【イース】ファルコムでエロ小説PartW【英伝】

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1名無しさん@ピンキー
英雄伝説7 が早くも待ち望まれる中、
ファルコムの女性キャラで妄想の限りを尽くそう

前スレ
【イース】ファルコムでエロ小説PartV【英伝】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1106482479/

2代目スレ
【イース】ファルコムでエロ小説PartII【英伝】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1092527856/l50
初代スレ
【イース】ファルコムでエロ小説【英伝】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1068830344/l50
2名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 21:00:52 ID:qPg9mf/N
     ,、‐'''''''''ヽ、
   /:::::;;-‐-、:::ヽ             _,,,,,,,_
    l::::::l  _,,、-‐"iiiiiilllllllllllliiiiiiiー-ゞ:::::::::::ヽ,
   ヽ::`/: : : : iiiiiilllll||llllliiiiii: : : :ヽイ~`ヽ:::::::i/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.    /;,..-‐、: : : : : l|l: : : : : : : : : : : : : \ ノ:::::}| やったね! トラトラトラのしまじろうが>>2ゲットだよ!
    /: /: : : : :`.: : : : : : : : :/´ ̄\ : : : : : ヽ:::ノ | みんな、たまにははやくねてみよう! はやおきはさんもんのとくだよ!
.   !: : : :iflllli、: : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : : :.!  |
   |: : : :llllf l: : : : : : : : : : :.iflllli、: : : : :<iii|  |>1ちゃんへ いいすれっどをたてたね! これからもがんばろう!
   |: : : :|llll |: : : : : : : : : : .llllf l: : : : : : : : :.| |>3ちゃんへ こんどは>>2をとれるようにがんばろう!
   |: : : :.!lllll!' : : : : : : : : : : |llll |: : : : : : : : :i<>4くんへ まじれすしようかどうしようかまよったのかな?
  /: : : : :    ○    : : .!lllll!' : : : : : : : :.i  |>5ちゃんへ おまえみたいなばかはおとなになってもやくにたたないからはやくしのう!
 ̄|: : :"  ,,,,,,,,,,,,,|____    : : : : : : : :.<iii/   |>6くんへ がきのうちはなんでもゆるされるとおもったらおおまちがいだよ!
. /!.:   |:::::/    ̄''''''''l ヽ: : : : :-─/─  |>7ちゃんへ もういいいからしね!
   ヽ   ヽ/        ノ    : : :ヽ/    |>8いこうのみんなへ いつかはしぬんだからはやめにけいけんするのもじんせいだよ!
    \  \,,_    _,,,/     : /\    \____________________________________
      `''‐、、__  ̄ ̄   __,,,、-‐"
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.  / /:::::/  ` ̄ ̄ ̄/:::::/.  \
3名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 21:47:04 ID:zJKCaOHk
1乙です。
自分も何かぽろっと投下したいもんですが、
結婚式ネタとかやっちゃったら、やりすぎですかね。
4名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 21:51:36 ID:PcYjRegr
>>3
是非かもーん!!
5名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 22:36:53 ID:/mWNBQlr
>>3
尻込むな!その妄想をスレに解き放つんだ!!
6994:2006/05/02(火) 00:49:21 ID:i7cw8PEP
>>3
いえいえ^^慣れてないのですが、無事立てられて良かったです。
3さんの小説も楽しみにしています。お互い頑張りましょう。
自分も早くオリシェラの続き書かないと…。エロ確定だから難しい〜。
文才ある人が羨ましい〜。

前スレで間違えて他の人へのレスに返信してしまったので、
今度こそは間違えずに返信をば。
76:2006/05/02(火) 00:50:16 ID:i7cw8PEP
今度は名前を消し忘れた…首釣ってきますorz
無駄なレス増やしてすみません
8名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 06:13:55 ID:jKHKO8rk
前スレで妊娠引退ネタを書いたものだが、
その後の2作品でヨシュエスが結婚したのが20歳という、オレの設定が使われていてちょっと嬉しかったりする。
9追加:2006/05/02(火) 12:50:12 ID:t4Vf7UrC
<保管庫>
2chエロパロ板SS保管庫
http://red.ribbon.to/~eroparo/
10名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 14:19:32 ID:a+00qiJa
今更だが>894 ◆MafgNDHowA


クルツ先輩にメガネを
11名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 17:36:52 ID:0vQ19gf8
12名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 20:46:52 ID:BfHzSUL/
SS来ないかなー
13名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 23:22:39 ID:Az7/7vaB
前スレで家族で恋人での続きを書きたいと言ったものだけど。
最初と最後だけ出来上がり、真ん中を執筆中です。

全部書き終わってから上げた方がいい?
それとも小出しがいい?
14名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 02:08:36 ID:Kw22BJjm
後ろの方は後回しで最初の方から小だしにするのはどうでしょう?前回最高だったんで続編超期待してます。
15名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 02:33:55 ID:m+cYFXsZ
ドーラのコスチュームってエロいよな
16名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 19:35:13 ID:M9V2V1+9
前スレの眼鏡お題に便乗してSSを書いたは良いのですが……。
FC序章時点に於けるワイスマン視点の話である上にエロは無し。
あるとすれば、ワイスマンの変態っぷりぐらいのもの。おまけに長いと来ている。
果たしてそんなSSでもうpする価値はあるのでしょうか?
17名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 20:03:03 ID:V/jzrYKs
>>16
OK!是非お願いします。
18名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 04:09:17 ID:qQHpn3bN
>>16
是非!

当方、>>3を書いた者ですが、
なんだかOKみたいなので、件のネタで書き始めてみてます。
筆がとろいので少々時間がかかるかもしれませんが、仕上げられたら落としに来ますねー
19Crazy Patient(狂った病人):2006/05/04(木) 08:09:47 ID:MVVxS6SU
では、お言葉に甘えて。幾つか設定無視や、不愉快な描写もあると思われますが、そこはスルーの精神でお願いします。

Crazy Patient(狂った病人)

「はい、これが通行許可証になります」
「ええ。ありがとう御座います」
 地方都市ロレントと、交易都市ボースとを結ぶヴェルテ橋関所。嘗ては多くの旅行者が通ったこの関所も、リベール王国内に於ける定期船制度の定着によって人通りは激減し、今やわざわざ此処を通る旅人は珍しい人種になってしまった。
 今この関所の守備隊長から通行許可証を貰った穏やかな学者風の男は、その『珍しい人種』の中でも輪をかけて珍しい人物と言えた。ノーザンブリア自治州と言う、リベール人にとって聞き慣れぬ遠国から来た考古学者である彼は、護衛の一人も雇ってはいなかった。
 大都市を結ぶ街道はある程度整備されているとは言え、魔獣が出るのも珍しくは無い。護衛の一人も雇わないで無事に都市に到着出来る保障などは無い。此処の隊長がそう言うと、
「情けない話ですが、私はお金のやり繰りが苦手でして……一応ある程度の収入はあるのですが、その殆どをつい研究につぎ込んでしまって、定期船のお金を払うのも惜しいのですよ。私は初めてリベールに来たものですから、宿の代金がどんなものかもわかりませんし……」
 流石に野宿はしたくありませんしねと、はにかみながら答えるのだった。
「くれぐれも魔獣には気をつけて下さいよ。何かあっても責任は取れませんからね」
「ええ。これでも逃げ足には自信がありますから、多分何とかなるでしょう。狭い遺跡と違って、街道なら逃げ道もありますしね」
「それでは、良い旅を」
「はい。ありがとう御座いました」
20Crazy Patient(狂った病人):2006/05/04(木) 08:12:54 ID:MVVxS6SU
 学者は恭しくお辞儀をし、詰め所から出た。そして兵士に許可証を提示して、開け放たれた門を通って橋を渡る。東ボース街道には、人気が全く感じられなかった。歩いているのはこの男一人だ。
 関所から充分離れた所で、男が不意に妙な所作をした。今まで人に見せていたのとは全く違う鋭い眼光で素早く、そして念入りに周りを伺い出したのだ。それはとても、素人のする所作とは見えない。
 やがて周囲に誰も居ない事を確かめたのか、男はくつくつと笑い始めた。それは、ぞっとする程冷たい笑みだった。最早顔つきすら変わっている。
 其処にあるのは、先刻見せていた学者風の男の優しい微笑みなどでは無く、冷酷無残な、爬虫類にも似た男の冷笑。もし傍に人が居たら、訳も無く震えてしまいそうな異様な迫力であった。
「流石は私が一から造り直した最高の人形なだけはある。その報告は完璧……一つの間違いも無い」
 男はずれた眼鏡を整えつつ、ロレントでの事を思い出しているらしかった。再びくつくつと、人を馬鹿にした様な笑い声を上げる。
「ロレントの地理、遊撃士協会の情報、そしてカシウス・ブライトの情報……全く、良く働いてくれるものだ。カシウスを排除出来ぬ事には『計画』の成就はままならない……その好機を与えてくれた彼には感謝しておくとしよう」
 そう言うと、男はおもむろに一枚の写真を取り出した。其処に写し出されているのは、まだ幼く、しかしひどく冷たい琥珀の瞳を……殺人者の瞳をした、双剣を構える少年の姿であった。その姿を見て男は微かな笑みを浮かべ、そして写真を懐にしまった。
「……しかし、滑稽な事だ……」
 そう言って、男はもう一枚の写真を取り出す。其処にあったのは、父親と二人の子供達の幸せそうな姿。悪戯っぽい砕けた笑みを浮かべる父親に、屈託の無い、明るい笑みを浮かべている少女。そして―――その傍で穏やかに笑っている、琥珀の瞳の少年。
21Crazy Patient(狂った病人):2006/05/04(木) 08:15:05 ID:MVVxS6SU
「ブライト家の人間に心を開く様『暗示』を掛けたとは言え、『化け物』が他人を愛するなどとはねェ……」
 男の視線が少女に落ちる。『剣聖』と謳われたカシウス・ブライトの実の娘であるエステル・ブライト。『彼』が無意識下に潜伏した先に居た、同い年の少女。彼女が『彼』の想い人だった。兄妹同然に育って、徐々に培われて来た想い。
 報告によって、男はその事実を掴んでいたが、実際に『彼』と接触してみて、その想いの強さを再確認した。
「弱くなったな、ヨシュア・アストレイ。愛など、『化け物』には無用の感情だと言うのに。『化け物』が人と愛し合えると、本気で信じている訳では無かろうに……」
 男が見たのは、無邪気に笑う娘と、それを複雑そうに、それでいて想いを込めて見つめる少年の姿だった。男に誰何の声を上げた時、彼はさりげなくあの娘の前に立ち塞がっていた。
 万一男が娘を襲おうものなら、己を犠牲にしてでも護ろうとする態度。只、兄妹同然に育ったと言うだけではそんな行動はしない。その仕草は、明らかに愛する人を護ろうとするそれだった。その他の態度の端々からも、少年が如何に娘を愛しているかを感じ取る事が出来た。
 男にとっては、そうした感情の機微など手に取る様にわかるのである。
「想いが強ければ強い程、それが打ち砕かれた時の衝撃は凄まじいものだ。今の君が、その衝撃に耐えられるのだろうかね……」
22Crazy Patient(狂った病人):2006/05/04(木) 08:17:01 ID:MVVxS6SU
 一つの光景を思い描いて、彼はにやりと笑う。それは、ヨシュアと言う名の少年と初めて逢った時の事。
 その時の彼は、愛した姉を眼前で凌辱されかけた挙句に殺されてしまい、その衝撃から失語症を発症して、自分では何もする事の無い魂の抜け殻と化していた。兄弟同然の付き合いをしていた銀髪の青年が保護していなければ、忽ち野垂れ死にしていただろう。
「私の名はゲオルグ・ワイスマン。大いなる主が統べる魂の結社『身喰らう蛇』の者だ。『白面』とも呼ばれている」
 ワイスマンと名乗った男の顔は、優しげなものだった。それでいて、決して相手を見逃さぬ鋭さと酷薄さも見え隠れしている。
「……その『身喰らう蛇』の人間が何の用だ。返答次第では……」
 銀髪の青年は懐に手を入れる。恐らくナイフか何かを握っているものと思われた。妙な事をすれば殺すと言っているのだ。その瞳は底無しの怒りに燃え、それでいて晴れる事の無い哀しみに沈んでいる様に見えた。
「止したまえ。そんな物騒なものを持ち出すのは。私は君達に危害を加えるつもりは無いのだからね」
 男は動かない。全く気にも止めていない様だ。彼は視線を幼い少年に向ける。少年はその男を見ようともしない。否、その琥珀の瞳には何も映っていなかった。恐怖も、怒りも、悲しみも無い。只、其処に在るだけの魂の抜け殻。人であって、人でない者の姿。
 暫く見つめていると、青年が少年の前に立ち塞がった。殺気が一段と強くなっている。それでも、彼は笑みを絶やさなかった。
23Crazy Patient(狂った病人):2006/05/04(木) 08:18:34 ID:MVVxS6SU
「退いてくれないか? その様に立ち塞がれては、直せるものも直せなくなるよ?」
「何を……」
「この子の心を直して欲しくは無いのかね?」
 男の言葉に、青年は言葉を失った。今までの殺気は消し飛び、動揺が彼を支配するのを、男は見逃さない。
「私はある『術式』を研究している。それは人の心に関する術式だ。心を操る事も出来れば、破壊する事も出来る。無論、その逆も然り」
 男の笑みの質が変わった。それは、冷血動物を思わせる様な、酷薄極まる笑み。人の弱みを握り、歓喜しているかの如き、醜悪な笑いだった。
「―――私が、この子の心を直してあげよう」
 未だ動揺が収まらぬ青年に、男がとどめの一撃を加える。青年の瞳には、一種の哀願が込められていた。既に、男の術式に嵌められている。男の提案……実質的な命令に逆らう事は出来ない。
「但し―――『代償』は、支払って貰うよ……?」
 青年には、選択の余地が無かった。少年は男の下に引き取られ、青年もまた、『身喰らう蛇』に身を投じた。青年は後に、『剣帝』レオンハルトと呼ばれる様になる。そして、ヨシュアと呼ばれた少年は……。
24Crazy Patient(狂った病人):2006/05/04(木) 08:21:28 ID:MVVxS6SU
「さあ、ヨシュア・アストレイ。これを殺したまえ」
 ナイフを持って呆然と立ち尽くしている少年の眼前にあるのは、瀕死の重傷を負った黒装束の男だった。荒い息も、既に絶えようとしている。
「この男は最早ものの役に立たぬ。手の施し様が無い。後は精々、楽に死なせてやる事ぐらいしか出来はしない……」
「あ……あ……!」
 ガタガタと震える少年を見て、男は低く笑う。
「ふふふ……どうした? 早く息の根を止めろ。ほら、こんなに苦しがっているじゃないか。楽にしてやらなければ行かんだろう。慈悲の心があるのならねェ?」
 男は瀕死の男を仰向けにする。その身体には幾つもの生々しい傷があった。素人でも一目見ただけで、手遅れと言うのがわかる程の傷だ。
「―――だ……」
「何か言ったかね?」
「……嫌だ! 僕は人殺しなんてしたくない! こんな、こんな事……!!」
 少年は頭を抱えて呻いた。人として、子供として当たり前の反応である。しかし、男はそれを許さず、子供の髪を引っ掴み、無理矢理瀕死の男の方を見させた。
「あう……っ!」
「……そんな事が認められると思うのかね? 言った筈だよ。『代償』は支払って貰うと。私は君のバラバラになった心を組み立て、直してあげたのだ。その『恩』に報いぬつもりなのか?」
「あ……」
 少年が急に大人しくなる。『術式』による認識操作だった。否、『暗示』と言った方が適切であろう。
「それに、この男はもう助からない。君が手を下そうが下すまいが、どの道死ぬのだ。だが、このまま激痛に悶え苦しみながら死んで行くのと、君の手で一思いに生命を絶たれるのと、どちらが彼にとって幸せだと思うね?」
「……僕が殺した方が、楽……」
「そう。そうだ。ならば早く楽にしてやれ。一刻も早く、苦しみから解放してやるのだ」
 男が少年を放す。少年はふらふらと、男の下に歩み寄った。そして首筋に狙いを合わせ―――刃を、突き立てた。
25Crazy Patient(狂った病人):2006/05/04(木) 08:23:12 ID:MVVxS6SU
 鮮血が、少年の身体を襲う。しかし少年は身じろぎもしなかった。彼の瞳は、嘗てのそれと同じ、何も映し出さぬ琥珀の瞳。人の死にも動ずる事の無い、悪魔の瞳が其処にはあった。
 しかし、それも長くは続かない。
「……あ……!!」
 少年の瞳に光が戻る。それと同時に、少年は自分の手を、身体を見た。その小さな身体は、血に塗れている……。それを知った時、少年の中で何かが弾けた。
「ううっ……!」
 少年は、あらゆるものを吐き出した。吐き出すものが無くなっても、凄まじい吐き気は収まる気配も無い。どう仕様も無く、涙が溢れ出た。
「ふっふっふっふっ……良くやった、ヨシュア・アストレイ」
 男の酷薄かつ耳障りな哄笑が部屋に響く。少年はぎろりと男を睨んだ。その琥珀の瞳から、涙が滂沱の如く流れ落ちている。総身は震えていた。下手をすれば手に持っているナイフで男に襲い掛かりそうな気配だ。
「何を怒っているのだ。君だろう? その男の息の根を止めたのは。何故私が睨まれなくてはならぬ?」
「……ふざけるな……! 貴方だろう! 僕を唆して殺させたのはッ!! 何で、何で僕がこんな事をしなければならないんだッ!!」
「二度も同じ事を言わせないで欲しいものだ。私は君の壊れた心を―――」
「誰がそんな事を頼んだッ! ふざけるな! こんな人殺しをさせられるぐらいなら、いっそ死んだ方が―――」
「では、死んでみるか」
 男が異形の杖を少年の首筋に繰り出したのを、少年は見る事が出来なかった。それ程素早い手並みだった事もあるが、何よりもいきなりだった。少年としては絶句するしかない。
26Crazy Patient(狂った病人):2006/05/04(木) 08:26:53 ID:MVVxS6SU
「君が望むのなら、殺してやっても良いぞ。愛する姉の下に還れるのだ。本望だろう?」
「あっ……!」
 少年は、男の顔を直視した。男の酷薄な笑みの中に、強烈な殺気があった。思わず少年はへたり込んでしまう。それ程の迫力だった。男はすかさず、その杖を今度は眼に向ける。
「おや、どうしたね? 死にたいんじゃなかったのか? そのままじっとしていろ。楽に死なせてやろう」
 男の殺気が、更に強くなる。一種のオーラすら感じられる程に。最早少年は、動物的な恐怖しか感じる事が出来なくなった。訳も無く身体が震え、口からは歯の根が合わぬ様な、声にもならぬ声が出る。
 そして、先程とは別物の涙が流れ、ズボンの周りは湿って行った。それに気付いた男は再び耳障りな哄笑をした。それと同時に、杖を収める。
「怖かったかね? ふふふ……別に恥ずかしい事じゃあない。死ぬのは誰だって怖いからね……安心したまえ。殺しはしない。折角見つけて来たんだ。無駄にはせんよ」
 少年は、応える事が出来ない。荒い息をつき、呆然とするだけだ。腰が抜けて立ち上がる事も出来ず、未だに止まらぬ『それ』の感覚に身を任せる他無かった。ズボンや湿った地面から、薄っすらと湯気が立ち込める。
「―――死にたくないのだろう、ヨシュア・アストレイ?」
 脱力した少年は、こくりと頷く。今更虚勢など張れる訳が無い。
「ならば―――殺人の術を身につける事だ。一度は思っただろう? 自分に力があれば、姉を助ける事が出来た、と」
「……」
「レオンハルト……レーヴェも、殺人の術を学んでいる。彼はこう言ったよ。『俺は修羅になるが為に剣を振るう』と。彼の才能はずば抜けているな。これまでで見た事の無い剣の筋だった。鍛え上げれば、いずれあの『剣聖』にも劣らぬ技量を身につける事が出来るだろう」
「……」
「君も、力をつけたまえ。感情など忘れろ。力をつけるには、殺人の術を学ぶには邪魔な代物だ。私が、君に暗殺術の全てを教えてあげよう」
「……」
「心配は要らない。人を殺す事など直ぐに慣れる……慣れた頃には、何も悩まなくなっているものだ」
 男の言葉は現実となった。男の命ずるままに人を殺して行く内に、少年の心の葛藤は消えて行った。やがて彼は本格的な暗殺任務に駆り出される。
 いつしか彼は『盟主』に執行者―――『漆黒の牙』の称号を授かる程の暗殺者へと変貌を遂げていた。その琥珀の瞳には、既に光など微塵も残っていなかった。それはまさに、人を殺す為だけに生み出された人間兵器、人形、『化け物』そのものの姿であった。
27Crazy Patient(狂った病人):2006/05/04(木) 08:30:53 ID:MVVxS6SU
 そして、五年前。いつもの様に男は少年に暗殺任務を言い渡す。その相手は、『剣聖』カシウス・ブライト。百日戦役に於ける英雄にして、先日勃発したカルバード共和国の騒乱を解決した人物として、特にS級遊撃士に任ぜられた凄腕の男だ。
 男は、少年ではカシウスに勝てない事を承知していた。本気で戦えば『剣帝』レオンハルトでも危ないだろう。それを敢えて押して派遣したのには、理由があった。
 果たして、少年は敗れた。惨敗と言って良かった。少年はほうほうの体で逃げ出す。しかし、そこに男の放った追っ手が立ち塞がる。
「く……『教授』の、差し金か……!」
 吹き矢を持った男の一撃によって、少年の身体は言う事を聞かなくなっていた。吹き矢に、麻痺の毒が塗られていたのだ。立っている事も出来ず、そのまま倒れ込んでしまう。
「……如何に『漆黒の牙』などと呼ばれていても、所詮は子供だな」
 隊長らしき黒装束の男が、蔑む様に少年を見下す。
「最早その傷では碌に動けまい? 大人しく狩られ、我等の血肉となれ」
 男達は一斉に武器を構える。長剣に短剣、長刀、果ては鎖鎌。そのバラバラの得物が、彼等が暗殺集団である事を如実に現していた。
「……っ! 勝手にするが良い……!!」
 少年は死を覚悟していた。あの冷酷無残な『教授』が自分を許す訳は無い。何よりも、自分はカシウスに顔を見られたのである。当然、後始末として殺されるのはわかり切っていた。
 嘗てあの男に迫られた時、自分は恐怖の余り我を忘れてしまった。だが、今は不思議と静かな気持ちだった。まるで、心の奥底で『それ』を望んでいたかの様に。
「……やれやれ。坊主。お前さん、ちょいと諦めが良過ぎやしないか?」
28Crazy Patient(狂った病人):2006/05/04(木) 08:33:08 ID:MVVxS6SU
 不意に響いた声に、少年ははっとする。暗殺者達も動揺を隠せない。辺りを急いで見渡した。
「誰だ貴様! 何処だ! 何処に居……」
 最後まで言い終わる事は出来なかった。眼前に、恐るべき旋風がやって来たからである。
 男はその旋風から長大な棒が自ら目掛けて襲い掛かるのを見たのを最後に、昏倒した。次々と、暗殺者達が旋風の攻撃に倒れ伏す。隊長の男だけ、辛うじてその凄絶な攻撃から転がる様に逃れた。
「ほう……『太極輪』の一撃をかわすとはな」
 いつか旋風は止み、その男の姿が露になる。隊長は思わず仰け反り、少年は驚愕の余り身動きも出来なかった。
「か、カシウス・ブライト! 何故貴様が此処に!?」
「ネズミが騒ぐ気配がしたんでね。様子を見に来たらこれだ。お前達だな? 俺の事をしつこく嗅ぎ回っていた連中は」
「お、おのれ……! カシウス、覚悟!!」
 男は長剣を構え、一気に飛び掛かるが、その一撃は届かなかった。カシウスの強烈な一撃が手首を強打し、長剣を吹っ飛ばしてしまったのだ。手首の痛みに呻く男の右腕を、彼の一撃は容赦無くへし折る。
「ぐああああああッ!!」
 男の絶叫が闇夜を切り裂く。男は激痛にのた打ち回り、少年はただただ呆然とその光景を見つめていた。
「未熟な連中だな。退くべき時は退くのが本当の兵と言うものだ。もし俺が相手でなければ、お前達は今頃烏の餌になっている所だぞ。飼い主に逃げ方を教わらなかったのか?」
 カシウスの言葉も、男には聞こえていない。否、本当は聞こえている。只、その屈辱的な話に応えたくないだけだ。
「飼い主に伝えるが良い。この坊主の身柄は、俺が預からせて貰う。こいつに手を出したら、俺が貴様等の相手をする。その辺の所を良く心得ておけ、とな」
29Crazy Patient(狂った病人):2006/05/04(木) 08:34:49 ID:MVVxS6SU
 その言葉に、今度こそ少年と男の眼が見開かれる。
「馬鹿な! 何で、そんな事……!」
 叫びかけて、少年は激痛に顔を歪めた。カシウスとの戦いで負った傷が痛む。
「馬鹿。怪我人が騒ぐな。傷が酷くなるだろうが」
 カシウスの眼差しは優しいものだ。それはまるで、実の子に対して注ぐ様な眼差し。それでいて、悪戯を見つけられた少年の様な顔。
「……ふっ、ふふふ……こ、後悔する事になるぞ、カシウス・ブライト……! この子供は暗殺の為に生まれ落ちた者と聞く。いずれ貴様の寝首を掻く事になるぞ」
「構わんさ。もしそれで死ぬんなら、俺はその程度の男だったってだけの話だ」
 カシウスの表情がすっと変わる。それは、少年ですらぞっとする、恐るべき鬼気。戦えば瞬時に皆殺しにされる。そう錯覚してしまう程の殺気だった。
「今すぐ俺の前から消えろ。其処に転がっている連中を連れてな。二度は言わんぞ」
 カシウスの気迫に押され、隊長は部下を叩き起こし、ほうほうの体で逃げ出した。少年はそれを見届けた後、意識を失った。彼はふっと息をつき、少年を勢い良く背負う。
「さぁて、エステルの奴は何て言うのかな……あの耳年増に変な事吹き込まれてるみたいだから、隠し子とか何とか言われそうだな。はぁ」
 カシウスは溜め息をつく。しかし、その表情は何処か晴れやかだ。
「よぉし、坊主。俺の家に連れてってやるから、暫く我慢しろよ」
 カシウスは足取りも軽く家路につく。それはまるで、遊び疲れた子供を背負って家に帰る父親の様だった。
30Crazy Patient(狂った病人):2006/05/04(木) 08:36:04 ID:MVVxS6SU
「……そうか。彼はカシウスの下に……」
「は、はい……ワイスマン様。私はレオンハルト様をお呼びして、今すぐあの男の家に夜討ちを掛け、あの子供諸共に抹殺すべきかと存じ……」
「その必要は無い」
「は?」
「必要無いと言ったのだよ。私にも考えがあるのだ。強襲の必要は無い」
 ワイスマンは、皮肉混じりの笑みを浮かべた。それを見て黒装束の男はぞっとする。処分されると思ったからだ。
「本来は君達も処分せねばならぬが……ヨシュア・アストレイと違って顔は見られていない。それに相手が悪すぎた。だから今度だけは特別に不問としておこう。退って宜しい」
「は、ははっ!!」
 男達は足早に立ち去った。ワイスマンの気が変わらぬ内に。
「……ふふふ、そうか。彼がカシウスの下に……ふふふ……」
 ワイスマンは、ずれた眼鏡を上げ直し、呟く様に言った。
「全て、計画通り」
31Crazy Patient(狂った病人):2006/05/04(木) 08:36:48 ID:MVVxS6SU
 それから、五年。ヨシュア・ブライトと名を変えた少年は、嘗て生命を狙ったカシウスの養子になり、義理の妹(彼女の方は自分が姉と言い張ったが)のエステルと共に三人で幸せな生活をした。あの忌まわしき事件以来、一度たりとも味わった事の無い、温かい生活。
「だが……」
 男は冷たく嘲笑う。
「それは全て、私が仕組んだ『夢』に過ぎぬ」
 ワイスマンは、持っていた本をパラパラと捲った。『輝く環』に関する記述を通り過ぎた後にあったのは、延々と続く事務的な文書。報告の体裁を取った文章だった。
32Crazy Patient(狂った病人):2006/05/04(木) 08:40:49 ID:MVVxS6SU
「七耀暦一一九七年八月十日 教授殿に報告する。傷は既に完治した。カシウス・ブライトには一人の娘と、亡き妻が居る。娘の名はエステル・ブライト、妻の名はレナ・ブライト。妻についてカシウスは多くを語らないが、どうやら百日戦役の時に生命を落としたらしい」
「娘はカシウスの真似をして棒術の訓練を行っている。自分から見て、筋はかなりのものと思われる。しかし、今は未熟である。また、遊撃士になりたいと言う志望があるので、遊撃士協会への接触、内偵は容易なものと思われる」
「カシウスは奔放な所がありながら、思慮深くもあり、そして恐ろしく慎重な一面も持ち合わせている。それ故、自分が其方と連絡を取っているのを感付かれる恐れは多分にある事を警告する」
「但し、今の所は事を荒立てる様子も無い。恐らくは気付いていないだろう。引き続き、カシウスに気取られぬ様慎重に潜伏を続ける。報告者 ヨシュア・アストレイ」

 文章を読み上げ、再び男は嘲笑った。
「……まさか、自分がこんな報告を私に寄せているとは、思いもしないのだろうな」
 ワイスマンの笑みは二重の意味で酷薄だった。少年が養い親と妹を裏切っていると言う事。そして、その事実に本人が全く気付いていないと言う事。そうなる様、この男はカシウス襲撃前に入念な暗示を掛けておいたのである。
 自分が解除しない限り、決して解ける事の無い残酷な暗示。例え兄同然の存在である青年が目の前に来ても、自分と言う存在が目の前に来ても、決して自分達の事を思い出さぬ様にする。
 つまり、男がその気にならぬ限り、永久に彼はカシウス達の情報その他を『結社』に売り続ける事になるのだ。こんなふざけた話は無かった。
「感謝するが良い、ヨシュア・アストレイ。君にとってこの『夢』は過分のものなのだよ? 君の様な『化け物』が人がましく生活出来るだけでも素晴らしい『夢』だ。あまつさえ、愛する娘を得たと言う事は、ね」
 彼は再び写真を見る。その写真を見て、考え込んだ表情になる。
「……好きになった相手が、よりによってエステル・ブライトだったのは少し残念だがね。他の娘なら、その娘を殺す事によって絶望感を煽る事が出来たのだが、カシウスの娘では自重せざるを得まい。それが残念だ……」
33Crazy Patient(狂った病人):2006/05/04(木) 08:42:18 ID:MVVxS6SU
 懐を探り、彼はライターを取り出し、それに火をつける。
「―――まぁ、結局は同じ事だがね」
 燃えて行く、家族の写真。燃えて行く、少年の笑顔。それを見て、ワイスマンは一種恍惚とした表情になった。
「むしろ、此方の方が良いのかも知れないな。五年間家族として過ごして、その上想い人にまでなった娘。その娘を無意識にとは言え裏切っていたと知ったら、彼はさぞ絶望し、自分を許せなくなるだろう。その時どんな顔をするのだろうかねェ……」
 自分が告げる、残酷な真実。そこから生じる、少年の深い悔恨。自分は結局『結社』から解放などされていなかったのだと言う、絶望の表情。その情景を想像し、男の恍惚は頂点に達した。自然、不気味な笑い声が聞こえる。
 男は、再びあの写真を取り出す。そう、嘗て『化け物』だった時の彼の写真。そして再び、不気味に笑った。その様は、殆ど病気と言って良い。偽りの幸せを与えて、そこからどん底に突き落とす事を快楽と感ずる行為。それを病気と言わずして、何を病気と言うのだろうか。
34Crazy Patient(狂った病人):2006/05/04(木) 08:44:29 ID:MVVxS6SU
「……さて、ボースの街が近い。そろそろ戻らないと行かんな」
 そう呟いてから程無く、ボースの街が見えて来た。男は『ワイスマン』から『アルバ教授』へとスイッチを切り替える。人畜無害で、少し抜けた、何処にでも居そうな、それでいてちょっと奇妙な学者。それが、彼の表向きの顔。
 にこにこと微笑を浮かべ、ボースの街に入って行く。これを見る誰が、彼と冷酷な狂人『ワイスマン』とが同一人物である事を想起するだろうか。したたかなものだった。
(今は精々、『夢』を見続けるが良い)
 地図で琥珀の塔の場所を確認しながら、『ワイスマン』は心の中で呟いた。
(しかし、『夢』からはいずれ覚めなければならない。残酷な現実を、直視せねばならない)
 一瞬、その表情が『アルバ教授』のそれから『ワイスマン』のそれに変わる。見る人をぞっとさせる不気味な表情。
(そして、君は思い知る事になる……)
 再び『アルバ教授』に戻ろうとするワイスマン。しかし、その冷酷な瞳だけは変わっていなかった。口の端も、邪悪な微笑に歪んでいる。
(君の様な『化け物』が幸せになる事は、あり得ないのだと言う事を、ね)
 男は、眼鏡を調え直す。そのレンズの向こうにある瞳は、依然として病人のままだった。
35名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 09:01:09 ID:MVVxS6SU
以上です。幾つか不自然な点があるかと思われますので、自分が承知している所での補完を。

Q:ヨシュアは、カリンの死以来演技でも泣けなかったと言っているが、その設定はどうした A:無視しました。物語上の都合です。察して下さい。
Q:教授があんな事をしたって描写あったか? A:あの変態な彼の事だから、恐らくこんな残酷な事(瀕死の人間にとどめをささせるなど)も平気でやったと思われます。だから敢えてあんな描写をしました。
Q:ヨシュアの報告書に書かれている日にちは? A:適当です。年は、彼がカシウスの下に引き取られた、即ち物語の五年前です。
Q:ワイスマンとヨシュア・レーヴェの出会いのやり取りってちょっとおかしくね? A:実際の所、やり取りの細かな内容は覚えていません。察して下さい。
Q:カシウスの技って、どうなのよ。 A:親父の格好つけ癖・目立ちたがり癖です。察してあげて下さい。
Q:エロはどうした A:どちらかと言うとグロが多いのは仕様です。悪しからず。
Q:あの話にライターなんてあったか? A:実際の所、私も記憶は曖昧です。だから察して下さい。
Q:結社時代に写真なんか取らねえだろう? A:教授の趣味です。

それでは、スレ汚し失礼しました……。
36名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 16:54:37 ID:si5G5JuN
SC発売されてからこのスレ来てなかったけど
えらいのびようでびっくりした
読むの大変だー
37名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 18:21:06 ID:VV+6i8D/
>>35
桶!!!お疲れ様でした。
教授の病的なまでの残虐性がにじみ出てめちゃ読み応えがありました。
>Q:あの話にライターなんてあったか?
タイプライターだったらCDドラマでナイアルが打ち込んでいましたし、
ライターならばヴァルターも使っていましたし(と思う)、大丈夫ですよ。
(内熱機関もあることですし、ということは、石油施設もあるということで)
(もっとも、CDのようなものもあるとスタッフの方も言っておりましたしw)
38名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 18:53:08 ID:eqaxO4Ar
>>35
乙っす。

ところで、
6章でドッペルランナーを倒した後、眠らされてしまいますが、
他メンバーの目覚めるシーンのとき・・クローゼがメンバーに入ってると
眠って倒れているてるクローゼの 白 い や つ が 見えてるぞ!?
見えなかった場合は、移動隊列の順番が関係あるかもしれん。
試してないけど、流石にティータでは見えんかな・・・?
既出でも私は謝らない。
そして、私の勘違いで実は見えてなかったりしても謝らない。
39名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 20:09:59 ID:N9UQ9BcV
>>35
乙 教授テラコワス
40名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 21:28:10 ID:jYalpaJ0
今日FCをクリアした…。こことか読んでたからわかってたけど最後のシーンはやっぱりくるものがあるな…。早くSCやってみたいぜ


エステル゚・(´Д⊂ヽ・゚・
41名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 02:14:34 ID:c5wCTDXt
>>40
ヨシュア死ぬよ。
42名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 06:16:09 ID:/uENWhz+
>>38
なに!?

