『ハヤテのごとく!』のエロパロ 8

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1名無しさん@ピンキー
ここは少年サンデー連載の『ハヤテのごとく!』のエロパロスレッドです。
本誌の進行とともに、女装・倒錯・純愛・百合・羞恥・痴女・肉球・逆襲・ガン○ムその他
萌えのシチュエーションがバラエティに富み始めても、住人は職人とともに
ノートの記憶を思い出したかのようにネタを振ったりしながらマターリしましょう。
好みの分かれそうなシチュにはNGワードを入れるとモアベター。
大丈夫、僕らならできる。

ここは21歳以上の大人しか参加できない板です。
ジ○ンの軍人として恥ずかしくない節度を持った話をしましょう。

過去スレ
『ハヤテのごとく!』のエロパロ 7
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1150126379/
『ハヤテのごとく!』のエロパロ 6
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1145120808/
『ハヤテのごとく!』のエロパロ 5
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1138401467/
『ハヤテのごとく!』のエロパロ 4
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1134142421/
『ハヤテのごとく!』のエロパロ 3
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1127475341/
『ハヤテのごとく!』のエロパロ 2
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1115225572/
『ハヤテのごとく!』のエロパロ
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1101242894/

本家スレ
ハヤテのごとく!マリアさんのG目撃94匹目
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1153928947/

2chエロパロ板SS保管庫
ttp://sslibrary.arings2.com/
2名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 19:44:53 ID:5raFpF2l
2げとー
3名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 20:32:09 ID:yEKfNHV7
エチなしでも良いから、職人さん達カモォン!


エロなしOK←これもテンプレに入れたほうが良くね?
4名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 21:32:54 ID:n8WCwKh1
>>1
5名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 22:36:37 ID:Fmon2a3v
新スレ乙カレ−
6名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 01:14:50 ID:v4yqKc00
>>3
個人的にはわざわざテンプレに入れる必要も無いと思ってたけど
普通はテンプレに入ってないのは駄目なわけ?
7名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 02:19:45 ID:uDNWWDbO
ラッキーセブン!
8名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 02:20:13 ID:3Ly+AGmx
エロパロ板出しいれてもいんじゃない?
9名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 02:21:25 ID:qp6T6S7/
スレによっては非エロは他所で、みたいなとこもあるし
明記しとけば職人さんも投下しやすくなるんじゃないかな。
10ぼぬ ◆acp8myVpDQ :2006/07/29(土) 03:16:41 ID:nzJwq3TR
新スレオメーの単発ネタ(´・ω・`) ノシ

(そっかマリアさんゴキブリに弱いんだっけ)
 抱きついて離れてくれそうもないマリアをそのままにシラヌイがくわえているゴキブリを
処理する。
(ん……なかなか上手くいかないな)
 近づくだけで拒否反応を示すマリアに気を配りつつ、
距離を置いての作業は至難の業であった。
 しかしそこはいろんな経験を積んだハヤテなんとかやり遂げる。
 それでもまったく動かずにというのは無理で、動くたびに胸元に
押しつけられた柔らかい膨らみを意識しています。
 ふにっっとしたやわらかさと温もり、そしてその奥から伝わってくる早めの鼓動。
驚きと恐怖の為であったが、そのドキドキと伝わる感触がハヤテに胸の感触をより
つよく意識させる。
(マリアさんの胸やわらかいな……)
 作業をやりやすくするために仕方なく腰に手を回す。細くしなやかな腰。
普段はメイド服越しで意識しない女性の立体感。
(あ。まずい……)
 性的に意識してしまったことでハヤテの股間が鎌首を擡げ始めた。
(早いところ処理してマリアさんから離れなければ……)
 作業に専念してなんとか終わらせる。
「さ…さぁマリアさん、もう大丈夫ですよ」
「う゛〜…ほ…ホントに?」
「ホントですってば。それに…」
「そろそろ離れてもらわないと…その…」
「!」
 マリアの下腹部に当たる固い感触。
「………」
 恥ずかしそうに笑うハヤテと目が合ってしまう。
「…ゴキの退治をしててこんなに…」
「違います」
11ぼぬ ◆acp8myVpDQ :2006/07/29(土) 03:20:28 ID:nzJwq3TR
あ、続きありそうにもとれそう…ツヅキナイヨ(´・ω・`)ノシ
12名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 12:04:14 ID:AJH8CFy/
いやいや、続いてよ!(;´Д`)
13名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 12:45:33 ID:x5sznIPr
マリアさんの心に、ハヤテはゴキブリ相手に勃起する
究極の変態だという、印象を植え付けたわけかw
14名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 13:02:05 ID:YotlJiY7
わ……私は来週くらいにSSを投下するかもしれない…
15名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 13:55:03 ID:oCWkwMVA
>>10
オチ吹いた
G退治に欲情はありえなすwwwwwww
16名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 16:01:23 ID:Ai0Er/j2
>>14
お前には出来ないかもしれない
17名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 17:41:03 ID:sKjP5dMR
しまった!もう前スレ埋まったのか!
前々スレみたいな埋めネタ使って遊びたかったのにwww
18名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 19:12:16 ID:Gg4oY3M6
前スレ立ってそんなに経ってないと思ってたんだが随分早く埋まったな。
ともあれスレ立て乙

そして>>10GJ!
オチにウケタw
19名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 01:53:28 ID:cGqzVAcO
こんなシチュどうすか?ヒナギク×ハム

↓サンプル(というか書きかけ)


「ヒナ…さぁん。」
胸を揉みしだかれ,歩は切なそうな表情の顔を背ける。
「切なそうね。何を我慢しているの?」
「はぁ…。だって,ヒナさんがっ…あ……。だ…め…。そんなに胸揉んじゃっ…。ふぅ…ん。」
歩は,ヒナから与えられる刺激に必死に耐えようとするが,体は敏感に反応してしまう。
「ふふふ……可愛いわね。もっと見ていたいわ,そんな顔。」
そう言いながら,桜色のヒナの唇は歩の頬を伝い,耳たぶ,首筋と啄むような軽い愛撫を施していく。
歩はヒナの唇が性感帯に触れるたびに艶のある吐息を隠しきれずにいた。
「ヒナ…さぁん。」
「はじめに触らせてっていったのは好奇心からだったけど,歩のそんな顔見せられちゃ…ねぇ。
もっと見せて,歩の……可愛らしい顔……。」
切なげな吐息を漏らす歩の唇にヒナの唇が重なり合う。
二人とも初めてのキスのためか,重ねるだけのキスを繰り返していた。
そして先に刺激を変えたのはヒナの方からだった。
おそるおそる絡め合わせる舌先。歩は突然侵入してきたヌメヌメした舌の感触に驚きを隠せなかったが,
舌先から感じるじんわりとした快感を感じ取っていた。どちらの物とも分からない唾液が唇のわずかな隙間から流れ落ちる。
呼吸が続かないと言わんばかりに歩が唇を離す。
「ぷはぁ…。私初めてなのに,ヒナさんと凄いキスをしてしまったんじゃないかな?」
「………失礼ね。私だって初めてよ。こんな事するのだって,初めてなんだからね。」
ヒナはそう言って,歩の胸やそれ以外の場所を撫でさすっていく。
「あ…はぁ……ん。そ…それにしては手慣れてるんじゃないかな?」
「なんですって,そんな事言う歩にはこうよ!」
ヒナは,お仕置きと言わんばかりに起立した歩の乳首を口に含み,軽く甘噛みしながら吸い付いた。
「ひゃん。あっあッあああ。ヒッ…ヒナさん!!……はぁ…ふぅ……ん。」
歩は両手でシーツをぎゅっと握りしめ,必死に耐えた。初めて感じた他人から与えられる快感の波に
歩はどうしようもなく戸惑う反面,今まで感じた事の無い快感に流されつつあった。
「こ…こんなに…はぁ……こんなにされちゃって……。」




ヒナがらみの百合もの求む。
なんて言うか自分で書くとSSにならん。
結構SS書くって難しいんじゃないかな?ないかな?
ますます神が偉大に見えてきたゾ。
20名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 01:58:07 ID:Y5JPr64j
確かに妄想を文章にするのは難しい・・・って、立派にSSになりまくってるじゃないですか! 続き書いてください(_ _)
21名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 10:35:14 ID:pzYE03oU
正直、あんまし面白くなさそうなんだけど・・・
22名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 11:39:25 ID:aKlBEgUK
エロもいいけど
爆笑ギャクや超シリアスも読みたいかも

てかこのスレは非エロは認可されてるの?
23名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 11:48:25 ID:cGqzVAcO
面白ければいいんじゃないかな?
でも透過する前に但し書き付けてほしいかも。
24名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 22:21:03 ID:WV3/AtRI
>>22
別にいいんじゃね。>>23の言うとおり一言付け加えておけば良いかと。
もしあんまり色々言われ出したら各キャラスレに投下するとかってのもありなんじゃ?
25名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 23:03:07 ID:72Blzy6H
age
26ぱぶろふ:2006/07/31(月) 05:35:31 ID:KIhPXenF
超初心の駄文でも投下していいんですかね?
書いてみたんですけど、長いし、エロ無しギャグ無しだし、ダーク気味だし。
どうなんだろう?と思いまして
27名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 05:38:36 ID:A+EBjfQj
そんなに自分の書いたものに自信がないなら、頼むから投下せんでくれ。
漏れらは面白いものを読みたい。
のっけから初心者だの抜かして保険かけるようなヘタレしかもsageも知らない香具師に付き合うには、スレ容量がもったいない。
28名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 05:47:51 ID:4s2wui9y
>>27は厳しい事を言ってるが、まぁ内容に関しては同意だ。
もし駄目ならどこがどう駄目なのか指摘する、自分に合わない文だったらスルーもする。
エロ無しパロ無しでも投下されて認められた作品なら過去にもある。
そこまでビクビクして出すよりはお互いスパーンと投下、感想と言った流れの方がお互い気持ちが良いと思わんかね

無意味に批判したり気に入らないと言う理由だけでスレ汚しをするようなアホは気にするな。
29名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 06:51:13 ID:lVOPnJKa
>>26
投下しちゃってからスレ住人の反応を見るしか無いよ。
初心者なのは言う通りなんだろうけど、
駄文かどうかは読み手が読んでから判断するしかない訳だしね。

あとは人によって好みが分かれそうなキーワードを先に注意事項として書いておくと親切かも。
(グロとか極度なダークとか陵辱とか、例えば、だけど)
30ぱぶろふ:2006/07/31(月) 06:55:43 ID:KIhPXenF
したらばいってみます!
31ぱぶろふ:2006/07/31(月) 07:00:51 ID:KIhPXenF
「これでもうワタシの野望はなされたも同然デース。」

アフロのシルエットが巨大な屋敷の門の前にちらつく。
湿り気を帯びた空気が渦を巻いている。
腰には小ぶりな日本刀。ジーンズの裏ポケットには黒塗りの直方体が納められている。
「帝のジイサンの遺産を狙い続けて、早数月。
一度目は綾先ハヤテを強襲。
二度目は巨大ロボまで持ち出したというのに失敗シマシタ。」
 一度目は帝の屋敷で、綾先ハヤテを強襲したが遭えなく撃沈されてしまった。
二度目は巨大ロボまで持ち出し、三千院ナギを狂言誘拐して条件を満たそうとしたが、あの借金執事の手でそれも失敗に終わってしまった。

「それはワタシが甘ちゃんだったからデース。」

 帝のジイサンがもつ莫大な遺産を手に入れるのに、あんないきあたりばったりな作戦でいいはずがなかった。
もっと綿密に、周到に、計画を練る必要があったのだ。
三千院ナギが条件を満たさざるを終えない状況まで追い詰めるまで。
 そして、あのとき相続の条件は、『三千院ナギを泣いて誤らせる』から『綾崎ハヤテを亡き者にする』に変わった。
つまりは、綾崎ハヤテを殺して、それを声明すればよいだけなのだ。

「あのガキ相手では、多少情が出て手を抜きがちに成ってしまいマシタが…」

 アイツが相手ならば…殺れる!
 シルエットはゆっくりと屋敷の中に潜入する。
この日のために屋敷のことは隅々まで調べてあった。
更には今日はあの綾先ハヤテも教会地下ダンジョンからズタボロになって帰ってきているとの情報も入手済み。
計画も知り合いの天才マッドサイエンティストとサスペンス小説の原案だと偽って、一緒に練った完璧なものだ。

「さァ、ミッションスタートデース。」

 明確な殺意を表したシルエットは静かに屋敷の中に消えた。
32ぱぶろふ:2006/07/31(月) 07:02:32 ID:KIhPXenF
「すみません。なんか…また迷惑をかけたみたいで」
 熱で潤みきった目でベッドの中のハヤテくんがこちらを見上げています。
ベッドの脇ではナギが今にも泣いてしまいそうな顔をしてハヤテくんの顔を覗き込んでいました。
ハヤテくんはナギと一緒に地下ダンジョンとやらに挑んで帰ってきたところだそうなのですが、どこで何を間違ったのか
(…まぁいつも間違えっぱなしといえば間違えっぱなしですけど)
全身ぼろぼろで高熱まで出して帰ってきました。
玄関で倒れているハヤテくんのそばでナギが泣いているのを見て最悪のケースも考えたのですが、幸いにも思い過ごしで済んだようです。

「まぁ別に迷惑とかではないですけど…どうやったら毎回こんなにぼろぼろになるんですか?」

ハヤテくんの体をてもとにあった手ごろな棒でつつきながら言います。
この子は確かに優秀です。
優秀なのですが少し自分を省みないところがあるので心配です。
いままでの家庭環境のこともあるのでしょうが、ナギに命を救われたという思いがハヤテくんのブレーキを押しつぶしてしまったのではないか。
ハヤテくんはナギのことに関して、自分の体に歯止めがかけられないでいる。
その上彼自身の優秀さがそれを後押ししてしまっている。

「とにかく、今日はハヤテくんはお休みにしますから、ナギのことは私に任せてゆっくり休んでいてください。」

それだけ言うとハヤテくんも安心したのか、そのまま糸が切れたように眠ってしまいました。

「それじゃあナギ。」

涙ぐんだままハヤテくんの寝顔を眺めるナギの肩に手を置いて、あやすようにやわらかに言う。
この子もハヤテくんを危険な目にあわせた責任を感じているだろうから。
少しでもハヤテくんのために何かしたいと思っているだろうから。

「ハヤテくんのためにおいしい食事を作ってあげましょうか。」

「う、うむ。そうだな。今度こそハヤテに心から美味いと言わせてやるさ!」

 ナギは振り向いていつものように笑って見せました。
33ぱぶろふ:2006/07/31(月) 07:04:51 ID:KIhPXenF
 ナギはいままで一切家事に携わろうとしませんでした。
働いたら負けかなと思っているなどといったふざけたニート精神はこんなところにまでいきわたっているようで、
過去台所に入ったといえば、ナギの早とちりでハヤテくんをびしょぬれの服のまま冬の門の外に締め出されてハヤテくんが風邪を引いてしまった時くらいなものでした。
 今日はとりあえずおかゆの作り方を正しく教えることにしました。
基本的に頭がいい子なので興味があることについての実行力は私でさえ舌を巻いてしまうほどです。
少しコツを教えてしまえば、あとは手出しがいらないほどに見事な出来映えのものが出来ました。
味見をしてみましたたが全く問題ない、それどころか、初めてまともな料理を作るにしては非常にレベルの高いものに仕上がりました。

「ど、どうだ!私だって本気を出せば粥ぐらいこんなものだ!」

(なら以前ハヤテくんにお粥を作ったときにも本気を出してほしかったですねぇ…)

 その言葉は心の中だけに留めておきました。少なくとも、今言うべき言葉じゃない。

(お嬢様!コレおいしいですよ!!)

(だ、だろう!?私が本気を出せば粥ぐらいこんなものだ!)

(なら以前ハヤテくんにお粥を作ったときにも本気を出してほしかったですねぇ…)

(おい、マリア!それは言うな!!)

心の中で夢想した風景があまりにはまりすぎて忍び笑いが漏れてしまいます。
それにナギが気付いていぶかしげな目でこちらを見てきました。

「な、なんだ?マリア。どこか…おかしかったのか?」

 …今のはよくなかった。私とした事が。

「いえ。ナギのお粥を食べて嬉しそうにしているハヤテくんが目に浮かんだものですから…」

「そ、そうか!?よし、早速持って言ってくるっ」

そういってナギは作りたてのお粥の入った小さな土鍋をトレーに載せて小走りに駆けて行きました。
ハヤテくんのことで重圧を感じているナギには、何がトドメになるかわからない。
しばらくは言動に気をつけなくて……は…。
 そこまで考えたところで急激に眠気に襲われ、マリアはその場で座り込んで泥のように眠りに付いた。

34ぱぶろふ:2006/07/31(月) 07:15:14 ID:KIhPXenF
私は粥ののった盆をもってマリアの部屋を目指していた。
そこにはハヤテが眠っている。あの暗い地下ダンジョンで私を守るためにボロボロになってしまった私の執事だ。
そのことを思うと心が少し温かくなるのと同時に、後悔で胸が押しつぶされそうになった。
 ハヤテがあんな怪我を負ったのは私の責任だ。
私があんなところで不用意に動き回ったりしなければ、ハヤテが毒に侵されることもなかった。
そもそも私がクラウスとあんな約束を不用意に結んでしまわなければ、ハヤテはこのようにケガを負うどころかクビになることすらなく今も元気に私の傍で微笑んでいてくれたはずなのだ。…自己嫌悪で泣きたくなる。
 思えば私はいつもそうだったような気がする。私の思いつきで、とっぴな行動で、いつも痛い目を見るのはハヤテだった。いや、ハヤテが庇ってくれていたのだ。
それに安心して、頼りすぎたのかも知れない。危なくなったらハヤテが来て、私のことを助けてくれる。漫画でよくあるありがちなシチュエーションだ。
そんなことが本当に何度も起こって、ハヤテはそのたび私を助けに来てくれて…。
 考えたこともなかった。
私がピンチになったら確かにハヤテは私を助けに来てくれる。けれど、それは同時にハヤテが危険なことに巻き込まれるということだったのだ。
私が無事でいる代わりにハヤテがケガをするということだったのだ。
 いつの間にか足が止まっていた。それほど考え込んでいたらしい。
頭を振って意識を元に戻そうとすると、不意にかすかなガラスを叩く音を聞いた。

パタ…パタパタ………ざぁぁぁああああぁぁあああ

「……雨…か。」

 予報では確か降水確率…4%程度だったか…。やはり天気予報など当てにならない。
 いよいよもって勢いを増してきた雨が風に揺られて窓ガラスを叩く。その音を聞きながらハヤテの部屋へと足を進めた。
35ぱぶろふ:2006/07/31(月) 07:16:06 ID:KIhPXenF


「ハヤテ…大丈夫か?」

 部屋に明かりがついていない。当然だ。部屋を出るときハヤテの眠りの妨げにならないように消していった。しかし…

「お、思ったよりも…暗いな?」

  部屋を出るときはよかったが今は廊下から差し込む光だけしか暗闇をかき消すものがない。さらに外で激しく吹き荒れている雨が強烈に不安感を煽っていた。
 とりあえず扉の脇の椅子にお盆を置いてから部屋の灯のスイッチに手を伸ばす。
パチッと、軽い音を立てて部屋の電燈に灯が点る。椅子に置いた盆を取ってハヤテのほうを向き直った。

「こんばんわデスネ。お嬢サマ」

 部屋の扉を背もたれにしてもじゃもじゃ頭の男が腕を組みながらこちらをみていた。
私が男を確認したのを見ると男は不適にフフフと笑ってみせる。全く似合っていないと言うか、遥通り越して無様ですらある。

「オマエは…誰だ?」

 目の前の男が盛大にずっこけた。

「ワタシを思えていないのデスか!?ラッキークローバー〇のギルバートデース!ほら!あの地下で一緒に狂言誘拐をたくらんだ!!」

「ああ、そうだったか?」

 本気で忘れていたわけではない。が、いかんせんいい印象が残っていないので、興味を持つことが出来なかっただけだ。私はギルバートを無視してハヤテの寝ているベッドに向かう。

「大体オマエがこんな時間に何のようだというのだ。誰に断ってこの屋敷に…ガッ!!」

 頭に強烈な痛みを感じたと思ったときにはもう既に体が地面に倒れこんでしまっていた。
手に持っていたお盆が上に載っていた粥をぶちまけて絨毯の上を転がるのが視界の端に映る。
 なんだ?なにが起こった!?
 地面がぐるぐる回っている。頭がまともに働らかない。一体どうなっている!?

「何のよう…デスカ?」

 ギルバートが私を見下ろす。

「モチロン、ジイサマの遺産をイタダキに来たのデスヨ、お嬢サマ」

 ギルバートは手に持った無線機のようなもに付いたスイッチを「ポチッとな」の掛け声とともに押し込んだ。
36ぱぶろふ:2006/07/31(月) 07:19:22 ID:KIhPXenF
とりあえず半分。ここから表現が少しえぐくなります。
37ぱぶろふ:2006/07/31(月) 07:21:59 ID:KIhPXenF
 同時に、庭の方から警報が雨音を裂いて劈くように奔り、窓を響かせた。 

「…クッ、一体何をしたのだ!」

頭を抑えながらよろよろと立ち上がる。どうやら頭を殴られたようだ。ジクジクと痛む頭を抱えながら霞む目をかろうじて奴にあわせて言う。

「知り合いのマッドサイエンティストに頼んで三千院のセキュリティプログラムをハッキングしてもらいマシタ。酒の場の勢いに任せて押し切ったので引き受けてもらうのは楽デシタネ!今は警備ロボがSPの方々と庭で遊んでくれているはずデース。」

 そういってギルバートは似非外人のノリでハハハと笑ってみせる。

「サテ、邪魔者はすべて排除しマシタ。
事前に入念に確認を取りましたカラ。
かの執事長は出張中、SP連中は半分は教会で事後処理。残りは庭で警備ロボと交戦中。
あの白いトラにはビビりマシタが、マッドサイエンティストから譲り受けた可変電圧式スタンガンで今はオネンネしてマース。
さらにあの可愛らしいメイド殿は睡眠薬でぐっすりデス。ソシテ…」

 ギルバートはゆっくりとハヤテの寝ているベッドへと歩いていく。左手に握っている日本刀をその鞘から抜き放つ。

「このトンデモ執事、綾先ハヤテは地下ダンジョンで重傷を負ってほとんど動けまセーン。」

「オイ…まさかッ!」

「あとはコイツをこの借金執事の胸元に突き立てればッ!帝のジイサンの遺産は私のモノデース!」

「ヤメロッ!!」

 私は必死になってギルバートに飛びついた。確かに怖かったが命狙われたのは別に初めてじゃない。危機的状況になら何度も立った。だけどッ!

「ハヤテは死なせない!」

「このガキッ!」

 ゴヅ…と生々しい音が耳の中に残る。殴られたのだ。それに気付いたときにはもう既に地面に転がされていた。あまりの痛みでめまいがする。

「…そういえば、前の相続条件は『三千院ナギを泣いて謝らせる』…でシタネ。帝のジジサンは小ざかしいので、借金執事を殺しただけではなんだかんだと上手く言い逃れるかもしれまセーン」

 ギルバートが私のほうを向いてニタリといやらしい笑みを浮かべてみせる。

「泣いて謝らせて差し上げマース。」

ズンッ!

 黒い革靴が私の腹にめり込んだ。そのまま軽く宙を浮きて地面を転がされる。胸の内から質量がこみ上げる。

  げええぇぇええぁ

 その場で腹を押さえて嘔吐する。黄身がかった吐瀉物が絨毯の上に広がった。辺りに異臭が立ち込め、口の中には鼻をつく酸味がこびりついている。

「汚いガキデース。三千院の跡継ぎがこんな見っとも無いガキだとは…現代社会は病んでマス…ネェ!」

ゴリッ!

 声の調子にまかせたままに側頭部を踏みにじられた。激しい痛みで頭が軋む。頭蓋が悲鳴を上げている。涙が出てきた。痛みのせいでもあるる。
けれど、そんなことよりも、何も出来ない自分の小さな体が、力のなさが、殺してやりたいほど憎かった。悔しさで意識がねじ切れそうだった。
 怒りに任せてギルバートの顔を見上げる。ふと視界に入った人影があった。

「……ハヤテ…?」

 ベッド脇にハヤテがうつむきながら立ち上がっているのが見えた。
38ぱぶろふ:2006/07/31(月) 07:25:04 ID:KIhPXenF
 突然の轟音で意識が徐々に浮かび上がって来た。滲んだ天井を熱でおかしくなった瞳が捉える。
ぼやけた豪奢なシャンデリアがゆらゆらと小刻みに揺れていた。
 あたりを見渡してみる。
ベッドの脇に誰かが立っているのがかすかに見える。誰だろう。
視界がぼやけていて分からない。どこか遠いところから耳鳴りのようなねじれた声が聞こえる。

「このトンデモ執事、綾先ハヤテは地下ダンジョンで重傷を負ってほとんど動けまセーン。」

 この似非外人みたいな喋り方はどこかで聞いたことがある。どこだっただろうか?熱で意識が朦朧としていてさっぱり思い出せない。音が、遠い。

「オイ…まさかッ!」

「あとはコイツをこの借金執事の胸元に突き立てればッ!帝のジイサンの遺産は私のモノデース!」

 遺産?と言うことは、僕を狙いに来たのだろうか?お嬢様を守る執事であるこの僕を。確かあの地下空洞で、僕は三千院の遺産の相続条件を『綾崎ハヤテを亡き者にする』に変更してもらったような気がする。あの後確かにマリアさんに頼み込んだ。

「ヤメロッ!!」

「ハヤテは死なせない!」

 お嬢様の悲痛な叫び声が聞こえる。今まで見えなかったがどうやらお嬢様もここに居るようだ。
しかし、声から察するにどうも状況がおかしいような気がする。事態が非常に切迫しているような、そんな余裕のない叫び。

「このガキッ!」

 ガヅ…と、鈍い音が聞こえた。何度も聞いたことがある生き物を殴った時にする音だ。生々しい衝撃の音と小さなうめき声を残して、切迫した叫び声が途絶える。

…お嬢様?

 意識が段々クリアになり始める。視界は徐々に開けて、声が段々近くなる。
「…そういえば、前の相続条件は『三千院ナギを泣いて謝らせる』…でシタネ。
帝のジジサンは小ざかしいので、借金執事を殺しただけではなんだかんだと上手く言い逃れるかもしれまセーン」
 声の主が徐々に遠ざかるのがはっきりと分かる。

「泣いて謝らせて差し上げマース。」

 ズンッ!

  げええぇぇええぁ

 誰かが嘔吐する音。首を向けるとそこにはと社物にまみれながら絨毯の上に倒れこむお嬢様とそれを妙に嬉しそうに見下ろす一人の男がいた。

「汚いガキデース。三千院の跡継ぎがこんな見っとも無いガキだとは…現代社会は病んでマス…ネェ!」

 男がお嬢様の頭を踏みつけ、そのまま顔をにじりつけた。

 この男は何をしている?いまだ意識の定まらない眼で、男を見つめ、そしてお嬢様を見下ろした。
 
…お嬢様は泣いていた。

 苦痛に、屈辱に耐え、涙を流し…それでも歯を食いしばってそれらに耐えながら、男を気丈に睨みつけていた。

 ゆっくりとベッドから降りて立ち上がる。意識はもう覚醒しきっている。
熱で頭が溶けそうだ。毒のせいじゃない。怒りで神経がはちきれそうだった。目の前が真っ白になって、それから徐々に昏くなっていくのが分かる。
初めての感覚だった。初めて本気で…人を殺したいと願った。
39ぱぶろふ:2006/07/31(月) 07:30:06 ID:KIhPXenF
「……ハヤテ…?」
 
ゆるさない…

 握り締められすぎて掌から血が滲み出ていた。かまうものか。
お嬢様を泣かせ、あまつでさえ傷つけた目の前の男を殺せるのなら、こんな拳などいくら傷ついてもかまわない。

「ヤア、綾先ボーイ。今までは散々ボーイにボロボロにされてきましたが今回は私の勝ちデース。ユーは熱と外傷でボロボロ。このガキは…」

 男は足を上げて足元のお嬢様を再度踏みつけた。お嬢様の顔が痛みのためかひどく歪んだ。

「この通りデース。」

 ああ…もう喋るな。これ以上喋られたら…もう…

「サテ…残念デスが、これからユーを…」

 もう、オマエを、生かしておくことができそうにない!!

 ガボッ!!

 喋り続ける男のわき腹にボディブローを差し込んだ。疾風のように踏み込み叩きつけるようにえぐり込む。
男の表情が苦悶で歪んだ。ギロリ、と男の目が僕の方を睨みつける。男の右手が振りあがり、そのまま刀が振り下ろされた。
バックステップで距離をとりつつ、腕を上げて足でリズムを取る。昔バイトで培った技術を総動員して、目の前のゴミを消しにかかる。

「熱で弱っていてもコレデス…か?化け物…デスネ。」

 殺す…殺す…

 刀を構えながら息も絶え絶えにこちらを睨みつけている。それを視線だけで人が殺せそうなほどに睨み、威圧する。

「しか…し、ワタシももう引き下がれマセーン。ここまでして…おいて、何もなせずに…帰ったナラば、ワタシは…三千院に、消されてしまいマース。」
 唯一つの信念が僕の頭を塗りつぶす。殺す、と。その意思だけが僕の脳を支配する。
昏がりの視界は狭まり、今では目の前の男以外の物を捕らえられない。もう奴が何を喋っているのかすら、定かではなかった。
腹や顔では一撃では戦意を崩せない。狙うのは目だ。一撃で相手の戦意を奪える。
眼球を抉り出し、眼底を貫き、脳を汚す。お嬢様を傷つけた罪、痛みにのた打ち回りながら慙愧させてやる!そして…殺す!

 殺す!殺す殺す!殺す殺す殺す殺す!!お嬢様をこんな目に合わせたお前を、この僕がッ…殺す!!

 地面を蹴って踏み込む。同時に男が刀を突きを放った。眼球に届こうかというソレをスレスレでかわす。
肩上を通り抜け、紅いラインが首筋に引かれた。それでも前に進み、指を伸ばし、ありったけの力を込めて突き込んだ!
40ぱぶろふ:2006/07/31(月) 07:31:58 ID:KIhPXenF
 パシィ…ン!

 何かがはじける音。視界がぼやける。そのまま男にもたれかかり、ずれ込んで地面に顔を打ちつけた。
何で…。僕は確かにこの男を殺せたはずなのに。眼球を抉り出し、お嬢様に謝らせた後、苦しませて逝かせるつもりだったのに…。どうして…。
 体が動かない。指一本だに動かせない。どうして…どうしてッ!地面に叩きつけられた痛みよりも、困惑の方が強かった。男がふぅ…と息をつく。

「フフフ、ボーイ。余り不用意に相手の懐に飛び込むのは感心しマセン。例えば相手は…」

 男は手元の黒い小さな直方体を掲げて言った。

「スタンガンなんかを隠し持っているかもしれマセン。こんな風にネ。」

 そういって得意げに笑った男は急にペタンと座り込んだ。

「オヤ、…クッ、立ち上がれマセンネ…最初の一撃デショウか?」

 男は座り込んだまま、それでも余裕を持ってハヤテを見下ろす。
 クソッ…クソッ…僕はまだ何も出来ていない。お嬢様の屈辱を晴らすことも、お嬢様の頭を足蹴にしたこの男への復讐も、
お嬢様を安全圏に逃がすことすらッ!何も!何も…できてないじゃないか…。
 悔しくて涙が出てくる。悔し泣きをしたのは初めてだった。次から次へ涙がこぼれだすのを、とめることが出来ない。

「悔しいデスか?ボーイ。安心してくだサーイ。その悔しさも…もうじき消えてなくなりマース。ユーの命と一緒にネ!」

 男が刀を振り上げるのが分かる。駄目だ。指一本動かせない。やられてしまう。
 …スイマセンでした、お嬢様。僕は…お嬢様を守れませんでした。
 心のうちでそう呟いた後、ゆっくりと目を閉じた。
41ぱぶろふ:2006/07/31(月) 07:38:15 ID:KIhPXenF

 …ゴッ

 …急に鈍く発せられた音を最後にして、室内の音が消えた。雨音が戻ってくる。
 まだ僕は生きている。どうして…そう思って目を開けると、土鍋を持ったお嬢様と倒れこんでいる男が視界に映し出された。

 お嬢…さま?

 角度が悪くてお嬢さまの表情が読めない。唯何かをぶつぶつと呟いている。

「よくも…よくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくも……」

 お嬢様はもう泣いてはいなかった。代わりにさながら呪詛に満ちた言葉を吐くかのように、よくも、と繰り返している。
ポタリ、と赤が滴り落ちる音が鮮明に聞こえた。

「よくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくも
よくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくも
よくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくも
よくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくも
よくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくも
よくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくも……よくもッ!ハヤテを!!」

 お嬢様は土鍋を振り上げて男の後頭部に振り下ろす。ゴシャ…と頭蓋の砕ける音がした。お嬢様は何度も土鍋を振り上げる。
何度も。何度も。何度も何度も。何度も。振り上げては振り下ろし、男の頭蓋を砕く。男の耳から脳漿が垂れ流されている。
男の頭はもうすでに血まみれで土鍋に付いた血液が当たり一帯に振りまかれ、紅い絨毯を鈍紅色に染め上げていく。
単調でたった一つのマイナスが込められた言葉を呪詛に吐きながら、なんのためらいもなしに男の頭蓋を粉砕する。
 しばらくして、これ以上振り上げられなくなったのかお嬢様は力なく土鍋を地面に落とした。ゴトン。土鍋が鈍い音を立てて絨毯の上を転がる。
お嬢様が泣きそうな目でこちらを見ている。

「ハヤテ、私…」

 僕は呆然としてしまっていた。もう筋肉の弛緩は解けてしまっていたのに、それでも動くことが出来なかった。
唯、赤に彩られた彼女を、見つめていることしか出来なかった。

「ハヤテくん!ナギ!!…ッ……!!!これは……。」

 マリアさんが部屋に飛び込んでくる。それから部屋の惨状を見て息を呑み、それでも冷静にポケットの携帯を取り出してプッシュする。

「医療班ですか?今すぐナギの部屋に。それと外のSPに連絡して、ナギの部屋に来るように言って置いてください。」

 それだけを簡潔に述べて電話を切ると、マリアさんはこちらに駆け寄ってくる。

「ハヤテくん…立てますか?」

 僕はゆっくりと手を突いて立ち上がる。熱がぶり返して、また視界が霞み始めていた。

「とりあえずナギの部屋まで着いてきてください。話も治療もそこで…」

 そういうとマリアさんはお嬢様を抱えて足早に部屋を出て行った。慌ててそれを追う。
 お嬢様の部屋へいく途中、僕の名を呟きながら男の頭を砕くお嬢様の姿が思い出された。そして、「ハヤテ、私…」泣きそうな目で僕を見ながらそう呟いたお嬢様の姿も。
 僕はあのとき、どう答えるべきだったのだろうか。


おわり
42名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 08:34:47 ID:r4uqFomU
なんか朝っぱらからすごいSSが…
これ読んだ時ギルバートが本気を出したらこれくらいやるのかな?とか思ったけどオチが自分的にしっくり来なかったです。
まぁハヤテのエロパロスレ的に新しいスタイルではあると思いますけど
原作の性質上かなり良質なので無い限りこの手のSSは余りウケがよろしくないかと…

えらそうでスマソ
43名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 09:53:48 ID:/kkoJI5j
綾先ボーイ?
 ・
44名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 11:06:29 ID:LC1rF6U/
「よくも」を多くすれば感情の高ぶりが伝わるって訳じゃないぜ
45名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 14:23:47 ID:s97bRCJF
「よくも」を「オラ」にしてry
46名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 16:12:53 ID:4s2wui9y
>>41
・綾"崎"
・ちょっとばかし捻りが足りないか。予定調和の内に収まってしまった感じ
・句読点の置き場所を少し考えてみると、味と言うか雰囲気が増すと思う

初心者のSSだとすれば文章力は中々。駄文だと卑下せずに研鑚を積んで
更なる成長を遂げて欲しいと思う

>>44
キれた女だとたまにこんな感じのトランス状態に陥るぞ?
本気で人すら殺せそうな威圧感だから怖い
47名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 16:13:33 ID:S5ZLFmy5
「よくも」を「無駄」か「ボラ」に(ry
48名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 20:00:39 ID:NwZqSYup
ハヤテがKOOLだと思ったのは、おいらだけ?
49名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 20:32:18 ID:K/skJuJn
咲夜と伊澄……2人とも、ナギの事は大好きだから……
成長したら女子高生ノリでイロイロしてしまうかも知れん……

……別に問題は無いな。うん。
50名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 21:29:00 ID:bqenvS3o
なぎさ・・・・・
51名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 21:36:59 ID:r4uqFomU
>>49
うはw見てぇww
52ぱぶろふ:2006/07/31(月) 23:16:59 ID:KIhPXenF
一応次を意識して書いたのでオチが締まらないっていうのはあります。
自分で見ててもこのオチはどうかと思いますし。
批評や誤文の指摘、ありがとうございます
53名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 23:56:02 ID:JqzP3yDk
新作、楽しみにしてます
54名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 00:32:06 ID:lylL2AaD
あとは sage て頂けるとさらにありがたい
55名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 01:34:19 ID:p/sOYKY+
>>52
心理描写とかはすごくよく書けてると思います。
けど、他の人も言ってますがちょっと在り来たりだった気もします。
傷心のナギをハヤテが慰めるという展開にするのかどうかは分かりませんが、
それなら逆にハヤテが殺してしまい、それをナギが慰めると言う展開の方が、自分の好みだったり。


あと、ハヤテもナギもKOOLっぽいよね、うん……
56名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 02:29:21 ID:AENIBNtl
>>52
俺はこうゆうの結構好きだ。
次も期待してまっせ。
57名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 09:26:40 ID:ZH1rRJeT
>>52
sageというのは半角でメール欄にsageとうつんだ。これをやると上がらなくなる。
詳しくは自分で調べよう。
58名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 13:46:33 ID:WkjpYQLt
マリアさんの年齢詐称疑惑をネタにして、ギャグ主体の非エロSSを書いていたんですが、
オチが浮かばず放置中。今はハルヒのSS書いてます。
59名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 14:32:27 ID:LXy8W3JB
がんばれ、殿
60名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 16:45:28 ID:2HZj7++B
文章が長すぎるとNGっていう決まりありますか?
61名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 17:44:45 ID:/VWjbSjz
特にない。
62名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 17:56:45 ID:2HZj7++B
>>61
わかりました
ありがとうございます
63名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 01:56:00 ID:PDuyYPk+
>>41
刑務所で頭に巨大なタンコブと十字の絆創膏だけ貼って「くーー次こそはーーー!」
って感じに懲りてないギルが頭に浮かんだ俺は何か間違っているか?
64名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 15:56:56 ID:47s/daPD
さて今日は水曜日。
ネ申が来ると・・・
65ROCO ◆VpKHzOu04Y :2006/08/02(水) 16:41:03 ID:Y4KFkJAe
今週35号ネタで投下します、ネタばれにご注意を。
66ROCO ◆VpKHzOu04Y :2006/08/02(水) 16:41:48 ID:Y4KFkJAe
『オレは…!!伊澄が好きなんだから─!!』


それにしても、驚いてしまいました、
ワタル君たら、あんな冗談を口にするのですから。
そうですよね、ワタル君はナギの事がお好きなのですから。
そういえば先程も仲良くお勉強なさっていましたようですし、
きっとその現場をハヤテ様に見られてしまい、咄嗟に誤魔化す為に
あんな冗談を口にしたのですね。

「あの〜どうしましたか伊澄さん、なんだかホッとされてますが…というか微笑んでる?」
「え…あ、えっと笑っていましたか?」
「はい、何だかとても可愛い笑顔をしてましたよ」
「はう…」
恥ずかしい、思い出し笑いをしていたのをハヤテ様に見られてしまいました。
帰り道が分からないので屋敷内をさ迷っていたから、
こうして玄関まで私はハヤテ様に案内をしてもらっていたのです。
学年末試験のお勉強もあるというのに…ハヤテ様にはご迷惑をかけてしまいましたね。
そういえば…友達であるワタル君を応援したいけど、
するとナギのハヤテ様との仲をお邪魔する事になるのですよね、
はぁ…困りましたね、こういう複雑なのを考えるのは私には少し苦手です。
「あの〜大丈夫ですか、今度はその…」
「!あ、あの…また私、考え事を顔に出してましたか?」
「ええ」
どうやら今度は思いつめた表情を見られてしまったみたい。
うぅ…また恥ずかしいとこを見せてしまいました、顔が熱い…
きっと今度は顔を真っ赤にして、恥らう表情をハヤテ様に見せていると思います。
「あの…え?」

ポフッ…

「あ、あの…伊澄さん?」
「すみませんが、少しこのままにさせて下さい…ハヤテ様」
「は、はぁ…わかりましたけど…」
その赤らめた私を見て、きっと今度は熱でも出したのかと
心配の声をかけてくれるハヤテ様の胸元に、私は唐突に顔を埋めました、
その恥じらいの表情を隠す為に…
67ROCO ◆VpKHzOu04Y :2006/08/02(水) 16:42:24 ID:Y4KFkJAe
でも思わずこうしてしまいましたが、よくよく思えば更に恥ずかしい事を
私はしているのではないでしょうか?
執事服の生地越しとはいえ、ハヤテ様の温かい胸板の体温を顔で感じとりながらに、
聞こえてました…私とハヤテ様のうるさいほどに騒ぐ胸の鼓動音が…
私はもちろんですが、ハヤテ様も動揺してらっしゃる証拠ですよね。

意識してる…私に…ハヤテ様が

ドックン…

「!?」
その時、ふと私の中に眠る、ある感情がざわめき始めました。
いつしかに大胆な行動を私にさせた、あの感情がまた…
「ハヤテ様、すみません…いいですか?」
「え?」
顔を見上げた私に、ハヤテ様は少し驚いたような顔をされていました、
私…この時にどんな表情をしてたのでしょう。
ただ自分の呼吸が慌しいものになっているのは、自覚していたのですけども…
「あの…ハヤテ様に私のざわめきを納めてもらいたいのですが…いいですか?」
「ざわめきですか?」
「はい…この胸の騒ぎを静めてもらいたいのですよ」
「静めるって…えっ!?」
その感情を認めると、ふいに全身が疼き、そして切なく感じてきました、
それこそたまらないくらいに…
その為か、私はハヤテ様の手を掴み、その手の平を自分の胸に押し当てました。
この感情は、私に大胆な行動を無意識にさせてしまう困った感情だったのです。
「ん…」
「伊澄さん!?あの…な、何を…!」
ムニュッと、僅かにある私の乳房にへと、ハヤテ様の大きな男の手が密着します、
もちろん服上からだから、感度は低めになるのですが…
それでも感じました、己の恥部に異性に触れられた時に感じる、あの淫らな触感を。
そしてハヤテ様も感じてらっしゃるようです、私の胸の感触を…
その熱いくらいに体温が上昇した温かな手は、細かく震えていましたから。
「伊澄さん…その…」
「卑しくてすみませんハヤテ様…こんなのは破廉恥な事だと自覚はしてますが…」
ムニュっと…また手を押さえ、私の胸の膨らみの感触をハヤテ様にもっと体感させる私、
きっとこの人も感じてる筈、この触れてる場所の奥深くで激しく高鳴らせている鼓動を…
心の音を感じさせ、私も緊張している事を伝えたのです。
「感じますか?私の…鼓動…」
68ROCO ◆VpKHzOu04Y :2006/08/02(水) 16:43:10 ID:Y4KFkJAe
「はい、ドックンドックンて…凄く大きな響きが伝わってきます」
「こんなにざわめいているのです…それに私の身体も…切なくて疼いてしまって…」
私の目と、ハヤテ様の目が合います…彼も顔を真っ赤にさせていました。
どうやら伝わっているようですね、私が何を望んでいるのかを…あの時のように。
その目の動きから戸惑っているのが、よくわかります…きっと私も同じ、
でも、我慢できない…ナギには悪いと思いつつも、このままでは気が狂ってしまいそうだったから。
「だから…静めてくださいハヤテ様、この感情を…感覚を…」
すると胸を触れる手とは逆の手が、私の顎下を掴み上げ、彼の顔が迫ってきます。
「いいのですね伊澄さん」
そしてハヤテ様が問うてきます、その愚問を…
「はい…どうかこの伊澄にハヤテ様ので、ご慈愛を下さいませ」
そしてさらに迫ってきたハヤテ様のお顔は、鼻先の間近にまでくると触れました…
私の唇に、ハヤテ様の唇が重なったのです。

そして、心の中で目覚めたあの淫らな感情が、ついに完全に解き放たれました、
私を意識してくれたという喜びが鍵となって、封じた扉が開いたのです。
たちまちに封じていたエッチな感情が頭を支配していきます、
あのいつかのように…この肉体を好意をもった男性に捧げた時のように、
また同じ男性に捧げるのです、この火照った身体の全てを…心も一緒に任せたのでした。


ピチャ…チャプ…

「あぁ…凄い…んふっ!」
ナギの屋敷の一室に淫らな水音が鳴り響いてました、
その卑しい音は、私の股間から響かせていたのです。
そこではハヤテ様の舌先が、剥き出しになった私のアソコを舐めていらっしゃいますので、
唾液とアソコのワレメから漏れ流れ出してくる蜜が触れ混じりあい弾け、
とても淫らな響きの音を鳴らしていたのです。
「あっ…あぁぁ!!ハヤテ様…あ…あぁぁ───!!!」
私の口からは、絶えず卑しい甘い喘ぎ声が溢れてゆきます。
アソコのお豆さんを丁重に扱いつつも、包みこむようにして、
そして硬く大きくさせたとこを吸い付くようにしながらに、
柔らかく熱い舌先が舐め愛撫をしてくれていましたから、
この世のものとは思えないほどの、激しい快楽を与えてくれていたのです。
「んっ…凄い洪水のように溢れてきますよ、伊澄さんの愛液が…」
私の出した蜜によって、口の周りがぐっしょり濡らしてる口で、
そこの淫らに変化した現状を語るハヤテ様…
当然に物凄く恥ずかしかったの、こんなエッチな私を見られているのですから。
69ROCO ◆VpKHzOu04Y :2006/08/02(水) 16:43:57 ID:Y4KFkJAe
だけども…隠すこともなく、その全てを晒し続けてゆきます、
ハヤテ様に私の全てを見てもらいたかったから…

この時の私は自らの手で衣服を脱ぎ捨てていました、そう下着も全て…
今は裸身に一枚だけ上着を被っている状態です。
もちろん前は開けた状態なので、この私の乳房からアソコまでの恥部の全てを、
ハヤテ様に曝け出しています。
「は、恥ずかしいです…あっ!!」
「だけど、可愛いですよ伊澄さん…それに綺麗です」
何度もワレメを舐めて、そこを弄っていましたが、もう十分だと判断したのか、
ハヤテ様の顔は、そこから離れていきます…そして今度はハヤテ様の股間が重なっていくのでした。
あの大きな立派な聳え立つモノが見え、私はまた胸を高鳴らせつつ、緊張していました。
「入れますよ、伊澄さん…力を抜いてくださいね」
「はい…んっ」
そして私は力を抜き、それが入ってくるのを待ったのです…

ズブゥ…

「んっ!あっ!あはぁぁ!!!」

ズブブブゥゥゥ……

入ってくる…入り口を淫らに歪まして拡げながらに、ハヤテ様の立派なのが入ってきます。
私の中に…ズンズンと入り込んできているのが分ります、
大きい…あんな小さな穴の中に入ってくる感触は何度感じても凄いものでした。
「あ…あぁぁ────!!んふ…あぁぁ!!」
喘ぎもより甲高い声になっていきます、この中の敏感な部分を
ハヤテ様のが思いっきり擦りながらに入っていましたから。
「伊澄さんの中…凄く気持ちいいですよ、んはぁ!!」
「ハヤテ様のも…あんっ…凄すぎます…あぁ────!!」
互いに卑しく喘ぎ声を出しながらに、私はいつしかハヤテ様の腰の動きに合わせ自分からも動き、
このアソコへ挿入されたモノを、より奥深くに誘っていきます。
「んっ!あは…あぁ…ハヤテ様の奥に当たって気持ちいいです…あぁはぁ!!」
コツコツと奥の壁を叩くように突かれてしまう度に、全身に流れる快感という電流が流れてゆき、
私の心を狂わせながらに酔わせていくのでした。
快楽が私をおかしくさせてゆく…でもそれは決して嫌なものではありません、
むしろ望んでいました、ハヤテ様に変にされる事を…
70ROCO ◆VpKHzOu04Y :2006/08/02(水) 16:44:41 ID:Y4KFkJAe
「もっと…あぁ!ハヤテ様…もっと激しく!」
「はい、喜んで…んっ!」

ジュブゥゥ!!!

「あっはぁぁ!!あぁ…ハヤテ様ぁ…」
全身が激しく震えさせながらに、下から上に振動が加わっていく…
とても激しい快感と一緒に、この小柄の私の身体に響かせてゆきます。
長い私の黒髪も乱れながらに、なびかせてましたし…
「んっ…あぁ…凄く締まってきて、まるで絞られてるみたいです…」
「あぁ…あはぁ…ひゃぁ…」
どうやら無意識に、この中で私はハヤテ様のを弄っているようでした、
実感はないのですが、そのハヤテ様の気持ち良さそうな顔を見て声も聞くと、
私で満足してくれてると分かり、私は凄く幸福な気分になってゆきます。
だから感じる快感も増してゆき、この中での彼を責める具合も激しくさせていたみたいでした、
そして訪れるのです、あの時が…達する瞬間が!

「はぁはぁ…いいですか伊澄さん?」
「ん…はい、どうぞ…解き放って下さい、この私の中で…あぁ!!」
どうやら互いに同時に限界が訪れたみたい…
いえ、ハヤテ様の方が早かったようでした。
だから先にあの衝撃がお腹の中で響くのです、あの…爆発のような衝撃が。

ドックン!ドブゥゥゥ───────!!!

「ああぁぁぁ!!!きた…熱っ!!」
射精という衝撃が起きました、この私の胎内で大量の精液を放ったのです。

ドクドクゥゥゥ!!!

「ああああああああ───────!!!!」
そしてその衝撃を感じたのと同時に、この全身が激しく痙攣してゆき、目の前が白くなっていく…
どうやら私イってしまったようです、この中に熱いハヤテ様の子種を注がれて、
いつかのように絶頂してしまいました……気持ちいい。

「伊澄さん…」
「ハヤテ様…んく…」
71ROCO ◆VpKHzOu04Y :2006/08/02(水) 16:45:18 ID:Y4KFkJAe
そしてその熱いのを注がれるのを感じながらに、また…唇を重ねました。
愛しさをこめて、我も忘れ舌を絡ませながらに…


「んっ…んっ…あぁ…」
その後にも数回も注ぎこまれた後、私は後処理をしていました。
ようやく力尽き柔らかくなったハヤテ様の股間のを口に銜え、
私の蜜とハヤテ様の精子で汚れたのを、綺麗に舐め拭いてたの。

「うっ!そこまでしてくれなくても…」
「残念ながら、私はハヤテ様に勉学を教えることはできませんから…これくらいさせて下さい」
私の場合は勉強ができるというよりも、答えがわかってしまう力があるという事ですからね。
でも私と交わる事でハヤテ様に少しでも、その力を分け与える事ができるなら…
「こういう事ならいつでもできますので…その、ハヤテ様が望まれるならいつでも声をかけて下さい」
「い、いつでもですか?」
「はい…」
微笑みながらに大胆な事を言い放ちます、そう…今日のような本来は避けるような日でも、
人目のある場所でもいいからと…この時の私は本気でそう思っていました。
だけど、少し困ったような顔をハヤテ様はされていますね。
「はっ…もしかして、お気に召しませんでしたか?」
「いえ、ちょっと…ある子に悪いかなと…」
確かにナギには悪いかもしれませんよね…でも正妻は狙いませんので安心してね、ナギ…
「あ…」
「どうしましたか…あ!?」
そんな事を思いながらに、舌先でハヤテ様のを舐めてますと、いつしかその萎えていたのがまた…
元気を取り戻し膨らみ硬くさせていたのです、脈もこんなにうって…もう復活ですか!?
「さすがはハヤテ様ですか…」
「あははは…」

だけども復活したのは、ハヤテ様だけでは無かったようです、その元気なのを見ていると、
ようやく収まった私の中に宿る淫らな感情がまた騒ぎ出したみたいだったから。
また火照ってくる、もうアソコはハヤテ様に限界まで注がれ、入りきれなくなった白濁液を溢れさせているというのに…

…なら、前から少し興味のあった場所を使ってもらえば…

「ハヤテ様…よろしければ、またお相手いたしますが」
「伊澄さん…え!?」
「今度は、こちらで…」
そして私は彼の手を掴み、望む場所を触らせました…
それはお尻の方…本来は排泄を目的とする穴でした。



「遅いですね〜ハヤテ君?」
私が後ろの初めてをも捧げていた頃、別室ではハヤテ様をお待ちの方が待ちぼうけをくらってましたとさ。

【おしまい】
72名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 16:48:54 ID:159DoPBi
GJ
73名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 16:51:50 ID:47s/daPD
やっぱりキタ━(゚∀゚)━━!!!
ROCO氏GJ!
74名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 18:34:43 ID:2YYrUl+5
まさかこんな時間にROCO氏の神SSが来るとは
GJ!!
75名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 18:40:35 ID:BrYp+jXW
流石ROCO氏!仕事がはやい!GJ!!
76117(´_ゝ`):2006/08/02(水) 18:53:46 ID:V8DUwiM1
ROCO 愛してるぜ。
77名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 19:41:50 ID:jiA7aVNb
相変わらず神すぎる
78名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 19:46:23 ID:CzRPuQ9l
GJ…GJ…みんなGJし続けろ!!激しく!もっと激しく!
指とキーボードを擦り付けて!GとJを押し合って、読者とROCO氏がとろけ合うまで賞賛し続けろ!
いずれは2ちゃんねる中の人間に賞賛させてやる!管理人顔したひろゆきにもだ!
(以下略)
79名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 21:15:56 ID:iUsPxMa1
は、早すぎる!?
深夜ならともかくこの時間…いったい何分でこの話を思いつき、何時間で完成させたんですか。
私なら同じ文章を書くしても三日はかかっているでしょう…。
ともかくGJでした。伊澄たん分を補給させていただきました。
80名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 21:54:42 ID:bUTAy8gG
GJです。
81名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 22:14:44 ID:JcMzayDk
GJ!ROCOさんあんたって人は速すぎだぜ。
82名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 22:15:54 ID:eHcwBsaG
この早さでこんないい物がかけるなんてさすがです。とにかくROCO氏GJです。
83名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 22:23:05 ID:jiA7aVNb
爪の垢を煎じたものを配って欲しい
84sage:2006/08/02(水) 23:01:30 ID:mCKl/U6M
さすがはROCO氏!俺達には書けない速度で平然と書いてのける、そこにシビれる、あこがれるぅぅぅ!!
85名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 23:01:35 ID:DjA4YB1T
>83
ちょ、「爪の垢煎じて飲ましてやりたい」は悪口だからw
86名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 23:02:58 ID:bCn8SZd6
終わらない夢を見ようか
二度と覚める事のない夢を〜♪

現し世に帰れないくらい蟲惑的な夢を〜♪
87名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 23:04:39 ID:mCKl/U6M
間違えて名前がsageに!誰にともなくスマソ
88名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 23:33:09 ID:speaM/6v
>>84
今なら誰も気にしない。

エロパロスレ最高神光臨
最近水曜日が生きがいになってきた
89名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 01:06:18 ID:5K1P0EX0
>>85
悪口だったんですか24年間誤解してましたw
褒め言葉と思ってた・・・
90名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 01:14:32 ID:HeEYm698
褒め言葉だろ?
それにしてもROCO師は神
91名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 01:29:45 ID:1hAg1GVu
ナギ「まったく咲夜の奴め、伊澄の爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいくらいだ」
マリア「あなたって子は本当に……(咲夜さんの爪の垢でも煎じて飲ませてみましょうか)」
ワタル「サキのドジには借金執事の爪の垢でも煎じて飲ませてやらなきゃ直らねーんじゃねーの?」

ハムスター「ハ!ハヤテ君の爪の垢!?」
ワタル「オイ何故そこに反応すんだ」
92名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 01:34:49 ID:Jfx9nrfa
Bに対して「Aの爪の垢でも煎じて飲めよ!」
という場合Aに対してはほめ言葉でBに対しては悪口だな。
何?今更?そりゃ書きたかっただけだもんよ
93名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 03:56:04 ID:TftmxXjL
ハム「こ、これがハヤテ君の爪の垢」ごくっ。
ハム「んっと、誰もいないよね?誰にもとられないうちに私が煎じて飲もう」

ハム「十分煎じて冷ましたし後は飲むだけ…」
こくん、こくん。
私、これでハヤテ君に近付けれるかな?


十分後
あ、あれ?なんか、体が熱いよ。
どうしたんだろ、私、あ、ダメ、服着てられないよ。ハ、ハヤテ君…

こうしてハムスターは擬獣化してしまう。
原因はハヤテの爪の垢だと思ったら実はタマの爪の垢だったため。
この後、ハムスターに発情期が来て我慢できず、
ハヤテに襲い掛かったりするが、それはべつの話

ちなみに『爪の垢を煎じて飲む』はすぐれた人にたいした場合、
せめてその人の爪の垢でももらってという気持ちでその人にあやかるようになるだから悪口じゃない。
94名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 04:02:52 ID:TftmxXjL
93追加
93の悪口はROCO氏に対しての悪口ではないってことね。
正式な使い方だと確か命令でつかわないんだよね。
95名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 06:09:32 ID:nJvhr40b
ROCOはあの二回変身を残している
その意味が解るな?
96名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 06:57:29 ID:HeEYm698
わかりません
97名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 07:31:38 ID:X73598lJ
これが肝試しのキモ?
肝試しだからな
あら、すっかりお変わりになって
……肝試しでも、お前は怖くない!
98名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 21:55:16 ID:3AUg9SCL
「人は時間に支配され生きている。そうだなマリア?」
「そうですねぇ」
「人は時の流れに逆らうことなんて出来ない。ですよねマリアさん?」
「そうですねぇ」
「万物に永遠などない。そうだなマリア?」
「そうですねぇ」
「形ある物もいつかは朽ち果てる。ですよねマリアさん?」
「そ、そうですねぇ」
「人もまたしかり。そうだなマリア?」
「……そうですね」
「老いは恥ずかしいことなどではない!」
「隠す必要なんてありません!」

「なぁマ・リ・ア!」
「ねぇマ・リ・アさん!」

「……ウフフ、今年は綺麗な真っ赤な桜が見れそうですわ♪」
99名無しさんの次レスにご期待下さい:2006/08/04(金) 00:59:18 ID:lIrzJCK+
>>97実はキモい試しだったりするww
100地味に怖いぞ:2006/08/04(金) 01:12:39 ID:BMrum9nV
肝試し=肝臓テスト=他人に自分の肝を試される=試食コーナーで!?
101名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 03:04:59 ID:bhZok+h0
ちょい投下。
--------------------------------------------------------------------------------

 その晩。屋敷のPC室のなかで、長い髪を二つ分けにしている大富豪の少女は
百面相をしていた。
 PCに接続されたカメラ。何の変哲もないソレは撮った画像を30インチの大画面液晶に
映し出している。

「お嬢さま、何をなさっているんですか?」
「うわあああぁぁあっ」
 突然背後から声を掛けられて、ナギは後ろに飛びのく。
 当然声を掛けてきた執事、綾崎ハヤテとは激しく衝突するわけだ。特に顎とか。
 頭頂部を両手で押さえながら
「と、突然声を掛けるな! ノックぐらいしたらどーなんだ!」
 と怒鳴るナギ。
「しましたよ? 声もお掛けしましたが、返事がないので入らせて貰いました。
驚かせてしまって申し訳ないです」
 と綾崎ハヤテ。

 頬を赤く染めているご主人様を無視しているのか気づかないのか、執事の少年は
PCを覗き込む。
「へー。最近のパソコンはビデオカメラにもなるんですねえ……え?!」
 画面の中のウインドウに映っているのはPC室の壁と、その前に佇む一人の青年。
 歳の頃は二十才位だろうか、優しそうな目をした青年がその画面に、執事の制服を着て
立っていた。

「え? これって? え?」

 慌てたハヤテは手を振ったり、カメラを指差してみたりするが、液晶画面の中の
執事の青年はハヤテと全く同じ動きをしている。
 自分と同じ服を着た、自分と違う顔の人間。
 パニックに陥っているハヤテにナギが言った。




「それは五年後のハヤテだ」
102名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 03:05:36 ID:bhZok+h0
「それは五年後のハヤテだ」






「本当にこうなるんですか? オトナじゃないですか」
「五年後なんだから、ハヤテは21歳だろ。オトナに決まってるだろ」
 呆れたようなナギの声。
「あ、そうか。そうですよね」
 へー。とかほー、とか言いながら百面相をしたり、笑ったり、手を振ったりしている。
 PC画面に映っているのは今の丸顔がほんの少しだけ面長になっているハヤテ。目も口元も
キリっと引き締まっていながら、目の優しさは今と変わらない。
――今でもカッコいいけど、今より数倍はカッコいい。いや数倍は言いすぎか。
ハヤテは今だってカッコいいからな。いやでもそれよりもカッコいいってことはやっぱり
何倍かはカッコよくなってるんだろう。うん。そうだ。
「あのロボットを作ったアイツ……」
「牧村さんですか」
「そう、そいつの研究所で作らせたソフトだ」
 自分のことでもないのに無い胸を張るナギ。
「人間の顔の特徴を検出して、骨格から判断して年齢に応じた修正をするんだ。
95%以上の確率で――」

 聞きかじりの知識をひけらかしているナギだが、ハヤテの反応が全くない。
 訝しく思ってハヤテの方を振り向く。

 ハヤテは呆けたような顔で画面を見つめている。
 カメラの前にいるのはハヤテと、ハヤテに聞きかじりの知識を解説しているナギ。
 カメラのフレームにはハヤテとナギの上半身全てが収まっている。


 そして、PCの画面に映る女性にハヤテは見とれていた。


 卵型の顔。ふっくらとした唇とほっそりとしたあご。
 明るい色の髪の毛を垂らした細い首筋。大きな瞳。
 どこからどうみても美人としか言いようのないナギがそこにいた。

 ハヤテに見られている、と気づいたナギは緊張した声で尋ねる。

「…………ど、どうだ?」
「……」
 ハヤテの無言の回答は、何よりも雄弁だった。
 30インチ液晶のほぼ全面に拡大されたウインドウの中に、ハヤテの視線は釘付けになっている。 呆けたような表情で、どこか陶然とした目の色で、将来のナギの姿を
食い入るように見つめている。

「お…嬢……さま……? よろしいですか」
 ハヤテはナギの肩を掴んで、カメラの正面に立たせる。
 身体の前にナギを据えて、頭の上からカメラと画面を眺める。

 大人になった自分に寄り添っているかわいい女の子。
 今よりももっとカッコよくなっている執事の少年に抱きかかえられる未来の自分。
 ハヤテとナギが画面の中に見ているのはそんな風景。
103名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 03:06:15 ID:bhZok+h0
――なんて言うんだろう。この人を見ていると胸の中がかあっと熱くなって、
ドキドキして。息が苦しくなって。でも目を離せない。全身の骨が熱くなって
痒くなる感じがする。こんなキレイな人を見たのは……生まれて初めて……

 雪の日に自転車で轢かれたときの記録(マリアさん)をすっかり更新した新記録。
 ハヤテの中でその画面の中の人は赤丸急上昇トップ1入りどころか殿堂入りの
永久欠番級の美人さんだった。

 ぽかんとした表情で画面の中のナギを見つめるハヤテ。

「どうだ?」
 震える声で、ナギが尋ねているのに気づくハヤテ。

 如才ない少年にしては珍しく、ぽそりとホンネを口にしてしまうハヤテ。
「お嬢様は、大人になってもそれほど大きくならないんですね」
「なッ……」
 絶句するナギ。
 胸元が、こう、今よりは多少は豊かにはなっているものの今現在十七歳のマリアよりは
格段に見劣りがする状態であることに気づいていたからだ。
 そんな絶望感と哀しみに囚われていたナギだが、ハヤテの言葉でその暗雲は晴れあがる。
「でも、女の子はこれくらいのほうが可愛いですよ」
「そ……そうか?」
「ええ」
「でも、マリアはもっと……大きいぞ」
「そうですか?」
「そうだ」
「でも、お嬢さまはこれくらいが丁度いいと思います」
 ハヤテは貧乳スキーだったのか!とナギは驚く。
 だったら毎晩飲んでいる牛乳一リットルはもうやめよう、と決意するナギ。

「女の子はそれほど背が高くないほうが可愛いと思いますし」

 ハヤテが胸のことではなく身長について言っている、ということに気づいて
ナギは赤面する。

「た、たしかに……こ、このくらいの……身長差のほうが……いいよな」
 二人で一緒に歩いたときのことを考えてナギが頬を赤らめる。
 すると、画面の中の大人ナギも頬を染める。
 普段見慣れている少女の、大きくなった姿。
 子供っぽさは消え、少女の中の可愛らしさと綺麗さを何十倍にも増幅したような、
そんな美女が画面の中で恥らっている姿。それを目にするとハヤテの動悸は激しくなってしまう。

「お嬢さま……可愛いです」
 大好きな執事の少年が、初めてそう言ってくれた。

――ただ誉めただけなのに、ナギお嬢さまはぴくんと小さく震えたみたいだった。

――可愛い……

 その感情が画面の中のナギの将来像(18歳)に対して感じた思いなのか、
それとも今自分の前にいる小さな女の子に対して覚えた感情なのか、ハヤテには
わからなかった。
104名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 03:06:41 ID:bhZok+h0
 熱に浮かされたような表情で、ハヤテはそっと手を動かした。

 ノースリーブの肩を後ろから掴んでいたハヤテの手が、二の腕に下がってくる。
 ナギは執事の掌の感触にドキドキしている。
 掌は両肘を撫でるようにかすめると、みぞおちの辺りでハヤテの手が合流する。
 今ナギがいるのはハヤテの腕の中。
 後ろから軽く抱きしめられている。
 執事の制服越しに感じるハヤテの身体の熱さにナギは緊張と興奮を同時に感じている。
 へその少し上に当てられた掌からじんわりと伝わる熱。
 
 その熱がナギの身体を溶かしてしまう。緊張しているのに、身体からは力が抜けていく。
 

 画面の中の女性は頬をばら色に染めながら、うっとりとした潤んだ瞳で画面の中から
ハヤテを見つめてくる。
 その顔は見てるだけでハヤテの心臓はドキドキしてくる。息が苦しくなってくる。


 ハヤテは潤んだ瞳で「お嬢さま」と耳元に囁く。
 ナギの臍の前あたりで組まれたハヤテの腕に力がこもってくる。

 ハヤテの腕に包まれながら。
 ハヤテの声が背中から響く。
 触れ合った肌がビリビリと震え、ハヤテのかすかな体臭がナギの鼻腔を刺激する。
――どうなってもいい。
――どうにでもして欲しい。
――ハヤテに、好きなようにして貰いたい。
 チリチリと痺れるような感覚がナギの子宮から溢れてくる。
 熱い熱がナギの身体の芯を蕩けさせていく。

 あと数十秒。
 それだけの時間があったら、この二人の関係に決定的な何かが生まれていたかもしれない。

 そんな二人の仲を引き裂いたのは――

「ナギ? お食事の用意ができましたけど「うわあっ」「な、なんだマリアッ」」
 慌てて離れながら、ハヤテとナギは同時に叫んだ。

「よ、用事があるのならノックをしろっ!」
「ノックしましたけど?」
 と、マイペースな美人さんは言う。


「あら? それはなんです?」
とマリアさんはカメラを覗き込む。

 画面のウインドウにはマリアさんが映っている。
 今の姿と変わらないマリアさん。

 ……五年後?
 ……このカメラって、五年後を映すカメラだったんじゃ!?

