1 :
名無しさん@ピンキー:
4コマ漫画家、海藍先生作品のエロパロスレです。
純愛でも陵辱でも百合でも、エロなしのギャグSSでもなんでもオッケー。
まったりいきましょー。
とりあえず2ゲト
久々に来てみたら前スレ落ちてて再スレが立っている…
あれ? 景色が滲む(つд`)
4 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 12:53:31 ID:Kn85yjf+
数か月前か、前スレ落ちたの。
今回は続くといいな。職人さんカモーン。
5 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 15:01:30 ID:z7wVfIvS
何か作成してみるか
百合限定だが
ヘンデル×グレーテル きぼん
オリキャラ男×真紀子キボンヌ
8 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 22:07:05 ID:biu3XTTb
ヘンゼルとグレーテルは♂だった記憶
絡ませる男オリキャラを登場させなきゃいけないのがつらいな>トリコロ
百合なら問題ないんだろうけど。
にしても、先月の電撃大王の真紀子のお腹にひっつくにわには劣情を催したな。
これをSSに昇華できればいいんだけど。
10 :
霧:2006/05/20(土) 23:09:08 ID:P07xzHGA
「とみか…俺…」
「キス…して…?」
とみかからの突然の申し出。
俺は躊躇ったが、口から出た言葉は「ああ…」
とみかは僕の唇に唇を重ねる。
おれは唇から感じる柔らかい感触の虜になりそう。
「んぅ…んん」
お互いの唇を離すととみかは上目遣いで、もう一回と言いたげな顔をして。
今度は俺からの口付け。
俺はとみかの口内に舌を侵入させ、舌と舌を絡めます。
「んぅ!…ぅぅんん…んぅう!」
とみかは苦しそうにしています。
それに気づいて俺は唇を離す。
11 :
霧:2006/05/20(土) 23:09:52 ID:P07xzHGA
とみかは僕の唇に唇を重ねる。
おれは唇から感じる柔らかい感触の虜になりそう。
「んぅ…んん」
お互いの唇を離すととみかは上目遣いで、もう一回と言いたげな顔をして。
今度は俺からの口付け。
俺はとみかの口内に舌を侵入させ、舌と舌を絡めます。
「んぅ!…ぅぅんん…んぅう!」
とみかは苦しそうにしています。
それに気づいて俺は唇を離す。
「はぁ…はぁ…」
「とみか…」
俺はとみかの体に後ろから抱きつき、小さな胸の膨らみを撫でて。
「慎太ちゃん…!? 何をす…っ」
俺は手を服の中に入れて、ブラジャーのカップをずらして胸を弄り。
「あっ、ゃぁあ…ダメ…慎太ちゃ…」
とみかの喘ぎ声を聞いて、俺はさらに、胸を愛撫する手の動きを速める。
「あっ、ひぁん!」
さらに、先端の突起を摘み、指で転がし。
「ひゃあ…ぁん!」
俺は体制を変えて、とみかの服を胸のあたりまで捲り上げ、尖った先端にしゃぶりつき。
「ひっ! あっ! やぁっ! ひぁぁん」
俺はとみかの小さな胸に顔を埋め、先端を吸い上げた。
12 :
霧:2006/05/20(土) 23:11:03 ID:P07xzHGA
とみかのスカートの下からショーツに触れると、そこは既に粘液で濡れていた。
「とみか…濡れてる…」
「…んっ! そんなこと…いわな…」
俺はスカートごとショーツを脱がし、とみかの秘部に手を伸ばす。
「ひゃあんっ!」
そこに触れると、とみかはビクンと仰け反り、声をあげた。
「とみか…挿入れるよ…」
とみかは何も言わず、ただコクリと頷きます。
俺はズボンを脱ぎ、自分のそれを出してとみかの秘部にあてがい、
ゆっくりとそれをとみかの中に沈めていきます。
「ひあっ! あっ! あっんっ!」
俺が腰を動かすと、とみかは激しく喘ぎ声をあげる。
「大丈夫か、とみか?」
「ちょっとだけ痛いけど…気持ちいい…」
とみかはそう言ってくれるけど、痛いのを我慢しているのがわかる。
俺に気を使ってくれているようだ。
「とみか…そろそろっ…!!」
俺はとみかの膣内に自分の精液を放出した。
13 :
霧:2006/05/20(土) 23:11:36 ID:P07xzHGA
「んぅ」
「お。起きたか」
とみかが起きたのに気付いた
「慎太ちゃん…」
「ごめんな。痛かったろ?」
首をゆっくり振り
「慎太ちゃんとだったから。大丈夫……だっ…たよ…」
とまた眠りに入ってしまった。
「ふふふふふふふふふ」
「おわっ!?冴木?いつから?」
「最初っから。いいのかしら?放課後、学校の部室で、ゴムなし。しかも中出し。
こんなことをして?」
手にしているハンディカムからビデオを取り出し
「これ一部始終を収めたテープ。」
慎太の顔が一気に青ざめ、
「これをいまからみずほに見せてきましょう。ふふふふふ」
「やめろ。この真性サドっ」
たからは振り返り
「決定ね」
「悪い悪いっ。俺はどうすればいい」
「私をイかせたらこのテープを渡してアゲル」
一瞬言葉を失い…
「なんてウソよ」
「……俺はそれでもいいぜ。冴木…」
とりあえずリク受けしてみる。
5と一緒で百合意外ムリポ。
だめだ・・・
トリコロ単行本とトリコロ移籍後しかよんでないから
他のワカンネー・・・orz
17 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 11:26:16 ID:t2AnkFCN
>>15 ならば、にわ×真紀子でよろ。
>>16 ならば三キャプを買えばよし。トリコロ好きなら損はなし。
>>17
すまねぇ・・・
どこ行っても売ってねー・・・
アマゾンとかで注文する金もない金貯まるの待つ
>>9
エロパロ庫のにわssを参考にするといい
エロパロ庫ってどこ?
>>10-13 なんかたからっぽくないと思ったら、
セリフの頭に「…」がないのか。
22 :
霧:2006/05/22(月) 17:44:44 ID:VeaRfCsi
失礼。「…」が多いと見づらいかと思ったが逆のようですね。すいませんでした
今月のトリコロはエロ分が少なかったな。
24 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 01:02:45 ID:WvWbjklr
人がいないのか、職人さんががんばって書いてる最中なのか・・・。後者だと思いたい。
25 :
霧:2006/05/24(水) 23:28:35 ID:km6zHYTy
やっぱ似てないなぁ、たから…。無口キャラはムズいなぁ
つどうぞ
慎太は一気にたからとの距離を詰め…
たからの両手首を左手で押さえた。
「風間、…今すぐ、こんなこと、やめなさい…
…前みたいに先生に言うわよ…」
「はぁ?」
たからが発した言葉に、思わず慎太は間抜けな声を上げる。
「だから…前み…」
たからはもう一度、慎太に言う。
「…『前』みたいにだぁ?前のは俺の無実じゃねぇか!」
(おとなしくビデオを渡せば冗談で済まそうかと思ったけど、
やっぱだめだ…!)
空いた右手でたからのネクタイを外したからの手首と机の脚を結んだ。
「…いやぁっ!か、風間!何をっ!!」
そして空いた右手でYシャツのボタンを外し下着まで露わにさせた。
しばしたからの姿を眺める。
「ふーん、才色兼備、優等生の冴木がこんな姿でねぇ?」
手首を掴んだ際に落ちたビデオをハンディカムに入れ…
「あと残り一時間…か。うん大丈夫」
といい部室の片隅にあった三脚を立てハンディカムを接続させた
「OK。準備完了」
「…や、やめて。ビデオも渡すしこのさっきのことも忘れるから…」
たからはほとんど懇願するような声で慎太に言う
「ダメダメ。ちゃんとお前を『イカせたら』ビデオ渡してくれんだろ。
じゃ、さっさと犯りますか」
「…ひゃぁっ!…やめて…っ!そこは……!」
慎太はスカートをめくり…
「お?冴木、アソコ。…すっかりグチョグチョになってるぜ」
たからは真っ赤になって思わず顔を背ける。
26 :
霧:2006/05/24(水) 23:30:28 ID:km6zHYTy
「……そんな…ことないっ」
「ふ〜ん」
慎太は新しい玩具を見つけた様に微笑み…
「じゃあ、認めるまで犯りますか」
慎太はたからの下着を横にずらし中指をたからの秘所の間に入れた
「…んあぁっ…くうっ…」
「お〜。全部入った。じゃいきますか」
「…え?」
慎太はたからの秘所から指を抜き差しを繰り返した
「…くぅ…はぁっ…んぁっ…あぁっ……」
甘みの入った喘ぎ声がたからの口からこぼれてきた
「冴木、感じてんの?」
たからは頑なに
「……ち、違う…そ、そん…なこ、きゃうっ…とない」
慎太はたからの秘所を確認し
「うん、もう準備OKって感じだ。いくぞ…」
「……!!お…お願い、風間っ、やめっ…!」
たからの制止など聞きもせず、慎太は熱くたぎる自分自身を取り出すと
たからの中に力任せに沈めていく。
「…やぁぁっ!!あっ…ぐ…ぅぅっ…!!」
「うっ…すっげ…キツッ…!」
慎太はそのまま腰に手を回すと、欲望をそのままぶつけるかのように
激しく腰を打ちつける。
「いっ…ぁ…ぁぅっ…んぅ…!」
たからの中からは破瓜の血が流れ、愛液と混ざって部室の床を汚していく。
屈辱と激痛でたからの目からは涙が流れていた。
「あれ?お前、初めてだったのか?わ、悪い。」
「や、ぁぁぅっ…!くっ…!」
27 :
霧:2006/05/24(水) 23:32:35 ID:km6zHYTy
慎太は腰を打つスピードを早め、さらなる快感を求める。
たからは目を潤ませながらも慎太をキッと睨む。
「もう入っちまったんだから」
慎太はたからの耳元に顔を持っていき…
「楽しもうぜ、た・か・ら」
いつもは苗字で呼んでいたのにいきなり
耳元で名前で呼ばれ顔がさらに紅く染まる。
「はは、『たから』って呼ばれたらいきなり絞まったよ。た・か・ら。
また絞まった。そろそろネクタイ離して犯ろうか。よ…っと!」
そう言って慎太はたからの手を縛っていたネクタイを解くと、
たからの身体を起こして自分にまたがらせ、対面座位の形を取る。
「くっ…あ…!」
今までよりも強烈な異物感と、次第に身体の奥底から湧きあがる未経験な快感に
たからは思わず声を上げる。
「エッチだなぁ、たからは…
こうやって下から突かれるのが気持ちいいんだろ?」
下から激しく突き上げつつ、慎太はさらにたからの耳元で囁く。
「あ…うぁっ…くぅ…やぁんッ…!」
「ふーん…こんなにぐちゃぐちゃのベタベタになってんのになぁ…」
「う…う、うぅ…!」
顔を真っ赤にしつつも必死に耐えるたからの表情に、
慎太はいっそうの快感を覚える。
「ま、どっちでもいいか。俺もそろそろ出そうだしな。
このまま出すぞ、たから…!」
「え…!?こ、このま…ま…!!」
たからはなんとしてもそれだけは避けようとしたが、既に遅かった。
しんたは突き上げるスピードを増し、溜まっている欲望を全て放出しようとする。
「あっ、たから、出るっ…!!」
「あっ!ぁんっ!…んっ…!やっ…!あぁぁぁぁぁん!!」
慎太は大量の白濁液をたからの中に吐き出し、二人は果てた。
たからはしばし呆然としていたが、やがて正気を取り戻し
震えながらも慎太を睨みつけ言い放つ。
「か…風間………!
絶対に…!…せ、責任とって…ちょ…だい…!」
「は?冴木…何?」
「…とって…たし……あって」
「え?」
「責任とって………私と…私と付き合って」
「な、なんで?」
「今日……………危険日………なの」
「(゚д゚)……マジで?」
「(コク)」
唖然。ヤッテシマイマシタ。
「………『慎太』。私のこと……『たから』って呼んだでしょう。
私も……『慎太』って呼ぶわ。『慎太』も私のこと『たから』
って呼んで」
「………はい」
付け足すように
「……ちなみに……本物のビデオはこっちよ」
>>25ー27
乙乙。だいぶ遅くなったけど。
つーかこのスレは乙言う人間がいないほど人少ないのかw
いるよ。書いてるよ。
漏れ陵辱気味なのは苦手なもんで、レス渋っちまったんだ(´・ω・`)ゴメンョ
30 :
霧:2006/05/27(土) 22:37:38 ID:CbKWSvFw
ごめん。なかなかネタがないし。
三キャプの場合慎太一人だから狭い。
トリコロは百合が苦手。
現在構想中
31 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 00:38:24 ID:eumDfOHI
トリコロには男キャラが必要だ
エロパロにはいるよねぇ。絡ませるには……。
けど、本編に出てきたら作品観が崩れる気がする。
・マキちー引越し時のトラック運転手
・郵便配達員、新聞配達員
・商店街の福引き係
・多汰美にヘアピン刺された窃盗団
・窃盗団への注意を呼びかけにきた警察官
・マキちーに銭湯代徴収された現場監督
・ウルフ教師
・半落ちを一冊しか仕入れなかったコンビニ店員
・多汰美の親戚のブルーベリー農園おじさん
・くろ
外見の描写がないのも多いけど、男キャラいっぱいいるお。
>>34 よしわかった。予想済みのレスだと思うが、
そ れ ら と ど う や っ て 絡 ま せ ろ と ?
ぎりぎり、窃盗団が報復で輪姦とか? あとはくろとj(ry
今>>35の言ったこと想像してみた
・・・だめだ、トリコロで陵辱なんて見たら俺鬱になっちまう・・・orz
やっぱここはがんばって真紀子×オリ男の純愛がみたい・・・
>>38 たしかにいらんな
ところでネ申マダー?
ふたなりにわ大暴れの巻。
敬遠どころか死球の予感。好きだけど。大好きだけど。
それでは、投稿作も少ないようなので投下してみます。
微エロとも言えないくらいの作品かもしれませんが……。
ちょっとでも燃料になれば幸いです。
「はぁ〜…」
日も長くなり、ようやく過ごしやすくなってきたように感じられる春の日。
七瀬家の居間に、これでもかとばかりに退屈そうなため息が漏れわたる。
ため息の主は、トドのようにうつ伏せに寝転がる「にわ」こと潦景子だった。
顎を畳に突き立て、ため息の響きに負けず劣らずの腑抜けた表情を浮かべている。
傍らには、青野真紀子が片膝を曲げて座り込み、のんびり文庫本を読みふけっていた。
「……」
ぺらり、と。ページがめくれる音が居間に響く。
ややあって、垣根の外を近所の子供たちがバタバタ駆けていく音が通り過ぎた。
そしてまた、ぺらり。
七瀬家は今、とにかく静かだった。
「…はあぁ〜〜」
「…にわ」
「あによ…?」
眉一つ動かさず答えるにわ。
「うっさい」
「……すぅ、はああぁぁ〜〜〜〜っ……」
(こいつ…)
ちょうど左手で小突ける位置にツインテールの頭があったが、それでまたギャーギャー
騒がれるのも面倒なので、グッと堪えた。
再び、文庫本に目を戻す。
「ねぇ〜…」
「…なんや」
「八重はぁ〜? まだ戻ってこないの〜?」
顎をくっつけたまま、非常に喋りにくそうに本日2回目の質問を口にするにわ。
「マツヒトも行くゆうてたから、あと30分は戻ってこんな」
「うぇ〜〜〜」
八重が、幸子さんと一緒に買い物に出かけたのが15分ほど前。
そこに、5分ほどの入れ違いでにわが遊びにやってきた。
多汰美は、八重たちが出かける前からジョギングに出掛けている。
(そっちはもう戻ってきてもいい頃やけど……)
ともあれ、今七瀬家には真紀子とにわの2人きりであった。
「む〜〜っ……」
にわが唸る。
どうせ、八重が帰ってきたらベッタリで、やかましいことこの上なくなるだろう。
だから、今は徹底放置。
たまには、静寂を尊ぶのも悪くない。
小説の中では、主人公の推理が停滞したところでヒロインとの逢瀬が始まっていた。
真紀子が今読んでいるシリーズの主人公はなかなかのプレイボーイで、事件の重要
参考人(たいていとてつもない美人だ)と愛を語らいつつ、事件の糸口を探りだしていく。
もぞもぞ。
当然、そのような設定なので、いわゆる「濡れ場」のシーンがあるのもお約束だった。
とは言え、ほんの数行で描かれるだけの他愛もないものである。
もぞもぞ。
…のはずなのだが、今回はやけにその描写が細かい。
単なるキスの表現さえ、横に誰かいる時に読むのは、やや恥ずかしいくらいだ。
そういえば、さっきから隣のやつは何やらもぞもぞ動いているような。
とはいえ、急に読むのをやめるのも不自然だし。
ここは、早く続きを読んでしまおう。うん。しかし一字一句見逃さず。
次に、主人公はヒロインの右脚を撫で回し…。
さわさわ。
「んひぃ!??」
いきなり、右脚からえも言われぬこそばゆい感覚が走る。
「な…、なにしてんねんにわーっ!!」
見れば、いつの間にかにわは匍匐前進で真紀子の足元ににじり寄り、右脚のすねの辺り
を撫で回していた。
「ん、あぁ気にしないで〜」
「気にするわ!」
文庫本も、びっくりした拍子に落としてしまった。
「…で、なにしてんねん」
「ん〜、ストッキング」
質問の答えになっていないが、ようするに真紀子の履いているストッキングに興味を
示しているようだ。
「前は履いてなかったよね。なんで? ファッション? 保温?」
「…7:3」
「ふ〜ん。いくら?」
「…にーきゅっぱ」
「ふ〜ん…」
ようするに、真紀子があまりに構わないので、なにかちょっかいを出してやろうという
ことなのだろう。気のない返事をしつつ、にわの手つきは止まらない。
まるで子供の頭を撫でるようなソフトタッチで、くすぐったいというよりはむずむずするような、妙な気分がじわじわ伝わる。
そして、読んでいた小説の最後に見た文字が「快感」とか「快楽」だったせいで…。
(んっ、くっ、こ、このばかにわ…)
ただの戯れでしかないこの行為が、変なものに思えて仕方がない。
「すべすべ〜」
無邪気にストッキングの手触りを楽しむにわ。
ふくらはぎの方にまで手を伸ばし、むにむにと指で押してきた。
(んっ、んんっ)
「意外と脂肪ついてないわねー。もっとむちむちかと思ったけど」
「しばくぞ…。…ぅん…っ!」
今止めようと声を上げれば、ついでにあられもない声も出てしまいそうだ。
そうなれば、「あに感じてんのよ〜」とつけあがることは必至。
ここは我慢して、にわがこの行為に飽きるのを待つ。
「んぅ…、ふぅ…、…っ痛たたたたたた!!?」
にわの手の感触が途切れたかと思うと、今度は刺すような痛みに変わった。
「あ〜、痛かった? ゴメンゴメン。毛でも挟んだ?」
「は、生えてへんわアホ! 皮膚はさんどんねん皮膚!」
「ありゃありゃ」
なにがありゃありゃだ。
にわの奇行は、ストッキングを摘み上げて引っ張るという意図不明な行動にまで発展
していた。
「にわ、お前いい加減に…」
「じゃあこっち〜」
真紀子の抗議をナチュラルに無視すると、さらに前ににじり寄るにわ。
標的をとらえる猫のように、ガシッと真紀子の右足を掴んだ。
「んっひぃっ!?」
にわの指の腹が、足の裏に食い込む。
そこは、すねなんて比べにならないほど敏感な部分。くすぐったさも若干の苦痛に変わる。
思わず、体をゆすって身悶える。
「こ、こっ、こら、にわ…」
「あー、暴れない暴れない」
と言いつつも、にわはちっとも手を緩めない。自分が力強く足の裏を握っているのが
原因だとわかっていないようだ。
「ここなら摘みやすいわよねー」
そう言って、指の起伏で浮いている部分を摘んで引っ張る。
伸びた部分の目が粗くなり、真紀子の白い素足が透き通る。
「びろーん」
なにが楽しいんだこいつは…。
心底呆れつつも、にわの猛攻が止み一安心する真紀子。
やれやれ…、と首を横に振ると、またドキリとするものが目に飛び込んできた。
前進したことによって、にわのお尻がちょうど真紀子の真横に位置している。
にわのスカートはやや短い。その裾から、真っ白で形のいい太ももがすらりと伸びて
いる。
角度によってはさらにその上のほうまで見れそうである。
(…ってなにを考えてるんやわたしはああああああっ!)
エロガッパどころか、本当にただのエロオヤジの発想だ。
でも、一度目に入ったそのきわどい領域からは目が離せなくなっている。
いかにも柔らかそうな曲線を描く、太ももと臀部。
そうだ、にわもやりたい放題なんだからちょっとくらい触っても…。
「青野ってキレイな足の指してんのねー」
「ぃぅぅ!!?」
今度は、足の親指、人差し指にピンポイントに狙いを絞って指を沿わせてくるにわ。
「爪の形も整ってるしさー…。なんか手入れとかしてる?」
「て、てい…れっ? んぅ…っ!」
親指と人差し指の間、普段あまり刺激にさらされない部分をにわの指が強引に
押し割ってくる。
ストッキングに包まれざらりとしたにわの指の感触が、ただでさえ敏感な皮膚を撫でる
と、これまでよりもっと露骨な快感となり、太ももの方まで痺れてきそうだ。
(んっ、んっ、んんんぁっ…!)
さらににわは、マッサージするかのように足の指を曲げたり引っ張ったりしている。
指の関節に、にわの指の爪が当たると、かゆいところに爪を立てているような、痛気持
ちいい感覚が断続的に走る。
「ねー、青野さー、くすぐったくない?」
「ふ…、く、くすぐったい? そんなことあらへんよ…ぉ」
ものすごく気持ちいいから。
「ちぇー、つまんないー」
一応、真紀子の思惑通り、にわは悪ノリしてこない。
けれど、いやに真紀子の足がお気に召したらしく、一向に手を放す気配はない。
「足の裏の皮膚も変に硬くなったりしてないしさー」
「くぅ、ぅぅ、ぅん…!」
指全体を使って、足の裏を揉むように触るにわ。
ストッキングの繊維が凹凸の刺激となる。土踏まずの部分は、さらに感覚が鋭敏だった。
「ていうか、指がすらりと長いのよねぇ。足の指じゃないみたい」
「……っ」
爪の先端に指を立て、スティックのようにくりくり動かす。
…もはや、なにもくすぐったくもない動作でさえ、「触られている」という感覚だけで
気持ちいいような気がした。
(も、もう…、堪忍して…)
息を殺し続けて、もうすっかり顔が真っ赤になっているのがわかる。目も潤みまくって、
視界がじんわりとしてきた。
「あ〜〜〜……」
そして、にわは思いっきりストッキングを引っ張ると。
パン!
(っっ!!!)
「暇」
パタリと。またうつ伏せに塞ぎこんだ。
「はぁ、はぁ、はぁ…」
「ただいまー! おぉ、にわちゃん! 来てたんだー…、って、マキちー? …どうした
ん?」
「んぇ…?」
多汰美が目にしたのは、顔をすっかり上気させて、目は空ろで口元には微かな笑みを浮
かべた、形容すると「なんかエロい」顔をした真紀子だった。
「どうしたんてぇ…、なにがぁよ…?」
「い、いや、なんか、エ…」
「あー、多汰美。ちょうわたし疲れたから、部屋に行くわ」
「う、うん」
なぜか、2階に向かう真紀子は妙に足早だった。
「なんなんよ一体…。…ん?」
ぴくりとも動かないにわの足元に、1冊の本が開いて伏せられているのを見つけた。
「なんだろう…。…………ほぅほぅ」
5分後、帰ってきた八重が見たのは、いつもの2倍はテンションの高いにわと、妙に晴れやかな顔の真紀子と、すこし頬を染めた多汰美だった。
-END-
以上です。読んでいただけたなら幸いです。
では、次のSS作りに戻ります。次は本番ありを頑張ろう。
GJ!!一番にきたぜ!
なんとかオリキャラ男と真紀子でたのむよ
乙です。
こういうのもまたいいね。
乙そしてGJ!
53 :
49:2006/06/03(土) 11:36:15 ID:wiClSPo7
GJありがとうございます。
実は、前に別の場所に投下したものだったんですが、その時はスレの雰囲気に
合わなかったので(今考えると当たり前だけど)、こうして感想がいただけたのは幸いです。
>>50 今書いているのが終わったら考えてみようかな。
しかし俺は多汰美派なのでそっちになっちゃうかも。
誰もいないみたいだし早朝から不発弾投下するぜ。
八重多汰美。
ノウハウがないから冗長な話になっちまったがそこはスルー汁。
もぞもぞ。
「ん……」
もぞもぞと。妙な寝苦しさを覚えて、八重は目を覚ました。
今は何時だろう。窓から光は入ってきていない。部屋の中は真っ暗だ。ということはまだ夜か、早朝か。
(んん〜……ん?)
目の前に誰かいる。その誰かの腕が、八重の頭に乗っていた。寝苦しいのはそのせいだろう。それだけでなく、自分が腕枕をされているのにも気付いた。どうやら誰かが、自分の頭を挟むような形で添い寝しているらしい。
(んう? にわちゃん……じゃないよね)
少し暗闇に慣れじっと凝視してみるが、潦にしては髪の量が少ない。しかもよく見ればヘアピンが……。
(え!? まさか……た、多汰美さん!?)
思い出した。寝る前に、多汰美と真紀子と一緒に、多汰美の部屋でDVDを見ていたことを。しかもそのDVDというのが
(わああ、思い出したくない思い出したくない!!)
といったような代物だったのだ。見終わる前に、真紀子は眠いからと部屋に戻っていったのだが、そのとき一緒に出て行かなかったのが失敗だった。結局、八重は多汰美にほとんど抱きつきながら最後まで見てしまったのである。もし最後がハッピーエンドなら少しは救われたものの
(ううう……思い出したくないのにぃぃ)
と、そんなわけで、自室にすら戻れなくなった八重のために、多汰美が添い寝をしてくれたのだった。改めて考えなくても多汰美が八重の部屋まで付き添ってくれればそれで良かったはずなのだが、その時の八重にはそんなことを考える余裕もなかったのだろう。
そして、現在に至る。
(あ……)
もちろん、それだけならさほど問題はない。潦が泊まりに来た時は枕を並べてるし、それが多汰美になったからと言って嫌なはずがない。
問題は、八重の体にあった。
(ちょっと、トイレ行きたいかも……)
普段ならなんてことはないごく自然な生理現象。だがそうでない八重にとってはこれ以上無い危機だった。静まり返った家に、真っ暗な廊下。嫌でもあのDVDのことを意識してしまう。おそらく、一人では布団から出ることすらできないだろう。
(う〜う〜)
多汰美に付き添ってもらうしか道はない。だが、羞恥心もあるし、なにより多汰美の睡眠を妨げるのは気が引ける。
とは言え、一度意識した尿意は簡単にはおさまらない。迷ってる間にも確実に下腹部の疼きは大きくなってきている。冷や汗が頬を伝う。そろそろと手で局部を抑えた瞬間、悪寒が背筋を走った。
「ひっ」
もう駄目だ。迷っている暇はない。八重は意を決し、もう片方の手で多汰美の肩を叩いた。
「あ、あの、多汰美さん、起きてください」
「ん、ん〜」
多汰美はごねるように唸ったがすぐに、うっすらとではあるが目を開けた。
「あ、八重ちゃん……ぅぅん、どしたん?」
「あ、あのですね、ちょっと……あの、トイレまで、付いてきてもらえませんか」
「……漏らしたん?」
「まだです!」
ついいつもの調子で反論したのがいけなかった。緊張状態が一瞬解けたせいで、我慢していた一部が出てしまった。一部とはいえ、それは瞬く間にショーツの生地に広がり、パジャマにまで染みたのが手で触って確認できた。
「うあっ! あの、もう……ダメです。せめて、廊下まで……」
「……」
必死に懇願する八重を見て、多汰美は何を考えているのか黙ったままだった。
「あの、私本当に、もう……」
「ここでしちゃってええよ? 八重ちゃん」
いきなりな発言に、八重は自分の耳を疑った。
「はい?」
「気にせんけえ、漏らしても」
今度こそ理解できた八重だが、あまりの事に次のアクションが思い浮かばない。
「あ、あの、まさか寝惚けてたりとか」
「しとらんよ。ほら、ええから」
多汰美は八重をぐいと引き寄せた。ただでさえ近い距離が、おたがいの鼻がくっつくほどに縮まる。
「んっ」
「ほら、ゆっくり、少しずつ力抜いて……」
いつの間にか、多汰美の手が八重の下腹部をまさぐっていた。
「あっ、やぁっ」
咄嗟に股間を抑えていた手に力を入れるが、多汰美の手は八重のパジャマの中に入り込み、臍の下あたりを少しずつ圧迫し始めた。
「はっ、ひっ」
八重は喘ぎながら多汰美を見てから、子供がいやいやと駄々をこねるように首を振った。暗闇でも泣いているのが分かるくらい、目からは涙が溢れている。それを見ながら、多汰美は八重とはまた違った緊張を感じていた。
八重を可愛いと思った。妹分ではなく、女の子として。そして自然と、八重の唇に自分のそれを重ねていた。
「んんぅ!?」
「んむ」
八重は咄嗟に口を閉じ、下半身を抑えていた手を多汰美の体に回した。多汰美はそれを逆手に取り、八重のお腹を押していた手をそのショーツの中に滑り込ませた。
「ひあ!」
耐え切れず開いた八重の口腔に、多汰美は迷わず自分の舌を差し入れる。八重は離れようとするが、力で多汰美に勝てるはずもない。そのまま多汰美の舌で口腔内を蹂躙され、瞳は次第に拒絶から恍惚としたようになり、とろんとした表情に変わった。
それを確認してから、多汰美は唇を離す。
「気持ちよかった、キス?」
「は、はい、なんだかすごく」
「おしっこ、もう出そう?」
「うう、いつ出ちゃってもおかしくないです」
どうしたって恥ずかしいのだろう、八重は俯きがちに呟いた。
「気持ちよかったら、我慢せんでええんよ」
「でも」
「大丈夫じゃけえ」
それだけ言うと、多汰美は再び八重に口付けした。八重は少し体を震わせたが、それ以上の抵抗はしなかった。そして同じように舌を八重の舌と絡ませる。意外にも八重が同じように舌を絡ませてきたのに少し驚いたが、多汰美はすぐに嬉しそうに八重の唾液を啜った。
「ちゅ、ん、ぴちゃ……はぁ」
一生懸命キスをしてくる八重を可愛く感じながら、多汰美は八重の秘唇をなぞった。キスで脱力しかけていた八重の体が、そこをなぞるリズムにあわせて小刻みに動く。尿意はとっくに限界を超えているはずだが、八重は耐える。
「んっ、んんぅ!」
「あ……」
その代わりに、膣から分泌された潤滑液がとろりと多汰美の指を濡らす。八重は自分のそこから愛液が出たのが恥ずかしかったのか、多汰美の身体をぎゅっと抱きしめた。その反応にいたずら心の沸いた多汰美は、パジャマから手を抜いた。
「はう……」
八重の口から安堵とも不満とも取れる声が漏れる。多汰美はそこで口付けを止め、八重の目の前に彼女自身の愛液で湿った指をつきつけた。
「ほら、わかる? 八重ちゃんがエッチじゃけえ、べたべたじゃよ」
「うぅ!? そ、そんなこと」
責め言葉は言うほうも恥ずかしいが、された方はたまったものではない。八重がその羞恥に一層多汰美を掴む力を強める。普通なら痛いぐらいだが、今の多汰美にとってはそれすらも自身を昂ぶらせるのに充分だった。
余裕があればもっとやっていたいところだが、あまり我慢させるのは八重の身体に悪い。震える八重に、謝るように軽く口付けをして腕枕をしている腕を器用に動かすと、八重の頭を優しく撫でた。瞬く間に緊張が解かれていくのが多汰美にも分かる。
「ん、まだ出んねぇ。それじゃ、もうちょっと激しくするよ?」
そう言うと多汰美は、八重の愛液に濡れた自分の指をぺろりと舐め、代わりに自分の唾液でたっぷりと濡らしてから、先ほどのやりとりでパジャマが大分はだけた八重の下半身に動かした。
「ひっ」
「ほら、緊張しちゃ駄目じゃよ」
多汰美がもういちど口付けしようと顔を近づけると、今度は八重の方から唇を重ねてきた。
「んぅ、はむ」
「んっ!? ……ん」
自ら舌を入れてくる八重に多汰美は少し驚いたものの、そのまま八重の舌の動きに任せた。多汰美より幾分稚拙な舌の動きだが、今はそれがいとおしい。
多汰美は八重の陰唇に這わせた指をそのスリットに沿って動かした。
「んっ、はあっ」
なぞるたびに八重は熱い吐息を漏らす。おそらくそっちの限界ももう近いのだろう。先ほどとは比べ物にならないくらい多汰美の指はしとどに濡れている。指一本くらいなら、浅く入れても大丈夫だろう。
(ん〜、でも、ちょっと)
自分も我慢できない。
「八重ちゃん」
多汰美は八重から口を離すと、俯きがちに言う。
「はっ、はい、な、んです?」
「あの、私の胸、触ってくれん……かな」
多汰美の突然の申し出に小さく戸惑いの声を漏らすも、八重は頷いた。
「いっ、良いですよ」
八重は少し震える手で多汰美のパジャマのボタンをはずしその胸部を露わにすると、両手でふにふにと揉んだ。きれいな形のそれは、八重の手の動きに合わせて形を変える。
「んっ、気持ちええよ、八重ちゃん」
「……」
その自分の両手には余りそうな胸を触って何を思ったか、八重はいきなり頭頂部の突起を一緒に摘んだ。それだけでなく、固くなったそれを摘むように扱いた。その度に多汰美の身体がびくびくと痙攣する。
「いっ!? ひゃ、八重ちゃ、そんなにしたら、私っ」
意外な八重の動きに我を失いそうになりつつも、多汰美はその仕返しとばかりに八重の秘所に指を挿し込んだ。
「んく!」
大きな震えとともにより多くの愛液を滴らせる八重。そのまま浅く抜き差しを繰り返すが、その多汰美にもあまり余裕はない。身体を起こし、馬乗り状態になる。八重の身体が断続的な痙攣をしたところで、なんとかクリトリスを包皮から露出させた。
「〜!」
軽くでも一番敏感なところを触られ、声にならない声をあげる八重。前後不覚になりながら、のこった気力で多汰美の乳首を摘む。それが最後だった。
「あっ、もう、だ、あっああああぁぁ……いく、イッ―」
絶頂の直前八重に口づけすると、多汰美はくてんと八重の上に覆い被さった。そして直後の痙攣と同時に、多汰美は秘所に温もりを感じた。それは瞬く間に脚までパジャマを汚し、その下の八重と布団を容赦なく濡らす。それは紛れもなく、多汰美から排泄されていた。
「っ、あはは、ほら、私も漏らしちゃったけえ、ね」
恥ずかしそうにしながらも幾分落ち着いた声で言うと、多汰美は露出させた八重の陰核を撫でた。
「んあっ! た、たみ、さん……わたし、私もう」
「ええんよ」
それだけ言って、今度は軽く摘み上げる。
「やっあっあっ、んん、んんぅ!」
最後に一番強く多汰美を抱きしめると、八重は絶頂に達した。身体をふるふると震わせ、それが止まると一気に多汰美への腕の力が抜けた。
やがてじんわりとした温もりが多汰美にも伝わり、試しに八重の秘所に手を戻すと小さくぱしゃぱしゃと跳ねる音と水圧を感じた。
しばらくして放水がおさまると、肩で息をしていた八重の呼吸も静かになる。
「……」
ちょっとやり過ぎたかな。全て終わって、多汰美は反省した。二人分の小水は確実に布団を通り越し畳まで浸透していることだろう。
「……てへ」
濡れてないほうの手で頭を掻いてみるが、可愛いしぐさをしたところで時は戻らない。
「……」
「八重ちゃん?」
なんの突っ込みもないことに寂しさを覚えたか、多汰美は自分の下にいる八重を見た。
「……すぅ」
天使の微笑で眠っていた。
「……え〜、っと」
気が付けば、窓の外は薄明るかった。
「んぅぅぅぅ〜……はっ!」
八重は唐突に目覚め、まず自分のお尻の下を確認した。
「あ、あれ?」
別に濡れてない。パジャマも、ショーツも、布団も濡れた形跡すらなかった。というか、いつの間に自分は部屋に戻ってきたのだろう。まさか全て夢、だったのだろうか?
その疑問は、洗濯物を干しに行った時に全て解けた。
以上。
……やっぱ難しいな。長いし。
なんとなくスレの雰囲気(何故か変換できる)にもあってないかな。
かっとなってやった。後悔はしているが反省はしていない。
朝っぱらからGJ! 俺はこういうの好きだぞ。いや、にょ限定ではなく(笑)
苦手な人もいるだろうけど、それ自体の描写はわりとソフトだし、どちらかと「堪えながらしてる」
描写に力入ってる感じでそれがまた萌える。
サクッと読めたので、とくに冗長にも感じなかったよ。とにかく乙&GJ!
ありがとう、久しぶりにGJって言ってもらえて嬉しいよ。これからも頑張る。
>>63 いや、当初させる気はなかったんだが、途中で気付いたんだ。
七瀬家のトイレの場所がわからないことに。プレミアム使えねぇ。それでまぁ、仕方なく。
ごめ、半分嘘w
では、次はたからか、↑の続き書いてみようかと思う。
あと八重とナナ・アレックス……はさすがに厳しいだろうか。
GJ
リクとしては、はこね×あたみ希望。需要はなさそうだけど
保守
わざわざ男出さなくても普通に
にわ×八重でいいでしょ。
百合 is standard.
>>67 801と一緒で百合にも受け付けない奴がいるわけだから。
受け付けない奴はそもそもトリコロを読まないと思うが。
んなアホな。
普通におもしろい4コマとして読むだろ。
キャプターから入った奴だっているだろうしな。
仲のいい女の子たち≠百合だしな。想像するのは自由だが。
でもトリコロでエロパロやるなら百合でいいと思うぞ。
わざわざ男引っ張り出すくらいなら他の作品でやってくれと思う
でも、男とまぐわってるトリコロキャラを見たい人がいるのも事実なわけで。趣味はいろいろだねえ。
それより、意外とこのスレに人がいることがわかって嬉しいよ。モチベーションが上がる。
原作にいないキャラを出されるとちょっと。
良いじゃん、ふたなりで。
原作にいないキャラを出されるとちょっと。
良いじゃん、貝合わせで。
男出すと白けるし男相手のSEXなんて激萎え。
女しかいないからこそトリコロだしそんなに男が好きなら
男も女もたくさん出てくるありきたりの漫画パロでやればいいのに
まあまあ。
> 純愛でも陵辱でも百合でも、エロなしのギャグSSでもなんでもオッケー。
> まったりいきましょー。
なんだし、「気にくわないのはスルー」で行きましょうや。
>>77 二次創作なんぞ個人の好みだろう
だいたい作品世界壊したくなかったらエロパロなんぞにくるなよ
あずまんがスレも苺ましまろスレも
「男出てくるSSなんか投下すんな」って言い張る奴らに潰されたようなもんだ。
この言い争い百害あって一利無いよ。
すべては書き手の裁量で、百合が嫌な読み手もオリ男が嫌な読み手も
その都度読み飛ばすなりあぼーんするなりすりゃいいだけだよ。
つーか原作自体百合じゃねーしな。
「にわが八重に抱いてるのは恋愛感情じゃなく家族愛」って
プレミアムで海藍自身に明言されてるし。
にはのは性欲にしか見えませんが何か
スレが伸びてるから何かと思えば……
>81
何気に説得力に欠けるのは……のくだりを百回読めば新しい世界が開けると思うよ。
原作は百合じゃなかろうが百合にするのがエロパロだと思うんだが、どうか。
ちゃんとした設定が作れればオリ男でも良いと思うんだけどね……。俺は出来ないから百合に走るわけで。
オリ男×キャラでリクするならオリ男についての設定もちゃんと提示すれば、書き手もやりやすいと思うけど。
いや、わからんがな。
>>83 まあ原作に男がいなくてまオリ男を出すのも一種のエロパロだとおもうんだ
ってか、どっち側も苦手だったらスルーして文句いわないでいいだろ
皆仲良くしようや
つーかあずまんがや苺ましまろで
無理に男出して男相手させようとするのがおかしいような希ガス。
まったくだ。
百合なのに百合以外にしようなんて空気読めずに自分の欲望だけでやってるだけじゃん。
サイトでも作ってこい
はいはいクマクマ。
ウルフ教師×八重マダー?
文章って一度は目にするし回避しようがないよな。
オリキャラ男とかなーに考えてんだか
絵よりは記憶に焼きつきにくいと思うが……。
投下する人が事前に断り入れればいいんじゃない?
もとが百合なんだからって人は
もともと原作はエロなしだからって言われたらエロパロなんかいらん
って言う極論が欲しいのか?
ってか百合好きも苦手な奴も、原理主義者は二次創作にはむいてないな
スレから消えろとは言わないがせめてROMってろよ
↓以下何事もなかったかのように本来の過疎スレ
過疎スレ言うな(ノД`) まあ事実だけど。
そろそろ投下来ないかな。チンチン。何でも食うぞー。
チンチンなら何でも食うような言い方ですね
>>90 801でも二次創作だからエロパロ板でいいだろ
との強引な混同主義だな。
801に嫌悪感持つ人がいるように
男相手に嫌悪感を持つ人は多いんですよ。
で、百合も嫌な人がいる。
あらまあびっくり、何にも書けなくなったよ!
投下前の注意書きで全部済む話だ。
801でさえその手法で許可されてるスレがあるぐらいだよ。
そういうことだな。
これ以上同じ話題を振ってくる人は、ただ議論をふっかけたいだけってことで。
>>94 じゃあ原作は読めないなその理論なら。バカバカしい。
801?どこにそんな描写が
これ以上無理矢理男を出すという人は、ただ意図的に嫌がらせでスレを荒らしたいだけってことで。
だれも百合を書くなとは言ってないだろうに…
食いついても仕方ないよ(´ω`)
男は書かなくてももいいけどね。原作百合だし
何がなんでもトリコロは百合じゃないと言いたい、
「原作に女しか出て出てない」のに架空のキャラまで出して男とやりたい
不自然すぎってか無茶苦茶ですな。
ハーレムヲタの考えることはマジわかんね。
てか>80は脅迫?
意地でも「俺たちを認めないとスレが潰れる」、なんて。
マイナー漫画なのに消えたりしつつも3スレ目までいってるだけでも結構なもんだと思うけど。
他に平和でも伸びないスレ幾らでもあるしねこの板。今まで百合で順調に来てたのに。
投下してこういう流れにしてることこそ、スレ潰そうとしてるようなもの。
>>103 荒らしにマジレスで相手しないほうがいいよ。
保管庫にある唯一のSSがオリ男×にわなのを無視してまで百合でスレが持っていたかのように!
せっかくだから俺は演劇部の顧問(♂)×八重を投下するぜ!
読み飛ばしたい人は俺のトリップをあぼーん指定だ!約束だぞ!
「なあ七瀬、この点数はさすがにまずいぞ?」
「…すみません」
「せめて30点ぐらい取っててくれれば、先生もオマケしてやれるんだが」
「…ええ」
「いくらなんでも6点じゃなあ」
「…どうにもなりませんよねえ。なにしろひっくり返しても9点ですもんねえ」
なんでひっくり返したんだ。意味が分からん。
もしかしたら、この子は勉強ができるできない以前の問題なのかな。
脳へ行ったブドウ糖とかを全部髪に吸われてるのかもしれない。
だとすると、七瀬の成績を上げてやろうと思ったら
とりあえず長期的にじっくり見ていってやらないといけないわけで、
今すぐ追試や補習をしてもあんまり意味はないんだろう。
だが他の赤点生徒の手前、何のペナルティもなく済ますわけにはいかないしなあ…どうしたもんか。
ああもう、ものすごい怯えた目で俺を見てるんだもんな。
どんな罰が来るか想像して、恐怖っていうか絶望っていうか、今にも死にそうな顔だよこれは。
なんだか俺がいじめてるみたいじゃないか。違うぞ。これは教育だ。
…ふうん、潦とのやりとりなんか見る限り、
どっちかっていえば七瀬はいじめるのが好きな側の人間っぽいのに、
こういういじめられ顔もなかなかどうして。
いや、俺にそういう性癖があるわけじゃなくて、一般論でだよ?
似合ってる、ってのはおかしいだろうけど、
なんて言うのかな、いじめ甲斐がありそうな顔、って感じだ。
…ああ、そうだ、シンデレラ。演劇部のシンデレラだよ。
いじめられっ子役が似合うとなれば、シンデレラにぴったりじゃないか。
七瀬ならあの小さい衣装でも合うだろうしな。
なんだか弱みに付け込むようで悪いけど、
ペナルティ代わりに七瀬にやってもらうことにしよう。よしそれがいい。
「七瀬、今回だけは追試を免除してやってもいいぞ」
「え!? 本当ですか!?」
「うん。ただし代わりに一つ、頼まれて欲しいんだけど」
「はい? え、ええ、いいですよ! 私にできることならぜひやらせてください!
追試がなくなるならなんでもやります!
幻のいちごロールを手に入れて来い、とかなら明日の4限目の授業を抜け出してでも並びます!」
「いや、いちごロールはいい。ていうか明日の4限は俺の授業だろうがこの野郎。
そうじゃなくて、実は、俺が顧問をやってる演劇部のことなんだけどな……」
「ヴァー!? ムリですムリです! 絶対ムリですってば!」
「(…ヴァー?)
ムリじゃない。七瀬ならできる。ていうか七瀬にしかできない」
「お芝居なんて、私ほんとにムリですよ!
それもよりによって主役って!
素人を使うにしても端役でしょう! 主役は演劇部の方がやるべきでしょう!」
「だから、このシンデレラの衣装が小さくて、部員じゃ誰も着られないんだってば。
ほらこれ、見た感じ、たぶん中学生用の衣装だから、
入学以来のびてもないしふくらんでもない七瀬なら大丈夫だろ」
「なんでのびてもふくらんでもないこと知ってんですかー!」
「いやいやマジメな話、ほんとに頼むよ。
俺や演劇部は助かるし、七瀬も追試なくなるし、いいこと尽くめじゃないか」
「…あううー……追試のことを言われると…。
確かに追試よりはお芝居のほうがマシだと思いますけど……」
「だろ」
「……うう、わかりました、やれるだけやってみます…」
「そうか! いやあー、助かったよ。
じゃあ一応この衣装、ちゃんと合うかどうか、着てみてくれるか?」
「はい…じゃあ、ちょっと行ってきます」
「おいおい、どこ行く気だよ」
「え? いや、ですから衣装に着替えるんですよね? 更衣室…」
「何言ってんだ、役者が着替えるたびにいちいち楽屋引っ込んでちゃ芝居にならないだろう」
「……はい?」
「本番だって、ボロ服からこのドレスへ魔法で変身するシーンは
舞台上で煙幕焚いて、その間にやるんだ。ビビデバビデブーなんだ」
「……ええ?」
「どっちにしても演劇やる以上、人前で着替えるぐらいで動じてちゃダメだぞ?
舞台度胸つける目的も兼ねて、ひとつここで、俺の目の前で着替えてみろよ」
「……ええええ!?」
ウソは言ってない。早着替えは今回の演目においてどうしても必要なスキルだし、
ムリヤリとはいえ主役を演ってもらうんだから、ある程度の舞台度胸も必要だ。
その両者をいっぺんに体得させられるであろう人に見られながらの生着替えは
非常に合理的な練習法だとは思わないかいワトソン君。
とにかくやましい心はない。まったくない。
あ、七瀬また泣きそうな顔してる。ウルウルしてうつむいてる。
いかん。いじめるいじめない抜きにしても、この顔は男心に突き刺さる。
なんというか、オオカミに捕らえられた小動物みたいだ。
オオカミの気持ちがものすごくよくわかる。人間にも捕食本能ってあるんだな。
やましい心ちょっと出てきた。まったくないわけではなくなった。
「ほ、ホントにここで着替えるんですか!?」
「そうだ、着替えて」
「あうう…じゃ、じゃあせめて、後ろ向いて着替えてもいいですか…?」
「こっち向いたまま着替えて」
「わうん!?」
早着替えで後ろ向いちゃいけない理由なんてないんだけど、
度胸をつけるにはやっぱりこっち向いたままのほうが効果高いだろう。
別に、羞恥に耐える七瀬の顔が見たいってわけじゃない。たぶん。自信ないけど。
覚悟を決めたような顔で、しかし真っ赤な顔で、
七瀬が上着の裾に手を掛ける。
ゆっくりやってたんでは逆に恥ずかしい、と気づいたのか、
上着は一気にまくり上げられ、首から抜かれた。
どうやって服の首周りが髪の部分を通過したのかは見えなかった。イリュージョンだ。
さらにネクタイを外し、ブラウスのボタンに触ったところで手が止まる。
俺と目が合った。目で促してやる。
止まっていた手がぷるぷると震えながら再始動、
ボタンが上から順番に外されていった。
ブラウスの合わせ目から七瀬の胸元がちらちら見える。
…ほんとにふくらんでないな。あれじゃブラの意味がないだろう。
高校入学前の七瀬を知ってるわけじゃないけど、
もしこれでも当時よりふくらんでるんだとしたら
昔の七瀬は胸がえぐれていたことになっちゃう。人体の神秘。
とりあえず今はここまでだ!
エロに入れなくて申し訳ない!続きは近いうちに!約束だ!
>>105-111 GJ!
ひさびさに作品が投下された!
しかし、演劇部の先生×八重か
なんか今俺の書いてる王子役の男×八重とシンクロニシティな感じだw
意外とオリ男で書いている人は多いのかw
この教師まぎれもなく変t(ryだが、わりと嫌な感じはしないな。
続きが楽しみだよ。とりあえず乙&GJ!!
また荒らされてる。批判浴びた時にタイミングよく投稿とは
これは酷いな。スレ立てる前にちゃんと百合だと書いておけばよかったorz
ついにスレ立て主を騙る人まで……。明らかに
>>1の文章と矛盾してるしな。
もうちょっと文面考えないと、ただの荒らしってことが丸わかりだから気をつけなさい。
ここで百合SSが投下されると、非常にバランスが良くなると思うんだが……。
そっちの職人さんはいないのかな?
うん。
百合は百合で普通に読みたいわけだしな。
>>117 >>118 頭おかしいのか?誰が俺が1だと言ったんだよ。
こうして捏造して荒らすんだなハーレム厨は
基地外は文脈の揚げ足取って
煽ってバカにすることしか出来ないわけだからどうしようもない。
荒らしだというのがバレバレ。
少しは文面読めよ。
勝手に1だとか勘違いして荒らし呼ばわりしといて説得力ないですよ?
なんつーか…、必死だな。
>>111 GJ! 続き早めによろ。
この調子で粘着してスレを荒らされるかと思うと気が滅いるわ、、、
確信犯なんだろうけどスレ違いのヘテロ投稿してるのは
先週までは平和だったのに。スレ潰す気満々だわ男出してるの。
ありし日の幸江さんの夫婦の営みとか。その辺すら拙いのか。
男と言うと郵便屋か配達員かその辺りもいるが。
名前の出てきた男…………は思い出せんな。
存在だけならブルーベリーおじさんとかいるが
それは出た内に入らんのでは。空気というか…やっぱ名前ないね。
幸江さんは子供産んでるんだし夫婦なら別にいいけど。
それ以外だとやっぱ無理に出すって感じは否めないなぁ
相変わらず男出すとか余計なことする人がいるんだねここ。暫くまったりやってたのに。
投下直後にだけ、わざとらしくマンセー意見が2.3カキコしてあるのが笑える。
いい加減住人から嫌がられてる事に気づいてくれよ。
感情的に反論しても仕方ないよー。
オリ男出すな、って考えの人は割といるようなので十分考慮すべき意見だと思うんだけど、
「投下前の注意書きでスルーできる」「男との絡みを見たい人もいる」などの意見が
何回か出てるのに、それじゃ駄目って理由を述べてないから一方的に見えると思うんだが。
感情的な反論は荒れるばかりなので、なにか有効な回答が欲しいよ。
上の見る限り、勝手に1を騙ったとか誤解して一方的に荒らし呼ばわりして煽ってた人間の言う事とは思えないけど。
感情的になって荒れる原因作ってたのは貴方では?ああいうことすると余計頑なになるよ。
それとも確信犯的に荒れるのを楽しんでるのだろうか…
後、スレが円滑に進むという意味で、住人に受け入れられるか受け入れられないというのは大きなバロメーターではないのか。
…もうみんな何考えてるのかワケワカンネ('A`)
>>133 116は1を騙ったんじゃないとしたらどういう意味なんだ?
すまんが煽りとかじゃなくて本気でわからない。説明お願い。
136 :
132:2006/06/10(土) 10:51:56 ID:iHdTuYXu
>>133 確かにあれは早とちりだった。
でも、それだと「スレ立てる前に」の意味がわからなくなるのよ。
>受け入れられるか否か
そうだね。上の百合SSでは実際荒れて無いわけだし。でも、書き手の自由も尊重したいなあと。
投下前の注意書きでスルー、じゃやっぱ駄目?
>>134 俺もワカンネ('A`)
結局議論盛り上げている以上俺も荒れる原因になっているので、意見がもらえたらコレっきりにするよ。ごめんね。
べつに「書いておけばよかった」というのは本人じゃなく他人でも言えることだと思うが。
スレ主が百合のみと書いておけばこんなことにはならなかった!、と。「んだ」が付いてると尚分かりやすいけど。
それに個人サイトじゃないんだからスレ立て主の意向を
そのまま住人に強いるものじゃないというのは今更だし、言っても意味がないのは分かりきってる。
名前欄に1と書いてあったわけでもないし。本当にそのつもりならそうするでしょ。
逆に言えばもしあれが>1本人なら「俺はスレを立てる際に色々建前を並べたが、
本音は百合だけしか望んでなかった。後悔している」とも取れるんだが?
しかし三・四行目で書いたように、それは2chでは意味がないこと。
結局は叩いてた人間はヘテロ賛成側のカキコばかりだったし、反発的な気持ちからそう思い込んでしまったということでしょ。
あくまで名前に1と入れてないし、「俺がスレを立てる前に」とも書いてないのだから結びつけるのには強引すぎるし。
で、人によってどうとでも取れる一人の発言ってこんな引き伸ばすような重要な議題かね。
もし彼がスレ主だったとしたらそれに従う、
違うのだったら従わない・・というわけじゃないんでしょ? ということ。
無意味すぎる、結びつけといい。
第一反対派は116一人じゃないんだから一人の発言どうこうで揺れてること自体が無駄・・
純粋に疑問なんだが、百合以外を排除したい派の人らは
原作にないカプが嫌なのか、オリ男が嫌なのか、どっちなんだ。
(男女のカプはトリコロ以外でも見たくない、ってんじゃないだろう)
前者だとしたら、どう好意的に見てもにわ×八重しか書けなくなっちゃうし、
後者だとしたら、じゃあ先生や郵便屋やコンビニ店員ならいいしょ、って話になる。
原作にない描写だらけになる、ってのはにわ×八重以外の百合カプでも一緒だし。
140 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 12:55:49 ID:a5yaDOAV
>136
トリコロという作品世界に男の気配が殆んど無いから百合が良い。
先生、郵便屋、店員なんかは小道具と同じでキャラとして成立してない。
仮に出したとしてもオリ男と同じレベルだろう。
とまぁ書いてみたら、俺はパロディでオリジナルキャラを出すことが嫌いなのに気付いた(w
原作に出てくるキャラなら、どういう組み合わせでもにわ八重以外の百合でもおk。
…男が書きたいやつは三キャプかママトラをかけと。
>141
剥げ同
じゃあたとえば、ナナ・アレックスや伊鈴や、あとは女子高生幸江さんもダメか。
本編に出てきてないわけだから小道具以下だろう。
>>138 あまりに延々とこういうばかり事を言うのは
意図的にそれを引き伸ばしてると思ってしまうよなあ。
逆に百合サイドがなんでも自演だとかこじつけて逆襲?可能だし。もういいけど。
>140
>とまぁ書いてみたら、俺はパロディでオリジナルキャラを出すことが嫌いなのに気付いた(w
>原作に出てくるキャラなら、どういう組み合わせでもにわ八重以外の百合でもおk。
かなり同意出来る文章だなぁ。結局その物語の空気に合ってるかが重要なんだし。
ほわわんとしたほとんど女の子同士の仲良い感じの話だしね。
べつに全て百合以外ダメとかじゃなくて、この作品以外なら別に男女でもいいし正直。
時には百合SSが不自然になる作品もあるので、逆もしかり。
>143
それはプレミアムを本編に含むかで解釈が分かれると思うが、俺的には…△かな(w
郵便屋なんかよりもキャラは立ってると思うしな
結局
>>132の真に聞きたいことはスルーされてるのな。
印象度って大きいな
男女カプSSの投下時には完全あぼーんできるように書き手側が徹底配慮する、
それができなきゃ叩かれても仕方ないと思えハゲ、ってことでいいんじゃないかな。
男女カプも百合カプも両方書きたい人間としては、それが一番ありがたい。
んなあくまで1人の意見言われても。それで済むなら今こんなことになってない。
>140-146辺りの議論のがよっぽど重要だと思う。
や、再三言われてっけどさ。
あぼーんできるようにしておく、の処置でダメなのかよ。
ならその理由を教えてくれよ。
>>144 そういやまた同じことしか言わない人間が出てきてるな
男女カプ派は書き手も読み手も4コマスレあたりに移動させてもらわないか。
投下したいがこれじゃどうにもならん。
154 :
132:2006/06/10(土) 23:52:01 ID:iHdTuYXu
>>147 >>151 フォローサンクス。
でも、万一ここであぼーんすればOK案が通っても、今のスレの雰囲気だとオリ男SSはどうあがいても荒れそうだね。
書き手の自由も大事だけど、求める読み手がいないと結局不幸になるし……。
昨日より落ち着いた意見を読んでいたら、なんかそんな気分になってしまったよ。
結局注意書きに関する返答が得られなかったのは全く腑に落ちないけど。
このままループするようにスレが荒れ続けるのは一番嫌なのでとりあえずオリ男は
控える方向がベストなのかな。
それじゃ、SS書くのに戻ります……。あ、オリ男ではないのでご安心(?)を。
しかしトリコロで強引に男出してまで書きたい人本当にいるの?
例えばストパニスレでは「男出すな」とは明記してないけど
暗黙の了解が通っているよ。
作品の性質上男相手なんてしたら総スカン当然の成り行きでしょう。
>>155 出来るだけつまらん注意書きをテンプレには書きたくないしね。
いや、書いたほうがいいのだろうか?作品によっては。
ストパニだろうが時にはそういう人いそうだしなあ…
確かに、前のほうにリクがあったように見えたけど2件くらいだったな。
今現在書いている人がいたら挙手……、ってできないわなこの状況ではw
トリコロに関して。
まあ、かつての旦那との情事を思い出して何年ぶりかに浸っていたところを見つかる幸江さんとかかんがえたんだけど。
未来のタタミ(こうかくとあれだが)(ヤ)の人に抱かれている様子を切々と語るにわとか。
筋肉痛で動けない八重を悪戯してみるにわとか。
まあそんなのは考えたけど。
そんなのは思いついたけども!
関西弁と広島弁がよー分からんので書けん。
そういう結論に達した。
ちょっと待って、三キャプの慎太と誰か、とかなら別にこっちでいいんでしょ?
>>160 議論の時はいつもトリコロの名が挙がってるし、
>>141のような意見も出てるから
それは別にいいと思うよ。
>>159にはかわいそうなことをしたというかタイミングが悪すぎたと言うか……。
まああっちで頑張ってください。
総合スレなんてものがあったのか。
丁度いいや。考える
今月のトリコロで男キャラが出てきたら大笑いする。
よくキャラクター5人で連載できるよなあ。
…連載じゃないか。
ところで、百合を書いてくれてる職人さんはちゃんといらっしゃいるんだろうか。
男女職人追い出したはいいが百合職人不在でdat落ち、なんてシャレにならん。
百合書き手だが、「百合以外排斥」のスレには係らないほうがよさそうなので
よそに書くことにする、ここが容量オーバーだか過疎だかでDAT落ちして
百合も男絡みも許容することを明記した新スレが建った時にでも
スレに貢献したい。
百合以外排斥でなく無理な百合は却下だと思うけど。
もっとも三キャプくらいだな。無理ないの。
誰か隔離用にスレ立てるかうpろだ作るかすれば万事解決……
しねーかw
>>165 アイデア思いついたら書くよ。
166みたいなのはヘテロの嘘くさい脅しとしか思えないし。文章としてはタチが悪いなぁ。
投下したわけでもないのに係らないとか公言するのはわざとらしい。
そもそも元々が過疎スレなんだし。
ここで百合のみの流れになってるのが気に食わない人の煽りでしょ。
コテで百合投稿してた人間の台詞でもないから何の証明にもならないし誰でも言える。
自称職人として一言嫌味言いたかったんじゃないの。そういうセコい真似はどうかと。
まあ一連の男絡み騒動のせいで既に逃げた百合職人はいるかもしれんけど。
>>167 言えてるかも。
>>166 その気があるなら4コマスレのほうに来てくれると非常に嬉しい。
このスレがイヤ(言い方が悪いな。すまん)なら百合SSでも向こうに投下してくれればいい。
このままお蔵入りさせちゃうよりはそのほうがずっといいはずだ。
慎太×たからが見たい。
って言っても問題ないよな? いや実際見たいんだけど。
>166は口だけだからどうでもいいよ。こういう事言う奴に限ってな。
百合書き手だが、男絡み投下関連のいざこざでやる気が落ちた
この調子で元に戻るならモチベーション復活してまたやっていけそう。
ちゃんと百合だと明記したスレがいずれ立ったらまた盛り上がるんだろうね。
と言ってもほど元からペースは速くないかここは。
>>174 気長に待ってるよ。
漏れのIDがSS…いやSSS
ヘンデル×クロ×グレーテル の俺は超マイノリティー
177 :
167:2006/06/12(月) 19:51:59 ID:V3F3Vx1g
無理な百合じゃなく無理な男絡みの間違いだったよ。
百合に限定すると三キャプ等きつくなる作品もあるしなぁ。難しい。
まぁ三キャプに関しては慎太にリボンをつければ何とか・・・
テンプレに書くなら、オリジナルキャラ(特に男)との絡みは控えてください、
とでもすればいいんじゃないかな。
>リボン
それだ。
とりあえず文句言ってる奴は一作書け。
それで書く大変さが分かったら男の有無ごときでうだうだ言ってんじゃねぇ。
別に書き手至上主義ってわけじゃないが、読み手のマナーが悪すぎる。
>>1になんでもオッケーって書いてあんのは何の為だ?書き手が自由に投稿するためだろ?
