◆【FFT】 ファイナルファンタジータクティクス◆

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1名無しさん@ピンキー
FFTのエロパロスレです!
2名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 01:17:14 ID:RAL23W8h
FFtのスレって前なかったかよ
とりあえずラムザ×アグリアスでもリクしとくか
3名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 12:20:35 ID:actLHBU+
4名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 13:19:18 ID:yMnG23wM
著しく期待しておく
5名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 05:07:13 ID:XJFnLQv6
ラムザ×アルマキボン
6名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 09:22:06 ID:5ed1Pcu1
ffスレに無かったっけ?>fft
ラムアルはまとめで読んだ覚えがある
7名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 09:43:55 ID:jB/kd+09
期待age
8名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 13:38:15 ID:rZZXFLTj
こんなスレ昔あったよね。
FFTつーかアグリアス専門だったけど。
9名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 14:18:48 ID:X4bkee5t
幻のラムザ×オヴェリアキボン
10名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 02:22:46 ID:tMbguiA/
アルテマたんキボン
11名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 18:39:56 ID:P3CTFJhd
ラムザ実は女だったってのはナシですかね。
12名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 01:05:40 ID:y1ndA04W
俺×ラムザキボン
13名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 01:16:54 ID:8BgG+028
>>12
ラムザきゅんのケツマンコは俺のものですがなにか?

俺×ラムザきゅんキボンヌ
14名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 16:12:26 ID:9qWAwuoJ
じゃあ間を取って>>12×>>13
15名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 12:32:02 ID:XWdyxwXH
陵辱物なら定番とも言うべき
「アグリアス、ライオネルで監禁陵辱」
「ラファたん、バリンテンに調教の日々」などがいけるな。

ストーリー上にヒントがなくとも、普通にラムザ軍敗北→女キャラ、敵兵に陵辱でもいける。
花売り娘エアリスがクラウド&ラムザに助けられずにそのままヤクザに路上レイプ→色街売り飛ばしコンボとかも。
16名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 21:55:31 ID:4tsPOGWY
ウィーグラフ × メリアドール きぼーん
17名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 17:09:04 ID:HNVhYWCc
待て待て、作中で夫婦になった
ディリータ×オヴェリアがあるぜ。
プリンセス(*´Д`)ハァハァ
18名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 17:52:18 ID:VZQBSG/N
ディリータの男らしいセクロスに体は骨抜きにされても唇だけは許さない、そんなオヴェリアァァァーナキボン
19名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 18:33:03 ID:h5e/M6ik
ここでバルマウフラをキボンしてみる。
相手はディリータかオーランの二択になるのが辛いところ。
ぎりぎりでオヴェリアへ自慰の手ほどきだろうか。
20名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 19:13:06 ID:N4VhR/jf
マニアックなところで
アルガス×骸旅団女白魔導士、アルガス×ミルウーダ

このへんキボン
21名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 19:15:50 ID:S4jXMKzk
「ふへへへへ……。逃げられるもんなら逃げてみな、鈍足アグリアスさんよォ!!」
とか書いてみたいがいかんせん資料もゲームも手元にない。
22名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 23:55:03 ID:IZCPVivo
ディリータの男らしいセクロスに体は骨抜きにされても唇だけは許さない、そんなラムズィーーーーアキボン
23名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 23:11:11 ID:DugRcS+o
やっぱラムザ×アグリアスならアグリアス攻めだろ
24名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 23:14:12 ID:rj5clKGA
えー
ラムザが攻めてほしいっス
オヴェリア一筋だったからもちろん処j(ry
ベッドの上でマグロになるアグリアスが見たいッス
25名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 02:30:47 ID:zaVwxGds
あえてALL汎用キャラとか。

アイテム士に媚薬を盛られかつローション塗れ、風水士の蔦地獄で触手攻め、話術士の言葉攻めと、
さんざんに嬲られる見習い♀タンを。
26名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 19:11:26 ID:e9f0dI6G
汎用キャラ好きだったなァ。
サムライ♀のコスチュームとか実に好きだ。つーか鎧武者よりは袴が好き。
27名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 21:46:59 ID:G6Iqke3b
召還士の鎖骨とかたまらんよなー。
汎用っ子は総じてみんな可愛いが服はエロい子とそうでない子の差が激しい。

泥んこエッチとか見たいがドルボダルは毒になっちゃうよなー。
後は教会での背徳エッチとかいいかも。
28名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 14:28:12 ID:i3npvTZO
メリアドール × イズルード
ってな近親相姦もいいな
29名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 19:42:56 ID:DsZDfrUF
ラムザハーレム物キボン
30名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 20:16:10 ID:xFY6K8bM
白魔道士♀の衣裳はあれだ、
色気はないが抱き心地良さそうだよな。
31名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 01:24:25 ID:Sr93r1my
キュクレインの「悪夢」に捉えられて淫夢地獄に落とされるアグリアスや汎用♀キャラ。
やられてる本人の脳内では永劫かと思われる責め苦なんだけど、実際の時間では数分程度。
ラムザ達が必死に起こそうとしてるんだけど、白目剥いてよだれを垂らし、
股間は服の上からでも分かるほどビチャビチャになってしまってビクビク痙攣している、みたいな。
32名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 20:57:40 ID:knqT9RnV
ラムザが初めアグリアスとやってて、
次第にラファ、メリアドール、バルマウフラ、アルマと増えていって
最後にアルテマ様が出てきて襲われる大規模ラブラブハーレム
33名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 21:07:45 ID:NaVNqthI
>>31
ウム、悪くないッ。
……エロじゃないが、時魔道士に踊りを踊らせて悦に入ったりしてたなあ。
汎用ユニットに色々脳内設定をつけて妄想していたあの頃が懐かしい。
34名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 06:08:58 ID:5RH07bLU
バリンテンの毎夜の調教はもちろん、裏コネクションの接待役もやらされていたラファ。
一見未成熟なようで、徐々につぼみが開き始めた褐色の肢体を清楚な白い下着に身を包み、
酒宴の席で油ぎったオヤジ達を甲斐甲斐しく接待をして回る。

料理の皿を持っていったら、まずはフェラ。
酒を注ぐときは、口移しやワカメ酒なども進んでサービスせねばならない。
食事の閉めにはデザート女体盛り。
褐色の肌に盛られた白い生クリームを何枚もの舌が舐め取るのだ。
すでに宴席会場には媚薬効果のある香が焚かれ、ラファ自身も酒がだいぶ入ってることにより、
快楽を我慢する自制など利かなくなってしまっている。

女体の上の物を全て舐め取られると、ホスト役に徹していたバリンテンが命ずるのだ。
「さあラファ、皆さんに最後までキチンとご奉仕しなさい。やり方は昨日さんざん私と練習したよね?」
顔を赤らめたラファは好色な視線に晒されながらも、おずおずと股を開いていく。
「は、はい…ラファのこのいやらしいオマ○ンコにおじさま達のおち○んぽを入れてくださいぃ…」
両の手でゆっくりと押し広げられた秘所はすでに桃色の蜜で濡れ光っている。
ラファのその部分だけが、少女ではなく淫らな『女』のモノだった。
35名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 06:12:05 ID:5RH07bLU
ラファたん頑張ってましたの図は簡単にはこんな感じで。
36名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 03:46:50 ID:1Ln3wPAP
ラムザがセリアとレディに熱いベーゼをくらいまくってしまったBADENDを。
ダブルフェラやダブルパイズリは当たり前。
37名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 09:25:27 ID:HlQJ7wWq
王道はアグリアス×オヴェリアとかディリータ×オヴェリアとか。

>>31
なんかイイな。読んでみたい
38名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 02:23:58 ID:YjEQxSve
ここでルーヴェリア王妃という隠し玉を押したい。
子持ち未亡人属性を持つ上に、
「監禁された王妃」というファンタジー物エロでは定番中の定番シチュエーションがあるのは美味しい。
39名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 22:51:07 ID:oE/nbOMS
アルテマの母乳吸いたい
40名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 22:51:51 ID:6y3nH9uB
>>38
言われてみれば確かにな


なぜ誰もベイオウーフ×レーゼを推さない?
41名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 19:40:01 ID:TFLlCjDH
頑張って欲しいスレなんだが伸びんなあ。

>>40
なんというかあの二人は既に夫婦ぶりが板に付きまくっていて、
エロ妄想が沸いてこない感がなきにしもあらず。いや、妄想だが。

しかし固定名もいいが、汎用×汎用が好きな俺であったりする。
42名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 20:15:23 ID:8wUvOIgc
ゲームで使う時は、レーゼとオルランドゥを入れると最強だった。
そんなに相性がいいとは思わなかったが…。この組み合わせも地味に萌える。

汎用キャラ、良いよな!
女キャラを取り囲んで、四方から脅して、盗みまくった。頭の中ではブラ、パンティ勿論!その上……。
43名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 19:58:11 ID:ZJWLO1D4
前アグリアスがガフに犯されるSS読んだな
44名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 23:54:25 ID:T5NvQppa
高台から弓を撃つ女弓使いにラムザたちは身動きがとれないその時一人の勇者が飛び出した
シーフ「ここは俺に任せろ」
さすがシーフ素早く高台の女弓使いに近づくが・・・

女弓使いA「一人で何する気だったの?」
女弓使いB「私達は3人いるのよ」
女弓使いC「クリスタルになるように命令されたのかわいそう」
ボロボロのシーフ
シーフ「その人を見下した態度改めると言うのなら盗んだ装備を返してやるぞ」
女弓使いA「盗んだ装備?装備ならなにも盗まれた無いけど」
女弓使いB「瀕死で幻でも見てるでしょ」
シーフ「仕方ない、これは捨てることにする」
シーフの手にはパンティーが三つ握られていた。あわててスカートの上から確かめる女弓使いたち
女弓使いC「返して・・さっきやったことは、謝るから・・」
赤い顔をして訴える。
シーフ「もう遅い」高台からパンティーを投げた。
シーフが叫んだ「ラムザもう大丈夫だ顔をあげろ!」
顔あげるラムザたち。
ラムザ「すごい丸見えだ」
みんな「さすがシーフだ」
スカートを手で押さえながら逃げる女弓使いたち、ラムザたちは勝利した。

瀕死のシーフに歩み寄るラムザ。
ラムザ「お前、クリスタルになれ」
シーフ「!」

終わり。
45名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 23:59:22 ID:0XDC+NRM
それなりに面白かった!!
続きキボン
46名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 00:06:32 ID:mjh7fucx
GJ。ワラタ。
ただ、sageは入れようぜ。
47名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 00:05:39 ID:r4uQr8qk
自分は最近風水士になったばかりで風水の勝手がよくわからない
そんなとき町に向かう道で強盗に出会った。強盗は女の時魔導士だった。
とりあえず、女の子相手に手加減と風水の練習をかねて蔦地獄を使うことにした。

風水士「蔦地獄」
時魔導士「なにも起きないけど?」
風水士「あれ?蔦地獄、蔦地獄、蔦・・」
時魔導士「ストップ」
杖を構え風水士の頭に振り下ろそうとした時自分のローブの襟から蔦が出ているのに気づいた。
時魔導士「なによこれ?」ローブのすそをあげると足元の地面から蔦が生えローブの中をおおいつくしていた。
そして、蔦は時魔導士のローブの中で丸一日暴れた。

次の日、かけられたストップが解けた風水士が見たものは
息を切らせ股間を押さえて倒れている時魔導士の姿だった。
風水士「君、大丈夫?」
時魔導士「嫌、もう蔦地獄はやめて!」
腰が抜けてうまく動けず尻を地面に擦りながらその場を離れようととする時魔導士。
時魔導士のローブは彼女の汗や尿、そして、蔦が放った粘液で汚れていた。

ストップをかけられていた間のことはわからない風水士。
風水士「とりあえず近くの川で体を洗おうあと着替え」
風水士の手を借りて川に向かう間、時魔導士は「もう盗みはしないから・・蔦怖い・・」とブツブツうわ言を口にしていた。

その後、彼女は強盗から足を洗い、結婚する。
なお普段は気が強い彼女だが、夫が蔦地獄とつぶやくと赤くなり静かになる。
48名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 01:05:26 ID:F4VDddkg
ワロスwGJ!!
49名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 03:44:13 ID:yLSwvFKl
ワロタ
なるほど、こういうのもありだなw
50名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 03:53:00 ID:X26zeRP2
汎用って素晴らしい。
金で無限に雇える、敵から簡単に寝返らせられる、というシステムが
逆に面白いシチュエーションを産むね。
51名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 14:22:56 ID:X+HJB5ol
女侍「まだ未熟で前線に出て戦えないから、離れた所で投石をするのは良いんだけど
   味方の私に当てるのはダメよ。」
見習い戦士「すみません・・」
僕は罰として刀の手入れをさせられている侍が引き出すための刀は20本ほどある。

見習い仲間「お前先輩の侍に投石を当てただって?」
見習い戦士「ああ・・」
見習い仲間「お前はまだいいよ俺は、このまえ別の男の侍から罰で下着を洗わさせられた。
      赤い布でふんどしとかいう奴だっけかな」
見習い戦士「あの美人の女侍ならそれもいいな」
見習い仲間「それはない女性の場合は下着は着けないらしい」
見習い戦士「なんで?」
見習い仲間「袴の下には何も着けない決まりらしい」
僕に嘘をついてからかっていると思った。

次の日、山を登っているとき下の方から声をかけられた。
女侍「ねえ上から手を貸してくれる」
一人で上がるのは苦労する段差の下にいた女侍の先輩だった。
見習い戦士「それじゃ引き上げますよ。」
女侍「その調子、もう少し」二人とも侍の袴が木の枝にひっかかていることに気づかず、そのまま段差を乗り越えた。
女侍「ありがとう少しは役に立つのね」見習い戦士の顔は赤くなった。
袴のお尻の部分が裂けて、女侍の白いお尻があらわになっていた。
見習い戦士は申し訳なさそうそのことを指摘した。
見習い戦士「あ・・のう・・袴が裂けてます」
女侍はお尻を手で隠し言った。
女侍「これは・・そういう決まりなの」
見習い戦士はその誰が定めたかわからない決まりに感謝した。そして、いつまでも女侍の尻に敷かれたいと思った。

妻「ねえ、またネギ忘れてる。買い物一つ満足にできないの!」
夫「ごめん」
見習い戦士の願いは叶った。
52名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 14:31:47 ID:p4D8JK9L
>>47の人かな?短い中にもジョブの特徴や個性がよく描かれててワロスw
もしよければまた書いて頂きたい。
53名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 16:22:47 ID:DJ7qi4lS
>>44 >>47 >>51
この三つは自分の作品、気が向いたらまた書くよ。
54名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 15:44:37 ID:iRUxjZbS
>>53
おもしろかったですv次回作楽しみにしてます
55名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 20:43:12 ID:WC4T3ng1
>>53
乙&GJ。面白いよアンタ!

FFDQ版にも同系統スレがあったよな。あっちは萌え寄りだし、棲み分けはできてると思うが。
……しかしこないだ保管庫に収録された聖騎士商売、元ネタが好きな俺としては是非GJ飛ばしたかったなァ。
あれはどこのスレに投下されとったんだろう。
56名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 22:32:43 ID:rAog+Un8
チンポ萎えるまでひたすら女キャラに犯されるラムザキボン
57名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 22:47:09 ID:sLfKL7Fx
「さけぶ」で大逆襲。
58名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 00:11:58 ID:dFKPljmR
ラムザはSで、どっちかというと攻め寄りな希ガス
59名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 22:47:30 ID:l9PA1LL7
私は多くのジョブを経験した手練の兵士。戦技や格闘など前衛に関しては部隊の中では一番、
仲間から信頼も厚いのだが、前衛系のジョブを極めるのにあたりどうしても避け通れない物がある踊り子だ。

私は女の子の話術士と一緒に前線から少し離れた場所で待機していた。
踊り子「恥ずかしい・・こんな格好で何をやれと」
話術士「・・踊る以外ないと思います」
踊り子「誰も見てないところで踊るしかない」
話術士「それでは意味がないと思いますよ。試しに私の話術を聞きながら踊ってみたらどうですか?」
踊り子「話術・・恥ずかしがらず、踊れるのならやってみようかしら」

話術士のおかげかでリラックスして踊れたが、いつの間にか上半身裸になり胸を手で隠しながら踊っていた。
踊り子「あなた、一体どういうつもり」
話術士「胸ならうまく手で隠してましたよ」
踊り子「ふざけないで!」
話術士「・・ごめんなさい・・だって・・ずっと憧れてる人の踊りが見れるからつい」
話術士は泣きはじめた。
踊り子「悪気があったわけじゃないのね。もういいわよ泣かないで」
話術士「もう調子に乗りませんからもう一度だけ踊り見せてくれますか?」
踊り子「そんなに見たいのなら、かまわないけど女同士だし」

気づいたら、私は全裸になって踊っていた。それを食い入る様に見つめる話術士。
しまった!これは巧妙な話術だ!
60名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 22:41:36 ID:0lxSZohO
強く抱擁した竜の中にレーゼの匂いを嗅ぎ取り、欲情してしまうベイオ inゴルランドの坑道
61名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 21:04:34 ID:tKm8JIJT
>>59
そんな貴方にGJ。

>>60
男攻めの獣姦はちょっとなあッ!?
62名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 22:03:39 ID:49FxZFFs
>男攻めの獣姦はちょっと
俺と逆だな

ビブロスは本好きで料理もできる(密猟)し
自分のHPを削って回復してくれる健気な子だよ
およめさんにしたいとすら思うぜ
63名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 23:44:40 ID:j5uHET0K
>>60
ベイオの兄貴はレーゼさんが元に戻っても、
ドラゴン尻尾タイプのアナル張り型を付けさせて同衾しちゃう漢ですよ。

レーゼ「ゴリゴリッて!両方でゴリゴリッてしてるのぉ!」
ベイオ「両方って。もしかして俺のチ○ンポより尻尾のほうが気持ちいいんじゃないかレーゼ?」
レーゼ「そ、そんなことないぃ。んああッ!」
ベイオ「ほら、お尻に刺さってるほうを激しく動かしたほうが、すごくよがってしまうじゃないか。これじゃ前は抜いたほうがいいかな?」
レーゼ「ヒッ!?いやッ!ベイオのおチン○ポ抜いちゃいやあぁ!!」
64名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 20:22:37 ID:R5NYgPGp
アメリカンなのかみさくらなのか分からない表現にワロタwwwww
65名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 21:27:46 ID:9eJMPfxm
>63
感じすぎていろんなブレスを吹いてしまうレーゼ。
66名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 21:51:51 ID:ee90056R
67名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 22:25:32 ID:jyTXXPt0
続きまだ?
68名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 23:04:20 ID:WBSEHgb1
ラムザ×一般女のハーレムってことか
69名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 01:44:30 ID:rPZR1fGh
しつこいくらいにラムザハーレムを要求してくる奴が居るが
自分で書こうとは思わないのかな?
70名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 14:20:14 ID:xS7HtPgp
うむ
71名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 17:13:19 ID:tVO2+qXf
モルボルグレイトが出てきてないのは気のせいか?
儲け話で捕まえるつもりが逆にやられる
アグ・メリ
72名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 22:00:01 ID:jkWPPLmN
このスレとは関係ないけどダークナイトに転職する裏技があったよね
どうやったっけ?
73名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 23:29:49 ID:mc0Wn1Hu
ダークナイトのアグリアスも見たいな
74名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 23:37:43 ID:S51qruvY
75名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 00:30:24 ID:t1Yopy1/
>>72
それはガセ。
「ライオネル城で闇の剣を喰らいラーニングした後ガフガリオンのクリスタルを継承する」とか
「ゼイレキレの滝で白魔にジョブチェンジしたガフガリオンを一撃で倒す」とか
いろんなパターンがあるけど、どれも成功しない。

スレ違いスマヌ
76名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 03:42:17 ID:wTApnYoY
77名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 04:22:59 ID:wrGUoaSJ
近親相姦
78名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 08:57:55 ID:t511EnJ4
>>73
ダークナイトのアグリアスか。
昼はブラッドソードで敵の血を吸い、
夜は男の精を搾り取る。

戦闘があった日の夜にはラムザのテントに忍び込んで、
「今日も貴様のために体を張ったダークナイト様に御奉仕してくれぬか?」とクンニを強要。
79名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 02:58:25 ID:rNhtTP0M
ラムザ×アルマをキボンヌ。
80妄想 ◆dvxvCCBLbs :2006/07/25(火) 23:52:34 ID:zHv7dhYh
どうも初めまして、妄想と申す者です。

アグリアス様に萌えるスレ Part27
(http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1151857454/l50)
の515〜523で凄まじいスレ違いのエロSSを投下してしまった異端者ですが、
続きをこちらにうpさせていただきます。
上記スレの方々には本当にご迷惑をおかけしました。
すみませんでしたorz
81名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 23:53:56 ID:wgp0I61W
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +        
 と__)__) +
82雨の降る夜に 10/18 ◆dvxvCCBLbs :2006/07/25(火) 23:54:56 ID:zHv7dhYh
 外では雨の降り続く中、ラムザはベッドの上で目を覚ました。
 どれくらい眠っていたのだろう?、もう昼頃だろうか?、などと考えながら、ふわあーっと大きく欠伸をした。
 その時ラムザは気づいた。何か柔らかくて暖かいものが自分の左半身に覆いかぶさっている。
 次の瞬間、左を向いたラムザの目に、アグリアスの顔が飛び込んできた。
「わあっっっっっ!!!!!」
 言うや否や勢いよく飛びのいたラムザは、勢いあまってベッドから落ちた。
 その声と大きな音に、隣で寝ていたアグリアスも目を覚ました。
 アグリアスも飛び起きるように体を起こし、裸で目をパチパチとさせているラムザの方を見た。
「ラ、ラムザ!!!!」
「アグリアスさん!!あ、ああの…僕………」
 その時、ラムザはアグリアスの座っているあたりのシーツに赤いシミがあるのに気づいた。
 ラムザの視線を追って、アグリアスもすぐそのシミに気づいた。
 昨晩、指二本とはいえかなり激しくこすったために処女膜が傷ついたのであろう。
「ラムザ!!これは…………その……」
83雨の降る夜に 11/18 ◆dvxvCCBLbs :2006/07/25(火) 23:56:41 ID:zHv7dhYh
「すいません!!アグリアスさん!!!!」
 アグリアスが釈明の言葉を言いあぐねていると、ラムザが急にそういって床に土下座した。
「すいません!…僕は、僕は大変なことを…………」
 ラムザはそう言うと、土下座したまま沈黙してしまった。ぐすっぐすっと鼻をすする音が聞こえてきた。
 ひどい勘違いをし、土下座して泣いているラムザを見て、アグリアスは思わず言ってしまった。
「ち、違うのだ!!これは全て私がやったことなのだ!!夜、お前が寝ている間に!」
「え………………??」
 涙を手で拭いながら頭を上げたラムザの眼前には、真っ赤な顔で目に涙をため、今にも泣き出さんばかりのアグリアスがいた。
「わ、私は……ひっぐ……………最低の……ひっぐ……女だ……すまぬ………ひっ……」
 言葉を発するアグリアスの目からは大粒の涙が次々にこぼれ落ちていた。
 アグリアスの言葉と態度に全てを察したラムザは、ゆっくりとベッドの上のアグリアスに近寄り、抱きしめた。
「ラム……むっっ!!」
 言葉を発しようとラムザの顔を見上げたアグリアスの口は、ラムザの唇によって塞がれた。
84雨の降る夜に 12/18 ◆dvxvCCBLbs :2006/07/25(火) 23:57:44 ID:zHv7dhYh
 急に唇を奪われて面食らったアグリアスであったが、目を閉じ、そのままラムザに身を委ねた。
「ん………ん……………」
 ラムザの舌がアグリアスの口の中に侵入する。
 少し驚きつつもアグリアスはそれを受け入れ、自分の舌も動かし絡ませる。
 二人はぴちゃぴちゃと音を立てながらお互いを貪りあった。
「ラ、ラムザ…私は―――」
 あまりの快感にたまらずアグリアスは口を離した。一瞬、二人の唇の間に唾液の糸が架かって消えた。
「いいんです………僕の方こそ、迷惑掛けてしまって……」
「体の調子はどうだ?傷は痛まぬか?」
「もう大丈夫です………傷の方はまだ少し痛みますけど…手当て、ありがとうございます。」
「いや……それより、私はお前にあんな…」
「いいんです!そんなことより、………もう一度、今度は僕も起きてるときに……いいですか?」
「な!!!!!?わ、私は―――お前さえ嫌でないなら……」
「い、嫌だなんてそんな…僕は……アグリアスさんを愛しているんです!」
「私だって、お前を愛している!!」
 言うなり、二人は再び深く濃厚なキスを始め、そのままベッドの上に倒れこんだ。
 アグリアスの目からはまた涙がこぼれ落ちていたが、今度の涙は嬉びから来るものであった。
85雨の降る夜に 13/18 ◆dvxvCCBLbs :2006/07/25(火) 23:58:46 ID:zHv7dhYh
 ラムザは充分にアグリアスの唇を貪った後、舌と唇でゆっくりとアグリアスの体を首筋、乳房の順に蹂躙していく。
「あ、んっ!!や……んっん………」
 ラムザはそのままアグリアスの秘部まで舐め尽くそうと、顔を股間部に近づけた。
 しかしそこは既にアグリアスの愛液によって浸されており、豊富な愛液がシーツの上に滴り落ちていた。
 もはやラムザも自分の猛りを抑える限界に達していた。
「アグリアスさん、もう僕………」
 言いながらラムザは限界まで怒張した自分のモノをアグリアスの蜜壷の口に宛がった。
 アグリアスは戦慄した。
「ちょ、ちょっと待て……」
 ――男女の間の事に疎かったアグリアスは、しばしば部下の女騎士二人にそういった事に関する無知さをからかわれていた。
 そのため、夜の営みについての基本的な知識は一応持っていたつもりだった。
 ラムザが今からしようとしている事も、それらの知識からある程度理解していた。
 しかしその行為を初めて行うアグリアスにとっては、今ラムザがその股間に猛らせているものはあまりに大きく、自分の中にはとうてい収まらないように感じられたのであった。
 実際、ラムザの物は昨晩見たときと比べて二倍以上の大きさになっており、明らかに硬化していた。
「そ、それは、本当にここに入るのか!?」
「え……で、でも昨日だって………」
「き、昨日の夜はおまえの指を二本ほど拝借しただけだ!!!!」
 またもや顔を真っ赤にして言うアグリアスを見て、ラムザはやっと昨晩起こったことを正確に理解した。
 少し考えて、ラムザは真剣な顔つきでアグリアスの瞳を見つめた。
86雨の降る夜に 14/18 ◆dvxvCCBLbs :2006/07/25(火) 23:59:51 ID:zHv7dhYh
「な、何だ…」
 恥ずかしそうに目を逸らしてアグリアスが言った。
「じゃあこれがアグリアスさんの初めてなんですね。できる限り痛くないようにしますけど、僕も初めてなんで……すいません……」 
 そう言いながらラムザはアグリアスの背中に手を回し、宛がった自分の物をゆっくりと押し込んでいった。
「だ、だからちょっと待………」
 焦ってラムザに視線を戻し静止の言葉を発した。
 しかしその言葉を言い終えない内に、アグリアスの下腹部には恐ろしいほどの激痛が走った。
「ひあっっっっっぐぅぅっ……」
「すいません、でも、力を抜いてください!」
「痛っっっ!!やめっっ………んっ」
 再びアグリアスの秘所からは血が滴り落ちていた。
 ラムザの物はもうほとんどアグリアスの腟に飲み込まれていたが、それから逃げるかのようにアグリアスは自分の頭の方向に這って行こうとした。
 もぞもぞと動くアグリアスと、それを背中に回した腕で抱きしめ静止しようとするラムザ。
「ぐぅっ…むっ……んん―――」
「ま、待ってくださいアグリアスさん…そんなに動かれたら……ああっ!!」
 期せずして生じた腟内の動きに、ラムザはいとも簡単に頂点に達してしまった。
 アグリアスの腟内に脈打つようにラムザの精液が注がれていく。
87雨の降る夜に 15/18 ◆dvxvCCBLbs :2006/07/26(水) 00:01:04 ID:zO90CSHs
 アグリアスはラムザの陰茎から熱い何かが放たれているのを感じていた。
「んん……」
 激しい痛みは下腹部全体に重く響いていた。
 ラムザはしばらく射精の余韻に浸っていたが、少し自分の物が硬さを失い始めると、ゆっくり引き抜いていった。
「は、あああ、んっ!!!」
 愛液と血と精液とにまみれた肉棒が外界に出た。
 アグリアスは、まるで自分の内臓を引き抜かれていくかのような感覚を覚えた。
「す、すいませんアグリアスさん……痛かったですよね…?しかも腟内に――」
「………いや、気にするな…。それより……」
「は、はい?」
「お前のそれはまだ満足していないようだが」
「え!?」
 つい先程達したばかりだというのに、ラムザの陰茎は再び怒張していた。
「す、すいません!!」
 アグリアスの下腹部には今だに何かが入っているような感覚と、鈍い痛みがあった。
 その痛みを我慢しながら、伏目がちに小さな声で言葉を発した。
「………もいいぞ」
「はい??」
「…もう一回してもいいぞと言っている!!」
 恥ずかしさのあまり、アグリアスは一際大きな声で繰り返した。 
88雨の降る夜に 16/18 ◆dvxvCCBLbs :2006/07/26(水) 00:01:52 ID:zHv7dhYh
 普段では到底考えられないアグリアスのこの発言に、ラムザは一瞬戸惑った。
 しかし自分の中にある熱い衝動は、目の前にいるこの女性の中に注ぎこまなければ収まりそうもなかった。
「いいんですね……」
 アグリアスの膝裏を抱えるようにして、ラムザはアグリアスの上に覆いかぶさった。
 痛みに対する恐怖はあったが、アグリアスは無言で頷いた。
 ラムザはアグリアスを抱きしめ、唇を重ねた。
「むぅ…ん…んん…」
 アグリアスは舌を絡ませる甘い快感を味わっていたが、その最中、再び下腹部から痛みが脳天へ突き抜けた。
 ラムザの怒張が再びアグリアスを貫いていた。
「んんん…んふぅぅ……」
 痛みを紛らわすかのように、濃厚なキスに没頭しようとした。
 しかし先程とは違い、ラムザは腰を動かしゆっくりと往復運動を始めていた。 
「あんっ!!くぅ……あっ…内臓が……えぐれる……んっ…」
 相変わらず激しい痛みがアグリアスを襲っていたが、奥の方を突かれる度に、熱い感覚が体中に拡がっていく感じがした。
「あ、アグリアスさんの中、すごい………ヌルヌルしてる。」
「ラムザ…んっ……私も、気持ちいい……」
 目に溢れんばかりの涙をためながらアグリアスは言った。
 その言葉に一層興奮したラムザは、腰を振る速度を早めていく。
89雨の降る夜に 17/18 ◆dvxvCCBLbs :2006/07/26(水) 00:02:42 ID:zHv7dhYh
「あんっ!あんっ!…やっ…だめっ!!…んっ!あんっ!」
 ラムザのピストン運動はさらに勢いを増していった。 
 ジュプッ、ジュプッと小気味のいい音が結合部から漏れ、ベッドはぎしぎしと軋んでいた。
 二人の息遣いは荒く、体の動きに合わせて汗が飛び散っていた。
「ラムザ、私は…もう……おかしくっ……んん」
「ぼ、僕ももう………ダメです……うあああっアグリアスさんっ!!!!」
「だめっ……やっ……んっ……………………」
 二人は同時に達しながら強く抱き合った。
 再び放たれたラムザの大量の精液は、一滴残らず全てアグリアスの腟内に注がれた。
 熱い何かが自分の中に注がれていくのを感じながら、アグリアスの意識は途切れた。
90雨の降る夜に 18/18 ◆dvxvCCBLbs :2006/07/26(水) 00:03:54 ID:zO90CSHs
「大丈夫ですか……アグリアスさん…」
 ラムザの腕に抱かれて、アグリアスは目を覚ました。
 外はまた夜の闇に包まれようとしていた。だが、あれだけ降り続いていた雨はもう止んでいた。
「ラムザ…」
「アグリアスさん、なかなか目を覚まさないから心配しましたよ。」
「お前が激しすぎるのだ、お前が…」
「はは…すいません。」
 苦笑いしながらラムザは言った。
「皆を探さねばな………心配しているだろう…」
「そうですね………でも…」
「何だ?」
「もう少し、このままでいていいですか?」
 アグリアスは黙って頷いた。
 ふいにラムザの脚の包帯が目に入り、昨晩からの自分の気持ちの変遷が再び頭によみがえった。
 だが、そんな事はもうどうでもよくなっていた。
 いま自分の中にあるのは、どんな事があってもラムザとずっと一緒にいたいという気持ちだけだった。
 ただラムザの温もりを感じつつ、アグリアスは再び目を閉じた。

 終
91名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 00:16:12 ID:J4+ZZsS4
ついに
ついに
待ちに待ったラムアグきたー!
92名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 01:14:38 ID:ohlFpdY6
おおお!乙!GJ!
93名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 06:58:35 ID:b2o8CG6A
お互いに初々しくていいね!
挿入後の短い文章がかえって凄まじくエロいです
GJ!
94名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 22:09:32 ID:leHz6hjM
GJ!
アグスレからストーキングしてきた甲斐があったってもんだぜ
95名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 01:50:46 ID:wIPXQUyK
アゲ
96名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 13:28:20 ID:ZlFOHGrO
アグ
97名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 20:57:40 ID:Ko+6Su8l
スレ伸びないすね…
どうか職人さん降臨を……orz

他力本願で申し訳ないがとりあえず、
ラムザの筆下ろしするレーゼたんキボン
98名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 14:06:53 ID:rp1DJK6V
>>97
筆下ろしが獣姦(竜姦?)かよ!
99名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 19:05:53 ID:cO9+oQAw
>>98
ラムザとアグリアスの初エッチにて:
アグリアス「お前は妙にこういう事に詳しいな……初めてではないのか!?」
ラムザ「い、いいいいいえ初めてですよ!!人間とは!」
アグリアス「何ぃ……!?」
という、言い訳にならない言い訳が可能に。
100名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 20:23:56 ID:i65zwIRA
アグリアスはこういう初心なツンデレじゃなくて、
大人でクールなお姉さんなイメージがあったな。
ムスアグとかメリアグはないの?ここ
101名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 23:19:51 ID:t1R+TQNO
>>98
竜の姿で筆下ろしってことか?ある意味ホラー(ry
102名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 23:21:52 ID:t1R+TQNO
すまんageちまった…
103名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 02:33:54 ID:iaYDgQkz
アギ
104名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 04:16:32 ID:EnJt5Vai
>>100
オレとしては、アグリアスさんはツンデレで根性とか気合とが好きそうな性格がデフォなんだが

『Vジャンプ for BEGINNERS』の 「アグリアスにおまかせ お悩み相談室」のアグリアスも好きだ
105名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 07:18:41 ID:Q457zjdU
>>104
それはどこのツヨキスだ。
106名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 10:53:33 ID:taiy3Cyh
ムスアグが好きだ。
ムスタディオとアグリアスは本編でよく言いあったりしてたし
あの感じだと>>104っぽいと思う。
107名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 12:50:11 ID:Cr19SiC/
ムスタ忘れてたw
「足を狙う」で動けなくしてから…とか?
108名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 13:15:43 ID:iaYDgQkz
いい仕事してます
109名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 13:47:10 ID:ZjjJBB/u
>>107
ソレダ!!(AA略
110名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 13:51:38 ID:bx7N5DI/
いや、剣技が怖いからまず狙うべきは腕だろう。腕さえ封じればどうせ鈍そk(ry
111名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 00:43:46 ID:fDNR1RRL
>>107,109,110
あくまでレイープ前提なのかい?
112名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 20:47:08 ID://Kn7Q68
深い森の中ラムザ一行からはぐれてしまったアグリアス
其処へ襲い掛かる山賊たち、迎え撃つアグリアス
次々と山賊を斬り捨てて行くが比例して自らも傷ついてゆく
遂に剣を取り落し木に手を縫いつけられてしまう




ここまでは考えられたが何故かレーゼ姐さんが出てきて山賊退散、レゼアグに移行してしまった
113名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 22:59:46 ID:pIISUrd5
レーゼ(ホーリードラゴン)×ベイオウーフきぼんぬ
114名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 00:10:56 ID:jwNLPgoI
つかここでのレーゼってドラゴンが基本なのかw?
115名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 00:43:28 ID:YAnHqtzp
人間体でもドラゴン体でも、間をとった形態の半人半竜でもよかです、エロく萌えるなら
半人半竜と書いて、なぜかコンパイルの某竜娘を思い出しました
116名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 01:44:06 ID:aN0ivI7n
エロいお姉さんの桃尻に竜シッポが生えてるだけでもいいいじゃない。
117名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 02:37:17 ID:jwNLPgoI
なるほど。
確かにドラコ風も良さげだね。
118名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 03:34:05 ID:6h3IkUlV
俺もドラコ思い浮かべたww
119名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 22:38:11 ID:Hk7APX+q
レーゼって元々ドラゴンだったのを聖石で人間化したんだっけ?
それとも元々人間だったのが何らかの事情でドラゴン化してて
それを聖石で人間に戻した形?どっちだっけ?
120名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 23:32:36 ID:nzORnN2J
>119
後者。
じゃないとベイオさんがマジで変態になっちゃうw
121名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 07:25:03 ID:JLSEqJrI
>>119
一応、純粋な人間じゃなくて竜の血をある程度引いてはいるらしいけどね。
呪いでドラゴン化したけど、その血が関係してたのかね?
本来狙われたベイオが喰らってたら何に変身してたんだろうか?カエル?
122119:2006/08/05(土) 08:50:31 ID:FtKUWuLK
>>120,121
ホントだ…よく見たらブレイブストーリーにちゃんと書いてあるotz
わざわざ教えてもらってスマソ
123名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 20:49:09 ID:T39J8hRE
>>112
レゼアグ・・・・・・山賊よりたちが悪かったりしてw>レーゼ姐さん
124名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 20:51:02 ID:W4FSw/1T
俺ン中では何故かパーティ最強キャラになっているな、レーゼ姐さん。
いや、戦闘力とかでなくて。
125名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 22:16:06 ID:cD0rK4xQ
>>123
某ふたなりアグリアスさんのサイトではアグリアスが攻めだった。
126名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 10:16:44 ID:bVkpNEZS
ドラゴンレーゼがありなら、アルテマデーモンセリア&レディもありってことだよな。
最初は女の姿で陵辱して、最後にはちんこ付きデーモンになって貫く、みたいなの。
127名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 18:43:54 ID:A3yHjHSy
レーゼたん……ハァハァ(´Д`)
128名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 01:16:18 ID:iU4OQ0hp
>>126
デーモン化女体(?)は上手く想像できないが、
とにかくあのアサシン2人のエロは見たいところ
129名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 22:45:50 ID:ZLXpppTI
白羽どりが強すぎた
ブレイブ97にするとマジ死なんくなるし
130名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 23:01:28 ID:8+TSwb0y
シミュレーションやるにはマップが狭すぎたし人数が少なすぎたなあ。
弓や魔法が移動後でも平気で撃てるモンだから、射程長すぎる。
アビリティもあっちこっち破綻してたし。
サムライの戦士系としての微妙さもサムライスキーの俺としては複雑だった。
……それでも好きだったがな!
131名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 23:40:14 ID:ucGZdqFF
もう少し本編中で恋愛フラグを立ててほしかったさ
「いまさら疑うものか!私はおまえを信じる」級のヤツを
132名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 20:31:04 ID:nCRIkSUs
寝取られスレの1スレ目にFFTがあった気がする
133名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 05:15:05 ID:2SGn2mz1
>>132
補完庫無いんだよな。
ヨミテェ・・・・
134名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 07:08:12 ID:smV5o9ze
にくちゃんねるで検索できた。
汎用キャラメインの話だった。
135名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 12:14:30 ID:r+5OcrUa
もっとFFT好きのエロ人が集まってくれることを願ってage
136名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 16:38:13 ID:m8t+eNiQ
そりゃまあ、恋愛が成立してるキャラなんてディリータとオヴェリア、
レーゼとベイオウーフくらいしか居ないからな。
他は全員が「信頼」でFAよ。
ある意味マラークとラファは恋愛でもイケるけどな
137名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 17:49:51 ID:T4cFvA4e
ディリータとオヴェリアも微妙…
138名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 11:49:05 ID:9d1/X2Kk
>>128
がんがって書いてみたよー。お望み通りのものか分からないし、無駄に長くなっちゃったけど。
それに人によってはグロいと感じる箇所があるかも……。
具体的にはアグリアスさん、レーゼさん、ラヴィアン&アリシアコンビが可哀想なことに。
あ、ぐだぐだとした蛇足は要らない、エロだけあればいいという方。
濡れ場はおそらく>>142-145らへんですよ。ただし、くれぐれも過度な期待は禁物ね?

では以下7レス、よければ読んでやってください。NG用タイトルは「ランベリーの悪夢」で。
139「ランベリーの悪夢」 1/7:2006/08/13(日) 11:50:24 ID:9d1/X2Kk
「ラムザ、サポートを頼む!」
オルランドゥ伯から借り受けた聖剣を鞘払い、アグリアスが駆け出す。聖別されたリボンで結んだ、編まれた長い髪を靡かせて。
陰陽士ラヴィアン・アリシアもウィザードロッドを携え、いつでも詠唱に入れる構え。
そのふたりを守るように立つのはレーゼだった。無手であり、防具らしき防具も一切身につけていない。
まるで何かの間違いで戦場に迷い込んでしまった貴婦人のよう。
何の構えもとっていない。自然体でただ立っているように見える。
しかしその裏では穏やかに調息を終え、すでに自らの血に眠る力を引き出せるよう準備は整っていた。
アタックメンバーの動きを確認して、ラムザも自らの役割をこなすべく動き始める。
剣を大地に突き立て、懐から算尺を取り出す。算尺越しに、眇めた目でフィールドを睨めまわした。
さあ、僕の獲物は。

電撃的進攻をもってランベリー城に辿り着いたラムザたちであったが。
それまでの防衛網が薄すぎたくらいだったのだ。中庭にて当然のように丁重な迎撃にあった。
敵戦力は、かつてリオファネス城の屋上で会ったことのあるアサシンがふたり。
それから命を吹き込まれた石像──アパンダと呼ばれる邪悪な魔獣だ──が四匹。
数の上では不利である。加えてまったくの想定外だった敵種。
しかしあくまで敵の主力はアサシンだろう。そちらは以前手の内を見ているから可能な限りで対策を立ててある。
その上で。こちらは完璧な連携を誇る、出撃回数も多く練度の高いチームだ。
負けることはない、と。そう考えていた。

甘かった。
知性など感じられない、獣性だけで動いているような魔物であるのに、なかなかどうして連携のとれた動きをする。
強靭な脚は城壁など軽く飛び越え、はしっこく動き回る。容易に致命魔術の狙いをつけさせない。
当たれば塵さえ残さず消滅するはずのホーリーブレスも、先ほどから躱されてばかりだ。
ラムザの算術も、相手が座標を目まぐるしく変えるせいで不発が続く。
──外した!
捉えたと思ったのも束の間、逃げられてしまった。発動した魔法は、足の爪の一本を石に還しただけに終わる。
アパンダの脅威はそれだけではなかった。熟練した術士も顔負けの速さで、邪気を束ねた魔法を立て続けに放ってくるのだ。
傷と受けカエルにされ石像にされ視界を塞がれ油まみれになり。
自然、回復に追われることになる。だんだんと、ラムザたちは防戦に追い込まれていく。

「あら、私たちのことを忘れないで欲しいわね?」
離れて見守っていたはずのアサシンたちが、いつの間にかすぐそこまで近づいていた。
──致命的なまでに接近されてる!
距離を離そうと、テレポで転移しようとした刹那。目の前に突き立った光の柱に吹き飛ばされる。
──これは……アルテマ!?
転がった先。顔を上げるラムザの視界に、素早く振り抜かれるアサシンの左手が映った。
避ける間もない。地に落ちた影に、苦無が突き刺さる。
つ か ま え た──アサシンの目が、そう嘲笑っていた。
周囲の時間から切り離されるように。主観が、無限の粘度を帯びる。周囲のすべてが光の帯のように流れ過ぎていく。

甘い香りを。嗅いだような、気がした。

気がつくと。目の前にアサシンが立っていた。確か、レディと呼ばれていた方の女性。
「こんなもの、つけているのが悪いのよ……」
待ち合わせに遅れて来た恋人を咎めるように、拗ねた口調でレディが言い募る。
そう言われると、酷く悪いことをしたような申し訳ない気持ちになる。
レディの指先で。ラムザが先ほどまで腕にしていたはずの、ン・カイの腕輪がくるくると回されていた。
「こんなものをしていたら、私たちと踊れないでしょう?」
にっこりと。蕩かすような笑み。本当に気分を害していたわけじゃないんだ、と安心する。
細腕がありえない剛力を発揮し、腕輪が握りつぶされ粉々に砕け散るのも全く気にならない。
赦されたことが、ただ嬉しくて。それだけで、満たされてしまう。

「さあ楽しみましょう……でも、その前に」
ふっくらとした唇が耳元に寄せられる。
「邪魔なあのコたちを、なんとかしないとね?」
笑みを含んだ囁きが耳をくすぐる。えもいわれぬ幸福感に、言葉もない。
「上手にできたら、ご褒美をあげるわ。さ、いってらっしゃい……」
ご褒美がもらえる。考えるだけで心が躍る。尽くさなければと思う。
大地に突き立てた騎士剣を引き抜き、ラムザは歩き出した。
140「ランベリーの悪夢」 2/7:2006/08/13(日) 11:51:01 ID:9d1/X2Kk
アグリアスたちは、追い詰められつつあった。
最初は、押していたはずなのだ。
聖剣の加護で身軽に動く身体にて聖剣技の奥義を繰り出し、ラヴィアンとアリシアを守りながら、敵を散らしていたはずなのに。
アサシンのひとりが飛び込んできたときからだったろうか。風向きが変わってきたのは。
呪縛刀の二連撃をエスカッションで受け流した。発揮される見切りの極意。
敵の繰り出してくる暗殺術の秘技も、リボンの加護の前には意味を成さない。
──いける!
一撃に切り伏せんとする斬撃を割って入ったアパンダが受け、跳び退ったアサシンの唇から短い詠唱の言葉が漏れて。
炸裂するアルテマの魔法。
ひたすらに耐え、やり過ごしながら、アグリアスは素早く周囲に視線を走らせる。
他のメンバーも、手一杯のようだ。サポートは、期待できないか。
負った傷を癒すべく、白魔法の詠唱に入る。
──このチームにとって攻めの要、剣たる自分が倒れるわけには行かぬ!
結果的にこの判断が仇となった。仕方がないことではあったのだけれど。
古人は言う。攻撃は最大の防御であると。

じりじりと押されるようにして固まっていた四人のメンバーに、青白い光条が降り注ぐ。
着弾。炸裂。効果範囲のすべてを薙ぎ倒す激しい衝撃。
その魔術の、行使者は。
先ほどアルテマを実地で身につけたラムザであった。
目の焦点が合っていない。
もっとも、それを見ていたのはアグリアスだけだった。他のメンバーは、未だ地に伏したままである。
アグリアスは、自分の目が信じられなかった。
自分たちに害を為し、無言で歩み寄ってくるその青年が。あのラムザであることが、信じられない。
「……ラム、ザ……?」

あれ、まだ動いてる。アグリアスさん、静かにして下さいよ。
貴女が黙ってくれれば、ご褒美がもらえるんですから。

騎士剣を振り上げる。その幅広の刀身には、"力無き者を" "護る" "盾であれ"──願いと共に刻まれた三文字のルーン。
柄頭の宝石が、陽光を受けてぎらりと煌めく。その輝きが、膝をついたまま動けないアグリアスの網膜に焼きついた。
渾身の力を込めて、剣が振り下ろされる。鋼が鋼を断ち割る音。噴き上がる血潮。
ぞっとするほどに熱い飛沫が、ラムザの顔をまだらに染める。

アサシンたちも、倒れたメンバーへそれぞれとどめの一撃を加えていた。
襟首を掴んで引きずり起こし、神速の貫き手を鳩尾に突き入れる。
かは、と呼気を吐いて。それを最後に、犠牲者はそのまま陸に打ち上げられた魚のように口をパクパクさせるばかり。
呼吸ができなくなっているのだ。まもなく白目を剥き、痙攣を始める。長くは無いだろう。
片や。左右に抜き身の菊一文字を閃かせ、好き放題に切り刻む。
血振りをし刃の曇りを確かめる頃には、犠牲者はもう物言わぬ骸。
こうして中庭に、四つの死体が転がることになった。
141「ランベリーの悪夢」 3/7:2006/08/13(日) 11:51:32 ID:9d1/X2Kk
「侯爵さま、終わりましたわ」
謁見室の椅子に座り、肘をついて退屈そうに面を伏していた銀髪の男が、掛けられた声に顔を上げる。
「おかえり、セリア、レディ。……おや、そこの彼は?」
ふたりの美女に手を引かれてやってきた"異端者"の青年を見ていぶかしげな顔をする主に、レディは笑顔で答えた。
「いい子にしてくれましたの。ですから、ご褒美をあげようと思いまして」
ペットを自慢するような、そんな口調。
「そうか。好きにするといい。ただ……」
こちらはまたかと言わんばかりの苦笑混じりだった。日常茶飯事なのかもしれない。
「分かっていますわ。後々面倒になるようなことにはいたしません」
皆まで言わなくても、とセリアが口を挟む。
「信じているよ。……む、これは」
不意に眉をひそめ、エルムドア侯爵が呟く。
「どうかなさいましたか?」
ラムザのことなど忘れたかのように、セリアとレディの目が侯爵を向く。その表情は、忠の一字。
「どうやら招かざる客がもうひとりいらしたようだ」
何が見えているのか、遠くを夢見るような視線でエルムドアが告げる。
「神殿騎士、メリアドールですね?」
「いかがいたしますか?」
始末しますか、と。言外に滲ませてふたりは主に問い掛ける。
「ふむ……そちらは私がお相手しよう。君たちは自由に楽しんでおきたまえ。先ほどの疲れもあるだろう?」
なるほど美男子らしい女性への気遣いを見せ、エルムドアの姿が忽然と掻き消えた。
出迎えに向かったものらしい。
主の許可を得て、ふたりの目が再びラムザの方へ向く。淫蕩な笑みを湛えて。
142「ランベリーの悪夢」 4/7:2006/08/13(日) 11:52:18 ID:9d1/X2Kk
「さ、ここに座って」
セリアに導かれるまま、ラムザは最前エルムドアが座っていた領主の椅子に腰を下ろす。
「せっかく女の子みたいに綺麗な顔なのに、汚れてしまっているわ」
言いながら、血に汚れたラムザの頬に長い舌を這わせるレディ。
「あら、なんて甘くて美味しい、血……あの聖騎士、処女だったのね。少し勿体無いことをしたかしら?」
「まあ本当……もう少しいたぶって、遊んであげても良かったかもしれないわね」
反対側の頬を舐め上げながら、目を細めてセリアが応える。
ぴちゃ、ぴちゃと。舌遣いの音がしばらく続いた。
すっかり清められたラムザの顔。離れてそれを見つめるふたりの美女は、熱く妖しい吐息をつく。

「うふふ、じゃあ、ご褒美の時間ね」
ラムザの元へ歩み寄るレディ。
「約束どおり、熱いベーゼを差し上げるわ」
座るラムザの頬へレディの手がしなやかに添えられた。上を向くよう導かれる。温度の感じられない、細い指。
剣など握ったことも無いような美しい手だった。先ほど、確かにその手は菊一文字を振るっていたはずなのに。
今のラムザにはただひたすらに美しいとしか思えない、レディの、悪戯好きの少女のような笑顔が近づけられる。
焦らすように二度三度、下唇を啄ばむような軽いキスが与えられた後、おもむろに唇が重ねられた。
口唇を割って忍び入ってきた、冷たい唇と対照的に熱い舌が、ラムザの口内を蹂躙する。
燃え上がるような悦び、高揚に包まれて。感じる、えも言われぬ天上の味。ああ、モンスターワールド。
アグリアスの返り血に染まったカメレオンローブを突き破るような勢いで、欲望が激しく屹立する。
「あらあら」
それを見咎めるセリアの声。
「可愛らしい顔してるのに、こっちのほうはずいぶんお行儀が悪いみたいね?」
怜悧な大人の美貌を淫らに上気させ、ローブの上から屹立を撫でさする。
そのもどかしい刺激がよりいっそう欲望に火を注ぐ。へそを打ち据えんばかりに反り返っていく。
「苦しそう……ふふ」
次の瞬間、セリアの手中へ魔法のように現れる苦無。熟練ゆえの手捌きである。
閃く刃光。ローブが下帯ごと、しかし皮膚は傷つけないよう切り裂かれた。まさに神業。
束縛を解かれて飛び出した屹立は、素早くセリアの右手の中に捕らえられてしまう。
冷たくやわらかな指が、熱く滾る欲望に絡みついた。さながらそれは氷の縛鎖。
縛られた熱蛇は新たな快楽にびくびくと震えながらのたうちまわる。毒液を吐き零して。
唇を塞がれているから声も出せない。喉に押しとどめられた快感の叫びがそのまま股間に流れ込んでいくかのよう。
呼吸が鼻でしかできないから、レディの甘い体臭を胸いっぱいに吸い込んでしまう。頭がくらくらする。
今やもう、ラムザに思考と呼べるものは走っていない。
レディに口を犯され、セリアに己の分身を扱かれて。与えられる刺激にただ喘ぐだけの、肉塊だ。
143「ランベリーの悪夢」 5/7:2006/08/13(日) 11:53:00 ID:9d1/X2Kk
「……んは、っはぁっ、……んぶ……んっ……」
どのくらいそうしているだろう。一時たりともレディの唇は離されることがなく。
ひたすらに舌同士絡みあうワルツを強要されていた。溢れた唾液は、すでに顎の下まで濡らしている。
下の方の扱いも、またどこまでも巧みだった。
にちゃにちゃと。聴いているだけで脳を犯されそうな、いやらしく粘ついた音をたててセリアの指が灼熱を擦りたてる。
くびれたところを、竿の裏を、鈴口を。動きの度に攻める場所を変え、緩急をつけ。決して刺激に慣れさせない。
興奮のあまり、もはや破裂しそうなほどがちがちに張りつめている。鋼でさえ突き通してしまいそう。
欲望の先走りを絶え間なく零し続け、びくびくと脈動する剛直。
……先ほどから、焦らされてばかりだった。
奥手な処女が恥じらうように、射精が近いとみるやすぐに逃げてしまう。
あと少しで楽になれるのに、ただ軽く上っ面を撫でるような動きに変えられてしまうのだ。それでは刺激が少なすぎて。
男の性をどこまでも理解した、淫婦が手管の素晴らしきこと。
逃れ得ぬ底無しの快楽、それはもはや──地獄。唾液を、先走りをとめどなく溢れさせながら。ラムザは涙を零していた。

「……んはぁ……っ……」
もはや合わさっているのが当たり前であるとさえ感じるようになっていた、レディの唇が唐突に離れる。
捨てられてしまったような気持ちになって、思わず縋るような目で見てしまう。
まだ少女と言ってもいいような外見の暗殺者の目に、それはどう映ったろうか。
「……ふふ、姉さん?」
「なあに、レディ?」
満足げな吐息と共に吐き出されたレディの声に、顔を上げたセリアが応えた。手の動きを休めないまま。
「この子、すごく切なそうな顔してるわ」
「あら本当……そんな顔もまた素敵ね……」
含み笑いで言葉を交わすふたり。童女のようにころころと笑いあう。
「姉さんがいじめ過ぎるからよ。今にも狂いそうって顔してるじゃない?」
「あなたのせいよ。約束が違うって顔だわ。もっと熱いベーゼを求めているのよ」
じゃれ合うような言い合い。目配せを交わして。
「そうかしら。でも姉さんがそう言うなら、きっとそうね」
口から出るのはしおらしい言葉でも、唇が刻む笑みは消えない。
「ごめんなさいね。今度はきっと、満足させてあげるから……」
肘掛けに腰を下ろしてラムザの胸へとしな垂れかかり、再び唇を重ねるレディ。
先程よりも、さらに激しく。溶け合えとばかりに唇を食み、躰を強く押しつける。嵐のような舌の攻め。強く立ち昇る甘い香り。
陶然となる。しばし悦境に遊ぶラムザ。

「ベーゼが足りないのかしら。そうね、私の唇はさっきからお留守ですものね……」
先走りに汚れた右の手のひらをぺろりと舐め上げ、うっそりとセリアが嗤う。
たっぷりとした唇をちらりと覗く赤い舌が舐める。ひどく淫靡な仕草。濡らされた口唇が、てらてらと輝いた。
ルージュを引いたように真っ赤な唇が。自ら零した体液に汚れたラムザのモノを、咥え込んでいく。

脳天にサンダーを落とされたような衝撃。目の前に火花が散る。
それほど強烈だったのだ。セリアの口内は。
ひやりとする唇を通り過ぎた先に待っていたのは、ねっとりとした唾液を絡めようと蠢く舌の歓迎だった。
熱い粘膜にすっぽりと包まれて、何か別の生き物のように竿の表面を這い回るざらついた感触。
ただでさえ昂ぶらされ続けた挙げ句のことである。堪ったものではなかった。
あっという間に決壊する。驚くほどの量の精液を、セリアの口へ放っていた。
それさえ予測していたのだろうか、射精の瞬間、わざと浅く咥えるようにしていたセリアは。
次々と注ぎ込まれる精液を口に溜め、舌先で転がして楽しんでいる。
口角から零れた一筋の白濁を、殊更に見せつけるようにゆっくりと指で拭い、舐め上げた。
きっと、口から零して見せたのもわざとなのだろう。どうすれば扇情的に見えるか、知り尽くした仕草であった。
144「ランベリーの悪夢」 6/7:2006/08/13(日) 11:54:03 ID:9d1/X2Kk
ラムザの様子から射精に気付いたレディが口づけをやめ、口を尖らせた。
「ずるいわ、姉さま。ひとり占めなんて」
セリアの白い喉が、嚥下にこくりと動く。それだけの所作が、なんともひどく艶めかしい。
「濃くて美味しいわ。ご無沙汰だったのかしら?」
ラムザへ艶やかに微笑みかけて。
「ちゃんと分けてあげるわよ。おいでなさい」
レディを手招き。肘掛けから立ち上がったレディが、今度はセリアにしな垂れかかる。
抱きとめるセリア。レディのおとがいをつい、とひとさし指で上向かせ、舌を絡めていく。
唾液と共に、口内に残っていたファーストフラッシュをレディへ伝えていった。

目の前で、ふたりの美女が。舌を、身を絡ませ、自分の吐き出した精液を分け合っているその光景に。
僅かに力を失っていた股間のものが、再び張り詰めてくるのを覚える。

「今度は私が先に貰うわ。いいでしょう?」
流し目でラムザの怒張を見やり、セリアにねだるような視線を向けるレディ。
「仕方ないわね……」
困った子、と言いたげなセリアの返事を聞くや、レディはぱっと顔をほころばせた。
一挙動、ただそれだけで。
身を包んでいた、ボディラインを見せつけるようだった黒装束がほどけ、毛足の長い赤の絨毯の上に、はさりと落ちる。
一糸纏わぬ姿になったレディは、すでに濡れそぼっていた自らを誇示するようにしてラムザを跨ぎ、その屹立を沈めていった。

狭く、灼けるように熱いレディの中を味わう余裕もない。ラムザにとっては、未知の体験だったから。
全感覚が集中したような、そこから伝えられてくる圧倒的な快感の前に敢え無く屈する。
レディの膣内に、先ほどと比べても遜色ないほど大量の精液をまき散らしていた。
ただ己の快楽を貪るべくラムザの上で腰を振っていたレディも、入り口から溢れ出してきた白濁を見て、それに気付く。
チェシャ猫のような笑みを浮かべて問い掛けた。
「そんなに気持ちよかったの? それとも、はじめてだったのかしら……」
弄うように、指先でラムザの頬を撫でて。
萎えようとするものを支えるように、きつく締め付け緩やかに小さな上下の動きを加えていく。
男を知り尽くした腰の動き。与えられる快楽に、すぐさま力を取り戻していくラムザの分身。
「そうそう。元気なコは、好きよ……」
からかうような軽い口づけ。魔性の美女は淫蕩に笑い、再び激しく腰を動かし始める。
ラムザの目の前で白い裸身が踊る。ブロンドの髪が跳ねる。むせ返るような甘い体臭。
形よい乳房が、薄紅色の頂きが、誘うように揺れていた。

一方的に叩きつけられる快感。肘掛けを強く握り締め耐えていたその腕に、不意に濡れた感触。
黒装束の前垂れをたくし上げて。セリアがラムザの腕に跨り、濡れ光る場所を押し付けてきていた。
「もう一度注いでもらったら、交代するのよ?」
動きを止めようともしないレディに苦笑しながら。
セリアの指が布越しに、自らの豊かなふくらみを揉みしだく。まるで白い蜘蛛のような指遣い。
そして腰が前後に動く。ぬめる蜜。ラムザの腕に、女性のその形がはっきりと伝えられてくる。
145「ランベリーの悪夢」 7/7:2006/08/13(日) 11:54:36 ID:9d1/X2Kk
いつの間にか、カメレオンローブはもはや原形をとどめないほどに切り裂かれていた。ほぼ全裸に近い半裸。
いつしかラムザは椅子から引き摺り下ろされ、絨毯の上で仰向けになっている。シャンデリアが眩しい。


あれからどのくらい経ったのか。どれだけ放ち続けたのか。
約束どおり、白濁を搾るごとに交代するセリアとレディ。
ラムザは、ふたりを代わる代わる腿の上に沈めさせられていた。
灼熱のように熱く、何回突き入れほぐれようとも変わることない狭さ。強烈な締め付けで男を果てさせる、レディの膣。
レディに比べれば幾分緩く、温かいながら。まるで別の生き物のように激しく蠕動し精を搾り取る、セリアの膣。
どちらが優れているということではなかった。共にとてつもない快楽を送り込んでくる名器。
それぞれに異なる裸身、貪る姿もラムザの目を犯す。
線の細いレディの躰。清楚な外見と裏腹に、どこまでも貪欲に求める動き。
豊満なセリアの躰。穏やかながら、確実に的を絞った動き。
ブロンドの髪がふわりと広がる。額に貼り付くブラウンの髪が優美な仕草で払われる。
唇を求められる。舌が絡められる。
口が、手が、ふたりの導きで奉仕を尽くす。頂きを含み、ふくらみをこね。

幾度放とうと、決して解放されることはない。
セリアが、レディが。あらわにされたラムザの乳首を長い爪を立て、捻り、耳に舌を差し入れ、首筋をそろりと舐め上げる。
「可愛い鳴き声……いじめたくなってしまうわ……」
「素敵よ……もっとその泣き顔をみせて……?」
萎える間も与えられず。魔法ではないかと思うほど瞬時に賦活され、再び蜜滴る場所へ飲み込まれていく。
脳裏のすべてが。薔薇色の肌に、甘い香りに、覆い尽くされていった。


腰の上でレディが妖しく身をくねらせている。
膝立ちで、セリアが顔の上に跨っている。豊かな乳房の間から、蠱惑的なまなざしでラムザを見下ろしていた。
レディの動きと微妙にずらすようにして腰を跳ね上げる。大きく口を開けて、目の前の蜜垂らす果実へ吸い付く。
ふたりに教え込まれた動きだった。
齟齬ある交合が予期せぬ快感を生むように。そして蜜と自分の白濁の混合物を掻き出すように、深く舌を差し入れる。
「はぁっ、上手よ……姉さん、このコ、才能あるんじゃない……?」
「そうね……手放すのが惜しいくらい……飼ってあげたいけれど……」
髪を振り乱して踊るレディ、顔に座るようにして腰を押し付け緩やかに円を描くセリア。
今までは何処か余裕のあったふたりの表情が、すっかり蕩けている。
「そろそろ……いけそう……姉さんは……?」
「ええ、私も……本当に……もったいない……!」
ふたりの動きが激しくなる。応えて、ラムザもいっそう奉仕に没頭する。

こみ上げてくる射精感。それと呼応するように高まっていく、ソプラノとアルト、ふたつの嬌声。
ようやくこのふたりを満足させられると、ただただ喜びに突き動かされて。腰の、舌の動きを強めていく。
ふたつ、鬼気が膨れ上がった。ラムザの視界一面がアルテマの魔法のような青白い光に塗り潰される。
城を揺るがすような、重なり合うふたつの咆哮を、聴いたような気がする。
最期となる射精と同時に。黒く巨大な何かに頭と腰椎を潰されて、ラムザは絶命していた。

苦しまなかったはずである。
146「ランベリーの悪夢」 FIN.:2006/08/13(日) 11:55:39 ID:9d1/X2Kk
レディ「なんとか勝てたでやんす、ひろしさん! またいっぱいヤッちゃったでヤンスね!」
セリア「誰がひろしさんか」

ラムザ「つらいッス……ひどいッス……悲しいッス……どぼじで……」
アグリアス「それが貴公の望みなのか……人の夢……儚い……」

FFTよ、私は帰ってきた! エロパロスレを盛り上げるために!
ともあれ読んでくださった方がいれば、大変お疲れ様でしたと労って差し上げたい所存。
9レスも消費してごめんなさいと平身低頭お詫びしつつ、ベイオの兄キに叩っ斬られてきますわ。
147名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 12:20:14 ID:dm/NbL0r
ラムザを魔術師系に育てればアルテマも強いんかな?
いつも忍者にしてアグリアスとツートップだからアルテマ覚えても微妙すぎる
148名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 13:54:08 ID:SksW+1aq
>>138-146
GJ!!ラムザ逆レイプものは大好物ですww

ただ、最後の一行で猫の地球儀を思い出して凄く鬱になりましたorz

149名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 14:19:14 ID:dm/NbL0r
平民出の男が戦争終結させてお姫様を娶って王になるってのはわかりやすい英雄譚やね
150名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 17:46:52 ID:Ctr85quA
エロネタはあるのだが、
地理関係がサッパリ判らんのでどこか良いサイト紹介キボン。
151名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 20:43:03 ID:QgjR9NhC
FFDQ板の本スレのテンプレ見ろと言いたいが、
この二つ、もしくはここのリンクから色々探してみては。
ttp://www.mickey.ne.jp/~pierrot/gc/fft/
ttp://www.carbuncle.jp/fft/index.html

でも図解で一発というのをお望みならやはり攻略本が一番かと。
152128:2006/08/15(火) 23:55:28 ID:fh/bXrk5
>>146 乙ですorz
たまたま2、3日このスレ離れてる隙に大変なことに…
いま読みましたですすんませんorz
ちょとグロ要素あるのにアサシン2人がエロ過ぎて息子が(ry
遅ればせながら、、、GJです!!!!!
153名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 12:27:29 ID:NvhtLTgq
>>138-146
GJ!
またの投下を期待
154名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 14:30:32 ID:tF5DGzGa
GJ!GJ!GJ!イイ!(・∀・)
155名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 18:49:25 ID:FWpXVORp
GJ━━(゚∀゚)━━!!
あと書きが何故ピョ○吉なのかは分からんがGJ!!