>>41
こらこら、嘘教えちゃダメだよ。
43名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 21:46:25 ID:dziawNRR
>>40
ヨシュアは結局ラストではエステルと別れてしまいます
44名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 22:16:14 ID:uqQIAyLS
それなんてエロゲ?
45名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 23:59:43 ID:uDiW2pUY
お前ら酷いな、嘘を教えちゃいかんよw
>>40
ヨシュアは死なないよ。死ぬのはエステル。
でも、古代竜の力で最後に生き返るから安心汁。
46名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 00:20:24 ID:pzYd1V/v
レナは空の女神の拠り代で教団の巫女だったけど、カシウスと駆け落ちしたんだ。
彼女死んだ今、唯一の拠り代であるエステルは結社に攫われるよ。
47名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 00:36:05 ID:unt46iiL
実はケビンは結社のスパイで、殲滅神父の異名を取ってる執行者なんだよ
48名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 01:33:45 ID:xxZQuyOV
おーい、
未だにクリアしてない人を騙そうと試みるスレになってないかと。
……せめて、誤解を招く紹介文(嘘は言わない)レベルにしたらどうだw
4940:2006/05/06(土) 02:58:16 ID:EBcVmSnl
お前ら…(;^ω^)
50名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 05:41:35 ID:caiq33kS
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/gline/1124286841/

まぁこのスレの無意味な団結力の高さは良く分かったw
51名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 11:09:06 ID:pzYd1V/v
ヨシュアはエステルを殺そうと心中、二人はお墓行き
52前スレ882:2006/05/06(土) 11:20:14 ID:R1Bs4k2M
よし。どきどきしつつ、漏れも投下。
長編駄文の悪寒がするので、今のうちに謝っておこう。ごめんなさひ。

 どこからか、声が聞こえる。私を呼ぶ声が。
「…ル、エステル、さあ、目を開けてごらん?」
 目を開けると、一瞬ここがどこだか判らなかった。遠くに聞こえるオーバルエンジンの駆動音。風鳴りの音。ああ、飛空挺か何かの中だ、と思ったけど、それきりだった。
 先刻の声が、別の誰かと話している。正面に誰か立っているんだ。目は開いているのに、何も見えない。椅子に座っている私を取り囲んで、何人か人の立っている気配はするけれど、首を回して確認することもできない。
頭が重い。ぼーっとして、何も考えられない。
「…ええ。エステル・ブライト。あのカシウスのひとり娘にして、クーデターの一件の立役者。そして、“漆黒の牙”ヨシュア・アストレイのハートを射止めたシンデレラガールでもあります」
この声には聞き覚えがある。教授、確かそう名乗ったような気がする。いつ、どこで出会った、どんな人なのかも思い出せないまま、「教授」の声だけが、心の底まで響いてくる。
教授の口調がかわって、深い深い、でもかすかに厭味のこもった響きを帯びる。
「そろそろ白馬の王子様とやらの登場かな…とはいえ、エステルを執行者に仕立てるには十分な時間だろう。無論、エステル次第だが…。「闇」を持たざる者は執行者に非ず、ってね…さあエステル、もし心に闇を持つなら、全て吐き出してしまうがいい。クックック…」
ぱちん。
指を鳴らす音が響いた。

エステルの告白は、初めのうちあまり要領を得なかった。とりとめもないような話が、時間軸を往ったり来たりしながら続くので、ギャラリーは一人減り、二人減りして、いつの間にか室内はワイスマンとエステルの二人だけになっていた。
「せっかちな事で…」ワイスマンが肩をすくめる。
性格上、鬱屈を長々と溜め込まないタイプなんだろうが、確かにやりにくい。
うつろに眼を見開いて椅子に腰掛けたままのエステルを見やって、にやりとする。眼だけは全然笑っていなかったが。
「だが、手応えを感じるがね?大物が釣れそうな手応えを…ね」
立てた人差し指を釣竿に見立てて、ピン、と釣り上げるような仕草をする。
「そう思わないかね、エステル?世間話の中にもヒントはあるものだ。例えば…キーワードは『クローネ山道』。どうかね?」
「…」
エステルが、落ち着かなく身じろぎした。
…?恥ずかしいのか?…ああ、ヨシュア絡みか。年端も行かぬ小娘の「闇」なぞ、その程度か?…いや…。
他人ののろけ話を聞くのは、ワイスマンにとって苦痛の極みだが、しかしその先に必ず目指すモノが待っているという確信があった。
「さあ、話してごらん…どんな茶番にだって付き合おうじゃないか…。」
ちくり、とどこかが痛んだように、エステルが泣きそうな顔をした。胸に棘が刺さったような、小さな小さな痛みが、いつまでも離れなかった。

とりあえず第1回。嫌いな方がスルーできるよう、次回までにタイトルとハンドル考えておきます。
53名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 11:30:07 ID:pzYd1V/v
>>52
リアルタイムで来たー。乙!続きワクテカして待ってますよ!!
54名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 16:19:42 ID:xly5Y8rP
いちおうシリアス…だよな?
ところどころでギャグっぽい文章が混じってるのが気になる。
期待はしてるけど
55名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 16:46:35 ID:BwxngA7M
どのへんがギャグっぽいの?
56名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 21:57:54 ID:xly5Y8rP
>ハートを射止めたシンデレラガールでもあります
>眼だけは全然笑っていなかったが。

このへん。主観と言われればそれまでだがちょっとそぐわない感じがした
普通に「ヨシュア・アストレイの想い人でもあります」とか
「しかしその眼には、およそ笑みを浮かべるような感情は宿ってはいない」とかなら違和感ないが
57告白−エステルの章(2):2006/05/06(土) 22:55:53 ID:R1Bs4k2M
>52です。嬉しかったので予定より早めに第2話投下させてください。
タイトルはシンプルに「告白」にしました。いたらない点は脳内補完で宜しくどうぞ。
>53様の即レスに心から感謝。
>54様…お恥ずかしながらシリアスです。お目汚しでしょうが、ご期待に沿えるようガンバります。
さっそく読みにくさ爆裂のエステル1人称です…またまたごめんなさい。

クローネ山道の出来事を思い出すと、まだ少し混乱する。
その後まもなくクーデター事件に巻き込まれちゃったんで遠い昔の事のような気もするけど、思い出にするにはまだ生々しすぎて。
それでも、やっぱりあの頃は青かったかも。アーツも薬も使い果たすなんて初歩的ミス、やっちゃうんだもん…。

「…丈夫、エステル、大丈夫!?」
気がついたときには、ヨシュアが私を抱きかかえ、大きな声で私を呼んでいた。
あ…れ?
一瞬戸惑ったけど、すぐに状況が飲み込めた。あたし、崖から落ちたんだ。こんな山奥で薬もアーツも使い果たしちゃって、ちょっと焦ってたところに、魔獣の不意打ちにあって、それで…。
辺りを見回すと、木陰になっていてちょっと薄暗く、道らしいものはまるっきり見えない。
だいぶ道を外れちゃったのか、と思ってふっと上を見上げたら、木々の隙間から見覚えのある柵が覗いた。そこから下に向かって、何かが転がったような跡が続いていた。
途中に、ヨシュアのウエストポーチが引っ掛かっている。
…本当にあんなところから落ちちゃったんだ、と思って心底ぞっとした。
よく見れば、ヨシュアは血と泥と落葉にまみれて、すごい有様だ。それでいて、そんなこと意に介さない風で私の肩を抱いて…え…抱いてっ!?
急に、ヨシュアの腕の中だったのに気付いて、慌てて飛び退…こうとして、出来なかった。左足が痛む。ずきずきとした鈍痛に力が入らない。
見たら、スパッツがさっくり裂けて、向こう脛の辺り全体がヘンな色になっている。むきだしの膝頭に、大きく魔獣の爪跡が残っていて、どろりと赤黒い血がにじみ続けていた。
「ごめん、エステル、ごめん…」
ヨシュアが消え入りそうな声で呟いた。
「何よそれ」
「その…守りきれなくって…」
「私こそごめん…ヨシュア、怪我はない?」
「ん。かすり傷だけ。エステル、立てる?」
ヨシュアがあんまり心配そうにするから、空元気だけでも出さなくちゃ。…と思ったけど、やっぱり駄目だ。立つまでは何とかなったけど、歩くに歩けない。
…困った。回復薬が何もないのが恨めしい。頼みのアーツも打ち止めだし。
「…ん…ちょっと休めばアーツで治せるけど…」
「とりあえず止血しなきゃ…エステル、足出して」
言われるまま、スパッツをするりと脱いで生足をさらす。気恥ずかしくなって、ぽろりと減らず口が口をついて出た。
「ちょ、っ…いいよ、こんなの舐めときゃ治るって」
「…」
不意に、ヨシュアが視界から消えた。見下ろすと、足元にヨシュアがうずくまっている。どうしちゃったのよ、とかがみ込もうとして、ヨシュアに止められた。
「動かないで」
反射的に身体が硬直するのが早いか、膝頭にぬるりとしたものが触れた。ぞくぞくとした感じが背中から首筋へと駆けのぼった。
ヨシュアが、傷口を舐めている。片膝をついて、私の脚を抱きかかえるように、丁寧に泥と血を舐めとってくれていたのだ。
(続く)
58名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 00:07:16 ID:Ih13ZH0r
>>56
上のほうは教授なんだし、身分が高くなくても多くの女の子が憧れたことと、
自分の道具に過ぎないのに…という感情をかけた皮肉とかで言いそうかも。
下は恐らく好みの問題かと。

>>57
乙。頑張ってくださいです。
59名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 04:46:53 ID:l6HkfPjZ
>>54
>>56
主観で水差さんでも…(´д`;

>>57
GJです。続き待ってます。
60名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 10:15:57 ID:DNMo0Mrh
>>57
乙です。なんかエロスを感じる展開になってきた。
続き期待してますよ〜
61名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 18:26:25 ID:RwoEhKTw
SCやりたくて買いに行った




DVDしか出てないのねorz
62名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 18:38:43 ID:PDET3lnc
>>61
読み込みだけなら2960円
ttp://kakaku.com/prdsearch/detail.asp?PrdKey=01251010009
書き込みできるやつでも4304円。
ttp://kakaku.com/prdsearch/detail.asp?PrdKey=01254810722
外付け(USB)なら7580円
http://kakaku.com/prdsearch/detail.asp?PrdKey=01253010718

DVDでしか発売しない作品も今以上に増えていくだろうし
ドライブ買っちゃえば?
63名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 19:01:02 ID:RwoEhKTw
俺のPCノートで特典も見たいんだが、県外の私立行かせて貰ってる身で二万の出費はキツいorz
64名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 23:49:27 ID:y7BcD4SK
う〜む・・・最初から組み立て済みの店売りノートPCで
DVD搭載していない世代の機種では、
空の軌跡SCをプレイすることは非常に難しいかもしれない。

3年前最新のDVD搭載しているノートでも
7章でレン倒して帰還した後流れるムービーがメモリ不足かエラー落ち
再起動してメモリリークを減らしてやっと再生できた
・・・普段からタスクマネージャーでエクスプローラ終了してからやってますよ
65名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 18:16:05 ID:cFr4+Yfq
>>57の続きを期待しつつ保守
66& ◆EizqkizmPA :2006/05/08(月) 22:13:18 ID:fLw9Jz0Q
>52です。まだ恥ずかしくて、いきなり本編に入れません…テンポ悪くてごめんなさい…。

駄目だったら。ヨシュアを押しのけようとして、彼の両肩に手を置いたものの、あまりの心地よさに手が止まる。
ヨシュアが傷口に舌を這わせるたび、鈍痛が嘘のようにひいて行く。
そのとき…。
そのとき、それだけじゃない何かを確実に感じた…ような気がした。
その感覚は、確かめようとするとするりと逃げていくようで、なんだか落ち着かない感じがして…。
私は、どうしていいのかよくわからなくて、ただヨシュアの肩につかまったまま、立ちつくしていた。
ヨシュアの舌遣いが、わずかに熱を帯びてきた。押し殺した呼吸が、不規則に聞こえてくる。
どきどきする。何だか、そのどきどきも、気持ち良くて。
あれ。どうしよう。立っていられない。
「…っ、ふ…」
吐息が漏れた。思わず、ぎゅっとこぶしを握ると、ヨシュアが顔を上げた。
「大丈夫…痛むの?」
呪縛がとけた。膝が痛むのにもかまわず、座り込んでしまう。ほっとしたら、無性に腹が立ってきた。今のは何?私、どうしちゃったんだろう。
心配そうに見つめるヨシュアと、思い切り目が合ってしまった。
こころもち赤くなったヨシュアが、かすかに潤んだような瞳をしているところに、急接近。急に恥ずかしくなってきた。
あうー、自分でも顔が赤くなっていくのがわかる。
「だっ、大丈夫だったら!」
ぷい、と横を向いた拍子に、何か赤い物が視界をかすめた。…え?
「…血!ヨシュア、こんなに怪我して!」
「あ…はは」
泥がついてよく見えてなかったけど、右肩のちょっと下、二の腕の辺りがぱっくりと裂けて、血が出ている。
私の膝の傷と違って、こちらは鮮血だ。まだ溢れ出してくる。
「大事なエステルに怪我させちゃって、天罰でも下ったかな」
ヨシュアは、こともなげに小さく笑う。
「なに馬鹿なこと言ってんだか…ほら、見せてみて?」
「いいよ、こんなの…舐めときゃ治るよ」
…ふふーん。語るにおちたわね。血の止まらない腕を掴んで軽く引くと、手の中でヨシュアがびくんと跳ねた。バランスを崩して、私のほうに倒れこむ。
「い゛っ!!」
「おはえひ(お返し)」
傷口に舌を伸ばす。れろ、と味見するようにひと舐めすると、泥と、血と、ヨシュアの汗の味がした。
ヨシュアが息を飲む。
とりあえず外側から、泥を落としていこう。口の中に唾をためて、ちゅくちゅくっと音を立てながら吸い上げる。
「…!」
ヨシュアの戸惑いが、唇越しにでもわかる。
ふんだ。私だってさっきはすっごく困っちゃったんだから。ヨシュアも少し困ればいーのよ。
(続く)

脳内エステル、乱暴だなぁ…照れ隠しはいいから、怪我人は優しく扱えって…と自分ツッコミ。
皆様の励ましに応えられるよう、ちゃんと微エロになってることを祈って(笑)。
6766:2006/05/08(月) 22:17:13 ID:fLw9Jz0Q
あれ?名前ヘンだ…
ちゃんと「告白−エステルの章(3)」にしたのに。
失礼しました。
68名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 22:39:45 ID:IZ6x5kq2
リシャールのクーデターで公爵を傀儡にするのでなく
クローディア姫の夫に自分が納まるって展開ならリシャール×クローゼの調教ネタが使えたかな?
リシャールって失脚しなきゃ普通にクローディア姫の婿候補でおかしくなかったろうし。
69名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 01:29:06 ID:b/rPDeKC
それはおそらくはカノーネ君が激しく嫌がる展開だけどね。
70名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 02:19:20 ID:kmccv2Ri
>>66
乙です。一瞬ヨシュアの汗の味がした、のところがヨシュアの味がした
に見えて意味もなく慌ててしまいました。
71名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 02:50:50 ID:O4/cWOF1
>>68
じゃあ、直接手は出さずに、ブラッディセイバー×クローゼ とかで
獣姦調教やらせる、とか・・・

などと考える俺は病んでますか
72名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 23:21:20 ID:sjgIQtUm
>>71
はい
73名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 05:56:18 ID:TeDlcs8N
じゃあ、深夜の露天風呂でクローゼ一人、逆襲を狙っていたヒツジン達×クローゼで
獣姦とか、オリビエ×宿屋にいた娘(温泉では常にCP回復するから、絶倫)とか・・・

ちょっとでもSSにしようかな? などと考えた俺は病んでますか?
74名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 08:07:08 ID:mQOV1RqE
>>73
はい
75名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 08:46:23 ID:mQOV1RqE
…というのは冗談で、病んでないと思います
76名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 18:07:12 ID:ibsjwMFl
清廉潔白な女の子って汚したくなりますよね。くけけっ。
77名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 21:21:46 ID:Q6DEP+1N
つまり>>76のような可愛い女の子は注意したほうがいいってことだ。
78名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 22:18:50 ID:AIT1jC+U
いくら可愛くても「くけけっ」とかいう女の子は・・。

最初無言で「照れてるのかな?」などと思いつつベットにつれこんでヤリはじめたら
喘ぎ声が「くけけっ」でした。ごめんなさい。

みたいなのはいや。
79名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 22:23:08 ID:mQOV1RqE
くけけっは駄目ですか。じゃあムフフで…
80告白−エステルの章(4):2006/05/10(水) 22:40:35 ID:kppJSynO
こんばんわー。>52です。遅くなりましたが、続きです。

息を殺し、小さく肩を震わせ、何かを堪えているような感じのヨシュア。
傷口の周りが少し綺麗になったところで、戦法を変えてみよっかな。
さっきヨシュアがしてくれたみたいに、いっぱいまで舌を伸ばして、舌の腹でやさしく傷口に触れてみる。
仕返し半分だけど、もう半分でヨシュアの痛みが少しでも癒えるように、精一杯思いを込めて。
「…っ…」
ヨシュアが何か言いたげな眼で私を見て、それからうろうろと視線を宙に泳がせて、やがてうつむいた。
また「ごめん」って言ったら、噛み付いてやろうと思ったけど、無言だった。ただ、乱れがちの呼吸が、かすかに聞こえるばかりだった。
…それにしてもちょっと息苦しいかも。口で息をすると傷口にしみちゃいそうなので、鼻で息をしてるんだけど、酸素が追いつかなくて呼吸が不規則になる。
そういえばヨシュアもさっきは苦しそうだったなぁ、なんて考える。うっすら汗がにじんできて、ほつれた髪がはりついてくる。ちらりとヨシュアを盗み見ながら、髪をかき上げた。
「…ぅぁ…」
角度が変わったら、ヨシュアが辛そうに声を漏らした。やばっ、痛かった?
「ごっ、ごめん!やりすぎた?」
「…やりすぎって…あのね」
「次は傷口に触らないようにするわね」
「!!…いや、その、もう大丈夫だから」
ヨシュアが、前かがみになろうとする私の両肩をつかんで押しとどめた。
「もう大丈夫っていうか、むしろもう限界っていうか…とにかく、その、動かしても大丈夫そうになったんで、行こう」
ヨシュアの動揺っぷりが可笑しくて、ささやかな復讐心はすっかり満足してしまった。おかげで「限界って何よ」って聞きそびれた。
「行くって言ったって、足が…」
「こうするの」
いきなりお姫様抱っこされた。
「こんなところで血の匂いをさせていたら、今度こそ魔獣の餌食だよ?」
「だって…」
何が「だって」なのか、自分でもよくわからない。いまだ治まらない胸のどきどきを悟られないか、それだけが気になって、上の空だ。
「はいはい、少しは義弟を頼んなさいね。それよりエステル、斜面を登るときは両手使うんで、自力でぶら下がっててよ」
いつの間にかヨシュアの口調が遊撃士の仕事をしている時みたいになっちゃったんで、私も「仕事モード」のスイッチが入ってしまって、それきりになってしまった。

結局、元の場所に戻ったときには日も傾き始めていたし、ヨシュアの見立てでは、私の足の傷だと、今晩あたり熱が出るんじゃないかっていう事で、もと来た道を戻って、クローネ峠の関所で休ませてもらうことにした。
関所の回復装置を使わせてもらい、あらためて気力も体力も充実する。これでまずは一安心。ちょうど軍医さんが巡回して来ていたので、骨に異常がないのも確認してもらった。飲み薬も1錠だけ譲ってもらった。
(続く)
81名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 21:02:50 ID:SkNs8S/K
一ヶ月ぐらい来てなかったんだが、盛り上がってるな

>>3
かもーん。ヨシュエスの結婚式とか見たいなあ

>>6
オリシェラの続きというと…もしかしなくても前スレでオリビエ×シェラ書いてた人?
漏れ続きかなり楽しみなんだよな、オリシェラ大好きだし
期待して待っとります

>>35
乙。教授の怖さが出てていい感じ
俺の中の教授とイメージ通りでした

>>80
乙。ヨシュエスいいね、読んでてドキドキしたよ
エステル可愛い。続きが楽しみ
82名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 23:52:53 ID:56ZYpgS9
ヨシュエスの結婚式か。
妊娠4〜5ヶ月あたりでお腹が目立ってきたころに挙げる結婚式がいい。
ポッコリ出たお腹を気にするエステルに「それだったら目立たないうちに式を挙げればよかったのに」と突っ込むシェラ姐
誰か書いてくれ
俺は書けない。少なくとも棚卸が済む5月末まで暇がない。
83名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 00:17:45 ID:bMXN5Frm
ボテ腹エステルか。
俺は続編の新主人公達のピンチにエステル達が現れるのはお約束として、
意外性を出すのにそんな状態で活劇とか妄想したことがある。
でエステルが敵を蹴散らしたら
ヨシュアが「だからそんな身体で動くな!動くんじゃないぃぃぃぃ!!」喚き散らす。
84名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 01:00:22 ID:BlC/CVHn
そんな感じのキャラじゃないぃぃぃぃ
85名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 01:11:10 ID:H8oP6l0T
>>84
言葉遣いはもう少し丁寧かもしれないけど
ヨシュアのようなタイプほどこういう時に取り乱すと思うw
86& ◆EizqkizmPA :2006/05/12(金) 14:56:09 ID:zJO5JXJZ
案の定、ヨシュアの読みが当たって、夜には微熱が出た。飲み薬は抗生物質だから、熱は下がらないらしい。
微熱だからいいって言い張ったんだけど、結局ヨシュアに冷たいタオルを乗せられてしまった。
「…むー」
「むくれないでよ…桃の缶詰でも食べる?」
「…情けないなぁ、私」
冗談も返せないくらい落ち込んで、布団にもぐり込む。
「いくら準遊撃士になって日が浅いって言っても、ここまで傷に免疫ないなんてさ」
「免疫付くまで怪我してたらたまんないよ…エステル、女の子なのに」
「でも似たような怪我してるのにヨシュアは熱出ないんだもん」
「僕は慣れてるからね」
不意に、ヨシュアの周りの空気が固まった。ヨシュアがうっかり、昔のことに触れそうになったからだろう。恐る恐る私のほうを伺うヨシュア。
訊かないわよ。寝たふり寝たふり。ヨシュアの気配を近くに感じながら、寝たふりがいつの間にか本当に眠ってしまった。

誰かの冷たい手が、優しくおでこをなでたような気がして、眼が覚めた。少しだけ開けた窓から、気持ちいい風が入ってきていた。
窓にかかっているカーテンがゆれて、一瞬ガラスに部屋全体が映って見えた。
その中に、ヨシュアを見たような気がして、あれっと思って首を回してみると、やはりベッドにいない。呼ぼうかと思ったけど、見間違いで寝てるだけだったら悪いんで、眼だけでガラスの中を追った。
ヨシュアは、ここからじゃ見えない、隣のベッドの向こう側に背中を預けて座っているらしかった。
ああ、起きてたんだ。言おうとした唇が凍り付いた。
ヨシュアが自分の…を握っている。そのぅ…おちんちん、を。
包帯を巻いた右腕が、小さく上下に動いている。乱れた呼吸に混じって、かすかに衣擦れの音がする。
どうしよう。まずいものを見てしまった、と思ってももう遅い。目も耳も、ヨシュアの一挙一動に釘付けだ。
「…ふっ、く…」
時折漏らすヨシュアの声にまぎれて、少しだけ頭をおこして、ガラスに映るヨシュアと、ベッドの端からはみ出た、ヨシュアの頭がどちらも見える位置に収まった。
気付かれなくてほっとするのが半分、いつもなら私が夜中に目を覚ましただけでも気付く、あの勘の鋭いヨシュアが、私の起きた気配にも気付かないなんて、ってショックを受けたのが半分。
吐息に混じって、ヨシュアの囁くような声。
「…どうすれば…俺…っ…」
…前言撤回。ショックの割合は8割かも。
ヨシュアは自分のことを「僕」って呼ぶ。ヨシュアがうちの子になって以来、変わっていない。
ヨシュアが「俺」を使うところなんて、寝言でも聞いたことはない。
…。
一瞬、ここにいるヨシュアが別人に見えて、思わずガラスの中とベッドの向こうを見比べた。
ガラスの中のヨシュアのほうが本物で、冷たいガラスの檻に閉じ込められて、そこから出して欲しくて助けを求めているような、そんな錯覚に襲われた。
(続く)

…ふー。すいません、半端に長くて。もうちょっと続きますので、スレ汚しにつきあってやって下さい。
>82様
そう仰らず書いて下さいよー。5月末まで待ちますとも。
8752:2006/05/12(金) 15:08:22 ID:zJO5JXJZ
あれ、また名前ヘンだ。
これってトリップって奴ですよね…。
えー…&◆EizqkizmPA様?申し訳ありません。当方のPCの手落ちのようです。
昼間っから「おちんちん」とか書き込んでるような人間に間違われて、さぞご迷惑と思います。
今後このようなことのない様に気をつけます。すみませんでした。
88名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 10:16:29 ID:O7mxyHlP
>>83
ヨシュアなら、その前に「その身体で来ないで」って言ってそうな気がする。
でも、エステルならそれでも駆けつけるんだろうな。
で、その後で「エステル、キミは相変わらずだね。
でも、この場所で二人とも守りきれる自信が無いから、今は静かにしてて」
とか言ってそうだな。

ヨシュアはああ見えて芯がしっかりしてるから、
破水とか堕胎でもしない限り慌てないと思うな。
89名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 13:10:06 ID:hAWLi/E1
ヨテュア「エソテル、気持ちは嬉しい。でも君の体はもう君一人のものじゃないんだよ。
   君自身と僕たちの子供と、もちろん僕も、ね?(ニコッ)」
エソテル「な、何わけわかんないこと言っちゃってんのよ(///)」
??「おーい!」
(山猫号登場)
ジョゼッタ「そんな女はほっといて僕たちと一緒に行かない?」←もう何回目?


って感じじゃないか?
90名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 14:05:28 ID:EPLwjPa2
ヨシュアは子供可愛がりそうだな。特にエステル似の娘なら溺愛しそうだ
91名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 16:52:01 ID:aKHGJxho
でも子供にとっちゃ昔お姫様やメイドコスした父親って嫌だよな……
92名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 17:48:55 ID:40/Eucz+
>>91
ばれなきゃ大丈夫。

・・・・・

シェラ姉が面白おかしく話しそうだなw
93名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 18:07:31 ID:1TDr0RSI
>>91
クローゼや、アリシア女王(及びヒルダ婦人)が面白おかしく話をしたりしてw
94名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 18:48:29 ID:mWoANB8T
    娘「ねぇー、パパぁ」
ヨシュア「なんだい?」
    娘「パパって昔、女装してたってホント?」

その夜、シェラ姉は襲われたらしい…
95名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 19:44:04 ID:hAWLi/E1
>>91
むしろ場の空気を読めず変装出来ないほうが嫌に決まってるだろ。
アンチ乙。
96名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 20:58:12 ID:aKHGJxho
娘だったり幼いならまだ良いけど、
思春期ぐらいの息子ならなんとも言えない空気が父と息子の間に流れそうだw
>>95
いやあヨシュアって思慮深くて敬愛される父親になりそうだから、
そんな父が女装したってのは事情があったと頭で理解できても子供には大ショックw
女装した事で全否定するとは俺も思ってないよ。繰り返すが父親が好きだからこそ女装なんて嫌って事ね。
97名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 21:11:51 ID:j8TQBRnH
>>95
実際にそういう父親を持てば>>91の言ってることが理解できるよ・・。
98名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 21:29:15 ID:hAWLi/E1
俺も女装させられることがあるから過剰反応だったか?
そう思われるのか・・・。

「女装は趣味でなく特 技」
ヨシュアよ、お互い大変だがお前もそう言って乗り切れ。
99名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 21:38:30 ID:lhEteRLu
ごめん、趣味に聞こえる。
100名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 21:47:16 ID:JTiv+LP6
小中高、学園祭・文化祭で一度ずつは必ず女装した者からすれば、
クラス内はともかく、観客はイケ面男の女装よりも強面の先生の女装が注目される。
先生によっては、その強面の所為で1,2年に一回は生徒の要望で女装させられる人もいる。
しかも、ある程度慣れてしまったみたいで、ノリノリでやっちゃうんだ、これが。
その人は趣味? 特技?

>>97はそういう父親を持っているのか? なんか、言い方がまさに……
101名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 22:21:47 ID:S7swREsK
俺の妄想

【レオン】
ヨシュアとエステルの第一子
母親のポジティブな性格と栗色の髪を譲り受けている


【カリン】
ヨシュアとエステルの第二子
何事にも動じない冷静さと黒髪は父親譲り
暴走しがちな兄の諌め役でもある
102名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 23:22:48 ID:0wRyRS6C
俺も妄想
カリン>外見ヨシュア似だが性格はエステル譲りの活発な黒髪少女。得物は双棒術
レオン>カリンの弟。外見はエステル似だが思慮深く冷静。姉のブレーキ役。得物は大剣

103& ◆R7PNoCmXUc :2006/05/14(日) 06:47:35 ID:9EV3onbR
妄想といえば、一番溺愛しそうなのはカシウス?
ガンガン読んだばっかのせいか、軍務中にところかまわず
写真を見せるヒューズさん@ハガレンとカシウス父さんが重なって見える。
104名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 12:43:34 ID:AI4T7iDf
実際に幼いエステルの写真をリシャールやシードに見せまくってたんじゃないの?
10597:2006/05/14(日) 17:04:53 ID:8Sn+gQZd
>>100
持ってるんだよ。そういう父を。
本人はその場のノリとかでやってるから、それほど恥ずかしさとか
はないのかも知れないが、子供からすりゃ「やめてくれ;;」状態。

父親の女装写真がクラスに貼られたときにはもう登校拒否になったぞ俺は。
106名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 17:13:33 ID:dpdOmYBp
お前のトラウマなんぞに誰も興味は無いよ
107名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 00:09:08 ID:J7Y5IRC0
考え方とか価値観にもよるけど、身内にちょっと変わった人が居たりすると
友人の振り分けに役立つことがあるよなぁ

親父の女装程度でがたがた言う奴はろくなもんじゃないと思うが。
別にノリでやってる分にゃ害もねーだろ。家でも化粧し出したら色々とアブナイが。
108告白−エステルの章(6):2006/05/15(月) 00:42:04 ID:8NH1AR9Z
ベッドの向こうのヨシュアが、いやいやをする子供のように、力なく頭を振った。
「…っ…ぅ…」
嗚咽のようなヨシュアの呻きを聞きながら、気付かれないように布団にもぐり直した。ヨシュアの方に背を向けて、丸くなる。
ちょっと混乱している。
本来なら決して覗いてはいけない物を見ている背徳感と、普段のヨシュアからは想像もつかないような「男」のヨシュア。頭がくらくらする。
きっとヨシュアは辛い恋をしている。直感的にそう思った。
ストレートに告白できない事情があって、でも思いを止めることなんて出来る筈もなく、わき上がる激情に流されて、眠れない夜を過ごしているのだ。
「…エステル…エステル…っ」
ヨシュアが私の名を呼ぶ。一瞬だけぎくりとして、そのあと胸がきゅーっと苦しくなった。
息を殺して、右手をパジャマの下にすべらせてみる。
…何であんなことをしたのか、今でもわからない。あのときはただ、もう夢中だった。こうすれば少しはヨシュアの気持ちがわかるかもしれない、と思った。
ショーツの上を掌で撫ぜる。中指が中央の割れ目を探りあて、そこに沿って上下に動く。
全身が粟立つ。指を止め、しばらくじっとして、ぞくぞくとわき上がるものを噛みしめる。
昼間、崖の下での事を思い出す。ヨシュアに傷口を舐めてもらった時の、あの掴めそうで掴めないもどかしさを。
ああ…あの時と同じだ…。
再び動き始めた右手を、意を決してもっと中へ。ショーツの中は、驚くほど汗ばんでいて、驚くほど熱を帯びていた。
…と。
「エステル…っ」
 切れ切れのヨシュアの声が鮮烈に耳に蘇って、びくっとした。はずみで指が跳ね上がり、一番デリケートなところをかすめてしまった。
「!!」
電気が走ったような、初めての感覚の中で、突然理解してしまった。
今、私が抱いている、ヨシュアへの気持ちが何なのかも。
ヨシュアの恋の相手が私だって事も。
昼間あの時のヨシュアの事も、…私のあの時感じたものも。
おずおずと再び指を這わせると、最初に感じた電気が走ったみたいな感覚は、甘い疼きに変わって爪先にまで染み透っていく。
それでいて、頭のどこかはいつも以上に冴えわたっていて、ヨシュアを鮮明に描き出す。
崖の下、私の脚にいとおしげに唇を寄せるヨシュア。私が傷口を舐めている間中、何かを堪えるようだった、辛そうなヨシュア。私を呼びながら、己をしごき上げるヨシュア。
ドミノが倒れるように次々といろんな物が繋がってゆく。それにともなって、指の動きも少しずつ早くなる。指先に絡みつく、とろりとした液体の感覚が、さらに拍車をかける。
私、感じてるんだ…。ヨシュアが私のことを想いながら自分を慰めてたように、私、ヨシュアのことを考えながらこんな事してる。
出来ることならヨシュアと結ばれたいと思いながら。
この指がヨシュアの指であったならと思いながら。
腰が浮く。膝が震えている。思わずヨシュアの名を呼びそうになるのを、反対の手の甲を噛んでやり過ごした。そんな痛みさえも、甘く甘く痺れてキモチよさに変わっていくようで、ああ、もう止められない…。
指の動きは激しさを増し、狙った場所を単調に、でも確実に擦りあげている。艶っぽい溜息が漏れる。少し離れた場所に、ヨシュアの気配を感じる。ヨシュアが傍にいる。
切ない。
こんなに近くにいるのに、ヨシュアに届かない。
こんなにもヨシュアが欲しいのに、ヨシュアに触れる事さえ叶わない。
「やだ…こんなのってやだ…」
声が出てしまったのか、そう唇が動いただけなのかさえもう判らない。
涙がにじむ。
きゅーっと何かがこみ上げてきて、指先が擦り続けた突起を起点に、ぱぁっと熱い痺れが全身に広がってきて、自分の意思で動かしたことのない場所の筋肉が勝手にびくびくっと痙攣して、あっと思った次の瞬間、真っ白になって何もわからなくなってしまった。
やっとの思いでショーツから右手を引っ張り出し、涙と、涎と、恥ずかしい液体とでぐちゃぐちゃになりながら、そのまま眠りについた。
もっとぐちゃぐちゃだったのは、心のほうだった。
(続く)

>52です。スレの流れも読まず投下ですよ。ホントにごめんなさい。
名前欄の謎は一応解決して…ますよね(これで駄目だったら半年ROMります…)?
Firefoxが自動更新されたら、名前欄のところに謎の文字列が入るようにナテシマタですよ…。
それが「&#〜」という文字列になってて、知らないうちにトリップ取得してたようです。
執筆中はIE使います。お騒がせしました。
109名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 01:26:58 ID:C7np1A1B
激しく乙
110名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 23:44:27 ID:SuG6nL2j
流れぶったぎりスマンが、ココ↓で同人絵の投票に英伝Uのフローラが居るんだけど応援しね?
ttp://www.cyclone.sakura.ne.jp/main.html
111名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 00:20:26 ID:N8jYU3nu
>>108
烈しく乙!GJでした!

>>110
フローラ懐かしい・・・俺の萌え初めだったな〜
今日はケータイだから明日学校行ったら投票してくる。
112告白−エステルの章(7):2006/05/17(水) 22:27:02 ID:KDjgpsfj
>52です。めでたく最終回です。
チョトだけ3人称と1人称が混ざって読みにくくなっちゃったかも…。
まとめて上げた方がよかったかな…ゴメンなさい。

「……」
ワイスマンの眼が妖しい光を放つ。しんとした室内に、エステルのすすり泣きだけが続く。ブラインドの隙間から、柔らかな陽光が縞模様の影をエステルの足許に落とす。
うつむいたままのエステル。
涙が、あとからあとからあふれ続ける。
ワイスマンが、エステルの頭に手を置いた。子供を諭すように、ぼんぽんとやさしく叩く。
「さてと、エステル。君の話は聞かせてもらったよ。…ヨシュアのことを愛してしまったんだね。」
ためらいがちに、小さな頭が頷いた。
「ひとつ訊いてもいいかい?どうして彼に告白することができなかったのかな?ひょっとして彼から言い出してくれるのを待っているのかね?」
答えが「NO」であることは分かりきっている。しかし、自分の口から言わせなければ「闇」は見えない。ワイスマンの口調はおどけているようにも聞こえるが、それでいて有無を言わせない響きを含んでいた。
エステルがまた泣いた。わずかに間をおいて、かすれた声でつぶやいた。
「ヨシュアは絶対に自分から告白したりしない。本当に姉弟だとか思ってる訳じゃないだろうけど…父さんに遠慮とかしてるんだと…思う…。
でもっ…でもね…私からなんてとても言えない…。姉弟でいれば、いつまでも家族でいられるけど、告白しても…きっと恋人同士にはなれないもの…。」

告白しても…きっと恋人同士にはなれないもの…。
そこまで言ったとき、何かとても嫌な感じがした。予防注射の列がついっと動いた時のような、本能的に逃げたくなったのに逃げられないような感じ。
駄目。ここから先は駄目なのに。この先には、この十年開けたことのない扉があって、「決して思い出してはいけないこと」が入っているのだ。
教授が身を乗り出して、私の顔を覗き込んだ、口許にイヤな感じの笑みが貼り付いている。
「『どうして?』…彼はあんなにも君の事を想っているじゃないか」
教授の眼に射すくめられて、こころの中の最後の扉に手がかかる。見えない何かに後押しされて、唇がひとりでに言葉を紡ぐ。…あ…。

「…あたしは母さんを死なせてしまった『悪い子』だから…ひとりだけ…幸せになる資格なんてないから…」

ずっと胸につかえてたものが、ちょっとだけ動いた。もう涙は出なかった。一生分使い切って、もう涙なんて涸れ果てたかも知れない、そう思った。
「クッ…ククク…ほぅ、母親をねぇ…。それは驚いた。レナ・ブライトの死に関しては報告が入っていたが、これは掘り出しものだ。」
ワイスマンが喉の奥で笑う。その右手が、宙を揉みしだくように握ったり開いたりを繰り返している。
「…掴んだ、掴みましたよエステル。貴女の闇は小さいながら心地いい。これで貴女をばらばらにするのも組み直すのも思いのままだ…。」
教授が愉しそうに笑った。難解なクロスワードパズルを解ききったような、征服感に満ちた笑いのような気がした。
そんな辺りの様子を他人事のように感じながら、心がきしみ悲鳴を上げ始めていた。
思い出してしまう。大切な人を死なせてしまった、自分の浅はかさを。
掌を優しく包んでくれた母のぬくもりがだんだん消えていく、その痛みを。
助けを求めて、誰かの名を呼ぼうとして、その名を持たないことに気がついた。
父さんを呼んではいけない。これはきっと、父さんから母さんを奪った罰で、それを今まで眼をそらし続けた罰なのだから。
ヨシュアを呼んではいけない。彼の名を呼んだら、それだけでヨシュアが穢れて、彼まで闇に食われてしまいそうだから。
もう駄目だ。現実感が音を立てて崩れ落ちていく。あとには底なしの闇が広がるばかり。
その闇に、少しずつ少しずつ、こころが食われていくのを感じる。
ふと、懐かしい少年の影が見えたような気がして、闇のその先に向かってぎこちなく微笑みかける。
「ヨシュア」
ごめんね。罪悪感に追い立てられて、身も心も闇に侵食されてしまった、こんな私だけど。
夢の中だけなら、いいよね。想うだけなら、いいよね。声に出さないように、ヨシュアを穢してしまわないように、胸の中でヨシュアに呼びかけた。
それを最後に、意識が闇の中に溶けていった…。   (完)

ふー。一応完結なんですが、「闇エステルにヨシュアぶつけたらどうなるだろう」とか考えたら妄想大爆発で…。
プロットまでは出来てます。もしリクエストあれば、またお邪魔させて頂きます。
最後に私信ですが、894◆MafgNDHowA様にファンコールを。貴方の文章とても好きです。新作お待ちしてます。
113名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 09:10:56 ID:rvcAwFmn
>>112
ぐっとじょぶ
114894 ◆MafgNDHowA :2006/05/18(木) 21:58:48 ID:fgDo8/tw
トリップあってるかな…お久しぶりです。
応援って大事ですね。お題が難しすぎて止まってたのに、>>112様のおかげで1時間で出来上がりました。
長くはありませんが、楽しんでいただければ幸いです。

---


 ―――メガネ、外さないとダメだよ?

 あたしは、その言葉の意味をずっと考えている。


 ヨシュアは手を握ってくれる。き……キス、も、してくれる。
 夜は抱きしめて一緒に寝てくれるし、危ない時には背中を守ってもくれる。
 あたしの知らないこと、いっぱい教えてくれた。

 でも、最近何かが物足りないの。
 その何かが、あたしにはわからない。

 あたしは自慢じゃないけど、目がいいほうだと思う。動体視力も悪くないと思う。
 でも、思い余って相談したティオには、メガネ外せって言われた。意味が分からない。

 ワカラナイ


 「ヨシュアー」
 「ん?……女の子がそんな格好するもんじゃないよ」
 その時あたしは、椅子の背もたれに胸を預けて、背もたれ側の椅子の足を軸にしてぷーらぷーら揺れてた。シェラ姉に買って貰った方の服は洗濯中で、ちょっと前まで好んで着てた方の服を着てるから、中は見えても大丈夫。
 「ティオに、メガネ外せって言われたの」
 「……君、メガネどころかサングラスも持っていないじゃない」
 「うん。ヨシュアのコトに関して、メガネ外せ、だって」
 ヨシュアがぴたりと止まった。それまでぱらぱら雑誌を見てたのに。雑誌のタイトルは「月刊:武器マニアックス」今月の特集は双剣だって、黄色い字ででっかく書いてある。さりげなくページを折ってるあたり、あとで武器屋にいくつもりね。
 「どういう意味なんだと思う?」
 「それ、僕に聞くか普通」
 「だってわかんないんだもん」
 それは本当。ヨシュアなら答え出してくれそうかな、と思ったのもある。でもヨシュアは
 「僕が教えちゃダメな気がするから、教えない」

 肝心なとこでケチなんだから。


 夜、お布団の中でヨシュアに抱きしめられると、凄く幸せ。あたしのこと『彼女』って言ってくれることを、肌で実感する。あたしはぎゅーっとしがみついた。もっともっとくっつきたくて、足を絡めたら、いきなり腰を引かれる。
 「もっとくっつきたい」
 「これ以上は、ダメ」
 その代わり背中に腕を回して、ぎゅっと力を込めてくれる。ヨシュアの体で胸がつぶれる。幸せで、あったかくて。すりすりすると、ヨシュアは軽くため息をつく。

 あたしは、何か物足りない気分になる。
 何がたりないんだろ?
 わからなくて、わからないままに、もっとヨシュアに体を擦り付けてみた。

 「……エステル、だめ」
 「何がだめなの?」
 「そうやって、すりすりしたらだめ」
 「どうして?」
 沈黙が落ちた。
 目を開けて、少し体を離すと間近で目が合う。透き通って深い、本物と同じで、はるか昔の何かを閉じ込めた、琥珀の瞳。唐突にキスがしたいと思った。
 でもあたしがほんの少し顔を近づけただけで、ヨシュアからキスしてくれる。最初の頃は触れ合うだけだったけれど、最近ヨシュアはあたしの唇や歯を舌で軽くなぞるようになった。
 なんとなく抵抗があって、軽くヨシュアがつついても、あけたことないけど。あけたら何か変わるのかな?

 ―――メガネの意味、わかるのかな
115894 ◆MafgNDHowA :2006/05/18(木) 21:59:40 ID:fgDo8/tw
 あたしは、初めてあごの力を緩めてみる。躊躇いがちなヨシュアの舌先は、最初驚いたように引っ込み、次にそおっと滑り込んできた。

 微かな薄荷の香り。温かくて、ぬるぬるしてやわらかなそれは、あたしの舌とぶつかると、軽く押してきた。あたしも押し返してみる。つるりと滑って、ぴたりとあわさる。別に、イヤじゃないかな。
 次に、あたしの舌をぺろぺろと舐めてくる。くすぐったい。あたしはふと思いついて、ヨシュアの舌先を吸ってみる。驚いたように目を見開いたヨシュアと目が合った。
 あたしは、口を離して笑おうとしたんだ。
 でもヨシュアは違った。いきなり、ぎゅっとあたしの頭の後ろに手を当てて、抑える。驚いたあたしが仰け反ったけど、ヨシュアは無視して思い切りあたしの口の中に舌を入れた。思わず目を閉じたら、口の中の感覚が異様に鋭くなってしまう。
 あたしの舌を舐めてくる。根元をつついてくる。歯の裏をなぞって、上あごの裏をなぞって、あたしの舌を思いっきり吸ってくる。息ができない。
 足をばたつかせてもヨシュアはやめてくれない。思わず手で背中をたたいたけど、その手をヨシュアに捕まれた。でも少しヨシュアが首を傾けてくれたので、あたしは鼻で息を吸い込む。吐く。少し楽になる。薄暗い天井が映って、また目を閉じる。
 それだけの動作の間に、ヨシュアがあたしの上に乗ってた。呼吸が苦しくて少しからだの力が抜けた隙に、あたしの足の間に入ってる。なんだか、恥ずかしいようなもどかしいような、へんな気分になる。
 キスはまだ続いてる。彼女になってから何ヶ月すぎただろう?こんなに長くしてるの、初めて。ヨシュアが身じろぎした拍子に、多分膝のとこだと思うけど、あたしの……足の間に当たった。

 ひんやりと冷たい。

 あたしは驚いて腰を引いた。なんで?なんで下着が濡れてるの?え、あたし、トイレ済ましてきたよ?腰を引いてもヨシュアの膝がそのままついてきたせいで、その冷たさを強く感じて不安になる。
 気づいたら、ヨシュアの手が、あたしの左胸あたりに当たってるのを感じた。ただ乗ってるだけだったけど、やけに熱い手。
 ……わずかに、指が動いてる。―――気がする。自分が何をされてるのか、考えが追いつかない。おいつかないけど、急にものすごく怖くなった。
 後で振り返って思ったけど、多分本能だったんだと、思う。
 あたしは首を振った。力の入らない手で、ヨシュアの肩を押す。3回くらい押したとこで、ヨシュアがはっとしたようにあたしの上からどいた。
 凄く、寒いと思った。あたしが思わず肩を抱くと、ヨシュアはあわてて布団をかけなおしてくれる。
 目が合って、恥ずかしくなって背中を向けたら、ヨシュアがひどく頼りない声で呟くのが聞こえた。

 「……ごめん」
 あたしは、いいよとも、だめだよとも、いえなくて。部屋に気まずい沈黙が満ちて、あたしは寝たふりをする。



 体に残る、正体不明の熱ともどかしい何かのせいで、気づいたら朝だった。
116名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 22:02:42 ID:rvcAwFmn
支援というか、リアルタイムキタ!!
117名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 11:56:36 ID:F59fKQEy
>>112

>もしリクエストあれば、またお邪魔させて頂きます。
よろしくお願いしたいです。

>>114-115
乙です。期待しとります。
11852=112:2006/05/19(金) 13:31:19 ID:z6eMTIbs
894◆MafgNDHowA様
うわぁ…すげーや、神降臨乙。感激です。
何つーか、愛を感じます。
漏れも頑張ろう。
119名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 14:16:53 ID:HcX7Uzs/
ホンキデメガネノイミガワカラナイデスorz
それはともかくGJ!
120名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 04:25:04 ID:Uox7F/ZC
>>114-115
読んだ時は漏れもメガネの意味が分からんかったのですが、
一晩寝て起きた時に、突然閃きましたよ。
GJなり!
121名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 16:26:20 ID:8JXXMSzT
>>114-115
GJ!! けどこれって続きあるのか? それともここで終わり?