 二人の脳裏に同じ疑問が浮かぶ。

「もしかしてプリクラでもなさってたんですか」
「ま、そ、そんなとこだっ」「え、ええ……」

-------------------------------------------------------------------
 二人が当惑したまま終わる。
 続くかも?
105名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 03:20:30 ID:wtn59OxT
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『もう夜も遅いし2chを閉じようとしたら
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        間違って更新して新たなSSが投下されていた』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも 何をされたのか わからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        眠気がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \   奇跡的なタイミングだとか超スピードだとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの 夜更かしは更に続くのを味わったぜ…
106名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 03:22:10 ID:69r89G4e
これは良い物を見させて頂いた
107名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 04:05:13 ID:30iuOJla
夜更かししてよかった。
GJ!
108名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 05:09:35 ID:ytjefNy8
>>104
GJ!しかし最後で死亡フラグを立ててしまったようですな。(-人-)ナムナム
109名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 09:23:17 ID:VXcU5rf9
時をかけるメイド

幻世「ザ・ワールド」
110名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 12:05:30 ID:aEQWF/Lc
アータン・・・アンタは一体何なんだーーーー!!!ともかくGJでした
111名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 13:56:23 ID:L5fYa/as
神だ
112名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 20:44:32 ID:BMrum9nV
GJ!!
良いssを書くためには書けて当然と思うことですじゃ。
呼吸をすることや、HBの鉛筆を素手でベキッと折れることのように、出来て当然と認識することですじゃ!あなたさまは必ずや神職人になれることですじゃ!!
113名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 00:30:13 ID:0TODsl6U
こうゆうの好きだわー
114名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 00:36:54 ID:88F7Udu5
マリアさん派としてはむしろ泣けた
115名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 01:22:04 ID:IQoHIpSq
年を取らないひろひこ吹いたw
えいえんのじゅうななさい吹いたw
116:2006/08/06(日) 11:32:26 ID:jkrpprSb
さてさて、1ヶ月ぶりのご無沙汰です。ヒナギク×ハヤテSS投下します。
一応前スレ141〜の続き・・・と見せかけて、BS(85)に影響されてハルヒ時空入ってます。
舞台は初夏。現実の時系列とあわせるつもりがちょっと遅れてしまったので、よければ頭の中を1,2ヶ月ほど戻して読んでください。
なお、話数は元ネタに引っ掛けただけで特に意味は無い予定・・・は未定、なのでご了承をば。
正直繋がりとかあんまり考えなくてもいいかも・・・まぁ、前回を見てない人も大丈夫、ということで?
それでは「桂ヒナギクの憂鬱 第6話」開始します。
117:2006/08/06(日) 11:33:09 ID:jkrpprSb
低く垂れ込めていた雨雲も東へと流れ去り、入道雲がゆっくりと顔を覗かせる空模様。
まだ残る梅雨の湿気が初夏の熱気と混じり、うだるような暑さを予感させる。
ギラギラとまぶしい日差しの中、かすかに聞こえ始めたセミの声。
今年も、夏がやってくる。


桂ヒナギクの憂鬱 第6話
熱中症候群


「……はぁ」
いつもの放課後。
生徒会室には私とハヤテ君と、珍しく美希もいた。
今日は特に急ぎの仕事もなく、なんとなくのんびりムード。
書類に走らせていたペンを止め、ハヤテ君の淹れてくれたアイスティーを一口飲む。
わざわざ冷たいものを用意してくれる細やかな気配りは、本当にハヤテ君らしい。
そのことを嬉しく感じながらも、やってくる夏を思うと少しだけ憂鬱な気分になってしまう。
「さっきからどうしたんですか? ヒナギクさん」
少し心配そうな顔で聞いてくるハヤテ君。
その気持ちは嬉しいけど、ハヤテ君自身に話せるようならそもそも悩んだりしない。
だから私は曖昧な返事をする。
「別に。そろそろ夏だなぁ、って」
「?? 夏が来るとわけもなく悲しくなったりするんですか?」
「わけもなくってわけじゃ……」
よくわからない理屈に思わず反論を……しまった、そのまま流してしまえばよかった。
「もうすぐプール開きがあるものね?」
「?」
「ちょっと、美希」
割り込んできた声に静止の言葉を告げる。
それを聞いた美希は小さく笑って自分のアイスティーへと視線を戻した。
そのまま退屈しのぎのポーズを見せつけるみたいに、ストローをくるくると回し始める。
そんな風に余裕のある態度を見ていると、なんだか何もかも見透かされてるような気がしてしまう。
「プール……?」
「別に、なんでもないわよ……」
話は終わりとばかりに止まっていた手を動かす私。
でもハヤテ君は納得してくれなかったみたいでまだ考えてる。
こんな風に些細なことも真剣に考えてくれるのは嬉しいけど、今はちょっと困ってしまう。
そもそもどうして水泳の授業はクラス合同で行われるのかしら……なんて、今更文句を言ってもしょうがないわね。
「まさか泳げないなんてことは……」
「あるわけないでしょ」
ハヤテ君の憤慨ものの憶測を即座に否定する。
マジメに考えてるかと思えば……まったく。
「あ、じゃあ胸が小さいから水着を着るのが恥ずかし……ッ! ごめんなさいなんでもないでうひゃあっ!?」
ああ、なぜだかペンが折れてしまった。寿命ってやつかしら?
しょうがないのでそれをゴミ箱に放り込んだ。
私とゴミ箱の斜線上にいたハヤテ君が何か言ってた気がするけど……まぁ、いいか。
118桂ヒナギクの憂鬱 2/8:2006/08/06(日) 11:34:17 ID:jkrpprSb
「ま、ある意味間違ってないわね」
「美希!」
黙ったハヤテ君の代わりのように、美希がとても無邪気そうな―――陰謀めいた笑みを浮かべて、話を続ける。
いろんな苛立ちをぶつけるような大きな声も、全く役に立たない。
「いいじゃない。当日いきなり知るほうが驚くと思うけど?」
「それは……」
わかってるけど……そんな楽しそうな顔で言われても納得できない。
「ハヤ太君、生徒手帳持ってる?」
「あ、はい、一応……」
でも美希は沈黙を納得と受け取ったのか、ハヤテ君へと視線を移して続きを語り始める。
「なら、98ページを見てみて」
「えっと……『コンピューター室の利用規則について』?」
「その下」
……どうしてそんなに正確に覚えているのかしら。
「ええと……『体育の授業時における服装について』ですか?」
「水泳の授業について書いてある所、読んでみて」
「『水泳の授業時は原則的に学校指定の水着を着用することが望ましい。それ以外の水着を用いる場合も、華美なものは不可とする』」
これがどうかしたんですか? みたいな顔で美希を見るハヤテ君。
今ならまだごまかせるけど……そんなことしてもしょうがない、か。
そんな私の心境を察したのか、美希がじらすのを楽しむようにゆっくりと言葉を続ける。
「その校則、今じゃほとんど意味がなくなってるの。みんな自分で買った水着を着ようとするから」
「はぁ……でも、どうしてですか?」
理由がわからなかったのかハヤテ君が不思議そうに尋ねる。普通わかりそうなものだけど……
これは男の子だから、じゃなくてハヤテ君だから、なんだろうな。
「ではハヤ太君。学校指定の水着といえば?」
「え? それはやっぱり……ああ」
ハヤテ君の顔にやっと納得の色が浮かぶ。
そんな鈍さを微笑ましく思いながら、美希が核心に迫るのを見守る。
知られてしまうのは恥ずかしいけど……確かにそのうちわかってしまうことだし。うん。
「ま、そんなわけで、学校指定のスクール水着を着てるのは一部の趣味人を除けば約1名しかいないわけ」
「約1名……?」
言葉とともに美希の視線が私に向けられる。つられてこちらを見るハヤテ君。
楽しそうな目と、不思議そうな瞳に見つめられる。
まったく……
「いいじゃない。私、生徒会長なのよ? 校則を守るのは当然のことでしょ」
確かに可愛いとか綺麗とかそういう水着じゃないけど、そんなのは些細なこと……だったのよね。
そんな私の言葉を聞いて、楽しそうな目はそのままに、不思議そうな瞳は納得の表情へと姿を変えた。
……や、やっぱり恥ずかしい。
「なるほど……つまり、その……ヒナギクさんの水着は……」
「そういうこと」
そう言いながら顔を見合わせ、同じタイミングでこちらを見た後、また見つめあう2人。
「しかも……旧スク!」
「な、なんですって!?」
そんなやり取りを交わしてまたこちらをじっと見る2人。
なんだか腹立つわね……
119桂ヒナギクの憂鬱 3/8:2006/08/06(日) 11:35:37 ID:jkrpprSb
「じゃ、実際に着てみましょうか」
「なんでそうなるのよ。そもそも今水着なんてあるわけないじゃない」
いきなり何を言い出すのかしら。
唐突な提案をしてくる美希に、腹立たしい気持ちを隠さず答える。
「大丈夫、ここに用意してあるから」
そう言って、どこからとも無く取り出された……
「な! な、な、なんで美希が私の水着を持ってるのよ!」
「ふ……こんなこともあろうかと」
……一体どんなことがあるって言うのよ。
「……私、美希が何を考えてるのか時々わからなくなるわ」
「もちろんヒナのことだけど?」
ジト目で放った呆れ声を真顔で返されて思わず絶句する。
「……とにかく、着ないから」
「そう? でも……」
でもこのまま沈黙してると間違いなくなぜか着ることになってしまう。
あわてて抗弁を続ける私からふいに視線をそらした美希がハヤテ君のほうを……あ。
「さっきからハヤ太君が、一番星を見つけた子供みたいにキラキラした目でこっちを見てるんだけど?」
「ぐはっ!?」
美希の言葉に吹き出すハヤテ君。その音は図星の意味を持っていた。
「……ハヤテ君?」
「い、いやあの、決してそういうわけでは!」
どういうわけなのかしっかり理解してる時点で語るに落ちてると思うけど。
あんまりあわてられると……からかってみたくなるわね。
「……そんなに見たい?」
「ぅ……ぁ……」
とたんに真っ赤になって固まるハヤテ君。
そんなハヤテ君の目の前で、持ち主と一緒に汗をかいてしっとりと濡れたコップから、氷が崩れる音が聞こえた。
それを合図にしたように、ハヤテ君は小さくうなずいた。
うん、素直でよろしい。
「いいわよ、見せてあげる」
たったそれだけのことで上機嫌になる現金な自分に苦笑してしまう。
そんな私の言葉に、ハヤテ君はますます赤くなって、視線をさまよわせた。
恥ずかしがるように。あるいは、何かを秘めるように。
切なげに、けれど凛々しく。
そんな葛藤の中で、瞳が揺れていた。
あれは……えっちなことを考えてる時の顔ね。
まったくもぉ……男の子なんだから。
まぁ、今なら美希もいるし、そんなに変なことにはならないと思うけど……
「さて、そろそろ帰るわね」
「え?」
そんな私の考えを見抜いたようなタイミングで、美希が別れの挨拶を口にする。
「今日は5時から『振り返れば奴がいる気がする・鬼隠し編』の再放送があるから」
ああ、あの医療現場の闇をホラータッチで描いたサスペンスドラマ……じゃなくて!
そんなの見てるなんて聞いたことないわよ!?
「じゃ……ごゆっくり」
止めようとする暇もない。
口元に笑みを浮かべながら、美希は呆然とした私を置いて一瞬でエレベーターの中へと消えていった。
まさか……最初からそのつもりだったんじゃ……
……どうしよう。
「……ヒナギクさん」
「な、何!?」
単なる呼びかけの言葉。だけどそこにこめられた意志は明確だった。
反射的に出た大声。それにもやっぱりこめられた意志。だけど……
「ダメ……ですか?」
どの道そんな顔をされた時点で、私に勝ち目なんてなかったのだ。
120桂ヒナギクの憂鬱 4/8:2006/08/06(日) 11:36:33 ID:jkrpprSb
着替え終わった時には、夕暮れが近づいていた。
「えっと……」
深呼吸を繰り返しながら、ゆっくりと開けた扉の向こう。
素早く振り向いたハヤテ君の真っ赤な顔が見える。
「どう……かしら?」
本当はその顔を見た瞬間にわかったけど、直接聞きたくてそんなことを口にする。
そんな私のワガママに応えてくれるハヤテ君の笑顔は、夏の夕焼けのようにまぶしく、そしてやさしかった。
「すごく……素敵です。ヒナギクさん」
だからそのまま抱きしめてくる腕に、素直に甘えてしまう。
陽だまりのような、温かい体温。私が一番安心できる場所。
できればそのまままどろんでしまいたいけど……それは、また今度ゆっくりと。
ハヤテ君の腕が私をソファーに横たえる。
「ヒナギクさん……いい、ですか?」
真剣な顔と、いつもの言葉。この瞬間の力強く静かな声だけは、ずっと変わることがない。
絶対に口には出さないけれど……私は、この時のハヤテ君の顔が、大好きだったりする。
だからそんなハヤテ君に、私もいつものように合図を返す。
「うん……好きにしていいわよ」
笑顔になったハヤテ君が、返事にキスをひとつくれた。
「ん……っ」
キスを続けたままハヤテ君の舌が私の唇をノックする。
「ん……んむぅ……」
合図に応えて、唇を開いて迎え入れる。
「ふむ……ん……ん……」
自分の舌はいつも口の中にあるはずなのに、ハヤテ君の舌は全然違った感触がする。
「んむっ……ふむっ……んんんっ」
上あごをくすぐられる。くすぐったくなって舌を絡ませ制止する。
「んっ……ふむ……むぐ……ん、ん……」
そのままハヤテ君の口まで押し戻す。柔らかい舌の感触と硬いエナメル質の感触を同時に感じて不思議な気分になる。
「んんっ、んっ……んくっ……んく……ふぁ」
唾液と吐息が混ざり合う。濡れた唇が引き寄せあう。
まるで熱を飲み込んでいるみたいに、口から体中に熱が広がっていく。
「ん……ふぁ……」
熱をもてあまして身じろぎする私に、ハヤテ君の手がそっと触れてきた。
いつものように胸に、それから胸の上で少しだけ滑らせて……不意に手を止める。
「……どう、したの?」
ただそれだけのことを不安に思う自分に苦笑しながら、それを隠さず不安そうな口調で言う。
「いえ、いつもと手触りが違うな、って」
そんな私の言葉に、ハヤテ君はふんわりと微笑んでそう答えてくれた。
「そんなに違う?」
ただそれだけのことを嬉しく感じながら……思わず普通の口調で言ってしまう私。
……やっぱりまだ全部はうまくいかない。
121桂ヒナギクの憂鬱 5/8:2006/08/06(日) 11:37:13 ID:jkrpprSb
「スパッツと似てますけど、少しだけ違う気もしますね」
だけどハヤテ君は笑みを深くして、言葉を続ける。
そのままハヤテ君の指が、私の胸元やおなかの上を滑らかに往復する。
「なんと言うか……ペタはテラより大きいって、よくわかる気がします」
「な、何か……ぁ、変なこと、言ってる……?」
握り拳でも作りそうな表情になりながら、手を動かし続けるハヤテ君。
意味はよくわからないけど、ものすごく失礼なことを言われてるような……
そんな私の疑問を無視して、ハヤテ君の指が胸の横から背中に回って、肩甲骨をくすぐった後、背筋をゆっくりと下って行く。
「このあたりはそんなに変わらないかもしれませんね」
「ふぁっ、そ、そこはくすぐったい、から……ぁ」
本当はくすぐったいだけじゃない。けれどそれを口に出せずに固まる私。
おしりに触れたハヤテ君は、そんな私を解きほぐすように指先を手のひらに変えて揉むように回すように撫でて。
「なんだか……感触はいつも通りなのにいつもよりぴっちりしてて……不思議です」
「あっ、なにか……ぁん! いつもより……っ!」
どうしてかしら。水着とはいえ服を着ているはずなのに、いつもよりえっちなことをしているような気がする。
そんな私の戸惑いを後押しするように、ハヤテ君はまた指だけで触れて弧を描きながら腰周りを経て、そこから―――
「あ……ここは一緒かも」
「きゃんっ!?」
私の一番敏感な部分に、触れてきた。
「ふぁっ! ちょ、ちょっと待っ……ひゃん!」
おかしい。いつものように触られてるはずなのに、いつもよりも声が出てしまう。
思わず伸ばした私の手が虚空をつかむ。
「では、ここはまた後で」
そう言いながら上へとかわしたハヤテ君の指先が、おなかの下で裾の部分に引っかかる。
「あ……ここって本当に穴が開いてるんですね」
発見、ではなく納得、の口調。どうしてハヤテ君が女の子の水着の構造を知ってるのかしら。
「いつも思ってるんだけど……そういうのってどこで聞いてくるの?」
「へ? あー……全然全くさっぱりちっとも知らなかったので調べてみないと!」
あんまりにもあんまりなごまかしをしながら、ハヤテ君が裾からさらに上へと手を滑らせ……内側へともぐりこませてきた。
「やっぱり、こっちのほうがいいですね」
ハヤテ君の手のひらがおなかの上で水着にはさまれる。あまり伸びない生地だから、押し付けられるように密着してしまう。
「や、っ、あ、んっ!!」
そのままハヤテ君の右手が、握り締めるように動いた。
実際にはほんの少し指先で引っかく程度の動きだったけど、まるでおなかを全部掴み取られたように感じてしまう。
「あ……今、ヒナギクさんのおなかがきゅってなって……」
「そ、そんなことしてないわよ!」
「でも……」
水着の内側でさっきまでの繊細さをなくしたハヤテ君の手が、私のおなかを捕らえる。
撫でる手のひらは捻じ込むような振動に、くすぐる指先は強くかきむしるような動きに変わる。
それはまるで力ずくで私の中をこじ開けて侵入してくるみたいに感じられて……
122桂ヒナギクの憂鬱 6/8:2006/08/06(日) 11:38:13 ID:jkrpprSb
「ひゃんッ! 待っ、んぁ! ちょっと、強すぎ……ふあっ!」
「あれ……ヒナギクさん、さっきより……」
手の動きを止めないまま、不意にイジワルな笑顔になるハヤテ君。
そのままハヤテ君の顔が近づいてきて……思わず目を閉じた。
「……やっぱり、こういう感じのほうがスキなんですか?」
耳元でささやかれる。二重に不意打ちだったせいで、不覚にも動揺してしまう。
「ば、ばかっ! そんなわけ……ぁん!」
言葉だけの否定を、ハヤテ君の右手が握りつぶす。
「……本当、ですか?」
「〜〜〜ッ!」
吐息が耳にかかる。その熱に犯される。
「……イジワルなことされるのは、困る、けど……」
「けど?」
ハヤテ君の背中に腕を回し、頬をくっつけて顔を隠す。
そのまま熱で曖昧な意識で、うわごとのように口にした。
「イジワルなハヤテ君は……嫌いじゃないわよ」
きっと、私、今、すごく……えっちな顔してる。
……って、ああもぉ、笑うな!
思わず拳を握り締め、ハヤテ君の背中を何度も叩く。
だけどなぜか叩くごとにハヤテ君の笑い声はますます大きくなってしまう。
「じゃあ……どれくらい『嫌いじゃない』のか確かめてみましょうか」
そう言って、ハヤテ君が体を起こす。そのままなんとか怒ってる顔を見せる私に笑いかけながら、左手だけでベルトをはずした。
確かめる、って……まさか……
「この状態だとヒナギクさんのおなかの中がどうなってるのか、よくわかりますから」
「な……そ、そんな恥ずかしいことしなくていいから!」
思いっきり叫ぶつもりが、小さな声しか出なかった。
おなかに力を入れると、それが伝わってしまいそうだったから。
右手を水着の内側に入れたまま、左手で下の布をずらして、ハヤテ君が体を傾けてくる。
「え? やっ、その……ちょっと!」
足だけでバランスを取ってるのはすごく器用なことだけど……当然、両手が使えない以上ブレーキがないも同然なわけで……
「―――ッ!!」
そのまま一気に貫かれた。
「あ……いつもより、きつく……っ!」
そう言いながら、ハヤテ君の右手が私のおなかを押さえる。そのせいで、私もいつもより余裕がない。
「だっ、て……ぁん! そんなに、押さえつけられたら……」
「へ? そんなに力、入れて……」
私の抗議を聞いたハヤテ君は、一瞬不思議そうな顔をして……
「そうですよね、こんなに押さえてたらきつくなっても仕方ないですよね」
不意にイジワルな笑顔になる。
123桂ヒナギクの憂鬱 7/8:2006/08/06(日) 11:39:02 ID:jkrpprSb
「わ、わかってるなら……ッ!」
そう言いながらハヤテ君は手のひらにますます力を入れ、動き出す。
引き抜かれてもその分ハヤテ君の手に押し込まれる。
狭くなった私の中を、また貫いてくるハヤテ君。
繰り返されるごとに、どんどん、どんどんきつくなっていく。
「……ッ! やっぱり、すごく、きついです……っ!」
「それは……んんっ! ハヤテ君の、手、が……ぁん!」
ハヤテ君が笑う。イジワルに、だけど柔らかく。
「それじゃあ……もっと、きつくしてみましょうか?」
そう言いながらハヤテ君が動く速さ、押さえる力はそのままに、指先を強く折り曲げる。
「やっ、これ以上は、ホントに……っ!」
ハヤテ君の指に翻弄される。自分の体が自分の思い通りにならない。
体の主導権が消失する。その場所に、ハヤテ君の存在が流れ込んでくる。
どちらが動かしているのか。どれが自分の体なのか。それすらわからないくらい、ハヤテ君を近くに感じる。
「なら……やめましょうか?」
不意に動きを止め、イジワルな言葉をイジワルな笑みで言うハヤテ君。
ここで本気で嫌だって言えば、きっと本当にやめてしまうだろう。
それはハヤテ君の優しさで……だからこそ、拒否できない。
ああもぉ……ずるいなぁ。
「……ばか」
すねた子供のような態度で、短く発した言葉。だけどそんな自分を見せられることが、少しだけ嬉しい。
それを聞いたハヤテ君は、心から安心したような微笑みを浮かべた。
「じゃあ……思いっきり、いきますね?」
そう言いながら、ハヤテ君が再び動き始める。
加減を考えないまま、暴走しているように荒々しく。
さっきよりも強く、ハヤテ君の存在を感じる。
「うんっ、きて、きてぇ……っ!」
「あ……また、ちょっと……きつく……ッ!」
だから、私も少しだけ素直になれる。
「あは……こういうヒナギクさんも、可愛いですよ」
「ば、ばかぁ……そんなこと……んぁっ!」
そんな私の何もかもが、ハヤテ君に手のひらから伝わってしまう。
それを恥ずかしく、嬉しく思いながら、どんどん早くなっていくハヤテ君の動きを受け止める。
「そろそろ……いき、ます……ッ!」
そして、ハヤテ君が熱を解き放つ。
「ぁ……私も、もう……っ!」
その熱さをハヤテ君の手のひらから隠すように、奥深くまで飲み込んでいた。
124桂ヒナギクの憂鬱 8/8:2006/08/06(日) 11:39:50 ID:jkrpprSb
いつの間にか、夕日は沈んでいたらしい。
オレンジと黒の境目の時間。地平線の向こうから、かすかに届く穏やかな光。
その光に鎮められたように、あれほど激しかった私たちの動きも止まっていた。
お互いの息遣いだけがあたりに響く。熱の余韻に浸りながら溺れかけたみたいな荒い呼吸を繰り返す。
……まぁ、ある意味とっくに溺れてるけど。
「でも、ちょっと残念な気もしますね」
私より早く息を整えたハヤテ君が、穏やかに言う。
「……何が?」
少しだけ間を置いて、私も答える……しかたないけど何か悔しい。
「いえ、その……もうすぐ皆がヒナギクさんの水着姿を見るんだな、って」
残念、と言いながら、ハヤテ君は笑っていた。
そんな風に独占欲みたいなものを覗かせてくれるのは珍しい。
そのまま優しく、そして丁寧に髪を撫でてくれる。
「でも……こういうことをするのは、ハヤテ君とだけよ?」
目の前に、私の好きな笑顔をしたハヤテ君。
そんな合図に応えて、私は自然と微笑む。
「じゃあ、今のうち、ということで……」
だからハヤテ君は安心したように、深く静かな熱を伝えてくるようにふっと息をつき、言葉を続ける。
「もう1回、いいですか?」
それは質問じゃなくて確認の言葉……今日は何度『もう1回』があるのかしら?
「もぉ……しょうがないわね」
そっとささやき溜息ひとつ。
そんな私の、贅沢な憂鬱。

もうすぐ、夏がやってくる。
125:2006/08/06(日) 11:40:42 ID:jkrpprSb
パッと思いついて書いた。ヒナギクにスク水を着せてみたかった。今はちゃんと時系列の繋がった話を書いている。
えーっと・・・気軽に楽しんでもらえたら幸いです。
それでは。
126名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 11:51:20 ID:eCatBM3D
ペタはテラより大きいって、よくわかる気がします

日本語を話せ
127名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 11:52:13 ID:wIMRqGin
その水着をそのままハヤテが着るんじゃないの?

おじさんはそういうこと気にしないし
128128:2006/08/06(日) 12:21:53 ID:sY6monHy
タイトル
『咲夜の想像したボケ展開は出ない』

ピンポーン♪

「ナギ、咲夜さんがお見えになりましたよ。」
「うむ、通せ。」
「では咲夜さん。どうぞこちらへ。」
マリアに迎えられナギの部屋に訪れる咲夜
「それではどうぞごゆっくり。」
マリアがナギの部屋を後にした。
「なぁ、ナギ。」
先に口を開いたのは咲夜
「ナギがウチの事家に呼ぶなんてめずらしいやん?いつもならウチの方から行くのに。」
「そうか?まぁそんな事はどうでもいい。とりあえずくつろげ。」
いつもよりほんの少し違うナギの態度に咲夜は違和感を感じた。
「もしかして伊澄さんも呼んではるの?」
「いや、あいつ今日は用事があって来れなしらしい。」
「さよか。」
「と言うのは建て前で、このSS書いてる奴が伊澄の口調をまだ半分も理解してないから出すに出せなかったらしい。」
「な、なんちゅー理由やねん、それ。」
「ま、そーいう事だからもし私の口調がヒナギクにでもなってたらとりあえずツッこんどいてくれ。」
「へ?」
どうつっこめばいいかいまいち分からない咲夜。
「あ、そーいえば現代世界ではそろそろ24時間テレビが始まる時期だが、ヒナギクの友達に一人運動ダメなヤツがいてな。
 そいつに24時間マラソン走らせればかなり面白そうだよな。漫画のネタになりそうだし。」
「地球は救われるがその方は救われへんなー。」
まぁ、ナギも人の事は言えへんけどな。
ガチャ
「しつれいします。お茶をお持ちしました。」
マリアがお茶とお菓子を持ってきたようだ。
二人の受け皿の上にティーカップが置かれ、マリアがトクトクと紅茶を注いでいく。
「では、失礼します。」

あれ、そういえば

「あのナギ、執事君はいないの?」
「ああ、ハヤテは今ちょっと学校だ。昨日桂先生から電話があって授業中に野球やったのをヒナギクにバレたらしく
 桂ちゃん球団が解散の危機に立たされたらしい。で先生ときたら『大好きな野球だけど、解散します。えぐっ、グスッ、みんなごめん!!』
ってハヤテに言うもんだからさ仕方なく球団存続を頼みにヒナギクの所に行ってるんだろうな。」
「はぁ、ごめんナギ。つっこむ言葉が見当たらへん。」

ナギも執事君も学校生活で色々と苦労してるんやなー。


129128:2006/08/06(日) 12:22:40 ID:sY6monHy

「ところでサク君よ。」
「ん、なんや?」
「ちょっと聞いておきたいのだが、お前とハヤテは何時頃からそんな仲いい感じになったのだ?」
「へっ?うええあ?」
「前からお前には『標準語でしゃべれや、ここ東京だぞ!』と言いたかったのだが、とりあえず日本語から話してくれないか。」
「な、仲いいって?」
「とぼけるな。最近お前ハヤテの顔を見にこの屋敷に来ているだろ?
 この前なんかハヤテは今いないって言った時点でお前すごいテンション下がってたろ?」
「そ、そか?」
「後、ハヤテもハヤテでお前が遊びに来るたび嬉しそうにお茶を出しやがる。
 あんな顔私でさえ見たこと無いぞ?」

そ、それはつまり執事君はウチの事を……

「何をデレデレしとる?いいか、自惚れるなよ小娘。誰がどう思おうともハヤテは私以外眼中にないのだ。」
「はぁ、」
「なんだ、その目は?まぁいい。少し脱線してしまったようだが話してみろ。ハヤテと何かあったのかを」
ゴクッ
息を呑む咲夜
「正直にいってくれ。なーに、怒ったりなどはせん。どーせ大した出来事などなかったんだろう?」
「ほ・・・ほんまに正直にいっても、怒らへんの?」
「当たり前だ。わたしはそこまで嫉妬深い女ではない。」
「さ、さよか。じゃあ言うけど。」
「ふむ。」
「えっと、ついこの前の話なんやけど大雪の日庭で遭難しかけた事があったろ?」
「ああ、あのときな。」
「そんでウチは執事君と発電所にいったんやけど、その途中ちょっと執事君にムカついてお風呂の中に蹴り落としてしもたんや。」
「ほぉ。」
「その後、ウチも一緒にお風呂入って……あん時はカッとしてたんやろな。後ろから抱き付いて、その、胸当ててしもた。」
「は?(怒怒怒怒怒)」
「ひっ、あの怒らないっていうたよね?」
「怒ってない。怒ってないですよ?私怒らせたら大したものだぞ。」
「さ、さよか。あ、後これは事故みたいなもんやけど、そのなんていうか。」
「なにデレデレと顔を赤くいしているのだ?さっさと続きを申せ。」
「うん、その、下着ていうか……ブラを見られてもうた。」

130128:2006/08/06(日) 12:23:44 ID:sY6monHy
「ぶ?ぶぶブ?(怒怒怒怒怒怒怒)」
「な、ナギ 怒らないって」
「き、貴様は私が暗闇でビクビク怯えてる中、ハヤテに『当ててんのよ』と『見せてんのよ』のダブルコンボや〜、
 みたいな事をしていたという訳か!?」
「ち、ちが、確かに前者のはあってるんやけど後者のは気付いたら服が捲れてたんや。せやから、」
怒怒怒怒怒怒怒
「だめや、怒りでウチの話全然聞いておらへん。」
「あーー!!っもう全員箸をおけーー!!」
「えっ?はし?」
「ひとーーつ!!三千院家家訓!!」
「へっ?」
「いいから復唱しとけ。先に進めないだろ?」
「は、はい。三千院家家訓。」
「人が暗闇の中で死にそうな最中、発電所でハヤテとイチャイチャモエモエしちゃってる関西人は」

ゴクリッ

「アニメ化してもエンディング時のお前の名前を『ナギの友人A』、ついでに伊澄は『ナギの友人B』にしてやります。」
「ちょっ、それじゃ伊澄さんは完全なとばっちりやないか。」
「うるさいっ、お前人の執事に一体何をしたか分かっているのか?」
「なにをって言われても、その。」
「ええい、まずは自分の胸に手を当てて考えてみろ。」
「自分の胸?」
言われたとおりに胸に手を当てる咲夜
「で?分かったのならさっさと言ってみろ。」
「うん、なんか前より胸大きくなってるみたいや、ウチ。」
「貴様、ボケに転職でもしたのかな?あと貧乳相手に言ったら傷ついてしまう言葉の多分2位くらいを堂々と言いやがって。」
「えっ?じゃあ一位は?」
「そんなもの自分で考えろ。それよりお前覚悟は出来ているのだろうな?」

そして一体どこから取り出したのか、今ナギが手に持っているものは
「い、いややあぁぁ!!ナギそれええぇぇ!!」
「納豆ですが何か?ちゃんと100回位は右、左でかき混ぜないとな。」
「いややぁ!!そないなもんかき混ぜないでぇぇ!!」
「ほーれ、お前のプロフィールの嫌いな物の欄に書かれてる『日本でナギに食わされた納豆』だ。」
「そんな一部の人にしか分からないネタはやめてー、ネバネバもやめてー。」
「何を情けないことを、仮にもSOS団(三千院ナギの団)のメンバーであるお前が。」
「いつウチをそんな団にいれたんやーー!!てかどうやって世界をおおいに盛り上げるつもりなんやー?」
「そうだな、活動内容としては月火は納豆を使ったモンゴル相撲大会だな。」
「いややあぁーー!!水木金土は何が待ってはるんや!?そんなん脱退したる!!」
「ほーれ、サクちゃーん。口を大きくあけて〜、はい、あ〜ん。」
「もうやめ、納豆、恐い、恐いよ、」
と泣き出してしまう咲夜
マリアさんで例えるとゴキブリを近づけられそうになっている、そんな心境

131128:2006/08/06(日) 12:24:40 ID:sY6monHy
どーん!!
泣きじゃくる咲夜をベッドに押し倒すナギ
「う、ナギ、何を?」
「いや、おねーちゃんであるお前が好き嫌いなんかしちゃ皆に示しがつかないだろ?だからこれからちょっと調教をな。」
「調教って、ナ、あああぁぁぁ!!」
不意打ちとばかりに咲夜のスカートの中に進入したナギの手がショーツごしにその秘所を押し、電撃のような感覚を与える。
「いややあぁ、ナギ、タンマ!!そこ、あんっ、押さないでえぇー!!」
ブルブルと震えはじめる咲夜
「小さい時からお姉さん頭いしたお前を見てるとな、たまにメチャクチャにしてやりたいって思ってうんだよな。」
「ウ、ウチのそこ、あん、やめ、グリグリいややああぁぁーー!!」
飽きたとばかりにナギはショーツをずらし、秘所に触れる。
「おっ、濡れ初めてきたぞ。サク」
クチュッ クチュッ
「あ、あひっ、ナギ、その、指、あああっ・・・あんっ!!」
ナギの指使いはそんじゃそこらのものではなかった。
普段から漫画、ゲームを一日の大半に費やしているナギのその指使いは既に超人の域に達していた。
そんなナギの軟体動物のような動きをする指がツッこまれる側には全然免疫の無い咲夜を犯していく
「ふああぁぁっ、だめ、ナギ、そんなに指、ウチのなか・・・あぐっ!!」
咲夜の悶える姿を堪能できナギのボルテージが高くなっていく。
ピチャピチャと液体をかき混る音が部屋に響き渡る。
「サクの中って熱いな。納豆嫌って言うくせにこの中だって凄いネバネバだぞ。」
「そないなこと、あんっ・・・言わんといてえぇー!!」
「しかしさすがは処女、指がちぎれそうだな。」
「・・・あんっ」
ズブッ
そして指を抜き取り蜂蜜を舐め取るナギ
「ふむ、私と同じ味だな。サクのは」
「ナギ、そんな汚いマネ・・・」
「汚いだと?」
と咲夜の股の間に顔を埋めて秘所に舌を挿入する。
「ひゃ!?あ、・・・あんっ」
「サクって敏感だな、感じやすいのか?」
「今すぐ、舌だし・・・やあぁ、ひあぁ!!」
「あははは、なかなか可愛いぞ、サク。」
「や、やめっ、あああぁぁ!!そん・・・な、奥まで、あ、あんっ、い、いややああぁぁ!!」
ナギの舌によって中の壁を舐めまわされ、咲夜は面白いように身をくねらせる。
ちなみにナギの舌使いの方も超人の域に達してるかどうかは秘密事項だ。



132128:2006/08/06(日) 12:25:56 ID:sY6monHy
「ちょ、ナギ、そんなに舌、暴れたら、ひゃんっ!! ウチ・・・」
ドクドクこぼれ出る蜜を飲みながら巧みに舌で最奥をつついてくるナギ。
「んあぁ!!あんっ、あああぁぁ!!」
綺麗に手入れされた銀色の髪はいやいやをする度に乱れていく。
「ナギ、これ以上、され・・・あんっ、ウチ、ウチ、あ、あああぁぁあぁぁ――― !!」
咲夜は身体を弓なりに仰け反らせ絶頂を迎え、ビクンビクンと痙攣している。
「はやいな、もうイってしまったのか?」
「はぁ、はぁ」
咲夜は余韻に浸っているため、答える余裕も無い
「いい格好だな。サク。」
「・・・ごめん、ナギ。ウチの勝手な行動で執事君に迷惑かけてナギにも、だから覚悟は出来てる。
 絶交したいんやったら、」
「どうしてお前はまた私を怒らせるかな?」
チュプッ
「うそや、また、そん、あっ!!」
再び指を、今度は人差し指と中指を咲夜の秘所の中に挿入する。
「んああぁぁ!!ナギ、あんっ、指が・・・」
「また濡れ始めてるぞ、エッチだなー。」
「んっく、やめ・・・もう」
先ほどとは違い今度は指の届く奥まで挿入し、指をメチャクチャに暴れさせ咲夜を狂わせる。
「――――――――― っ!!」
「人の執事を誘惑しようだなんて、悪いおねえちゃんだな。」
「ウチ、そんな、あんっ・・・つもりは、 ひゃあぁぁ!!」
「どうだかなー」
グチュグチュ
「そ、そんな激し、ああああぁぁ!!」
「クスクス」
「もうダメ、抜いてええぇぇ――― !!」
「何を言っている?これからだってのに。」
「ひうぅ・・・イヤ・・・」
「そんなエッチな声で否定されてもなー」
「やっ、伊澄さん、助けてやああぁぁ――― !!」
「あっ、コラッ、今は呼ぶな。また2巻から読み返す破目になる。」
「なに訳わからんこと、あんっ、う、うああぁ」
咲夜の奥でぐちゅぐちゅといやらしい音を立てながらナギの指は掻き回していく。
「ひゃああぁぁ!!ナギの指が、あぐぅ、ウチの中で、ああっ、いややあぁぁ――― !!」



133128:2006/08/06(日) 12:26:55 ID:sY6monHy
やがて中の最も弱い部分をナギに探り当てられてしまい、そこだけをひたすら攻め続けられる。
咲夜は泣きじゃくりながらその刺激を受け入れる事しか出来なかった。
だが、あまりの刺激に、耐えなくては壊れてしまうと感じた咲夜は手を握り締め、爪が肉に刺さる痛みでこれをごまかそうとした。
しかし、
「えっ!?」
握り締められたその手はナギに無理やり抉じ開けられ、そしてその手を握られる。
「そんなんじゃ、手から血が出るだろ。私の手でも握っとけ。」
「ナ・・・あんっ、ぅああぁぁ――― !!」
まだ指は暴れている。
電撃のような感覚が咲夜に襲い掛かりガクガクと身体を痙攣し、一瞬景色が真っ白になった。
「それにしてもここまで弱いものだとは思わなかったぞ?」
「うー、それは」
「普段から強気なお前を黙らせてこんな風にいじめてみるのもかなりいいものだな。」
「わかた、三千院の『さ』はSなんや。」
「だれがSか。」
ぐちゅぐちゅ
「うそ、さっきより激し、あかん、止め、ひあああぁぁ!!」
「あはは、本当に可愛いな。」
「あううぁぅ!!、深いよ、あ・・・あんっ」
部屋の中では咲夜の喘ぎ声がどんどん大きくなっていく。
「もう、限界、や・・・んあああぁぁぁ――― !!」
ビクンビクンと身体の痙攣が止まらない。
「えっ?初めて数秒しか経ってないのにもうイったのか?本当に遊びがいのあるヤツだ。」
「もういややああぁぁ!!なんでも、するからあああぁぁ――― !!」
「じゃあもっと悶えてくれ、ってこのベッド いつの間にかびしょびしょだな。」
刺激を与えられるたび咲夜の秘所からドクドク蜜が溢れでてくる。
「おねえちゃんのくせにお漏らしかー?」
「しらへん、そん、いやっ、ストッ、指・・・あんっ、もう動かないでええぇぇ!!」
次から次からへとやってくる絶頂に余韻に浸る時間もくれず、ただ狂わされるしかなかった。
「普段から子供扱いすな言ってるくせにそんなにボロボロ泣いちゃーなー。」
そのままブリッジをした身体で何度も何度も絶頂を迎えさせられ、咲夜の視界はどんどん薄れていった。
「ほら、まだイけるか?」
「・・・あ・・・・・・」
「――― !!」
明らかに咲夜の反応がおかしかった。
「お、おい!大丈夫か?」
急いで指を引き抜くと咲夜は小さな喘ぎ声を上げベッドに沈んでいった。



134128:2006/08/06(日) 12:27:47 ID:sY6monHy
わ、悪い。ほんのちょっといじめるつもりだったんだが、お前があんまり可愛い反応するからつい。」
「ナギ、ごめん。」
「ハヤテの事か?もういいんだ。私もついカッとなって。お前の事は私が一番よく知ってるはずなのにな。」
「いや、悪いのはウチや。」
「サクは何も悪くないよ。ところで正直に答えてくれ。ハヤテの事好きなんだろう?」
「ええっ?」
「たのむ、答えてくれ。」
「その、大好きや。」
「そうか。」
「でもナギ安心してや、ウチはもう執事君とは、んむっ!?」
不意打ちとばかりに咲夜の唇にキスをするナギ。
「んっ、な、ナギ、恥ずかしいやないか!!」
「ならもう変な事言うな。お前は昔から自己犠牲が過ぎるんだよ。」
「えっ?」
「ワタルの学校の件だってそうだろう。別にその生き方が間違ってるとは言わないけど、幸せべたになるぞ。」
「でもな・・・」
「だから、ハヤテはお前にくれてやる。」
「へっ?」
「もちろんハヤテは私と伊澄のものでもある。三千院家では一夫多妻制は当然なのだ。」
「い、いいの?」
「ああ、今度4Pでもしようかと伊澄と話してんだが、一番最初は咲夜を可愛がってもらうよ。
 いつもお前は2番だからこんな時位一番にならないとな。」
「あ、ぐすっ、ありがとう・・・」
「わっ、泣くなよ。お前らしくないぞ。」
「ん、泣いてなんかあらへん。」
「わかった。わかった。後、今日は家に泊まってかないか?たまにはお前と一緒に寝たいし」
「うん。」
「じゃ、ご飯が出来るまでお風呂に入ってきたらどうだ?気持ちいいぞ。」
とナギは部屋を出ようとドアに手をかける。

135128:2006/08/06(日) 12:28:32 ID:sY6monHy
「あ、いい忘れてた。」
ナギはある事を思い出し、ドアノブにかけた手を離す。
「実はヒナギクについてなんだが、いつハヤテを奪われるかヒヤヒヤなのだ。」
「はぁ、ヒナギクさんってどんな人なん?」
「勉強もスポーツも出来る完璧超人だが、胸の大きさではお前の方が余裕で勝ってる。
 今度あったら『剣道着の胸当てってキツくね?』って言ってみてくれ。」
「いやや、ウチがやられてまう。」

ガチャ
「ナギ、頼まれてた物買ってきましたけど、こちらでよろしんで?」
「おお、ありがとう。これだ。」
「では いい魚が手に入りましたのでこれからご飯の準備をしますね。」
とナギにある物を渡して部屋を出るマリア
「あ、あのナギ、それ一体何?」
「何ってキューピーちゃん人形。見たことあるだろ?」
「あるけど、それどないするの?」
「明日はヒナギクの誕生日だからな。プレゼントするんだ。」
やっぱり・・・
「それは時期的に考えて宣戦布告って意味でプレゼントするのかいな?」
「あははは、サクはバカだなー。ただプレゼントするだけに決まってるだろ。ははははは」
笑顔で笑っているナギ。せやけど目が笑ってない。

―――次の日―――

一緒にテスト勉強しようという事で先にナギの部屋で待つ咲夜 そして
ガチャ
「あ、おかえり。」
「・・・・・・・・・」
無言で部屋に入るナギ
たぶん想像つくけど
「プレゼント渡せた?」
「ああ、とっても喜んでくれたよ。お礼におしゃぶりなんか貰っちゃったよ。あはははは」
この状況でウチとしては何かツッこみたいが、へたに怒らせたらまた犯されてまう。
「ああーー!!もう!!あの場にサクがいてくれれば『だったらお前はオムツでもしとけーー!!』ってツッこんでくれたろうに。」
「ごめん、ナギ。ウチはボクシングに関してはよう分からないんや。」
「・・・・・・そうか・・・」

END
136128:2006/08/06(日) 12:43:06 ID:sY6monHy
最後まで読んでくれたら光栄です。
それにしてもクーラー欲しいです。
137名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 12:54:02 ID:rMBmbkQi
GJ!
なんだこのネタ満載ぶりはw
138名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 13:02:11 ID:Vy0Za1/4
セリフまわしはともかくシチュは大好物だったよ
GJ
GJ
GJ

でもなるべく早く登場人物のキャラは掴んでな……?頼むわ……
139名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 13:23:17 ID:2cGDSzla
いきなり投下

「お嬢様コーヒーをお持ちしましたので開けさせていただきます」
「えっ!ちょっっ!ちょっと待て!!!ハヤテーーー!!」
ガチャ
扉を開いたとたんコーヒーは音をたて落ちていった。
なぜならナギは、なんと自慰をしている最中であり裸であった。
「あ・・・えと・・・その・・・・・・し、失礼しました!!」
バタン!!
「ハ、ハヤテーーー!」

「お嬢様があんなことをするなんて・・・・」
ハヤテは、庭の隅でさっき見た光景を思い出していた。
ナギの体は貧乳ではあるものの、なかなかのスタイルであり普通の男が見れば
その日のオカズにしてしまうぐらいだった。


この先みたいかい?
140名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 13:30:28 ID:z06Pwsq1
見たいと言われなければ投下できないほど自信がないなら見たくない。
141名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 14:35:27 ID:9fl0y/UW
誘い受けするSSほど、面白くないんだよな。
142名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 15:08:31 ID:mNNQekKM
>>119
>振り返れば奴がいる気がする・鬼隠し編

羽入ww
143名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 16:01:02 ID:2cGDSzla
   
144名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 16:28:09 ID:9gBTgSWB
>>139
お願いします
145名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 17:01:21 ID:BMftx/zc
FさんのSSだけかと思ったら128さんのSSも投下されてて
すごく得した気分♪


なんの予告もなく、いきなりSSを投下する職人さん
    ↓
投下されたSSを読んで、キャッキャと喜ぶ読み手

という流れが、エロパレスレでは一番美しいと思うのであります。
146名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 17:53:11 ID:6nycydeI
>>128 はGJかもしれんが、ギャグはことごとくつまらない
147名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 23:58:46 ID:veSCcqH8
FさんGJ!次作も期待してますよ!
>>139
イチイチ釣られてたまるかよ。イラネ
148名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 00:28:34 ID:aiYW5/Nx
128
ナイス咲夜!サクヤスキー同士(?)として歓迎します。やっぱ咲夜もツンデレMだよねー。今後も楽しみにしてます。
149名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 00:55:08 ID:Uf/UQasU
>>139
一気に投下した方が反応いいと思いますよー
150名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 04:57:54 ID:mtF2WRkz
何時の時代にもじらしは必要だお( ^ω^)

⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン        
151名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 00:38:15 ID:k2flBGPO
じらされたままこの板が無くなったら悲劇だな
152名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 00:49:33 ID:/lwyilYd
まぁ、神の日がやってきたのだ
とりあえずwktkしながら待つとするよ
153117(´_ゝ`):2006/08/09(水) 01:11:40 ID:uY3GMWhO
最近、ド素人氏見かけねーよな。
154名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 01:39:39 ID:lFNvIduk
>>153
そういや見ないな・・?何か寂しいな。だが今日は神光臨の日!wktkしながら待ってようぜ。
155名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 06:37:51 ID:fXTZjSMx
そんなこと言って神にプレッシャーかけちゃいけません!
とか言いつつ俺もwktk
156名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 08:28:21 ID:T5/hhWEO
何か今週のヒナ、どっかのSSで見た記憶があるのだが
157名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 10:42:45 ID:Bj74ucoN
wktkしてればいいと思ってた時期が俺にもありました
158名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 12:57:59 ID:lz4VwG9t
SSなんて読者の妄想で願望なんだから

読者にウケるように描けば自然と・・
159名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 15:40:01 ID:Lv6Utv4a
今日は俺のばーすでぃー。ネ申の作品をプレゼントと思おう。
160名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 17:56:35 ID:SfuzAbQU
誰かハヤテに教えてあげてください
それは死亡フラグではなく…




・゜・(ノД`)・゜・。ウァーーン!
161ROCO ◆VpKHzOu04Y :2006/08/09(水) 18:18:36 ID:mYpEDUFj
今週ネタいきます、ネヤバレにご注意を…
毎晩毎晩夢を見ているそうですので、こんなネタにしてみました。

>>79
ちなみに本誌の早売りは買ってませんので、夜勤帰りに買って帰り読みながらネタ出ししSS制作してます。
寝る&録画した深夜アニメ視聴以外のほとんどの時間をSS制作にあてています;
162ROCO ◆VpKHzOu04Y :2006/08/09(水) 18:19:14 ID:mYpEDUFj
22日夜
「お誕生日おめでとうございますヒナギクさん」
「へ?ハ…ハヤテ君?」
「ヒナギクさんの16歳の誕生日、どんなプレゼントがいいかずっと考えていました」
「そりゃどうも……」
「そして考えた結果…僕からのプレゼントは…」
「え?」


ここで目覚ましのベルが…鳴らなかった。

「……え゙」
ち、ちよっと待って…記憶は無いけど何となく本来ならここで目覚ましのベルが鳴って、
私はこの夢の世界から抜け出していたような気がするわ!
(注:ただいま現実時間は夜明けの午前4時です)
「これがプレゼントですよ、ヒナギクさん」

チュッ…

「あ…」
私の唇に温かく柔らかな感触が伝わってくる…触れるのはハヤテ君の唇、
私…キスしちゃったんだ、彼と…
「んっ…んんっ!」
え!?ちょっと…何か唇の間から入ってきたわよ!
軟らかくべっとりしたのが口の中に、これって…舌!
ハヤテ君まさか舌を入れてきてるの!!
「んっ!んんん〜〜!!!」
ディープキスされてるの私…大人のキスをされてる、こんな大胆に…
私の舌とハヤテ君の舌が触れ合い絡み合って凄い感覚を与えてきてる、
ただ互いの口を重ねてるだけなのに…こんな気持ちになるなんて。
「んはぁ…あぁ…」
そして、ようやくハヤテ君と私の唇が離れました、その隙間にはだらしなく垂れる、
唾液の糸…なんだか卑猥な光景。
「ヒナギクさん…素敵でしたよ、その唇…」
「や、やだ…そんな…でもこれがプレゼントだなんて…」
「?まだこれからですよ…」
「え?」
「本番はここからですからね、ヒナギクさん」
そう言って、彼は私の服を脱がせていくのでした…

『ピピピピピピピピ』

その時、夢の終了を告げるベルが鳴りました、ふと目を開けるとそこは私の部屋、
やはり夢オチだったみたい…でも
「遅すぎだってば!私…夢とはいえハヤテ君と…」
その夢の内容を思い出し、ボッと赤くなる私の顔だったの。
そんな清清しいとは思えない目覚めをした、23日の朝でした。

163ROCO ◆VpKHzOu04Y :2006/08/09(水) 18:19:46 ID:mYpEDUFj
23日夜

「さぁ、いいですね…ヒナギクさん…」
「え?え…えええ!?」
私はいつの間にか全裸になっていました、フカフカのベッドの上で裸になって押し倒されていたの、
被さってきてるのは同じく裸のハヤテ君…まさか、昨晩の夢の続き!?
「ち、ちょっと待っ…」
「いきます!」
私の話を聞かず、ハヤテ君は腰をゆっくりと動かしてきました、
そしてアレが私の露になってる股間に迫ってゆく…そう私のアソコにハヤテ君の…
「う!嘘…」
思わず目に映り、私は仰天した、だって…見かけによらず彼の股間に生えたのは大き過ぎたから!
無理よ、そんな大きいのが私の中に入るわけ…あ…

グチュ…ズブゥゥ…

小さな私のその入り口は、太い先に触れるといやらしく変形し拡がり、
その迫ってきた巨大な物を銜え込んでゆきました!
嘘…私のがあんなに…そしてハヤテ君のが入って…
「あ…あぁぁ!!!」
その時間差で衝撃的に感じてくる挿入感に、私は悲鳴をあげるかのように甲高く喘ぎました、
何これ…これが男の人のを入れる感じなの?一つに繋がる感触…
私…一つになっていく…ハヤテ君と一つに…
「一番深い場所にまで入れますよ…ヒナギクさん」
「あ…あぁ…駄目ぇ…これ以上は…あぁぁぁ!!」
あまりに凄過ぎる感触に私は怯え拒否する、だけど彼はやめない…
その本能のままに腰を動かし私の中に入ってくる!!
「あ…あぁぁぁ!!!!」

ズブ…ズブゥゥ…

入ってくる、私の中を大きく広げて逞しく硬いのが深々と入ってゆく…
その感触に私は必死に耐えるの、だって…これ狂っちゃいそうなくらいに気持ちいいから…
「あぁ…ハヤテ君…あぁぁ!!ハヤテ君…」
「気持ちいいですかヒナギクさん…」
「うん…気持ちいいの、ハヤテ君の…お腹の中に感じて気持ちいい…あぁぁ!!」
変になる私…おかしくなりそう…このまま頭の中が馬鹿になってしまいそうだった。
体が溶けるって…こんな時に言うのかしら?
「そろそろ…出しますよヒナギクさん」
「え…だ、出すって…もしかして」
そろそろ互いの気配がこの行為の終焉を物語っていく、だから察したの彼の言葉の意味を…
「駄目よ…中は…中は絶対に!」
だけど遅かった、もしくはその言葉を聞く気は無かったかもしれない、
その時感じたのよ、私のお腹の奥深くで熱い爆発を…

ドクゥゥゥゥ!!!!

「あぁぁぁぁ──────────────!!!!!」


『ピピピピピピピピ』

そして同時に、ベルが鳴る…このエッチな夢の終焉を告げる音が。
「私…また、こんな夢を…しかもついに…」
あまりの激しい大胆な夢の内容に、昨日よりも顔を赤く染めていた私が居ました。
しばらくベッドの中から起き上がれなかったくらいに、動揺していたわね。

164ROCO ◆VpKHzOu04Y :2006/08/09(水) 18:20:19 ID:mYpEDUFj
24日夜

二度あれば三度あるというけど…
「んっ…あ…あれ?」
「起きましたか、ヒナギクさん…」
「ハヤテ君…あ…」
互いに裸になって向かい合っている光景に、これが昨晩の続きだと理解する。
ご丁寧に私のアソコは白い粘った液体が溢れ零れているし…
「きゃう!あ…ハヤテ君…何…んっ」
ふと激しい電流に襲われたような衝撃が走った、それは彼の手が私の胸を触っていたから…
「だ、駄目…そんなとこ触っちゃ…あっ!あぁ!!」
「どうしてですか?こんなにヒナギクさん、喜んでいるのに…」
「喜んでなんて…それに面白くないでしょ、こんな貧相な胸なんて触っても」
「全然…興味津々ですよ、ヒナギクさんのおっぱい…僕は素敵だと思いますよ」
「えっ…」

ドックン…

私の胸が高鳴った気がした…私の胸が素敵って…
こんなにナギクラスの貧乳なのに…
「でかければいいというものじゃありませんよ、それにほら…」
そう言ってハヤテ君は、私の胸の乳首を指で摘みました、
そして指腹で転がすように弄びはじめたの!
「ひゃぁ!あぁ…そこ…あぁぁ!!!」
「ほら、こんなに感度がよろしいですしね…敏感なんですね」
凄い…まるで電流の嵐に身を投じたみたい…
感じるの、乳首を弄られて激しい快感を…
「そういえば…こっちも、敏感のようですね」

チュウプゥ…

「!?あはぁぁぁぁ!!!!」
今度は雷に刺されたかのような衝撃だったわ、ハヤテ君たら今度は股間を弄ってきたの、
正確には股間の…アソコの小さな豆のような突起物、そこを摘み弄ったわけ。
とっても敏感なそこを責められ、私は淫らな反応をまたしちゃった…
今の私…きっと凛々しい生徒会長様なんて表情じゃないわ、
きっと淫らな女の子のだらしない顔してると思うの…
「そんな表情のヒナギクさんも…可愛くて素敵ですよ」
「え…あ…」
そんな私を認めてくれ褒めてもらい、私はまた胸が高鳴るのを感じました…


『ピピピピピピピピ』

それは目覚ましのベルが鳴り、起き上がった後にも続いてた。
夢の中の出来事だというのにね…
お陰でまたベッドの上で悶々としちゃったわよ。

165ROCO ◆VpKHzOu04Y :2006/08/09(水) 18:20:50 ID:mYpEDUFj
25日夜

「今度はヒナギクさんが、僕を気持ちよくしてもらいませんか?」
「え?」
再び昨日の続き、でも急に場面が飛んだようで、状況が掴めない。
ただ分かるのは…何かが目の前にあること、大きくちょっと臭い肌色の塊がそこにある、
先端はピンク色に濡れ輝かす部分が顔を覗かせているけど…
そして下は…もじゃっとした毛に覆われて、え!?
「えええええええ!!!!?」
そしてようやく気付く、それの正体に…これってハヤテ君の股間のアレじゃないの!
なんで私の目のすぐ前に…こんな彼の股間に顔を埋めるような体勢にしているのよ…
「その口で、僕のを気持ちよくして下さい」
「く、口で…まさか…」
ふと頭によぎるもの、それはフェラチオという行為でした、確か女の人が口で男の人のアレを銜え
気持ちよくするという行為…それをするの、私が!
「ん…これを口に…」
「ええ、無理ですか?」
「………」
もしも、これが見知らぬ他人のなら、絶対に無理だと思う、
だってここから男の人は排泄するのよね、そんな汚い場所に口なんてつけれないわ。
だけど…だけど、ハヤテ君になら私…

チャプ…

そんな風に考えていると、いつしか手に掴んだ彼のアレの先端に、
私の口が触れてました…唾液がハヤテ君の股間の塊に付着し、更に濡れ輝かしていく…
「…んっ、ん…」
するとまるで吸い込まれるように、私の顔はその彼の股間に埋めてゆき、
この口の中に彼のアレを深々と挿し込みながらに…
「んっ…ん…」
そして銜えこんだ口の中で、舌でべっとりと絡めながら一生懸命に、彼のアレを舐めしゃぶっていく…
「うっ!ああぁ…き、気持ちいい…いいですよヒナギクさん!」
「んっ…んっ…あぁ…」
何だかしている私も気持ちよく感じてくるのは何故かしら?
私が恥ずかしいのを我慢し、大胆に彼のをしゃぶるとハヤテ君が喜んでくれるのが嬉しい…
感じる声を聞こえさせてくれると、股間の辺りが激しく疼いてくる…
「んふ…ん…ん…」
「そんな、とこまで…ヒナギクさん…うぅ!!」
気付けば私、その棒状の部分だけでなく、その下の玉袋にまで口を付け、そしてしゃぶってました。
彼のアレ全てに、この口の中の粘液を付着させていたのよ…


『ピピピピピピピピ』

またあのベルが鳴る、まだここに居たい…もっと口で彼を感じさせたかったと思いながらに、
目を開く…清清しい朝なのに、私はそんな卑猥な心境で朝を迎えてました。

166ROCO ◆VpKHzOu04Y :2006/08/09(水) 18:21:25 ID:mYpEDUFj
26日夜

最近この夢を見るのがすっかり楽しみになっているような気がする…
そう思いつつ私はまた昨晩の続きを見ていました。
だけど、私の目にハヤテ君の姿が見えない?どうして…
「ヒナギクさん、ヒナギクさんの大事なとこ…丸見えですよ」
「え…ええ!?」
後ろを振り向くと、そこにはハヤテ君が居た…そして気付くの私の格好を。
私…まるで犬のように四つん這いの格好をしてたわ、そして背後にはハヤテ君…
どうしてこんな体位をしているの??
「じゃ、いきますよ…力を抜いてて下さいね」
「う…うん、て…何をす…ひぃ!!」

ズブゥゥゥ…

な、何これ…大きな塊が入ってくる!
これだけだと、この間のようにアソコにアレを入れられてると思うけども、実は違う…今度はその後ろの方、
お尻の穴に太いそれが入れられているみたいでした。
「ハ…ハヤテ君…そっちは、あぁぁ!!!」
「うっ…凄い締り、僕のがちぎれちゃいそうなくらい…もっと力を緩めて下さいよヒナギクさん」
「そ、そんな事を言われても…あぁぁ!!!」
私…嘘みたいな事をしているわ、今までも嘘みたいと思ったけど、
まさかお尻の穴で繋がるなんて…想像もしなかったわよ!
だってここは本来は…その…○○○出す場所なのに、汚いとこなのに!
「はぁ…あぁ!段々と…慣れてきましたね、いい具合の締まりになってきましたよ」
「あぁ…嘘…そんな私…え?あはぁぁ〜!!」
だというのに、私…慣れてきてるというの!?
こんな場所で男の人のを銜え込んで気持ちよくなって…そう気持ちよくなってる。
腸内をゆっくりじっくりと這ってる…ハヤテ君のアレが…それで気持ち良く感じている…
まるで変態みたい、そうなの?私…変態になってる…
「このまま出しますよ、ヒナギクさん…一番深い場所で出してあげますからね」
「う、うん…ちょうだい、ハヤテ君の…あぁぁ!!いっぱい…あぁぁ!!!」
「うっ!!」

ドックゥゥゥ!!!ドブゥゥゥゥ!!!

「あはぁぁぁぁぁ────────────」
そして、私はイったの…このお尻での行為に…


『ピピピピピピピピ』

現実世界に戻った私は、ふと思わずお尻を確かめてみました。
あんな大きいのを入れて拡がったままになってないか心配で…でも大丈夫いつも通り。

ただ少し熱くなって濡れてる感じがしたけど…前は物凄く濡らしてたし。

167ROCO ◆VpKHzOu04Y :2006/08/09(水) 18:22:05 ID:mYpEDUFj
27日夜

今晩はどんな事をされるのだろう…怖い反面、ワクワクしてる自分が恥ずかしい。

「ヒナギクさん…んっ!」
「あっ!ハヤテ君…あぁぁ!!!」
今回はいきなりでびっくりしたわ、だって…もう繋がっているのだから。
そう私はハヤテ君とのエッチの真っ最中でした、背後から抱かれるようにして繋がり、
このお腹の中にあの大きな逞しいのが入ってる…
今回はアソコで銜え込み、膣内に這わせ掻き回していました…気持ちいい。
だけどなんか違和感があるような気がするのは何故かしら?
「あ…あぁ…」
「ふふ…ヒナギクさんのミルク、凄い勢いで飛び出てますよ」
ハヤテ君の手が背からまわり込み、私の胸を鷲掴んで揉んでいく…
すると乳首が熱くなり、そこから白っぽい液体を噴出していたわ…
こんなに母乳を撒き散らすなんて…いやらしい…母乳…

え?

「ち、ちょ…なんで私、母乳なんて…あぁ!!」
「どうしましたかヒナギクさん、急にそんな暴れて…」
「だって…母乳よ母乳!なんで…私…」
「仕方ないじゃないですか、だって…身篭ってしまったのですから」

え?ええええ!!!

ふと腹部を眺めると、そこはポッコリと膨らましていたのよ。
しかも胸も大きくなってるし…紛れも無く私の身体は妊婦の身体になってました。
「この間のが、命中してしまいましてね…すみません」
「命中って…ちょ、展開トビ過ぎだってばぁ!!あぁぁぁ!!!」
今の私、この妊娠した状態でハヤテ君とエッチしてたのよ、中に突かれるたびに、
胸からは母乳を噴出し、赤ちゃんが入っているであろう腹部を揺らしてた…

「あ…あぁぁ!!私…お母さんになるの…あぁ!!」
「いきますよ、ヒナギクさん!」
「あ…あぁぁ!!!」

ドビュゥゥ!!!

そしてあの…素敵な熱いのが注がれる感触が膣内に響く…
こうしてハヤテ君の子を孕んだのね私…
何だか不思議な充実した感じがしたの…その時…
「うっ!」
ふいに腹部が痛んだ…これってまさか、陣痛!出産するの私…
ハヤテ君の赤ちゃんを…


『ピピピピピピピピ』

「って、ここで終了なのね…」
目を覚まし、ホッと胸を撫で下ろした…と同時に、残念な気持ちもありました。
その後、すぐにパジャマを脱ぎ裸になって全身を見たわ、腹部は膨れてない…
胸も以前と同じ…こっちは妊娠してないわ、当たり前だけど。
母乳ももちろん出てないと、確認に少し揉んでみるけど変わりなし…
「……え?」
ふいに、何かちょっと…乳首から染み出たような気がした。

気のせいね、うん…

168ROCO ◆VpKHzOu04Y :2006/08/09(水) 18:22:37 ID:mYpEDUFj
28日夜

昨晩は、妊娠した私だったけど…今晩はどうなんだろ。
何だかベッドに潜り込んだ後、しばらくドキドキして寝付けなかったわ。
「ヒナギクさん…いい格好ですね」
「ハヤテくん?え…何…今回はどうなって…」
「違いますですでしょうヒナギクさん…口の使い方が」

「すみません…ご主人様」

え?ちょ…私、今…何を言ったの!?
ご主人様って…よく見れば私、この格好…手錠されて足枷まではめられてる、
しかも裸…あ、首輪まで付けて…まるで囚人みたい。

ビシィィィィッ!!

「ひあぁぁ!!!」
急にお尻に痛みが走る!?な…何?
「お仕置きですよヒナギクさん…」
後ろを振り向くとムチを手にしたハヤテ君がそこにいました、
怖い…だけどどうしたの私、こんな痛みを感じて何だかドキドキしてる。
「ふふ…濡れてきましたね、まったく淫乱マゾなんですから」
「はい…私は淫乱なマゾです、だからご主人様…このメス奴隷にきついお仕置きを…」
ちょ!私…何を言ってるの…奴隷ってまさか…
「そうですか、調教のかいあってすっかりメス奴隷らしくなって…最高ですよヒナギクさん」

調教!!!今回はそんな夢なのぉ!!

「ではお仕置きです、アナルに特大浣腸と、野良犬に獣姦されるの…どっちが好みですか?」
「あ…あの…」
「他にも野外で犬のように裸で散歩させるのもいいですね、もちろん縄張りもつけまわりながらね」
「ああ…どうしよう、どれも素敵そう…」
私…ちょっとしっかりしてぇぇ!!というか…早くベル!ベル鳴って〜〜!!!
(注:ただいま現実時間は深夜の午前2時です)


3月1日昼 白皇学院敷地内

バッタリと最近夢に出てくるあの人に出会った私…
なんで私、この人の夢を毎晩見てるのかしら。
夢で散々に弄ばれ犯されて…
昨晩なんかあんな…あんな目にあったというのに…
まったくこの男は…もう少し…
シャキッとしなさいよ!シャキッと!!

「お嬢様…ヒナギクさんが殺意の波動に目覚めてますよ!しかも空中で二発撃つほうの!」
「いや、あれはオロチの血かもしれん!ツキノヨルオロチノチニクルフヒナギクだ!!」

そしたら…調教は嫌だけど、その前日のまでなら正夢になってもいい…かな。

【 おわり 】
169名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 18:27:10 ID:SfuzAbQU
リアルタイムROCO氏ktkrwww
gj
170名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 18:34:58 ID:VhNW/mFo
ツキノヨルオロチノチニクルフヒナギクGJwwwwwwwwwwwww
171名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 18:45:49 ID:3jrD5Gjm
ROCO氏 GJ!!!!!!!!!!!!!
172シロウトの丘:2006/08/09(水) 19:33:20 ID:3jrD5Gjm
単行本第6巻:第3話『走れジェリーのようにトゥルルー』〜第4話『マネーのとら』
橋でのやりとり@ ハヤテ×ヒナギク

「ここ釣り橋の上ですけど…」
「!!」
ハヤテの言葉通りそこは釣り橋の上だった。
(迂闊だった…)
そう思ってももう遅い高所恐怖症のヒナギクにとって何もできない状況である。
「ちょっと揺らしてみたりして。」
「キャーーーー!!バカバカ動かないでよ!!」
風の影響もあってか容赦なく揺れる橋。
「バカ!!ヘンタイ!!いじわる!!」
ハヤテに罵声を浴びせるもハヤテは一向に言うことを聞かない。
「お嬢様のためなら鬼にも悪魔にもなります。」
その言葉どおりハヤテはその時ヒナギクにとって悪魔のような存在であった。
(怖い、いやだ、ここから逃げたい)
ヒナギクの脳裏にそんな言葉が飛び交う。
一方ハヤテは、ナギが今どのあたりにいるのかという心配な様子だった。
(私がこんな思いしてるのにハヤテ君はナギの心配!?)
ヒナギクは今の状況に対する嫉妬と恐怖でいっぱいだった。
それから2.3分後にハヤテがこっちに近づいてきた。
(!?まだなにかされるの…)
さきほどハヤテから受けた仕打ちでヒナギクはハヤテに対して恐怖でいっぱいだった。
ヒョイ。
(…え、お姫様だっこ!?)
ヒナギクを軽々と持ち上げるとゴールとは反対側の向こう岸へ一瞬にして移動した。
「ヒナギクさん、お嬢様のためとはいえすいませんでした」
ハヤテは少し泣きそうな顔でヒナギクをみる。
ヒナギクはまだハヤテの腕の中だったのでこの短い間に何が起こったか頭の中で整理することができてない。
しかし、ハヤテがおろそうとした瞬間…。
ギュ・・・・
ヒナギクはハヤテにすがりついた。
「なっ・・・・!ヒナギクさん!?」
自分が抱きかかえていたとはいえ相手から抱きつかれることなど予想だにしていなかったハヤテにとっては、
ハヤテ自身もパニックに陥っていた。
一方ヒナギクも少しは落ち着きを取り戻し締め付けるのを緩めた。
ハヤテもそのことに気付きヒナギクの様子を見ながらゆっくりとヒナギクを地面に下ろした。
だが、ヒナギクの両手はまだハヤテの服を強く掴んでおりハヤテも地面に座らなくてはいけない状況だった。
173シロウトの丘:2006/08/09(水) 19:36:12 ID:3jrD5Gjm
橋でのやりとりA ハヤテ×ヒナギク

「ヒナ」
「!・・・美希」
そこにはHP2の状態から復活した花菱美希だった。
!!ここでヒナギクの脳裏には普段の自分が駆け巡る。
(成績優秀、運動神経抜群、生徒会長もつとめる私が橋の上でいじめられなおかつその自分をいじめた相手にすがってる状況・・・)
この状態はなんとも屈辱的なものだった。
恐怖から開放し思考回路も働いてきたヒナギクが最初に起こした行動は・・・。
「ハヤテ君?よくあそこまで女の子をいじめれたわね?」
「えっ!?いや・・・・不可抗力で・・・・」
さきほどのか弱い乙女のイメージから一変し逆にハヤテにとって悪魔とかしたヒナギク。
「あっ、お嬢様がゴールできたか見に行かないと・・・ヒナギクさんも早く・・・」
苦し紛れの言い訳をするもなぜかヒナギクの手にはあるはずのない竹刀が握られていた。
「ハ・ヤ・テ君」
「ははっは、ぎゃあああああああああああ!!!!」
あきらかに致死量にいたる血液がハヤテから流れていた。
その様子を見ていた花菱美希は。
「そのくらいにしないとハヤ太君死んじゃうよ?」
我に気付いたヒナギクはまだ弱冠意識のあるハヤテに対して。
「私にそうゆうことするとこうゆうことになるのがわかったでしょ?肝に銘じておきなさい」
ハヤテは聞き取れないほどの声で返事をした。
「さて、ナギがゴールするところも見たいしハヤテ君起こしてモニター見に行きましょ!」
いつものヒナギクに戻り花菱美希にそう言うとヒナギクは乱暴にハヤテを起こしにかかった。
その様子を見て花菱美希は。
(ハヤ太君災難だなぁ〜、まぁ自業自得か)
と勝手に解釈を膨らましていた。
一方ハヤテの頬を強めに叩いて起こしにかかっているヒナギクは。
(ハヤテ君に抱きかかえられた時よくわからないけど変な感覚があったなぁ、もう一回抱きかかえられたら・・・!?私なに想像してるんだろう!?)
自分で考えたことに真っ赤になったヒナギクはハヤテが自分のビンタで意識がさらに奪われていることに気付きもしなかった。

-------------------------------------------------------------------
ええ、長かったので@・Aに分けました。
ROCO氏が書いた後なので少し見劣りするかもしれませんが、初めて書いたSSなので厳しく指摘していただいたら光栄です。
オチもたいしたものじゃないですが、続きを思いついたら書きたいと思います。
その時もまたよろしくお願いします。 <(。_。)>
174名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 19:41:35 ID:4CBfESoH
ROCO神きたあああああああああああああああああああ
175名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 19:55:45 ID:qKjezhKQ
>>172 GJ 面白いよ!
176名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 20:00:42 ID:VhNW/mFo
>>172
正直に言わせて貰えば”だった”を多用しすぎ。
あとそのシーンをあえてSSにする必要性が感じられない。


それ以外はまぁまぁの出来じゃないか
177シロウトの丘:2006/08/09(水) 20:12:13 ID:3jrD5Gjm
アドバイスども^^
178名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 20:41:54 ID:SfuzAbQU
>>173
細かいけど
こうゆう→こういう
とかのチェックも必要だと思うんだ
179名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 22:02:48 ID:VerhDk3y
ROCO氏GJ!!!!
相変わらずの文才に惚れ惚れします!!!