お前らが原作大好きなのは分かるが、書き手にも少し愛を分けてあげてくださいお願いします。
俺も投下するときはスルー可能なように気を付けるしさ、読み手もあぼーんするなりしてくれないかな?
表現や文法の指摘ならためになるが、自分の作ったものを否定されて嬉しい奴はいないよ。
>>179 蒸し返すな。口惜しいが終わったことだ。
もうこのスレはこのスレでそういう方向に定まったんだ、と割り切るしかない。
議論にもならず撥ね付けられるだけの提言してるぐらいなら、
束縛のない4コマスレに移動したほうが早いし建設的だ。
ていうか、あっちは書き手も読み手も少なすぎる。
孤軍奮闘してる灰被りの人を手伝ってやってくれ頼むから。
>>180 >蒸し返すな。口惜しいが終わったことだ。
>もうこのスレはこのスレでそういう方向に定まったんだ、と割り切るしかない。
"スレ潰し屋"の常套句ですな。
>>179 もっともらしいことを言ってごねてるのは「原作大好きな人間」じゃない。
スレをひっ掻きましてわやくちゃにしたいだけの「荒らし」なんだよ。
AA系板のスレとかでも散々見てきた手合いだ。
>>179 な。無駄だろ。
説き伏せるも歩み寄るもできねーもん。議論のテーブルにすら着かせてもらえない。
愛煙に対する嫌煙みたいなもんで、相手方の排斥が絶対的な主張だから、
共存できる妥協点を探る、って発想がハナから存在してないんだ。
またか、しつこいな。気づくのが遅く、乗り遅れたのでお前が主張を言いたいだけだろ。
上の数十レス見ればどんな話があったか分かることだし。
スルーしとけよ。179みたいな蒸し返す奴は自分がスレ潰し屋になってる自覚ないんだから。
文句言ってるという点ではどっちもどっちなのにな。
1 :名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 00:01:30 ID:YT3aBDZ7
4コマ漫画家、海藍先生作品のエロパロスレです。
純愛でも陵辱でも百合でも、エロなしのギャグSSでもなんでもオッケー。
まったりいきましょー。
>138
男が出て荒れるなら
両者の主張の間を取って
男だけ出せば(・∀・)イイ
※『まあこんな所(>>xxx)にバカが。 』は禁止。
>>182 つまり野郎モノは副煙流というわけだな。同意だ。
>>187以外
てかこのマスカットえらい大きないか?
男が出てくるのを嫌う人や、原作にない登場人物を嫌う人がいるのは分かるが、
排斥することもあるまい、と思うのだが。
どんな作品にせよ、スレッドが伸びれば職人が増える、と言うこともあるだろうし、
無駄に間口を狭めても良いことはないだろう。
トリップつき+事前警告つき投下を原則とする、で良いんじゃないかと思うんだが。
>>189に全く同意なんだけど、残念なことに聞き入れてもらえないのよそれ。
トリ+事前警告の意見に至ってはなぜか無視される。
そういうSSが投下されるのすら嫌、ということなのか?
トリ付き+事前警告ありで投下した職人さんを荒らし扱いするぐらいだからな。
どうにもならんよ。
今SS保管庫見たけど、前スレはSS1作だけで倉庫行きだったんだな。
前もこんな流れだったんだろうか。
193 :
190:2006/06/14(水) 00:08:54 ID:RJMMzhGp
>>191 うーん、あれはタイミングも悪かったと思うがw
俺も、
>>133あたりの意見には同意できるのよ。
望まれているジャンルのほうが書き手にとっても幸せだしね。
ただ……、歩み寄れないのかなあ。ていうか、SSがもっと投下されてからやるべき議論じゃない?
SSとその感想以外で、なにを100レス近くも消費してんだ、って感じだな。
わしは議論のレスを全部あぼーんして、まったりSSの投下を待ちたい気分だよ。
個人的にはハード陵辱も好きなんだが・・・
というか、無個性な陵辱者に延々陵辱されるってのもエロパロでは割と見るパターンだし
原作登場云々にこだわる必要はないんではないかい
この作品でハード陵辱てw
やっぱり考え方が根本に違うみたいだなぁ。
それとも男欲しい派でも色々と別に派閥があるの?議論の中で陵辱という言葉は始めて聞いたよ。
でなくて、ハード陵辱モノが違和感ないような原作なんてそうないだろうけど
エロパロでは1つのジャンルとして確立されてるべ、ってことでしょ。
……わかった。
俺は以前別のスレで脇役のss書いていたが、それでも当時過疎化してたスレの住人は喜んでくれた。
元ネタがメジャーで色んな住人がいたから許されたことかもしれんが。
お前らが特別心の狭い奴らとは思わんが、自分の好きなものしか認めんとは。
というか、まぁ、住人が受け入れる入れない以前に、全ては書き手に委ねられてるわけだが。
どんなssを書くか、それをここに投下するかどうかもな。
俺は書き手の表現の自由を守りたいだけなんだが、それをスレ潰し扱いされるとはな。
あと、一応読むほうにも選択の自由はあるわけなんだから、しっかり読んでまで文句言うなこのツンデレが。
つーか自称書き手だと言うのは口だけなら誰でも言えるわけで。
その上で長文グダグダ文句言っても逆効果だと思うけど。
当然ながら逆の考えもった棲み分け重視をモチベーションにした書き手も存在するだろうし。
そういう「俺は〜〜した、俺は〜〜だった」という口上を含んだ文章は、卑怯と言わないがいい感じはしないよ。
どちらか片方に加担してないような内容で中立ならともかくね。
別スレへの誘導すらせずただ荒らし扱いして追い出すことのどこが棲み分けなんだ。
>199
職人にも色んな人間がいるだろうにな。
批判浴びると過剰反応して愚痴る人間のほうが排他的で荒らしっぽい。
終わったと思ったらまた蒸し返えされてるのな
>>196 それを言ったら、そもそも「この作品でエロってw」なケースも多々あるだろう。
男の出てくるSSでも、投下されればスレの活性化になるだろうし、
そうなれば他の職人が生まれたり、呼び込まれたりすることもあるべ。
と、オモウンダガ、ドンナモノカ
>>203 そうだな。俺もあんまり百合SSを読んだことはなかったんだが、
上のSSを見て、自分でも書いてみたいと思ったよ。
>199
うーん、それもそうだな、嫌な気分にさせたならすまない。いや、199に限らず。
でもやっぱ、書き手は自由であるべきだと思うんだ。
というか、トリコロ+1の年齢で百合に限定してしまうのが逆に不自然だと思うんだよ。
あの年齢なら好きな野郎の一人二人いたっておかしくないわけだし。百合も好きだけどさ、俺は。
まぁ>199の言うことはもっともだ、しばらく中立的な立場で静観するよ。
熱くなって色々言ってごめん。♂×♀派も百合派も頑張れ。
なんとなく平和な流れになってきたんじゃないかと思うので、
ここでSSを投下してみる。
長編がいきづまってきたところで突然湧いてきた、多汰美×にわのSS。
ちょっと即興で作ったので、作りに荒い部分があったら申し訳ない。
「七瀬ー、いっしょに入ろー! ていうか入るねー! ……って、あれ?」
全裸になったにわこと潦景子は、仁王立ちで勢いよくバスルームの扉を開け放った。
いつも通り七瀬家に泊まりに来たにわは、妹以上恋人以下くらいには愛している八重と
バスタイムを楽しもうとウキウキだった。
しかし、湯船の中にもシャワーの下にも、目的の人物のちっこい姿は見当たらない。
代わりに。
「いやぁ、にわちゃん開放的じゃねぇ……」
「あ、あれ、由崎!?」
湯気の向こうでは、由崎多汰美が湯船からひょっこり顔を出していた。
「え、だっておばさんが今入ってるって、あれ?」
「ついさっき上がって、すぐわたしが入ったけぇ。ニアミスやったねぇ」
「え、そうなの!? もう、なによそれぇ……」
頭を垂れて、いかにもがっかりと言う風にふるまうにわ。
「まぁまぁ。ほら、どうせだから一緒に入ろ?」
「えっ? あ、そ、そうね、うん」
確かに、ここまで裸をさらしておいて引き返すほうがよっぽど不自然なのだが、ちょっ
といきなりの提案で少し戸惑う。
そういえば由崎と2人きりになることってあんまりないなあ、などとぼんやり考えなが
ら、まいっか、と軽く流し、にわは湯船に足を滑り込ませた。
「しかしにわちゃん、八重ちゃんの前ではいつもあんなにおっぴろげてるん?」
「おっぴろげとか言うなっ!」
とりあえず、退屈はしなさそうだ。
「いやあ、さすがに」
「狭いわねぇ……」
向かい合うようにして横に並んでみたが、見事に横幅はぎっちりだ。上下にずらせば窮
屈でもないが、ひしめき合ってる感は否めない。
これが七瀬だと、それほど手狭にはならない。
むしろ、膝の上に乗せて後ろから抱きかかえるようにすると(子供扱いしてー、と嫌がるが)、
膝ものびのび伸ばせるし、七瀬の小さなお尻の感触も味わえて非常に役得――
「にわちゃんは幸せそうな顔でお風呂に入るねえ」
「はっ!?」
「あー、でもホント気持ちええねえ……」
にわには、満面に極楽の表情を浮かべる多汰美のほうがよっぽど幸せそうに見えた。
「今日もロードワーク行ってきたの?」
「うん。運動のあとのお風呂は体に染みるんじゃよー」
「染みるって……。おっさんじゃないんだから」
昔、陸上部だった多汰美は、今も基礎トレーニングを欠かさない。
にわもスタイルに自信が無いわけではないが、多汰美の引き締まった無駄のない体を見
ると、素直にうらやましいと思う。
今、視界の正面にさらけ出されている小ぶりな胸も、ただ柔らかいだけでなく弾力もあ
りそうな、つるんと丸い良い形をしている。
(……って、つい見ちゃうわねこの体勢だと)
無理に視線を外すと、逆に意識してしまっているようで落ち着かない。かと言ってしげ
しげと見つめるのも……。
ああ、でも、ほんといい体してるなあ、ちょっとくらい触ってみたいかも――
「? どうしたん、にわちゃん?」
「な、なんでもないわよ」
あらぬ方向へ加速する妄想を断ち切って、平静を装う。
「ふふっ、へんなの。そうだ、にわちゃん、背中流しっこせえへん?」
「あ、ああ、いいわね。やりましょ」
なんか思考が妙な方向に進み始めたにわには、ちょうどいいタイミングの提案だった。
「じゃあ、にわちゃんからお願いしてええかな?」
ざばりと音を立てながら立ち上がる多汰美。
(……ちょっとは隠しなさいよ)
真正面で立ち上がられたせいで、下半身もバッチリ見てしまった。意識しすぎる自分も
悪いが、ちょっと多汰美も開放的過ぎる気がする。おっぴろげなのはどっちだ。
「じゃ、よろしくー」
バスチェアに腰かけ、背中をさらけ出す多汰美。
人の背中を観察することなどそうそうないが、やはりしなやかで張りのある、美しい背
中だと思った。
ボディタオルにたっぷり泡を立て、肩の辺りから洗い始める。
「は〜〜っ、やっぱ人にしてもらうと気持ちええねぇ」
「さっきからどうもおっさん臭いわね……」
「んー、だって気持ちええもん」
それはわかる。にわも八重と背中の流しっこをよくやるが、やっぱり気持ちいいしなん
だか妙に楽しかったりする。
多汰美の、八重よりは幾分大きな背中も、なかなか洗いがいがあっていい。
無防備な背中を見つめていると、にわのイタズラ心がむくむくと膨らみ始めた。
「……やっぱり由崎って細いわねえ」
「ひゃっ! ちょ、にわちゃんいきなり何するんよ!」
ボディタオルを手離し、きゅっとくびれた腰をガシッと掴む。
やっぱり、贅肉なんてこれっぽっちもついていない見事なウェストだった。
「うーらーやーまーしーいー」
そのまま、手でわしわしと細い腰を揉む。ここがくすぐったくない人間はいない。上半
身をくねらせて悶える多汰美。
「ひゃ、ちょっと、やめ……!」
「褒めてんのよー? 由崎はスタイルいいねってさー」
多汰美をからかう機会はあんまりないので、ここぞとばかりに楽しむにわ。普段うかが
えない反応に気をよくして、カラカラと笑う。
「や、あんっ! も、もう、ん、あ!」
……と、くすぐっておいてなんだが、多汰美の喘ぎ声はちょっと色っぽすぎる気がする。
多汰美なら、もっと豪快に大笑いするものだと思っていたのに。
なんとなくきまりが悪くなって、にわは手を離した。
「はぁ、も、もう、にわちゃんやめてよ……」
「あはは、ごめん。なんか由崎の体見てたら憎らしくなっちゃってさ」
頭をかきながら、とりあえず謝るにわ。
「もう……。だからさっきも、わたしのおっぱいばっかり見てたん?」
「うん、そうなの……って、ええええっ!? き、気づいてた?」
「もち。にわちゃんまるでエロ中学生のように見つめてくるんじゃもん……」
いや、そんなエロい目でなんて……見ていた、うん、間違いなく。
「ふ、不可抗力なのよ! 目の前にあったら、ほら、つい見ちゃうでしょ?」
「ちょっとくらい触ってみたいかも、って目が訴えてた」
「なんでそこまでっ!? ……はっ」
しまった。
多汰美は振り返って、にんまりとした笑顔を向けてきた。
もう言い逃れのしようも無く、エロガッパ決定である。もう青野のことはからかえない。
「そっかー、にわちゃんはわたしのおっぱい触りたいのかー。……触ってみる?」
「……はい?」
多汰美が何を言い出したのか、一瞬理解できなかった。
「だから、わたしの胸。こんな機会でも無いと触れないよ」
「い、いやいやいやいや、なんでそうなるのよ!?」
「別に減るもんじゃないしー」
それはお前のセリフじゃない、と心の中でつっこむにわ。
「ほらほら、触って触って」
少し脇を上げて、にわを促す多汰美。
って後ろからかい! と、さらにつっこむ。後ろから触るという絵面は、なんだか知ら
ないが妙に変態チックだ。
でもまあ、深く意識しなければこれもただのじゃれあいの範疇……かな?
「じゃ、じゃあちょっとだけ……」
「どうぞー」
おずおずと両手を伸ばし、後ろから小高い膨らみを鷲づかみにする。
柔らかい。ちょうど手のひらに収まるサイズで、手のひらの中心に、コロコロとした乳
首の感触が当たる。
「あ……ん、どう、にわちゃん?」
「う、うん、いい胸してるね」
「えへへ、ありがとう。……もっと触っていいよ?」
いや、もっとって……と言おうとしたが、指は自然に動いていた。
指の動きに合わせてふにふにと動く乳房。なんだか、揉めば揉むほど柔らかくなってい
くようで、いつの間にか手は止まらなくなっていた。
「く……あぅ、うん……。にわちゃん、おっぱいも、洗って……」
「うん……」
言われるまま、片手にボディソープを取ると手のひらで適当にあわ立て、それを胸に塗
りたくるように揉み洗う。
見る見る白く染まる多汰美の胸部。ぬるぬると滑るソープのおかげで、乳房を掴むと柔
らかな感触がするりと手のひらを抜けていく。
「あう! あ、や、んん……。にわちゃんって、ほんまエロい子じゃねえ……」
「ど、どっちがエロい子よ!」
多汰美の声は、すっかり色気を帯びている。聞いているこっちがドキドキしてしまうく
らいに。
(あれ、わたし由崎の体を洗ってるだけだよね? 違ったっけ?)
なんだか、すでに行為の目的が変わってきている気がする。これじゃまるで……。
「な、流すわね!」
蛇口をひねり、大量のシャワーの水で泡をきれいに洗い流す。
「えー、もうやめちゃうのー」
多汰美は不服そうだが、これ以上この空気のままでいると非常にマズイ事態になりそう
だった。
「……はい、おしまい」
多汰美の体を流し終わると、その場の雰囲気も断ち切るようににわは終わりを告げた。
しかし。
「ん、ありがと。じゃあ、次はにわちゃんの番じゃね」
「え、わ、わたしはいいわよ! 体洗いたい気分じゃないし!」
「えー、最初に洗いっこって言ったじゃろ? それに、『お返し』もしたいし」
「……へ」
多汰美の笑顔には、物言わぬ迫力があり、いつの間にか、にわはバスチェアにちょこん
と座らされていた。
「じゃ、洗うねー」
泡立てたボディタオルを背中に当てられただけで、にわはぴくりと反応した。
(わたし、何びびってんのかしら……)
思えば、多汰美にはとんでもないことをしてしまったような気がするが、そもそも多汰
美が触ってもいいと言い出したんだから、別に自分は悪くない……はず。
今のところ、多汰美は普通に背中を洗ってくれているし、もしかしたら考えすぎ――
「はい、腕上げてー」
「え、きゃっ! やだ、ちょっと!」
にわが多汰美にそうしたように、脇の下から腕をつっこんでくる多汰美。
「ゆ、由崎! わたし、前はいいから、ね?」
「言うたじゃろー? 『お返し』って」
いつの間にか多汰美は体をしっかり密着させていて、ちょっとやそっとでは離れられそ
うになかった。
にわの肩に顎をかけ、くすりと笑う。その笑顔は普段の多汰美からはちょっと想像でき
ないくらい淫靡だった。
「洗うね……」
「きゃ、ちょっと、あぅ!」
ボディタオルで手を包み、その手でにわの胸を揉み上げる。
乳房を掴まれる感触と、ボディタオルのざらざらとした肌ざわりに刺激され、両方の胸
から微妙な快感が走りぬける。
「は、あ、やんっ! んっ、あ!」
「んー、やっぱにわちゃんのほうがおっぱい大きいね。うーらーやーまーしー」
「やぅ、あっ、わ、わかったから、あんまり、あっ、強くしないで……」
「わかった、じゃあ優しく触るね……」
優しく、今度は乳首をつまんでくる多汰美。親指と人差し指でくりくりと、しかし、や
はりボディタオルのざらつきが敏感な先端をちくちくと刺激する。
「う、うんっ、んっ、……うぅ! ち、ちっとも体洗ってないじゃない!」
「だってぇ、にわちゃんの体、気持ちいいんじゃもん」
「も、目的変わってるじゃないのよ!」
「まあまあ……、ほら、あむ」
「っ!!」
ぐっと顔を寄せてきたかと思うと、いきなり耳たぶをかぷりと噛んできた。
なぜだかわからないが、それだけで全身がキュッと収縮してしまう。
「ふふ、にわちゃんかわいいねぇ」
「な、何言い出すのよ……!」
「じゃあ、今度はお腹のほうね」
胸を執拗にいじくっていたボディタオルを下に滑らせると、円を描くようにお腹を洗い
始めた。
(胸もそうだが)他人にお腹を洗われることなんて初めてのことである。腹筋をくすぐら
れているようで、なんだか妙な感触だ。
「由崎、も、もういいから……ひゃんっ!」
「ああ、ごめんね。ここ敏感やった?」
多汰美の手が、下腹部をぐっと押した。今までよりも露骨な快感に腰を引いて悶える。
ごめん、といいつつも、多汰美はぐいぐいとそこを押し込んでくる。
「あ、あん! だ、だめ、由崎、そこ、あう、ん、んん……っ!」
どんどん引き下がるにわの腰を抱きかかえるようにして、多汰美はなおも攻める。
「にわちゃん、気持ちいい?」
「う、うん、気持ちいいから、もう、やめ、んっく、ふ、んん、あああっ!」
にわの体が、完全に「く」の字になったところで、多汰美は手を止めた。
にわの顔はすっかり上気していて、肩で息をしている。
多汰美は、にわの肩を引いて上体をぐっと起こして姿勢を元に戻させると、改めて下腹
部に手を伸ばした。
「はぁ……はぁ……あっ」
「ごめんね、いじめちゃって。すぐに終わらせてあげるけぇね……」
「や、ちょっと、何するの……うあぅ!」
多汰美の右手中指が、ちゅぷとにわの陰唇に進入する。そのままくちゅくちゅと音を立
てながら、上下に動かし始める。
「あっ、あっ、ああぅ! 由崎、やりすぎ、あっ、だ、めぇ……!」
びくりと上半身を震わせながら、快感を堪えるにわ。しかし、多汰美の指は入り口をな
ぞったり、内部の側壁をこすったりと、的確に一番感じる部分を捉えてくる。
「う、うう、はぁ、あ、ああっ……」
多汰美は一旦指を止めると、にわの陰部を攻めていた手を目の前に持ってきた。
「ほら、ちょっとねばっとしてる……。シャワーの水やないんよ、これ、にわちゃんの……」
「あ、ああ……」
にわの顔がさらに赤く染まるのを見てふっと笑うと、多汰美はまたにわの股に手を伸ばす。
「2本……入るかなあ」
「あ……っ、ん! も、もっと、ゆっくり……」
「ゆっくり……、こう?」
「そう、あ、あ、いい、いいよ、由崎、わたし、いい……」
多汰美の人差し指と中指がゆっくりと出し入れを繰り返す。その度に、にわの膣がくっ
くっと締まり、快感が沸点に近づいていくのを感じていた。
「う、ああ、ああっ、はあっ! だ、だめ、わたし、もう……」
「うん、ええよ。イって……」
「くぅ、う、うん、……あっ、あ、ああ、きちゃ、う、あ、あああぁぁっっ!!」
挿入した指が少し痛いくらいに締まったかと思うと、熱い愛液がさらに分泌されて多汰
美の指を包み込んだ。
「にわちゃん、また一緒にお風呂に入ろうね……?」
「ぜ、絶対、いや……」
風呂の熱気も相まってくらくらするにわの脳みそでは、そう答えるのが精一杯だった。
「わたしがエロいだけ二人はじゃれあってるだけわたしがエロいだけ二人はじゃれあってるだけ……」
「わ、真紀子さん、お風呂場の前でなに頭抱えてるんですか?」
-END-
以上です。読んでいただけたなら幸い。面白かったと思われればさらに幸い。
個人的には、いろんな作品が読みたいのでジャンルの規制は無いほうがいいと思う次第。
それでは、名無しに戻って長編の執筆に戻ります。
最 高 にGJ
実に素晴しい。俺も何か考えてみるかな。
GJ!
俺も書きたくなってきた。
お後がよろしいようでwwwwww
エロくない場合は何処に投下すればいいかな?ここでもいいなら。
一応八重にわの百合。でも出来は自信ないな。
エロ無しもオッケーと書いてあるし、作品はスレの燃料になるからどんどん投下しれ。
出来に完全な自信があるやつなんてそうそういないよ。それも投下せんとわからん。
食べたいよーママー」
「ええ!?」
最近妙に真紀子さんとにわちゃんの仲がいいような・・・
何時からだろう?気が付くとこんなことを考えてるようになったのは。
「…三女?」
『あの日』二人暮らしだった私に新しい家族ができました。急な展開で少し驚いたけど私は内心とても嬉しかった。
内緒ですけどね。でも二人とも姉であったのはなんとも言えませんでしたが。私が欲しかったのは・・・
「うん ありが…」
あの時にわちゃんは泣いていました。あの涙は嬉し泣きだったのでしょうか?もしかしたらあの涙は
長い間に溜まった感情そのものだったのかなとも思います。どちらにしろ私は長年望んだ妹が出来たんだと思っていました・・・
なにもすることがありませんねぇ…などとぼんやりと思いつつ八重は居間で庭を眺めていた。
母親と真紀子は買い物、多汰美は鼻歌交じりに庭で水撒きだ。
「Funny Funny Beat So Funny Beat Sha La La Uki-Uki Dance You Steal My Heart…♪」
外国の歌でしょうか?多汰美さん楽しそう…にわちゃんは今日は来ないのかな。
「八重ちゃん?」
今日はにわちゃんの好きなおかずなのにな…
「八重ちゃん?」
来ないのなら違うのにしましょうか…
「フランソワ ストイコビッチ?」
「え?今日のおかずは和風中華飯がいいですか?って誰ですかそれは!」
その八重の返事に多汰美は少し表情を正し話しかける。
「…あんなー八重ちゃん?」
「はい?」
「何か悩み事でもあるん?」
「え?」
一瞬表情が強張る八重。
「…図星。八重ちゃん最近様子が変だったし。私達にも言えへんようなこと?」
話せるわけがない。話していいはずがない。例え家族にでも
「…いえ別になんでもないです。少し体調が悪いからそのせいかも…」
嘘を多汰美さんに言ってしまった…ごめんなさい。でも。
「…八重ちゃん」
「はい」
ばれてしまったのでしょうか。でもいっそ…
「いざとなると男は狼よ?」
「違います!」
『ただいま〜』
「…帰ってきたみたいじゃね。ん、この話はまた今度じゃね。んーにわちゃんも一緒に来てよるね」
「え…」
見れば真紀子とにわは何かを言い合ってるようだ。最近では良く見る光景。日常と化した口げんか。
にわは楽しそうに笑っている。それを見て八重は思う。あの笑顔は私に向いていない。と。
「おやすみ七瀬」
「おやすみなさいにわちゃん」
……隣から健やかな寝息が聞こえてくる。にわちゃんは今日はもう寝ちゃったみたいですね。少し残念ですけど。
それにしても本当ににわちゃんは私が気づいていないと思ってるのでしょうか?
「…ん」
気持ちよさげに寝ているにわの髪をなでながら八重は思う…
にわちゃんは気づいているのでしょうか?にわちゃんの私への想いは妹が姉に甘えているようなものだということに。
なら私は?可愛い妹のように思ってる?最初はそうだったのかもしれない。
でも最近思う。私はにわちゃんに昔の自分を見ていたのではないか。淋しくて悲しくて一人笑うように泣いていたあの頃の私を。
なんのことはない。私は私を哀れんでいただけなんだ…。ゴメンね、にわちゃん。でも今の私は…貴女を想っている。
「あれ?お母さん、ななせは?」
「やーねぇ。台湾から飼い主の方が見えて連れて帰ったじゃない」
「え?…そ、そうだったね。真紀子さんや多汰美さんは?」
「ちょっと、どうしちゃったの?結構前に二人とも実家に帰ったじゃない。手紙もらってるでしょ?」
「ゴメン。少し寝ぼけてるみたい……にわちゃんは?」
「本当にどうしちゃったのかしら…潦さんなら」
「!!!」
厭な夢…まだ夜明け前みたい。それにしても厭な夢。夢? ううん夢なんかじゃない。あれはいずれ来る未来。
まだ来てないだけでいつか来る現実。そういえば未来とはまだ来てないという意味だよって古文の先生言ってたっけ。
ななせも真紀子さんも多汰美さんもいつしか私の側からいなくなってしまう。…にわちゃんはどうなんだろう?
私はにわちゃんがいなくなったら耐えられるのでしょうか?…これからもずっと私の側にいてくれますか?
にわはまだ眠っている。何か楽しい夢でも見ているのか微笑みを浮かべてる顔が愛らしい。
八重はにわに抱きつくようにして眠りなおすことにした。願わくばにわちゃんの夢をみれますようにと。
静かな部屋の中に唯一聞こえてくるにわの寝息と心音は八重の心に優しく響き…
翌朝、八重は「うええええええええええ…」という声で目を覚ました。
学校からの帰り道
いつもの四人で他愛のないおしゃべりをしながら歩いている。
にわの八重へのストレートな愛情表現に真紀子も多汰美もまたかと苦笑いを浮かべている。
八重は困ったような笑顔で誤魔化している…
ふいににわの携帯が鳴る
『アメアメフリザンザンフリカサガナクテズブヌレ』
「あっメールだ……今日は両親が帰るみたいだから家に帰るね。」
暗い部屋で一人八重は思う
両思い。間違いなく。でもにわちゃんの想いに応えてはいけない。応えてはいけないんです。
今のにわちゃんは姉に甘えてばかりだった妹がだんだん他に目を向け始めているようなもの。
それを姉離れが寂しいからってにわちゃんを縛ってはいけない。にわちゃんを想うなら私という檻に閉じ込めてはいけない。
でも。
今ならにわちゃんを私という檻に閉じ込められる。私だけを見させ、私だけを聞かせ、私だけを感じさせられる。
私のエゴでしかないこの歪んだ想いをにわちゃんは受け入れてくれる。
…でもだからこそ私は良き友人であり姉でなくては…明日は何を作ってあげようかな?
しかし
押さえ込むには想いはあまりに強く。
笑い続けるには心はあまりに痛く。
痛みはあまりに強く。
心はあまりに脆く。
罪はあまりに甘く。
「おやすみ七瀬」
「おやすみなさいにわちゃん」
にわちゃんは私の身体を触ったり撫でたりしている。それは顔だったりお腹だったり腕だったり。
やっぱり今日もそれ以上は触ろうとしてはこないみたい。せめて今くらい積極的になってもいいのに。『私は目を覚まさない』のだから。
本当まるで姉に甘える妹みたい。私はにわちゃんをもう妹としてなんか見られないのに。
にわちゃんは自分の想いの正体に本当は気づいているのでしょうか?なら私は…
ん?頬に何か…これは水?
「……七瀬。好きよ。好きなの。誰よりも。心から…」
にわちゃん泣いてるの?そんなに私が好き?私はこの想いを口にしてもいいの?
駄目。それだけは駄目。壊してはいけない。口にしたらにわちゃんが壊れちゃう。
私だけしかなくなっちゃう。私を。私だけが。ワタシダケヲ……
「私もにわちゃんのことが好きですよ」
ようこそにわちゃん。この甘美な牢獄に。絶対に逃がしませんよ?
Fin
以上です。昔本スレにも投下したことあったけど評価はイマイチだったような
ともあれ駄文失礼。読んでくれた方に幸あれ。
では俺は逃げます
大変甘くて美味しゅうございました
んだが、なにその着メロwwwwwwwwwww
GJだが着メロワロスw
ここは『最中のような腹筋が』だろw
OK,GJだ。
逃げずにまた書いてくれると嬉しい
GJGJ
>223-226 八重にわ大好きだから、投下はもう、GJ!
>229 『アキレス腱がー 切れて悶絶ー』もアリかと。
?「そう貴方は少し文才が無さ過ぎる」
俺「…」
?「今のままではスレに貢献どころか荒しと大差がない存在なのは明確」
俺「……」
?「少しでも多くエロくすること。それが貴方に出来る善行よ」
俺「マジですか」
意外と好評と聞き、飯を喰ってから歩いてきました。
拙作『シンデレラケージ』をお読みになってくださった方、お褒めの言葉を下さった方
本当にありがとうございました。調子に乗って近いうちにまた何か投下する予定なので
右手に投擲用の石を用意してお待ちくだされば幸いです。
予定としては趣向を変えた某漫画家風が一つ。今回の作風っぽいのが一つ。かな。
あと今作の多汰美が歌っていた歌の元ネタを当てた方のリクに先着一名で応えようかなと。
俺で良ければですが。あとリクは百合で。ここ重要。では重ねて優しきこのスレの住人に感謝しつつ
おさらばです。
ここまで自己主張が強いと若干以下略。
誰も居ない・・・皆がW杯見ている今のうち
にわちゃんin高級マンションつまりは自宅
にわ「今日も七瀬に想いを伝えられなっかたな…でも明日こそは!」
? 「フフフ。そのセリフは今日で何回目かな?」
にわ「あっあによ!てか誰!?」
ななせ「貴女の名付け子、ななせ、ななせです!」
にわ「?! 嘘ついてんじゃないわよ!大体ななせはもっと丸っこくて可愛くて人型じゃなくて!」
ななせ「ほーら可愛いよ〜」
にわ「気色悪いポージングしながら答えるな〜」
ななせ「信じていただけましたか?」
にわ「無茶言うな!」
ななせ「むう。なら証拠をお聞かせしましょう」
にわ「証拠?」
ななせ「今週にわさんは既に4回眠っている八重さんに…」
にわ「秘拳!長織に散る!」
ななせ「ぐは!…なんて素敵なボディブロー…」
にわ「わかった。わかったわよ。で、私に何か用なの?」
ななせ「よくぞ聞いてくれました」
にわ「…」
ななせ「夜毎、切なさに枕を濡らす名付け親のために一肌脱ごうかと思いましてね」
にわ「あんた最初から裸じゃん」
ななせ「……」
作戦会議inにわちゃんの部屋
にわ「んで?何か良いアイディアでもあるの?」
ななせ「当然ですよ素敵なフロイライン」
にわ「なんか嬉しくない…んで内容は?」
ななせ「まずはカールを用意するんだ」
にわ「カール?」
ななせ「できれば1グロス」
にわ「何に使うの?」
ななせ「少し小腹が空いたかな」
にわ「少しでも期待した私が馬鹿だったのかな…」
ななせ「すっすいません。私が悪かったから空見ながらたそがれないで!今度こそ真面目にやりますから!」
にわ「…んで?」
ななせ「ここはストレートに恋文がよろしいかと」
にわ「恋文?…ラブレターねぇ」
ななせ「乙女の想いを切々と綴った文章が殿方の心を射止めるのです」
にわ「相手は女性だってば。でもラブレターかぁ」
ななせ「鳥ながら良い考えかと」
にわ「でも文章考えるの苦手なのよね〜」
ななせ「ご安心をマダム。例文を考えて来てますのでこれを参考にすればよろしいかと」
にわ「ほんと?ん〜どれどれ」
『ツベコベイワズニヤラセロ』
にわ「…」
ななせ「スンマセン。謝りますから柳刃は仕舞いましょうよ。つーか間違いですって。これは別の用途に…」
にわ「別ってこんなのあにに使うのよ」
ななせ「名付け親に感謝を込めて」
にわ「……」
ななせ「いや〜なんて言いましょうか、出刃だけは勘弁してくだいよ。いやマジで」
にわ「本物は?」
ななせ「やっぱ恋文は止めにしましょう」
にわ「帰って」
ななせ「嗚呼!泣かないでお嬢さん!次!次の案こそは!」
にわ「………ちなみに?」
ななせ「困ったら人に聞く!」
にわ「あれが採用されると思ってたのか…」
路上調査in長織郊外
にわ「まぁリサーチは大切よね」
ななせ「そうでしょうとも。情報を制する者が全てを制するのです!」
にわ「でも何でこんな人が少ない所で?」
ななせ「だって目立つし」
にわ「この異常な状態に慣れてる自分がすんごい嫌…」
ななせ「おっ可愛い女の子発見!お〜いそこのお嬢さんちょっとお話を〜」
にわ「あっ?ちょっと!」
とみか「!?キャー!バケモノー!」
にわ「やっぱり…」
ななせ「バケモノ?どっからどうみても可愛い鳩さんだろが!ああん!」
とみか「ひっ。し…慎太ちゃん…」
にわ「ちょっと!ななせ!」
ななせ「ぬう。なら私が愛くるしい鳩さんである証拠を見せ付ければ問題は解決するな?」
にわ・とみか「え?」
ななせ「見てろ…クルポー、クルポー」
にわ「何故に斉藤千和voice?!」
とみか「まぁ…疑ってごめんなさい。」
にわ「え?」
ななせ「見たかこの実力!」
にわ「ファンって被ってるかなぁ?」
とみか「それでお話って…」
たから「GO ヘンデル、グレーテル 」
ななせ「ああ!尻が!羽が!マシンガンドッグは止めて〜」
にわ「!!うきゃ〜」
ななせ「先に逃げないで〜つか助けろ〜」
にわ「こっちくんな〜」
たから「…なにあれ?」
とかみ「鳩さんですよ」
たから「…鳩?」
とみか「鳩」
逃亡先in長織商店街
にわ「ハァハァ」
ななせ「萌え?」
にわ「息が切れてんのよ!てかあんた大丈夫なの?」
ななせ「こうして私は羽を失ったのです。眼鏡も割れてしまいました」
にわ「一体いつから…?」
ななせ「青野さんのスペアをちょっと拝借して」
にわ「ならいいわ」
八重「あっにわちゃんにななせ」
にわ「七瀬買い物?てかなんでこんなのがななせって分かるのよ!」
八重「やだなぁにわちゃん私がななせを見間違えるはずないじゃないですか。ん?成長した?」
ななせ「いやそれはどうだろう?」
にわ「あんたが言うな」
八重「あれ?ななせ羽に怪我してない?」
にわ「そうなのよ。さっき犬に襲われて大変だったんだから」
八重「台湾に帰る日が延びるから良いことです」
にわ「……」
八重「ところで今日家に来ますよね?私は先に帰ってますけどお夕飯の時間には帰って来て下さいね」
にわ「う、うん」
八重「と言いますか、にわちゃんの分もおかず買ってあるんで来てくれないと明日はお弁当作ってあげません」
にわ「行く行くちゃんと行くわよ」
八重「それじゃまたね、にわちゃん」
にわ「あっ今日のおかずは何かな?」
八重「フライドチキンですよ〜」
ななせ「…」
にわ「…」
ななせ「…」
にわ「ななせ?」
ななせ「流石はご主人!そこに痺れる憧れるぅ!」
にわ「今日はもう帰ろう…疲れた。主に精神的に」
ななせ「おや何かありましたかな?」
にわ「…」
帰り道in三丁目の夕日
にわ「結局無駄足だったわねぇ」
ななせ「…バタリ」
にわ「ちょっどうしたの!」
ななせ「は…犯人は俺…」
にわ「は?…あっ元の姿に戻った。あんだったのよ一体」
真紀子「おーい、にわー」
にわ「あっメタボリックシンドローム」
真紀子「圧殺!通天閣落とし!」
にわ「秘奥!長織の赤い雨!」
真紀子「防いだ?フッなかなかやるようになったやんか。にわ!」
にわ「ハン…あんたのおかげよ」
真紀子「しかし…」
にわ「?……グッ?」
真紀子「通天閣落としは私の全体重に遠心力、重力を加えた破壊の奥義」
にわ「ッつ〜」
真紀子「そう簡単に防ぎきれるもんやないで」
にわ「流石は青野。《長織の震える下腹》の二つ名は伊達じゃない…」
真紀子「てや!」
にわ「きゃん!」
真紀子「ってこんなとこで寝るんやない!」
にわ「あいたたた…誰のせいよ」
真紀子「元はと言えば…あーそれよりななせ見いへんかったか?」
にわ「そこに転がってるわよ」
真紀子「え?あー良かった元に戻っとる」
にわ「は?何か知ってるの?」
真紀子「あ〜いやその。料理の味見をさせたら急に巨大化してな」
にわ「あの毒を?まさに外道!」
真紀子「やかまし。んでそしたら『こうしちゃらんねぇ!名付け親の危急存亡と性欲の秋!』とか言って走っていってな」
にわ「そんであんたは何してたのよ」
真紀子「何故翼を使わないんや?って思っとった」
にわ「あっそう。……一応本気だったのかな?」
真紀子「ん?そろそろ帰るで?今日来るんやろ?」
にわ「あ〜その前にコンビニ寄っていい?」
真紀子「なんや一日ほっつき歩いておったくせに」
にわ「…うん、ちょっとカールでも」
終われ
GJ
W杯以前に2chの鯖全体が・・・
乙。
だけど、なんかキャラつーかテンションが変わりすぎて違和感は否めないorz
セリフの頭に名前振らないと発言者が理解できないような
拙い会話の組み方とキャラの崩し方はいただけない。
ななせはしょうがないが。
感想どうも。先に書いた趣向を変えた某漫画家風とはこれのことで
コンセプトは古賀先生がトリパロに参加したらだったんですが実力不足を痛感です。
>>232の性癖とお口直しのために即興で新作を作ったので御笑覧ください。
あと4コマスレにも一つ短いの投下したのでよろしければ。
小悪魔八重ちゃんの日常
1.
「にわちゃんお風呂どうぞー」
私はドアから声をあげ湯船に戻る。
「すぐ入るよー」
愛しい人の返事が聞こえる。フフフ…
「おっ風呂♪おっ風呂♪」
楽しげな鼻歌が聞こえてきました。さてどんな表情を見せてくれますか?
ガラ
「あっあれ?七瀬なんで…?」
困惑気味のにわちゃん。オロオロしてる様子がなかなか可愛い。
「クスッ私は上がったなんて言ってませんよ?」
2.
「ふう…なんか肩こっちゃいましたね…」
今日は本当に宿題が多いですねぇ。少し疲れ気味です。
「七瀬大丈夫?」
にわちゃんが心配して声をかけてくれます。
でも年寄りを心配してるような口調に聞こえるのは私の気のせいでしょうか?
ん〜少し気分転換でもしましょうか。
「にわちゃん悪いですけどマッサージしてくれませんか?肩とか」
最近はにわちゃんによく頼みます。
「もちろんいいわよ。七瀬って揉み甲斐あるしね」
どういう意味でしょう?褒められてる気がしないので意地悪しちゃいましょうか。フフフ…
「じゃお願いします」
「ん〜相変わらずこってるわね〜」
さて……と
「うん……んぅ…あぁ」
「ん〜〜ん…はぁ」
「あ…あの七瀬?」
にわちゃんが手を止めて話しかけてくる。今どんな顔してるか手に取るように分かっちゃいますね。
「にわちゃん、もう止めちゃうんですか?」
「いや…その…気持ちいい?」
「ええとっても」
さて、どういう意味ででしょう?
「そう…続けるね」
「うん、あ…うぁっ…ぁん」
「……」
「にわちゃんマッサージ上手になりましたよね」
「え?……そ、そうかな?」
「ん〜どうかしたんですか?にわちゃん?」
「ううん!なんでもない」
あ〜あ焦っちゃって。きっと顔真っ赤なんだろうな〜
「あ…あぁ…うぅんん」
「ん……そこぉ…」
「……」
そろそろ頃合かな?
「ねぇにわちゃん?」
「あ……なに?」
もう思考までボーってしちゃって……
「急に黙っちゃってどうしたの?」
「だっだって七瀬の声が……」
「ん?私の声が?」
「あっあの、その……」
ここで振り返ってやっぱり真っ赤なにわちゃんの顔を下から見上げる角度で見つめる。
「ん〜?にわちゃんお顔が真っ赤ですよ?」
「あ…いや…これは…ね?」
ん〜良い感じでパニクッてますね〜。あと一押し!
「にわちゃん?」
「え?」
キョトンとした顔をするにわちゃんに私は微笑みかけながら口を開く……
「私のこういう声なら毎晩のように聞いてるのにまだ慣れないんですか?」
あ……固まった。
3.
ん〜今度のブランデーはお菓子との愛称がいいですね〜良い出来のクッキーが焼けました。
「七瀬〜なんか美味しそうな匂いがするんだけど〜」
ナイスタイミングです。にわちゃん。
「クッキー焼いてみたんです。二人で食べませんか?」
「うんうん。じゃあ私紅茶入れるね」
やっぱり喜んでくれる人がいると嬉しいですねぇ。
「じゃ、いっただっきま〜す」
「はいどうぞ召し上がれ」
美味しそうに食べてくれるにわちゃん。今回も成功かな?
「味の方はどうですか?」
「とっても美味しいけど……」
ん?
「味付け変えた?今までのと微妙に違うような…」
するどい……あっそうだ……
「ん〜最近味覚が変化した気がするからもしかしたらそのせいかも」
むろん嘘ですが。
「そうなの?タバスコでも一気飲みした?」
その想像力はある意味貴重ですよにわちゃん。
「いえ、なんといいましょうか……」
「ん?」
「最近の私の舌ってにわちゃんのが染み込んでるから……」
「ぶっふう!」
反省……紅茶塗れになってしまいました。
エロスッ!迸るほどエロスッ!!
直接の描写はいっこもない筈なのになーwww
GJ。何から何までGJ!
八重ちゃんにSの資質があるのか、にわにMが似合ってしまうのか。
どうもこの八重からは元の八重が想像できないのは俺だけ? そうか。
八重のですます口調はもっと徹底してるからな。
エロい、良い、と思って読み進めさせていただくんだが、
言い回しが八重っぽくない部分が頻繁に出てきちゃって
そのたび「ん?」って引き戻される。残念なことに。
>>251 や、たんにキャラの掛け離れ具合かと。
パロだ、って言ってしまえばそれまでなんだけどねー。
後光が差してる八重ちゃんじゃなきゃ駄目なのか…でもそれだとエロやりづらいぞ。
「もう食べられない……とは言わせませんよ〜」という寝言もある事だし、堕天使でもええやん。
確かに……。
Sの資質を開放して攻めるけど、基本的には無知&ドジ&ヘタレとか。どんなエロだ。
に わ ち ゃ ん の 反 撃
お褒め、ご指摘どうもです。今後の参考に…なるといいな。
言葉使いはともかくキャラ設定は勘弁してください。
あと『お菓子との愛称』は『お菓子との相性』でした。スイマセン。
そろそろ投下するのが怖くなってきた新作です。良ければ目を通してやってください
長織市内某高級マンション。耐震はバッチリだが変形はしない。
その一室にその少女はいた。
「………」
少女の名前は潦景子という。親友(?)である七瀬八重と過ごしている時が
彼女にとって最も至福の時間と思われているが、間違いでないにしろ唯一というわけではない。
例えば彼女の本来の家族と過ごす時間や今のように……
「あぁ……可愛いよ七瀬、七瀬可愛いよ」
…秘蔵のアルバムを眺めている時だ。
なおアルバムを構成する写真の被写体は一名、枚数の八割は盗撮であることは言うまでもない。
「……ちょっと眠い…な」
今日が休みだからとはいえ昨夜は少し夜更かしが過ぎたかな。
昨夜は七瀬の部屋に泊めてもらって、一緒に宿題をして…
「あの不意打ちは無いわよね〜」
最初はただ七瀬の肩を揉んでいただけのはずなのに。それが…
「う〜〜」
強烈な一撃を喰らい思考がショートしたところを子供扱いされ…その…一方的に可愛がられてしまった。
「……私よりよっぽど子供っぽいくせに。」
主に…いや容姿だけが。
「なんか……」
昨夜の惨事を思い出したら…少し…
「ん……」
記憶よりも鮮明に肉体が昨夜のことを、七瀬のことを覚えてる。
「…くぅん」
指が無意識に伸びてゆく……写真の中の七瀬が笑顔で私を見つめてる…
「あぁ…七瀬ぇ」
「なんですか?にわちゃん」
「うひゃぁ!?」
眠気もアレも吹き飛んだ。
「え?なんで?あれ?ちょっと?ここ?いつから?え?うえええええ…」
見ていて思わず笑っちゃいそうになりますねぇ。
「え〜と、なんでここに七瀬がいるの?しかもいつから?…ですか?」
真っ赤になってコクコクと頷くことしかできないにわちゃん。
「ちょっとにわちゃんに話がありまして。それで合鍵使って結構前から…」
あっ今度は蒼白ですね…駄目ですよにわちゃん。そんな顔しちゃ…
意地悪したくなっちゃうじゃないですか。
「…子供っぽいですか?」
「っひ!いやその違うの!あのね!」
「にわちゃん?」
「…はひ!?」
自慢の滑舌も台無しですねぇ
そして私は意識して笑顔を作り…
「今度お仕置き…ですからね?」
「……うん」
「それで私に話って?」
なんとか復活したにわちゃんが聞いてくる。そうそう忘れるところでした。
「それなんですけど…あのアルバム見せてもらえませんか?」
「んー?これ?七瀬しか写ってないわよ?」
渡されたアルバムをパラパラと捲ってみる。むぅ。見事に私しか写っていませんね…
「ねぇにわちゃん。このアルバムですけど……」
「良く撮れてるでしょ?」
撮られた覚えはほとんどないのですけど……知ってはいましたけどね。
「没収しますね」
「……え?」
「没収」
フフフ…にわちゃんの困った顔はいつ見ても可愛いですね。
「な、七瀬、もう黙って着替えとか寝顔とかお風呂とか撮らないから!ね?」
「……撮ってたんですか?」
「誘導尋問!?」
「ねぇせめて理由聞かせてくれない?」
にわちゃんの泣きそうな顔はさらに可愛いですね。
「そんなに嫌なんですか?」
でもそんなにアルバムを手放すのが惜しいのでしょうか?
「そりゃあ七瀬の写真だし…」
嬉しいと言えば嬉しいのですけど…
「写真のほうがいいんですか?にわちゃん」
にわちゃんが私以外を見つめるのは…にわちゃんの側に私以外があるのは…
「え?」
「もうにわちゃんが望めばいくらでも実物が見れるのに…」
例え『私の写真』でも…嫌なんです。
「え?え?」
だから…
「本物よりも写真のほうがいいんだ…」
「そ、そんなことあるわけないじゃない!」
にわちゃんの側には…
「本当ですか?」
「当然…でしょ」
私しかいらない…
「なら…没収してもいいですね」
あ…なんか諦めた顔
「でも七瀬どうやって持って帰るの?」
「どうって?」
「他に二十冊はあるわよ?」
「……」
Fin
あぁあいっ!!
失礼、取り乱しました。
いやはや良いものを拝ませていただきましたwww
やはりS!
そしてちょっぴりお間抜け!
こうやって職人のネタは研磨されていくのだな――
次もワクテカしながら待ってます。
なんだ、しっかり盛り上がってるようで安心した。
”自称”書き手じゃなくて本物の職人さんはちゃんと投下してくれてるね。
そろそろガチエロ分が不足してきた……。
>>263 非エロ小ネタばっかりだが、これがホントにしっかり盛り上がってる状態なのか。
また非エロ小ネタで申し訳ないが保守か暇つぶしかと思って読んでくれ。
俺もガチエロが読みたいな〜。百合で。
◆Joc4l4klOk氏の降臨に期待
深い深い深淵の奥の底…
ただユラユラと在り続ける……
『何か』がゆっくりと浮かび始める…
いや…『何か』とは『私』だ。『私』が段々と形作られていく……
そういえば…『私』って誰だろう?『私』ってなんだろう?
私は急に不安になる。私は『私』を何も知らない…
無意識に私は酸素を求める魚のように口を開く…
「マンソリ…」
「おはようございます、デイジー様。お具合は如何ですか?」
私は『私』を取り戻した…
《Lunatic Princess》
『WTO』より
聞き慣れた声がして意識がハッキリとしてきた。
声がした方に顔を傾けてみるとマンソリが心配そうなそれでいて
ホッとしたような表情を浮かべ私の方を見つめている。この表情を見たのは何回目かしらね。
…それにしても何故マンソリは『私が目覚めたことに気付いた』のだろう?
もしかしたら寝言でも漏らしたのだろうか?夢は見ていない…と思うのだけど。
まぁマンソリは神秘の国の生まれだからそんなこともあるのかもしれない。今はそれより…
「マンソリ…私どうしたのかしら?」
「覚えていらっしゃらないのですか?」
「…ええ」
今に至る経緯を聞いた私は思わず笑い出しそうになってしまった。
だってねぇ…今まで自分のことを『籠の中のカナリア』だとは自称していたけれども
まさか『鉱山の中のカナリア』だったなんて…あんまりと言えばあんまり。
こんなにも気の利いた笑えるジョークを私は他に知らない。笑ってしまいたい。
「デイジー…様?」
マンソリはこのユーモア分かってくれるかしら?
「防毒マスクがいるわね…にしてもあの日本人達には借りが出来ちゃったわね」
いえ…きっと悲しげな顔で見つめらてしまうわ…
「また会えますよ。きっと。」
「狭い町ですものね?」
二人でクスクスと笑いあう。
「そうねお礼は…仏蘭西料理なんてどうかしら?」
「…梢さんはお喜びになるでしょうね」
「まだ…少し…眠いわ」
「安心してお休みください。マンソリはここにいますから」
妙な違和感を感じて苦笑しそうになる。貴女が側にいなかったことなんてあったかしらね?
でも今の感情は……嫌じゃない。
「おやすみマンソリ…」
「おやすみなさいませ」
先ほどまでとは違って安らかな寝顔…
私は傍らで眠りに就く主の顔を見つめる。
生まれと育ちの良さを示すかのような端整な顔立ち。
閉じられた瞳の代わりに顔を彩る長めのまつ毛。
上質のシルクを思わせるサラサラの長い髪。
シミ一つ無いミルクのような白い肌。
そして…少し濡れている柔らかそうな唇。
この少女こそは幼い頃からの私の主にして今なお恋焦がれる初恋の人…
でも…いつの頃からか…この想いは狂気に近い…
もしも私が貴女様の前から姿を消したらどうなさいますか?
怒りになりますか?お嘆きになりますか?それとも何も感じず新しい従者をお探しになりますか?
なんて…どれも無理…ですよね? だって『私がそうなるように仕向けた』のですから。そう…
貴女が私を頼りにしてくれるように。
貴女が私に依存してくれるように。
私がいないと貴女は何も出来ませんように。
私の視界に貴女がいつもいますように。
私が認識しなければ貴女は自らの存在を確認できませんように……
私は狂ってますか?人を狂気に誘う月の光が存在しない新月の夜。
それなのに。こんなにもこんなにも狂おしく愛しい二人の時間。
貴女こそは私を狂気に落とす月光の姫君。
デイジー様……
「デイジーは誰にも渡さない」
そして私は貴女に仕え続ける…
「……ん…マンソ…リ…」
寝言…?ねぇデイジー『様』?
夢の中のマンソリは貴女に忠実ですか?現実のマンソリは少し腹黒いですよ?
お顔の色もだいぶ良いみたい…これなら明日には普段通りの生活に戻れるだろう。
フフフ…そうだ。明日はケーキを作って差し上げよう。私の想いを込めた甘い甘いケーキを…
「………を右に…」
右?
END
俺にはガチエロは無理です。何度か試みたのですが。
今回はいつもの二人でないのでそっちを期待してくれていた方がいれば申し訳ない。
おまけと言う名の没ネタ
「あ ユキちゃん実はいわゆる日本スキーなんですよ」
「ああ それでさっき突っかってきたのか 」
「だからAVも東欧物と獣姦物意外は全部和物だ」
「東欧物と獣姦物には負けるんだな」
ちくしょう、WTOがわからないから……、面白そうなのに楽しめない……!
とりあえず乙と言わせてくれ(ノД`)
くぅ、WTOかぁ
もう内容覚えてないや、押入れの山の中にはあるんだが・・・
とりあえずゲーメストネタ(だよね?)にはワラタ
盛り上がってるな
題材を少し選べば良かったですね。反省
にわちゃんの好きな花はもちろん百合だよな?
(^ω^;)
まぁ八重ちゃんが愛でる華はにわちゃんですが。
手折ったとも言う。
>>272 WTO自体はつまんねかったから特に気にする必要も無い
どんな話だったのか教えてほしいやも。
恋人未満な幼馴染のいる田舎に
強気で傲慢で病弱なワガママ留学生が御付の女の子ひとり連れて
新築の学校にやってきたとだけ把握しとけば
283 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 22:45:25 ID:kjEIYPT7
保守
前作はマイナー過ぎましたか。
某所で試しにエロを投下してみたのですが、やっぱり自分には無理みたいでした。
いつものごとく非エロ小ネタですがそれで良ければ。
お願い…どうか、どうか…お願い…
この手を離さないでいて……
この感情の希薄な『人の形』に手を差し伸べ続けてくれた貴女。
貴女の手を掴んでいる時だけ私は……人間でいられる。
どうか……どうか…
《人の形弄びし少女》
『特ダネ三面キャプターズ』より
「アッチにソッチに飛び回る ああ たくさんのハテナの数♪」
「部長…道の真ん中で歌うのは…」
「いいじゃない、そんな気分なのよ今」
「…迷惑」
「なによ、たからまで。それより今度の特集だけど…―― !」
「みずほ!!」
…ん?誰?私は何処かに行かなきゃならないのにな……
「ねぇお嬢ちゃん。服を離してくれないかな?」
聞こえてるのかしら?俯いたままただイヤイヤするように首を振り続ける少女…
顔も見えない…一体誰なのかしら?でも何処かで見た覚えがあるような…
「私のこと知ってるの?」
ただただ…かぶりを振り続ける…私は何故かこの子を見捨てることが出来ない…
なんで?…ねぇ貴女は誰?
…夢?…ん…あれ…ここ…たからの部屋?
「私…どうしたんだっけ」
「…あら、お目覚め?」
たから?
「あ…うん…ねぇ私…」
「…登校途中にぶっ倒れたから一番近い私の家に運んだ」
う〜ん昨夜の貫徹が効いたのかしら。なら今朝のは夜明けのテンション?
ってアレ?
「ねぇたから…あなた学校は?」
「……」
「そっか。ありがと」
「…なにか飲むでしょ?麦茶でも持ってくるわ」
「ん…お願い」
もう三時回ってる…たからには悪いことしたわね…
それにしてもこの部屋に来るのは久しぶり…三回目かな?
今日はもう泊めてもらおうかな?都合良くパジャマも着ているし…………
パジャマ?ってちょっと?
「…はい麦茶。で、それなんて踊り?」
「あ、ありがと…ってじゃなくて!」
「…珈琲のが良かった?」
「そっちじゃなくて!なんで私パジャマ…?」
「…汗掻いてたから私が」
「そ…そう…」
ううう…ハズい…
「…下着を替えてパジャマ着させた」
何ぃぃ!
「ゴフ!って本当だ…た、たから!」
「…大丈夫。新品だから」
「だから、そっちじゃなくて!」
「…みずほ」
「な、何よ?」
「…少し痩せないとお腹が」
「ほっといて!」
嗚呼ジーザス。もしかして結構怒ってて意地悪されてる?
このままペース握られると何をされるか分からない!
でってこの子サドだし! 見てなさい……
「ねぇ…たから今日はありがとね」
「…心底感謝なさいな」
「それで今日のお礼がしたいんだけど…」
「…お礼?」
「そ、お礼。ねぇたから…」
私はたからの体を引き寄せ…
「…何?―― !!」
一瞬だけたからの唇にキスしてやった。
フッフッフ思い知ったか部長の素晴しい実力を。
「………」
たからは指を唇に当てて黙り込んでる。
少しはビックリさせられたかな?
「どうしたのよ?黙っちゃって。何?もっとして欲しいとか?」
形勢は完全に逆転ね!
「…してくれるの?」
………はい?
「…たからさん?」
「みずほ!」
OK。冷静に現状を把握してみよう。
今私はたからに押し倒されて唇を奪われてる。
あ…舌入れてきた……っておい!
力任せにたからの体を引き離し
「むぐ…た、たから!冗談も大概にしなさいよ?!」
「……」
ってなんで泣いてるのよ?!私何かした?なんてキスしたか。いやだからって…涙?
あ……たからの涙なんて初めて見た…
「た、たから……?」
「…みずほ、みずほ、みずほ…ゴメン…私…私…」
まさか……
「ねぇたから。もしかして私のこと…」
「……」
たからは俯いてまだ泣き続けている…
…ねぇ止めてよ。そんなたから…見たくない…
「たから…謝らないでよ…その…たから…なら…」
私は今なら引き返せるのだろうか?
「…え?みずほ?」
「たからが本気なら私…」
「……」
「今日…泊まってもいいかな?」
「…ええ」
…私の服を掴んで離さない少女
私はこの子を知っているのだろうか?でも…
「ねぇお願いだから服離して?」
でも私は決めたんだ。
「もちろんお嬢ちゃんも一緒に来るんでしょ?なら服じゃなくて手を繋ご?」
やっと顔をあげたその顔は……
「大丈夫。ちゃんと側にいるからね」
ん〜昨日遅かったんだから…寝かせてよ…
…ん、何?……なんかアソコが…
っておい!
「あんた何やってんのよ!」
「…ちょっとGスポットなどを」
「すんな!!」
この女は真顔で…やっぱ引き返そうかしら?
「…みずほ?」
あ〜もう…
「そんな心配そうな顔しなくたって何処までも道連れになってやるわよ!」
「…ん、ありがと」
…フン!
Fin&Start
289 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 22:50:35 ID:Nr1PoOpX
GJ!百合展開待ってた
たからの涙とはまた稀有な。GJ!
ところでタイトルがアリス・マーガトロイドな理由は何ぞや?
今回に限らずタイトルを東方から拝借してるのは一作目からなんで…
東方のファンでもあるから使ってみたかったってのが正直な理由。
でも今回はちょっとキツかったかも。一応…『人の形』だったたからを
弄くりまくって人間にした(たから視点)みずほを表現したつもりだったんですが。
ええこじつけですとも。見逃して…
>>284 乙&GJです。あと、いきなり名指しならぬトリ指しされてびっくり&嬉しかったっすw
さて、「特ダネ三面キャプターズ」より、慎太×とみかの純愛エロSSを投下します。
このスレが立ったときから考えていたネタで、やっと書きあがりました。
30レスほどの異様に長いSSになってしまったので、読みやすさを考えて8レスずつくらいに
分割して投下したいと思います。暇な時間などにゆっくりと付き合ってやってください。
エロは後半からなので、そっちを期待している方は2日後くらいにまた……(最悪
ある晴れた日の放課後。その日も我らが新聞部は記事も作らずに、ペットボトルのお茶
を片手に雑談にいそしんでいた。
「え? じゃあとみか、今日はおうちに一人なの?」
「はい、年に何回かあるんで慣れてますけど」
新聞部員にして俺の幼なじみ、小田とみかの両親が、親戚との会合で今晩家を空けると
いう話が出たのが事の始まり。
「でも、やっぱり寂しくない? 雪も降ったし、だいぶ寒くなってきたじゃん」
「はあ、まあ確かに……」
新聞部部長こと秋山みずほは、しばし何か考え込んだかと思うと。
「と、いうわけで! 今日の部会は小田邸にて、冬の美味しいお鍋についての実践取材を
行います!」
「えぇー!?」
いつも通りの秋山の突拍子もない提案に驚いてみせたのは、俺ととみかの2人。
もう一人の部員、冴木たからは「…やれやれ」とため息をつくのみだった。付き合いも
長いから、慣れっこなのだろう。
「異論はないようね! じゃあ早速買い出しに行きましょう〜!」
言いつつ、すでに帰り支度を終えて教室口に出ている秋山。相変わらず賞賛に値しない
無駄な行動力だ。
「思いつきにすぐ周りを巻き込むな! ……おい、とみか。いいのか?」
「あはは……。うん、いいよ。夕ごはん、みんなで食べたほうがおいしいし」
や、そういうことを聞いてるんではなく。でもまあ、こういう流れになった以上、人の
いいとみかが断るわけもないんだが。
「冴木はどうするんだ?」
「…早くしなさいな」
秋山とともに、すでに廊下に出ている冴木。表には出さないが、もはやノリノリだ。
というわけでいきなりかつ強引に、取材のためと銘打った小田家での鍋パーティが開催
される運びとなったわけである。
しょうがねえなあ、と呆れつつも、次の瞬間には嬉々としてスーパーに足を向けてるあ
たり、俺こと風間慎太もすっかりこのノリに馴染んでしまっているのであった。
4人分の食材をスーパーで買い込み、とみかの家へ。
ここに来るのもいつ以来だろう。いつも誰かがいるはずのリビングはがらんとしていて、
なんだか妙に寂しい感じがした。
「慎太、何してんのー。早く袋こっちにおいてよー」
「え、ああ、悪い悪い」
さて、調理開始である。
「さー、はりきって作るわよー!」
ガン!
