・・・男としてさらにみられなくなってきたし」
「ちょ、ちょまてって」
「一回、『私の部屋に来い』ってドスのきいた目で見つめるし・・・」
「・・・・・・・・・」
「何されるかわかんなくて断りましたけど」
610 :
名無し曰く:2007/07/13(金) 21:21:56 ID:8GFlRivT
「お前・・・・多分それ誘われてるぞ?」
そこで一時間目終了のチャイムが鳴った。
霞月は椅子から腰を上げ、鞄を持ちドアの取っ手に手をかけた。
そのまま後ろ向きのままで、
「もう、嫌われたのなら仕方ないです・・・・・俺も嫌いになれるように頑張りますから」
そういって保健室を後にした。
キィー・・・バタン、
ロッカーのドアが開く。
「玲華ちゃん・・・・」
「ごめ、な、さっ、い゛」
「聞かせちゃダメだったかな?」
「ずびば、ぅ、ぇ、っ」
泣きながら教室へと向かうが・・・
霞月の姿は無かった。
「ふぅ・・・・初めてだなぁ・・・・」
霞月は初めて学校をサボった。
そして今、小高い丘の上にいた。
ブレザーは脱ぎ、鞄に突っ込んである。
ただ、ボーッと遠くを眺めるだけ。
ただ、眺めるだけ・・・・
ただ、・・・・・・玲華のことを嫌おうとするだけ・・・・
ただ、・・・・・・・・・・・
いつの間にか時計の針が1つになろうとしていた。
帰る気はあるのに体が動かない。
結果として帰るとき、時間はそれから1時間経った頃だった。
理由はただ肌寒くなったから。
611 :
名無し曰く:2007/07/13(金) 21:22:53 ID:8GFlRivT
「ただいま・・・あ、義母さんと義父さんは居ないのか・・・」
靴をそろえて、玄関のふちにそろえておく。
もうすぐ2時になろうとするのにリビングの電気はついていた。
「ただいま」
「お、おかえり!心配したんだぞ。ほ、ほらご飯も作ってあるし」
「ただいま」
「か、霞月?」
「ただいま」
「霞月、おい、どうしたんだ?霞月ってば!」
「『姉さん』あのさ、」
そして満面の笑みで
「正直、ホンキでウザいから」
玲華の時間だけが止まる。
霞月はそのまま服を脱ぎ、風呂場へと向かう。
「うぁ、・・・・うっぁ、ぁ、あ゛ぁ・・・・」
ペタンと尻を付き、床にへたり込む。
そこは昨日まで霞月が横たわっていた場所だった。
その場所に水が落ちる。
否、・・・・・・涙。
風呂から上がった霞月は、その横を平気に通り過ぎ2階へと上がっていった。
声にならない泣き声が霞月の耳には届いたのだろうか?
612 :
名無し曰く:2007/07/13(金) 21:23:55 ID:8GFlRivT
・・・・・・なんだコレ・・・
いや、反省はしてる。
こんなはずじゃなかった。うん。俺は何もしてない。
すいませんでした
>612
何もしてなくないだろ?
次が気になる前振り、GJ!
この展開でタメた分を一気に爆発させてデレにデレる玲華&霞月に期待しているぜ!?
>>612 乙&wktk。
微妙に地の文が抜けてるような印象です。
615 :
名無し曰く:2007/07/13(金) 22:44:48 ID:8GFlRivT
すんません。
1時間で仕上げたんでww
616 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 22:45:59 ID:dc4vVXgL
これはちょっとタメ過ぎだろう曰くさん…
そのぶんwktkが止まらない
これ位溜めれば爆発力も凄そうだ。
じらしプレイは名無し曰くさんの持ち味だ。俺は今回の投下で3回ヌいたがなwwww
GJ!!
続きwktk
作者の自演いいかげんうざい
うんそうだね
続きwktk(・∀・)
保守
624 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 14:49:49 ID:Sn5426ni
続きwktk!
625 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 15:21:28 ID:gInpCmH0
あげ
626 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 18:30:36 ID:0jOnm6Ky
はやくしてくれ〜!
627 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:01:20 ID:K2pYhB6s
激しく期待
628 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:17:09 ID:0jOnm6Ky
って名無し日くさんのつなぎでなんかかいていいですか?(初めてなんですけど)
630 :
名無し曰く:2007/07/17(火) 23:52:55 ID:aqboWIx4
なんで俺のつなぎなんだよwwww
(今、予定の半分ぐらい書けたトコ)
631 :
628:2007/07/18(水) 00:43:10 ID:QXWAF4Rx
んじゃ投下します。
その前にsageろ。
633 :
628:2007/07/18(水) 01:11:19 ID:QXWAF4Rx
「今日の宿題なんだっけ?」
俺はそいつ、俺の幼なじみに、メールする。
別に、男友達でいいんだけど、やっぱこいつにメールするんだ・・
だって、俺、お前好きだし・・・
俺、中西慶太は、どこにでもいる普通の高3受験生。
学校じゃいじられキャラな俺。
俺の脳内じゃ、ここで「けいたー」なんて幼なじみの愛子、中嶋愛子ががよんでくれるはずだか、現実は甘くない。
本人は、俺のことなど気にもしてない、ま、そんな関係かな?
同じクラス、同じ予備校、接点はいくつもあるが、話しかけはしない
接点はたまにするメールぐらい、それもくだらないことばっか・・・
普段クール、メールもそっけない、でも学校で5本指にはいる美女。
おれはいつも「あーあ、またはなせねぇ、まさに自己嫌悪ー」などと思う日々が続く。
あいつはいつも俺の話を「ふーん、で?」としか受け答えない。だから、俺は友達で、いいな。などと考えてた。・
でも、一ヶ月後に、また、俺は、あいつがたまらなくいとおしくなる、ある出来事がおこるとは、まったく思わなかった・・・
>>633 SS書きなら明日のためにその1
「ある程度書き溜めてからコピペで投下」
その2 「メール欄には必ず『sage』」
ゆめゆめ忘れぬことだ のう?
635 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 17:21:35 ID:HrNGhrnt
うんこみたいな文章の癖に、作家気取りで自己顕示欲だけは一人前なのはうざい
チラシの裏にでも書いてろ
>>633死んでくれ。
文章や基本ルールを学んでくるか死ね。
頼むからもう投下するな。スレに存在するだけで不快だから。
>>635-636 まあ落ち着けや。
そんな喧嘩腰だとスレの空気が悪くなって、他の人も投下しにくくなるから。
>>633 苦言を呈するようだけど、
1.改行多すぎ
2.sageない
3.ブツ切り投下
コレじゃあ叩かれても仕方ないよ。
もしまだ書く気力があって、ここに投下する気力があるなら、これらに注意してくれ。
「今日の宿題なんだっけ?」
幼なじみのあいつにメールを送る
別に、男友達に聞いても問題ないんだけど、あいつじゃないと駄目なんだ・・・
だって、あいつのこと好きだから
俺、中西慶太はどこにでもいる普通の受験生。
学校じゃいつも友達にイジられたりしてる情けない奴なんだけど
脳内妄想じゃ、「慶太〜」なんて幼なじみの中嶋愛子がが呼んでくれたりする、でも現実はそんなに甘くない。
仲は悪くないけど、本人は俺のことをまだ男として意識してないみたいだ。
同じクラス、同じ予備校、接点はたくさんあるんだけど、話しかけはしない
接点はたまにするメールぐらい、それもくだらないことばっか・・・
普段は大人しい、というかクールなやつで、メールもそっけない。それでも顔は学校で5本指に入るほどの美人だ。
俺はいっつも、話しかけられないことを嘆いてばかりで、愛子も俺にはそっけない態度しかとらない
だから、俺は友達でいいと思ってた・・・
でもあの日
あの事件の後
俺はあいつがたまらなく愛おしくなる
そんな事、あの時の俺は思いもしなかった・・・
だからストックしろって
保守
>>640 すいません、639です。
いきなり不躾な言い方で申し訳ありませんでしたw
譲り合いの心いいね
名無し曰く氏降臨期待待機。
そろそろ全裸では風邪をひきそうだ。
645 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 08:52:49 ID:qsWLvI1U
毛布いる?
お前優しいなw
しかし俺は待つ!全裸で!それこそが全力でSSを仕上げてくれている(ハズの)名無し曰く氏に対する礼儀っ!!
>>646 , '´  ̄ ̄ ` 、
i r-ー-┬-‐、i
| |,,_ _,{|
N| "゚'` {"゚`lリ 俺が暖めてやるよ
ト.i ,__''_ !
/i/ l\ ー .イ|、
,.、-  ̄/ | l  ̄ / | |` ┬-、
/ ヽ. / ト-` 、ノ- | l l ヽ.
/ ∨ l |! | `> | i
/ |`二^> l. | | <__,| |
_| |.|-< \ i / ,イ____!/ \
.| {.| ` - 、 ,.---ァ^! | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
__{ ___|└―ー/  ̄´ |ヽ |___ノ____________|
}/ -= ヽ__ - 'ヽ -‐ ,r'゙ l |
__f゙// ̄ ̄ _ -' |_____ ,. -  ̄ \____|
| | -  ̄ / | _ | ̄ ̄ ̄ ̄ / \  ̄|
___`\ __ / _l - ̄ l___ / , / ヽi___.|
 ̄ ̄ ̄ | _ 二 =〒  ̄ } ̄ / l | ! ̄ ̄|
_______l -ヾ ̄ l/ l| |___|
648 :
名無し曰く:2007/07/24(火) 21:48:39 ID:YWA27owv
ごめん、全然かけてない。
2レスぐらいの量しか・・・・OTL
今日の夜頑張ってみるな。
ゴメンよおまいら。
全力で正座!!!
>>648 無理すんな
気分が乗ってきたときに書いてくれればいい
>>648 無理だけはしないで。
どれだけ時間をかけても構わないので、自分で納得行く作品に仕上げてください。
まあ実際の話、ポンポンネタができて、ポンポン書ける方が異常だよ。
俺もいろんなところでひっそりとチマチマ書かせてもらってるけど、俺みたいな凡人の場合、ネタは滅多に浮かばないし、浮かんでも文章に仕上げるのが難しい。
ホント、ポンポンネタができて、ポンポン書ける人が羨ましいよ。
ポンポン
ポンポン自重www
某氏の筆の早さは異常だな。
あっちはパロディスレだが。
655 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 21:04:31 ID:CO5cofXr
保守
656 :
名無し曰く:2007/07/28(土) 22:58:41 ID:MzrKFQM0
はい、全然できておりません。
反省するから許してくれw
翌朝・・・
霞月の目覚めは最悪だった。
どう考えてもどこぞのサイ○人にしか見えない寝癖。
ネクタイは結べど結べど、必裏側が長くなる。
靴紐が片方切れて、交換したとたん片方の紐も切れた。
そして、学校について靴を履き替えるまで裏返しだとは気づかなかった。
授業中シャーシンが折れて目に入るし、消しゴムは消すたびに子分が増える。
一番最悪な出来事は・・・・
いつも向かい合って食事をしているはずの存在が無かったことだ。
「ふぅ・・・・・・はぁぁああああぁああぁ」
「お前、それため息か?なんかの大会にでも出る気なのかよ」
級友の神坂和馬が話しかけてきた。
片手にはコーヒーの缶を持ち、「いるか?」と聞いてきた。
「いや・・・・なんでもない・・・・かも?」
「聞くなって」
にはにはと笑いながらコーヒーをすする和馬。
霞月は物憂げな顔をしながら、和馬に問いかけてみた。
「お前さ・・・・・彼女・・・怒らせたことあるか?」
しばらく間を置き
「ああ、つっても殺されかけたけどな」
「なっ、マジか!?」
「ンぁあ。アレは大変だったなぁ・・・後々思い出すと。」
「・・・・でさ、木刀で殴られかけてさぁ」
「お前の彼女は彼女であるべき存在なのかわからなくなってきたな」
657 :
名無し曰く:2007/07/28(土) 22:59:22 ID:MzrKFQM0
和馬はそこにあった椅子を引き、霞月の近くに座った。
やけに神妙な顔をして、話しかけ始めた。
「なぁ・・・・もしかしなくてもケンカしてるだろ?玲華さんと」
「うな、ッ!ちょ、お前!」
「顔みてりゃわかる。何年友達やってると思ってるんだ?」
すっかり温くなったコーヒーを顔に押し当てながら言う。
「友達って・・・・2ヶ月もないだろーが」
「きにすんなって」
「どっちの意味だ?」
「そっちの意味だ」
会話が切れる。
チャイムが鳴り始め、和馬は椅子を元に戻しコーヒー缶をゴミ箱へシュートする。
シュートして振り返り、
「家に帰りたくなかったら、俺ン家泊まってけ。飯ぐらいは用意できるから」
友を持った嬉しさと、何かから逃げてる自分に情けなさを感じながら首を縦に振った。
「・・・ずっ・・・ぐずっ・・・・」
今日ありえないことが起こった。
霞月が家に帰ってきていない。時間はもう日付が変わって3時間以上経っている。
なのに帰ってこない・・・・
いつもならば、
「ただいま、姉さん!」
と元気よく玄関から響いていた声が今日は無い。
ベッドに入っても考えるのは、あの屈託のない爽やかな霞月の笑顔ばっかりだった。
その夜はほぼ徹夜で過ごしてしまうはめになった。
658 :
名無し曰く:2007/07/28(土) 23:00:22 ID:MzrKFQM0
え〜・・・はい。
ぐずりにぐずった挙句、コレだけかよwwwとか笑わないでください。
次はもっとかけるようにしますんで。
え、和馬?
660 :
名無し曰く:2007/07/29(日) 00:30:07 ID:Qqwyd4MC
Yes.和馬w
更新きた!!と思ったら少なっww
でも俺は待ち続ける・・・
663 :
名無し曰く:2007/07/29(日) 02:55:26 ID:Qqwyd4MC
同じ学校という設定で頼む。
じゃあにと、次の作品書き直さなきゃいかなくなるしww
うはww
カズマホ登場ww
カズマホイイワァ(´Д`)
名無し曰く氏GJ!
カズマホ登場で俺テンション上がりすぎて死にそうwww
いつからカズマホスレにww
668 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 22:00:32 ID:MHzret0X
ほしゅ
669 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 23:00:54 ID:RTpxdqxd
期待age!
保守するぜ
671 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 13:18:36 ID:3jJuspPu
ほしゅ
672 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 02:04:28 ID:cei+4mAw
期待age
673 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 11:02:28 ID:JPK3Bkkc
ageeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!!!!
674 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 18:13:59 ID:kFWughVn
ほっしゅ
675 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 00:29:30 ID:zkPeTLJW
捕手
676 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 11:06:45 ID:QfH/EC1U
あげ
この二つのカップルはもはやこのスレの主役だ
しかし、名無し曰く氏も「ずっと俺のターン!」では苦しかろう。
そろそろ新しい才能が現れんものか。
679 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 07:25:33 ID:m/C4W5m6
ageeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeen
680 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 23:45:14 ID:HMUyXwXD
age
M.S氏はいつ帰ってきてくれるんだろう……
681 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 15:12:50 ID:nJjHZuxc
ほしゅう
682 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 19:27:01 ID:YoPcTW1M
火種
子種
ほっしゅ
685 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 10:35:43 ID:HnR9oVHf
ほしゅ
686 :
名無し曰く:2007/08/11(土) 18:25:52 ID:CIXu4xaG
全然書けてないけど、間空けすぎると悪いのであげます。
↓
「ふぁ・・・・・・ふぁ〜あ・・・・っ」
カーテンの隙間から差し込む朝日と、けたたましく鳴る携帯のアラームで霞月は目を覚ました。
いつもとは違うベッドの感触。
いつもとは違う朝日の光。
いつもとは違うアラームの音。
いつもとは違う・・・・・・・何か。
階段を降り、台所へと向かう・・・・・・が。
「ふぅ、ンぁっ・・・・ダメ、だろっ。友だ、ぅぁあぁッ!ちが来てるんだろう、が。あぁッ!」
「こんなに朝早くからヤってるなんて思ってないって。それとも何?やめるの?」
「いや、・・・ヤダ・・・最後までしてくんなきゃヤダ、ぁあぁぁッ!!」
「か、かずくぅ、ン・・・イかせてよぉ」
「待ってろ、俺も・・・・多分そろそろだから」
なんというか・・・・・
朝っぱらから何やってんだろう?という風景が繰り広げられていた。
片方はパジャマの前開けから、ナニを取り出し。
女の方は制服のスカートを捲し上げられ、ショーツをずらされ挿入されていた。
後背位で契りを交わしているものだから霞月の方は見えていない。
「い、っ。ぅ、ぁあぁああああぁあッ!!!」
「、っ、ぅぉ」
体を強張らせたかと思うと、ネコのように背中をそらし果てる。
結合部からは余った白い液がもれ出ていた。
「・・・ンあっ・・・・よかった、よぉ・・・かずくん♪」
「朝からってのもいいもんだな、なぁ?真帆?」
「うるさぁい!いきなり襲うのが悪いんでしょうがっ」
「そういうなって・・・・・・まだ・・・・時間は大丈夫か」
「ひ、ぇ?も、もしかしてまだする気なの!?」
「一回や二回で終われるかよ。真帆、こっち向け」
「ン、んんぅッ!」
霞月は一旦部屋に戻ると、カッターを掴み携帯で、
『先に行ってるぞ。』
と、短いメールを和馬に宛て送った。
687 :
名無し曰く:2007/08/11(土) 18:26:33 ID:CIXu4xaG
そして、2人が夢中になってる間に靴を回収して裏口から脱出した。
「あいつら・・・・・いつもあんな・・・・なのか!?」
朝っぱらからなに見せてくれんだコノヤロー、的な気分で学校へと向かうのであった。
虚ろな眼。
髪は乱れ。
朝など摂っていない。
「おっはよッ!」
「ん・・・・ん」
「ン、だよ。元気ねーな」
登校中の玲華の背中を叩き、挨拶をする真帆。
ツヤツヤとしているのは・・・・・さておこう。
「どした?誰がどー見ても疲れてるように見えるぞ」
「・・・・・・・」
「もしかして・・・・・喧嘩したか?」
「ん・・・・・ちょっと違う・・・・かな」
大まかな事情を真帆に話し始める玲華。
ゆっくり歩きながら語り、それに聞き入る真帆。
「うぅん・・・・・喧嘩じゃないな。ソレ。 玲華、あのな。俺なんて和馬を木刀で襲ったんだぞ」
「なッ!?」
「嘘じゃねーよ、なんか俺からあからさまに距離空けやがってさ・・・・
帰ってきたトコを襲いながら問いただしたら・・・・その、な。
んぁ、っ・・・・かずくんだめっ、ぁ」
「先、行ってるから」
妄想の世界に入った真帆をほうっていき、学校への道のりを急いだ。
学校へ着き、下穿きを履き替え教室へと向かう。
ドアの取っ手に手をかけたときに、向こう側から勝手に開いた。
「う・・・・・」
「ぁ・・・・・」
相対する男女。
言うまでもなく男の方は霞月だし、女の方は玲華だ。
しばしの時間が流れ、
「「あ、あのっ、」」
「こらー、お前ら早く席につけ」
玲華の後ろで先生が立っていた。
688 :
名無し曰く:2007/08/11(土) 18:27:51 ID:CIXu4xaG
さぁ、
そろそろ疲れてまいりました。名無し曰くです。
なんか・・・・もう・・・・グダグダなんですけど、俺はそれを凌ぐグダグダっていうか・・・・
まぁ、絶対完結はさせる。
ぜひ完結させてください。
作者と読者ではこんなにも受け取り方が違うのか。
ものすごくwktkするが
GJ!!
でもあまり無理するなよ・・・
夏風邪は怖いぞ〜
このgdgd感がさらにGJ。
なんか、真帆がパワーアップしてまつね。
693 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 08:07:19 ID:q9SEJ9pg
進化は止まらない
GJ!
真帆が可愛すぎてヤバい。
無理しないで書けそうな時にでも書いてください。
駄目だ……
こっちもゲームシナリオも進まない……
すいません
ラグナロクオンラインのやりすぎです。
市ね?
すいません。
696 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 22:40:50 ID:qW10RAep
名無し曰くガンバホシュ
さぁ、パソコンからなのでIDも変わって投稿です。
曰くさんに釣られて私もとりあえずキリのいい?ところまで数行を投下。
短すぎる?市ね?
すいません。
では、皆様フレイヤの大地でお会いしましょう…
「んっ、んう……」
真帆が目を覚ましたとき、すでに周りは真っ暗であった。
辺りを見回すとそこは見慣れた自分の部屋。
(あれ…ここは……私のベッド……)
どうやら和馬が部屋まで運んできてくれたようだ。
「すぅ…すぅ…」
そしてよく見ると真帆の寝ているベッドに寄りかかるように眠っている和馬の姿。
「ありがとう…かずくん♪」
真帆はほほを赤らめながら和馬の頬に軽く口付けるのであった…。
であった〜(下条アトム風)
699 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 00:59:51 ID:hELI9vfS
700 :
M.S:2007/08/14(火) 02:37:29 ID:GA1yb/w+
>>698-699 あ〜駄目だ…昔の作品風になってしまった……
これで終わっていいですか?……駄目?そうだよね……
まぁ、やれるだけやってみます
701 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 09:32:37 ID:Kw5/y1jA
あげ
702 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 21:40:57 ID:HiFn3cqN
M.Sさん気に市内でください。wktkしながら、待ってマヌ。
保守ぬるぽ!!