シロウトの丘氏もGJです!!
今後の活躍に期待をしてますよ!!
180名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 22:18:57 ID:gfc4ckW8
ROCO神GJ!!
>>172自分は是非続きを書いて欲しいですよ
181名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 22:51:45 ID:/lwyilYd
>>172
ヒナギクのつり橋ネタは以前にも投下されてたけど、
今読み返すと台詞とかちょっと微妙だった。
というワケで期待している。
182シロウトの丘:2006/08/09(水) 23:03:00 ID:3jrD5Gjm
橋でのやりとり~その後のお話~B ハヤテ×ヒナギク

「よいしょ」
HPが限界の状態にありながらヒナギクに呼ばれてナギのゴールの瞬間はみたいという執事本能でなんとか体を起こした。
ヒュウウウウウ〜〜〜〜〜〜
幸か不幸かハヤテが戻ってきた場所がゴールとは反対側だったのでヒナギクが風で揺れている橋を渡れない状況にあった。
それに気付いたハヤテは、
「あっ…ヒナギクさんどうしましょう…」
ヒナギクはさきほどの動揺もあってか橋に近づくだけで泣きそうだ。
「ヒナ、スタート地点に戻る?」
気をきかせて花菱美希がヒナギクに尋ねる。
「そんなのいやっ!!こんな橋ぐらい渡れ…」
ヒナギクの顔を見る限り誰がみても橋を渡ることなど無理だ。
ガシッ
ハヤテが何も言わずにヒナギクの腰を抱えた。
「ちょ!?ハヤテ君!?」
「花菱さん、先に向こう岸にいますので」
いつもの笑みでハヤテがそう微笑んで。
ガッ
ハヤテの一般人以上の脚力で橋を飛び越えた。
「ひゃああああああああああああああ」
ヒナギクは予告も無しにいきなり飛ばれたのでパニックになっている。
トンッ
「ふぅ」
ハヤテも先ほどヒナギクから受けたダメージが残っているので、女子とはいえ抱えて橋を飛んだのは重労働だ。
「ハッはハはハ」なぜかヒナギクは笑っている、恐怖でもヒトは笑うのだ。
「ヒナギクさん、ヒナギクさん大丈夫ですか?」
「ヒナ」
さっきと同じように花菱美希の声で我に返ったヒナギクは、「ちょっとハヤテ君いつまで掴んでるのよ!?」
そういってハヤテの手を振り解き立とうとしたのだが。
ガクッ
(!?…あれ足に力が入らない…)
短い間に何度も恐怖を体験したせいか足に力が入らない状態にあった。
「ヒナ、大丈夫?」
「平気、平気すぐ立てるから」
と言うもののすぐにも立てる気配がない。
(もうすぐお嬢様がゴールしてしまう…)
そう脳裏によぎったハヤテだったがヒナギクを置いていけるほど薄情ではない。
183シロウトの丘:2006/08/09(水) 23:51:58 ID:5aKUHmyu
橋でのやりとり~その後のお話~C ハヤテ×ヒナギク

「ヒナギクさん僕が運びましょう」
妥当な提案に普通の人間ならそのまま言うことを聞くのだが、運ぶ相手がヒナギクとなるとそうもいかない。
「なっ!?みんなが見てるところまで運ぶんでしょう!?そんなの…いやっ」
プライドの高いヒナギクからすれば当たり前ろいえば当たり前の反応である。
しかし、ハヤテからしたら早く会場へ行きたいわけである。
「それに、私はまだレースに参加してるわけでハヤテ君が運ぶのは反則っ…」
「ヒナ…もう花散ってるよ」
「えっ?」
見るとヒナギクの胸についていた薔薇の花びらが見事に散っている。
(嘘っ…さっき、いや!?そのあとハヤテ君に抱きしめられた時!?)
そう考えると羞恥心やら花が散っている絶望やらがまたハヤテに向けられた。
「ハヤテ君のせいで優勝できなかったじゃない!!」
そう言っても花菱美希が脱落した時点もう優勝はなくなっていたのだが、今のヒナギクにはそんなことを考える余裕はない。
「すいませんヒナギクさんの優勝を潰してしまったのは僕の責任です、レースが終わったあとでも手伝いでもなんでもしますから今は許してください」
ヒナギクの優勝がなくなったのは自分のせいではないとはわかっているが、今そんなことをいっても意味がないとハヤテはわかっているので否定をしなかった。
「ですから、ヒナギクさんは優勝目前に僕に邪魔されて足を負傷したことにすれば何も恥ずかしくありませんよ?」
この表現ならばハヤテひとりが悪者なのだが、ハヤテにとってそんなことはどうでもよかった。ただ早く会場に行ってナギがゴールできるか気になっていた。
「………わかったわよ」
「そうですか、じゃあ僕の背中にどうぞ」
そう微笑んで無愛想な顔をしているヒナギクを背中に背負って会場を目指した。
「じゃあ、悪いですが先に行ってますね」
花菱美希にそう言ってハヤテは全力で会場に戻っていった。
『トップはなんと三千院ナギ!!ゴールまであと500メートル!!』
実況の声が聞こえた。
(やったお嬢様が一位だ)とハヤテが考えてるときにヒナギクは(抱きしめられてないけど…華奢だけどやっぱりハヤテ君は男の子なんだなぁ…)とハヤテの背中で考えていた。
シュン!!!!!!!!!
ハヤテの横をなにかが通り過ぎた、(えっ!!!??いまのは!?)ハヤテはわからなかったがヒナギクには予想がついた。
「お姉ちゃん?」
会場に入ってヒナギクと一緒に見ればそこにはラスト3メートルまできていたナギを抜いてまさかの逆転優勝をしたヒナギクの姉雪路だった。
(あのバカ…)そう呆れるヒナギクと(お嬢様…)呆然とナギを見つめるハヤテだった。
「うおおおおーーーー勝ったどーーーー!!」
まわりの空気の重さにも気付かず喜ぶ雪路であったが少しすると気付いて黙った。
(ハヤテ…私…)子猫のように潤んだ眼でヒナギクを抱えたハヤテを見るナギ。
「ハハッ残念でしたね、お嬢様惜しかったですね」
「す…すまん…あと一歩だったに…」
「大丈夫ですよ」
「平行世界のどれかには、勝っている僕もいるはずですから」
「え?ハヤテ?」
わけのわからないことを言うハヤテをよそにハヤテの背中のヒナギクは(いつ下ろしてもらえるのかしら?)
言うタイミングを見失うヒナギク。
ここで余り目立ってはいないが[ナギの二位=ハヤテのクビ]が成立してしまった。

-------------------------------------------------------------------
大学受験もしていない人間の拙い文ですが続きを読みたいと言って頂いてとてもうれしいです。
一日でこれだけ文字を打ったのは初めてですが楽しくかけました。
これからもいろんなSSを見て学びたいなと思います。
一応続きは考えているのでそのときも再びよろしくおねがいします。/(。△。)>
184名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 00:18:00 ID:XY/rNPmr
黒くて長女でSで羽根で攻撃できてゴスロリな少女萌え
185シロウトの丘:2006/08/10(木) 08:38:01 ID:PVtnAAP/
ただの借金人間~家出のお話~D ハヤテ×ヒナギク

「どーしてハヤテがクビなのだ!!」
ナギの激がクラウスにとぶ。
「まぁ確かにお嬢様の成長ぶりにはこのクラウスも心底感心…その点につおては高く評価しています」
クラウスの肯定の言葉にナギは。
「だったらーーーーー!!」
と反論の意を述べようとするが。
「ですが、一位をとれなきゃクビという約束でしたから…」
正論を言われ口ごもるナギ。
一方そのとき扉の後ろで話を聞いていたハヤテは、(1位を取れなかったのは僕の責任…一億五千万の借金は働いて返すとして執事としては失格だ…)
と考えフラリと屋敷を出て行った。
そしてクラウスはハヤテを同情することを言っているときにナギはあることを思いついた。
「だったら…だったら、クラウスもクビにする」
「………」
クラウスは事態を把握できずに呆然としている。
「な…!!なぜ…!!」
クラウスが口を開いたのも束の間。
「だってそうでないか!!クルーザーにテロリストの侵入を許した」
(う……)
以前の失態と言われ詰まるクラウス。
その後もクラウスとナギの言い争いが続く。終止符を討ったのはナギの発言だった。
「な!マリアだってそう思うだろ?」
「へ?」
突然話を振られたのでまぬけな声をだしてしまう。
「マリアよ!!お前もお嬢様になんとか言ってやってくれ!!」
「へ?」
マリアは考えたどう言えば二人をさせられるのだろう?
しかし案外答えは早くでた。(無理矢理着せられた思い出…)
「まぁ…クビもいいかもしれませんね。」
「ほらみろー!!」
味方と思っていたマリアにも裏切られ意気消沈するクラウス。
このような言い争いが続いてるなか屋敷を出て行ったハヤテは今日何処でどうするかを考えていた。
186シロウトの丘:2006/08/10(木) 08:40:04 ID:PVtnAAP/
訂正:下から7段目 二人をさせられるのだろう?→二人を納得させられるのだろう?
187名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 09:25:57 ID:eITmYu6T
他の人も書いてるけど漫画にあるシーンをそのまま文字に起こしただけじゃないか?
188シロウトの丘:2006/08/10(木) 09:33:24 ID:PVtnAAP/
ただの借金人間~家出のお話~E ハヤテ×ヒナギク

(ワタル君のレンタルビデオショップでもいこうかな?結構サキさんも優しそうだし家事手伝いもすれば一泊ぐらい…)
そんなことを考えてるうちに着いてしまった。[本日休業]
(あれぇ〜〜〜〜〜??)第一候補脱落
肩を落とすハヤテしかしそうも言ってられない。
(後あるとしたら、伊澄さんの家か…でも前行ったからっていきなり訪ねるのも失礼かなぁ…)
そんあことを考えてるうちに着いてしまった。
「あの〜、伊澄さんはいらっしゃいますか?」
「お嬢様は現在、遠征中でございます」
第二候補脱落
ていうかハヤテにとって最終候補であった伊澄がいないことは野宿を意味するものであった。
(はぁ…またあの頃暮らしに戻るのかなぁ?あ、一億五千万の借金があるんだったハハハッハッハ)
いままで何度も泣きそうになったことはあったが今回が最上級であろう。
(あ、そういえば先生(桂雪路)の家?は白皇学院にあったなぁ…)
唐突に見つかった最終候補。
(まぁ、無駄でも行ってみるか…)
今のハヤテは藁にもすがる状況だったので雪路がどんな人間であろうと関係無しであった。
宿直室まで着いた。後は桂雪路がいれば問題無い…いや、いてもいなくても問題なのだがハヤテにとってはいる場合の問題の方が遥かに幸だった。
コンコンッ「失礼します、桂先生居られますか?」
…返事がない。
(ふぅ、ここもダメか…)
もはや誰も頼るものがいない状況にハヤテは全てをあきらめた。
ガチャ
「!!」ハヤテがあきらめた瞬間扉が開いた。
「…綾崎君こんなところで何してるの?」
扉からでてきたのは桂雪路ではなく妹ヒナギクであった。
「あれ?ヒナギクさん何故ここにいるんですか?」
「それはこっちのセリフよ綾崎君、今お姉ちゃんは優勝祝いで飲みに行ってるわ、私は今部屋の掃除中」
ハヤテは雪路の属性を忘れていた。あの人間がこういうことになっていることなど予想できたはずなのに。
「そうですか…」
力無く言葉を吐くハヤテ。
「じゃあ次はこっちの質問よ綾崎君、なんでここにいるの?」
ハヤテはヒナギクの質問に全て正直に答えた。
「なるほど、執事をクビになっていろんなところをわたり歩いて最後にたどり着いたのがここだったわけね」
「はい、そういうことです」
棒読みで答えるハヤテ。
「私にあんなことするからバチが当たったのよ」
(ヒナギクさん古い表現使うなぁ…)と考えてるときにハヤテは気付いた。
(あれ?そういえば呼び方変わってるような)そのとおりである。そのことに気付いたハヤテはヒナギクに聞いてみた。
「もしかしてヒナギクさん…マラソン大会の事…まだ怒ってます?」
ハヤテが言う。
「別に?全然…怒ってないわよ?」
ヒナギクは笑っているが怒っている意味のわからない状況だがハヤテは危険なことには変わりないと予想した。
189シロウトの丘:2006/08/10(木) 10:14:41 ID:PVtnAAP/
ただの借金人間~家出のお話~F ハヤテ×ヒナギク

「あ…じゃあヒナギクさん…僕は知り合いの方にあたって来ますので…」
愛想笑いでこの場を去ろうとしたがそうもいかない。
「さっき、もう当てがないって言ってたでしょう?」
ハヤテは自分の発言を後悔した。
「あの時の私の気持ちわかる?綾崎君?」
ヒナギクの言葉胸にクリーンヒットする。なんとか弁解する方法を考える
「あ…あのヒナギクさん?掃除してるんだったら手伝いましょうか?」
「あら手伝ってくれるの?悪いわねなんだか今日は効率が悪くて…」
なぜ効率が悪いのかは深く考えないことにしたハヤテだったが雪路の部屋は予想以上に散らかっていた。
(ヒナギクさんの印象を回復させるためにも…完璧にきれいにしよう!!)
そう決心するハヤテ。
サーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
掃除の達人というべきハヤテである夕方にはもうこれ以上ないってほどきれいになっていた。
(はぁはぁ…もうこれでいいかな?)
そう思ったハヤテの後ろには家から野菜やらなにやら持ってきたヒナギクがあった。
「…はや、綾崎君きれいになったわね」
少し呆然としているヒナギク。
「あ…今終わったところです、ところでその野菜は?」
「ああ、お姉ちゃん帰ったきたときお腹すくと思って…」
ヴーーー ヴーーー
ヒナギクの携帯のバイブ音だ。
「失礼」
そう言うとヒナギクは携帯を取り扉の向こうで話している。
「ああ…そうなの、わかった…うん…はーい」
会話が終わった。
「お姉ちゃん薫先生の家泊まるんだって…」
酔いつぶれてここまで戻ってくる気がないらしい。
「ああ…」
雪路らしいなぁと思いつつもこれからどうするか考えるハヤテ。
持ってきた野菜をどうするか考えているヒナギク。
ハヤテは朝から何も食べてない。
一方ヒナギクもいまから家に戻るのもまた遠い。
………………
少し沈黙が続く
「ヒナギクさん僕がなにか作りましょうか?」
ハヤテの提案にヒナギクは。
「そんなっ…ハヤテ君に悪いわよ」
「さっき掃除させられたんですけど?」
少しいやみなハヤテ。
「だからっ!それは…」
言い訳が出てこない。
「じゃあ、ヒナギクさんはそこでテレビでも見といてください」
そう言うとスッとヒナギクの腕から野菜を受け取り台所に向かった。
(なによっいやみなこと言って無理矢理こんなことになって別に家までもどるくらいどうってことないし掃除させたのは悪かったけどそれはハヤテ君がマラソン大会で私にあんなことを…)
そんなことを考えてたヒナギクだったがふとあることに気付く(でもハヤテ君のせいで優勝逃したわけじゃいな)
マラソン大会時に優勝っを逃したのはハヤテのせいと言っていたがそれはハヤテに言いくるめられただけであってハヤテのせいではない。
当たり前のことに気付いたヒナギクは急に恥ずかしくなった。
190シロウトの丘:2006/08/10(木) 10:27:23 ID:PVtnAAP/
ただの借金人間~家出のお話~F ハヤテ×ヒナギク

(どうしよう嫌な女って思われてるかもしれない今から誤っても大丈夫かなぁ?でもハヤテ君だって人間だし怒って当然だし・・・)
そうこう考えてるうちに料理ができあがった。
「ヒナギクさんできましたよぉ」
ハヤテはごきげんな様子だ。
「あ…ありがと」
ヒナギクは料理のことより、どう誤るかで頭が一杯だった。
「あのハヤテ君、あの時はあんなこと言ってごめんなさい」
涙目になって誤るヒナギク、もう呼び方など気にしてない。
「え!?なんのことですか?」
ハヤテは漠然と答える。
「優勝できなかったのはあなたのせいだとか言ってハヤテ君に当たって、別にハヤテ君が悪いわけじゃないのに…」
もう泣きそうというか泣いている。ハヤテは女の子扱いには慣れていない。まぁナギの扱い方はわかってきたがヒナギクは別物だ。
ギュ
とっさにヒナギクを抱きしめた。
「なっ…!?ハヤ…テ君?」
急に抱きしめられて何がなんだかわからないヒナギク。
「そんなことで泣かないでください優勝できなかったのは僕にも少なからず責任はあります。ですから…」
口下手なハヤテにとってはここまでしか思い浮かばない。
「……ギュ」
ハヤテの素直な優しさにヒナギクは嬉しかった。
いままでヒトに甘えるなどという行為は絶対にしない人間だったヒナギクだったがここ短期間でハヤテには甘えて?いる。
そんな記憶もあってか今は素直に甘えている。
「ヒナギクさんは勉強もできてマラソン大会も女子の部ほとんど優勝したじゃないですか?だからそんなに無理しないでくださいね?」
主旨は少しずれたが普段のヒナギクを見ているハヤテは思ったことをそのまま口にだした。
「っ…ありがと」
ヒナギクが言う。
「あの…料理が冷めちゃいますんで、そろそろ食べないと…」
ハヤテは腕を緩めた、ヒナギクも腕を緩めた。
あらためて料理を見たヒナギクは驚いた。
「私の持ってきた材料で作ったの?」
「はい、そうですけど何か?」
元一流執事のハヤテにとっては当たり前なのだが一般庶民のヒナギクにとっては驚くべき事態である。
「さぁ、食べましょう」
そう微笑んで皿によそいはじめたハヤテ。
ヒナギクの前に置かれる。
恐る恐る食べるヒナギク。
(…すごいおいしい)
黙々と食べるヒナギク。完食。
「ヒナギクさんすごいペースで食べましたね」
そういうハヤテ、一心不乱に食べ続けたヒナギクはまた恥ずかしくなった。
「じゃあ食器を片付けてきますんで」
そう言ってまた台所に向かうハヤテ。
(私は…)
そう考えてヒナギクは行動に移した。
191シロウトの丘:2006/08/10(木) 11:54:46 ID:PVtnAAP/
ただの借金人間~家出のお話~G ハヤテ×ヒナギク

洗い物を終えたハヤテは台所を出た瞬間視界に飛び込んできたのはパジャマ姿のヒナギクだった。
「ヒ…ヒナギクさん!?なんでパジャマなんですか?」
ハヤテが顔を赤くして尋ねる。
「お風呂入ってお姉ちゃんのパジャマ借りただけよ」
軽くあしらうように答えるヒナギク。
「ハヤテ君も入ってきたら?お姉ちゃんのバスローブあるわよ女性用だけど…」
少し恥らうように言うヒナギク。
「いや…無断で使うのもなんですし…」
「お風呂入らないでお姉ちゃんのベッド使う気?」
ヒナギクの言葉に反論するよちはなかった。
シャアアアアアアアアア
ドキドキしながらシャワーを浴びるハヤテ。
(これが女の人のお風呂かシャンプー一杯あるなぁ独り暮らしなのにこんなにいるんだ女性って)
などと考えて自分の髪にあうシャンプー選んで髪を洗う。
シャアアアアアアアアアア…キュ…
体を洗い終えてバスタオルで体で拭き雪路用のバスローブを着て部屋に戻ると。
「ハヤテ君の勉強見てあげる」
唐突に言われ少し考えるハヤテ。
「…えっと、勉強道具なんてないんですけど…」
「ここは教師が使ってる部屋よ勉強道具なんていくらでもあるわ」
そういわれるとハヤテは(なんでわざわざ勉強?まだ怒ってるのか?)などと考えたが考えるのをやめた。
「だから…ここは現象論のxを代入したらいいのよ」
「そうなんですか?」
まともな勉強をしてないハヤテにとって白皇の勉強は未知である。
2時間ほど数学の公式と戦っている途中でハヤテはナギのことが頭に浮かんだ。
(お嬢様今頃何してるんだろう?ちゃんとマリアさんの言うこと聞いてるかなぁ?)
少し考えていたら心配になってきた。(執事をクビになったけどお嬢様は僕をかばってくれてたその期待を裏切っていたとしたら…)
そう考えているといてもたってもいられなくなった。
「ヒナギクさん!」
同じように勉強していたヒナギクを呼ぶ。
「は、はい!?」
いきなり呼ばれたので敬語で答えるヒナギク。
「やっぱりお嬢様が心配なので戻ります、今お嬢様が泣いてたら本当に執事失格です」
玄関に行こうとするハヤテ。
ガッ
ヒナギクがハヤテを抱きしめた。
「いやっ、せっかく二人なのになんでハヤテ君はどこかへ行こうとするのもう暗いから明日でいいじゃない!?」
強めの口調でヒナギクは言う。
「ヒ…ナギクさん?」
ハヤテは初めてここまで動揺したヒナギクを見た。
その少女はいままで誇っていた気高さや完璧な雰囲気を捨てて自分にすがってる様子だった。
ナギも見に行きたいでもヒナギクを置いていけない。
192シロウトの丘:2006/08/10(木) 11:56:20 ID:PVtnAAP/
ただの借金人間~家出のお話~H ハヤテ×ヒナギク

そこでハヤテが取った行動は。
「ヒナギクさん携帯貸して貰えますか?」
「ふぇ?」
ヒナギクが顔を上げる。
ハヤテに携帯を渡す。
プルルルルル プルルルルル
ハヤテが携帯をかけた相手は「はい?あっハヤテ君!?」
マリアだった。
「もう何処いってたんですか?ナギはクラウスさん首にするって言ってるし戻ってこないなら株価なんて大暴落してもいいって言ってるし大変だったんですよ?」
「…すいません、じゃあ明日の朝には帰りますんで…はい…すいませんでした…はい」
プッ
ナギの問題は解決した。後は腰に抱きついているヒナギクである。
「ヒナギクさん」
ハヤテの問いかけにも反応せずヒナギクは抱きついている。
「ヒナギクさんの気持ちも考えずにすいません、ここまでしてくれたのに…」
……ヒナギクは黙っている。時計を見ると夜中の12時を回っている。
「今日は遅いからもう寝ましょう」
ヒナギクを足から持ち上げてお姫様抱っこの状態になった。
ドサッ
敷布団は敷いてあったのでそこにヒナギクを下ろすだがヒナギクは離さない。
「あの、敷布団もう一枚敷きたいので離していただかないと…」
ハヤテがそう言うとヒナギクは口を開いた。
「ハヤテ君もここで寝るの」
「……………!!!??ええっ!?いやっ…ベッドに男女一人ずつはまずいんじゃないですか?」
「でも、今この校舎にいるのは私達と警備員さんだけよ?それともナギに悪いとでも思ってるの?」
「いや、そういうわけでは…」
元々ナギのことを恋愛対象にいれてないのでそんなことはどうでも良かった、ただこの状況にどうすれば考えることができなかった。
「じゃ決まりね、フトンもう一つひくの面倒でしょ、だからあなたもここで寝るの」
そういうとヒナギクは歯を磨きにいった。
(僕も磨かないと…)ハヤテも磨きにいった、もしヒナギクに何かしてしまったらと考えると罪悪感で一杯になった。
そして先にフトンで待っていたヒナギクはハヤテが来ると。
「よ…よろしくお願いします」と恐る恐る口に出した。
「え…あ…こちらこそ」(これって新婚初夜のあいさつじゃ…)
と思いつつヒナギクを横にいる状態で就寝についた。
193名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 15:02:17 ID:LEf2Rf94
>156
ぼぬ氏のヒナギクソロがこんな感じだったような気がする。
194シロウトの丘:2006/08/10(木) 18:03:03 ID:+vj7mTcm
ただの借金人間~家出のお話~I ハヤテ×ヒナギク

ドクドクドクドクドク……
ハヤテの鼓動が高速で高鳴る。
後ろではヒナギクが自分のバスローブを掴んでいる。
バッ
ヒナギクがハヤテをこっちに向かせた。
「ハヤテ君…」
暗闇に写る清白のヒナギクの顔はいつもと違う意味で美しかった。
「ヒナギ…!?んん…ん?」
ハヤテの唇はヒナギクの唇でふさがった。
「フッ、ハァッ」
唇を重ねあうだけの幼いキスだった。
「ハヤテ君ははじめて?」
ヒナギクがいつもとは違う声で訪ねる。
「はい…ヒナギクさんが…はじめてです…」
「そう」
満足した様子でヒナギクが微笑む。
「じゃあ、もう一回」
「ちょ…ヒナギクさ…!」
無理矢理ふさがれた唇。
遠慮がちに開かれたのヒナギクの口から、熱い舌先が伸びると、ハヤテの舌が優しく絡めとる。
「んっ…」
"クチュクチュ"と口内でいままで味わったことのない感覚が広がる。
「んあっ…」
離された二人唇からは唾液が橋のようにかかっていた。
顔を合わせ、数秒を置いてもう一度口を交差させた。
クチュクチュ
さっきとは違う激しいものだったが二人に止まる理由はない。
"ちゅぱ"
と、音がして二人の顔が離れた。
「ハヤテ君は後悔とかしてる?」
ヒナギクの質問の意味をあまり理解できなかったが、ここで返答しなければ男らしくない。
「してませんよヒナギクさんとこんなことになるとは思いませんでしたけど嫌な気持ちとかはありません」
ハヤテはそう答えた。
「じゃあ嬉しいの感情もないの?」
少し涙目のヒナギクは尋ねた。
「…うれしいです。こんなきれいな人と…キスするなんて考えたことなかったし…」
そう聞くとヒナギクは、
「ありがと、私も嬉しい…」
ギュ
ハヤテを強く抱きしめた。
キュ
優しく包み込むようにヒナギクを抱きしめる。
(ナギはいつもこんな風に抱きしめられてるんだ…羨ましい)
幼い頃から愛情をあまり受け取ったことがないヒナギクにとっては今ハヤテは、はじめて甘えることができる人間であり、愛し愛せれていけるような気がしていた。
195シロウトの丘:2006/08/10(木) 18:34:17 ID:+vj7mTcm
ただの借金人間~家出のお話~J ハヤテ×ヒナギク

「ハヤテ君?私達これで付き合ってることになってるのかな?」
不安げにハヤテに尋ねるヒナギク。
「…付き合うのは難しいです…お嬢様もいますし、でも今僕にとってはお嬢様とヒナギクさんが世界で一番大切にしたい人です!」
ハヤテは強くヒナギクを抱きしめた。
「くあぁ…」
ヒナギクは苦しそうな声をあげる。
「あ、ごめんなさい」
少し腕の力を弱めた。
「んっ、大丈夫ちょっと苦しかっただけ…」
その言葉を聞いてハヤテは少し安心した。
「ハヤテ君?」
「なんですか?」
「今日私達…ファーストキスをしたのよね?」
「…はい」
「ハヤテ君は私を世界で一番大切に思ってる一人…なの?」
「はい、そうです」
「じゃあ、今日私達は…初めて一つになった記念日でいいよね?」
「はい、そうで…えええええええええええええ!?」
ヒナギクのあまりにも大胆な発言にハヤテは今年一番焦っていた。トラが喋ったときも、ロボと戦ったときも、どんなときも一応冷静だったハヤテだったが今回は違った。


(落ち着け…心を冷静にして考えるんだ…こんなときどうするか…1…3…5…7…11…13…15…17…落ち着くんだ…「奇数」を数えて落ち着くんだ…「奇数」は物事を2で割り切れない間抜けな数字…私に勇気を与えてくれる)
そんなことを考えているハヤテに終止符を討ったのは。
「ハヤテ君…私じゃいや?」
泣きそうな表情でハヤテの顔を覗くヒナギク。
「あ…いや、そういうわけじゃ…」
ハヤテは後悔した。自分のせいでヒナギクが悲しんでると。
(お嬢様…申し訳ありません…ついでにマリアさんも)
「ヒナギクさん…僕でいいんですね?」
真剣な顔でヒナギクを見つめるハヤテ。
「はい、や・優しくっ…お願いいぃします…」
しどろもどろになりながら答えるヒナギク。
そんなヒナギクを見てハヤテは、(ヒナギクさんってこんな一面もあるんだかわいいなぁ…)と考えていたりもした。
196シロウトの丘:2006/08/10(木) 20:31:26 ID:Luj1yOm1
ただの借金人間~少年と少女の初夜~K ハヤテ×ヒナギク

ハヤテは少し震えるヒナギクをあらためて強く抱きしめた。
ハヤテは意を決して上半身のパジャマを手際よく脱がせたブラジャーをしていないことに気付いたがもう動じない。
ヒナギクの薄桃色の乳首にキスををした。
「あぁっ!!」
ヒナギクが声を上げた。
「痛かったですか?」
「大丈夫そのまま続けて…」
左手でヒナギクの胸をもみ…というか撫で続け、余ったほうを乳房に舌を這わせたまま、残った右手でショーツの中に指を入れた。
(!!…)驚いたがヒナギクは拒絶しなかった。
ジョリ……ワサ…「んっ……」
最初は恥毛を触るだけだったが“ふにゅッ………”「ああっ……!!」
柔らかい肉丘に辿りついた。
豆のようなものを発見したのでハヤテは胸を愛撫しつつ“キュ”
少しつねってみた。
「ひああっっっ……!!!」甲高い声をあげたヒナギク。
「!!大丈夫ですか?」
何かまずいことでもしたのかと不安になるハヤテ。
「あぁ、なんでもないなんか電流みたいなのが走って…」
恥ずかしそうに答えるヒナギクが愛しくなったので胸から唇を離しヒナギクとキスをした。
“くちゅ”ヒナギクの秘部はすでに十分湿っていた。
(ええと…ここからなめたりすれば女性はうれしいんだったっけ?)
危ないバイト経験を生かしヒナギクの秘部に顔を持っていく。
「や!?ハヤテ君そんなところにかおちか……!!??」
ハヤテが秘部を舐めはじめた最初は優しかったが段々深く激しく。
「ひあっ…あんっ……!やン……あッ……」
ヒナギクの喘ぎ声も激しさを増す。
豆の皮みたいなものが剥けそうだったので指で剥こうとした。
「ハヤッッ…ッテ君、そこは…なん!かダメぇ…」
力無いヒナギクの言葉はハヤテには届かない。
“にゅる”
なにか剥けた。
興味本位でハヤテはそれを舐めてみた。
「ひあああっっっっ…ああぁぁぁ…く!あぁぁ」
いままで感じたことの無い感覚がヒナギクを襲う。
(ダメこれ以上やられ…た…ら)
思ってのが遅かった、スピードUPしたハヤテは愛撫をはやめる。
ちゅり くちゅ くちゅ ぴちゃ
「う……あ……あぁ、は……ぁぁぁぁあ」
背中を仰け反らせるヒナギク体に電撃が走った。
「はぁはぁ」少し体を起こしてハヤテを見ると。
………不透明な液体で顔がいっぱいになったハヤテだった。
「あ…ハヤ…テ君?大丈夫」
快感と理性で半分半分のヒナギクが声をかけてもハヤテは放心状態だ、なにか得体の知れないものでも見たのだろうか。
197シロウトの丘:2006/08/10(木) 21:21:34 ID:Luj1yOm1
ただの借金人間~少年と少女の初夜~L ハヤテ×ヒナギク

「あ、ヒナギクさん気持ちよかったですか?」
ハヤテは口を開いた。
「うん…良かった…」
誰にも見られたことの無い自分をハヤテに見られ後悔ではないが少し恥ずかしい気分になった。
ハヤテが上半身をあげる、そこには戦闘態勢にはいったハヤテのものがあった。
「ゴクッ…」ヒナギクは息を飲む。
(あれが自分の中に入ってきたら…)自分の穴の大きさを確認する。(絶対無理!)
「ヒナギクさん怖かったらやめてもいいですよ?」
言葉と体が違うこと言ってる気がしたがヒナギクは覚悟を決めた。
「大丈夫…ハヤテ君…いいよ」
「痛かったらすぐに言ってくださいね?」
眼をつぶって歯を食いしばっているヒナギク。
緊張を和らげるためにヒナギクにキスをした。
みり くち くち びちっ
「ったっ、痛いよぉ……」ヒナギクが声を漏らす。
慌てて抜こうとするハヤテだがヒナギクは両手を掴んで。
「いやっ…途中でおわ…りなんて…いやっ…」
涙交じりの声でせがむヒナギク。
早くこの痛みから解放してやらなければという気持ちになったハヤテは腰に力をいれそして。
みち みち みち みち 
ヒナギクの膜を突き破った。
ハヤテははじめて自分のものが包まれる感覚になんとも言えない感覚で満ちていた。
「くはっ…つっ…うぅぅ…」
苦痛を感じているのが見てわかる息遣いをヒナギクはしていた。
クチッ、ミチ、ミチ腰を動かすハヤテ。
「ヒナギクさん…すごい…」
「ハヤテく…ん…あぁ…今、一つに…なってるよね?」
「はい、今繋がって…っます…」
ヒナギクは泣き笑いの表情でハヤテの首に腕をかけた。
ハヤテのピストンが早くなっていく。
「ヒナ…ギクさん……」
「くぅう…あぁっ……ハヤ…テェ…くん…」
お互いの名を呼び合う二人、ヒナギクの方の苦痛も無くなってきたようだ。
「ヒナギクさん…僕そろそろ…」
「お願い…外に…出して……まだ赤ちゃんは…」
ハヤテは射精寸前でヒナギクの中から抜いた。
“ドピュ ドピュ”シーツにはヒナギクから流れる鮮血と愛液そしハヤテの精液で染まっていた。
(シーツ洗わないといけないなぁ)
こんなときでもそんなことを考えられるのはハヤテらしいと言えばハヤテらしい。
「ハァ ハァ」
体力・精力ともに力尽きたヒナギクは痛みか嬉涙かでまぶたがはれていた。
「大丈夫ですか?その…まだ痛いところとかありませんか?」
ハヤテの質問にヒナギクはクスッと笑う。
「痛かったに決まってるでしょう、ハヤテ君がもう少し優しかったらまだましだったのに…バカッ」
その罵声にトゲトゲしいものはなく柔らかい感じのものだった。
「ごめんなさい…次からはもっと優しくしますんで…」
ハヤテはヒナギクを寝ながら抱きしめた。
(大事にしないといけない人が増えちゃったんぁ…お嬢様に気付かれないかなぁ…でも…ヒナギクさんには…迷惑を…かけ…られな…い…)
(本当に優しいなぁ、でももう少し男らしいところがあっても…いいんだけど…なぁ…)
そんなこと考えながら二人は眠りに落ちていった。
・・・・・・一方その頃、三千院家では
(ハヤテ私を置いてどこかへ行くなぁ〜〜〜)というリアルな夢を見てるナギがいた。   =End=
-------------------------------------------------------------------
一応ここで完結とさせていただきます。
長い文章をダラダラと書き申し訳ありませんでした。
また『ハヤテ×ヒナギク』もしくは『ハヤテ×イズミ』でやりたいので、そのときはまたよろしくです。
では、読んでいただいた全ての方ありがとうございました。/(。△。)>
198名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 22:22:48 ID:fB6h4h+r
GJ!!!
199名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 22:49:22 ID:AJSKz7lH
GJ牧場!
200名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 22:56:46 ID:EC6FkdHh
乙カレー!
201名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 00:29:12 ID:vlvUIl1D
糞スレ 晒しage
202117(´_ゝ`):2006/08/11(金) 01:03:02 ID:xKHdhiyk
シロウトの丘氏、乙。
てゆーか、シロウトの丘からクロウトの丘に改名しなよww
新作まっているぜよ。
203名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 02:08:16 ID:DYx1mE/n
えかったよー
204名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 02:58:33 ID:AECY435p
外だしか






斬新だな
205名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 06:31:55 ID:CxH3vZGq
sageて書いてくれシロウトの丘
206名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 11:53:24 ID:6uobugOm
sage進行ってわけじゃないし作品投下時にageても別に問題ない。
207名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 13:03:34 ID:CXhUk5ta
名前覧が緑色なのは見栄えがよくない。
sageてないレスを見ると、拒絶反応起こす人がいくらかいるからな。
何かしらこだわりがあってそういう風にしているのなら、口出ししないけど。

細かいことだろうけど、細かいことまで配慮できる人が所謂できる人だろう。
208シロウトの丘:2006/08/11(金) 16:23:49 ID:utQUjaYW
『いいんちょさんの仕事@』 ハヤテ×泉

リーン ゴーン♪
その日の授業が終わったことを伝える予鈴がなった。
「ハヤテ」
教室でハヤテの名を呼ぶのはナギだった。
「なんですかお嬢様?」
「私はちょっと用があってすぐには帰れない。だから教室で待っていて欲しい。」
「わかりました」
そう返事をするとナギは何処かへ向かっていった。
(ふぅ…暇だなぁ)
そう考えていると
「あ、ハヤ太君だ〜」
元気な声が聞こえた。
「あ、瀬川さん」
「ハヤ太君こんなところでなにしてるの?」
「お嬢様が用事で残らないといけないので待ってるんですよ」
「ほぉそれは退屈だねぇ〜いいんちょさんはお仕事で忙しいのに」
泉はあきらかにそのお仕事をハヤテに手伝って欲しそうだった。
(う〜ん…お嬢様が帰ってくるまで時間ありそうだし…別にいいかな)
「いいですよ」
ハヤテはそう返した。
「わ〜ハヤ太くんありがと〜」
子供‎のように喜ぶ泉。
「で、何をすればいいんですか?」
「うん、クラス報告書を書かないといけないだねどねぇ…どこかへいっちゃった」
泉が笑顔で言う。
「…何処でなくしたんですか?」
「それがわからないから困ってるんだよ〜」
ハヤテは頭が痛くなった。
「あ、でも今日職員室に取りにいってないから置きっぱなしかも」
(多分それだな)
ハヤテは確信した。
「じゃあ職員室にいこうか」
「えっ二人でですか?」
「んっ?なにか問題でもあるのかなハヤ太君それともいいんちょさんと一緒に行くのが嫌なのかな?」
泉がハヤテに詰め寄る。
「あ、いやっ…そういうなけじゃなくて…一人が取りに言ったほうが楽かなぁと思って…」
「なーんだ、そんなことかじゃあ一緒にいこう」
(そんなことの意味わかってるのかなぁ…)
少し呆れた表情を浮かべるハヤテ。
「ハーヤ太君まだそんな顔してる、もしかしていいんちょさんのこと嫌い?」
「いえっ、そういうわけではないんです。早くクラス報告書取りに行きましょう」
慌ててハヤテが言う。
「うん」いつもの笑顔に戻った泉がうなずく。
209シロウトの丘:2006/08/11(金) 16:25:35 ID:utQUjaYW

『いいんちょさんの仕事A』 ハヤテ×泉

「えっとクラス報告書はと…」
泉がいつも置いてある場所を探す。
「どうですか泉さん?」
「ない…どうしようハヤ太君…」
泣きそうになる泉。
(どうしよう瀬川さん泣きそうだ…でも報告書…)
ハヤテは一瞬慌てたが見上げると棚の上にそれらしきものがある。
「瀬川さん…あれ…」ハヤテが指差した先にはそれらしきものがあった。
「あっ……」泉も気付く。
「もしかしたら桂ちゃんがなにかと間違って置いちゃったのかもね」
そう笑う泉、その言葉どおりクラス報告書の横には[世界の名酒100選]が置いてあった。
(あの人は…)そう思うハヤテ。
「じゃハヤ太君、肩車ね」
泉が言う。
「えっ…あ…でも瀬川さんスカート…」
「大丈夫だよヒナちゃんと同じでスパッツだもん」ピラっとめくってみせる。
「そ…そうですか」赤くなるハヤテ。
「よいしょ」まぁそんななりゆきで泉を持ち上げる。
ガラガラッっと
職員室のドアが開く。
「わわっ」泉が驚いて後ろに倒れる。
(危ないっ)そう思ったハヤテは棚を蹴って泉を後ろから抱きとめる形になった。
ギュ…バタバタバタバタ
泉と共に何冊か本が落ちてきた。
「いたた…大丈夫ですか瀬川さん?」
……泉は黙って顔を赤くしている。“ふにゅ”ハヤテになにか柔らかい感触が伝わった。
(……!!!!泉の胸を触っていた)「わああああ…せ、瀬川さんごめんなさい」
ハヤテはあわてて手を離しあやまる。泉はまだ黙ったままだ。
「ハ・ヤ・テ?」
聞きなれた声がする。「お…嬢様?」
ドアを開けたのは用事を済ませてハヤテを追ってきたナギだった。
「お前は何をしているんだハヤテ?」
ナギからはどす黒いオーラが出ている。
「いやっ…瀬川さんと報告書を…」
「ハヤテの…ハヤテのバカーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
ハヤテの意識はナギの渾身の右ストレートで刈りとられた。
(ドキドキドキドキドキドキドキドキ)
一方、横ではハヤテが血で染まっているのにも気付かず思考も働かない泉がいた。
210名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 19:34:33 ID:yj7TrxuE
GJ!

ところでTシャツはヒナギクのほうに人気が傾いている件について
211名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 22:00:39 ID:bRptBvIl
GJ
続き期待
212シロウトの丘:2006/08/12(土) 00:03:38 ID:utQUjaYW
『いいんちょさんのその日の夜のことB』 ハヤテ×泉

ホカ ホカ
お風呂から上がったばっかりの泉。
バタッ
そのままベッドに倒れこんだ。
(ハヤ太君大丈夫かなぁ、ナギちゃん容赦なく殴ってたからなぁ…)
職員室でハヤテに胸を触られ放心状態にあった泉が別の世界から戻ってきたには数分後であった。
(私がもう少し早く気付いてたらハヤ太君をこのいいんちょさんが救ってあげれてたのになぁ…)
泉が気付いたときにはハヤテはすでに悲惨な状況でありナギの怒りが収まった状態でもあった。
その後、生徒会室に残っていたヒナギクも呼んでハヤテを家まで送り委員長の仕事などやってる暇などなかった。
(まぁ仕方ないか、でもハヤ太君には、迷惑かけたから明日謝ろう…)
ていうか明日ハヤテが学校に来れるかどうかが問題であったがそんな事を泉は考えなかった。
(もう11時か寝よ…)
歯を磨き、電気を消し、ベッドに入った。
……………………

眠れない
かれこれ1時間は経っただろうか、なぜか体が火照っている。
(むー寝たいのになんか暑いよぉ…)
汗はかいていないが泉の顔は赤かった。
(なんだろうハヤ太君に掴まれた胸が妙に…)
暗闇の中で少し触ってみた。
「んっ……」
少し声が出た。
(やだ私なにしてるんだろう、いいんちょさんがこんなやらしいことしちゃいけないのにぃ〜…)
泉は少し自己嫌悪に陥った。
(…感覚がまだ残ってる?…ハヤ太君があんな風に掴んだから眠れないじゃないかぁ〜…)
なぜかハヤテを責める泉。
(でも…もしあの時ナギちゃんが来なかったら…ハヤ太君は私をどうしてたんだろう?)
ふと考える泉。
(……欲望のままに襲ってた?いやいやハヤ太君はそんなことする子じゃない)
(そのまま顔を近づけてきて…キ…ス?いやいやいくらなんでも早すぎるかぁ〜)
そんなあの後どうなったか!?の妄想を繰り返してるうちに泉は眠ってしまった。
一方顔の三分の一が包帯で埋まっているハヤテは、(うぅ〜傷がヒリヒリするぅ〜…)
少し触れてみた。
「ぎゃ!」
声を出してしまった。
(痛つつ…あ、そういえば瀬川さんあの後どうなったんだろう…胸触っちゃったし明日学校に行けたら謝ろう…もし行けたら…)
傷の痛みで一向に眠れないハヤテだった。
213名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 01:03:53 ID:AwOUVg7e
続きwktk
214名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 01:23:34 ID:aQb6VZnq
kk
215名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 01:38:26 ID:TGp7KPPA
できれば、細切れ投下しないで、書き上げてから投下してほすい。
もしくは前半後半くらいにわけて投下するとか。
後でまとめてもらう時&読みやすさへの配慮を
216名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 08:47:05 ID:KsSmdeBz
今日はノノハラ君の誕生日らしいです。
217シロウトの丘:2006/08/12(土) 15:13:11 ID:OA6TMrui
『いいんちょさんの次の日のお話C』 ハヤテ×泉

「おはよ〜う」
寝ぼけた声で泉が言う。
「おはよう」
花菱美希が返す。
「………」
学校に来てまで寝てる朝風理沙。
「ハヤ太君は?」
そう尋ねる泉。
「まだ来てない」
その言葉にガッカリしたがこの時間帯にはいつもハヤテは来ていないことに気付き少し安心する。


花菱美希とたわいもない話をしていると。
ガラガラ 
ドアが開いた。そこには昨日の傷が嘘のように消えているハヤテと不機嫌そうなナギだった。
「あ、ハヤ太君昨日はごめんね」
泉がいつになく真剣な顔で謝る。
「ああ、別にいいですよ泉さん悪くないしそれに…」
ハヤテが黙る。
「どうしたのかなハヤテ君?」
泉が問いかける昨日のことは忘れているようだ。
ガラガラ 雪路が入ってきた
「ほらぁ何してるの席着いて!」
「は〜い」と返事をし座る泉とその他の生徒。
リーン ゴーン♪
一時間目が終わる。
「ねぇハヤ太くんさっきの時間にいいそびれたことなにかなぁ〜?」
泉が再度尋ねる。
「あぁ、いや…ええっと、ですねぇ」
ハヤテが慌てる。
一方、ことの内容が大体わかるナギは席を立ち。
「ハヤテ、私は気分が悪い保健室に行ってくる!」
と強い口調で言う。
「あっ、それじゃ僕も…」といいかけたハヤテだが。
「お・ま・え・は・く・る・な」
と念をこめて言われたのでそれ以上なにも言えなかった。
…………………………
呆然とするハヤテ。
「あ…ハヤ太君?」
声をかける泉。
我に気付いたハヤテは泉の手を掴み廊下に走っていった。 
「わわっ、ハヤ太君強引だよぉ〜」
そんな様子を見ていた花菱美希は(ほほう、これはおもしろそうな展開ね…)
とまだ眠っている朝風理沙の横で思っていた。
タッタッタッタッタッタ
人通りのないところまで来たときハヤテは止まった。
「ハァハァ…ハヤ太君いいんちょ…さんを乱暴に扱うと良くないことが…起こるよ…」
と息を切らしながら言う泉。
「すいません…昨日職員室であったことを言うのは教室ではいいにくので…」
ハヤテが頬を赤らめる。
「ほえっ?昨日職員室で?」
泉は記憶を探っている。
218シロウトの丘:2006/08/12(土) 15:14:59 ID:OA6TMrui
『いいんちょさんの次の日のお話D』 ハヤテ×泉

「あっ………」思い出したようだ。
「いやいやいや、あれはハヤ太君が私を助けようとしてさわ…触っちゃったわけでしょ!?じゃハヤ太君が謝ることないよ〜」
泉が笑顔で言うが泉も顔が心なしか赤くなっていた。
「本当にすいません」
それでも頭を下げるハヤテ。
「いや、もう反省なんかしなくていいよハヤ太君なんていうか…その…触られていやじゃなかったし…あ」
泉もまずいことを言ってしまったと気付く。
「え…それは…あの…」
言葉を失うハヤテ。
「なんだろう…そのこと考えて眠れなったりとか…えへへ〜」
泉は自分が何を言っているのかもうわからない状況だった。
…………………
沈黙がつづく
「あっ、だからもう気にしなくていいよ?ほら休み時間終わっちゃうから教室いこ?」
教室に戻ろうとする泉を、ハヤテが手を掴んでとめた。
「えっ?ハヤ太君?」
泉がたじろぐ。
「瀬川さん…昨日僕もそのことで寝れなかったんです…」
ハヤテが泉と同じこと言う。
「ほえっ…じゃあ、私と一緒だね」
泉が笑顔で答える。
「ですから瀬川さん…」ハヤテの唇が近づいてくる。
「えっ!?ハヤ太君?あのちょっとまだ心の準備がぁ……」
「お二人さん」
そう声をかけたのは花菱美希だった。
バッ
二人が距離をとる。
「な…な…花菱さんなんでここに?」
ハヤテはそう尋ねる。一方ハヤテの前では赤くなっている泉がいた。
「他の生徒がくるわよ」
花菱美希の言うとおり何人かの生徒がきていた。
二人がキスしているの見られたら大問題だったので花菱美希は救世主と言える。
「………ハヤ太君」
泉が口を開いた。
「は、はい?なんですか瀬川さん?」
「本当に昨日のこと悪いと思ってるなら今日もいいんちょさんの仕事手伝ってほしいなぁ」
泉が猫なで声で聞いてくる。
「あ、そんなことでよければいくらでも」
ハヤテがそう答える。
「そう、ありがとハヤ太君」
泉が笑顔でお礼を言う。
「じゃあ、僕は先に教室戻ってますんで」
ハヤテはステ戻っていった。
「ふぅ…」泉がため息をつく。
「泉?あんなこと言っていいの?」
花菱美希が尋ねる。
「ふぇ?ハヤ太君はただ手伝ってくれるんだよ?」
「わかってないな泉は放課後二人きりだったら間違いなく体を要求されるわよ」
花菱美希が真顔で言う。
「…………」黙ってしまう泉。
「まぁ私は理沙を連れて帰って二人きりにしてあげるから頑張りなさい」
そう言うと花菱美希は教室に戻って行った。
「ちょっと美希ちゃんそれどういう意味なの〜?」と花菱美希を追いかける泉であった。
219シロウトの丘:2006/08/12(土) 15:39:39 ID:OA6TMrui
『いいんちょさんの次の日の放課後のお話D』 ハヤテ×泉

時間は飛んで放課後。
「さぁてハヤ太君さっそく手伝ってもらおうかな」
泉がハヤテに言う。
「さっき雰囲気にまかせてまたあんな…ふしだらなことを…」
ハヤテが顔を伏せながら泉に謝った。
ハヤテは女子のように目を潤ませて泉を見ている。
(うわぁ…ハヤ太君本当に男子にしておくのがもったないなぁ…顔なんか女の子じゃないか…)
泉がハヤテに見とれていた。
「あの…瀬川さん?」
ハヤテが問いかける。
「ハヤ太君…」
「えっ…あの…泉さん!?」
今度は逆に泉にキスを求められるハヤテ。
(ああ体を求められるってこういうことを言うんだ〜)
それは体を求めると言うことだがと突っ込む者は誰もいなかった。
「瀬…川さん…」
ハヤテも意を決して泉に唇を突き出す。
ハグッ
唇が重なりあった。
ここで泉が舌を出した。(!!!)
(!!!)ハヤテは驚いたがそのまま泉に従った。
クチュ クチュ
唾液が混ざる音がする
「フワァ…」先に唇を離したのは泉だった。
ハヤテは泉を抱きしめたままだ。
泉は違う世界にいっている大胆な割にはこのような経験あるわけがないし、知識もないドラマなどで見る程度だ。
チュ
ハヤテはもう一度キスをした。
(!?)泉は気がついたようだ。
「ハヤ太君…」
泉はハヤテを見つめている。
「瀬川さん…」
ハヤテはもう一度顔を近づける。
「まだ…」
泉が何か言ったのでハヤテは顔を離した。
「まだ…体は怖いよ…」
ハヤテは泉がなにを言っているのかわからなかった。
「へっ?体?」
ハヤテが尋ねる。
「いや、まだ付き合ってもないし体を交えるのは早いってことだよ」
泉が顔を赤くしていっている。
「それは瀬川さんの自由ですよ、僕は瀬川さんがしてほしいことなら何でもしますし」
ハヤテが優しく言う。
「ハヤ太君…」
いままで感じたことが無いくらい大きな優しさを感じた泉はハヤテの胸に顔を埋めた。
ハヤテはそれに答えて泉を抱きしめる。
「じゃあさ…」
泉が口を開く。
「毎日いいんちょさんの仕事手伝ってよ」
「いいですよ」
間髪をいれずにハヤテが答える。
「わぁ〜ありがと〜ハヤ太君〜」
泉がハヤテをさらに強く抱きしめる。
(お嬢様も向かえに行かなきゃ行けないし…またハードになったなぁ…)
そう思うハヤテ。
一方保健室では(ハヤテの奴私を向かえに来ないつもりか…う…っ)泣きそうになってるナギがいた。
220名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 16:24:11 ID:AwOUVg7e
うはwwwいいんちょカワユスwwww
GJ!!!
221シロウトの丘:2006/08/12(土) 16:27:43 ID:OA6TMrui
『いいんちょさんの次の日の次の日の放課後のお話F』 ハヤテ×泉 

話はまた飛んで次の日の放課後。
「ハヤ太君」
ナギを家まで送って帰ってきたハヤテに問いかける泉。
「なんですか瀬川さん」
「泉はハヤテ君に体を捧げるを覚悟ができたよ」
泉が笑顔で言う。
「へぇ〜そうなんです……!?」
硬直するハヤテ。
「だからね」
泉がハヤテに抱きつく。
何も言わずにキスをした二人。
昨日一回してるのでためらうことはなかった。
「いいんですね瀬川さん?」
「んっ、だいじょぶハヤ太君ならいいよ」
ハヤテの手が泉のスパッツに伸びる。
「くあっ…ん…はぁ…」
声を漏らす泉、ハヤテは手の感触から泉はスパッツ以外何も履いてないことに気付いた。
「瀬川さん、これ…」
「ああ…ハヤ太君にあげるつもりだったからいらないと思って」
「こんなに濡れて帰りどうするんですか?」
「あ゛どうしよう」
泉が焦る。
「大丈夫ですよ僕が送りますし襲われても大丈夫です」
「でも何もはいてないのははずかしいよ〜」
「こんなに濡れてるのにですか?」
ズブッ ハヤテは指を一本いれてみた。
「くわぁぁぁあぁぁ…」泉は甲高い声を上げて床に倒れこんだ。
「大丈夫ですか?瀬川さん?」
ハヤテは泉を気遣うように問いかける。
「ハヤ…太君…そう思うなら指…を抜いて、いただきたいなぁ…」
ハヤテは泉の膣内をかき回してる。
「帰りにはこうやってきれいにしてあげますから。
ハヤテはスカートに中に顔を突っ込んだ。
「ふわぁぁぁ…くわぁ…くぅ、はぁ……っ!」
泉は体を仰け反らせる。
「ちょ…ちょっと…止め…て…ダメ…」
ビリビリと体がしびれて頭が真っ白なった。
「酷いよ…ハヤ太君…やめてって…言ったのに…」
涙目の泉が言う。
「ハハッごめんなさい瀬川さんの乱れ方がすごく可愛かったから強引に…」
「くぅ…」そんなこと言われたら文句の一つも言えない…
222シロウトの丘:2006/08/12(土) 16:35:41 ID:OA6TMrui
『いいんちょさんの次の日の次の日の放課後のお話G」 ハヤテ×泉 

「じゃあ瀬川さんいれますよ?」
「うん…いいよハヤ太君…」
ズブッ 
「くわぁぁぁぁぁ……」
ブチッ
「!?………あくっ、い、痛いぃ……」
はじめはなんともなかったが処女膜が破れた途端痛みが走る。
泉の純潔を証明する血が流れていた。
「瀬川さん大丈夫ですか?」
「うん大丈夫続けてぇ〜」
ハヤテの腰の運動に慣れてきたのか泉の苦痛も減り絶頂を迎えようとしていた。
「ハヤ太君、泉の赤ちゃん欲しい?」
「いえっ、まだ養うだけの財力も器量もないので…」
「…じゃあ中に…出すの…はやめて…」
「はい、わかり…ました」
ハヤテが腰の動きを早める。
「ハヤ太く…ん…」
「瀬川さん…」
お互いの名を呼び合い二人は絶頂に達した、中出しは免れたが少し中に入ってしまった。
「あらら…ちょっと入っちゃたね…」
「すいません瀬川さん…」
「へへ〜こう見えても泉はお金持ちだよ妊娠したらハヤ太君を買ってあげるね」
泉が笑って言う。
「ハハ、ありがとうございます」(そのときはお嬢様になんて言おう?)
ハヤテはそんなことを考えていた。
その時三千院家ではナギが「マリア!ハヤテに近づく女をハヤテと交友禁止にしろ!」
という恐ろしい事をしようとしていた。  =End=

-------------------------------------------------------------------
最後に二つに短く分けてしまいました、本当はFで終わりだったんですが文章が思ったより
長かったので分けざるおえなくなりました。読みにくくてすいません。
ええ、少しオチが弱いけどここで終わりです。
以上G個(Dが誤って二つあります)呼んでいただいた方ありがとうございます。
後、今度から文章全て、できてから書き込むようにします。ご指導ありがとうございました。
では、またよろしくです。/(。△。)>
223名無しさんの次レスにご期待下さい:2006/08/12(土) 22:50:33 ID:tpJLpRaY
GJ!GJ!GJ!いいんちょさんがいい!
224名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 23:07:43 ID:KsSmdeBz
イズミスキーの俺は萌ますた。
225名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 23:23:45 ID:rvg9plht
ハヤテがいいんちょさんに買われるのもありだな
とてもGJですた。
226名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 04:13:52 ID:JD4MwOsH
801に誘導されてVIPから来ますた
227ツキビト:2006/08/13(日) 19:30:59 ID:2HT8swWv
結構長いけどバンバン投下してきます


サンサンと日差しが降り注ぐ気持ちのイイある日曜日の昼、ナギはいつも通り外にも出ずに漫画を描いていた

「うむぅ、何故だ?こんなに面白いのに何故金賞が取れんのだ?愛もある友情もある笑いもある冒険もあるバトルもある、何に何故だ……う〜む、世の中は不思議がいっぱいだ…」
根本的な問題に全く気付かないナギだった
「さては審査委員の漫画家達め私の作品に畏怖してデビューさせない気だな?ふん、立場の保持に執着し大作から目を背けるとは、なんと愚かな事か、まったく心の狭い奴らめ」
よくわからない事をブツブツ言いながらナギは気分転換のために読む漫画を探す
「いつも同じような漫画ばかり読んでるからな〜、今日は少女漫画でも読むか」
そして、ソファーに仰向けになって少女漫画を読み始める
思いっきりパンツが見えてしまっているがひとりだったので気にしなかった

【五分後】
突然ナギがソファーからガバッと起き上がる
「な、何だコレは……」
そう呟き真剣に少女漫画をソファーにあぐらをかいて読み始める
パンツがスッゴイ丸見えだったがやはり気にしなかった

さらにニ十分後ナギは漫画を読み終わる
漫画を手に静かに立ち上がり空を仰ぐ、室内だけど
「なるほど……私にはコレが足りなかったのか…」
漫画を持つ手に力が入る
「思い立ったら吉日、善は急げとはまさにこの事……さ、さっそくハヤテに…」
するとナギの顔が紅潮する
「ーーーッーーーッ、想像したら恥ずかしくなってきたのだーーーッ」
手を頬にあてナギは頭をブンブン振る
「…で、でも!ハヤテとなら……コレも歴史的超大作のためだ、遅かれ早かれいずれはそうなるんだから構うまい…」
そして、ナギは少女漫画を持ったままハヤテの部屋へと向かった


その頃ハヤテは自室で雑誌を読んでいた
「へぇ〜、今日のラッキーカラーは黒、黒いものを身に付けていれば新境地が開拓出来ます……また随分と適当な占いですねぇ、あぁでも服が黒いし本当に当たったりして」
言ってる内にナギが部屋へ入ってくる
228ツキビト:2006/08/13(日) 19:35:46 ID:2HT8swWv
「あ、お嬢様何か御用ですか?」
「おお、ハヤテここにいたか」
そう言ってナギは鍵を閉める
「あれ?何で鍵を?」
「あ、あのな…実は頼みがあるのだ……」
顔をほんのり赤く染めモジモジしながら言う
「はい、なんなりと」
「…うむぅぅ…ま、まぁとりあえずコレを読むんだ」
ナギはさっき読んでた少女漫画をハヤテに渡す
「は、はい(頼みって何だろう?漫画の悩みかな?)」
ワケもわからずナギに言われるがままハヤテは少女漫画を読む

【十分後】
「読み終わりましたよお嬢様」
「む!そ、そうか!早いな!」
ナギの声は妙にうわずっている
ハヤテは自分が漫画を読んでいた時のソワソワウロウロモジモジしていたナギの態度やうわずった声から何かおかしいと感じていた
「で…どうだった…?」
ハヤテの目をジッと見つめるナギ
「え?あぁ面白かったですよ?」
ナギの真剣な眼差しにハヤテは少したじろいでしまう
「バカモノ!そんな即成の感想などどうでもいい!もっとこう具体的にッ!」
「えぇッ!?え、えっとぉ……まぁコレもそうですけど最近の少女漫画は過激な性描写が」
「ソレだッ!!」
ハヤテが感想を言ってる途中でナギが大声を上げる
「え?え?ソレってドレですか?」
「ハヤテ私はな、考えた……何故私の他の追随を許さぬあのミリオンセラー確定の漫画が採用されないのか、何故金賞が取れんのかと」
「えっとそれは追随を許さないというか間違った方向のレベルを超越しすぎて誰も追い付けないというか一人だけ爆速で逆走してるというか理解不能というか」
「だが私は気付いたのだ、その漫画のおかげでな」
ハヤテの声は聞こえてない様子のナギである
「と言いますと?」
「私の漫画には愛、友情、笑い、冒険、バトルはある……しかしエロが無い!!」
「……エロ…ですか」
「そうだエロだ」
「そうですか……」
「ああそうだ」
「だけどそれが僕と何の関係が…」
「ん…ま、まぁ焦るな…そこでだ!私の漫画にもエロを導入することに決めたのだッ」
さっきと比べナギの顔は赤くなってきている
「しかしお嬢様、安易なお色気は人気を下げる要因になりかねませんよ」
「甘い!甘いぞハヤテ!!そんな生ぬるいことを言っていてどうするのだ!まぁそれがお前のイイとこでもあるのだが、ってそんなことはどうでもいいのだッ!!」
229ツキビト:2006/08/13(日) 19:38:44 ID:2HT8swWv
「つまりお嬢様は」
「ああ、お色気なんて生ぬるいものではなく愛し合う二人を描く」
言った瞬間ナギの顔は茹で蛸と化した
「……本気ですか…?」
ハヤテも同様だった
「だが問題があるのだ」
「その…問題とは…?」
ナギは少しうつ向いた後意を決して言い放つ
「……ッ、私には経験がないからエッチな場面が描けないのだ!」
「!?!?!?」
「だから…だから!ハヤテ私とエッチしてくれ!!」
「うえぇぇッ!?何故にですか!?」
いきなり何を言い出すんだこのお嬢様は、とハヤテの脳内は混乱する
「経験すれば描けるから!きっと描けるから!描けるはずだから!……だからハヤテ…私と…私とエッチしてくれ!」
拳を握り締め目を強くつぶりナギはハヤテにお願いした
よほど恥ずかしいのかナギの体はフルフルとふるえていた
「(えッ!?何だこれ!?どんな状況?誰か説明!分かりやすく説明を!!)」
その時ハヤテは眉間に雷が落ちたように閃いた
「(まさか!これが雑誌の占いに書いてあった新境地!?新境地ってロリコンの事だったのか、いやしかしそれは人として開拓してはかなりマズイ領域なのでは?)」
ハヤテの脳内を思考が駆け巡る
「(説得して思い止まってもらうしか、だけどそうするとお嬢様に恥をかかせてしまう、いやでも人としてここは退くべきとこ…)」

するとナギがハヤテの背中に手をまわしてギュッと抱きついてくる
「お、お嬢様?」
そのまま少し上目使いでハヤテを見上げながらナギは言う
「私はハヤテが好きだから、大好きだから……」
ナギは気付いた、自分は漫画のためではなくただハヤテと愛し合うことを望んでいたのだと、頭では漫画のためと納得させていたが心は違っていたのだと

「ハヤテは私のこと……キライか?」
その時ハヤテの中で何かが弾けた
「……そんなこと…あるはずないじゃないですか…僕もお嬢様が大好きですよ」
ナギの小さな体をハヤテは抱き締める、かけがえのない大切なものを確認するように
「(お嬢様は十三歳、僕はロリコンということになってしまう、けどそれは些細な事だ、時間が経てば解決する十年もしない内に解決する些細な問題、そんなことより今この小さな少女を泣かせてしまう方が重大な問題だ)」
「ハヤテ、私は…私はうれしい…」
ナギは嬉し涙を流し甘えるようにハヤテの胸に顔をうずめる
230ツキビト:2006/08/13(日) 19:52:49 ID:2HT8swWv
そしてハヤテはナギの唇にキスをする
するとナギの体がピクンと振るえた

触れるだけのぎこちないキス、しかし確に二人は互いの愛を感じあう
ハヤテがナギをベッドに寝かせるとハヤテの舌がナギの口内へと侵入し味わうように舐めまわし始める
…チュルッ……チュ…チュッ
…ちゅぱっ…ちゅッ
「んん〜〜〜〜っ」
眼をトロンとしナギはハヤテのキスをされるがまま受ける
くちゅっ…チュッ…チュプッ……
チュクッ…チュピ…
二人の舌は生き物のように妖しく絡み合いイヤらしい音を奏でる
「(あぁ…キスとはこんなにも気持ちイイものなのか……)」
今までの人生において感じたことのない幸せナギは包まれる
キスを終え離した二人の口は深いキスをした証で繋がっていた
息も荒く熱っぽい視線で互いを見つめる
「お嬢様、とてもエッチな顔してます」
「ッ!?……そ、そういうハヤテだって…」
「ハハ、何せ相手がこんなにかわいい娘ですからね、エッチにもなりますよ」
「……バカ…」
するとハヤテはナギが太ももを擦りあわせてるのに気付く、ナギもハヤテの視線に気付く
「その…何だか……ア、アソコが…変なんだ……」
ナギの体は既に次を求めていた
「大丈夫です、僕がなんとかしてあげます」
ハヤテは下着越しにナギの秘部を指の腹で擦る、もう濡れているのかクチュクチュと音がした
「んぁッ!ヒゥ!」
ナギは体をヒクヒクと体を震わせながらハヤテの首に腕をまわしてしがみついてくる、しかしハヤテは構わず下着に手を入れ直接秘部に触れ行為を続ける
「うぁッ、ハヤテ…そんなにしたら…」
ナギは絞りだすように言う、そして体が小刻みに震え始める
「アァッ!ハヤテッ、何か、何かくる!」
ナギの言葉を聞きハヤテは行為をより激しいものにする
すると
「アァ!ハヤテッ、ハヤテッ、ヒウウゥゥゥッ!!」

ビクビクゥッ!!

より強くハヤテに抱きつき全身を痙攣させ絶頂をむかえた、ナギはこれまで感じたことのない快楽に困惑する
少ししてナギはハヤテから腕をほどきベッドに背中を着く
「お嬢様、僕の手お嬢様のでこんなに濡れてます」
「バッ、バカモノ!そんなもの見せるな!」
「でも気持ちよかったですよね?」
「〜〜ッ」
231ツキビト:2006/08/13(日) 19:56:33 ID:2HT8swWv
ナギは恥ずかしいのか、顔を真っ赤にして横を向いてしまう
「ハハ、じゃあ今度は僕がお嬢様の口で気持ちよくしてもらいましょうかね」
「(え…?私がハヤテのを?)」
そのハヤテのモノを奉仕する自分の姿を想像しナギは秘部が熱くなるのを感じた
「と言いたいところですけど、お嬢様の小さなかわいい口には僕のは大きすぎますから無理ですね」
ハヤテの股間はスボンの上からでもわかるくらい膨れ上がっている
「そんなことない!見せてみろ!」
「ああ!ちょっとお嬢様!?」
ナギはチャックを開けハヤテのモノを取り出す
しかし、その大きさに絶句する
ハヤテのモノは誇るかのように天に向かってそそりたち、脈に合わせてビクビクとうごいていた、その先からは透明な液がでている

「ハヤテ…その…コレがそうなのか…?」
初めて見る男性器にナギは圧倒され、変な質問をしてしまう
「お嬢様とエッチなことしてたらこんなんになっちゃいましたよ」
ナギはその大きさから確にくわえるのは無理だと悟った
「(ハヤテにあんなに気持ちよくしてもらったのに自分はハヤテを気持ちよくしてやることが出来ないなんて……)」
ナギは悔しかった
ハヤテはナギのその気持ちが手に取るようにわかり優しくナギを抱きしめ額にキスをする
「ハヤテ?」
「お嬢様…入れてもいいですか」
「ーッ!」
そのつもりで来たというのに改めて聞かれると動揺してしまう
「その方がお嬢様と一つになれるし僕は嬉しいです」
「……うん」
言うやいなやハヤテはナギの下着を脱がせた
「(ウゥ…恥ずかしい…ハヤテに見られてる)」
「これだけ濡れていれば大丈夫ですね」
ハヤテはナギの秘部に自分のモノを当てる
「ハ、ハヤテ…なんかさっきより大きくなってないか…?」
「え?……あ、アハハ体は正直で困りますね」
「……ハヤテ…や、優しく…優しく…してくれ…」
涙目でそんなことを言うナギにハヤテは言いようのない興奮を感じた
「はい、任せてくださいお嬢様」
唇にキスをし、どこまでも優しい声でハヤテは囁く
232ツキビト:2006/08/13(日) 20:04:06 ID:2HT8swWv
そしてハヤテがゆっくり腰を進めると亀頭がまだ誰にも侵されたことのないナギの膣穴を押し広げ入っていく

ズッ…ズププッ……プッ…

「フウゥッ…クゥッ……」
ナギはシーツを強く握り締め痛みに耐える

やがてナギの純潔の証に先端が当たるのを感じた
「お嬢様、痛いですけど我慢してくださいね」
「…大丈夫…ハヤテが一緒だから…」
ハヤテはただ自分を信じてくれているナギをどうしようもなく愛しく思ってしまった、同時に性の欲望が膨れ上がるのを感じ一気に挿入する
「イィッ!!!」
脳天から突き抜けるような身体の芯を貫く激痛にナギは一瞬呼吸が出来なくなってしまう
「あぁ、ハヤテ」
ナギは両手をハヤテの頬に当てキスをする
そうしてると痛みが和らぐ不思議な気持ちがした
「私は…私はハヤテと一つになれたのか」
痛みに震える声でナギは言う、しかしその表情は幸せに満ちていた
「えぇ、お嬢様の膣内すごく気持ちいいです」
「私も、痛いけどうれしい……ハヤテと一つなれてうれしい…」
十三歳の少女とは思えない大人びたナギの表情にハヤテは性衝動を押さえられなくなる
「お嬢様動きますよ」
「え?アァッ!」

ズッ…ズチュッ…ズチュッ…
「あっ あぅっ ハヤテッ ひぅっ」
「お嬢…様、すごい締め付けて…」
ハヤテの腰はナギの具合の良さに自然と速くなり止まらなくなっていた
膣内をハヤテが激しく前後し、カリが膣壁を擦る
「ハヤテッ 奥に アァッ!」
亀頭が子宮口を突く度にナギは声を上げる
そのうちにナギも痛みが無くなり快楽に酔い始める
「あぁ!気持ちいい!ハヤテッ、気持ちいいよぉ!」
頭の中は真っ白になりただ高みに昇ることしか考えられなくなっていた
「お嬢様ッ…僕……もう…」
「中に!…中に出し…」
果てを感じたハヤテが欲望を解き放つべく腰の速度を上げるとドアを叩く音がする

「!!!」
ハヤテは快楽の虜となりノックが聞こえずあえぐナギの口を慌てて塞ぐ
「(ハ、ハヤテッ!?)」
「お静かに、誰か来ました」
小声でナギに伝えるが挿入されたまま動けないナギは身体がウズいてそれどころではなかった

コンコン
「ハヤテくーん、いませんかー?」
「(マリアさんか…)」
「ヴゥ〜〜ッ、ンム〜〜ッ」
ウズきに耐えかねナギは腰をくねらせ始める
233ツキビト:2006/08/13(日) 20:06:26 ID:2HT8swWv
ナギの身体はどうしようもなくハヤテを求めていた
「(お嬢様!?)」
口を塞がれたナギは自然と鼻息が荒くなる

腰をくねらせ息を荒くし目をうるませるナギを見てハヤテはこれまでにないサディスティックな気の高ぶりを感じた

そして、我慢出来ず腰を一度打ち付ける
「ヴゥ!」
ドアの向こうにはマリアがいるにもかかわらずハヤテは一度また一度と腰を打ち付け本格的に行為を再開する
「(あぁ、駄目…目が霞んで…)」
「気持ちよさそうですねお嬢様」
ハヤテはナギの耳元で囁く
「ヴゥ!…ンッ!…ヴ!」
突かれる毎にナギは快楽に狂い眼は焦点を失う

「ハヤテくんいないみたいですね、お掃除の時間なのに何処に行ったんでしょう?」
部屋からマリアが遠ざかっていく
その音を聞くとハヤテはナギの口から手をどけてラストスパートをかける
「お嬢様!イキますよ!」
もの凄い勢いでハヤテは腰を打ち付けるとナギの軽くて小さな身体は激しく上下する
「中に!中に!ああぁぁぁ〜〜ッ!!」
ナギが絶頂をむかえると同時にハヤテも剛直をナギの最奥に突き入れ果てをむかえた

ビュル!ビュルルルル!!ビュプ!ビュルッ!ビュッ!……

ナギの子宮へハヤテの精液が勢いよく流れ込む
「まだ出ますよお嬢様ッ」
ビュル!ビュウ!ビュルルッ!!ビュク!

「あぁ…熱い……ハヤテの熱いのが…私の中に…」

長い射精が終わると子宮に入りきらず精液が溢れてくる
「ハァ…ハァ…こんなにいっぱい…ハヤテ…すごく気持ちよかった…」
ナギは身も心も充足感に包まれいたが、満足し余韻に浸るナギとは対照にハヤテの性欲は未だに衰えてはいなかった
234ツキビト:2006/08/13(日) 20:15:27 ID:2HT8swWv
「…ハヤテ?どうしッヒァ!」
「すいません、しばらく止められそうにありません」
ハヤテは射精したばかりの剛直ナギから抜かずにを再び腰を振り始める
「ハヤテッ…クァ!そんな…イッたばかりッ…なのにィ!」

こうして二人の蜜月の時は夕方まで続いた





後始末を終えて二人は並んで廊下を歩いていた
「まったく、休み無しで七回なんて何を考えておるのだ」
赤面しながら少し怒った口調でハヤテを非難する
「すみません、ホントすみません、お嬢様が反則的にかわいかったものですから、つい」
「まぁいい……その…これからは四回くらに……してくれ…」
「え?あ、はい!(これから!?ってか四回!!??)」



「あー!、ハヤテ君こんなところにいたんですか!」
「あ、マリアさん」
「『あ、マリアさん』じゃないですよ、仕事をサボるなんて執事失格ですよ?」
「あぅ、すみませんホントすみません」
「違うんだマリア!ハヤテは私と、どうやったら大ヒット漫画を描けるかについて議論してたんだ!」
本当のことを言うわけにもいかずナギは嘘をついた
「なるほど、そうだったんですか」
「そ、そうなんですよー」
「うむ、しかしこれがまた難問鬼問でな、なかなかどうして答えが出ないのだ」
「ん〜……ねぇナギ?」
「な、何だ?(マズイ、嘘がバレたか?)」
「私思ったんですけど、ハヤテ君やアナタの日常を漫画にしたら相当面白いじゃないですか?知り合いにも個性の強力な方々ばかりですし」
「・・・」
「・・・」
ハヤテとナギは顔を見合わせる
「「ソレだッ!!」」
見事にハモった

終わり




いや初めて書いたけど、やはりエロは難しい
擬音とか声とか
てか文章力がもっとほしい
あと何でもオチをつけたがるのは俺の悪い癖だな


とりあえず改善すべき点の指摘などして頂けたら幸いです
235名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 21:18:09 ID:1aC/PkPY
すげぇ・・・GJですよ。
236名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 22:14:14 ID:IlkPg72D
久々に見たハヤテ×ナギ。
GJ(・∀・)b
237名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 22:42:29 ID:p/J0laKN
GJ!!
俺が思うにマリアさんは全部お見通しだろうな、と
238名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 22:48:48 ID:6Movzva/
グッジョブですか? 全く興奮しなかったんですけど。寒い。
239名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 23:20:25 ID:ON6nUVW3
あまりのエロさに新世界の神を見た。
240ツキビト:2006/08/14(月) 00:44:49 ID:rpFJtZZS
お誉めの言葉はもちろんのこと、耳は痛いけど非難の言葉も創作意欲の糧とさせてもらいます
241117(´_ゝ`):2006/08/14(月) 02:15:24 ID:k0jZMbrl
ツキビト氏GJ!

