おつかれさまー
5 :
1/9:2006/06/13(火) 00:39:40 ID:g5put07J
4.
コン、コン。
片手にヒナギクを抱きかかえたまま、ハヤテが扉を軽くノックする。
「ハヤテです、ヒナギクさんをお連れしました」
『はいどうぞ、開いてますわよ〜』
ドアノブに手をかけてからちらりとヒナギクを見ると、彼女は不満そうに、不安そうに、ハヤテを睨んでいた。
ハヤテが落ち着いたヒナギクを部屋から連れ出すときから既に、彼女は全くこの移動に乗り気ではなかった。
ハヤテの部屋に来る前の彼女なら、男性の部屋と女性の部屋なら迷うことなく女性の部屋を選んだだろうが、
ヒナギクは既にハヤテの手にかかり・・・その身を委ねてしまった。
乱れ、悶え続けた疲労もあったし、そのまま彼の部屋で朝までゆっくり眠りたいというのが本音であった。
それに、マリア―――
本来ヒナギクがこの屋敷の住人の中で最も信頼していた、尊敬に値する先輩であったハズの彼女は、
今となっては今晩の異常事態の中心人物であるということが推測出来てしまい、
その彼女の部屋に連れていかれるという事で、自分が今度はどんな目に遭うか・・・
それを思うとついついハヤテにすがるような目を向けてしまうのだが、
「すみませんヒナギクさん・・・こればかりは、僕にもどうにもなりませんで・・・」
そんなヒナギクの視線を受けて、彼女の気持ちを理解した上で、
申し訳無さそうに答えるハヤテの立場も分からないではない。
このお屋敷における事実上の最高権力者に逆らっては、
彼が事ある毎に口にする“三千院家の執事として”の生活そのものを失いかねないし、
編入試験の結果が覆ったのも一重に彼女の口添えがあったが故である以上、
ハヤテがマリアに逆らうことなど期待する方が無理というものだった。
結局、ヒナギクはハヤテとの行為で疲労した身体を抱き上げられて、
マリアの元に連れていかれるしかなかった――――――
「いらっしゃいませ、ヒナギクさん♪」
二人を迎えたパジャマ姿のマリアが笑顔を向ける。
「お待たせしましたマリアさん、ヒナギクさんをお連れいたしました」
「はい、ご苦労様です、ハヤテくん。
ヒナギクさんはお疲れの様ですし、こちらに寝かせてあげて下さい」
ハヤテはマリアが指し示した通り、ヒナギクの身体をマリアのベッドの上、彼女の隣に横たえる。
ヒナギクが恨みがましい目つきでハヤテを見上げるが、
彼としては申し訳無さそうに苦笑を浮かべるしかなかった。
「ではハヤテくん、お願い事ばかりで申し訳ないんですけれど、
ナギのお部屋へ行ってあの子の様子を見てきて下さいませんか?」
ぴく、とハヤテと、そしてヒナギクがその言葉に反応する。
にこやかにハヤテを主の部屋へ向かわせる彼女の意図は、二人とも十分に理解している。
理解しているからこそ、
「あ、え〜と、ですがマリアさん、その・・・」
6 :
2/9:2006/06/13(火) 00:40:40 ID:g5put07J
ヒナギクの方を見ずとも、彼女の刺さるような視線が感じられる。
ついでに彼女からの無言の声が―――
“ふ〜ん、へ〜ぇ、ハヤテくんってずいぶんと守備範囲が広いのねぇ・・・
こ・の・ロ・リ・コ・ン(はぁと)”
なんて聞こえてくるような気がしてならない。
単なる軽蔑なのか、自分を抱いた男の節操の無さが腹立たしいのか詳細は不明だが、
彼にとってそれはもう全くの誤解に他ならず、慌てて・・・
「ま、マリアさん! そ、その、お嬢様の様子を見に行くことは全く構わないのですが!
ただその、お嬢様は年齢的になんと言いますか、まだちょっとアレですから!
なので、マリアさんのご期待に沿えるかどうか・・・!」
オロオロするハヤテと、そんな彼をジト目で睨むヒナギクの対比を面白そうに眺めながら、
「はい、ハヤテくんの守備範囲については重々承知していますが・・・
今回は私なりに少々趣向を凝らしてみたものですから、よかったらご覧になって下さいな♪」
こんな会話を聞いていると、先程の仕打はともかくとして、
本来この二人の主であるハズの小さな少女の境遇になんとなく同情してしまうヒナギクだったが、
「まぁでも、お気に召されなければそのまま戻ってきて下さって構いませんわ。
こちらでヒナギクさんを二人がかりで、というのもそれはそれでなかなか・・・」
等と言いながらちらり、とマリアに流し目で見据えられたヒナギクは・・・
「は、ハヤテくん!」
「は、はい? 何でしょう」
「やっぱり執事たるものお嬢様が最優先よね!? 年齢の壁なんて乗り越えてこそ真の執事よね!」
「は、はぁ・・・」
「ならばハヤテくん! ここは迷っている時ではないわよ!? さぁ、私に構わず今すぐ速攻でナギの元へ!」
「はぁ・・・ で、ではマリアさん、ヒナギクさん、行って参ります・・・」
なんとも釈然としないといった風で、ハヤテはマリアの部屋を後にする。
彼が出て行くと、ふうっ、とヒナギクは思わず安堵の溜め息を漏らし・・・
「でもちょっと意外ですわね〜」
その声で、まだまだ安堵するには早すぎたことを咄嗟に思い出す。
「ええと、何がでしょうか、マリアさん?」
「はい、私はてっきりヒナギクさんもハヤテくんと一緒の方がいいのかしらと思っていたのですが・・・」
「や! そ、それは・・・」
ハヤテに抱かれ蕩けさせられた身体は、確かにもう一度抱かれることに、今更抵抗は・・・ないとは思う。
だが、マリアが言うのは“二人がかり”で、なのだ。
既に自分の身体を知り尽されてしまっているハヤテに、いきなり自分を悶えさせたマリアの二人がかりは、
ハヤテとの行為で疲弊しきった身には幾ら何でもハード過ぎる。
「まぁ、いいですわ」
つ―――と、マリアの指がヒナギクの頬に触れ、
ぴくん、とその感触に反応したヒナギクの顔の傍に、マリアが顔を寄せる。
「それよりヒナギクさん」
吐息を頬に感じるくらいに、マリアの顔が近い。
彼女の顔はこれまで見たこともない程に妖艶で、同性のヒナギクから見てもどきりとする程に、美しかった。
7 :
3/9:2006/06/13(火) 00:41:41 ID:g5put07J
「ハヤテくんとは、どんな具合だったのですか?」
「具あ・・・って! べ、べ、別に、な、何も・・・!」
頬を真っ赤に染めて主張するヒナギクの様子を、
何もかもお見通しというように妖しい笑みを浮かべながら眺めつつ―――
「あらあら、白皇の生徒会長ともあろう人が、嘘はいけませんねぇ?」
「ち、違いますっ! う、うそじゃぁあぁあっ!?」
不意に、ヒナギクの身体を甘美な稲妻が駆け巡る。
パジャマ越しに秘所に押し付けられたマリアの指が、落ち着いていたヒナギクの官能を揺り起こす。
「それでは、ヒナギクさんの身体に直接お伺いしてみましょうかね〜♪」
「ひっ! や、やめ、マリアさんやめてっ! そこ、はぁあっ! そんな、ぐりぐりっ、押し付けちゃあっ!」
ハヤテによって開発されてしまったそこは、服の上からの鈍い愛撫にも過敏な程に反応し、
ヒナギクの身体をガクガクと震えさせ、喘ぎ、悶えさせる。
「うふふ、こんなに敏感になっちゃって・・・ご存知ですかヒナギクさん?
ヒナギクさんみたいにキレイな人が乱れる姿って凄く魅力的で、もっと乱れさせたくなっちゃうんですよ〜?」
「そ、そんな、あぅっ! し、知りませんっ! ひ、ぅああっ! や・・・だめ!
ひぅっ! 直に、さわっちゃ・・・あ、やぁあ!」
二枚の布地越しの愛撫では物足りないとばかりに、
マリアの手はするりとヒナギクのショーツの下に潜り込み、早くも濡れ始めた彼女の秘所に直に触れる。
悶えるヒナギクの秘裂にマリアの細い指が浅く沈みこみ、
ちゅく、ちゅぷ、くちゅっ、と、滴る蜜を掻き出すように蠢き踊る。
「ぅあ! あひ・・・や、やめ、マリアさんっ、ゆび、やぁ! い、ひう・・・やめ・・・っあぁあっ!」
それだけでヒナギクは達してしまいそうな程にびくびくと震え、
泣き声のような嬌声を上げさせられてしまう。
だが、まるでそんなのは序の口とばかりに、マリアの指は・・・
「ひ! や、やめ、だめっ、ダメですっ! あく・・・ゆび、なか・・・っ! ひ、は、はいって・・・っ!
うあ! あ、ひぁ・・・やっ! だめ! そんな、うごかしちゃ、あ、ふぁあっ! んぁあああっ!」
期待通りにあられもなく悶える乱れるヒナギクに満足しながら、
マリアの指は一本、二本とヒナギクの膣内へと入り込む。
「うふふ・・・ヒナギクさんの中、熱くて、ぬるぬるで・・・私の指をくわえ込んで締め付けてきますわ・・・」
「ふ・・・ぅあぁ! やぁっ! やめてぇ・・・そんなことっ! い、ひぃっ! 言わないでぇ!」
ついさっきまで処女だったヒナギクの中は狭く、
マリアの指が僅かに動いただけでも膣壁をえぐるような刺激となってヒナギクを責め苛む。
敏感過ぎる粘膜を刺激されて溢れるほどの愛液を分泌し、
侵入した指をキツく締め付けながらも過剰な潤滑液のお陰であくまで滑らかに包み込む。
「・・・それにしても、ちょっとヌルヌルしすぎ、ですわねぇ?」
息も絶え絶えに乱れていたヒナギクの半ば閉じかけの目が一瞬、
ハッとしたように見開かれる。
それを目ざとく確かめてマリアはその理由を把握するが、その上で敢えて・・・
「んぅ! ・・・っ、あ・・・」
ちゅぷ、とヒナギクから抜いた二本の指をわざとらしくまじまじと見つめ・・・
「ま・・・りあ、さん・・・?」
8 :
4/9:2006/06/13(火) 00:42:44 ID:g5put07J
ヒナギクの蜜でぬらぬらと濡れたそれを唇に運び、ぴちゃぴちゃと舐めしゃぶり始める。
彼女の常軌を逸した行動は、だがしかし同姓のヒナギクから見てもぞくっとするほど淫らな仕草で、
自分の恥ずかしい蜜を舐められているという事実も忘れ、マリアの顔に見とれてしまう。
だが・・・
「ちゅ・・・ん・・・むぷ・・・っ、んふ・・・ヒナギクさんのこれ・・・ハヤテくんの味がしますね〜」
「え・・・な! な、なな、何を言って・・・!」
「こんなに味がするってことは、ハヤテくんにたっくさん、注いで貰ったってコトですわね〜♪
ねぇヒナギクさん、ハヤテくんには何回くらい出されちゃったのかしら〜?」
「そ、そんな! べ、別にたくさんなんてしてませんっ! ・・・その・・・い・・・一回、だけ・・・」
言い訳でもするかのように慌しく言い放ち、そして恥ずかしそうに語尾を濁すヒナギクを楽しそうな、
「では・・・さぞかしハヤテくんのが濃かった、ということかしら・・・んちゅ・・・羨ましいですわ・・・」
「そ、それは・・・そんな・・・」
そして、妖しく潤んだ目で見据えて・・・
「・・・ヒナギクさんにはハヤテくんのはじめてを譲って差し上げたのですから、
おすそ分けして頂くくらい・・・いいですわよねぇ?」
「譲って・・・って! 別にそんなの欲しがったりなんて最初からしてませんっ!
それに、あの・・・おすそ分けって・・・え、ちょ、ちょっとマリアさん!? ちょ、やめ・・・!」
するり、と呆気なくヒナギクのパジャマとショーツを脱がせ、夜気に晒された彼女の秘所へと顔を寄せる。
慌ててマリアの頭を押しのけようとヒナギクも手を伸ばすが、
その手が届く前に潤んだ秘裂を、ぺろり、と一舐めされて―――
「っひぅうっ!?」
「んふふ・・・ヒナギクさんったら、本当に敏感なんですね〜♪」
「っひあ! や・・・ま、マリアさん、そ、そこで、しゃべらないでっ、あふ・・・くださ、ひっ!」
「ヒナギクさんとハヤテくんのが混じって、ふふ・・・えっちな匂い・・・味・・・」
「だ、だからそんな―――」
「では、いただきます♪」
「や、め・・・っああぁあ! は、あ! ひっ、や、だめぇ! 舌いれちゃ、ひゃうっ!
んぁあああ! すっちゃ、や、あひ・・・! だめぇええ!」
にゅぷ、とヒナギクの膣内へと入り込んだ柔らかな舌は、
本来受け入れたモノに絡み愛撫するはずの襞を、逆に一つ一つ舌先で丁寧に舐め回し、
襞の一つ一つをほぐしてゆくかのように膣壁を愛撫する。
それだけでもヒナギクを乱れ狂わせる程の快楽を彼女に注ぎ込んでいるというのに、
それを認識したうえでマリアはヒナギクの秘唇とディープキスでもするように唇を押し付けて―――
「―――っいぁあっ! だめ! そんな、吸っちゃ! ぅあ! あぅう! ひゃうぅっ!」
ぢゅるるるる・・・と、はしたない音を響かせて、分泌され続けるヒナギクの蜜もろとも、
膣の中からこぼれずに残っていたハヤテの精液を啜りとる。
「あ・・・は・・・っ! うぁ、あ・・・っあぁあっ、ひ、は・・・ぁ、んぁ―――っ!」
浅くまでしか届きはしないが、それでも自在に動き身体を内側から舐めまわすような愛撫や、
止まることなく溢れる蜜を秘肉ごと吸い出されるかのような異様な感触に、
ヒナギクは悶え、乱れ、翻弄されるばかり。
為す術も無いままぐずぐずに蕩けた膣を貪られ、過剰なまでの快楽を注ぎ込まれ、やがて彼女は―――
「んぁあ・・・や、め・・・ひ、あ、ぅああ! そんな、すっちゃ・・・なめちゃ、だめっ! わたし・・・っ!
マリアさんっ、わた、し・・・! もう、ぁ、イ、いぁ、あ! ん、ぅあぁあああぁあっ!」
身体が、心が受容できる分を遥かに超える快楽がヒナギクを決壊させ、
その瞬間に彼女は身体を弓のように仰け反らせてびくんと震え、絶頂を迎えた。
9 :
5/9:2006/06/13(火) 00:43:45 ID:g5put07J
「―――んぷ・・・ぁ、あらあら、うふふ・・・ヒナギクさんったら、もうイっちゃったんですわね・・・」
そのことについてはそれ以上何も言わず、
ヒナギクの足の間から顔を上げると陶然とした表情で大きく一息ついて、
「あぁ・・・ヒナギクさんの・・・ハヤテくんのと混じって、んふ・・・すごく、美味しい・・・」
啜り取ったヒナギクの蜜を、舌の上で転がしてでもいるかのように、じっくりと味わう。
「それにしても・・・一回出されただけなのに、こんなに味がして・・・
よっぽど濃いのを注いで貰ったのですね・・・羨ましい・・・」
愛撫から解放され、呆然と絶頂の余韻に浸るヒナギクにそっと顔を寄せると、
囁くように彼女の羞恥を掻き立てる。
「や、ぁ・・・そんなこと・・・言わないで、ください・・・」
「どうしてですか? こんなに濃いのですから、きっとさぞかし粘ついて、どろどろで・・・
それを凄い勢いで、びくんびくんって跳ねながら、どくんどくんって・・・ああ・・・」
マリアの余りに生々しい物言いと、そしてまさにその言葉通りだった先程の体験を思い出し、
恥ずかしさでヒナギクは泣きそうな顔をする。
対照的にマリアは自分が口にした状況をわが身に当てはめて夢想してでもいるのか、
ぞくぞくっと身体を震わせて、満足げに“ほぅ”とため息をついている。
・・・だが、やはり夢想は夢想。
その物足りなさに今度は“はぁ”とため息をつくと、妖しさを増した瞳でヒナギクを見つめ、
「んー・・・そう考えていると、羨ましいというより・・・すこし、妬ましいですわね〜?」
艶たっぷりの声で囁きかける。
その声にはぞくりとする程の淫らな響きが満ちていて―――
「そ、そんな・・・! 別に・・・わ、わたしが望んでした、された訳じゃ・・・ありません!」
妬みと共にそんな声を向けられては、今度はどんな目に遭わされるか・・・
考えただけでも空恐ろしく、必死で弁解する。
「だ、だいたい・・・ハヤテくんに、私の相手をするようにって言ったのも、マリアさんじゃ・・・!」
「あら、そうだったかしら? でも、これからはどうでしょうかね〜?」
「これから・・・って・・・な、なんのことです・・・?」
「うふふ・・・ヒナギクさん、ハヤテくんとえっちすることの楽しみを覚えちゃって、
それって、今晩だけで終わらせられるものなんでしょうかね〜?」
「な・・・」
どくん、とヒナギクの胸が高鳴る。
彼としてしまった、あの約束のことが思い浮かび、慌てて頭を振ってそのことを追い出す。
「ね、ヒナギクさん・・・どうなんですか?
またえっちなことしようって、約束したりしなかったんですか〜?」
「そ、そんなこと、してません!」
「ふぅん・・・そうなんですか? では、こちらにもお伺いしてみましょうか・・・」
「な、なんですか・・・って! あ、ふ・・・ぅ、やだ、や・・・あ!」
ちゅくっ、と、ヒナギクの秘所にマリアの細い指が触れる。
秘裂の表面を軽く撫でるようにくちゅくちゅと弄っておいて、
つぷ、つぷぷっ、と指を二本、膣壁を掻き分けて潜り込ませる。
10 :
6/9:2006/06/13(火) 00:45:12 ID:g5put07J
「い・・・ひぁあっ、や、あぅ・・・んぁああっ! やめ、ゆび、やぁあっ! なんで、聞くって、こんな・・・!」
「ほら、よく言うじゃないですか、身体は素直って♪
ですから、一番素直そうなところに直接お伺いしてみようかな、と思いまして」
「な、はぅ・・・っ、そん、な・・・あ、ひぁあっ! あ、んく・・・やめ、ふぁあ!」
二本の指で膣内を掻き回されるのはさっきと同じだが、
今度はより深く・・・指の届く限界まで潜り込んできて、それでいて焦らすようにもぞもぞと僅かに動くだけ。
「それじゃあヒナギクさん・・・今度ハヤテくんとは、どこですることにしたのかしら?
またお屋敷にいらっしゃるのか・・・それともそうね、ハヤテくんもこれからは白皇の生徒ですし、
学校ならいつでも・・・あ、もしかして、生徒会室で・・・なんて」
「――――――っ!」
ぴくっと、ヒナギクの身体が微かに震える。
それでもマリアに気取られないように、必死で抑えはしたのだが・・・
「あらあら、ヒナギクさんったら・・・生徒会室でえっちしようだなんて・・・
いけない生徒会長さんですわねぇ♪」
「っひ、あく・・・ぅ! ち、ちが・・・わたしっ、別に、なにも、そん・・・ぁあっ、ひぁあ!」
「うふふ、嘘はいけませんわよ〜? 生徒会室って言葉が出た瞬間、ヒナギクさんの中がきゅっと締まるから、
凄くわかりやすいんですからね〜♪」
「な、そんな・・・あ、ひっ! うそ・・・そんな、あ、あく、ひぅう!」
ヒナギクの中に入り込んだ指は、締め付け具合から彼女の心を察知する役割に集中する為か、
決して派手に動くようなことは無いのだが、それはもはやそこにあるだけで・・・
「ひや・・・ぁ、も、やめて、くださいぃ・・・っあ、ひぐ・・・もう、ぬいてぇ・・・」
「ダメですよ、まだまだこれから、なんですから〜♪
場所のお約束があるのですから、当然“いつ”するのかも決まっているんでしょうね〜?」
「ひぅ! や、べつに、その―――」
「あ、やっぱりそうなんですね・・・ふふふ、ヒナギクさんの身体って本当に正直なんだから・・・
これからヒナギクさんにお聞きしたいことがあるときは初めから身体に直接おうかがいしちゃおうかしら♪」
「そんな・・・っ、や・・・やです・・・ぁあっ、うあぁ!」
「そんな風にえっちな声で“イヤ”なんて言われても、悦んでいるようにしか聞こえませんわね〜」
真っ赤になってふるふると震えるヒナギクの表情はマリアの嗜虐欲をますます掻き立てるばかりで、
思わず獲物の味見でもするかのように、ぺろりと彼女の頬に舌を這わす。
「ひん・・・っ、やめて・・・マリアさん・・・もう・・・」
「んふふ〜、それより質問の答えがまだですよ〜?
次にハヤテくんに注いで貰うのはいつ頃なんでしょうね・・・一週間後とか・・・」
「し・・・知りません・・・っ」
「それとも・・・そうですねぇ、えっちなヒナギクさんのことですし、
今度の月曜日・・・ハヤテくんが登校した初日から早速、な〜んて・・・
あらあら、ふふふ、ヒナギクさんのココ、反応良すぎですわよ〜♪」
「し、しりませんっ! 別にハヤテくんとは何も・・・っあ! や、ほんとにっ! なにも、な、あ、ぅあぁ!」
羞恥を煽り言葉と指でヒナギクを弄り、凛々しい顔を被虐的な美しさで染める悦びにマリアは興奮を抑えきれず、
彼女の中にもぐりこませた指の動きが少しずつ荒く、激しくなる。
「それにしても登校初日から生徒会室で、だなんて・・・
気が付いたら、毎日ハヤテくんにおねだりするようになっちゃったりしてるかもしれませんわね〜♪」
「・・・・・・っ!」
マリアはあくまで言葉弄りのつもりで言ったのだが―――
「・・・あら? あらあらあら〜〜〜? ヒナギクさん、も・し・か・し・て〜?」
11 :
7/9:2006/06/13(火) 00:46:13 ID:g5put07J
「ち、ちがいますっ! 別に、なにも・・・あ、ひぅ! や、やめ、マリアさ・・・あ、ひゃあっ!」
「こんなにきゅうぅって・・・ものすごくわかりやすい締め付けで・・・もしかしてヒナギクさん、
既にハヤテくんと毎日えっちなことをするお約束でもされちゃったのですか〜?」
「ひっ! ちが、ちがいますっ! や、マリアさんっ! ひぁ、だめ! ゆび、はげしっ! い、ひぁ、うぁあっ!」
「上のおくちで何を言ってもダメですよ〜? 下のおくちが雄弁に答えて下さってるんですから、ね♪」
「ちが、ひぁ、あぁああっ! やめ、ひぁあっ、ゆびっ、ゆびだめぇ! マリアさんっ、だめ、やめ、ひゃああっ!」
ハヤテとの秘め事の密約を暴かれ、消えてしまいたいと思う程に恥じ入るヒナギクを、
マリアの指が容赦なく責め立てる。
それだけ聞けばもう確かめることは無い、とばかりにヒナギクの中に埋められた二本の指が一気に動き出し、
膣壁を浅く深くと擦り上げながら、彼女を身体の内側から愛撫する。
「あくぅ! やめ・・・て、くださ・・・いっ! なか、だめ・・・ゆびっ! うごいてぇ! い、ひゃぁあっ!」
膣内をぐちゅぐちゅと音が出るほど掻き回されて、
ヒナギクはすぐにでも達してしまいそうなくらいにガクガクと身体を揺らし泣き悶えることしか出来ない。
マリアの指にはハヤテに背後から挿入された時の息の詰まるような圧迫感や、
子宮を貫いて脳天まで突き上げられるような荒々しい激しさは無い。
だが、二本の指のそれぞれが別々に、自在に動き、絶妙な緩急をつけてヒナギクの膣を丹念に撫でさすり、
ただでさえ敏感な膣の中の、さらに敏感なところを的確に探り当ててはそこを重点的に責め立てることで、
ヒナギクは抵抗どころか耐えることすら許されず―――
「い、ぁあっ! やめ、や、イ、ひっ! ひゃぁあっ! ぁ、だめ! そこ、はぁっ! い、ひ、ぅあぁああっ!」
探り当てられた特に敏感なスポットを二度、三度と指先で捏ねられただけで、
ヒナギクの脊髄を電気が走り、頭の中が閃光で真白に染まる。
衝撃で跳ねた背中がぼふっ、とベッドに落ちる感触で我に返り、その数瞬の意識が飛んでいたことを悟る。
痺れてガクガクと震える身体と秘所に残る蕩けそうな程の甘美な余韻が、
嫌でも自分がどうなったかを認識させた。
「ヒナギクさんったらこんなに簡単にイっちゃうなんて・・・本当に敏感なんですわね〜
完全無欠の麗しの生徒会長さんにこんな弱点があるなんて生徒の皆さんが知ったら、
どう思われますかねぇ・・・うふふ・・・」
絶頂の余韻に痺れながら涙目で自分を見上げるヒナギクに向けて、
マリアは妖艶な笑みを浮かべながら、心底楽しそうに彼女を言葉で弄り続ける。
「ひ・・・いわないで・・・ください・・・っ、もう・・・わたし・・・」
「でも、ヒナギクさんみたいなキレイな方が為す術も無く乱れてイきまくっちゃうっていうのも・・・
なんだか、ゾクゾクしちゃいますわ〜♪」
「そんな、ぁ・・・お願いです・・・もう、やめて・・・許してください・・・マリアさん・・・お願いです・・・」
「んん〜・・・そうですわねぇ・・・」
少しだけ、考えるポーズ。
僅かでも、ヒナギクが胸に期待を抱いたところで・・・
「ダ・メ、ですわ、ね♪」
「な・・・・・・そ、そん、な・・・」
いつも凛々しく振舞っていたヒナギクが羞恥と絶望で子猫のように哀れに涙ぐむ様子は、
マリアのサディスティックな欲望を際限無く掻き立てる。
そうとも知らず―――いや、例え知っていたとしてもヒナギクには情けを乞うように懇願することしか出来ず、
哀れな獲物は陵辱者を誘うが如く、さえずり続ける。
「どうして、どうしてですかっ!? こんな、これ以上されたら、わたし・・・わたし・・・っ!」
「そうですわねぇ・・・ヒナギクさんはまだ高校生、しかも白皇の生徒会長ともあろう者が、
生徒会室で毎日毎日男子生徒と淫行する等といった約束をされるなんて・・・」
12 :
8/9:2006/06/13(火) 00:47:22 ID:g5put07J
マリアの表情には妖艶な笑みが絶えないのに、その言葉にヒナギクは背筋がぞくり、と震えて止まらない。
それは会話の内容への後ろめたさもあるが、それ以上に・・・きっと、被虐の予感の故、なのだろう。
「そんなうらやま・・・いえ、破廉恥な会長さんには、かつて同じ立場にいた先輩として・・・
お仕置きして差し上げなければいけませんからね〜!」
それでお話はお終い、とばかりに、ヒナギクの中に沈められたままの指がぴくんと震え、
「・・・ひ! え・・・ま、マリア、さん・・・や、う、そ・・・」
既に二本の指をくわえ込んだ秘唇に、外側から別の指先があてがわれる。
「ではヒナギクさん、次は指をもう一本増やして見ましょうか♪」
「や、やだ! やです! あ、や・・・や! だめ! もう、入らな・・・あ、ひぁ・・・!」
「イヤ、ですか・・・それは結構ですわ、それでこそのお仕置きですから♪」
既に右手の人差し指と中指をくわえ込んだヒナギクの蜜壷に薬指をあてがうと、
少しずつゆっくりと、つぷ、ぷ、ぷぷ・・・と、膣壁を押し広げながら沈めてゆく。
「あく・・・! は、はいって・・・あ、や、ひぅ・・・う、あ・・・っ、やめ・・・や、あぅう!」
三本目の指が奥へと進むにつれ、ヒナギクの身体の震えは激しさを増し、喘ぐ声はひたすらに高まり―――
「っひ! もう、や・・・! マリアさんっ! だめ、だめダメだめぇええっ! もうっ! ゃ、あ――――――!」
びくん、とヒナギクの身体が仰け反り突っ張って、弛緩してベッドに沈み込む。
「あらあら、入れられただけで軽くイっちゃったんですか〜
・・・これはお仕置きのし甲斐がありますわねぇ♪」
「・・・っ、ひぁ・・・っは・・・ぁ、も・・・っ、おねが・・・ゆるして・・・くださ・・・っあ!?
ひ、ぎ・・・っあ! あふ! っくぁ! ひ、いや、もうっ! もういやぁあああっ!」
開通してまだ間もない狭い膣内を満たす三本の指が、うねうねと動き出す。
絶頂を迎えた直後の特に敏感な蜜壷を容赦なく掻き回し、擦り上げ、撫でさすられて、
その名の通り壷をひっくり返したかのように、ヒナギクの両足の間には蜜が溢れ、
シーツに水溜りが広がって行く。
「ヒナギクさんのここ、溢れ出してとまらなくて・・・なんだかおもらししてるみたいですわね〜?」
「や、ちが・・・! あ、ひぅうっ! いあ、やめ、とめてぇえぇ! もう、あ、また! いやぁあっ!
んぁああっ! も、ひぁあっ! だめ、イったばかりでっ! まだ、や、動かしちゃぁあああ!」
ヒナギクの身体は痙攣しているかのようにガクガクと揺れ続け、
不規則にびくん、びくんと大きく跳ねては悲鳴のように甲高い嬌声を上げて、乱れ狂う。
三本目の指を挿入されたときから彼女は絶頂の高みに突き上げられたまま下りることを許されず、
ただただその身を襲う凶悪なまでの快楽に抗うこともできず、泣き叫ぶことしか出来なかった。
「いけませんわねぇ・・・生徒会長ともあろう人がそんな泣き叫んでは示しがつきませんよ?
ん〜、そうですねぇ、そんないけないお口は、こうです♪」
「んぅうっ! あぐ・・・ひっ、やぁああっ! も、ダメぇ! また、イ、んむっ!? んんん――――――っ!」
ヒナギクが望まぬ快楽に打ち震える以外に唯一できたこと―――声を上げて悶え喘ぐことすらも、
マリアの唇によって封じられてしまう。
舌を舌で絡め取られ、唾液と唾液を混ぜ合わされ、口腔中を舐め弄られて、
秘所に沈められた三本の指はひと時の絶え間も無く蠢いて敏感すぎるところを責め苛まれて、
ヒナギクは声を上げることすら許されずただただ絶頂を繰り返す。
彼女の意識は連続で上がる打ち上げ花火の如く絶頂の度に真白に弾け、
徐々に靄がかかったように白いまま戻らない部分が広がってきて、
やがて――――――
13 :
9/9 (了):2006/06/13(火) 00:49:00 ID:g5put07J
「っぷぁ・・・ふうっ・・・ヒナギクさん、大丈夫ですか?」
「・・・っ、は・・・ぁ・・・っ、はぁ・・・っ、は・・・い・・・っ、は・・・・・・っ」
反応が希薄になったヒナギクの唇を解放し、
絡みついた蜜でふやけてしまった指を引き抜くとヒナギクは最後にもう一度びくんと震え、
後はふるふると細かく震えながら、力尽きたようにぐったりと横たわる。
荒い呼吸にも力は無く、それが寝息に変わるのは時間の問題に思われた。
「御免なさいね、ヒナギクさんがあんまり可愛かったものですから、ついつい可愛がりすぎちゃいました」
「いえ・・・ふ・・・ぁ・・・」
「ふふ・・・お詫びに、もうハヤテくんとのことは何も言いませんから、
来週からは思う存分、抱かれてくださいね〜♪」
「え・・・は、はい・・・」
ヒナギクの疲弊し切った顔に、僅かな赤みが差す。
それをクスクスと微笑とともに眺めながら、
「でもその代わり・・・たまには三千院のお屋敷にも遊びにきて下さいね?
私もヒナギクさんと会えないのは寂しいですから、ね♪」
「は・・・はい・・・」
「ふふ・・・そうしたら・・・」
普段の優しげな微笑に戻っていたマリアの表情に、一瞬だけ妖しい艶が混ざるのを、
その表情に見入られ続けていたヒナギクはイヤでも気付いてしまう。
「今度は本当に・・・ハヤテくんと二人で、たっぷりと・・・苛めて差し上げますから、ね・・・」
ヒナギクの耳元に顔を寄せ、囁くように言うと、彼女の反応を待つ。
その言葉にヒナギクは僅かに身を固くして、ぞくり、と微かに震えてから、
「は、い・・・よろしく、おねがい・・・します・・・」
そう答えたヒナギクの顔には怯えの色と同時に・・・
覚えたばかりの感覚に期待してしまう自分を抑えきれないかのような、
彼女らしからぬ淫蕩な色が浮かんでいた。
ヒナギクの表情にマリアは満足して顔を上げ、
「うふふ、楽しみにしていますね♪
では、お疲れかと思いますが急いでベッドを整えなおしますので、すこしだけそこの椅子に・・・って、あら」
すぅ・・・、と。
マリアが気を回す間もなく、ヒナギクは限界を迎えたのか、既に寝息を立て始めていた。
「まぁ、仕方ありませんわね・・・では、少々失礼いたしまして・・・」
眠るヒナギクを起こさないようにしながら、
一流の名にそぐわぬ器用さでシーツを替え、身体を拭い、新しい下着とパジャマを着せ付ける。
最後に布団をかけてやると部屋の灯りを落として、
「それではお疲れ様でした、おやすみなさい、ヒナギクさん。
・・・さてさて、私のお嬢様と、あの子の王子様は果たして上手く行っていますかね〜♪」
さも楽しそうに、自室を辞すると、彼女の主の部屋へと向かうのだった。
以上で今回の投下分は終了です、が、相変わらずまだ続きます・・・
黒マリアさんのお話のハズなのに、これまでヒナギクのお話ばかりでしたが、
これでヒナギクの出番は終了、次はハヤテとナギの場面の予定です。
では、読んで下さった方、ありがとうございました〜
凄い凄い凄いGJ!ヒナは本当SもMも似合う。
…埋めに使ってたら途中で切れてたね、これ。良かった…
スレ立て乙です。そしていきなりの作品投下GJです。
これからじっくり読んできます。
うお〜〜〜!!!!GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!
あんさん凄い!このシリーズ最強!
いい。本当にいい。ヒナギク最高!黒マリア万歳!
次回作ーナギ/ハヤテも期待大だけど(だけど何てとんでもない早く読みたい。),
ハヤテ/マリア/ヒナギクの3Pでヒナにメロメロになってほしい。
うお〜〜〜!!!!早く読み手ぇ〜〜。
>>1 スレ建て&投下乙!
このスレも沢山の神々の作品で埋め尽くされますように・・・
ところで前スレの神SSのエロなし談義で意見なんだけど、
そもそも一般のSSスレがないんだったら、ノーマルSSも許可すればいいんじゃね?
テンプレにも追加してさ。
確かあいこらスレあたりはそんな形式だった気が・・・
19 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 01:36:37 ID:GR31L8AA
GJ!乙カレー。最高ですな!本当にこのシリーズ最高!ヒナがまたイイw
あんなに荒れてたのに、投下してくれた職人さん達に
感謝の気持ちでいっぱいです。
しかしマリアさんは経験豊富だな〜若い頃が見てみたいものだ。
マリアさんのあのテクニックは嗜虐欲求に基づいた本能的な物なのだと推測されます。
つまりマリアさん、本当はまだウブな少女なんだよ!
「なんだってー!」
涙が出るほどの神クオに出会ったのは
ここ最近では2度目だ
なんだと、俺は投下されるたびに号泣しているが
秒数の一の位で僕のチンポをしゃぶってくれるキャラが決まります
0.ハヤテ
1.ナギたん
2.マリアさん
3.伊澄たん
4.サク
5.ハム
6.ヒナギクさん
7.ヒナママン(現行型)
8.帝じいさん
9.クラウス
本スレのネタを改変してみるテスト
…orz
20%の確率で外れを引くとはやるなw
>>14 遅ればせながら超GJ!!
続きも期待してます。
もしその気ならその後のハヤテ、マリア、ヒナの3Pも……
31 :
前スレに涙した:2006/06/13(火) 22:36:31 ID:TIp/E6Rj
GJ!!このシリーズの続きが早く詠みたくて仕様がない
>>18 エロパロ板にエロ無しってのは暴挙かな、とも思ったけどあれだけの神ssがまた読めるなら俺は18の意見に賛成だな
秒数の一の位で僕のチンポをしゃぶってくれるキャラが決まります
0.ハヤテ
1.ナギたん
2.マリアさん
3.伊澄たん
4.サク
5.ハム
6.ヒナギクさん
7.ヒナママン(現行型)
8.帝じいさん
9.クラウス
本スレのネタを改変してみるテスト
秒数の一の位で僕のチンポをしゃぶってくれるキャラが決まります
0.薫先生
1.東宮君
2.ギルバート
3.秋葉のロードブリティッシュ
4.ヒムロ
5.泉ちゃん
6.エイト
7.タマ
8.帝じいさん
9.クラウス
どうせならこれくらいの気概を見せて欲しい
アッー!
いや…できるか?
ついでにヒムロだし
こういうネタこそ前スレ埋めに使うべきではないのかと
38 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 00:31:39 ID:Y9qafG7a
埋めに夢中でこっち6時間放置っておいw
そして慌ててageる漏れ…orz
秒数の一の位で僕のチンポをしゃぶってくれるキャラが決まります
0.薫先生
1.東宮君
2.ギルバート
3.秋葉のロードブリティッシュ
4.ヒムロ
5.泉ちゃん
6.エイト
7.タマ
8.帝じいさん
9.クラウス
5は引かないんですかそうですかorz
じゃぁ俺は泉ちゃんをもらう
あれ、5が泉ちゃんかよorz
先生щ(゚Д゚щ)カモォォォン
クラウス・・・ ガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ン
クラウス出る確率高いのか???
おまいら未だ埋まってない前スレでやって来い
hosyu
48 :
前873:2006/06/17(土) 21:57:35 ID:oHzz4xyt
自分たちがネットで遊ばれているとは思えない。
だからハヤテは混乱していた。
たまたま行き着いた先にこんな物があるなんて予想だにしていなかっただろう。
(な…何ですかこれは!)
そこは2ちゃんねるのエロパロ板だった。
なんとなく2chネタで書いてみようかと思ったんだが…やっぱむりぽorz
もしかしたら続き書くかも試練。
いつも強気なサクを黙らせていじめ。
自称Mの泉ちゃんをメチャクチャにしてやりたいと思う漏れはドS?
「は、ハヤ太くぅん……もうイかせてぇ。おねがいぃ…」
「嫌、ですね。エッチな委員長さんにはお仕置きしなきゃいけませんし…それに、この楽しい楽しいおもちゃでまだ遊びたいですし」
「んあぁ…もう、もうやだぁ…」
「泉さん…本当にいい反応をしてくれますね…遊びがいがありますよ」
>>49 こんな感じでか?即興なので推敲してないし描写もないが想像力でなんとかしてくれ。
_, ._
( ゚ Д゚) ガシャ
( つ O. __
と_)_) (__()、;.o:。
゚*・:.。
52 :
7J:2006/06/18(日) 11:18:55 ID:kmv2DyDe
プロジェクト咲夜〜復讐者たち〜
ここに一軒の大富豪の屋敷
今夜の主人公は愛沢家の長女、咲夜(田口トモ○ヲ風)
これは咲夜のある苦悩と努力を綴った物語である
2月下旬 土曜日の午後
咲夜は友達と別れた後 いつもどおり帰路に着こうとしていた
あ〜、このまま家帰ってもする事がなんもあらへんな〜
咲夜は暇を持て余していた
そうや、この前の一件で(第83話)伊澄さんも少しは内面変わっとるかもしれへんな また少しからかってやろか
咲夜はそのまま伊澄宅へと向かった
この後、とんでもない事態が彼女を襲う!!!
これナレーションがガチンコちゃう?なあ?
そんなこんなで咲夜は伊澄宅へと訪れた
「あらっ、珍しいわね。咲夜が私の所に遊びに来るなんて。」
「そやな〜、なんか今日は伊澄さんと遊びたい気分になってもうてね。」
「そう。じゃあ中へどうぞ。美味しいお茶を入れるから。」
午後、太陽が少し傾き始めた時間
伊澄は緑茶を咲夜はアールグレイを頂きながら漫画、アニメ等の話題で盛り上がっていた
そして咲夜はある話題を取り上げた
「どや?自分何か変わってきよったか?」
「・・・・・!!」
伊澄は意標をつかれた
53 :
7J:2006/06/18(日) 11:19:54 ID:kmv2DyDe
「なっ・・・咲夜?」
「そんなリアクション今ウチは求めておらへんよ。で、どうなんや?」
「どうもしません。私に赤っ恥かかせ・・・皆の前で・・・」
「なんや、まだ気にしておったんかい。あんなことを」
「あんな事って・・・咲夜、あなた」
「時に伊澄さん、自分まだ校則ブチ破って着物登校してるらしいのう。ナギから聞いたで」
「だっ・・・だって・・・スカートだと足がスースーして」
「はぁ、これじゃあ何も進歩してないやないか。ワタル君が可愛そうやでえ。」
「なんでそこでワタル君が出てくるのですか?」
「いや〜、何でもないでんねん。ほんまに。」
笑いながら咲夜はお茶を口に運ぶ
「咲夜、お茶おかわりは?」
「ん?じゃあもう一杯貰ってもええか?」
「ええ。じゃあちょっとまっててね。」
と伊澄は腰を上げ台所に向かおうとしていた。
「あっ、ところで咲夜。」
「なんや?」
「今日は執事の方は連れて来てはいないんですか?」
「ああ、いつも周りにいられるのもいい加減うんざりする時もあるからな。たまには一人ってのもええやろ。」
「くすっ、そうですね。」
と伊澄は和室を後にした
・・・・・・・・・・・・・
なんやろ?さっきの伊澄さんの笑顔・・・なんや不自然やったのう
「にゃ〜!」
「なんや?」
テーブルの下から見覚えのある子猫が咲夜の膝に乗ってきた
「わっ、こいつナギんとこの子猫やないか。なんでまたこんな所に?」
「ああ、シラヌイさんですか?あんまり可愛いものだからナギに無理を言って一日だけ飼う事にしたの。」
と紅茶を持って伊澄はにんまりと答えた。
54 :
7J:2006/06/18(日) 11:20:36 ID:kmv2DyDe
「なんや、そうやったんかい。」
咲夜は膝に座っているシラヌイをゴロゴロと撫でていた
「あはは、かわええなぁ、こいつぅ」
コポコポコポ
「はい どうぞ咲夜」
「ん、おおきにおおきに」
と咲夜は入れたてのお茶を口へと運んだ。
クスッ
「・・・・・・・・・・・?」
今ほんの一瞬伊澄さんが笑ったような・・・・・?
しかも凍りつくような・・・・・ぶるっ
なんやか今ので寒気がしてもうたな
「あっ、伊澄さんちょっとトイレ貸してくれへん?」
咲夜はシラヌイを絨毯の上においてイスから立ち上がった
「いいですが・・・・くすくす・・・・・」
「伊澄さん?」
「トイレに行けるまで我慢できるのかしら・・・・くすくすくす・・・・」
「いっ・・・伊澄さ・・・・・・えっ!?」
この時、事件が起こった
どさっ
咲夜は絨毯へと倒れこんだ
「なんや・・・これ・・・か・・・体が・・・」
「やっとお薬が回ってきたみたいね。くすっ」
倒れている咲夜のところに伊澄が満面の笑みでしゃがみこんで来た。
だが、咲夜にも分かっていた
その笑顔は1ミクロンも笑ってはいなかった
まるで長年探していた親の敵を見つけたような顔
少なくとも大の親友である咲夜に向けるような顔ではなかった
55 :
7J:2006/06/18(日) 11:22:13 ID:kmv2DyDe
い・・・伊澄さん・・・なんや・・・ねん・・・これは・・・?」
「うふふ、先ほどの紅茶に痺れ薬を少々盛りました。でも大丈夫よ、毒とかそういった代物ではないから・・・くすっ」
「ち・・・ちが・・・う・・・なんでウチにこんな事をするね・・・ん・・・」
「なんで・・・ですって?」
先ほどまで笑っていた伊澄からは笑顔が消えた
普段道理の顔 だが何かが違うと咲夜は悟った
「咲夜・・・心当たりはないかしら?」
「・・・・・・・もしかして・・・」
咲夜はおそるおそろ顔を見上げた
「写真の事か?ワタル君に売ったやつ。」
「そうよ。ばれてないとでも思いましたの?」
「や・・・やっぱり?・・・う・・・うん・・・と、ウチも思っとったねん。
一枚1万円は安すぎかなと・・・やっぱり一枚3千万くらい・・・」
伊澄さんの写真なんやからフェラーリより安いなんて、そりゃあ怒るわな・・・えへへ」
「さ〜くう〜やああ〜〜〜(怒)」
「ひっ・・・ひいぃ」
伊澄はバーサク状態になった
「そんなことじゃなくて、私の事をタシーロ(盗撮)した事よ。」
「ううっ・・・」
「私に許可の一つも無くね・・・」
「すっ・・・すんまへん、伊澄さん・・・・・・でもあの写真もしかしたらサキさんが見つけて怒りのままに燃やしてはるかもしれへんよ?」
「ふっ、まあいいわ。済んでしまった事だし・・・」
と微笑みながら咲夜をうつ伏せに寝かせた。
「えっ!?い・・伊澄さん?・・・何を?」
「何って、咲夜を覆っている邪魔者を消しているだけよ。」
伊澄は咲夜の制服のリボンをシュルシュルと解き始めた
「い・・・いやや・・・かんにんして・・・」
「だめよ、戦わなければ生き残れないのよ、咲夜」
な・・・なんとか・・・逃げなあかん
咲夜は体を動かそうにも力が全く入らない まるで金縛りにでもあったような状態だった
「無駄よ、咲夜。このお薬は鷺ノ宮家に代々伝わる代物で私が念じないかぎりあなたはずっと動けないわよ。」
「そ・・・そんな・・・」
これには咲夜もかなりこたえた
言っている間にも伊澄はブラウスのボタンを次々と外していき、そして・・・ブラに収まった形のいい胸が姿を表した。
「い・・・いややあ!!」
咲夜は半べそをかきながら叫んだ
「うるさいですね、本当なら声も出せなくなる術も体得しているのですが・・・でもね・・・それじゃあ・・・つまらない・・・ふふふふふ」
狂気の笑みを浮かべながら伊澄はブラのホックへと指をかける
SSの修正が終わり次第、貼りたいです。
ヒナギクのような伊澄の話し方を修正して下さい。
>>55 いいところで切りやがって!
続き期待してますよっ!
全員同じ口調な感じ・・・
59 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 13:11:08 ID:wziN5JmF
期待してます!!伊澄&サクヤを!!!(^Д^)
つか前スレが全然埋まらないじゃないかorz
>>61 前スレに書き込んでみれ
なぜ埋まらないかがよく分かる
7巻を読んだら…
ナギがメガネ君を刺殺するSSがまた読みたくなった…
あれ書いた職人さん、また投下してくれないかな。
オリジナルはゆるいお笑い漫画なのに、あそこまでシリアスにやって
違和感がないのは本当に凄いと思った。
ゆるいお笑い漫画という先入観は
保管庫にド素人氏のSSが無い・・・。
さて、本日は神々の手によってセクロスの先払いが綴られるはずだが・・・
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
「目を覚まして自分の寝床を見たら、年上の眼鏡っ子二人に挟まれていた」
「しかも俺の顔には二人の胸の膨らみで包まれるかのように挟まれている」
おれは すぐには何をされたのか わからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの 片鱗を味わったぜ…
なんて、ポルネタをやってる場合じゃないよな実際。
俺があまりの寝苦しさに目を覚ました時、それは起こっていた。
何か暑苦しい…それになんだ、この顔の両方から伝わってくるふっくらした感触は?
上の方から寝息が聞こえてくる、二人分…この響きは女か?
じゃ…この顔を圧迫してる膨らみは!?
「若…」
うっ…片方は理解した、サキだ…寝ぼけて俺の寝床に入ってきたのかよ、
しょうがない奴だ…だが、それじゃあもう片方のは?
「ううん…ワタルくん…」
この声は…まさか!
「シ、シスター!?」
「うにゅぅ…うるさいですよぉ…」
もう片側の女性はシスターだった、ちなみに本名はソニアというらしい。
一体いつの間に忍び込んだんだ?というか…何で俺の寝床に??
「きっと神のおぼしめしです…スゥスゥ…」
「だぁぁぁ!!!寝言で答えずに、ちゃんと起きて説明しろ!」
俺は感情のままに、シスターの体を揺すり起こそうとした。
だが…シスターが目を覚ます前に…
「んん…何ですか騒がしい…あれ?どうして私…若の布団で…ええ!?」
サキが起きてしまった、そして自分の寝ていた場所を知り驚きの声をあげるが…
「ええええええぇぇぇぇ!!!!」
その横の光景に、更に大きな驚きの声を上げるのだった。
「な、何をしてるんですか若!お、女の人を押し倒して…」
!どうやら今の俺の体勢は、前置きを知らない第三者から見ればそんな姿に見えていたらしい。
「ち、違う!これはこいつを起こそうと…」
「あ、あの…じゃ…何故その人を自分の寝床に連れ込んでるのですか!」
「それは俺が聞きたいんだぁぁぁ!!!とにかく早く起きて納得いく説明を…んんっ!!」
すると急に俺の顔が圧迫される、今度は胸でじゃ無い、手で顔を挟むように掴まれていたんだ。
そして…固定された俺の顔に、シスターの顔が迫ってくる…そしてそのまま!
ちゅっ
「!!?」
俺の唇とシスターの唇が重なった、つまりキス!?
「な、ななななな…何て事を!!!ふ、不潔ですよ若!!」
涙目で俺を叱咤するサキ…ちょっと待て、これは不可抗力だ!
俺がされてしまったんだぞ!そう言いたかった、でも言えない…
何故なら強い力で唇を離してくれない、それどころか…おい、待て!
舌を入れてくるなぁぁぁ〜〜〜〜!!!
「んんっ…んん〜〜〜〜っ」
唐突に口の中に入ってきたシスターの舌は、その中で何かを探るように這いまわしてくる…
歯茎や頬の内側を舐め這わせながら移動してつき、そして目的のを見つける。
俺の舌を…そして絡みついていく、ねっとりした温かな軟体同士が合わさっていくのだった。
「うぅぅぅ〜〜〜!!離れて!若から離れて下さい!!」
サキはシスターの背後にまわり、その体を俺から引き離そうとする…だがサキの力では、
それは無理な作業のようだったらしい、ビクともしてないし。
だから俺はそのままシスターの成すがままにされていく、
口の中で絡みつき這わせていくシスターの舌の感触をただ感じ続けるしかなかったんだ。
その行為の中で彼女の唾液が俺の喉奥に流れ込んでいく…
ずっと口を塞がれているから息苦しいのもあり、俺はそれを飲んでしまいもしてた。
「んっ…んんっ…ワタルくん…好き…んっ…へ?」
その間は…多少だが薄くシスターの目蓋は開きかけたままで、なんだか寝ぼけている感じだったんだ…
だがそれが唐突に一気に見開く!どうやら目が完全に覚めたらしい…
目覚めた彼女は瞬時に唇を離して、後ろに下がった…背後に居たサキを跳ね飛ばして。
「ワ…ワタルくん!?どうして…何で私の目の前に居るの!?」
「それは俺が聞きたい!」
どうやら彼女にとっても不本意な出来事だったようだが…まさか寝ぼけて家に侵入してきた、
なんて事はないだろうな…多分。
ぽんっ!
「そっか…これは夢ですね!」
「は?」
「きっと神が私のために見せている夢なのでしょう…だからワタルくんとキスしてたのよ!」
ど、どうやらこいつはこいつで都合よく現状を理解したつもりになっていたようだ。
「そんなわけ…」
ないだろ馬鹿!と言いかけた、その時…
「成る程…そう言われて見れば、この現状も納得ができますね」
と、先程に跳ね飛ばされてたサキが頷いていた、待て…お前はさっきどっかぶつけなかったのか?
痛かっただろ!夢だったら痛くないのが約束な筈だ!
「ふむ…そしてこの夢は、どうやら邪魔な貴女とワタルくんをかけて対決する内容なわけですか」
「はっ!?」
「若は貴女なんかに渡しませんよ!」
「ちょっと待て!」
まずい…何だかよくわからない内に話が変な方向に向かってる…
サキまで嫌に乗り気になってるし、このまま流されていくのは非常に不味い予感を感じる!
「二人とも落ち着け!これは夢なんかじゃ…って何ぃぃ!!」
だからこそ俺が二人を止めようとしていた、だが…いつの間にか手足がロープで縛られていたんだ。
しかも…おいこら、なんでズボンが脱がされているんだよ!!
「若!な、何をするのですか貴女は!」
「勝負よメイド!ずばり内容は奉仕対決!!」
「奉仕?」
「そう…つまり彼、ワタル君を満足させた方が勝ちってわけ」
「それって!?うぅ…そんな恥ずかしい事…あ、夢だから平気かも」
「そうね、夢じゃなかったら私だって、こんな恥ずかしい事ができるわけありませんよ」
だから夢じゃなくて現実だぁ!!でも…俺も何だか本当に今居るのが夢の世界だと信じたくなってきたな。
こんな無理矢理な超展開があるかよ。
そう半ば諦めたような表情になっていく俺…すると、そんな俺に向かって凄まじい闘気を放つ二人の女が
迫ってくる、そして何をする気だと俺が思った矢先に、唯一残されたパンツを下ろし、
その中の俺の股間を眺めたのだった…。
「な…お前ら、何を!?」
「うわっ…これがワタルくんの…」
「若のおちんちん…」
俺の言葉を無視し、それを凝視する二人…そして互いの顔がそれに向け更に迫っていく!
「神よ…これからする愛の営みを許したまえ…んっ」
「うっ!」
「若…こんな事するの初めてですから…下手ならすみません、んっ…」
「うぅぅ!!」
そして感じていく、俺の股間にあるものから伝わってくる衝撃を…
そんな場所、汚いのに何で舐めているんだよ…俺のちんぽなんて。
「んっ…んんっ…はぁ…」
「若の可愛い…んっ…」
だけどサキもシスターも躊躇なく、しゃぶりついていたんだ。
「あ…勃起してきましたね、皮がめくれていく…」
「若のが象さんから亀さんになってきました…」
情けない事に、俺のそこは二人の舌の感触による心地良さによって硬くなっていく、
俺がどう思おうが関係なく、そこは反応してしまうのだった。
「んはぁ…気持ちいいのねワタルくん、私の舌技は上手いでしょ…だから起った」
「ち、違いますよね若!私ので…気持ちよくなったですよね、ね!」
どっちかの方が優れてこうなったなんてわけあるか!
むしろ二人のせいで、こうなったのに…そう口にしかけたが、どうやら俺の言葉は届かないみたいだな今は。
「そんな事ないわね…私の方がワタルくんは感じていたわ!」
「そんなのわからないじゃないですか!私の方が…若の身体を知り尽くしているんですよ!」
ちょっと待てサキ、確かに付き合いは長いがそんな身体を知り尽くすような真似はしてない筈だぞ。
「若はですね…こんな、皮の内側を刺激されるのが好きなんです…んっ」
チュプゥ…チュパァァ…
な!別にそれはただのサキの当てずっぽうな筈だった、だが偶然にもそれをされた瞬間、
さっきまで以上の心地良い激しい衝撃を感じてしまっていく。
「うっ…サキ、そこは!あぁ!!」
「んんっ…ほら…あ、若のに付いてたカスが舌に…んっ…」
「うっ!わ、私だって…神のお告げで!」
そんなお告げする神がいるか!心の中で俺は突っ込む…だがほんとにお告げが下ったのか、
シスターは俺のを持ち、その裏側を…下に向けて舐め這わせていく、そしてその根っこから玉袋を
自分の舌で転がすように舐め這わせていく…これもまた凄い快感を感じてしまうんだ俺は!
「うわぁ!あぁ…そんなとこまで…」
「ま、負けません…若はですね…この先っぽのおしっこ出す穴を舌先で弄ると喜ぶのです!んんっ!!」
「あうぅ!サキ…そこはぁ!!」
「違うわ…神によれば、同時にお尻の穴に指を入れてこねるといいと言いました!ほらっ…」
「うぅぅ!シスターそんなとこを触るなぁ!!あぁ!!」
やばい非常にやばい…俺の今受けてる衝撃感は、それ程の代物だった…
すでに俺のは限界以上に勃起している、そして…その奥から何か熱いのが込み上がってくる感覚に襲われていく。
もう限界が…近づいていたんだ。
「やめ…そこから顔をどけろ!」
「え…」
「若?」
そして次の瞬間…それは一気に放たれた!
ドビュッ!ビュクゥゥゥゥゥ!!
「きゃっ!?」
「えぇ…!?」
空に飛び散るのは白濁の粘液だった…そう、俺は射精しちまったんだ。
元気よく飛び出たのは、そのまま先にあった二人の顔にかかっていく。
ねっとりした白い粘液が互いの眼鏡を汚していた…ドロッとこびり垂らしながらに。
「…これがワタルくんの…なんて粘って青臭いの…」
「若の精子…夢とはいえなんて生生しい…んっ」
うっとりした表情でそれを眺め合うシスターとサキ、しばらく二人は顔中を白く汚したままで、
呆然としてた…俺も同じだったけど。
やがて静かにサキは口を開く。
「あの…これってどっちの勝利なのでしょうか?」
「え!?はっ…そうだったわ」
余計な一言を言う為に!
「私は…臭いのでも、若のならこれを飲み干す事ができますよ!」
そう言って、顔に付いたのを指で拭い、それを口に入れて…サキは喉音をたてる。
「私だって飲めるわ!んくっ…んっ…ほらっ」
ゴクッ…
こうして再び互いの何が勝ち負けを決めるのかわからない勝負が続行される事になった…らしい。
「こうなったら…次は本番で勝負よ!」
「何ぃぃ!!」
「受けて立ちます!」
「サ、サキィ!!」
俺は一体…どうなってしまうのだろうか、そんな不安を抱えたまま。
特にオチも無く一旦幕を閉じるらしい、ってマジか!続くのかよ!?
【多分本番編に続く…】
ROCO氏GJ!
いつも素晴らしいSSありがとうございます
なるほどROCO神のお告げだったわけか
これだけでも超GJなのに更に本番編?俺を萌え殺すおつもりで?
シスターは要らないキャラだと思ってました
ごめんなさい
>>75 ・・・君は何を言っているんだ?保管庫に眠るROCO神作のハヤテ×シスターを読むんだ!今すぐに!!
77 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 19:23:50 ID:fVHNSHbc
GJ!
本番編もすごい楽しみ!
なんてこった、これで終わるのかと思いきや本番編があるだと!?
ええい、どこまで神なのだROCO氏は。
ROCO神テラスゴス
81 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 23:53:22 ID:czYRg+39
ポルナレフ…ww
吹き出してしまった…GJ!
GOD JOB!
83 :
7J:2006/06/23(金) 13:28:14 ID:MtcshBG6
>>55の続き
プチッ
「ああっ やだぁ!!」
躊躇する事無く伊澄はブラを取り上げた
しかし
「………」
伊澄は息を呑んだ
前々から咲夜の胸の大きさに関しては知っていたはずだったが、まさかここまでとは・・・
自分の胸との大きな差を見せつけられ、同じ13歳である彼女はこれにはかなりこたえた
「絶望しました…」
「へっ?」
「咲夜の隠れ巨乳のライセンスがデフォルトでそなわっている事に絶望しました!!」
「なっ、何いってんねん?」
伊澄は他のヒロイン達も貧乳だらけという事にもなぜか絶望していた
「もういいわ。後で見たいアニメもあるし手短に、陵辱モード入ります。」
ぽうっと伊澄の人差し指からまばゆい光が現れた。
ツンッ
人差し指で咲夜の胸へ触れる。
「ひゃっ…ひゃうっ!!」
ほんの少し触れただけでこの反応
伊澄もこれには少し驚いた
「すごい反応ね、咲夜。これだけでこんな声を聞かせてくれるなんて…」
これだけで?一体これからウチに何するの?
カッ
伊澄の指が眩しい位に光りだした
「八葉六式…」
「いっ…いすみさ…」
パアァ
………
「い…伊澄さん…今ウチに何…はぁうっ?」
な…なんや…これ…身体が熱い?…
「どう?今の気分は?」
「ウ…ウチに何したん?」
「私のハンドソープで咲夜にちょっとした術をかけました。」
たぶんハンドパワーって言いたかったんやろな…
「じゅ・・・術って?」
「これよ。」
伊澄は咲夜の乳房を軽く指で押した
84 :
7J:2006/06/23(金) 13:28:59 ID:MtcshBG6
「はっ!?はううぅぅ!!」
咲夜は陸に打ち上げられた魚のように跳ね上がった
「いい格好ね、咲夜」
な…なんやの?今の?ただ押されただけやのに電流を身体に流されたようなこの感覚は?
「これは私の力の一つで人の身体の感覚を通常の約数倍以上に上げる事が出来るのよ。もちろんこの技を人に使うのも咲夜が初めてなのよ。」
「そ…それは…つまり…」
「そう元々感じやすい咲夜にとってはかなり辛いかもしれないわね…うふふ」
「いっ、いややぁ!!そんなんされたらウチ死んでまうでぇー!!」
「咲夜は元気だから大丈夫。」
「だからウチはあぁーー」
「さてと」
伊澄は着物の振袖からある物を取り出した
「伊澄さん、そ…それは…」
「うん、カメラよ。これで咲夜のあんな写真やこんな写真をね…」
「やっ、いや、それだけは」
「咲夜はモテモテだからね。一枚がフェラーリ以上の価格で売れると思うわ。」
「い…いややぁ…お願いだから…お願いだから…やめ…うっ…ぐすっ…やめ…ううぅ…」
あまりの羞恥に耐えられなくなり咲夜にはもう泣く事しか出来なかった
「くすっ」
伊澄は指で彼女の涙を拭ってあげた
「冗談よ、咲夜。ちょっと意地悪してみたくなっただけよ。」
「ほ…ほんまに?」
「ええっ、それにね…」
伊澄さんがウチの耳元で何かを囁こうとしている……そして
「わ・た・し・の咲夜を私以外の人に見せてあげるものですか。」
ゾクッ
ウチの身体に寒気が走った
なんて…禍々しい…魔性とは何か違う…なんてオーラ
「私の咲夜…私だけの咲夜……誰にも渡さない。」
もうだめや…少しでも逆らったら……ウチは何をされるか…
咲夜にはこれ以上の抵抗などただの自殺行為にすぎないと悟っていた
「咲夜かわいい。」
カプッ
「やっ、あんっ!!」
伊澄は彼女の耳朶を甘噛みした
「咲夜…耳弱いの」
「やっ、やめっ」
85 :
7J:2006/06/23(金) 13:29:35 ID:MtcshBG6
「やめないわよ」
容赦なく咲夜の弱点である耳朶を攻め続ける伊澄
「あぁ…ひっ…」
幼い頃からずっと私の手を取って一緒に歩いてくれたおねーさんのような存在
そんな咲夜が今私の目の前で身悶えている
あはっ、私今ゾクゾクしてる
自分の身体の下に手を伸ばす伊澄 そしてその手は着物の中へと…
「んっ…はぁ…」
再び着物から手を出し、親指と人差し指の間には粘液が糸を引いていた
「あらやだ、私ったら何てはしたない。」
伊澄は興奮していた
女子校のアイドルである愛沢咲夜をこれから心置きなくムチャクチャに犯せるのだ
「耳はもう飽きちゃった。」
「はぁはぁ…はぁ…いす…み…さ…」
伊澄は彼女の形よい胸のピンク色の先端に口を近づけ
チューー
「あっ…あん…ひぅ…や…やめ…あんっ…」
母乳でも出ないかと吸っては見たがやはり出ない
結果は分かっていたが伊澄は少しへこんだ
へこみつつも舌先で先端をコロコロ転がす
「あっ…あっ…ふぁぁ…いす…やめ…あんっ…」
静止の声も快楽によってかき消された
「胸って揉み方によっては大きく成長するんですって。咲夜のも大きくなってるといいわね。」
また耳朶を甘噛みされる
「んっ…?」
咲夜は下の方で生暖かい感触を感じた
「うふふ、こちらはどうなっているのかしら」
スカートに手をかけられる
「やっ、だめ、そこだけは!」
「うるさい、咲夜!」
胸の先端をおもいきり指で弾かれる
「あっ…あんっ…」
咲夜は弓なりに身体が仰け反った
86 :
7J:2006/06/23(金) 13:32:02 ID:MtcshBG6
「そこ…だけは…」
時すでにおそし…伊澄の手はもう既に咲夜のショーツまで到着していた
クチュッ
「あぁ…あんっ…」
パンツの上から秘部を愛撫された
「濡れてビショビショじゃない、咲夜。」
「い…いややぁ…」
「感じちゃったの?咲夜。」
スカートから手を出し指に付着した咲夜の粘液をしばらく凝視する伊澄…
「これが…これが咲夜の…」
そして…
ペロッ
「んっ…んっ…」
そのまま口の中へ…指を舐め回す
「んんっ、咲夜の味。」
伊澄嬢の口にあったのだろうか
蜜を求めまたスカートの中へ
「ひゃぁ…あ…あんっ」
しかし今度は…
「覚えといてね、これが咲夜の味よ。」
むりやり咲夜の口に蜜だらけの指を挿入する伊澄
「んっ…んむうぅー!!」
口の中でウチの味が広がる
「おいしい?」
笑顔で質問をし、そのまま咲夜に口付け
「んっ…んむぅーー!!」
舌まで進入してきて舌と舌で絡み合う
余った手はショーツへと3度目の来日
チュクチュク…チュク…
「んっ…んんっ…んん…」
秘部をパンツごしに触られ快楽にまかせ声を上げたいにも、
口付けをされていては唸り声しか上げる事は出来なかった
「ぷはっ!?」
不意に唇が離された
「ハァ…はぁ…はぁ…」
「咲夜…」
伊澄が顔を覗き込む
「別に咲夜の事が憎いからこんな事をしてるのではないのよ。」
「いすみ…さん…」
「そう、私の頭をハリセンで叩いたり、私の私服姿を隠し撮りされしかもそれを1万円で売られていたり、
鷺ノ宮家の家宝である正宗を夜な夜な生徒会長に召喚されしかも戻ってきたと思いましたらびっくり、明らかに一人Hの道具にした形跡が残っていたり、
最近町を出ると変なメガネシスターに後をつけられたり……
別に私はそんな怒りを全て咲夜にぶつけてるわけでもないのですよ(怒怒怒怒怒)…うふふふふふふふ……」
(それかい…ってか後のほうはただの八つ当たりやんか)
「さぁ、咲夜 夜はまだ始まったばかりよ。」
再び伊澄の陵辱モードのスイッチがONになった
続きはまた貼ります。
伊澄の口調が本気で分からないので読みにくかったら申し訳ないです。
イスミたんの口調が分からない!?
貴様はイスミンへの愛情が足りぬぞ!