>>112
殺し愛期待
ないかもしれんが
122名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 01:03:44 ID:/hTjoJ1w
RPG最萌にこんなの下りてきてた

702 :ゲーム好き名無しさん :2006/05/22(月) 00:29:24 ID:???
明日から出張の自分が来ましたよorz
賄賂代わりにフライング18禁支援張っておきますw
当日自分の代わりに支援貼りしてくれる人間は
にちゃん不慣れなんで・・生暖かく見守ってやって下さいw

Hブロック2-1組<<フィーナ@イースシリーズ>>
ラスト支援投下予定のss「月下の夢」DLkey「Feena」
18禁注意・アドル×フィーナ推奨
ttp://up2.viploader.net/mini/src/viploader38359.txt.html
123名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 18:18:32 ID:Fauf0aZ6
>>122
何ですか、最後のオチは!!qあwせdrftgyふじこ!!!!
とにかくぐっとじょぶ・・・orz
124名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 18:40:44 ID:/Y3THJW9
>>122
GJ!フィーナ切ないな・・・
そしてアドル悲惨だなorz
RPG最萌のぞいたけどフィーナ今日じゃなかった

125家族で恋人で 勝手に続き 1:2006/05/22(月) 21:20:11 ID:4k0MeRcS
13です。
小出しにしようかどうか迷っていたけど素晴らしい書き手さんたちの邪魔になっちゃいかんだろうと完成するまで粘ってみた。
ようやくできたので投下させていただきます。

前スレで書かれていた「家族で恋人で」の勝手な続きなのでわかりやすくタイトルもそのままに。
勘違いされないように言っておくがオリジナルを書いたのはオレではなくもっと素晴らしい人だ。

せめてその雰囲気が壊されていないことだけを祈る。
でわどぞー

≡≡≡≡≡




「そうだね。これからいっぱいするんだから、僕も君も慣れないとね」
「――い、いっぱいって……馬鹿っ!エッチっ!」


 そんなやりとりから、一ヶ月あまり―――――――――。

 堅牢たるエレボニア帝国。
 法と秩序と、何よりも栄誉を重んじ、厳格なる国。
 その中心部からやや離れた国境沿いに一番近い街の一角から、明るい声があがった。
「明日か明後日には、帝国を出ちゃうのね」
「うん。早めに出発すれば、十分明日に間に合うと思うから。今日は出来るだけ早く休もうか」
 夕暮れというにはまだ日は高く。
 しかし昼間だというにはだいぶ傾いた太陽を目の端にとらえながら、ヨシュアは隣を弾むようにして歩くエステルに頷いて答えた。

 ハーケン門から故郷リベールを出発し、真っ先にハーメルの村跡に辿り着いて。
 それから手近な帝国支部の遊撃士協会に足を運び、リベールのルーアンや、ツァイスあたりにいる受付係並の手際の良さでいいようにこき使われて。
 帝国国内を点々と移動しながら、はや一ヶ月。
 隣国といえども勝手の違うその国風は、生まれてからこのかた、リベールから出たことのないエステルが戸惑ったのは最初のうちだけ。
 もともと順応性が高いというか、そんな戸惑いなどお構いなしに回されてくる仕事の量に悲鳴を上げている間に、何時の間にか慣れていっていた。

「うーん。もうこの国を出ちゃうんだって思うと……ちょっと感慨深くなるわねー」
「エステル、だいぶこっちの風習に慣れてきたみたいだしね」
「何事かあるたびに、表彰だのお茶会だのっていうのには、まだ慣れないけどね……」

 どんなことでも過大にしてしまうのがエレボニア帝国ともいえる。特に、感謝の気持ちといったものに関しては、地位のある者ない者に限らず、殊更大袈裟に行われるもので。
 おまけにリベールとは違い、発言に気を付けなければならないことも非常に多く。
 堅苦しいことにだけはいつまで経っても慣れきれない少女には、避けたいけれど避けられない出来事でもあった。
 でも、それももう終わる。
 もちろん、もう二度とこの国には訪れないなんていうことはないだろうから、ひとまずは、という言葉は付くけれど。
 早くて明日、ゆっくりいけば、明後日。
 仕事に一区切りを見つけて、エステルとヨシュアの二人は、この帝国から旅立つつもりでいた。

「とりあえず、宿を取ろう。そのままもう休んじゃうのもいいし。何か買い物にでも行く?」
「そーねぇ」
 そう言ってエステルは少し考えるように視線を泳がせ、
「どうせなら買い物行きましょっ。のんびりできるのって、今しかないだろうし」
 弾む声に、ヨシュアは微笑んでその手を取った。
「了解。行こう」
「うん!」
126家族で恋人で 勝手に続き 2:2006/05/22(月) 21:21:24 ID:4k0MeRcS

 すぐに見つけたホテルでチェックインして、荷物置いて、けれど万が一のために装備はそのままで。
 先ほど辿り着いたばかりの街の中を軽く探索して、見つけたお店で・・・・武器屋やオーブメント工房はもちろんだが、スニーカーショップやアクセサリショップ。
 雑貨屋に小物屋までに足を伸ばし、予想以上に買った物も、時間も多くかかり。
 ホテルに戻ってきたときエステルは満足しきり、思うままに付き合わされたヨシュアは少し疲労気味だった。
 それにちょっとだけ悪かったかな、とは思ってはいるけれど。内心の嬉しさを隠せずに、エステルは鼻歌を歌いながら買ってきた物をベッドの上に広げて眺めていた。
 旅の邪魔になるような物は買っていない。万が一買ってしまったとしても、そういったものは故郷のリベールの家にまで送ってもらうように手配して貰っている。
 広げてあるのは、髪飾りや珍しくも買ったちょっとした装飾品、あとは日用的に必要な物ばかりだ。
 たったそれだけのことに何故、あれだけの時間がかかったのか。いつも思うが、ヨシュアには不思議でならない。
 エステルが気に入ったように目を向けた品々は、何度も手に取ったり、店員に詳細を尋ねたり、とやけに執着したそぶりをみせたというのに、
 実際会計の時にはそれらの品々は一つも含まれておらず。一度手に取ったか取ってないか、といった物のほうを購入していたのだ。
 家族として暮らしてきたあのころに付き合わされた買い物でも、まったくもって似たようなことが起こっていた。あの時は今とは違い無駄な買い物も多く。
 お陰でエステルの部屋には用途のわからないものが大量に転がっていた。

 だいたい、この街にたどり着くまでの間だって、結構歩いてきたのだ。
 自らの足を使って、自分が守るべき土地を歩く―――――。
 準遊撃士となった時に教えられた言葉を、自分たちは今も実践している。
 リベールとは違い、帝国では定期船や移動手段の発達の勝手が違うから、という理由ももちろんあるが、それ以上に、やはり自分たちの足を使い、目で土地を確かめ、身体に地形を馴染ませる。
 そういった小さなことが大切なのだということは、準遊撃士だった時に十分学んでいた。
 だから、今日は朝早くから前の街を出てほぼ一日中歩き通して、夕暮れ前にようやく辿り着いたばかりだというのに。あれから買い物のためにまた散々歩き通したはずなのに、エステルに疲れは一切見えない。
 つくづく、女の子とはわからない生き物だ。
 ……本人が喜んでいるのであれば、きっとそれでいいのだろうけれど。


 実際、エステルはかなり喜んでいた。
 いい買い物が出来た、というのももちろんある。
 それよりも、ヨシュアと一緒に買い物が出来た、ということが、上機嫌の原因だ。

 買い物の最中、ずっと手を握って歩いていた。
 何でもないことだし、それくらいいくらでもあることだけれど。

 何も言わないで、当たり前だというように手を差し出してくれて。
 家族だということも、恋人だということも、もちろんわかっているけれど。
 それでも普段はどうしても、遊撃士としての相棒という位置が強くて。
 いつも一緒にいるけれど、いかに二人きりといえども、街道ではいつ魔獣が出てくるかわからず、ずっと気を張り詰めてきていた。とてもとても、甘い時間を楽しむなんてことは出来そうにない。
 でも街にたどり着いて、張り詰めていた気を抜くことが出来て。
 仕事が入っていなくて、ゆっくりできる時で。いわゆる、プライベートな時間、というやつで。
 相棒から、家族から、恋人に切り替わる瞬間。
 手を繋いでくれた時に、そんな瞬間を、他ならぬヨシュアの方から切り出してくれて。

 それが嬉しくて、くすぐったくて、笑みが零れて止まない。
127家族で恋人で 勝手に続き 3:2006/05/22(月) 21:23:04 ID:4k0MeRcS
「じゃ、先にシャワー浴びさせて貰うね」
「お先にどうぞ」

 よほどのことが無い限り、身体を流す順番はエステルが先だ。これは、家に住んでいたときから変わらない。
 長い髪を乾かすための時間が必要、というのももちろんあるのだが、先に身体を休めて欲しい、というヨシュアの気遣いでもある。
 うすうすとはそれに気付きそんなに過保護にならなくても、と思っているのだが、これだけは、とありがたくも思い。結局何も言わずにエステルはシャワー権を常に最優先に実行させる。
 着替えとブラシと、予備のタオルとを持ち込んで。
 脱衣所で服を脱ぎ、シャワールームに行く手前。
 壁に立てかけられてある姿鏡に、まじまじと自分を映してみる。
 腰にまで届く長い髪。
 子供っぽさがまだ完全に抜けきれない顔。
 少女特有のしなやかで柔らかな体躯は、日に当たっている部分と、そうでないところとでの色の違いがはっきりとわかる。
 その中の、白い肌の、膨らみのある部分。そこに手を当てて、何かを確かめるようにゆっくりと撫でる。

 首筋・鎖骨・二の腕の付け根・胸もと・膨らみの先端の側・胸の下・腹部・さらには下、と。

 扉、一枚向こう。
 シャワールームの隣。自分たちに通された部屋。
 そこではおそらく、ヨシュアが武器の手入れでもしているはずだ。
 指でなぞったのは、その彼が、口付けをもって印を付けた箇所。
 初めて肌を重ねたその時に、彼のものだという証のように付けられたいくつもの印。

「…………」
 鏡で確認しなくても、エステルは顔が赤くなっていくのを感じた。
 赤く、あれほどまでにくっきりと付けられたそれらの痕は、もう残っていない。
 くまなく探してみたが、全て綺麗に消えている。
 そして新たに付けられた痕も、ない。

 あのボースでの夜以降、ヨシュアはエステルに触れていない。

家族で恋人で  勝手に続き  その4

 ヨシュアが求めてこなかった、というわけではなかった。
 それこそ、エレボニアに入国したその日の夜に求められていた。

 慌てて出発したその旅路は、少しばかり予定は狂っても無事にハーメルに辿り着くことができ。
 廃村となったその寂しい場所で、しかしヨシュアはどこか誇らしげに、嬉しそうに、姉にエステルを「大切な女性」だと紹介してくれた。
 幸せなこと、というのはこういうことをいうのだと改めて実感できたその日の夜。

 急いで町にたどり着いたとき、もう時刻は遅く。見つけた宿に滑り込むようにチェックインして、夕食を食べ、早々に部屋に引っ込んだ。
 汗を流し終わり一息ついた頃にはもう結構な時刻で。お互い、ちょっと大変だったね、と苦笑して。

「エステル」
「ん?」

 少し、すっきりした顔をしたヨシュアが、琥珀の瞳を細めて言う。

「ありがとう」
「うん。―――良かったね、ヨシュア」

 何に対しての礼であるのか、ヨシュアは言わなかった。
 エステルもまた、それを問わなかった。

 それは、口にしなくてもわかることで。そのまま抱き寄せられて、口付けを交わす。
 幸せな気持ちの、長い長い口付け。
 次第に、甘く唇を食むように触れていたその口付けが、少しずつ深いものに変わってきて。
 息が乱れ、覚えたての深いそれになんとか応え、強く抱きしめられて。ふいに力の抜けた身体を押し倒され、もっと深く入り込んでくる舌に、一緒に思考も絡め取られていくようで――――。
 しかし口付けが首筋に降りてきた瞬間、エステルはヨシュアを思い切り押しのけた。
128家族で恋人で 勝手に続き 4:2006/05/22(月) 21:24:50 ID:4k0MeRcS
「だッ―――ダメ!!」
「……エステル?」

 まさか拒否されるとは思っていなかったヨシュアが身を押されるままに、素早く自分の下から回避したエステルを捕まえ損ねる。 

 全てが終わって、その中で心残りであったことをようやく終わらせることが出来て。最愛の姉に、最愛の少女をやっと紹介することが出来て。
 その安堵感のままに、言い表せない幸福をもっと味わいたくて。昨日の今日というのはさすがにどうかとは思うけれど―――味わったばかりの熱を今だからこそ感じたくて、腕を伸ばすが、ベッドの端に逃げ込んだエステルには届かなかった。

「エステル―――」
「だ、だだだだ駄目!駄目ったらダメ!」

 自身を庇うようにエステルは両肩を抱いて拒否する。
 近づいてくるヨシュアに、

「やだったら!ま、まだあたしは痛いのよっ」

 今日一日中、身体はまだ熱を持っていて。
 男を受け入れたばかりの身体は、なんだかまだ間に挟まっているような気がして歩きにくく、どう頑張ってもがに股に近い歩き方になってしまった。必死になってそれを押さえ込んで、どうにか一日乗り切ったというのに。そこにまだ追加しろというのか。

「それにヨシュア、また痕を付けるつもりでしょっ」

 服の上からは見えないが、寝巻き姿を剥いだその下には、赤い印が幾つも残されている。昨夜、思う存分にヨシュアが付けた痕だ。
 しっかりと自分の身体を抱きこんで、涙目でエステルは断言した。

「そんなの、しばらく禁止!」
「エス――――」
「痕が全部消えるまで、ぜーったいダメー!!」

 フレイムジッポーあたりをうっかり装備し忘れ、氷付け状態にされたときのように。
 腕を伸ばした形のまま、ヨシュアはしばらく動かなくなった。

 エステルからしてみればそれは大きな照れ隠しで。
 昨晩散々……一度だけならまだしも、というわけではないけれど、とにかく思い切り……しかも二度も連続での翌日に――――おまけに、今日は彼の姉に紹介してもらったばかりなのだ。そんなことがあったばかりのその日に、なんて。
 あるわけではないがまるで彼の姉に見られている状態でするような気がして。恥ずかしくて恥ずかしくて、そんなの、非常識極まりない。
 対するヨシュアからしてみれば、そんな後だからこそ、なのだが、この日は結局、ヨシュアはそれ以上触れさせてもらえないどころか、傍に寄る事さえ警戒された。

 見るからに肩を落として、ひとり自分のベッドに戻るヨシュアにちょっと可哀相かな、と思いはしたけれど、痛い思いをするのはこっちなのだ。ちょっとの間ぐらい、我慢してもらいたい。
 痛いのは最初だけだ、という知識ぐらいは、エステルにもある。でもだからといえども、その、やっぱり、嫌。


 あの日が、痛いだけの夜だった、というわけではない。
 思い出そうとすると火がつきそうなほど顔が赤くなるからあまり思い出そうとしないようにするけれど、痛みだけが記憶に残っているんじゃなくて。
 痛くて、痛くて、切なくて、でも嬉しくて。ヨシュアの事はほとんど知っているつもりでいながら、まだまだ全然知らなかった事を思い知らされて、でも知ることができて。繋がったのは身体だけじゃなくて、心も同じで。
 それだけで、あの痛みも、付けられた痕も、全てがその証拠のように思えてきて。それだけで幸せだった。
129家族で恋人で 勝手に続き 5:2006/05/22(月) 21:26:38 ID:4k0MeRcS
 あの日の朝、いつものようにヨシュアに起こされて。
 そしていつものように、盛大な伸びから一日を開始しようとしたけれど、身体を伸ばしかけた瞬間下腹部に痛みが走り、もんどり打つようにしてそのままベッドに倒れ戻ってしまった。
 後から考えてみれば、それは痛みと呼べるほどでもないはささやかなものだったのだが、無防備すぎる寝起きに感じるものというのは、対比などなくとかく痛く感じてしまう。
 何故ここまで痛いのかと疑問に思っていると、顔色を変えて心配したヨシュアが慌てて覗き込んできた。

「大丈夫!?もしかして、昨日の……」
「ったぁ……だ、だいじょーぶ、だいじょーぶ……。って、昨日って?」

 痛みに涙が出てきた視界の向こう、長い間家族として暮らしてきた少年が思い切り固まったのを見つけて、寝る直前にあった出来事を思い返し、それを理解するまでにかかった時間は約1分ほど。
 見守る前で、みるみるエステルの顔は赤く染まっていくが、ヨシュアが最初に受けた衝撃はあまりにも大きすぎた。
 いくら寝起きだからといって、初めての夜を終えた朝一番に交わした台詞がそれというのは、あんまりではないだろうか。甘い会話を期待していなかったといえば嘘になるが、せめてもう少しあるんじゃないのだろうか。物覚えが悪いにしても程がある。
 その後色々あって、結局最終的に全てがヨシュアの責任とされ、それも認めるのだけれど。これはしばらく忘れられそうにないだろうな、と少年が深く胸に刻んでいることなどエステルには知るよしもなく。

 ただ、あの朝。
 確かに色々あって、痛みも続いていて、はっきりいって体調的には好調とはいえなかったけれど。
 自分が眠ってしまった後の話を聞きだしていく内に、寝ている間中、ずっとヨシュアが抱きしめていてくれたことがわかって。
 先にヨシュアのほうが目を覚ましたから、その感触はいまいちわからないけれど。それでも、それを知って、やっぱり恥ずかしくてどうしようもなくて、でも幸せだった。
 だから、言ったのだ。泣きそうな顔をしたヨシュアに、そんな顔はしないでほしい、と。
 ヨシュアのそんな顔はもう、嫌というほど見てきた。これから先もまた見ることになるなんて、とんでもない。見るならもっとちゃんとした幸せな顔を。
 自分がそばにいる事で幸せだと言ってくれるのだから、それに見合う顔を。もう、その幸せを陰らせる理由なんてないのだから。
 そして求められるのなら、自分でいいのなら、応えてやりたい、とも思っている。
 ―――翌日はなんというか、それだけは譲れずに思いっきり拒んだけれど。

 宣言どおりに、付けられた痕が消えたら、そしてヨシュアが望めば、そのときによって変わるかもしれないけれど、一応、その望みをかなえよう、とエステルは思っていた。
 いつも我が儘を言っているのは自分のほうで。ヨシュアの方から甘えてくるなんていうことは貴重なのだ。
 甘えてしまうのは、つい頼ってしまうのは、もう昔からの癖のようなものになってしまっていて。どんなに甘えないようにと思っていても、やっぱり甘えてしまう。
 ヨシュアは優しいから、いつだってこちらの我が儘も甘えも、全部受け入れてくれている。だから、滅多にみせない彼の甘えは、受け入れてあげたい。

 それでもその夜以外、ヨシュアが求めてくることはなかった。

 キスはある。甘く触れるものから、少し深いものまで。
 抱擁もある。自分から抱きつくときもあれば、不意をついて急に抱きしめられるときも。
 けれどどちらもそれだけで、彼はそこから先に進もうとはしなかった。

 夜、眠る前。
 強く抱きしめられたときに、これからまたあるんだ、と覚悟を決めたときだって、ヨシュアはただ優しく抱きしめ、額に口付け、おやすみ、とだけ言って身を離した。


 ―――これから、いっぱいこんなことあるって言ったのに。

 期待している、というわけじゃないけれど。

 ―――痕が消えるまでって言ったのに。

 確かに、慣れない国での生活と遊撃士の仕事に忙殺されて、それどころでなかったときもあったけれど。

 ―――今はもう、消えたのに。

 付けた本人なのだから、どれぐらいで消えるかぐらい知っているはずだ。

「…………ばか」

 鏡の前、エステルは朱色の瞳を潤ませた。
 小さくつぶやいた言葉は、自身を映す鏡の中へと消えていくだけだった。
130家族で恋人で 勝手に続き 6:2006/05/22(月) 21:27:39 ID:4k0MeRcS
 風呂からあがってくると、室内は真っ暗だった。
「あれ……?」
 まだ水気の残る黒髪をタオルで少し拭いて、ヨシュアは首を傾げた。
「エステル、もう寝たの?」
 ついさっきまで彼が使用していたバスルームの明かりだけを頼りに室内を見渡す。確かに人の入る気配がある。それは、抵抗なくなじんだ気配。姿を見るまでも無く、愛する少女のものだ。
 けっして広い部屋ではないこの部屋の作りは―――別にこの宿に限ったことではなく、値段にさえ気を使えば大抵の宿はほとんど手狭で、一つの部屋の中に寝台だけが並べてあるものだ。
 すぐに見つかる寝台を見れば、二つ並んだそれのうち一つが、人の形に膨らんでいる。
 珍しいこともあるものだな、とヨシュアはバスルームの明かりを消さず、ベッドに近寄る。
 どんなに眠たくてもエステルは眠らずに待っていてくれるし……たまに限界を超してしまって、眠ってしまうときもあるけれど、そんなときはいつの間にか寝てしまっていたものが多く、
 布団も被らず横倒しで寝ている。わざわざ室内の明かりを消すようなことはしない。
「エステル?」
 彼女が潜り込んでいるベッドの枕元を見れば、毛布に包まっているのがわかった。
 やはり寝ているのか、反応を示さない。
 でも、どこかおかしい。
 何がおかしいのかわからないが、違和感を感じてヨシュアはエステルの顔を覗き込んだ。目をつむり、唇を引き締めて。たてられる呼吸音は、眠っているにしては小さく、そしてやけに早い。
 手を伸ばして頬に触れてみると、そこは熱を持っていて。
 違和感の原因に気がついた。エステルの寝方だ。普段の元気から反するように、眠っているときの彼女は大人しい。そして丸まって眠るようなことは滅多にしない。
 今彼女は、膝を抱えるほどに身を丸めている。
「エステル、どこか具合が悪いの?」
 昼間は別に、どこか様子がおかしかったようには見えなかった。一日終えて、疲れが一気に来たのだろうか。
 声を掛けても反応はなく。頬に手を伸ばすと、ぴくりと瞼が動いた。ぼんやりと瞳が開かれる。いつ見ても思う、綺麗な―――澄んだ瞳。
 けれど開かれた瞳はなぜか戸惑っているように見える。目の前にいるのがヨシュアだと確認すると同時、すぐに目を逸らされてしまった。
「エステル?」
 これはなんだろうか。
 触れた頬は少し熱い。湯上りだといっても、エステルが身体を流してから少しばかり時間が経っている。
 戸惑っているような、照れているような、どこか怒っているような。ちょっと推測の付けようがない。何しろ、風呂を交代するつい先ほどまではいたって普通だったのだから。
 ようやくエステルが口を開いた。
「なんでもない」
 早口なそれは、照れているように聞こえて。
「えっと、灯り、消えてたみたいだけど……」
 それはどうして?と続ける前に、この薄暗い中でもわかるほどに少女の顔が赤くなった。まだ触れたままだった頬が急激に熱を持ち始めている。
「なッなんでもないの!ちょっと眩しいなって思って消しちゃっただけよっ!ヨシュアがこんなに早く上がってくるなんて思ってなかったからっ」
「僕?いや、いつもと同じぐらいだったと思うけど……」
 普段どおりの手順で汗を流したはずだ。ついでにいえば、少し気を緩めていたので普段以上に長湯気味だったようにヨシュアは感じていたのだが……。
「な、なんでもないったらなんでもないっ」
 ヨシュアの手をはね除けるようにしてエステルは寝返りを打つ。
 そして相変わらず丸まったまま、ヨシュアに背を向ける。
「エステル?」
 行き場の無くなった手を所在なさげに宙に浮かせたままに少女の名前を呼ぶが、再び反応が貰えなくて。
 何故そうなったのか分からず、ヨシュアはただ首を傾げた。
131家族で恋人で 勝手に続き 7:2006/05/22(月) 21:28:36 ID:4k0MeRcS
 ヨシュアに背を向けてエステルはぎゅっと自分の身体を抱きしめる。
 顔が熱い。どうしようもないほど。
 一枚だけじゃ頼りない毛布を必死にたぐり寄せて身体にまきつけて、きっと下手したらすぐに気が付いてしまうヨシュアに聞こえないようにとやけにバクバク言っている心臓に胸を当てて。
(き……気付かれた?)
 限界までたぐり寄せた毛布をもっと引き寄せ、身体を丸めながらエステルは様子をうかがう。すぐ後ろに立っている気配はそこから動く様子はなくて、不安と同時に安心もする、なんだか変な気持ち。
 身体全体が頼りない。落ち着かない。毛布一枚だけじゃ、心もとない。
 絶対に気付かれたくなくて。
 恥ずかしくてどうしようもなくて。
 毛布の下、治まる様子のない心臓を押さえつけて、エステルは改めて自分の状況を呪った。この下には今、何も付けていなかった。
 寝巻きも下着も身に付けず、最後の砦のように守ってくれているのはちりちり肌に刺さる毛布だけなのだ。
(あ、あたしのバカっ……!)
 別に好き好んでこんな格好で丸まっているわけではなかった。それなりの理由があって、それなりの仕方のない手段で、結果としてこうなったのだ。

家族で恋人で  勝手に続き  その7

 ヨシュアと交代してバスルームを出た後、エステルはしばらく物思いに沈んでいた。
 スプリングのそれなりに効いたベッドの縁に腰掛け、ため息をつき。乾いていない髪をタオルで拭きつつ目に留まったのは、やはりこの部屋にも置いてある姿鏡。
 そっと近づいたそれに映り込む自分の姿。先ほど風呂場で何度も確認したものと違って、お気に入りの寝間着にくるまれたそれは、明らかに消沈した顔をしていた。

「あたしってやっぱり……まだ色気って足りてないのかな」

 ぽつりとつぶやいたことで後悔が湧き上がってくる。その表情や仕草は、大抵の男なら一発で落とされてしまいそうなほどに保護欲をそそられる、なんとも悩ましげなものだったが、生憎とそれを証明してくれるものは今この場にはおらず。
 もちろん自分でも気が付かぬまま、寝間着の上から胸、腰、尻、と押さえつけていってみる。体重とかスタイルだとか、そんなことを激しく気にしたことはないが、女の子としてそれなりには気にしているわけで。
 その中で、決してスタイルだけは悪くないという自信があった。
 鍛えてある分、全体的に引き締まっているし、だからといって筋肉質になっているほどでもないし。無駄な肉はないはずだし、くびれもちょっとはあるつもりだ。
 胸だって、小さいというわけでは………………。

「……だ、だめよエステル。シェラ姉を基準に考えちゃ。あれは規格外、規格外!」
 ふるふると頭を振って、一瞬過ぎった姉貴分のボリュームをうち消す。
 あれは結構反則だと思う。たいしてばかすか食べるわけでもないし(お酒は別物だが)、充分な運動だってしている。だからシェラザードも、エステルと同じく無駄のない均整の取れた体つきをしている。
 違いがあるとすれば、年齢だとか経験とか、絶対そんなんじゃない。と思う。思いたい。


 時折「肩が凝って困るわ」なんて口走るやたら大きく形のいい胸や、本当に同じ女性なのだろうかと疑問に思ってしまう腰つき。あの人はきっと、別世界の住人なんだから。
 だからあれが魅力的な女性像だなんて、思ったりしたらオシマイのはずだ。

 でも………。
「胸……大きい方が、ヨシュアもよかったのかな……?」
 一度考えたらもう奈落のループに迷い込んでしまう。
 期待しているわけではなくて。自分から言い出すなんてことも出来そうになくて。でも、どうしようもなくて。


 どうしてヨシュアは何も言わないんだろう。
 どうしてヨシュアは何も訊かないんだろう。
 どうしてヨシュアは何もしてくれないんだろう。

 ぐるぐると回る思考の中、結論は自分へと向いていく。
 姿鏡に映った自分の姿。


 あたしの身体、ヨシュアが気に入らなかったから?
 あたしの身体、ヨシュアの期待はずれだったから?
132家族で恋人で 勝手に続き 8:2006/05/22(月) 21:29:25 ID:4k0MeRcS
 馬鹿なことを考えているという自覚はあったけれど、そんな自覚は一度はまった思考に全部端の方へと追いやられていってしまう。
 鏡の前、泣きそうなほどにくしゃりとエステルの顔がゆがんだ。
 さりげなく痕が消えたことを告げたことがあった。
 ものすごく恥ずかしかったけれど、言い出したのは自分なんだからと言い聞かせて、胸元に付けられていたそこを見えるように、見えないように、でも見せながら。
 それでもヨシュアはそれに気付いたか気付いてないのかよくわからない反応で、以後彼の言動にも特別変わったところは見えなかった。いつも通りの優しいキスと、優しい包容だけで終わる一日。

 不安が一気に押し寄せてくる。
 その不安に押されるようにエステルはさっき着たばかりの寝間着を脱いで、慎ましく身体を包んでくれる下着すらも脱ぎ、先ほどシャワーを浴びる前にしたように、鏡の前で自らの裸身をさらした。
 室内灯の明かりの下で見たその身体はみずみずしさに溢れ、ただ静かにたたずんでいる。水気のある髪が肌にぴったりとひっついて、自分じゃない別の人の身体のようにも思えた。
 今まで特別な不満を持ってこなかった見慣れた自分の身体に、幾度か見たことのある、シェラザードの体躯が重なる。

「あ…………」

 明らかな違い。あからさますぎる相違。
 それにエステルは、行き着かないようにしていた答えに辿り着いてしまった。

 …………だからヨシュアは、ずっと何にもしてくれないの?

 そんなことない。ヨシュアはそんなの気にしない。
 ヨシュアは自分の身体が欲しかったのではなくて、エステル自身を好きだと言ってくれたのだから。ずっとエステルを想ってきてくれたと彼はちゃんと言った。
 エステルから拒否したといえども、ヨシュアはあの後もエステルに求めてきている。だからそんなことあるわけがない。……頭ではわかっているはずなのだが、そう思いたかったが、一度でも思ってしまった嫌な考えは消えてくれなかった。


「……寒い」
 ぶるっと身震いをして、両腕を抱く。衣服を脱いだことを思い出した。
「湯冷めしちゃうな」
 風邪をひいたりしたら大変なことになる。
 体調管理は遊撃士として基礎中の基礎だし、何よりもそんなことになったら―――。
「ヨシュアがめちゃくちゃ心配するものね」
 風邪をひいたとき、自分の枕元で必死に看病してくれた子供のときの事を思い出して、くすくすと笑う。
 熱が出て苦しいのはこっちだというのに、ヨシュアのほうが苦しそうな顔をしてずっとついていてくれるたのだ。そうしていつも彼に風邪をうつしてエステルは完治していた。
 今思えば微笑ましくあると同時、そのときからも十分ヨシュアから想われていたのだ。
(へ、変なこと、考えるのよそう……)
 心配することなんてないはずだ。
 自分達はもう、恋人なんだから。たまたま、ヨシュアがそういう気になれてないだけで……自分の思い過ごしでしかないのはずだ。そもそも、そんなに短い周期でやるようなことでもない、はず。
「と、というか、なんかそれってあたしかなり期待してたみたいに……」
 そのときだった。
 服を着ようと脱ぎ捨てたばかりの服に手を伸ばしたエステルの耳に、シャワールームの扉を開ける音が聞こえてきた。
「へ?」
 耳を澄ませてみると、先ほどまで時々聞こえていたシャワーの音が完全に止まっていて。いつ頃から止まっていたのか思い返してみると……だいぶ前からのような気がする。それどころかシャワー室を出てくる人の足音さえ聞こえてくる。
 ヨシュアが湯浴みを終えた音だった。下手をしたら着替えすらも済ませている可能性が非常に高い。
「えっ、ちょ、ちょっと待った……!」
 見下ろした自分の身体は、一切服を着ていない。慌てて下着を手に取るが…………服を着ている時間などあるのだろうか?
「ど、どうしよっ…………!」
 素っ裸で衣類を抱え持つ姿。そんなの、ヨシュアには絶対に見られたくない。ヨシュア以外にも見られたくはないけれど。

 どうしようどうしようどうしようどうしよう。
 焦れば焦るほど何もできないまま時間は経過していく。とにかく一にも二にも服を着ればいいということはわかっているけれど、体がうまく動いてくれなくて。
133家族で恋人で 勝手に続き 9:2006/05/22(月) 21:30:16 ID:4k0MeRcS
 焦りに駆り立てられ立ち往生してしまったエステルは、泣きそうな顔で部屋の中を見渡した後、目に付いた室内導力灯のスイッチに飛びついた。部屋が一瞬で暗くなる。
 それから急いで、明るいときの間に記憶していたベッドに潜り込む。

 こうして、毛布にくるまっただけの姿が出来上がった。


 背中から感じていたヨシュアの気配が動いた。
 つい神経を張りつめてその様子を探っていると、かすかな音と共に目の前が明るくなって、エステルは目をしばたたかせる。
 室内導力灯が付けられたのだ。
「えっ?」
「ゴメン、眩しかったんだよね。でも、ちょっと待って」
 そうして突然の明るさに慣れていないエステルに近づいて、ヨシュアは彼女の顔を両手で挟み少しばかり強引に自分の方に向かせた。
「顔色……は、大丈夫だね。目も大丈夫。冷えたわけでも無さそうだし……。でもエステル、髪はちゃんと乾かさないと、風邪ひいちゃうよ」
「ちょ、ちょっとっ」
 その手から逃れようとするけれど、寝転んだままの体制では難しくて。両手は毛布の端を掴むのに精一杯で、手放すことは出来ない。
「どこも悪くないってば!」
「なら、どうしてさっきから目を合わさないようにしてるのさ。何か隠し事でもあるの?」
「な、ないないないないっ!そんなものない!」
 余計に妖しい。
 ヨシュアが顔を近づけると、エステルの目がさらに泳いだ。明らかに何かある。
 無理強いしてまで聞き出そうとは思わないけれど……こうまで露骨に隠し立てされるとさすがに気になった。
 相変わらず小さく丸まった状態のエステルを流し見て、ヨシュアはため息を押し殺す。
「……僕には言えないこと?」
「い、言えないっていうか……ヨシュアには知られたくないって言うか……」
 実はこの下には何も身につけていないの、なんて絶対に言えない。
 けれど一瞬曇った恋人の顔を見て、しまったと口を押さえてももう遅かった。
 少し痛んだ胸の内を隠そうと、知らず微笑んでヨシュアは少女を解放する。
「そっか。ゴメンね、無理に聞き出そうとしちゃって」
「え、あっ。ち、違うっ」
 押し殺したような寂しげな声にエステルは焦った。
 頬を包んでくれていたはずのヨシュアの手を追ってエステルが慌てて手を伸ばす。片手だけじゃ足りなくて、両手を使ってその手を捕まえる。
134家族で恋人で 勝手に続き 10:2006/05/22(月) 21:30:52 ID:4k0MeRcS
 そして、ヨシュアは目を見開いて固まった。
 一瞬、何故ヨシュアがそこまで動きを止めたのか―――エステルにはわからなかった。一拍置いて、自分がどういう状況でいたのかを思い出す。
 ヨシュアの腕を取るために離してしまった毛布は胸元から完全に落ちていて。
 かろうじて肩からかかっていた端が、ぎりぎりで少女の胸の途中から下は隠してくれていた。
 それでもかなりの大部分があらわになり、寝巻きどころか下着までを着ていないのは明白で。
 そして手を伸ばし捕まえるには、上半身の力だけではバランスを上手くとれなくて、無意識に両足にも力を込めることになる。
 その結果、まとって隠してくれていた毛布を大きく跳ね除けて、片足は大胆にも付け根の近くまで夜気にさらすこととなっていた。
 いわゆる、あられもない格好という状況。

「…………………え…………………?」

 徐々に顔を赤らめていき、ヨシュアがそれだけ言う。
 その声を聞いて、自分の状況を確認したエステルが、

「ひっ…………―――きゃぁぁぁぁっ!!」
「―――うわっ。ちょ、ちょっと、エステル!」

 力の限り悲鳴を上げて掴んでいたヨシュアの腕を放り出して毛布をめちゃくちゃにたぐりよせて側にあった枕を手に取り、―――思い切りそれでヨシュアを叩きながら言う。
 枕は柔らかいのに、必要以上に痛い。
「見ないで見ないでぇー!!い、今の忘れてっ!!なんでもないから!」
「何でもないって…………エステル、痛いからっ!ちょっと落ち着いて……」
 むちゃくちゃに暴れる少女から距離を取り、枕を持った攻撃範囲からは脱することに成功。でもまだ、一瞬見た光景が忘れられない。しっかりと瞼に焼き付けられた少女の半裸姿に、高まった動悸を押さえつけられない。
 枕をぶつける対象が遠のいたエステルが、ベッドの中央に座り込んで息を荒げていた。毛布をもう二度と離すものかというまでにきつく胸元で握り締めて、枕を盾にするように構えて、その影に隠れようとしている。
「あの……その、エステル?なんでそんな格好、を?」
 動揺するあまり上手く舌が回らない。
 エステルは聞かれたくない事を聞かれたというように反応して、耳まで真っ赤になっていく。

「ち、違うの。別に深い意味なんてないの。ただ鏡見てたら色々確認したくなってきてそれで……!」

 だからといって服を全て脱ぐという行動は、色々と別の意味を想起させるには十分で。
 そんなつもりはまったく無いけど、誘っていると誤解されてもおかしくないことぐらいエステルはわかってる。わかっているから、なんとかしてそんな誤解はされたくない。

「ちょっとそれでぼーっとしてて!ヨシュアが上がってくるの気付かなかったのっ。それで慌てて、それでついおもわず灯り消しちゃってそれで」

 相当混乱しているようで、ヨシュア以上に言葉がおかしくなっていた。
 反面それを見てヨシュアはやや落ち着きを取り戻してきた。頭の中では先ほどの光景がちらついて離れないが、明らかに動揺しまくっているエステルのためにも表面上だけはできるだけ平静を装おうとしていて、

「あ、うん。そう、そういう理由だったんだ」

 あまり出来ていないようだった。
 そのまま、どうしようもない沈黙が二人の間にしばらく流れていく。
135家族で恋人で 勝手に続き 11:2006/05/22(月) 21:31:53 ID:4k0MeRcS
 口を開いたのはヨシュアからだった。
「あの……その。エステル、」
 相変わらず枕を盾にして隠れているエステルが目線だけを上げてきた。
「とりあえず、服、着たほうがいいよ。本当に風邪ひいちゃうから」
 盾にした枕だけでは少女の身体の全ては当然隠れきれていなくて。
 毛布から伸びている妙になまめかしい脚や、おそらくエステル本人は気が付いていないであろう、上手く毛布を羽織れずにむき出しになっている肩の細さが嫌でも目に入る。
 おまけにそんな状況で見上げてくる目は羞恥で潤んでいてどうにも危ない。
 すみやかにこの場を離れないと、そのまま襲ってしまいそうだ。
 