非難はスルーすればいいし気にしなくてもいいよ。
某氏家スレが、職人の日本語を非難した馬鹿のせいでスレ雰囲気が荒れまくってしまったからね。

んで、ツキビト氏はエロかったし、ストーリーも良く出来ていますよ(^-^)/
242名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 04:03:54 ID:lw4/3eBp
GJ
>>238
243名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 04:05:07 ID:lw4/3eBp
ミスったorz

>>238みたいなアドバイスでもなんでもないのはスルー推奨ですよ
244ツキビト:2006/08/14(月) 10:32:38 ID:rpFJtZZS
そう言っていただけると嬉しいかぎりです

それと以前投下させてもらったハムのシリアス話の時と同様で脱字癖出てしまいすいませんでした
以後気をつけます
エロパロスレ投下二回目なので、どうか温かい目で見守ってやってください
245名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 13:06:40 ID:DV6kV6lO
ツキビト氏ごちそうさまでした
次も期待しています
246シロウトの丘:2006/08/14(月) 14:35:45 ID:/Ioxnznq
『本の中身』 ハヤテ×ヒナギク

ゴウン ゴウン
エレベーターが上がっていく。
ガガーーーーーーー  エレベーターが開いたその場所は
「コラ。前に注意したのにまた入ってきてる」そこは生徒会室だった…ヒナギクのいる。
「ヒナギクさん…いいたいことがあります」
ハヤテが口を開く。
「もう人の言うことを聞かないで…ハヤテ君じゃなかったら追い出してるわよ?」
ヒナギクはクスッっと笑って皮肉を言う。
「僕は…僕はヒナギクさんが好きなんです!!」
ハヤテが間髪を入れずに言った。
「そう…!?!?ええ!?ちょ…ハヤテ君?」
ヒナギクは突然の告白に混乱している。
「ちょ…っと、待ってねハヤテ君あなた前に西沢さんに告白されてるわよね」
ヒナギクがそう返す。
「はい、西沢さんの事もお嬢様の事も考えました…その結論がヒナギクさんあなたです!」
ハヤテの顔は本気だった。
ヒナギクは思った(最近、夢にやたらハヤテ君が出てくるし…こういう事言われて嫌じゃないけど…西沢さん応援するって言った以上こういう関係を持つのは……)
自分の気持ちをいいたいが、いままで自分が誇ってきたプライドや男らしさがダメになってしまうんじゃないかと考え試行錯誤している。
「ヒナギクさん、やっぱり僕じゃダメですか?」
ハヤテが少し涙を浮かべて言う。
「いや…そういうわけじゃ…」
ヒナギクがそう漏らす。
「ごめんなさい、いきなりこんな事言われても困りますよね?…あ、もう生徒会室には無断で入ったりしないんで…」
ハヤテは帰ろうとする。
(えっ!?もうちょっとアピールとかっ…あ…帰っちゃ…)
気付くとヒナギクはハヤテの腕を掴んでいた。
「…ハヤテ君のことが好き!私も好き!」(やった…正直に言えた)ヒナギクはそう思った。
「ヒナギクさん…」そう言うとヒナギクを抱きしめた。
ヒナギクもハヤテを抱きしめた。
パッとヒナギクを離したハヤテ。
「ヒナギクさん続きは三日後の誕生日で、僕は屋敷を抜け出してきてます…では」
そう言うとハヤテはすうっと消えるように帰っていった。
………呆然とするヒナギク。
(な…なんなのこの疎外感はーーーーーーーーーーー!!!!!!)
一人で興奮するヒナギクだった。
場所は変わってハヤテの部屋。
そこの机に置かれていたのはナギが燃やしたはずの三千院家奥義書。
開かれているページは恋愛の極意。
~記念日もしくは、その女性の特別な日の前に告白、本番は当日まで持ち越せ!!!~と書いてあったとか。=End=
247シロウトの丘:2006/08/14(月) 14:43:38 ID:/Ioxnznq
超短編す…(;´Д`)
248名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 16:41:30 ID:qXx5SCEd
もう少し改行を使ってくれたほうが読みやすいな
249名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 18:04:24 ID:p3ynyEgJ
>>246
オチは? またはエンディングは?
250117(´_ゝ`):2006/08/14(月) 19:33:35 ID:k0jZMbrl
シロウトの丘氏、もう終わり?もの足りねぇな〜おいww
てゆーか、この設定を短編に終わらすのは勿体ねーなww
続きキボン!続きキボン!ww
251シロウトの丘:2006/08/14(月) 19:47:00 ID:/Ioxnznq
『本の中身~応用編~』 ハヤテ×ヒナギク

ヒナギク誕生日当日。

チュン チュン
外では雀が鳴いている。


一睡もできなかったヒナギクがベッドの上でボォーとしていた。
(ハヤテ君が言ってた本番って…今日なのよね…)
そんなことを考えるて何度も目が覚めて朝になってしまった。
ピリリリリリッ 

ヒナギクの携帯が鳴った
「はい?」   「ああヒナ?私今日帰れないからじゃ」
ブッ
そう言って携帯を切ったのは雪路だった。


(あのバカ姉は人の誕生日に…しかも学校は!?)携帯を投げそうになったが理性でとめた。
しかしこの雪路が帰らない理由はハヤテから諭吉を5枚も貰っていたからだった。

応用編@~邪魔者は全て消すべし~

時は過ぎて夕方…(なんで今日ハヤテ君学校来なかったんだろう?ナギもいたのに…)
今日ハヤテは学校に行っていない

応用編A~本番直前まで相手とは極力会ってはいけない~

ピンポーン
インターホンが鳴った。
「はーい?」ヒナギクが玄関に向かう。

ガチャ

ドアを開けた先には 
「お待たせしましたヒナギクさん」
花束を持ったハヤテだった。
「ちょっとハヤテ君あなた学校は?ナギをほったらかして…どういぅ…」
ヒナギクの唇はハヤテのキスによって防がれた。

(むーーーーっ…ん…あっ…)
ヒナギクが舌を出そうとした瞬間ハヤテは唇を離した。
(ええ!?今のタイミングで止める普通?)
ヒナギクはずっといじわるされたるような気分になって泣きそうになっていた。
252シロウトの丘:2006/08/14(月) 19:47:46 ID:/Ioxnznq
ハグッ 

ハヤテがヒナギクに再びキスをした。
(な、何よ今度は…もう騙されたり!?)
ハヤテが舌を出してきた 
(なっ…私のを無視したくせに…)

そう思いつつもヒナギクも舌を出し玄関で数十秒お互いをむしゃぶりあった。
「プハァ…はぁはぁ」
お互いの唇を離し息をした。

「ハヤテ君…」なぜかヒナギクはもうトロンとしている。
「大丈夫ですかヒナギクさん?」
ハヤテがヒナギクを支える。
「ハヤテ君…その花どうしたの?」
「ヒナギクさんの誕生日ですし…ちょっと豪華なものを…」
ていうかその花は三千院家の花瓶から取ってきたものである。
「うれしい、ありがとうハヤテ君…」
いつもの洞察力が働かないヒナギク。


その様子を見てハヤテは…
(本当に言われた通りにすればこんな簡単に落ちるんだぁ、ヒナギクさんものにするの大変そうだから冗談半分にやったらここまできちゃった…)

少しうまく行き過ぎて焦るハヤテ。
「ねぇハヤテ君?」ヒナギクが口を開いた。
「ハヤテ君が言ってた本番…私すごい楽しみにしてたんだよ?」
上目遣いで言われるハヤテ。

ピシッ

理性にヒビが入る音がした。
「ヒナギクさんそれって…」
ハヤテが本能を抑えつつもヒナギクに聞く。
「私の部屋に連れてって」

ピシッピシッ

理性崩壊寸前

あらかじめ調査はしてあるので場所はわかっていた。

トスッ

ベッドにヒナギクを置いた
253シロウトの丘:2006/08/14(月) 19:48:38 ID:/Ioxnznq
「ハヤテ君よく私の部屋わかったわね?」
いつものヒナギクに戻ってきてるようだ。
(ええっとこんなときは…)

B~相手の長所を褒めながら言い訳!!~

(おおざっぱだーーーーーーーーーーーーー)

そう発狂しながらもハヤテは「ヒナギクさんの綺麗な匂いを辿ったんですよ」
(これじゃ変態だーーーーーーーーーー)
またしても発狂するハヤテ
「ハヤテ君にそんな風に思われてたなんて嬉しい」
ヒナギクは頬を赤らめ言う。

(……奥義書すごいなぁ…)
正直な感想を述べるハヤテ。

「じゃあヒナギクさん…」
「んっ…きてハヤテ君…」
ヒナギクの制服を脱がすハヤテ。
するとブラジャー?ではないヒナギクを隠すもの(スマンこれなんて言うか知らん)が眼に飛び込んできた。
「ヒナギクさん…」
「脱がしていいよ」

スッ

脱いであらわになったヒナギクの薄桃色の乳首

ハヤテは食い入るように見つめている。
「ハヤテ君そんなに見ないで恥ずかしいよぉ」
ヒナギクがそう漏らす。
「あ、すいません」
そう言うとハヤテは…
チュ
ヒナギクの乳首にキスをした。
「くあっ…」
ヒナギクが声を上げる
ハヤテは休まずそれを甘噛みし、硬くなった先端を掴み、少し引っ張る。
「あんっ!ちょ…激しいよぉ…もうちょっと…優しく…」
そんな言葉もお構いなしに愛撫を続けるハヤテ。
「あんっ…ひあっ…くあっ…くぅぅぅ…あ」
早くも絶頂を迎えようとするヒナギクを見てハヤテは愛撫を止めた。
「あ、へっ…?ハヤテ君?」
ヒナギクさんここ…いいですか
ハヤテが言う場所はヒナギクの秘部のある場所だった。
(寸止めされて…でも、はやく愛して欲しい一つになりたい!)
もういつものヒナギクではない
「うん、いいよハヤテ君…」
254シロウトの丘:2006/08/14(月) 19:50:07 ID:/Ioxnznq
そうヒナギクが言うのを聞くと

クチュ 

指を入れてみた
「ひああああっ…ん…くあああああ」
胸を触るときとはまったく別格の快感その快感にヒナギクは飲み込まれかけていた
「くあぁあぁ…ん、ああ…んんっ」
二度目の絶頂寸前ハヤテは指を抜きヒナギクの秘部に舌を這わせた。
「ふあああぁぁぁぁっ」
絶頂を迎えたヒナギク  体は少し痙攣してビクビクッっとしている
(ええと…この後は)

C~最初は舌でイかせろ~
D~絶頂を迎えた直後に挿入~

「ヒナギクさんいれます!」
ハヤテが朦朧としているヒナギクに言う。
「え!?ちょっとまだ…心の準備がぁぁぁぁ…」
全て言い切る前に入れられてしまった。
「くあぁ、おかしい…痛いのに…ハヤテく…ん」
イった直後なので絶頂の状態が残ったまま入れられ痛み<快感の状態のヒナギク

「ひぃ…ふぅ…くあぁ…ん…ひど…いよぉ…もっと…ゆっくり…」

ピストンを緩めないハヤテその今出し入れしているハヤテのものにはコンドームがつけられていた。
(ふぅ…中出しはさすがにまずいからなぁ)
昨日買っておいたものだった


ヒナギクの眼には少し涙が浮かんでいる苦痛の喘ぎではなく快感に支配されてるようだ。
255シロウトの丘:2006/08/14(月) 19:52:09 ID:/Ioxnznq
(ああ僕も…もう…)
そう思ったハヤテはあることを思い出した。

E~イく寸前は相手の名前を呼ぶ事!~
F~それでいて余裕があったら抱きしめろ!~

ハヤテはヒナギクを抱きしめた
「ヒナ…ギク…さん」
「ハァ、ハヤ…テ君…」


ヒナギクは絶頂に達して少し気を失っている  
一方ハヤテは強い射精感でヒナギクに多いかぶさっている。


数分して二人   いやヒナギクが眼を覚まし目の前では…ハヤテが微笑んでいる。
コツッ  ヒナギクがハヤテをグー殴った。
「痛いなぁヒナギクさん、何するんですか?」
「ふふ、私をあんな風にした罰よ初めてなのに乱暴で…人の言う事を本当に聞かない人ね…」
ヒナギクはそういって笑っている。
「すいません、ヒナギクさんが玄関で見たときから…もう歯止めがきかなくって」
落ち込んで言うハヤテ
「じゃあ許してあげる…でもこれから生徒会室にくるときは一人で後、夕方あたりに来なさい…いつも私一人だから…」
顔を赤くして言うヒナギク
「わかりました、仕事の合間を見つけたらヒナギクさんに会いに行きます」
ハヤテが嬉しそうな顔でヒナギクを見る   その後二人はベッドで裸のままじゃれあっていた。


一方ハヤテの部屋では熱で休んでるはずのハヤテがいなくてマリアが大騒ぎしている。
そこにナギが来てハヤテの部屋の机の上に置かれている本を見つけた。
(ムッ……なんだこの本は!?私が燃やしたはず…)
そういって読みかけのページを開くと
~大切な主人を守る必殺技!~
と書かれてあった
(……ハヤテまさか私のために武者修行へ!?…)
とハヤテの戦略にはまってしまったナギだった。  =True End=
256シロウトの丘:2006/08/14(月) 19:58:38 ID:/Ioxnznq
ええ…続きを高速で書きました。
何度も反省してるんですが、全てキチンとできてから貼るようにします。
じらす気はなかったんですけど。
いらついた全ての方、申し訳ありませんでした。
内容はオチも全体的にも不安定なのでわかりにくい表現はみなさんの解釈で
変えていただければなと…それでも最後まで読んでいただいた方、本当にありがとうございました。
257名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 20:01:10 ID:dPS/N5Mr
GJ!
なにこの奥義書、欲しいんですけど。
258名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 20:32:35 ID:43SXWHcT
クジラとイルカの違いほどGJ
259117(´_ゝ`):2006/08/14(月) 21:28:49 ID:k0jZMbrl
シロウトの丘氏、GJ!

さっきはキツイ事言ってごめんね(>_<)

続き書いてくれて有難うございますm(__)m
260名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 21:49:31 ID:Qe+EB/yJ
シロ丘氏GJ!!
即興とは思えない良ssでしたよ!
261名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 07:31:56 ID:tIjuImd9
シロウトの丘氏、
あんた天才だよ。
次回作も期待してるよ。
262ド素人:2006/08/15(火) 23:09:46 ID:WFHQ5KFl
最近周りのレベルが高くて投下しづらいド素人です。
他と比べてかなり幼稚な文ですが目を瞑ってください。
では、前の続きです。
263ド素人:2006/08/15(火) 23:13:45 ID:WFHQ5KFl
B 『ここは常識人代表で頼りになる生徒会長のヒナギクさんしかいない!』

(全然頭の中に授業内容が入らない。
 夢ならいい加減覚めてほしいもんだ。
 とりあえず、頼りになるヒナギクさんに相談するべきか・・・。
 生徒会室に行くか?)

キーン、コーン、カーン、コーン!
4時間目が終わり昼休みになる。
(さて、行きましょうか?)
ハヤテは教室を出る・・・。

エレベーター内
(もし、ヒナギクさんもあれだったらどうしましょうか?)
もしもの可能性を考えていると、ある可能性に気づく。
(・・・・・まさか、僕は期待しているのか?)
同時にヒナギクの淫らな姿を頭に思い浮かべ、顔を赤くする。
妄想を振り払うように頭を左右に振り、
(何を考えているんだ。僕は!)
先ほどのビジョンを打ち消す。
チーン!
エレベーターが到着する音が鳴り扉が開く。
ハヤテが足を踏み入れると、石化する。
264ド素人:2006/08/15(火) 23:14:49 ID:WFHQ5KFl
そこにはハヤテの探し人は確かにいた。
だが、いつもの制服姿ではなく、いつぞやかにヒナママに見せてもらった、
フリフリのドレスを着ていた。
「・・・・・」
ハヤテはそれを見て思わずため息を付きたくなるのを堪える。
ヒナギクが口を開く。
「や、約束通り、着てきたわよ」
「約束ですか・・・・?」
半場ハヤテは分かりつつも聞く。
「もう、ハヤテ君が言い出したことでしょ。
 これ、着るの恥ずかしいんだから。まぁ、ハヤテ君が望むなら別に(ごにょごにょ)だけど・・・」
「何か言いましたか?」
「べっ、別に何も言ってないわよ。
 昼休みは時間が短いんだから・・・・・」
いつものキリッとした表情からトロンとした表情に変わる。
その瞳に誘われるようにハヤテはヒナギクに近づく。
ヒナギクを射程距離に捕らえて、立ち止まる。
(どうしましょうか?)
とハヤテが考えていると、ヒナギクの方が先手と言わんばかりに
口を塞ぐ。
「んっ!?」
先ほど二人とした時はキスをしなかったので、実質コレがハヤテのファーストキスになる。
(柔らかい・・・・)
そのままハヤテはヒナギクが口を離すまで硬直する。
しばらくしてヒナギクが口を離す。
すると、ヒナギクが、
「されるままなんて珍しいわね。いつもはあんな荒荒しいのに。
 まぁ、最初の頃の初心なハヤテ君みたいで可愛くていいけど」
ピク!
ハヤテは初心と言われて微妙に悔しくなり、ヒナギクを強く抱きしめ、自分の口を強く押し付け、
舌を入れ、ガムシャラにヒナギクの口内を犯す。
「んんっ!?・・・ん、んん!」
舌を吸ったり、絡めたり無我夢中でヒナギクの小さい口の中をを貪る。
しばらくそうしていると、
「んっ、んん!んんん〜〜〜〜!!」
ヒナギクが苦しそうな呻き声をあげている事に気づき慌てて口を離す。
「あっ、す、すいません」
「大丈夫じゃないわよ!殺す気!仕返しはさせてもらうわよ!」
そう言って、ヒナギクはハヤテのズボンのチャックに手をやる。
ハヤテも慣れたのか、奇声はあげなかった。ヒナギクはモノに触れると、
「うあっ・・・・」
ヒナギクは声を漏らす。
265ド素人:2006/08/15(火) 23:15:51 ID:WFHQ5KFl
すると、そこにはもうすでに何人女性とやってるのにも関わらず、
立派な直槍があった。ヒナギクが恥ずかしげに口を開く。
「やっぱりいつ見てもすごいわね。女の子みたいな顔してるのに
 こっちは男100%ね」
「そ、そうですか?」
「褒めてるわけじゃないんだけど・・・で、どっちがいいの?」
「何がですか?」
「その・・・・口でするのと、手でするの・・・」
「ええと・・・・」
そのときさきほどキスしたときのヒナギクの唇の柔らかさを思い出し、
「・・・口でお願いします」
「口ね・・・・」
ヒナギクがハヤテのモノを一気に咥える。
「うっ・・・」
ナギみたいに子供の様な感じではなく、またマリアみたいに・・・・・・・・でもなく、
同じ年の女の子の口の中の気持ちよさに声を思わず出してしまう。
しかも、相手があの超負けず嫌いのヒナギクが相手だと思うと興奮は高まるばかりだった。
「ん、んっ、ちゅ、ちゅぷ・・・・んっ」
(気持ちいい)
「んちゅ、ちゅる、んっ、ハヤテ君、気持ちいい?」
下からハヤテを見上げるように熱い目で見るヒナギクに、
「い、いいですよ。ヒナギクさん」
(そんな目で見られたら・・・・)
「うあっ!」

ドピュ!ドピュルルル!

ハヤテは思わず暴発させてしまう。
ヒナギクも準備が出来ておらず、思わずハヤテのモノを口から外してしまう。
ハヤテの射精はまだ止まらず、
ヒナギクのピンクの髪と黒いフリフリのドレスを白く汚していく。
「ご、ごめんなさいヒナギクさん」
「・・・・何かいつもより早かったわね、ハヤテ君
 私、上手くなった?」
嬉しそうな顔をしながら顔や髪、服に付いた液体を口に運ぶヒナギク。
「はい。とっても」
「そう、なら次は私を気持ちよくして・・・」
そう言って下着だけ脱ぐヒナギク。
「下着しか脱がないんですか?」
ハヤテが聞くと、
「・・・?ハヤテ君はこっちの方が好きなんでしょ?」
「えっ・・?ええ、まぁ・・・」
「なら、いいじゃない・・・ねっ?」
「・・・・・・・」
(しかし、ここまでHなヒナギクさんと普通にやるのは勿体無い
 もっと、こう・・・・・)
3回目で余裕が出てきたのか、色々考えるハヤテ。
そしてフリフリドレスのヒナギクをじっくり見ていると、
(!!!)
何かを閃く。
「ヒナギクさん・・・」
266ド素人:2006/08/15(火) 23:16:26 ID:WFHQ5KFl
・・・・・・・・・・・・



「ん・・・・、ん、んん・・・・・」」
クチュクチュ・・・・・
「ん!んぅぅう!んんっ!」
「んぅ・・・・、んん。んっ・・・・んん!」
ヒナギクの声と水音が天球の間に響き渡る。
しかし、生声ではなく、何かを噛んでいて漏れるような声だった。
ハヤテが閃いた内容はこうだった。
『僕がが「いい」と言うまで、ドレスの裾を口から離したらダメ』
そして、今にいたる。
美しき生徒会長であるヒナギクを自分が征服している。
この感覚にハヤテは何とも言えない喜びを肌で感じていた。
(ヒナギクさんって、何か、苛めたくなりますね・・・)
ハヤテはヒナギクの秘部を好き勝手に弄りまわしていた。
ヒナギクはそのたびに裾を口から離しそうになるのを必死に耐えていた。
当然、裾を口に銜えているせいで声を満足に出す事は出来ず、ただ呻くことしかできなかった。
「次から次へと出てきますね。これじゃあ床が汚れてしまいますね。
 綺麗にしませんと」
ハヤテは今度は舌を入れる。
「んぐっ!!」
ヒナギクは体をビクンとさせるが、決して裾を口から離す事はしなかった。
ハヤテは舌の動きを全く緩めない。
「全然綺麗になりませんね。どんどんツユが出ますね」
「んっふぅっぅうううっ、んんんっ!」
ハヤテは舌先でヒナギクの豆を突付くと、
「んんっ、んんぅ、んん〜〜〜〜〜〜!」
ヒナギクは体をビクビク震わせ、絶頂を迎える。
そして、絶頂を迎え、方針状態のまま、ぼけーと口を開くヒナギク。
「裾・・・離しましたね」
「あっ・・・・・」
「僕、『いい』って言った覚えはないんですけど・・・・
 これはお仕置きが必要ですね」
自分のセリフが段々黒く過激になっている事に彼は気づいてなかった。
「お仕置きって・・・」
ヒナギクは期待と怯えが混じった顔をする。
ハヤテはその目が自分の何かを満足させていくように感じた。
ハヤテは笑みを浮かべ、
「嘘ですよ。僕も今のヒナギクさんを見てたら、とても我慢出来そうにないですし・・・
 昼休みも時間がそこまでないんで・・・・いいですかヒナギクさん?」
267ド素人:2006/08/15(火) 23:19:15 ID:WFHQ5KFl
ヒナギクは生徒会長の机に手を置き、ドレスを捲り、
ハヤテに可愛いお尻と、よく濡れた秘部を見せるようにする。
ヒナギクの腰を掴み自分のモノをヒナギクの中に入れる。
「んっ、ふあああ・・・っ!
 入ってる・・・・ハヤテ君の・・・・・ぁああ!」
さっき絶頂を迎えたばかりのヒナギクのそこはハヤテのモノを飲み込む。
ハヤテは初手からかなりのスピードで腰を強く打ち付ける。
モノが出入れするたびに、飛び散る愛液が、生徒会室の床を汚していく。
同時にヒナギクの嬌声が部屋に響き渡り、ハヤテの脳を痺れさせる。
「あっ、気持ちいい・・・ハヤテ君の・・・・いいよ」
「ヒナギクさんの中もいいですよ」
ハヤテが褒めると締りが強くなる。
「あ、うれ、あっ、どうし・・よう、また、イッちゃう・・・
 ハヤテ君の・・・もっ、ん、あっ、感じていたいのに・・・・」
言葉も途切れ途切れとなり、ヒナギクの快感の波が再び高まってくる事を知らせる。
もちろん口だけではなく、中もハヤテのモノを締め付ける事によって合図を送る。
さきほどまでのヒナギクの痴態を見てたせいでハヤテも十分高まっていた。
「大丈夫です。僕も・・いきそうですから」
ハヤテはさらに早くする。そのスピードは縮地の1歩手前だった。
そして、
「もう、だめぇぇ〜〜〜〜〜」
ヒナギクが叫び声を上げ、中が急激にハヤテのモノを絞るように締め付ける。
ハヤテもその快感に耐えられず、

ドクュゥゥゥ!ビュルルルル!!

ヒナギクの中に白いマグマを解き放つ。
「ふああっ、熱、いの、が、入って・・・ぁああっ・・・
 お腹が、一杯に・・・・・・」
中に納まりきらなかった分が溢れ毀れる。
ヒナギクは力が抜け、机に倒れこむ。

・・・・・・・・・・・・・・・

ヒナギクが意識をはっきりするのを待っていたハヤテだが、
(この様子だと、何の情報も得られそうにないですね・・・・
 まぁ、可愛いヒナギクさんが見れて良かったと言えばよかったけど・・・)
だんだん元の世界に戻る気がなくなっているハヤテだった。
ヒナギクが意識をはっきりさせると、
「やっぱり、ハヤテ君はハヤテ君ね」
(お嬢様にも同じ事を言われたけど・・・・この流れは・・・)
「抵抗できない女の子を欲望のままに苛めるなんて
 本当に人として・・・」
「すいません。すいません」
「まぁ、気持ち良かったらいいけど・・・・」

キーンコーンカーンコーン!
昼休みの終わりを告げる鐘が鳴る。
「ほら、ハヤテ君教室に戻らないと、授業はサボっちゃ駄目よ
 去年、ギリギリだったんだから。きちんと受けないと」
そうヒナギクに言われ、ハヤテは生徒会室を後にした・・・・・。
268名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 23:25:49 ID:71X9hq/p
>>267
久々ド素人氏キター!!一番槍GJ!!
でも一応sageた方がいいんじゃ?
269シロウトの丘:2006/08/15(火) 23:48:34 ID:loXaSwiz
自分より上の存在を見た気がする 15の夜←まじです
270名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 00:11:07 ID:6S6n/sRm
>>269
あんまりそういうこと言わない方がいいですよ?
勿論冗談だとは思いますが
271名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 00:46:31 ID:wXlP8jih
ド素人氏久々のご登場っ!
やー、やっぱえろえろでステキっす!
続きも期待してますよ〜!
272名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 01:15:02 ID:Ywip20F1
>>270
ヒント:日付
273名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 01:59:24 ID:uRZwcTW7
>>272
こいつぁ一本取られたぜHAHAHA
274117(´_ゝ`):2006/08/16(水) 02:52:11 ID:ja4A4yU1
久しぶりド素人氏GJ!!!!

やっぱあんたはネ申だ!!
ネ申職人のド素人氏は最高だぜよww
275名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 07:04:09 ID:pknDTWQQ
携帯からの投下?
何にせよGJ d(´∀`;)
276ツキビト:2006/08/16(水) 09:47:40 ID:CYLbdYyU
このスレの高い職人さんは本当に質が高いですね
投下するのをためらわれてしまうほどに
277名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 20:09:46 ID:L5W3cAto
>>276
ツキビト氏もレベル高いから大丈夫
ドンと来い
278名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 22:28:56 ID:zHuhYbXA
超GJ!!!
279シロウトの丘:2006/08/17(木) 01:00:25 ID:1aXfEEhY
『元同級生は私の執事』  ハヤテ×西沢

…現在は私は学校をズル休みして家にいる。
その理由は……大好きなハヤテ君が家にいるからだ   二人きりで

(告白しても振られる…なら今…一瞬だけ…私の言う事を聞いて欲しい…)

ガチャ

ドアが開く音がした
「あの…一つお願いがあるんですけど…」
 
「おやすみのキスを…してくれませんか…?」
ハヤテの顔を見つめ歩は言った。

「…えっ…と…西沢さん?」
ハヤテは突然の懇願にとまどっている

「こんなこと急に言われて混乱するのはわかるけど…お願い付き合えないのならキスだけでも…」
涙を溜めながら言葉を放つ歩にハヤテは…

「…わかりました…」

ハヤテの顔が近づいてくる
(わぁハヤテ君の顔がこんな近距離に…)
歩も覚悟を決め口を突き出す

チュ

それは一瞬だった
「ハヤテ君…」
歩は顔を真っ赤にしハヤテを見つめる
一方ハヤテはいままで告白されながらもスルーし続けその状態でこんなことに至ったことを考えている。


「??…あれ…どうしたのかな?ハヤテ君!?大丈夫?」
その様子を心配して歩が声を掛ける。

「西沢さん…僕は毎日会えませんけど執事として…できるだけ西沢さんの傍にいたいと思います!」
ハヤテの出した結論はほぼ不可能なのだが意思は堅いものだった

「…嘘…ハヤテ君が…私の彼氏に?」
いままでの努力が報われた瞬間だった喜びで少し涙も出てきた。
280シロウトの丘:2006/08/17(木) 01:01:27 ID:1aXfEEhY
「ハヤテ君は私と付き合ってる事なのかな?」
歩が問いかける

「はい…まぁ…そういうことです」
ハヤテが少し恥ずかしそうに答えた。


「そうか…」(よしっドラゴンにかった!!!)
歩はそう思った
「えっ?西沢さんなにかいいましたか?」
「あ、いやいやこっちの問題だから…」
ナギに勝ったことを誇らしげに思う歩。


「ハヤテ君…近くにいて」
「はい…わかりました」
ハヤテが歩のベッドに近づく

少しの間見つめあった

…………
ガバッ

動いたのは歩だった ハヤテに抱きついたのだ
「ハヤテ君!今だけはこうしていて…」
切実な願いだった
「ええ、これからも一緒にいましょう」
歩の不安をかき消すようにハヤテが言う。

「ハヤテ君…私、本当は熱ないんだよ…」
歩が甘える眼で見つめる するとハヤテは笑って
「最初からわかってましたよ」
その発言に歩は少し恥ずかしくなった。

「だから…その…ハヤテ君が…いいなら…そのっ…」
歩がもじもじしている

キュ

ハヤテが再び強く歩を抱きしめた
「大丈夫です、今はあなたの執事です…なんでも言ってください…」
ハヤテの優しい言葉に歩は決心がついたようだ
「ハヤテ君…私と寝てくれないかな?」
歩が不安と期待の混ざった眼で見つめる

「いいですよ」

ハヤテが優しく答えた。

「え!?本当に私でいいのかな?」
「ええ、西沢さんなら…僕じゃもったいないくらいです」
ハヤテが自分をそんな風に言ってくれた。その言葉で胸いっぱいだが本番が残っている
281シロウトの丘:2006/08/17(木) 01:01:59 ID:1aXfEEhY
「じゃあハヤテ君よろしくお願いします」
「こちらこそ」
ハヤテがいつもの穏やかな様子で答える。

ハグッ

二人はディープキスをした

…チュ…クチュ…んっ…ふぁ……

チュパ

二人は唇を離した
続いてハヤテが歩の胸に手をかける
(マリアさんと同等?でもお嬢様やヒナギクさんより大きいな)
女性らしい成長を遂げている歩に感心しつつ衣服の上から揉みはじめる。

ん…あぁ…くぁ…

少しずつだが歩の吐息が荒くなってきた
ハヤテはそろそろと思いブラジャーを外した
するときれいな白の素肌の上にちょこんとかわいいピンクが乗ってあった

「ハ…ハヤテ君…見られるの恥ずかしいかな…」
「あ、すいません」

はじめて見る女性特有の美しさに見とれてしまっていたが気を取り戻し
右の胸を揉み、左の胸の先端を吸った。

「ふああぁぁぁぁ…激し…いよぉ…緩…く…」

そんな言葉もおかまいなしに歩の胸を愛撫していくハヤテ

「あ、ぁあ…くあぁ…んぁ…ひぁ…」

吐息がみるみる激しくなっていく

「西沢さん・・・いいですか?」
ハヤテが歩に尋ねる

「はぁはぁ…えっ?いいって?…」
「西沢さんの初めて貰っていいですか?」

その言葉を聞いて歩は少し怖くなった、だがハヤテが相手だということを確認して

「大丈夫…ハヤテ君ならあげてもいい…」
(いっちゃったよ…これでいいかな?これでいいのかな?)

「わかりました…できるだけ優しくします…」
ハヤテがそう言うのを聞き
(いよいよ…私はハヤテ君と一つになるんだね…)
と決意を固めていた。
282シロウトの丘:2006/08/17(木) 01:03:18 ID:1aXfEEhY

シュル

歩の下のパジャマを脱がしていく
すると可愛らしい下着があらわになった

フニッ

下着越しに秘部に触れてみた
「はぁ…ん…あぁ…」

また吐息が激しくなる

キュ
豆のようなものを抓ってみた
「ひぁぁぁぁ…くぁ…」
甲高い声を上げた

「あ、大丈夫ですか?」
何かまずい事でもしたのかと不安になるハヤテ

「ん、大丈夫ちょっと激しかったかな?でも続けて…」
顔を赤くして言う歩

「…わかりました」
ハヤテは下着の中に手を入れた
 
「ふあぁ…くぁぁ…あぁぁん…ふぅぁ…」
思わず歩はハヤテに抱きつく

クチュ ピチャ チュル

歩の秘部からいやらしい音がする
「ハヤテ君、ハヤテ君」

歩がハヤテの名を呼ぶ
するとハヤテは体勢を変え歩の秘部に顔を近づけた。

「えっ…ちょ…待っ…ひぁぁぁぁぁぁ…」
ハヤテが自分の大切な部分を舐めている

「汚い…か…ら…ちょ…っと緩め…てぇ…」
懇願する歩にハヤテは「西沢さんのなんて汚くありません!」
さらっと言った

「でも…もう…おかし…い…あぁぁぁぁぁぁ…」
歩は弓のように仰け反っている   イったようだ

「ハヤテ君…ひどいよぉ…限度って…ものをぉ…」
するとハヤテはすでに戦闘状態のものを取り出し歩の秘部に近づける

「西沢さん…これ入りますか?」
歩の想像以上に大きかったハヤテの物

(えっ!?顔に似合わず大きくないかな?私のところに入らないかな?入らないな)
そう思ってやめようと思ったがこんなことするチャンスはめったにない
283シロウトの丘:2006/08/17(木) 01:04:19 ID:1aXfEEhY
「でっ、で、できるだけ優しくね…ハヤテ君?」
歩が不安そうに言う
「はい、はじめからそのつもりです」
ハヤテがそういい挿入を開始した

「痛ッ!?あ…ひぃ…くあぁ…っ…」
先ほどイったばかりだからか痛みと快感が半々の歩

「全部収まりましたよ」
ハヤテが言う

「えっ?入ったの?」
ハヤテと一つになったことにもう満足だが本番はここからである

ハヤテがピストンを早める
「くあぁ…ひぁ…痛っ…あぁぁあ…ひあぁぁ」
歩は痛みか何かで涙を浮かべている

「あ、あ、あぁ…また…イっちゃ…」
歩はピストンの途中にイった

だがハヤテはイってない
「あぁぁぁ…ハヤ…テ君…おか…しく…なるぅ…よおおおぉ」
歩の絶頂は続く

「あぁ西沢さん…僕も…」
ハヤテもイきそうだ

「あぁ…あか…赤ちゃ…ん…でき…ちゃう…」
歩が意識のせとぎわで言う

「わかりました…」
イく寸前にハヤテは歩のなかから引き抜き

ドピュ ピュ

外に出した

歩は少しして意識がしっかりしてきた。

しかし自分は服を着ていて、しかも自分が寝ているのはソファでありべッドではない
(ハ…ハヤテ君帰っちゃった?…嘘…)

歩の目に涙が浮かぶ  すると

ガチャ

「あ、西沢さん起きましたか?」
ハヤテが自分の部屋からでてきた、どうやら後片付けをしてたようだ

「ふぇ…ハヤ…ハヤテ君…」
歩がハヤテに抱きついた

「え!?西沢さんどうしました?」
「ハヤテ君が…えぐっ…いなくなったと思って…」
そんな歩を見てかわいいと思ったハヤテは思わず歩を抱きしめた

「西沢さんの許可無しに何処にも行きません今はあなたの執事です」
その言葉に歩はうれしくなってまた涙がでてきた。
284シロウトの丘:2006/08/17(木) 01:05:15 ID:1aXfEEhY

バタンッ

「ハヤテ−−−−!!助けにきた…!?」
ドアを開けたのはナギ
「お嬢様…?なぜここに?」
硬直するハヤテ

「ハヤテ…貴様なにをしている?」
ナギはいままで一番怒った顔をしている

「いやっ…ちょっと…慰め…いやいや…あの…」
言い訳をしている内にナギに殴られ意識が飛んだ。


……その後、起きたのは三千院屋敷の中

(あれ!?僕はいままでなにを…)
夢かなにかと思ったが歩の感触は残っている
(夢じゃ…ないよな…)

ガチャ

ドアを開いて出てきたのはマリア
「あ、ハヤテ君起きましたか?」
マリアが心配そうに尋ねる

「あ…大丈夫です…あの僕はどうしてここに?」
「ああ、ナギが連れてきたんですSPと一緒に…でも災難ですねハヤテ君も」
マリアが優しい口調で言う

「えっ…?どうしてですか?」
ハヤテが尋ねる

「え?西沢さんがゴキブリに驚いてハヤテ君に抱きついた所をたまたまナギに見られたんでしょう?ゴキブリは怖いですからね」
歩がうまく嘘をついたようだ

「では、ハヤテ君今日は休んで明日に備えてください」

マリアが部屋を出て行った

(西沢さんと付き合っているのには…変わりないからな…お嬢様ごまかせるかな?)
ハヤテはそう考えてた そして  その不安は的中した

(おかしいゴキブリなどではない、なにかハヤテがたぶらかされて…)
少し間違っているが女の勘はすごい  ここでナギは思いついた
「SP!!私がハヤテといない間、24時間ハヤテを監視するのだ…」
(スマンこれもお前のためだハヤテ)
ハヤテいや…西沢歩の苦労は続く   =END=
285シロウトの丘:2006/08/17(木) 01:08:48 ID:1aXfEEhY
ええ、単行本6巻のつづきです。
ハヤテ×西沢さんです。
ヒナギクと泉を書きたいのですが…その休憩です。
以外と楽しく書けました
最後まで読んでいただいた方ありがとうございます。
僕の作品のオチが全てナギであることは気にしないでください。では_(._.)_
286117(´_ゝ`):2006/08/17(木) 02:17:24 ID:68y/MdjZ
GJ!!(´∀`)♭Σ
287名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 11:47:51 ID:bFeoOsUC
GJ!(≧O≦)
288名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 14:22:18 ID:BEZvzskW
GJ!このスレすげー
289名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 18:39:14 ID:AoMoakq3
いまさらだが15の夜ネタに拍手を送ってみる
290名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 03:15:02 ID:5u4PmWUN
くだらない質問だけど、このスレに投下したらどこかまとめに載ったりする?
そうじゃなきゃ完成しだい投下しようかと思うんで。
どなたか教えてテルミー。
291名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 03:19:24 ID:0vp6l+jt
載せられたくないならその旨書いとけば載らないよ
292名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 22:02:32 ID:+6oNEDyf
ハヤテ×マリアってこのスレでは何番目くらいに需要高いんだろ?
293名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 22:12:47 ID:y55FlrMC
サクの次だから二番目。
294ド素人:2006/08/18(金) 23:03:43 ID:f//QcX3L
合併号だと1週間神が現れず寂しいですね。
とりあえず、投下します。
小ネタです。エロなしです。短いです。
295ド素人:2006/08/18(金) 23:04:18 ID:f//QcX3L
83話の伊澄さんのスカート姿をイメージして読んでくださるといい感じかもしれない。

「初めてのスカートで初めてのデート」

伊澄です。
猫に好かれるために咲夜の所に行ったのですが、騙されてスカートを穿かせられました。
スカートは・・・その・・・穿いた事がな・・・くぅ・・て・・恥ずかしくて
しかも咲夜が私に渡したものは短くて、スースーして・・・・
その状態でハヤテ様の所へ連れられた時にはもうどうしようかとお思いました。
幸いハヤテ様は「似合ってますよ」といって下さった時は
嬉しくて、後で咲夜に仕返しをする気がなくなりました。
そのまま猫の件が終わって、ナギと話を終えて、部屋を出ようとするときに
ハヤテ様が私にこっそり言いました。
「僕の部屋に来てくださいね」
また、いつもの様に営みをするのかと思って、胸の鼓動を早めながら、
ハヤテ様の部屋に訪れると、いらして
素敵な笑顔で私にこう言いました。
「今日は二人でお出かけしませんか?」
296ド素人:2006/08/18(金) 23:05:19 ID:f//QcX3L
・・・・・・・・・・・・・・・。

そして、今ハヤテ様に誘われてデパートと言う所に来ていますのですが・・・・・
ヴィィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「んんっ、あっ・・・」
私の大事な場所にハヤテ様がお出かけする前に付けたローターと言う物が私を変にさせます。
渡されたときは何に使うものか分かりませんでしたが、
今は嫌と言うほど理解させられます。
屋敷を出た当初は良かったのですが、歩き続けるとだんだんその振動が快感が私の体を蝕んでいき
デパートに着いた頃にはもう私の中はぐっしょりと濡れていて、下着は意味を為さないぐらい濡れて透けているでしょう。
実質私はハヤテ様の袖を必死に握って付いて行くのが精一杯です。
さらにいつもの着物姿ならいいのですが、今日は猫のために来た(実際は意味が無かったけど)
スカート(しかも短い)なので他の人に見られるのではないかと思うとさらに体が熱くなります。
周りの人も気づいているのでしょうか?
なぜか、すごく視線を感じます。(この理由は伊澄が綺麗だからであるが本人には解らない)
さすがに床に垂れてしまうほどあれではありませんが、この状態が長続きすればどうなるか分かりません。
違う事を考えてこの快感を逸らそうと思うのですが、そうはいかず、歩くたびに
声が漏れそうになるのを耐えるのに必死です。
すると、私にとって妖怪よりも強力な敵が現れます。
297ド素人:2006/08/18(金) 23:07:07 ID:f//QcX3L
エスカレーターと言うモノです。
これにタイミングを合わせて乗る事は私にとって鬼門です。
するとハヤテ様が私に手を差し出します。
正にヒーローが悪の親玉を倒して、ヒロインに手を差し伸べる様な状況です。
私はその素敵な手に引っ張られるようにエスカレーターに乗ります。
エスカレーターに乗って半分ぐらいまで昇ったでしょうか?
ハヤテ様が私の耳に口を近づけ何かを囁きました。
その囁きを聞くと私は唯でさえ赤くなっている顔をさらに赤くさせました。
ハヤテ様はこう囁いたのです。
「今の伊澄さんを下から見たらどうでしょうね?」
私は急いで後ろを見ました。
そこには変な男性が鼻息を荒くしてある所に視線を集めてました。
そう、私のスカートの中です。ローターが入った下着を・・・・
見られました。ハヤテ様以外の殿方に・・・・
私はもう恥ずかしくて恥ずかしくて・・・・・・
いつの間にか喫茶店に連れられていました。
ハヤテ様は私にこう言いました。
「ちょっとすいません。伊澄さん。2・3分席を外すので」
そうするとハヤテ様はウエイトレスに何かを告げどこかへお出かけになりました。
私は中の物のせいで動けなく席でグッタリしてました。

2・3分するとハヤテ様が戻ってきました。
何やらハンカチで手を念入りに拭いてました。
「席を外してすみません。伊澄さん」
「何をしてなさったのですか?」
「まぁ・・・・彼も最後に見れたから悔いはないでしょう」
私は意味が分からず首を傾げます。
その時ハヤテ様の顔を見ると不思議な事に気がつきます。
そう、あの素敵な顔に赤い点みたいな物が付着しているのです。
しかし、私は聞いてはいけない気がしてお尋ねする事が出来ませんでした。

298ド素人:2006/08/18(金) 23:08:47 ID:f//QcX3L
伊澄を書くのは初めてなのでオカシイとこだらけかもしれませんが
お許しを!!
では!
299名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 23:12:54 ID:bSKli/1y
一番槍GJ!!!
ド素人氏乙でした!
300多分続かない。:2006/08/19(土) 00:05:17 ID:CP2XwQ4g
「いやもう何がなんだかわかんないって言うかそもそもなんでこんな格好で縛られてるんですかボクは……」
「細かいことは気にしないのが良い男ですよの条件ですよハヤテ君♪」
「いや細かくないですって! ていうかいつの間にこんなことを!」
「勿論ハヤテ君の気付かないうちに、ですよ」

 もしかしてworld21ですかそうなんですねと訳のわからない事を叫ぶハヤテを尻目に、マリアは九秒じゃあちょっと無理かもしれませんねと苦笑して、そして自らの目的を果たすべく行動を開始した。
丁寧にメイクされたベッドの上に仰向けに寝かされたハヤテは、マリアの背後に漂う捕食者側の空気を読み取って必至に逃げようとするも――軽く縄の跡が残る程度に縛られた手首にそれを阻まれる。
当然その縄はベッドへも強固に括り付けられていて、足を使って逃げることもできない。

「いったい何をするつもりなんですか?」
「いやほら、いつだったかハヤテ君が女装したじゃないですか」

 怯えたようにか細い声で問うハヤテに、湧き上がる衝動を抑えるように話すマリア。
捕食者と被捕食者。喰う側と喰われる側。

「あの時からずっと思ってたことがありまして。あ、そんな、別に大したことじゃないんですよ? 


ただ――――食べちゃいたいな、って。」


 そして、マリアの手は遂に、状況を飲み込みきれない獲物の穿いているスカートをたくし上げた。

「食べちゃいたいって、何を――」

 生来の女性顔、中性的な雰囲気、引き締まっているが故に傍目には華奢に見える身体。
そのどれもが、男性が女物の服を着ているという違和感を打消す。
――ショーツにある不自然な盛り上がりを除いては。
別段、もう既に彼のモノが臨戦体勢だというわけでもない。
ただ女性物の下着がそのように出来ていないだけなのだが、とにかくそれは、何より捕食者の目を惹きつけた。

 マリアの細い指が、その膨らみを確かめるようになぞる。

「勿論コレをですよ」
「何言ってるんですかマリアさん! 何でこんな――」
「ハヤテ君が悪いんですよ? こんなに可愛いというか食指を動かさせるというか、とにかくそんな格好してるから」
「こんな格好にしたのはマリアさんじゃないでひゃうう」

 それを黙らせるようにマリアがショーツを突然下ろす。
彼女の目論見通りに、突然下半身を襲った快感はハヤテの言葉をあっさりと途切らせる。
外気に曝されたハヤテのモノに血が巡り、少しだけ、体積を増した。

「あ、もしかして感じてます?」
「だって、布が擦れて……」
「否定しないんですか? って、あ、うん、恥ずかしがらなくても、良いですよ」

 それはそれで可愛いからいいですけどと付け加えて、マリアはハヤテ自身を掌で撫で始めた。
胴の部分から、大きく傘を張った亀頭、それから鈴口を指の腹で押すようにして――――。
ハヤテの羞恥心と理性はあっさり無視して、それは大きく勃起した。

「大きい……ですね。それに熱いし」

 確かにそれは、彼女の感想どおり、彼の女性的なイメージには似つかわしくない大きさだった。
長さ、周囲共に平均値を超えているし、うっすらと鼻に残る臭いは確かにオスの性臭で――――

 ――――瞬間、マリアの掌に熱い精がべっとり、と。
触ることに夢中で、ハヤテにまで注意が向いていなかったらしい。
彼の顔をみれば、羞恥心と混乱と、そして射精の快感で真っ赤に頬を染めている。もちろん意図的ではないだろうにしろ、それは酷くそそる表情で。

 ――――捕食者の喉が、ゆっくりと鳴った。 
301名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 00:07:06 ID:CP2XwQ4g
暇だったんで書きました。女装ハヤテ×マリアさんです。
多分続き書かないので、まとめとかあるなら掲載は無しの方向でお願いします。
302名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 01:49:02 ID:uE+1ADUG
ド素人氏も>>300氏もGJ!!
出来ればどちらも続きを書いて欲しいと思ったり…
303名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 03:15:56 ID:Z+CvleZs
どちらもGJ!!!!!!!!!
304名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 13:24:23 ID:3uZwEOY5
ド素人氏GJ!!
ハヤテって意外に恐ろしい奴…始末された男性、南無…
305名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 04:34:01 ID:Qhzx7ElH
両方とも中途半端なのが残念。
>>300氏はまだ文章かけてる方なだけに特に。
306名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 22:56:04 ID:gPss4/Z/
このスレでの投下は初めてです。
ではいってみます
307ビギナー:2006/08/20(日) 22:57:11 ID:gPss4/Z/
ハヤテの受難と暴走   ハヤテ×ヒナギク


「ハヤテくん、本当にわたしに振り向いてくれるのかな? もう切なさ爆発でどうにかなっちゃい
そうだよ」
ハムは、日曜日のうららかな日差しが部屋に差し込む中で、行き場のないハヤテへの想いで悶々と
していた。
ハヤテの周りには、数多くの美少女が取り囲み、まるで後宮か、それともハーレムの一歩手前と
いった状況で、その気になればよりどりみどりの、毎日女に事欠かない生活さえ出来そうであった。

実際にはハヤテのような奥手で、優柔不断な男がそんなことが出来るはずはないのだが、せっぱ詰
まった恋する乙女には、そんなことは考えも及ばない。
そんな彼の境遇を知るにつれ、ハムは日を追うごとに焦燥の色が濃くなりつつあった。
このままぼやぼやボヤッキーでは、自分の勝ち目はないのではないかと。
そしてその思いは、とんでもない方向へ向かうことになった。



「知っているか?ハヤテ。金曜日の秋葉のおぞましさを。あれは本当にカオスなのだ。もし季節が
夏であれば、酸っぱい香りで確実に死ねるぞ」
ハヤテの雇い主にして、引きこもり少女のナギが、ハヤテに秋葉についての高説を説いていた。
ハヤテにとっては「はあ」としか答えようのない話題で、仕事の途中で受ける講義にしてはいさ
さか不適当すぎた。
しかし、雇い主の話の腰を途中で折るわけにもいかず、ハヤテとしてはただただ相づちを打ち、時折
お追従を述べるしかなかった。
「ところでハヤテ。エロゲは特典に興味がなければ、発売当日でも中古屋で買った方が得だと知って
いるか?」

「いえ、僕は未成年ですから、初回版のサマーデイズを買いたいと思っても買えません」
「そうか、一度買ってきて欲しかったのだが…。じゃあ、マリアなら大丈夫だな」
「ダメですよ。お嬢様。エロゲ屋に女の人が入ってきたら、みんなとまどいますよ」
「そうか? 男子トイレなら、おばさんが掃除していても平気ではないか。ならマリアなら入っても
みんな気にしないのだ」
「だ・れ・が、おばさんですって!?」
と、青筋を立てて、口元を引きつらせながら2人に迫るマリア。
エロゲー談義に夢中になっていたため、2人の背後に怪しい影が迫っていたことに気がつかなかった
ようだ。

「まったくもう。2人とも勝手なことばかり言って。わたしはピチピチの17歳だって、いつも言って
いるじゃないですか」
それを聞いたナギは、小声でハヤテに囁いた。
「なあ、ハヤテ。最近の17歳は、自分のことをピチピチと言うのか?」
「いいえ、お嬢様。僕もそんなことを言う人は初めてです」
「そこ、何をコソコソ話しているんですか?」
年齢の話はマリアにはタブーで、これ以上何かを言えば問答無用で、経絡秘孔の一つでも押されかねな
かった。

「ハヤテくん。今日は西沢さんが来ていますから、お仕事はこのくらいにして、外出でもしちゃってく
ださい」
ナギが自室に引きこもるのを見計らってから、マリアは優しく微笑んで、ハヤテにそう伝えた。
ハヤテはマリアに礼を言うと、応接室のドアをノックをしてから入った。
「こ、こんにちは綾崎くん。元気かな?突然押しかけちゃってごめんなさい。でも、もしよかったら
わたしと一緒に出かけませんか?」
ハムはなぜかおどおどした態度で、何か隠し事をしているような様子が見受けられる。
それでもハヤテは、友達が誘いに来てくれたことが嬉しくて、即座に承知した。
それが陰謀を巡らせたデートだとは、爪の先ほども思わずに……。
308ビギナー:2006/08/20(日) 22:58:09 ID:gPss4/Z/
ハヤテとハムは町の中を2人で楽しく巡っていた。
ハヤテにとっては、あくまでもハムは友達の1人としての付き合いだったが、ハムにとっては愛しの彼
とのデートだと思い込みたいほどに、楽しいひとときだった。
だが、当初の目的を遂行するべく、ハムは次の行動に移った。
「あ、綾崎くん。次はカラオケボックスに行かないかな?」
「カラオケですか?たまにはいいかもしれませんね。いいですよ。西沢さん、行きましょうか」

そのカラオケボックスは、以前ハムがナギに勝負を挑んた結果、彼女の足元にも及ばなかったという
ことがあった場所だ。しかしそれは苦いと言うよりも、むしろ楽しい思い出が残っているところ
でもあった。

ハムはハヤテと共に部屋にはいると、早速飲み物の注文をした。注文が通って、それを待っている間に
部屋を眺めてみると、2人にとっては少々広すぎるような部屋で、やや大きめの合成皮革のソファー
が壁際に鎮座している。
しかしながらこの広い部屋は、ある陰謀を隠し持つハムにとってはむしろ好都合だった。
そう、ハムはハヤテを振り向かせるには、多少強引な手を使っても、と思い詰めるようになった。
つまり、既成事実をこの機会に作ってしまおうと考えたのだ。
彼女は、あるルートから強力な媚薬を手に入れて、今日それをバッグに忍ばせてデートに臨んだ。
そして、注文しておいた飲み物が届くと、楽しそうに歌っているハヤテの目を盗んで、必要分以上の薬を
彼の飲み物に溶かし込んだ。

「いやー、なかなか楽しいですね」
といいながら、ハヤテはコップの中身を半分以上も減らした。
作戦成功だと、ハムは密かに心の中でほくそ笑んだ。
しかし、いざそういう場面が近づくと思うと、純潔を捧げる覚悟と少々の緊張感のために、ハムは急激に
もよおしてしまった。
「ちょ、ちょっとトイレに行ってくるから、待っててね」
とあわてて部屋を出て行った。
1人中に取り残されたハヤテは、次第に薬が効いてきたのか体が火照り、淫らな衝動が抑え切れそうになく
なりつつあった。

ガチャ
「あれ、綾崎くん?何でこんなところに、ってわたしが間違えちゃったのね」
なんと、間違えてハヤテの部屋に入って来たのは、白皇学院きっての秀才で、なおかつ生徒会の会長である
桂ヒナギクであった。
ヒナギクが戻ろうとドアノブに手をかけると、ハヤテが彼女の手を握って、つかんだ手を持ち上げた。
「な、なにをするの?綾崎くん!」
もはやハヤテは正気を失っており、彼の体を突き動かしているのは、オスとしての本能だけであった。


ハヤテはヒナギクの体を自分の方に向けさせると、彼女の抗議を阻止するように、唇を強引に重ねた。
「!?…ふぅ…ん…はぁ…」
続いてハヤテは彼女の舌を吸いにかかった。すべてを吸い取ってしまいそうな勢いで、夢中にむしゃぶり
つく。
「ぺちゃ…ぴちゃ…、はぁ………ん」
ヒナギクはすでに抵抗する力を失ったらしく、潤んだ、そして熱っぽい視線をハヤテに向けてい
るだけだった。
309ビギナー:2006/08/20(日) 22:58:41 ID:gPss4/Z/
ハヤテは唇を離して彼女の後ろに回り込むと、制服の裾から手を入れ、彼女の薄い胸を揉み回した。
もみもみもみもみ……。
そして、胸を揉みながらも、ハヤテの舌はヒナギクの耳たぶ、そして首筋をねぶっている。
「はぁ…ひぃ、ああ…ん。ちょ…ちょっとそこは…」
ハヤテは、ブラの中に手を入れ、小さなつぼみような乳首をこねくり回した。
「うぅ、ひぃ…ん。こ、こんな…ことって…」
ヒナギクにとって初めて訪れる感覚に、とまどいながらもその快楽を受け入れるようになっていた。

すると、ハヤテは神速の手さばきで制服とブラを取り去り、彼女の大事なところを指で引っかける
ようにして愛撫をしている。
「ひぐぅ、ああ…そ、そんな、もう少し優しく…あぁ…」
すでにヒナギクは、ハヤテの前に快楽の虜となってしまった。
するとハヤテは無言のまま、彼女をあられもない無抵抗な姿にした。
そしてハヤテは、クリトリスを中心に指と舌で愛撫を続けた。
「ひぃ…はあああ…ん、き…きもちい…いよ…」

そしてヒナギクの秘部が、十分に濡れそぼり、彼を受け入れられそうなことを確認すると、
ハヤテは、おもむろにペニスを取り出し、そこにあてがった。
「ズブ…ズブ…ブチッ…」
彼女の純潔を証明する赤いしるしが、結合部からしたたり落ちた。
「い、いた…。でもこれで、あなたと一つになったのね」
過程は多少強引であったものの、ヒナギクも心の底でハヤテとこういった仕儀になることを望んで
いたので、決して彼を恨んだり、後悔をしたりはしなかった。
それどころか、感動すらしていた。
「もう、あまり痛くないから動いて良いわよ」
それを合図に、ハヤテは再びピストン運動を開始した。

「ひああぁ、あ…ん…ひぃひぃ…ああ…」
数十回のピストン運動で、ハヤテは甘い痺れを感じつつあった。
「い…イキます!ヒナギクさん!」
「いいわ。きて!」

ドピュ、ピュル、ピュルル…

ハヤテは、ヒナギクの中にすべての精を放った。

2人は初めての行為に、陶酔していた。

ガチャリ

「な…な、どうなっているのかな!?」
「あの、これはその…ね西沢さん?これには深いわけがあってね…」
ハヤテもようやく薬の効き目が切れたようで、正気に戻ったが、ヒナギクともどもあたふたお
ろおろするだけだった。

ついには、ヒナギクと一緒にカラオケに来ていた美希たち3人までもが乱入し、部屋は
大修羅場と化すのであった。


おしまい
310名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 23:19:11 ID:6kV86Yjx
西沢さんカワイソスwww俺ハヤ×ヒナ好きだから良かったけどwww
311名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 23:31:13 ID:cbnxFRRA
公切ねぇwww
312名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 23:37:14 ID:DE3EQ4Tm
ハヤテには「西沢さん」と呼ばせてるのに地の文だと「ハム」って扱いが酷すぎるw
でもGJ!
313名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 00:20:27 ID:aFzCITJ1
保管庫が見れないのは自分だけ?
314名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 00:45:32 ID:l5gubHQp
GJと思うけど、
ハヤテがカラオケ行くかどうかが疑問になって
それでなんか最後まで楽しめなかった
ハヤテが自由に使える金持ってたとしても使わないだろうし
肉が金払うとしてもハヤテは断ると思うし。
そこらへんただ券があるとかで補足してくれればよかったと思った。
細かい所だけど根底の所だから、
けっこー大事にしてもらえたら一読者としては嬉しい。
文章がうまいからその分残念だった。
次回作激しく期待してます。
315名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 02:11:04 ID:/zF1IeDN
ビギナー氏GJ
しかしハムテラカワイソス

>>314
どーでもいいけど「肉」って、公の扱い酷すぎwww
316ビギナー:2006/08/21(月) 07:01:13 ID:zWvseTmA
>>314
批評ありがとうございます。
そうですね、確かに細かい描写が練り込み不足だったかも知れません。
今回の反省材料とさせていただきます。

あと他の方々からご指摘の多い、ハムという呼び方ついても、次回書く
機会があれば改善いたします。
317名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 07:11:41 ID:YQdpzZWZ
いえ、ネタっすから…ハムはハムでいいと思います
318名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 10:30:00 ID:Mu21ddf4
俺もハムはハムでいいと思います。
ハヤテの事を借金執事と表現するのと同じようなものなので。
319名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 20:38:38 ID:CUvcal7m
>>313
おおっ友よ!( ^^)/\(^^ )
320名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 00:33:22 ID:61JpJuZU
>>313 >>319
漏れも、漏れも
321名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 00:56:27 ID:nylA34Q0
なんかキャラの扱いが冷たすぎるな。ハムもマリアもヒナも。
年齢が低いのかもしれんが、ファンノベルとしてはちょっと・・・
322名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 01:02:39 ID:QX+o4vm9
保管庫の鯖にトラブルがあったらしい。
なんかIP直接打ち込むとどーたらこーたらとか言ってたけど自分PC使えんからよくわかりません
323名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 03:48:07 ID:b/W1RHuI
貼り付けるのもメンドーだからこんな形だけどハルヒんとこに保管庫予備みたいのがあるけど
324名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 06:25:50 ID:utbwzx5R
2chエロパロ板SS保管庫
ttp://sslibrary.s9.x-beat.com/

保管庫移転したみたい。
325シロウトの丘:2006/08/22(火) 14:59:13 ID:rksx6MqW
神スレの前菜としてお楽しみください_(☆_.)_
326シロウトの丘:2006/08/22(火) 15:01:24 ID:T65ESx9w
『三千院・瀬川家~業務提携社交界~』エロ無 ハヤテ×泉

ざわ…ざわ…

ここ三千院家の大ホール、何が行われているのかと言うと。
「ハヤ太く〜ん」
三千院・瀬川家合同社交界である

まぁその社交界にハヤテ・ナギ・泉もいるわけで泉もいつもと違うフリフリのドレスを着ているのだ。

「あ、瀬川さんかわいいドレスですね」
ハヤテがいつもの感じで相手の長所を褒める

「ふふん、私の新たな一面を見たかねハヤ太君」
泉は自慢げに一回くるっと回って見せた。

一方ナギは三千院家の専属サポーターと一緒に瀬川家代表  まぁイコール泉パパに挨拶に行っている

(お嬢様も13歳なのにこんなことしてるんだから僕とは違うよなぁ)
などと考えていたがハヤテも人とは違う意味で16歳にして壮絶な人生を送っている

まぁそんなことはほっといてナギは挨拶の後、三千院家の第一営業部部長と一緒に泉パパと業務提携で会談があるようだ。

タタタッ

ナギがハヤテに走ってきた
「ハヤテ、私はこれから3時間ほど抜けるその間はお前が私の代わりとなって話を持ちかけてくる人間をシャットアウトだ」
ナギはいつもと違う真剣な表情でハヤテに告げる。
「わかりました、つまり全て営業スマイルでスルーですね?」
「そうだ」
そういうのを聞いてナギは会談室へ走っていった。

「ナギちゃん大変だねぇ〜私なんか経済のことなんか一個もわかんないから感心するよ〜」
泉が笑いながらも驚いている


「…では、瀬川さん僕は声をかけられるのが面倒なので外の方へ…」
「ほえっ?ハヤ太君!?ちょっと待ってよ〜、私も一緒に行くよ〜」
泉は走りにくいドレスを上げてハヤテに着いて行った。
327シロウトの丘:2006/08/22(火) 15:02:02 ID:T65ESx9w
「瀬川さん?大丈夫ですか?」
ハヤテが優しく声を掛ける、しかしハヤテの手に握られている刀を見てまたうつむいてしまった。

(仕方ないかな)
ハヤテはそう思って刀をどこかへ投げ

ギュ

泉を後ろから抱きしめた
「ハ…ハヤ太…くん?」
泉は少し動揺している

「さぁ、立ってみてください」
そう言うとハヤテは泉を軽く支え立ち上げた

泉は少し震えている 周りは暗い だが人が倒れているのはわかる
《はい、よろしくお願いします》
ハヤテが無線機のようなもので喋っている

ハヤテと屋敷に戻る途中入れ替わりのように警備員のような人が倒れている人に向かって行った。
「屋敷に部屋があります、瀬川さんのお父様が会談を終えるまでそこで休んでいてください」
ハヤテは微笑んで泉にそう言った

人がたくさんいる真ん中を避け階段を上がって行ったのはハヤテの部屋
今朝マリアが食べた昼食に何か毒物が入っていた、おそらく先ほどの誘拐・殺人犯が事前に仕込んだものだろう
なのでベッドがあるとハヤテが知っているのは自分の部屋しかないのだ

ドサッ

泉をベッドに寝かせた
「ハヤ太君…ここ…ハヤ太君のベッド?」
ずっと無言だった泉が口を開いた

「えっ?よくわかりましたね、やっぱり嫌ですか?」
ハヤテが心配そうに聞く

「ううん、大丈夫むしろ嬉しい」
ピクッ
泉はその言葉に赤くなるハヤテに気付いて
「ハヤ太君照れてる」泉が言う

(そりゃ照れますよさっきまで…ずっと抱きしめられて…そ…そんなこと言われたら)
そう言いたかったが泉は今精神的に病んでいるここはノルべきだ。と考えた

「瀬川さんに言われたからですかね…」
(あ…ちょっと気取りすぎたかな…)
その通りである泉はいつもの半天然笑顔がハヤテの方を見てなにか言いたげにトロンとしている

「ハヤ太君は私をそんな風に思ってくれてたんだ…」
さっきの出来事もあってか話が強引に曲がっていく

「あ…あの瀬川さん…」
弁解はもう遅い
328シロウトの丘:2006/08/22(火) 15:02:46 ID:T65ESx9w
327×
329シロウトの丘:2006/08/22(火) 15:03:28 ID:T65ESx9w
「はぁはぁ…ハヤ太…泉を…置いていくなんて…酷い…なぁ…」
泉が不機嫌な顔をする
「瀬川さん!!!!!」
ハヤテが泉を抱きしめて何かを避けた。

バババッ
 シュッ
     ガキッ

縦横無尽に飛び交う刃物のような物をハヤテは泉を抱きしめながら避けている。
トッ

無傷で避けきったハヤテ、その腕の中では泉が放心状態だ

「そこにいるのは誰ですか?」

ガサッ

出てきたのは軍隊服に身を包んだ衛兵5人だった
「三千院家執事綾崎ハヤテ&瀬川グループの娘ですね、デハ、執事は殺害and娘は生け捕り」

ザッ

衛兵5人がフォーメーションのようなものをとる

「瀬川さん…僕が離したらしゃがんでください…」
小声でハヤテが言った。

「ほえっ!?」
質問する前に離された  「わわっ…」

泉はとっさにハヤテに言われたとおりしゃがんだ

ザンッ

ハヤテが何か一振りした

ドサッ ドサッ ドサッ 

衛兵が4人倒れた  隊長の男はハヤテが故意に生かしたようだ

「ハハハ、そこの人僕を倒したければ全方位囲まないと、平面上なら到底近づくことも許しませんよ」
そう言うハヤテが握っているのは[長刀・正○]何処にあったかは不明だが180cmの刀をハヤテはセフィ○ス並みに扱っていた。

「………………………」隊長っぽい人は黙っている
数秒してから事態を把握し全速力で逃げていった。

ハヤテの足元には泉が震えている
330シロウトの丘:2006/08/22(火) 15:04:27 ID:T65ESx9w

「瀬川さん?大丈夫ですか?」
ハヤテが優しく声を掛ける、しかしハヤテの手に握られている刀を見てまたうつむいてしまった。

(仕方ないかな)
ハヤテはそう思って刀をどこかへ投げ

ギュ

泉を後ろから抱きしめた
「ハ…ハヤ太…くん?」
泉は少し動揺している

「さぁ、立ってみてください」
そう言うとハヤテは泉を軽く支え立ち上げた

泉は少し震えている 周りは暗い だが人が倒れているのはわかる
《はい、よろしくお願いします》
ハヤテが無線機のようなもので喋っている

ハヤテと屋敷に戻る途中入れ替わりのように警備員のような人が倒れている人に向かって行った。
「屋敷に部屋があります、瀬川さんのお父様が会談を終えるまでそこで休んでいてください」
ハヤテは微笑んで泉にそう言った

人がたくさんいる真ん中を避け階段を上がって行ったのはハヤテの部屋
今朝マリアが食べた昼食に何か毒物が入っていた、おそらく先ほどの誘拐・殺人犯が事前に仕込んだものだろう
なのでベッドがあるとハヤテが知っているのは自分の部屋しかないのだ

ドサッ

泉をベッドに寝かせた
「ハヤ太君…ここ…ハヤ太君のベッド?」
ずっと無言だった泉が口を開いた

「えっ?よくわかりましたね、やっぱり嫌ですか?」
ハヤテが心配そうに聞く

「ううん、大丈夫むしろ嬉しい」
ピクッ
泉はその言葉に赤くなるハヤテに気付いて
「ハヤ太君照れてる」泉が言う

(そりゃ照れますよさっきまで…ずっと抱きしめられて…そ…そんなこと言われたら)
そう言いたかったが泉は今精神的に病んでいるここはノルべきだ。と考えた

「瀬川さんに言われたからですかね…」
(あ…ちょっと気取りすぎたかな…)
その通りである泉はいつもの半天然笑顔がハヤテの方を見てなにか言いたげにトロンとしている

「ハヤ太君は私をそんな風に思ってくれてたんだ…」
さっきの出来事もあってか話が強引に曲がっていく

「あ…あの瀬川さん…」
弁解はもう遅い
331シロウトの丘:2006/08/22(火) 15:05:01 ID:T65ESx9w
「ハヤ太君…いつもお父さん会談は4時間ぐらい続くんだ…だから」
泉が顔を赤くして目線を上げてハヤテに問いかける

社交界に戻ろうとドアにかけていた手を離す
(どうしよう…このまま事が進めば…!?)

