1 :
名無しさん@ピンキー:
〜初代スレ>1のお言葉〜
スレタイの通り、この板に該当スレが無い作品のエロSSを書けやゴルァ!(゚Д゚)
単独でスレ立てても続かない作品、即死喰らうような作品
誰も知らないようなマイナーな作品、色々あんだろ。
書き手のおまいらだって、時には誰も知らんような作品のSS書きたくなることがあるだろう?
需要が無い、誰も知らない、上等!!
基本的に書き手のオナーニスレだぞ。
〜漏れと喪前等のお約束〜
1.自分の知らない作品だからという理由でSSに文句つけんな!
2.いちいち「載せてもいいですか?」なんて聞くんじゃねぇぞ!
オナーニするのに、他人の許可なんか求めんな!
そんなに自信が無いなら、推敲し直してこいやゴルァ!(゚Д゚)
もし需要があるかどうか気にしてんなら論外だ!
ここは需要の無いもの上等だし
それに需要なんてのは「そこにある」ものではなく「作り出す」ものなんだよ!
3.書き手同士でマンセーしあうんじゃねぇぞ! ウザイからな。
マンセーするなら名無しでしろ。
4.この板に既にスレがある作品に関しては、スレ違いだから書くんじゃねーぞ!
5.ここは基本的に「SSを書くスレ」だからな。
個別作品に関する雑談等は程々にしろよ!
(この作品のSS読みたい、これキボンなどはOK。※但し空気読まないキボンはNG)
6.もし、自分の知らない作品でこのスレ見て興味が出て、その作品を
知りたくなったらテメーで検索して調べろや!
ttp://www.google.co.jp/ 7.漏れが立て逃げしても文句言うんじゃねーぞ!
2 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 13:04:39 ID:BUtHK4Qm
3 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 13:05:21 ID:BUtHK4Qm
お、復活しましたか。スレ立て乙です。
しかしいつ見ても、初代1氏のお言葉は豪気だなぁ。
王様の仕立て屋で初めてキスシーンが・・・
ラストのコマでユウも男だって事がよく分かった。
今までその辺り、達観してた節があったからなあ。
モニカとのSS書きたいけど、青年系ジャンプスレでも立てたほうが人が集まるだろうか?
8 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 13:18:27 ID:Jds5deKR
ほしゅage
9 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 15:40:34 ID:UuOaWZAg
期待age
10 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 07:38:00 ID:fwFFAxZR
ほしゅage
保守
((´Д`´Д`))
「静かな生活」の荒井×まあちゃんが書きたいんだが
書かせてもらってもいいでつか
>>12 荒井? 新井だったような?
ま、とりあえず、誰に遠慮することも無い。
書いていっておくんなせい。
14 :
広報開始ッ!:2006/05/20(土) 00:08:52 ID:1E5A+y77
|
|'A`) ダレモイナイ・・オナニースルナラ イマノウチ
|⊂
|
シュッ
シュッ
( 'A`)
(ヽ♂彡 元ネタ PCゲー『状況開始っ!』
」 」
15 :
広報開始ッ!:2006/05/20(土) 00:11:46 ID:1E5A+y77
炎天下の中俺は祖国、そして愛する鎚浦予科練に忠誠を尽くしていた……
俺は鎚浦を愛しているかぁ!! らいふせーばー! がんほー! がんほー! って奴である。
ああ俺? 俺は――俺の名前は、岡崎正宗。
ここ鎚浦予科練に所属する普通科一種2年次科生だ。
某本スレでは『個性のなく、女関係に鈍感な典型的なギャルゲの主人公』と評されているが……
大した度胸だ! 弾が必ず前から飛んでくるわけねぇー事をいつか連中に教育してやる事にしよう。
とここまでの間に『予科練』とか『普通科一種』などと、娑婆では聞かない単語がポツポツと出るが、そう俺の通ってる学校というのはその辺に転がってるような柔なモンじゃない。
通称鎚浦予科練、正式には眞州皇立国防陸軍士官学校予科鎚浦高等部という歴とした軍隊組織の一部なのである。
最近流行の歌謡曲風に言えば、♪わぁ〜かいぃ、ちぃ〜しおぉ〜のぉ よぉかれんのぉ〜 なぁーなつボターンは さぁ〜くらにぃ〜いかりぃ〜 の『予科練』である。
「……って、これ海軍の歌じゃん!」
と思わず口に出してセルフ突っ込みしたのが運の尽き……
「そこぉ!! 草むしりサボルな、祖国眞州と鎚浦の為に腕立て20回!!」
「sir Yes sir!!」
と暑さのあまり現実逃避している所を教官である石堂のヤローに見つかり、俺はその場で腕立てを始める。
なぜ俺が……この正宗様が草むしりなどいう新兵が率先してやって然るべき作業をしてるかと言えば……
時として戦場は非情である……綿密に、そして用意周到に立てた作戦が敵に裏をかかれ徹底的に対処され殲滅されるという例は歴史を紐解けば珍しくない。
だがその責任は兵卒のその長たる将が取るべきであり、俺は将としてその責任を甘んじて受けていた。
…………ぶっちゃけて言おう。
期末考査の山、見事に外れた orz
勝負は時の運というが、取ってしまったモンはしょうがない。
俺はその他赤点組大勢と一緒に、懲罰大隊送りとなったのであった。
懲罰大隊送り……つまりだ、赤点補習っていうヤツである。
だが、座学=休憩時間と考えている珍肉がほとんどのここ鎚浦である。
脅しつけ、補習を受けさせた所で、真面目に補習をやるハズがない。
大体、補習を真面目に受けちゃんと追試を合格するヤツなんぞ、始めから赤点とか取らない。
そこでチェキスト共……もとい教官側は考えた。
ちょうど時期も期末考査を終え、生徒が少なくなる時期である。
補習の代わりに、雑用をやらせようと……
そんな訳で、炎天下の中、広大な演習場に生える草を毟る俺達が出来上がった訳である。
中学からの腐れ縁であるカメラート(戦友)藤志郎も俺と一緒に懲罰大隊送りとなっていたが、さっき熱ゲロを吐いて九段に先だっていった。
ムチャシヤガッテ……
一人倒れ、二人倒れ、十人倒れ……ついに最後の一人が倒れた時点で、鎚浦の大祖国戦争は終わった。
石堂のヤローがなんか嫌み言っていたが、既に死線を越えた兵士達には、もうその嫌みすらも届いてはいなかった。
解放された懲罰大隊達は干からびた両生類のように演習場の木陰に三々五々散って、生態活動を整えていた。
俺は……俺の計算では70パーセント以上を失った水分を補給するためにPXに向い這いずり出していた。
PXとは、まっ学校にある購買みたいなもんである。
詳しい説明は本作にあるから、それを読んでくれ!
16 :
広報開始ッ!:2006/05/20(土) 00:14:46 ID:1E5A+y77
演習所の端から見る校舎は陽炎にゆれ、高射砲を隠すにはもってこいのシチュエーションである。
その陽炎の遙か向こうで
「おい正宗! カイロのトミーを地中海に叩き落とすぞ!」
とロンメル閣下が白い歯を光らせているのが見えた……ような気がした。
ロンメル閣下、俺歩兵元帥じゃないっス!
ロンメルの幻影を見てから30分後、灼熱の演習場に転がる戦友達を見捨て、俺は一人PXに無事にたどりついた。
冷房が効き、金さえ出せばアオジルから特濃アオジルまで飲めるPXはまさ民主国家連合陣営の象徴である。
とりあえず経過はともかくとして、民主国家連合陣営に組み込まれた幸運に感謝である。
「……まさむね」
「…………」
「ぷはぁ――――――! 生き返るぅぅぅぅぅぅぅぅぅう!!」
PX名物の地域猫ならぬ、地域ツインズらがドン引きする中、 PX商品ではもはや俺専用の微炭酸アオジル(濃縮還元)の500mlペットを一気に飲み干し、俺は地獄から生還していた。
ちなみに本編のレーション同様、この鎚浦でこれを飲むのは俺以外いないらしい
その証拠に商品目の名札には、もう『特濃アオジル』の商品名ではなく、ただ『岡崎様』と書いているくらいの独占状態である。
これも偏に連絡委員長の補佐見習い心得に与えられた特権だと思う……思いたい。
余談だが、これを日頃から別の意味でお世話になりっぱなしの千手院に飲ませて逃げた事がある。
その日の夜、俺の部屋に155ミリクラスの砲弾が撃ち込まれ、部屋一つ綺麗さっぱりと吹き飛んでいた。
もしあの時、藤志郎に誘われて一緒に風呂に行ってなかったら、今頃は二階級特進は確実だったであろう。
早くも敵対する共和主義連邦陣営に俺の存在がばれ、将来の禍根を絶つために俺の暗殺計画が持ち上がったらしい。
……まあ地元商店街にも狙われている俺だからな、明日の国防を担う優秀な人材は非常に辛い。
「よくそんなマズイもののむなー」
「おねーちゃんダメだよ、そんなことはっきりいっちゃー」
双子の片割れの由実があきれ顔で言う。
由樹の方は姉の暴言を注意しているが、内容がアオジルのフォローで無い事にややひっかかる。
本来なら肉体言語を持って教育したい所だが、楓さんルートをまだクリアーしてないのでそれはまずい。
そして、この子達は明日の神州を担う大切な宝である。
特に男の子である由樹君には期待大だ!