「って、何でいきなり鍋を火にかけるんですか!」
「何って、鍋なんて具材千切ってお湯に放り込むだけのお手軽料理でしょ?」
「それでどうやって記事を書くんですか……」
こいつは相変わらず……。
「やれやれ……。とみか、俺、野菜切ってるな」
「うん、お願い。……ああっ、慎太ちゃん。しめじはね、洗わなくていいの」
「いっ? そうなのか?」
「風味が飛んじゃうの。やっぱりわたしがやるから、そこに置いといて」
早速お役御免を頂く俺。隣では秋山がにやにや笑っている。くそ。
「…鶏だんごは任せておきなさいな」
「あ、お願いします。って、なんで一味を2ビンも一緒に持っていくんですかー!」
「…さあ、何故かしらね? うふふふふ……」
結局、鶏だんごの調理以外は全てとみかが支度を済ませることになった。
「なあとみか、何か手伝うこと」
「なーい。慎太ちゃんは、部長と一緒にテレビでも見てゆっくりしてて」
こんな調子である。
それにしても、料理が得意なことは知っていたけど、間近で見るとその手際の良さには
舌を巻く。他の女性陣2人にも見習わせたいもんだ。
「「いただきまーす!」」
湯気立ち上る鍋を囲んで、手を合わせる。
「慎太ちゃん、ご飯」
「え、おお、悪いな」
「はい。あ、どうですか冴木さん。お味は?」
「…ええ、とっても美味しいわ」
「よかったですー」
「あ、とみかー。豆腐すくう、穴の空いたお玉ある?」
「ありますよー。ちょっと待ってくださいね」
……なんだか、とみかは甲斐甲斐しく動き回って、さっきから一口も食べてない。
「なぁ、とみか。せっかくお前が作ったんだから、もうちょっと落ち着いて食えよ」
「大丈夫だよ、お鍋だからちょっと遅くなっても」
「…そうとも限らないわよ」
「最後の豚肉もーらい!」
「みぎゃっ!?」
鬼かこいつら。
「…私の作った鶏だんごならあるわよ?」
「けほっ、けほっ。うー、まだ舌ヒリヒリいってる……」
「おまえ辛いものだめなんだからさ……。ほら、水いるか?」
「ありがと……へへ」
とみかは、舌を真っ赤にして涙を浮かべながら、なぜか口元には笑みを浮かべている。
「なに笑ってんだ?」
「えー、だって。楽しいじゃない?」
正面では、なおもギャーギャー騒ぎながら鍋をつつく者一名と、それを無視してお漬物
をポリポリかじってる者一名。それを見て、さらに顔をほころばせるとみか。
そうか……、部長があんなこと言い出さなかったら、今頃はこれと正反対の光景でご飯
食べてたんだな。
ほんの一日のことだけど、それでも笑顔の日は多いほうがいいに決まってる。
「うまいな、鍋」
「うん」
今日ばっかりは、秋山の無駄な行動力に感謝した。
夕飯の後片付けは全員で済ませ、とみかの部屋に集まった。
あれだけ食ったあとだと言うのに秋山が持ち込んできたお菓子を広げ、コタツ机を囲ん
でくだらないお喋りが始まる。
会話がひと段落したとき、冴木が気づいた。
「…さっきから黙ってるのがいるわね」
「お? とみかー? ……おーい、とみかー?」
発言がぱったりと止まっていると思ったら、とみかは座ったままこっくりこっくり船を
漕いでいた。秋山が頬をつついても反応なし。
「…張り切って、疲れたのかしらね」
「そうかも。寝顔も可愛らしいわねー……。ね?」
「いや、俺に振られても」
照れているのを気取られないに、軽くつっこんでおく。
「…確かに、もういい時間だわね」
時計を見ると、すでに時刻は夜8時を過ぎていた。
「帰るのか?」
「…そうね。そろそろお暇しましょう」
「そっか、じゃあ」
家まで送ろう、と立ち上がった矢先、
「…でも、その前に風間、あなたに話しておきたいことがあるの」
「は?」
いきなり何だよ、と言おうとしたが、冴木の表情は岩のように硬く、有無を言わせぬ威
圧感があった。こうなった冴木は、男だろうと獣だろうとビビらせる。
ていうか、なんだ一体? 何か怒らせるようなことしたか俺?
「…いいから、そこに座りなさい。正座!」
「えっ、ええ?」
わけもわからず、言われるままテーブルの横に鎮座する。傍らには、眠りこけるとみか。目の前には、腕組みをして、仁王のように立ちはだかる冴木。
「は、話ってなんだよ……」
「…もう少し前に座りなさいな」
「な、なんなんだよ一体……」
「…そこでいいわ。みずほ」
「アイアイサー!」
一瞬で何かを悟った秋山は、猫口をピカーンと光らせ、そして……。
寝ているとみかを俺の膝めがけてコロリと突き倒してきやがった。
「うわっ、ちょ、おい!」
避ける間もなく、とみかの頭はトサッと俺の膝に納まる。
「お、お前らいきなり何しやがる!」
「…さて帰りましょうかみずほ」
「そうねー。後のことは慎太にまかせて!」
「人の話を聞けっ!」
「だってー、さすがにそろそろ帰らないと夜道が危ないしー。でもとみかをこのままにも
しておけないでしょ?」
「ベッドに寝かしとけばいいじゃねえかよ……!」
「制服着たまま寝かすのもねぇ。それに、何も言わず帰って、起きた時一人じゃ寂しくない?」
「それは、そうかも知れないけどでもしかし」
一応、ほら、男と女なんだぞ? いや、もちろん俺にそんなつもりは毛頭ないことは断
っておきたいが、そうではなくて一般的倫理的いち学生的に見てだな。
「…安心なさいな。風間にそんな度胸も根性も甲斐性もあるとは思ってないから」
「そらさぞかし安心だろうなぁ!!」
つーか人の心を読むな。
「んぅ、んん……」
俺たちの声に反応したのか、すこし身をよじるとみか。
うぅ、確かにこれを起こしてしまうのは気が引ける……。
「じゃあ、わたしたちは帰るからねー! 後は若い2人でごゆっくり……、ムフフ」
と、いつの間にか2人は帰り支度を済ませ廊下に出ていた。速ぇなオイ!
「…傷物にでもしたらただじゃおかないわよ」
「安心してたんじゃないのかよ! つーかどういう意味かわかって言ってんのか……!」
「ばいばーい」
「…おやすみなさい」
「って、だからこのままにしていくなーっ!!」
必死の抵抗空しく、閉じられるドア。
2匹の狐の策略どおり、まんまと俺ととみかは2人きりで部屋にとり残されてしまった。
「……で、俺はこれからどうすればいいんだ?」
「……すぅ」
テレビも消えた部屋に響くのは、ストーブの低い唸りと細やかな吐息の音だけ。
太ももに感じる、程よい重み。というより、軽い。人一倍小さな体のとみかだから、頭
も軽いのだろうか。……けして失礼な意味ではなく。
「いつまでこうしてればいいんだ俺は……」
もうかれこれ30分も正座したまま、為す術もなく。
携帯をいじるのにも、とみかのつむじを眺めるのにも飽きたところだった。
「う、うぅん……」
「わひゃっ!?」
いきなりとみかが寝返りを打ち、顔をこちらに向けてきた。
急に動かれると、太ももが非常にくすぐったいから勘弁してもらいたい。
「すぅ……」
くそう、幸せそうに眠りやがって。
「……んぅ」
と思ったら、とみかは小さく唸って、少し身をよじった。心なしかちょっと顔が赤い。
「そっか、暖房……」
寝てるときは体温が上がるから、俺にはちょうどよくてもとみかには少し暑いのかもし
れない。とはいえ、ストーブは遠く向こうなのでどうしようもない。
仕方が無いので、机の上に置いてあった下敷きを使ってパタパタと扇いでやった。
肩まで伸びたおかっぱの髪の毛が、風の動きに合わせて揺れる。太ももをさらさらと撫
でて、少しくすぐったい。
手で触れると、量があって重みのある、しなやかな感触が気持ちいい。
ふっと、とみかが気持ちよさそうに笑ったので、そのまま頭を撫でてやった。
ちょっとは、寝苦しくなくなっただろうか。
久しぶりに顔を間近で見て、ふと思う。
「こいつ、昔からこの髪型だよなあ……」
前髪が目までかかる、ふわふわしたおかっぱ頭。変わってない。もみあげについたリボ
ンが、すこしおしゃれになったかな? と思わせる程度だ。
髪型もそうだけど、中身もずっと、子供の頃のまま。
小っちゃな頃から俺の後ろについてきて。引っ張って。追いかけて。
おせっかいなんだけど、世話を焼かされることのほうが多いのも変わらない。
「あ、でも……」
今日は、ちょっと見違えたかな?
きびきびと手際よく料理の支度をして、みんなの世話の焼く姿は、ちょっと昔のとみか
からは想像できなかった。とみかも、俺の知らないところで成長しているのかもしれない。
「身長の方はそうでもないみたいだけどな……」
とみかの全身を見渡して、苦笑する。
とみかは小さい。俺との背丈の差は、今や頭一つ分以上ある。その他の部分の成長も、
まあ、推して知るべしといったところだ。
秋山や冴木は、こんな風にからかい半分で俺たちをくっつけるようなイタズラをしてく
るけど、やっぱ兄妹みたいにしか感じられないんだよな。
それにほら、顔つきだって。
「変わって……」
苦笑しながら顔を見つめて。
「……あれ?」
ふと、違和感に気づいた。
まっすぐ綺麗に伸びたまつげ。細く通った、顎や鼻筋のライン。
……こいつの顔って、こんなにきれいに整っていたっけ?
俺の中のとみかのイメージは、はっきり言って小さい頃から変わってない。いつまでた
っても子供ぽい「女の子」。
けれど、今目の前で神妙な面持ちで眠っているとみかの顔立ちからは、見ているこっち
がドキッとするような、「女性」の魅力が溢れていた。
ずっと近くにいたのに、いや、だからこそ気づかずに見過ごしていたのだろうか。
奪われた視線は自然に、色彩の鮮やかな部分に集中する。
とみかの変化を象徴するように紅く、厚くなった唇。それはあまりに無防備で、けれど
こっち誘惑してくるようで、次第に引き込まれていってしまい……、
「って、うわあぁ!?」
とみかの眼前5cmのところで我に返り、慌てて頭を引く。
ちょっと待て……、今俺、とみかにキスしようとした?
「最悪だ……」
変態、痴漢と罵られても仕方ない痴態に激しく自己嫌悪する。
しかも、しかもだ。
「なんでちょっと元気になってるんだよ……」
目の前の女の子にどうしようもない魅力を感じてしまっていることを、股間の膨らみが
如実にあらわしていた。
ちょっとおかしいぞ俺。いくらとみかがその……、可愛かったからって、キスしようと
したりサルみたいに興奮したり。
「……だめだ、寝かそう」
このままだと、とみかに何をしてしまうかわからない。
たぶん、部屋に2人っきりというこの状況が、すこし妙な気分にさせてしまっただけ。
そう思わないと、明日からとみかにどんな顔を向けていいかわからなくなりそうだ。
深呼吸一つ。……なに、とみかをベッドに運ぶだけだ。何をためらうことがある。
「よっ」
とみかの体を抱き上げる。……本当に軽いなコイツ。そして、めちゃくちゃ柔らかい……、
って深く考えるな!
そして、およそ1時間ぶりに立ち……、
「あがっ!!?」
……ろうとしたところ、右足から電撃が走った。
少しも姿勢を崩せないまま何十分も座ってたら、そりゃ足も痺れるよな……。
「くっそ!」
とりあえず、痺れていない左膝の力だけを使い、片足で立ち上がる。
幸いベッドはそう遠くない。そろりそろりと、痺れる右足をかばいながら、ベッドまで
あと一歩の距離に近づいた。
「……よーし」
意を決して、左足を踏みだしたそのとき。
「なっ……!?」
左足になにかが引っかかり、動きを絡め取った。コタツの電源コード。
これも冴木の罠かっ、と思ったが、単なる俺の不注意だ。
ただでさえ人を抱えて不安定な状態。あっという間につんのめり、バランスは崩れる。
このまま行くと、ちょうどベッドにとみかを押し倒す格好になるって寸法だ。
「そうはいくかっ!」
しかし、こっちだってそんなヤワな運動神経していない。
もつれる左足をカバーするように、「右足」で踏みとどまる!
「☆※▼○*!!???」
いまだ体験したことのない猛烈な痛みに悶絶し、健闘虚しく、とみかもろともベッドに
倒れこんだのだった。
今回の投下は以上です。
続きはまた明日の夜に。次回はちょっとはエロい……かも。
>>302 長編乙&GJ…はまだ早いかな?後編も楽しみにしてますね。保守し続けた甲斐があった…
実は
>>218は俺で貴方に影響受けて駄文奇文を投下しまくった身なんでお言葉嬉しかったです。
影響受けたくせにこの出来かよというツッコミは無しの方向で…
夜が待ち遠しくて仕方ありません
>>303 自分のSSを読んで書き手になってくれた人がいるなんて嬉しいっす。
つーか、俺もまだSS書き始めて間もない修行の身なので。がんばらねばですね。
さて、続きです。
「つたたた……」
衝撃で混乱した頭は一瞬で正常に戻り、視界に白い天井が映る。
倒れこむ瞬間、空中で力任せに体を反転させ、なんとか俺ととみかの位置関係を逆転さ
せることが出来た。
押し倒しこそしなかったものの、十分問題のある格好だ。結局、ベッドの上で女の子を
抱きかかえているんだから。
「ん……、んんぅ?」
そして、最悪のタイミングで目を覚ますとみか。いや、無理もないけど。
「あ、うぇ、ぁぁ、慎太ちゃん……」
「よ、よう」
「えっと……、っっ!?? ししししし慎太ちゃん!?」
ポンと音が聞こえてきそうなほど、一瞬で顔を真っ赤にするとみか。自然な相槌を装っ
てみたが、無駄だったようだ。
「え、な、なんで!? あれ、わたしのベッド、……きゃっ!? 慎太ちゃん、下、ええ
ええっ!?」
「わかった、ちょっと落ち着いてくれ……」
「え、う、うん……。って、無理だよぅ」
無理だよなあ。でも頼む、言い訳を考える時間をくれ……。
しかし、頭はとみかの身体の感触でいっぱいになってちっとも働かない。
「あぅ……」
無理と言いつつも、困惑した顔を伏せて黙るとみか。
部屋に少し静寂が戻ると、ようやく頭の中も落ち着いてきた気がする。
「し、慎太ちゃん……」
「とみか、なんでこんなことになっているかって言うとだな、えーと」
「そ、そうじゃなくて……やや、それもそうなんだけど、腕……」
「腕?」
俺の両腕は、とみかを放り出さないように肩から背中に回され、そのままだった。
「あ、そっか。悪い」
「う、ううん……」
「……」
「……離さないの?」
「……」
そうだよな。ここは、今気づいた! とばかりにサッと手を離すところなんだよな。
だけど、だめだ。とみかの体はものすごく柔らかくて、あたたかくて……。ずっと抱き
しめていたい、なんて考えている自分がいる。
「……ねぇ、慎太ちゃん」
「ん?」
「く、苦しくない?」
「いや、とみか軽いし」
「もう……」
すこしふてくされた顔を、すぐにふっと綻ばせると、
「慎太ちゃん、あったかい……」
「お、おいおい」
持ち上げていた頭をゆっくりと胸にうずめてきた。早くなっている心臓の鼓動に気づか
れまいと緊張する俺をよそに、とみかはほぅ、とため息をついた。
「懐かしいね」
「懐かしいって、お前なぁ」
そりゃ確かに小さな頃はよく2人で遊んで、遊び疲れては2人一緒の布団で寝かされた
りもしたけれども。俺たちもう高校生なんだぞ?
でもまあ、それもとみからしいか、と漏れ出そうになるため息をなんとか飲み込んだそ
のとき、
「っ、お、おい!?」
いつのまにか、とみかは遊んでいた両腕を俺の背中に回し、ぎゅっと、力を込めてきた。
これ以上近くならないと思っていた距離がさらに詰まる。
「とみか……!」
「ごめん、慎太ちゃん、ちょっとだけ」
とみかのくぐもった声が、肋骨に響く。
「ちょっとだけ、こうさせて……」
すこし、腕の力が強くなる。密着した体の狭間が熱を帯びる。
「慎太ちゃん。ドキドキ、してるね」
とみかの表情は見えない。けれど、声にはすこしからかうような空気を含んでいた。
「……それは、お前もだろ」
だから、少し枯れた声で、そう言い返してやった。
とみかが胸に耳を当てて俺の鼓動を聞いているように、こっちにも伝わってくる。ちょ
うどお腹の辺りに感じる、とみかのバカみたいに強くて速い心臓の音。
とみかは、ふふっと笑うだけで何も言わなかった。
今日何度目かの静寂。唸るストーブは、そろそろ止めたほうがいいんじゃないかと思う。
2人が密着して、どれだけ時間がたっているのか、よくわからない。頭の中はぼぅっと
して、何も考えられない。
とみかの抱擁の意味。それはなんとなくわかる。
日ごろ向けられる好意には気づいていたけど、それはただ単なる幼なじみとしてのもの
だと思っていた。
こんな積極的に「女の子」としての好意をぶつけてくるとみかを、俺は知らない。今日
はもう、とみかに驚かされてばっかりだ。
そして俺は、その好意に答えそうになってしまっている。
あまりに突発的過ぎて、いまいち心の準備とか、踏まれるべき段階とかが無視されてい
るような気がするけど、この張り詰めた空気に流されてしまいそうだ。
それに、もう体の方は限界だ。ただでさえあんなに反応していたのに、こんなに寄り添
ってしまっては……、って、何か大事なことを忘れているような。
あ。
「お、起きるね」
さすがに恥ずかしさに耐え切れなくなったのか、真っ赤な顔を起こそうとするとみか。
ちょっと待て。今動かれるとなにか非常にマズイ気が……。
ぴくり。
「えっ……?」
「……うあ」
そう、さっきまで俺は煩悩全開の興奮状態で。
とみかの体が密着して、とみかの匂いがすぐそこからして、とみかの顔がすぐそばにあ
る今の状況で、それが治まっているはずなんてなかったんだ。
「し、ししししし、慎太ちゃん……っ、これっ……」
それは、まだなおギンギンに硬直しており、押さえつけてくるとみかのお腹を押し返し
ていた。
とみかはそのカタマリを確認するかのようにお腹をグリグリと、
「って、う、動かすな!」
我慢も空しく、さらにぴくりぴくりと反応するペニスが、さらにとみかのお腹を叩く。
「う、うわ、うわわわわわわっ」
……もう言い逃れは出来ないな、こりゃ。
「し、慎太ちゃん、ここここれ、なんで」
「い、いや、違うぞ、これは」
違わない。なにも違わない。
「違うの……?」
って、なんでお前がそこでちょっと残念そうな顔をするんだ。
2人して、どういう反応をしていいのかわからずオロオロする。
いや、俺としては早くとみかにどいてほしいんだが、なぜかとみかは離れない。
「ね、ねぇ、慎太ちゃん」
「な、なんだよ」
「わたし、わたしを抱きしめたから、こうなったんだよね……?」
実はその前からこうなってたりするのだが、そこは伏せよう。
「……そうだよ。いや、その、わりぃ」
「そ、そっか……」
そこでまたちょっと嬉しそうな顔を返してくるとみか。ちょっと待て、さっきからリア
クションの一つ一つが全然意味わからんぞ。
「……わたしね」
とみかは、俺に乗っかったままさらに言葉を続ける。
「慎太ちゃんには、部長がお似合いなのかなって、思ってたの」
そして、何の脈絡も無く、さらに意味不明なことを言い出した。
「は、はい……?」
「だ、だって、部長って、いつもはあんなだけど、すごく女の子らしいところあるし、慎
太ちゃんも、部長と話してるときはすごく面白そうに笑ってて、ああいうのいいな、慎太
ちゃんに合ってるな、って思ってて」
「いや、それは……」
部長と話して笑ってるのは、とみかも冴木も一緒だろ。つーか俺、秋山の女の子らしい
ところなんて1ミリも見たことないぞ。
「それに、部長ってけっこう美人だし、……冴木さんは別格だけど、スタイルも整ってるし」
そ、そうかあ? 顔はあんまり意識したことないけど……、悪くないか。スタイルもま
あ出るところは出てる……。
って、ちょっと待てよとみか。
「だからね、嫉妬みたいで嫌なんだけど、……私じゃ、かなわないなぁって」
そんなことない。だって俺は。
「身長も、たまに小学生に間違われるし、胸も、そ、育ってないし、顔だって……」
そんなことない。じゃあ、さっきお前の寝顔にあんなに惹かれていた俺はなんなんだよ?
「だから、だからね……あっ」
そんなことない。そんなことないって。
俺は、離れかけていたとみかの体を再び抱き寄せた。
ちっさくて、あたたかいぬくもりが、胸の中によみがえる。
股間の膨らみはまだ全然治まっていなかったけど、むしろそれを押し付けるように力を
込める。
「あ……。だ、だからね! 慎太ちゃん、こんな私じゃ、ちっとも魅力感じてくれないん
じゃないかって! こんな私じゃ、好きに……」
……ああ、そうか。とみかは、やっぱり変わってない。
いつも朗らかで、でも、肝心な時にすぐに弱気になっちゃって。
もうずっと、こいつは俺にとって「放っておけない女の子」だったんだ。
抱きしめる手に、ぐっと力を込める。
「あのさ、とみか。正直に言うとさ、俺、今すごく興奮してる」
「……うん、わかるよ、いやでも」
いやでも、か。
「でもさ、すげー馬鹿だと思うだろうけどさ、男のコレって、わりと簡単に反応するんだ。
例えば……、あー、もう秋山でもいいや、あいつとこういう状態になっても、たぶん、そ
の、勃ってると思う」
とみかは何も言わない。
「でもさ、その先まではいかない。いくら興奮したからって、好きじゃない女の子となん
てしたいとは思わない」
胸板にかかっていた重みが離れる。とみかは、のそのそと前進して、顔を真上において
言葉を待った。
「俺、とみかのこと好きだ。好きだから、そういうことも……、……セックスもしたいっ
て思ってる」
たぶん、ずっと前から心の奥にあった気持ち。素直に、言うことができた。
とみかは、一瞬表情を固めて、でもすぐ照れたように笑い出して、そして、両目からポ
ロポロ涙を流し始めた。
「本当……? 慎太ちゃん、私のこと好き……?」
「ああ、本当に好きだよ」
涙が一滴、ほっぺたに当たる。
「で、でもいいの? わたし、こんな小さい体で」
「いや、それもういいから。……ほら、泣くなって」
「え、えへへ、ごめんね……。ひぅ」
頬を伝う涙を、シャツの袖でちょんちょんと拭ってやる。
くすぐったそうに笑うとみかの唇は艶めかしく動いて……、だめだ、もう我慢の限界だ。
「あっ……」
そのまま右手を襟足に回し、ぐいっと引き寄せる。
顔が近づくにつれ、お約束に従うようにまぶたを閉じるとみか。
その顔を……、ひっつく寸前でピタリと止めてやった。
「え……?」
訝しげに目を開けるとみかの顔が、おあずけをくらった犬みたいですこし面白い。
キョトンとした顔の目と鼻の先で言ってやった。
「俺、とみかからまだ何も言われてないんだけど」
「え、えぇ? だ、だ、だって、言って」
「言ってない」
きっぱりと否定する。
「俺は言った。だから、ほら、言って」
眼前10センチで潤んだ瞳をきょろきょろさせるとみか。あーもう。
「ほらほら」
ニヤニヤ笑いながら催促する俺に、とみかは、
「も、もう!」
「っ!?」
照れ隠しのように、勢いをつけて強引に口づけてきたのだった。
「ん……、んぅ」
「む、ん……」
閉じた唇を、ただ重ね合わせるだけのキス。
でも、とみかは目を閉じて、必死に顔を寄せてくる。
指で触れたときより、何倍も柔らかく、あたたかく感じられて、……めちゃくちゃ気持
ちいい。
でも、なんかもっと……。
「……ん、んん……あむ」
「〜っ! ……んっ、…………あむ、んぅ」
ちょっと唇でついばむようにしてやると、意図が伝わったのか、同じことを返してきた。
柔らかな肉がぶつかりあうだけじゃなく、混ざり合う。すこし漏れた唾液で、互いの唇
が湿る。
「ん……んんっ、ぷはっ……!」
初めてのキスにしてはずいぶん長い時間(と思われる)をこなし、とみかは息継ぎする
ように離れた。リボンのついたもみあげがふわりと揺れる。
とみかは胸に手を当てて、呼吸を整えている。……俺、とみかとキスしたんだよな。
なんだか現実感に乏しい。
「や、やだ、なんか、慎太ちゃん……」
「な、なんだよ」
「しつこい……」
ショックで頭を抱えそうになった。
俺にとってもファーストキスだったのに、まさかその感想が「しつこい」だなんて……。「わ、悪かったな! なんとなく、ああしたかったんだよ!」
とみかはなんて言い返したらいいかわからない、という風にモジモジしてみせた。
……でもまあ、嫌そうではないから、よしとしよう。
「あのさ、とみか」
「な、なに、慎太ちゃん」
「お前ずっと俺に乗っかったままなんだけど……、そろそろ起きないか?」
「あ、ご、ごめんなさいっ!」
今度こそ、飛びのくように俺から離れるとみか。
そのままベッドにぺたりと座り込み、少し乱れたシャツの裾を直している。
「悪いんだけどさ、とみか」
「なに?」
「俺、まだ満足してない……」
「えっ、あ、しん、んんっ……」
シャツの裾を直すのは、もうちょっと後にしたほうがいい。
「ん、んむ、ぅぅ……」
しつこい、と言われたからにはもう開き直るしかない。
押しつぶすように唇を引っ付けて、今度は少し吸い付くようにしてみる。
「あっ、む、んんっ、やぁ……ん」
少し顔をしかめつつ、けれど唇は離そうとしないとみか。……やっぱ、俺のやり方って
しつこいのかな。恋愛映画の真似事っぽくやってるつもりなんだけど。
「んっ、……っ、はぁ、はぁ……」
「……悪い、とみか。苦しかった?」
「う、ううん。そ、そうじゃなくて……」
深呼吸で必死に酸素を取り込みながら言われても説得力がないんだが。
「な、なんだかね。……気持ちよすぎて、唇、いっぱいいっぱいになっちゃって……」
「いっぱいいっぱいって……。いや、わかるけどさ。俺も、なんか必死だったし」
「うん、私も……。えへへ」
一緒だったことが嬉しいらしく、赤い顔を綻ばせるとみか。
その様子がまた可愛らしいので、三度目のキスをしたくなるのだが、それよりも。
「とみか……」
「うん? ……あ、そ、そうだね」
見つめただけで、言いたいことは伝わったらしい。つーか、さっき言ったもんな。
「その……、エッチしたいんだよね? 慎太ちゃん」
ああ、エッチって言えばよかったのか。さっきセックスって言ったとき、どうも口慣れ
なくて違和感が残ると思ったら。
「したいよ。したいけど……とみかがいいって言わなきゃ、やらない」
「い、いいよ」
「早いなオイ!」
もう俺、こいつを昨日までと同じ目では絶対に見れない。
「だ、だって、わたし、ずっと慎太ちゃんに求めて欲しかったんだもん! そ、それは、
エッチとか、怖いけど……。求めてくれたんだから、応えたいもん……!」
唇をキュッと一文字に結んで、俺を見据えてくる。求めることを、求めてくる。
とみかは真剣だ。迷いなんて、微塵も感じられない。
じゃあ俺も、真剣に応えないと。
「わかった、じゃあ、……しようか?」
「う、うん」
微妙にぎこちないノリで、2人の夜は始まった。
今回は以上です。やっと発情してくれました。
というわけで、明日はエロです。ガチエロです。読んでいただければ幸い。それでは。
315 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 12:31:01 ID:NJBsrtKN
GJ〜。いいねえ、エロが楽しみだよ。
しかしなんだ・・・、人少ないのか?
否ッ!!
待ち望んでいるものは居る!!
とりあえずここに一人ね
NON!
ここにも昨夜からオナ禁までして備えてるのが一人 ノシ
トレヴィアーン!
続きを待ち望んでおります
待ってる人がこれだけいるというだけで幸せ。
さて、続きです。前置き読んでない人は、なんか2人の仲と雰囲気が急速に
いい感じになったんだと思うとよいです。
8レスずつに分割の予定だったんですけど、明日の夜都合で投下できない、
エロシーンが半分に割りにくい、
>>317の健康が危惧されるなどの理由により、
残り14レス一気に投下してしまいます。長くなって申し訳ない。
さて。
「…………」
どうやって始めたものだろう? キスはなんとなく勢いをつけてやってしまったけど。
とみかも、視線を合わせたり外したりを繰り返している。
やっぱりここは、男の俺がリードしないと駄目だよな……。またキスから始めてみるか。
意を決して、とみかにすり寄ろうとしたその時、
「で、電気消そっか!」
いきなりの提案。なるほど、テレビなんかではお約束のシチュエーションだ。けど……。
「いや、別に消さなくても」
いいような気がする。外も真っ暗だから、何も見えなくなるし。
「い、いいから、消そ? ちょっと待ってね……」
言いつつ、立て膝をついてベッドの上をヨチヨチと歩き始めるとみか。俺を横切り、ベ
ッドの端から室内蛍光灯の紐に手を伸ばした。
「ん、んしょっ、あれ」
普通に立てばいいのに、必死に背を伸ばして紐を掴もうとするとみか。
なんだかその背中は、非常に無防備で。
「よっ、あっ、届いきゃっ!?」
「だから、消さなくていいって」
そして、妙にいじらしかったので、堪えきれずに抱きしめた。
両手を腰の辺りに回し、顔を肩に寄せる。並ぶ2つの顔。おかっぱ頭のさらさらした感
触が頬に触れる。
「慎太ちゃん……、あっ」
「とみか……、するな?」
「……うん、しよう……」
了承が取れたことを確認すると、両手はとみかの体をまさぐり始めた。
腰から抱きしめたことに深い意味は無かったが、その細さにちょっとびっくりした。
細いと言うより、薄っぺらい。回した腕が大きく余る。
そのまま手のひらで、制服のワイシャツ越しにとみかの体の感触を確かめる。
「ん……」
とみかのお腹は、自分の筋張った腹筋とは違う、贅肉のそれともやはり違う、微妙な柔
らかさがあった。なんだか、ウサギを抱いているような気分だ。
そして、手のひらに少し力を入れながら、胸のほうへとスライドさせる。
「……っ! や、ふぅぅん……」
ほんの少し。ほんの少しだけれど、なだらかに膨らむ乳房の感触を見つける。ワイシャ
ツの厚さに見失いそうになるその感触を、手のひらで押しつぶすように何度も確かめる。
「やぁぁ、押し込んじゃ、ダメ……」
少し声を震わせながら抗議してくるとみか。
押し込むのが駄目なら、と揉んでみることにした。豆腐を掴むみたいにやんわりと下か
ら上に指を動かすと、くにっと動く柔らかな乳房の感触が手のひらを満たす。
「ん、あ、……っ」
「とみか、……どう?」
「く、くすぐったい、かも」
不快ではない、という意味に捉え、少し力を強めて揉み続ける。
顔をさらに前に寄せて、頬と頬をくっつける。とみかの匂いが近づく。
「あ、あぁ、あっ……ん、慎太ちゃん」
喘ぎ声、というよりは断続的な溜息がすぐ近くで聞こえて、それだけで怒張しているペ
ニスがさらにビクリと反応する。
「ん、んん、はぁっ、ね、ねえ、し、慎太ちゃん!」
「あ、わ、悪い。痛かったか?」
「ううん、そうじゃなくて。……横になろうよ。ちょっと、この体勢」
確かに、ずっと立て膝をついたままでは疲れてしまう。
「じゃあ、ほらっ!」
「きゃっ!」
ヒョイと横に退くと同時に、とみかの肩を思いっきり後ろに引っ張ってやった。
あっけなく仰向けに倒されるとみか。
「も、もう! びっくりさせないでよ……!」
「あはは、悪い悪い」
ベッドの上でむくれるとみかに、間髪いれずに覆いかぶさる。
「あ……、まだ触るの……?」
「うん、まだもっと触りたい」
「そ、そっか。あ、でもその前に……」
「ん? ああ、そうだな」
「えへへ……。ん……ちゅっ……」
求めてきたとみかの唇に、3度目のキスを重ねる。
ついばんでは離し、ついばんでは離しを繰り返して、柔らかな弾力を楽しむ。
「んちゅ……ふ……、……あっ、や……っ、んっ」
キスをしながら、片手で乳房を撫でる。……はて、先ほどまでの感触が。
「お、おっぱい、なくなっちゃったでしょ……?」
「あー、うん」
寝転んでしまったせいで、もともと大きさのない乳房はぺたんと寝てしまってシャツの
厚みに隠れてしまった。
「ごめんね……」
「いや、謝られても」
わりととみかの体に触れているってだけでも楽しかったりするし。
でも、もうそろそろ……。
「とみか……、脱がせていいか?」
「え……? あ、ちょ、ちょっと待って!」
「待ってって言われても……。いつまで待つんだよ」
「だ、だって、えーと」
なにやら急にオロオロし始めるとみか。
「え、えーとね。じゃ、じゃあ、慎太ちゃんが先に脱いで!」
「は、はぁ? いや、別にいいけど、なんで?」
「な、なんか先に脱ぐのは恥ずかしいの! だから……」
気持ちはわからなくもない。まあ、どのみち俺も脱ぐつもりだったし。
緩めていたネクタイを解いて、めんどくさいので下着ごとワイシャツを脱ぐ。
外気で肌がひんやりとして、思っていたより汗ばんでいたことに気づく。
とみかは寝そべったまま、惚けた顔で俺の脱ぎっぷりを見ていた。
「……あんまり見るな」
「み、見てないよ」
見てただろ。
「見てないから……、慎太ちゃんも、あんまり見ないでね……」
「それは悪いけど約束できない」
「なぁっ!? や、ちょっと」
とみかの抗議を無視しつつ、ネクタイをするりと解き、ワイシャツのボタンをプチプチ
と外していく。
「や、やぁ……っ」
最後のボタンを外してシャツを開くと、水色のブラジャーで覆われた乳房以外の素肌が
暴かれた。
とみかの素肌は血色のいいきれいなクリーム色をしていて、驚いたことに、本当になん
の汚れもできものもない、滑らかな曲面が広がっていた。
貧弱な腹筋が淡い陰影を作り、その真ん中には小さなおへそがちょこんと。
抱きしめた時も思ったけど、やっぱり細い。
「や、やだぁ、ちょっと、見ちゃ……」
「ブラジャーも外すな」
「あ……や……」
「背中、浮かして……」
「え、前に、ホックあるでしょ?」
「え? あ、ああ、これか」
真ん中にプラスチックの止め具があった。……でもこれ、どうくっついてるんだ?
「えっと、これ、あれ……?」
「ああ、違うの。これはね、こうやって……」
俺の手に割り込んで、止め具をクルッと半回転させながら器用に外してみせるとみか。
いや、まあ着けてるんだから外せて当たり前なんだが。
「って、なんでわたしがブラ外してるの!」
「ごくろうごくろう」
2つに分かれた水色の布を取り払うと、ごくなだらかな双丘と、周りの色彩より少し色
濃い乳首があらわになった。
「〜っ!」
恥ずかしさから目をキュッと閉じて顔を逸らしてしまった。また顔が真っ赤になってる。
「……とみか、さらに恥ずかしくなるだろうから言いたくないけどさ」
「…………なに」
「お前、すっごいきれいだ」
「〜〜っ!」
困惑して妙な唸りをあげるとみか。けれど、それは俺の本当に素直な感想だった。
確かに胸は小さいけれどきれいな形をしているし、肋骨から腰への曲線はきゅっとくび
れていて、女性らしい魅力を備えていた。それに加えてシャツもブラジャーも脱ぎかけ、
という絵面がまた扇情的でそそる、というのもあるけれど。
「触るな?」
小ぶりな乳房に、直に触れる。その瞬間、怯えるようにビクッと体が反応した。
「あっ……、やん……」
ふにふにと形を変える柔肉を5本の指を使ってつまむように揉みしだく。しっとりとし
た肌触りと例えようのない柔らかな触感に、指先の神経まで性感帯になったような気分に
なる。
「ふぅ、あ、あぅ、やだ……ぁ……」
すると、手で味わうだけじゃ物足りなくなって、自然に――
「れろ……」
「きゃっっ! や、慎太ちゃん! そんなこと、やだ……っ!」
胸に触れる手を休めず、胸の中間あたりに顔を近づけて舐め上げた。肉のついていない
ところで柔らかさはなかったが、その分つるりとした肌の滑らかさがわかる。味は、思っ
てたほどしない。
「ひゃっ、ああ……、……って、ちょっと待って、わたしシャワー浴びてない!」
「大丈夫だって、ぜんぜん匂いなんてしないし、汗、サラサラしてる」
「そ、そういう問題じゃ……。……ひゃんっ!」
乳房をくっとつまみ上げて、その登頂にある小豆大の乳首に吸い付いた。ちょっと固く
なってるそれを口内の舌でつんつんと突く。そのたびに、クンックンッととみかの体が小
刻みに揺れる。
「んっ、んんっ、あう、ああっ!」
漏れる声に、だんだん水気がこもってくる。
もっと、もっと乱れた声を聞いてみたい。唇を歯に被せて、乳首を少し強く噛んでみる。
「ひゃっ、あ! ああぁっ!」
途端にビクッと弓なりに跳ねる体。
「だっ、だめ、強くしちゃ、やだよぅ……」
唇を乳房から離して、息が荒くなっているとみかの頬を掴み、聞いてみる。
「とみか、気持ちいい?」
「はぁ……、……う、うん。なんだか、全身、キュッてなっちゃって……」
「そっか。俺も、もうさっきからはち切れそうだ」
「ふふ、はち切れちゃうの?」
とみかはちょっと目線を下にやり、今は下を向いてとんがっている制服のズボンを見やる。
「ねぇ、慎太ちゃん。ちょっと起きていい?」
「え? あ、ああ」
言われて後ろに退く。
少し距離をおいて見るとみかは、脚をもじもじと閉じて、シャツははだけていて、顔は
上気していて……。少しぞっとするくらいにエッチだった。
とみかはのそっと起き上がると、半裸のまま四つん這いでこっちに近づいてきて、
「……なんか、慎太ちゃんばっかり、ずるい」
「おっ、おい……、むぐっ」
虚を突くようにするりと懐に入ると、あっという間に唇を重ねてきた。
腕を俺の肩に回し、抱きつくようにして。
「ん……む……」
吸い付いてくるようなキスを短く終えると、
「わたしも、慎太ちゃんの体、触りたい……」
「え、あ、ああ、そっか」
そういうもんか。
「じゃあ……、ど、どうぞ」
「……なんか、そうやって改めて促されると恥ずかしいよ……」
どないせえと。
うう、と戸惑いながらも、胸板をぺたぺたと触り始めるとみか。
「男の人は、おっぱい触られても気持ちよくない?」
「男の胸をおっぱいと呼ぶのはどうかと思うが、俺は気持ちよくない、と思う」
「そっか……。でも、慎太ちゃんけっこう筋肉ついてるね、硬い……」
「まあ、誰かさん曰く運動だけが取り得の男だからな」
そういやあいつら、俺たちがこんなことになってるなんて予想もしてないだろうなあ……。
「ふふ。でも、ホントに慎太ちゃん、たくましくなったね……」
呆とした表情で、胸板にそっと頬を寄せてくるとみか。ふわふわのおかっぱ頭が当たっ
て、すごくくすぐったい。
「ぺろり」
「〜〜っっ!」
いきなり胸の間に走る、すこしざらっとした潤いのある刺激。
「ふふっ、お返し」
ちょろっと舌を出して、したり顔で見上げてくるとみか。こ、こいつ……。わかった、
上等じゃねえか。
「じゃあ、お返しのお返しだ」
「えっ、あ、ちょっと慎太ちゃん、んむっ、んぅぅぅ……!」
生意気な笑顔の細っこい顎をちょいと掴み上げ、半ば強引にキスをした。
今までのはちょっと仲良くしすぎたから、激しく攻めるように口づける。唇を押し分け
るように舌をねじりこませ、無理矢理それに応じさせる。
「んちゅ、ぷあ、しん、みゅ、んむっ、ん……、しんたちゃ、あむ……」
2人でちょっとずつ、舌の絡ませ方を学んでいく。重ね合わせたり、一方が舐め上げた
り、左右からこすり付けあったり。そのたびに、どろりと熱い唾液が交換され、溢れる。
「じゅる……、あぅ、やっ、んっむう……、こぼれちゃ、う……、あ……っ」
もうすでに、とみかの口からは唾液が一筋流れ、雫をこぼしている。構わず、俺は馬鹿
みたいに分泌され続ける唾液をとみかに流し込む。キスの潤滑油が溢れるたび、快感が強
くなっていく気がした。
「ゃ、ん、ちゅぅぅ、ん……、ぷは! はぁ、はぁ……」
さすがにお互い息が切れてきたので、唇を開放する。
「はぁ、はぁ、とみか……。……おい、とみか?」
「ふぇ、あ、だ、だいじょうぶだよ……」
ちっとも大丈夫そうじゃない。目はすっかりとろんとしていて、どこに焦点が合ってる
のかわからなかった。
「とみか……」
「ご、ごめんね。大丈夫だから。それより、ちょっと放して」
「あ、ああ、悪い」
腕をするりと離すと、糸の切れた人形のようにぺたりと座り込んでしまった。
「ひゃっ!?」
と思ったら、急に飛び上がって後ろに尻餅をつくとみか。
「お、おい、ほんとに大丈夫かよ?」
「違うの、なんか冷たくて……、あ」
何かに気づいたらしいとみかは、伏目がちにオロオロしはじめた。
冷たい? なんのことだ?
とみかに詰め寄ろうとして、ベッドに手をついたとき、その意味を理解した。
「あ……」
手のひらに触れる、湿った感触。すこしぬめっとしている。
「とみか、お前……」
「や、待って慎太ちゃん、これは」
とみかの制止も聞かず、ほっそりとした両脚に手をかける。
「やぁっ、だめ、開かないで、慎太ちゃん……」
とみかは両脚をぐっと内股にして閉じているが、うまく力が入らないのか簡単にこじ開
けることが出来た。
白くむっちりとした太ももの間には、レースのついた、ブラジャーとお揃いの水色のシ
ョーツ。その中心部が、他の部分に比べて少し色が濃くなっていた。
「とみか、ぐしょぐしょだ……」
とみかはいやいやするように首を振って、何も答えない。目じりには羞恥からか涙が浮
かんでいる。
「そんな、気持ちよかった……?」
「……っ、わ、わかんない。だって、こんなになったの、初めてで……」
自分の体が、今まで体験したことの無い状態になるのは、確かに怖いのかも知れない。
けど、なぜか俺としては妙に嬉しい気分だった。
「とみか、ちょっと力抜いて」
言いつつ、両脚をさらに少し開かせて、濡れそぼったショーツに顔を近づける。
「えっ、ちょ、慎太ちゃっ、だっ」
近くで見ると、濡れて透き通った生地の向こう側がうっすらと見える。少し生い茂った
陰毛が裏側にぴちゃりと張り付いていた。
おもむろに、潤いの源となっている部分に手で触れてみる。ショーツに染み込んだ愛液
は、外気に触れて少しひんやりとしていた。
「っ! あ、ああ、慎太、ちゃん、触らないで……、あう!」
そのまま指3本で押し込むように触る。がたりと両脚が震えるが、スカートが邪魔でと
みかの表情は伺えない。
とみかの秘部は、まさに肉の割れ目といった感触だった。中心に据えた中指だけが沈み
込んでいきそうな。
そのまま、少しこね回すようにして優しく力を込める。生地から、少し粘性のある液体
が滲んで指を塗らす。
「は、ああ、うぅ! あ、やぁぁ、あぅ!」
筋肉が緊張していると、挿入したときに相当痛むらしい、というのはエロ本からの受け
売りだが、それを信じてとみかの陰唇を揉みほぐす。
ひきつけを起こしたように痙攣する太ももがいじらしくて、ついそっちも左手で撫で回
してしまう。手のひらいっぱいに広がるすべすべした手触りと弾力。
「し、やだっ、くすぐった、いう、だめ、降りてきちゃ……う!」
指先が少し温かくなったかと思うと、動きに合わせてクチュクチュと水っぽい音が立つようになった。今や、ショーツのほぼ全域に愛液が染み渡っている。
「はぁ、はぁ……っ、うっ……ん」
「感じるか? とみか……」
「うん、うん……、わたし、もう……」
限界だ、と言わんばかりの切ない表情。それは俺も同じだった。
「もう、脱がすぞ?」
「え、う、うん、でも」
「ほら、ちょっとお尻浮かせて」
「も、もう……」
強引な俺の言うままに、とみかはクッと下半身を浮かせた。
愛液が染みこんで重くなったショーツを脱がすと、ニチャッと音がしてとみかの陰部が
露出した。が、すぐにパタッと脚を閉じてしまう。
「……おい」
「だって、慎太ちゃんエッチだから絶対見たがるもん」
とみかは上体を起こして、涙を溜めたふくれっ面を返してくる。おお可愛い。
「わかった、見ないから……」
「嘘」
だから、どないせえと。そんなこと言ってたら最後まで出来ないだろ。
「慎太ちゃんも、脱いでよ」
「……わぁったよ」
とみかに睨まれながら、いそいそとベルトを外して、中のパンツごとズボンに手をかけ
る。……うわ、俺ももう中はすっかり……。
「……ほら」
「うわ」
あ、こいつ今素で引きやがったな。
もうかれこれ1時間近く充血しっぱなしのペニスは、さんざん溢れた我慢汁によってヌ
ルヌルのテラテラだ。パンツの中の惨状はあまり想像したくない。
「あんまり見るな」
…………反応がない。とみかの視線は一点に集中し、表情は引きつっている。
「おい」
ズボンを膝までずり下ろしたまま前進すると、とみかはおののいて後ろにずり下がる。
「とみか……、犯罪者を見るようなリアクションはやめてくれ」
「だ、だってそれ」指差すな。「それを、その、わたしに」
「ああ、入れたい」
「ふわあ」
怖いのか感動してるのかどっちなんだ……。
「ちょ、ちょっと触ってもいいかな?」
「……あんまり強くやるなよ」
「うん、わかってる」
ほんとかよ。
よちよちと前進してくると、文字通り腫れ物に触るような手つきでペニスを包む。
……うわ、とみかが、俺のに触れてる……。
「きゃっ、た、立った!」
「あ、あんまりはしたない言葉を使うな!」
「だ、だって……。うぅ」
それでも懲りずに、ペニスいじりをやめないとみか。
時々、まとわりついたカウパーの感触にうわ……、と唸りつつ、形や温度を確かめている。
「慎太ちゃん、気持ちいいの?」
「むずむずする……」
とみかの指は、敏感な部分に当たったり当たらなかったりで、なんともじれったい。
「そっか、じゃあ、ちゅっ」
「っ!?」
いきなり、とみかは亀頭の先端に短くキスをした。唇に少しついた液体を指で拭う。
「えへへ、キスしちゃった」
「お、お前は……、まったく!」
「きゃっ!?」
もう我慢ならない。とみかの肩を掴み、強引に押し倒す。
「し、慎太ちゃんっ」
「お前が悪いんだからな。もう、やめてって言われても、止まらないからな」
「うん、いいよ、だって、わたしもさっきからずっと」
「……そっか。んっ」
「ん……、ちゅっ、あむ、うにゃ、む」
今日何度目になるかわからないキスを交わす。
「んぷっ、ぷは、慎太ちゃん、もっと、体重預けていいよ……」
「ああ、わかった……」
キスをしながらスカートの下に手を伸ばし、露わになっている陰部に指を触れる。
肉ヒダのスリットに指を沿わせ、シュッシュッと縦に滑らせる。快感に悶えるとみかの
うなりが、繋がりあう口腔に響く。
「……! あ、ああっ! だめ、こすっちゃ、んむ……!」
「はぁっ、指、ちょっと入れるぞ」
「っあう! あっ、もっと、ゆっくり、ああ!」
中指をクッと曲げ、第一関節までを挿入して、同じく縦の運動。
指先で感じるとみかの中は、どろどろして熱くって、皮膚が溶けてしまいそうだった。
「んっんっんぅっ! あ、や、気持ち、いいよぉ……」
口をぱくぱくさせながら、感じていると自ら宣告するとみか。なんだかすごく嬉しくなる。
キスした状態から、首筋、鎖骨、胸へとゆっくりと下を這わせていく。ぶるりと震える
とみかの皮膚。そのまま、ピンと立つ乳首に吸い付いた。
「やん! あ、おっぱい、だめだよ、舐めちゃあ……」
吸引しながらキュッと上に引っ張ると、乳首はパッと唇から離れ、わずかな乳房がぷる
んと揺れて元に戻る。それを何度か繰り返す。
「んあっ! なんだか、おもちゃに……んんっ! されてるみたい……」
「してねえよ。人聞きの悪い」
楽しんでるけど。
「はぁ、はぁ……。ねぇ、慎太ちゃん。もう、そっち、いいよ」
そっちとは、右手でずっといじくり回している陰部。愛液ですっかりどろどろになって
いた。
「もう、大丈夫か?」
「うー、わかんないけど……、たぶん、今ならそんなに痛くないと思う」
「そっか、じゃあ」
膝関節を鷲づかみにすると、性器がちゃんと見えるようにグッと持ち上げる。
ヒダ状の割れ目は思っていたよりピタリと閉じていて、本当に自分のが入るかどうか疑
わしく思えた。
「あん、ちょっと、やだ、あんまり広げないで……」
「しょうがないだろ……。脚、このままにしてろよ」
「う、うん」
少しでも入れやすいように、指で少し入り口を開けて、ペニスの先端をあてがう。
とみかとの一線を越えてしまう瞬間。
「できるだけ、ゆっくり入れるな」
「うん、お願い……」
とみかの腰骨のあたりを掴んで、少しずつ挿入していく。亀頭の先から、徐々に熱い粘
膜に挟み込まれる。
「う……ぁっ!」
「やっぱり、痛いか?」
「んっ、よ、よくわかんない」
「わからないって、お前……」
「慎太ちゃんは、どう? 気持ちいい?」
「……よくわかんない」
「ふふっ。じゃあ、もっと来て……いいよ」
とみかに促されるまま、腰をさらに押し進める。
「くっ……う、あぁ! ……っ」
苦しそうに悶えるとみか。目じりに少し涙が浮かんでいる。
「なぁ、やっぱり痛いんじゃないか?」
「ほ、ホントによくわかんないの。だから、続けて……」
「いや、一応全部入ったんだけど」
「ふぇ」
とみかは少し顔を持ち上げて、結合部を見る。お互いの股がピッタリと合わさっていた。
「あ、ホントだぁ……。す、すごいね」
微妙な表現をするやつだ。
「動かしたいんだけど、大丈夫か?」
「うん。だけど、ちょっとずつね」
「わかった。その前に……ん」
顔を近づけて、キスをする。体が小さいから、ちょうどしやすい位置に頭がある。
「ん……、ちゅ、うん」
「む、ん、……動かすな」
「うん、……ぁ、ああっ」
カリの部分までを残してペニスを引き抜き、そしてまた挿入させる。言われたとおりに、
できるだけゆっくりとしたペースでそれを繰り返す。
「ん、あ……、あ、うう、動いて、る、んっ」
ペニスがずるりと移動するたびに、内壁が竿全体を締め上げるように圧力をかけてくる
とみかの中。けれど、その内壁はどろりと熱くて柔らかくて。
「とみか……、すごくいい、気持ちいい……」
「はぁっ、う……、ん! わ、わたしも、ん、気持ちいいの、きてるよ……」
こんなの、これ以上のペースで動いたらすぐに果ててしまいそうだった。
だから、出来るだけ緩慢な動きで、じっくりととみかとの繋がりを味わう。
お互いに湿らせまくった性器の間からは、にちゃ、ぬちゃ、と生々しい音が鈍く響く。
「あ、あ、あぁ……ん、窮屈になってる、すごい、ん、……んあんっ!」
少し、運動の方向を変えてみた。膣内の上壁、お腹側の粘膜を擦るように斜めに動かす。
「だめ、あう、あ……んっ! なでちゃ、いや、いっ、んー!」
「強い?」
「う、うん、もっと弱いのがいい、だから、あ、う……ん、ん」
元の動きに戻してやると、安堵したのか顔の緊張が解ける。
「あんまり気持ちよくなかったか?」
「う、ううん、なんか、ん、ビリビリ、きちゃって、あ、気持ちよすぎて、だめ……」
「そっか。なら……」
「……ん!? あっ、あっ、ああ! やん、慎太ちゃ、強いよぅ……!」
再度、ペニスを内壁にこすりつけるように。さらに、少しペースを速めてピストンする。
「とみかが気持ちよくなるところ、見たい」
「いっ、ん、んあぅ! あっ、はっ、はっ、うあ……!」
網膜に焼きつきそうなくらい、あられもない表情で精一杯喘ぐとみか。
「んんんっ、あ、は、慎太ちゃん、もっと、弱、むぐっ……うむ……」
動きかけたとみかの唇を塞ぐ。舌を挿入して、とみかのそれと思うままに絡ませる。す
ぐにお互いの唾液で満たされる口腔。
「むちゅ、む、ん、れろ、ぷは、もっと、キスして、あ、あぅぅ!」
腰を動かすことも忘れず、求めてくる唇に応える。とみかも必死にキスを返してきて、
互いにむさぼり合っているようだった。
「とみか、どうだ? イけそう?」
「え、い、行く?」
「いや、その、達しそうかってことなんだけど」
「達っ……、で、でも、んぅっ、なんか、来そう、来そうだよ……」
「うん、俺は正直もうずっとそんな状態なんだけど……」
「じゃあ、イって。わたしも、なんだか、もう」
「……速くするぞ?」
言うが早いか、とみかの体を掴む力を強めて、自分自身も絶頂にもっていくようにハイ
ペースで出し入れする。
反射的にキュキュッと締まる膣に、一瞬でイかされてしまいそうになる。
「あ、ああっ! は、あ、あ、いうぅ! い、いいよぅ、来ちゃ、あう!」
「んっ、とみか、すげえ、いい!」
「うん、わたし、もっ、わたしも、イっちゃう、よっ、あ!」
目の前の半裸の幼馴染がきゅっと身を縮めたその瞬間、弾けた。
「う、あ……!」
「い、うぅ、あ、あぁ……っっ!!」
背筋をピンと伸ばして、絶頂の痺れに耐えるとみか。その姿を見ながら、びゅっびゅっ
……と、とみかの中に精を放つ。
収縮する膣に搾り取られるように、普段では考えられない時間をかけて、何回も溢れ出
てくる。
「あ、お腹の中、出てるの、わかるよ……すごい……」
「う……、はぁ。……とみか、悪い」
「え? きゃっ!」
急に膝に力が入らなくなって、とみかの胸へと倒れこんでしまった。
「も、もう、慎太ちゃん、重いよ」
困った声を上げながらも、胸板の上の俺の頭をきゅっと抱きしめてくる。ほっぺたには
滑らかな肌の感触。とみかの匂い。
「しちゃったな、とみか」
「うん、しちゃった。……ちょっと怖いね」
「怖い?」
「うん。これから、いろんなことが変わっていくと思うから」
「……そうかもしれないな。でも」
上体を起こして、目の前の女の子に軽くキス。そしてまた、覆いかぶさる。
「大丈夫だ。俺は、とみかのことが好きだから」
「そうだね。私は、ずっと慎太ちゃんのことが大好きだから」
-END-
半裸って……、いいよね……。
以上です。長くてホント申し訳ない。休日の暇な時間に読んでやってください。
面白かったと思われれば幸い。使っていただければびっくり&幸い。
しばらくエロ分の充電に入ります……。次はもっと短く、百合とか書きたいですね。それでは。
・・・っあンまァ〜〜いッ!!!!
いい!実にいい!!
GJ!
後日談も気になりますなw
GJ!
案外あの二人は覗いてたりしてな。
次回作も期待してますよ。
あぁあニヤニヤ笑いが止まらない
ナイスだ
>後日談
「すまん! 責任は取る!」
申し訳ないがまた非エロ小ネタかつマイナーネタだ。
それでも良ければ…
暗い暗いトンネルを歩き続ける…
一人独り歩き続ける…
泣くことも忘れ、頼ることも忘れ
うつむきながら…ただ歩き続ける…
いつか出口に辿り着くと信じて…
いつか光が見えると信じて…歩き続ける
足取りは重く…靴音は低く…
《いざ倒れ逝くその時まで》
『クラビら』より
ふぅ…いくら忙しいからって妹にゲームソフトを買いに行かせる兄ってのも問題ですわね…
それにしても…
「いくら逆転裁判でも経費扱いは…」
そういえばこの前作ってたデンドロなんとかは応接室で好評と言ってましたね…
あら?あれは…
「はこねちゃん?」
「あっ由布院さん。こんにちわ」
「はいこんにちわ。今日はお姉さんと一緒じゃないんですか?」
「お姉ちゃんは委員会だから先に帰ってなさいって」
…あの雨の日から結構経ちましたよね…
「そうでしたか…あっ知ってます?あそこの喫茶店のケーキ有名なんですよ」
「ホント?今度お姉ちゃんと来ようかな…」
「良かったらこれからご一緒してくれませんか?御馳走しますよ」
「え…でも…」
「一人で入るのは少し…と思っていたので一緒してくだされば嬉しいのですけど。」
「う〜ん。じゃあ…」
「フフフ。ありがとうございます。ならいきましょうか」
「いらっしゃいませ〜」
「わ〜メイドさんだ〜」
…有名なのはケーキでしたわよね?
「なら…ケーキセットを二つ。ミルクティで」
「かしこまりました。少々お待ち下さい」
…さて
「ところで熱海さんとは仲良くしてますか?」
「え?…うん。最近は特に優しくしてくれるんだ。この前も一緒にプラモデル作ったんだよ」
「へえ。今度は何作ったんですか?おめでたナイトホークとかですか?」
「前に水玉スカイハリアーは作ったけど…今は1/144フルアーマーニワタズミだよ」
「うちの兄は虹色エクステンダーなんて作ってましたね…」
「なんか遠い目…」
・
・
・
「はこね、ここはこうでいいの?」
「あ、うん。ねぇお姉ちゃん?この前のニワタズミ対ナオコサン面白かったね」
「もう…はこねったらカッター使ってる時によそ見しちゃ駄目だって…」
「痛!?あ…切っちゃった」
「もう大丈夫?ちょっと見せて」
「うん…ごめんなさい」
私がお姉ちゃんの言うこと聞かないから…
「良かった…ちょっと切っただけみたいね」
「う、うん」
「これくらいなら舐めておけば…ンム…」
「お、お姉ちゃん?…ん…」
「…ふぅ。これで大丈夫でしょ。ん?どうしたの、はこね?」
「ううん。…ありがとうお姉ちゃん」
・
・
・
「エヘヘ」
「はこねちゃん?」
どうしたんでしょう?急にニコニコして…
「あ?ううん。このケーキ美味しいね」
「本当ですね。私のアップルパイも美味しいですよ」
確かに制服だけでは無いみたいですね…
そういえば…
「熱海さんも結構お菓子作り上手なんですよ。知ってましたか?」
「うん。この前クッキー焼いてくれたんだ」
「あらいいですわね。美味しかったですか?」
「うん!」
・
・
・
「はこね〜クッキー焼けたわよ〜」
「これ…食べてもいいの?」
「はこね以外に誰が食べるのよ?」
お姉ちゃん…わたしの為に作ってくれたんだ
「う…うん!わ〜美味しそう〜」
「沢山作ったから一杯食べてね」
「いっただっきま〜す。…あ」
あ…壊しちゃった…
「もう…はこねったら力入れすぎよ?クッキーは逃げないんだから」
「お姉ちゃんゴメンね」
「しょうがないわね…はいあ〜ん」
「え?え?お姉ちゃん?」
「ほら…あ〜ん」
「う…うん。あ〜ん」
んぐんぐ。お姉ちゃんが私の為に作ってくれたクッキー…
「美味しい?」
「うん!!」
「じゃ可愛い雛鳥ちゃんは次どれが食べたい?」
・
・
・
「エヘヘヘ」
「はこねちゃん?」
「美味しかったな〜お姉ちゃんのクッキー」
……味だけの話ではないんでしょうね。少し羨ましい…かな。
「なら熱海さんの将来はお菓子屋さんで決まりですか?」
「え?駄目だよ。私だけしか食べちゃ駄目なんだから」
「あらあら。そういえば今度家族旅行に行かれるそうですね?」
「うん。鳴子温泉に行くんだ」
「よろしいですね。姉妹で仲良く温泉ですか」
「え?家でもお風呂一緒だよ?」
「…そうらしいですね」
・
・
・
「お姉ちゃん背中流してあげるね」
「ありがと。お願いね」
「うん!」
それにしても…いつ見てもお姉ちゃんって
「うん?…はこね、どうしたの?」
「お姉ちゃんってスタイルいいよね」
「そ…そうかな?ありがとう」
「うん…羨ましいな」
「はこねだって将来きっと美人さんになるわよ」
「ホント?」
お姉ちゃんに相応しい妹になれるのかな?
「うん本当。素敵な女性になるわ」
「ならお姉ちゃんの為に早く大きくなるね」
「あら私は今の可愛いはこねも大好きよ?」
可愛いんだ…嬉しいな
・
・
・
「エヘヘヘヘ」
「はこねちゃん?」
「あっそうだ!由布院さんもお兄さんと一緒に入ったら?」
「いえ流石にそれはちょっと…」
…犯罪ですわね。色々と。
「駄目なの?」
「もう子供じゃありませんからね…」
「…子供じゃないと駄目なの?お姉ちゃんも本当は迷惑なのかな?」
「えっと…はこねちゃん達はいいんですよ」
ごめんなさい熱海さん。この目には…勝てません。
「そうだよね。最近はお姉ちゃんが呼んでくれるし」
…『応える』んじゃなかったのかしら…『呼ん』でどうするんです?
「はこねちゃんは甘えん坊さんですね」
「む〜」
「このミルクティより甘いかも」
「もう…お姉ちゃんにも言われたのに…」
「あら?そうなんですか?」
・
・
・
暖かくて心地よい気持ちになれるお布団の中…
「ねぇお姉ちゃん?」
「な〜に?はこね」
「もう少しそっちに行ってもいいかな?」
「ん〜」
「駄目?…キャッ!?」
引き寄せられて抱きしめられちゃった……
「これでいい?」
「う…うん」
お布団よりも暖かくて…柔らかくて…甘い香りで…気持ちよくて…
「はこねの甘えんぼ…」
「……ダメ?」
「……」
返事が帰ってこない…それだけで私は不安に…
だって…お姉ちゃんしか…私には…
「…良いに決まってるでしょ」
「え?」
…信じていいんだよね?