ハヤテに後ろから抱きついた泉
「ハヤ太君いまはどこにも行かないで…」
少し涙をためて懇願する

「大丈夫ですよ…一人にはしません」
(どう…話を変えよう…やめた…なるようになれ)
今は傷ついた泉にどう接するか考えようと考えた。

ギュ

ハヤテは泉を包むように抱きしめた
「ハヤ太君…」

そのままベッドに座った
泉はハヤテにもたれかかっている

「ハヤ太君…ナギちゃんの執事だけど…ナギちゃんと結婚しちゃうの?」
泉が聞く

「…わかりません、ただ命の恩人でもある人ですから…大切な人ではあります」
ハヤテが真面目に答える

「そうなんだ…じゃあ私にもチャンスはあるんだ…」
そう言うと泉は眠りについてしまった もう深夜1時を回っている 眠くなるのは当然だ
ハヤテは泉のもとを離れるわけにも行かず というか膝枕状態なので離れられない

(お嬢様早く部屋に来てくれないかなぁ、ええと…会談始まったのが11時30分だから…後2時間半か…)
少し悲しくなったが今の状態も悪くないとプラス思考で考えた。

翌朝、なんと会談が終わったのは朝4時だった  だが終わったのが4時というのが問題だった 
瀬川家は全員三千院家に泊まったのだ そして泉はハヤテが介抱しているのを聞いて泉パパはそれなら大丈夫と泉パパらしいお気楽な考えで放置プレイ
332シロウトの丘:2006/08/22(火) 15:06:47 ID:T65ESx9w

そして結局翌朝8時まで一睡もできなかったハヤテがいた

ムニャ
泉がようやく起きた
「あれ?ハヤ太君…寝なかったの?」
ハヤテがこくりと頷く

「私は…ハヤ太君なら…」
と言いかけたときドアが開いた 開いたのはナギだった

「瀬川氏がお呼びだぞ泉」
ナギも寝むそうに言う
「あ、わかったすぐ行く…でもその前に…」

ハヤテの元に近づき小声で「今度私の家で社交界するとき続きを言うねハヤ太君」
そう言って部屋を出て行った

ここでいつもならナギが間髪を入れず疑うのだが   そんな気力はないフラフラと自分の部屋の方向へ戻って行った。

「お…や…すみ…なさ…い…お嬢…様」
ハヤテも夢の世界へ

そして場所は変わってここはポルシェの車のなか  泉がいる

(ハヤ太君は私を襲わなかったなぁ…私…魅力ないのかな…じゃあ次の社交界では私が襲ってあげるよハヤ太君)

こうしてハヤテに好意を抱くものがまた一人増えてしまった。    =End=
333シロウトの丘:2006/08/22(火) 15:12:58 ID:T65ESx9w
本当にごめんなさい。
誤って文脈を間違えました:327は飛ばして呼んでください(無理)。
今後絶対ないようにします。
で…今回の話ですがエロがなぜかイやだったので無にしました。
社交界のエロ有は後編という形で…
最初の「ざわ…ざわ…」は某賭博漫画っぽいなんて言わないでください。
FF‐ADVENT CHILDREN‐を見て勢いでやりました…すいません…
今回やたらと誤ってますが最初の件は本当に反省します。
では…呼んでいただいた全ての方、ありがとうございました<(_ _)>
334シロウトの丘:2006/08/22(火) 15:14:04 ID:T65ESx9w
呼んで×→読んで○  orz人生嫌
335名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 15:16:00 ID:sPezaGdL
こちらこそ投下いただきありがとうございました。
細かなことですが、文末の句点を付けるか付けないか統一してくれると
もっと読みやすくなると思います。
336名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 15:41:15 ID:Su4/2WSw
GJですよおぉぉ!!
次はサクとか書いて欲しいな。
337名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 18:21:36 ID:nq+0Aq1n
後編楽しみに待ってます(^-^)
338名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 00:31:00 ID:u/aSZC/X
水曜日かな?…かな?
ワクワク
339ROCO ◆VpKHzOu04Y :2006/08/23(水) 17:57:32 ID:8WTpRnFf
今週ネタで投下します、ネタバレ注意!
340ROCO ◆VpKHzOu04Y :2006/08/23(水) 17:58:10 ID:8WTpRnFf
いやぁ〜、しかしえらい事になったもんやな〜
とウチが驚いても訳分からんやろうから説明するとや、
三月二日、つまりヒナ祭り前日のこと何やけど、ある不幸な事故のせいで、
伊澄さんの家に置いてあった呪いのヒナ人形の封印が解けてもてな、
その…借金執事が借金メイドになってもたねん。
「あの…事故というか、完全に咲夜のせいなのですが」
「まぁ、そんな小さな事はどうでもええ!」
つまり、結果的に綾崎ハヤテが女装の呪いを受けてしまったという事や!
詳細はサンデー本誌の今週号(38号)か、コミックを見てや〜!
「にしても…ほんま、似合っとるな〜自分…」
「嬉しくないですよ〜こんな格好…恥ずかしい」
フリフリのメイド服を着込んだ借金執事は、元々素質あったさかいに
そうやって赤くなって涙ぐむと、また変な色気が出て…なんかこう、そそらせるんや。
女のウチでもこんな気持ちにさせるなんて…これが萌えって感情やろか?
「本当にヒナギクさんを倒さないと脱げないんですかこれ?」
「はい、それしか方法はありません」
キッパリと答える伊澄さんでしたわ、でもまぁ…例え失敗して一生女装趣味になっても、
ここまで似合っとたら、特に問題あらへんかもと思うのはウチだけやろか。
そう思いつつウチはふいに、上着のポケットにふと手を入れたんや…あれ?

カチャッ

何やろ?中に何か入っているみたいや…って、これは!?
そのポケットの中にあったのは、あの呪いのヒナ人形の頭やった…
何で!あ…そや、あの後でつい…もげた首をポケットに入れてもたんやった。
どないしよ…呪いは借金執事に降りかかったけど、こんな縁起悪いの持ってたら、
ウチまで呪われてまうやんか!
かといって捨てるわけにもいかへんし…ん?
何かおヒナのかんざしに小さな紙切れが…

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

私、×××は女装させられてました。
なぜ、誰に、こんな恥ずかしい姿にされたのかわかりません。
ただひとつ判る事は、この女装から逃れる術があったということです。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
341ROCO ◆VpKHzOu04Y :2006/08/23(水) 17:58:47 ID:8WTpRnFf
なんやって!どうやらうちは前被害者の残した呪いを解く術を手に入れたらしいわ。

「そんな術があるなんて…聞いた事ありませんが」
「でも、ここに証拠があるで〜どや嬉しいやろ借金執事!」
「はい、ありがとうございます咲夜さん!」
ははは、感謝しや〜まぁこの借りは後々じっくり返してもらおか。
にしてもどんな方法なんやろな…そう思いウチらはメモの続きを読んだねん。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

まず協力者が必要です、できれば巫女と関西弁少女がベストです。
二人をまとめて犯しちゃって下さい、そして思いっきり男らしく中に
熱き欲望を放ってやりなさい!!そうすれば…。

≪ メモの中央は破けている≫

どうしてこんなことになったのか、私にはわかりません。
これをあなたが読んだなら、きっとあなたも女装させられているでしょう。
…メイド服なのか、巫女服なのかの違いはあるでしょうが。
これを読んだあなた。どうかこの術で呪いを破ってください。それだけが私の望みです。

×××

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

「さて、ウチは用を思い出したので、帰らせてもらうわ」
メモを一通り読み終えるとウチは清清しく振り返り帰ろうとしました…が

ガシッ

「…仕方ありませんね咲夜、ハヤテさまの為…ここは一肌脱ぎましょう」
その小さな非力そうな腕しときながら、なんや!このウチの肩を掴む手の握力は!?
ウチはまた振り向き、掴んで離さん伊澄を見ると、
そこには微笑みながらに怪しげな気を放つ小悪魔がおりました。
「え…あの、まさか伊澄さん?咲夜さん!?」
そして雰囲気に察し、ようやく膠着が解けた執事…はぁ、こうなるんやねやっぱ。
そんなわけで…ウチらは呪いを解く手助けをする事になったんや。
342ROCO ◆VpKHzOu04Y :2006/08/23(水) 17:59:29 ID:8WTpRnFf
「こうなったら、やけや!…でも優しくしてや」
「私も…お願いします、ハヤテさま…」
「え…ええ────────!!?」
ここでウチらの状況を説明するわ、先ほどにマリアさんに一旦席を外してもらってからな、
この晴天の三千院庭の中で、ウチと伊澄さんは下半身を晒していたんや…
言っとくけど下着も脱いでおるんやで、つまり…大事な場所をモロに見せてたんや。
「咲夜…なんかもう濡れてます…」
「なっ!じ…自分かって濡れ濡れやないか!期待しとるんやろ…借金執事と一つになるんを!」
「ええ、咲夜と同じで…」
「なっ!うぅ…」
なんやねん…なんやウチ、こういう話は伊澄に遅れをとってまうな…すっご悔しいわ。
「あの…本当によろしいんですか二人とも?」
互いに抱き合うようにしながら地べたに横になったウチらは、丁度その大事なとこを重ねさせておりました。
それはまるで二人合わせ一つのアソコを形にしたような格好やったんや、
その恥ずかしいとこを今…あいつは見とるんやねん。
真っ赤になってからに…まるでウブな女の子のような恥じらいやな…
「ここまでさせてヘタレな事を言うなボケ…人の初めて奪った男のくせに」
「ハヤテさま…私と咲夜のここを自由にお使い下さい…」
「ごくっ…」
息を飲み込んだ借金執事…そして覚悟を決めて迫ってきたんや、
ウチらの方へ一歩一歩…歩み寄ってきよる…胸の高鳴りが大きくなっていく、
ウチも…伊澄も…そして借金執事もな。
こうして見ると本当に可憐な少女のようなあいつ…やけど、メイド服のスカートを捲くり上げて、
その下から取り出したのは…立派な男の象徴やったんや。
大きい…あんなのが毎度の事ながら、よく入るもんやね。
「あの…いきます!」

グチュッ…

「っ!!」
「あっ!!」
ちょうど互いの重なった場所、そこに借金執事のおちんちんが入ったんや。
互いに十分に濡らしておったから、滑りもええみたいやで。
「あっ!あぁぁぁ〜〜!!!」
「んはぁ…ハヤテさまぁ…あぁぁ!!」
あの大きく硬いのが摩ってくる…過敏なとこを二人同時に責めてますんや!
343ROCO ◆VpKHzOu04Y :2006/08/23(水) 18:00:05 ID:8WTpRnFf
もちろん膣に入ったわけやないから、これは素股みたいなものなんやけども、
敏感なクリの部分を、形が歪まされる程にしっかり刺激を受けてもて、
激しく感じてまう…あぁ凄いまるで稲妻が落ちてきたようやわ。

グチュッグチュゥゥ!!

「あはぁぁぁぁ〜!!!あ…奥に…きとるぅ!!」
一度抜くと今度はウチの膣に挿入してきよった!
すでに濡れていたウチの中を大きく拡げ入ってきよる…
その一番奥に思いっきり叩きつける為に…な。
卑猥な音をさせてるのがまた、気分的にも卑猥さを演出しよるし

ズチュゥゥズブゥゥ!!

「あぁぁ!!!あ…お腹…あぁ…持ち上げられます…」
今度は伊澄さんの中に挿入したようや、突っ込まれた時に
伊澄さん…凄く淫らな顔で喜んどったで。
でもこの表情を見られてもたんかな、ウチも…こんなやらしい顔を伊澄に…
そして何より…借金執事に全て見られているんや。

グチュゥゥウ!!

「あぁぁ〜!!!!」
「あはぁぁ…あぁんっ!!!」
そしてまた合わさったとこに、硬く熱いのが入ってきました…
同時に喘ぐウチら、互いに同時に一緒に…同じ男に犯されてたんや。
こうして繰り返されていく…同時、ウチ、伊澄という順で責めてきよるわ。
「はぁはぁ…あぁっ!咲夜さんも伊澄さんも凄い締め付けですよ…うっ!」
「もっと…もっとしてや、これは自分の為なんやで…あぁ!!」
「そうですよハヤテさま…もっと激しくされてもかましませんから…あぁぁっ!!」
綾崎は悶えつつ頷くと、より腰の動きを加速させ、しかも力強く銜えさせていきましたんや。
その激しい挿入をウチも、伊澄もこの小さな身体で受け止める…
子宮を持ち上げ狭い膣内を思いっきり拡張されとるのに、すっごく喜んで…
心地よく感じて受け入れてたんやねん。
何度も何度も…この大事な箇所が元に戻らんかもと思うほどに、
責められ拡げられ掻きまわされて…だけどそれでええねん。
だって…
「気持ちええ…あぁ!!そや…もっと無茶苦茶にしてぇやぁ!!」
「はい、では…咲夜さんには、特に念入りに…」
344ROCO ◆VpKHzOu04Y :2006/08/23(水) 18:01:10 ID:8WTpRnFf
「!?駄目…私にも…もっとして下さい、壊れるほど…あぁ!!」
卑猥な言動を恥ずかしくも思わず…いや恥ずかしいんやけどかまわず、ウチらは口にしていく。
そして感じるままに喘ぐんや…甘ったるい吐息をしながらに。
いつしか、いや…もしかして初めからかもしれへんけど、ウチらも借金執事の動きに合わせ、
この身体を動かし、より奥に銜え込ませる為に動いてましたしな。

そして…あの瞬間が訪れますねん、そう待ち焦がれたあの…
「出しますよ…あの…外」
「中…中に出してや、いつも通りにな…」
「たっぷり…下さい…あぁ!!」
「わ、わかりました、じゃ…まずは咲夜さんから…うっ!」

ドクゥゥゥゥ────!!!!!!

「あはぁぁぁぁ─────────────!!!!熱っ!!」
射精…しかも膣にたっぷりともらいましたんや、白く粘々したのをな。
そしてイカされる…絶頂したんや、熱い衝撃が胎内に響くのと同時に。
「んっ…熱っ…膣が子宮が火傷しそうや…あぁぁ!!」
ドクドクドクと、中に出され続ける借金執事の精液…
ウチの胎内は、瞬く間に白く生臭いので染められてゆきます。
「咲夜…あぁ…気持ち良さそう、私にも…同じくらい」
「わかってます、今度は伊澄さんの番ですからね」

こうしてウチらは萎えをしらない執事ので、また何度も何度もイキまくるんや、
躊躇なくこのお腹の中に子種を注いでもらいながらな…お腹が破裂するかもというくらいに。
「はぁはぁ…あのこのくらいすれば、この呪い解けますでしょうか?」
「え?」
「あっ…」
ふと顔を合わすウチら…そして思い出すねん、何でこんな事をしてるのかの理由を。
「そういえばそうやったな…そろそろちゃうの?」
「あの…もしかして忘れてました?」
…確かにエッチに夢中になってもて、頭から呪いの事を忘れていたかも…まぁ細かい事はおいとこ。
とりあえずあのメモ通り、散々に犯されまくったんや、
この腹にも100%孕むくらいに注がれたし、文句あらへん筈やが…
345ROCO ◆VpKHzOu04Y :2006/08/23(水) 18:02:06 ID:8WTpRnFf
そう思った瞬間やった…

ヒュゥゥゥグシャッ!!

「!!?」
「なんやぁぁ??」
急に変な効果音が鳴り響いた、まるで金属バットで人を殴りつけたような効果音が…
「…え?」
「どないしたん?」
キョロキョロと辺りを見回してたウチやけど、唐突に借金執事が青ざめた表情してたさかい、
その異常振りに振り向く…あれ?こいつ…メイド服にこんな大きな胸パッド付けとったかな?
「あの…ハヤテさま、もしかして…」
伊澄が何かに近づき、借金執事に迫ると…その手をスカートの下に潜り入れたんや、
なんや大胆やな…と思うと!
「あっ!あぁぁ!!!」
「つ、付いてません…ハヤテさま、いえむしろ付いてる?」
ボッと顔を赤らめ、伊澄が驚きつつ恥らった…何の意味や?
「ハヤテさまの股間…男のアレが消えてます、代わりに…女のアレがあります」
「はっ!?」
一瞬どないな意味か理解できんかった、そしてハッと察しますと、
ウチはさっき気になった胸を鷲掴みするのやった。
「え!?あっ…駄目ぇ!!そこはやばい気が…あぁぁ!!!」

ムニュゥゥッ!

柔らかく弾力ある膨らみ、間違いあらへん…ある、おっぱいが借金執事に!
「やっ!あああぁ…そんな力強く揉んだら…あぁ!!」
しかも過敏や…しかも形も良さそうな美乳とみたでぇ!
「ハヤテさまのここ…凄い洪水です、温かくて凄い濡れよう…」

グチュゥジュゥブゥゥ…

「あっ!あぁぁ!!!そこ…あぁ!!指をそんな奥に入れちゃ…あぁぁ!!」
346ROCO ◆VpKHzOu04Y :2006/08/23(水) 18:02:40 ID:8WTpRnFf
どうやら伊澄さんは指を入れているようやね、付いたばかりの借金執事のアソコに…
しかしえらい色っぽい反応の仕方やな、あんなに悶え熱い吐息をしおってから…
なんやろ女同士なのに性的に興奮してまうわ…

そや、そうなんや!こいつ…女になってもたんや!!
あのさっきまでウチらを悶え狂わせてたのが消えてもて、代わりに今のウチら以上にドロドロになって
淫らな様を晒す女の大事な場所がその部分にあったんや。
「ど、どうして…二人とすれば僕は元に戻るんじゃ…」
「そういう話やったんやけどな…でもまぁ」
「これはこれで…楽しいかも」
「え?」
「いつもハヤテさまに責められてばかりだから」
「たまには…な」
「ちょ…二人とも、あの…冗談ですよね!」
ウチと伊澄さんは迫ります、やらしい手つきで…女になって可愛く怯える借金執事に迫ったんや!
「え…ええええ!!!」

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

そんな羨ましいヤローはより呪いの影響を受けて女装どころか、
女そのものに変化しますから注意して下さい。
呪いを解くには無難に一番高い場所の主を倒して下さいね〜にぱ〜

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

「なんでしょ、このメモの切れ端は?」
そう呟きながらマリアさんは戻ってきます、あれから大分時間が経ったさかいな。
で…戻ってくると
「あの…何をされてますか?」
「あ…あのこれは…」
「はは、やり過ぎたかもあらへんなぁ〜」
「あ…あぁ…あぁ…もう駄目」
マリアさんが来た頃には、すっかり弄りまくり女としてイカせまくった借金執事が居ましたとさ。

【おしまい】
347オマケ:2006/08/23(水) 18:03:28 ID:8WTpRnFf
「ほら、ここがええんやろ?」
「あっ!あぁぁ!!!!」
咲夜さんが、僕のアソコを弄ってくる…意地悪な笑みをしながら、
熱い眼差しで見つめながらに、僕の女の子の部分を指で奥まで入れてくるのです。
すると敏感な場所に指が摩って…あぁ!激しい衝撃が僕の体を貫いていく…
「駄目…僕…あぁ!変になります…男なのに」
「今のハヤテさまは女の子ですから…んっ」
そして今度は伊澄さんが、僕の胸を虐めていくのです…そんなとこ揉まれたらまた…
「あぁぁ!そこ…あぁん!触って揉んだら…にゃぁあぁ!!」
変になっちゃいました、うう…こんな感覚、初めてでしたよ。
それもそう、だって僕は今、男の子としてでなく女の子としての快感を感じているのですから。
何故か僕は女の子にされてしまったのです、女装だけでも驚きだったのに…こんなのって。
しかもあんなに脱げなかったメイド服は二人の責めに、ぐっしゃり乱れていますし。
スカートが捲り上げられて下半身を晒され…二人にじっくり苛められいくのでした。
さっきまで僕が二人にしてたのを、今度は逆にされていく…変な話です。
「借金執事の…凄く中が熱くてドロドロや…男の時も立派やったが」
「女でも立派ですね…それに凄く綺麗だし」
「褒められても…あぁ…嬉しくないですってばぁ…あぁぁっ!!」

グジュグュゥゥゥ!!

今度は二人がかりで僕のそこを弄ってきます、変になっていかされる…
頭が白くなってきて、奥から弾けそうな感覚…これが女の子の感覚なんだ。
「ここまで凄いと、突っ込みたくなるなぁ…太いので思いっきり」
「そして中に熱いのを注ぎたい…ですか?」
「そうそう、そや…ウチらの中にあるのを分けたろか?ぎょーさん注がれたし…」
「やめ!あぁっ!…自分自身ので妊娠したくありませんよぉ!!」
冗談やと笑う咲夜さんですが、今の二人ならやりかねないと…そんな予感がしたのです。
「あっ!はぁ…あぁ!!もう…僕…あぁ!!」
「なんや、イキそうなんか?イキそうやな…ならイってまえ!」
入る限り同時に彼女達は僕の中に指を入れてくる、その衝撃がきっかけとなって、
身体の奥の方から熱いのがマグマのように駆け上ってくるのでした、
そして頭の中に衝突し弾ける…これが…これが異性のイク?
「あ…あぁぁぁ────────────!!!!」

僕は男なのに…女の子の絶頂を感じちゃったのでした。

ビシャァァァ──!!!

「きゃっ!あ…ハヤテさまのが潮噴いてます…」
「あはっ…お漏らしか借金執事?…んっ…自分の愛液も美味しいで」
そして僕のアソコから射精でなく、女の子の蜜が飛び散ったのでした…
二人はそれを舐め飲んでいく…僕の恥ずかしい液を恍惚した表情で。

僕…男の子に戻れるのでしょうか?


「あれ?紙切れに続きが…万が一女になるまで呪いが進行したなら、100回イクと女装レベルに戻れるって…何?」
それは今は遠くのマリアさんの呟きでしたとさ。

【 おしまい 】
348シロウトの丘:2006/08/23(水) 18:12:00 ID:X5k2qdjL
GJ!!!!!!!!!!
349名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 18:30:27 ID:hl91ODe4
期待どおりwwwww
ROCO氏GJ!!!
350117(´_ゝ`):2006/08/23(水) 20:05:41 ID:s2Pr7Trz
ROCO様 素敵(*^_^*)

愛してるぜ!!
351名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 21:00:12 ID:rGUomTuf
いやはや、エロいのはもちろんなんですが、今週のハヤテのサブタイトル(元ネタはひぐらしのなく頃に・鬼隠し編)にあわせて
鬼隠し編のメモのパロディをやるというセンスのよさが見事でした。
原作での狂気じみたメモをエロパロに合わせて素敵に改変しているところに笑わせていただきました。GJです。
352名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 21:55:57 ID:G1gZ4Hjw
給料9億でいいですか?
353名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 22:47:29 ID:PQnekslt
メイドハヤテ凶悪だったな…と、もやややっとしたところでこのSS!
354名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 23:24:38 ID:3leS2hnc
相変わらず神だな・・・!
355名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 23:57:44 ID:82NNiPOH
てゆうか何をどうやったらこんな超神速が出せるのか・・・
ROCO氏は縮地でもつかえるとですか?
356黒マリア×ハヤテ:2006/08/24(木) 00:44:04 ID:B6iK7jAo
 結局、女装の呪いが解けなかったハヤテ。
 深く彼自身落胆したが、それでもなんとか、お屋敷に残る事だけは許され、
 そしてその日から一週間、ようやく、ハヤテのこの姿が馴染んできた頃だった。
 ある一室の、窓を鼻歌交じりに拭いていた時、いきなり後ろから手を掴まれた。
 そしてそのまま――シーツをかけなおしたばかりのベッドに転がされる。
 何事、と思い自分を投げた相手を確認した。……一瞬、声が止まった。
「マ、マリアさん……」
 彼女が立っている。それだけなら、ハヤテはここまで脅えない。
 ただこの彼女の沈んだ無表情から普段とは違う何か黒い雰囲気を敏感に感じ取り、
 ……まるで縛られたみたいに、ハヤテは動けなくなった。
「い……いったいなんなんですか、なんでこんな悪ふざけを」
「女装趣味の変態」
「!?」
 ……そう、少年はもう、この格好でないと一秒も落ち着けない。
 女性の格好をしなければ、安らぎがない。……その癖、着ている時はほのかに興奮している。
 言われなくても解っている事だ。だが、それが言葉という形をもつ、突きつけられると、
「……ひ……ひどい事……言わないで」
 目に涙がぽろぽろ浮かび上がる、感情の抑制がきかなくなっている。
 ベッドの上で泣き始めたハヤテの姿をみて、マリアは、静かに微笑んだ。
「やっぱり。これだったら、大丈夫ですね」
「……え?……きゃあ!?」
 ハヤテから漏れた声は、すっかり女の子らしかった。
 無理矢理ベッドに組み伏されて、出た声は。
357黒マリア×ハヤテ:2006/08/24(木) 00:45:16 ID:B6iK7jAo
「この一週間観察した結果、ハヤテ君はもう、心まで女の子みたいになっている
 ……ほら、私の細腕にすら組み伏されるくらいに、抵抗も出来なくなっている」
「マ、マリアさん、何を、何するんですか……!」
「何って」
 マリアはそれがさも当たり前のように言った。
「ハヤテ君を性奴隷にする為に教育するんですよ」
「せ――」
 暴れていた手足が、止まる。……二の句が告げない。
 マリアは相変わらず微笑んだまま語りかける。
「執事としてでなく、メイドとして三千院家に仕えるとなれば、それ相応の教育をしなければ
 それに……私達としても確実な債権の回収をしたい所なのです
 大丈夫ですよ、ハヤテ君はもう若くなく、初物としての相場は少ないですが
 これだけの可愛さ……。みっちり奉仕の方法を覚えれば、五年とかからず九億は返済できます
 そうなったらハヤテ君は、はれて、借金メイドでなく……ただのメイドです♪」
 ナギと結ばれる必要もありません、と、言葉を結んだ。
 全てを聞き終えて、硬直していたハヤテは、……おこりが起こったかのようにがたがた奮え、
 うわぁ!と声を出しながら、再び暴れだし、そしてマリアを跳ね除けて、一番近い窓へ、
 ……開かない。何度も何度も鍵を弄るが、開こうとしない。
 それならば入ってきたドアからと駆け寄る。しかし、同じように開かない。
「ムダですよ、もう逃げられません」
「ひぃ!?」
 近寄ってくるマリア。……ドアの前で、ぺたりと腰を落とす。
358黒マリア×ハヤテ:2006/08/24(木) 00:46:41 ID:B6iK7jAo
 下から見上げる彼女の姿は、まるで鬼神のようにみえた。優しさの欠片も無かった。
 絶望という言葉が頭に浮かんだ。
「さぁ、これから身も心も、女の子に染め上げてあげますから」
「た……助けて……、……!?」
 しゃがみこんだマリアによって、ハヤテの唇が塞がれた。
 舌が口内に割って入り、むさぼるように舌で舌を絡ませる。
 魂ごともっていきそうな強引なキスに、苦しげに喘ぐメイド姿の少年の、首筋の裏を撫でる。
 ……キスは長く、二分は続いた。もうその頃にはすっかり、ハヤテは抵抗する力をなくした。
 唇が離れた時、ハヤテの目はすっかり潤んでいた。最早、出来上がった状態である。
 その様子をおかしそうに見た後、マリアはハヤテのスカートの下に手をのばす。
 ハヤテの物は、まだ勃起はしていない。しかし、徐々に膨らみ始めかけている。
 そこを嬲られる。そう思うとハヤテは自然に、目をぎゅっと閉じた。
「……あ、……ひゃあ!?」
 目が再び開かれたのは、そこを弄られたからじゃない。一物ではなくマリアは、
 その下のアナルを、パンティ越しに指でぐりぐりと弄り始めた。
「あぁ!?やめ、やめてください!?ひ……ひぃ……!?」
「やめてください?こんな良い声で鳴く癖に。最初に言ったでしょう?
 執事ではなくメイドとして、ハヤテ君には、女の子として性奴隷になってもらうと」
「む、無理……僕は男……」
「もうすっかり、心は女の子じゃないですか。大丈夫ですよ?」
 突然、マリアは手を離し、その場で立ち上がり、……スカートをまくりあげる。
 ……何度、言葉を失ったか解らない、しかし、
「ハヤテ君でしたらきっと、夢中になります」
 今までで一番の笑みをうかべるマリアのそれを見たハヤテは、
「……久しぶりに、私も興奮しています」
 マリアから生えてるはずのない、男性器をみて、ハヤテは完全に沈黙した。
359名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 03:08:24 ID:7MwuSp+N
             r':::::::.
            d::::::::::b
            _ノ_  _、_         Mr>>358
            /´:,′ ._l_  `) ヽ       即急に続きを書いてくれッ
         { , ^Y   |   Y^  }        すぐにだッッ
         ソ ‐'^、 ハ ,^'ー 1
          ヽ、  ,' l `r'   /
       _    辷ノ l ;,__ッ'′  _
   ,. '' ̄   ̄`ヽ!_   l   jレ''´ ̄     ̄`ヽ
   {、 __    ; ` .::. _ ´:,     _,ィ ,{
   !  / ト、`ー―'t'   `r'   `ッー--‐'' イ、   }
   { ;  | `ー....,;_l.    l   _'__... -''´ { l、 |
   | ;  }    { `ー‐''^ー―'''´|     | l  |
   .!  /    l       l   i      ヾ  |
_,。_}  ,'    |       |   |     ヽ {_,。、
'、_....  l}   |   |    l  |     }  ..._ぅ'
   `ー┘   _| _l l |    |  _ト、_    └-'´
        'ー'⌒ ̄⌒ー^⌒⌒ーー'
360シロウトの丘:2006/08/24(木) 09:37:04 ID:IaWynhgu
『三千院・瀬川家~業務提携社交界~』エロ有  ハヤテ×泉


いよいよこの日がやってきた。

何の日かと言うと第二回三千院・瀬川家~業務提携社交界~(瀬川家)だ。
「ハヤ太く〜ん、ナギちゃ〜ん」
以前の社交界での続きの意味に不安を持ちながらもナギがいるから大丈夫と安易に考えノコノコとやって来たハヤテ、しかしこの判断が甘かったと後悔するのはもう少し後のことだ…。

「また社交界だね」
「なぜ前に決まった話の祝いというだけで社交界を開くのだ?面倒くさい」
「まぁまぁお嬢様、せっかくのパーティですし楽しみましょうよ」
「家でかまいた○の夜3をやりたいのだ私は」
(怖いからマリアさんと一緒じゃなきゃできないのに…)
そう思いながらもハヤテはナギのご機嫌を取る。

その時の状況を見て泉は行動に移した。
「今日商談もないんだし代表としてハヤ太君だけ残して帰るのもいいんじゃない?」
少し帰らせたい雰囲気な文章だが泉の笑顔と普段の明るさから二人は何も疑わなかった。
「…ハヤテ残ってくれるか?」
「…はい、わかりました」
(少し危ない事になりそうだけど部屋に行かなければいいだけだし瀬川さん…酷い事はしないだろう…)
この第二の安易な考えが泉の策略?を成功えと導くのであった。

「じゃあハヤテ後は頼んだぞ〜」
ナギを見送り瀬川邸へと戻っていったハヤテ。
「ハヤ太君!これで二人きりだね」
泉がハヤテに満面の笑みで言う。

「……瀬川さん?まさか本当にあの時のこと…」

シュウ〜

スプレーのような物を吸わされ意識が飛ぶハヤテ 最後に見た光景は泉の満面の笑みだった…。
361シロウトの丘:2006/08/24(木) 09:38:11 ID:IaWynhgu
「んっ……」
目を覚ましたハヤテ。
「ここは…」
かわいいぬいぐるみやら写真やらが部屋に置いてある。

「あれ?この写真…」
その写真には泉・花菱美希・朝風理沙三人の小学校・中学校時代の写真だった。
「瀬川さんこの時ロングだったんだ、かわいいなぁ〜」
小学校時代の泉の可愛さににやけた表情で本音を言うハヤテ。
「そんな風に言われると照れるなぁ〜」
ハヤテの背後には泉がいた。

「うわぁ!瀬川さん」
驚いて距離をおくハヤテ。
「あっハヤ太君ひどい私が近づいて避けるなんて」
「さっきあんな事しておいて怖がらないほうがおかしいですよ!」
少し怒った感じでハヤテが言う。

「…ご…ごめん…でもこれぐらいしないとハヤ太君連れて来れないと思って…」
泣きそうになる泉の表情を見てハヤテは妙な罪悪感に駆られた、
「ま…まぁでも瀬川さんの小さい頃の写真も見れたし何も言う事ないかなと…」
と苦しい言い訳をしてみる。

「え゛っハヤ太君ってやっぱりロリコン?」
(やっぱりってなんだよ…)
また変なレッテルを貼られている事に気付いたハヤテ。
「え、あ、いやっ…ヒナちゃんがねハヤ太君は小さい子が好きだからナギと一緒に居るって前言ってて…」
(まだ根に持ってたのか…)
そう思ったが早急にこの誤解を解かねばならない。
「大丈夫です僕は年上好きです」
言い訳の仕方を間違えたとハヤテは気付いていない、ただ正直に言っただけだ。

「…じゃあ私は対象外か…」
また泉が泣きそうになる。
「いやっ、あの、年上好きって言っても瀬川さんも好きですしロリコンじゃないってわけで…」
自爆を踏んだ、その事にハヤテは気付いていない。
362シロウトの丘:2006/08/24(木) 09:39:18 ID:IaWynhgu
ドサァ
ベッドに押し倒されたハヤテ。
「ハヤ太君やっと私のこと好きって言ってくれたね」
泉はこれまで見た事が無いくらいの笑顔だ。

「いや…でもこういう事は早いかと…」
自爆したことに気付いたがもう遅い逃げられる状況でも雰囲気でもない。

ニュ

唇が合わさった。
「んっ……ん……」
ハヤテは息が辛い なぜなら泉に乗られているからだ。

プハァ

「ハァ…ハァ…………」
二人が顔を見合わせる どちらも顔が赤い 泉はトロンとしている

ギュ

ハヤテは泉を抱きしめた、いままで誘い断ってきた事にもったいなかった気もした。
「ハヤ太君…」
泉はハヤテの胸に埋まってる状態。

約5分抱きしめられた状態の泉 ハヤテが何もしないのを少し不思議に思い顔を覗き込んだ。

ハグッ

急に唇を奪われた。

「ちょ…ハ…ヤ太…く…ん」
今度は泉が乗られている状態だった。

クチュ

ハヤテが舌を入れてきた。
(!!…………)
はじめは驚いたがハヤテのものを受け入れた。

クチュ ニュ ピチャ

混ざり合う音が泉の部屋を包む。

ニュル

二人が唇を離すと唾液の橋ができた。
「ハァ…ハヤ太君…強引…」
泉は上目遣いでハヤテに言う。
「瀬川さんに言われたくありません」
少し笑みを浮かべながらハヤテが言う。

「むぅ〜ハヤ太君いつもと違っていじわる」
泉がむくれる。
363シロウトの丘:2006/08/24(木) 09:40:05 ID:IaWynhgu
チュ

もう一回キスをしたハヤテ。
「これで許してくれますか?」
泉は頬を赤らめながら小さく頷いた。

「でさぁ…ハヤ太君…どいて欲しいんだけどなぁ?」
泉は少し怯えながらハヤテに言う。
今の状況で泉はまったく動けない上に自分の部屋には近づくなと言ってある、
つまり何をされても抵抗できないのだ。

サッ
あっさりハヤテはどいた。
(あれ?なぜかガッカリ…)
何かされることをほのかに期待してた泉にとってこのあっさり感は萎えるものだった。

「ハヤ太…私のこと好き?」
ありふれた事 だがこの事を泉はすぐにでも確かめたかった。
「キスまでしたんだから好きに決まってるじゃないですか」
キョトンとした様子で答えるハヤテ。

「…じゃ…じゃあ私に何か印を…好きっていう…」
真っ赤になって言う様子にハヤテは何を言っているのかすぐにわかった。

ドサァ

また押し倒された。
「瀬川さん…いいんですね?」
「うん…優しくね…」

そう言うとドレスを脱いでブラジャーだけの姿になった泉、
そしてブラジャーのホックを外した。

少し小さいが可愛らしいそれでいて綺麗な泉の胸があらわになった。
フニュ
ハヤテは少し触れてみた。
「ぁ…ん…あぁ…」
少し声が出てしまう。

ハヤテはピンクの物をなめてみた、
「ひっぁぁ…んぁぁ…」
さっきよりも大きい声を上げている。

チュ チュピュ ニュ

考えられる範囲でハヤテは優しく泉の胸を愛撫していく。
「ふぁぁぁ…あぁぁぁ…ひぁぁぁ…」
泉の声が激しくなっていく。
364シロウトの丘:2006/08/24(木) 09:41:03 ID:IaWynhgu
(そろそろかな…)そう思ったハヤテは下着越しに泉の秘所に手を伸ばした、
「キャ!?」
泉がびっくりして声をあげる。
「!!…大丈夫ですか?」
なにかまずい事でもしたのかと不安になるハヤテ。

「ううん…大丈夫、ただびっくりしただけ…」
泉が少し怯える様子がハヤテにはわかったいくら積極的でも女の子だ自分がリードしなくてはならない。

二人の唇が重なり合う。
「優しく…しますから…」
「うん…」
最後の確認をして再び泉の秘所へと手を伸ばす。

「くぁっぁあ…あぁぁぁぁぁぁぁ…んぁぁ…」
より一層声が激しくなる泉、
「ちょ…と…ペ−スを…緩め…て…欲し…い…なぁ…」
そんな事はお構い無しに優しくそしてなぜか的確に敏感な所をなぞってくる。

「ふぁぁぁぁぁ…ハヤ…太く…ん…」
キュ
ハヤテが泉の豆を摘んだ。

「あぁぁぁぁぁぁぁ…」
イったようだ  思いっきり。

そしてハヤテは泉に体重をかけないように馬乗りし、
「瀬川さん…いきますよ…」
「いいよ…きて…」
下着を膝までずらしハヤテの物を挿れた。

「ふぁぁ…痛ッ…あぁぁあ…あん…くぅぅぅぁぁぁ…」
イったなかりで敏感になりきっている所を激しく責められ痛みなど飛んでいる。
「ハヤ…ヒャ…く…ん…」
泉がハヤテの首を掴んできた。
「瀬川さん…」
ハヤテのピストンが早まっていく。
「ひぁぁぁぁぁぁぁぁ…」
泉がまたイったようだ。
「ひゃああ…ヒャア太く…ん…止め…ぇぇ…ああぁ」
何を言っているのか聞き取れないくらいに泉は快感で一杯だった。
(で…出る…)ハヤテももう限界まできている、
(妊娠はダメだな…抜かないと…!?)
泉の下着がひっかかって足が動けない。
(あぁ…ダメダメでも…)
ピストンをやめても遅かった、
ドピュ ドピュ
泉の中に思いっきりだしたハヤテ。
365シロウトの丘:2006/08/24(木) 09:41:50 ID:IaWynhgu
少しして泉が気付いた。
「ハヤ太君…もしかして泉の中に出しちゃった?」
ハヤテが愕然とした様子で頷く。
「あちゃ〜今日私ベストコンディションの日なのに〜」
ハヤテはその言葉の意味がわからなかったので、
「ベストコンディションの意味ってなんですか?」
「超危険日♪」
(なんでそんな日こんなことを…)
ハヤテはそう思ったがもう遅い。
泉が朦朧としている間に入ってしまった精子を手でだしてみたが奥に入ってしまい なおかつ泉の膣が締まっていたので奥に行くことができなかった。
「ハヤ太君の子供かぁ〜名前は何にする?」
こんなお気楽な泉にハヤテはこれからどうしようと眠れない日々が続くのであった。  =END=
366シロウトの丘:2006/08/24(木) 09:45:30 ID:IaWynhgu
この話でヒナギクが出てきた所から繋げて、
泉と何もしなかった場合の話もしたいです。
…はい、そういうことなので
読んでいただいた全ての方本当にありがとうございました_(._.)_
367名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 09:57:47 ID:5XCrin8e
次から次へと職人が… 
ウオオオオオ!!!
368名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 18:14:56 ID:7SX7biD8
GJ!!
>>359なぜかこんなところに愛国者がww
369ミエル:2006/08/25(金) 01:06:48 ID:mjq9R+gi
前回、不評のため注意を色々し、再投下。

ハヤテ×雪路。
370ミエル:2006/08/25(金) 01:11:14 ID:mjq9R+gi
「もう!ハヤテくん、何なのあの先生!新しくきた牧村って言う人。」
「あのさっきも言ったとおり、ロボットを開発してる人で…。」

まるで狙っているかのような的外れな回答に、雪路は怒る気も失せてしまった。
だが、途端に悪い考えを浮かびだすのが雪路だ。
”不純異性交遊”という文字が雪路の頭をよぎった。

「ねえハヤテくん・・・。口説いてくれない?」
「え!?先生をですか!?」

あまりに天然すぎだろう、と雪路は思わずグーで突っ込んだ。

「普通自分から口説け、って頼む人居る? 違うわよ。あの牧村先生を。」
「ああ、牧村先生を…、ってえええ!?何で僕がそんな…むぐっ」

大声で抵抗するハヤテの口を手で抑えた。

「他の人に聞こえちゃうでしょ!? ホラ、きたわよ。さあ!さあ!!」
「ええ、ちょ桂先せ…」

ドン、と草むらから雪路に押されて丁度牧村に命中した。

「う、うわあ!!」
「きゃ!」

それはもう、全てが雪路の狙い通りだった。ハヤテが牧村を押し倒し、
覆いかぶさる形となった。これはもう文句の付け所が───、

「シャッターチャーンス!」

『カシャ』

「「…あ…。」」
「ちょ、桂先生ーーーーっ!!?何、早速こんな事しちゃってんですか!!!」
「…犠牲がつき物なのよ…」
「何の犠牲ですか!!」

一方、牧村のほうはというと…

「こ、ここ、こんな…異性不純交遊……!! もうお嫁に行けない〜!」
「あ!!ちょ、待ってくだ──…」
「よっしゃあ!勝った!!」
「いやいやいや!!僕を巻き込まないで下さいよ!!ていうか画像消して下さい!」
「何で? 意味ないじゃないの。」
「え、あ、いやまぁ、そうかもしれませんけど…、ってそんな事ヒナギクさんの耳に入ったら…」
「竹刀、木刀のレベルじゃないわね。」
「いや冷静に言わないで下さい。」

このままでは埒が明かない、と思った雪路は颯爽と逃げ出した。

「あ!先生ーー!!画像を──」
「貴方のためなのよーーーーーー!!」
「いや何がですかー!!」

さすがのハヤテも雪路の逃げ足には追いつかなかったようだ。
371ミエル:2006/08/25(金) 01:16:23 ID:mjq9R+gi
+++++++++++++++++

「うあああーーっ」
「あの…、ハヤテくん。泣き止んでから電話して欲しかったのですが…」
「だって、その、それが・・・。」

「・・・なるほど、桂先生らしい行動ですね。」
「それで、どうしたらいいか…。」
「まあ、これでハヤテくんが退学になったら三千院家の名も落ちちゃいますし…
 とりあえず対策を練るので、ひとまず切りますね」
「あ、マリアさ…」

『プチ。』

「うう・・、どうしたら・・。」
「困っているようねハヤテくん。」
「…おりゃー!!」
「え、えええええ!!?」

ハヤテが獣のような目で飛びついてきたのであった。掛け声はともかく。

「画像消して下さいぃーっ…!」
「人のカメラ盗るなんて最低の男よハヤテくん!やめ…きゃあ!!」
「うっ、わあ!」

ハヤテはバランスを崩し、雪路に倒れこんだ。(覆い被さったと言った方がいいか)
突然の出来事に雪路も驚きを隠せずに居た。

「ハ、ハヤ、ハヤテくん…、何やってるのー!!?」
「え? あ、すいません」

悪びれた顔もせず、口だけの「すいません」に雪路は又、うなだれてしまった。

「…?(下に何か当たって…)」

雪路は下腹部の付近に何か硬い物が当たっている事に気付いた。その硬いものを握った。

「うっ、あ…!」
「ハヤテくん…?てことはもしかして!!」

そのとおり。雪路が掴んだ物とは、硬く勃起したハヤテの陰茎だった。

「へーぇ、やっぱり男ってことねぇ…?」
372ミエル:2006/08/25(金) 01:17:03 ID:mjq9R+gi
さほど動じることは無く、逆に陰茎へ愛撫をしていった。

「うあ・・、桂先、生…」
「ここをこーんなにしてる子にはお仕置きしなきゃねぇ…?」

すると雪路はハヤテの執事服のズボンを脱がし、中のモノを取り出した。
ハヤテの陰茎は外見に似合わずグロテスクで、太く長い。意外だ、と思いつつ雪路は口に含んだ。

「ふああっ…!」

自慰もした事の無かったハヤテにとって、口での愛撫は刺激が強すぎだった。
口に含んで数十秒、ハヤテは一回目の射精をした。

「あ、ああああぁ・・。」
「んく、んくっ…はあ、苦ぁい」

一滴残らず精液を飲み干した雪路は正直な感想を述べた。そして
自分の上着、そして中のブラを脱ぎ、上半身裸になった。

「かっ、桂先生!!なんて格好…!」
「正直言うとね、私貴方の事気に入ってたの」
「え・・・?」
「でも正直になれない性格なのよ…、ごめんなさいねぇ」
「…いえ、謝ることは無いですよ」
「…と、油断させといてセットー!!」
「うわあああっ!??」

ハヤテの陰茎を自分の胸に挟むと、雪路は上下に動かし始めた。

「んっ、んっ…。」
「ふぁああ…っ、うぅ…。」

ハヤテにも絶頂が近づいてきた。「出そうです」と言うと「出していいわ」といわれたので射精した。
その量は先ほどとは比べ物にならないほどであった。

「いっぱい出てる…!」
「うっ、はぁぁ…。」

ハヤテは絶頂の直後なので喘ぐだけで動く事が無かった。
この後、本番までやってしまい牧村に見られるのは別の話。
373名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 01:19:14 ID:MZWeEP8Y
そうか
ところで続きは?
このおっ勃ったものをどうすれば良い?
374名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 04:32:08 ID:bCBDSwr+
>>372
えええええー……本番も書いてほしかった…。つーか書いて下さい
375117(´_ゝ`):2006/08/25(金) 11:07:33 ID:ZS8hevnm
ミエル氏、本番を省略すんなよw書けよww
書いたらGJなのにw
中途半端やがな〜ww
376名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 17:55:24 ID:JZ0x56D0
命令はよせよwww
377名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 18:39:30 ID:IB8w9fsZ
ミエル氏、359を見直してくれ
378備えあれば憂いなし編 ◆oSR6tnNTJM :2006/08/26(土) 02:49:56 ID:knO7G2iO

「しかし……毎度の事とは言えだ。どうしてあんなに毎回
 ヤラれやすそうな格好なのだ?
 どう思う?マリア。」

「どうってそりゃ……確かに妙なオーラは出てる様な気がしますが 。
 ってナギ、あなたまた変な漫画から悪い言葉を覚えて……
 ヤラれやすそうって一体何なんですか!」

「何って、ハヤテのあの様子だ。見ろ。
 大きな目をして顔を赤くしたままスカートのすそを持ち上げて
 なんかもじもじしてるぞ?

 あの親指と人差し指を使ったスカートの摘まみ上げ方とか
 猫耳もどきのリボン付きヘアピースのまま顔を赤らめる様子とか
 あれぜんぜん尋常じゃないんじゃないか?」

379備えあれば憂いなし編 ◆oSR6tnNTJM :2006/08/26(土) 02:50:54 ID:knO7G2iO

「尋常でないって……まあ、あれですね
 最初にメイド服を着たときって何となく恥ずかしい物なんですよ。
 ふわふわの服の肌触りとか、ふりふりのスカートの裾の気持ち良さとか
 その辺りの感触が女の子っぽくてそれが恥ずかしいんじゃないでしょうか。

 大きな目で顔を赤く染めている様子は確かにアレですけど……
 かくいう私も最初の頃は……」

「そんな大昔のことはいい。ではアレは何だ。
 どうして立つとき前屈み気味の姿勢で肘を前に真っ直ぐ伸ばした腕で
 そんな様子でメイド服のスカートを抑えるのだ?おまけにその上握った片手を
 口元に持っていく仕草、あれは一体どういう事なのだ?」

380備えあれば憂いなし編 ◆oSR6tnNTJM :2006/08/26(土) 02:52:12 ID:knO7G2iO

「多分……あの姿勢だと前に逸らした形のメイド服の胸元とウエストが強調されて
 後ろから見たときエプロンのフリルがクロスしてる背中のラインと
 ウエストのリボンが女の子らしく強調されて見えるからじゃないでしょうか……
 一応下に黒ストッキングを穿いてますから、もう少しスカートが短かったら
 ハヤテ君なら絶対領域とかを使いこなせそうな気もしますし……

 確かにあの格好、あの仕草で正面から見つめる顔が赤くて涙目で困り顔だったり
 するのは反則だとは思いますが……」

「だろう?私が心配しているのはそれだ。
 さっき帰った伊澄の話だと今回ハヤテはあの格好で街に出ないといかんのだぞ?
 下界の街の男どもなどあのハヤテのヤラれやすさ具合の前ではひとたまりもない。
 しかも呪いのせいで今は力も出ないときている。

 ……ハヤテはヤラレてしまっても大丈夫だろうか?」

381備えあれば憂いなし編 ◆oSR6tnNTJM :2006/08/26(土) 02:54:11 ID:knO7G2iO

「それは…………

 女の子の場合だとその…ヤラれやすい女の子というのはそれなりにそういう心構えって
 ものがありますからね。何とか対処できそうな気もしますが……
 ハヤテ君はあれで一応男の子ですから……

 もしその…ヤラれてしまったら相当ショックなんじゃないでしょうか。
 そのままここには帰ってこなかったりして……」

「それは困る。
 要はヤラレた時のヤラれやすい女の子としての心構えを
 ハヤテに前もって念入りに習得させておけば良いんだな?
 それなら…」
382備えあれば憂いなし編 ◆oSR6tnNTJM :2006/08/26(土) 02:55:39 ID:knO7G2iO

「そうですね。
 私もハヤテ君にはそういう女の子としての心構えが必要だと
 前から思ってました。良い機会かもしれませんね。
 とりあえずタマを呼んでおきましょうか?」

「うむ。クラウスはやめておけ。
 取り返しがつかないような気がする。
 タマなら…あれは猫だからハヤテも男にヤラれたことにはならないだろう。」

「じゃあ準備しておきますね。」

「ああ……何となく楽しみだな……
 あくまでハヤテの為、仕方なくだが……」

383備えあれば憂いなし編 ◆oSR6tnNTJM :2006/08/26(土) 02:58:26 ID:knO7G2iO
長かったりエグかったりするのも何なのでここまで。
オチなしスマソ。
384名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 03:36:26 ID:VekOY+vq
エグくてもいいんだが…
長くてもいいんだが…
むしろヤられるのを見たいんだが…>タマ×ハヤテ
385名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 04:25:41 ID:05CDpo2/
いや女装ハヤテを 「ヤっちまう」 SSはいくらでも手に入るだろうから、
その前振りというか共通プロローグとして >>378-383 は読むべき作品
なんだと思う。GJと言わせて欲しい。
386シロウトの丘:2006/08/26(土) 13:18:05 ID:z02KuGQS
ハヤテ×ヒナギク 誤解の証明

ガーーーーーーーー

ドアが開くその先にいるのは生徒会長桂ヒナギク   特性:負けず嫌い

「あら、いらっしゃい…で、今日は何のよう?」
ハヤテが無断で入ってきた事を注意する様子もなく椅子に座ったまま話している。

「ヒナギクさん…僕の事…ロリコンって言いました?」
ハヤテがいつもと違う少し不機嫌な感じでヒナギクに聞く。

「ええ、だってハヤテ君ロリコンでしょ?」
ヒナギクが少し馬鹿にした言い方であしらう。

ドンッ

ビクッ

ハヤテが机を叩いた、ヒナギクはいつもと違うハヤテに少し怯えている。
「ヒナギクさん!根に持ってるなら気の済む方法を僕に言ってください!なんでもしますから」
ハヤテの見た事もない表情 声 雰囲気で問いただされた。

「…あ、あの…その…本心で…言ったわけじゃなくて…その…」
ヒナギクは少し涙目だ。
こんな風に怒られたのは初めてだろう だが 涙で目が一杯になる理由はそれだけではない。

(ハヤテ君がこんなに怒ってる…どうしよう嫌われたかも…)
ヒナギク自身気付いていないがハヤテの事を気になっていた。

「う…嘘を言ったのは…誤るわ…でもそんなに怒る事ないじゃない!」
涙が引いてヒナギクの本性が現れた。
「女の子にそんな風にどなるなんて力量が小さいんじゃない?第一それぐらい普通に流せばいいじゃない誰に聞いたか知らないけど」
ヒナギクのプライドが思ってもいない事を言わせる。

「そんな風に否定するのは本当にロリコンとか?」
これは正義の味方でもないただのいじめっ子だ、この状況を崩せるものはいないが次のハヤテの言葉で状況は一変した。
「証拠ならありますよ、僕はヒナギクさんが好きですもん」

「なっ………………………!!!!??」
ヒナギクは反論を述べようとしたがハヤテのあまりにストレートな一言に一瞬言葉を失う。

「ちょ…調子のいいこと言って、この場をたぶらかそうって…!!!」
ヒナギクが激をとばし続ける中、ハヤテはヒナギクにキスをした。

「………………………………………」
ヒナギクは余りの出来事に言葉を失っている。
「これが証拠です…わかって頂けましたか?」
そう言うとハヤテは生徒会室を出ようとする。

「…あ…ちょっと…ちょっと待って!!」
ヒナギクが呼び止める。
387シロウトの丘:2006/08/26(土) 13:18:53 ID:z02KuGQS

「あの…その…私も…ハヤテ君の事…好き………なの………」
いままでの罵倒が嘘のような消え入りそうな声だった。

スッ

「やっとわかっていただけましたか…」
ハヤテはそういってヒナギクの細い体を抱きしめた。

「…うん…酷いこと…言ってごめんね…」
ヒナギクは泣きそうな声 泣いていた プライドの高いヒナギクが、
「ヒナギクさん泣かないでください、そんなに泣かれたら僕が泣かしたみたいじゃないですか」

「ひぐっ…すんっ…ごめ…ん…ね…」
ハヤテの胸に顔を埋めているヒナギク。

ギュ

初めてみるヒナギクの姿が愛しく思えたハヤテは思わずヒナギクを抱きしめた。
「ん〜…んっ〜…………」
ハヤテの胸をポカポカ叩くヒナギク。
「あっ…」
パッとヒナギクを離す。

「ぷはぁ…はぁ…あぁ…殺す気!?」
ヒナギクのいつもの顔に戻る、
「す、すいません…」
立場逆転

「………ハヤテ君…ロリコンじゃないなら…わ…わたしと…その…」
ヒナギクが顔を赤くしてハヤテに背を向けている。

キュ 

「これでもロリコンじゃない証明になりませんか?」
後ろからヒナギクを抱きしめた、
その抱きしめられた手をヒナギクは自分の胸に押し当てた。

「えっ…!?あの…ヒナギクさん…?」
ハヤテは突然の事に次の動作に移れない。

くるっとヒナギクが首だけこっちに向けた。


二人は何も言わずにキスをした。
388シロウトの丘:2006/08/26(土) 13:19:56 ID:z02KuGQS
ハヤテはヒナギクの服に手を入れた、
「あ、待って…ソファが…あるから…」
そう言われたのでハヤテはヒナギクをお姫様抱っこでソファまで運んでいった。

ドサァ

下ろした瞬間ヒナギクはハヤテに3回目のキスをした、
そしてそのままヒナギクに倒れ掛かってきた。

ヒナギクの首筋にキスをするハヤテ。
「んっ…」
そのままキスを下に持って行き制服の胸の所で止まった。

「脱がしていいよ」
ヒナギクが顔を赤くしながらも言った。
ヒナギクの制服をずらし薄桃色の物に吸うようにキスをした。

「はあぁ…ぁぁ…」さっきよりも大きな声が出る。
ハヤテは何処で覚えたか知らないが手際よくヒナギクの服を脱がしていく。

ガシッ

ハヤテは手を掴まれた、
「ハヤテ君も脱いで」
ヒナギクに言われたままに上半身裸になるハヤテ。

「筋肉質じゃないのね…」
そう言うとヒナギクはハヤテの胸板に自分の胸を押しつけた。

ピクッ

ハヤテの物がさらに反応する、
ハヤテはヒナギクの制服を全て脱がした。

スパッツだけになったヒナギクの体はハヤテには刺激が強すぎた、
許可も無しにスパッツ上からヒナギクの秘所をなぞっていく。

「ふぁぁ…ハヤテ君…もうちょっと優しく…」
理性など無い等しい状況のハヤテ。

「あっ…くぁ…痺、る…」
ハヤテがスパッツの中に手を入れて敏感な部分を直接なぞった、
「あぁぁぁぁぁ…」
背中が仰け反り少し目が開いてる状況イったようだ。
389シロウトの丘:2006/08/26(土) 13:20:37 ID:z02KuGQS
「大丈夫ですかヒナギクさん?」
ハヤテはヒナギクを抱え顔を近づける。

ハグッ

ヒナギクはハヤテにキスをした舌を出し合う大人のキスだ。

「ハヤテ君は…ずっとナギの物なの?」
ヒナギクがキスを止めて質問した、
「いえ、まだわかりません…でも借金を返す事はしないといけません」
ハヤテは何か試行錯誤してる様子で答えた。

チュ

「じゃあ、私も一緒に返してあげる、そうすればハヤテ君は私の物」
ヒナギクはキスと同時にそう言った。
「今はヒナギクさんの物ですよ」
ハヤテが満面の笑みで言った。

ヒナギクにも笑みがこぼれた。
「じゃあ、ハヤテ君…私と本番を…」
「はい、ヒナギクさんの初めて貰います」
ヒナギクは小さく頷いた。

スパッツを脱がしヒナギクの恥毛もまだ薄い部分があらわになった、
「ハヤテ君…そんなに見ないで恥ずかしいよぉ…」
ヒナギクが顔を真っ赤にしている。

「すごい綺麗ですね」
嘘偽りのないハヤテの顔、だけど見られるのは恥ずかしい。
「じゃあ挿れますよ」
ヒナギクは十分濡れていた。

ズブッ

ハヤテの物が挿った、
「痛っ…きゅ〜…ぅぅ」
ヒナギクが小動物のような声を出してハヤテにしがみつく。

「抜、抜きましょうか?」
ハヤテが慌ててヒナギクに尋ねる、
「ダメぇ、抜いちゃ…せっかく…今は…だめ」
ヒナギクは涙を浮かべながらハヤテに懇願した。

「無理だったらすぐに言ってください…」
そう言うとハヤテは動きを早めた。
「んぁ…ふぅ…あぁん…ぁあ」
ヒナギクの声が苦痛から快感に変わってきた。
「ヒナギクさん…もう、出ます!」
「まだ…妊娠は…」
そう言うのを聞いてハヤテはイく瞬間自分の物を抜いた。

ドピュ ドピュ

すごい量が出た
390シロウトの丘:2006/08/26(土) 13:21:53 ID:z02KuGQS
ヒナギクは痛みが和らいだとはいえ泣いている。
このままではいけない そう思ったハヤテはヒナギクの秘所に顔を近づけた、
「ハ…ハヤテ君!?いやっ…あぁぁん…血が出てるのに…ひあぁぁ」
ハヤテは血が出ている所 液で汚れている所すべて舐めまわした
「ふぁぁぁ…あぁぁぁん…ひゃめ…てぇ…」
なめられてる途中にイったのかヒナギクの頭はメルトダウンした。


――――――――――目を開ける そこに居たのは大好きな人 私が寝ている間に服を着せる気配りのできる人
だけどさっき私にいじわるした人

ポカッ

ヒナギクはハヤテの顔を殴った、
「ヒ…ヒナギクさん痛いですよ」
その大好きな彼は涙目でこっちを見る。

「女の子の大切な部分をあんな風になめるなんて…」
ハヤテの失態?のような部分を責めるつもりだった。

「大切な所だから綺麗にしたかったんです…それに…ヒナギクさんのですし」
その言葉にヒナギクの顔はさらに赤くなった。

「でもやっぱりハヤテ君はロリコンかな」
ヒナギクがそう口を開いた、
「な、なんでですか今さっき証明したばっかじゃないですか?」
ハヤテが必死な感じで弁解する。
「高1ってまだ子供よ弁解にはならないわ」
ソファから立ってご機嫌な様子でハヤテに言う。
「じゃあ、どうすればロリコンじゃないって…」
「すっと私のこと好きだって言ってくれれば証明になるわよ」

ギュ

ヒナギクを後ろから抱きしめたハヤテ。
「わかりました、少し時間はかかりますが確実に証明できます」
ヒナギクはその言葉にうれしくなって振り返り今日何回目かわからないキスをした。
「じゃあ、その約束忘れないからね」
ヒナギクが今日一番の笑顔でハヤテに言った。
「はい、わかりました」
ヒナギクの笑みに合わせるかのようにハヤテも満面の笑みで答えた。

誤解は証明ができるのはすぐの話だろう    =End=
391名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 15:39:44 ID:G3mP/P9c
一番槍GJ!!!
ヒナたん可愛いよ
392名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 16:20:30 ID:ErQVqI3j
GJ
393名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 17:18:32 ID:r8ZGeFO+
クロウトの丘氏、GJ!
394名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 19:14:03 ID:GA3pkZ/z
黒シャツのボウヤ哲以上のクロウトっぷりにGJ!!
395名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 19:52:35 ID:D2KNHoaH
研無刀を持つ村山斬以上の玄人っぷりにGJ!!!
396シロウトの丘:2006/08/26(土) 19:59:28 ID:z02KuGQS
>>395
ある意味で褒められていると解釈し
ある意味でケンカを売られていると解釈します(´▽`)
で、修正ですが最後の文章
誤解は証明ができるのはす→誤解が証明できるのは
397名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 20:28:37 ID:EpTosigb
GJQ!

そういや最近姿が見えない純愛の御大のヒナ物が読みたス・・・
398名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 21:32:01 ID:G3mP/P9c
>>397
禿同。
399名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 22:42:26 ID:0Cpu++c0
ハヤテ(女装)×マリアって難しいな。
ここの住人的にはどんなシチュが好みよ。
400名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 23:03:47 ID:Xsc1fego
言葉責めから指を入れられるってなところかな
401シロウトの丘:2006/08/27(日) 00:27:46 ID:gH2L6B3D
純愛の御大の投下希望から(´・ω・`)
402シロウトの丘:2006/08/27(日) 00:28:58 ID:gH2L6B3D
ハヤテ×ヒナギク  昔からある場所 〜Place of that time〜

「あ…あの木」
ハヤテが通りかかった場所にはあの時の場所があった。
(ヒナギクさんとここで初めて会ったんだっけ…懐かしいな)
スズメの子供を木に戻し自分が降りれなくなったヒナギクを思い出しハヤテは少し笑ってしまった。

「コラ、何笑ってるの」
そう言って出てきたのは今の話の主役ヒナギクである。
「うわっ、ヒナギクさん何処からでてきたんですか?」
「人を虫みたいに言わない、私はここたまに通るのよ」
ヒナギクが少々不機嫌な様子で言う。

「あのスズメも巣立っていったんですね」
「うん、あの時カラスに食べられないで良かった…」
巣にもう雛はいなかった、大人になったと言う証拠だ、
そのことを二人は嬉しそうに話している。

「…ねぇハヤテ君、両親に捨てられた時…どう思った?」
ヒナギクが尋ねた、
「いつかそうなる気はしてたんで…でも金額には驚かされましたね」
ハヤテは笑って答えを言う。

(…そうなんだ…でも……私が求めてた答えって…いったい…)
ヒナギクと似た境遇を持つハヤテ、
優しかったという繋がりを持っていたヒナギク
ずっと粗末に扱われ続けたハヤテ
この二人の両親に対する思いはまるで違うだろう。

ヒナギクは思い出の木に近づいていった、
(ここで会わなかったらハヤテ君とはどういう出会いをしてたんだろう…)
ふと感じる少しの不安、だがその不安が大きくなっていく気がした。
「ハヤテ君…私とここで出会わなかったら…どういう出会いをしてたと思う?」
ヒナギクが不安げに尋ねる、
「遅かれ早かれヒナギクさんとは出会っていたと思いますよ、接点を持たないことなんて考えられないし」

ピクッ

ヒナギクは自分の不安が無くなっていくのを感じた。
「ハヤテ君!こっちに来て」
ヒナギクがハヤテを呼ぶ、
近づいていくハヤテ

チュ

いきなりキスをした。
「ヒ、ヒナギクさん…?」
ハヤテの顔はこれ以上ないってぐらい紅潮している。
「いままでの色んな意味でのお礼!ハヤテ君からもなにかちょうだいね、じゃあね」
ヒナギクはそう言うと走って帰っていった。

呆然とするハヤテ、
(僕からのプレゼントこれ以上素敵なプレゼントって一体…)
走って息を切らしているヒナギク、
(ハヤテ君、今なに考えているかな…ナギの執事でもいっぱい思い出作れるよね…ハヤテ君)
儚い――――だけど自分の初恋も自覚していない少女の思いはいつか必ず叶うだろう。     =END=
403シロウトの丘:2006/08/27(日) 00:34:04 ID:gH2L6B3D
純愛ってなんだろ(いまさら
404名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 01:00:51 ID:Gb1Emkti
御大って誰のことですか?
真面目に分かりません
神レベルの職人さんはゴロゴロいるけど
405名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 01:11:02 ID:1aNuK4/h
『お題』ね
406名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 01:23:07 ID:Gb1Emkti
>>405
なるほど…
自分の読解力の無さに呆れるな…orz
407名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 01:24:48 ID:vyIs23Qh
>>404
マジレスすると雪豹氏
408名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 01:51:08 ID:uuOXN4ne
>>406
>>397はあくまでユキヒョウの御大のことを指してるのであって、
お題といいたい訳じゃあるまいさ
409名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 02:50:47 ID:Gb1Emkti
ふむ
とにかくユキヒョウ氏はスゴいというワケですな
410名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 05:43:31 ID:TamMvkUm
保守
411 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/27(日) 09:36:04 ID:xBeSNcCt
お久しぶりです。10レス350行ほど。
いつもと傾向が違うので、ご注意ください。
「ん?なんですか?この設定は。」と思ったら、
「いつもの設定ミスだろ?」とお考えください。
412 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/27(日) 09:38:30 ID:xBeSNcCt
「お嬢さま、起きてください。」
「むー、あと五分…」
「今日はとても大切な日ですよ。」
「お城に行かずに旅に出るのだー…」
「無茶をしないでくださいって。何の日か分かってるなら起きてください。」
「あー、私の誕生日だったか…」
 少女は伸びをして目を覚ます。
「おはようございます、お嬢さま。」
「おー、おはよう、姫神。」