このスレ温まってきたね
156名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 01:29:23 ID:SgTAMb0Q
>>140,145
グロいよ…………確かにエロいけど。
157名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 02:04:33 ID:tWs0ATJl
>>146
GJ!!!!
自分が想像していた以上のバッドエンドっぷりですた。
158妄想 ◆dvxvCCBLbs :2006/08/18(金) 21:00:38 ID:lbdrcoaU
どうも妄想ですorz
パラパラとあったレーゼネタに触発されてまた長いの書いてしまいました
投下させて頂きます。
159竜の翼 1/12 ◆dvxvCCBLbs :2006/08/18(金) 21:02:29 ID:lbdrcoaU
 月明かりの差し込む小さな部屋で、ベイオウーフとレーゼはじっと見つめ合っていた。
 二人の間に言葉はなく、ただお互いの瞳の奥を見据えていた。つい先程まで二人は窓辺に立って他愛無い世間話を楽しんでいたのだが、ふとした拍子に会話が途切れてしまうと途端に空気が変わってしまったのであった。
 今この瞬間、二人の間に流れる空気はまさしく夜の恋人たちのそれであった。
 少し長い沈黙の後、ベイオウーフはレーゼの背中に手を回し、ゆっくりと自分の唇を相手の唇に近づけていった。
 だが、二人の唇が重なろうとしたその瞬間、
「ダメぇっ!!」
 顔を俯け、レーゼは拒否した。
 再び二人は沈黙した。今度は二人とも俯いていた。
「ご、ごめんなさい。でも私……」
「いや、いいんだ。まだ人間に戻ったばかりだしね。こっちこそ君の体調も考えず、すまない」
 ベイオウーフは微笑みながら明るいトーンで言ったが、その言葉と笑顔は何処かぎこちなかった。レーゼは敏感にそれを感じとっており、またベイオウーフ自身もその言葉とは全く別の感情が自分の中にあるのを感じていた。
「また来るよ。おやすみ」
 レーゼを軽く抱きしめながらそう言うと、ベイオウーフは部屋を出て行った。
「あ…………おやすみなさい」
 レーゼは一人になった後、消え入りそうな声でドアの方に向かってそう呟いた。
160竜の翼 2/12 ◆dvxvCCBLbs :2006/08/18(金) 21:05:31 ID:lbdrcoaU
 翌日、ラムザ一行は小さな宿場町を立ち、チョコボ車で次の目的地へと向かっていた。
 二日前に難所の一つであるフィナス河を越え、今日中には自治都市ベルベニアへ着く予定だ。
 ガタゴトとチョコボ車に揺られながら、ベイオウーフはここ最近あった事を思い出していた。
「はぁ…」
 ホーリードラゴンの姿のレーゼに再開したのが一ヶ月ほど前。
 そしてネルベスカ神殿で聖石「キャンサー」の力を借りてレーゼを人間の姿に戻したのがちょうど半月前。
 長い間見ることのできなかった「人間の」彼女の姿は以前愛し合っていた時と同じ、いやそれ以上に美しかった。当然その日にでも彼女を抱きたいと思った。
 しかし人間に戻った後、彼女は昨晩の如くベイオウーフを拒み続けていた。
 もちろん他の仲間の前では二人は仲睦まじくしていたし、二人きりの時でも愛を確かめあう会話はあった。だが、何故か彼女は決して体を許さなかった。引き離される以前は毎晩のように激しく愛しあい貪りあっていたにも関わらず、である。
 最初の内は「体調が悪いから」とか「月のアレが来てるの」とか理由をつけていたが、ここ数日はただ「ごめんなさい」と謝るばかりだった。
「どうかしましたか、ベイオウーフさん」
 溜息をつきながら考え事をしているベイオウーフを見て、隣に座っていたラムザが尋ねた。
「いや、何でもない」
 昨晩と同じような、自分でもその不自然さが実感できてしまう笑顔を作ってベイオウーフは答えた。
161竜の翼 3/12 ◆dvxvCCBLbs :2006/08/18(金) 21:07:05 ID:lbdrcoaU
 その日の内に無事にベルベニアに着いた一行は、その日泊まる宿のフロントでラムザが部屋割りを発表するのを待っていた。
「えーと、ラファとメリアドールさんは四十二号室、それからマラークとムスタディオは……」
 発表された順にメンバーは各々の部屋に上がっていく。
「それから、ベイオウーフさんとレーゼさんは四十七号室です」
 ラムザがそう言った瞬間、レーゼは申し訳なさそうに言った。
「ごめんなさいラムザ、今日ちょっと風邪気味なのよ……。伝染すといけないし、どこか個室に変えてもらえるかしら?」
「は、はい、わかりました。えーと、じゃあレーゼさんは三十二号室を使ってください」
「ごめんね、無理言ってしまって。じゃベイオウーフ、そういう訳で……残念だけど」
「ああ、それより体の方は大丈夫かい?」
「ええ、でも一応用心しないとね」
 言うなり、レーゼはそそくさと階段を上っていった。
 にこやかに会話を交わしたが、ベイオウーフはレーゼの病気が仮病であることに気づいていた。レーゼもまたベイオウーフが自分の仮病を見抜いていると気づいていた。
 ラムザや他のメンバーはいつも気を遣って二人をダブルの部屋に泊めようとしてくれていたが、レーゼはいろいろと理由をつけて断っていた。今日のように体調が悪いと言うこともあれば、まだ新顔だから女性陣と同室になって親睦を深めたいとか言うこともあった。
「…………お大事に」
 上っていくレーゼに向かって、ベイオウーフは少し冷たい口調で言った。一瞬レーゼは立ち止まったが、何も言わずそのまま階段を上がっていった。
162竜の翼 4/12 ◆dvxvCCBLbs :2006/08/18(金) 21:10:15 ID:lbdrcoaU
「はあああいルェーゼさーん、ぐいっと飲んで飲んでー!!!」
「ぐいっと、ぐうぃっとー!!」
「じゃ、じゃあ少しだけ頂くわ」
 レーゼは呂律の回っていない女騎士二人に酒を注がれた。
「ラヴィアン、アリシア!レーゼ殿は風邪気味なのだぞ。酒など…」
「だーいじょぶですぅー。ちょっとくらい飲んだ方が薬になりますよぅ。隊長はだーまっててくださあい」
「だぁいたい隊長はいぃっつもラムザの方ばっかり見てるくせに、こおいう時だけ真面目なんだからぁ」
「な、ななな何を!!そんな事は………」
「見ーてーるっ!!見ーてーるっ!!」
 その夜、宿屋の酒場で一行は酒盛りに興じていた。
 普段なら異端者であるラムザの一行が酒場でバカ騒ぎなど考えられないが、ここベルベニアは教会の権力が他の都市ほど及んでいない自治都市。それほど危険ではないので今夜は飲もうという提案が誰からともなく出され、皆それに賛成した。  
 久しぶりの酒に皆かなり酔った様子で、ただの酔っ払いと化したラヴィアンとアリシアに勧められるままに、レーゼも注がれたブドウ酒をぐいと飲み干してしまった。
 ベイオウーフは少し離れた所に座り、オルランドゥやラムザと酒を酌み交わしながらその様子を横目に見ていた。
 しばらくすると酔いに頬を赤く染めたレーゼがいきなり立ち上がった。
「あ、あの…。私やっぱりちょっと体調悪いみたい。先に部屋に戻ってますね。皆さん、おやすみなさい。」
 にこっと笑うと、彼女は部屋へと戻っていった。
 それまでバカ騒ぎしていた面々は一瞬静かになり、おやすみ、お大事にね、などと言ったが、すぐにまたざわつき始めた。
 レーゼと同じテーブルにいた面子も、「お前らが無理に飲ませるからだ」とか「ちがうよお〜隊長が眉間にシワ寄せてるからだよ」などど、先程の調子で騒いでいた。
 しばらく黙っていたベイオウーフだったが、
「すいません。彼女が心配なので、オレもお先に失礼します」
 と言って、レーゼの後を追っていった。
163竜の翼 5/12 ◆dvxvCCBLbs :2006/08/18(金) 21:14:10 ID:lbdrcoaU
「レーゼ、入るよ?」
 ノックしながらそう言い、返事を待たずにベイオウーフは部屋に入った。後ろ手でそっとドアを閉め、部屋の様子を伺う。ランプは消されており、またカーテンも締め切られているらしく、部屋の中は殆ど真っ暗である。
 ベイオウーフは手探りで壁に手を置きながら部屋の奥の方へ歩き始めた。
「レーゼ、もう寝たのかい?」返事はない。
 暗闇に目が慣れて来て少しずつ部屋の様子が分かるようになってきた。ベッドの布団は人の形に膨らんでおり、レーゼが頭まで布団に潜っているのが分かる。
「レーゼ、いるなら返事くらい…」と言いながらベイオウーフは近づいていったが、
「来ないで」
 突然レーゼから発せられたこの言葉に立ち止まり、少し上ずった声で聞き返した。
「レーゼ。一体どうしたっていうんだい?元に戻ってからの君は…」
「お願い、何も聞かないで。出て行って」
 遮るように、冷たい口調でレーゼが言った。
 少し長い沈黙の後、ベイオウーフはふう、と大きく溜息をついてから次の言葉を発した。
「……ねえ、レーゼ。オレはゴルランドの坑道で君を見つけたとき、すごく嬉しかった。やっと会えたぞってね」
 軽く笑ってベイオウーフは続けた。
「たとえこのまま君が人の姿に戻れなかったとしても、もう二度と離すもんかって思ったよ。だから…………いや、自分でも何が言いたいのかよく分からないな。…すまない、これ以上嫌われる前に帰るよ」
 空元気なのか自分への嘲笑なのかよく分からない笑顔を作り、ベイオウーフは部屋を出て行こうとした。だがドアノブに手をかけようとしたその瞬間、
「待って!!」
 レーゼが突然放った一言にベイオウーフは手を止めた。
 少しの間を置いて涙まじりの声でレーゼが続けて言った。 
「違うの…あなたを嫌いになった訳じゃないの……」
164竜の翼 6/12 ◆dvxvCCBLbs :2006/08/18(金) 21:15:52 ID:lbdrcoaU
 ゆっくりと体を起こすと、レーゼはベッド脇のテーブルの上にあるランプに火を点けた。部屋がランプの柔らかい光に包まれていく。
 レーゼは腹の辺りまで布団の中に入っていたのだが、布団の外に出ている上半身には何も身に付けていなかった。うつむき加減で両腕を胸の前に当て、乳房が露わになるのを防いでいた。
 長年見ていなかった美しくも艶かしいレーゼの肢体――――ベイオウーフはしばし言葉を失っていた。
「見て………」
 そう言うとレーゼは体を捻った。彼女は腰から下も裸だったので、肩から殿部までちょうど背中全体が見える体勢になった。
「レ、レーゼ!!」
 思わずベイオウーフは声を上げた。レーゼの美しい背中、肩甲骨の辺りに手の平くらいの大きさの翼が二枚生えていた。少し下に目をやると丸みを帯びた尻の少し上には小さな尻尾が生えていた。
 形こそ違えど、美しい紫の鱗を持つそれらはレーゼが元の姿に戻る前に持っていたものと同じだった。
「私、完全に戻ってないの…。ふっと気が緩んだときこれが出てきちゃう事があるのよ。ぐっすり寝た後の朝とか、トイレの時とか、今日みたいにお酒飲んだ時とか。今日なんて服が破れそうになったわ」
 話を始めたレーゼの肩は声と同じように震えている。
「私だってあなたとしたいわ。………でも、こんな竜女じゃ嫌でしょ!?」
 震えた声で言うと同時に、レーゼの目から流れ出した大粒の涙が膝の上にぽたぽたと落ちた。
 部屋の中には、ぐすっぐすっとすすり泣く音だけが響いていた。 
 ベイオウーフはゆっくりとレーゼの傍に寄ると、後ろからレーゼを抱きしめた。
165竜の翼 7/12 ◆dvxvCCBLbs :2006/08/18(金) 21:17:31 ID:lbdrcoaU
 目を閉じたベイオウーフはレーゼの肩に顎を埋め、さらに強くレーゼを抱きしめる。首筋に熱い吐息がかかりレーゼは思わず「あっ」と小さく喘いだ。
「ベ、ベイオウーフ?」
 頬を赤く染めレーゼが言った。こんな風にぎゅっと抱きしめられるのは久しぶりである。横目でベイオウーフを見ながら、レーゼの心臓は乙女のようにドクン、ドクンと速いリズムで脈打ち始めていた。
「どうして言ってくれなかったんだ。こんな大事なこと一人で抱えこんで…………」
「あ、だって…」
「でもよかった。嫌われたわけじゃなかったんだな」 
 優しい声でベイオウーフは言った。ベイオウーフが言葉を発するたび首筋に吐息がかかるため、レーゼは背を反らしてもぞもぞとしている。
 ベイオウーフは左手でぐいとレーゼの顔を自分の方へ向けさせ、肩越しにそのまま唇を重ねた。乱暴に貪りつくようなキスに頭が蕩けそうになったレーゼは侵入してくる舌にそのまま自分の舌を絡めた。
 唇が一旦離れると今度は肩をぐいと引き寄せられ、ベイオウーフの正面を向く体勢となった。
「さっきも言ったろ?もし君が元に戻らなかったとしてもって。どんな姿をしててもレーゼはレーゼさ。……ずっと君の傍にいたいんだ」 
「ベイオウーフ…」
 二人はお互いを強く抱きしめながら再び唇を重ねた。
166竜の翼 8/12 ◆dvxvCCBLbs :2006/08/18(金) 21:22:10 ID:lbdrcoaU
 ベイオウーフは手早く服を脱ぎ、レーゼの上に覆い被さって抱きしめると再び唇を重ねた。
 二人はもぞもぞ動いて体を擦り合わせたり脚を絡めあったりしながら、無心でお互いの唇を貪りあっていた。
 久々に体を重ねたせいだったのかもしれないが、それだけの刺激でベイオウーフの陰茎は痛いくらいに怒張していた。またそれが当たっているレーゼの下腹部と太腿の付け根の一帯も愛液でぬるぬるしていた。
「あんっ!」ベイオウーフが唇を離すとレーゼは物足りないという表情で声を発した。少し怒ったように見つめてくるレーゼの眼は涙で潤んでいた。
 その時ふと気づいた。彼女の翼が先程よりも大きくなっている。淡い光を発しているその翼はベッドからはみ出しそうになっていた。
 少し驚きつつも無言のまま上体を起こし女の秘所の方へ手を伸ばした。濡れそぼったその場所に少し指先が触れただけで、美しい曲線を描く腰がびくっとくねった。ベイオウーフは指先で触れるか触れないかぐらいの加減で陰唇を擦り始めた。
「は、早く入れてぇ………」切なげな声でレーゼがねだった。
「だめだ。さんざんオレに御預け食らわせた罰だ」
 そう言うとベイオウーフは中指をその中に挿し入れ激しく動かし始めた。
 それと同時に、すぐ上の陰核を舌で舐め始めた。
「あっ!!やんっ!!だ、だめぇっ、だめぇぇっっっ!!」
 すぐにレーゼは達してしまった。
 一瞬背中がそり返ってそこから生えている両翼も硬直していたが、すぐにダラリと脱力した。
167竜の翼 9/12 ◆dvxvCCBLbs :2006/08/18(金) 21:25:00 ID:lbdrcoaU
「やっ!あっっっくぅぅっっ!!」
 ベイオウーフはひたすら無言でレーゼの体を指と舌で責め続けていた。秘部は当然のこと、乳首、背中、太腿や下腹部、首、あらゆる箇所を舐めては吸い、擦っては揉みしだいていた。 
 だが、自分の陰茎は一度も腟内に入れようとしなかった。
「いやあああっっ!!ひあっ!……羽が動いちゃう………んっ」
 レーゼは既に何度もオルガスムに達していた。
 今や翼は自分を包み込んでしまえる程大きくなっており、尻尾は脚と同じくらいの長さにまでなっていた。これ以上は大きくならないようであるが、ベイオウーフの責めに合わせて時おり翼が羽ばたき、尻尾がくねってしまう。
 早く入れて欲しいと何度も懇願したが、ベイオウーフは無言で自分の体を舐め回し続けた。
「お願い、お願いだから早く入れてぇぇっ!!!!!」
 懇願の言葉を発するのも辛くなるほど快感に侵され意識が途切れそうになったその時、奇妙なものがレーゼの視界に入ってきた。はっはっと小刻みに息をつく度に、自分の白い吐息がキラキラと光っている。氷だ。氷の粒が吐息に混ざって舞っている。
 それはドラゴンの吐くアイスブレスであった。さらに少し経つと今度はボッ、ボッと吐息の中に炎が混ざるようになった。小規模ではあるが紛れもなくファイアブレスであった。
 ベイオウーフもすぐにこの異常な事態に気づいた。
「そろそろ限界かもな。キスしてる時はそれ吐かないでくれよ」
 返事をする余力もないのか、レーゼは息を荒げて虚ろな眼で何もない空間を見つめていた。
「入れるよ、レーゼ……………」

 ttp://fftonly.s3.x-beat.com/up/data/636.jpg
168竜の翼 10/12 ◆dvxvCCBLbs :2006/08/18(金) 21:28:06 ID:lbdrcoaU
 太く硬い物がレーゼの腟内に入れられていく。そこに抵抗はなく、むしろ湿った肉の襞がそれを招き入れているかのようである。すぐに根元まで中に飲み込まれてしまった。 
「あ…………ベイオウーフの……入った」
 うっとりした表情で眼を潤ませてレーゼが言った。ベイオウーフは今までの欲求不満を全て解放するかの如くいきなり激しく前後動を始めた。ぱん、ぱん、と小気味のいい音が室内に響く。
「あ、ああっ!あっ!あっ!いやぁ!気持ちいっっ……んっ!んっ!」
 ベイオウーフの腰のリズムに合わせてレーゼの口から嬌声が漏れる。ブレスが出るのではと少し心配になったが、レーゼの腟内の艶かしい束縛には抗えずひたすら腰を振り続けた。まだ一度もしていなかったベイオウーフは程なく限界に達し子宮口の付近に大量の精液を出した。
「や……ん………中にドクドクって……あ……」
「はは、情けないな。…ガキみたいにすぐイって」
 照れくさそうにそう言いながら、硬さを失いつつある自分の陰茎を抜こうと腰を引いた。
「だめぇ!!」レーゼが叫んだ。「抜いちゃイヤぁ!…そのまま……もう一回……」
 子供が甘えるように言ったその淫乱な言葉は陰茎の硬さをすぐに取り戻させた。ベイオウーフはふっと鼻で笑い、抜けかかった陰茎をそのままの位置にキープしながら言った。
「レーゼ、何を抜いちゃだめなんだ?何をもう一回なんだ?」
「も、もう。意地悪しないでぇ……それを…おちん……を………」
「ハッキリ言ってくれないと分からないなあ。とりあえず、もう抜くよ」
「いやぁっっ!!抜かないで!ベイオウーフのおちんちんで私のアソコをかき回してぇぇ!!」
 もう一度ふっと鼻で笑うと、ベイオウーフは再び前後に動き始めた。 
169竜の翼 11/12 ◆dvxvCCBLbs :2006/08/18(金) 21:30:39 ID:lbdrcoaU
「あ、あんっ!!あ……ちょ、っっっ……だめっ……やんっ!!」
 ベイオウーフはレーゼの両膝を腕で抱えるようにして覆い被さり腰を振り続けていた。時には円を描くように動かしたり、上下に動かしたりしてレーゼを犯した。
「そんなに気持ちいいのかい?羽と尻尾がヒクヒクしてるよ」
「や…あ……そんな事ない……あんっ!!んぅっ!!」
 レーゼの腟内では精液と愛液が混ざり合ってドロドロになっており、肉の襞が縦横無尽にベイオウーフのそれを捏ねくりまわしていた。
「君の中、すごい事になってるよ。全く、スケベな穴だな」
「ち、違…う……ベイオウーフのが私の中をぐちゃぐちゃにしてるのぉ……」
「ほら、おまんこがジュルジュル音を立ててる」
「いやっっ!!!違うっっっのぉっっ………あっ!やっっ!」
 ぱん、ぱん、という叩くような音とじゅっ、じゅっ、という湿った音が響く。
 言葉でも責めていたベイオウーフだったが、限界が近づき次第に無口になっていった。
「う、そろそろ……イキそうだ…」
「わ、私もぉ……おちんちん……いいのぉ…」
 限界を間近に迎え、さらに腰を振るスピードが上がる。
「い、イクよ…レーゼ!」
「あ、ベイオウーフ、あ、や、だめっ!!イッちゃう!!あああああっっっ!!!!!」
 腟内に熱い精液が注がれると同時にレーゼは反りかえった。同じように大きな翼も反りかえった。しばらくピクピクと痙攣していたが、やがて全身の力が一気に抜けて崩れ落ちた。
170竜の翼 12/12 ◆dvxvCCBLbs :2006/08/18(金) 21:32:12 ID:lbdrcoaU
 二人は狭いシングルのベッドに抱き合って横になっていた。
 レーゼの翼と尻尾は縮んでしまい、ただの小さな出っ張りになっていた。
「ねえ、ベイオウーフ。どんな姿をしてても私は私って言ったわよねえ。もしも私が竜の姿のままだったとしても貴方はこういうことしたのかしら?」
 意地悪な笑顔でレーゼは言った。
「そ、それは………す、する、さ……」ベイオウーフは言葉に詰まった。
 レーゼは返事に窮するベイオウーフを見て笑顔で言った。
「うふふっ。無理しなくてもいいわよ。でも………ありがと……」
 そう言うとレーゼはベイオウーフの唇に軽く口付けした。

 現在レーゼは翼や尻尾の発現を自在に制御する術を身に付け、何ら困ることなく普段の生活を送っている。その夜偶然にも吐いてしまったブレスのコントロールも確実なものとし、三種のブレスを用いて戦闘において大きな貢献をしている。
 またこれ以降、ベイオウーフとレーゼは必ず二人部屋に宿泊という習慣が自然とラムザ一行の中で定着した。

 
 終
171妄想 ◆dvxvCCBLbs :2006/08/18(金) 21:34:07 ID:lbdrcoaU
相変わらず1レスが長すぎ&エロまでが長過ぎで申し訳ない……orz
5,6回「長すぎる行があります」でカキコ弾かれましたOTL
絵に関しては皆様を満足させられるかどうか分かりませんがうpっときます
読んで頂いた方、どうもありがとうございました。
172名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 22:02:07 ID:bNIEl5i7
GJです。レーゼさんがお嬢さんぽっくってかわいい!
173名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 01:27:53 ID:2IxuhVs2
おっつー!
174名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 01:58:42 ID:pMe4ygB3
>>171
GJ!
175名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 10:32:56 ID:KX1fxv/q
アグリアスはどの部屋なんだYO!
176名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 11:04:44 ID:qtvW+x/w
>175
ラムザと同じでいいじゃないか
177名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 11:31:55 ID:c5qUhGrO
ひとりでレーゼの隣の部屋にいて
聞き耳立てて悶々としてるのもアリかも
178名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 13:39:37 ID:ud4EsZAd
ちょっと待て・・・絵付きだと!?
マジでGJ・・・
179名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 23:37:16 ID:dXR3ui3G
>>171
お疲れざんす。

でも他のスレのSS等と比較すれば分かるけど、そんなに1レスの分量は長くはないすよ?
逆に改行を少なくしようとして、一行分が長くなるほうが見辛いです。
レス数が多くなるぶんには、楽しんで読んでるこっちは別に気にならんもんですよ。
180妄想 ◆dvxvCCBLbs :2006/08/20(日) 03:02:08 ID:6zHMe1Pc
皆さんレスありがとうございますorz

>>179
言われてみれば確かにそうですね(・∀・)
何か無意味に自分のは長いように感じてしまってました…
改行も工夫してみます
ご指摘ありがとうございます!

あと、文中ラムザがメリアにさん付けで話しかけてるんで、
その辺呼び捨てで脳内補完お願いします
181名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 17:51:55 ID:eC3W9rFv
アグアグ
182名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 11:45:59 ID:qM3dhwP9
…………(´・ω・`)
アグエロ希望age
183名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 12:32:41 ID:i0TJBQyh
>アグエロ
どこのアルゼンチン人かと……
184名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 23:36:21 ID:+ixyyRKM
ラムアグ
アルラムアグ
きぼん
185名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 12:35:53 ID:B+UOCEfs
>アルラムアグ ってどんなシチュが理想形かな?
個人的にはアグが二人から攻められて欲しいが
186名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 00:36:40 ID:BmUDEADm
ラムザを取り合うのが基本じゃね?
187名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 00:53:48 ID:eThUQx59
小姑アルマの新妻苛め
188名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 09:21:27 ID:hKNLcOom
>>187 それ新しくてイイww
漏れはむしろアグ主導で3Pしてもらいたい

189名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 00:31:03 ID:0/08PrQf
此処は百合もあり?
ネタはあるんだけれど。
190名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 00:38:17 ID:wGXZElKn
俺はおk
191名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 00:43:32 ID:OwjkN5an
じゃあホモもおk?
ネタあるんだけど
192名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 00:50:58 ID:wGXZElKn
俺はおk
つか、スカトロ以外ならドンと来いだ

あくまで俺"は"だが
193名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 01:58:31 ID:reWONvn8
>>191
FFTの世界観で男色はありだろうが、このエロパロ板このスレでならと言うことなら拒否。
ふざけた腐女子の流入を許してスレが荒らされることがなにより勘弁。

それならこっちに投稿してくれるほうが建設的。
□FFタクティクス&FFTアドバンス 小説・SS投稿所(18禁)
http://fftonly.s3.x-beat.com/ss/adult/anthologys.cgi
194名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 03:33:19 ID:BMTVSpg/
今までの流れから言ってこのスレには
漢向けエロを求めてる人が多いかと。
できれば新スレでも建てて住み分けをお願いしたいですorz
195名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 13:15:31 ID:WVZsKcec
らむざのおちんちん
196名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 01:01:15 ID:w/5vvdKc
アグたんが口に含んで
197名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 01:06:30 ID:Ty8uu9DV
舐める吸うしゃぶるねぶる噛む。
そして飲む。
198名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 11:31:07 ID:dG7Z8heT
嫉妬に狂って噛みきられる
199名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 23:08:26 ID:sNZqiST7
シーフ「この中に俺の部屋に忍び込み、お金を盗んだ犯人がいる!」

時魔導師「な!」
白魔導師「嘘!」
召喚士「この中に!」

シーフ「犯人は致命的な証拠を残しました。この純白のパンツを」

白魔導師「それは!」
シーフ「ふふ・・・念のため確かめましたよ」

黒のパンツを掲げるシーフ。
シーフ「白魔導師さんあなたは黒だ。ローブの下は黒魔導士でしたね」

次に、モーグリのプリントがお尻の部分にしてあるパンツを掲げるシーフ。
シーフ「このモーグリのプリントを見れば解かると思いますが、召喚士さんの物です。
    かわいいですね。ですが人前ではとても恥ずかしい」

シーフ「残るは、俺が確かめた時すでに履いていない時魔導師さんあなただ!
    あなたは部屋からテレポートで脱出するさいパンツだけ・・・」

白魔導師「ホーリー」
召喚士「タイタン」
時魔導師「メテオ」

シーフはクリスタルになりました。
200名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 07:46:08 ID:L1NpJqTe
せめてゾ・ディアークに
201名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 00:44:11 ID:P4Cq4sVC
アグたんその辺に裸で落ちてないかな〜
202名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 19:04:44 ID:BQgtSosz
キュクレインなら家のベッドに落ちてるぜ
203名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 23:48:01 ID:Lxzmd3Hj
愛があるのかないのか微妙なディリオヴェきぼん
204名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 10:19:50 ID:vY2uGqqZ
>>202 どんな家だよwww

205名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 22:45:43 ID:LwE7Kl7m
愛があるディリオヴェは読んでみたい
206名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 00:37:00 ID:UVFVYcVs
アゲ
207名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 23:25:10 ID:Zh4CWY9R
リアス
208名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 23:25:39 ID:+6hZCkGU
ラムザ×メリアドールは〜?
209名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 23:40:53 ID:+Z3U71zM
ラムザイラネ
210名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 00:21:57 ID:kZb5IPNb
>>208
それが一番みたい
211名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 14:03:23 ID:I1P9EkJc
ならば俺はアルマとアルテマが交互にラムザを犯すのを要求してみる
212名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 16:31:31 ID:1lfgCB3W
伊豆×メリは〜?
213名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 23:01:37 ID:04t01wv0
メリア陵辱5P
214名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 01:30:57 ID:EsF72c/D
hosh
215昼寝士 ◆BIdtzyaiEw :2006/09/14(木) 02:41:02 ID:tX2iuGbc
はじめまして。

需要を無視して申し訳ないが、どうしようもないバカラブエロが
書きたくなったので少しお借りします。
ラムアグ・捏造後日談なので、不可の人は適宜スルーしてください。
216アグたんのラブラブ性活日記 ◆BIdtzyaiEw :2006/09/14(木) 02:41:40 ID:tX2iuGbc

 私の一日は、ラムザの腕の中ではじまる。
 背中に回された腕の感触をたしかめつつ、まぶたを上げると、ラムザの寝顔が
目の前にある。もういい大人だというのに、寝顔だけはまるで子供のように
あどけない私の夫は、まだ目覚める気配もない。
「ラムザ……朝だぞ、ラムザ」
 ほっぺたをつついてみても、くせっ毛を引っ張ってみても、のんきな寝息は乱れも
しない。外では、チョコボ達がとっくに目を覚まして鳴き交わしている声が聞こえる。
教会との戦いが決着し、名前さえないこの辺鄙な農村に小さな家をかまえてからと
いうもの、寝起きの悪さは夫に対する私の唯一の不満だったが、最近そうでも
なくなってきた。
「起きないな……?」
 そろそろとラムザの腕から抜けて身を起こし、シーツの上を足下側へ移動する。
毛布をめくっていくと、体毛のうすい足の付け根に、くたりとぶら下がっているものが
ある。昨晩も明け方近くまで私をさんざん貫いたり、汚したり、泣かせたり、その他にも
その、いろいろやったそれは、今はさすがに力を失ってしぼんでいる。その可愛らしい
ものを手のひらに乗せて、ふっと軽く息を吹きかけてやると、その下の袋がひくりと動いた。
 ラムザはまだ目覚めない。私は彼のものを舌ですくい上げて、ちゅるりと口の中に
吸い込む。唾液をまぶしながら、もぐもぐと噛んだり舐めたりしていると、柔らかかった
ラムザがたちまちぐんぐん大きく、固くなってくる。
 ラムザのものは世の男性の標準よりもずいぶん大きいらしい。仲間の男達が昔から
言うには、特に膨張率が凄いそうで、確かに完全に大きくなりきってしまうと、とても
口の中には収まらない。そそり立ったものを口から出して、ベッドの上をさらに回り込み、
脚の間にうずくまる。こんなこともあろうかと、ベッドは少し大きめに作ってあるのだ。
あらためて先端をくわえると、ラムザが初めて声を漏らした。
「ん……ん」
 夢うつつ、というところだろう。袋をもみほぐしながら、幹の部分をたんねんに舐めて
いくと、少しずつ声が高くなってくる。尻の筋肉がぴく、ぴくと動いて、快感をこらえて
いるのがわかる。ふふふ、抵抗しても無駄だ。どこが気持ちいいか、どうされると弱いか、
ぜんぶお前自身に教わったのだぞ。
217アグたんのラブラブ性活日記 ◆BIdtzyaiEw :2006/09/14(木) 02:43:15 ID:tX2iuGbc
 何しろ起きているときのラムザはそれはもう助平で、その上、なんだ、いろいろと
上手くて、私はほとんど翻弄されっぱなしなので、こんな風に彼を好きにできるのは、
今のところ朝のこの一時だけだ。だから私は、ラムザのねぼすけも嫌いではない。
「あぅ……あ……っ」
 根元のところを乳房ではさんで上下にゆすり、ぱんぱんに張りつめた先端を何度も
しゃぶっているうちに、えらのところがぎゅうっと張りつめたように固くなってくる。限界が
近い証拠だ。裏側の弱いところを舌で何度もこすりながら、唇をすぼめて吸ってあげると、
「んふぁッ……アグ……っ!」
 寝ぼけた叫び声と同時に、びゅくん、びゅくんと熱い粘液が口の中に飛び出してきた。
ゆうべもあんなに出したのに、どこからこれほど出てくるのだろう。舌の上に注がれる、
もうすっかり慣れ親しんでしまったその味を、私はゆっくりと口の中で転がして、
飲みくだしていく。あらかた飲み終えて、残りを吸い出しにかかろうと思ったころ、
頭にそっと手がそえられた。
「アグリアスさん……おはよう」
 うっすらと上気した顔を上げて、ラムザが決まり悪げな笑みを浮かべている。私も
口元をぬぐって顔を上げ、微笑み返す。
「おはよう、ラムザ。また寝坊だぞ」
 頭をこづくかわりに、胸の間にはさんだ赤黒い先端をぴん、と指先ではじいてやる。
まったく、こっちのラムザの方がよほど寝起きがいい。頭を掻きながらラムザは起き
上がり、私を抱き寄せておはようのキスをしてくれる。ラムザの唇の味と、ラムザの
精の味。私が朝、一日のはじまりに味わうのは、いつだってラムザの味だ。
 そのうち、私を抱き寄せていたラムザの腕が、別の動きをはじめる。私は抵抗しようと
するが、完全に目を覚ましたラムザはもう私の思い通りにはなってくれない。私が
ラムザの腰の上にのしかかっていたはずなのに、魔法のようにいつのまにか体勢が
逆転している。
「こら、ラムザ。たまには早く起き……んっ」
「その前に、僕にもおめざを下さい」
 こうして私は、しっかりとラムザに逆襲されてしまう。ラムザも一日のはじまりに
味わうのは、いつだって私の味なのだ。
218アグたんのラブラブ性活日記 ◆BIdtzyaiEw :2006/09/14(木) 02:44:36 ID:tX2iuGbc

 朝のおめざを味わいあった後、ラムザをせかしてベッドを出る。チョコボ農家というのは
本来、夜明け前に起き出して働くものだ。陽がすっかり昇りきってからようやく窓を
開ける私達の家などは遅出もいいところで、だから起きてから昼時までは、遅れを
取り戻すために人の倍も頑張らなくてはいけない。
「ただいまーっ」
 正午近く、私が畑の見回りと草取りを終えて昼の支度をしていると、汗みずくになった
ラムザが戻ってきた。近場の草地は朝のうちにみんなよその家にとられてしまうもの
だから、ラムザはいつも遠い山裾の森まで放牧に行かなくてはならない。自業自得だが
それが幸いしてか、うちのチョコボ達はみな健脚だ。
 温めておいたパンをオーブンから出し、ポーキーの肝臓から作ったパテをたっぷり
塗ったのを、豆のスープにひたしてラムザはもりもり平らげていく。こんなに健啖で、
筋力だって決して弱くないのに、ちっとも体に肉がつかないのが昔から不思議でならない。
体質だろうか。
 昼食を終えて、皿を下げようと席を立つと、ラムザに後ろから抱きつかれた。振り向くと、
すかさず唇がふさがれる。
「ラムザ……こら、こんな昼間……か…らっ……」
 息継ぎの合間に抗議しても、ラムザは聞いてくれない。何度ものキスで舌と口の中を
弄ばれて、私はすぐにとろん、とした気持ちになって、ラムザの腕にあらがう気をなくして
しまう。この癖をなんとかして直さないと、いつでもラムザの言いなりになってしまうという
危機感はあるのだが、そもそもキスの気持ちよさや技術を教わったのがラムザから
なので、簡単には克服できそうにない。
 ラムザの手がするすると私のシャツをはだけ、スカートの下に入り込む。あそこや、
ここや、いろいろなところを撫でられるたび、どんどん私の体から力が抜けていって、
かわりに奥底で眠っていた熾き火が燃え上がってくる。スカートをめくり上げ、片脚を
かかえ上げられた頃には、いまが昼日中だ、などということはほとんど私の頭から
消え去っていた。
 テーブルの上に押し倒されるような姿勢になった私の指先に、空になった木皿が
当たって音をたてる。
「あ、後片付け……が……んッ……」
「あとで僕も手伝いますから」
 最後の理性による抵抗もあっさりと口づけで封じられ、汗の味のするラムザの肌が
おおいかぶさってきて、それからしばらく私はテーブルの上で、ラムザの食後の
デザートになった。
219アグたんのラブラブ性活日記 ◆BIdtzyaiEw :2006/09/14(木) 02:46:27 ID:tX2iuGbc

 皿洗いをきっちりラムザにやらせた後、午後の仕事。草刈り、薪割り、鳥舎の掃除、
労働八号のメンテナンス、乾し肉作りにピクルス漬け、仕事は毎日山ほどある。
その途中、散歩がてら野草摘みに行った林の中で、
「ラムザ……こんな所で…っ………!」
私はラムザに、スカートの中にもぐり込まれていた。
 松の実やきのこがよくとれる、緑の濃い雑木林の外れ。私は太いトウヒの幹にもたれ
かかり、その背後には数本の灌木をへだてて街道が通っている。辺地のこととて滅多に
通る人もないが、それでも行商人や、たまの遠出をする村人などがいつやって来ない
ともかぎらない。もし通りかかる人があれば、木によりかかってスカートをたくし上げた
私の姿はすぐ見つけられてしまうだろう。
「やめ、やめるのだ、ラムザ……誰かが来たら……んっく」
 私は必死にラムザの顔を押し戻そうとするが、腰をがっちりつかんだラムザはびくとも
しない。舌が巧みに動いて、私の敏感な部分を舐めたりつついたりすると、その腕にも
だんだん力が入らなくなっていく。
「ラムザ……ああっ、ラムザ……!」
 見つかるかもしれない、今にも誰かに見られてしまうかもしれない。そんな焦りを
見透かすように、ラムザはわざとぴちゃぴちゃ音をさせて、じっくりと私をねぶる。
ラムザの顔は、私が溢れさせたものでもうびしょびしょだ。太もものつけねから中心まで、
丁寧に何度も何度も舐め上げられると、頭の中がぽーっと熱くなって、見られるかも
しれないという戦慄が、もっと別の甘い戦慄に少しずつすり替えられていく。やがて、
ラムザの唇が私の芯をとらえると、
「くぅン……ッ!」
 子犬のような甲高い鳴き声を上げて、私は達してしまった。脚がふるえて、くずおれ
そうになるのを、ラムザが優しく支えて座らせてくれる。木の幹にもたれかかって
余韻にひたっていると、ラムザがおもむろにズボンの前を開けた。
「アグリアスさん……次は僕にも、お願いできますか?」
220アグたんのラブラブ性活日記 ◆BIdtzyaiEw :2006/09/14(木) 02:48:27 ID:tX2iuGbc
 半分くらい起き上がったラムザのものが、ぬっと目の前に現れる。濃厚な男性の匂いが
鼻をつく。普通なら不潔なものとして顔を背けるべきはずのその匂いは、しかし私の
鼻腔から頭の中に入ってくると、ますます意識をとろかしてゆく。
 左右を見回してみても、道には一人の人影もない。私はつばを呑み込むと、ラムザの
匂いに吸い寄せられるように身を乗り出し、口にくわえていた。ラムザが上から私の
襟元に手を入れて、指先で乳首を転がす。私はぎゅっと固く目をとじたままラムザを
しゃぶり、ほどなく今日二回目のミルクを飲む。
 完全に力の抜けてしまった私の体をラムザが抱き起こし、口元や首筋にこぼれた精を
拭いてくれる。それから私をうつぶせにトウヒの幹に寄りかからせ、スカートをめくり上げた。
私は息をつめて、後ろから貫いてくるラムザを受け入れる。
 結局最後まで、誰も通りかかることはなかった。


 午後の仕事を一段落させて、夕方、放牧に出していたチョコボ達を連れ帰る。
ちょうど時間があったので、私も一緒に行くことにした。
 我が家のチョコボ達のボスを務めるボコはベテランだけあって頭が良く、配下の
黒チョコボや赤チョコボも使ってたくみに群をまとめ、なまじな家畜泥棒など寄せ付けない。
そのため牧人もつけずにほったらかしで放牧ができるので、大変助かっている。ボコが
いなかったら、素人二人がいきなりチョコボ農家を始めるなど不可能であったろう。
その日も群をよく統率してくれていたボコをねぎらって、二人でチョコボに乗って家路に
つく。ボコの五番目の子供のノコは体格が大きく、二人乗りにちょうどいい。
 夕日を浴びながら、のんびりノコの背に揺られる。もたれかかるラムザの背中が
あたたかい。すこし伸びてきた亜麻色の後ろ髪が頬をくすぐって、そろそろ散髪して
やろうか、などと思う。なんとはなし、ロマンチックな気分にひたりかけるが、油断すると
ラムザの手が、背中越しにするするとスカートのあたりに伸びてくる。
221アグたんのラブラブ性活日記 ◆BIdtzyaiEw :2006/09/14(木) 02:50:57 ID:tX2iuGbc
 少しはムードというものを解しろ、と言ってやりたくなるが、ラムザにならいくらでも触って
ほしいと思ってしまうのも私なので、あまり強くは言えない。手はスカートの中に入り込み、
私のお尻を撫で回す。その指先の動きが、遠慮がちにある特定の箇所を目指して
いるのが感じられる。
 ラムザは最近、私のお尻も愛したいらしい。決して無理強いはしないが、機会をみては
私のお尻、特にその中心部をそろそろと、やさしく愛撫してくる。そんな不浄なところで
愛し合うなどということは、最初考えられもしなかったが、ラムザの指や舌が何度も
通り過ぎるうちに、少しずつ未知の熱さをその部分に感じるようになってきた。遠からず、
私のそこはラムザに開発されてしまうだろうという、甘い予感がしている。
「おやまあ、ルグリアさんの。お二人で、仲のいいこと」
 ラムザの指使いに炙られてとろとろとなっていたところへ、突然声をかけられて私は
飛び上がった。でっぷりと肥えた血色のいい中年の農婦が、チョコボの足元でにこにこ
笑っている。村で一番刺繍のうまい、ドナさんだ。私もときどき習いに行っている。
「やあ、ドナさん。ごきげんよう」
 ラムザは私のお尻をいじりながら、平然と挨拶をする。羽毛とスカートに隠れて、
相手からはラムザの手は見えない。
「アグリアスさん、そろそろまた遊びにいらっしゃいな。姪っ子がねえ、あんたに会いたがって」
「はい……近いうち、お邪魔、しま、す、んっ」
 ラムザの指に意地悪くこねくり回されながら、私は必死に平静をよそおって返事をする。
そのまま通り過ぎればいいものを、ドナさんはわざわざ来た道を引き返して私達についてくる。
「このハンケチ、いいでしょう? 新しい飾り縫いを考えたの。針だって、あんたは器用じゃ
ないんだから、人より練習しなきゃならないのよ」
「がんばり……ま…す……ッ!」
 ラムザの指がもたらす熱に、羞恥心が加わって、腰がぐつぐつ煮られているようだ。
夕陽のせいで、顔が赤いのはわからないらしい。歯を食いしばって声をこらえている私に、
ドナさんはその後もしばらく他愛ない話をしてから、ようやく歩き去っていった。太った
後ろ姿がチョコボ達の向こうに見えなくなってから、ラムザは手を離す。殴るなり、つねるなり
してやりたかったがその力もなく、私はくったりとラムザの背にしがみついた。
222アグたんのラブラブ性活日記 ◆BIdtzyaiEw :2006/09/14(木) 02:52:24 ID:tX2iuGbc

 チョコボ達を鳥舎に入れて水と餌を運び、ブラシをかけてから、残ったこまごまとした
雑事を片付けて、ようやくその日の仕事がひとまず終わる。私が一日のうちで二番目に
楽しみにしている、入浴の時間だ。
 労働八号の動力炉につなげることで、あっというまに大量の湯が沸かせる強力温熱機を
作ってくれたのはムスタディオだ。この装置のおかげで、我が家では毎日お湯をたっぷり
使って体を洗うことができる。フィナス河産の玉砂利を敷きつめた浴室で、大たらいの湯に
下半身をひたして温まりながら、石鹸の泡を肌にすべらせる。ラファに教わって作った
ガルテナーハ秘伝の白石鹸は香りがよく、すばらしくなめらかな泡が立つ。オークス家で
使っていたのよりも上質だ。
 こんな辺地で日々チョコボを追い、畑を耕す暮らしをしていれば、美容に気をつかうのも
限度がある。化粧もろくにできないし、肌は荒れ放題だ。それでも、ラムザの妻として、
少しでも美しい女でいたい。ラムザが誇れるような妻でありたい。そう思いながら、
カシミールで作った洗い袋で念入りに肌をこする。
「背中、流しましょうか」
 浴室の戸を開けて、ラムザが入ってきた。たらいの湯を手桶に汲んで、頭からかぶって
おざなりに体を流す。夫はいつも雀の行水だ。苦笑しつつ、背中を向けて体をあずける。
「ん」
 私の肩を受け止め、洗い袋で背中をこすっていくラムザの手つきにいやらしさはない。
今は純粋に私の疲れをいやし、肌を気づかってくれる心が肩を支える手からつたわって
くる。うっとりとなって身を任せていると、じきに背中はすっかり洗われ、そのままごく
自然な流れで私はラムザの腕の中に抱き寄せられて、
「アグリアスさんは、日に日に綺麗になりますね」
しみじみとそんなことを言うものだから、私は一気にうなじまで赤くなってしまった。
ラムザは時々、私の心を見透かしたような、心臓がひっくり返るようなことをさらりと
言う。そのくせ本人も割と照れ屋なので、今だって背中にはどきどきと速い鼓動が
伝わってくる。
223アグたんのラブラブ性活日記 ◆BIdtzyaiEw :2006/09/14(木) 02:54:05 ID:tX2iuGbc
 ふと、以前にラムザが遠慮がちに言い出した「特別な洗い方」のことを思い出す。その時は
恥ずかしさのあまり張り倒してしまったが、今ならできそうな気がする。私はラムザの腕の
中から抜け出して洗い袋を奪いとり、石鹸をつけなおすと体中をこすりまくった。両腕から胸、
腹にかけて、一面きめ細かな白い泡で覆われる。
「ラムザ、お前はいつも洗い方がぞんざいでいかん。今日は私がその、お前を洗ってやる」
「え」
 反論の隙を与えず素早く背後に回り込んで抱きつき、胸をぎゅっと押しつけて体を
上下させる。押しつぶされて滑る乳房に何ともいえぬ感覚が走り、ラムザの背中に鳥肌が
立つのがわかった。
「うわっ……!!」
「気持ちいいか……?」
 ラムザは答えないが、息をつめた体の手触りから続きを期待しているのがわかる。私は
気をよくして、腕、脇腹、脚、と順々にラムザの体を洗っていったが、調子に乗って胴体の
前側を洗おうとしたところでラムザに捕まった。乳房が痛いくらい押しつぶされて、しびれる
ような深いキスをされる。そこからはどっちがどっちを洗っているのか、わからなくなって
しまった。


 夕食を終えると、村は月明かり以外に照らすもののない一面の夜闇に包まれる。私達
夫婦が貴族の生まれであることを実感するのはこんな時だ。平たく言えば、村中で
我が家だけが、ランプをつけて夜も働く習慣をもっている。
 灯心油は高価だが、明かりを灯すことではかどる仕事の量を思えばそう高い買い物
ではない。もっとも私達の場合、朝が遅い分の埋め合わせを夜にやっているという
一面もあるので、あまり賢いやりかたではないかもしれない。ともあれ、そういうわけで
私達二人がベッドに入るのは、たいてい夜もずっと遅くなってからのことになる。
「ん……ラムザ……ラム……」
 昼間、あんなに色々なことをしていたのに、と思うが、やはり夜のいとなみというのは
特別の意味合いをもっている。毎日毎日、飽きるほど触れあっている肌でも、シーツの
中で抱きしめあうと、
(待ちこがれていた……)
という気持ちになってしまう。それはどうやらラムザも同じらしく、夜のラムザは一日の
うちで一番荒々しい。
224アグたんのラブラブ性活日記 ◆BIdtzyaiEw :2006/09/14(木) 02:56:08 ID:tX2iuGbc
 今、私はラムザに組み敷かれ、唇を吸われながら激しく貫かれている。熱くて太い杭が
体の中心を何度も出入りして、その熱さだけで燃え尽きてしまいそうになるのを頑張って
こらえる。こらえて、こらえて、こらえきれなくなった頃をみはからって胸の先端を甘く
噛まれたりすると、私はあっけなく決壊してしまって、ヒクヒクとふるえる私の中から
引き抜かれたラムザに、私はぼうっとした意識のまましゃぶりつく。ほどなく、顔から胸に
かけてどろりとしたラムザの熱いものがぶちまけられて、その熱で私はいったん正気に
返る。ここまでは毎晩、たいてい同じ流れだ。私はラムザの妻なのだから、中に放たれ
ても少しも不都合はないのだが、ある別の理由で、夜もはじめのうちは中をひかえて
もらっている。
 ラムザの熱を顔に感じてうっとりしていると、抱き寄せられて長いキスをされる。自分の
出したものがまだ残っている私の顔や唇に口づけることを、ラムザは気にしない(もっとも
それを気にしていたら、ベッドの上でラムザがキスできるタイミングはとても限られたものに
なってしまうのだが)。その後、ラムザの手が私の体中を這いまわったり、ラムザの舌が
私の胸とおなかばかり虐めたり、お返しに私がラムザのものを挟んだり、色々とその、
気持ちよくなった後、ラムザがあぐらをかいた姿勢で私を抱き上げて、私はラムザと
抱き合いながら、ゆっくりとラムザのものを中に収める。向かいあったままつながれる
この体勢が、私は好きだ。ラムザの腰の上に座る形になるので、私の顔がラムザより
わずかに上にくるのも気分がいい。頬や額にキスをしたり、舐めたりしながら一心に
腰をゆすっていると、だんだん限界が近づいてくる。私の体が、ラムザを受け入れるための
本当の準備を終えて、待ちきれなくなっているのがわかる。
「ラムザ……もう、私……ッ」
 両脚でぎゅっとラムザの腰を押さえつけると、それが合図だ。ラムザも私の腰に手を
添えて、ねじこむように私の体に深々と腰を突き立てて、そして、
(どくん……びゅる……)
 そんな音が、私の耳の奧で聞こえる。
 実際にはそんな音がするはずはない。だが、私の耳には確かに聞こえる。ラムザのは
長さも硬さもすごいが、それ以上にすごいのは精の出方で、朝から何度も出したというのに、
量も濃さも勢いも信じられないくらいあって、それが私の一番奧の部分に、叩きつけられる
ような勢いでどくどくと注ぎ込まれる。体の中をいっぱいに満たすその粘っこい、たぷたぷした
熱さが、全身にじんわり染みわたっていって、そうなると私はもう、思考がとろけてしまって、
幸せで何も考えられなくなってしまう。はじめのうち外に出してもらっているのは、つまり
そういうわけなのだ。
225アグたんのラブラブ性活日記 ◆BIdtzyaiEw :2006/09/14(木) 02:57:37 ID:tX2iuGbc
 そこからはもう、ラムザのしたい放題だ。脚を高く上げた淫らな姿勢をとらされたり、
とても口に出せないところを舐められたり、ほとんどどんなことをされても、私は拒めない。
拒むどころか、恥ずかしさが快楽を後押しするようになって、普段なら口が裂けても
言えないような言葉でラムザにおねだりをしたりしてしまう。全身が敏感になっている
ところへ、ラムザのねちっこい指先や舌がくまなく攻め込んでくるので、ラムザが一回
精を放つ間に、私の方は二、三回は達するのが普通だ。そしてラムザときたら、
一晩に一回や二回では治まりっこないのだ。
 その夜は、四つん這いになって獣の姿勢で後ろから貫かれ、お尻をいじられながら
三度目の精をお腹の中に受けたところまで覚えている。私自身はそれで六度目か
七度目の絶頂を迎えて、もう許してと懇願していたような気がする。しかしもちろん
ラムザは許してくれなくて、そこから先はもう何もわからなくなって、
「ラムザ……ラムらぁ……」
 ろれつの回らない舌で夫の名を呼びながら、ひたすら夢中でしがみついていたのを
覚えている。
 それから、どれほど時間がたったのかわからない。次にはっきりと記憶にあるのは、
なかば失神した私を力強く抱き寄せてくれた、ラムザの腕だ。朦朧としたままラムザの
胸板に額をすりよせると、ラムザはやさしく髪を撫でてくれる。その感触で安心して、
私は眠りに落ちていく。明日はまた忙しい、ラムザとの一日がはじまるだろう。
 こうして私の一日は、ラムザの腕の中で終わる。

226アグたんのラブラブ性活日記 ◆BIdtzyaiEw :2006/09/14(木) 02:59:50 ID:tX2iuGbc

「なっ………なッ……」
「どうでしょうアグリアス様」
「結構いい線行ってると思うんですけど」
「何だこれはーーーーーーっ!!」
 アグリアス・ルグリア、旧姓アグリアス・オークスは美しい金色の髪を逆立て、手にした
紙束を振り回してかつての部下を怒鳴りつけた。
「ですから題して『若妻女騎士のラブラブ性活日記』。緻密な考察と演繹的推理に基づいた
ドキュメンタリー志向の本格ロマンスです。いや、我ながらこんなに文才あったなんて
意外だわー」
 怒鳴られる方は慣れたもので、アリシアもラヴィアンもすっかり平民暮らしが板に付いた
格好をしてきゃらきゃらと笑い交わしている。
「ラヴィシア・アリアンって筆名は、ちょっとどうかと思ったんですけど」
「ペンネームなんてシンプルな方がいいのよ。ともあれ、これで停滞するイヴァリース
官能小説界に新風をですね」
「いらん新風を起こすな! ラムザ、お前も笑ってないで何か言え!」
 さっきから笑い転げて読んでいた傍らのラムザが、目尻の涙をぬぐって椅子に座り直す。
「いや、まあ、面白いけどね。実際には明け方まで頑張ったら、昼間のうちはさすがに
何にもしないよ。疲れるし」
「え?」
「……『実際には』?」
「チョコボ飼ってるし赤ん坊もいるから、毎朝は寝坊できないしね。あ、あとあの洗い方は
僕が教えたんじゃなくて、アグリアスさんがラファから」
「余計なことを言うなあっ!!」
 鉄拳で夫を沈黙させ、湯気をふくほど真っ赤になったアグリアスは原稿の紙束を
奪いとって床に叩きつける。その音に驚いたか、隣室から乳児の泣く声がほそく
聞こえてきた。
「ああっひどい! あと二十九日分あるのに、せめて読んでから」
「読めるかっ!! ……む、バルバネスにお乳をやる時間だ。アリシア、ラヴィアン! 
下らんものを書いた罰として、外へ出て薪割り二百本! ラムザは労八の分解整備!」
「えー」
「隊長横暴ー」
「私達、お客ですよ? 上司の結婚生活を心配して見にきたかわいい元部下に、いくら
図星を指されたからといって」
「やかましい! さっさと行けッ!!」

 ランベリーの東端、国境にほど近い山裾の寒村に、ルグリアという名の一家が暮らして
いる。久々の来客を迎えたその夜、窓の灯は普段よりも遅くまでともっていた。そして
翌日の晩には、ずいぶん早く消えたそうである。


End
227名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 03:01:41 ID:yKCQL9eg
昼寝氏GJ!!
まさかここで読めるとはw
228名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 11:04:59 ID:FeKYFbaW
きゃー!!!!
昼寝士さーん!
ラヴラヴっ!
229名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 12:28:42 ID:yMHWGRlM
( ;∀;)エロイハナシダナー
230名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 13:58:16 ID:hZvrFGe9
昼寝士さん超GJ!!
ラブラブ感がいいわぁ
231名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 17:41:28 ID:fzq06pQt
来てくれるのを信じてましたよ。
タイトルがバカすぎて最高w
232名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 19:03:18 ID:11Xj6wAD
昼寝士氏GJ!
一日三回×毎日ってラムザ絶倫だなw
233名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 19:46:02 ID:33afJSRN
(;´Д`)ハァハァ GJ
234名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 22:58:10 ID:fEPQ66br
後二十九日分読みてぇ…
235名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 00:32:47 ID:Ws53Vhd1
バルバネスw
236名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 01:11:39 ID:rHZCmfmQ
赤ん坊にお乳をやる時間があるなら、当然ラムザにお乳をやる時間もあるよな。
237名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 03:58:44 ID:fP0KFEYn
百合なFFTのサイトなら知っておるがなぁ…、
またそこのオヴェリアの日記が面白いんだ。
238名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 08:00:41 ID:aKtwPRwP
kwsk
239名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 10:30:59 ID:kUDqyBAm
昼寝氏さん超GJ
ルグリアさん家のご夫婦の中睦まじい姿、誠にエロくてようございました。
240名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 07:39:04 ID:tOmGZVQJ
>>237
あそこのアグはお馬鹿な上に人外だからなw
241名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 20:45:29 ID:mY4mK3i5
まさかここで昼寝士さんの作品を読めるとはねぇ…
242名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 01:02:59 ID:rsWUx0gQ
>>199
>ローブの下は黒魔導士でしたね

くだらなさすぎて笑った
243名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 07:22:46 ID:90cNir0L
昼寝士殿GJ!