706 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 09:17:49 ID:1dZ7qmwq
あげ
707 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 16:12:48 ID:dp4UYYoN
あげ
708 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 00:17:34 ID:/7O43aPZ
あげ
709 :
名無し曰く:2007/08/27(月) 02:11:02 ID:y1rozw4m
明々後日には書きあがってると思うわwww
ごめwww
.hack//G.U.Vol,3してて、まったく手付かずのままなんですよね。
反省はしてるような気がする。
710 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 18:39:39 ID:qjH4R8fx
反省はしなくていいからどんどん書いて頂きたい
とりあえず明日か…wktk
歩くような速さで
俺もまたvol1からしよかなww
.hack(//G.U.じゃ無い)のサブタイ全部解る奴教えてクレ。
感染拡大 vol.1
悪性変異 vol.2
侵食汚染 vol.3
絶対包囲 vol.4
これで良いかなぁ?
715 :
名無し曰く:2007/08/30(木) 22:09:31 ID:GoCF+9M9
速くうpー
717 :
名無し曰く:2007/08/30(木) 23:00:48 ID:GoCF+9M9
あー・・・・・
ちょっと待って。
セクロスシーンまでいけてない。
セクロスシーン需要あったら延期。
いらなかったら今すぐ投下。
どっちがいいかね?
セクロスはとりあえず抜きで投下キボン
とりあえず続きが気になるんだぁぁぁぁ
投下 し ろ
719 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 23:08:05 ID:54ICLi3r
オレは曰く氏がきっちりと納得行くまで書き上がっているなら
どっちでも良いです
720 :
名無し曰く:2007/08/30(木) 23:30:27 ID:GoCF+9M9
あと15分待って
721 :
名無し曰く:2007/08/30(木) 23:51:44 ID:GoCF+9M9
っし!
書けたwwww
待たせてゴメン。
ドゾーww
↓
雨が降りだしたことに気づいたのは、放課後になってからだった。
雨粒が教室のガラスを叩く音。
不快だ・・・・
こんなのまるで・・・・
(俺の心の中みたいじゃないかよ・・・)
HRも終わり、霞月はケータイを取り出し、和馬に「今日は家に帰る」とメールを打った。
帰る気なんてないクセに。
雨に打たれても、何故か嫌ではなかった。
二ノ宮家とは反対方向に歩を進め、前きた丘の上になる木の下で雨宿りをする。
いつの間にか結構遅い時間帯となり、街の繁華街のネオンがぼやけて見えた。
ぼやけて見えるのは果たして雨のせいか、もしくは涙だろうか?
「なにやってんだろ・・・・俺・・・・
そもそもなんでこんなことになったんだろうな。
はぁ・・・・姉さん・・・・」
濡れた体は体温を奪い、夜風は霞月を冷やしていく。
目がうつろうつろとしだして・・・・
722 :
名無し曰く:2007/08/30(木) 23:52:29 ID:GoCF+9M9
「・・・!、ッ!、づきッ!!」
「ん、ん・・・・ん?」
「霞月!、おい。大丈夫か!?」
認めたくなかった。
何故・どうして・何のために?
何故・・・・
姉さんが居るんだ。
「姉さん?」
「バカ!こんな濡れたままじゃ絶対風邪ひくだろう!!」
よくみると姉さんもずぶ濡れだ。
息も絶え絶えな所を見ると、走ってきたのだろうか。
折角のワンピースが台無しだな。
「でも・・・・・よかった、無事で・・・・」
霞月の座っている対面にしゃがみ込むようにして膝をつく。
目から大粒の涙を溢しながら微笑む彼女。
なんといじらしいのだろうか。
「私もな・・・・考えたんだ」
「やっぱりな、私はお前が居ないとダメだそうだ。この数日間で気づいたよ。
私の家はどっちとも社長だから忙しいだろ?
正直言うと寂しかった。
でも仕方ないとも思ってた。
ある程度、心が大人になった頃だった。」
「・・・・・」
「お前が来たのはな」
「嬉しかった。
家族が増えるんだ。
寂しい思いをしなくて済むんだ・・・って。
だから好きになった。木原霞月が好きになった!
家族の温かさを教えてくれた、喜びを教えてくれた。
だから・・・・ッ!」
そして玲華は息を呑み。
「あんな温もりが無い家に居るのは耐えられないんだ!
お前が居ないと、そばに居てくれないとッ!
寂しさで押し潰されそうになるんだ・・・・」
「だから・・・・戻ってきてくれないか?」
霞月はゆっくり玲華を抱き寄せ・・・
723 :
名無し曰く:2007/08/30(木) 23:53:07 ID:GoCF+9M9
「ん・・・・っ、・・・ん?、い・・・・いふぁ、いふぁいいふぁい!!」
頬をつねった。
うにょーん、と左右に引き伸ばして赤く腫れあがるまでやった。
「なにふぅ、りゅの!?」
「うっせぇ、あんな一方的な告白なんてロマンスの欠片もねぇんだよバカ助」
「バ、バ、バカ!?」
「俺の話も聞けっての、ったく」
「俺は姉さんにキスもしてあげられてないし、体だってアノ日以来かさねてないよね?
俺は姉さんの体を気遣ったつもりだったんだ、それが苦痛だったんでしょ?
好きになったから・・・・だからこそ大切にしたかったんだ」
「俺だって両親を亡くしたときは寂しかった。
俺の家はかなり親と仲良かったしね、なんか大事なものが抜け落ちた感じだった。
そこで姉さんの家に引き取られることになったんだ。
姉さんの義父さん、義母さん、姉さん・・・・新しい家族がもらえた」
「もう一度新しい生活が始まるんだって・・・・そう思ってた。でも、もう無理だよ。」
「なんでっ!?」
「だって・・・姉さんを心から好きになっちゃったんだもん」
「ぅ、ぁ・・・・」
「家族じゃいられないの、わかった?」
「俺は、二ノ宮玲華を、心から、愛しています!」
すこし張りのある声で、耳の奥。脳にまで響く声で言った。
724 :
名無し曰く:2007/08/30(木) 23:53:49 ID:GoCF+9M9
「姉さんは?」
「バカ・・・さっき言っただろっ・・・」
玲華は霞月に抱きつき、そしてキスをねだように目を閉じる。
霞月は玲華の腰を引き寄せ、触れるキスをした。
冷え切った体だけど、唇は熱く火照っていった。
「ね、帰ろう?俺たちの家に」
「うんっ!」
向日葵のような・・・・いや、朝顔のように玲華は微笑んだ。
家につき、玄関の鍵をあけて中に入る。
「ふぅ・・・かなり濡れたね、姉さん?」
「ああ・・・風呂入るか?」
「そうするよ」
「『一緒に』っていうのが前提なんだけど・・・・・な?」
これは・・・・誘ってる!?
「ね、姉さんが言うなら・・・・いいんじゃないかなっ!」
「じゃ、決定だな♪」
玲華は霞月の手首を掴み、脱衣所へと引きずりこんだ。
「そ、そっち向いてろバカ!」
「って、姉さんが誘ったんでしょうが!」
「誘ったって、私はそんな淫らじゃない!」
「だれもえっちだなんて言ってないでしょ!」
もう脱衣所で無駄なエネルギーを使っている両者だった。
風呂&脱衣所自体は広いのだが、いかんせん肌を見せる機会がないものだからどうしても恥じらいが残る。
「先入ってるね」
霞月はそう言って、風呂場へと向かった。
725 :
名無し曰く:2007/08/30(木) 23:54:35 ID:GoCF+9M9
何故か浴槽の中で正座をしてしまうあたり、かなり緊張している。
忍耐と理性をしてもって愚息をおさめているが、今にもタガが外れそうだ。
「霞月、入るけど・・・いいか?」
「へぁっ、うん。どうぞ」
からからと音を立てて、滑り戸が引かれる。
湯気で少し曇っていたはものの、しっかりと玲華を目にすることができた。
しかし・・・・だ。
「姉さん、なんで?」
「言うな、バカモン・・・・思ったより成長してるんだよ、私」
圧倒的に隠す布が少ない。
タオルで覆ってはいるものの・・・・キワドイ・・・・
横乳ははみ出しまくりだし、デルタゾーンも申し訳程度にしか隠せていない。
「あの・・・ちなみに失礼かもしれないけど、スリーサイズはお幾つですか?」
「ぬぁ、ッ!・・・・・ふにゅぅ・・・・お前だけだからな、言っとくが」
「・・・・・・・・・87・62・85だ。前よりかなり大きくなってる」
ゴメン、鼻血吹きそうです。
726 :
名無し曰く:2007/08/30(木) 23:55:28 ID:GoCF+9M9
「まぁ、それはいいとして。
霞月、あがれ。体を洗ってやる」
「いや、いいよ!恥ずかしいじゃない」
「私だって、恥 ず か し い ん だ よ。バカ!」
何故か迫力があったので、霞月は玲華に従うことにした。
「ん、っ・・・・どうだ、いいか?」
「なんか・・・・いいねコレ。新婚みたいでさ」
霞月の背中を献身的に洗う玲華。
泡だったスポンジが背筋を這うたびに快楽と嬉しさがこみ上げる。
ちなみに股間は自分で洗うことにした。
順調に進んでいが、ここでハプニング発生。
「あっ、やだっ!」
玲華のタオルがずり落ちた。
ちなみにさっきのエロスタオル(霞月命名)は大き目のタオルへと交換され、胸の辺りで止められるぐらいの大きさのにした。
それが今、はだけて落ちてしまった。
「姉さんどうしたの!?」
「後ろ見るな、やぁっ!」
いつもなら殴る所だが・・・・
玲華は霞月に抱きついた。
確かに見られないが・・・・精神的な攻撃には違いなかった。
石鹸ついたたわわに育った胸がにるにると押し付けられる。
スベスベとムチムチ。両方の感触を味わいながら、かなりヤバイ所まで引っ張りあげられる。
しかし霞月は耐えるオトコ。
玲華はそのうち、タオルを巻きつけ体を洗うことを再開し始めた。
もったいないことしたかなぁ・・・と感慨ふける霞月だった。
<<玲華のターン!>>
しまった・・・・
後悔先に立たずという言葉があるが、確かにそのとうりだった。
椅子に腰掛けた玲華は肩幅は狭いくせに、くびれ・おしり・立ち上る匂い。
嗚呼、あの時押し倒してこの女体を嬲り食せばよかった・・・
理性が金属疲労を起こしてしまう。一般人なら多分押し倒していただろう。
髪の毛を優しく洗い、トリートメント。
そして背中を流す。
背中が終わったら前へとスポンジを走らせる。
「霞月・・・・胸も洗えよ?」
「そ、それは・・・ちょっと!」
「ナンだ?私は胸を洗ってやったのに?」
「男の胸と女の胸を一緒にしないでよ!、もう」
「今ならスポンジか手のひら。どっちか選べるが?」
「うぁ・・・・・・」
俺は
↓
スポンジ ← 手のひら
意気地無し・・・・OTL
728 :
名無し曰く:2007/08/30(木) 23:56:50 ID:GoCF+9M9
にゅるりにゅるり。
そんな擬音しか聞こえてこない。
胸を滑るスポンジが実際奏でてるわけではないのに・・・
谷間をすべり乳房を愛撫するように磨く。
(死んじゃうよ・・・姉さん)
時折、「はふ、ぅ」とか「ぅにゃ、ぁあん」とか聞こえるけど無視無視。
そしておへそも丹念に洗い、あとは個人に任せ湯船につかる。
洗い終わったのか、玲華は浴槽へと体を滑り込ませてきた。
霞月のお腹の少し下に乗るようにして肌を合わせる。
「・・・まったく。よく耐えたと言うべきか、ヘタレと言うべきか・・・・」
「もしかして誘ってたの?」
声は裏返ってるがキニシナイ。
「当たり前だろう。しっかし、鋼の理性だなお前。」
「アリガトウゴザイマス」
ちなみにいいこと・・・・まぁ、私は結構不服だが教えておいてやろう。
霞月の首に手を回し、引き寄せ耳打ちする。
「私な、実はまだきてないんだ」
「え゛?」
「あまりにも遅いらからな、一回検査してもらったトコロな、私は妊娠しにくいらしい。
千とか億、分の一だとさ。確率的にな♪」
「だからぁ・・・・・」
「お前ができるならいくらでも中に出していいんだぞ?」
ちゅっ。
そして玲華は霞月の頬にキスをして。
「先に・・・・待ってるからな」
タオルをあてがい、風呂を出て行った。
729 :
名無し曰く:2007/08/31(金) 00:01:42 ID:GoCF+9M9
えーはい。
名無し曰くですが。
こんかいはテンション上げたつもりで挑んだんですが。
いかんせん徹夜あけなんで微妙な表現も多いかとwww
.hackにのめりこんでおりまして、実は積んであったのを処理してるわけなんですね、コレが。
ボスは基本的にタイマンって決めてるんですけど、クビア戦はソロでやらせて欲しかったなぁ・・・と。
三蒼騎士もYATTAはすぐ死んだので1Vs3で一応勝てたんですけどwwww
つらかったですねw
さて、この作品も大詰めを迎えてまりましたけども。
死力を尽くして頑張っていきたいと思います。
では、名無し曰くでした。
ばいばいっ ノシ
gj
731 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 00:24:29 ID:BPJUCGE2
GJ
732 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 00:47:54 ID:TiRxYOGJ
グッJ!! 意気地無しにワロタww
ただ君にGJ
GJすぐる
>>729 .hack//G.J.vol4 音のような速さで
736 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 23:23:21 ID:W7y+Tj5k
GJ!
サイコーッス名無し曰くくーんw
737 :
名無し曰く:2007/09/01(土) 22:40:29 ID:nepbG+G4
さぁ・・・・
どういうシチュにしようか迷ってるwwww
コレは・・・・難しいぞ。
玲華を責めるか責められるか・・・
後ろの穴も使うか、使わざるべきか・・・
攻められてから攻め返すという逆転がいいと思います!
でも玲華は先にベッドに行ってるんだよなぁ・・・・
難しいトコロだ・・・OTL
誘い受け……いや、言ってみただけさ
>>729 GJ!忙しいなかありがとう!
玲華可愛いよ玲華
いや、やっぱり襲い受けだろ。
保守
保守
745 :
名無し曰く:2007/09/09(日) 21:49:20 ID:LBGOAan8
ぶっちゃけると全然かけてないんだ。
まぁ、愛撫シーンだけでも見ていって欲しい。
↓
わしゃわしゃと髪を拭き水分を飛ばす。
いつものパジャマに着替え、残った水気を揮発させながら風呂場から出る。
「おちつけ・・・・おちつけ、俺」
何故か自己暗示をかける霞月。
不思議と初体験のときよりも緊張してしまっているのは何故だろう。
こういうときは1から素数を数えるんだ・・・
「1,3,5,7、・・・・アレ?
1って素数だっけ?」
水をグラスに注ぎ、一気に飲み干す。
火照った頭と顔をクールダウンした後、覚悟を決めて玲華の部屋へと向かった。
「姉さん、お・・・・
いや、違う違う。こんな美人はしらん、ぐふぉぁ!」
玲華は何故か浴衣に着替えていた。
藍色の浴衣に帯を締め、扇情的なプロポーションがより一層引き立っていた。
締められた帯からは腰と丸いお尻がはっきりしていて。成長著しい胸もかなりえろえろになっていた。
括ってたくし上げた髪の毛は大きめのヘアピンで、うなじの少し上で止めてあった。
しかし、アンバランスにも金色の片目が霞月を射抜くように見つめていた。
だが、伝家の宝刀といわざるをえないアッパーが飛んだのは霞月の失態だろう。
746 :
名無し曰く:2007/09/09(日) 21:50:02 ID:LBGOAan8
「まったく・・・」
「ごふぃぇん、姉さん。その、ね・・・」
「キレイだったからさ。」
ッ、っと玲華は息を呑み。
そして近づき、唇を合わせる。
1mmの隙間も無くなり、ただ両者の唇の味を楽しみあった。
「ん、ん、、、ちゅ。ぅ」
唇による愛撫は続き、霞月が玲華を。玲華が霞月を・・・
遂に霞月の舌が玲華の唇を割った。
それと同時に下に持っていった片手を秘所へと伸ばす。
浴衣の合わせ目からそっと指で掻き分けながら忍ばす。
どうやらノーパンらしい。
「ふ、むん、んうぁ、ッ、ぢゅ、る」
「ん、っ・・・姉さん、」
「いいぞ・・・狂おしく、だ・・・・抱いてくれ、霞月」
霞月は言葉を頭の中で復唱し、舌を吸い上げる。
じゅるじゅると吸い上げては唾液を送り込む。
乾いた舌を霞月の唾液が潤す。
片手も休むわけにはいかない。
指の腹で恥丘を撫で回し、皮の上から女性器の一番敏感な所を触る。
しかし、霞月は玲華の声を口内で殺し。喘ぎ声の振動を楽しんでいた。
「ふ、まぁ、らぇああぁっ!、やふぁ、っ、ンぁちゅ、ッ!!」
霞月はグッと肩を抱き寄せそのままベッドへ押し倒す。
腰の帯を見えないながらも解き・・・
いや、解くのではなく『緩めた』。
緩まった浴衣は隠すことの役目を終え、男の煩悩を煽るものでしかなくなってしまっていた。
片乳を引っ張り出し、愛撫を施していく。
朱に染まったのは頬・唇・乳首・そして、秘所。
一旦、愛撫をやめ玲華の様子を伺う霞月。
「ぁ、は、っ・・・♪
かえうき、激しいらろっ。にふぅゅっ、、ん」
「ゴメン、姉さん。大丈夫?」
「ちょっと、だみゅ、ぁ・・・・上手すぎる、霞月ぃ」
「ちょっと休む?」
「・・・・・・続けて、いいから。もっと、もっと、もっと」
「わかった、じゃ」
霞月は再び玲華の口内をレイプし始めた。
今回は唾液を吸い込み、霞月はそれを溜めていく。
「す、吸いすぎ、かひゅっ、ぁ、ッ!」
747 :
名無し曰く:2007/09/09(日) 21:50:45 ID:LBGOAan8
霞月は唇を離し、口の中で攪拌する。
そして口をそのまま下のつつましく閉じられた口へともっていく。
「な、なにするのだ、ぁ・・・・」
霞月は玲華の腰を持ち上げ、角度を上げていく。
そして、口の所に玲華のソコがくるようにする。
「あ、ひぃあぁぁあああぁ!!!」
そして、口の中で攪拌していた玲華と霞月の唾液を流し込む。
敏感な、しかもデリケートなその部分に熱い液体が流し込まされたのだ。
玲華には堪らない快感と、イけない苦痛が襲った。
そして・・・・吸う!
じゅ、る、っるっるッ!
「らめ、ふぇぁぁあひぁぁああぁッ!!!」
流し込んだ量より量が増えて返ってきた液体を、霞月は再び戻す。
それを何回か往復させた時・・・
「あはぁぁああぁああぁあッ!イ、く、ぁぁあ゛ッ!!!」
玲華が絶頂を迎えた。
748 :
名無し曰く:2007/09/09(日) 21:51:26 ID:LBGOAan8
本気汁と唾液と愛液によって、霞月の口の周りと玲華の秘所4はベタベタになっていた。
じゅるっ、っと液を口に含んだまま、玲華の唇にキスをする。
少しづつ飲ませて、玲華が落ち着くまで待つ。
「姉さん、美味しい?」
「美味しい・・・霞月の味がするぅ」
「姉さんの液も混ざってるんだけど?」
「ぅ〜〜〜、ッ。バカっ。死んじゃうかと思ったんだからなッ!」
「気持ち悪かった?」
「気持ちよかった!」
そして霞月はパジャマを脱ぎ捨て、玲華に覆いかぶさる。
逸物に手を誘導させて、耳元でそっと囁く。
「すっごい熱くなってるでしょ?
俺も・・・・そろそろ我慢できないみたいなんだけど・・・・どうかな?」
「ど、どうって何がだ!?」
「挿れてもいいかなって聞いてるんだけど?」
「そ、そんなのいちいち聞くな・・・バカ」
「いやいや、ちゃんと許可貰わないと・・・ね?」
「っ・・・・挿れても・・・・・いいぞ」
「挿れなくてもいいてことかな?」
軽く言葉攻めを開始する霞月。
玲華は一刻も早く体の疼きを沈めてもらいたいのだが、肝心の霞月がコレでは・・・
それをわかっていてやる霞月も、なかなかのヤり手であろう。
「人にモノを頼むときは、〜し」
「してください、だろ!
わ、わかったよ・・・・一度だ。一度しか言えないからな、ちゃんと聞けよ!」
「ぅぁっ・・・その、霞月のアレ・・・・じゃない、おち・・・んで愛でて下さいッ!」
霞月は砲身の角度を下に修正した。
749 :
名無し曰く:2007/09/09(日) 21:53:23 ID:LBGOAan8
次回は、
あの子と2人でドッキドキ!
2回目の体験(少し鬼畜めな霞月ver,)
ポロリもあるかも!?
をやっていきたいと思います。
(=ω=.)ノシ~
タッチの差で誰GJ。
751 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 01:04:00 ID:qq8Tm7j3
グゥッッッジョオォォォォォブ!!!!!
752 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 07:09:13 ID:pcK5vku2
GJ
ポロリに期待
GJとしか言いようが無い俺を、誰か叱ってくれ
>>753 さんは、イケナイ人だと思いますぅ、めっ!!!
えろえろじゃのうw
wktk保守
捕手
758 :
名無し曰く:2007/09/16(日) 21:36:01 ID:t1HWJWoL
ちょっと待っておくれww
wktk
期待してますよ〜
760 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 10:14:44 ID:bfJe2L2T
age
携帯からですいませんが投下します。
762 :
761:2007/09/17(月) 15:21:34 ID:btmIchYQ
俺の名前は葛城遙輔。
高校2年生。
クラスでは主にいじられ役。
頭はあまり良くなく、まあこれといって取り柄もない。
今はさっきウノで負けたので、ジュースを奢る羽目になった。
(また負けたか…)
少し俯きながら階段を降りるーーー
わっっ!!