「よし! 今日は正宗お兄さんが、特別に君たちに奢ってあげよう」
「ほんとか! まさむね」
「ほんとうですか!」
「ああ 神州男児に二言はない! 楓さん アイスクリームアオジル ダブルで3つ」
「「してゅえーしょん のーまる おーる ふぁっく あっぷ」」
双子がハモり、門前の小僧習わぬ経を読んだ。
どうやら我が鎚浦予科練における英才教育は着実にその成果を上げているらしい。
結局、武士は食わねどツマヨウジよろしく、楓さんからバニラとチョコのアイスをもらう由実と由樹。
俺は仕方がないから、アイスクリームのアオジル味のダブルを三本持って、校内の中庭に双子を連れていく。
……PXの中で飲食する訳にもいかんからな。
17 :
広報開始ッ!:2006/05/20(土) 00:19:08 ID:1E5A+y77
三人で中庭の木陰でアイスを舐めながら、今後の眞州の行く末について討議していたその時!
「お―――い―――! そこのやつぅぅ!」
連絡委員であらせられる、この正宗様を捕まえて『そこのやつぅぅ!』とは無礼者!
将校だって逮捕出来んだ! 野戦憲兵を舐めるなよ! と声の方向を睨めば、灰色作業着を来た92センチ級の巨乳が陽炎の向こうから近づいて来る。
陽炎をまとい、ゆらゆらと揺れる灰色作業着の巨乳。
ほう、流石は軍施設もう噂に聞く光化学迷彩とやらが配備されたのか?
まあともあれなんだ……光化学迷彩なんてゆーモンに係わった日にはめんどくさい事ありゃしない。
例え光化学迷彩でなくとも、灰色作業着の巨乳と来ていいことになった試しがない。
やっかい事はごめんだとばかりに、その場を戦略的転進を計ろうとしたその時!
「おかざきくぅ〜ん」
と何者かに肩をガッチリ掴まれた。
恐る恐るその方をを見れば……
Σ 馬鹿な! ザンジバラーンドで死んだはず!!
「あっ京おばちゃんだ!」
「京さん、こんにちは」
「オッス! ツインズ元気か!」
「いぇーい!」
やっぱり、この人だったのか……
まあ鎚浦広しといえど作業着を着た巨乳っていえば、一文字京教官しかいないのであるが。
一文字京教官、俺的通称京センセ。
整備科の技術教官で、そのサッパリした姐御肌から多くの生徒達に慕われている。
が、俺にとってはバスト92の疫病神に過ぎない。
この人の為に、何回死にかけた事か……その疫病神(92センチの巨乳)が俺の前に現れたのである。
俺の脳内に玉音放送の放送が鳴り響いた。
八月の空は
それは果てしなく澄んだ青さで
どこまでも高かった
「……とゆーわけで、来週の土曜に地域交流の一環で、地元の小学校でPR活動をするのよ」
PXで冷えた牛乳をぐびぐび飲みながら京センセは俺に聞いてもいない事の成り行きを説明する。
俺は逃げなかった。
本当は逃げたかった。
だが、敵前逃亡は射殺がこの世界の血の掟である。
……逃げられなかった。
18 :
広報開始ッ!:2006/05/20(土) 00:22:34 ID:1E5A+y77
京センセの話を掻い摘んで説明すればこうだ。
ここが問題児の巣窟である事は本編のOPからしっかりと設定されている。
多分、機甲科の珍肉共が敷地外まで弾を飛ばしたり、情報科が暇つぶしに広域電波妨害を実行したりと、付近住民にとっては希望が入っていないパンドラの箱ここ鎚浦。
だからこそ、付近住民の皆様と相互理解を深める為に、交流の機会をつくるPR活動をしようというのが大まかな趣旨であるらしい。
だが直接、住民の皆様と交流すれば、やれ賠償だ! やれ立ち退きだ! と騒ぎ立てる可能性が大である。
で教官達が考えたのが、比較的騙し易く、かつ好感を得られやすい子供層に対するPR活動である。
子供層に先に媚びを売っておけば、親御さんにも有利だし、後々も楽だろう……という前大戦の悪しき慣習の楽観的予測も基づいて計画された会らしい。
だがこのPR活動、肝心の児童のウケが異常なまでに悪い。
「そんなにウケが悪いんですか?」
「あ―――、毎年着ぐるみでショーやってんるんだけど、なんかねぇ〜ウケがイマイチなのよねぇ〜」
「まあ問題児ばかりのウチが行って、第三者に被害が出てないだけでも奇跡なんだけどねぇ〜」
と作業着のファスナーを下ろして、乳の谷間の際疾い所までタオルで拭き始めた京センセ。
灰色の作業着から元々収まり切らない92の巨乳が、ファスナーを下ろした事でまほろび出ようと機会を伺う。
このままだとR15は確実だぞ! どうするきつねさんちーむ!!
……むしろ、次作の『状況中(ハート)』はR15でやってほしいのが俺の感想。
「毎回、何をしているんですか? そのPR活動」
「うーん、毎回本科からPR用の着ぐるみ借りてきてパセリ王子とかなんとかゆーヤツをやってるらしいだけどね」
『パセリ王子』、その言葉にアイスを舐めていた双子らの手が止る。
「そんなにつまらないのか?」
俺は双子に感想を聞いてみる。
「あれをみるくらいならぴーまんをくらうのだ!」
「……………………、さいあくです」
同年代のクライアントにはすこぶる評判は最悪らしい。
う〜ん、今回も関わらない方がいいな、三十六計、逃げるに如かず。
『じゃ、自分はこれから連絡委員としての任務がありますから』と適当な有りもしない理由をでっち上げ、敬礼一つ俺はこの悪魔の園からの脱出を図った。
今まさに敬礼をしようと手を上げた時、そんな俺を見た京センセがニカっと笑った。
……、知ってるぞ。
知ってるぞ……あの笑顔が出たときは俺にとってはろくな事が起きない。
「とゆーわけで岡崎ぃ! 今回は我が連絡委員らが責任を持ってPRを成功させる事。以上」
「……っ!! っておい! そこのおっぱい!」
と俺の敬礼の前に、見事に言い切った京センセ。
即時反撃した俺だが、京センセの姿は既にPXにはなかった。
慌ててPXから出る俺。
見れば、遠くの方に厄介事は押しつけたとばかりに、『後はよろしくぅ〜』と手を一つ振りハンガーの方に戻っていく京センセの後ろ姿。
ま た 一 つ、 厄 介 事 を 抱 え て し ま っ た ・ ・ ・
19 :
広報開始ッ!:2006/05/20(土) 00:31:13 ID:1E5A+y77
「あれ? まさむね、うごかないのだ……」
「だいじょうぶですか?」
双子に突かれてもその場に直立不動で動かない俺。
多分、断るに断れない特攻隊員の中の人の心境ってこうなんだと思う……今日この頃。
大体、俺のここでの生活のほとんどがこんな理不尽な仕打ちの繰り返しの日々である
初日から、石堂の野郎からは連絡委員なんぞゆー面倒くさいモンをやらされるわ。
連絡委員の補佐に任命した藤志郎は働かないばかりか、部屋に居つくわ。
暴走機関車トマースには適度に轢かれるわ。
ちっこい先輩には毎回に説教をされるわ。
隙があればツンツンは殴りかかってくるわ。
全科生(主に男)を敵に回すやら。
町田はちっこい先輩には相手にされないわ……まあこれは俺には関係ないな。
ああなぜ天は我を見捨てたもうたのか、主よ私には何か至らぬ点がありましたでしょうか?