愛のあるディリオヴェ読みたいです
244名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 21:00:36 ID:BqvSycwn
俺は切ないディリオヴェ読みたい!
245名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 21:12:49 ID:LFSTF+LM
ラブラブなラムアグが
246名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 21:30:22 ID:pEwh1skN
アグたんカワエエ(*´Д`)
小説と変わらない実生活をあっさりバラすラムザバロスwww
247名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 22:05:58 ID:90cNir0L
ディリオヴェと、更なるラムアグきぼんぬ
ディリオヴェはED後の切ない非エロを昔書きかけたがもうないや…
248名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 03:05:54 ID:838mZLVe
職人さんどうかお願いします
249名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 04:02:31 ID:zgOZfDv6
相変わらず昼寝士さんのラムアグはいいなー。まじGJ
そして最近FFTまた始めてみた。
ウィーグラフvsラムザの本編描写みたいなssを読んでみたいと思う今日この頃。
801じゃなくてな
250名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 02:24:59 ID:y2iwB18n
昼寝士殿、>>199、GJです!(;´Д`)
そして>>247…頑張ってくれ。漏れもディリオヴェ読みたいYO
251名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 12:55:36 ID:n7L/hTY3
昼寝士さんのほかの作品って何処にあるんでしょうか?
ぜひ読みたい。
252名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 14:30:07 ID:hwcSeFhp
>>251
俺が知る限りではFFDQ板のアグスレ
253名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 15:09:27 ID:n7L/hTY3
252さん、
教えてくれてありがとう。
これからじっくり読みます。
254名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 18:22:21 ID:Q5n2SNR4
>>251
FFDQ千夜一夜。暇なら読んでみるべし
http://www3.to/ffdqss
255名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 19:19:09 ID:fKrLf7a3
千夜一夜にまだ収録されてない分をまとめてあるのがこちら。

アグリアス様に萌えるスレ@SSまとめサイト
ttp://d.hatena.ne.jp/agu_kanri/
256名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 20:17:50 ID:dUkzGEjF
お、そっちは俺も知らなんだな。謝謝。
……昼寝士のSS、なにげにハードボイルド系も上手いよな。
257名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 23:10:35 ID:n7L/hTY3
251です。
情報たくさんありがとうございます。
昼寝士の作品、たくさんあるんですね。
読んで読んで読みまくるぞー
258名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 00:02:28 ID:H6hg/Adr
ある場所にエロSSがある。たぶんまだ未収録の奴。
それ半端なくお薦め。
259名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 01:28:18 ID:IC9gMObP
凄い久しぶりにアクセスしたら…ラムアグGJGJGJ!
昼寝士さまありがとうございました…!
シーフネタもワロスwww

そして、なんだか急に私もディリオヴェが凄く読みたくなってきた!
260名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 02:27:20 ID:SmZ2r+v/
アグオヴェを…
261名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 14:15:30 ID:d7Xn6sDk
レゼアグ…
262名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 19:30:38 ID:HaBfqmr4
>>255
何気に俺のSSがあって笑った。今読み返したら物凄く恥ずかしかった…
263名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 22:57:32 ID:xByzp1/E
>>262
記念に一本新作を頼みます
264名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 17:46:49 ID:vppGyMwJ
>>263
暇見て書いてみるよ。期待はしないでね
265橋乃根本:2006/09/23(土) 07:02:45 ID:8/fuyUoR
>>262です。
一瞬だけコテ復活で投下します。暇つぶしになれば幸いです。
アグたんは、どんなときでも気丈じゃなきゃヤダ、という方はスルーを。
3-4レスぐらいです。まともに書いたの一年ぶりぐらいですので、出来は期待しないで下さいorz
266一人遊ぶは誰が為?:2006/09/23(土) 07:04:29 ID:8/fuyUoR
一人遊ぶは誰が為?
我がためか、彼が為か、あるいはそれに意味など無いか。
死より恐れるものはある。それは…

「…っく…あふ…」
寝台の上で金糸が揺れる。さながら、天に流れる川のように。
甘ったるい声を上げ、普段では考えられない痴態を見せている。
「ら…むざぁ…」
愛しい人の名前を呼び、自慰に浸る。
夢の中の想い人は、どんな時でも優しい。自分が望んだとおりの事をする。
愛して欲しい、と言えば、愛していますと彼が言う。
壊して欲しい。二度と消えないように、あなたを刻み付けて欲しい。
そういえば、望みどおりに激しくなる。
激しくなる、彼の手。絶頂へと導かれる。
そして、何も考えられなくなり、気を失う。そして彼は消える。
「また…行ってしまうのか?ラムザ…」
微かな意識の中、小さくつぶやいた。
267一人遊ぶは誰が為?:2006/09/23(土) 07:06:14 ID:8/fuyUoR
「おはようございます、アグリアス様」
「おはよう、アリシア、ラヴィアン。今日も稽古をするぞ」
身支度を整え、剣を手に庭に出る。そこにある姿は、気丈で、美しく、しなやかな騎士。
「さぁ、始めるぞ。アリシア、かかってこい」
「はい!」
アリシアが打ちかかってくる。距離を詰めて、逆袈裟。手元に飛び込まれそうな迫力がある。
多少冷や汗をかきながら、剣の先を払った。一歩引き、剣を片手で持つ。
「は!」
掛け声と共に、今度は袈裟切り。振り下ろされる前に、体当たり。よろめいた所に、当身を食らわす。尻餅をついたアリシアの鼻先に剣を突きつけ、勝負あり。
「一本、もらったぞ。アリシア。大分強くなっているが、まだまだだな」
アリシアはうなだれている。
「ラヴィアン、次はお前だ」
このようにして、鍛錬の一日は始まり、終わる。日が暮れるまで、羅刹のように。
「そろそろ終わりにしよう。私は先に帰るぞ」
アグリアスは、気もそぞろと言った様子で帰っていった。

「アリシア、アグリアス様、まだおかしいよね?」
「えぇ…まだ、引きずっているのかしら」
「アグリアス様に忘れろ、って方が無理だと思うけどね…」
「酷い人よね、隊長って。生死もわからないから、一縷の望みをかけさせる。
時間が経ったからって、忘れられる人じゃない。
そして、おき火のように、ずっと心にくすぶり続ける。私たちでも辛いのに、アグリアス様は…」
アリシアは草の上に座って、月を眺める。ラヴィアンも
それにならった。
268一人遊ぶは誰が為?:2006/09/23(土) 07:10:29 ID:8/fuyUoR
青く優しい光を、何をするでもなく、二人はただ眺めていた。
一枚の絵のように。
「ラムザ…」
アグリアスはラムザの腕の中に居た。このままでずっといたいと願いながら。
「アグリアスさん。次が、最後の戦いです。生きて帰れないかもしれません。
でも、僕はあなたを絶対に忘れません。愛し続けます。
ですから、今夜は…あなたの温もりを忘れないように、何処へ行っても、必ず探し出せるように、このままでいさせてください…」
消え入るような声だった。しかし、その声に震えも迷いも無い。ラムザは、本気だ。
死を覚悟している。普段は言わない、はっきりとした愛の言葉。
ラムザが見せた普段とは違う態度。それ故にアグリアスは、それが拒絶の抱擁だと悟り、ひっそりと涙を流した。

次の日、アグリアスは除名された。
表向きは、帰る所があるから。
しかし、本当はただ、ラムザが死なせたくないだけだと、皆わかっていた。それでも、誰も文句を言わない。
他人の為だけに戦ってきた人間の、ただ一つのわがまま。強い意志。だから、誰も何も言わなかった。
そして、残った面々は、最後の戦いに臨んだ。
その後、帰ってきたものは多かった。再会していないだけで、生きているものもいるはずだ。それゆえに、望みはあった。
その望みを、不安と絶望が押しつぶしそうになる。それをごまかす為に、アグリアスは自慰をするのだ。
今夜も。
明夜も。
自分の死より怖いもの。愛する人の死。
そして、それを「想い出」の一言で片付けてしまいそうになる自分の心。

ラムザ、早く帰ってきてくれ。
269一人遊ぶは誰が為?:2006/09/23(土) 07:11:16 ID:8/fuyUoR
次の日、早朝。扉を叩く音
「どなたでしょうか?こんな朝早くに…」
念の為に剣を携え、扉の鍵を外す。
そこで目に入ったのは、亜麻色のくせっ毛。
彼女の心。そこに根付いた暗い感情は、この一瞬で全て無くなる。
砕け散り、溶けて、涙になって流れ落ちる。

「お久しぶりです、アグリアスさん」
270橋乃根本:2006/09/23(土) 07:12:25 ID:8/fuyUoR
以上です。それでは
271名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 07:25:01 ID:13BG8r2s
>>262タソ、マジGJだお。

ディリオヴェ、挑戦はしてみるが…今手元にソフトも資料もなにもないんだよな
272名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 09:43:38 ID:8hns56/e
>>262超乙
ラムやを読みたくなった
どんどん慣らしで投下希望。
273橋乃根本@携帯& ◆ypnKP/t2Yo :2006/09/24(日) 14:58:00 ID:WDqfkC3Y
昨日投下した奴の続きを書きました。夕方か、夜に投下します。
多分ほとんど使わないでしょうが、鳥のテストもさせて下さい。
274橋乃根本 ◆YzvJ/ioMNk :2006/09/24(日) 17:37:18 ID:tni2eT2C
いまいちしっくりこないので、鳥を古い奴に戻しました。
投下します。4-5レスぐらい借ります。
昨日投下したものの続きです。エロはほぼ無し。すいませんorz
275青い光は優しい光 ◆YzvJ/ioMNk :2006/09/24(日) 17:40:45 ID:tni2eT2C
「お久しぶりです、アグリアスさん」

ラムザが、そこにはいた。いつものように、柔らかい微笑みを浮かべて。
アグリアスは、ただ立ち尽くしていた。
色々な感情が、沸き上がる。だが、それが発露する前に、手がラムザの頬に延びていた。
これは、夢か?神が見せた、優しい幻影なのか?
わずかに震える手で、頬を撫でる。朝の冷たい風のせいで、少し冷たい。
だが、温もりはある。夢ではない。
絶対に、夢ではない…。
ラムザが、ここにいる。私の目の前にいる。少し困った顔をして。
どんな時でも、私を安心させる微笑を浮かべて。
夢じゃない。絶対に…。
「ら、むざ…」
「はい」
懐かしい声。あまり低くない、柔和な声。
帰ってきた。帰ってきてくれた。

アグリアスは、何も言わず、静かに涙を流した。ラムザの腕が、切なく震えるアグリアスを包む。
アグリアスは、それだけでよかった。
幾万の言葉より、ずっとわかりやすく、そして、ずっと安心できるのだ。
粛々と泣き、心の氷を温かい水で流す。いつしか、声を上げて泣いていた。
「ラムザ!ラムザぁ…」
276青い光は優しい光 ◆YzvJ/ioMNk :2006/09/24(日) 17:42:35 ID:tni2eT2C
「アグリアスさん、僕はもう何処にも行きません。
あなたに何と言われても、地獄の底までついていきます。
ですから、もう、泣かないでください…。
僕も、泣いてしまいますから…必死で涙をこらえているのですから…」
ラムザの目も、潤んでいた。少し声も震えている。顔を上げて、初めて気づいた。
夜着の袖で乱暴に涙を拭い、強く微笑んだ。でも、本当は、きっと泣き笑いなのだろう。
それでもいい。今だけはそう思える。今だけは、強い騎士じゃなくて、ただの女でありたい。

無心に抱き合っていた。決戦の前夜、月の光が何よりも優しかった、あの時のように。
ただ、今度は意味が違う。別離の抱擁ではなく、再会の抱擁。
生きて会えたことを感謝する、喜びの抱擁。
その幸せに、二人はただ浸っていた。

「いつまでも立ち話というのも困る。誰かに見られるかもしれないし…家に入ろう」
「ええ。そうですね」
名残惜しそうに離れ、しかし手だけはしっかりと繋ぎ、ラムザはアグリアスの家に入った。簡素な部屋だ。
二人はベッドに腰掛ける。どちらからともなく抱き合い、ついばむような口づけを交わす。
アグリアスは、ラムザに体重を預けた。
「ラムザ」
アグリアスの目は、先ほどとは違う潤み方をしていた。
それがどういう意味の目かわからない程、ラムザは鈍くない。
「アグリアスさん。初めてなのでしょう?僕でいいのですか?」
「ラムザが、いい。痛くても構わない。それが、生きてるという事だと思う」
顔を真っ赤にしながら、それでも目を反らす事なく、はっきりと言い切った。
もう、止まる事は無い。

二人の身体は、優しく解け合い、一頭の獣になる。
そしてアグリアスは、自分の身体の中で爆発が起こるのを聞いた。
277青い光は優しい光 ◆YzvJ/ioMNk :2006/09/24(日) 17:46:07 ID:tni2eT2C
「死とは、何なのだろうな?ラムザ」
教会の鐘が鳴っている。
それを聞き、けだるいまどろみの中で、二人は語らう。
「一時の別れ、ですかね。死を覚悟して、死んだと思いました。
ですが、長い人生を思えば、ほんの一瞬でまた会えたのですから」
「ふふ、本当にそうだな。私は、もう寝るぞ」
ラムザは、自分の腕の中ですやすやと眠るアグリアスを見ていた。
その時、漠然と確信した。
この先に何があっても、この人と一緒なら、絶対に苦難はない。全て幸せに変わる。
そして、このあどけない寝顔を預かっていると思えば、きっともっと強くなれる。
満ち足りた気分を抱きながら、ラムザも眠りに落ちていった。


その後、二人は結婚した。仲睦まじい夫婦であり、領民にもよく慕われた。
そして、数十年の後、ラムザは逝去し、アグリアスも後を追うようにこの世を去った。
二人の墓には、こう刻まれている。

別れてもいつかまみえる月の下
死せども照らす優しき光よ


死とは、何なのだろうな?ラムザ。

一時の別れ、ですかね。死を覚悟して、死んだと思いました。
ですが、長い人生を思えば、ほんの一瞬でまた会えたのですから。


だからきっと、一時の別れで、絶対に会えるのだと思います。
278橋乃根本 ◆YzvJ/ioMNk :2006/09/24(日) 17:48:21 ID:tni2eT2C
以上です。3レスで済みましたね…ハハハ
279名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 07:05:10 ID:maB7HAFT
GJ!
しかし、SSの後日譚は、バレンタイン→ホワイトデーみたいなイベントものじゃないと、
蛇足っぽいぞ?
280橋乃根本 ◆YzvJ/ioMNk :2006/09/25(月) 14:33:02 ID:5owiZfvo
>>279
ご指摘ありがとうございます。
一つ利口になりました

なんだか、板違いなような気がするので、以降は完璧な21禁以外はアグスレに投下したいと思います。
では
281名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 09:14:37 ID:rtUP4zS6
しょぼーん…神が去っていった
282名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 20:38:57 ID:jMnx//OQ
話術士…

いやなんでもない
283橋乃根本 ◆YzvJ/ioMNk :2006/09/26(火) 21:35:55 ID:5gi9ydmR
アハハハ…昔考えた小ネタを膨らませてたら、エロになっちゃいました。
メリア→ラムアグです。これで溜めてたエロネタはほぼ切れたので、この勢いで投下するのはもう無理でしょう。
わけのわからない作品ですが、暇つぶしにでもなれば幸い。
後、相変わらずリハビリ兼ねてるので、短いです。
284夢見る女1/2 ◆YzvJ/ioMNk :2006/09/26(火) 21:38:24 ID:5gi9ydmR
優しい男。優しすぎて、辛い…。あまりにも、優しすぎて…。
はっきり「嫌だ」と言ってくれない残酷な男。
でも、私は…。

雲の多い夜だった。雨も降りそう。だが、それが良かった。
まるで、天まで涙を流してくれそうな気がするのだ。
「ラムザ…」
メリアドールは、夜着の裾をたくし上げた。
宿の一室。皆が、階下の酒場で飲んでいる。自分はさっさと切り上げて、この部屋にいる。
いつからか、自分を慰めるようになった。
初めは敵。出会いは戦場。交わした言葉は憎しみ。そして、紆余曲折を経て仲間になった。
ラムザは、新参者にも優しかった。古株と新参で別れないように、いつも気を使う。
新参の悩みも、丁寧に答える。
信頼が愛情に変わるのに時間はかからなかった。
でも、わかっている。
ラムザは、私にもアグリアスにも同じように振舞う。
でも、私は気づいている。
私より、もっとずっと深い所で、ラムザはアグリアスと繋がっている。
苛立ちや、独占欲。
そういうものを、はっきりと表せない。
なんだか、憚られるものがある。
触れてはならないような気がする。
何があったか、そんな事を聞く気はなかった。聞けば聞いただけ、ラムザのアグリアスへの想いを感じるだろうから。
叶わぬ恋かもしれないけど、まだ夢を見ていたい。
出来れば、ずっと…。
285夢見る女2/2 ◆YzvJ/ioMNk :2006/09/26(火) 21:39:51 ID:5gi9ydmR
「ぁ…」
胸をやわやわと揉みしだくと、少し高い声が出る。
軽い刺激だが、身体の芯に、微かな炎が灯ったのがわかった。
だんだんと、胸を揉む手が荒くなっていく。まるで、獣へと変わっていく男にされているように。
「く…ぁ、は…」
胸の頂点は、すでにしこっている。焦らすように触り、加速をつけていく…。
段々我慢ができなくなってきたのか、手はそろそろと、下へ向かっていく。
「ふぁ!」
花弁を超え、芯に触った時、大きな声が出た。
そして、一度出始めた声は、まるで堰を切ったように、止まることは無い。
「くぁ、らむざぁ…」
夢の中の想い人に抱かれている。考えようによっては、幸せなのかもしれない…。
ただ、メリアドールは処女である。実際に男に抱かれたことなど、ただの一度もない。
だからこそ、その妄想は、自分の理想どおりである。
何処までも、理想通りである。
「ラムザ、ぁ、わたし…わ、たし…あなたが、あぁ…」
段々と高みへと昇り、手は激しくなる。
比例するように、声も艶を帯びたものから、ほとんど悲鳴に近い高さになってきていた。
「私!もう…ダ、メ…あ、あい…し」
びくびくと体を震わせたかと思うと、すぐに弛緩した。達してしまったようだ。

最後の言葉は、語られることは無い。恐らく、永遠に。
彼女は幻想を見続けるのかもしれない。
しかし、それでも良いのだろう。彼女が、夢を見続けたいと願う限り。

言葉にならない、切なさと心苦しさを感じながら、メリアドールは眠りに落ちた。
そして、また夢を見る。
286橋乃根本 ◆YzvJ/ioMNk :2006/09/26(火) 21:41:13 ID:5gi9ydmR
それでは
287名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 00:01:38 ID:G8H2oveO
切なさにつつまれて乙
288名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 06:18:49 ID:yha/K06t
>>286
ぐじょーっ!たまにでも投下してちょ





うおおおお何故かディリオヴェがやけに読みたい
289橋乃根本 ◆YzvJ/ioMNk :2006/09/27(水) 19:14:03 ID:7yTL7nLP
ディリオヴェは切ない系が好きな私としては理想的なんですがね…。
非エロになりそうなんです。アグスレに落とすわけにはいかないし、どこかいいスレありますか?
ここでいいなら、ここに投下します。予定は未定ですが…。
290名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 20:24:55 ID:dzOlYj+n
ここでいいんじゃね?
もし住人が認めないんなら『FFの恋する小説スレ』あたりでどうか
291橋乃根本 ◆YzvJ/ioMNk :2006/09/27(水) 20:41:09 ID:7yTL7nLP
>>290
そんなスレがあるのですか。教えて下さり、ありがとうございます。
もう少し意見を聞いて、どちらに投下するか決めたいと思います。

今書いてますが、愛の形がストレートには書けません。難しいですね…。
292名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 22:30:41 ID:CaTJNmCF
最後お互い刺してたけどどうせケアルガで回復するんだろとかアレイズでどうとでもなるじゃんとか
まあホワイトナイト出身のディリータは白魔法の一つや二つ使えるだろうし修道院暮らしのオヴェリアだって同じく
アルマが回復のスペシャリストだったからあそこまでは無理でもそれなりだろう
よって両方とも死なずオヴェリアはどっかに軟禁されるんだろうと予想
293名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 00:07:26 ID:rgAsHylZ
エロ少ないんですがディリータ×オヴェリア投下します↓
294畏国王後日譚 1:2006/09/28(木) 00:08:27 ID:rgAsHylZ
獅子戦争終結数ヶ月後…ゼルテニア城教会跡

「そうやって、みんな利用して!…ラムザのように、いつか私も見殺しにするのね…!」


「うっ…」
「陛下?…陛下!ディリータ様!気がつかれましたか!」
ディリータは長い混沌の夢から覚めたような気がした。記憶が戻らない…
「ここは……どこだ……ここは……」
その彼の頭にひとりの女の顔が激烈に思い出された。
「オヴェリア…そうだ!オヴェリアはどこだ!!」
その目覚めきっていないからだと混乱した頭で畏国王ディリータは裸足でベッドから抜けた。
「お待ち下さい!傷が開きます!大丈夫です!王妃さまもご無事です!」
彼はその言葉を聞きため息をついてそのままその場に倒れた。

畏国王とその王妃が暴漢に襲われたが無事に助かったというニュースはまだまだ
イヴァリースの民衆に政情の不安さを思い知らせることになった。
下手人がなかなかあがらないのもさらに追い打ちをかける。

「お互い助かったな…」
ディリータはベッドの上に起き上がったまま無表情に遠くを見続けるオヴェリアに話しかける。
「食べないそうだな。力も出ないぞ。もう一度俺を刺したいだろう?」
その時オヴェリアの瞳に始めて光が戻った。
「…よくも…!」
彼女の激しい感情を無視して、ディリータは淡々と続ける。
「今度は俺は刃向かわないよ。あの時は反射的にお前を刺した…そういっても信じはしないだろうが」
彼は自分の王妃の前に短剣を置いた。
「これでいつでも好きなときに刺せ。毒を盛ってもかまわないさ」
その言葉は皮肉にも聞こえず、ただ枯れた疲れたような調子を持っていた。
「とりあえずちゃんと食事はしろ」
ディリータはそう言ってオヴェリアの寝室を出た。
オヴェリアは短剣を握りしめただ涙を流し続けた。

ディリータは精力的に仕事をこなしていく。
特に国王が力を入れたのは法律の改訂である。それは貧しい民衆からの搾取の削減と
権利の獲得に重点を置かれたもので旧来の特権階級には大いに不満が生じた。
何度か彼に刺客が向けられたが、彼を慕う側近達の(彼と同じ貧しい平民階級が多い)
機転と努力で全て事なきを得ている。
だが肝心の王と王妃の仲はうまくいっていないことに周りも気づき始めている。
295畏国王後日譚 2:2006/09/28(木) 00:10:30 ID:rgAsHylZ
ある時王妃は気晴らしに行った旅行先で思いがけない人物にであう。
「お久しぶりですオヴェリア王妃」
「あなた……魔道士の…たしかバルマウフラとか……生きていたの!?」
「はい?戦乱で命を落としたと思われてましたか?」
魔道士バルマウフラ・ラナンドゥは一時期ディリータの下で動いていた。
オヴェリアは彼女がディリータに殺されたのだと思いこんでいたのである。
「陛下はお元気ですか?私は陛下に命を救われた身ですのでいつも気にかけております」
「…なん…ですって…」
オヴェリアはそこで彼女の正体――グレバドス教会からの監視と裏切ったディリータに対する刺客
であったことを知らされた。
「僭越なことでしたが、お命をいただこうとしました。失敗しましたがね…
 わたくしなどはその場で殺されてもよかったのですが陛下は“これでもう誰からも利用されないだろう?”
 と助けていただいたのです……陛下はご自分が利用されてきた過去をお持ちですから…
 このことはオーランも驚いていましたよ」
「オーラン…も生きているの…」
「はい。オヴェリアさま?」
オヴェリアは最後まで聞かずその場を走り去った。

ディリータは寝室の執務部屋で何か書き物をしていた。
ふと目を上げると目の前にオヴェリアが立っていた。
「やっときたか。忙しかったんだぞ?いつお前に刺されても良いようにやっておくべき仕事は山ほどあるし」
オヴェリアは執務机の前にあの短剣を置いた。
「うん?サビでもしたのか?」
「今日…バルマウフラ・ラナンドゥに会ったの…」
「ほう…懐かしい名前を聞く。彼女元気だったか?あいつも苦労人だったからな」
「私は彼女とオーランがあなたに殺されたと思っていたの……」
「……」
「ラムザも……だから…あなたに殺されたんだと……」
「それで刺したのか…」
「……ごめ……な…」
言葉にならず彼女はその場に泣き崩れた。
ディリータは彼女を立ち上がらせそのままきつく抱きしめた。
「別にあやまらなくていい。俺はお前にだけは殺されてもいいんだからな。…まあそんなこと言って
 反射的に反撃してしまうんだからこれはお前に見捨てられて当然だよな」
「もう…いいの…」
「本当にもういいことだな……さて……ぎりぎりまで我慢していたんだから王妃さまから
 ご褒美いただこうか…刺されてもいいからもうちょっとでお前の寝室に忍び込みそうになったんだぞ?」
そう言って自分の王妃を抱き上げディリータは口づけた。
296畏国王後日譚 3:2006/09/28(木) 00:11:15 ID:rgAsHylZ
寝室のベッドの上でディリータとオヴェリアは何度も唇をむさぼり合った。
お互いの舌をまさぐりあい、息も詰まるほどに…
ディリータの唇は白い鳥のようなオヴェリアの首を這い鎖骨から二つのふくらみへと達する。
その白い乳房を舌先でゆっくりとなめる。
「あ…ん…あっんっんっ…」
ディリータは器用に舌を使い彼女の乳房を持ち上げるように何度もなめあげた。
「あう!はっはっ……い…あ…ああ…」
オヴェリアは彼の頭を抱え込み切ないあえぎをいっそう強くする。
ディリータの攻めは彼女のくびれにうつる。
「あん…あ…あ…はあ…」
そして彼女の草むらに達しようとしていた。
「いや…ダメ…あ…だ…あああ!…いい…いい…!!」
茂みに隠れた彼女の秘所の裂け目に沿ってその舌を上下させ彼女を濡らす。
「…俺は…お前が欲しくて気が狂いそうだったんだぞ?…だから…」
ディリータは愛液で濡れたオヴェリアの裂け目におのれのいきりたった物をさしいれた。
「…遠慮は…しない…!」
奥まで入れて思い切りオヴェリアを突き上げた。
「ひっ……!」
彼女の白い両足を抱え込み何度も何度も腰を激しく突き上げる。
「あっあっあっ!!ディリータ…ディリータ!!ああ!ああ!!」
体を激しく弓なりにのけぞらせ、オヴェリアはシーツに爪を立てて身悶える…
その中心のるつぼにディリータはこらえていた熱いものをはき出した。
「……!!」
ふたりとも同時に果て、王の部屋には静寂が戻った。


「申し訳ございません陛下。たのまれ……」
部屋に入った側近のひとりはあきらかに情交の後と思われる上気した肌の王妃とそれを
抱きかかえる王の裸の姿を目に入れてしまった。
目の玉飛び出るほど驚いた側近は声を裏返して叫ぶ。
「も  も  も  申し訳ございませんでしたーー!!」


「……そういえば法律関係の資料を届けてくれって言ってたの忘れてたな……」
「……ばか……」


「なんだよ…仲良いじゃないか…誰だ?うまくいっていないとか言っていたのは」

獅子戦争からもはや2年がたとうとしていた頃の話である。
297名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 01:08:08 ID:vOKrCbp9
>>293
ディリオヴェ!ありがとうありがとうGJ!ありがたきスレだ…。

橋たん、最初に投下きぼんぬしたの漏れです。トン。
いきなり無理言ったのに投下してくれてうれしかったよ。
どこか柔らかい感じの文がイイ!2作ともGJ!乙でした。
298名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 23:18:57 ID:/6XjIGpG
ディリオヴェktkr!超絶GJだよ
299名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 10:20:48 ID:e79VzU41
なんだこのスレ
レスがあまりついてないのに神が降臨しまくってる…
300名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 20:32:57 ID:tlq89+x1
>>286といい>>293といい、仲間にしたいやつらだ。GJ
301名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 00:20:24 ID:oZd9HlUU
>>78を書いてみたんだが、需要あるだろうか。
ってか勝手にアイディア使っちまったけど、いいのかな?
30278:2006/09/30(土) 05:08:15 ID:4+uQrEeB
誰かのSSを書くキッカケになればとスレ初期はあーいう小ネタをガンガン書いていたんだから、
むしろ気にせずバシバシ使ってほしいな。
303301:2006/09/30(土) 22:25:06 ID:Z0JHkqy2
>>78サンクス。というわけで投下します。

なお、エロまで長めで、エロはあっさりです。それから微グロかも。
304301:2006/09/30(土) 22:25:41 ID:Z0JHkqy2
「ダークナイト・アグリアス」


「神に背きし剣の極意、その目で見るがいい……闇の剣!」
 ガフガリオンはアグリアスに向けてブラッドソードを振り下ろした。アグリアスの頭上に禍々しい目が薄ぼんやりと現れ、アグリアスから体力を奪っていく。
「ぐぅッ……」
 アグリアスはたまらず剣を杖代わりにひざまずいた。アリシアとラヴィアンがすかさず援護に回る。ラムザは向かってきた敵兵を斬り捨てて叫んだ。
「アグリアスさんッ!」
「ラムザ……。大丈夫だ、まだ戦える」
 アグリアスは全身の脱力感を押して、努めて平静を装った。そんなところを見せては、また全員に迷惑がかかる。アグリアスはすくっと立って、剣を構えた。剣の重みが腕にかかり、腕の筋肉が悲鳴を上げる。息が荒い。連続で三日くらい強行軍をやったほどに疲労している。
「ケッ、辺境の護衛隊長殿もこの程度か!」
 ガフガリオンがしゃがれ声でアグリアスを挑発する。アグリアスは眉にしわを寄せ、渾身の力で剣を振り上げようとするも、腕は言うことを聞かない。構えているだけで精一杯だった。
 アグリアスの代わりにラムザがガフガリオンに向かって行った。アグリアスが再び狙われないように、ラムザは幾度も切り結びつつ、アグリアスから離れていく。門の前面ではラッド達が伏兵と戦っている。
「強くなったンじゃないか、ラムザ」
 ガフガリオンが鼻で笑った。
「黙れッ!」
 ラムザはガフガリオンの剣を払って右肩に渾身の突きを食らわせ、胴を蹴飛ばして剣を素早く引き抜いた。ドス黒い血が噴き出す。ガフガリオンは反射的に素早く体勢を整えたが、掌中に剣はなかった。
「ラムザ、どけッ!」
 アグリアスはようやく回復した腕で剣を振り上げ、振り下ろした。
「天の願いを胸に刻んで、心頭滅却! 聖光爆裂破!」

 アグリアスはハイポーションを二本飲まされて、ようやく体力を回復した。ポーションのまずさに吐き気を催したが、それも一時のことだった。
 ガフガリオンは聖光爆裂破を食らって、まもなくクリスタルと化していた。伏兵もラッド達の奮闘で全員撃破され、城門には負傷者のうめき声が響くのみである。
 ラムザは城壁にもたれて座っているアグリアスの隣に腰を下ろした。
「アグリアスさん、大丈夫ですか」
「ああ、ありがとう。もう大丈夫だ」
 アグリアスの体にはところどころに包帯が巻いてある。闇の剣の影響で機敏な動作ができず、普段ではかわせるような攻撃も数度受けたためだった。
「暗黒剣とは、あれほどの威力のあるものなのだな……私の聖剣技もそこそこ威力はあると思っていたが」
「そこそこどころか、威力絶大でしょう。ガフガリオンだって聖光爆裂破の一撃で……」
「ラムザ。ガフガリオンのクリスタル、私に継承させてもらえないだろうか」
 ラムザは目を丸くした。あれだけ嫌って道中常に険悪な雰囲気だったというのに、ガフガリオンの生命の結晶たるクリスタルを継承させろというのである。
「ラムザ。私は一剣士として、暗黒剣がどのようなものなのか知りたいのだ。それに、もっと強くなって役に立ちたいのだ。貴公の……いやその、パーティのためにな。だから、頼む」
 ラムザはアグリアスの目を見た。透き通るような眼から、鋭い視線がラムザを見ている。
「わかりました。そこまで言うのでしたら、クリスタルを使って下さい」
305301:2006/09/30(土) 22:29:59 ID:Z0JHkqy2
「神に背きし剣の極意、その目で見るがいい……闇の剣!」
 アグリアスは自分に向けて弓を引き絞っていた弓使いに向けて、右手に持ったブラッドソードを振り下ろした。弓使いの顔が得体の知れぬ恐怖に歪み、同時に顔から生気が失われていく。
弓使いがカラカラに乾いたミイラのようになって絶命する頃には、アグリアスは立ち向かってきたナイトの胸をプレートメイルごと一突きに貫いていた。
「相変わらずすげぇな、あの人は」
 ラムザの隣で銃を撃っていたムスタディオが、気味悪そうにアグリアスを見た。
 今のアグリアスは愉快そうにひたすら敵を殺している。ガフガリオンのクリスタルを継承してから今まで、アグリアスは徐々に性格を歪めて来た。誇り高きホーリーナイトから、快楽のために人を殺す殺人者に成り下がったのだった。

 最初はほんの些細なことだった。いつも朝早くに起きていたのが段々と寝坊をするようになり、いつも身だしなみは小奇麗にしていたのが段々とずぼらになり、毎日のようにしていた自己鍛錬を怠るようになり……。
 半年を過ぎた頃から、アグリアスはしきりにアタックチームに入りたがった。そして徐々に敵を残忍な方法で殺すようになっていった。暗黒剣と聖剣技のおかげで、アグリアスに敵うものはなかった。
 三ヶ月くらい前から、アグリアスは夜に忍んでラムザのテントに来るようになった。ラムザはアグリアスに好意を抱いていたのは確かだし、劣情を抱いたこともあった。
しかし、ラムザは断った。隊内風紀上、そんなことをするわけにはいかなかったし、何より、道徳感の塊のようなアグリアスが男を求めて部屋を訪ねるのが不審に思えたからだった。
だがその夜から、アグリアスはほとんど毎晩のようにラムザのテントにやって来て、抱いてくれと懇願するのだ。ラムザは半ば押し切られるような形で、アグリアスと関係することになった。それ以来、アグリアスは味をしめたのか、毎晩ラムザの寝所を訪れた。
 アグリアスと関係してからというもの、ラムザは少しずつ体に変調を来たしていた。体力が落ち、剣さばきにも鈍りが見えた。病気によくかかるようになり、今では年中風邪を引いているような状態だった。
そして、最近ではアグリアスを見ると、盛りのついたネコのように欲情するようになっていた。アグリアスとの交歓で受ける強烈な快感が、ラムザの精神をも冒していったのであった。

 正面から敵の竜騎士が槍を構えてラムザめがけて突っ込んできた。ラムザは第一撃を弾いて何とかかわし、敵の槍を掴んで振り回した。槍に引きずられて竜騎士が転倒したところで、剣をのどに突きつけた。
竜騎士がラムザの剣の切っ先を見つめている間に、ムスタディオが竜騎士を縛り上げる。
「どうした、もう私に挑む者はおらぬのかッ!」
 アグリアスの怒鳴り声が森に響き渡った。駆けつけてみると、くの一と侍がアグリアスを挟み撃ちにしていた。
「そちらから来ないのなら、こちらから行くぞ」
 アグリアスは言うなり後ろを振り返り、くの一の腹を串刺しにして、とどめに剣をひねった。内臓をかき混ぜられたショックなのか、ブラッドソードの力なのかは分からないが、くの一の苦痛に歪む顔がみるみるうちに青ざめ、やがて土気色になった。
アグリアスは麻薬中毒者のように恍惚とした表情で、大きく息をついた。
「まだ処女だったのか……良かったぞ」
 アグリアスはくの一の腹から剣を引き抜いた。血を吸った剣先から、鮮血が雫となって滴り落ちる。
「う、うあああぁぁッ!」
 くの一がやられるグロテスクな光景を呆然と見ていた侍は、奇声を上げてアグリアスに躍り掛かったが、アグリアスは素早く侍の頭を兜ごと唐竹割りにかち割り、二の太刀で首を飛ばした。
首無しの胴体から噴き出す真っ赤な血が、辺りの草木とアグリアスを赤く染める。刀を構えた首無しの死体はゆっくりと前のめりに倒れた。
「アグリアスさん……」
 アグリアスは緩慢な動作で、ラムザの方を見た。剣を握った右手がぴくっと動いた。流れるような金髪も、綺麗な顔も、簡素な鎧も、おびただしい返り血を浴びて赤く鈍い光を放っている。
昔のように射抜くような鋭い目つきではとうになくなり、今は濁って光のない目をしていた。
「ラムザか……。危うく殺してしまうところだった」
 焦点の合っていない虚ろな目で「危うく殺してしまうところだった」と言われ、二人は背中に寒いものを感じた。アグリアスの目はもうラムザを見ているか、虚空を見ているかの区別もつかない。
「もう敵はおらぬのか?」
「ええ、あらかた掃討したみたいです」
「そうか……」
 アグリアスはガッカリしたような顔をした。
306301:2006/09/30(土) 22:31:32 ID:Z0JHkqy2
 捕虜と死体を一ヵ所に集め、被害と戦果を確認する。味方はアリシアが骨折の重傷、ラッドとラヴィアンが軽傷。敵は十五人中十人を殺害、五人は重軽傷。十人中九人をアグリアスが殺していた。
戦利品は不足気味だった矢だとか、スペアの剣や短剣だけで、めぼしいものはなかった。
 ラムザ達は死体を隠蔽するために、穴を掘った。
「ラムザ、捕虜の連中はどうするんだ? 解放するわけにもいかないし、かといって次の街まで連れて行くわけにも……」
 ムスタディオは穴をせっせと掘っている。戦闘で一番運動しないから、疲れがないらしい。
「どうしようか……。後の事を考えてなかったよ」
 ムスタディオは手を止めてため息をついた。
「お前な、俺達は異端者として追われてるんだぞ? 寝不足なのはわかるけど、もっと緊張感を持ってくれ」
 ラムザは「寝不足」という言葉にひっかかるものを感じた。顔に出ていたのだろうか。だとすると、あまり良い事ではない。チームを統率するには大将が平然とどっかりと構えていることが大切なのだ。
「僕、眠そうな顔してた?」
 ムスタディオは苦笑して、首を横に振った。
「いや、毎晩のようにお前のテントからアグリアスの声が聞こえてくるからな」
 バレていたらしい。ムスタディオはまたせっせと手を動かし始めた。
「あれは僕が誘ったんじゃないんだ。アグリアスさんが毎晩来るんだよ」
「わかってるよ。声がするたびに、みんなラムザはかわいそうなヤツだって話すんだ。イカれた女に襲われてるってな」
「僕のテントに入りそうだったら、アグリアスさんを止めてくれないかな。実を言うと参ってるんだ。ここ三ヶ月、まともにぐっすり寝たことがないんだからね」
 ムスタディオの言う通り、ラムザは毎晩アグリアスさんに抱かれていた。ムスタディオに倣って、ラムザも手を動かす。夜のことは思い出したくなかった。

 結局、ラムザは捕虜の処遇に悩まなくて済んだ。アグリアスが適当な理由にかこつけて捕虜を全員殺してしまったのである。ラムザはその行動に文句をつけようとしたが、向かい合ったとたんに欲望が全身に巡って、アグリアスを正視できなくなってしまった。
この話はそのままうやむやになった。ラムザは死んだ捕虜もムスタディオに頼んで穴に埋めてもらった。死体は見たくなかった。

 辺りはすっかり暗くなったが、空が曇っているせいで月明かりも星の光もなかった。ラムザは頑張って二人寝られる程度の大きさのテントで毛布を被っていた。そろそろ来る頃だ。
「ラムザ、入るぞ」
 声がして、ラムザの心臓はドクンと大きく脈打った。また長い夜が始まる。ラムザが返事をする前に、アグリアスはテントに躊躇なく入ってきた。
「それじゃあ、いつも通り……」
 アグリアスは毛布の中に入り込んで、ラムザの首に手を回した。蟲惑的なゾーッとする笑みを浮かべる。
「今日も貴様のために体を張ったダークナイト様に御奉仕してくれぬか?」
307301:2006/09/30(土) 22:33:36 ID:Z0JHkqy2
 ラムザの体は理性とは関係なくアグリアスの唇を貪っていた。むせ返るような濃密な血の匂いに頭がボーっとなる。いやらしい水音がテントの中に響いた。しばらくそうしてからラムザが唇を離すと、アグリアスとの間で唾液が糸を引いた。
ラムザはアグリアスの秘所に指を這わせた。「んッ」と鼻にかかる声を上げる。息が少し荒くなった。
「ラムザ……舐めてくれ」
 アグリアスは濡れた瞳でラムザを見つめた。貴族を相手にする高級娼婦もかくやという、男を狂わせる瞳だった。瞳に吸い込まれそうな感じがして、ラムザは慌てて目を逸らしてうなずいた。
 アグリアスを寝かせ、脚を大きく開かせる。乱れたローブの裾から出た白い脚をなでながら、ラムザは太ももの奥のものにたどり着いた。ローブの裾を崩し、見えるようにしてラムザはアグリアスに舌を這わせた。
「んむッ」
 アグリアスは体を震わせて反射的に腰を引くが、ラムザは逃がさないとばかりにアグリアスの腰を抱えてさらに愛撫を加える。アグリアスはその度に押し殺した鳴き声をあげて体を震わせた。
「どうですか」
 ラムザが見上げると、アグリアスは自らの手で豊かな胸を揉みしだき、整った顔を上気させて喘いでいる。ラムザもアグリアスも完全にスイッチが入っていた。
「……い、いいぞ。もっと、してくれ……」
 ラムザは言われたとおりに再びアグリアスをなめ回し、早くも姿を見せた核をしゃぶった。秘所からはラムザの舌をねだるように滔々と温かいものが溢れている。
「ひッ、あぁッあ……んぅ……あ、ああッ、くぅ……ラム、ザ、もっとだ、もッとぉッ!」
 アグリアスは普段は出さないような甘い嬌声で懇願した。ラムザはなおもねっとりと愛撫した。さらに舌をそのクレバスに差し入れ、アグリアスの胎内をわずかながらかき乱す。
アグリアスの肉体は股間から脳を撃つような快楽の信号に支配され、無意識のうちに自らの乳房を揉み、その先端をつねった。ラムザを逃すまいという意識のみが快楽の支配を逃れて、右手にラムザの頭を押さえさせた。
 突然頭を押され、ラムザの鼻がアグリアスの核に押し付けられる。と同時に、ラムザの舌がそれまでよりも深くに入り込んだ。
「ふぅッ、あッ、あんッ……ハァ……ぅあッ! あ、――ッ!」
 アグリアスは聞こえないほど甲高い悲鳴をあげた。遂に理性が本能に敗れ、アグリアスの脳を閾値を越えた快感が突き抜ける。頭が真っ白になり、気絶寸前まで追い詰められた。アグリアスの肉体は長いこと悦びに打ち震え、温かな泉から滝のように愛液を流した。
全身が紅潮して元々色白の肌を、ランプのかすかな光でもわかるほどに桃色に染めて、それがまたラムザの獣欲をかき立てる。さらに恍惚とした表情で絶頂の余韻を愉しんでいるものだから、ラムザはいよいよ我慢がきかない。
「アグリアスさん、いいですよね。もう我慢できない……」
「ラッ、ラムザ、待て今……んぁ、ああッ!」
 ラムザは余韻に浸っていたアグリアスに侵入した。アグリアスは待っていたとばかりにラムザに絡みつき、締め上げた。ラムザはアグリアスの中を何度も往復し、その度に徐々に深くまで入っていった。
アグリアスはもう何も考えられないのか、恥も外聞もなく嬌声を張り上げる。
「ま、待て。んッ、わ、私が上になるッ」
 アグリアスは無心に腰を振っているラムザを押し返して、体勢を逆転させた。しりを突き出すようにして腰を上下させ、ラムザのものをしごきあげる。
ラムザはアグリアスの尻や乳房をこね回してアグリアスを味わい、アグリアスの上下運動に合わせて腰を突き上げる。テントに二人の出す淫靡な水音と濃密な桃色の霧が満ちた。
「ア、アグリアスさんッ……もう……」
 ラムザは切なそうな顔でアグリアスを見上げる。アグリアスは濁った眼でラムザを見た。
「いいぞ……んんッ、ハ、ァアッ……たくさん出してくれ。ラムザの精を、私の中にッ」
「うぁ……」
308301:2006/09/30(土) 22:34:23 ID:Z0JHkqy2
 ラムザはまもなく決壊して、アグリアスの中で果てた。アグリアスの中はラムザから精を搾り取るように不気味に蠢いてさらなる射精を促す。
精を吸われるような感覚も、ラムザには異常なまでの射精の快感を増幅させる一助になるばかりだった。いつまでも射精が止まらず、ラムザはいつも少しばかりの恐怖を味わうが、それすらも快感に変換されていく。
射精の間、アグリアスも絶頂に達したような表情で、子宮に叩きつけられるラムザの精を感じていた。
「ラムザ……もっとくれ。まだ足りないんだ。もっと出して……」
 アグリアスはようやく射精が終わろうとしていたところで、またラムザを刺激する。ラムザはすぐにまた膨張し、硬さを取り戻した。アグリアスはラムザに悪魔のように笑いかけた。
「ラムザ、今日もその玉の中身を全部吐き出させてやるぞ……」
「アグリアスさん……」
「ラムザ……愛している。私はお前だけのもの、お前は私だけのものだ。誰にも邪魔はさせない……」
 ラムザは精が尽きるまで犯されることに恐怖と期待を覚えながら、またアグリアスの体を貪り始めた。

 この時は、まさかメンバー全員がアグリアスを止めようとして血祭りに挙げられているなど、夢にも思っていなかった。


<おしまい>
309名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 23:01:51 ID:PwDygYew
ガフガリオンのクリスタル取っても装備変更しか継承できないもどかしさを解消してくれる話だった
310名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 23:22:39 ID:9NNTGzp/
ガフガリオンの怨念が自分を又生まれさせようとしている。
多分、このアグリアスが産む子供は、ガフガリオンに良く似ているだろう。
311名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 00:06:55 ID:dcEReoe3
アグリアスに聖剣技+暗黒剣なら、ラムザと二人旅もかなり楽になるなw
さらに2〜3匹チョコボ各種揃えれば言うことなし。
312名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 00:43:10 ID:odeMEbOn
つうか聖剣技と暗黒剣兼用って、実質全剣技だからなぁw
313名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 06:32:36 ID:c+9LJ2j8
>>312
メリアド「…………」
314名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 06:51:26 ID:h3BYN0fo
そいや、どっかでガフガリオンの娘の名がアグリアスというネタがあったなw
315名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 08:57:31 ID:w6ss+frt
「悪の華」
アグリアスじゃなくてアグ・ガフガリオン。
316名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 09:03:59 ID:w6ss+frt
連続スマソ。
>>301
乙です。
アグが黒い黒いw
ちなみに「悪の華」はFFDQ千夜一夜の昼寝士氏の作品。
317橋乃根本 ◆YzvJ/ioMNk :2006/10/01(日) 18:18:02 ID:Oe/vXuBQ
>>293 >>301
面白かったです。乙でした
318名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 22:38:42 ID:20tFGQOL
>>304
GJ!アグさまえろーす。
319名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 22:46:43 ID:L5pNJm/8
つくづくシドってやばいな。
320名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 18:18:51 ID:Z1ensZHM
ほしゆ
321名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 20:41:41 ID:+nm/1sCa
過疎ってるな
322名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 21:06:35 ID:+03U4Qm3
うちのアグたんは聖剣技と白魔か召喚
まあ算術使いのレーゼには敵わんが
323名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 00:22:37 ID:zVZKV2+U
ウィユヴェール後日譚とか空想魔学小説ネタとかはダメ?
324名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 01:31:12 ID:Ob46Ug9N
過疎ってるから何でも来いですよ
325名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 01:47:15 ID:zVZKV2+U
レスありがとう。
いつになるかわからないけどがんばってみます。
326名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 00:16:22 ID:0nyj8YCv
hosyu
327名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 01:25:14 ID:Rv3dIq3w
過疎イヤー
328名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 11:18:55 ID:QqRwC8cY
出会い系のスレと信じきっていた一人
移りゆくスレを歩いてきた
若気の至りなんてニートは云う
ありふれたVIPPER同士の ニュー速VIP

彼は重いコピペを引きずって
板中を駆け回ってる糞コテハン
追われるように過ぎ去っていくスレ
夢見たレスと遠く離れていた 苛立っていた 戸惑っていた

映画(電車男)にある様な出会い系の板など滅多にないから
「自殺したい」のスレなんか頼っては恋を探してた
彼女は生まれた町から2ちゃんねるへ出たばかり
猜疑心と好奇心両手に抱え
悪戦苦闘くり返してるニートで……

そしてマジレスは生まれた 釣り糸が操っている様にも思えた
愛は尽きる事ない 想いは揺るがない
そう信じてた
329名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 18:27:46 ID:WQqfVR6G
>>328
「男女関係はいつも面倒だ」とか、そんなタイトルだっけ?元歌。ミスチルだよな
330名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 14:32:36 ID:/LPAVSWh
保守
331名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 17:47:55 ID:nxjRdeFu
323ですがウィユヴェール後日譚が出来たので上げます。
332Un amant d'un ami proche 1:2006/10/17(火) 17:49:04 ID:nxjRdeFu
月のない夜、星だけが地上を見下ろし秘密を盗み見する。
暗闇の部屋…女の吐息のような声が響く。
「……ふ……う……」
ギシリとベッドが鳴る…時々聞こえる荒い男の呼吸。
喘ぐ女の唇を男の唇が塞ぎ舌を絡め取る。
「………う…パ…」
女の言葉はふたたび男に絡め取られ空間に消えた。
二つの乳房は先ほどから男の大きな力強い手で痛いほど揉まれ続けている。
そこへ男の唇が近づき、乳首の先にぬめった物がふれる感触に女は背筋をふるわせた。
舌は丁寧に乳首の周りをなぞり男の口内へ吸い込まれた乳房は
星明かりの窓の元、男の唾液に汚され光る…

男の手は女の草むらに伸びていきその間を割って中へ侵入しようとする。
女は少し抵抗するそぶりを見せたが、男の強い手はお構いなしに内部へと伸びる。
「あ……あっ」
太い指が女の中をかき回し淫猥な濡れた音を響かせる。
男が指を動かすたびにそこから泉がわき出るが如く透明な蜜がしたたり落ちた。
彼はそこへ顔を近づけ、自分が導き出した女の蜜をその舌で舐め取る。
女の秘所は加えられるざらりとした感覚に刺激されなお一層泉をわき出さす…
「はっ……あ……あっ…あっ…」
女はピチャピチャと猥雑な音が自分の中心で響くたびに恥ずかしさもこみ上げてくる。
しかししだいにその理性は鈍りただ本能だけがしだいに体中を占めてきた。
その熱を帯びた頭の中で、自分の中心に今自分が一番欲しい物が侵入してくるのがわかった。

「あっ……ん!」
何度も自分の中に侵入を許した太く長い異物…男のたくましい体に見合ったそれは
女の細い体を文字通り串刺しのように貫き突き上げていく…
男は自分の物で串刺した女の体を、ひざまずいた腰の高さまで引き上げ
容赦なく突き上げの動きを繰り返していく。
「あう……!……あっ…あっ…あっ」
女の声の間隔がだんだんと短くなり糸を引くような細い悲鳴混じりの音がきこえ出す。
男とつながった女の股の間から、透明な愛液があふれ女の腹の方へと流れていく…
「あっあっあっあっあっ」
男の突き上げる腰の動きが早く激しくなり、女のあえぎもそれに合わせて間断無く発せられる。
女の膣内の収縮が男の性器をちぎれるほど締め上げてきた。
男の方も自分の限界が近づいてきたことがわかった。
「シモ………!」
男は忍耐のたがを外しその太い物から女の中へ白濁した精を吐いた。
その熱い流れは何度か間をおいて放射され、精を受け取る女は体を弓なりにして快楽を味わう。
「ああ……パブロ…」
やがて男の奔流は静まり、部屋には荒い息の音だけが残った。
男は女の体を抱き取りそのまだ喘いでいる唇にからむ口づけをした。
「ジュテーム……シモーヌ……ジュテーム…」
333Un amant d'un ami proche 2:2006/10/17(火) 17:50:04 ID:nxjRdeFu

「だめだって、シモーヌ。僕も一緒に行くよ。外はまだ危ないんだ」

「大丈夫よ。子供じゃないんだから。それよりあなたこそ仕事はどうしたの?」

「うーん…出版社の編集長に言わせれば僕の文章はルポの方がいいらしく方針かえるとか」

「それはそうね。冒頭ばかり書いていたり、書き上がったと思えばふざけた官能小説だし…」

「相変わらず手厳しいんだね、シモーヌ。夕べはあんなに…」

ボカッ

「それとこれとは話が別よ。それよりロビィストの方の仕事はどうなの?本業でしょ」

「いててて…それはそうだけど、ラガだか王族派だか混じり合ってわからない状態で活動してもねえ…」

「…王族派の残党も多いわよ…わたしのように裏切り者はことに…」

「シモーヌ…だから僕も一緒について行くと言っているんだよ。…もう裏切り者になっているんなら」

「大丈夫よ。組織はもう機能していない。命令する者もデュシャンが殺した…」

「ブラックのおかげだな…」

「そう…そのあなたの親友を私は殺した…なのになぜ私を殺さないの?」

「シモーヌ!世の中には矛盾した事など恋人同士前には不要なんだよ〜〜〜〜だから〜〜〜♪」

ボカッ

「ふざけないで!もう行くわ、パブロ…ああ、頭が痛くなってきた」

「おお、シモ〜〜ヌ ウヴァテュ〜 ジュテ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ム ケスコンヴァフェールドゥマ〜〜ン

 ……て一緒に住んでいるから変か」
334Un amant d'un ami proche 3:2006/10/17(火) 17:50:56 ID:nxjRdeFu
本来なら彼の得意とする行動を行うことしか彼を欺けないだろう…
私はある決心をして久々に彼と会う。
「久方ぶりだな、ウィユヴェール。君の緑の瞳は忘れがたかったよ」
「あなたも相変わらず胡散臭そうでコードネーム通りね、ポワソンリー」
お互い乾いた味も色もない会話を交わす…
「組織が瓦解したなら、もう私たちが会う必要はないはずよ」
「…組織はまた立て直すよ……君も必要だろ?」
私は返事をしない。
この男に下手な演技は通用しないからだ。
「犬と一緒にいるそうだな。サンティールから聞いた」
それはわかっていたことだ。
だからこそこの男とつなぎを取るため泳がせておいたのだ。
「相変わらず匂いをかぎ取るのが上手な男ね…」
「いささかしゃべりすぎるきらいはあるが優秀な男だな」

私は行動に移すため、最も聞きたい質問をぶつけた。
「父も…母も……いつ…殺したの?」
ポワソンリーの瞳が光る。
「アルベルトもマーシアもテロでやられたと聞いたが?」
私は感情を抑えるためにさらに質問を続けた。
「そう?……わたしは革命前に…わたしが組織に入って間なしに死んだと聞いたわ」
「……それは…気の毒だった…」
深呼吸をすると、勝負に出ようと最後の言葉を言った。
「……とにかく、もう私は組織の一員ではないし活動する必要も無くなったわけね」
私は緊張した…ポワソンリーにそろそろ殺気が走り始めている…
「ウィユヴェール…組織の立て直しには犬は邪魔なんだよ」
彼の右手があがる。
私は間髪入れず自分の懐から出した物を彼の心臓の上に突き立てた。
ポワソンリーはゆっくり倒れていく…

「油断…したな…まさか…君…ナイフを……」
「アデュウ…ポワソンリー……」
「犬に…情を…うつしたか……」

その鋭くよく光る瞳はもう鈍くなんの光もない…
そこに倒れているのは、もはや自分にとってはなんの意味もない死体。
私は泣いた…組織の誰に殺されたのかもわからぬ両親と
そして、自分自身が殺さねばならなかった片足の詩人…
わたしの恋人だったブラックのために…
335Un amant d'un ami proche 4:2006/10/17(火) 17:53:04 ID:nxjRdeFu
パブロは外から帰ってきたシモーヌの様子が少し変なのを感じ取っていた。
その衣服の袖口に血の跡が着いていたことも…
その夜のシモーヌは激しく彼を求めてきた。本来なら自分の方がより多く彼女に求めるのだが。
「シモーヌ……?…どうしたんだ…何が…」
「お願い…お願いだから……パブロ…!」
男の激しい愛撫を受けながら彼女の緑の瞳から涙があふれていた。
口づけも彼女の方から舌を入れ激しく巻き取ろうとする…
パブロはその激しさに答えてやるために彼女の頭を自分の顔へ引き寄せこちらからも
何度も何度も舌を絡める。
「パブロ……パブロ……」
うわごとのように自分の名前を呼び続けることなど今まで無かった。
ふとパブロは彼女がここまで取り乱すのは、自分の知っている男のことしか無かったのに思い至る。
(ブラック…か…?)
親友だった男…シモーヌを愛して彼女に殺された“片足のカリスマ”…

パブロの胸にいきなり激しい熱い感情が渦巻く。
彼は死んでもなお彼女をとらえて放さない自分の親友に狂うほどの嫉妬心が湧いてきた。
パブロはその怒りをシモーヌの白い体へとぶつける。
格闘家だったその腕の力を考えていつもは少し力を緩めて愛撫を続けていたのだが
その余裕さえなくシモーヌに理不尽なほどの激しい愛撫をくわえる。
「うっ……パブロ…パブロ…ああっ…ああっ!!」
「シモーヌ…シモーヌ…」
彼女の体を後ろから抱き取りその乳房をちぎれそうなほどの力で激しく揉み
パブロはその白い首筋に跡が残るほど吸い付く。
シモーヌも彼の豹変ぶりに気づいてはいたが、ただ何もかも忘れて彼に愛して欲しかった。
パブロはそのたくましい腕で後ろから彼女の両足を持ち上げると
自分の起立した男根の上にシモーヌの体を落とした。
「あうっ!!」
いつもはじっくりとその秘所に愛撫を加え濡れてから自分の物の挿入を果たす
パブロのやり方にしては、あまりに乱暴すぎる。
しかもそのまま彼は激しく突き上げ始めた。
まだ十分濡れていなかったシモーヌは痛さにまた涙が湧いてきた。

「……ひどい……どうして…」
こんな男ではなかったはずだ。たとえふざけたところがあっても女に…自分に
人も無げな振る舞いはしない男である。
「……ひどいのは…どっちなんだ……」
怒りを秘めた暗い言い方はシモーヌが始めて聞くパブロの声色だった。
そのパブロの怒りの原因もわからず彼女は体の中心に激しい突きを加えられ続ける。
始めは痛みがあった自分の中も、パブロの攻撃に濡れてゆき熱い快楽が湧いてくる。
「あっあっ……パブロ……パブロ!」
パブロも怒りと欲望でますます彼女に激しい挿入を繰り返し彼女の中で成長していく…
その抽送がままならなくなったときシモーヌの中が収縮した。
パブロはこらえていた自分の精を彼女の中に遠慮無く吐き出した。
その激しい流れを中に受けながらシモーヌは気を失った…
336Un amant d'un ami proche 5:2006/10/17(火) 17:54:00 ID:nxjRdeFu
気づいたときはまだ夜中だった。
ふととなりに目をやるとパブロがこっちを見ているのに気づく。
「……すまなかった…」
パブロの目はまだ暗い。なぜあんなに怒っていたのか見当がつかなかった。
「私……なにか…あなたに…」
パブロはこの男らしくなく言いよどんでいた。
「……君は……まだ…ブラックを忘れられないのか?」
意外な言葉に驚くとともにパブロの怒りの原因がわかった。
「自分が殺した人間を忘れようにも……」
そのつもりはなかったのだが、シモーヌの瞳から涙が落ちた。
昼間ポワソンリーを殺してから封じ込めていた感情が色々あふれてきたようだ。
泣く彼女をパブロは抱きしめる…今度は優しく…
「すまない…シモーヌ…ジュテーム…愛している…」
「パブロ……!」
シモーヌは言いたかったがその言葉だけは封じた。
封じなければ…ブラックに申し訳なかったからだ。

337Un amant d'un ami proche 6:2006/10/17(火) 17:54:46 ID:nxjRdeFu
「どうしたね、パブロ君?今日は元気がないようだね!」

「あなたは元気そうですね…編集長…(小声)鬱陶しいぐらいに…」

「出版社の編集長は元気でなければ部下のやる気が出ないからね。はははははは!」

「…はあ…そんなもんですか」

「君にも新しい部署の部長を務めてもらうんだからその辺は心得てもらわないとね。
 …おおかた一緒にいるあの美人の彼女と喧嘩でもしたんだろう?うん?この、この♪」

「…はい?新しい部署〜〜〜?なんかドキュメンタリーかルポルタージュでも書くのかと思っていたんですが」

「もちろん君のお得意のアポなし突撃取材で記事を書いてもらうんだ。とーーーーっても公平にね」

「ええと…編集長、なんかお話の全体がよく見えてこないんですが」

「ラガ派も王族派もなく公平な立場で現在のこの国の腐敗と汚職を暴くんだ!!その記事を
 パブロ君、きみに毎日書いてもらう!!」

「ま ま ま 毎日〜〜〜〜〜!?僕を殺す気ですか!!」

「死んでくれ!!」

「いやです!!」

「いや、毎日というのはいずれは…てことなんだけどね。軌道に乗るのは何年も後だろうな
 始めは事件があるごとに記事を書いていけばいい。その記事を載せた紙を売るんだ…公平な情報としてね
 それで客が付くようになったら定期購読で契約を取る…我が社は安定した収入を!」

「ちょっと待ってくださいって。いうは簡単ですが、それって大変なことですよ?
 定期的に公平な情報なんてこの国じゃめちゃくちゃ無茶な話なんですけど」

「もちろんわかっているさ。何年もかかる企画だ。君にも何人か部下をつける……そうそう
 君の彼女も雇ったらどうだい?出版社にも女っ気が欲しい。あんな美人なら…」

「シモーヌは見せ物じゃないです。お断りします。…はあ…」

「やっぱり喧嘩だな。そんなときはプレゼント責めでいけ!女房もそうやって…」

「ええと、それじゃあ取りあえず明日にでも取材にいってきますよ。それじゃ」

「プレゼントだぞ!花とかお菓子とか〜!」

バタン

「……あの編集長、企画「だけ」はいいんだけど…よく倒れるんだよな…はあ…」
338Un amant d'un ami proche 7:2006/10/17(火) 17:55:57 ID:nxjRdeFu
サンティールからの接触がない…
シモーヌはポワソンリーの死亡の確認がとれたなら必ず彼からの接触があると思いこんでいた。
そもそもあのふたりに統括者と部下という意識はあったのだろうか?
おしゃべりだが、腹の中では何を考えているのかわからない「元」自分の監視人…
組織のトップがデュシャンに殺されてから、王族派情報部がどのようになったのか
シモーヌ自身にも掴みきれていない。
パブロに付いていた監視人ジュメル…彼だけはラガ派のテロに巻き込まれて死んだのを確認している。
それだけはパブロにとって(シモーヌ自身にとっても)幸いだった。
(遅いわ…)
パブロが帰ってこない。
夕べのことがあるので、多分パブあたりで飲んでいるのかも知れない…
それならばいいが、もしも…
シモーヌは最悪の想像をして、その場にいても立ってもいられなくなる。
コートを着込むとシモーヌは夜の街へと飛び出していった。