アウターストーリー in ハヤテのごとく!『HAPPY BIRTHDAY』

 12月3日。今日は少女の誕生日だ。
「各方面からお祝いの品とお手紙が届いております。」
 新聞を読んでいるナギに執事は報告した。
「部屋に回してくれ。サクや伊澄は夜来るんだったな。」
「午後はお嬢さまに予定がございますし、午前中はどこかのヒキコモリと違って
 皆さん平日の御用事がありますから。」
「どこかのヒキコモリって誰だコラ!!」
「あーナギ、姫神君の挑発に乗っちゃだめですよ。」
 メイド服の女性がやってきて仲裁した。
「まったく進歩のない…」
「マリアよ私は日々成長している!!進歩がないのはこいつのバカさ加減だけだ!!」
「あとお嬢さまの体型ですね。」
 くいっ
「うわっ!!」
 ズシン!!
「だからその失礼な口を修正しろ。」
 ナギが紐を引くと天井から大きな重りが落ちてきて姫神を押しつぶした。
「…なんだろう。執事の地位が低下している気がする…」
「気のせいですよ。」
「気のせいだ。」
「そうですかね…」
 姫神は重りを粉砕して立ち上がり、マリアに叱られた。
「だから片付けのことも考えてください!!」
「な?バカだろ?」
 ………………
「ナギ、これを持って行ってくださいね。」
「なんだこれは?」
「彼に頼まれていた書類です。」
「ふーん。」
 マリアに手渡された封筒をしばし振ってみてから、ナギはバッグにそれを入れた。
「マリアは来ないのか?」
「白皇に用事があるので。それに邪魔でしょう?」
「婚約者がいるくせして、メイドを侍らせるにはあきたらず、婚約者の友人と
 フラグを立ててる奴なんか気にすることないぞ。」
「まああの子も色々大変なんですから、大目に見てあげてください。」
「ふーんだ……」
「待ち合わせに遅れないように出てくださいね。」
413 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/27(日) 09:40:10 ID:xBeSNcCt
「まったく、女を待たせおって…」
「ね〜ね〜君、可愛いね〜」
「え?」
「平日に公園で一人なんて、」
「へ?」
「オレ達とどっか楽しい所に――――」ぐいっ
「あっ!!」
「人の獲物に手を出すなぁ!!」
 ガッ!!
 ………………
 うう……なにすんだよ〜
 ヨっちゃん行コ行コ!!
「……」
 ふしゅ〜
「……誰が獲物だ。」げしっ!!
「あぅ。」ぐりぐり
「婚約者を待たせといて反省が見えんな…ハヤテ。」
414 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/27(日) 09:41:35 ID:xBeSNcCt
「すみませんお嬢さま。ちょっと昔の場面がフラッシュバックしたものですから…」
「いいかげんお嬢さまはやめろって言ってるだろ。」
「三千院さん?」
「名前で呼べと言ってるの!!」
「なかなかしっくりこなくてですねー。」
 ホットのドリンクをハヤテに奢らせ、公園のベンチに二人は腰掛けた。
「ナギさんとかナギちゃんは嫌なんですよね?僕としてはこの辺がいいのですが。」
「他人行儀か子供っぽいじゃないか。呼び捨てでいいんだよ。」
「親戚でもない三つ下の女の子を呼び捨てにしてると変じゃないですか?」
「私達は親戚以上だからいいんだ。マリアだって私を呼び捨てだろ。」
「わかりました。では親愛の情を込めて…ナギナギ。」
「…ナギナギ?」
「ええ、ナギナギです。」
「……お嬢さまでいい。」
 疲れた表情でナギは肩を落とした。
「じゃあ、改めて……お嬢さま、お誕生日おめでとうございます。」
「おお、ありがとう。」
「お嬢さまも成長なさって…それ、あの時の僕のコートですよね?」
「ん、あ、ああ、別に選んで着たのではないぞ。ローテーションがたまたまだな…」
「あのときはブカブカだったコートが、今は……」
「……」
「……あまり変わらないですね。」
「どいつもこいつも!!」
「あはは、姫神さんとかにからかわれてたりするんでしょうか?」
「あいつはバカだから女の機敏がわからんのだ!!」
「それについては僕も自信がないですが…仲良くやっているようでよかったです。」
「や! 仲良くなんかないぞ!! ハヤテがいない間仕方なく使ってやってるだけだ!!」
「元々お嬢さまの執事をしていた有能な人が戻ってきてくれているので、
 僕は安心してるんですけど…」
「…それでも、私の専属執事はハヤテだ。姫神はハヤテが戻ってきたら、
 クラウス付きになる。」
「次期執事長候補でしたっけ。」
「あのバカに務まるのかな。まあ私と年の近いのにやらせたいという、
 クラウスの考えもわかるんだが。」
415 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/27(日) 09:42:58 ID:xBeSNcCt
「ああそうそう、マリアから言づてだ。ほら。」
 ナギがバッグから取り出してハヤテに渡す。
「封筒?」
「書類だそうだ。何か頼んでたんだろ?」
「いや確かに頼んでましたが…気が早いですよマリアさん…」
「?」
 首を傾げるナギに首を振って、ハヤテは封筒を鞄に仕舞い、鞄の中を探った。
「あいや、こっちも思い出したというかこれが今日の本題なのですが。
 お嬢さまの誕生日にプレゼントを用意したんですよ。」
「プレゼント?」
「ボーナスがこの冬から本格的にもらえるようになるので、ボーナス一括払いで。」
「無茶しやがって…(AA略)」
「いやいや一億五千万に比べたらおとなしいものです。」
「よくこんなに早く返せたもんだよな。」
「いろいろ波瀾万丈ありましたけどね。」
「借金返し終わって連載終わるかと思ったら、綾崎ハヤテ争奪格闘大会なぞで
 引き伸ばしおって…」
「まあそれで今の縁があるわけですから。」
「で?なんだ?キリンの消しゴムでも宝物にするぞ?」
「どんなボーナスだと思ってるんですか。ええと、これです。」
 ハヤテは鞄から取り出したものをナギの手に乗せた。
「なんだ、小さな箱だな。ホントに消しゴムじゃな…いの…」
 ナギは言葉を失った。
「お嬢さま?」
「…ハヤテ。」
「はい?」
 ベンチから立ち上がり、ナギは箱をハヤテに握らせると、くるりと回って言った。
「ありがとう。お礼がしたいから…なんでもいいぞ。言ってみろ。」
「なんでも…?」
『うむ、なんでもいいぞ。言ってみろ』
 ハヤテの脳裏にあの夜の映像が浮かぶ。
「じゃ…」
 立ち上がり、箱を開け、中のものを手に取り、もう片手でナギの手を取った。
「僕と…結婚してくれないか? 僕は…君が欲しいんだ。」
「…わかったよ……ハヤテ…」
 ハヤテの贈り物がナギの指にそっとはめられた。
「お嬢さま…」
「ナギって呼んで…」
「ナギ…」
「ハヤテ…」
416 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/27(日) 09:44:17 ID:xBeSNcCt
 背を伸ばしたナギの体をハヤテが柔らかく抱き支えている。重ねられた唇が
互いの温度を求めて絡み合っていた。何度も求め求められ、長くキスが続いた。
「ハヤテ…ね、もっとしたい…?」
「おじょ…ナギ、それは…」
「今、何でもしてあげたい気分…」
「昼間からそれはどうかと…」
「私が欲しくないか?ハ・ヤ・テ…」
ナギがハヤテの胴体に体を擦り付ける。
「あ、お嬢さまここではまずいですそれ!!」
「ほら、遠慮することないぞ…」
「TPOというものがですね…」
「どうせ夜でも明かり付けるから大して変わらないし、豪華なベッドルームなんぞ
 見飽きてる。世の中には”あおかん”という流派が」
「いやだからダメですってば、誰かに見られたらどうするんですか!!そもそも公園で
 そんなことしちゃいけないんですよ、ほら看板とかに注意書きがあったり――」
『    隠れると周りからは見つからないタイプの茂み
 べ、別にえっちなことに使って欲しいんじゃないんだからね!』
「……」
「……」
 ハヤテは看板を指差して固まった。ナギはハヤテを引きずって看板に歩み寄り、
180度回して表示を隠して、茂みの奥に入り込んだ。
「ああ!!何するんですかお嬢さま!!」
「ふふ… 可愛がってあげるぞハヤテ!」
417 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/27(日) 09:45:25 ID:xBeSNcCt
「電子機器は存在しませんでした。」
「うむ。御苦労。」
 ハヤテが盗撮盗聴の類が仕掛けられていないことを確認して戻ると、
ナギはハヤテに貰った指輪を眺めて嬉しそうにしていた。
「喜んでもらえてよかったです。正直そんなに高い品物じゃないんですけれど…」
 ハヤテはナギのコートを脱がせて鞄の上に畳む。
「そんなことは気にするな。贈り物は気持ちだ気持ち。それにこれにはハヤテ、
 お前という男のヴァリューが乗ってるんだ。もっと自信を持て。」
「じゃあ値下がりしないように頑張らないといけませんね。」
 ナギの横に立ったハヤテは、片手を首の後ろから右肩に回し、もう片手で
あごに触れて自分の方に唇を向けさせる。
「あ…」
「ナギ…」
 ハヤテが頭をかがめて唇を塞いだ。先のキスとは違い主導権を握って、
愛撫するかのような強い刺激の口付けをする。肩に回していた手が対照的に
ナギの後ろ頭を優しくゆっくりと撫でた。
「ん…」
 顎にあてがっていた手がナギの胸に置かれ、わずかにある膨らみを確かめる。
ナギは一度手をその上に重ね、すぐに下ろした。ハヤテはもう片手でナギの頭部を
支えるようにし、その指先で愛撫をする。
「ぷはっ…んんっ」
 口付けを終え、ナギの体を後ろから抱き寄せ、片足にナギの腰が位置するように
引き付けた。両手を使って衣服の胸元を開き、胸に置いていた手をそこから入れて
膨らみを本格的に揉み回す。
「あ…や…」
 ナギの下肢に手が這わされ、ハヤテの足とナギの尻の間に滑り込んだ。
肉付きの薄い小さな尻も、触れれば女の感触と反応がする。
「んっ…んんっ…もう、ハヤテのえっち…」
 ナギは喉を鳴らしながら、ハヤテの股間に手を触れた。ズボンの上からハヤテの
男性器を撫で付ける。
「ハヤテのおちんちん、硬くなってるよ…」
「ナギが可愛いから、エッチなことをしたくなってるんですよ…」
「ひゃん!!」
 ナギの耳たぶを一舐めする。足を股下に割り込ませ、股間の秘所に手を触れた。
「あんっ、やあ、ああん!!」
 ショーツの上から触れても、ナギの花弁が潤っているのがわかる。
「ナギだって、もう体がエッチになってますよ。」
「やん、あっ、恥ずかしいこと言わないでぇっ…!!」
 ナギはハヤテの手を外そうとするが勿論そんな力はない。ハヤテがナギの乳首と
花弁を指で弄り回す一方、ナギは必死にハヤテの股間を手揉みし続けた。
「…ん!!」
 ナギの愛液が噴き出して下着の染みが大きく広がる。ハヤテは手を引き抜いて、
ナギに愛液で濡れた指先が見えるようにした。
「ナギのここは、もうOKみたいですけど、いいですか?」
「ハヤテのバカぁ…見せるなぁっ…そんなこと聞くなぁっ…」
418 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/27(日) 09:46:42 ID:xBeSNcCt
「下着を脱いで、そこの木に手をついて…」
「うん……何してる?」
「いえ、避妊具を。」モゾモゾ
「…今日は大丈夫な」
「危険日ですよね、ナギ。」シャッシャッ
「な!! なぜそれを知っている!!」
「マリアさんから毎月メールが…」ぺト
「マリアー!!」
「ええと結婚前は避妊したほうがいいと思うんですよ。」ピタ
「私が良いと言ってるんだ!!」
「妊娠なんてことになったら殺されてしまいますよ、僕が!!」クルクル
「うー、いくじなしめ…」
「僕もナギを大事にしたいので、聞き分けてください。」シュッシュッ
「ふん、結婚したら覚悟しろ。チルドレンを揃えてやる。」
「体力なしだから心配だなぁ…」クイクイ
「何か言ったか!?」
「いえいえ、準備できましたよ。」
「あ、お、おお、そ、そーか。」
「ってあんまりまじまじ見ないでください…」
「あ、ああ、わかった。」
 ナギが顔を赤くして木の幹に向く。愛液で濡れたショーツを膝上まで下ろし、
腰を折って片手を木に付いた。残りの手でスカートをめくり、突き出した尻が
見えるようにする。
「ハヤテ、これでいい…?」
「ええ、ナギの可愛い女の子も、ちゃんと見えますよ。」
「ずるい!! ひとには見るなって言っといて!!」
「ああ、隠しちゃダメです。」
「あっ…」
 スカートを下ろしたナギの手と一緒にもう一度スカートを掴んでめくり、
ナギの尻にペニスを押し付けた。
「ほら、ナギの女の子を見てこんなになってるの、分かりますか?」
「う、うん…」
「これをナギの中に、入れますよ…いいですか?」
「いいよ…ハヤテのおちんちんで、私を…ナギを…犯して…」
419 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/27(日) 09:47:47 ID:xBeSNcCt
 ハヤテがペニスをナギの花弁に滑らす。ナギは離された手も木の幹に付けた。
「ナギ、力抜いてくださいね…」
「ふぅぅんっ、うん…」
「いきます…」
 高さを合わせるため、ハヤテは足を横に開く。ナギの細い腰を掴み、
ペニスを膣口にあてがった。位置を定め、ゆっくりと先端が沈みこんでいく。
「ん、んっ」
 ナギは顎を引き侵入してくる異物の感覚を受け止めている。
「んん、あ、んんっ」
 場所ごとに押し広げられる時の感触は様々で、抵抗の強い所を進まれると、
特に体の芯が揺さぶられたような感じになった。
「入りましたよ、ナギ…」
「ん、はあん、ハヤテ…」
 ハヤテのペニスがナギの深いところまで到達した。
「ハヤテのおちんちんで、私の女の子、いっぱいだよ…ハヤテは、気持ちいい?」
「ナギのここ、気持ちいいですよ。苦しくはないですか?」
「へいき、ハヤテのものになって、しあわせな感じ…」
「じゃあ、もっと僕のものに、なってください…」
「んあああっ!!」
 ハヤテがペニスを動かし始める。小幅な前後運動からだんだんと拡大してゆき、
ゆっくりとした膣口から子宮口までの往復運動になった。
「あっ、あっ、あーっ、あっ!!」
 膣口をくすぐられ、最奥に押し付けられ、ナギの体に快感が呼び起こされる。
「ハヤテ、ハヤテ!!」
「ナギ、ごめん、ちょっと乱暴にします…」
 堰を切ったようにハヤテはストロークを加速した。大きく速くペニスが出入りして
膣壁に打ち付けられる。挿入方向も散り分けられてあちこちに衝突する。
「ひはん、ひゃん、ああぁっ、ひぃん!!」
 ナギは打ち込まれるたびに、頭を打ってくらくらとする時のような気分を感じた。
木に伸ばしている手から力が抜け、かろうじて触っている状態になる。
「ナギッ」
 取り付かれたように腰を動かしていたハヤテは、その中でコントロールの感覚を
取り戻した。激しいままに一定のリズムとコースを持った動きに変わる。
「あっ、あぅっ、ハヤテ、あん、ああぁんっ!!」
 ハヤテのピストン運動がナギに快感と衝撃を同時に与える。ハヤテがパターンを
変えると、新たな感覚が発生して、ナギはどんどん高まっていく。
「んっ、いいよっ、ナギッ!!」
「あんっ、すごいよ、ハヤテ、あはぁっ、あぁっ!!」
「ナギ、感じてる?」
「んああ!! ああぅ、ふん、ふん、ふん、んんんっ、はあぁんっ!!」
 乱れていくナギをハヤテは一層突き犯す。ペニスの奥の方からだんだんと
射精の欲求が広がっていく。
「ハヤテ、んぁん、なんかぁ、きちゃうぅ」
「イク?」
「やぁ、ハヤテぇ、出してぇっ、せーえき出してっ」
「うん、ナギ、ナギ、いっしょに、イクよっ」
 終着点目掛けて、ナギの中をハヤテはあらん限り貪った。登ってきた精液でもって
膣を犯しているような感覚に陥る。
「あ、ハヤテ、ハヤテ、ハヤテ!!」
「!! ナギ!!」
 発射の導火線が着火された。ナギの奥にペニスを埋めて小刻みに揺さぶる。
「あ、イク、イクッ!!」
 ナギが顎を仰け反らして頂点に達した。ハヤテは駆け上ってきた精液を感じて
二、三度ペニスを子宮口に叩きつける。
「く、うっ…はぁっ」
「あ、ハヤテ…」
 恍惚の中でハヤテの絶頂を感じ、ナギは深く息をついた。
420 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/27(日) 09:49:30 ID:xBeSNcCt
 身繕いをしてもらって済んで、ナギはハヤテの膝の上に座っていた。
「”あおかん”というのもなかなか刺激的だな。」
「あまりお勧めしませんが…」
「結局乗ってきたくせにー。」
「いやそういうムードというか…」
「ハヤテのえっちー。」
「はいはい。どうせエッチですよ。」
「ハヤテはえっちだから、ヤリたいときは正直に言うんだぞ。」
「もう少し慎みのある言葉を使ってくださいよ…」
「だから…浮気とかは絶対ダメだからな!!」
「うん…わかってますよ。」
「ほんとーかー?」
「ああっ!? (天然だった)お嬢さまが疑いの目を!?」
「ハムスターにメイド服着せて飼ってるそうじゃないか?」
「西沢さんはただの同僚ですって!!サキさんの手伝いをしたりしてるだけです!!」
「女秘書とオフィスラブをしてるという噂が…」
「ヒナギクさんは僕より西沢さんと出来てるというもっぱらの噂です!!」
「サクや伊澄を連れ回し…」
「ろくでもない事件に付き合ってるだけです!!」
「ワタルと怪しい関係に…」
「何も怪しくありません!!」
「ほんとーかー?」
「ホントですって、みんなお嬢さまの友達じゃないですかそんなことしませんよ!!
 それに今日出てこれたのも、ヒナギクさんや西沢さんが気を利かせてくれた
 お陰ですし、この指輪も咲夜さんや伊澄さんが店を紹介してくれたんですよ。
 お友達を信じましょうよ!!」
「ハヤテはニブチンだな…」
「お嬢さま?」
「ちなみに私と結婚すると、もれなくマリアが付いてくるが…
 マリアに手を出したら…」
「出しません!! マリアさんだって応援してくれてるんです。
 ほらこの書類見てください!!」
「んー、婚姻届?」
「お嬢さまと結婚する時はマリアさんに証人をお願いしますって頼んでたんですよ!!
 ほら記入してあるでしょう?おまけに色々書類を調えてくれたんですね。
 あと僕らが署名捺印すれば完成です。ちょっとマリアさんも気が早いですが、
 このようにお嬢さまの幸せを願っているんですよ。」
「離婚届も準備してそうな手際よさだな…」
「お嬢さま?」
「しかし婚姻は両性の合意のみに基づいて成り立つのだから…
 書類があるなら善は急げだ。役所が閉まる前に出すぞ。」
「え゛。お嬢さま?」
421 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/27(日) 09:50:38 ID:xBeSNcCt
「橘ハヤテさん、三千院ナギさん。」
「「はい。」」
「こちらの証人さん未成年ではないですか?」
「「え゛。」」
「この生年月日だと12月24日が20歳の誕生日なので、まだ19歳ということであれば、
 今は証人として認められませんが…」
「「……」」

〜Fin〜
422名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 13:01:37 ID:smrYI7oI
GJ
それだけ言っておこう。
423名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 13:34:36 ID:MyOhOTxO
男18-女16、改正しても両方18じゃなかったっけ?w
424名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 14:02:57 ID:CVbr2zFE
GJ!
425名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 14:03:59 ID:uuOXN4ne
GJ!
だが、綾崎でなく橘ハヤテなのは、何か設定があった上で敢えてそうしているのだろうか・・・?
426名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 23:05:18 ID:ib7hil4v
なんだろう。
何か俺は未来を感じた
427名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 23:29:32 ID:evARt4EW
ワタルの家と何らかの関係が…?
428 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/28(月) 00:49:43 ID:WhRTtORH
14レス、550行ほど。先のとはまた傾向が違います。
エロパロとしては構成がアレです。
つまるところ、このSSもかたよっています。
どうか御了承ください。
429 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/28(月) 00:51:56 ID:WhRTtORH
「汝、新作ゲーム発売日も、アニメ新番シーズンも、これを愛すと誓いますか。」
「む…?」
「えーと、ナギ?」
「は!はい!誓う誓う!」

アウターストーリー in ハヤテのごとく!『HAPPY CHRISTMAS』

「えーでは改めて、ナギの結婚と、マリアさんの御誕生日を祝いまして、
 乾杯の音頭を取らせていただきます。おめでとさん!乾杯!」
「「「「「乾杯!」」」」」
 12月24日夜、マリアの部屋。6人の少女達がグラスを掲げた。
 ナギとハヤテの友人達を招いた結婚式とパーティー、マリアの誕生日祝いを兼ねた
二次会、混沌の三次会を経て、企画されていたパジャマパーティーが始まった。
「今日は皆さん急な式に来て頂いてありがとうございました。」
「いえそんな。善は急げと言いますし、みんな喜んで来てますから。」
 マリアが頭を下げると、歩が手を振って応じた。
「まあ、もっと来れない奴が多いかと思ったが、大体揃ったな。…暇なんだな、
 クリスマスイブなのに。」
「ああ?招待客にそないな減らず口叩くのはこの口か〜?この口か〜?」
「いたたた!」
 ナギの口を咲夜がぐにっと引っ張る。
「初夜のくせして新郎にほっぽかれてこないなとこおるんは誰や。ん〜?」
「…挙式離婚?」
「縁起でもない!! ちょっとハヤテが酔っ払いどもに捕まってるだけだ!!」
「ごめんなさい、うちのお姉ちゃんがまた迷惑を…」
 伊澄がボケたり、ヒナギクが謝ったりしながら会話が弾んだ。
430 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/28(月) 00:53:06 ID:WhRTtORH
「元借金執事は屋敷に引っ越して仕事通うんやったか。」
「ああ、まだ少し今の所で働きたいというからな。私は配偶者の社会参加に
 理解があるのだ。」
「それ普通のサラリーマン家庭でしょ…」
「ナギったらしつこく駄々をこねていたくせに…」
「あ、こらマリアばらすな!!」
「ではナギの執事がハヤテさまになるのはまだ先なの?」
「いや休みの日はやってくれることになっている。いわば…日曜執事!!」
「…ハヤテ君過労死するんじゃないかな…」
「そういうことはハネムーン休暇を取らせてから言えハムスター!!」
「わ、夫の勤める会社への不満を一社員に向けないでほしいな!!」
「ナギ、結婚式の準備に走り回ったハヤテ君は仕事が溜まってるの。私も色々
 調整してみたけど、今年は無理。聞いてるでしょ?」
「ハヤテさまは課長さんに気に入られて色々仕事を任されていると聞きました。」
「ある役員のプロジェクトに部署が参加しとって忙しいらしいで。」
「聞いてるよ!!ハヤテの意思でなければ橘グループごと壊滅させているところだ!!」
「ナギ、物騒なことを言うものじゃありません。」
「ワタル君が聞いたら怒るよ…」
「ふふん、甘いなハムスター。ハヤテは養子とはいえ一応ワタルの義兄だから…
 今日この日から…私は奴の義姉なのだ!!お前も姉ならこの意味が分かるだろう!?」
「はっ!! そうか!! 弟は姉に逆らえない…!!」
「そう!! これからは私を『なぎねえ』と呼ばせ」バシィン!!
「月刊姉弟愛の読みすぎや。」バシィン!!
「うわ咲夜ちゃんなんで私まで叩くかな!? 叩くかな!?」
「2回言うな。一樹君は歩に逆らえるじゃない…」
「きょうだいが御有りなのはよいものですね。」
「「え〜」」
「ふふ…」
「もう、マリアさんまで…」
「まあ姉萌え話は昔やってもうたし、今日の肴は別のにしよや。」
「何かネタがあるのか?」
「よう聞いてくれたナギ。ときに人妻っちゅうのは萌えやと思わへんか?」
「人妻か。こうハヤテあたりが『いけません、私にはナギという亭主が

        ……人妻!? …!! な なにをする きさまらー!」
431 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/28(月) 00:54:48 ID:WhRTtORH
「ヒナさんは人妻さんとお相手したことあります?」
「さすがに無いわねぇ。お姉ちゃんの友達には結婚した人もいたけどなかなか
 機会が無くて。マリアさんは?」
「お誘いもあったんですが三千院家の使用人ですから、そう夫のある方と関係して
 問題になるわけにもいきませんので。」
「マリアさんウチら相手はええんかいな。」
「未婚ですし、ナギに不利益なことにならないでしょうから。」
「ええ、それは誓って…」
「でっかい不利益だ!!」
 ナギはマリアとヒナギクに押さえ込まれ、咲夜と歩にパジャマを脱がされている。
「一体どういうつもりだこれはー!!」
「せやから言うたやん、今日のパジャマパーティーの肴は人妻やて。」
「図ったなシャア!!」
「偶然ですよ。桂先生にちょっと秘蔵の銘酒を差し上げて、ナギがハヤテさまと
 初夜を迎える前に、友人で語らい合いたいものですとこぼしてみたところ…」
「まるっきり決定論だ!!ニュートン力学だ!!」
「ごめんなさい、うちのお姉ちゃんがまた迷惑を…」
「笑ってるんじゃないヒナギク!!」
「ハヤテ君が解放されたらサキさんが連絡してくれることになってるからね。
 多分…あと1時間くらいかな?」
「1時間も何をする気だー!!」
「貴女の情婦達が御奉仕するんですよ、ナギお嬢さま…いえ、お・く・さ・ま♪」
「マリア…みんな…結婚を認めてくれてたんじゃなかったのかっ…?」
「ナギ…私達はナギの幸せも、ハヤテ君の幸せも、心から願っていますよ。
 二人が分かち難く結ばれたことも納得して、この結婚の日まで暖かく
 見守ってきました。違いますか?」
「そうだけど!応援してくれてたのに、なぜ…!?」
「だって…
      結婚が済まないとナギの2号さんが決められないじゃないですか。」
「マ リ ア ー !!」
「婚約中にちょっかい出して婚期が遅れたりしたらかわいそうだからね。」
「まあさすがにここまで早いとは思わなかったけど。」
「1号さんはハヤテさまに譲りましたが、離婚したつもりはありませんよ?」
「せやから言うたやん、これはもうトリオを組むしかないて。」
「ああぁこの色ボケどもがぁぁあっ!!」
432 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/28(月) 00:56:11 ID:WhRTtORH
「いやぁ…」
「いやよいやよと言いながら、乳首ビンビンにしとるやないか奥さん…?」
「こっちもぐっしょりよ、ナギ…」
「んぁああん!!」
 仰向けに寝転がった咲夜が、ナギを体の上に乗せ、天に向いた乳首を弄っている。
その上にはヒナギクが逆向きに覆いかぶさり、指と舌でナギの股間を愛撫していた。
「奥さん相変わらずちっこい胸やなー。」
「うるさいっ…胸と尻ばかり育ってるチビサクよりスマートだ!!」
「チビがチビ言うな!!」
「ほら二人とも人の下で喧嘩しない。」
「そうですよ…ナギも咲夜もヒナギクさんとは違ってまだ成長期なのですから…」
「……フフ…鷺ノ宮さん?」
「ほ、ほらヒナさん、手を休めちゃだめですよ。後で沢山揉んであげますから!!」
「歩も失礼ね…」
「あああっ、ヒナギクっ、そこ駄目ぇ!!」
 ヒナギクがナギのクリトリスへ攻撃を再開する。咲夜は指を動かし続けながら、
ナギの背に自分の膨らみと突起を擦りつけてその存在を伝えた。胸と背中、そして
敏感な秘所を責められて、ナギの息があがってきた。
「ほらナギ…、ヒナギクさんに負けずにしてごらんなさい。」
「ん、はん、あ?」
「ん、マリアさん…」
 ナギの前でマリアがヒナギクの花弁を指で開いてみせる。ヒナギクはゆっくりと
腰を下ろし、ナギの口に近寄っていった。
「ヒナさん、もちょっと奥…」
「ん、こう?」
 歩の指示に従って位置を合わせる。ナギの口が触れる距離に近づいたが、ナギは
頭を反らして接触に抵抗した。
「ね、ナギ、して…」
「ヒナギク…」
 ヒナギクはナギの秘所への愛撫をソフトなタッチに切り替える。
「ナギがしてくれたら、私もいっぱいしてあげるんだけど…」
「んぁ、ひきょうもの…っ」
「ほら、ここもっとして欲しくない?」
「うんんっ、んんっ、んん!!」
「うりゃ、乳首も焦らしたるで…」
「ふぁ、やぁ、んあっ…」
 咲夜も呼応して責め方を変えた。
「ナギにして欲しい…かわいいお口で、私を気持ちよくして…」
「……」
 ナギはおそるおそる顎を上げ、舌をヒナギクの襞に這わせた。ためらいつつも
ヒナギクの花弁を愛撫していく。
「ん、ナギの、うれしいわ…。じゃ、おかえし…」
「んんむっっんん!!」
 ナギとヒナギクは互いに股間に顔を埋めて潤滑音を鳴らし始めた。ヒナギクは
巧みにナギのツボを突いて責め立てる。ナギは必死に意識を保ちながら、
ヒナギクの感じる場所を思い出しつつ対抗していく。
433 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/28(月) 00:57:18 ID:WhRTtORH
「あーウチちょっと蚊帳の外やないやろか…」
 ナギの胸を揉みながら咲夜がぼやいた。
「咲夜さん背後からそうやって胸を揉むの好きでしょう?」
「そうやけどなマリアさん。もちっと反応ないとおもろないやん。
 あれや自分ら胸ないからってウチをハブにしてうひゃぁぁっ!!」
 咲夜のクリトリスをヒナギクの指が摘んだ。
「んはぁんっ、あっあっ、んんっ!!」
「良かったですね咲夜さん、ヒナギクさんが仲間に入れてくれるようですよ。」
「んんっ、うわーいっ、うれしいわひゃああん!!」
「ナギのこのへんとか、してあげてください。」
「ん、んんあっ」
 マリアがナギの髪をかき上げて耳裏やうなじをさらけ出す。咲夜はヒナギクに
秘所を責められて喘ぎながら、ナギの耳にしゃぶり付いた。
「ふぁっ!!うぷ、あん、ああっ!!」
「んむん、んんっ…」
「ひゃん、ふむっ、んっ」
 責め手が増やされたナギはヒナギクの秘所への愛撫が途切れがちになる。
ヒナギクはそれを許さないかのように花弁を押し付け、ナギの秘裂を一層刺激した。
咲夜への攻撃も怠らない。休むまもなく翻弄されている咲夜は追われるように
ナギへの愛撫に没頭し、それがナギをさらに追い詰める。
「んん、んぁんんん、んはん!!」
「むん、む、んっ、はぁぁ…」
「んーっんーんーっ!!」
 三人とも高まっていくが、やはりナギが最初に限界に近付いた。顎を大きく
反らしてヒナギクの股間から口を離し、身を痙攣させて呻き声を上げる。
「ひぁ、ああっ、あっあっあっ、ああっ」
 ヒナギクはナギの跳ねる体を押さえ、最後の一撃となる激しい愛撫を加えた。
咲夜も耳を噛み乳首を捻り上げる。
「あっあっあっ、ああああっ!!」
 ナギは一際高い声を上げて絶頂を迎え、力を失った。ヒナギクはゆるやかに
ナギの秘所を慰めつつ、咲夜を責める指を激しくする。
「んぁ、ああっ、あかん、ああっ、はぁっ!!」
「愛沢さんも、いっちゃいなさい…ほらっ!!」
「んあっぁあああああああっ!!」
 咲夜はナギの体を抱きしめたまま気をやって脱力した。ヒナギクの指が減速し、
二人の少女の秘裂を同じようにゆっくり撫でていく。
「咲夜ぁ…ヒナギクぅ…」
「…ナギ」
 咲夜はナギの顔を横に向け、唇に口づけた。舌を伸ばし唇を舐める。ナギが
おずおずと差し出した舌先に舌を絡め、目を閉じて互いに睦みあった。
「歩、あなたの番よ…って、何してんのよ。」
「……ヒナさーん…」
 歩はぐったりとして抱きかかえられている。
「手すきの間に遊んでいたのですが、ついつい力が入りすぎてしまって…」
 伊澄が済まなそうに説明した。
「小動物のような仕草がついつい嗜虐心を…」
「歩もホント受けよね…」
「ああっひどいこと言われてるかな?」
「どうします?歩さんと伊澄さんの番ですけど…」
 マリアが尋ねると、伊澄がナギ達の方に目をやって答えた。
「ナギも一度達したばかりですから、まあ状態が揃っていいのでは。」
「ナギちゃんを攻めるチャンスだったのに…」
「まあ五分五分で頑張りなさい。愛沢さん、そろそろナギを借りるわね。」
 ヒナギクがナギを抱き上げる。
「んぁ…ナギ、気張りや〜」
「ふぁ…ヒナギク、私、もう…」
「大丈夫、鷺ノ宮さんが優しくしてくれるわ…」
「そんなの信用できるか!!」
「まあ頑張ってね…ん」
 ヒナギクはナギの唇を封じ、彼女を少女達の元へ運んだ。
434 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/28(月) 00:58:21 ID:WhRTtORH
「ん、んん、んあぅ、ああっ…」
「ひゃん、ああぁんんっ、あっああんっ!!」
 歩に対して正常位の形でナギが上になっている。互いに相手の胸に手を伸ばし、
競い合うように愛撫を交わす。
「歩さんの方が、少し責め込まれてますね…」
「んぁ!! だ、だって、い、伊澄ちゃんが、激し、すぎるしっ…」
「私はナギにも平等にしてあげていますよ…」
 ナギと歩の秘所を伊澄の指がまさぐっている。
「ハムスター、が、弱過ぎなっ、あんっ、だけだろっ… ほらっ、乳首だって…」
「んああっ!!」
「ん、こんなに、感じてるじゃないかっ…」
「や、ナギちゃん、そんなにしちゃ、だめぇっ…!!」
 歩の乳首をナギは強くつねりあげ続けた。歩も対抗してナギの乳首を摘むが、
胸と股間を襲う衝撃に度々中断されてしまう。
「こちらも摘んであげますね…」
「ひぃぃぃっっ!!」
「ひゃうぅぅんっ!!」
 伊澄が二人の陰核を指で挟んだ。
「う、伊澄、いすみぃ…」
 ナギは歩の乳首を一層しごき上げる。
「んあ、ひやぁ、んぁあああ!!」
 歩は敏感な二ヶ所を痛いほど愛撫され、体が性感にさらわれかけた。
「はっ、ああっ、んはっ!!」
 歩が身を震わせながらナギの体にしがみつく。
「んんぁっ、ハムスター、いっちゃう、のか?」
「ふわ、んああ!! あ、ナギちゃん、伊澄ちゃん、私、もう、あああ!! もうっ!!」
「ではギアを上げて…」
「あああ!!」
「ひあひゃあああっう!!」
 伊澄が指の動きを絶頂に導くためのものに変えた。
「んん、んっっ!!」
「む、ふぁっ、んんっ!!」
 ナギをぎゅっと抱き寄せ、口をその細い肩に押し付け、歩は必死に耐える。
ナギも抱かれるままに、歩の乳首と乳房を捕らえた指をなんとか動かす。
「あ、ああ、イク、だめ、あ」
「んあっ、いけ、いけっ…!!」
「あ、あああああっ!!」
 歩が喉を仰け反らせて絶頂の声を上げた。
「…勝ったッ! 第3部完!」
435 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/28(月) 00:59:26 ID:WhRTtORH
「でももうちょっとだけ続くの。」
「んあああんっ!!」
 伊澄がナギの秘裂に舌を這わす。
「言葉に余裕があるようだから、第4部はちょっと強めにしても大丈夫ね…」
「ひ!! わ、よせ伊澄、離せハムスター!!」
「ん〜〜?」
 歩は寝ぼけた感じの声で答えると、むくりと起き上がり、ナギを引っ繰り返して
押し倒した。そのままむちゅうとくちびるを奪う。
「むぐ!!」
「……ぷは。」
 起き上がった歩はナギ達の側を離れる。
「やられちゃったーくやしいなー今度こそ勝ちましょうーさようならーっ」
「きゃっ!!」
 そしてヒナギクに背後から抱きついた。
「ヒナさーんなぐさめてー。」
「んあっ、ちょっと歩、わ、私いま取り込み中だからっ…」
「あああ歩さんどうぞどうぞ!! ウチにかまわずどうぞどうぞ!!」
 ヒナギクに責められていた咲夜が抜け出す。
「そうですね。咲夜さんは私に任せて彼女をいたわってあげてください。」
「ちょっ、愛沢さん、マリアさん!!」
「伊澄ちゃんいじわるなんですよー。ここをどんどん激しくするし…」
「や、はあっ!! 歩、いきなり、あああっ!!」
「淫乱幼妻のナギちゃんに乳首をこうえっちにつままれるし…」
「ああんっ!!」
「誰が淫乱幼妻だっ!!」
「ナギ、余所見はいけないわ…」
「うひゃああん!!」
 ナギの体に覆い被さっている伊澄が強く秘裂をこすった。
「歩さんも冗談で言っているだけ。ナギもわかっているでしょ?」
「ぁうっ、だってぇ、伊澄ぃっ…」
「ナギみたいに貞淑な女性を堕とすのが人妻物の醍醐味だってことを…」
「いすみぃっ!!」
「…ちょっと興奮してきました。これが”もえしちゅ”というものかしら。」
「んんあああぁぁんんっ!!」
 伊澄がナギの蜜壷に指を差し入れた。愛液で溢れた膣を苛めるように掻き回す。
「先程の火照りが残ってるでしょうから、いかせてあげる…」
 ナギの胸に舌を這わせ、なだらかな丘陵を登って突端に達した。伊澄は舌と唇で
やさしく乳首を愛撫する。対照的に秘部に差し込まれた指は容赦ない激しさで
奥まで蹂躙していった。
「ん、あん、ああ、あん、んんん、ああ、んんっ!!」
「むちゅ…んん…ちゅ…んむ…」
「んぁああ、いく、いい、いすみっ、いっちゃう、あああ、んああ、ああ、あ、
 あんっあっ、いく、あっ、ああ、ひゃ、あっ、あああああぁぁーっ!!」
 ナギが登りつめ、絶頂の余韻に浸っている間も、伊澄は口と指を離さないでいた。
そしてナギが落ち着く前に、二本目の指を膣口に差し入れる。
「ひゃっ!! あぅっ、あっ、いすみ、や、だめぇ!!」
「……ん、私もすぐ、いくから、もう少し、ね…」
 伊澄はナギの上に身を投げ出し、空いていた手を自分の股間に合わせる。
片手でナギを愛撫しながら、もう片手で濡れきった秘唇を自慰し始めた。
「あぁっ、んぁ、あぁ、だめ、また、あぅ、へんに、なっちゃ、あああ!!」
「ん、あ、んん、ナギ、ああ、ナギ、かわいい、あんっ、んんっ…」
 再び性感を持ち上げられたナギを追うように伊澄も自分を高めていく。
ナギを責める指と、自分を慰める指の動きが、同期して速くなって行った。
「…!! ナギ!!」
 伊澄は頂点の目前で自分のクリトリスを擦り上げ、ナギの陰核を圧迫する。
「あああああああああぁぁぁっっっっ!!」
 ナギは伊澄の指を締め付けながらまた絶頂に達した。
436 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/28(月) 01:00:34 ID:WhRTtORH
「ナギ、えっちで可愛かった…む…ん」
「ん…ふぁ…伊澄のいじわる……」
「ふふ…はむ…んん…次はもっといじわるな…マリアさんの番ですよ…」
 伊澄は唇をついばみながらナギの髪を撫でている。
「あ、伊澄さんったらひどいですね。私はこんなに優しいお姉さんなのに…」
「では…お手並み拝見といきましょう。ね、ナギ?」
「マリア…」
 ルルル…ルルル…
「あら」
 マリアは鳴り出した携帯電話を手に取った。
「はい、マリアです。…はい、ハヤテ君にはナギの部屋に行ってもらってください。
 ナギの支度を整えて送り届けますので。今日は色々ありがとうございました。
 ……いえいえこちらこそ。ワタル君にもよろしくお伝えください。では…はい、
 おやすみなさい、お気をつけて。」
「サキさんですか?」
 電話を切ったマリアに伊澄が問いかける。
「ええ、状況が収まってハヤテ君が解放されたそうです。」
「少し早いですね。読み違えたでしょうか。」
「そうですね。まあ新郎を待たせても何なので、新婦の配達準備をしますか。」
「…いいのですか?」
「私は優しいお姉さんですから。」
「ひゃううんんんっっ!!」
 マリアの胸に顔を埋めていた咲夜が、陰核をとどめに擦り上げられて達した。
「では、ナギ、立てますか?こちらに…」
「…マリア……」
 マリアは胸元を整えて立ち上がり、ナギをクローゼットの方へ案内する。
「……飲み物でも配りましょうか。」
 伊澄はぐったりしている他三名を眺めてつぶやいた。
437 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/28(月) 01:01:33 ID:WhRTtORH
「あー、かわいいわー。」
「昼も思たけど、馬子にも衣装やな。」
 着替えたナギを見て友人達が口々に感想を述べる。
「ちょっと大げさじゃないか?マリア…」
 ナギは白いドレスに身を包んで、少し照れている。
「ウェディングドレスコスで新婚プレイというのも乙なものですよ、ナギ。」
「いや新婚だし!! 初夜だし!!」
「えっちをしやすいように工夫された評判の一品を、ナギの体型に合わせて
 私みずからカスタマイズしたんです。」
「結婚式まで準備期間短かったのに変な所に手を掛けおって…」
「はーいマリアさん。かじってもいいですか?」
「かじるなハムスター!!」
「美味しいですけど、ハヤテ君が先ですから。また今度にしてくださいね。」
 そう言ってマリアはナギにベールを付けた。腰を下ろして着付けを確認する。
「はい、綺麗ですよ、ナギ。」
「そうか。じゃあ、マリア…」
「はい?」
 ナギは不意を打ってマリアの唇に口付けた。数秒の時が過ぎる。
「…これの礼と、クリスマスと、誕生日のプレゼントだ。」
「あ…ありがとう…ナギ……」
 ヒューヒュードンドンパフパフー。
「ええい!! マリア、そろそろ行くぞ!!」
「あ、はいっ。」
438 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/28(月) 01:02:43 ID:WhRTtORH
 チュンチュン…
「お嬢さま、起きてください。」
「むー、あと五分…」
「……はむ。」
「ふややあぁぁぁっっ!?」
 ドガッ!!
「いたた…、お嬢さま、寝相悪すぎるんじゃないかな?」
「寝返りではない!! ていうかなんでお前がここにいるのだハムスター!!」
「もちろん朝だから起こしに来たんだよ。」
「だから何でお前がそんな格好で… ハヤテは?」
 ナギはベッドの上を見回し、部屋の中を見渡す。メイド服の歩が答えた。
「ヒナさんと一緒に会社に行ったよ。」
「なんでヒナギクが一緒に行くのだー!!」
「そりゃ自宅も職場も出勤時間も一緒だもの、ごく自然でしょ?」
「自宅が一緒ってなんだそれは!!」
「だから…ここ。」
 歩は床を指差す。
「ちょっとまて。お前達は二人で同棲してたろ。昨日泊まっていったというだけでは
 ないのか?」
「部屋を契約して引っ越してきたの。」
「なんだそれはー!!」
「私には任務があるから…橘メイド隊お側御用隊副リーダーとして、
 ハヤテ君のお世話をするという重要な任務が…」
「おい。」
「ちなみにリーダー・次期御当主担当はサキさんで、構成員は以上二名…」
「こら!! ハヤテのただの同僚じゃなかったのか!?」
「ハヤテ君がメイドを付けるのを遠慮したから、コスプレ好きの社員という
 設定にして送り込まれていたんだよ。もちろんハヤテ君にも内緒で。」
「あああ気付けよハヤテ…」
 ナギは両手をベッドに突いてうなだれた。
「まあ、ナギちゃん…お嬢さまが心配するようなことは何もないけどね。
 ハヤテ君は身持ちが堅いし、昨日も言ったように、結婚を応援してたんだから。」
「だがハムスターが橘のメイドをやってたといっても、なんでハヤテが嫁ぐ先まで
 付いてくるのだ!!」
「トレードで移籍したんだよ。これからは三千院メイド隊お側御用隊副リーダー
 として、ハヤテ君のお世話をするという重要な任務が…」
「マリアだな!? マリアの企みだな!?」
 ナギが歩に食ってかかる。
「お嬢さまはリーダーにハヤテ君の受け入れ態勢を一任したんじゃなかったかな?」
「ハムスターを飼っていいとは言ってない!!」
「わ、ひどいんじゃないかな!? せっかくヒナさんと私でナギちゃんにも色々と
 御奉仕しようとおもって来」
「どこだマリア――!!」
 ナギは部屋を飛び出した。
439 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/28(月) 01:03:52 ID:WhRTtORH
「マリアどこだ――――あ、姫神、マリア知らないか?」
 カンカンカン
「あ、おはようございますお嬢さま。いえ、もう奥さまですか。ちっこいのに…」
「ちっこい言うな!! それよりマリアは――何をしてる?」
 部屋の扉の脇に釘を打ち付けている執事にナギは尋ねた。
「看板の取り付けです。徹夜明けで寝ようとしたら頼まれまして。」
 姫神は立て掛けた看板を指差した。
「まったくメイドやお嬢さまという人種は執事使いが荒い…お嬢さま?」
440 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/28(月) 01:04:59 ID:WhRTtORH
 バン!!
「おや、おはようさん。」
「おはよう、ナギ。」
「これは何だ――!!」
 ナギは部屋に駆け込み、中にいた咲夜と伊澄に抱えていた看板を突きつけた。
「看板や。橘エンタープライズ・ジャパン企画七課の。」
「企画七課ってハヤテの部署じゃないか!! なんでうちにこんな物ができるのだ!!」
「そらウチが課長だからや。」
 ナギは両手と膝を床に突いてうなだれた。
「『課長を一度も見たことないんですけど』とかハヤテが言ってたのに、
 『まあ、橘だから仕方ないな』と気にせず油断していた…」
「ちゃんと結婚式に来とったろ?」
「なんで愛沢が橘に噛んでるのだ…」
「別に家同士の関係ではないのですよ。」
「橘エンタープライズは今ではワタルの親の資産管理会社みたいなもんでな。
 ワタルの握っとる事業本社に活動中の主力事業はほとんどいっとるんやが。
 親やレイばーちゃんの道楽みたいな事業が残っとるんや。元借金執事は養子やし
 橘を継ぐわけでもあらへんから、能力生かすよな仕事のできる小さな部署を
 ここに作るのがえかろうっちゅうことになってん。」
「それに咲夜が首をつっこんだんですよね。」
「芸能プロダクションにしよかとも思ったんやが、オーディション落ちよったから、
 悪とか犯人とか神とかと戦う執事の派遣事業にしたんや。おもしろそうやから。」
「おもちゃの企画をしてたんじゃなかったのか…」
「表向きはそうや。こういうのは秘密にするもんや。まあ借金執事は真面目やから、
 婚約者にまで秘密にしとるらしかったな?」
「で、これはなんだこれは!!」
 ナギが床に転がった看板をバンバンと叩く。
「実質、元借金執事の個人事業所やから、当人と秘書とお茶汲みがおれば回るんや。
 結婚して広い家に引越しおったし、わざわざ通うのもなんやし、新婚の奥さんも
 昼が寂しゅうなくて喜ぶかと思うてな?」
「奥さんにも内緒で新婚家庭内に事務所を開くな!!」
「マリアさんには許可とって契約したで?」
 咲夜が書類をナギに見せる。
「……この課長住居用と役員住居用というのはなんだ!!」
「ウチもこれからは顔出そうと思うんやけど、わざわざ通うのもなんやし、
 新婚の奥さんも夜が寂しゅうなくて喜ぶかと思うてな?」
「初めからこれが目的だろ!!」
「まあまあ。ナギ、ここはハヤテさまと過ごせる時間が増えることを、前向きに
 捕らえた方がいいと思いますよ。」
 伊澄がナギの肩に手を乗せて宥めた。
「しかしな伊澄…」
「さすがは極東マネージャー、ええこと言うやん。」
「……極東マネージャー?」
 ナギが咲夜を振り返り、書類に目を通し、伊澄を見上げる。
 伊澄はつーっと目を逸らした。
「…伊澄ぃー!!お前もかー!!」
「伊澄さんはお得意さんなんや。どうせならっちゅうことで出資してもろてな、
 役員にもなってもろて、今は共同作戦の途中や。」
「ごめんね、ナギ。新婚のハヤテさまにたくさん仕事を頼んでしまって… でも…」
 伊澄は目を伏せてすまなそうに話す。
「キャンペーンシナリオの途中だから、止めるわけにはいかないの…」
「打ち切れー!!」
441 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/28(月) 01:06:27 ID:WhRTtORH
「ハヤテ君の居住と勤務の便宜の図り方については、二人から私に任せてもらって
 いましたよね?」
「しかしですねマリアさん。これは僕もお嬢さまも予想してなかったというか、
 新婚家庭としては不都合なのでは…」
「そーだそーだ!!」
 事務所の移転を知って帰ってきたハヤテを交えて交渉が始まった。
「ハヤテ君。」
「…はい。」
「ハヤテ君は今のお仕事も、ナギとの時間も、大事にしたいのでしょう?」
「それはもちろんですが…」
「だったら、この体制はきっと役に立ちます。お仕事もしやすくなりますし、
 私だけでは手が回らない所を補ってもらって、ナギの夫にふさわしいお世話を
 することが出来れば、二人の時間を充実させることができるはずです。
 彼女達も自分の生活を変えてまで協力してくれています。そして、
 これはナギと親しい彼女達でなければ、きっとうまくいきません。」
「いや、それは確かに利点はわかりますし、マリアさんや皆さんのお気持ちは
 嬉しいのですが、その、何と言うか…」
「なるほど、ナギの目が光っていては浮気も出来ないと…」
「だからしませんってばそんなことー!!」
「まあこれは冗談ですが。むしろハヤテ君がしっかりした人だということで、
 このプランにゴーサインを出したんです。彼女達もそれは理解しています。」
 マリアがハヤテの目を見つめる。
「…そう、ですか。」
「ええ、『ハヤテ君は、』しっかりした人だと。」
「う゛。」
「…?…お嬢さま?」
「い、いや、なんでもない。」
「しかしマリアさん。お嬢さまが不安になるようであれば、やはり止めておいた方が
 いいのではないでしょうか。どうにもならない感情というのもあるでしょうし…」
「ナギが不安に、ですか?」
「ええ、だって『よくお友達を泊めて一緒に寝たりしてらっしゃるのに、』
 同居するのにこんなに反対しているのは、そういうことかと…」
「う゛。」
「…?…お嬢さま?」
「い、いや、なんでもないぞ。」
「まあハヤテ君の気遣いも分かりますが、彼女達の純粋な手助けであることと、
 ハヤテ君が信用できることは、今の話でナギも分かったでしょうから、
 『結婚直後に女性と浮気みたいなことをする』などという不安があったとしても、
 心配要らないことなのは明白になったと思いますよ。」
「う゛う゛。」
「…?…お嬢さま?」
「い、いや、なんでもないったら。」
「マリアさんはああ言ってますが、仕事とかは以前のままでもなんとかなりますし、
 お嬢さまはやはり気になるでしょう?」
「わ! 私はハヤテを信用しているぞ!! 反対してたのはだな、その、ちょっと、
 そう、マリアが勝手に色々決めたことについて、こう、家庭を預かるハヤテに
 相談もなかったのはどうかと――」
「お嬢さま混乱してますよ。」
「混乱などしていない!!」
「そうですね。ナギも結婚したのですから、私が先走って決めることはなかったかも
 しれませんね。これからは、ナギとハヤテ君が二人、手を取り合って歩んで行くの
 ですものね…」
 マリアが目頭を押さえる。ナギが慌てて駆け寄る。
「や! マリア! 元々私達が頼んでいたことなのだから、そんなに気にするな!」
「ありがとう、ナギ…」
 涙を拭きながらマリアが言う。
「ハヤテ君、彼女達にナギも分かってくれたと伝えてください…」
「分かりました、皆さんにこれからよろしくと、言ってきます。それから…
 マリアさんも、これからも、よろしくお願いします。」
「ええ、微力ながら…」
442 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/28(月) 01:07:46 ID:WhRTtORH
「ということですから、みんなと仲良くするんですよ。」
「騙したなマリアー!!」
 ハヤテが部屋を出てしばらく経つと、マリアはけろりと泣き止んだ。
「すでに勝負はついてましたから。」
「ううー、ひきょうものー…」
 ナギががくっと床に手を突く。
「ほんとにあいつらハヤテのこと納得してるのか?」
「別にあきらめてはいないでしょうねぇ。」
「おいっ!!」
「でもハヤテ君がナギを捨てて浮気に走るような人でないことは知ってるはずです。
 そして彼女達はナギのことも大好きですから、今からナギを泣かせてまで
 ハヤテ君を奪うつもりもないでしょう。そういう意味で、彼女達はハヤテ君の
 側にいるという立場を理解していますよ。それでも…ナギとハヤテ君の近くに
 いることは幸せなんです。」
「……」
 立ち上がったナギは、椅子に掛けなおして溜息をついた。
「そんなわけですから、クリスマスプレゼントだと思って、1号さんだけでなく
 2号さん以下もかわいがってあげてくださいね。」
「だからハヤテにばれたらどうするんだ!!」
「彼女達はハヤテ君のことも大好きですから、今からハヤテ君を泣かせてまで
 ナギを奪うつもりもないでしょう。だから彼女達もばらす気はないですし、
 ハヤテ君はこういうとこ鈍いですし、それにほら、ナイショにしちゃえば
 気づかないよという諺が。」
「諺じゃない!!」
「小噺のオチでしたか?」
「歌だろ歌!!」
「まあなんとかしたいなら、来年の『できる必殺技三千院奥義書』を読んで、
 夫にお妾さんを見つけられた時の奥義を習得するべく特訓を…」
「見つかる前になんとかしてくれ!!」
「見つかる前になんとかなったら、この奥義が開発できないじゃないですか。」
「マ リ ア ー !!」

〜Fin〜
443ツキビト:2006/08/28(月) 02:00:51 ID:elJjHOJQ
いやいやまったく職人さん達の仕上げのスピードには脱帽ですな
そのうえ良質なんだもんな〜

俺のは思い付いた事を全てズラズラ書くからいけないんかな……


とりあえず駄文失礼させてもらいます
444ツキビト:2006/08/28(月) 02:02:14 ID:elJjHOJQ
「伊澄、俺はお前のことが…す、すす……」
「ワタル君また固まっちゃいましたね」
「何て肝の小さい、そんなことで伊澄が振り向いてくれると思っておるのか?」
「しょうがないだろ!『好き』て言おうとするとダー〇ラの唾をかけられたみたいに体が固まっちまうんだから!」
「ダー〇ラって何かな?」
「あれは石化ですからね〜、どちらかというとテリトリー内で影を踏まれたと言った方が近いのでは?」
「ハヤテ、恐らくそのネタ分かる奴は少ないと思うぞ」


とある学校帰りハヤテとナギはワタルのビデオ屋に来ていた

遡ること二十分前
「ワタル君こんにちはー」
「お〜、来たぞ〜」
「お、おお、よく来たなお前ら」
「「?」」
いつもと様子違うワタルにハヤテとナギは少しの違和感を感じた
しかしナギはそんなワタルを気にも止めなかった
「で、今日は何を探してるんだ?」
「ああ、ちょっと『花さか〇使テン〇ンくん』見たくなってな」
「あー、あれってオーニングテーマが衝撃的ですよねー」
「そこの右下にあるぜ」
「ああ!ハヤテ君と三千院ちゃんだ」
奥にの方にいた歩がハヤテ達を見付けて近付いてくる
「あ、西沢さんも来ていたんですか」
「てかお前あんな奥で何を探してたんだ?ビデオ屋の奥といったらAVコーナーの代名詞だぞ、まさかお前…」
「なぁーッ!そんなワケないでしょ!」
「いや嘘だな、顔に達筆で書いてある」
「ななな何を言ってるのかな!!」

そんな二人を遠巻きに見ながらハヤテはワタルに話しかける
「ワタル君、何か悩みでもあるんですか?」
「うぇ!?な、何で…わかったんだ…?」
ハヤテに見事に見抜かれてしまいワタルは驚いた
「アハハ、なんとなくです」
「(借金執事になら話してもいいかな…)」
「僕でよかったら相談にのりますよ」
「……じ、実はな」
ワタルはナギ達に聞こえないようにハヤテ耳元でコソッと言う
「ええ!ワタル君伊澄さんに告白するんですか!?」
「ってなにバラしてんだ大バカ野郎!!!」
「あぐッ!」
ワタルの逆水平チョップがハヤテの心中に叩き込まれる
「ほほう告白か、やっとその気になったか」
「一大決心かな、ワタル君」
いつの間にかワタルの横に立っている少女が二人いた
445ツキビト:2006/08/28(月) 02:14:06 ID:elJjHOJQ
「ああ、もう終わりだ…」
ワタルはナギ達に聞かれてしまったショックで頭を抱えてしゃがみこんでしまう
「ごめんなさい!ワタル君あの、とにかくごめんなさい!」
床に額を擦り付け土下座して謝るハヤテ
「うるさいバカ野郎!」
「あうぅ…」
「まぁそう怒るなワタルよ、これはチャンスだ、私がお前の恋を成就させてやろうではないか」
「ほ、本当か?」
「嘘をついてどうするのだ、よし、では早速告白の練習に入るぞ」
「告白の練習?」
「そうだ、備えがあれば憂いはない、何事にも保険はかけとくものだ」
「なるほど…」
「んじゃ伊澄役はハムスターな」
「え?あたし?」

こうしてワタルの告白練習は始まり冒頭に至る




「まったく、練習でこの有り様か、本人を前にしたらどうなってしまうのだ」
ナギは呆れてため息をついてしまう
「ワタル君、目の前にいるのが伊澄さんだと思うからいけないんじゃないですか?」
「そうか…よし、俺の目の前にいるのはカボチャだ!カボチャなら言えるはずだ!」
「カボチャ!?ワタル君ヒドイかな、せめてじゃが芋くらいにしてほしいかな」
「じゃあ間を取って里芋にしましょう」
「いや待てそれ少しじゃが芋寄りじゃないか?」
「何を頭の悪い会話をしておるのだお前らは」
「……よ、よし!見てろ!今度こそ言うぞ!」
「ワタル君頑張って下さい!」
「伊澄!俺はお前のことが!…す、好きだぁ!!」
伊澄役の歩に向かってワタルは言い放つ
「ワタル君やりましたね!」
「お、おお!」
「いや駄目だ全然駄目だ駄目駄目だな、まるで話にならん、そんなんじゃ伊澄には響かない、もっと心に染み渡る気のきいた台詞は言えんのか?」
「そんなの無理に決まってんだろ!?」
「ハァ、情けない奴だ…ん?」
その時ナギは固まっている歩に気付く
「ハムスターお前何真っ赤になっておるのだ?まさかワタルに告白されて欲情したか?」
「ち違うよ!ちょっと色々想像してただけだよ!」
「…色々ってなんだよ?」
ジト目で歩を見つめるナギ
「色々は……色々…かな…」
ナギの視線に耐えられないのか歩は明後日の方向を向く
「………変態」
「なぁーーッ!!誰が変態かなぁ!!」
「お前だよ」
そんな二人を遠巻きに見ながらハヤテは閃いた
446ツキビト:2006/08/28(月) 02:17:24 ID:elJjHOJQ
「そうだ!ワタル君、ワタル君が今まで観てきたアニメの中の告白シーンを真似てみるというのはどうですか?」
「な、なるほど…」
「名案かな、ハヤテ君」
「しかしこのうえない程にイタいな」
「(確かに…)」
「(言えてるかな…)」
「(いちいちウルセーよ)」
言ってても始まらないのでとりあえずやってみることで満場一致した

「ご町内のみなさまーーっ!私こと橘ワタルは伊澄が、好きでありまーーすっ!伊澄!好きじゃああぁぁぁ!」
ワタルは力いっぱいシャウトした
「お前何歳だよ…」
「う、うるさい!そんな目で見るんじゃねぇ!きっと漫画やアニメの台詞は作家さんやアシスタントさんが何日もかけて考えた価値ある言葉に違いないんだぞ!!心に響くどころか魂を揺るがすはずだ!」
「そうなのかなハヤテ君?」
「いや…どうでしょう…」
「まっ、そんな独自の理論を展開したところでお前がイタい奴には変わりないがな」

そんなこんなしてるうちにナギとハヤテが入店してから一時間が経とうとしていた

「もうこんな時間か、そろそろ帰るとするか」
「おい待てよ!俺はどうなる!」
「ワタル、もうお前に私から教えられるものは無い、お前は一人前だ、自分の足で前に進んでみろ、じゃあな」
店を出ていくナギ
「あの、じゃあ僕も失礼します」
「また今度かなワタル君」
「………」

結局ワタルはナギの暇潰しに利用されただけだった
「ウガーッ!ムカつくイラつく腹立つ頭くるトサカにくる!!アイツ覚えてやがれ!!」
この後ワタルが告白出来ずに自室でのたうちまわるとこをサキ見られ病院へ連れて行かれたのはまた別の話である

そして夜
ハヤテは自室でベッドに横になり昼間のことを思い出していた
「告白か……僕だったらどうやってするかな…」
そんなことを考えているとハヤテの脳裏に一人の女性の顔が浮かぶ
「(僕はマリアさんのこと好きなのかな…)」
マリアの笑顔や怒った顔、スネた顔などを思い浮かべる
「好きなんだろうなぁ…」
始めは一目惚れだったが一緒に仕事したり話したりしているうちにハヤテの中でその想いは確かなものとなっていったのだ
447ツキビト:2006/08/28(月) 02:20:04 ID:elJjHOJQ
「好きですマリアさん…」
なんとなく言ってみる
「もっと全身で気持ちを表した方がいいかな?」
ベッドから下りてハヤテは試してみることにした
別に告白するつもりは無い、ただなんとなくだった
「マリアさん!貴方のことが好きです!最初は一目惚れでした!でも今は違います!心から貴方のことが好きです!!大好きです!!!」
ハヤテは先日見た恋愛ドラマの俳優の仕草を真似て想いを言葉にする
「(ちょっとやり過ぎたな、これじゃ春先の危ない人だ)」
やって少し後悔しているとハヤテはあることに気が付いた
「あれ?あれれ?」
いつの間にかドアが開いていて、マリアに似た女性が一人立っていたのだ
「あの…ハヤテ君……私…その……」
というかマリアだった
顔を真っ赤にして身体をふるわせている様子からかなり動揺しているのがわかる
「マ、マリアさん?……何故ココに…?」
「ちょ、ちょっと用事があって……」
「「………」」
数秒の沈黙が二人を包む
「さっきの…聞こえちゃいましたか……?」
先に口を開いたのはハヤテだった
「……はい…」
「(これは…ごまかしても意味無いな……)」
ハヤテは覚悟を決める
「僕のマリアさんへの気持ちは聞こえた通りです」
「…私は……」
あまりにも唐突な出来事にマリアは戸惑っていた
「この気持ちを押し付けてマリアさんを困らせるつもりはありません」
「い、いえ!…そんな困るだなんて……私も…ハヤテ君が好きだから……その…うれしいです」
「え?」
ハヤテにとって高嶺の花の存在であるマリアが自分を好きだと言ってくれたことにハヤテは耳を疑った
「マリアさん…本当に…?」
「う、嘘なんかつきませんッ」
するとハヤテの顔が一気に明るくなる
「あの!僕うれしいです!」
「きゃッ」
ハヤテは嬉しくて嬉しくてマリアを抱き締めていた
「ハヤテ君、少し苦しいです…」
「あわ!すいません!!嬉しくてつい」
ハヤテは慌ててマリアを放す
「とりあえず座りましょ?」
「あ、はい」
二人は並んでベッドに腰掛ける、何を話していいのか分からずハヤテはソワソワしながら黙ってしまう
448ツキビト:2006/08/28(月) 02:24:42 ID:elJjHOJQ
今回先に沈黙をやぶったのはマリアだった
「……あのですね、この前話したように私には親がいないんです…」
「ーッ!?」
突然そんなことを言われハヤテは返事すらできなかった
「せっかくの気分に水をさすような話でごめんなさい」
「あ、いえ」
「でもハヤテ君には聞いてもらいたいから…」
マリアは話を続けた
「お爺様にひろわれて三千院家の養子となった私は三千院家の名に恥じないよう必死に勉学に取り組み、メイドとして尽しました」
「………」
「私に出来る恩返しといえばそれくらいだと考えていましたから、逆にそうしなければ自分の居場所が無くなってしまうのではないかという気持ちもあったんですけどね」
「(居場所…)」
ハヤテはその言葉に反応する
「父親の温かさも母親の温もりもしらない私にとってナギの存在は本当に癒しとなり励みとなりました、そしていつしかナギを幸せに立派な大人になるよう導くことが私の生き甲斐となったんです」
最後にマリアはみとれてしまう程に微笑んだ
「何やらただの昔話になってしまいましたね、つまり……ハヤテ君はナギと同じように私の光となってくれたんですよ」
先程とはまた違うはにかむような幼女を思わせる笑顔である
マリアの言葉は抽象的だったがハヤテにはマリアの気持ちがしっかりと伝わっていた
「マリアさん…」
さっきとは違いハヤテは静かに優しくマリアを抱き締める
「ハヤテ君…温かい……」
「マリアさん…これからは二人です……」
マリアはハヤテの言葉を反芻する
「これまで…私に優しくしてくれた人は沢山いました……でも、こんな風に優しく包んでくれたのはハヤテだけです…」
マリアは本当に幸せそうな穏やかな表情になる
「私…幸せです……こんな気持ち…初めて…」
存在を確かめるようにマリアはハヤテの胸に頬を寄せる

「……ねぇ…ハヤテ君…?」
ハヤテの腕の中でマリアの甘えるような声を出す
「…はい…(な、何かマリアさんスゴくかわいい)」
「ハヤテ君は私を好きになってくれたんですよね…?」
「…はい…」
「じゃあ…どれくらい好きですか…?」
「もちろん一番です…マリアさんのことが誰よりも、一番好きです」
449ツキビト:2006/08/28(月) 02:27:21 ID:elJjHOJQ
「………」
「マリアさん…?」
「……証明…してくれますか……?」
「証明…ですか…?」
「言葉だけじゃ…心もとないです…」
ハヤテはマリアの言っていることがいまいち理解出来なかった
「欲しいんです、ハヤテ君と結ばれたという証が…」
熱っぽい視線でマリアは耳まで赤くして言う
マリアの意図するところをハヤテは必死に考えた

「…ハヤテ君はホントに鈍感ですね…」
「ごめんなさい…」
「こういうことですよ…」
「…ッ!」
マリアはハヤテの首に手をまわし顔を引き寄せキスをした
突然のことで驚くばかりのハヤテをお構い無しにマリアは口内へと舌を入れハヤテの舌と絡み合わせる

「(マリアさんの舌が…)」
少し落ち着いたハヤテは今度は自分の舌をマリアの口内へと侵入させる
「(初めてキスがハヤテ君……こんなにイヤらしく…でも気持ちいい…)」
「(マリアさん…甘い香りがする…)」
その内に二人の心は溶け合い、気持ちが出来上がっていった
「マリアさん、僕もう…」
「…好きに…していいです……」唇に一度キスをしハヤテはマリアをベッドに寝かせ、ドレスの上から胸を揉む
「ハゥ…アッ……」
興奮と同時にハヤテはマリアとの関係が今この瞬間から昨日までとは異なるものになっていく境目を感じていた
「ふあぁ…ハヤテ君…」
上気したマリアの表情を見ているだけでハヤテは身体が意識せずともどんどん熱くなっていくのがわかった
「マリアさん、直に触りますよ」
「ッ!?」
そしてハヤテが服を脱がせようとするが
「ハヤテ君ッ」
マリアの声にハヤテは手を止めた
「あ…やっぱり嫌でしたか…?」
マリアの反応にハヤテの表情があから様に曇る
「嫌とかじゃなくて、その……明かりを消してくれませんか…?あと、服も恥ずかしいから自分で脱ぎます…」
その言葉からマリアが嫌がっているのではないのがわかりハヤテは安堵し、言われた通りに明かりを消す
450ツキビト:2006/08/28(月) 02:29:48 ID:elJjHOJQ
部屋は先程よりは暗いにせよ窓から差し込む月明かりで照らされていたがマリアはエプロンドレスを脱ぎ始めた
「そ、そんなに見ないでください…」
心底恥ずかしそうにマリアは言う
「それは…ちょっと無理です…」
恐らく全男子同意見であろう
「〜〜〜〜ッ」
やがてマリアはパンツとニーソックス以外は全て脱ぎ去り体を抱くようにして胸を隠している状態となる
「(恥ずかしいですぅ…)」
月明かりに浮かぶマリアの姿はあまりに幻想的で美しく、見る者全てを魅了する色気があった
言うまでもなくハヤテは完全にマリアから眼を離せなくなっている
「マリアさん綺麗です、スゴく綺麗です」
「そ、そんなこと…」
そんなマリアを見ていてハヤテは、これほどまでに美しい人を自分なんかが好きにしていいのだろうか、ただ欲望のままに貪り汚してしまうだけなのではないか、という気持ちにかられた
陰るハヤテの表情からマリアは大体何を考えているのか察しがつき笑みをこぼしてしまう
「私もハヤテ君が大好きなんです、ハヤテ君になら何をされても後悔なんてしません、だから何も心配しなくていいです」
マリアはまるで母が子を慈しむようにハヤテの頭を胸に抱く、その慈愛に満ちた顔はさながら聖母を思わせるものだった
深い優しさに触れハヤテは堪らなくうれしくなってしまう
「きゃッ」
そのままマリアをベッドへと押し倒す
「あはぁッ…ハヤテ君……赤ちゃんみたいです…」
ハヤテは仰向けになったマリアの双丘の先端を揉みながら指でいじり交互に口にふくむ
「やあぁ…そんなに吸わないでぇ……」
マリアの胸はハヤテの想像よりも柔らかく、手に吸い付くような肌がさらなる興奮を誘う
同様にマリアも恥ずかしいにせよビリビリと感じる初めての快感に次第にとらわれていった

「(胸がこんなに気持ちいいなんて…)」
そんなことを考えていると全身に異なる刺激が走る
「ひあぁッ…ハ、ハヤテ君ッ……はぅ…」
見るとその刺激が自分の秘部にのばされたハヤテの片手によるものだとわかった
「ココがいいんですか…?」
「アアァァァッ!」
ハヤテは下着越しにクリトリスを擦りあげる
451ツキビト:2006/08/28(月) 02:32:01 ID:elJjHOJQ
「下着邪魔ですね」
「ふぇ…?」
ハヤテはマリアのパンツを脱がせ指を入れ膣内をかきまわす
「ヒウゥッ!…待ってッ……そんな…ハゲしくアァッ!…」
さらに片手で膣内をかきまわしつつ、もう片手の親指でクリトリスを軽く押しつぶしコネくりまわす
「アハアァッ!…ダメェッ…イッちゃいます!身体が勝手にィッ!ふああぁッ!」

声を上げ、ビクビクゥッ!っと痙攣しながらマリアは身体を弓なりに反らし潮をふいた
「…イヤァ……見ないでぇ……」

乱れたマリアを見ていてハヤテの理性は吹き飛び本能に従うことしか出来なくなっていた
「(これがマリアさんの…)」
濡れた指をペロッと舐めハヤテはマリアに目をやる
シーツをグショグショに濡らしマリアは息を切らしてぐったりとしていた
その眼は虚ろで何も考えられないといった様子である
その光景にハヤテのモノはコレまでにない程に膨れ上がる
「マリアさん入れますよ」
「…え……はい…」
ボーっとした頭でマリアはハヤテが何て言ったのかも分からず返事をした
ハヤテはチャックを開け取り出した自分のモノが普段より二回り程大きいことに驚きつつマリアの秘部に当て亀頭を少し挿入する
「(あれ…?…ハヤテ君……何を…)」
「いきますよマリアさん」
「…へ……アアァァァッ!」
ハヤテは一気に挿入した
「…か……はっ…あ…」
突然の強烈な快感と刺激に驚愕しマリアは口をパクパクさせる
構わずハヤテは腰の前後運動を開始する
「マリアさんッ、スゴいヌルヌルで熱くて絡みつきます…」
「…あッ…はぁッ……イッた…ばかり…なのにィッ!……」
ハヤテに突かれる度に襲ってくるさっきとは比べ物にならない快感と刺激にマリアは完全に支配されていた
「奥にッ!…当たってます!……」
「奥がいいんですか?マリアさん」
ズチュッ!とハヤテは深く腰を進める
「ヒアアァ〜〜ッ!」
「あぁッ、気持ちいい……マリアさんの膣内、気持ち良すぎです…」
ハヤテは腰の角度を上げピストン運動をより激しくする
ハヤテの剛直はマリアの膣壁をえぐるように擦り子宮口を突き上げ腰を打ち付ける毎にマリアの愛液が飛び散る
452ツキビト:2006/08/28(月) 02:33:50 ID:elJjHOJQ
「マリアさんッ、イキますよッ」
「…は…ひゃい…」
マリアはもう舌がうまく回らなくなっていた
そしてハヤテがビリビリと背筋を走るような快感を感じながらマリアの腰をガッシリと掴み固定しさらに激しく腰を打ち付けると、それに合わせてマリアの胸も激しく上下に揺れる
「ああッ、出ますよ!マリアさんの膣内に出しますよ!」
「くらさいッ…中に……いっぱい…きてぇッ…ヒアアアァァァッ!!!」
ハヤテが最後に剛直を根元まで突き込むと先端はマリアの一番奥にまで達した
そして、ビクンッとマリアの膣内で大きくはねると
ビュルルルルッ!!ビュクッ!ビュルルッ!!ビュッ!ビュプッ!
マリアの子宮へハヤテのノリのように粘性の強い精液が大量に放出される
「(…熱い…熱いのが…膣内に……たくさん溜って…)」
ハヤテはマリアの顔の両側に手をつき息を荒くしている
一方マリアは朦朧とした意識の中でハヤテと結ばれた証を実感していた
すると
「マリアさん、もう一度いいんですか?」
「はぇ…?」
快楽に朦朧とする意識と予想外の言葉にマリアはよくわからなくなってしまう
しかし、今だマリアの膣内で脈動するハヤテのモノが全てを物語っていた
「今度はマリアさんが上になってください」
「…私……うえ…?」
ハヤテはマリアを抱き、起き上がらせて自分が仰向けになり騎乗位の姿勢にする
「アァッ、また…奥に……」
マリアはハヤテをズッポリとくわえ込んでいた、再び襲ってくる刺激にマリアはハヤテの腹部に手をついてしまう
「マリアさん動いてみてください」
「は…はい……」
マリアはゆっくりと腰を前後に動かす
「(さっきと…違うとこが……擦れ…)」
そんなマリアをハヤテは少しもどかしく思い一度下からマリアを突き上げる
「クアァッ!」
マリアは力が抜けたのかハヤテに被さるように倒れてしまう
ハヤテはそのまま激しくマリアを突き上げ続ける
「ダメェッ、そんな…強くゥッ!!ハアァッ!」
やがて先程のハヤテの精液が逆流しマリアの愛液と混ざりジュプジュプとイヤらしい音をたてながら溢れてきた
453ツキビト:2006/08/28(月) 02:35:49 ID:elJjHOJQ
「待ってぇッ…ハヤテ君ッ……自分で動きますからァッ!…」
突かれながらハヤテにしがみつき震えるマリアはイッたばかりの身体には強すぎる刺激に耐えかね懇願する
「あ、はい(マズい、少しいじめ過ぎたな)」
普段の大人っぽいマリアと今のマリアとのギャップにハヤテは高ぶりを感じていたのだった
そしてマリアが再び起き上がり腰を振りだす
「ハァッ…エッチな……お汁が…溢れてます…」
二人の繋がった部分を見てマリアは呟く
その時ハヤテは心なしかマリアの締め付けが強くなったようにおもえた
「気持ちいいですッ……ハヤテが私の中を…アハアァッ!」
「くぅッ、マリアさんいいですッ」
慣れたのかだんだんとマリアの動きが激しくなっていく
ハヤテはマリアの腰使いや締め付けに今にも果ててしまいそうになるが、なんとか我慢しハヤテもマリアに合わせて突き上げる
「気持ちいいですッ、イキそうですゥッ!またイッちゃいますゥッ!!」
マリアは一心不乱に腰を振り歓喜の声をあげる

「マリアさんッ、僕もう!」
「アァッ!もうダメェッ!私気持ち良すぎます!」
呼吸を荒げ、さらにマリアはメチャクチャに腰を振り、ただ快楽を求める
イヤらしくうごめくマリアの膣壁はハヤテの剛直をシゴきあげ果てへと導く
「ウアァッ、出るゥッ!」
「ンアアァァァ〜〜〜〜ッ!!!」

ビュウッ!ブピュッ!!ビュルルッ!!ビュッ!ビュルルルルッ!!!
「うあ…絞り取られる……」
ビュルッ!ビュクッ!ビュルルルッ!!ビュプッ!ビュッ!!