今すぐ漫画を読み返すのだ!
そして続きに激しく期待!
88 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 18:58:47 ID:vot4dg4K
age
89 :
PT:2006/06/23(金) 20:09:11 ID:hjEcrBtj
泉マゾネタって需要ある?
すでにROCO氏が書いてるし、自分もすぐに書くわけじゃないんだけど。
>>86 続き待ってます。
とりあえず
「〜わよ」や「〜わ」とは
伊澄たんは言わないのです!
92 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 23:29:00 ID:O/J1KzTl
>>86 続きに期待
>>89 僕はMの泉ちゃんが大好きです。是非投下してください。
僕もいじめられるのが好きな泉ちゃんが大好きです。
でも、ヒナギクやハヤテをいじめてるのは泉の方なんだけどね
絶望した!
咲夜の秘部に絶望した!!
いつもの復讐って感じで、泉と美紀と他がヒナギクを襲うってのはどうですか?
ブラックのことだな
97 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 21:18:57 ID:vgBeCG2a
ROCO氏のワタルモノの本番編が待てない俺がいる。
ROCO氏まってまーす!!!!(・∀・)ノシ
ドラゴン使いのワタル
いざまいる
100ゲト
最近表紙裏の女神さまに萌始めた・・・。
ハヤテ×女神様読んでみたいな・・・
>>100 書いてみたいが…いかせんキャラが掴めきれずに保留中。
デビュー作の登場キャラらしいが、チェックしそこねたし。
つまり何を言いたいかというと、小学館様…畑先生の短編集を出して下さい(願)
ageるためにもww
秒数の一の位で僕のチンポをしゃぶってくれるキャラが決まります
0.薫先生
1.東宮君
2.ギルバート
3.秋葉のロードブリティッシュ
4.ヒムロ
5.泉ちゃん
6.エイト
7.タマ
8.帝じいさん
9.クラウス
ROCO氏〜。続きを〜
だが気持ちはよく分かる
ROCO氏には悪いが!きっとこの期待に答えてくれると信じて待ってます。
107 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 01:13:05 ID:FTOx2Bma
ハヤテ×マリア期待!!!
サオ連呼エロス
保管庫更新まだー?
みなさんこんにちは、貴嶋サキです。
橘の家でメイドをしている者でして、そう主たる若…橘ワタルに忠実に仕えてる身なのです!
そして、その私が今何をしてるかといいますと…
「むぐぅ!むぐぅぅぅ!!」
「うふふ、ワタルく〜ん少しやかましいですよ、お姉さんがもっと気持ちよくさせてあげますから大人しくしてて下さい」
「むぐぅぅぅぅ!!!!」
その仕える若がご自分の布団の上で手足首を縛られ、猿轡されているとこを黙って見ていました。
いえ、別に犯罪行為を黙認してるわけじゃないですよ!だって…
これは夢の世界の出来事なのですから。
そうこれは夢…だからさっきまででも、あんな恥ずかしい真似ができたのですから。
私は口を手で押さえて、またあの感触を思い出します…いえ思い出さなくてもわかる、
だって…まだ口の中には、アレがこびり付いていますから。
若の…精子が…匂いと味覚が充満してる。
どういうわけか、私は凄くエッチな夢を見ている途中だったのですよ、
内容はあの最近ちょくちょく若に近づいてくるシスターとの、若をめぐっての勝負中でした。
「んぐうう!!」
「若…絶対に勝ってみせますから我慢しててください!」
「んんん〜〜〜〜〜!!!!!」
涙目になって顔を真っ赤にし、まともに喋れないのに必死に何をか私に伝えようとしてくれてる、
きっと励ましてるに違いありません、例え夢でもあの人に負けるなと言ってくれてると思う…多分、
任せて下さい、若…貴方に仕える者として、例えどのような恥辱を受けようと耐えてみせます!
正確には恥辱はむしろ若に与えていく事になるのですが…
「それじゃ…まずはサキさんからどーぞ」
「え?」
素直に先行を譲るシスター、あの…私…ま、まだ心の準備が…
やだ…今になって、心臓がドキドキしてきて高鳴りが止まりません。
どうしよう…威勢良く勝負にのったのは良いけど、私…こういう事が苦手ですのに。
「ん〜おや?もしかして、さっそく戦線離脱ですかね〜?」
「違います!やります…若と本番ですよね」
「はい」
そっか…勢いで言ってしまいましたが、本番なんですよね…
この私の恥ずかしい場所に、若のあの…恥ずかしい場所にあるのを入れちゃう事、
これくらいなら、わかってる…それはとってもやらしい事をするという事…
もうさっきので、若のズボンはパンツと一緒に脱がされ、下半身は晒されてる…
あの可愛らしく逞しいのが、勃起してらっしゃいます。
そして今度は私が晒さないと駄目、でないと…繋がらないから。
恥ずかしい…だって下着を脱がないといけないし、
どうせなら若に猿轡だけでなく目隠しをしてくれても良かったのに、
そんな事を今更に言ってもしょうが無い、顔が凄く熱くなっていくのを感じながら、私は手でスカートを捲ります、
そして中に手を入れ、掴むのはその…股を覆い隠す下着でした、
それを自分の手でゆっくりと擦り下ろしていく…
「っ!?」
あ…若の視線を感じる、その目はしっかりと脱いでいく私の手が持つ布地を捉えてる。
「若…あ…」
は、恥ずかしい…もう死んじゃうかもと思う程に!でも…耐えなきゃ駄目、
大胆になれ私、今だけ…エッチになるのよサキ!
これは夢…夢なのだから、もっと欲を解放していいのだから。
「わ…若…」
「!?」
「見てください…これが私の恥ずかしいところですよ」
スカート部分を捲り、そこを見せる…もう隠す物が何も無い場所を…
私のアソコを若に見せ付けるのです…何だか、その外気に触れたそこは少しひんやりとして、
どうやら蒸れていたような感じでした。
「あ…あ…今から、この中心にある割れ目に若の勃起したのを入れますね」
「むぐうううう!!!」
若は必死に首を横に振る、それは拒否の意思の表れでしょうか?
「すみません若…やはり私とこういう事はしたくないですよね…すみません」
よく思えばそうですよね…ずっと年上の、しかも好きでも無い女性とこういう事はしたくない筈です、
若には好きな方も居ますし…例えこの世界が夢でも若の意思は変わらないんでしょう。
いつしか私の目には涙が浮かんでました。
「っ!?」
「すみません…ごめんなさい若…」
必死に謝る私…もう私の負けでもいい、虚像の若だとはいえ彼の意思に反した事はできません。
だから振り向いてシスターに負けを宣告しようとした時です、若がコクリと首を縦に振ったのは。
「え?」
「………」
何となくそれは、早くしろと言ってるように思います、さっき激励を受けた時よりもハッキリと意思が伝わってくる。
まさか…いいのですか若!
私が目を輝かすと、若は照れたような表情で横へと視線を背けます…
心から喜びが沸いてくる、今…私はとっても幸せを感じてますよ若…だから、私で気持ちよくなってください!
「まずは、私からです…」
一歩…また一歩近づき、拘束された若の上に被さるように乗り、腰を下ろし…そこへ触れます。
「これが若の…」
ゴックン…息を飲み込みました、これから奥へ挿し込むのですから、緊張してきますよ。
あ…でも、アレどうしましょうか?
ふいに、こういう時に必要な物の存在を思い出し、私は困惑しました。
このままするのもいいけど…今日、私は確か…
「あの〜もしかして、ゴムが必要ですか?貸してあげますよ」
「あ、これは、ご親切に」
ふいにシスターが近寄って、その小さな袋を手渡す…それは避妊具のコンドームでした。
私はそのコンドームを受け取り、急いで着用します…でも、何故このような物を所有してたのでしょうね、
それを考えると…何かムカつきます。
「では、若…失礼します」
「むぐっ!」
準備を終えると、ようやく互いに大事な場所同士で触れ合ってゆきます、そして繋がっていく…
チャプゥ…ジュブゥ…
「んくっ!あ…」
その瞬間に卑猥な水の音が鳴る…そこはいつの間にか濡らしていたみたい、
あの恥ずかしい場所の裂け目から、粘った白っぽい液体が、まるで漏らしたように
溢れ出てきて…若のおちんちんを包み込んでいく箇所を主に、びっしょり濡れていたの。
「痛っ!」
しばらくしいきなり激痛が走る!これって処女膜に若のが触れたから?
若のは、まだ成長中で小さなサイズの筈…だけど初めての私のそこにはそれでも辛かったみたい、
若のが奥へと挿しこめれていく度に、何だかブチブチっと肉が裂けていくような感触がしてきます。
「あ…んくっ」
「んぐぅ…んん〜〜〜っ!」
だけども必死に私は耐え、より腰を下ろし繋がっていく…
汗が染み出てきて、その痛みの激しさを表現してくれてた、
下から若が見てる…あの目は心配してる目ですね。
安心してください若…若は気持ちよくしてあげますから、ほら…上下に揺らしていきますね。
ジュブ…ジュブゥゥ…
主に腰を動かし、激痛に耐えながら私は若のおちんちんを気持ちよくさせていく行為に没頭します、
だけど若は激痛に顔を歪ます私を心配そうな目で見ている…
そんな目で見ないで下さいよ若…私の中は気持ちよくないですか?
でもその心配はいらなかった…若は心配しつつ感じてる、私の中を感じてる。
聞こえる…猿轡であまり明確に聞こえませんが、甘い吐息を…
嬉しい…感じてくれてるのですね、私ので気持ちよくなってる。
例え私が辛く痛く感じていても、その事実だけで幸福です。
「んあぁぁ!!」
やがて数度に渡りその中を往復させていくと、若の身体が震えます!?
そして急に熱い膣内で何か弾けたような感触が伝わってきました…出した?
そこから脈動を感じる…何かが膨らんでいるみたいな…
「射精したワタル君…可愛い…」
そうみたいです…ずっとこの光景を見てたシスターの一言で理解しました、やはり射精したのですね。
この膨らみは、若のに付けたゴムの先が膨らんだ感触だったのです。
あまりの痛みで、私は絶頂というのは感じる事はできませんでしたが…
でもその事実にボーっと呆ける私…でも急に横から突き飛ばされました!?
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
私の心臓は破裂するのでは?というくらいに激しく鼓動させていた。
夢の世界の出来事といえ、男女のあんな…いやらしい行為を見させられたのだから。
外見は平静に強気を装ったまま、だけど内面は動揺しまくっていたのよ。
ワタル君…気持ち良さそう、やはり女の子とエッチするのって気持ちいい事なのね、
あんな…可愛く悶えちゃって、相手が自分で無いのが悔しいけど、それでも心がときめいてしまってるわ。
にしても、あのメイド…敵ながら関心する、だって…あんなに血を繋がった場所から
垂れ流しているというのに、かまわずに身体を動かしている。
表情からも、その苦痛ぶりが手に取るように判断つくし。
それでも、彼の為に頑張りたいのだわ…それはワタル君への想いが強い証拠。
でも私だって、それは負けない…すでに賽は投げられてるのだから、
サキさん…貴女は気付いてますかね?すでに勝利の鍵はこちらの手の中なんですよ。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
「はい、今度は私の番ですよ!」
邪魔とばかりに割り込んだのは、シスターでした。
今度はシスターが若の体の上に乗っていく、威勢のいい声…でも、
その顔は真っ赤になって戸惑いと恥じらいを隠せてません。
彼女も相当にドキドキしているようでした。
「その前に、まずコレを取りますね…ふふ…すっごく濃い…」
シスターが手に取ったのは、若に付けてたゴムでした…外側は血で汚れてるけど、中は白い…
その中には何か溜まってる…そっか若の精液が入ってるのですね、
あんなに出されたのですか…それを摘むとシスターは、
「んくっ…んっ」
「!?」
その中に溜まってたのを口に流し込んだのです!
ちょ…それは私に出してもらった若のなのに!
あれ?ショックを受けるとこが違うような…まぁいいです、とにかく私は憤怒しました!
するとその怒りの視線を感じたのか、シスターはこちらを向きます…そして手で誘ってくる。
ふいに近寄る私…するとシスターの顔が迫り、その白いので汚れた唇が私の唇に重なったのです!?
「んんんんん!!!!」
ちょ…私は、そんな気は無いですってば!そんな風に驚きを感じてると…その唇の隙間から何かが入ってくる、
これはシスターの舌?それにそれに伝って何か入ってくる…青臭くドロドロしたのが…これってまさか!
さっきシスターが口に入れた若の精液ですか!?
舌に伝って口の中に注がれていく生温かい精液…そのまま喉の奥に入っていく。
ゴックン…
そして互いに飲んだのです…あ、胃の中が熱い…
「おっそわけ…」
「んくっ…あ…どうも」
「いいえいいえ、私はまたたっぷり飲ませてもらうから…ワタル君に」
「むっ!」
それを聞かされると、またムカッとなります、だけど彼女はその後に更に衝撃的な言葉を続けます。
「下の口でたっぷりね」
「え?」
呆然となり、その意味を理解できなかった私…するとシスターは若の身体に乗り、
彼女のアソコに私同様に若のが埋没していきます…
そう…私と同じように、シスターも恥じらいを感じつつ自らの手で恥部を晒し、
そのやらしく変化した場所で銜えていく…
「んくっ!」
やがて顔が歪む…あ、シスターも初めてだったのですね。
「んあっ!痛っ…んんっ!あ…気持ちいいわよ…」
嘘…あの辛そうな顔、シスターも相当に痛がってる、脂汗が滲みでてるし…
なのに彼女は正反対の言葉を口にしていく…
それはきっと若に心配かけないように、純粋に中の感触を楽しんでもらう為に…
「もっと奥まで…もっと…激しく」
彼女は自分の体を味わってもらおうと、頑張っていた…
どうやらあの想いの強さは本当だと、それだけは認めなくてはいけないかもしれません。
私と同じように、自分の事よりも若の方を思いやっている。
今、シスターとしてる若の光景を見て、やっと気付かされる事もある…私もさっきまでアレをしていたのですよね、
なんて大胆な事をしてたのでしょうか、あんな痴態を晒し見られてたなんて…
アソコに深々と挿し込まれ、エッチな液を撒き散らしてる…銜え込むそこは真っ赤に充血し濡れ輝いて、
よりやらしい姿に変貌していました…
「もっと!もっと突いて…いっ…あっ…ワタル君の好きにしていいの!」
シスターの汗が飛び散らせながらに、必死に体を上下に揺らしてた…
かなり激痛を感じてる筈なのに…あんなに動いてらっしゃいます。
私自身も見てて、心臓が激しく鼓動するくらいに卑猥に乱れながらに…
「んぐっ!」
「出す?出しそう?いいわ…そのまま…」
若の顔に何でしょう、苦悶?恍惚とも苦悶ともとれるような表情が浮かびました…
確か私がした時にもあの様子に…そうあの顔は!
「んんん!!!」
ビュクッ!ドクゥゥゥ!!
「熱っ!ワタル君のが…一番奥に当たってる…あぁ!!」
そうなんです若は、また射精されたご様子でした…アレ?
そういえば、彼女は…避妊具をゴム付けてました?
私が付けたのを外したとこは見ましたが、新たに付けた様子はありませんでしたよね…まさか!
「はぁはぁ…どうワタル君、生で挿入して膣内射精した気分は?」
「んんん…」
やっぱり…彼女はそのままでしたのです!
「な!?そんな事したら…シスターに若の赤ちゃんが!」
その驚きを口にすると、ニヤリと笑みをシスターは浮かべる…
そして勝ち誇ったように宣言したのでした。
「望むとこ!これが彼に対する私と貴女の格の違いよ!」
それで、親切に私にゴムを貸してくれたのですね、そんな…謀られました!
でも…私はあんな真似できない、だって今日は危ない日だから…
万が一にも結婚もまだしてないのに、赤ちゃんを作るなんて…しかも若の。
でもでも負けたくない!どうしてでしょうか負けなくないのです!
崖っぷちでした…私はどうすればいいのでしょうか?
だが、その逆境に追い詰められた時…あの人の姿が脳裏に浮かぶ、
まるで見下ろすかのように…私を見ながらそして私に叫ぶの、
かつて教えた事を思い出せと!そうだった…
「おばあちゃんが言っていた…奉仕の差とは知識でも技でも無い、愛情の差で決まるって」
私は人差し指を天に向け立てながら、そう言い放ちます。
「へぇ…なら、どうするというのかしら」
「こうします!」
私とシスターの双方の初めてを奪い純潔の証たる血に染まってるそこを持ち、
心を落ち着かせる為に、また一息つく…KOOLになれサキ、逆境を打ち破れ!
だからこそ再び挿入させていきます…若のおちんちんをまたアソコで銜えたのです。
しかも…今度はゴム抜きで!
「へぇ…でも生でするなら、さっき私もしましたよ…しかも膣内射精!同じ結末なら濃い分に私の勝ちです!」
「それは、どうでしょうか…私が何故、ゴムを着用してたかおわかりになりませんか?」
「なっ…まさか!」
シスターの顔が驚きによって歪む…そう勝利の鍵は敗北の鍵と同じだった。
「そうです、私は今日…大危険日なのです!」
「むぐううううう!!」
それは覚悟の差によって変化する鍵だったのですよ!
「そんな時に、もし…いえ膣に射精でもされたら、妊娠確実ですよ!多少薄くても、私の方が可能性大です!」
もうこれまでで何度も若が出しているのは私にも理解してます、その出した白濁液も段々と
粘り気が薄れてきているようにも感じますし、だけど…それでもこの危険時期に膣内射精されたら
どうなるか検討はついていました。
蠢いてる…もうその危険性を秘めたモノを覆う邪魔なのはありません、
いいです…このまま若の赤ちゃんを妊娠する事になってもいい。
すでにこの時の私は女性として大事な一線を超えてまで勝ちたかったのでした。
「出して下さい…若…中にたっぷりと…あぁぁ!!!」
この時…私はその一念に集中していたから気付かなかったのですが、
さっきと違い大分、あの身体が切り裂かれていくような痛みが引いてるの…
それは慣れた為か、それとも集中してて気付けずにいたのか、わかりませんけどね。
やがて必死な、その行為によって若の身体は細かく震えていく…また出しそうになっていく。
「んんぐうううう〜〜〜!!うっ!」
「ああああああ───────────っ!!!」
今度は、この中に…直接注がれていくのでした…
ドクゥゥ!ドクドクドクゥゥゥ……
凄い…身体の奥に熱いドロドロしたのが入ってくる…
先程と違い、敏感に感じてる…お腹の中の脈動をしっかりと…
危険日なのに…若の赤ちゃんできちゃうかもしれないのに…
なんて清清しいのだろ…そして私は達しました。
「はぁ…はぁ、お前らなぁ…いい加減にし…」
ふと余韻に浸っていると、耳に聞こえるのは若の声でした…どうやら荒い息をして悶えている間に、
猿轡が緩み外れてしまったようです、だけど…もう若の意思は関係ないほどに、
私とシスターの熱は高まっていたのです!
「まだ…まだ終わらせるわけにいかない!こうなったら私も…ふんっ!」
「ろぉぉぉ…むぐぅ!?」
するとシスターは何かを若の口にへと投げ、無理矢理に飲み込ませたのです。
勢いよく入ってきたそれを理解できない間に、若は飲み込んでしまっていました。
「な、何を!」
顔色を蒼白させていく若を見て、シスターに抗議の眼差しを向けます…だが、
唐突に聞こえてきた奇声に、また視線を戻すのです。
「うがぁぁぁぁ!!!」
痙攣するように、震える若…な、何が起きてるの!
「あれは、我が家に代々と伝わっている…とされる父がいつか使う事になると思ってマフィア時代にくすねた媚薬です」
「…全然に代々と伝わってませんが、って媚薬!?」
「正確には性欲倍増、精力促進効果のある怪しいお薬らしいです!」
「そんなのを若に飲ませて…若!若!!」
若の様子でただ事でない事を理解する、すると…
「ぐおおおおおお!!!」
「若…へ?」
「はぁはぁ…ヤラセロ…ヤラセローーーーーー!!」
血走った眼差しで私達を見つめたのです…何でしょう、
その背後に揺らめく炎が浮かんでいるような…
「これは…どことなくオロチの血に目覚めた人のようですね…きゃ!」
その豹変した若は、まずシスターを押し倒します!
「ちょ…ワタル君…大胆ですよ…きゃ!」
よく見ればもう何度も出して、弱りきっていたのが元気よく勃起してる!
しかも…さっきまで以上に!!
そして若は、それをシスターのアソコに一気に挿し込んだのでした。
「あ…あぁ!そんな乱暴に…まだ痛いのに…きゃ!」
「ぐるるる…」
「あの…明らかに若の様子がおかしいですけど」
「これは…どうやら薬の効果で暴走してるみたいよね、きゃう!」
思いっきり突かれ、悲鳴をあげるシスター…は、激しい!
「ええ…どうすれば元に戻るのですか」
「そ、それは…ひゃ!薬に効果が切れるまで…もしくは…あ!」
ドクゥゥゥゥ!!!
「こ、このワタル君の精力を尽くまでです…あぁぁ…」
また射精した若…シスターの抜かれたばかりのアソコから、おびただしい量の精液が垂れてくる、
あんなに濃いのが…もうだいぶ薄かった筈ですのに!
そして…その若の手は今度は私に向かってきたのでした。
あれから、どのくらい経ったのでしょうか?
途中の記憶がボヤけてますけど、ようやく若が大人しく…というか、すっかり白く干からびて暴走は止まります。
その時には私達は凄まじい状況になってました。
膣内は精液でドロドロなのは、もちろんですが全身そのものも白濁の液体にまみれてます。
シスターの法衣や、私のメイド服はあっちこっち引き千切られ無残な姿になり、その白いのが付着し汚してる
眼鏡なんかも匂いに染まってしまってます。
そして…お尻の中にも挿入されてしまい、何だかまだ違和感ありますし…まだ白いの垂れてるみたい。
あの小さな身の大部分を、この白いのに変換されてしまったようですね若…
「はぁはぁ…お互い…五分五分と言ったところかしら」
互いの惨状を眺め甲乙付けれないのが理解できました。
「そ、そうですね…若もこれ以上は無理のようですし」
「なら決着は…どっちが先にワタル君の子を妊娠するか勝負よ!」
互いに理解した事が、もう一つ…ここまでされたら危険日とか関係なく孕んでいる可能性が高いのです、
だからこそ私達はそれで勝負する事にしたのですよ!
それによく考えてみたら、これは夢…なら問題ありません!
「望むところです!」
そして…時間は経過しました。
「まさか、この勝負も引き分けなんて…」
互いに見せ合うのは、立派に膨らんだお腹…
当然にこの中に居るのは若の赤ちゃんです!
でも両方一緒に身篭るなんて…また決着は延期ですか。
「今度は、どうします?」
「そうですね〜生まれくる赤ちゃんの元気よさで決着とか?」
「それはいいですね、にしても…この夢は長いですね」
「そうよね、この夢からいつになったら覚めるのでしょうか?」
「お前ら…マジか?」
私達の会話を聞いていた若は、頭を押さえながら呟きました。
【おわり】
119 :
オマケ:2006/06/28(水) 17:00:45 ID:sOjZByPB
俺はその立派に膨らます乳房の先に口を付け、
ピンクの突起に吸い付く…やがて、そこからは甘い液体が飛び出てきた。
「んくっ…サキの母乳…美味しいな」
「んあ!若…そんなに飲んだら赤ちゃんの分が無くなっちゃいますよ」
胸元を隠すメイド服を捲り上げ、真っ赤に恥じながら叱るサキ、
だがかまわずに、飲み干していく…その膨らみを揉み絞りながら。
「あっ!あぁぁ〜!!!若…そんなに乱暴はいけません…んんっ!!」
いけないと言いつつ、その声色は甘い吐息が混じってた、感じているんだなサキ…
そうやって、水分と栄養を接収しつつ、俺は運動を続けていた。
主に腰を動かす運動を、だがそろそろ限界か…
「シスター…また出すぞ!」
「はい、あぁ…主よ、また年下の子の子を産む私を許して下さい…あぁぁ!!」
悶えながら、本当に懺悔してるのか怪しくなる程に嬉しそうな表情で、
そのシスターは神に祈りながら、その時を待つ…
熱くギュッと締めてくるシスターの膣内は、リズムを付けて俺のを中で絡み何度も擦らせていく、
早く出せと急かしているようだった。
慌てなくても、出してやる…まったく確か今日はヤバイ日な筈なのに。
「いくぞ…うっ!!」
「あ…あぁぁぁぁ─────────────!!!」
ドブゥゥ!ドクドクゥゥゥ…!!
その熱い胎内に、また射精していく…今日で何度目だったかな?
まだこの中には、出してから時間が経ってないのが満ちてる筈なのに、強欲なシスターだ。
「熱っ…んっ…ワタル君の精液…こんなに…うふっ」
「若…私にも下さいよ…シスターとばかりずるいです!」
すると涙目になって、悔しがるサキ…
「だけど、お前はもう…」
俺はそのサキのお腹を眺めた…そこはすでに身篭った女の腹があった。
「でも…欲しいんです、また下さい…お願いします」
「わかったよ…じゃ、シスターと交代だな」
「じゃ、今度は私のミルクを飲んで下さいね〜ワタル君」
俺は目蓋を開いた…なんちゅう夢を見たんだ俺は!
何で…こんなやらしい夢を見たんだか、少し自己嫌悪に陥る。
俺はあの子が…伊澄の事が好きなのに、サキとシスターの夢を見るなんて。
しかもエッチな…ふと思い出し顔が熱くなる、…ん?
いや、それだけじゃない…何だか蒸しっと暑いんだ、それに…顔を両方から圧迫感が、
何だこのふっくらした膨らみは…って、これは女の!?
俺はこの時に、気付かなかった…まさかこの夢が正夢になるなんて…
【 オマケおわり 】
最初に言わせてもらおう!
GJ!
二番目に言わせて貰おう!
グレートJ!!
三番目に言わせてもらおう!
Gジョブ!!!
123 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 17:47:32 ID:CYtMATnt
次に言わせてもらおう!
GreatJob!
では、その次に言わせてもらおう!
God Job!!
やっぱり、ラブラブ孕ませはええのぅ
じゃあその後でも構わない!
GODジョブ!いや、LOAD OF PREGNANCY!!!!!!
ROCO氏GJ
『毎週水曜日はROCOの日』って感じになってきた。
ナンツテ煤^(´∀`;)
127 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 21:22:41 ID:w3CwoVw6
今までのワタル小説で最高の出来ですな。
GRAND JOB!!
くやしい・・・同じネタを考えてたのに・・・
しかもROCO神のほうが256倍くらい上手く書いてる・・・ギギギギギ
GJ!!!!
ROCO氏、GGGJJJ!!!
若くして二児(それ以上かな?w)の父になるワタルスゴス&ウラヤマシスw
そして最後に…
ディ・モールト・グラッツェ!!
10番目に言わせて貰おう!
GoooooooooodJob!!!!!!!!!!
GJを言う側にも相応のネタと柔軟性が……これが環境ホルモンというやつか(違
132 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 16:58:47 ID:2gnmzpAO
>132
半月くらいかかるけど
それでもいいなら書く
134 :
132:2006/06/29(木) 23:31:19 ID:2gnmzpAO
全然余裕
135 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 02:47:54 ID:6JgWNQpH
ハヤテ×マリア期待!!!
いやいや、熟女には熟女の良さってもんがありますよ
>>136>>137 御冥福を申し上げます。
最近ROCO氏以外の職人さんを見かけないな・・・(ド素人氏、ぼぬ氏、633k氏・・・)
職人の皆様方、私たちはいつまでも待っていますのでいつでも投稿してくださいm(__)m
140 :
F:2006/07/01(土) 19:49:38 ID:ComFJNXO
ではここで、神が降臨するまでの場つなぎに1作投下。
46話(5巻5話)、いわゆる「夜の旧校舎編」後編からヒナギク×ハヤテを。
なんでこんな今更なネタかというと・・・
「べ、別にはじめてのSSだからって完成まで10ヶ月近くかかったとか、そんなんじゃないんだからねっ!」
・・・ってことで、ひとつ。
全14レス・・・予定。割と長いです。
オマケに最初は本編の焼き直し。なのでそういうのが嫌いな人は以下3/14まで、
「俺にはエロシーンさえあれば・・・な!」って益荒男な人は6/14まで、
「こいつはくせえッー! 駄作以下のにおいがプンプンするぜッーーーーッ!!」
ってニュータイプばりのカンを発揮された人は14レス全てをCtrlキーでも押しながら手動でスキップしてください。
それでは開始します。タイトルは「捨て犬たちのハロー・アゲイン」
「この事は絶対に秘密だからねハヤテ君!!」
深夜の旧校舎―――という名の廃屋―――に、私の声が響いた。
突然の大声に驚いたのか、外でカラスがギャアギャアと鳴く声が聞こえる。
動揺しているせいかさっきまで不気味に聞こえたその鳴き声も、笑われてるように聞こえてしまうから不思議だ。
それはともかく、ハヤテ君は私が何を言いたいのかよくわからないみたいだった。
「はい? なんの事ですか?」
そんなふうに聞き返してくるとぼけた顔を見ていると、私1人だけあわててるのが不公平な気がしてなんだか腹が立ってくる。
でもいつまでもそうしていてもしょうがない。だから私は仕方なく具体的に説明をする。
「だから……その……さっきの……」
……はっきりと言いづらいんだから早く察して欲しい。
「あ……ああ……」
そんなワガママな思いが通じたのか、ハヤテ君は何かを思い描くように虚空を見て、顔を赤く……って、思い出さないでいいから!
「いや……まぁそれもそうなんだけど……」
そもそもなんでこんなこと話してるのかしら。とにかく急いで話題をそらす。
「その前の……事もふくめて……私があんな風に怖がってたとか誰かに言ったら……本気で殴るわよ!!」
「まぁさっきも本気で殴られた気がしますが……」
私の若干苦し紛れな発言に即座に返してくるハヤテ君。失礼な。まったく……
「もう1回殴ったら記憶飛ばないかしら……」
「そんなのは迷信です。非人権的で野蛮な民間療法です!」
思わずこぼれた呟き声に間髪入れずに返ってきた悲鳴。えっと……ただの冗談だったのにね?
「まぁ、でもこんなのに追いかけられたら怖がるの普通ですよ」
内心あわてる私とは対照的な、落ち着いた口調でハヤテ君が言う。
まぁ、それはそうだ。喋る人体模型に追いかけられて平然としてたら女の子として以前に常識的にどうかと思う。
でもハヤテ君はわかってない。問題なのは私が、その、色々と取り乱してたことじゃなくて、それをハヤテ君に見られたことなのに。
そうして私は落ち着かないまま、とにかくこの場を取り繕おうと勢いに任せてまくし立てる。
「いい!? 生徒会長ってのは威厳が大事なの威厳が!!」
……ああ、私は一体何を言っているんだろう。
「それなのにちょっとおばけを見たくらいであんな―――あんな……醜態を……」
……しまった、自分で言ってて思い出してしまった。
老朽化していて危険な上におばけが出るなんて噂まである旧校舎。
そこにハヤテ君が迷い込んだかもと聞いて心配になってやってきた。それがそもそもの始まり。
それなのに結局おばけに襲われたのは私で、それを助けてくれたのがハヤテ君。
そうして思い描いたのとはあべこべの結果に、いつもの調子まで反対にされたみたいにあわてる私。
やっぱり調子が狂ってる。あわてっぱなしで取り繕いきれるはずもないのにどうしても普通でいられない。
ああもぉ、どうしていつもハヤテ君のことだと気持ちがうまく整理できないのかしら。
それはともかく、今はこのまま勢いに任せて押し切ろうと、私はハヤテ君に向かって口を開き―――
「はは……でもまあ、そういうのがあった方が、可愛いですよ」
―――思わずその勢いのまま、また後ろを向いてしまった。
ハヤテ君は時々、こんな笑顔を見せる。本当に無防備で、目に映る全てをまるごと受け入れているような、そんな笑顔。
見ていると恥ずかしいような、いたたまれないような、不思議な気分になってしまう。
見とれてしまいそうなのに、目をそらしてしまいたくなる。矛盾した気持ち。自分で自分の心が理解できない。
「と、とにかくあんなものを放っておくわけにはいかないわ!!」
「……は?」
なんだかあの笑顔を見てるとますます落ち着かなくなる。
「だからハヤテ君……!! 私と一緒に……おばけ退治よ!!」
「いや……でも僕」
だから私は取ってつけたような理由で、ハヤテ君の返事も聞かずに歩き始める。
「さ、行くわよハヤテ君!!」
「あ、ちょっ……ヒナギクさん!!」
まるで、ハヤテ君が絶対についてきてくれるって、信じてるみたいに。
……絶対なんて、あるはずがないのに。
だからだろう。後ろに続く足音を、こんなにも嬉しく感じるのは。
多分、きっと。それが理由に違いない。
そんなことを考えながらしばらく歩いていると、ハヤテ君が私を引き止めてきた。
「あの……やっぱり帰りませんか?」
「ダメよ!! 絶対、正体つかんでみせるんだから」
「で……でも、危ないですし……」
「何、言ってるの? 危ないから退治するんでしょ?」
成り行きで始めたおばけ探し。
だけどハヤテ君はそんなことには興味が無いみたい。そういえば、ハヤテ君は何しに学校に来たんだっけ?
「ほら……もう遅いですし……」
「今すぐ探さなきゃ逃げられちゃうじゃない」
「えっと……あの1体だけでもういないかもしれませんし……」
「そんなの探してみないとわからないでしょ?」
「えーっと……の、呪われたり、とかあるかもしれませんし?」
「……へぇ。そんなことがあるならなおさらほっとけないわね」
大体『し?』って何よ。『し?』って。
自分でも苦しいかなって思っているような理屈で、他人を納得させることが出来るとでも思っているのかしら。
まったく……
「だいたいさっきから帰りたがってるけど……」
振り向くとそこに困り顔。ただそれだけの顔をした、ハヤテ君。
「せっかく夜の学校で女の子と二人っきりなんだから……もう少し嬉しそうな顔してもいいんじゃない?」
ふんだ。そんなにつまらなそうにしなくてもいいじゃない。
「でもヒナギクさんと話してるとなんか……お嬢さまと話をしているような気がしてきて……」
「な!! なに子供扱いしてんのよ!! 私、生徒会長なのよ!!」
いやまぁ、いきなり生徒会長とか言われても困るだろうけど……
それにしても失礼な。ナギのように主従というより兄妹みたいに大切にされるのも悪くないけど、子供扱いはどうかと思う。
……あれ?
でもこの状況でちゃんと女の子として見られるってことは……
むしろさっきの言葉はそうして欲しいって意味に取られかねないというかそうとしか思えないわけで……
「ぁ……」
顔から火が出る、なんて言葉を実感したのは初めて。今なら本当に湯気が見えても驚かないと思う。
自分じゃ見えないけど、間違いなく顔は真っ赤になってるはず。
まずい。月の蒼白い光に赤は目立ちすぎる。このままじゃハヤテ君に気づかれちゃう。
なんとかごまかさないと……
「それにしても……冬だっていうのに……なんか暑いわね〜……」
……我ながらいくらなんでも苦しいごまかし方だと思う。まぁ、熱いのは本当だけど、それは気温のせいじゃない。
だから普通に冬らしい寒さを感じているはずのハヤテ君の目には、とてもおかしな行動に映ってしまうはず。
でも一度始めてしまった以上途中でやめるわけにもいかなくて、私はバカみたいに暑い暑いと繰り返し続ける。
ついでに胸元もパタパタと。そうしていると顔だけじゃなくて全身に熱が籠っていたことがわかる。
ひんやりとした冬の夜気が火照った体に心地いい。でもやっぱりハヤテ君は変に思ってるだろうな。
ああもぉ、どうやってごまかそう。そう思いながら振り向くと、あわてて視線を上にそらした赤い顔と目が合った。
「ん?」
上に視線をそらしたはずなのに目が合う?
「…………」
そしてあせってるような、気まずそうな、恥ずかしがってるようなハヤテ君の表情と沈黙。
これはつまり……そういうことなのかしら?
「なに赤くなってるのハヤテ君」
見たいの? なんて笑いながら言う私。さっきまでの動揺が、まるごと笑いに変わったみたい。
「べっ!! 別に赤くなんかなってませんよ!!」
そして消えた私の動揺が移ったみたいに、あわてて言うハヤテ君。
もぉ、後ろを向いても耳まで真っ赤だからすぐわかっちゃうのに。
出会った時にも思ったけど、やっぱりハヤテ君って今時珍しいくらい純情。
普通私達くらいの年になると当たり前のようにそういった話にも慣れるのに、ハヤテ君には全然そんな所が無い。
ああ、なんだろう。なんだかすごくおもしろい。
それに不思議。男の子から『そういう目』で見られたはずなのに、ちっとも嫌じゃない。
むしろ……むしろ、なんだろう。そう、むしろ反対に―――
「べ……別にヒナギクさんの事なんか、意識したりしませんよ!!」
―――!!
頭の中で何かが凍るような、煮えたぎるような、軋むような、切れるような、とにかくそんな音がした。
「だ……だいたい前にも言いましたけど……ヒナギクさんは少し無防備すぎます!!」
―――誰にでも無防備だとでも思ってるのかしら。
「ヒナギクさんの事、なんとも思ってない僕だからいいようなものの……」
―――ふうん。そういうこと言うんだ。
「普通の男の子の前では、もう少し恥じらいってものを持たないと……」
―――普通より純情な人が何を言ってるのかしら、ね。
「そんな軽いことでは……何をされたって―――」
―――そう。だったら何ができるのか……見せてもらおうじゃない!
「いいわよ」
「へ?」
ハヤテ君の背中に、そっと触れる。
これは演技。そう思いながら動こうとする。
けれどそんな言い訳じゃ納得できないと言うかのように、体はうまく動いてくれない。
「ハヤテ君になら……」
とっさに後ろを向こうとする顔と、勝手にしがみつこうとする腕。その反する2つの力に引っ張られたように、私の体は動けなくなる。
「何されても……」
そうして結局体はどちらにも動けず、ただ口だけが動いていた。
「え……あ……」
そんな私の言葉に振り向いたハヤテ君の顔は、想像通り真っ赤で。
「ヒ……ヒナギク……さん?」
本気で動揺してるのが、手に取るようにわかった。
よし、勝った。
―――さあ、このタイミングだ。思いっきり笑ってしまおう。
そうすれば……そうすれば、冗談にできる。たわいない、日常の会話に戻れる。
ハヤテ君を思いっきりからかって、私は上機嫌で笑って。そうして流してしまえばいい。
たった一言嘘だって言えば、そうすれば―――何もかも、嘘になってしまうんだろうか。
(―――なんて冗談を言うと、男の子は真に受けるのかしら?)
そうして頭の中で用意した言葉は、結局口に出せなかった。
「…………」
「…………」
夜の冷たさに凍りついたように気まずい空気。さっきまで動けたはずの私の口まで一緒に凍りついたように動かなくなる。
そのまま動けない私の代わりのように、ハヤテ君が力を抜いた笑みを浮かべて口を開く。
「……だめですよ、迂闊にそんなこと言ったりしたら。1億5千万円で売り飛ばされたりしちゃいますよ?」
……え?
予想外の切り返し。声を出すことも忘れて呆然とする。
「えーっと……ですね……」
何そのしまった滑ったー、みたいな顔は。
「まるで売り飛ばされたことがあるみたいな言い方ね」
「あはは……すみません」
「……どういうこと?」
人が真面目に話しているのに何変なこと言ってるのかしら。
つまらない冗談だったらただじゃおかない。そんな思いをこめて睨みつける。
「実は僕、去年のクリスマスに、親に借金のカタに1億5千万円で売り飛ばされちゃいまして」
そんな視線の先で、ハヤテ君は軽い口調で、まるでなんでもないことのようにそんな言葉を口にしていた。
「……借金って、なんでそんなに?」
「ああ、いつものように博打に失敗したみたいで」
だからきっと何かの冗談に決まってる。そんな都合のいい期待を、ハヤテ君は軽々と消し去っていく。
「……売られたって、どんな風に?」
「人身売買までするヤクザに文字通りの意味で、ですね。親が逃げちゃいましたから問答無用で、危うく死ぬところでした」
ハヤテ君はそう言ってあははと笑う。傷つけられた痛みも、背負った不幸も、捨てられた寂しさも、追われた辛さも、何も感じさせずに。
「……ハヤテ君の両親は、今どこで何をしてるの?」
「さぁ……借金もなくなりましたし、またどこかで馬券でも買ってると思いますけど」
それは、諦めを通り越してまるで当たり前のことのような顔だった。
その言葉はあまりに軽すぎて、私の上を通り過ぎてどこか知らない場所へ行ってしまいそうだった。
「なんで……なんでよ!!」
「ヒナギクさん?」
突然大声を上げた私に驚いたような顔を見せるハヤテ君。まるで驚きの見本のようなその顔に隠れて、ハヤテ君の心が見えない。
「なんでそんなに平気な顔してるのよ!」
「いいんです。もう終わったことですから」
そう口にしたハヤテ君は、なぜかいつもみたいに笑っていた。
「よくないわよ! だってそんなの、そんなの間違ってるわ!」
「でも、仕方ないですよ……僕なら大丈夫ですから」
それはなんて純粋で……なんて透明な笑顔なんだろう。
その笑顔は楽しいとか、悲しいとかそういった感情を全く含まない、ただ笑顔であるだけの笑顔だった。
(「だーいじょうぶよヒナ、その時はお姉ちゃんが守ってあげるから!」)
ふいに、懐かしい声を思い出す。勢いがあって、でも根拠の無い、後先考えない、けれど無責任でもない言葉。
冷たい風と、白い息の温かさを。赤い夕日と、長く伸びた黒い影を。そして力強い笑みを思い出す。
同じような言葉と笑顔。だけどあの時と違って、ハヤテ君の言葉は拒絶の意味を持っていた。
だからだろう。キレイな笑顔のはずなのに、見てると悲しくなってくるし、同時にとても苛立ってしまう。
ハヤテ君にそんな笑顔で『大丈夫』なんて言ってほしくなかった。
苦しいことがあるなら、1人で抱え込まずに話してほしかった。
もしもハヤテ君が泣きたい時は、一緒にいたいと思った。
そばにいて、隣で―――ああ、そうか。
私はハヤテ君に、そばにいてほしいんだ。
それを自覚した瞬間、今まで怒りだと思っていた胸の熱に、違う名前が付いた。
気づいてしまえばとてもシンプルなことで、だから私は一瞬でそれだけに満たされて……だから、もう止まらなかった。
その熱が、私を衝き動かしていく。
「大丈夫なんかじゃ、ないわよ」
ゆっくりと、言葉を紡ぐ。いきなり語調を緩めたせいか、ハヤテ君が不思議そうな顔でこちらを見ている。
急に、言葉を続けるのが怖くなる。
ひょっとしたら、ハヤテ君と私の傷は全然違うものなのかもしれない。
もしも、私たちが同じ痛みを抱えていたとしても、ハヤテ君は私の気持ちを受け入れてくれないかもしれない。
仮に、今私たちが同じ気持ちでも、この先ずっと変わらないままでいられるとは限らない。
無数のIFが、私の口を閉ざそうとする。
今ならまだ引き返せる、と。そうすれば、また傷つくこともないから、と。
大丈夫、なんて保証はない。そんなもの、あるはずがない。
当たり前に信じられるはずの人たちから、裏切りの意味を知ったのに。
だけど―――だからこそ。
もう一度、信じたい。
そんな願いだけを頼りに、口を開く。
「私は、悲しかったから。両親が私とお姉ちゃんと、借金だけ残して失踪したとき、悲しかったから」
「え……」
驚き、戸惑ったような表情を見せるハヤテ君。きっとさっきの私も、あんな顔をしていたんだろう。
「冗談とかじゃないわよ。私が5歳のとき、8千万円の借金を残して2人ともいなくなったわ」
あの時の気持ちは、今も覚えている。
がらんとした家の寒さも、冷たい布団の寂しさも、味をなくした食事も。
今でも、はっきりと。
「でも、それじゃあ……どうして……」
目の前の瞳が揺れる。迷うように、悔やむように、怯えるように。
……動き始めるように。
言葉を止めたまま、ゆっくりとハヤテ君が瞳を隠す。抱いた想いをしまいこむように。
そうして再び開かれた目は、ただまっすぐに私を見ていた。
「どうして、僕に話してくれたんですか?」
どうして、かな……色々理由は思い浮かぶ。
ハヤテ君があんまりにもキレイすぎる笑顔を見せるからほっとけなかった、とか。
親に売られたことを当たり前のように話してるなんて我慢できなかった、とか。
ハヤテ君なら、同情も哀れみもなく真摯に聞いてくれると思ったから、とか。
別にただなんとなく、だってかまわない。
でも……
「ハヤテ君のことが、好きだから。だから、聞いて欲しかったの」
私の理由はこれだけでいい。他の理由なんていらない。
……どうしてかな。さっきまでの不安がない。今なら全然怖くない。
きっとこの先どうなっても、今の言葉を後悔したりしない。そんな、根拠の無い確信。
「僕も……僕もヒナギクさんのこと……っ!」
その言葉が届くと同時に、私の体は引き寄せられていた。
私の背中でハヤテ君の腕が交差する。ハヤテ君の背筋に私の指先がぴたりとはまる。そうして私たちは抱きしめあった。
身長はほんの数センチくらいしか違わないはずなのに、ハヤテ君をとても大きく感じて。
ああ、やっぱり男の子なんだなと、すごく温かい気持ちになれた。
「好き……です」
冷たい空気からは冬の匂いがした。蒼白い月の光が降り注いでいた。ただハヤテ君だけが温かかった。
ふいに、泣きそうになる。世界のあまりの冷たさと、そばにいるハヤテ君の温かさに。
悲しいわけじゃない。けれど泣きたくなるほど切なくて、安らいで、嬉しくて。
ただ、ハヤテ君も、私を温かいと感じてくれているといいな、なんてことを思った。
顔を上げると、ハヤテ君もこちらを見ていた。
「…………」
「…………」
そっと、頬に添えられた手のひら。
それは少しだけ冷たくて―――ああ、違うな。ハヤテ君の手が冷たいんじゃない。私の頬が熱いんだ。
でも心が温かい人は手が冷たいって言うし、実は両方なのかもしれない。
確かなのは私がとんでもなくドキドキしてるってこと。
そして、それがちっとも嫌じゃないってこと。
そっと、目を閉じる。ドキドキを閉じ込めるように。近づく気配に耳を澄ませるように。そして―――
「ん……っ」
初めて触れたハヤテ君の唇は、あたりに降り注ぐ月光のように冷たく、そしてやさしかった。
「んっ……ふぁっ……っ……ん」
続けて舞い降りる、扉をノックするように短く、触れるだけのキス。
2度、3度とついばむように繰り返すうちに、唇が熱と湿りを帯びてくる。
そのままもう一度……と思ってこちらから動こうとした瞬間、ハヤテ君が体を離した。
「あ、あの、もう帰りませんか?」
「どうしたの? 突然」
ただそれだけのことが、とても寂しく思える。
「すみません……このままだと抑えられなくなって、ヒナギクさんにひどいことをしてしまいそうで……」
「……いいわよ。ひどいことしても」
だからだろう。そんなことを言ったのは。
「え?」
「前に言ったでしょ。ハヤテ君はもう少しワガママ言ったほうがいい、って」
もっと知ってほしい。私のことを。
そしてもっと知りたい。あなたのことを。
「だから……ハヤテ君のワガママなとこ、私に教えて?」
うつむいた視界の隅で、小さくうなずくハヤテ君が見えた。
「じゃあ、行きましょうか」
そう言いながらハヤテ君の手を取ろうとして、私の手のひらに緊張からにじむ汗に気づいた。
とっさに後ろ手にぬぐいかけ……そうしないまま手を取る。
女の子としてはかなり気になるし、弱みを見せるようで抵抗はあるけど、これは隠したくないと、そう思った。
軽く握ると控えめに握り返してくる手のひらは、少しだけ硬くて。形は違っても同じように緊張しているのがわかった。
「? どこにですか?」
「こっちよ」
それを嬉しいと思いながら、ハヤテ君の手を引き目的の部屋を探す。
薄暗い廊下に並ぶ足音。踊るように、少しだけ早足。
歩幅の違いでテンポはバラバラ。けれども、確かに同じ場所を進んでいる。
「あ……ああ」
しばらくしてハヤテ君が何かに気づいたような声を上げる。どうやら本当に今まで目的地に思い当たらなかったみたい。
そのことに苦笑しながら、保健室、と書かれたプレートのかかった扉を開いた。
そのまま中へ入って、ベッドを探す。
「やっぱり、少しはちゃんとしたところで……ね?」
入り口から少し離れた場所にあったベッドにハヤテ君を上にして倒れこむ。
……それにしても、取り壊し間近の旧校舎にスプリング付きのベッドがあるなんて流石は白皇。
ひょっとしたら私の部屋のベッドより寝心地がいいんじゃないかしら。
後、何だか和風な感じのいい匂いも……まぁ、これはさすがに何かの勘違いかな。
そんなことを考えて緊張をまぎらわせていたら、何かを窺うような顔が私を覗き込んでいた。
それはひょっとして同意を確認してるつもりなのかしら。今更何を、と思ったけど、それもまたハヤテ君らしい。
「もぉ、そんな顔しないの。男の子でしょ?」
漠然とした言葉でも、意味は通じたみたい。ハヤテ君の顔から迷いが消えるのがわかった。
「じゃあ……始めますね」
それでもやっぱり確認の言葉を発しながら、ハヤテ君の手がゆっくりと私に触れる。
「んっ……」
……服の上からとはいえいきなり胸を触ってくるあたり、ハヤテ君って思ってたよりもえっちなのかもしれない。
ゆっくりと、探るように胸のあたりをまさぐられる。ためらうことのない、それでも迷うような手の動き。
そういうつもりはないってわかってるのに、なんだか胸の位置を探されてるみたいで腹が立つ。
「ごめんね……小さくて」
なぜかすごく低い声が出た。もうちょっとか細い感じにすれば女の子らしく聞こえると思うのに、これじゃ単なる脅し文句じゃない。
「え? いや、そんなことはないですよ?」
こらこら、目が泳いでるってば。ホント、嘘がヘタなんだから。くやしいのでちょっといじめてやろうかな。
「そう? 私のを触りながら、マリアさんのはもっと大きかったなあとか思ったりしてるんじゃない?」
意識して目を細くしながら、そう問い詰める。
「いっ!? いや、思ってませんよ!」
「じゃあ聞くけど、私とマリアさんとどっちが大きいと思う?」
「だ! だから……その……ですね」
「ん〜?」
「その、確かに大きさはマリアさんのほうが大きいといえば大きいでしょうけど確かめたわけではないですし、
小さいものには小さいなりの趣があるというかわびさびは日本の心といいますかとにかくそんな感じですし、
例えば『質量の差が戦力の絶対的な差ではない』みたいなことを昔の偉い人も言ってたような気がしますし、
むしろ我々の業界ではそれはご褒美といいますか、いや、えっと、何の業界なのか僕にもわかりませんけど、
それにありきたりな言い方ですけど、僕が触りたいのは他の誰かじゃなくヒナギクさんの胸だからというか、
いやでも胸を触れればいいって話でもなくて、つまりは胸だけじゃなくて……あ、いや、だから……その……」
「別にいいわよ。無理しなくても」
声は低いまま、目は細いままで言うのがポイント。そのままじっくりとハヤテ君の反応を楽しむ。
「う……え、えっと、ほら! ヒナギクさん厚着してますから、こうすればちゃんと……!」
「あ……こら、ちょっと!」
別にそんなに厚着してるわけでもないし、そもそもそのセリフはフォローじゃなくてトドメ……なんて言う暇もない。
止める間もなく上着の下へと潜り込んだハヤテ君の腕が、すばやく私の服をずり上げていく。
「まっ……だから待ってってば!」
急ぎすぎなのは困るけど、あわてさせたのは私だから、強く静止できない。
中途半端な抵抗が着衣を乱す。
「うわ……すごい……」
結局ハヤテ君の動きが止まったのは、私に直接触れた後だった。
「こんなに小さいのに、すごく柔らかくて……なんだか不思議です。まるで……」
「だから、小さいとか言わな……っ!」
繊細に動く、温かい手のひら。
触れられた所から、熱が広がっていく。
「ひゃんっ!……こ、こらぁっ」
存在を確かめるように、表面に触れて。
形をなぞるように、撫でる手が円を描き。
そのまま指先を沈ませ、ゆっくりとこね回される。
「ぁ……そこ……だめぇッ!」
左右に転がされる。下から上へとすり込まれる。先のほうを少しだけきつく摘まれる。
なぜか、頂点の部分を扱うときだけは妙に不器用な指使い。それが結果的に緩急となる。
「やっ……指が……ぁ……あっ!」
広げられた指先がステップを刻む。音楽が聞こえてきそうなほど軽快なリズム。
それは私が漠然と想像していたものよりも複雑すぎる動きで……なんだか……
「な、なんだか……っ、慣れてない?」
「そうですか? 前にバイトで経験がありますからそのおかげでしょうか?」
嬉しそうに言うハヤテ君。それはいいんだけど、その……
「……バイトって、何の?」
「えっと、昔、パン屋で働いてたことがありまして」
「……パン?」
なぜかしら。悪意も他意もない笑顔のはずなのにいろいろ引っかかる気がする。
「実はですね、太○の手を持つ少年と呼ばれて大評判だったんですよ」
わけのわからないことを得意気な笑顔で言うハヤテ君……殴ってもいいかしら。
「そんなわけで……」
でもあんな笑顔をされたら怒るに怒れないし……まったく。
「食べてみても、いいですか?」
……ん?
「食べる? ……って!」
いきなり胸に濡れた感触が走る。
それがハヤテ君の舌だと気づいた瞬間、思わず大声を上げていた。
「こ、こら! 何してるの!」
くすぐったい感触に身もだえしながら、抗議の言葉を続ける。
だけどハヤテ君はまるで私の声が聞こえないみたいに……え、あ、えぇ!?
「ひゃぁっ……噛んじゃ、だめぇっ!」
「じゃあ、噛まずに吸うってことで」
「そういうことじゃなくて……っ」
歯を当てられたまま、胸を強く吸われる。強くと言っても痛いほどじゃない。どちらかといえばむず痒い程度。
痛みに届かない刺激が優しくて、でも物足りなくなる。
こそばゆさが痒みに、痒みが疼きに変わっていく。
「人の……話を……んッ!」
ハヤテ君が唇を離して、また手を動かし始める。
けれど疼きのせいか、さっきまで翻弄されてたその動きに、物足りなさを感じてしまう。
「やぁ……もっ……ぁ……」
もっと強く。思わずそう言いそうになる。
そんな表情を見せたくなくて、手のひらで顔を隠した。
本当は今一番隠したいのは胸だけど、手を差し込む隙間がない。
こうしている今もハヤテ君の2つの手が……あれ、1つになってる?
もう1つはどこに……なんて考えてる隙に、ハヤテ君の手が下へと滑りこんで……
「……ん?」
「あ……」
そういえば私、いつもみたいにスパッツはいてたっけ。
しまった。せめてこんなときくらい可愛いやつにしてくればよかった。
ハヤテ君、がっかりしてるかな。呆れてるかも。可愛くないって思われてたらどうしよう。
心の中でどんどん膨れ上がっていくマイナス思考。
それが現実のハヤテ君の顔を確認する恐怖を上回る前に、私は指の隙間をゆっくりと広げた。
困った顔か、がっかりした顔か、それとも何も気にしてないような無表情か。
それを知るのは怖いけど、このままじゃ怖いからって理由で見てしまうことになる。
「……え?」
恐る恐る覗き見た顔。その表情にどんな名前をつければいいのか、とっさに思い浮かばない。
笑顔、が一番近いと思う。けれどもそれは、今まで見たハヤテ君のどんな笑顔とも違って見えた。
幸せそうな? 嬉しそうな? 楽しそうな?
「どう、したの?」
どうしてそんな顔をしてるの?
「え? 何がですか?」
「だから……」
どうして?
自分でも何が言いたいのかわからないまま投げかけられる問いかけ。
「たいしたことじゃないんです」
けれど、ハヤテ君は……
「ただ、ヒナギクさんだな、って」
……そう言って、笑みを深くする。
まるで大切な宝物を見つめるような。
それは、慈しむような、笑顔だった。
「あ……えっと、その、ありがとう」
なぜかしら。今日は色々恥ずかしいことがあったはずなのに、一番照れる。
何だかペースを握られてるようで悔しい……ので、ちょっと反撃。
「でも、ごめんね? がっかりしたんじゃない?」
「そんなことないですよ」
からかうような言葉に笑みのまま答えるハヤテ君。
「嘘。下着が見られなくて残念って顔してるわよ」
「う……そ、そんなことはないですじょ?」
あわてた口調でどもりながら……目は笑ったまま。
「もぉ……噛むほど動揺しなくてもいいんじゃない?」
わざとらしい動揺と、わかりやすいツッコミ。こういうのも甘えてるって言うのかしら?
軽く甘い空気の中、ハヤテ君が言葉を返してくる。
「まぁ、スパッツを脱いでもらえば結局同じことですし?」
「え?」
「? どうしたんですか? ヒナギクさん」
おどけた口調のまま、優しく続けるハヤテ君。
それは嬉しいんだけど……何を言ってるのかしら?
「えっと……私、下にスパッツしかはいてないんだけど?」
「……はい?」
ハヤテ君がさっきまでと違って本当に不思議そうな顔になる。
あ、あれ……?
「え? そ、そういうものじゃない……の?」
「あー……ま、まぁ、人それぞれなのでは?」
目が泳いでいた。声は水の中で出したみたいに震えていた。冷や汗も滝のように流れ落ちていた。
……私より、ハヤテ君のほうがずっとずっとあわてていた。
そんな姿を見ていると、恥ずかしい気持ちよりもしょうがないなぁって気持ちのほうが強くなってしまう。
ホント、ハヤテ君はずるい。
でも、そうか……もう下にはスパッツしかなくて、つまり最後ってことで、要するに次で終わりなわけで……
いけない。また緊張してきた。
「じゃ、じゃあ、早くしたら?」
「? どうしたんですか、ヒナギクさん」
「べ、別に! どうもしないわよ……」
「あ……ひょっとして、怖がってたりします?」
「ぅ……」
軽い口調で冗談っぽく突かれた図星……ああもぉ、なんでこんな時だけ鋭いの!
「し、仕方ないじゃない! こういうのしたことないんだから!」
「へ? ……えぇ!?」
「……何? その反応」
「えーっと……その、本当に嫌なら、やめましょうか?」
「嫌じゃ、ないわよ」
切なさを絵に描いたような表情をしながら、それでも揺れないハヤテ君の声。
そんな風に我慢なんてしてほしくないのに……けれど、それがハヤテ君なんだろう。
「でも……あ」
何そのひらめいた、みたいな顔。
「せっかくですから、一度このまましてみましょうか?」
「このまま、って……その……はいたまま、で?」
「ええ、せっかくですから」
何がせっかくなのかしら。
そんな疑問を棚上げにしたまま、ふわりと持ち上げられるスカート。その下に潜りこむ体と、漏れ出る衣擦れの音。
隠されたまま触れてきた、変に熱くて……硬いのに……弾力があって……鼓動を刻むように動く……こ、これってまさか……
「な……何なにナニこれ!!」
「えーっと……このまま動きますね」
『ハヤテ君』が、スパッツの上から『私』を撫でる。
「ちょっ、ハヤテ君、待っ」
最初はゆっくりと、優しさにも満たないほどの弱さで。
「やっ……あっ……ぁ」
だんだんと速く、優しくこめられた力が甘い感覚を呼ぶ。
「そこ……擦れて……っ」
それは決して強くも激しくもならず、ただ甘いままで。
「ん……あっ……ひぁっ……ぁ……んんっ!」
「あ……すごい」
ぼんやりと聞こえる水の音と、ハヤテ君の声。
スカートに隠され、スパッツに守られた安全圏で行われる、微温湯のように優しいまぐわい。
それはまるで、優しさだけを集めた夢のようで……切ないほど、安らいだ気持ちになる。
「っ……すみません、そろそろ……ッ!」
突然の言葉と同時に『私』を叩きつけるように激しく脈打つ『ハヤテ君』
そして放たれる熱く、熱い……こ、これが、その……
「ぁ……その……気持ち、よかったんだ?」
「ぅ……はい。すみません」
「もぉ、どうして謝るのよ」
「それは……いえ、その……まだ、不安ですか? ダメだったら今日は……」
赤い顔と落ち着いた口調で、ゆっくりと告げられた言葉。
でも、触れられた感触はまだ熱いままで……ドキドキしていた。
「ううん。その、いいわよ……もう、大丈夫だから」
「そう……ですか?」
気遣うようなほっとしたような顔を見せるハヤテ君……えっち。
「えっと、最初は一気にしたほうがいいって聞きますけど、どうします?」
「うん……好きにしていいわよ」
……とりあえずどこで聞いたか追求するのは、後回しにしてあげようかな。
ホント、変なところでアンバランスなんだから。
静かに目を閉じ、勇気を溜めるように深く呼吸をして、集中するハヤテ君……それは私の役だと思うけど。
「じゃあ……行きます!」
「―――ッ!? った、ぁ……!!」
感じたのは、痛みというよりも衝撃に近いものだった。
「……っ……か……は……っ!」
まるでナイフで串刺しにでもされたよう。あまりの痛さに『痛い』という言葉さえ出せない。
「…………っ」
「ヒ、ヒナギクさん!?」
言葉の代わりのように、涙がこぼれた。
痛みまで一緒に流れたみたいに、少しだけ余裕が戻る。
「っ……は……っ……ぁ……はっ……」
体に満ちる痛みに溺れかけたみたいに、短い息継ぎを繰り返す。
残念ながら吐息には痛みを逃す効果は少ないみたいだけど、とにかく息を整えて。
「だぃ……じょう、ぶ」
何とかそれだけを答えた。
けれどそんな途切れ途切れの言葉じゃ不安を煽っただけみたい。ハヤテ君まで泣きそうな顔になってる。
「そんな、大丈夫なわけないじゃないですか! すみません、すぐ……!」
とても心配そうな声。大丈夫って言葉だけじゃ安心してもらえそうにない。
……まぁ、実際ものすごく痛いんだけど。
「大丈夫」
「でも……!」
それでも、大丈夫と繰り返す。作られた、でも嘘じゃない笑顔を浮かべて。
私は今、うまく笑えているかな?
「痛いけど……嬉しい、から」
本当はもっとたくさんの言葉で伝えたかった。
痛いけど、気持ちいいとかじゃないけど、ちゃんと満たされてることを。
それに、一生懸命優しくしてくれるのは嬉しいけど、今は強く求めて欲しいという気持ちもあった。
虚空に言葉を探すように漂わせた視線がハヤテ君の視線と交わる。
……その瞳に迷いの色が無いことが、何よりも嬉しかった。
「じゃあ……続けますね。すぐに終わらせますから、少しだけ我慢してください」
「うん……お願い」
言葉が終わると同時に、少しだけ引き抜かれる。
「……っ!」
そして、同じだけ押し込まれる。
「う……っく」
繰り返される、浅く穴を掘るような動き。
「んっ……ふ」
感じるものは痛みと鼓動。
回を重ねるごとにズキズキがやわらぎ、ドキドキが大きくなっていく。
「っ……ぁんッ!」
ドキドキとズキズキが重なる。
その2つを上回る大きな振動が、感じるものをたった1つに染め上げていく。
「はっ……ふぁ……っ!」
遠慮なく、加減なく、容赦なく。強い、強い律動。
「んんっ、ぁ……ぁは、はぁっ……ひぁっ!」
どれだけそうしていたのか。永遠に続くかと思われた動きに、変化が起きた。
「あ……っ、また、キツ……くっ」
「ヒナギクさん……もう……っ」
そう言ってハヤテ君が離れようとする。
「あ……や、あっ……んんッ!」
その瞬間私はわけもわからず引きとめようと、背中に回した腕で力いっぱい抱きしめていた。
「だ、だめですヒナギクさ……っ……うぁ……っ!」
その直後、私の中で何かが激しく脈打ち、熱いものが流れ込んできた。
痛みよりも激しく、想いよりも熱い、いのちに満たされて……私の意識は遠のいていった。
「う……ん?」
―――目覚めた瞬間、こちらを見つめるハヤテ君の顔が目に入った。
目に入ったというより、それしか視界に映らない。気持ちじゃなくて物理的な問題で。
つまりハヤテ君が身動きするだけでキスできそうなくらいにすぐ目の前で私を見つめているわけで……
「ハ、ハヤテ君!?」
「はい。おはようございます、ヒナギクさん」
「あ、うん。おはよう」
落ち着いた笑顔で挨拶をするハヤテ君に思わず私も挨拶を返し……いや、そうじゃなくて。
「な、なんでハヤテ君が!?」
「え? いや、なんでと言われても……」
あわてて紡いだ私の言葉に、ハヤテ君は何かを思い描くように虚空を見て、顔を赤く……だからっ、思い出さないでいいから!
「そんなことより! み、見てた!?」
うう、なんだか展開がループしているような。
「はい? なんの事ですか?」
ああもぉ、またそんな顔して!
「だから……その……私の……寝てるとこ、とか……」
……ダメだ。今は何を話しても恥ずかしい。
「あは、可愛かったですよ」
「あ……ぅ」
だから、どうしてそんな恥ずかしいセリフを平然と……
よし、こうなったら1発殴ってごまかそう……なんて我ながら物騒で理不尽な理由で拳を握り締め―――
「―――あれ?」
指先に違和感。こすり合わせるとぱらぱらと砕けて落ち、蒼い月光に暗く栄える朱。
それはもうすっかり乾ききってしまった血のようだった。
「何かで切ったのかしら?」
指先をよく見てみるがそのような痕跡はない。どうも私の指から出た血じゃなさそう。
あ……それに……両手の指を一度に怪我なんてすれば、いくらなんでも気づくはずだし……
「ああ……えっと……」
「ん?」
一瞬だけ後ろ―――背中? を見てなぜかあわてたように声をかけてくるハヤテ君。
何かを説明しようとしているような、ごまかそうとしているような……まさか。
「ハヤテ君。ちょっと背中見せて」
「へ? いや、今はちょっと……」
「いいから!」
有無を言わせずハヤテ君の体を反転させる。そうして見た背中には、まるで足跡のように小さな傷がいくつも並んでいた。
「これ……私が?」
いつの間にかハヤテ君の背中に爪をたてていたらしい。よほど力をこめていたのか、傷跡はその小ささとは裏腹に、深いものだった。
「その……ごめんなさい。痛かったでしょう?」
「あはは、大丈夫ですよ」
軽やかな笑い声で、痛みの気配を見せずにハヤテ君が言う。
その笑い声は傷つけられた人の出すものとしては、あんまりにも軽すぎた。
顔は見えないけど、いつものあの笑顔を浮かべているんだろうか。そう不安になる。
あの全てを受け入れるような、それでいて何もかもを突き放す、透明な笑顔を。
「ヒナギクさん、言ってくれましたよね?」
こわごわと見上げた顔。
「痛いけど、嬉しいから。大丈夫、って」
だけど微笑みながらそう言ったハヤテ君の顔は、少し照れたような赤い色をしていた。
「でも僕は、そんなヒナギクさんだけが痛い思いをしているのが寂しかったんです」
首だけで振り向き、半分だけ見せたハヤテ君の顔。
体ごと向かい合おうとしないのは、きっと私が今顔を伏せ気味にしているのと同じ理由で。
「だから、嬉しかったんです。ヒナギクさんの痛みをわけてもらえたみたいな気がして」
顔だけじゃなくてその笑みも赤く色づいているような気がして、そのことがハヤテ君の言葉が本当だって教えてくれているようだった。
「そう……だったんだ」
同じ赤、同じ痛み、そして同じ気持ち。
不意にこの傷跡が、とてもとても愛おしいものに思えた。
「ん……っ」
「ひゃあっ! ヒ、ヒナギクさん!?」
小さなしるしに、舌先で触れる。
血の味だろうか、それとも汗の味だろうか。ハヤテ君の肌は塩辛い味がした。
「え、あの、ちょっと……ヒナギクさん?」
小さく、でもはっきりと響く、子猫がミルクをなめるような水音。
そんな想像をしたからか、本当にミルクみたいな甘さを感じる。
塩辛さが薄まった舌が錯覚しているんだろうか。それともこれが、ハヤテ君の味なんだろうか。
「んっ……ちゅっ……」
それを知ろうと押し付けるようにキスをする。まだ甘い。
「ふ……むっ……」
もっと、もっと。何かにそうせきたてられるように、傷口を吸い上げる。まだ、甘い。
「んん……ん、んっ……」
やがて咲く唇の形をした赤い花びら。
花の蜜に誘われるように、再び口づけをする。
「はぁ…………っ」
吐息が熱い。体中の熱を吐き出すように、ゆっくりと息をつく。
「あ……」
それで頭の熱も冷めたのか、ふと我に返った。
「え、えっと、その、これは……!」
わ、私、今、一体何を……!?