……と過去の行いを振り返れば、至らぬ点だらけであった事を改めて痛感してしまう俺ガイル。
だからもう考えない! 精神衛生上よくない!
しかし、呆然としていても物事は進展しない。
どんな状況でも物事を進展させるのは、地道な努力である。
だから……今日はもうヤケ酒して寝る!
そうと決まればヤル事は一つ。
PXでつまみになりそうなモノを南極越冬隊よろしく、どっちゃり買い込んで俺はレジに向かった。
酒はここでは御禁制なので、持ってそうなヤツの部屋を連絡委員権限で手入れして没収する事にしよう。
レジでは、楓さんが一つ一つその小さな手で丁寧に商品のバーコードを読み上げていく。
楓さん、おれの股間のソーセージはいくらかそのお手々で読み込んでください! なんなら試食も可です! などと言えるわけはなく……
仕方がないから、待つ間大人しくカゴの中を覗いていれば、底の方から見覚えのないお菓子が出るわ出るわ
「俺、こんなモン入れた覚えはないぞ!!」
「なにいってるのだまさむね。しんしゅうだんじににごんはないのだ!」
「おねーちゃん、やめよーよ」
あなたを犯人ですバリに胸を張る由実。
お前が入れたのかよ……
由樹は由樹で姉の常識に訴え、姉の暴挙を止めようとするが今更ながらそんなんで止まる由実でない。
「お菓子を買ってやると一言も言ってねーぞぉぉぉ!」
「さっきアイスをおごってくれてないのだ これでがまんしてやる……、 あっ! まさむねなにをするのだ!!」
カゴの奥底に巧妙に偽装され、捻り込まれていた多量のスナック菓子。
カゴからひょいと取り出しそのスナックを見れば、そこに書いてあるは『帰ってきた! 愛國戦隊大日本スナック バーベキュー味』と書いてある。
商品名の横には『君もこれを食べて、眞州を大愛国戦隊と共に守ろう!』との煽り書き。
20 :
広報開始ッ!:2006/05/20(土) 00:38:36 ID:1E5A+y77
こんなモン食って、國が守れたら俺達はお役御免だな。
そしたら俺は真織とブラジルに渡ってコーヒー農園でもやるか。
しかし、なぜここPXに子供向けのお菓子が置いてあるんだ?
「しかし楓さん、よくこんなもんを仕入れましたね」
「えっ……ええ、一部の科生さんたちが署名を集めて仕入れ願いを出して来ましたので……」
と苦笑いする楓さん。
……何処の世界にも濃い連中はいるんだな
まあ、先輩方のなかには偵察機に某女神の三姉妹をペイントしたという伝説すらあるからな……
「でも、みなさん箱で買っていかれるので、かなりの売り上げなんですよ」
「だから、由実のぶんがのこってないのら!!」
とご立腹の由実と姉由実の陰に隠れてはいるが、それはそれでご立腹のオーラの出す由樹。
ふーんと思いつつ、そのスナックを元に棚に戻そうとした時、俺はピィ―――ンときた。
俺の脳内で『子供に人気のないPRの会』と『子供に人気のある戦隊モノ』が融合した。
「おい! 由実、由樹!」
「ほえ?」
「えっ?」
「このスナック買ってやるから、少し付き合ってくれ!」
「すみません、楓さんちょっと二人借りますよ」
「えっ、ええそれは構いませんけど……」
「よし好きなだけ入れろ! 今日は俺のオゴリだ!
「やたー! さすがまさむね びーるっぱら」
「ほんとうですか!!」
「……おめーら、少しは遠慮しろよ」
30分後、今月の遊興費を全て愛國戦隊大日本スナック バーベキュ味!に交換した俺が中庭にいた。
隣では、購入したスナックの袋を片っ端から開け戦利品(カード)を物色中の由実と由樹。
先程のPXでの俺のオゴリ宣言に、発狂するほど喜んだ双子らはPXに残っていた40袋全てをレジに積んだのであった。
当然、怒る楓さん。
だが楓さんルートはクリアしてない俺。
ここで楓さんとの友好度を下げる事はしたくない。
仕方が無く、江戸っこと鎚浦予科生は宵越しの金はもたねーくらいな勢いで40袋全てを購入。
喜ぶ双子、困り顔の楓さん、そしてシベリアの俺。
21 :
広報開始ッ!:2006/05/20(土) 00:44:42 ID:1E5A+y77
「なにさっきからぶつぶついっているのだ? スナックはすべてやるからよろこんでくえ!」
とそんな俺の心情を知るはずもない由実がカードをぬいたスナックを次々と俺に押しつけてくる。
「だ、だめだよおねーちゃん! ちゃんとお菓子も食べるってママと約束したよぉ」
「なにいってるのだ? まさむねはママのこどもじゃないからかんけーないのだ」
「……楓さんのこどもか……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ダメェッッ、正宗くん!! 私たちは血は繋がってなくても……んっ」
後から抱きついた俺は楓さんの唇を無理矢理、横から塞いだ。
二児を生んでも楓さんの女は隠せなかった。
いや逆に、女としての楓さんに母親としての魅力が加わり、妖艶な魅力を醸し出していた。
台所で昼食の支度をしていた楓さんを見ていた俺は我慢が出来なくなり、ついに楓さんを後から襲ったのであった。
俺の欲望は既に安全ピンを抜いた手榴弾も持ち走り回るトマースようにデンジャラスに漲っていた。
股間の89式小銃は既に安全装置が外され、楓さんの膣内の標的にフルオートで射撃するのを待ち望んでいた。
欲望という名の宣戦布告を楓さんに突付けた俺の電撃戦は止らない……ええ、止るはずがありませんともさ!
カットジーンズで偽装された対のマジノ要塞に俺は手を伸ばした。
俺の工兵はマジノ要塞の境に素早く潜入し、要塞の弱点を探索し始めた。
「んっ……んんっ、ダ、ダメェ……正宗くん、そぉ……そこ」
潜入した右手小隊人差し指二等兵が中指隊長に報告した。
我、要塞出入リ口ラシキ箇所ヲ発見ス! 攻撃許可ヲ求ム。
諾。我ニ続ケ!
爆弾三勇士よろしく、中指隊長が人差し指二等兵、中指一等兵を引き連れ問題の箇所に向かう。
ちなみに小指新兵は先程、二階級特進したばかりである。
人差し指二等兵、中指一等兵が双丘のマジノ要塞を引きつけている間に、中指隊長が問題の箇所に近づた。
問題の出入り口は対爆構造であるかのように固く締まっていた。
「正宗くん!! ら、らめぇ!! 汚……ひあぁぁぁっっ!!!」
中指隊長が強固に締まっている対爆扉を千里馬精神でこじ開けていく。
捻り込むように、ゆっくりゆっくり……その体身中に捻り込んでいく中指隊長。
中指隊長の攻撃に、楓さんは既に俺に体を預け、吐息を荒げていた。
中指隊長は更に……
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「いやぁぁ……正宗くぅ……や、やめてぇええ゛え゛」
自分の身体を自分でがっちり抱き悶絶する俺。
それをまるで汚物を見るような目で見る双子達。
「……まさむね、すごいバカづらしてるぞ」
「涎垂れてます……」
「はっ、俺は一体……って、なんじゃこりゃ!!」
桃源郷から帰ってきた俺の周りには、カードだけ抜き取られた愛国戦隊スナックが、お盆のお墓前のお供え物よろしく状態で山のように摘まれていた。
一方の双子らを見れば
「やたっあああ!!! キラでたのだ!」
「いいなぁ〜おねーちゃん……」
と戦利品漁りに一喜一憂していた。
22 :
広報開始ッ!:2006/05/20(土) 00:50:24 ID:1E5A+y77
「おい由実!」
「なんだまさむね、そのおかしはおまえにやるぞ! おれいがわりだ、えんりょなくうけとれ」
「サンキュー……って どうすんだよこのお菓子!」
「はえ? だからそれはまさむねの……」
「いいかチビッ子! むかしなライダースナックってモンがあってな……」
と俺は説教を始める。
お菓子のオマケが欲しい気持ちはよぉーく分る。
しかし、食べ物を粗末にしてはいけない。
ここはズビシッと、誰かが説教をしなければならない。
それが二人の……いや主に由実の為である。
と、いざ説教垂れようとした時、俺はあることに気がついた。
ライダースナックに触れれば、必然的にビックリマンシールに触れざるおえないという事である。
そこまでの説教の戦線拡大は俺の兵站が追いつかないし、第一、中の人間もいちいちネタの為にググルのがめんどくさい。
俺は説教を諦めると、単刀直入に話を切り出した。
「由実、これってそんなに人気があるのか?」
「あっこら! なにするのだ!!」
由実が持っていたカードをひょいと取り上げる俺。
取り上げたカードには
悪の枢軸工作員怪人 たりばーん 出身国:中東
あいこくせんたいとどうめいをくむ、アメリカーナのてき
おいるぱわーをりようし、アメリカーナをくるしめるぞ!