 いや、襲ってもいいはずだ、と囁きが聞こえる。
 自分達はもう恋人で、彼女は一度受け入れてくれた。あの時特別に嫌がられたり、無理強いをした記憶はない。
 だから躊躇する理由はなく、互いに合意が持てればいつだって許されるはずのこと。
 今だって少女は否定の言葉を口にしたが、もしかしたら誘っているのかもしれないし。
(いや、エステルに限ってそんなこと――――)
 一度だけとは言えども結ばれた後も、少女の清純潔白な笑顔は変わらなかった。それどころか、よりいっそう輝いたものになった気がする。
 一歩どころか何十歩も縮まった距離に酔いしれている。
 それだけで満足できるはずなのだ。本来なら。
 彼女は何もかも受けて入れて、全てを彼に捧げてくれたのだから。 
 だからあれから一ヶ月、耐えることが出来た。あの一夜があったからこそ、その後を必死に耐え続けた。
 途中何度も押し倒しそうになって危なかったときもある。
 未だに舌を絡めるキスに慣れない彼女が、それでもなんとか自分に習って舌を伸ばしてきてくれる時や、まだ湯気の香りの残る風呂上りに無防備に近づいてきたとき。
 寝起きのとろん、とした眼差しや、エステルの方から擦り寄ってくるその肌の心地よさ。
 抱きしめて、腕に閉じ込めて、安堵したように身体を預けてくる彼女の体温。
 でもそれに少し力を込めると、途端に少女は身を強張らせる。
 そうして結ばれた翌日に拒否されたことを思い出してしまって、それ以上何も出来なかった。
 この一ヶ月間、ずっとそんなことを繰り返している。


 冷静になって考えれば、あの日エステルはただ恥ずかしかっただけで、本気で嫌がっていたわけではなかったのだろう。
 その証拠のように以後彼女は妙にヨシュアに気を使っていた。
 付けた赤い印自体は一週間もあれば十分消えているはずだ。待っていたのか、それともどう言っていいのかわらかなかったのか、それからさらに一週間ほど経ってからエステルは少々大胆な行動にでてきていた。
 寝間着の胸元のリボンをほどいて、胸の谷間…………一際大きく痕を付けていた部分が見えやすいような格好のまま、キスをねだってきた。
 …………あの時は確かに誘われていたのだと思う。
 けれどどうしても、照れ隠しにといえども徹底して否定されたことを忘れきれなくて―――我ながらいつまでもうじうじと、と思うけれどもヨシュアからしてみれば重要なことだった。

 ―――エステルを傷つけたくない
 ―――エステルを悲しませたくない

 だからわずかでも彼女から否定の言葉や反応が出るのなら―――もうそれ以上何も出来ない。
136家族で恋人で 勝手に続き 12:2006/05/22(月) 21:32:44 ID:4k0MeRcS
 それがそろそろ限界にきつつあるこの時に見た、先ほどの姿。
 本当にやばいと思った。もう少しで枕を持って暴れる彼女の腕を押さえ、組み敷いてしまうところだった。いや、下手をすれば彼女が枕を掴む余裕さえもたせなかったかもしれない。
 自制心を総動員させてぎりぎりのところで押さえ、そのことを悟られない言葉を探すのにも一苦労だった。
 何をどう口を開いても、抱きたい、という言葉しか出てこなかったから。


 当たり障りのない言葉がちゃんと出てきて良かったと安心したのは数秒ほどだけ。
 エステルからなんの返事も返ってこないことに気が付いて、見ないようにしていた少女を盗み見てみると、彼女は枕から顔を出してまっすぐにこっちを見ていた。

 先ほどまで羞恥と興奮で上気していた頬は妙に蒼白で。
 柔らかな唇は何かを言いたそうに開いたまま止まっていて。
 そして朱色の瞳は無表情に大きく見開かれ、ヨシュアが見守る前でじわじわと潤んでいき…………やがて大粒の涙が溢れ落ちていった。

「―――え?」


「ヨシュアの…………ヨシュアの―――――バカァ!!」


 力いっぱいに盾にされていた枕が投げ飛ばされてきた。
 避ける暇なんて無くて、けれど顔をめがけて飛んできたそれを腕でカバーする。戸惑いながらもエステルの姿を探すと、彼女は変わらずそこに座っていた。
 盾にしていた枕がなくなって、くるんだ毛布以外に本当に身体を隠すものが消えて、かなりきわどいことになっていて。
 胸元は何とか隠れているものの肩から落ちた毛布はそのままだし、今まで枕でよく見えていなかった脚は太ももの半ばほどまでめくりあがっている。
 けれどそれよりももっと目をひきつけるもの…………涙をこぼし続けるエステルの顔。
 血の気の引いていた顔は一気に熱が上がり赤くなり、柳眉を逆立て歯を食いしばっている。歯の音が合わないほど強くかみ締めているようで、小刻みにその小さな顎が震えていた。
 自分のあられもない格好など少しも気にせずに、投げつけたままの姿勢でエステルはヨシュアを睨みつけていた。
 変わらずに涙は次々と溢れ続けている。
「エステル―――?」
「バカ!バカ!ヨシュアのバカ!近寄らないでこっちこないでよ!」
 そうは言われても、泣いている彼女から目を離すことは出来なくて。
「見ないでったら!そんな―――そんなこと言うぐらいなら…………ひぐっ」
「あ……エステ―――」
「寄らないでっ!!…………お願い、もぅ、いいからほっといてっ」
「いいからって……よくないよ、どうしたのさ急に―――」
 エステルは顔を覆って泣き始めていた。
 近寄るなと言われ側によるのは非常に躊躇ったけれど、今の彼女を放っておくことなどできそうにない。
「いいからこないで!」
 再度少女が拒絶する。
 ヨシュアは足元に落ちていた枕を拾い、途方に暮れるしかなかった。
137家族で恋人で 勝手に続き 13:2006/05/22(月) 21:33:40 ID:4k0MeRcS
 溢れて止まらない涙がくやしくて、くやしさがまた涙を集めてきて。
 ヨシュアが心配している気配を感じる。
 でもそれになんて返したらいいのかわからない。
 何かを言おうとしても歯の根が合わなくて上手く言葉も作れない。
 どうしようもない激高に苛まれて思考がまとまらない。 

 ぐるぐるぐるぐると、ヨシュアに言われた言葉が突き刺さって頭の中を巡ってたまらなく悲しい。
 それは自分を心配してくれる言葉だというのはわかってる。気にかけてくれた言葉だってちゃんと知ってる。
 ヨシュアはいつだってエステルを見てくれるし、見守っていてくれるし、とても大事にしてくれる。
 エステルが傷つかないように。エステルが悲しまないように。
 共に歩いていくと言う誓いを守るために。
 いつだってそれを最優先にして、愛してくれる。
 エステルだって同じ気持ちだ。ヨシュアが傷つくようなことはしたくないし、困らせることも悲しませることもやりたくない。やらない。
 でも今は…………今だけは、それを考えられそうにない。それがまたくやしい。

 ヨシュアを傷つけたくないし、苦しめたくない。望むならどんなことでも叶えてあげたい。
 ヨシュアがエステルを大切にしてくれるように、自分だってヨシュアを大切にしてる。
 だから、決して、期待していたわけじゃない。誓って言える。
 でもヨシュアが望むなら、本当に構わないと思ってる。それも本当。

 わざとだったわけじゃない。きっと言い訳にしか聞こえないだろうけれど、今の自分の格好は明らかに偶然と事故の結果で、狙っていたとか誘ってるとかそんな話じゃなくて。
 ただ隠し通そうとしただけでまさかあそこまで…………それもこんなに明るい中でばれるというか自分から見せるような格好になってしまって。
 混乱した中で、そんなに酷い事を言ったつもりはなかった。と思う。そのあたりはヨシュアもなんだか納得してくれたようだったから、問題はないはずだ。
 でも彼はしっかり見ていた。あの瞬間に彼女が何も身に付けていないことまで気付いたはずだ。だから目を逸らそうと必死になっていたし、大人しく殴られてもいたのだ。
 本来だったら彼はあれぐらいすぐに避けられる。甘んじて受けようとするときもあるけれど、今日のは違う。普通に身動きが取れなかっただけだ。それぐらいわかる。
 だからそれは…………もしかして、少しでも見とれてくれていたのだろうかと自惚れていた。避ける事を忘れるぐらいに見ていてくれたんじゃないかと。
 つい直前までそのことで悩んでいたから余計に嬉しかった。
 嬉しくて、だからヨシュアの反応しだいでは、なんて甘い事を思っていた矢先で彼が口にしたのは見当外れのこと。
 聞いた瞬間、何を言われたのかわからなかった。
 意味を理解していくにつれて――――枕を投げつけていた。もっと近くに彼がいたら、殴りかかっていたかもしれない。
 ヨシュアが悪いわけではない。そんなことぐらいわかってる。
 彼はただ気遣っただけ。
 エステルの事を考えてくれて、エステルの気持ちを汲んでくれて、そうして出してくれた言葉。ありがたくその言葉を受け入れるならまだしも、責められる理由なんてどこにもない。あまりにも当たり障りのない言葉。
 けれどだからこそ今のエステルには辛かった。

 まるでこの身体には、なんの魅力もないと言われたように聞こえてしまった。

(やっぱりあたし、ヨシュアに呆れられてるんだ)

 彼の望んだ体型ではないのだ。
 まだヨシュアを見つけられていなかったころ。こういう事にはやたら目の利くオリビエから、今なら十分に女として色気があると言って貰ってから少しだけ自信を持っていたのに。
 敬愛するシェラザードからも、女として成長したと言ってもらえたことだってあったのに。
 他ならぬ父親からも、女っぷりが上がったとまで言われたのに。
138家族で恋人で 勝手に続き 14:2006/05/22(月) 21:34:32 ID:4k0MeRcS
(ちゃんと見てたくせに。避けなかったくせに)

 こうやってわき目も振らずに泣くところなどまるっきり子供のようで、わかっていながらもとめられそうにない。
 思えば思うほど涙が止まらず、しゃくりを上げながらエステルは泣き続けるしかできない。

(ヨシュアのバカ。そんな風に扱うなら…………あたしに色気なんて求めないでよっ)

 彼に期待していた分だけ苦しい。
 女の子としてみてくれて、女として扱ってくれて。
 そう思っていたのに、やっぱりまだ彼からしてみれば「女の子」でしかなかったのだ。全部受け止めるにはまだまだ足りない、小さな、守り大事に扱われるただの女の子とでしか…………。


家族で恋人で  勝手に続き  その11

 ふっと、部屋が暗くなった。
 泣きじゃくりながらもそれにエステルが顔を上げる。
 さっきは急に明るくなって眩しくて何も見えなくなり………そして今は、急に暗くなって目が慣れない。
「よしゅぁ?」
 小さい子のような口調で、おそらく灯りを消した張本人を呼びかけるが返答はなくて。変わりに、側に誰かの気配が来たのを感じた。直後に思い切り抱きしめられる。
 ふんわりと優しく包んでくれる、慣れ親しんだ抱擁。
「………ふぐっ………ヨシュア?」
 暖かく胸に抱き寄せられて、冷えた肩に腕が回される。このときになって初めて、エステルは毛布がかなりずれ落ちていたことに気が付いた。
(あ、あたしまたそんな格好でっ…………)
 これ以上抵抗する気になれずされるがまま腕に抱きとめられたまままた涙が溢れてくる。泣いているから胸を貸してくれてる。そういう優しさが嬉しい反面、少し苦しい。
 少しずつ暗闇に慣れてきた視界が、この部屋が完全に真っ暗ではない事を感じた。カーテンはちゃんと閉めてあるのに、どこからか光が入ってきていた。
 場所はすぐにわかった。バスルームからの光だ。
 すがるように彼の服を掴んで、胸板に頬を摺り寄せる。石鹸の匂いと、何か焦るようなことがあったのか、風呂上がりだというのに少し汗の匂いもする。
 ヨシュアの体温で身体が温まっていく感触に、相当冷えていたことも自覚して、エステルは急激に申し訳けなさが募ってきた。
 一方的に騒いで、一方的に拒否して、一方的に責任を押し付けて―――そして急に泣き出して。


「あ、あの、ヨシュア……」
「ゴメンね、エステル」
 涙が一瞬止まる。
「…………どうして、ヨシュアが謝るの?」
「正直に言って、どうしてエステルが泣いてるのかはっきりわかってないけれど。でも、僕が原因だから」
「…………」
「ほら、やっぱり」
 ぎゅぅと強く抱きしめられる。
「ヨシュアが悪いわけじゃないの。謝るのはあたしのほうよ。ゴメンね、急に泣き出したりして。ちょっと、整理付けられなくなって混乱しただけだから」
 ヨシュアが腕を緩めてくれる気配はない。
「その……ゴメン」
 エステルの方も涙が止まるまで離れたくなかった。ヨシュアの胸に顔を埋めて涙が鎮まるのを静かに待つ。
139家族で恋人で 勝手に続き 15:2006/05/22(月) 21:35:33 ID:4k0MeRcS
「そういえば……どうして、灯り消したの?」
 ヨシュアは少し躊躇った気配を感じさせて、
「エステル…………自分の格好、わかってる?」
「わ、わかってるわよっ…………………………………………え?」
 そして腕の力を緩めてくれた。
「あんまり見られたくないだろ?本当はさっさと僕が部屋から出て行くべきなんだろうけど、君が泣いてるから。せめて涙が止まるまでこうさせていて」
「あの、ヨシュア」
「大丈夫。変なことはしないから。安心して」


 また、言われた。
 腕の中でエステルの顔がくしゃりとゆがんだことに気付かず、ヨシュアはいつでもエステルが逃げ出せるようにまで緩めていく。
 それが余計に悔しい。いや、悲しい。

「なんで。なんでそんなこと言うのぉっ…………」

 再び完全な涙声に戻ったエステルがいっそうヨシュアにしがみつく。
「や、やっぱりヨシュアの所為だぁ。ヨシュアが悪いっ!あ、あたしが、あたしがおかしいんじゃないもん!」
「エステル、どうしたの…………?」
「どうしたもこうしたも……ヨシュアが原因じゃないっ!なんであたしだけっヨ、ヨシュアはそんな余裕ばっかりでっ…………う、ふえぇぇぇぇえっ」
「エステル?待って、一体どうして…………」

 少女を抱きしめておろおろとするしかない少年からは余裕など少しも感じられない。けれど脳が沸騰しているエステルは、構わずにヨシュアの胸ぐらを掴み上げる。
「もぉ!なんでわからないのよっ」
 そのまま引き寄せて、何事かを口にしようとしたヨシュアの口を自分のそれで塞いだ。

「…………ンッ…………」

 少年が琥珀の瞳をしばたたかせて呆然としていたのはほんのわずか。
 おずおずとではあったが、少女の方から深い口付けを求めてきたのを感じた瞬間、これまでぎりぎりで保っていていた理性――――
 拒否されたことや、今彼女が泣いているなんていうこと、ここまでの会話について考えること――――それらは全て吹き飛んだ。
 気が付けばわずかに差し出されてきていた少女の舌に吸い付き、きつく抱き寄せて押し倒す。少女の身体をまとっていた毛布をはぎ取って、隠す部分がないように。
 少女は嫌がる様子などなく、ただ夢中に口付けに答えてくれていた。
 荒い息と水の音がしばらく室内に響いていく。
 最後に名残惜しむように一際強く吸ってようやく解放すると、闇に慣れた目が少女の憂いた目を捕らえる。そろそろ止まりつつある涙が、彼女の上気した頬の上を伝い零れ落ちてく。
 上体を少し起こすと、隠されていない裸身が見えた。エステルを見ると、隠す気配は無かった。ただ恥らうように少し目を伏せ、口元を震わせている。
140家族で恋人で 勝手に続き 16:2006/05/22(月) 21:36:16 ID:4k0MeRcS
「ヨシュアの鈍感」
「……ゴメン」
「いっつもそう。肝心なことにだけ気付いてくれないのよ」
「ゴメン」
「……そして謝ったら、あたしは絶対許すって思ってる」
「…………」

 思っている事を見事見透かされて返す言葉が無くなると、すん、とエステルが鼻を鳴らした。
「そんなのズルい。あたしはずっと、待ってたのに。いっぱい悩んでたのに」
「…………嫌いになった?」
 嫌いにならないで、とまでは言い切れなかった。そこまで傲慢にはなれない。ましてや言う資格もない。
 


「そんなことあるわけないじゃない」
 エステルは両腕を伸ばし、ヨシュアの肩に置く。それから目を合わせずに、気まずそうにして言う。

「本当にね、気が付かなかったのよ?」
「…………」
「服脱いでたのだって、別に……その、こういうこと、じゃなくて、ほんとーにちょっと確認したいことがあっただけなの。変な意味は無いのったまたまなのっ」
「…………うん」
「で、ヨシュアがお風呂終わったのに気が付いたの遅くなっちゃって、それで慌ててたら、あんなことに……」
「うん」
「……だからヨシュア、冗談でも嫌いになるとかそんなこと言わないで。あたしはヨシュアが十分、意地悪で割と暗めで結構黒いの知ってるの。
 あと、相変わらず何考えてるかわかんなくて、未だに一人で考え事してるのは許せないとか、何にも言ってくれないのとか、妙に落ち着いているのが気にくわないとか、それから」
「えっと……まだ、出てくるの?」
「出てくるわよ。疎くて鈍いのも妙な部分で律儀なのも変わってないわよね。そして時々すっごく酷くてすっごく最低になるの」
 曲がりもなしに一度身体を重ねた恋人に、そこまで言われるものなんだろう?
 自分がものすごく最悪な人間だと言われたようで……否定する部分はないのだけれど、いくらなんでもそれは言いすぎなんじゃないのだろうか?

「あたしまだ、根に持ってるからね」

 一度側を離れた事少女は言う。

「でもね、それでも好きなの」

 何も言い返せないでいるヨシュアの肩に置いていた手を首に回して、エステルは抱きつくように少し身体を浮かせて、

「大好きよ。嫌いになんてならないから。安心して」

 先ほどのヨシュアの口調を真似て、悪戯っぽく笑った。
 

「痕、消えたね」
 しばらくの沈黙の後、ヨシュアは少女の胸元にそっと視線を落としてみる。少女は小さく頷いただけで何も言わなかった。
 バスルームから溢れる光は少女の曲線に沿って所々に影を落とし、全てがはっきり見えるわけではないけれど、滑らかな肌の上に特別な証は見当たらない。
「エステル」
 少女はヨシュアの首に腕を回したままで、自分から引き寄せようとはしてこない。だからヨシュアから身を屈めて、息の触れ合うほどに顔を近づけていく。
 互いの息が顔にかかる距離まで来て、まっすぐに見つめてくる朱色の瞳に問いかけた。

「いい?」
「うん」
141家族で恋人で 勝手に続き 17:2006/05/22(月) 21:37:07 ID:4k0MeRcS
 返事がすぐに返ってきて少女が目を閉じたので、そのままキスをしようともっと顔を寄せたのだけれど、唇に遮るモノが当たった。
 見れば、目を開いた少女が指でヨシュアの口を押さえている。

「待った。ヨシュアも脱いで」

 一瞬言われた意味がわからなかったが、すぐに納得した。何も身につけていない少女に対して、ヨシュアはきちんと寝間着を着ているまま。
 別に着たままでもヨシュアの方には特に問題はないのだが…………そんなことを言ったりしたら、さすがに怒られそうだ。服を脱ぐわずかな時間すらもどかしいなんて口にしようものなら、本気で嫌われるかもしれない。

 そんなヨコシマな考えが伝わったのか、エステルは怪訝そうな顔をする。
「ヨシュア、今何を考えてたの?」
「いや、別に。大したことじゃないよ。少し待っててね、すぐに脱ぐから」
「あ、あの、そんなに急ぐ必要は…………」

 エステルから身体を離し、すぐに服を脱ぎ捨てる。
 再び少女の身体に覆い被さる前に、念のために尋ねてみた。

「灯り、どうする?」
「出来れば消して欲しいけど…………今日、新月だったわね」

 前回の時のように月明かりを頼りにするわけにはいかない。
 エステルは戸惑うようにバスルームと、ヨシュアと、自分の身体を何度も見直して、それから諦めたように身体を抱いた。
「あ、あんまり見ないでね?」
「……見ないと何も出来ないよ」
 苦笑して寝転んだ少女の身体を抱き寄せる。寝間着越しに感じていたものより直接触れ合う肌が妙に心地よくて、少女の首の後ろに手を回しぴったりと身体が合わさるように抱き合う。
 願ってきたものがまた手に入る喜びに、ヨシュアは少女の身体を抱きしめながらそっと打ち震えた。
 柔らかで小さな身体はやはり冷え切っていて。少しでも早く暖まるようにと細い背を撫でていく。エステルはくすぐったそうに身をよじって、けれど自ら身体を擦り寄せてくる。

「ぁ…………」
 首に口付けてそのまま唇を這わせていく。首筋を通って肩のラインまで舐めていくと少女が腕を回してきた。そのままその腕に噛みつく、エステルはくすくすと、先ほどからずっと笑いを噛み殺していた。
「そんなにくすぐったい?」
「すっごくくすぐったい。ひゃっ、な、舐めるの止めて、本当にくすぐったくて……」
「そんなこと言ってられるの、今のうちだけだよ」
 腕を舐めるのを止めず、左手を動かす。くすくすと笑っていたエステルの笑い声が少し止まった。
 動かした左の手のひらは柔らな膨らみを捕らえてある。やわやわと指先を動かしていくにつれて、少女の笑い声は確実に減っていった。
「ほら、もう笑えなくなった」
「だ、だって……」
 舐めていた腕を解放して、両の手で少女の胸に触れる。柔らなそれの感触をゆっくりと感じて、少しずつ力を込めほぐしていく。
 ふとエステルを見れば、少女は熱い眼差しで触れられている胸を見ている。
「どうしたの……?」
「ううん……その……ヨシュアが、触ってくれてるんだなぁって」
「何なのさ、それ」
 なぜかとても恥ずかしくなって目を逸らすと、逸らさないでとすぐに言われて。
「見ないでって言ったじゃないか」
「見えないとできないって言ったの、ヨシュアだよ」
142家族で恋人で 勝手に続き 18:2006/05/22(月) 21:38:28 ID:4k0MeRcS
 エステルはまだ真摯な瞳で指を動かされるたびに形が変わる胸を見つめている。その指が胸の先端をかすめて、初めて目を伏せた。
 それでも恐る恐るまた朱色の瞳を開いて、まるでしっかりと目に焼き付けようとするようにヨシュアに触れられる自分の胸を見ている。
 指先の力を強め、少女が見つめる前でしっかりと握りしめる。
「ん…………」
 エステルは鼻の奥から漏れるような甘い声を少し出して、きゅっと目をつむった。
 両の胸に同じ事をやるとエステルは緩く首を振り、行き場のない手がシーツを握りしめる。少し、感じているようだった。
 そのまままた優しく包むような揉み方に変えると、またおずおずと目を見開きじっとヨシュアの指先と自分の胸と、そして時折ヨシュアを見てくる。


「……エステル、胸、少し大きくなった?」
「……へ?」
 一ヶ月前に触れたとき、その膨らみはまだ手に収まるほどで。
 今触れるそれは、添えた手と同じくらい。五指を広げて改めて確認してみると、記憶の中より心なしか膨らみ具合が・・・なんというか、いい。
 少女はまだ言われた言葉の意味がわかっていないのか、熱にうかされたような表情のまま、自分の胸と、その上に置かれた手を見た。
 可愛い恋人は、可愛らしく正直に答える。

「えぇっと……なんか、ちょっと下着がきつくなってきたかな…とは思っていたけど……?」
「それって……今のサイズが合わなくなってきたってこと?」
「うん、そんなかんじに…………」

 そこでようやく、脳に酸素が回ってきたようだ。
「なっ…!?」
「やっぱりね。前よりちょっと、大きく感じたから」
「前って……!?」
「……あの日以来、触らせてもらってないけれど?」
「なっなんでそんなの覚えてるのよ!」
 エステルが慌てて自分の胸を庇う。そのさいに払いのけられてしまった手を残念そうに庇った手の上に乗せて、その下にあるものにまだ触れたい、と訴えるが、その細い腕は動いてくれなくて。
 警戒するように見てくる少女に、つい、意地悪をしたくなる。

「なんでって…。エステルは覚えてないの?」
「覚えてって……」

 覚えていないわけがない。
 先ほどそれで悶絶したばかりだ。

 ヨシュアの方も、もちろん覚えている。
 ずっとずっと欲しくてたまらなかったものを、手に入れた瞬間なのだから。
 ただ覚えているのはそんな至福感と快楽だけではなく。
 触れた少女の身体の柔らかさや、熱や、押し殺した声、それでも漏れた吐息、切なくあえぐ表情―――――。
 完結に言ってしまえば、あの夜のことは細かいところまではっきりと覚えている。
 それこそ、ヨシュアが少し触れただけで敏感に反応を示した詳細な部分から、最後の瞬間に彼女が口走った言葉さえ。 
 でもそんなことまで覚えている、なんてことは口には出来ない。
 口にしてしまったら、触らせて貰えなくなるどころか、今この続きさえやらせてもらえなくなる。
 一ヶ月もお預けを喰らってきたのだ。それだけは避けたい。
143家族で恋人で 勝手に続き 19:2006/05/22(月) 21:39:23 ID:4k0MeRcS
 恋人の顔は見るからに可哀相なほど赤くなっていく。
 それが可愛くて、いじらしくて。
 声を出せないで固まっている少女の、大切な部分を隠そうとしている指に口付けを落とす。爪の先から指の付け根まで唇を這わせ、握りこんだ指の一本一本、その隙間を舌でなぞる。
 まるで主人の気を引こうとする、猫のように。
 逃げ出さないように腕と肩を押さえ込めば、押し倒しているこの状況で少女は身動きすら取れなくなって。
 舌でなぞられるむずがゆさに隙間が開き、そこをこじ開けるようにさらに舌を差し込めば、柔らかな部分に舌先が触れた。
「ふ……っん…」
 こそばゆいのか、エステルの顔を盗み見れば、眉をわずかによせて口元が震えている。
 そこからゆっくり広がるように促せば、観念するように少しずつ、固く結んだ指がほどけていく。
「……あ……」
 その隙をついて、頑なに庇っていた両腕を退かせる。抵抗はわずかで、ようやく望んでいた双丘が顔を出す。
 すぐにまた触れ、その感触を楽しみたいけれど。そんな願望を押さえつけながら、息を詰めてじっと見つめるエステルに笑いかける。もう少しだけ、いじめてあげたい。
「ね、エステル。―――知ってる?」
「な、何を?」
「女の人の、胸ってね。成長途中によく揉んでいたら、その分大きくなるって」
 再び声も出せなくなった恋人を見て、
「丁度、今のエステルだよね」
「そーいうこと言ってると殴るわよ!!」
「…………殴ってから言わないで…………」
 しかもかなり思いきり。こんな状況だというのに。
 やりすぎな部分は認めるが、少しだけ……いや、かなり今のは傷ついた。
 普段は魔獣相手に振るわれるそれを、力の限り至近距離で打ち出されれば、当然逃げる場所なんてなくて。
 まともに頭部に叩き込まれて、その痛みにヨシュアは身をわずかに丸くする。
「えっ。あ、ゴメン、そんなに強く叩いたつもりじゃ……」
 今の一撃でも、少女の中ではかなり加減していたほうらしい。そうすると、普段対象となっている者たちが貰う痛みは想像も付かないほど、ということになるのだろうか。
 慌てるようにエステルが、自分が一撃を叩き込んだ箇所を撫でようと手を伸ばす。
 ……まったく本当に、こんなときでも彼女は無防備だ。

 わずかに上半身を浮かせた少女の背中に腕を滑り込ませ、脚を抱え。戸惑いの声を無視してそのまま抱き起こす。
「え……?」
 少女と一緒に自分も身を起こし、膝を出す。正座をするように座った自分の膝の上に、そのまま少女を乗せる。
 横たわっていた姿勢から急に座らせられて、頭一つ分ほど高い位置から、エステルが不思議そうに目をしばたたかせた。
「えっと……」
 迷うように、取りあえず膝から落ちてしまわないよう、浅く膝を立て尻の位置をずらし、エステルはヨシュアの肩に手を置き、身を軽く寄せる。
 こちらの膝の上に彼女が座り込めば、その分だけ座らされた側が高くなるわけで。そうすると、エステルが身を寄せると、自分からヨシュアの目前に胸元を寄せることになる。
 ヨシュアを見下ろす形になったエステルは、見上げてくる琥珀の瞳が、自分の胸の膨らみと平行する部分にあることに気付き、うろたえた声を漏らした。
 けれど、少女が躊躇ったのはほんの少し。

「んッ……」

 背に回した腕に少し力を込めると、応えるように少女はヨシュアの頭を胸に抱きこんだ。押し込むようにして、ヨシュアはその柔らかな胸に頬をつける。
 響くように聞こえる、彼女の心音と、熱を持つ肌の感触が心地いい。まるで幼子が、母親の腕に抱かれているような錯覚を感じる。
 なんだかそれが恥ずかしくて、もう少し腕に力を込めて、もっと引き寄せる。
144家族で恋人で 勝手に続き 19:2006/05/22(月) 21:40:28 ID:4k0MeRcS
「エステルの心臓、すっごくドキドキいってる……」
「あ、あたりまえでしょっ」
「緊張してる?それともまだ……恥ずかしい?」
 消え入りそうな声でどっちも、と返ってきて。思わず笑ってしまうと、エステルが少し身を離した。恥ずかしさをごまかすように、まるで怒っている様な顔で、
「何よっ。自分ひとりだけ余裕ぶっこいちゃって。こっちはもう、ずーっとずーっと前から心臓ばくばくいってんのに!」
「はは。僕もまだすごく緊張してるし、恥ずかしいよ」
「へっ?」
「確認してみる?」
 ヨシュアは少女の手を取って、自分の胸の中心に当てた。早鐘を打つそれに。
「……ね?」
「……うん」
 手のひらで確かめるように、エステルはヨシュアの胸板を撫でる。自分と変わらないほどの速さで動くその力強い鼓動に、確かめるように、自分の胸にも手を当てた。


「あ、あのね、ヨシュア……」
「うん?」
「その……やっぱり、男の人って――――胸、大きい方が好きなの?」

 ………それは一体、どう答えるべきなのだろうか。
 確かに、胸の大きな女性が側にいると、どうしてもそこが視界に入ってくるのは認める。こればっかりはしがない男の性というやつで、きっとどうしようもない。
 けれど、そんな風に胸の大きな女性と、エステルとを比べたとしたら。例え彼女の胸が、今の膨らみにはほど遠いほど無かったとしても。迷うことなく、後者を選ぶ。
 欲しいのは外見の良い女性ではなく。眩しくて、いつも光を注いでくれた彼女だけなのだから。すぐ側にエステルがいるのなら、目移りしている余裕なんて無い。
 彼女が自分以外を視界に入れるなともし言い出すのであれば、躊躇わずそうする。そう出来る自信もある。

 そうヨシュアが口を開く前に、エステルがヨシュアの手を取り、胸の膨らみへと押しつけた。

「エステル?」
「ヨ、ヨシュアが、そっちのほうが、いいんなら……」

 胸に押しつけたヨシュアの手を、エステルの小さな手がさらに押し込むように握りしめる。
 手のひらに押し付けられるのは、熱くどこまでも柔らかな感触と、その中央、それとはあまりにも対比している、小さな固く尖った、胸の先端。

「ヨシュアが、……………好きな大きさにして……………いい、よ?」


 ようやくまた手に入れることの出来たこの時間を、思い切り堪能しようと。
 そのために、どうすれば自分も彼女も幸福を感じることが出来るのだろうかとか。もっと笑った顔も、拗ねた顔も、怒った顔も、泣き顔すらもこの時に見たいと思っていたこととか――――そんな考えの、全て。
 全ての考えを吹き飛ばすには、十分だった。

「シェラ姉みたいに、おっきくなるかどうか……わかんないけど」
「エステル―――」

 ―――どうして彼女は、わかっていないんだろう?

「そのッ……さっきの話、本当だったら……」

 ―――あれほど言ったのに、まだ、わかってもらえていないのだろうか?

「ま……まだ、間に合うよね?今からだったら十分成長の見込みはあるかと―――」
「エステル」
145家族で恋人で 勝手に続き 20:2006/05/22(月) 21:41:18 ID:4k0MeRcS
 そこで彼女の台詞を遮る。見つめると、頬を朱に染めてエステルはただまっすぐに見つめ返してきた。不安そうに見えるのはきっと気のせいではないはずだ。
 もうこのまま、何も考えず、何も考えさせずに抱いてしまおうかと誘惑がよぎる。
(でも、それじゃまるでごまかしているみたいだ―――)
 身体の繋がりは確かに、心も繋げてくれる。少なくともあの時、ヨシュアは本気でそう思った。言葉に出来ない何もかもを、一つに共有することが出来る。
 でもきっと、それだけでは駄目なときもある。

 揺れている瞳を見返しながら、ヨシュアはゆっくりと口にした。空いた手でその頬を撫でる。

「僕は、君が好きだよ」
「これだけは、絶対に変わらない」
「これから先何があるかわからないけれど―――」
「それでも、君を好きで居続けられる自信がある」
「今ここで誓ったっていい」

 息を詰めて見返してくる少女に、「ずっと一緒にいてくれるんだろう?」と微笑みかけて、

「愛してる、エステル」
「だから―――ずっと、一緒にいてほしい」


「ちゃんと言ったじゃないか。君の身体だから、欲しいんだって」
「あ………」
「関係ないよ。傍にいてくれるだけで、僕は十分嬉しいんだから」
 少女の朱色の瞳が大きく揺れた。みるみるうちにその目尻にまた涙が溜まり、こぼれ落ちそうになるのを今度はなんとか堪える。
「きゅ、急になに言い出すかと思ったら……」
 ヨシュアの方も、目の奥に熱を感じていた。一番言いたかったことをようやく言えた―――そんな満足感と、安堵感。
 泣き笑いのようなものを浮かべて、必死に涙を堪える少女のその目尻に唇を寄せた。こぼしたくないと思っているのなら、こぼれ落ちる前に拭ってしまおう。
 驚く彼女をよそにぺろりと舐めて、反対側も同じように舐める。塩辛さはあるが、どこか甘く感じさせる味。
「やだ……涙引っ込んじゃったじゃない」
 エステルの方も同じように笑って、満足そうに言った。ヨシュアの肩に腕を回して、こん、と額を合わせる。
「うん―――ずっと、ずーっと、一緒ね」


 
「でも、覚悟してね、エステル」
「……へ?」
 額をくっつけたままの至近距離でにっこりと笑ってやる。もう二度と逃げ出さないように、彼女の背に回した腕に力を込めながら。
「好きな大きさにしていいって、言ったよね?」
「…………っ!」
 瞬時に顔を赤く染め上げて、反射的にエステルが身をよじる。けれど先を見越して回していた腕に阻まれて思うように動けなかったようだった。
 手で胸元を隠そうにも、しっかりと抱きしめてしまえばそれは叶わなくて。

「ヨ、ヨシュアの嘘つきっ。今、大きさとか関係ないって……!」
「嘘つきだなんて心外な。全部本心だよ」
「だ、だったら―――」
「でもそれとこれとはちょっと違うから」


「可能性があるなら、試してみるべきだよね?」
 焦ったような制止の声は無視して、目の前の肌に食いついた。
146家族で恋人で 勝手に続き 21:2006/05/22(月) 21:42:10 ID:4k0MeRcS
 頭のすぐ上で彼女のうわずった声を聞きながら、鎖骨に歯を立て、喉に吸い付き。崩れ落ちそうになる彼女の背を左腕一本で支え、右の手で胸を揉みしだいていく。
 しだいに高くなっていくその声が、前回の記憶を明確に呼び覚ましていった。
「あッ……は……っ…」
 記憶の中、彼女が感じた部分に一つずつ口付けを落としていく。あの時付けた痕のほとんどは、軽く吸い付いた瞬間に彼女が声をあげた部分。
 もう消えてしまったそれらを、記憶を頼りに探し出していく。

 あの日の夜は、初めて触れた肌にただ夢中だった。
 そして夢中だったからこそ、どうすれば彼女が感じられるか、はっきりと覚えている。覚えているまま、記憶と、そして今新たに見つけていく彼女の反応を確かめながら、心のままに証を付けていく。
 愛しているという証拠を、自分の物だという証拠を。

「あ……ヨシュ、ア……」

 証を付けられていくことに、エステルが身を震わせる。

「……嫌?」

 またこれで、しばらく触らせてもらえないのだろうか。
 エステルは先ほどよりももっと熱のこもった目で、ふるふると小さく首を振った。

「ううん―――。大丈夫、付けていいよ。もう、ダメって言わないから……」

 でも、と目を伏せて。

「……見えるところは、ヤだからね」
「前のときも、ちゃんと服で隠れてたでしょ?」
「ギリギリのトコとかあったわよっ。油断したら見えちゃうよーな部分につけて……っん、ちょ、ちょっと……」
「こことか?」

 上着を着ていれば問題はないが、脱ぐと見えてしまいそうなところ―――肩口に唇を寄せると、エステルが耳を引っ張ってきた。

「だからっそーいう危ない部分は禁止だってば!人に見られたらどうするのよ!」
「痛い痛い―――わかったよ。そういう部分はなるべくやらないようにするから」
「なるべくじゃない、絶対ダメっ」
「はいはい。そうだね、よく考えたら、僕もちょっと困るし」

 少女が不思議そうに首を傾げるのが可笑しくて、胸の谷間にまた一つ、印を付ける。
 それから、まだ残っている白い肌の幾つかの部分にさらに印を広げていって―――答えを待つ少女の耳元で、囁いた。

「見るのは、僕だけでいいしね」
「!」

 再び音が出そうなほどの勢いで顔を真っ赤にした少女の頬にキスをして、次は唇に。
 硬直してしまった彼女の口を開かせ、舌を絡めていく。歯茎を舐め、歯裏をなぞり、相手の息を吸い、こちらの息を送り込む。
147家族で恋人で 勝手に続き 22:2006/05/22(月) 21:43:03 ID:4k0MeRcS
「んっ…は、ぁ、………ぁあ、」
 口付けを交わしながら、付けたばかりの痕の上を指でなぞっていき、どんどん柔らかくなっていく乳房に手をかける。揉めば揉むほど、その柔らかさは増していく。
 唇を離さないことだけを考えて、やや乱暴に両方の胸をいいようにもて遊んでいく。
 ようやく舌を開放しても、少女の苦しそうな、けれどそれだけではない表情に大きな変化はない。
 大きく全体を揉むよりも、下から押し上げるように揉みこんだとき、少女は鼻にかかった声を漏らした。支えられている腕が一本だけでは頼りないのか、エステルは座ったヨシュアの膝から落ちてしまわぬように、必死で彼の頭を抱きこんだ。
「……っつ…んっ」
 左胸を一際大きく下から持ち上げるように掴むと、少女が苦痛の声をあげ、すぐに嬌声に変わった。掴み上げたそのままで、扇情的な色に染まった先端を舐め、口に含み、強く吸い上げる。
 指を動かし、舌で硬い先を転がすたびにエステルは熱のある吐息を漏らし、よりいっそうヨシュアの髪に身を押しつけようとしていく。

 エステルが身体を震わせるたびに少しずつその身体は落ち込んでいき、ヨシュアの両膝に座っていたはずが、今では片方の膝を自分の両腿でしがみつくように挟んでいた。
 ヨシュアの左太股の上に完全に座り込んだエステルだが、ひときわに甘い声をあげる時だけ、その腰がわずかに浮く。そのたびに彼女が腰を落ち着かせる場所が微妙にずれていくのだが、そのお陰で解ることがある。
 自分の汗ではないもので、膝の上が少しずつ、確実に濡れていく。
 そして浮いた腰を再び落ち着かせるたびに、自らの濡れたもので少女の身体は滑り、おそらくは無意識に自ら擦り合わせていく。内股を閉じようにも挟み込んだヨシュアの脚が邪魔をして、たださらに強く挟み込むことしかできない。
「……んんっ…………」
 エステルがまた腰を浮かせるのに合わせて、背を支えていた腕を腰に回し、引き寄せる。腰を引き上げられた彼女は膝立ちを強制させられる。
 柔らかな脚を撫で、次第に内股へと手を伸ばす。ゆっくりと指先が秘部に伸び、触れた。エステルはますます、ヨシュアの頭を掻き抱く腕に力を込めてくる。
 濡れた感触のあるそこの形を確かめるようになぞり、もっともぬめり気の溢れる場所へ指は進んでいく。抵抗するように―――けれど吸い込むように、指がその中に入り込んでいったとき、片腕で支え続けていたエステルの背中が震えた。
 一度拓かれた場所といえども、そこはまだ熱く狭く。たった人差し指一本だというのに、動かすのを躊躇うほどに締め付けてくる。そこにもう一本、指を差し入れてみる。
「えッ……ン………………あ」
 入るか、入らないのか。少しずつ入り口を広げるように指を動かし、彼女の内から溢れてくるもので指を濡らしながら、中指を押し込む。
「やぁ…………あ、あぁ、」
 背と共に震える吐息をエステルが漏らす。根本まで入れ込んだ二本の指がその中で動くと、それだけで少女は膝から力が抜けかかっていた。
148家族で恋人で 勝手に続き 23:2006/05/22(月) 21:43:51 ID:4k0MeRcS
「エステル――ここ、すごく熱い……」
「……やっ、やだ、二本もなんてっそんなの―――」