焦りと羞恥と、それから何か熱い感情がものすごい勢いでわきあがってくる。
感情の整理に忙しい頭をなだめるように、目に涙までにじんできた。
その両方を抑えながら視線だけで斜め上を見ると、そこに赤く染まったハヤテ君の顔があった。
目だけを動かして見つめ合うには少しだけ高い位置。普段は顔ごと向けるその場所を、今は真正面から見ることができない。
だから顔は伏せたまま視線だけで見上げるなんて中途半端なやり方で……なんだろ、ハヤテ君の顔がまた赤くなった気がする。
「どうしたの?」
反射的に首を傾げて尋ねてみると、さらに赤くなって、何かを、考えてる、ような、顔、を……
まずい。なんだかよくわからないけどとてつもない失敗をしてしまった気がする……!
「ありがとうございます、ヒナギクさん」
「え? あ……ええ」
ものすごい満面の笑顔でなぜかお礼を言ってくるハヤテ君。
その笑顔はあんまりにも大げさすぎて、何かをたくらんでいる顔にしか見えない。
「これはお礼をしないといけませんね」
「え? いや、いいわよそんなの」
「いえいえ、三千院家の執事として恥ずかしくないようきちんとお礼をしないと」
執事はあんまり関係ないような……お礼?
なんだろう。普通お礼っていいことのはずなのに今はなんとしても止めないといけないような……
「えっと、その……お礼って?」
「はい。ここはやっぱりヒナギクさんがしてくれたのと同じことでお返しをしようかなと」
「お、同じ?」
「はい♪」
後ろにハートマークでも見えそうな、極上の笑みで答えるハヤテ君。それはいいんだけど、同じということはつまり……
えっと、さっき私はハヤテ君の血が出てた所を、その、なめたりしてたわけで……
それと同じことを私にするってことは……要するに……っ!?
「ちょ! ちょっと待って!!」
思わず硬直した隙に、ハヤテ君の体が、這うようにして下のほうに移動していく……人の話を聞きなさい!
「い、いいから! そんなの気にしなくていいから!!」
「いえいえ、きちんとお礼もできないようでは三千院家の執事として面目が立ちませんし」
真面目そうな顔を作ってハヤテ君が言う。
ああもぉ、そんなあからさまな言い訳を……考えてることがすぐ顔に出るんだから!
ハヤテ君の頭を抑えてなんとか止めようとしたけど、まだうまく体に力が入らない。
そうこうしているうちにハヤテ君の舌が、さっき『私』が血を流した部分に触れる。
「やっ……もぉ……ばかぁ……っ」
小さな抗議の声は、大きくなっていく甘い感覚に流されていった。
―――ゆっくりと、まぶたを開く。
何度も気を失ったせいか、時間の感覚があいまいになっている。
目の前に再びハヤテ君の顔。さっきと違うのは、あわてたような表情でいることくらい。
しまったやりすぎたどうしよう、みたいな顔をしたハヤテ君に、落ち着いた声で告げる。
「ハヤテ君?」
そのままにっこりと微笑んで、ゆっくりとハヤテ君の背中に腕を回していく。
ハヤテ君も微笑んで……あ、口元が引きつってる。うん、これって以心伝心ってやつよね?
「あ、あのー、ヒナギクさん? ちょっと僕の話を聞いてほしいんですが……」
なさけむよう。
「あっ、痛、あ痛たたたたたたたっ、あたぁ!?」
とびきりの笑顔で、思いきり爪をたててあげました。
後始末を手早く済ませて部屋を出る。
まぁ、全部完全に元通りとはいかなかったけど、それはさておき。
「あー、えーっと……」
薄暗い廊下を、すたすたと―――若干ふらつき気味に―――歩いていく。
「ヒ、ヒナギクさん?」
つーん。すたすた。ハヤテ君の声を後ろに聞きながら、黙って歩き続ける。
振り向かないのも、顔が熱いのも、私の制止をちっとも聞かないで色々したことに怒っているからだ。
決して何回もされてるうちに気持ちよくなっちゃって、最後のほうでは何度か……しちゃったことが恥ずかしいからじゃない。うん。
「あのぅ……」
「……えっち」
「うっ……い、いやそれは……」
「何か言いたいことがあるのかしら? 私がもう無理って言ったのに無視して続けた綾崎ハヤテ君?」
「す、すみません……」
「まったく……大体ハヤテ君……」
「ヒナギクさんが『お願い、少し休ませて』とか涙目で言うのを見ていたら、つい……」
「なっ……い、言ってないわよ!」
「へ? いや、確かに……」
「う……うるさいうるさいうるさい! だ、大体1日に8回もできるなんて非常識よ!」
「え? その……数えてたんですか?」
「ぅ……」
数えてたわけじゃない、覚えてただけ……って、同じか。
だってその、あの瞬間のハヤテ君の顔とか熱さとかおとこのひとのにおいとかがものすごく印象的で、簡単には忘れられない。
……なんて言ったら、ハヤテ君はどんな顔をするかしら?
少しだけ、ほんの少しだけそれを見てみたいと思った……まぁ、言わないけど。そんな恥ずかしいセリフ。
でも、想像した光景は全然嫌なものじゃなくて、むしろ―――いや、そうじゃなくて……私は、今、怒ってるの!
「……ばか」
「う」
「スケベ」
「いやそれは……」
「いじわる」
「その、ですね……」
「ヘンタイ」
「だ、だからそれは……」
「生活力過多の甲斐性無し」
「う゛……申し訳ないです」
「胸フェチ、着衣プレイ好き、中出しマニア」
「すみませんすみませんホント、すみません」
好き放題言い終えて振り向くと、そこには捨てられた小犬のような顔でしょんぼりとするハヤテ君。
そんな姿を見せられたら、怒ってるフリも続かなくなってしまう。ああもぉ、ずるいなぁ……
「…………………………………………大好き」
「ぁ……はい♪」
小さな声で、でもはっきりと、最後まで残っていた言葉を伝える。
目を輝かせ、頬を薄紅色に染めて花が咲くような笑顔を見せるハヤテ君。
その笑顔は本当に幸せそうで、だから私も幸せで。
うん、大丈夫だ。確かにそう信じられる。そう素直に思えたことが嬉しくて、私も微笑む。
「じゃ、帰りましょうか!」
想いのままに大きな声でそう言って、ハヤテ君の手を取る。
そうして私達は並んで歩き出した。
155 :
F:2006/07/01(土) 20:09:22 ID:ComFJNXO
以上です。正直色々と説明&描写不足な気もしますが・・・こんなに長いのに。
付き合ってくれた方、ありがとうございました。
GJ!!!ヒナがとても可愛かったです。
10ヶ月・・・・・その年月の重みが!我々をここまで萌えさせ!勃起させ!!射精させた!!!
GJ・・・ゴッドジョブ!!マーベラス!!(意味知らないが)
スターライトブレイカーとブレイジングスターをいっぺんに受けた感じの衝撃
159 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 20:48:50 ID:YK9bl6bz
良くやった!
タンノーした!!
保管庫の更新ってどぅーなってるの
保管庫に言え、俺らに言われても困る。
あと保管して欲しいならレス番まとめて提出するんだぜ?
スレのアドレスだけ渡して保管しるってのは無理だかんな。
新たな神と我々は遭遇した…ウルトラGJ!ヒナギクに萌え死んだ!
これは「神が降臨するまでの場つなぎ」なんかじゃねぇ…
もはや…あんたも神だぜ!GJ!!!
グッッッッッッッッッッッジョブ!!!!!
ラブラブひなぎくグッドですよ、グッド
>>「ヒナギクさんが『お願い、少し休ませて』とか涙目で言うのを見ていたら、つい……」
…萌え死にました。もうこれ以上無いくらいやられました。
ヒナにそんな事言われたら…なぁ。ハヤテじゃなくても獣化するよな。
かなり強烈にGJ!!
このノリで,『生徒会室編』とか『夜這い編』とか,『模擬新婚初夜編』とか書いて欲しい。
つか,今作のような激甘SSまた読みてぇ〜〜。
是非次回作も(10ヶ月先てもいいので)落としてください。期待大だぜぃぜぃ♪
167 :
雪豹:2006/07/02(日) 10:30:35 ID:iwSp8s5o
さてさて、懲りずにやってきました。
色々と考えた結果、前回の連作扱いということで。
エロスは初ということで、はっきり言って良いのか悪いのか分かりません。
習作の極みであることは間違いなので、感想は元より、忌憚ない意見を頂ければ、今後の糧になります。
……てゆーかむしろ批判のほうが多いだろうなとは思いますが。
前の方と微妙にかぶっている気がしないでもないけど、
今日はヒナギクづくしということでご容赦願おうと。
んでは投下ー
うわああああ!
何故にコテが付いてるの?
前スレ623と入れたはずなのにぃ!
たった2作目でコテって、どこの痛い人だよ俺……
名無しと理解してくれれば助かりますぅ…
人間万事塞翁が馬とはよく言ったもので、己の立ち位置がどうなっているのかは、その時点になってみなければ分からないものだ。
昨日は昨日、明日は明日。
そんな風に割り切ってしまう利便的な人格が必要とされる時代なのかなーって思う今日この頃。
紆余曲折があったにせよ、私とハヤテ君がその……こ、恋人であることは事実だから、休日の一時を一緒に過ごしたっておかしくはないのよ。
むしろ当然だと思っていいくらい。
横顔を想像して、事あるごとにポーっとなっちゃったり、待ち合わせの2時間前から待っていたなんてことは絶対にない……ないったらないっ!
それにしても、声を掛けてくる男が後を絶たないわね。
……やっぱりちょっと早く来すぎたかしら?
でも、ここで憧れていた台詞を言わないことには始まらない。
ここまで頑張ったんだから、もう少しくらい……
「あ、ヒナギクさんもう来てたんですか」
「い、今けたとこ……」
噛んだ……
〜にかいめ〜
事の発端は一昨日の金曜日に遡る。
相変わらず多忙なルーチンをこなしているヒナギクさんが、仕事の合間を縫って掛けてきた電話から。
「えっと……日曜日なんだけど、二人でお出掛けしない?」
前後の会話なんて、その言葉ですっぽりと抜け落ちてしまった。
電話口の向こうで、頬を真っ赤に染める彼女の表情が容易に想像できる。
僕自身もご他聞に漏れずフリーズしてしまったことは言うまでもないわけで。
結局詳細は曖昧なまま、約束の時間だけを脳裏に刻み込むのが精一杯だった。
そんなこんなで至ったのが、この状況だったりする。
「どうしたの? ボーっとしちゃって」
大きな通りからは少し離れた陽当たりのいいオープンカフェで、差し向かいに恋人を置いてのランチに興ずるなんて、
ちょっと前の僕からしたら、想像もできないことだろう。
「いえ、何か幸せすぎて信じられないなって」
心底そう思う。
そもそも下手したら、命すら危うい状況だったのだから。
僕が零した言葉は、そのままヒナギクさんのツボにも嵌ったみたいだった。
ボンッという擬音が聞こえそうなほど、瞬間的に赤く染まる彼女の表情。
うーん、嬉しいんだけど何か体に悪そうな気がする。
「へえ……でも本当は、ハヤテ君なんかただの荷物持ちで、本命は他にいるかもしれないわよ?」
またまた……天邪鬼なんですから。
頻繁に話すようになって、彼女の人となりが何となく分かってきた。
いわゆる筋金入りの負けず嫌い。
恐らく僕の言葉に振り回される自分が許せなかったんだろうな。
だからこうやって嘘をついて僕の反応を楽しんで、にやにやしながら窺っているんだ……
「あれ?」
場に相応しくもない思いつめた表情……って、それはヒナギクさんは本気だということで、僕はどうすればいいのでせう?
パニックに襲われる頭が、ぐるぐると思考をかき乱す。
あれ、嘘ですよね? 嘘でなきゃ困るなー、……嘘だと言ってよバーニィ!
いやいやいや、ここまで持ち上げといてそれはないじゃないですかヒナギクさん!
「ちょ、ちょっと! 冗談をそんな本気にしないでよ」
その言葉を聞いて、やっと全身の力が抜ける。
全く、心臓に悪いですよ。
僕の百面相がよほど面白かったのか、涙を浮かべて笑っているヒナギクさんを見て、彼女と付き合っていくのは
色々と大変なんだろうなと思ってしまった。
……だからそこで、「勝った」なんて握りこぶしを作らないで下さいよ。はぁ……
そこからの半日はあっという間だったように思う。
デートなんて経験が皆無に等しい僕からすれば、ヒナギクさんをエスコートすることなんて考えられなくて。
眩しい笑顔を湛える彼女にドキドキしながら、終始引っ張られていた。
CDショップを冷やかし、ゲームセンターでプリクラを撮る。
小悪魔なヒナギクさんに下着売り場に引っ張り込まれてあたふたしたり、ばったり出くわした東宮君を軽くあしらって、
「やめてよね。本気を出したら東宮君が僕に勝てるわけないだろ?」何て、自由に乗る調整者の如く調子に乗ったりもした。
ソフトクリームを片手に、「おし〜りやすりでふっきふき《うおっ、血!?》」などと、某お昼の人気番組やサングラスの森田さんに
喧嘩を売るような替え歌を口ずさんでいた泉さんを見たときは、どうしようかと思ったけど。
総じて心から楽しい時間だったと断言できる。
願わくば、ヒナギクさんにとってもそんな時間であっていてくれれば嬉しいかな。
……聞くだけ野暮ですね。満面の笑みと、僕の掌を包む彼女の優しい感触が、全てを物語っていた。
「今日は楽しかったです。誘ってくれて有難うございました、ヒナギクさん」
歩幅に合わせてゆっくりと流れていく景色は、馴染み深いものに変わってきた。
もう少し――あと一つ路地を曲がれば彼女の家に着く。それが楽しかった旅の終着駅だ。
「あら、特別なことじゃないでしょう? だって私達恋人同士なんだ、し……」
尻すぼみに小さくなっていく声と、照れ隠しに握る力を強めた手の感触が、壮絶な自爆を物語る。
自分で言った台詞に撃沈されているヒナギクさんという滅多に見れない姿だったが、観賞している暇はなかった。
……だって、そんな攻撃を受けて、僕が無事でいられるわけないじゃないですか。
家の前まで辿り着く。
数週前の出来事が夢のようにぼんやりと思い出される。
この場所で一世一代の大立ち回りに臨んだことは記憶に新しい。
「じゃ、明日また学校で」
幾分か名残惜しさを感じつつも、ヒナギクさんに不快な思いはさせられぬとばかりに、殊更明るい声を発した。
だけど、その考えはどうやら彼女はお気に召さなかったようで――
「むー、ハヤテ君ちょっと淡白すぎ」
なんて、頬を膨らませてしまわれました。
「あ……え? うーんと……あはは」
思わず愛想笑い。昔から内心を隠すために、ポーカーフェイスの代わりとして笑顔を貼り付ける癖がついてしまっているせいか、
困ったときは思わず出てしまう。ここでも同様だった。
……うーん、これは直さなければいけませんね。
「……のよ」
「え?」
思わず内省モードに入っていたためか、ヒナギクさんの言葉を聞き逃してしまった。
「だから、今日は家に誰もいないって言ってるの!」
「あ、そうなんですか」
反射的に答えて、それから彼女の言葉の意味を考える。
あれ? これはつまり……
「つっ!」
時間差で漸く理解が追いつく。
「嫌なの?」
綾崎ハヤテ、ここに陥落。
ヒナギクさんが不安そうな表情で見上げてくるけど、そんな不安は全くのお門違いで、
惚れた弱みを握られている僕からしたら、断る術なんか持ち得るわけがないのでした。
時計の針が時を刻む音だけが、凛とした静寂の中、ただ響き渡る。
お互いの体温を感じ合う様に触れ合う肌の向こうから、とくとくと可愛らしい鼓動が聞こえてきた。
「はぁ……」
漏れる溜息は、さながら女神の吐息か。
僕の腕ですら回りきってしまう華奢な体躯をすっぽりと包んで、まるで存在を確かめるかのように、二人の空間を詰めていった。
まずはキスから。
お互いの体温を感じ合う様に、頬と頬をくっつける。
そこから一端顔を離して、にこりと微笑みあう。
「ん。ハヤテ君だー」
幸せそうな表情が、僕の気持ちを溶かしてくれた。
最初は軽く触れ合うような啄ばみ合い。
唇同士が触れ合う柔らかな感触が、僕の背筋をぴりりと抜けていく。
興が乗り、おもむろに彼女の唇を割る。
そして素早く舌を絡ませた。
始めはびっくりしたような反応を見せたけれど、鼻に掛かった吐息と共に迎え入れてくれた。
「ん……はぁ……」
溶け合うように、お互いの存在を刻み込むように。
激しく舌先でお互いを理解していく。
それは得も言われぬ高揚感と共に、神聖な感慨を僕に抱かせてくれる。
どのくらい唇を合わせていたのか。僅かな身動ぎが契機となって、体を離す。
暗い室内に、僕とヒナギクさんを繋ぐ銀の橋がきらりと光る。
普段は決して見せないだろうとろんとした目つきで、名残惜しそうに見上げてくるヒナギクさんの姿が、僕の最後の理性を粉々に砕いてくれた。
ベッドに腰掛けるヒナギクさんの裸身はとても綺麗で。
ある意味勢いに乗っただけで余裕なんて全くなかった最初の交わりの時には、知覚することが敵わなかった美しさ。
「そ、そんなにじろじろ見ないでよ……」
思わず陶然と見詰めていたらしい。
僅かに羞恥を含ませながら抗議してきた。
目線を合わせ、もう一度キス。
同じようにベッドに腰掛けて、彼女の隣に移動。
そのまま手探りで可愛らしい意匠のブラジャーのホックを外し、優しく彼女を横たえた。
その目に宿るのは、期待と不安。
初めてではないとはいえ、慣れることのない愛の行為への恐れはあるだろう。
だが、仰向けになった彼女の小ぶりな乳房は、それを遥かに上回る期待へと打ち震えている。
思わずその桜色の蕾にむしゃぶりたくなる衝動を必死に耐える。
そして、大事なものに触れるように、先端に優しく口づけた。
「うあっ……」
敏感に反応を返してきたヒナギクさんの体を全身で感じながら、口付けの箇所を鎖骨へと移す。
同時に細くしなやかな腰を、柔らかな背を、引き締まったお尻を、優しくゆっくりと愛撫していく。
そしてその矛先を緩やかな脚線美へと向けると、硬く閉ざされていた足は、力なく開かれた。
羞恥に耐えるように閉じられていた口からは、徐々に官能の色を含んだ吐息が漏れ始め、彼女の心が緩やかに開放されていくのを感じることが出来る。
ショーツ越しに彼女の一番敏感な部分を刺激すると、甲高い嬌声と共に、背筋をぴくりと伸ばした。どうやら軽い絶頂を迎えたらしい。
白い肌を桃色に染めながら朦朧としているヒナギクさんの姿を眺めながら、機を見るに敏とばかり、一気にショーツを脱がせる。
そして、彼女が抵抗する意欲をなくしている間に、両足の間に顔を埋める格好で、まだ完全には成熟していない女の子の部分を見詰める形になった。
「え……ちょっと、いやぁ」
意識を取り戻したヒナギクさんが、羞恥に耐え切れず懇願の色を含んだ悲鳴を上げて、再び足を閉じようとする。
けれども僕がそれを許すわけもなく、更なる侵攻とばかりに、彼女の秘所へ舌での愛撫を開始した。
「ひぁっ! やだやだ、ハヤテ君止めてよぅ……」
両手を使って懸命に頭を退けようとしてくるヒナギクさん。
だけど、彼女が本気であるならば容易に押しのけられるはずなのに、掠れた声を上げる体にはその力がない。
それを肯定だと良いように解釈した僕は、そのまま愛撫を続けていった。
淡く慎ましやかに繁る彼女の草叢は、とめどなく溢れてくる愛の雫と僕の唾液によって濡れて皮膚に張り付き、体の中心を通るクレバスは半ば剥き出しに。
決して経験が豊富ではない彼女の亀裂も、絶え間ない刺激によって、徐々にその花弁を開いていく。
そして、普段は決して現れる事のない壁の向こうから、ぷっくりと膨らみ始めた敏感な蕾が萌芽しはじめた。
「ひっく……え、ハヤテ君? ん……」
羞恥の涙を唇で受け止め、飾らない想いのたけを、彼女の耳元に囁く。
それは不器用だといわれようと、不恰好に見えようと、自分を伝える大切な行為。
頬を真っ赤に染めたヒナギクさんを視界で受け止めて、視線だけで想いを交し合う。
そして生まれる素敵な笑顔。
幸せな気持ちを胸に、再び貪るように舌を絡ませ合った。
「あっ……はぁ……」
指の腹の部分で、過敏な肉芽を刺激する。決して力を入れすぎることなく、慎重に。
触れるたびに、まるで落雷でも受けたかのように震え、未知の快感に怯えるように僕にしがみついてくる。
あぁ、愛しいという言葉は、こんなときのためにあるんですね。
全身で愛情を示してくれるヒナギクさんのいじらしさに、涙が溢れそうになった。
「ん……ハヤテ君、何か当たってる」
当たってるといわれても、それは僕のアレ以外にないわけで……
それに気付いたヒナギクさんも、頬を赤く染めて照れ隠しの笑みを浮かべた。
意識してしまえば、自分の分身が如何に危険な状態にあるのかが分かる。
痛みを伴うほどに膨張してしまった肉径は、ともすれば暴発してしまいそうだ。
はけ口を探したかのようにヒナギクさんのクレバスをトランクス越しに叩いて、くちゃりと淫靡な音を立てた。
良いですか? と訊ねる。
ここまでやっておいて今更ではあるのだが、一応意思を確認。
僅かに瞳を伏せて肯定の意を示したヒナギクさんを見て、最後の鎧を脱ぎ去った。
「うあっ!」
文字通り杭で穿たれたように、衝撃に背を逸らすヒナギクさん。
経験に乏しい秘所は、華奢な体躯と相まって、僕を受け入れるのには痛みを伴う。
まだまだ未成熟な交わりに、熱に浮かされたように声を上げた。
愛するヒナギクさんが苦痛に耐える表情は、僕に罪悪感を与えながらも、心のどこかで嗜虐心を喚起させてしまう。
それを必死で押し殺しながら、ゆっくりと律動を開始した。
「あっ……ハヤテ君、ハヤテ君!」
決して届くことの無い存在だと思っていた。
幸福とは全く対極に生きる僕には、鮮やかで眩しいヒナギクさんは、云わば虚構の偶像であったとすら言える。
そんな彼女が、可憐な肩を震わせながら僕を受け入れてくれる。
その事実に、これまで生きてきた中で最高の充足感を得ることが出来た。
とても狭く、抵抗の激しい彼女の中を、リズムを刻むように突き続ける。
膣道を押し広げ、僕の形を刻み込むように進んでいく。
そして遂に一番奥、ヒナギクさんのもっとも神聖な部分に辿り着く。
「何か変だよ、私……」
本能的に快楽を畏れているのだろうか。
自分の体の変化にびっくりしたのか、涙を浮かべながらイヤイヤと首を揺らすヒナギクさん。
前後運動で突き上げられるたびに、お尻が持ち上げられるような形になり、結合部分が嫌でも視界に入ってしまうのだろう。
これ以上見ていられないとばかりに、必死で僕の首にしがみついてきた。
その姿に、ますます愛しさを感じてしまう。
苦痛が主だった喘ぎ声には徐々に悦楽の色が混じり始め、彼女が零す暖かな粘液が、律動を滑らかにしていく。
始めは欲望のままに突き上げるだけだった僕の動きも、彼女の内壁が解れていくにつれ、徐々に変化を付けていった。
様々な角度から打ち込み、より敏感な部分を擦るように動かしていく。
「あぁ……っく!」
何かに耐えるようにきゅっと口を閉ざすヒナギクさんの耳元で、感じたままの声を聞かせて欲しいと懇願した。
「そんな……だって、恥ずかしいし……」
言葉とは裏腹に、嬌声は激しさを増していく。
突き上げるたびに結合部から甘い蜜が飛び散り、おなかの辺りまで跳ねるようになった。
その光景がお互いの潤滑油となって、ヒナギクさんの声が昂ぶり、また切羽詰ったものに変わっていく。
もう、言葉は要らない。
最後の時が近づいてきたのを感じた僕は、軽く触れるだけの口付けを置き土産に、ラストスパートに入った。
全身そのものを叩き込むように、激しく腰を打ち付ける。
ヒナギクさんも、流れるような髪を振り乱しながら、嵐のような律動を全て受け入れるように包み込む。
お互いにきつく腰に手を廻したのは、決して離れないという意思表示。
「あっ……ハヤテ君、何か来る! 怖いよぅ……」
互いの境目すら消えてなくなり、文字通り一つに解け合ってしまうのではないかという感覚。
それを経て更に深く繋がろうと、溶け合おうとお互いを強く引き寄せた瞬間――
未知の絶頂に子宮を収縮させるヒナギクさんを感じながら、僕は愛しさを解き放った。
「私ってえっちな女の子なのかしら」
僕の腕を枕に、胸に熱い吐息を掛けながら、そんなことを言った。
「どうしてですか?」
「だって……あんなに乱れちゃうなんて思ってもみなかったし……」
真っ赤に染まった表情を隠すかのように、胸に顔を埋めてくる。
「可愛かったですよ、凄く」
「もうっ!」
見えないものは移ろいやすく、形あるものはやがて壊れていく。
そんな唄を歌っていたのは誰だったか。
でも僕は、そんな儚いものばかりじゃないと、高らかに宣言したい。
だってほら、僕の宝物は、慈愛の表情で包み込んでくれる。
この愛しさをそんな簡単に手放すわけがないだろう。
二人で紡いでいく物語を、容易に断ち切ることは許さない。
幸せを繋ぎとめるように、今一度、愛しい彼女を抱きしめよう。
――胸の中で、ヒナギクさんが眠るまで。
〜fin〜
176 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 10:59:13 ID:WxLTILSj
グッジョブ!!グッジョブ!!
ヒナギク萌〜
GJ!!!二日連続でヒナギクに萌え死ぬとは思いませんでした
GJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJ
神々は・・・我々を萌え滅ぼすつもりか・・・!?
雪豹さん、GREATEST JOB!!
ヒナギク萌えたてまつりまくりすぎる!!
東宮・・・wwww
神が降臨なさった!
東宮くん(´・ω・)カワイソス
見えないものは…ってDEEN?懐かしいな
エロ
>>雪豹
エロスの場面は、展開が明らかに早すぎて消化不良。
一人称と、台詞をヒナギクに限定する技法で駆け抜けるやり方も、修練不足が目立ち、明らかに役者不足。
小ネタを散りばめながら軽快に捌いていたデートシーンとの格差が激しすぎて、萎えること甚だしい。
結論
自分に見合った書き方が確立しているのなら、その方面を伸ばしましょう。
ここはあなたの来る板じゃなかった。
感動した GJ!
そして荒らしは疾風のごとくスルー
>>183 その評論への反論は腐るほどあるが、上手く言葉に出来そうに無い。
ただ一つ俺にいえることはここは自由にSSを書き込むスレであって、小説推敲スレではない事だ。
>ここはあなたの来る板じゃなかった。
あんたが創作文芸板か、ラノベ板に行くべきだな。
どーせまた以前の荒らしが芸風変えてきたんだろ
スルースルー
俺も確かにもっとエロが多くてもいいと思った。
>>183は口が悪いけど同意できる所が一部あったりする。
でもまだ2作目と言うことだしそこら辺はまだまだ直すことができるだろうし。
まあ、こんなことを言ったがGJ!なことには変わりないんだ。
まあ確かに183を荒らし認定するのは少し酷かな。言いたいことは分かる。
だけどそれを抜いても雪豹氏の作品が神クラスなことは間違いない。
氏の前スレSSや他所での作品読んでも、キャラクタの心理描写なんかは本当に素人かってレベルだし。
むしろそのクラスの書き手が、気紛れでもこのスレでエロパロを書いてくれたことを喜ぶべきだと思う。
つーかアーガイル東宮や壊れ泉ちゃんにビール吹いたのは俺だけじゃねーだろ?
萌えられればなんでもいいです
>ここはあなたの来る板じゃなかった。
これには到底同意などできんがな
>>188 酷じゃないよ、どうみても荒らしだ。
誰だって初めからエロ描写が上手い訳じゃないんだから、エロあるだけで十分。
今後腕を磨けばよい。
その部分が気に入らんからって「ここはお前の来るところじゃない」なんて罵倒は論外だ。
指摘したいなら「次はこの辺をこうしたらどうか」だろ。
仮に言いたいことが解るとしても、
言って良い事と悪い事の区別もつかない奴は十分荒らしだ。
<裁かれました>
193 :
188:2006/07/02(日) 20:06:06 ID:+oTOzWXG
>>191 ん。確かにそうか。
漏れは「合ってないことするよりも、自分の得意分野で活躍してくれ」と解釈したんだが、良いように考えすぎたかな。
>あなたの来る板(ry
氏本人が、習作だから意見聞かせてくれってのを、悪意で乗っかったてのが妥当か。
んじゃここから何事もなかったように、以下感想or新作投下
↓
お前ら批判には厳しいなw
まあ酷評して書き手が減るのを恐れてるんじゃね
本スレのテンプレ改編して貼ろうか。
こき下ろしや主観の押し付けは許さん
ラヴラヴ文とはいえ決して「使えない」わけでもないのだから
<<このスレはハヤテのごとく!のエロパロ全愛読者のスレッドです。>>
〜否定的意見を発言する方のガイドライン〜
このスレは職人様マンセースレではありませんので、厳しい批評も立派な意見です。
しかし同時にエロパロスレですので、以下の様な意見はエロパロを望む者の発言とは言えません。
抵触する話題は不愉快ですので「チラシの裏」を用意してそちらで発言して下さい。
・SSの全てを否定する文言
・非エロの萌えを否定する文言
・他の発言者をバカにした文言
・作者自身を叩く文言
・ないちちを否定する文言
以上を荒らし認定としますが、そういった発言への対処は「徹底放置」を基本とします。
気付いていない方に教えてあげる程度に数レスなら問題無いですが、激しく争う方も荒らしです。
作品に気に入らない展開があっても読み続けてみれば神展開になる事は多々あります。
いちいち文句を書き綴りたい方は「チラシの裏」などのスペースを有効にご利用下さい。
あなたもニュータイプなのだからできるはずです。
ちなみにマリアさんが17歳であることを否定するとマリアさんが(ry
頑張った。30分ぐらいかかったけどこの程度。
俺にはネタを考える才能がないな。
199 :
ド素人:2006/07/02(日) 23:25:58 ID:9zJpSEFI
最近忙しくて中々投稿できないド素人です。
毎度のごとく駄目文を投稿します。火星人の陰謀の続きです。
200 :
ド素人:2006/07/02(日) 23:29:20 ID:9zJpSEFI
「・・・・・・・・・」
ハヤテはある扉の前で立っていた。
その扉のプレートには2年X組と書かれている。
(僕はどうやら無事に進級は出来たみたいだ・・・・・・)
そんな事をぼんやり思っていると、
「ボケーとしすぎだ!」
と、ナギに怒鳴られ、
「す。すいません」
と答え、教室に入ると・・・・・・・
生徒会タンケンジャーの3人組はいて、ヒナギクはいなかった。
(て、言うか前のクラスとメンバーが同じじゃないのか?)
そう思いつつ黒板を見ると、
『作者のコメント』
「書くとややこしいので省きます。」
と言う謎の言葉が書かれていたが、クラスの人は誰もその文字に違和感を感じておらず、
普通に学園生活を満喫している雰囲気だった。
担任はどうやら副担任から正社員(?)に戻れた桂雪路が担当していた。
そして、授業が始まる。
・・・・・・・・・・・。
(全然分からない・・・)
時が進んでるのだがハヤテの頭の中はそのままなので、ハヤテには授業がさっぱり理解できず、
授業放棄・・・・とまでは言わないが授業の事は頭から無くし、この状態を打開する方法を考える事にした。
(やはりこういう事は伊澄さんがいいのかな?
それともヒナギクさんに聞くのがいいのか?)
と、あれこれ考えてると、
ガタン!
と、椅子がたおれる音がする。
ハヤテがその方向を見ると、ナギが倒れていた。
「お嬢様!」
ハヤテは急いでナギの元に駆けつけると、先生Kが
「大丈夫か?」
と聞くと、首を微かに縦に振る。だが、とても大丈夫そうには見えず、
「綾崎、三千院を保健室まで連れて行け」
「はい」
ハヤテとナギは教室を後にして、保健室へ向かっていった。
202 :
ド素人:2006/07/02(日) 23:30:54 ID:9zJpSEFI
・・・・・・・・・・・・・・・。
保健室の扉を開くと、保険医が笑顔で出迎え、
「あら?朝からヤリに来たの?
若いっていいわね〜。あっ、私は1時間目が終わるまでどこか適当に
いつも通りブラブラしてるから」
「はい?」
ハヤテには保険医の言っている意味が分からず、???を頭に並べていると、
「鍵はいつも通り机の棚にあるから・・・・
それではお楽しみ〜」
と保険医は保健室を出て行った。
ハヤテが呆然としていると、抱えていたナギが、
目を開け、ハヤテの腕の中から抜け机の棚にある鍵を取り、扉に鍵をかける。
ハヤテは
(お嬢様の調子は悪かったはずでは・・・・)
と思ってると、ナギが顔を赤くしながら言う。
「よし、ではやるぞ!」
「えっ?何をですか?」
ナギは少し怒り気味の声で
「そうやって、焦らすのはだめだぞ。
時間は1時間もないんだからな。
この前保険医に怒られただろうが」
どうやらこのまま知らないと言い続けると、お嬢様の機嫌が悪くなると思い、
「そ、そうですね。やりましょう・・・・・か?」
ナギはハヤテのゴーサインと思われるのを聞いて、服に手を掛ける。
「ちょっ、お嬢様!」
「んっ、どうしたハヤテ?」
「いや、何脱いでるんですか!」
「だって、今日のは脱がないと出来んだろうが。
・・・・・・今日のハヤテおかしいぞ?」
「?」
(僕がおかしい?いや、おかしいのはお嬢様の方・・・・)
その時、朝のマリアとの行為を思い出し、慌ててそれを消そうとする。
が、一度思い出してしまった物は忘れられず、ハヤテは己のモノが少女を前にして
槍長になるのを堪えようとするが、堪え切れず、下半身が膨らむ。
その下半身をナギに見られる。
ナギは、
「そうか、ハヤテすまない。気付かなかった。」
「えっ?」
「先にご奉仕をしろと言う事か・・・・
そうなら言ってくれればいいじゃないか」
203 :
ド素人:2006/07/02(日) 23:32:10 ID:9zJpSEFI
そうナギが言った瞬間、ナギはハヤテが反応出来ない高速スピードでハヤテのモノを外に取り出し、
「いつ見ても・・・・すごいな・・・こんなに熱くして」
そしてナギはチュッと口つげをする。
大きなそれを小さな口に咥える。
「うわっ!」
ハヤテはその少女の口の柔らかさに思考が緩くなる。
(だ、だめだ。や、やめさせないと・・・・
犯罪者に成るわけには・・・・
け、けど、マリアさんの時はよく分からず、終わったけど、
今は・・・その、気持ちいい・・・・
・・・!な、何を考えているんだ。こ、こんなの立派な犯罪だし、
僕はロ)
ハヤテの思考を止めるかのように、ナギは甘い声がハヤテの耳に入る。
「んちゅ、ちゅる、ぷちゃ、ハヤテ・・・どうだ、気持ちいいか?」
「き、気持ちいいです」
「ふふ、そうか」
するとナギの舌と口の動きが一層いやらしくなり、ハヤテにさらなる快感を与え、
射精感を高める。
「お嬢様、僕、もっ、もう」
ハヤテはレッドシグナルを伝えるが、ナギは口を離す様子は見せず、逆にそれを離さまいとする。
(こっ、このままじゃ口に・・・・)
だがどうにもならず、
「うっ!」
ドピュ!ドピュルルル!
ハヤテはナギの口の中に放つ。
ナギは瞬間的に眉を寄せるが、すぐにさっきまでの淫と喜を含んだ顔に戻り、
ゴクッゴクッと喉を鳴らし、一滴残らず飲んでいく。
「ふー、何時ハヤテのは飲んでも美味しいな」
と、言う。
204 :
ド素人:2006/07/02(日) 23:34:10 ID:9zJpSEFI
一方ハヤテは、
(お嬢様の口に出すなんて、僕は・・・・)
何て自虐していると、
ナギはスカートを脱ぐと、なぜかそこにはスクール水着が顔を出す。
「・・・・何で制服の下に・・・その水着が・・・」
「むっ、ハヤテが昨日私に言ったのではないか?
制服の下にスクール水着を着て学校に言って欲しいと」
「ぼ、僕がですか?」
「そうだぞ・・・・どうした本当に?
まるでノートの記憶を失ってるみたいだぞ?」
(まぁ。実際そんな状態なんですが・・・
と言うか、未来の僕は一体何を考えてるんだ?
制服の下に、水着・・・・しかもスク・・・・・・)
ナギはハヤテを見回すように見て、
「まっ、ハヤテなら私は別にいいがな」
ハヤテに可愛いお尻と一部分が濡れたスク水を見せるように四つん這いになり、
赤い顔をハヤテに向けながら、
「ハヤテのおち○ち○を私のここに・・・食べさせてくれ・・・・」
と、13歳の少女とは思えない女の声でハヤテを誘う。
色々考えていたが、この一声にハヤテの理性の5割が破壊される。
ハヤテはナギに近づき、ナギの秘部を隠すスク水をずらして自分の物を一気に入れる。
「ふああっ、入ってる、ハヤテのおち○ち○が!」
ナギの暖かい中が一気にハヤテのモノを包み込む。
(うっ、す、すごいマリアさんの時もすごかったけど、お嬢様はそれ以上だ。
やっぱり、体が小さいからここも小さいのかな?
でも、全部綺麗に収まってるし・・・)
何て変な事を考えていると、
「ハヤテぇ、焦らさないで・・・私を壊すぐらい激しく動いて・・・・」
「・・・・・・・」
残されていた理性は更に削られる。
多分今のハヤテを欲望と理性で比率にすると8:2ぐらいだろう。
ハヤテは腰を動かし始める。するとヌチャと繋がっている所から卑猥な音と、少女の喘ぎ声が保健室に響く。
「あっ、んっ、いっ、いいよ!ハヤテの気持ちいいよ」
ハヤテは余りの気持ちよさに困惑し、
(男して、執事として、お嬢様より先に行くわけにはいかない
だが、このままでは・・・・どこか弱点を・・・)
205 :
ド素人:2006/07/02(日) 23:34:59 ID:9zJpSEFI
その時ハヤテのモノがナギの奥に当たる。
「ああっ!だめぇだ、そこはぁ!」
ナギが体をビクンさせる。
(あれ?)
ためしにもう一度奥を突くと、
コン!
ビクッ!
ナギは体をビクッとさせる。
(突破口はここか!!)
ハヤテは一点攻撃と言わんばかりにナギの奥を突く。
「あっ、あああ!だめぇ!子宮に当たっ、ふあっ、ハヤ、テ、そこは突くな、と
んんっ、だめぇ、だめぇ、そんな奥突かれたら、私・・・ああっ!」
ナギの余りの可愛さにハヤテは逆にそこを先程よりも激しく突く。
「あっ、ああああ、もうだめぇ、だめぇだ。ハヤテぇ、私、もう、ああああ!」
ナギは絶頂を迎え体を魚のようにビクンと跳ねる。
そしてハヤテのモノ捻じ切るように強烈に締め付ける。
(うっ、やばい!)
だが2割の理性が呼びかけるには余りにも遅かった。
ドクゥゥゥ!!!
「ふあああっ、熱い、ハヤテの私の中に、ああぁぁぁ!」
ハヤテは無意識なのか先ほどの意思とは真逆の行為とナギの一番奥に己のモノを突きこんでいた。
ドクドクドク・・・・
長い射精は止まらず、少女の中を満たしていく。
206 :
ド素人:2006/07/02(日) 23:40:32 ID:9zJpSEFI
・・・・・・・・・・・・・・。
「やっぱりハヤテだな」
「何がですか?」
先ほどの行為を悔いながら、聞き返すハヤテ
「今日のハヤテはいつもと違うかと思ったが、人が奥を突くのを止めてとお願いしてるのに
逆にそこばっかり突く当たり、いつものハヤテだな。そして躊躇い無く私の中に出す辺りもな」
「うっ、それは・・・・」
ナギにそう指摘されると、ハヤテは結局自分は未来の自分と変わらないのだと思ってします。
「やはり昨日のアレがいけなかったんだな」
「アレ・・・・ですか?」
「そうだ。忘れたとは言わせんぞ。
私とマリアに天使のコスプレをさせて、悪魔に捕まって犯られると言うシーンの名目の元で
滅茶苦茶やった事。」
「!?」
(おいおい)
先ほどまでの未来の自分と今の自分は・・・・・と言う思いは消える。
そしてナギの次の言葉で石化する。
「大体場面が具体的過ぎるぞ。
悪魔に捕まった天使が犯られるなんてどこのエロゲーだ。
途中からなんて、『執事の必殺技に触手を出すとか無いのかなぁ〜』
何て言ってたからな。」
「・・・・・・・・・・・・・」
「よし、そろそろ保険医も帰ってくるし、教室に戻るぞハヤテ。」
「・・・・・・・・・・・はい」
ハヤテはナギと教室に戻りながら、
(やばい。どうにかしないと。ここはあの二人のどちらかに相談しないと・・・・)
『選択肢』
A 『やっぱり、これは妖怪か何か不思議な力のせいだ。だから伊澄さんに相談しよう』
B 『ここは常識人代表で頼りになる生徒会長のヒナギクさんしかいない!』
207 :
ド素人:2006/07/02(日) 23:45:50 ID:9zJpSEFI
今日の分は終わりです。
次は選択肢が出てる様にどっちか(出来るなら両方)を書きたいと思います。
期待は・・・・・しないで下さい。
GJ!両方期待して待ってます!(ノーパンで)
GJ!
せっかく書いてくれてたのに割り込んじゃってごめんなさい
続き楽しみに待ってます
うはっww少し目を離した隙に素晴らしいSSが次々とwwwまとめてGJ!!!!
ド素人氏、是非両方…
これはもうセーブして両方しかない
GJ!
続きを楽しみにさせて頂きます!
もちろん両ルートとも!!
両方はやや酷かも知れない…私はAを希望。しかし…
愛が、愛が溢れて止まりません。
エロないと、投下しちゃダメなんですね・・・帰ります・・・
216 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 02:05:24 ID:uztgMrcq
しばらく放浪している間にこんなに良ssが投下されているとは。
ディ・モールト、いやベリッシモ グラッツェ。
>>214
エロ無しでもすばらしいssは投下されている。とりあえず落としてみることをオススメする
217 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 02:34:28 ID:f03elwso
GJ
えーと、今だから言うけどさ、
>>167氏のエロ描写って何気に凄くね?
心理描写を絡めたエロってなかなか出来るもんじゃないと思うけど。
なかなか真似出来ないぜ、これって。
ド素人氏GJ
選択肢はAで。
あー、やっぱり前スレのSSは雪豹さんだったのね。
スクランには見切りを付けられたんだべか・・・昔からの信者としては少し寂しい・・・
投稿箇所があれじゃしょうがないのかも試練けど。
でも、ハヤテも好きな俺は勝ち組って事だな。
>>218 俺もそう思う。
つか、これにケチ付けられたら、この板の大多数は駄作扱いになっちまうだろ。
もちろんジャンル違いなんかで一概に比較は出来ないんだが。
かなり間が空いてしまったので粗筋とかすっかり忘れられているかと思いますが、
>>5-13の続きを投下させて頂きます。
続きと言っても、場面変わってハヤテとナギのお話で、
ただひたすらえっちするだけの感じです・・・が、
またしても長くなりすぎまして、とりあえず前半部だけ、ということで・・・
222 :
1/16:2006/07/03(月) 20:32:06 ID:5DH0s02D
コン、コン。
何度か扉を叩いてみるが、特に反応は無い。
眠っているのか、それとも何らかの理由で反応することが出来ないのか。
マリアの言い様から、半々・・・いや6対4で後者かな、と思いつつ、
「お嬢様、ハヤテです。 失礼しますね」
がちゃ、と扉を開いて、彼の目が最初に捉えたのは―――
「・・・んな・・・・・・」
後ろ手に手錠をかけられ、目隠しをされて猿轡まで噛まされて・・・
パジャマ姿でベッドに横たえられていた、彼の大恩あるお嬢様―――ナギであった。
状況から察するに、恐らくこれがマリアの言っていた“飾り付け”なのだろうか・・・と迷いつつも、
―――ま、マリアさん、僕は別にこういった趣味は・・・うーん・・・
彼女の期待に添えないのは残念だが、さすがにそういう気分になれないのでは仕方が無い。
とりあえず己の主をこのまま放置する訳にも行かず、ハヤテは主を拘束から解放するために彼女へと近寄る。
「お嬢様、大丈夫ですか!? これ、今すぐ外しますから!・」
「ん、んんっ! んむむ〜!」
ベッドの傍まで近寄ると、ナギの身体は小さくびくびくと震えているのが見て取れる。
この時点で、違和感が無かった訳ではない。
だが、それは拘束による不安が募りすぎての故かと思い、
まずはサイドテーブルの上に置かれていた鍵を取ると手錠を外してナギの両腕を自由にする。
すると、彼女は自由になった手でシーツをきゅっと掴み、何かに耐えるようにやはり震え続ける。
ならば暗闇が怖い彼女のこと、きっと目隠しで視界を完全に遮られて怯えているのだろうと思い、
ハヤテはまずナギの目隠しを外す。
「さ、お嬢様、これでもう暗くはありませんか・・・ら?」
「んっ! んむっ! んんんんっ!」
目隠しの下から現れたナギの目を見て、ハヤテは改めて―――何かが違う、と感じる。
涙で潤んだ目で見上げられるのは、これまでにも何度かあった。
だが、今日の、今の彼女の目は何かが違う・・・そう、その表情。
暗闇に怯えた風でもなく、情けないところを見られたことへの怒りもなく、負けず嫌いな強がりもなく・・・
目尻に涙を溜めて、切なげに潤んだ瞳は、まるで慈悲や情けを乞うようにハヤテに向けられているように見える。
その、普段とのギャップのせいなのか・・・
ハヤテは一瞬、そんな弱々しいナギを力づくでどうにかしてしまったら、どんな気分だろうか、と―――
―――ま、待て僕! お嬢様はお嬢様で、恩があって、何よりまだ子供で・・・!
ぶんぶんと首を振って、そんなあり得ない考えを追い出す。
とにかく、お嬢様を解放したらすぐにこの部屋を去ろう、と心に決めて、続いてナギの猿轡を外しにかかる。
猿轡は目隠しと同じくベルトで固定されただけのごく簡単なものなので、
ハヤテは手早くナギの口を解放すると用意していた挨拶の言葉を―――
「お嬢様、お身体の具合は―――」
「かふっ! かは、こほっ! げほっ!」
「お、お嬢―――」
―――ぼとっ
「・・・え?」
223 :
2/16:2006/07/03(月) 20:34:35 ID:5DH0s02D
拘束を解いてお嬢様に気遣いの言葉をかけて、
仕事があればそれをこなして、無ければ気を利かせて早めに退出して・・・
と、事前に計画していたハヤテ的に一番無難な執事としての行動予定は、
唐突に出現したその非現実的な物体によって白紙に戻ってしまった。
もっとも、白紙になったのはハヤテの頭の中だとも言えるが。
「えふっ! かふ、こほっ・・・はぁ、は・・・ぁ、うぅぅ・・・」
涙目で顔を真っ赤に染めながら咳き込むナギの年にそぐわぬ艶めいた表情も気になるが、
それよりも今は、そんなお嬢様の口からこぼれ落ちた物体の方が気になって仕方がない。
シーツの上のそれは原色のピンク色で、形は小ぶりな卵・・・を少し縦に伸ばした感じ、といったところだろうか。
だが、形より色より、ハヤテが唖然とさせられたのは、
ヴ・・・と鈍い音を立てながら振動しているという、異様さの故であった。
その振動を続けるモノ―――ローターというものをハヤテは見たことも、そういうものの存在すら知らなかったが、
今夜という余りにも特殊な状況、思わせ振りだったマリアの台詞、
それにこのフォルムと動きから、これがどのような目的をもって作られたモノなのかは、容易に見当はつく。
―――お嬢様はこんなモノをずっと口の中に押し込まれていたのか・・・
これじゃあ、まるで口の中を犯されているような・・・・・・って!
そんなことを考えかけた頭を、もう一度思い切り振ってクリアにする。
3歳も年下の少女に欲情、とは行かぬまでも性的なことを連想するなど、
身分の差以前に、人間として許されざることだと認識していた・・・ハズであった。
例えマリアから期待されはしても、この部屋の扉を潜るまではその気は全く、100%無かったのだ。
なのに、そう・・・
「は、ハヤ、テぇ・・・あ、あぅぅ・・・」
この声。
ナギの切なげな声に思わず顔を上げると、少女は潤んだ瞳で何かを訴えかけるようにハヤテを見つめている。
その、眼差し。
相変わらずの幼げな顔立ち、身体つきにも関わらず、今のナギは年齢や外見と不釣り合いな艶を纏っていて、
それが今夜、女性を知ったばかりのハヤテの感性に、妙に強く訴えかけてくるのだ。
ハヤテは“一般的な性癖の持ち主”として、そして彼女の執事として、
ナギに抱きかけている感覚を必死に否定する。
だが、生まれてしまった感覚は意思の力で抑えることこそ出来るものの、
どれだけ頭を振ろうとも決して消えてはくれない。
そして、ナギの声を聞くたびに少しずつ肥大してゆくその感覚は、
ハヤテの中で何かが鎌首をもたげるようなイメージと共に、背筋をぞくりと震わせて―――
「―――っ!」
慌てて視線を手元に落とし、ナギを意識の外に追いやる。
とにかく、何か別のことを考えようと手中で相変わらず振動しているモノに目を向けて、
・・・とは言え、それ自体はごくごく単純なモノなので、特にこれ以上観察すべき点もなく、
自然とハヤテの目線はコードを辿ってナギのパジャマの胸ポケットへと移る。
「・・・えと、失礼しますね、お嬢様・・・」
「ん・・・ぅ、ふ、ぁ・・・うっ!」
普段以上に注意してナギの身体に触れないようにコードを摘んで、
ローターからコードで繋がれたモノをナギのポケットから吊り上げる。
掌に収まる大きさの箱状の物体に、スイッチとダイアルがついているだけのそれは、
はじめて見たハヤテにもひと目でどんなものか分かる程にシンプルな、要するにコントローラーである。
ダイアルを回してみると、ヴ・・・、ヴゥ・・・ン、ヴヴ・・・ヴ・・・・・・と、徐々に振動が激しくなる。
・・・そうしてしばらくの間、ハヤテはそれを興味深そうに弄っていたが、
これは眺めるだけで何時までも興味を惹き続けるような、高尚なモノではない。
当然ハヤテもすぐに飽きて、頭を切り替えるように手元のコントローラーのスイッチをオフにする。
224 :
3/16:2006/07/03(月) 20:35:48 ID:5DH0s02D
この振動音が止まれば、変な考え―――13歳の少女に対する、不適切な感情も消えるだろう、と思って。
・・・だが。
「あ・・・れ?」
音が、止まない。
手元のモノを見てみると、振動は完全に止まっているし当然ながら振動音も発していない。
なのに・・・微かだが、ハヤテの手にあるローターと同種の振動音が、まだ聞こえてくるのだ。
小さくくぐもった音を頼りに、その音源の方向へ顔を上げると・・・
「っ、ふ・・・ぅう・・・はやてぇ・・・はぅう・・・」
相変わらずの切なげな、そして―――もの欲しげな表情のナギから、
今度は視線をそらせなかった。
彼女の方から響いてくる音と、潤みきった目に引き寄せられるようにハヤテが無言のまま膝を寄せると、
ナギは緊張したように小刻みに震える身体を固くして、羞恥と熱を孕んだ表情でハヤテを見上げる。
ナギの傍に寄ると、あの鈍い振動音はもはや聞き違え様も無いくらいにはっきりと聞こえてくる。
音源は、彼女のパジャマの下。
「ひ・・・うぁ・・・うゃぁ・・・はやてぇ・・・もぉ・・・っ」
振動で舌が痺れてしまったのか、それともパジャマの下の“音源”のせいなのか、
先程からナギは舌足らずな声でハヤテを呼ぶ以外、途切れ途切れに曖昧なうめき声をあげるばかりで、
ほとんど意味のある言葉を口にしない。
そんな、震えるばかりで声も満足にあげられないナギは、もしもハヤテが“その気”になったなら、
何の困難も無く思うがままに貪り尽される、弱りきった獲物、弱りきった生贄でしかない。
そんな考えをハヤテは―――振り払おうとしない。
こんなことは“もしも”の話。
“自分がこの少女にそんなことをするワケが無いじゃないか”。
“そう、こんなのはただの気の迷い”。
だから、これはそんな欲求から言うんじゃないんだ―――と、自分に言い聞かせて・・・
「ではお嬢様・・・これ、取って差し上げますので・・・服を、お脱がし致しますね」
「ん・・・ぅう・・・」
ナギの曖昧な反応が肯定なのか否定なのか考えようともせず、
ハヤテは横たわるナギの胸元に手を伸ばすと、パジャマのボタンを外し始める。
一つボタンを外す度にナギの白い肌が露わになり、ナギの頬は赤く染まる。
素肌のきめ細かい美しさにぞくりとした興奮を覚えながら、
程無く全てのボタンを外し終えるとハヤテは無言でパジャマの前を開き、
ナギの幼い胸を露出させる。
「――――――っ」
ナギが声にならない声を上げて眉を潜ませたのは、
胸を見られたからか、それともそこにあるモノを見られたからなのか・・・
そこには、ハヤテが予想した通りのモノがあった。
双丘、というにはなだらかな左右の乳房の先端に、
先程ナギの口からこぼれ落ちたモノと同じローターが左右各ひとつずつ、テープで貼り付けられていた。
その、予想していたとは言え異様な光景に心を奪われて、
半ば無意識に僅かな振動を続けるモノを指先で軽く触れてみると、
「ふわぁっ!」
上擦った声と共に、ナギの身体がびくんっと震える。
↑神SSの爆撃が開始された!
↓爆撃は未だ続いている!総員退避!
226 :
4/16:2006/07/03(月) 20:37:14 ID:5DH0s02D
振動は微弱なものだったが、軽くでも押し付けられるとそれだけで激しく感じてしまうくらいに、
少女の身体は敏感になっているようだった。
「あ・・・ふっ! ひぅ・・・ぁ、あ・・・っ」
ローターに触れる度にびくびくと震えるナギはとても魅力的で、
己の立場を忘れて思わずこの行為に没頭してみたい欲求に襲われる。
だが、それでもハヤテは彼女の執事であり、彼はまだそのことを忘れてはいない・・・今は、まだ。
ナギに尽くすべき身として彼女の服を脱がせた以上、彼女の為に異物は取り除かねばならない。
「し・・・失礼します、少し痛いかも知れませんが、すぐに済ませますので・・・」
そう断って、乳房に貼りつけられたテープを少しずつ剥がし始める。
「ん・・・ぁ、ひぅ! あく・・・んぅ・・・っ」
それは痛みからなのか、それとも鋭い刺激に快感を得ているのか・・・
ナギの悩ましげな声はハヤテの心を揺さぶり、
有り得ない・・・いや、あってはならないハズの過ちの予感がハヤテの中でむくむくと膨らんでくる。
彼の欲望の内圧はその胸に築かれていた年齢の壁、立場の壁、良識の壁を内側から圧迫し、
メリメリと音を立てて壁を軋ませる。
そんなある種の危機感をハヤテ自身も認識しているのだが、
ナギの白い肌が、朱の差した頬が、小さく切なげにあえぐ声が、ハヤテをその壁の向こう側、
欲望があらゆる柵を凌駕する禁断の世界へと、誘惑しているようにすら思えてくる。
―――誘われてるなら、応じるべき、
求められているなら、応えるべき、
執事としてそうすべきなんじゃ・・・・・・って違う!
そもそも誘われて無い!
そんな気の迷いを振りきろうとしたせいか、
慎重にと言い聞かせていたハズの指にいつの間にか力が入ってしまい・・・
「ひぅんっ!」
「え・・・あ! す、すみません!」
半分程度剥がしたテープの残りを勢いで一気に引き剥がしてしまったことに、
ナギの悲鳴で気付く。
慌てて彼女の胸に目を落とすと、テープの跡が白い肌にくっきりと赤く残ってしまっている。
「す、すみませんお嬢様・・・! テープの跡が、こんなに赤く・・・」
自分がおかしなことを考えて、集中を欠いてしまったばかりに―――!
大恩ある少女に欲情し、あまつさえ彼女を傷つけるなど、許されることではない。
ハヤテは後悔と共に、自分の中で膨張しつつあった劣情を凍結させる。
・・・こうして、ハヤテはこの部屋に入る以前の状態に戻る―――ハズだった。
「ハヤテ・・・胸が・・・ヒリヒリする・・・」
「す、すいません! 本当に・・・」
「悪いと、思っているのか・・・?」
「そ、それはもう・・・」
「・・・ならば・・・ハヤテ」
ナギは一旦言葉を切り、ハヤテをじぃっと、睨むように見つめてから・・・
「その・・・ソコを、舐めてくれ・・・」
「・・・は?」
227 :
5/16:2006/07/03(月) 20:38:39 ID:5DH0s02D
完全に恐縮し、落ち込んでいたハヤテには、何を言われているのか一瞬訳が分からなかった。
余りに唐突で予想外の言葉に、反射的に酷く間抜けな声で応えてしまう。
「え、ええと・・・お嬢様・・・?」
「だ、だからっ! ハヤテが、その、乱暴にするからっ!
ヒリヒリして痛いから・・・な、舐めて・・・治せと言っておるのだ・・・!」
細かく話すのが余程恥ずかしかったのだろう、ナギは顔を真っ赤に染めて、
それでもハヤテから目を逸らそうとはしない。
「お、お嬢様・・・? 本気、ですか・・・?」
ハヤテもまた、どうしていいか分からずにナギを見て・・・彼女の睨みつけるような吊り目で睨みつけられて、
それが冗談などではなく、断ることも出来ないことだと理解する。
「で、では・・・」
他にどうしようもなく、ハヤテは少しずつナギの胸に顔を近づける。
彼女の求める行為は、ハヤテにとっては紛れも無く幼女性愛(ロリコン)的なモノであり、
素に戻ったハヤテにとって、可能な限り敬遠したい行為に他ならない。
だから、せめて目を瞑って・・・と思い、その前に位置だけ把握しておこうと、
ナギの小さなに残る赤い跡と、そしてすぐ傍でぴんと尖っている乳首を見て―――
ぞくり、と。
一度は収まったハズの欲求が、彼の中で再び鎌首をもたげる。
幼い少女の胸に舌を這わせるという行為への罪悪感に苛まれながらも、
同時にその背徳ゆえの興奮が、彼の心の防壁に再び内側から圧をかけ始める。
“おかしなことを考えるな! これは僕の落ち度が招いた事態であり、お嬢様の命令だ。
だから執事として雑念を抱くことなく、命ぜられるままに機械の如く何も余計なことは考えず、ただ動け”
ハヤテは心の中で呪文のように繰り返しながら、目をぎゅっと瞑ってナギの胸へ顔を寄せる。
胸中に葛藤を抱えたまま、それでも鉄の意志で業務として遂行しようと念じ続けるのだが、
そんなハヤテをあざ笑うかのように、えもいわれぬ香りが彼の鼻腔をくすぐり、脳を揺さぶる。
食事、入浴・・・生誕時より今に至るまで、摂取するもの、触れるものの全てが最高の品質であり続けたが故に、
ナギの肉体、彼女を構成する細胞そのものが纏う、甘く高貴な薫香。
それがマリアの仕掛けた責め具によって汗と共に滲み出し、石鹸の残り香と混ざり合い、
ハヤテの心を虜にする。
―――いけない、この香りは・・・いけない・・・
こんなにいい香りのするお嬢様の身体は、どんな味がするのだろう。
きっと、薄らと健康的な汗の香りを纏っていたヒナギクさんの張りのある肌とは、
全然別の味がするのだろう。
知りたい―――
舐めたい。
味わいたい。
しゃぶりつきたい。
・・・犯したい。
侵して、犯して・・・注ぎ込んでしまいたい。
そんな、どうしようもない劣情が身体の中でぐるぐると蠢くのを感じながら、
ハヤテはナギの芳しい肌に舌を伸ばす。
「は・・・ん、んぅっ!」
ハヤテの舌がヒリつく肌にしみたのか、その刺激を上回る快感に襲われたのか、
ナギは身体を震わせながら、甘くさえずるような声で鳴く。
228 :
6/16:2006/07/03(月) 20:39:41 ID:5DH0s02D
「ふ・・・っ、ぁはん・・・っ・・・ひぅう・・・
ハヤテの、舐め方・・・すごく、えっちだ・・・ぞ・・・ふわ・・・ぁぅ」
ぴちゃ、ちゅぱ、と・・・わざと音を立てながら、ハヤテはナギの小さな胸を丹念に舐め回す。
初めは赤くなってしまっていた部分にだけ優しく丁寧に舌を這わせていたが、
その範囲は徐々に広がり、ナギの乳房を隈なく愛撫してゆく。
「ひぁ、ふぅ・・・っ、あふ・・・や、ん・・・そこ、ひぁ! やぁ、あぅ、つよ・・・っく、ひ・・・うぅ!」
終いには赤く腫れた部分そっちのけで固く尖った乳首を口に含み、
唇で咀嚼するように強く弱く挟みながら、舌先でちろちろと舐め、突付き、敏感な器官に執拗に刺激を加える。
「ふわ、あんっ! ひうっ! そこ、ちがうのにぃ・・・! っく、あ、んぁ、ひゃぁあっ! ふぁあ・・・」
滑らかな肌、芳しい香り、そして悩ましげな喘ぎ声・・・
どれもこれも、暴走をはじめたハヤテの獣性を掻き立てるものばかり。
“お嬢様は僕を拒絶しない・・・それは、こういう行為を求めている・・・ってことだよな”
“ならば執事として為すべき事はひとつ・・・お嬢様を心地よくして差し上げることだ”
“そう、これは執事としての責務・・・決して僕の欲求なんかじゃない、仕事なんだ”
だから、この行為を否定する理由は無い。
年齢のことも僕の都合であり、お嬢様が問題としないならば、これ以上考える必要は無い。
ただ、求められるままに愛撫して、
求められたら・・・犯せばいい。
―――だからもう、僕が悩む必要は、無い。
誰に対してでもない、他ならぬ自分自身に向かって都合良く理由をつけて、ハヤテは彼の中の良識を封じる。
執事という立場を口実に、本来の執事としての矜持を捨てた今の彼にとって、
愛撫され喘ぎ悶える少女は先程のヒナギクと同じ、
もはや“お嬢様”という名の獲物でしかない。
「お嬢様、ではこちらのコレも外しますね」
胸への愛撫を一旦止めて口を離すと、隣の胸の先端で未だに微弱な振動を続けているローターに手を伸ばし、
ビリッ!
「え・・・あ、ぅん・・・ぁ、―――――――――っひぐぅっ!?」
音がするほどの勢いで、ローターをテープごと力任せに引き剥がす。
当然ながらナギは痛みに仰け反り、鋭い悲鳴をあげる。
「な、な、何をするのだっ! ハヤ―――」
「すみませんお嬢様、また失敗してしまいました・・・お詫びにこちらも、舐めて差し上げますね」
「〜〜〜〜〜〜〜っ!」
涙目でハヤテを怒鳴りつけようとするナギに、
“欠片ほども悪気はなかったんです”とばかりに無邪気な笑顔を向けておいて、
赤く腫れてしまった胸に舌を這わせる。
過敏になった胸をねっとりと這い回るハヤテの舌の感触は痛みと快楽を伴ってナギを翻弄し、
彼の粗相に対する怒りなど数秒ともたずに消え去ってしまう。
「ふわ・・・あ! や、ふぅう・・・っ! ひ・・・ぁつっ!
そこ、ふぁ! しみ・・・て、ぇ・・・あ、ん・・・はや、てぇ・・・ひぅう・・・」
ふるふると震えるナギの胸をじっくりと味わいながらもう一方の乳房に手を伸ばすと、
尖った乳首を摘み上げ、ころころと指先で転がして弄ぶ。
肉の蕾の固い弾力を確かめながら、愛撫というにはやや強めに摘み、捻る。
229 :
7/16:2006/07/03(月) 20:40:45 ID:5DH0s02D
「ひきっ・・・! い、いつぅっ! あ、ハヤテっ! いた・・・っ、あ、ふぁあ! や、ひぅ、んぅうっ!