「良いに決まってるじゃない。好きなだけ甘えていいんだから…ね?」
お姉ちゃんの胸に顔を埋めたまま泣きそうになる。
嬉しくて泣きそうなんて……
「じゃあ…明日も一緒に寝ようね」
ずっと一緒にいてね…
・
・
・
「エヘへヘヘヘ」
「はこねちゃん?」
よほど嬉しいことでもあったのでしょうか?
でも思い出し笑いする人って……大変ですね熱海さん。
「あ!お姉ちゃんだ!オーイ!」
あらあら…まぁ知りたいことは聞きましたし…
「はこね、ユッフィー…二人でデート?」
「違うよ!!!」
はこねちゃん……何もそこまで力一杯否定しなくても…
「いえいえ私が無理にお誘いしたんですよ」
「そう?…ならいいんだけど」
はい?…この姉妹は……
「あっユッフィーありがとね」
「いえいえ。今度は三人で来ましょうか。では私はこれで」
「ごちそうさま〜」
帰りましょうか。兄も首を長くして待ってることでしょうし…
今度少し甘えてみましょうか…
あの日……
「はこね…今日からまた一緒に暮らせるね」
「…お姉…ちゃん?」
貴女が笑顔で差し伸べてくれた
「うん。たくさん仲良くしようね?」
暖かくて柔らかい手は
「…ホント?」
私にとって待ち焦がれた『光』だった…だから…
「うんホント。ほら…行こ?」
「う…うん!!」
ずっと…ずっと…いつまでも一緒にいてね?
END
WTOの反省は忘れました。これの原作知らない人はごめんなさいね。
これも押入れの奥にはあるんだけどなぁ
ちょっと探るか、去年の夏ごろの号でしたっけ
349 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 20:44:34 ID:OQSXnCXp
GJ!
保守がてらに、原作の設定について質問。
幸江さんって、平日は仕事してるのかな? ずっと家にいるとか?
あと、八重たち3人は個別の部屋を持ってるってことでOKかな?
昨日古本屋で1巻と2巻を買ってきた。部屋はそれぞれ個別に用意されてるよー。
お母さんは……はて、どうだったっけ?
幸江さんの仕事の有無は今に至るまで明記されてない
ていうか部屋までステルス仕様www
詳しくはプレミアム参照
き っ と 今 で も 手 に 入 る w w w
353 :
350:2006/07/09(日) 12:25:55 ID:2dekAnnN
サンクス。まあ幸恵さんに関しては設定脳内補完で。
しかし、少なくとも個室が4部屋ある家を2人で管理してたんだな……。
354 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 20:52:40 ID:tAuQfjz4
確か3人は小部屋。八重はにわが泊まりに来てた時に見えた。
多汰美はコタツ入りながらゲームしてたし、真紀子は二巻のはじめに見えた。
誰か見取り図作らないかな…
プレミアムに普通に載ってる
学校や町並みでさえ配置を決めている海藍の設定の緻密さは凄まじいぞ
みんながあんまりプレミアムプレミアム言うから通販注文しちまったじゃねえかヽ(`Д´)ノ
358 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 21:35:10 ID:IesR93D1
プレミアムの内容に驚愕
こうしてみるとトリコロ単行本と大王連載分それと三キャプしかネタが通じないのかな?
マイナーな作品のパロに反応が薄いのは、このスレを見てる人の絶対数が
少ないからなんじゃないかとオモ。
もっと人が増えれば、そういうのを拾える人も出てくるんじゃないかな。
そのためには作品の投下が必要不可欠。職人さん、待ってますヽ(´ワ`)ノ
「………クチュン!」
『チュドーン』
可愛らしいクシャミと同時にTVの中のビッグパイパーが無惨に散る
「そ…そんな八重ちゃんが…たかが5週目でミスるやなんて…」
「…明日は雨かも知れんねぇ」
ありえない光景を目の当たりにした二人は結構勝手なことを口にする。
「ちょっとあんた達、少しは七瀬の心配もしなさいよ。大丈夫?七瀬」
バツの悪そうな二人を尻目に八重に声をかけるにわ。彼女の最優先事項はいつだって
七瀬八重ただ一人である。
「うう…この私が……5週目なんかで…」
「心配はいらへんみたいやけど……」
八重の言葉に多少の安堵を感じつつ額に手をやってみる真紀子。
「少し…熱ある…かな?」
「風邪でしょうか?」
「ひきはじめ…かもしれんな」
「なら…今日は早めに寝ることにしましょうか」
「ああ、そのほうがええで」
「おやすみなさい」
八重は席を立ち部屋を出ようとするが何かを思い出したように立ち止まり振り返る。
「ああ…にわちゃん?」
「ん?あに?」
「風邪移しちゃうといけないので今日は違う部屋で休んでくださいね」
「え……あーうん。しょうがないもんね」
「じゃあ私はこれで」
目に見えて落胆してみせるにわに苦笑しつつ寝る準備をするため部屋を出る八重
「八重ちゃん大丈夫じゃろか?」
「まーたいしたことはないやろ…熱もたいしたことあらへんかったし」
「なら…いいんだけど」
揃って八重の身を案じる三人。そのうちの一人は我が身の不幸を嘆いているようにも見える。
「さて…と」
「マキちー?」
席を立つ真紀子に声をかける多汰美
「私もそろそろ部屋に戻るわ。聞きたいCDもあるさかいな」
「そう…おやすみマキちー」
「ああ、また明日な」
「お腹出して寝るんじゃないわよ青野」
「出すか!」
八重の時には聞こえなかった廊下の軋む音と共に去る真紀子
残るは二人…
「………」
「………」
由崎と二人っきりってあんまり記憶に無いわね…
なんとなく妙な雰囲気の部屋の中で無言になってしまう二人
「…なら私もそろそろ部屋に」
「なー にわちゃん?」
「え?なに由崎」
部屋を出るため腰を浮かしかけたにわに多汰美が声をかける。
「今夜は…私と一緒じゃ駄目じゃろか?」
「…はい?」
「今日も八重ちゃんと一緒に寝るつもりじゃったんろ?」
「まぁ…」
「八重ちゃん風邪みたいだし…たまには…ね?」
たまには由崎と話すのも悪くないか…
「う〜ん…まっいっか」
「決まりじゃね」
ニコリと笑いながら話す由崎。私は何故かその笑みに違和感を覚えた…
…同じ布団とは思ってなかったわ。
他愛の無い話をしたりしてるうちに夜も更け何故か同じ布団で寝ることになった。
「………」
いつもなら七瀬が隣にいるこの時間帯に…今夜は
由崎の部屋の中で由崎の布団の中で隣に由崎がいる…
意識しないようにすればするほど隣に眠る少女を意識してしまう。
布団の中でより濃厚に薫るような気がする由崎の匂いを。
肌に不必要なほど感じる由崎の体温を。
薄暗いせいか妙に艶かしく見える由崎の唇を。
七瀬には無い女性らしい体を。
意識してしまう。
「…むぅ」
元気の塊のように思ってた由崎の別の一面を見せ付けられてるようで落ち着かない。
目の前で眠る少女に『女』を感じてしまい心が騒ぐ。
押さえつけようとすればするほど由崎の存在を感じ取ってしまう。
今夜は元々久しぶりに七瀬と……するつもりだったせいか体が熱い…
「……寝よ」
「寝れへんの?」
「!!! 由崎起きてたの?」
かなりビックリした〜。もう起きてたのなら…なんで寝たフリしてたんだろ?
「いや〜寝よう思ったら…にわちゃんの息が…じゃったけぇ」
「うそ!?」
あ〜いや…その…どうしよ?思ったより興奮してた?…由崎に?
「なぁにわちゃん?」
「いや…その別に…」
「八重ちゃんとはいつも…してるんじゃろ?」
「え……知ってたの?」
一気に脳ミソが混乱する。どうしよ?考えをまとめようにも由崎の視線と匂いが私から
思考力を奪っていく…
「声…聞こえてくるけぇ」
「あ……」
顔から火が出そう…聞かれてたんだ。でも…なら今夜部屋に誘った意味って…
「じゃけど…にわちゃんの声しか聞こえてこないんじゃよね…」
「……」
「つまり八重ちゃんに…してもらってるんじゃよね……」
もう言わないで……死にそう。そんな獲物を狙うような目で見ないで…
?…獲物を狙うような目?
「ゆ…由崎?」
「八重ちゃんに…どうされとるん?」
顔を近づけて迫る由崎。だから近いって。
「な…何言ってるのよ?」
や…やばい。由崎の雰囲気に…いや由崎に飲まれそう…
「今夜は…私がにわちゃんを…可愛がるけぇ」
「ちょっ…冗談は…ング」
え?嘘…由崎が目の前に?私…唇奪われてる?
「んむ…んぅ」
予想以上に柔らかい由崎の唇が私のに重なる…ちょっと気持ちいいかも…
「…舌入れるけぇね」
返事を待たず由崎のが入り込む。
「んーむぅう…んぐ」
チュクチュクピチュと湿った音を私の口の中で響かせる。その音が私の思考力をさらに奪い…舌で押し返そうとしても徒労に終り
為すがままに口の中を蹂躙され続ける。あ……由崎の唾液…甘い…
満足したのか唇を離し唾液の糸を作りながら舌を引き抜かれた。
「あ……」
「自分から舌を絡めてくるなんてにわちゃんはエッチじゃね」
「ち…違う…由崎の馬鹿…」
「そんなこと言ってええんの?にわちゃんのココ…硬くなっちょるのに」
「へ?…あん!」
何時の間に脱がされたのか胸が外気に晒され先を由崎に摘ままれそのまま揉まれて…。
そんなに優しくされちゃ…駄目…
「にわちゃんのオッパイ…柔らかくて手に吸い付くみたいじゃね」
「んぅ…あぁ…駄目だって…」
「先もピンク色で…コリコリしてて…美味しそうじゃね…」
「いやぁ…ああぁ…美味しそうって…ん!」
いきなり吸い付かれ強烈な刺激が乳首から全身に回る。
「んー良い味じゃよ。んむ」
「ひう…ん…うぅ」
舌のザラザラで擦られたり歯でコリコリとされたり唇で挟まれ引っ張られたり好き放題に弄られる。
由崎の楽しそうな表情が私の心を…染めていく…
「ゆ…由崎…駄目だったら…私…」
「ココ…こんなにしてるのに何言っとるん?ほら」
「!!」
いきなりショーツの中に手を入れられ一番敏感な部分を指で押さえられる。
「こんなにヌルヌルにして…駄目なはずないよね」
「駄目…そこは七瀬だけの…ん〜くぁ」
「ふ〜ん。八重ちゃんねぇ…にわちゃんの声聞かれてたりして」
「!!」
そ、そんな…こんなこと七瀬にバレたら私…
「ん〜?ヌルヌルが多くなっちょるねぇ。八重ちゃんと同じ屋根の下で私に犯されるのが堪らなく気持ち良いんじゃね?」
「や…やめてよう…そんなこと言わないで…」
「にわちゃんが可愛いけぇいかんのじゃよ。八重ちゃんばっかりズルい…」
そう言ってる間も由崎の指は私のクリを執拗に弄り精神的にも肉体的にも私を追い詰めていく…
「んっ、ああ…あ」
「ほ〜ら…もう自分から腰動いとるよ」
「そんなこと…ない…」
「嘘つきなにわちゃんにはお仕置きじゃね…」
「え…?んぁあ!」
「二本も…入よるね…ここも八重ちゃんにあげたん?」
「いきなり…んくぅ…あぁ」
クチュクチュとかき混ぜられてる…いやぁ…ああ
「キツキツじゃね…中はザラザラで…男の子だったらスグじゃねこれは」
「な…なにを…ひぁあ」
「んしょっと…」
「…うあ?」
指を引き抜きトロトロに濡れた自分の指を見つめ口に含む多汰美
「んむ…むぐむぐ…にわちゃんの味…」
「や…」
「さてと…イカせて欲しい?」
「…あ…ああ…」
「私が欲しいなら…おねだり…聞かんと…」
「そ…そんなこと…」
「欲しいんじゃろ?さあ…」
「……ください」
「聞こんよ」
「由崎…してください…私をイカせてください…」
「フフ…にわちゃんは良い子じゃね…お口でしてあげるけん…」
そう言うとトロトロのオツユを啜るように吸い付き舌をねじ込む。
「あぁ…ゆ…由崎の舌が…」
ジュルジュルジュプと音を立てて味わいつつ指でクリを苛める
多汰美の容赦ない攻めに息も絶え絶えになり
「うん、……あっあああぁぁっっ」
「これで…止めじゃよ!」
多汰美の唾液とにわの愛液でグチュグチュの蜜壺に一気に指二本を差し込む!
「くっくぅうぅん!!」
…堕とされちゃった…
「にわちゃんって子犬みたいにイクんじゃね…」
「一刻も早く忘れて…」
顔を真っ赤にして呟くにわ
「それは無理じゃねぇ」
「あ〜それより今夜のこと七瀬には内緒に…」
「…また相手してくれるんなら」
「それって脅迫?」
「さあ…どうじゃろか?」
「…わかったわよ。たまに…なら」
「ヘヘヘ…」
「おはよー八重ちゃん」
「おはようございます真紀子さん」
「すっかり良くなったみたいやな」
「ええおかげさまで。朝ごはんすぐですからね」
…どうやらバレてはないようだ。にわと多汰美は内心胸を撫で下ろす。
朝食がテーブルに並べられ…たのだが…
「さ、どうぞ召し上がれ」
「……」
「…あんなー八重ちゃん?私とにわちゃんだけメニューが違うみたい…なんじゃけど?」
恐る恐るといった感じで尋ねる多汰美。八重の様子は普段と変わりないように見える…
「お二人はお疲れみたいでしたので別メニューにしてみたんですが…」
バレてる…?でも出されたのは変哲のないように見えるスープだ。美味しそう…ではある。
あら羨ましいわねなどと風の巫女が話しているがにわも多汰美も背中に冷や汗やら脂汗がダラダラだ。
「ねぇ七瀬…これなんて料理?」
八重はこれ以上ないほどの優しい笑顔でにわに答える
「ドーピングコンソメスープですよー」
END
たまには非エロ小ネタじゃなくてメジャーなのと思ったのですが…
微エロ中ネタかな?これじゃ。しかもタイトル付けてなかった…
グッジョブ
しかしオチが怖ッ!!
やはりスプーンの代わりに注射器が・・・ガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル
微エロじゃないっす!ガチエロっす!
前作を見てるとエロは書かれないのかと思ったんですが、なかなかにGJでした。
ハンドルかトリップをつけていただくと、見分けがついていいと思います。個人的な意見ですケド。
370 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 22:09:26 ID:nqBch1nR
GJ!
職人さんまだー?
GJ!!
多汰美の広島弁攻めはかなり琴線に触れるものがありました。
372 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 22:02:40 ID:cT5fga28
どーやって材料を入手したんでしょうかねぇ
百合とか801とか男×女がイヤならおなぬ〜させりゃいいんじゃ…
>>373 誤爆? でも、みずほのオナヌーは見たい。
そうか。
そうなの。
377 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 14:54:01 ID:xspej6/E
>>376 >>36辺りのレス見直してたら「男と絡ませろ」とか「百合こそが」とか言ってたみたいだったからサ
おなぬ〜良いよおなぬ〜
378 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 14:57:00 ID:xspej6/E
またずいぶん前の話を……。
確かに、オナニーネタは今までないね。まあ投下数自体(ry
最近見慣れてきた部屋の中で私はクッキーを前に座っている。
これは私の…友人が用意してくれた物だ。その友人はバイト先の制服に身を包み…
「…みずほ、紅茶の用意が出来たからお茶にしましょ」
『満面の笑み』を浮かべ私にそう言った。メイド服で。
「いいぃぃいぃいやあぁぁぁあああぁぁああ!!!」
…私はベッドから飛び起き…落ちた。
《歪形寵愛》
『特ダネ三面キャプターズ』より
……雨。最悪の目覚めに相応しい天気ね。それにしても…変な夢。メイド姿で微笑むたからならゾーマすら瞬殺ね。たぶん。
あの日…あの子の想いを受け入れたあの日以来…たからの笑顔を見る機会が何回かあったけど…ううう忘れたい。
「おはようございます部長…」
「…秋山また雨乞いでもしたのか?」
…そんなにやつれてるかしら?
「…別に雨乞いなんてしてないわよ。むしろ今日は晴れて欲しかったわ」
「なら何でそんな酷い顔に?」
…悪気はないのよね。たぶん。
「…爽やかな朝だから」
「うお!たから、何よそれ?」
「…別に」
まさか夢の内容がバレてて怒ってる?いや…まさか。でもたからなら…
「あっおはようがざいます冴木さん」
「…おはよう。…今日は厭な天気ね」
爽やかって言ってなかったか?あんた。
「…で、なんでそんな顔しているの?」
「夢見が悪かっただけよ」
「…そう。ところで今日の放課後時間あるかしら?」
「ん?別に予定はないけど?」
「…なら今日は私の家に来て」
……もう少し誘い方ってのがあると思うんだけど。
いや…たからがモジモジと可愛らしく言ってきたら私が卒倒するわね。
「あ〜うん。ならお邪魔させてもらうわ」
「最近あの二人仲いいな」
「部長と冴木さんは昔からだよ?」
最近見慣れてきた部屋の中で私はクッキーを前に座っている。
これは私の…恋人が用意してくれた物だ。その恋人はバイト先の制服に身を包み…
「…みずほ、紅茶の用意が出来たからお茶にしましょ」
いつもの表情のまま私に紅茶を勧めてくれる。
「あ…ありがと。やっぱりこっちの方が落ち着くわね」
「…なんの話?」
「こっちの話。それよりその服どうしたの?」
「…バイト先から借りた」
「なんでまた」
「…お茶会だから。みずほこういうの嫌い?」
…私のためか。嬉しいけど…どういう理解をされているんだ私?
「まぁ似合ってるけど和室には合わないわね」
「…なら次は大正浪漫風で」
前から疑問だったけど…コスプレ好きなのか?
「…それよりクッキーは美味しいかしら?」
「あーうん。美味しいわよ。あんたは食べないの?」
「…ええ」
「なんで?こんなに食べきれないわよ私」
「…だって」
「うん?」
「……鹿の角入りだから」
「へー」
…………??
「…ちなみに媚薬効果が」
「たから!?」
「……クスッ」
……だから…たからの笑顔は…怖いのよ…
「…どう?体の調子は」
たからの声が妙にぼやけて聞こえてくる。もう効いてきてる?
そういえば…少し体が熱いかも…
「別になんともないわよ…」
「…おかしいわね。前にヘンデルとグレーテルで試した時はバッチリだったのに…?」
鬼かあんたは。
「…たから、今日はもう私…帰るわ…」
「…声が上擦ってるわよ。効いて…きてるのね」
「一体……何考えてるのよ?こんなことして」
「ウフフフフ…決まってるじゃない。今日は…陵辱」
だと思った……けど
「はん…そんな姿で言われてもギャグにしか…ん…聞こえないっての」
私の言葉にしばし動きを止め自分の姿を確認して…赤面してやんの。
「…わかったわ。今日は何もしない」
お……珍しい。少しは反省したか。
「…でも帰さない」
は?…それって…
「…みずほ、その体でこれからどうするの?」
「…どうするって……んぅ…」
ううぅ…地味に疼いてきた……どうすんのよこれ…
「…自分で慰めてみる?」
ちょっと…それって…
「…出来るわけ無いでしょそんな…こと」
「…我慢できるの?そんなに息荒くして…気付いてる?もう自分で胸掴んでること」
え?…本当だ。ん…意識した途端に…胸の感覚が…
「ん…うあぁ…たから…止めてよ…」
「…あら私は何もしてないわよ?みずほが勝手にオナニーショー始めただけ…」
…明らかに煽ってる…でも…胸が…
「…服を脱いで直に触ったほうがいいんじゃない?」
その言葉に半ば無意識に制服とブラを脱ぐ。…私何してんだろ?…もう立ってるわね。
「…もう硬くなってるのね。みずほって胸弱いものね…」
目ざとい奴…。でも薬の効果か乳首がジンジンとして…触らずにはいられない…
「んぁ…うぅ…あぁん!」
「…もっと強く抓ってみたり引っ張ったりしなさい…ほら」
余計なお世話だっての。…でも私の指はたからの言葉通りに…
「…いやぁ…胸がぁあ…熱い…熱いよぉ…んぁ…」
「…もう必死ねぇ」
たからが…見てるのに…私…一人…で…
「あはぁ…だめぇ…こんな…こん…なぁ」
「…見られて興奮するなんてねぇ」
「い…言わ…ぁん…ない…で…」
もう乳首は痛いくらいに熱くて…硬くて…気持ち…いいよぅ
「ああぁ…もう…いやぁあ…」
「…胸ばっかりでいいの?」
「…うあ?」
「…下も弄ったらもっといいんじゃない?ほら下も脱ぎなさい」
もう逆らうほどの理性があるはずもなくたからの言葉に従ってしまう。
「ああ…はぁ…はぁ…」
「……うわぁ」
うわぁ…ってなんだよぅ。もう…。
「…みずほ、かなり凄いことになってるわよ。ドロドロ…」
「いやぁ…そんな…近くで…あぁ」
覗き込まないでよ……絶対わざとだ…
「…ほらこっちも弄りなさい。クリも弄って欲しくて顔出してるわよ?」
「も、もう…そんなこと言って…んむぅ!ぁああ…もう…大きく…」
たからの言う通り私のアソコは既に…ヌルヌルでクリも大きく…
「…凄い。グチュグチュ音してるわよ。いつもこんな風に弄ってるのね」
「ば…馬鹿。…そんな…こと…つぁ…ないわよ」
「…クリを扱きながら言っても説得力ないわね」
「ああん…うあ…はぁあ…」
「…ねぇみずほ?」
たからが私に話しかける。今度は…何よ…
385 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 22:36:55 ID:N09YkI30
「はぁ…あぁ…何…?」
「…この指欲しくない?」
…欲しい…でも…
「…何も…しない…んじゃなかった?」
「…欲しいならこの指…道具として使わせてあげるけど?」
二本揃えた指を見せ付けられる。白くてスラリと長くて…いつも…私を鳴かせる指を。
これを見せられて…我慢できるはずが…ない。
「…お願い…して…」
たからは手を私のアソコの側まで移動させてそこで止めた…
「…たから?」
「…言ったでしょ?使わせてあげるって。自分で入れて動かしなさいな」
「……く…」
私はたからの手首を掴んで揃えられた二本の指を自分の中に導き入れた…
「んくぅ…はぁ…うん…」
「…自分から咥え込むなんてね。あらもう腰が動いてるわよ」
「…うる…さいわね…んむぅ…あぁ…ゆ…指がぁ…」
自らの腰を動かしたからの指を出し入れさせる。なんとも言えないもどかしさが返って快感を
増幅させ、さらに動きを激しくさせてしまう。
「あ…ぁあ…あん…はぁ……ひぁああ」
「…聞こえてる?凄い音立ててるわよ」
…聞こえてる。私のアソコから湿っぽいグチュグチュニチュって動きに合わせて…いや…
「…もうシーツもビショビショ…クリーニングに出さないとね」
「あぁぁ…いや…そんな…ああ…」
サドめ…さぞかし私は美味しい餌でしょうよ。
「…そろそろイきそうね。そんな表情してる」
「あぁぁ…はあ…ひぃ…うあぁ」
もう…私…
「…これはサービス。イきなさいな」
言葉と共に差し入れられた指を急に動かされ…
「!!?…いっいあぁぁあああ!!」
言葉通りイかされてしまった……
「ハァハァハァ…」
ベッドの上で仰向けになり酸素を求めることしかできない…
「…さてちゃんと撮れてるかしら?」
「…?たから?」
たからは机の上にあったビデオカメラのような機械を弄り始め…カメラ?
「っちょたから!何よそれ!」
気だるさも吹き飛びたからに詰問する
「…ああ、ちょっとみずほの痴態を」
「!?…なんで」
「…これをネタに脅迫して…まぁ色々と」
これ以上なにをさせる気だ?この女。…いやそれよりも
「なんで?…私…あの日あんたを受け入れるって言ったじゃない?」
「…足りないのよ」
「は?」
…足りない?
「…私の想いはみずほが想像してる程度なんかじゃない」
「……」
「…私はみずほを…壊して…私の中に沈めてしまいたいのよ」
「…たから?」
「…みずほが受け入れきれずに…その重さに壊れて…地に堕ちる…それくらいこの想いは重いのよ…」
「私を…壊したいの?」
「…ええ。みずほ貴女を心から愛しているわ。壊してしまいたいほどに…」
そう言うとたからは私の唇を奪いそのまま私を押し倒す
「…だからこうやって唇を重ねるのも肌を合わせるのも…そのための手段の一つなのよ…」
「……たから…」
「…ねぇみずほ。壊れてくれる?壊れて堕ちて私だけのモノに……」
……………ま、いっか。たからを…こんなふうに壊したのは私なんだし…
「今日はもう寝かせてくれるのなら…」
「…それも駄目」
…先に体の方が壊れるかも。
「ふぁああぁああ…」
「部長…大きなアクビですね」
…まだ眠いなぁ
「ああゴメンゴメン。昨日はちょっとね…」
「どうかしたんですか?」
「少し…子供の相手をね」
「子供?親戚のお子さんでも遊びに来てたんですか?」
「まぁそんなとこ」
私より大きいんだけどね。背とか…胸とか。チクショウめ。
「可愛いんですか?」
「…ええ。甘えんぼで寂しがりやで…そのくせ意地っ張りで…」
「ハハハ…そういう子ほど可愛いんですよね」
「そうなのよ。それでね……」
「……なぁ冴木。なに部室の前で俯いているんだ?」
「…別に…なんでもないわ」
END
リアルタイム初体験!
G o d J o b と し か ッ ! ! ! !
一回ageてしまった。ごめんなさい。orz
みずほのオナヌーはこんなもので良かったですかね?
トリはどうしよっかと前々から考えてたのですが…この程度の出来で付けてもいいものですかね?
もともと保守代わりに投下していましたしねー。さらにトリの付け方も知らないし。いやそれは調べればいいことですが。
ま…今回もお目汚し失礼。また機会とネタがあればお目にかかりますね。
まさか、
>>374の書き込みを見てから書き上げたのデスカ!
仕事早くて尊敬です! そしてGJ!
トリとか名前は自由でいいと思いますー。
390 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 00:43:53 ID:KzIeLF3o
三キャプが手に入らないイライラをエロパロスレにぶつける俺は最低さ。
ネタになりそうも無いネタ1
「た、多汰美さん…なんですかぁこの飲み物…」
「ネット通販で買った媚薬じゃけど効果は抜群やね♪」
ネタになりそうも無いネタ2
「真紀子さん。コレなんですか?」
「相変わらず無垢やなぁ八重ちゃん。なんならそのバイブ使ってみる?」
「えっ?」
ネタになりそうも無いネタ3
「八重、最近元気ないわね。どうしたの?」
「にわちゃん…今日にわちゃん家に泊まっていいですか?」
「え!?あっ…全然良いわよ!」
「それじゃあ後で行きます…着替えとかムチとか取ってきますから…」
「うん。…え?」
>>391 つまり、最終的に媚薬とバイブと着替えと鞭をもった八重がにわを以下略。
つーか、そんなに三キャプ売ってない? 大きい本屋行ったらわりと見かけるけど……。
なんででしょうかウチの近くの店には置いて無い…orz
もういいさ。俺はトリコロが大好きさ。特に八重ちゃんが大好きさ。
だから八重ちゃんをもらっていきますね。
媚薬その他3つを持った八重に攻められる
>>393を応援します。
>>394 ま、待て!俺はMぢゃないぞ(;´Д`)
久しぶりに八重にわを書いてみました。
お暇なら見てね。
しかし最近非エロ子ネタが投下しにくい…自業自得だけど。
いつからだろう?にわちゃんのストレートな好意に困惑より嬉しさを感じるようになったのは。
いつからだろう?にわちゃんが泊まりに来る日が嬉しいと思うようになったのは。
いつからだろう?…にわちゃんが私を求めるように仕向けるようになったのは。
いつからだろう?にわちゃんの姿を目が無意識に追うようになったのは。
いつからだろう?私が…にわちゃんに依存するようになったのは。
《降り積もる狂気の果て》
『トリコロ』より
「ねぇ七瀬。さっきのとうもろこし美味しかったわね」
「そうですねぇ。あれだけ甘味が強ければ生でも大丈夫かもしれませんね」
「え?とうもろこしって生でも食べられるの?」
「品種に…よるらしいですけど」
「へ〜」
時計の針も十二時を回り今は私の部屋でにわちゃんとのおしゃべりの時間。
このなんでもない一時がとても掛替えの無い大切な時間……
「…あ〜それにしても…」
「はい?」
「青野って絶対に痩せる気ないわよね」
「ハハハ…そうですねぇ。結局あのなぞなぞの答えなんだったんでしょう?」
そういえば餃子も美味しそうに3人前食べてましたねぇ…
「まったく…62マキシになってもしらないんだから」
「一気に2ランクアップ?!」
真紀子さん聞いたら怒るだろうなぁ…
「2ランクだけに青野はアップアップってね」
「…真紀子さんの前では言わないでくださいよ?」
「わかってるって。でも由崎はウケてくれそうよね?」
「もう……次は鬼太郎結びにしたるって真紀子さん言ってましたよ」
「どうかこの件は御内密に…」
急にオドオドした表情で頼み込んでくるにわちゃん。…その表情GOODですよ。
「?…七瀬どうしたの?」
「いえなんでもありませんよ?」
私も表情に出てたのでしょうか?
「そういえば七瀬の小学校いいところね」
「そうでしたか?でもあまり思い出というか記憶がないんですが」
「ふ〜ん。まぁ私もそんなに覚えてるわけじゃないけど…」
「にわちゃんもなんですか?」
「うん、まぁ。でも本当に一緒の学校だったら良かったのにね。そう思うでしょ?」
「…そうですねぇ」
……いや少なくても『今の』私にはそうは思えませんね。
「ん…七瀬どうしたの?だってあの頃から知り合ってれば今よりもっと…」
「ねぇにわちゃん?」
「え?なに」
「にわちゃんは今の私じゃ不服なんですか?」
「そ、そんなことあるわけないじゃない…」
「もし何かあるなら言ってください。私直しますから…」
「どうしちゃったのよ七瀬。私がそんなこと思うはずないでしょ」
…だってにわちゃんが…今の私達の仲に不満があるんじゃないかって…
でもいらない心配だったみたいですね。
「フフフ…そうですよね。それに…」
「それに?」
「小学生の頃の私じゃお料理もそんなに上手くないですし…」
「ちょ、ちょっと七瀬!別に私…七瀬の料理だけが目当てじゃないんだか…んむ!?」
顔色を変えて抗議してくるにわちゃんの唇を自分の唇で塞いで…そのままベッドに引き倒して…
知っていたつもりでしたけど今のにわちゃんのセリフは嬉しかったですね…
「…ん。もちろん知ってますよ。にわちゃん」
「もう…七瀬ったら…」
「…今日は…にわちゃんがしてくれませんか?」
ちょうど私を押し倒す形になってるにわちゃんが驚いた顔で聞いてくる。
「え?!…でも…いいの?」
「はい…今日はにわちゃんに…その…」
「う…うん…わかった…」
私のお願いを聞いて困惑気味な表情のまま……固まり続けるにわちゃん。あれ?
「…にわちゃん?」
「あ…あのね…今まで七瀬に…してもらってばかりだったから…どうしたらいいかわからない…」
そ、それは考えていませんでしたね…
「もう…にわちゃんがしたいようにしてくれて…いいんですよ?」
「え?……でも今日家から何も持ってきてない…」
………何したいんですか?何したいんですか?
「そ…それはまた今度ってことで」
「うん…それじゃ…脱がすね」
顔を真っ赤にしてパジャマのボタンを外していく様子はとても可愛いんですけど…
私も妙に恥ずかしいです…
「あ…このブラってオニュー?」
「は…はい。この前デパートで…」
「ふ〜ん。可愛くていいね」
「あ、ありがとうございます…」
もう…こういう恥ずかさは…耐えられないよう
「ねぇ今度お揃いの買わない?」
「いいですねぇ。今度一緒にお買い物にいきましょうか」
「うん。私が七瀬をコーディネートしてあげるから」
「なら私はにわちゃんを…」
「うん楽しみだなぁ」
「本当ですね」
私達は顔を見合わせクスクス笑いあう。
「っておしゃべりしてる場合じゃないわね。んしょっと」
私はブラをずらされて胸を見入られて…
「七瀬…本当に…綺麗なピンクね…」
「い…言わなくていいですよぅ」
「さきっちょも小さくて…震えてて…」
こ…言葉責め?
「に…にわちゃ〜ん。あ、あの…」
「あ、ごめん。すぐするから」
「え?…んぁ」
言うが早いが胸全体の感触を確かめるように強めに舌を這わされる。
丁寧にゆっくりとまるで味わうように舌を動かされ…片方の胸を唾液塗れにすると
もう片方の胸を同じように嘗め回される。
「あぁん…ふぁ…にわちゃん…そんなに…うん…胸…」
「ああ…七瀬のオッパイ…可愛い…可愛いよ…」
き…聞こえてませんか?
そんなことを思ってる間にも先を口に含まれ…舌で転がされ…甘く噛まれ…吸い付くような唇の感触が…柔らかくて…
「あぁん…にわちゃ…そんなに弄らないでぇ…」
「んむ…チュプ…チュク……チュル…」
一心不乱に私の胸に吸い付くにわちゃん…可愛い…甘えんぼの赤ちゃんみたい…
「ジュ、ジュ〜〜ジュル」
「ひん!?つ、強す…ぎ…ですよぅ…」
「うん?……七瀬ぇ…」
うわ…目…目がもう…トロンとしてる…理性無くすの早いですよぅ…
「あ…ゴメンね。今こっちもするから…」
そういうとショーツに指を掛けられ…ゆっくりと引き下ろされて…
かえって恥ずかしいです…
もうシミが出来てるし…
「もう…濡れてる…」
「い…いやぁ」
「感じてくれたんだ…こっちも今…」
指でスリットを軽くなぞられ甘い刺激が脳を揺さぶる。
「あ…にわちゃん…そこは…」
「大丈夫。優しくするからね…」
指をスリットの中に沈めてぬかるんだアソコの感触を楽しむように動かす
「んあぁ…ゆ、指〜」
指でアソコにイタズラしながら舌を耳に這わせ熱い吐息を吹きかける
「うぐぅ…耳はダメぇ…にわちゃんのエッチ〜」
「もう…そんなこと…言われると…」
そう言うと私の股間に顔を埋めて指で左右に開いて…
「ん…そんなに近くで…」
「わぁ…ピンクのヒダにこんなにトロトロが…」
「〜〜〜!!」
間近で見られるなんて…
「…いただきます」
「な、何言って…ひゃぁん…あぁ、んぁあうあ…」
アソコ全体を小鳥が餌を啄ばむようにキスし始め…
奥から染み出たトロトロを吸われ。
「チュル…チュブジュルチュ〜クチュ…」
「もう…そんなに音立てちゃ…ぅん…」
「美味しい…美味しいよ七瀬。舌ですくえるくらいトロミがあって…少ししょっぱくて…」
「だから…そういうこと…言っちゃ…」
「もっと…もっと…」
やっぱり聞いてませんね?って…舌と指が…
「うぁあん、くぁあ…あぁあひあ…」
「七瀬…声も可愛い。もっと聞きたい…」
「やあ…うぁあ…恥ずか…しいです…」
「可愛い可愛い可愛い…」
「つぁ…も…もう…」
もう…
「あ…まだ待って」
「…ふえ?」
そう言うとにわちゃんはフラフラと危なっかしく立ち上がって下を脱ぎ始め…
「…にわちゃん?」
「もう…私も濡れてるわね」
どうしたんだろ?私このまま蛇の生殺しなのかなぁ?
「にわちゃんってばぁ」
「これ…一度やってみたかったのよね…」
そう言うと私の片足を担ぐようにして私のアソコににわちゃんのアソコを…えええええ?!
「ん…あ…これいい…」
「くあぁ!…にわちゃんの熱いよぉ…」
にわちゃんは自分の熱くぬかるんだアソコを私のに押し付け恍惚の表情で腰を動かし…
「七瀬の…擦れて…グチュグチュいってる…」
にわちゃんが腰を動かすたびに湿っぽい音が部屋の中に響いて…その音でさらに私は…
「あぁぁあ…そんなに…むぅ…動いちゃ…」
「くぅん…つぁ…わかる?七瀬。私達のが交じり合って…それがヒダヒダに絡み付いて…」
「に…にわちゃ…わ、私も…もう…」
「うん…いいよ。いっしょに…」
そう言うとさらに捩じるように押し付けクリとクリが潰れあい…
『ひっんぁああぁああうああぁあ!!』
私達はお互いの熱い飛沫を感じながら深い闇に堕ちていった…
「んむう?…まだこんな時間…」
変な時間に目が覚めてしまいました。…隣ではにわちゃんが幸せそうに寝息を立ててる…
「あんなに激しいなんて…今度お仕置きしなきゃ…」
私の言葉なんて聞こえるはずもなく眠り続けるお姫様の髪をなんとなく撫でてみる。
「……もしもあの頃出会っていたのなら…」
私達どうなっていたんだろ?無二の親友くらいにはなれていたのでしょうか?
「…でもきっとこういう関係には」
そう…真紀子さんや多汰美さんとはしてないように…にわちゃんも所謂『友人』になってたんだろうなぁ…
「にわちゃんは…どっちが幸せだったんでしょうねぇ」
こんな歪んだ関係には深みに堕ちた関係は…にわちゃん…貴女は…
私達って似てますよね。ずっとずっと誰かを求めて…きっと少しずつ少しずつ壊れて…
あの日…にわちゃんが話しかけてくれたのは、私達が知り合ったのは運命だったのかな。
お互いがお互いを求めて…にわちゃんが私を求めてくれるから…
『私を求めてくれる人なら私の側にずっといてくれる』と思っちゃったから…私は貴女に壊れて…。
時間の流れの中で狂気だけが静かに積もったから私達だからこそ惹かれあったの。
だから…あの頃出会っていたのなら今の私達は…やっぱりない。
『今の』私には…考えたくもありませんね。…隣にいるにわちゃんがいない人生なんて…
「うん…七瀬…」
そう…夢まで貴女を…私に染めて…
「…のガマが…」
………ガマ?
END
何気に今までで一番力いれてみました。
海藍作品を何作か、あと他スレで落花を書いてますが
この二人が一番好きです。
今気付いたのですが落ちがWTOと被ったような。キニシナイ!
>>405 GJ
ところで、KOS-MOS新妻編は海藍作品に入るんかのう?
>>405 GJ。あんたの百合は可愛らしエロいから好きだ。
>>406 サイトやプレミアムにしか載ってないキャラ・エピソードはスレ対象外なはず。ナムカプスレに持ち込むのもおかしいだろうから、
何か書くとしたら4コマスレかスレの無い作品スレだろう。
>>405 GJ&乙〜。
確かにKOS-MOS新妻編はエロ妄想のカタマリだったからなww
喚起されるのもやむを得まい。けどスレ違いカナ……。
保守ですわ(嬢
保守
海藍も煩悩をもて余しているみたいだから俺らも妄想を垂れ流そうぜ!
kos-mosじゃなくて、本家キャラでやってくれれば妄想も加速すること鬼の首を取るがごとしなのに…。
せめて…水着だけでも…_ト ̄|〇
今の京都はくそあついからな・・・
暑さをもてあました海藍が書く次のモッコスは白いスク水だな
性欲をもてあます
415 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 22:17:20 ID:JcMzayDk
3キャプでたからと慎太のからみが欲しい
416 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 14:37:46 ID:4dao13tX
海藍作品に男は要らねぇぇぇぇ!!
もちろん海藍作品エロSSに男が出るのも却下!!
自分の愛するキャラが例え2次元でも他の男に犯されるのだけは耐えられぬ!!
いや、その議論だいぶ前に終わったから。オリ男SSは別スレの扱いだから。
慎太まで拒否する意見は初めて見たけど。
夏ねぇ。
そもそも"犯される"のが前提ってどうなんだ
420 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 21:15:56 ID:zZt7nC4C
てか同意の上ならいいの?
自分の愛するキャラが〜、っつってるから、
誰とカップリングさせようが犯され(寝取られ)に感じるんじゃね?
つまり…男装すればいいんだ!とみかとかとみかとかとみかとかとみk(ry
424 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 21:55:57 ID:3/7Lzvfa
じゃあ
>>416はネットを見ずに単行本を持ってハァハァすればいいと思うよ(緒方ボイス)
というか明らかに荒らしだと思うんだが
それより、このスレにわりと人がいたことにちょっと感動(?)。
かつてはdat落ちしたというのにっ・・・(滲む目頭
ピンキーってアレなのか?
…………カチッ
「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜♪」
……ガチッ
「うん……今何時?」
何故か物騒な気配を漂わせる目覚まし時計の電子音を止め時刻を確認する。
「…あによ、まだ早いじゃない。ゴメン七瀬、セットする時間を間違えたみた…あ…」
半分寝ぼけたまま七瀬に謝ろうとして思わず苦笑してしまう。ここはマンションの自室なのにね。
まったく…今の私にとっては七瀬家にいることが日常で自分の家にいることが非日常になっちゃたのかな?
それはそれで別にいいんだけどね。…それにしても私…変わったよなぁ…
真夜中に自室で一人時計の針を戻したことがあった。
時間がこのまま止まればいいのに。
明けない夜が来ればいいのに。
朝なんか訪れなきゃいいのに。
朝の訪れを溜息と共に迎え、宵闇の時を一人で過ごし…
明けない夜が来れば…私…心から笑えるのかな?…なんて思っていた。
いつしか心は錆付き感情は揮発し己が殻に閉じこもり、自らが傷つかないように何も思わず何も感じず何者も寄せ付けず…
でも…今の私にはそれがいつのことだったか…もう思い出すことが出来ない。あの日…手を差し伸べてくれた人がいたから。
…七瀬。
《月に咲く花散り逝く華》
『トリコロ』より
「この部屋で一人で起きて苦笑で済む日が来るなんてね。考えられなかったわ」
朝の訪れは絶望…いや諦観とともに。それこそが私の日常だった。
それが今ではどうか。一人で目を覚ましても…多少の寂しさはあるにせよ…あの頃のように嘆き悲しむことはない。
例え今七瀬が隣に居なくても彼女は同じ空の下に、同じ時間の流れ中に確かにいる。それがどんなに嬉しいことか。どんなに…
「…ってもうこんな時間?!はやく起きて着替えなきゃ!」
さぁ学校に早く行こう。愛しい七瀬に会うために。さぁ行こう。やれ行こう。今の私はウォールナッツヘッドの結界でも阻めはしないわ。
「おはよ。ねぇ七瀬は?」
今朝は一緒じゃないのかしら?
「おはよう。八重ちゃんは今日はお休みじゃけぇ」
「え…?」
「少し熱があるみたいでな。大事を取って今日は休むようおばさんが言うたんや」
「……」
「今頃はおばさんと一緒に病院に行ってる頃じゃろか?」
「………」
「せやなぁ。まぁただの風邪やと思うけどな。…にわ?」
「………」
「にわちゃん?」
…そ、そんな
「絶望した!七瀬の居ない高校生活に絶望した!」
「うわ!にわ、落ち着きって!」
「あに言ってるのよ!?七瀬の居ない高校生活なんて味噌と具の入ってない味噌汁より酷いわ!」
「…ただのお湯じゃねぇ」
「多汰美も見とらんとにわを止めるの手伝いや!」
「う〜ん恋の力は偉大じゃねぇ」
………
「まぁ青野のお腹は肥大だけどね」
「急に大人しゅうなったと思ったら…」
「え?うわ!固結びは止め…くぁwせdrftgyふじこ」
「にわちゃん…最後なんて言ったん?」
…まったく酷い目に遭わされたわ。えろがっぱめ。髪が痛むじゃない…
「で…七瀬病気なの?」
髪の毛を解きながら二人に七瀬のことを尋ねる。
肝心の話にやっと入れたわ。私が取り乱したせいだけど。
「さっきも言うたけど…たぶん風邪やろ」
「でも…さっき由崎が病院って…」
「ああ…お薬貰うほうがメインじゃけぇ」
「せや。だからそんなに心配はいらないと思うで?」
「なら…お見舞いや看病に行っても平気よね?」
「まぁ…大丈夫やないか?」
「きっと八重ちゃん喜ぶよ」
……そういえば前に青野に看病してもらった時も結構嬉しかったな…
「なんやにわ?不気味な表情でこっち見て」
…前言撤回。
「こんにちわ〜」
「あら、いらっしゃい」
…いつ見ても若いわよね。私よりスタイルいいし。それに…この前クイズ出した時の反応可愛かったわよね…。
って違う!私は七瀬一筋!
「…どうしたの?じっと見て。何か顔に付いてる?」
「あ、いやその。…青野達から聞いたんですけど七瀬の具合は…?」
「ああ、お見舞いに来てくれたのね。ありがとう。あの子やっぱり風邪ですって」
「風邪ですか」
「ええ。大したことはないからゆっくり休めば直るでしょうってお医者様が」
良かった…
「なら…一応は安心ですね」
「そうみたいね。…あら?その袋は?」
「これは…そこのドラッグストアで色々と。あの…私に七瀬の看病させてもらえませんか?」
「え?……でも」
「やらせてください。七瀬にはいつもお世話になってますから…こういう時くらい…」
「そうね…そこまで言ってくれるのならお願いしようかしら。もちろん私や多汰美ちゃん達もするけど」
「ありがとうございます!」
「でもね…潦さん?」
「え?」
「…あの子は絶対に世話をしている…だなんて思ってはいないわ」
「…はい」
ありがとうございます…
「今日の晩御飯は私が作ったのだけど…」
今夜のメニューは冷やし中華だ。タレに隠し味にリンゴ酢を使ってあるのかな?
「おばさんも料理がお上手ですよね」
「やっぱり八重ちゃんに教えたのはおばさんなんじゃろか?」
「そうねぇ…確かに基本は教えたけど…あとは自分で覚えたみたいね…」
「才能あったんやろなぁ…」
あんた達には無かったみたいね。…炭焼き職人にならなれるかもね。
「それもあったんだろうけど…あの子ひとりで居る時間が多かったから料理で時間を潰していたの…かも…」
………
「…あぁ…ところで八重ちゃんは今どないしてんねや?」
場の重い沈黙を無かったことにするかのように青野が話題を変える。
「八重ちゃんは私達が帰る少し前から寝ちょったみたいじゃけど…」
「まぁ八重ちゃんはいつも寝とるけどな」
「その割には…中学の頃から成長しないのよねぇ?」
『ハハハハハハハハハハハ』
三人揃って笑うしかない。
「あ…でも」
『?』
私の発言に皆が私を見つめる
「七瀬はあれだからこそ!」
二人の苦笑と一人の?顔が視界に映る。しかしどういう風に思われようと譲れないモノは私にだってあるんだからね。
七瀬はちっちゃいほうがいいんだ。背も胸も。
由崎の貧乏神押し付け術は人間業じゃないわね…。
七瀬は寝てるかしら…?
って夜もだいぶ更けたし普通は夢の中よね。
タオルを交換するため七瀬の部屋に入り様子を見てみる。
「熱もだいぶ引いたのかな…」
昼間覗いた時に比べ顔色もだいぶ良くなってるみたいね。七瀬の規則正しい呼吸が回復の度合いを教えてくれる。
これなら明日は一緒に学校に行けるかもしれない。…本当に良かった。
「……あ」
七瀬の顔を覗き込んでみたら何故か唇に意識を捕らわれてしまった。外見とのギャップが強すぎるほどの艶かしさ…
無防備に寝息を立てる唇は瑞々しそうで…柔らかそうで…甘そうで………今まで何度も味わった甘美な果実。
なのに…今まで何度も唇を重ねたことがあるくせに…それでも…欲しい…
ってダメダメ。七瀬は病人でしかも寝てるんだし…でも寝顔にキスくらい恋人同士なら普通よね?
そうよ。だいたい…こんな魅力的な唇をしてる七瀬がいけないんだわ。そう…キスくらい…いざ!
「にわちゃん、何一人でクネクネしているんですか?」
「うひゃあ!」
び…びっくりしたぁ…
「七瀬起きてたの?」
「いま目が覚めたんです。そうしたらにわちゃんが…踊ってて…」
なんか…どう弁解したらいいのか分からない…
「それより…にわちゃんが看病してくれていたんですか?」
「え?あ〜うん。私だけってわけじゃないけど…」
無理言ってほとんど全部一人でやらせてもらったのは伏せておこう…
七瀬に気を使われたくないからね。
「そうだったんですか。にわちゃんありがとう」
「いいのよ。お礼なんて。私がしたくてしたんだから」
この言葉に嘘は無い。七瀬のために私に出来ることならなんだって喜んでするわ。
「…にわちゃん」
七瀬は照れたような嬉しいような微妙な表情で私を見てくれた。
この七瀬の表情を見れただけでも私は満足だ。
「もう…私と七瀬の仲でしょ。そんなに恐縮しないでよ」
「はい…あっそうだ。にわちゃんそこの袋取ってもらえませんか?」
「ん?これ?」
「はい。寝ちゃったものでお薬まだ飲んでないんですよ」
「もう駄目じゃない…私が出してあげるね」
「すいません…やっぱり苦いんですかねぇ?」
「大丈夫よ。こんなこともあろうかと良いもの買ってあるから」
前に青野が買ってきてくれた甘いあのゼリーだ。
「良いもの…ですか?」
「そう。これがね……うん?」
………あれ?この薬って…
「どうかしましたか?」
「七瀬…これ飲み薬じゃない…」
「あ…塗り薬でしたか?…じゃあすいませんけど…にわちゃん塗ってくれますか?」
少し顔を赤くしながら頼んでくる七瀬の言葉にドキッとする。でも七瀬が誘うように甘えてくれるなんて…まだ熱あるのかな?しかし…
「七瀬…この薬…座薬よ?」
「え?……あ〜もう良くなったみたいですし…もったいないですけど薬は必要ないみたいですね」
七瀬ったら…目が泳いでるうえにセリフが棒読みよ?それに…こんな機会なんて…ねぇ?
「七瀬…お尻だして」
「Caved?!?!」
「大丈夫よ…痛くしないからね…」
「え?いやその…ほらこんなにもう元気ですし!」
「駄目よ。風邪は治りかけが大事なんだから…ほら…」
どうしよ?なんか私…暴走してるかも…
「ううう…本当にするんですか?」
「本当に。薬入れるだけだから…」
まぁこの気持ちは本当だ。流石に半病人で遊ぶつもりはない…わよ。
「はぁ…じゃあ…お願いしますね」
そう言うとパジャマのズボンを脱ぎ下着を降ろして…
「えっと…」
「あぁ…入れやすいように…お尻こっちに向けてあげてくれる?」
「………」
恥ずかしいのか無言で私の言うとおりベッドの上でお尻を突き出す格好をする七瀬。
私の目の前には可愛いお尻やアソコが…まぁ丸見えだ。…綺麗ね。
「あの…なんで見つめてるんですか?」
「え…別に…あぁ…やっぱりいきなりは無理よね…」
私は熱に浮かされた熱病患者のように思考に霞がかかりはじめ…
「え?…にわちゃん?」
「最初に…よくほぐした方がいいわよね…」
「あの?、え?」
焦った七瀬の声を適当に流しながらピンク色のすぼまりに指の腹を押し当てる。
「ひあ!? に、にわちゃん何を!?」
「マッサージ。ほら…力抜いて…」
そう言いながら蕾の周りのシワを一つ一つ伸ばすように横に動かしたり指を押し込むように力を入れてみる。
「つぁ…あぁ…ひん…ゆ、指が…食い…込んで…ふぁ…」
七瀬ったらお尻で感じてるのかしら?…気持ちいいのかしら?
そんなことを考え始めると指使いも自然と強くなってくる…
「ぁあ…にわ…ちゃ…駄目…っあぁ…」
完璧に感じ始めてきた七瀬に…駄目よ。今日はあくまで…薬を…
「七瀬のココ綺麗なピンクで…綺麗よ…とっても」
「?!…にわちゃん何言って…?」
私の言葉にピクッと反応して…あ…お尻が赤くなってきてるわね…可愛い…
「本当よ…もう少し続けるからね」
今度は自分の口で指を濡らしマッサージを続行する
「ひゃん…なんか…ヌルヌルして…あうぅ…強い…入っちゃうよぅ…」
……そうよね。座薬なんかに…
「七瀬?」
「はぁ…うくぅ…な、なんですか?」
「座薬なんかに…七瀬の後ろの初めて…奪われるのは嫌…」
「え?ちょっ…ヒグッ!つぁ…いうぁ…」
七瀬の返事を待たずに人差し指をめり込ませる。
よく揉み込んだおかげかズルッって感じで割りと楽に入った…けど…
「つぁ…うぁああ…ぐうぅ…ああ…あ…」
七瀬は異物感が強いのか体を震わせてうめき声を上げている…
「七瀬大丈夫?」
「くぁあ…う…動かさ…ないで…ぬ、抜いてよぉ…」
…あの七瀬が…私の指で悶えてる…いい…
「ほら…ゆっくり動かすよ…」
キュプキュプと痛いくらいに指の先を締め付けるお尻の奥に指をさらに進める…
「い、やぁああつぁ…お、奥まで…だめぇ…ふぁあ…」
第二関節まで潜り込ませ感触を楽しむ…この感じクセになりそう…
「ほら…マッサージなんだから力抜いて」
「む、無理ですよぅ…くぁ!?」
今度は穴を拡げるようにグリグリとかき混ぜるように回してみる。
「!!や、ああああぁぁああぁ……」
七瀬の体が一回だけ痙攣してそのまま崩れ落ちる。どうやらイッたみたいね。
もう…お尻でイっちゃうなんて…こっちでなら私でも七瀬を堕とせるかな?
って本来の目的忘れてたわ…
「も、もういいわよね…。入れるわよ?」
「…ハァハァァ…ハァ」
七瀬は返事も出来ないほど肩で息をしている…。病人相手にやり過ぎちゃったかなぁ。
あぁ早く入れないと…
「…力抜いてね…」
座薬を指で摘まみ七瀬のソコに押し当てる…
「うぁ?…あぁ…」
抵抗するだけの体力すらないのかな?好都合だけど…罪悪感が。
そのまま座薬の先を埋め込み安定させた所で指を離し今度は人指し指の先で押していく。
「ぁあ…また…うぅ…もうお尻…はぁ」
「ゴメン七瀬。すぐ終わらせるからね…」
…ところで何処まで入れればいいのかしら?やっぱり出来るだけ奥かな?
完全に埋没した座薬の感触を指先で確認しながら奥へさらに奥へと押し込み続ける。
「あ…うぁぁああ」
もう意識が半分飛んでるみたいね。体も火照ってるのが見て分かるくらい…美味しそう…
って駄目なんだって。早く済ませて七瀬を休ませないと…
「七瀬…指抜くね」
「くぁ?」
ズルッって感じで指を引き抜く。指に肉が纏わり付いて盛り上がるのが生々しいな…
「…はぁあ…ねぇにわちゃん?」
「ん?なに?」
「あの…あんなに奥まで入れるものなんですか?」
よくよく考えると違う気もするわね。
「…私も初めてだから分からないけど…あんまり浅いと出てくるんじゃないかと…」
「それは…困りますね…」
とっさの言い訳だったが信じてくれたようだ…。
それにしても…熱のせいか私のお尻責め…もとい薬の投与のせいか、七瀬の目はトロンとして頬も赤く、
口元からはヨダレの痕が見て取れる…息も少し荒く…一言で言えばやたらと色っぽい。
思わず生唾を飲み込みそうになり、そこで自分のノドが既にカラカラなのに気付く。
駄目だ。これ以上この部屋にいたら七瀬に当てられる。
「じゃあ…私もう行くわね。ゆっくり休んでね」
「…え?あの…」
私の言葉に七瀬が意外そうな顔で呼び止める。
「どうしたの七瀬?お水?」
「私の体…こんなにしたのに…もう行っちゃうんですか?」
「…はい?」
「そんなこと…許しませんよ?」
まだ…夜は終わりそうもない
「七瀬…ん、」
先ほどの余韻か半分開いていた七瀬の唇に口付けをする。
その柔らかさと熱さを堪能し、舌を入れて溢れ出る唾液を流し込む。
「んむ…んく」
七瀬の喉が動きコクコクと飲んでくれてるのが分かる。
そんな七瀬にさらに愛しさが募り舌と舌を絡ませ、お互いの口内を嘗め回す。
クチュチュプチュクと湿った音とお互いの吐息だけが部屋に響き私の理性を溶かしていく…
「んぅ…にわちゃん今夜は私を好きにしても…いいですよ」
「え?いいの?」
「だってにわちゃんの目…飢えた獣みたいに爛々として…いつもの甘えて期待してる顔じゃないんだもん…」
…それって。七瀬は本当にいつだって…
「ありがとう。七瀬はいつだって私の欲しいものをくれるのね…」
「そんな…にわちゃんだって…」
「え?」
「そ、それより…その…」
「う、うん…」
七瀬の汗で湿っちゃってるパジャマを脱がせ…ブラはしてないのね…
「やっぱり汗かいてるね…」
しっとりとした胸を包むように撫でてみる。むぅこの感触もなかなか…
「い、いや…恥ずかしいですよぅ」
いくら何回も肌を重ねた仲とはいえ汗塗れの体を見られるのは抵抗あるのかしら?
…いつも最後はお互いこうなのにね。
「ほら余計なことは気にしないで…」
そう言って今度は胸に舌を這わす。…しょっぱ。
「くふぅ…ぁあん…ふぁ…」
もう感度は最高レベルにまで高まってるみたい…七瀬って感度いいからなぁ。楽しみ甲斐がある。
乳首の周りを唾液でテラテラにして乳頭を口に含み吸い上げる。
「ん…もうにわちゃんは吸うの好きなんですから…赤ちゃんみたい」
まぁ…七瀬に母性を感じてないと言えば嘘になるけどさ。
「赤ちゃんは…こんなことする?」
乳頭を吸って少し伸びた所を歯で甘噛みする。コリコリして良い食感が私を楽しませる。
「つぁ!か…噛んじゃぁ…」
「ん…今度はこっち」
もう片方のオッパイを同じ手順で味わう。…生まれ変わるなら七瀬の子供でもいいかも…
「ぁぁ…胸だけ…じゃぁ…」
胸だけで一回イカせてもいいんだけど…七瀬の体力的に今夜は一回が限度かな?
「じゃあ…今度はこっちね」
「……」
半分脱力しかけた七瀬の足を開いてソコに手を伸ばす
「すご…もうトロトロていうかドロドロ?」
本当にもう粘度が高そうな白く濁ったオツユがオマンコに纏わりつくように滴っている…
「もう…いちいち言わないでよう…」
フフフ…いつものお返しよ。七瀬みたいに何回もおあずけとおねだりを要求させないだけ可愛いもんだわ。
「指…入れるからね」
ジュルジュプと指を潜り込ませる…熱い。
「あぁあふぁ…入ってる…にわちゃんのがぁ…」
「もう…狭くて熱くてドロドロしてて…七瀬のココいやらしい…」
「いやぁ」
「そんなこと言って…七瀬のココはキュッキュッって私の指を締めて歓迎してくれてるわよ?」
「…んむぅ…ふうぁ…」
本当にトロトロね…。喉の渇きを思い出した私は指を引き抜き…纏わり付いてきた白濁液を七瀬の目の前で舐めて見せた
「チュプ…美味しい。いつもより味が濃いみたい…」
「濃いって…そんなぁ…」
いちいち私の言葉に反応するところが可愛くてしょうがない。あぁ七瀬。
「これじゃ飲むっていうより食べるよね…今夜の夜食は七瀬で決まりね」
そう言って七瀬のオマンコに口をつける。…本当に舌ですくえるわね。
濃厚の七瀬のを舌で口に運んでは口中で味わう。複雑な味が私の心を蕩かせる。
「チュプチュルクチュチュー…きりがないほど溢れてくるわね…」
満腹になるまでいけそうだが…お腹壊したりしたら気まずいし…
「今度はこっち」
もう皮から半分顔を出しているクリちゃんに狙いを移す。
「もう大きくなって充血してる…今夜の七瀬…すごい…」
「ひぁぁ…ハァハァ…だってぇ…」
指で軽くコリコリフニフニと挨拶したあと口の中に迎える。
吸い付いて完全に勃起させたところを舌で舐め転がすのが七瀬のお好みだ。
「くぅああぁああ…そ、それぇえ…」
無意識に逃れようとする腰を両手で固定しさらに美味しいメインディッシュを食べ続ける
「に、にわ…ちゃ…わ、私…もう…は、ハァ、んん〜」
限界が近いことを息も絶え絶えに教えてくれる。さて今日はどんな止めがお望みかしら?
「いいよ…ほら」
口でクリちゃんと遊びながら指を再び指し込み力を込めてジュクジュプという音とともに出し入れをする。
「うぁ!ぁぁあっぁあっ…ああぁ」
完全に意識が飛んでる七瀬の喘ぎ声を聞きながら差し入れた指の先を曲げて上のザラザラした部分を指の先で撫で擦るように小刻みに動かし
同時にクリちゃんを少し強めに甘噛みした…
「!!?!っっぁぁああ!」
七瀬は打ち上げられた魚のようにビクビクと痙攣したあと…そのまま深い闇に堕ちていった…
「美味しかったよ七瀬。…おやすみ良い夢見てね」
その夢が私だったら嬉しいな…
「さて…どうやって着替えさせよう?」
まだ私の夜は終わらない…流石に眠いわ。
「おはよ〜八重ちゃん。体の調子はもうええんか?」
「おはようございます真紀子さん。はいおかげさまでもうすっかり」
「無理したらあかんからな」
昨夜は結局私のせいで無理をさせてしまったので朝食の準備を手伝っている。
そこそこの腕になりつつあるのも目の前の可愛い先生のおかげだ。
「あっにわちゃん、お味噌汁見てください」
「うん…もういいみたいよ?」
「じゃぁ…」
『いただきま〜す』
家族揃って食べ始める幸せもこの家で知ったのよね…
そういう意味では由崎や青野にも感謝しないとね。
「どしたん?にわちゃん。こっち見てニコニコして」
「多汰美あれはニヤニヤ言うんやで?」
…青野。でもまぁこういう軽口言い合える友人がいるのも悪くない…
「別に…七瀬が良くなって良かったなって」
「ああ…ほんまやな」
よほど心配だったのだろう。心底良かったって顔で答える青野。
私とは違った意味で七瀬は大切な存在なんだろうな…。
そんな私と青野の会話を見てか七瀬とおばさんはニコニコしている。…前から思っていたけど七瀬って役者よね。
「まぁ…あれじゃね」
「うん?」
玉子焼きを頬張りながら由崎に先を促す。
「風邪には汗を流すことと…やっぱり吸収が普通のと違うんじゃろか?」
END
どうもおひさしぶりです。
さぼってたわけじゃないのですが弾魔女が面白くて…
少しでも楽しんでもらえたのなら幸いです。
Q.月に咲く花散り逝く華ってタイトルは意味あるの?