 どんなに身をよじってもこの状況じゃ逃げられないのに、力無い抵抗らしきものをしようとする彼女の奥を、いじる。

「―――っんぅ」
「エステル。その……今から、というか前もだったと思うけど、指二本程度じゃないんだよ?」
「だ、だって―――ぁ、やぁぁっ」

 差し込んだ指をバラバラに動かし内壁を擦るたびにエステルから力が抜けていくのがわかる。座り込んでしまわないよう腕に力を込め、完全に自分にもたれかかせる。こんなことで彼女が感じてくれるのが嬉しい。
 目の前で揺れたわわんでいる、まだまだきっと小さな果実。その先端を口に含み、緩く歯を立てる。吸い付いて、舐め、唇で、かける息で、ひたすらにそれを味わっていく。彼女が望むままに。自分の望むままに。


 泣き声にも近い声をあげながらも、エステルは必死にヨシュアにしがみついていた。
 力の入らない身体はすぐにでも崩れ落ちてしまいそうで、しかしヨシュアはそれを許してくれない。
 指を動かされるたび、胸に甘い刺激を感じるたびに、せつなさを感じる。
 どんどんこみ上げてくるそれをどうして良いのかわからず、ただ傍にあるぬくもりにしがみついた。優しく背中を撫でてくれる、優しい恋人―――。
「……はぁっ、あ、ヨシュア、やぁっ――――ぁ、あ、あああっ!」
 意志とは関係なしに得も言われぬうずきが背骨に沿って走り、少女は身を逸らした。支えてくれるヨシュアの腕がなければ、そのまま倒れ込んでいただろう。
 ヨシュアは愛撫の手を止めないままに、痛いほど髪を掴んでくる少女を支えていた。彼女の中に入り込んだ指は、その瞬間蠢き出した内壁に痛いほど締め付けられ、内に、内にと動かされる。流れに任せて届く限り奥へと突き動かしていく。
「あ、ぁあ……」
 少女の膝から完全に力が抜け落ちる。ずり落ちるように座り込んだ彼女の中から指を抜いて、そっとその身体を横たわらせた。
 余韻に浸るように堅く目を閉じ、息を整える彼女の顔に優しくキスを繰り返し、最後には唇に。数回ついばみ、目を開けると潤んだ朱色の瞳がヨシュアを見ていた。まだ荒い息の中、恋人は何も言わず口付けをねだってくる。
 だからヨシュアはそれに、安心させるように笑いかける。髪を撫で、頬を撫で、口付けに応え、彼女の身体から、こわばりが消えるまで。


 エステルの呼吸が落ち着いてくるころ、ヨシュアは少女の上に完全に覆いかぶさった。
 横たわらせるときに、浅く立てさせた彼女の両膝の間にヨシュアは身体を割り込んでいる。後はその脚を抱え込むだけでいい。先の意味がわかって、少女が少し……いやかなり身を固くした。
「あ、あのね、ヨシュア」
「…………何?」
 正直、ここで止められるのは辛いものがある。
 ふだんの様子から想像も付かないような乱れた様子と声を散々聞いたあとで自分を抑えるのは困難な事で。それでも彼女が落ち着くまでは、とここまで言い聞かせてきたのに。
 そんな心境を知ってか知らずか―――おそらく知らないのだろうが、エスエルはおずおずと右手を持ち上げてくる。身体に力が入らないらしく、ひどくゆっくりとした動作だった。
 それが目の前にまで持ち上げられる前に、ヨシュアはその自分に比べれば細すぎる指を取る。包み込み握り締めようとすると、手のひらの中でエステルが五指を広げたので、そのまま指を絡み合わせた。
149家族で恋人で 勝手に続き 24:2006/05/22(月) 21:45:35 ID:4k0MeRcS
「―――本当はね、さっきみたいに、ひっついてたいの」
「でも、それってちょっと……無理、だよね?」
「ヨシュア、離れちゃうんだもん。あたしは、抱きついていたいのに」
「だから、ね?出来る限りでいいの。ちょっとくらい離れたっていいから」

「絶対絶対、手、離さないで……―――」

 吸い付くように重なる手のひら。絡み合う指と指。しっかりと握り返してきて、エステルは笑った。

「こうしてたら、恋人同士みたいでしょ?……その、もうとっくに恋人だけど」

 それでも自分たちを取り巻くのは、姉弟であったり、兄妹であったりした時間や、相棒、そして家族だという繋がりは消えてくれなくて。
 もちろん今でも家族というのは変わりない事実で、その思いはずっとこれからも続くものだけど。

「…………だめ?」

 もっと明確に感じることが出来るように、手を繋いでいてほしい。

 上目遣いで見上げてくる彼女はたまらないほどに可愛いい。上気した頬も、柔らかな唇も、長い睫毛や大きめの瞳、小さな鼻、日の光を浴びる栗色の髪。
 すべりの良い肌と、細い手足、丸みを帯びた体躯…………それら全てが今、自分の手の内にあって。
 子供じみたおねだりのように、少し不安そうにしているのはまだ少女で。でも、その中に秘められているどこか艶を持った表情は間違いなく女性のもので。
 込み上げてくる愛しさに、ヨシュアは微笑んで繋いだ手の甲にキスをした。騎士が姫に誓いを立てるように。

「約束するよ。絶対離さない」

 エステルの顔に安堵が広がっていく。子どもの頃から飽きることもなく見続けてきた、満面の笑みだ。いつまででも一番傍で眺めていたいと、何度も願ってきた笑顔。
 お日様そのもののような、自分の全てを照らしてくれる笑顔。

(エステル……―――僕のエステル)

 間違えることなく、今も、これからも自分の物。
 笑顔のまま、催促するようにエステルは瞳を閉じた。
 だから腕を絡め、指を絡め、身体を絡め、脚を絡め、唇と舌を柔らかく絡めて。

 ――――――甘い甘いこの夜を、そんな長い口付けから始めよう。
 夜は未だ終わらない。


≡≡≡≡≡

以上。
初めて書いたうえにやたら長くて中途半端で申し訳ないm(_ _)m
これが限界だ。そして部分にわけてかいていたから合間に変な文が混じっているがきにしないでくれ。
転記するさいにオレがミスったorz
150名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 22:07:20 ID:VMfLHbuM
リアルタイムktkr!
激しくGJ。いわゆるGodJob。ヨシュエスかわいいよヨシュエス
151名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 22:12:11 ID:v/mKGd+a
>>149
GJ!
えらくヨシュアが可愛くてテラモエス(;´Д`)ハァハァ
152名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 23:59:21 ID:fenOz/em
つーかなんつー量だよ(;´Д`)
・・・ちょっとトイレいってくる
153名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 00:26:22 ID:l3DaHqYx
>>149
GJ!!!
ヨシュエス萌えたよ。ラブラブイイネ!!
154名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 00:41:13 ID:HEvL8qU6
>>149
ぇぇもん読ませてもらいました(;´Д`)ハァハァ
今日は気持ちよく寝れそうです♪
ありがとう!GJ!
155名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 05:28:19 ID:ONewlXw+
で、続きはいつ? wktkwktk
156名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 21:01:18 ID:3jjyX2TL
何でこんなに止まってるんだ…
15752=112:2006/05/26(金) 09:21:53 ID:1SmiPnWO
あまり遅くなってもアレですので、そろそろ投下させてもらいますね。
前回の“エステルの章”の続きになります。
書いた本人が、まだ6章まで来てなくて(笑)細かいところが確認できてませんので、寛大な心と脳内補完でお付き合い下さいませ。
宜しくお願いします。

告白−ヨシュアの章−(1)

これでよし。
最後の爆薬をセットし終わって、僕は額の汗をぬぐう。暑いわけではなく、爆発物をいじるときは、いつもかなり緊張しているのだ。
わきの下に挟んでいた手袋を着け、鉄板に映りこむ自分の姿を確認する。よし。少しは猟兵っぽく見えるだろう。
…これだけの爆発があれば、さすがの「グロリアス」ももたないだろう。高度から見ても、下の地形から見ても、不時着できるものではない。墜落すれば…おしまいだ。
足元にのびている整備員らしき男を見やる。爆発が起これば、乗組員は全員死ぬのだというのに、どうしても止めを刺すことが出来なかった。
教授が見たら、「弱くなった」と笑うだろうか。いや、あの人のことだ、僕の行動は予測しているだろう。
教授とレーヴェのことを考えると気が重い。どうしても勝てる気がしないからだ。
せめて時間稼ぎにでもなればいいんだけれど…それすら難しいかもしれない。それでもやらなければ。
倒れた整備員を物陰に隠し、足早に船の奥へと向かった。

「…」
小さく話し声が漏れ聞こえてくる。船奥の一室。
声の主が教授であることに気付いて、ぎくりとする。
声が止んだ。
「ヨシュア、そこに居るんだろう?入りたまえ」
そらみろ。僕は自分自身に悪態をつく。僕の技量で教授に不意打ちをかけるなんて出来っこないんだ。
逃げて体勢を立て直すか?はったりだと踏んで今すぐ突入するか?
一瞬だけ自問して、結局僕はどちらも選ばなかった。いや、選べなかった、か。
せめて精一杯の虚勢を張って、何とか「ふん、よく俺に気付いたな」みたいな冷酷な目を作って、悠然と見えるように祈りながら中に入った。
(続く)
158名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 17:14:39 ID:PWHfNZkF
>>157
ネタバレしないように書くのが難しいんだけど
そのままいくとその話は「パラレル世界」の話になります。
現実に沿いたい場合は6章まで終えてからにするのをお勧めします。wktkして待ってます。
あえてパラレルの場合はそのまま投下しちまってください。それはそれでwktkして待ってます。
159名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 20:30:17 ID:j+ltN6SG
最初からパラレルじゃないの?
それはともかく>>157乙&続き期待
160名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 20:46:30 ID:m5ybru2v
せめて6章くらい終わらせろてから創作しろよw
161名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 22:56:50 ID:Wqxola0V
>>160
6章終わるとむしろ書き難くなるから、とりあえず、つくってから6章を終わらせた方が良いかもしれない。
いろんなイメージが、がらりと変わりますから・・・・

それはともかく
52=112殿ガンガレ。
162157:2006/05/27(土) 07:11:42 ID:nTUD7LPa
>157です。あたたかいレスありがとうございます。
とりあえずパラレル話で進めます。そもそも闇堕ちエステルの設定自体パラレルですよね(笑)

客室…いや、応接室、といったところか。少し広めの室内の奥の一角に、こじんまりとソファとテーブル。残りのスペースは広々としていて、多少の戦闘なら出来そうだ。
ソファには教授が掛け、ひとり杯をあおいでいる。グラスは手の中の1つ、ほかに人影もない。
奥にドアがあり、中でレーヴェが待機している可能性もあるが、殺気らしき物は微塵もない。先ほどの話し声は、独り言なのか。
「…執行者No.]V、“漆黒の牙”ヨシュア・アストレイ。貴殿の命を頂戴に参上した」
任務のときの口上が口をついて出る。本当は「主の命により」が入るのだが、そこは除いて。
ふん、と教授が鼻で笑った。
「抗えるかな、ヨシュア…『造物主』である、この、『私』に…」
教授の語り口が、独特な響きを帯びる。まずい、「暗示」だ、と思ったときにはもう遅い。
右腕の「聖痕」が、みるみるうちに赤みをさして、耐え難い激痛を発する。
「…ぅ、っあああああ!」
ぱちん。教授の指を鳴らす音とともに、痛みが消えうせる。まだずきずきと疼きを残す右腕を押さえ、荒い息の下で辺りを見回す。
心底面白い、といった顔の教授が、いつの間にか間近に迫っていて、後ろから肩を抱かれた。
右腕を押さえている僕の手を、教授の指がやんわりとほどいていき、いやらしい手つきで、「聖痕」の上を這い回る。嫌悪感とともに、それとは別のものが身体を支配していく。
「気持ちいいんだろう?聖痕の出る場所は、どうにも過敏になるようだからな」
「…やめ…離っ…ぁ」
「もう一度訊こう。『ヨシュア・アストレイ、お前は私に逆らうというのか?』」
「くっ…ぅ」
教授の手が、声が、「暗示」が、抗おうとする僕の意思をがんじがらめにする。もはや完全に教授の術中だ。
頭がくらくらする。このままこの人に許しを乞うてしまいたい、哀願して哀願して、もとの操り人形に戻れたならどんなに楽だろう、と心のどこかが囁く。
駄目だ、と別の何かが叫ぶ。思い出せ、大切な人がいることを。目の前のこの男を、そして「結社」を敵に回しても守りたいと願った、そのひとを。
教授の指が、「聖痕」の蛇をなぶる。
「蛇の眼は何でもお見通しだよ…お前がここをエステルに舐められて我を忘れそうになったのも、…その日の夜の事なんかもねェ…」
「なっ…!」
教授が、クックッと喉の奥で笑う。来る。「暗示」だ。
「『あきらめろ。お前の命運もエステルの命運も、所詮我等の手の中だ』」
「!」
なにかが、弾けた。全身を支配する無力感を、怒りが凌駕する。ぴくり、と指先が動いた次の瞬間、双剣の片方を抜き払って飛び退いていた。
教授が、大げさに驚いてみせる。眼鏡がきらりと光る。
「おお、怖っ。やるねぇ…そう来なくちゃ面白くないからな」
「…嬉しそうに見えますが」
ゆっくりと、左手を、もう片方の剣に伸ばす。
「おっと、お前とやりあう気は毛頭ないさ。それより…お前にプレゼントだ…喜んで受けるがいい!」
無造作にきびすを返し、双剣の届かぬ位置まで下がる教授。追って、その背中に斬りつけようとした…が…。
隣の部屋から、人が出てくる気配がして、そちらに向き直った。左の剣も抜き放ち、迎撃態勢を整える。気配が近づいてくる。
何て事だ。眼をつぶっていたって間違いようのない、この気配。それでも間違いであってくれと思いながら、双剣を構えた両手に力を込めた。
…彼女が、ここに居るなんて。
「エステル!」
(続く)

>158-161
お気遣い&激励ありがとうございます。
自分は購入前にネタバレを踏んだ後発組なので、ネタバレについてはあまり気にしてません。
むしろ読んでる皆様の脳内挿絵とギャップがなければ良いな、と思ってる次第でして…。(今回だとヨシュアが猟兵に変装してるとことか)
ともかく、今回も最後まで頑張りますので宜しくお付き合い下さい。
163名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 21:46:33 ID:0S8xYNMQ
ネタバレとかそういうの以前な問題なんだが……
正直ギャップありまくり。
164157:2006/05/27(土) 22:04:40 ID:nTUD7LPa
あ…済みませんでした。
165名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 02:38:29 ID:cA2Y73V5
すみません、新作SS投下したいのですが
157さんをぶった斬るわけにもいかないしどうしましょう?
166名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 04:53:57 ID:eFu1TA5i
>>165
多分落としちゃって大丈夫だと思いますよ。
157さんはハンドル入れてるから、判別つくと思いますし。
167名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 10:30:16 ID:sWcmsOjP
それでは昨今のストーリー重視の流れから空気を読まず投下
ヨシュア×エステルの純愛エロです。

こんな長いの投下したことないので拙いのはご容赦のほどを・・・
168君のためなら死ねる:2006/05/28(日) 10:41:59 ID:sWcmsOjP

リベルアークの事件から3年
二人は大小さまざまな事件、ドラマを経たのちロレントに戻っていた。

エステルは史上最年少A級遊撃士として知る人ぞ知る存在である。
大きな事件の裏にはブライト有りといわれるほど
リベール、帝国中の事件を解決しまくった彼女には熱心な固定ファンができS級と勘定する人もいた。
もちろんヨシュアのサポートの賜物だがその当のヨシュアはまだB級だったりする。
これは単純に遊撃士経験の差だ、エステルの元に戻ったときすでに彼女はC級だった。
また戦闘技術、洞察力、ヨシュアの方がすべて上だが
派手なエステルの方が依頼主の印象に残るということもある。

そういうわけでエステルも後任を指導する立場だ。
全国から彼女を慕って遊撃士になりたい少年少女がロレントに集まり
ブライト遊撃士塾の様相を示していた。
リベールでは王国軍兵士に比べて遊撃士の数が極端に少ないのが悩みの種だったため
遊撃士協会全面協力のもとギルドの2階でエステル先生と呼ばれている。
まだ若いし、あまり几帳面な性格ではないため当初は不安だったが
A級遊撃士としてのキャリアは伊達ではない。面倒見がよく
明るく厳しい彼女に多くの生徒は憧れと尊敬を抱き、真剣に遊撃士を目指すこととなった。

シェラと違い生徒の数が多いため、どうしてもそちらにかかりきりになる
父は王都に新しく家を借りていてロレントにはいない、リッジは転属していて
実際のロレントでの遊撃士の仕事はほぼヨシュア一人でこなしていた。
表面上は特に意識してないが、エステルの生徒の目もあるし
男として一刻も早くA級にならないといけないとヨシュアは感じていた。

そんな折に共和国のジンからギルドを通し手紙がきた
「エステルとヨシュアの力を借りたい」
どうやら共和国でテロが多発しその掃討のために
大規模な作戦を展開するのだが、そのために腕利きの遊撃士を助っ人に頼みたいということだった。
169君のためなら死ねる:2006/05/28(日) 10:43:49 ID:sWcmsOjP
「あのジンさんが助っ人を頼むくらいよ・・・
 かなり危険とみて間違いないわね。ま、でも平和なロレントで少し退屈してたのよ、
腕が鳴るわ♪」
ヨシュアは少し考えた後
「・・・エステル、僕一人でいくよ」
「えっ・・・」
「いやだって、君までいくとロレントに遊撃士が一人もいなくなっちゃうよ」
「この依頼は緊急を擁するみたいだしロレントに人を呼ぶ時間はない」
「君の教え子のこともあるし・・・・」

「・・・・・・」
「・・・・・・でも・・」
「・・わかったわ・・」
「ヨシュアの実力はわかっている・・・ただ無茶だけは絶対しないでね・・」
「もちろんさ・・約束する」
「作戦の期間はだいたい2週間か、ジンさんには何度もお世話になってるし・・・借りを返さないとね」
「・・・うん」

ヨシュアはその日の晩に用意を済ませ、早朝ロレント発着場にて共和国に向かう飛空艇に乗り込んだ
見送りのエステルにいつもの笑顔はない
「絶対絶対無茶だけはしないでよ」
「うん、危険なことはわかっている、無茶はしないよ。」
少しわざとらしいかもしれないがヨシュアは無理矢理明るく装う
「そうそう、おみやげは何がいい?」
「もう、遊びにいくんじゃないんだから・・・無事に戻ってきてよ」
「ふぅ、なんか調子くるうな・・じゃあ行くよ」
「あ、ジンさんによろしく伝えといてね、私も行きたかったけど諸事情でヨシュアに止められました、ごめんなさいって」
「はいはい」
名残おしそうなエステルの手を優しく離し微妙な表情のエステルにヨシュアは精一杯の
笑顔をむけた
170君のためなら死ねる:2006/05/28(日) 10:44:49 ID:sWcmsOjP
飛空艇の席につき今後のことを考える
「2週間か・・・」
思えばエステルの元に戻ってきてからずっと二人一緒に行動していた
ロレントでは一人で仕事をすることが多かったとはいえ長くて半日、
ヨシュアふいにあるはずのものがないような感覚におちいる
(せめて遊撃士ランクくらい並ばないと、かっこつかないよね・・・)
ジンの文面から2人を希望していることはわかっていた
(寂しいけど・・自分一人でそれなりに厳しい任務をこなさないとその差は縮まらない・・)
(一人で二人分だ・・甘くはないな・・・・)
ヨシュアは決意を固めた

共和国での事件は想像通り厳しいものだった
しかしヨシュアは偵察、斥候、対多人数戦闘とその能力をフル稼働し事件の解決に尽力することになる
その鬼気迫る活躍ぶりにジンをはじめ多くの先輩遊撃士が舌をまいた
「あんまり無茶をするなよ」
「大丈夫です、無茶はしません。エステルと約束してるんです」
腕の傷をアーツで治しながらエステルを想う
はやくロレントに戻って、彼女に会いたい・・・・
さきほどの戦闘ではあやうく敵を殺してしまうところだった。
(ひさびさにスイッチはいったな・・・)
忌まわしい記憶がよみがえる。
いつもエステルを守っているつもりだったが離れてみて初めてわかる、自分の闘い方の危うさに
(今の僕の強さは遊撃士の強さじゃない・・・)
どれほど自分の心の弱さを彼女に依存していたのかと思う
「ふぅ・・それよりジンさん、作戦はそろそろ大詰めです」――――――――――――――――


  ***


・・・・・・・共和国の事件は無事解決を迎えた・・。
2週間との見通しだったが10日程で片がついた。
それが想像以上のヨシュアの活躍によることはいうまでもない。
171君のためなら死ねる:2006/05/28(日) 10:45:42 ID:sWcmsOjP
共和国のギルドに報告を終え
「ヨシュア、世話になったな」
「いえ、こちらこそ。またいつでも呼んでください」
「で、共和国はいつ発つ予定なんだ」
「えっと、今日の最終便がギリギリとれました」
「ずいぶんせわしないな・・・まあ嬢ちゃんが待ってるしな」
「今度は2人でこいよ、その時はゆっくり案内するからな」
「ええ、ありがとうございます」
ジンと固く握手をかわし、ギルドを後にする。
あまり時間はないがおみやげを買う時間くらいならありそうだ。
いそぎショッピングモールに入りアクセサリーを購入する。
少々値は張るがミラもBPもかなりボーナスもついたし、まあいいだろう。
発着場に向かう足も軽い―――――――――

ロレントに到着したのはかなり夜もふけた頃・・
あせる気持ちとは裏腹に天候不良で若干、定刻時刻より遅れていた。
ロレントの街は一部店舗にしか明かりはない、当然ギルトにも明かりはなく
自然と足が駆け足となる。街を一直線に抜け、最短距離でブライト家に向かう
家にも明かりはついてなかった。

(もう寝てしまったのかな・・?)
ドアに静かに手をかけ暗闇の一階で一瞬迷う
(寝てしまっているのなら起こすのも悪いし・・)
(かといって明日の朝びっくりさせるのも・・・)

「あぅ・・」
その刹那、エステルの微かな呻き声が聞こえた
不意のことにドクンッと胸が鳴る、とっさに気配を殺してしまう。
鼓動が速くなる、声は2階から・・
ヨシュアは気配を殺したまま階段の途中まできた
「ふぁ・・」
声はより鮮明に聞こえた。
といってもそれはほんとに微かで特別な訓練をうけたヨシュアだから聞こえたものだが
むしろヨシュアの鼓動の音のほうが大きかったかもしれない
声は間違いなくエステルの部屋からだ――――――――――――

172君のためなら死ねる:2006/05/28(日) 10:46:26 ID:sWcmsOjP

  ***


ヨシュアが共和国にいってから10日が過ぎた。一人でする食事はおいしくない・・
いやおうなしに過去の苦い思い出がよみがえる。たった2週間なのに・・・
ヨシュアの実力もわかってるし遊撃士という仕事が危険なこともわかってる・・
でもそれを達観できるほど私はベテランじゃない・・・
(母さんもいつもこんな気持ちだったのかな・・?)
昼間は仕事に忙殺されてさほど気にならないが、夜広い家に一人だと
胸がどうしようもなくせつなくなる。
毎日無事を祈って、早いうちから布団に入って寝てしまっていた。

・・が、眠れない日もある
(ヨシュア・・・・)
そんな日は毛布にくるまり下着にそっとふれる。
(いつもやさしいヨシュア・・・)
ヨシュアとのいつもの情事・・
やさしく、繭をあつかうが如くやさしく私にふれる彼を思い浮かべる
(これがヨシュアの指や舌だったなら・・・)
下腹部に這わせた指に少し力が入る
「あっ・・・」
デリケートな部分にふれ一瞬ビクンッとなる
(はやく帰ってきて欲しい・・・)
いつも彼は長い時間をかけてやさしくゆっくりと愛撫してくれる
「ヨシュア・・ヨシュア・・・」
指にさらに力を込め熱を帯びた秘所を擦る
「はっ、ふぁ・・」
頭がぼうっっとなり、行為に没頭する。
くちゅくちゅという音が聞こえ、たまらない気持ちになる
「あっ・・んぁ・・・はぁう」
「はぁ、はぁ・・・ヨシュア・・」―――――――――――


  ***

173君のためなら死ねる:2006/05/28(日) 10:47:11 ID:sWcmsOjP
一方、金縛り状態のヨシュアだが
エステルの部屋の気配は一つ、最悪な状況は回避され少し安堵するが
(・・これは・・・)
不意に微かな呻き声に自分を呼ぶ声が混じり、一瞬バランスを崩す
(・・エステル・・・・)
思考がめぐり一つの結論を導き出す
(・・えーっと・・・・・・)
(・・これは・・その・・・・つまり自分を思って・・・?)
(・・そう自惚れていい・・の・・?)

胸が高鳴りすぎて一瞬わけがわからなくなる
(・・エ、エステル・・・・・)
うれしいやら恥ずかしいやら胸の鼓動は鳴りっぱなしである
(・・エステル・・・・・)
(・・エステル・・・・・)
あまりに予想外の事態に一瞬の油断
不覚、うっかり右足に力がはいる
・・・ミシッ・・・・・・・

そこはさすがにA級遊撃士
「誰!!」
怒声が響いた。
(や、やばい・・・・・・)
ヨシュアの顔から血の気が引く
「エ、エステル!!僕だよ!ただいま!!」

ドォカァアアア

寝巻き姿に棒を持ったエステルがドアを蹴破りそうな勢いでとびだしてきた
あまりの剣幕に気圧されしてうっかり足を踏み外す
ズゥダダダダダダダッーーーーーーーーーーーー
階段の下まで転げ落ちるヨシュア
「ヨ、ヨシュア」――――――――――


  ***
174君のためなら死ねる:2006/05/28(日) 10:48:02 ID:sWcmsOjP
「もう、ただいまくらい言いなさいよ」
「い、いや寝てるところを起こしたら悪いと思って・・・」
ヨシュアはエステルの部屋で擦り傷と打ち身の治療を受けていた。
「ふぅ、予定より随分はやかったわね、びっくりしちゃった」
「うん、事件は無事解決したよ、ジンさんもエステルによろしく伝えてくれって」
「うん、良かった。でもせっかく共和国までいったんだし明日の朝でも良かったんじゃないの?」
「それは・・・・」
不意にヨシュアはエステルを抱きしめる
「あっ・・・」
「一刻もはやくエステルに会いたかったから」
耳元で囁くとそのまま耳に舌をはわせた
「やっ・・」
ヨシュアは満面の笑顔でエステルをベッドに押し倒す
「ふふっ・・・」
「ひとりでさみしかった・・?」
うれしそうにいたずらっぽい声をだすヨシュアはそのままうなじへとキスをすべらす。
「ちょっ・・」
いつになく積極的なヨシュアにエステルはびっくりする
「ちょっと・・・・そんないきなり」
ひさしぶりのエステルとさきほどの盗み聞きが相まって
ヨシュアの下半身は暴発寸前だった。
「エステル・・・」
じっと顔をみつめ落ち着いたエステルが眼を閉じたのを確認したのちキスをする。
いつになく深いキス
「んっ・・・」
「あ・・う・・・」
やっと開放されたエステルの眼はトロンとし、唇から二人の糸が垂れる
「エステル、かわいい・・・」
左手で頬をなで右手で髪をすくう

ヨシュアのあまりの笑顔にエステルは嫌な予感がした
「・・ま、まさか・・・見てたんじゃ・・・」
ヨシュアは答えずにまたキスをした
「やっ・・」
再び深いキス
175君のためなら死ねる:2006/05/28(日) 10:48:36 ID:sWcmsOjP
「はぁ・・・ふぅ・・」

暴れるエステルを深いキスでおとなしくさせる
そして開放・・・
一息つく隙をつき腰を抱え腕を持ち上げ素早く器用に寝巻きを脱がす
「えっ・・」
そのあまりの一瞬の早業に呆けるエステルを余所に自分の上着を脱ぎつつそっと首に舌をはわせた

ブラもはずしそのまま首から下にゆっくり移動させる
「あんっ・・」
(ゴメン、エステル今日は我慢できそうにない)

右手で優しく胸に触れ、もみはじめる。全体をまんべんなく
もみながら、首から移動させた口を左胸にはわせる
尖った乳首をやさしく舐め、吸う。円をかくように舐めまわし
右手も先端を中心に愛撫する。
「あっ・・あっ・・あっ」
エステルは何がなんだか、されるがままに押し寄せる快楽の波に喘ぐことしかできなかった。

やっと胸を開放されヨシュアをみるといつのまにかズボンも脱いでいる
膨れ上がったヨシュアのソレがお互いの下着越しに触れ合い、充分すぎるほどその熱が感じられた。
「エステル・・」
下着を脱がし、どろどろになっているエステルの秘所をピチャピチャと
軽くすすり敏感な部分を舌でつぶす
「やっ・・やっああああ・・・・・」
エステルが軽く達し震える隙に自分の下着も脱ぐ
そして自分のペニスでエステルの秘所をそっとなでる
その状態のままエステルに顔を近づけ、湧き上がる衝動を必死にこらえる・・・
「エステル・・・いれるよ・・」
息もたえだえなエステルが眼を閉じたのを了解ととらえ
ゆっくりと挿入する。あいかわらずキツイがなんとか根元までいれる。
熱い締め付け、動かずにエステルとの一体感を味わう
動かなくても充分気持ちいい。その状態でエステルとキスをする
176君のためなら死ねる:2006/05/28(日) 10:49:22 ID:sWcmsOjP
「くっ・・・」
我慢に我慢を重ねてきたがこらえきれずエステルの奥にだしてしまった。
「あっ・・・あーーーー」
エステルが悲鳴にも近い声をあげる
「はぁ・・はぁ・・」
つながったままエステルを抱きしめる
少し落ち着いたがエステルの中のものはあっという間に固さを取り戻していた
「エステル・・・」
「ヨ、ヨシュアァ・・・」
エステルは意識を振り絞ってヨシュアの名を呼んだ
(エステル・・・エステル・・・・)
(愛してる・・・エステル・・)
上下するエステルの胸にそっと手をあてゆっくりとこねる、頭を撫で体を撫で
そしてそのまま正面からゆっくり動きはじめる
・・クチュクチュ・・・
自分の精液とエステルの愛液が混じりあい下半身がとてつもなく熱い
深く、だんだん早く・・・・止まらない
「・・・うぅ・・・・」
エステルのつらそうな呻き声も耳に届かない
「エステル・・・エステル・・・」
エステルの名前を呼びながら腰をうごかす
根元から子宮口を突くような動き
「あっ・・あっ・・あっーーーー」
ひときわ高い喘ぎ声の後
エステルの膣内がヨシュアのペニスにからみあう
「・・うっ・・・・」
びゅる びゅ びゅう・・・!
二度目の性も中に解き放つ
「あっ・・・あぁぁあ・・・・・」
どくどくと流れる快楽の奔流に全身が震える
同時にエステルも全身を痙攣させヨシュアに虚ろな視線を送った
「・・・あっ・・・・・」
エステルが今までみせたことのない表情で自分をみていることに気付く
(エ、エステル・・・)
今まで性に疎い彼女を想い、やさしくやさしくを心がけていた、こんな風に一方的に行為に及ぶのははじめてだった。
177君のためなら死ねる:2006/05/28(日) 10:50:09 ID:sWcmsOjP
エステルのそこはかなり小さい、自分は大変気持ちよかったが彼女は痛かったのかもしれない
「ご、ごめんっ・・・エステル・・・・」
息もたえだえなエステルがつぶやく
「ヨシュア・・ひどいよ・・・・」
「・・・・・・・・」
その自分を呼ぶ微かな声はさきほどの盗み聞いた声とだぶった
(これは・・どうしたものか)
エステルが自分を思って自慰にふけるのを想像してしまった
エステルの中のものは再び固くなってきた。
「あっ、あう・・」
固くなったものに気付いたエステルが呻く
(ちょっ・・ヨシュア・・・・・)
「エステル・・・いいよね・・?」
我ながら白々しいと思える笑顔をうかべ、半泣きのエステルを
かかえ涙にそっとキスをする
「あんなに僕を想ってくれてたんだもんね」
エステルの眼に理性が戻る
(・・・あ、)
羞恥で耳まで真っ赤になる
(・・・・うっ・・・ううーーーー)
恥ずかしい
こんなに恥ずかしいことは生まれてはじめてだった。
あまりに恥ずかしくて涙まで出る
(・・うっうううううーーーー、死にたい・・・・・・・・・)
ヨシュアはそんなエステルに深いキスをし誤魔化す。
エステルの中にはまだヨシュアのものがあり右手でその結合部に触れる
(なにもかも忘れさせてあげるよ・・・・)
ポロポロと泣き出すエステルに全身を使った愛撫を行う
「うぅ・・・あぅぅうう・・・・・・・・」
恥ずかしい、せつない、気持ちいい、悲しい、さまざまな感情が入り乱れ
気が狂いそうなる
ヨシュアは背後から抱きしめるよう形の体位に変える
エステルの両手を頭の上にあげ自分の頭を抱きしめるさせる
また背後をむかせてキスの続き
わき、胸、へそ、陰核 自分の知ってる知識を総動員させエステルの弱い部分を愛撫する。
178君のためなら死ねる:2006/05/28(日) 10:50:48 ID:sWcmsOjP
エステルの中に深くはいっているものも完全に大きさを取り戻していた
「・・・はぁ・・・うぁああ・・・・・」
ヨシュアの思案どおりエステルの頭の中は真っ白になっていた。
「あっ・・・あっ・・・」
エステルが泣き止み、喘ぎ声に変わるまでヨシュアは全身の愛撫を続けた。
「はっ・・・ふぁ・・・・ダ、ダメェ・・・こんな・・あっ・・あっ・・・」
「・・ヨシュア・・・ふぁああ・・・ダメ・・ダメなの・・・」
納めている自分のものにピクピクと刺激が伝わる
(・・エステル・・・・・)
艶っぽい声に理性が吹き飛ぶ
そのまま手を放しエステルを開放することで自然と彼女はうつぶせになり
後背位の形となる
「・・・やだぁああ・・・こんな格好・・」
抵抗しようにも全身に力がはいらない
背後から胸とお尻を揉まれる
「・・・や・・やぁあああ・・・」
手の動きがいやらしくて今までのヨシュアとは別人のようだった。
胸をもみながらゆっくりと腰を動かしはじめる
エステルのやわらかく弾力のある胸は名残惜しいけど動きに専念するために腰の位置に固定する
はじめはゆっくり、深く・・・そして除々にスピードをあげていく
「・・あんっ・・・あんっ」
パンパンパン
エステルのお尻とヨシュアの下腹部があたりエッチな音が聞こえ始める
「・・こ、こんなのって・・・」
ガクガク体が揺さぶられる
今までの紳士的なヨシュアとはまるで別人、激しいセックスに戸惑いが浮かぶ
エステルは近くにあった枕にしがみつき激しい動きと快楽の波に必死に耐えた

ヨシュアは何かにとりつかれたように腰を動かす
深く、はやく、腰を抱え、いやおうなしにも征服感が湧き上がる
「・・・は・・激しすぎ・・・・」
その動きにいろんなヒダがめくれる、が、おかまいなしに突きこむ

そのうち下半身に熱いものが感じられ
「・・エステル、エステル!!」
179君のためなら死ねる:2006/05/28(日) 10:54:54 ID:sWcmsOjP
ひときわ深く突く、
びゅっびゅるる
3発目とはおもえない勢いでエステルの中に精液が叩き込まれる
「あっああああああああああああ」
その刹那、エステルの膣がしまった
枕に顔を埋め、必死に耐えるものの迫り来るあまりの快楽に
完全にエステルの頭の中は真っ白になった

「ふっ・・ふぅ・・ふぅ・・」
息があらい、快楽にのまれ、後半はエステルのことなどおかまいなしの自分本位のセックスだった。
エステルは・・・気絶してしまっている
「・・・あっ・・・と・・・・・・・・」
(・・・考えるのはよそう・・・・)
自分がこれほどいい加減な男だったとは自分でもびっくりである。
今までエステルに対しては常に格好をつけていた、それはもう自然な状態だったが
これが自分の素なのかもしれない・・・
エステルに愛されているということがうれしくてうれしくてしょうがなくて
今日は理性がとんでしまった
(・・な・・なるようにしかならないさ・・・)

さすがに疲れた。
そういや共和国の事件の黒幕を追い詰めたのも今日だった、何かはるか昔のことのようだ。
エステルを抱き寄せ軽く頬擦りする
布団をとりよせ、つながったままの痴態でヨシュアは眠ってしまった。

  
   ***
  

次の日の朝、エステルのベットで目が覚める、すでに彼女はいなかった。
当然全裸である。自分が寝てたから取り替えるわけにもいかなかったのだろう
シーツのHな染みもそのままで、男女の匂いがする。
そういえば夢うつつで怒りの叫び声が聞こえたような・・・・・
(あ、あとで部屋の掃除を手伝おう・・・)

180君のためなら死ねる:2006/05/28(日) 11:01:46 ID:sWcmsOjP
急いで自分の部屋に戻る。濡れたタオルで体を拭き、いつもの服を着る。
覚悟を決め1階に下りる、最高の笑顔でおもいっきり明るく
「エステル、おはよう!」

返事はなかった・・・・・・・・

一応、二人分の食事の用意はされてあったが・・・
「・・えっと・・・・・」
戸惑うヨシュアをよそに
エステルはヨシュアの顔をみようともせず一人で食事を始めた
「・・あ、あの・・今日の予定は?」
「・・・今、残ってる遊撃士の仕事は・・?僕が引き継がないといけないわけで・・・」

何を語りかけてもエステルは答えなかった。
そそくさと朝食を済ますと自分の皿の後片付けをしさっさと自分の部屋に戻ってしまった。
「掃除手伝うよ」
急いで食事を済ませ彼女の部屋にむかう
階段でシーツを持ったエステルとすれ違うが何かすごくものをいいたげなジト目をヨシュアに一瞬なげかけたあと無視して下に降り、ひとりでギルドに向かった。

今まで喧嘩は数え切れないほどしたが無視されたのは初めてである。
(・・ヤバイ・・・どうやら本気で怒らせちゃったみたいだ・・・)

ギルドでもエステルは目をあわせようともしなかった。
(・・ふぅ・・)
アイナさんに共和国の事件を報告し、掲示板の依頼を新規でうける
午前中に一つ解決し、報告したところであることに気付く
(あ、お昼・・・)
いつもはエステルが弁当をつくってくれているのだが今日は無い
手持ちの食材もロクなものがない
(これじゃあクッキーくらいしか作れないな・・・・)

仕方ないので居酒屋アーベントで食事をすることにする。
一人寂しく一本木パスタを食しているところでエリッサに声をかけられた
「あら、ヨシュア一人?」
「めずらしいじゃない、エステルと喧嘩でもしたの?」
181君のためなら死ねる:2006/05/28(日) 11:04:51 ID:sWcmsOjP
「ハハ、ちょっと怒らせちゃってね。口も聞いてくれないんだ」
エリッサは腕組をし、考える
「悩むよりあたって砕けろのあの子がそういった行動にでるのは初めてよね」
「これはよっぽどのことね」
「ヨシュア!!浮気でもしたの!!!」
「し、してないしてない」
あわてて否定する
「そうね、君しかみえないのヨシュアにそんな甲斐性ないわよね・・・」
「じゃあ原因は何?」
「浮気じゃないのなら仲裁ひきうけてもいいわよ」
(・・い、言えるわけないじゃないか・・・・・・・・・)

昼食をすませ、次の依頼にとりかかる。
ギルドの前を通ると2階からエステルの元気な声が聞こえてきた
さすがに仕事には影響してないね。ただ・・・・
ロレントは狭い、変な噂がたつともかぎらない。
(父さんに殺されちゃうよ・・・・)
(なんとかしないと・・・)
ヨシュアは深いため息をついた。

午後にも一つ依頼を片付けギルドに報告をする。少し手こずった為、日は落ちていた。
もうすでにエステルもエステルの教え子たちもいなかった。

(なんとか・・許してもらわないと・・・)
昨日はあんなに軽かった家にむかう足どりが今日は重い
家にかえると自分一人分の食事の用意がしてあった
(エステル一人で食べちゃったのか・・・今までは必ず待っててくれたのに・・・)

ヨシュアは冷め切ったオムライスを食べ覚悟をきめる。
(太極輪くらってもやむなしだね・・・・)
なんだかんだで渡しそびれたエステルへのお土産を手にエステルの部屋の前に立ちノックをする
「エステル・・・」
「・・その・・・」
静かにドアが開く

182君のためなら死ねる:2006/05/28(日) 11:06:46 ID:sWcmsOjP
「・・・・ハァ・・・」
深いため息の後、エステルが口を開く
「確かにこんなことするのは私のキャラじゃないわね」
「・・・いいわよ、入って・・・・・」
ベットの上に二人腰掛ける
数秒間の沈黙の後、ヨシュアが口を開く
「エステル、ごめんなさい」
エステルはもうすでに泣きそうな顔だった
「もう・・・なんで謝るのよ・・・ヨシュアのバカ」
「バカ、バカ・・・」
バカの連呼の後、消え入りそうな声で
「・・・その・・・・あのね・・・・・」
言いにくい・・・口がごもる・・・
「・・Hな女の子だと思った・・?」

エステルの口からでた意外な言葉にヨシュアはびっくりする
「・・あ・・・」
ヨシュアはどうすれば彼女を傷つけずにすむか思考をめぐらす
「えっと・・・僕は共和国で毎日、君を想って自分を慰めてたよ」
ウソだとしてもうれしい・・・けど
「お、男と女は違うわよ・・」
(ふぅ・・・どうしたものか・・・・)