やめ、いたぁ・・・っ、つよ、もっと、よわく、あ、ひぁ・・・・・・ぁうっ!」
「んぷ・・・はい、ではこれくらい、ですか・・・?」
「ぇ、あ・・・そ、それは・・・っ、い、いや・・・その・・・、す、好きにすればいいっ!」
「そうですか、では・・・♪」
「ひ、ぅん・・・あ、くぁあ! きゃふっ! あ、んく・・・ひぅ、んぅううっ!」
強く捻り上げるようだった指使いをいきなり優しく変えると、
ナギは一瞬だけ戸惑い、すぐに甘い声を洩らし始める。
続けて口と指を離すと、再び指で責めた方の乳首を口に含み、
摘み捻った痛みを溶かすように優しく舌を添えてしゃぶってやる。
そんな痛みと快楽を交互に擦り込むようなハヤテの愛撫に晒されつづけ、
ナギは震える声で感極まったように喘ぎ、だらしないほどに顔を蕩けさせて快楽に溺れた様を見せる。
ハヤテはそれ以上責め方を変えることはなく、ナギの胸だけを執拗に愛撫する。
彼女の蕩けかけていた声が少しずつ切なげな響きを帯び始めても、
訴えかけるような、ねだるような目で見つめられても、
モゾモゾと内股を擦り合わせるように下半身を震わせても、
ハヤテはあくまで胸しか触れようとしない。
「い・・・ひぅ、ハヤテ・・・ぇ」
「ん・・・む、どうかされましたか、お嬢様?」
「そ、その・・・い、いや! なんでも、ない・・・」
「そうですか♪」
じゃあいいです、とばかりにハヤテは再びナギの乳首を口に含むと飴玉のようにコロコロと舐め転がす。
続けようとした言葉が酷く恥ずかしいモノなのか、ナギは子供のように足をモゾモゾと揺すりながら、
ハヤテのされるがままになっていたが・・・
「ぁ・・・ふぁ・・・ひぅん・・・あ、は、ハヤ・・・っ、くぁ・・・あ、あぅう・・・ハヤテ、ハヤテぇ!」
何かに耐えられなくなったかのように、ナギは今にも泣き出しそうな声でもう一度・・・いや、何度も、
ハヤテの名を繰り返し口にする。
本来は興味の対象外であったハズの子供っぽい涙声が今はハヤテの嗜虐欲を掻き立てて止まず、
敢えて聞こえないフリをして焦らし続けてやりたい欲求が沸き起こりもするのだが、やはりここは執事として・・・
「ちゅ・・・っぷ、む・・・いかがいたしましたか、お嬢様?」
ナギの胸から口を離すと、普段どおりの・・・とても今まで少女の胸をその舌で弄り続けていたとは思えない、
人の良さそうな笑顔を彼女に向ける。
そのあまりに普段どおりのハヤテの表情に、改めて自分一人だけが異様に乱れているように思えてしまい、
これから言おうとしていたこと―――彼に求めたかったことを口にするのが、恥ずかしくて堪らなくなる。
「お嬢様? どうかされましたか?」
「あぅ・・・いや、その・・・・・・ぅぅ・・・」
己の内に湧いた欲求を簡単に口にしてしまうのは、何かに負けてしまったような気もするし、
それは負けず嫌いのナギにとって愉快なことではない。
「特に御用はありませんか? でしたら―――」
「あ、ま、待て! そ、その・・・あの・・・!」
だが・・・負けず嫌いとは言え、同類のヒナギクと違ってナギには致命的に忍耐力が欠けている。
ナギの性格は辛い境遇に耐えて育ったことで身につけた己自身を鼓舞する為の術などではなく、
単なるお嬢様の我侭に過ぎない。
故に、膨らみつづける内なる欲求を抑えつづけることなど出来るハズも無く―――
230 :
8/16:2006/07/03(月) 20:41:40 ID:5DH0s02D
「そ・・・その、な・・・あの、下、の方・・・も・・・」
「ええと・・・下、ですか・・・何の下でしょう?」
「だ、だから! 下は下で・・・その・・・そ、そこに・・・マリアのが・・・」
「下、で・・・マリアさん、ですか・・・? すみません、もうちょっと具体的に言って頂けないと・・・」
「ううう〜! だから・・・だからっ! パジャマの下の、ええと、その・・・足の方にも、
マリアの・・・それが、付けられてるから・・・だから、それを・・・取ってくれ・・・ぇ」
最後には消え入りそうな声になりながら、ナギは欲求に負け、恥をしのんでハヤテに懇願する。
本当の欲求は隠したままだが、とにかく“そっち”に触れてもらいたい、という一心からの声だった。
「なるほど・・・わかりました、それでは失礼致しまして・・・お脱がし致しますね、お嬢様」
「う、うむ・・・」
ハヤテはナギのパジャマに手をかけると、するするとズボンを下ろし、
両足首から完全に抜き取って彼女の下半身を露わにする。
ショーツはマリアによって脱がされていたのか既に穿いておらず、その代わり・・・ではないであろうが、
ナギの秘所にはやはり・・・そこにもローターが貼り付けられていた。
それ自体はナギの言葉通りでありハヤテの予想通りでもあったのだが、
秘裂に軽く沈めるように貼り付けられたローターとは別に、陰核を押し潰すように一つ、
そして直接は見えないのだが、伸びているコードの具合からして、恐らく尻の方にも一つ、と・・・
―――さ、流石マリアさん・・・容赦・・・というかぬかりはありません、というか・・・
ナギの幼い下半身に都合三つのローターを仕込むという徹底っぷりは流石にハヤテの予想を越えていて、
思わず畏怖の念と共に、黒をバックに美しいけど1ミリも笑っていない笑顔を浮かべる彼女を想像してみたりする。
「ふぁ・・・ハヤテぇ・・・はやく、とって・・・ぇ」
「は・・・! はい、お嬢様・・・」
ナギのねだるような声で我に返ったハヤテは、改めて目の前で露わになった少女の秘所を眺める。
白く滑らかな肌はうっすらと上気したように朱が差し、
胸を執拗に責められたせいか、それとも微弱に振動を続けるローターによるものか、
内腿をぐっしょりと濡らす淫蜜がぬらりと光っている。
彼女自身が放つ芳しい香りと、大量の蜜から漂う性臭が混ざり合い、
えもいわれぬ淫靡な匂いがハヤテの鼻腔をくすぐる。
その匂いに誘われるようにハヤテはナギの秘所に手を伸ばし、
上から順にと、まずは淫核を苛むローターに触れて―――
一瞬の逡巡の後、そこから手を離す。
このローターは全く振動しておらず、それはつまり、
“ナギのここは敏感すぎて、スイッチを入れちゃうとすぐにイっちゃって焦らしにならないので・・・
仕掛けだけしておきますから、ハヤテくんの好きに楽しんでくださいね♪”
というマリアの意図に気付き、今は敢えて手をつけないことにしたのだ。
後でしっかり使わせて貰おうと心の中でほくそ笑みながら。
とりあえず残りの二つのローターもスイッチを切っておいて、
「ではお嬢様、こちらからお剥がし致しますが・・・」
その言葉と共にハヤテはナギの秘裂に半分ほど沈み込んだローターに触れて、少しだけ力を加える。
「え、あふぅっ! ぅく、う、うん・・・は、はやく・・・ぅ」
僅かではあるが異物を身体の奥に押し込まれたことで、ナギの身体と声がびくんと跳ねる。
だがそれこそがナギの求める刺激なので、彼女はハヤテを責めたり非難したりなどせず、
ただただ先をねだる。
231 :
9/16:2006/07/03(月) 20:43:11 ID:5DH0s02D
「ではお嬢様、ゆっくり剥がすのと、一気に剥がすのと、どちらがいいですか?」
「う・・・い、痛いのは・・・い、いや、ハヤテに任せる!
そのかわり、痛くしたらそ、そのあとは、ちゃんと・・・」
恥ずかしいのを必死に堪えながら、
ナギは彼女にとって一番重要なことを出来るだけさりげなく、仕方なさそうに口にする。
「そ、その、胸と一緒で、ちゃんと、な・・・舐め―――」
「そうですね、お嬢様に痛い思いをさせるなど問題外でした。
やはりここは丁寧に、ゆっくりと・・・」
「な・・・んなっ! ば、ばかっ! 何を聞いて―――っひぁ! あ、くぁ・・・ぃうぅ・・・っ」
恥じらいで眉をひそめながらやっと本音を口にしたと言うのにまるっきりスルーされて、
思わず激昂しかけるナギだったが、
秘所の傍に密着しているテープをピリ、ピリ、と少しずつ剥がされると共に訪れる鋭い刺激に、
ナギは跳ねるような鋭い声と鼻にかかる甘い声を交互に洩らす。
鈍い振動に晒され続け、強い刺激に飢えていたナギの下半身は酷く敏感になっていて、
痛みと同時に、身体の奥へと響く甘い刺激をも感じてしまう。
痛みを我慢して、そのあとの“見返り”を期待していたナギだったが、
この細かく、断続的で、そして鋭い刺激もまた悪くないかもしれない、と思った矢先―――
「っ!? ―――っひぐぅぅううっ!?」
びぃいっ! と半分ほど残っていたテープは唐突に、力任せに剥ぎ取られ、
ナギの陰部を火傷ような痛みが襲う。
「っひ・・・・・・あ、かは・・・・・・っ、は・・・ハヤテぇっ! な、な、なにをするのだっ!」
突然の痛みに息が詰まり、息を整えるのに多少の時間を要してから、
今度こそナギはハヤテを怒鳴りつける。
それくらい・・・涙が出るほど痛かったものだから、ナギの怒りはもっともである。
が・・・
「すみませんお嬢様・・・お嬢様が余りにもどかしそうな声を上げられていたものですから、
ここは一気に剥がして差し上げた方が宜しかったかと思いまして・・・」
「ばかっ! だったら、先にそう言えっ!」
涙目でじろっと睨まれて、ハヤテは如何にも反省していますとばかりに頭を下げる。
「本当に申し訳ありません・・・では、残りのモノもすぐに剥がして、それで僕は退散致しますね」
「え、ちょ、ちょっとまて!」
改めて畏まったように振舞うハヤテを、先程の剣幕は何処へやらといった具合に慌てて制止する。
怒ってはいても・・・マリアの責め具とハヤテの愛撫で疼いてしまった身体は、
簡単に冷めてはくれないのだ。
「お、おまえハヤテっ! こ、こんなに痛くしておいて、そのまま帰るつもりなのかよっ!」
「ええと、それではお嬢様・・・どうすれば?」
「ば、ばかっ! イチイチ聞くな! さ、さっきだって、その・・・胸のときも、してくれたじゃないか・・・」
苛立ちを隠そうともせずに語気も荒げにハヤテに噛み付くナギだったが、
その苛立ちが本当にハヤテに腹を立てているのか、それとも自分の恥ずかしい言葉を誤魔化す為なのかは、
ハヤテにも推測しきれない。
「あ・・・でも、いいんですか? 僕なんかが、お嬢様の・・・ソコに触れてしまって・・・」
「い、いいからっ! 細かいことをイチイチ気にするな!
それより、はやく・・・そ、その、早くしないと、バイキンでも入ったらどうするんだ!」
232 :
10/16:2006/07/03(月) 20:44:50 ID:5DH0s02D
テープの跡は鮮やかなくらいに真っ赤に腫れてしまっているが、別に傷になっている訳ではない。
なのでバイキンが入るというのもおかしな話ではあるが、
―――うーん、これ以上怒らせて本気で追い出されたりしては敵わないし、ここは、あまり焦らさないで・・・
「分かりましたお嬢様・・・では、失礼しまして・・・」
「あ・・・う、うん・・・」
激しくまくし立て続けるナギであったが、
いざハヤテが身を乗り出してくると途端にしおらしくなり、緊張に身体をきゅっと固めてしまう。
「お嬢様・・・すみません、もう少し、足を開いて・・・」
「え、す、すまん・・・こ、これくらいで、いいか?」
「もうちょっと、お願いします」
「う・・・うん・・・・・・なぁ、あまりジロジロ見るんじゃないぞ・・・?」
「はは、では目隠しでもしましょうか?」
「い、いや、別にいい・・・そ、それより、早く・・・ホントに、ジンジンするんだからな・・・!」
「分かりました、では―――」
ハヤテの・・・意中の男性の目の前で秘所を晒して、そこを舌で舐めて貰う準備が整って・・・
それだけでも顔から火が出るんじゃないかと思うくらいに恥ずかしく、
だが同時にハヤテの息がかかるだけでもこそばゆく、ゾクゾクと背筋が震えるような微弱な快楽が染みてきて、
直に触れられるのが待ち遠しくてたまらない。
―――早く、はやく・・・はやく!
声にこそ出さないが心の中で何度も何度もそう呼びかけるくらいに待ち遠しかったから、
・・・ぴちゅっ
唾液を絡めた舌が赤く腫れた肌に触れたその瞬間に、
痛みやくすぐったさ、恥ずかしさ、そして気持ちのよさが一気に弾けて、
「っふぁあああぁぁっ!?」
ガクン、と大きく一度ナギの腰が跳ね、痙攣しているかのようにひくひくと身体を震わせる。
軽く達してしまい、軽い目眩のような余韻に浸りかけるナギだったが、
それを許すハヤテではない。
舌に唾液を絡めると、赤く腫れたナギの肌に塗りつけ、擦りこもうとするかのように舐め始める。
「ひぅ!? いひゃ、あ、ふゃあぁあっ! や、しみてっ、ひぅう! あふ、んく・・・ぅう・・・」
生温かくねっとりとした舌を過敏になった肌に擦り付けられ、最初こそ肌に沁みるような痛みを覚えたが、
すぐにそれはどうでもよくなる。
ハヤテの舌がにゅるにゅると自分の秘所付近を舐り這いずり回る感触はあまりに生々しく、
秘すべきところを舐められる恥ずかしさも、膣まで響くような甘すぎる刺激の前に溶けて消える。
「ふ・・・んぁ、んふぅ・・・っく、ひう、うぅう・・・」
胸のときと同様、ハヤテの舌は少しずつ腫れた肌から横にずれて、徐々に・・・
ナギの秘裂へと近付いて来ているのが感じられて、
一番敏感なところにもうすぐ触れてくれる、舐めてもらえるという期待と、
触れそうでなかなか触れてくれない、じらされる感覚で、ナギの理性は削ぎ落とされ、
言葉を制御出来なくなる。
「ふぁ、ハヤテぇ、そこじゃ、なくて・・・っ、もっと、よこ・・・ひぅ、んぅう・・・そう、もっとぉ・・・」
ナギが官能に溺れ始めた今、ハヤテも敢えて水をさすような真似はしない。
求められるままに舌を横にスライドさせて、ナギの幼い秘裂を軽く舐めあげる。
233 :
11/16:2006/07/03(月) 20:46:35 ID:5DH0s02D
「ふわぁあっ! はぅ、んく・・・んぅう! いいのっ、ハヤテぇっ! そこ、もっと・・・んぁあっ!」
まだまだ子供っぽさが残る声ではしたなく喘ぐ様は酷くアンバランスだが、
いつも強気で高飛車な態度の少女が声を乱して蕩けゆく様子に、ハヤテは思った以上にそそられてしまう。
ナギの秘所はマリアに毎晩のように開発されていたせいか、
入り口こそヒナギクのそれより狭そうではあったが、
秘唇は既に綻びかけ、トロトロととめどなく蜜を垂れ流している。
薄らと開きヒクヒクと小刻みに震える秘唇にハヤテは浅く舌を割り込ませると、
溢れる蜜で顔が汚れるのも厭わず、ナギの秘裂に沿って蜜を掻き出すように舌を上下させる。
「うくぅ・・・あ、ふぁ! んぁ、あ、ふ・・・! い、いひぃっ!
あ、ひぅ・・・んく! あは・・・はや、てぇ、もっと・・・あん・・・奥まで、なめてぇ・・・」
ナギのプライドも羞恥心も失われてしまったかのようなはしたない要求に、
ハヤテは忠実に応えて彼女の膣へと舌を抉り込ませ―――ようという素振を見せる。
だが、そこには純潔の証が存在する以上、ナギの欲求が満たされることは無い。
ハヤテは抉り込んだ舌でごく浅い部分の膣壁と、処女膜そのものを愛撫して、
時に優しく、時に純潔を脅かすかのように強く、舐め、吸い、舌を突き入れるだけ。
「ひぅう! んぁ、あ、ふぁあああっ! あ、ひぅ、んぅうっ! あ・・・ぁ、あふ、んく―――!」
膣壁を舐め回される感触にナギは腰をガクンガクンと震わせて、身体を捩り身悶えしながら悦びの声をあげ、
ハヤテはそんな少女の暴れる腰を押さえ付け、捩り込むように舌を突き入れてナギを更に乱し、狂わせる。
だが、それでも少女の欲が完全に満たされることはなく、
むしろ喜悦に溺れれば溺れるほどに、身体の更に深いところが疼いて堪らなくなる。
―――もっと深くまで、舐めて・・・いや、触れて・・・抉って・・・滅茶苦茶にして欲しい!
一度そう思ってしまったら、もうそれ以外のことは考えられず、
これだけ身体が震えて声が抑えられない今の愛撫ですら、物足りないとしか思えなくなる。
その望みを叶える為には失うものがあることも、痛みを伴うことも知識として知ってはいたが、
大好きな相手に快楽を注がれ続け、理性は蕩け羞恥も既に麻痺しているナギにとって、
そんなことは本当にどうでも良い、些細なことでしかなかった。
「んぁあ! あ、ひぐ・・・もっと・・・はやてぇ! もう、舌は、いいからぁ、舐めるの、いいからぁ・・・!」
ナギに両手で頭を押されて、ハヤテはトロトロに蕩けた秘所から口を離して顔を上げると、
いつもの吊り目に涙を湛えて、頬を真っ赤に染めて物欲しげに自分を見つめる彼女と目が合う。
「ハヤテ・・・ぇ、ハヤテので・・・今度は、ハヤテので、中まで・・・奥まで、してぇ・・・」
「僕、の・・・?」
勿論、何のことかは分かっている。
だが敢えて行動には移らずに、ナギを焦らすことにする。
折角本人からここまで求めてくれているのだから、この際最後まで言って貰っても良いだろう。
それに・・・幼く、それでいて気位の高いお嬢様が、劣情に負けて使用人のモノをはしたなくねだる様子は、
ハヤテの嗜虐心を存分に満たしてくれそうであった。
「だ、だから・・・っ! ハヤテの、その・・・それ・・・で、わ、わたしの、ココを・・・」
いざ言葉にしようとすると、僅かに残った羞恥心が邪魔をして曖昧にしか求めることができず、
分かってくれないハヤテとはっきり言えない自分の両方がもどかしくて堪らない。
疼く身体を抑えることも出来ず、もどかしさにも耐えられず、ナギはほとんど自棄になって―――
「だから! ハヤテの、その、そ、その・・・
ひ、ヒナギクにしたことを私にもすればいいんだっ!」
密かに気にしていたことを、思わず洩らしてしまう。
234 :
12/16:2006/07/03(月) 20:48:18 ID:5DH0s02D
嫉妬していると思われたくなかったのと、
すぐにマリアに“お仕置き”をされて、ハヤテには悶えさせられてで、それどころではなかった。
だが、ナギ自身が思っている以上に、その事実は・・・ある意味当然ながら、彼女を苛んでいた。
「ヒナギクさん・・・ですか」
「そうだよっ! ・・・ど、どうせ・・・もう、しちゃった・・・んだろ・・・ヒナギクとは・・・」
拗ねたように、そして恥ずかしくて堪らないといった風で顔を逸らすナギを見て、
少しだけ保護欲を、そしてその何倍も嗜虐欲を掻き立てられて、ハヤテの身体がぞくりと震える。
「・・・はい、お嬢様」
「――――――っ! な、なら、私にも、同じことを・・・すればいいんだっ!」
スラックスの下で、ハヤテのものが激しく自己主張してやまない。
想定とは違った形になったが、口調だけはいつも通りの強気を装ったまま、
そこに嫉妬や羞恥を懸命に隠して自分を求めるナギの健気な姿に、
ハヤテの方が先に我慢の限界を迎えてしまいそうになる。
「ですが・・・お嬢様はまだ、お体が、その、小さいですから・・・」
「う、うるさいっ! 大丈夫だっ!
わ、わたしの方が、ヒナギクよりずっと、何倍も!
ハヤテのこと、気持ちよくさせられるんだからなっ!」
口調だけは本当に強気で、だがそんな言葉を紡ぐナギの表情は、
“疼く身体が切なくて堪らない、身体の奥まで弄って欲しくて堪らない―――”
と、言葉以上に雄弁に、ハヤテを求めている。
そんな表情で迫られて、これ以上ナギを・・・いや、自分を焦らすことは、ハヤテにはできなかった。
「―――わかりました」
ハヤテは身体を起こすと、カチャカチャと音を立ててベルトを外し、ファスナーを下ろして・・・
ナギの見守る目の前で“それ”を取り出す。
「あ・・・あ、は、ハヤテ・・・の・・・うそ・・・」
初めて目にしたソレ・・・ハヤテの身体の一部とは思えない程に凶悪に屹立した肉塊は、
ナギを僅かに怯えさせ、そして・・・
“あんなモノで貫かれたら・・・掻き回されたら、一体どうなってしまうのだろう”
と思うと・・・ナギの秘所がじゅんっ、と疼き、蜜が更に滴るのが自分でもわかる。
「では、お嬢様・・・」
「は、ハヤテ・・・? ちょ、おま・・・え、ま、まって・・・ちょっ・・・っふぁ!」
ちゅく、とハヤテのモノの先端が、濡れそぼったナギの秘裂に触れる。
その感触だけでナギの身体はガクガクと震え、淫らな期待に子宮が疼く。
「まって、まだ、は、ハヤテ!? ちょ、あ、え・・・あ! ひ・・・んぅうううっ!」
ハヤテは秘裂にあてがったソレを埋め込むような素振を僅かに見せて、
先端をずらして肉茎の背をナギの秘所に擦りつける。
蜜でヌルヌルに濡れた滑りの良い裂け目をゆっくりと擦り上げながらハヤテは腰を押し進め、
やがてハヤテとナギの腰が密着したところで動きを止める。
「――――――っ! は、ぁはっ! ひぅ・・・っはぁ、ふぁあ・・・や、やだ、また、あ、うぁああっ!」
235 :
13/16:2006/07/03(月) 20:50:34 ID:5DH0s02D
予想外の行為と、ハヤテに性器で性器を擦り上げられているという事実に、
ナギは混乱から立ち直ることも出来ず、与えられる快楽にただただ翻弄される。
そのまま、二度、三度とハヤテのモノで秘所を愛撫され、腰が密着したところで彼は動きを止めて―――
「本当にコレで・・・ヒナギクさんにしたことを、お嬢様にしてしまっても宜しいのですね?」
「え、ぁ・・・あ、ああ・・・そうだ、ヒナギクと同じように・・・いや・・・!
もっと・・・遠慮はいらないから・・・ヒナギクなんかより、もっと激しくしても・・・いいからな」
はいわかりました。
おっしゃるとおり遠慮なんて致しません。
「それではお嬢様」
ギンギンに張り詰めた肉槍の穂先を改めてナギの秘所に突きつけて、
角度を合わせて狙いを定めて―――
「ご希望通り、ヒナギクさんのときよりももっと激しく・・・」
思う存分、全力で、心行くまで―――
「犯して差し上げますね」
めり、と。
ナギの中にあった純潔の証を突き破り、ハヤテの肉槍がナギの処女地に捻じ込まれる。
「ひ・・・ぎ! い、あ! ああ! あぁああぁああああぁああぁあっ!」
明らかに快楽からではない、痛みに耐えかねての悲鳴が部屋中に響き渡る。
処女膜を破られた痛みと、それ以上に狭すぎる膣道を無理矢理拡張される引き裂かれるような痛みに、
蕩けるように上気していたナギの顔色は一瞬にして蒼白になっていた。
同じ処女でも剣道を嗜むヒナギクと生粋のお嬢様たるナギでは痛みへの耐性が違いすぎるし、
何より・・・やはり、ナギの身体は男性のモノを受け入れるには小さすぎた。
だが、ハヤテは“犯す”と宣言した通り、悲鳴を上げるナギに構うことなく腰を突き進め、
メリメリとナギの媚肉を肉槍でこじ開ける。
しとどに濡れていたナギの中は締め付けるようにキツくとも滑りだけは良く、
ずぶずぶとナギの身体に沈み込んでゆく肉槍が膣壁と擦れて痛むようなことも無い。
やがて二人の腰が軽く触れ、同時に肉槍の穂先が子宮口をコツンと叩くまで、
ハヤテの腰が止まることはなかった。
「さ、お嬢様・・・ご希望通り、お嬢様の中に、僕のモノが最後まで入りましたよ・・・」
「ひ・・・っぎ・・・・・・・・・っ、は・・・あ・・・っ」
ナギは蒼白になった顔で、ほとんど声も出せずにガタガタと震えている。
ハヤテはナギを犯すと言ったが、
それは無闇に傷つけて自分だけが快楽を得るという意味ではない。
相手に無理矢理にでも快楽を注ぎ込んで、望もうが望むまいが存分に乱し、狂わせて、
快楽の・・・そして自分の虜にするつもりである。
だから今は無理に動こうとはせず、
ナギの小さな身体が少しずつハヤテのモノに慣れてくるのを待つつもりである。
「・・・あ、く・・・ぅぅ・・・いた・・・い、いたい・・・っ、はや、て・・・ぇ・・・っ」
僅かに痛みに慣れたのか、ナギが泣きながらも意味のある言葉を発するようになっても、
彼女の中から新たな蜜は湧いてこず、まだ中のモノを動かす訳には行かない。
ならば、それ以外の方法で、ナギを感じさせ・・・再び、興奮させてやればいい。
236 :
14/16:2006/07/03(月) 20:52:34 ID:5DH0s02D
「お嬢様・・・まだ、凄く痛いですよね・・・お嬢様が望んだこととは言え・・・すみません・・・
ですから・・・・・・せめてこれで、気を紛らわせて下さい」
「は・・・ぐ、ん・・・・・・っく、い・・・はや、て・・・? あ、っぐ! あ、ひ・・・・・・んっ!」
かちり、と。
スイッチを入れるような音が鳴り、一瞬遅れてびくん、とナギの身体が小さく跳ねる。
急に動いたことで膣内の痛みが響いたのか、ナギは改めて苦痛に顔を歪めるが、
その顔の隅に、ほんの僅かにではあるが、苦痛以外の感情の色が滲んでいるのをハヤテは見逃さない。
「っ、は、はや・・・てっ、んな・・・・・・あ、ひぐ・・・っ、なに、を・・・」
「やっぱり、ここは敏感なんですね・・・では、こちらは如何でしょう?」
「え・・・あ、ひぁ・・・! そ、そこ、は・・・あ! っ、ひぐ・・・いたっ! なか、響いて・・・ぇ!」
もう一度、かちり、と音が鳴り、ナギの声のトーンが僅かに上がる。
音がしたのはハヤテの手の中からで、そこから延びる二本のコードは彼女の秘芽と後ろの穴、
二箇所に貼り付けられたままだった責め具を起動させたのだ。
強度は“最弱”、振動音もほとんど聞こえない程度だが、それでもナギの表情は明らかに変わり始める。
「い・・・ひぎっ! いぁ、あ・・・っく、ひっ・・・! は、はや・・・っ! やめ、とめ・・・あぅ!」
振動に反応して、きゅ、きゅっ、とナギの膣内が締まり、その度に苦痛の声を上げるのだが、
彼女の顔には徐々に赤みが戻ってきており、悲鳴のような声に艶めいた響きが混じり始めている。
そして何より・・・ハヤテのモノを締め付けるソコに、僅かに潤いが感じられるようになっていた。
「お嬢様、どうです? 少しは痛いの、誤魔化せましたでしょうか?」
「あく・・・ば、ばかっ! あ、ひ・・・っ! こんな、あぅ・・・まだ、いたっ! 痛い、のに・・・いひっ!」
「では、もうちょっと強くしてみましょう♪」
「あ、や、待て! それは、ちょ、あ、ひぁあ! あぐ、い、つぅ! 響く! なかっ! 響いて、いた、あぁっ!」
カチ、カチ、と手中のダイアルを少しだけ回して振動を“最弱”から“弱”に変えると、
ヴ・・・・・・ン、と唸るような振動音と共に、ナギの声もまた一段階トーンアップする。
ナギの声、表情、そしてハヤテをくわえ込んだ秘所の潤い具合から、
彼女が再び昂ぶり始めているのは明らかだった。
もっとも、今だ痛みが消えていないのも事実で、ナギは今苦痛と悦楽の相反する感覚に同時に苛まれている。
だが、その様子・・・痛がりながら、それでも責め具の刺激に感じてしまっているナギの姿に、
ハヤテは酷くそそられてしまう。
本当はもっとしっかり濡れてくるまで我慢するつもりであったが、
その意図を上回る嗜虐欲に、ハヤテは身を任せることにする。
「お嬢様、これだけ動いても、痛いですか?」
「え・・・あ、ひぐ・・・! い、痛いっ! だ・・・め、動く・・・なぁ・・・っ」
ハヤテが僅かに腰を引いて、ナギの中に沈め込んだ肉茎をセンチ以下の単位で動かすと、
それだけでもナギは敏感に反応し・・・表情を苦痛で歪ませる。
だが、ハヤテは構うことなく―――
「では、これではいかがです?」
「え、うぐ・・・ぅあぁあっ!?」
今度は僅かに腰を進めて、先程と同じ距離だけ、肉槍をナギの奥へと突き込む。
当然、ナギも同じように痛みを訴え・・・ようとした声が、身体と共にびくんと跳ねあがる。
「どうでしょう、なかなか悪くないんではないでしょうか?」
「や、ま、まてっ! い、いまの・・・ちょ、っと、だ、だめ、それ、おくにっ、直に、ひびいて―――」
「では、もう一度・・・」
「ま、待て! ちょ、あぎ・・・っつ! や、やめ・・・あ! っくぁああっ!」
237 :
15/16:2006/07/03(月) 20:53:51 ID:5DH0s02D
もう一度同じように腰を引いて、引いた分だけ押し込む。
押し込んで・・・コツン、と肉槍の穂先でナギの子宮口を叩く。
身体の小さなナギの膣道は狭く、そして当然奥行きも浅い。
故に、普通に挿入したハヤテのモノの先端が、そこまで簡単に届いてしまうのだ。
奥の奥、じくじくと身体を火照らせ疼かせるソコを直に刺激されると、
その瞬間だけはナギを苛む破瓜の痛みも何もかも消えうせて・・・身体が、悦んでしまう。
「ふふ、やっぱり・・・ココは敏感なんですね・・・こんな簡単に届いちゃうのに」
「ひ・・・っく、や・・・は、ぁぅ・・・う、だめ、こんな・・・おく、つついちゃ・・・だめぇ・・・」
「いやいや遠慮は要りません、もっと気持ちよくして差し上げますね・・・」
「や、やめ、いらな・・・あ、ひぎ・・・ぅぁあぁあっ!? あ、んぅうっ! あふ、あ、ふぁあぁっ!」
コツン、コツン、コツン、と・・・
子宮口をノックするように立て続けに叩かれて、ナギはあられもなく乱れ狂う。
つい先程、痛みで蒼白になっていたはずの表情は、既にその前の、蕩け紅潮していたときのそれへと戻りつつある。
そして何より、奥の奥を叩かれる度に膣はきゅうぅっと締まり、同時に蜜がじゅんっと滲み出し、
ナギの中をギチギチの締め付けはそのままに、急速に蕩けるような潤いを帯び始める。
・・・激しく責め立てるにはまだまだ潤滑さに欠けるが、ただ動かすには問題は無い、そんな程度には。
「わかりますか、お嬢様の中・・・凄く濡れてきましたよ」
「っく、あふ! んぅうっ! い、いうなっ! しらな、そんなのっ、しらなぁあああっ!」
「そうですか、まぁ、これから少しずつ動かしますから・・・それで実感してくださいね♪」
「う、うごか・・・って、やめ! ばかぁ! まだ、いたい・・・っひぁああっ!? あ、や、んぁあぁあぁっ!」
ず・・・ずず・・・、と、
震えるようにかすかにしか動かなかったハヤテの腰が、やはり少しずつではあるが、前後に動き始める。
当然ナギの中に収まったままの肉槍も連動して動き、
子宮口を突付くだけでなく、ギチギチに締め付ける膣壁を擦り上げる。
まだハヤテのモノが中にあるだけで痛いナギにとって、その動きは当然苦痛となるのだが、
「あぎ・・・いぐ、う、ぅあぁあっ! やめ、こすれて、いた、ひぁああっ! あぅう、いたい、いたいのにぃっ!」
「ですがお嬢様、そんなに気持ちよさそうに痛いと言われては・・・まるで痛いのが気持ちいいみたいで・・・
お嬢様って意外にマゾっ気が強いんでしょうかね〜♪」
「ぃひっ!? ちが、ちがぁあっ! マゾじゃないっ! ホントに、いたっ! 痛いのにっ! い、ぃうぅううっ!」
密着する性器の粘膜の間には今は豊富に潤滑液が存在し、引き攣るような痛みは無い。
むしろ拡張される痛みとは別に、敏感な膣壁をぐりぐりと擦り上げられる感触が、
突き当りを突付かれる感覚と同種の・・・逆らい難い快感となって、ナギを狂わせはじめる。
痛みを感じながら、同時に身体と心を焦がす快楽が、少しずつ、少しずつ・・・膨れ上がってくる。
「んぁあっ! あ・・・っふ、うぅうっ! やぁ、だめ、こんな、あ、ひぁあ! だめぇえ・・・っ!」
ナギの口から洩れる拒絶の言葉からは、やがて苦痛の響きが抜け落ちて、
与えられる快楽に酔い痴れたかのような、甘く蕩ける響きに取って代わる。
ずぷ、ずぷぷ・・・と自分を貫くハヤテの肉槍の動きが大きくなって、未だ痛みを感じてもいるというのに、
それ以上の快楽にナギの心身は支配されようとしていた。
「ふふ、お嬢様・・・すっかりえっちな声になってしまって・・・はしたないですよ?」
「ふぁあ、そんな・・・あぅうっ! ハヤテが、こんな、あ、いひぃっ! する、からぁああ!」
「いけませんねぇ、僕はちゃんと、犯すって言ったのに・・・
執事に犯されて感じちゃうなんて、三千院のお嬢様の名折れですよ?」
「うく・・・ぅあぁあっ! あ・・・んぅ! だって、だってぇ・・・! ハヤテが・・・あ、ふぁああ!」
―――ゾクゾクする。
あのお嬢様が、僕に犯されて・・・犯されてると認識していながら、こんなに感じて、
泣きながら嬌声を上げて乱れきっているなんて―――
もっと、思い切り腰を動かして突き上げて、滅茶苦茶にしてやりたい衝動が弾けそうになるが、
まだナギのそこはキツいままで、今だって痛みはあるハズだった。
ゆっくりと動かしているからこそこれだけ感じているのであり、まだまだ解しきれてはいない。
だが、分かっていても彼女を苛め、弄り、汚したい衝動は抑えがたく、
ならばせめて、とばかりに―――
「ではお嬢様、そんなはしたないお嬢様には、こうです」
「ひぐ・・・あぅ、ふぁあっ! え、な、あむ――――――!?」
蕩けた嬌声を紡ぎ続ける小さな唇にハヤテの唇を被せて塞ぎ、舌をナギの口腔へと侵入させる。
驚き、混乱しているのか、無防備なままのナギの舌を絡めとると、
にゅるにゅると蠢くように擦り合わせて、柔らかな感触をじっくりと味わう。
突然に口内を襲った蕩けるような感触にナギはしばし呆然と身を任せてしまうが、
自分が今、どんな状況にあるかを徐々に認識して・・・
「んんん! ん! んむ―――!」
ゾクゾクと響く快楽に必死で逆らって、絡め取られた舌を慌てて引っ込める。
“ハヤテとキスしてしまっている!”
という事実に慌てふためいて、一旦身を引こうと首を捩るが、
仰向けに寝そべるナギの唇を上から覆い被さるように塞がれている以上、
逃げることなど出来るわけもなく、ナギの口腔はハヤテの思うがままに蹂躙される。
口中を隈なく舐められ、逃げる舌も簡単に絡めとられ、
唾液を啜り取られたかと思えば逆にハヤテの舌を伝って彼の唾液を送り込まれ、飲み込まされる。
「ん、んむ・・・っ、んむんん・・・ぅ」
そうしている間にもナギを責めるハヤテの腰が止まることはなく、
ぐち・・・ぎちゅ・・・と、溢れる蜜を音を立てて掻き出しながらゆっくりと抽送を続け、
ハヤテの肉茎がナギの膣壁をずるずると擦り上げる。
それだけでもナギの身体は快感でガクガク震えて止まらないくらいに感じてしまうのに、
その上突き込まれるときは必ず肉茎の先端を突き当たるまで押し込まれて、
子宮口をコツンと叩かれる度にナギの小さな身体はおもちゃのようにビクンと跳ねて、
キモチイイこと意外の何も考えられなくなる。
―――ハヤテっ、はやてぇ・・・! だめだ、もう、こんな、されたら・・・!
わたし、もう・・・ヘンになる・・・っ! こわれちゃうよぉっ!・・・ハヤテっ、ハヤテぇえ!
処女を捧げたばかりの秘所は奥の奥までハヤテのモノによって蹂躙され、
彼とのはじめてのキスはそのまま舌による口腔陵辱へ移行して、今や口中ハヤテの味しかしない。
クリトリスと、そしてお尻にまで無機質な責め具を付けられて、微弱な振動による責めも未だに続いているし、
小さな胸はハヤテの手で揉む、というよりマッサージするように撫でられて、尖った乳首は指先で弄ばれている。
ハヤテによって組み敷かれた身体をガクンガクンと震わせながら、
身体中を愛撫されて、そしてその全てを余すところなく快楽として受け入れている自分を改めて認識して、
ナギは自分の身体が彼に支配されたことを悟る。
ハヤテに抱かれ・・・犯されて、ナギの身体も心も興奮し、悦びに打ち震えていることを認めてしまうと―――
「―――んんんっ! んむ、んんぅ――――――っ! んむ、んむむ、んん――――――!」
あとは、呆気なかった。
ハヤテに与えられる快感を抵抗することなく受け入れた身体はどこまでも昂ぶり続け、
その快感がナギの受容できる限界を超えかけたところで、
とどめのようにハヤテの肉槍の穂先がナギの最奥をゴツ、と叩くと―――
「ん! んんんっ! んんんんんんん――――――――――――!」
一際大きく震えながら背筋をぐっと反らすように跳ねて、
ナギは―――絶頂に達した。
今回投下分は以上です。
ハヤテとナギの話が、あとまだ同じくらい続きまして・・・
残りもほぼ書きあがっていますので、明日か明後日にでも投下させて頂こうかと思います。
毎度長くてすみませんが、
読んで下さった方、どうも有難う御座いました。
では失礼します。
一番槍GJ
silver槍GJ
グングニルGJ
俺のホーリーランスには敵うまい!
GJ!
神槍「スピア・ザ・グングニル」
紅符「不夜城レッド」
夜王「ドラキュラレイドクレイドル」
>239
ラヴだ!
このSSにはラヴが溢れている!!!!
GJGJ過ぎるぜ
246 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 22:37:08 ID:uztgMrcq
GJ?だめだ、俺にはこのssをそんな二文字だけではたたえ切れそうにない
神槍ロンギヌスGJ
>246
GJとはこの場合God Jesusの略だ!!
うへーここオタクの集まりだ…マジキモイ…
おまえもな
ド素人氏GJ!
レス下さった方々、どうもありがとうございます。
昨晩に引き続き、
>>222-238の続きを投下させて頂こうと思います。
相変わらず長くて難ですが、
ハヤテとナギのお話で、この二人の場面の後編、ということで・・・
254 :
1/16:2006/07/04(火) 23:27:06 ID:+R/XD1s+
ハヤテはひくひくと小刻みに震えるナギから身体を離し、彼女を貫いているモノをゆっくりと引き抜く。
唇を解放するとナギは不足した酸素を補うように荒い呼吸を繰り返すが、
その合間にも悦楽の余韻から今だ醒めぬのか、
「はぁ、は・・・ぁ、ひぁ、あぅう・・・ぅんぅ・・・」
年齢に不相応な艶を帯びた喘ぎ声が混じる。
不相応なのは声だけにとどまらず、いつも根拠のない自信に満ちていた目はとろんと潤み、
物欲しげに開いたままの小さな唇の端には、ナギとハヤテの二人分の涎が垂れ、跡を残している。
その唇が、ぎこちなく動き出し・・・
「ふぁ・・・ハヤテぇ・・・もっと、ほしい・・・の・・・っ、また、いれて・・・もっと、して・・・ぇ」
ナギの白い内股には僅かに、だがはっきりと破瓜の証である紅い筋が残っていて、
つい先程までこの少女が処女であったことを物語っている。
それなのに、ナギの表情にも言葉にもそんな初々しさや恥じらいは既に無く、
覚えてしまった官能の味をただひたすら、貪欲に求めてくる。
「なぁ、ハヤテ・・・はやく・・・もっと、なか・・・いれてぇ・・・」
はしたない言葉を洩らしながら、
ナギは熱を帯びた視線でハヤテのそそり立ったままの肉茎を物欲しげに見つめる。
そんなナギを見ているだけでも、ハヤテは自分のモノがより一層固くなるのを感じて、
求められるままに今すぐもう一度ナギに肉槍を突き立てて、
中に詰まった劣情の汚濁を小さな身体にから溢れてしまうくらいに注ぎ込んでしまいたい欲求に駆られる。
だが・・・
―――折角、ここまで堕ちてくれたのだ・・・もっと徹底的に堕とし、汚し尽くしてしまうのも・・・悪くない。
「お嬢様、そんなに僕のモノが欲しいんですか?」
「ほ、ほしいっ! ほしいから・・・はやく・・・はやくいれてぇ・・・」
「わかりました、では―――」
ハヤテに身体を寄せられて、ナギの蕩けた表情が淫らな喜色に覆われるが、
腰の辺りを両腕で捕まれたと思ったときには身体全体を持ち上げられて、
気が付いたらハヤテの正面に腰を下ろす格好になっていた。
そして、目の前には―――彼女が欲しくて堪らない、ハヤテのモノ―――
「は、ハヤテ・・・?」
「そんなに僕のモノが欲しいのでしたら、先にお嬢様のお口と舌でコレをイかせて下さい。
それが出来ましたら、今度は心行くまでお嬢様の中をこれで掻き回してあげますから♪」
「ん・・・な・・・っ」
ハヤテの突然の提案を理解するのに、蕩けきったナギの頭は数秒を要する。
そして、それを理解して・・・
「な、な、何を言うのだ! な、なんで、わたしが、ハヤテの、これを・・・その、く、口で・・・」
「はい、だってお嬢様ばかりイって、僕はまだ全然ですからね、一度くらい出させて頂かなくては、
釣り合いが取れませんから♪」
「な・・・ば、ばかっ! ハヤテは、わたしの執事なんだから・・・わたしの、言うことだけ・・・」
「じゃあ、続きをして差し上げることはできませんね〜?」
「え、そ、そんな・・・」
「まぁ、それならそれで、コレはヒナギクさんかマリアさんにお願いすればちゃんと鎮めて頂けそうですし・・・」
「ま、まま、まて、まってくれ!」
そんなことを言いながら軽く腰を浮かす仕草をして見せると、それだけでナギは一気に泣きそうな顔になり、
慌ててハヤテの腰にしがみついてくる。
「す、する、するからっ! だから、ヒナギクはダメだ! わたしが、ちゃんとするから・・・!」
255 :
2/16:2006/07/04(火) 23:28:36 ID:+R/XD1s+
ナギのうろたえ様に胸中でほくそ笑みながら、表面上は平静を保ちつつ・・・
「そうですか、でしたら宜しくお願いしますね♪」
「う・・・む・・・」
突き出されたそそり立つ肉塊を前にして、
さっきまでの物欲しげな目つきが嘘のように恐る恐るソレを窺うナギの頬に、不意に・・・
「・・・ひぅっ!?」
ねちゃ、とハヤテのモノが押し付けられる。
思わず身体を引いて逃げようとするナギだが、既にハヤテに頭を掴まれていて、
逆に引き寄せられ、肉茎にべっとりとこびり付いた彼女自身の蜜を擦りつけられる。
「ひ・・・ひゃっ、ハヤテっ、やめ・・・!」
「ダメですよお嬢様、やると言ったからにはしっかりやっていただかないと♪
まずは、お嬢様のでべとべとになったコレを舐めて綺麗にして下さいね〜」
「うぅう・・・」
主とか使用人とかいう以前に、男性のモノを口でする、という行為の異様さと、
間近で見るソレの、ハヤテの顔と余りにも似つかわしくないフォルムに思わず腰の退けてしまうナギだったが、
ここまで押し付けられてしまうと、嫌でもソレの存在を意識させられてしまう。
―――これが、ハヤテの・・・こ、これで・・・さっきは、私のなかを、何度も、何度も・・・
それが自分の膣に侵入し、膣壁を擦り上げ奥の奥まで突き込んで、
自分をはしたなく乱れ狂わせ、そして絶頂まで突き上げたモノだと思うと、
途端に身体は火照り、ハヤテにイかされた直後のように、再び身体の芯が疼き出す。
―――これを・・・舐めたら・・・口で、したら・・・また、してもらえる・・・
そう思ったときには既に、目の前のモノに舌を伸ばしていた。
おずおずと、目を半分瞑って、目一杯に伸ばした舌を少しずつ近づけて、
「ふ・・・ぅ・・・っ」
ぴちゃ、と遠慮がちに舌が触れ、そしてやがて小さく動き出す。
「ん・・・む・・・っ・・・っぷ・・・んん・・・へんな、あじぃ・・・」
「ふふ、でもそれはほとんどお嬢様の味なんですよ?」
「ん・・・ぅん・・・・・・っ、んむ・・・ぅ」
しょっぱいような、酸味があるような、微妙な味。
それが三千院のお嬢様としての人生で口にした、最も不味い味であることは間違い無い。
だが、それでもハヤテにしてもらいたいが為に我慢しながら、だったハズの行為がいつの間にか、
自分とハヤテ、二人分のむせ返るような性臭と、
ハヤテの性器を舌で舐めるという倒錯した行為自体に酔ってしまったかのように・・・
「ん・・・ん、ふぅ・・・っ、ちゅ・・・ぷ・・・ん、んちゅ・・・っ、ぷぁ・・・あふ、んぅ・・・」
ナギの舌使いは少しずつ大胆になり、舌だけでなく唇ごとハヤテの肉茎に当てて、
ぴちゃぴちゃと音を立てて舐めしゃぶる。
「ぅ・・・っ、ふ・・・、お嬢様・・・音を立てながらなんて、はしたないですよ・・・?
そんなに、僕のが・・・美味しいんですか?」
「ん、ちゅ・・・っ、ぷぁ・・・ぅ、だ、だって・・・ぇ、は・・・んぅ、
わからないけど・・・なんだか、はむ・・・んちゅ、んぷ・・・ぅ、とまらない、のだ・・・んん・・・」
「ふふ、お嬢様って・・・ほんとうに、えっちなんですね〜♪」
「ちゅ・・・んぷ、んぅ! ば、ばかぁっ! そんな、こと・・・はむ・・・ん、んちゅ・・・むぷ・・・」
256 :
3/16:2006/07/04(火) 23:30:00 ID:+R/XD1s+
否定の言葉すら途中で投げ出してハヤテのモノを舐めることを優先してしまうくらいに、
ナギは夢中になっている。
ハヤテはハヤテで流石に限界が近づいて来ており、いつその時が来てもいいようにと、次の準備に入るべく・・・
「ではお嬢様、今度は・・・僕のをお口の中に入れて、口全部を使ってしゃぶってください」
「ん、ぷぁ・・・く、くちに・・・いれて・・・? ぅ、わ、わかった・・・・・・あむ・・・ん・・・」
ほんの一瞬の逡巡の後、ナギは小さな口を精一杯に開いてハヤテの亀頭を口いっぱいに頬張ると、
顎が疲れるのもいとわずに、舌と唇を駆使して夢中でソレをしゃぶり始める。
もちろんナギにマリアのような技巧がある筈もないが、
ナギの狭い膣をさんざん味わいながら未だに射精を果たせずにいるハヤテのモノは既に限界も近く、
拙い舌使いでも十分過ぎるくらいに敏感になっている。
「は・・・ぁ・・・っ、お嬢様・・・、気持ち、いいですよ・・・」
「ん・・・んんん・・・! んむぅ・・・っ」
彼女が何を言おうとしたかは見当もつかないが、
恥ずかしげに眉を潜めたあとに舌使いがより積極的になったことから、
どうやら言われて気分を悪くした訳では無さそうだった。
―――では、執事としてお嬢様にばかりご奉仕させる訳には参りませんね、ぼくもそろそろ・・・
等と心の中で嘯いて、
自分の足の間で四つん這いになって、一心にモノをしゃぶり続けるお嬢様の背中越しに手を伸ばす。
「ん、むぶ・・・んっ! ん・・・・・・んんんんん!?」
不意に尻をさわさわと撫でられた・・・と思った次の瞬間には、
つぷぷ・・・とハヤテの指がナギの秘唇をこじ開けて膣内へと潜り込んでくる。
「ふふ、お嬢様のココ、えっちな蜜がとろとろに溢れて、太腿までびっしょりですよ?
僕のモノをしゃぶりながらこんなにしちゃうなんて、本当にいやらしいお嬢様ですね・・・」
「んんんっ! ん―――っ! んむっ! んんん―――っ!」
「そんなえっちなお嬢様の為にも、今のうちにこうしてココをもっと弄っておいて、
次に挿れる時はもっと激しく掻き回しても痛くないくらいに、しっかり解してあげますから・・・
だから、ちゃーんと舌を使って、僕のことも気持ちよくさせて下さい、ね♪」
「ん、んん・・・んむっ! ん! はふ、はむ―――っ! ん・・・んぶ・・・んんんっ!」
とどまることなく溢れてくる愛蜜を掻き出すように二本の指で膣壁を擦り上げてやると、
ナギの腰は踊るようにびくんびくんと震え、挿れられた指を膣がきゅぅっと締め付ける。
膣内を自在に蠢き回る指の感触に、ナギの鼻からは自然と上擦った息が洩れてしまう。
ただでさえ屈辱的なはずの四つん這いという格好で、
ハヤテの・・・使用人の性器を咥えさせられ、しゃぶらされて、秘所を指で弄ばれているというのに、
口からも、秘所からも、はしたなく涎と淫蜜を垂れ流して悶えている自分を、
ナギ自身、恥ずかしいし、はしたないと思う。
だが、それ以上にハヤテに犯されていることを悦んでしまう、どうしようもなく淫らな自分を、
ナギはもはや否定できない。
主従を無視した行為も、恥ずかしい格好も、それがハヤテの求めるものなら拒否できなかった。
ナギはハヤテにどうしようもなく惚れていたし、
何より彼のしてくれる行為は、どれだけ恥ずかしくとも痛くとも、必ず自分を悦びで狂わせてくれるから。
だから、ナギのもう一つの穴を新たな刺激が襲っても、
うろたえながらもそれ以上の期待感が湧いてしまうのは、仕方の無いことだった。
257 :
4/16:2006/07/04(火) 23:31:19 ID:+R/XD1s+
「ん! んぶっ! ふ、んむ! んぅ――――――!」
ハヤテは右手の人指し指と中指でナギの“前の”穴を弄びつつ、親指を“後ろの”穴に伸ばし、
その入り口に固定されたままのローターをぐり、っと押し付ける。
その異様な感覚に、違和感やら恐怖感やら、そして期待感やらが混ざりあい、
ナギの腰はガクガクと揺れてしまう。
「お嬢様があんまりはしたなくお尻を振られるものですから、思わず触ってみちゃいましたが・・・」
膣をほぐす指の動きはそのままに、
振動を続ける異物をぐりぐりと押してナギのすぼまりの奥へと少しずつ押し込んでゆく。
「お嬢様、ここでもちゃんと感じてられるのですね〜
押し込む度に、アソコがきゅっ、きゅっ、って、凄く締まってますから、まるわかりですよ〜♪」
「ん! んんん! んむ―――っ!」
そんなハヤテの言葉を否定したいのか、彼のモノを頬張ったまま、首を微かにふるふると横に振る。
そんな動きの変化が、ナギの意図せぬうちにハヤテの射精感を高め、
「う・・・くっ、お・・・嬢様っ、気持ち、いいですよ・・・!
僕も、もっと気持よくさせて差し上げますね・・・」
つられてハヤテの責めも激しさを増してゆく。
「ん! はふ・・・っむう! は、んぶ・・・ん! んっ! んむむ―――!」
ハヤテの指がナギの中を一層激しく掻き回し、膣壁を押し広げるように擦りあげる。
一方、後ろの穴にテープで固定されていたローターを左手で外すと、
太股まで垂れ流れる愛液に浸して濡らし、滑りを良くしたところでそれをすぼまりへあてがい・・・
「ん―――っ! んんんんんんっ! んんん――――――!」
目を見開いて悲鳴のようなうめき声をあげるナギの中へと、その先端をねじ込もうとする。
狭くすぼまった、本来何かを入れるための器官ではないハズの穴に振動する異物を挿入される・・・
そんな常軌を逸した陵辱行為に、ナギは肌の粟立つような怖気と、
そしてマリアとハヤテによってその幼い身体に刻み込まれた陵辱される悦びをも感じてしまい―――
「んんんっ! んぶっ! ぷぁあっ! あ、あはぁあっ!
おひり、おしりがぁっ! それ、だめぇ! なかまでっ、ひびいてぇ! だめ、ひゃ、んぁあっ!
だめ、だめだめぇ! なか、いれちゃ、や、あぶっ! んむ! んんんん―――っ!」
「ダメですよお嬢様、ほら、ちゃーんと咥えて、そう、しっかり舐めて・・・そうです、
僕のこともイかせて下さらないと、もう挿れてあげませんよ?」
「はぶ・・・んぅ、んむぅう! んぐ、ふ・・・っぷ、んぶ・・・んんんっ! んんんんんんんん!」
口を肉茎で、膣を指で、尻を責め具で・・・三箇所の穴を同時に犯されて、
ナギは腰だけでなく身体中をガクガクと痙攣させて喘ぎ悶える。
ローターの振動によって括約筋は徐々にほぐれ、
つぷ、ぷぷ・・・と、ナギの尻穴は責め具を少しずつ呑み込んでゆく。
振動源が体内に侵入したせいか、まるでナギの身体がローターと同調してしまったかのように、
それまでの震え方とは違う、ローターのような細かく小刻みな震え方になる。
「っく、っふ・・・ふふ、お嬢様、すごいです・・・身体中、お口の中も・・・舌まで震えて・・・
う・・・くっ、そんな、舌で舐められると・・・さすがに、そろそろ・・・っ」
そう言いながらも、一気に高まってきた射精感をすぐに開放するつもりは無い。
執事としてお嬢様の前で自分ひとりだけが達するような恥ずかしい真似は出来ないし、
そうなれば当然、彼女をもっと弄り、犯し・・・肉欲に溺れさせなくてはならない。
258 :
5/16:2006/07/04(火) 23:32:47 ID:+R/XD1s+
「・・・う・・・ん、流石にいきなり、全部は入りそうにない・・・ですね・・・」
ずぷずぷと尻のすぼまりに埋め込まれ、体内からナギを振動で犯す責め具は、
全体の三分の一ほど入ったところで進まなくなった。
無理に押し込めば入らないことは無いだろうが、それではナギの身体を傷つけてしまう可能性もあり、
それはハヤテの望むところではない。
「まぁ、こちらの穴はこれから、少しずつ広げてあげて・・・
そのうち、ちゃんとこっちでも僕のモノが入るようにしてあげますから、
今日はその準備ということで・・・」
いつもの調子で何気なくとんでもないことを口にするハヤテの顔を思わず見上げて、
「―――――――――っ!」
目の前に掲げられていたハヤテの手と、そこに握られたモノを見て、ナギの表情が固まる。
ローターを尻穴にねじ込んで、自由になった彼の左手にあったのは、そのローターから繋がった・・・
「今すぐにはあれ以上深く入ってくれそうにありませんので、
とりあえず、こうしてほぐして差し上げます、ね♪」
「んむっ! んっ! んん――――――」
何か言いかけ―――ようにも口は相変わらずハヤテのモノで塞がれているのだが、
それでも“それだけはやめて”と訴えるように呻き声を上げるナギをあざ笑うように、
カチ、カチ・・・と、彼女の目の前で“それ”のダイアルを捻って見せて―――
ヴ・・・ヴヴ・・・ヴヴ、ヴヴヴ・・・・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ―――
「んんんんっ! んんんんん! んんんんんんんん―――――――――っ!」
ダイアルを弱から中へ、中から強へ、と回してゆくと、
ナギのすぼまりに埋め込まれた責め具から響く振動音が一気に大きくなり、
同時にナギの呻き声はそれ以上に甲高く跳ね上がる。
「うわ・・・っ、お嬢様、すご・・・お嬢様の中、僕の指をすごい締め付けて・・・
お尻だけじゃなくて、こっちも、もっと苛めてあげますねっ!」
急激に昂ぶらされて締め付けが強くなった膣に三本目の指を挿入して、
三本の指を駆使してナギの膣肉を弄り尽くす。
前と後ろの両方の穴をめちゃくちゃに弄られて、
ナギは秘所から恥蜜を、見開いた目からぼろぼろと喜悦の涙を流しながら・・・
「んんんんんんんっ! んぶ、っぷぁああぁあぁっ! あふ、あぅうぅう!
やめ、だめぇええ! はやて、だめ、とめてぇ! こわれっ! おしりっ、こわれるっ! こわれちゃううっ!」
不意にハヤテの肉茎が口から引き抜かれると、
ナギはそれまで声に出せなかった分まで一気に取り戻そうとするかのように、
あられもない声で喘ぎ、悶え、泣き叫ぶ。
「おひ、おしりがぁっ! こわえっ、あひゃぁああっ! らめ、ハヤテぇ! だめぇえ!
こわれちゃうっ! こわれてっ、溶けてぇっ! へんに、ヘンになっちゃ、あ、ひゃわぁああ!」
ナギのとどまることの無い淫声に、ハヤテは身体の芯からゾクゾクとこみ上げてくる衝動を感じながら、
三本の指でさらに激しく彼女の中を掻き回す。
「んゃああぁああっ! あひ、だめ! あそこも、ひぁああ! ゆび、だめ、うごかしちゃぁあぁっ!
なかっ、かきまぜちゃだめぇえ! ハヤテっ! はやてぇえ! もう、や、うぁあぁあ!
やめ、ハヤっ! とめ、ひぁあ! あぶっ!? んむ、んぐっ! んんんんんん――――――っ!」
259 :
6/16:2006/07/04(火) 23:34:21 ID:+R/XD1s+
「っ、ふ・・・っ、ダメですよ、お嬢様・・・また僕のを離しちゃって・・・
こうなったら、お仕置きで・・・こうして、あげますねっ!」
「はぶっ! んぶ、んぶぶっ! むぶ、んぶぅうっ!」
ナギの淫らな叫び声が聞きたくて自分から腰を引いておきながらぬけぬけと言い放つと、
もっと強い衝動にいよいよ抗えなくなってきたことを感じて再びナギに肉茎を咥えさせる。
だが、今度は咥えさせるだけでは済ませず、
ローターのコントローラーを捨てたその手でナギの頭を掴んで固定すると、
自ら腰を動かして・・・ナギの口へと抽送を開始する。
「んむ―――っ! むぶっ! んぶ、んんんんんっ! ん、んぅ―――っ!」
「は・・・っ、はぁ・・・っ、お嬢様、わかりますか・・・
お嬢様の可愛いお口、いま、僕のモノで犯されているんですよ・・・?
それなのに、そんなに気持ちよさそうな顔をして・・・本当に、いやらしいんですから・・・」
じゅぽ、じゅぷ、と抜き差しするたびにナギの涎をこぼしながら、
ハヤテはナギの唇と舌、そして口腔の粘膜で自分のモノを思うがままに擦り上げ、
射精感をひたすらに高めてゆく。
「うく―――っ、っふ・・・そう、もっと、舌を絡めて・・・そうしたら、
僕の精子を、たくさん、飲ませてあげますから・・・そう、そうですっ! お上手、です・・・よっ!」
「んんんっ! んむぅ! んぶ、は・・・ぶっ! んぁ、あぶ、んむぅう!」
ナギの純潔を奪ったときからずっと昂ぶり続けていたハヤテの衝動はもはや抑えられない程に膨張し、
ハヤテ自身もその昂ぶりを抑えようという意識を、ついに完全に放棄した。
腰の動きを激しくしてナギの柔らかな舌と唇に己のモノを擦り付けて射精感を高めに高め、
滾るモノを注ぎ込むべき目標を定め・・・
「ふ・・・ぅう! お・・・嬢様っ! もう、出る・・・出ますっ! お嬢様の、お口のなかにっ!」
そう言うと同時に、ナギの膣を掻き回していた指を大きくぐりっ! と抉り込み、
「ん! んんんんっ!? んぶ、ふ、んんんんんんんんんんっ!」
身体を大きくガクンと跳ねさせて絶頂に達したナギの口の中へ―――
どぷっ! どぷぷっ! どびゅっ! びゅるるっ!
「――――――――――――っ!」
ついにハヤテは弾け、肉茎を脈動させながら、ナギの口の中へ精液をぶちまける。
熱い粘液はナギの喉の奥まで迸り、彼女の気管を犯し、むせ返らせ・・・
「んぶっ! げほっ! ごほごほっ! あ・・・は・・・っ、かは・・・っ! んく・・・けほ・・・っ」
咳き込んだ拍子に口から離れた後もハヤテのモノは脈動を続け、
吐き出される精液が、ナギの顔を、髪を、粘つく白さでべとべとに染め上げてゆく。
やがて・・・長い射精を終え、ぐずぐずに蕩けきった秘所から指を引き抜くと、
ナギはびくんっと身体を震わせて、完全に脱力してベッドに崩れ落ちる。
その拍子に尻を犯していた責め具も外れ、ナギはやっと、完全に解放された。
―――はぁ・・・はぁ・・・っ、は・・・っ・・・
それまでに溜め込み過ぎたのか、ハヤテもまた今晩三度目にしてもっとも激しい射精を終えて、
多少の疲労を覚えていた。
―――お嬢様も満足された・・・というか、疲労困憊だろうし、僕も次があるし・・・
しばらく、休ませて頂こうか・・・な・・・?
260 :
7/16:2006/07/04(火) 23:35:57 ID:+R/XD1s+
・・・と思いながら、ぐったりと横になっているナギを見ると、
彼女は白濁で穢れた顔をハヤテに向けて、何か・・・オドオドした目で、ハヤテの様子を覗っていた。
一瞬、彼女がこれ以上犯されるのではないか、と恐れているのかと思い、だがすぐに・・・
その逆だと、わかってしまう。
そして、そうだと理解した途端に、疲れていたハズの身体の奥で“ぞくり”と何かが鎌首をもたげ・・・
「お嬢様・・・折角出してあげたのに、そんなにこぼしてしまって・・・
それでは、これ以上・・・して差し上げられませんよ?」
そう、やや冷たく言い放つと、ナギはびくっと震えて慌てて身体を起こし、
きゅっと口を閉じて・・・目もぎゅっと閉じると、“んぐっ”と、口の中に残ったモノを嚥下する。
目尻に涙を浮かべながら、いかにも“我慢しています”という感じの表情から、
それが辛いこと、不味くて仕方の無いモノを無理矢理飲み込んだということがよくわかる。
粘つく濁液が喉に絡みつくのを、何度か嚥下する動作を繰り返してやっと飲み込み終えたらしく、
涙目でハヤテの顔を見上げ再び表情を覗ってくるが、彼の表情は変わらない。
“そんなんじゃ全然足りませんよ”
とでも言いたげな冷たい視線を投げられると、ナギは泣きそうな顔で今度はおずおずと舌を伸ばし・・・
シーツの上にこぼれた、ナギ自身が吐き出してしまった精液で出来た水溜りを、ぴちぴちと舐め始める。
そんな彼女の表情や仕草は、顔にこそ出さなかったが・・・ハヤテの疲労感など、既に完全に吹き飛ばしていた。
幼くとも整った、誰が見ても“可愛いい”と思える顔を自分の精液でべとべとに汚し、
その顔で使用人であるハズの自分の機嫌を恐る恐る伺い、
そしてその自分の歓心を得る為に、生臭い精液すら舐め、嚥下までする彼女の姿に、
ハヤテのモノは既に・・・ヘタをすれば先程以上の固さで、天を衝いていた。
「お嬢様・・・まだ、犯され足りないのですか・・・」
ぴちゃぴちゃと音を立てる舌を止めて、答える代わりに、怯えと期待の篭った目でハヤテを見上げる。
それでも彼が動こうとしないのを見ると、今にも泣き出しそうな顔で、
再びぴちぴちとシーツの上の精液に舌を這わせる。
その様子は、まるでミルクの皿をひっくり返してしまった子猫が、
こぼれたミルクを舐めているかのようで・・・
「そんな格好で・・・はしたない・・・まるで、子猫みたいですよ・・・」
どこか焦点のずれたような声でそう言って、ぎし・・・とベッドを軋ませながらハヤテは立ち上がると、
びくっと小さく震えて自分を見上げるナギの後ろへと回り込む。
「は・・・ハヤ・・・テ?」
「ですから・・・子猫みたいに四つん這いで・・・」
細かく震える、小さな尻を両手で掴み・・・
「後ろから、犯してあげますね!」
じゅぶぶぶぶぶっ!
「ひ・・・ぃあぁあっ! あぁ、んぁあぁあああ!」
肉槍の穂先を蜜に濡れた秘裂へとあてがうと、言い放つと同時に、ナギの秘所を最奥まで一気に刺し貫く。
欲しかったモノで後ろから串刺しにされて、
それだけでナギはおとがいを反らして甲高く泣き叫ぶ。
「ぁ・・・は・・・ぁ、はや、て・・・ぇ! そん、な・・・いきなり・・・っ」
「お嬢様がいけないんですよ? あんな、はしたない格好で、あんなことするから・・・
可愛すぎて・・・滅茶苦茶に犯したくなっちゃったじゃないですか・・・」
「そ・・・ん、な・・・ぁ、あ、や! ひゃ、あ、ぁあ、ぁああ・・・!」
261 :
8/16:2006/07/04(火) 23:37:24 ID:+R/XD1s+
ずるずるっと、膣の感触を楽しむようにゆっくりとナギの中から肉槍を引き抜いてゆく。
膣を埋め尽くしたハヤテのモノが媚肉を擦り、カリが襞を掻き分けながら退いて行く感触に、
ナギは感に堪えない、とばかりに震える声で嗚咽のような喘ぎ声を漏らす。
「それに、お嬢様の中・・・相変わらずキツキツなのに、挿れるのも抜くのも、すごくスムーズになって・・・
指で解して差し上げた甲斐がありますね〜♪
これで遠慮なく、今度は手加減無しでお嬢様の中・・・滅茶苦茶に突いてあげられます・・・ね!」
「ぇ・・・めちゃ、くちゃ・・・って、ま、待て! ちょ、ハヤぁああぁっ!?」
ずんっ、と。
雁首のあたりまでゆっくりと引き抜いた肉槍を、一息で突き入れる。
中の襞という襞をこそぎ落とすような勢いで突き進み、先端で子宮口をゴツ、と叩かれて、
ナギはまたしても、ガクガクと痙攣するように震え、悶えてしまう。
「すごいですよ、お嬢様・・・突く度に、ぎゅううって僕のモノを締め付けて・・・
こんなに感じて下さるとなると、僕としても・・・犯し甲斐があるってものです♪」
「ひ・・・っは・・・あ、く・・・ぅぅ・・・っ、だめ・・・そんな、ぁ・・・
はげし・・・すぎてぇ・・・こわれ、ちゃ、あ、ぁあ・・・いひぃい・・・」
ナギの蕩けきった涙声にクスリと笑みをこぼし、細い腰をしっかりと掴み直すと、
「何を言っているのですかお嬢様、激しいと言うのは・・・」
「ぅう・・・っぅあっ!? あ、ひぁああっ! や、だめ! や、ん! んゃあぁああぁぁあ!」
ずちゅっ、ぎちゅっ、と、今度は突き入れた肉槍を、突き入れた時と同じ勢いで引き抜き、
そして間髪入れずもう一度、同じ勢いで抽送を繰り返す。
望んだ以上の快楽に晒されて、ナギは背を仰け反らせ、下ろした髪を振り乱して泣き喚き、
ハヤテの嗜虐欲を期待通りに満たしてくれる。
・・・もちろん、それだけで満足するハズも無いが。
「ふふ、お気に召して頂けたようですが、まだまだ・・・もっと激しくなるんですからね?」
「う・・・そ、だ、だめ、そんな・・・ハヤテ、私・・・ムリ、ムリだ、そんな・・・っあ!