*     *     *     *     *     *


「シモーヌ…ごめんよ、遅くなっちゃって……あれ?」
部屋には誰もいない。窓だけが開いて夜風が吹き込んでいる。
「やれやれ…用心深い割には戸締まりはよく忘れているんだよな」
窓を閉めようとして、ふと、夜風の流れが変わった気がした。
カーテンの影から男の姿が現れる。
「お前は…!」
見知った顔だ。記憶をなくしてたとき何度かシモーヌとパブで話していた男だ。
「やあ、パブロ君。久しぶり…相変わらず図体通り元気そうだね。ウィユとよろしくやっている?」
「確か……サンティール…とか」
彼――サンティールは笑った。しかし目だけは笑わず油断無くそらさない。
「ウィユヴェールは全部君に話しているようだね。困るなあ〜組織を裏切っちゃ」
軽口の中に韜晦しているが、彼の言い方は何か背筋を寒くさせる力がある。
「お前……まだ組織だとか世迷い言を言っているのか……?」
パブロの体中が緊張する。
「ふふん……そちらのラガだってあちらこちらで権力闘争中だよね?似たようなもんじゃない」
「僕はもう……ラガでもなんでもない…ただのしがない物書きだ」
サンティールからふざけた調子が剥がれる。
「だけど君は人気者だ。格闘家チャンピオンだった過去……王族派の内部を暴露したあの記事…
 …そうそう、一番お見事だったのはこちらのスパイだったブラックを寝返らせた事だよね。
 しかもブラックの恋人だったウィユまで虜にしたりして。ベッドでどんな手管を使ったのか
 今度教えて欲しいもんだ。……彼女は仲間の誰にも落ちなかった氷の女だったのにさあ」
「下卑た事を!」
「確かにね……彼女も組織に父親と母親殺害されているのを知ってから王族派のために働くのを
 やめたんだし…そう言う点では君たちは似たもの同士かもね」
パブロの始めて聞く話である。
「殺された…だと…?」
「君も知っていただろう?ブラックもウィユも家族を人質に取られていた…ブラックにとっての
 一番の足枷だったのはウィユ自身だったけど」
「その……彼女の両親の話は…最近のことなのか?」
「わかったのはそのようだけど、両親が殺されていたのはウィユが組織に入って間無しだったそうだよ…」
あの夜、彼女があれほど取り乱していたのは…
「おしゃべりしすぎたな……君には他人が許してしまう何かがあるらしい」
サンティールは珍しく苦笑いをしたが、それは次の一瞬で消えてしまった。
彼の瞳に冷たい光が宿る。その手には拳銃が握られていた。
パブロの全身の筋肉が緊張する…
「もっと話したかったんだけどね…そろそろ僕も帰りたくなってきたんで」
339Un amant d'un ami proche 8:2006/10/17(火) 17:57:51 ID:nxjRdeFu
シモーヌはアパートに戻る足を急がせていた。
行きつけのパブにも出版社にも彼――パブロの姿はなかった。
編集長は「多分…どこかの店によって帰るんじゃないの?」と言うことである。
それならば彼女には見当が付かない。
しかし編集長の「就職考えてね〜♪」とはどういう事だろうか?
行き違いになって今頃は部屋に戻っているかも知れない…
自分のらしくない軽率さに歯がみしながら、シモーヌはアパートに戻ることにした。
アパートの部屋の明かりが見えてきた。
パブロが戻っているようだ。

その時銃声が聞こえた。

シモーヌの全身の血が凍り付く。
脳裏に血まみれのパブロの映像がよぎっていく…


サンティールが放ったスリング弾はアパートの天井に命中して硝煙がたちこめている。
彼の手首は一瞬早くパブロの手にはじかれ、弾はあさっての方向を突き破った。
間髪入れずにパブロは彼に回し蹴りをおみまいして、サンティールの体は部屋の窓の下に吹っ飛んだ。
「いってててて……さすが…元チャンピオン…伊達じゃないね…っう!」
「出て行け!さもないと…」
パブロの目はサンティールを見据え威圧する。
「いいのかい?…まあ出て行くけどね。…おっと、キレイなお姉さんが戻ってきたようだ」
パブロは一瞬気がゆるむ。
その隙を突いてサンティールは窓の枠に手をかけ身をその夜風の中に躍らせる。
パブロは慌てて窓に駆け寄った。
「シモーヌ!!」
窓の下に彼女のはちみつ色の髪が見えた。
シモーヌは前から来る男に身構える。
「サンティール……!」
「やあ、ウィユヴェール。相変わらずきれいだね。ちょっとお邪魔していたよ。アビヤント」
彼は軽口叩きながら闇の中に消えていく…シモーヌは懐の中のナイフを収めた。
窓の下から彼女は部屋の窓を見上げる。
中にいるパブロの心配そうな瞳と視線があった。
シモーヌは全身の力が抜けていくのを感じていた…


シモーヌがコートを脱ぎ席に着くまでパブロは彼女の所作を見守っていた。
ふたりともテーブルの席に着くと同時に口を開いた。
「こんな遅くまでどこへ行っていたんだ!」
「連絡のひとつもくれないでどこへ行っていたの!」
同じような怒りの言葉が出る。
またしばらく沈黙が続いた…
先にパブロが口を開いた。
「彼から……ご両親の話を聞いたよ……お気の毒だった……」
シモーヌの全身が緊張していくのが見て取れた。
「……組織が…崩れてから…真っ先に調べたの……私の親たちもブラックの家族も…組織にはいるとともに全て……」
彼女の緑色の瞳から涙が落ちる。
「だから……あなたの親友を…ブラックを殺す必要も意味もなかった……なんのために…」
なんのために自分を愛してくれた男を殺さねばならなかったのか。
シモーヌの全身が崩れ落ちる。その彼女をパブロは抱き留める。
「愛した君をこの世に生かすためだよ…」
そのままパブロはシモーヌとベッドへ倒れ込んだ。
340Un amant d'un ami proche 9:2006/10/17(火) 17:59:10 ID:nxjRdeFu
強い愛撫ではあるが前の日ほどの理不尽さはない。
シモーヌはパブロと息苦しいほどの口づけを繰り返しながら自分の乳房に施される
彼の手の動きをそう感じていた。
「うっ…ん……パブ…ロ…」
音を立てて舌を巻き上げる音…離れてはふさがれる自分の唇…パブロの唾液が送り込まれ
それをシモーヌは何度も飲み下す…
パブロは彼女の白い乳房を揉みながら掴みその舌でぬめぬめと湿った動きを乳首に送る。
「パブロ…もう…片方…も…」
「わかっているよ…」
その舌を胸の谷間から這わしながら離さずもう片方の乳房へと舌の動きは移る。
「う…ん……あ…あ…」
パブロの舌の動きが活発になるたびに彼女の体は弓なりに反る。
彼の唇はシモーヌの乳房を離れ再び彼女と絡み合うぬめった口づけを交わし合う。
その彼の手が今度は彼女の茂みの中へと入っていく…
パブロの手は格闘家らしく大きくその指は太い。
その指で二三度かき回されるだけで、シモーヌの秘所は刺激され愛液をしたたらせる。
「あっ…あっ…あっ…」
秘所をなぶられ、舌を絡まされ、息苦しいほどのパブロの愛撫にシモーヌの腰の動きは
自然とゆるやかに旋回するように動き出す。

パブロはいきり立った自分の物を濡れた彼女の中へと挿入しようとするが
「まだ……だめ……わたしが…」
シモーヌは彼を押しとどめて、パブロの下半身のその逞しい物へと顔を寄せる。
「シモーヌ…いいのか?」
シモーヌはうなずくと、彼のその起立した逞しい物を口内へと運ぶ。
舌を這わせ何度もその長い男根に口づけする。
根元の二つの睾丸にも彼女はその長い舌で巻き取るように舐める。
「だめだ……それ…以上…」
しかしシモーヌはその唇を離さずふたたび竿の方をその口内に収め舌を動かす。
「…出そうだ…いいか…?」
シモーヌはうなずく。
彼女の舌がそのまま何度か動くとパブロの息が荒くなりそのまま彼は弾けた…
「くっ…!」
パブロの奔流はシモーヌの口内を襲い、彼女はその流れを飲み下した。
その男根を口から外すと彼女はベッドへと倒れ込む。
まだいきりたち白い精液をしたたらせている自分の物を今度は彼女の濡れた秘所へと突き立てる。
そのままパブロは腰を突き上げ始めた。
「あん……パブロ…ああっ…ああっ…!」
先ほど彼女の口内で放った物がたまり始めている…抽送を繰り返し
彼女の内部で再び彼の物が成長していくのをシモーヌは感じている。
パブロの太く長いもので何度も刺激されシモーヌの内壁は彼の物を締め上げてきた。
「ああっ!シモーヌ…!」
彼の物は限界まで到達し、今度はシモーヌの飢えた内側に精を放射しまき散らす…
「パブ……ロ……!」
ふたりとも同時に果て、闇と静寂が部屋をおとずれた。
341Un amant d'un ami proche 10:2006/10/17(火) 18:00:02 ID:nxjRdeFu
外の暗闇がだんだん青くなってそのなかに夜明けの金色が混じり始めた頃
パブロの自分をなでる手でシモーヌはゆっくりと目を開ける。
「まだだよ。もう少し寝た方がいい…」
シモーヌは彼の広い懐に潜り込んだ。
自分をなでる彼の手が心地いい…ふと気づいて彼女はパブロに聞いてみる。
「昨日はどこへ行っていたの…?」
パブロは苦笑いしながらテーブルの上を指さした。
そこには少ししおれた花の小さなブーケと緑のリボンをかけた箱…
「もう、花の方はダメかもな……箱の中身は大丈夫。開けてごらん」
シモーヌが箱を開けると中には甘い香りを放つショコラの詰め合わせ。
「これ…?」
「ガラにもないことするもんじゃないよ。ショコラなんてこのご時世じゃ作っているところなくて」
「私のために…?」
パブロはうなずき笑う…
シモーヌはひとつ取り、口の中へショコラを運ぶ。甘さが広がり滲むようだ。
「甘い……美味しい…」
社会の混乱の中、物資の確保さえままならぬ今の時代にはショコラは贅沢品である。
この大きな男が自分のために買い物をする姿を想像してシモーヌは自然に笑みがこぼれる。
「やれやれ……探し回った甲斐があったな」
「ありがとう…パブロ…ありが……」
シモーヌの言葉はそこできれた。
彼女はその白い指で口元を覆い全身をふるわせて嗚咽していた。
パブロはその体を引き寄せ自分の胸の中に抱き取った。
彼女が流す涙をパブロはその唇で吸い取ってやる…
「君はよく泣くようになった…いいことだよ…きっと…」
封じ込めていた感情を吐露できるようになってきたのは多分パブロのおかげだろう。
ブラックでもあり得なかった。
部屋の中が明るくなってきた。
青い雲間に橙色の光が混じり始めている。
342Un amant d'un ami proche 11:2006/10/17(火) 18:00:44 ID:nxjRdeFu
久々に取材だと言って政府関係者の集まる施設に行くというパブロにシモーヌは不安を訴える。
「王族派の残党はあなたを快く思っていないもの」
「ラガの方もだよ。自分たちに都合のいいように書いてくれないと何度文句言われたことか」
パブロが雑誌に載せる記事はだから民衆の間では評判が高い。
冷静な分析とラガにも王族にも偏らない立場を貫く彼の記事目当てで雑誌を買う者も多い。
「ロビィストとして行くんじゃないんだから…まあ、煙たがられるぐらいはあるけど」
「もうすぐ2回目の選挙なんでしょ?なんだかざわついたり殺気だったりしているわ」
「まあ……今度も…あんまり期待は…どっちの陣営も自分たちのこと棚に上げて
 相手の汚職やら腐敗やら追及するとか言っているけどねえ…あんなこといっているだけじゃ
 だめだな。…そうそう、どちら側でもない勢力も出来てきているよ。まあどこまで食い込めるかだな」
勢力闘争を一気に打開するのには強いカリスマ性をもつ人物でも出てこないとダメだろう。
「ブラックなら……こんなとき…」
ポツリとつぶやいたシモーヌの言葉にパブロはちょっと不意を突かれる。
「……そうだな……彼の言葉は静かだけど説得力があって強かった…」
そのパブロにシモーヌは微笑みながら言う。
「ねえ……もしかして…妬いている?」
またもや不意を突かれて今度は思いっきりうろたえるパブロ。
「な…な…や…妬いてなんか……ひどいな、シモーヌ。いくらなんでもそこまで」
末尾の言葉を誤魔化しパブロはふと思いついたことを口にする。
「……彼は……もしや…君のことを…」
「なに?ブラックのこと?」
シモーヌはパブロの思考とは見当違いの人物のことを言う。
自分のことは本当に気づいていないんだなとパブロは思ったがその言葉は飲み込んだ。
「いや、いいよ。それじゃあ出かけるか…あそこは空気悪くて気が重いよ」
「気をつけてよ…パブロ…」
シモーヌはパブロに心配げに念押しした。
343Un amant d'un ami proche 12:2006/10/17(火) 18:01:54 ID:nxjRdeFu
「だから!王族派のバカ共が特権意識を捨てないから腐敗と汚染が進むんだ!なあ、パブロ君!」
「バカとはなんだ、バカとはー!きさまらラガもせこい裏工作ばかりするしか能がないくせに!そうだろパブロ!」
「……はいはい。聞いていますからーもうちょっとボリューム下げてもらって結構ですよー耳痛いし…」
パブロはがなり立てるラガ派と王族派の幹部達の話に辟易しながらあたりを回っている。
時々ゲホゲホと咳き込むのは部屋中に葉巻の煙が漂っているからだ。
以前パブロが葉巻をやろうとすると、シモーヌが断固反対して却下させられた。
彼女によると「あんな煙だけのもの体にいいわけがない」かららしい…
(いい嫁さんになるよな…)
自然と口元が緩んでいくのをパブロ自身は気づいていない。
そのパブロを冷たい瞳で見つめ続けている男がいるのも、彼は知るよしもなかった。

パブロが出て行ってからシモーヌは胸騒ぎを覚えて仕方がなかった。
サンティールが自分でなく、なぜパブロを襲ったのかよくわからなかった。
彼を殺してなんの意味があるのだろう?口封じ?
今さら意味がない…すでに暴露記事は巷に広まった話である。
それに対する復讐とか考えるような男でもないのだが…
それでは彼はそこまで王族派に忠誠を誓っているのかと言えばそうではない。
彼には人質になるような家族はいないはずだし、彼によれば
「いつでも王族派なんかやめることができるし金になるならラガでもかまわない」
と言い放っていたことがある。
瓦解した情報部からの命令など無いはずだし…
考えても仕方ないのでシモーヌは取りあえず出かけることにする。
その懐にポワソンリーを殺したナイフを隠し持って…

パブロは手にした取材用のメモを見ながらため息をつく。
(この分じゃ王族派は議席の大部分失いそうだな…かといって今のラガでは…)
地道にやっている中道派に好感は持てるのだが、いかんせん知名度が悲しいぐらいに低い。
もう一度ため息をついてふと遠くの柱の影にいる男と目があった。
(サンティール…!)
彼は懐から拳銃を取り出しゆっくりとパブロに狙いをつけた。
パブロの全身が凍る…
344Un amant d'un ami proche 132:2006/10/17(火) 18:02:59 ID:nxjRdeFu
パブロのいる政府施設に着いたシモーヌは人混みの中にパブロを見つける。
しかし彼の様子がおかしい。
その視線はある一点を見つめて動かない。
パブロの視線をたぐった先にある人物を認めてシモーヌの心臓が鋼を打つ。
「サン……!」
そこからはスローモーションで全てが行われていく気がした…
拳銃をパブロにむけスリング弾を発射するサンティール。
その弾がパブロの胸部の真ん中に命中する…
シモーヌはナイフを投げそのナイフはサンティールの頸部に命中する…
サンティールは血を吹き出しその場に倒れる。
パブロの大きな体もゆっくりと倒れていくのが見えた…

「パブローーーーーっ!!!」

「担架をもってこい!モンシェール・パブロが撃たれた!!」
「誰か、医療の心得のあるのはいないのか!?」
その場は人混みと騒ぎでパニックになった。
シモーヌはパブロに駆け寄り叫び続ける。
「パブロ!パブロ!!しっかりして、目を開けて!!」
全身血まみれのパブロはゆっくり目を開けた……しかしその瞳に生気はない…
「……や…あ…シモー……ヌ……来たのか…い…」
「しっかりしてよ……死なないで…死なないでよ…パブロ…」
彼女のその緑の瞳から涙がこぼれ落ちていく。
「……死なないよ……だから…結婚してくれ…シモーヌ…愛しているよ…ジュ…テー…」
その血だらけの手をシモーヌの方へと持って行く。
シモーヌはその手を握りしめ涙ながらに訴え続ける。
「愛しているわ!……愛している…パブロ!結婚する。だから死なないで…死なないでパブロ!!」
「やっと…言って…くれ…た……」
握りしめていたパブロの手から力が抜けた。
彼の呼吸がだんだん浅くなっていく…
「いやあぁぁぁ!パブロ…パブローーーーーー!!」
345Un amant d'un ami proche 14:2006/10/17(火) 18:04:03 ID:nxjRdeFu
「ほっほう、これが記事だな。いやー原稿に穴を開けなくてすんだよ。さすが不死身の突撃隊長!」
「なんですか、そりゃ」
太った編集長は全身に喜びを表せてその体を揺する。
「うん?いつもの汚い字じゃないな……なんて優雅な美しい字なんだ」
「ありがとうございます。わたしが口述筆記しましたので…」
そう話すのは、はちみつ色の髪と緑の瞳を持つ美しい女。
「いや〜字は人を表すとは言うのは本当だね。いつものミミズののたくったような字とは月とスッポン…
 どうだね、我が社で一緒に働かないかね?」
「…編集長…もう帰ったらどうです?」
ベッドの上で上半身だけを起きあげている男は、不機嫌に自分の上司の帰還を促す。
「そうそう、時間が迫っているんだった。それではパブロ隊長。無事に生還おめでとう!はっはっはっは!」
その体を豪快に揺すりながら編集長は病室から帰っていった。
パブロは額を抑えながらこれみよがしな大きなため息をついた。
「…何が…突撃隊長だよ…」
「それでもあなたのこととっても心配してくれていたのよ」
「心配してくれなきゃ、取材して撃たれた甲斐もない」
シモーヌはつくづくよく助かったと思う。
パブロの鍛え上げた筋肉がスリング弾の侵入を食い止める形になった。
出血はひどかったが、結局たいした手術もせず弾を摘出することが出来た。
「サンティールは?」
「……死んだわ……」
サンティールは頸動脈からの大量出血で死んでいた。それはシモーヌが遺体との対面で確認している。
「君は…知っていたかい?……彼が君のことを…」
「……わからないわ…」
何年も一緒に活動していた元仲間ではある。
任務の遂行と疑心暗鬼の中、彼がシモーヌ自身に特別な感情を抱いていたと言われても
もはやそれを確認することもできない。
ただ彼の死に顔はあまりにも安らかであった。
それは王族派という枷から解放されたことによるのか
愛した女の手によって引導を渡してもらったことによるのかどうか…
今は神のみぞ知ることになってしまった。
346Un amant d'un ami proche 15:2006/10/17(火) 18:05:07 ID:nxjRdeFu
「それで、結婚式はいつにしようか?」
パブロは上機嫌でシモーヌに問う。
「ずるいわ……あんな状況でプロボーズだなんて…」
シモーヌにしても色々なシチュエーションを思い描いていたところでの突然の申し込みである。
しかもあれほど禁忌にしていたパブロへの愛の言葉もあっけないほど解放してしまった。
「どうかしらね。あなたって考えていたより焼きもち妬きだし…“親友の恋人”の過去は消せないのだし
 ……そうそう編集長が私の就職誘ってくれているのに、あなた一人が反対しているのですって?」
「うっ…」
痛いところを突かれて言葉に詰まったパブロは反撃の糸口を懸命にたどる。
「なんで自分の恋人をあんなむさ苦しい男共しかいない処へ放り込まなきゃいけないんだよ。反対、絶対反対!」
シモーヌはホッとため息をつく。
「やっぱり嫉妬深いのねえ…もうちょっと考えた方がいいかしら?」
パブロは最早大きな駄々っ子である。
「どーせ、嫉妬深いですよ。死んだ親友にも焼きもち妬く心の小さい男ですよーだ」
シモーヌは体をしなやかに寄せてパブロの胸の中に潜り込んだ。
「……それでも…仕方ないわね…好きになってしまったんだから。あなたのいいようにして、パブロ」
突然のシモーヌのすりよりに、パブロは心の準備もなくうろたえる。
「えっ…いいの?それじゃあ明日!…はさすがに無理か…」
「とりあえず、体を治さなきゃね。…パブロ…」
シモーヌの目が閉じる……それは口づけを求める彼女のしるしだ。
彼女の体を抱き寄せその唇を何度も重ねて貪り合う…
「ちょっ…ちょっとパブロ…!…まだあなたケガ…ていうか…ここ病院よ?」
「もう大丈夫だよ……それより…欲しいんだ…がまんできない…」
今度はシモーヌがうろたえる。
「やっと捕まえたんだ…ジュテーム…シモーヌ…僕のシモーヌ」
「もう……ジュテーム…パブロ…わたしのひと…」


「あのー…どうしましょうか……?ムッシュ・パブロのお薬の時間なんですけど…」

「う〜〜〜む…仕方ない。今行くのは野暮だよ。…こっちの方が最良の薬だし」

「はあ…」

「邪魔者は立ち去ろう…あっ君、ちゃんと札をかけておいてくれ」

「はいはい。あれですね」


病室にかかった札は…



            【取り込み中につき面会謝絶】







なお、パブロが部長となる出版社の一部門として始まった社会の事件や腐敗を暴く雑誌の記事欄は
その後独立し、定期に刊行する形態を経てこの国初の新聞紙『La Statue de Liberte』を発行することになる。

この新聞の発行には部長の美しい妻の多大なる貢献があったことも言い添えなければいけない。
347Un amant d'un ami proche 16:2006/10/17(火) 18:06:12 ID:nxjRdeFu
訳者(作者) 後書き

前回の後書きでマリア・ノボセリックの話になると言っていたのに
ふたたびシモーヌとパブロの話になって誠に申し訳ない。
あれから方々から新しい資料だの新しい発見だのが相次いだため、また彼らの話を書きたくなったもので。
一番驚いたのは我が国の新聞の発行創始者に、パブロの名前と元ラガの活動家だったと言う記述を見つけた事であろう。
これが本物ならあの本の記述との一致を見たことになる。
そんなわけで、前回かなり…というかほとんど受動的な立場だったパブロに今度はかなりの活躍をさせてみたつもりである。
なお今回の話には風紀に厳しいご婦人方から刃物でも送られてきそうな記述をかなりの量いれてみたが
……どうか送らないでいただきたい。
新発見の話題でこの本も私もなにかと世間に議論されているのだが、私としてはパブロもシモーヌも
結構幸せになったのではないかと思う。
この本が大甘のハッピーエンドになったのはそういうわけである。
訳者の親心というか作者の妄想ともいうべきか。

当分本来の専門の基数論の本を書くことになりそうだが
またこの本、『ウィユヴェール』に関しての物語を書く機会(実はまた依頼がきているのだが)あり
読んでみたいと思われる奇特な読者の方々がおられるのであれば
ふたたび性懲りもなく書くことがあるのかも知れないので
そのときはご容赦願いたいと思います。
前回同様、不慣れな文章でしたが、ご意見、ご感想をいただければ
筆者も幸いに思います。

990年天秤の月17日 ふたたび教会の見える自宅にて
     カイィ“カボチャ叩き”モンテスト
348名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 18:46:42 ID:Lv5dlGgY
超GJ
メチャ面白かったです
349名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 01:52:57 ID:iI8tdCly
うはっ過疎スレにもったいないほどの作品GJ!!
パブロとシモーヌエロすハァハァ
350名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 14:53:53 ID:6FBxR/6c
goodero!
351名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 00:58:28 ID:n9dkM8gC
GJ!
ウイユにやってもらいたい…
352名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 01:03:17 ID:zO8LiW1+
久々になんか来ていた〜
ありがとう、メチャおもしろかった!
353名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 02:30:26 ID:KD8bJAwj
パブロカワイイ
超お調子者な編集長もカワイイ
何よりエロがちゃんとエロかった
なんか得した気分だGJ
354名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 15:33:41 ID:+kMCuMHI
上のひとがいっているとおり色んなファクターがあってイイ!
パブロがいい男だw魅力的GJ
355名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 22:47:15 ID:usbQxlLn
やり直してるがアグリアスの最萌イベントってどこよ
今は王女をライオネル城に届けてこれからゴーグに向うところ
356名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 08:35:11 ID:4wG5g0LC
雷神が入ってきて使われなくなってふて腐れてるところを俺の名前にした凡庸ユニットがなぐさめるところ
357名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 15:07:40 ID:va163uTA
>>355
もう少しだな。ゴーグクリアしないといけない。
358名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 22:20:51 ID:E27TjBJ0
シドが来る頃にはアグリアスのスキルが充実してるし今更新しいキャラ育てるのも面倒いってことで結局シドはベンチ
359名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 22:32:58 ID:rJ18XNsC
2回目以降ではシドは使わなかったな…。
除名まではしないけど、ランダムバトルぐらいしか出さなかった。
ドーピングアグリアス様強いよ
360名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 22:37:41 ID:UFk6O5UU
ドーピングコンソメアグリアスだ……!
361名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 23:11:57 ID:4ONNSKea
さあ・・・私が除名されるのを止められるかな?
362名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 23:38:29 ID:mHA5BTSm
361:おいおい、そりゃあないだろう。
  …本気で言ってるのか?
  ⇒はい
    いいえ
363名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 01:49:08 ID:RqS6Pgz7
この身、貴公に預けると言ったはず。
本当にそれが貴公の望みなのか...?
364名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 02:00:55 ID:0W7W7wvx
  ⇒はい
365名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 22:54:09 ID:OL+NArZg
除名するよ・・・本気だよ?
除名するからね!? と・・止めても無駄なんだからね!
366名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 08:33:48 ID:sdOsgVCY
  ⇒はい
367名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 01:16:56 ID:dISpqFs6
あげ
368名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 06:54:50 ID:yZS8trH5
ウイユベールで必ず途中で殺されるんだがそういう仕様なん?
369名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 08:10:48 ID:1oYpGYeR
>>368
自信値のカウントダウンがある筈だ。それが減らないよーに進めてみろ。
選択肢による減少値とかをメモしながらがオススメ。
自信を聞かれたとき「下らないこと聞くのね」を選ぶと数値は100だが、表示されないので注意だ。
370名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 20:29:52 ID:kAPWnBih
ウイユベールの難易度はウィーグラフの一騎打ちとタメを張るからな。
371名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 22:36:36 ID:NxyAfggZ
自分的にはなにげにエナビア記がアツいと思う
最初は「なんだこのゲロ甘な世界は…」とか思ってたのに
いつの間にか必死で選択肢ごとのポイント増減値を全部メモってたりとかw

しかし亀レスだけど上のウイユヴェールの小説はいいな
サンティールがツボった。それと後書きまですごく原作の感じに似てて最高だ
372名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 00:46:31 ID:7kBba90R
これもアルティマニア出して欲しかった
373名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 02:43:53 ID:bBJMhLfu
ファイナルファンタジータクティクス アドバンスを安値で売ってください
カートリッジのみでも結構です
値段を添えて連絡ください
[email protected]
374名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 23:33:04 ID:ovD+FE4Q
スレチ
375名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 10:39:16 ID:bIGlDG6X
アルテマってツンデレだと思うんだ
消滅しきらずにアルマの中に残って人格交代とかそんなエロイのきぼんぬ
376名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 17:49:59 ID:OJ8MqHbJ
でもあれ、中身は男だしな
377名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 18:33:54 ID:VdiyM/Gh
アジョラって男と明言されてたっけ?
378名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 02:49:08 ID:B/2vIdA0
むしろベイグラントだかFF12だかで「聖女」と明記されてる。
379名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 14:16:27 ID:KIVkGoSK
ゲルモニーク聖典では「彼」だな
まぁアルテマは体が女だし
アドラメレクやハシュマリムのぶっといのに貫かれちゃうのキボン
380名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 02:36:33 ID:gJVBVInM
女スパイ、か。
381名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 04:52:31 ID:wEktb/qR
ゲルモニークと…ふふ
382名無しさん@ピンキー :2006/11/06(月) 17:10:02 ID:5EJCH6sD
一一一・・・・・・
383名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 18:48:11 ID:gFpSIPOI
ここってFFTAは無しな方向?
384名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 20:34:39 ID:0PeELyTA
モンブランとノノのエロなら12スレ行って頼んでこい
385名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 00:52:44 ID:bjb1FpQE
hoshu
386名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 09:32:39 ID:klrNDjQc
アッー!
387名無しさん@ピンキー :2006/11/12(日) 14:48:04 ID:oRbtasYM
………───
388名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 20:44:34 ID:NgBK5eSd
ダーラボンのエロキボン
389名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 01:51:01 ID:mQVi0BsO
age
390名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 23:59:41 ID:WeF60AEx
>>388
眠れなくなるほどの淫語攻め?
391名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 07:45:14 ID:cC/OWLmZ
アグリアスよりラファとメリアドールに萌えた俺は異端者でしょうか?
392名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 19:37:53 ID:sKf00Zs9
>>391
別に異端ではない。
俺はやっぱりアグリアスさんが一番だけど
393名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 22:02:08 ID:pFYN5tHv
アルマとの近親愛に萌え
394名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 23:32:26 ID:gmU//CEu
千夜一夜の
アグリアス×ラファ(ラファ×アグリアス?)におっきした
395名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 02:01:40 ID:Pt6e3/vo
レズいらねー
396名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 10:23:17 ID:ubkA1DyS
ラムザが草笛吹いた時、王女様とのフラグキター!と喜んだんですよ。

人の夢と書いて儚い…なんだか(以下略
397名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 23:00:12 ID:bm8oSLrM
注意点は「長い」です…
それでもよろしければおつきあい願います↓
398復讐 1 :2006/11/22(水) 23:01:36 ID:bm8oSLrM
寝床のきしむ音がする…
男は暖かさから抜けでで、冷たい朝の空気に裸を晒す。
女は起き上がらない…
男は服をまとい、無骨な甲冑をまとい始める。
最後に背中に剣を背負うと、寝床の方へしばらく瞳を落とす。
女の肩が震えていた…
思いを断ち切るように男はそのまま部屋から外に出て行った。
後には女のすすり泣きが聞こえるのみ…


ここは貿易都市ウォージリス。ライオネル唯一の商港であり南洋貿易によって栄えてきた。
そこの宿屋に現在ラムザ達は逗留していた。
レーゼを人間の姿に戻してからベイオウーフの様子がおかしいと一番始めに言い出したのは
同じ騎士身分だったホーリーナイト、アグリアス・オークスである。
「おかしいって…そうか?やっと恋人を元通りにしたんだし、なんの憂いがあるんだよ」
そういう風に気の置けない言い方をするのは機工士ムスタディオ・ブナンザ。
「お前は……いやいい。そういうところが気に入っているが脳天気にもほどがあるぞ」
「脳天気ってなんだよ」
「まあまあ。僕も…なんとなく無口になったとは思っている。何か考え事でもあるような…」
ふたりの仲介役のようポジションに立っているのはラムザ・ベオルブ。
しかし実はラムザはこの時点でベイオウーフについて思い当たることがあった。
そこへレーゼ・デューラーがやってきた。
「おはようございます、皆さん」
「おはようレーゼ」
「よう、おはよう」
「お前は……やれやれ無駄か…おはよう、レーゼ殿」
アグリアスは自分の隣へとレーゼを誘う。レーゼはその金色の髪を揺らしながらテーブルについた。
「何か食べるか?それがそうと彼氏はどうしたの。まだ寝ているのかい?」
気安く話しかけるムスタディオに最早アグリアスも何も言わない。
話しかけられたレーゼのその瞳に陰りが出たのをラムザは見逃さなかった。
「ベイオウーフは…自分の家の…カドモス家のお墓参りに朝早く出て行きました」
「じゃ、ライオネルに?…僕が言うのもなんだけど彼も“異端者”にされているんだろう?危険じゃないか」
「ええ。その点は変装してひっそりと行くから気にするなと言ってました。…私も止めるに止められなくて」
ラムザはレーゼの瞳の陰りの原因はその辺かと思ったが、どうももっと重大なことを抱えている気がしてならない。
「そこまで危険を冒して行く理由はなんだろうな……案外隠し」

ドカッボカッ

ムスタディオが何を言い出すのか察知したラムザとアグリアスは同時にその頭を殴り倒した。
「いてーよ!」
「お前の脳天気もそこまでいくと犯罪だな!女性に対するデリカシーとか少しは学習しろ!」
「同情の余地無し!」
レーゼはその様子を見てクスクス笑っている。
「あなた方が旅仲間でよかった……あの人の救いになっていると思います」
ラムザはその“救い”と言う言葉に何かひっかかるものを感じたが、この場では何も聞かないことにした。
399復讐 2 :2006/11/22(水) 23:02:15 ID:bm8oSLrM
ライオネルの郊外に歴代の貴族達の眠る共同墓地がある。
そのひとつの墓地の前にベイオウーフ・カドモスはいた…だが祈っているのではなくその墓地わきの土を掘り返している。
他人から見れば墓場荒らしにも見られかねない。
それでもベイオウーフは一心にその場を掘り返す。やがてその中に目的の物を見つけるとそれを引き出した。
かなり大きなその長いものは布でぐるぐると幾重にもまかれている。
その布を取り払うと中から抜き身の大剣が現れた。
それはカドモス家に伝わるもの、ベイオウーフが異端者として断罪されようとする前に
彼自身がひそかに墓地の隣に埋めた物であった。
名もないそれは飾り気がなく無骨で実直な剣でしかないが、幾多の戦場を戦ってきても刃こぼれが
ほとんどなく歴代カドモスの当主の命を何度も守ってきた業物である。
もう一度その剣を布で巻きながら、ベイオウーフはやっと一息ついて墓地の前に立ちなおした。
「……父上、母上……幾年もの親不孝お許し下さい。ベイオウーフ…ただいま戻りました」
最後に“ファーラム”とつけるのがグレバドス教のならわしなのだが彼はそれをしなかった。
元々信仰心厚いとは言い難かったベイオウーフだが、教会の腐敗や宗教者の堕落ぶりに愛想がつきかけた頃
司祭ブレモンダとのレーゼを巡る諍いが起こった。
婚約者レーゼに横恋慕されたベイオウーフは有無を言わさず異端者の烙印をおされて
ライオネル聖印騎士団の団長の座を追われた……
そしてレーゼはベイオウーフをかばいホーリードラゴンへと姿を変えられてしまう。

……それだけならばまだいい……

ベイオウーフの顔が怒りと苦痛にゆがむ。
もはや彼の心に信仰心は無い。
ライオネルの領主だったドラクロワ枢機卿さえ…勇敢な騎士だったのだが五十年戦争で妻子を鴎国に殺されて
異端審問官になってからおかしくなってしまった。
枢機卿の前に上がるとなぜか胸がむかつくような気分になり、どことなく腐臭さえ嗅ぐようになった。
その彼が殺されたと言う…下手人は名門ベオルブ家の末の息子ラムザ。
まさかと…その時ベイオウーフは思った。
五十年戦争末期にはベイオウーフも参戦している。その時に彼はイヴァリースの至宝とまでいわれた
騎士最高の称号“天騎士”をもつバルバネス・ベオルブに会っている。
ラムザの父親である彼は戦場にあっては勇猛な騎士ではあるが、一転他の若い騎士や一般の民などには
誠実かつ分け隔てのない気さくさで、その友人の“雷神シド”シドルファス・オルランドゥとともに
絶大な人気があった。
ベイオウーフもその人柄にひかれひそかに尊敬していたものだ。
そのバルバネスの息子が何故枢機卿を殺害したのか全く意味がわからなかった。
しかもその時に枢機卿の遺体処理をした者達が全員事故にあって死亡したという…
その疑問は当の下手人ラムザに会って解決する。
枢機卿は聖石の力でルカヴィ“不浄王キュクレイン”と融合していた。
「なるほど……遺体処理人達は化け物を始末したわけか。で 教会側が口封じのために…」
「むごいことを…」
その時ラムザと交わした会話を思い出してベイオウーフは皮肉な笑いを浮かべる。
教会は一体どれほどの事実を裏で握りつぶしてきたのだろう。
それでもなおかつその地位にしがみつく奴らが居る…
400復讐 3 :2006/11/22(水) 23:02:49 ID:bm8oSLrM
誰かが近づいて来る気配がする。ベイオウーフは素知らぬ顔でその場を立ち去ろうとした時
「……もしや……団長?…カドモス団長…ですか?」
驚いて思わず振り返るとそこにはかつての自分の部下だった男の見知った顔があった。
「……エクター…か?…」
「団長!……やはり!…ベイオウーフ様…もう一度ったお会いしたかった…!」
エクターと呼ばれた男はベイオウーフの手を取って涙を流している。
「エクター、再会できて嬉しいんだが俺はもう異端者なんだ。だれかに見られぬうちに早く去った方が良い
 …やれやれわからんように変装したつもりなんだが、お前に簡単に見破られるとはな」
ベイウーフは溜息をついた。
「私はそんなこと厭いません!……あなたが異端者とは…誰よりも勇猛果敢なあなたを」
「だがな、そんなこと教会はかまわないんだよ。とりあえず逆らえば全て“異端”なんだ…さあ俺はもう行く
 お前に会えたのは予想外だが嬉しかったよ…達者でな」
かつてのベイオウーフを知っているエクターはその態度に微妙に教会への憤りが混じっているのに気づく。
それは当然と言えば当然だろう
「レーゼ様は…?」
「……今一緒にいる…」
しかしベイオウーフの態度はどこか醒めていた。その顔に苦痛の影さえかいま見える。
エクターはレーゼのことはそれ以上聞かずあることを告げた。
「……団…ベイオウーフ様……司祭が……ブレモンダ司祭がおかしいのです」
立ち去りかけていたベイオウーフは思わず足を止めた。
「あの男がおかしいのは前々からだろう?今さら…」と彼は苦々しく言い捨てた。
ブレモンダ司祭に関してはベイオウーフとの争い以前から良い噂を聞いたことがない。
とにかく金と女に対してだらしがなく、司祭になったのさえ金を湯水の如く使ったという黒い噂もある。
「いいえ、違うのです。……正気でないというか…それよりも人間でないような…」
エクターは考え方がまとまらぬのか歯切れ悪く訥々と言い継いでいる。
「人間でないだと?…化け物にでも変わったとでも言うのか?お前姿を見たことはないのか」
「はい。私だけでなくここ最近誰も司祭の姿を見た物はおりません…そして彼の元に用に出かける者達が
 ことごとく行方不明に…ほとんどが女性なのですが…」
エクターの最後の方の言葉は聞き取れないほど小さくなったのだが、ベイオウーフの耳はその言葉をひらった。
「俺に言ってもはじまらんよ。ライオネルの領主…は病死か…じゃあ今は誰が取り仕切っているんだ」
「……グレバドス教会からの異端審問官が……」
ふふんとベイオウーフは鼻で笑った。
「それじゃあ、ますます俺に言ってもなあ…聖印の団長は誰が引き継いだんだ」
「おそれながら……私が…」エクターはその場に跪いた。
(その辺の判断はまともか…)
エクターは勇敢でベイオウーフが団長であった時には何度か副官を任せたことがある。
とくに判断力に優れているというわけでもないが、実直で生真面目な信頼できる男である。
「俺がいたことで解体されたのかと思っていたよ…お前が引き継いでくれたのなら安心だな」
それは正直なベイオウーフの気持ちであった。
「ベイオウーフ様、あなたはブレモンダに――」
思い詰めたように言い出したエクターの言葉を振り払うかのごとくベイオウーフは首を振った。
「もはや異端者には何も聞こえないさ。もう俺に関わるな……エクター」
ベイオウーフはその場からゆっくりと立ち去っていった。
エクターはいつまでもその後ろ姿を見送っている。
そしてベイオウーフの瞳にこれまでとは違う色が映っていたのを彼は気づくことはなかった。
401復讐 4 :2006/11/22(水) 23:03:30 ID:bm8oSLrM
ベイオウーフがラムザたちのもとに戻ったのは昼過ぎになってからだった。
その時長い荷物を持っていたのに気づいてムスタディオが問うた。
「それなんだい?もしや…剣?」
「そうさ……ずっと置き去りにして気にかかってはいたんだ」
「まるで人間のように言うのだな。貴公ほどの騎士が気にかける剣見せてもらえるか?」
アグリアスもさすが騎士でそういう武具については気になるらしい。
まかれた布を取り去って中から出てきた大剣にアグリアスは感心したように溜息をついた。
「いい剣だな……よく手入れされている。飾り気はないがまさに戦うためだけの剣だな…持ち主にふさわしい」
「ありがとうよ、アグリアス」
同じ騎士からの素直な賞賛にベイオウーフも嬉しいのだろう。
しかしラムザは3人の会話よりレーゼの様子が気にかかっていた。
帰ってからベイオウーフとレーゼは簡単な会話を交わしただけでほとんどしゃべってはいない。
なぜか二人の間に妙な緊張感さえ漂っている気がする。
レーゼはぼんやりと自分以外の仲間達を眺めている…ふとその時ベイオウーフと彼女の瞳がかち合った。
レーゼは顔を伏せベイオウーフの目が急激に曇ったのをラムザは見逃さなかった。

夕食が済みベイオウーフとレーゼがふたりとも部屋に引き取ったときにアグリアスが言い出した。
「…やはり…おかしいなあのふたり。…昼間言わなかったが、レーゼ…彼女部屋で泣いていたぞ」
「泣いていた?……ベイオウーフの帰りを心配して…てことじゃないのか?」
ムスタディオは実に簡単に理由を導き出そうとする。
アグリアスはそれに溜息だけで答えてお構いなしに自分の考えを続ける。
「こういうのは…苦手だな。何かあるのはわかっていても男と女の恋愛感情のもつれなんて言うのは
 アカデミーじゃ習わないし…なんかダーラボン先生のあのくどい話さえ懐かしい」
アグリアスは遠くを見つめて目を和ませた。
「アグリアスもあの先生に習ったのか…話が長すぎて何度事業中に眠り…」
「ダーラボン…てあの話術士ジョブの“ダーラボンのまね”のあれ?」
ムスタディオは好奇心一杯の目を輝かせ、ラムザとアグリアスのアカデミー時代の話に加わろうとする。
「ああ、あの先生は無敵だぞ。みんな授業中に寝まいと涙ぐましい努力していたからな」
「だよね。僕なんか目の回りに万能薬塗ったりして…おかげて目がさえたのは良いけど
 薬が目に入っちゃって痛いの何ので涙がボロボロでてきちゃってさ…」
ムスタディオは思わず吹き出す。
「そんなにひどいのか!…まあジョブの技名につけられるぐらいの人だからなあ…」
三人ともそんな会話を続けていてふと気づく。
「なんでこんな話になったんだろう…」
「アグリアスがダーラボン先生の話、し出すから…」
「……とりあえず……あの二人のことは私たちでは傍観しているしかないって事だな…」
「…寝ようか?」
「寝るか」
「眠くなってきたな…さすが…話題だけでも人を眠くさせる偉大な先生だ」
三人は答えのでない問題に切りをつけてそれぞれの部屋に引き取っていった。
402復讐 5 :2006/11/22(水) 23:05:24 ID:bm8oSLrM
ベイオウーフはレーゼに何度も深い口づけを繰り返す。
ためらいがちな彼女の舌を半ば強引に絡め取り、レーゼの息が上がってもかまおうとしない。
「は……あ……」
レーゼのどこか苦しげな表情をベイオウーフは翳りを帯びた瞳で見つめている。
その舌はレーゼの口内からあごへと…そしてその蒼白な首筋へと徐々に下がりながら
彼女の双の乳房のふくらみへと移動していく。
「あっ……ベイオ……」
レーゼの震える乳首の先にベイオウーフは舌で緩やかに刺激を与え、濡れた音を立てながら吸い上げそして軽く噛む。
彼女のふくらみの周りを丁寧に舌で巡りながら、ベイオウーフはその手をレーゼの中心へと下げていった。
びくりと彼女の体が強ばる……その手は彼女の中心の汗ばんだそして濡れた部分へと滑っていく。
「くっ…ああ……だめ…」
指で彼女の中を探り上の方にある突起の部分を何度か刺激してみると、彼女は熱い蜜を溢れさせ彼の指を濡らす。
(快楽は…あるのか……しかし…ここからが…)
愁いを帯びたベイオウーフの瞳は淫猥な動きでレーゼの秘所の中でうごめく指とは対照的である。
喘ぐ彼女の唇を再び塞ぎその舌は容赦なくレーゼの舌を絡め取り巻き上げる。
レーゼの透き通るような白い顔が自分の愛撫によって上気し、その整った美しい顔が快楽に酔っているのを見て
ベイオウーフの中の荒れ狂うような男の本能の部分が目覚めだした。
…そうしてベイオウーフは決心してレーゼの秘所の入り口に自分の張り詰めた物をあてがった。
「…!!」
レーゼの体が緊張して強ばる…しかし彼女は必死に叫びそうになる自分の唇を結ぶ。
そのレーゼの緊張はベイオウーフの物を入り口から奥へと進ませようとしない…
「くっ……ベイオウーフ……」
食いしばったレーゼの唇から絞り出すような言葉がもれてくる。
彼女の瞳から涙が溢れていく…毎晩何度となくこれを見たことだろう…
(今夜もまたか……またなのか……!)
ベイオウーフの顔が苦悶にゆがむ。
愛してやまない女にその閨の中で夜ごと残酷な拒否にあい、ベイオウーフのプライドはすでにズタズタに傷ついていた。
それはレーゼが悪いのではない……悪いのは…
「はっ……許して……許して…ベイオウーフ…ベイオ…」
レーゼも滂沱の涙を流しながら許しを請い、その体は拒絶する。
限界が来たベイオウーフは彼女の入り口から進まぬその男根を引き抜き、彼女の白い腹の上へ精をぶちまけた。
荒い息を吐きながら彼は暗い絶望を味わう。
そうして女は忍び泣く……
男はその顔を両手で覆いながら怒りと苦悩でその肩を震わせる…
403復讐 6 :2006/11/22(水) 23:06:02 ID:bm8oSLrM
レーゼは司祭ブレモンダに強姦されていた。
しかし犯されてもなお彼を拒否するレーゼに業を煮やした司祭はベイオウーフに呪いをかけようと
彼のところへいくが、レーゼは身を挺してベイオウーフをかばう…そして彼女はその先祖の血が蘇り
高貴なるホーリードラゴンへと変化した。
それは彼女にとって、ベイオウーフにとってもある意味幸運ではあった。
なぜならレーゼは強姦された時、死を決意していたからだ。
ホーリードラゴンでいる間は人間の時の記憶を一切失ってさまよっていた。
ブレモンダの逆上が彼女の命を皮肉にも救ったことになる。
人間に戻ってから初めての閨の中、レーゼは忌まわしい記憶を取り戻した。
そしてその記憶のむごさが彼女の体の奥に鍵をかけてしまった…
幾晩彼女を愛撫しようともその鍵はベイオウーフには外せない。
「……して…ベイオウーフ……」
消え入るようなレーゼの声にベイオウーフは覆っていた顔を上げる。
「ころ…して……わたしを……あなたの手で…」
「レーゼ!」
レーゼが声を震わせベイオウーフに懇願する言葉はあまりにも悲惨であった。
「あの時……死ねば良かった……それならあなたに……あなたにこんな思いを…」
ベイオウーフは彼女を抱きその顔を寄せた。
「言わないでくれレーゼ!君が悪いんじゃない!……悪いのはブレモンダと…」
ベイオウーフはここで息を継ぐ。
「…悪いのは…君を守ると言いながら守れなかった俺だ」
レーゼの頬に涙が伝う。
「テンプルナイトなどと称号を与えられていい気になって教会を守っていたこの俺だ…もう聖職者など
 頼まれても守護しない……俺が守るのは君だけだ…君しかいないんだ…」
「ベイオウーフ…!」
ベイオウーフはレーゼの唇を塞いだ。
口づけだけは昔と変わらず甘美だった…
404復讐 7 :2006/11/22(水) 23:06:50 ID:bm8oSLrM
しかし日が経つにつれてふたりの様子に明らかに変化が見えてくる。
ベイオウーフは荒んだ表情を見せ始め、レーゼの方は痩せてやつれてきた。
その様子はさすがのムスタディオでさえもはっきりとわかるようになってくる。
「なあ……あのふたり…大丈夫か?恋人同士にあんまり首を突っ込みたくないんだがよ」
アグリアスはやれやれとでも言うように両手を広げる。
「お前にもわかるぐらいになったんだな…ラムザ、野暮だけど女同士と言うことで私がレーゼ殿に
 聞いてみようか?聞くだけでも何かいい方向へいくのなら」
ラムザはしばらく考え込んでいたが、やがて決心したようにふたりに言った。
「それよりも先に僕がベイオウーフに聞いてみるよ。実は何となく心当たりが無くもない」

ベイオウーフ達の部屋をノックすると「開いている」の声がしてラムザは中へ入った。
そこにはレーゼが泣きはらしたような目をしている。
「(タイミング悪かったかな…)話があるんだけど、ちょっといいかな?」
「ああ…丁度いい。俺も君に話があるんだ。レーゼ」
名前を言われたレーゼは頷くとそのまま部屋から出て行ってしまった。
ふたりきりになるとラムザは何となく気まずい…それでも言うべきは言わなければならないと
思っていたところへ、ベイオウーフからの思わぬ申し出がラムザを驚かせた。
「ラムザ、今まで世話になって突然で気が引けるんだが、俺を…パーティから外してくれ」
ベイオウーフは頭を下げた。
ラムザはその理由に自分が考えていたことと同じ意味を思った。
「……復讐……だね?」
「そういうことだ」
ベイオウーフは強く言う。彼の瞳は暗い熱を帯びていた。
「一人で…ライオネルへ突っ込むつもり?異端者のあなたは教会から異端狩りの命令が回っているはず
 …僕のようにね…ライオネルは異端狩りの本拠地と言ってもいいぐらい教会の敵対者には厳しいところだと
 聞いている。…司祭を捜す前に殺されてしまうよ…」
ラムザは司祭とベイオウーフのいきさつを聞いてから、いつかこうなるのではないかと思っていた。
そして考えたくはないがベイオウーフとレーゼの苦悩の原因をなんとなく推測できた。
ブレモンダと言う男、調べれば調べるほど悪い評判しか出てこない。
その一番の理由に聖職者にあるまじき女好きがあった……おそらくレーゼは……
「わかってくれ……このままでは俺もレーゼも…」
ベイオウーフに苦悩の色が濃い。
「あなたがどうしても行くというのなら、僕たちも」
ベイオウーフは首を振る。
「それはだめだ。俺の個人的な復讐戦などに巻き込みたくない…ムスタディオもアグリアスも俺たち同様
 異端の烙印を押されてしまう。そうなったら死ぬまで教会の狩りの獲物だぞ」
「死ぬ気なんだね?だめだよ!あなたが死んだらレーゼはどうなるんだ。やっと再会できたのに」
ラムザは必死に思いとどまらせようとする。
「あいつだけは…ブレモンダだけは許せない。レーゼも俺もあいつの影に一生つきまとわれるのはたくさんだ!」
ベイオウーフは怒りに燃え吐き捨てるように叫ぶ。
しばらくラムザもベイオウーフも何も言えなかった…
ややあってベイオウーフがつぶやくようにゆっくり語り出す。
「……王都ルザリアで君に始めて会ったときは…ベオルブの一員だとは気づかなかった…しかし一緒に行動
 しているうちにお父上のバルバネス殿と戦っているような錯覚に落ちてきたよ。
 バルバネス殿とオルランドゥ伯だけが今の俺には信じられる存在だ……ラムザ…君もな」
それはレーゼが人間に戻って以来、何日かぶりに見る彼の穏やかな瞳だった。
確かベイオウーフは兄ザルバックと似た年頃であったはずだ。
兄の生真面目さ…ともすれば融通の利かない性格に比べ、彼にはどこか懐の深い余裕のようなものがある。
それが無くなってしまったのはひとえに司祭の件につきるのだろう。
ラムザには最早彼を引き留める手だてが考えられなくなってしまった。
「…いつ…いくの?」
「じきに」
ベイオウーフは短く言った。
具体的にいつとは言わないのはラムザ達を牽制してのことだろう。
ラムザはそのまま無言でその部屋を後にした。
ベイオウーフはその姿を見つめながら低くつぶやく。
「……本当に…バルバネス殿そっくりだな…」
405復讐 7 :2006/11/22(水) 23:08:34 ID:bm8oSLrM
部屋の中でレーゼは窓から月を眺めていた。
ベイオウーフは飽くことなくその姿を見つめている……その瞳に焼き付けるが如く。
「ライオネルはもうじき冬支度ね。今年は雪が深くなるみたい。動物たちが冬眠の穴を深く掘ったそうよ」
レーゼはベイオウーフの方を見ないでとりとめなく話を続けている。
「……」
「戦争中で人間も食料が乏しくなっているのに、動物たちはどう蓄えるのかしら?熊とかリスとか…」
話し続けているレーゼの肩が小刻みに震えている。
「でも…動物たちには人間のことなんか関係ないわよね……たとえ誰が勝とうが生活は続いていくんですもの」
「……そうだな…」
レーゼの話がとぎれがちになる…
「……私……動物になりたかった……ホーリードラゴンの間は何も考えずにすんだもの…でも…それじゃあ
 あなたと一緒にいたら目立って仕方ないわね……やっぱり人間でいい……このままずっと…あなたと……」
後ろ向きのレーゼの顔から光る物が落ちたのが見えた。
ベイオウーフはそのまま背後からレーゼを抱きしめる。
「レーゼ……」
「……行かないで……ベイオウーフ……行かな……」
嗚咽するレーゼの頬に唇をあて、そのまま彼女の顔を向かせて深く口づけをする。
腕の中のレーゼはすっかり痩せてきつく抱きしめると折れそうなほどだ。
その体を軽々と抱き上げるとベッドの上に彼女の体を横たえる。
「いいか?レーゼ」
レーゼは頷いた。
自分の衣服を脱ぎ捨てレーゼの夜着もすっかり取り去るとその裸の体でレーゼを抱きしめた。
「…痩せたな……俺のせいだな…きみには何もしてやれなかった気がする」
ベイオウーフはただレーゼの頭をなでるだけでそれ以上何もしようとしない。
レーゼもベイオウーフの広い背中に腕を回してその胸に顔をすり寄せる。
「私は…あなたにずいぶん甘やかされたわ。…今度は私があなたを守りたいの…守りたい…」
ベイオウーフはその顔を見下ろしながら微笑んだ。
「君が?いや君はいてくれるだけで俺を守っているんだよ。君がいたから戦えた…」
レーゼも笑いながら自分から彼の唇を貪った。
「お願い…きて…あなたの思い通りにして…」
ベイオウーフはしばらく考えるとレーゼの唇を塞ぎその舌を絡ませながら言う。
「知らないぞレーゼ……」
「いいの…」
406復讐 8 :2006/11/22(水) 23:09:16 ID:bm8oSLrM
口内をまさぐるベイオウーフの舌の動きが激しくなる。
レーゼの呼吸が荒くなり彼の舌から逃れようとするも、ベイオウーフの唇にすぐに塞がれてしまう。
「うっ…うん……ああ……あ…は…」
唾液がレーゼの唇の脇からこぼれ、それを追ってベイオウーフの舌は彼女の口内から華奢なおとがいへと移動し
首筋へ鎖骨のくぼみへ…そして乳房の上へと達した。
その白い乳房を彼は持ち上げるようにその手に包み込みゆっくり揉み始めた。
「あ…あ……あっあっ…」
不規則なレーゼの喘ぎ声としだいに荒くなる自分の呼吸に後押しされるかのように彼の欲望は
その熱い息吹を吹き始めていく。
レーゼの桃色の乳首を口に含みその口内で転がしながら、空いた片方の乳房を激しく揉むとレーゼは小さく悲鳴を上げた。
「あはっ……!」
しかしそれはいつものように恐れをおびたものではない。
そのねっとりとした舌の動きで片方の乳首を攻め、もう片方の乳首は指で摘んだり軽くはじいたりして
ふたつの乳房に違う動きを送り続ける。
レーゼの呼気が加速をつけて荒くなる。
ベイオウーフは乳房から口を離しその舌は谷間から臍、腹の上…そして茂みへと降りていく。
何をされるのかわかったレーゼは恥じらいながらもゆっくりその下肢を恋人のために開いた。
すでに十分に濡れていた彼女の秘所にベイオウーフは顔を近づけ舌で音を立てて舐め取る。
「あ…ああ……ベイオウーフ…ああ」
突起に舌を立て強く揺さぶりをかけるとその周りからじわりと愛液が湧く…ベイオウーフはそれも何度も舐める。
裂け目の中へ舌を差し込むとレーゼは体を反らしてシーツを掴む。
あきらかにいつもの反応ではない。
先ほどから痛いほど張り詰めている自分の起き上がった男根を少し彼女の濡れた秘所の中に入れてみる。
「あっ……」
せつないような声を上げたがそれは拒否している気配はなかった。
ベイオウーフは反応を確認しながらゆっくりと自分のものを彼女の中へと侵入させていく。
「うん……ああ……ベイオ…ウーフ…」
レーゼにもわかっていた。
ブレモンダに犯されていたときはただ恐怖と痛みしかなかったことを…侵入してきたのはただの冷たい
固まりでしかなかったことを…
その記憶を自分の恋人とかぶらせ、拒否し続ける理不尽さを。
ベイオウーフの体は熱い。
熱く…暖かく彼女の凍った体を溶かそうとする。
そのことを被さっている彼の体の重みで確認しながら、いつしかレーゼは涙を溢れさせていた。
「レーゼ…?」
「もう…大丈夫……」
「……みたいだな……愛しているよレーゼ…」
「私も……愛している…ベイオウーフ…」
そのまま抱き合い口づけを交わしながらベイオウーフはゆっくりと腰を動かせていく。
彼の物が自分の内側を刺激する…久しぶりの感覚にレーゼは酔う…そして濡れていく…
ベイオウーフのものが自分の膣内で成長していくのをおののきながらも受け入れやすいように
レーゼは自分から腰を浮かせていた。
「あっあっあっ……いい!…ああ!」
何度も男の堅く強い物で突かれながら、いつしか彼女はベイオウーフの体に強くしがみついていた。
彼はレーゼの体を片方の腕で抱え、もう片方の腕でその右足を脇に抱え突き上げ続ける。
レーゼは熱い男の男根で内壁を刺激されその秘所から濡れた愛液を伝わせシーツを濡らす。
あきらかに快楽に貫かれているレーゼの反応に、ベイオウーフもその息を荒げ始める。
「レーゼ……レーゼ…」
レーゼの中が収縮し始めた。彼女のからだが曲がり呼吸が一瞬止まる。
そして成長しきったベイオウーフの男根をきつく極限まで締め上げると彼も耐えるのをやめ
その中に勢いよく射精した。
それは断続的に何度か放たれ……渦巻き…収束した。
自分の体の上で荒い息を吐いているベイオウーフの逞しい体をレーゼはそっと抱く。
ベイオウーフもレーゼのほっそりした体をなでながら腕の中に抱え込む。
まだ月は中天にあった。
407復讐 9 :2006/11/22(水) 23:10:05 ID:bm8oSLrM
目が覚めたベイオウーフはその寝床からそっと抜け出した。
裸の皮膚に夜明け前の冷気がほどよく心地よい。
衣服をまといその上から保護用の革の胴衣をまきつけ冷たい金属の銀色の甲冑を着け始めた。
それは久々につけるライオネル聖印騎士団長時代のもの。
全てつけ終わると彼は部屋の隅に目をやった。
そこにはこの間ライオネル郊外から持ってきたあの大剣があった。
革袋に入れたそれを背中にくくりつけながら、彼はベッドの上に瞳を落とした。
レーゼの肩がふるえている……もらすまいとする嗚咽がベイオウーフの心をえぐる。
その姿を焼き付けてベイオウーフは部屋から出て行った。
レーゼのすすり泣きが聞こえてくる…