ヨシュアはゆっくりと口を開く
「エステル・・あのね・・・・・」
「僕が君を異性として意識しはじめたのは13歳の時からだ・・・」
(あの時はけっして届かないと思っていたけど・・・)
そっとエステルの肩に手をかける
「ある時を境に君を好きだってことが異性の好きというのに変わったんだ」
(ずっとこうしたかったんだよ・・・)
そっと身をよせる

「・・・・なのに君ときたら!!」
いきなり口調が変わってエステルはびっくりする

183君のためなら死ねる:2006/05/28(日) 11:07:49 ID:sWcmsOjP
「そんな僕の気持ちもよそに下着でうろつきまわるわ、後ろからとびかかるわ
 ベッドにもぐりこむわ・・・・・・・・」
「ハァ・・・いろいろ大変だったよ・・」
ヨシュアはため息の後、本当に大変だったという表情になった

エステルは不意に過去、王立学園でジルにからかわれたことを思い出した

ヨシュアの言葉は続く
「さらに君自身は僕をまったく男として意識してないときてる!!」
「いくら弟と思っていても限度があるよ・・・・」

「二人で旅に出てからはまた別の意味でつらかった・・・」
「1つの部屋に若い男女が二人!!君は暗くして10分で寝てたけど僕は気になって寝れやしない!」
少しためらった後、ヨシュアは言葉を続けた
「君は勘が鋭いからなかなか抜け出せないし」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・・僕は寝る前にしょっちゅうトイレにいってたろ・・・・・」

「あっ」
エステルはハッと気付く
トイレから帰ってきたヨシュアに
「ずいぶん長かったわね」と冗談でいったら
すごいジト目でみられたのを思い出した。
「下品なこといって怒ったのかとおもってて・・・」

「ふぅ・・」
「・・エステル・・・・」

肩をとり、顔を自分の方に向かせる
いつになく真剣な表情で
「エステル、愛してる・・」
エステルはいきなりの告白に声もでない
「愛してる・・・」
(自分よりも・・)
184君のためなら死ねる:2006/05/28(日) 11:09:17 ID:sWcmsOjP
「ずっとずっと愛してた」
(世界中の誰よりも・・・・)
「・・いつも、いつも不安だった・・・・」
(エステルはせがむことはあってもけっして自分からキスはしてくれなかった・・)
「僕の感情が強すぎて、君の重荷になるんじゃないかって」
「君にたいして嫉妬することすら罪になるんじゃないかって」
「エステルが望むのなら僕は・・・・」
ヨシュアは声を詰まらす
思えばヨシュアが自分にストレートに感情をぶつけてくることは、めったになかった。
「だからね・・・・」
「本当に、本当にうれしかったんだよ」
そっとエステルを抱きしめる、そしてどちらからともなくキスをする

そのままベッドに倒れかかる
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・なんか・・・・うまく・・いいくるめられたような・・・・・」
続きの行為に移ろうとするヨシュアをエステルが遮る
「全部、本音さ・・何ひとつウソはないよ・・・」
ヨシュアはエステルに微笑みかける
そんなヨシュアにエステルは
頬を赤らめ、下を向き、目をあわせず、精一杯の努力で恥ずかしい言葉を口にする
「その・・・あのね・・・昨日はいきなりだからびっくりしたけど・・・」
「・・・激しいのも嫌いじゃないから・・・・」

ヨシュアは一瞬キョトンとするが、後に満面の笑みを浮かべた
「・・エステル・・・・」
(・・エステル・・・僕のエステル・・・・)
優しく髪をなでる

不意に頭に何かがひっかかる
(・・あ、そういえばまた、おみやげ渡すの忘れてた・・・・)
(ま、明日でいいか・・ふふふふ)

185君のためなら死ねる:2006/05/28(日) 11:12:00 ID:sWcmsOjP
今日も夜は長そうだ・・・・・・・・・  

   

≡≡≡≡≡≡≡≡



以上です、アホでごめん。ではノシ
186名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 11:29:47 ID:0ED3vTF7
激しくGJ
187名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 17:11:21 ID:l7WOi5XG
>>167-185
激しくぐっとジョブ!
甘甘のヨシュエスに、欲望の赴くままのSS良かったです。
またお待ちしております。
188名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 18:39:03 ID:SrwZiPhL
hosyu
189157:2006/05/31(水) 08:56:02 ID:/myyG1Rc
おっと、保守だ。
ご無沙汰してます。
>167-185様のSSの余韻に浸らせて頂いてました。
ふー、まだお腹いっぱい(笑)。
遅ればせながらグッジョブです。
190名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 22:59:48 ID:7NPMnpFr
で、>>167-185の続きまだ?
191名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 23:00:51 ID:7NPMnpFr
間違えた。>>125-149

つづきまだー?
192名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 09:12:43 ID:BBQVdbpL
保守
193名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 13:30:23 ID:k0jqfpr+
>>125-149の続きも楽しみですが、157さんも頑張って下さい
期待して待ってます
194名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 03:14:15 ID:LMxIVxmc
新作期待age
195名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 06:09:51 ID:okXhwg8/
今のままでもいいけど、たまにはエステルが寝取られたり
ヨシュアが寝取られるようなのキボンヌ
196名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 09:29:45 ID:wleLUNRJ
どっちの寝とられも出たことあるよ。
ここ最近は何故か出ないけど。
197名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 11:02:08 ID:c13TKGQ2
寝取られと言えばエステル寝取っちゃえ大作戦だろ
198名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 13:33:16 ID:ycimq5c9
あの続きまだー?というかSC発売以降ヨシュエスしか出てないんだよな。
199名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 13:47:48 ID:Do3nAxm/
クローゼの獣姦を期待してる
200名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 14:09:38 ID:5CSYxyyB
オリシェラがあっただろ
201名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 14:45:04 ID:c13TKGQ2
宿屋でレンがエステルをやってるところにティータ乱入で3Pが見たい
202名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 18:39:51 ID:09w99l7c
>>200
え、マジで!?良かったらどこにあったか教えてくれ・・・
203名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 20:34:02 ID:hdmCb6aO
>>202
前スレの533で書きました。………(^^;)
仕事でなかなか続きが仕上がらないです、ごめんなさい。
助けてドラえもん。
204名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 21:41:44 ID:sY+uhVpF
新作期待のために
>>167-185の挿絵を落書きしてみた
ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi38267.jpg.html
205名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 22:48:25 ID:c13TKGQ2
>>202
エロパロ保管庫でぐぐれ
206名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 22:50:48 ID:c13TKGQ2
>>202
間違えた。エロパロ板ss保管庫
207名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 01:36:40 ID:X+8WkUjf
>>9
をチェックするのも良し
208名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 05:14:54 ID:H+rX1icI
>>3で結婚式ネタ書きたい→>>18で書いてると書き残していった者です。
ご無沙汰してますが、なんとかぼつぼつ進めています。
少々長くなりそうなので、ひとまず半分ほど投下します。
それから、>>82さんのカキコミとネタが被ってしまってますが、ご容赦を。
あと、最初に予告しておきますが、匂わす程度しかエロは無いです。
すいません。。。

因みにヨシュエスです。
なんだか流れに逆らっちゃってるような気が多大にしますが……ご了承下さい〜
209手を引いてくれる君がいるから:2006/06/04(日) 05:21:58 ID:H+rX1icI
「えっっ?父さんまだ着かないの?」
部屋の中にエステルの少し慌てたような声が響く。
ここは、ロレントの七曜教会礼拝堂の脇の控え室である。
「どうやら、王都経由の定期船が遅れてるらしいのよ」
エステルの実父であり、ヨシュアの養父であるカシウス・ブライトは、現在リベール王国軍に籍を置く将校だった。
しかも、襟には最上位を示す紋章が刻まれているような人物だ。
よって、王都に詰める事が多い為、現在も自宅のあるロレントには不在なのだった。
「父さんが来れなきゃ、入場の時誰があたしの手を引くのよ…」
「うーん…、いざとなったら、武器屋のエルガーさんにお願いするしかないわね。
 子供の頃から世話になってたんだから、先生の代わりというなら、あの人しかいないわね」
エステルと対峙して話しているのはシェラザードである。
「はー、仕方ないかぁ」
エステルは大仰に溜息をつく。
「もー、先生も外せない軍議があったからって、ぎりぎりまで予定入れなくてもいいのにねぇ。
 こんな時くらい日にちを改めてもらう事もできたでしょうに」
シェラもエステルに続いて溜息をついた。
そんな2人のその様子を見て、苦笑しながら遊撃士協会ロレント支部受付のアイナが言った。
「身内の事情で、周りを振り回したくなかったんじゃないかしらね」
「…え゛?」
エステルの横でくぐもった様な声を上げたのはクローゼだった。
一同が彼女の方に視線を移す。
「何?クローゼ?」
「…私、今日の為に予定を調整してもらっちゃいました…」
クローゼはバツが悪そうに苦笑する。
「あはは…、でもあたしはやっぱりクローゼが来てくれて本当に嬉しいわ。
 リベールの太女様に出席してもらえるなんて、あたしってば三国一の幸せ者よね」
そう言ってエステルはクローゼにウィンクを投げて寄越した。
それを受けてクローゼも柔らかく微笑む。
すると、エステルを挟んでクローゼの反対側から、2人の女性が身を乗り出して口々に言った。
「以前エステルと一緒にロレントに来たジェニス学園の制服の女の子が、まさかお姫様だとは思いませんでしたよ〜」
「クローゼさん、後で一緒に写真撮ってもらえません?」
「ちょっとぉ〜。今日の主役は私なのよ?エリッサ、ティオ」
次いでエステルが口を尖らせると、一呼吸の後4人の間で笑いが起こった。
現在、この部屋にはエステルを中心として、先輩で姉代わりのシェラザード、遊撃士協会ロレント支部受付のアイナ、リベールの皇太女クローゼ、幼馴染のエリッサとティオの6人がいた。
ティオは薄紅色、エリッサは黄色を基調にしたワンピース、クローゼは薄紫色、アイナはベージュのツーピース、シェラは濃い紫と赤を合わせたサリー、というように全員なんらかの晴れ着を纏っている。
ティオとエリッサは椅子に腰掛けたエステルの純白のドレスの裾にレースでできた装飾の花を縫い付け、シェラは後ろで彼女の長い髪を結い上げ、クローゼは前に回ってメイクを担当していた。
「私もいつもしてもらう側で、自信ないんですけど…」とはクローゼの弁だが、エステルは彼女が正式の場に出る時にしている、派手過ぎずそれでいで地味でもないバランスのいいメイクが気に入っていたので、是非にとクローゼに頼んだのだった。
因みに、アイナは扉の傍で壁に寄りかかりながら、部屋の様子を眺めていた。
210手を引いてくれる君がいるから:2006/06/04(日) 05:23:31 ID:H+rX1icI
今日は、ロレントの七曜教会礼拝堂にてエステルとヨシュアの結婚式が執り行われるのである。
リベール国内での、結社『身食らう蛇』による『輝く環(オールオール)』復活事件から、約5年半の月日が流れていた。
その間2人は、各地の遊撃士協会を足がかりに大陸中を周っていた。
それは元結社に属していたヨシュアの、罪を贖う為の巡礼のような旅だった。
辛い事も苦しい事も、試練も困難も2人で乗り越え、互いの想いを育んできたその結果として、今日のこの日を迎えたと言える。

「あ〜、あたしほんとにお嫁に行くんだなぁ。自分のこの姿を見てだんだん実感が湧いてきたわ。」
あらかたの支度が整って鏡に映るドレス姿の自分を眺めながら、まるでそれまでが他人事だったかのように、エステルが呟いた。
「そういえばエステル、さっき着替えを手伝った時からちょっと気になってるんだけど…」
「え、な、何?シェラ姉」
心なしかぎくりとした風情のエステルを横目に見ながら、シェラは確信に近い疑問を口にした。
「もしかしてあんたのお腹、ちょっと大きくない?遊撃士稼業で太った…なんて事はありえないわよねぇ?」
「「「「え?」」」」
シェラの台詞に一同が驚きの声を上げた。
「あ、うー、そのー…、…やっぱ分かっちゃう?」
「服を着てたらほとんど気付かないけどね、…なるほど、それが結婚のきっかけって訳ね」
「さ、さすがシェラ姉」
「ちょっとエステルッ。黙ってるなんて水臭くない?」
バツが悪そうに照れ笑いするエステルの横で、ティオが呆れた様に声を上げた。
「式の後に予定してる、エリッサの店でのパーティーで言おうと思ってたのよー。皆を驚かせたくってさ…」
頬をかきながら、申し訳なさそうに答えるエステル。
そんな彼女に向けて、クローゼが祝辞の口火を切った。
「…あの、おめでとうございます、エステルさん!」
「そうね、まずはおめでとうを言わせてもらうわ」
「うん、おめでとう、エステル」
次いでアイナとエリッサもクローゼに続いた。
「あ、うん。みんな、どうもありがとう」
心からの祝いの言葉を受けて、エステルはますます頬を紅潮させながら、一同に向かって満面の笑顔で頭を下げた。
そんな緩んだ笑顔のエステルを悪戯心を含んだすが目で見ながら、締めにシェラがからかう様に言った。
「祝・できちゃった結婚おめでとう?」
「うー、言わないでってば。柄じゃないって分かってるんだから…。」
もじもじと手元で指を擦り合わせながらバツが悪そうに口を尖らすエステルに、エリッサが至極当然ともいえる質問をしてきた。
「ねぇねぇ、子供ができたって分かった時、ヨシュアどんな感じだった?」
一瞬、「え?」という声と共にエステルの動きが止まる。
211手を引いてくれる君がいるから:2006/06/04(日) 05:25:22 ID:H+rX1icI
そして少し視線を彷徨わせてからエリッサに向き直ると、いつもの調子を装って言った。
「…そうね、ちょっと思うところもあったみたいで、最初は戸惑われてしまったわ」
「…やりそうね。何て言ったか大体の予想は付くわ」
肩を竦め、困ったように軽く口の端を吊り上げながらそう相槌を打ったのはシェラだ。
多分、人殺しの自分に新しい命の保護者になる資格はないとか、そういう類いの当惑を口にしたのだろう。
ヨシュアの素性について、あまり深く事情を知らないエリッサとティオはきょとんとしていたが、クローゼとアイナは視線を床に落としながら神妙な面持ちで2人の会話を聞いていた。
少なからず自分の所為で少し重くなってしまった場の空気を払拭しようと、努めて明るい声でエステルが続ける。
「でも大丈夫。ヨシュアの躊躇いなんて、自分を軽視してるが故みたいなとこあるから、いつものようにあたしがお尻を叩いてやったし。」
「じゃあ、あんたの方から言い出したの?“結婚しよう”って」
「違うわよ。そんなのは乙女から言う台詞じゃないものっ。…って言いたいとこだけど、半分当たり。話を持ち出そうとしたのはあたし。でも、最終的に決め台詞を言ってくれたのはヨシュアよ」
てへへと頭を掻きながら、緩んだ顔を晒すエステルの脇をすかさずシェラが肘で小突く。
「結局惚気てんじゃないわよ、もう。しかし、まさかエステルに先越されるとは思わなかったわぁ。まぁあんたがヨシュアと付き合い出した時点で、あたしにはイイ人いなかったんだけどね」
「まぁ、こういうのは縁がないとね」
シェラに続けて、同世代のアイナも苦笑する。
「あんたは果報者だわね。なんたってあのコはあんたにぞっこんで、ついでに仕事も家事もその他諸々人並み以上になんでもこなせる男と来てる。女として普通に羨ましいわよ」
「あ、一つ忘れてるわよ、シェラ姉」
エステルはにんまりと悪戯っぽい笑みをシェラに向ける。
「?」
「顔もおっとこまえでしょ?」
「…にくっったらしいコね、あんたは。そんな事を言う口はどの口よ!この口かしら?」
「ごめん!シェラ姉、止めてっ。折角クローゼに素敵メイクしてもらったのに、ぐちゃぐちゃになっちゃう!」
教会の控え室に、一同の笑いがこだました。
212手を引いてくれる君がいるから:2006/06/04(日) 05:26:30 ID:H+rX1icI

はっくしょん!
「何だ?風邪でもひいてるのか?ヨシュア」
「いや、そんな筈は無いんだけどな…」
礼拝堂の入り口付近で白の燕尾服を着たヨシュアに声をかけたのは、ルックである。
彼も今年13歳になる。
「じゃあ、誰かに噂されてるんだ。町中今日の結婚式の話題で持ちきりだからな」
ルックは少し意地悪そうにニヤリとした笑いを投げて寄こしてくる。
そういえば、この子はエステルが気に入っていたらしい事をヨシュアは思い出した。
もしかしたら、悪気無く軽く当てこすられてるのかもしれない。
「あはは…そうかもしれないね」
「ルック、そんな嫌な言い方するのはよしなよ。みっともないよ」
そうルックを咎める様に声を発したのは、彼の親友のパットだ。
親友に指摘されてつい言葉の端に自分の本音がこぼれ出していた事に気付き、ルックは少し慌てた。
「べ、別にそんなつもりで言ったんじゃないんだからなっ」
「大丈夫、分かってるよ」
このくらいなら微笑ましいものだとヨシュアは思っていた。
(エステルはいつだったか僕の事をモテ男だとからかった事があるけど、君だって充分各方面から好かれてるじゃないか)
エステルは老若男女問わずに慕われる事が多い。それは生まれ持った天性の素質だとヨシュアは思っていたし、彼もそんな彼女に惹かれた一人なのだ。
そう考えると、自分が彼女の最愛の相手として今日この日を迎えられた事を、空の女神に感謝せずにおられない。
「あの、ヨシュアさん、改めて今日はおめでとうございます」
真面目なパットは深々と頭を下げてお祝いの言葉を述べる。
つられてヨシュアも頭を下げながら「ありがとう」と辞令の言葉を返した。
「ルック、きちんと挨拶した?」
「えー?いいじゃん、そんなの」
213手を引いてくれる君がいるから:2006/06/04(日) 05:27:14 ID:H+rX1icI

「よお、久し振りだな、ヨシュア」
目の前のルックとパットのやり取りを眺めながら、5年前と変わらない風景に郷愁を覚えていたヨシュアの背後から、突然聞き覚えのある声がした。
「アガットさん!来てくれたんですか?」
「私もいますっ」
「わしもいるぞ」
「ティータ!ラッセル博士!」
アガットの体の陰から、軽くウェーブのかかった長い金髪を湛えたアンティークドールのように愛らしい少女と、バイタリティ溢れる闊達な目をした眼鏡の老人が現れた。
アガットは背中に大剣を背負ったいつもと同じ服装のままだったが、ティータは肩の膨らんだ七分袖の薄いピンクのワンピース、ラッセルは普段のところどころ油で汚れた作業着ではなく黒の礼服という正装姿だった。
「ティータももう17歳か…。とっても綺麗になったね、見違えたよ」
「そんな…」
「普段はスパナとドライバー持って走り回っては新しい機構に目を輝かせてる、相変わらずの機械オタクなんだけどな」
「アガットさんてば!」
すかさず入ったアガットの合いの手に、ティータは可愛く頬を膨らませながら、拳を振り上げる真似をした。
こちらも相変わらずの微笑ましい風景だ。
「あはは、そっか。やっぱティータはそうでなくちゃね」
「あのあのっ、お兄ちゃん、今日は本当におめでとう!私、私…いつかこんな日が来たらって……ずっと思ってて…ぐすっ」
「お前が泣いてどうすんだ。17にもなって簡単にめそめそすんなって」
「だって…」
「あはは、本当にありがとう。博士もお久し振りです。お元気でしたか?」
「お前さんも息災そうでなによりじゃな。それに随分立派な風体になっとって、お前さんこそ見違えたぞ」
「そんな…、まだまだ柄ばかりの若輩者ですよ」
ヨシュアが肩を竦めて日頃の心構えを口にすると、アガットが何かに気付いたように顔を覗き込んできた。
「そういや、ヨシュア。なんだかお前との目線に違和感があると思ったら、随分背が伸びたんだな」
「?…ああそうか、言われてみれば、同じくらいになってますね」
「そうだ、今度手合わせしてくれよ。どのくらい強くなったのか気になるからな」
「ええ、僕でよかったら喜んで」
「もう、アガットさんたらそんな話ばかり。ところでお兄ちゃん、えっと、今お姉ちゃんは控え室の方かな?」
「ああ、そうだよ」
「じゃあ、あの…、私、お姉ちゃんのところに行きたいんだけど…、そのぉ…」
ティータが言い難そうにしているのは、多分ヨシュアを差し置いて先にエステルの花嫁姿を見たいという我侭を気兼ねしての事だろう。
「いいよ、僕の事は気にしないで行っといで。ティータはエステルの『妹』なんだからね」
「ごめんね!」
そう言うやいなやティータは足取り軽く駆けていった。
214手を引いてくれる君がいるから:2006/06/04(日) 05:30:55 ID:H+rX1icI
「何だ?オヤジさんがいないんじゃないか?」
「え?」
突然、外に面した礼拝堂の扉からぬっと現れた一回り大きな影が、堂内をきょろきょろと見回しながら聞き覚えのある声を発した。
「ジンさん!」
「なんとか間に合ったようだな。出先で便りをもらって押っ取り刀で出てきたんで、こんな格好で悪いな」
ジンは申し訳なさそうに頭を掻きながら、のっしのっしと堂内に入ってきた。
「いいえ、来て下さっただけで本当に嬉しいですよ」
「アガット、博士も久し振りですな」
ジンは、ヨシュアの傍にいた2人とも簡単に挨拶を交わし合う。
そしてヨシュアの方に向き直ると、右手を差し出して握手を求めながら言った。
「それから結婚おめでとう、ヨシュア。初めて会った頃はまだ子供だと思っていたのにな、早いもんだ」
「有難うございます。あの頃を知られているとなんだか恥ずかしいですね」
そう返しながらヨシュアは、自身も右手を差し出しジンと握手を交わす。
「そんな急いで首に縄かけなくてもいいと思うがな、俺は。22だっけ?お前ら」
「僕はそうですけど、エステルはまだ21ですね」
「まぁ、昔はそんなもんが普通じゃったけどな」
「そりゃそうとでかくなったな、ヨシュア。腕の方も更に上達したんだろうな?よかったら今度、手合わせと願いたいもんだ」
「…あ、あははは。ええ、喜んで」
軽い気持ちで言った自分の台詞で、一瞬目の前の3人の間に不思議な空気が漂った事にジンは首を捻った。
「…何だ?」
「俺と同じ事言ってるぜ、ジンさんよ…」
「武術家は武術家で、考える事が同じなんじゃな。いやさ、自己鍛錬、または互いに切磋琢磨するのはいい事じゃて」
「何だ、そうだったのか。畑は違えど基本的におつむの作りが同じですからな」
そう言って、不動のジンは肩を揺らしながら、あっはっはと笑った。
215手を引いてくれる君がいるから:2006/06/04(日) 05:31:34 ID:H+rX1icI

一方、ティータは控え室のドアの前に立つと、胸に手を当てて深呼吸を一つしてから扉を2回ノックした。
「はーい」という声と共にドアがカチャリと開いて、中からティオが顔を出す。
「あ、あの、こんにちは。私、ティータ・ラッセルといいます。あの、エステルお姉ちゃんは…」
ティータが緊張した面持ちで挨拶をすると、何かを閃いたようにティオの目が大きく見開かれた。
「あ!前にエステルと一緒にうち(パーゼル農園)に来た事がある、とっっても可愛かった赤い帽子の娘ね?」
「え?あ、あの…は、はい」
ティータは、そのまま返事をすると“可愛い”と言われた事まで肯定する事になってしまいそうになって、思わずどもってしまう。
「えっ?ティータ?ティータなの?入って入って!」
“ティータ”の名前を聞きつけたエステルの嬉しそうな声が響き、奥の方がにわかに慌しくなる。
ティオがティータを部屋へ入るよう促してくれたので、ティータは簡単に会釈しながら室内へ一、二歩足を踏み入れた。
すると、少女の目の前が突然真っ白の物体で覆いつくされた。一瞬現状が理解できず、目を白黒させてしまう。
「ん〜、いくつになっても抱き心地のいい娘よね〜、ティータってば」
頭上から降ってきたその声を聞いて、やっとティータはエステルに問答無用で抱き締められている事に気付いた。
「お、お姉ちゃん?」
「おっきくなったわね、ティータ。17歳になっても、桜色のぷにぷにほっぺは健在ね」
エステルは、がっちり抱き寄せていたティータから上体を離し、正面からまじまじとティータの顔を眺めながら、彼女の頬を指でつついた。
ティータは、やっと自由になった視界の中に飛び込んできた光景に、頬をつつかれている事などそっちのけで言葉を失う。
目の前には、長い髪をアップにして結い上げ、純白のヴェールとウェディングドレスに身を包んだエステルがいた。
ドレスにはところどころにレースがあしらわれ、腰の後ろには床にまで広がる長いリボンが付いている。
豪奢ではないがシンプルで上品なデザインのドレスだった。
5年ぶりに会う義姉妹の麗姿に、ティータは目を真ん丸にして感嘆の声を上げた。
「わぁ…、お姉ちゃんこそお人形さんみたい…。凄く綺麗」
「ティータったら可愛い事言ってくれるじゃないのよ〜。なんたって素材がいいからね」
「おーおー、言う言う。あんたのは『馬子にも衣装』っていうのよ」
すかさずシェラのツッコミが入る。
「私、お姉ちゃんのヴェールの端を持って歩きたかったなぁ」
「今のティータにはちょっともう無理ね。5年前のティータとレン辺りならハマリ役だったと思うけど…」
エステルがレンの名前を出したので、ティータの顔が少し曇る。
「…レンちゃん…、今頃どうしてるのかな…」
「そうね…、もう結社なんて抜けて、どこかで普通に暮らしてくれてるといいんだけどね…」
「さぁ、そろそろ時間よ」
柱の時計を確認しながら言ったアイナの台詞に、一同がおのおの居住まいを正す。
「どうやらもう先生の代わりはエルガーさんにお願いするしかなさそうね。それに関しては私が話して一緒に行くから、あんたは先に表に出てなさいな」
「わかったわ。シェラ姉、よろしく」
216手を引いてくれる君がいるから:2006/06/04(日) 05:32:36 ID:H+rX1icI

ヨシュアがアガット、ラッセル博士、ジンの3人と話していると、突然シェラが控え室からばたばたと出てきて、礼拝堂内の指定の席に着席して隣の細君であるステラと談笑していたエルガーに何か耳打ちしている。
それに気付いたヨシュアは、3人に会釈をするとその場を離れてシェラの所へ駆け寄った。
「父さんは?やっぱりまだ来てない?」
「ええ、そうなのよ。でももういい加減式を始めなきゃいけない時間だし、突然で申し訳ないけどエステルの引率役はエルガーさんにお願いしようと思って…」
「俺は構わんが…。全くカシウスの奴、こんな時に何してるんだろうな」
「すみません…、ばたばたしちゃいますがよろしくお願いします」
ステラが心配そうに見守る中、そんな会話を3人で簡単に交わすと、シェラとエルガーは礼拝堂の外へと出て行った。
既に、招待客や自主的に集まってくれた町の人たちも、あらかた席に着いている。
午前10時50分、間もなく式の始まる時間だった。
ヨシュアも、新郎が抱く当然の緊張と、本来一番この場に出て欲しい人がいない歯痒さを抱えながら、少し重い足取りで祭壇前の定位置に移動した。


一方エステルは、控え室の勝手口から外へ出て、礼拝堂の正面扉前にシェラとエルガーと共にスタンバイしていた。(←作中では勝手口なんて無かったですが、あった事にしといて下さい^^;)
段取りとしては、オルガンの演奏が始まったら中へ入る手筈になっていた。
「もう〜、父さんのバカ!バカバカ!!娘と息子の晴れ舞台に間に合わないってどういう事よぉ!」
いよいよ式が始まるという段階になっても未だ現れない、薄情な父への恨み言をエステルが空に向かって叫んだその時である、頭上をゴォーという轟音と共に、一機の小型飛空挺がボース方面へ駆けて行った。
職業柄、動体視力のいいエステルとシェラは、機体の横腹に軍の紋章が燦然と輝いていた事に気付いて顔を見合わせた。
「…え??今のって…」

「親に向かってバカとは何だ、バカとは!」

突然、礼拝堂前に集まる人々の背後から、大変聞き覚えのある声が飛んできた。
「…!…とっ、父さん!?」
「せっ、先生!?」
エリーズ街道側の街路から小走りで駆けてきたのは、黒の礼服に身を包んだカシウス・ブライトその人だった。
「遅くなって悪かったな、エステル」
「え?何??もしかして、今上を飛んでった軍の飛空挺に乗ってたの?」
「話は後だ、とっとと行くぞ」
カシウスは娘の質問には答えず、エステルの右側へつかつかと歩み寄ると、彼女の右腕をむんずと掴んで自分の左腕にそれを回すよう促し腕を組ませた。
そして、すぐ横にいたエルガーに「すまん」と一言会釈すると、口をパクパクさせるエステルを半ば引きずるようにして扉の前へ移動した。
「さあ、開けてくれ」
その声で、呆気にとられていたシェラがはっと我に返り、礼拝堂の扉に駆け寄ると慌てて押し開けた。
中では既に厳かなオルガンの演奏が始まっていた。
217名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 05:41:20 ID:H+rX1icI
ひとまず今回はここまでで失礼します。
あと、ルックの歳はなんとなくのイメージで適当に決めさせてもらってます。ご了承を。
元々絵描きでSS書き始めて日が浅いので、不思議な言い回しなどはご容赦下さい。

続きは1週間後くらいに。。。
218名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 05:48:15 ID:H+rX1icI
早速誤字発見…
>>210の2行目
輝く環(オールオール)×
輝く環(オーリオール)○
すいません、ハズカシ…
219名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 08:35:50 ID:21um7x3c
リアルタイムキター!
激しく乙。すなわちGJ。そしてwktk。
220名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 17:03:45 ID:33h6sjHQ
リアタイGJ
221名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 00:29:00 ID:W/7Fxjqq
うおーGJ!!
続き待ち遠しいー
222202:2006/06/05(月) 00:34:40 ID:KTXyaOz4
乙、そしてGJ!!続きに期待

>>204
挿絵いいね。乙
>>203 >>205 >>206 >>207
ありがトン!!無事見付かったよ
前スレは見てなかったから知らなかった
漏れこの二人が1番好きなんよね
203さん頑張ってくれ
223157:2006/06/07(水) 07:38:22 ID:f2I7r8f0
>157です。自分的にいろいろあって、未完のまま自主没にしようかと思ってましたが、続きです。
週末の>208様の降臨まで、保守がわりに。

この数ヶ月、何度もあの頃の夢を見て、その度後悔に苛まれた。夢の中のどの場面にも、必ず君がいた。
「エステル…」
君のいない世界が、煉獄にも等しいことを知った。
だけど、僕が孤独に耐えることで君が「結社」から守られていると思えば、それだけで救われた。
それなのに。
それなのに…。
動揺を隠せない僕をからかうように、教授が割って入る。
「紹介するまでもないだろうが、紹介させてくれないか?クックックッ…執行者No.]T]、エステル・ブライト嬢だ」
「…!」
「いいだろう?番号は彼女の希望だ。誰かが彼女を『お日様みたいだ』と言ったことがあるらしいが」
「…教授…あなたって人は…!」
目の前のエステルは、僕に気付きさえしない。操られているのか、少しぎこちない笑みを浮かべたまま、立ち尽くしている。
その両眼から、幾筋もの涙の跡が見てとれて、教授がどんな酷い手を使ってエステルに「暗示」をねじ込んだのか想像出来る。
全身から力が抜けてへたり込みそうになるのを、何とか堪えた。
「エステル!エステルってば!…頼むよ、返事してよ…」
無駄だと知りつつ、エステルの名を呼ぶ。
「エステル…僕を探してここまで来てくれたんだろ?ロレントの父さんのところまで連れて行くんだろ?お願いだ、目を覚まして、ねえってば!」
ああ、もう半狂乱だ。まともならこんなおこがましい事、口にする資格もないと思っているのに。やや醒めかけた頭の片隅で、教授が面白がっているだろうなと思った。
「言ったろう。お前たちの命運は、我等の手の中と…無論、出来るなら連れて帰ったっていい。出来るならな…」
エステルが構える。両の手に握られた「それ」は、5年前に僕が結社に残していった、スペアの双剣だった。
僕が今使っているものより二周りほど小ぶりだが、エステルの手にはしっくり馴染んでいるらしく、今まで気付かなかったほど違和感がない。
「ああ…それね。お前とお揃いがいいと云うのでな。借りてるぞ?」
もう教授のからかいなんかに反応していられない。
カチッと、スイッチが切り替わるのを感じる。一切の感情を排し、目的を果たす為の“仕事モード”へ。フルスピードで思考が回転する。
…とにかくエステルをここから連れ出さなくては。当て身で行くか、峰打ちで行くか。姑息な手だけど、前回の即効性睡眠薬もまだ残っている。
教授の目の前でエステルにキスするのは嫌だが、怪我させずに済むのは確かだ。
エステルが動いた。
殺気も邪気もない、流れるような動き。一撃目は難なくかわし、二撃目を払いのける。ガードしようとしたエステルの肘を跳ね上げ、剣の束で鳩尾を狙う。
「…くっ!」
駄目だ。タイミングを逃した。相手がエステルなせいか、攻めに集中できない。
…実を言うと、エステルに攻撃を当てたことはほとんどない。ブライト家に来て間もない頃、加減を誤ってエステルの腕を折ってしまって以来、寸止めを自らに課している。
あの日、エステルの強さに打たれて、二度とこの手で彼女を傷つけまいと決めたのだ。
自慢にもならないが、そのせいで模擬戦中にエステルに腕をへし折られたことも一度二度ではない。
僕はエステルに剣を向けられるのか?
エステルの繰り出す剣戟を受け、流し、避けつつも、思いは千々に乱れて混乱を呼ぶ。
どうすればいい。どうすれば…。
(続く)

エステル骨折歴は894◆MafgNDHowA様のSSよりインスパイヤさせて頂きました。
うちの脳内ヨシュアが勝手に3倍返しを喰らってすいませんw
224名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 23:23:03 ID:dXrgTEGX
>>223
GJ!!!!!
ただ、どのように番号を呼んだらいいかわからん
たのんますM(__)M
225名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 23:46:14 ID:bcqSaXr4
>>224
>ただ、どのように番号を呼んだらいいかわからん

19だと思ふ。タロットカードの]\が「太陽」
執行者のNo.がタロットカードの番号にそってるというのは
他でも既出だったと思うので省略するけど。
226名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 07:51:41 ID:V4/UnWxG
>>223
最後の最後にwついてるだけで台無し。
他の作者が必死こいて考えた内容を事前承諾も無く使っておいて w かよと思った俺芝生嫌い。
227名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 10:30:31 ID:PsCvljXF
ここに名無しで出してる地点で事前承諾だの著作権だの厳しく言えるモンなの?(まぁ流石に放棄にはならないと思うが)
てか内容一切触れずに「w1つで台無し」とか数倍失礼だろ。
本文外の「w」1つにんな過剰反応したら投下してくれる神が減るよ。

>>223
続き正座して待ってます +(0゚・∀・) + GJ!
228名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 14:00:13 ID:V4/UnWxG
俺は投下する方なんだけどね。神かどうかはわからんが。
二次創作でそもそも著作権とか言うのもナンセンスだけど
人の書いた設定利用しておいて芝生は無いだろと思ったんだ。

俺が気難しいみたいだから、身を引くよ。
保管庫にも削除依頼出してくる。

感想くれた人達、励みになって本当に嬉しかったです。
一応、自サイトで残りもあわせて公開する予定だったけれど・・・

お世話になりました。
229名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 14:13:26 ID:vwKKM1zT
>>223
GJ!!続き待ってます。ワクワクテカテカ(^∀^)
230名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 14:17:14 ID:nnocRgI1
私も投下する側としていうと
このクレームはさすがにけつの穴が小さい
231名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 16:32:59 ID:empfE2Sn
二次創作でも一応著作権は発生するんだっけか
ややこすぃーが

それはともかく、>>223乙、ぐっじょぶ
232223:2006/06/08(木) 22:21:35 ID:t2EU80vG
>223です。自分の不注意な書き込みで>226様をはじめ皆様に嫌な思いをさせてしまいました。
ごめんなさい。

何て書いていいのか、ちょっと混乱していて、上手く書けません。
何を書いても言い訳にしかならないし、どう反省して今後どうするか、
まだ考えがまとまってないんですが、
だけど、今、ここで、謝らないと、ずっと後悔しそうなので。
>226様。894◆MafgNDHowA様。そしてスレの皆様。
本当に申し訳ありませんでした。
233名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 22:27:09 ID:vwKKM1zT
>>232
俺は読み手だが、少なくとも不快には全くなってませんよ
続き頑張って下さい
234名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 00:13:53 ID:jnGmHTud
>232
別にwの一つがどうこういうのは肛門狭すぎとしてもさ、
あなたが今書いているのはパラレル風味のエステル闇落ちもので、
元ネタにしたのはヨシュエスのほのぼの話。
投下側としてはむしろそっちをもっと気にすべきじゃないかと思ったよ。

そればっかりはご本人がなんて言うかだけど、応援してる人もいるから
あまりへこまずに続けてください。
235名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 00:21:21 ID:d+p4Sfrn
ちょっとかわいそうだ〜
236名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 02:01:10 ID:XbgocX+U
>>209-の頃ではレンは16歳か。
なんとなく一方その頃という奴で英雄伝説7を新主役と一緒にやってそうなイメージがある。
237208:2006/06/09(金) 06:49:04 ID:A6Ohqivp
GJ下さった方、どうも有難うございます。

>>232さん
私もあなたの書く話を楽しみにさせてもらっている一人です。
>>223の冒頭で有難い言葉を頂いてしまった身としても、凹まずに続けて頂けると嬉しいです。
238223:2006/06/09(金) 09:50:49 ID:eeK+b636
223=232です。皆様の温かいレスが心に沁みます。
ちょうどプライベートで同じミスをやらかして、
「もう駄目だ、漏れはこういう人間なんだorz」と落ち込んでいたので…。
長い言い訳になるかも知れませんが、書かせて下さい。
>226様のご意見ももっともだと思います。真摯に受け止めてます。
事前に承諾を頂くのは難しいとしても、wじゃなくて(笑)や(汗)だったら伝わるニュアンスもあったかも知れない。
もう一行、「勝手にネタにして申し訳ありません」と書いておくべきだったかも知れない。
書き込みの前にもう一度読み返せば、そんなところが見えてきたかも知れない。
「どうせ2ちゃんなんだし」みたいな甘えや「嫌ならスルーしる」みたいな傲慢さがあったようです。
他人の立場になって考えないから>234様が指摘したような事になるし。
いろんな意味で無責任だったな、と反省するに至りました。
連載のほうはお言葉に甘えて続けさせて頂こうかと思っています。
もしご本人が嫌でなければ>226様にも帰ってきて頂きたいな、とも思っているのですが…。
とりあえず次回分を手直ししつつ、週末を楽しみにしてます>208様。
皆様には重ね重ね申し訳ありませんでした。
そして…ありがとうございました。
239名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 10:27:19 ID:2ssGoQR9
頑張れー(^∀^)
240名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 22:17:50 ID:XbgocX+U
16歳になったレンと、レンを好きになって彼女を救った少年(次回作の主役のイメージ)との初体験って需要ある?
オリキャラ視点で少年の名前は出さない。
レンからは「貴方」もしくは「君」と呼ばれる。
241名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 23:12:34 ID:R86jUxTq
そのオリキャラのせいでエヴァとかナデシコとか最近ではFateか?まで最低作品がのさばっているから
需要なしで。
個人的観点からでもオリキャラは自己投影キャラを写しているようで気持ち悪い。
どうしてもレンタソとの絡み書きたければ作品のキャラ使えば?
レン×クルツとか
242名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 23:20:57 ID:2ssGoQR9
俺は読んでみたいな
オリキャラ視点でもレン視点でも
243名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 23:26:20 ID:wQLsPFDD
>>241
>>エヴァとかナデシコとか最近ではFateか?まで最低作品がのさばっているから
どれも、まともに原作を見た(やった)事ないから分からないけど、
最低って言ってるそれらの作品っていのは、同人ゲーの事?
244名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 23:27:06 ID:VgSK7O/T
>>241
>>242
オリキャラって需要ないんだ・・・
俺もオリキャラxレンで小説考えてたんだけど作品登場キャラの方がいいならルックを絡ませるべきか・・・
245名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 23:29:45 ID:R86jUxTq
いろんなss読んでくれば如何にオリキャラが最低作品を生み出す要因になるのかがわかるんだ・・・
たとえ>>240が良作を作ってくれたとしても、そのあとのこのスレは駄作を生み出す糞になるかもしれんのだ。
もちろんこのスレがそうなるとは限らないが、過去を振り返ってみてもオリキャラがでてきてよくなったためしはない。
246名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 23:31:08 ID:d+p4Sfrn
そうだな〜
でもレンだしな〜
247名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 23:54:49 ID:2ssGoQR9
>>244
いやいや、俺は別に需要ないとは言ってないよ
だから>>242で読んでみたいって書いたわけだしね