や、やめ・・・! あ、あぅうっ! ひぁぁああっ! んぁあぁああ!」
ずちゅっ、ぎちゅっ、ぐちゅっ・・・と、三度連続で抽送されて、あられもなく声を上げさせられてしまい、
そこへさらにもう一度、ずんっ! と・・・
腰をぶつけるように突き込まれ、身体の芯の疼くところを直に叩かれて―――
「ぃ―――っひぁああぁあっ!」
びくんっ、と思い切り背筋を反らせて身体を硬直させ、
数瞬の後、くたっと脱力して上体を突っ伏すようにベッドに沈み込む。
「ひ・・・ぃ・・・ぁ・・・っ、は・・・ぁ、は・・・っ、はぁ・・・っ」
またしても絶頂を迎えてしまったナギの、息も絶え絶えでふるふると震える様子は、
やはり子猫のような可愛いさが滲み出ていて・・・
「ふふ、さっきイったばかりだと言うのに、もうイってしまわれたのですね、お嬢様・・・」
「は・・・ぅぅ・・・、だって・・・ハヤテが、はげしく・・・する、から・・・ぁ・・・っ」
涙声で少々非難がましく、だが甘えるように言うナギの首筋に触れると、
喉の辺りを優しく撫でてやる。
「ん・・・んふ・・・ぅ、ば、ばか・・・ぁ、わたしは、こねこじゃ、ない・・・ぞ・・・ん、ぅ・・・」
言葉とは裏腹に甘い吐息を洩らす、ゴロゴロと喉を鳴らさないのが不思議なくらいの子猫っぷりに、
そのまま抱き締めてやりたいという気持ちと、だがそれ以上に・・・
262 :
9/16:2006/07/04(火) 23:38:29 ID:+R/XD1s+
「ふふふ、そうでした、では・・・」
もっと・・・鳴かせてやりたい、イかせてやりたい、という気持ちを掻き立てられる。
「やはり、喉を撫でるよりも、こうして気持ちよくさせて差し上げる方がいいです、ねっ!」
「え・・・は、ハヤテ? ちょ、まって・・・や、ま、待て! ぁ、い、ぃひぃいいいっ!?」
喉を撫でていた手を彼女の腰に戻すと、肉の杭をナギの蜜壷に、ずちゅっ! と突きたてて、
ずるるっ! と溢れる蜜ともろともに引き抜く。
「んぁああっ! や、やめっ! まだ、いぁあああっ! だめ、まだ、イった、ばかりでぇ!
びんか・・・あはぁあっ! だめ、びんかんだからぁっ! だめ、い、やぁああっ!」
「っは、あは・・・でしたら、いいですよ、気にせずに、イっちゃってください、
それで・・・止めたりはしませんからっ!」
「そん、なぁあっ!? あ、や、やだぁ! だめ、あ、んぅうううっ! やめ、とめてぇえっ!」
ずちゅっ、ずちゅっ、ぐちゅっ・・・と、ハヤテの腰は何度ナギを貫いても、止まらない。
泣き喚くナギの声すら楽しみながら、ハヤテは狭くキツい膣の感触を、存分に楽しむつもりだった。
やがて、そのただでさえキツいナギの中がさらにきゅうっとハヤテのモノを締め付けて・・・
「ひぁ、だめ、も、ひぁあああっ! もう、もうだめぇええ! い、イっちゃ、あ! んぁああぁぁああっ!」
裏返りそうなくらいに甲高い声で鳴いて、ナギはもはや本日何度目かも分からない絶頂に達する。
見た目も年齢も幼い少女が官能に溺れ、翻弄される様は背徳的な魅力に溢れ、
そしてそんな少女の中もまた、ハヤテのモノを離すまいとするかのように締め付けてきて、
自分が“年下は趣味じゃない”という嗜好の持ち主だったことなど完全に忘れ・・・
ハヤテはナギを―――絶頂に達した余韻に浸る暇すら与えずに―――貪り続ける。
「うゃああっ!? だめ、やめぇええっ! ハヤテぇっ! イってる、イってるからぁ! まって、やめてぇえ!
イって、いやぁあっ! ダメ、ハヤテ、はやてぇええっ! とめて、や、また、またイっちゃ、んぁあああ!」
「っく、は・・・っ、はは・・・っ、いいですよ、何度でも、イってくださいっ!
お嬢様の中、イく時に凄く締まって、気持ちいいですから・・・僕がイくまで、何度もイかせてあげますよっ!」
「そんなぁあっ! イヤぁあ、やめ、やだぁああっ! ハヤテぇ! とめてっ! とめ、ぅあぁああっ!」
過剰に注がれ続ける快楽に身体と心を蝕まれ、何度もイかされながらただただ泣き喚くしかないお嬢様を、
執事は尚も犯し続ける。
だが、もはや意識が朦朧としつつあるナギと違い、ハヤテはまだ快楽を貪りながらも、溺れてはいない。
このままナギの身体を思うがままに貪り尽くして、
事を終えてしまうと、万が一にも自分の立場が危うくなる可能性があることを理解している。
―――だから、凄くいい気持ちだけど、ちょっとだけ、我慢しないとな・・・
早くも身体の奥からせり上がってきていた欲望の塊を押さえつけて、
唐突にハヤテはナギの中から肉の槍を引き抜いてしまう。
「――――――っ! も、も・・・や、やめ・・・・・・・・・ぇ? あ・・・は・・・ぁ・・・っ」
「はい、では止めにしましょう♪」
「あ・・・は・・・ぁっ、はぁ・・・っ、はぁ・・・ぅ、うん・・・・・・っ」
絶頂の高みに突き上げられ続けて、全身が強張りガクガク震えっぱなしだったナギの身体は、
やっと嵐のような快楽から解放されて、再びシーツに突っ伏して脱力する。
それきり二人は何も言わず、互いに乱れた息を整えながら、微動だにしない。
やがて、ナギの呼吸が落ち着いてきたところを見計らって・・・
「お嬢様、申し訳ありませんでした・・・ちょっと、お嬢様の中が余りにも気持ちよかったものですから・・・
調子に乗って、お嬢様に酷いことを・・・」
「ぇ・・・あ、いや、その・・・わ、わたしも・・・う、うん・・・
ちょっと、激しくて驚いた、けど・・・その、なんだ・・・悪くは、なかったぞ・・・」
「そうですか、ならひと安心です・・・もう、こう言ったことは二度と致しませんので、ご安心くださいね♪」
263 :
10/16:2006/07/04(火) 23:39:46 ID:+R/XD1s+
「・・・え・・・?」
恋人同士の甘ったるいピロートークのつもりでちょっと雰囲気に浸りかけていたナギは、
引き攣ったような声を上げてハヤテを振り返る。
「な、なんでだよっ! わ、悪くなかった、っていうのはだな、その、そんなに悪い意味じゃなくてだな、
え、ええと・・・また、ハヤテさえよければ・・・その・・・!」
「いやぁ、僕は満足できませんでしたから♪」
「んな・・・・・・!」
悪びれる風もなく皮肉以外の何者でもない台詞を吐かれて、ナギは絶句する。
「いえ、その、お嬢様を責めている訳ではないのですよ?
執事として、自分の満足などお嬢様の満足の前では些細なことなのですが、
また、もし次があったとして、その時に今回のように、自分を抑えられるか・・・
恥ずかしながら、ちょっと自信がありませんでして・・・」
「う・・・そ、それは・・・」
フォローこそされてはいるが、ハヤテが満足していないことはナギにも充分すぎるくらいに分かっている。
イかされ続けた自分に対して、ハヤテは事の途中で止めてしまった訳だし、
事実、ちらりと盗み見たハヤテのモノは、固く、そそり立ったままなのだ。
「まあでも、お嬢様はまだお年がお年ですから、無理もありませんし・・・気にされたりしないでくださいね。
僕は僕で、他に当てがありますし・・・」
ぴくっ、と。
その言葉に、ナギは敏感に反応する。
・・・ハヤテの思い描いた通りに。
「ちょ、ちょっと待てハヤテ!」
「はい、なんでしょう?」
「他に当てって・・・お、おまえっ! それは、もしかして・・・」
「ええ、ヒナギクさんはちゃんと、満足させて下さいましたから♪」
「んな・・・・・・!」
事ここに至って尚、ハヤテはナギの自分に対する恋愛感情には気付いていない。
だが、彼女が何故かヒナギクを過剰に意識しているのは明白だし、
負けず嫌いな彼女のこと、ヒナギクの名前を出せばきっと食いついてくれるだろう、くらいの目論見ではあった。
そして、それは彼の知らない理由の故に、覿面の効果を発揮する。
「だ、だめだぞ! ヒナギクはダメだ!」
怒気を孕んだ、それでいて泣きそうな顔で、ナギは慌てて言い放つ。
「そうですか? ヒナギクさんとは身体の相性も悪く無いようでしたし
・・・何より、どうやら僕のもお気に召して頂けたようですからね♪」
「あ、相性って、相性なら、わたしだって・・・いや! わたしの方が、ハヤテとの相性は絶対に上だ!」
「ですが、お嬢様・・・さっきは、あんなに辛そうに・・・」
「ば、ばかっ! あ、あれは、その、ちょっと慎み深いところを見せようと思っただけで!
その・・・は、ハヤテが、もっとしたいというなら・・・わ、私は・・・別に、まだ、平気・・・」
まくし立てるようだったナギの声が、露骨に弱く、細くなってゆく。
悦楽の渦に飲み込まれそうになった、自分が自分でなくなってしまいそうな怖さが頭をちらつく。
だが、それでも彼女は天下の負けず嫌いのお嬢様、三千院ナギなのだ。
「うむ! まだ、まだまだ! 平気だからなっ! だからハヤテ!
その・・・お、お前の、好きなように・・・して、いいぞ・・・
ひ、ヒナギクなんかより、ハヤテは絶対に私との方が相性はいいんだからな!」
264 :
11/16:2006/07/04(火) 23:41:04 ID:+R/XD1s+
本当に呆気なく・・・ナギはハヤテの望みどおりに、覚悟を決めてくれる。
多少、拍子抜けではあったが、ハヤテとてギンギンに滾った己の分身をナギの中に埋め込んでしまいたくもあり、
それについてこれ以上考えることは放棄して・・・
「ではお嬢様・・・よろしいのですね?」
「い、いちいち聞くなっ! ハヤテは、ただ・・・私の、身体で・・・したいように、すればいいから・・・」
「はい、わかりました♪」
「ん・・・え、ひゃ、な!? また、この格好で・・・ひゃ、ひぁああっ!」
ハヤテはベッドの上でうつ伏せになっていたナギの腰を抱え上げ、
再び後ろから、屹立した肉の槍を彼女の中へ突き込んで、そのまま二度、三度とゆっくりと抽送する。
「ひぁ、うぁ・・・あ、んぅううっ! あふ、うくぅ・・・んぁああっ!」
「如何ですか、お嬢様はコレくらいの強さが一番気持ちいいでしょうか?」
「う、うん・・・あ、ひぁあ・・・っ! い、イイぞ・・・これ、すごく・・・い、いひぃっ!」
ハヤテの手加減した抽送に、ナギは蕩けきった声で甘く喘ぐ。
そんなナギもまた魅力的ではあり、このまま彼女の望む快楽だけを注ぎ込み、
ジャムのようにぐずぐずに甘く煮溶かしてしまうのも悪くない、とも思うのだが・・・
「ですがお嬢様、僕はさっきみたいな・・・いや、さっきよりもっと、激しくしないと、
どうやら満足できそうにありません・・・」
やはり、自分の欲求を貪りたいという衝動の方が遥かに強い。
「さっきより、もっと・・・」
「はい・・・本当に、僕の思うままにしてしまってよろしいのですか?
今度はもう・・・止まりませんよ?」
「い、いいから・・・」
ナギの泣きそうな声に、ゾクゾクと嗜虐欲がそそられる。
それが声に出ないように、あくまで普段どおりに振舞いつつ、
「わかりました・・・では―――」
ずるる・・・とゆっくりと腰を引き、引ききったところでナギの腰を掴み直して・・・
「ひ・・・ぅ・・・っあぁあっ! んぁあ! あぅ、ひぁあ! うぁあああっ!」
ずちゅっ! ぎちゅっ! ぐちゅっ! じゅぶっ・・・! と、思い切り、
さっき以上の激しさで、ナギの中に肉の楔を力任せに突き入れる。
「ひゃああっ! だめぇ、だめぇえ! はげしっ! すぎてぇ! こわれ、こわれちゃっ! あ、うぁあ!」
「じゃあ、やっぱり・・・やめに、します・・・かっ!?」
「んぅううっ! だめ、やめちゃだめぇえ! いいからっ! へいきっ、だか、らぁっ! んぁあっ!」
悲鳴のような喘ぎ声で、それでも健気に耐えるナギの素振は、ハヤテの嗜虐欲を逆撫でするだけ。
そんな彼女をさらに乱して、滅茶苦茶にしてやろうと、
「そう・・・ですかっ・・・! でしたら、もっと、激しく・・・しますからねっ!」
ハヤテは腰使いを荒く、激しくして、肉槍の先端をナギの奥の奥、子宮口にゴツ、ゴツ、と叩き付ける。
「ひ・・・そん、な、んぁああっ!? ひぁ、あぐ、ひぅっ! や、ひゃあっ! おくっ! おくにぃいっ!」
「は・・・っ、お嬢様の、中・・・凄いですよっ、激しくすれば、するほど・・・僕のを、締め付けて・・・!」
「ハヤテぇっ! ハヤテぇえ! こんな、うぁああっ! はげし、すぎてっ! わたし、もう、もうっ!」
「締め付け方でわかります・・・イきそう、なんですね・・・っ、イってください、
何度も、何度でもイかせて、イきっぱなしにしてあげますからっ!」
「ひぁあっ! そんな、そんなぁ、あ、ダメぇ! イ、イっちゃ、も、わたし・・・! っあぁあああああ!」
265 :
12/16:2006/07/04(火) 23:42:07 ID:+R/XD1s+
絶頂を迎えますます敏感になったナギの膣内を、
ハヤテは言葉通りに欠片ほどの容赦も無く責め続ける。
きゅぅうっと締まった膣肉の感触を味わい続けたいが為に、達してしまったナギを更に突き上げて、
絶頂の高みに磔にする。
「んぁあああぁあっ! ハヤテぇえっ、やめ、だめぇええっ! イってる、イってるのっ!
だから、もう、も、やめ、ひぁやあああ!」
「ダメですよっ♪ イってるお嬢様の中、凄く、締まって・・・めちゃくちゃ気持ちいいですからっ!
だから、このまま・・・僕がイくまで、イきっぱなしにしてあげますからね!」
「そんな、ひぁ、うぁあああっ! やめ、ほんと、だめ、だめぇえええ! こわれちゃ、こあれ、あ、ひぅううう!」
ガクガクと身体を震わせるナギの中もまた、ナギがイく度にきゅう、きゅううっと震えるように締め付けて、
ハヤテの射精感を急速に高めてくれる。
だが、それでも物足りないと言わんばかりに、ハヤテは更に―――
「そうだ、お嬢様・・・っ、は・・・っ、折角ほぐしたんですから、こちらの穴も苛めてさしあげます・・・ね!」
「いひぃっ! え、えぇええっ!? いや、だめ、そっちはぁあっ! そっちは! やぁ! らめぇええ!」
ナギの腰に添えていた片方の手を尻までずらし、先程ローターで散々に弄りほぐしたもう一つの穴に、
ずぷ、と人差し指を第一関節まで埋め込む。
「ひぁああああっ! やめ、そっちは、ひぁ、くぁあああっ! ぬいて、ぬいてぇえ! ひぎ、いぅうううっ!」
「っく・・・は、はは・・・すご・・・っ、ゆびっ、ちょっと挿れただけで、お嬢様の、なか・・・
すごく・・・締まってますよっ!」
「やめっ! はや、てぇえっ、らめっ! おしりっ、ぐりぐりしちゃ、だめえっ! あ、んや! ひにゃぁああっ!」
小さな身体に到底収まりきらない程の快楽を注ぎ込まれて、ナギは身も世も無く乱れ狂う。
13歳にして純潔を散らしたお嬢様は、
その晩のうちに秘所はおろか、後ろの穴ですら快感を得てしまう淫らな身体に開発されてしまい、
執事によって、まるで奴隷のように犯されているという現状に、彼女はもはや・・・酔い痴れていた。
「ふゃあぁあっ! あそこがっ! おしりがぁあっ! らめ、また、またイっちゃ、あ、みゃあぁあああっ!」
「お嬢、様・・・っ、声が、本当に子猫みたいに・・・そんな、可愛い声で鳴かれちゃうと・・・
これから、毎日・・・こんな風に、犯してあげたくなっちゃうじゃ、ないですか・・・っ」
「ひみ・・・っ、あぅううぅ! まい、にち・・・って、ぅううぅうっ! そんな、されたら、わたし・・・
こわれ、こあれちゃ、うぁあぁああっ!」
「じゃあ、今日限りに、しておきますか・・・? 僕は、お嬢様でなくとも・・・」
「やだ、それはだめぇえ! して、いいからっ! ひ、ひみぃいいっ! まいにちっ!
ハヤテの好きなように、していいからぁ! ひゃ、やぁあ! ふにゃあぁああっ!」
こうしてナギもまた自らの口から、
今だけでなく、この先も身体をハヤテに捧げ続けることを宣言する。
その瞬間・・・使用人であるハヤテに、永続的な服従を誓ってしまったこのときから、
ナギに残っていた僅かな理性
―――快楽に溺れながらも、拮抗するように存在していた溺れることへの恐れ―――は、完全に消え失せて・・・
「ひみっ! ひみゃあぁあっ! すご・・・い、よぉお! ハヤテぇえっ!
なんで、急に、こんなっ! ひにゃあっ! らめっ! また、またイっちゃ、あにゃぁああっ!」
「あは・・・っ! お嬢様ったら、本当にえっちな子猫なんですから・・・
でも、イきっぱなしのお嬢様、凄く可愛いです・・・っ!
だから、もっと、お嬢様の大好きな一番奥のところ、滅茶苦茶に突いてあげますね!」
ナギの半端でない乱れ様はハヤテの予想すら越えていて、それが彼の獣欲を掻き立てずにおかない。
腰のピストンをトップギアで回転させ、ナギの最奥をゴツゴツと叩き、
その奥の子宮にまで荒々しい官能の律動を刻み込む。
「いひぃいいっ! そこだめ! おくはぁっ! おくだめぇ! はやて、やめ、ひにゃあああ! こわれちゃうっ!
わたしっ! そこ、なかに、ひびいてっ! かんじすぎてぇ! こあれちゃ、んぁあ! ぅあぁあああっ!」
266 :
13/16:2006/07/04(火) 23:43:26 ID:+R/XD1s+
恥蜜も涎も涙も垂れ流しながら、ナギは完全に快楽の渦に呑まれていた。
理性を捨て、怖さも恥ずかしさも消え失せて、
ナギは官能の奔流に身を任せ、注がれ続ける悦楽に乱れ狂い、咽び泣く。
そんなナギの“堕ちた”姿に、ハヤテは嗜虐的な悦びを覚えつつ、
更に彼女を弄るべく、後ろのすぼまりへと突き入れた指をぐりぐりと蠢かす。
「ひみゃあああ! あ、あは・・・あぁああ! あく、や、そっち、らめぇええ!
おしり、いじっちゃだめぇえ! あ、は・・・! えぐっ、ちゃ、やめぇええっ! んにゃぁああ!」
「・・・っ、そんな、こと、言いながらっ、お嬢様・・・お尻を弄られると、
締め付けがもっとキツくなって・・・お尻でも、凄く感じちゃうんですね、お嬢様は・・・っ」
「だ、だって、あ、あぅうううっ! うくっ、うぐぅうう! だって、ハヤテがっ!
おしり、ぐりぐりするからぁああっ! あ、や、やめぇえっ! ほんと、らめ、ひっ! ひみゃぁああ!」
声そのものは上擦ったまま、甲高く鋭かった喘ぎ声はいつの間にか鳴りをひそめ、
年齢以上に幼げな・・・甘く蕩けた声になりつつあった。
そんなナギの子猫っぷりに、ハヤテの征服欲はますます昂ぶりつつ・・・
「本当に、子猫みたいに・・・っ、泣いて・・・お嬢様は、きっと子猫みたいな尻尾がお似合いですね・・・」
「ひぅうううっ! うゆぅうう! こね、こ・・・、あ、にゃぁああっ! し、し・・・っぽ?」
「はい・・・っ、僕の指じゃまだ太すぎるみたいですが、
もっと、細いモノの先に、ふさふさの子猫の尻尾の飾りをつけて・・・
その、細いところを、お嬢様のお尻に入れてあげて・・・お尻から、尻尾を生やしてあげるんです・・・♪」
「そ、そん、んにゃぁああっ! あ、やぁああっ! それは、やだ、そんなの、や、ひぁあああ!」
「そんな嫌がらなくても、きっと・・・お似合い、ですよ♪」
「ええ、間違い無いですわね〜♪ と言う訳で丁度こんなモノがありましたので、
折角ですから早速つけてあげてみませんか?」
「おお、さすが三千院家! 何でも揃って・・・・・・」
横からひょいっと差し出された、まさにハヤテが言葉にした通りのもの―――
ふさふさの子猫の尻尾っぽい飾りの根元側に、指先よりも小さな球状のモノが直列に繋がったもの―――を、
反射的に受け取ろうとして、ハッと、ハヤテは一瞬の間だけ、硬直する。
―――何故、彼女がここに・・・と悩みかけたが、そう言うものだと納得することにする。
メイドさんに不可能はないのだ。
そんな逡巡を1秒未満で抑えて無理矢理自分を納得させると、
一旦腰を止めて手を離し、彼女から結局受け取ってしまったモノをナギのすぼまりにあてがい・・・
「ではお嬢様、早速ですが可愛い尻尾をつけてあげましょう♪」
「ぁ・・・は・・・っ・・・え、やだ、ちょ、ま! ハヤテ!?
まって、ま、あ! あうっ! あぅう! ううう・・・ぅう! ううぅ! っうぅうううぅう!」
ナギの尻はそこそこに抵抗しつつも、スムーズにその責め具を受け入れて、
つぷ、つぷ・・・と、小さな球の連なった棒状のモノを少しずつ呑み込んでゆく。
「うぁ、あぅううっ! やめ、こんな・・・ぬけっ! ぬいてぇえ! おしり、おしりが、おくまでぇ!
あ、あぐ・・・! おぁあぁぁあ! ひ、ひぐ・・・ぅうぅ! いひ、ひぅうううっ!」
「ふふ、そんなこと言いながら、スムーズに入って行きますし、なにより、更に締まりがキツくなって・・・
お嬢様ってば、ホントにえっちな身体に出来ているんですね・・・っ♪」
「ば、ばかぁっ! はやっ! ハヤテがぁ、こんな、あ、んぅうううっ! やだ、まだ入ってくる・・・ぅうう!
もうやぁ! やめ、こんな、おくっ! 入れちゃ、やめ、ひああ! あ、ぐぅうううう!」
本来有り得ない・・・無数に連なった球状のモノが、内壁を抉りながら尻穴を遡る感触に、
ナギは肌を粟立たせて呻き、悶える。
秘所を突き立てていたハヤテの肉槍が動きを止めているせいか、
蕩けきっていた意識は少しだけ素に戻り、ハヤテの異常な陵辱行為を拒絶しようと必死に声を上げている。
だが・・・
267 :
14/16:2006/07/04(火) 23:44:39 ID:+R/XD1s+
「お嬢様、これで・・・よし、と。 最後まで入りましたね、うん・・・
ふふ、やっぱりお嬢様の可愛いお尻には、可愛い尻尾がお似合いですね〜♪」
「うふふ、本当に・・・では、早速スイッチ・ON♪」
―――は?
と、隣にいる第三の人物にハヤテが思わず疑問の目を向けようとした時には、
ヴヴヴヴヴヴ―――と、先程ハヤテも使ったモノと同類の振動音が鳴り響き・・・
「んにゃぁあああああぁあぁ!? や、いひっ! いひゃぁあぁああぁあ! だめ、だめこれ、こんなぁあああ!
おひ、おしりがぁあっ! らめ、なか、ひびく、ひびいちゃぁああっ!」
まさかこんな細いモノにまでモーターが搭載されているなど思いもしなかったハヤテの予想の遥か上を越えて、
後ろの穴から少女に埋め込まれたモノは、ナギの尻を再び振動で責め立てる。
だが今度の責め具はナギの後ろの穴の遥か奥まで達し、比べ物にならない快楽を強引に抉り込んで、
ナギの身体はその振動に合わせるかのようにガクガクと震え、そして―――
「ぬいて、これぬいてぇえええっ! らめ、らめらめらめぇえっ! もう、もう、ひっ! ひみゃぁあああっ!
ふゃあぁああ! もうらめ! いひっ! いっ! イっちゃ! イひゃああああっ!」
可愛いいと言われた疑似尻尾の容赦ない振動責めに、
ナギは全身をガクガク震わせ―――後ろの穴だけで達してしまう。
「う・・・わっ! お嬢・・・様っ! これ・・・凄い・・・ですよっ!」
絶頂とともにハヤテをぎゅぅうっと締め付けてきて、それだけでもさっき以上のキツさだというのに、
その上ナギの膣壁を伝わって・・・
「う・・・っくう! やば、これ、振動が、僕のにまで、伝わって、きますよっ!」
これまで、ナギの身体に快楽を注ぎ込みながら自分自身も快楽を貪り続け、
それでも余裕を見せていたハヤテだが、
ついに眉をひそめ、うめくような声を上げる。
そしてそれが最後のスイッチであったかのように、ハヤテはナギの腰を思いきり掴むと―――
「お・・・お嬢、様―――」
これまでと段違いに強く、激しく、荒々しく・・・
「きゃ・・・っひぁあああっ! はぐ・・・っゃあぁあ! や、こんな、はげしっ、すぎ、っあぁああ!」
よがり泣くナギの秘所を、腰の肉槍で滅多刺しにする。
もはや込み上げる射精感を抑えようという気は無く、自分が気持ちよくなる為に、
そして滾りに滾った熱い欲望の塊をナギの中に存分に注ぎ込む為に、
ハヤテはただひたすら腰を突き動かす。
「ふわあぁあっ! おくがっ! おしりがぁあ! ハヤテぇえっ! はげしっ、すぎてっ!
だめ、だめだめだめぇええ! イくっ! またイくっ! イっちゃ、あ! あぁあ! んみゃあぁああ!」
もはや今宵何度目かもわからない絶頂に達したナギを、ハヤテは当然のように突き、犯し続ける。
ハヤテの腰とナギの尻が音を立てて何度も衝突し、
その度に愛蜜の飛沫が舞い、ナギの尻尾が本物の様に躍る。
「まえもっ! おしりもぉっ! だめ、ヘンになるっ! ひゃ! ぁああぁあっ!
はげし、すぎてぇっ! とけちゃっ! こわれちゃうぅ! もう、もうらめ、んぁっ! んにゃぁあああっ!」
そして、ナギを責めれば責めるほど、ハヤテもまた限界が近づいてくる。
268 :
15/16:2006/07/04(火) 23:46:05 ID:+R/XD1s+
「お・・・嬢様・・・っ! 僕も、もう・・・で、出そう、です・・・っ!
もうちょっとで・・・お嬢様の、中に・・・っ、僕の精液を、いっぱい、注ぎこんで・・・あげますねっ!」
「ふ・・・ぅあぁっ! はや、ての・・・せいえ、き・・・っ、あ、んぁあああっ!
だしてっ! なか、いっぱい・・・だしてぇえ!」
あとはもう、ただひたすら突くだけだった。
獣のように何も考えず、ナギのギチギチに締まる秘所を全力で突いて、
決壊の予感も、下腹部からせり上がってくる熱い衝動も、沸きあがるに任せ、押し寄せるに任せ・・・
「お嬢様・・・お嬢様、おじょ・・・う、さまぁっ!」
「は、ひぁ、あぁあぁあっ! ハヤテっ! ハヤテぇ! はやくっ! ハヤ、ぁああっ! ハヤテぇえっ!」
そして穂先まで上り詰めた灼熱の塊を僅かな間だけ抑えて、
ナギの細い腰をぎゅっと掴み、最後に思い切り、子宮まで貫かんばかりの勢いで肉槍を突き刺して―――
「出る! もう、お嬢様の中にっ! 出しますっ! お嬢様っ! お嬢――――――っくぅううう!」
びゅるるるっ! びゅくくっ! どびゅるっ! どくんっ! どぷぷっ!
解き放たれた灼熱の奔流はナギの一番奥に向かって撃ち込まれ―――
「うぁあぁああっ! でてるっ! ハヤテのが、なかに、なかにぃいっ! 出て、あ、にゃぁああああっ!」
熱い粘液が子宮口に何度も叩き付けられる感触に、
ナギは視界がチカチカと明滅するような、激しすぎる快感に呑み込まれ・・・
「あひ、いひゃああぁああっ! ハヤテのがぁあっ! どくどくして、とまらなあぁっ!
や! まだ、まだでてぇっ! も、ぁ、あぁっ! もう・・・やめ・・・っや、ぁああぁあぁああっ!」
すぐにナギの視界は真っ白く染まり、ハヤテに注ぎ込まれる感触以外何もわからなくなる。
その感触と、同時に襲ってくるどうしようもない快楽に満たされ、溺れ、沈み・・・
いつの間にか、その感触すらも、何もかも・・・わからなくなっていた。
今夜だけで4度目だというのが信じられないくらいの大量の精を放ち、
ハヤテはしばしの間、ナギと繋がったまま呼吸と鼓動を整えつつ、余韻に浸っていた。
しばらくそのままそうしていたかったし、いっそ彼女の横に倒れ込んで休みたくもあったが、
この部屋には二人を見守る第三の人物がいることを、彼は忘れていない。
ずぶぶ・・・っとすっかり萎えてしまった己のモノを引き抜くと、
ナギの身体が“びくんっ”と震え、抜いた跡からゴポゴポと白濁した粘液が逆流してくる。
「あらあら、ナギの小さいアソコにこんなにたくさん出しちゃうなんて・・・
ハヤテくんったら、今やすっかり小さな子もOKになっちゃったのですね〜♪」
「あ、あはは・・・まぁ、なんと言いますか・・・そう言うことでいいです、もう・・・」
今にして思えばこれもひとえに彼女の仕込みのせいなのだが、
それを今更説明するのも面倒だし、何せ彼女の意図の通りである以上、何を言っても無駄だろう。
「それにしても、ナギも私の見込んだ通り、素質があったのですね〜
初めてなのにあんなに気持ちよさそうにして・・・うふふ、可愛い寝顔なんだから・・・♪」
悪戯っぽかった表情から一転、母性を感じさせる優しげな笑顔を浮かべておいて・・・
「じゃあ、ゆっくり休ませて上げないといけませんね・・・えいっ!」
「・・・ぅううぅうっ!」
ずるるっ! と、ナギの中で未だに振動を続けていた尻尾を一気に引き抜いてしまう。
その急な刺激にナギは嬌声を上げてガクンと身体を揺らしはするが・・・眠りから覚める気配は、無い。
「あら、これでも目を覚まさないなんて、私が来る前からも、相当激しいことをされていたんですかね〜?」
「あの・・・・・・ちなみに、どの辺りから?」
「うふふ、それは秘密です♪」
楽しそうに言うと、彼女はハヤテを座らせておいて、テキパキとナギの身体を清め、シーツを変え・・・
瞬く間に、“お嬢様の寝室”を整えていた。
「まぁ、多少の匂いは残りますが・・・これでナギのことは安心でしょう」
ナギを横たえて布団を被せてやると、少女は気持ちよさそうな寝息を立て始める。
そんな安らかな寝顔を見ていると、見ている方まで気分が安らぎ、
まるで一日の仕事を終えたかのような気になってしまうが・・・
まだ、そうは行かない。
何せある意味、本番はこれからなのだから。
「ところでハヤテくん」
ぴく、とハヤテはある種の雰囲気を感じ取り、心を構える。
「ハヤテくんも今晩はヒナギクさんにナギと立て続けにお相手をなされてかなり頑張られた様ですが、
今日はもうすっかりお疲れですか?」
字面だけなら彼を気遣うような言葉だが、その口調、そして視線から、あからさまな挑発の意図が滲み出ている。
そしてそれはハヤテにとって想定した通りであり、
彼もまた準備していた答えを、同じ意図を込めて口にする。
「いえ? よく言うじゃないですか、夜はまだこれから、って♪
折角ですから、僕にこんな気持ちのいいことを教えてくださった方に、
意趣返し・・・じゃなかった、ご恩返しなどしてみたいかなーっと思っているのですが、どう思いますか?」
それを聞いた彼女もまた、楽しそうにクスクスと笑って答える。
「あら、素敵ですわね〜♪ きっとその人も喜ぶと思いますわよ?」
「そうですか、それはよかったです♪ ・・・では」
ハヤテはにぱっと彼女に笑いかけ、
「僕の部屋へおいでになりませんか、マリアさん?」
その彼女・・・マリアもまた、にっこりとハヤテに微笑みを返す。
「それでは、お呼ばれになりますわ♪」
・・・こうして、屋敷の主が夢も見ない深い眠りに落ちた後も、
執事とメイドはそれぞれの笑顔にそれぞれの思惑を秘めて、主の部屋を後にする。
三千院家の夜は、まだ続く―――
以上で今回投下分は終了です。
これでハヤテ×ナギ編終了、
あとはマリアさんとハヤテのお話でラストの予定です。
次の投下予定はまだ立ちませんが、
なるべく忘れられないうちに書ければいいなということで・・・
今回もやたら長くなってしまいましたが、
それでも読んで下さった方、ありがとうございます。
では、失礼します。
GJ!
俺の息子も喜んでおります
相変わらずいい仕事してますねぇ〜
一番槍GJ
まったく持ってあんたのエロさには感服するぜ!
次も期待してますよ!
エロ杉!次回も期待してます!死ぬほどGJ!!
一番槍失敗
くやしい・・・っ
ぐっどじょーぶ♪ぐれいとじょーぶ♪ぐらんどじょーぶ♪ごっどじゃすてぃーす♪
ハヤテの「エロパロ?」もとい「ラブコメ」設定をこうも見事に
エロパロに変身させてしまうなんて,ほんと神憑り的な技ですな。
ハヤテ×マリア編はたっぷり濃密なんでしょうね。期待してます。
ここで俺が華麗なる一番槍GJ。
マリアさんエロいよ(*´д`*)
280 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 01:28:52 ID:1fvBszB0
ハヤテ×マリア編キボン!!
う〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今日は水曜か…ゴクリ
283 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 17:57:40 ID:smkHG/Th
な、ムラムラする、目眩もだ。このDIOが、このDIOが、あのssによって立ち上がれないだと!?
というわけでGJ!
284 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 19:00:29 ID:0H5nJNK/
強いていうなら超GJ!!
一晩で三世代の美女とか…
ウラヤマス
>>285 > 一晩で三世代の美女とか…
> ウラヤマス
あぁ…また一人犠牲者が…
雪路は無しか…
でもゴッドジョー!
雪路排卵
ガンプラ二次会ジゴロ薫先生の童貞を奪う雪路先生の展開SSをキボン
292 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 06:34:43 ID:oA0u/w8E
雪路×薫 途中攻守交替
みたいな奴キボン。
やられるばかりだったKORが一転攻勢にでるSS
誰か保管庫のアド貼ってくださいな
今夜中にSS投下します。
みなさん・・・
>>295さんのいうことはあんまり信用しないほうがいいですよ・・・
へ?夜中に投下するなんて嘘だよね・・・?
ネットの2ちゃんねるだし・・・。
305 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 01:19:47 ID:k1c8H1lX
これは完全に嘘だったな
ハモリストもどきうぜぇww
>>295 明日の朝まで待つから、今から書いて下さい。
お前らはまるで目の前にニンジンをぶら下げられて走る馬のようだなw
俺、今度のミサイル騒動が一段落したら
国に帰ってSS投下するんだ
>>295 投下するって嘘ついてんじゃねーよヴォケ!カス!!てゆーか釣りだろ?
最初から投下する気がないんだよこのアホはww
氏ねよww知的傷害者がwwww
311 :
295:2006/07/07(金) 05:32:06 ID:B5AHiNu+
七レス消費、やや黒傾向。
312 :
295:2006/07/07(金) 05:32:58 ID:B5AHiNu+
午後の三千院宅の庭で、マリアと咲夜が一つのテーブルでお茶を飲んでいた。
奇妙な組み合わせで、じっと黙ってお互い空気を読み合っていたが、先に口を開いたのはマリアだった。
「で、お話とはなんでしょうか?」
マリアの手に持ったれていたティーカップが、受け皿の上に置かれ、コトと音を立てる。
「いや、な。あの借金執事のことなんやけど」
「あげませんよ?」
「いらんわっ! んなもん!」
関西人の血が騒ぐのか、顔を赤く染め、咲夜はマリアに突っ込みをいれた。
が、すぐに我に返ったのか、こほんと照れ隠しに咳をし、席にゆっくり座る。
目を逸らし、罰悪くしていたが、ゆっくり咲夜は、口を開いた。
「あんな……あの、ボケ執事に……ウチ、犯されたん」
いつもの勢いを無くしたまま、ティーカップの取っ手を掴んでいる手を見ながら咲夜は続ける。
「そ、その……ウチも悪かってん。なんや……その、ウチもちょっと、誘惑みたいのしたんやから……」
顔を真っ赤にし、うつむく。
居心地悪さに耐えきれなくなったのか、ティーカップの弄ぶのをやめ、手を膝の上に置いて開いたり閉じたりを繰り返す。
「ただ、少年誌の主人公が、戯れみたいな誘惑に乗って、勢いのまま人を犯すっちゅうのはないかと思ってな。
見た目貧相で堅物そうやし……ウチのこと女扱いしないもんやから、腹立って、
風呂場で浴槽に蹴り入れて、その後後ろから胸押しつけるように抱きついてやったら、なんかもう、うわーって、ぐわーって……。
でも、なんや、その、あのアホ執事、無理矢理やったけど、なんかめっちゃ優しくて、その……上手かったし」
視線はマリアの顔からは完全に外れたまま、咲夜の独白は続く。
「えっと、な……何が言いたかったか忘れてもうた……。
あ、そうや、お、犯されて、その後の様子とか見てて、あの馬鹿執事やっぱりどっか歪んどるなぁ、て思て、
マリアさんなら何か知ってるじゃないのか、とか思ったりなんかしたりして……」
咲夜は下げた目線をゆっくり上げて、向かい合った位置に座っているマリアの顔を見た。
マリアは怒ってもショックを受けた様子もなく、ただそこに変わらぬ表情で座っていた。
「彼……本人から聞いたことではなく、三千院の力を使って調べた調査書に書かれていたことですが……。
ハヤテ君は自分の両親から一億五千万でヤクザに売られたことは知っていますよね?」
「あ、ああ、まあな、それくらいは知っとるけど……」
「それ以前もかなり貧しい生活をしていたそうです。
両親が働かなかったせいで、年齢を偽り、様々なバイトを渡っていったそうですが、
一度、どうしようもなくひもじくなって、行き倒れしかけたときがあったらしいです。
けど、そこを親切な年上の女性に助けられて、死ぬことはなかったのですが……。
その女性というのが、下心があってハヤテ君を助けたんだそうです」
「した……ごころ?」
「その女性はショタコンだったんですよ」
しばらくその女性から生活の保護を受けるかわりに、その体を捧げていたんだそうです」
「それで、か。でもそれやったら、逆に女性恐怖症になるんちゃう? 別にそれらしい気はないんやけど」
「……幸か不幸か、ハヤテ君は天才だったんですよ。それも万能の。
料理にしろ掃除にしろ、ただバイトで習っただけとは思えないほどの実力を持っています。
その分、恋愛とかそういう方面が不器用ではありますが、教えられればまるでスポンジのように何でも吸収してしまう。
そのときに、女性を悦ばせるテクニックも得たのではないか、というのが調査結果でした」
「なるほど、それであんな、ウチが初めてなのに痛くしないで……って何言わせんねん!」
「でもその代償として、性に関する道徳観を変質させてしまった」
313 :
295:2006/07/07(金) 05:33:36 ID:B5AHiNu+
マリアはそう言った後、ティーカップを掴み、口に付けた。
咲夜も口をつぐみ、様々なことに心を向けて思案に暮れていた。
しばし静かな空気が辺りを包み込む。
聞こえるのは、風によって揺られ、木々の葉と葉がこすれ合う音と、小鳥の鳴き声、
そして遠くでタマの鳴く声だけ。
咲夜は、湯気の量がだいぶ少なくなった紅茶のカップをとり、その香りで鼻腔を刺激させた。
少量のアールグレイを口に含むと、ゆっくりとした動作でカップを戻す。
カチャ、という音が咲夜には場違いなほど軽快に聞こえた。
「あんな。一つ気になったことがあってん」
「何でしょうか?」
「なんでそこまで知ってて、何も手をうたへんの?
あ、いや、責めてるわけやないんや。その、ちょっと、気になってな。
マリアさんの有能さとか、ナギのハヤテの気に入りっぷりはウチもわかっとるから、
なんちゅうの? 心理カウンセラー? そんなんを受けさせるくらい、してるはずかな、と思ってな」
「心理カウンセラー? 治す? 何故、そのようなことをすると思ったんですか?」
「え?」
「確かに三千院家の力を使えば、ハヤテ君の精神的なゆがみは直すことができます」
「んなら……なんでせぇへんのや?」
「なんで? もったいないじゃないですか?」
マリアの顔に満面の笑みが浮かんだ。
咲夜はその表情から、ただならぬ気配を感じ、身を震わせた。
「な、何言ってるんや……そんな、あないな人間をほおっておいて、いいわけが……」
「ふふっ、もうとっくに気付いているかと思ったんですけど……咲夜さんって案外鈍いんですね。
ハヤテ君に犯されているのが自分だけだと思ってました?」
「なっ!? まさか……」
マリアはおもむろに立ち上がり、優雅な足取りで二歩下がった。
エプロンドレスの上から、手でふとももに触れ、昔のテレビのチャンネルを変えるように、
エプロンドレスの下にある『何か』の摘みを回した。
すると、今まで、小さくてマリアの耳にすら聞こえていなかった、虫の羽音のような音が
マリアの耳はおろか咲夜の耳に聞こえるほど大きくなった。
「ま、マリアさん?」
「私は咲夜さんとは違い、ハヤテ君と一緒の家に暮らしているんですよ?
クラウスさんとナギとタマだけしかいない、この屋敷で……。
しかも仕事上、ハヤテ君と一緒にいる時間がナギよりも長い、この私が、
性の道徳観が崩壊している年頃の男の子と一緒にいて、何もされなかった、と。
……本当に思っていたんですか?」
「う、ああ……」
マリアの口元から、くすくす笑いが漏れる。
エプロンドレスから漏れ出る黒いオーラに、咲夜は思わず身を引いた。
「何を考えているんや。お、犯されてるンなら尚更……」
「ふ、ふふふ、ふふふふふふふ……何を言うかと思ったら……」
「な、何がおかしいんや! なんでそんなに……」
「気持ちいいからに決まってるじゃないですか、そんなこともわからないんですか?
咲夜さんだって……初めてで何回気をやりました? 3回? 4回」
「き、をやる、って……」
「ふふ、すいません。言い方を変えましょう。何回イったんです?」
「い、イったってなんのことや……」
「とぼけちゃって」
314 :
295:2006/07/07(金) 05:34:13 ID:B5AHiNu+
マリアはそっと小幅に歩き、咲夜の椅子の横に立った。
咲夜は言いしれぬ雰囲気にその場から立ち去ろうとしたが、
椅子の横に立つ恐怖によって足がすくみ、ただ体をよじらせ、少しでもそれから離れようとするだけしかできなかった。
咲夜の全身から汗が噴き出し、額から分泌された汗が頬を伝って落ち、服に黒い染みを作る。
「そうですね。お風呂場、でしたっけ。
濡れた服をゆっくり的確に脱がされる。
全く暴力でなく、体の動きも拘束されていないはずなのに、抵抗することが出来ずに、
上着もスカートも果ては下着までもが脱がされてしまった。
これじゃいけないと思い、いつも通りツッコミをいれようとしても、かわされる」
「な、何を言ってるんや」
「あっという間に生まれたままの姿にされ、体の見られたくない部分を手で隠そうする。
しかし、それすらも手と肌の間隙をつかれ、適わない。
自分の動きを全て阻害しない……けれど、こちらからハヤテ君の手を止めようと思っても、
まるで石のように動かせない。
そうこうしているうちにハヤテ君の左……いえ、右手が、アソコに触れる。
左手はそっと添えるように胸のふくらみに覆い被さり、撫でるように揉んでいく。
その手つきはマッサージをしているように優しく、性的な意味が無い心地よさを与えてくれる。
抵抗しても無駄、罵っても無駄、そして手つきはいやらしさを感じない。
しばらくするともうなすがままにされていく自分。
マッサージするかのような心地よさに身を任せ、体重もハヤテ君に預けて……。
五分くらいしたころでしょうか。
正確には六分……いや、八分くらいだと思いますが、そのころになって変化が起きます。
ハヤテ君が、あなたの耳元で『濡れ……」
「だ、黙ぃや!」
咲夜はわき上がってきた憤怒によって立ち上がり、黒いオーラをものともせずマリアの言葉を遮った。
「そか、わかった……あんたが、あの執事を無理矢理けしかけてウチを襲わせようとしたんやな。
ウチを騙そうとしても、そうはいかへんで」
マリアを指さし、大声でわめいた。
が、それをマリアは、一瞬きょとんとした後、吹き出すことで応じた。
「ぷっ……くくくく……面白いですね。
で? それで私に何の利益があるっていうんです? 教えてくださいよ」
「り、利益……? そ、それは……」
「いや、素晴らしいですよ。これが『惚れた弱み』っていうものですか。
意識的にしろ無意識的にしろ、ハヤテ君がいい方にいい方にと考える」
「な、何言うてんねん! だ、誰が誰に惚れたっていうんや!」
「あなたが、ハヤテ君にですよ」
「ふ、ふざけるのもいい加減にしぃや!」
「あら? いいんですか? そんなこと言って。私がハヤテ君に伝えちゃうかもしれませんよ」
マリアは咲夜に背を向け、数歩離れると、くるりと半回転した。
エプロンドレスが一瞬ふわりと持ち上がり、止まると共に重力によって下に引っ張られる。
足取りは軽快で、まるでピクニックか何かに来ているかのよう。
「言っておきますが、ハヤテ君は、性道徳に関しては独特で、一般的ではないものを持っていますが、
それ以外の精神的なものに関してはとても優れたものを持っていますよ。
あなたが、ハヤテ君のことを嫌っている、ということをハヤテ君に伝えたらどうなるでしょう?
それでも構わない、のですか?」
「う……」
315 :
295:2006/07/07(金) 05:34:46 ID:B5AHiNu+
咲夜はマリアの言葉に喉を詰まらせた。
確かに咲夜は、ハヤテに悪い印象は持っていないことを認めている。
だが、それが異性に対する好意を持っているか、という問いになると、少々首をひねざるを得なかった。
ハヤテには他の人間に対する持っていない、何か特別な感情を抱いているが、
それが、恋などというものかは、咲夜にもわからなかった。
ただ、避けられるようになるのは、少々心が痛むところが、ないわけでもない。
咲夜は、今自分の言ったことを引っ込めようか引っ込めまいか、どちらにしようか迷っていた。
「どうですか?」
「……」
「ふぅ、だんまりですか」
「……なんでウチとハヤテがあの風呂でやってたこと知ってるん?」
「ただの推測ですよ」
「監視カメラで見てたんやろ! そうや、絶対そうや!」
「まさか、いくら屋敷内の治安を守るためとはいえ、風呂や脱衣所に監視カメラをつけるわけがありません。
第一、湯気で曇ったり湿気で機械が故障する可能性もありますし」
「だったら、何故……」
「簡単なことですよ。私たちメイドや執事は、職務上計画性を持つ働きが必要です。
無駄なくてきぱき家事やその他の雑多な物事をするために、頭の中で絶えずシミュレーションを行っているのです。
一流、と称されるものになると、一日にしなければならないマクロな時間配分から、
一つの行動における最も無駄ない動作などのミクロな時間配分まで同時に行えるようになります。
当日、咲夜さんとハヤテ君がくだんの建物に入る時刻はこちらでも把握しております。
そして、そこからハヤテ君がことを終わらせてから、ブレーカーを上げるまでの時間を引き、
その余った空白の時間でハヤテ君ならばどういう風に動いて、咲夜さんを悦ばせたのか、
頭の中で想像してみた結果がそれです」
「そ、そんなこと……できるわけが……」
「できますよ。ハヤテ君も……まあ多少おっちょこちょいなところがありますが、
執事としての能力は一流と言っても構わないでしょう。
自分でいうのも何ですが、私はハヤテ君の先輩であり、メイド歴は私の方が長く、メイドとしても一流を自負しています。
なれば多少の不確定要素はあれど行動を予測することは、可能です。
もちろん、ハヤテ君やあなたの性格や体質を私も完全に把握しているわけではありませんから、
誤差などは存在するでしょうが、あやふやなところを語らずにスジだけならば大体あっているだろう、と思いまして」
マリアは、自らの経験を参考にして言ったことに関しては意図的に伏せた。
奇しくも、マリアが初めてハヤテに犯されたのは、咲夜と同じ風呂場。
しからば、自分がヤられたときと同じように咲夜も――もちろん若干の差異はあるだろうが、
ヤられたのだろう、とそう推測していた。
もちろん、それだけではなく、彼女が今言っている推測も先の語りの構成の大部分を占めているのではあるが。
316 :
295:2006/07/07(金) 05:35:34 ID:B5AHiNu+
「『濡れてますよ』と耳元で、ハヤテ君が呟きます。
驚いて、身じろぎしようとしても、ハヤテ君はそれをブロックするかのように、
秘部に指を差し入れて……『動いたら処女膜破けちゃいますよ?』
そのときになって咲夜さんは抵抗する意思を刈り取られてしまいました。
ただし完全に受けに回ったわけではなく、ハヤテ君が次に行動を起こしたときに全力をもって逃げるつもりでした。
今はなすがままでもきっと逃げてみせる……まあ、正直なところ、
逃げたところでハヤテ君の足の速さを考えるとそうそう逃げられるものではありませんが、
とにかくそう思って、じっと我慢しているつもりでした。そうしていることが最も逃げにくい状況に自らを追い込むことを知らずに……。
どうです? 全てあっているわけではないでしょうが、大方あっているでしょう?」
「もうええっちゅーねん。
ウチは本気でヤられそうってことがわかったときから、じっとせずにあのアホにずっと肘打ち喰らわせとったわ。
終わったあと脇腹が痛いっちゅーてたな」
「……へぇ、中々ガッツありますね」
「当たり前やろ、ウチがそう簡単に操を諦めるわけあらへん」
「諦めなくとも奪われてしまいましたがね」
「黙っとけ」
咲夜は、どうやらマリアの言っていることが本当であり、
更にマリアのことがさほど驚異ではないと思えてきて、多少の落ち着きを取り戻してきた。
椅子に改めて座り直し、少し冷めて人肌ほどにぬるくなった紅茶を口に含む。
「もう座りぃーや。これからのこと、色々話さあかんやろ」
「ふふ。わかりました。やはり咲夜さん、しっかりしていらっしゃりますね」
「まぁな。将来ホンマモンの芸人になる身じゃあ、こんくらいのことでずっと動揺しとるわけにはいかへん」
「しっかりしていたらしいヒナギクさんですら、数日間は立ち直れなかったそうですから、それを考えればすごくタフですね」
「……あん? 何やて?」
「いえ、別に何も」
咲夜のすぐ横に立っていたマリアも、再び自分の椅子に座り、咲夜と同じように紅茶を口に含んだ。
間をおかず、咲夜が口を開く。
「で、あの執事の処遇をどうするかが問題やな」
「当方としては、現状維持、とさせていただきます」
咲夜は大きく溜息をついた。テーブルに肘を付き、頬杖をついて言葉を続ける。
「そーゆーわけにはいかへんやろ。人を犯したんやで。
マリアさんと、ウチを。歴とした強姦罪やないか……まあ、ウチにも過失がなかったっちゅうわけでもないけどな」
「いえ、私の場合に限って言えば強姦罪ではありません。強姦罪は親告罪です。
私はハヤテ君に対し告訴、告発、請求のいかなる行為をしません」
「さっきも言うとったけど、精神的にヤバイ奴野放しにしといたらまずいやん。社会に適合させな」
「ハヤテ君も無差別に女性を襲っているわけではありませんよ。
身近で、ある程度ハヤテ君が好意を持っている相手に、相手の了承……まあそれを了承ととる間口は確かに広いですが、
そのような行為を取られない限りハヤテ君は手を出しません。
基本的ハヤテ君は『奉仕』の精神で動いていますので、相手を痛めつけたりなどの行為もしません。
もちろん、性道徳が崩れているとはいえ、年上か同年代、年下でもハヤテ君と年齢の近い相手にしか手は出しません。
具体的に言うと、ナギや伊澄さんにはそういう面については見向きもしていませんから。
確かに留め金のネジが緩い側面がありますが、それを蹴ってはじき飛ばしたのは、
浴槽にハヤテ君を突き飛ばし、また自分も着衣のまま浴槽に入ってハヤテ君に背後から体を密着させて抱きついた
咲夜さんなんですよ」
「で、でも、ウチそんなこと知らんかったんやもん!」
「確かに、そうですね。まあ、罪の有無は、私だって専門家ではないので詳しくはわかりません。
それで、結局のところ、咲夜さんはいかがしたいのでしょうか?」
「いかがしたいって」
「ハヤテ君を訴えますか?」
「いや、別に、ウチはそんな……」
317 :
295:2006/07/07(金) 05:36:16 ID:B5AHiNu+
マリアは会話の間をとるために、カップに口を付けた。
もうだいぶ冷めていて、味も感じない。
それでもマリアは非常にゆっくりした動作で、紅茶を飲んだ。
カップを受け皿に置くと、再び口を開いた。
「すみません、今のは、少し意地の悪い問いでした。
咲夜さんが訴えるようなことはしないとわかっていたのに反応が見たくて聞いたんです」
咲夜は不服だったが、それでいて心のどこかで安心していた。
訴える気はさらさら無かったのだが、何故無いのか自問しても答えが出なかったのだ。
思考の螺旋に陥った状態で、それでもこの場で答えを出さなければならないことに、
焦りを感じており、マリアの、この無条件での咲夜の返答の受け入れはありがたかった。
試されていた、ということに不満を抱いてはいたのだが。
「そやな……ウチも正直あんまりコトを大きくしたくはないねん」
「ハヤテ君と顔を合わすことができなくなりますしね」
「一々突っかかる風に言うなあ」
「咲夜さんは、もう少し素直になった方がよろしいですよ。欲しいモノは欲しい、と言ってもいいんですから」
「……何が言いたいんや?」
「咲夜さんはハヤテ君のことが好きなんでしょう?」
「ま、まあ、嫌いではないな」
「とぼけなくてもいいですよ、ハヤテ君のことが、好きなんでしょう?」
咲夜は、マリアの言葉に渋々頷いて答えた。
ばつ悪く視線を逸らし、マリアの出方をうかがっている。
マリアがハヤテにそれなりの好意を抱いている、ということは先の会話から汲み取っており、
その間に割り込むようなことに対して咲夜は気をとめていたのである。
マリアはそんな咲夜の考えを理解せず、ただニッコリと笑った。
「やはりそうですよね。あれだけ女の子みたいな顔をしているのにあれだけ巧みに責められては
女性ならば誰でも落ちてしまいますよ。
あの凶悪的なモノを、お腹の中に入れられて、何度も何度も中を引っかかれ、
小突かれ、最後に最奥に精を放たれたら……魂に刻まれる快楽、とでも言いますか。
咲夜さんがそれに夢中になってしまうのも、別に不思議では……」
咲夜は、手を思いっきりテーブルに叩きつけ、椅子から立ち上がった。
その衝撃で、カップに残った少なくなった紅茶が数滴飛び散った。
「ば、馬鹿にするなやっ! 別に体がアレやったからあのアホのこと好きになったんやない!」
「別に気にしなくてもいいですってば、誰も咲夜さんのことを軽い女だとは思いませんから」
「ちゃうわ! ウチは前からあのヘタレのことを好きやったんや!」
一瞬の空白の時間があった。
咲夜は手をテーブルについたまま、口を開いたまんまの形にし、しばし硬直。
マリアはとっさの出来事に驚いたのか、目を丸くしたまんま、しばし硬直。
二人が動き出したのはほぼ同時だった。
言おうと思っていなかったことをつい言ってしまった咲夜は、口に手を当て、そのまますとんと椅子に座った。
予想していなかった答えをされて面食らってしまったマリアは、一旦目を逸らし、すぐにいつもの様子に戻ってから、
咲夜を見た。
咲夜はさっきよりも更に顔を赤くし、前髪で見えなくなるくらい、その顔を伏せた。
マリアは、そっと、目を細め、咲夜を見た。
318 :
295:2006/07/07(金) 05:36:47 ID:B5AHiNu+
「なるほど……なるほどなるほど。流石は咲夜さん。
ナギや伊澄さんとは違い年上隠すのがうま……いえ、あの二人があからさまなだけなんでしょうか。
とにかく、まあ、私としては咲夜さんがハヤテ君の側にいたいということが確認できればいいのですが」
マリアはポケットからペンを取り出し、テーブルの上の茶菓子の横に添えられたナプキンに数字の羅列を書く。
それを顔を伏せたままの咲夜に差し出した。
「な、なんやのん、これ? 電話番号?」
「ええ、ハヤテ君の携帯の番号です。そう、ナギですらその存在を知らない携帯の。
受け取ってください」
「は、はぁ……」
咲夜はナプキンを受け取ると、しばらくいじくり回していたが、
慎重な手つきで折りたたみ、大切なものを扱う手つきでポケットにいれた。
「いいですか、咲夜さん。あなたのライバルはあなたが思っている以上に数多いです
私を始め、ひいふうみい……まあざっと八、九人くらいいますか」
「え?」
「あなたとはまた違い、ハヤテ君の体目当ての人も結構います。
ハヤテ君、とても上手くて、テクニックに虜になっている人がいますから」
「へぇ?」
「その人達がハヤテ君を取り合うということは避けたいことです。
もし万が一ナギに全てがばれてしまったとき、全てがおじゃんになりますから」
「ま、まあ、確かにナギがあの執事の素行知ったら、ただじゃおかんだろうなぁ」
「だ、か、ら、そういうことを防ぐために、ハヤテ君を呼び出すための携帯番号を配っているわけです」
「……ものごっつ競争率高い、っちゅーこっちゃね」
「ええ、そうです。その携帯番号をかけ、ハヤテ君の呼び出しを行ってください」
「はぁ……なんかややこしいことやっとるなあ」
「しょうがないことでもあるんですよ」
マリアと咲夜は二人して最後まで紅茶を飲んだ。
咲夜はだらっと体重を椅子に任せ、ぼんやり空を仰ぎ見た。
「一応、ルールといいますか、紳士協定があります。咲夜さんに説明する必要はないでしょうが……
無駄に連続して呼び出しをしたりしないでくださいね」
「そういうルールが明文化されてるっちゅうことは無駄に連続して呼び出す輩がおったんか」
「ええ。咲夜さんはどちらかと言えば希なケースでして、ハヤテ君の肉体に溺れている人が
一日五回も呼び出したりしたことがあったんです。流石にハヤテ君の体力的にもまずかろう、ということで」
「ま、あれは反則的やったからなぁ」
「あと言っておくべきことは、その番号にコールすることは、『了承』のサインでもありますので」
「……なんやねん、それ」
「咲夜さんを抱けると知ったらハヤテ君も喜びますよ、きっと」
咲夜はポケットの中からナプキンを取りだし、そこに書かれた番号とマリアの顔とをしばし見比べていた。
やがて、それも飽きたのか大きな溜息をつき、おもむろに立ち上がる。
「ほな、な。色々と世話になったわ、ありがとさん」
「ええ、では……」
咲夜はその場から立ち去った。
マリアは、あまり楽しいとは言い難いお茶会の後かたづけを行う。
ティーカップや受け皿をまとめ終え、庭を通って屋敷の中に入ろうとしていたとき、
木の陰から、早速咲夜の喘ぎ声が響いてきたのだが、マリアはまさに予想通りと言った様子で、
まるで何も聞こえぬかのように足を動かした。
それでも一瞬顔だけ振り向いて、木々の間からのぞく咲夜の惚けた顔を見、
微かな微笑みを顔に残したまま、屋敷の中へ入っていった。
319 :
295:2006/07/07(金) 05:42:14 ID:B5AHiNu+
以上。
ま、まだ夜だよね?
A.もう朝です。
おもろい >295->318
>>295 GJ!
そしてすまん! 疑ってもーた!
この罪深い俺に、更なる新作という裁きを下してくれると助かる!
マリアモノもいいな〜
322 :
295:2006/07/07(金) 06:25:39 ID:B5AHiNu+
サンクス、投下直後びくびくしてもーた。
うっかり、消しちまったので、夜徹夜で書き直してた。
申し訳ない。
>>321 とりあえず、続き書くならヒナギクさん。
どうでもいいけど、ハヤテのタガを外したきっかけ一覧。
マリアさん → 一緒に風呂入っても拒まない! これはもう誘っているとしか。
ヒナギクさん → 好きにしてもいいよ これはもう誘っているとし(ry
泉ちゃん → 「いじめられるのちょっと好き」 これはもう誘っている(ry
美希さん → マラソン大会でヒナギクセクース、あ、存在忘れてた。
ヒナちゃんが好きなので私も これはもう誘って(ry
三人娘で一番地味な人 → いつのまにいた。
現担任と元担任の担任 → 不純異性!? でもよくわからない理由でおしゃかにしてくれた。
無視してくれるとは好意があるはずだ、これはもう(ry
シスター → 夜のこんな時間に男の部屋に入ってくる これ(ry
サキさん → 子どもができちゃいます? 要するにゴムつけてってことですね、こ(ry
さて一番槍じゃない俺が名槍ローエンウルフ(誰も解らんだろうな)GJ!
SS一つで寝返る皆に萌えw
一日五回呼び出した猛者はユキジあたりとみた。
案外言ってる本人かもしれんけど。
>>295 テラグッジョ!
>>322 ワタル→自分に憧れの感情を抱いているのを知って、憧れ=恋心と言うことでこれはもう(ry
タマ→かつて自分を押し倒したんだからこれはもう(ry。
神父→いつもそばにいてくれるんでこれはもう(ry
クラうわ何だお前らごめんなさいコラ石をなげるn
最近伊澄タンのSSが全く無いなぁ…
>>322 GJ!続きを書いていただけるなら是非お願いしたい
ところで
サキさん → 子どもができちゃいます
こんな台詞があったのか!?だれか詳細を教えてくれ
どうも皆さんこんばんは
これから雪路×二次元ジゴロのSSを投下します
とりあえず(いろんな意味で)触りの部分だけです(本番とかはまた後程)
グダグダ、稚拙、淡白、キャラ変わってる等、至らない点も多々あるかと思いますが、
なにとぞ温かい目で見てやって下さい
↓それではどうぞ〜
俺の名は薫京之介。白皇学院で教師をやっている。
まあ自慢じゃないが、学生時代はそれなりに成績優秀だったし、運動だって今でも生徒に負けない自信はある。
そしてさらに自慢できない事に、今まで女と付き合ったことがない。
別にロリコンだとか、ウホッな趣味ってわけじゃないんだが、三十路目前で未だ童貞だ。
そんな男は狼どころか柴犬程の獰猛さも無いから気を付ける必要は無いと思われても仕方ないのかも知れないが…。
〜給料日のの誘惑〜 第1話 二人きりの職員室
待ちに待った給料日。
今月は欲しいもの(主にガンプラとか)が多いもんだから、いつも以上にこの日を待ちわびていた。
そんな訳で仕事を終え、誰もいない職員室の鍵を閉めて気分良く帰ろうとしたんだが、
「お疲れさん。薫先生、今晩アンタん家行っていい?」
…この瞬間、俺のテンションはエベレストよりも高い所から急降下した。
誰かに言われんでもわかっとる。この学校でこんな馴れ馴れしく話しかけてくる奴は…、
「ざけんな。一人で帰らせろや、桂」
「いいじゃない。せっかくの給料日なんだから」
桂雪路。同僚にして飲んだくれのダメ人間だ。
「くぉら!誰がダメ人間だ誰が!!」
「人のモノローグ読んでんじゃねーよ。どうせ人んちの食糧食い漁る気だろ」
ついでに地獄耳。その他にもいろいろあるが、ありすぎるので省略する。
「食い漁るとは人聞きの悪い!ちょっと酒の肴に嗜むだけじゃないの」
「一緒だっつーの。いいからとっとと帰りやがれ」
「む〜。薫先生のドケチ!」
「何とでも言ってろ。俺は帰るからな」
こいつに付き合ってるとろくな事が無い。
この前だって校内行事のマラソン自由形に無理やり参加させられて、勝手に暴走して崖から落っこちて、巻き添えにされた挙句賞金の分け前は無しときたもんだ。
こういう奴は放っとくに限る。俺は底無しと分かっている沼に飛び込むほど愚かじゃないからな。
だから俺はアイツの言葉を無視し、職員室を後にしようとした。のだが…、
桂はいつの間にか俺の背後に近づき、そして、
「ふふっ、これでもアタシを無視できるかしら?」
と言って、背中に抱きついてきやがったのだ。
↑OK!
…って待て待て、何だこのシチュエーション!!
これ何てエロゲ?
って言うか、この背中越しに伝わる感触、ってまさか!?
「こ〜んな美人の誘いを断るなんて、やっぱり二次元しか興味無いんだ。この二次元ジゴロ」
み、耳元で話しかけてくんな!こそばゆくてムズムズすんだよ!