「うおぁぁ△*#×!」ジタバタする俺。
「おーはよ。」
ドギマギする俺。
「あ、う、おはよ…」
「ちょっと驚かせてみたの。ていうか驚きすぎだよぉ!」
クスクス笑う彼女に、俺は気恥ずかしくなり、
「授業遅れるよ。」
「あっ、本当だ…じゃまたねー。」
そういうと彼女は走り去っていった。
彼女の名は西谷美佳(にしたにみか)。
クラスメートだ。
軽くウェーブがかったショートの黒髪にぱっちりとした目。
それでいて派手でもなく、清楚な (ry
まあ、要するにこの人が好きなわけですよ…
彼女は明るく、クラスのアイドル的存在だ。
まさに高嶺の花、である。
でも今はラッキーな事に席替えで彼女の隣をゲットした。
なのでもうそりゃあ楽しい楽しい。
授業どこじゃねえ…。
「何ニヤニヤしてんの?」
「い、イヤー、何でかな?」
「……変なの。」
763 :
761:2007/09/17(月) 15:23:07 ID:btmIchYQ
ーー放課後。
「あー疲れた…」
特にやることもなく、さっさと帰路に着く。
一人で帰んのも寂しいな…。はあ…。
「葛城くん。」
「ん?」
西谷さんだ。
「良かったら一緒に帰ろうよ!」
「うんいいよー……………っえ!?」
お決まりのリアクションを取る。
「おおお、俺!?」
「うん。」
ーーー帰り道。
「…………………。」
「………………。」
あれ?
普段もっと明るい子なのに…
てか俺喋れ!
何か話題は………
「葛城くんてさ、彼女いるの?」
「……17年間いません(泣)」
「へえ…そうなんだ…」
「西谷さんは、彼氏いるの?」
自分でもバカだと思いつつ、同じ質問をぶつける。
「私も、17年間いないんだ…」
「えっ、マジで?こ、コクられたこととかは?」「それは…あるけど…付き合ってないよ…」
彼女は悲しそうな顔をしていた。
普段決して見せることのないような…。
「じゃあ、私こっちだから…また明日ね。」
「うん、また明日。」
こうして二人はそれぞれの帰路についた。
(なんであんな悲しそうだったんだろ…いつもと違ったし…なんでだろ、ああなんでだろ)
この夜俺は眠れなかった…orz
764 :
761:2007/09/17(月) 15:24:44 ID:btmIchYQ
あー緊張した。あんま喋れなかったな…
遙輔くん、彼女いないんだ…チャンスかな…でも他のひと好きだったらどうしょう…
私が遙輔くんを好きになったのはほんのひと月前だ。
初めはめっちゃ友達とかにいじられてて、面白い人だな〜位にしか思わなかった。
でも彼を見ている内に、彼の優しさ、人柄にいつのまにか惹かれていった。
そして席も隣になってチャンス!なんだけど…
いかんせん恋愛経験がない分、どうすれば良いのかわからない。
こんなに誰かを好きになるのもはじめてだし…
美佳は制服のボタンを外し、手をその中に入れる。
「んっ…遙輔くん…」
徐々に体が熱を帯びていき、ボタンを一個ずつ外していき、スカートも下ろす。
自分の乳房を揉みしだく手が更に激しさを増していく。
「っんやあ!うっ、ッ」更に先端をこねくり回したり、口で吸ってみたりする。
「んふっ…あんっ…気持ちいいよ…」
自然に手が下へと伸びる。
「きゃっ!んっ、ッ!」
もう美佳の指は自らの愛液で濡れていた。
左手で乳房を揉みしだき、右手で秘所を刺激する。絶頂が近づいていた。
「あっ!んっ!よ、ようすけくぅん…あああッ!イクッ!」
続く?
765 :
761:2007/09/17(月) 15:29:37 ID:btmIchYQ
SS書きが3回目なんでお見苦しい点もあったでしょうがご容赦ください。最初の方から見直したけどレベル高い…
この後どうしよ…
続きキボン。
767 :
名無し曰く:2007/09/17(月) 16:06:47 ID:wI6hPN8M
喋る文と状況説明の文は分けた方が見やすくていいぞw
あとはネタ考えるだけだ。
ちなみに俺は今書いてるんだが・・・詰まってるwwww
玲華にフェラさせてるんだけどなw
768 :
761:2007/09/17(月) 17:24:36 ID:btmIchYQ
ありがとうございます。先輩!曰くさんに指摘いただけるとは…
わかりました。以後気をつけます。
771 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 00:53:42 ID:W5TBmATI
ほしゅ
いやね、今日発見したスレだから>1から見てたわけだけど。いい三時間を過ごさせていただいた。
+ + | | | | | | | | +
| | Π| | | | Π| | +
/ ̄ ̄ ̄ ̄/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄l ̄ ̄ ̄ ̄l +
/ ̄ ̄ ̄ ̄ /三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i、 ̄ ̄ ̄ i、
/ ̄ ̄ ̄ ̄ _/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄', ̄ ̄ ̄ ̄l
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄',三二二ニl +
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【心象風景】
古代都市ワクテカ (B.C.8000年頃)
774 :
無印職人:2007/09/26(水) 06:20:07 ID:cCmP2Ld4
投下します。
775 :
無印職人:2007/09/26(水) 06:22:04 ID:cCmP2Ld4
その部屋には、タバコの煙が充満していた。
とある雑居ビルの一室。事務用のデスクが三つに、応接用のソファにテーブルが並んでお
り、いかにも事務所然とした雰囲気だ。全体的には比較的整頓されており、非常に清潔な
印象を受ける部屋だったが、三つのデスクの内、一つの上だけは資料が散乱しており、そ
のデスクの半径二メートルだけは別の部屋のような有様だ。壁際の本棚の資料の整頓具合
からして、整頓が苦手なのはそのデスクの持ち主だけのようだ。
そして、その持ち主こそが部屋に充満する煙の発生源で、今現在も安っぽい事務用の椅子
にゆったりと腰掛けて紫煙をくゆらせ続けている。比較的細身だが、直立すると相当な長
身であろうその男は、手にした新聞の活字を、やる気の全く感じられない目でだらだらと
追い続けていた。
一人しか居ないため、当然会話も無い。
ただただ新聞のページをめくる音だけが響くその部屋の静寂は、突然ばん!と大きな音を
立てて開かれたドアと、そこを通って堂々と登場した一人の女性によって、唐突に破られ
る事になった。
「よう、無意味!来たぞ……ってうわ煙たっ!お前、私はタバコ嫌いなんだから吸うなよ
っていつも言ってるだろ!?何でお前は学習しないんだ!」
いきなりテンション高く、無意味と呼ばれた男を罵った彼女は、ゲホゲホと咳き込みながらも
事務所の窓とドアを全て開放して、空気の入れ替えを図る。あぁくそ、何で私がこんな事しなきゃ
なんないんだよと毒づきながらも素早い動きで作業を終了させた彼女は、きっと無意味を睨みつけて、
「おい、何とか言えよ無意味っ!タバコ止めろってこの前も言っただろう!」
怒りをあらわにしつつ、無意味に詰め寄って口からタバコを奪い取り、乱暴に灰皿に押し付けた。
なんとか無視しようと努めていた無意味だが、そうまでされた上に、目の前に怒った女性(というよりも、
少女と言ってもいいかもしれない。まだあどけなさの残る、怒っているにもかかわらず
可愛らしい顔だった)のアップを突き出されると、いくらなんでもスルー出来ない。
読んでいた新聞をごちゃごちゃしたデスクの上に放り出すと、女性に向き直り、反撃を試みる。
「毎度毎度うるせぇっつーのお前は!何でこの俺がお前如きの為にタバコ止めなきゃなん
ねーんだ!お前の前では吸うの我慢してやってるだけでも有難いと思え!」
「何だと!?私はお前の体を心配して言ってやってるんだぞ!そっちこそ有難いと思って、
私の忠告を聞き入れろ!」
「はぁ!?お前、さっき入ってきたとき何つったか覚えてねぇのかこのトリ頭!
『私が嫌いだから吸うな』ってハッキリ言ったろうが!」
「うるさいうるさい!そんな事は関係無い!いいから止めろ!知ってるか?タバコを吸ってると、
キスが不味くなるんだぞ?」
「……?それがどうしたってんだよ?」
「え、それがどうしたって……大変だろう!」
「だから、何がどう大変なんだ?」
「そりゃお前、キスって大事なもんだろうが!」
「……はぁ?」
776 :
無印職人:2007/09/26(水) 06:23:21 ID:cCmP2Ld4
思わず怪訝な顔をする無意味。
必死な形相でキスの大事さを訴えられているのは分かるのだが、何故そんな物を訴えられなければ
ならないのかが理解出来ない。無意味のキスが不味くなった所で、一体誰が困るというのだろう。
それが不思議で仕方なかった。
「キスって、ほら、ロマンチックなもんだろ!?そのキスが不味かったら、相手の女の子も
ガッカリしちゃうだろうが!相手の事も考えろ!」
「……いや、あのな、紅印?お前、何の心配してんだ?」
「何ってお前、キスする時の事を……」
「だからさ、別にお前は困らねぇだろ。そりゃ、お前とキスするんならともかく……」
ボンッ!!
無意味がそう言った瞬間に、そんな擬音がぴったりな程の勢いで彼女(紅印、というらしい。
ちなみに、音はクイン)の頬は一気に真っ赤に染まる。まるで少女マンガのようなリアクション
だったが、それをツッコむ人間はここには居ない。
「わ、わ、わ、私と、無意味が、キスなんか、するはずないだろうっ!!」
「……だったらいいじゃねぇか。紅印には関係ねぇんだからよ。」
「そ、そりゃ、そうだけど……。」
思わぬ角度からの攻撃を受けた紅印は勢いを見るからに減じさせ、力無く空いているソファに
倒れこんだ。むー、と唸った声はクッションに吸収され、無意味には届かない。
――それでも、いつか困るかも知れないじゃないか――
心に浮かんだ不満の言葉は、何があっても口にする訳には行かず、紅印は苦労してその言葉を
呑み込んだ。代わりに、当たり障りのない話題を振る。
「……しかしさ。前から聞いてみたかったんだけど、無意味って変わった名前だよな。苗字は何て言うんだよ?」
何気ないその言葉に、一度放り投げた新聞をもう一度手に取るべきか悩んでいた無意味は
伸ばしかけていた手を止め、紅印の方に視線を投げかける。
その視線にはいつもより好意的でない感情が多分に含まれており、瞬間的に『マズい事
聞いちゃったかな』と紅印は後悔した。だが、一瞬の後に無意味はふっと視線を緩め、
「……苗字なんざねぇよ。偽名だ、偽名。」
いつもの面倒げな口調で答えた。
「……偽名?」
「いや、偽名ってのも違うかな。本名にゃ違いねぇんだけどよ。無意味ってのは、自分で
付けた名前なんだ。それまでは、名前が無かったんでな。」
「……名前が、無かった……?」
思わず聞き返してしまう紅印。名前が無かった、とは一体どういう事なのだろうか。
だが、余計な事を考える前に無意味は言葉を続け、紅印の思索は中断された。
「無意味、なんてワケの分からん名前、親が付けるはずがねぇだろうがよ。
……いや、最近の親はホンット意味不明な名前付ける馬鹿も増えたからそうも言えねぇか。
何たって、俺の目の前にいるアホ女も『紅印』なんてワケ分からん名前なんだもんな!信じられねぇよ、
あの字で『クイン』なんて絶対読めねぇっての!!」
777 :
無印職人:2007/09/26(水) 06:24:59 ID:cCmP2Ld4
からから、と気持ちのいい高音で笑い飛ばす無意味。だが、笑い方は気持ち良くても、
喋っている内容は紅印にとっては非常に気持ち良くない。んだとぉ!?と力なく横たえていた
体を跳ね起こして無意味に食って掛かる。
「無意味いぃぃ!お前、人の名前捕まえて馬鹿にするとは随分とナメた真似してくれるなぁ!」
「ま、それもしゃーねーか?何たって、紅印は天上院家のご令嬢だもんなぁ?普通の名前
じゃあ物足りねぇってか?だっはっは!」
「てめぇ、もうアッタマ来た!表出ろ表ぇ!!」
「おいおい、お嬢様がその口の利き方はよろしくねぇんじゃねーの?もっと、ほら、おしとやかに
喋れよおしとやかに。」
完全に馬鹿にした口調で紅印をからかう無意味。それにバッチリ乗せられている紅印はしばらく
ギャーギャーと喚き続けたが、一通り無意味を罵るとやがて落ち着いて来たようで、
はぁ、はぁと肩で息をしながらソファに腰掛ける。瞬間湯沸かし器のように熱しやすい紅印だが、
冷めるのも同じように早いようだ。もっとも、怒りを持続させる体力が無いだけなのかも知れないが。
もちろん、本気で怒っている訳でもない。これくらいの喧嘩は、二人にとっては日常そのものだった。
「……ったく……。ここでくらい普通に喋らせろっての。」
「ん?その言い方からすると、お前、家じゃあお嬢様言葉で喋ってんのか?」
「ご明察。ほんとヤになるよ。細かい言葉遣いにいちいちグチグチ言われてさ……。」
「に……似合わね――――――!!!!」
「ほっとけ……。」
またも爆笑しだす無意味だが、紅印にはもう噛み付く気力もない。
そもそも、紅印だって自覚しているのだ。紅印に、お嬢様言葉など似合わない。だから、
ここではむしろ粗暴なくらいの言葉遣いで自分の中でのバランスを取っているのだ。
そういう意味では、どんな言葉遣いをしたって咎められないこの事務所と、こうして下らない事で
遠慮なく罵り合える無意味の存在は、紅印にとってはとても大事なものだと言える。
……もっとも、無意味は別の意味でも大事な存在なのだが。
「ん?そういやお前、お嬢様のくせにこんなトコに頻繁に来て大丈夫なのかよ?」
ふと思いついたように、無意味が至極まともな質問をする。
確かに、お嬢様がこんなちっぽけな事務所に度々足を運ぶというのは、少々奇妙に過ぎる。
使用人なり誰なりが止めるだろう、普通――と思って訊ねたのだが、紅印の返事はあっさりしたものだった。
「ん?ダメに決まってるだろ。」
「……いや、ダメってお前……。」
その返事に呆れた無意味に、紅印は慌てて言葉を付け足す。
「いや、ホントはダメなんだけどな。監視役の使用人とかは私の言う事には逆らえないから
結構自由に出入りできるんだよ。『お父様にチクったらどうなるか分かってるだろうな』って
軽く脅しかけりゃ一発。」
「…………。お前、案外黒いな……。」
「そうか?普通だろ。」
いやそれは断じて普通じゃねぇよ、つーかそんな脅しに屈するなよ使用人、と心の中でのみ
ツッコミを入れて、無意味はとりあえず何も言わない事にした。
778 :
無印職人:2007/09/26(水) 06:26:20 ID:cCmP2Ld4
「ところで、今日は真心さんは居ないのか?見あたらないけど。」
一息ついた紅印は、きょろきょろといつもは無意味と一緒にいるはずのもう一人の男性の
姿を探して、一箇所を覗いて綺麗に片付いた事務所内を見渡す。だが目に入るのは壁際の
資料がぎゅうぎゅうに詰まった本棚や、少し元気が無さそうな観葉植物ばかりで、無意味以外の
人物の姿は無い。
「真心ならクライアントとの打ち合わせか何かで留守だよ。何だ、真心に用だったのか?」
「いや、そういう訳じゃ無いけどさ。ただ、居ないからどうしたのかなーって思って。」
「ま、あいつは忙しいからな。むしろ、居る方が珍しいんじゃねぇ?」
「今回もヤバそうな仕事なのか?」
「俺はまだ何も聞いてねぇから知らねーけど、依頼人がフツーのオッサンっぽかったし
大した事無い仕事だろ。」
「最近はヤバい仕事は無いな。無意味も退屈してるんじゃないのか?」
「退屈……はそりゃしてるけどよ。平和なのは良い事じゃねえか。ヤバい仕事が大繁盛よりは
よっぽど良いっての。」
「ふーん……そんな物なのか?」
この事務所は、要するに探偵事務所だ。
だが、探偵業務とは何の関係も無い仕事も多々舞い込む為、探偵事務所の看板を掲げながらも、
その実態はどちらかというと便利屋に近い。どんな無理でも利いてくれると裏の世界にも
大好評の為、ヤバい仕事もそれなりに多い。が、そういう仕事は当然報酬も高いため、
そういう仕事のお陰でやって行けているような小さな事務所である。
「そんなモンなんだよ。お前もしかして、ヤバい仕事ばっかりの方が刺激が多くて毎日タノシー!
絶え間ないスリルとサスペンス、大興奮の日々!とか考えてるんじゃねぇだろうな?あぁ?」
「……い、いや、別にそういう訳じゃ……」
「はっはー、その反応、完全に図星だな。ったく、少年漫画の読みすぎだっつの。」
「だ、だって。どうせやるならハイリスクハイリターンの方が楽しいだろう!」
「その考えがオコチャマだっつーの。オコチャマはオコチャマらしく『り○ん』とか『ちゃ○』でも読んでろっての。」
「喧嘩売ってるのかお前!?」
「はん、売ってもオコチャマにゃ買う金ねぇだろうがよ。」
「何だとぉ!?あんまり調子乗るなよこのドーテー野郎!」
「うるせぇな。ドーテー馬鹿にしてっとお前使って卒業すんぞこの処女が。」
胸ポケットからもそもそとタバコを取り出して口にくわえ、火ぃ着けちゃおっかなー、どうしよっかなーと
どうでもいい事を考えながら適当にあしらった無意味のセリフだったが、
「……え?マジ?無意味……ドーテーなの?」
「おー。貞操は初夜までとっとくもんだろ?」
結局火を着けるのは我慢して、天井を気だるげに見上げる童貞(嘘)が一人。
そして、その嘘を真面目に受け取った処女(こちらはマジ)が一人。
ぽかんと口を開け、折角の可愛い顔が台無しのマヌケ面を晒して思わず聞き返してしまった。
「そんな……もう20代も半ばだって言うのに……!?」
779 :
無印職人:2007/09/26(水) 06:27:36 ID:cCmP2Ld4
本気でショックを受けているらしい紅印。眉間に皺を寄せて、あーうー言いながら何故か
悶えているその姿に、無意味は何故か微妙に罪悪感を感じて居心地が悪くなり、いつもなら
からかう所なのだが早々に真実を告げる事にする。
「あ〜……うん。何か本気にしてるっぽいから一応言っとくけど、冗談だぞ?」
微妙に申し訳なさげに言う無意味。何に対して申し訳ないのかは本人も良く分かっていないが、
とりあえず何故か紅印がソファの上で七転八倒してるのは無意味の不用意な冗談の
せいのようなので、それのせいという事にしておく。
「……な!?」
「いや、当たり前だろ。この年でドーテーってお前、そりゃちょっとイカンだろ。もうすぐ
魔法使いになっちまうっての。」
「…………無意味―――!!お前、また嘘吐いたのかぁ!?」
「いや、これは信じる方がおかしいだろ普通!」
「黙れ!こんな大事な事で嘘を吐くなこの馬鹿がっ!」
「別に大事な事でもねぇだろーが!俺がドーテーだったら何か問題あんのか!?」
「……っ!ある!!」
「何だっつーんだよ?言ってみろ!」
「知らん!自分で考えろ!!」
そう言ったきり、ぷいとそっぽを向いてしまう紅印。微妙に頬が膨らんでおり、その仕草
がやけに子供っぽく見える。もしかしたら照れているのだろうか、その膨らんだ頬には朱みが
差していたが、その微妙な色の変化に無意味が気付く事は無かった。
「……惚れた男がこの年で童貞だったら、何かフクザツな気分になるのは当然だろう…
…。」
「あぁ?何か言ったか?」
「何も言って無い!死ね無意味!!」
「おまっ……死ねとはまたキツいなぁ。」
「死ねと言ったら死ね!このウソツキがっ!!」
「……別に、そこまで酷いウソは吐いてねーだろうよ……。」
心中でブツクサと文句を呟き、無意味はそっぽを向いたままこちらを振り返ろうともしない
紅印の様子を観察してみる。何故ここまで怒っているのかは皆目分からないが、どうやら
よっぽど怒らせてしまったらしい。それも、何か変な方向に。
普段なら無意味を一通り罵った後は、スッキリと怒っていた事を水に流すさっぱりした性格の紅印が
こんな風にヘソを曲げる事は珍しい。写真に撮って真心に見せてやったら喜ぶかもな、と思い
携帯のカメラを起動しようとしたが、それをすると更に怒ってとんでもない事になりかねないので自重した。
別に、無意味とて好んで紅印を怒らせたい訳ではない。いつものじゃれ合いとは別なのだ。
780 :
無印職人:2007/09/26(水) 06:28:47 ID:cCmP2Ld4
「そりゃまぁ、仕事で女と寝る事だってあるんだし、ドーテーな訳無ぇだろうがよ。」
言い訳がましいなぁ、と思いつつ、とりあえず主張してみる。
もっとも、無意味自身にも何を主張していいのかイマイチ分からない状況なのだが。
「……仕事?」
「ああ。仕事。」
「仕事って、どんな仕事だよ?」
だが紅印もその主張に興味を持ったようで、話に乗る素振りを見せて来た。
会話を続けている内に機嫌も直るかもしれないと、無意味は話を続ける。
「やっぱ、データ収集かな。ターゲットの周囲の女……ま、娘とかが妥当なセンだな。
それに近付いて、口説き落とすんだ。もっとも、対象がターゲットそのものの場合も有るけどな。
それで、恋人のフリをしつつ、携帯のデータをごっそり頂いたりとか、重要な情報を
聞き出したりするんだ。」
「ふ〜ん……。」
「他にもまぁ、これは珍しいけど、まんま『アタシを抱いて!』って欲求不満な女からの
ストレートな依頼もあったりしたな。ほら、ウチは何でも引き受けるのが売りだろ?だから、
そういう客もいるんだよな。旦那に構ってもらえねぇ人妻だとか、独り身の売れ残りOLとか。
ま、自分で言うのも何だが、俺も真心も、それなりに女ウケする顔してるしな。
逆フーゾクみたいなもんか?」
「へぇ……。そんなのも来るのか……。」
「あぁ。だからまぁ、この仕事はドーテーのまんまじゃ出来ねぇよ。女と寝るのも仕事の内
みたいなもんだからな。」
「そっか……。そうなのか…………。」
何やら難しい顔をしながら、うんうんと頷いている紅印。とりあえず、もう怒っては
いないようだと無意味はほっと胸を撫で下ろす。やはり、相手が例え紅印であっても目の前で
女にプリプリされていると居心地が悪い。やれやれ、一件落着か……と安堵する。
その安堵も、次の紅印の一言によって一気に崩されるのだが。
「……だったらさ、無意味。仕事だったら……私も抱いてくれるのか?」
硬直。
今の無意味には、まさしくその単語が相応しかった。
ピシッ、と音を立てて固まった体をぎこちなく動かし、紅印の方に向き直る。
そこには、先程とは違い誰が見ても分かるほどに頬を真っ赤に染めた紅印の、どこか必死な
顔があった。それは、今まで無意味が見たどの表情よりも真摯で、そして魅力的だった。
……こいつ、こんなに可愛かったっけか……?