オリキャラもいいが、レンとクローゼの相手は次回作で出てくるといいなあ
幸せになってホスイ
248名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 23:55:53 ID:2ssGoQR9
sage忘れた、スマソ
249名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 00:11:32 ID:aJPNAL4U
確かどこかのスレで語られてたんだが、創作においてのオリキャラが不評だったり、駄作だと言われたりするのって、
・原作にいないので、オリキャラのイメージが浮かびにくい、一人だけ浮いている事が多い。
・オリキャラの設定説明などが半端だったり複雑だったりする(モノローグメインで語るなど)
・都合が良すぎる(作者の願望を入れまくった)キャラが多い(酷い例:原作キャラより強い・原作キャラと密接な関わりがあるなど)
―――などがあるかららしい(そのスレではそれ以上の項目があったんだが忘れた)。
まあつまり、世界観にあった物というより、作者の自己満で作られたキャラ・設定が多いから、
読者としてはついて行けなかったり、反感を買ったり(原作を蔑ろにされて怒る)するみたい。特に同人。


オリキャラを使うなら、そこに居ても空気なサブキャラにするか、
世界観だけ借りて、主な原作キャラはほとんど出さないような話にするのが一番安全。
250名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 00:53:29 ID:sP4Zx/1w
なんにせよオリキャラは荒れる原因になるから使わないほうが安全。
どうしてもつかいたいなら・・・ファルコムスレに別の創作スレってあったっけ?
251名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 01:09:04 ID:WIde5HX8
何はともあれ、オリキャラは、発表せずに自分の脳内で楽しむ方が吉っす。
>>250
エロパロでは確か無いと思われます。
半角二次元板とかPCゲーム板とかfalcom関連スレありますが・・・
そちらもやめておいた方がよいと思われます。(重複している住人もいると思いますので)
252名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 05:16:00 ID:YKaJVQPo
二次創作でオリキャラは鬼門だよなー
観客や雑魚敵レベルのモブキャラは別だけどさ
253名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 06:54:01 ID:5L+dOqaX
オリキャラ使うならサブキャラのがマシ
254名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 07:02:07 ID:6ImHNSvU
>>244
ルックはレンの相手としてピンと来ないなあ。
成長レンとその相手役のSSは実際に続編で登場するまで待つしかないか?
成長レン自体がオリキャラに近くはあるし……
ちなみに考えた話ってどんなプロット?
255名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 20:04:51 ID:Q/wJej+k
ナニ言ってるんだよお前ら。
レンの相手はティータに決まってるじゃないか。
256名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 20:24:57 ID:NsVMfBYS
レンって自分がどういうことをされてたのかわかってたのかな
現実の11歳ならわかってても不思議ではないが
257名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 20:32:38 ID:YWEJ+l+j
>>256
幼稚園児がディープキスしてるしな('A`)
258名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 22:14:12 ID:oMdJnpoW
>>240
ちょっとだけ興味があったりするのでテキストで試しにどっかのうpろだに上げてみてくれ
それなら興味無い人もスルーできるし
259名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 13:32:07 ID:YWTrUUhG
レンと痩せ狼とか、けっこういい組み合わせに思える。
ヴァルターがレンに振り回されたり、やっちゃった後
タバコを吸おうとしたら、「タバコ臭いの嫌」とかいわれたりして
意外に面白そう。
260名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 21:01:58 ID:zILKCQrW
俺はやっぱりヴァルターにはキリカがいい
お子さまにはない大人のふいんき(なぜかry)が良かった
261名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 21:44:45 ID:sW4TOQ0h
俺はキリカにはジンかな。ヴァルター×キリカもいいけど
あとヴァルター×ルシオラとかブルブラン×ルシオラとか考えたことあるw
262名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 21:57:50 ID:Ink6wDXx
俺もヴァルター×ルシオラは考えた事ある
なんか変態仮面はカップリング考えにくいw
クローゼには執着してるけど和姦は考えられないし
陵辱とか調教とかそういうのはキャラ違う気がするし・・・

・・・と、ここまで書いて自分の理想の王女に
望んで虐げられるMなブルブランというのを思いついてしまった俺はorz
263名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 22:15:48 ID:rDm5Dby1
>>262
(ノ∀`) アチャー
264名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 01:22:20 ID:3uq2fKf2
でも実際、両者が望むヤツにとってのシーンはそういうのしか
浮かばないな。

仮面取れ、と言われて「それだけは許してください」と懇願する
ブルブラン。
だが彼女は容赦なくブルブランを踏みつける。
内心(もっと!もっと踏んでください!)と思いつつ、口から
発せられる言葉は「おやめくださいぃい!」

みたいなブルブランを想像してしまったよ。
265名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 02:30:34 ID:fZ4o7+Tt
もうレン×ティータでいいじゃん
266名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 02:46:04 ID:k0S2+p7D
>>265
パス
267名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 07:00:56 ID:ocDy9Jbq
>>265
だな
268名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 01:33:47 ID:Szx4MJNO
自慰描写がある場合は事前に注意書きでもあればいいのに
と我侭を言ってみるテスト(´・ω・`) なんかイメージ壊れるから読みたくないのよ
269名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 05:19:32 ID:yRw4skQS
死ねばいいのに
270名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 06:39:47 ID:c+RVrPRG
ワイスマンに少しづつ刷り込まれて、
2ndの最初で自慰するエステルたん ええなぁ

で、ついでに不良神父に寝取られる、っと。
271名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 07:13:41 ID:8EZ/j1xr
それは寝取られというかフラれて他の男に走ってるだけでは?
272名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 09:03:40 ID:0u062PAz
個人的に自慰描写って興奮する
273名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 10:10:32 ID:lmvYlHpR
ヨシュアを思って自慰しているジョゼットを見てしまい、
ジョゼットの恋の応援をしようと奮闘する兄貴達…とかコメディにしかならんな
274名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 18:58:39 ID:5zSRzkSQ
キール兄は応援してるがそんな裏事情があったのか
275名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 19:24:47 ID:utxF5eS+
そこでクローゼ&エステル&ジョゼット×ヨシュアの4Pだ。
276名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 19:41:04 ID:YLnrYh9T
色々と上で言われているけど、
名前欄に物語の大体の内容を書いておけばいいんじゃないかな。
「(名前、またはカプ)、陵辱」みたいに。
最初に断り書きを入れておけば後から文句を言う奴もすくなくなるだろうし。
オリキャラも、ゲーム内に組み込まれている奴(例えばイースのドギの仲間の盗賊とか)
は問題ないと思う。
とは言っても自分ひとりの考えだから、やっぱり最初に一言言っておくべきだと思うけどね。

というわけで、次の創作を全裸でティッシュ握り締めながら待ってる。ハァハァ
277名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 20:02:52 ID:HrWhtp1N
服を着てください
278名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 03:45:04 ID:Q6SypCq1
意外と>270のようなSSが出ないのは何故?
別に見たくないけど。
279名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 03:58:58 ID:7YTxCHDO
べつに読みたくない。
それより操られたエステルVSヨシュアのちゃんと
6章クリアして書き直したパラレルじゃない自慰無しバージョンが読んでみたい。
280名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 06:40:14 ID:KPFn30n/
自慰をしたことない10代男子はいない
でも自慰がすごく罪深いことのように感じられて
結局夢精というのが最高
281名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 06:54:35 ID:oU8O3DUy
最近エヴァ映画のDVD借りた俺は麻痺してんのか
自慰シーンとか罪深くも何とも感じない
282名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 07:23:34 ID:0/Etjn7A
エステルを想像してやるのが罪深いっていう意味
283名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 08:58:10 ID:Q6SypCq1
「ごめん。・・・それをしないのはちょっと自信ないかも」
284名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 10:36:58 ID:i+lAhDcZ
>>281
21歳未満は失せろ。
285名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 17:55:49 ID:weDGxDPP
何かこの前から妙に叩いたり個人攻撃する奴が急に増えた気がするのは気のせいか
286名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 19:51:11 ID:iWQzYLEN
教授に操られてるんだよ
287名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 22:00:46 ID:9xN18BZp
それなら仕方ないな。

よし誰か>>284をヨシュアを元にもどしたエステル並に愛してやるんだ。
妄想と現実の狭間で。
288284:2006/06/14(水) 23:36:33 ID:i+lAhDcZ
世の中守らなければいけない建前ってのがあるんだよ。
自分からばらさなきゃ誰にも確かめようが無いんだから。
289285:2006/06/15(木) 00:09:29 ID:BwFkn4fh
いや、俺は投下する側に対して攻撃的だったり叩いたりというのが
目立つ気がするって言いたかったんだよね
290名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 02:34:39 ID:ulpaQUcD
>>276
いまさら蒸し返すのもアレだが、そういって色々とこじつけつけてオリキャラものを投下するのが
最低ss書いている奴等の現状。
俺がつい最近みた最低ssによるサイト閉鎖のログもそういったのが原因だった。
あげくには、嫌なら見ないでください、とことわり書くようなものばかりだった。
お前のいう「最初に断り書きを入れておけば後から文句を言う奴もすくなくなるだろうし」というのは免罪符にはならない。
ついでにいうなら既存キャラの性格改変もオリキャラ同様の扱いされている。これも最低ssに分類される。(>>157が最低ssとはいわないが)
あとこのスレでのオリキャラものの需要はほぼ皆無なんじゃね?
291208:2006/06/15(木) 06:55:50 ID:71t3cID7
1週間後と言いながら、10日ほど経ってしまいました。>>208です。
残りを一挙に投下します。
やはりエロは匂う程度しか無いです、ご注意下さい。シチュエーション萌で。
292手を引いてくれる君がいるから:2006/06/15(木) 06:56:37 ID:71t3cID7

午前11時。オルガンによる聖歌が奏でられ、ややあって礼拝堂正面扉が開く。
外より堂内の方が暗いので、入場してきた2人の人物の顔は逆光でよく見えない。
しかし、シルエットでエステルの横にいる人物がエルガーではない事に、ヨシュアはすぐに気付いた。
(まさか……)
扉が閉まり、人物のバックの光源が消えるとその正体が明らかになる。
それはヨシュアが最も今日この場にいて欲しいと願った、この世で一番敬愛する父親だった。
「っと、とうさ…」
直前までてっきりエステルはエルガーと一緒に入ってくるものと思い込んでいた所為で、ヨシュアも少なからず面食らう。
鳩が豆鉄砲を食らったように目をパチクリさせる息子に気付いたカシウスは、軽く笑って右目でウィンクを投げて寄越してきた。
たったそれだけのアイコンタクトで相手の意図を察すると、ヨシュアの顔に笑みが戻る。
見るとエステルは状況が未だ身に染み込まず、心ここにあらずという感じだ。
まぁガチガチになられるよりはましか、と心の中で苦笑する。
そして、ヨシュアはそこで遅ればせながらエステルの麗姿に目を奪われた。
こんな風にドレスを着て美しく装った彼女を見るのは初めてで、普段とのギャップの所為もあるが、やはり好きな女性の麗容を目の当たりにして、目を奪われない男はいない。
心臓が早鐘を打ち頬が紅潮するのが分かる。
そんなヨシュアの眩しそうな視線に気付いて、エステルははっと我に返る。少し恥ずかしかったのか照れ笑いを浮かべると、背筋をしゃんと伸ばし姿勢を正した。
そうこうする内に、バージンロードを歩んできた2人は祭壇前に控えるヨシュアの元へ着き、カシウスはエステルの手をヨシュアに引き渡した。
そして、カシウスは右手でヨシュアの肩を抱えるようにぽんと叩くと、ヨシュアの目を見据えてにんまりと笑った。
瞬間、ヨシュアの脳裏に出会った頃からの事が思い起こされる。
この人に救われなければ、自分は今ここにいるどころか生きているかどうかすら分からなかった。
それがあの人…ワイスマン教授の思惑上での事でも、これ以上の僥倖などなかったと思っている。
そして、“エステル”というかけがえのない存在と引き合わせてくれた。
そんなエステルとの結婚を反対するどころか二つ返事で祝福してくれた、最愛の父親。
子供ができたと意を決して報告しても、大して動じず「この甲斐性男め」と冷やかしながらも本心から喜んでくれた。
肩に触れる大きな手の温もりに、言葉で伝えるよりも多くの気持ちが込められているのをヨシュアは感じた。
(僕はこの人の息子になる事ができて、本当によかった。──そして…)
ゆっくりと決意を込めて頷き返すヨシュアを確認すると、カシウスはもう一度ヨシュアの肩を叩いてからその場を離れ、ステラがジェスチャーで教えてくれた自席へと移動した。
(空の女神エイドス…──エステルという、何にも代えがたい存在を、僕に与えてくれた事に感謝します──)
ヨシュアはエステルの手を取り、互いに目を合わせ軽く頷き合うと、デバイン神父が聖書を持って厳かに立つ祭壇前へ歩を進める。
293手を引いてくれる君がいるから:2006/06/15(木) 06:58:04 ID:71t3cID7

デバイン神父は聖書からの引用を交えて、夫婦になるという事、愛とはどういうものか、といった事を説いていく。
ただ、冗長的にならないように的確な言葉で手早く纏めてくれた。
そして、神の前で永遠の愛を誓う宣誓に移る。
それまでは、ただ前を向いて霊験あらたかな言葉を聞いていればよかった2人の鼓動が、嫌が応にも高鳴り始める。
「では、新郎ヨシュア・アストレイ。貴方は病める時も健やかなる時も、終生変わらぬ愛を誓いますか?」
「はい、誓います」
ヨシュアの淀みの無い声が堂内に響く。

──誓えない筈が無い。もしエステルが何らかの理由で自分に愛想を付かせる事があっても、自分からは決して彼女を見限ったりしない。
“個”としての自我が希薄だったあの頃、暗く澱んだ闇の世界から久しく忘れていた柔らかな陽の当たる世界へ自分を引っ張り上げ、固着してくれたのはエステルだ。
そして、その光には暖かさがある事も思い出させてくれた。
自分と“最後”まで一緒に行くとも言ってくれた。
それはどんなに自分を救ってくれた言葉だっただろうか。
それが今日、“終生”という意味に変わって、誓いとなる。

エステルは、ヨシュアの横顔に宿る揺るがない決意を見て取って、至福感に満たされる。
自分は今日彼と結婚するのだという実感が身中に湧き上がってくる。
白い礼服がすらりと伸びた長身に映えていて、今更ながら“格好いい”という感想を胸に抱く。
さっき現状を把握できたのも、そんな彼の姿が目に飛び込んできたからだ。
「新婦エステル・ブライト。貴方は病める時も健やかなる時も、終生変わらぬ愛を誓いますか?」
「はい、もちろん誓います」
凄惨な過去や自身の暗部、背負った罪に苦悩しながら、それでも立ち上がり進む事を選んだヨシュア。
いつでも、自身を顧みず自分を守ろうとしてくれるヨシュア。
けれど、レーヴェも言っていたように、強くあろうとする心は何かのきっかけで簡単に折れてしまう脆さも抱えている。
そんな時は自分がヨシュアを支えたい、肩を貸して前を向いて共に生きていく事をいつでも選びたい。
これはその為の誓い。

勝手に予定に無い副詞を足したエステルを反射的にヨシュアが盗み見ると、彼女は得意満面のしたり顔でぺろりと舌を出した。
(君って娘は…)
嬉しくて、そんな言葉が喉まで出かかる。
その2人の様子を優しい笑顔で見つめながら、デバイン神父は予定通り指輪の交換、その次の段取りへと式を進行させていく。
「では、誓いのキスを…」
デバイン神父の言葉を受けて、ヨシュアはエステルのヴェールを両手でそっとめくり上げ、顔を寄せながら彼女にしか聞こえないような小さな声でそっと囁いた。
「とっても綺麗だよ、エステル…」
「ヨ、ヨシュ…ん…」
さっと頬を染め、エステルの口から漏れ出た音が目の前の人物の名を象る前に、彼女の唇にヨシュアのそれが重ねられた。
その時、祭壇の正面、デバイン神父の背面側の礼拝堂のステンドグラスに外から陽が差し、色を纏った暖かな光が2人を照らし出す。
席の方からは逆光の形になり、影になった2人の輪郭を柔らかく浮かび上がらせた。
堂内に声にならない溜息が浸透する。
それは空の女神の計らいによる、厳浄な誓いの口付けだった。
294手を引いてくれる君がいるから:2006/06/15(木) 06:58:49 ID:71t3cID7


「ハ、ハイジャックぅ!?」
居酒屋アーベントの店内にエステルの素っ頓狂な声がこだました。
現在イベントは場所を替え、披露宴代わりの無礼講なお食事会に突入していた。
席が足らないので立食パーティーのスタイルを取っている。
礼服に身を包んでいた者も、ほとんど平服に着替えており、エステルとヨシュアもいつもに近い服に衣装を戻していた。
「まぁ、具体的な脅迫も要求もさせない内に、俺が虚を付いて速攻解決させたから、未遂だがな」
ぐいと酒をあおりながら、カシウスがのほほんと答える。」
「乗ってた定期船がハイジャックされたから遅れたって……タイミングが悪いというか、いいというか…」
「よかったと考えるべきだよ、父さんがその場に居合わせた事をね。犠牲者も出さずに1時間そこらで解決って、そうはない話だよ」
「だから、リアルタイムの情報が、飛行船公社にも入ってこなかったのね。発生から解決までが短すぎて」
「入ってたのかも知れないけど、乗客を人質に取られた事件なだけに、対応がデリケートになってたのかもね」
エステルの台詞にヨシュア、シェラ、アイナの順で、おのおのが意見を述べていく。
「いや〜、プライベートで貴重な体験をさせてもらえるとは思いませんでしたよ」
「え〜?私は怖かったですよ〜」
そう言って、横から身を乗り出してきたのはリベール通信社のナイアルとドロシーだった。
2人はエステルとヨシュアの結婚式に顔を出す為、カシウスと同じ便に乗ってロレントに向かっており、そこでハイジャックに遭遇したのだという。
そしてその後、カシウスと一緒に軍の飛空挺に乗せてもらってロレントに着いたらしい。
因みに、飛空挺から降りた後はカシウスの脚力について行けなかったので、教会に辿り着いた時にはもう式は始まっていたそうだ。
事件の話を聞いた時にはさっと顔を青ざめさせていたクローゼが、ほっと胸を撫で下ろしながらカシウスに問う。
「犯人は何を要求するつもりだったんですか?」
「始末は駆けつけた王国軍に任せてきましたんでね、詳しい事は後ほど判明するでしょうが、どうやら飛行船公社を相手取って、身代金を要求するつもりだったみたいですな」
「まぁ…」
「なんてリスクの高い非効率的な事を…」
エステルが呆れた様に呟く。
「まぁ、半分愉快犯みたいなものだったな。だから速攻でお縄にかけられたともいえる」
「思想的な組織が絡んでいたら、手が込んでるかもしれないしね。そういうのは躊躇もしないし…」
「そうね」
大陸を行脚している間に、何度かそういう事件を見聞きした事もある。他ならぬヨシュアには、似たような実経験もある。
そう考えれば、不幸中の幸いだったと言えるかもしれない。
「でも、父さんが無事でなによりだわ。もう間に合わないかと思ったけど」
「なかなかにくい演出だっただろう?」
「何言ってるのよ、もう」
呑気な父親に、エステルが一応憤慨してみせる。印象深い結婚式になったのは確かだが、肝もかなり冷えた。
ともあれ、事件は大事に至らなかった事が分かり、一同の間には和やかな笑顔が戻る。
そこで、ナイアルがエステルとヨシュアの側へ寄ってきて言った。
「それじゃ、申し訳ないが俺はちょっと社と連絡を取りたいんで、お暇するぜ。ドロシー、お前はゆっくりしていきな」
「は〜い」
「…あっと、事件を撮った感光クォーツだけは預かっていくからな」
「あ〜、でもこの中には、さっき教会の玄関で撮った、エステルちゃんとヨシュア君のツーショットや、団体ショットなんかも入ってるんですよ〜」
「分かった、分かった。それも一緒に現像しとくから」
「相変わらず、慌しいのね」
「今日は来て下さって有難うございました」
多分、明日のリベール通信の一面はこの記事になる事だろう。
295手を引いてくれる君がいるから:2006/06/15(木) 06:59:36 ID:71t3cID7

一方、エステルとヨシュアの横ではティータが始終顔をにやけさせていた。手にはブーケが収められている。
元々はエステルが式の間、手に持っていたものだ。
風向き、風力、エステルの利き腕、腕力etc...、その時得る事ができる全ての情報を総動員して弾き出した計算結果に基づいて、岩をも通す一念で手に入れたものだ。
誰か意中の相手でもいるのだろうか。
「そういえば、お兄ちゃんて養子になる前は“アストレイ”って苗字だったんだね」
ティータがふと気付いたようにヨシュアに話しかけてきた。
「え?…ああ、うん。ティータには話してなかったかな。
 血が繋がってないとはいえ、さすがに戸籍上の兄妹同士で結婚するわけにはいかないからね。一旦籍を抜いてもらったんだ」
「あたしはさ、“お嫁に行ってもよかった”のよ?でも、ヨシュアがどうしても自分がお婿に行くって」
「まだ言ってる。だってそっちの方がどう考えても妥当じゃないか。僕は22年の人生の後ろ半分を、ほとんど“ブライト”で通してきたんだから」
「でも…」
もの言いたげな目をしてエステルがヨシュアを見る。
エステルは自分が一人娘なせいで、もうヨシュアしかいない彼の実家の筋が途絶えてしまう事を気にしている様子だ。
しかしヨシュアにとって、それは大した問題ではないのだった。
父母も姉も、失くした大切な家族の事は、いつでもこの胸の中にある。
それに、彼女のお腹に宿っている小さな命には、確かに自分の血が流れているのだ。
それで充分だと思えた。
だからヨシュアはにっこりと笑いながら言った。
「いいんだよ、エステル。僕はカシウス・ブライトの“息子”でいたいんだ」
「そりゃ、光栄だな。では、“婿養子”として俺の名を継ぐからには、改めてこれからびしびし鍛えてやらんとな」
ヨシュアの言葉に、カシウスが意味深な反応を返す。
「…え?改めて鍛えるって、今は父さん職場が違うじゃない?」
「おいおい、俺は軍に終身雇用されたわけじゃないぞ?クーデター事件で傾いた軍部の立て直しを手伝う為に、一時復帰していただけだ。あらかたやるべき事は済んだし、後進も育ってきている。そろそろ手を引く頃合だと思ってな」
「もしかして父さん、遊撃士に復帰するって事?もう50歳よ?現場に出る歳じゃ…」
「何を言う。“まだ”50歳だ。引退するにはまだ早い。もう一花くらいは咲かせないとな」
「S級遊撃士復活ですね」
アイナがシェラと2人で強めの酒を空けながら、にこやかに言う。
人材の斡旋も行う受付の彼女にしてみれば、これ以上頼もしい人物の復帰はない。
「どうせなら、お前たち2人の新たな門出に合わせたいと思ってな。『立つ鳥跡を濁さず』といきたかったんで、少し周りにも無理を言ってぎりぎりまで粘ってしまった。…ま、それで式に遅れてたら本末転倒なんだがな」
「え?じゃあ父さん、もしかして…」
「ああ、昨日付けで軍を辞めてきた」
296手を引いてくれる君がいるから:2006/06/15(木) 07:00:19 ID:71t3cID7
「は、はあ…」
「決めてからの行動が早いのは、父さんらしいね」
エステルは呆気に取られた顔で生返事をし、ヨシュアは相変わらずの父親の行動力に感心する。
すると、少し離れた席からエルガーがカシウスを呼ぶ声がした。
「おーーい、カシウス、こっちに来いよ。久し振りに積もる話といこう」
カシウスがそちらへ視線を向けると、エルガーの他にも同年輩の顔見知りが何人か揃って椅子に座りながらテーブルを囲んでいる。
同意の返事をして、カシウスはその場を離れようとする。が、ふと立ち止まって懐から手紙を出すと、エステルに手渡した。
「ああ、それからエレボニア帝国大使館経由でこの手紙を預かってきた」
「え?帝国?」
「父さん、それって…」
「まあ、読めば分かるんじゃないか?」
そう言い残してカシウスは場所を移っていった。

その父を目で追いながら、エステルが不満をこぼす。
「まったく父さんたら、軍を辞めるなら事前にそう教えてくれればいいのに。勝手にサプライズを仕込んでるんじゃないわよ。ヨシュアもそう思うでしょ?」
「はは、まぁね。はらはらしたのは同感だよ」
「ほんとにもー、突然決めちゃうんだから」
「でも、軍を辞めるっていうのは多分、父さんなりのこだわりなんじゃないかな。エステルが家に戻ってくるなら、家族は一緒にいるべきだっていう…」
「あ…」
「君だけじゃなく、父さんもレナさんを亡くした時の事は忘れられないんだと思うよ」
「父さん…」
そこまで言ってから、ヨシュアは悪戯っぽく笑って付け足す。
「サプライズは完全に趣味だと思うけどね」
「…おかげでいらない緊迫感まで付加されたわ…」
そんな事を話しながら、エステルは手元で先ほど手渡された手紙を開いてみる。
数行読んで思わず声を上げてしまった。
「うわっ」
「やっぱりあの人からだったみたいだね」
そう言いながら、ヨシュアが横から首を伸ばして手紙に目を落とす。
297手を引いてくれる君がいるから:2006/06/15(木) 07:01:01 ID:71t3cID7

『  拝啓 親愛なるエステル君(はあと)ヨシュア君

 この度は結婚おめでとう。
 そして、式へのお招き有難う。招待状は受け取ったよ。
 僕の見初めた仔猫ちゃんたちが、数々のロマンスを経てめでたくゴールインしたというのだから、祝福に駆けつけないという話はないのだけれどね。
 しかし、何と言うか止むを得ない事情で行く事ができなくなってしまった。とても、…かなり残念だ。
 予てから君たちの晴れの舞台では、僕の華麗なリュートとピアノの演奏でもって、盛大に場を盛り上げるのが野望であっただけにね。
 いやはや、やんごとなき身分というのは厄介なものだよ。
 もう一度モラトリアムを満喫したいと冗談でミュラーに言ったら、“二度とこの国の敷居は跨がないと誓うならな”と冷えた視線を氷の刃にして突き刺されてしまった。穴だらけのチーズみたいな有様になりそうだったよ、はっはっはっ。
 そんな訳で、行けない代わりに後ほど大輪の薔薇の花束でも贈らせてもらうとしよう。楽しみにしていたまえっ。

 では、また会う日まで。チャオ♪

               君たちの オリビエ・レンハイム より  

 追伸
 当時の仲間の皆にも、よろしく伝えておいてくれると嬉しい。
 今となっては、シェラ君に付き合わされた夢見る心地の地獄の酒が懐かしいよ。  』


「仔猫っていうなっ!しかも“盛大に”って……。手紙の上でも相変わらずとぼけた男ね。来なくて良かったと思っちゃうわ…」
「間違いなく、オンステージは開催されてただろうね」
手紙を読み終えた後、2人で顔を見合わせて苦笑を交わし合う。
そんなエステルとヨシュアの様子を窺っていたのか、シェラが2人の側に寄ってきた。
「何?オリビエから?」
「うん、今日は行けなくて悪い、って。あと、シェラ姉の事も書いてあるわよ」
そう言いながらエステルは手紙をシェラに見せた。シェラは手早く斜め読みで手紙に目を通していく。
「ふぅん…まぁあの身分じゃ、ほいほいと他国の、しかも市井の祝い事には出てこれないでしょうしね、仕方ないんじゃない?」
特に何の感慨も無さそうにそう言うシェラの横顔を、エステルが思わせぶりに覗き込む。
「…シェラ姉、残念そうね?」
「あんたまだそんな事言ってんの?あんたと同じようにもう5年も会ってないってのに、変な勘繰りしないでよ」
シェラは「あー、失敗失敗」とか言いながら、元いた場所へと戻っていく。
「なんだかね〜、どうも読めないわ、掴み所無くて」
「エステル…、君は好きだね、そういうの」
「自分の事には疎かったのに」という言葉がヨシュアの頭に浮かんだが、言わずにおく。
しかし、そんな彼も人の事は言えない自分に気付いていないのだから、似たもの夫婦といえるのだが。
298手を引いてくれる君がいるから:2006/06/15(木) 07:02:24 ID:71t3cID7

「そういや、エステル。お腹に子供がいる事、皆に言うんじゃなかったの?」
「…あ、ハイジャックの話の所為ですっかり忘れてた」
「もう、改めて言い出す雰囲気じゃないね、これは」
そう言ってヨシュアは周りを見渡す。もうあちらこちらで酒が浸透して、宴もたけなわな状態になっている。
「んー…、でもそれなんだけどね、シェラ姉とかクローゼとかティオとかエリッサとか、知らせときたい人にはもうばれちゃったのよね。…あ、ティータが知らなかったか。後で言っとかなきゃ、拗ねちゃうかも」
「女の子同士の付き合いは大変だね。僕にはちょっと分からないや」
男のヨシュアには、横の繋がりを大事にする女性の友達付き合いに、得心がいかない。
「まぁね、生む側だからかしらね」
「いや、それだけじゃなくてさ」

その時、ぽんとヨシュアの肩に手が置かれた。
「よう、ヨシュア。久し振りだな」
「え?」
ヨシュアが反射的に振り向くと、そこにはジェニス王立学園で一時的にではあるがルームメイトだったハンスがいた。
「私もいるわよ。クローゼから聞いたの。2人ともおめでとう」
ハンスの横にはジルも立っていた。2人とも以前より随分大人びて見えた。
「ハンス!ジル!来てくれたんだ、有難う」
エステルが嬉しそうに体を揺らしながら返事をする。
ジルと手を合わせてきゃあきゃあとはしゃぐ。
「つつがなくゴールインしたみたいだな。おめでとう、お二人さん」
「あ、有難う、ハンス。来てくれて嬉しいよ」
そう照れくさそうに答えるヨシュアの姿が、どことなく嬉しそうにエステルには見えた。
それならばと、エステルは少しヨシュアの背中を押してやる事にした。
「折角だから、男同士積もる話でもしたら?私はジルとクローゼとでお喋りしてるから」
「エステル…」
「そうだよ、俺もお前に色々訊きたいと思ってたんだ。どんな旅をしてきたんだ、とかさ」
エステルはぱちんと一つウィンクをヨシュアに投げると、男二人を残してその場を離れた。
等身大で話のできる友達がヨシュアに増えてくれるのが、エステルには嬉しかったのだ。
ヨシュアは、人当たりがよく誰とでも器用に話を合わせる事のできる人間なのだが、ある一線から一歩踏み込んで付き合うのに尻込みするきらいがある。
(もちろん、女の子相手に一歩踏み込まれちゃ困るんだけどさ…。ヨシュアはもてるし…)
だから、ハンスのような押しの強い同性の同世代が、周りにいてくれるのは有難い。
(女同士の付き合いは分からなくても、男同士の付き合いは大事にしなくちゃね。ヨシュアは男友達少ないんだから)
299手を引いてくれる君がいるから:2006/06/15(木) 07:02:55 ID:71t3cID7


そしてその後も、懐かしい顔振れから次々とお声がかかる2人だった。
しかし、他ならぬこの日の主賓だったのだから、人気者になってしまうのは仕方がないといえば仕方がない話だった。

「エステルちゃーーん、綺麗だったよ〜!」
「挨拶が遅くなってすまないね。今日はおめでとう」
「アネラスさん!それにクルツさんも。それにカルラさんやグラッツさんまで!」
アネラスとクルツの横で、カルラとグラッツも手を振っている。
「あー、あたしもいつかお嫁さんになりたーい!」

ご多分に漏れず、アネラスも結婚願望持ちだと分かったり・・・
        ・
        ・
        ・

「エステル姉ちゃん!ヨシュア兄ちゃん!」
「クローゼから声を掛けてもらったの。2人とも随分逞しくなって…。見違えたわ。おめでとう」
「クラム!テレサ院長まで…。有難うございます」

一回りも二回りも大きくなったマーシア孤児院の子供たちの面々に、改めて5年の歳月を実感したり・・・
        ・
        ・
        ・

ただ、最後に酒席で一番捕まりたくなかった相手に捕らわれてしまったヨシュアには、災難が待っていた。
オリビエ曰く“夢を見ながら地獄に落ちる心地”という境地の片鱗を、望む、望まざるとに関わらず知る事になる。


そして宴は日が暮れるまで、一部では暮れた後も続いた・・・・



300手を引いてくれる君がいるから:2006/06/15(木) 07:04:03 ID:71t3cID7


窓の外では草木に朝露が光り、小鳥の囀る声が響いている。
「うーーん…、どうしようかしら…」
結婚式から一夜明けて、自宅のダブルベットの上で半身を起こし、顎に手を当ててエステルが呟く。
隣には、まだ夢の中をたゆたっているヨシュアが横たわっている。
「新婚初日の朝なんだし、なんというかこう…優しく起こして言ってみたい台詞なんかもあったりするんだけど…」
更に、いつもなら先に起きる割合の高いのはヨシュアなので、チャンスとしては今が最適だったりするのだが…
昨日、遅くまで来賓の酒に付き合わされたヨシュアを、ゆっくり眠らせてあげたい気もする。事実、顔色も少し悪い。
試しに口元で小さく練習してみる。
(「朝よ。起きて、“あ・な・た”」…とかって…)
「…だ、だめっ、やっぱ恥ずかしすぎっ」
結局一人で頬を染めて一人で身悶えする。
(父さんの事、“あなた”って呼んでた母さんは偉大だわ…)
一頻り一人上手をやってから、はたと気付いて、咄嗟に隣のヨシュアを窺い見る。
依然彼は、少し眉間にしわを寄せながら、昏々と眠り続けていた。
エステルは一つ息を吐き、ベッドから降りると手早く服を着替えた。
そして部屋を出て行こうとして、何かを思い出したようにヨシュアの側に戻ると、頬にキスだけして彼に毛布を掛け直してやってから、部屋を出て行った。
エステルが部屋を出て行った少し後、ヨシュアが身動ぎし、眠ったまま右手が持ち上げられる。つと、彼女がキスをした辺りの自分の頬を、夢うつつのまま指で撫でる。
しばらくして、ゆっくりと琥珀の瞳が開かれた。

「…エステル?」


「んーー、よく寝たぁ」
エステルは2階ベランダに出て大きく伸びをする。
前日は終日充実した一日を過ごしたので、とても寝つきがよかった。疲れていたともいう。その為、とてもぐっすり眠れたのだ。
「今日もいい天気ね」
少し雲が流れているものの、快晴といえる空から注ぐ陽の光と、森から流れてくる朝の少しひんやりした空気が心地いい。
今日は布団を干すいい日和だとエステルが考えていた時である、後ろでドアの開く音が聞こえた。
「エステル…おはよう…」
現れた人物はヨシュアだったのだが、若干眉間にしわを寄せながら頭を抑えていた。やはりなんだか顔色も悪いし、足取りも少し重いように見える。
「あれ、起きちゃったの?まだ寝てていいわよ」
「二度寝はできない性分でね…」
ヨシュアはややおぼつかない足元のまま、エステルの近くまでやってくる。
301手を引いてくれる君がいるから:2006/06/15(木) 07:05:23 ID:71t3cID7
「…大丈夫?やっぱ二日酔い?」
「少しね。酔ったシェラさんに付き合わされちゃったのが運のツキだったみたいだ」
「昨日、シェラ姉には一杯世話になっちゃったもんねー…」
いつもなら、自分の許容量を心得ているヨシュアが飲み過ぎるという愚行を犯す事はまずない。
しかし、エステル共々多大に世話になった相手から勧められた酒を、無下に断る事ができなかったのだ。
更に、妊娠中のエステルに飲ませる訳にはいかなかったので、その分を被らざるを得なかったというのもある。
酔ったシェラというのは、飲ませ上戸になる事がままあった。
「顔洗ってちょっと風に当たったら、さっぱりするかなと思ってさ」
そう言ってヨシュアはベランダの床に腰を下ろす。
同じようにエステルもヨシュアの横に並んで座ると、心配そうに彼の顔を覗き込む。
「朝ご飯食べられそう?」
「うーん…、ちょっとつらいかな」
「そっか…。…ゴメンね、あたしにお鉢が回ってこないように気を使ってくれてたんでしょ?断ると酔ったシェラ姉は絡むから」
「まぁね。父親の責任といったところかな」
「もう、なによそれ」
「真顔で恥ずかしい事言わないでよ」と付け加えて、エステルが頬を赤らめる。
しかし、同時に安心もする。
ヨシュア自らの口から、自身を『父親』と格付ける言葉がさらっと出てくるくらいなら、子供に対しての当惑に関してはもう大丈夫だろう。
昨日、シェラ達には解決した問題だと話しはしたが、未だにヨシュアは何を考えているのか分からない所があるので、確証が欲しくて本心をなんとなく探っていたのだ。
これで本当にほっと胸を撫で下ろす。気がかりが一つ減った事で心が軽くなり、エステルはなんだか嬉しくなってくる。
その所為でか、ふとある事を思い出した。
「そういえば、父親っていえばさ……ふ、ふふっ」
エステルが突然くすくすと笑い出したので、意味の分からないヨシュアは首をかしげる。
「…何さ?いきなり」
「この子ができたって知らせた時に、最初にヨシュアが言った台詞を思い出しちゃったのよ」
途端、ヨシュアは「げっ」という表情になる。
「…根に持つなぁ…」
「そりゃ、第一声が“間違えた…”じゃ、根に持ちたくもなるわよ?」
「…だからさ、それは…」
「“あたしの生理の周期を間違えた”って事でしょ?あの時散々弁解してもらったし、もう怒ってないけど、今は思い返せば思い返すほど笑えてくるのよねー。何でヨシュアがそんなの知ってて、しかも計算してるのよ、って」
「生来の分析癖だから、仕方ないだろ…」
「この子が大きくなったら言ってやろうかしら。あなたはパパの計算間違いで生まれてきたのよ、って」
「………」
ヨシュアは無言のジト目でエステルに抗議してくる。
「嘘よ、冗談、冗談。いつかはできちゃうだろうなぁって思っていたし、あたしはそれでもよかったから」
「でも、君の小さい頃からの夢だった遊撃士をこんなに早く休業しなくちゃならなくなってしまって…、ゴメン、もっと気をつけるべきだったかも…」
「こら。子供は天からの授かりものなんだから、即物的に考えちゃダメよ」
そう言ってエステルはヨシュアの額を小突く。
302手を引いてくれる君がいるから:2006/06/15(木) 07:06:12 ID:71t3cID7
「ご、ごめん…」
「…まぁね、確かに残念に思ってないって言ったら嘘になるけど…、でも予想の範疇よ。頃合を見てまた復帰すればいいんだから。それにね…」
そこで一旦言葉を切って、エステルはヨシュアの耳元に顔を近づけて囁いた。

「ヨシュアの赤ちゃん、欲しかったから」

次の瞬間、ヨシュアの顔は火を噴出さんばかりに真っ赤になっていた。脳が沸騰して二の句も告げられない。
おかげで二日酔いの頭痛など吹き飛んでしまった。
「…き、君こそ、よくそんな恥ずかしい事、真顔で言えるよ…」
「だって…、好きなんだから当然の事、でしょ?」
「…………うん…」
もうヨシュアは赤ら顔のまま俯くしかなかった。

「あ。そうだヨシュア、あのね…」
ヨシュアほどではないにしても、同じように顔を赤らめて俯いていたエステルがおもむろに口を開く。
「うん?」
「実は、この子が男の子でも女の子でも、もう名前は決めてあるのよ」
「…?どんな?」
「ヨシュアのよく知ってる名前だと思うわよ?」
「…え?…もしかして…」
「“嫌だ”って言ったって聞かないからね」
そう言って新妻エステルは嫣然と微笑んだ。
彼女の意図を理解したヨシュアの顔が、じわじわと幸せの色にほころんでいく。
「個人的にはこの子は女の子だといいな、って思っているの。えーっとあれ、一姫二太郎っていうでしょ?」
「…うん、そうだね」
にっこりといつものように微笑み返しながらも、ヨシュアは目頭が熱くなってくるのを感じていた。
それをエステルに悟られたくなくて、無意識に上を向いて空を仰ぐ。
そんなヨシュアの肩に、ただ黙ってエステルは頭を預けてきた。

空はどこまでも蒼く、朝の太陽の光もまた暖かく2人の頭上に降り注いでくる。
当たり前の日常を、大切な人と迎えられる事の幸せ。
ヨシュアはそれを自分に与えてくれた人々へ想いを馳せる。


カリン姉さんやレーヴェや、そして父さんに救ってもらったこの命。
掛け値ない好意と愛情を注いで、凍った僕の心を溶かしてくれたエステル。
戸惑い、二の足を踏みそうになる時も、躊躇などせずいつでも颯爽と僕の手を取ってくれる。
手を引いてくれる君がいるから、僕は前を向いて駆けてゆける───


口付けを交わす2人の間を、爽やかな軟風が吹き抜けて行った。

<おわり>
303208:2006/06/15(木) 07:08:50 ID:71t3cID7
以上でございます。

以下、ちょっとだけコメントを。
本当は、花嫁さんは別の場所で着替えを済ませてから教会へ入場するらしいですが、ゲーム中では教会控え室を使っていたので合わせてみました。
それと、是非エステルにはバージンロードを歩いてほしかったので、ちょっとその辺の段取りが私的設定になっちゃってます。ご容赦下さい。その所為で何だか学芸会っぽくなっちゃったのも、笑ってスルー方向でどうかお願いします。
結婚式よりも同窓会のような話が書きたかったので、色んなキャラクターを出してみたのですが、うっかりキャラ観が変わってしまっていたらすみません。
あと、今回ほど、記号の中にハートマークが無いのを悔しく思った事はありませんでした(笑)。
更に、勢いでこんなものまで描いてしまいました。ドロシーが撮った写真というイメージ。
ご興味ある方はご笑覧頂ければ幸い。→ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi39968.zip.html
304名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 07:44:47 ID:y6wfAiMZ
>>208殿
お疲れ様でした。最後の写真(イラスト)も含め激しくぐっとジョブ!!!!
ハートマークは”v”で、カバーしても良かったかも。
また御願いします。
305名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 15:42:39 ID:Pc957BWf
>>208
GJ!!!待ってました!結婚ヨシュエス最高っす!
そしてひっそりとオリビエ×シェラ姉風味も入っていて嬉しかったりする俺 ウハウハ
306名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 17:42:31 ID:vv9IlHCj
イラストが予想外に上手くて驚いた
グッジョブъ( ゚ー^)
307名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 19:49:05 ID:wjUnQaCX
GJ!!
暖かなヨシュエス話イラスト含めて良かったyo
308名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 21:12:57 ID:JIyt1xAQ
ぐっじょぶぐっじょぶ。

ところで関係はありそうでなさそうだが
このスレ的にはヨシュエスは中田氏がジャスティスなのか
309名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 21:25:35 ID:Dyuu8iN2
>>305
同意(^ω^)さりげなくニヤついてもうた
小説もイラストも良かったよ、じーじぇい
おつかれさまでした
310名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 22:24:05 ID:dDoVClIr
こんなに違和感無く読める文章。
それでいて美麗なイラスト。
もちろん、内容も面白くて、それでいて心温まる話。
>>208よ。アンタ絶対小説(イラスト)ホムペかブログ持ってるだろ。
隠さずに言いなさい。他の作品も見たい&掲示板にGJと書き込みたい
311名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 22:53:22 ID:Dyuu8iN2
俺もイラスト見てどこかで見た気がするなと思ってた
こういう所にURL晒すのは勇気がいると思うので晒してとは言いませんが
サイトをお持ちなら、これからも頑張って下さい、とだけ言わせて下さい
312208:2006/06/16(金) 06:18:00 ID:x+j4s418
ども!208です。思ったよりも沢山のGJ有難うございます。
狂 喜 乱 舞 ー 。
まだまだ精進の余地ありなので、これからも鍛錬に励みます。

>>310さん、>>311さん
えー、結論から申しますと一応サイトはあります。
嬉しいお言葉を頂いてしまったので、書いてしまいたいような気もするのですが、やっぱり恐いので晒すのは止めておきますね。
(ちょっとトラウマもあったりしますので…)
ただ、隠したりしてはいないので、結構簡単に見つかるかも?
どこかで見かける事があったら、また声かけてやって下さい。
313名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 18:04:44 ID:tp+ltoQt
空の軌跡でくぐって地道に探せばみつかるのかな
314名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 23:18:56 ID:/CelBfib
今見つけたっぽい・・・というかブックマークに入ってました
見覚えがあって当然っすね
これからも頑張って下さい<312さん
315名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 02:15:33 ID:LOJTNxjk
ありえない幸せな将来を想像してみるのもいいものだね
316名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 14:15:22 ID:carjLLJV
↑スルーしましょう
俺もなorz
317名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 15:04:12 ID:3BpIdM7k
「ゲームでは語られる事の無い後日談を想像するのが」って意味じゃない?