ってか何だよその声、どっから出してやがる!?
「だ、誰が二次元ジゴロだ!その呼び名はやめろっての!!」
ちくしょう、声が上ずってやがる…。桂ごときにっ…。
「ねえ〜、いいでしょ〜。飲み屋に行こうかと思ったんだけど、いつものとこ、今日は一身上の都合で休みます、だってさ。給料日くらいパァーッと景気良くいきたかったんだけどな〜。」
「うるせえ。そのパァーッとやりすぎてるせいで、どれだけ借金作ってると思ってんだ!んなことする金あんなら、ちったぁ借金返しやがれ!!」
心臓が暴れているのを抑えながら、なんとか口にしてみた。よし、少しづつだが落ち着いてきたぞ。
と思ったのだが、
「何なら、返してあげよっか?」
再び心臓が暴れだしたのを知られていないかなんて、気にする余裕なんて無かった。
あの踏み倒し上等の借金女王、桂雪路が”返す”だと?
いやしかも、この状況…。いつの間にか胸の前に回された腕、耳元で囁く声、そして背中に押し付けられたアイツの…。
これってつまり、身体で…。って何を考えてるんだ俺は!!
「いや…、お前…、それは…」
もう言葉にもなりやしない。そんな俺の状態を察してか、アイツの行動はさらにエスカレートしてきた。
「どうしたのかしら?離れろ、とか言うんじゃなかったの?」
そう言ってアイツは、俺の体の前に回した手を、俺の胸に、腹に、そして脚に、と動かし、撫で回してきた。
「ふーん。アンタって意外と筋肉質なのね。ゲームとかガンプラばっかやってるインドア派だから、もっと太ってるかガリガリ君かと思ってたわ」
「……」
やべぇ。流石にやべぇ。こいつの手が俺の体を縦に、横にと動き回る度、思わず震えちまう。
その上、その動きに合わせて背中の柔らかな感触も、その位置を、強さを変えてゆく。
Yシャツ越しに渦を描きながら、アイツの手はやがて俺の乳首を捉え、そして小刻みに指で弾く様に撫で回した。
「くっ…」
思わず声が出た。
何でただ触られているだけなのに、こんなに頭がくらくらするんだろう?
そしてまずい事に、俺の体内の血液が股のところに集まりだして、ズボンを持ち上げ始めていたのだ。
なんてこった。このことが桂に知られたりしたら…。
そんな俺の心境を読み取ったとしか思えないタイミングで、アイツは言い放った。
「アンタん家行っていい?」
もう限界だった。これ以上されるとズボンの膨らみを悟られるどころか、ズボンを汚してしまいかねない。
そう感じた俺は、息も絶え絶えにこう言うしかなかった。
「…勝手にしろ…」
俺の言葉を聞いた途端、体に絡みついていた腕はスッと離れ、背中の感触も遠ざかっていった。
そして、どうにか呼吸を整えようとする俺に向けて、アイツは言った。
「よっしゃーー!!これで今日の宴会は決まりじゃーーい!!」
さっきまで俺の耳元で囁いていた声とはまるで別物の、いつもの叫び声で。
ああ、桂だ。桂雪路以外の何者でもねえや…。
「ってことで、酒代ちょーだい!買って来てあげるから」
あー、はいはい酒代ね。…って、
「おい、それ位テメーの金で何とかしやがれ!!テメーも給料貰ってんだろうが!!」
「いいじゃん。アンタも飲むわけだし。それとも何?女に金払わそうっての?は〜あ。だからアンタは二次元止まりなのよ」
「余計なお世話だ!大体、さっき”返してあげよっか”って言ったのは何だったんだよ!!」
尤も、そのとき俺がどうやって返してくれると思っていたかは、決して言える訳も無いが。
「ああ、それはウソ」
なんですと?
「ああでもしないとアンタ、首を縦に振りそうに無かったからね。そんでもってただ言うだけじゃつまんないかと思って、ちょーっと大胆に攻めてみたって訳」
じゃあ俺は、まんまとコイツに騙されて…。一瞬良からぬ期待をした俺って一体…。
「ま、アンタじゃちょっとやりすぎちゃっても襲ってくるような度胸も無いだろうからね」
ちょ、ちょっと待て!それってつまり、俺がそんな根性なしだとでも!?
「じゃ、そういう訳で、午後9時にアンタん家ね。ちゃんと散らかってる同人誌とか片付けときなさいよ」
「散らかしてねええええええええ!!」
俺の叫び声も届かなくなるほどのスピードで、アイツは帰っていった。
勿論、その手に俺の渡した1万円札を握り締めて。
この悲しさは、夕日が沈んでいるからなのだろうか、と思いつつ、俺は職員室を後にした。
この時俺も、そしてアイツも気付いていなかっただろう。
夜に、男の家で、女が酒を飲みに来る事の意味を。
とりあえずここまでです。
続きは、日曜までには何とかします。
何分遅筆なもんで…。
wktk
wktk
これだけでもエロい…
wktkwktk
雪路は実は萌えキャラ
たまには2次元ジゴロにもいい思いをさせてあげるべき
2次元ジゴロだって選ぶ権利はあるさ
雪路は俺の中で疾風の如く!最萌
雪路≧他のキャラだけど
348 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 22:55:01 ID:UBwZ9gFb
228迄落ちてた唐揚げ
349 :
ハヤテ:2006/07/08(土) 23:37:34 ID:oHMdaTk8
このスレって批評許さないよね?
何で?
>>349 別に許されないわけじゃないと思うよ?
誹謗中傷になってたり、余計な一言がついてたり、明後日の方向向いた内容じゃない限り。
ただ批評するからにはちゃんとした説得力持たせたりして色々手間暇かけないと、
思わぬ方向から、作者が望む望まないに関係無しに拳が飛んでくる可能性が高くなるので、
そのリスクは考えるべきだとは思うけど。
>>349 >>183からの流れのことか
あれは職人様がこのスレに投下したこと自体を否定してて、どう見ても批評じゃなくて自分の気に入らない点を述べてるようにしか見えなかったから住人が反発しただけかと
批評が許されないなんてことはない
352 :
ハヤテ:2006/07/09(日) 00:14:30 ID:GjZKJdZU
んーでも傍からみてると批評許さないって空気あるよね。少しでも作者に都合悪いこと言ったら住民皆で総叩き。
なんか鎖国状態見たい(笑)
>>352 ハヤテさん、ここは批評するのが目的の板じゃないんですよ。
面白くなかったらスルーすればいいし、面白かったらGJすればいいんです。
みなさん、それを分かってここにいらっしゃっているのですから。
伊澄の口調がヒナギクっぽいSSの人は批評というか
結構きつい事言われてたが、批評した人は叩かれてないし
他のSSでも間違いを指摘する人がいる時もあるが、別に問題ない。
このスレ、基本まったりだけど、ROCO氏に粘着したりとか
時々変な人がわくな。
「批評」という概念が人によってまちまちだからな、すれ違いが起こるのはしょうがない
ある程度きつい書き方だと敏感に反応する人がいるけど、ここ2ちゃんだからなぁ
レスするのもスルーするのも各自の判断で
大人なんだから何を言われても泰然としてなきゃ。
そして続きをwktk
スルーされてしまったのでもう一度
<<このスレはハヤテのごとく!のエロパロ全愛読者のスレッドです。>>
〜否定的意見を発言する方のガイドライン〜
このスレは職人様マンセースレではありませんので、厳しい批評も立派な意見です。
しかし同時にエロパロスレですので、以下の様な意見はエロパロを望む者の発言とは言えません。
抵触する話題は不愉快ですので「チラシの裏」を用意してそちらで発言して下さい。
・SSの全てを否定する文言
・非エロの萌えを否定する文言
・他の発言者をバカにした文言
・作者自身を叩く文言
・ないちちを否定する文言
以上を荒らし認定としますが、そういった発言への対処は「徹底放置」を基本とします。
気付いていない方に教えてあげる程度に数レスなら問題無いですが、激しく争う方も荒らしです。
作品に気に入らない展開があっても読み続けてみれば神展開になる事は多々あります。
いちいち文句を書き綴りたい方は「チラシの裏」などのスペースを有効にご利用下さい。
あなたもニュータイプなのだからできるはずです。
ちなみにマリアさんが17歳であることを否定するとマリアさんが(ry
>>357 マリアさんは成人してるだろ、何言ってんだお前?
360 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 09:34:02 ID:GjZKJdZU
>>357 ほらね。少しでも否定的なコト言ったらこんなコピペ張り出す。もっと外からの意見も聞き入れた方がいいよ
>>360 気に入らないんならスルーすればいいと思うよ。ああ、現役厨房でちょっと脳が……なきみにはむりかな?
>>360 >>357の一行目を見ろ
皮肉って貼られたものじゃなくて、否定的な発言についての話がでたからもう一度貼ってくれただけのこと
つうか今までのレス見ればわかるけどみんな批評を許さないなんて言ってないだろ
住人の言い分受け入れずに自分の主観で喚くなよ
そんなに批評がもっと必要だと思うならお前が積極的にすればいい
それが職人様の為にもなるなら誰も文句言わんから
今まで受け入れられなかった批評の共通点は一言で言うと
「もう書くな」
この一点。
馬鹿でも解るだろ、この一言だけはマトモな人間には受け入れられない事が。
つーか批評のうちにも入らないことが。
前スレで湧いた馬鹿は、某氏に対し自分のサイト立ち上げてもうここには来るなと暴言は吐いたし、
このスレで湧いた馬鹿は、結論とか称してお前の来る板じゃないとまで言いやがった。
こう言った作者の投稿自体を否定する意見は叩かれて当然。
論外とすらいえる。
要は精錬する事と砕く事は違うって事だな。
で、次の社交会はいつなの?
12日
今夜だろ
>>362 あのさ、職人「様」とか言ってるけどさ、ここにエロ投下してる人は、誰も聞いてくれない自分の自慰妄想書いてるだけの人だよ。
そんな人に様なんか付けておだてるのってどうかな?所詮ここにいる君らと同じ立場の人間だよ?ただの人間。
そんな人たちを勘違いさせてどうするの?
彼らに上手いコト言って気分よくさせて、結局は自分のオナニーのオカズを作らせてるだけじゃないの?
タダだし手軽だから、エロ本やAV買うよりずっと楽だもんね。
結局は神とか言って上手いこと利用してるだけ。
これが事実だよ
ヌルー ポ
上手い人の書く文章には感情が動かされるからな。
そりゃ妄想かも知れんが、いい妄想だ。
つかフィクションなんてのはみんな妄想だ。それが商業ベースに乗れば小説だし
乗らなきゃ同人誌かSSだ。そんだけの違いしかない。
たとえば
>>295の書いた「歪んだハヤテ」像なんてのは読んでてゾクゾクするし、
そういう感情を他人に投影できる香具師はやっぱ神と呼んでもおかしくないわけだ。
結論:自慰だろうが他慰だろうが他人を動かす事が出来る香具師は神。
>>368 批評云々の話から随分論点をずらしてんなw
職人「様」がどうかしたか?
ここはエロパロ板だぞ?同じ人間だろうが何だろうが
職人>>>>>>俺達読む側
なんだよ
だから敬称を「様」にしただけの話で
別に「さん」でもいいだろうし、お前に敬称にまで口出す権利はない
つうかなんで「所詮同じ人間」まで話が飛躍するのか意味不明
そりゃ板全体を見りゃ職人様を利用してる奴だっているだろうが、このスレにそんな奴がいるかどうかなんてわからないんだから、「これが事実だよ」なんて自分の言ってることがさも正しいかのように語ってるけど主観乙な訳で
少なくとも俺はエロだけを求めて来てる訳じゃないしな
スルーできないやつもNG登録した
今夜にも続き分投下されるんだろうか。wkwktktk
二次元ジゴロの筆下ろし…wktk
続きまだかな?まだかな?
×続きはまだかな?まだかな?
↑これじゃ違うキャラだろ
○続きはまだかな?続きはまだなのかな?
↑公だったらこれだと思うが!
378 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 22:07:23 ID:GjZKJdZU
これだけ荒れてると投下はなしかな?
俺にはレス番が飛んでいるだけで少しも荒れているようには見えないが
まったりと待てば必ず来る…はず。wktk
>>379 あり。
今粘着してる彼はツンデレなだけです。IDは素直ですから。
>>382 今書いてるのは未完成だから俺は今度投下する。
>>383 お待ちしております。彼だって本当はGJ言いたいだけですから。
385 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 22:59:06 ID:IpGHAzU7
いや一個ずつじゃないと駄目なんで…わざわざありがとうございます
今更ながら七巻九話表紙のナギの格好作者はかなり狙ってないか?
結構いろんな人の誕生日がわかったな。
393 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 10:25:00 ID:zvKoaEro
なんか過疎気味だな
今週32号ネタで投下します、内容のネタバレ…にならないと思いますが、ご注意を
「ちなみに私たちは全員ハヤ太君の愛人で…」
「ええ!?」
そんな…ハヤテ君て、やっぱり白皇学院でも、もてるんだ…という事はまさか!
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
「ハヤ太君…今日は誰から可愛がってくれるのかな?」
「たまには、私からしてくれてもいいんじゃないかな?」
「そうですね〜」
白皇学院の時計台の秘密の一室、そこはある男子生徒の手によって愛欲の間となっていました。
その部屋の主、綾崎ハヤテ君を出迎えたのは、二人の美少女…花菱美希、そして朝風理沙さんだったのです、
しかもその二人の格好は、その学院の制服ではなく…下着すら身に着けていない生まれた時のままの格好、
裸でした…発展途上のスリムな若い少女の柔肌を晒しながら、
彼女らはその自分達の愛する主に抱きつき、直で肌の感触を堪能させてゆく…
「おや?そういえば…泉さんは、居ないのですか?」
「泉なら、そこに居るよ…ほら」
ハヤテ君は、彼女らの身体を抱き寄せながらに頬に唇を乗せつつ、胸とお尻を撫でながらに、
彼女らに案内されてゆくの…そして見ました、
その部屋の一角で首輪を付けられた少女の姿を。
「おや、泉さん…お楽しみ中でしたか」
「んあ…あぁ…あんっ!」
それは彼女らと同じく全裸の少女でした、ただ少し変わっているとこもあったの、
彼女は付け耳だけども、犬耳を生やしていたのです。
それに尻尾も…ただその尻尾はお尻というか、お尻の穴に埋め込まれた棒状の玩具から生やされてました。
しかも前の穴にも大きなのが刺さっているの…卑猥な男の人のアレの形をしたのがね。
「Mの泉用に特注した特大サイズだ、今日はずっとこれを銜えさせ放置していたのだよ」
「ああ、だからもうこんなにも、だらしない顔でイキまくっているのですね」
「うにゅ…気持ちイイよぉぉ…あぁぁ…またイっちゃうぅ!」
ヴィィィィィ…
エッチな振動音をさせる玩具に弄ばれながら、愛玩動物となった少女…瀬川泉さんは、
ハヤ太君の目の前だというのに、今日数度目の絶頂を迎えてしまいました。
「あぁぁぁぁ!!!!」
ピシャッ!ピシャァァァ…
「ひゃ…あ…やだ、止まんないよぉぉ…おしっこがぁ…」
しかも今回は同時に漏らしてしまったみたい、エッチな液体を垂れ流す割れ目の上から、
別の液体を噴出していたんだ。
「あら、ふふ…躾不足だったかしら?こんなとこでおしっこしちゃうなんて」
「そうですね〜これは、お仕置きが必要かもしれませんよね」
するとハヤテ君はズボンの中から、すでに十分に勃起させたのを取り出したの。
そしてそれを…美希さんと理沙さんが両側から口を付けて舌で舐めしゃぶり始めました。
「んっ…んくっ…あ…凄っ」
「んむっ…ふふ、硬くていい味だぞ…ハヤ太のおちんちんは」
泉さんは、羨ましそうにその光景を見ています…イっちゃたばかりなのに、
物欲しそうに見ているの…そのハヤテ君のおちんちんを…
「うえぇぇん…欲しいよぉ…泉ちゃんにも、ハヤ太君のおちんちんを舐めさせてぇ〜!」
「ふふ、それは駄目ね」
「何故なら、これは罰だからだ!そこで泉は見ているがいい!」
「ふえぇぇぇ〜〜〜ん!!」
そしてまた少女の唇がヤテ君のおちんちんを、舐めしゃぶり…その柔らかな唇で包みこまれてゆきます。
「はぁはぁ…すいません、もうそろそろ…」
そして十分に性感が高まったのを知ると、彼女らは口を離しました…そして。
「武士の情けだ、ミルクは泉にやろう」
理沙さんはそう言うと、その手でハヤテ君の玉袋を掴み揉む様に弄っちゃったんだ。
「うっ!!」
「おっと、はいお皿」
ドビュゥゥッ!!
そして…白い粘った液体がハヤテ君の勃起したおちんちんの先から噴出したの、
美希さんは用意した皿に、その飛び出した粘液を受け止めてたよ。
「はい泉…ミルクの時間よ」
「やった!んっ…んくっ…」
チャプ…チャプゥ…
それを泉さんの前に差し出すと、喜んで彼女は舌を伸ばしてお皿に満ちた白濁液を舐め…口にしていきます。
四つん這いの格好で犬用の皿にある白いのを飲んでいく姿は、本当に泉さんが犬になったように見えました。
「そうだ、ハヤ太君…実は新たな愛人仲間が増えたのだよ」
「愛人というか…どっちかというと愛玩動物だわね」
「へぇ〜そうなんですか?どんな子ですか?」
「まぁ、そう慌てない…ほら、入ってきなさい」
美希さんの声で、扉が開かれる…そしてそこから一人の少女が、また現れたんだ。
「あ…あの…西沢歩です、これからハヤテ君の愛人…いえペットにしてほしいかなって…はう」
「へぇ…これは、また可愛らしいペットですね」
優しい微笑みで迎える主となる人、だから少女は緊張した心が解れたような感じになっていたの、
するとその人の手が伸びてくる…その可愛らしい少女を抱く為に。
「では、今日は君から可愛がってあげますよ、西沢さん」
「は…はい…ふつつかものですが、よろしくお願いします…んっ…」
そして次の瞬間、少女の唇は主の唇に塞がれたの…
暖かな柔らかい感触が伝わってくる、頭に…そして心に…
「濡れてるよ、歩ちゃん!」
ペチャッ!
「きゃっ!泉さん…あぁ!あっ!!」
少女は股間に激しい衝撃が与えられたように感じてしまい、飛びあげるように反応する。
本当はただそのアソコを舐められただけなんだけど、唐突だから激しく反応しちゃったんだ。
「ふふ…この程度で驚いてもらっちゃいかんな、これからが耐え切れなくなるよ…んっ!」
「きゃっ!あ…あぁ!!!」
「そうね、歩の主人たるハヤ太のは見かけによらず凄いからな…んっんんっ」
「あぁぁぁ!!!!あ…あぁぁ!!!」
先輩の愛人達に洗礼とばかりに、股の恥部を舐め弄られる少女…
そのせいで少女のそこも準備が瞬く間に整ってしまいます。
「では、本番ね…さぁお待ちかねの代物よ」
「ふえ…あっ…ハヤテ君のおちんちん…」
迫ってきたそれに、恥らいつつも愛しき視線を注ぐ少女、そして…それは当てられちゃったんだ。
チュプ…ジュブゥ!!
「きゃぁぅ!!あ…入ってきたぁぁ!!」
そのまま少女の中に入っていく大きなおちんちん、中で擦らせながらに一気に奥へと向かっていく。
「うっ!西沢さんの凄い!あぁ!狭いけど…なんて…」
「あ…大きいよぉ…お腹が裂けちゃうかも、でも…気持ちいい!!」
深々と挿し込まれ、中を弄ばれていく…小柄な少女の身体が壊れるかもというくらいに。
「あっ!あぁ!!気持ちいいんじゃないかな…あぁ!凄く…変になっちゃう」
「ふふ、もっと変になりたまえ歩…」
「そうそう、快楽に身を任すの」
「そして楽しんじゃおう!徹底的にね!」
「うん!あぁ…もっと突いてハヤテくん!」
「了解しました、西沢さん!んっ!うっ!!」
ズブズブゥ!
何度もその奥に叩きつけるハヤテ君、だからすぐにそれは来てしまっていた、
あの弾ける一瞬が…全ての思考を吹き飛ばし目の前を白くさせる瞬間が!
「ひゃぁ!あぁ…イク…イっちゃぅ!!!」
「僕も…イキます…このまま!」
「ふぇ…あぁ…でも今日は…あ、あぁぁぁ!!!」
ドブゥゥゥゥゥゥ!!!!
「あぁぁぁぁ───────────────!!!!」
そして…イっちゃいました、同時に注がれたの、あの白いのを中に…
激しい勢いで少女の中が満ちていく、あの熱く粘ったので…ハヤテ君の精子で。
「はぁはぁ…あ…赤ちゃんできちゃうかな…今日は危ない日なのに」
だから少女は呆けながら心配してたの、すると…
「はは、何を言っている!そんなのは気にするのは愚の骨頂だぞ」
「え、でも…」
「ちなみに私は6ヵ月!」
「3ヵ月!しかもすでに一人出産済み!」
「私なんて5ヵ月だ!」
「えええええ!!!!」
少女は驚愕していました、なんと彼女の心配してた事なぞ気にするなとばかりに、
先輩である愛人らは、すでにハヤテ君の子を身篭っていたのです!
よく見れば確かに三人とも、その腹部が膨れていたりします。
「だから、歩も孕んだ時こそ立派な愛人の仲間入りなのよ」
「そ、そうなんですか!」
愕然とする少女…すると少女は拳を握り締め再び決意したのです…
「では、一日も早くハヤテ君の子を孕みます!」
「うむ、頑張れ!」
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
「……そして少女はまたハヤテ君に頼み込みしてもらうの、うふふ…」
「ねぇ、そろそろこっちの世界に呼び戻さなくていいのかな?」
「もう少し放っておきましょ、第二幕の始まりみたいだし」
「でも、周囲の視線が…恥ずかしいよぉ」
「う〜〜〜!!」
この時…私は気付きませんでした、一人妄想劇を口走っていたなんて!
しかも道の真ん中で…声をかけてくようとしたハヤテ君はあの三人の人達に口を塞がれていたから、
自分で我に返ったときは、すでにかなりトンでも内容を口走っていたみたい。
周囲の人達も何だか集まってるし…えええ!
「最後は5Pか…しかも同時中出しとは…やるなハヤ太君」
「や〜ん」
「えええぇぇ!?」
私…一体、何処まで凄まじく恥ずかしい内容を口走っていたのかな!
ちなみにその後、逃げるようにMTBに乗って走り、ブレーキが壊れていて猛スピードでジャンプしたら、
変な黒い靄に包まれ、気がついたら異世界に…なんて体験しましたが、それはまた別のお話かな。
「韋駄天!?」
【おしまい】
一番槍は儂のもんじゃ!
GJ!
昼間からなんてエロいモノを書くんだあんたは。GJ
やっぱり水溶日はROCOの日だ。
GJ d(´∀`;)
別に書いてくれてうれしいなんて思ってないんだからね!
バカROCO!
GJ!!過疎ったかと思ったけど覗いてみて正解だった
ヤバい
全裸・ネコミミ・猫尻尾玩具・首輪・ミルク舐めにはマジでクる
ナギ陵辱と同様
犬耳だぞ。
God Job!!
テラエロス GJ
あなたの猫度は96点中24点
男が女に服を送るのはその服を脱がしたいから…
というデタラメな話を昔聞いたことがある。
409 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 21:14:27 ID:nvz8LVEn
それ、俺も聞いたことある
G.O.D.J.O.B. Goーod joーb
コノ野郎ハトンデモナイ職人ノヨウデス
今週の美希の愛人発言をみて
鎖で拘束され、スカートを捲り上げられたマリアとサキ(ノーパンでクリにローター付)
ハヤテの足の裏を懸命に舐める桂姉妹
幼い口で懸命にハヤテの一物を奉仕するナギ、伊澄、咲夜
ハヤテの顔にまたがる泉
ハヤテの指を自分の割れ目に入れて、自ら腰を振る美希と理沙
それらの光景をみながら、自慰に耽る歩…
(全員首輪付)
という妄想をした…。orz
>>410 俺は世界を釣る男のクルーザーを想像した
414 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 09:28:13 ID:W+CjY6Vn
> 133
そろそろ半月たったんじゃない?
と言ってみる。
シャイン
マリアさんが攻めなのも最高だが、
完全受け身のウブなマリアさんも見たいぞなもし。
>>417 もうすぐだ、我慢するんだ。
ついでにオナ禁もしとけー
それは来週のネタバレかー!?
保管庫に渡すログ誰か持ってねーのか?
422 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 00:07:11 ID:0O+At0Vm
神様の降臨までのつなぎに。
苦情が来たら逃げます、どうせ名無しなんで。
その夜、ハヤテは奇妙な感覚に目を覚ました。
それは彼の不幸な境遇が育てた第六感、虫の知らせのようなもの。
…それが役に立つことはまれであったが。
ハヤテはとりあえず起き上がろうとして、自らの感覚を疑った。
体中の自由が利かない。
金縛りにあったというわけではない、四肢に感じる違和感。
ジャラジャラという金属のすれる音。
…考えたくないが、もしかして。
…縛られている?
さらに、妙に明るく感じる暗闇、一向に慣れない目。
その原因が目隠しだということにも気づく。
なぜ僕はこんな状況に陥っているのか。
思考はそこでとまり答えが出ることは無い。
非常にまずい状況であること、そして彼の主にもまた危険が迫っていることに気づく。
ハヤテは叫んでいた。
「お嬢様!」
最悪の事態が思い浮かんでしまう。
だが、事態はそう進まなかった。
ハヤテの耳に聞きなれた声が響く。
それはハヤテのおかれた状況には似つかわしくない、穏やかで優しい声。
「目が覚めましたか、ハヤテ君?」
「は…えっとその声はマリアさんですよね?」
「そうですよ、私の声変でした?」
「いえ、そんなことは… ってそうじゃなくてですね、なんで僕こんなことになってるんですか!?」
「それは、私が縛ったからです。」
「いや、なんでそんなこと… っうあああ!?」
ハヤテの質問は遮られた。マリアが与えた激しい刺激によって。
「ふふ…ここをいじられて感じるなんて…本当に女の子みたい…」
いつの間にかハヤテの上半身を覆っていた布は剥ぎ取られ、
決してたくましいとはいえない、中性的な身体があらわにされていた。
そしてマリアはそこに現れた突起を舌で転がし、吸い、つねりあげたのだ。
「うああ…マリアさん…やめてくださ…ひゃう!?」
ハヤテの言葉を無視してマリアは彼を責め続ける。
目隠しをされているため、ハヤテはマリアの攻めに対して心の準備が出来ない、
次はどこを、どんな風に攻められるのか?突然襲ってくる鋭く、的確な刺激。
うなじ…胸…へそ、また胸…そして…
「そ、そこは…にゃっ!あぁっ!!」
「あら?ハヤテ君のココ…少し大きくなってますよ?」
マリアはハヤテのソコ…男性の象徴を服の上からやさしくにぎりしめ、ささやく。
「全身がピンク色に染まって…息を荒げて…ハヤテ君、かわいい…。」
「こんな無理矢理されて感じるなんて、ホントハヤテ君てば、いやらしい…。」
そこまで言われてはハヤテも抵抗せざるを得ない。だが…
「マ、マリアさん!やめ…ってう、ああ!」
四肢は拘束され肉体的な抵抗は出来ない。
口を開いても抗議のことばは出せず、出せるのは情けない声ばかり。
その様がさらにマリアの嗜虐心を刺激する。
「ハヤテ君はただ感じていればいいんですよ…これはお仕置きなんですから。」
「おし、っお、き…?」
「ええ…最近ナギもハヤテ君も作者も私の扱いが変わってきてる気がして…
メインヒロインとして、年上のお姉さんを怒らせるとどうなるか、たっぷり教えてあげます。」
GJ、続き書いてー
425 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 00:32:09 ID:hlof3KqP
>>作者も
クーリッシュ吹いた。
426 :
7J:2006/07/15(土) 10:26:36 ID:9um4Kmha
>>86からの続きです。
「さて…次は…」
着物の振袖から今度は…
シュッシュッ
「い…いすみさん?…今ウチの胸に何をかけたん?…しかもそのスプレー何?」
「これ?またたびよ。一緒に借りてきましたの。」
も…もしかして…
「シラヌイさん、おいで」
「にゃああーー」
伊澄に手招きをされシラヌイがやって来た
「にゃっ!」
シラヌイはすぐさま異変に気がついた
「やっ…シラヌイ、いい子やからあっちに…」
「にゃにゃにゃっ!!」
すぐさま咲夜の胸へと飛び乗り後は本能のまま大好きなにおいのするピンクの先端を舐めまわす
ペチャ ピチャ
「ふあぁっ…くうぅ…」
子猫の弱い舌使いでも今の咲夜にとっては電流を流されている状態だった
「シラヌイさんばかりずるいですね。でわ私も…」
ぐちゅっ
「ふぁ…ふあぁあぁ…」
今度はパンツごしでは無く、直に咲夜の秘部に人差し指を挿入した
「ふぁあ…だ…め…」
伊澄は中に入れた指を掻き回し始めた
ヌチュッ グチュッ
「あっ…あっ…あっ…あんっ…」
咲夜の身体は自然にブリッジの体型をつくりだす
「すごい、咲夜の中から蜜がどんどん溢れてくる。」
次第に指の速度は序所に加速を増していく
「あっ…あんっ…これい…じょうは…あんっ…」
さきほどから我慢していた尿意の感覚がどんどん強くなっていった
「ひぁ…もれ…ひゃう…お漏らし…しちゃ…」
「我慢してるときの咲夜の顔って、かわいい。」
「も…だめ…おしっこ…も…れちゃう…」
「いいよ、漏らしても」
それを聞いて伊澄はとどめというばかりに咲夜の肉芽をおもいきし摘み上げた
「あんっ…あぁあああー!!」
シャアアアァ
我慢しきれず黄色い液体を漏らし自分のスカート、パンツだけではなく
伊澄の手と袖を汚してしまった
427 :
7J:2006/07/15(土) 10:27:55 ID:9um4Kmha
「やだ、咲夜ったらおねーさんなのにお漏らしなんかして…くすくす」
と言いながら伊澄は手についた咲夜のものを小さな舌で舐めとっている
(いや、伊澄さんにウチのおしっこ飲まれてる)
あまりの羞恥に咲夜はもう何も言い返す言葉が無い
「咲夜…」
秘部を指でツンツンつつきながら伊澄が顔を近づけた
「一つだけ私のお願いを聞いてくれたらもうこんな事やめてあげるわ」
「あっ…あ…あんっ…何…お願い…って…んっ…」
胸の先端をシラヌイに舐められ、秘部を伊澄に刺激され咲夜はまともに話せないでいた
「ハヤテ様のことなのですが」
「………!!」
その名前が出てきた途端、放心状態に近づいていた咲夜に意識が戻り始めた
「私のヒロインはハヤテ様では無かった…一度は諦めたのですが…やはりまだ諦められないの…だから…」
「………」
何が言いたいのかは咲夜には既に分かっていた
「咲夜はもう二度とハヤテ様には近づかないでほしいの。」
「借金執事にか…?…んっ…」
「ええ、私は咲夜の事が大好きだからあなたとは争いたくないのよ。だから平和的にね。」
なんや…そんな事か…そんな事なら………
「咲夜?」
綾崎ハヤテ…
始めに会ったときは なんや頼りなさそうな執事やとおもっとったけど…
ナギん家の庭で遭難した時…ウチが殴ったり蹴ったりお風呂に突き飛ばしたりしても
あの借金執事は何一つ怒らず微笑みかけてくれよった
ウチが妖怪に襲われそうになったときもヒーローみたいにやって来て助けてくれよった
前にあんなひどい事したウチを…
ウチはおねーさんやからようわからんが もしウチにお兄さんがいたらあんなかんじやったんやろうか?
「さぁ、咲夜。約束して。」
なんやかんや言ってウチが一番子供やったんやな
「もう二度と会わないって」
「……や……」
「さく…?」
「…いやや…」
「咲夜…今のは聞き流してあげるから…早く約束して」
「だか…ら…いや…や…」
「咲夜…ふざけているの?」
「ふざけてなんかあらへん…それだけはでけへん…」
「ふぅん、まさかここまでとはね。」
428 :
7J:2006/07/15(土) 10:28:28 ID:9um4Kmha
ポウッ
再び伊澄の指先から眩い光が…
だが先ほどまでと違うことといったら人差し指の他に中指、薬指も光始めた
「伊澄さん…まさか…」
「そのまさかよ、咲夜」
あろうことか伊澄は3本もの指を全て咲夜の中に押し込んだのだ
ズチュッ グチュッ
「んああああああああああぁぁ!!」
咲夜は大声で叫び身体はおもいきり跳ね上がる。
秘所からはドクドクと蜜が溢れてくる
「あっ…あああ……やめ……裂け…ちゃう…あんっ…」
予想以上の刺激に咲夜からは涙、涎と色々な液が流れ出て痙攣が治まらないでいる
「これで男の子位の大きさはあると思うわ。咲夜はこんな事初めてだから辛いでしょうに。」
「いた…裂け……んんっ…」
もちろん胸の愛舐めもまだ終わってはいない
「約束してくれればやめてあげるのに」
中に入れた三本指でピストンを運動をさせる伊澄
「んあああああああぁぁ!!ひぃ…あひっ…あぐっ…んうぅー!!…あっ…んああああぁぁ!!」
咲夜はブリッジ状態で何度も何度も絶頂を繰り返していた
あ…あかん…視界がどんどん真っ白に…あかん…だめ…
「おねが……い……抜いてぇ……」
「八葉六式 撃破滅却……」
グチュッ
三本の指で最奥を貫くように押した
「にゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
シラヌイでなくて咲夜の悲鳴
ビクンビクンビクン 身体の痙攣が止まらないでいる
「もう…やめ…あんっ…壊れ…」
「ふぅん、じゃあ壊れちゃえ。」
壊される……
めちゃくちゃにウチの中を掻き回す気や
せやからもう約束守ったろって言うつもりやったのに何でかウチは
「だか…ら…や…だ…」
やっぱり否定はできへん…もう会えないくらいならウチは…
「た…たす…け…たすけて…は…ハヤ…テ…」
「………!!」
その時、伊澄さんの表情が変わった…普段に戻ったっていうんかよくわからんが…
ズチュッ
ウチの中から三本の指が抜かれた
「んっ…」
脱力した咲夜はくったりと床に倒れこんだ
「はぁ…はぁ…」
「咲夜…」
くいっと咲夜の頭を持ち上げ膝枕をする伊澄
さきほどの魔性のようなオーラはなくいつもどおりの伊澄
咲夜も先ほどされた仕打ちを忘れてしまったかのように伊澄に身体を預ける
「わかってたのに…」
429 :
7J:2006/07/15(土) 10:31:37 ID:9um4Kmha
「んっ?・・・」
うちの顔になにかポタポタ落ちてきて……
「伊澄さん、泣いてるんか?」
「ううん、なんでもない」
と伊澄は立ち上がり
「こんな事しても咲夜がハヤテ様のこと諦めない事くらい……あら、外はもう真っ黒ね。咲夜、今夜は止まってってください」
「あ…あのな…伊澄さん…ウチは」
「あっ、洋服は洗濯に出すからお風呂に入ってきて咲夜。」
そのまま伊澄は部屋から出て行った
「伊澄……さん。」
………
そうやな…ウチは借金執事のことばっかりでナギと伊澄さんの事全然考えてなかった
今のままがずっと続けばいいと思っとったけど、それは無理やんかな…
本日の天気は快晴
HIKIKOMORIが損に思えるほどの外出日和である
これからの事、どうすればええかウチにはまず分からないがまずやるべき事からやろう
咲夜は大量の札束をカバンに入れワタル氏が経営するレンタルビデオショップに足を運ばせた
「いらっしゃい……ってサクじゃねーか。また写真持って来てくれたのか?」
「うむ、その事なんやけどあれ返してくれへん?ほなこれ倍返しやから」
ドサドサドサ
咲夜はカバンの中から約3千万が机の上に置かれた
「えっ!?」
ざわ……ざわ……ざわ……
「全部ワタルにあげるさかい、せやから伊澄さんの写真全部かえしてくれへん?」
まず友達に隠し事とかはまずいやろな
せやから自分で蒔いた種は自分でな
「ちょ……おま……確かに今は喉から手が出るほど金は欲しいけどよ、その…今晩のおかずが……」
「おかずならそこらへんのビデオで……ひぃ!!」
咲夜が腰を抜かす
あの咲夜がここまで取り乱すとは……ああ……俺にも分かる……
今俺の後ろで紅蓮のような静かな炎が一つ…凍てつく炎が一つ…
(ピンチの時は落ち着いて……)
意を決して後ろを振り向くワタル
「ふふふ、若様ったら、最近ティッシュの減りが異様に早いと思いましたら…そうですか…そういうことでしたか…」
「ワタル君、私とは前払いでしたが、その写真の娘とは直払いでしたのでしょうか?…ふふふ」
「つーか、すげーな。メイドとシスターの組み合わせなんて見たことねーや、ってサク!!」
「はひっ、写真は確かに受け取ったねん、ほなさいならー」
とダッシュで店を後にする咲夜
「おい待て、まってくれサク!!」
「待つのは若様、あなたの方ですよ。」
「神に代わって貴方を裁いてあげましょう。」
じりじりとワタルにあゆみよる二人のメガネ
430 :
7J:2006/07/15(土) 10:33:25 ID:9um4Kmha
……………
「死んだな……おれ……」
ここに一軒のビデオ屋を営む店長、橘ワタル
これはワタル氏のWメガネ丼を築き上げるための苦悩と努力とその哀れな末路を綴った物語である(まだ田口トモ○ヲ風)
「おい、まて!俺はメガネハーレムに興味なんぞ……って…ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ムチを持つサキさん〜♪ 服を脱ぐシスター♪
貞操(ワタルの)は何処へいった〜♪ 3Pを責められてきた〜♪
「サンキューなワタル、あんたのおかげで少しはマシなオチが付いたで。
曲通りワタルは地上の星になったんや。」
END
まともなオチが思いつかず申し訳ないです。
もっと勉強してきます。(特に伊澄について)
今日こそ一番槍GJ!!!
若様・・・・?
伊澄の口調は難しいのかな。
でも前回は('A`)だったけど、今回は(゚∀゚)
オチも面白かったですよ―――
ハヤテの単行本かなり読みました?
次作も期待してるっす!
>>426 ん〜、ちと違和感が拭えないかな。
指摘されてる伊澄の口調もそうだけど、全体的に会話文の比重が多いような気がする。
あと文体がいまいち定まっていないような・・・無意味な体言止めが多すぎるような気がするし。
作者さんも向上心旺盛のようなので、自作は更なる飛躍を望んでいます。
頑張って!
ところで、一般のハヤテSS読めるところってどっかにあるんかね?
最大手は「ひなたのゆめ」なのかも知れんが、あそこのSSは正直レベルが(ry
誰か情報もってたら教えて欲しい
435 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 13:08:42 ID:gk2fh8LN
誰か今までのSS(前スレの続き)を保管庫にまとめて下さい。
437 :
435:2006/07/15(土) 15:49:15 ID:4ASyagFQ
やり方が分かりません・・・
すみませんが他の方お願いします・・・
エロパロを楽しむためにコミック全巻揃えた
>>438 このスレは原作者から見れば黒歴史かも知れんが、
こういう人がいてくれると自分も救われる。
畑クンだったら、このスレを見ている可能性があるな。
こ、これがドッペルゲンガー現象…
改変コピペやコラするために単行本集めた
なんにせよ販促になってるなら良いことだ
エロパロ読んで興味を持った原作にハマるのはネギまと十二国記でやったことある
ネギま!は超駄作漫画なのでオススメは出来ない。
ス☆ランは高尚よね・・
他作品を叩くのはあんまり高尚じゃないけどな
>447
漫画自体はつまらなくてもSSが面白ければ元取れた希ガス
麻雀漫画読むために麻雀やるようなもんか。
俺結構好きだけどな>ネギま
452 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 22:12:22 ID:7xHROVB5
うい
「おれ結構●●好きだけどな」
っていうのは
上から見た“見下し発言”か
その作品の信者だけど、不用意にプッシュして叩かれるのを回避しようとしてオサエメに言ってるか
のどっちか
>453
おもいっきりどっちか以外がある気がする。
どっちにしてもハヤテは好きだ。
>>453 後者かな。まぁスレ違いだから控え目ってのもあるんだけど。
彗星咳厨と澤地価厨と矢蜘蛛厨は誌子絵絵絵
そういやヒナ純愛の御大は、スクランでは沢地価書きだったみたいだな。
やっぱツンデレ好きなんだべか。・・・ヒナってツンデレ?
もちろん
460 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 00:01:50 ID:VdVH8gd1
ヒナは完璧にツンデレ
どんなネタでも久米田が始祖ですよーーー
というクメシンは都市伝説
雪路が部屋の中をのぞくと、ハヤテとヒナギクが抱き合いキスしていた。
「はあっ・・・・・・どうしたの?」
「あ・・・え、いえ」
「・・・もしかして」
「あっ・・・んっ」
ヒナギクの手が服の上から股間を撫でると、ハヤテは女の子のような声で鳴いた。
「もう大きくしちゃって・・・してほしいの?」
(あら・・・あの子ったら)
雪路は妹の明らかに欲情した表情に驚いた。
(こっち方面は弱いと思ってたのに・・・意外だわ。・・・・・・え゛っ!)
雪路は思わず声を出しそうになり、あわてて口を抑えた。
ハヤテのモノは、その容姿からは想像できないほど巨大だった。
(で、でかっ! 何あれ!? あんなの初めて見た)
部屋の外で姉が動揺しまくっているとも知らず、ヒナギクは口を限界まで開け巨根をくわえた。
「ひ・・・ヒナギクさん・・・」
「ぷはっ・・・はっ・・・あ、あんまりくわえてるとこ見ないで。恥ずかしいから」
「す、すいません・・・」
ハヤテは素直に言うことを聞き、目を閉じた。
そうすると股間の快感が一層強く感じ、自然に腰が前後に揺れてしまう。
それをヒナギクは嫌そうな顔をせず、むしろ嬉しそうに口淫を続ける。
「ああ・・・ヒナギクさん・・・僕、もう・・・!」
ハヤテが震える声で限界を告げると、ヒナギクは限界までペニスを呑み込み、思いきり吸った。
「あ・・・あっ・・・あああっ・・・!」
ハヤテの身体が一瞬制止した後、激しく揺れる。
たまっていたのか射精は長く続いたが、ヒナギクは吐き出す様子を見せなかった。
(うあ・・・ヒナ、飲んでる・・・)
射精が終わると、よほど気持ちよかったのか、ハヤテは大きく息を吐いた。
続きマダー?
ぐっじょーぶ!続き書かないと多分ヒナに折檻されますぜ?
466 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 16:36:08 ID:VdVH8gd1
GJ!さぁ続きを読ませてくれ。いくらでも待つぜ?
そして1000年が過ぎた…
ハヤテスレ住人がwktkしているうちに
文明はドンドン進歩していく・・・・
469 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 18:08:10 ID:LcQh9KBk
何だそりゃ
雪路って誰だっけ?と思ったら桂先生か。名前すっかり忘れてた。
471 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 21:01:42 ID:bjqu2EfC
とりあえず423の続きまだー?
wktk
給料日の誘惑の続き待ってるから
−250年後−
誰もやらないなら俺がログまとめ作ってみるが・・・・
やっぱしません
そして2000年の月日が流れた…………
保管庫保管庫うるせーよ。
そんなに読みたきゃにく使えば良いじゃねーか
478 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 21:58:58 ID:OgzUPWu4
さて、今日は水曜日。
きっとROCO氏が・・・。
アーたんにエッチな事も教えられてたハヤテマダー?
481 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 16:06:41 ID:/j0d6bt8
万が一過去に面識があって互いに忘れてるんだとしたら[マリア]=[アーたん]、って考えた奴は俺だけじゃないはず。
過去を語りだすならまずはハヤテのお兄さんについてしりたいな!
本来は今週ネタで泉×ハヤテほのぼのエロを投下する予定でしたが、
ちと制作に時間かかりそうになったので…;
西沢さんSSを投下いたします、今週ネタもありますのでご注意を。
ヒナさんの誕生日プレゼントを選ぶ為に…と、ハヤテ君と一緒に私は歩きまわっていました、
こうして一緒に居るとデートしているようで私は凄く幸せな気分だったの。
でも…そんな幸せが長続きする星の下に生まれてないのは、十分に承知だったんだから。
「さぁ!!もう十分幸せな目にはあったわ!!どうなる!?どんなオチがつくのかな!?」
そんな風に覚悟を決めていましたら…
「あっ、そろそろ休憩でもしますか」
「う、うんそうだね…あれ?」
「じゃ、西沢さんからシャワー使って下さいね」
「う、うん…」
ザァァァァ─────────…
…あれ?
「じゃ、部屋を暗くしますよ…」
「う、うん…」
あれ?
「服を脱がせますよ、しわくちゃにならないように手を上げてください」
「う、うん…」
あれあれ?
「綺麗ですね…西沢さんの、肌…こんなに健康的な滑らかな肌で…」
「あ…あぁ!!」
あれぇ───────────!????
ちょっと待ってよ、何がどうなってこんな展開になってるのかな?
えっと思い返すと、休憩するからってハヤテ君と何だかピカピカした看板のある建物に入っていき、
そこの窓口のおばさんからカギを受け取って、部屋に入ったのだよね。
すると中は怪しげだけど綺麗な部屋で、ハヤテ君に誘われるまま、
部屋内に設置されたバスユニットを使って、体を洗ったの。
そして体を綺麗にした私は、バスタオルを巻いて出てきて…
この丸っこいベッドの上に寝転がって…
やがてハヤテ君も体を洗い…その後、先にベッドに寝てた私の上に被さってきて、
この肌を隠していたタオルを取ったんだっけ…あれ?
そ、そして…ハヤテ君の手が伸びてきて、私のあまり成長してない胸の上に触れたんだよね。
これってさ…もしかしてエッチしちゃってる?
ハヤテ君と今、一つになろうとしてるのかな?
というか、これがオチ!!?
「どうしましたか西沢さん、僕の愛撫は気持ちよくありませんか?」
ふわっ…ムニッ
「ひゃ!あぁっ!ハ…ハヤテ君が…私のを触ってる…」
大きいけど綺麗な指先のハヤテ君の男の手が、この晒された胸の膨らみを軽く揉む様にしながら、
包み触れてきました、うわ…何だかすっごく気持ちいいビリビリした電気みたいな刺激が、
そこから発生して体中に流れてきてるみたい。
温かく優しいのに…激しい刺激が、体中に広がっていくよ…
あ…敏感な突起にも、ハヤテ君の指先が触れてるきているし…
「あんっ!気持ちいいよぉ…ハヤテ君…」
本当に気持ちいい…いくら敏感なとことはいえ、まだ胸を触られてるだけなのに…
好きな人に恥ずかしいとこ触られると、こんなに感じちゃうんだね。
「感じやすいですね…西沢さんは」
「そ、そうなのかな…私ってエッチ?」
「エッチですよ」
「はわわ…こ、こんなエッチな女の子…軽蔑するよね…」
「いえ、エッチな女の子は大好きですよ」
チュッ
「!!!!?」
今…触れたよね、ハヤテ君と私の唇が…キスしちゃった!?
私のファーストキスを…奪われた。
(注:人間相手のファーストキスです)
…今、何処からともなく聞こえてきたのは空耳だよね。
とにかくしちゃったんだ…ABCのAを!
「どうしました?もしかしてキスだけでイっちゃいましたか?」
う〜ん…精神的にはイっちゃたかも、頭がボーっとしちゃってるし…
「しっかりして下さいね、ここから本番ですよ」
「ほ、本番?」
「はい…ここからが本番、その前にまずは、ここをちゃんと濡らしときませんとね」
チャプ…
「ひあぁぁぁ!!」
下から激しい衝撃が湧き上がってくる…これって、触った?
そういえば…お風呂上りの後でタオル一丁だったから、当然にそこを隠すのも無かったという事だもんね。
だから…アソコを触ったのかな!
クチュッチャプゥ…
「んあぁ!!そこ…あぁぁ!!」
やっぱり触れてるよ、ハヤテ君の指が…大事な場所を弄くってる…
「西沢さんのここ…まだあまり弄ってないのに、すごく熱くなって濡れてきてますよ」
「だって…あぁ!ハヤテ君が弄るから…あぁ!!」
指が入ってきてる…指腹で中身を弄られちゃってるみたい、
それも感じるとこを徹底的に、何でわかちゃってるのかな…
私の敏感なそこを…だめ、そんなに弄られたら…もう!
「イ…イっちゃうよぉぉ!!!」
ビクビクビクゥゥゥ!!!
一気に全身が痙攣していく、その大事な場所を摩られて思いっきり感じちゃったから…
私…イっちゃたみたい、頭の中が弾けちゃてたよぉ…
「うわ〜イクの早いですね、まだ前戯なのに」
「ほへ?前戯…??」
「そうですよ、ほら…これから入れるのです、この僕のを」
「!?」
その目の前には、ハヤテ君の…股間に生やしたのが姿を見せていました。
「それって…まさか…」
「はい、おちんちんですよ…欲しくないですか?指だけで満足しましたか?」
「そ、それは…そのぉ…」
お、おちんちんて、あんなに大きいものだったんだ…
こんな小さな入り口に入れちゃ壊れちゃわないのかな?
ちょっと、その容姿に恐れてしまう私…でも、何か疼く…
何よりも一つになりたい…ハヤテ君と一つに結ばれたいもの!
「ハヤテ君…入れて、おちんちん…入れて欲しいかな…私に」
「素直ですね、西沢さん…」
エッチな言葉を口にした私に、優しく微笑むハヤテ君…
そしてついに…それは入れられたの!
グチュッ…ズブゥゥ!!
「あはぁぁぁ!!!はぁ…はわぁっ!!」
私の中に…ハヤテ君のおちんちんが…繋がっちゃた。
「はぁはぁ…西沢さんの、凄くいいですよ…うっ!」
「あぁぁぁ!!!!」
奥に大きな物が入り込んでいく…ぎゅうぎゅうに圧迫される身体の中身、
ちょっと呼吸が苦しいかな?でも…それ以上に…
「き、気持ちいいよぉ…あぁぁ!!ハヤテ君のお腹に感じるぅぅ!!」
中で何度も往復し、その自分の分身を擦り付ける感触を、思いっきり感じまくりながらに、
襲い掛かる快楽の波に、ただそのまま無防備に打ちのめされていきます…
それは気が狂いそうな程に凄い体験だったかな…
特に一番奥に、この凄いのが当たるとピンッと背を反らし反応しちゃっていたしね。
「あ…あぁ!!凄いよ…ハヤテ君…あぁぁ!!ん…またイっちゃうかな」
「はぁはぁ…じゃあ、今度は僕もイキますよ…このままでいいですか?」
それって、つまり…外か中かと選ばせてくれるのかな?
でも、それは愚問…だって、そんなの決まってるし…
「中…中で出してハヤテ君!!」
「はい…うっ!!!」
ドクゥゥゥゥン!!!!!
「あああぁぁぁ──────────!!!!」
こうして私は、またまたイっちゃいました…今度はお腹の中で熱い衝撃を感じながらね。
ドロドロしたのが奥に流れ込んでいくような感じもしてた…ハヤテ君の赤ちゃんの素が入ってきてるんだ。
その幸せを堪能しながら、何となく察しました…きっとこれは夢、もしくは妄想の世界だと。
こんな都合いい話は無いもんね、だから…今こうして目を閉じて、また開いたら本当に目を覚ますに違いない、
そう確信していました…そして目を開ける、そこは…
あの怪しげで綺麗な部屋でした…私はあの丸っこいベッドに寝てます!
「夢じゃなかった…!?」
驚愕しました、だって…本当の本当に結ばれたって事だから、ハヤテ君と…
お腹の中も熱い…ちゃんと現実に抱かれた後なんだ!
「やった…ついに私…」
「目が覚めたか?」
思わず涙ぐんでしまったので、腕で涙を拭き振り返ります…その愛しき少年を見る為に。
「よっ!」
そう…この大きく白い喋るトラを見る為………え?
「ふっ…いやいや、なかなか燃えたよお嬢さん、満足してくれて私も満足さ、ははは!」
「え…え…えええええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!!?」
【おしまい】
「う〜ん…う〜ん…やっぱりこういうオチなの?えぇぇ〜〜ん…ムニュ」
「西沢さ〜ん!そろそろ出ないと延長料金が加算されちゃうのですが…完全に寝ちゃってますね!」
「やっぱり私って…こんな星の下で生まれていたんだよね…うぅ…グゥ…」
GJ!
キター Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
風呂の中で読んで勃った
GJ!!!
オチが二段階になっててワロタw
GJ!
むしろこれは三段オチではないか?
GJ
GJ!!
>>490 ・・・・・・どんな媒体で読んでンだ?
494 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 21:31:50 ID:/j0d6bt8
GJ!!
なんつうか最近水曜日が待ち遠しくてしかたないね、マジで。
どうやったらこのペースこのレベルで書けるのかマジで知りたい
無題「人語を解す不思議なトラ」
暖かいぬくもりだお( ^ω^)
♥ ♥ /⌒ヽ⌒ヽ ♥ ♥
♥ Y ♥
♥ 八 ヽ ♥
♥( __//. ヽ,, ,) ♥
♥ 丶1 八. !/ ♥
♥ ζ, 八. j ♥
♥ i ♥ 丿 、 j ♥
♥ ♥ | 八 | ♥ ♥
♥ | ! i 、 | ♥ ♥
♥ ♥ | i し " i '| ♥
♥|ノ♥( i i| ♥ ♥
♥ ( '~ヽ ! ‖ ♥
♥ │ i ‖ ♥ ♥
♥ | ! || ♥
♥| │ | ♥ ♥
♥ ♥ | | | | ♥ ♥
♥ | | | | ♥ ♥
♥ | ! | | ♥ ♥ ♥
♥ ⊂(´#`⊂⌒`つ 様々な板で住人達を萎えさせたオレが登場。次は作品の途中に割り込んでやる
>>487 とにかくGJ!
つーか、妄想の速さとネタの切れ味は神クラス
エロの書きっぷりは魔神クラス
恐ろしい漢よ・・・
ROCO氏GJ!
いつもいつも、よくまぁその週のネタに沿った話を思いつけるなぁと感心しきりですよ
書くの早いし・・・これからも楽しみにしていますよ〜
GJ♪GJ♪Gジョーブ!!!!!
細かいツッコミだけど、タマの一人称はオレでは
あるきつづけてどこまでいこう〜
風といっしょにまた歩きだそう〜
>504
白いトラだぜ……
ミュウツーの逆襲wwww
509 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 23:54:30 ID:f5fJyeS0
アーたん再会編で(オリジナル)
一瞬あ〜ればできるから歩き続けよう〜
保管庫がささやかに更新されていた。
誰か知らんが乙!
保管庫うp汁 一時間以内にうpしたら(ryをうpする
思いつく検索キーワードでググればすぐに見つかる
また随分と間が空いてしまいましたが、
以前から時々書かせて頂いていた黒マリアさんのお話の続きということで、
>>254-269の次のパートを投下させて頂きます。
また長くなってしまいましたので、今日明日で分けてということで、
ハヤテ×マリアさんの前半部分になります。
516 :
1/13:2006/07/23(日) 00:04:02 ID:faRw6UG8
5.
ハヤテはマリアを誘って自分の部屋へと辿り付くと、
彼女を椅子に座らせておいてヒナギクとの行為で乱れきったままのベッドを手早く整える。
マリア程の手際ではないが、それでも逸る心をしっかり抑えてテキパキと作業をこなすと、
新しい清潔なシーツに彼女を誘う。
お互いに、ここへ来た目的は同じ。
だからそこには今更ながらの口実など無く、敢えて恥じる素振を見せるような遠慮も無い。
マリアがハヤテに笑顔で応えてベッドの端に腰かけると、
ハヤテも彼女の隣に座る。
そこで、さて―――
と、ハヤテはしばし思案する。
どう行動しようか、考えは・・・というか、欲求は明確なモノがあるのだが、
どうやってそこまで漕ぎつけようか、その過程について何も考えていなかったのだ。
―――ううん・・・そういえばヒナギクさんもお嬢様も、身体の準備が出来てる状態だったんだよなぁ・・・
そう思うと、まるで自分が抵抗できない相手を狙って襲うという最低な人間のような気がしてきて、
今更ながらに多少の罪悪感に苛まれてみたりする。
「ハヤテくん・・・やっぱりお疲れかしら?」
ひょい、とマリアが顔を覗き込む。
ナギほどでは無いにせよハヤテよりだいぶ小柄なマリアは自然とハヤテを見上げる形になり、
彼の知る限りで最も綺麗な女性に上目使いで見つめられたハヤテは、
つい先程あれだけ好き放題にヒナギクやナギを抱いた彼と同じ人物とは思えないくらいにドギマギしてしまう。
そんな彼の緊張を呆気なくに見抜き、マリアはクスっと微笑むと・・・
「あら、ハヤテくん、襟が汚れてますわよ?」
「え・・・」
つん、と胸を突付かれて、そこに視線を落とそうと首を曲げたそのタイミングを狙われて―――
「――――――っ!」
ちゅ、と。
下から、柔らかいものが唇に触れる。
その柔らかな感触に一瞬だけ気を取られ、それから状況を認識して、
かなりズレたタイミングで驚きの余りに思わず首をのけぞらせてしまう。
それで触れ合った唇は別れてしまい、
―――ん〜〜〜、純情なハヤテくんも可愛いですが・・・
マリアは少しだけ残念そうに頬を膨らませると、
―――折角ヒナギクさんとナギの初めてを譲って差し上げたのですから、
もう少し頑張って頂きたいですわね〜?
意味ありげに笑顔を浮かべ、再びハヤテを上目使いに見つめてくる。
マリアの不意打ちに動揺を隠せないでいたハヤテだったが、
マリアの笑顔に、試すような、挑むような・・・
そんな色が滲んでいるのを見て、
彼の中でスイッチが切り変わる。
別にマリアの心が読めた訳ではないが、ただ単純に・・・
彼が最も魅力的だと思っている女性から挑発されて、
それでも呆けているほど彼は鈍くもなければ、我慢強くもなく、
そして・・・女性に対して消極的では、なくなっていた。
517 :
2/13:2006/07/23(日) 00:05:19 ID:7vy0AhaH
「あ・・・」
口より先に身体が動き、自分を見つめるマリアの肩を抱き寄せると、
何か言いかけたその唇を、唇で塞ぐ。
「ん・・・ふ・・・っ」
先程の仕返とばかりに唇を奪うと、そのまま舌を伸ばし彼女の中に侵入する。
マリアの身体がぴくんと小さく揺れるが、抵抗は無く・・・逆に、彼女の舌に歓迎される。
「んく・・・っ」
待ち構えていたマリアの舌は侵入してきたハヤテの舌を絡めとり、
柔らかく生温かい感触でハヤテをねっとりと包み込んでしまう。
「――――――っ!」
その、あまりに生々しく、肉感的な感触に、ハヤテの背筋がぞくりと粟立ち、
マリアの舌戯の前に呆気なく圧倒されそうになるが・・・
だが、敢えてハヤテはマリアの肩を抱き寄せて唇を強く吸い、
マリアに負けじと舌を絡め返す。
「ん・・・んん? ・・・っ、む・・・んぷ・・・っぷぁ・・・」
しばし互いに挑みあうように舌を絡め合わせ、貪り合い、
そして申し合わせたように同時に唇を離す。
「ん・・・んふ、ハヤテくん、さっきよりずっと積極的で・・・」
それ以上マリアは何も言わないが、
微かに乱れた息、朱に染まった頬、うっとりとした表情が・・・言葉以上にその心情を物語っている。
「マリアさんの唇も・・・すごく気持ちよくて、蕩けそうですよ・・・」
ハヤテも陶然としたようにそれだけ言うと、
マリアと視線を絡め、どちらとも無く顔を寄せ・・・再び唇を交わす。
ちゅ・・・ぷ、ちゅぷっ、ちゅく・・・ぴちゅ、ちゅっ、くちゅ・・・・・・
先程よりも更に激しく、貪るようで・・・だが決して挑みあうのではなく、求め合うような、
深く―――淫らなキス。
「ふむ・・・んぅうっ、んぷ・・・・・・っ、ん、く・・・うぅ・・・っ、ん、んん・・・ぅ」
唇の裏から歯の一本一本、そしてその付け根もその裏側も・・・相手の口腔の隅々まで、
届く範囲全てに余すところ無く舌を這わせ、そして舌同士を絡め合わせる。
お互いの唾液を送り合い、二人の舌で混ぜ合わせ、それを嚥下する。
溶けて一つになってしまいそうなくらいに執拗なキスに、二人の心は蕩けてゆく。
蕩ければ蕩ける程、更に相手を感じたくて・・・全身で触れ合いたくて・・・もっと、深く繋がりたくて―――
どちらともなく、相手の身体を抱き締めたまま二人はベッドに倒れ込む。
「んぅ・・・ぅ、んむ・・・んっ、ん・・・ふ、んぷ・・・んむぅ・・・ん、んん・・・」
二人の手は互いの身体を這い回り、少しずつ着衣を乱しながら、
それでも唇を離そうとはせず、ぴちゃぴちゃと生々しい水音を響かせ続ける。
マリアの指がハヤテの執事服のボタンを外し、ネクタイをするすると解き、
ハヤテの手もマリアの身体をまさぐり、手当たり次第にパジャマのボタンを外してゆく。
だが、半分ほどボタンを外したところでハヤテは作業を中断し、
肌蹴た胸元からパジャマの中に手を潜り込ませ・・・
神に挟まれる幸せ
519 :
3/13:2006/07/23(日) 00:07:15 ID:7vy0AhaH
「んっ、んむ・・・んんっ!?」
女性らしい豊かな胸のふくらみを探りあてると、
そこを彼らしくない、やや乱暴な手つきで揉みしだき始める。
「ん、んむぅ! ん、んん・・・んっ! むぅ、う、む・・・ぅ!」
マリアはもぞもぞと切なげに身体を捩じらせ、声は徐々に上擦ってゆく。
期待通りの反応を見せてくれる彼女にハヤテは昂ぶり、乳房を弄る手に一層の力が篭ってしまう。
ヒナギクやナギのそれとは違い、マリアの胸には女性の象徴としての存在感が充分に備わっていて、
ふにふにと柔らかく、それでいてぎゅっと掴むと心地よい弾力を感じさせ、
その感触はハヤテを夢中にさせる。
「ん、んぁ・・・あ、ふ・・・っ、んく・・・! あ、んん・・・っ! ふぁあっ!」
パンの生地でも扱うかのように双丘を揉み捏ねられて、マリアは悩ましげにもがき、
首を捩った拍子に離れた唇から上擦った喘ぎ声が洩れてしまう。
甘く蕩けるような響きを孕んだマリアの嬌声をもっと聞きたくて、
ハヤテは手中の膨らみの先端にある小さな突起を優しく指で挟んでおいて、
きゅっ! と摘み―――
「んあぁっ!?」
くり、くりっと、左右交互に指先で転がしてみて―――
「うぁ! あ、あぅうっ! や、ハヤテく、んぁあ! ひぁ、や、そこ、びんか―――うぁあっ!」
ハヤテの指使いに合わせて、マリアの身体と声が跳ねる。
「マリアさん・・・可愛い声ですね、そんな声で喘がれると、もっと・・・弄りたくなっちゃいます・・・」
「そ、そんな・・・あんっ! は、ぅう・・・っ、んく・・・ぅ! あぅ、んぁあっ! あ、ひぅっ!」
マリアを思うがままに喘がせておいて、
片手でパジャマの残りのボタンを一気に外し邪魔な布地を左右に押し退けると、
ブラをつけていなかったマリアの胸がこぼれ出し、ハヤテの目に露わになる。
「きゃ・・・!」
最初にハヤテの唇を奪ったときの挑戦的だった態度はすっかり消え失せて、
年相応の少女らしく悲鳴を上げて両手で胸を隠そうとする。
ハヤテからすれば年上の、しっかり者で美しい憧れの女性がまるで女の子そのもののような素振をするのを見て、
彼の興奮はますます昂ぶり、彼女の腕を両手で掴んで引き剥がすと、改めて胸を露わにして―――
「マリアさん、どうして隠そうとするんですか・・・?
こんな綺麗で、形のいいおっぱいを隠すなんて、もったいないですよ」
「で、でも・・・恥ずかしい・・・です・・・」
かすれたような小声で呟くように答えるマリアの頬は、かぁ、と耳まで真っ赤に染まっている。
「恥ずかしがることはありませんよ・・・大きくて、魅力的で・・・」
「そ、そういう意味で恥ずかしい訳じゃありませんっ!
それに・・・大きくも・・・ふ、普通、ですよ・・・」
先程・・・と言っても色々ありすぎて随分前の様に感じてしまうが、
ヒナギクを組み敷いていたナギを諌めていた時の様子から、
マリアはナギに対して常に“攻め”だったのがハヤテにもよく分かる。
・・・そう、常に“攻め”だったからこそ、逆に“受け”に不馴れなのだろう。
今のマリアはすっかり羞恥と悦楽に翻弄されてしまい、ハヤテの為すがままになりつつあった。
520 :
4/13:2006/07/23(日) 00:08:15 ID:7vy0AhaH
無論、ハヤテとしてはそれに何の不満もなく、
むしろ事の発端である庭での出来事・・・
その際に見せた妖艶で積極的な姿のマリアと今の彼女とのギャップが、
ハヤテに目覚めてしまった嗜虐欲を掻き立てる。
「マリアさん・・・本当に恥ずかしそうですね・・・
さっきは外で僕のモノを自分から口にして、あんな美味しそうにおしゃぶりまでしてくれたのに・・・
とてもさっきのマリアさんと同一人物だとは思えないくらいですよ?」
「そ、それは、その・・・」
その訳は、ハヤテにも、そしてマリアにも分かっている。
要は、ごく単純に主導権があるかどうか―――という、それだけの話。
次に何をされるかわからない怖さと、そして微かな期待。
期待するから抵抗も出来ず、ただただ、相手の為すがまま。
「マリアさんの胸、触るとふかふかに柔らかくて、だけどきゅっと掴むともちもちと弾力があって・・・
なんていうか・・・すごく、おいしそうです・・・」
「な・・・ええ!? は、ハヤテくん!? ちょ、ちょっと?」
自分を組み敷いたハヤテの顔が、徐々に胸に向かって近づいて来るのを見て、
マリアは思わず身体を揺すって逃れようとするが、ベッドに押し付けられたままの腕では、
ハヤテを押し退けることも、胸を隠すこともままならず、
彼の舌がマリアの胸の先端、すっかり尖ってしまった乳首に、ぴちゃ、と触れて―――
「ひぅんっ!」
びくん、とマリアの身体が弾む。
そして更に、そのまま唇で薄紅色の突起を咥えて・・・
「ひ、ぅあぁっ! や、は、ハヤテっ、くんっ!? や、だめ、だめですっ! あ、ふぁんっ! あふ、んぅうう!」
ちゅうううっ! っと乳首を吸い上げられる。
ハヤテの予想外の行為と、自分が胸を弄られてここまで感じるとは思っていなかったことで、
マリアは二重の不意打ちを受けて我を忘れて喘いでしまう。
「ふぁあああっ! ハヤテくんっ! ダメ、いけませんっ! そこ、あ、んっ! 吸っちゃ、ひゃ! んぁああっ!」
「ちゅ・・・ん、マリアさん、おっぱい弱いんですね・・・
マリアさんの喘ぎ声、色っぽいですけど、なんだか・・・女の子の泣き声みたいで・・・
いつもの大人っぽいマリアさんとギャップがあって・・・可愛いですよ♪」
「は・・・ハヤテくんっ!? お、大人って・・・
わ、わたしは、まだ17歳の、ピチピチの女の子ですよっ!?」
普段なら決して触れてはならない禁句の類、三千院の影の主の逆鱗に触れてしまう言葉だが、
今の完全に受け身なマリアなら、その怒り方もまた可愛いもので、
なんの脅威も感じられない。
「そ、それに! 子供っぽいのだって、ハヤテくんの方こそ・・・!