得意技;旅客機ラディンアタック 聖戦ボンバー
と明らかにアフガンゲリラが元っぽい怪人の写真と上記の説明書き。
「なんじゃいコリャ……」
「まさむねかえせー!」
「誰も取らねーよ、ホラ」
と叫く由実にカードを返す。
由実はカードを俺の手から引ったくると大事そうにポケットにしまった。
「にんきがあるか? にんきがあるもなにもないのだ!」
どっちなんだよ……と心で突っ込んでみる。
由実では埒が明かないので、スカカードが出て、今にも泣きそうになっている由樹に話を振ってみた。
23 :
広報開始ッ!:2006/05/20(土) 00:57:15 ID:1E5A+y77
「えと……多分、大人気だとおもいますよ……クラスのみんなも知ってるし」
どうやら、愛国戦隊とやらが小さいお子様には大人気なようである。
俺が先程、閃いた計画が現実味を帯びてくる。
更に計画を具体的に進めるには、愛国戦隊がどういう内容か知る必要がある。
だがここで二人に愛国戦隊の内容を聞いても、参考になる情報が入手出来る可能性が少ない。
概して小さい子の話というのは、自分が興味ある部分のみを多く語り、それ以外の部分はバッサリ切り捨てる傾向にあるからだ。
……そーいや、こないだ提出した連絡委員の報告書に関して月山先輩から同じような指摘を受けた覚えが orz
愛国戦隊を知るには、双子に聞くより直接の情報に触れた方がてっとり早いと俺は考えた。
「なあ由樹、頼みがあるんだが……」
「はい?」
「愛国戦隊のビデオかなんか持っているか?」
「こないだの番組取ってあるので……それでよければ」
「それ貸してくれるか? 直ぐ返すから」
「ええ、いいですけど」
よし情報げっと!
そんな由樹とのやりとりを聞いていた由実がすかさず突っ込んでくる。
「まさむね、さてはおたくだな! このどくさつマニアめ!!」
……毒殺ってオイ。
俺が毒殺マニアなら
この予科練には罵倒マニアに解剖マニア、クッラクマニアにひき逃げマニア等々……まさに適材適所って奴ですよ。
びば鎚浦! こんにちは戦争の子犬(ぱぴー)たち!
そんな下らない話をしている間にも、先程まで高かった太陽はいつの間にか演習場の向こうに連なる山々に架かりここの中庭を茜色に染めていた。
心なしか夕風も肌寒い。
「そろそろ戻るか?」
という俺の言葉に、うなずく由実と由樹。
俺は双子の手を取ると、双子が大量に開封した戦隊スナックを手で抱え楓さんの待つPXに戻った。
「正宗さん、この子達がご迷惑をお掛けしてスミマセンでした」
PXに戻ると、楓さんが俺に真っ先に頭を下げた。
必死に頭を下げる度に、揺れる2つおぱーい。
公式情報では87センチの胸……見ろ、ちっこい先輩の胸がゴミのようだ!
ぶるんぶるんと揺れるおぱーいを見続けたいというのは非常に青少年の主張だが、俺は楓さんを困らせる為にやったのではない。
全ては楓さん攻略の布石……もとい楓さんの笑顔の為!
楓さん気にする事はありません。
貴方のその笑顔が私にとって唯一の太陽であり、この鎚浦という名の監獄においては最大の安らぎなのです。
貴方の安らぎがこの二人のお子様の笑顔なら、その笑顔がたかがこの愛国戦隊スナック40袋で買えるなら安いものですよ。
と白い歯を光らせていると、バックヤードから由樹が一本のビデオを持ってきた。
「由樹、ちょっと借りるぞ」
「はい、どうぞ」
どうやらこれに問題の愛国戦隊が入っているらしい。
後はこれを見るだけだな。
「ありがとうございました」
「まさむねさん、ありがとうございました」
「まさむねぇーまたねー! つぎのきゅりょうびもおごれよぉー」
俺は由樹から愛国戦隊のビデオを受け取ると、一部ありがたくない言葉で見送られPXを後にした。
-保守がてらに続く-
24 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 01:29:50 ID:WAUH2nRm
保守
25 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 00:35:14 ID:gnxf/gHg
保守
「ああ探偵事務所」の探偵×涼子さんって需要ありますか?
このスレで需要を聞くのはナンセンスな気がするなあ。
29 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 07:33:48 ID:W4j2Rd/V
保守
30 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 15:49:58 ID:lQ3xEjjP
31 :
羊のうた:2006/07/04(火) 18:59:44 ID:qnx306TJ
ストーリー(もろコピペです、参考までに)
西高城一砂は、幼い頃に母を亡くし、父の友人・江田夫妻のもとで暮らしてい
た。
ある日、美術部の八重樫の絵のモデルをしているときに一砂は、悪夢のような
イメージに気を失う。繰り返すイメージ、呼ばれているような気さえする・・
・それはかつての我が家。
導かれるように帰った我が家で、彼は実の姉、千砂と再会する。彼女の口から
告げられる「病」が、彼の心に重くのしかかった。
「吸血鬼のように他人の血が欲しくなる奇病」
それが彼の一族に連綿と続く血の系譜だったのだ。
そして、一砂も八重樫の前で発作を起こしたのだ。彼もまた同じ奇病に犯され
ていたのである。
発病し発作に苦しむ一砂に、千砂は自らの血を与えようとする。
「どんなにあがいても、どうにもならないと・・・」
ーーー高城家にてーーー
「姉さん!頼むから、頼むから僕の血を飲んでくれ!!」
水名瀬さんからの説明で、姉の服用している薬が心臓に大きな負担をかける
事、そして千砂の体がもう末期的な所まで追い込まれている事を聞いた一砂が
千砂に叫ぶ。
「一砂、その話はもうしないって言ったじゃない。話がそれだけなら着替えて
くる」
自らに背を向けた姉に対し、一砂は奇病にも似た激情が全身を駆け回るのを
感じた。
「なっ、一砂」
体が反応した、今まで押さえつけられていたコンプレックスや肉親への情、
異性への興味・欲などが一気に吹き出したかのように背後から千砂を抱きすく
めセーラー服の裾から手を差し入れた。
「姉さんが居ない世界なんて無いと同じだ・・・、頼むから僕を置いていかな
いでくれ」
「・・・一砂、しようか」
千砂の胸を弄ぼうとしていた手が止まり、一砂が信じられないという表情で千砂を見る。
「姉・・さん」
千砂が黙って一砂の方に向き直り、一砂の首に腕を回す。
「んっ・・」
千砂の吐息に混じって華の香がした。
「なんだか恥ずかしい」
千砂の頬に朱がさしている。一砂がお姫様だっこで千砂の部屋まで運んでいるからだ。一砂は千砂を畳の上に寝かせた。これも千砂が
『昼下がりの情事はやっぱり畳でしょ』
と言ったからだ。確かに畳の上にセーラー服姿で横たわる千砂は扇情的で、
上着との境目に見える透き通った肌や、プリーツスカートから覗く真っ白な内
腿は男の野生を暴走させるには十分すぎるほど魅力的だった。
一砂はシャツの前をはだけさせた状態で千砂に覆い被さった。
32 :
羊のうた:2006/07/05(水) 13:48:20 ID:gcuqocOQ
す、すみません。思いっきりスレありましたね。
申し訳ありません。
向こうへ逝ってきますorz
(あぁ、今日は菌糸瓶の掃除の日だったっけか・・・)
ふと日課を思い出し、目を醒ます。けだるい体を起こし、榎稲穂は呟いた。
しばらく着っぱなしであったのであろうパジャマはヨレヨレ、髪は普段異常にくしゃくしゃ、
元々身なりには無頓着な彼女ではあるがそれでもなお、といった風体である。
(・・・夏風邪をひくなんて、何年ぶりだろうか)
去年から彼女の生活は変わった。あまり人とかかわりを持たぬよう心がけ、ひとりクワガタの相手をしているのが日常だった。
それが去年の夏休み、同じ趣味を持つ小学生と出会い、何の因果か彼のクワガタの師匠になってしまったのだ。
以後、彼のクワガタ相撲の指導なり彼の連れのとプールに行ったりとめっきり他人と