レーゼがその寝床から起き上がろうとすると、部屋の扉をノックする音がきこえた。
彼女は慌てて衣服を着込み扉を開けた。
そこにはラムザ達3人がすっかり身支度を調えにっこり笑いながら立っていた。
408復讐 10 :2006/11/22(水) 23:10:56 ID:bm8oSLrM
ライオネル城城門は神聖ユードラ帝国時代の本拠地として築かれた古い城を利用している。
古いとはいえその堅牢さはイヴァリース中に鳴り響いている。
その見張りの兵士の一人が朝まだき時間の中、遠くから一騎のチョコボが走ってくるのを発見する。
その上に一人の騎士らしき男の武装した姿が確認できた。
「おい、みんな油断するな!」
緩んでいた城門中の見張りの兵士の間に緊張が走る。
城門にたどり着いたチョコボの上の男は良く通る声で告げた。
「これなるは元聖印騎士団団長、カドモス家当主ベイオウーフ・カドモスなり。その過去の因縁から
 司祭ブレモンダに対して決闘を申し込みたい。情けあらばこの城門を開門されたし!」
兵士の間に驚きが広がりざわめきが起こった。
そのいきさつはすっかりライオネル中の兵士達の間には知れた話でありベイオウーフ自身が
もう殺されているなどと噂し合っていたものだ。
その本人と思われる人物がいきなり現れた……しかもたった一騎で。
「あなたが…ベイオウーフ様本人とは…確認できませんが…」
勇気のある兵士が一人ベイオウーフに話しかけた。
彼はベイオウーフの顔を知っている…その容姿は疑いもなく彼であり甲冑の聖印は
まちがいなくライオネル聖印騎士団のものである。
「まあ……そう言われると、信じてくれと言うしかないな」
ベイオウーフは苦笑いしながら兵士に語りかける。
「まて、その方がカドモス団長本人であることはこの俺が証明する」
城門の上に新しく顔を出した男はあの元部下で現騎士団団長のエクターであった。
「……やはりこられたのですね…団長…しかもたった一騎とは…あまりにもあなたらしい」
ベイオウーフは笑いながらエクターに話す。
「おいおい、団長じゃないだろう、自分が団長なんだろうが…ちゃんと自覚しろよな、まったく…」
エクターは昔と変わらぬベイオウーフの砕けた物言いに、泣くほど懐かしさを感じながら顔を和ませる。
「ベイオウーフ様に門をお開けしろ」
「ええ!?…しかしあの方はもう“異端者”なんですよ?異端者は有無を言わさず殺せとの教会からの命令が」
(きたか…)
ベイオウーフは右手を背中に回し剣を取る準備にかかった。
エクターは慌てて城門中の兵士に呼びかける
「待たないか!司祭のこれまでの行動とベイオウーフ様の今までの功績とお前達はどちらを取ると言うんだ!
 それでも誇りあるライオネル兵士の一員なのか!」
「…しかし…異端者に肩を持つと…」
異端…と言う言葉はそれほどの力を持つらしい…自覚していたこととはいえベイオウーフはつくづく
教会の権力の強さに思い知らされた。
弓使いの兵士達が一斉にベイオウーフに向かって狙いをつけ始めた。
「お願いです!このままお帰り下さい、ベイオウーフ様!」
「カドモス団長…あなたを殺したくはない」
「復讐などと考えないでこのままどこまでもお逃げ下さい!」
兵士達の悲痛な声が聞こえてもベイオウーフの決心にはほんの少しの揺らぎにもならなかった。
「…すまん…通るぞ…」
409復讐 11 :2006/11/22(水) 23:12:49 ID:bm8oSLrM
背中の大剣を抜き取りそのままチョコボで強行突破しようとしていたその時、聞き覚えのある銃声がした。
連発で弓使い達の手元をかすめたそれは、魔法のドンアクと同じ効果を持ち彼らの行動の自由を奪ってしまった。
「よっしゃ!俺って天才!!」
「…その最後の自画自賛さえなければ私も認めるのだが」
「間に合った〜チョコボがなかなか捕まらなくて」
振り向くとそこにはラムザ、アグリアス、ムスタディオの3人がチョコボから降りながらこっちに向かっていた。
ベイオウーフはあきれながら怒鳴った。
「馬鹿野郎!来るなとあれほど言っていたのに…ラムザ!言っただろう?俺はこれから教会相手に
 戦うんだ。レッテル貼られた俺たちはともかくアグリアスとムスタディオまで異端扱いになったらどうする!」
ベイオウーフの怒りに対してラムザは何も堪えてないらしくのほほんと話す。
「えへへ…大丈夫大丈夫…それよりも相変わらずの見張りの数だね〜」
「なんだ、貴公そんなことを気にしていたのか水くさい。別に私は異端でも何でもかまわんぞ?逃げ続ける自身はあるし」
「あ 俺も俺も。ゴーグじゃ教会のこと気にしている連中はいないし」
あまりの3人の気楽さにベイオウーフは軽く目眩さえ覚えてきた。
「あのー……お仲間ですか?」
遠慮がちに聞くエクターにベイオウーフはきっぱりと断言した。
「こんなやつら知らん!金輪際絶対知らんやつらだ!」
「はあ……」
その時ムスタディオに行動不能にされた弓使いの後ろから、もう一団体の弓使い達が新たに現れた。
その中に聖職者らしき扮装の男がベイオウーフを指さし叫ぶ。
「異端者に情けは無用!早く奴を射ぬか!」
しかし彼ら弓使いもベイオウーフと認めて狙いをつけつつもとまどう…
「命令に背くとここの城門の兵士全て異端あつかいとするぞ!」
その理不尽さにさすがの脳天気男ムスタディオも大いに憤慨する。
「むちゃくちゃだよな。なんだってんだよ教会がさあ〜」
「うむ。しかしベイオウーフも人気があるのか誰も言うことを聞こうとしないではないか」
その時彼らの後ろから、緊張したこの場にはふさわしくない女の声がしてきた。
「あっら〜…だれかと思えばアグちゃんじゃないの。相変わらずお堅い物の言い方なのねえ…」
「そのいくら言っても直らぬ不愉快な名前の呼び方は…マルガリータ!」
振り向くとそこには傭兵らしき扮装をしたアグリアスと同じ年頃の娘と初老の男がいた。
「ダーラボン先生!」
ラムザとアグリアス…そしてベイオウーフまでもが一斉に名前を呼んだ。
「えっこのおっさんがあの有名な…?」
その初老の男は懐かしそうに3人を見ながらそれぞれの名前を呼んだ。
「おお、ベイオウーフか団長の職はどうだ?アグリアス、王家の近衛兵は大変だろう。ラムザか
 ……ちょっと待ちなさい。きみは確かまだガリランドで」
3人とも現在の立場とは違う過去の経歴を言われて沈黙せざるをえない。
「親父…いいからちょっと空気読みなさいよ。こちらのチョコボに乗ったハンサムさんは誰?
 なんとなく見覚えがあるんだけど…」
ラムザはその時ある考えが閃いた。
「ダーラボン先生!お願いです、何でも良いからしゃべり続けてください!」
アグリアスもラムザの考えをとっさに察知した。
「それはいい!先生お願いします。もう一度先生の講義が聴きたいです!」
「えっ?しゃべるって…何をだね?」
突然全面的に前へ押し出されて、ダーラボンはとまどった。
「何でもいいでしょう。アカデミーでクソだるい話、してるんだからあれでいいんじゃな〜い?」
「口の悪い娘さんだな…」
ムスタディオは自分のことを棚に上げてダーラボンに同情した。
何が何だかわからずにダーラボンはとりあえず高低差の講義を長々と語り始める。
「エクター!耳を塞げ!」
ベイオウーフは慌てて自分の耳を塞ぎながら城壁の上にいるエクターに叫んだ。
「はあ?はっ…はい!」
410復讐 12 :2006/11/22(水) 23:13:33 ID:bm8oSLrM
5分後…
城門にいる兵士達はエクターをのぞいて全て熟睡してしまった。
「さすが…先生……本家本元」
ラムザは感心してつぶやく。
「なんだか知らないけどアグちゃん、きっちり見返りはいただくわよ〜?」
マルガリータは楽しそうにほくほく顔でアグリアスにせまる。
「わかっているって…今は持ち合わせはないが今度ルザリアに払いに行く…それといいかげんにアグリアスと」
「うふふ、毎度あり〜アグちゃん♪」
ベイオウーフはマルガリータとダーラボンに頭を下げた。
「ありがとうございました、先生。おかげで助かりました」
ダーラボンはまるで得心がいかないらしく、間の抜けた顔であたりを見回す。
「何が何だかわからないが…君の助けになったのならよかったよ」
「ねえ…ハンサムさん、事が終わったら私と一緒に…」
アグリアスはそれへ厳しく言い渡す。
「だめだ。彼には美しい恋人がいる。用は済んだからもういってもいいぞ。さよならマルガリータ」
早く追っ払いたいアグリアスはしっしっと言わんばかりマルガリータへ素っ気ない。
「もう、相変わらず愛想のない女ね。じゃあね〜」
ダーラボンとマルガリータ親子はようやくその場を立ち去った。
「なんだったんだ、あの親子」
「言ったとおり…最強だろ?ダーラボン先生。…娘さんの方は知らないけど…アグリアスの知り合い?」
アグリアスは溜息をついた。
「マルガリータはアカデミーの同期だ。ああ見えて成績は優秀で卒業の時にとある騎士団に誘われたが
 堅苦しいのがいやなのと金儲けがしたいからと断って始めから傭兵になった豪傑だ…」
411復讐 13 :2006/11/22(水) 23:14:18 ID:bm8oSLrM
3人がそんな話をしているときに城門がゆるゆると開いてきた。
「どうぞ。ベイオウーフ様」
エクターが城門の入り口で迎える…その後ろにはずらりと聖印騎士団…かつての自分の部下達が勢揃いしていた。
「みんな…元気そうだな…」
全員その目に涙を浮かべてかつての団長だった勇猛なテンプルナイトを見続けている。
「奥へどうぞ…城内のはなれの教会にやつは…ブレモンダはいるはずです」
後ろからラムザ達もついてきて、それへベイオウーフはひそやかに語りかける。
「…ラムザ……ブレモンダは教会にここ最近こもったきり誰にも姿を見られていない。しかも…
 用に出向いた人間達が全て…帰ってこないらしい…」
始めて聞く話に3人とも背筋にうそ寒い物を感じる。
「…それって…まさか……」
「ルカヴィ?」
しかしラムザはふたりと違って首を横に振った。
「そうじゃないと思う。聖石のほとんどは僕の手元だし後の分もだいたいが誰が持っているのか把握している」
「じゃ…なんなのだ?」アグリアスが問う。
ベイオウーフは頷いた。
「どうやらブレモンダがおかしくなり始めたのはレーゼの呪いがとけた時期と一致している」
ラムザは言った
「やっぱり……呪い返しだな。かけた術がとけると当然自分の元へ跳ね返ってくると言う…」
「じゃあ……そいつは化け物に…」ムスタディオは軽く震えながらつぶやいた。
話をしながら奥へと進むとその片隅に教会はあった。
ベイオウーフはその前にたつとその場にいる全員に宣言した。
「この中にいるのは多分人間ではない。それでも俺が一人で始末したいんだ。…頼む」
エクターと聖印騎士団の全員がそれへ激しく抗議した。
「ベイオウーフ様!私たちにとっても彼は憎い敵なんです!それはあんまりです」
「お願いです!我らも何年もこの男に憤懣を持ち続けてきたんです」
「団長!もうこれ以上お一人で全ての荷を背負おうとはしないでください」
ベイオウーフは全員を見渡して穏やかにさとした。
「エクター……お前が団長なんだって言っただろう…まあ、もういいか。お前達の気持ちはわかる。
 わかりすぎるぐらいにな。でも家族がいるだろう?幸い俺には身内がいない。レーゼの家族も
 全て死んだ…いわば天地のどこにも係累のいない者ふたりの復讐になるんだ…これは」
その言葉は聖印騎士団時代の団長としてのベイオウーフの言葉の調子そのものだった。
団員達は何も言えず全員が兜の中で落涙していた。
そこへラムザが力強く言う。
「いってらっしゃい、ベイオウーフ。でも、あなたが危ないと思ったら僕たち全員で全力で助けに行くからね?
 この戦いの第1の目的は勝ってレーゼの元に戻ることなんだから」
それへベイオウーフは声を出して笑いながら言った。
「生意気な。本当にバルバネス殿そっくりな言い方をしやがって」
彼は教会の扉を開けた。
412復讐 14 :2006/11/22(水) 23:17:43 ID:bm8oSLrM
開けたとたん言いようもない障気が流れて全員の息を詰まらせる。
「うっへ……なんだこの空気は…やっぱり…」
「…化け物にふさわしい効果だな…」
ベイオウーフはカドモス家伝来の大剣を構えながら教会の奥へ奥へと進んでいく。
ステンドグラスから差し込む光が様々な色を見せてこの場にそぐわないほど美しい。
その光に照らされた祭壇の前に一人の中年の男がいた。
「……性懲りもなく来たのか……どこまで私にたてつくのだ?……お前の婚約者同様…あきらめると言うことを知らぬ」
司祭の姿は一見普通の人間に見えるが、その体から発する障気はベイオウーフをして胸をむかつかせる。
「……レーゼを苦しませた仇だ。……それと長年お前に食い物にされてきた娘達のな」
司祭の姿が揺らぎ始める。
その体の回りに黒い気流の流れのようなものが走り司祭の体を包んだ。
一瞬の光の炸裂の後そこに立っていたのは人間ではなく何か巨大な赤黒い肉塊であった。
場にいた全員は怖気を震う。
「な…なんだあれは?……なんだか人間の体みたいなのがいっぱい埋まっているぞ?」
ムスタディオがおぞましげにそう言うと、アグリアスは痛ましそうに目を閉じた。
「…文字通り……食い物にされた娘達だろう……なんということだ」
ブレモンダはその気質にふさわしく飽食と肉欲の化け物と化していた。
その際に犠牲になった娘達の体までもその本体に取り込んだのである。
ベイオウーフはその化け物の前に走り込んでいき上段の構えから勢いよく袈裟斬りをたたき込んだ。
切り裂いた傷口の中から紫色の体液が出る。
そのしぶきがベイオウーフの鎧の肩にかかるとその部分が煙を上げて溶けた。
思わず自分の持つ剣を確認するが、紫色の液体をしたたらせていても何も変化はなかった。
(ありがたい…)
その大剣を握り直すと今度はどこかに急所らしきものはないかと探す。
その醜悪な肉塊…かつてのブレモンダに小刻みに剣で切って確認してみる。
その中に埋まっている犠牲になった娘達の遺体に、信仰はなくしたとはいえ祈らずにはいられない。
(良き処へ行き給え…哀れな娘達よ)
「ベイオウーフ……何してんだ?あんなんじゃダメージにすらならないだろうが」
ムスタディオは彼の理解不能な行動に首をかしげる。
「ああやって急所を探っているんだ…しかし…あの固まりの反応がよくわからんな。
 声を出す器官があればともかく」
アグリアスは少し焦ったように言った。
ラムザが団員達の方を振り返ると、全員今にも切り込んでいきそうな体勢でかつての長を見守っている。
(父上……ベイオウーフをどうかお守り下さい)
彼は心の中でそう祈ると自身もいつでも飛び込める体勢を整える。
ベイオウーフは化け物の反応に手応えが無いのを確認するとある決意をする。
(早くケリをつけなければ…まずいな…)
その肉塊から発揮される障気は近くを回るベイオウーフの体を徐々に蝕んでいた。
彼は大剣を強く握り直すともう一度袈裟斬りそして返す手で逆袈裟斬りをたたき込んだ。
そのまま剣を化け物の体の中心に突きたてる。
化け物からほとばしった体液がベイオウーフの体にかかる…
「ぐうっ…!!」
激しい痛みと苦しさで崩れそうになったベイオウーフを、化け物はここぞとばかりにはじき飛ばした。
彼は教会のステンドグラスの窓の下に激しく叩きつけられた。
413復讐 15 :2006/11/22(水) 23:18:37 ID:bm8oSLrM
「ベイオウーフ!!」
「団長!!」
一斉に叫ぶ聖印騎士団団員達のうちの小柄な団員の一人が物も言わず飛び出そうとする。
しかし彼はゆっくり起き上がると大声で言いはなった。
「くるな!!……まだだ……ブレモンダよ…」
その彼の言葉に反応したのか、かつての司祭だった肉塊は激しく反応しベイオウーフに向かって突進していく。
その寸前でベイオウーフは剣を目にもとまらぬ早さで旋回させた。
瞬間化け物の体の半分が吹っ飛ぶ…
「やった!魔法剣ショックか!!」
叫んだのは珍しくいつもは冷静なアグリアスである。
しかしベイオウーフは窓の下の壁に寄りかかり肩で激しく息をしている。
「化け物が吹っ飛ばされた反応を見ると…ベイオウーフの方もかなり危ないな…」
ラムザはそう言って団員達に目配せした。
彼らは黙って頷く。
起死回生の魔法剣ショックは自分のダメージを相手に喰らわすもの…ダメージが強ければ強いほど
敵に劇的な効果をもたらす。
「焦るなよ……俺は……まだ…いける…くるなよ…お前ら…」
ベイオウーフは崩れそうな体を剣で支えながら立つ。
その反応に化け物ブレモンダは怒り狂ったように震え、その半ば吹っ飛ばされた肉塊の体を
彼に向かって再び突進させてきた。
もう一度ベイオウーフは剣を旋回させ、その大剣は光をはじき美しい軌跡を描いた。
化け物の体は今度こそ跡形もなく吹き飛び、粉々に分解した。
分解したそれは煙を出して溶けていき、やがて消えて無くなった…
「やったーーーーー!!!」
全員が子供のように嬉しげに叫んだ。
その瞬間ベイオウーフの体はその場に崩れる…
414復讐 16 :2006/11/22(水) 23:19:26 ID:bm8oSLrM
「ベイオウーフ!!」
「カドモス団長!!」
駆け寄り彼の方を見るとその顔色は蒼白だった…しかし彼はゆるゆると言葉を発した。
「焦るなって……計算通りさ……ちょっと久しぶりに使ったもんで暴走したけどな…」
彼は全員の顔を見て笑った。
「……本当に…もう……あなたらしいですよ、団長。人の気も知らないで」
エクターは瞳を潤ませながらそれでも一緒に笑った。
そこへ聖衣を着た聖職者らしい男が入ってきた。
「この有り様は?……司祭は…どこへ…」
それへエクターは強い調子で語った。
「あなた方が放置していたあの生臭坊主は、ここに居られるベイオウーフ・カドモス団長に天誅を下されましたよ。
 化け物になるまで放任されていた怠慢はグレバドス教会に報告する用意があります」
怒りを隠そうともしないエクターの脅しの迫力に聖職者はたじろいだ。
「なっ……」
絶句する彼に追い打ちをかけるように今度はラムザが言う。
「司祭身分で勝手に誰も彼もが“異端者”にされていたのなら…これは本当に教会の怠慢だねえ…異端審問官でないと
 だめなはずなんでしょ?一応僕が証人となって一緒に報告に行きましょうか?」
「私も証人だぞ。王家直属の近衛だがとりあえず騎士団を通してオヴェリア陛下に上申してもいいな」
アグリアスまでそう言うのでムスタディオも何か言おうと試みたが
「えーと…ゴーグの……俺何にもないや…」
そこで彼はしょんぼりとあきらめた。
「おい…お前ら…」
ケアルで体力を回復したベイオウーフは予定とは違う彼らの行動に目を丸くしている。
しかしその聖職者はどうやらベイオウーフ達が嫌うものとは違っていた。
「……確かに……エクター様、ご報告された方がよろしいかと……ベイオウーフ・カドモス様ですね?
 お久しぶりでございます。追放されたときはわたくしに力が無く傍観しているしかなかったことを
 お許し下さい。今ならあなたの名誉回復もできる身分を得ました。今さらな処置ですがお受けいただけますか?」
ベイオウーフは驚き…溜息をついた。
「いや、もう私のことは捨てお置き下さい。それよりこの後の処置は任せてよろしいですか?
 できれば聖印騎士団のことも…」
聖職者…彼こそグレバドス教会から委託され一時的にライオネルを取り仕切る異端審問官なのだが
微笑みながらしっかりと頷いた。
「わかっておりますよ。あなたとレーゼ様のこともお任せ下さい」
その様子を見ていたムスタディオは感心していった。
「へー…坊さんにも話のわかるのがいるんだな」
ラムザはつぶやいた
「聖石と同じさ…地位も道具も使う人次第……地位の使いどころを間違えた司祭は枢機卿のように滅びるしかなかった…」
415復讐 17 :2006/11/22(水) 23:20:26 ID:bm8oSLrM
チョコボに騎乗したベイオウーフはすっかり元気を取り戻している。
「それじゃあ…みんな達者でな。エクター…頼むぞ」
エクターは情けない顔をしてベイオウーフに詰め寄る。
「本当に……もう戻っていただけないのですか?もはやあなたが団長に戻るのには何の障害もないというのに…」
穏やかな顔をエクターに向けてベイオウーフは静かに話す。
「俺にはもっと大きな仕事が出来たんだよ……それを今さら放り出すわけにはいかないんだ」
ベイオウーフの決心が固いことを感じたエクターはそれ以上引き留めるのをやめた。
「さあ、そろそろ出るぞ。…レーゼに早く報告してやりたい」
それに対してその場にいる全員がにやにやと笑い出す。
「あんたこそ焦るなって」
「貴公……本当に気づかぬのか?」
「団長…うかつですな」
「成功だね。もういいよ〜」
聖印騎士団の中の小柄な一人…ベイオウーフとブレモンダの戦いの際に飛び出そうとしていた団員…
…彼…いや彼女がその兜を取ると美しい金髪が現れた。
「……レーゼ…!」
団員達全員に手伝ってもらい甲冑を全て外すといつもと変わらぬ恋人の姿がそこにあった。
「ベイオウーフ…おめでとう…」
レーゼの瞳から涙が落ちる。
「やられた…か!」
ベイオウーフは声を立てて笑いラムザに向かって言った
「すまんが2-3日パーティを離れるぞ、ラムザ」
「2-3日と言わず1週間でも10日でもお好きなだけどうぞ。ごゆっくり〜♪」
「生意気な!」
そう言い放つとチョコボを走らせそのまま手をさしのべるレーゼの体をすくい取り
彼らはチョコボの上でしっかりと抱き合った。
「じゃあな」
そのまま北へ向かって進路を取るとしだいにふたりの姿は赤く燃える夕空の中に鮮やかに映え消えていった。



ライオネルの正史は今の世に伝わってはいない。
しかし彼の地方に伝わる民間伝承のなかにベイオウーフの名が出てくる。
ベオルブ家の末息子とともに“ゾディアック・ブレイブ”のひとりとして…


Fin
416名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 23:42:33 ID:2k0YVhiQ
ベイオウーフは魔法剣テラツヨス
ブレイクとチキンがあれば他はいらない
417名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 23:47:45 ID:+qevZjYP
本家本元ダーラボン先生ワロタ
418名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 01:05:43 ID:G+gWD8nO
男の復讐話好きだーGJ!!
ベイオウーフがベッドでレーゼに拒否されて身悶えるのがなんとも色っぽい
俺フォモじゃなかったはずだが

419名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 08:09:31 ID:nualdiDv
「ブレモンダのモンスター化はキュクレインの影響」と途中まで予想してたが呪い返しとは。
その発想はなかったわ。
420名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 16:46:59 ID:IcldM1W4
ベイオさんキテタコレGJ!
冒頭の文、てっきり始めに墓に行ったときのだと思っていたら…
アグちゃんにもワロタ
421名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 19:49:02 ID:KL72uzjd
GJ!!
こういうのいいなw
422名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 00:10:49 ID:JRFKOsOI
面白かった!厳しい戦いの中での、束の間のハッピーエンド。
呪い返しとはアイデアですね。
423名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 02:36:22 ID:tYexeTee
GODJOB!!
ベッドシーン色っぽいなコレ
もちろん違うストーリーだけどやっぱ「レディホーク」思い出したわ
424名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 01:15:45 ID:7CHOQugo
ベイオウーフて30代前半ぐらいだっけ?
結構レーゼと年離れていた気がする
そんな年の差カポに萌えながら読んだw
425名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 03:43:41 ID:QxN7bEJe
ttp://www.carbuncle.jp/fft/5lionel-2.html

これはゲーム開始時の年齢設定なので、二人登場する頃は+3〜4歳設定のはず。
出会った当初にベイオ31歳、レーゼ23歳だと結構離れてる感じはするが、
付き合い長くなって、男が30前半、女が20後半だともはや年齢差感じなくなるものだ。
426名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 17:03:30 ID:ECvg5H6V
あの世界だと「自分の父親より年上の男と結婚」とかいう話も
普通にありそうだよな
427名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 05:32:28 ID:qL9K8ajO
つまり、戦争が起こらなかった場合にはアルマがオルランドゥ伯の所に嫁いだかもしれんという事か
428名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 06:32:05 ID:xp1qXiHD
なにこの良SS
>>397-415
GJ!
429名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 19:07:31 ID:av0NtVJn
>>427
性的なものを想像しにくい組み合わせだな…
バルバネスの若かりし頃の話を毎晩せがむアルマと快く話しに付き合うシド爺なら思い浮かぶが…

ともあれ >>397-415
GJ!
430名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 19:33:59 ID:4chMAacc
アルマはムスタディオと親密になって欲しいと勝手に妄想する俺がいる。
431名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 00:32:05 ID:1EttAbQc
ところでベイオウーフてやっぱり英文学最古とかいわれている「ベオウルフ」から?
ラムザのベオルブも似ているし
432名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 02:08:01 ID:XxnPuBUD
初期装備がフルンティングとかだったら神だったな。
ベオルブも、やっぱりベオウルフからだろうなぁ。
433名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 15:56:24 ID:mPav2meJ
>>397-415
あ、これエロパロの中にあったのか。普通に一小説として読んでしまった。
めっさGJでした。
434名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 20:44:55 ID:hVQ/OVtE
アゲリアス
435名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 00:10:07 ID:tTXx51US
“異端”てのもイヴァリースのキーワードぽいな
12にも出てきたし
436名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 13:26:58 ID:a+0rFkjq
>>249さんの言っていた奴を書いてみました。テスト期間中と言うこともあり、数時間程度で仕上げた作品です。
エロ無しなので、そこんところはよろしくお願いします。
437名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 13:28:30 ID:a+0rFkjq

「うっ……!」
ラムザは扉を開けた途端に呻いた。
死体の山。
それもただの死体では無かった。体の至るところが潰され、臓器が溢れたように飛び出していた。
今まで多くの死体を作り、見てきたラムザでさえもぞっとする光景だった。
むせかえるような血の匂いに吐き気を催し、ラムザは口を覆った。
「来たか、ラムザ」
突然声がした。ラムザははっとして周りを見回す。いつの間にか、死体の山に囲まれた血の海の中に一人の男が立っていた。
「ウィーグラフ!!」
ウィーグラフと呼ばれた男は一歩踏み出した。ぴちゃと水音と共に血が跳ねる。
「さあ剣を抜け、ラムザ。我らの間に言葉は要らないだろう」
ウィーグラフは濁った目を笑みの形に歪めラムザに向けた。ラムザは動かない。
「どうした?来ないならこちらから行くぞ」
「…………だ」
「ん?」
「あなたは……本当に哀れだ。ルカヴィに魂を打ってまで復讐を果たしたいとは……。ミルウーダが聞いたらどんなに悲しむことか」
ウィーグラフはラムザの言葉を黙って聞いていたが、突然肩を震わせた。
「ふ…ふふ…はーはっはっはっは!!」
「な……?」
ラムザは呆然とする。
438名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 13:29:11 ID:a+0rFkjq

「ははははっ!ミルウーダの仇などどうでもいい!私が望むのはただ一つ。この世に混沌をもたらし、脆弱な人間共の悲鳴を聞くことだ!」
「ウィーグラフ……!」
奥歯がぎりと音を立てて軋む。
「闘う気になったようだな、ラムザ。行くぞ!」
「来い!ウィーグラフ!」
ぱしゃぱしゃと血が跳ねる。頭の無い死体を蹴り飛ばし、ウィーグラフは剣を下段に構えラムザに突進する。
ラムザは正眼で構え、ウィーグラフの斬撃を受け流すつもりだ。
「はあっ!」
ガチィッ!
「ぐっ!」
受け流せなかった。ウィーグラフの方が一瞬早く、剣と剣がかち合う。
お互い僅かににらみ合った後、ラムザが引いた。力勝負は不利と考えたからだ。
ウィーグラフの追い討ち。ラムザは横薙ぎを伏せてかわす。髪の毛が僅かに切られた。
「はあっ!」
ラムザの下からの刺突。
ギィンッ!
ウィーグラフに弾かれて、反撃のはずが逆に窮地に追い込まれた。
ウィーグラフは、弾いた体制から切り下ろし。ラムザは間一髪で横に避けた。すぐ耳元で空気が焼ける。
ラムザは不利と感じて、一旦間合いを取った。
「どうした、ラムザ!随分必死だな!」
「くっ……」

439名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 13:30:08 ID:a+0rFkjq

ラムザは、剣に魔力を込める。狙うは腕だ。
「はああっ!」
ラムザは思い切り地面を蹴り、一瞬で間合いを詰めた。
「ふっ、奇襲か」
ウィーグラフは全く動じない。だが、ラムザもこの一撃で仕留められるとは思ってはいない。
ピシィッ!
「ぐっ!?」
かわされたが確かな手応えがあった。その証拠にウィーグラフは腕を押さえている。
「くっ、これはパワーブレイクか……」
「そう。魔力で筋肉や精神にダメージを与える技だ」
「……腕をあげたな、ラムザ。ナイトの技をこれほど早く使いこなすとはな」
「僕だって遊んで訳じゃない」
「だが……腕をあげたのはお前だけじゃない」
ウィーグラフはラムザ同様に間合いを取る。そして、剣を構え目を閉じる。ラムザが訝しがる。しかし、すぐさま顔色が変わった。
(まずい!この力の込め方は……!)
「天の願いを胸に刻んで心頭滅却!聖光爆裂波!」
ウィーグラフが剣を振り下ろすのと同時に、不可視の衝撃波が一直線にラムザを襲った。

440名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 13:35:50 ID:a+0rFkjq

「うあああっ!!」
ラムザは大きく後ろに吹っ飛んだ。アグリアスと一緒に戦っているお陰で、ウィーグラフの聖剣技を感知できたのだ。あと一瞬防御が遅れていたら、バラバラだっただろう。
「ぐっ…くそ……!」
倒れたままポーションを取り出し、一気に飲み干す。体の痛みが僅かに引いていく。どうにか立ち上がれた。
「はははっ!あの女騎士に感謝するんだな」
「……笑っている暇があるなら、さっさととどめを刺すんだったな」
「何?」
「大地の怒りがこの腕を伝う!防御あたわず!疾風、地裂斬!」
ラムザが石畳を殴ると、ウィーグラフに向かって地面が裂けた。石畳を破壊しながら衝撃波はウィーグラフに直撃する。
「うおおおっ!?」
ウィーグラフは紙切れのように宙に舞い、血の海に落ちた。
「ごほっ!」
ウィーグラフの吐いた血は、死体の血と混ざりすぐにわからなくなった。
ウィーグラフの側には、既にラムザが立っていた。
「僕は油断なんてしない。アルマを返せば、これで終わりにしよう」
ラムザはウィーグラフを見下ろす。

441名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 13:37:01 ID:a+0rFkjq

「は……はははっ!相変わらず甘いな!そんなだから妹一人守れないんだよ!」
「……っ!」
ウィーグラフはラムザに切りかかる。ラムザは一瞬遅く、剣を振るった。
勝負は見えていた……はずだった。
「な……!!」
ウィーグラフは固まり始め、ぬかるんだ血に足を取られた。
ウィーグラフの剣がラムザに届くより早く、ラムザの剣がウィーグラフを鎧ごと切り裂いた。
「がっあああっ!!」
「僕の勝ちだ、ウィーグラフ。大人しくアルマを返せ」
「……くっ…くくく……」
ウィーグラフは、壮絶な笑みを浮かべた。
「僕の勝ち……だと?笑わせるな。いいだろう。貴様ごときこの体でも殺せると思ったが、少々侮っていたようだな」
「何を言っている……」
ラムザは気付いた。ウィーグラフの懐からおぞましい光が漏れているのを。
「ラムザ……貴様には特別に悪夢を見せてやろう。醒めることのない現実の悪夢をな……!」
ウィーグラフが言い終わった途端、懐の光が爆散した。ラムザは吹き飛ばされ、そのままゴロゴロと転がる。
ウィーグラフの姿は光に包まれていて見えない。

442名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 13:37:45 ID:a+0rFkjq

もう一度光の炸裂。
「な……!」
そこには数秒前まであった男の姿はなく、巨大な醜悪な牛の頭を持つ魔神が立っていた。
「ラムザァッ!!」
扉がいきなり開いた。そこにはアグリアスや、ムスタディオ達が並んでいた。
だが一瞬で、その威勢も消え去る。
「な…なんだ……これは!?」
「う、うああっ……!」
「いやぁ……!」
皆、一瞬にして気圧される。ラムザも同様だった。忌まわしき不浄王キュクレインを思いだし、体が震える。
「我が名は魔神ベリアス。キュクレインと同じルカヴィだ。最もあんな奴と同等とされてはたまらんがな」
ラムザの歯がかちかちと鳴る。人知を超えた者との対峙に恐怖しか沸いてこない。周りを見回すと、仲間も同じようだった。キュクレインよりも圧倒的に強いことが、身にまとう邪気でわかる。
「ラムザ…仲間共々ここで葬り去ってくれる。出でよ!我が忠実なる僕よ!」
ベリアスの背後に、これまたおぞましいモンスターが召喚される。

「さあ、始めようか………!」

443名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 13:38:47 ID:a+0rFkjq

エロ無し&お目汚しすいませんでした。
444名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 15:26:25 ID:e2SftedM
?? ?テスト期間中?? ??? ?
445名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 15:51:13 ID:21hkX8MB
お願いエロイの書いてくだたい
446名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 21:46:28 ID:Igvg/tjh
>>444
教師とかテストが連なった大学生とか会社の査定があるとかそんなんなんだよ
そういうことにしとけ
それにしてもこの板、21禁である
447名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 21:51:15 ID:z4YxeEIy
>>446
ぴんくちゃんねるは最近18禁になったよ
448名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 01:42:19 ID:rxnMnlZs
どう贔屓目に見てやっても、空気読めん高校生ぐらいの小僧にしか見えん。
これで「いえ、大学生です」って言われちゃあねえ。
449名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 22:23:05 ID:ZsQ7e/IT
結局はひろゆきでもわからんさ、終了
450名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 20:23:40 ID:aUBVZdss
FFT獅子戦争…pspで出るとかいっているけど
リメイク?
451名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 20:32:04 ID:yh/GFy+O
来週のジャンプに情報が載るとかのらないとか。
なんかはっきりしないけれど。

ところで、匂わす程度のエロって需要あるかな?
452名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 01:22:23 ID:7Tj36dq5
you、とりあえず書いてみる
453えもにゅ:2006/12/14(木) 20:38:01 ID:ffkoGWSJ
耳をそっと唇で挟まれ ひくん と背筋を反らせた
普段の私なら飛び上がる程過剰反応してしまっただろう
だが今の私には その反応を起こさせる羞恥心があまり残っていない
こうやって現状を把握しようとする自分自身すら 今ここにいる私から分かれ離れて
私の目の前で 私を観ているかのような
こうして後ろから抱きすくめられ
ぬくもりを分かちあい 時折思い出したようにキスや悪戯をしあったり
私達は多くの使命を背負っているというのに
今頭の中はとろとろとすっかり惚(と)けてしまった

お前も そうなのか?

わたし は もう

わたしと おまえの さかいめ すら わから な い
454えもにゅ:2006/12/14(木) 20:39:03 ID:ffkoGWSJ
「みつけたよアリシアー。」
「よかったー。って・・・あらら・・」

「ちょっと起こすの悪いかもね。」
「隊長・・・いつも難しい顔のままお休みになって・・少しの物音で起きちゃいますからね・・。」
「うん。こんな赤ちゃんみたいに熟睡してる隊長初めて。」

しぃ

「あ、ラムザさん起き・・・・わかりました。」
「じゃぁ、もう少し回って来ますから・・・隊長が起きるまで・・よろしくお願いしますね・・・」
455えもにゅ:2006/12/14(木) 20:47:23 ID:ffkoGWSJ

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
極力名前を出さずに状況を説明せずに通したのは読み手側でいろいろ想像してもらって
表現力の無さを補完してもらおうという姑息な思惑です。
書くに当たってはラムアグが仲間とはぐれて狭い木の洞とかで雨宿り くらいで適当に
思考力低下の下等生物化で怒られるかもなのでさっさと逃げますね
 |
壁|(・ω・`;;)彡
 |
456名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 18:17:12 ID:tj4YNRy7

 . . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
457名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 20:47:24 ID:xls3ySC2
>>455
携帯か?
458名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 14:16:55 ID:wPoVCEwC
18歳未満はお断りしておりますよ
459名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 22:42:13 ID:KNDy3sXm
若本ナレーションの冒頭聞きたい…
460名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 15:23:09 ID:sDrAlaWh
>>459
イヴァリースの物語を覚えているものは幸いである・・・
461名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 01:55:04 ID:E4e1z0zM
>>460
今は昔のバビロニア……
462名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 14:13:26 ID:/e9OBgM7
すべらなーーーーーい話
463名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 23:29:49 ID:2hl4ncEA
フェス見に行ったけど若本って普通にしゃべってても笑いを誘ったな
464名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 13:30:50 ID:QN1HiEbk
ageとく
465名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 13:31:36 ID:QN1HiEbk
orz
466この蝶は花よりも:2006/12/22(金) 18:57:23 ID:OJS5Gx+T
>>452 451の者です。お気に召せば幸いです。




指先に息をふきかけ、かたい面にそうっと這わせる。
少しずつ温まり、ちゅ、と指が紅に沈む。
薬指は紅差し指。
あの人が買ってくれた鏡を前に淡く紅をひく。
化粧は身だしなみのひとつ程度にしか思わなかった自分が
いまは別の目的でおのれを彩る。
仕えるべき主君を遠く離れ、信仰も棄てた。
それでいてこの満たされた気持ちはどういうことか。
野営する今晩は、鎧具足をはずして髪だけ梳き、
化粧を直してあの人の天幕へと。
467この蝶は花よりも:2006/12/22(金) 18:58:05 ID:OJS5Gx+T
「疲れたから甘いものが欲しい」
はじめは単なる言葉どおりの意味だった。
遠出するときの知恵として持ち歩く氷砂糖をみんなで頬張った。
だれかがハチミツを煮詰めたものを手に入れるときもあった。
彼女と同じ味がした。
紅の保湿剤でハチミツが入っていることを後から彼女に教わった。
はじめのうちは無我夢中でそんなことにも気づかなかったけれど、
いまや勿体無くて全部味わうことにしている。
「今晩は、お疲れの隊長どの。甘いものをお持ちしましたよ」
まじめな彼女が歌うようにからかうように自分の胸を震わせる。
いつ奇襲があるとも知れない夜は魔導士のローブを纏い、
靴と鎧だけは外し、剣を手にして眠る。
迎え入れた彼女も同様にローブとサンダルだけは身に着けている。
抱きすくめると感じるコルセットのない柔らかな肢体、シャンタージュの残り香。
否、彼女自身の肌から立ち上る薫香とシャンタージュの残り香が絡み合う、
世にふたつとないかぐわしい空気が天幕を満たす。
ハチミツの味。
肌を合わせられない夜、これはこれでいいものだ、とひとりごちる。
468この蝶は花よりも:2006/12/22(金) 18:59:02 ID:OJS5Gx+T
安全が確保できるような宿に泊まれる日ならいつも、
化粧は落とすかわりにシャンタージュを付け直す。
いつもあの人が満たされる前に自分が溶けきってしまう。
少しでも長くあの人と触れ合っていたいのに。
せめてもの間に合わせで少しでも昼の疲れを消しておきたいから。
「新年には皆で紅を贈り合ったの」
すっかり紅を吸い取られてしまったのち、
あの方と共にあった日々のことを請われて語りだす。
「お互いに一番似合う色を探して、私からラヴィアンに、
 ラヴィアンはアリシアに、アリシアがあなたの妹に」
信仰を棄てた私にはもう戻らない日々、
だけどこれで構わない、私はこれでいい。
昼はあの人の抱く理想が、
夜はこうしてあの人の体温がそう教えてくれる。
「オヴェリア様から貴女にって順繰りに?」
何だか拗ねたような声。少し妬いてくれているの?
469この蝶は花よりも:2006/12/22(金) 19:00:11 ID:OJS5Gx+T
腕の中で彼女がまどろんでいる。
紅を落としてもなおくちびるは紅く、甘い。
使い古した天幕にいい香りが漂う。
一番似合う色の口紅なんて、贈られる側が協力してくれない限りわからない。
口紅がどれもこれも赤とピンクとオレンジにしか見えない男の目より、
好いた女がつけたものを落とすときの感覚のほうがよっぽど正直だ。
彼女のくちびるの左端に残っていた紅が勿体無くてまた吸い取る。
彼女がうっすら目を開く。
「ごめん、起こしちゃったね」
構わない、と彼女が微笑んでくれる。
剣を握っているのに存外に華奢な両手で頬に触れてくる。
名門貴族の部屋住み三男坊の地位など今腕の中にいる艶やかな蝶に比べれば。
薬指は紅差し指。
ここに通す指輪をいずれ彼女に贈ろう。
470名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 19:59:49 ID:2hcTm5t/
ちょっと抽象的な感じもあるがGJ!!

中世ファンタジーっぽさがあっていい!
471名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 22:44:24 ID:GBkneFcz
中世ファンタジーって…

ポエミーすぎてなんかよくわからなかったんだけど…
472名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 01:51:49 ID:qQEGCDLz
俺の結論

これはこれであり
473名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 02:38:20 ID:Rj2tv/r7
確かに同人女が自サイトでポエムやってるような芸風ではあるな。
474名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 03:05:13 ID:jSUySgXp
少しにぎわってきたのはPSP獅子戦争の移植話からだと思うけど
それにしてもスレの趣旨とはかなーり違うので誘導

http://game11.2ch.net/test/read.cgi/ff/1162293926/l50
エロくないのは上記の方がいいんでは?
475名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 18:06:49 ID:K0i+xhQR
誘導は致し方ないと思ったが
乙女ポエムというか、耽美な感じの描写は好物だったりする
個人的にはかなりえがった。GJと言ってやろう
女同士の無邪気なやり取りもいい感じ
476名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 19:27:54 ID:n/lP2MMu
金牛の月3日

今日はアグ姐さんとドーターに買い物に来た。
アグ姐さんは一刻も早く王女を追いたくて仕方ない様子だったけど、
装備とかアイテムの補充だと言いくるめて連れてきた。
なぜかラッドもついてこようとしたので、
サンダラかまして戦闘不能にしておいた。
空気読めない奴め。
貿易都市の活気に溢れた市場を、二人っきりで巡る。
他人から見ればまるでデートみたいに見えただろう。ふふふ。
途中の防具屋で、アグ姐さんが試着している時に
物陰にラッドの姿が見えたので投石で倒した。
「モルスァ」とかいって吹っ飛んでいった。
そのままクリスタルになってしまえ。
結局、今日はポーションをいくつかと、
アグ姐さんの為のチェインメイルを買って帰った。
僕はかわいいフードつきのローブを勧めたんだけど、
なぜかアグ姐さんは顔を真っ赤にして首をぶんぶん振った。
僕がパンチラ狙いなのがバレたんだろうか。
次からはアーマーブレイクを誤爆する方法を試してみよう。
そんな事をラッドと話し合って寝た。
477466:2006/12/24(日) 00:25:28 ID:jSWgDr4t
柄にも無く少女マンガ読んじゃった後だったので女々しくなって申し訳ないっす。
この程度は全年齢Okなら今後はアグスレあたりにでも。
今度は漢らしくスパーリングやった後にでも書きます。
478名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 02:10:32 ID:rj76JOuM
>>477
頑張れ。
スパーリング頑張れ
>>476
アーマーブレイクからの輪姦という展開 だれか たのむ
479名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 13:44:55 ID:YZabGHNo
移植か…
やっぱりアグ姐さん達はチーム入りした途端、空気なんだろうな…
どうせならヒロインフラグ追加とかで特定のイベントを起こすと
EDでアルマの代わりにそのキャラがいるとかないものか。

レーゼ(ドラゴン)とか。
480名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 17:41:07 ID:XLv3hD1M
なにか冬厨な展開
481名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 17:51:37 ID:XLv3hD1M
あ ここ最近てことな
482名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 22:47:08 ID:MgEyvrXK
そもそもアグリアスはラムザに恋愛感情があるなんて設定自体皆無だからのう
483名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 23:54:26 ID:N/P/YVvJ
「今さら疑うものか!私はお前を信じる!」
でじーんときちゃったんだけどそのあと喋ってくれない。
484名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 00:03:48 ID:qop+nFet
>>483
ブレイブさげる
フェイスあげる
除名宣告

おすきなのをどうぞ
485名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 01:19:30 ID:MsHPijvC
>>483
アグリアスにはよくあること
486名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 02:01:18 ID:v7Ssb0nl
余りにも恥ずかしい発言だったので照れてしまったか、
記載できないようなことばかり話していたかのどちらか。
487名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 19:11:45 ID:YWiJA3Z1
>>486
そ れ だ !
ラム&アグの台詞を聞いてると獅子戦争も聖石もどーでも良くなるくらいいちゃラブしてるんだな。
488名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 21:39:37 ID:cEYTYWOn
アグ→ラムザ⇔アルマ
みたいじゃなかったっけ
ラムザのシスコンっぷりだけはよく覚えてるんだが
489名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 21:42:44 ID:8MGFvZqU
>>488
アグリアスはどっちかっつとオヴェリア様
ラムザに恋愛っけは一切ない(アルマくらいか)
ラムアグは妄想の産物でしかないが、大流行してる
490名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 06:51:35 ID:nMfejMxm
個人的にはラム×ラファとか好きなんだがな

公式のラム&アグは明確な恋愛描写とかじゃないとこが松野らしくていいと思う
二次でラムアグ恋愛ものを見るのもいいものだが、
公式でそういう事やられるとちょっとなんか違うような
491名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 11:26:43 ID:BPflKe3c
そもそも原典のアグリアスは経験豊富そうなイメージがあr
ツンデレとかじゃなくて、普通に凛々しくて大人な女性っていうか
492名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 17:41:51 ID:kAcc8hDX
いや、全然経験豊富って感じではないな、まあ凛々しいっちゃ凛々しいが
融通利かなくて、直ぐに感情が外に出てしまうタイプだしなあ
仲間になる前の戦闘の名言とか、真っ直ぐ過ぎて恥かしくなるぐらい
それでいて普段は人の夢と書いて儚いとか乙女チックなことも言う
493名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 17:56:15 ID:Z2IaTEv4
あの直情っぷりは、とても経験豊富な大人の女には見えんな。

狭い世界で清く正しく真っ直ぐ育ってきました!
これからも清廉潔白に頑張ります!てな感じ。
494名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 18:36:18 ID:JeAPdpbe
>>491-493
なんか恥ずかしいレスだなあ
自分の意見と違うものは気に入らない、認めないってのが透けて見えるぜ
他人のイメージに、「それは違う、こうだろ?」って押し付けるのってどうなの?
495名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 19:33:19 ID:wLJHgraq
>>494
なんか恥ずかしいレスだな
496名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 19:38:59 ID:wfq3YCrc
的外れやのう
497名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 19:58:51 ID:+cO45qIr
>>489
あーそれだ。
アグが仲間に入った途端に空気になる事については、
「ラムザとの恋愛フラグ無いんかい」とかって事より
あれだけこだわってたオヴェリア様についてはもう無反応でいいのか?
って部分が違和感あったなあ。キャラのアイデンティティ的に。
498名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 20:44:30 ID:WcAtIRtL
じゃあ、王道であるアグリアス×オヴェリアキボンヌ
何故かオヴェリア様の足を舐めているアグたんを想像してしまったが
499名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 21:12:41 ID:nHUVHXUy
http://www.vipper.net/vip149939.jpg
ちっさいですがどうぞ。
>>44の弓使いパンチーはやばすぎ;
500名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 21:21:47 ID:nHUVHXUy
板違いスマソ;
501名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 21:28:38 ID:n2scgQ56
              r;;;='''''''''=;;;;,
            ξ|;;;;;;;/;;;;/;;;;;;;;`;,
              /`;:;/;/;;;;;::=Y:::;;;;ハ
            |;      ミ:::;;;;;;;ハ
            ヒ;,  __,,,,,;;,_ Yミ;;;;;;;;;;|
             |''  Πフ  |;;/ア;;;;;|
             |        r;;ィ';;;/   ・・・・・・
             ヽー- ,,,;;  |;'ヽジ
             Λ爪~'''i~    |λ_Λ
        ,ュ=;''~|;/;;,,,~''''|;;;|'''''~~ V;;;,~/~;;;=ュ,,
502名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 23:30:44 ID:LVTpZp8I
ディリータより一瞬ベイオウーフに見えた
503名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 23:39:34 ID:wLJHgraq
>>499GJ!
確かに板違いではあるが弓使いは良いものだ。
504名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 00:37:59 ID:0xvieKfT
ティータ→アルマ←オヴェリア←アグリナス
505名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 00:46:57 ID:RtDsVUeP
アグリアス→ラヴィアン→アリシア→アグリアス→オヴェリア⇔アルマ←ラムザ←オルランドゥ←ボコ
506名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 00:48:02 ID:Pk96guFR
ちょwボコww
507名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 02:15:28 ID:TWxW+1va
ラムザー!後ろ後ろ!!
508名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 11:25:57 ID:OeyZlDBD
そいやアルマ×オヴェリアもあったな
異性同士のつながりが薄い割りに今回同性のアッー
509名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 23:51:57 ID:N7jhuDmA
凹のエロ書いて
510名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 20:59:56 ID:CTmJ0a4z
年明けには姫始めのSSとかクルのかね?

つーかキテ欲しい
511名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 02:59:12 ID:As6N+Mf6
乙もしないこのスレに職人が来てくれる気はしないがな
512パツキニスト:2006/12/31(日) 13:14:52 ID:CE3sTZ3Q
携帯で小説書きました。
ただ、ラムオヴェ不倫物
寝取られに嫌悪感有りの方、ディリ好きは、
スルー推奨。
513パツキニスト:2006/12/31(日) 13:15:52 ID:CE3sTZ3Q
「ハア、ハァ・・・」
「ンッ、フゥ、フゥ・・・」
王都ゼルテニアの貧困街にある安宿、その安部屋のボロベッドが、男女の肉体の揺れに軋み声を上げる。
「ウッ・・・!」
「ハァンッ!」
男は女を腰に乗せながら、下半身からやってくる絶頂の波に耐えるかのように、女の腰を強く握り締め、
女は男の上半身を強く抱き締めながら、男に与えられた快楽の波に浸った。
大波が、さざ波へと変わり、メスが愛するオスの精を子宮に受けることが出来たことを理性の域で理解する余裕が出来ると、
メスはオスの胸にしなだれかかり、熱い視線を送りながら、オスの名を呟いた。「ラムザぁ・・・」
ラムザと呼ばれたオスは、一定水準以上の理性を既に取り戻して男へと戻っていた。
彼もまた、愛する女性に精を放つことが出来たことを喜んでいたが・・・
彼の喜びの中には、一割程の、戸惑いと罪悪感という不純物が含まれていたのである。
その不純物は全て、メスの正体に起因していた。
「オヴェリア様・・・」
514パツキニスト:2006/12/31(日) 13:18:15 ID:CE3sTZ3Q
ラムザとオヴェリアは「不倫関係」にあった。
2、3年前からだ。
もはや市井の人となり、平和に暮らしていたラムザと、
王妃となったオヴェリアが再会したのはオーボンヌ教会跡だった。
オヴェリアは時々、城を抜け出すのだという。
そこから共にゼルテニア市街へと繰り出し・・・
もう、そこから先は、二人とも正確には覚えていない。
ただ一つ確かなことは、その翌朝、ラムザがゼルテニアにとっていた宿のベッドの上に、
二人で裸で抱き合って寝ていたという事実、
そして、二人とも昨晩の記憶が無かったということだ。
おそらく、酒で深酔いして、そのままベッドを共にしてしまったのだろう。
きっかけなどどうでもよかった。
重要なのは、お互いの思いを確かめあえた事。
そして、互いの心と肉体が、今でもたまらなく愛しいという事。
だが・・・その互いの思いを、さらに細かく分析すると、お互いに異なる心情が含まれていた。
自分とディリータの結婚は、利用されるためだけの政略結婚であった。
少なくともオヴェリアは、そう思っていた。
それだけに、短い旅の中で感じることが出来たラムザの優しさは、オヴェリアにとって貴重な物となっていた。
それに、ラムザが危険を顧みずに、自分を救おうとしてくれていたと知った時、
彼女の中で、ラムザへの思いが、好感から思慕を経て、愛へと成長したのである。
515パツキニスト:2006/12/31(日) 13:22:46 ID:CE3sTZ3Q
ラムザは、自分が、いつからオヴェリアを愛していたのか・・・
ハッキリとは覚えていない。
ただ、オヴェリアがディリータ・・・つまり、他者と結婚したと知った時、
友人への祝福より先に、悲しみが、先に心の琴線を強く弾いたことだけは覚えている。
ショックだった。
自分の中で、それが失恋のショックてあったことを、瞬時に理解した。
つまり、自分はオヴェリア様を愛していたことも理解したのである。
「ラムザ・・・?」
胸元から、自分を呼ぶ声が聞こえた。
険しい表情で黙り込んでいるラムザを心配したオヴェリアが、心配そうに彼の顔を見つめていた。
ラムザは、彼女を安心させようと優しい笑顔を向け、同時に、髪の毛を優しく撫でる。
オヴェリアは再び、ウットリとした表情でラムザの胸に顔を埋めた。
再び、ラムザは険しい表情で考え込む。
けれど、この愛する女性は、心に、夫よりも自分を住まわせてくれていた。
お互いに愛し合う男女が肌を重ねて何が悪い!
悪怯れだった。
少なくとも、彼はそう認識していた。
心に潜む何かが囁くのである。
お前は友の妹だけでは飽き足らず、妻まで奪うのか?
516パツキニスト:2006/12/31(日) 13:26:49 ID:CE3sTZ3Q
「彼女の為なら、この命、失っても惜しくはない。」
かつて、彼女の夫が、ラムザに語った言葉。
それが第二の矢となり、さらにラムザの心を刺す。
「ねえ・・・ラムザ・・・」オヴェリアは穏やかな笑みを浮かべながら、自分の頭をラムザの肩に乗せ、小さく呟いた。
「無理しないでね。私、このままでも幸せだから・・・」
出来たら、あなたと一緒に暮らしたい。
私を連れて逃げてほしい。
今の言葉の裏にあるオヴェリアの望み。
その望みを、ラムザは理解していた。
そして、それはラムザも同じだった。
でも、出来ずにいる。
ラムザは腕の中のオヴェリアを強く抱き締め、彼女に口づける。
駈け落ちを決心しないかぎり、もうすぐやってくるチェックアウトの時間が、別れの時。

恋人達は、限りある許されない時間を、少しでも濃密な物にしようと、
密着する肌の面積をより広くし、
互いの口腔をより深い所まで貪りあうのだった。
口づけるオヴェリアの頬が、涙で光った。
END
517名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 02:04:16 ID:/qX3I5uU
乙でした
もうひとひねり欲しかった
518名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 16:37:31 ID:WrCLWIQU
保守
519名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 03:25:36 ID:dIcgwmJC
>>516GJ
520:2007/01/06(土) 04:54:54 ID:SdzO6LsF
ホス上げインスト
521名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 23:52:32 ID:DzOaIirH

「……ここは?」
アグリアスは呟く。辺りは漆黒の暗闇。心を食いつぶされそうな闇の中に、アグリアスはいた。
「ラムザ!アリシア!ラヴィアン!ラッド!ムスタディオ!」
アグリアスは、仲間達の名を呼ぶが誰一人として返事は無い。
アグリアスはただ一人立ち尽くしていた。

「アグリアスさん!アグリアスさんっ!!」
ラムザは叫んだ。石畳の床にたおれているアグリアスを、必死に揺り起こそうとする。
だが、アグリアスは一向に起きる気配はない。
「そんな事をしても無駄ですよ」
「アグリアスさんに何をしたっ!?」
ラムザは、不浄王キュクレインに向かって叫んだ。
キュクレインが、指先をアグリアスに向けた瞬間に、アグリアスは突然昏倒したのだ。
キュクレインの灰色の口が言葉を紡ぐ。
「なに、少し悪夢を見てもらっているだけですよ。ただ、彼女にとっては長い長い悪夢ですが」
「悪夢……」

なぜこんな所にいるのか。
アグリアスは、つい先程まで何者かと戦っていた気がしてならない。
しかしいつも腰に携えている愛刀は無く、精神が高揚もしてはいない。
これは夢かと己に問けても、いやに現実感がある。
アグリアスはしばしの間、考え事にふけっていた。
「!!」
ふとアグリアスは異変を感じた。
虚ろな闇の中に、確かな気配。
アグリアスは、すぐさま戦闘体勢に入る。
息を殺すこと数秒。まだ何も見えない。
「!」
と、背後にも気配。いや、背後だけではない。四方八方。アグリアスの周囲に、不気味な気配が集まってきていた。
ずる…ずる…
何かを引きずるような音。
ずるずるずるずる……
既にかなり近くに来ている。アグリアスの頬に汗が流れる。
アグリアスの目が、それを捉えた。最初、それは蛇かと思った。実際それは蛇に似ていたが違った。
それは触手だった。
赤紫色の、大小様々な触手。床を埋め尽くさんばかりの数が、一斉にアグリアスの方へ向かってきていた。
「なんだ……これは……」
囲まれた。
アグリアスの周りには大量の触手がうねっている。
一本の触手が、アグリアスの顔目掛けて飛びかかった。
アグリアスは素手で叩き落とす。それはぬるりという感触を残し、びゅるんと闇に引っ込んだ。
だが、それが合図だったかのように、触手は一斉にアグリアスに襲いかかった。
「くっ!」
何十何百という触手に、腕を絡め取られ、脚を押さえつけられ、体に巻き付かれる。
あっという間にアグリアスは捕らえられた。
522〜悪夢〜アグリアス:2007/01/06(土) 23:54:37 ID:DzOaIirH
体中を触手に捕らえられたアグリアスに、なすすべはひとつも無い。凄まじい力で押さえつけられ、身動きひとつ取れなかった。
「くっ!離せっ!」
アグリアスは足掻き続ける。
パキン
闇に金属音がひとつ響いた。
アグリアスは、最初何の音かわからなかった。
パキンパキン
アグリアスは自分の鎧を見て、ようやくその音が何なのか理解した。
同時に、それが意味する事に青ざめた。
パキンパキン
触手は、アグリアスの鎧の留め金を外していたのだ。
鎧を外した後、触手が何を求めるのか。
鈍感なアグリアスでも気付いた。
アグリアスの顔が恐怖に歪む。
「やめろっ!!」
アグリアスは叫ぶ。
しかし、触手は止まらない。
「やめろっ!やめろっ!!」
触手は、留め金を外し続ける。
「うあああっ――!!」
アグリアスは、全力で抵抗した。鍛えられたしなやかな筋肉が、触手を振りほどこうとする。
だが、触手は全く意に介さず、アグリアスの鎧は次々に外されていく。
ガシャンガシャンと断続的に、重い金属音が響き渡る。
触手は、全ての鎧を外し終えた後、鎧に下に着ていた軽装をはぎ取りにかかった。
「ひっ……」
アグリアスは、下着の中に入り込んできた触手の感触に、生理的嫌悪を覚えた。
冷たく、ぬるぬるとぬめり、アグリアスの肌をうごめく。
胸の先端に触れられようとも、女性器を撫でられようとも快感など沸くはずもない。
アグリアスは、体中を這い回るおぞましい感触に叫び声を上げた。
触手はしばらくアグリアスの体を這い回っていたが、服を脱がしにかかるとあっという間だった。
スルスルと下着などを剥がれ、たちまちアグリアスは生まれたままの姿にされた。
アグリアスの目の前に触手がぬっと姿を現す。
「いやっ!!」
アグリアスは、顔を背ける。
だが、背けた先には別の触手が待っている。
触手がアグリアスの唇に押し付けられる。アグリアスは必死に口を閉じた。
触手は、ぐいぐいと唇をこじ開けようとする。そして、強引にアグリアスの口内にこじ入れた。
「んむっ!?ん―――!!」
アグリアスの口の中を触手が動き回る。歯列をなぞり、舌にからめる。
口付けとしては最高峰の技術だが、アグリアスには吐き気しか沸いてこない。
猛烈な吐き気に涙がぼろぼろと零れる。
嫌悪で、胃の中身が逆流する直前。口の中に何かが溢れた。
523〜悪夢〜アグリアス:2007/01/06(土) 23:56:01 ID:DzOaIirH

体中を触手に捕らえられたアグリアスに、なすすべはひとつも無い。凄まじい力で押さえつけられ、身動きひとつ取れなかった。
「くっ!離せっ!」
アグリアスは足掻き続ける。
パキン
闇に金属音がひとつ響いた。
アグリアスは、最初何の音かわからなかった。
パキンパキン
アグリアスは自分の鎧を見て、ようやくその音が何なのか理解した。
同時に、それが意味する事に青ざめた。
パキンパキン
触手は、アグリアスの鎧の留め金を外していたのだ。
鎧を外した後、触手が何を求めるのか。
鈍感なアグリアスでも気付いた。
アグリアスの顔が恐怖に歪む。
「やめろっ!!」
アグリアスは叫ぶ。
しかし、触手は止まらない。
「やめろっ!やめろっ!!」
触手は、留め金を外し続ける。
「うあああっ――!!」
アグリアスは、全力で抵抗した。鍛えられたしなやかな筋肉が、触手を振りほどこうとする。
だが、触手は全く意に介さず、アグリアスの鎧は次々に外されていく。
ガシャンガシャンと断続的に、重い金属音が響き渡る。
触手は、全ての鎧を外し終えた後、鎧に下に着ていた軽装をはぎ取りにかかった。
「ひっ……」
アグリアスは、下着の中に入り込んできた触手の感触に、生理的嫌悪を覚えた。
冷たく、ぬるぬるとぬめり、アグリアスの肌をうごめく。
胸の先端に触れられようとも、女性器を撫でられようとも快感など沸くはずもない。
アグリアスは、体中を這い回るおぞましい感触に叫び声を上げた。
触手はしばらくアグリアスの体を這い回っていたが、服を脱がしにかかるとあっという間だった。
スルスルと下着などを剥がれ、たちまちアグリアスは生まれたままの姿にされた。
アグリアスの目の前に触手がぬっと姿を現す。
「いやっ!!」
アグリアスは、顔を背ける。
だが、背けた先には別の触手が待っている。
触手がアグリアスの唇に押し付けられる。アグリアスは必死に口を閉じた。
触手は、ぐいぐいと唇をこじ開けようとする。そして、強引にアグリアスの口内にこじ入れた。
「んむっ!?ん―――!!」
アグリアスの口の中を触手が動き回る。歯列をなぞり、舌にからめる。
口付けとしては最高峰の技術だが、アグリアスには吐き気しか沸いてこない。
猛烈な吐き気に涙がぼろぼろと零れる。
嫌悪で、胃の中身が逆流する直前。口の中に何かが溢れた。
524〜悪夢〜 アグリアス:2007/01/06(土) 23:58:50 ID:DzOaIirH

ごぼ、とアグリアスの口元から白濁色の粘性を持った液体が流れ出た。
それは、人間の精液に酷似していた。ただ、違う所がひとつ。
それは甘かった。まるで、濃いミルクのようだった。
触手は、アグリアスに吐き出す事を許さず顎を持ち上げた。下手な事をすれば、鼻の方へ、最悪気管に流れ込む。
アグリアスは、仕方なく嫌悪も同時に飲み込んだ。
もし、味まで人間の精液と同じだったら、間違いなくアグリアスは胃の中の物を逆流させていただろう。
アグリアスが飲み込めたのは、ひとえに味のおかげだ。
アグリアスは全てを飲み込んだ後、せき込んだ。少し、気管に入ってしまったのだろう。
だが、せきが収まったアグリアスは自らの体の異変に気付いた。
体が熱かった。
しかし、ただ熱いのではない。下腹部と胸の先端を中心とした、性欲の炎だ。
「はっ、あぁ……っ」
アグリアスが熱っぽい吐息を漏らす。
たちまち、アグリアスの割れ目から透明な液体が垂れてくる。
先程の白濁した液体は、催淫効果が含まれていたに違いない。
触手がアグリアスの肌をなぞる度に、アグリアスはビクビクと反応する。
「あっ……ひっ!」
アグリアスは、生まれて初めて上げる自らの淫靡な声に、耳を疑う。
「ひあっ!……あんっ!」
触手はアグリアスの胸の先端を責める。既に堅く尖っているそれは、アグリアスに電流のような快感を伝えてくる。
「乳首は……ダメ…なんだっ…」
しばらくの間、触手は胸を弄んでいたが、ついに女にとって最も大切な場所に触れた。
「ああっ!?」
ビクンとアグリアスの体が跳ねた。
触手は、アグリアスの股の間を幾度も擦りあげた。
触手が往復する度に、アグリアスは矯声を上げる。
「ああっ!あっ!やあっ!!」
触手は単調な動きでは無く、何本もの触手で力の入れ具合を変えたり、擦る場所を変えていった。
アグリアスの秘所から、愛液がトロトロと流れ出し太ももを伝う。
アグリアスはただ、快感に流されるしかなかった。

アグリアスが倒れてから数分後、看病を任されたアリシアは、アグリアスのある変化に気付いた。
今までは、ただ苦しそうな呻き声をあげるだけだったが、喘ぐような甘い声に変わってきたのだ。
そして顔は真っ赤になり、股の部分には小さい染みが出来ていた。
女のアリシアには、アグリアスがどんな悪夢を見ているか、大体の予想はつく。
アリシアは、自分の尊敬する女性を汚した化け物を、叩きつけるように睨み続けた。
525〜悪夢〜 アグリアス:2007/01/07(日) 00:01:19 ID:fgWrrDBP

「はっ……はっ……」
あれから暫く触手の責めを受け続けたアグリアスは、ようやく僅かな休息を与えられていた。
だが、アグリアスがようやくまともな思考が出来るようになって間も無く、触手は次の行動に移した。
アグリアスの体がゆっくりと持ち上げられる。そして、腕を後ろ手に縛られ足を大きく広げられた。「!!」
アグリアスは、次に触手が何をしようとしているのか理解してしまい、戦慄した。
下を見ると触手の中では小さめな、しかし人間の男性器と比べらればかなり大きな触手が上を向いて待っていた。
間違い無い。ついに、触手はアグリアスの秘所を貫くつもりだ。
あんなのが私のナカに……
アグリアスは恐怖した。男性経験の無いアグリアスは、どのような感じなのか分かるはずがない。
だが、あのようなモノが突き刺されば相当な痛みに決まっている。
なにより、聖騎士とて女だ。処女は愛する者に渡すと心に決めていたのだ。
ゆっくりと、アグリアスは下げられていった。
「イヤっ!!イヤだっ!!」
アグリアスは泣き叫ぶ。
「やめてくれっ!!他の事なら何でもするっ!!」
触手は、ゆっくりとアグリアスを下ろしていく。
アグリアスの膣口に触手が触れる。
「イヤだっ!!ラムザァッ!!」
ズプッ
「あああっ――!!」
触手は、一気にアグリアスを下ろした。
ぶち、と何かが切れる音と、触手が最奥の子宮に当たった感触、直後に凄まじい痛みがアグリアスを襲った。
破瓜の血が触手を伝い流れる。
「あ、ああ………」
背中を大きく反らしながら、アグリアスの眼から涙が溢れる。
それは破瓜の痛みでは無く、処女を奪われた事に対する涙。
休む間もなく、アグリアスは上下に動かされる。
「痛っ!う…くっ!太……いぃっ!」
血にまみれた触手を、アグリアスの秘所が飲み込む。コツンと子宮を叩き、それから吐き出される。
それが、幾度も繰り返された。
だが、いつしか絶望と苦痛に歪んでいた顔に、快感と喜悦が浮かんできていた。
「あぁっ!うっ…はあっ!」
痛みさえ無くなれば、その太い触手はアグリアスに尋常ではない快感を与えることが出来る。
アグリアスの動きに合わせて、今まで動いていなかった触手が動き始めた。
アグリアスが上に動けば、触手は反対に動く。
そして、アグリアスが下に動くと同時に、触手も上へ突く。
526〜悪夢〜 アグリアス:2007/01/07(日) 00:02:31 ID:DzOaIirH

ズンッズンッと思い衝撃がアグリアスの膣内に響く。
「あっ!あっ!ああっ!」
突かれる度に、アグリアスは喘いだ。
突かれて突かれて…そしてそれは、唐突に終わった。
「あああ――!!」
ビクンと一際大きくアグリアスは跳ね同時に、触手はアグリアスの膣内に精を放った。
ぬるん、と触手が抜かれ膣口から白濁した液体が溢れる。
「はぁっ…はぁっ…」
アグリアスは、喘息のように苦しい吐息を整えようとする。
だが、触手は疲れきったアグリアスの様子など関係無しに、アグリアスの秘所に入り込んだ。
「やぁあっ!」
ただひたすらにアグリアスは突かれた。
「んあああっ!!」
二度目の絶頂。
抜くと同時に、精液がごぽりと音を立てる。
触手は代わる代わるアグリアスを犯し続けた。
何度イッたか思い出せない程絶頂を迎えたアグリアスに、新たな刺激が与えられた。
「えっ!?」
肛門に何かが押し付けられる感触。
アグリアスがそれが何か分かったと同時に、それはアグリアスの肛門をこじ開けようとした。
「だめっ!?裂けちゃうっ!!」
先程のよりもだいぶ太い触手は、アグリアスの叫びを無視し、無慈悲に固く窄まった穴を押し広げた。
「あああっっ!?」
触手は、ズルズルとアグリアスの腸内に潜り込んでいく。
「あっ!!ああっ!?」
アグリアスの目が、大きく見開かれる。
奥深くまで侵入した触手は、次の瞬間出し入れを開始した。
「うああっ!!太っ!!太すぎぃっ!!」
触手は、アグリアスの膣内と腸内を同時に擦る。
ドクンッ
腸の奥深くで射精。
「熱っ!?お腹の中にっ!?」
ズルズルとアグリアスの腸内から引きずり出され、また次の触手が入り込んでいく。
「ひぐぅっ!!」
その他の触手も、乳首など体中を刺激する。
「ふぁあ――!!」
叫んだ隙に口にも触手が入り込んだ。
「――――!?」
声すら上げることが出来ない。
アグリアスを突き続けている触手の動きが早まる。
「っん―――!?」
アグリアスの声にならない叫びと共に、前後の穴に精液が流れ込む。
そしてまた、新たな触手が動き始めた。
アグリアスの悪夢は、まだ終わらない。

527名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 15:39:53 ID:1ZmsBrkc
>>31かな?
528名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 19:12:52 ID:ey0gBQhE
とってもGJなんだぜ
529名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 21:36:45 ID:e3fMhSY0
>>527
えらい前のを…GJ
530名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 22:01:40 ID:hvKqrnPk
早速抜いた
531名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 03:17:55 ID:/7IWQHMn
アグ姐 いい夢見てるなwGJ ただ それだけだ
532名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 09:48:52 ID:mEb3aZ1Y
ヌルヌルポ触手や媚薬効果の粘液っつーのも今ならなかなか新鮮だ
533名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 22:09:08 ID:FaKC6Ycl
↑書いた者なんだが少し反応いいみたいなんで、ラファ編とかメリア編とか書こうと思ったんだがどうだろう?
いらんならスルーしてくれ
534名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 01:46:07 ID:UI7uXoiC
>533
激しく期待したい。特にメリア編。
535名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 02:50:07 ID:QcIHV9UD
自分はラファ萌えだからラファ編にも興味あるけど、
メリアのエロネタはラファより見かけない(気がする)から
メリア編見てみたいな。
536名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 03:39:34 ID:TM6v9w83
了解した。しかし、メリアの方はネタが全く思いつかない。
いっそのこと獣姦にでもしてしまおうかと思っているんだが……。何かいいネタがあったら頼む
537名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 04:47:59 ID:A9mKiFDv
いっそパイシーズの聖石でルカヴィ化したイズルードに犯されるとか
(実際には聖石使う前にイズルード死んじゃうけど)
538名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 05:19:35 ID:XL3D8M0v
メリアドール初戦でディフェンダー、シャンタージュ等の装備をシーフに盗まれてだな、
えーとそれからそれから
539名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 17:07:35 ID:EI1cVHVB
つーか個人的に触手はあんまり萌えないから別のパターン頼む
540名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 19:04:32 ID:J0kIPId/
敵ナイトがメンテナンス装備
さらに逆にアーマーブレイクを喰らって
541名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 19:05:04 ID:J0kIPId/
ごめんあげちゃった
542名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 22:04:07 ID:dvWveAZT
アグスレでアグメリの友情モノを考えてたんだけど、
少女時代に生臭坊主ブレモンダに色々されたり口止めされたりってネタ思いついた。
エロ、リョージョク書けないんでよければどうぞ。


おとん(ヴォルマルフ)とドラクロワがつるんでるシーンがあったから、
少女時代からライオネルに出入りしていても不自然でないかなと。
543名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 00:29:19 ID:LXS8yyXI
ラムザ達はテントで野宿してて、兄が死んで泣いてたところをラムザが見つけて、励ましたら、メリアがラムザを誘うって どう?
544名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 00:40:09 ID:iR4+SaYP
>>542
ドラクロワ自身も騎士出身の豪傑的武僧というイメージだし、
まともな人間時代でも、大真面目かつ自然に「英雄色を好む」なキャラでいけるかも。

「まずはお近づきの印に私の娘を一発」
「ほうほう、これはかたじけない。ささ力をお抜きなさい」
「父さまーッ!」
てなノリで。
545名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 13:16:36 ID:aYy7Ubuc
何この良スレ
ディリータ×オヴェリアとかパブロ×ウイユとかベイオ×レーゼとかが特に良かった
カプ自体も好きだけど内容もかなり良かった!!