「……お前、自分が何言ってるか分かってんのか?」
781 :
無印職人:2007/09/26(水) 06:29:39 ID:cCmP2Ld4
何とか、声を絞り出す。冗談だとしたら、これこそ許されない冗談だろう。
そんな事、例え冗談であったとしても、聞くべき事ではない。
こんな真剣な表情を浮かべながらであったなら……尚更。
「……分かってる。分かった上で、聞いてる。無意味、お前はお金さえ払えば……私を
抱いてくれるのか?私を……幸せにしてくれるのか?」
だが、その表情は変わらない。
そして、それは紅印が「本気だ」という事を、何よりも雄弁に語っていた。
「……あぁ、そうだな。金さえ貰えりゃ、こっちも仕事だ。何だってしてやるさ。」
無意味はそう言って、紅印の元へと歩き出す。あまり広くは無い事務所の事、ものの数秒で
二人はソファに並んで座って、お互いの顔を見つめながら話す事となる。
無意味の顔からは今や、いつものような気だるさやいい加減さは微塵も感じられない。完全に、
仕事モードの顔に切り替わっていた。
「だったら、無意味。私は、お前に依頼したい。」
「……は。お前からの依頼なんざ、初めて会った時以来だな。」
無意味の言葉には反応を返さず、紅印は依頼を小さく、だがはっきりと口にする。
「報酬はそちらの言い値で良い。私を、抱いてくれ。」
「……注文はそれだけか?」
「……いや、まだある。抱く時は、優しくして欲しい。私だって……女だからな。それに、
お前が知ってるかどうかは知らんが……初めて、なんだ。」
それを聞いて、無意味は少し驚いたように目を丸くする。
散々「処女」とからかって来たが、まさか本当に処女だったとは思っていなかったようだ。
「初めてくらいはいい思い出にしたい。だから……優しくしてくれ。」
「……他には?」
「そうだな。これは、出来ればでいい。出来ればでいいから……する時は、私を真剣に愛して
欲しいんだ。嘘でもいい。その時だけでいいから……好きだ、って……言ってくれ。」
未だかつて無い程に緊張した声で、紅印は自らの望みを全て言い切った。
それを聞く無意味の顔には最早動揺は微塵も浮かんでおらず、そこには如何なる感情も
見出す事はできない。ただ、冷ややかな目で紅印を見つめているだけだった。
数秒の間。その沈黙を挟んで、無意味は依頼の内容を確認する。
「依頼人は、天上院紅印。依頼内容は、優しく、抱いて欲しい。偽りでも構わないから、
心から愛して欲しい。こういう事でいいんだな?」
「……ああ。頼む。」
「もう一度だけ確認する。……本気なんだな?」
「本気だ。冗談でこんな依頼、するもんか。」
「そうか、分かった。なら紅印。この仕事……」
一呼吸分の間を置いて、無意味は力を込めて言う。
782 :
無印職人:2007/09/26(水) 06:36:31 ID:cCmP2Ld4
「断る。」
「……。」
「…………。」
「………………。」
「……………………。」
すぅ。大きく息を吸い込んで。
「はあぁぁああぁああぁぁぁあああぁあ―――――――――!!!!?」
事務所中のガラスがビリビリと振動する位の大声で、紅印は思いっきり肺に溜まった全て
の空気を一気に吐き出しながら吼えた。
「おまっ……何が断るだ!!フザけるなよこの野郎がぁっっ!!!!」
「だぁぁあぁー!うっせえよ馬鹿!ガラス割れんだろうが!静かにしろボケ!」
「どっちがボケだこのクソ野郎!!お前、話と違うだろうがコラ!!」
「あぁ!?何が違うっつーんだよ!?」
「お前さっき何て言った!?『金さえ貰えりゃ何でもやる』って言っただろうが!!」
「あぁ、言ったよ!それがどうした!」
「何開き直ってるんだ!話と違うじゃないかっ!!」
「何も違わねぇっつうのタコ!!」
「何がどう違わないって言ってるんだ!!」
「取りあえずその大声を止めろっつってんだ馬鹿!」
先程までのシリアスな空気は何処へやら、完全にいつもの二人に戻って罵りあう無意味と紅印。
はぁ、はぁと肩で息をしながら、無意味は何とか次の言葉を口にする。先程まで息継ぎ無しで
大声で叫んでいたため、既に軽く酸欠状態だ。
「いいか?よく聞け。俺は、『金を貰えば何でもやる』って言ったんだ。」
「だろぉ!?だったら……」
「『金を貰えば』な。俺はまだ、お前から金を受け取ってない。」
「……!そ、それはこれから……」
「でもまだ貰ってない。そうだろ?」
「…………ぐっ……!」
「大体さー、そういう依頼は真心通してからにしてくれねぇと困るんだよなー。俺、事務とか
苦手だし。俺に直接言われても無理なんだよなー。」
あー残念残念、とでも言うように両手をひらひらと挑発的に振ってみせる。
しかし、紅印はその屈辱に耐える事しか出来ない。いくら紅印がお嬢様だと言ってもそれほどの
大金を持ち歩いている訳ではないし、ここに真心はいない。もっとも、真心がいたとしたら
こんな依頼を口にする事など無かっただろうが。
「それにだ。」
更に無意味は、俯く紅印のあごをくいっと持ち上げて上を向かせ、吐息がかかるくらいの
至近距離で言葉を続ける。
「お前、自分で何言ってるか分かってるっつったけど、少しも分かってねぇよ。自分が何を
しようとしてたのかな。」
「そ、そんな事……」
「あるんだよ。だから、俺が教えてやるよ。お前が俺に、何を頼もうとしてたのかな。」
「……はぁ?それってどういう……」
言いかけた言葉は、最後まで口に出来なかった。
紅印の柔らかい唇は、同じく柔らかい何かで、突然塞がれてしまったから。
783 :
無印職人:2007/09/26(水) 06:38:20 ID:cCmP2Ld4
「…………!?」
驚いて目を見開く紅印。だが何が起こっているのかを理解する間もなく、開きかけていた
唇から生暖かくぬるぬるして、でも決して嫌な感触ではないものが口内に入ってきて、
徹底的に蹂躪される。それが無意味の舌だと理解するまで、紅印は数秒を要した。
(〜〜〜〜!!?わ、私、無意味にキスされてる!?何で!!?)
望んでいたはずのその行為を、しかし紅印は反射的に拒絶しようとしてしまう。
だが無意味はそれを許すことは無く、紅印の抵抗を全く意に介する事無く蹂躪を続ける。
しばらく抵抗を続けていた紅印だがそれも長くは続かず、すぐに全身の力が抜けてされる
がままになる。だがそれは嫌なものではなく、むしろ頭がおかしくなりそうな快楽。ずっと
求め続けていた、大好きな人からの被征服感だった。
そのキスは、どれほど続いただろうか。
いつしか抵抗は服従へと変わり、そして歓迎へと至る。気付けば紅印は自分から舌を絡め、
無意味から送り込まれる快楽を最大限に貪る事しか考えられなくなっていた。
時間の感覚などとうの昔に無くなり、頭の中が全て無意味に染め上げられた頃、ようやく
紅印の唇は解放されて自由になった。だが、紅印は解放を嫌がる。
「やだぁ……。無意味ぃ、もっと、もっとしてよぉ……。」
普段の紅印からは想像も出来ないような甘い声で囁き、続きをねだる。
その色っぽさについ動揺してしまった無意味だが、何とか踏みとどまった。ここで理性を
失くしてはいけない。
これは、紅印がどれだけ馬鹿な事を口にしているかを教える為にやっている事なのだ。
無理矢理キスを奪い押し倒して、服でもひん剥いてやれば恐怖で目も覚めるだろうと思って
いたが、これくらいでは紅印は何ともないようだ。もっと怖がらせなくては。
荒々しくソファに押し倒す。優しく体重を支えるソファはいつもよりも深く沈み、二人分の
体重が掛かっている事を嫌でも意識させる。紅印に浮かぶ恍惚の表情をなるべく意識から
追い出すように努力して、無意味は服を脱がせに掛かった。
「……服、脱がせるからな。抵抗すんなよ?」
「いやぁ……、ちょっと、恥ずかしいよ……。」
羞恥に頬を染めながら、しかし紅印は抵抗しない。
むしろ、恥ずかしいと言いながらも、さりげなく無意味が服を脱がせやすいように体重の
掛け方を変えたり、体の浮かせたりしてくれる。お陰で、脱がせる作業は実にスムーズに
進み、あっという間に紅印は生まれたままの姿になってしまった。
白くて、吸い付くようなきめの細かい肌。けして小さくは無い、形のいい美乳。流れるような
美しい体の曲線に、艶かしいすらっとした脚。紅印の体の全てが無意味の視線を釘付けにし、
今まで無かった程の興奮を覚える。
(……って、全部脱がせちゃダメじゃねぇか!何してんだ俺は!!)
だが、理性がそう叫んでも、無意味は視線が吸い付いてしまうのを止められない。
恐怖におののくだろうと思っていた紅印の表情は、恐れるどころか期待すら浮かんでいる。
恥ずかしそうに頬を染めているのには変わりないが、どんどん妖艶さを増して行き、今では
完全に女のカオになっている。
784 :
無印職人:2007/09/26(水) 06:39:29 ID:cCmP2Ld4
(……マジかよ、こいつ、ホントに紅印か……?)
そんな疑問が浮かんでくる程に、紅印は魅力的だった。本当はそこまでするつもりは
無かったのだが、つい無意味の手が紅印の裸体に伸びていく。試しに優しく掴んでみた乳房は、
今まで抱いたどの女よりも柔らかく、とろけるような感触だった。
「あっ……。」
胸を触った拍子に、紅印の口から悩ましげな吐息が漏れる。
そして、そこまでが無意味の限界だった。
「紅印……。綺麗だ……。」
無意味も、纏っていた衣服を全て脱ぎ捨てる。そして、生まれたままの姿になって、紅印と
抱きしめあう。紅印の柔肌の感触は無意味の肌に密着して、この上ない気持ちよさだった。
だが、その心地良さに溺れきってしまう前に、残った理性を総動員して、紅印に問う。
「紅印、お前、俺が怖くないのか……?」
「え……怖いって、何が……?」
心底不思議そうな顔で、そう訊ね返す紅印。
こんな幸せな状況で、何を怖がる事があるのだ?と言わんばかりの表情だ。
「いや、俺……多分もう止まんねぇぞ?ここまで来たら、最後までやっちまうと思う。」
「うん。……それで?」
「それでってお前……最後まで犯されちまうんだぞ?怖くねぇのかよ?もう後悔したって遅いぞ?」
不安そうな顔で、確かめるようにそう言う無意味。
だが、当の紅印はそんな事かと言った風に、こう答えた。
「……怖い訳ないだろ?相手は、無意味なんだから。ずっと大好きだった人に抱かれるのに、
何が怖いって言うんだよ。」
「……いや、でも、初めてなんだしよ……。ロストバージンは痛ぇって言うし……」
なおも言い訳のように呟く無意味がどうしようもなく可愛く思えて、紅印は無意味の頭を
優しく胸元に抱きすくめて、子供に言い聞かせるように言う。
「……いいんだよ。無意味がくれる痛みなら、どれだけキツくたって耐えられる。それに、
私はずっと無意味にこうして欲しかったんだから……。幸せなんだよ。最高に幸せだ。
だから、早く欲しい。無意味が、欲しい。無意味と、一つになりたい……。」
もう、無意味に迷いは無かった。
胸いっぱいに紅印の匂いを吸い込んだ後、いつまでも埋もれていたいほど柔らかい胸元から
顔を離し、優しくキスをする。そして、耳元で囁く。
「……だったら、俺の、舐めてくれるか……?」
785 :
無印職人:2007/09/26(水) 06:40:50 ID:cCmP2Ld4
その言葉に顔を輝かせ、こくんと頷いた後に紅印は無意味の股間に顔を近づける。
舐めやすいように体勢を変え、仰向けに寝転んだ無意味の屹立した肉棒を、優しく、慎重に
口内に収めて行った。ズブズブ、と肉棒が唇を割り入っていく感覚に、思わず無意味は
声を漏らす。その声を聞いて、紅印は無意味に少し不安気な視線を送った。
恐らく、「気持ち良い?」か「これで良い?」のどちらかの意味だろうと解釈し、無意味は
「凄ぇ気持ち良いよ。そのまま、上下に動かして……」と正直な感想と、これからの指示を
与える。無意味が気持ちよくなってくれている事を確認した紅印は、今度は嬉しそうな
視線を送ってから、上下にじゅぷっ、じゅぷっと派手に音を立てながら愛しい肉棒を
しごき上げて行く。無意味は急に強くなった刺激に何とか耐え、それでも声は堪えきれずに
所々で漏らしてしまう。その声が更に紅印を興奮させて、吸い付きと刺激が強くなるという
快楽の連鎖を生み出していた。その上、紅印も慣れてきたのかただ単に上下にしごくだけではなく、
グラインドさせて色んな角度から刺激を与えてみたり、舌で先の方をチロチロと刺激したりと
色んな手段を用いてくる。
「うっ……紅印、お前なんで初めてのクセにこんな上手いんだよ……!?」
それに対し、目を細めるだけで答えた紅印は、これでトドメだと言わんばかりに一気にスピードを上げて、
射精を促す。
「くっ……!く、紅印、イく、出すぞっ……!!」
急速に込み上げて来た射精感に抗えず、無意味は自身の欲望を思いっきり紅印の口内に
ブチ撒けた。だがまだ口の中に出された経験が無い紅印は最後まで受け止める事が出来ず、
途中で口を離してしまった。結果、受け止め切れなかった精液が紅印の紅潮した顔を白く
汚して、何とも淫靡な眺めを演出する事となった。
「……う、話には聞いてたけどこれ、結構ニガいかも……。」
「無理して飲まなくていいぞ?別にティッシュに出しても……」
紅印を心配して声をかける無意味だったが、紅印はイヤイヤをするように首を横に振り、
気丈な視線を無意味に向けて言った。
「……やだ。無意味のなんだから。これが無意味の味なんだから、全部飲みたい……。」
そして、こぼした分や自分の顔に付着した分の精液まで掬い取り、自らの口へと運ぶ。
全て舐め取った後、へへーと蕩ける様な笑顔を見せた紅印に、無意味は先程出したばかりの
下半身に再び力がこもるのを感じた。
(……やべぇ、こいつ、何でこんなに可愛いんだ……!?)
「……ねぇ、無意味?」
「……っと!何だ、紅印?」
紅印の笑顔に見蕩れていた事を悟られないよう、慌てて返事を返す。
それに気付いたかどうかは分からないが、
「気持ち良かった……かな?」
先程の笑顔のまま、小首を傾げて無意味にそう聞いてくる紅印。
当然、無意味の答えは決まっている。
786 :
無印職人:2007/09/26(水) 06:41:47 ID:cCmP2Ld4
「あぁ、最高だった。滅茶苦茶気持ち良かったよ。お前、ホント上手いな……。」
脱帽だよ、と仕草で示しながら、心からの感想を口にする無意味。
すると、紅印はただでさえ魅力的だった笑顔を更に嬉しそうにさせて微笑んだ。
「良かった……!色々勉強したけど、上手く出来るか不安だったから……。」
そう言って、視線を下へ落とす紅印。その先には、先程果てたばかりにも関わらず、既に
元気いっぱいなペニスがバッチリとそそり立っていた。
「じゃあさ……まだ出来る、よね?」
「……ああ、もちろん。」
「ん……じゃあ、挿れて、くれる?」
今度は自分が下になり、無意味を迎え入れる紅印。
「じゃあ、行くぞ……?」
紅印が無言で頷いたのを確認し、無意味は最後の一線を踏み越える。気を遣ってゆっくり
挿れると返って痛いと聞いた事があるので、出来るだけ躊躇せずに一気に行くようにした。
先程のフェラチオで興奮していたのか、秘所は既に充分に潤っていたので、思っていたよりも
すんなりと入った。だが、それは決して「痛くない」という意味では無い。
「―――――――〜〜〜〜〜〜〜っっっっ!!!」
声にならない叫びを上げる紅印。無意味は少しでも痛みを誤魔化せるように強く抱きしめると、
紅印もあらん限りの力を振り絞って抱きつき返してきた。ハッキリ言うとかなり痛かったのだが、
紅印の痛みに比べるとこんなもの痛みの内に入らない。これで少しでも紅印の痛みが和らぐならと、
無意味は黙って抱きしめられていた。
そのまま、数分が経った。幾らなんでもすぐに動かすと痛いだろうという配慮から無意味は
全く動いていなかったが、やがて紅印はぽろぽろと大粒の涙を零して、すすり泣き始めた。
「……お、おい紅印!?どうした、そんなに痛かったのか!?」
慌てて声を掛ける無意味だが、紅印は首を左右に振って、泣きながら答える。
「ひぐ、ち、違う、の……。えぐ、む…無意味と……無意味と繋がれたから……嬉しくって……
私……ひっく、幸せで……痛いけど、それも全部合わせて無意味がくれたものだから……
私……嬉しくって……!!」
無意味は、心が何か温かいもので満たされて行くのを感じた。
今まで、此処まで愛しく思えた女性が他にいただろうか?
今まで、此処まで自分を愛した女性が他にいただろうか?
答えは決まっている。居た訳が無い。だからこそ無意味は、仕事で女を抱けるのだ。
毎度毎度ここまで愛されてしまったら、仕事になんてなる訳がない。
だってそうだろう?こんなに愛されたら。
自分も彼女を愛するしかないじゃないか。
思わず、無意味の口から笑い声がこぼれた。
それを耳聡く聞き取った紅印が、不満げに抗議の声をあげる。
「……な、何だよ、人が感動して泣いてるのに、何がおかしいんだよ……!」
まだ少し涙声だが、何とか普通に喋れるようにはなっているようだ。生意気な抗議をする
唇を優しく塞いでやり、次いで耳元で囁いてやる。
「愛してる、紅印」と。
787 :
無印職人:2007/09/26(水) 06:42:36 ID:cCmP2Ld4
それを聞いた紅印は、せっかく収まった涙を再び溢れさせる。
「こ……こんな時だけ……優しく……するなんて……。
無意味は卑怯だ……。こんなの……反則ぅ……!!」
泣き笑いとは、こういう事を言うのだろう。今や紅印の顔は、ぼろぼろと涙を零しながらも
満面の笑顔という、よく分からない状況になってしまっている。だがその幸せそうな笑顔は、
他の何よりも価値があるだろうと無意味は思った。
「じゃあ……そろそろ動くぞ……!」
「うん、いいよ……!来てぇ……!!」
無意味は、溢れ出る想いと共に腰を動かす。
その荒々しい動きは、しかし愛情に裏打ちされた物で決して紅印に苦痛を与えたりはしない。
既に痛みは引いてきている紅印は、代わりに少しずつ押し寄せてくる快楽をありのままに
感じる事に夢中になっていった。
「無意味ぃ……!気持ち良い、気持ち良いよぉ……!!」
「紅印……!好きだ、紅印、好きだ……!!」
「私も!私も大好きだよ無意味ぃ……!!愛してる、愛してるぅ……っ!!」
二人は、うわ言のように「愛してる」を繰り返す。
それが互いの耳に入り、更にお互いへの愛しさを増す。
それを繰り返す間に無意味の腰の動きもどんどん激しくなって行き、紅印の蜜壷も次々と
愛液を溢れさせて無意味の肉棒をしごき上げる。
二人の快楽はすぐに頂点にまで上り詰めて行き、早くも限界に達しようとしていた。
「紅印っ……!ヤバい、俺もう……!!」
「いいよ、無意味!私も、欲しい!無意味を、無意味を中に欲しいっ!!」
「なっ……中は流石に……マズいんじゃ……
「いいから!無意味が、無意味が欲しいの!!」
しばらく躊躇していた無意味だが、無意味自身も中で放出する快楽に抗うことは出来そうに
無かった。こうしている間にも粘膜同士の摩擦がこの上ない快感を無意味に送り込み続け、
射精を堪えるのもそろそろ限界だった。
「分かった……!中で、中で出すぞ……!!」
「いいの!来て!!無意味……無意味ぃ!!」
「「ああぁぁあぁあぁっっっっ…………!!!!」」
快感で、何が何だか分からなくなっている中。
紅印は、優しくキスされる感覚を味わった気がした。
そして、その心地良さに身を任せている内に、世界が真っ白になって、全てが溶けていった……。
788 :
無印職人:2007/09/26(水) 06:43:33 ID:cCmP2Ld4
「……ぃ。」
心地良いまどろみのなか、紅印は誰かが呼んでいる気がした。
「…………ぃ。…ぃん。」
だが、この気持ち良さはどうしても手放せない。
「………ってい…ろ。……いん!」
いくら呼ばれたって、どうでもいい気がしてくる。
「さっさと……ろ。…いん!紅印!」
どうでもいい……どうでも……どうでも……
「さっさと起きろっつってんのが聞こえねぇのか紅印んん!!」
「うるさいなぁ、ゆっくり寝かせろよこの馬鹿っ!!」
あまりの騒音に跳ね起きた紅印と、苛立ちのあまりとうとう叫んでしまった無意味の
二人の叫び声が綺麗に重なる。
「「…………あ。」」
そして、バッチリと目も合う。何となく気まずい沈黙が流れる。
「……よ、よう。やっと起きやがったか。いつまでもぐーすか寝やがって。どれだけ俺の
手を煩わしゃ気が済むんだよお前は。」
「う、うるさいな。寝てた物はしょうがないだろう。ていうか、何で起こすんだよ、人が
折角気持ちよく寝てるのに!」
「寝すぎなんだよ、馬鹿!俺が着替えさせても全然目ぇ覚まさねぇし!」
「……着替、え?」
紅印は、今更ながら自分の格好をチェックする。……服、着ている。下着類も……バッチリ。
……って事は……?