過ごす時間が増えた。まあ総じて小学生相手ではあるが。
(人間、慣れないことはするもんじゃない・・・か。)
そう自嘲しながら、目覚めの一杯の水を淹れる。これから一仕事だと思い立ったところで、けたたましく部屋のドアを叩く音がする。
昆虫の飼育にちょうどよいと、実家の博物館の植物園内に設けられた自室。
知ってる人間でなければ扉の『関係者以外立入禁止』の文字で躊躇するロケーションである。
となれば親か知り合いであるが、親はまさに夏休みで大入の博物館で大忙しだろう。となれば・・・
稲穂がドアのカギを開けると、予想通りの人物が飛び込んできた。
「し、師匠!!大丈夫ですか!・・・オレ!!風邪がって・・・電話で・・・!!それで!!」
「と、とりあえず落ち着け少年!」
先程入れた水を差し渡す。『少年』はそれを一気に飲み干し大きく息をついた。
この『少年』が、先程の彼女に師事する小学生・小笠原真夏である。
「いきなりでびっくりしたぞ少年。今日は力王を休ませる日だから練習は無いはずだが。」
「いや、白眼力の様子がちょっと気になってさっき電話したんですよ。
そしたらおばさんが『稲穂は今風邪で寝込んでる』って言うんでオレ、
何か手伝えることないかと思って・・・師匠!オレに何かできること無いですか!?」
「少年・・・」
他人とのかかわりを避けてきた稲穂にとっては当然、他人からの親切にも慣れてはいない。
戸惑うばかりで思わず条件反射で断ってしまうところだったが、こちらをじっと見つめる
真夏のいじましくも真剣な表情を見て心が動く。
「・・・わかった、少年。じゃあお言葉に甘えて私は休ませてもらうから、少年には
今からやろうと思っていた菌糸瓶の掃除でもやってもらおうか。黄色いラベルの貼った瓶だけでいいし、
特に特別な処置を施さなきゃならない個体もいないから、普通のやり方でやってもらって構わない。」
「・・・はい!!」
ぱあっと明るい表情とともに、元気な返事が返ってきた。
「あ、ちなみに黄色いラベルの瓶だけで30個以上あるから。頑張ってくれ。」
「・・・はい」
・・・そして先程とはうってかわってしょんぼりとした返事が返ってきた。
(成程、横着な話だが弟子を持つとこういうところで楽できるのか・・・)
横で必死に瓶を洗う音を聞きながら布団に潜る稲穂。そしていつしか眠りについていくのだった・・・。
「・・・師匠?・・・師匠!?」
眠りから呼び覚ます声が聞こえる。ぼーっとした頭を起こすと目の前には弟子の少年・小笠原真夏。
一瞬何故ここに少年が?と思ったがすぐに瓶掃除をやってもらっていたことを思い出した。
「すいませんわざわざ起こしちゃって。菌糸瓶の掃除が終わったんですけど一応チェックしてもらいたくて・・・」
「・・・んん、ああ、気にするな・・・じゃあすぐにでも見に行くか。」
布団を払い上体を起こす。すると目の前の少年の顔がはっとなり真っ赤になる。
何かと思って下のほうを見ると、寝汗をかきすぎたのか、濡れたパジャマがびっちりと体に張り付いていたのだ。
ボディラインはもちろんのこと、素っ気無いブラの模様までくっきり丸見え状態だ。
「う、うわあああああああああ!!!!」
恥ずかしさのあまり叫び声を上げて再び布団に潜り込む。顔は日を吹き出しそうなくらい真っ赤になり
心臓は破裂しそうなほどの鼓動を刻む。当然の如く、今まで他人に肌を晒したことのない稲穂としては
まあ厳密には肌を晒してはいないのだが、これまでに味わったことの無い羞恥に襲われていた。
しかしそんな稲穂に対し、意外にも真夏の対応はびっくりするくらい冷静なものだった。
「し、師匠・・・とりあえず寝汗はかいたままにしとくと風邪ぶりかえしますよ・・・
よかったら体拭きましょうか?」
「い、いや大丈夫だ!大丈夫だから!!」
「いや大丈夫じゃないですよ!早く!」
「・・・じゃ、じゃあ拭きにくい背中だけでも・・・」
またも彼の真剣さに押される形で親切に甘えることになった稲穂。真夏に背を向けパジャマをたくし上げる。
汗を拭いてもらうさ中で、さっきの瞬間を反芻しまた胸の鼓動が高まる。
(まさかあんな形で、少年に恥ずかしい姿を晒す羽目になってしまうなんて・・・
いや、でもアレは不可抗力だし・・・それに幸い少年も気にしてないし・・・
何よりもまだ布越しに見られただけだし・・・)
と、心音も収まり、次第に落ち着いていく中でふと気付く。
『今まさに背中とはいえ少年の前に肌を晒している』という事実に。
この倒錯したシュチュエーションにはっとして心臓の鼓動が再び高鳴る。頭の中が真っ白になる。
と、瞬間、更に彼女を混乱させる事態が起きた。
バツンッ
ブラのホックがふいに外れたのだ。見た目以上にたわわなバストが拘束を解かれぶるんと揺れる。
「・・・なっ!?」
びっくりした稲穂が胸を押さえるよりも早く、真夏の手が掴みあげる。
そしてその感触を堪能するかのように、むっちりと揉みしだき始める。
胸を掴むと同時に密着した真夏の口から荒立った呼吸音が耳に響く。
稲穂は経験したことの無い事態の連続にすっかり混乱していた。
「ちょ・・・少年!!一体何を・・・!?」
「・・・知ってました師匠?タカアキから聞いたんですけど、風邪を一番早く治すには
『アレ』が一番効くそうですよ・・・」
昆虫知識とは対照的に性的な知識には疎い稲穂でもここまでされていれば『アレ』が何なのかは流石に分かろう。
「少年・・・冗談はやめっ・・・んくうっ!!」
「いや、オレは至って本気ですよ・・・風邪を治すことも、師匠のことも・・・」
「・・・な、どういう意味・・・んはぁ!!」
文字通り小学生の手には余る大きさのバストを、真夏は目一杯強く揉みしだく。
考えたことも無いシュチュエーションで頭が一杯なさ中に、味わったことの無い快感が押し寄せ、
稲穂は完全に思考が出来なくなっていた。真夏もまた胸の感触を味わうのにいっぱいなのか、その呼吸は更に荒立つ。
次第に真夏の片手が下のほうに伸びていき、ズボンの下に潜らんとしていた。
稲穂はかすかな理性の限りにそれをふりほどこうとする。
「ダメっ!少年・・・そこだけは!!ダメぇ!!」
さすがに秘所をまさぐられるなると胸を揉まれるどころではない。自分でも一ヶ月に数回しか触れない場所である。
それに風邪ひきのせいでしばらく風呂にも入ってすらいないためパンツの中は蒸れ上がり、においたっていることだろう。
――そして何よりも不味いのは、先程からの胸への愛撫で「濡れて」しまっていることを悟られることだ。
しかしそんな稲穂の願い空しく、真夏の欲望は止まらぬまま、また彼女自身も特に止めることないまま、
その手はすんなりとパンツの中へと滑り込む。
「くちゅり」とした感触が指先に走ると、真夏は思わず意地悪く微笑む。
「師匠・・・オレ、嬉しいですよ。オレので感じてくれるなんて・・・」
「〜〜〜〜〜ッ!!」
混乱・羞恥・快感―――そのあらゆる感情から最早言葉も出ない稲穂。
その上に指が動くたびに、快楽の電流が走る。くちゅくちゅと数回秘所を弄るとふと手を止め、
愛液を掬い上げ稲穂の目の前まで持っていく。
「やだぁ・・・しょうねんぅ・・・やめぇ・・・」
思わず目を背ける稲穂。基本年上の高校生として気丈な態度の彼女だが、その口調はもうすっかり甘ったるいものになっていた。
しかし目を背けても「臭い」は遮りようも無い。指先の愛液と汗と垢の混じった液体からつんっとした「雌の臭い」が漂う。
その臭いが、男の欲望をさらに加速させる。
「すげえ・・・エロくていいにおいだよ師匠・・・オレ・・・もう我慢できねえよ。」
既に上体を支える気力も無くほぼ真夏にもたれかかる状態だった稲穂。真夏はゆっくりと前に回り、
重力に任せるようにベットに横たえさせる。
これからおこる事はそれなりの年齢なら言わずとも判るところだろう。
そして稲穂は、それを拒むそぶりすら見せなかった・・・
37 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 19:07:23 ID:A0fsMzYb
ほしゅ
そういや、批評スレは?