A.咲いた花=百合 散った華=菊
正直反省はしている
439 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 22:56:20 ID:kEnYHYWf
もエー!!!!!!GJGJGJGJJJ
266氏(仮称)はどんどんエロくなっていくねぇ……。
ともあれ、エロ面白かったっす。
感想どうも。でも俺がエロいんじゃない。八重ちゃんがエロいんだ。…ゴメンなさい。嘘です。
流石にアナル物はドン引きされたようで。次回があったら避けますね。
442 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 22:53:18 ID:bfB2IkrF
引いてない!引いてません寧ろ歓迎!
引いてない引いてない
大丈夫、ドンウォーリー、貴方が萌えるものを書けばよし!
俺が萌えるものねぇ…
1. 遊び疲れて自分の膝の上でお昼寝してるはこねの髪を撫でて微笑む熱海
2. 真紀子とにわがお手製のお菓子の取り合いでヒートアップしかけたのを苦笑しながら止めに入る八重
3. 実は自分で作ったお菓子なのに恥ずかしいからという理由でバイト先の新商品と言ってみずほに食べさせるたから
ってエロくならねえ!
…あれだけ陰鬱なエロやら闇だか狂気だかを書いといて今さら何を。
次の案が浮かんだので近いうちに投下します。次も短いですが百合で。でもその前にパトリオット作らないと…
にしても、他の職人さん増えんねぇ…。
月華の剣士しか思い浮かばん
>月に咲く花散り逝く華
表記は違うがな
>>445 >3. 実は自分で作ったお菓子なのに恥ずかしいからという理由でバイト先の新商品と言ってみずほに食べさせるたから
で、そのお菓子の中には当然、けしからん事をするためのいかがわしいお薬が?
・・・すみません雰囲気ブチ壊しでした。
圧縮きついそうなので保守保守。
「もう、また風邪かいな八重ちゃん」
「はい、すみません…ケホッ」
「あらら…無理はあかんで?」
「はい…」
「こないだの風邪薬、あの棚の中やったよね?」
「あ…そ、その棚は…」
ガチャ
「…八重ちゃん…コレは…」
「あー、うー…」
真紀子が開けた棚の中には、大人のおもちゃが沢山入ってましたとさ。
続かない(´・ω・`)
451 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 11:24:18 ID:fQL4x3M8
続いて欲しい
今回は難産だったわりに出来が…
いつにも増して御目汚しですがまぁ更新を待つ間の暇つぶしにでも。
「こんにちはー」
玄関をガラガラガラと開け返事を待たずに上がり込むにわ。
勝手知ったる人の家とはこのことだ。
「おっにわ来たんか」
「よス。あれ七瀬は?」
居間にいるのは真紀子と多汰美の二人。どうやら勉強をみてやってるようだ。
「おばさんと買い物や。すぐ戻るんやないか?」
「そう。ところで何してたの?」
「多汰美に勉強をな…今は英語のリスニングやねん」
「ふーん。大変ねぇ」
「ほら多汰美、ここ読んでみ」
「ディ…ディスイズマイストアァァアアア!」
…だいぶ切羽詰ってるわね。ん?
「ただいま〜。カキ氷買って来ましたよ〜」
「あっ七瀬お帰り」
「にわちゃん。はいこれ」
「え?私の分?どうして…」
「もしかしたら来てるんじゃないかなぁと思って…」
「…七瀬」
泣くな私。ここは笑顔でお礼を言わなきゃ。
「ありがとね」
「いえ。それに…」
「もし来てなくても真紀子さんなら二つくらい大丈夫でしょうし…」
「八重ちゃん…」
青野の顔が微妙に歪んでるわね…。
「ってどうしたんですか多汰美さん!?ショッピングモールには行っちゃ駄目っぽい顔色ですよ?!」
「あ〜多汰美、休憩しよか」
「そうしてくれると…嬉しいかも」
由崎も大変よね…知恵熱で倒れなきゃいいけど。
「あ、私麦茶持ってきますね」
「あっ七瀬私も手伝うわ」
「………」
「…………」
時計の短針も12を過ぎてしばし経つ。
くぐもってはっきりとは聞き取れないが艶っぽい声がこの部屋にも漏れ聞こえてくる。
「今夜もお盛んじゃねぇ…暑いのに」
あの二人が友人関係だけでは無くなったのももう最近ではない。
よほど大きな声を出さないかぎり他の部屋には声が届きにくいとはいえ位置関係のせいか
この部屋にはごく小さく聞き取れない程度だが何をしているのかは分かるくらいの声が聞こえてくる。
「…考えてみると結構無理なんじゃよねぇ…」
以前にわと一度関係を持ちまたの機会を約束した多汰美であるが、にわに避けられてるわけでは無いにしろ
基本的に八重と過ごしているにわと二人きりになる機会はそうそうあるはずもなくよってあれ以来にわとの関係はない。
「それに…あのスープは……」
あの日の朝に笑顔で出されたスープは…色々とノーコメントな代物で二度と口にしたくは無い。
もっとも八重のにわに対する執着から考えてもあの程度で済んだのは相手が多汰美だったからとも言えるのだが。
それにあの二人には最早入り込む余地など無いも同然である。
「マキちーは…エロガッパなのに鈍感じゃし…」
過去に何回かアプローチをしかけた多汰美であるが冗談と思われているのかそういう意味では相手にされてない。
寝る時にはヘッドフォンで音楽を聴いてるためかあの二人のことも気付いてないのかもしれない。
「何か飲も…」
由崎多汰美。欲求不満なお年頃である。
「ンクンクンク……ふぅやっぱり夏は麦茶じゃねぇ」
ん…麦茶を発明した人はノーベル賞もんじゃねぇ……りゃ?
「あら…多汰美ちゃん?」
「あ…おばさんも麦…」
お…おばさん?
「ん?どうしたの?」
「や…あの…その格好は?」
確かあのキャミってマキちーのじゃ…
「ああ…これ?真紀子ちゃんに貰ったのよ。着ないって言うから」
「へ…へぇ」
「涼しくて良いのよ?」
そりゃそうじゃろうけど…
「お腹冷やしません?」
「まぁ大丈夫でしょ。それよりあの子には内緒にしてね?また泣かれるから」
そう言えばあの二人はもう寝たんじゃろか…
「はぁ…ところでおばさんまだ起きてたんですか?」
「ええ…少し昔のこと思いだしてね」
それって…
「…八重ちゃんのお父さんのことですか?」
「ううん。もっと昔のことよ」
「?」
もっと昔っていつの頃じゃろ?
「多汰美ちゃんや真紀子ちゃんの母親のことよ」
あ……
「そういえば昔からの友達じゃったんですよね?」
「ええ…」
「少し…昔の話聞かせて貰ってもいいですか?」
「なら…私の部屋にいきましょうか?」
そういえば…おばさんと二人で話すのも昔の話を聞くのも珍しいかも…
「へ〜…かーさんにもそんな時代があったんじゃねぇ」
「もう…多汰美ちゃんたら。でね、あの頃は私引っ込み思案で色々面倒かけたものよ」
「本当に仲良かったんじゃねぇ」
「そうね。でもそうでないなら大事な娘を預けようとは思わないんじゃない?」
「それもそうじゃね。…まるで今の私達みたいじゃね」
「う〜ん。そうねぇ……」
「フフフ…幸江ったらココこんなにしちゃって」
「い…いや…そんな…」
「本当に可愛いわね。普段な幸江からは想像もできないくらい…ほら」
「ひぁ!?…駄目だったら…」
「ええ…多汰美ちゃんのお母さんとは特に仲良しだったわ…」
…ん?なんか少し顔が赤いような? もしかして…
「もしかして八重ちゃんとにわちゃんと同じような仲じゃったりして?」
「…!!や、やぁねぇ…そんなことないわよ…」
ず、図星…おばさんも嘘がつけない性格じゃねぇ…
「顔が赤いですよ?」
「え?え?も、もう大人をからかうもんじゃありません!」
「でも……」
「え?なに?」
「ほんと…おばさんスタイルええね…」
…ん?なんか…これ…おばさんの香りじゃろか…いいにおい…
「ちょ、何言ってるのよ?」
「私らの中で一番じゃもんね…」
「って何処見て言ってるのよ…もう」
私より大きい胸…まきチーよりも上じゃろか?…それにくびれたウエスト…抱きしめたら折れそうじゃね…
「ねぇ…おばさん?」
「あ〜そろそろ寝ましょうか。ほら部屋に…」
「おばさんは…その体疼いたりしたことないんですか?」
「!!?…何言ってるのよ多汰美ちゃん」
「そんなに素敵なスタイルなんじゃから…ねぇ?」
「……ちょっと、あんまりからかうといくら多汰美ちゃんでも怒るわよ?」
「フフフ…私が鎮めてあげましょうか?」
「はっ!?…んむ!?」
ん…おばさんの唇…プルプルしてて柔らかい…
「……もう…何するのよ…」
弱弱しい口調がそそるね…まんざらでもない表情じゃけんいけるじゃろか…
「おばさん…ちゃんと気持ち良くするけえ…もう一回キスして舌いれてもええかな?」
「………」
「…おばさん?」
「……あの子には…内緒ですからね?…ん」
返事の代わりにおばさんの唇を奪い…舌を絡ませた…
「じゃあ…とりあえずそのキャミ脱いでもらってもええじゃろか?」
「…も、もう」
恥らう顔は本当に少女じゃね…なんか私も妙に…昂ぶってる…
「私が脱がせた方がええじゃろか?」
「…自分で脱ぐわよ…しょっと」
…うわぁ
「おばさんの…とっても綺麗じゃね…」
「もう…」
「大きくて…形もいいし…触ってもええよね…」
「え?ちょっと…ん…あ…」
あ…すごい…
「大きくて…柔らかくて…手触りもシットリして気持ち良い…」
「若い子みたいなハリはもうないわよ…」
確かににわちゃんのような弾力には乏しいけど…その代わりとても柔らかくて何処までも指が食い込みそう…
「でもこれはこれで極上のバストですよ。いつまでもこうして触ってたいくらいじゃけえね…」
そう言ってもう立っている少し褐色が掛かったピンク色の乳首を指で摘まみクリクリとしごきあげる
「ん…ぁあ…もう…はぁ……うあ…」
そのまま硬くなってる先を口に含んでみる
「ムチュ…ハム…チュクチュプ…」
口の中で舌で転がしたり歯で軽く噛んだりして感触と反応を楽しむ
「はぁ…ダメ…そんな…どうし…て…」
「ん…チューーチュリュルーー」
「ヒア?!すっ吸っちゃあっぁあ」
…いい反応じゃね。八重ちゃんも胸は敏感なんじゃろか…八重ちゃんか…
「ん…昔はこうやって八重ちゃんもチューチュー吸ってたんじゃねぇ」
「い…いや…こんな時にそんなこと…」
「これで私と八重ちゃんは『姉妹』じゃね」
「だ、だから…あの子のことは…」
「じゃけど…なんて言っても興奮してるみたいじゃね…ここ」
そう言って下着の下のアノ部分に手を入れ指で弄る。やっぱり濡れよるね…
「ひあ?!い、いきなり…あぁ…」
「もうグチョグチョじゃよ…下脱がすけえね」
…おばさんは意外に薄めじゃね…
「もう太腿まで濡れよるね…」
「そ、そんな…いや…」
「どれどれ…」
そう言って指で両側を引っ張り中を覗く
「うわぁ…まだ中は綺麗なピンク色じゃね。オツユ塗れで美味しそう…」
「え?ちょっと美味しいそうって…くあぁ…!」
オツユでトロトロのオマンコに口を付け啜るようにキスをする
クチュチュクチュルチュプ…ジュプ
「!つあぁあ…くうぅ…うはぁ…」
「本当たっぷり…ここも好きじゃろ?こんなに大きくなってるけぇ可愛がって…んむ…」
「そ、そこ!…つあぁあ…つ、強い…」
もう完全に勃起したクリを口に含み唇で締め上げると膣口が物欲しそうにパクパクと蠢く。
「あ…ごめんなさい。優しく…ね…」
口の中でクリを舌でクルクルと嘗め回しグチュグチュにする。
「ああぁ…ああ、はあぁん…あぁ…」
「指入れるけぇ…力抜いて…」
そう言って二本揃えた指を中にジュプジュプジュプと捩じり込む。
「くぁぁぁああぁ…はあぁ…」
中は熱くて狭くキュウキュウと指を締め付けて痛いくらいじゃね…。これじゃ男の人は長持ちせんかも。
「おばさんの中すごい気持ち良い…極上の味じゃね」
「な!?…何言ってるのよ…くうぅ」
そう言ってキュッと締め付ける。
「ほら動かすけん…ゆっくりゆっくり…」
中の壁を擦るように力を込めて出し入れする。そのたびにオツユが掻き出されて…少しづつ白く濁り始めてる…
「そん…な…擦っちゃ…あぁ…ふあぁ」
「おばさん…自分で腰使っちゃって…気持ちいいんじゃね…早くするけん感じてくださいね」
「え?…くんぁあ…ひ、あああぁ…はぁ…」
指を早めに動かしおばさんを責めあげる。中は喰い付くみたいでもう指を動かすのも一苦労じゃよ…
「あぁあ…た、多汰美ちゃ…私…もう…うぁ」
その言葉を聞き動きを止め指をクチュと引き抜いた。
「あ…多汰美…ちゃん?」
引き抜いた指に纏わり付いた白濁液を舐め取りおばさんの方を見て口を開く
「ねぇおばさん?」
「ハァ…こ、今度は何…?」
「おかーさんと私…どっちが良かったかな?」
「…え?そ、それは…」
「…それは?」
「う…た、多汰美ちゃんの…方が」
ヘヘヘ…これでおばさんは私のモノじゃね
「ふーん…娘の友達の指や舌がそんなに良かったんじゃね」
「!…い、いやぁ…そんな…」
「ココこんなにして…弄られて…イきたいんじゃよね?」
「……」
真っ赤になって俯いてるおばさんに追い討ちをかける
「ほら…今度はちゃんとイかせるけぇ…」
そう言って指を差込みザラザラした上の方を擦り上げる。
「ここ…ザラザラしてるのわかるけえ…ほらゴシゴシ」
指の腹でザラザラを伸ばすように擦り伸ばす
「も、もう…あぁ…くぁぁぁぁあ…ああぁ…ダメぇ…」
グチュグチュと指で掻き混ぜながらおばさんに小声で耳打ちをする
「そういえば…ここから八重ちゃんが出て来たんですよね?」
「!!?!…く、くぁぁあぁぁあああぁうぁあ…」
三回ほど体を痙攣させて…失神したみたいじゃね…おやすみなさい
「……ええ、それでウチの子は最近どうです?」
「多汰美ちゃんは…いつも通り元気一杯ですわよ。ああでも…」
「え?」
「多汰美ちゃん…あなたの若い頃にそっくりね」
「そう?」
「もうビックリするくらい…あら?」
『ただいま〜』
「あの子達帰ってきたみたいね」
「なら…あの子のことお願いね」
「ええ。それじゃまた。たまには遊びに来たら?」
「そうね…それじゃ」
ガチャ
「お帰りなさい。あなた達お腹空いてない?」
「え?う、うん…」
「おやつ作っておいたから食べなさい。まだ温かいはずよ」
「なんやろな?八重ちゃん」
「もう真紀子さんったら目の輝きが違いますよ」
「あっ広島風のお好み焼きだ」
「良かったな〜多汰美。好物やん」
「ヘッヘ〜。おばさんと私は仲良しじゃけんね」
「でも私と七瀬の仲には負けるけどね〜」
「も、もうにわちゃんったら…」
「ん〜それはどうじゃろうねぇ」
『は?』
「なんやなんの話や?」
END
正直自分でもどうかと思うのだけどどんなものでしょう?
>459
おにんにんがおっきして止まりません!
てか多汰美のSっぷりがもうw
たた×さちに全米が狂喜した。個人的ベストカップリングです
ただ欲を言えばMな多汰美も見たいです(黙れ)
人さらに居なくなったね。
百合派の負けを認めるようで嫌だけど4コマスレに合流したほうがいいのかな?
あっちも過疎だけど…な!
別に移動する必要はない気が
よほど人気な原作じゃない限りエロパロが過疎るのは世の常だし
勝ち負けじゃ無いだろ。百合以外見たくない、と主張する奴が流れて来られても困るし。
あと、百合派すべてが男との絡みを否定しているわけではないぞ。両方見たい奴は両方見てる。それだけの事だ。
ふむ…失言だったみたいだな。スマン。
勝ち負けとか言っている時点でかなり香ばしい意見な。
まあまったり保守してればいいじゃない。変に読み手が流れ作ったら書き手が混乱するよ。
467 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 09:18:38 ID:8AuQzQ0d
華麗に保守。
468 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 10:13:08 ID:vqyv/N/v
上品に保守。
保守代わりに点呼を取ってみたいと思う。読み手or書き手を添えてよろしく。
読み手 一人目 (・ω ・) ノシ
('A`)ノシ 通りすがり!
読み専 ノシ
読み&にわか仕込みの自称書き手 ノシ
表現って難しいよ…(´・ω・`)
度々来る読み手ノシ
最近来た ノシ
読み手 ノシ
476 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 22:51:19 ID:lM7qr/88
age
もしや…過去の書き手さん全員不在?
保守だわ保守だわ
これ以上ないというくらいくらい平凡な昼下がり
お母さんは真紀子さんとお買い物、
にわちゃんは和弥さんとドライブに行っていて
今この家には多汰美さんと私しかいません。
私は今居間でごろごろしています(駄洒落じゃないですよ)
は〜、やっぱり今日みたいに暖かい日はこれに限りますねぇ
多汰美さんは―
八重「あのー、何をなされているのですか?」
八重は近くで奇妙な行動をする多汰美に訪ねた
八重には多汰美は何かを探しているように見えた
多汰美「あー、八重ちゃん目線じゃよ」
八重「はぁ・・・」
理解に困る言葉に適当な相槌しかできない八重、
そんな八重をよそに多汰美はこう続けた
多汰美「八重ちゃんの目線に立ってみると思わぬところに危険があるけえね」
八重「はい?」
―10分後―
タタミ「ジョ、ジョウダンジャケエ;」
ヤエ「イイデスヨイイデスヨ、ドウセ・・・」
赤ちゃん目線噴いた
八重「わ、私を本気で怒らせてしまったようですね・・・
私がこのネクタイを外したらどうなるか・・・!」
多汰美「長さが同じなんじゃろ?」
・・・
真紀子「泣くぐらいやったらやらんかったらええのに・・・」
八重「ちっちゃな頃から小さくて〜15で背丈が止まったよ〜♪」
・・・
真紀子「せやから泣くぐらいやっt(ry」
八重「…かかりましたね?飛騨の山中に篭る事十余年、あみ出したるこの技、名づけてカニバサミ。
もがけばもがくほど身体にくい込みます!どうです!?動けるものなら動いてみてください!!」
真紀子「ちょっ!?足でやるんとちゃうんか!!?」
多汰美「三つ編みツインテールに飲み込まれ(ry」
八重「私ね、お父さんが宇宙飛行士でお母さんが棋士のハーフ、だから私、宇宙の騎士テッカマンブレードなの」
八重「ボルテッ(ry
八重「ななせ!テックセッター!」
ななせ「ラーサー」
>>482の続きはこうなるのですね。
成長が止まったまま24歳を迎え、
先生になった中学の時の後輩に補導されかけて、
それがきっかけでゴールイン、と。
・・・・・・・・・・・・あれ?
八重「たあ!たあ!とりゃあ!
ビタァァァン
八重「ふふ、今日は・・・
真紀子「あーあ、泣かせてもうた
多汰美「ご、ごめん・・・
めだか師匠は全国区・・・でいいんだよね?
関西から出たことないからわからん
というかくるよ師匠も全国区なの?
俺はトリコロで初めて知ったけど?東北
>>489 どこに住んでようが生活笑百科ファンなら確実に知ってる
「な〜なせ!今日のお昼は何?」
お昼休みの教室。にわは最愛の人である八重にじゃれつきながら聞く。
ちなみに英語で言うと『My Little Lover』しかし体は『My Little Baba-』だったりする。
「あ…その…」
しかし八重は気まずそうに言葉を濁して視線を逸らしながら言葉を続ける
「実は…今日寝坊しちゃいまして…」
「ふ〜ん…え?」
あまり考えたくない想像をしたのかにわの表情が強張る。
「そういうわけで今日は購買で皆で行く予定なんじゃよ」
そしてそのいやな想像を多汰美が無邪気に現実へと変える。
〜にわ脳内BGM「火曜サスペンス劇場のテーマ」〜
「あ……そう…そうなんだ…」
なにもそこまでと思うくらい目に見えて落胆するにわ。
うっすらと涙まで見て取れるのがあまりに痛々しい。
「あ…にわちゃんごめんなさい!明日はちゃんと作ってきますから!」
慌てて八重はにわに謝るものも
「ううん。いいのよ…いつも無理言って作ってもらってるんだから七瀬が謝ることなんて…」
涙目で八重を気遣うが全身から漂う嘆きのオーラは隠しきれてない。
「あ〜ほらパンが売り切れる前に買いにいかんとあかんやろ」
「そうそう急がないと無くなるけえ」
気まずい雰囲気を変えようと助け船を出す二人だが…
「ゴメン…なんか食欲ないから三人で行ってきて…」
見事に沈没した。マキちーの体重のせいじゃろかと多汰美は思ったかは定かでない。
「八重ちゃん何か手伝えることあるか?」
真紀子は晩御飯の用意をしている八重に声をかける。
「あ…なら焦げ付かないようにお鍋見ててもらえますか?」
「おやすい御用や…おっ今日はビーフシチューなんやな…ん?たしか…」
何かに気付いたような真紀子に八重は少し微笑みながら
「はい…にわちゃんの大好物ですから」
「なんや…まだ気にしとるんか?」
「いえ……ただ…」
確かに八重の表情に憂いは見えない。それどころかむしろ…
「ただ?」
「今日のこと…本当はとても嬉しかったんです」
少し予想外の返答を聞き思わず真紀子は聞き返す
「まさか…にわの泣き顔が可愛かったからとか?」
「へ?…いやまぁ…それもありますけど…」
あるんかい。とは言えなかった。だって怖いさかい。
「なら…?」
「だって…にわちゃん…それだけ楽しみにしててくれたってことですよね?」
「…そうやなぁ」
「私の作った料理をあんなに心待ちにしててくれていた…それがとっても嬉しくて」
「…八重ちゃん」
八重の顔は本当に嬉しそうだ。原因を考えるとアレだが。
「でもにわちゃんには悪いことしちゃったのでこれはお詫びと…お礼代わりですかね」
あの果報者め。素直にそう思い嫉妬やろか?と内心苦笑する。
「でもな八重ちゃん…私らだって…な?」
「!……ハイ。ありがとうございます。そろそろ好い頃合ですから盛り付けましょうか」
「なら私は皆を呼んでくるさかい…」
『いただきま〜す』
皆で揃って唱和し食べ始める
「あっ今日はビーフシチューなんだ」
にわは瞳を輝かせてスプーンで掬いはじめる
「たくさん食べてくださいね。いっっぱい作りましたから」
八重も嬉しそうににわが食べる姿を眺める。…が、
急にスプーンを止め少し悲しそうな顔で八重の方を向く
「え?…にわちゃん?」
「七瀬…今日は本当に御免ね?」
「そ、そんな…」
いきなりの告白に戸惑うことしかできない八重に言葉を続ける
「私…七瀬がお弁当作ってくれるのが当たり前みたいに思っちゃって…我侭言っちゃって…」
「にわちゃん…そんなこと言わないで下さい」
「でも!」
「私…にわちゃんのお弁当作るの好きなんですから」
「……」
「いえ…本当は私の作った料理を美味しそうに食べてくれるにわちゃんを見るのが好きなんです」
「七瀬…」
「ですから…これからも楽しみにしててくださいますか?」
「うん…でも」
「え?」
何か思う事があるのかにわは言葉を続ける
「明日からは私も手伝っていいかな?」
「にわちゃんが?」
「やっぱり七瀬だけにってのは…」
にわの言葉を聞き微妙な表情を浮かべる八重だが急に明るい顔になり
「そうだ!ならにわちゃんは私にお弁当作ってくださいますか?」
「え?わ、私が?」
突然の提案に今度はにわが目を丸くする。
「はい、私が皆の分を作りますから…にわちゃんには私のを作って欲しいんです」
「え?え?…でも…」
「ん?」
「私…七瀬みたく美味しく作れないよ…」
悲しそうな顔で話すにわを見て八重は優しい微笑を浮かべ…
「何言ってるんですか?にわちゃん」
「え?」
「にわちゃんが私のために作ってくれたお弁当が美味しくないはずないじゃないですか」
「…七瀬」
「フフ…ですから明日は」
「うん!」
「なぁマキち〜?」
「なんや?」
「確か今は九月じゃったよね?」
「にしては熱いな」
END
非エロ小ネタなうえオチなしで申し訳なく…
しかしニヤニヤがどうにも止まらずwwwwww
>492-495
GJ!
エロなしでも仲睦まじく百合百合しいのはイイヨイイヨー
「はぁっ、マキちー…したい…したいよぉ…」
体の奥が熱い。
頭がジンジンする。
抑えられない感情が私を支配する。
股間に伸びる手は明らかに自分のものなのだが、自らの意志とは別に動いているような錯覚に襲われるのだ。
「うんッ…!はぁっ!!」
が、そんな曖昧な感情は陰核への刺激によって消えてしまった。固く勃起した肉芽をつまみ、扱き、弄る度に、頭の中は『快感』という記号で埋め尽くされていく。
「んぅ…!クリっ、キモチ…いいっ…」
ついさっきまで真紀子とふざけあっていたいつもの私はここにはいない。
ここにいるのは自らの秘部を弄び快感を貪る一人の女。
絶頂の悦びと肉欲にまみれた一匹の淫らな牝しかいないのだ。
海藍板から。
おなぬーいいよおなぬー
八重「多汰美さんはどうして走るんですかー?」
多汰美「わしゃ止まると死ぬんじゃ」
>>500 多汰美の広島弁はそこまできつくないし
「わし」は男の一人称
ごめん、改変忘れてました
確かに広島弁は詳しくないんですけど
あとネタの選定に無理があったなぁ・・・
真紀子「わわわ、多汰美どうしたんや!?フラフラやんか」
多汰美「いや、それが今朝からヘアピンが一つ見つからんけぇ」
真紀子「なんやそれ、しっかりせえや」
多汰美「しっかりできたらフラフラするか!!」
そういえば多汰美が怒鳴るシーンってあまり記憶にないな。
天然でボケ担当ですから
我が輩は鳩である、名前はななせ。
どこで生まれたのかとんと見当がつかぬ。
何でも地面に幾何学的な装飾が施されている広場で
羽を傷めて休んでいた事だけは記憶している。
我が輩はここで初めて人間というものに接した。
続かない
我が輩は鳩である。名前はななせ。
最近は飼い主である七瀬八重の夜の行動を見るのが楽しみになっている。
昨日は八重の同居人の多汰美としていた。
恐らく今日は真紀子の番だろう。
続かない
七瀬家深夜…
「…なんか喉渇いちゃった。巨峰カルピスでも作ろ」
寝ている人を起さないように足音を忍ばせて台所に向かう。
「…ん?明かり?誰だろ?」
台所からは光が漏れ話し声が聞こえてくる
「この声は…由崎?誰と話してるんだろ」
軽く台所の壁をノックしてから台所の中に入る。
由崎は携帯を耳に当てていて…
「あっにわちゃん…こんな夜中にどうしたの?」
携帯を耳から離しテーブルに置いて声をかけてくる
「ちょっと喉が…由崎こそこんな時間に電話?」
「友達から電話が掛かってきたけぇ…相談に乗ってたんよ」
「ふ〜ん」
広島の友人だろうか?こんな時間にかけてくるなんて余程深刻なことだったんだろうか?
「で?もう済んだの?」
「あ〜まぁ…それより」
と言ってウーロン茶を渡してくれる。…まぁいいか。
「ありがと…電話終わったんなら寝ないの?」
「うん…にわちゃん時間ちょっといい?」
「あに?…さっきの電話の件?」
「あ〜うん。参考までに聞きたいんじゃけど…」
なんか歯切れが悪いわね。そんなに聞きにくいことののかしら
「なごやんのことどう思ってる?」
「っゴフ!」
危ない…噴き出すとこだった
「あ…聞かれたくないことじゃった?」
心配そうな顔で由崎が聞いてくる。あんたね…
「だから…人の母親をなごやん呼ばわりは止めなさいって」
「え〜可愛いじゃろ?」
心底不満そうに言ってくる。まったく「え〜」じゃない。
「もう…可愛いとかそういう問題じゃ…」
「でも…どうなん?」
「……」
「あのさ…友達が親子関係で悩んでるけん…」
私が無言でいると由崎が事情を説明してくる。由崎も友達思いだからなー。
しょうがないか…。
「どうって言われてもねぇ…好きよ?お母さんのこと」
「…そうなん?」
「まぁ『お母さん』としてなら…色々と言いたいこともあるけど」
「……」
「でも…前にも言ったような気がするけど…」
「?」
「同じ『女性』としてなら間違いなく尊敬できる。カッコ良かったでしょ?」
……恥ずかしい。間違っても母さんには聞かれたくないな。
「にわちゃん…でもそれなら…」
「ん?」
「なごやんに甘えたいとかって思わん?」
「……ん〜この年でねぇ」
「年齢は関係ないじゃろ。どうなん?」
私がお母さんに…小さな子供みたいに…それは…
「そりゃ…昔だったら…まぁ…」
だって今の私には…
「今は八重ちゃんがいるから?」
「!?…もう…そうね。七瀬は私が望んだものを惜しみなく与えてくれた。それは…」
「じゃあ…今はもうなごやんに甘えたいとは思わないんじゃろか」
「あまり…考えたことも無かったけど…」
そう…それは…今の私は既に満たされているから。
「八重ちゃんに甘えるみたいになごやんに甘えてみたいって思わん?」
「……まぁ思わないことも…ないかなってこれが参考になるの?」
私の問いかけに由崎はニッコリしながら携帯に手を伸ばす。…ん?
「もちろんなるけえ。…あ、なごやん聞いた?」
「はい!?」
ちょ、ちょっと?
「ゆ、由崎?」
「言ったじゃろ?『友達』が『親子関係』に悩んでるって…ん?うん…」
「…な」
まだ由崎は…母さんと何か話してる
「ん、わかりました…はい、にわちゃん」
携帯を差し出してくる由崎。どうしろと?とりあえず耳に当て…
「あ、あの…母さん?」
「景子?あのね…明日からの土日お休み貰えたから」
「え?」
「だから期待しててね。あっ休憩時間過ぎてる?!多汰美ちゃんによろしく言っててね」
「ちょ…」
「おやすみ景子。早く寝るのよ」
プツ…
「ちょっと…」
「なごやん何じゃって?」
「明日からお休みだから…って」
「いや〜いいことした後は気分がええねぇ。じゃおやすみ…」
「またんかい」
このまま帰せるかっての。
「ん?なに、にわちゃん」
振り返って問いかけてくる由崎
「いや〜由崎には是非ともお礼をしないとね〜」
「へぇ…」
余裕の表情なのが子憎たらしいわね。
「そう…覚悟してもらいましょうか」
「にわちゃんが?私に?それは無理じゃよ。この家の中で一番強いのはたぶん私じゃけん」
まぁ普通はそう思うわよね。
「そうね…由崎の言う通りだわ」
「はえ?」
私の言葉に少し拍子抜けした声を漏らす由崎。まぁそうでしょうね
「元陸上部な上に今でも鍛えている由崎相手にただの帰宅部な私は…まともにやりあったら勝ち目は無い」
「じゃ…じゃろ?なら…」
由崎は…既に私に引き込まれていることに気付いてない…
「でもね…それなら…」
「?」
ここで充分に間を取って由崎の意識を私の発言に引き付け…
「まともにやりあわなきゃいいのよ」
「へ?」
「っフ!」
今!! 隙を見せた由崎に一気に接近する。
勝負は一瞬 一撃で決める
由崎は? まだ反応出来てない!
イケル カテル カノウナカギリハヤク…
ソコ!
「盗った!」
「っつ!?何?急に…あれ?おとととと…」
急にバランスを崩してふらつく由崎
「これ…な〜んだ?」
私の手にあるヘアピンを見せ付ける
「あ…おっと」
床に尻餅をついて後じさりをする由崎にゆっくりと近づく。
「己の弱点を晒した時点で由崎の負けは決まっていたのよ」
「あ…あの…私はにわちゃんのことを考えて…ね?」
「ええ…だからじっくりとお礼をしないとねぇ…」
脅える由崎の瞳は…
「ひっ!?…い、いや…」
私の中の何かを…
「この前は随分可愛がってもらったもんねぇ…」
呼び起こすのに充分で…
「もしかして由崎…されるのに弱い?」
ビクッと体を振るわせて私の推測を肯定してくれる。
「ふ〜ん。だからいつも攻めなんだ…」
「に、にわ…ちゃ…」
「大丈夫よ…新しい世界を見せて…あ・げ・る」
「あ…あ…」
一歩一歩由崎に近づいてゆく。由崎はなんとか棚に捕まって立ち上がるものも逃げることは…不可能
「さぁ由崎。…観念しなさい」
「に…にわ…ちゃん?」
「ん?な〜に?」
私は余裕たっぷりに聞き返した。
続かない
・・・続けよ・・・続けよっ!!
ワッフルワッフル
「ここは…どこや?」
目の前に広がる殺風景な草原。生き物の気配は無くただ風が髪を撫でて通り過ぎる。
「一体…なんなんや…」
私がどうしてここにいるんか…いや何処からここに来たのかすら思い出せない。
「さて……どないしよ」
もう一度あたりを見回してみる。何処までも続く無機質な草原。セピア色の空。360度の地平線。
見上げれば尻尾を回転させて宙を舞う多汰美。……マリオ3?いやあれは狸やったよな?
なんとなく多汰美に声をかけてみる。
「多汰美はなんで飛ぶんや?」
「ハイエナじゃけどー」
納得のいく理由が返ってきた。今夜は好く眠れそうやな……
「……?」
ベッドの上で身を起こす現七瀬家長女青野真紀子(62)←ウエストマキシ数
「夢?……なんやあれは?」
今しがた見ていた夢を思い出す。なんというかシュールな夢だ。
時計の針は予想よりも早い時間で…まだ寝ていていいんだよ?と語りかける。
「…寝なおそ」
こうして少女は夢を見る。夢。そう…誰が青野真紀子が夢を見ていたと言えようか。
青野真紀子は何者かが夢見た存在であるかもしれないのに。
そして…そんなことは一切関係なく…同時刻七瀬家1階
「に…にわ…ちゃん?」
「ん?な〜に?」
私は余裕たっぷりに聞き返した。
今なら分かる。あの時の七瀬の楽しそうな笑顔の理由を。
獲物をいたぶる予感は想像以上に心を奮わせるわ。
……いたぶられる予感もたまらないんだけどね。
私の言葉に由崎は…
「これ…なんじゃと思う?」
…ん?
「は?!」
慌てて手にしたヘアピンを確認する。大丈夫ちゃんと持って…
ガシッ!!
「くぁ!?…しまっ…ゆ…由崎…さっきの…?」
いつの間に。一瞬で背後から羽交い絞めにされ身動きが…
「ん〜?予備じゃよ」
耳元で囁くように話す由崎。ちょっと…息が耳に…
「そんな…あり?」
ちょっと御都合主義じゃない?
「わざと弱点を晒してそこに罠を張る…軍略の基本じゃよ?」
ぐ…軍略って
「じゃ…じゃあ…」
「クスッ…にわちゃんは本当に可愛い娘じゃねぇ」
「やっぱり最初から…」
「そ。…筋書き通りじゃね」
「一体どこで…そんな策略を?」
「軍略で必要なことは全て桃鉄で学んだんじゃよ」
「嘘!?」
そんなのに…負けたの?
「さ〜て…に〜わちゃん?」
由崎が悪戯っ子のような口調で囁きかける
「あ…あによ?」
「一体…私をどないするん気じゃったん?」
「い…いや別に?」
この状況で正直に答えられるわけな…!?
「んぁ?!」
羽交い絞めをしていた由崎の手が私の胸を撫で始める
「ちょっと…ん…ぁん」
「今日は…もう八重ちゃんにしてもらったん?」
「んぁ…そ…それは…」
「じゃったら…今晩の夜食は八重ちゃんの食べ残しじゃねぇ」
「な!?何言って…んんぅ」
私の耳に頬を付けるようにしながら胸を揉み続けられる。
「八重ちゃん好みに味付けされよるから…さぞ美味しいんじゃろうな〜」
こ…この…。意識の抵抗は虚しく心は由崎の言葉に麻痺されて…
「ほら…こっち向いて…」
「え?…んむ?!」
そのまま唇を奪われ…やっぱり柔らかい…ううう七瀬ゴメン。
由崎の唇が…舌が…蠢き始める。ダメ…意識…が・・・
唇の感触を唇で楽しんでからにわちゃんを楽しませることにする。
まずはにわちゃんの下唇を軽くチロチロと舐めて濡らしヌルヌルになったところを
ハムッと咥える。
「チュム…チュ…ん…」
そのまま既に半開きになった唇に唇を重ね舌を潜り込ませる。
歯に…歯茎に…頬の内側に舌を這わせ…
「んーむグ…んぁ」
クチュチュプと軽く湿った音が響く…そのまま舌を絡まる。
喉の渇きにも似た感覚が私ににわちゃんの舌を求めさせる。
「チュル…チュク…」
にわちゃんの唾液を啜りあげ私の唾液とブレンドしてからまた流し込んで
また啜ったり飲ませたり飲んだりをただ繰り返す。
…そして唇を離しても細い唾液の糸がお互いの口を繋いでいる
「にわちゃん…美味しい?」
「…うん」
もはや理性が薄れてきたのか反応が乏しい…
もっと楽しませてもらわんとねぇ。
「あ…そうだ」
「……」
「私は…八重ちゃんと間接キスじゃね」
「い…いやぁ」
少し瞳に理性の光を取り戻して嫌がるにわちゃん。
フフフ…いじめたくなるのは八重ちゃんだけじゃないけぇね…
続く。かも。
515 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 07:52:37 ID:VCCEc6oL
ママンたちはえろいなー……。
にわ「あに!?虫の世界じゃそういうのでもバレないわけ!?
コノハチョウトカノタチバハ!?
幸江「あら、案外いけるかもしれないわよ
人間だって記号で相手を判断するもの
タトエバ・・・
真紀子「?
八重in台所(何だかにぎやか・・・
八重(・・・何してるんだろ
幸江「あとは多汰美ちゃんに帯を引っ張ってもらえばほら
幸江「お代官様ー、お戯れをー(はぁと)
真紀子・にわ「・・・・;
八重「ななせ、台湾ってどんなところ?iii
勢いでやりました、ごめんなさい
保守するだ。
…保守。
八重→めだか師匠
多汰美→寛平師匠
と勝手に師匠を付加させていったけど、にわが思いつかない・・・
521 :
514:2006/10/05(木) 21:25:28 ID:Z0OO9kWd
ゴメン。やっぱ無理。
「保守」くらい打とうぜww
しかし、見事に過疎ってるな。
だが…!俺は毎日覗いてるぜ…!
俺もだ
ミーも
俺も俺も
結構いるねぇ…読み手がorz
俺もノシだ
俺は日に3回は覗いてるぜ!
まったくなぁ、書き手不在が・・・
俺もせいぜいシチュ上げるぐらいしか出来ないしなぁorz
本スレで妄想乙と最大限の賛辞を貰ったのでまた書いてみました。
でも…このスレの流れは逆に投下しずらいよorz
「ねぇたから?」
「…?」
たからは目線だけをこちらに移し表情で先を促す。
…実はものぐさなんだろうか?
「慎太は?今日は四時に部室に集合ってはずよね?」
「…風間なら木梨先生に用事を頼まれて少し遅れる…」
「ならしょうがないわね。あぁここのレイアウトどうしたら良いと思う?」
次回発行の新聞の見出しについて意見を求めるとたからはトコトコ寄って来て
私の手元を覗き込む。
「…ここはこっちのほうが…小田さんは?」
「う〜ん…やっぱりそっちのが良いかなぁ。とみかなら委員会の仕事で遅れるわよ」
「…そう」
「なら…これなら…って何よ?」
何時の間にか私を見つめてくるたからに少したじろぐ。
この子がこういう視線で見てくる時はたいていろくな事が無いんだけど…
「…二人きりね」
「そ、そうね……で、でね今回のアンケートの結果だけど…」
「…二人きりね」
あああ…まさか…
「何よたから…」
「……」
たからは何も言わず私の頬を両手で優しく包み込み…ってちょっと!
「た、たから! 何考えて…!!」
「…みずほ五月蝿い」
んむ…だからって口で塞ぐことないじゃない…
あ…やっぱりたからの唇って柔らかい…
「…ほら」
頬を押さえていた手を離して肩と腰に回して引き寄せられる。
「ちょっと…少し苦し…」
チュク…あ…舌入れてきた…ダメだってのに。ここは部室…
「…みずほ…舌…」
…もう…しょうがないので舌を伸ばす。それにたからは舌を絡めてきて…
チュクチュル…チュプ……ん…チュ…
しばし部室の中に湿った音と私とたからの吐息だけが響き渡る。
意識しだすと余計に大きい音に感じられて誰かに聞かれるんじゃないかと…
「…たから…誰か来ちゃうよ」
「…まだ…もう少し…」
絶対嘘だ。こうなったらいつも止めてくれないくせに…。
あ…そんなに優しく背中撫でながらキスしないでよ。私も…もう…
ガラララララ…
「すいません部長もう少し時間が……!」
ピシャ!
「ちょっととみか!まずは話を…!」
ウソうそ嘘?!見られちゃった?どうしよ?
ガララ…
「あ…あの…その…すいません。お邪魔するつもりは…」
首だけ出して恐る恐るといった感じで見てきてる…。
あああああああ…やっぱり誤解を…いや誤解でもないか…でなくて!
「…どうかしたのかしら小田さん?」
「…え?あの…今…」
たからはいつもの表情ね。この子に動揺って文字はあるのかしら?
「…私はみずほが目が痛いって言うから診てあげてたのよ」
…へ?
「あ……そ、そうだったんですか?そうですよね!…私てっきり…」
「…てっきり?あらあら何を勘違いしたのかしらね」
「みぎゃ!?…ああ!まだ時間がかかるんで先に始めててください」
「…頑張ってねとみか」
…ゴメンとみか。
「すまん遅れたってどうした?」
「慎太…なんでもないわ。さ…始めましょ」
「なんか疲れてないかお前?」
「ほっといて」
色々あったのよ…
ズズズズズ…
「もう…今日はたからのせいで散々な一日だったわ」
たからのベッドに腰かけ机に向かって読書しているたからに文句をぶつける
「…みずほ」
こちらを向きもしないでよくもまぁ…
「何よ?」
「…ミルクティの飲み方がおっさん臭い」
…この娘は…
「そうじゃなくてー!」
思わず声を荒げる。なんて言えば…
「…怒ってる?」
うお?いつの間に目の前に?って近いよ…
「と…当然でしょ。部室であんなこと…」
その…唇が…目の前に……
「…私のことキライになった?」
ちょっと…そんな目で見ないでよ。
不安気で…オドオドした…捨てられそうな子猫のような…たからのその目に弱いんだから…
「そんな…ことはないけど…」
私の言葉を聞くとたからは私のミルクティを奪って一気に口に含み…
「ちょっとたから…それ私の…んぐ!?」
コクコクコクコク…ん…
口移しで流し込まれた……
「…夕方の続き…」
やっぱりあの時はやまったかなぁ…
「そうだ…ねぇたから?」
「…何?今夜は帰さないわよ?」
…知ってたけどさ。
「今回は…罰として私がしてあげるわ」
「…え?な。なにを…」
「いつもたからの好きにされてるじゃない?だ・か・ら」
「…み、みずほ?」
「大人しくしなさいよ?じゃないと帰るから」
「………」
観念したのか黙ってベッドに横になるたから。
まな板の鯉ってところね。…美味しく料理されるところとか。
「…みずほ、おっさん臭いこと考えたでしょ」
うるさい。てか何でばれた?
「さてと…」
そう言ってたからのパジャマのボタンを外していく。
ほどなく可愛いブラに包まれた大きめで形の良い胸があらわになる。
こういう胸を美乳って言うんだろうな…。ちくちょうめ。
「可愛いブラしてるじゃない…」
「……」
真っ赤になってプイと横をむくたから。
なんか新鮮で可愛いわね…
「でも…邪魔ね。えい!」
勢いをつけてブラを引き摺り下ろす。
プルンとした胸があらわになり私の目を引き付ける。
「…そんなに見ないで」
耳まで赤くなったたからが抗議の声をあげる
「何?恥ずかしいの?いつも私に同じ事してるくせに」
「……」
フフフ…これは…
「ほら…ここ…」
言ってたからの胸を下からすくうように優しく掴み感触を楽しむ。
指の一本一本を胸の肉に優しく喰いこませるように…
「…ん…んぅ…」
たからったらもう声出しちゃって…
「気持ちいい?」
「……」
「そうね…聞くまでも無かったわね」
今度は指で既に硬く立っている乳首を摘まみあげる
「ひッ!」
「もうこんなに硬いんだもん…」
指に込める力に強弱を込めながらグニグニと乳首を揉みしだき続ける
「くっ…ひっ…み…みずほ…ちょっと痛…い」
「ん〜じゃあ…んむ」
片方に比べて少し赤みが強くなったピンク色の乳首を口に含む
「あぁ…あ…うぁ…はぁ…」
唇で挟んだり舌でクルクルなぞったり…そのたびにピクピクと全身が震えるたからが…
「どう?痛いのとれた?」
「……」
コクンと頷くたからにニコリと微笑みかけて
「そう…でもゴメンね?」
そう言って乳首の根元あたりを軽く甘噛みしてコリコリと遊ぶ
「!!…みずほ!は…歯が」
「ええ…いい歯ごたえよ…」
甘噛みしたところを今度はねっとりと舐めあげる。
「ひあぁ?…う…はぁぁあ…」
「強いのと優しいのを交互にされると気持ちいいでしょ?」
「はぁ…うぁ…」
「もっとしてあげるからね」
片方の乳首を指と手で弄びながらもう片方の感触を舌で楽しむ。
強く…弱く…優しく…意地悪く…
「たからの胸って美味しいわね。もうベトベト…」
「…みずほが…んぁ?!」
パジャマズボンの上からアソコに手を押し当てる
「さてここはどうなっているのかな?…脱がしてあげるから腰を浮かしてね」
素直に腰を上げたたからのズボンを下ろし放り投げる。
「へぇ…もうシミが出来てる。ずいぶんと感じてるのね」
「…だってみずほが…」
「たからがエッチだからでしょ?」
「…みずほ…だから…」
そういうこと言われると…もっと…
「たから…私のこと好きなんだ?」
「…もう今さら」
「言ってよ」
「…みずほのことが……」
「私のことが?」
「う…す、好き…」
「普段のたからからは想像できないわよね〜これは」
「……」
「ほら…ご褒美」
チュ…たからのおでこに軽くフレンチキスをする
「…みずほ?」
「何よその不満そうな顔は?」
「……あの」
「心配しなくてもコッチには濃厚なのしてあげるから」
そう言って下着の中に手を入れ割れ目に指を沈める。
「うわ…もうトロトロ」
「んあぁ…そ、そこぉ…」
もうたからのアソコはトロトロで指を動かすと粘り気の強いオツユが指に絡まる
「すごいわね…ほらもうこんなに」
指を引き抜き滴る愛液を見せ付ける
「…いやぁ」
「どう?自分の舐めてみない?」
「!!…い、いやぁ」
あらあら…まぁ許してやるか
「もったいない…こんなに美味しそうなのに…あむ」
チュプチュク…自らの指を咥えてたからを舐め取る。
…しょっぱいわね。私のもこういう味なのかしら?たからは知ってるんだろうけど…
「…みずほ美味しい?」
あんたが聞くなよ…
「そうね…もっと味合わないとわからないわね」
今度は下着を剥ぎ取りたからのアソコの前に陣取る。
「たから…自分で広げてみせてよ」
「……」
私のリクエストに両手を使って答えてくれる…随分と今日は素直ね?
「…うわぁ」
開かれたアソコは綺麗なピンク色の粘膜に白く濁り始めた愛液が彩りを添えて…
「美人だとアソコも綺麗なのね…」
「…う〜」
流石に恥ずかしいのか変な唸り声で抗議してくる…けど逆効果よね。
「さてどうして欲しい?」
「……みずほの好きにしていいわよ」
そう言われるとかえって困るんだけど…まぁやることは変わらんか。
「あらココは固くなって構って欲しいって言ってるわよ?」
そういってクリの皮を剥いてお豆を露出させる
「ひっ…くぁ…」
おーおー我慢しちゃって…
「ほーら寂しがりやのクリちゃんにキスしてあ・げ・る」
最初は軽く触れるか触れないかのキスを繰り返す。
「ん…あぁ…」
吐息ですらこのクリは感じ取っているのかしらね?
今度は唇で啄ばむようにチュッチュッとキスの雨を降らす。
「!!…んぁ…ん…はぁ…ひ…そ、それぇ…」
「ん〜?」
たからったらこういうのがお好みなのね。
ほら…指も使ってあげる…
「わかる?もう指で摘まめるほど大きくなってるわよ?」
「…あ…あぁ…」
酸素不足の金魚みたいに口をパクパクさせて悶えるたから。
舌を大きくゆっくりと動かし大きなペロペロキャンディを舐めるように全体を舐め啜る。
「ふぁあ…ぁあ…うぁ…」
体全体を捩って私の舌から逃げるように身悶え…それでもたからの手は私が可愛がりやすいように
自分のアソコを大きく広げ続けスラリとした足は私の体に絡み付いてくる。
普段のたからからは想像出来ないその様子が可愛くて…意地らしくて…もっと鳴かせたくて…
何時から私は…こんな気持ちを…
「み…みずほぉ…」
こいつ…まさか自分という麻薬を私に盛って…私を…さらに…。
まぁ…いいけど。もう一緒に堕ちるって約束したんだから。
「な〜に?もうイきたいの?」
「……」
泣きそうな顔でコクンと頷いてみせるたから。
まったく…可愛いったら。
「なら…」
そう言って親指の腹で処女膜の張った入り口をグニグニと刺激してやる
グチュジュプジュクチュプチュキュクチュ…
湿って濁った音が…
「あ…ぁっぁああっあぁ…ひ…あぁぁああぁ」
もう抑えることが出来なくなってるたからの嬌声に掻き消され…
「たから……おやすみ」
クリを歯で甘く優しくコリッと噛み…
「つあ!!」
短い悲鳴みたいなのを上げて…失神したみたいね。
…おやすみなさい。ゆっくりやすんでね。私の……たから。
「もう起きなさいよ!午後から皆で取材に行くのよ?!」
「…もう少し」
…まだ私はここに居たい。
「まったく…たからってこんなに寝起き悪かったっけ?」
…別に眠いからベッドから出たく無いんじゃないわ。
「…みずほ?」
「…何よ?」
「…今度も私にしたい?それとも…されたい?」
「な!?!…も、もう!シャワー借りるからね!早く起きなさいよ!」
「……」
…行ったみたいね。
私はまた布団の中に潜り込む。
…みずほの温もりを私の身体に覚えさせるために。
…みずほの残り香を私の肌に染み込ませるために。
……みずほ。
ガバっ
…あ
「…みずほ寒い」
「だからさっさと起きろー!!」
「…キスしてくれたら起きてもいいわ」
END
以上です。だいぶネタが苦しいのは仕様ですので。
ああ…それと前作はスイマセンでした。本当にただ長めの『続かない』ネタが
やりたかっただけなのです。
誰か私に自作以外の百合を読ませて…orz
出来のすばrしさに脳蛾物故話得た
じゃあ頑張ってみるか…
他スレの作品完成させてからだが…
GJ〜。久しぶりの投下お疲れ様です。
>>544 のんびりと期待してまする。
保守ですの(小嬢)
某サイトで見たイラストのせいで、たたみんのフェラが読みたい。
そのイラストを見て職人が触発されたらきっと読める
今月多汰美とにわの一緒におきがえフラグ立ったな
書き手が書く気になるフラグも立ってないと意味無いけどな
慎太×みずほが見たい
トリコロしか知らんが保守
三キャプもきっと気に入るさ。買って読んでみ。
捕手
書き手さん来ないなぁ・・・
ああ、こうすれば原作のイメージを壊せずにエロパロ出来るんだ('∀`)
と悟った夢を見た。
普段何考えてるか分からない(裏側が見えない)キャラはエロくしやすいね。たたみんとか。
素人が何レスか不法占拠します
「八重ちゃーん?」
「んぅ?」
時計の針が十時を指した頃だった、部屋の前で誰かが八重のことを呼んでいる。
「八重ちゃーん、起きとるー?」
どうやら多汰美のようだ。
「ふぁーい…」
八重はもぞもぞと布団からはい出て多汰美を部屋に招き入れた。
「ごめんね、寝とった?」
「あふぁ…いえ、今から寝ようと思ってた所です。」
そうは言うが三つ編みを解き眠り眼の八重が先ほどまで寝ていたことは誰の目にも明らかだった。
多汰美はそれなりに申し訳ないと思ったがそれを表情に出すと八重に変な気を遣わせることになる
だろう、その辺りを悟られないように気をつけながら八重と取り留めもない会話を交わした。
「そういえばどうしてこんな時間に?」
時計の長針が少し動くくらい会話をした後、八重は多汰美に用件を聞いた。
「えーっと…」
多汰美はいつになくまじめな顔で八重の目を見つめた。
「ど、どうしたんですか?」
「うん、ちょっと…」
2・3分して多汰美は何かを決心したように小さく頷くと口を開いた。
「今日一緒に寝てもええかな?」
「え?」
意外な言葉だった、多汰美がそんなことを言い出すとは思ってもみなかったし、
別にそれが決心を要するようなことだとも思えない。
(どうしたんだろう多汰美さん、何かあったのかな?)
「別に私ら女の子同士なんじゃけえ変なことはせんよ?」
「考えてません!」
八重が思い道理の反応をしてくれたのか多汰美は少し嬉しそうな顔をした。
「で、どうかな?」
「いいですよ、でも珍しいですね、多汰美さんが一緒に寝てほしいだなんて。」
「うん、ちょっとね」
多汰美の言葉にはどこかに含みがあるようだった、
八重はそれが気になったが、すぐに多汰美に話題を変えられてしまいそのことを追求することはでき
なかった。
部屋が暗闇と静寂に包まれてどれだけの時間が過ぎただろう、八重はいっこうに寝付けなかった。
一緒に寝る相手がいつもと違うからだろうか?違う。
(何で多汰美さん私と一緒に寝るなんて言い出したんだろう?)
やっぱり何かするつもりでは?
いやいや、変なことをするつもりはないと言っていたし…
あ!でもそうやって油断をさせておいて―
「あんな八重ちゃん?」
多汰美が静寂を破って八重に話しかけてきた、いつもと違い語調が暗い。
いやな予感がする、八重は寝ているふりをしてその場をやり過ごそうとした。
「すー…すー…」
「起きとるんじゃろ?」
「…」
八重としては迫真の演技をしたつもりだったのだが、それでも多汰美の目をごまかすには至らなかった。
「私ね明日……
多汰美の言葉が止まった。
多汰美が明日どうするのか、どうなるのかは分からない、しかし八重にはその「明日……」の先に何か
恐ろしいものが待ちかまえているような気がしてならなかった。
そんな八重の不安を知ってか知らずか多汰美はなかなか明日自分がどうするのかを言おうとしない。
………
嫌な沈黙が続く。
八重は今すぐこの場から逃げ出したかった、多汰美の言葉から…
とはいえ下手な行動に出ると多汰美の気分を害することにもなりかねない。
(どうすれば…あ、そうだトイレに…)
トイレに行くといって出て行けば多汰美も変だとは思われないだろう、そして多汰美が寝た頃にここに
戻ってくればいい。
早速行動に移ろう、八重は体を起こして多汰美に―
「ひゃっ!?」
突然多汰美に左腕を掴まれた、感づかれてしまったようだ。
八重は必死に抵抗を試みたが力で多汰美にかなうなら体育の成績はひっくり返したくなるような数字
にはならない。
10秒としないうちに布団に押し倒され身動きがとれなくなってしまった。
「聞いて、私…」
「た、多汰美さん…」
目と鼻の先に多汰美の顔がある、吹きかかる息はいつもより荒々しい、もう逃げられない、多汰美の
言葉を正面から受け止めないといけない。
まもなくして多汰美の口が開かれた。
「私明日広島に帰るんよ」
「ごめん、こんな突然で…」
多汰美は申し訳なさそうに付け足した。
「う、嘘…ですよね?」
震える声でたたみに尋ねる八重、しかし多汰美は何も答えない。
「何か言ってくださ―んむ!?
多汰美は八重に許しを請うように八重の唇に自分の唇を重ねた。
「ん…はぁ、八重ちゃん…」
「多汰美さぁん…」
八重はそっと多汰美の秘所に手を伸ばした、自分がいないと生きていけなくなるくらい多汰美をめちゃめちゃに
してしまおう、そうすれば…
「や…駄目じゃよ八重ちゃん」
多汰美はパジャマの上から自分の秘所をまさぐる八重の手を掴み、それれを自分のほほに当てさせた。
「私…八重ちゃんのこと絶対忘れんけえ…」
「私も絶対…絶対……そんなの嫌です!!」
八重は多汰美を強く抱きしめた、もっと多汰美の暖かさを感じたい、ずっと一緒に暮らしたい、だから…
「どこにも…どこにも行かないで下さい…」
「八重ちゃん、私…」
多汰美は自分に抱きついている八重ごとごろりと転がり自分と八重の位置を入れ替えた。
「わっ!?」
「ごめんね、重かったじゃろ?さっきのは…冗談じゃけえ忘れてええよ」
「ほ、本当ですか!?」
多汰美は八重の言葉に返事をするように首を縦に振った。
(よかった、嘘だった……んだよね?)
なぜだろう、素直に喜ぶことができない。
冗談の前の間は何?多汰美にあんな迫真の演技ができる?
湧きあがる疑念を胸の内に抱きながらも八重は喜んだ。
多汰美は憂鬱げな顔をして小さく頷いた後左腕を八重の頭に回した。
「私が出るときにもその顔で見送ってね…」
「…」
八重は多汰美の胸に自分の顔をぎゅっと押しつけ、泣いた。
多汰美は八重が寝付くまでずっと八重の頭を撫でていた。
いつもと変わらない食卓がそこにあるはずだった。
食卓の上にはいつもと同じように4人分の料理が並べられ、幸江も真紀子もがいつもと同じように席に着き、
あと一人が席に着けば食事が始まるというのに、それなのに―
早朝、多汰美は自分の上で眠っている八重を起こすと朝食がいらないとういう旨を伝えて支度を始めた。
「べ、別に今日出発しなくても…」
「待ってください!今から朝ご飯作りますから!」
「お願いします!行かないでください!」
引き留める声は七瀬家に虚しく響き渡るだけで、瞬く間に一つの暖かさがそこから消えてしまった。
「八重ちゃん、昨日の約束覚えとる?」
八重は涙を堪えるのを忘れ一生懸命笑顔を作って多汰美に返事をした。
「ありがとう、約束覚えとってくれたんじゃね。」
最後に見た多汰美の顔は涙でぐにゃぐにゃにゆがんでいた。
「多汰美ちゃん遅いわね、先に食べちゃいましょうか。」
「そうですね。」
なかなか降りてこない多汰美を待ちそびれて二人は食事を始めた。
「そういえば―」
「まあそうだったの?私も―」
二人はいつもと同じように会話を交えつつご飯を食べている、いつもと同じように…
(どうして二人とも…)
八重は一向に朝食に箸を付けることができなかった、今朝のことで食事がのどを通らないこともあるが、
それ以上に二人の様子に納得がいかない。
大切な家族がいなくなってしまったというのにどうしてこんなに落ち着いているのだろう?
まさか知らないわけがない、現に自分にだって―
「食べへんのか?」
「え?」
不意に聞こえた真紀子の声が八重の思考を遮った。
「いらんのやったらもらうで?そのエビフライとか。」
「いえいえ、食べますよ。」
自分も人のことを言えた義理ではないがこれ以上真紀子のマキシをアップさせるわけにもいかない、
八重は朝食に箸を付け始めた。
「そんで八重ちゃん、最近どないなんや?」
「えっと…増えてはいないです。真紀子さんは?」
「マアボチボチヤナ、アハハハ…」
「しゃべり方がおかしいわよ真紀子ちゃん?」
朝から体重の話が出てくる、少し頭が痛くなった。
しかしそれでも…
八重は今朝のことを頭の片隅に追いやるように真紀子と話をした。
(今日は真紀子さんにお料理を…あれ?冷や奴にお醤油がかかってない)
季節にそぐわず今朝の献立には冷や奴がある、減量に苦しむ自分たちへの幸江の粋な計らいだろうか。
どうあれ削り節とネギの味だけで豆腐を食べるのはいささか抵抗がある。
醤油は…真紀子の手元にあるようだ。
「真紀子さん、お醤油をとってもらえませんか?」
「おお、悪い悪い」
真紀子は手元にあった醤油を八重に手渡した、八重は冷や奴の上にさっと醤油をかけると使い終わった
醤油差しをテーブルの中央においた。
(あ、そうだ、多汰美さんもお醤油いるよね。)
そう思い八重は隣にいる多汰美に醤油がいるかどうかを尋ねた。
「多汰美さんもお醤油いりますか?」
その言葉は虚しく宙を舞った、賑やかだった食卓が一瞬静まりかえる。
「あ…」
八重の頭の中に今朝の出来事がよみがえってきた。
多汰美はもうこの家にいない、二度と一緒に朝ご飯を食べることができない…
「わたし…うっ……
もうお腹いっぱい…くすん…だから。
「八重ちゃん!?どないしたんや!?」
「ごちそうさま…です。
八重は心配する二人に小さくお辞儀をして一人二階へと上がっていった。
八重は無意識のうちに多汰美の部屋の前に来ていた。
トントン
襖を叩いてみる、返事は帰ってこない。
トントン
もう一度叩いてみる、返事はない。
もう一度叩いてみる、もう一度、もう一度、もう一度…
そのうち手が痛くなってきて、八重は襖を叩くのを止めた。
(多汰美さんまだ寝てるのかなぁ…)
そんなわけがない、多汰美は確かに自分に見送られて…
(昨日は夜更かししたもんね…)
違うんだ、全部夢なんだ。昨日のことも今日のことも。
だから多汰美はこの部屋にいる、まだ自分の部屋で寝ているんだ。
「入りますよー」
多汰美の声が聞こえたような気がした。
サー
襖を開けてみる、そこには・・・誰もいなかった。
きっと多汰美はふざけているんだ。
八重は部屋に足を踏み入れ、入り口からの死角を見渡してみた。
しかしそこに誰かがいるわけがない。
(多汰美さん…)
ジリリリリリリリリリリ!!!