「きゃああああああぁあぁぁぁぁぁぁっっっ!!!?」
「うぉああっ!!?いきなり叫ぶな馬鹿!」
「無意味お前ぇぇ!!普通寝てるレディに服着せるかぁ!?何て恥ずかしい事してくれてるんだよ
この変態っ!!」
「あぁ!?誰が変態だこのネボスケ娘!素っ裸のまま寝てりゃ風邪引いちまうだろうが!
むしろ俺様の優しさに感謝しやがれ!」
「……っ、そりゃそうかもしれないけど!でも恥ずかしいだろ!下着まで無意味に穿かされて……
ってうわあぁぁぁ!!」
「騒ぐな馬鹿!だったらお前はノーパンの上にズボンが良かったか、えぇ!?」
「違う、そういう問題じゃ…………もういいっ!!!」
結局、事が済んでも罵りあう二人。
気持ちが通じた所で、基本的な関係は変わらないようだ。
789 :
無印職人:2007/09/26(水) 06:45:02 ID:cCmP2Ld4
「んな事よりお前よ、時計見ろ時計。何で俺がお前を起こしたか分かるからよ。」
「え?時計……ってもうこんな時間!?私どれだけ寝てたんだ!!?」
壁にかけられた鳩時計は、既に夕焼けが終わっている事を示している。窓の外を見てみると、
既に暗くなっていて町は夜の様相を呈していた。
「だろ?それなのにこの小娘は起こすなの何だのと……。」
はぁ〜、とわざとらしい溜め息をつく無意味。だが、今回は流石に無意味を責める事は
出来ない。確かにいい加減帰らないとマズい時間だ。
「う……。悪かったよ。」
「まぁ、もうすぐ真心も帰ってくるしな。そんな時にお前が明らかにヤッた後のカッコで
寝てたらマズいだろ。流石の真心も多分怒るぞ、『事務所で何してるの!』ってな。」
「はは…………。」
それは確かに紅印にも容易に想像できた。つまり、服を着せていたのは風邪防止の為だけ
でなく、急に真心が帰ってきた時に備えて、という意味もあったのという訳だ。もっとも、
無意味の事だから、一番の理由はやはり風邪防止、なのだろうが。
やっぱり、何だかんだ言って無意味は優しいのだ。乱暴で気遣いが出来ない様でいて、実は
いつも紅印の事を気に掛けている。それを再確認出来た紅印は、自然と笑みが零れた。
「なぁにニヤニヤしてやがんだ?気色悪い。」
「失礼だな。女の子に向かって気色悪いとは。じゃ、そろそろ私は帰るよ。」
「あぁ、気ぃ付けて帰れよ。一応お嬢なんだから、誘拐とかされんなよ?何なら送るぞ?」
「いやぁ、いいよ。今日は一人で帰りたい気分なんだ。」
「そうか、なら別にいいけど。じゃなー。」
タバコを取り出しつつ、ひらひらと手を振って事務所から送り出す無意味。
だが紅印は、事務所を出る前に目敏くタバコを見つけ、すかさず咎める。
「タバコ。止めろって言ってるだろ?」
「あぁ?別にいいだろ、お前もう帰るんだしよ。一人ん時くらい吸わせろ。」
「いいや、そういう訳には行かないな。」
紅印は、胸をいっぱいに張り、ビシィ!と無意味を指差して高らかに言った。
「お前のキスが不味くなると、これから私が困るからな!!」
それだけ言うと、無意味の反応も見ずにドアを飛び出し、軽やかに階段を駆け下りて行く。
その表情はとても楽しげで、恋する少女そのものだった。
790 :
無印職人:2007/09/26(水) 06:45:46 ID:cCmP2Ld4
以上です。
少々長くなってしまいましたが、楽しんでいただけると幸いです。
一番槍GJ!
紅印カワユス(´д`)
続きも読みたい
おお、これは良作!
いや、楽しませてもらいました。
>>790 面白かったんだけど、
男の名前がちょっと……。読み辛くてしょうがない。
それ以外はGJっす!!!
GJ!
いいねぇ、紅印の依頼を断るところなんか特に。
楽しませてもらいました。
続編希望!
何だ?この心が洗われるような清々しさは。
けしからん程にGJ!
素晴らしい!頭から煙がでるほどGJ!
おお、久しぶりにヒロインに萌えた
超GJ!!!
798 :
名無し曰く:2007/09/28(金) 18:19:00 ID:dyUfCEMR
今日中には投下できる予定。
kita-!!
800 :
名無し曰く:2007/09/28(金) 19:23:22 ID:dyUfCEMR
書きあがったー!!
え〜っと・・・・ドコからだっけwwww
はい、どーぞw
↓
「ぁ、あ・・・・っ、ぁ」
霞月は亀頭を陰唇にもぐりこませ、膣口を愛撫する。
先ほどの混合液が鈴割れ目に向かって流れてくる。
「痛い?」
「ぃあ・・・そうじゃなくて・・・・ね、あの・・・早くし、て欲しいかな、っ、ごにゅごにょ・・・・」
最後の方は尻切れトンボになっていた。
そんな玲華を愛おしく思い、霞月はじっくりと侵入しようとした・・・が。
「ぃ、ぁ、っ・・・痛いッ!」
玲華が小さな悲鳴を上げた。
女性はしばらく使ってないと痛むらしい。
「やっぱり二回目だし・・・・痛むよね?」
「いいから・・・・いいからぁ・・・・・私を愛してよ、ね?」
腕をやんわりと包み、涙目で懇願する玲華。
もう、霞月は・・・止まれない・・・
「一気にいくからねっ!」
そういうやいなや、霞月はいきり立った剛直を玲華にうずめていった。
初めてしたときのように玲華の膣は小さく、脈動していた。
しかし、硬いのは膣口だけで中に入れば霞月を絡めとり、しゃぶり、精を吸引しようという魔性の動きをしていた。
天性の物なのか・・・それとも、今までの男性経験の無さか・・・・
「ふぁ、ぁあ゛・・・・・入った、っ・・・・」
「痛くない?」
「い、た、い」
上気した頬で、むっ、っとすねる。
なにか子供らしいあどけない顔に、霞月は圧倒されそうになる。
801 :
名無し曰く:2007/09/28(金) 19:24:03 ID:dyUfCEMR
ここで一つ言っておこう。
霞月はもともと自慰を頻繁にする方ではない。
したがって、玲華を抱いたその日から、
玲華が抱かれてない日数=霞月が射精してない日数
となるわけなのだが・・・
さて、男が射精を我慢していたらどうなるか?
答えは、
「え?うっそ!
ご、ゴメン、姉さん!!」
「えぁ!?、っちょ、っと待って、あ゛ッ!」
びゅ、ぶ、びゅるぅうぅ!!!
敏感になった霞月のペニスは、玲華の魔性の性器の前にひれ伏すしかなかった。
あっという間に射精が起こり、甘く気だるい感覚が霞月の下腹に到達する。
脈動が終わり、アゴをひいていた両者は顔を上げて対面する。
「む〜・・・・・・」
「ぅ・・・・」
「むぅ〜・・・・・」
「だから、その・・・・」
「むむむぅ〜・・・・・」
「いえ、そのですね・・・だから」
「むむむむむむむっ!!!」
かなりのジト目で霞月を見据える。
そしてトドメの一言。
「早い」
・・・・・それはないよ姉さん。
「もういい!私が、その・・・・してやるっ!」
玲華は霞月を押したおし、股の間にもぐりこんだ。
802 :
名無し曰く:2007/09/28(金) 19:24:43 ID:dyUfCEMR
精液と膣内で混ぜられた液が、霞月の陰茎をつたう。
それを至近距離で見つめる玲華。
「そ、そんな・・・・ちょ、凝視しないでよ」
「わ、わかってるけど・・・」
くらくらしそうないやらしい匂いが玲華の鼻腔をくすぐる。
玲華自身気づいていないのだろうが、ここ最近のおあずけと天性の性欲の強さが災いして・・・・
玲華は意識が飛びそうになっていた。
霞月が玲華に諭そうとしたその時、
「、ぅむっ・・・・は、ぁむ」
いきなりなんの宣告もなしに霞月のペニスへかぶりついた。
しかし歯は立っていなくて、包み込むように舌と唇。そして口内の粘膜で愛撫する。
「ぁ、む・・・ずっ、ぢゅ・・・・・じゅる、っっ、!」
唾液をまぶし、唇でコーティングする。
根元から亀頭まで吸い上げながら、そしてまた根元へ。
霞月はいきなりのことで感覚が麻痺していたが、状況を飲み込みだすと股間の強烈な快感に対処できなくなっていた。
「ちょ、っと!姉さん、ぅや、ばっ、ダメだって!」
玲華は一旦霞月のモノから顔を離し・・・
「に、えへっ。霞月の、美味しっ・・・・ぢゅっ!」
完全に目が据わっている。
瞳自体はくすんではいないが、光がともっていない。
明らかに本能に忠実な目をしていた。
しかも、愛撫を再び再開した玲華は、次は歯までも武器として使用しようとしていた。
顔を上下する動きに加え、前歯をカリに意識的に当てている。
下歯も裏スジを攻撃する兵器となり、霞月の防御力&精神力はガリガリ削られていた。
「ん、っ。ねぇ、まだ?」
一旦口を離し聞いてくるものの、返答などお構いなし。
霞月が「もう少し緩めてくれ」と懇願しようとしても再びディープスロートに戻ってしまう。
そして熱い何かがせりあがってきた。
「も、ダメ・・・・姉さん、イくっ!!」
「ん、はっ♪」
完全にイったと思われたその時、玲華は行動を起こした。
「いっ、あっ・・・・あ、あ゛ぁああ゛ッ!!」
なんと玲華は霞月の睾丸を下へ引っ張り下ろした。
睾丸を引っ張り下ろすことによって、男性は射精できなくなり、代わりに殴られたような痛みを発する。
当然霞月もその例外ではない。
「ま〜だ・・・・出しちゃダメっ」
にっ、と八重歯と舌を突き出す玲華。
果たして霞月の目には悪魔とも小悪魔ともに見えたに違いない。
玲華はそのまま霞月の陰茎の根元を持ち、己が秘所へと導いた。
馬乗りになるような体位は、俗に騎乗位と呼ばれるものだった。
「おねぇさんがぁ・・・・気持ちよくしてあげるから、ねっ♪」
二枚貝を割り開き、ズブッ、っとペニスが収納されていく。
「んはっぁ、っ・・・・久しぶりのが、入ってきてる、・・・」
「く、・・・ぁ、っ」
ぐにゅぐにゅと本人の意思では動いていない膣壁がさっそく刺激を開始する。
先ほど霞月が放った精液が潤滑油として強烈に活躍する。
「きもっ、ち・・・よすぎ、る・・・くは、っ、」
「私も、イイ、いいよっ!」
玲華がしだれかかってくるが、霞月は腰を動かし。一方の玲華もグラインドさせることを忘れてはいなかった。
先ほど感じた苦痛は玲華の膣によって癒されており、純粋な快楽が2人を襲うばかりであった。
くぷっ、ぐ、ぷっ、ぐじゅ・・・っ!
荒々しく腰を使うものの、痛みは感じない。
ただただゴールを目指すだけだった。
「ふあ、やぁっは、ッ!霞月、っ、かづき、ッ!!!」
「姉さん、俺も、多分・・・・そろそろっぽいから、っ」
複合液が恥丘を濡らす。
玲華と霞月はキスをして・・・・そして。
「りゅ、ふっ、あぁ、あぁぷぁっ、あぁああああぁ゛ぁッ!!!!」
「、つぁ、っ!!」
びゅるっ、るっるぅぅう!!!!
804 :
名無し曰く:2007/09/28(金) 19:26:11 ID:dyUfCEMR
霞月の精液が玲華の膣を満たす。
熱い奔流は奥に孔を穿つような勢いで着弾する。
「あ゛っ、はぁ、あ、あ・・・熱、・・・・いよ。かづ、むふぅっ」
「くちゅ、ン、っ・・・姉さん。良かった」
にこっ、っと両者は笑い合い。そのまま眠・・・・
とはいかないのが霞月の本性である。
にこっ、と笑ったのは玲華だけで、にやっ、としたのは霞月だった。
「ねぇ、姉さん。満足したなんて思わないでよね♪」
霞月は残虐な笑みを浮かべ、玲華の体を反転させた。
ちなみに霞月がここまで強気なのはわけがあった。
それは、『例のドリンク』である。
養護の教諭から貰った、あのドリンク。
風呂上りに冷蔵庫にしまったあったものを一気に飲み干したのだ。
霞月はもともと精力が強い方であったのだが・・・それを薬で強化すればどうなるか・・・・
おそらく玲華のオーバーキルであろう。
さて、余談は置いておいて・・・
「やぁ、っ、ダメっ。お尻がっ!」
「う〜ん、可愛いお尻してるよね。玲華」
「かづ、やめてっ、ひぁ、ッ!」
むにっ、っと玲華のお尻の肉をつねる。
「あっれぇ?ちなみに俺の方が上じゃなかったっけなぁ・・・・『お兄ちゃん』でしょ?」
「なっ・・・・霞月のくせに、なまぁああ、あぁあふあぁッ!!」
生意気・・・といいたかったのだが、霞月の挿入によって中断される。
半分まで入れたところで霞月は砲身の角度を変える。
「あ゛ッ!!だめ、っ、ホントにだ、はぁンっ!!」
背中側を削るように挿入する。
「女の人ってお腹側が弱点じゃなかったっけ?
玲華ってどっちでもいけるクチかな?」
「いひがら、っ、やめ、っ。あぁッ゛!!」
805 :
名無し曰く:2007/09/28(金) 19:26:52 ID:dyUfCEMR
まだ挿入し切れていないペニスは背中側から腹側を擦るようにする。
Gスポットをカリで刺激され、悲鳴ともとれないような喘ぎ声が漏れ出る。
枕を必死に抱き、声を押し殺しているがそれもままならなくってくる。
ネバネバした粘液が膣から分泌され、新たに霞月の陰茎にコーティングを施す。
「動いていいかな?
・・・・っても嫌って言っても動くけどね」
「そ、なっ、はッ、ひぐぅッ!!」
お尻を高々とかかげ、突き刺すように抽送を繰り返す。
左手の人差し指と中指は玲華の口にかませ、余った手は腰を持っていた。
ガスガスと突き破らんばかりの勢いできたかと思えば、次の瞬間にはぐりっ、っと奥を刺激し優しくマッサージするように腰を動かす。
「れ、ふぁッ!む、ちゅ、かはっ、ぁああ!!」
呼吸が指によって阻害され、危機感と快感を同時に味わう。
そこで、霞月は玲華の口に入れていた指を抜き。あるところへ持っていった。
唾液でてらてらと光を跳ねかえし、光る指を・・・・・菊門へ。
「そ、そっちは、やらっ!!かづき、許してよぉッ!!」
「『かづき』?」
そして、十分に潤ったそれを押し込んだ。
何故か玲華のアナルは彼の侵入を許してしまった。
そしてそのまま蹂躙されるがままになってしまう。
「ぃ、ひっ、ぁ、ッ!何コレ、ッ!や、!?」
初めてながら快は得られているようだった。
それに続き、霞月は腰の動きを再開する。
入り口を丹念に愛撫する動きと、体の奥まで入ってくる熱い鉄棒。
耐え難く。しかし、まだあまり昂ぶってはいない自分の体を玲華は呪った。
「、あ゛ッ!りゃぅ、りゃッ・・・らめっ、はぁあ゛ッ!」
「玲華・・・・締まってて、いいよ、ッ!」
「ダメ、っ。お、お兄ちゃん!、許して、ダメっ!!こわれりゅ、ッ!!!」
いつしか霞月を『お兄ちゃん』と呼ぶようになり、アナルへの攻撃も受け入れ始めていた。
「も、ダメっ!!いくッ!イくっ、 あ゛ッ! ・・・・・・−−〜〜〜ッ!!!!!!!」
806 :
名無し曰く:2007/09/28(金) 19:27:40 ID:dyUfCEMR
きゅぅっ、っと締まるアナルと膣口。
霞月は搾り取られるように精液を吐き出した。
上から下に流し込むイメージ・・・・
溶岩となった子種液がドクドクと流れ落ちてゆく。
「あ、ひあ、ぁ・・・・・あっ♪」
「ん、・・・・ンぅっ、っはぁ・・・・はっ」
少し休憩を挟み、
「っちゅぅ、っ・・・・んはっ、・・・ねぇ、玲華?」
「はっ、ぁ。・・・なんだ、霞月?」
「明日・・・・学校休まない?」
「魅力的な提案だ、が、っと!ふあぁッ!!!」
「まだまだ、俺はしたりなんだけど・・・・」
「そ、っンぁ、そうならッ!仕方にゃ、ふあっぁあ!!」
次は後背位で繋がりあう。
玲華は首をひねり、霞月とキスを交わしながら会話をする。
しかし、霞月のほうに優先順位があるようで・・・・
「本格的に動くよ?いい?」
「うん、もっと・・・・ちょうだい♪」
その後は皆の想像に任せよう。
807 :
名無し曰く:2007/09/28(金) 19:28:21 ID:dyUfCEMR
PM:4:00〜
「なぁ、和馬?」
「んぁ?」
「大丈夫かな?あいつら。今日学校来てなかったし・・・・」
「大丈夫だろ」
「根拠は?」
「勘」
「もう・・・・」
下校中だが、和馬と真帆は二ノ宮邸へと赴いていた。
心配をねぎらいながら、インターホンを押すも返事がない。
和馬と真帆はそのまま邸内へと足を運び。
玲華の部屋の前までやってきていた。
「玲華〜、なんで学校・・・・・・来ないわな・・・・これじゃ・・・・」
「どうだ?・・・・おー、ヤってるヤってる」
「む、やめら、ッ!霞月っ。ご飯作らなきゃ、らめッ!!」
「も少しだけ・・・・あと3回ぐらいだから」
「やらっ、台所に、ふぁ、ッ!い、い・・・・いく、イくのッ!、あ゛ぁああぁッ!!!!!」
「〜ッ!」
部屋の中は変な匂いで満たされており、性臭が漂っていた。
昨晩からずっと。昼には小休止を挟むものの、霞月の精力はとどまることをしらなかった。
玲華も玲華で何回達したかもわからないのに、嫌ではなくなっていた。
パタン・・・・
「ねぇ・・・・かずくん・・・・」
「お前・・・まさか・・・・」
「私ね・・・その、ね?あの、あれ。あれなんだけどね?その・・・・・帰ったら・・・・さ」
「えっち・・・・・しない?」
扉の向こうでまた絶頂を極める声が聞こえる。
まぁ、それはそれでいいんじゃないかと思う和馬であった。
和馬真帆共々のその後についても、皆の想像にお任せすることにしよう。
GJすぎる・・・
809 :
名無し曰く:2007/09/28(金) 19:36:39 ID:dyUfCEMR
はいっ・・・ということでw
今回はズルズルと引きずった挙句こんなのですけどねww
えろえろですね。今回は、はい。えろえろですw
力結構こめたはず・・・・・なんですけどねw
あの〜・・・最近、マブラヴオルタネイティブをやりまして。はい。
ちなみにボクは『もしらば』で泣くのはやめよう!泣くのは最後にしよう・・・って決めたんですけど。
結局泣きましたね。
冥夜とか純夏とかの心情を考えると・・・・こう、ぶわっ、っと。
それで、そのあとにオルタのファンディスクやったんですけど。なんでしたっけ?フェイブル?
あれやってて力抜けますねwwww
キャラが総崩れでwwwww
ウォーケン少佐あんなのじゃなかっただろwwwww
月詠さんもだけどwwwwww
ギャップに大爆笑ですよ、もうwwwwww
え〜・・・・
のこりはエピローグ的なものをうpしていきたいです。
脳内妄想のプロットでは、このあと番外編として海へ行ったり(霞月:玲華&和馬:真帆)します。
あと、〜年後みたいなのを霞月×玲華のエピローグとしていきたいと思っています。
ご要望があれば、その和馬と真帆の「えっち・・・しない?」のえっちの部分も書きたいと思っていますし・・・
まぁ、楽しみにしててください。
以上、名無し曰くからでした。ばいばいっ ノ~
神光臨www
続きに庁期待!!