ムスタ×アルマか>>537のイズルード×メリアをリクしたい
ムスタ+ラムザ×アルマ、の3Pもいいな
546名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 00:21:03 ID:pQYkKN7L
神作品が時々きて油断できないスレなのであげ
547名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 13:10:05 ID:bHx192FY
age
548名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 17:44:11 ID:PmL2gVim
ドラクロアはなんか少年とかを買ってそうなイメージがあるな
「怖がらなくてもよいのですよ。私は君たちのような愛らしい天使のような子供に優しくしたいだけなのですから」とか言って油断させて地下牢でめちゃくちゃにしてたりして
ラムダなんかどストライクで狙ってたりして
549名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 19:39:11 ID:EWnwnoMu
それなんてジル・ド・レ?
550名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 23:41:10 ID:KzWsl2tH
まずムーンウォーカーな人が浮かんだ俺は負け組
551名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 17:27:07 ID:02odZUdV
('A`)釣りだと思っていたら…でるのかよあいつ…
552名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 00:50:35 ID:iqI3yBaH
PSPで出るから活性化するかな?するよね
553名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 11:23:57 ID:wNYvYkL+
昔どこかのサイトでアグたんがバイブの付いたチョコボに乗せられて走ってる時の振動でイキまくるって小説見たんだけどだれかURLか保存してる人いない?(´・ω・`)
554名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 16:30:25 ID:D5WpXm+M
サイト自体は消えてる。
555名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 19:59:14 ID:wNYvYkL+
そうか・・・だれか持ってたらうpしてくれんかな(´・ω・`)
個人的に一番抜けたアグ小説だった(´・ω・`)
556名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 20:02:20 ID:D5WpXm+M
その顔文字死ぬほど嫌いなんで断る。
557名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 20:48:15 ID:RBYpSFaQ
>>551
>>550からの流れで
マ〇ケルジャク〇ンが?釣られるかクマー
とか思ってたがもしかしてバルフレアのことなのか?
558名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 23:04:29 ID:wNYvYkL+
>>556
む・・・失礼。
出来ればうpして貰いたいのです。
559名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 00:20:54 ID:U/8Jlb2I
>>558
サイトなくてもここに載せれば「無断転載」になるだろうが…
お前いくつだ?なんでここに聞くんだよ
ここに投下されていたのなら保管庫死ぬほど探せや
560名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 00:53:19 ID:FF/5znlh
あーでもここに転載は確かにどうかと思うが
その小説は自分も好きだった
561名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 11:31:58 ID:5HX7kFjD
どこかにキャッシュでも残ってないかな(´・ω・`)
562名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 15:50:33 ID:5W16Beay
タイトルとか作者の名前とか覚えてないのか?
563名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 19:17:02 ID:7wTxqZ/U
>>561
もういいから消えて死ねよお前。
ちなみにググってキャッシュ残骸を確認できたのも、よくて一昨年ぐらいまで。
試しに今現在同じキーワードで検索してもまったく引っかからん。

念を押すためにもう一度言う。
失せろ。
564名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 19:25:21 ID:g6uxfwbm
あれか。
いい感じの挿絵がついてたっけね。
565名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 20:21:16 ID:i4jUs7cY
まあ、見る方法はあるがな…
2ヶ月前は見れた今はしらんが
566名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 21:54:12 ID:5HX7kFjD
>>562
タイトルは「堕ちた聖騎士」だったかな・・・超うろ覚えなので全然違うかも(´・ω・`)

>>563
わざわざぐぐってくれるなんてこのツンデレさんめ(´・ω・`)

>>565
おう?差し支えなければ是非教えていただきたいのですが。
567名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 22:05:20 ID:7wTxqZ/U
ツンデレとか見当違いのボケかます前に、すでにお前の存在が板違いだということに気づけ。
何回「失せろ」と言わなければ消えてくれないのかな、この糞は。
土下座してお願いしたほうがいいか?

消えてくださいorz
568名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 22:16:44 ID:i4jUs7cY
>>566
出て行ってください
569名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 22:29:43 ID:nECiR3KD
スルーっていい言葉だと思わない?
570名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 23:05:34 ID:7wTxqZ/U
いや、この手の人種は「スルー」=「黙認」または「まだ返事が来てないだけ」と受け取りかねない。
571名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 23:46:04 ID:5HX7kFjD
あらあら・・・なんか荒れちゃいましたね。
取りあえず消えときます・・・。
お騒がせしました(´・ω・`)ノシ
572名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 23:57:34 ID:8ghDTd1n
流れをぶった切ってライオネルの愉快ななかまたちの話題。
ドラクロワはブレイブストーリーで、
異教徒に妻子を殺されてから異端審問官になったってあった。
普通の騎士でよき家庭人だったのがそのへんで色々おかしくなってそう。

ジル・ド・レはジャンヌ・ダルクを失ってからヘンになったんだっけかな。
573名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 00:11:54 ID:VJdOkfOd
ドラクロワはキュクレインだったっけ
574名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 00:20:51 ID:vaw5qTpI
その辺はベイオの小説でも書いていたな職人さん
575名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 07:24:47 ID:Sc4jXtyR
FFTPSPでの新キャラは空賊で新ジョブは暗黒騎士なんだってな。

なんか陵辱フラグが立ってきた。
576名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 07:40:33 ID:ENGosZEO
>FFTPSP

なにそれ
詳しく!!!!!!!!!!!!!!!!!!
577:2007/01/22(月) 23:41:18 ID:rnRYtUZI
ソロソロアゲトクカ
578名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 20:53:13 ID:X8/F6O28
>>576
先週発売されたゲーム誌に載ってるから嫁。
空賊ってのはFF12のアイツだ。
579名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 21:27:03 ID:CAt5d9Yo
その空賊野郎も“異端"だからなあ…
ラムザ、ベイオウーフ、バルフレアで異端者トリオかよ
580名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 02:19:57 ID:W3FnjvEZ
バルフレアが新キャラという時点で買う気萎えた
581名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 15:05:49 ID:uAbvj7iq
ラムザにも主人公らしい専用ジョブを用意してほしいもんだ
暗黒はよさげだけど
582名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 16:57:36 ID:gX81dTzA
強いラムザなんてラムザじゃない
あいつは隅っこで見習い戦士のまま仲間を応援したり
アルテマ詠唱したけどいつのまにか戦闘が終わってるくらいがちょうどいい
583名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 17:26:25 ID:HjNsyS5K
>>580
元々クラウドの件があるんで、俺はバルフレアが出るだけで駄目だとは思わなかったな。(FFXII未プレイ)

ただ、新ジョブの暗黒騎士がなぁ。
暗黒剣と聖剣技はメインキャラの個性であって欲しかった…
584名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 20:21:51 ID:qqQ1GAmC
とりあえずクラウドぐらい目立たないでくれれば別に良いんだけど
クラウドも7の大安売りでだんだんうざくなってきているんで
バルフレアもそうならないことを……てムービーまで出てくるんだもんなあ…
585名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 20:30:45 ID:GOnoe0WV
バルマウフラの方がよかった
586名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 21:19:28 ID:KKAFlEhJ
バルフレアを出すのが悪いとは言わないが、
新キャラの出番増やすよりはムスタとかアグリアスとか伯とかベイオとレーゼとか労八の出番を増やして欲しいなあ
587名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 03:41:38 ID:ldhWryVL
クラウド以上の喜びが感じられないオレ。


♀話術士の足コキ&言葉責めにハァハァするオレはいてもいいですか?
588名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 05:14:40 ID:uw2MDHtW
>>587
FFDQ板で話すべき雑談を延々続ける連中より、君のほうがここでは健全。
589名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 12:20:07 ID:rmLQ9Wfx
すいません質問なんですがわ
アグリアス、メリアドール、ラファ、ラムザ、レーゼ、アリシア、ラヴィアン
のなかで処女はいますか?
590名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 12:36:39 ID:inWGs9o3
つ ラムザ
591名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 13:41:32 ID:A7joOQXt
>>589
一番確率が高いのがメリア
次点でアグ
アリシア、ラヴィアンは20%くらい
ラムザは貴族だから終わってる可能性大
ラファ、レーゼは確実に開通済み
592名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 15:02:59 ID:rmLQ9Wfx
>>591
ありがとう
エロんな妄想してきまつ
593名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 18:24:41 ID:GWRcyRSU
じゃあ 俺も聞いてみる(´・ω・)
童貞は誰だと思う?あと ラムザはs?M?
594名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 19:35:06 ID:WQPW6sDK
ラムザは兄貴への劣等感から言ってS
595名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 20:48:43 ID:YPiUWl+p
人間性が未熟な時期に、過度に劣等感を刺激してやると面白い陵辱劇が見れそう。
「秘密の図書館」のイマージ氏の作品で、
アルガスに煽られてミルウーダを強姦するssがあった。あれ最高。
ウィーグラフに斬られてバッドエンドより、そのまま調教を続行するストーリーが読みたい。
黒ラムザ&アルガスのコンビで畏国のヘゲモニをゲットしよう。
596名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 21:56:28 ID:BrYatG6R
本人宣伝乙
597名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 21:59:48 ID:sJhpxTo5
メリアは神殿騎士だからね
でもアグたんがオヴェリアの身代わりに…とかのネタも読んでみたいぜ
598名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 10:01:06 ID:NigCtmg4
メリアドールに種付けしたい
599名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 13:27:16 ID:X9dvGoAB
>>598に種付けされたい
600名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 15:08:19 ID:NigCtmg4
ミルウーダにも種付けしたい
601名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 02:45:02 ID:DhAyKLtc
近衛騎士団ズでレズエロ思いついたので晒してみます
ぶっちゃけ初エロなんで、ご指摘ご感想貰えると有難いです
エロ度は低いので期待禁止です

ラムザひっぱってくる予定だったのですが、長くなったので次回にします。
602密猟:2007/01/27(土) 02:46:07 ID:DhAyKLtc
-------------

「二人とも……これは何の冗談だ……ッ!」

困惑混じりの怒声が、天幕の中に響いた。
見惚れる程に均整のとれた裸の上半身。
形の良い乳房が、押し倒された身体の動きに合わせて揺れた。

……ちゅ……

ツンと上を向いたその桜色の先端を、柔らかな唇が上からゆっくりと含み――離れる。
舌の先端が乳房の下から突起までをゆっくりと舐め上げ、そのままなぶり続ける。
「ん〜……んふふ……」
「ん……やめろ…………アリシア……!」
半裸を晒し、舌使いに夢中な部下の頭を困惑気味に抱き押さえているのは、アグリアス・オークス――誇り高き近衛騎士団の、元女隊長だ。

「(湯浴みを……するって言ったろッ……!)」

すがるような視線の先には、湯を満たした木桶。
全く予想外の展開に混乱する頭に、アリシアの満面の笑顔が甦る。

――隊長。お背中お流ししますよ。

戦場においても最低限の身嗜みはある。
部下たちの好意は素直に受け取ろうと、鎧を外し鎧下を脱ぎ――微かに躊躇しながらも、女同士と割り切って肌着を外し上半身を晒した途端。
唐突に、二人に捕まえられたのである。
603密猟:2007/01/27(土) 02:46:50 ID:DhAyKLtc
「隊長……キレイですよ……」

背後から片腕と脇腹を支えるもう一人の部下――ラヴィアンが、アグリアスの耳に吐息を吹き掛ける。
「……あ……!」
ぞくぞくと背筋に甘い痺れが走り、思わず声が漏れた。
背中に密着する感触からして、彼女も上の着衣は既に脱いでしまっているようだった。
「――−前から思ってたんですよ。どうやって誘おうかな、って」
胸から口を離したアリシアが、上目使いで無邪気に微笑む。
「……誘うって……お前たち……こんな……」
「命懸けで闘っているんですから、この位。楽しんだっていいじゃないですか」
「ふふ。隊長、オクテだから。でも、反応はすごく良いですね」
つん、と勃ちあがった乳首を指で摘む。
「ッ……ば、馬鹿者ッ!」
てらてらと唾液に光る左胸の先端に二人の視線を感じ、アグリアスの顔が羞恥に染まる。
だが反射的に隠そうとした両腕は、二人に捕まったまま動かない。
「全然恥ずかしいコトじゃないですよぉ。部下とのスキンシップも、隊長の勤めじゃないですかぁ」
「な……」
耳元の声に絶句する。
「そうですよ。隊長の、女のコらしい所……あたしたちにだけは、ちゃんと見せて……」
――ハメられた。
二人とも、共に戦場を駆け戦局を支えたかけがえのない部下である。
故あって騎士団を抜け、この小隊に所属した際にも、騎士団ではなく自分についてきてくれた。
戦場では誰よりも真剣に、自分の指示に忠実に従ってくれる。
命を賭け背を預けるという意味では兄弟姉妹よりも深く、強い絆で結ばれた二人の部下が――今は上気した顔で、自分の身体を求めてきている。
悪い夢のようだった。
「ん……む……」
「ちゅ……」
「く……ぁ……」
敏感になった両胸の先に、舌と指の刺激が甦る。
抑えた吐息と唇の感触が、背後から首筋をなぞる。
座り込んで両腕の自由を奪われたまま、二人の同性から絶え間無く与えられる的確な甘い刺激に、アグリアスは抵抗する力を奪われていった。
604密猟:2007/01/27(土) 02:47:20 ID:DhAyKLtc
――確かに。
確かに酒が入った折には、その手の冗談も幾度かは聞いた。
実際数日前の宴席では部下二人が酔った唇を合わせて見せ、場を異様なまでに盛り上げる姿を目撃してもいるのだが――
幾多の戦を生き抜いた猛者であっても、戦場を離れれば冗談好きな小娘かと、苦笑で答えていたのだが。
――冗談では、なかったのだ。
「う、ん、あぁん!あ、あはぁぁ……」
自分のものとは思えない甘ったるい声が天幕に響き――部下たちと自分の優位性がはっきりと逆転していることを、アグリアスは理解した。
「(だめだ……だめ……だめ……こんな……)」
だが頭の中に霞がかかったように、それ以上の思考が意味を成さない。

「ぷは。隊長、カワイイ……んむ」
「――!?」

唐突に唇を奪い、口腔をなぞるアリシアの舌――揺らぐ意識を、翻弄される。
605密猟:2007/01/27(土) 02:48:58 ID:DhAyKLtc
「……ん……」

――キモチ……いい……

……もう……
――もう……いいや……

思わず閉じた瞳から、一筋の涙が零れ落ちた。
肉体から沸き上がる衝動を押さえきれず、アグリアスは侵入してきた舌に、自らの舌を絡めていった。

――もっと……。

「んふ……んぅ……」
「はッ、は……ん……」
はじめはおずおずと、次第に大胆に。
二人は酔ったような顔で、互いの舌を絡めあう。
背後から抱きすくむラヴィアンの手が離れ、アグリアスの髪を解いた。
「……」
美しい金髪が、音も無く広がった。
ラヴィアンの指先は、夢中で部下の唇を貧るアグリアスの豊かな胸へと移った。
背後から、そのままやわやわと揉みしだく。
「ふふ……隊長、イイですかぁ……?」
甘く色づいた両の突起を、掌で静かに回すように撫で上げる。
「……んぅ……ん……」
敏感な箇所に新たな刺激を受け、アグリアスの身体が、髪が驚きに震え――次いで歓喜に悶える。

――キモチイイ。
――もっと。

開放された両腕に、もはや抵抗の意志はない。

そこにいるのは、誇り高き近衛騎士団の元女隊長などではなく――どうしようもなく甘美で退廃的な蜜の味を覚えつつある、一羽の雛鳥だった。


-------------
606名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 02:58:03 ID:DhAyKLtc
補足でどうでもいい俺内部設定:
アリシアはモンク
ラヴィアンは弓子
アグリアス様は聖騎士様

FFTって面白いね。
まだ三章のアタマ位だけど、今後も良キャラ・良シチュと出会えそうな予感。
607名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 03:14:59 ID:KdWTKwmi
ウィーグラフで詰まったのもいい思い出
やり直すのめんどくてチョコボのデータ使ったけどな!
608名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 08:44:43 ID:WKvO9Wa7
>>601-606
GJ!
話的にはこの3人だけでいいや、ラムザいらんw
609名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 10:00:37 ID:GRF5Bsu0
チンコたるラムザが来るまで、俺は評価保留だな。
610名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 10:42:27 ID:b6Tld6i3
ここで敵襲⇒対応できずに凌辱もイイ
611名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 19:09:01 ID:DhAyKLtc
もすこしエロくなるよう頑張ってみました
更に長くなってしまいましたが流れがあるのでもう削れません
あと結局ラムザいれちゃいました。女同士だと終われないことに気づいたのでw

次回書く気力ががあれば、アグとラムザをあわせて終了かな。
さてどっちを上にしたものか…敵襲でうやむやにしちゃおうかな
612密猟 2:2007/01/27(土) 19:09:58 ID:DhAyKLtc
-------------

「……んむ……」
「ちゅ……」
「ああぁぁぁ……あ、あはぁぁぁぁッ……!」

深夜。野営地の、とある天幕の中。
琥珀色の淡いランプの光に包まれ、一糸纏わぬ三つの女体が絡み合う。
左右からの絶え間無い責めを一身に負い、中央でびくびくと身体を震わせ嬌声をあげ続けているアグリアスの思考は、完全に停止していた。
アリシアの指先がアグリアスの胸をすっと撫で、舌先が脇の下を這う。
ラヴィアンの唇が脇腹を甘く吸い、その手は焦らすように内股を伝う。
「やあぁぁぁ……や、はあぁぁぁぁん……う……」
快楽にむせび泣く声や表情には、もはや一片の羞恥も嫌悪もない。
ただ女の本能が、与えられる快楽に酔いしれているだけだった。
そして――抑えの効かない衝動に酔っているのは、アグリアスだけではない。
アリシアとラヴィアンにとっても、それは同様だった。
二人とも経験豊かとはいえ、今日の相手は特別である。
心から尊敬し、その崇高な精神や不器用な温かさが、自分たちに誇りと安らぎを与えてくれる――憧れの女隊長。
誰よりも強く、誰よりも気高い彼女が今、無垢な少女のように自分たちの奉仕に酔い、心を開いてくれている。
平静でいられるはずがなかった。
実際、攻めているはずのアリシアの呼吸は荒く、軽く開かれたその秘所は蜜に濡れ――ラヴィアンに至っては、細身の脚を既に一筋の雫が伝い落ちている。
「あ、あ、あ……あ、あはァ……!」
だが無論、二人に責め続けられるアグリアスの比ではない。
こうしている間にも、彼女は何度か軽く達してしまっていた。
だが二人の指先も唇も――他のどの部分よりも、最も強く激しい悦楽を与えられるはずの場所には、未だ一度も触れてはいない。

全部――触って欲しいのに――

いや――

……まだ……焦らされているのか…………?

もはや真っ白に近い意識に、そんな思いが割り込んだ。
今以上の快楽が、まだ待っている。
アグリアスの心臓が、壊れるほどに高鳴った。
それが不安であるか期待であるかは、もはや彼女には理解できなかったが。
613密猟 2:2007/01/27(土) 19:10:28 ID:DhAyKLtc
「ね……アリシア……」
「……ん?なに?」
囁くように名を呼んだラヴィアンの、とろんとした瞳を見返すアリシア。
「……男のコ、呼ぼう……」
そう呟いたラヴィアンの左手は、無意識にか既に自らの秘所を慰め始めている。
「マジ?」
比較的おっとりした同僚の真っ直ぐ過ぎる言葉に、アリシアは思わず苦笑してしまった。
「…よし、んじゃ誰か誘っちゃおッか。誰がいいの?」
「あたしは誰でも……隊長の好きな人がいいかな」
アリシアは軽く頷くと、アグリアスの耳に囁いた。
「隊長……」
「あ……はぁ……はぁ……」
快楽から一時的に開放され、大きく息をつくアグリアス。
「隊長。あの、男のコ、呼ぼうと思うんですけど。誰かご指名、ありますか……?」
焦点の定まらぬ瞳が、ゆっくりと開いた。
「……だれ……か……?」
「ラッドくんとか、どうですか?」
「ラ……ド……」
しばらくの後。
ラヴィアンの言葉に、微かに首を横に振るアグリアス。
乱れた金髪が身体を撫で、快楽の余韻に軽く身を震わせる。
「じゃあムスタディオは?」
アリシアの選択には、さっきより大きく首を振った。
「じゃ、……ラムザくん?」
「………………」
ゆっくりと。
困ったような目が、アリシアを見た。
「はい、決まり。じゃちょっと行ってきま〜す」
「行ってらっしゃい……。さ、隊長……あたしがお相手しますから、ご心配なく……」
「…え……?」
立ち上がってさっと服を着直すアリシアを背に、裸のままのラヴィアンはアグリアスの両膝を立て、間に割り込む。
「失礼します……」
屈み込んだラヴィアンの舌が、アグリアスの溢れる蜜を拭い始めた。
悲鳴にも似た上官の艶声を聞きながら、アリシアは天幕を出た。
614密猟 2:2007/01/27(土) 19:11:02 ID:DhAyKLtc
「お、いたいた。ラムザくん、ちょっとゴメン。うちの隊長が呼んでるんだけどさ、時間取れる?」
「あ、アリシアさん。分かりました。すぐ行けますよ」
明日の進路も決め、ラムザは床に就くには少し早い時間をちょうどもてあまし、剣でも振ろうかと外へ出てきた所だった。
…何だろう。編成の話かな。
まぁ何の話であれ、たとえ雑談からでもあの人から学べることはとても多い。
この寄せ集めともいえる小隊の指揮・運用から戦費調達まで、彼女たちの経験や知識は戦場以外でも大いに頼りになっていた。
自分がこの小隊の頭ならば、アグリアス率いる元親衛隊は小隊の背骨である。
戦場における強大な戦力でもあるし、なにより頼れるものの少ないラムザにとって、大きな精神的な支えになってくれていた。
ラムザはアリシアにしっかりと手を引かれ、並ぶ天幕と松明の間を縫って、師とも姉とも慕うアグリアスの元へと向かった。

――それにしても。
アグリアスさんが呼ぶなんて、めずらしいな。いつもは指令所まで来てくれるのに…


アリシアについて、天幕の入り口をくぐった瞬間。
ラムザは、持っていた剣を思わず取り落とした。
「…え……?な…」
淡い光の中、一糸纏わぬ女性が二人。こちらに気づかぬほどに、夢中で絡み合っている。
仰向けに白い両脚を開き、秘所を攻められ喘ぎ続ける金髪の人の顔を見て、ラムザは更に驚いた。
「ア…アグリアスさん…!?」
名を呼ばれたアグリアスの瞳がラムザを見、大きく見開く。
「……ラ、ラムザ!」
勢い良く上半身を起こし、片腕で晒した胸を隠す。
「ち、違うんだ!これは、その………あ、あはぁぁぁぁぁ!!いやぁぁぁぁッッ!!」
正気に返りかけたアグリアスの花芯を、ラヴィアンがへろりと舐め上げた。
胸を隠すはずだった左手は、思わずラヴィアンの頭を抑える。
だがそれでは、彼女の責めが止まるはずもなく。
「…くッ……あああぁぁぁぁッ……!!」
晒された胸が大きく揺れ、アグリアスは上半身を起こしたまま身を反らし――ラムザの前で、果てた。
615密猟 2:2007/01/27(土) 19:11:46 ID:DhAyKLtc
「……ラムザくん、どう…?」
アリシアが、ラムザの耳元で囁く。
「…え…うぁ…!」
女の手で、す…と服の上から自身を撫で上げられ、ラムザは思わず腰を引いた。
心臓が、早鐘のように鼓動を打ち続ける。
「ふふ、もう準備万端、ね…。大丈夫、怖くないからさ…」
耳元で囁きながらアリシアはラムザの背後に回り、その腕に身体を押しつける。
「今夜はほら、ちょっとしたお楽しみ――そう、あたしたちからのささやかなプレゼント、よ」
ラムザの肩に顎を乗せ、アリシアの手は服の合わせからラムザの胸へと進入した。
「ア、アリシアさん…?アリシアさんッ…!!?」
少年らしい無垢な肌触りと、戦士らしい鍛えられた力強さを併せ持つ独特のラムザの肌の感触を楽しみながら、アリシアは手際よく上着を脱がせていった。
「く――!?」
上半身は素裸にされ、アリシアの舌がラムザの胸を這い始め――女の匂いと甘い感触に、ラムザの意識が翻弄される。
「……」
下半身に気配を感じたラムザが目を開けると、全裸の肌をほのかに染めたラヴィアンが、カチャカチャとベルトを外し始めていた。
やがて滑らかな指が、怒張した自身を外へと誘い――とろんとした顔のラヴィアンの桃色の舌が、反り返るほどに膨張したそれの先端を微かに嬲り始めた。
「う…あ、あ…く…」
ぴりぴりとした、強いのだがどこかまどろっこしいようなその快感に、ラムザの身体は震えた。
「…気持ちいい?ラムザくん…」
「〜〜!!」
アリシアの囁きに、泣き出しそうな表情で、声にならない返答を返すラムザ。
震える両膝は、今にも崩れそうなほどに力が入っていない。
616密猟 2:2007/01/27(土) 19:12:41 ID:DhAyKLtc
…ちゅ…

ラヴィアンの唇が、ラムザの先端を含んだ。
決して奥までは含まず、ついばむように軽く吸っては、離す。
「…あ、あ…あぁ…く…」

――じれったい。

「…はぁ、はぁ…あ、あ、うぁ…」

もっと…

「う、う…あ、あぁぁ…く、うぅぅぅ…」

…もっと、深く…温かく…包んで……!

震えるラムザの手が、ラヴィアンの頭を掴み――力を込めて、引き寄せた。
「…ん…む…」
急に怒張を喉まで含まされたラヴィアンが、微かな声を上げた。
だが、彼女は愛しげにそれを咥えなおし――巧みに舌を使いながら、先端から根元までを往復し始めた。

ちゅ…ちゅ…

「あ、あ、あ…う、あはぁ……は……」
ラヴィアンの頭に手を置いたまま、前に屈んだラムザの端正な眉根が、切なげに寄せられる。
そして――
「…く、くぅぅぅぅッ!!うぅぅぅッ!!」

…どくん。
どく、どく…

小柄な身体が、大きく震える。
ラムザはラヴィアンの口中に、果てた。

「…う…あ、はぁ……はぁ……」
脱力して後ろに倒れ込んだラムザの身体を、アリシアが背後から受け止める。
「どう?」
「…ん…いっぱい、出してくれた…」
こくり、と喉を鳴らしてアリシアの問いに答えるラヴィアン。
「うふふ…ラムザくん、かわいい……さ、次は何して遊ぼっか……?」
「はぁ、はぁ……知りません…よ…!もう…!どうなっても…ッ!!」

もう、いい。
――今宵のことは、夢と割り切る。

少年の身体に潜む男としての欲求は理性を食い尽くし、次の悦楽を求め、その身を捧げようとしていた。

-------------
617名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 19:17:05 ID:DhAyKLtc
いじょ
ラヴィアリが自分で書いてて気に入ってきてしまいました。人生楽しそう。

ところで他の方々の作品を読ませて頂きましたが、
ひたすらヤッてるだけってあんまないすね。需要ないのかな…
618名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 19:25:55 ID:regKbnPY
GJGJGJGJGJGJGJ!!
619名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 19:26:58 ID:regKbnPY
失礼取り乱してageちゃいました。
620名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 19:40:43 ID:XQNMjwA4
個人的にはラムザはいらなかったけど萌えたよ。GJ
621名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 22:45:49 ID:wjMKGl6D
ラムザ良かったよ。GJ!
622名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 23:53:53 ID:crkW9cKA
>>617
グレイトジョブ。素晴らしい。

……ラムアグ萌えとしてはラムザの登場は嬉しかったりした。
623名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 01:09:42 ID:BQ5/b6Pc
そういえばウィーグラフのエロって見たことないや
あったっけ?
624名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 01:17:46 ID:hdYiB8xi
皆様のあたたかいご支持ご声援に支えられ
キッチリ続きを書いてシメる気になって参りました

書き終えれば見習いエロ書き士レベル2くらいにはなれるのだろうか。
625名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 01:20:09 ID:hdYiB8xi
ウィーグラフって相手いなくね?
あのテンパってる妹?
626名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 01:29:03 ID:7cbb6UKZ
>>624
チンコ持ちが出た以上、マンコにチンコ突っ込む流れになってほしいのは、人情なものでして。
最後まで頑張ってくだされ。
627名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 01:59:44 ID:yNMw0IZo
ウィーグラフと同じ戦闘で出てくるあいつの部下って、
どういうわけか女ユニットばっかりなんだよな
628名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 02:00:40 ID:hdYiB8xi
展開に迷ってしまった結果、
本番なのに一番エロくなくなったような
こんな展開にするならタイトルちゃんと考えればよかった…

肯定否定含め今後の糧にいたしますのでご意見ください
629密猟 3:2007/01/28(日) 02:01:27 ID:hdYiB8xi
最初に目に入ったのは、天幕の天井だった。
起き上がり、見渡す。
――ラムザと自分の二人の部下が、あられもない姿で横になっていた。
寝ているというより、果てたまま気を失ったのだろう。
アグリアスは解かれた髪を払って立ち上がると、言う事をきかない身体をのろのろと動かし、二人の部下に毛布をかけてやった。
――まったく。幸せそうに寝て。
どこまでも邪気の無い彼女らの寝顔に、起こして叱責する気など消え失せてしまった。

――やれやれ。
ラムザにも、悪い事をしたな。

傍らで眠るラムザの身体にも、毛布を掛けてやろうとして――アグリアスは、何故かその手を止めた。

――――。

まだ傷の少ないその肉体は、傍目にも適度に鍛えられているのが良く分かる。
汚れなき精神を秘めた、無防備な彼の身体。
屈み込み、愛おしげに見つめる。
衝動が沸き上がってくるのを感じた。
常ならば、到底許される事ではない。
だが。
この甘い夢のような、まるで異世界のようなこの天幕の中だけならば。
許されるような、気がした。
「ラムザ……」
胸板に、おずおずと舌を這わせる。
「……ん……」
ラムザが、微かに呻いた。
だが――もう、止まらない。
舌は胸板から下腹部へ――そして。
630密猟 3:2007/01/28(日) 02:02:17 ID:hdYiB8xi
ちゅ……

「……う、あッ……!」
柔らかな刺激に、ラムザが覚醒した。
興奮した様子のアグリアスが、乱れた髪を掻き上げながら自分のものを愛おしげに口に含んでいる――そんな、現実とはとても思えないような光景が視界に飛び込んできた。
「……く……アグ……リアス……さん……!」
その感触に、光景に――ラムザの器官は再び張りを増し、首をもたげる。
「はッ……はッ…………ラムザ……ッ!」
アグリアスは口を離すと、彼の上に跨がった。
「……済まない……もう辛いんだ、助けて……助けてくれ……ッ」
白い指先でラムザの怒脹を、濡れそぼつ自らの秘所へと誘う。

そしてゆっくりと、腰を――落とした。

「……はぁぁぁぁぁ……ラムザぁ……!」
「……アグリアス……さん……ッ!熱い……熱いッ……!」
膣内を満たす、熱い感触。
アグリアスは膝をつき、止まらない自らの腰の動きに身を任せる。
「……く……ッ」

……ず……ちゅ……

淫らな水音が、天幕の中に微かに響く。
「アグ……リア……さ……」
「……あ、あ……は、はン……イィ……ッ」
ラムザが、自分の中で喘いでいる。
自分と同じ快楽を、感じてくれている。
その事実だけで、果ててしまいそうだった。
「あ、あぁ……ッ!あああッッ!!」
「イイか……?ラムザ……?」
「く……!は、はい……ア、アグリアス……さ……!僕……僕……もう……!」
ラムザの両腕が、アグリアスのそれにしがみつく。
「私、も……もう……イ……くッ……!あはぁッッ!!」
「…………ッ!」
二人は、同時に果てた。

――荒い息だけが、しばし天幕の中に響いていた。
631密猟 3:2007/01/28(日) 02:04:00 ID:hdYiB8xi
「ラムザ……好きだ」

唐突に、アグリアスが口を開いた。
「……え……」
「……好きなんだ……どうしようもなく、お前が好き……大好きだ……」
「アグリアスさん……」
「……分かっている。私にもお前にも部下があり、大義があり、立場がある……お前の心に遺された、朋友の妹についても噂は聞いている……」
「…………」
「それにこの身は、愛する男に捧げるには……傷つき、血に汚れ過ぎている……!喜ばれるはずなどどこにも無いのに――私に、女を捨てた私に、こんな我が儘を口に出す資格なんてないのに――!!」
「アグリアスさん……」
「……すまない……、すまない、ラムザ……もう私は……これ以上、お前の前にはいられない……」
泣き出したアグリアスに対し、ラムザはただ己が胸を貸すことしか出来ない自分を恥じた。
632密猟 3:2007/01/28(日) 02:04:58 ID:hdYiB8xi
「ラムザ……起きているか……?」
「……はい」
ランプの火も落ち、碧い微かな月明りだけが辛うじて人の輪郭を照らす天幕内。
臥せたまま、アグリアスは呟くように言った。
「私は……まだ、ここにいても良いのだろうか……?」
ラムザの温かい手が、そっとアグリアスの髪を撫でた。
「……当たり前じゃないですか。僕らには、アグリアスさんの力が必要です。それにアリシアさんも、ラヴィアンさんも、もちろん僕も――みんなアグリアスさんの事が、大好きなんですから。それに」
「ん…」
「貴女は言ってくれました。……僕を、信じると。だから、僕も貴女を信じています。いつも近くに居てほしいと感じています」
「……ラムザ……」
「はい」
「オヴェリア様を……救ってくれるか……?」
伏せたままのアグリアスの声は、微かに震えていた。
「……あの方は、不幸になるべき人じゃない。あの方のような優しい人が愚かな野望の犠牲とならぬよう、僕は戦っているんです。……それで、答えになりますか」
「――ラムザ。ラムザ・ベオルブ。私は、決めた」
アグリアスが顔を上げ、立ち上がった。
その表情は、早春の冷えた水面の如くに澄み切っていた。
ラムザの傍らに落ちていた剣を拾い、裸身のまま身の前に立てて構える。
「騎士アグリアス・オークスは、以後貴公に忠誠を誓い、この剣を捧げ、この身を貴公に預ける。……私の技も、命も、全て」
「アグリアスさん……」
「ラムザ」
アグリアスの真剣な眼に促され、ラムザは剣を受け取った。
幾度も見た父の儀式。
幼い頃に憧れた、あの後ろ姿。
ラムザは立ち上がり、剣の平を傅くアグリアスの肩にあてる。
「……騎士アグリアス・オークス。貴公を我が配下と認める。天分を弁え、良く仕えよ」
「は。……一命に、代えましても」

――そう。今は、これでいい。
私は私として、護りたいものを護る。
ここが、私の居場所だ。

静かな夜の、二人だけの儀式。
アグリアスの心は、満ち足りていた。
633密猟 3:2007/01/28(日) 02:06:14 ID:hdYiB8xi
「命脈は無常にして惜しむべからず……
葬る!不動無明剣!」

アグリアスの聖剣技が炸裂し、三人の完全武装した騎士が一気に倒れた。
「次ッ!」
気迫の篭った双眸に、剣を構えた男たちは思わず怯む。
「貴公ら、さっきまでの威勢はどうした!その程度の腕と度胸でこのアグリアスの首、本気で取れると思っているのかッ!」
ぶん、と剣を振る。
びくりとした敵兵たちは、先頭にいるものから我先にと潰走を始めた。
「逃がすかッ!アリシア、ラヴィアン!続け、これより追撃戦に入る!」
「はッ!」

(〜〜今日は気合い入ってるなぁ……)

敵兵を追う三人を見て、ラッドは呟いた。
彼の役目は追撃戦だったのだが、今日は完全に出番はなさそうだ。

(なんかあったのかな……)

特にアグリアスの顔はまるで、昨日とは別人のように生き生きとしている。
腰を痛めたとかで戦場に来ていないラムザとは対照的な活躍ぶりだ。

「大気満たす力震え、我が腕をして閃光とならん!
……無想稲妻突きッッッッ!!!!」

遠くでまた二人程、宙を舞っていた。



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634名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 02:08:58 ID:hdYiB8xi
はーいしゅーりょー
アグが何を言っているのか自分でも分かってないっぽいですが雰囲気で察してください

ラストはエロ妄想に自分で酔ってきたのでサワヤカ路線(?)
今回はいろいろと勉強になりました…
635名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 03:39:12 ID:IuAm9Koi
>>634
Hシーンをもう少し長く濃密に書いて欲しかったかな…。
でも全体的には良かったよ!GJ!
636名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 03:46:24 ID:s7LKdo7b
>>634
乙。すっごくよかったぜ。
百合もイケるなら、アグリアスと姫様なんてどうだい?
あの二人はネタは美味しいのに全然ない気がするんだぜ。
二人きりの乙女ワールドを所望だぜ。
637名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 04:05:36 ID:7cbb6UKZ
>>634
章ごとに探り探り書いてたらしいからしょうがないんだけど、
前、中、後編を雰囲気というかノリが統一されてたらなー、とは思った。
逆に無理に繋げなくて、短編三本書きました、でもいけたね。

とはいえお疲れさんです。
次も期待大。
638名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 12:03:14 ID:hdYiB8xi
一夜明けて見てみると本編1・2章+オマケ3章みたいな構成になっちゃってますな
ずっとラヴィアリに任せておけばよかったかと深く反省。
次回はも少し短く主題を決めてから書き込みます。今回は印象が滅茶苦茶だw

読んでくれた皆さん感想くれた皆さん褒めてくれた皆さん
どうもありがとうございました。
リクも含め、また妄想が降りたら再度お目汚しに参ります。
639名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 17:51:22 ID:hdYiB8xi
心を全部開いてこそ良いセックス
まぁ開いたというかこじ開けられたというか…
640名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 03:17:26 ID:1sVM5eQ1
保守
641名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 05:06:59 ID:J4HFoAXb
女傑アグリアスはクリトリスの大きさで知られていた。
長さは勃起時に最大15cm、太さは成人男子の足の親指ほどもあり、世人曰く、「陰核天狗」と渾名されるほどである。
戦場での活躍は鈍重で使い勝手が悪いが、閨房での”男勝り”ぶりが彼女の地位を確かなものにしていた。
彼女は上司の立場を利用して部下の女性を手篭めにするのを好み、その部下も彼女に犯されるのを待ち望んで厳かに仕えた。
彼女の部隊は規律と団結が堅く、寡兵ながら一個師団に匹敵すると評価されていた。
642名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 12:54:45 ID:HiWpRGMN
FUTANARIはともかく
女好きで篭絡アビリティ習得してるアグ様は見たい
643和平的解決などありえん話だ:2007/01/30(火) 20:11:42 ID:3Ps7cykx
マラーク「大公殿下の恩を仇で返すつもりか!!バカなことを言うなッ!!」
ラファ 「……兄さんだって知っているでしょ?私があいつに何をされたか…!知っているクセにッ!!」
マラーク「ラファ!それ以上は…」
ラファ 「あいつは…あいつは私がおフロに入ったり一人エッチをしてるのを盗撮して一人で楽しんだあげく、うっかりネットに流出させたのよ!!うっかりにも程があるわ!!」
マラーク「ラファ」
ラファ 「兄さん……」
マラーク「スマンそれやったのオレだ」

ラファ 「真言はFAITHを無視するちょっと危険な技なのvvv」
マラーク「ア----ォ」

マラークはクリスタルになりました。
644名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 20:12:38 ID:3Ps7cykx
以上やっとラファが誰か分かった601でした。
ラストは>>199へのオマージュ。このテキスト大好き。
645名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 00:24:33 ID:/MxEO+Oh
外し技わろたw

「ラファは大公にあんな事やこんな事をされまくってる」というのが
エロ的にはデフォ設定なだけに、たまにはこういうのもいい。
そして自分も>>199好きだ
646名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 01:08:16 ID:lOJy2p1V
…自演乙
647名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 01:26:34 ID:N2VnU6SE
いつまでも引っ張れるネタでもねーしなw
648名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 20:12:24 ID:MKfNQaSi
>>646
テンプレはパクったが俺は>>199じゃない…
ていうか>>199の人見てたらホントスマン。
深く考えず、誤解される一言を入れてしまった。

そして>>645勇気が出る評価サンクス。同志。

前言撤回して心開かないエロ>>15にトライ。
ざっと雰囲気変えて書いてみたつもりなので
もし思うところあればまた教えてくれると喜びます

ちょいグロ注意?21禁ならこのくらいは許容?
649贖罪の贄:2007/01/31(水) 20:13:05 ID:MKfNQaSi
-----------------------

神聖ユードラ帝国時代に築かれたといわれる古城、ライオネル。
昼なお薄暗い城内の、更に暗い地下牢内。
死者の吐く障気のような湿った重い空気が漂うその最奥部、苔むした岩壁に、一人の若い女が両手を鎖に吊るされ、恥じらうべき白い裸身を冷えた空気の中に晒していた。
僕はその姿を見たとき、こんな陰惨な場所であるにも関わらず――まるで美しい絵画のようだと思った。
「――ルザリア聖近衛騎士、アグリアス・オークス――だったな?」
「……」
先輩の問いに、吊るされた女――アグリアスと呼ばれた人は何も答えない。
ただその切れ長の青い瞳が、こちらを黙って睨みつけただけだった。
この状況にあってなお、その眼の光は死んではいない。
「なんだその目は?いい加減にあきらめな。知られた以上、アンタはもうお姫サマに会わすワケにゃいかねぇんだよ」
ぐい、と先輩が虜囚の白い顎を持ち上げる。
「オマエはここで俺たち騎士団の慰みモノになって、飽きられたら捨てられる。それだけの存在よ」
「…オヴェリア様は、どうした」
女が、感情を押し殺した低い声で答えた。
「へッ。さすがにお姫サマにゃおいそれと手は出せねぇよ。別な場所でおとなしくしてもらってるぜ」
「…そうか…」
「人の心配より、自分の心配をしたらどうなんだ?てめぇは好きにしていいって言われてるんだぜ――さて、何をしてやるか…」
「好きにすれば良いだろう。それともいちいち指南をしてもらわねば女も抱けぬのか」
「…ッ!生意気なクチきいてんじゃねぇッ!!」
先輩の拳が、女の頬を殴打した。
じゃら、と華奢な手首につけられた枷と鎖が重く鳴る。
女が、殺気に満ちた眼で先輩を睨み付けた。

――この人は、まだ諦めてはいない。

その視線の静かな気迫だけで、僕の背筋は冷たくなった。
これはただ感情を殺し――数千分の一、数万分の一にでも伺うチャンスを逃すまいと伺う獣の目だ。
「――気に入らねぇな。おぅ、オマエ。この女の口と目ェ、塞げ」
「え――」
「ボサッとしてんな!テメェを男にしてやろうってんで連れてきてやったんだぞ!逆らう気か!!」
怒鳴りながら、先輩はすらりと腰の剣を抜いた。
「は、…はい」
まずい、キレかけてる。
僕はポーチにあった応急布で、急いで吊るされている女の目を隠し、口を封じた。
650贖罪の贄:2007/01/31(水) 20:13:37 ID:MKfNQaSi
「…ぐ…む…ッ」
「…ヘッ。イイ格好になったじゃねぇか、聖騎士のオネエサンよ」
先輩は抜き身の剣で、白い裸体をつ…となぞる。
ぴくり、とわずかに裸身が跳ねた。
視界を塞がれれば、恐怖や不安は数倍になる――精神的な拷問としては、目隠しは地味ながら有効な手段だ。
「…どこか斬ってやればおとなしくなるか?ん?――この、脚か?」
「……ぅ……」
撫でる刃で、白い裸体に微かに紅い線が引かれていく。
女の身体は、――微かに、震えていた。
…無理もない。こんなの、普通の人なら発狂したっておかしくない状況だ。
「…この、胸か?」
鋭利な先端で形の良い胸の先をなぞる。
「……ん…は……」
「イイ声で鳴けるじゃねぇかよ。ハナっからそういう態度でいやがれこのクソアマが」
先輩の左手が、女の脚の間へと伸びた。
「……んぅ……」
女が、身をよじって抵抗する。
だが繋がれている以上、どう暴れようと逃れる術はない。
「…んん…ッ!!…む、ふゥ…ッ!!」
がくがくと、アグリアスと呼ばれた女の身体が揺れる。
その声は猿轡の向こうで、押し殺したように響く。

――非道い。
こんなの、――騎士のやることだろうか?

「…へ、イマイチ濡れねぇな。おう、オマエ。見てねぇでこっち来い」
呼吸を荒げた先輩の腕が、僕の腕を掴んで女の身体に寄せる。
「乳、しゃぶれ。そんでさんざ鳴かせたら、テメェが犯せ」
「…先輩…でも…」
「ヤれっつったらヤるんだよ!それともテメェからブッタ斬られてぇのか!」
「…う……」
――微かな逡巡の後。
僕は、その裸体の胸に顔を近づけ――先端を、口に含んだ。
びくりと、女の身体が反応する。
651贖罪の贄:2007/01/31(水) 20:14:38 ID:MKfNQaSi
微かに冷えた、滑らかな肌…そして柔らかな中心。
僕は赤ん坊のようにそれを舐め、吸った。
女の甘い肌の匂いが、鼻腔をついた。

ちゅ…

ついばむように吸い、離す。
唇で包み、ぞろりと口中で舐め上げる。
「…う…ふぅ…ッ」
女の息が、微かに漏れる。
――弄ぶうちにその先端は、つんつんと抵抗のある感触に変わっていった。
「…ん…んんんん……ッ!」
女が、何かを否定するように首を振る。
僕は構わずその先端を舐め上げ、甘く噛む。
「…は、はぁ……んむ…」
僕は息が荒くなってきたのを自覚しながら、夢中で空いたほうの胸を指先で撫で、摘み上げた。
先輩の指はずっと、女の秘所を無造作に擦り上げ続けている。
「…む…ふ…っぅ…ッ!!」
そして――女騎士が、高く鳴いた。

「…よし。やっと濡れてきやがった。さ、犯れ」
先輩が女から手を離し、入り口近くの椅子にどっかと腰掛けた。
女の白い肌は微かに上気し、呼吸が苦しいのか肩で息をし始めている。
「…は…んは…」
「はぁ、はぁ…ふぅ…」
――もう、止まらない。
僕は衝動に任せ、服の裾から窮屈な思いをしていた自身を曝け出した。
女の脚を開き、間に入って持ち上げる。
「…!!」
吊るされた手首にかかった全体重に、女が辛そうに呻いた。
僕はその身体を背後の冷たい壁に押し付け、少しでも負担を軽くしてやった。
「…ん…ん…!」
微かに首を振って抵抗する女。
だが僕の眼前に広がる秘所はとろとろに溢れた蜜に濡れ――ピンク色のクリトリスは固く充血し、僕を誘っていた。
「…ごめん…なさい…ッ!!」
小さな声で謝って…僕は自分自身を、女に突き入れた。
652贖罪の贄:2007/01/31(水) 20:15:37 ID:MKfNQaSi
ちゅる…

「……!!」
「…く…!」
…気持ちいい…ッ
女の膣内が、僕をやわやわと受け入れていく。
「…ふぅ…ッ!むぅ…ッ!!」
戒められたままの声が、快感に鳴いた――ような気がした。
「…ッ…!」
一気に達しそうになるのをなんとかこらえ――女の脚を抱えたまま、奥まで達した腰を引く。
出口近くまで感触を味わい、再び、ゆっくりと挿入する。

ちゅ…
じゅ…ぷ…

何度も、何度も。
微かな水音が、地下牢内に響いた。

「はぁ…はぁ…ッ!く…!!」
「…んむ…んふぅ…ッ!」
そうしているうちに、僕と岩壁に挟まれた女の肉体が腰の動きを合わせてきた。
更なる快楽を切望し――おそらく無意識に。
「…ん…ん、んぅ…んんッ…!」
「はぁ…はぁ…は…!」
僕は耐え切れず、腰の動きが一気に早まる。

ず…ちゅ、ちゅる…ちゅぷ…

淫靡な音が、僕と女の熱い呼吸が、牢を満たす。

「んむぅぅぅぅッ!!んふぅぅぅぅぅ……ッ!!!」

――やがて担ぎ上げた女の脚がびくびくと震え、膣内がきゅっと僕のものを締め付けて――

首に、横一線に熱い感触を覚えて。
僕の意識は、そこで、真っ白く――
653贖罪の贄:2007/01/31(水) 20:16:12 ID:MKfNQaSi
「…大丈夫か。聖騎士殿」
「…はッ、はッ……はぁ……」
目隠しと猿轡を外され、息を整えるアグリアスの視界に入ったのは一人の鎧姿の騎士と――鮮血に濡れる地下牢だった。
先ほどまで自分を犯していた若い男は、首を切断されて絶命していた。
その奥では剣を持っていた男も頭を割られ、死んでいた。
腕の戒めを解かれ、ふらつく裸足でそれでも地に立つ。
「………貴公…は…?」
アグリアスは胸を隠し、自分を助けた男に問うた。
その姿は手足から頭まで全身鎧に覆われており、顔すら確認出来はしない。
「ライオネルの騎士だ。――特に最近の我が主の成す事、城内の全ての騎士が心から賛同している訳ではない。――答えとしては、十分であろう」
「領主よりも騎士道に准じてくれたと――申すか。かたじけない…」
主君に逆らうその行為のために、あえて顔を隠していたか。
男はアグリアスに彼女の服と剣を渡し、言った。
「裏口を教える。急げ」
「――だめだ、まだ姫が――」
「たわけが。貴公一人で何ができるか」
「……くッ…!!」
男の言う通りだ。
「オヴェリア姫は四日後の朝、ゴルゴラルダの刑場にて処刑されることが決まった」
「――!」
アグリアスは石壁へ、両の拳を叩きつけた。

――私のせいだ。
私がここを選び、姫様を案内して――!!
654贖罪の贄:2007/01/31(水) 20:16:51 ID:MKfNQaSi
「――今は逃げよ。主君であれ仲間であれ、貴公の頼れるものを頼り、再びこの城へ参られるが良い。四日後に処刑ということは、それまでは確実に猶予があるということだ」
――頼れるもの。
アグリアスの脳裏に、一人の青年の顔が過ぎる。
「…そうだな。すまぬ…」
「感謝など不要だ。貴公がこの城に戻りし暁には、全力で相手させて戴く。この城の戦士としてな」
「…分かった。その時は、私も全力を尽くす。だがこのアグリアス・オークス、この恩は決して忘れぬ」
「良かろう。行け」

驟雨に濡れる、闇の中。
アグリアスは、ただ駆けた。

――この身など、いくら傷つこうが穢れようが構わない。
――神よ。姫を、オヴェリア様をどうか護りたまえ――


「ふン…慣れねぇことはするもンじゃねぇな…肩が凝って仕方がねぇ」

そう。礼などいるものか。
あのガキどもの持つ聖石、本物の聖石さえ――ここに連れてきてくれさえすりゃいいんだ。

全身鎧の騎士に扮した男は自ら撒いたエサが闇へと消えるのを眺め、そうひとりごちた。

(終)
-----------------------
655名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 20:18:15 ID:MKfNQaSi
またどうでもいい俺内部設定:
「先輩」はナイトLV4位?顔はイイ男。偏向教育の犠牲者。
「僕」は見習いからアイテム士を経て最近ナイトに。ポーチはその名残。
最後の人はまぁ、あの人と分かるつもりでかいてますがどうでしょう

ある程度掴んできたような気はしますが。
エロシーンの良否は自分では判断できないと思う今日この頃

それではまたいずれ。ウィーグラフが待っている…
656名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 20:44:07 ID:yB4jJzT3
一言言っておく



GJ
そして密漁の2話目と3話目の間を書いて欲しいラヴィアリとラムザの3Pをたのむ
657名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 00:21:29 ID:tkWZO8K4
ほす
658名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 02:50:09 ID:xu9vSl3x
ガフの仕事人っぷりに惚れた
次こそアグオヴェの主従百合をキボンヌしてみる
健気なアグたん好き


でもアグリアスがラムザを想う描写って本編にあったっけ?
659名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 06:15:00 ID:iNQjUq88
レズ厨はしつけーな…
660名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 09:59:22 ID:CbRJijT+
>>659
いちいち反応すんな、スルー汁w
661名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 13:57:42 ID:RG5s5X15
職人業が一際光るスレですね
ここで提案、ラム×アルの近親相姦なんてどーよ?
662名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 16:21:02 ID:aDyD+LTr
>>661
一番ありそうでないSSなんだよね…。ラム×アル
663名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 16:50:55 ID:htHsNWZK
オヴェリアと一緒に出歯亀やどつき回しにいっちゃってる印象だなあ >アルマ
後はハーレクイン読んでオヴェリアやらラヴィアンやらアリシアやらと
きゃいきゃい言ってるとか

酒持ってこーいの汎用ちゃんと一緒になって酒呑んで
ラムザ始め男連中の所に突撃して回るも
酒が回って寝込んじゃって翌朝覚えていないとかそんなネタしか浮かばん
664名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 16:56:21 ID:htHsNWZK
連書きスマソ
貴族の女子学校(寄宿舎ものと仮定)で先輩がしているのを見つけてしまって
「どうせ嫁ぐなら予行演習、女の子同士だから回数に入らない」と
ティータとレズるアルマとかいう電波を受信してしまった
665名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 17:50:37 ID:tkWZO8K4
ちゅーか前々からの疑問
ここはレズあり801ありなんか?
他スレでは蛇蝎の如く嫌われているんだが…
666名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 18:41:59 ID:NEabDSOj
俺はレズも801も妄想クレ厨も嫌いだがスレ住民大半がYesと言えばYesになる
667名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 19:36:51 ID:oYXyGGzG
>>1に何も書いてないから明言の縛りはないのでは。801はカンベンとか少し上に書いてあった気もするが。
俺は男同士だろうが女同士だろうが楽しけりゃいいが触手は苦手だ。
といっていちいち自分の好き嫌いを主張していてもキリないし
作品と反応を見てスレの流れが自分向けかどうか見ていくしかないんじゃないか
668名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 21:30:57 ID:7LmLFyQs
ラム×アルは俺も期待してる、話としてはラストの逃避行エンド後がいいな