先程よりも濃くて大量の精液が再びマリアの子宮へ叩きつけられる
「ッハァ!…ハァ…」
ハヤテの射精と同時に絶頂をむかえたマリアは押し寄せる強烈な快感に身を震わせた後、ハヤテの上に倒れ込む
「大丈夫ですか…マリアさん…」
「…はい……もう少し…このままハヤテ君を感じさせてください…」
「はい…」
幸せに包まれ二人はしばらくそうしていた
454ツキビト:2006/08/28(月) 02:40:22 ID:elJjHOJQ
数週間後

ハヤテは庭掃除をしながら、現実のことかと思われた月明かりの中マリアと結ばれ激しく愛し合ったあの夜のことを思い出していた
そんなハヤテの顔は紅潮し、うわのそらで同じところをずっと掃き続けている
「おーい!、ハヤテー!」
そこへナギがやってくる
「ココにいたかハヤテ」
「はい…」
「いや〜、この前ワタルのとこで借りたやつ全巻観たんだがな、あれスゴいぞ」
「はい…」
「新鮮というか奇抜というか、とにかく衝撃的でな」
「はい…」
「ん?ハヤテ顔赤いぞ?大丈夫か?」
「はい…」
「そうか、それならいいがな」
「はい…」
「?…ハヤテお前何かおかしくないか?さっきから同じ言葉を連呼してるぞ」
「はい…」
「私の話聞いてるか?」
「はい…」
「……ハヤテ」
「はい…」
「さっきお前の部屋で宇宙生命体が発見されたらしいぞ?」
「はい…」
ズカンッ!
「聞いていないではないかッ!バカモノ!!フンッ!」
ナギはプリプリ怒って立ち去っていく
ハヤテは表情ひとつ変えずに頭にタンコブを作り地べたに倒れていた、その間にもハヤテの頭の中はマリアでいっぱいだった
「(マリアさん…)」
「あの、ハヤテ君?」
「え?ウヒャア!マリアさん!?何でしょう!?」
ハヤテは急なマリアの登場に飛び起きる
「あの…その……」
ほんのり顔赤らめモジモジすりマリア
「マリアさん?」
「えっと……その…き今夜もハヤテ君の部屋に行っても…いいですか…?」
「え?…あ、もちろんです!はい!」
返事を聞きマリアはハヤテの頬にキスをして照れくさそうに微笑む
あの夜以来ナギが寝た後にマリアはコッソリ部屋を脱け出しハヤテの部屋へ通っている


毎晩身体を交わらせることのが二人の日常となっていた

「ハヤテ君、私ハヤテ君が大好きです」
「僕もマリアさんのことが大好きですよ」

こうして二人は幸せの中を一緒に歩んで行くのでした


おわり




やっぱりダラダラ書きすぎかな
これからはなるべく短くします
455名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 02:47:45 ID:PnX7LLjC
>>454
一番乗りGJ!最高ですよ!!
456名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 08:37:28 ID:hs6DVrh/
会話文の比重に対して、字の文というか情景描写が足リない
2人に共通して言える事だが

も少し練って、説得力をつけると、いいSSになると思いますよ
会話文に頼らなくなれれば、素人脱却です
457名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 08:52:23 ID:BNvHSXIM
>>456
情景描写を増やすと、その分だけ話のテンポが遅くなるから、◆Yq1ALrzjmE氏の持つ
良い部分が薄れちゃうんじゃねーかな。
固定されたカメラアングルで、登場人物があまり動いてない会話シーンの時に
情景描写入れると、回りくどく鬱陶しい感じがする場合もあるし
二回ある両手を突いてうなだれた描写なんか、すごい良いアクセントになってて
上手いなー、テンポ良いなーと思ったけどな〜
458名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 10:02:10 ID:eym/4ueZ
エロパロ読む体力がなくなってきた
459ツキビト:2006/08/28(月) 12:36:57 ID:elJjHOJQ
>>456
ああ、やっぱりソコかぁ
貴重な御意見ありがとうございます
再認識させてもらいました

>>458
すみません
これからは短縮しますm(_ _)m
460名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 15:44:58 ID:D3b30z1V
>>457
横からだけど、地の文が多くてもテンポ良く読める作品はある。
特にここは会話で表現したいっていう時以外は地の文と会話の割合を7:3くらいに意識するといいと思う。
461シロウトの丘:2006/08/28(月) 15:50:46 ID:pwKNgBZF
長編です
主要キャラは全て出すつもりなので
よろしくお願いします
462シロウトの丘:2006/08/28(月) 15:52:01 ID:pwKNgBZF
三千院家の科学力 ~狂気の科学者の薬~ ナギ編


「お嬢様、言われたものが完成しました…」
怪しげな白衣に身を包みナギの元へ一人の男がやって来た。
「………崩条…ついにできたか?」
「はい、私の技術・知識・ひらめきの結集ですお嬢様の望むものだと思います…クックック…」
不適な笑い方をするその男の胸には[三千院家生物兵器部室長崩条]と書いてあった。

「では説明させていただきます、まず(‐)の説明から魅力・美貌・やる気全てを無くさせます(+)の効果を+−0にするための物とでも考えてください。
次に(+)の説明これは思考能力・空間想像力・魅力・五感・洞察力・外観の全体的美化です…まぁ間違いなくどんな不細工が使ってもモテるようになりますねぇ……クックック…!
あ、(‐)を使えば+−0になる説明はもう不要ですね…では後はお嬢様のお好きなように欲しいモノがあれば言ってください科学は神をも量凌駕します…クァックァックァ!」
そう言うと(+)(‐)と書かれたビンを置いて崩条は消えるように立ち去っていった。

「(どっちも(+)のビンだってことは言えないね…クァックァックァ!後…その匂いを嗅いだもの・かけられた者の―――増強のことも♪」
宝条しか知らない機能をもった薬を使おうとしているナギ、マッドサイエンティストの遊びとも知らずに…

「(これをハヤテにかければ学校のときはモテなくて家にいるときは…私の王子様…)」
そんな少女らしい?期待を胸にハヤテの部屋へと向かった。

「ハヤテッーーーーー!!!」
ナギがハヤテの部屋のドアを開けた。
「にゃあ!?お、お嬢様?今は着替え中ですので…」

ドンッ

ナギが机に(+)のビンを置いた、
「三千院家の執事であろう者、香水の一つでも使うべきだわかったなハヤテ!」
そう言うとナギは自分の部屋に戻っていた。

「(香水って言ってたなぁ、まぁ物は試し使ってみるか…)」
ハヤテはビンを手に取り手首に垂らし首に馴染ませていった。

ピンッ

ハヤテの頭の中でなにか弾けた、
「(………お嬢様…漫画好き…夢のような話…口説くときは漫画のように…)」
ハヤテは着替えをすましナギの部屋へと向かった。

ガチャ  

「んっ、ハヤテかどうし………」
いつものハヤテではない少し光って見えるのは気のせいだろうか 天使という言葉が似合う姿だった。
「こ、香水を使ったのか?」
ハヤテはこくりと頷いた、
「お嬢様の言われた通りにしました、やはりお嬢様の執事あろう者これくらいしないと気付かされました」
ハヤテは笑ってこっちを見る、
「ん…おお、そうかわかってくれたか…」
直視できないくらいナギにはハヤテがかっこよく写った。
463名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 15:53:37 ID:BNvHSXIM
>>460
出版される小説ならそうかもしれんが、ネットで見る二次創作のSSなら
割合が逆でも全く問題ないと思うけどね。
464シロウトの丘:2006/08/28(月) 15:54:05 ID:pwKNgBZF
ナギは立って窓のほうへ向かった、
「そ、そろそろ学校に行かないか?」
ハヤテの方を見ないで話をするナギ、

ギュ

ハヤテは後ろからナギを抱きしめた。
「なっ、なにをするのだハヤテ!?」
ナギは顔が真っ赤になっていた。

「お嬢様…学校もいいですけど、今日は僕…あなたとずっと一緒に居たいんですマリアさんとクラウスさんはいませんし…」
その日マリアとクラウスは帝の方へ出張へ行っていた。

「で、でも…学校はちゃんと、い、行かないと…」
いつものナギとは違う台詞が出る。
「せっかく一日中二人っきりなのに…学校での時間なんて無意味じゃないですか…」
耳元で囁くハヤテにナギは落ちた。

「ふ、二人きりで何をするのだ…?」
ナギは恐る恐るハヤテに尋ねる、
「ずっと、すれ違ってた物を合わせましょうか…」
そう言うとハヤテはキスをした。

「……!!!ハ、ハヤテ…」
ナギはこのムードにもう酔ってる様子だった。

トサァ

ナギのベッドにナギを乗せた、

チュ

もう一度深いキスをする、
「んっ…、んぁ――はぁ…」
息継ぎをしながら唇を重ねる二人。

ハヤテの唇がナギの元から離れて小さい山の方へ向かって行った、
「ふぁぁ…、ん…あぁぁ」
吐息が少しずつ乱れたいく。

ハヤテの左手はナギを支えている もう片方の右手が秘所に伸びていくのをナギは気付いていない、
「ふぁあ…、ひぁぁぁ…んぁぁ…ひっ、ハ…ハヤテぇ〜」
弱弱しくもハヤテの名を呼ぶナギ、

スッ

返事の代わりにキスをした。
465シロウトの丘:2006/08/28(月) 15:56:29 ID:pwKNgBZF
十分濡れているのを確認しハヤテは姿勢を低くする、
「ひぁぁぁぁぁぁ…ハヤ…テ…なめな…いでぇ…」
羞恥心でいっぱいのナギ しかしハヤテは手加減しない。

「くぁ…(なんか、暑い?まだ室温は普通なのに…)」
ナギがそう感じるのも無理はない崩条しか知らない薬の効果の一つだ。

シュルル

ハヤテがナギの秘所をすすった、
「ひぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
背中を仰け反っている イったようだ。

そのままペースを崩さずにハヤテは自分の物を出してナギの秘所に当てる、
「いきますよ、お嬢様」
「ヘッ…?やっ…あぁぁぁぁぁぁ」
返答も聞かず感度がビクビクに上がっているナギの秘所に挿し込んだ。
「はぁぁ、…くあぁぁぁ…痛ッ…ひぁぁぁぁぁぁ…止め…てぇ…おか…しく…な…ぁぁ」
挿れられてる途中でイったようだ、これも薬の効果だろうか 少なからずそうだろう処女は痛みの方が強いのだから、
だがナギが気を失っててもハヤテは動くのをやめない。

「(僕もそろそろかな…)」
機械のような思考回路のハヤテ 天才はみなこんな思考回路なのだろうか。
「で、でるっ…!!」

ドピュ ドピュ

ナギの外に出したハヤテ、
「(これからの人に全てに中出ししていったらきりが無いからな…)」
『これからの人』この言葉からナギは第一被害者、いやハヤテが最初に愛した人ということか。

一方ナギは目が虚ろで口をあけてぼんやりしている。
《お嬢様、おやすみなさい掃除は僕がやっておきますので…》
そう小声で言うとハヤテは部屋の掃除を始めた。


「その薬の効果は一週間、その間にどんな欲望を撒き散らすのかな?…綾崎ハヤテ君…クァックァックァ!」

崩条の薬の力で絶世の美と頭脳を手に入れたハヤテ 愛情を注ぐ為の器すなわち女性を求める者 

ハヤテの人生で一番長い一週間は、はじまったばかり…     =to be continued…=
466名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 19:14:11 ID:FOWCQywO
シロウトの丘氏GJ!!
続き待ってます!!!
467名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 07:19:13 ID:EskqScF+
>>462-465乙乙。
でもこのスレに長くいると、崩条の薬があろうが無かろうが
ハヤテのやってること変わらない気がしてくる。
468468:2006/08/29(火) 13:22:44 ID:em0UAhPH
タイトル
『咲夜さんが泣く頃に〜〜暇つぶし編〜〜』

第92話から咲夜ルートに突入

「ヒナ祭り祭りでは一日中ずっとヒナギクさんの周りは人でわんさかなんですね。ああ、どうすれば。」
ガチャ
「ハヤテッ、ってなんだお前ら来てたのか。」
先ほどまで部屋で遊んでいたナギがやってきた。
「ああ、ナギ。ちょっとお邪魔しとるで。」
「ナギ。貴方は知らないと思いますが、ハヤテさまのこれは女装に目覚めたわけではなく呪いなのです。」
「呪いって、オヤシロ様の?」
「……ナギ、説明するにもスレが勿体無いので92話が掲載されているこのサンデーをお読みになってください。」
「お、おお。」
と言ってサンデーを読み始めるナギ。
ふむふむ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ハヤテはHAL(ハル)による電子ドラッグにより、女装の芯を植えつけられてしまった。

「えーと、つまりハヤテがHALよって気付かされたのは女装願望で、ええと…」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「ちょ、伊澄さん?あれ、ナギに渡したんのジャンプやで!」
「あうう、すみません。これが本当のサンデーです。ごっちゃにしないでくださいね、ナギ。」

〜〜サンデーを読みふけること一時間後〜〜
「なるほど、つまりはその呪いの雛人形のせいなのだな。」
「はい。」
伊澄は首が取れた雛人形を取り出す。
「そして今回の現況は……サーークゥゥーー!!」
「ひ、ひぃ!!ナギ、ごめん!!」
「待って、ナギ。咲夜だって悪気があってやったわけでは。」
「そうですよ。お嬢様。」
「さーーくーーやーーー!!」
「ひいぃ!!」
「このおおおぉぉぉーーー!!グッジョブ♪」
ズルッ
まさかの発言にズッコケそうになる3人。
「グッジョブですわね〜♪」
マリアさんまで……
「やはりハヤテの女装は女のロマン。なかなかいい仕事したな。サク♪」
「へっ?、ナギ?マリアさん?」
「ええと、ナギ。ですからこの呪いを解く話を今しがたしたいのですが。」
「えっ!?なんでそんな事をするのだ?」
「なんでってお嬢様。僕にはこんな趣味はないんですよ。それにこんな姿をクラウスさんに見られたら僕はクビ……ひっ」
ガチャ
最悪のタイミングで部屋にクラウスとタマが入ってきた。
469468:2006/08/29(火) 13:23:19 ID:em0UAhPH
「なっ、貴様は!?」
「ガルルルルルッ!!」
なんて目で僕の事を見るのでしょう…ああ、もうだめだ。僕はもう……
「あ、あのときの可憐な。」
「グ、グルルルルゥ〜♪」
「へっ?」
クラウスとタマの頬がみるみる赤くなる。
「や、やっと会えましたな。」
「まずい。この展開は!!」
「ナ、ナギ。状況がうまく飲み込めへんのやが。」
「詳しくは1巻を読め。今は説明してる時間などない。」
「グァアアルウウゥゥ〜♪」
とタマがハヤテに飛び掛かってくる。
「ひゃああぁぁ!!」
「下がっていなさい。ハヤテ君。」
「えっ?」
僕の前に剃のごとく現れたマリアさん。そしていきなり
カッキーーーン!!
「ブッ!グルアアアァァーー!!」
マリアさんはホウキ一本で飛び掛るタマをクラウス目がけ打ち返した。
「えっ?ぎゃああああああぁぁーー!!」
クラウスはタマもろとも遠くの壁へと吹き飛ばされた。
「はぁ〜、これ以上話をややこしくしたくないですからね。」
「さ、さすがマリアさん、容赦あらへん。」
「さてと掃除は後でやる事にしまして、ハヤテ君はこれからどうするんですか?」
「ええ、なんとかうまく変装をしてヒナギクさんに会う機会を考えます。」
「えーー、なんだよもー。結局呪い解いちゃうのかよ〜。」
「ナギ、あまりハヤテ君を困らせるものではありませんよ。」
「ちぇ、分かったよ。ぶー。」
ふー、なんとかお嬢様もマリアさんも落ちついてよかったー。
「あ、ナギ。ちょっとお話があるので後で私の部屋まで来てください。」
「ああ、分かった。」
と部屋を出て行く二人。

「あ、あの、伊澄さんと咲夜さん。何か知恵を出して貰ってもよろしいでしょうか?」
「ん、ええで。」
「わかりました。」


470468:2006/08/29(火) 13:23:55 ID:em0UAhPH
〜〜一時間後〜〜
「何もいいアイデアが出なかったなー。」
「はい。今回は相手が相手ですしね。」
「ちょ、ちょっと休憩しませんか?僕ちょっと……あれ?」
立ち眩みかな?急に視界が暗くなって、
ドサッ
僕はそのまま床へと倒れこんでしまった。
「しゃ、借金執事!?」
あわてて咲夜さんが駆け寄ってくる。
「だめ、咲夜!!触ってはダメ!!」
「ふえっ?伊澄さ……」
「ふ、ふふふふふ」
「執事君!?」
「す、全ては世界中の女装好きな男の子の為に、ふふふ。」
「まずいです。先程より呪いの力が大きくなっています。このままでは明日の夜を迎える前にハヤテ様は……」
「そ、そんな。」
「ふ、二人とも、は、早く逃げてください。」
「あ、まだ意識あるで。伊澄さん何か手無いの?」
「この変態人形職人は童貞のまま死を迎えました。ですからまずはその無念から晴らせばまだ時間は稼げるのですが。」
「じゃ、じゃあウチのこの身体でええんなや。」
「咲夜!?やめなさい。貴方の大事な身体をこんな事で、」
「いいんや。もとわといえばウチのせいなんやし。それに執事君となら。」
「さ、咲夜さん。」
「さ、いこか。執事君。」
ハヤテの手を引き部屋に入る咲夜。
「待って!!咲夜!!」
「伊澄さん。迷惑ばかりかけて……ごめんな。」
咲夜の目からは一筋の涙が見えたような気がした。
バタン
中から鍵をかけられひとり部屋の外に出された伊澄
まったく、咲夜はいつもそう。今回だって私にもっと退魔の力が備わっていればこんな事には。

パアアァァーー

テーブルの上にある雛人形に向かい、札により狙いを定める。
私の大切な咲夜を傷つかせない。

カアアアアアアアアァァァァァ!!
471468:2006/08/29(火) 13:24:31 ID:em0UAhPH
「今日の私はなんだか調子がいいです。」
札に次々と気を溜めていく退魔師伊澄。
「今回の作品では『伊澄の口調がいつの間にかヒナギクに!!』なんて展開で、それがキモいと話題沸騰にならずに済みそうです。」

「第○○条。長期無断滞在の罪により……」
「……怨っ!!……」
「きゃっ!?」
これは!?この呪いを支援している者がいる?しかもこの念、かなり常軌を逸している。
「……怨っ!!……」
「ひうぅ!!」
み、耳が。このままではいけません。一旦撤退を

バタバタバタ

ふぅ、危なかったです。今のままではあの雛人形には近寄れませんね。
それに何者かの念により私の行動を邪魔されてる。この念の持ち主は二人組、まさか!!
ダッシュである場所へと向かう伊澄

もうちょっとまっててね、咲夜。かならず助けるから。

〜〜そのころのハヤテと咲夜〜〜
「きゃああ!!」
後ろ手に紐で手を縛られベッドに押し倒される咲夜。
「ぼ、僕も女の子の着物を着たい。女の子の着物を着たい。」
ハヤテは咲夜のスカートの中に指を滑り込ませ、ショーツごしに秘所を指でツンツンとつつき始める。
「はううぅぅ、やああ、あ、あんっ……はぁっ!」
ハヤテの意識は完全に人形職人に乗っ取られている。
「可愛い声ですね。咲夜さん。」
ツンツン
「あんっ……あっ、あっ!」
「この程度で感じてしまうなんてHな身体ですね。」
「あううぅぅ!ちが……う…」
だめや、否定の言葉も喘ぎ声にされてまう。
「あっ、そういえば僕一度女の子に電気アンマってのをやってみたかったんですよー。」
「なっ!?し、執事君?」
「咲夜さん、死んじゃうかもしれませんね。ふふふ。」
「や、やめてええぇぇ!執事君!!」
逃げようにも後ろ手に縛られていてはどうしようもなくハヤテによって足を掴まれ両足を大きく開かされる。
そしてメイドハヤテの黒ニーソが咲夜の股間にあてがわれる。

472468:2006/08/29(火) 13:25:05 ID:em0UAhPH
「さあて、咲夜さん。動かしますよ。」
ハヤテは足を少し動かし始めた。
「あああぁぁ!!あんっ……いややあぁ!!」
咲夜はビクビクと身体を振るわせる。
「やめえぇ、あっ!!」
「かわいいですねー。咲夜さんよりかわいい人はいない。」
「やあああぁぁ!!あ、あんっ、ひゃああああぁぁ!!」
あ、あかん。執事君の足がウチの大事な所に擦れて、ああっ!
「さぁて、少し振動を強くしますよー。」
ハヤテのつま先が咲夜の秘所をグリグリと攻め立てていく。
「いっ、いややあぁぁぁ!!」
「咲夜さんのここ、フニフニしてていい気持ちです。」
「も、あかん、あああああぁぁぁ!!」
「んっ?咲夜さんもうイきそうなんですかー?」
とつま先で押すように刺激を与えてみるハヤテ。
「だ、あんっ!だめええぇぇ!!」
「はやくイってくださいよー」
クチュ クチュ グチュウゥ
「やだ、止めえええええぇぇぇ!!」
「ほーら、咲夜さんイきたいのかな?もうイきたいのかな?」
咲夜の変わり行く反応を楽しみながらジワジワと苛めていくメイドハヤテ。
「あひっ、あっ、あん!」
「もうトロトロですね。咲夜さん。とどめ……さしてあげますね♪」
とハヤテはニーソ足で咲夜の秘所を踏むように攻め立てていく。
「あっ、…!イってまう、あんっ!!イっ、イちゃっ……イっちゃうううぅぅ!!」
咲夜は身体を弓なりに仰け反らせ絶頂を迎えた。
パンツの中では勢いよく潮が吹かれ、それはハヤテの黒ニーソにも染み込んでいった。
「はぁ、はぁ……ぁぁ…」
まだ身体の痙攣は止まらないでいる。
しかし
「何休んでいるんですかー?」
グチュグチュ グチョ
「うあああああぁぁ!?ウチもう…イけたからああああああぁぁぁ!! やめ、あんっ!ひゃあああああぁぁぁぁ!!」
「何だ。まだ元気じゃないですか。」
グチョッ!!
「ウチ、ウチ、壊れ、あっ!?やぁめえ!!強、し、死ぬううううぅぅああぁぁ!!」
「ホントいい声で鳴いてくれますよね、咲夜さんは。」
「ひゃああぁぁぁ!!またイ、い、イくうううぅぅぅぅ!!」
再びブリッジを作り直す咲夜。そしてすぐに2度目の絶頂を迎えてしまった。
「よーし、そのまままたイってみてくださーい。」
もう、ウチ、死んじゃう。は、ハヤテ……
「ハヤテ……」
「さ、さく…や…さん?」
僕は、僕は、何を?

473468:2006/08/29(火) 13:25:37 ID:em0UAhPH
「いい加減にしろーー!!この変態人形職人!!」
「ハ、ハヤテ!?」
とハヤテは自分のマグナムを取り出しそのまま咲夜に向けて甘酒をぶっかけた。
どぽぽっ、どぷっ
「きゃあ!」
甘酒は咲夜の銀髪や顔を汚していった。
「はあ、はぁ、さ、咲夜さん!!」
と咲夜を拘束している紐を解き、その疲れきった身体を強く抱きしめた。
彼女はもう彼に対する恐怖心などは無い。
いつもの優しいハヤテが戻ってきてくれた。
「ん、執事君の身体暖かいで。」
そんなハヤテに甘えるように身体を預ける咲夜。
「咲夜さん。」
心地のよい時間。いつまでもこうしていたいがそうもいかない。
「咲夜さんのおかげで僕の中のロアをなんとか抑えることが出来ました。ありがとうございます。」
「どこの型月や。ウチには感応能力なんかは備わってへん。それにええよそんな事は。」
「後、咲夜さん、すみません。僕のせいで咲夜さんの処女膜を・・・」
「あ、アホッ!無事にきまってんやろ!んな事心配すな!」
「そ、そうですか!よかったです!!」
なんだか必要以上に喜ばれなんだか咲夜は恥ずかしくなってきた。
「あ、あのな。この処女膜はちゃんと男した執事君にあげたいんや。だから、だから……」
「さ、咲夜さん。」
咲夜は照れながらもポロポロと涙を流す。
そんな咲夜にハヤテは指で涙を拭ってくれた。
「ええ、こんな呪いは必ず消してみせます。ですから真の男に戻れた暁には咲夜さんと…」
そのまま咲夜に口付けを交わした。

〜〜一方その頃の伊澄〜〜
「あああ、愛しの……ゲフッ」
「ガルッ」
ピクピク
やはり、クラタマの念ではありませんね。
考えたくは無かったですがこの念の持ち主はやはり……
ざわ……ざわ……
案の定マリアさんの部屋で何かあぶない話が聞こえてきました。
私は気付かれないようほんの少しだけトビラを開けてみました。
そこには……
474468:2006/08/29(火) 13:26:17 ID:em0UAhPH
「はぁはぁ、さすがは私達とでも言っとくべきかな?マリアよ。」
「ふふふ、いくら噂に名高い伊澄さんでも私達の女装賛成派の念にはかないませんでしたわね。」
な、な、これは?
そこには約数百人の執事とメイドを巻き込んでの社交会染みたものが行われていた。
垂れ幕には『SOS団(少年の女装をおおいに支援する三千院ナギの団)』と書かれている。
ち、違う。SOS団というよりもこれは週刊誌が毎週何処かしらで見つけてくるSEX教団みたいな集団ですよ。これは……
「さて、ハヤテには3月3日の夜まで地下室で眠っていて貰おうか。マリア!」
「はい、仰せのままに♪」

ま、まずいです。このままではナギ、マリアさんの手によってハヤテ様が…
しかたない。生徒会長にご相談するしかもう方法がありません。

私は三千院家を飛び出し、そのままヒナギクさんの居る白皇へと向かいました。

エッエッエッエッ

なんとか2時間遅れで白皇に到着しました。無事辿り着いた事だけでも褒めてください。

はぁはぁ……ここですね、生徒会長室は。
事情をちゃんと説明すれば天邪鬼な生徒会長さんだって。
と伊澄はドアノブに手をかけた。
ガチャ
「あの、生徒会長さん!お、お話があります。」
…………
そこには生徒会長さんの姿は見当たりませんでした。
まさか、もう魔の手がここまで?

ガタンッ

んっ?今部屋の奥で物音が!?
私はおそるおそるその音のした場所へと足を踏み入れました。
「あ……あんっ……」
今声が!?……って何ですか?この異様な匂いは!?

そしてそこには決してあってはならない光景が!!
475468:2006/08/29(火) 13:26:50 ID:em0UAhPH
「ああっ!あんっ、ひゃああぁ!」
「ははは、潮吹きとはいやらしい生徒会長がいたものだ。さて私もそろそろ本気を出させてもらおうか。」
と神父服の中からマグナムを取り出しそれをヒナギクの秘所へと貫いた。
「にゃあああぁぁ!!神父さんのが、奥まで…あっ……」
「君の中はすごく気持ちいいな。ではいきなりだがラストスパートをかけるか。」
神父は激しくヒナギクの中で出し入れを行う。
グジュグジュウゥ
「ああん、激しい、神父さ……あんっ!だ、だめええええぇぇぇ!!」
否定しながらも自分から腰を動かしているヒナギク。
「だめええぇ!!イっちゃ……あんっ、ああっ、イっちゃううぅ!!」
限界が近いのか、ヒナギクの目は焦点が合わなくなってきた。
「ふぁあああああぁ!だめぇ、壊れちゃ……あっ!」
「もう少し耐えてくれ。私もそろそろイきそうだ。」
「あっ、イっちゃ…イっちゃあ……うひゃあああああぁぁぁ!!」
ヒナギクに刻印の時が訪れる。
「ぐっ、出る!秋葉のロードブリティッシュが!」
「ちょ、ちょうだい!私の中に、秋葉の…あんっ……ロードブリティッシュを…」
ドプッ!ドクドクドクッ
「あああああああああっ!!」
とぐったりとヒナギクは横に倒れていった。
そしてヒナギクの視線の先には着物の足が見えた。
視線を上に上げるとそこには…
「あ、あなたは鷺ノ宮さん?こんな所で何をやっているの?」
「あなた方がこんな所で何をヤっているんですかぁ!?」
と咲夜顔負けのツッコミを入れられた気がしました。
「君はダンジョンに居た……」
「神父×生徒会長ってそれなんてエロゲですか?」
「さぁ、えと、鷺ノ宮さん?あなた何か用があってここに来たんじゃ?」
「ええ、そうでした。すっかりと忘れていましたが生徒会長さんにちょっとお願いがありまして。」
「お願い?あ、その前に私のお願いから先に聞いてくれないかしら?」
「なんでしょうか?」
「あの、正宗をちょっとSMの道具に使いたいん……」
「…………お断りします。」
と部屋を出て行ってしまった伊澄。
バターン!!

「すみません、神父さん。目を閉じて考えた結果このような事になってしまって。」
「はは、何を謝るんだ?私は嬉しいぞ、ヒナギク。」
「リィンさん!」


ハヤテの明日はどっちなの?

END
476468:2006/08/29(火) 13:28:43 ID:em0UAhPH
ええと、ヒナギクと神父さんは入れないほうがよかったと少し後悔。すいません。
477名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 14:38:17 ID:137yJb5x
一番槍GJ!
最近投下が多くて嬉しいよ
478名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 16:33:53 ID:giHiXMqD
質問っつーか聞きたいっつか、一人称ってムズイよね。
このスレでもほとんどの人が三人称だし、やっぱりキャラつかむの大変だしな。
上手くかかないと、会話とごっちゃになるし。
俺はあきらめた。
479名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 17:56:01 ID:tH/YNlKS
>>487
個人的には一人称の方が簡単だったりする。
難しいのは三人称→一人称、もしくはその逆に違和感無く視点移動させることだと思う。
480名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 18:11:31 ID:dM1iNQrf
一人称だと地の文から全てそのキャラの語り口になるから、
特徴掴めてないと破綻したり違和感が拭えないのもきついんだが、
それよりも特徴のありすぎるキャラだとその特徴的な語り口やら語尾やらが多くなりすぎて、
文章が鬱陶しくて仕方なくなるのが辛い。

文章力次第でどうにでも出来るのかもしれないんだけどね、
俺には無理だorz
481 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 20:31:20 ID:h7tMS2xe
地の文を書く奴のことなんかよくわからん。(ファーザー風)

冗談です。先のSSにご意見・感想ありがとうございました。
ところでこれは冗談でないのですが、ここから500KB手前まで
投下していいですか? 67レス、3000行ほどのうちの前半部なのですが。
しかも最初の20レスほどにエロがないという素敵仕様。
482名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 20:41:27 ID:wwhgGBWc
ためらう事無く投下して欲しい。
勇者は君だ。読者は僕だ。
483 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 21:32:25 ID:h7tMS2xe
では、67レス、3000行ほど。

まーでも、できちゃったものはしょーがないし…
まず、前半33レス、1480行ほど投下。
484 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 21:34:37 ID:h7tMS2xe
「待遇は三食昼寝付きだ、ハヤテ。」
「お嬢さま、それは執事以外の何かでは…」
「おやつも付けるぞ。」
「まったく、この子ったら…お嫁さんにそんな物言いをしてはいけませんよ。」
「いやマリアさん。一応僕が旦那なんですけど…」

アウターストーリー in ハヤテのごとく!『HAPPY NEW YEAR』

「あー…まあいいんですけどね、日曜執事ですし、借金を返すわけでもないし…」
 12月30日、日曜日。ハヤテは久しぶりに執事服でナギの側に立っている。
「それともうお嬢さまではない。」
 ナギは満足げに胸を張り、腕を組んで言った。
「妻を奥さまと呼ぶのも変じゃないですか?」
「だから名前で呼べってば。」
「しかし執事が主人をナギナギとか呼ぶのは…」
「ナギナギいうな!!」
485 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 21:35:59 ID:h7tMS2xe
 コンコン
「あー、奥さま失礼します、ハヤテ君…」
「あ、姫神さん。」
「年末年始の事について、確認をしておきたいんです。いいでしょうか?」
「あー行ってこい、ハヤテ。」
「では、お嬢さま、すぐ戻りますので。」
 ハヤテと姫神は一礼して部屋を出た。
「姫神もクラウスも今日、本宅に出張だよな?」
 ナギがマリアに確認する。
「ええ、戻るのは年明けになりますね。留守はハヤテ君や私が引き受けましたから、
 何かあったら言ってくださいね。」
「そうか。ということは今年の年越しは三人だけと――」
「現実から目を背けてはいけませんよ、ナギ?」
「……いいじゃないか、少しくらい。」
「ヒナギクさんと歩さんは夕方、伊澄さんと咲夜さんは明日の朝に戻るそうです。」
「年末年始くらいずっと家族といればよいのに…」
「ナギの口からこんな家族思いな言葉を聞けるとは…」
「うるさいな。別に邪険にしてるわけではないが、ここのところ騒がしかったから、
 三人なら気楽かと思っただけだ。例えば今日は久しぶりにマリアと一緒に寝ようと
 思ったのだが…」
「あら。」
「あいつらがいるのにハヤテを一人寝させるというのも不用心だ。」
「どちらかというとナギの身の方が危ないと思いますが。私と寝るよりも、
 ナギはハヤテ君と寝た方が安全ですよ。」
「まったくだ。そこで今夜はマリアとハヤテと三人で一緒に寝ることにした。」
 ………………
「……は?」
 固まったマリアがようやく聞き返した。
「だから私が真ん中で、こう川の字になってだな…」
「いやいや!! 何を考えているんですかナギ!? ハヤテ君を加えるほうがよっぽど
 問題でしょう!?」
「心配要らない。夫婦の営みはせずに寝るから…」
「いえそういう問題ではなく!! 私が男の人と一緒のベッドというのは――」
「ハヤテが立たなくなるまで絞り取っておくから問題ない。」
「問題ありまくりです!!」
「だって今夜はおあずけさせることになるから、どの道、夜までにするつもりだし。
 そうだな、新婚らしくハヤテと一緒にお風呂に入るか。」
「だからそういう新婚夫婦と一緒に寝させないでください!!」
「私の身が危ないのだろ?もともと誰のせいだと…」
「う゛。」
「まあ安心しろ。マリアに手を出そうものなら48の殺人技と52のサブミッション、
 地獄のローラーでハヤテは執事墓場行きだ。」
486 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 21:37:08 ID:h7tMS2xe
 パリポリ
「ナギちゃんはハヤテ君とお風呂中?いいなあ…」
 歩が煎餅をかじりながら言った。
「それでマリアさんはここで待機ですか。大変ですね…」
 ヒナギクがコーヒー牛乳を飲みながら言った。
「ええ。ハヤテ君が干からびて倒れたら一人では運び出せないから、スタンバイして
 いてくれと…」
 マリアが答える。大浴場側のレクリエーションルームにいたマリアは、帰ってきた
歩とヒナギクをお茶に誘っていた。
「その今夜の話、ハヤテ君は断らなかったんですか?」
 ヒナギクが疑問を呈する。
「結局ナギに甘いんですよ。それにナギが私と寝たくても、自分を一人にすることが
 できなくて考えた末の事だと匂わせたら、強く拒めないのがハヤテ君ですから。」
「まあ結婚以来毎日一緒に寝てたから、ハヤテ君も休めてたまにはいいのかな?」
「歩、ちょっと下世話よ。」
「今やってては休みの意味がありませんけどね――」
 ビービービー
 壁の内線が浴場からの呼び出しを表示して鳴り響いた。マリアが立ち上がって
受話器を取る。
「はい、レク室のマリアです。」
『あ、マリアさん!! お嬢さまがその、ゆ、湯あたりで気分を悪くされまして!!』
「わかりました。すぐ行きますから、更衣室で休ませてください。」
『は、はい。お願いします。』
「それから――」
『はい。』
「ちゃんと拭き取っておいてくださいね。」
『あぅ。』
 マリアは内線を切って、用意していた荷物を手に取った。
「まあこんなことだろうとは思いましたが。」
 歩とヒナギクも立ち上がってマリアの後に続く。
「四回くらいかな?」
「三回でも危ないんじゃないかしら。」
 ………………
「だって六回もするんだもん…」
 ナギはマリアの胸に抱きついてぐずっている。
「…ええとナギ。そんな裸で抱きついてあからさまなことを口走らないで…」
 マリアは困惑して手を宙に彷徨わせた。
「ええとすみません…」
 ハヤテがロッカーの陰から謝る。
「ナギ、無理しちゃだめでしょ?」
「自信あったんだ!! だっていつもは二回までだったもん!!」
 ヒナギクがたしなめたのをきっかけに、ナギがさらに暴露を始める。
「だけどハヤテがもっと出来るなんて知らなかったから、ハヤテがやれるだけ
 してあげなくっちゃと思って…!! でもハヤテ何度してもすぐおっきくするし、
 ハヤテの気持ちいいからついついやめられなくむぐ。」
「はいはいナギちゃん。マリアさんが困ってるからそれくらいにしましょうね。」
 歩がナギの口を手で塞いで落ち着かせてから水を与える。
「ええとすみません…」
「い、いえ、わ、私は構わないのですけど。」
 ヒナギクにナギを預け、マリアは赤い顔で答えた。
487 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 21:38:21 ID:h7tMS2xe
『わはは、えろえろやなぁナギ?』
「うるさい!! 夫婦が何をどれだけしようととやかく言われる筋合いはない!!」
 咲夜から掛かってきた電話を、ナギはベッドの上で受けていた。
「あのお嬢さま、咲夜さんにとはいえ、あまりそういう夫婦のプライベートは…」
「うっさい!! だいたいハヤテが二回までのふりをしてたのがいかん!!」
 ハヤテに八つ当たりするナギに、咲夜の指摘とハヤテの弁明が返る。
『それは奥さんの魅力が足りんのや。具体的には胸とか胸とか胸とか』
「ふりではなくて、お嬢さまも僕もそこで満足できてると思ったから…」
「そんなことはない!!」
「え、そうだったのですか?」
「あ、いやこっちの馬鹿サクの話だ。ハヤテもちゃんと満足してると言っている。」
『やけど六度もいけたんやろ?そらホントはオカズがもっとええなら、
 もっとせな済まんっちゅうことやないか?』
「…そんなことはない!! ハヤテ!! 相手が誰でも二回出せれば満足だよな?」
「人を女の敵みたいに言わないでくださいよ… だいたい僕の経験はお嬢さまだけ
 なんですから、比較のしようもありません。何回できるかだって、今日ほど
 したことはないですし。」
「…そうだな。咲夜、その仮定は無意味だ。なぜなら私がやろうと思えばハヤテの
 限界の六回まで相手することが…」
 ナギは口を止めた。
『ん?ナギ?』
 振り向いてハヤテに問う。
「…ハヤテ。念のために聞くが。六回で弾切れだよな?」
「え、どうでしょう…?多分、まだいけるかも…」
 ナギは信じられないものを見る目で固まった。
「というかお嬢さま。もう少し言葉に慎みを持ってくださいよ。咲夜さんに
 笑われますよ。」
『あはは、作戦失敗やな。まあナギが男干からびさすなんぞ無理やと思うとったが、
 なかなかハイレベルな勝負を』プッ・ツーツーツー
 ナギは通話を打ち切った。
「ええい失敗ではない!!」
「何が失敗なんです?」
「こっちの話だ!! ハヤテ、もう一度風呂に――」
「だめですよ、ナギ。」
 ナギとハヤテが振り返ると、顔を赤くしたマリアが立っていた。
「あ、いたっけマリア…」
「ええ、最初から。奥さまが破廉恥な御歓談をなさっている間、ずーっと…」
「ご、ごめんマリア…」
「すみません、マリアさん…」
 小さくなるナギとハヤテを威圧してから、マリアは一つ息を吐いた。
「もう時間も遅いですし、これ以上体に無理をかけては駄目です。」
「…わかった。ハヤテ、もう休もう。寝支度をしてここに来てくれ。」
「はい。ホントにすみませんでした、マリアさん。また後で…」
 ハヤテを見送り、マリアは伸びをして力を抜く。
「私も支度をしてきますね。」
「マリア。」
「はい?」
「万一ハヤテが『お嬢さまのやり残した分を責任とってくれよヘッヘッヘッ』とか
 襲ってきたら、大声で叫ぶんだぞ。」
「どこのチンピラですか。そんな心配はないでしょう?」
「だってハヤテまだしたくなるかもしれないし…マリアも心配してたろ?」
「…別にハヤテ君が信用できないから、反対してたわけではありません。」
「じゃあなんでさ。私とマリアとハヤテでいまさら遠慮する間柄でもないだろう?」
「……そうですね。本当にそう。」
 マリアは窓から夜空を見上げた。
「どうかしてますね、私…」
488 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 21:39:49 ID:h7tMS2xe
 トゥルルルル…ピッ
「…はい、御疲れ様でした。ええ、お蔭で予定通り20分早く。お客様は無事に?
 …はい。では、現場は朝までに片付けておいて下さいね。……見てませんけど、
 壊したのでしょう? ……他の人の分はともかく、壊したのでしょう?
 ……経緯は知りませんけど、とどめを刺したのでしょう? ……はい、よろしい。
 念のため言っておきますが、片付けに奥義を使ってはいけませんよ。……
 い け ま せ ん よ ? …はい、ありがとう。」
 …ピッ
「…ふう。」
「シャンパンなどいかがですか?」
「あ、はい…あ゛。」
 通路でマリアは固まった。
「い、伊澄さん…」
「ナギは無事着きましたか?」
「え、ええ。…伊澄さん、なぜここに…。」
「もちろん、帰ってくるマリアさんを待ち伏せすべく抜け出し――」
「迷子になったんですね。ここ行きと別ルートの遠回りで、階も違いますよ。」
「……それはともかく。シャンパンなどいかがですか?」
「……いただきます。」
 しばし二人はグラスを傾ける。
「とはいえ、運のいいことに、マリアさんに尋ねたかったことの真偽は、
 察しが付きました。」
「……」
「でも、理由まではわかりません…なぜ、わざとナギを抱かなかったのですか?」
「…ナギは強い子になりました。」
 マリアは窓から空を見上げる。
「愛することも愛されることも、揺らぐことのない自分自身で営むことができる。
 皆さんがナギを求めても、ハヤテ君を求めても、きっとうまくやっていけます。
 そして皆さんも強い、というか、たくましいです。ナギともハヤテ君とも、
 離れるつもりがない。それでいて、そのせいで皆さんの間の絆が壊れることも、
 壊れると臆することも、きっとないでしょう。」
 マリアはグラスの水面を揺らす。
「ただ、私だけが――弱いんです。」
 止めたグラスの中で静かにシャンパンが揺らめいた。
「結ばれたナギとハヤテ君に触れていることが、ひどく二人への裏切りのように
 思えてしまう。ナギが女性を受け入れていれば、そこに安心を感じたりする。
 優しい姉として振舞うには、二人がいとおし過ぎる。自分の都合でナギの元を
 離れることなど、出来そうもない。」
 一つ挙げるたびに、指で窓に横線をなぞる。そしてそれらの上に斜め線を引いた。
「弱い女が、いざ抱かれるという時に逃げただけです。」
「マリアさん…」
「まあ、今日はとても楽しかったですよ。ナギが伴侶を得た記念すべき日ですもの、
 それが私の誕生日だというんですから最高です。ナギがちょっとえっちだけど
 良いお友達と仲良くしてるのも微笑ましかったですね。びっくりプレゼントも
 貰いましたし、年齢ネタもなかったですし、来年のクリスマスもこんなに楽しいと
 いいですね。」
「……」
「…それに、そんなに先行きが不安でもないんです。だって、いとおしい人たちに
 囲まれて暮らす日々は、きっととてもいとおしいものになるはずですから…」
489 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 21:41:09 ID:h7tMS2xe
 チュンチュン…
「…夢。」
 マリアは目を覚ます。
 (いえ、夢の中のつもりで、こころの中を少し晒した、クリスマス・イブの記憶…)
 マリアは身を起こし横を見た。ナギとハヤテが仲良く並んで眠っている。
 少し考えて、マリアは再び横になった。
「ゆうべは寝付けなかったから、少し寝てたほうがいいですよね…」
 ………………
「マリアさん、ただいまー。」
「おはようございます、マリアさん。」
「おかえりなさい。おはようございます。」
「あー、午前様とはどういうことやーとかゆうてナギが出迎えてくれへんのか?」
 咲夜が荷物をマリアに渡しながら訊ねる。
「えー、ちょっと、昨日のアレが腰にきたらしく…」
 マリアが荷物を受け取って答えた。
「まあ、それは大変ですね…」
 荷物が心配そうに話す。
「ふむ、そらいかん。テレビ局のADに代々伝わるマッサージ術でほぐしたろ。」
「それは凄そうですね。」
「なにせ鷺ノ宮家よりも代を重ねとるからな。代替わり激しから。」
「それは凄そうね。」
「ほなマリアさん。その荷物役員室までよろしゅうな。」
「はい。」
 咲夜はマリアと別れてナギの部屋の方へ向かった。
「じゃあ伊澄さん、一応お部屋まで…」
「あ、だめですよマリアさん。荷物の中身を迂闊に読み上げては。家族に見つかると
 困るものが入っているかもしれません。」
「……そうですね。」
「…あの、うまくボケられなかったでしょうか?」
「え?あ、すみません、気の利いたリアクションができなくて。中々良かったと
 思いますよ。」
「…お疲れですか?」
「ギャグへの反応で体調を測るのはどうかと…」
「まったくです。」
「…まあ、ちょっとくじけそうかもしれません。」
「…はやっ。」
「だって…ナギがあんまりに無防備なんですもの。」
「マリアさんも結構、無防備ですよ。」
 伊澄は微笑んで言う。
「咲夜とかヒナギクさんは、わりと潔癖なところがありますから安心でしょうけど。
 でも私はわがままですから…マリアさんを焚きつけて、ハヤテさまが抱いてよい
 女の一人目としてナギに認めさせる企みも、ナギが、みんなが、幸せになれる
 勝算があれば、できますよ。」
「伊澄さん…」
「マリアさんには勝算があるのでしょう?マリアさんにはその力があります。
 そして――だからこそ、その力を、自分のために、ナギとハヤテさまに向けて、
 振るうことができない。」
 二人はハヤテたちの事務所部屋にたどり着いた。伊澄はその看板を見上げる。
「今の暮らしは、きっと、一歩手前で立ち止まる、そんな優しい力の生んだもの…
 結構、気に入っています。」
「そんな立派なものじゃ…ないです。」
「だから、悪企みは少し先送りにします。愚痴があったら話してくださいね。
 マリアさんが今しばらく優しい私達の姉として暮らせるよう、協力します。
 妹の…一人として。」
490 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 21:43:04 ID:h7tMS2xe
「さて諸君!第一回マリアさん焚きつけ会議を始めます!」
 桂雪路が机に手を突いて宣言する。
「ちょっと桂先生!みなさん!いきなり人をさらって何をするんですかー!!」
 椅子に縛り付けられたマリアが叫んだ。
「叫んでも無駄ですよー。私が昔改造したこの部屋は音も電波も漏らさないように
 出来てますからー。」
 牧村志織がにこにこと解説をしている。
「三千院屋敷にこのような都合の良い部屋があるとは、これも神のお導き…」
 シスター、ソニア・シャフルナーズが神に感謝の祈りを捧げる。
「というかマリアさんの発注だったんでしょ?」
「ふふふ、何に使うつもりだったのかな?」
「かなー?」
 花菱美樹・朝風理沙・瀬川泉がきゃいきゃいと盛り上がっている。
「だからこんな所に連れ込んで何をするつもりですかー!!」
「ほらマリアさん、おとといヒナが家に帰ったでしょ?それがさぁ、綾崎君…、
 今は橘君でもなくて三千院君か、まあハヤテ君と五日も一つ屋根の下にいたのに、
 何も無かったらしいのよ。」
「ナギの夫なんですから何かあっては困ります!!」
「歩ちゃんもー。」
「愛沢さんもご家族にはそう言ってるみたいですねー。」
「鷺ノ宮嬢に決定的な既成事実が起こると期待…もとい、心配していたのですが。」
「ということで!!少女たちの幸福のために一肌脱ぐことにした私達は、お昼ごはんと
 三時のおやつを食べながら協議した結果、マリアさんにも一肌脱いで貰おうと…」
「そう、脱いでもらおうと。」
「もらおうとー。」
「な、何で私なんですか!!」
 マリアがやや動揺した口調で問いただす。
「マリアさん、私はね、ヒナがここで暮らすことを許してくれたあなたに感謝して
 いるの。あなたはナギちゃんとハヤテ君と暮らす権利を独占することも出来た。
 でもみんなの想いの行き場をここに作ってくれた。ヒナも他の子たちも、きっと
 あなたに感謝して、幸せになってほしいと思ってる。そしてその幸せが、ここに
 隠れていると知っているはず。」
「…駄目です。」
「あなたがこんな状況を作ったのは、ナギちゃんやハヤテ君がヒナたちと共に幸せに
 暮らせると判断したからでしょう?だったら、マリアさんはそれ以上に幸せに
 暮らせるはずよ。ナギちゃんもハヤテ君も、きっと受け入れてくれる。」
「…駄目です。そんな裏切りをするくらいなら……」
「…交渉決裂でしょうか。」
「まあ、雪路の口車に乗ったら何があるかわからないし。」
「妥当な判断だな。」
「でもそうすると私達の目的が達成できませんよー?」
「みっしょんいんこんぷりーとなのだー。」
「ええいうるさい!!バカにすんなー!!とにかく!!」
 雪路は声を張り上げ、マリアを指差して言う。
「今やダーク・マリアさんは我われ闇の反逆軍団の理想を阻む最大の敵となった!!」
「なったー。」
「なんですかそれは!!いつ私が世界征服を目指しましたか!!」
「ていうかいつの間にそんな団体名になったのよ。」
「よって最終手段をもって目的を達成する!!見よ!!」
 バン!! ガゴン!! ゴゴゴ…
 雪路が机を両手で強く叩くと、机は床に沈みこみ、建物を強い振動が揺さぶった。
491 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 21:44:32 ID:h7tMS2xe
 ちゅどどどど…
『牧村さんの科学力は世界一ィィイイイ』
「なんだあれは!!いや大体わかるが今度は何だ!!」
 ナギが庭に出て空を見上げる。巨大ロボの上半身の姿をした物体が噴煙を上げて
上昇して行く。
「ぬぅ、あれは!!」
「知っているのかサク!!」
「うむ、あれは記憶喪失装置!!地球人類からファーストコンタクトの記憶を消し去る
 こともできる、強力なサイキック兵器や!!」
「なんでそんなものがうちの地下から発進するのだー!!」
 ナギが庭に開いたハッチを指差して言う。ハッチの近くにはハヤテとヒナギクが
駆けつけている。
「知らん。ウチはネットオークションで出品されとるのを見ただけやからな。
 何でも、お嬢さまが執事に振られて傷ついた時のために作らせとったが、
 無事結ばれたので要らなくなったと…」
「マリアー!!」
「呼んでも来ませんよ。彼女はあの中ですから。」
 ソニアがトンファーを構えて立っていた。ナギとの間に伊澄が割り込む。
「マリアさんがお願いを聞いてくれないので、説得している最中なんですよー。」
 ソニアの後方で志織が説明する。
「マリアに何をさせる気だ!!」
「それは彼女が了承してくれれば、彼女の口から聞けますよ。日没までに了承が
 もらえなければ…彼女の存在の記憶が、関わりあった人たちから消えます。」
「そんなことはさせません!!」
 ハヤテが駆け寄って箒を構えた。ヒナギクも慎重に隙をうかがう。
「無理ですよ、ハヤテ君。記憶喪失装置は外からの攻撃を受け付けず、中に入るには
 所有者キーが必要です。そしてキーはあの中…まあそれでも、余計なことを
 されないように、ここで足止めしておいてあげましょう。」
『そんな余裕を見せていていいのかなシスターさん!!』
 歩の声が放送される。
「ふっ、警備管制室にいても無駄ですよ。警備システムは停止してあります。」
『そんなことじゃないよ。シスターさんがここにいるということは…
 ワタル君とサキさんは今二人きりということ!!』
「な!!しまったぁ!!今日は御両親が留守なのを忘れていました!!」
「…あいつまだワタルに張り付いてんのか?」
「ええ、まあ…」
 あきれたようにナギが言い、ハヤテがうなずく。
「いいんです!!日本では年下の男の子に対して、エルダーなシスターは恋人以上に
 優先権があるんですから!!」
「いろいろ誤解があるようだが、そういうことなら遊んでないで帰れ。」
「く、言われなくても!!」
 ソニアは風のように飛び去った。
492 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 21:46:11 ID:h7tMS2xe
「牧村さん、あれを止められませんか?」
 ハヤテが志織に問いただす。
「入らなければ止められませんねー。シスターが言っていたように、入るには
 所有者キーがいるんですよ。マリアさんの注文を受けて作ったキーは一つだけ
 ですから、私も持ってません。」
「新しく作るわけにはいかないんですか?」
「所有者のマリアさんの指紋認証か、譲渡パスワードが必要ですよー。」
「『ダーリンのバカ』や。」
 全員が咲夜を振り返った。携帯電話を操作しながら咲夜が話す。
「即決で自動再出品しとったからさっき落札した。入金したらメール来たんやけど、
 これが譲渡パスやろ?所有者キー引き渡してもらおか。」
「何枚要ります?」
 志織がカードキーと処理装置を取り出す。
「三枚。」
「…いいんですか。」
「これはマリアさんに頼まれていた業務ですから。」
 志織がコードを入力し、咲夜の指紋を登録した装置に、カードキーを通していく。
「後はあそこまで行かなくちゃね。」
 ヒナギクが上を見据える。
「え。ヒナギクさんも行くんですか?」
「何よ。当然でしょ。」
「だって高いですよ?」
「平気だったら!! 乗っちゃえば下は見えないし、何とかなるわ。」
「そういって降りられなくなったことが何度あったか…」
「もー!!マリアさんが困ってるのにそんなこと言ってられないでしょ!!」
 ヒナギクはカードキーを受けとって一枚をハヤテに渡す。
「ヒナギクが行くなら私も行くぞ!!」
 ナギがカードキーをヒナギクからひったくった。あわててハヤテがそれを取り上げ
ようとする。
「駄目ですよお嬢さま、危険ですからここで待っていてください。」
「マリアを助けるというのに私が出んでどうする!!」
「だから僕達にまかせて…」
「そうですよ。ナギが怪我をしたら、マリアさんが悲しみますよ。」
 伊澄がナギの手からカードキーを引き抜いた。
「あ、こら返せ伊澄!!」
「ああおとなしくして下さいお嬢さま…」
『あーハヤテ君、敷地内のヘリとかはやっぱりロックされてるみたい。けど…』
 歩の声が伝わる。
『企画七課の出動設備は生きてるから、それで行くね』
 ブオン
「え?」
「あ?」
 ハヤテの足元に突然穴が開いた。ハヤテとナギが落下していく。
「ハヤテ君、ナギ!!ちょっと歩、これ…!!きゃーっ!!」
 ヒナギクも足元に開いた穴に吸い込まれた。
493 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 21:47:23 ID:h7tMS2xe
 ピピピピ…
「風力、風向き、角度…これでよしっと!」
 歩がコンソールを操作し照準を合わせる。
『毎度お騒がせしております。ただ今より、面白いビデオの店、レンタルビデオ
 タチバナ名物、執事便が発射されます。皆様、白線までお下がりください。』
「…いっきまーす!!」
 ピシュン!! ピシュン!! ピシュン!!

「ヒムロ、ビデオ屋さんがまた空飛んでくよ。」
「そうですね。フッ…ビデオ屋さんも大変ですね。」

「な・ん・で・う・ち・か・ら・は・く・お・う・の・と・け・い・と・う・に・
 つ・な・が・っ・て・い・る・の・だ・!」
「ええと、マリアさんの協力で、企画七課の緊急発進設備に屋敷から接続する工事が
 先日完成していたらしく…」
「ま・り・あ・ー・!」

『ええと、ナギちゃんはハヤテ君がガードしたから大丈夫。定員オーバーしたから
 乗せられなかった伊澄ちゃんは準備出来次第――』
「なあ伊澄さん。記憶喪失装置はどうやって記憶を消すと思う?」
「製作者に聞いた方がいいと思うけど…」
 伊澄が見回すと、すでに志織はいなかった。
「…サイキック兵器として売られていたのでしょう?全人類級の記憶操作となると、
 とてつもないパワーが必要だろうけれど、そういう力を組み込んでいるのでは。
 原理を説明されても、私にも多分良くわからないと思うわ。」
「うむ。メールの添付ファイルによると、そないな力を使うモードの上に、
 より確実に記憶消去を実行するモードがあるらしいで。」
「そのモードとは?」
「全力全開な火力で物理的に記憶を消去する、エクセリオンモードやて。」
「…それはわかりやすいですね。」
「まあそないなモードを使うアホはおらへんやろ。ほれ、このモード発動中には
 機体が光に包まれるっちゅうけど、そないなことは――」
 咲夜が上を指差すと、淡い光に包まれた記憶喪失装置が浮かんでいた。
「……アホがおる。」
「ナギ達にこのことを―」
「待ち。……モードに入ると通常の停止は効かん。強制停止せなあかんが、
 全機関停止して墜落や、脱出の時間もあらへん。」
「…歩さん。私の発進は中止してください。咲夜、少し離れて。」
 伊澄は懐から札を取り出し、発動させる。青い炎に包まれた札から、伊澄の体に
光の筋が絡みつく。全身が光に覆われた直後、伊澄の足元から複雑な光の折れ線が
四方八方の地面に広がった。
「うお、なんや!?」
「八葉の巫女が命ず!!」
 全方位の遠方に青い光の壁が立ち上がり、一帯の空間はその外側と区切られた。
「マリアさんに依頼され作り上げた、地脈の力を利用した防御結界…。物理的な
 攻撃なら、核ミサイルから水鉄砲まで無効化します。」
「そうか。水鉄砲も防ぐんか。そら高性能やな。」
「ええ。夏になるとそれで人の服を濡らして透けさせる人がいますから…」
「小さい頃のこっちゃないか。」
「小さい頃からそうやってえっちな悪さをしていたというのが問題なんですよ?」
「へいへい。」
「あとは…頼みます。ナギ、ヒナギクさん、ハヤテさま……」
494 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 21:49:04 ID:h7tMS2xe
「わーっはっはっはっ!! よくここまでたどり着いたわねナギちゃん!ハヤテ君!」
 記憶喪失装置の操縦室に立つ雪路が、二人に向かって高笑いを響かせる。
「……」
「……」
「ふっ、恩師が自分達の前に立ちはだかる意外な展開の前に声も出ないようね!!」
「予想どおりよ馬鹿教師ー!!」
 ヒナギクが背後から雪路を蹴り倒した。
「あ、ヒナギクさん無事でしたか。」
「フッ…、このニンジャマスター・ユキジの気配に気付いていたとは、さすがは
 我が妹…。」
「何がニンジャマスターよこのカラス忍者。いい年して忍者コスなんかしてるから
 ナギたちも引いてるじゃない。」
「お姉ちゃんまだ若いもん!! ゲンナリ斎じゃないもん!!」
 雪路は宙返りで立ち上がる。
「30代は若くないんだから馬鹿なことしてるんじゃないわよ!!」
「言ってはならんことをー!!」
 雪路が手裏剣をヒナギクに放つ。ヒナギクは正宗を振りながらそれをかわす。
「あ、ハヤテ君そこ罠を仕掛けたから。」
 ちゅどーん
「ハヤテ君!!」
「ハヤテ!!」
「ハヤテ君!!」
 戦っている二人を避けてこっそり捕らわれのマリアに近寄ろうとしたハヤテは、
 床の爆発を受けて壁へと転がった。すぐ膝をついて起き上がる。
「受身取りましたから大丈夫です!!」
「ヒナ、引きなさい。このスイッチを押したら、マリアさんの回りで大変なことが
 起こるわよ。」
 雪路が懐からリモコンの様な物を取り出し間合いを取った。
「くっ、お姉ちゃんのくせに手際がいい…!!」
「さあ、日没まであまり時間がないわ。マリアさん、私達に味方してくれるかしら?
 破壊神を復活させ、理想の魔法の王国を築くという私達の計画に…」
「しません!!ていうか話が違うじゃないですか!!」
「桂先生!!マリアさんは世界征服を目指す上でそんな破壊するだけの力に頼ったり
 する人ではありません!!」
「ハヤテ君も人が世界征服するつもりみたいに言わないでください!!」
「いやマリア、こんなの作らせておいてそれはどうかと思うぞ。他に変なこと
 してないだろうな?例えば屋敷にバリアを張ったり……」
 マリアは目をそらした。
「マーリーアー?」
「えーあー、か、桂先生!!だから世界征服とか言う話じゃなかったでしょう!?」
「そーね。ナギちゃんとハヤテ君の愛人になって頂戴って話だったわね。」
「あっ…!!」
495 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 21:50:22 ID:h7tMS2xe
「なんだそれは!!」
 ナギが意表を突かれた調子で問う。
「簡単なことよ。今ここに暮らしてる子たちには、もっとナギちゃんやハヤテ君と
 仲良くなってもらいたい。一番上手くいきそうなのがマリアさん。だから強く
 お勧めしているってわけ。」
「教師が不倫を勧めないでください…」
 ハヤテは困った顔で言う。
「私は愛の教師。BGMは”先生、ここにバカがいます”」
「ああっ、一瞬世界征服とか信じかけたけどやっぱり!! お姉ちゃんそんなことは
 大きなお世話よ!!」
 ヒナギクはかなり怒った調子で非難した。
「そうかしら?自分の事を忘れられても愛を求めるわけにはいかない、それも愛ね。
 けど、そんな重い愛を持つ人こそ、愛を求め与えられるに相応しいと思わない?」
 雪路がマリアの方を示す。
「マリア……」
「マリアさん……」
 マリアはうつむいて顔を隠している。
「ついでに美人ときた。お嬢さまも少年もマリアさんの色香の前にはよいではないか
 よいではないかあーれーっと…」
「あんまりふざけた事ばかり言ってると…」
 ヒナギクが携帯電話を取り出してダイヤルを始めた。
「ちくるわよ?」
「あ!! ヒナそれはだめ!!」
 慌てて雪路が止めに来る。
「ハヤテ君!!」
「痛ッ!!」
 ヒナギクは携帯電話を雪路の手に投げつけ、リモコンを取り落とさせた。
「マリアさん、じっとして!!」
「!ハヤテ君!!」
 ハヤテは怒涛の加速でマリアに向かって突進する。ハヤテが駆け抜けたあとを
罠の爆発が覆っていく。
「ハヤテ!!マリア!!」
 ドドドドドーーーンンン……
496 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 21:51:44 ID:h7tMS2xe
「痛ったー…この携帯電話ごつくない?すごい痛かったわよ?」
「IT時代には携帯電話も武器になるのよ。」
「なんか違う。あ、電話掛かってないでしょうね。」
 倒れた雪路がヒナギクの携帯電話を拾って確かめる。切り伏せて正宗を突きつけ
ていたヒナギクがあきれたように言う。
「この中は圏外よ。」
「あーそうだった。はっはっはっ……」
 雪路は笑ってヒナギクを見上げる。
「騙したわねヒナー!!」
「騙される方がドジよ。」
「だってヒナがあいつに告げ口しようとするんだもん。」
「彼氏がいるのに人様に不倫を勧めて回るのが悪いのよ。いいかげん身を固めたら?
 お義母さん達も泣いて喜ぶわよ。」
「えーだってもう少し独身貴族でいたいしー。」
「そういうのは自立した人が言う言葉よ!!」
「わたしはもう傍若無人よー!!」
「ええと、色々言いたいことも、この後の問題もあるのですが…」
 ハヤテがマリアを抱えて戻ってきた。ナギが駆け寄ってマリアに抱きつく。
「とりあえず記憶喪失装置を止めましょう。オンラインマニュアルを見ながらだと、
 手間がかかるかもしれません。」
「あーだいじょぶよ。私マニュアル見ないでも操作できたから。画面見てれば、
 かんたんかんたん。」
 雪路がひらひらと手を振る。
「それじゃ、さっそく…」
 ハヤテはマリアをナギに預けて操作パネルに向かう。画面には記憶喪失装置の発動
タイマーがカウントダウンされている。右下に停止ボタンが表示されていた。
「あ、ほんと簡単そう……」
 停止ボタンはグレーアウトしていた。
「ちょっとまてー!!」
「ど、どうしたのハヤテ君!?」
 ヒナギクがハヤテに駆け寄る。ハヤテはグレーアウトした停止ボタンを連打した。
『エクセリオンモードは解除できません』
『もう少しやらせてください』
『いつかは止まりますが、それは今ではありません』
「桂先生!!なんですかエクセリオンモードって!!」
 停止を拒否するメッセージを見て、ハヤテは振り返り雪路に叫んだ。
「え?知らないわよ?時間セットしてパワー最大にしてスタート押しただけだもん。
 なんかウィンドウいくつか出てきたけどOK連打したら動き出したし。」
「確認メッセージをスルーしないでください!!」
「エクセリオン…あった。…何これ!?」
 ヒナギクがヘルプを検索して説明を表示する。ハヤテはそれを読んで固まった。
ナギとマリア、雪路も近寄って覗き込む。辺りに沈黙が流れた。
「いい?エクセリオンモードは使っちゃだめ。」
「「「「あんたが言うな!!!!」」」」
 雪路がどつかれている操縦室の中に、音声メッセージが響く。
『発動まであと10分です。Take a good journey―』
497 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 21:53:10 ID:h7tMS2xe
「一樹君。今日こちらに遊びに来るというのは、お姉さんはご存知?」
「ええ。おととい珍しく姉が帰って来た時に、年末年始の予定を聞きあったので、
 知ってます。」
「ほう、そうですか。仲のいい御姉弟でいいですねぇぇぇ……」
「そんなことはないですよ。」
「シスター、みかん取って〜。」
「泉、みかん食べ過ぎると黄色くなるわよ。」
「カロチノイドによる柑皮症ですね〜。」
「さすが牧村先生は物知りですね。」
「だあああ!!なんでこんなに大勢うちに溜まりに来るんだよ!!」
 ワタルが茶菓子を台所から運んできてキレた。
「若、御友人や先生に失礼ですよ。」
 台所からサキが声をかける。
「いやすまない、ワタル君が両親のいないのをいいことに若い男を連れ込もうと
 しているのを邪魔してしまって…」
「誰が!! 連れ込もうと!! してるか!!」
「若、女性に声を荒げてはいけませんよ。」
 台所からサキが声をかける。
「何が女性だ!!こいつらの精神年齢は一樹の姉と同レベルのガキだぞ!!」
「えー。私たちも歩ちゃんもオ・ト・ナだよ?ねー、一樹くん?」
「え。姉は皆さん程大人では…」
「ふむ。では君のお姉さんがいかに大人かということをじっくりと…」
「花菱さん?」
 台所からサキが声をかける。
「若の前で不適切な話題は避けてくださいね?」
「……了解。」
「ったく。話の様子だと揃ってナギんとこ行ってたんだろ?ずっとあっちにいりゃ
 よかったじゃんか。菓子だっていいもん出たろうし。」
「いえ、もともと長居をするつもりはなかったんですよ。日没前にはおいとまする
 予定で、決してしてやられたわけではなく、ちょうどきっかけができたので…」
「何の話だ?」
 ワタルが首を傾げる。志織が笑って続きを話す。
「ゲームの話だと思ってくださーい。チーム戦だったんですけど、こっちが親で、
 三千院さんチームが子で、こっちは思う存分イカサマが出来るんですね。それで、
 勝つつもりはないけどそれを隠して、ちょっと大事なものを賭けてもらって、
 大一番を演出すると、そういうイベントをやってきたんです。」
「はあ。迷惑な話だな。」
「でも結構三千院さんチーム、強かったですから。わざと負けるというより、
 有効手をそのまま通す感じで進めていけば勝ち進んでくれましたし。こちらは
 三人ほど棄権しましたし。」
「…めんどいのは嫌いよ。」
「そういうことにしておこうか、泉。」
「そういうことにしておこー、理沙ちゃん。」
「今もう大将の桂先生も投了してる頃だと思いますよ。」
「桂先生も巻き込んだのか。そりゃ大迷惑な話だな。」
「というか張本人なんですけどね。」
「牧村先生。しかし桂先生はちゃんとゲームをきちんとこちらの負けで終えてくれる
 でしょうか。万一勝ってしまうと賭けの賞品の処理が面倒なことになりますよ。」
「大丈夫ですよー。万一問題が起きても、迷子になった最後のイカサマカードが、
 そろそろ向こうのチームの手札に現れるころですから――」
498 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 21:54:38 ID:h7tMS2xe
「自分だけが我慢すればいいと思っていても、回りに思わぬ問題が起こる可能性が
 あるという教訓がこの事件には……」
「ありません!!」
「ハヤテ、手は三つだ。」
 ナギが状況を検討した結果を話す。
「一つ、攻撃の始まる空に脱出する。
 二つ、伊澄の結界を信じて待機し、弾切れを待つ。
 三つ、緊急停止コマンドを打ち込んで墜落する。」
「二つ目の勝算は?」
「かなり高いわ。」
 ヒナギクが説明する。
「個々の兵装は結界で防げるレベル。記憶消去成功率が100%に達しないと別の地区に
 移動しないから、結界内に留まったまま数時間で打ち尽くすはずよ。」
「わかりました。それで行きましょう。念のため、僕は、ここで緊急停止を準備して
 おきます。皆さんは脱出機に移動しておいてください。」
「ハヤテ!!」
「先生。」
「うおっしゃ!!」
 雪路がナギを担ぎ上げて駆け出す。
「離せ馬鹿ーー!!」
「骨は拾ってやるわよーー!!」
「ちょ、お姉ちゃん!!……ハヤテ君、ナギの所へ帰ってこなくちゃ駄目だからね!!」
 ヒナギクがマリアの手を引いた。
「ハヤテ君。あなたがナギと行くべきです。」
 マリアがハヤテを睨む。
「いえ。これは執事の役目です。それに…」
 ハヤテが首を振る。
「僕が帰るところに、お嬢さまと、マリアさんと、ヒナギクさんたちがいる。
 そんな暮らしを守らせてください。」
「……ばか。」
 マリアはハヤテに背を向け、そう言い捨ててヒナギクと駆け出した。
499 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 21:55:52 ID:h7tMS2xe
 ピピピ
「あー、牧村さんの歴代ロボの中でもこれは頑丈だな… 僕の必殺技で打ち抜くほど
 威力を出すと、体がとても持たない… 何が仮想敵なんだろ?」
 カードを挿入すれば緊急停止できるよう準備して、ハヤテは万一に備えていた。
「伊澄さんの術で、いま張ってる結界の様に個人以上のリソースが使えれば…
 でも、それができれば伊澄さんも乗り込んできてるよなあ。」
 モニタにはナギ達が脱出ポッドに乗り込んでいる様子が映る。
『Count 10,9,8,…』
「うまくいってくださいよ…!!」
『…4,3,2,1,0. Fire.』
 ゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオ!!!
 機体が細かく振動する。ハヤテは外部モニタを見つめた。雨あられと放たれる
ミサイルが、空中で次々と青い光になって弾けていく。
「よし、まずはOK…!!」
 記憶喪失処理率を表すモニタの数字は0%から動かない。続いて第二弾の攻撃が
始まったが、同じように結界に阻まれて消えていく。
「よし、これなら…」
『処理率が低すぎます。作戦範囲内の再スキャンを行います。』
 攻撃が中断され、アナウンスが流れた。
「え?」
『再スキャン完了。機内に対象を発見。誤爆に注意してください。』
「えええええええ!?」
 ハヤテがモニタに飛びつく。画面の中では脱出ポッドに向けて機関銃が向けられ
ようとしていた。
「ちくしょー!!」
 カードをリーダーに叩き込む。そしてコンソールの下に潜り込んだ。
 ババババッ
 頭の上を銃声がかすめ、反対の壁にめり込む。
『緊急停止します。飛行機能停止。有人脱出ポッドは自動的に射出されます。
 ―Good-bye.』
「ふう、お嬢さまたち無事だろ…」
 コトン
「か…」
 ハヤテの前に黒くて丸い爆弾が落下した。
「でえええええええ!!」
500 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 21:57:03 ID:h7tMS2xe
 カッ
「…の巫女が命ず!!」
 ちゅどーーーーん……
「……え?」
 ハヤテが目を開けると、ハヤテの周囲だけなぜか爆発から免れていた。爆風で
焼け爛れたその外側と無事な内側は、赤い光の幕で区切られている。そしてハヤテの
目の前に、刀身に放電をまとった西洋剣が突き立てられていた。
「脱出します。剣の柄をしっかりと掴んでいてください。」
 ハヤテの上、コンソールに乗っていると思われる位置から、女の声がした。
「え、その声は…」
『大気に満ちたる地脈の龍よ……』
 ゴゴゴゴゴ……
「わ!わわ!!」
 空気が揺れ地鳴りのような音がした。ハヤテは思わず剣の柄を両手で握る。
『剣に封じられし雷神よ……』
 バシャァァッ!!
「う!!」
 剣が雷の光を放つ。ハヤテは眩しさに目をつむった。
『我が呪文の成就に力を貸したまえ。…ディ・ヴムー・スティン!!!!』
 ガワオォォ…!!
 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ……!!
 雷音と地響きが一層高まっていく。
『大地と大気の精霊よ!! 古の契約に基づきその義務を果せ!!』
 カカカッ
「ちょ、なにするつもりですかっいす…」

『天地爆裂!!!!』

 カッ
 グワァァァァァァァ!!!!
501 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 21:57:45 ID:h7tMS2xe
「おいおい伊澄さん。撃つの止めて落ち出したかと思うたら、こっぱみじんに
 砕けおったで。」
 双眼鏡で眺めながら咲夜があきれたように言った。
『あああヒナさん!!ハヤテ君!!マリアさん!!ナギちゃん!!』
 歩の取り乱した声が流れる。
「凄まじい雷気… 一体…?」
『あ!!三千院湖からSOS信号!!』
「お、生存者がいるようや。自爆装置でもあったんかな。なんにせよもう結界は
 ええやろ、伊澄さん。湖行ってみよ。」
「咲夜、あなた…」
 咲夜は伊澄の手を取る。伊澄は咲夜の手の震えに気付いて言葉を切った。
「…そうね。行きましょう。」
 二人は手を取って駆け出した。
502 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 21:58:57 ID:h7tMS2xe
「ハヤテ……」
 湖の岸で膝を突き、煙の立ち登る方を見ているナギに、誰も声を掛けられない。
「ナギ!!」
「ヒナさん!!」
 歩の運転する車が咲夜と伊澄を乗せて辿り着いた。
「歩…」
 ヒナギクも泣きそうな顔をしている。
「マリアさんと…桂先生?……ハヤテさまは?」
「これから骨を拾いに行くとゴブッ!!」バシャァッ
 雪路がヒナギクの正宗の一撃で湖に叩き込まれた。マリアは首を振る。
「ハヤテは生きてる!! 絶対!! 生きてるんだから!!」
「…あれに残っとったんか。」
「…救助隊が着いたころだから、望みを、グスッ、捨てずに…」
「…ハヤテ」
 ナギは天を仰ぐ。
 ぉι゛「ハヤテーーーー!!」ょぅさまあーー
「「「「「「「え?」」」」」」」
 全員が空を見上げる。上空から落下してくる物体がどんどん大きく見えてくる。
「あああああああ!!」ドボン!!
「ぐはあ!!」ズンッ
 そして雪路の上に落下した。
「…ハヤテ?」
「…ぷは。あ、はい、お嬢さま?ご無事でしたか?」
 ハヤテが安心したように笑う。
「ハヤテ!!!!」
 ナギが駆け出してハヤテに飛びつく。他の少女達も次々に湖に駆け込んだ。
「ハヤテ、ハヤテ、ハヤテのばかぁ…」
「お嬢さま、ほら、泣かないで…」
 一同はしばらく喜びに沸き立った。

「あ゛の゛ち゛ょ゛っ゛と゛た゛す゛け゛て゛……」
503 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 22:00:06 ID:h7tMS2xe
「へっひょふほうはっへはふはっはほほ?」ずずずずー
「お姉ちゃん食べながらしゃべらない。」ずずー
 濡れたので風呂に入り、それから年越しそばを用意すると夜もかなり更けてきた。
「ええと、さっきも聞きましたが、伊澄さんが助けにきてくれたんじゃなかったん
 ですか?」ずずー
「せやから伊澄さんは、やっぱりそばつゆは関西風やな。」ずずー
「サク、一つ話し終えてから次に移れ。」ずずー
「先ほども申しましたように、結界の維持の為に留まっていましたから…」ず…
「うん、ずっと最初のとこにいたよ。伊澄ちゃんそっくりな子だったの?」ずずー
「そっくりというか、声がそっくりで、顔は暗くてあまりはっきり見てないんです
 けど、感じが似てて、多分同じくらいの年で、髪も同じ長さで、和服で…」ずずー
「伊澄さん、御親戚?」ずずー
「いえ、マリアさん、心当たりはありません…」ず…
「それで、なんかいきなり現れて、呪文一発で記憶喪失装置を粉々にして、
 魔法の剣が魔獣になって、その子を乗せて飛び上がって、僕はその足に掴まって、
 湖の上に来たと思ったら、『またお会いしましょう』とか言われて放り出されて、
 皆さんのところにドッボーンですよ。」ずずー
「正確には私の上ね。」ずずずずー
「すいません…」ずずー
「謝ることないぞハヤテ。元々先生の自業自得だから。」ずずー
「でもそれって趣はちょっと違うけど鷺ノ宮さんの領分よね。」ずずー
「あ!ヒナ、私のフォローは!?」ずずずずー
「まあ助けてくれたんなら味方やん。誰でもええやんけ。」ずずー
「そうよねー。」ずずずずー
「敵がいうな。お姉ちゃん、食べ終わったら帰るのよ。」ずずー
「ハムスター、先生を”送る”のを頼まれてくれないか。」ずずー
「先生が良ければ”送り”ますよ。」ずずー
「あ、悪いわねー。じゃお願いしちゃおうかなー。」ずずずずずずー
504 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 22:01:25 ID:h7tMS2xe
 ピピピピ…
「風力、風向き、角度…これでよしっと!」
 歩がコンソールを操作し照準を合わせる。
『毎度お騒がせしております。ただ今より、面白いビデオの店、レンタルビデオ
 タチバナ名物、教師便が発射されます。皆様、白線までお下がりください。』
「…いっきまーす!!」
 ピシュン!!