胸をそんな、吸って・・・まるで、赤ちゃんみたい・・・ですよ・・・」
組み敷かれ腕を押さえられ、それでもせめて言葉で抗おうとするマリアを、
ハヤテは心底楽しそうにあしらう。
「う〜ん、赤ちゃん、ですか・・・でもマリアさん、赤ちゃんはこんなこと、しますかね〜?」
「え・・・ひゃ!? あ! んあぁああっ!」
再びマリアの乳首を口に含むと、
ちゅっ! ちゅぅうっ! ちゅぅううっ! と・・・
今度は断続的に、変則的なリズムと強さで吸いあげてマリアを責め立てる。
521 :
5/13:2006/07/23(日) 00:09:13 ID:7vy0AhaH
「ひゃうっ! あぅ、んんん! や、やめっ! ハヤテくん、これ、ひぁ! だめ、あ・・・ぅあ? あぅう!」
いつ訪れるか判らない、どれくらいの強さかも予想のつかない不規則な快楽の波に、
マリアは為す術も無く翻弄され、ハヤテの意のままに喘ぎ、悶えさせられる。
だが、ハヤテの責めは更に執拗さを増し―――
「んぅうっ! あ、ひ・・・いぅうっ! そんな、吸っちゃ・・・ひぅ!? や、だめ、舐めちゃ・・・
っあぅう!? 歯が、あたってぇ! や、んぁあっ! だめ、も・・・やぁあっ! ぅあ!? あ、ひぁあっ!」
乳首を吸いながら、舌先でその突起を突付き、飴玉のように転がし、
歯で軽く触れ、擦り、甘く噛み、マリアの乳首を徹底的に弄り倒す。
びくびくと震え蕩けた喘ぎ声を洩らす様子に、もはや抵抗は出来ないと判断すると、
マリアの両腕を離し、再び両の乳房を掴み、むにゅむにゅと揉みしだく。
「ふわぁあ、はや、ハヤテくんっ! うぁ、だめ! 胸、そんな、ぐにぐにしちゃ、あぁあっ!? だめですっ!
や、ひぁあ! んぅう、ふぁああっ! ひぅ、だめ、吸っちゃ、噛んじゃ・・・ぁあっ! や、ひぁああっ!」
「ちゅ・・・ぷぁ、ふふ・・・、マリアさんのおっぱい、いい匂いがして・・・すごく美味しいですよ?
じゃあ、今度はこっちも・・・」
「ひぅう・・・や、あ、だめ、そんな! あ! あぅうっ! やめ、あ、いけませんっ! あ、んぁああっ!?」
一旦マリアの乳房から口を離すと隣の乳首を口に含み、同じように舐め、吸い、噛み、しゃぶる。
痛みを感じさせないギリギリの強さで、マリアの乳房と乳首を口中で味わいながら、
両手の平と指先ではその柔らかさと芯に隠れた弾力、そして尖った乳首の固さを、やはり堪能する。
「んぅう! だめ、だめです! ハヤテくんっ! そんな、あ、ひぁああっ! やめ、そんな、あぁあ!
むね、ダメぇ! とけちゃうっ! とけて、ハヤテくんに、ひぁあっ! たべられちゃうう!」
解放された手はもはや抵抗しようともせずにシーツをぎゅっと掴み、
為す術も無く左右の乳房を弄られて、注ぎ込まれる快楽に目を瞑って堪える。
だが、どれだけ強くシーツを握ろうが、目を瞑ろうが、
胸をほぐされ、溶かされてしまいそうな快感は強くなるばかりで、
その刺激が身体の芯まで伝わって来て・・・
―――あ、や・・・だめ・・・これ・・・
ぞくり、と身体の芯、奥の奥が、何かの期待に、震える。
何か―――今更考えるまでもない、淫らな・・・官能の悦びへの、期待。
他人に身体を預け、受けに回ること、責められることに驚きうろたえ、身を固くしてしまっていたが、
それはマリア自身が自ら望んだことだったと、その疼きが彼女に思い出させる。
彼なら・・・ハヤテなら、自分の知らない悦びを教えてくれるのではないかと、
そう思ったハズだと・・・
身体の奥が疼く度にその思いは強くなり、その思いがじわじわとマリアの意識を蝕み―――
「ひぅ・・・あぅう・・・っ、ぅん・・・んん! あ、ふ・・・ぅ、んく・・・!」
「ん・・・む、ぷぁ・・・、マリアさん、何だか声が・・・エッチっぽくなってきましたよ・・・?」
「そんな・・・は、うんん・・・ハヤテくんが、ふぁ・・・、いやらしいこと・・・するから、ですわ・・・」
鋭く、跳ねるようだった喘ぎ声は、少しずつハヤテの言うとおり蕩けるような甘い泣き声に変わり、
きつく閉じていた目は薄らと開き、潤んだ瞳で自分を弄る少年を見つめる。
「んぁ・・・ひぁあ・・・そん、な・・・むね、ばっかり、されたら・・・ぁ、ぞくぞく、しちゃいます・・・」
そうして、注ぎ込まれる悦楽に対してマリアはいつの間にか抵抗することを放棄してしまい、
あとはただ与えられるままに・・・淫蕩な悦びに溺れてゆく。
「ひぁ、あぅう・・・! んく・・・ハヤテ、くぅ・・・んっ、ひ、あ・・・! すご、い・・・いひ・・・ぃ」
522 :
6/13:2006/07/23(日) 00:10:03 ID:7vy0AhaH
憧れの女性を、頼りになる年上の美人さんを、自分の指が、舌が堕としてゆく・・・
そう思うとハヤテの欲は際限無く膨張し、すぐに彼女の胸を弄るだけでは収まりがつかなくなる。
彼の中心にあるモノはマリアの痴態を見ているだけで、既に硬くいきりたっていて、
スラックスの拘束が痛いくらいにキツい。
―――ソレで、マリアを泣かせ、悶えさせ、よがらせたい。
―――マリアの身体で、自分自身も気持ちよくなりたい。
そう思ってしまったら、もう他には何も考えられなくなって・・・
「ちゅ・・・ぱ、は・・・ぁ、ふふ・・・マリアさん、凄くえっちな顔ですよ・・・それに、声も・・・
おっぱい苛められて、悦んでるのが丸分かりですよ・・・?」
「ふ、ぁ・・・ん、あ、はぁ・・・だ、だって、ハヤテくんが・・・こんなに、お上手・・・だから、です・・・」
「マリアさんに誉めて頂けると嬉しいですね♪ では、どれくらい気持ちよかったのか、
声だけじゃなくて・・・マリアさんの身体にも聞いて見ましょうか」
「え、からだ・・・って? あ――――――」
マリアがそれ以上何も言えないうちに、ハヤテの手が彼女のパジャマと、その下のショーツの中に潜り込み・・・
「―――っひゃううっ!?」
がくんっ! とマリアの身体が、跳ねる。
着衣の奥に侵入した指がマリアの秘所に触れ、潤みきった秘裂を直に撫でたのだ。
くちゅ、にちゅ、と湿った音を立ててマリアの秘所を弄りながら、
「マリアさん、こっちの方も・・・すっかり濡れて・・・もう、おっぱいよりもココに欲しくて・・・
我慢できないんじゃないんですか?」
そう言いながら、びくんびくんと震え嬌声を上げるマリアの顔を覗き込む。
だがマリアもマリアで・・・
「ふぁ、あふぅっ! んぁ! は、ハヤテくんこそ・・・あ、ふぁあ!
うふふ、我慢できないって、お顔、してますよ・・・?」
蕩けきった顔で、嬌声を上げる合間に、それでもクス、と小さく笑いながら言い返す。
それに対してハヤテは一瞬、ピク、と眉を動かし、そして不敵に笑い、
「ふふ、マリアさん、まだ余裕があるみたいですね・・・では、こうしてあげましょう♪」
「っひぅうっ!? あ、や、つよ・・・っあぁああっ! あひ、や、やめ・・・んぁああっ!?」
ぐちゅぐちゅぐちゅっ!
と、ハヤテの指使いがいきなり乱暴になり、マリアの秘裂を抉り、陰核を押し捏ねる。
年上の、憧れの彼女を堕とす悦びを知ってしまったハヤテは、
マリアを完全に支配したい欲求に駆られていた。
―――ハヤテくん・・・こんな、口答えも許してくれないなんて・・・わたし・・・本当に、ハヤテくんに・・・
屈服させられて、犯される。
そう思うと・・・マリアの身体はより一層、ゾクゾクと疼き・・・心が、焦れる。
「いい声ですよ、マリアさん・・・普段と全然違うけど、今のいやらしいお顔には、
今みたいないやらしい、泣きそうな喘ぎ声が、すごく・・・お似合いです」
「ひぁ・・・そん、な・・・あ、ふぁあっ! あく・・・んぅうっ!」
胸を弄られ始めた時のような鋭い声も、拒絶や羞恥から上げているのではない。
単に、刺激が強すぎる・・・気持ちよすぎて、抑えが効かないだけ。
そうやって、“口答えの罰”にマリアを泣かせ、よがらせてから、
ハヤテは手を引き抜くと・・・
523 :
7/13:2006/07/23(日) 00:11:11 ID:7vy0AhaH
「ではマリアさん、そろそろマリアさんのいやらしいところ・・・見せて頂きますね・・・」
「あ・・・は、はい・・・」
ハヤテの手がパジャマとショーツにかかり、いっぺんにするする、と引き下ろしてゆくのを、
マリアは心持ち腰を浮かせ、自ら脱がされやすい体勢をとって受け入れ、
すぐに彼女の下半身は一糸纏わぬ姿となってハヤテの目に晒される。
しとどに濡れた秘すべき裂目は恥丘の名の通りに僅かに膨らんでいて、
溢れんばかりに果汁の詰まった、熟れた果実を連想させ、
ハヤテは思わずゴクリと喉を鳴らしてしまう。
「あ、あんまりじっくりと見ないで下さい・・・す、凄く、恥ずかしいんですからね・・・?」
「・・・マリアさんのここ、とろとろで・・・それに柔らかそうで・・・、
ヒナギクさんやお嬢様とは、全然違って、すごく熟れてる感じです・・・」
「な・・・う、熟れてるって・・・!? ど、どういう意味ですかっ!?」
こんな時でもその手の言葉には敏感なんだなぁ・・・等と半ば感心しながら、
ハヤテは見るからに柔らかそうな恥丘に触れて・・・
「ふわぁっ! は、ハヤテくんっ!? 質問、にぃっ! ひぁあ! こた、や、ふぁあ!」
恥丘を軽く揉んでやると、マリアの嬌声に合わせてぷちゅっ、ぴゅるっ、と蜜が溢れ、滴ってくる。
「ほら、マリアさんのここ、柔らかくて、触るとこんなに蜜がたっぷりと溢れてきて・・・
まるで熟した果物みたいで、甘くて・・・美味しそうだからですよ・・・」
そう答えるハヤテの顔は、いつの間にか露わになったマリアの秘所へと近づいていて、
気付いたマリアが慌てて何かを言おうとした時には―――、
「じゃあ、いただきますね♪」
「え、ちょ、ハ、や――――――っふぁああぁっ!?」
はむっ、と。
果実を丸齧りするかのように、歯の代わりに唇でマリアのソコにかぶりつき、
溢れる果汁をじゅるるるるっ、と音を立てて啜りあげる。
「ひぁあ! や、やめ! ハヤテくんっ、だめぇっ! や、ひぁあああっ!」
唇を秘所に強く押し当てられて、膣の一番奥まで響くくらいに強く吸われ、
マリアは激しく乱れ、悶える。
刺激的過ぎる快感で身体は抑えようも無くガクガクと震え、自分がどんな声を上げているのかもわからなくなり、
やがて視界がチカチカと白く明滅し始めて、そして――――――
「ひぁああっ! やめ、ひゃあっ! あぅ! ハヤテくんっ! はや、や、あ、あぁああぁあっ!」
一瞬だけ意識が真っ白に染まり、快感が電流のように身体を駆け上るのを、感じる。
刹那の意識の空白の後に、マリアの身体は弛緩して微かに震え、息も絶え絶えになっていた。
―――軽く、イっちゃいました・・・
余韻でぼんやりする頭で、なんとなく現状を認識する。
秘所を吸いあげられる感触は消えていて、
マリアは初めての“一方的に責められて”迎えた絶頂の余韻に陶然と浸りかけて・・・
ふ、と、自分を一方的に絶頂に追いやった当人の存在を思い出す。
うっすらと開いているだけだった目を開けて、彼の姿を探そうとしたところで、
ひょこ、とハヤテの顔が視界の下から現れる。
524 :
8/13:2006/07/23(日) 00:12:39 ID:7vy0AhaH
「あ・・・ハヤテ・・・くん」
自分はこの少女のような顔をした少年にイかされてしまったのだと思うと、
今更ながらに気恥ずかしくなってしまい、マリアは思わず妙に顔をしかめてしまう。
対してハヤテは“ニパー”っと、
見ているだけで気恥ずかしくなるような無邪気な笑みを浮かべながら無言でマリアに迫り、
その距離の近さに彼女がハッとした表情になって何かを言おうとする前に・・・開きかけた唇を、唇で塞ぐ。
だが、今度はすぐに舌を差し込んだりはしない。
・・・舌は入れないが、代わりに―――
「・・・っ、んぅ・・・んん!? んんんっ! んむ、んむむ〜〜〜!?」
たった今マリアの“下の口”から啜ったばかりの、搾り立ての彼女の果汁を“上の口”へと口移しで流し込む。
唇越しに流し込まれる、いやに生温かく僅かに酸味のあるとろとろの液体が何なのか、
マリアにはすぐに理解できる。
つい先程、ヒナギクの“それ”を口にしたばかりだし、
今まさに自分がハヤテにされている行為を、これまでに何度もナギにしたことだってあるのだ。
自分の秘所から漏れ出したいやらしい蜜を口移しで無理矢理に飲まされたときのナギは、
恥ずかしさの余りに耳まで真っ赤にして、いつ涙がこぼれてもおかしくないくらいに目を潤ませて、
一生懸命にイヤイヤと首まで振ってくれて、
本人にその意思がなかろうともマリアの嗜虐欲を存分に満たしてくれていた。
・・・それを今、自分がされているのだ。
ハヤテの愛撫によって溢れ出した愛蜜を秘所から直に啜り取られ、それを口の中に流し込まれた。
続いて入ってきた彼の舌はその蜜を口中の粘膜に擦り付けるかのように蠢いて、
口の中はもはや自分の蜜の味しかしない。
―――わたしの味・・・こんなの、やだ・・・恥ずかしすぎます・・・
自分が好んで行っていた相手を辱めるための行為で、今まさに自分自身が辱められ、
恥ずかしさの余りにマリアは目に涙を溜めて、必死で逃れようと首を振ってもがく。
その仕草が自分を悦ばせたナギの仕草とそっくりであることなど気付く余裕がある訳も無く、
故にその仕草がハヤテの嗜虐欲をくすぐり、更なる恥辱を与えようと思わせてしまっている事など、
気付き様も無い。
ハヤテはマリアを逃さないようにぎゅっと唇を押し付けると、顎に手を添えて喉を反らせてやる。
そうすることでマリアの口に溜まっていた彼女の蜜と唾液、そしてハヤテの唾液が混ざり合った液体は、
自然と喉に向かってとろとろと流れ出し・・・
「ん、んんんっ! んっ! んく、んく・・・っ、んふっ! ん、んむ―――っ! んく、ん・・・くっ」
例えマリア自身が望まなくとも、身体の反射行動によって彼女は喉に流れてくる生温かい液体を、
こく、こく、と、喉を鳴らして少しずつ嚥下させられる。
―――やだ・・・こんな・・・私の、恥ずかしい・・・愛液・・・ハヤテくんに・・・飲まされてる・・・!
まるで喉を犯すかのように、無理矢理に流れ込んでくる恥ずかしい、いやらしい味のカクテルは、
こくん、こくん、と飲み込むたびにハヤテに対する屈服感が心を占めてゆく。
恥ずかしさは未だ消えはしないが、マリアにはハヤテの行為に抵抗する手立ては無く、
彼女は彼の為すがままに行為を受け入れ、少しずつ心は蕩け・・・
被虐という喜悦が、マリアを蝕んでいった。
「・・・ぷぁ・・・っふぅ・・・」
やがてマリアが口移しで与えられた自身の蜜を全て飲み下したところで、ハヤテは顔を上げる。
マリアの頬や額には汗で幾条もの髪が貼り付いていて、
薄く開いた目からは涙がこぼれ、だらしなく開いた唇の端は涎で穢れている。
潤んだ瞳、喘ぐような吐息・・・淫らに蕩けきった表情を浮かべるマリアはそれでも尚美しく、
ハヤテのいきり立った欲望を欠片ほども損なわせることは無い。
525 :
9/13:2006/07/23(日) 00:13:58 ID:7vy0AhaH
「マリアさん、如何でした? 自分のえっちな蜜のお味は♪」
「そ・・・! そんな・・・あ、味なんて・・・・・・わかりません・・・」
羞恥で顔を真っ赤に染めながら、マリアは弱々しく答える。
その、嗜虐欲を掻き立てずにはおかない彼女の態度に、ハヤテは発端の出来事を思い出す。
「ふふ・・・マリアさん、覚えていますか? 今夜、僕が庭で落ち込んでいたときに、
マリアさんが慰めてくれて・・・そのあと、僕のことを一方的に弄ってくれたこと」
「そ、それは・・・その・・・」
今宵の淫らな宴の発端となったマリアの一方的な愛撫と、彼女が浮かべていた艶笑・・・
今の彼女と間違いなく同一人物でありながら、
それゆえに余計に際立つ、今のマリアの儚さと・・・被虐的な美しさ。
「あのときのマリアさん、すごくえっちで・・・でも、本当に・・・ゾクゾクするくらい、綺麗でした・・・」
為す術も無く唇を奪われ、服を脱がされ、射精させられたこと・・・
思い出すだけで下腹部がぞくり、と震えるくらいに生々しい、圧倒的な快感だった。
「でも今のマリアさんは泣きそうな顔で、息も乱れてて、汗と涙と涎で汚れてしまって・・・」
じっと顔を覗き込まれながらそう言われると、本当に泣きたくなるくらいに恥ずかしい。
こうして自分は彼に貶められてしまうのか、と悲痛な思いすら抱きかける。
だが、ハヤテの言葉はマリアの予想と違い・・・
「それなのに、いや、だからこそ・・・凄く、可愛いですよ・・・」
「かわ、いい・・・・・・?」
どきん、と鼓動が跳ねる。
ハヤテの一言で不安に苛まれたかと思えば、意外な言葉にドキリとさせられる・・・
マリアの感情は、既にハヤテの掌の上だった。
そして、それをハヤテ自身が理解しているからこそ、そうやって持ち上げておいて・・・
「はい、もう、なんて言いますか・・・滅茶苦茶に犯して、泣き喚かせてしまいたいくらいに可愛いですよ♪」
「な・・・・・・・・・」
決定的なハヤテの一言に、今度こそマリアは絶句する。
目を見開いて怯え引き攣った表情を見せるマリアの姿はこれまでに見たことも無いほどに弱々しく、
ハヤテは・・・これ以上、自らの欲求を抑えることを放棄する。
「は・・・ハヤテ・・・く、ん・・・?」
おもむろにジャケットを脱ぎ捨て解けたネクタイを外し、
カチャカチャと音を立ててベルトを外すハヤテの行動が何を意味するか・・・
充分過ぎるくらいに判っていても、マリアは一縷の望みを込めて哀れみを請うような視線を彼に送る。
ハヤテはその視線に気付いて、そして当然のようにそれを無視してジッパーを下ろし、
敢えてマリアの目に映るように、硬くいきり立った、肉の凶器を取り出す。
「―――っ!」
マリアが声にならない悲鳴を上げて、もがくようにベッドの上をあとずさる。
その様子をさも楽しそうに眺めながら、
「おやどうされましたかマリアさん?
さっきマリアさんが庭であんなに美味しそうにおしゃぶりしてくれたモノですよ?」
「そ、そ・・・それは・・・っ」
526 :
10/13:2006/07/23(日) 00:15:22 ID:7vy0AhaH
それは分かっている。
あの時は、全く逆の立場だった。
初めて体験した・・・させられた性的な行為にハヤテはすっかり萎縮してしまい、
マリアは思うがままに彼の性器を愛撫して、強制的に射精まで導いた。
だが、今は彼女に主導権は無い。
責めることしか知らなかったマリアは、
これから初めて味わうことになるであろう被虐的な性行為に完全に怯えきっていて、
その責め具となる彼の肉槍は、もはや恐怖の対象以外の何者でもない。
カタカタと小刻みに震える身体を少しでもハヤテから離そうと情けなく足掻く今のマリアは、
今のハヤテにとってはこの上なく性欲を掻き立てる獲物以外の何者でもなく、
ずい、と身体を乗り出すと彼女の足の間に身体を捻じ込んで開き、
細い腰を掴んで捕まえ、引き寄せる。
「ひ・・・や・・・!」
マリアの腰はハヤテの腰へと引きずり寄せられ、
やがて・・・彼女の潤みきった秘裂に、ちゅく・・・と、何かの先端が触れる。
「や、や・・・やだ、やです! ハヤテくんっ! や、おねが・・・やめて、ください・・・」
「ふふ、そんなに怯えちゃって・・・でも、マリアさん」
肉槍の穂先に触れるマリアの秘所は温かく潤み、
必死に懇願する彼女の涙声は、彼女の意図とは真逆の効能をもってハヤテの獣欲をいきり立たせ、
このまま一気に貫いてしまいたい衝動で下半身を弾けんばかりに満たしてゆく。
・・・だが、どうせ彼女を犯すことには変わらないのだから、あと少しだけこの衝動を抑えて・・・
「マリアさんは、僕に・・・犯されたかったんでしょう?」
「なんで・・・すって・・・?」
「あの時、あれだけ僕を挑発して・・・僕に、マリアさんを抱きたい・・・犯したいって、
そういう衝動を植え付けてくれましたよね・・・」
怯えの色を浮かべたまま、マリアははっとした表情でハヤテを見上げている。
忘れているのか、隠しているのか・・・
どちらにしても、ハヤテはマリアが抱いていた、あるいは抱いている企みに気付いている。
「そして、ヒナギクさんとお嬢様に僕をけしかけて・・・二人を僕に犯させて・・・
女の子を責め立てて、犯して・・・泣かせて悦ばせる、そんな快感に、僕を目覚めさせましたね・・・?」
ぞくり、とマリアが震えるのが、掴んだ彼女の腰からハヤテにも伝わってくる。
―――僕がこのことを見抜いていると知ったら、マリアさんは怯えるだろうか、恥ずかしがるだろうか・・・
―――いや、でもきっと・・・どんなに怯えても、恥ずかしがっても・・・無意識の奥で、悦ぶんだろうな・・・
「そんな僕について、のこのこ僕の部屋までやってきて・・・それじゃあ、誰がどう考えたって、
マリアさんは僕に犯されるためにここへ来たとしか思えませんよ?
それなのに、今更そんなに怯えて・・・」
そこで、ふ、とハヤテは表情を崩すと、何も言えずにいるマリアの耳元に唇を寄せて、
まるで内緒の話でもするかのように―――
「いや、それもマリアさんの想定通り、なんでしょうね。
いつもお嬢様を責めるばかりで、責められる悦びを味わってみたかったのですよね?
でしたら・・・本気で、心から怖いと、恥ずかしいと思わなきゃ、
責められて、苛められて・・・犯される本当の悦びはわかりませんからね」
そこで言葉を区切ると、ふっ、とマリアの耳に吐息を吹きかける。
527 :
11/13:2006/07/23(日) 00:17:00 ID:7vy0AhaH
「―――ひぅうっ!?」
不意の悪戯に、マリアは身体を大きく揺らし、背を仰け反らせて悲鳴のような喘ぎ声を上げる。
「ふふ、だからこうして苛められて・・・マリアさんは本気で恥ずかしがって、怯えて、涙まで流して・・・
それでいて、心の奥底では嬉しくて堪らないんですよね?
早く、処女を貫かれたくて・・・僕に犯されたくて堪らない・・・そうなんですよね?」
彼女の秘密を彼女にだけ聞こえるように囁いて、ハヤテは再び顔を上げる。
マリアはやはり何も言わず、ただ顔を真っ赤に染めて、ハヤテを見上げている。
―――全て、見抜かれているんですね・・・
庭で彼の背中を抱いた、その瞬間に自分の中に浮かんでしまったことが。
自分の抱いた浅ましい淫らな欲望と、その為の伏線が・・・全て。
それは堪らなく恥ずかしいことであり・・・そしてハヤテが思った通り、喜ばしいことでもある。
彼に秘していた心の奥底すら見透かされ、マリアの全てはハヤテのものとなった。
今このとき、彼女は彼に完全に屈服し・・・故に、あとはもう、全てが彼の思うが侭、なのだ。
「ではマリアさん・・・」
「ひ・・・や・・・ハヤテ、くん・・・やめ・・・」
そこまで見透かされていても、それでも恐ろしいものは、恐ろしい。
その、恐ろしいと思うこと、心の底から怯えること自体が、マリアの望んだことであったとしても。
「ヒナギクさんは、それまで焦らしすぎたせいか挿れた瞬間からイっちゃって、
全然痛がってる様子はありませんでした」
ハヤテの熱い肉槍の穂先が秘裂にあてがわれ、先端が蕩けるような媚肉に包まれる。
「お嬢様は流石に小さいだけあって、物凄く痛がって、それまで感じていた快感から、
一気に醒められてしまいましたが・・・
でも結局はマリアさんも御覧になったように・・・僕に犯されて、イき続けるくらいに感じてました」
穂先はすぐにマリアの処女膜に突き当たり、そこで一旦、腰の動きを止める。
「ですから、お二人よりもえっちなマリアさんならきっと、すぐに気持ちよくなっちゃうかも知れませんね〜」
「え・・・あ、や、や! まって、やだ! ハヤテくん・・・!」
そしてマリアが、己の純潔が風前の灯火であることを認識するだけの時間を与えた上で、
改めて腰にゆっくりと力を込め、
「でも安心して下さいね? 苛められたい、嬲られたいマリアさんの為に、
ちゃーんと、最初から激しくしてあげますから、ね♪」
「ま、まって! は、ハヤテくんっ! そんな、やだ! やですっ!
は、初めてなんです! だから、やさしく―――」
「ふふふ、勿論知ってますよ? ですから・・・」
マリアの純潔の証は突きつけられた穂先からの圧力を受け、みりみりと歪み―――
「泣いて悦んで下さい・・・・・・これから思いっきり・・・犯してあげますから!」
「ひ・・・い・・・」
ずぶぶぶぶっ!
「い・・・・・・っやぁあぁあぁあああ!」
528 :
12/13:2006/07/23(日) 00:18:06 ID:7vy0AhaH
ハヤテの言葉と共に彼のモノは一気にマリアの処女を貫くと、
そのままの勢いを殺すことなく二人の腰と腰がぶつかるまで、
肉の凶器を彼女の未通の膣洞に捻じ込み、閉じた媚肉を抉じ開ける。
「いた・・・っ! いたい! 痛いですっ! ハヤテくんっ! ひぐ・・・抜いて、ぬいてくださいっ!
いや! 痛いのっ! ほんとに、お願いですから・・・やめ、いやぁああ! やめてぇ!」
目から大粒の涙を流しながら、マリアは苦痛に顔を歪め、恥も外聞もなく泣き叫ぶ。
だが、勿論ハヤテがその訴えを聞き入れる事は無い。
優しく、労わるような性交をする気など毛頭無いことは彼自身が宣言したばかりだし、
そして何よりも・・・
「す・・・ご、マリアさんの、なか・・・これ、気持ち・・・よすぎますよ・・・
なんか、すごい・・・絡み付いてきて・・・腰が・・・勝手に、動いちゃいますよ・・・」
「や、やだっ! そんな、ひ、いた、いやぁあ! やめ、あ、ひぐ・・・んぁあっ!
いた、いたいのっ! 痛いんですっ! おねが・・・っ、ハヤテくんっ! やめ、とめてぇえ!」
その言葉の通りに、ハヤテはマリアに息をつく暇すら与えずに、
処女を貫いた勢いを全く削ぐことなく、マリアの秘所に埋め込んだ肉茎を抽送していた。
ずちゅっ! ぎちゅっ! じゅぷっ!
と、卑猥な水音を立てて二人の性器は交わりあい、
その隙間から僅かに白濁したマリアの淫蜜と、そして破瓜の証の紅い筋が垂れ流れる。
「いひぃっ! いや、やぁああ! あく・・・ひぎぃっ! いた、痛いぃっ! やめて・・・ハヤテくんっ!
もう、もうや、いやぁあっ! おねがい・・・っ、お願いですからぁ! もうやめて・・・もうゆるしてぇ!」
ゴツゴツとした硬い肉の凶器に膣内をぐちゅぐちゅと抉り突き回され、
みりみりと膣肉が引き攣るような痛みにマリアはただただ泣き叫ぶ。
それでも、決して涸れない・・・むしろさっきより更に分泌量を増した蜜のお陰で抽送はあくまで滑らかであり、
マリアの懇願も虚しくハヤテの腰の勢いは一突きごとに強くなるばかり。
「んぁあ・・・あぐ、いた・・・あぁあ! やめ、もうやめて・・・やめてぇえ!
ハヤテくんっ! おねがい、おねがいですから! ハヤテくん、ハヤ・・・っやああぁ! あ、ひぁああ!」
「っふ・・・っ、何、言っているんですか、マリアさん・・・
ここ、こんなにぐちょぐちょに濡らしておいて・・・」
「ひぁ・・・あぁっ! だ、だって・・・それは、あ、あはぁ! はや、ハヤテくんが、痛く、するからですっ!」
摩擦による苦痛を和らげるための防衛反応として、潤滑液となる愛液を身体が分泌するのはハヤテも知っている。
だが、彼は自分自身を探査針としてマリアの奥深くまで突き込んで、
今やある部分においては、マリア自身よりも彼女のことを理解している。
・・・少なくとも、彼女の膣がどんな状態であるか、については。
「じゃあ、どうしてマリアさんの中・・・こんなに、僕のに絡み付いてくるんでしょうねぇ?」
「ひぐ・・・! うぁあっ! やめ、ひっ・・・! から・・・み・・・? そんな、しらな・・・ぁああっ!」
「本当にわからないんですか? マリアさんの中、ヒナギクさんやお嬢様に比べると、
キツさはソコまで無いんですが・・・いや、それでも充分過ぎるくらいギチギチで気持ちいいんですけど、
それ以上にですね・・・マリアさんの中の襞が、僕のモノににゅるにゅる絡んできて・・・
マリアさんのココは、僕に犯されて悦んでいるみたいですよ?」
「そ、そんな・・・っ! しらない、そんなの知りませんっ! そんな、あ、ひぁ、うぁあっ!
あぐ、やめ! ハヤテくっ、や!? また、はげしっ! うぁ! んぁあああ!」
そんなやり取りの最中でも、じゅぶじゅぶとハヤテの肉茎はマリアに突き立てられ続け、
動転した彼女は切羽詰ったような悲鳴を上げて、悶え、喘ぐ。
「そうですか、でもそんなこと言いながら・・・実はマリアさん、感じてませんか?」
「え・・・い、いや、ちがう、違いますっ! か、感じてなんていませんっ! 痛いん、です、から―――あぁあ!」
組み敷いたマリアの腰に何度も腰を打ちつけながら、
ハヤテは彼らしくない、薄ら笑いを浮かべてマリアの真っ赤に紅潮した泣き顔を覗き込む。
その視線の前では全て見抜かれてしまうような気がして、マリアは思わず顔を背けるが―――
ずちゅちゅっ! ずぶぶっ! ぎちゅ、ぐちゅ、じゅぶぶっ!
「んぁあああぁ!? や、やめ、ひぁああっ! だめ、はげし、あ、ふぁああっ! やぁ、ひゃああ!」
途端に激しくなるハヤテの責めに身体はガクガクと揺れ、一度は背けた首を振り乱して、
マリアは悲鳴――――――ではなく、嬌声を上げて、乱れ泣く。
「あれ、どうしましたマリアさん、さっきより激しくしたのに、痛いって言うのお忘れですよ?」
「ひぁあ!? あ、そ、そん、あぁあっ! い、いた、ほんとに、本当にっ! いた、い、いひゃああぁあっ!」
ハヤテの意地悪な問いかけにマリアは必死で体裁を取り繕うとするが、
一度綻びた感情は、あとはただほつれゆくがまま・・・
もはや、自分がただ痛がっているだけではない―――という事実を、ハヤテに隠すことは出来なかった。
「まぁでも、本当のことを言えば・・・初めからバレバレだったんですけど、ねっ!」
「うぁああっ! あ・・・え? や、うそ、そんな、や、ひぁあ! はじめ、からって、そんな・・・ぁああっ!」
「お嬢様の時は、挿入の直後は愛液も出てこなくなっちゃって、膣も攣ったみたいに固まっちゃって、
顔色も真っ青、いや、蒼白になってしまいまして・・・
それに比べたらマリアさんの中はずーっとぐちゅぐちゅで、にゅるにゅるで・・・ふふ、そういうことです♪」
全く痛くない訳でも無かったのだろうし、今だって痛いのは本当なのかもしれない。
だが、マリアの表情も声も、もはや苦痛以外のもっと強い別の感情によって染まりきっているのが、
ハヤテの目にも耳にも、明らかだった。
そして再び全てを見抜かれてしまったマリアは喘ぎ悶えながら、
隠したかった喜悦と隠し切れなかった羞恥とで顔中を真っ赤に染めて、泣きそうな顔でハヤテを見上げている。
ハヤテは責め手を全く緩めることのないまま、す・・・と泣き顔のマリアに顔を寄せて―――
「だからマリアさん、諦めてください。
もっと強く、激しくしてあげますから・・・感じて、喘いで・・・乱れてください。
変なことに気を使わないで・・・僕に犯されてることだけ感じて、気持ちよくなってください。
・・・だってそれが、マリアさんの望みなんですから・・・」
あくまでマリアを責め立てる肉槍は休ませず、彼女を貶めるような台詞を口にしながら、
その言葉とはあまりにもそぐわない、だがハヤテらしい優しい笑顔で、声で、囁きかける。
ハヤテの声は怖いくらいに甘く、優しく・・・マリアの乱れきった心に容易に染み渡り、
彼女を鎮め・・・その胸を、心を・・・彼の言葉で、満たしてゆく。
「あ、ふぁ・・・あぁあ! は、ハヤテくん・・・っ! ひぁうっ! ハヤテくんっ! ハヤテ、く、んぅう!」
羞恥で染まっていたマリアの瞳が、蕩け・・・何かを乞うような視線となって、ハヤテに注がれる。
それに応えるようにハヤテは更に顔を寄せて、そのときになって初めて腰の動きを止めて―――
ちゅ、と。
唇と唇が触れ合うだけの優しいキスをして、にっこりと笑ってマリアを見つめる。
ぴくん、と震えたマリアの目から、ぽろぽろと涙がこぼれ・・・
「ではマリアさん、これからが本番ですからね・・・?
たっぷりと・・・心行くまで、滅茶苦茶に・・・犯してあげますから、ね?」
「は・・・い、ハヤテくん・・・して、ください・・・わたしのこと・・・めちゃくちゃに・・・して・・・」
「はい♪」
それで、マリアの抵抗も演技も、全て終わりだった。
あとはただ、ハヤテの思うままに、マリアの求めるままに―――
リアルタイムキター------(゚∀゚)--------!!
つーことで一番槍GJ!
おおおおおおおおおおおお!!!GJ!!!アトランティックジョブ!!ルルイエ!クトゥルー!
ナイアルラトホテップジョブ!!!
以上で今回の投下分は終了です。
続きは恐らく明日中に投下できるかと思います。
それで一連のお話は全て終了、ということで。
では、相変わらずの長文失礼しました。
読んで下さった方、どうもありがとうございます。
God Job!!
SUGEEEEEEEEE!!!
この文才俺にも(ry
とにかくGJ!!
勇気が願い〜
かなえるのよDoYourBest〜
誇りを持って進みましょう〜
ネ申だね
ここネ申しかいないね…
537 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 04:16:13 ID:QYTEMoIT
…。だめだ、衝撃的過ぎて言葉に表せん!!
あんた軽くヒト越えてるよ、職人の壁を越えて、更にその壁をもう一つ越えた感じ
マリアさんの策略で
途中から逆転(マジハン)で攻守交替かとおもうてました
539 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 10:34:27 ID:ll5MQLb7
4月。入学シーズン。桜は咲き花を散らしていた。
今日は白皇学園入学・始業式の日であった。
「あ。ありましたよ、お嬢様!今年も同じクラスですね。」
「ああ、そうだな。まったく、一時期はどうなるかと」
ハヤテはナギやマリアの家庭教師のおかげで無事2年生へ進級できていた。
クラス表を見上げ
「今年はすごいクラスですねぇ。
ヒナギクさんに泉さん、朝風さんと瀬川さん。それに担任には…」
見上げる先の2年(ピー)組の担任の名前は
「桂先生か。」
「そうですねぇ。厄介者を集めた感じですね。」
「私たちは厄介者なのか!?」
「いえっ!そうでなくて!あの〜なんていうか」
「ム〜。まぁ、いい。じゃ、私は屋敷に戻る」
踵を返しナギは校門へと向かう。
「お嬢様!?学校はどうするんですかっ?」
「あとで、伊澄にでも聞く。プリントはお前が持って来い」
といい校門のほうに消えていきました。
始業式も無事に終わり午後の入学式を待つだけでした。
ハヤテは暇を持て余せ
「ヒナギクさんの所(生徒会室)にでもいって暇を潰すか」
と時計台へと向かった
「あ、ここは。ここでヒナギクさんと始めて会ったんだっけ」
感傷に浸っていると誰かに声をかけられた
「ねぇ。ちょっとそこのあなた」
「はい?」
振り向いたと同時に…ズシャ☆
なにかが降ってきた。
ヒナギクさんでないなにかが降ってきた。
こんなこと前にもあったっけ、何回目かな?
「ふう。あぶなかった」
僕をクッションにした何かは人だった。
「ほら、いつまで寝ているの。とっとと起きなさい」
「あたた。」
痛みでぼやける視界を振り払い降った。
「あら?あなたは…」
「君は…」
懐かしい顔だった。昔から全然変わらない縦巻きの髪。
前よりずいぶんと大人びた顔。
「ハヤテ?…かしら」
「もしかして…アーたん?」
約10年ぶりくらいの再会
541 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 13:25:25 ID:YYKfIfYb
てかあーたん
ミキがいないぞ
昨晩の続きということで、
>>516-529の後編を投下させて頂きます。
今回で、一連のお話は終了ということで・・・
544 :
1/12:2006/07/23(日) 20:21:17 ID:7vy0AhaH
「ひ・・・ぃあぁあっ! ふぁ、んぁああっ! すご、ひゃあっ! はや、ハヤテくんっ!
こんな、のって! わたし、んぁああっ! や、ひぁあああ、すご、すごいですっ! いひっ、ひぁああ!」
「マリアさん、こそ・・・さっきと、全然、ちがって・・・! 絡み付いて、吸い取られそうですよっ!」
「だって、ハヤテくんの、きもち、い、いひぃっ! いいですっ! こんな、されたらぁ!
わたしっ! んく、ふぁああ! ハヤテくんっ! もっと、もっとしてくださいっ! ハヤテくんぅ!」
改めて動き出したハヤテの腰使いはそれまでよりも遥かに強く大きく、
それを感じるままに受け入れるマリアは快感に酔い痴れてガクガクと身体を揺らす。
もっと強く感じたい、もっと激しく突かれたい―――
マリアの欲求は身体の動きとなって現れ、
ハヤテに肉槍を突き入れられる度にその動きに合わせて自ら腰を跳ね上げて、
互いの交わりをより一層激しいものにする。
ばちゅんっ! ずちゅっ! ぐちゅぶっ!
抽送の度に膣内で蜜が掻き混ぜられ、泡立ちながら漏れ出す音と、
二人の腰と腰が衝突する音が混ざり合って、鈍く湿った音がハヤテの部屋に響き渡る。
その音にマリアのあられもない喘ぎ声と、ハヤテの荒い息遣いが重なり、
生々しい卑猥な音に包まれながら、二人の行為は際限無く激しさを増し、やがて―――
「ひんっ! あくぅう! はや・・・っ! ハヤテくんっ! わたし、もう、んぁ、うぁああっ!」
「はぁ、はぁっ! マリア、さんっ! もう、イきそう、なんですね、きゅうきゅう、中が締まって、
絡んで・・・っ! 僕も、もう、すぐ・・・!」
がくがくと震えながら絶頂へ上り詰めようとするマリアを導く為に、
ハヤテは身体をぐっと前傾させて、全力で強く、深く、マリアの中を抉り、掻き回す。
「んぁあああっ! はげしっ! はげしすぎますっ! こんな、すごっ、すごすぎてっ!
ハヤテくんっ! もう、わたし、わたしぃ!」
随喜の涙をぽろぽろと流しながらマリアは上擦った声で喘ぎ、
絶頂間近の不安定な心と身体を懸命にこの場にとどめようとするかのように、
前傾して近づいたハヤテの身体にすがりつく。
「うぁ・・・っ! マリアさん、こんな、マリアさんも、すごく・・・っ、もう、そんなされたら・・・っ!」
マリアが体勢を変えたせいか、ハヤテのモノを受け入れる彼女の中の感触が急に変わり、
ハヤテの中で滾り、燻りつづけていた欲望の塊がぞくん、と震え、危うく溢れかける。
ヒナギクともナギとも違う、絡みつくようなマリアの中の感触は余りにも気持ちよくて、
しかもその感触がいきなり変化を見せるものだから、
ハヤテは射精のタイミングを自分の意志で、腰使いの強弱だけで決められないことを悟る。
だが、彼はあくまで責め手である以上、マリアより先に達することは許されない。
故にハヤテは覚悟を決めて、下っ腹を全力で締めると―――
「マリアさんっ! これで―――全力ですっ!」
「ひ、あぁあああぁぁっ! やぁあっ! こんなぁ、はげしっ! んぁあああぁあ! や、ひぁあぅ!
もう、もうだめぇ! イっちゃう、イっちゃいますっ! こんなされたらぁ、もう、もうっ!」
ずちゅぐちゅぎちゅじゅぶぐちゅずぶじゅぶずちゅぐちゅっ――――――!
ギリギリと力を込めた腰を叩き付けるようにして、マリアの中を滅茶苦茶に突き回し、掻き抉る。
激しくすればするほど、自分のモノも擦れて限界が近づくのはわかっているが、
どの道、長くもたないことが自明なら、ギリギリまで全力で責め立てて、
先にマリアをイかせてしまうしかない・・・
それが、ハヤテの選んだ手段だった。
「マリアさんっ! マリアさんっ! マリアさぁんっ!」
既に限界までこみ上げて、いつ決壊するかもわからないくらいの強烈な射精感を気力で押しとどめ、
ハヤテはマリアを責め続ける。
545 :
2/12:2006/07/23(日) 20:22:36 ID:7vy0AhaH
「んぁあぁぁあっ! もうだめっ! もうイく、イっちゃうっ! イっちゃいますっ! ハヤテくんっ!
もう、もうわたしっ! もう! イく、イっちゃうっ! もう、もう! だめ、や、も、ぅあ――――――」
意識が、切れかけの電球のようにチカチカと明滅し、ふ、と真っ白く染まったその瞬間。
ハヤテに突かれる度に身体の一番奥のところで昂ぶり続けた悦楽の塊が弾け、
快楽の津波が下半身から背筋を遡り、脳髄を呑み込んで―――
「ハヤテ、く・・・も、イっ、ちゃ――――――んぁああぁぁぁあぁぁああ!」
びくんっと背骨から喉まで仰け反らせて、泣き叫ぶような鋭く高い声を上げて、
マリアは絶頂を迎える。
そしてマリアの中に埋め込まれた決壊寸前の肉茎は、
絶頂の反動できゅううううっ! っと締め付けながら、
独自の意思を持っているかのように絡みつく膣肉の感触に抗うことなど出来ようハズもなく―――
「僕も・・・もう・・・っ、出ます・・・出るっ! マリアさんっ、中に―――――っくぅううっ!」
「ふぁ、あぁあっ!? ひぁ、やぁああっ! でてる、でてるぅうっ! ハヤテくんのが、なか、にぃいっ!?」
びゅくびゅるびゅるびゅくぶびゅっ!
ハヤテの肉茎から噴出した精液がマリアの中に流れ込み、
肉茎と媚肉の隙間を無理矢理抉じ開けながらマリアの愛液と混じり合い、濁流となって迸る。
ハヤテはこれまで自慰でも、そして今晩の行為でも体験したことの無い激しい射精に、
目の眩むような快感と開放感を覚え――――――その感覚に酔い痴れる。
そしてマリアは、絶頂のさなかの敏感すぎる膣に注ぎ込まれた、熱く滾った粘液の感触によって、
絶頂から降りることを許されず―――
「ぁあぁあっ! まだ、出てるっ! ハヤテ、くんのがぁっ! なか、にぃい! 出て、あつ・・・ぅ・・・
こんな、いっぱ、ぅあぁっ! なかで、ふるえてぇ! や、まだ出て、こんな・・・ぁ、あふれ、ちゃうぅ・・・」
やがてハヤテが精を吐き尽くし、マリアを絶頂の高みに繋ぎとめていた濁液の奔流が治まると、
マリアは緊張の糸が切れてしまったかのように脱力し、
ハヤテの背中に回した腕は解け、どさりとベッドへ沈み込む。
「は・・・ぁ・・・、ハヤ・・・テ・・・くん・・・」
絶頂の余韻に浸っているのか、身体はふるふると震え、
蕩けきった表情は官能の喜悦に満ちている。
ハヤテ自身も激しすぎた射精の反動で疲労を感じているし、
このまま彼女の横に倒れ込んで、そのまま朝まで眠ってしまいたい衝動もある。
だが、それ以上に・・・
「ね、マリアさん・・・」
「は、い・・・ハヤテ、くん・・・?」
「次は、どうされたいですか?」
「つ・・・ぎ・・・?」
ぞくり、とマリアの中の何かが蠢く。
次・・・それはつまり、この行為の、続き。
これだけ激しくされて、今までに感じたことも無いような絶頂を迎えさせられて、
余韻に浸りながら、“自分は満足した”、“ハヤテくんに満足させてもらえた”とぼんやりと思っていた。
それなのに、次、と聞いた、それだけで・・・身体は、ぞくりと震えた。
怯えでも恐怖でもない・・・満足したハズの官能の期待に、身体は真っ先に反応したのだ。
「はい、次・・・です」
「そ、それは・・・ぅあぁあっ!?」
546 :
3/12:2006/07/23(日) 20:24:21 ID:7vy0AhaH
じゅぶっ、と。
精を吐き尽くして、そのままマリアの中に埋め込んだままだった肉槍を、
ハヤテは引き抜いてみせる。
「あ・・・ぁ・・・ぁ」
栓を失ったマリアの膣から、ごぽぽ・・・、と、白濁したハヤテの精液が溢れ出す。
生温かい粘液がとろとろと太腿や会陰に垂れて流れ落ちる感触が、
一度は落ち着いたはずだったマリアの淫らな欲望を、じりじりと炙り出し―――
「んー、質問が曖昧ですかね・・・じゃあ、今度はどんな格好で、犯されたいですか?」
「あ・・・は・・・はい・・・その・・・」
弱々しく返事をして、マリアはもぞもぞと動き出す。
そんな彼女を見ているハヤテの肉茎は、既に天を衝かんばかりに反り返っている。
正確には、マリアの中から引き抜いた時点で既に硬くなっていた。
今晩だけでもう何度射精したかわからないし、マリアの中に放ったときはその開放感と喪失感に近い感覚に、
気絶しそうな錯覚すら覚えるほどだった。
それだけ、自分でも消耗しているとわかっていながらも・・・マリアの中の、あの絡みつくような感触・・・
それを思うだけで身体はぞくりと震え、肉茎は硬くそそり立ち、
もっとあの感触を味わいたい、もっとマリアの中に自分を突き入れて、絡みつく膣を犯し尽くしたい、
としか考えられなくなってしまう。
そんなハヤテの目の前で、マリアはゆっくりと身体をうつ伏せにして、
膝を立てて腰を持ち上げて・・・
ハヤテの食い入るような視線を感じ、頬を真っ赤に染めながらも、
彼に向けて尻を突き出すような格好になる。
そして・・・
「あの・・・ハヤテくん・・・こんどは・・・後ろから、
さっきのナギみたいに・・・して、ください・・・」
恥ずかしさのためだろうか、ふるふると震える、細身ながら肉付きのよい尻と、
蜜と精液が垂れ落ちる秘所を目の前に突きつけられて、
ハヤテはごくり、と喉を鳴らす。
激しい射精の疲労など、欠片も残さず吹き飛ぶ程の淫靡な光景に、
ハヤテの肉茎はさっきよりも更に硬く、そそり立つ。
だが、それを使う前につぃ、と滑らかな尻肉を両手で撫で、その狭間にあるすぼまりを、
指先でつん、と突付いて見ると、
「ひぅんっ!?」
マリアは裏返ったような声を上げて、びくんっと背筋を仰け反らせる。
さらにつん、つんっ、と続けざまにそこを弄られて、
「ひぅっ! んぁ、うぁっ! ひゃぅう! んぅ! んんんっ!」
小刻みな悲鳴を上げながら、マリアはびくんびくんと痙攣するように震える。
「ひゃ、は、ハヤテくんっ! そ、そのっ! そこは、そこはぁあ!」
「ココはどうですか? やっぱり、お嬢様のように・・・ここも弄って欲しいですか?」
「そ、それは、あ、あの・・・その・・・!」
マリアの反応を見れば見るほど、そこも一緒に弄りたい欲求が膨らんでくる。
「でも、今日はココはお預けです♪ こちらはまた今度、たーっぷりと苛めてあげますから、ね〜♪」
「は、は・・・いっ、ふぁ・・・ぁ」
547 :
4/12:2006/07/23(日) 20:25:23 ID:7vy0AhaH
それよりも今は、マリアの中・・・あの纏わりつくような、絡みつくような・・・
名状しがたいくらいの、あの感触だけを、ただひたすらに貪りたかった。
そしてその欲求を満たすために、ハヤテはそそり立った肉槍の先端をとろとろに蕩けたマリアの秘裂にあてがい・・・
「では、お望みどおり・・・今度は四つん這いで犯してあげます・・・ねっ!」
「は・・・ひっ! ん・・・ぁあぁああっ!」
じゅぶぷぷぷぷっ!
我慢の限界とばかりに、ハヤテがガチガチに硬くそそり立った肉槍でマリアの秘所を貫くと、
マリアの中に溜まっていた精と蜜が押し出され、
衝突する二人の腰と尻に挟まれてぴちゃんっ、と音を立てて弾ける。
「ん・・・やっぱり、マリアさんのなか、凄い・・・ですよ・・・
体勢が変わったら、中の感触も全然、違います・・・」
ほぅ・・・と、ハヤテは思わず、満足げな溜め息を洩らしてしまう。
それほどにマリアの中は心地よく、ハヤテのモノを優しく包み込む生温かくぬめる感触に、
このままじっくりと浸ってしまいたい、とすら思えてくる。
だが、ハヤテはそれで良くとも・・・
「ハヤテくん・・・ハヤテくんん・・・」
マリアが泣きそうな顔で振り返り、甘えるような、ねだるような声を上げる。
疼いて仕方ない、突かれたくて、擦りあげられたくて堪らないところに、
その望みを叶えてくれるハズのモノが挿入されたというのに、
そのままぴくりとも動いてくれない・・・
これでは、マリアにとっては生殺し以外の何者でもない。
「ハヤテくん、早く・・・」
浅ましい言葉だけではなく、ハヤテのモノを求めるマリアの腰はモゾモゾと落ち着かなく揺れ動き、
咥え込んだハヤテのモノを締めつけて、愛撫するように絡み付いてくる。
「うぁ・・・! マリアさん、そんな・・・マリアさんのココ、いやらしすぎますよ・・・
僕のモノににゅるにゅるって絡みついて・・・そんなに我慢できないんですか・・・」
「だ、だって・・・ハヤテくん、動いてくれないんですから・・・わたし・・・このままじゃ・・・!」
切羽詰ったようにマリアは泣きそうな声を上げるが、
声や表情とは裏腹に、彼女の膣はひどく艶めかしく、淫靡に蠢いて、ハヤテのモノを貪っている。
その、予想を越える甘美さに、ハヤテの下腹部はぞくぞくと震え、
あれだけ出し尽くしたハズのモノが再び肉茎の元で滾り出すのを感じると、
もはや待つだけでは物足りなくなり・・・
「ふふ、そんなに心配しないで下さい、ちゃんと、こうして―――しっかりと、衝いてあげますから―――」
ずるるっ、とマリアを貫いていた肉槍を穂先を残して引き抜いて、
両手で彼女の尻をぎゅっと掴むと―――
「―――ねっ!」
ぱんっ! と、腰を彼女の尻肉に叩き付けるように強く、激しく、肉槍を根元まで一気に突き込む。
「ぃひぁああぁあっ!」
マリアの背中がびくんっ、としなり、媚肉がきゅっとハヤテのモノを締めつける。
肉茎を包み込む感触の心地よい刺激がハヤテの腰を加速させ、
ぱんっ! ぱちゅんっ! と、蜜の飛沫を舞わせながら、ハヤテはマリアの秘所を背後から突き回し、
ぐりぐりと膣壁を擦り、抉る。
548 :
5/12:2006/07/23(日) 20:26:41 ID:7vy0AhaH
「んぁ、うぁああっ! はげしっ! ハヤテくっ! これ、こんなぁあ! すご、ひ、いぁああっ!」
「この体位ですと、さっきより腰が自由に動かせますからね・・・っ!
もっと、もっと、速くしますよっ!」
「ひぁっ!? そんな、また、速くっ! うぁ、んぁああ! やぁ! こん、な、はげしすぎてぇ!
こわれ、ちゃぁあ! だめ、ひぁ、あぁあっ! んぁああ!」
言葉ではそう言いながらも、マリアの声に満ちている淫蕩な悦びの響きが翳ることはなく、
故にハヤテも腰使いを緩めることなく、一突き毎に激しさを増してゆく。
「っふふ、そんなこと言って・・・マリアさん、もっともっと、激しくして欲しいんですよね?
もっとめちゃくちゃに衝きまくられて、壊れるまで、犯してほしいんですよ・・・ねっ!?」
「は・・・ひぃっ! そ、そうですっ! もっと、もっとっ! はげしく、してくださいっ!
もっと、つよく・・・っ! んぁあっ! こわして・・・めちゃくちゃにしてぇっ!」
憧れていた女性を存分に犯し、彼女を虜にする嗜虐的な悦びと、
激しくすればするほど、絡みつき締め付けてくるマリアの膣の具合のよさに、
ハヤテの加速はとどまることを知らない。
マリアの望みどおりに、更なる、壊れるほどの快楽を与えるべく、突き入れる度に微妙に角度を変えて、
絡みつく襞をこそぎ落とす勢いで膣壁を擦り上げる。
「うぁあぁあ! また、つよくっ! これ、なかっ! えぐれちゃぁ! ハヤテくんっ! はげしすぎてぇ!
ほんとに、わたしっ! こわれちゃいますっ! んぁあっ! こわれてぇ・・・ヘンになっちゃいます!」
悲鳴じみた言葉をさも嬉しそうに叫びながら、マリアの声はひたすらにトーンを上げてゆく。
四ん這いになって背後から獣のように犯されて、あられもなく乱れ悶える様は、
ハヤテが憧れていた優秀で上品で優しく、まさに完璧だった彼女とは余りにもかけ離れている。
だがそれでも・・・どんなに淫らに乱れ、蕩けようとも、それでも彼女は美しく、
普段の姿とのギャップすら、マリアの魅力を引き立てる要因に思えるくらいだった。
だからこそ、ハヤテは更に更に、彼女を乱れ狂わせてやりたいと思うが・・・
「っく、ふ・・・っ、マリアさんっ、お嬢様のように、って言われましたけど・・・
マリアさんの奥っ、深くて・・・このままじゃっ、届きません・・・ね」
「あく・・・ぅ! でもっ! いまでもっ! おく、響いてぇ・・・!
ずんって・・・! びりびりっ、てぇ! このままでも、さっきより、すごくてぇ!
わたしっ! すぐ、ぅあぁあっ!」
言葉の通り、マリアの中の締まり具合からして限界は近そうではある。
だが、そんなマリアを更に悦ばそうと腰を捻り肉杭をえぐり込みながら、
ふと思い立ち・・・
「きゃっ!?」
ハヤテは腰の動きをを止めると、いきなりマリアの片足を担ぎ上げる。
もともとハヤテに向かって尻を突きだして、彼の目に秘部を晒していたマリアではあったが、
この体勢だと足が開いてしまう分、秘すべきところは更に露わになってしまうし、
大体これでは散歩中の犬が用を足すときの格好にそっくりで・・・
「ちょ、ちょっと、ハヤテくんっ!? 幾らなんでもこの格好は・・・」
「はい♪ この格好でしたら、ひょっとすると、と思いまして」
「ひょっとすると、って、い・・・一体、何を・・・」
「それは勿論―――」
言いながら、ずるずるっと肉茎をマリアの中からギリギリまで引き抜いておいて、
自分の足をずらして位置の微調整を行う。
そして、片足を持ち上げられてしまい、バランスを取るために自然と腰に力が入ってしまうのか、
より一層締め付けが強くなったマリアの中へ、
ずんっ! と、ハヤテは勢いをつけて思い切り肉杭を突き立てる。
「ひゃ・・・あ、あ・・・っんあぁぁあっ!」
549 :
6/12:2006/07/23(日) 20:28:06 ID:7vy0AhaH
締め付けが増した分、奥へと一気に突き進む肉杭が膣壁を擦る感触は更に強くなり、
それだけでもマリアのよがり声は一層激しくなるのだが、
ハヤテの腰、肉茎の付け根がマリアの尻ではなく、足を開かされたことで露わになった恥丘に衝突した、
その瞬間に―――
「―――っきゃあぁぁあぁああぁあっ!?」
マリアの嬌声が跳ね上がる。
ハヤテは狙い通りの感触と反応に気を良くしながら、
がくがく震えるマリアの身体からゆっくりと己自身をギリギリまで引きずり出しておいて・・・
「ひゃぅ―――んぁあぁぁぁあぁぁあっ!」
もう一度、ずんっ! と思い切り肉杭を秘裂の奥深くまで一気に突き入れる。
半ば無理矢理に開かせた足の間に、ハヤテ自身も足を開き気味にして思い切り腰を打ちつけることで、
互いの足もマリアの尻も妨げにならず、
ハヤテの肉槍は穂先から根元まで全て、余すところ無くマリアの中に突き刺される。
「ひ・・・ぁ・・・っ、ハヤ、テ、く・・・っ、これ・・・こんな・・・ぁ、おく、に・・・」
がくがく震えながら、途切れ途切れに言葉を紡ぐマリアの声を遮るように、
さらにもう一度、ずるるっ、と引き抜いて、じゅぶんっ! と彼女の身体を肉槍で最奥まで刺し貫く。
蜜と媚肉を掻き分けて肉の穂先は突き進み、先程までより深く接合できるが故に、穂先は最奥に達し、
こつん、と、子宮の入り口を軽く叩く。
「――――――っぃあぁぁああ!」
身体の奥底の、女性のみが有する器官に直に刺激を送られて、
発生した官能の悦楽のパルスは、電流となってマリアの全身の神経を荒々しく駆け巡る。
突き込む勢いは激しくとも、ペース自体はゆっくりとしていた、たった3度の抽送で、
マリアの身体はいつ達してしまってもおかしくない程に昂ぶり、疼いてしまっていた。
「うん、成功みたいですね、この格好ですと僕のモノが一番深く入れられますから、
マリアさんの奥にもなんとか届いてくれるみたいですね〜♪」
「は・・・いっ、おく、届いて・・・ぇ、これ・・・ぇ、すごすぎ・・・ます・・・っ」
再びずるずるっとマリアの中からモノを引きずり出しながら、ハヤテは満足げに話し掛ける。
「でも、これでやっとマリアさんのお願いを叶えてあげられます」
「おねが・・・い?」
「はい♪ お嬢様のように犯して欲しい、と言ってたじゃないですか。
お嬢様は身体が小さな分、ココも奥が浅かったので普通にやっても簡単に届いちゃいましたので、
後ろからで普通に一番奥を叩いてあげることができましたけど・・・
これでマリアさんの奥も、お嬢様の様にいくらでも叩いてあげられますね♪」
「え、ちょ・・・ちょっと、まって・・・そ、それは、そういう意味じゃ・・・」
マリアとしては、見た目のとおり・・・ナギのように後ろからされたい、
という以上の意味を含ませたつもりもなく、
この身体の芯まで叩き付けられ、狂わされるような、想定外の、予想以上の刺激を何度も注がれてしまったら、
本当に壊れてしまうのではないかという恐れと・・・そして、それを無意識の期待に、
ぞくっと身体が震える。
そんなマリアの気持ち、あるいは無意識の欲求を知ってか知らずか・・・いや、どちらにせよ関係なく、
ハヤテはマリアを際限無く悶え喘がせ、乱し、狂わせたいとの欲求のままに・・・
「ではマリアさん、あとはもう、マリアさんが・・・いえ、僕が満足するまでノンストップですからね♪
いい声で泣いて、悦んでください・・・・・・ねっ!」
「ひ・・・やぁっ! ちょ、ま・・・あぁああぁぁあっ! まって、まって、これ、あ、んあぁあぁあぁっ!
だめ、ほんとに、おくに、おくっ! うぅううぅっ! んく、い・・・ひ、い、っうぁああぁっ!」
550 :
7/12:2006/07/23(日) 20:29:23 ID:7vy0AhaH
じゅぶぶっ! ずちゅっ! ぐぷぷっ! ぎちゅちゅっ!
―――と、抽送のペースを3段飛ばしで一気に上げてマリアの膣をしごき上げ、
突き入れる度に必ず、
こつ、こつっ、こつん!
と先端で子宮口をノックしてゆく。
単発でも意識が何処かへ持っていかれかねない強烈な刺激に息をつく間も無く繰り返し襲われて、
マリアの身体中を快楽が電流、いや電撃の如く駆け巡る。
身体は感電したようにびくびくと痙攣し、過電流で飛び散った火花が彼女の意識を焼き焦がす。
「ひぁあ! んぁああっ! ハヤテくんっ! これぇ、おく、当たって! 届いてぇ!
こんな、だめですっ! こんな、されたらっ! わたし、すぐっ! イっ! イっちゃ・・・あぁあ!」
「ふふ・・・っ、でも、頑張ってますよ、マリアさんは・・・っ!
お嬢様はもう、コツコツされる度に・・・抜き差しする度にイっちゃってましたから・・・ねっ!」
こらえ性のないお嬢様と違い、しっかり者のメイドは無意識に正気を保とうとしてしまうのか、
意識が一瞬でも飛んでしまうことが恐いのか・・・
マリアはシーツをぎゅっと掴み、はしたない声を上げながらも身体中を駆け巡る快感の波に必死で耐えている。
「んぅ、うぁ! は、ひぁ! ハヤテ、くんっ! も、だめ、だめですっ! もう、もうすぐっ!
わたし、あ、ふぁああっ! や、だめぇ! だめにっ! ヘンに、なっちゃいますうっ!」
「はっ、はぁ・・・っ、でも、そんなこと言いながら、まだ頑張れそうですね・・・
折角ですから、マリアさん・・・僕が、イくまで・・・イくの、我慢してください・・・ね?」
「や、むり、ムリですっ! そんなの、ムリですわっ! 我慢なんて、できなっ! あぅううっ! 出来ませんっ!
もう、わたし、すぐっ! イっちゃ、い、ひぁああっ! イっちゃいそうですっ!」
ハヤテに一突きされる度に確実に絶頂の高みに向かって突き上げられながら、
マリアは恥も外聞もなく、ハヤテによって与えられる悦楽に逆らえない、抗えないことを声高に訴える。
その答にハヤテは充分に満足して、
「ふふ、嘘ですよっ♪ マリアさん、我慢なんてしなくて・・・いいですから・・・っ、
思い切り感じまくって、イきたいときに、イっちゃってください!
そしたら僕も、マリアさんのなかっ、思い切り・・・出してあげますからねっ!」
「は・・・あ、は、はいっ! す、すぐっ、あ、ふぁああっ! あ、んぅ、んんんっ!
すぐ、イっちゃ、あぁあっ! イきますから、イっちゃいますからぁ! だから、なかっ!
ハヤテくんの、あついのぉ! たくさん、くださいっ! いっぱい、だして、くださいぃ!」
片足を担ぎ上げてからのマリアの中は更にキツく、
コツ、コツ、と奥を叩く度にそれがさらにきゅ、きゅっ、と締まり、ハヤテの射精欲を加速させる。
絡みつく襞もハヤテのモノを溶かしてしまいそうな勢いで溢れる蜜を刷り込んできて、
気を抜けば今すぐにでも、いくらでも射精できそうな甘美すぎる感触でハヤテのモノを包み込んでいる。
だから間違いなく、マリアが達したその瞬間にハヤテ自身も達してしまうだろう、という確信がある。
正直なところでは、ナギの様にイった後も容赦なく責め立てて、
イきっぱなしになって泣き悶えるマリアも見てみたくはあった。
だが、彼女の蜜壷の感触はそれを許してはくれそうにないし、何よりハヤテ自身、
マリアの溶けるように甘い感触の中で果てて、存分に放出したいという欲求には勝てそうもなかった。
だから・・・
「んぁああぁぁぁっ! はや・・・っ! そんなっ、また、激しくっ!? こんなぁ! は、ハヤテくんっ!
おくが、ごつごつ、されてぇ! も、もうっ! わたし、もう! イく、ほんとにっ! ほんとにぃいっ!」
ぐじゅっ! ぐじゅぷっ! じゅぶぶっ! ずちゅっ! ぬぶぶっ!