「うわ!?」
突如部屋の中にけたたましい音が鳴り響く、
あまりに大きな音だったので八重は二三歩後ずさりをして部屋の中を見回した。
多汰美の机の上に丸いボディに鐘が2個ついた目覚まし時計ある、どうやらこれが音の主のようだ。
「あーびっくりした…」
カチン
八重は時計のベルを止めた。
(それにしても何でこんな時間に目覚まし時計が鳴ったんだろう?それにこんな時計―あれ?)
目覚まし時計の側に白い封筒のようなものがあった、表には何も書かれていない、差出人も宛先も。
「何だろうこれ?」
八重は封筒を手に取った。
封筒にはわずかな厚みがある、中に何かが入っているようだ。
誰宛のものなのかは分からない、しかし何故だろう、これは多汰美が自分に宛てたもののような気が
してならない。
八重は何のためらいもなく中に入っているものを取り出した。
封筒の中には三つ折りにされた紅葉柄の便せんがあった。
(かわいい柄…)
そういえばこの前ハンズにいった時に多汰美がこんな感じのものを買っていたような。
外の光にかざしてみると「八重ちゃんへ」い書かれた部分が透けて見えた。
間違いない、これは多汰美が自分に宛てたものだ。
(これに全部嘘だって書いてあるんだよね。)
八重は自分にそう言い聞かせて手紙を開いた。
「あ…」
手紙には多汰美が広島に帰ることが淡々とかかれていた。
「…!?」
ひどいめまいに襲われて八重はその場に倒れ込んだ。
手紙は八重の手を離れ、ひらひらと宙を舞い八重の顔の上に被さった。
「うぇぇぇ…」
つい先ほど食べた朝食が胃から逆流してきた。
幸い食べた量が少なかったので勢いは口の中で止まったものの、それらで口の中は満たされ胃酸と
食べ物の混ざった嫌な味が口全体に広がっていった。
八重は誰かさんの料理を食べるときよりも渋い顔をして口の中の物を飲み込み手紙の続きを読んだ。
何も言わずに出て行ったことの謝罪、八重に伝えておきたかった自分の気持ち、そしてイチジク…
もう否定することもできない、多汰美は…
(これは夢、全部悪い夢…)
八重は目を閉じて頭の中を真っ白にした、目の前の現実はあまりにも過酷で、八重にはそれを受け
止めることはできなかった。
それからすぐ八重は目の前に現実から逃げるように深い眠りに落ちた。
「…ちゃん」
誰かの声が聞こえる。
「八重ちゃん」
目の前にぼんやりとした何かが現れた、何かは八重の名前を呼びながらゆっくりと近づいてくる。
人であるようだ、背が高い、160以上ある、髪は短めでヘアピンをつけていて…
「八重ちゃん?」
顔がぼんやりと見えた、そう、この人は
「んう…」
八重はゆっくりを目を開けた、目の前には夢と同じ…
「ふえ!?」
「ただいま」
目と鼻の先に多汰美の顔があった、八重はびっくりして体を動かそうとしたが、昨日と同じように
多汰美にのしかかられていて身動きがとれなかった。
「え?え??あの、どうして!?」
事態を全く把握できずに困惑するばかりの八重。
多汰美は八重の反応を堪能した後全てを語った。
「今日は祖父ちゃんの法事じゃったんよ。」
その言葉を聞いた瞬間、八重の体から力がスーっと抜けていった。
ああそうか、だからお母さんも真紀子さんもあんなに…
「そうならそう言ってくださいよ…」
「八重ちゃんがどれくらい私のこと大切に思ってくれとるんか確かめたかったんよ、それとびっくり
させよう思うてね。」
「ほどがありますよぉ…」
「あはは、ごめんごめん。」
「むー…」
自分がこんなに心配したのにそれをごめんの一言で片づけてしまうなんて…
八重は少しむっとしたが、それでもタタミの笑顔を見ていたら全てを許せてしまえるような気がした。
「それはそうとどうして私の上に!?」
「そ、それは…」
多汰美は少しほほを赤らめた、なるほどさては…
「何をしようとしていたんですか?」
「えーっと…」
分かっていてわざとタタミを追及する八重。
多汰美はしばらく目線を泳がせていたが、八重に執拗に追及され、とうとう観念して八重の唇にキス
をした。
「ん…どうしてこんな事を?」
「こうすれば起きる思うたんよ、八重ちゃん揺すっても全然起きんかったんじゃけえね?」
「もう、多汰美さんったら…」
二人は時が流れるのも忘れ見つめ合っていた、自分のことを想ってくれる人が側にいてくれれば
それ以上のやりとりは必要なかった。
「多汰美さん、今日も…一緒に寝てくれますよね?」
しばらくして八重は少しはにかんだ笑顔で多汰美に尋ねた。
多汰美はそれに屈託のない笑顔で答えた。
「うん、ええよ。」
以上です、スレ汚し失礼しました。
GJ
できればまた投下してくれ
566 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 07:53:44 ID:eMrkuqdu
GJ
ご無沙汰しております。
前回よりも一般受けしなさそうな業の深い作品になった気がしますが
読んでくださると幸いです。
キーンコーンカーンコンキーンコンカーンコーン……
「七瀬ー今日のお弁当なにー?」
「今日はハンバーグですよー」
いつもと変わらない光景。
この二人にとってはかけがえの無い日常。
しかしこの日々が脆くも崩れ去るとはこの時誰も…
「…多汰美。何しゃべっとるんや?」
「…ナレーションごっこ」
悪びれず真顔で答える多汰美
「馬鹿なこと言うとらんではよ食べんかい」
真紀子の呆れの混じった発言に多汰美とにわは顔を見合わせ
「マキちーの食いしんぼ…」
「青野…また太るわよ?」
似たようなことを言った。
「なんでや!あとまたって言うな!」
思わず声を荒げる真紀子
「ハハハハ…」
笑うしかない八重。
今日も平和である。
「ったく…せや残念やったなにわ」
何かを思い出したのかにわに話を振る真紀子。
「ん?ふぁにが?」
ハンバーグを美味しそうに頬張りながら返事を返すにわ。
「…にわちゃんお行儀が悪いですよ?」
「んぐ…ごめんごめん。七瀬のお弁当が美味しくて」
「もう…にわちゃんったら…」
しばし見詰め合う二人。
「…マキちー何言おうとしたん?」
盛り上がる二人に苦笑しつつ代わりに聞いてみる多汰美
「あ…あぁ…和弥さん今日平日なのに休みなんやろ?」
「なごやんお休みなんじゃね…」
「……まぁ夜は一緒に外食に行くって約束してるし」
「…さよか」
「そうだ、にわちゃん?」
「ん?なに七瀬」
「和弥さんって普段はどういう方なんですか?」
八重の質問に揃って視線を逸らすにわと多汰美
「どうして多汰美さんまで…?」
「あ〜なごやんは中々可愛い人じゃよ?」
「母さんは仕事の話をしている時はカッコいいわよ?」
八重の質問に答えてるようで答えない二人。
「だいたい…分かったような気がします」
「多汰美…何があったんや?」
「家とあんまり変わらんけぇ」
「にわちゃん…苦労してるんですね」
「七瀬…わかってくれるの?」
また見つめあう二人。しかしその表情には微妙な疲れが見える。
「…ところで和弥さんは今何しとるんや?」
「ん〜?何かおばさんに会いに行くって言ってたけど…」
「家にですか?」
「そう言ってたわね。何話してるんだろ…」
「そりゃ…にわちゃんのことじゃろ?」
「あんがい…おばさんに料理習ってるんやないか?」
「ほんと…あにしてるんだか」
どちらかと言うと親を思う顔というよりドジな娘を案ずる親の表情に近い。
「あ…なんか疲れた顔…」
同刻in七瀬家
「あ…あの…着替え終わりました」
娘のセーラー服を身に纏い俯き加減に幸江に声をかける和弥。
マンションでの一件の時よりもスカートの丈は短くかなりのミニだ。
スラリとした白い太腿を恥ずかしそうに捩じらせている様子はまるで本物の女学生のようである。
「あら…こっちも終わったところよ」
幸江はスーツに着替え眼鏡を掛けている。娘泣かせの女教師ルックだ。
「あの…幸江さん。そんなに見ないで…」
視線が気になるのか顔を赤くしながら手でスカートを押さえる和弥
「私のことは…幸江先生でしょう?」
ニッコリと微笑みながら諭す幸江
「は…はい。幸江…先生」
「よくできましたね。…それで今日は何の御用事かしら?」
幸江の問いかけにボソボソと小さく呟くように何かを話す和弥
「う〜んよく聞こえないわね…はいもう一回」
にこやかな笑顔のまま和弥に近づき和弥の口の近くに耳を持ってくるようにする幸江
「あ…あの…今日は幸江先生に…個人授業をお願いしたくて…」
「あら…これから職員会議があるのだけれども……」
和弥の反応を楽しむかのように意地悪なことを言う幸江
「お……お願いします」
「そうねぇ…なら私をその気にさせてくれるかしら?」
「は…はい」
そう言うとスカートの裾を両手で持ち上げて下着を見せる和弥
「こ…これでどうでしょうか?」
真っ赤にした顔を背けそれでもスカートを掴む手は離さずに幸江の目を楽しませる和弥。
その下着は白を基調として花柄のレースをあしらった可愛いらしいものだ。
黒いセーラー服とのコントラストが目を引く。
「あら私はもっとセクシーなのが良かったのだけど?」
「ご…ごめんなさい…あの…」
「冗談よ…可愛いわ」
そう言うと和弥の手を取り自分の身体に引き寄せて唇を奪う
「んむ…」
しばらく唇を軽く重ねその感触を楽しんだ後両手で和弥の顔を固定し舌を差し入れる幸江。
唇の裏や頬の裏を舐め回してから和弥の舌を舐め絡ませる。
チュプ…チュク…クチュクチュ……
和弥も幸江の背中に両手を回し抱きしめるようにして女同士のキスに没頭する。
自らの口に差し込まれた舌に嬉しそうに自分のを重ね口の中で二本の舌が妖しく蠢く…
「ん…んんん…」
「…あ、あら?」
軽く達し身体から力が抜けたのかその場にへたりこむ和弥
「しょうがないわね…ほら」
「ぁあ…」
和弥に後ろから抱きつくように座りセーラー服の上から胸を掴む幸江。
セーラー服の上からでも分かるこの感触は……
「あら?…和弥さんもしかして…ノーブラ?」
「…さっき着替えた時に…」
「フフフ…嬉しいわ」
そう言って胸を揉み始める幸江。
「あぁん…あ…くん…あ、あの…?」
「ん?」
「ちょ、直接…お願いできますか?」
「ええ良いわよ…横になって?」
「はい…」
横になった和弥のセーラー服を上にずらし未だに形の良い胸を露わにする。
少し褐色のかかったピンクの乳首が既に硬くなっているのがひと目で分かる状況だ。
「もうこんなに硬くなってるわね…」
指で摘まみクニクニと揉みしだく。
「んん…くぅ…はぁ…」
もう片方の胸は全体を鷲掴みするようにして搾るように強く揉み続ける。
「つぁ…ああぁ…ああ…幸江…さん…そんなに…」
「幸江先生でしょ?」
そう言って摘まんでいた乳首を口に含み吸いあげる。
チュム…チュ…チュル…
「あぁん!…はぁはぁ…ああぁ」
「敏感ね…ここ吸ったの私で何人目?」
「う…さ、三人目…」
「あら?ご主人以外にも良い人がいたことがあったのね?」
意地悪そうな目で和弥を見るが…和弥は意外そうな顔で
「あ…いえ…その…景子が…」
「あ〜…そ…そう…ね」
予想外の答えにしばし手と舌の動きが止まってしまう。
「…あの?」
「いえ…なんでもありませんわ」
今の私は女教師女教師…
気を取り直して乳首を甘噛みしながら下へと指を伸ばす。
「…あら?もう…」
「い…言わないでぇ…」
口を乳首からチュポンと離し和弥のアソコに視線を移して見る。
下着には既に大きなシミが出来ていて陰毛が透けて見える。
「白い下着もなかなかセクシーですわね…」
「は?」
「もう…シミになってるくらい濡れてるわよ?…ほら」
指でシミの中心部分を軽く押し込んでみる。
「くん!…はぁ…ぁぁあ」
アソコの形がわかるくらいに下着はグッショリと張り付いてしまっている。
「ここが…クリかしら?」
下着ごと大きくなってしまったクリを摘まみグニグニと無遠慮に扱きたてる。
「くぁ!…ひゃあぁ…はぁん!…だ、駄目…つぁ」
「下着の上からでもうその反応?これからが大変ね?」
そう言って横のヒモをほどきアソコを露わにする。
ビラビラは少し褐色が強くなっているがクッパリと割れた中はまだ綺麗なピンク色で
妖しく開いたり閉じたりする膣口からは透明な液体がトロトロと流れ出て後ろの穴まで濡らしている。
「こんなにしちゃって…キスと胸がそんなに良かったのかしら?」
「……はい」
「素直ね。可愛いわ」
ヒクヒクと物欲しそうな膣口に指をゆっくりゆっくりと焦らすように入れ進む。
中の熱い肉が指に纏わりつき少し力を入れないと動かすことも出来ない。
「あ…ああ…あぁ」
根元まで入れたらクニュクニュと動かした後指を曲げたままゆっくりと抜いていく。
中のザラザラを擦りあげるように伸ばすように動かす。
「せ、先生…そ、そんな…」
「ウフフ…私の指に吸い付いてくるわよ?」
そのまま曲げた指で愛液を掻き出すように出し入れを続けると透明だった愛液がトロみを増し
色も白く濁って膣口のあたりで泡立ちはじめる。
「あーあ…もうドロドロね。困った娘…」
今度は膣口に口を付け舌を入れて溜まったオツユを啜るようにして飲み干していく。
「あぁぁあ!そんなに強く…あぁあ」
ジュルブチュチュクチュニュ…ジュ…
「もう…これじゃキリが無いわね…」
「さ…幸江先生…わ、私もう…」
「あらもう?…気を失ったりしたらあの娘達が帰ってくるまで起こしませんからね?」
「あ…そ、そんな。…んぁ」
「今日も景子さん家に来るでしょうし…」
「景子?…いや…いやぁ見ないでぇ景子ぉ…」
「フフフ…色々と楽しみね…ほらイってもいいですわよ?」
指を激しく出し入れしながらクリの根元を軽く噛んで舌で弄りまわす。
ジュクジュプジュニュジュプジュル…
「あああぁあいやぁああお、お願いぁぁあだ、ダメぇぇえぁあぁ!…うぁ」
「…本当に起きるのかしら?とりあえずお掃除と着替え…かしらね」
証拠隠滅は残った者の役目なのである。
「ただいま〜」
「あらお帰りなさい」
夕刻に帰宅する娘達をいつもと変わらない笑顔で出迎える幸江
「こんにちはおばさん。あの家の母は…?」
「ええまだいらっしゃるわよ。今は台所でクッキーを作ってるわ」
幸江の言葉に表情を曇らせるにわ。
「え?…あ、あの…」
「ん?…あ、大丈夫よ。ちゃんと私が教えたんだから」
「はぁ…まぁそれなら…大丈夫…かな?」
微妙な表情で答えるにわ。どうも根は深そうだ。
「あらお帰りなさい景子」
「母さん…ずっとクッキー作ってたの?何回失敗した?」
娘の母を案ずる心に思わず涙しそうになる和弥。
「もう…本当は嬉しくてしょうがないんでしょう?」
「な、七瀬…母さんの前でそんな事言っちゃ…」
「フフフ…にわちゃんったら…じゃ私紅茶を用意しますね」
「そうね…皆でお茶にしましょうか」
「あっ八重ちゃん私も手伝うけぇ」
「ところで景子?」
「あに?母さん」
「今度勉強見てあげる時はセーラー服着てね」
「は?」
各方面つーか全方面にゴメンなさい。
次は他スレで落花かな…?
>「あ…いえ…その…景子が…」
爆笑。
よくよく考えたらそうだよな。幸江さん聞く場所間違えてるよw
ママさん達エロいな。
和弥さん夫がいるのにナニをやっているのやらw
577 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 01:06:29 ID:zUOLXXW5
ちゃんと保守、ついでにあげ。
4コマスレだ
>>578 スマン。さらに予定を変更してクラビら。を構想中。
何時になるかは未定だが。
さらに反応無さそうだけどな。
反応欲しいのか?
ママトラのキボン
一度も見たことないな・・・
同じく
>>580じゃないが、反応が欲しいのは書き手としては当然。
俺は挨拶的なGJはつけないけど、それだけにGJがつくと喜びもひとしお。
イイと思ったらどれだけ遅レスでもGJつけてやれ。
585 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 02:51:52 ID:zfL4kKJ8
保守
586 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 22:16:49 ID:BT9FHGgo
捕手
ミンサガに気をとられて作業が進まないー
書いてるなら頑張ってくれー捕手してるからー
589 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 01:55:19 ID:pHp92+JK
捕手
触手
591 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 17:47:19 ID:farC5oZF
ほしゅ
592 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 21:20:32 ID:B+10s2PK
保守・・・
ブラックアウトの八重の笑顔可愛かった と
捕手
595 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 11:19:28 ID:/g4NiMAn
ほ
596 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 17:33:06 ID:zcKPwGLh
ほしゅ
野手
なごやんのポジションがよく分からない
八重ちゃんに次ぐとてもいい人だと俺は思っている。
こう、迫られたら断れないというか自分から攻めるのは苦手な人というか…
599 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 21:30:31 ID:rvs/hqWI
ほあー
ちょっと待て保守。
進化の過程のワンステップじゃないか?
猿人→原人→現代人
八重ちゃん→なごやん→お母さん
なんだよ、きっと。
>>601 その理論だと八重ちゃんはいずれ風の巫子になるということかー
忘れた頃にやってきます。遅筆でもうほんとテントウムシに捕食される
アブラムシよりごめんなさい。
特ダネ三面キャプターズより、慎太×みずほのエロありSSです。
>>551さんお待たせしました。もう待ってないかもしれない。
長いです。エロは大体>>618-くらいからなので、そちらを期待している方はどうぞ。
締め上げられるような頭の痛みとともに目を覚ました。
「ん……、つっ、いってぇ……。……ここは?」
硬い床の上に寝そべったまま、きょろきょろと辺りを探る。
起き抜けで視界が定まらない上に明かりが乏しくて、ほとんどのものが灰色に映る。
少ない光源に目が慣れてくると、ここが旧校舎、新聞部の部室であることに気づいた。
そこでまた思考が止まる。頭痛と眠気で、脳みそは働くことを拒否していた。一度開い
たまぶたもまた閉じる。
(なんで俺、こんなところで寝てるんだっけ……)
のろまな脳みそを少しずつ動かして、眠りに落ちる前の記憶を引きずり出す。
そこに、つんと鼻に突き刺さるアルコールの匂い。
「あぁ、そうだよ……」
それが刺激になって、一気に記憶が回復してきた。
……俺こと風間慎太のまだ短い人生の中でもワースト3くらいに入るくらい嫌な記憶だ。
このまま二度寝して、しばらく忘れていたい。
「そんなわけにもいかないか……、よいしょっと」
気合を入れて、上体を起こす。頭の中で、鉄球の振り子がずがんずがんと頭を打つ。
しかし、それ以上に頭を痛くしたのは、目の前に広がる凄惨な光景だった。
「冴木に、とみかまで……」
思わず額に手を当ててしまう。
机を隅に片付けた部室の床には、ご丁寧にブルーシートが敷かれ、その上にはポテチや
らコンビニ惣菜やらの空き容器、紙コップなどが散乱していた。
そのゴミに囲まれるようにして、新聞部部員の冴木たからと小田とみかが、死体のよう
に寝転がっていた。二人とも顔を真っ赤にして寝息を立てている。
その傍らには、茶色い一升瓶がコロリと2本ほど。
「見事に両方空だし……」
これが、今部室内に広がる惨状の原因であることは間違いなかった。
ええと、落ち着いて記憶を整理しよう。
どうしてこんな事になってしまっているのか。
とりあえず、今日(すでに昨日かもしれない)の夕方、俺たちは花見に行ったんだよな……。
「でわ! 今日は毎年恒例、第一回花見大会を行ないましょう!」
土曜日。わざわざ俺たちを部室に集めたかと思ったら、部長、秋山みずほは一人ノリノ
リで高らかに宣言した。
「えっと、第一回なのに恒例なんですか?」
「流しとけ」
「…みずほ、あなた花粉症でしょう? 大丈夫なの?」
「あーもう、そういう細かいことは気にしないの。桜の香りとアルコールが吹き飛ばして
くれるわよ〜」
「お、お酒入れるんですか?」
真面目なとみかがすぐにツッコミを入れる。
「もっちろんよ。そんな花見で酒飲まないなんてネンネちゃんな年頃でもないでしょ?」
「古い上に使い方が間違っているような気がするが……、冴木は飲むのか?」
「…嗜む程度に」
「嗜むな」
高校生が。
「とみかは……、駄目そうだな」
「というより、ほとんど飲んだことない……。けど、お花見はやりたいね」
「でしょ? 他、異議のある人は?」
「ないない」
「…ないわ」
「じゃあ決まりね。場所は学校の裏手の山の公園。で、先に場所を取っておいて欲しいか
ら……、たからととみか、先にシート持って向かってて。私と慎太は、一緒に買い出しに
行きましょ」
「え!? 二人でか?」
「そうよー。なにか問題ある?」
「あ……、いや」
「? 慎太ちゃん?」
「えーと、さすがにさ、この人数分の食料持つのは2人じゃキツくないか? 酒って結構
重いし……。それに、あの公園なら急いで取らなくてもそんなに人来ないって」
「うーん、そう、かな?」
「それに、4人でわいわい買い物したほうが楽しくないか? な?」
「…なんだか風間らしくない発言だけど、わたしも買出しには混じりたいわね」
「うーん、じゃ、そうしましょうか。じゃあ早速、買出しに向かいましょ」
スーパーでオードブルの盛り合わせや、スナック菓子、そして缶チューハイを数本購入
した。
「カルピスチューハイとかなら、甘いからとみかも飲めるでしょ」
「レジでよく引っかからなかったな……」
「細かいこと気にしないの。よし、じゃあ行きましょうか!」
意気揚々と缶チューハイの入ったビニール袋をがちゃりと持ち上げる秋山。
「おい、そっち重いだろ。こっちの菓子袋と交換」
「あらそう? じゃあお願いね〜、はい」
約3キロの重みが片手にのしかかる。
「ふふ、慎太ちゃん優しいね」
「……まあ、一応唯一の男部員だしな」
「おー、咲いてる咲いてる花びら舞ってるー!」
ブルーシートを背中に担ぎながら、秋山は軽い足取りで公園へ続く坂道を登っていく。
「あのテンションの上がり方、遠足を前にした小学生だな」
「あはは……、あ、でも、こんないきなりじゃなかったら、おにぎりとか用意したのにね」
「…まったく、計画性の無い」
とみかのおにぎりを食べ損ねたと思うと腹が立つのか、眉に皺を寄せる冴木。ここにも
小学生が一人。
「なにしてんのー? ちんたら歩いてたら桜全部散っちゃうわよー?」
勝手に桜の死期を縮めて、坂の上の秋山が叫ぶ。俺たち3人はやれやれと溜息をつきな
がら、すこし歩調を早めた。
「うわ……」
「きれいだね……」
いつも学校から見える景色だからと侮っていたが、間近で見る公園の桜は想像以上に鮮
やかに咲き乱れていた。
「さーさー、見とれてないでさっさと場所確保してご飯食べましょー! 慎太、早くこっ
ちこっち!」
「…花より団子」
「花より団子だな」
「花より団子だね…」
「こらそこ、ハモるな!」
並木のど真ん中にシートを広げて寝転ぶと、視界のほとんどが桃色に覆われた。
思わず、ため息が漏れる。気温も快適。今ここで昼寝をしたらどれだけ気持ちいいだろう……。
「こーら」
「うわっ!」
いきなり目の前いっぱいに広がる秋山の顔。
「働かざるもの食うべからずよー? 準備手伝いなさい」
「おい、こら、もみあげが目に入る!」」
「さっさと起きないからでしょ。ほーれほれ」
「ちょ、お前な、わかった、起きるって!」
にやにや顔の秋山を跳ね除けるように起き上がると、とみかの手によって配膳はほとん
ど済まされていた。
「俺起きる必要なかったじゃん……」
「どのみち乾杯するんだから。ほら、座りましょ」
秋山に手を引かれて立ち上がる。
こいつは、まったく……。
こうして、俺たちの花見はいつもどおりにぎやかに始まった。
ぞくぞくと他の花見客がやってくる中、どう見ても学生にしか見えない俺らが、声高に
「かんぱーい!」と叫んだのはさすがにどうかと思うが、桜の前では無礼講なのか誰も何
も言ってこなかった。
とみかは、やっぱりちょっと苦いねと言いながら、ちびちびチューハイを飲み進めてい
たし、冴木はいつものマイペースながらも、アルコールの力かいつもより少し口数が多か
った。
そして秋山は言わずもがな。こいつに桜と酒を与えて、テンションが爆発しないわけが
ない。思うままに騒いで、歌って、くるくる回って、周りの花見客まで苦笑させていた。
「ま、1年に一度くらいならいいよな。こういうことも」
楽しかった。酒が入ったとはいえ羽目を外しすぎることもなく、お喋りと冗談に花を咲
かせた、平和でのんびりとしたお花見だったんだ。
秋山が、隣で全員顔を真っ赤にして騒いでいたサラリーマン連中と意気投合するところ
までは。
「とーなーりどうしあーなーたーとわーたしさとにしきー♪ イェイ!」
「「「イェーイ!!!」」」
7、8人のネクタイ集団から拍手が巻き起こる。その中心で、秋山はカラオケマイクを
片手に愛想を振りまいている。
「盛り上がってんなー……」
「そうだね……。でも、もうそろそろ連れ戻したほうがいいんじゃないかな……」
「…そうね。風間、行きなさい」
「は? 俺だけかよ!?」
「…わたしたちがあのむさい集団の中に飛び込んでいけると思うの?」
「それにむしろばっちり溶け込んでいるあいつは相当問題あるよな……」
「まーまー、嬢ちゃんも一杯、ほら!」
「あーこりゃどもども、おろ?」
さも当然とばかりにグラスを差し出す秋山の襟首を後ろからむんずと捕まえる。
「なにがどもどもだ。もうあっちは片付けも終わったし、そろそろ帰るぞ」
「来たわねー、旦那様」
「はぁ?」
いきなり何を、と思った瞬間、周りのサラリーマンがぐわっと群がってきた。
「おー、兄ちゃんがうわさのハーレム男か! 聞いたぞ、若えのに部活と称して女の子
はべらせてんだって? まったくガキのくせに憎たらしい!」
「お、あっちの嬢ちゃんが2人目3人目の嫁さんか! こりゃまた可愛いじゃねえのうら
やましい!」
「もう花が両手じゃ収まんねえな! こりゃ下の手も使って相手するしかなクフッ」
三人目は割り箸を額に突き立てながら地面に沈んでいった。ナイス冴木。
「って、お前いったい何言ったんだよ秋山!」
「あーら、別に事実を述べただけじゃないのー、あ・な・た」
嘘だ、絶対あることないこと面白おかしく語ってやがる……!
「さて、うわさのヘタレ男くん」
「さっきと呼び方変わってるぞ!」
「3人の嫁に振り回されてばかりのヘタレな君に足りないものは何だと思う!」
「だから振り回されてもねぇって……!」
「それは……、酒だぁーっ!!」
「うわっ、な、んぐ!? むむむむむむっ……!」
おっさんはいきなり俺の首根っこを掴んで無理矢理口を仰がせると、片手に持った一升
瓶を口に突っ込んできた。
奥深くに突っ込まれた瓶口から流れ出した日本酒は、強制的に胃袋へと流れ込んでいく。
「飲め、飲んで全てを忘れるのだ!」
「ぐむ、んむむむむむっ……!!」
「飲め飲め慎太ー! 何を忘れるのかさっぱりわかんないけど、飲み尽くせー!」
「し、慎太ちゃん! 冴木さん、早く助けないと慎太ちゃんが……!」
「…よいこのみんなは絶対マネしないように」
「冴木さんっ!」
……みんなの声が遠い。喉から直接脳にアルコールが染み込んでいるんじゃないかと思
うくらいに、急激に頭の中が熱くなる。
つーか、このままじゃ窒息するっつーの……!
そう思った矢先、一升瓶は空になった。
「ありゃ、大して入ってなかったなあ。わはは、でもまあよく飲んだ! 偉いぞ少年!」
やっとおっさんは俺を解放し、笑いながらばしっと背中を叩く。
次の瞬間、視界がぐにゃりと回転し、自分でも驚くくらいあっけなく膝が崩れた。
「おろろ、ちょっ、慎太! なに倒れこんでんのよ、ほら立ちなさいってば」
秋山の声がうるさいけど、どこにいるかわからない……。あれ、俺、誰にもたれかかっ
てる……? 少しいい匂いが……。
「ちょっとー、大丈夫? おーい?」
誰のせいだと思ってるんだ、と言おうとしても、口がうまく動かない。頬をぺちぺち叩
かれてるけどぜんぜん痛くない。
「あー、だめねこりゃ。たからーちょっと手伝ってー」
ここからは、ほとんど意識が飛んでいて記憶が朦朧としている。
なんとなく覚えているのが、このまま俺を家に帰すのはさすがに怒られそうだから、部
室で二次会をしようという流れになったことと、それを聞いたサラリーマンが、餞別とか
なんとか言って日本酒を2瓶も秋山に持たせやがったことくらいだった……。
「で、こうなったと……」
状況の発端は、かろうじて残っていた記憶でなんとか整理できた。
でも、酒をもらったとはいえ、冴木、ましてとみかがこんなに酔いつぶれるほど飲むな
んて考えられない。いったい、俺が寝ている間に何があったんだ?
「う……、ん」
そのとき、苦しそうな声を上げて、とみかが寝返りを打った。
「大丈夫かよ……、あいててて」
重たい頭を引きずって、とみかのところまで歩み寄る。
「うわ、酒くせぇ……」
とみかは、その風体に似合わない酒臭を漂わせていた。
体温も上がっているのか、少し額に汗を浮かべている。そのわりに薄着なので、このま
までは風邪を引いてしまうかもしれない。
とりあえずハンカチで額の汗をぬぐって、上着を脱いでかけておいた。
「…ケダモノだわケダモノだわ」
寝てるときくらい静かにしてろ後ろのやつ。
とみかのそばに座り込んで、ため息をひとつ。まったく、ほんとになんでこんなことに……。
「……慎太ちゃん」
今度はとみかが寝言を言い始めた。
「なんだよ、夢の中で俺、何してるんだよ」
「……慎太ちゃんの……、バカ……」
「な!?」
とみかが俺のことバカ呼ばわりするなんて……。夢の中とは言え、いささかショックだ。
しかも。
「なんでちょっと泣いてるんだよ……」
とみかの目尻からは涙が浮かんで、すぅっと落ちる。泣きたいのはこっちだっつーの。
「もうわけわかんねぇ……」
汗といっしょに、涙もそっとハンカチに染み込ませる。
バカな俺の夢は終わったのか、安らかな寝息に戻った。
「…ケダモノケダモノ」
黙らんかと。
で、さっきからずっと気になっていたことなんだが。
「秋山はどこに行ったんだ……?」
こいつらと一緒に机の裏かどこかでグースカ寝てると思ったが、部室の中には姿が見当
たらなかった。
帰ったってことはないだろうから、近くにいると思うんだが……。起きているなら、い
ったいどうしてこんなことになっているのか、状況を聞きださないと。
二人を起こさないように、足音を忍ばせてゆっくりと部室を出る。
夜の学校独特の不気味な静寂が廊下を支配している。旧校舎はセキュリティなどなく、
休日にはろくに見回りもされないことは美里先生情報で確認済みだった。
そんな人っ子一人いないはずの廊下の片隅に、目的の人影をあっさりと見つける。
部室からやけに距離を置いたところでぼんやりと、それこそ校舎に住み着いた幽霊のよ
うな佇まいで、秋山は窓の外を眺めて立っていた。
「お……」
呼びかける声が、その表情に吸い込まれるようにしぼむ。
秋山の横顔は、遠くからでもわかるくらいに神妙で、物憂げで。
窓から差し込む微かな月光に照らされて、普段の、ましてや昼間に馬鹿騒ぎしていた秋
山からは想像できない「女の子」の一面を見せ付けられるようだった。
――まずいな。
ためらったのは間違いだった。何も意識しないで、自然に話しかければよかったものを。
幸い、秋山はこっちにまったく気づいていない。深く息を吐いて、気持ちにシャッター
をかける。……よし。
「おい、秋山」
「!?」
殺人鬼に声をかけられたかのように、ビクッと体を震わせて振り返られる。
……なんかタイミングが悪かったかな。
「どうなってんだよ、みんな完全に酔いつぶれてるなんて一体」
「こ……、こっち来ないで」
「は?」
秋山は、じりじりと後ろに下がりながら怯えた目でこちらを睨んでくる。
「お前何言ってんだよ、酔ってんのか?」
「……っ! 来ないでって言ってんでしょこのバカ! もー!」
次の一歩を踏み出したとたん、秋山はダダダと脇目も振らず駆け逃げた。ぽつんと一人、
廊下に取り残される俺。
……なんなんだ一体。
とみかに続いて秋山まで俺をバカ扱いか。しかも人の顔見て逃げ出すたあどういう了見だ。
結局状況は理解できるどころかますますわけわかんなくなる一方ああもうホントにどい
つもこいつも
「ちょっと待てえええぇぇっっ!」
怒り心頭、逃げる秋山を全速力で追いかけた。
「キャー! ちょっと、なんで追いかけてくんのよ!」
「逃げておいて何言ってやがる!」
「来ないでよ! 痴漢! 変態! シキジョーキョー!」
「謂れが無ぇぇ!」
特に最後の!
まあ現在のこの状況は十分痴漢的ではあるけれども、そこはうっちゃっておく。
秋山は、もー! とか、うー! とか唸りながらも、廊下を全速力で駆け抜ける。
つーか、こいつ速ぇ! こっちはまだ酒残ってるてのに……!
「待てっつってんだろこのっ!」
「いや! 絶っっっ対いや!」
追いかける5m先の背中が、くるりと方向転換した。その先は……、階段だ。
秋山は2段飛ばしで颯爽と駆け上がっていく。くそ、無駄な運動性能見せやがって。
俺も負けじと駆け登る。見上げた先には、ストライプのニーソックスに包まれたしなや
かに収縮する両脚。
さらにその奥には、ふわりとひるがえるスカートと、その陰にぼんやりと浮かぶ三角の
白い――
「どわっ!」
けっつまずいた。
いかんな、酒のせいで知能指数下がってる。……酒のせいだよな?
俺がバカやっている間に、秋山は踊り場を抜けて姿が見えなくなっていた。
したたかにぶつけた膝を引きずりながら、2階へと上る。
左右に伸びる廊下をきょろきょろ見渡すと、左手側の突き当たりで、秋山はなにやらま
ごついていた。
「あれ、もう、なんで開かないのよ……! あ、そうか、鍵……」
ははあ、非常口から逃げようとしたんだな。
「待て!」
叫ぶ俺の声にうひゃあ! とすくみあがり、鍵を外そうとする手はますます慌てている。
その間に俺は一気に走り寄る。追い詰められた秋山は、ついに開錠をあきらめ、すぐ近
くの教室に逃げ込んだ。
……ようやくチェックメイトか。
教室に入ると、秋山は隅っこでぜーぜー言いながら身構えていた。息が上がっているの
は俺も同じだが。
「はぁ……はぁ……、お前な……、人の話を聞けというか……、せめて訳を話して逃げろ
よ……」
「はぁ……はぁ……、だ、だって、あんたの顔、見たくなかったんだもん……!」
うわ、うわ、うわ! こいつ真顔でめちゃくちゃひでぇこと言いやがった!
「はぁ……、まったく、なんで……」
わからない、どうして、よりにもよって――
「お前にそこまで言われなくちゃいけないんだよ!」
イライラのあまり、近くにあった机をガン! と蹴る。
「っ! な、なによ、そんなに怒らなくてもいいじゃない……」
秋山はビクッと震えて申し訳ない顔をしている。
……失敗だったな。ケンカするために追いかけたんじゃなかった。
溜息をつきながら、机の間を縫って秋山のもとへと詰め寄る。
秋山はううっと後ずさったかと思うと、近くにあった椅子を頭の上まで振り上げた。
「……おい」
これ以上近づいたら投げる、と光るメガネが警告を発している。俺はちょうど教壇のあ
たりで立ち止まった。
「ああもうこいつは……。あのな、俺はなんでお前がそんなに怒ってるのか全然わからな
いんだよ。俺が何かしたか?」
「……っ、覚えてないの? まったく?」
「だから何をだよ。花見んときはお前普通だったじゃねえか。そのあとは俺、酔いつぶれ
て寝てただけだろ。何も怒るようなこ」
「死ぃぃねえぇぇぇっっ!!」
「おわっ!!?」
とっさにしゃがんで、襲い掛かる椅子から身をかわす。椅子は教壇に当たって跳ね、ド
ンガラガンと派手な音を立てながら落ちた。
「っ……、お、お前な! 本当に投げるバカがいるか!」
「あんた2階からコタツ喰らっても平気だったじゃない! 大丈夫よ!」
「何が大丈夫だ! 明らかに『死ね』って叫んでただろうが!」
秋山にはちっとも悪びれた様子はなく、肩を怒らせこっちを睨んでくる。くそ、なんて
女だ。
と思ったら――、いきなり眼鏡の奥の大きな瞳から、ぽろぽろぽろぽろと涙をこぼし始
めた。
「うっ、う……、うー……!」
「ちょ、だから……。なんでお前まで泣くんだよ……」
「そりゃ泣くわよ! もー!」
秋山も必死で堪えているみたいだが、それでも次々ととめどなく溢れてくる。
「ひっく、もー、なんで……」
「ああもう……、ほれ」
ポケットのハンカチを投げてよこす。秋山は、例も言わずにそれを受け取ると、眼鏡を
上げて、両目を覆うようにくしゃりと当てた。
小さな嗚咽が漏れると、堰を切ったように止まらなくなった。マジ泣きだなこれは……。
珍しい。というより、初めてかもしれない。
とりあえず、泣き止むまで待つしかない。
「……もういいか? 頼むから、落ち着いて何があったか話してくれよ」
「……わかったわよ」
目元を少し赤く腫らして、いかにも渋々といった感じで話し始めた。
「あんた、あの後1回目ぇ覚ましてるのよ。ここに着いてすぐくらいに」
「は?」
な、なんだそれ。まったく記憶に無いぞ?
「まあ、覚えてなくても無理ないのかもしれないわね……。すごかったもん、全然酔い覚
めてなくて。歌うわ踊るわさらに酒を飲むわ、挙句の果てにたからに絡むわ」
「……冗談だろ?」
「たからが携帯に動画収めてあるから」
「ぐあ……」
その場に崩れこむ。
確かに、思い返してみればあの時おっさんに飲まされた量は尋常な量じゃない。記憶が
飛んでいてもおかしな話ではないのだけれど……。
ああ、どんな醜態をさらしたのかよりも、それをネタに冴木に何をされたかわかったも
んじゃないのがまた頭痛を……。
「でも、そんなことはどうでもいいのよ。その後あんたがしでかしたことに比べれば」
「……え?」
見上げると、窓を背にした秋山の肩がわなわなと震えていた。
「なんだかんだで、私たちもお酒飲んで盛り上がって、話題が、その、恋愛話に入り始め
て……。いい機会だと思って、あんたからとみかのこと聞き出そうとしたら……、その……」
「? なんだよ?」
「……もおおおーーーーっっ!!」
「どわあっ!!??」
2投目の椅子は、俺の頭上をギリギリを超えてけたたましく床を転がっていった。
「あっぶね、ノータイムで投げんな! マジで当たりかけただろうが!」
「――なんで私にキスしたのよ!!」
「…………は?」
秋山の言葉の意味が、理解できない。
キスした? ……俺が? 秋山に?
「好きな子いるでしょ、って聞いたら、いきなり『お前だ』だなんて言って、冗談でしょ
って笑ってたら、急に顔近づけてきて思いっきり……! 酔ってるからって、ふざけるに
も限度があるわよ、バカ!」
堪えていた涙が、またぽろぽろと溢れ出す。
「本当に俺、そんなこと……」
「嘘だったら、こんなに泣かないわよ、もう……。ぐすっ」
……事実か。そうか。
ああもう、さっきの椅子2つとも喰らっておけばよかったな。
そしたら、頭の奥から湧き出しまくる自己嫌悪も少しは晴れたかもしれない。
「最悪じゃねーか、俺」
「まったくよ。あんたその後すぐに寝ちゃうし、とみかなんかやさぐれて、たから巻き込
んで飲みまくるし……。ちゃんと謝るのよ、昨日はふざけすぎたって」
違う。お前と俺とじゃ「最悪」の意味が少し違うんだ。
「……謝らねーよ」
「? 何言ってんのよ」
「とみかには謝らないし、秋山、お前にも謝らない。謝って欲しいのは……、俺だな。俺
が俺に謝って欲しい」
「な、何よ」
一人ごちりながら、ゆっくり秋山に歩み寄る。
「俺、べろべろに酔ってたから本当に何も覚えてないんだけどさ。……けして、ふざけて
やったわけじゃないんだよ」
「何のことよ……」
一つ、深呼吸。
「――だから、俺がお前のこと好きなのは、おふざけでも、ましてや酒の勢いでもない本
当の気持ちなんだよ」
時が凍る、っていうのはこういう瞬間のことを言うんだろうと思った。
言ってしまった。ああもう、こんな日に、こんなタイミングで告白するつもりなんてな
かったのに。
「……え、ええええ、だ、な、何言って」
「好きだって言ったんだよ。秋山が好きだ」
赤面が遅れてやってきて、秋山はオロオロと慌て始める。
「え、う、あ、うそ、だって、あんたはとみかの事が」
「言ってねーだろそんなこと。……まあそう思われても仕方ないかもしれないけど。でも、
俺が好きなのはお前だよ」
「そ、そんな何回も言わないでよ!」
「何回も言わないと、お前信じないだろうが!」
「う、う〜」
まずい給食が片付かない子供のようにうろたえる秋山。……まあ、こいつに色気のある
リアクションも期待してないけど。
「ど、どうして? どうして私なの?」
「それは俺も考えたけどさ……、自分でもよくわかんねえ。ほら、こないだ2人だけで買
い物に行ったことあっただろ。とみかと冴木が来れなくて、2人でカメラ見に行ったとき」
「うん……、って、けっこう前でしょそれ。あの時から、なの?」
「2人で色々回って、遊んでさ。その時に、確信した。いつ好きになったかなんて、明確
な時間はわかんねえよ」
秋山は俺の目を直視できずに、うーとかむーとか唸りながら俺の告白を聞いている。
まあ、察するにこういう経験は皆無なんだろう。俺もない。
だから、表向きは毅然とした態度で向かい合ってるが、内心心臓バクバクだ。
なんせ、号砲を打った本人がスタートに気づいてなかったんだからな。まったく、やっ
てくれたな酔った俺。
「ど、どうしよう。これからの部活とか……」
「……お前なあ。それともなんだ、それは遠まわしにオーケーという意味なのか」
「ご、ごめ、って、違うわよ! そうじゃなくて、だって、とみかのこととか、二人だけ
特別みたいになるのは部としてどうかと思うし、あの、その……」
うーん。イライラしてるのが顔に出てないといいなあまったく。
大体、そんなことはもう何週間かカウントするのも放棄したくらい悩んだことだっつー
の。結局、いつか冷めると信じて、告白なんてしないつもりでいたんだ。
「そんなことはさ、どうでもいいとは言わないが、今は別問題なんだよ」
「ふえ……」
気づいてるかな秋山。俺が少しずつ、お前との距離を詰めてること。
「俺は覚えてないけど、俺とキスしたんだよな」
「そ、そうだけど」
「どうだった?」
「ど、どうって……」
「俺とキスして、嫌だった? それとも……」
「そ、そんなの決まってるでしょ、全然……」
次の瞬間。だんごを喉に詰まらせたような顔をしたかと思うと、ただでさえ赤かった顔
がポンと火を放った。
「あ……、うそ、やだ」
ほっぺたをさすって必死にごまかそうとしてるけれど、止まらない。
ちょっと……、ここまでわかりやすい反応をしてくれると、こちらも照れるというか嬉
しいというか……。
「秋山……」
「あ……っ? ちょっと、だめだってば慎太、きゃっ」
不意をついて近づき、両肩をぐっと抱いて、引き寄せる。
かすかな抵抗はあった。けれど、秋山の体はあっさりと俺の胸に収まる。
思った以上に秋山の体は軽くて、細くて、そして温かい。……というより熱い。
「お前、まだ酒残ってるのか?」
「ばっ、馬鹿! 違うわよ……! それはそっちでしょ……!」
耳まで真っ赤にして、秋山がシャツを震わせて反論する。
「秋山。お前は、どうなんだ?」
「こ、こんなの卑怯よ。いきなりこんなことされたら、ドキドキしちゃうに決まってるじ
ゃない……!」
「俺も必死なんだよ。賽投げられた以上、負けるものヤだからさ」
「なんか、いつもとキャラ違うわよ……」
「そうかもしれないな……」
しばらく抱きしめた後、肩を掴んだまま秋山の体をそっと胸から離す。
すこし潤んだ瞳を上目気味に、照れと怒りが半分ずつ混ざった顔で見つめてくる。
「あ……ん」
その口に、そっと口付けをした。
俺にとっては初めてのキス。秋山にとっては2回目のキス。なんだか、そう考えると変
な感じだ。
秋山の唇は厚くて、沈み込んでいくように柔らかい。触れ合っているだけで、頭の中が
キューッと熱くなった。酒なんかの比じゃない。
「ふぅ……。ま、またしちゃった……」
唇を離すと、秋山はてれてれとまた顔を伏せてしまう。
「秋山、もう一回聞くぞ。俺と付き合わないか?」
「……こ、ここまでされて、断ったら変じゃない……」
「だから、そうじゃなくてだな……」
ほんとに、なんでこう妙なところでひねくれてるんだこいつは。
非難めいた眼差しで睨むと、秋山はうっ、となって、うー、と唸って、
「……好き、かもしれない」
目を逸らして口を尖らせて、そんな言葉をひねり出した。
「よし、十分」
「わっ! ちょ、慎、んむ……ぅ!」
しかし、酔ってた俺よ。よくもキス1回だけで済ませたよな……。俺はもう限界だ。
「ん、ちゅ、ぅぅん、や、だ、んむ……んんっ」
丹念に、厚い唇の柔らかさを味わう。少し混じる唾液で、次第に感触が滑らかになって
いく。ときおりコツコツと当たるメガネが邪魔っ気だ。
頭がクラクラしそうなくらい気持ちいいけど、足りない。
「!? ちょっ、あふっ、む、ん、タ、タンマ!」
「……なんだよ」
「な、こ、これ! 何してんのよ……!」
「胸を触ってる」
「わかってるわよ、んなことは!」
「いや、何か我慢できなくって……」
「サルか!」
いや、サルかはねーだろ。
「き、キスより先、するつもりなの? いくらなんでも早すぎよ!」
「いや、俺にとってはそうでもないんだが」
「……まさか、普段から私をそんな目で」
「……否定はしない」
「はあ……、原人ね……」
それはサルより上なのか下なのか。
「しょうがねえだろ、好きになるってことは、それ含みなんだよ男にとっては!」
「そんな真理を乙女の前で口に出すな!」
秋山は、威嚇する犬のような目でこっちを睨んでくる。
でもまあ、いかんせんすっかり俺の腕の中なので威圧感もへったくれもない。
「ほ、本当にするの?」
「……お前が嫌じゃなければ」
「い、嫌とかそういうことじゃなくて、心の準備とか、その……」
また、あーとかうーとか唸りだす。
「はい、時間切れ」
「わぷ!? ちょ、いつ計ったのよ、や、む……!」
いい加減、焦らされるのもこりごりだった。
両手首を掴んで窓際に押し付け、攻撃的にキスをする。
ささやかな抵抗がゆるんだのを察知すると、手を放してシャツの上から双丘を鷲づかみ
にする。
もにゅんと手のひらに溢れるたわわな感触。こいつ、実は十分スタイルいいんだよな。
それなのに男子の評価が低いのは、……うん、まあ、キャラだな。
「ぃぅ……! ん、あ、やん……!」
「そんな声出さなくても……。……敏感なのか?」
「ばっ、バカ! いきなりそんなぎゅってされたら仕方ないでしょ!」
「あぁ、悪い」
ちょっと反省。ゆっくりと、ほぐすような手つきに切り替える。
「あ……ん、それも、っ、なんだか、くすぐったくて……んっ」
「どうしろって言うんだ……」
でも、こっちの方が胸の柔らかさがしっかり伝わってきていいかもしれない。
「シャツ、捲くるな」
「えっ、あ、やだっ、〜〜!」
カジュアルグリーンのTシャツの裾を引っ張り上げ、胴体を露出させる。
いつも体重がどうとか騒いでるわりに、たるみなんてどこにもないすらりとしたウエス
トだった。
そして、淡いオレンジ色のブラに覆われた、ぷりんと突き出た乳房。その上にシャツの
裾を引っ掛ける。
「や、ちょっと、あんまり見ないで……」
「暗がりだからそんなちゃんと見えねえよ。代わりに、触るな」
「や、ふぅ、んっ、あ、何するの、やん……!」
ぴんと張った生地のさらさらとした感触を指で撫でながら、谷間に顔を近づけて、ちろ
ちろと皮膚を舐める。
胸骨の硬い部分から徐々に横に滑らせると、舌先がどんどん肌に沈み込んでいく。ブラ
の端に当たったところで、深さを確かめるように舌を立ててつんつんと乳房をつつく。
「やあっ、も、もう、慎太、変態ぽい、んんっ!」
「変態じゃねえよ。これくらいやってるって。……たぶん、どっかでは」
「どっかって、どこ……ん! な、舐めるのダメ! 禁止!」
「なんでだ!」
「だって、なんかぬるぬるして、あったかいし……。とにかくダメ!」
「……じゃあ、脱がしていいか」
「う……。……ちょっと待って、自分で外す」
脱がされたくはないらしい。秋山は後ろに手を回して、パチッとブラのホックを外した。
たらんと垂れるブラのベルト。しかし、カップを手で覆ったままなかなか全部外そうと
しない。
「……おい」
「あんまり見ないこと、約束」
「……わぁったよ。なら」
「んむっ、んん、んぅ……、……んっ!」
ご希望通り、ヌードを見ないようにキスをしながら胸に触れる。
水風船のような柔肉。それを包む白い素肌は少し汗ばんでいて、沈み込む指にじっとり
と張り付くよう。
指にくっと力を込めるたびに、唇に切なげな唸りが伝わってくる。
零の距離で感じる、秋山の息遣い。手のひらからの感触と共に、興奮を加速させる。
「む、ん、……やぅ! さ、先っちょ、だめ、あん!」
ほぐれて柔らかくなった乳房と裏腹に、きゅっと硬くなった先端を指の腹で軽くつまむ
と、肩を揺らして身悶える。
「秋山、可愛い、お前……」
「な、何言ってんのよバカっ、んや、だ、だめだってば、んんんっ!」
乳首をぐにっと押し込んだ拍子に、秋山は半音高い声で喘ぐ。
「はぁ、はぁ……。もう、私ばっか脱いだり触られたり……」
「触りたいのか?」
「ないわよ!」
そんなムキになって否定しなくても。あと、胸は隠さなくていいのかもろに見えてるぞ。
「そうだな……。じゃあ俺も」
「ぬ、脱ぐの?」
「脱がないとこの先できないだろうが」
「先……」
また顔が赤くなる。
「う……。って、なんで下から脱ぐのよ!」
「いや、だってちょっと寒いし」
上は着たままじゃないと、やや暖かくなってきたとは言えきつい。
「人のことはひん剥いといてぇ……!」
「だから全部脱がさなかったんだろうが! あとひん剥く言うな!」
「ひん剥いたじゃない!」
わかったわかったと適当になだめながら、しゅるとベルトを解く。
窮屈になっているジッパーを下ろして、トランクスに手をかけ……。
「……秋山、ガン見しすぎ」
「はっ!? い、いいから脱ぐなら早く脱ぎなさいよ」
言いつつ、視線は外さない。……まあいいけどさ。
上を向いたペニスを引っかけながら、トランクスをずり下ろす。
もうずっとガチガチな竿の先端は、先走った液体ですっかりぬめっていた。
「……なんだよ」
「いや、思ってたよりも、普通……」
「……そうか」
としか答えようがない。そんなこと言われたら。
「いや、なんかもっと武器的なフォルムを想像してたんだけど」
「どこで得た知識に基づく想像だそれは」
他の奴と見比べたことなんてないからわからんが、そんな奇抜な形してることはないだ
ろう。
「触ったりしたほうがいいの……?」
「い、いや、そこまで考えては……」
と言っているのに、秋山はおそるおそるペニスに手を伸ばしてきた。……触りたいんだな。
「うわ、硬ぁ……」
竿の部分をつんつんとつついて、硬度を確かめる秋山。
なんだろう、このいたたまれない気持ちは……。
「あのな、秋山、ぅっ」
「わっ」
握手するような手つきで、きゅっと竿を握ってきた。
不覚にも反応して、ペニスがぴくっと跳ねる。
「き、気持ちいいの?」
「……いや、擦らないと気持ちよくならない」
「擦る……」
「あ、でもそこじゃなくて、カ……先の方をこう、優しくというか……、や、やっぱいい!」
「え、な、なんで? 難しいの?」
「難しいというか……、力加減によっては痛かったりするんだよ」
「そうなんだ……」
とくにこいつは、そういう細かいことは苦手そうというか実際苦手なやつだ。
「じゃあ、どうしよ……」
「いや、どうもしなくていいけど……」
いや、そうか。こいつなりに、俺に何かしてあげたいって考えているのか。ちょっと、
いや、かなり嬉しいかも。
「な、舐めるとか、どうかな」
「いいのか? いいんだな?」
「え、あ、そっちこそ、いいの?」
いや、こちらには何も問題はないというか、考えていたけれどさすがにマズイと思って
言わなかっただけなんだが。どうも認識に違いがあるらしい。
「じゃあ、頼む」
「う、うん……」
なんか、改まってしまうと逆に気恥ずかしいな……。
「なんか、舐める前から濡れてるんだけど……」
「それは何ていうか、汗みたいなものだから大丈夫」
「えー……」
机に尻をもたれて立つ俺の前でしゃがみこんだ秋山は、目の前でいきり立っているそれ
におそるおそる口をつけようとした。
「きゃっ! ちょ、ちょっと!」
「いや、悪い……、こればっかりはどうにもならんから手で支えてくれ……」
唇がちょんと触れただけで反応してしまう愚息を心の中で戒める。
「もう……。うう、やっぱり硬い」
右手で竿をはさんで、食わず嫌いの食べ物を口に運ぶかのような顔つきでくわえ込む。
亀頭の先を唇で包むようにちょろっと。それだけで、痺れるような快感が走りぬける。
「……ちょっとしょっぱい」
「そうか」
自分のだけれども、味は知らない。
「どう、気持ちいいの? 慎太」
「うん、いいんだけど、できればもっと奥まで……」
「うえぇ? い、いいけどさ……」
豪気秋山。よくわかってないだけかも知れんが。
こくっと唾を飲み込むと、秋山は口を大きく開いて亀頭全体を口に含んだ。
「う、あ……」
熱い口内はだ液で潤っていて、ペニスの底をぶよっとした質感の舌が支える。
今まで体験したことのない生々しい感触がペニスを包んでいた。イキそうにはならない
が、下腹部がきゅっと熱くなる。
俺のものを咥えこんだまま、「どうすればいいの」と目で聞いてくる秋山。メガネと並
んで上目遣い。……ちょっと目に毒だ。顔赤くなってないかな。
「じゃ、じゃあ、ちょっと前後に動かしてみて」
むっと眉間に皺を寄せる秋山。けれど、すぐに承諾してくれた。
「んっ、む、ん……、ん、んぅ……」
ゆっくりと、小刻みに。顔を前後に動かして、ペニスをしゃぶる秋山。
単調な運動だけど、だ液で包み込まれて潤滑な刺激が反復する。熱い舌が不規則に動い
て、言い知れぬ快感がずんずんとこみ上げてくる。
「……っ、んっ、秋山……!」
「んむ、ちゅ、う……ん。ど、どうなの慎太? 痛かったりしない?」
「お前こそ、どうなんだ。苦しかったり嫌だったりしたら別に」
「おっきいから疲れるけどね。気持ちいいなら、もうちょっとくらい」
「じゃあ、続けて……」
こくっと頷くと、またペニスをぱくりと口に含む。
「あむ、ぅん、ん、んん」
「ちょっと、吸うようにしてみて」
「んぅ。ん……、ぅぅ、ん」
口の中がきゅっと窄まり、ペニスが内側にぴたりと張り付く。
これ、まずい。首の横にぞわりとしたものが走り抜ける。
内圧を強めたまま、秋山は顔を動かす。さっきよりも攻撃的に、亀頭の表面を刺激して
くる。
ダメだこれ、一気にクる……!