>>39 少なくとも、上の2作は駄目SSではないよなあ。
仰向けで胸をまびろにした状態でベッドの上に横たわる稲穂。長い前髪の隙間から除く潤んだ瞳が実に官能的だ。
真夏はその求めるような眼差しに応えるように、そっとパンツを下ろす。
再び、むわり、と「雌の臭い」が漂い、本能を刺激する。
加速した欲望に突き動かされるようにズボンを下ろす真夏。怒張したペニスは正に臨戦態勢だった。
稲穂の両腕を押さえつけ覆いかぶさり、ペニスの先端を秘所にあてがう。
先端に愛液のぬめりとした感触が走る・・・
・・・と、ここまで準備したところで真夏の動きが止まる。
何かあったのか?焦らされているのか?と思い、切なげな表情で真夏のほうを見る稲穂。
そこにあったのは何かに心惑う真夏の表情だった。荒立った吐息と高鳴る鼓動が部屋に響く。
やがて、何か決心したのだろう、真夏が口を開いた。
「・・・し、師匠。今からやる時なんですけど・・・その・・・お、オレのこと、名前で呼んでくれませんか?」
傍から見れば実にすっとんきょうなお願い。しかしそれは当人達にとってみれば実に真剣な話なのだ。
「師匠のお父さんのこと、島治郎さんから聞いて知ってます。師匠のトラウマのことも・・・」
稲穂が小学三年のときに起きた不幸な事件。昆虫学者である父とその仲間たちがタイでゲリラに襲撃され行方不明になった。
その事件後に呼応するかのように次々と死んでいく、彼らの名をつけたクワガタたち。
そして刻まれる心の傷―――自分が名を呼ぶものは皆いなくなってしまうのではないかという疑念。
それ以降、真夏を「少年」と呼ぶように、彼女が他人を名前で呼ぶことは無くなったのだった。
「こんな形で、こんなやり方でなんて卑怯だってことは自分でも承知してます・・・
名前で呼んでもらいたいってのもオレ自身の我儘の押し付けみたいなモンです・・・。
でも!でもオレ!師匠の・・・特別な人になりたいから・・・っ!!」
師弟の敬愛が慕情に変わったのは何時だっただろうか、今となっては彼自身もわからない。
それでも今彼を突き動かす感情は、師弟というゆるい関係に甘んじたくない、
どんな手を使ってでも「少年」と呼ばれるだけの立場で終わりたくないという激情・・・。
いつしか真夏の目からは大粒の涙がこぼれおちていた。
「・・・ん、はぁ・・・ま・・・・まぁ・・・あ・・・・・んっ!」
長き沈黙の後、やがて稲穂も彼の激情を汲んだのか必死に言葉を紡ごうとする。
――肉欲を求むるが故か、必死な真夏への同情か、あるいは彼の気持ちを受け入れたのか。
しかし稲穂はただ口をぱくぱくさせるだけで、肝心の「まなつ」の名前は一向に出てこない。
稲穂を蝕む心の傷は、想像以上に大きい。やがて彼女の口からは言葉でなく吐息だけが漏れ出す。
「はぁ・・・はぁ・・・すまない、少年。まだ今の私では、少年の気持ちに答えを出すことはできそうにない・・・」
「・・・そ、そうっすよね!お、オレみたいな小学生相手にフツー本気になんかになんないっすよね!」
稲穂の応えを受け、そそくさげに体を引き離す真夏。
先程とはまた別の意味の涙が流れそうになるのを上を向いて必死におさえようとする。
「い、いやそっちじゃなくて!まだ・・・とうさまの事件が頭から離れそうに無いってだけで、
その、あの・・・少年のことは・・・こういうことになっても何ら問題ないというか・・・
・・・そ、そもそも今回のコレは風邪の治療じゃなかったか?ってことで・・・その・・・」
耳まで真っ赤にさせながら、もじもじと真夏を引き止める稲穂。
男とは現金なもので、ふられたと早とちりした真夏のモノがむくりむくりとまた元気になる。
「じゃあ、師匠・・・!」
こっくりと目深にうなずく稲穂。
未だ横たわる稲穂に覆いかぶさりキスを交わす。そして再びペニスを秘所に近づける。
互いの先端が互いを感じあい確かめ合ったところで、一気に挿入を開始する。
「ん・・・んああああああああっ!!!」
今までに感じたことのない異物感が稲穂の膣内に広がる。
小学生のモノである。先程の前戯の甲斐もあり決して大きくないソレはたやすく半分まで侵入していく。
真夏は腰を動かしながら、もう半分をゆっくりと押し込んでいく。と、その侵入が「壁」に阻まれる。
小学生の性知識でもこの「壁」が何であり、どういう意味を持つのかは容易くわかろう。
「し・・・師匠?」
申し訳なさげに上目で稲穂の表情を伺う真夏。が、前髪に隠れた瞳からその正否を伺うことはできない。
やがて真夏の動きを察したのか、ごくりと唾を飲み込んでから、彼女は深く頷いた。
「ほ・・・ホントにいいんですね?」
憧れの年上の女性の処女を貰う。そんな倒錯的なシュチュエーションに真夏の興奮は最大値に達する。
そして、最後の一突きを放った。
「〜〜〜〜〜っ!!」
ペニスに肉壁とは違うどろりとした温かみを感じる。血だ。話に聞いていたソレの血だろう。
そして血が出ているということは痛みを伴うはずである。しかし稲穂は声を押し殺していた。
真夏に心配かけまいという心づもりなのだろう。しかし痛みを堪え歯を食いしばるその様は余計に真夏の心に響く。
―――思えば出会ったその時から彼女には世話になりっぱなしだった。
力丸を救い出すこと、指揮棒の使い方を教えてもらったこと、自分専用のキノコレシピを作ってもらったこと。
いつも彼女は自分のことを気遣ってくれていた。そして今もなお。
だから・・・だからオレは師匠に報いるべく、これからの人生命を賭けても彼女を守り抜く!
チャンプの、あいつらの思い通りになんてさせない!
押し寄せる快楽の波の中生まれる確かな強い決意。その強い思いのせいか、真夏の腰の動きもよりいっそう早まる。
「・・・師匠!!師匠!!オレは!!オレは・・・!!」
「ちょ・・・しょ、少年!!激しっ・・・んあぁっ!!」
求め合い激しく抱き合うふたり。そして絶頂。
真夏の迸る情熱が中へと注がれる・・・。
「・・・まったく、日が日だったら危うく少年とブリードしていたところだぞ。」
事を終え、大股開きで拭き取る稲穂。性に疎い割にこういうあたりは放埓というか無頓着というか、
さすがに今まで事に及んでいた真夏も思わず照れて顔を背ける。
「あ、そうだ師匠、今更なんですけど菌糸瓶のチェック・・・」
「んん、それならすぐやるさ。幸い、少年の看病も効いてきたしな。」
意地悪く笑いながら応える稲穂。彼女の思わぬ反撃に真夏はまたも照れて顔を背ける。
(・・・思えばオレ、すごいことやっちゃったんだよなぁ)
ややあって憧れの女性を押し倒し、そのまま処女までいただいちゃったわけで。
ふと、彼女の胸の感触、愛液の臭い、膣内の温もりが思い出される。
本能の赴くままに行動していた先刻ならまだしも、冷静になった今それらの感覚を思い出すと妙に恥ずかしいものだ。
もうこうなったら意地でも彼女の人生守りぬかないとな、と苦し紛れにあの時の決意を反芻する。
と、同時に胸に去来する物足りなさ。まだ自分は「少年」であって「真夏」ではない。
自分はまだ彼女にとっての特別になりきれてない。彼女の心の傷を忘れさせる存在でもない。
高望み、といえばまあそれまでなのだが。
「ああ、そういえばさっき言ってた名前の事なんだがな・・・」
と、その刹那ちょうど今考えていたことをズバリ指摘するような呼びかけを受ける。
心の中を覗かれたようで心臓が飛び出そうになる。
「・・・私のことを『稲穂』って呼んでくれたらこっちも呼んでも構わないぞ。」
「え!?えええええええええ?!」
稲穂の更なる発言に心臓が飛び出るどころか破裂しそうになる。
彼女の表情を見る限り本気ではないのは明らかなのだが真夏にとってはそれどころではない。
顔を真っ赤にし、脂汗たらたらで唇を震わせながら必死に言葉を紡ごうとする。
「なっ・・・い、いな!!なっ・・・いなっ・・・い・・・・し、師匠!!」
あははは、と稲穂の笑い声が響く。なんだかんだで結局自分もこの有様だ、と思うと真夏も釣られて笑い出す。
この二人、まだまだ師弟の域を抜け出せないようだ。
おわり
あらやだ恥ずかしい師匠乙
45 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 12:27:43 ID:3O2dXcUI
サイカチか懐かしいなチャンピオンで打ち切りにされた奴じゃん
46 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 04:10:46 ID:PXr5BBu+
保守
47 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 01:17:12 ID:GUHdhWZh
ネタはないかな
ああ探偵事務所の無いかなあ
たまたま手に取ったんだけど探偵と涼子さんが萌えてしょうがない
ファンサイトすら見つからないし・・・はぁ
>48
「ああ探」か。
そういえば、前スレで誰かが需要あるか?何とか言ってた奴いたよな?