>>663
アルマってなんかギャグが似合う印象があるなw
FFTじゃ珍しい、というか唯一の「明るい女の子」だからかな
669名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 23:34:36 ID:luDTe2tI
アルマはムスタディオと仲良くなって欲しいと思うオレは少数派だろうか。
親友の妹と、という王道でこう。
670名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 00:28:33 ID:8HZ1Bzi4
いいな王道。少数派ではないと思うよ。
671名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 00:54:00 ID:5h8uC/L/
ラムザ×アグリアスな話の時はアルマとくっ付くことが多く、
ラムザ×アルマな話の時はアグリアスとくっ付くことが多い


何気に羨ましいポジションにいやがるぜムスタ
672名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 01:26:55 ID:pcm7FN2g
自軍メンバーの固定キャラで、ラムザと同世代の友人ぽいのって
ムスタとラッドくらいしかおらんからね
673名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 01:36:21 ID:AYVJCdUo
>>665
レズOKで801はNGのスレが多い
でも、801もOKのところもあるし、スレ次第としか言えない
674名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 01:36:39 ID:FNN/jifp
食い込み天使アルテマスレのラム×アルSSには随分お世話になった。
675名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 01:36:48 ID:AYVJCdUo
ageたすまん
676名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 05:16:13 ID:tSQsvIq3
>>671
ムスタディオをやっつけろ(はぁと
のおかげでギャグもこなすしな。
かなりおいしいキャラだ。
677名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 18:57:46 ID:6qhMRNgC
ところで、ラム×アルとアル×ラムって、区別付ける必要あるの?
678名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 01:15:05 ID:ymZFpMBo
別に気にすることもないだろ。
ただ腐女子やら同人女どもはその前後の違いだけで憎しみあえるほど凄い生物だと聞くがな。
679名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 03:39:01 ID:nTgEVHQh
ttp://yotsuba.saiin.net/~1001ya/alflailawalaila/other/other_04.html
ラムザ×アルマのSSってこれくらいしか知らないなぁ
EDの展開からしてこの二人がくっつくのはごく自然と思えるけど
このカップリングはほとんど見ない
680名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 13:57:40 ID:0Ds0rjr8
ラム×アルと言う表記、一瞬ラムザとアルガスかと思って鳥肌が立ってしまった
紛らわしいのでやめてくれwww
681名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 01:05:09 ID:gRjBteyA
>>677-678見てると
女が攻めに回ってる場合どうするんだろうと思う
百合ならそれでも良さげだけど
682名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 01:20:58 ID:dkP89z6V
ラムザとアルマの場合、アルマがかなり主導権握ってそうだ
私が必要でしょ?のノリで
そして浮気でもしようものならアルテマになる
683名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 02:34:54 ID:CXZzU5F6
>>680
その発想はなかったわ
684名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 03:54:52 ID:NUxj+tv7
>>681
つ「ペニバン」

ラムザなんか案外犯られちゃうの似合うんじゃね。
685名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 05:11:26 ID:NpYPYWPP
昔の電プレの4コマにアルマが
「私が男だったらよかったのに」って告白するシーンの次に
「そして兄さんが女の子だったらよかったのに…」ってニヤリと笑うっていうのがあったけ
686名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 22:39:19 ID:dRP37F/g
ラムザを犯し隊を思い出した
687名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 23:18:22 ID:jxMmMgK7
どこの4コマだったか、ラムザがいろいろと叫んでパラメータ上がっていくんだが、
最後に「アルマ、どこだー!!」でとんでもなく上昇したところにディリータから
「シスコン」って突っ込まれてるのがあったな。
688名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 23:29:44 ID:r8oddX+e
>>682
過去ログでならそういうのあった。
>674も言ってる「食い込み天使アルテマ」スレ
ttp://piza2.2ch.net/ff/kako/975/975515089.html

ラムアルSSはレス番798以降。
689名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 00:30:04 ID:isyHqjT7
>>687
ディリータに言われちゃおしまいだw
690名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 01:00:27 ID:BDnRSAKN
アグリアスにペニバンで犯されるラムザは見たい
691名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 17:10:42 ID:5jgYpQbr
>>685
なんだその修道院の女全部食ってそうなアルマはw
692名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 18:37:33 ID:X+rTUhLf
話術スキルも半端なく高そうだよなw
693名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 01:19:54 ID:Jwnk8j9Z
アルマ:中原麻衣
オヴェリア:清水愛
アグリアス:生天目仁美
ティータ:斎藤千和
694名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 14:43:36 ID:3kRkrDD2
アグリアス関連はラムアグ以外嫌だなあ
やっぱ王道が一番だろ
695名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 16:06:31 ID:zmujblkT
>>694
でも、たまには王道じゃなくて変化球も読みたい訳でw
696名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 17:27:12 ID:6+tjaPJ7
レズ厨、インセストタブー厨が多いスレですね、ここ
697名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 17:37:00 ID:3kRkrDD2
レズもインセストタブーもいいじゃない
でもそれ以上にラムアグが読みたい
698名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 17:41:34 ID:X8BBBtVo
このスレの上の方に四つもあるやんか
699名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 14:13:52 ID:dHJLLwmG
さんざん既出ですが
ラムアグが出来たので落とします。
700誘惑の夜:2007/02/08(木) 14:15:10 ID:dHJLLwmG

 年が明け、今にも空から白いものがはらはらとちらついて来そうな寒い夜。
 アグリアス・オークスは一人、窓枠の隣の壁に軽く体を持たせかけ、ちらちらと今にも消えそうな町の灯りのともる
 外を眺めていた。
  ラムザたち一行は、ここの所の厳しい寒さのために野宿を避けるべく、近くにある小さな町に
 宿を取る事に決めた。
 厳しい行程の中の久しぶりの暖かい寝床の確保に、そうそうと床につく者
 ゆっくりと湯に浸かって体を温めるもの、皆それぞれの夜を思い思いに
 過ごしていた。
  下の食堂ではおそらくムスタディオとベイオウーフであろう、
 酒が随分入っているのかひときわ大きな話し声と、時々陽気な笑い声が聞こえる。
 アリシアとラヴィアンらしき声も楽しそうに響いて来た。

 
 ――――ここのところ厳しい行程だったものな。このような束の間の休息も必要であろう。

 
 自分はといえば、寒さで冷え切った体を一刻も早く湯で癒したかった為、
 夕食を終えると人が来ぬうちにさっさと湯で温まり、自室に戻ってきた。
 湯上りでもあるし、このような寒い夜は早く床に入って休むに限るのだが、疲れ過ぎているためか、
 なんとなくまだ寝付けそうにない自分を持て余して、ただ外を眺める。

 そういえばラムザはどうしているのだろう。
 ふとアグリアスの脳裏にラムザの姿が浮かんだ。
 夕食時にも姿を見かけなかったが……。
 
 隊長として当たり前のことかもしれないが、ラムザはいつも皆よりも先回りして動く。
 きっとこの町に関する情報でも集めに出ているのだろう。
 自分よりも年若いあの青年が隊をひとつにまとめ、事細かに状況を把握し、戦地においては率先して
 切り込んでいく。その姿はアグリアスの心の中に知らぬ間に深く、奥深くへと入り込んでいた。

 大したものだな、見た目はまだまだ子供のようなのに。
 アグリアスは冷えた暗闇を眺めていた視線をふと落とし、額にかかった美しい金髪をかきあげた。

 その時、外から遠慮がちにドアをノックする音が部屋に響いたかと思うと、
 続いてラムザの声が聞こえた。
701誘惑の夜2:2007/02/08(木) 14:17:00 ID:dHJLLwmG

 「……あの、アグリアスさん。お休みのところすみません」
 
 ラムザ?どうしたというのだろう。こんな時間に。
 今までラムザのことをぼんやりと考えていた矢先のタイミングのよい
 ラムザの登場に、少しドキリとした胸の鼓動を押し隠しつつ、
 
 「ラムザか?どうした」
 
 アグリアスはベッドの上あったガウンを夜着の上から羽織ると、ドアに歩み寄りそっとドアを開けた。
 そこには少し顔を赤らめたラムザが、一冊の重そうな本を抱えて穏やかな笑顔でこちらを見つめ、立っていた。
 
 「この本、返さなくちゃと思っていて。ありがとうございました」
 
 「ああ、前に貸した兵法書か、返すのなどいつでもよかったのだが。
  ・・・どうした?ラムザ、少し顔が赤いのではないか?」
 
 どうやらいつものラムザとは少し様子が違っている。
 頬はうっすらと赤みが差し、眼は潤み、今にも漂いそうな視線を
 理性でやっと押しとどめているかのようだ。
 
 「具合でも悪いのか!?」
 「いえ、ちょっと下で・・・」
 
 言うなりラムザの足が少しふらつく。
 
 「!!」

 とっさにアグリアスはラムザの体を支える。やはり様子がおかしい。
 
 「とにかく中に入れ。少し座って休むがいい」

 ラムザを部屋に招き入れると、座り心地の悪い備え付けの小さな椅子よりはと、
 とりあえずベッドに座らせ、向かい合って自分はその椅子に座る。
 彼の話はこうだった。
 
 町での情報収集を終えて宿に戻り、アグリアスに借りていた兵法書を返そうと食堂を通り2階へ上がろうとした。
 そこに出来上がったムスタディオとベイオウーフの姿があり、彼らに捕まってしまったのだという。
 そこにアリシアとラヴィアンも加わって、この町での名産であるという
 山葡萄の果実酒を、口当たりもよく飲みやすいからとやいやい言われて飲まされてしまったらしい。
 これが甘く飲みやすい口当たりとは反対に、かなり強い酒であったのだ。
 
 「・・・ははは、調子に乗って飲みすぎてしまいました」
 
 そういってラムザは気だるそうに笑う。もともと疲れている体の上にまだ酒を飲みなれていない彼のこと。
 アルコールの回りが速いのは火を見るより明らかであった。
 
702誘惑の夜3:2007/02/08(木) 14:18:36 ID:dHJLLwmG

 あやつら、あとでこってり説教してやる。
 弱々しいラムザを見て、心の中にふつふつと怒りが沸いてくる。
 
 「ルカの実を煎じたものが二日酔いに効くというぞ。今のうちに飲んでいれば明日はかなり楽になるはずだ。
  ちょっと待ってろ。宿屋の主人に聞いてきてやる」
 
 言いながらアグリアスはガタンと音を立てて椅子から立ち上がり、きびすを返してドアの方に
 向かおうとした。その時、急に背後から手のひらを絡め取られる。
 驚いて後ろを振り向くと、ラムザが真剣な眼差しで、でもどこか熱にうかされたような憂いを帯びた瞳で
 じっとアグリアスを見上げていた。
 
 「行かないで・・・ここにいてください」
 
 その熱い視線にアグリアスの心臓の音がドクンと高鳴る。
 すると、ふらりとラムザが立ち上がり、手を握ったままアグリアスにゆっくり近づいて来た。
 
 「アグリアスさん・・・」

 ラムザの熱っぽい様子を目の当たりにして、石化してしまったかのように動けなくなってしまったアグリアスは、
 それでもようやっと言葉をしぼりだす。

 「ラムザ・・・どう、した」

 ラムザはアグリアスの手を握り締めたまま、自分の胸元に引き寄せる。
 アグリアスの体がラムザの方に軽く揺れ、肩にかけていたガウンがぱさりと床に滑り落ちた。
 アグリアスは自分の心臓の音がもう一つ跳ね上がるのを聞いた気がした。

 「・・・アグリアスさん、キス・・してもいいですか・・」
 アグリアスは耳を疑った。
 「なッ!なにを言っているのだラムザ!!!」
 
 自分の顔があっという間に真っ赤になっていくのが分かる。やはり今のラムザはおかしい。
 酒のせいなのか。普段から酒を飲まないラムザの、酔っている姿などもちろん知らない。
 しかし潤んだ瞳で大胆に口付けを求めてくるラムザに、少なからず自分の心が揺らいでいるのが分かる。

 「だめですか?」
 
 ラムザがアグリアスを真剣な眼差しでのぞきこむ。
 
 「・・・だめでは、な・・い」
 
 その言葉を言い終わらぬうちに、ラムザはアグリアスの唇をふさいでいた。

703誘惑の夜4:2007/02/08(木) 14:20:09 ID:dHJLLwmG

  その頃のラムザの心は、ふわふわとおかしな、しかし体の奥底からこみ上げてくる何か熱いものに包まれていた。
 飲めぬ酒を飲んだからだろうか。今自分がしていることを分かってはいる。
 普段の自分では考えられないことだ。例えそれをいつも心の中で欲してはいても。
 しかし今は止まらない。アグリアスが愛しくてたまらない。抱きしめ、唇を奪わずにはいられない。

 「ん・・ふぅ・・う・・・・んん・・・ん・・・・」
 
 ラムザの口は最初はアグリアスの柔らかい唇に軽く触れるように。それから角度を変え
 何度も何度も追いかけるように口の中に舌を這わせ、絡めとって行く。

 「・・・ラムザ・・・」
 
 ラムザの唇が離れ、アグリアスがようやく一つ小さな息を継ぎ、ゆっくりとラムザの背中に
 しなやかな手をまわす。唇の端には透明なしずくが光っていた。
 ラムザは美しい金髪を持ち上げると白い首筋にそっと舌を這わす。
 思いもかけぬその先の行動にアグリアスはびくっと体を震わせ思わずラムザの肩をつかんだ。
 
 「!!こら待て!!ラムザ!!キ・・キスだけではなかったのか??」
 「この先を期待しちゃいけませんか?」
 
 ラムザはアグリアスを抱きしめたまま、耳元でそっとささやく。
 耳のすぐ側に感じるラムザの吐息、熱のこもった言葉、それらはすぐに甘い痺れとなって
 アグリアスの体の中心を駆け抜け、彼女の中の何かをあっけなく押し流して行った。
 
 いい。ラムザになら。

 アグリアスはそっとラムザの頬に触れる。熱い。
 それが合図となり、ラムザは先ほどとは打って変わって荒々しくアグリアスの唇を奪うと、
 そのままベッドの上に押し倒した。
 何度も何度も口付けをして、そのまま首から胸へと唇を這わせていく。
 夜着の襟をそっとずらして引きおろすと、美しく形の良い豊かな双丘があらわになる。
 「あまり見るな・・・」
 恥ずかしさのあまりやや身をよじってしまう。美しい胸が揺れる。
 「きれいですよ。とても・・・」
 ゆっくりと豊かな胸をもみしだく。その頂を指先でそっと転がし、口に含み、舌先で弄ぶように舐め始める。
 「は・・・あっ」
 耐え切れずアグリアスが仰け反って声を洩らす。
 白い肌、豊満な二つの果実、適度に鍛えられてはいる引き締まった細い腰、
 それらは全てラムザの中の劣情をさらに掻き立てるのに十分であった。
  ラムザは自分の服を脱ぎ去ると、再びアグリアスの体の上に重なる。
 ウエストから美しい足にかけて手を滑らすと、内腿に手を伸ばす。
 そのまま柔らかな茂みの蕾の入り口に指をそっと滑り込ませる。
704誘惑の夜5:2007/02/08(木) 14:21:39 ID:dHJLLwmG

 
 「う・・・あ・・・はあぅ・・・ん・・ふ」
 
 そこはすでにしっとりと濡れ、ラムザが優しく触れるたびにとくとくと蜜があふれ出るようだ。
 
 ――――・・・ちゅぷ――――――
 
 入り口をそっと押し開いて、充分潤ったその中に指を入れる。そのままくちゅくちゅと音を立てて
 ゆっくりと出し入れする。
 アグリアスは今まで経験したことのない感覚にとまどいつつも、体の底からじわじわと
 上ってくる快感に何も考えられなくなり、それに翻弄されつつあった。
 
 「ん!・・はああっ」
 
 急にアグリアスの体がびくんと跳ね上がった。ラムザの指が蕾の上にある肉芽に、蜜をすりつけ始めたのだ。
  
 「ああ!やっ!そこは・・・ラムザ・・・・ふ・・ああっ」
 
 あまりにも強い刺激に、身をよじって抵抗しようとするが、ラムザが体をがっちりと押さえているので
 逃れようが無い。そしてそんな動きも彼女を悦楽の極みに押し上げるための助けにしかならなかった。
 そんなアグリアスの様子を見て、体中に口付けしながらさらに愛撫を続ける。
 
「あ・・・あ・・・ラムザ、ラムザ、だめだ・・・・!!あ・・・あっ!!!」
 
 アグリアスが悲鳴に近い声を上げたかと思うと、ぎゅうっと内腿がしまりラムザにしがみつき、
 その後一気に脱力する。
 
 ――――達したのかな――――
 
 ラムザはそんな彼女を見てぼんやりそう思った。少々強引ではあったが、彼女が感じてくれたことが嬉しかった。
 力の抜けたアグリアスの体を再び抱きしめ口付けをして、少し離れて彼女を見る。
 顔は上気し、切なげに潤んだ瞳は目の端に涙の粒をたたえ、精一杯の笑みを浮かべてラムザを見上げている。
 いつも気丈な表情しか見せないアグリアスのそのなまめかしい様子に、ラムザの理性が瞬時に吹き飛んだ。
 
 「ん!ああっ!!!」
 
 ラムザはすでにはちきれそうな自分のものをアグリアスの秘所にあてがい、差し込んでいく。 
 充分に濡れているとはいえ、男のものを初めて迎えるその蕾の抵抗を感じながら、ゆっくりゆっくり押し進む。
  
 「力を、抜いてください・・・」
 「・・・・・!!」
 アグリアスはもう言葉にならない。しかし自分の中にラムザが入ってきているというその喜びは、
 秘所から一筋の鮮血とともに、さらに蜜を溢れさせた。
 
705誘惑の夜6:2007/02/08(木) 14:23:15 ID:dHJLLwmG

 
 そして、とうとう全て飲み込まれたところで、ラムザがもう一度アグリアスの体をきつく抱きしめ、暖かい中の感覚を確かめる。
 「・・・・大丈夫ですか?」
 アグリアスは短い息をふうと吐く。
 「大丈夫・・・だ」
 突然、アグリアスがふふっと小さな笑い声をもらしたかと思うと、自分の手をそっと下腹部に降ろしていく。
 「ここに・・・・入っているのだな。ラムザが・・・。暖かいな。ラムザのは」
 そう言うと結合部をそろそろと探り当て、指先でゆっくりと撫でる。
 
 その言葉で充分だった。ラムザの中の火が一気に煽られ、大きくなったその炎は全てアグリアスに向かって流れ始める。
 
 「すみませんッ・・・・・!!!」
 ラムザは急にアグリアスの中からぎりぎりまで引き抜くと、そのまま勢いに任せて貫いた。
 「はあっ!!」
 アグリアスが声を上げる。しかしラムザの耳にはもうその声はほとんど届いていない。
  
 「・・・あっ!・・あっ!・・あ!・・ああ・・・は・・ああ!!」
 
  じゅぷ、じゅぷ、と静かな部屋に淫らな水音と肌と肌がこすれ合い、打ち合う音だけが響く。
 ラムザに激しく揺さぶられながらぎゅっと眼をつむり、シーツをかき集め力いっぱい握り締める。
 初めてだったアグリアスにとって、まだ行為自体は気持ちいいものとはいいがたい。
  しかしうっすら眼を開いてみると、苦しげに呼吸を繰り返しながら、襲い掛かる快楽に必死に耐えている
 ラムザの姿が飛び込んでくる。
 その顔を見るだけで、アグリアスの体中になんともいえない心地良い痺れと悦びが駆け巡っていった。

 「あ・・・あ・・アグリアスさん!!・・・もう・・!!」
 「あ・・あ・・ラ・・ムザ・・・ラムザ・・・」

 ラムザは激しくアグリアスをかき抱くと、その唇をふさぐ。お互いの吐息が一つに重なり合い
 何度も舌を絡ませる。
 
 「あ・・・・あ!!!」
 
 次の瞬間、アグリアスの中にラムザの熱が一気に放たれた。その熱が体の奥底に大量に流れて来るのを
 感じて、アグリアスはもう何も考えられなくなる。
 頭の中が真っ白になるとはこういうことか・・・・。そんな言葉がアグリアスの頭の片隅に浮かんで消えた――――。

706誘惑の夜7:2007/02/08(木) 14:24:43 ID:dHJLLwmG


  その少し前、下の食堂では明らかに飲みすぎて床にだらしなく転がっているムスタディオとベイオウーフを尻目に、
 アリシアとラヴィアンが一つの小さな正方形の紙切れを、顔を寄せ合い熱心に読んでいた。
 「えーと、効能、このハーブをあなたの意中な人にこっそり飲ませてみましょう。
  効き目は抜群、相手はたちまちあなたに夢中です。か・・・」
 読み終わると酔っ払って赤い顔をした二人は、互いに顔を見合わせうふふふっと笑いあった。
 「効ーーーーたかしらあああ?」 
 「見ていてじれったいろよれえ。あの二人。お互い憎からず思っれるくせにさあ〜〜。どっちかが大胆にならなきゃれえ〜〜」
 かなり飲んでいるようだ。始終うふうふ笑い転げ、ろれつも回っていない。
  この町に着いたとき、たまたまハーブの店に入って面白いものを見つけた二人は、日頃奥手な上司のためにと
 アグリアスの部屋に向かうラムザに、これ幸いと一服盛った果実酒を飲ませたのであった。
 
 「あ、でもお酒に混ぜて飲ませてよかったわけ?」
 「いーーーんじゃない?効果倍増できっと今頃は愛の告白でらぶらぶよ!」
 「そっかあ、それもそうよれ〜〜〜」
  そう言うと二人はまたお互いを見合わせ、ひときわ高らかにひゃははははははっと笑いあった。

 

 ※注意 アルコールに混ぜるのは危険です。
     催淫効果がより増幅され、暴走する恐れがあります。
 
   

小さな紙切れの下方、これまた小さな字で書かれた注意事項を二人が酔いのせいで見逃しており、
  翌朝、すっかりシラフに戻った二人がこの一文を発見して、一気に青ざめたのは言うまでも無かった。

  

                                      end
707名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 16:18:39 ID:yKX2MlqE
>>700-706
エロくていい!GJ!!!
708名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 23:14:01 ID:paogxaVd
ラムアグきたああああああああああああ
最高ウううううううううううううううううううううう
709名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 12:15:44 ID:sVM6a/9i
おぉ!!ラムアグ来てるーーーーー!!!
710名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 15:25:51 ID:yxV7rjMH
前の方にリクがあって、それにたまにはお応えしまして…

ムスタディオ×アルマです↓
711銃とバレッタ 1:2007/02/10(土) 15:26:43 ID:yxV7rjMH
初めてアルマを見たときの感想は「可愛いな」ぐらいの印象しかなかった。
だけど日がたつにつれ彼女がとんでもなく好奇心の強い女の子だと気づく。
たとえばムスタディオの持つ銃に石ころを詰めて「飛ぶの?」とこちらへ
銃口を向けた時などは声を裏返して叫んだように思う。
(なお、後にラムザから受けた“あまりな仕打ち”で似たもの兄妹だと言うことに気づく)

「何してんだ…アルマ…」
ムスタディオはゴーグの地下の坑道前の土を、スコップで掘り返しているアルマを見て訪ねる。
「ここって色々おもしろい物が出てくるんでしょ?何か無いかなあ〜と思って」
バカかお前はと言いたい気持ちを抑えて、ムスタディオは努めて冷静に答えようとする。
「あのな…いくら何でもそんなちゃっちいスコップひとつで簡単に出てこないの」
「でもわから…ほら!見て見て、出てきたわよ!」
アルマが掘り当てた物は円錐形の何かの先端かと思われる物であった。
「こんなもん、いくらでも…て、おいこらアルマ!」
彼女はムスタディオの銃を勝手にホルダーから抜き取りその銃口に
先ほど掘り当てたものを詰めようとしていた。
「わーやめろ!…て言うかやめて!お願いします」
「うーん…やっぱり合わないかな」
ムスタディオは無邪気に頭をひねるアルマの顔を見てがっくりと頭を落とした。
712銃とバレッタ 2:2007/02/10(土) 15:27:23 ID:yxV7rjMH
「ほほう、お前にしてはえらく疲れているがどうした?」
アグリアスはおもしろそうに疲れ切った顔をしたムスタディオに話しかけた。
「どーもこーも…何なんだよあいつ。貴族のお嬢様だからもっとしとやかなもんだと」
彼女はにやにや笑いながら不機嫌な機工士の顔を見る。
「とかなんとか言って、結構アルマに対して面倒見がいいではないか?可愛い子だからなあ」
ムスタディオの顔が珍しく物騒になった。
「…あいつが勝手についてきてはなんだかんだと訪ねやがるんだよ。ラムザ、お前もっとかまってやれ!」
今までぼんやりとふたりの会話を聞いていたラムザは不思議そうにつぶやいた。
「いや、あんなに首突っ込みたがるやつじゃなかったんだけど…?」
そこへムスタディオの父ベスロディオとともにアルマが夕食を運んできた。
「こらドラ息子!ご令嬢に手伝わさんとお前が運ばんか!いや〜アルマちゃんすまんねえ」
ベスロディオのやに下がった顔を見てムスタディオはふんと鼻をならす。
「すいません!僕たち世話になっているのに手伝わないで」
「これはお許しを、ベスロディオ殿。私がお持ちしましょう」
ラムザとアグリアスは慌てて席を立ちムスタディオの父とアルマの方に駆け寄った。
「いやいや、あんた方は命の恩人だし客人だ。座っててくれ…ムスタディオ!」
彼の息子はふてくされた様子でゆっくりと立ち上がる。
「へいへ〜い。旅から戻った息子をねぎらってもくれないのね〜」
そこへアルマが意外なフォローを入れた。
「おじさま?ムスタディオ…私に付き合って疲れているから、座らせていてあげて…ごめんね」
といきなり下手に出られてムスタディオは焦った。
「い…いや…別に全然疲れてないし…いいよ。俺がやるから」
アルマから料理の入った容器をひょいと取り上げて少し乱暴に持って行く。
その様子を不思議そうに眺めるラムザと、人の悪い笑いを浮かべているアグリアスの視線を感じながら。
713銃とバレッタ 3:2007/02/10(土) 15:28:09 ID:yxV7rjMH
夕食が済み疲れて早めに休もうと自分の部屋に行くと前にアルマが立っていた。
少ししおれてうなだれている姿は妙にムスタディオの心を騒がせた。
「…アル…マ?」
自分でもおかしいと思うぐらい声がかすれてしまう。
「ごめんね…ムスタディオ。色んなところについていって…怒っている?」
それがクセだと思われるアルマからの可愛らしく首をかしげて顔をのぞき込むポーズで
ムスタディオの心臓はますます鼓動を高める。
「いや…いいんだ。…だけど、こんな機械だらけのところ、女の子にはつまんないだろうに」
アルマは「うん」と自分に頷くとムスタディオの手を握りその視線を真正面から彼にあてて言った。
「私に銃の使い方教えて欲しいの、お願い!」
ムスタディオの内心のざわめきも知らずに彼女は詰め寄った。
「なに…銃〜?」
「だってあなた、機工士の間じゃ銃に関しては名人なんでしょ?お願い!お願いします!」
ムスタディオは眉をひそめて渋面を作った。
「お前…そんなもん習ってどうする気だよ。戦闘に出るって言うんじゃないだろうな」
アルマはそこでまた少し頭を垂れて悲しそうに言った。
「だって…ルザリアから…ついてきて…私、兄さんとみんなの足手まといでしかない…
 だからせめて何か武器のひとつでも修練して何とか兄さんの役に立ちたいの」
(ああ…やっぱラムザかよ…)
ふたりが仲が良いのは兄妹だから認める。
どちらかというとアルマがひたすらラムザの為に役立とうとしているのは健気である。
…しかしムスタディオはそんなふたりを見るたびイライラしてくる。
だからといってアルマの申し出を断るのも業腹なのでやむなく承知した。
「…わかった…だけど、中途…」
「いいのね!ありがとう、ムスタディオ!」
いきなりアルマに抱きつかれてムスタディオは息が詰まった。
彼女の柔らかい胸が自分の腹のあたりに押しつけられて彼は硬直した。
思ったより意外なほど豊かな胸はムスタディオの顔に徐々に朱を立ち上らせていく。
(やばい…!静まれ…俺の)
「それじゃ、アルマ俺もう寝るから。お休み!」
ムスタディオは慌てて自分の部屋に駆け込みドアを閉めた。
「うん。おやすみなさい、ムスタディオ」
去っていくアルマの足音を聞いて、彼はようやく深く深呼吸をした。
しかし…ムスタディオが焦った理由の体の一部の変化は依然そのまんまであった。
(情けない…童貞か俺は)
ベスロディオの息子は自分の体の中心の彼のムスコを見つめてため息をついた。
714銃とバレッタ 4:2007/02/10(土) 15:28:56 ID:yxV7rjMH
ゴーグ地下の何番目かの坑道に銃声が響く。
それとともに「へたくそ!」の少々品の悪い声がこだまする。
少女がかなりのへっぴり腰で銃を震えながら構えて、遠くにある目標物に狙いを定める。
「いいか、肘をちゃんと片手で支えて狙うんだ。ちゃんと支えていないからブレて当たらないんだ」
「だって…ムスタディオは片腕のばして撃っているじゃない?私もあんな風にかっこよく…」
「ばかたれ。ド素人がいきなりあんな撃ち方で当たるかよ。文句言わずにさっさと撃つ!」
「は はい…きゃあ!!」
アルマから発射された弾は坑道の壁をはじき何回か跳弾して地面にめり込んだ。
「……」
「…うまいうまい…俺でもあんな弾撃てねえ…」
ムスタディオはあきれたように乾いたしゃべり方をして軽く拍手した。
坑道の奥の方角を見たままのアルマは固まったようにこちらを向かない。
「アルマ?」
呼びかけてもそのまま振り向かずずっと同じ姿勢のままだ。
「アル…」
「あ 休憩していい?ちょっと汗が出てきて…」
うつむきながらこめかみのあたりに片手をやり、アルマは素早くムスタディオの脇をすり抜けた。
その時に地面に何滴か光るしずくが落ちたのを彼は見た。
(しまった!)
「アルマ、待ってくれ!」
しかしその時アルマの姿はすでに坑道内から消えていた。

急いで自分の家に戻り、ラムザとアグリアスにアルマが戻ってないか聞くが虚しかった。
「とりあえず、ゴーグのどこかの店に寄っていないか聞き回ってから坑道に行くから」
ラムザはそう言って家を出て行った。
取り残されたムスタディオにアグリアスは詰め寄った。
「お前…一体あの子に何を言ったんだ!事と次第によっては許さんぞ!」
アグリアスはその整った顔を怒りにゆがめてムスタディオの胸ぐらを掴んだ。
女とはいえ優秀な聖騎士の彼女の力は侮れないほど強い。
ムスタディオは坑道での詳細を語った。
そのまま彼女の鉄拳がムスタディオの顔に飛ぶ。
部屋の隅に飛ばされたムスタディオはゆっくりと顔を上げた。
「なんでアルマがお前につきまとうのかわからなかったのか?あの子は私にお前のことばかり聞いていたぞ」
アグリアスは情けなそうに額を抑えてため息をついた。
「なんで言わなかったんだ、アグリアス!!そんなこと俺にわかるかよ!」
「そりゃアルマに口止めされていたからな。それぐらい察しろ、この鈍感機工士め」
アグリアスはやれやれと言う風に首を振って笑った。
ムスタディオはそのまま素早く立ち上がり全速力で家を飛び出していった。
アグリアスは取りあえず剣を腰につけてどこから探すか考える。
「ふん…銃とバレッタってとこか」
微笑みながら彼女も家を出て行った。
715銃とバレッタ 5:2007/02/10(土) 15:29:42 ID:yxV7rjMH
かつて知ったるゴーグの坑道なのだが人ひとりを探すのにはあまりにも多すぎる。
まったく見当がつかない場所で、それでもムスタディオは必死でアルマを探し続ける。
(くそっ!察しろだと?無茶いいやがって)
心の中で毒づきながら彼は自分の鈍さを呪った。
何も知らずあろうことか彼女の真剣さを笑い、泣かせてしまったことに激しく後悔する。
(すまん…アルマ…)
無事でいてくれと普段はあまり信心深くない彼は聖アジョラに祈った。
(あの子を無事で俺のところに返してくれ、頼む)
その時どこからか銃声がしたような気がした。
耳を澄ますと何回か銃声がこだましている音が遠くの方から聞こえてきた。
その音を頼りにムスタディオは注意深くひとつひとつの坑道を調べていく。
やがてひとつの坑道の中に入ると銃声がより鮮明になりその奥へ進んでいくと
そこにアルマがいた。

後ろから近づく音に、銃を撃つことにのめり込んでいる彼女は気づかない。
その肩をつかみムスタディオはアルマを振り向かせた。
「ムスタ……!」
最後まで言う前に彼女の頬が鳴った。

「どれだけ心配したと思っている…」
ムスタディオの声はなぜか彼には珍しく静かだった。
アルマは彼にぶたれた頬を抑えてうつむいて黙っていた。
しばらくするとその瞳から涙の粒が何個も落下していくのが見える。
「ごめん…なさい…ごめん…ムスタディオ…」
ムスタディオはアルマに近寄りその体を強く抱きしめた。
嗚咽がだんだん激しくなるアルマの顎を上に向けてその唇に自分のを重ねた。
「悪いのは俺の方だ…許してくれ…アルマ」
そう言うと再びアルマの唇を塞ぎ開いた唇の間から舌を入れてアルマの物を探る。
おずおずと自分の舌を彼の方に持って行くとムスタディオはそれをゆっくりと絡めた。
アルマはどうしていいのかわからず、取りあえずムスタディオのされるがままにゆだねた。
彼は口づけを中断してアルマの顔をのぞき込んだ。
「…初めてだよな?…俺でいいか?」
ムスタディオからの濃厚な口づけで顔をほてらせたアルマは深く頷いた。
「ムスタディオこそ…私でいいの?」
彼は笑いながらアルマの頭をその腕の中に抱え込んだ。
「お前がいい…お前が…欲しいんだ…」
716銃とバレッタ 6:2007/02/10(土) 15:30:32 ID:yxV7rjMH
坑道の壁際にゆっくり倒されたアルマは、ムスタディオの手によって器用に服を脱がされていく。
全裸にされた時少し寒さを感じたが、すぐに同じく全裸になったムスタディオの体が彼女を抱きしめた。
彼の肌の熱さは彼女に寒さを感じさせなかったのだが震えは止まらなかった。
「怖いか、アルマ?いやならすぐに…」
アルマはムスタディオの首に腕を回していやいやをした。
「私も…ムスタディオがいいの…」
自分にしがみついて健気にも受け入れようとする彼女が愛しくてならない。
目を閉じて軽く唇を開いている彼女のそれへ自分も唇を開きながら重ねて舌を入れる
今度はアルマの方からムスタディオの舌を絡めてきた。
「ん……ムスタ…」
ムスタディオの舌の動きが強く激しくなってきた。
アルマは必死でその動きについていこうとするが、彼の激しさにかなわない。
あきらめてまた彼の動きにゆだねた。
「無理すんなよ…ちゃんと俺がしてやるから」
唇から離れたムスタディオの舌は頬からあごへ首筋へと這い降りていき首筋を何度も吸う。
片手がアルマの乳房を掴みそのまま緩くゆっくりと揉み始めていく。
「あっ…あん……ああ…ムスタディオ…」
頭を揺らし首筋をのけぞらせたアルマの髪飾りのバレッタが床に落ちて音を立てる。
ほどけた髪のアルマの頭を抱えながらゆっくりと彼女を床に寝かす。
その両方の乳房を手で包み込んで緩やかに持ち上げ揉みながら
片方の乳首にじわりと湿った舌を這わせた。
「は…あっ…」
何度も舌が這い吸い上げるムスタディオの立てる音が坑道内に淫猥に響く…
機工士と令嬢だった者はだんだんと性の匂いを発散させる男と女へと変化していく。
ついばむ音を立てながら、ムスタディオの唇はアルマの体のあちらこちらに
口づけを繰り返して下腹部の秘められた場所へと探っていった。
717銃とバレッタ 7:2007/02/10(土) 15:31:14 ID:yxV7rjMH
「あ……いや…恥ずか…しい」
ムスタディオの舌はアルマの誰にも犯されていない処女の草むらを探り
その下にある小さなうす紅色の突起を揺り動かすように舐め上げる。
「だめ……あ……ああ…」
言葉で抗議していても、体は彼の繰り出す愛技に敏感に反応して
その中から男を受け入れるための蜜を滲ませていく。
「あっあっ…ああ…ああ」
アルマの白いからだが弓なりに曲がり、快楽のための吐息と甘い喘ぎがこだまする。
このままいかせてもいいがまだ自分が入っていないし、もう一度受け入れさせるためには
処女であるアルマには負担が大きいとムスタディオは考えた。
その濡れぼそった彼女の入り口に自分の起立した物をゆっくりと侵入させてみる。
「ん!…いたっ…あ!」
アルマは痛さに思わず上の方へと体をずらして逃げてしまう。
ムスタディオはため息をついた。
「やっぱり痛いか…?やめてお前だけいかせてやってもいいんだが」
自分の物は後で自分で処理しようと思えば出来る。
そのムスタディオの唇をアルマは自分から塞ぎ彼の体にふたたび強くしがみつく。
「いや!私だけなんて…もう逃げないから…来て、ムスタディオ…好き…」
アルマの最後の言葉にムスタディオの中の堰が切れた。
彼女の唇を何度も貪り愛しげに頬をすり寄せる。
「俺もだ…アルマ…好きだよ…」
泣き笑いのアルマは両脚をゆっくり開きムスタディオの前に体を開いた。
はやる気持ちを抑えながら、アルマの体の中心部へ自分の物をゆっくりと沈めていく。
「あっ」
痛いと言えば彼がやめてしまうと思い、アルマは必死でその言葉を飲み込んだ。
アルマの緊張を解くために何度も口づけを繰り返し体に愛撫をほどこしながら
ムスタディオはごくゆっくり慎重にアルマの中を進んでいく。
口づけか愛撫に反応したのか、アルマはムスタディオの侵入のために愛液を滲ませ
その進行をスムーズに行わせる。
それでも痛みはあるはずだ…顔を見ると恍惚とも痛みとも取れない表情を浮かべ
目元には涙がにじんでいた。
「…アルマ…むごいことを…すまない…もう少しがまんしてくれな?」
アルマは首を振り涙を落としながら、それでも彼のために微笑んだ。
「…大丈夫…大丈夫だから…」
718銃とバレッタ 8:2007/02/10(土) 15:32:06 ID:yxV7rjMH
健気に痛みに耐え、自分のために体を開くアルマへの愛しさに気持ちが爆発しそうになるが
必死でムスタディオ自身も耐えて、さらに慎重に彼女の体の奥へと突き進んでいく。
そうしてついに自分の物がしっかりとアルマの中に収まったのを確認すると
今度はゆるやかに腰を突き上げ始めた。
「あっ…はっ…はっ…」
目を閉じて首をいやいやするように振るアルマの表情を確認しながら
彼女に痛みをなるべく与えないようにゆっくりと突き上げ続ける。
何度かその状態を繰り返していくうちに、眉を寄せていたアルマの顔が穏やかになり
やがて口を緩く開けて瞳を半眼にしてきた。
あきらかに感じている表情で、その恍惚としたアルマの顔は少女の物でなく
男との愛欲に溺れている女の顔であった。
そのアルマの顔に余計に情欲をかきたてられ、唇に何度も何度も口づけを繰り返し舌を絡め合う。
坑道内はアルマの漏らすそそるような喘ぎとムスタディオの激しい息づかいに満たされ
ふたりの体温すら蒸気になって立ち上るようである。
「あっ…あ…ん…あっ…ああ…あ…」
自分の内部とムスタディオの物が擦れ合いその熱が全身を回って行く。
体の中心で行われている快楽をアルマはつかみ取りその中に埋没していった。
アルマの様子に余裕が出てきたのを見取りムスタディオは突き上げる早さを増してゆく。
彼女の両脚を脇に抱えると最後の攻勢を彼女に加えていった。
「ああ!…ムス……ディ…」
激しくなってきた彼の動きに少し恐れながらも痛みが薄れていき
初めての快楽の感覚に何度も溺れそうになる。
自分の体の奥でムスタディオの物が膨張し成長していくのを感じ取り
反射的に自分の内壁が収縮し始めるのを覚える。
「…きつい…な…アルマ…」
激しく息を継ぎながらアルマをからかうように笑った。
その声をきっかけに体の奥に大きな波が起こり、自分でもどうしようもない打たれるような快感が
アルマを襲い彼女の内壁が収縮する。
「ああ!!ムスタディオ!」
悲鳴のような絶頂の声を上げてアルマはいった。
それを確認してムスタディオも忍耐をやめ思う存分彼女の奥に精を放った。
アルマの体の上にムスタディオはついに倒れ込んだ…

しばらくしてムスタディオは上半身を起き上げてアルマの体を抱きしめた。
幾たび交わしたかわからない濃密な口づけをして彼はアルマに笑いかけた。
「…よかったよ…アルマ。よく耐えたな」
ほっそりしていると思ったが意外と逞しいムスタディオの背中に手を回して
まだ交歓の余韻に浸るアルマは少し息切れするように言った。
「…わたしも…ムスタディオ…」
719銃とバレッタ 9:2007/02/10(土) 15:32:51 ID:yxV7rjMH
そこへいきなり足音がして人の入ってくる気配がした。
「よかった!ここ……に…」
聖騎士アグリアスの目に入ったのは裸で抱き合っているムスタディオとアルマであった。
あまりのことに絶句し手振り口パクで何か言おうとしている彼女へムスタディオは
唇に指を立て「黙ってくれ」のポーズを送る。
「アグリアスー?ふたりとも居たのかいー?」
遠くの方にラムザの訪ねる声がした。
裸のふたりを見て目を丸くし硬直したままのアグリアスは、咳払いすると少し上ずった声で応じる。
「あ ああ。こちらにはいないようだ。向こうをもう一度探そう!」
「そうかいー?」
ラムザの遠のく気配がしてようやく落ち着いたアグリアスは自分を慌てさせた
機工士への意趣返しに、これまた口パクで何かを伝えて去った。
それを見てアルマは訪ねる。
「なんて言ってたの?」
ムスタディオは渋面を作ってアルマに言った。
「……今度は色ボケ機工士だとよ……言いたいこといいやがる…」
軽く笑うアルマの顔はもう元の可愛い令嬢のものに戻っていた。

衣服を着けて坑道内から出て行くと、もう外は黄昏れて星がひとつ瞬いている。
「いい加減にふたりと合流しないと…またアグリアスのやつに殴られそうだ」
顎のあたりをなでながらぞっとしない様子でムスタディオはつぶやいた。
その彼の背中へアルマは後ろから抱きつき頬をすり寄せる。
「アルマ?」
アルマは静かに語り出した。
「…時々…ほんの時々だけど…私を誰かが呼んでいるような気がするの…そして
 私の中の誰か別の人格がそれに応えているような…でも私は“そちら”に行きたくないの
 …行きたくないのにだんだん私の中の誰かが大きくなって…そっちの方に…」
驚いたムスタディオはアルマを自分の方へ向かせて顔をのぞき込んだ。
「…それは“夢”だよな?大丈夫だ。お前をどこへも行かせない。俺の元からどこへもやらない」
不安に涙するアルマをきつく抱きしめて彼は強く宣言した。
「本当?…嬉しい…ムスタディオ…」
ムスタディオの背中に手を回してアルマも不安を取り除こうときつくしがみついた。
この時アルマのこの話を不安が見せる夢だと思っていた彼は後に激しく後悔する。
720銃とバレッタ 10:2007/02/10(土) 15:34:18 ID:yxV7rjMH
―死都ミュロンド失われた聖域にて―

ムスタディオは自分の手の中にある赤いバレッタを見つめている。
愛しそうに懐かしげにそれを見る彼にアグリアスがつっこみを入れた。
「必ず助け出すさ。なんせ私はお前達のためにいらぬ苦労を」
聖騎士は大仰なため息をついた。
「なるほど…そういうことならお前も俺たちと同じようにオルランドゥ伯に式の立会人になってもらえばどうだ?」
元聖印騎士団の団長ベイオウーフはおもしろそうにそう言った。
「そうねえ…一緒に合同でというのもいいかもしれないわ」
ベイオウーフの婚約者レーゼはうまい思いつきに楽しそうにテンプルナイトへ話しかける。
「そうだったのか…これはめでたい。そう言うことなら二組合同…」
雷神、シドルファス・オルランドゥは頷きながらプランを思い描いている。
いつのまにか自分を置いて勝手に話を進めていく彼らに慌ててムスタディオは叫んだ。
「まてよ!誰がそこまで話を進めろと」
そこへ浅黒い肌をしたマラークが、ムスタディオに笑いをこらえながら語りかける。
「あきらめろ。最早逃げられない」
あっけにとられる機工士にさらにマラークの妹のラファが小さく囁いた。
「裏切ったら…真言でおしおきよ?」
この世界の基準では訳のわからない格好の異邦人クラウドまでもが
「…まあ…後悔しないように、できるだけのことはしてやった方がいい」
となにやら意味深な発言をした。
どこでそこまで話が進んだんだと周りを見渡すと、ラムザとアグリアスがしゃがみ込んで
苦しそうに忍び笑いをしている。
「アグリアス、てめえ!」
笑いが止まらないアグリアスは首を振りながら苦しそうに言う。
「違う違う。私じゃないさ。なあ?ラムザ」
721銃とバレッタ 11:2007/02/10(土) 15:34:52 ID:yxV7rjMH
ラムザの方も何かをしゃべろうとして機工士の顔を見ては吹き出していた。
「…あのな…ラムザ…」
だんだんむかっ腹の立ってきたムスタディオは声を震わせながら友人に迫る。
「アルマ自身だよ。“兄さん私ムスタディオに責任とってもらうから”て言ってたからさ…
 始めは驚いたけど、君ならいいかと」
やっぱりあいつはバカだ。普通いくら仲が良くてもそんなこと兄貴に言うか?
ムスタディオはアルマの無邪気さにどうにもならない疲れを感じた。
後ろではラムザにつかず離れずの忠実な鉄巨人がムスタディオの方を
向いているような気がして余計に疲れが増す気がする。
「ごめんね…私の弟があなたの彼女をさらわなければこんなことに…」
そう沈んだ様子で言うのは神殿騎士のメリアドールである。
「お前のせいじゃないし、イズルート自身も何も知らなかったんだからいいさ」
オーボンヌ修道院でアルマを非力な年寄りのシモンと待たせてしまったことに
ラムザもムスタディオも激しく後悔した。

その場には彼女のこのバレッタだけが残り…

「うらやましいわ…そこまで思っている人がいるなんて…取り戻したらどうしたいの?」
メリアドールは穏やかな顔をして機工士に尋ねる。
「あいつを抱くさ。恋人ならそうだろ?」
峻厳な神殿騎士には少し刺激の強い、だがそれ故真摯な彼の思いをその言葉から痛いほど感じ取る。
少し顔を赤らめてメリアドールは勢いよく言う。
「じ じゃあ、私が一番で特攻するわよ!」
「何を言う。今度は俺だ、ディバインナイト」
「待ちなさい。雷神をさしおくつもりか、テンプルナイト殿」
彼らの一番乗り争いを後目に若い機工士がその傍らをすり抜けていく。
「お先に!」
「あっ、こらずるいぞ!」

まってろよ…アルマ…
ムスタディオは心の中で愛しい娘の名前を呼びながら、アルマの待つ場所へ勢いよく駆けていった。




Fin
722名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 17:38:30 ID:lk9rcPKc
超GJ!!

アルマとムスタディオももちろんだけど
ちょっと性格の悪いアグリアスさんがすごくいい。
723名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 19:57:55 ID:Tx293Ymg
アルマかわいい。GJ!!
724名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 20:17:25 ID:T7lUsNlY
GJ!
次はラムザ×アルマもお願いしたい
725名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 20:22:24 ID:dAxBWlAP
ラムザばっか推薦してくる奴はなんなんだろうね
726名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 20:30:05 ID:Bq1otXyj
やはりラムアグ萌え
んーラムザとアルマはどうしても禁断というかなんというか……
ところで汎用キャラでWIZのようなノリはどうか
弓使いとか忍者とか秀逸なグラフィックだと思うが
727名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 00:08:17 ID:9PX2qUSf
アグリアスさんはやっぱり食いしん坊なんだろうか
728名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 00:23:33 ID:TdK4JV0q
>>710-721
凄くGJGJ!!
ムスタ、アルマえろーすハァハァ
リクしていなかったけど、ひそかに願っていだカプだから嬉しかった
729名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 03:10:32 ID:mW1CZlc1
無理やりつなげた感が無くてよかったです。
730名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 06:57:08 ID:x0aQesQm
ムスアルモエス
ラムザが何気に怒ってるのを鉄巨人で表現してたところに笑ったw
ごちでした!
731パツキニスト:2007/02/12(月) 08:42:47 ID:9omtU0vE
ラムアル書いてみました。
ただ・・・婦女子風に言うならアル×ラムそのもの。
その上、アルマがボン、キュッ、ボン設定です。
ご注意ください。
732罪と快楽の狭間:2007/02/12(月) 08:44:49 ID:9omtU0vE
小さい頃、街に出た。
屋敷の使用人達の目を盗み、兄妹二人でこっそりと。
二人の興味を最もひいたのは、六角錐状の布で覆われた占い屋

兄は恐る恐る入り口の幕を開け、薄暗い空間へと足を踏み入れ
る。
兄に体を摺り寄せながら続く妹。
彼女は兄の上腕を、不安そうに両手で握り締めている。
「おやおや、ずいぶんと小さなカップルが来たねぇ、イヒヒヒ
ヒ…」
 六角錘の空間の真ん中にいたのは、顔も声もしわがれた老婆
の占い師。
 水気の無い、しわがれた笑い声を薄暗さの中に響かせる。
「どれどれ…見てあげようかねぇ。」
 老婆が両手で、球状のクリスタルを覆うと、
 ヴォゥ…っと、クリスタルが鈍い光を放ち、老婆の手の平を
照らした。
「おやおや、こいつは…よかったねぇお嬢ちゃん、将来、その
坊ちゃんのお嫁さんになれるよ。」
 兄は入口の幕を開け、薄暗い空間から、太陽の光にあふれた
空間へと足を踏み出した。
 兄の上腕を離さない妹も、当然、それに続く。
「アハハハハ、あの占い屋さん当てにならないね。僕たち兄妹
なのに…」
 兄は笑いながら前を向いてあるく。
「う、うん…」
 占い屋から出て、兄は妹の顔を一度も見なかった。
733罪と快楽の狭間:2007/02/12(月) 08:46:38 ID:9omtU0vE
教会での戦いが終わって二年…
イヴァリースの隣国オルダリーア西部。
大きな市街地の外れにある森の中。
所有者であった貴族が五十年戦争初期に戦死し、以来、ずっと
放置されていて廃屋と化した別荘。
僕とアルマは、その廃屋に出来る限りの修繕を施し、居として
いた。
アルマは街でのアルバイト、僕はモンスター狩りで日々の糧を
稼いでいる。
街では、何人かの気の合う友達や知人も出来た。
彼らから見て、僕とアルマは仲の良い兄妹に映っているんだろ
う。
…でも、家の中では、僕たちは仲の良い「兄弟」じゃなかった




ギシギシギシッ…
ああ…ああん…くふぅ…
夜。
廃屋の中にある暗い寝室。
ベッドの軋む音と、男女の艶声が響く。
「ああ…好き、兄さん、兄さん…大好き…」
「う、うぅ、くぅぅ…アルマ…」
 僕の腰の上で、アルマが腰をくねらせながら、快楽をむさぼ
っている。
 兄妹同士では絶対に許されない行為。
 知ってはいけない快楽。
734罪と快楽の狭間:2007/02/12(月) 08:47:41 ID:9omtU0vE
「うぅ…!」
「兄さんっ、兄さんっ」
アルマが急に、腰を振るペースを上げた。
 マシュマロのように柔らかく豊かな乳房が、形を変えながら
勢いよく上下に跳ねる。
 小さい頃、まるで円柱そのものだったアルマの胴体。
それがいまや、胸囲には豊かなお椀型の乳房が付き、腰は力強
く掴めば折れてしまいそうな程、細くくびれている。
「兄さぁん、胸、揉んで…もっと気持ちよくなりたい…」
 アルマは僕の返事など待つ気もなく、僕の両手の平を、左右
の乳房に押し付けた。
 しっとりと柔らかくて、適度に弾力があり、手の平に吸い付
いてくるアルマの乳房。
「うう…」
 いけないと思いつつも、ラムザは、その「こ惑的」な感触か
ら逃れられない。
アルマの意のままに、彼女の乳房を揉みしだいてしまう。
「…ね、私のオッパイ、気持ちいいよね。兄さん、いつも夢中
で揉んでくれるもの。」
 そういうアルマの声は、僕の反論を許さない。
「ハァ、ハァ…兄さん…私、イキそう…!」

735罪と快楽の狭間:2007/02/12(月) 08:48:47 ID:9omtU0vE
アルマの好きなスタイルがある。
 アルマはその形で絶頂に達するのが、アルマの最高の快楽。
 ガバッ
パンパンパンパンパンパンッ!
 僕の上半身にしがみつき、勢いよく腰を振る。
パンパンパンパンパンパンッ!
 アルマの太ももが僕の太ももに絡み、
 アルマのお腹が僕のお腹にくっつき、
アルマの乳房が僕の胸板の上で潰れ、
アルマの背中に僕の両手が回り、
アルマの頬が僕の頬に触れる。
僕とアルマの肌を可能な限り触れさせながら、共に絶頂に達す
る。
これがアルマの好きな「イき方」だった。
そして、もう一つ。
「兄さん、兄さん…ラムザ、ラムザァァァッ!」
 イキながら、僕の名前を叫ぶこともアルマのお気に入り。
「あ、アルマ…!」
ビクッ!ビクッ!
ビュクビュクビュクッ!
 達したアルマの体の痙攣が、抱きあっている僕に伝わってく
る。
「ハァ、ハァ…ラムザ…兄さん…」
 チュッ…チュパチュパレロレロ…
 最後にお互いの舌を絡めあい、それが終わって、僕たちの全
ての行為が終わる。
736罪と快楽の狭間:2007/02/12(月) 08:50:07 ID:9omtU0vE
「血のつながった兄妹」
 僕とアルマの関係を省みる度に、頭が壊れそうになる。
 毎晩、ベッドの中に引きこもり、何度も誓う。
 今日は絶対にアルマを抱かない。
 こんな関係も終わらせる。
まだ、今なら、過度の好奇心ゆえの過ちで済ませられる。
 でも…
ガチャリ
 アルマがドアを開けて僕の部屋に入り、僕のいるベッドに潜
り込んでくる。
「兄さん…今日も抱いて…しようよぉ……」
 布団の中、僕の耳元でそう囁くアルマ。
チュッチュッ…
「兄さん…意地悪しないで…ね、しよ、兄さぁん…」
アルマは台詞と共に、僕の首筋と頬にキスを落とし続ける。
それでも、僕は熱くなった股間を無視しながら、背中を丸め、
両手で頭を抱え、必死にアルマの誘惑に耐える。
すると、今度は僕の両肩に手をかけ、僕の耳たぶを口に含む行
為も絡めながら、
「お願い…ね、お願い…兄さん…しようよぉ…兄さんに抱いて
欲しいよぉ…」
僕が「堕ちる」まで、アルマは「お願い」を続ける。
アルマの魅惑的な声が、僕の劣情を直接揺さぶり続け、
アルマの濡れて光る瞳の視線が、僕の倫理感など、いとも簡単
に刺し貫く。
僕はそれに耐え切れず、アルマの柔らかい体を抱き寄せてしま
うのだ。
実の兄妹なのに…
僕は一度も、アルマの誘惑に勝てていない。

737パツキニスト:2007/02/12(月) 08:53:48 ID:9omtU0vE
とりあえず、ラムザ編ここまで。
あとアルマ編書く予定です。
それにしてもアルマのイメージ粉々にしてる上に、
前に書いたラムオヴェと結構、被っちゃってますね・・・
こんな精進の足らない未熟者のパツキニストですが、もう少し、お付き合いいただければ有り難いです。
738パツキニスト:2007/02/12(月) 08:57:28 ID:9omtU0vE
段落とか、物凄く読みにくくてすみません。
739名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 11:50:55 ID:h2jdfgBN
>>710-721
抜かせてもらいました。ムスタアルマがこんなにいいとは
もう一眠りしてまた抜きます。ごちでした
740名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 12:59:47 ID:4WSrs0ba
>>737
とりあえずアルマ編wktkしながら待ってます。
741名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 16:12:54 ID:cJSxicjZ
酒場で食事をする事になりついミルクを頼んでしまうラムザ
周りから「ママのおっぱいが欲しいなら他所をあたんな!」などの野次を飛ばされ半泣きでうつむいてしまう
ラムザ
と、そこに颯爽とアグリアスが入ってきてじろりと周りを威圧し、がちゃりと重厚な音をたてて剣をカウンターへと立てかけ
アグリアスが一言
「親父……、私にはミルクを一杯頼む」



742名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 19:19:21 ID:Uq5lqhLi
>>741
宿に帰ってからアグリアスのミルクをねだるラムザに(ry
743名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 19:58:10 ID:1GjFOPsN
FFTも書いて!
ラム座のすぐ上の兄とアグリ姐さんで(;´Д`)ハァハァ
744名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 20:35:07 ID:kl/EGMca
>>743
お前、いくら誘導されたからといって、まるまるコピペのまま横着すんなや。
745名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 21:06:22 ID:Uq5lqhLi
同じことを頼むにしたって全てそのままコピペはないわな
総合から誘導されてきましたがお願いしますみたいな一応の断りもないとは
ぶっちゃけスルーした方がって思うが
746名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 01:48:50 ID:jY6zhKE+
>>737
淫乱アルマイイヨイイヨー!
妹に犯されるというのもラムザなら似合う
747名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 02:59:09 ID:eDT6Fw8V
淫乱アルマいらね
748名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 07:22:30 ID:Rq25K4vD
淫乱アルテマいる
749名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 09:37:23 ID:KvSnUOV6
アルテマSS見たいねー
750名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 23:33:30 ID:WeSUCJN0
ジブンデカキナヨ。
751名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 15:35:23 ID:x/IlmZJv
>>731
前はスルーしていたが今度は言っとく
文章がどう見ても厨房以上に思えないんだがお前いくつ?
安易に近親相姦ネタやら同人語とおぼしき擬音使うとこなんか
中学生ぐらいにしか思えない。

これだけきついこと言うのは某ドラマの2スレでへたくそな文章
投下したうえ、自作自演でスレ荒らしていった某コテとお前の
文章がよく似ているからだ。
違うというのならもうちょっと文章精進して、言い訳めいた
寝言やめてコテもやめろ。
752名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 16:11:54 ID:ja9/q7Zg
>>751
リア厨かは分からんが、少なくとも腐れに似たオーラは出てるな
753名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 18:15:16 ID:JtP5d53i
751
別にいいじゃん。
少なくとも気に入ってる人もいるわけだし。
自分が気に食わないネタだからって煽り入れんのやめな。
見たくないならてめえが消えろ糞ヴォケ。
754名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 18:40:09 ID:FYjIuoDg
餓鬼は語尾によく「じゃん」を付ける傾向があるという話。
755名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 18:47:28 ID:JtP5d53i
「じゃん」って、普段の日常会話でも頻繁に使われてるじゃんw
756名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 19:11:12 ID:w2/Tepha
アルマの淫乱さが頂点に達すると性天使アルテマ降臨


>>751
中学生とか同人とか某コテとか、決め付けた発言はどうかと思うが…
合わない作品はスルーでいいかと。
757名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 19:13:36 ID:yg4/VI71
>>731
>>751は有名なコテハン潰しという荒らしだから華麗にスルーで。
文型にこだわりすぎてまともに書くことも晒すこともできないタイプだ。
名無しにするのはアリかと思うが、筆を折る事だけはしないで欲しい。
俺は続きが読みたい人だ
758名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 00:46:38 ID:qESqnIwf
婦女子と自分で言っているから腐には間違いないんだろう
それが好きな腐もいるってわけで

しかし最近本当に厨くさくはなってきているな…このスレ
獅子戦争の功罪だな
759138:2007/02/15(木) 06:00:05 ID:Rrn9cUjo
ウィーグラフにはまってしまった・・・
鬱だ。
760名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 07:04:09 ID:BF6syEQS
誰だ貴様?
わざわざレス番まで付けて、しかも上げてまでここに書くようなレスか?
761名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 19:00:35 ID:SHgwnDTT
保守
762名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 13:12:02 ID:0qNMrhTy
南天騎士団が保安
763名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 22:32:38 ID:W69BiMWR
「全ての人が、あとほんの少しずつ優しくなれますように…。」
との名言は、あの彼女が言うからこそ味があるのだと思った。「儚い…」もしかり。

エンディングが良かったのでそれまで眼中になかったディリ×オヴェ書いてみた。
ネタバレ注意と一応書いておく
764虚飾の終焉:2007/02/17(土) 22:34:02 ID:W69BiMWR
-----------------------------------

がんがんがん。

ひどく勢いの良い――というよりも『乱暴な』と表現してもいいようなノックが部屋の扉を叩いたのは、略式のドレスから黒いシルクの夜着にちょうど着替え終わった時だった。
仮にも王女の寝所に、こんなノックをする人なんて知っている限り一人しかいない。
「…どうぞ」
その一人は部屋に飛び込んで来るなり、薄着の私をぎゅっと抱きしめた。
びっくりして思わず目が丸くなる。
「オヴェリア!やったぞ、議場への一般からの登用枠が決まったんだ!貴族院の爺さん連中は大分ゴネてたんだが、いずれは貴族どもを政治から引きずり降ろして――」
「――はいはい。ちょっと落ち着きなさい」
抱きしめられたまま、ゆっくりと背を撫でてやる。
着替えを手伝ってくれた侍女二人に軽く頷くと、二人は軽く苦笑いしながら静かに退室してくれた。
「王様なら簡単に決めてしまえるんじゃないの?――まぁどちらにしろ、私に政治の話をされても…。貴族でも平民でも、立派な方がやればいいとは思うけど」
「そう簡単にいくなら苦労はしない。強権を振り回す王なんて、貴族と同じだろう」
トーンの落ちた尖った声で、彼はそう答えた。
「まぁそうだな、お前にする話じゃなかった。じゃもう少し夢のある話をしようか」
「?」
そういうと、ディリータは私の耳に口を近づけて――
「――世継ぎの問題を解決しよう、プリンセス」
艶のある声で、そっと囁いた。
私は眉をひそめて彼を見る。
「…ムードがないわね。もう少し普通に誘えないの?」
「チェッ…これでも頑張ったんだけどな」
ポリポリと後頭部をかくディリータ。
「分かったよ。じゃあ、――お前が欲しい。抱かせてくれ」
「……どこがどう分かったらそういう言葉になるっていうの……」
まだ即位して数ヵ月といえ、これで王様だというのだから、本当に――笑ってしまう。
「って…あっ…」
私は急に彼に手を取られ、そのままバランスを崩して背後の寝台に押し倒された。
彼の手が、黒い夜着の袷にかかり――
「抱くぜ、オヴェリア」
「――って、もう始めてるじゃないのよッ…!」
じたばたと抵抗しても、無駄だった。
765虚飾の終焉:2007/02/17(土) 22:35:57 ID:W69BiMWR
彼の手が、私の夜着を手早く取り払う。
「…もう…」
自信があるわけでもない身体を晒す気恥ずかしさに、思わず顔を背ける。
あらわになった胸に、彼の呼吸を感じて――そのまま下のほうから胸の先端に向かって、舌の感触が這う。
「ん…」
じわりとした甘い痺れが、右の胸の先から広がる。
空いたほうの胸を、大きな掌が包んだ。
「ん……は……」
熱い感触は、徐々にそのまま下がっていって――私の、脚と脚との間に――
「…や…そんな…所、恥ずかしいよ…ッ!」
「綺麗だよ、オヴェリア」
「…や…ぁ、あ…あああッッ!!」
そして――熱いぬめりが、私の中心を蹂躙する。
「あ、あ、あ…いや、やめ…ディリータぁ…ッ…お願いぃ…ッ!」
茂みを掻き分け、秘唇を舐め上げ、敏感な花芯を吸い、弄り――
きつく閉じた眼の奥で、強すぎる刺激が白い光となって幾度も瞬いた。
「あ…あぁッ!ちょっと……はやいよぉッ……あはぁッッ!!」
「…ぷぁ。ずいぶん濡れてきたな…」
「……やぁ……言わないで………」
「もういいな…。じゃ、いくぞ…」
そう言って彼は開いた私の脚の間に、高く屹立した彼自身をあてがい……
ゆっくりと、私の中に入ってきた。
「…あ…ッく…」
熱く押し広げられる感覚に、思わず声が漏れる。
「…痛かったか?」
「ううん…大丈夫…もっと、来て…あッ…!?」
舌の刺激で敏感になった膣内が彼のモノと擦れるたび、身体がぴくりと跳ね上がる。
「…あ…はぁ……はぁ……」
やがて――下腹部の奥まで彼でいっぱいにとき、私は自分の顔がものすごく熱くなっているのを感じていた。
「はは…なんだか信じられないな。この俺が王妃と愛し合ってる、なんて」
私の両脇に手をついて、深く繋がったまま彼は笑った。
私は荒れた息を整えながら眉をひそめ、彼を見上げる。
「…知っているでしょう?私は王家の血筋なんかじゃ…」
「以前はどうだったかなんて関係ないさ。お前はもう、誰にとっても立派な王妃になったんだ。もう…何にも怯える必要はない」
「ん…」
力強くて、優しいキス。
彼の舌が、眼差しが――私の気持ちをゆっくりと、溶かしていく。
「…動くぞ…」
「…うん…優しく、してね…」
私の中の彼が、ゆっくりと前後に動き始めた。
「…ん…あ…ッ」
静かに迫る小波のような快楽に、心臓は高鳴り、二人の吐息が荒くなる。
「……ッ」
のしかかる彼の、腰の動きが少しずつ速まって――
766虚飾の終焉:2007/02/17(土) 22:36:57 ID:W69BiMWR
ちゅく――

「あ…あッ!は…ッ!」
甘い声が、自然に沸き上がる。
彼が膣内を擦る度に与えられる快感が、隠微な水音が、私を酔わせ、身体を震わせる。
彼に教えられた、彼しか知らない身体が、悦楽を求めて腰を浮かせる。
「あ……あッ…んっ………ディリータ…ッ……きもち、いい……?」
「あぁ……オヴェリア……大好きだ、オヴェリア……オヴェリア…ッッ!!」
「…んッ!んんんッッ!!」

両手が思わず、上等な白いシーツを握りしめる。
爆ぜるような快感に、頭の中は真っ白に染まり――快楽に震える膣内に熱いモノが吐き出されるのを、私はどこか遠くで感じていた。


※※※


――はしゃいでみせるなんて、あなたらしくもない。
愛してるフリなんて、してくれなくてもいいのに。

私との結婚は貴方の計画のうちのひとつ。
貴方は私の心も身体も、本当に欲しいと思ったコトなんて一度もない。――そうでしょう?
不思議と恨みも怒りも感じない、空っぽになったような心持ちのまま、ベッドの上に彼と並んで豪奢な天蓋を見つめる。

大好き、か…。
もし――もし、彼の言葉が全部本当だったら。
心から、ディリータが私を愛してくれていたら。

そう――
彼は騙されて閉じ込められていた私を助け出してくれた、勇敢な騎士様。
長い無益な戦争を魔法のように終わらせてくれて、
民は騎士を王様として迎え入れてくれて――

――そして王妃と王となった二人は平和な国をつくりあげ、
いつまでも、仲良く、幸福に…暮らしたのでした…

あぁ。
なんて甘美な――叶わぬ夢。

「…オヴェリア?泣いているのか?」
「え…?あ、えぇ…その、――幸せ過ぎて、なんだか…」
言いながら彼の胸に頭を預けると、大きな温かい手がそっと私の髪を撫でてくれた。
そう――この優しさも、私を騙し続けるための嘘。
「はは。俺も幸せだよ…こんなにも静かで安らかな気分になれたのは、いつ以来かな…」
他の誰にも決して見せないこの笑顔も、この言葉も――みんな私を利用するための、嘘。
767虚飾の終焉:2007/02/17(土) 22:37:57 ID:W69BiMWR
信じていたかった。
自分という存在の全てを否定されたあのとき、差し出された希望に縋りたかった。
――でも、私はあの光景を見、あの言葉を聞いてしまった。
占星術士オーランとの会話。そして無残にも切り捨てられ殺されてしまった、彼の側近だった魔導士の女性――バルマウフラ。
この人はただ畏国の王になるため、全てを利用していただけだと――この人も私ではなく、私が持たされた王家の資質が欲しかったのだと気づかされた、あの日から。
日々与えられる儚い希望は、全てが残酷な絶望に変わった。
ディリータにとっては、全て目的達成のための道具に過ぎない。私も、親友も、王位も、きっと――自分自身でさえも。
人を利用し、裏切り、切捨て、誰も信じられなくなった彼の心はもう――決して、誰を愛することもない。

「――愛してるよ。オヴェリア」
「えぇ。――私も」

言葉を貰えば貰う程、
優しくされればされる程、
そして愛されれば愛される程に――

私の心は、絶望の淵へと落ちてゆく。

「私も、愛しているわ……ディリータ……」

こんな日々が、いつまで続くのだろう。
――そしていつかは、私も切り捨てるのね。

涙が、頬を伝った。


※※※


紅い花束が、無惨に散った。

――なぜ。
なぜだ。オヴェリア。

オレはお前を騙し、利用し、絶望を与え続け、お前をここまで追い詰めた。
お前の最期の言葉は、オレが『誘導』した通りの答えだった。
なのに、なぜ――そんな男に胸を突かれてなぜ、お前は笑ったんだ。
なぜ、そんなにも安らかな顔で眠るんだ――。
768虚飾の終焉:2007/02/17(土) 22:38:59 ID:W69BiMWR
「…オヴェ…リア………ぐぅ…ッ!!」

激痛が思考を乱す。血が、止まらない。
――こんな場所には誰も来ない。
もう終わりだ。オレも、お前も。
だが――これでいい。これで――

「…………」

――そうか。
まさか――気づいていたのか、お前は。
オレが孤独な生に倦み、死を渇望していたことを。
創り上げた平民の希望を汚さないような、偶然かつ不可避の死を望んでいたことを。
そしてこの形で幕を降ろそうと決心し、お前を追い詰めようとしていたことまで――

世界が、廻りはじめた。
オレは大樹にふらつく身を預け、澄んだ青空を見上げた。

――気づいてくれていたんだな。
気付いていながら、あえて乱心の王妃の役を果たし、汚名を被ってくれたんだな。
オレを虚飾の伝説から解放するために。
オレと共に――死ぬために。

お前はオレを、愛してくれていたんだな。


紅い花びらに彩られたその寝顔は、本当に安らかで――


「綺麗だ――愛してるよ、オヴェリア――」



ラムザ。

お前は何を――手に入れた?