「む、ん、ん、んむ……」
「秋山、だめだ、出……!」
「む? ……っ、ぷあ、うそ、やだ、きゃっ」
咄嗟に異変を察知するも、もう遅い。秋山の口から引き抜かれたペニスからはびゅっび
ゅっ……と精子が飛び散り、秋山の頬を汚す。
「わぷ、や、もう、ちょっと!」
「わ、悪い!」
自分でも驚くくらいあっけなく達してしまった。しかも普段よりやけに出る。
「も、もう! 出すなら出すって言いなさいよ! つーか出すな!」
「いや、出るのは仕方ないだろ! 俺も、まだ大丈夫だと思ってたんだけど、なんか、す
げえ気持ちよくって……」
「ま、またそんな事言って……。もう、ほっぺたベトベト……。それにすごい匂い……」
容赦なく降りかかった精液は、秋山の頬を伝って顎の先から滴っているほどだった。う
わ、この絵面もまずいな色々と。
「……ほんと、悪い。ちょっと待て、拭いてやるから」
上着からポケットティッシュを取り出して、汚れた秋山の顔を拭う。
「わぷ、やん、もう」
「しょうがないだろうが。動くなって」
自分で出したものだけに、きれいにしておかないと後味が悪い。
しかし、なんかこうしてると……。
「くっ、あははははっ」
「な、何よ、何がおかしいのよ」
「いや、なんか、滑稽でさ、はは」
「あんたがやったんでしょうが!」
「だから、お互いにさ、ぶっ、はははは」
むくれる頬を押さえると、さらに表情がむすっとなって余計に笑えてくる。
「もう、ムードのかけらもない……」
「そうだな、悪い悪い」
「でも……、ふふっ、あはは、私たちだったらこんなもんかもね」
秋山もこの妙な雰囲気に堪えきれなくなって笑い始めた。
「秋山……」
「わっ」
目の前ではにかむ秋山をぎゅっと抱きしめる。
「こういうのが、好きなんだよ。こういうのがさ……」
「……うん、私も、慎太とこうやって笑ってるの、好き」
そう言って、背中に回した手に力を込めてくる。
むりやり抱きしめた時よりも遥かに温かくて、不思議な安息感に包まれる。
「……秋山、起こすな」
「うん……」
むくもりを胸に収めたまま、秋山の体を支えるように立ち上がる。
「ひぁっ、もう、くすぐった、んんっ……!」
スカートから伸びる太腿を撫でて、そのまま付け根へと滑らせる。
きゅっと内股に閉じた太腿の間に、少し強引に指を差し入れて、陰部をつつく。
「や、ぁ、だめ……!」
「……痛いか?」
「じゃ、なくて、するんなら、パンツ下ろして……。その……」
胸の中の秋山の顔が赤くなる。そうか、染みちゃうかもしれないもんな。
「じゃあ、力緩めて」
「う、うん」
太腿の緊張が解ける。手探りでパンツの上端を探して、不器用にずり下ろす。
露出した秋山の股にそっと手を触れる。生い茂った陰毛の感触。そして、その奥へと指
を進ませると、湿り気のある生々しい凹凸に引っかかる。
「ひぅ……! ん、う……」
秋山はきゅっと目を閉じて、見て取れるくらいに全身を強張らせている。
……これじゃこっちも緊張するどころじゃない。
「触るぞ」
「すぅ……ひっ! あっ、あっ、や、だめ、うぅ……ん!」
柔らかな縦のラインに沿わせて、中指を前後になぞらせる。
入り口がピクピクと、時折指先を挟むようにうごめく。
「秋山、わからないから聞くんだが、これで気持ちいいか……?」
「ふぅ、ぅぅん、気持ち、いいようなくすぐったいような……」
どうなんだ。もうちょっと強くしてもいいんだろうか。
動きはそのままに、指先に少し力を込めて腹から秋山の中へと徐々に潜り込ませてみる。
「うわ、熱……」
「んんぅ……! はっ、あ、あん、もうちょっと、優しく、んっ」
メガネの奥の瞳に、ちょっと涙が浮かんでいる。苦痛ではないようだから、このくらい
だろうか。
「やぁ、んっ、ひあ、あん! は、恥ずかしい、よ、んやっ!」
上半身の重みを完全に預けた秋山は、あられもない表情で喘いでいる。いつもの俺たち
のままでいたら、見ることは出来なかった顔。頭の中で何かが外れそうになる。
「秋山、ちょっとそっちもたれて」
「ふぇ、な、何?」
やや反応の遅れる秋山を、机にもたれさせる。俺はその場でかがみ込んで――
「っ!? い、いいよ慎太! それはいい!」
「よくないだろ。お前もやってくれたじゃねえか」
「そ、そうだけど、ひゃっ!」
スカートの端をめくり上げ、秋山の秘部に顔を近づける。
汗にも似た女性の匂いが鼻をつく。初めて見る女性器は、当然武器的ではなく、特別醜
くも美しくもない、けれど艶かしくて瑞々しくて、俺の痴情を狂わせるに十分だった。
「っ、やぁぁ……、舐めないで、んんっ!」
舌先でチロチロと、少し滴る愛液を拭き取るように舐める。膣の収縮を、敏感な舌先が
受け止める。熱い膣内は、本当に舌を溶かしてしまうんじゃないかと思う。
「いやあ、あ、あ、慎太、うう、ん、ああっ……!」
秋山は俺の頭を押さえつけるようにして、上りつめる快楽と恥辱に耐えている。頭上か
ら聞こえる嬌声が、なんだかアブノーマルな感じがしてやみつきになりそうだ。
……実際アブノーマルなんだろうかこれ。
「秋山」
「う、うん」
「その、もう、したいんだけど、いいか?」
「……」
股から顔を離して見上げた秋山は、声もなくコクリとうなずいた。
「うぅ、なんかこの体勢……」
「仕方ないだろ、ベッドなんて気の利いたもの無えんだから」
秋山は、上半身を机に預けて、つるりとしたお尻をこちらに向けている。
「恥ずかしいんだから……早くしてよ……」
腰をそっと掴み、ペニスの先端をぴたりとヴァギナに当てる。窓の外の月明かりの影に
なって、すこし見づらい。
「あっ……、……お願い慎太、ゆっくり……」
「わかってる……いくぞ」
濡れた肉襞の隙間に、ぐぐっと肉棒を突き入れていく。
「んぅ……っ、あ、ああっ!」
秋山の膣内はきゅうきゅうとペニスを締め付けてくる。……少し痛い。
ポニーテールがだらりとかかった背中に語りかける。
「秋山、力抜いて……。それとも、やっぱ痛いか?」
「い、痛いけどぉ、それ含めてそれどころじゃないっていうか、あっ」
自分の中に異物が入ってくるんだ。そりゃ動転もするよな。
「秋山、ごめん、でも俺止められそうにない……」
「い、いいよ、もっと入れても……うぅっ」
さっきよりもさらにペースを落として、秋山の形になじませるように少しずつペニスを
埋没させていく。
亀頭の表面をずるずると柔らかな内壁が撫でる。緩慢な刺激が腰の奥までじわりと響い
て、力が抜けてしまいそうだ。
「はっ……あ、入ってくる、ぅ……」
やがて、秋山のお尻と俺の腰骨がぴたりと合わさる。
「……とりあえず、ここまで」
「へっ、あ、そ、そうか」
ちらちらと後ろを振り返って、俺の位置を確認する秋山。
「す、すごいね、本当に、繋がってるって感じ……」
「そうだな……。秋山の中、熱い」
「もう、変な事言わないでよ……」
本当のことなんだから仕方が無い。ゆっくりと蕩かされるんじゃないかと思うくらいに。
「秋山、動くぞ」
「え、う、うん。でも、ちょっと、ん、ちょっとずつ」
「わかった」
「おねがい……、あ、う……っ、ん」
ずず……とペニスを引き抜いて、カリのあたりで止めて、また入れる。
単調でのろまなその運動を、丁寧に反復させる。
「あ、あっ、は……、んっ」
「秋山、どうだ、まだ……痛いか? それとも」
「は、あ、ど、どうしよう、慎太……」
「ん?」
「き、気持ちいいよぅ……。初めてなのに、やだもう……」
恥じらいたっぷりのその一言で、妙に嬉しいものがこみ上げてくる。
「気持ちいいって、こう、とかは?」
「っあ! だ、ダメ、早いの、んんっ……んぁ……っ!」
スピードを上げて、お尻を突き上げるように挿入する。じゅぷじゅぷ、と繋がったとこ
ろから水気のある音がたつ。
ペニスが中を走るたびに、膣が反応してきゅっと締まり、速さと摩擦で快感が相乗する。
「あきや、ま、すげえ、いい……!」
「は……っ、ふ、ぅん、わ、私も、あああっ……!」
体をくの字に曲げて、秋山の背中と重なりあう。
胸板から伝わる優しいぬくもり。自然と手はたわわな胸を鷲掴みにしていた。
「はぁ……っ、慎、んくっ、胸、だめぇ……」
「秋山の胸、柔らかい……。ここ、弱いか?」
「や……! だ、だめ、つままないで、ピンって、きちゃう……!」
指の腹で、とんがった乳首をきゅっと挟む。寄りかかった机がガタリと音を立てるほど、
秋山の体が震える。
「秋山、なんか、すごい……」
「も、もう、あっ、変な事、言わないでってばあ……」
「大丈夫、こういう秋山も、好きだから」
「慎太……、ふあ、あ、んん、あ……っあ!」
上体を起こして、腰の動きに専念する。
結合部はすごい有様だった。溢れた愛液が太腿を伝い、俺の膝にも付着する。
「慎、太、……あ、待って、だめ、来ちゃう、ああっ、は……ぁ!」
「イきそう?」
「う、ん、だから、もっと、優し、ふ、う、う……!」
秋山が達しようとしている。そうとわかると、なんだか余計に激しく責めてみたいと、
妙な欲望が首をもたげてくる。
「秋山……っ」
「ふぁっ……ああ! だ、そこ、やっ、響い、ちゃう、んっ!」
両手を股に滑らせて、太腿の付け根をぐいぐいと指圧する。
「は……ぁ、つよい、よぅ、いや、あっ、イっちゃ……」
「いいよ、ちゃんと支えてるから、イって……」
「ふぅ、うんっ、はっ、だめ、きちゃ、は、はぁ、あああ……っ!!」
ぶるっ、と下半身が震えたかと思うと、きつく締まっていた膣内がふっと弛緩する。
「はっ、はぁ、はぁ、ぁ……」
「イったか……?」
「う、うん、あっ、待って、ゆっくり抜いて……んっ」
硬直したペニスを引き抜くと、愛液が雫になってぴちゃぴちゃと床に落ちる。
「はぁ、もう、恥ずかしすぎて死にそう……」
「別に恥ずかしがることじゃないって。俺は……嬉しかったし」
「もう、だからそういうのが、恥ずかしいんだってば……」
ぶつくさ言いながら、秋山は上体を起こして佇まいを直している。
「……あのさ秋山、一息ついているところまことに申し上げにくいんだが」
「なに?」
「俺、まだちょっと満足してない……」
「……ふぇ」
「んむ、ん、んぅ……」
窓際に寄りかからせた秋山の唇をむさぼる。青白い月光が、髪の毛をぼんやりと輝かせ
ているのがすこし幻想的だった。
「秋山……」
「慎太、いいよ、入れて……」
無言で頷き、スカートをたくし上げて、腰を寄せる。
「あ、でも、さっきみたいに早いのはダメ!」
「……悪かった」
一言諌められて、直立したペニスを再び秋山の中へと差し込んでいく。
お互いに立ち上がった体勢のせいか、さっきの体勢より奥まで届く気がする。
「んん……っ、あっ、なんか、さっきより、ふあっ」
「うん、なんか、馴染んでる感じ」
「そうね……、んっ、動いて、いいよ……」
そう言って、秋山は俺の背中に腕を回し、きゅっと抱いてくる。
こちらも腰をぐっと抱いて、暖かな体を揺さぶるようにペニスを抽迭させる。
「ふぁ、あ! ん、ん、っあ、んっ!」
高い声を出して悶える秋山の顔がすぐそこにある。こんな表情をしてたんだな。さっき
のじゃ、全然わからなかった。
「は、あ、んっ、……やだ、そんな、ジロジロ見ないで……んっ」
顔を背けたので、がら空きになった首筋にキスをする。すこしざらっとした肌にピンと
張った筋肉の感触。
「ひあ、やだ、変なとこ、舐めないで、ひゃぅ!」
「秋山、いろんなところ敏感だな……」
「また、そんな事言って、あっ、やっ……!」
キスも、腰の動きも止めない。唇から伝わる秋山の質感も、性器から伝わる秋山の温度
も、そして目の前で瞳を潤ませて喘ぐ秋山の表情も、全てが刺激になって性感を高めていく。
「慎、太、あっ、ちゃんと、キスして……」
「ああ……、んっ」
「ん、む……、ぷあ、んむっ、ぅぅ、ぇむ、んん」
くっつけようとしても唇はぶれて、舌が暴れる。まるで、お互いの唇を舐めあっている
ようなでたらめなキス。
「むあ、あっ、強いよ、慎太、はあっ、あ、あん!」
「ごめん、でも」
堪らなくなって、自分の欲望のままにペニスを突き入れる。秋山の中が、どんどん気持
ちよくなっていく。
「はっ、あっ、ん! いい、いいよ、慎太、好きな風にし、て、ん!」
「ああ、いいよ、気持ちいい、秋山……!」
「わたしも、あっ、なんだか、また……んぁ!」
ペニスの付け根がきゅっとなる。もう、限界が近い。
「秋山、イく、から、くっ……!」
「うん、いいよ、いっ、あっ、ああっ、……っっ!」
「うあ……!」
秋山の肩をぎゅっと抱きしめながら、びゅくびゅくと中に精液を放つ。首筋にぞわりと
伝わるほどの快感。
「ふっ……あ、出てる、すごい……」
「悪い、止まらない、う……」
「あ、はぁ……」
離れるのが惜しかったのか、そのまましばらくの間お互い動かずに抱き合っていた。
「……秋山?」
「……すぅ」
「…………緊張感ねえなあ」
色々と後始末(投げた椅子とか)を済ませた後、なんとなく無言で寄り添っていたら、
いつの間にか秋山は寝息を立てていた。
「これからが大変だってのによ……」
そう、これからが大変だ。まずとみかに釈明して、次に冴木になじられ、……そして、
俺たちの今後のこと、色々考えなきゃいけない。前途はどうあがいても多難。避けようも
ない。
「でも、ま。なんとかするしかないよな、部長」
色々あるかもしれないけど、最後にはちゃんとこいつと笑い合えているんじゃないかっ
て、朗らかな寝顔を抱きかかえながら、そんなことを思った。
-END-
以上です。上で書き忘れましたが29レスあります。
長いです。なんかまた同じ事言ってる気がします。
ほんとにお暇な時間があるときにでも読んでやってください。
読んで頂ければ幸い、面白いと思っていただければなお幸いです。
とりあえず、つ、疲れた……orz
暇な時間どころか一気に読んじまったよGJ!
GJ!!
真紀子と多汰美の口調が難しい
八重とにわなら簡単なんだけどなぁ〜
でも四人とも書きたいなぁ〜
……そういう翻訳サイト無いですかねぇ?
>>637 おぉ!早速サンクスです、これで書けます
>>633 GJ!! また来てくれて嬉しいです。
>>638 wktkしながら待ってますよ〜。
俺も同じ理由で今まで真紀子だけほぼ出番無し…
640 :
551:2006/12/03(日) 01:54:32 ID:wVo8ri2e
>>603書いてくれたのか(ノ∀`)待ってましたとも!
非常に乙です。
出来も素晴らしい!リクに答えてくれて有難う〜
641 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 14:12:23 ID:SLeIxnwm
保守
642 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 01:18:32 ID:bkW5sBYc
保守ついでにリク
ママトラどなたかお願いします。出来れば菜之葉で
643 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 01:10:48 ID:/CJUu4I0
保守
644 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 05:25:50 ID:R+wxa0qm
誰かいるか〜?
いないのか〜?
646 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 12:17:54 ID:0YpeMtLw
ほっしゅ。
647 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 14:15:09 ID:WQ3lPfbF
保守
やべ。
>>637の www.aurora.dti.ne.jp/~zumi/vtatsu/
でこのスレ丸々変換したら超おもしれえw
エロSSでも、さっぱり興奮できねえww
649 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 14:03:25 ID:wMm/W/JF
捕手
ざわり…
なま暖かい風が八重の頬をなでる。
居間に足を踏み入れた八重が目にしたものは、
大皿に山のように積み上げられた炭の山だった…
なんだ山のように積み上げられた炭の山って
「な、何これ…」
炭である、それ以外の何者でもない。
「た、多汰美さん?真紀子さん…?」
こんな見事な炭を作れるのは世界広しと言いえども二人しか居ない、
同居人の由崎多汰美と青野真紀子だ。
「ど、どこですか…?」
二人の姿が見あたらない。
二人のことだから何か料理を作ったら無理矢理にでも自分に食べさせるはず…
(これ食べる事になるんだよね…)
炭を美味しいと思える人間なんている筈がない、
この場から逃げるようにゆっくりと後ずさりをする八重。
「…あれ?」
座机の隅から誰かの足がはみ出している、
本当は今すぐにこの場を離れたいがそれだと後味が悪い。
恐る恐る近づいてみるとそこには…
「お、お母さん!?」
そこには真っ青な顔をした幸江がごろりと横たわっていた。
慌てて駆け寄り母の安否を確かめる八重、
…幸い息はあるようだ、
だが体が小さく痙攣している、このまま放っておいたら…
「おお、八重ちゃん。そこにおったんかいな。」
誰かが後ろから自分に話しかけてきた。
振り向きたくはない、しかし体は勝手に声のする方を向く。
炭を箸でつまんだ真紀子がそこにいて…
「ほらよくできとるやろ?」
「え…いや…」
「ほら、これ食べてみ?」
「いやああぁぁぁぁ!!」
続
かない
654 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 13:02:05 ID:b2JZChMB
hosyuyo
655 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 16:04:32 ID:iIwBVj9j
何か書きたいがモチベーションが上がらん…。
とりあえずほっしゅ。
656 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 16:17:41 ID:gX8TIFPQ
保守
慎太×たからが読みたい
658 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 15:52:22 ID:PIGJjwit
それ見たいな
補修
保守
661 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 02:19:09 ID:IFGql4Q6
ホシュ
だがちょっと待ってほしい。保守のしすぎではないか。
ぢゃあアンケートでも取ってみるか?
にわが八重に媚薬を盛るとか、
多汰美んがまきちーと良い雰囲気になってレズるとか、
なごやんが開発した薬で八重達にアレが生えるとか、
慎太ととみかのべたべたな展開のべたべたなえっちとか。
それは 君の 願望 だね。
アンケートじゃないね。
慎太ととみかのべたべた(物理的に)なえっちは見たいな。たた×まきもいいな。
結局俺アンケートにのってるな。
俺もアク禁解除記念に乗るか
三キャプでは
慎太×たからでたからのデレデレとか
トリコロは八重×ウル(ryとか(たまには男ありで)
WTO梢×雪とか
ママトラとか
・・・一杯あるな
八重「ひ、あっ! だ、だめぇ…気持ち良すぎて死んじゃう!気持ち良死しちゃうぅ!」
じゅっぷじゅっぷじゅっぷじゅっぷ
八重「ひ、い、はぁぁぁぁぁん!」
びくん、びくん
八重「はあ…はあ…今夜も、気持ち良かったよ…ななせ」
ななせ「ぽっぽ」
多汰美「…なんか最近ななせチーズの匂いせん?」
八重「どっきりんぐ」
とみか達が慎太お見舞いに行った後に二人きりにされた慎太ととみかが…
ってのなら書いた事があるがあまりのこっぱずかしさに読めたもんじゃなかったな
>>667 そんなこと言ったら、次に言われる言葉はもう決まってるだろう?
さあ!
今書いてるのがあって、大体半分程度終わったところなんだが、
半分先に落とした方がいいのか、全部できてから落としたほうが良いのか迷ってる。
ちなみに漏れは超々遅筆なので後半がいつ書き終わるか分からん。
全部完成してから投下に一票
同じく。のんびり待つからのんびり書かれよ。
672 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 00:22:19 ID:veqSjuY5
そうだな寸止めも体に悪いからな
全部一気に投下してくれ
保守してるから
もけ。がんばるお。
674 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 00:50:27 ID:xSpr1tXG
頼むよ〜
まったりとエロ談義でもしようじゃないか。
八重、多汰美、まきちー、にわのそれぞれ一番感じる部分はどこか?
八重ちゃんは小さいのでずばり胸だ。多分。
八重ちゃん・うなじ(普段隠れてるから)
たたみん・内股(陸上やっとると敏感になるんよ)
Maxi・背中(唯一装甲が薄そう)
にわ・なし。対八重のみ全身
こんなかんじで
トリコロだと妄想がやはりレズになるんだが、なんか「攻め」で想像できるのがたたみんしかいない…。
Sっ気前回の八重ちゃんと泣き落としのにわちゃんはどうした
やはり
八重(攻)×にわ(受)
多汰美(攻)×真紀子(受)
だろうなw
そういえば八重と多汰美が催眠術にかかって真紀子とにわにイかされるエロ同人誌があったな。
是非実父出暮。
>>681 いや、見たのは携帯のサイトでさぁ。
そのサイト閉鎖したんよ。
ただトリコロファンなら見ない方がいい。絵が…。
あばかむかい?
>>683 知ってる人がいるとはw
そうだよ、そのサイトさぁ。
685 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 13:46:47 ID:AZ7PKFtq
ほっしゅ
686 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 20:35:33 ID:KwTPIpHe
捕手
>>684 そりゃ毎日見てたもんでw
閉鎖…したのか…移転だと思ってた
>>687 もう大分長い間音沙汰無いから閉鎖だと思う。
あのサイト好きだったのになぁ…。
小梅けいとににわのオナニー漫画を描いて欲しいと思っているのは俺だけで充分だ!!!
>>689 確かにつり目キャラにはぴったりの人選かもしれんw
ツインテール常備の人ですしねwwwwww
毎晩頑張った、若い頃の母。
今はもうアルバムの中にしかいない幸江さん、いいですな。
いっそのこと、若かりし頃の母3人組・一晩の夢、とか。
……ってもはやオリジナルだそれはorz
も゛を生かして何とか…
幸江さんはにわのことをなんて呼んでたっけ?
そうだクリスマスネタがあるじゃない(゚∀゚)
にわによる聖夜ならぬ性夜を八重と共に過ご(ry
三沢先生でクリスマス考えてたけど
今考えてるのでさえ半分も完成してないからオクラ納豆
NGワード登録出来るようにしといた。小梅けいとのエロ本密林からキター。
なので記念カキコ
母・和弥が開発した花粉症治療薬粉末型
その薬は花粉症を直すが1週間後に人を発情させる副作用があった。
そうとはしらず、少し花粉症気味だったにわは、その薬を飲み用心のためにと七瀬家に渡した。 それが丁度1週間前。
「あれ、にわちゃん 顔が赤いですよ?」
「ほんまや、風邪引いてるんちゃうか?」
「なんか体が熱い・・・」
「きっと風邪ですよ、布団で休んで下さい。」
にわを布団で休ませると八重はしょうが湯を作る。
「真紀子さん、タンスの上にある薬箱取ってもらえますか? 私じゃ届かないなんで」
小さな缶を足場にして箱を手にした途端、真紀子の重さに耐えかねて箱が壊れた。 薬箱の中身が空中に散らばる、にわからもらった花粉症治療薬粉末型を知らないうちに吸い込む多多美、八重、真紀子の三人。
「大丈夫ですか?」
「大丈夫や、それよりはようにわに風邪薬持ってたり」
布団の中でうつ伏せになり自身の秘部を右手で慰めるにわ。
「にわちゃん、調子はどうですか?」
「七瀬、変なの、体が熱くてHな気持ちが治まらないの。 お願いなんとかして」
パンツを下にずらしたまま八重に抱きつくにわ。
「そんなこと言われても」
八重をそのまま押し倒し、唇を重ねて奥へと舌をいれる。
「七瀬このままじゃ私気が狂っちゃう。 だから、ね?」
八重の同意を得ないうちに服と下着を脱がすと八重と自分の秘所を重ねて擦り合わせる。
「にわちゃん、そんなと擦ったら・・・」
八重とにわのクリトリスが時々ぶつかりあい、快感が増していく。「な、七瀬。 気持ちよくって止まらないの。 七瀬も気持ちいいでしょ?」
顔を赤らめたまま返事をしない八重。
「気持ちよくないの? だったら気持ちよくしてあげるね」
びんびんにそそりたった八重の乳首に吸い付くにわ。
空いてる乳首を指先でつまみ、いじりにわ自身の乳首を重ねる。
その快楽の波に逆らえず八重の体は絶頂を迎える。
「七瀬、イッタ? もっと気持ちよくなろうよ」
にわの後頭部に衝撃が走り、気を失う。
「・・・真紀子さん・・・」
「八重ちゃん、言うたやろあ?にわに襲われたらすぐ呼びて」
「いつものにわちゃんじゃなかったんですよ。 本当に苦しそうでしたし」
「とにかくはよう服着い」
数時間後、意識を取り戻したにわの症状はおさまっていた。
しかし1週間後ににわと同じ状態になることを八重、多太美、真紀子は知らなかった。
〜終り〜
701 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 01:10:50 ID:CNBmYdyT
ほ
702 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 21:00:01 ID:QcIq4lxQ
し
ゅ
703 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 21:39:24 ID:OTDh/Uta
「あ、マキちー、ちょっとこっち来てくれん?」
「ん、どないしたんや?」
「っ!多汰美止めや…!」
「お願い、もうちょっとだけ…」
さて!今の会話から分かることは!?
多汰美が真紀子の腹の肉をつまんだ。
そしてその余っている部分がマニアックでいいと言った。
そして、
「やぁかいねぇ、マキちーのここ…」
「や、やめぇて、ひぅ!? な、何噛んどんな…!」
「だってぇ、おいしそうじゃし…ちぅ」
真紀子のお腹に唇を当て、吸い付く。
多汰美の口の中でぷるんと丸みをおびた肌を、ちろちろと口内で舐める。
「ふぁ、あ、くすぐった、ん!」
「もう、マキちー声だしすぎじゃよ…。…ズボンずらすね」
言いつつ、ズボンだけでなくショーツごと引き下ろす多汰美。
そのまま腿の付け根、股のラインに舌を立て、つつ…となぞる。
「ふぁっ、あ! そこ、いやや、あん!」
密着した多汰美の頭を抱えこむように悶える真紀子。
「ふふ、マキちーの肌、おいし…」
「何言いよんな、もう、んあっ!」
さらに中心に寄ったところに、ちゅうちゅうと吸い付くようにキスする多汰美。
真紀子は下半身からせり上がってくる切なさに耐えるのに精一杯だ。
「多汰美…、も、もう…」
「…もう、こっちがええ?」
「! そこは…やっ…!」
多汰美は、ショーツの上裾から少し覗く茂みに指をあてがい、そのまま中へ――
よいお年を。
ワッフルワッフル
新年あけまして何事よあれは
海藍からのお年玉ですわよ
海藍先生はまだ年が明けていないのですことよ
お、言葉使いがどう考えても間違っている
今から8レス内に大吉が3回以上でたら和弥さんは このスレ住人の性奴隷
あけおめ
713 :
【だん吉】 :2007/01/01(月) 12:03:39 ID:COpULCE5
あけおめことよろ
714 :
【大吉】 :2007/01/01(月) 16:10:45 ID:TYsKyWDA
あ(中略)く
正月!神社!初詣!風の巫女!
…アレ?
こい!!
焦りすぎると上手くいかないな
718 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 18:40:40 ID:tdrtu1QP
新年ほしゅ
719 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 01:23:16 ID:OoP2NZba
ほっしゅ
720 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 02:07:33 ID:83J+EUHC
ほしゅほしゅほっしゅ
ほしゅほしゅほっしゅほっしゅ
ぼしゅ
723 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 01:42:12 ID:BRHLHIJT
ほあー
85パー喚声ちた。
もうすぐ揚げるかも菜。
まったり待つ。
えと…以前に何本か投下した者ですけど2chが終わるかもと言う話を聞いたので
今まで読んで感想をくれたりした方々への感謝を込めてまた投下します。
場合によってはこれが最後のお目汚しになるというのにエロ分は薄いですが読んで頂けると嬉しいです。
それでは
>>724に私も期待しつつ…
《塩基の鎖》
『トリコロ』より
ガラガラガラ……
「こんにちわー 七瀬いる〜?」
勝手知りたる他人の家。返事を待たずに靴を脱ぎ居間に向かう。
他人の家…でもここの住人は私を家族同然に扱ってくれる。私はそれが…
「あっにわちゃんいらっしゃい。二時間ぶりじゃね」
居間に居た由崎が人懐っこい笑顔で迎えてくれる。
何か携帯ゲームに熱中していたらしく私に気付くのが遅れたみたい。…無用心ね。
「よす。ん〜由崎一人?皆は?」
「出とるよ。買い物じゃけぇ小一時間くらいで戻るんじゃないじゃろか」
その由崎の言葉に私はニヤッと笑い…
「ふ〜ん。由崎は一人良い子でお留守番ってわけね?」
と軽い冗談を飛ばしたら由崎はクスッと意味深な笑みを浮かべ…
「たぶん…今日もにわちゃんが来ると思ったけえ…誰か居たほうがいいじゃろ?」
……何て返事しろと?
「もう!あに言ってんのよ…」
「ハハハ…照れてるにわちゃんの顔可愛いけん…つい」
「つい…じゃないわよ」
ああ…今の私顔が赤いんだろうなぁ
「にわちゃん顔真っ赤じゃよ?」
「わかってるわよ!!」
…もう!
「ん…んく…」
出された烏龍茶を飲み何とか落ち着く。
「少しは落ち着いた?」
「誰のせいだと…」
「そうだ。なごやん元気?今度のお休みはいつなん?」
私の言葉を見事に聞き流す由崎。もう人の母親をなごやんって呼ぶことは諦めたけどさ…
何故か母さんも気に入ってるみたいだし…ハァ。七瀬の苦労が分かる気がするわ。
「明日…明日の夜は帰るって話だけど…?」
「ふ〜ん。…ところでにわちゃん?」
表情で分かった。由崎はこれからする話のために一人ここに残ったんだ。
思わず姿勢を正して身構える。
「…あによ?」
「この画像データ欲しくない?」
そう言って見せてきた携帯に写し出されていたのは……!!
「ちょっこれ!!欲しい!ちょうだい!」
七瀬のお着替え画像と由崎の顔を交互に見る。
「もちろんええよ。なんだったら…これからもにわちゃんのリクエストに応えてもええんじゃけど…」
こちらを伺うように語尾を濁す由崎。…それはつまり…
「…で?由崎は私に何をさせたいわけ?」
「あっ分かった?」
「そりゃあ…ね?」
でも…それはつまり私には出来るけど由崎には無理ってことよね。なんだろ…?
「にわちゃんにお願いなんじゃけど…」
お願いじゃなくて交換条件よね…。
729 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 00:10:52 ID:eN84X5H2
「ただいま〜。景子起きてる〜?」
「お帰りなさい。少し遅かったわね」
予定より少し遅れて帰宅した母さんを玄関まで出迎える。
「そうなのよ。いつもの道が混んでてね」
「お疲れ様。…ご飯は?」
「まだなのよ。景子は?」
その言葉に内心安堵する。だって…
「えーとね。そうだと思って簡単なの作ってみたんだけど…」
「本当!?…景子が私のために…」
予想以上に喜ばれちょっと良心が痛む。
「あ…味の保証はできないんだからね!」
「フフフ…大丈夫よ。さ、早く食べましょう?」
「このご飯も自分で炊いたの?」
「…そうだけど?」
「洗剤で洗わなかった?」
「…なわけないでしょ」
そんなお約束な…
「わたし…最初砥ぎ石使うものだと思ってたのよね」
「…米無くならない?」
「ええ。それで何か違うんじゃ?って気付いたわ」
「……」
「景子もう寝るの?」
部屋に行こうとした私に母さんが声をかける。
「うん…今日ちょっと起きるの早かったし。母さんは?」
「私もお風呂に入って寝ることにするわ。おやすみ景子」
「おやすみなさい。風邪なんかひかないでよ?」
「にわちゃんにお願いなんじゃけど…」
「あによ?」
「なごやんのこういう写真欲しいけえ…撮ってきてくれん?」
「はっ?ゆ、由崎?」
「駄目…じゃろか?」
「由崎…母さんにどんな感情抱いてんのよ?」
「どんなって…」
赤くなって俯く由崎
「………」
「………」
困ったなぁ。…でも……七瀬の…う〜ん
「由崎…七瀬の際どい…いやそれ以上のショット頼むわよ」
「えっ!?それじゃあ…」
「共犯…だからね?」
「いってきまーす」
「いってらっしゃい。気をつけてね」
「そうだ景子、昨日のご飯美味しかったわよ」
「そ、そう?」
「ええとっても。またお願いね」
「う、うん」
「今日もなんとか帰れるからね」
「分かった。待ってる」
「じゃ…」
ごめん。悪い娘を許して…
「…さてと」
母さんが車で出勤したのを窓から確認してから脱衣所へと向かう。
「ちゃんと撮れてるかしら…?」
セットしておいたビデオカメラを取り出す。この中には…母さんの着替えや湯上りシーンが
映っているはずだ。…一応…由崎に渡す前に確認しておくべきよね。
自室に戻りテレビに接続し…再生する。
「少し早送りして…」
画面に母さんが映ったところで早送りを止める。
テレビに映る母さんはとても上機嫌で…鼻歌混じりだ。
『ふふふ…景子が私のために…』
ああ…そんなに料理の件が嬉しかったのかな。
罪悪感からの行動だったんだけど…本当ごめんなさい。
『…しょっと』
母さんはそのまま服を脱ぎ始め……おばさんもかなりスタイル良いけど母さんも…
バストはおばさんの方が上かな…?でもウエストは…どうだろ?
「なんか…喉…渇いたな」
何時の間にか喉がカラカラだ。でも…何故か目が離せない。
母さんはもう裸になりバスルームへと向かう後ろ姿が映し出されている。
「…由崎…入浴シーンも欲しいなんて言い出さないわよね?」
テレビは無人となった脱衣所を映し続けバスルームからの物音だけがスピーカから流れる。
「母さんいつも何分くらいお風呂に入ってたっけ?」
湯上りシーンを確認するために早送りボタンを押そうとした時に…
『ん…うん…』
何か苦しそうな…それでいて艶っぽい声が耳に届いた。
「え?え?…これって?…まさか?」
喉の渇きが一段と強まる。予想外の展開に動揺が走り…それでも停止ボタンを押すことは出来ず
ただ画面を凝視し聞こえてくる音に集中する。…何してるんだろう私。
『あぁ…んぅ…くぅ…』
間違いない…。母さんは昨日お風呂で…
見ることは出来ないぶん…リアルにその光景を想像してしまい…
「あ…ああ…」
どうしよう…私もちょっと…
服の上から胸を触り軽く撫でるように揉んで…
「だ、駄目よ…いくら可愛いからって……!!」
そうなのだ。私の母さんは娘の目から見ても…かなり可愛い。
由崎がなごやんと呼んだり…私にこういうことを頼むのも…分からないでもないけど。
私が…こういうことをするのは…不味いわよね?
『くん…ん…んぁ…』
テレビからは相変わらず母さんの声が聞こえてくる。
寝ている私を意識してか声を抑えているみたい…
「ん…あぁ…ふぁ」
母さんの様子を想像しながら片手が下半身へと伸びる。
「…あ、もう…」
下着がすでに湿ってる…私…朝から…いや朝じゃなくてもまずいわよね…
下着の中に手を差し入れ指を割れ目に這わせる。指に纏わりつく蒸れた空気が私がどれだけ興奮してるか
教えてくれてるみたいでクラクラしてくる。
『あ…ダメぇ…ん…ぁう』
指に少し力を込め割れ目に埋め込み感触を確かめる。
「ん、うわ…もう…」
ヌルヌルの感触が伝わってくる。そのまま指を動かしグチュグチュと掻き混ぜる。
「つぁ…ああぁ…ここ…ここぉ…」
『あぁ…んぁあ…くっ…』
私の耳には母さんと私の声が入ってきて…まるで…
「!…ぁん!」
その想像をしてしまった瞬間背中がゾクゾクッとして軽く達してしまう。
クセになったらどうしよう…?
…もし私が…母さんを……
『ふぅ…あぁ…』
そういえば母さんは何を想像してるんだろう?
気だるい余韻に浸りながらそんなことを思う。…やっぱり父さん?
『だ、ダメよ景子。あぁそんな…』
「へ?」
い、今なんて?空耳?
もう一度確認しようと巻き戻しボタンを押そうとした時にガタッと後ろから音がして…!
「…け、景子?」
振り向くと部屋の出入り口に座りこんだ母さんが信じられないといった顔でそう呟いた。
「母さん?…どうして?」
「会議が午後からになったから…一緒にお昼でもと思って…それより景子あなた何を…?」
テレビは既に脱衣所で着替え始めている母さんを映し出している。正直なところ何て弁解したらいいのか分からない。
「何って…」
言い淀みながら立ち上がった瞬間、母さんがビクッと震え脅えたような目でこちらを見る…。ああ…そうなんだ。
急に私は冷静になるのを感じながら母さんに近づき…
「何って母さんの声を聞きながら…見てたんでしょ?」
私の言葉に母さんは顔を背けて…
「分かってるの景子?私達…」
「じゃあ娘を想像してするのはいいの?」
「そ、それは…」
顔を赤くして言い淀む母さん。この顔を撮影して由崎に渡したらどんな顔するのかしらね…
そんな顔をするから…止まらなくなるのに。
「ねぇ…私にどんなことされたかったの?」
「な、何言ってるのよ…そんな」
「言ってよ。私にどんなことをされるのを想像してたの?」
私はしゃがんで母さんの顔を手で固定し覗き込むようにして問いかける。
「そ…それは…そんな…」
「ねえ?私に本当にされたく…ないの?」
「え?…どうしたのよ景子…やめてよ…」
「してあげるって言ってるのよ。私が…娘の私が…欲しいんでしょ?」
「……ごめんなさい。謝るから許してよ」
「もう…このまま無理矢理しても私はいいのよ?あぁ…その方が母さんの好みとか?」
「……」
脅えた表情はとてもとても可愛くて…私は…もっとその表情を見るために唇を奪い…そして…
「ごめん、由崎。この前は失敗しちゃったんだ。」
「そうなん?」
由崎と二人になった時にこの前の交換条件についての報告をする。
由崎は少し残念そうな顔で返事をして…。
「だから画像の方は後でいいからさ。もう少し待ってよ」
「別に先渡しでもいいんじゃけど…」
「いいってば。それよりさ…」
「うん?」
「面白いオモチャ手に入れたんだけど…今度遊びに来ない?」
END
以上です。
2ch終了の件の真偽は分かりませんがとりあえず今までありがとうこざいました。
ここで反応貰えたり本スレで皆とけしからん絵でバカ騒ぎしたり晒されたりと楽しかったですよ。
これで2chが終わらなかったらとんだ道化ですが…むう。
って一回ageてしまってた。すいません。前も同じことしたというに…orz
乙&GJ!
2ch終了の真偽はどうなんでしょうかねぇ
自分も一応書きかけのをさっさと書き上げますかね
前回の投下から10ヶ月経ってますけど…
ぐっじょぶ!
ま、単にドメイン変更あたりでFAじゃね?
いちおう法人扱いなんだし
>>733 GJ!ブラボーだ!
一つだけ欲を言わせて貰えばにわちゃんがなごやんを貪る過程も読みたかった
2chが無事だったら書いてもらえると嬉しいです
ぐっじょぉぉぉぉぉおぶ!
740 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 23:42:37 ID:23cT5WjX
保守
741 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 02:08:53 ID:zncSz+LG
ぽっちゅね〜
742 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 20:15:31 ID:avlddS1S
OH!!NO-----!!
おお しんじられぬー
まあ海藍の中の人だって人間だから仕方がないよな、
来月を楽しみにしよう
おう…なんてこったい。
>>737 気長に待ってくれ。
後から見たらまたえらいことになってるな。
けしからんお年玉を描いたせいでけしからん神に怒られてるのか?
この"俺"様が"SS"を"書"いたンだ…テメーラ"覚悟"は"出来"てンだろーナ!?
"余計"な事"考"えてっと、"逝"かすゾ!?
747 :
にわやえ。:2007/01/20(土) 01:06:53 ID:3UQpvcFX
「平和じゃねぇ…」
「そうですねえ…」
多汰美さんがこたつにあごを乗っけながらともなく呟いた言葉に、八重は安穏と呟きを返した。
「こういう日はこう、畳のふちをひねりたくなりますねえ…」
「そうじゃねぇ…」
「…意味はさっぱり分からないですけど」
ゴッ、と多汰美さんがこたつにおでこをぶつけた。
窓の外ではお母さんが洗濯物をばらまいている。
「…どうしたんですか?」
「いや…何でもないけえ気にせんでええよ…」
「そうですか…」
多汰美さんちょっと変な顔してるけど…何でもないなら、いっか。 考えるのも面倒だ。
日曜日の昼過ぎ。
とっくに昼ごはんも食べてやることもなく、暇で、退屈で、こたつの温もりで頭の中もとろける至福の一時。
少しぬるくなったお茶をこくこくと飲みほすと、八重は「はぁ…」と気の抜けた表情で溜息をついた。
748 :
にわやえ。:2007/01/20(土) 01:07:54 ID:3UQpvcFX
もぞもぞ。
昨日からにわちゃんがうちに泊まりにきている。 土日はいつものことだ。
昼頃に起きてきたにわちゃんは、こたつでくつろいでいる八重を見つけると、
「な〜なせっ」と甘えた声で言いながら後ろから抱きしめてきて、そのままこたつに足を入れてきたのだった。
二人羽織よろしくすっぽりと抱きしめられて少し気恥ずかしかったが、
代わりに暖かくもなったので抵抗はしなかった。
ちなみに起き抜けみたいなのでお腹は空いてないか聞いてみたものの、「七瀬と離れるのはヤダ」らしい。
嬉しさ半分の半分、恥ずかしさ半分の半分、心配半分の八重だったが、
「まぁ腹が空いたら何や言い出すじゃろ」との多汰美さんの言葉を受け、
「ちゃんと食べたくなったら言ってくださいね」と渋々了承した。
しばらくは隣に座っていた多汰美さんと3人で色々と談笑していたのだが、
にわちゃんはいつの間にかすうすうと寝息を立てて眠ってしまっていた。
「んん…七瀬…」
そして今、八重の耳元で寝言をささやきながら背中でもぞもぞと身じろいでいる。
ちょっとくすぐったい。
749 :
にわやえ。:2007/01/20(土) 01:14:49 ID:3UQpvcFX
「にわちゃん昼過ぎまで寝てたんに、まだ眠いんじゃろか」
多汰美さんは頬杖をつくと、八重に後ろから抱きつきながら
幸せそうに眠るにわちゃんを見つめ、呟いた。
「夜更かしでもしてるんでしょうか」
でも、にわちゃんは八重の部屋で寝ているのだ。
いつも一緒の時間に寝ていると思っているんだけど…。
「……まぁにわちゃんにも色々あるんよ。でもまぁ…」
含ませた多汰美さんの言葉に、八重は頭の上に疑問符を浮かべながらその目を見つめた。
「八重ちゃんと一緒におるいうんが、一番の原因じゃと思うよ」
微笑しつつ軽く目を閉じながら、多汰美さんがこたつから出て立ち上がる。
こたつの中に少し冷たい空気入ってきて、身体にぶるっ、と寒気が走った。
「トイレですか?」
「いや…っていうかどうしてトイレから入るんよ。じゃのうて、ちぃとコンビニに肉まん買いにこ思うて」
「肉まんですか」
「八重ちゃんもいる?」
一瞬、「いえ…」と返しそうになるが、昼食からそこそこ時間も経ち、確かに小腹は空いている。
それに、にわちゃんも起きたら食べるかもしれない。
「…えっと…じゃあ、2つお願いします」
腰に回された腕を撫でながら遠慮がちにお願いすると、
多汰美さんはどてらを脱いでたたみ、「了解」と一言置いて部屋を出て行った。
750 :
にわやえ。:2007/01/20(土) 01:16:14 ID:3UQpvcFX
部屋が静かになった。
テレビも付けていないので、聞こえるのはすうすうというにわちゃんの寝息だけだ。
腰ににわちゃんの腕が回されている。 こうやってにわちゃんが八重を抱きしめるのは、もはや日常茶飯事だった。
いわゆるボディランゲージというものだろうか。
確かにこうやって抱きしめられると、言葉以外の、言葉以上の気持ちが伝わってくる気がする。
普段から八重へ好意をストレートにぶつけてくるにわちゃん。
にわちゃんのことはもちろん好きだし、こういう積極的なスキンシップをされるとさすがに恥ずかしがりもするが、
自分が好かれていると実感させられることは少しくすぐったくもあり、でも素直に嬉しい。
ただ、時々考えることがある。 自分に向けられている「好き」は、どういう「好き」なんだろうか…と。
Like or Love ?
考えても答えなんて出ない。 当たり前だ。 元より答えを知っているのはにわちゃんだけなのだから。
でももし、にわちゃんの…。
「…七瀬…」
ふと、耳元でにわちゃんのささやきが聞こえ、八重は思考を中断した。
「…ふふっ、何ですか?」
751 :
にわやえ。:2007/01/20(土) 01:17:22 ID:3UQpvcFX
今しがた八重の考えていたことなど露ほども知らず(当たり前だけど)、
寝言で自分の名前を呼ぶにわちゃんに思わず苦笑しながら応える八重だったが、
不意に自分を抱きしめる腕の力が強くなり、
「んっ…はっ、んん…」
とちょっと艶のある声が耳元で聞こえはじめると、にわかに戸惑いの表情を浮かべた。
「なな…せぇ、…だ、だめ…」
いやいやをするように八重の首筋に顔をこすり付けるにわちゃん。
夢を見ているんだろうか。 だとしたら夢の中で私何してるんだろう…。
ちょっとドキドキしながら耳を澄まして様子を見守っていると、にわちゃんはしばらく息を弾ませたのち、
「……もう…今度はこっちの…番…なん…だから…」と小さな呟きを漏らした。
こっちの番? ということは何かを私と交代するんだろうか。
そんなことを考えていた矢先、にわちゃんがとんでもない行動を始める。
何と、腰に回されていたにわちゃんの手が、もぞもぞと八重の服をめくり、中にもぐりこんでいくではないか。
えっ? えっ?
青天の霹靂に泡を食っているうちに、服の中に侵攻を始めた手はあっという間もなくブラをめくり上げ、
八重のあまり育ちのよろしくない小振りな胸をすっぽりと覆ってしまっていた。
え〜〜〜〜っ!
あまりの驚きに声も出ない八重を置き去りに、
八重の胸を支配下に置いた手が間もなくゆっくりと撫でるように動き始める。
752 :
にわやえ。:2007/01/20(土) 01:19:05 ID:3UQpvcFX
「んっ…」
敏感な部分を人に触られる感覚に、身体が勝手にぴくん、と震えてしまう。
通常服の中に手を入れる悪戯というものは手が冷たいのが定石だが、
この手は八重自身の体温で程よく温められていて、丁度よく心地良い。
となれば、これはそういう類のものではないだろう。
…などと現実逃避している場合じゃない。 これは、紛れもなく愛撫だ。
なぜこんなこと、とか、どうしてこんなこと、とか色々な疑問が頭をかすめるが、
そんなことを悠長に考えられる状況ではない。
「や、だめ…」
優しく胸を撫で上げる手を服の上から押さえて何とかいさめようとするものの、
傍若無人な悪戯を続ける手は止まる気配を見せるどころか、むしろ抵抗を悦ぶように八重の胸を責め立てる。
「ふぁ…や…ぁ…」
始めはゆっくりと、たださらさらと撫でるだけの行為。
にわちゃんの指が、すーっ、と八重の薄い胸を滑っていく。
ただ撫でているだけ…なはずなのに、そのくせこの優しい愛撫は、
八重の身体の奥底からじんわりとうずくような熱を生み出していく。
そうして柔らかな責めを続け、八重の身体がしっとりと汗ばみ、胸が吸い付くようになじんでくると、
その手の動きは序々に前戯と形容されるべき行為に変化していった。
「んっ、んん…ふぁ」
こなれてきた胸を撫でさすり、僅かな膨らみをすくうように揉み上げ、
ふわふわと浮き上がるような柔らかく丁寧な責めに身体を震わせていると、
「んっ、あっ、は…っ」
時折頭頂部を弾かれたり、指の股で挟まれたりと身体がくんっ、と跳ねるような変則的な刺激を混ぜてくる。
弱い刺激の次は、強い刺激。
次は弱い刺激がくると思って待ち構えていると、裏をかかれて鋭い刺激を受け、背筋を反らす羽目になる。
変化に富んだ責めは慣れを予防し、じわじわと八重の思考力と抵抗力を奪っていく。
753 :
にわやえ。:2007/01/20(土) 01:20:11 ID:3UQpvcFX
「はぁっ!」
ぴぃんと立ち上がってしまった両の乳首を優しく摘ままれ、くりくりっ、とひねられると、
例えようもない感覚が背筋を通って頭のてっぺんまで駆け抜け、ぐぐうっ、と身体を後ろに反らしてしまう。
にわちゃんはのしかかる八重を難なく受け止めると、「くすっ」と僅かに鼻で笑い、
それを皮切りにして、責めが乳首中心のものに切り替わった。
ぷっくりと膨らんだ乳輪を揉みこまれ、弾力を増したそこをまとめて摘まみ、こね、しごき上げられるたびに、
頭の中がずきんと痺れ、八重の意思とは関係なくぴくぴくと身体が跳ね上がり、抑え切れない声が漏れる。
「んっ…はぁ…っ、ふぁっ…!」
自分の声がひどく甘やかになっているのが分かる。
自分の今摘ままれている乳首が固くしこっているのが分かる。
いつしか目的を忘れ、ただ胸に添えられていただけになっていた八重の手は、すでにだらりと力なく下ろされてしまっていた。
もう認めるしかない。 今八重が感じているのは、紛れもなく快感だった。
754 :
にわやえ。:2007/01/20(土) 01:21:17 ID:3UQpvcFX
「はんっ…あっ…ん…」
八重の乳輪の上を爪を立てて優しく滑っていく。 つんつんと突っついたり、カリカリと引っかいたり。
くすぐったくてもどかしい快感が、八重の脳を焦がしていく。
どれくらい時間が経っただろうか。 時間感覚なんかとうに狂っている。 1時間かもしれないし、5分かもしれない。
にわちゃんの指は相も変わらず、ひたすらに八重を翻弄し続けていた。
「も…ぉ…や…」
もうやめて、もう許して、もう限界だ。
懇願を何とか声を出そうと試みるが、喉によだれがからみ、うまく言葉がつむげない。
もうずっと一番苦しくてもどかしいところを、何度も何度も行ったり来たりさせられている。
あの手この手の巧みなからめ手で八重を追い詰めていくにわちゃんだったが、
それでいて、決して八重を頂きにまで押し上げようとしないのだ。
むしろ限界が近づくとわざと手の動きを弱めて、焦らせているように思う。
755 :
にわやえ。:2007/01/20(土) 01:22:39 ID:3UQpvcFX
「あっ、あっ、はっ、あ〜っ!」
乳首を上からぐりぐりと押しつぶされると、摘ままれてきゅーっ、と引っ張られると、
指の動きに合わせて身体がびくっびくっ、と痙攣し、あられもない声が口から勝手に漏れてしまう。
こんな状態でなければ、痛みを感じてもおかしくない刺激。
ううん、痛みは感じているのかもしれない。 でも脳が甘受しているのは、全て気持ちいいという感覚だった。
「んぁっ…はぁっ!」
絶え間なく続く堪らない責めに、八重の意識が真っ白な奔流へと沈んでいきそうになる。
背筋を走る、待望の予感。
しかし、乳首を執拗に責めさいなみ続けていた指の動きが、
突如頭頂部をわざと避けるように周囲を撫でるだけの焦らすような愛撫へとトーンダウンした。
756 :
にわやえ。:2007/01/20(土) 01:24:11 ID:3UQpvcFX
「ん…はっ、はーっ…」
そんな…また…?
息も絶え絶えながら、再びおあずけをくらい絶望に打ちひしがれる八重に、
「気持ちいい?七瀬…」とにわちゃんが虚ろな声でささやいた。
まだ夢うつつなのだろうか。 それとも、もしかして既に起きていて悪戯をしているのかもしれない。
でも、そんなのはもうどうだっていい。
ものすごく気持ちいい。 でも、ものすごく、苦しい。
「もっと、して…ほしい…?」
にわちゃんが、耳元で甘く誘う。
うなずけば、続けてもらえるのかな…。 最後まで、してくれるのかな…。
最初だって、途中だって、強く抵抗すればすぐにこの状況から逃げられたと思う。
でもそうしなかったのは、こうされるのをどこか心地よく感じてしまっていたからかもしれない。
それに、丁寧に掘り起こされた疼きは、元の状態に戻れるボーダーラインをとっくに超えてしまっていた。
高められた身体は、一線を越えるボーダーラインまであと一歩というところまで迫っていた。
こんなところで止められてしまっては、蛇の生殺しというものだ。
やめないで、ううん。
「して…くださ…」
ぼぅ、と霞む頭で決意し、うなずいた…そのときだった。
757 :
にわやえ。:2007/01/20(土) 01:33:22 ID:3UQpvcFX
……
………続きはWebで! …じゃなくて、また明日。(笑)
え〜、突拍子のない始まり方をしましたが、楽しんで頂けていれば光栄です。
帰れ!とか早く続き書け!とかとりあえず石をぶん投げられそうですが、
後半もうちょっと推敲したいのです。
あとぶっちゃけそろそろ寝ないと明日(もう今日)に響くのです。(汗)
だったら今落とすなという意見は見なかったことにしつつ、また明日。…多分。 see you ♪
ps.
普段は別スレのSS書きだけど最近長期サボリ気味。
文章で誰かバレたりして。(笑)
作品そのものはGJだが、その自己主張激しい後書きは如何な物か
あとがきが気に入らなけりゃ黙ってスルーすればいいんだよ。
なんでいちいちいちゃもんつけるんかねえ。
この程度でいちゃもんって…どんだけ心弱いんだよw
761 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 19:32:07 ID:M2gY4w99
全くだ。八重ちゃんの髪の毛内空間ぐらいに広い心を持たなくてはならんよ?
てか続きまだ〜?
763 :
にわやえ。:2007/01/21(日) 01:02:37 ID:sY9BABvT
背後で、すーっ、という何かが擦れるような小さな音が聞こえ、驚いてそちらに顔を向けた。
一瞬で、頭の中が急冷する。 音の主は、襖を開けて部屋に入ってきたお母さんだった。
「どうしたの?そんなに目を丸くして…」
「ううん!な、何でもないよ!」
挙動不審な八重を見つめ不思議そうに顔をかしげるお母さんに、ふるふると首を横に振ってごまかす。
はっ、と慌てて胸を押さえるが、いつの間にか胸に触れていた手は元の八重の腰の位置に戻っていた。
「顔も赤いし…大丈夫?」
「う、うん、大丈夫!大丈夫」
ぶんぶんと首を振る。
「八重ったら、よだれ」
「えっ?あっ…」
お母さんが近くにあったティッシュ箱からティッシュを数枚抜き取ると、「はい」と八重の目の前に差し出した。
言われて気付いたが、確かにあごの辺りに冷たい空気を感じる。
「う、うとうとしてたから…」
適当にごまかしながら、受け取ったティッシュでよだれをぬぐう。
「変な子ねぇ…」
お母さんは怪訝そうに呟きながらこたつ布団をめくって足を入れると、
テレビのリモコンのボタンを押し、テレビをつけた。
変な子…ごもっとも。 自分の様子がおかしいのは自分でもよく分かる。
でも、本当のことを言うわけにもいかない。
にわちゃんに胸を触られてたから…なんてことが知れれば、お母さん倒れちゃうかもしれない。
764 :
にわやえ。:2007/01/21(日) 01:04:51 ID:sY9BABvT
「でも、本当に仲良しね」
八重の後ろを見ながら言ったお母さんの言葉に、「えっと…うん。おかげさまで…」と苦笑する。
自分でも仲が良いとは思うけど、こんなコトされるのってどうなのかな…。
テレビの方にぼぉっと視線を向けながら、先ほどの痴態を思い返し、はぁ、と溜息をつく。
終わり…なのかな…。 せっかく恥ずかしいのを我慢してうなずいたのに…。
びっくりしたせいで、気分は一気に醒めてしまってはいたものの、それでもがっかりといえばがっかりで…。
でも逆にほっとしたといえば、確かにほっとしていて、複雑な心境。
…そういえば、喉かわいたな。
湯飲みに手を伸ばして中を覗いてみると、中身は空っぽだった。
「お母さん、私にも頂戴」
湯飲みにお茶を注いでいるお母さんにおかわりをお願いするが、
お母さんの持っていた急須はお茶を吐き出す勢いを急速に失っていく。
「あら、切れたみたいね。これ飲みなさい」
「うん、ありがと」
今注いだばかりの湯飲みを八重に渡すと、お母さんは急須を持って台所へと向かった。
両手で湯飲みを掴み、ふ〜と息を吐き出すと、そのまま湯飲みを傾ける。
お湯を注したのはかなり前だったのでお茶はすっかり冷えていたが、火照った身体と渇いた喉には心地よかった。
765 :
にわやえ。:2007/01/21(日) 01:06:58 ID:sY9BABvT
もぞもぞ。
不意に後ろでにわちゃんが身じろぎ、八重はびくっと驚いて落としかけた湯飲みを慌てて握りなおした。
過剰反応かもしれないが、さっきのことを鑑みれば致し方ないと思う。
しかしにわちゃんは少し動いただけで、すぐに動きを止めた。
寝返りみたいなものだったのかな…。
はぁ、と溜息をつきながら、台の上に湯飲みを戻す。
八重はそんながっかりしている自分に気付くと、慌ててかぶりを振った。
と、油断した直後、腰に回されていた腕が緩み、ごそごそと衣擦れの音がこたつ布団の下から聞こえた。
「……!」
緊張の糸がぴんと張り詰める。 さっきの続きだろうか。
期待と抵抗の入り混じる頭で、胸をガードするか否か逡巡する八重だったが、
にわちゃんの行動は迅速で、再びあっという間もなく目的地に到達されてしまった。
「ふぁっ!?」
股間に濡れた何かが押し付けられる感触。 …いや、濡れていたのは八重の方だったのか。
八重の秘部に何か触れている。 …というか、間違いなくにわちゃんの指なのだが。
そんな、そこ…!?
にわちゃんの指の目的地、それは何と八重の…その…あそこだったのだ。
八重は今、あぐらような形で座っている。
うら若き乙女としてはどうかと.思うが、身体が硬いので足を伸ばして座るというのは苦手なのだ。
つまり膝を開いて座っているわけで、にわちゃんにとっては手を少し下に下ろせば到達できる場所である。
別にこっちの方はダメで胸の方がいいとかそういうわけではないが、とにかくこっちは完全に無警戒だった。
766 :
にわやえ。:2007/01/21(日) 01:09:50 ID:sY9BABvT
「は…っ」
あそこに触れている指にくくっと力がこもり、ショーツ越しの八重の割れ目にくにゅり、と僅かばかり埋まった。
「あっ、あっ!」
その指が何かを探るようにぐにぐにと蠢きながら、更に八重の大事なところに埋没していく。
ある程度指が割れ目を掘り込んだところで、にわちゃんの指がくいくいと動いた。
そこはまだ、にわちゃんには一度も触れられてはいないというのに、
八重のそこは触られるのを待っていたかのように準備万端になっていて…。
音は聞こえないが、ぐちゃぐちゃと濡れた感触がショーツ越しに伝わってくる。
それは言わずもがな、自分がにわちゃんの愛撫によってそれだけ濡らしていたということを思い知らされるわけで…、
それがすごく恥ずかしく、それでいてそれを実感させられることが、堪らなく気持ちよく感じてしまう。
何で、こんなに感じるんだろう…!
にわちゃんの指が動くたびに、八重の身体はその一挙手一投足を敏感に感じ取り、
甘い衝撃が背筋を駆け、脳に叩き込まれる。
「ふぅ、く…ぅ…んっ!」
指が動くたびにそこを擦られたとか、どこを揉まれたということが鮮明に脳へと伝えられ、
腰が砕けるような快感がじわりじわりと全身を覆いつくしていく。
醒めた気分と共に段々と熱を失い始めていた身体は、にわちゃんに本の少しいじられただけで、
あっという間に先ほどまでの高まりを取り戻してしまっていた。
だ、だめ、お母さんすぐ戻ってくるのに…。
そう考えてはいるのに、にわちゃんの行動を咎めることができない。 できるはずもない。
だって、八重の心のどこかではこうなることを期待していたはずなのだから。
767 :
にわやえ。:2007/01/21(日) 01:12:56 ID:sY9BABvT
「はぁぁぁぁ…!」
割れ目に指を埋めたまま下から上へと、ずずぅー、と割れ目なぞるように撫でられる。
窪みを割り開くように進んでいく指の動きに、堪らずとろけた吐息を吐き出してしまう。
「んっ…は…ぅん……!」
そのまま指が一番上に突き当たり、つんっ、というその小さな衝撃に身体を振るわせる八重だったが、
にわちゃんの指は動きを止めることなく、来た道を引き返す。
輪立ちを拡げていくように、上から下へ。 下から上へ。
「ふん…ぅ…く…」
中を擦られる感触に身体をぴくぴくと震わせながら、
胸を責められたときとはまた違う極めて濃厚な快感に、漏れそうになる声を両足に力を込めて必死にかみ殺す。
「はっ、はぁ〜…あっんんっ!」
上から下へ。 下から上へ。 単調に繰り返される動きに、
時折内壁をこしょこしょとくすぐるような動きが混じり、思わずイヤらしい声を漏らしてしまう八重。
ただ撫ぜられているだけでも十分に気持ちいいというのに、
そこへこんなアクセントを付けられてしまっては、我慢できるはずもない。
不定期に来る悪戯によって期待や緊張を余儀なくされ、触覚が更に鋭敏になっていく。
お母さんが戻ってくるかもしれないという期待が、それに拍車をかける。
「はぁぁ…んん、あぁっ!」
身体の底から次々と掘り起こされる堪らない快感に、八重は白旗を揚げるように首を横に振った。
こんなの…我慢できない…よ…っ!
下半身全体がぴくぴくと痙攣し、形容できない音を立てて絶頂感が目の前に迫ってくる。
それは、さっきおあずけを喰らったときよりも、ずっとずっと深い絶頂の予感。
768 :
にわやえ。:2007/01/21(日) 01:15:56 ID:sY9BABvT
しかし不意に割れ目に埋まっていた指の感触が消え、
代わりに入り口の土手の脹らみをくりくりと優しく引っかくような動きに変わった。
「は…ぁ…」
そんな…どうして、やめるの…?
確かにこれも気持ちいいけど…でもこのくすぐったくて優しい快感は、
八重の望んでいるところへ連れて行ってはくれそうにない。
ものすごくじれったくて、少しずつ遠ざかる限界に、欲求不満が溜まっていく。
もしかして、またおあずけなのかな…そんな、そんなの…!
「もう、やぁ…っ!お願い、にわちゃ…!」
どうしようもないところまで追い詰められた八重はいやいやをするように首を振り、
目に涙が浮かべながら、ついに自らにわちゃんに懇願した。
「イきたい?」
八重の耳元で、にわちゃんが囁く。
「ふぅっ…んぁ…っ」
焦れた頭に響いた、ずっと待ち焦がれていた言葉に、八重はこくこくと大きく頷いた。
「うん。意地悪して、ごめんね」と呟いて、にわちゃんが頷く。
次の瞬間、再びショーツ越しに指をぐっ、と差し込まれる。
先ほどよりももうちょっとだけ深く、敏感になっているところをきめ細やかなショーツの生地がざらっと撫ぜた。
中に溢れているものをこそぎ取るように内壁を擦り、
ぐりぐりと抉り込むような少し乱暴な刺激が叩き込まれる。
それがあまりにも気持ちがよくて…待ち焦がれた強引な刺激に、八重の全身がびくびくと打ち震える。
「んっ!ぅんっ!」
何て気持ちがいいんだろう!
身体中を埋め尽していく充足感に思わず漏れそうになる喘ぎ声を、
頭の片隅に僅かに残った理性がとっさに口をふさいで抑えた。
しかしにわちゃんがそこをいじるたびに、快感は後から後から波を繰り返すごとに大きくなっていく。
刻一刻と臨界点に限りなく近づいていく八重だったが、
ふとあそこからこぽりと何かが漏れるような感覚を覚えた慌てて腰に力を入れた。
769 :
にわやえ。:2007/01/21(日) 01:18:50 ID:sY9BABvT
「んんぁんっっ!」
その直後、満を持すべく新たに生まれた途方もない快感に、身を震わせる八重。
八重の身体の中で一番敏感な突起部分を、にわちゃんの指が的確に捉えていた。
それは中を攻められたときとは違う、直線的で鋭く、弾けるような気持ちよさ。
優しく指を滑らせただけで、身体がひっくり返るような快感が全身を覆いつくす。
強張らせた身体が、びくっ、びくっ、びくっ、と痙攣を繰り返す。
朦朧とする意識の中、優しく深い快楽が意識をどんどんと溶かしていく。
「………」
にわちゃんが何か呟いた気がしたけど、何も聞き取れない。
だめっ、だめぇ…っっ!
あともう一歩、ほんの少しでいい、今何かされれば達してしまう…、そう感じた瞬間、
まるで八重の考えを見透かしたかのように左の乳首がぎゅ〜〜〜っと引っ張られ、
そしてクリトリスをぐにぐにと揉みほぐされた。
来る…来…る…っ!!