相も変わらずスゴいものが投下されるなこのスレは・・・
GJです
おお、なんかGJ
このスレはいいスレですね、本当に
>809
俺も最近マブラヴオルタやったところです
泣けますよね、本当に
そして、夜暗いところにいると後ろにbetaがいるような気がして、とても怖いんですけど、、、
うしろから、がっつりと食べられる気がして、、、
月詠さんはEXTEA編とフェイブルではそんなに差は無い気がしますが、、、
もし、マブラヴ無印をやっていないのであれば、やることをお勧めします
ウォーケン少佐最高!
あれ、スレすれ違いだ
玲華最高!
続編に期待してます
えっち・・・しない?
も、ぜひ書いてほしいです
時間があるのであれば
813 :
名無し曰く:2007/09/28(金) 22:25:47 ID:dyUfCEMR
>>812 俺、何故か同時インスコできないんだよwwwなんでwwww?
オルタインスコ
↓
無印インスコ
↓
フェイブルインスコ
↓
オルタ起動せず
↓
アレ?
↓
無印起動せず
↓
あっれ?
↓
フェイブル問題なし
↓
あれれー?
あとからインスコしたマブラヴは何故か起動でできないというバグが発生しておるのだよwww
だから無印は最後。
今はフェイブル。
まぁ、冥夜は俺の嫁なんで遠慮なく貰っていきますね。
フェイブルは冬なのか夏なのか・・・・
つーかそれ以前に受験生っていう自覚持ってるのだろかwwww?
Ps:純夏のことを思い出すと泣けてくる(ドコでもwwwww
超GJ!!!
曰くさん受験生っすか…
負担にならない程度に作品書いて下さいw
>>813 ここは一応18禁なんだぜw
あんまし受験生とか書かない方がいいぞ。
上のほうのレスとか一年前だしな。
>>814 いや、そうじゃなくて・・・・
ゲームの中では武たちって3年生じゃなかったっけ?っていう話。
俺の記憶が確かであれば・・・だけどw
>816
無印をやったら、なぜあんなに余裕なのかがわかりますよ
、、、確か、、、(うろ覚え)
うちの環境では問題なく動いてるんですけどね、、、何ででしょう?
無印では結構オルタへの伏線が張ってあるので、それを意識しながらやってみると面白いのではないでしょうか
そして、平和な世界で元気に生活している純夏を見るだけで泣けてくる、、、
あ、冥夜はいいので悠陽をもらっていきます(ぉぃ
まあ、マブラヴシリーズはとても面白い
皆さんもやるべき
でも、スレ違い
ACT専門ゲーマーだからギャルゲエロゲの類はさっぱりわからん。
故に俺は「大神」を推すしかできん。
SSも同じ傾向だけど、テキストが面白いゲームがやっぱり好きですな。
つよきす、逆転裁判みたいな。
820 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 07:15:06 ID:tw83tB9A
age
オルタか・・・
グロいよな、あれは・・・
むしゃむしゃ
(霞月:玲華&和馬:真帆)の身長が知りたい。
824 :
名無し曰く:2007/10/06(土) 01:14:52 ID:+O/Mp+qk
霞月・・・・178cm
65kg
備考 意外と筋肉質。
絶倫
和馬に比べ、若干短いが太い。
玲華・・・・177cm
56kg
87・62・85
備考 スレンダーらしくも、脱げば凄い。
乱れるときは乱れる。
和馬・・・180cm
66kg
備考 すらっとしたジャケットが似合う。肩幅広め。
もちろん絶倫
霞月とは逆の逸物
真帆・・・171cm
57kg
91・63・88
備考 男の煩悩および、陰部を間接的に刺激する体型。
全体的にむちっ、とはしているが。メリハリはある。
和馬は幸せもの。
ぶっちゃけると、俺的にはヒロインは若干玲華が勝ってる。
あぁー・・・ちなみに、水着は 玲華:黒 真帆:オレンジ系 で決まった感。
あとは・・・・
帽子がいるかいらないかだな・・・・
825 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 10:11:17 ID:lpSb7fxx
age
ありがとうございます。
(思ったより、背が高いのには驚いた)
みんなでかいな。
こんな奴らがイチャイチャしてたら目立って目立って仕方がないだろうなw
828 :
名無し曰く:2007/10/07(日) 00:46:33 ID:HVFdzQEI
ちなみに本人達は自覚がありません。
霞月・・・俺が?無いってww
玲華・・・クズは近寄るな
和馬・・・眠てぇ・・・
真帆・・・あっはっは!最高だぜ、そのジョーダンww
みたいな?
現在、和馬と霞月がお二方の水着に見とれております。
少々お待ちください。
キター!!
wktk
wktk警報(・∀・)発令
831 :
名無し曰く:2007/10/11(木) 22:05:57 ID:StGDq1NN
ごめ・・・
来週ぐらいになりそう
832 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 18:30:30 ID:dE7FD3L9
>>831 来週できるということがわかったからいいぜ
833 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 14:29:25 ID:g+yown57
今週wktkしっぱなし
834 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 15:17:14 ID:KaE0n5ah
835 :
名無し曰く:2007/10/18(木) 22:10:40 ID:HRQnbFxd
みんな・・・
土曜までは「今週」なんだぜ・・・
社会人は日曜が週末だぜ
学生だって同じだぜ…
童貞だって同じだぜ……
839 :
名無し曰く:2007/10/20(土) 00:17:36 ID:WXfDZhwS
お前ら・・・
全然仕上がってなかったりするんだぜ・・・
だって人間だもの
(霞月:玲華&和馬:真帆)が通っている高校の制服(のデザイン)が知りたい
あと真帆の髪型も
これは……噂に聞く弐次元譜羅具!
843 :
名無し曰く:2007/10/20(土) 23:28:03 ID:WXfDZhwS
お前ら・・・・
やっとかけたんだぜ・・・・・
↓
「ン、ふっ・・・・ちゅ、霞月ぃ・・・・んあむ、」
「玲華・・・、っ、ふ・・・・」
キスを交わし、唾液を交換し合う。
隙間から時折舌がのぞき、空気の漏れ出る音が聞こえる。
その隙間からは2人の涎がつぅ、とつたい、首筋をぬらす。
そして、霞月の右手がブレザーのボタンを外しにかかり・・・・
「「お前ら、何やってんだッ!!」」
重なり合う男女の叱責の声が聞こえた。
「「あのなぁ・・・・・」」
「むぁ、っ・・・・な、にやら、騒がしいな・・・・ひぁッ、」
「関係ないね・・・・それともやめたいの?」
「やらっ、もっと・・・・ね♪」
「「だから人の話を聞けっての!!」」
「うるさいな、和馬」「うるさいな、真帆」
「「うるさいもクソもあるか、バカ!ここをドコだと思ってる!?」」
「「教室」」
「「わかってんならイチャイチャすんなよ!」」
そう、霞月:玲華がベタベタイチャイチャえろえろしていたのは昼休みの教室。
きっかけは霞月の頬についたご飯粒を、
「む、おい霞月。ご飯粒が・・・・んむっ、ついてたぞ♪」
頬のご飯粒を口でついばむ。
「ありがとう玲華。じゃ、一応お返しね」
「うん・・・・・ん、」
「じゃぁ、私からもお返しだ・・・」
そこからキスの応酬が始まったわけなのだが・・・
844 :
名無し曰く:2007/10/20(土) 23:28:34 ID:WXfDZhwS
クラス中がドン引きする中、霞月と玲華は2人だけの世界に没頭し始めた。
あるものは教室から出て行き、あるものは音楽を大音量で流しながら読書にふけっていた。
誰も注意しない、邪魔しない。
切れ味鋭いナイフ(玲華)、鞘兼番犬(霞月)をいかにして止められるだろうか。
「まったくぅ・・・・・どうしてお前らは、おい!話聞けよ!」
「どうした和馬?最近姉さんにくるものがきたから俺はご機嫌なんだ」
「いや、個人的にはどうでもいいんだが・・・・」
「玲華!お前なぁ、学校ではあれだけするなっていったろ!」
「しかしだなぁ・・・・一度味わった快楽というものはなかなか忘れられんのだ。こう・・・・ぞくぞくしないか?」
「わ、わかるけどな・・・・それは・・・その、和馬の・・・・アレが、ぐりぐりって、・・・・・はっ、俺は一体何を考えて・・・・」
「唇と舌による愛撫だけでもいいんだが、いつのまにか霞月が脱がそうとするんだよな・・・・・嫌ではないが。」
「そ、そうじゃなくて・・・って、「「話聞けや!!」」
また再び深い口付けを交わし、
「ねえ、玲華。男の子と女の子、どっちがいい?」
「私は男の子だ」
「なんで?」
「霞月のような男に育て上げるからだ。優しくて、カッコよくて、たくましくて、凛々しい・・・」
「そんなのなら俺は女の子な」
「私に似るかもしれんぞ?」
「大歓迎だね、玲華の方こそカッコいいし、でも可愛いし。」
「男の子だ!」
「女の子がいいって」
「むぅ・・・・なんでここまで張り合うんだ」
「まぁ、いいじゃない。いざとなったら2人産めばいいんだし」
「それもそうだな。ン、ちゅ、むっ・・・・・っはぁ、 それまでには、たくさんしてくれないと・・・・困るぞ?」
「任せてよ、『姉さん』」
「ああ、私も頑張るからなっ♪」
まぁ、これで・・・・これはこれでいいのかもしれない・・・・
845 :
名無し曰く:2007/10/20(土) 23:29:21 ID:WXfDZhwS
追記:
「なぁ、和馬は・・・・そのだな、っと・・・・男の子と女の子。どっちがいい?」
和馬、まよう。
[エピローグ]
「やっべ、母さん!パンと牛乳用意して!!」
「おかーさん、兄さんが遅いから別に用意しなくてもいいよぉ〜」
「てんめ、っ・・・あとで覚えてやがれよな!」
あいも変わらずこの家は騒がしい。
階段を駆け下りる音。
ネクタイを締めつつブレザーを片手に、牛乳を一気飲み。そしてパンを咥えて玄関に向かう。
「もう少し余裕持てないのか?夜更かしは体に毒だぞ」
「しょうがないじゃん。お父さんみたいなの目指してんだから、勉強はおろそかにできないよ」
「俺みたいなのを目指してもしかたないぞ?嫁に尻にしかれるのがオ、ふぶっ!」
「今日は会議じゃなかったのか?霞月?私もその会議に出席する予定だしなぁ・・・」
「あででで・・・・・なんで「あなた♪」とか呼んでくれないのかねぇ?玲華」
「はぁ?まずは私の会社の業績を上回ってから吼えるんだな」
「あはは・・・・学校遅れそうだから行くね、お母さん、お父さん」
「気をつけろよ」
「んふっ、いってらっしゃい」
846 :
名無し曰く:2007/10/20(土) 23:29:52 ID:WXfDZhwS
あれから7年近くが経った。
霞月は義父の会社を継ぎ、玲華も母の会社を継いだ。
どちらも、大き目の中企業だったのをこの二人は社会の流れを読み取り大企業へと発展させた。
もともとカリスマ性があった両者は、その実力が均衡し合い財政界の2トップへとのし上がった。
玲華の両親は会社を譲り渡した後、田舎へと隠居し。自由気ままな生活を送っているとのこと。
そして、玲華は2人の子供を授かった。
奇跡がおきた・・・・とでも言うべきだろうか?
しかし、家はそのまま。けして大豪邸などではない。
「玲華、子供に『家、大きくしよう』って言われたんだけど・・・」
「却下だ」
「やっぱりね」
「だって・・・・思い出が、あるじゃないか」
「ふ、・・・・ねぇ、『姉さん』目、閉じてよ。」
「わかった、早く済ませろよ。会議に遅れるわけには・・・いかないんだから」
いきなり霞月の携帯がけたたましく鳴る。
「はい、しゃちょーです。現在この電話は使われていますが、かなり俺は不機嫌なので切らせていただ、」
『そんな場合じゃないですって!早く来てください。今、何時だと思ってるんです!?』
「へ?ぉう・・・・・20分ぐらい過ぎてるな。」
『過ぎてるな・・・じゃないです!ドコにいるんですか。迎えにいきますから!!』
ぶつっ、と携帯の電源を落とす。
「いいのか?」
「俺は社長ですぜ?」
「私もだが?」
「キスと会議、どっちがいい?」
「わかりきったこと聞くんじゃないっ」
この唇に感じるぬくもりをいつまでも
いつまでも感じていたいと・・・・
思う。
−END-
847 :
名無し曰く:2007/10/20(土) 23:30:24 ID:WXfDZhwS
[番外編 〜季節とか気にしたら負けだとか思ってる〜 ]
「さて、海行こうな」
和馬がいきなり真面目な顔で迫ってきた。
「な、なんだよいきなり。男だけとか・・・・ナンパは真帆ちゃんに殺やれるぞ?」
「ちっがう!!
このSSをお読みになってる方々は、さらなる萌えをご所望なんだ!
けして作者が、『こんなのあったらいいなぁ・・・』とかベッドの中で妄想してたわけじゃないんだ。
夏といえば海だろう。CG回収、もしくは好感度上げのイベントだろうが。
どんなゲームにもラノベにもあるだろう、この王道パターンは外せないんだよ!!」
「なんでもいいが、システム的なツッコミはいらんぞ」
空になったオレンジジュースのパックを握り潰しながら力説する和馬に圧倒されつつも、その意見には納得している霞月だった。
「今週の末。それまでに玲華さんに話とおしておけよ」
「わかったっつの、わかったからこっちみるな」
・・・・というわけで、
「暑っ・・・・」
「仕方ないだろ。女性は着替えるのに時間がかかるんだ。こうして海パンはいてくればいい俺らとは違うんだよ」
「でも、玲華遅いな・・・・」
「おっ待たせぇ〜」
「真帆、結構時間かかったな」
「まぁな、今日のために選りすぐりの水着を玲華と選びに行ったぐらいだしな」
真帆の水着はというと、
オレンジ色に染色された布地だ。
ビキニとは違うタンキニ。
たわわに育った果実を押し込むように、水着が食い込む。
しかし、いやらしい色気はない。どちらかというと万人が、かわいい、と思える水着だった。
「実はなぁ・・・・玲華が水着を着るのを恥かしがってさ」
真帆は後ろに隠れていた玲華を前に引っ張り出した。
848 :
名無し曰く:2007/10/20(土) 23:31:16 ID:WXfDZhwS
「「んくっ・・・・」」
和馬、霞月とも息を呑んだ。
なぜなら色気が凄まじかったからだ。
玲華の水着は、
主に黒で染められていた。
真帆とは違い、バリバリのビキニ。
いろんなとこに食い込む食い込む。
隠すとこだけ隠す・・・というコンセプトなのだろう。かえって裸よりいやらしく感じる。
胸を張ってビーチを縦断すれば注目の的となることは間違いないだろうが・・・・
玲華は違った。
涙目でおへそとふとともを手で必死に隠そうとする。
前を隠せど後ろがはみ出る。逆をしても一緒。
猫背&内股がまたなんともいえぬ色気を生み、視神経を介して脳へと伝えられる。
これが「そそる」というものなのか・・・・と男二人は実感していた。
「玲華、そのさ、パレオとか持ってないの?」
「準備してなくて、は、・・・恥ずかしい・・・・」
「なんか凄いいろっぺーな・・・・」
「なんだ?和馬もあんなのがいいのか?」
「お前はそれでいいから安心しろ」
「にっ、えへへへ・・・・」
「おい霞月、とりあえず泳ぐぞー」
まだ日は高い。
「「ジェットストリームアタック!!」」
「「3人いないだろ・・・・」」
「それー、和馬、アタックしろよ」
「だろうな・・・っと!」
ビーチバレー大会。
結果、真帆&玲華の 負け。
「かずくん酷いっ、女の子にパシリさせる気?」
「いっつも男みたいなもんじゃねーか!こういうときだけ女になりやがって」
「もういいもん。お弁当作ってあげないんだからねッ!」
「そ、それはナシだろ。俺が困るって!!」
「霞月」
「はいっ!」
「どうする?」
「あ、えい、うぁ・・・で、でも勝負は勝負だし・・・」
「じーーーーー・・・・」
「ですから、ね」
「じーーーーーーーーーー・・・・・」
「あ、あの?でもさ、」
「ぢぃーーーーーーーーーーーーーーーーーーー・・・・・」
「わかりましたって・・・・ったくもう」
「誰も頼んでないが?」
「パシリさせてください、姉上」
「なら仕方あるまい♪」
財布を片手に海の家へと駆けてゆく男二人。
849 :
名無し曰く:2007/10/20(土) 23:31:47 ID:WXfDZhwS
しばらく経って、ビーチパラソルの下に帰ってくるが2人の姿がない。
「おい、お前の真帆ちゃんはドコいったんだ?」
「お前の玲華さんもだろ?」
「しゃーねぇから先に食ってようか」
「まぁ、その辺で遊んでるだろうし。何かあったら真帆ちゃんに頼むよ」
「何かあると思うか?」
「ないな、ナンパされそうにもないしな」
「ぶっは、それ笑えるっ」
焼きそばを頬張りながら、他愛もない会話を交わす和馬と霞月。
「かーずくん♪」「霞月っ!」
ふいにやわらかい物体が背中にぶつかった。
ぶつかったまではよかった・・・・
しかし、その後が問題だった。
「やっ、はぁ!ま、真帆っ!そこの、ダメだっ!!」
「玲華こそ、膝が、食い込んで、ふむ、ふぁッ!!」
なんでこんなことになったのかは、和馬と霞月が焼きそばを頬張っているところから振り返らねばならない。
「かーずくん♪」「霞月っ!」
「んぁ?」 「ふむっ?」
振り向きざまにほっぺにキス。
というのが、玲華と真帆の作戦だった。
しかし・・・・重大なミスをおかしてしまった。
和馬と霞月は背格好がとても似ている。
顔を伏せながら昼ごはんを頬張っていて、髪型ではどうも区別がつかない。
直感に任せた行動こそ、墓穴を掘る布石。
なんと、玲華は和馬に。真帆は霞月にキスをしてしまったのだった。
850 :
名無し曰く:2007/10/20(土) 23:32:45 ID:WXfDZhwS
(なぁ、なんで正座なんだろう?)
(私に聞くな、そもそもこの作戦を考えたのはお前だろうが!)
「「黙って話を聞く!!」」
「「はいっ!」」
「「まったくお前というヤツは、昔から〜・・・・・・・・
(で、いつまでつづくんだ?これ)
(わかんないけど、怒った和馬って結構ねちねちしてるんだよ・・・・)
(安心しろ。霞月もそうだから)
「「きいてんのか!?」」
「「すいませんっ!!」」
「よって判決は俺らで考えた結果、『手を使わずにローションを塗りあいっこ』に決定した!」
「「だ、誰がッ!?」」
「「お前ら」」
で、今の状況に至るわけなのだが・・・・
「らめらっ!そこは、霞月にだけッ!!」
「玲華も、胸触って、ふぁっ、」
「なんか、体、火照ってきて・・・・にゃぁ、ぅ」
「胸が・・・敏感、にぃッ!!」
「し、洒落になんねーな・・・・これ」
「お前が発案したんだから責任取れよ」
「いや、でもここまでエロくなるなんで思わなかったんだよ!」
「姉さんにもしものことがあったらどうするんだ?」
「もしも・・・って?」
「百合の道に進んだらどうするんだって話」
「ちょ、ちょっと待て。そしたら犠牲は俺の真帆か!?」
「さぁ?それよりもさ、」
「なんだよ」
「なんでお前体育座りなの?」
「お前もだろ・・・・こんな状態で立ってられっかよ」
「たってるだろ?」
「おまえもな」
ふと見渡せば周りの男性客が体育座りをしているのが、よく見かけられる。
まぁ、理由はいわずもがな・・・・だろう。
さぁ。
夏はまだ長い。
=Fin=
851 :
名無し曰く:2007/10/20(土) 23:33:16 ID:WXfDZhwS
さて、今回で完結といたしたわけなんですが・・・・
ちょっと描写が難しかったですねwww
最近はトゥハー2をやり始めまして・・・・ww
タマ姉いいよ、タマ姉wwwww
まぁ、エクステンド(?)は回想シーンあるみたいなんで楽しんでやっていきたいと思います。
キミキスもエロゲ化すればいいのに・・・・・
このスレ自体が大詰めですねwwww
果たして2スレ目は立つのか!?w
ちなみに、和馬たちが通っている学校はブレザーです。
男子はネクタイを、女子はリボンネクタイです。
ソックスは黒:白の2色。
ニーソかハイソから、萌える順で頭の中で妄想しちゃってくださいな。
べ、別に次スレで書こうとか思ってるわけじゃないんだからねッ!
では、いずれまたどこかで。
ばいなら〜ノシ
携帯からだがGJ!!
GJ!!
これで終わりか〜。なんか寂しい。
次作に期待か?
俺もキミキスのエロゲ化を激しく望んでるよ
でもスレち、、、、、、って、前にもまったく同じ会話が、、、
まあ、いっかw
乙
超GJ
待ったかいがあったぜ
856 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 04:31:14 ID:M8KNC5XO
2chエロパロ保管庫以外のwikiっぽいページの保管庫はないですか?
超GJ
ありがとうございます。>制服
ただ、学校行事のCGが見(ry
858 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 01:53:06 ID:dzpH+Dq9
かなり息子がお世話になりまして…
次回作マダー?
このスレは落とさせない
超GJ
海に行った翌朝、和馬と霞月が干物になってる悪寒
なにやらよいスレを発見しました。
しばし軒先をお借りします故。
ねーねー、誰かかいてくれまいかー?