ソイツがこのスレまだ見てるかもしれんから頼んでみれば?
ああ探偵事務所
ちょっと書いてみた。
ああ探偵事務所
妻木×涼子
<1>
ある日、1人の学生が『ああ探偵事務所』の扉をたたいた。
そこにいたのはコスプレをした1人の男が掃除をしていた。
「――――――――……」
絶句する学生。
「おや?どうされました?」
楽しそうに話しかけてくるコスプレ男に学生は問う。
「な、何者だ!?あんたは―――!ここは探偵事務所じゃないのか?」
コスプレ男は怪訝そうな顔をして
「ここ?そう、ここは君が言う通り探偵事務所ですよ?私はこの探偵事務所の代表で探偵の妻木です。
そう言う君は?―――もしかして依頼人ですか?」
「…そ、そうだけど……、あんたが代表なのか…?」
依頼人と知った妻木はパァーーと明るくなる。
「そうですか!!どうぞ、どうぞ、こちらに!」
嬉しそうにソファーへと導く妻木に少年は不信そうな目を送り、
「――いや、やめとく。他をあたる。」
そう言ってドアに向かって歩きだす少年を妻木は慌てて引き止める。
「!!あああ!待ってください!お話だけでも!お話だけでも聞かせてください。聞くだけなら無料ですから!」
慌てて取り繕う探偵が哀れで少年は溜息をつき、
依頼が依頼だし、こう言う探偵の方が聞いてくれるかもな…
少年はそんな事を思いながら返事をした。
「―――ま、そこまで言うなら。」
感動した!だめもとでつぶやいたら本当に職人さんが来たのに感動した!
ワクテカしながら続きを待つよ
53 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 14:24:37 ID:FB9hMOeB
hosyu
54 :
ああ探偵事務所:2006/08/16(水) 05:27:41 ID:AtUIhstH
お盆休みは創作できるのでこの時間になったけど
つづきが出来たので落としに北。
でもまだヤッてません、まだ触りです。
55 :
ああ探偵事務所:2006/08/16(水) 05:28:54 ID:AtUIhstH
<2>
「……ってか、あんた、何でそんな恰好してるんだよ?」
探偵に導かれてソファーに座った少年の第一声がそれだった。
「―ああ、これはですね。変装の練習ですよ」
平然と言う妻木にあっけに取られる学生は、急に笑い出した。
「プッ!!変な探偵!!あはははは!」
「……へ、変ですか?……そうかなぁ…カッコイイと思うんですが…」
「あはは!へん!変だって!!普通、変装して掃除なんかするかよ!あははは!」
笑いが止まらない少年に少しムッとしながらも釣られて笑う妻木がいた。
「あはは!おもしれ〜〜〜!決めた!!ここに決めたよ!探偵!」
そんな少年の言葉に妻木は ぱあああ と顔が明るくなり、
「本当ですか!?」
「おう!あんたなら俺の依頼、やってくれそうだしな…」
「あああ、、ありがとうございますうぅ〜〜〜」
妻木は少年の手を取り嬉し涙を流した。
少年は嫌そうな顔をして妻木に握られた手を振り払い、自分のカバンをガサゴソと取り出した。
「と、とりあえず、だな、」
少年がカバンから取り出したモノに妻木は目の玉が飛び出すほど驚いた。
テーブルの上にドンッと置かれた1万円札の束に妻木は目を白黒させた。
こんな学生が意図も容易く自分のカバンから1万円札の束を出したことも驚きだが
少年の依頼内容にも驚きだった。
「――で。やってくっれるの?俺の依頼。この金額で足らないならまだ出すけど?」
カバンの中に手を入れてもう1束出した。
―――こんな大金を目の前に断れる筈があるだろうか。
56 :
ああ探偵事務所:2006/08/16(水) 05:31:21 ID:AtUIhstH
<3>
この少年の依頼内容は『男と女のセックスを生で見たい』と言うとんでもない依頼。
少年にはまだ早い気もするが、世の中もっと進んでいるヤツはごまんといる。
AVビデオを進めるも、
『そんなのリアリティに欠けるね。ドラマみたいじゃん?邪道だよ。』
との返事。夜のデートスポットの覗き?で納得しそうにもないな…。
風俗を進めるには年齢的にアレだし…。ここはやはり、誰かに頼むしかないのか…(汗)
さて誰に頼むか。こりゃ困った。
泉さんか涼子さんか…。
ここはやっぱり百戦錬磨の泉さんに頼むか…
と決めかけた頃、少年が思いついたように話し出す。
「あ、俺の好みとしては髪の長い女性で処女。んで相手は、もちろん、探偵!あんただ!」
「はぁ??ワ、ワタシですか??」
「うん、あんたがどんなエッチをするかも見てみたいし。くくくっ」
楽しそうに笑う少年に妻木は深いため息を吐くのであった。
57 :
ああ探偵事務所:2006/08/16(水) 05:32:11 ID:AtUIhstH
<4>
商談がまとまった時、少年はようやく探偵事務所を後にした。
少年が帰った後、妻木はどっと疲れが出てソファの肘掛に寄りかかった。
…決まってしまった…。
あんな学生にとんでもない依頼とその依頼金。プラス成功報酬100万。
ありえない、ありえないぞ、世の中!!世の中どうなってんだ!
いっぱしの社会人で持ってないような金額をあんな学生が持つなんて…!
う、うらやましいぃぃ〜〜〜!!!
等と訳の分からないコトを思ってしまうほど今回の依頼にはたまげた。
さて、どうするか、この依頼。
頼めそうなのは涼子さんしかいない。
って待てよ?涼子さん、処女かな…?
あれだけの美貌とスタイルなんだし今まで彼氏の一人や二人居て、
経験してしまってる可能性が高い。。。
そんなことをぐるぐる悩んでいと時計の針は18時を指し、そろそろ涼子さんが来る時間になっていた。
58 :
ああ探偵事務所:2006/08/16(水) 05:38:31 ID:AtUIhstH
と、とりあえず、ここまで・・・
…(つд`)゜ネム…ィ
続きは近いうちに(ヴィヴァ! お盆休み)落としに来ます。
あと、脱字ハケーン(;´Д⊂)
>いっぱしの社会人で持ってないような金額をあんな学生が持つなんて…!
いっぱしの社会人でも持ってないような金額をあんな学生が持つなんて…!
>そんなことをぐるぐる悩んでいと時計の針は18時を指し、そろそろ涼子さんが来る時間になっていた
そんなことをぐるぐる悩んでいると時計の針は18時を指し、そろそろ涼子さんが来る時間になっていた
でつ、ちゃんと推敲してから投下するようにします。
では!