「んぁ…あああぁぁ〜〜っ!」
バンバンバン!と全身のドアが勢いよく開放されるような、堪らない開放感。
天にも昇るような快感が全身を縦横無尽に駆け巡る。
しかし絶頂を長引かせるように、にわちゃんの愛撫が止まらない。
おかげで身体中に溜まりに溜まった快感は引く気配を見せず、
それどころか胸を優しく揉まれただけで、お腹を擦られただけで、ただただ増殖を繰り返していく。
気持ちがよすぎて、段々と意識が途切れ途切れになり、目の前が白いもやに飲み込まれていく。
まだ、感じていたいのに…。
未だ収まらない絶頂の余韻に酔いながら、くったりとちゃぶ台の上に突っ伏すと、
最後にそんなことを思いながら、八重の意識はすぅ、真っ白なもやの中へと溶けていった。
770 :
にわやえ。:2007/01/21(日) 01:26:28 ID:sY9BABvT
以上、後半終了。エロ無エピローグへと続く。 とりあえず感想求ム。
>>758 正直そういうレス来るかな〜って思ってた。(笑)
まぁ昨日は疲れてて眠くて酔っ払っててハイだったんだ。許せ。(´・ω・`)
いや実に良かった。丁寧なエロが好印象。
エピも待ってますよ。
エチィ描写が羨ましい…
同意
俺は負け犬だー!感に浸れる。
だからもっと頑張らないととも思うが。
黒い七瀬が多かったから、ここまで完全な受けな七瀬が新鮮で実にいい(*´Д`)
確かにそうだな。にわ八重好きな俺にとっては最高だったぜ。
776 :
にわやえ。:2007/01/24(水) 23:56:40 ID:TXtOoDYY
エピは来週まで待って…。
かなり短い話なのだが、現在集中して書けそうにない状態が続いてる。
ちなみに盛り上がる話ではないから、期待しないでお待ちください。(汗)
それと感想サンクス。最初アホな方向で始まった割に(反省済)好評で大変嬉しいス。
>>774 私の中では、八重は総受けと決まってるのさ…。
777 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 04:05:34 ID:7u5At3iX
ほ
778 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 09:42:42 ID:6aW45kMG
しゅう
なんか空気が抜けたみたいだなwww
もっしゅ
781 :
にわやえ。:2007/02/04(日) 17:01:53 ID:Be9bS1Mm
「ただ…こんにちは〜」
玄関の扉を開けると、何やら制服姿の男の人が入り口のところに立っていた。
男の人がこちらを振り向き、目が合ったのでとりあえず軽く会釈する。
「お邪魔してます」
と会釈を返してくれた男の人の手には箱、制服や帽子には会社名と思しきロゴが描かれていた。
宅配便かな。
脱いだ靴を靴箱に置いていると、パタパタパタとスリッパを鳴らしながら小母さんが玄関にやってきた。
「すみませんお待たせしちゃって…。 多汰美ちゃんお帰りなさい」
「ただいまです。誰かの宅配便ですか?」
「私のなんだけど…ほほほほ…」
何かごまかし笑いされた。 箱を見返してみると、見知った通販雑誌の名前が書いてある。
「あまり派手な服だと、また八重ちゃん泣いちゃいますよ」
「な…何のことかしら」
小母さんの目が泳ぐ。
箱に書いてあったのがこの家によく届いているファッション系の通販雑誌の名前だったので、
もしやとは思ったが、図星みたいだ。
苦笑しながら小母さんの横を通り過ぎ、居間の襖の前まで移動する。
襖の向こうからテレビの声が漏れていた。 誰かテレビでも見てるのかな。
今の時間ってどんな番組やってたかな…などと思いながら、
襖を開けるべく取っ手に手を伸ばしたところで、なぜか目の前の襖が勝手にすーっと横に開いた。
七瀬家はいつの間に襖を自動ドアに改造したのだろうか。
当然そんなわけはなく、襖の開いた向こうには変な顔をしたまきちーが立っていた。
向こうから襖を開けただけだったようだ。
782 :
にわやえ。:2007/02/04(日) 17:03:37 ID:Be9bS1Mm
「お、おぅ、おかえり多汰美」
赤い顔をしながらちょっと不自然に挨拶するまきちー。 何かちょっと様子がおかしい。
「うん、ただいま…顔赤いけんどしたん?」
「な、何でもないねん」
どもりながら「何でもない」って言われても、説得力がない。
でもまぁ、隠すくらいだから何か理由でもあるんだろうけど。
「そう?」
「そうそう」
まくし立てながら、まきちーが多汰美とすれ違いに歩いていく。
「あ、まきちー」
「んぁ!な、何や」
異様に驚きながら振り返るまきちー。
「何そんなに驚きよるん?」
「な、何でもないねんて」
さっきと同じ台詞を繰り返すまきちーをジト目で見つめる。
深くは詮索しないけど…。 何なんだろう。
「…ふぅん。あ、そうそう、肉まん買てきたけど食べる?」
そういえば肉まん食べるか尋ねるために呼び止めたんだった。
「あ?…あ〜…」
逡巡するまきちーだったが、「おごりやけど」と付け加えると、
「…そやな。ほんならもうろとくわ」
と頷いた。
「ほい。まだ熱々やよ」
まだほくほくと湯気を立ち上らせる肉まんと、添え付けられていた酢醤油とからしを
紙袋から出してまきちーに手渡す。
「さんきゅな」
「ええのんて」
「ん。じゃ、うち部屋に戻るさかい」
「はいはーい」
783 :
にわやえ。:2007/02/04(日) 17:05:36 ID:Be9bS1Mm
まきちーと手を振って別れ、「ただいま〜」と小声で呟きながら居間の襖をくぐると、
ちゃぶ台の上に突っ伏すふわふわとした毛の塊…否、八重ちゃんの姿が目に入った。
あっちの方を向いているので表情は分からないが、多分眠っているんだろう。
後ろ手で襖を閉め、肉まんを台の上に置く。
「八重ちゃんまで寝とるんじゃね…」
微笑ましい光景に頬を緩ませながら八重ちゃんの後ろに目を移すと、
その八重ちゃんを後ろから抱きしめながら眠っていたにわちゃんが丁度目を覚ますところだった。
ふあぁぁぁ…と気の抜けたあくびを漏らすにわちゃん。
「おはよ」
「ん〜?あぁ…おはよ」
寝ぼけ眼で、言葉もどこか虚ろ。 まだ半分眠ってる感じだ。
んん〜、と身体を上に伸ばしながら、その流れで目を擦ろうとしたところで、にわちゃんが不意に手を止める。
「あれ、指、濡れてる?」
にわちゃんの上げた手の指を見れば、確かに何かの液体で濡れて光っていた。
首を傾げて指の間に糸を引く液体をこねながら、多汰美の顔を不思議そうに見上げるにわちゃん。
「いや、知らんけど…」
そんな目で見上げられても困る。
784 :
にわやえ。:2007/02/04(日) 17:06:56 ID:Be9bS1Mm
とりあえず近くにあったティッシュを二枚ほど掴み上げると、「はい」とにわちゃんに手渡す。
「ありがと」
「で、起き抜けみたいじゃけど、肉まん食べる?」
「食べる食べる」
指をティッシュで拭きながらも、二つ返事で応えるにわちゃん。 やっぱりお腹空いてたのかな。
「ほい…ほいっと」
肉まんを二つを紙袋から出して台の上に置き、酢醤油とからしを取り出すと、
早速にわちゃんの手が八重ちゃんの背中越しに伸びてきた。
「さんきゅ」
「…その体勢じゃと食いにくくない?」
こたつ布団をめくって足を入れながら、「ん〜」と肉まんに手を伸ばすにわちゃんを横目で見つつ聞いてみるが、
その取り辛そうな体勢を改められることはなく、「いいの〜」と予想通りの台詞が返ってくる。
「ほうですか」
相変わらずべったりみたいだ。
「んん…」
ようやくにわちゃんが目的の肉まんを掴んだところで、ふと八重ちゃんからくぐもった声が聞こえ、
八重ちゃんの顔がゆっくりと起き上がった。
「あ、起きた?」
にわちゃんの顔がにわかに満面の笑みへと変わり、苦労して手にした肉まんをあっさりと手放すと八重ちゃんの肩を抱きしめる。
そこで八重ちゃんがぼう、と遠くを見るように目を薄め、ふと呟いた。
「あれ…私、どうして…」
fin
785 :
にわやえ。:2007/02/04(日) 17:09:54 ID:Be9bS1Mm
エピ終了。 しょぼいオチでスマソ。
1.3人称でエロに無縁な子使うと、萌え度は維持できるけどやっぱエロ度が不足するな…。
後、今エロおまけをゆっくり書いてる。 超気長に待ってちょ。
超wktk!!!!!!!!
いやお疲れさん。
まったりと楽しませてもらったよ。
788 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 01:01:26 ID:FRTa/0zE
ほ
789 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 00:20:49 ID:3pLwVTJn
しゅう
790 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 16:30:32 ID:IBkYJq7k
ほあー
791 :
オタク撲滅:2007/02/15(木) 16:31:21 ID:ILBTgxjz
エロトークなんてすんな糞野郎そんな暇あったらバイトにでも行って金稼げこのオタクども
保守
保守
794 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 20:50:51 ID:VKswBmWI
神降臨待ち
795 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 20:50:33 ID:usIuw6eD
あー
誰もいない・・・
だったら何かしゃべろうぜ
男キャラがいないからなぁ…。中田氏スキーな俺としては妄想しにくくて困ったもんだ。
つ『WTO』、『三キャプ』
800 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 13:27:13 ID:8e61hALv
つ ふたなり
つクロ
804 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 04:11:06 ID:K+Hd/T+I
たまにはたからにスポット当てたのを見てみたい
とリクして見る
805 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 12:43:31 ID:UFsrWrfL
妄想中‥タカラジェンヌ保守
806 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 12:13:50 ID:wvsE1kwG
神期待あげ
807 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 19:12:32 ID:I/9IGWHX
ho
808 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 02:33:16 ID:bbUKaKJN
ほしゅなーのかー
そーなのかー
810 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 20:14:00 ID:2+EVJP60
>>804 たから×慎太でいいなら書いてみるがどうか。
別人ではあるが、レッツゴー!と持ちかけてみる
812 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 22:27:45 ID:2+EVJP60
別人かよw
よす。やってみよう。待ってろタカラスキー。
813 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 15:15:44 ID:MLSS+t+q
814 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 00:06:49 ID:OlA6jt25
じゃ、投下開始。
書いてたら長くなりそな予感。
拙いのは(;´ω`)勘弁な。
※百合スキーはスルーされたし。
815 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 00:12:09 ID:OlA6jt25
━新聞部・部室━
「…よし、ラス、印刷ッ!んあ〜!終わた〜〜ッ!!」
「はい。お疲れさまです、部長」
PCのキーボードを叩く手を止め、椅子の上でダラーンと伸びるみずほ。
労いの言葉をかけつつ、とみかはプリンタから吐き出される大量の文書を出た端からムム、とした面持ちで読んでいる。
「どぉでございましょ?」
「…ぇー…と…はい!OKです!!」
「ひー。間に合ったぁあああ」
よりダラーンとなる、みずほ。
「ほんと、ギリギリでしたねぇ…後は製版だけですね。今日中にやっちゃいますか?」
とみかが原稿束をトントンと揃え封筒に入れながら、尋ねる。
「んあ〜?そぉねえ……ま、明日でも」
「ああソレ、俺がやっとくよ。机に置いといてくれよ、とみか」
部室の端っこからの声に、2人の目が行く。
「なぁ〜に〜慎太、ソッチまだ終わんないのぉ?使えないわねぇ」
「…お言葉ですがね、部長…」
壁際の古びた棚の戸を全開にして中に潜りこんでいた慎太が、大量の写真をバサバサと床に散らしながら顔をニョキ、と覗かせる。
「1年分の写真整理が1日で終わるかッ!!ったく…適当に詰めてっから日付から何からバラバラじゃねーか…あと、コレ!」
「ん?」
ビッと出された写真には、【慎太に抱きつくとみか】の姿が焼きついている。
「おー、それ、あれだ、真夜中の情事じゃん。なっつかしーわねー!」
「わう?!ジョ!ジョージ!?」
珍アクセントで外人名を叫ぶとみか。
「こんなもん現像すな!しかも無駄に連写しやがって、整理が紛らわしいだろが!」
「あによ〜?スクープよ、スクープ。いい?そこにスクープがあれば撮る!これがジャーナリストの鉄則よん」
「スクープじゃねえ、でっち上げんなパパラッチ!!」
「な?!パパラッチゆうな!!」
「まあまあ、部長そのへんで…」
「情婦はお黙りっ!!」
「わうん!?ジョーフっ?!」
ヒートアップしたみずほにとばっちりの一喝を受け、とみかは慎太に救いを求めて眼差しを送る。
「‥慎太ちゃあん‥」
「‥ぅ。‥わかったよ‥わりぃ、とみか。‥と、とにかく怪しい写真は全部処分すっからな、秋山。」
「キー!怪しいってゆうな〜〜!」
足をジタバタさせるみずほを無視、慎太はため息をつきながら再び棚に潜る。
816 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 00:22:49 ID:OlA6jt25
>>815 「ちょっと慎太ぁ、無視すんじゃないわよ〜〜〜〜ッ」
慎太、無言。
こうなると、みずほもただの駄々っ子でしかない。
(はぁ‥)
とみかもため息をつき、帰り支度を始めた。
こういう時、たからさんがいてくれたら‥。
『‥駄々こねてないで帰るわよ、そこのバカ』
とでも切り捨てて、引っ張っていってくれるのに。
が、その頼れる目付け役は『‥今日、バイトです。あとよろしく。』と単発メールをみずほによこしたきり、顔も出さず。
新聞の締め切りも間近い今になってもアンタ金が大事かァー!
‥と携帯画面にツッコむみずほの姿に、追い込まれた編集者の哀れを見た気がしたり。
そんなこんなで、今日の新聞部部長・秋山みずほは部活開始からすこぶる機嫌が悪く、そして横で作業していたとみかは、チクチク胃が痛い放課後を強いられていたのだった。
「ねえ、慎太ちゃん。整理は明日にして一緒に帰ろ‥?明日は私も手伝うから、ね?」
ブスッとして帰り支度しているみずほを横目に、声をかける。
この分だと帰り道でも愚痴を聞かされそうだし‥せめて道連れが欲しかった。
「んにゃ、散らかしてっからな‥終わったら帰るよ。いいから先帰れ。外、暗くなんぞ?」
‥切なる思いはこれっぽっちも届かない。
「じゃなくて、製版までしてくれるんでしょ?風間君?」
ここでみずほがトドメの嫌み、一発。
「……あー、わかってるよッ!帰れ早く!」
(ああああああ‥ι)
事態は悪化。
胃が、胃が痛い。
部長もうしゃべらないで‥。
「じゃー風間君、後よろしくッ!‥帰ろ、とみか!」
「‥あーうー、慎太ちゃあん‥また明日ぁ〜…」
万策尽き、みずほにズルズルと引きずられていく、とみか。
ガララ……ピシャン!
部室の戸が、みずほの怒りを表すように勢いよく閉められ‥次第に、2人の声が遠くなっていった。
817 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 00:48:50 ID:OlA6jt25
>>816 (‥ふう‥)
急に静かになった部室の中、慎太は黙々と写真を分別していた。
「‥つーか、あいつら、すげー色々撮ってんなぁ‥」
棚から引っ張り出した写真は、慎太の回りにモッサリと盛り重なり、布団さながらの量である。
これだけあると、出した分をまた棚に片づけるだけでも手間だ。
慎太は、あーあ‥と伸びをひとつ、写真の中にごろりと寝ころんだ。
「‥痛え‥」
首すじに写真がチクチクする。
寝心地は悪いが、伸ばした体は妙に心地よく、起きあがる気はしなかった。
(…お?)
ふと、胸の上の写真に気づいて、手に取る。
寝ころんだ時、舞って落ちたのだろう。「………あ……」
━━━写真の中では、4人の顔が寄り添うように、笑っていた。
みずほ。
とみか。
たから。
そして慎太は、3人に頭をクシャクシャにされながら、苦笑いを浮かべている。
(‥これ、とみかが入部した時の、か…)
たかだか1年足らずの【昔】だが、それでも懐かしく思えた。
‥写真の中では、たからのポーカーフェイスも、心なしか和らいで見える。
みずほは‥キャラむき出しだ、変わってない。
とみかも今と大して変わらないな。ちっとは成長してんのか‥?
「……」
‥卒業して何年かしたら、この写真を見て懐かしむ日が、来るんだろうか?
(‥つか俺、その時なにしてんだろうなぁ‥)
自分の写っている写真を見ると、なんとなく将来を漠然と考えてしまう…。
……
………
…………
「………やべ、浸ってる場合じゃねぇや」
ハッとして、上半身を起こす。
写真をみる度いちいち感傷的になってたら話にならない。
これを片付けて、製版をしよう。
整理は明日手伝ってもらうしかない。
「…あー、でもなぁ。秋山に嫌み言われっかな…」
「‥あら。言われるような事をしたの、風間?」
「ぁひッ!!!!????」
背後からの静やかな女の声。
心臓が、跳ね上がった。
「さ、さささ冴木ッ?!」
「…ですけど。何か?」
慎太が泡を食いつつ振り返るとそこには、薄暗くなった部室の戸口に立つ、たからがいた。
「いつからいた、お前ッ!?」
「‥風間が床に伸びて、口開けて写真を見てた時から」
(結構な時間じゃねえか‥ι)
「声、かけろよ!」
「‥かけたじゃない、今。‥暗いわ、電気ぐらいつけなさいな」
しれっと答えつつ、照明を点ける。
室内に明かりが満ち、写真まみれな床が晒された。
818 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 00:54:59 ID:OlA6jt25
今日は(;´ω`)ψここまで
…エロ逝けずスマンです。
>>818超乙
寸止めかよwwww
まあ、またーり書いてくだされw
途中だけどとりあえず出だしいい感じっす。
文章もこなれてる感じだし、まったり待たせてもらいま。
821 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 12:56:51 ID:OAEwXQ9v
>>817 「‥にしても、ずいぶん散らかしたこと」
紙と紙の隙間、わずかに残る床スペースをひょいひょいと身軽に踏みながら、たからは慎太の傍らにやって来た。
「…たまったわねえ、写真。‥この様子だと、整理は順調に進んでるようね?」
「ああ?お前までイヤミかよ?‥あのな。写真を増やしてる1人だろが、お前も。手伝えよな少しは」
「…ふふ」
胡座をかき座り込んだままふてくされている慎太を、たからは微かに笑みを浮かべてチラ、と見る。
「何、笑ってんだよ‥てか、お前‥」
ここにきて、慎太はたからの服装に気づいた。
「なんで制服のままなんだ?‥今日バイトじゃないのかよ?」
「…ん?」
「いや、だから‥」
バイトで部活休んだんじゃ‥と言いかけて、ハタと気づく。
「おまッ‥行ってねーな?サボリか!?サボリかコラ?!」
「…サボリとは人聞き悪いわね。‥まあ、バイトというのは嘘だけれど」
「開き直りか、ヲイ‥」
軽く小突いてやろうと腰を浮かしかけた慎太の目の前に、たからは手にしていた紙袋を見せる。
「な、なんだよこれ」
「…わからない?買い物して来たの。暇だったわけじゃないわ」
「狽「やいやいやそれをサボリっつうんだ!!」
まるで聞き分けのない子供を見る目で青筋立てた慎太を見下ろし、たからは横髪を軽くかきあげた。
「‥細かいわねぇ。ただでさえ小さい器が縮むわよ?風間」
「秤エのウツワはカンケーねえええ!!」
慎太のツッコミもたからにはまるっきり、柳に風である。
「‥だあ〜、もう!」
やがてたから相手にわめくだけムダと知り、慎太は一層むくれ顔で座り込んだ。
822 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 13:01:41 ID:OAEwXQ9v
>>821 「‥お前なぁ、今日は追い込みだったんだぞ?何もこんな日にサボリかまさなくてもいいだろが‥」
「…いいじゃない。私の記事はもう提出済み、編集は部長の仕事。…それにパソコン使うのは1人、私がいたって能率は変わらないでしょうに」
「じゃ手伝えよ、写真整理」
「…埃かぶるのは、嫌だわね」
サラリと言い切り、超然と慎太を見下ろすたから。
「…うーわ…ι」
もはや怒る気力も失せ、慎太はガシガシと頭を掻く。
「‥そだよ。お前、そーゆー奴だったよな‥」
「…思い出してくれて、嬉しいわ」
たからには、慎太の怨みの視線すら心地いいらしい。
━しかし、すぐにその涼しげな顔に不満の色が浮かぶ。
「…それにしても、風間‥」
たからはしゃがみこみ、ブツブツ愚痴る慎太の頭にポンと手をおくと、
「…この頭、脳が入っているのかしら?」
「な‥ぅぎッ?!」
そのままグリッ!!と無理やり自分に顔を向けさせる。
「ぃてててッ、な、何す‥」
「…サボリ、サボリと単純なのよ。…2人が帰るまで待っててあげた‥とは考えないのかしら?」
「はッ!?」
「…鈍いにも、ほどがある」
「‥!‥」
ため息ひとつ、不意にたからが顔を寄せて、戸惑う慎太の唇を奪った。
‥普段のたからからは想像もつかない程に、貪欲で、必死に吸いついてくるようなキスだった。
…ん…ぅ……んんっ…
静まり返った部室の中、唇を重ねる2人の微かな吐息だけが響く。
キスしながら、身をのしかからせてくるたからの肩を支える慎太だったが、不自然な姿勢のせいでジリジリと後ろに倒れそうになる。
それでも逃がさぬとばかりに、たからは慎太の唇を貪りながら体をぴたりと寄せてゆく。
823 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 13:09:48 ID:OAEwXQ9v
今日の投火 糸冬
(;´‐`)亀スマソ
>>823乙!!
イイヨイイヨー
これ位のまったり感がちょうどいいさ
乙
826 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 12:30:19 ID:YF3CZY90
続き期待保守
827 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 16:57:47 ID:zY+HcJUv
ほす
828 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 15:58:56 ID:I4pZ0gUD
ほあー
829 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 22:02:47 ID:J/BA6i2W
続き待ち
830 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 10:35:23 ID:vyglh167
間が空いてごめん。EROらしい場面に着くまで書くのに手間取ってたι
できたとこまで夜にでも落とすよ。
いいよいいよー。楽しみにしてるし、ゆっくりでも歓迎。
他に投下する書き手もいないs(ry
832 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 23:06:51 ID:vyglh167
>>822 慎太の口腔にたからの温かい舌が侵入し、歯茎と舌を撫で回し、頬の内側を舐める。
慎太が抵抗せず舌を浮かせば、途端、たからの舌が絡みついて、猫のじゃれ合いの様にこねくり回してきた。
「んんっ……ン、ふぅッ…ん…ぅ……ッ」
慎太の口をキスで犯しながら、たからは密着した唇の端からくぐもった声を小さく漏らす。
…どれくらい、唇を重ねていただろうか。
ぷぁ‥ッと、ようやくたからが唇を離した時、下敷きの慎太は若干、血の気が失せた顔つきになっていた。
「…ふふ。ごちそうさま」
「ぉ‥おま‥ッ……い、息できねッ‥殺す気か?!」
ご満悦らしいたからに対し、だらしなく床に伸びた慎太はゼイゼイと胸を上下に揺らし、空気を体内に取り入れる。
「…相変わらずキスが下手ね、風間。鼻で呼吸なさいな」
「ば、ばか、鼻じゃ追ッつかねぇんだよ‥お前のやり方、激しすぎて‥」
「…何を。人を色情狂みたいに」
頬を微かに上気させ、たからは、軽い酸欠に陥っている慎太の上から身を起こした。
次いで手を差し出し、慎太を引き起こして並び座る。
「あのな‥男をいきなり押し倒すのは立派な色情狂だ」
「…あら、そう」
どうにか息をつき、唇をぐい、と腕でぬぐう慎太の頬を、たからの白い手のひらが包み、愛おしげに撫でさする。
「…じゃあ、その色情狂と1年もつき合っている風間はなぁに?‥獣?犬かしら?」
「いや、俺は人類ですが。痴女の冴木さん」
無言。
「……ふうん、そう。何だかまたキスしてあげたくなってきたわ?ねえ、風間…?」
「イッ!イタタタタタタ!」
むんずと髪を掴まれ、また顔を引き寄せられる。
うっすら微笑んではいるが、たからの眼はすわっていた。
「か、髪抜ける!抜けるからッ!!わ、わかった、わりぃ、痴女言ってゴメンナサイッ!」
「……ばか」
再び、たからがキスを仕掛ける。
ただ‥今度は優しく、唇に触れあうような、甘いキスだった。
「……ん……」
目尻に涙すら浮かべて悶えていた慎太も、今度は揺らがずにキスに応え、たからの肩に腕を回し、紫藍のサラリとした髪を優しく、櫛とくように撫でてやる。
‥ふわりと、甘い香りが慎太の鼻をくすぐった。
(‥ん?)
撫ぜる髪の手触りも、微かにしっとりとしている。
「‥なあ。もしかして、風呂入ってきたの?お前」
833 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 23:18:39 ID:vyglh167
>>832 「……ええ、まあ」
ゆるキス堪能中にふいに唇を離され、たからは名残惜しげな様子で答える。
(サボリで暇とはいえ、わざわざ帰って風呂に入って買い物か‥)
「…それが何か問題?」
「いや、買い物はいいけどさ‥部活サボってまで、風呂って。買い物してから部活出てくりゃいいじゃんか‥秋山マジギレしてたんだぜ?」
「…本当、些細なこと気にするのね。‥まったく、ムードも何もないわ」
呆れた口調で、傍らのA4サイズ程の紙袋を取り上げてヒラつかせる、たから。
「…あなたへのプレゼントを買って、のこのこ部活に出れるわけないじゃない。…みずほの事だから、遅刻をタネに中身を詮索するに決まってるし」
「……それ、プレゼント?え、お前が?俺に?‥マジ?ネタじゃなくて?」
無言。
「…そんなに意外?」
キロリと光る、たからの眼。
「い、いえ、そんなことはございませんです、ハイッ!」
これ以上引っ張られたら本当に髪が抜けてしまいかねないので、即座に謝る。
反射的に慎太の手は、頭をガードしていた。
「…今日、やっと届いたのよ。‥部活終わりに一緒に買いに行くのも考えたけれど‥」
頭をかばいながらキョトンとした顔をしている慎太の前で、ピリリ、と袋の封が切られる。
「…そうすると小田さんにまで勘ぐられかねないし、ね」
たからはチラ、と横目で慎太を見る。
「え‥いや、俺は‥」
「…ねえ、風間。…ルールでしょう、それが。忘れないで」
慎太の言葉は、たからの呟きに遮られてしまった。
慎太はなおも何か言おうと口を開いたが…ためらい、視線を泳がせ…結局、黙ってしまう。
うつむくたからの表情は前髪に隠れて、伺い知れなかった。
(……まだ気にしてんのか…とみかの事)
無言で袋を探るたからを見つめて、慎太の唇にふと、苦笑いがこぼれた。
834 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 23:28:44 ID:vyglh167
>>833 ━━風間慎太と、冴木たからがつき合い始めて、すでに1年を数える。
たからは、人付き合いにおいて【不器用でも困りませんから】とオーラチカラむき出しな、とっつきにくい事この上ない人間だ。
そんな女と、夕暮れの部室で2人きり‥寄り添ってキスまで交わす仲に至るには、慎太自身、それはそれは根気と執念の要る、流血と屈辱に満ちた長いイバラの道を歩かなければならなかったのだが‥
こうして晴れて親密な関係になった今でも、2人の間にはいくつかの不可侵条約のような物があった。
それはとり纏めると、要は【2人の関係は誰にも秘密。】という内容のモノなのだが、たから自身は特に新聞部の仲間にだけは仲を公開したくないらしかった。
慎太も、たからがそんなに嫌がるなら‥と受け入れて、口外しない努力をしている。
新聞部はたった4人の部だ。
人間関係が狭いぶん親密にもなりやすいが、1度でも関係にヒビが入ると途端にギスギスしてしまう。
━…やましいわけ、ないじゃない。━
俺とつき合って何かやましいのかよ?
秘密にこだわる彼女を問いつめた時、返ってきた言葉だ。
━…でも、言えば争うしかなくなるの。私はゆずる気、ないから。‥向こうが潰れるまでやるわよ?━
‥いいの?
そう呟き慎太を見るたからの眼には、慎太がたじろぐほどの激情を秘めた光が宿っていた。
‥唇に、ぞくりとするような微笑みを浮かべて。
━…だから、言っちゃダメ。…ダメなの。━
しかし、最後に言った言葉はとても弱々しく、慎太には、哀願するような響きにさえ聞こえた。
━え?潰すって誰を?━
━━まあ、その後に及んで間抜けにもそう聞いてしまった慎太がその【誰か】が【小田とみか】の事だと気づくまで、
髪の毛十数本と鼻血2回、打撲4ヶ所、『…死になさいな』とチギりとられる勢いでつままれた頬の激痛、そして1週間の【徹底的シカト】の刑という代償を払うことになるのだが‥
とにかく、たからの希望により秘密は今日まで無事に守られている。
835 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 23:38:53 ID:vyglh167
終わらなかったι
ふ(;´皿`)ひ
まだおつきあいヨロ
>>835 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
最高ですw
ゆっくりでいいんで頑張ってくれ!
ほんとは全部終わってから感想書きたいけど、とりあえずやる気補充の意味も混めてGJ!
キャラの描写が丁寧でいいわー。
838 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 22:17:10 ID:MuSSKVZ0
なんつーか照れ隠しがいい
続き待ち
841 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 15:23:32 ID:9CnehY6R
ほ
し
ゅ
\ \v/ /
__ ヽ(`Д´)ノ ___ !!
( 回 )
/ / ヽ \
845 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 02:33:36 ID:T+19F5Ln
(‥もう1年、なんだよなぁ‥)
とみかとは幼なじみ、兄妹同然、つき合うなどありえない。
だから隠さなくても。
折りにつけ、たからにはそう言い続けてきたが‥この話題になるとたからは無言でしか応えてくれなくなる。
(‥いい加減、信用してくれよ‥)
最近では、待つしかねえかな‥と悟り、極力この問題には触れないようにしているが、こうして内に引き籠もっているたからを見るのは、辛くもあり焦れったくもあり、なんともやるせない気分だった。
(…はあ…)
カチッ。
(‥カチ?)
つらつらと考え込んでいた慎太は、ハッと【今】に引き戻された。
━何か金属製の物がハマったような、小さな音。
見ると、横にいたはずのたからが、いつの間にか慎太の後ろに立っていた。
「…何をぼんやりしてるの?風間」
「あ、わりぃ、ちっと考えごとを…って、なんだコレ?」
‥首に、何かひんやりした物の感触がある。
「…プレゼントよ」
「いや、だからコレ、何だ?」
それは、まず首に【巻きついて】いた。
ネックレスの類いではないようだ。
ひんやりとして、厚く幅があり、固い。
手触りでは、皮製の何かだ。
‥首にピッタリ巻きつけてあるので、視界に入らない
846 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 02:38:55 ID:T+19F5Ln
(‥もう1年、なんだよなぁ‥)
とみかとは幼なじみ、兄妹同然、つき合うなどありえない。
だから隠さなくても。
折りにつけ、たからにはそう言い続けてきたが‥この話題になるとたからは無言でしか応えてくれなくなる。
(‥いい加減、信用してくれよ‥)
最近では、待つしかねえかな‥と悟り、極力この問題には触れないようにしているが、こうして内に引き籠もっているたからを見るのは、辛くもあり焦れったくもあり、なんともやるせない気分だった。
(…はあ…)
カチッ。
(‥カチ?)
つらつらと考え込んでいた慎太は、ハッと【今】に引き戻された。
━何か金属製の物がハマったような、小さな音。
見ると、横にいたはずのたからが、いつの間にか慎太の後ろに立っていた。
「…何をぼんやりしてるの?風間」
「あ、わりぃ、ちっと考えごとを…って、なんだコレ?」
‥首に、何かひんやりした物の感触がある。
「…プレゼントよ」
「いや、だからコレ、何だ?」
それは、まず首に【巻きついて】いた。
ネックレスの類いではないようだ。
ひんやりとして、厚く幅があり、固い。
手触りでは、皮製の何かだ。
‥首にピッタリ巻きつけてあるので、視界に入らないのがもどかしい。
何だ?
何だコレ?
「………………」
ペタペタと【それ】の手触りを確かめる。
……
………
…………おい。
まさか、これ…
「‥アノ、サエキサン?」
緊張に、声がうわずっていた。
「…なあに?風間…」
背中越しに、たからが膝をつく気配を感じた。
次いで慎太の肩ごしからたからの腕が首もとに回され‥背後からぎゅ、と抱きしめてくる。
「…よかった。‥サイズ、ぴったりね」
たからの指が【それ】を撫でる。
「…どう。きつくない?風間」
囁くたからの吐息を、耳朶に感じる。
ぞくぞくするほど心地よかったが、残念ながら今の慎太はそれを喜べる気分ではなかった。
「コレ、ナンデスカ?」
「…ふふ」
緊張に固まっている慎太を弄うように優しい声が、耳に囁いた。
「…とても似合ってるわよ、その首輪」
━━━━無言。━━━━
「‥狽ィぉぉぉいッ!!」
もぉ、わッけわかんねぇ!すでに慎太の目にはナミダが浮いていた。
首輪を引っ張る。
ビクともしない。
首から抜こうと試みる。
ジャストフィットすぎて無理。
つなぎ目を探す。
見事に無い。
「…あら、必死」
悶える慎太に抱きついたまま、たからがくすくすと愉しげに笑う。
847 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 02:42:11 ID:T+19F5Ln
848 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 04:31:51 ID:L26jOOvP
続きキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
更にwktk!!!!
849 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 22:21:11 ID:PwXHNaGI
早く続きー
ああああぁ(恍惚)ドSたからが慎太を調教
実はとみかも一枚かんでいるとか・・・
ヘンデル&グレーテルと獣k(ry
つまりこうですね
たからに慎太を奪われたとみかが反撃にヘンゼルとグレーテルを奪う、と
853 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 08:16:30 ID:+wZnsKjT
ヘンゼルとグレーテルに奪われると
1.慎太がヘンデルorグレーテルに突っ込まれる
2.慎太がヘンデルorグレーテルに突っ込む
とりあえず、
忘れ物を取りに戻ったとみかが見張りのヘンデル&グレーテルに襲われるまで読んだ。
発情したヘンゼルとグレーテルの怒張が彼女の目の前で強く自己主張をしている。
「……凄い、慎太ちゃんのより、おっきい」
熱っぽいため息を吐いて恐る恐る、手を伸ばす。
びくり、とみかの小さな手の中で脈打つそれに舌を伸ばし――
まで読んだ
まあ元ネタからして多分グレーテルはメスだろうけどなー。
859 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 19:19:14 ID:C1inKkc4
寧ろヘンゼルとグレーテルにたからが襲われるとか・・・
860 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 22:07:29 ID:Q+mQpxT1
ワオ(;’д`)ケモスキーガイッパイダア
>>857‥犬神降臨?
落としにくい空気だけど置いていくます。
861 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 22:13:45 ID:Q+mQpxT1
>>834 >>846 「…でも外れないわよ?どうやっても」
「なんで?!」
「…鍵、ついてるし」
「なんで鍵付きッ?!」
「…注文する時に苦労したわ」
「オ ー ダ ー メ イ ド か よ ?!」
「…なんで犬用の首輪に暗証キーを、ってしつこく聞かれてね」
「蝿テ証ッ?!つかやっぱ犬用かよコレ!?」
「…あんまりしつこいから、結局それ系の専門店で頼んだの」
「それ系ッてドコだよ!?」
「…………」
「‥うゎ、黙るなよ!怖ぇだろι」
「…もう。いいじゃない、どこだって…」
拗ねた口調で、質問は打ち切りだとばかりにたからは慎太をより強く抱きしめた。
「…嬉しくないの?」
(‥ううう)
静かだが、心なしか不安げな声に、慎太も言葉につまる。
‥たからが自分にプレゼントをくれるなど、初めての事だった。
嬉しくないわけがない。
たとえそれが首輪だったとしても(首輪なんだが)、たからが自分の為に見立ててくれた物なら、墓場まで持って行ってやる覚悟、ここにありだ。
…ただ。
なぜに、首輪?
嬉しいが、物の意図がつかめないのである。
「…あの子たちの首輪」
「‥へ?」
唸りながらリアクションに迷う慎太の首輪を指でなぞり、たからが呟く。
「…前に、小田さんと買いに行ったでしょう?ヘンデルとグレーテルの首輪…」
「あ?‥あー、そうだったな。とみかが付けてやりたいって言い出したから、つき合ったんだ‥けど‥ッ‥ぐッ!」
ぎゅうううううううッ。
たからの腕にくるまれていた首が、圧を増し非常に苦しくなる。
‥見事な、チョークスリーパーだった。
「…風間」
蒼白い顔で腕をタップする慎太の耳に、たからの低くも静かな声が滑りこんできた。
「…ねえ、不安にさせないで」
「……」
「…私は、風間だけよ……離したくないの」
「‥冴木‥」
それだけ言うと、腕の力は緩められた。
「…だから風間も、私だけ見てて」
たからの唇が慎太の耳を優しくはみ、柔らかい髪が、頬にさらついてくる。
なんとも心地よい【おねだり】に、慎太の体は完全に骨を失っていた。
「…風間は私のなんだから。‥この首輪はね、その印」
(あー。そういうこと、か‥)
あえて首輪を選んだのは、単にたからがズレている訳ではなく、とみかへのあてつけじみた意味も含めての事なのだろう。
862 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 22:20:31 ID:Q+mQpxT1
>>861 ‥なんというか。
【所有物≒首輪付けとく】という発想。
思慕が率直すぎて溢れかえった挙げ句、2周3周して逆にひねくれてしまった感じ。
その辺りの不器用っぷりが、実にたかららしい。
だが、それだけ自分はたからが独占したい対象なのだ‥と思うと、嬉しかった。
「……風間、聞いてるの?」
「‥あ〜、ったくホント!危ねえ奴だなぁ、お前。ペットかよ?俺は‥」
嬉しさに、不覚にも目が潤んでしまった自分を隠したくて、慎太は抱きつく腕をとり、ぐい、とたからを胸元にひき寄せた。
「…こら、乱暴。…ふふ‥そう。世界一、大事なペット」
慎太の膝の上で抱かれる姿勢になったたからは、ゆっくりと手を制服の胸に這わせる。
「で、お前が飼い主ってわけか?‥しつけ厳しそうだな、なんか」
「…ふふ、どうかしらね。‥でも」
たからがつと、目を細める。
「…逃げたら、ブチ殺すわよ?」
「買Cヤ眼が怖えよ!シャレに聞こえねぇぞオイι」
心を熱くした嬉しさが、一気に氷点下へ落ちこむ。
「…なら洒落で済むように、よそ見しないで私のそばにいなさいな。」
「へいへい。見ねえって」
「…風間。ハイは1回」
「‥はい。ご主人様、首輪をありがとうゴザイマシタ」
「…ばか。遅いのよ」
困惑しつつも、優しげな笑みを浮かべている慎太の頬をたからの手のひらが包み、愛しそうに撫でた。
柔和に見つめるその目に、悪戯っ子のような光が浮かぶ。
「…ねえ、風間。わざわざお風呂まで入ってきた理由‥まだ聞きたいかしら?」
「う‥おい、どんだけ鈍いんだよ俺は‥ここまできて茶化すなよ、ばか」
「…だって。1から10まで言ってあげなきゃわからないんだもの‥飼い主としては苦労するわ、本当に」
「そ、それは‥ι‥あーわかったよ。ダメ犬で悪うございましたね」
「…ふふ、いい気持ち。いい子ね、風間」
「ホントいい性格してんな、お前」
嬉しげに微笑むたからの唇に、今度は慎太から唇を押しつけた。
舌をたからの口の中へとねじこんでいく。しばらく遊ばせてから引き戻すと、今度はたからの舌がもっと、とばかりに追いかけてくる。
それを唇と舌で捕まえて、ちぎれるほどに吸いあげる。
たからは舌を喰われながらも、合間に流れこんでくる慎太の唾液を舌の脇で混ぜ合わせて、飲み下した。
きたああwww
114114−大支援!
864 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 22:24:58 ID:CVGwjqHy
続きまだー?wktk
865 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 11:21:14 ID:2lQPa0cU
保守
>>862 …はぁ…
2人の唾液が混じり透明の糸を引きながら、ようやく唇が離れる。
「…ぁん‥はぁ。たくさん飲んじゃったわ‥風間の涎」
「…ッ…だ、だから、息させろよお前‥」
「…だぁめ‥ふふ、私これ、好きなの。‥死ぬまでキスしてあげるわ風間」
「うぉ‥」
膝の上で座り直して、今度はたからが唇に貪りつく。
たからの舌が口の中ではしゃぎ回るように踊り、慎太の舌に絡みつきニュルニュルと蹂躙してきた。
「…んッ…ふうッ…んんん」
ちゅ、ちゅっ…ぢゅううっ…ちゅうっ…
唇と唇が吸引しあい、唾液と絡みながら水音を立てる。
たからは慎太の頬を両手で包み、したいように顎の角度を変えながら、なおもむしゃぶりつく。
一方的なキスで、たちまち慎太の口回りはたからの涎でべとべとに汚されていった。
「……んぅ、ふあ……なぁに風間‥トロけた顔しちゃって、情けない‥」
息つぎに唇を離したたからの目が、何か思いついたように細まる。
「…ふふ。そうだわ、お返ししなきゃね。‥ねえ、口、開けて?」
ペロリと唇を舐めて、慎太の頬を再び両手で包むと、親指を口の端に潜りこませる。
「んが、ぁにふんだぉ‥」
「…開けなさい。‥もっと舌、出して‥そう。そう、いい子ね風間‥」
優しい声色で囁きながらも、たからは興奮で慎太の抗議など耳に入っていないらしい。
その有無を言わさない手つきに従い、慎太は口を全開にする。
「……まあ。なんてマヌケ面」
「んあー?!」
「…冗談よ。‥いくわよ?ちゃんと飲んでね、風間‥」
「んお!!??」
艶然と笑みを浮かべるたからの唇が、わずかに開く。
‥覗いた舌の先から、たからの唾液がトロリと溢れて‥慎太の口へと、垂らされた。
「………ッ」
なま温かい粘液が舌をゆっくり伝い、下顎に溜まっていく。
「…ぁん、まだ飲んじゃダメよ?‥もっとあげる‥」
たからはより唇を近づけると、キスするかしないかの距離で、さらに多量の唾液を垂らしてきた。
「…はい。いいわ‥召し上がれ」
垂らし終わるともう一度唇を舐め、くちゅっ、と指を抜く。
「ん…!…ッ‥ぅ‥はぁ…」
慎太は無言で喉を鳴らし、たからの唾液を胃の腑へと飲み下した。
>>866 「…いい飲みっぷりだこと。おかわりはいかが?」
たからは満足げにため息をつくと、からかうように唇を指で撫ぜる。
「‥え、エグいぞお前ッ‥こんなんどこで覚えたんだ?」
「…あら、よくなかった?」
「いや、いい悪いじゃなくて‥こういうの今までした事なかったろ?‥その‥」
言いにくげに目を伏した慎太の様子に、たからは内心を察したのか、くすりと笑う。
「…ああ。心配なの?私が浮気してこういうの覚えたとか思ってるわけ?」
「狽、あ!?そ、そうまでは言わねーけど」
そういう意味以外、何があるのか。
━失礼な。
不意にたからの目が、鋭くなる。
「…私がそんな器用じゃないの、分かってるでしょうに」
「狽、あああι」
「…信じてくれてないのね、傷ついたわ。‥最低」
「………ごめん…」
バカなことを‥
まともに目を見られず、自己嫌悪にうなだれる慎太。
(…本当、世話が焼けるんだから)
誤解されたのは少々カチンときたが、こんなに早々と落ち込まれると、逆に哀れというか‥なんとも可愛くてならない。
もっと、からかってやりたくなるではないか。
(‥風間の言う通りね。やっぱり私、相当【いい性格】をしてるみたい‥)
「…もういいわ、風間」
こういう嫉妬の応酬は、嫌いではない。
相手が好きだから、些細なことにも嫉妬できる。
嫉妬するしないはいわば互いの気持ちの証明。
だから、慎太がとみかと一緒に話しているのを見るたび無表情の下でプチンプチン血管がキレているたからは、ほぼ毎日、慎太への熱い気持ちを確認していることになる。
そして、その気持ちは2人っきりの時にキスで叩きつけ、晴らす。‥おかげで、たからだけが妙にキスが巧くなってしまったが。
━まあ、これまでは、それで満足だった。
でも、今日は違う‥。
一大決心して来たのだ。
わざわざ首輪なんて怪しげなプレゼントまで用意して。
‥たからは小さく深呼吸すると、ブラウスのネクタイに手をかけた。
その結いを解き、スルル‥と首から抜き取り、そのまま片手で胸元のボタンをプチ、プチ、と外していく。
「…こっち見て」
「…………!」
868 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 23:14:09 ID:QHeBdv3I
きたきたきたきたきたぁぁぁぁぁ
869 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 02:53:27 ID:GH4wpcS4
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
って寸止めかいwww
からだ中に落書きを書きまくってるに一票
だれが笑いを取れと
872 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 23:51:18 ID:l6l610fh
エロ直前保守
874 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 21:44:23 ID:AB4qp0W3
age
保守
ほ
し
ゅ
う
まだ保守
>>867 たからは、ブラウスの下に何も着けていなかった。
はらりとはだけた胸元には、形のよい豊かな双乳がたからの呼吸に合わせて息づき、かすかに汗ばんでいる。
「…私ね、浮気するほどヒマじゃないわ。‥毎日、風間の事で頭いっぱいだから‥」
━慎太に、胸を見られている。
羞恥心と快感がない交ぜになった興奮で、たからの頬は真っ赤に上気していた。
意志とは無関係に、身が震えているのが分かる。
‥声は震えていないだろうか。
ちゃんと伝えなきゃわからないんだから‥この鈍感すぎる男は。
こんなに、むき出しに想いを口に、仕草に示すのは初めてだった。
「…だから、自分でいろいろ勉強したの‥それを無駄にさせないで」
たからは慎太の手をとると、そのまま、胸元にもぐりこませた。
慎太が、息を呑む。
「…ねえ、もう1年よ?キスだけじゃつまらないと思わない?…風間、私が欲しくないの‥?」
乳房にあてがった手が、熱い。
慎太の顔も、その熱を色にしたように真っ赤だ。
‥たからの意図は理解しているのだが、そのあまりに大胆な行動に圧されて、動けずにいた。
そんな様子を見てとり、羞恥から手を引かれぬよう、たからの手は指先が白むほど強く慎太の手首を握りしめる。
「…そんなのダメ、許さないんだから。‥私は欲しいの。今すぐ欲しいの。…好きよ、風間‥好き」
意識が、白くなっていく。
好き。好き。好き。好き。好き。好き。
自分がうわごとの様に何か言葉を連呼しているのは分かったが、震える声はまるで他人の声のようで‥ただ耳に響くのみだった。
動かず、胸に当てられただけの手のひらが、叫び出したいほどに焦れったい。
━ほら。
━力を入れてよ。
━好きにしていいのに。
言葉にはならない声が、脳を飛び交う。
想いに頭が、唇が追いつかず、たからは意味を成さない呟きを漏らしながら俯いてしまっていた。
>>881 …何分。いや、何秒かも分からない。小さな声で、沈黙を破ったのは慎太だった。
「…冴木ッ…」
「……なに‥?」
じわっ‥と、胸に当たる慎太の手に力がこもる。
「…ッ…!!」
ぞくっ、と背筋に喜びの電流が走った。‥来た。
来た。来た。
来てくれた。
「‥ホントにいいのか、俺で?」
「風間じゃなきゃイヤよ!!」
まだ言わせるの!?
このばか、どこまで!
反射的に、噛みつくように応えていた。
「…うわ、怖ぇ」
「…ッ?!」
キッと睨みつけるたからを見つめ返す慎太の目は、優しく笑っていた。
(ああ‥)
この目だ。慎太にこんな風に見つめられると、何でも許してしまいたくなる。
「…ったく、ホント突っ走ると怖いな、お前」
「………うるさい、ばか」
「俺の言う分まで、全部とられちまった」
「………グズだからよ、ばか」
「ホント、そうだな‥まぁでも、そのおかげでハジけた冴木を見れたし、得かもな。鈍いってのも」
「………なッ‥こ、殺すわよ‥ばか!」
「ダメ。今さらスゴんでも遅えって‥」
「あッ?‥ぁ‥ぁあっ‥」
ぐっ、と乳房が掌で圧し上げられた。
ヒクン、と身を震わせたたからの体が、抱きしめられる。
「あ、ひぁ、あっ‥んっ‥ぅうん」
そのまま乳房をやんわりと揉みしだく手つきに反応しながら、唇も、慎太に塞がれてしまう。
「……んっ…む‥は、ぁ……」
…わずかの間、たからは身をよじりながら呻いていたが、やがておとなしくなり、自ら、慎太の首に腕を回していった。
「…ばか。乱暴‥」
「‥なあ、バカ何回言われんの、俺ι」
「…ペットは、ばかでいいの。‥私に甘えてればいいの」
ギュ、と腕が締まる。
「…風間。気持ちよく、して‥できるわよね?」
「‥ハイιガンバります」
慎太は唇をたからの喉へと滑らせ、鎖骨から、豊かな胸へと顔を埋めていく。
「…んっ…ふふ、やっぱりそこいくの‥?風間、おっぱい欲しいの?」
たからの腕の中、ぴくっ、と慎太の頭が震える。
たからの口から露骨な単語が飛び出したので、急に恥ずかしくなったのである。
…また明日投下に参ります。(´ω`)スレガシヌマエニオワルヨウドリョクシマスorz
新作ktkrktkr
でも、ここでもある意味寸止めw
>>882 ‥からかうような口調だが、嫌みは感じない。
髪を撫でるたからの手も優しく、好きにしていい、と慎太を誘っているようだった。
…慎太は、夢中で乳房に吸いついた。
たからの唇から甘い吐息がもれ、頭を抱く腕が強まる。
心地よい抱擁と、石鹸の香りに混じる汗の蒸れに包まれ、慎太の舌が肌を這い回る。
「…んあ、ぁんッ‥んふふ‥風間ったら赤ちゃんみたい‥ッ‥可愛い‥んぅっ!」
固くしこる乳首を熱い唇に強く吸われ、たからの顔が苦悦に歪む。
「…あ、あ、いや、待ってぇ‥ぁあっ!や、噛んじゃダメッ‥あ!あああっ、ぁんっ」
舌がゾロゾロと乳首を圧しつぶし、さらに歯形が残らない程度の強さで歯を立ててくる。
痛みと紙一重の危険な快感が背筋を駆け抜けるたび、たからは声をあげ続けた。
>>885 窓の外はすっかり暗くなり、夕から夜へと時刻を移している。
下校する生徒達の声や雑踏もとうになくなり、蛍光灯が照らし出す室内を、慎太とたからが体をまさぐり合う衣音だけが響く。
「‥なあ、今さらなんだけど」
「…な、に‥?」
さんざん吸いつき貪られ、涎まみれにヌルついた双乳を放心したように見つめていたたからの目が、トロン‥と慎太を見る。
「お前さ、なんでブラ着けてねeへブッι」
無言で繰り出された掌底が、ゴスッと慎太の顎を突きあげた。
「…流しなさいな。‥どうせ脱ぐんならいらないでしょう?」
「おま、舌噛んッ…!…」
加減のない一撃にのけぞり、絶句し、悶える。
‥舌がわずかに切れたのか、口の中で鉄の味がした。
「痛‥ってぇ。あのなぁ、年頃の女の子がノーブラで街歩くんじゃねeヘブッ!」
第二撃(強)。
ついに慎太は床に倒れ、声もなく、ゴロゴロゴロゴロ。
「…考えが浅いわね、風間。もし人に見つかったら、逃げる時に下着なんて着けなおす余裕あると思う?‥嫌よ、下着持って逃げるなんて。間男じゃあるまいし、情けない」
「き、切れた!舌切れたマジでッ!ι」
「…だから、服は全部脱がしちゃダメよ?このまま。‥分かった、風間?」
んな殺生な‥!
痛みと、裸が見れないおあずけを食わされ、捨て犬の眼差しで涙ぐむ慎太の上にたからは覆い被さり、今度は慎太のシャツのボタンを楽しげに外していく。
「…まあ、臭いわ。‥すッごく汗臭い」
「狽ャゃーー━━━━━ッ!!!!」
慎太の目から大粒の涙が流れる。
1人でせっせと整理掃除をしてたのだから、多少の汗や汚れは仕方がない。
だが、今、こういう時に【クサい】とか直球ド真ん中なコメントをサラッと言われると、男としては【死ね】と言われているに等しい。
まさに、恥辱である。
「…あら、死んだ?」
クサいって言われた‥クサいって‥
余りの惨めさにシクシク泣いている慎太の様を見るたからは、心底楽しそうだ。
こういう言葉イジメをする度、まず期待通りにヘコんでくれる慎太がたからのS魂をくすぐるせいもあるのだが‥この時ばかりは、やはり照れ隠しな部分も大きい。
確かに、下着も着けず学校へ来るのは恥ずかしかった。
実際、たからは家からここまで、カウントしたなら超高校級のタイムは出たであろう全力疾走でやってきたのだ。
そして、着くなり人気のない校舎裏に潜んで息を整え、部室の窓を睨みながら、みずほ達が帰るのをひたすら、待つ作業。
忠犬よろしく主人の元へと駆け寄ってきたヘンデル&グレーテルも完全無視で、プレゼントの首輪を手に、どうやってコレを慎太の首に着けてくれようか、とあれこれ企みを巡らしていた。
……そう、ノーブラで。
━だが、ここまで思い切った格好をしてきた理由が、人に見つかったら云々‥ではなく、実はこの時のために【教材】として使っていた、
未成年者禁止の雑誌に載っていたシチュエーションを丸ごと鵜呑みにしてしまい、【ノーブラ+制服】なら慎太をノーサツできるかも‥などと考えたからだったとしても、誰がたからを責められるだろうか?
元々、色恋を相談できるような友人もなし。唯一の友であるみずほには立場上相談できるはずもなく。
結局、怪しげな雑誌やらビデオやらの知識に頼るしかなかったのだ。
‥ただ、【対人性ぶきっちょ】な自分を、女として見てほしい。ちゃんと抱いて欲しい。
無口と毒舌の裏で何度となく溢れそうになったキモチ。
その真心を、愛おしくも鈍感な慎太にアピールしたかっただけなのだ。
(…………ι)
しかし、その結果たるや散々。むしろ慎太は少〜し、引いているではないか。
…計算外だ。
真心アピールどころか、ヘタするとたからは慎太の中で【痴女】か【露出狂】に分類されかねない空気だ。
実にマズい。裏目もいいところ。‥で、余りの恥ずかしさに逆ギレ。多少はなじりもしよう、手も出よう。
(まったく‥汗クサいくらいで泣くな、ばか慎太‥。泣きたいのはこっちなのよ‥ι)
「…ほら、いつまでも泣かないの。気にしないでいいわ‥風間の臭い、好きよ?私‥」
とにかく、この折れた空気を仕切り直し。
小さく呟くと、Tシャツをたくしあげ、慎太の肌にキスを這わせ始める。
「わ、わ!冴木‥いいって、きたないって!う、ぅわっ」
「…ぁん、暴れないの‥全然平気だってば。‥風間の体、美味しい‥ほら、ここもいい匂い…ふふ」
‥言葉通り、その舐め方にはまるでためらいがなく、首筋から胸板、上気した顔を腋(わき)にまで埋めて、丹念に、汗を舐めとっていった。
888 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 07:15:08 ID:viofYzGY
続きキテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
マジイイwwww
889 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 21:05:38 ID:7QZnksAh
ほす
保守
捕手
>>886>>887 慎太の男の臭いが、たからの鼻腔をくすぐる。舐め進むにつれ、慎太の胸の鼓動が高鳴り、呼吸が、喘ぎ声がうわずってくるのが伝わる。
(━━━風間‥ああ、かわいい‥かわいい‥かわいいわっ…!)
━幸せだった。慎太の体なら、いつまでキスしていてもいい。まるで飽きない。彼の反応ひとつひとつが可愛く、新鮮だった。
「…んぁ、は…ぁ…ぁ、は…」
犬の呼気さながらに、はしたない息づかいで舌を這わせるうち、ざわ、ざわっ、と全身に鳥肌が立ち、たからはひとり、ますます昴ぶってゆく。
「…んは、ぁ‥!!」
こらえきれず、思わず自ら手を潜りこませた太腿のつけ根。【そこ】はすでにショーツ越しにもはっきり分かるくらいに充血し、熱い分泌物で潤っていた。
…敏感な部分を指でなぞると、ビクン!と腰から背筋に電流が走り、さらに奥から新たな蜜を溢れさせる。
…今まで唇しか味わえなかったぶん、たからの舌は淫蕩極まる動きで、ちゅ、ちゅっ…と肌肉を食らいつくさんばかりに、舐め貪っていった。
「…ふふ、舐められるの‥好き?‥ねえ、気持ちいいの‥?」
ナメクジと化したたからの熱心な奉仕に、息を荒げるしかない慎太は、快感に浸りつむっていた目を開いた。
「‥ぅぁ‥」
慎太の目に映る、たからの姿。
四つん這いで体にのしかかり、犬のように熱心に肌を舐めてくる、その姿。
半脱ぎの開いたブラウスの前で揺れる、張りのある実のような双つの乳房。
慎太を見つめ、熱く潤んだ瞳。
━なんというか。
なんというか……
「すげぇ‥!」
‥もう、それしか口にできなかった。
「…あら、そんなにいいの?」
ぺろっと唇を舐めて、たからが膝立ちに起き上がる。
「…ふふ…それなら、してあげようかしら‥ね?」
慎太の反応を若干はき違えてはいたが、ぱあっと顔に喜色を浮かべながら、たからはおずおずと指を這わせる。
‥そこは、慎太の腰。
ズボンの生地ごしに熱く膨らんだ怒張を、白い指が撫でていた。
「…ここ、脱いで。見せてよ‥風間」
「え!?あ、ちょ‥ちょっとお前っ、いきなり‥」
「…早くなさいな。‥じゃないとコレ、つまむわよ?」
「ぃいッ?!わ、わかった…そこはマジでやめてくれ‥ι」
急くようにグリ、と股間に押しつけてきた人差し指の脅迫に、本気を感じる。
興奮中のたからに逆らうのは流血を伴うと知っている慎太は、しぶしぶ半身を起こすと、ズボンのベルトを外し始めた。
続きwktk
114114−
このタイミングで公式見てワロタ
>>892 「あ、あのさ。そうジッと見られてっと非常〜に‥脱ぎにくいんすけど」
見るばかりでなく、たからの顔は股間にせっつかんばかりに近く。その怜悧な瞳は興奮と興味でらんらんと輝いていた。
「…うるさい。ネジり切るわよ。早く」
「………ι…………」
ええい、もう知らね!
思い切った慎太は、一気に下半身を晒した。
「…………」
「…………」
ファーストコンタクトは、無言にて迎えられた。
「………風間」
「な、なに…ι」
「…ワンサイズ小さくならないかしら?これ‥」
「無理ですけどι」
「…努力なさい。男でしょう?」
「男だから無理なんだよ?!」
ようやく発せられたたからの台詞は、限りなくソフトな、拒絶。
‥ていうかワンサイズって何だ。ワンサイズあたり何センチ?
「…これが‥風間の…?」
圧迫から解放された慎太の肉棒は天を衝きつつ激しく自己主張し、たからの視線はビクン!ビクン!と身を震わせているソレに釘づけだった。
━肉の凶器。
たからの知識としてある男のモノはあくまで絵や描写であり、モザイクがかった映像であったから、実際にナマモノとして見たのは慎太のモノが初めてだ。
(…こんなのが、私の中に…?)
処女喪失の【痛さ】には個人差があるらしいが…そんな統計なんの慰めにもならない。断言してもいい。これを入れるのは‥痛い、じゃ済まない。
「…ねえ。これって‥これが普通なの?」
「あ?いや‥わりぃ、人と比べたことねえから‥」
「………そう…」
ていうかありえない。
ひょっとしたら慎太のは標準的なサイズなのかもしれないが、イメージ的に【針穴】に【バット】を通そうとするのと同じに思えた。
痛みの連想が頭をかき乱し、たからは自分の声がいつの間にかトーンダウンしていることにも気づかない。
「‥いや、まあホラ、なんだ‥」
━たからの明らかな後込みを感づいたのだろう、慎太は苦笑いしつついそいそと分身をしまいにかかった。
「ぃ、急ぐことないって…な?俺、無理やりする気ないから‥また次にしようぜ!」
まさか見た目や大きさで引かれるとはショックではあるが、まあ、逆に【小さい】とか変に安心されるよりはマシだろう、男としては。
せっかくここまできて‥と猛る気持ちがないと言えば嘘八百になるが、慎太も自制のきかない人間ではない。
たからとの付き合いは真剣だし、嫌がるのであれば事を急ぐ気もなかった。
>>895 こうして、たからが自分を求めてきてくれただけで…気持ちは満足だ。
我慢だ、俺。
我慢しろ、俺。
我慢できるだろ、俺。
つとめて明るく‥というか、引きつった笑顔をギギギと顔にはりつかせ、ズボンを上げ場を終わろうと慎太が立ち上がった。その時。
「ぅえっ━━━━!!??」
突然、両足が膝から抱え込まれ、すくわれた。
視界が高速で上向き、天井が見えた、次の瞬間。
ゴンッ!!!!!!
「〜〜〜〜〜〜ッ!!!!」
後頭部に痛み、いや、衝撃が襲った。
意識に一瞬ノイズが走り、目に火花が爆ぜる。
腰が痛い。背中が痺れている。
‥自分が床に伸びていることに意識が至るまで、数秒を要した。
━見事な引き倒しだった。
「…次?なにを紳士ぶっているのかしら‥風間?」
ジィィィイン、と痺れた頭に、低い声が響く。
「…次なんかないのよ。‥逃がさない。逃がさないわよ‥」
体にのしかかる、たからの重み。
激しい頭痛の中、ようやく開いた目の前に、明らかに怒っているたからの鋭い眼光が合わさった。
「な、なにすんだよっ…うわッ…」
「…ねえ、逃げないでよ‥好きよ風間…好き、好き…風間も‥私が好きよね‥ね?」
怒りの色と、それを上回る深い情愛のこもった瞳で慎太を見つめながら、たからの手が器用に踊り、再びズボンの戒めを解いてしまう。
「ぅわ、わっ‥待て冴木ッ…うぁっ」
トランクスを引き下ろすと、むき出した肉棒に白い指が絡みつき、キュウッ、と握りしめてきた。
「…嫌、嫌よ‥待ってあげない。私のこと好きだから、こんなになってるんでしょう‥?‥大丈夫、私ちゃんとできるわ‥何だってしてあげる‥」
笑みを浮かべ、うわ言のように呟きながら、たからは身を移し慎太の腰に顔を近づけていく。
「…ふふ‥逞しいわ‥凄く固いし‥熱い」
「うぁ…あ!」
さらにたからは、先刻までの消極的な様子とはうって変わり、さも愛しそうに亀頭に頬ずりをした。
‥柔らかな頬に、ヌルヌルした粘液がなすりつけられ、徐々にたからの脳に、ぼうっと陶酔の甘い霧がかかっていく。
(…熱い‥ふふ、ピクピクしちゃって‥よく見たら、可愛いじゃない…これ…)
セックスが怖くなった自分を気遣ってくれた、慎太の優しいところ。
嬉しいし、そういうところは大好きだ。
━でも、今欲しいのは優しい慎太より【ケダモノ】な慎太だ。
897 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 19:12:50 ID:T0SWZIT5 BE:444096454-2BP(0)
wktkwktk
容量やばいかな?
三キャプってはいると、3スレ目みたいに見えるよな。
次スレを誰かお願いすます
902 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 18:05:49 ID:33aBGi2K
保守
>>896から続きは次スレに落とします。
無駄に長くなってすみません。
905 :
名無しさん@ピンキー:
永遠理力吹雪