Hの時だけデレデレ…
アンアンデレデレ
アンデレ…いやなんでもない
アンデレセン童話……
865 :
無印職人:2007/11/04(日) 23:27:23 ID:Bw6Sc+CA
アクセス規制に巻き込まれた…orz
アンデレセン童話、規制明けるまでお待ち下さい。申し訳ない。
867 :
無印職人:2007/11/05(月) 00:08:36 ID:csl4ai1G
すみません、なんか待ってるの嫌気さしたんで、やっぱちょい頑張って携帯から投下してみます。
では、少しスレをお借りします。
868 :
無印職人:2007/11/05(月) 00:09:46 ID:csl4ai1G
「マッチ……マッチはいかがですか……」
それは、12月の雪がしんしんと降る寒い夜の事でした。
道を行き交う人々が積もった雪を踏みしめる音が、しゃぐ、しゃぐと聞こえて来ます。
厳しい寒さにもかかわらず町は活気に溢れ、高そうなスーツを着た紳士や、温かそうな毛
皮を纏った婦人達が次々と現れては、雑踏の中に消えていきます。
そんな人ごみの中で、その少女はマッチを売っていました。
「マッチは……。マッチはいかがですか……?」
道行く人々と比べるまでもなく、大層貧しそうなぼろぼろの身なりのその少女は、か細い
声でマッチを売る為に人々に声をかけ続けます。ですが、誰も相手にはしてくれません。
「マッチはいかがですか……?」
「おやおや、これは可愛らしいお嬢ちゃんだ。だが、私は生憎タバコは吸わんのでね」
「マッチはいかがですか?」
「いや、俺ライター持ってるしいいや」
「マッチはいかが……」
「まっ!なんて汚い娘ザンショ!近寄らないで頂戴!しっしっ!」
「マッチはいかがですか?」
「マッチぃ?んなもん要らねえさ。お前さんなら買ってやってもいいぜぇ?へへ……」
「マッチは……」
「ねーねーおねーちゃん、まっちってなあに?」
「マッチ……」
「え?近藤真彦がどうしたって?」
誰もマッチを買ってはくれません。
マッチ売りの少女は、困り果ててしまいました。
「どうしよう……。全然売れないわ。このまま帰ったらお兄様に……」
はぁ、と溜め息をつくマッチ売りの少女。
少女はもう疲れ果てており、町の片隅に座り込んでしまいました。
「はぁ、寒い……。こうしてると、凍えちゃいそうだわ……」
とにかく寒いこの町です。
少女の纏っているぼろ布などでは、この寒さをしのげるはずはありませんでした。
寒さはどんどん厳しさを増し、少女の体力を奪っていきます。
ひざを抱えて、少女はがたがたと体を震わせ続けていました。
「ちょっとくらいなら……使っても、いいよね」
ぼそり、とそこにいない誰かに言い訳をするように呟いた少女は、すぐ近くに置いていた
バスケットから売り物のマッチを大事そうに一つ取り出し、少しためらった後に、火を点
けました。頼りない細い木の棒に点った小さな小さな炎は、それでも少しくらいは彼女を
暖めてくれました。
「暖かい……」
869 :
無印職人:2007/11/05(月) 00:11:20 ID:csl4ai1G
小さな炎がくれた温もりは、少女の頬にちょっとだけ笑みを取り戻してくれました。
ですが、所詮はマッチの火。数秒もしたら、すぐに燃え尽きて無くなってしまいます。
その温もりが忘れられない少女は、もう一本、もう一本と次々とマッチに火を点けました。
目の前で揺らめく炎をぼんやりと見つめながら、少女が呟きます。
「ああ……。この炎が、豪華な料理だったらいいのに……」
するとどうでしょう!
少女が呟いた通りに、炎が大きく揺らめいて形を変え、やがて豪華な料理へと
「なる訳ないわよね……」
なる訳ありませんでした。残念ながら、現実はそう甘くはないのです。
「もう帰ろっと……。そもそも、このご時世にマッチなんか売れるはずないのよね」
ゆっくりと立ち上がると、少女はとぼとぼと歩き出しました。
行き先は、もちろん少女の家です。
手にしたバスケットの中には、売れなかったマッチが山積みになっていました。
「ただいま……」
「おや、お帰り。で、どうだった?マッチは売れたかい?」
家に着いた少女を出迎えたのは、少女のお兄さんでした。
お兄さんは、にっこりと優しい笑顔を浮かべながらも、さっそく売れ行きを確かめます。
「おや、全然売れてないじゃないか……。もっと頑張らなくちゃ駄目だろう?」
「だってぇ……」
ぷくー、と頬を膨らませる少女。
その仕草はとても愛らしく、マッチを売っているときのしょぼくれた様子とは別人のようでした。
マッチョー、マッチョーはいかがですかー?
871 :
無印職人:2007/11/05(月) 00:14:33 ID:csl4ai1G
「私だって頑張ったもん……。でも、この時代にマッチを売るってほうが無茶なんだよ…
…」
「そうかなぁ?いいビジネスだと思ったんだけど……」
「全然売れないよ。お兄様の役に立とうと思って、頑張ったのに……」
「ん〜……僕の方は、一応全部売れたんだけどなぁ。」
見ると、テーブルの上には空のバスケットが二つ、置いてありました。
「何でか知らないけど、何人かのお客さんがすっごいまとめ買いしてくれてさ。
あんなにいっぱいのマッチ、何に使うんだろうなぁ……。ついでに、やけに写真撮られた
り握手求められたりもしたけど、何でなんだろう?」
「……それ、全部女の人じゃなかった?」
「え?……あ〜、そういやそうだったかも。偶然だなぁ」
「…………」
「最近の女の人の間で、マッチが流行ってたりするの?だとしたら、やっぱりこれはビジ
ネスチャンスなんじゃないかな?売れなかったのは売り方がまずかったんじゃ」
「……その人たちが欲しかったのは、マッチじゃないと思う……」
溜め息交じりの少女の言葉に、しばらくお兄さんは考え込んでいましたが、やがて考えて
も仕方が無い事だと割り切ったのか、急に話題を変えました。
「ま、それは置いといて、と。ちゃんと売れなかった子には、お仕置きしないとだよ
ね?」
そう言って、優しげな、しかしいかにも裏のありそうな笑顔を浮かべるお兄さん。
するっ、と少女の後ろに音もなく回り込むと、少女の体をぎゅっと強く抱きしめました。
お兄さんの吐息が少女のうなじにかかり、少女は切なげな声をあげます。
「ゃんっ……。ほ、ほんとにお仕置き……されちゃうの……?」
「そりゃあね……。次から頑張って貰うために、お仕置きは必要だろう?」
「そ、そんな事言っても……どんなに頑張っても、マッチなんか売れないよぉ……」
「いや、売れるよ。頑張りさえすればね。だから、今日はお仕置き」
「ふゃぁ……」
言葉を交わす間にも、お兄さんの手は少女の体を優しく撫で回していました。
手が敏感な所を通るたびに、少女は小さく声を漏らします。
早くも少女の体からは力が抜け、足ががくがくし始めました。
「っ……。お、お兄様ぁ……。立って、らんないよぉ……」
「そう?でも、これはお仕置きだからね。もうちょっと頑張って」
「そんな……ひゃぅっ!!」
お兄さんの右手の指が、ついに少女の一番大事な所を捉えました。
下着の隙間から無理矢理指を入れると、そこはもうたっぷりと濡れていて、ぬるぬると柔
肉が指に絡みついてきます。左手ではまだ成長しきっていない胸の感触を愉しみながら、
お兄さんは耳元で甘く囁きます。
「もうこんなに感じちゃってるのかい?いやらしい子だ……」
「そっ、そんな……!それはお兄様が……ぁっ!!」
頬を真っ赤に染めて反論しようとする少女ですが、敏感な蕾を軽く撫ぜられただけで、そ
の言葉は封じ込められてしまいます。更に追い討ちをかけるかのようにお兄さんは少女の
耳をはむはむと唇で甘噛みし、少女は完全に言葉を失ってしまいました。
872 :
無印職人:2007/11/05(月) 00:15:55 ID:csl4ai1G
「や…………ぁ…………っ!!」
「ふふ、気持ち良さそうな顔だね……」
「〜〜〜〜〜!!!!」
ぶんぶん、と目を堅くつぶって首を振る少女。
しかし、それが本当に否定を表すものなのかは、誰の目にも明らかです。
「可愛いなぁ……。でも、まだそうやって否定できるって事は、お仕置きが足りないって
事だよねぇ?だって、いつもお仕置きの最後にはとっても素直になってるもんね?」
そういうと、お兄さんは軽々と少女を抱え上げ、寝室へと少女を運びました。
どさっ、とベッドに下ろされた少女は困惑気味にお兄さんを見上げます。
「お……兄、様?」
「そろそろ、本気でお仕置きしてあげる。頑張って耐えて……?」
お兄さんはおもむろに、少女の下着を脱がせました。
スカートに隠れて良く見えませんが、どうやら下着と少女の秘所の間には、一本の糸が伸
びているようでした。
そしてお兄さんはそこに顔を突っ込み、ぺろぺろと大事な部分を舐め始めます。
「ゃああっ!!お兄様、そこは、そこはぁ……!!」
とっさにお兄さんの顔を押さえる少女。ですが、その行為は少女の意図とは逆に、お兄さ
んの顔を自らの秘裂に押し付ける行為にしかなりませんでした。
押さえつけられたお兄さんの愛撫は激しさを増し、更に少女を責め立てます。
「あっ……!そこ……!そこ、気持ち良いよぉ!!」
少女の理性は、一瞬で融けてしまったようでした。
快楽に顔を歪め、ぐりぐりと先程とは違い、自ら望んで兄を押し付けます。
舐められる事がよほど気持ち良いのでしょうか、その目は焦点を結んでいません。
「きっ……気持ち良ぃ……気持ち良いよぉ……!!」
一方、兄も行為に夢中になりつつありました。
一心不乱に舐め、吸い、少女を貪ります。
舌を挿入したり、蕾を嘗め回したり、或いは優しく歯を立ててみたり、愛液をずずっと音
を立てて吸い上げたりと、その責めのバリエーションは枚挙に暇がありません。
そして、その全てが少女を高みへと追い詰めているのでした。
「ぃゃあ……!ああっ!あん、そこ、舐めてぇ、もっと、もっとぉ!!」
最早少女に、強がる余裕など一切ありません。
はしたなく愛撫を求め、快感を叫ぶ一匹の淫獣のように成り果てていました。
どれほど長い間その愛撫は続いたでしょうか、やがて本当に少女が果ててしまいそうな頃
合いに、お兄さんはふと舐める行為を中断し、顔を上げました。
その口元には少女の液でたっぷりと汚れており、なんとも淫らな香りが鼻をつきました。
873 :
無印職人:2007/11/05(月) 00:17:02 ID:csl4ai1G
「……ふぇ?何で、何で止めちゃうのぉ……?」
少女は不満そうに声をあげます。
その声を無視して、お兄さんは少女に問いかけました。
「……ねぇ、僕の事、好き?」
「え……?何でそんな事聞くのぉ……?」
「いや、こんな事して、僕嫌われたりしてないかなって……ね」
「そんな事無いよ……!」
少女は、淫らな表情を少し残したままにっこりと微笑み、お兄さんに言います。
「私、お兄様の事大好きだよ……?だから、もっとお仕置きして欲しいの……。お兄様に、
お仕置きされて、気持ちよくなりたいのぉ……」
その淫靡な笑みは普段の少女からは想像も付かない物で、お兄さんは目を奪われます。
「だから……ね?私に、もっとえっちな事してぇ……。大好き、大好きなのぉ……」
「……そうか、ありがと。僕も、嬉しいよ」
「へへ……。じゃあお兄様、私に、挿れて……くれる?」
くぱぁ、と自らのものを拡げる少女。
お兄さんはそれを見てごくりと生唾を呑みましたが、ぶんぶんとかぶりを振ると、少女に
こう言いました。
「それは駄目だよ。これは、お仕置きなんだから」
「えぇ〜……?」
「だから、それは今度、ちゃんと売れた時のご褒美に取っておかなきゃ。そうしたら、次
も頑張れるよね?」
「うん……頑張る……」
「よし、良い子だ。じゃあ、そろそろお仕置きも終わりだ。一気に行くからね……?」
そう言って、再び少女の股に顔を埋め、淫らな行為を始めるお兄さん。
その勢いは先程の比ではなく、元々昇り詰めかけていた少女は、一気に高みへと突き上げ
られます。
「ひゃうぅっ!!お兄様、はげしっ……!気持ちいいよぉおおお!!」
秘所に口を付けているため、喋れないお兄さん。
ですがその時、仮に口を付けていなかったとしても、お兄さんは何も話せなかった事でし
ょう。
お兄さんの頭の中は、全てが少女を気持ちよくさせる事だけに使われていて、他の事は何
一つ考えられなくなっていましたから。
「いいよぉ、お兄様ぁぁぁ!!イクっ……!イクぅぅぅぅっっっっっっ!!!!」
快楽で真っ白に塗り潰された頭の中で、少女はかすかに残った意識をフル稼働して、考え
ていました。今回貰えなかった、「ご褒美」の事を。
(お兄様……次は一緒に気持ち良くなって、くれるかなぁ……?)
少女は結局、「ご褒美」を貰えたのでしょうか?
……それは、またの機会にお話するとしましょう。
これは、12月の雪がしんしんと降る寒い夜の事でした。
どこか遠くに住んでいた、幸せな兄妹のお話です。
GJすぐる
875 :
名無し曰く:2007/11/05(月) 00:21:18 ID:PmwLoUs6
妹萌えではないが・・・・
よかったぜwwww
876 :
無印職人:2007/11/05(月) 00:25:29 ID:csl4ai1G
>>846 こうですかわかりません!><
こんなのでも、楽しんで頂ければ幸いです。
ところで、前作の無意味と紅印のSS、好評頂いたようで本当にありがとうございました。
続き希望も頂いたようですが、実は続きはあります。
真心とか登場すらしてませんし、張りっぱなしの伏線いっぱいありますしね。
ですが、それは将来的に作る予定のHP用で、ここで公開する予定はありません。
何故かと申しますと、ここで連載してしまうと、どうしてもスレタイに沿わないエピソードが
出て来てしまうのです。(スレタイに沿わないシチュでのHとか、非エロのエピソードとか)
なので、大変申し訳ないのですが、続きを公開する事は出来ません。
ご了承下さい。
代わりと言ってはなんですが、ちょこちょこ違う話も書いたりしてますので、
そちらをお待ち頂けると嬉しいです!
877 :
863:2007/11/05(月) 00:26:30 ID:KjZvyo83
イイ(・∀・)GJ
自分で言っといて何だが
アンデレじゃ
Hの時だけじゃなくてHの後だけだなw
878 :
名無し曰く:2007/11/05(月) 01:00:48 ID:PmwLoUs6
結局書こうとしてもツンデレらしきものしか書けなんだよな・・・・OTL
879 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 15:48:19 ID:eFxPybhF
そんなことはない!
曰くさん頑張って
マッチ売りの少女は売春婦の隠喩だと何かで見た。
花売りもナー(ある意味そのものズバリなんだが)
その通りだーーーーー!!
承知したーーーッ!(いや、一般論だったんだけど…)
>>882おい嘘だろ…嘘だと言ってくれ……頼むから嘘だと言ってくれェェェェェェェ!!
エアリスはFFTだと世界観と相まってさらに売春婦っぽく見えるからなw
このスレで娼婦というと
>>1の
普段は普通の女の子なのに
Hの時になると淫乱でもないくせにデレデレになってよがりまくる。
な感じのシチュ
のぴったりだな。
仕事だけど。
>>887 それだと演技にしか見えなくて萎えるわw
娼婦のお姉さんには萌えないこともないけど。
保守
(霞月:玲華&和馬:真帆)の中学時代はどんな制服ですか?
保守
保守
893 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 22:37:58 ID:iUxYu8JQ
age
ツンデレとはまた違うのかな。
普段は無口だろうがヤンキーだろうが何でも良いんだ、ただHの時だけデレるんだったらそれで良い。と言う事で解ったなら投下するんだ
>>894!!!
あー花売りって売春のメタファだったのかw
スクエニ深いなw¥
このスレみるまできづかんかったわw
誰か書いてくれないかなぁ……。
俺のターンになっちゃうの嫌だから、投下も出来ないし。
せめてあと職人が二人程増えればいいんだけど……。
次の圧縮で落ちたりしないよね?ここ。
>>897 乗るか反るか……とりあえず今から書いてみるわ
スレ汚しになったらスマン
wktk
wktkしつつ保守
901 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 00:17:42 ID:Vrim++zy
さりげなく保守
ここって保管庫ないの?
そろそろ次スレ?
>>903 980レス、または490KBくらいが妥当だろ。
場所は東京都内のとある高校、校内敷地面積約5q平方、生徒数約6800名
まず都内では類を見ないマンモス校であり、
その生徒数から、運動や勉強全般、生徒の希望さえあればどこまでも伸ばすという校風が作られ
ほぼ毎年定員割れという敷居の低さながら、文武が高水準で両立するという完全に異常事態な学校である
その為、上と下で極端にレベル差が激しい最中、勉強組、運動組、落ちこぼれ組、天才組、
そのどれにも属さず、完全に真ん中の成績を維持している珍しい男があった
男の名は佐藤寛、勉強、中の中、運動、下の中、ルックス、中の下、
変わった所と言えば英語が極端に悪く、数学が極端に得意・・・という所か
いや、あと一つ・・・
毎朝必ず8:30に登校、その後教室の隅で特に誰とも話すわけでもなく黙々と授業をこなし
影の薄い人No1と評される彼が、唯一注目を集める時がある
異常なまでの迫力で毎回昼休み、昼食時間に寛を追い掛け回す幼馴染みが一人
「寛ィ!!ちょっと待たんかァァァア!!」
「ぎゃァァァ、ちょ、何ィィィ!!?」
どうにか逃走による抵抗を試みるが、百m11秒フラットを切る彼女には無意味
いつものように逃走路を絶妙にコントロールされ、壁際などで退路を絶たれる
「お前今こっち見て何かボソボソ言ってたよなァ・・・何言った?怒らないから言ってみ?」
「言ってません何も言ってません絶対に言ってません」
「ほォ・・・つまりおんしゃァウチが嘘ついとると・・・」
「!!!」
「歯ァ食いしばれェ!!」
【佐藤がシバかれてる間にこの女生徒のプロフィール公開^^悲鳴と絶叫は頭の中で補正ヨロシク】
毎回昼休みに影の薄い生徒─佐藤を襲撃、必ずシバキ倒すこの女、稲葉美香というのだが・・・
ありとあらゆる人間が揃うこの学校でも異例の注目を集める訳は
校内の不良勢力の中で、最強の一つと呼ばれながらも一昔前のスタイルを維持し、
一般生徒に絶対に迷惑をかけず、義に厚く筋道を通し言ったことは絶対に曲げない
しかも仲間になること自体がそう簡単には行かず、完全に少数精鋭ということから
不良ながらも校内外で絶大な人気を博している女生徒限定不良集団、Genocide
その中でも頭一つ飛びぬけた強さで一年にしてトップに上り詰めた経歴の持ち主
さらには不良であるというのにスタイル、顔立ち、成績等も非の打ち所が無く
最早一年のカリスマと呼ぶに相応しいのだが、
それが昼休みにどう見ても不釣合いな影の薄い男子を追い掛け回しているのだ
追いかけられる本人には堪ったもんではないが、近くの生徒の目からは羨ましすぎる光景
これが注目を集める大きな理由でもある
・・・ていうかこの女は地域によってはヘタな芸能人よりはずっと顔が売れているのだが
【佐藤がボロ雑巾にされ、稲葉の気が済んだようなので再開】
「・・・・・・・・・・・・」
体中がズタボロになり、(無駄な)抵抗のために全精力を費やし、
誰の目から見ても確実に灰になった佐藤を残し、上機嫌で自分のクラスへと帰っていく稲葉
佐藤には悪いがもう少し稲葉に居てほしかったという周囲の残酷、そして妥当な願望と、
よく耐えたな・・・という賞賛の眼差しに見守られながら教室へと戻っていく
しかし時既に遅く、結局昼食を食べられずに昼休み終了のチャイムが鳴る
心の中で血の涙を流しながら、5〜6校時の準備を始める
このどことなく哀愁が漂う光景だけでも周りから同情を得ることは出来そうなものだが、
生徒の注目の対象は完全に別に移ってしまっている、
早い話、幸か不幸か稲葉がいなければ佐藤が焼かれようが煮られようが誰一人気に掛ける事など無いのだ
そして最早完全に空気と同化したまま帰路に着く・・・
やっとのことで長い長い学校が終わり、家に着く
自宅が高級マンションの最上階であること─これは内緒にしていることの一つだ
家の中へ入っていく・・・人の気配は全く無い
三年前に親が海外出張の途中で失踪したこと─これも内緒にしていることである
乱雑にカバンを放り出し、明らかに尋常じゃない改造がしてあるパソコンに向き合う
ハッキング愛好会「Plan」に属していること─これも人には言えないことである
自分一人、主にハッキングで生計を立てていること─秘密である
「さて・・・と」
稲葉は余りにも派手に動きすぎている
不良が目立つということは狙われやすいということだ
「えーと・・・あ、やっぱり」
そんじょそこらの不良では稲葉達には手出しできないだろう─したとしても返り討ちなだけ─
ただそれでも今のように時たま抗争のようなことになる、
その場合バックに何かヤーさんがいたりすることが多いのだ
情報と脅しを武器に幼馴染みを護っている人間がいることを知らずに・・・
「ヶヶヶ・・・」
平凡な顔だった寛の顔に邪悪な笑みが広がる─薄暗い中でもハッキリと分かるほどに
「さァて・・・広域指定暴力団「相沢組」系列の「山澤商事」かァ・・・」
あっという間に今回の抗争相手の背後にいるヤーさんを調べ上げ、
恐ろしい速さで幾重ものカモフラージュを突破し、あっという間に「Plan」のページへ辿り着く
「成功報酬は・・・800万くらいでいいかな・・・と」
黒と銀で縁取られた掲示板のようなページで、
「東京都:山澤商事:○-××-△△:Plan-Lost:¥800」という板を貼り付け、詳細を書き込む
ネットマネーから800万を引き降ろして掲示板の「成功報酬」に移す
あと暫くもすれば山澤商事を強請れるだけのネタが舞い込むだろう
こうやって稲葉達はヤーさんから保護されているのだ─これも秘密だが
とりあえずこの頃気にかかっていた抗争とやらにヤーさんが関わることは無くなった
「ていうかそろそろ抗争だのなんだのっていい加減にしてくれないかなァ・・・無理か」
余程血に飢えているのだろう・・・
稲葉はたまに抗争とかになるとこれでもかと言う程に目の色が変わる
「んじゃ・・・ちょっと資金稼ぎでもするかな」
「Plan」のページをめくり、成功報酬がなるべく高そうな依頼を探していく
もっとも─パソコンからだけだと高額の依頼はウィルス製作依頼程度しかこなせないのだが・・・
「ふぃ〜、稼いだ稼いだ〜♪」
ウィルス作成依頼を二件、サイト乗っ取り依頼一件をこなし、やっとパソコンから目を離す
「おっとと・・・もう2時回ってるのか」
気付くと深夜までやっていることが殆どである
「腹減ったな・・・なんか買うか」
よくよく考えると昼飯も抜いていた─どうりで体に力が入らない訳だ・・・
心の中で「|liorz」などと考えながら家を出る・・・と
誰かがマンション出入り口の横でうずくまっている
「あり・・・誰・・・・・・!!!」
目の前にいるのは昼飯を抜く原因になった・・・
少ない睡眠時間の大半を悪夢へと変える・・・
もうトラウマの象徴と化している・・・・・・稲葉だ
「え・・・ちょっ・・・な、何の御用でしょうか美香様」
「あ、寛・・・ちょっと遊びに来たんだけど、いいかな」
あれれ〜・・・何・・・アリエナイでしょ・・・こんな時間に、しかもうずくまっててさ〜
ていうかなんか言葉使い別人だし
「あ、うん別にいいけど」
食料の買出しを諦め承諾・・・いつだってNoと言えない自分は負け組ですよね
「\(^o^)/」←こんなことを考えている間に家に着く─実際何の御用で・・・
ていうかこんな衰弱状態でヘタに怒らせれば今度こそ命が危ういな・・・笑えない
稲葉は馴れた手つきで家の電気を点けていく
絶対に秘密って条件で家に(脅されて)案内した後は結構遊びに来てたもんな・・・
とりあえず稲葉がソファ─自分─家主が地べたに座り─立場逆だろ─ここへ来た目的を聞いてみる
「んで・・・何しに来たの・・・?」
単刀直入・・・この場合命知らずってヤツ?