ハヤテは全力で、膨張しきった肉の杭をマリアの秘所へと抉り込む。
雁首と膣壁が擦れ合い、先端が子宮口を小突く度に二人は互いにどうしようもなく昂ぶり続け、
「くぁっ! ま、マリアさんっ! もう、イってくださいっ! 僕も、僕ももうっ! イく、出しますからっ!」
「イく、イきますっ! すぐに、もうっ! ハヤテくんので、わたしっ! うしろから、されてぇっ!
もうイく! イっちゃぁあっ! ハヤテくんっ! イきっ、イっちゃいますっ! もう――――――」
551 :
8/12:2006/07/23(日) 20:30:43 ID:7vy0AhaH
きゅうぅっ、と、マリアの膣が一気に収縮し、
合わせてハヤテも最後の一突きを思いきり突き入れて―――
「はっ! ハヤテくんっ! も、イく! わたっ! イきっ、イっちゃ! あ、あぁあっ! ハヤテくんっ!
もう、もうっ! イっちゃ、あ! あぁあっ! んあぁああ―――――――――!」
「マリアさんっ! 僕も・・・もうっ、イ・・・っ! 出ますっ! 出しま・・・っくぅううう――――――っ!」
どぷぷっ! びゅるるっ! びゅくっ! びゅぷっ! びゅるるっ――――――
ハヤテに貫かれた腰から頭の先まで、身体を弓のように仰け反らせながらマリアは絶頂を迎える。
ハヤテは彼女の細い腰を抱え込むように自分の腰を思い切り押し付けて、奥の奥まで楔の様に肉杭を押し込んで、
びくびく震えるマリアの中に限界まで滾った精液を思い切り注ぎこむ。
「―――――――――っ!」
「――――――ぁあっ、いっぱ・・・っ! でて・・・ぇ! ハヤテくん、の・・・おく、に・・・ぃあぁああ!」
既に今晩だけで何度出したかもわからぬ程でありながら、射精の激しさは先程から全く衰えを見せず、
しかもさっきよりずっと深いところから、触れられるだけで狂いそうな敏感な行き止まり―――子宮口に、
どくどくと浴びせ掛けるように、叩きつけられるように注がれて―――
「――――――っ! ぁあぁぁぁっ! うぁ、あ・・・あぁあ・・・っ! あ・・・・・・・・・っ!」
マリアは上擦りすぎてかすれそうな声で喘ぎ、叫びながら、折れそうなくらいに反った身体をガクガクと震わせ、
身体の中でハヤテの肉茎がびゅくびゅくと脈動する度、熱い粘液が膣の最奥で爆ぜる度に・・・イき続けた。
「――――――っ、はぁっ! はぁっ、は・・・・・・っ、は・・・はぁ・・・は・・・ぁ・・・っ、はぁ・・・」
だが、マリアにとっては永遠に思えた官能の悦楽の極致のような時間も、
ハヤテが射精を終え、荒く息をつきながらマリアの中から硬さを失ったモノを引き抜いたことで、終わりを告げる。
じゅぼっ、と、蜜壷に捻じ込まれていた肉栓が外れたところで、
マリアの身体は糸の切れた人形のように脱力し、そのままシーツの上に突っ伏してごろり、と横になる。
「・・・・・・ぁ・・・はぁ・・・ぁ・・・っ、あ・・・ふ・・・ぁ、ぁぅ・・・・・・ぅ・・・」
達しつづけている間の緊張の反動で疲労感が全身を覆い、それ故に柔らかなベッドが心地よい。
栓を失った秘所からは、ごぼ、ぼぽぽ・・・と、大量に放たれたハヤテの精液が逆流して溢れ出し、
その熱い粘液がジリジリと太腿や尻を伝い流れ落ちる感触が激しい絶頂の残滓のように微かにマリアを喘がせる。
そんな感触に包まれながら、マリアはハヤテとの激しすぎる行為の余韻に浸っていると、
どさ、とベッドを軋ませて、ハヤテの身体がベッドに倒れ込んでくる。
「はぁ・・・は・・・ぁ、はぁっ、はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・っ、は・・・あ・・・っ」
ハヤテは何も言わず、仰向けになって荒い息を吐き、
マリアは彼の横顔や上下する胸をぼんやりと見つめながら、同じように何も言わず、余韻に浸っていた・・・
552 :
9/12:2006/07/23(日) 20:32:38 ID:7vy0AhaH
しばらくして・・・
やがて、ハヤテの呼吸が落ち着いてきたところで―――
「うふふ・・・流石のハヤテくんも、ちょっとお疲れになりましたか?」
「は、はは・・・はい、流石に・・・マリアさんの中、あんまり気持ちよすぎて・・・つい・・・」
「あら、それは・・・ハヤテくんのも、すごく、その・・・激しくて・・・すごかった、ですよ・・・?」
「はは、そ、それはどうも・・・」
互いに疲れきったせいか、事が終わった以上、気を張る必要も無いせいか、
今更ながらに微妙な恥ずかしさを感じながら、言葉を交わす。
「あの・・・ところでマリアさん」
「はい? なんでしょう、ハヤテくん?」
「今夜の僕は、三千院の執事として・・・ちゃんと働けていましたでしょうか?」
そう言えば、そんな風に彼をけしかけたのでしたっけ―――
―――“一流の執事たるもの、お客様を満足させられなくてどうするんですか?”―――と。
それは今晩の、つい先程のことであるハズなのに、妙にあれから時間が経ってしまっている気がする。
「ん〜、そうですわね〜」
さっきまであれだけ好き放題、散々に自分のことを嬲り尽くしていた彼が、
今になって妙に神妙な顔つきで自分を見つめていると思うと、
なんだか可笑しくなってしまい・・・
「ヒナギクさんは・・・うふふ、そうですね、どうやらハヤテくんに完全に篭絡されてしまったようで・・・」
悪戯っぽく笑いかけて、
「これから毎日、学校で“なさる”のでしょう?
そんなお約束を取り付けられた時点で、もはや私が言うまでもありませんわね〜?」
「あ、は・・・はぁ」
それがマリアに知られているとは思わなかったのだろう、ハヤテは本当にさっきまでと打って変わって、
隠し事がばれてしまったかのように照れてしまっている。
「ナギについては、ん〜・・・やはり言うべきことはありませんわね〜
すっかりハヤテくんの子猫ちゃんになってしまいましたから、
これからは毎日、ミルクをおねだりされちゃうと思いますけどね〜♪」
「あ、あはは・・・」
照れたような、引き攣ったような、微妙な笑顔を浮かべるハヤテに、
マリアもクスクスと笑い、そして不意に―――
「で・す・が」
「―――!?」
ずい、と顔を寄せてきたマリアに、ハヤテは反射的に身体を引いてしまう。
それは勿論、突然に距離を詰められた、というのもあるのだが、
彼女の顔に張り付いたままの笑顔が、なんとなく、なんというか・・・
「あ、あの・・・マリア、さん・・・?」
いつの間にか、決して気を許してはいけない種類の笑顔に変わっている気がするのは、
きっと疲労のせいだろう、とハヤテは思う。
思うことにした、というか。
「―――ひとつだけ、言わせて頂きたいことがあります」
553 :
10/12:2006/07/23(日) 20:34:21 ID:7vy0AhaH
「は、はぁ・・・」
「先程、ハヤテくん、確か・・・“熟れた”なんて表現をお使いになりました・・・よね?」
びくっ、とハヤテの顔が、一気に引き攣る。
対してマリアの顔には相変わらず笑顔と・・・明らかに怒気が混じっている。
「い、い、いやそれは! あ、あの時もちゃんと言ったように!
じゅ、熟した果実みたいにおいしそうっていう、誉めるための表現でして!
け、け、決して、その! 熟年とか、熟女とか、そういう意味では―――」
「熟年? 熟女?」
「い、い、いやですから―――って、ま、マリアさん!? ちょ! ま―――」
先程のマリアのように、じりじりとベッドを這って逃げようともがくハヤテの上に、
マリアが容赦なく覆い被さってくる。
「うふふ、いいですか〜、ハヤテくん?
執事はお客様や主に気を使うのは当然ですが・・・それ以前に紳士でなければいけませんからね〜
言葉遣い・・・特に、ぴちぴちの17歳くらいの女性への言葉遣いは、特に注意して頂きませんとね♪」
「わ・・・は、はいっ! き、気をつけます! これからしっかり気をつけますっ!」
「うふふふふ、いいお返事ですよ、ハヤテくん♪」
そう言いながらもマリアがハヤテの上からどく気配は無いし、
何より彼女から滲み出る怒気は、その笑顔と一緒で欠片ほども翳る気配は無い。
「で・す・が♪
同じ失敗を繰り返さないためにも、三千院の使用人の先輩として、
今回はハヤテくんの身体に、そのことをた〜っぷりと、刻み込んで差し上げますわね〜♪」
「な、そ、それは! うわ、ま、マリアさん!? ちょ! まっ!」
ただでさえ出し尽くしている上に、一連の悪夢のような急展開にすっかり萎えきったハヤテのモノを、
マリアはその滲み出る怒気とは裏腹に優しい手つきで撫で、陰嚢をきゅ、きゅっ、と絶妙なタッチで愛撫する。
それだけで、ハヤテのモノは信じられないくらいに呆気なくムクムクと勃ち上がり、
天を衝いて硬くそびえ立ってしまう。
「う・・・わ! こ、これ! マリアさんっ!? ちょっと、なんかヤバいですってこれ!」
「あらあら、素敵ですわよ〜? 本当に硬くて、熱くて、なんとなく若々しくて・・・」
そこで若々しいなんて出てしまうあたりに、マリアが如何にこのことを気にしているのかが判ってしまうのが、
そのせいで危機に瀕しているハヤテを複雑な気分にさせる。
これじゃあ、まるで若さを吸い取ろうとしているかのようだ・・・等と思ったところへ・・・
「・・・ハヤテくん? ひょっとして、私がハヤテくんから若さを吸い取ろうだなんて、
まさかそんなこと、思ってなんて、いませんわよね〜?」
「な、なんでそれ・・・あ! い、いや! 別になんでも全く何も!
そ、そ、そんなこと欠片も、思ってないですからそんな顔でこっちを見ないでください!」
「ハヤテくん・・・」
怒気が、殺気に変わる。
「ゆ・る・し・ま・せ・ん・よ・・・?」
「わ、ま、マリアさん!? ちょ、ちょっと、いや! 誤解ですから、だから、ま、まってくださ、
ちょ、ホントに・・・う、わ・・・か、絡み付いてっ!? す、吸い取られ・・・うぁああぁぁぁあぁぁぁぁ!?」
執事の魂切るような悲鳴も、広大な三千院の屋敷にあっては誰の耳に届くことも無い。
こうして、使用人たちの夜は更けてゆく―――
554 :
11/12:2006/07/23(日) 20:37:38 ID:7vy0AhaH
終.
そんな夜から二日が経ち、ハヤテが白皇へ初登校する朝のこと・・・
「では・・・行ってくるぞ、マリア」
「はい、行ってらっしゃい、ナギ♪」
「うむ、では、ハヤテ・・・その・・・」
「はい、行きましょうお嬢様♪ ではマリアさん、行って参りますので、お屋敷のこと、宜しくお願いしますね」
あの夜を経て、三人の関係が変化した様子は無い。
・・・少なくとも、表面上は、であるが。
「はい、わかりました♪
あ、その前にハヤテくん、お渡ししたいものが有りますので、ナギは先に外へ行っていて貰えますか?」
「え、あ・・・でも」
敢えて言うなら、ナギの様子が少しだけ・・・オドオドした様に振舞っている。
だが、それは関係が変化したから、等という要因によるものではなく、もっと直接的な原因の故である。
「あらあら、大丈夫ですよ、こんな時間にハヤテくんと楽しんだりはしませんから、安心してくださいね♪」
「な、なら! 別に、私がここにいたっ―――っあぁああぅ!」
不意にナギが悲鳴を上げて、身体をガクガクと揺らす。
「ま、マリアっ! わかっ、わかった、からぁ! やめ、それ・・・とめてぇ!」
「うふふ、分かってくだされば結構ですわ〜、では表で待っていてくださいな♪」
「は・・・はぁっ! あは・・・ぁ・・・う、うむ・・・ぅ、で、では・・・先に、行って、いるぞ・・・」
「はい、ちょっとだけお待ち下さいね、お嬢様」
よれよれとふらつきながら、それでもやはり背後が気になるのか振り返り振り返りしつつ、
ナギは玄関を出て行く。
「マリアさん・・・お嬢様の尻尾、入れっぱなしでいいんですか?」
「あら、その方が学院でナギに言うことを聞かせやすいですし、
ハヤテくんにも便利かなと思ったのですが・・・余計なお世話でしたか?」
「いえ、それならありがたく有効活用させて頂きます♪
・・・では、渡したい物、というのはそのリモコンですか?」
「はい、それもありますが・・・あとこれを」
そう言って差し出されたのは、小型のビンに詰められた薬のように見える液体。
ラベル等が無いことから、マリアのお手製と思われるが・・・
「・・・コレは一体?」
「はい、三千院湖で取れたスッポンと、庭で取れたマムシから作った特製の精力剤ですわ♪」
楽しそうに朝っぱらからとんでもないモノを渡してくるマリアだが、
この二日間で、ハヤテにとってその行動はもはやそれほど常軌を逸したものとは思えなくなっている。
「精力剤、ですか・・・」
「はい、何せハヤテくんは学院でヒナギクさんの、お帰りになってからはナギのお相手をせねばなりませんから、
こういうモノも必要かな、と思いまして♪」
それはその通りなのだが・・・
マリアがそれだけの為にこれを渡してくるのでは無い事は、ハヤテにもわかっている。
「それに、その後はちゃーんと、私のことも・・・忘れないで苛めて欲しいですから・・・ね?」
つぃ、といつの間にか歩み寄り、下から上目遣いに見上げられると、
それだけでハヤテの身体はぞくり、と甘い疼きに震えてしまう。
一昨日の晩は地獄に一歩足を踏み入れたような気もするが、地雷さえ踏まなければ・・・
彼女と身体を重ねることは、どうしようも無いくらいに甘美な快楽なのだ。
「ふふ、大丈夫ですよ♪
マリアさんをないがしろにするような真似は、決して致しませんから!」
ハヤテに力強く言われて、マリアもまた嬉しそうににこっと微笑み・・・
「ですが、どうしてもお疲れの時は言って下さいね?」
「え? あ、は、はぁ・・・」
「その時は、ちゃんと私がハヤテくんを苛めて差し上げますから・・・コレで♪」
「ぶっ!?」
そう言ってマリアが取り出したのは、ナギが今付けたままにしているモノとお揃いの、“尻尾”。
「ほら、以前ハヤテくんに女装して頂いた時にも思ってたんですよ〜♪
ナギと同じくらい・・・もしかするとナギ以上にお似合いじゃないかしら、って♪」
マリアは心底楽しそうに、洒落にならないことを口にする。
「ですから、あまりムリはなさらないで下さいね?」
「わ・・・わかりました・・・ですが・・・」
ハヤテは引き攣らせていた顔を、ふっと一瞬だけ薄ら笑いに変えて・・・
「僕があまりムリをしないで帰ってきてしまったら・・・
それ、僕じゃなくてマリアさんのモノになってしまうかも、しれませんよ?」
さらり、とそう言うと、マリアから受け取ったばかりの精力剤を一息に飲み干して・・・
「では、行ってきますねっ♪」
「はぁい、お気をつけて、行ってらっしゃい〜♪」
だだだっとハヤテは駆け出して行った。
「あらあら、朝から飲んでしまっては・・・ん〜、ヒナギクさんが大変そうですわねぇ、うふふ・・・」
かなり効き目を強く調合してあるので、きっとヒナギクは猛り狂ったモノで滅茶苦茶に犯されることになるだろう。
どれだけ叫ぼうが決して地上には声の届かぬ天球の間で、
彼女が整った顔を歪めて泣き叫び、快楽に溺れゆく様を想像すると、
羨ましいと思わずにいられない。
そして、帰ってきた彼は自分のことをどうするのだろうかと思うと・・・
それだけで身体はゾクゾクと震え、疼く。
“される”のか、“する”のか・・・
どちらも、悪くない。
マリアとしての希望は苛められる方なのだが、
たまには逆もまた良いかもしれないな・・・等と思い、一人、笑う。
「うふふ・・・ハヤテくん、ちゃんと私のこと、苛めてくださるかしら? それとも・・・うふふ・・・」
久々に静かな三千院家のさわやかな朝に、メイドの楽しげな、そして妖しげな独り言が響いていた。
(了)
ジェノサイドSSだ!ジェノサイドSSが来るぞぉ!!
GJだ・・・GJとしかいいようがない!!
これにて一連のお話は終了です。
やたら長くなった上に間隔が空きまくりで、
SSとしてかなり読みづらいものになってしまったかと思われますが、
それでも読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
またネタと書く気力が出来たらお邪魔させて頂くかもですが、
その時はどうか宜しくお願いします。
では、失礼します。
God Job!!
次回作も、ぜひお待ちしておりますです。
ブラボー! おお…ブラボー!!
あからさまな縦読みを仕込まれていても気付かないぐらい
没頭してしまった
素晴らしい
文章巧すぎ
GJ
(゚∀゚)
Y⌒(。A。)
Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(゚∀゚)
Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)
Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(゚∀゚)b GJ!
クソミソに非難しようと思ったが気が変わった
マンセーじゃああ!!うひゃひゃひゃひゃひゃ
神だ!やっと神と・・・
長編大作おつかれさまでした
>>561 どこだ隼人!?俺に分かるように説明しろぉぉぉぉぉ!!
567 :
539:2006/07/23(日) 23:29:06 ID:z31+A3Fc
スイマセンでした。花菱さんがいませんでしたね。
569 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 23:34:26 ID:QYTEMoIT
GJ!!
凄い、今アンタはブッチ切りで全てを超越したよ!!
>564
小早川様、お気を確かに!
>>566 冗談を冗談と見破るのも重要だぞ竜馬ァァァァ!
このスレ神様多すぎ! 夢じゃないかと頬つねったぞマジで!
* *
* + グッジョブ!
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
ここは神がすむヴァルハラですか?
エロパロスレでぶっちぎりでレベルたかい。
はいはい他は駄
ひねくれた考えやめれ
577 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 13:51:23 ID:fUU7d7xn
GJ
「○○だからあの作品は良い」ということは
「○○じゃない作品はダメ」ということ
自分はそんくらいの覚悟があって、作品を褒めます
ひねくれてなくても、「〜内でぶっちぎり」とか言ったら、自然と他を(少なくとも相対的には)貶す形にはなるだろ
褒めたいだけなら、もう少し言葉を選ぶべきだとは思う
まあ
>>575はどう見ても過剰反応だが。この程度ならスルーしとけば問題無いのにね
ごめんなさい、わかってます
誇りを持つことと他を叩くことは違いますよね・・・
ハヤ×泉もしくは泉×ハム
希望
泉×ハムてwwwシチュわかんねーよwww
ハヤ×泉ならなんとか
ハヤテ×モブキャラーズキボン
587 :
539:2006/07/25(火) 21:10:39 ID:/+nRt+78
訂正版どぞ
4月。入学シーズン。桜は咲き花を散らしていた。
今日は白皇学園入学・始業式の日であった。
「あ。ありましたよ、お嬢様!今年も同じクラスですね。」
「ああ、そうだな。まったく、一時期はどうなるかと」
ハヤテはナギやマリアの家庭教師のおかげで無事2年生へ進級できていた。
クラス表を見上げ
「今年はすごいクラスですねぇ。
ヒナギクさんに花菱さん、朝風さんと瀬川さん。それに担任には…」
見上げる先の2年(ピー)組の担任の名前は
「桂先生か。」
「そうですねぇ。厄介者を集めた感じですね。」
「私たちは厄介者なのか!?」
「いえっ!そうでなくて!あの〜なんていうか」
「ム〜。まぁ、いい。じゃ、私は屋敷に戻る」
踵を返しナギは校門へと向かう。
「お嬢様!?学校はどうするんですかっ?」
「あとで、伊澄にでも聞く。プリントはお前が持って来い」
といい校門のほうに消えていきました。
始業式も無事に終わり午後の入学式を待つだけでした。
ハヤテは暇を持て余せ
「ヒナギクさんの所(生徒会室)にでもいって暇を潰すか」
と時計台へと向かった
「あ、ここは。ここでヒナギクさんと始めて会ったんだっけ」
感傷に浸っていると誰かに声をかけられた
「ねぇ。ちょっとそこのあなた」
「はい?」
588 :
539:2006/07/25(火) 21:11:20 ID:/+nRt+78
振り向いたと同時に…ズシャ☆
なにかが降ってきた。
ヒナギクさんでないなにかが降ってきた。
こんなこと前にもあったっけ、何回目かな?
「ふう。あぶなかった」
僕をクッションにした何かは人だった。
「ほら、いつまで寝ているの。とっとと起きなさい」
「あたた。」
痛みでぼやける視界を振り払い降った。
「あら?あなたは…」
「君は…」
懐かしい顔だった。昔から全然変わらない縦巻きの髪。
前よりずいぶんと大人びた顔。
「ハヤテ?…かしら」
「もしかして…アーたん?」
約10年ぶりくらいの再会
「久しぶりね、ハヤテ」
「え?え?な、何で?そっちこそど、どうしたの?こんなとこに」
ハヤテは驚き口が回ってない
「なんでって、この制服を見て理解できないかしら?」
制服の端を持ち優雅に見せ付ける。
ハヤテは再会した女性の服装を見る。
「も、もしかして」
「ええ。恐らくあなたの思っていることだと思うわ」
今日は白皇学園入学・始業式。
ここにいるってことは…
「もしかして…アーたん今年から白皇生!?」
「その通りよ。ハヤテ、生徒会室へ案内なさい」
昔から変わんないなぁと思い
「生徒会室へ何か用があるんですか?」
「入学生首席代表として挨拶があるのよ。その打ち合わせにね」
「へ〜。主席代表ですか〜…って主席ですか」
「簡単じゃない。あんなテスト」
ハヤテは自分の入学試験を思い出す。
桂先生にイジられて、最悪のコンディションで受けて、
受かったと思い込んで盛大なパーティーをしたけど本当は落ちてて
マリアさんが推薦してくれて。あのテストを満点ですか。
「…テ。…ヤテ。ハヤテっ。」
「ハイっ」
彼女はずっと話してたらしく
「聞いていたの?まったく」
「あ。ス、スミマセン。」
「いいから早く生徒会室へ案内なさい」
「ハイ。じゃ、いきましょうか」
589 :
539:2006/07/25(火) 21:13:14 ID:/+nRt+78
「すいませーん。ヒナギクさんいますかー」
返事がない。変わりに
「ハヤ太くん、今はヒナはいないぞ。その子はハヤ太君の新しい愛人か?」
と花菱さん
「違います。そうですか。(入れ違いでしたね)」
「(そうらしいわね)」
「冗談だ。まぁ、すぐ帰ってくると思うが…ハヤ太君とその愛人」
「違います。なんですか?花菱さん」
「これから生徒会の面々はお客さんとの打ち合わせがあるんだ。
用が済んだら席を空けてくれないか」
アーたんの事か
「ただいまー、首席代表の子来たー?」
とちょうどよくヒナギクさんが帰ってきた
「(ハヤテ)」
アーたんが裾を引っ張り聞く
「(なんですか?)」
「(あの人が生徒会長か)」
「(ええ。そうですよ)」
「お帰りヒナ。お待ちの子はまだよ」
「お帰りなさいヒナギクさん。」
「ただいま。あらハヤテ君いらっしゃい。その子は?」
ハヤテの隣にいる女性についてたずねる
「花菱さんが言っていた生徒会のお客様ですよ」
「え!?本当?ハヤテ君」
「ええ」
買い物袋を僕に押し付け
「すみません。お待ちになりましたか?白皇学園生徒会長2年桂ヒナギクです。
待たして申し訳ありませんでした。紅茶を切らしていまして」
ヒナギクさんとアーたんで何か打ち合わせみたいのをはじめたので
「花菱さん。」
「何だ?ハヤ太君?」
「こうゆうのは、花菱さんたちが行くものではないんですか」
「ああ、紅茶のことか?それなら理沙も泉もサボってるし、私は花粉症だ」
それでヒナギクさんが…ヒナギクさんらしい
「で、瀬川さんが留守番ですか」
「ああ。首席代表の対応とかな。大体なぜハヤ太君が首席代表と一緒にいる」
「彼女は前に言った昔の彼女ですよ。さきほど偶然会って」
「へぇ」
素っ気無い返答
「あれ?もう少し驚くかと思ってたのに」
「いや、偶ぜ「ハヤテ、帰りますわよ」
と声が重なってしまい最後まで聞き取れなかったが
腕を引っ張られエレベーターに乗り込み降りる
590 :
539:2006/07/25(火) 21:13:52 ID:/+nRt+78
「打ち合わせはどうでしたか?」
「大丈夫よ」
余裕の笑みを見せ答える
「本番噛まないよう気をつけてくださいね」
「だから大丈夫だっていってるじゃない」
昔から変わってない彼女を見て
「ハハ」
笑みが零れた
「フフ」
と彼女も笑ってくれた
エレベーターも下に到着し
「ハヤテ。私は他にも行く所があるのでここで失礼するわ」
「そうですか。一人で大丈夫ですか?」
「ええ、大丈夫よ。ありがとうハヤテ。目をつぶっていなさい」
「え?はい」
目をつぶり待っているとほっぺに何かやわらかくてあったかいものがあたった
「今日のお礼よ。また会いに行くわ」
言い残し彼女は去っていった
三人称視点と一人称視点が混在している。
ト書きが多いのも気になった。
地の文も淡々としすぎていて、残念ながら起伏を感じられない。
述語の量に対して主語の量が少ない。
なるべくながら、「誰が」何々をした、と入れた方がいい。
省略すると格好いいように見えるかもしれないが、それは間違い。
「()」で小声を表すのはやめといた方がいい。
>「(ハヤテ)」
>アーたんが裾を引っ張り聞く
>「(なんですか?)」
>「(あの人が生徒会長か)」
>「(ええ。そうですよ)」
「ハヤテ」
アーたんが裾を引っ張り、ハヤテだけに聞こえる大きさの小声で聞いてきた。
ハヤテも同じように返す。
「なんですか?」
「あの人が生徒会長か」
「ええ。そうですよ」
こんな感じで。
記号に頼らず説明できたら、文章表現力が上がるよ。
それにしても、アーたんは一体なんで落ちてきたんだ?
まあとにかく、頑張って。続き待ってるよ。
いまのこどもむかしのこども
ポケットの中身はいつだって
おとこのこでもおんなのこでも
ポケットの中身は誰だってファンタジー
花菱美希さんと瀬川泉さんだったっけね?
なんか読んでて混乱しちゃったよ。
花菱泉さんと瀬川美希さん?
そんなキャラもいそうだゾ。
>>592 むかし私がまだこどもだったころ
ポケットにいれてた大切な宝物
592それポケモンのED?
マリア 愛すべき人がいて
抱きしめて僕のマリア
マリア悪戯な応えにとまどう
ってのもあったな
598 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 19:07:58 ID:dnaFXrHD
>594
それって、ピカチュウ?
タイトル:「I hope you will...」
作者:KR
キャラ:マリア×ハヤテ
エッチ度:軽
元ネタ参照:2006年7月26日発売の本誌
オリジナルテキスト:
カサマツさん(
ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/) 1
ichi45757.txt 「I hope you will...」.txt
前スレの再アップ
同上
ichi45755.txt 「一巻しか読んでいないのにエロパロ板に投下する物書き」.txt
600 :
1/7:2006/07/26(水) 19:12:33 ID:xGIBOG3j
ハヤテにとってマリアとの一時はまた顔の締まりを無くすには十分過ぎた。ヒナギクに殺意を沸かせたゆるんだ笑顔になっているとは露知らず、
彼は普段通り一日を終えるために一つ、また一つと仕事を済ませていた。最後にナギの部屋を訪れようと廊下を歩いていると、何かが気になり始めた。
もう10メートルほどまで近付くと嫌な予感があり、彼はドアの前で立ち止まった。ノックするのがためらわれ、何故なんだろうと思いつつそっとドアを薄く開けた。
「ハヤテのやつはどうしてああなのだ。いくらヒナギクのついでとはいえ、マリアと随分いい雰囲気だったではないか」
部屋の中ではナギがパジャマ姿でベッドに横になり、シラヌイを相手に独り言を言っていた。昼間はあまり見せない弱気な表情にハヤテの心は揺らいだ。
主人の顔には問い詰める時の三白眼も、御礼を言う時の頬の赤みもなく、ただ不安そうに遠くを見る眼つきだけがあった。心臓が深く、ゆっくりと動いたようだった。
少なくとも脈は速まった。
「私への気持ちもまだ感謝でしかない、そういうことか。やはり恋人とは見ていないのか」
(え……? そんな訳には参りません、お嬢様!)心の声はそう言っていた。しかし一方でつい数日前の釣りの一件が思い出された。
ナギが言っていたことは体のことというよりは胸のことだったのかと、いまさらながら思い至った。たとえあの時は罪悪感を感じることもない微小なものだったとしても、
ひょっとして本人はないなりに気にしていたのかもしれない。ドアにかけた手の体温が下がり、感覚が鈍り始めた。
「いかんいかん、ついさっきああ言ったばかりではないか。ハヤテを信じないでどうする」ナギはシラヌイを離すと布団を被った。
マリアが添い寝をしていることを思い出し、彼は一先ずここを離れようと下がった。
「あら、こんな所で……いけない子ね」妙に甘ったるい声が耳元で囁かれた。
ハヤテの鼓動が一気に激しくなり、数秒、息が止まった。それでも声は出さずに直立不動の姿勢をとっていると、今日、正面から抱きつかれた時とは違う感触が押し付けられた。
背中には柔らかな胸の感触が、耳元には静かな息遣いが感じられた。そして胸の辺りに回された両手が執事の服の下へと滑り込んでいた。
「マリア、いるのか? そろそろ私は寝るぞ」
「はいナギ、あと……そうですね、あとこの館の戸締りに十分ほどかかりますのでお待ち下さい」
「分かった、早くしろ」
マリアに密着され、ハヤテはされるがままにナギの隣室へと引きずられていった。
601 :
2/7:2006/07/26(水) 19:13:18 ID:xGIBOG3j
ハヤテを部屋に連れ込むと、マリアは一旦彼を放してナギの寝室とを分ける壁にハヤテの背中を押し付けた。正面から彼を見据え、満面の笑みで彼を眺めた。
膝は落ち着きなく震え、顔は蒸気し、耳も赤く、目は泳いでいた。
(もう、どうしてこういじめたくなる子なんでしょう)
マリアは笑いを口元に残し、静かに彼を見据えた。幾分落ち着いた様子だったものの、ハヤテは相変わらず硬くなって壁に背中を張り付けていた。
「ナギは大分気落ちしていましたけど、どうしてでしょうね?」
「す、すみません……僕のせいで」ハヤテは頭を下げた。マリアは口元に手をやり、目を細めて微笑んだ。
「すみません? あら、いつハヤテ君を責めましたっけ?」
「ごっ、ごめんなさい、お嬢様の気持ちも知ら――」マリアはハヤテの唇に指をあて、顔を近づけた。額が当たりそうな距離、伏せたハヤテの表情はやはり素直だった。
「静かにしましょうね、ナギに聞こえますよ」声をひそめ、マリアは耳元で囁いた。ピクッと首筋が震え、そんな彼の様子にマリアは嗜虐心をまたそそられた。
「ナギは随分なことを言ってますけど、姫神くんはいい子でした。たとえ家族であっても無関心なことの方が多い子ですから」
少し間をとるとハヤテが小さくうなづき、マリアは先を続けた。
「だからハヤテ君はナギにとってとっても大切な人なんですよ。あれくらい心を開ける相手は伊澄さんとか咲夜さんくらいで、本当に大切なんです。分かりますね?」
「はい…………分かります」
「そうですか、それならいいんです。分かってくれれば」マリアは顔を離し、ハヤテを見た。うな垂れ、目を逸らして、立っているのが精一杯のように見えた。
まともに自分を見られない恥かしがりようがまた少し酷くなっているようだった。
「でも分かってくれているんでしょうか、ハヤテ君おっちょこちょいだから。あ、ドジッ子属性なんて言い訳は無しですよ?」
「どうしてそうなるんですかっ」ハヤテが顔を上げ、声を殺して叫んだ。
「女の子を泣かせたら謝っても許しませんよ?」
「え、マリアさん? やっぱりお風呂のこととかコートのこととか何度も部屋壊したこととか年齢聞いたこととか丸々一巻近く置いてきぼりにしたこととか、やっぱり怒ってるんですか?」
(何を今更……まあ、6巻のおまけコーナーは本気の心の叫びですけど)
「やっぱり分かってないですね、ハヤテ君。これは女心を知ってもらうためにも、今からクリスマスプレゼントの練習をしないといけないですね」
「れ、練習って?」
「またナギを泣かせるつもりですか? それも特別な日に」
602 :
3/7:2006/07/26(水) 19:14:08 ID:xGIBOG3j
マリアに詰め寄られ問い詰められ、ハヤテは生きた心地がしなかった。
いつぞやのビリヤードとは異質の責めにおっかなびっくり受け答えしながらも、確実なことといえば追い詰められていることだけだった。それも何か妙な方向に。
「またナギを泣かせるつもりですか? 特別な日に」
特別な日の意味はさすがのハヤテでも、もう分かっていた。
「泣かせなんてしません」
「ロリコンと言われようとも、ですか?」
「はぅっ……そ、それは……」ヒナギクに言われた時から半ば忘れていたことが急に彼の頭を打った。そう、意識しようとしまいと周囲の目はそうとしか見ない。
自信はまだなく、答えはまだ見つからなかった。そんなことを十秒かそこらで必死に考えていると、目の前ではマリアがくすくすと笑っていた。
「冗談ですよ、もう少しだけ時間が必要でしょうね。でもその時がいつ来るか、不安じゃないですか?」
「なんで、そんなこと……」
「初めて同士、ナギを傷付けないで済ませられますか?」
息苦しかった。答えにくい問いを幾つも浴びせられ、逃げ出したい心境だった。しかし背中には壁がぴったりとくっつき、正面にはマリアがいて逃げ道はどこにもなかった。
しかも壁の向こう側にはナギがいてマリアの帰りを待っている――ハヤテはどうしようもないと開き直るしかないと決めた。
「どうすれば、いいでしょうか」
「あまり時間もないから実践しましょうね」そう言うなり、マリアの柔らかな唇がハヤテの唇を塞いだ。両肩をしっかりと押さえつけられ、軽く頭が壁に当たった。
「んっ、んー」逃げようとしても小さなうめき声が漏れるだけで、一向に離してはくれなかった。それどころかマリアの唇が動き、擦りつけるようにハヤテの唇を貪り始めた。
暖かな感触に彼は頭に血が上り始め、熱くなった。
「あ……うっ」舌が口の中に進入し、口内を舐め回した。唾液が混じりあい、ハヤテはすっかりのぼせ上がった。
弾力のある舌が彼の舌と絡み合い、さすがにハヤテは堪えられなくなった。
「……んっ、は……ぁ」顔を横へとずらし、無理矢理マリアから逃れた。
「あら、もうキスは終わりですか? それじゃあ、次行きますよ」
603 :
4/7:2006/07/26(水) 19:15:03 ID:xGIBOG3j
「やめ、て……くだ、さい」
「大丈夫ですよ、今夜はこれで終わりですから。それより、声を出さないで下さいね。聞こえちゃいますよ?」
途端にズボンに感触があった。マリアが前を開き、指を入れてきた。パンツ越しに指が触れ、ハヤテは腰を引いた。
「あっ」
マリアのキスで再び口を封じられる。その間にも繊細な指が探るように入り込み、彼のモノを捉えた。擦られ、摘まれ、しごかれるとはちきれそうに屹立した。
マリアがパンツをずらすと熱いモノが露出し、ハヤテの体の中でひときわ熱が集中していった。全身は脱力にも近い具合で、ずり落ちないようにするのが精一杯だった。
「はっ……んんぅ…………あっ」
マリアは口付けを止め、ハヤテは深い息を吐いた。直後、耳たぶを優しく噛まれ、小さく震えた。2箇所からの快感に思考力も低下し、抵抗する気も失せていった。
「まだですよ、ハヤテ君」突然、ハヤテのモノが掴まれ、しごかれた。
「ああっ、はぁ……」辛うじて声を押さえたものの、自慰にはない快楽に腰が蕩けそうだった。指は徐々に先端に向かい、外気に直接触れている敏感な個所へと伸びた。
何本もの指先にくすぐるように愛撫され、ハヤテは変になりそうだった。ぬめっとした液が漏れ、痛みが和らいだ。
同時に、マリアの指を汚してしまったことに罪悪感と、それよりも強い興奮を覚えた。
(マリアさんが僕のを……)
かすかに触れ合うマリアの衣服とこすれ合い、その度に彼は小さく震え、悶えた。ふと、彼女の口と手が離れた。ハヤテは息を吐く。
火照った頭にはマリアの昼間には見たことのなかった顔が見えていた。意地悪な時もあったものの、頬は本当に17歳と間違えそうなほど艶やかで、唇と瞳は意味ありげに潤んでいた。
「気持ちよさそうですねハヤテ君、こんなに熱い……やっぱり男の子ですね」熱い吐息が彼の首筋をくすぐった。
「どうして欲しいですか?」
「マリアさん、僕、もっと……」
躊躇っていると、マリアの手が再び愛撫を始めた。ただし今度は両手がパンツの下へと潜り込んだ。それだけでハヤテは体をのけぞらせ、身をよじらせた。
「ちゃんと言わないと分かりませんよ? こんなにエッチな体をどうして欲しいんですか?」
「は、はい…………もっと、もっと気持ちよくしてくだ、さい」片手で付け根を揉み解され、少し柔らかくなっていたモノがそそり立ち、その先端をもう片一方の手で擦り上げられた。
「私に弄られて喘ぎながら達して、エッチなミルク、吐き出したいんですね?」
「はぃ……イキたい、ですっ」
ハヤテの下半身に彼の全てが集中し、快感が込み上げてくる。温もりが刺激を与え、そして恍惚感へとハヤテを上りつめていった。
「ああっ、ダメです…………ぼくっ、ぼくっ!」
「かわいい、ハヤテ君」
マリアの指の腹がより繊細にさすり、血が集まって痛いほどに腫れ上がっている個所を愛撫する。ハヤテは今度こそ腰が抜けそうになり、気持ちよさに耐えられなくなった。
「あぁっ、出るっ出ちゃう!」
初めての快楽に身を任せ、彼は熱いほとばしりを放った。一度、二度、そして三度と膨張した欲望が跳ね上がり、マリアのエプロンドレスに精を打ち出す。
「ふぅ……ああ…………はぁ」深く、ゆっくりと息を吐き、彼はその場にへたり込んだ。
ぼんやりと見上げたマリアの顔はいやらしさよりはどこか暗い微笑を浮かべ、濃い影が落ちていた。
604 :
5/7:2006/07/26(水) 19:16:02 ID:xGIBOG3j
ハヤテの体が跳ね、同時に熱を帯びた精が服を濡らした。素早く片手を回し、エプロンドレスで零れないように受け止める。
生地越しに粘っこい液体を肌に感じ、マリアはこの上もなく嬉しい気持ちになった。男の性欲を満たし、そして満たされる様をまだ始めとはいえ実感できた、
その事実に未知の感情すら抱いていた。抑えようのない悦びが頬を緩ませ、ある種の征服感が湧き上がってきた。
呆けた目を泳がせてハヤテが腰を抜かすと、マリアはふと我に返った。何か悪いことをしてしまった、いやそんなはずはないと短いながらも葛藤があった。
ハヤテの目は何かを訴えているようにも見え、自然と笑顔が歪んだ。
605 :
6/7:2006/07/26(水) 19:16:53 ID:xGIBOG3j
ハヤテは気がつくとコトに及ぶ前のままで部屋に転がっており、ぼんやりした記憶だけが残っていた。立ち上がり、あまり家具の置いていない室内を見渡した。
(僕はここでマリアさんと…………)
その先は続かなかった。今夜マリアと暖かな時間を過ごしたことで錯覚した、そう思い込もうとした。
(そうだ、マリアさんがそんなことするはずが――そういうことにしよう、そうに違いない)
ハヤテは気を取り直し、部屋を出ようとしてドアの取っ手に触れると、何かが落ちた。
それは淡い水色の封筒で、拾い上げると「ハヤテ君へ」と、紛れもないマリアの文字で書かれていた。ハヤテは高まる鼓動を押さえつつ、震える指で封を開けた。
中には便箋が一枚入っており、ぎこちない手つきで開くと綺麗な文字が目に入った。
『これを読んでいる頃、もう秘め事は終っているでしょう。今夜、私が言ったことはみんな本当ですよ。
でもここの壁は防音設計ですから、ハヤテ君の恥かしい声も聞こえませんよ、安心してください。
12月24日のプレゼントを楽しみにしていますね。最後に、このことは秘密ですよ。
ハヤテ君へ』
ハヤテは封筒と便箋を取り落とし、その場に立ち尽くした。
606 :
7/7:2006/07/26(水) 19:17:48 ID:xGIBOG3j
「随分遅かったな」いつもと変らないナギがパジャマ姿でベッドに横たわっていた。マリアはとうにパジャマ姿に着替え、主の隣へと潜り込んだ。
「はい、カーテンのほころびが見つかったので応急処置していたんです」
「そうか。では私は寝るぞ」そう言うなり、ナギは目を閉じた。
「おやすみ、ナギ」
「おやすみ」
マリアはあらかじめ書いておいた手紙のことを思い出し、少し後悔した。悪戯が過ぎた、とも思った。それでもコトが起こってから書ける自信もなかった。
(それでも)マリアはナギを見つめ、しばらくして目を閉じた。
(ハヤテ君にはあれくらいで丁度いいんです)
一人で生きて道を踏み外せ・・・
608 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 21:14:12 ID:dnaFXrHD
それでは最初に、GJ!
何だか不思議な感覚の文章だ
異次元感覚と名づけた
文章か・・・このスレに降臨する神々の中で最もおまいらの琴線を震わす表現力を持った書き手って誰よ?
>>611 少なくとも、今投下した奴ではないな。
イマイチ。
>>611 ネットに落とす以上、見やすい文体であることも一つの技術だと想うんだ。
改行や段落あけのタイミングね。一般の書体から見て云々じゃなく、こうやって俺らが見て見やすいか。
それに加えて作品の文章力自体を加味すると・・・
俺はやっぱり全スレのハヤテ×ヒナギク(エロ梨)が忘れられん。だから氏に一票だな。
ラノベ見回すと、あれより大分見劣りする書き方で売り出されてるものもあるからねぇ。
商業ベースに乗って通用する・・・とまでは行かなくても、あの心理描写ならファンが付くかもしれない。
職人の優劣をつけるようなマネはやめなされ。
俺は
>>599-606の文章はすごく好きだ…っていうか言い忘れてたけどGJ!
>>599 投下GJ!
ただ、ちょいと言わせて頂くなら、
原文をうpろだに上げているからそっちメインにしているせいなのかもしれないけど、
ここに投下するときはもちっと改行を意識した方がいいかも。
でないと、ちょっと読みにくい気がする。
あと、台詞がちょっと唐突というか、
書き手さんはわかってるけど読者はわからない的な説明不足があるかも。
ネタ的にはかなり好きな題材のチョイスですし、また次回に期待させて頂きます。
>>611 俺は前々スレあたりにサキ視点でのワタル×サキを書いた人だな
でも
>>606みたいな感じの文も好み
続きをwktkしながら待ってます
>>603の文の「本当に17歳と間違えそうなほど」ってどういう意味ですか?
「ああっ・・・! ハ、ハヤテ君。そこ、もっと・・・!」
秘裂からあふれる樹液をジュルジュルと音を立てて啜られ、マリアは髪を振り乱し喘いだ。
無意識のうちに太ももで相手の頭を締めつけ、より一層の快感を得ようとする。
「んんっ・・・ふっ・・・! ああんっ!」
床に両手をつき、のけ反らせた身体をわななかせる。
口端から涎をこぼしているのにも気づかず、恍惚とした表情で駆け上がっていく。
「ふああっ・・・ああっ! ああーーっ!」
「ふう・・・はあっ・・・はあっ・・・・・・あ・・・」
甲高い声を上げて達したマリアは、快感のあまり失禁してしまったことに気づき、今更ながら赤面する。
「ああ・・・はあ・・・・・・ごめんなさい」
太ももに挟まれているせいで逃げられず、小水をかけられた彼は「気にするな」というように首を振った。
そして、何かを確認するようにマリアの足をたたく。
「わかってます。わかってますから・・・もう1回、してくれませんか?」
数時間後、学校から帰宅したハヤテとナギを出迎えるマリアは、いつも通り有能なメイドだった。
誰もいない・・・人間は誰もいない屋敷で、ペットに秘部をなめられ悶えていた少女と同一人物とは思えない。
(女はこええなー・・・)
報酬の特上寿司を食べながら、タマはぼんやりと考えた。
エロエロ、シリアス、コメディと偏ることなく投下されるこのスレが
大好きであります。
月夜の晩
悲劇は前ぶれもなく始まった
コンコン コンコン
ハヤテ「(何だ?誰かが扉を叩いてる?SPの人達かな?)」
ナギ「ハヤテどうかしたか?」
ハヤテ「あ、お嬢様、いえ誰かが屋敷の扉を叩いてるみたいなんですよ」
ナギ「扉を?」
コンコン コンコン
ナギ「ほ、本当だ…」
小さいが確実に誰かが屋敷の扉を叩いてる音がする
ハヤテ「僕が確認して来ますから、お嬢様はココにいて下さい」
ナギ「わ、わかった」
声を上げて呼ぶわけでもなく、ベルを鳴らすわけでもなく、ただ静かに扉を叩く音にナギは恐怖を覚えた
コンコン コンコン
音は依然止まない
ハヤテにはこの音が人を呼ぶものではなく、扉を叩くことを目的としたものではないのかとさえ思えた
コンコン コンコン
音は一定のリズムを崩さずに静かに続く
そして
ハヤテ「ど、どなたですか?」
コンコン コン
扉越しに話し掛けると音は止まり、音の主が口を聞く
「……ハヤテ君…」
ハヤテ「は?え?」
聞き慣れた声にハヤテは扉を開く
ハヤテ「西沢さ…」
扉を開けたハヤテは、その異常な光景に言葉を失ってしまう
ハヤテ「西沢さん!血だらけじゃないですか!!は、早く救急車を!!」
そこには制服を血に染めた歩が立っていたのだ
ナギ「おい!どうし…!!」
ハヤテの声を聞きナギが駆け付けるがハヤテと同様に言葉を失ってしまう
歩「…大丈夫だよ二人共」
歩は静かに言う
ナギ「大丈夫なものか!」
ハヤテ「そうですよ!」
歩「だってこの血は私のものじゃないんだから……」
うつ向きながらただ静かに言う
ハヤテ「(何だ?西沢さん何かおかしいぞ?)」
ハヤテは根拠のない不安と恐怖を感じた、気付くとハヤテはナギを自分の後ろにして歩から距離をとっていた
歩「…ハヤテ君……?」
ナギ「ハ、ハヤテ?何しているのだ!?あいつケガしてるのかもしれないのだぞ!?」
ハヤテの奇妙な行動にナギは困惑する
ハヤテ「(な、何だ?何なんだこの感じ、何で僕は西沢さんから離れているんだ?西沢さんはケガしてるのかもしれないのに)」
額にも汗が滲む
歩「……どうしたのハヤテ君?何でさけるのかな?」
ナギ「どけハヤテ!」
ナギはハヤテを押し退け歩が本当にケガをしてないか確認するために近づこうとする
ハヤテ「お嬢様ァッ!!」
ナギ「ッ!」
突然のハヤテの言葉にナギは立ち止まってしまう
ハヤテ「お嬢様それ以上西沢さんに近付いては駄目です…」
ナギ「な、何を言ってるのだ!!あいつはケガをしてるのかもしれないんだぞ!さっきからお前おかしいぞ!」ハヤテ「(分かってる、自分がおかしいな事を言ってるのは分かってる…でも…)」
歩「…アタシね……ハヤテ君のことがね…大好きなの…ハヤテ君になら何をされてもいいかなって…」
静かに歩は話し始める
歩「ずっと好きなの……誰よりも前から……誰よりも深く…ハヤテ君を愛してるの…」
ナギ「お、お前何言って……」
歩「でもね…ハヤテ君の周りにはね……アタシなんかよりずっとずっと魅力的な女の子がいつもいるの……」
歩はゆっくり顔を上げる、その眼は光を失いただ涙が流れている、にもかかわらず歩は弱々しく微笑んでいた
歩「でね…アタシ思ったの……みんないなくなればいいんだって…」
ハヤテ「お嬢様、僕の後ろに…」
この時ハヤテは自分の不安は間違いではなかったと確信し、再びナギを自分の背後に隠す
これ、リアルタイムで書いてる?
もしそうなら、一度メモ帳に書いてから一気に投下した方がいいよ。
・・・夏だね、うん。
歩「ハヤテ君は優しいからこんなアタシでも優しくしてくれる……」
歩から表情が消える
歩「でも足りないの…全然足りない……アタシは誰よりも…何よりも…ハヤテ君を愛してるの……なのにハヤテ君にとってアタシは一番じゃない………そんなの我慢出来ない…出来るわけない……」
ハヤテとナギは歩の異様な迫力に息を飲み彼女の言葉を聞くことしか出来なかった
歩「寂しくて寂しくて寂しくて、思いだけが積もっていって、我慢出来なくなって…………殺しちゃったよ……ヒナさん…」
そう言って歩は再び涙を流し微笑む
ハヤテ「ッ!!」
ナギ「な、何だと…」歩「…痛そうだったな……包丁でね…首を切ってね、次にお腹刺しちゃったの……」
ナギ「……ウソだ」
歩「いっぱい血が出てね……ヒナさん最初は何が起きたのかわからないって感じだったよ?…でね最期に『どうして?』って言ったんだよ……」
ナギ「……ウソだ」
歩「どうしてだろうね?アタシ馬鹿だからこんな方法しか思い付かなかったよ…」
ナギ「ウソだ!ヒナギクが死ぬわけない!ヒナギクはお前なんかよりずっと強いんだ!」しかし、歩の纏う制服に染み付いた
歩「あはは……だから不意打ちに包丁を使ったんじゃないかな?」
ナギ「ッ!……何で…何でさっきからお前は笑っているのだ!悲しくないのか!友達だったんじゃないのか!!
歩「…悲しいよ?悲しくていっぱい泣いたよ?動かなくなったヒナギクさんを見て…ココに来るまで……いっぱいいっぱい泣いたよ?今だって…」
ナギ「だったら…」
歩「アタシに悲しむ資格なんて無い……わかってる…だから笑うの悲しくても……笑うの」
歩は自虐するように泣きながら笑う
>>624 ゴメンゴメン
暇つぶしに書いてただけだから
もう書かんから安心してくれ
627 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 22:19:53 ID:TWzLhww5
うっ・・・グロいっすね。もの凄いシリアス展開だな・・・
>>626 いや、まあ、書き方は色々あるから、別にこれじゃなきゃダメって事じゃないんだ。
ただ、感想つけるにもいつ付けていいのか分かり辛いから、一気に投下してもらった方がいいなーってだけで。
……べ、別に続きが読みたくなったから、フォローしているわけじゃないんだからね!
で、でも……ぐっじょぶ……
629 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 22:44:06 ID:UYmsAbP2
え、何?この昼過ぎの火サスみたいなドロドロ感は?
凄く続きが気になるんスけど
>>626 俺も続きが気になる。できれば続き書いて欲しい。
続き書いてくれ、そうしないとヒナギクが浮かばれん。
ダークハム続きが気になるなぁ
シリアスなのもなかなかだね
一瞬「西沢さんならやりかねん…」なんて思ってしまった俺を許してくれ
634 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 01:12:01 ID:LMb1LE0Z
ヒ、ヒナギクが・・・く、続きはどうか幸あれ!
狂気の瞳
続き、読みたいような読みたくないような微妙な気分w
ダークはいいけど血がいっぱい出るのは苦手
続きを読みたいという人がいてくれたため書かしてもらいます
こんな物ですが
とりあえず、おやすみなさいの一発
歩「悲しくて寂しくて苦しくて辛くて、もう何がなんだか…何でかな?……『好き』っていう気持ちが何でこんな風になっちゃったのかな?」
誰に問うわけでもない、歩は自分に問いかける
歩「ハヤテ君のことが好きなだけなのに……どうしてこんなに辛いのかな?」
ナギ「ウゥッ…ウェッ……ウッ…ヒナギクッ…」
歩「辛いな…慰めてほしいなぁハヤテ君に『もう大丈夫ですよ、僕がついてますよ』って……あはは、まるで夢みたいかな」
歩は天井を見上げる
ハヤテ「(何で、何でこんな事に…ヒナギクさん…)」
『何でこんな事に?』
三人の思いは一致していた
そして、歩の死人のような光のない眼がナギを射抜く
歩「ハヤテ君に慰めてもらいたいけど……三千院ちゃんは邪魔かな…」
ハヤテ「ッ!!」
ナギ「ヒッ!」
ナギはまるで金縛りにでもなったかのように動けなくなってしまう
ハヤテ「西沢さんもうやめてください!そんな事して何の意味があるんですか!?もっと辛くなるだけですよ!!」
歩「駄目だよ…アタシはヒナさんを殺しちゃったもん、ハヤテ君と結ばれるために殺しちゃったもん……だから最後までやるの…やらなきゃヒナさんに怒られちゃうよ」
ハヤテ「間違ってる!そんなの間違ってますよッ!!」
歩「そうかも…今よりもっと辛くなっちゃっうかもしれないね……そしたらハヤテ君アタシのこといっぱいいっぱい慰めてね?」
ハヤテ「…西沢…さん」
そして、歩はハヤテとナギの方へ一歩一歩歩き始めた
638 :
名無しさん@ピンキー.:2006/07/28(金) 08:49:19 ID:mp8k1xqF
西沢さんがまるで羽美だな
続きを期待
>>637の続き
ハヤテ「西沢さん、それ以上近付かないで下さい、でないと僕は西沢さんを……」
歩はハヤテ達の2m程手前で止まると肩にかけていた学校の鞄からヒナギクの命を奪ったソレを取り出した
歩「こんなに血がついてる…これ全部ヒナさんの血なんだよ?」
ハヤテ「………」
ナギ「ウッ」
あまりの生々しさにナギは吐気をもよおす
歩「ハヤテ君どいて?」
ハヤテ「嫌です」
歩「ハヤテ君のことは傷つけたくないよ」
歩のその恣意的な言葉にハヤテは少しの怒りを覚えた
ハヤテ「そんな物使っても西沢さんが僕をどうにかすることなんて出来ませんよ」
歩「うん…ハヤテ君強いもんね……でもアタシは…三千院ちゃんを殺すよ……」
ナギ「ヒゥッ」
初めて自分に向けられた決定的な言葉にナギは恐怖し全身の震えが止まらなくなっていた
ハヤテ「(どうする?気絶させるか?武器を奪って取り押さえるか?)」
考えてる内に歩が動き出す
歩「フフ……ちゃんと受け止めてね…?」
そう言うと歩はハヤテに向かって包丁を投げつけた
ハヤテ「なッ!?」
歩の予想外の行動にハヤテは意表をつかれる
極限にまで神経を研ぎ澄ましているせいかハヤテには飛んでくる包丁がスローに見えた
ハヤテ「(避ける、駄目だ避けたらお嬢様に包丁が)」
ハヤテは見事に包丁を掴んでいた、しかしすでに目の前には歩がいた
歩「少し休んでてね」ハヤテ「(マズイ!)」
バチィンッ!!!
ナギ「ハヤテッ!」
ハヤテ「ガッ!…ハッ……」
ハヤテは凄まじい全身のしびれに倒れてしまう
歩「ゴメンね、ハヤテ君……」
歩の手にはスタンガンが握られていた
羽美にこれほどの愛と凶器(狂気)はない
面白くなってきたなw
展開とかエロとかそういうの全部差し置いてでも
とにかく猛烈にスーパーサイヤ人化させたくなってきたのはオレだけでいい
来週には次スレが立つのかな?
つうかもう487KBじゃん、建てとくぜ。
>>645 たのむ
ナギこのまま殺されるんだとしたら普通すぎるから
ひねった展開になってほしいな
続き期待
包丁投げ・・・
エンゼルフェザーですょ
>>640の続き
ナギ「ハヤテッ!ハヤテッ!」
ナギは倒れたハヤテにすがりつく
ハヤテ「お嬢…様……早く…逃げ…」
高圧の電流を受けたにもかかわらずハヤテは気を失ってはなかった、だが体はしびれて動くことが出来なかった
歩「…三千院ちゃん」包丁を拾い歩はナギに向き直る、ナギはもう何も言うことが出来ない、ただ震えるばかりだった
歩「三千院ちゃんはもう死んでもいいよね…?もう十分だよね?十分幸せだったよね?……だってこんなお金持ちに生まれて大きな御屋敷に住んでそんなに可愛くて……ハヤテ君を執事にして、ハヤテ君といつも一緒で………本当に神様って不公平だよね?…」
ナギ「(ハヤテッ)」
ハヤテ「(動けッ!何で動かないんだッ!今動かなくてどうするんだッ!!)」
ナギを助けようとするがハヤテの体はまだ自由になるには程遠かった
歩「終わりにしよっか…何かとっても疲れたゃったし」
ヒナギクと同じくナギから命をうばおうと歩はナギに歩み寄った
ナギは腰が抜けたのか立たずに尻をついたまま後退る
歩「ゴメンね三千院ちゃん、せっかくだからヒナさんと同じ様に殺してあげる」
歩は振り上げる
ハヤテ「お嬢様ッ!!!」
精神が肉体の限界を超越し動かないはずの筋肉を動かしハヤテは立ち上がった、がソレだけだった
ハヤテ「(間に合わな…)」
その時ハヤテは見た、誰かが自分の横を通りすぎたのだ
歩「…あ……あぅ…」
歩は何が起きたのかわらなかった、突然背中と胸に激痛が走り、見てみると胸から鋭利な包丁が突き出ている
「まったくイケないコですねぇ、かわいいからって何でも許されると思ったら大きな間違いデスよ?」
ハヤテ「マ…マリア……さん」
歩「…ッハァ…(アタシ刺されちゃった……の…かな……?)」
血を吐いて歩は倒れる、血は目の前にいたナギへと降り注ぐ
ナギ「…ア…アァ……アアァァァアアアァァァッ!!!」
ナギは浴びた血を見て絶叫し気絶した
649 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 17:02:03 ID:S0bIu/Ky
オイオイ!主役死なせてどうするんだ!?予想外の展開に思わず声がでたw
続きキボンヌ
ダーク展開にこんなAAを貼ってみる
_,、-‐ - 、
-'´::::::::::::::::::` 、
/:::∧::l::::l:::::::::::::::::ゝ
l:::l''-l;l l:::l:::::::::::::::::::l- 、
l:::l..,,_l l::l:::::::::::::::丿'' 、:l
∨.._.."'l::l::::::::ヘ ミ ヾl
ヽ_ _) l;;;;;;;;;; ヾ::lミミ<私を倒してもいずれ…もっと強いハムスターを…
⊂l ̄ \/"'''''…l;lミミヽ
... ヽ---l ヾ/ \
:.... . ∧∧ ∧∧ ∧∧
... ..:( )ゝ ( )ゝ( )ゝ無茶しやがって…
.... i⌒ / i⌒ / i⌒ / .. ..... .........
.. 三 | 三 | 三 | ... .........
... ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ......
三三 三三 三三
651 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 18:59:11 ID:Fmon2a3v
期待大
これは、なかなかおもしろくなりそうな
乙
655 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 21:33:14 ID:Fmon2a3v
乙カレ−
じゃあ梅ようか。
いつの間にこんな容量になってたんだ
最近は二ヶ月もたないんだな・・・
ともかく
>>653乙
マリア「ふぅ、まさか西沢さんがこんな事するなんて夢にも思いませんでしたよ」
ハヤテ「何で…何で刺したんですかッ!!」
マリア「ん〜?ハヤテ君何を言ってるんですか?あの方は三千院の当主の孫娘を殺そうとしたんですよ?当然じゃないですか」
人を殺したというのにマリアは動揺する様子もない
ハヤテ「だ、だからって!」
マリア「駆け付けたのが私じゃなくてSPだったとしても射殺してますよ」
ハヤテ「…ウゥ…西沢さん……西沢さん…」
ハヤテは残酷過ぎる現実に打ちのめされ膝をつきただひたすら泣く
目の前の息絶えた歩の頬からも涙が流れていた、悲しみを共有するかのように…
歩の亡骸を見下ろしマリアは小さく笑う
マリア「ホントお馬鹿さんですねぇ、愛に飢えた人に愛を求めても意味などないというのに」
マリアは歩の死を悲しむどころか喜んでいる様にさえ見える
マリア「ンフフ、恋に思いを馳せた少女は愛を求めて狂気にとらわれ心が壊れて永遠の眠りにつきました……フフフこれもまたドラマですねぇ」
ハヤテ「西沢さん…ウゥッ…ウゥ……」
マリア「人の心なんてものは脆いものですね、すぐに壊れちゃう」
マリアはしゃがみ両手でハヤテの頬を包む
ハヤテ「マリアさん…」
マリア「かわいそうなハヤテ君、お友達が二人もいなくなっちゃったんですものね」
ハヤテ「…ウゥ…」
マリア「ねぇハヤテ君、忘れましょう?」
ハヤテ「わ…忘れ……る…?」
マリア「そうです、西沢歩さん桂雛菊さんなんて最初からいなかった、出会っていなかった、それでいいじゃないですか?」
ハヤテ「そんなこと…」
マリア「出来ますよ、私が忘れさせてあげます、愛してあげます…」
マリアはそっとハヤテを抱き締める
ハヤテ「(…温かいな……)」
このまま眠りにつけばこの悲劇は幕を閉じてまた日常に戻れるハヤテはそんな気がした
口の端をつり上げ微笑するマリアに気付くことなくハヤテは眼を閉じた
完
ナギ「どうだハヤテこのシナリオは?最近の漫画界ではシリアス展開が
《ビリリリリィィーーッ》
ナァッ!?ちょッ!んナァーーーッ!!ハヤテ何で破くのだァ!?」
ハヤテ「お嬢様?冗談でも二度とこんな縁起でもないもの書かないで下さいね?もしやったら僕本気で怒りますよ?」
ナギ「ス、スマヌ!つい出来心で!だからそんなダークサイドのオーラを出さないでくれぇッ!」
ハヤテ「分かってくれればいいです」
ヒナ「それにしてもスゴいバットエンドね」
ハム「あたしあんな残酷じゃないよぉ!」
マリア「以外に有り得なくもなかったり…」
ハム「ひ、ヒドイですぅ」
ヒナ「そうねあたしも夜道は背中に気を付けてましょ」
ハム「あう!ヒナさんまでッ」
ナギ「まぁハムスターみたいに小心者お前にこんな事出来るはずないな」
ハヤテ「ですねー♪」
ハム「ウゥみんなしていじめる…ヒドイかな」
マリア「というかナギあなたこのストーリーこの前の昼ドラのストーリー10割方パクりじゃないですか」
ハヤテ「お嬢様盗作ですか!?」
ナギ「スマン出来心だ」
おしまい
スンマセン何かグタグタになっちゃいましたね
期待裏切ったっぽいなぁ
とりあえず楽しんでくれた方はありがとうございます
読んで不快になった方オチに失望した方はスイマセンでした
では失礼しましたさようなら
いや、これはこれで面白かったですよ。
GJでした。
・・・でも、台詞の前に人の名前書くのはいらないかと。
これだけ書けるのでしたら、地の文で台詞の書き分けも出来ると思いますよ。
次回作をwktkしながら待ってます。
GJ!
面白かったよ。
いやいや面白かったよ。素直にGJですよ。
まぁ、むりやりオチをつける必要は無かったんじゃないかとは思うけどね。
自分にお礼言ってどうするオレ……orz
665 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 02:41:35 ID:GnFnKQ4k
GJ!!
最近の職人は本当に文才に溢れていると思わせるssだったな
>650
強くても結局ハムスターじゃん(w
♪梅めましょ、梅ましょ石丸〜
不謹慎だと分かってる。分かってるが言わせてくれ。埋め段階だから言えるが。
まぁその、最近某ランブルを始めとして各エロパロが随分と荒れてるのは大体が知ってると思う。
で・・・・そこにいた職人の方々がどうもこことか活気のある所に流れてきてる気がするんだよな。
特にここは顕著だと自分は思う。
勿論最初から両方に投下してたのかもしれんが、文体とか見てると気のせいと思えない新人がたまにいたり。誰かは言わんが。
それだけ。戯言ですね。スルーしてください。
ランブルスレは悲惨すぎ
黒幕はマリアさんかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
_,、- '"´ ̄ ̄ ̄ ` ‐ 、
, -' ´ ` ‐、
_, -'´ \
_,、-'´ ヽ
-‐''´/ ヽ
/ `、
/ ,' ',
/ / i l i ', ヽ i
,' ,' l l l i l ',. ', ヽ '., l
.i l ,' l l l .l l', ', ', ', ', l
l l .i l l l li l ', ',ヽ ', ', `‐、 ', l
l li l l _l_',__l__l l', .lヽ',_',_ヽ_.',ヽ___ ', `‐、 イ
l l ',. l l l ', li l', l ', l ヽ、 \ ', ヽ ', .','´`ヽ_/;' ヽ <お願いだ・・・見ないでくれ・・・
', l. ', l l l, r‐ー、.',.l ', l , r‐ー- 、 ヽ ',. ', ヽ l /ノ ',
',l ', l l ト ';::しィ ', ヽ、 l:::::(_,.イヽ l',iリlソ l,プli ',
', '., li ト、 l', ';::::::l l:::::::::::;!- 、 l l_ノ li', '.,
/ヽ l',! ヽli ( )' .......:::::::....L::::::(._ノ.l l__ ll', '.,
/ ヽ ', /'., ト、:::,-'´ ̄` ‐.、:: ̄ O::/l l/l ll', '.,
/ / ○l /  ̄ ̄ヽーく , -'´o l lハ-ー、_.li,-ー.、 ヽ
/ / l l/  ̄ ̄`‐、 \_ o。 l l ノ / \ \
/ / //「/ ` ‐、` ‐┘ \ lヽ l ノ / ', \
/ i l l ', ',
/ ,' l イ i l l i ト',
,' i l il /l l イ l l l ',
i / l l l/ レリ l l l l l i
l ,' rトl l l,イ「 lリil イl l l これで500KBでしょう。
イ i / ヽ、l l',! l」 〉ノリ/
l,イ l,'/ イ l ! ',!', ', / ノ __
! レレl/r'"´`‐、 rー-‐'´ ,-'"´::::::::::::::` ‐、 , -‐
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/::l:::/:l::::ヽァト、::::;'::;:':::;イ:l::::::';:::::i:::ヽ::::::::::\ , -‐ー- 、'"´ ̄``ヽ
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';:::::::::::::::::::::ヽ::::\:::l l::ヽ:', ,イ:::::」-く::::`::‐::、:::`:‐::、::::::`:::‐-::` -/:::::::::::::::::::::, -'´ \:', ヽ',
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