「ヒムロ、ビデオ屋さんがまた空飛んでくよ。」
「そうですね。フッ…ビデオ屋さんも大変ですね。」

 ピッ
「まあこれで勘弁してやる。」
 ナギは自室の椅子に腰掛け、時計塔を映し出しているテレビをリモコンで切った。
その後ろにハヤテとマリアが立っている。
「…えーとナギ、それじゃ紅白でも見ましょうか。」
「はっはっはっマリア。先生は勘弁してやったがまだ御仕置きせねばならん者が
 残っているじゃないか。」
「…えーとお嬢さま、牧村さんとかシスターとかですか。」
「はっはっはっハヤテ。そんな小物はほっておけ。というかいちいち出向くのは
 めんどいし。もっと身近な問題に目を向けようじゃないか。例えば主人の屋敷を
 秘密結社の秘密基地か何かと勘違いしているメイドとか――」
「あ、いけない。タマとシラヌイのエサを下げないと……」
 マリアはそんなことを言いつつ逃げ出そうとする。
「はっはっはっマリア。どこへ行こうというのかね?」ピッ
「きゃーっ!!」
 ナギがリモコンのボタンを押すと、四本のロボットアームがマリアに絡みつき、
動きを封じ込んだ。
「ナ、ナギ、いつの間にこれを…!!」
 ナギは椅子の上に立ち上がって腰に手をあて胸を張る。
「はっはっはっ、いつまでもやられてばかりではないのだよ。」
「あーお嬢さま、何をなさるおつもりで?あまり酷いことは…」
「大丈夫だハヤテ。ハヤテにも手伝ってもらうから…」
 側に来たハヤテの頭を抱いて、マリアを横目で見ながら告げる。
「ほんの軽い御仕置きだ。」
「お、お嬢さま!?」
「ナギ…?」
「……お願い、ハヤテ。」
 ナギはハヤテの耳の側で震える声で囁き、強引に顔を振り向かせた。
「あっ、お嬢さ…」
「ん……」
505 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 22:03:02 ID:h7tMS2xe
「うんっ、っむ、ん、んじゅ、んうぅ、はっむ……」
「んっ、ナギ……」
 ナギがハヤテの足元にひざまずき、ズボンのチャックから屹立しているペニスを
小さな口に含んで愛撫している。ハヤテは時折声を飲み込み、ナギの頭を撫でて、
その奉仕を褒めた。
 チュ、キュ、ピチュ、ジュルル…
 ナギは水音を立てて、一心不乱に固い肉茎に舌と唇を絡めていく。最初は自分達を
見詰める視線を気にしていたハヤテだが、ナギがその度強くしゃぶりついてそれを
とがめることを繰り返すうち、ナギとの行為に没頭していった。
「……」
 取り押さえられているマリアは、抗議の言葉が無視されて以後は、ただ黙って
二人の行為を見詰めていた。ナギとその意を受けているだろうハヤテが、解放も
行為の中断も取り合わない無言の態度のうちに、見ていろというナギの要求を察し、
目を逸らすことをしなかった。
「ふんんっ、む、んく、うう、んっんっっ…」
 ズチュ、チュチュ、ジュ、シュチャッ…
 ナギはハヤテのペニスを掴む手を根元にずらし、より深く亀頭を咥え込んだ。
苦しげな息を吐きつつ、口と手でハヤテに摩擦と圧迫を加える。
「……んんっ、ぷはっ…はあっ……」
 フェラチオを中断し、ナギは大きく息をついた。手をペニスに掛けたまま、
上目遣いでハヤテを見上げる。
「ね、ハヤテ、服、脱がせて……」
 ハヤテは頷き、片膝をついた。入れ替わりにナギが立ち上がり、ハヤテの指先が
自分の衣を剥いでいくのを見守っていく。
 最後の下着まで脱がされたのを見届け、ナギはハヤテのネクタイに触れて言った。
「ハヤテも脱いだら、来てね。」
 そしてリモコンを拾い、ベッドに飛び乗って横手に腰を下ろす。
 ピッピピッ
「きゃ…!!」
 マリアを捕まえているアームが彼女を持ち上げ、ゆっくりとベッドの上に運んだ。
とすん、とナギの反対側に着地する。ナギはころんと寝転がり、中央に仰向けに
なると、リモコンを枕脇に押しやってハヤテに呼びかけた。
「ハヤテ、まーだ?」
「はい、今…」
「それも脱ぐー。」
 ベッドに足を踏み出したハヤテの動きが止まる。自分の下着を見て、ナギを見て、
ちらりとマリアを見て、またナギを見る。目が合ったマリアがあわてて俯いた。
「脱ぐー。」
「…はいはい。」
 吹っ切るようにスパッと下着を脱ぐ。足早にベッドに歩み寄り、胸と股間を手で
申し訳程度に隠しているナギに覆い被さった。
506 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 22:04:15 ID:h7tMS2xe
「んっ…」
「む…」
 胸の上に置かれたナギの手の手首を掴みながら、ハヤテはナギの唇を奪った。
そのまま口付けしながら、掴んだ手をナギの胸から引き剥がしてシーツの上に
押さえつける。
「……はっ、あっ、ぅうんっ!!」
 ハヤテはナギの口から唇をずらし、あご、のど、首筋、うなじと舌を這わせた。
さらに一度離してから肩に口付け、今度は小さな膨らみの頂を目指してゆく。
「ふわっ、あっ、ハヤテっ…」
 ハヤテがナギの乳首を吸い寄せる。存分にこね回してから離し、乳首の周りを
舌で舐め回す。股間に添えられていたナギの手は、脇にずれ落ちシーツを掴んだ。
 乳首とその周囲を交互に繰り返し愛撫してから、ハヤテの口がナギの下腹まで
つーっと舌先で触れて移動する。そして両手を引いてナギの足首を掴み、ゆっくりと
開脚させていく。ナギは解放された片手をハヤテの頭に乗せてぎゅっと抱え込んだ。
「んーっっ…はぁっ、ふっ、…あぅんっ!!」
 ハヤテの舌がナギの割れ目をなぞった。わずかに潤い始めていたそこを、優しく
ほぐしていく。襞に舌を割り込ませ、膣口を探り当てる。
「あんっ、ああ、あっああぁんっ、ぅんっ!!」
 秘裂が愛液とハヤテの唾液で十分湿ってから、その体液を舌に乗せ、ナギの
クリトリスにこすり付けた。
「ひゃ、ああふぁんんっ、あんんっ!!」
 ナギの敏感な突起を舌で舐めながら、ナギの襞を片手でいじり、指先を愛液で
濡らす。濡れた指先で割れ目をかき分け、膣口に指をゆっくり挿入する。
「んんっあっ、ああっ、はんんっ!! あんっああんっああぁぁ!!」
 指と舌で責められ、ナギは性感の高まりに溺れてしまう。ハヤテの与える快楽に
動物的な反応を返し、ただひたすら快感を貪っていた。
「ああっ、ふ、あ?」
「…ナギ、そろそろ入れますよ。」
 ハヤテが口を離し、指をこねたままナギに告げる。
「ん、あ、うんっ、ハヤテの、ちょうだい、いっぱい、してっ…!!」
「ナギっ…!!」
 ハヤテはナギの足をぐっと持ち上げ、自分の腰をナギの股に引き寄せた。そして、
自分のペニスを愛液で濡れた手で二、三度こすったあと、狙いをつけて、一気に
挿入した。
「ああああぁぁっ!!」
「ナギ…んっ…ほら、奥まで入りましたよ…」
「あうっ、んあっ、はっ、ハヤテ、ハヤテぇ……」
 ペニスの先でナギの奥を叩いて到達を確認する。ナギの息が落ち着くまで、胸の
上下の動きを眺めて待つ。頃合を見て、激しいピストン運動を開始した。
「あっ!! あっ!! あ!! んあんぁああぁんっ…!!」
「はっ、ふ、ナギ、いい、ですかっ!」
「あ、んぁ!! ん、いい、あああっ!!」
 ナギはハヤテのペニスが叩き込まれるたび泣くような嬌声を上げる。シーツを握り
締め、頭を振って視界を揺らす。目に入るものがハヤテに揺さぶられて揺れ動く。
「あはぅ、ひあっ、あんっ!! んあやっ、ああんんっ、んああ!!」
「ん、ナギの、気持ちいい…」
 ハヤテはナギのヴァギナをこじ開ける感触をもっと堪能しようと、休まずいっそう
激しく抜き差しを繰り返す。潤滑液も溢れ男を受け入れることにももう慣れたはずの
ナギの膣は、心地よい接触感を与えながら、しかし恥らうような締りを失っては
いなかった。それがハヤテを興奮させる。
「ハヤテ、ああっ!! んんあっああっ!! んっはんんっ、あんっ!!」
「ナギ、ナギ…!!」
507 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 22:05:22 ID:h7tMS2xe
「あ、ハ、ヤテ、来そう、ああ!!あっあっ!! う、あっ、あっ、あっ」
「ナギ、いけそう?いいよ、イっていいよ!!」
 ハヤテに絶え間なくされていたナギの声色が変わる。ハヤテも興奮した口調で
ナギの訴えに応じ、ますます腰を盛んに振り立てる。
「あっあっあっ!! あっイク、あっあっ、ハヤテ、ああっあっ!!」
「僕も、出すから、先に、イって、ほら、ほら…!!」
「あっ!!あっあっあっ!!イッちゃ、あっ、あっ…!!」
「ナギ、いいよ、いいよ…!!」
「あっ、あっ、あ・あ・あ・ああああぁぁあーーっっ!!」
 ナギが手足を引きつらせて絶頂に達した。ハヤテは声を上げながら小刻みに腰を
前後させ、ナギに入れたモノを追い込んでいく。
「う、うぉ、ナギ、出る、んっ、んんんっ…!!」
 ハヤテはナギに深く杭を打ちつけ、動きを止めて欲求を解放した。じっとナギを
見下ろして、愛する少女の中に放つ時間を味わう。
「あ、ハヤテっ……!!」
 ナギがハヤテの終わりを感じて視線を合わせた。
「ナギ…」
 ハヤテは微笑んでナギの手を握った。抱えていた足を離し、ペニスを引き抜く。
「ハヤテ、んっ、いっぱい、出たね…」
「ナギはちゃんと気持ちよくなれましたか?」
「うんっ。…んしょ、っと…」
 ナギは足先を軸にベッドの上を寝転がり、脇に頭を覗かせた。
「全部見てくれた?マリア?」
「……ええ。これが御仕置きなら、もういいでしょう?反省してますから、もう
 こんなことは止めてください。」
「悲しかった?」
 ナギの問いにマリアが冷静に答える。
「いえ、だって私は―」
「だって、」
 ナギがマリアの言葉を遮って語りかける。
「マリア、泣いてるよ。」
508 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 22:06:33 ID:h7tMS2xe
「私はね、マリア。私がハヤテと結婚しても、マリアは私の側にいるものだとずっと
 決めてかかっていた。」
 ナギはハヤテの体に手を触れながら話し出した。
「ハヤテに出会って、いつか結ばれることを夢見始めた最初から、その夢の中には
 マリアの居場所があった。もっと前、大人になった自分を考えた時も、当然の様に
 そこにはマリアが居て、私が望めばマリアはいつまでも居てくれるに違いないと
 疑わなかった。もっと後、マリアが私と同じ人を好きだと知った後でさえ、」
 俯いているマリアが身を硬くする。
「ハヤテを離さないことがマリアを失わない為の方法でもあると勝手に思ってた。」
 ナギは立ち上がりマリアに歩み寄る。
「でもそれはマリアの優しさに甘えてた。どんなにマリアが私とハヤテに愛情を
 持ってくれているかを知っていた筈なのに、マリアにどれだけ我慢させているか、
 私は本当には解っていなかった。」
「我慢なんてしていません。ナギといることは、私の幸せなんですから。」
「それは疑ってない。でも、だからこそ、マリアがその幸せを支えに乗り越えてきた
 寂しさを、私は見過ごしてきたんだと思う。」
「だからどうするというんです?私はナギのその気持ちだけで十分です。ナギは
 沢山のライバルに打ち勝ってハヤテ君の愛を手にしたのに、ここで人に譲るような
 らしくないことをするつもりですか?」
「違うよ、マリア。ただ私は、マリアは私の側にいるものだと、本当に決めて
 しまいたいんだ。」
 マリアの頬にナギが手を添える。
「私が誰を愛しているとか、マリアが誰を愛しているとか、ハヤテが誰を愛している
 とか…そういったことの前に、決まっていることだと。同時に、私もマリアの
 側にいることが決まっていると。マリアの寂しさや優しさが、馬鹿な私にもすぐ
 分かるくらい、切り離せない場所に居るべきなんだと。」
「駄目、ナギ…あなたが私を、そんな風にそそのかさないで…」
 マリアが俯いて目をそらした。
「そそのかしているんじゃないよ。確認するんだよ、私達の絆を。マリアが私を、
 私がマリアを求めても当然で、何も遠慮することはない…それこそ夫婦のように。
 そんな関係が私達にふさわしいと、確認してもらいたいんだ。」
「お嬢さま。マリアさんを困らせてはいけませんよ。」
 ハヤテが諭す。
「マリアさんのことが大事なのは分かりますが、無理を言っては駄目です。」
「ハヤテ、私は何も無理を言ってはいないぞ。無理をしてるのはマリアだ。」
「マリアさんは気持ちを押さえているかもしれませんが、それもお嬢さまのことを
 大事にしたいという意思からのはずです。お嬢さまにこうまでされても拒むのを、
 これ以上強いてはつらくさせるだけでしょう?」
「なんだよー。したのは私だけじゃないだろー。ハヤテもマリアに見せるの
 つきあってくれたじゃんかー。」
「いや、あれはですね、お嬢さまがあんまり真剣な声で頼むので…」
「私があんなに止めて下さいって頼んだのに聞いてくれませんでしたよね?」
「それは、あの…」
「男は乙女の願いに弱いのだ。」
「ほう?」
「いや、マリアさん誤解ですって!!」
「何が誤解なのかしらハヤテ君?」
「いやだからマリアさんが乙女らしくないってことじゃなくて!!」
「けど人妻よりもあれってことだよなー。」
「ほほう?」
「だから!! マリアさんが未亡人で管理人さんとかそういうこととはべつ」ギ…
「ほほほう?」
 ヒュンヒュンヒュンヒュン!!
「うわぁぁぁ!!」
「え゛。」
 マリアを捕らえていた四本のアームが離脱し、凄まじい速さでハヤテの手足を
掴んだ。さらにギリギリと四方へ引っ張られる。
「あああハヤテ!!」
「ぐあ。」
 抵抗空しく、ハヤテは手足を伸ばされてベッドの上に仰向けに固定された。
509 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 22:07:51 ID:h7tMS2xe
「だからやってみた後ならお嬢さまも諦めると思ったんですよ〜…」
「奇遇ですねーハヤテ君。私もそういう見込みでいたんですよー。」ぐいぐい
「あ痛っ!! マリアさん耳引っ張らないで痛っ!! 痛っ!!」
「ううう…なんでマリアがアームのコントロールを…」
 ナギは涙目で頭の両脇をさすっている。
「はっはっはっナギ。私に隠れて上手く仕掛けてたつもりでしょうけど、まだまだ。
 すぐに見付けて細工をしておきました。そう簡単にやられはしませんよ。」ぐいー
「あ痛たっ!! 両耳はやめて痛っ!! 痛っ!!」
「くそー。だが!! 諦めるように仕向けようなんて策略には負けないぞ!! これは
 マリアが私の燃える小宇宙を恐れている証拠!! ハヤテの死を無駄にせぬ為にも、
 ここで引くわけにはいかんのだ!!」
「いやあ痛っ、お嬢痛たっ、死んでません痛ーっ!!」
「……」ぐいぐいぐいー
 マリアは黙って耳引っ張りを繰り返す。
「ふーんだ。」
 ハヤテの耳を離すと、マリアは寝転がってナギ達に背を向けた。アームがハヤテを
解放する。
「どーせ私はピチピチじゃありませんから、無理に誘ってもらわなくていいです。
 年食って見える女と遊んでもつまらないでしょーしぃー。」
「や! そんなことはないですよマリアさん!! ねお嬢さま!?」
「そ、そうだぞマリア!! お前はまだ若い!! だいたい未亡人の管理人さんは最初は
 20か21だったのだ!!」
「え、そうでしたっけ。」
「ああ浪人生の二つ上だからってそこは思い違いしてたとしても黙ってろハヤテ!!」
「ふーーーーーーーーんだ。」
 マリアはシーツを人差し指でいじっている。
「ハヤテ君だってナギだって、若い子の方がいいんでしょー。今ならよりどりみどり
 ですから、私なんかお役御免にして彼女達とよろしくやってください。」
「マリ…」
「マリアさん!!」
「!きゃっ!!」
 ハヤテがマリアの腕を掴み体を仰向けにさせる。横から乗り出しマリアの顔を
見つめて言う。
「マリアさん、それは僕らはマリアさんを頼もしい年上の女性として尊敬して
 来ましたから、大人のイメージを持っているのは事実ですが。だから魅力を感じて
 ないなんてことは絶対にないです。お嬢さまにとっては今も綺麗なお姉さんで、
 僕にとっても、あのクリスマスイブからずっと、……美しくて優しい女性です。」
 マリアは、ついと目を逸らす。ナギは何か言い掛けて、言葉を飲み込んだ。
「だから、年上に見ている様なことを言ったら怒ってみせてくれてかまいませんが、
 僕らがマリアさんを好きで、頼っている気持ちを信じてください。僕は別に女性と
 してのマリアさんが気に入らないわけではないんです。お嬢さまとマリアさんと
 過ごした日々は幸せでした。今の暮らしも幸せで、力の限り守りたい。けれど、
 マリアさんには幸せになってほしい、出来るだけ幸せにしたいから、マリアさんが
 苦しむことや、将来の幸せを掴む邪魔をしたりしてはいけないと…」
「……ばか。」
 マリアがつぶやいた。
「え?」
「ハヤテ君、女性を振るときにはもっと冷酷に告げた方がいいですよ。それが、
 優しさというものです。でないと、新婚家庭に住み着かれたり、メイドさんが
 御恩を裏切ったりしちゃいますよ。」
 クスクスと笑いながらマリアが顔を見せてハヤテを見つめる。
「ナギに愛されたい。私を愛してくれる男の人は、ハヤテ君でなくては、いや。
 ハヤテ君とナギに、幸せに、してほしい……」
「マリア!!」
「ちょ、マリアさん!?」
 喜ぶナギと慌てるハヤテを見て、またマリアが笑う。
「ハヤテ君が悪いんですよ…私みたいな弱い女に、そんな甘い言葉を囁くから。
 最後にはハヤテ君が拒んでくれるからナギやあなたを裏切らなくてすむ。
 …そんな人任せな気持ちでいた女が、よろめいてしまいました。」
510 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 22:09:05 ID:h7tMS2xe
「いやマリアさんもっと自分を大事にしないと!!」
 ハヤテは必死にマリアを説得しようとする。
「あら。ハヤテ君は私を大事にしてくれないんですか?」
「だからその前の段階でですね!!」
「マリア。」
 ナギが話に割り込む。
「私はマリアと夫婦のように側にいると決めた。今やこれに異論はないな?」
「ええ。」
「お嬢さま、ちょっと冷静に…」
「ハヤテ。」
 続いてハヤテに向かって言った。
「はい。」
「今日は何日だ?」
「え?ええと、まだ新年には早くて、31日ですね。」
 ハヤテは時計を見て答える。
「日曜の昨日、大晦日の今日、そして元日の明日と、何をする約束だったか?」
「…日曜執事です。」
「主人の妻に相当する女性に、三千院の執事たるもの敬意を払わねばならんよな?」
「お、お嬢さまそれは…」
「まあ安心しろ。マリアの命じる事に従えと言ってるわけではない。私も命令で
 ハヤテのしたくないことをさせようというのではない。」
「そ、そうですよね。」
「では、ハヤテ。三千院ナギの執事として嘘偽り無く答えよ!!」
 ナギはハヤテをビシッと指差してのたまった。
「マリアとえっちしたいか?」
「……お嬢さまぁぁぁ!!」
 ハヤテが情けない叫びを上げた。
「回答拒否は侮辱罪だ。虚偽回答は反逆罪だ。『いいえ』は不敬罪なので、
 もう一度質問が繰り返される。」
「どこのお姫さまですかーー!!」
「三千院のお姫さまだ。」
 勝ち誇るように胸を張るナギの前で、ハヤテは両手を突いてうなだれた。
「ナギったら、立派になって…」
 マリアが涙ぐむ振りをする。
「いやお嬢さま、こんなことはまずいですよ。当主のおじいさまやクラウスさんや、
 橘の義父や義母に知れたら……」
「あ、あなたたちの婚姻届を準備するときに、橘の御夫妻からは許しが出てます。」
「え゛。」
「私や彼女達も遠慮することはないですよと。その時は固辞しましたけど。」
「ああっ、悪い人たちじゃないんだけどやっぱりどこかずれてる…」
「ジジイやクラウスも大丈夫だ。ジジイはこんな面白いことは見て楽しむタイプだ。
 クラウスは主人の家庭内のことについて、究極には立ち入らない古い奴だ。」
「クラウスさんと姫神君が本宅に行っているのは、この屋敷の現状を帝おじいさまの
 威光で各方面に認めさせるためです。今住んでいる彼女達とハヤテ君がどういう
 関係になろうとも、ならずとも、干渉されない保証を得るためです。この役目を、
 クラウスさんは引き受けてくれました。」
「そんなことまで、クラウスさんが……」
「まあ万一ということもあるから手を打っておいたが、さっそく役に立ちそうだ。
 そういうわけだから、社会的な心配はいらないぞ。」
 ナギがハヤテににじり寄り、ハヤテは焦り出す。
「え、ええと!ワ、ワタル君とかサキさんに軽蔑されちゃいます!! これでも僕、
 義兄としてワタル君にけっこう慕われてたんです!!」
「むしろ同情されるんじゃないでしょうかね?」
「そうだな。なんにせよワタルの義姉の私が、きっちり教育してやるから安心しろ。
 サキさんは…まあ処女のうちは仕方ないな。ワタルが18になるまであと二年弱か、
 それまで耐えろ。」
「だからそういうオヤジくさい発言を慎んでくださいよー!!」
「ハヤテ。」
「お嬢さま……」
「何もためらわず、答えて。素直な、自然な気持ちを…」
511 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 22:11:41 ID:h7tMS2xe
「ん、んっ……」
「ん……」
 ベッドの中央に座ったマリアを、横からハヤテが抱きしめてキスをする。マリアの
体の強張りを、反対側からナギが手を握り背に張り付いて緩めようと応援する。
「ふ…んんっ……」
 ゆっくりと、ゆっくりと、マリアはその身をハヤテにゆだねていく。唇の中に彼の
熱い舌が割り込めるように、強い腕が火照る体をもっと抱え込めるように、体の力を
抜いていく。
「ん、きゃ!!」
 辛抱強くマリアを溶かしたハヤテが、マリアの体を胸の前で背から抱きしめた。
マリアの目の前でいたずらっぽい目をしたナギが手と膝を突いて見上げている。
「マリアさん…」
「んあ!!」
 ハヤテはマリアの膨らみをメイド服の上から手のひらで握り、ゆっくりと数往復
動かした。続いて胸に触れられて恥らうマリアの胸元を脱がせていく。
「あ、ハヤテく、んむっ…」
「はむんっ…」
 ナギが背を伸ばしてマリアの口を唇でふさぐ。近寄って両手をマリアの頬に触れ、
望むままに唇を絡めた。その間も手際よくハヤテはマリアの胸をあらわにしていく。
マリアは目を閉じ、腕を折りたたみ、手のひらをきゅっと握って、口付けと脱衣を
受け止めた。
「マリアさんの胸、綺麗ですよ…」
 双丘を剥き出しにさせたハヤテがマリアの耳元で囁く。
「んっ、ぁんっ、んんんっ!!」
 熱い囁きに反応し、胸への接触に声が漏れ、そして裸の乳房をなぞるように
掴まれて、喉の奥から声無き叫びが上がった。
「胸、敏感なんですか、マリアさん?ソフトなのと……強めなのと……どっちがいい
ですか?」
「ふ、んん、ふんっ、んっ、ん…んんっ、ふ、んんっ!! んっんんっ!! む!! んー!!」
 ハヤテが優しい愛撫と激しい愛撫を交互に加える。マリアの口からは、それを
みっちりとふさぐことに専念し始めたナギの為に、こもった吐息しか聞こえない。
だがそれだけでも、愛撫の仕方に応じて異なった感じ方をしていることがわかる。
「どっちも…気持ちいいみたいですね。揉み心地、僕もとても気持ちいいですよ…」
「ん、ぁんんっ!!」
 口と乳房を蹂躙され、マリアは時々身をよじりながら官能を高めていく。ハヤテの
欲望を込めた手の刺激が次々と白い肌に重ねられ、ナギの吐息とハヤテの声が頭の
前後で響き合った。
「そろそろ、ここは……」
「んぁああああっ!! ひあっ!! ああっ!!」
「んはっ?」
 ハヤテの左手がマリアの乳首をきゅっとつまみ取る。膨らんで敏感になっていた
突起をいきなり強く刺激され、マリアはナギを振り切って仰け反り、高い叫びを
上げた。
「もう、すごく硬くなってますよ…」
「は!! はぁあっ!! んあああ!!」
「ほら、お嬢さま…」
「お?」
 ハヤテは左胸の乳首を指で弄りながら、右胸の乳首をナギに向けてせり出すように
マリアの乳房をしごいた。
「ん、美味しそう… む…んっ…」
「あ、ナギっ、ひぃん!! あっあっ、ぅあんっ!!」
 ナギがマリアの右乳首にしゃぶり付く。唇で、舌で、歯先で、上手に味わう。
「ちゅ… えっちなマリア、ん、おいひいよ…」
「ひゃぁああ!! ああっ、ううん、ああぁっあっあっ!!」
 マリアは胸元に来たナギを抱えて、二人に責められている両乳首から溢れ出る
快楽に押し流される、自分自身をつなぎ止める。そうして頼るものを得たマリアは、
かえって送り込まれる快楽のなすがままに、胸への愛撫に気を占められてしまった。
だからハヤテが右手を降ろしてスカートをめくり、股間に手を伸ばしているのが、
意識の外に置かれ、迫る次の攻め手に気付かなかった。
512 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 22:13:43 ID:h7tMS2xe
「うぁああぅっ!? あんんっ!!」
 ハヤテがマリアの下着の上から秘所をこすると、マリアは一段と色づいた声で
反応した。反射的に足を閉じるが、ハヤテの手を股間から除くことは出来ず、場所を
把握したハヤテは秘裂に沿って指を動かす。
「ふぅん!! ひん、あっふっあぁん!! あんっ!! ああんっ!!」
「マリアさん、ここ、濡れてるじゃないですか。」
「あっ、いやっ、あんっだめっ!! あっあっああぁっ!!」
「だめ、じゃないでしょう?ここが、いいんでしょう?」
「あっあああああっ!!」
 ハヤテは強く右手をマリアの股間に食い込ませ、左乳首を弄っていた左手を、
ナギが乳首をついばむ右胸に回し、後ろに引き寄せてナギの口から奪い取った。
「んっ、もう…」
「お嬢さま、マリアさんお嬢さまに乳首を舐めてもらって、気持ちいい、気持ちいい
って…たくさんここをぬるぬるにしちゃってますよ。」
「ちが、ふぁんっあん!! あふあっん!!」
 不機嫌な顔を見せたナギだが、ハヤテの囁きに興味をそそられ、しゃがんで
マリアの股間を覗き込む。
「あぅ、や、ああぁんっ!! はあんっ、あんはあんあんああん!!」
「……ん、マリアー、えっちな匂いがするよー…」
「や、ナギ、んあ!! ハヤテ君、ああっ、んやぁああっ!!」
 顔をマリアのデルタに近付けて意地悪な声でナギがマリアをからかう。マリアは、
濡らし、感じて痴態をさらす羞恥に、震えるような興奮さえ感じ始めた。
 ハヤテはマリアの胸に添えた左手はあまり動かすことなく、股間に差した右手で
秘所を愛撫することに集中した。他をよそに女陰を淫らにさせられるマリアは、
まるでそれが自分がそういう望みと特にいやらしい器官を持つことを示しているかの
ような錯覚を覚えさせられてしまう。マリアを抱くハヤテが、自分の精神と肉体の
代弁者であるかのような錯覚が、マリアの羞恥を一層強める。
「マリア…これ、触ってごらん…」
「あ…? あんっ…!!」
「あ、お嬢さまっ…!!」
 ナギがマリアの左手を背のほうに導いて、ハヤテの勃起したペニスに触れさせた。
一度驚いて離れたマリアの手が、再びゆっくりとそこに掛けられる。
「ん、マリアさん…!!」
「あんっ、ああっ、ふああぁんっ!!」
「ほら、マリアが触るとハヤテ、気持ちいいって…」
 ナギにそそのかされるままに、ハヤテに花弁を弄られるままに、マリアは初めて
触れる男性器を握り、熱い軸をゆっくりとこねた。
「あっ、マリアさんっ、マリアさんっ!!」
「ああんあっ、あうっ、きゃうんっ!!」
 ハヤテの反応がマリアに、してあげたい、という感情を呼び覚ます。ペニスを
握った手をたどたどしく動かし、背と腰をハヤテの体に寄せ、右手を股間を愛撫する
ハヤテの腕に絡め、胸を抱くハヤテの手に乳房を擦り付ける。そして、わずかずつ、
無意識に、閉ざした足が緩んでいった。
「ん、は、マリア…さん…!!」
 ハヤテはマリアのアプローチに、喜び勇んでテンションを上げた。腰にマリアの
体を引き付け、怒張したペニスを押し付ける。耳たぶを噛み、息を吹きかける。
胸を抱く腕を、乳首が当たるように掴みなおす。手首を深く股間に押し込み、
足が緩んで自由度が上がった股間で指を暴れさせる。
「あんっ!!あんあんんああん!!ああ!!あああぁああ!!」
513 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 22:14:49 ID:h7tMS2xe
「うーん、マリア、飛んじゃいそう…」
 弾き出されたナギがつぶやく。そしてナギはハヤテの背に回り、立ち膝で胸を
押し当てた。
「ん、ハヤテぇ…」
「あふっ、お嬢さま!?」
 ナギは手をハヤテの下腹に回し、ペニスを探り当ててしごき出した。それなりに
男性器への愛撫に慣れたナギの手管は、マリアのウブな動きとは比べ物にならない。
ナギは本気で射精を促すように手を動かす。
「マリアさんっ、イって、ください!!」
「ひああぁ!!あああ!!ひあん!!あぁん!!あんっっ!!」
「ほえ?マリア?」
 ハヤテは自分が出してしまう前にマリアを登りつめさせてしまおうと、それまで
控えていたクリトリスへの本格的な愛撫へと突入した。下着の上からだが、すでに
高まりきった体の敏感すぎる部位を連続して刺激され、マリアはたちまち快感の
高みへと叩き込まれる。
「あぁ!!あんぁ!!ん!!んぁ!!んん!!」
「…マリアさん!!」
 ハヤテの指がマリアのクリトリスを押さえつけたとき、ついにマリアの体が
硬直した。
「んん!!んーぁ、あ、ぁんんぁああああぁぁぁああ!!」
「…マリア、さん……」
「……んあぅ、はー、ふ、んうーー、はぁーっ…」
 ハヤテはそっとマリアをベッドに横たえる。そしてまだ息子をいじり続けていた
ナギの細い腕を引き剥がした。
「お嬢さま、駄目ですってばー。」
「んあ、ハヤテ、出していいのに…」
「マリアさんは初めてなんですから、男は長引かせない状態の方がいいでしょう?」
「あ、そっか…」
 ナギはハヤテの腰に手を伸ばすのを止めて、マリアの横に這い寄った。
「聞いた?マリア… ハヤテ、優しくしてくれるって…」
「んんっ… ナギ…」
「ん…マリア…」
 マリアの顔に寄って囁き、舌と唇を絡め合わせる。
「…お嬢さま、そろそろ代わっていいですか?」
「…ん、ハヤテ、妬ける?」
「いえ、マリアさんの服を脱がさせてもらおうと…」
「…妬けない?」
 ナギが少し不安そうに問いかける。ハヤテはナギの髪を優しく撫でて答えた。
「僕はナギの愛を信じてますから。どんな時も、何をしてても、疑いはないです。
 だから、これくらいのことは…」
「ハヤテ…」
「ゲームやアニメに夢中になっている時のことを思えば、そんな時でも愛してると
 誓ってくれたナギに嫉妬を持つほどのことではないと…」
「…なんか馬鹿にされてる気がするぞ。」
 眉をしかめるナギを見て、マリアがクスクスと笑う。
「笑うなマリア。…ありがとう、ハヤテ。実はちょっと、不安だったんだ。」
「さすがに相手が男性だと、生理的に困ってしまいますが。というか、
 僕がマリアさんを抱くのをお嬢さまが嫉妬もせず認めたことの方が…」
「認めてないぞ。」
 ナギの言葉にハヤテが凍りつく。
「マリアがハヤテに手を出してもいいというだけだ。ハヤテの浮気は許してない。」
「ちょ、お嬢さまいまさら!!」
「だからマリアに手を出したらまず冥王星までぶん投げてやらねばならんのだが…
 月が邪魔するので、まだ完全に技をかけることが出来んのだ。命拾いしたな。」
「…邪魔してるのは地球の重力じゃないかしら。」
 ナギの小悪魔的な笑みを見て、ハヤテはほっと息をつく。ナギはハヤテの体を
引き寄せて、自分とマリアに触れ合わせた。
「…ハヤテ。私も、ハヤテの愛を、信じてる。きっとこれからもたくさん嫉妬して
 見せるけど、絶対私を大事に思ってくれてるって、信じていいよね…」
514 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 22:16:46 ID:h7tMS2xe
「んあっ……」
 最後の衣服であるショーツを引き抜かれ、マリアは思わず声を上げた。
「マリアさん、とても綺麗です…」
 仰向けに横たわるマリアの体を、ハヤテがその足元から眺める。マリアは片手で
繁みをその視線から隠した。もう片手を握り枕を並べて横向きに寝そべるナギが、
隣で恥らうマリアの顔を見詰めている。
「マリアさん…」
「ん…」
 ハヤテはマリアの足先から腰に向けて手を肌に滑らせ、体を前に進めた。足や腰を
触りながら、マリアの胸の上辺りまで頭を持ってきて、表情をうかがう。
「んぁあああっっんん!!」
 マリアの乳首と内股が、ハヤテの口と指で愛撫される。交互に左右の乳首を噛み、
熱くなっている肌をまさぐった。
 ひとしきり責めると、ハヤテは顔をマリアの目の前にせり出し、マリアの手に
片手を乗せ、もう片手を太ももに乗せた。
「足を…開いて。大丈夫、怖くないから…」
「……っ……はいっ……」
 ハヤテの言葉に、マリアは羞恥心を棚上げにしてわずかに膝を折り開く。ハヤテは
片膝をその内側へ置き替えた。
「こっちの指でするから、この手はこっちの手を掴んでて…」
 マリアの太ももと手を指であやす。言われるままに、ハヤテの手を探って握った。
「ほら、指…」
「あんんっっ!!」
 ハヤテがマリアの花弁をそっと撫でる。マリアはかなり大きな反応を見せ、一度
達した後の体が治まりきっていないことを示した。
 ハヤテはもう少し秘唇の奥へ優しく指を触れさせる。濡れ具合も反応も、処女で
なければもう前戯が要らなそうなくらい進んでいた。
「ああっんっ、ああぅ、ああんっ!!」
「マリアさん、ここ、とても可愛い……」
「ああああ!!」
「ん、熱くて、なか、気持ち良さそう…」
「あ、いやぁ、あんっ!!」
 ハヤテは念を入れつつ、自分とマリアの気分を高めようと、言葉と指でマリアを
刺激する。マリアは手を握り締め、足を閉ざそうとしてハヤテの足に阻まれた。
「ああぅ、うんんっ、ああっ!!」
「…んっ、マリアさんっ!!」
 マリアもハヤテもどんどん興奮がエスカレートしていく。
515 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 22:18:09 ID:h7tMS2xe
「あ、だめぇ、あ、ハヤ、テ、くんっ…!!」
「マリアさん、はっ、っ!!」
「んんっ!!」
 マリアが追い詰められた声を上げるまでになって、ハヤテは秘所から指を離し、
その手でマリアの足を押し開いた。両膝をマリアの足の間に置いて、立ち位置を
前後に微調整する。
「ふぁ、ハヤテ君っ?」
 ぼーっとしているマリアの向かいで、ハヤテが股間の剛直を反り返らせていた。
その男性の欲望の印は、ハヤテがマリアに覆い被されば、強い腕に割り開かれた
マリアの股間に突きつけられるように狙いがつけられているが、今のマリアには
そこまで細かい手はずを察することはできない。ただ、いよいよその時が来たと、
それだけを悟って、心臓の鼓動を激しくする。
「マリアさん…いいですか?」
「は、あっ、はいっ……!!」
 ハヤテの最後の確認の言葉に、マリアが引き返せない承諾を与える。
「あ、ハヤテ君…!!」
「マリアさん……」
 ハヤテは前に倒れて腰をマリアの太ももの間に寄せた。片手で体を支え、片手を
ペニスに添えて、張り詰めたそれの先端を濡れた花弁の中央に押し当てる。
「んんんっうんんっ…!!」
「ん…!!」
 亀頭が侵入口を求めて秘唇を蠢くだけで、ハヤテもマリアも言葉にならない快感を
味わう。強く誘惑されたハヤテは次の段階を求めて膣口に辿り着くと、狭い入り口に
すぐさま先端を押し込んだ。
「はあっあっあっっ!!」
「あ、うぉっ…!!」
「ひあ!!ああ!んああ!!」
「んああ…マリアさん…!!」
 ハヤテは衝動と理性、征服欲と庇護欲のぶつかり合う混濁の快楽を味わいながら、
マリアの処女の証の前で踏み止まっていた。
「マリアさんっ、マリアさんの初めて、貰いますっ!!」
「ひっ!!いっ、あひいぃっ…!!」
 ゆっくりと、ハヤテのペニスがマリアの処女を散らして進んでいく。葛藤していた
ハヤテの意識は、破瓜を宣言することで、愛しい女性の処女を奪う行為に集中し、
欲求と配慮がすべてそのことに向けられた。
「ひあ!!あぁあ!!んんぁぁんああ!!」
「マリア、さん…」
「ひん!!んあぁあぁっ!!あっ、ふっ…!!」
 マリアは痛みに叫び、喉を仰け反らせ首を振った。やめて、とだけは言うまいと、
わずかに残る意識で自我を保つ。ハヤテはきついマリアの中をさらに進む。ペニスに
添えていた手をベッドに突き、腰を突き沈めていく。
「マリアさんっ、奥まで、入った…!!」
「はうっううっっ、ひぁ!!あ!!ああぁ!!」
「マリアさん、マリアさんっ…!!」
 ハヤテは締め付けられているペニスを一番奥にぎゅっと押し付け、動き出したい
欲求を堪えて、マリアが落ち着くのを待った。傷と侵入の痛みの中、マリアがやっと
ハヤテの呼びかけに反応できるようになる。
「あぅ、ハヤテくんっ…」
516 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 22:19:19 ID:h7tMS2xe
「マリアさん、入りましたよ…ちゃんと、マリアさんを、貰いました…」
「うあ、あ、うんっ、うんっ…!!」
「マリアさん…」
 ハヤテがそっと頭を屈めてマリアの唇に口付ける。マリアも刹那、痛みに最大限に
抵抗して、唇から愛情を伝えた。
「は、ふ、ひぁん、ハヤテくん、うれしいですっ… 痛いけど、あっあっああっ……
 しあわせに、してくれたっ…!! ハヤテくんっ…!!」
「僕も、とても、幸せで、マリアさんが、大好きですよ…」
「ん、い、んはぅっ、ハヤテくん、ね、あとは好きに、動いて、いいです…よっ…」
「マリアさん、初めての時は無理は――」
「はじめてだからっ、はっひああっ!! …それくらいしかっ、愛してあげるのが、
 できないんですっ…… ふ、んうっ… はじめてからっ、ハヤテくんだからっ、
 愛して、あげたいっ…!!」
「……マリアさん…」
「ひゃ、ハヤテ、くんっ…!!」
「わかりました。マリアさん、マリアさんを、思いっきり、愛します。少しの間、
 無理を、堪えてください。マリアさんに愛してもらえるから、多分、僕はすぐに
 気持ちよくなって、痛いのは終わりますから…」
 ハヤテはそう告げて、ペニスをゆっくりと引き戻す。マリアの膣口に亀頭を埋めた
位置で止まり、体を構え直した。
「んぁああっ!!」
「いきます!!」
「んんあぁ!!ひあっ!!ああぁっ!!」
 腰の運動でマリアの中に連続して凶器を叩き込んだ。マリアの叫びに構わず、
膣の圧迫をものともせず、ペニスがなぞる肉壁の凹凸や亀頭が叩く最奥の感触を、
ひたすら汲み出しむさぼっていく。
「はふっ、あふ、う、あひぅ、んっっ、ああ!!」
 マリアが苦しげな呻きを上げる。ハヤテは彼女の処女喪失の苦悶を、それに耐えて
いてくれる愛情を、しっかりと体で覚えるべく感覚を研ぎ澄まし、行為に熱中する。
「マリアさんっ、いい、熱いよっ!!」
「はぁああ!! あ!! ひ!! んん!!」
 ハヤテはマリアの熱と締りを最大限感じられる、ちょうどよい位置を探って、
そこに男根を繰り返し深く埋め込む。引けばすぐ戻りたくなり、押せば病み付きに
なりそうな刺激が得られ、慣れとも合わせてペースが上がり、快楽も高まった。
「マリアさん、気持ちいい、あ、マリアさんの中で、僕のがっ…!!」
「ふあ、ひ!!ふん、ふう、んあんっ!!」
 ペニスから高まる肉の快楽が、マリアの女に侵入して性欲を満たす状況からくる
精神の快楽をますます刺激する。欲求が心と体の奥底から高まり、さらに激しく
マリアを求める。マリアは求められているということにすがって、叫び呻きながらも
苦痛を受け入れた。だがこれが長く続けば、おかしくなってしまいそうな不安にも
あがらわなければならないでいた。
「んっ!!んっ!!んんっ…!!」
 不安を押し留めてマリアが呻く。ハヤテは荒い息と共に腰を動かす。しばし、
間奏のように音と喘ぎと息のみの時が過ぎる。
「マリアさん、もう、もうすぐ…!!」
 間奏が終わり、ハヤテの興奮した声が最後の節の始まりを告げる。
「出そう、いっちゃいそうに、なる…!!」
「あ、ハヤテくんっ…!!」
「マリアさん、気持ちいい、出したいっ…!!」
「ん、なかで、んはああっ!!」
「んっ、マリアさん、出る、マリアさんの、中で、もう出る、いくよっ…!!」
「はうん!!ひ、あふ、んぁぁあっ…!!」
 ハヤテは限界に来たペニスを、マリアの奥に小刻みに叩き付け、膨らんだ亀頭で
膣奥をえぐる。一突きごとに、精液が溜まっていくのが分かる。
「いくよ、マリアさんっ…!!」
「ん…あ……!!」
 マリアの中に深く差し込まれたハヤテのペニスから、大量の精液が溢れ出る。
男を初めて受け入れた場所が、その純潔を奪いつくされた。
517 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 22:25:06 ID:h7tMS2xe
ここで、折り返し地点です。とりあえず次スレテンプレを貼っておきます。
518 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 22:26:35 ID:h7tMS2xe
ここは少年サンデー連載の『ハヤテのごとく!』のエロパロスレッドです。
本誌の進行とともに、女装・倒錯・純愛・百合・羞恥・痴女・肉球・逆襲・ガン○ムその他
萌えのシチュエーションがバラエティに富み始めても、住人は職人とともに
ノートの記憶を思い出したかのようにネタを振ったりしながらマターリしましょう。
好みの分かれそうなシチュにはNGワードを入れるとモアベター。
大丈夫、僕らならできる。

ここは21歳以上の大人しか参加できない板です。
ジ○ンの軍人として恥ずかしくない節度を持った話をしましょう。

過去スレ
『ハヤテのごとく!』のエロパロ 8
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1154083362/
『ハヤテのごとく!』のエロパロ 7
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1150126379/
『ハヤテのごとく!』のエロパロ 6
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1145120808/
『ハヤテのごとく!』のエロパロ 5
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1138401467/
『ハヤテのごとく!』のエロパロ 4
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1134142421/
『ハヤテのごとく!』のエロパロ 3
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1127475341/
『ハヤテのごとく!』のエロパロ 2
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1115225572/
『ハヤテのごとく!』のエロパロ
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1101242894/

本家スレ
ハヤテのごとく!呪いのヒナ人形101体目
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1156764912/

2chエロパロ板SS保管庫
ttp://sslibrary.arings2.com/
ttp://sslibrary.s9.x-beat.com/
519 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 22:29:19 ID:h7tMS2xe
…まだ20KB余りありますね。どうしましょう?
520名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 22:51:39 ID:Dc1vuoQe
>>519
続きは新スレのほうでやって欲しい。
中途半端なところで切れるよりは。
521名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 22:52:59 ID:f/Pty1rH
読み切った。
なんか説得力はあるのに道理として深く間違ってる希ガスwwwwwww
522 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 23:33:29 ID:h7tMS2xe
それじゃ、立ててみます。

エロいとこからみたい方は、>>504へ。
523 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/29(火) 23:38:01 ID:h7tMS2xe
『ハヤテのごとく!』のエロパロ 9
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1156862176/

とりあえず立ちました。
524名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 23:59:27 ID:LIDWIHfs
まだ520スレそこそこなのに雑談のみで1000スレないし
20KB埋めるのは難しくはないか?

といって自分は途切れなく読んで貰うため新スレ立てたので
他の作者の方は埋め代わりにここに投下どうぞというのも……
525 ◆Yq1ALrzjmE :2006/08/30(水) 00:10:12 ID:2Mg0rO0T
BS見終わった〜。続きはこれから次スレで…
>>524
すいません。一気に次スレとなったので、しばらく残しておいてもいいかなとも思ったり…
526名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 02:17:06 ID:Mdfksgrt
                、
                ヽ‐ 、._
             ,、-''"´    ` ‐ 、
            //  //     \
           / 7´ /イ ,イi l        ヽ
           ,イ ,イ/ ァ.、l|. l         ',
           レ 「  〈ノ ゝl|',l l        i
             !  :::::::... !,' ,'´ヽ ,-ニヽノ
             ',`      ,'.,'__ノヽ/  ヽ
               `ー‐r  ,','ヽ_.,、l   ',
               _r"´ノ ̄¬ / .l   i
              ノフレ,-ー-、',  l    l
           ,、-"´/l  / i   l',',  il   l
          く_  / ! lr┴、__,イl .l  l l  l
           ``L._.」 〈    〉 l  l ヽ  ',
            ,'   /ヽ、_ノ  」  l  \ヽ
            i  /  /ノl',  /  l l   ヽ\
            l /   ノ ト /",-、 l l     ', ヽ
            /    /__〉,- 、 〉l l     l   ',
           /    /    ',-ニヽ. l ヽ    l  i
         /    /`` ー--',ヽ 〈_i_ l    l  l
        / _,、-' /l   l   l  ',  〉 /  i   l  l
      r-‐''"´  /  l   l    l  ','´ヽ、l.  l   l  l
     /、    / 」__l__l_,、-‐ '´ス_フl  l.  l  l
    ヽ__ `‐、/ 「______,、-‐'´ ヽ\l  l   l   l
    / `‐、〉 /  l   l   l   ',  \\-ァ   l  l
   /,   / /  l    l    l   ',  _,、-'´人.  l l
  // l ,'/l l  /__l___l____l_ ,、-‐'´_,、-'´  〉┐l /
  "´ ',」 '」 〈_________,、-‐'"´  ,、-'´/,'/
        /   l     l     l   _,、-'´_,、-´ /
       _/__l___l    _,、- '´ _,、-'/   /
       `‐-'`‐、.____,、二ニ二-‐ー''´ ,'/   ノ
             l ,┴、_rー´`┴、   /
              ll`‐、.____ ノ  ノ
              l|  /ノlヽ)l
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                  l     l    \     \
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                  l      l       \     \
                 l       l          ヽ     \__
               l     l         ',    「  ヽ
               l      l          lヽ、.__」   ',
               l    .l          ゝ-、._ノ  /.',
               ト    l        , -'´`"´   /ヽ_ノ
              /ヽ  / ',      /      ノ ノ
        _,、-‐ー<ヾ/ヽ/   ',     i     _, -'´ /
       /       ヽ/  _.」     ヽ-‐ー''´ _,、-'´
       l        _,、-''"´  l      └-‐ー''´
       ヽー--‐ー ''"´  /,l__」
         ` ー--‐ー''"´


527名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 02:18:04 ID:Mdfksgrt
              , -'´::::::::::::::::::::::::::::::` ‐ 、
            ,-'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.....   \
          /:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::...  ::..... ヽ
          /::::::::::::::i::::::::::::\:::::. ヽ: ::::...  ::::... ',
         ,' .:::: :: :: ::l';::::::::::ヽヽ:::.  '.;. :::::::.... :::::.... i
           i ::::: :  ト;l ヽ::ヽ、:\i:::  ';_::::::::... ::::...l
            l:l :: ::  l ', ,-'\`‐-l:::.: i.lクヽ::::::::::::...::::l
         li';::: :: l l  ', i_,.イ l:::: i ll ) l :::::.. ::::::::::',
            l '.;::.  l ト、 ヽ└‐'´ l:i::!:::l:イ_/ ::::::::::... ::::ヽ
          l ヽ::.. ::::「ノ    ,イ:/川ノ ';::::::...:::::::::... ::::\
            l  l:\:..::ヽ  __ ノ-‐┘  ,ゝ-ー、::::::::::::..... ::\
            l:li :``::',` ‐、.__, -' ,イ/    ヽ:::::::::::::::::::::::::\
             ll l ::/ヽ!   //,-'"´ ̄ \ 〉:::::::::::::..........  `‐- 、._─────   --- 、
             l ヽ      / ,イ       ヽ\:::::::.....   ::::::::::::::::::::`` ‐- 、._-‐ー──--、`‐、
                 rァプ´,' / l          ', `‐、._::::::........      :::::..... ::``‐-、._    \ヽ
               / レクl / l       l   i    ` ‐、` ‐- 、._:::::.....  ::::.... ::::::::::` ‐、   ヽ',
              /    / l  l       l    l       `‐、    ` ‐ 、:::....  ::..  ::::::::....\
              l  -く  l /       l /  l          \     ` ‐、::.. ::.. :::::::..... ヽ
              ヽ  \ l,イ       l/   l , -'"´` ‐、    \       \  ヽ\,-‐ーヽ
      __        \  / ̄ヽ      l __/    __` ‐、   ヽ       ヽ' ´
      ヽ、` ‐ 、      \/    ト、    /``-ァ、 ̄ヽ/    \::` ‐ 、 `、
   ,-‐ '"´  ヽ  `‐ 、.__レ     l. ',   / / l 7/-'"´ ̄ ̄ ̄ ヽ:::::::\
   ニ二´ ァ  _     l  l     ヽ   / /   ! l \‐-、      l::::::::::::ヽ
    -‐''"´   ` ‐ 、._l  l       / l /    ',ヽ \ ',      l:::::::::::::::',
               \ l \ `ー-‐'´  l      '., ヽ \      ノl::::::::::::::::i
                 ヽl  `‐-‐'"´  l      ヽ 」  \   / l::::::::::::::::l
                 l    /     l            \ l  l-'"´ ``
                 l    /      l             \`` ー────‐----ー┐
                     l   /         ',              ヽ                /
                  l /         '.,              ヽ           /
                  ヽ          ヽ  , -‐ー '"´ ̄ ̄``‐ヽ         /
                   l\          ヽ \              , -‐ 、  /
                   l  ` ‐ 、        \` ‐ 、._      , -‐ '´___\/
                   l     ` ‐ 、._      ヽ   ``‐-=二、-‐'"´     `
                   l          `` ー‐r-┘
528名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 04:33:21 ID:f2Jg+1Iq
Sけてー
529名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 04:51:53 ID:EwzN9UUo
最後のエロシーンはよかった。
でもそれ以前の部分は、つながりが悪くて展開がわからなかった。
ギャグとかシリアスっぽいようだが、要らないのでは?
530520:2006/08/30(水) 06:37:26 ID:9MOYMex+
>>523乙。やっぱり後半34レスは20kBを余裕で超えてたね。
旧スレの残りは短編とか、突発思いつきネタで埋めるのがいいと思う。
531名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 11:51:07 ID:O9PljeIl
1人称か・・
それこそ雪豹氏の1人称には度肝をぬかれたっけな。
どうすればあんな異和感なく書けるものなのか。
よっぽど読み込んでるんだとは思うけど。
532ROCO ◆VpKHzOu04Y :2006/08/30(水) 16:12:55 ID:Awfryqsx
今週ネタ投下します…埋め小ネタですので、寛大な目でお読みください;
533ROCO ◆VpKHzOu04Y :2006/08/30(水) 16:13:38 ID:Awfryqsx
「あ…あぁ…」
可憐なメイド服を着込んだ少女の小さな胸を、私は己の欲望を抑えられないままに、
そこをこの手で貪っていたのだった。
「や…やめて下さい…こんな場所で…!」
嫌がるのも無理は無い、何せここは夜とはいえ神聖な学校の中…しかし私は止まらない。
「諦めて下さい…これは運命なのですから」
「運命…ですか?」
「そう運命…ここで私と貴女が出会ったのは運命なのです!」
そう言って、私は更に深く彼女を抱きしめる、その小柄の身体を抱かかえ、
彼女の温もりを感じていく…そして胸の感触を堪能させた手を、
今度は卑しくも、その秘所へと潜り込ませていくのだった。
「ひゃぁぁ!!だ…駄目…そこは…あぁ!!」
やがてスカートの下に忍ばせた手は、股間の陰部を摩っていく…
「こうなるのも運命…なら従おうじゃありませんか、いや従わないといけない!」
「そ、そんな…あっ!あぅ…ひゃぁ!!」
「ふふ…ほら、お嬢さんのここも、こんなに濡れていますよ…」

チャプゥ…

そのスカートの下から聞こえさす卑猥な音に、彼女の顔は一気に赤面になっていく。
恥らい方も素敵だ、そう感じた私はもっと乱れた彼女の姿が見たくて、
その敏感な場所を激しく摩らせていくのだった。
「ひゃぁ!!あ…駄目…あぁ!!そこ弱いのに…んっ!!」
ただ秘丘を摩るだけでなく、秘裂の窪みに指をひっかけ優しく弄びながら、
より刺激を与えていくのも忘れない、すると益々に彼女の身体は熱くなり、
火照っているのがよく分かった…悶える様から感じているのも分かる。
「ひゃ…あっ…あぁ…もう…あぁ!!」
「イキそうですか?でもそれこそ駄目です、何故なら…」
私は納まりきらない程に膨張した愚息を、ようやく解放する…
ズボンを脱ぎ聳え立たせたのを彼女に見せ付けた。
「そ、それ…あ…」
「これで思い存分とイカせて差し上げますから…ふふふ」

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

「そして私はお嬢さんと…くくく」
「あ、あの…ちょっと?」

偶然に出会ってしまった男の怪しい気に、ただただ身の危機を感じるのは、
メイド服を着込んだ女装…少年の自称、綾崎ハーマイオニーであったとさ。

【おしまい】
534シロウトの丘:2006/08/30(水) 16:42:20 ID:sE9bKndL
休憩埋めネタ。
535シロウトの丘:2006/08/30(水) 16:54:49 ID:sE9bKndL
「待ってよ〜ハヤ太君」
後ろから追いかけてくる泉、
「(走りにくい…メイド服って動きにくいなぁ…)」
逃げるハヤテ。
ガッ
「あっ…」
つまずいたハヤテ。
ガバッ
「捕まえた〜」
その言葉通りハヤテを捕まえた泉。
「さて〜このマントの中はどうなってるかのかな?」
泉の手がマントにかかり脱がせた。
出てくるのは似合い過ぎたメイド服。
「ハヤ太君ってやっぱり女装の趣味が…」
泉が勘違いしている、まぁ今の状況からすれば仕方ないが。
「(くっ…こうなれば仕方ない…瀬川さん恨まないでください)」
ハヤテは自分の手を泉のスカートの中に入れた。
「ほえっ!?ちょっと…嫌ハヤ太君、何処触ってる…!?」
パンツをずらし一番敏感な部分を嘗め回してくる。
「あん…ぁぁ…ハヤ…太君…ひど…い…よぉ…」
泉の抵抗の声も一つも聞かずハヤテは愛撫を続けた。
「あぁぁ…おかしいっ…だめっ…あぁぁ…ひぁぁぁぁぁ」
背中をピンとはり弓なりになっている、イった証だ。
膝をついて呆然としている泉。
「このことは二人の秘密ですよ瀬川さん…」
そう言うとハヤテは白皇の校舎に走っていった。
「(…二人の秘密…ということは…またできるんだね!)」
泉の人一倍ポジティブな性格にハヤテが気付かされるのはすぐの話である。

=END=
536シロウトの丘:2006/08/30(水) 16:58:03 ID:sE9bKndL
後、今書いてる三千院家の科学力の話はエロパロ8の保管庫には入れないで頂きたいです、まとめて9にお願いします。
537名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 20:52:58 ID:/1sGax7Y
ぅぉぉぉ、埋めネタといいつつ御二方ともクオリティ高ぇww

次スレにさらなる期待。。
538名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 11:25:16 ID:SZXvuHc0
hosyu
539名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 20:21:41 ID:siTBSsTU
>>533
妄想部分、綾崎ハーマイオニーならアリかな、思ってしまった。
確かに胸小さいし、いじめられるの好きだし・・
アリですね
540名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 21:10:32 ID:Vl0lrpp1
すげぇwwエロすぎww
541名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 22:31:20 ID:o2omIk34
             _,、- '"´ ̄ ̄ ̄ ` ‐ 、
          , -' ´             ` ‐、
       _, -'´                      \
     _,、-'´                       ヽ
  -‐''´/                            ヽ
    /                             `、
    /        ,'                     ',
    / /      i  l   i   ',          ヽ   i
   ,' ,'       l  l l i l ',.   ',    ヽ     '.,  l
  .i l   ,'    l  l l .l l', ',     ',     ',     ', l
  l l   .i    l  l l li l ', ',ヽ   ',    ', `‐、  ', l
  l li    l l  _l_',__l__l l', .lヽ',_',_ヽ_.',ヽ___ ',   `‐、 イ
  l l ',.  l l  l ', li l', l ', l  ヽ、 \ ', ヽ ', .','´`ヽ_/;' ヽ <お願いだ・・・見ないでくれ・・・
   ', l. ',  l l  l, r‐ー、.',.l ', l  , r‐ー- 、 ヽ ',. ', ヽ l /ノ  ',
   ',l ',  l l   ト ';::しィ ', ヽ、  l:::::(_,.イヽ l',iリlソ l,プli    ',
    ', '.,  li ト、 l', ';::::::l      l:::::::::::;!- 、 l  l_ノ   li',   '.,
      /ヽ l',! ヽli ( )' .......:::::::....L::::::(._ノ.l  l__    ll',    '.,
     /  ヽ ', /'., ト、:::,-'´ ̄` ‐.、:: ̄ O::/l  l/l     ll',     '.,
     /     / ○l /  ̄ ̄ヽーく  , -'´o l  lハ-ー、_.li,-ー.、 ヽ
    /     /  l l/   ̄ ̄`‐、 \_ o。 l  l  ノ     / \ \
    /     / //「/   ` ‐、` ‐┘  \ lヽ l ノ      /     ',  \

542ぼぬ ◆acp8myVpDQ :2006/08/31(木) 23:57:34 ID:grW7Ovd7
微エロ ハヤテ×ヒナギクです〜
いろいろありつつヒナギクフラグ成立後設定で。

「ヒナギクさん……」
「ハヤテくん……」
 生徒会室の応接室ソファでヒナギクがハヤテを見上げる。その胸ははだけ、
薄い胸板の上にかわらしく息づくピンク色の乳首。
 ずっと勘違いだと思っていた。その想い気付いたときには遅くもどれない感情
となっていた。応援するという名目で近づきすぎたこともあってふとした他愛ない
きっかけでその想いが溢れ二人は繋がった。
 最初はただただ痛いだけだったその行為も今はこうやって胸を触られてるだけで
期待して熱くなるのが分かる。
「あ……」
 ハヤテの顔が近づく。意識される唇。ゆっくりと目を閉じようとしたその時。
ガタン
 物音に驚いてそちらを向くと。歩むが涙目で立っていた。
「あ、歩……」
「……じゃないですか」
「え?」
「応援してくれるっていったじゃないですか!」
 言い逃れない状況で放たれる歩の言葉が心に響く。
「こ、これは……」
 なんと言っても嘘になる裏切ったことに変わりはないのだから。
 言いよどむヒナギクに背を向けて走りさる歩。
「あ、歩! 待って!」
 追いかけて捕まえたとして自分に何が言えるというのだろう。その想いを振り払って追いかける。
「あれ? ってここ生徒会室じゃ……」
 気がついたときには歩は空中へと走り去っていく。
「え? な、なんでベランダがないのよっ?!」
 あると思ったベランダがなく足を大きく踏み外してしまう。
 生徒会長になってからも一切みようとしなかったベランダ下の光景が眼下に広がる。
「っ!」
 全身をつつむ浮揚感が即座に落下感に変わる。
「きゃぁぁあぁぁぁあぁぁ!」
パチ。
 そこでいつも目が覚めた。
「また……か」
543ぼぬ ◆acp8myVpDQ :2006/08/31(木) 23:58:57 ID:grW7Ovd7
『不安な心理を表わしています。高いところから落ちる夢は、将来に対する不安、
現実の人間関係あるいは社会的な不安、恋愛に対する不安、セックスに対する
不安などへの不安を暗示しています』

 図書館から借りてきた夢占いの本に書いてあることがそのものずばりで面白くなかった。
 ハヤテと一つになってしまってから毎日のように見てしまう落ちる夢。
 きっと罪悪感から見てしまうのだろう。未だ歩には言えないでいる。
「はぁぁぁ……」
 重い深いため息。と同時ににへらと笑うハヤテの顔が浮かぶ。
「くぅ。軟弱に笑って……。こっちがこんなに苦しんでるのに」
 思い浮かんだハヤテの顔に悪態をつく。
「そもそも見つかったときになんで無言なのよ!」
 夢の中のハヤテにまで文句を言い出す。それで解決するなどとは思ってはいないが
言わずにはおれなかった。
 今までの桂ヒナギクであれば友情・約束を優先して体を許すなどしなかったし、
仮に間違いがあったとしてもそれを告白してハヤテとは別れてやっぱり歩を応援する
はずであった。なのに今は出来ない。
 自分が思う桂ヒナギク像と違うことに戸惑い何をすればよいか分からない状況に陥っていた。
コンコン
 ノックの音に慌てて夢占いの本を引き出しにしまい。体裁を整える。咳払いを一つして
普段の生徒会長ヒナギクを演じる。
「どうぞ」
「失礼します〜」
 そう言って入ってきたのはハヤテであった。その事に心のたがが外れそうになるのをこらえる。
「……何か用かしら?」
「えっとそのですね……最近元気がなさそうだなぁと」
(ったく誰のせいだと思ってるのよ……)
「で、ですね。マリアさんからハーブもらってきたのでハーブティーなんかどうかと」
「そうなのありがと……」
「それじゃお入れしますね……カップお借りしますね」
 嬉しそうに笑って支度を始めるハヤテ。
 先ほど悪態をついていた笑顔が現実に現れるとなんとも言えない心境になる。
二人切りで背中をみせるハヤテについには衝動的に後ろから抱きついてしまう。
「え? ひ、ヒナギクさん?」
 顔をハヤテの背中に押しつける。見られたくないから。泣いてる自分が心底いやになる。
こんなの桂ヒナギクじゃない。しかし、どうしていいかわからない自分がそこにいた。
544ぼぬ ◆acp8myVpDQ :2006/08/31(木) 23:59:53 ID:grW7Ovd7
「ヒナギクさん……」
 体を震わせているヒナギクに泣いてることをしりハヤテも動揺する。
もはやハーブティーどころではなかった。
「だ、大丈夫じゃないわよ……」
 思ったより涙声の自分にさらに失望しつつ。
「ヒナギクさん…」
「?」
チュ☆
 振り向きざまハヤテがキスする。そしてまたあの微笑み。
「どうですか? 元気でましたか? 僕は出ましたけど……」
「……あんたが元気だしてどうするのよ」
「ですよね……ハハハ……んっ」
 今度はヒナギクの方からキス。先ほどよりも強く激しく。
「ぷぁ……これくらいしなきゃ出ないんだから」
「あ、あのそんなにされちゃうと僕の方がもっと元気に……」
 もじもじとするハヤテ。
「わかりやすいわね…いいわ……今なら誰もこないだろうし」
「え?」
ドサ
「エッチなハヤテ君にオシオキしちゃう」
 抱きついたままソファに押し倒す。忘れられるのはハヤテと体を重ねてるときだけ。
少しでも現状を忘れられるならと再びキスをする。
「ん……ちゅ……」
 舌を絡めながら手をぎゅっと強く握る。ハヤテもそれにならって返してくる。
 一人の時さらに苛まれることを知りながらなおもその鬱積から逃れたくてハヤテを
求めてしまうヒナギクであった。
545ぼぬ ◆acp8myVpDQ :2006/09/01(金) 00:00:47 ID:grW7Ovd7
というわけで埋めネタですた(・ω´・)
546名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 00:24:35 ID:Hs4tmZaP
GJ!! 
……といいたいところだが
俺のいきりたった熱いパトスをどうしてくれよう
547名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 00:37:57 ID:vy4w7fMT
続きがないなんてあんまりだ(泣)
548名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 03:39:06 ID:z3KyOp2D
埋めネタですらこのハイクウォリティ
素晴しすぎる
549名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 22:30:48 ID:DtmPCl+t
       `‐、             ,.へ
         \         __/:::::::::ヽ, -、
           \      /::::::`´::::::::::::::::::::::::ヽ` ‐、
             ヽ    /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::':;:::::::\
                ヽ r'´:::::::::::::i::::il:::::::';:':;::::::::::::::';::::::::::ヽ
    も           ', l:::::::::::::::i::ト;!l:l:::::::';:::i、:::、:::::::i::::::::::::::',
    う           i l:::::::::::::::l::l  l:::::::;イ:l-ヽ:';::::::l::::::::::::::i
    少           l.l:i::::::i::l::::l':;l l:::::/ リ. ';:i:::::l:l:::::::::::::l
    し          l::l:::::::l::l::::l ',! l::::/ '"「i`ヽl:::::l:li`ヽ:l::l
    で          l::l::::::::l::l';:l.'「i ヽト,  ト::::::イl::::リ:l /l::l
    す          l::l:::::::::l:l:ヽ:!Ll リ └‐'´lレ':::l'´::lノ
    よ          l ';!ヽ:::::::l:::::',丶      /:::::ノ:::l;ィ、
                  l ヽ `‐-、l::入  - '  , /:::::人'ノ::::`‐、._
              > /::::::::::ヽ  ` ‐r‐'´/:::::/ l  l:';::ヽ:::ヽ`‐、
              /  l:::::::::::/  r「ヽ ̄/:::/'"´ヽ ';::';::::ヽ:::\::ヽ
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  __ , -‐''´         l //``   ,'  レl::::::::::ヽノ、 ', ヽi ',:l  ',
                  /::l        ヽl::::::::::::::::lプ ', ', 


550名無しさん@ピンキー
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,,, - = - ,, 、   |「 ./ ,,    ,゙ヽ. .l
        ヽ. | /. //  "/ トヾヽ.ヽ  ィ =~~ ^'' 、
          .v ./,'i///ワ/ ,i トヽドi';.ト  /      ヽ
          ';  ii ;;  /ソ|リ ',i.i.ヾ ハ ,' で 5  ヽ
   ま 心    ', ,'| .|/'','' i' ';i'iV ..l,'  .す 0   i
   す が    l/nl .イィ':i;T ,'' {jト/ /|   ゚ 0   |
   よ 温    j人l ;ハ,L_」   l_i.l ハ |    K   j
    ゚ ま    .,'/ノ,ハ.=ゝ   ' , イ .iiハ',.    B   ,'
      り    ,'/ヘ《 ゙ ' ,,^ィツii_|リi|'l ',    |   .ノ
          ,'ヘ  .゙';.,,./\ //   ! '人      /
         ,/  ',',  ,V,/ i lヽ、    _ ソ 、_ _ ノ
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