適当に遊ばせて帰らせればよかった・・・と思うのは言葉を言い終わった後だった
「あ・・・うん・・・ちょっとね・・・」
場の空気が重くなる─ちょ、待て待て、何か地雷踏んだ!?
「・・・・・・」
「・・・・・・」
マリアナ海溝の底のような重圧感の中、時間は刻々と過ぎていく
先に切り出したのは稲葉だった
「あのさ・・・えと・・・ちょっとここに住めないかな・・・?」
ハイ?
「私・・・アンタのトコと一緒に親が消えちゃったじゃん・・・」
あ、だったね・・・ウチの親がイスラム地区で一緒に消えたんだった
ていうかオレ等が幼馴染みなのも家族ぐるみで付き合いがあったせいだし・・・
「でさ・・・なんか借金みたいなのがあったらしくてさ・・・家追い出されちゃった・・・ハハ」
あ〜・・・大体見当が付いてきたわ・・・
「だからウチに泊まると・・・?」
「うん・・・ダメかな?」
・・・・・・・・・・・・いやダメです
そりゃ確かにウチに来るなら問題は無いけど同棲は大犯罪・・・
ていうか自分の身が持ちません、殺されます、ハイ
ていうか自分が今から不眠不休で一ヶ月金稼ぎまくれば普通に家くらい用意できるから
しばらくどっか女友達のトコで厄介になればいいじゃん、
そしたらその借用書改竄して家取り戻して二度とこんなことが無いようにするからさ・・・
いやでもどう説明するか・・・やっぱ知らぬ存ぜぬで誤魔化して・・・
「寛・・・?」
とりあえず今日の所は追い払うか・・・
そだな・・・絶対無理な条件でも突き付ければ・・・・・・あれ?
絶対無理・・・出来ないこと・・・あ、この人完璧人間じゃん・・・やるなら何でもこなすし・・・
自分が適う事なんてパソコン関係しか・・・無論それはバラすわけには行かないし・・・
もうコレでいいか・・・なんて思われるかなんて気ニシナイ・・・
明日の朝刊の見出しが惨殺死体発見!!なんてコトにならないように願いつつ・・・
「あ、んじゃあ〜・・・この家に住むんだったら・・・」
アレ?なんかホッとしたような顔・・・うわぁ・・・次の言葉言いづれェ〜
え〜と・・・どもらないように・・・ドモらないように・・・あくまで自然に・・・
「ぜ、絶対服従で・・・何があっても逆らうな・・・つまり・・・・・・奴隷になれ」
ちょっと声が裏返った・・・などと目の前の現実─恐怖─から逃避しつつ・・・
恐らく・・・確実に来るであろう鉄拳制裁を待ち構え・・・・・・アレ?・・・来ない
恐る恐る目の前を見てみると・・・なんかモジモジしながら・・・ちょ、マテマテマテマテ
迷うこと無いだろ、オイィィィ、え?ウソ何・・・まさk・・・
「うん・・・分かった」
────予想外────
どっちかというとそう来られると対応に困ると言うか・・・えぇぇ〜・・・
どうしろってんだよコレ・・・どうするんだオレ・・・
909 :
898:2007/12/07(金) 06:11:59 ID:gnAIzgXY
結局・・・こんなのしか書けない・・・orz
ていうかコレだけ時間掛けてエロに辿り着けず・・・いやホントスミマセン
いやいや、十分wktkだ。
期待してるぜ!GJ!
911 :
名無し曰く:2007/12/07(金) 19:48:26 ID:wrQj6g1w
なんだかんだ言いながら面白そうだなw
912 :
名無し曰く:2007/12/07(金) 20:41:26 ID:wrQj6g1w
さて、俺も文章が完成したらしい
「孝之・・・ちょっと話があるんだけど・・・いいかい?」
「んぉ?」
親父にこんな風に諭されたのは初めてだった。
今までは日常会話ぐらいしかしたこと無い親父が、今日は真摯な目つきになっている。
俺、森谷孝之(17)の人生の転機は秋口にやってきた・・・
「ま〜、とりあえず俺、引っ越すから」
「はぁ・・・・い!?」
「おや、バカ親父!何言ってるかちゃんと説明しやがれ、1から始めずになんで7ぐらいから始めるんだ!?」
「まま、落ち着け。どうだ?茶でも出すから」
「やかましいわ!得意料理がカップめんの分際で」
すっかり頭に血が上った俺は、ワケわからないことをまくし立てていた。
いきなりの親父の引越し宣言。そりゃあ誰だった興奮するだろ?
親父はマジメながら、どこかネジがぶっとんでいた。料理、洗濯、家事全般は全くできない。
母さんは俺と引き換え・・・のようなカンジで俺を生んだ。
確かに子供の頃から家事は普通にできた俺が、今となってはアレは母さんの遺産だったのではないかと思えるようになってきた。
さて、この後どうな「でな、
ナレーションの邪魔すんなお(♯・ω・)
「一番重要なこと忘れてた・・・てへっ♪」
「おい、いい年こいたオッサンがな〜にが『てへっ』だよ、バカバカしい」
「まぁ、そう怒るな怒るな。人生楽ありゃ苦もあr、いててて!!!!」
俺は残り少ない中年の希望を引っ張った。
最近、親父はそれ(染色体が入った糸状のモノ)が減っていることが気にかかっていたようだ。
しかし、俺はもともと容赦する人間ではなかったらしい。
「さっさと本題に入れや、クソ野郎!」
さて、希望とやらが絶望に変わらなければいいが・・・?
913 :
名無し曰く:2007/12/07(金) 20:42:02 ID:wrQj6g1w
「すいませんでした」
「わかればいい、で?」
正座してるのが、さっきまで調子付いていたオッサン。
胡坐かいて問いただしているのが俺。
「お前にはホントのことを話しておかなくては・・・と思ってだな。まぁ、聞け」
「さっきから何度も聞こうとしてるんですが?」
親父は頭を押さえ、包まってしまう。条件反射というヤツか
「実は父さんはサラリーマンなんかじゃない」
「はい?だって今までずっと会社行ってるって・・・」
「いや〜アレはただ単にネカフぇぶぁ!!!!」
殴
「冗談か?」
「冗談です」
「実はキャバk、いたったたたt(ry」
抜
「おあ〜らおら、どうした?」
「マジメに話させていただきます・・・はい。すいませんでした、いや、マジで」
<< 仕切りなおし >>
「父さんな、出勤は大体休日と深夜なんだよ」
「それまたなんでさ?」
「いや〜・・・そのな、ビックリすんなよ?」
「疲れてそんな気もしねぇから大丈夫だって」
「じゃ、
すうっと一言
「俺、世界の中でも片手の指に入る大企業の重役なんだわ」
最近思うんだ・・・
脳のCPUを取り替えようって
「え〜・・・へぇ、あ、うん、へぇ〜・・・・」
「そうそう、そーなのよ」
「・・・・うん、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?」
「だだだだだだ、ぢぢぢぢぢぢ、づづづづづづ、ででででででで、だぢづで どういうこと!!!?????」
「そういうことなんだけど?」
「え?ちょっと待って」
思いっきり殴ってみる
「痛いわ!」
痛がっている。うん、夢ではない
「ちょっと、え!?、だって、え!!??えぇえええぇええ!?」
「まぁ、驚いたと思うんだけど・・・・そういうわけなんだよ」
「俺ン家って相当な富豪だったのか!?」
「そーゆーこと」
今までを一回整理してみよう
:俺ン家超富豪
:ハゲ
:俺
:引越し・・・・?
「そうだっ!?引越しってなに!?」
「あー、別にこれから先働かなくていいからNEET生活でも始めようかなって♪」
「あーあー!!夢、これは夢!!」
「わが息子よ、現実をみ、ぶぷぅっ!!」
痛がっている
夢ではなさそうだ
「だからなんで殴るの!?」
ヒステリックに叫んでいる親父兼豚兼NEET
「で、俺どっかいくから。この家、お前にくれてやる、学費も残り全て払っといたしお前の預金通帳に振り込んどいたし」
まだ整理がつかない俺。
もう一回
「殴ろうとか思ってねーだろーな?」
読まれた。失敗か
「つーわけでお前には婚約者いるんだわ」
「!!??」
殴
(ry
「明日になったらわかるから。
じゃ。」
「は?ちょっと待てよ、もう行くのか!?」
「まぁ、今日は『病気で休んでる』ってことになってるし、ヤツらに見つかると面倒なんだよ」
「まさか勝手に辞めるとか言ったのか?」
「そんなバカな・・・・辞めるなんていってすらいないぞ?」
「なおダメじゃねーか!」
さっさと荷物を・・・つーか、早っ!
旅行用の鞄に詰まっているのは着替えか?
その鞄を肩から下げている俺のハゲ親父。
「・・・・・俺、どうしたらいいんだ?」
「まぁ、婚約者の人とまず会ってみろ、悪い人じゃなさそうだから・・・・じゃ、行くな」
「好きにしろバカ」
そういって親父は廊下へと出て行った。
何秒かの後、ドアの閉まる音がした。
森谷孝之・・・・17歳
人生の転機 ×
人生の危機 ○
OTL
916 :
名無し曰く:2007/12/07(金) 20:44:33 ID:wrQj6g1w
名前固定してないな・・・・まぁいいかwwwwwwwwwww
見てのとおり暇つぶしだwwwww
流し読みしるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
死にたい
早く続きをうpするお(♯・ω・)
続きをwktkしとくぜ!!
てか親父が大富豪なら人生の危機じゃなくね?
おお・・・wktkgdjbかなり笑えた
自分的にダメ親父が言った事を暴力息子がアッサリ認めた所に・・・面白いからいいか
wktkが2発もくると全裸待ちがしたくなるが、この寒さでは死ぬ
全裸待ちで死ぬなら本望・・・というわけでwktk
曰くの文章はどんどん投げやりになってくな
つか設定のヘテロクロミアとかなんも意味がなかったし
馴れ合う前にもちょっと考えて書いたら?
>>922 そーゆーことはお前がもっと面白いのを書いてみせてから言え。
職人少ないせいで曰く氏が何作も書いてくれてんだろーが。
うーん……俺も曰く氏の作品は好きだけど、確かに
>>922の言いたい事も分かるなぁ。
しかし、このスレでは曰く氏以外は職人とは認められていない気がする。そりゃ新規参入もしにくいよな。
>>924 じゃあ他作品にGJ言うのは何故なんだぜ?
曰く氏は趣味というか自発的に投下してくれてるんだしさ。職人いるいない関係ないと思われる。
此花祭、紅印、アンデレセンとかは秀作だとおもふし。
テーマが結構難しいだけな気がする。だからこそ秀作が出来るんだと思う。
秀作w
927 :
名無し曰く:2007/12/09(日) 23:37:22 ID:kdN93iyA
そんな知力と体力と精神力ねーよwwww
ここ最近特になwwww
・・・次はエクセルの試験か・・・
928 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 00:07:59 ID:yuXgv2f6
保守
>>912-915 なんでもいいが、ギャグ?が寒い
親父から婚約者がいると聞かされるだけなのに、くだらんやりとりに文字数割きすぎだろ
しょんべんで顔を洗って出直して来い
>>923 チラシの裏に書いてるなら、文句はない
公共の場に書いてるから、評価はする
ラスまで書いた作品なら、どんなに下手でもスルーまでだが、思いつきで書きかけの駄文を垂れ流す奴や、それをマンセーする奴に、遠慮を促したって罰は当たらないと思う
このスレの終わりが近付いてきました。
阻止するには長編を投下するか、文句がつけられない完璧な文章で全員を黙らせましょう。
また争いが苦手な人は、一時的に他スレで難を凌ぎましょう。
あと約60レスで60kを埋めてもらうには職人の投下を待つしかないな
934 :
名無し曰く:2007/12/14(金) 00:37:43 ID:DoyTyXOR
じゃあもういいや
このスレッドは終了しました。
落ちる前に他スレに避難しましょう。
書きかけのさっさと仕上げないとマジでスレが終わっちゃいそうですね……。
ディスガイアしてる場合じゃなかった。頑張ります。
で、これは職人のはしくれとして聞きたいんですけど、次スレって立てます?
もうすぐ1000だし、そこだけ凄く気になるもんで。
「曰く氏離脱したらいらない」なんて意見も有りそうだからなぁ……。
個人的考えで言えば曰く氏が離脱云々にかかわらず次スレは欲しい。
ただ、えっち時以外の性格がかなり幅を持たせてあるスレなので
他のジャンルにかち合うシチュが多く出そうで、書き手には難しいような気がする。
ていうか、私も書いてみたいけど、ちょっと構想を練ってるうちに「それただのツンデレじゃね?」
や「それただの姐御肌じゃね?」等のセルフ突っ込みが入る事が多くてなかなか書けない。
他の方の作品をいっぱい読んで、雰囲気を掴みたいという気持ちもあるので
是非次スレは欲しいところ。
保管庫ないんだよな。
それは暗に作れということか?
まぁ俺には無理だが?
続きはどうしよう・・・なんか次スレも近づいてるしこのタイミングで投下するのもなんだかなァ・・・
是非投下を。
ほす
いらねえだろ
ツンデレスレにでも投下すればいいことだ
無駄スレ増やす必要はない
そんなことはない。必要だ!
>普段は普通の女の子なのに
Hの時になると淫乱でもないくせにデレデレになってよがりまくる。
ツンデレとは限らないだろ
ほ
949 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 13:00:21 ID:EyK6OTuY
キモさMAXの破綻設定に過剰な馴れ合い・自分語りにw連打にただ思い付くまま書いたような稚拙な堕文をちまちまと投下に面白くないギャグ連発をノリと勘違いに他職人を呼び捨て、他スレではいくつも連載放棄等痛すぎる御方が神扱いされてたとはなんとも奇怪な
950 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 20:26:44 ID:b/eKMGcw
ほ
952 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 02:12:05 ID:wxfFeOl9
次スレいらないだろ
953 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 05:06:53 ID:SnDJ9gMG
邪神を神と崇め奉るスレはここですか?
|
|
∩___∩ |
| ノ _, ,_ ヽ (( | プラプラ
/ ● ● | (=)
| ( _●_) ミ _ (⌒) J ))
彡、 |∪| ノ
⊂⌒ヽ / ヽノ ヽ /⌒つ
\ ヽ / ヽ /
\_,,ノ |、_ノ
随分とID変えたり忙しいな
/
ぷちっ /
∩___∩ . 从 /
| ノ ヽ /
/ ● ● | (=)ヽし
| ( _●_) ミ/ ` ノ
彡、 |∪| ノ /
/ ヽノ / ノノ
/ /
/ /
ていっ
ムシャ |
ムシャ |
∩___∩ | ぷらぷら
| ノ ヽ (( |
/ ● ● | J ))
. (( | ( _●_) ミ ・
彡、 |∪}=) ,ノ ∴
/ ヽ/^ヽ ヽ 。
| ヽ \ |
| ヽ__ノ
これはオレがもらったクマー
邪神って誰ですか?
_,,,_ 兄貴これは釣りクマ!
,. '" ` 、
_,,, ,,,_ .(/ :::::ヾつ
_, '"
>>955 ..:::' , _|. ● ● :::::!
( ノ :::::',_) ゙、 ( ● ) ::::;' ____
,' ● ●::i ,ゝ ー ⌒ヽ .|lヽ ヽ
l ( _●_)::::,' . / i _.| ::| |l \___\
ゝ、 |∪| :::// ̄ ̄ ̄  ̄ /| :::| |l |:==|
. / __ .ヽノ:::// r、 /::.| :::| |l |.□□|
_(___) :// .| | /_:::.| :::|__|l |lloooll|__
 ̄. ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ (u ⊃\ ||[三]|;;;;;;;,,,,
ヽ-ヽ .\||[三]|;;;;;;;;,,,,
邪神か
wxfFeOl9とかSnDJ9gMGのごとき小物のことではないのは確かだな
もういいから。
保守
960 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/28(金) 12:55:37 ID:+XTUXzs2
うんこ〜〜〜〜〜〜
_________ _ト 冖└<
| | ヲ テ
| | ヽヽ _|― | | | J hイトトォ :ミ
| | _|― | | | h「ニ,ニ ニ,ニhr
| |\ ヽヽ | | | U!. . , _ jU
| | ノ | | | ト、j;{^iレi'
| | ノ::}`⌒''T{h
 ̄ ̄ ̄|^|  ̄ ̄ ̄ /{::::::{ /::::`:t、
r−‐ュ / l:::::::', /:::::::::/ `ヽ、
{ ニリ/ l::::::::V::::::::::/ \
ヽ テノ ',::::::/::::::::/
ヽ|::|{ {/ ヽ/::::::/ {リ
} |::|ヽ
以上、全て自作自演でした
>>962 乙
あと30強レスか。雑談埋めか埋めネタか・・・
>>963 雑談でもしようや。
とりあえずあけでとー
あけよろ
しかし思うんだがHの時「だけ」と限定してるからには
やはりそれ以外とのギャップがイイのだと、
それかは自分だけしか知らないとかいうそんなカンジのシチュが・・・
スマン忘れてくれ
あけおめ
難しいシチュだよな
何度か書こうとしたんだが、なかなか書けない。
『Hの時だけデレデレになる女の子』ってちょっと長いよね?
なにかいい名称ってないのかな?
有れば次スレのタイトルにいれてみるとか
という訳で考えてみる
・チュンデレ→却下
・エチデレ→今七つ
・HDG→単純に略
難しい・・・
968 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 02:12:10 ID:2Knq72IY
てかさー。。女の子出せYOOOOOOOOOOOwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
埋める
ume
971 :
無印職人:2008/01/08(火) 04:29:16 ID:2kkxI9Cs
お久しぶりです。
あまりに筆が進まないので、埋め用SSでも書こうと思ったら存外興が乗ってしまい、やけに長くなってしまいました。
ファイルサイズにして22.7kb、レス数にして12くらいなんですが、こんだけ長くなると次スレの方がいいですかね?
投下完了からすぐ落ちるのも寂しいだろうから次スレ希望
埋めようぜ
よし、じゃあ次スレ行ってきます。
というわけで埋め
投下乙っす
さて埋め埋め
埋めついでにちょっと質問。
今更ですが、「Hの時だけデレデレ」って事は、Hの後はデレデレじゃない状態に戻らなきゃ駄目なんですかね?
もし駄目なら、それではピロートークの間もデレちゃいかんのか……?という疑問も。
梅。
>>975 以後ずっとデレになっちゃうと「だけ」に反するかも知れないけど、
事後多少の間ならいいんじゃね? てかそこで急に戻るとむしろあり得ない性格というかw
ムッ・・・っとして、ボソッっと呟く・・・
わかりにくいか?俺こんなの好きなんだよなw
>>977教授
男に皮肉を言われて
「(ムッ)……あの時は優しかったのに…」
こうなんでしょうか〜?
979 :
977:
「べ、別に痛くて泣いてたワケじゃないんだもん・・・・」
「にへへっ・・・」
こんなのw