ファイブスター物語のSSキボン(´д`)ハァハァ
携帯のためよく確認してナカタ(´・ω・`)
スマソ・・・orz
ワクテカ保守
E'Sの神露関係誰か書いてくれねーかなぁ…。
保守
hosyu
ポートピア連続殺人事件
俺はいつものように、ネクタイを締め、背広に着替えていた。
いつもと同じ朝。ここしばらくは、大きな事件がなかったので、普通の会社員と同じ、朝起きて、朝食をとって、そして出勤するという日常を送っていた。
その時、急に家の電話の音が鳴り響く。
「はい。」
俺が電話を取ると、向こうの相手は息せき切って話してきた。
「ボス!大変です!消費者金融会社・ローンやまきんの社長、山川耕造の死体が発見されました!現場は花隈町にある山川の屋敷。
死体の第一発見者は、山川の秘書である沢木文江と、守衛の小宮という老人だそうです。」
電話の相手は、俺の信頼する部下である、間野康彦。通称はヤス。俺の部下でありながら、すごく優秀で、俺も全幅の信頼を置いている男。
そんなヤスの言うことだから、間違いない。おそらく彼は、この件を事件と推測しているのだろう。
ならば、急がねばならない。俺はそのまま、事件現場の花隈町へと向かった。
花隈町に到着すると、早速ヤスが待っていた。ヤスは、すぐさま俺に話しかける。
「ボス、どういう風に捜査を始めますか?」
コマンド:ばしょいどう
「ボス、どこへ行きますか?」
コマンド:そうさほんぶ
「捜査本部、取調室です。」
ここは薄暗い取調室。コンクリートの壁に囲まれた、独特の空間。ここで事件の関係者を呼び、取調べを行うのだ。
その室内に、俺とヤスがいる。
「さてボス、これからどういたしましょうか?」
ヤスが俺に命令を催促する。まずは何から調べようか。俺は思案の末に、ヤスに命令した。
コマンド:よべ。
「誰を呼びますか?」
俺はまず、死体の発見者である二人のうち、文江のほうを呼ぶことにする。
コマンド:ふみえ
すると間もなく、文江がこの部屋にやってきた。
そして取調室の椅子に座る。するとヤスは早速、俺に聞いてくる。
「ではボス、何をしますか?」
今、目の前にいるのは、若くて美人な女性。だが、俺は何となく直感でわかる。彼女は、俺よりも、ヤスのほうがお似合いかもしれない。
俺は早速、ヤスに命令する。
コマンド:なにか とれ
「何を取りますか?」
コマンド:ふく
「ボス!何てことを!職権乱用ですよっ!」
ヤスが俺にいきなり反論してきた。だが俺は怯まずに、ヤスに命令を出す。
コマンド:ヤスの ふくをとれ
「なっ・・・!ボス!どうして僕が文江さんの前で服を脱がなきゃならないんですか!?冗談はやめてください!」
コマンド:マジだ
「ま、マジって・・・これ以上やったら、訴えられますよ!」
コマンド:いいから さっさとぬげ
「ボ、ボス!」
俺の執拗な命令に、ヤスは渋々服を脱ぎだした。おや?肩に、蝶々のようなアザがあるぞ。
「これも捜査の一環だ。」
俺はヤスに冷たく言い放つ。
「どこが捜査の一環なんですかっ!」
「・・・あ、あの・・・」
ヤスの裸を見て、文江は顔を赤らめた。そんな彼女に追い討ちをかけるように、ヤスに命令を出す。
コマンド:ちんちん みせろ
「ボス!いくらなんでもそれは・・・」
コマンド:さっさとしろ
「ええっと・・・文江さん・・・」
コマンド:はやくしないと げんぽうしょぶんにするぞ
ようやくヤスは、前を隠していた両手を払いのけた。
「きゃあっ!」
途端に文江の悲鳴が上がった。
「ボス〜・・・」
ヤスが困り果てた顔で俺を見る。
コマンド:なにかとれ
「なっ・・・これ以上、何をとれと言うんですか!?」
コマンド:ふみえのふく
「ちょ、ちょっと、それだけはやめてください!」
「そうですよ刑事さん!いくらなんでもそれはセクハラです!」
コマンド:はやくとれ
「ボス!いいかげんにしてください!いくらなんでもこれはひどすぎますよ!」
コマンド:おまえがいやなら おれがぬがすぞ
「だ、ダメですそんなの!・・・・・・わかりました。文江さん・・・ごめん。」
「いやああああああっ!!!」
程なく、二人は全裸になる。しかし・・・文江の身体は、本当に美しい。まさしく、女の身体である。
そんな二人に、俺はさらに命令する。
コマンド:あいしあえ
「えっ・・・?」
「ボ、ボス・・・?」
二人はきょとんとしている。
コマンド:あいしあえ
「ボ、ボス・・・愛し合えって・・・?」
「言葉の通りだ、ヤス。」
「そ、そんな、私たち・・・・・・兄妹・・・・・・」
「何だって!?」
「あっ、い、いや、その・・・何でもないです・・・」
コマンド:あいしあえ
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
コマンド:あいしあえ
俺の執拗な命令に、二人は観念したようだ。文江とヤスは今、抱きしめあっている。もちろん、全裸で。
「(文江・・・ごめん・・・)」
「(お兄ちゃん・・・)」
コマンド:キスをしろ
「ん・・・んふ・・・」
ヤスと文江の唇が重なる・・・時折、文江の切なそうなため息が漏れた。
俺は今、感動している。今、目の前で、男と女が愛し合っている。
何て芸術的なんだろう!二人には是非、更なる高みへと駆け上って欲しい。
コマンド:なにか しらべろ
「・・・・・・何を調べろと言うのですか!?」
コマンド:ちち
「えーっと、白い柔肌の膨らみが、とても手に心地よいですよボス!」
ヤスは半ばやけくそになっているようだ。ある種の開き直りが感じて取れる。
コマンド:なにか しらべろ
「何を調べますか?」
コマンド:おま○こ
「そ、そんなボス!それだけは勘弁してください!」
コマンド:いいえ
「ボ、ボス!」
「お兄ちゃん・・・もう・・・嫌・・・」
コマンド:たたけ
「な、何を叩くというのですか?」
コマンド:ふみえ
「ボ、ボス!それだけはダメです!」
「くすん・・・」
コマンド:なにか しらべろ
「ボス・・・これ以上・・・何をしろと・・・」
「うう・・・もう嫌・・・」
コマンド:ふみえのぬれぐあい
「・・・・・・。」
「う・・・ぐすん・・・」
「大分、濡れてきています・・・」
コマンド:そうにゅうしろ
「な・・・何を挿入しろと・・・ボスはまさか・・・」
「・・・・・・。」
コマンド:ちんちん
「ダ、ダメですボス!それだけは!倫理に反します!」
ヤスの反論。だが、俺は疑問に思った。若い男女が愛し合うのに、どうして倫理に反するのだろうか?まあ、ここが捜査本部の取調室で、今は勤務中であるということは置いといて。
コマンド:おれがそうにゅうしようか
「ボス!それもダメですっ!」
「どうしてだ?」
「そ・・・それは・・・その・・・」
俺はすぐにわかった。姓は違うが、こいつらはおそらく・・・近親なのだろう。だとすると、先ほどの文江のつぶやきの意味も理解できる。
そう、二人は『兄妹』なのだ。
だから、挿入の命令にここまで頑なに抵抗するのだ。そんな二人に、俺は更なる命令を下す。
コマンド:しょうじきにはなせ
「な、何を・・・・・・ですか?」
「お前たちは・・・・・・兄妹だな?」
「・・・・・・。」
ヤスはしばらく黙ったままだった。文江も、同じく黙ったまま。
そして・・・・・・
「ボス。見事な捜査でした。僕が、生き別れになった、文江の兄です。」
「お兄ちゃん・・・」
「山川耕造を殺したのも、確かにこの僕です。」
あらら、自供しちゃったよ。俺はまだ、そこまで調べていないのに・・・まあいいか。
「両親を自殺に追いやった奴を許せなかったのです。」
「お兄ちゃん!」
「文江!」
おしまい
GJ!!!!
激しくワロタw
すげえw
神業プレイより速い解決にワロタw
いい意味でアホですな貴方。ぐっじょぶです。
リーザは自身を包む最後の一枚に手をかけた。
そしてエルク以外の侵入を許したことのない部分をアレクの目の前に曝け出す。
「リ、リーザさん・・・」
「いいのよ・・・アレク、来て」
焼き切れそうな理性を押し出すアレクだが、自身の膨張はピークに達していた。
その証に血管は浮き出、ビクビクと脈打っている。
「・・・いきます」
入り口を探り、自身を宛がうと、腰を突き動かした。
リーザは膣内の異物感に堪え、ぎゅっと目を瞑る。
ここにはいない人物を浮かべた。
(エルクが悪いのよ・・・なかなか会いに来てくれないから・・・)
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アークザラッドのスレ誰か立ててくれ
こんなのしか科研
誰か風魔の小次郎の蘭子姐さんのSSを書いてくれないものだろうか
とらドラ!って面白いと思うんだが全くスレがないなorz
竜司×大河キボン-
79 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 22:45:15 ID:GsHCyoCE
hosyuです
クロノクルセイドのSSが読みたい。出来ればクロノ×アズマリアで・・・・・・