オレは――――



--------------------(END)--------------------
769名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 23:59:26 ID:VwFYFvrz
ディリータにせよ、オヴェリアにせよ、愛してたら刺すわきゃねーだろ。
何、気持ち良く脳内完結してんだ。
妄想ディリオヴェヲタは氏ね。
770名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 00:18:53 ID:nMoGbuVf
>>763
投下前の注意とかはいいんだけど
そこに自分の感想とか寒いからいらない
771名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 01:00:42 ID:zhlQdpoM
ふたりは心から愛し合い幸せに暮らしましたとさ。めでたしまでたし。
っていう道も決してなかったわけじゃないとは思う。
愛ってほど明確じゃなくても、共感する部分はお互いにあっただろう。
でもディリータが野心を優先してオヴェリアの想いが憎悪へと変わった。
愛が深いから憎悪も深い。
あの悲しい結末だとこのぐらいのフォローがほしい。

正直描写はあまりにせっかちすぎるし、作者の独りよがりが見えてしまうが
着眼点は面白かった。
勢いと情熱だけで書いたって感じで、読ませるならもう少し練った方がいい
でも方向性自体は好み。

最後に

読んでるだけなのに生意気なことばっか言ってごめんね。
772名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 07:57:44 ID:0eRwbSDG
意味わからんしエロくもないし文章下手だし。
だいたい読解力が必要なネタをエロパロに上げんなって感じ
773名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 13:03:36 ID:FCt8JyzK
過疎るわけだなこのスレ
職人に求め過ぎだろう
作中でふたつしか成立していないカップルにこの仕打ちか
774名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 14:08:22 ID:CL/1V1Xf
ラムアグを書けば誰からも文句は出ないわけだからラムアグきぼんぬ
775名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 14:50:23 ID:Z1jwRlh9
叩いてんの同一人物じゃねえの?
776名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 17:58:50 ID:x/dtmCN0
ラムアグ厨が自演してるとしか思えんなw
777名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 23:50:09 ID:RVMNM84e
ラムザとアルマ、ディリータとオヴェリア
公式的にはこの辺りだろうがなぜか受け入れられてないな
逆に作中じゃ描写無しのラムザとアグリアスが認められてるこの不条理
778名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 00:02:45 ID:MtsAOUfK
アルマは実妹じゃん
兄妹愛でしょ

ベイオウーフとレーゼとかオーランと女魔法使い(?)とか
779名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 00:16:16 ID:lnzgV0G5
漏れはラムアグ、ラムアル、ラムオヴェが好き。他は別にどうでもいいな。
780名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 00:25:44 ID:sjiXqGd9
>>768
自分はこういうの好き。良かったよーGJ。
781名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 00:36:57 ID:rPl8lqWl
ちゅーかこの職人最近来て色々感想やら妄想やらと一緒に
話投下しているから叩かれているんじゃ?
俺も始めの方で後につなげるためにGJしたけど
しなければとつくづく…

クレクレ厨に誰か言っていたけどこの手合いはスルーしないで
言っておかないとわからないんじゃないか
782スクウェア腐女子層獲得説:2007/02/19(月) 00:40:00 ID:lnzgV0G5
推測だが、ディリオヴェは腐女子に支持層が多いのではなかろうか?
気障でつっけんどんな男と、何も知らない純粋な女って、
レディコミとかに出てくる典型的なカプだし。
バハラグで思いっきり顰蹙を買った、あのカプといい、
FF12のバルフレアといい、
スクウェアにそういうカプが、多いのは腐女子の購買層を開拓するためではないか・・・
と、予測するものである。
783名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 00:58:01 ID:mDB3irPD
自分の気に入らないカプを叩いてただけか。
これだからラムザ厨は困る
784名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 01:00:05 ID:Erp5QSzD
諦めろ、これが戦争だ
785名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 01:02:02 ID:vuS/nWy4
いや、あのジメっとした屈辱感はあきらかにNTR属性持ちへの強烈な引きになると思う
ヒロインとのハッピーエンド前提の家庭機においてこの主人公ヘイトなゲームの本数の多さはまさに楽園レベル
786名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 01:03:14 ID:mDB3irPD
まあでも、ディリータには相手がいるのにラムザには居ないってのは
ちょっときつかったかもしれんなw
仲間内だとベイオウーフとレーゼくらいか。

オーランとバルマウフラはどうだったのかね。
787名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 01:30:17 ID:Den4np1n
腐女子ってホモ好きのことじゃないの?
ディリオヴェ関係ないと思うがな

そしてラムアルに非難が集中するのは、単に近親相姦が受け付けない奴が多いからじゃね?
788名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 01:49:05 ID:7H3We+sm
そこでアルマとオヴェリア入れ替わり説ですよ
789名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 02:18:20 ID:y7Xa5JdJ
>>787
最近書き手スレ辺りに腐女子×2煩いアホが湧いてる
ソイツも定義を間違えてるしスルーした方が賢明
790名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 02:23:04 ID:lnzgV0G5
788
ソレダーッ!!
789
日本語でおK
791名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 02:29:29 ID:PZHXXQU0
最近どこ行っても「お前、腐女子って言ってみたいだけちゃうんかと」
て感じの奴をよく見るな
792名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 02:39:23 ID:fXo2sT1g
最近覚えたばかりの言葉が物珍しくて使ってみたいお年頃なんだろ
793名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 03:11:18 ID:CYiS3rCA
781に同意。ちょっとウザかった気がする。
まあさすがにもう来ることはないだろうな。
794名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 04:27:37 ID:9/60zxMv
作品を投下した職人がついでに感想なり自分語り等をするレスと、
読んでる人間が「作者感想ウザイ」とするレスと。

……どっちが無駄かなんて言うまでも無いと思うがな。
まあ俺も他人の事は言えないが。
良いラムメリネタでも妄想しながら寝るか。
795名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 06:29:11 ID:vuS/nWy4
じゃあ俺は最初に仲間になる経過らラムザに対して素直になり切れないツンデレメリが、盲目的なまでに一途な信頼をラムザに向けるアグリアスに対して激しく嫉妬して
その信頼がどこまで保つか試すと称して教会仕込みのエロ拷問をするのを想像しながらモンモンとして仕事に行く
796名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 08:35:25 ID:tmgZdzVN
あの教会だからとんでもない道具とかテクとかありそうだよな
ヴォルマルフには流石に食われてないだろうが
797名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 09:16:14 ID:vcWoyPkU
それよりティータはどう見てもゴラグロスの一味にまわされてる気配があるよなと
ネタでなくマジで思ってるのは俺だけか
798名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 15:18:28 ID:OppC2arY
>>797
おまえだけのわけがない
後アグリアスがラムザと一旦別れた後もまわされてるな
799名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 17:58:21 ID:MtsAOUfK
妄想凌辱厨……


気分悪
800名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 18:36:54 ID:CvKaJlQR
こればっかりは妄想じゃなく世界観からしてガチっぽいよな
ラファの台詞といいFFTは本当に恐ろしいゲームだぜ
801名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 19:04:04 ID:MtsAOUfK
ティータはまだまともな頃のウイーグラフがいるし
追い詰められた時の大事な人質だから手は出さないだろ
舌でも噛まれたらマズい

アグリアスは合流時点で戦闘可能状態だし
オヴェリア奪還する気満々というか精神的に健全でないと囮になってくれない恐れがあるし
オヴェリアを連れだそうとする→敵が既に展開→撤退というシチュエーション的にあり得ん

ラファは……なあ
802名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 19:30:04 ID:+4qyWn1q
エロを求める場で、ゲーム表面に出てない部分の整合性云々を抜かすことほど無粋なマネは無い。

ファンタジーエロにおいて、女騎士陵辱はまさに定番シチュなのだから、それにアグリアスを使わない手は無い。
実際、よく使われてきたしなw
803名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 19:45:45 ID:MtsAOUfK
>>802
あー、いや、スマソ
こういった二次創作だけではなくゲーム本編についても自分の妄想を押しつけてくれるなと言いたかった

ちなみにアグリアスって『捕まってはいない』よ
でも捕まらないか捕まるかについては二次創作は自由というのは分かる

個人的にはやっぱり純愛が好きだが……
804名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 19:51:47 ID:OppC2arY
>>802
俺の言いたいことをありがとう。


ラムザとアルマの絡みほうが俺としては受け付けない。
まあ、何にせよ人の趣味は言いっこ無しだから、

エロけりゃいいんじゃね?
805名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 20:20:17 ID:GxwNoHXq
それ言ったら自分にとっての「最大ありえないカプ」はラムアグだ。
投下されたラムアグ話にけちをつけたりした事は一度もないけども。

>何にせよ人の趣味は言いっこ無しだから
まったくだ。エロ妄想標準装備のスレまでわざわざ来て何言ってんだろ。
806名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 20:53:58 ID:MtsAOUfK
>>805
二次創作のノリを本編に持ち込まないってことを言いたかったわけで
最初に喧嘩腰だったのはごめんなさいっていうか

あくまで妄想のそれをさも公式のように主張するのは避けようぜって
カップリングにしてもシチュエーションにしても

>>800のレスとかがちょっとさ

過剰反応したことはマジスマソ
807名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 21:47:11 ID:fqh6tw7w
アグリアスが男だったらオヴェリアとありがちなカップリングが出来たんだけどな
恋愛色がほとんどないゲームだから(隅っこでラブロマンスしてるレーゼとベイオ除く)
ラムアグとかありもしないものを妄想して愉しむしかない層も居る
(実際人気なあたり王道めいたものなのだろうし)

で、汎用キャラとか陵辱ものも選択肢に入ってくるね
808名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 22:02:25 ID:RMGzyoU0
汎用男×ビブロスなんて考えてるの俺みたいなのもいる
まあこれは俺しかいないだろうけど
809名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 22:04:39 ID:RMGzyoU0
間違えた
汎用男×ビブロスなんて考えてる俺みたいなの、だった
810名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 22:33:45 ID:OppC2arY
自分で言いっこ無しっていっといてあれだが

>>808
それはないわ
811名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 00:13:07 ID:MLkU3Ldn
雑談もそろそろ控えた方が良いと思うが
容量がさしせまっている件 ↓
812名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 02:45:26 ID:6mYH66Oa
容量って500KBじゃないの?
813名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 03:14:39 ID:3nQA21xW
有り得ないとかほざくカプ厨&公式にある場面しか認めない頭の固い奴へ

つ IFもの

自分は面白ければ読むぞ何でも
814名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 03:30:14 ID:h9HUwpwW
>>813
だから、そういうことだよなって話で落ち着いたんじゃないん?
だってエロパロ板だし
ifが大前提

スレの容量の限界は500KBちょい(ピンクの仕様がノーマルと変わらないのなら)なので
雑談を含めても、SS投下についてはまだ大丈夫
470KB、480KBくらいで次スレかな?
もう少し早め?
815名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 03:35:11 ID:HICwo9ng
マーシュ
「それは…?

主人公ラムザ
「このソフトはタクティクスオウガの形見だ…。

マーシュ
「タクティクスオウガ……。

主人公ラムザ
「もう10〜12年前になるかな。
松野氏がクエストに居たころだ。
オウガバトルの名に踊らされて徹夜でやり続けるうちに、私はヒッキーになってね。
そのままアルマに見離されてしまった…。
「幾度となく私を独りにした□を訴えようと考えたことがある。
ダーラボンからゲーム制限を勧められたときは特にそう思った。
「でもね…。そのたびにこのタクティクスオウガが教えてくれる。
有翼人だけでお腹いっぱいになれるのはタクティクスオウガだけだってね…。
「やり続けなくてはいけない、ファイアーエ○ブレムに真っ向から対立するタクティクスオウガの戦略を
見届けなければならないってね…。

マーシュ
「オウガバトルでタクティクスという名の責任…。

主人公ラムザ
「きみたちのような21世紀のゲームの主人公がヌルゲーといわれなくともよい…
そんなシュミレーションゲームを造りたいものだな……。
816名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 03:57:00 ID:a54xgqJR
>>767
ディリオヴェも好きなので投下に感謝。GJ!
次からNGワードを設定してくれるといい感じだと思う。

夜でよければ次スレ立てるよー。
817名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 06:18:47 ID:eZTxNk07
しかし、場を仲裁するような一文を保険として書き込んでおいて、
自分の受け付けないものも結局書き込まずにはいられない奴って、本当いい根性してるわ。
俺も今度やろw
818名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 07:26:54 ID:5FXveR7w

ソンナヒトリゴトハ、チラシノウラニカキナヨw
819名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 12:36:32 ID:uwcNnbeE
アグ オヴェ ディリ ラム の4P
820名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 13:13:48 ID:p3YmZBfN
>>815
タクティクスオウガは難易度だけならヌルゲーじゃね?
821名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 13:33:52 ID:OQLkcMrA
そんな戯言はトレーニングなしでアロセールにスナイプされたり死者の宮殿深部で風神シリーズにオーブ喰らってから言ってもらおうか
822名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 18:22:04 ID:MLkU3Ldn
容量がまだ余裕有るんだったら投下しようとしてくれている職人さん
には悪いけど次スレのルール考えた方がよくないか?

近親相姦、陵辱、グロ

上の3つはどこのスレでもよく叩きにあって確か陵辱、グロは
それ専門のスレ有ったきがするけどそちらへお願いしますとか

実際普通の人間は拒否して当然の嗜好だし、ここでもそれだけ
拒否が多いんならテンプレとかになんかルール上げてたほうが
いいと思うけど…
823名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 18:48:19 ID:iMN5w70b
近親相姦、陵辱はいいんじゃね?
NGワード指定を義務付ければ基本的になんだっておkだと俺は思う
同性愛もな。
824名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 19:08:45 ID:uiWkLboA
ゲーム界屈指の妹ゲーであるFFTから近親相姦を取り上げるなんてあんまりだ!
ってかそんな制限設けたならラムアグくらいしか書けないじゃないか。
825名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 19:49:21 ID:KJyTO0Lb
>>824
誰も書くなとはいってないとおもわれ


誰が登場するか書いておいてもらえばいいんじゃね?
まあ、どれも職人さん次第だな
826名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 21:12:53 ID:MLkU3Ldn
ここに書いてくれている職人さんもグロ書いててもそれほど
えぐくはないし…まあ過激さの尺度は凄くむずかしいんだが
何でもオッケーて人はいいと思うけどそうでない人も多そうだ

個々のSSの注意書きは職人さんの判断に任せるとして
スレ全体のルールはどうする?
同性愛忘れてたけどこれもまだ投下ないが801もオッケーでいいか?
板全体は百合はいいけど801は該当板へいけ!なことになっているけど
827名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 21:46:59 ID:gSChxdBe
そうでもない人は自己責任でヌルーすればいいだけの話だと思うけどな…
自分も内心では「それはちょっと」と思うシチュやカプはあるが
自分が嫌いだから投下するなというつもりはないし、そういう内容だと事前にわかれば
適当に脳内スルーしてるし。
あれはダメこれはダメっつってるとキリなく窮屈になってくぞ

「投下前に注意書き推奨」「苦手な人がNGワード指定でスルーできるようタイトルをつける」
「読み手の方も地雷なシチュは自主回避推奨」くらいでどうかと思うけど


801については投下前注意さえちゃんとしてれば自分は有りでも無しでも構わないが、
この板的にはふつう板違いじゃないか?
「このスレでは有りで構わない」って人が多数ならそれでもいいけど
828名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 22:13:52 ID:MLkU3Ldn
うん、俺も窮屈なのはどうかと思うが何もルールなかったから
たまっていたのがここへ来て噴出したのかと思って

他のFFスレは801、百合は該当板へ、特殊系も別スレへてなっているけど
その程度でいいか?
もちろんコレが結論じゃなくて何か有ればこの際だから言った方が良いと思う
後は次スレ立てるときに適当にスレタイ変えてもおkだと思う
829名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 22:20:42 ID:iMN5w70b
基本的に、ものの規制はなし。
投降作品に「NGワードと特殊系だという旨を示す前書き」を義務付ければ
余計なルールを増やさなくて済む。
というか問題はリアルタイムでちまちま書いてたり
10数レスになりそうなものを1,2レスずつ落としてったりと
そういうののほうが問題だけど防ぎようもないからなぁ

「スルー」に対する配慮を読み手と書き手が徹底すればおk、でいいんじゃない?
書き手自体少ないんだから制限は少ないほうがいいんだよ。
傾向はどうあれ数が多ければ盛り上がるんだから。
830名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 23:20:09 ID:h9HUwpwW
ゲームシステム的に主人公のパートナーが確定していなくて
更に、同じようなシチュ論争があった某スレでは
毎回、投下する時にはこれから投下しますって宣言をして
『あくまで個人の性癖による妄想if小説であり、本編とは関係ありません』
『(キャラもしくはカプ)の(シチュ)ものです』
って注意書きをするようになって、ほぼ落ち着いた
そこの職人はみんな一回の投下でSSを完結させるスタイルだったのも、上手くいった要因かな
831名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 05:58:11 ID:dAKh+0b0
カプがあるんだかないんだか分からない作品なんていっぱいあるし、
どんな組み合わせも近親強姦も、前書きしてくれればここでいいと思うよ。
好みに合わないのをスルー出来ないのは厨だけだろうし。
832名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 06:09:34 ID:dxGnROrM
>828あたりで指摘されてるエロパロ板全体を見渡して一番シンプルに使用されてる注意書きで十分だと思う。
テンプレがやたらごちゃごちゃしてるとこは、それだけで「ここは荒れやすいです」と宣伝してるようなものだ。
833名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 06:29:25 ID:TSgYR2WJ
仮テンプレ


・FFTのエロパロスレです
・あくまで妄想によるif二次創作でありゲーム本編とは一切関係ありません
・書き手側はSSを投下する際にキャラクターもしくはカップリングとシチュエーションを提示してください
 読み手側はそれを受けて気に入らないならスルーやNG登録をしましょう


>>1にこれ、>>2以降に関連リンクを貼るってことでどうだろう?
まだ長い?
834名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 07:17:47 ID:dxGnROrM
2番目必要か?
あとエロパロ板のスレとしては最低限、「801は該当版へ」の但し書きは必要だ。
835名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 07:54:56 ID:TSgYR2WJ
>>834
「○○なんてあり得ないだろ」
「○○は○○だろ」
っていう否定や持論の押しつけに対して必要だと思った
あくまでエロパロだって前提に基づいているんだし
ここを本編に持ち込んだり、本編をここに持ち込んだり、そういうのは違うだろうって今回の件を受けて

やおいに関しては、許容するようなレスがあったからどうしようか迷った
板のデフォルトなら追加だよな
836:2007/02/21(水) 08:53:34 ID:Njo4V3hZ
ウーム・・・決まり事を決めるのもいいが、結論が出そうにないな・・・
早くけりつけないと、
職人さんが降臨したくてもできないのでわ・・・
だから、遅攻よりも拙速ということで、
次スレを立てた人に、ズバっと決めてもらうのがいいのでは?
で、多少、不満があってもグッと飲み込んで文句なしって事で。
837名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 12:38:00 ID:TSgYR2WJ
>>836
まだ一日二日くらいしか経っていないが……
スレを立てた人間に任せるってのは逆に荒れるぞきっと
下手をすればスレ乱立したり短い期間にテンプレ論争が何度も繰り返されたり
ここできっちり決めちゃえば後が楽だろう
838名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 13:23:14 ID:9DKl++UU
てかそんなテンプレいらないだろ
22歳以上なら人それぞれの萌えがあるってことくらい分からないか?
839名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 13:34:36 ID:Njo4V3hZ
んー、そういうものかー。
個人的な意見としては、
職人さんは投下前に、必ずカプ、シチュを明記すること。
(あるいは、投下したSSの名前欄に、題名とカプ・シチュを明記すること。)
読み手の人は必ず、カプ・シチュを確認し、気に入らない作品はスルーする事。
スレ全体のルールとして、職人さんに対しての煽り・荒らしは絶対厳禁。
(素人小説であることを忘れずに。)
これくらいしか男もい浮かばないな・・・
こんな感じに、自分の意見を書き込んで、次スレを立てる人に参考にしてもらえばいいのかな・・・?
840名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 13:53:33 ID:1htVbUrC
>>838
ちょっと上のほうにそんなことを理解してない子たちの叩きがあったからな
841名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 13:55:21 ID:TSgYR2WJ
>>838
テンプレを明記しておくのは荒れの予防接種みたいなもので
年齢制限をクリアした全員の物分かりが良いなら、この板の全てのスレが荒れないんじゃないか

個人的には、本編と関係のない妄想if二次創作ですがなにかっつっとけば文句のつけようがない気がする
842名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 14:04:47 ID:9DKl++UU
>>839-841
おk、把握

テンプレは個人的には>>839の3〜5行目か3〜7行目がいいと思う
843名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 16:36:29 ID:MYyRu+GA
カップル明記はともかくシチュエーション説明はやりにくそうだけど
こんな感じ?

○×△です
○は△に長年片思いでやりたくて仕方がないです

みたいな
844名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 17:24:42 ID:Njo4V3hZ
凌辱モノとか純愛モノで、いいんじゃね?
845名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 19:37:20 ID:NMv5kNgy
とりあえずおまえたちがこのスレが好きということははっきりわかった。


シチュ明記ってのは>>844っていうことだろ
>>845みたいなのは前もって説明するところじゃなくてSS中で表現するとこだと思う。
846名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 23:24:44 ID:sjXKxCsh
やおいは、それ専用のとこのほうが読み手も書き手も盛り上がれるという意味もあるし
専用のとこでやってもらったほうがよさそうやね。
ここは男向けを期待する人が多いみたいだし。



もひとつ提案。
陵辱、グロは苦手な人が多いだろうからすぐわかるが、
いわゆる救いのない話、後味の悪い話、
愛憎ドロドロもの、乱交モノもシチュとして入れて欲しい。

読後感が悪い結末、ドロドロな展開がそのままそのSSの味になっている作品もあるけれど、
ダメな人にはダメだと思うから。
847名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 00:22:19 ID:ISJOGCy5
なんで急に仕切り屋が増えたの?
848名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 00:50:25 ID:H4x9+YJn
>>847
でたな皮肉屋!
自分の価値観で「書くな」と言うわがままな輩が増えたから
ルールを明文化しようとしてるんだよー。

明文化したら、アレな発言は淘汰が可能でしょ?
849名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 01:05:58 ID:ISJOGCy5
>>848
いや、皮肉屋もなにも見たまんまだろ
というかエロパロ板で書くなと文句付ける奴はまず良識無くてテンプレ読まないと思うんだが
ちょっとスレの流れ見て空気考えれば分かるようなことができないってことはそもそも興味ないもの読んでないわけで
テンプレはあった方が良いと思うけどあまりカッチリ決めても仕方無いって言いたいんだ
むしろシチュ説明とか自分のやりたいようにスレの方向持ってこうとしてるような面も見られて気持ち悪い
スレ見れば大体の職人さんはタイトルや前一文に何か添えてるんだから今更何をって感じ
荒れない為より自分だけが読みやすい居心地いいようにしてるように見える
850名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 01:11:16 ID:zfO3pSgX
交通整理すりゃあ読み易くもなるさ
851名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 02:28:17 ID:qh3HqvTA
>>849
それってここだけに限らない、テンプレを肯定するか否定するかって規模の論説だろう

それに、んなこと言ったなら
「ああなんだ自分にとっては快適なテンプレ皆無の方向性にしたいんじゃん気持ち悪い」
ってオウム返しをされたら不毛な水掛け論になるが

そもそもなんでほぼ全ての継続スレにテンプレがあるかを考えてみ
852名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 07:34:01 ID:gEdZSlK3
テンプレ決める段になっていきなり、こうまで感情的に長文書き込む輩がワラワラ沸いてくるタイプのスレだったとは…
853名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 11:07:47 ID:XSZ9pOsr
しかも内容は割合どーでもいいし……
854名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 11:49:22 ID:mdiObmm4
文才の無い俺らに出来る事は、職人さんが投下しやすい環境を作ること程度だろ
テンプレ作る方向で話が纏まってきたのに、混ぜ返すような事は言わないでおこうぜ
855名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 12:38:33 ID:09j2/zrO
つうかこのスレやたら荒れやすいよな
856名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 14:13:50 ID:CRl9Om6U
思い入れってのはどうにも厄介だな…
857名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 19:00:27 ID:cUMDWy3N
以前ここにSS落としたが、ぶっちゃけ今の状況で投下するのはキツい…かも。
858名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 22:31:36 ID:zhR0Wzsq
そういう時はしばらく放置
859名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 22:50:25 ID:j1FPac8m
テンプレに指針示してくれた方がかえって書きやすいよ、自分は
860名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 03:48:13 ID:1O53As2N
陵辱やグロやらはいいが、後味の悪い話とかそんなのは
入れなくてもいいだろう。
てか、入れろと強制するもんじゃない。
入れるとネタバレになって話自体の面白さがなくなっちゃうじゃないか。
861名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 08:21:25 ID:pSz7tzdP
自治って美しいぜ。
最低限強制の「ルール」と職人に聞いて欲しい「お願い」を分けて誰かまとめれ
基準は職人をも守るものか否か
862名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 15:16:32 ID:4KFF4P1l
・801・百合は該当板へお願いします。
・特殊な嗜好のものは投下前に明記を願います。
・職人さんへのお願いもほどほどに。

一応他のスレ見て最低限にしぼったけどどうだ?
特に3番目のはずっとスレ見てきていると
あれ書いてくれ、このカップルで書いてくれと住民が
あまりにも自分の欲望垂れ流しにしすぎるからつけたしたんだが。
863名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 16:07:30 ID:X4lKrbOB
>>862
>801・百合は該当板
百合板にFFTのスレないんだが、誘導用にスレ立とくか?
864名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 16:27:35 ID:X4lKrbOB
面倒くさいので勝手にFF統合として立てといたw

FINAL FANTASYのキャラで百合妄想
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1172215356/l50
865名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 18:07:07 ID:Y8dMNCmR
“エロパロ”なので本編についての意見は無用です
ってのは追加してくれ
866名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 18:27:23 ID:6n3x9HtF
平気で「ウィーグラフ倒せません」とか、ゲームへの愚痴書き込む奴が一人でも出ると、我も我もと続くのには確かに閉口するな。
867名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 19:31:05 ID:D6ReD96s
百合はこの板でもいいんでね?
868名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 19:40:55 ID:0bNWS/7Y
百合は…なしかな?

話の中で一部百合があったりするのはOKだが、
百合のみなら>>864のスレでやる

てな感じじゃね?
869名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 19:47:36 ID:D6ReD96s
>>868
その線引きが意味わからないのだけども…
だったら801も上の条件であればあってもいいってことか?
意見も聞かないのに百合板にスレは立ってるし
ちと性急過ぎる気がするのだが
あっちのスレが続く見込みもないってのに
870名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 20:04:23 ID:6n3x9HtF
>>869
その逆だ。
なんで801はダメなのに百合はOKなの!?と暴れる腐女子どもを宥めるための方便になってる感はある。
あのネットヤクザどもに暴れる口実を与えないために、しょうがないから百合は該当版へと誘導してるとこは多かろ。
871名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 20:07:59 ID:0bNWS/7Y
>>869
> だったら801も上の条件であればあってもいいってことか?
まあ、いいんじゃね

> その線引きが意味わからないのだけども…
わかりにくかったなすまん

簡単に説明すると3Pの話だとして
基本的にはラムザ、アグリアスの絡みとかラムザ、メリアの絡みなんだが
アグリアスとメリアのみの絡みがあったりする場合や
例に出してしまうと>>600らへんの作品みたいなの(若干、百合分が多いですが)
872名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 20:17:03 ID:0bNWS/7Y
というか普通のセクロスとかに801分を混ぜるなんて出来るんだろうか?
ふたなりとかか?

以下チラシの裏

線引きって言われると個人的な主張が入るから説明しづらいな。
私見で悪いがエロパロに801を求めてる奴なんていないだろ。
むしろ嫌悪感を持つくらいだと思われる。

だが>>870の言うとおり『なんで801はダメなのに百合はOKなの!?』っていわれたら…
本音はどうあれ上記の事を言うわけにもいかないだろ
873名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 20:27:35 ID:4KFF4P1l
862だけど801も百合ももう総合みたいにあると思いこんでいたわwすまん

>801はダメで百合はなぜOK?
これ俺も疑問だったが、この板の成り立ちが男共の欲望で発祥したからだろうな…
これについては自治とかでよく激論になったりしていた。
874名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 21:05:57 ID:Y8dMNCmR

・エロパロ板の他にやおい板と百合板がありますので、該当作品はそちらで
↑板があるってことは分けて考えろってことだろう


・“エロパロ”なので、本編を持ち込まず、本編に持ち込まないでください
↑エロパロに関係ない過度の雑談や、本編と違うとか本編はこうだったんだよとかいう、区別できないやつを牽制


・凌辱、グロ、寝取られ、乱交といった特殊なシチュだと判断できるSSは投下する際に注意書きが必須です
↑あくまで書き手の判断に委ねるしかないか?
 乱交には男女女みたいなシチュも含まれるのでやおいや百合との区別をここでする


こういうのでどうだろうかねえ……
875名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 21:27:11 ID:V/Oi6fpT
そんなに人いないし、百合と801も注意書きさえあればいいと思うんだけどね
それで何か困ったことが起きたわけじゃないだろう
むしろここはパロ板なんだから幅広い作品を取り扱うべき
876名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 21:41:35 ID:7CdmDAM3
3の判断がやっぱり微妙。そもそも今も注意書きしてない人はあんまいないでしょ?
結局どうしたって「こんなの読みたくなかった」なんて文句は避けられないんだよ。
(更に言うとこの板の住人の多数は陵辱系も好む傾向にあるように見受けられる)
そこで板分割を提案する。

A「やおい要素以外は完全自由/投稿作品に関連しない雑談は控えめに」の板(要はこれまでの路線)と。
B「登場キャラ・シチュエーション・バッドエンドか否かも投稿前に完全申告及びNGワード設定要」の板と。

そうすりゃ絶対見たくない作品のある人はBだけ毎日眺めてりゃいいし、
あまりに過疎るからってAを見てしまっても自己責任で片付けられる。
もちろん何でもおkな人は少し手間だが両方見れば良い。
男性向け/女性向けで分かれてるエロパロ板も多いし、どうよ?
877名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 22:04:13 ID:Y8dMNCmR
>>876
いやそれはスレ乱立じゃないか?
そこまで分けてどうすんの?
細分化で自由度ゼロになる気が
878名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 22:08:40 ID:V/Oi6fpT
いいじゃんまとめちゃえば
職人がちゃんと注意書きする。
読みたくないものは読まない。

出来るだろ、それくらい…。
879名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 00:08:23 ID:2vih36Q4
946だがゴチャゴチャ長文書いて申し訳ない。
自分の言いたいことは
>>674 >>862 >>878の人がきれいにまとめてくれた。
要は、好みが分かれそうな内容は事前に警告してほしい。それだけ。
880名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 00:19:21 ID:uZJYPmBH
・職人さんは、投下する際に特殊事項を予め明記してください
 (陵辱、グロ、寝取られ、乱交、801、百合など)

・エロパロなので、本編を持ち込まず、本編に持ち込まないでください


これくらいのがスッキリしてる気がする
881名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 08:54:18 ID:Ntm3YvFv
職人さんが事前に明記って今まで通りだろ
職人さんの方はいつも大体前書きとかタイトルに注釈入れてるんだから
読み手が火病りのや度の過ぎた雑談排斥したいからテンプレ作るって話だったと思ったが
882名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 12:08:29 ID:nFnMfJMC
ループしすぎwww
883名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 14:39:55 ID:leAwiLDU
※職人さんへ
・職人さんは不毛な煽りを避けるため、投下の際にはトリップを付けて下さい。
更に投下前に一言注意書きを入れて下されば、読む方はトリップであぼーんできます。
スレの荒れ防止、ひいてはスレッド内の保全の為、ご協力をお願いします。
・エロパロなので、本編を持ち込まず、本編に持ち込まないでください。

※住民の方々へ
・煽り荒らしは無視しましょう。反応するあなたも荒らしです。
・投下するかどうかは、最終的には職人さんの判断です。
あまりせっつかないように、マターリ待ちましょう。

テンプレ案。叩き台にでもしてくれ。
884名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 15:10:40 ID:Ry+hb44N
トリップまで強制?…あまりにも敷居高すぎ
>>862でいいんじゃないの
885名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 16:30:23 ID:A12q7SUt
・エロパロなので、本編を持ち込まず、本編に持ち込まないでください
・読み手は書き手に対して、作品の内容を強制してはいけません
↑この二つは、テンプレとして必要な理由が今までの議論で明確になっていると思う
「読み手は〜」の方でクレクレを牽制できるだろう

問題は同性愛とか鬱とかのシチュエーションについて注意する三つ目のテンプレ文なんだよな……
それさえ決まれば、テンプレは三つ以内に収まるんだが
上手く一文でまとめられる?
886名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 16:32:38 ID:2d//Uk4O
俺も>>862+本編の雑談注意で十分だと思うが。
一番出回ってるシンプルなテンプレだろ。

だいいち今まで荒れてたか?
テンプレ談義になったら急に皆してワイノワイノ言い出しただけだというのにw
887名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 17:24:07 ID:A12q7SUt
>>886
荒れたからテンプレ論議になったんじゃないか……
888名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 18:13:09 ID:Tsn9MFzG
論議がつづいてる間は、職人さんは降臨してくれないだろ。
こんなもの結論なんか出るわけないんだから、次スレを立てる人間に任せるしかないのに、延々と続く議論。
そして、その論議が職人さんを遠ざけ、スレの過疎化へとつながっていく・・・
まるで喜劇だなw
889橋乃根本 ◆YzvJ/ioMNk :2007/02/24(土) 19:02:24 ID:leAwiLDU
>>883な私としては、自分のSSで荒れるのが嫌なのでトリップを付けて頂きたいと思いました。
ただまぁ、私一人の意見ですので、最終的なものに従います。
890名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 19:41:14 ID:uZJYPmBH
でもなんで百合と801だめなんだろ…
上のほうにも最後のほうにはラムザが出てたとは言え
百合はあったんだけどなあ
801は流石に…だけども
891名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 00:00:06 ID:hCj1V7NL
俺も野郎な身としては百合エロは大好きなんだが……
892名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 00:25:13 ID:iwx7TCwu
このさい自分の好みは封印
893名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 00:29:31 ID:xgh1oyGb
基本的にものの制限はなくていいと思う
板があるからっつーなら、スレがある陵辱やグロも別スレで、になる
例外を認めるとその例外も認めなくちゃならんし
なんかモソモソ言う奴らもいるからSSの系統に禁止項目はなしにしたら?
894名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 00:48:21 ID:vhjpCBp4
>禁止項目はなし
うん。賛成。
ただ、投下前の詳しいシチュエーション説明をお願いしますっていうのは必要かな。
895名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 00:59:40 ID:ea1P4tgs
シチュエーションについての文

・特に禁止されるシチュエーションはありませんが、エロパロ板以外にやおい板や百合板が存在します
 書き手自身が、どこに投下するのかを判断してください
 また、投下する際にキャラ・カップリングやシチュエーションについて最初に明記してください


↑投下するのはあくまで書き手なんだから判断は書き手に任せる
ただ他に板があることはあらかじめ言っておく
ネタバレっていうが、長編小説やミステリじゃないんだから注意書きを優先

これでどうだ
896名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 01:27:45 ID:OTT2Df7w
>>885
・エロパロなので、本編を持ち込まず、本編に持ち込まないでください
って意味がよく分かんないんだけど。
・ゲーム内容の雑談はしないでください
ってこと?それとも
・ゲーム中のシーンを拡大解釈したSSは書かないでください
ってこと?
どちらにせよ、新参の人が勘違いしても仕方ない内容だと思う。
897名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 02:30:35 ID:ea1P4tgs
>>896
「本編と違うしありえない!」
「本編もこうだったんだよ!」
↑というエロパロ(=if妄想)のカップル・シチュエーションと本編の区別がついていない人

「本編のウイーグラフ戦でハマってさあ」
「あれってどうやればいいの?」
↑みたいなエロパロではなくゲーム本スレや攻略スレでするべきなレスを続ける人

に対する予防というか対策
898名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 02:53:20 ID:OTT2Df7w
>>897
だったら無理に一つにしないで意味が汲みとり易い文章にしてくれないだろうか?
俺の頭が悪いだけかもしれんが、俺みたいなのが一人いたってことは他にもいるかもしれないしさ。

・自分の趣味、嗜好、妄想等を絶対のものと思って無理に他人に押し付けないでください
・本編や攻略に関する雑談はほどほどに
みたいな感じじゃ駄目かな?
899名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 02:57:34 ID:iwx7TCwu
また戻りそうだけど>>862の3番目じゃあかんの?
900名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 05:31:31 ID:ea1P4tgs
あんまりテンプレの文が増えても、荒れやすいスレだと思われるって意見が上の方に……

・エロパロは妄想ifですので、本編を持ち込まず、本編に持ち込まないでください
・雑談はエロパロであることに準じてください

分けるとしたらこうか
本編を持ち込まず、本編に持ち込まず〜で解釈できると思うんだが
901名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 08:55:58 ID:OTT2Df7w
>>900
実際荒れやすかったからテンプレ作ろうってのだし、この談義だってある意味荒れてるだろ。
意見を参考に余計な事項を増やさず必要な事項を分かりやすく最低限の量でまとめるようにする、ぐらいの気持ちでいいじゃないか。
あと、どうしても
「本編を持ち込まず、本編に持ち込まないでください」
ってフレーズ使いたいみたいだがそのフレーズ自体が分かりにくいんだって。
あやふやにして意味を広く取らせて牽制したのかもしれないけど、テンプレが不明瞭じゃいけないだろ。
902名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 09:30:05 ID:ea1P4tgs
>>901
んー
じゃあもうきっぱり書いちゃうと


・エロパロはif妄想ですので、カップリングやシチュエーションについて、
「こんなのはあり得ない」と否定したり「本編もこうなんだ」と主張したりは禁止です
本編とエロパロを区別して考え、楽しみましょう

・ここはエロパロ板のスレですので、
本編の攻略についての質問や明らかにエロパロに関係のない雑談は自粛しましょう


こういうのでいいんかな?
903名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 10:47:53 ID:BNWXPSED
下らん言い争いで容量使うなクズども
904名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 11:26:41 ID:vhjpCBp4
じゃあ>>902
905名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 16:23:12 ID:svBfNXC9
この板そのものが寄る辺ないエロ妄想やらなんやらを出し合ってモヤモヤしたり楽しんだりする場だろ?
ルールなんて有って無いようなもので各々が好きにやればいい。それで荒れて潰れるスレならそれまでの事。それが嫌ならまた誰かがスレ立てするし避難所つくるなりする。

だいたい最初にウィーグラフ云々な本編に妄想云々言い出した奴だって本気で荒れる程不愉快だった訳ではないだろ?

自分達自身が楽しくもない議論なんてするなよ。

偉そうに長文ですまん。なんかこの書き込みでまた荒れたら嫌だなwww
906名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 16:32:27 ID:ea1P4tgs
>>905
さすがに自治・テンプレ完全否定は勘弁して欲しい
どんなことにもルールはある
知らない人からは無法って思われることが多い2ちゃんにだって運営があり自治があるんだから
907名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 18:32:49 ID:iwx7TCwu
ルールー書かなくても大人だからわかるだろう…と思っていたけど
もはやそうも言ってられないようだよ
だから最低限のことは書いておいた方がいい
で なんか801はともかく百合も該当板あるようだからそちらへ行け
というとごちゃごちゃ言う輩がいるんだけど、ここで将来荒れる要素になりうるのなら
該当板でのんびり楽しんだ方がいいと思うけどそんなにいやなのか?

テンプレ案としては上でいった>>862>>902の雑談と妄想は控えること
の内容を付け加えればいいと思うんだが…表現はなるべく簡潔に
908名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 18:34:47 ID:2ay9NpeQ
職人は去り、議論厨だけが残りましたとさ
909名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 18:35:16 ID:6o0PXQlR
>将来荒れる要素になり得る
スルー出来ない馬鹿が吠えるだけだろう。
禁止にする理由も見当たらんよ。
910名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 00:40:44 ID:KK43fXxY
まとめてみよう。ていうか次スレ1が決めることだけどね。
百合は嫌いだから書き込まないでくれという意見は実は出ていなかったようなので以下にしてみた。本当に見たくもないという人は声を大に。
あと「すこしくどい」のは承知の上だがあえて全部並べてみた。分かりにくくはないと思うので。

---
FFTのエロパロスレです。

[投下時のご注意]
1.やおい、エロ要素なし、他ゲームに関する作品についてはこの板においては需要を想定していないため、該当版へ投下をお願いします。
2.その他は基本的に内容やカップリングについては自由です。
  【ただし】以下の内容は一部不快に感じる人もいるため、投下の際は注意書きを忘れぬようお願いします。
(具体的には投下前に以下の要素を含むことを名言する、もしくはNGワードを設定するのどちらかで結構です)

 百合、陵辱、強姦、触手、獣姦、グロ、寝取られ、乱交、その他書き手が特殊嗜好と判断したもの
 また可能であればカップリングについても明記があるとベストですが、ネタバレとなる場合もあるので強制ではありません。

[その他ご注意]
1.パロディ作品であるため、カップリングやシチュエーションその他本編と異なる点を指摘する等の発言は控えましょう。
2.投下作品に関すること以外(ゲーム本編や攻略について等)の雑談は控えましょう。
  なおリクエストやシチュエーション案についての発言は自由ですが、職人さんへの押し付けとならないようにしましょう。
3.好みの作品があれば惜しみない賛辞と応援を贈りましょう。

※上記はあくまでスレ住人が望む方針です。
万一、上記と合致しない内容での発言がなされた場合も意見は注意喚起に留め、感情的な叩きなどは控えましょう。
また荒らしと判断した場合はスルーしましょう。反応することは荒らしを助長する行為です。
---
911アグリアス@浴衣 ◆HOLYszDRr2 :2007/02/26(月) 01:18:06 ID:uuAwn120
ファイナルファンタジータクティクスのエロパロスレです。

[投下時のご注意]
1.やおい、エロ要素なしの作品についてはこの板においては需要を想定していないため、該当板へ投下をお願いします。
2.その他は基本的に内容やカップリングについては自由です。
  【ただし】特殊な内容は一部不快に感じる人もいるため、投下の際は注意書きをお願いします。
(投下前に以下の要素を含むことを明言、出来ればNGワードも。)

 百合、陵辱、強姦、触手、獣姦、グロ、寝取られ、乱交、その他書き手が特殊嗜好と判断したもの
 また可能であればカップリングについても明記があるとベスト。

[その他ご注意]
1.パロディであるため、カップリングやシチュエーションその他本編と異なる点を指摘する等の発言は控えましょう。
2.投下作品に関すること以外(ゲーム本編や攻略について等)の雑談は控えましょう。
  なおリクエストやシチュエーション案についての発言は自由ですが、職人さんへの押し付けとならないようにしましょう。
3.好みの作品があれば惜しみない賛辞と応援を贈りましょう。

※上記はあくまでスレ住人が望む方針です。
万一、上記と合致しない内容での発言がなされた場合も意見は注意喚起に留め、感情的な叩きなどは控えましょう。
また荒らしと判断した場合はスルーしましょう。反応することは荒らしを助長する行為です。
---
912名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 01:19:02 ID:uuAwn120
(;・3・)
半年振りに書き込んだら恥さらしかよwwwww
吊ってくる

まあ、不要なところを削っていく感じでいいんじゃマイカ?
913名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 07:46:48 ID:a6cDlFbA
まとめてみた(?)
特殊なシチュと板に関してはもうある程度の曖昧な部分を残して妥協しないと決着できない気がする
っていうか明確に決着したら凄いと思う
他は結構きっぱり言い切っちゃえるけど


・FFTのエロパロスレです
・エロパロではない作品は投下しないでください
・最低限の保守以外にエロパロに全く関係のないレスはしないでください
・特殊なシチュの作品を投下する際は先に注意書きをしてください
・エロパロは妄想ifですのでカプやシチュを本編と違うと否定したり本編もこうだと押しつけたりしないでください
・エロパロ板以外にやおい板や百合板などがありますので作品と板をよく確認してから投下を決めてください
914名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 09:28:46 ID:9ttdr6Os
そもそも、職人はマナーをきっちりと守ってるだろ。
きちんとSSの内容も事前に書き込んでるし。
それを一方的に荒らしまくったのは一部の読み手の連中。
で、あるにも関わらず、百合や801は該当スレで書けとか、
なんで「職人」の方が規制されてるのか、よくわからねえ。
職人からすりゃ「ふざけんな」って感じなんじゃないの?
テンプレは、
「職人はSSのカップリングとシチュエーションを簡潔に明記すること。」
「読み手は気に入らなけりゃスルー!煽るな!」
この2行だけで十分だと思う。
とにかく、今までに職人側に一切、失点がない以上、職人を規制する必要はない。
第一、いちいち細かいことにうるさいスレじゃ、職人だって逃げるよ。
915名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 10:19:22 ID:a6cDlFbA
>>914
それだけで十分だったなら最初から荒れなかったと思うが
荒れた→テンプレ作成の流れで、荒れる要素についてあれこれ論議すること自体は自然じゃないんかな

実際にやおい板や百合板があるんだから、それならやおいとか百合とかどうするって論議するのは
職人側に対する一方的な規制とは言い難いだろう
それにやおいや百合を一概に否定しようってんじゃなく、境界線はどこだろうってのが主題だったはず

っつーかここまできて、やっぱテンプレなんてちょいありゃいいってのはどうなんか
916名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 14:45:38 ID:JOqqVpSo
職人に非が無いってのは激しく同意だがな
テンプレ議論入ってから幾度も言われてることだし
しかし読み手に腐ったのが来るからテンプレ作るって話なったんだしいらないとは言えないかと
917名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 17:41:06 ID:FprZ2vvO
ただ…非はないにせよたとえばコテとか投下前、後に色々言いすぎると
どこのスレでも荒れる元になっている事実がある…
これは2ちゃん全体に言えることだけど

テンプレも他のFF系と似た感じでいいと思う
918名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 20:24:39 ID:yFh7F1aH
次板は(移植とはいえ)スクエニ最新作のエロパロ板になるんだぜ
それなりの方針を具体的に明記しておかないと有象無象が来て荒れると思うぜ

それに「テンプレに沿ってる」というのは投下職人としては免罪符だし
>>911位はあたりまえのことを文字にしただけなので負担にはならない

あと要注意内容に近親相姦入ってないよ
919名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 21:58:49 ID:pPx5MjLH
一見、正論を喚いてるようでどうにも801を食い込ませる余地を残したがってる糞ふざけた腐れが1〜2匹頑張ってるようだな。
エロパロ板全体の害悪だから消えろ。
920名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 22:11:41 ID:fY6lnKNJ
公式にアグたんの壁紙キタコレ
921名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 23:10:26 ID:FprZ2vvO
今なら犯され続けて頭真っ白になった女の気持ちがわかる気がするぜ…
922名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 01:24:52 ID:p5yCC42+
あと>>913は「しないでください」列挙で職人規制っぽい感じがしちゃうので
もう少しコトバを変えたほうがいいかも…
まぁもちろん内容は一緒なんだけどイメージ的に。
蛇足ながら「内容は自由です」の一文があると投下する勇気を与えてもらえる
923名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 04:04:59 ID:sNRcVGN4
こう言ったことで議論になるのは、どのスレも一緒なんだな
俺はスルーできる人間でよかった、不快感が少なくすんで
924名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 09:12:12 ID:tr7MmB1L
>>922

・FFTのエロパロスレです
・エロパロではない作品は投下しないようにしましょう
・最低限の保守以外にエロパロに全く関係ないレスはしないようにしましょう
・特殊なシチュの作品を投下する際は先に注意書きをしましょう
・エロパロは妄想ifですのでカプやシチュを本編と違うと否定したり本編もこうだと押しつけたりしてはいけません
・エロパロ板以外にもやおい板や百合板などがありますので作品と板をよく確認してから投下を決めましょう
・作品の強制や意見の押しつけに受け取られないようにレスの文体に注意しましょう
・上記の項目と常識的な判断に準じていれば内容については自由です
925名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 01:07:51 ID:htqMcb7H
職人さん向けの文章は「するように、しないようにしましょう」を
「するように、しないようお願いします」とするとやわらかくなっていいんでないかな。

職人さんでない人への注意書きはこれでいいと思う。
926名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 18:09:14 ID:RMQCjNxV
セリア・レディ口調で

・ここはFFTのエロパロスレよ、わかっているわね坊や達
・だからあんまりエロくないお話はしちゃだめよ
・どうやら801板とか百合板とか他にあるようよ
・特殊な嗜好がからむなら事前に言っておいてちょうだい職人さん達
 もちろん私も読むわ♪
・約束破ると熱いベーゼがまっているわよ?

とかは?
927名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 18:58:19 ID:sDT1U6jc
>>926
とりあえず約束破ってくる
928名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 19:04:47 ID:IcbTXrP1
ダメじゃんw
929名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 01:18:25 ID:2d6iOoK0
ワラタ
930名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 01:46:37 ID:kZv1zkOj
熱い息根止めならおk
931名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 17:25:02 ID:3mJ5YV+L
マジでアサシン姉さん方のそれでいいと思うよ、天ぷら
あんまりきっちり書くと引くし
932名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 19:41:39 ID:DLJa8RUY
だがあんまり大雑把でもまた繰り返しになる罠
次スレにまで持ち越したくない……
933名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 20:00:56 ID:5uYWm2u5
内容は>>926でまったく問題ないと思うけど、おねえ口調は普通にキモい。
934名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 20:13:58 ID:em9jGhr+
いっそのこと、エロパロのテンプレを考えるスレってのを立てて、そこで議論しないか?
もーキリがないし、早く職人さんに降臨して欲しいよ。
はっきりいって100点満点の完璧なテンプレなんてできっこないんだから、ある程度の点で妥協して、
多少の誤算は、流れの中で消化というか、修正していくようにしないと・・・
こんな流れのままじゃ、本当に次スレまで議論が突入してしまうぞ。
935名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 01:01:46 ID:4pGoW68w
そろそろ落ち着いてきたっぽいと思うけどな。
大きな争点は3つあって、以下の2つはこれまでの中で決まっていると思う。

・職人さんが余計な文句を言われないように、これまで自己判断で行ってくれていた投下時注意を明文化する。
 ただし窮屈な印象・過剰な制限にならないように注意し、FFTエロパロでさえあれば基本的に禁止内容はないことも示す。
・ゲーム本編との違いを指摘すること、投下作品と無関係な発言をすること、作品および他人の趣味の否定は避けるよう明文化する。

問題は最後の一点。
・板全体の方針として、やおい・百合作品の投下についてガイドラインを示す。

これについては意見が分かれているため明文化せず、曖昧なままにしようという意見もあるけど、それだともし投下されたとき議論が再燃すると思う。
両方とも該当板があることだし、職人さんにリクが通じたらそこに上げてもらって「書いたよ」と誘導をお願いするという方針なら皆納得ではないかと。

そこで>926なら以下追加編集を提案。少し無粋になるけどな。

・内容はエロければなんでもいいけど、攻略のお話だとか投下作品と関係ないお話はあんまりしないでね
・他人の妄想を否定するのはイケナイことよ
・どうやら801板とか百合板とか他にあるみたいよ
 リクは自由だけど、そんなカンジのお話はそっちに落として誘導だけ書いてくれるととっても嬉しいわ
936名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 01:30:25 ID:4zNaE9Py
>>924の口調をアサシンにしてくれ

最初は項目が多くても流れの中で実質無効化していくのは可能だが
逆は難しい
937名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 11:55:01 ID:Kn7QC0y9
どうもシャレもネタもわからんヤツがいるからなあ…
938名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 22:51:47 ID:CHMMq1AT
エロ、非エロ作品ともにラムアグが好きな人向けが大多数だけど
FFDQ千夜一夜  http://www3.to/ffdqss
アグリアス様に萌えるスレのSSまとめサイト http://d.hatena.ne.jp/agu_kanri/

これも入れておく?昼寝士さんのは好評だったし、ラムアグの需要は多いようだし。
939名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 23:31:01 ID:4zNaE9Py
>>938
ぶっちゃけ入れない方がいい
っていうかアグリアスSSは板が全年齢対象だからエロパロとは違うだろっていうか余計なお世話もいいところだ

理想はこのスレ独自のまとめサイトか
940名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 00:16:03 ID:hCFd9yXM
>>938
いらない…ていうかなんで入れる発想になったのかわからんが?
千夜一夜もほとんど動きがなくなってきているようだし

>>939
もうひとつのイヴァリースもの12の方はウィキでまとめているようだ
これはHTMLタグ知識がないと無理なのかね?

最後にテンプレ案は18歳以上の大人前提なんだからあんまり
くどくど注意しすぎるのもどうかと思うのが個人的意見
時々くるきつい批判もあんまり反応しすぎない方がいいし
反応するやつはスルー…当たり前だよな?
荒れても当たり前なんだから、ここは2ちゃんと同じ
941名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 01:12:41 ID:PzAt9HDf
天才だな926。
上の修正とか入れるとほとんどどっちでも一緒だ。この程度の量なら許容範囲だと思うし、この辺が妥協点だろう。
ぶっちゃけそろそろ皆どうでも良くなってきたんじゃないか。もうどっちで次スレ立てても感謝こそされ恨まれまいよ。

・FFTのエロパロスレです
・エロパロではない作品は投下しないようお願いします
・最低限の保守以外、エロパロに全く関係ないレスはしないようににしましょう
・特殊なシチュの作品を投下する際は先に注意書きをお願いします
・エロパロ板以外にもやおい板や百合板などがありますので作品と板をよく確認してから投下を決めてください
・エロパロは妄想ifですので、カプやシチュを本編と違うと否定したり、本編もこうだと押しつけたりしてはいけません
・作品の強制や意見の押しつけに受け取られないようにレスの文体に注意しましょう
・上記の項目と常識的な判断に準じていれば内容については自由です

  ↓↑

・ここはFFTのエロパロスレよ、わかっているわね坊や達
・内容はエロければなんでもいいけど、攻略とかエロパロと関係ないお話はあんまりしないでね
・特殊な嗜好がからむなら事前に言っておいてちょうだい職人さん達
 もちろん私も読むわ♪
・どうやら801板とか百合板とか他にあるみたいよ
 リクは自由だけど、そんなお話はそちらに落として誘導だけ書いてくれると嬉しいわ
・全部個人の妄想なんだから、自分の意見を押しつけたり、他人の妄想を否定したりするのはイケナイわよ
・約束破ると熱いベーゼがまっているわよ?
942名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 01:59:57 ID:jfLB9pi1
ガフ口調でいいンじゃねえか?
943名無しさん@ピンキー
>>941のどちらかに決定でいいんじゃないか
選択は立てる人に任せるってので