もしかして、俺って釣られた?
318名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 15:12:32 ID:M64FyQ54
ありえない幸せな将来→将来幸せになることはありえない
でしょ

誰か話題変えてくれ
319名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 15:34:39 ID:3BpIdM7k
じゃあ、ヨシュアとクローゼの………とか言い出したらヤバそうだから冗談として、
たまには、エロ無しでいいからフィリップ×ヒルダ(若い頃も可)読みたい。
熟年同士の話って長い年月や思い出がある分、話に重みがあって好きだ。
320名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 15:38:10 ID:12kA5Ote
>>319

>>熟年同士の話って長い年月や思い出がある分
それは作者の人生経験が豊富じゃないと書けな(ry
orz
321名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 15:44:35 ID:L0CEDImv
エステルとクローゼの慰めあいとかどうよ
322名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 17:16:11 ID:VLAffsGI
>フィリップ×ヒルダ
以前にこんな妄想した。
実は幼馴染。
しかしフィリップさんが親衛隊の職務に励んでる間に別の男性とヒルダ夫人は結婚。
(その男性も現在は亡くなっている)
互いの引退後に何となく一緒に暮らし始めるが、ようやくそこで互いの初恋が相手である事を知る。
323名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 22:24:04 ID:wSFdwfR2
遅レスだが
>>208さん、GJ!!神だ‥
ヨシュエスもよかったけど、
さりげなく脇カプもよかったよ!
324名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 09:36:50 ID:0kcdY+4M
英伝の女性陣レイプSSが一切ないのが不思議。
本編中エステルたちが睡眠ガスかがされて寝てしまうシーン一杯あったのに。
あとエステルを仲間に引き込むには陵辱方面の説得の方が効果あっただろうに。
325名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 10:22:31 ID:t2CZ8K7N
そんなシーンをゲームでやるわけないじゃないか
レーヴェもそんなことさせないだろうし
326名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 12:14:29 ID:YhbbZQ1B
メンバーの中、一人で何が出来る?組織を裏切ってるとか言われかねない
レンも仲間にならないくらいならとかある意味仲間になるとか大喜びだよ
というかエステルはFCエンディング後に城の見回り兵と
SC序章に眠らされて森に放置されてる隙に経験済みだけどね
327名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 13:30:33 ID:fWAX+033
>>324
最初のスレにあったけどなあ。個人的にはそういうネタは苦手だ。
不思議だと思うなら、自分で書いたらどうかと。
328名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 16:11:48 ID:DamN4tsE
クローゼやエステル強姦ものは倉庫にあったような
329名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 19:44:13 ID:C5IfrCTZ
>>326
>FCエンディング後に城の見回り兵
ヒントつ[書き置き][エステルの寝ていた部屋]
>SC序章に眠らされて森に放置されてる隙
ヒントつ[カルナ]
330名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 19:59:23 ID:awtTQhgR
書き置き エステルの寝ていた部屋 に該当するページが見つかりませんでした。

検索のヒント
キーワードに誤字・脱字がないか確かめてください。
違うキーワードを使ってみてください。
より一般的な言葉を使ってみてください。
キーワードの数を少なくしてみてください。
331名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 02:38:07 ID:qGGBelyg

 |
 |  /l、 ??
 | (゚_ 。 7  ツンツン
 し⊂、 ~ヽ
    しf_, )〜

332名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 15:03:45 ID:KOeOZj3B
書き置き、エステルの寝ていた部屋から推測される事は城の見回り兵に加えて
カシウスや他のパーティーメンバーも楽しんでたって事だな?
333名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 20:56:58 ID:qa0kIYtB
      t───-、
      厂゙゙゙゙゙゙゙゙゙l__|
      | く    __)
      |     ,/
    ,,''"゙゙'----' '''ー-
   .l |    ∧_∧ l゙l
   l゙.|二二(     )| |
   | |     ̄ ̄ ̄ | |
   |_|         |_|
   [_|,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,|_]
  ,/          | 
  i´    ,,,,,      |
 《`ヽ、_/  ヽ     │ 
  |   |    ゙l,,,,,,,,,,,,,|
  |_____|       |   |  
 _|_____|       |_____|
.[,,,,,,,,,,,,|.      |_____|_
 煽り    .   |,,,,,,,,,,,,]

【しかし工藤がナイスセーブ! 】
334名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 20:27:05 ID:ufZqTdcS
エステルの足の臭さなんぞもSSに反映してこそ一流の職人!
335名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 20:51:19 ID:cWhIfNp8
自分がやれ
336名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 08:39:17 ID:dkE5gDEs
335に期待!
337名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 22:37:15 ID:tyaQIKrn
kjhggf
338名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 02:19:14 ID:mm6V/drS
314
見つからない、ヒントきぼんぬ(´・ω・`)
339名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 23:18:50 ID:slM1pbL5
ところでお前ら。

ジークって雄? 雌?

教えてくれたら、SSを書こうと思う
340名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 01:53:59 ID:GJFJulre
雄じゃないか?クローゼ、ユリア、エステルとか女には懐いても
男には懐いてないし。
341名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 02:49:14 ID:FsYyvf2y
>>339
公式ではどうなのか知らないが、個人的には雌であって欲しい。
一羽のジークの子供が、旅に出るヨシュア達に付いて行くとかあったらいいなぁ…とか思ったり。


此処にいる住人に聞きたい。
クローゼは巨乳(豊乳)? それとも、鉄板胸(貧乳)? 

巨乳だったら、SCでエステルの家に泊まった時に、エステルから寝巻きを借りたがサイズが合わず、
思わず「すみません、ちょっとこれはキツイです………特に胸の辺りが……」とか言ってエステルをヘコませ、
シェラから「ほとんどの男って胸の大きい子が好きよね。ヨシュアだって男の子だから、やっぱり……」
と意味深に笑ってエステルを更にヘコませ、それを聞いたクローゼは一度諦めた筈のヨシュアを再び意識してしまう。
そして就寝時、ヨシュアのベッドの残り香に興奮してしまったクローゼは自家発電開始。
「…んっ……ヨシュア…さ…ん。貴方に私の胸、ふあっ、んんっ……触って…欲しいです」
など言いながらフィニッシュ。という話を思いついた。


貧乳なら、ミストヴァルトの森でルシオラの幻術で眠らされた時、
エステル達やテレサ先生達といっしょにルーアンの海辺で遊んでいる夢を見る。
エステルやシェラ、ユリアにテレサ先生の4人が水着になって孤児院の皆と一緒に、
波際や砂浜で遊んでいるが、クローゼだけ服を着て荷物番をしている。
そこに子供の相手をしていたヨシュアが近づいてきて「クローゼは皆と一緒に泳いだりしないの?」と聞く。
すると、「それは……」 「何か言えない事でもあるの? だったら無理強いはしないよ」とヨシュア。
離れて行こうとしたヨシュアにクローゼは思わず呼び止める。
「聞いても、絶対に笑わないですか?」と頬を染めながら言ったクローゼは躊躇いがちに理由を告げる。
「私…………シェラさんやテレサ先生みたいに……胸…大きくないから、水着になるの恥ずかしいんです」
言い終えると同時に顔を真っ赤にするクローゼ。
「……やっぱり、ヨシュアさんも胸の大きい女の子の方が魅力的だと思いますよね?」そう言いながら俯くクローゼに対して、
それを聞いたヨシュアが、「クローゼにはクローゼにしかない魅力がある。僕はそんな事気にしないよ」と慰める。
それから、「それでも、クローゼは胸を大きくしたいと思っているなら協力するよ。実は前にエステルも胸を大きくしようとして、家で―――」
などと言ってクローゼを誘う。それに乗ったクローゼが、ヨシュアと一緒に飲み物の買ってくると皆に告げてその場を離れる。
そして、皆の姿が見えなくなった所でヨシュアに―――という夢をエステルに起されるまで見続けた………という妄想。

皆の話次第でSSを書いたり書かなかったり………
(というか、貧乳版の話は夢とはいえ、オリビエ大作戦並の黒ヨシュア化だな。スマン)
342名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 02:57:49 ID:ylhUj7xC
微妙
343名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 05:59:46 ID:jfLW+e6h
俺はジークは名前から言って雄かと思ってた
クローゼは絵から見て貧乳かと
344名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 15:58:27 ID:GJFJulre
期待sage
345名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 19:44:41 ID:GyUF5G3t
FCでクローゼがヨシュアに告白したとする
ヨシュア「ごめん、僕は・・・」

クローゼ「ふふ、エステルさんが好きなんですよね?」

クローゼ「きっとエステルさんもヨシュアさんを好きですよ?」

 と逆にヨシュアを励ましそうだ
こんなクローゼ゙なら好きだな。 あんまり黒いのはちょっとな・・・
346名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 20:18:46 ID:gb2nToXV
無理を承知で両方見たいと言ってみる
347名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 20:27:32 ID:VYMlBgd6
白い人を黒くしたいなら白面を出すですよ!
348名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 20:40:41 ID:1MGWg0yh
>テレサ先生みたいに……胸…大きくないから
なんかテレサ先生エロ書きたくなったなあ。
男はギルバートとオリビエのどっちが良いだろう?
ギルバートだとFCで孤児院が燃えた時に援助の代わりに……って感じで。
オリビエだとエステルから孤児院の事を聞いて慰問に歌を披露した後で
先生の亡夫が持ってた酒で晩酌に先生を付きあわせて酔い潰すって感じで。

>巨乳クローゼ
エロ行為そのものより学園での着替えで女子同級生から視姦の如き観察の目を向けられるとかが良いなあ。
女の子もスタイルの良い娘はじっっっっっっくり眺めるそうだから。
349名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 21:12:27 ID:y4yrcMgN
>>345
そもそもエステルよりクローゼのほうが先に好きなんだし、ヨシュアも
自分が好意を持ってたってだけで恋愛関係は何もないんだから、たとえクローゼが
申し入れてヨシュアが受け入れてても何も黒くないのでは?
350名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 21:46:30 ID:9YSS7SGA
>>347
>白い人を黒くしたいなら

が、最初黒い人を白くしたいならと見えた
一瞬シェラの肌の色のこと言ってるのかと思ってしまったw
351名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 21:47:04 ID:GyUF5G3t
は?>>349

某所で見かける腹黒クローゼより、控えめなクローゼの方が好きだってだけだよ。
352名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 07:34:32 ID:X20GK5wM
>>351
ワイスマン様ならきっと変えてくれるよ
欲望に翻弄されて暴走したクローゼくんに…
353名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 10:51:03 ID:GO/G+a+w
クローゼが真性のレズビアンならすべてが丸く収まる
354名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 11:05:46 ID:wle1Xjok
、と真性のレズビアンが申しております
355名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 12:55:48 ID:Wvs8cwhd
まぁ結局は職人の好きに書けばいいんじゃね
こっちは気に入らんけりゃスルーすればいいし
356名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 15:33:29 ID:uD5JNZBu
>>355
同意
357名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 21:04:07 ID:5Smk39a2
教授はとんだヘタレ
あんなエロ向きの能力持っておきながら
SCじゃロクに使ってねー
裏で暗躍してたFCの頃の方が実は活躍してたんじゃないかって感じだ

ところで公式の剣帝強化パッチってどんなもん?
いや、本スレ逝けって話ではあるんだけども
358名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 21:54:27 ID:3PjPCKAg
>>357
>公式の剣帝強化パッチ
・分身使うようになってしぶとくなった感じ。
・戦闘後に各キャラとレーヴェがマターリと会話するようになった。
・ケビンがいると「変わった巡回シスター」と思われる人物の話が聞ける。

なかなか面白いとおもたヨ
359名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 22:13:59 ID:R2lY8JqO
>>358
>・ケビンがいると「変わった巡回シスター」と思われる人物の話が聞ける。

そのシスターってシェラの一座にいたというシスターとは無関係なんすかね?
それとももしかしてカーネリアとか?
360名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 22:35:41 ID:3PjPCKAg
年代的には一座にいてもおかしくないかも。
かなりのツワモノっぽいので、私も「カーネリア!?」と思いました(名前は違います)。
361名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 23:22:14 ID:p6D3vc8R
>>355
その通りだよな
苦手なのに読んでケチつけるのは頂けない

漏れはヨシュエスとオリシェラとアガッティとジンキリカと
ヴァルターキリカだったら何でもいいZE
リノン×キディとアントン×ミディもいいな
誰か書いてん
362名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 23:29:51 ID:R2lY8JqO
>>360
ケビンとカーネリアが知り合いだったら、カーネリアの外見(髪の色とか瞳の色とか)は
エステルに通じるところがあるようなので、ケビンがエステルに優しくしたのは
カーネリアを思い出させる外見的特徴があったからなのかなとか妄想しました
これは外れでしょうが・・・
それ以前にただの記憶違いだったらすんません<髪や瞳の色

>>361
同意っす。ついでに好みもwリノンとキディって何気に書きやすそうな気が・・・
363名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 23:46:58 ID:p6D3vc8R
>>362
リノンとキディさんいいよな
サブキャラでは一番好きなカップルだ
逆に意外と書くの難しそうなのは
リシャール×カノーネかとオモタ
いや なんとなく
364名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 00:39:29 ID:7tcGNg3m
ファルコム通販でフェルガナのセット買ったんだけど、
それに出てくるシスター・ネルとメイド・フラン
最高に イイネ(�∀�)b

誰か描いてくれ、もしくは書いてくれ

365名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 00:43:07 ID:SI3YmnNB
描いてというのをきぼんするなら、半角二次元板で言ってみるのがいいかも
シスター寝るはピエールとの絡みを妄想した
366名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 11:07:15 ID:8vUTFRo4
むしろネルは司教様との絡みを妄想した。
>>364は、フェルガナまだクリアしてないだろうけど、
バレ込みなのが出る恐れあるから気をつけろ。
てか、服破ける理由をイーススレで聞いちゃ駄目でしょ。
いろいろ妄想しつつ進めるのが楽しいんじゃないか。
367名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 09:14:16 ID:kAFCQx21
>>366
攻略本あるのにも拘らず、読まないようにしててもそれじゃ意味が無いですね。

今、イルバーンズの遺跡攻略中なんだけど、ネル様は何やら悩んでいる様子。
それで、>>365-366の発言から想像すると、二人の男に恋しちゃってるんじゃないかと思ってる。
優秀だったニコラス神父と成長途中のピエール神父の間で心揺れてるとか、
僧侶なのに、異性を好きになってしまった自分が情けないとかね。
イベント的にそんなんあったらいいな。            チラシ

368名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 19:25:52 ID:Y2MMHPYx
まあ、頑張ってクリアしてくれ
369名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 20:26:17 ID:0Y5RRnpa
>>341たんは迷ってたようだけど結局書いてくれるんだろうか?
370名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 21:20:17 ID:WzdiRiQA
死ねばいいのに
371名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 21:48:21 ID:eppf3bsh
>>370
君が?
372名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 02:12:59 ID:6pXb/QNh
ちょっ、ネル様から青い血が……………orz

しかも、ガーランド戦クリア直後に強制終了……やってられん
373名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 23:12:54 ID:0FcXsA0t
公式剣帝強化パッチでレーヴェ×ルシオラを考えたのって俺だけ?
374名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 00:20:46 ID:aMq6/dpG
ちょっと考えました
でもやっぱりレオンハルトはカリンかな
375名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 08:15:56 ID:y9tPHB58
互いの虚無感を身体で慰めあうって感じ?
ルシオラは団長殺害後にそこらのデブ中年に処女を投げ与えたり
浮浪者を集めて自分自身を汚してたりしてそうだけど。
376名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 08:37:00 ID:P/oNDzU6
それなんてエロゲ?
377名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 09:42:03 ID:a/dpbr/C
もしそうなら悲惨だな…
でもそんなに自分を安売りしないとも思うな
378名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 17:09:26 ID:E6GyXuD0
そんなのよりはケビンとエステルが体で慰めあってる方がよほど萌える
379名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 18:53:45 ID:bnCTdbt6
それなんてエロゲ?
380名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 19:53:31 ID:3qf50WqA
本編で陰で行われてたことの明文化か…
381名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 20:12:29 ID:Mc2NOThx
楽しい?
382名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 20:20:07 ID:a/dpbr/C
まあ二次創作ならではの話だな
383名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 20:33:38 ID:E6GyXuD0
えー、そうなの?残念
384名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 21:23:07 ID:aMq6/dpG
はいはい
385名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 15:02:46 ID:jlPe89Ic
ふーむ。>>341氏は書いてくれそうにないな。
ドイツ負けたからかな。
386名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 15:15:30 ID:gfaciHaV
せっかく話の構成が出来てるのに、勿体ないなあ
387名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 23:07:58 ID:5eHEfnEk
書いちゃえばいいのに
388名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 23:33:56 ID:74YkaHX2
レンタンのエロ小説誰か知らない?
389名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 06:40:21 ID:wXTTrKRb
知らない
390名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 08:06:29 ID:n9DDnyd+
落ち防止age
391名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 12:35:45 ID:voB/W/Ht
気に入らん展開に文句言う奴ばっかで職人もやる気なくしたか
392名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 16:07:13 ID:n9DDnyd+
仮に俺が職人だったらやる気なくすというより
怖くて投下出来ないかも
393名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 01:53:40 ID:4dqUTegs
殆どセリフだけのやつで、叩かれそうで投下できない
394名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 02:00:02 ID:Lt78bHVR
>>393
どんな話なの?
395名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 02:36:02 ID:q0QsGw7J
この流れだと陵辱系とかイース・英伝以外のファルコム作品とか書いても投下できない感じがする。
396名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 03:55:16 ID:C1mqisnO
>>394どっかのサイトでレーヴェ×ヨシュのSSをうっかりみてしまい
そのあと、不快な気分を中和する為に書いた、
レーヴェが生きてた場合の3人のふざけた会話。こんなん需要ないよな
397名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 12:25:21 ID:3b7MkrXz
>>396
是非かもーん!
398名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 13:36:33 ID:Lt78bHVR
>>395
最初に注意書きしておけば平気だと思う

>>396
俺もいいと思うよ
399名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 15:23:26 ID:BvX9Cnce
>>396
めがっさ読みたい。
400名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 19:06:48 ID:3oOiLMsk

--------
(レーヴェが生きていた場合/そして三人で旅をしている設定)

ヨシュアとレーヴェの二人は非常に仲がよく
それをほほえましく思っていたエステルだったが・・・
行き先々で様々な人達に、この二人の関係を危ぶまれ
それを聞き感化されたエステルは、ついにある結論にいたってしまう。

エス「ヨシュアってレーヴェのこと特別に好きなの?」
ヨシュ「?! 何いってるのエステル?」
レーヴェ「?…」

エス「別に隠さなくてもいいわよ…オリビエのときみたいに気持ち悪いなんて言わないから」
ヨシュ「えっと?」
エス「大丈夫よ!あたしもシェラ姉あたりを好きになるから!これで、おあいこね!」
ヨシュ「おあいこって……あたり?って?」

エス「う〜んクローゼとかアネラスさんもいいかなと思って…」
ヨシュ「い、いったいどうしちゃったんだよ!?」

レーヴェ「…………」

ヨシュ「エステル、なにか誤解があるようだけど、断じて違うから!」
エス「でも、みんな・・(あたしを差し置いて)二人の事恋人だって言ってたよ?」
ヨシュ「なんだよそれ……ってそれが誤解なの!」
エス「無理に、否定しなくてもいいよ〜?」
ヨシュ「違うったら、レーヴェも何かいってよ!」

黙って様子を伺っていたレーヴェがやっと口を開いた
レーヴェ「……ヨシュア、お前…遠まわしにフラれてるんじゃないか?」

ヨシュ「!?」
絶対の信頼を寄せているレーヴェの言葉を
真にうけてしまい、ショックをうけ固まるヨシュア。


エス(ちょっと、からかいすぎたかな?)

レーヴェ「おい…もう、許してやってくれ」(ヨシュアもたいした女を選んだものだな)


--------
短くてスマソ
401名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 20:51:14 ID:Lt78bHVR
>>400
GJ。ほのぼのしてていいっすね
ゲーム中でもこんなシーン見たかったな
402名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 01:33:38 ID:cFZfL4zy
>>400
グッジョブ、良かったっス

確かに、レーヴェとのからみは本編でももっとみたかったよな。
いや、ウッホな意味じゃなくだぞ。
403名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 13:04:17 ID:a1T/4sym
>>460
じーじぇい!おれもレーヴェとのイベントもっと見たかったなあ
404名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 20:53:33 ID:sXGHltph
一時期猛威を振るったヨシュエス作家とかどこ行ったのかな?
405名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 20:59:33 ID:FTI3RHTm
コミケ関係じゃないかと予想。
夏が終わればきっと…。
406妊娠遊撃士引退ネタ作者:2006/07/19(水) 23:10:43 ID:S/wkWZcl
>>404
いるよー
4月から新社会人になってから忙しくて書けませんwwwwww




orz
407名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 00:00:06 ID:LbIVgA1n
お仕事お疲れさまです
408名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 01:35:23 ID:nIfkHIGC
サイト作った人もいるな。一人は確認した。

>406
乙です。また時間が出来たら是非よろしくお願いします。
409名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 22:43:59 ID:A/LMLQsk
保守
410名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 23:59:32 ID:rUnFurih
bokkiage
411名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 22:33:57 ID:OFqQz2+N
どなたか気が向いたらヨシュアが「どうしてもエステルでなきゃ駄目だ」と
思うようになったシーンを出来れば幼少期で描いていただけませんか?
よろしくお願いします
412名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 21:54:55 ID:WEkvGPgv
ほしゅ(・∀・)
413名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 00:21:01 ID:nIzc/7bJ
>>411
面白そうですね
自分も見たいな
414名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 20:14:29 ID:HRxVzZ3n
>>372はフェルガナをクリアしたのだろうか
ちょっと気になる
415名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 21:38:22 ID:p16xj58J
ほしゅ
416名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 05:51:14 ID:DCvGb12X
hosyu
417名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 18:53:53 ID:V3AkruuL
リノンとキディの結婚式の日に偶然帰省し、偶然教会の前を通り、偶然ブーケを手にするエステル。
新婦自身が同じようにしてかつてブーケを受け取っていることからも囃し立てる周囲、頬を染め期待に目を輝かせるエステル。
「帰ったらプロポーズしよう」と考えていたヨシュアはそんな周囲に逆に言い出せなくなってしまい……

なんてのを妄想しつつ、保守
418名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 20:20:24 ID:dt1qkxq7
>>417
その妄想を文書化するんですねwww
419名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 14:24:58 ID:Irclcr/h
保守。
420名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 17:06:54 ID:eRj+SaBl
ハイル・殲滅天使レンタン(・∀・)のエロ小説が見つからなくて悶々とする日々
421名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 17:37:51 ID:LUtwUlk4
シャレにならないからかも
422名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 21:27:15 ID:AKnt9rKD
レン小説って需要あるのかな?
途中まで書いてるんだけど……
423名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 22:03:39 ID:bhlYQAak
どんな内容なの?
424名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 22:19:21 ID:AKnt9rKD
>>423
レンが結社に来て執行者になった後、レーヴェにあれやこれやちょっかい出した時に
レーヴェが『愛する事』についてレンに手ほどきする話。どんなだ。
自分、陵辱系はあんまり…な人なので。
425名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 22:34:47 ID:GtgSksH9
でもまぁ……女でああいう仮面被って近付いて工作とかするんなら、普通に閨房術のひとつやふたつ、仕込まれてたっておかしくないよなぁ。
そろそろそんな年頃だし。
426名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 22:32:12 ID:/hBaZPD9
>>422
待ってるんでよろしく
427名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 10:39:53 ID:U7OSFsqN
>>422
世界は君を待っていた
428名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 10:57:27 ID:po/E/8OU
>422
『waiting for the 422〜その小説を待っている〜』

誰にも負けないエロさが欲しい
冷たく孤独な2chで

荒らしのコピペに怯えるスレッドには
あなたのSSが必要

和姦と陵辱に戸惑いながら
それでもレンタンを愛した

股間のいきりはいつかは消えるけど
愛する心は永遠

waiting for the 422
理性を無くしても構わない

Ah レンタンという執行者に斬られて

waiting for the 422
激しくSクラフトされたら

Ah 昨日も明日もハイル・殲滅天使レンタン(・∀・)
429名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 13:11:09 ID:4Hn0++Mv
すげえ応援歌だなwじーじぇい
430名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 14:16:01 ID:yWWMWJDu
次回作でレンとクローゼの相手が新しく出るといいなー
431名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 21:38:07 ID:Lc2mUg2A
>>429
俺もそう思う。7に期待。
432名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 21:57:00 ID:Lc2mUg2A
間違えた。>>430だった
433名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 05:04:17 ID:+OIjpoGh
ぽっと出の新キャラにかっ攫われるくらいならオリビエ相手のほうがいい
と言いつつ個人的にはオリビエ×シェラなわけだが
434名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 09:03:27 ID:+/OPmD/u
ぱっと出でも丁寧にクローゼとの恋愛イベントを描いて結婚って流れにすれば問題ない
そういうイベントがなかったオリビエが相手ってのよりよほどいい
435名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 11:10:24 ID:8RmM/FyH
>>434
禿同。オリビエとってのはリシャールが勝手に考えたことで、既に破綻してるしな。
かっこいい新キャラが相手でいいよ。
オリビエにはシェラ姉いるし。
436名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 15:21:02 ID:ladSgB2n
クローゼには男版ユリアみたいなのが似合いそう

関係ないが、アガットとティータってSCでは狙いすぎな会話や展開で少し萎えた
437名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 17:00:27 ID:xjjWOJ3N
クローゼはジョゼットと振られた者同士意気投合して(ry

っていうか将来的に王位を継ぐ予定の人間って結婚出来るんだろうか?
婿養子?
438名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 17:24:45 ID:QrjfhbO0
>>434
>ぱっと出でも丁寧にクローゼとの恋愛イベントを描いて結婚って流れにすれば問題ない

そういうイベント見てえな〜運命的な出会いからよろしく

>>437
むしろ跡継ぎが必要だから結婚はする必要があるんじゃない?
まあクローゼは嫁には行けないから婿取りだろうね
最悪、公爵の子供がクローゼの後を継ぐって選択肢もあるけど
439名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 17:29:35 ID:cA/DE8di
もうフィリップが乗っ取ればいいよ
440名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 20:08:48 ID:+/OPmD/u
何をw
441名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 20:58:37 ID:xdQTpDKZ
このゲームに丁寧な恋愛描写など不可能なのはチンカスメインカプが証明済み
恋愛を見たいなら丁寧に作られた純愛ギャルゲーをやればいいよ
442名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 21:17:26 ID:10zAVgvj
少し質問なんですが、ここに投下されてるようなSS系の話を漫画形態で描きかけてるんだけど、そういうのってここに落としちゃってもいいものでしょうか?
絵だから半角板とかの方がいいのかなぁとか思ったりもするんだけど、印象というかノリが違うような気がして…。
443名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 21:19:50 ID:xjjWOJ3N
まあエロパロで絵が投下されるスレもあるし良いんじゃねぇ?

とはいえ印象違うって言っても、多分半角のファルスレとここの住人は被ってると思うけど
444名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 21:31:31 ID:+/OPmD/u
丁寧な恋愛描写っつーか、イベントを多く用意するってことで

>>442
いいと思うよ
どんな話なのか気になるけど
445442:2006/08/25(金) 04:14:04 ID:lJT95sXF
>>443
あ、ゴメンなさい、ちょっと書き方変でした。
スレの印象というより、物語形式の某かを投下するならこっちかな〜ってつもりのカキコミでした。

>>444
もう食傷気味の人もいる感のある軌跡王道カップルで…
自分208なんで、推して知るべしって感じで。
446名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 07:06:47 ID:mUjTcupR
>>445
え〜208さんなの!?それは楽しみだ(≧∀≦)
447名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 10:21:50 ID:iYr3YRuN
>>445
楽しみっす(^^)頑張って〜
448名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 14:18:10 ID:wGLRG1K+
わーい、見ったーい。期待しとります。
449名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 23:01:19 ID:5tjGSey4
>>445
208さんキター!!
楽しみにしてますよ
450名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 20:50:45 ID:ULJGiJVu
角煮のファルスレ落ちた?
451名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 21:15:06 ID:G7ESfCQg
過去ログ倉庫行ったってことは落ちたってことだろうね
一体何故…
452名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 13:19:22 ID:1/vAZcRw
ヨシュアハーレム物が連載すると言う風の噂を聞いたのだが、本当か?
453名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 15:07:57 ID:1OWidVWO
うそ
454名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 20:48:24 ID:n8lgVUT5
uso
455名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 22:20:53 ID:Y58JoUAS
ハーレムものなんていらないからクローゼルートだけ作ってください。
456名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 22:39:34 ID:n8lgVUT5
むり
457名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 22:56:51 ID:69b/mhNF
「ぼくのかんがえたそらのきせき」
自分で書けばいいんじゃないかな、かな。
458名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 23:16:39 ID:Ax20X6in
ハーレム物なんていらないからエステルルートだけ削除してください。
459名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 23:44:51 ID:1OWidVWO
むり
460名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 00:09:37 ID:OJy1G/hu
   ,,,..-‐‐‐-..,,,
   /::::::::::::::::::::::::ヽ        _,..-‐‐-..,,,
  l::;;-‐‐-:;;::::::::::::ヽ//-‐,,__ /:::::::::::::::::::::ヽ
  l:l    ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
  ヽ   /   :::::::::::::::::::::::::::::::::::::;-'^~~^'‐;;:l
   ~ヽ/_;;-==ェ;、   ,,,,,,,,,,,,,,,_:::::ヽミ   .ll
    /"-ー:ェェヮ;::)  f';;_-ェェ-ニ;;:::::ヽ  ,.ノ
    /     ̄´.::;i,  i `'' ̄   ::::::l'^~  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ‐/-,,   ....:;イ;:'  l 、      :::::l   | 
   l  ~^'' / ゙'''=-='''´`ヽ      l   | 
  '''l^^~~~ ´ ~===' '===''` -‐‐‐--l-  <  とっとと死ね太郎
   ヽ、 ,,,,   `::=====::"  ~^'‐..,,_/   | 
    / (:::::}         ,,,,   イ~''   \______
    l:  ~~         {:::::)  ::l
   l:              ~~   l
   l、                 l>
   /^‐-,,____,,,,,,,,..................,,,,,,,__,,,.--ヽ
   ~‐‐'~             ^'‐‐~
461名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 00:18:33 ID:B1X+s3zf
キモイース
462名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 01:09:55 ID:apmjyH1V
そろそろ保守っとくか
463名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 17:24:49 ID:XhIL898y
ヨシュアが女性陣に陵辱されると言う風の噂を聞いたのだが本当か?
464名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 18:02:22 ID:z8ykewie
うそ
465名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 20:23:21 ID:iFR1oAE4
大うそ
466名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 22:34:17 ID:HHToiOST
空気読まずにヨシュエスでで投下。
そもそもエロくないので迷いましたが、そういうのも投下されてるっぽいので。

時期はリベル=アーク脱出直後です。
467空に響く協奏曲:2006/09/04(月) 22:35:11 ID:HHToiOST
父とレグナートに助けられ、そのままアルセイユの甲板に降ろされたエステルとヨシュアは、仲間たちの熱烈な歓迎を受けた。
真っ先に抱き着いてきたティータを始め、皆の笑顔と少しばかりの涙に、ふたりは本当に「帰ってきた」のだと実感した。
そして、そのままグランセル城へと帰還し、アリシア女王に全てを報告。
全てが終わった訳ではない。特にクローゼやオリビエにとっては、これからが本番だろう。
だが、遊撃士としてできることはここまでであったし、またクローゼたちにも休暇は必要だろうという女王の勧めで、その晩は城に泊まることになったのだ。
ちなみに、オリヴァルド皇子はこの申し出を辞退。その日は大使館に泊まることとなった。が、用意された宴の席に吟遊詩人オリビエの姿があったのは言うまでもない。
さて、宴席となれば酒が出る。底無しのシェラザード、美酒を愛するオリビエはもとより、ジンやアガットもかなりの酒豪であったし、ケビンもそれなりに嗜む。
となると、幾ら年齢を理由に断ろうとも、無礼講を盾にいろいろと勧められるものだ。
あまりにしつこいオリビエの誘いに、一杯だけ、と杯を受け取ったものの……口当たりの爽やかなそのワインは存外に強かった。
エステルは少しぼうっとなった頭を軽く振った。続く攻撃から何とか逃れ、このテラスへと逃げ込んだのだ。ため息が漏れる。予想の範疇内ではあったとはいえ、これ以上酔っ払ったシェラザードに付き合わされては堪らない。生贄はオリビエだけで十分だ。
広間では未だに酔ったシェラザードが周囲に酒を振る舞っている。ジンは我関せずとばかりに父と杯を交わしているし、アガットとケビンはクローゼやティータに被害が及ばないように匿っている。結果、残ったオリビエひとりが絡まれている状態だ。
……そういえばヨシュアは何処へいったのだろう。
長く続く宴の中、彼はいつのまにか姿を消していた。少なくとも最初にグラスを受け取った時までは一緒にいた筈なのだが。
会場を見渡し……ふと、喧騒に隠れるように流れてきた微かな旋律が耳朶を擽る。

――不意に。胸の奥がズキリと痛んだ。

ひとつの事件が終わって。
でも、全てに決着が付いたわけではなくて。
このグランセル城でお祝いがあって。
その夜。
告げるべき言葉を抱え彼を探す彼女の耳に、その調べが届いて。
そうして、彼は、姿を消したのだ。
468空に響く協奏曲:2006/09/04(月) 22:35:46 ID:HHToiOST
エステルは思わず駆け出していた。
「最後まで共に歩む」――交わした約束が確かなことは確信できたけれど、それでも外から流れてきたその何処か明るく、何処か悲しい音色は、否応なしに、あの夜のことを思い出させたから。
……そういえば、とエステルは思う。
宴の最中、何かを考え込んでいるようだったヨシュアの表情をしていなかったか。
何処か遠くを見るような目をしていなかったか。
心臓がどきどきと高鳴る。酔いに僅かにふらつく足がもどかしい。

どこにいるの……?

宴席となっている広間ではなくて。
対照的にひとけがなく静かなバーでもなくて。
彼女にあてがわれた部屋でも、彼にあてがわれた部屋でもなくて。

もしかして、外……?

やっとその姿を見つけて、それでも安心できずに駆け寄る。
空中庭園。あの夜と同じ場所に、同じように、彼は佇んでいた。
「――エステル?」
戸惑ったようなヨシュアの声。
自分の顔はきっとみっともないほどにくしゃくしゃなっているのだろう。それくらいの自覚はある。
けれど、溢れてくる想いは止まらずに。
――気が付くと、抱き着いていた。
酒が入って、少し情緒不安定になっているだけなのかもしれない。
あまりに似通った状況に、過敏になっているだけなのかもしれない。
それでも。
今度こそ、決して離さないのだと。

――お願い、いなくならないで……

ヨシュアが息を呑むのが、はっきりと判った。
続いたのは、小さな吐息。
驚かれただろか。それとも、呆れられただろうか。
わかっている、こんなのらしくない。こんなんじゃいけない。
お日様みたいに輝いてたと言ってくれたのは他ならぬヨシュアなのだから。そんな自分が好きだと言ってくれたのだから。
だから、そのヨシュアの前で、支えると誓った彼の前で、こんな沈んだ頼りない顔しちゃいけない筈なのに……
そう思っても。溢れてくる想いは止められそうになかった。
469空に響く協奏曲:2006/09/04(月) 22:36:45 ID:HHToiOST
「――ごめん。また泣かせちゃったかな」
声とともに、優しく髪を撫でられる。
声音に含まれた自嘲の響きに、思わず顔を上げた。
「な、泣いてなんか……っ」
「でも、あの時は泣かせちゃったよね」
「……それは」
確かにそうだ。泣いて、泣いて、泣きじゃくって。
いなくなってしまったと解っていても、先に家に帰っているだけなのだと思い込もうとして。確かめるのが恐くて、彼の部屋に入るのに尻込みして。
それは、否定のしようもないことなのだが。
「でも、本当に泣きたかったのはヨシュアのほうだったんでしょう……?」
悲しみに涙を流すことを忘れてしまったヨシュア。
全てをひとりで背負い込もうとしたのは、助けの求め方を知らないから。
ひとりで生きていく術を知っていて、でもひとりでは生きていけない……本当は寂しがりやの男の子。
あの時。共に歩んだ時を、手を繋いで歩んできた道のりを、エステルは信じることができた。だが、それさえも「つくりもの」かもしれないと信じられなくなった彼の悲しみは、虚無感は、絶望は……どれほどのものだったのだろう。
「ボクっ子と一緒にいるって知った時は、一発ひっぱたいてやろうかとも思ったけど。でも、もういい。ちゃんと帰ってきてくれたから。ヨシュアがどんな気持ちだったのかも、ちゃんと分かったから。だから、もういいんだ」
あの時は、自分のことで精一杯で、そこまで気が回らなかった。だが、考えてみればすぐわかることだったのだ。「奇跡のような夢」――そうまで言った日々が、大切でなかった筈などないのだから。
夢見ることさえ許されないのだと自らに戒めたその内心を、本当の意味で窺い知ることはできないだろう。どんなにヨシュアのことを見ていても、どんなにヨシュアのことを理解していても……それでも、エステルはエステルであって、ヨシュアではないのだから。
それでも、その想いを少なからず共感できるほどには、お互い通じ合っているつもりだ。
だから、不安と悲しみと僅かばかりの怒りと……あの時感じた一切を、今なら水に流せる。
強ばっていた頬が漸く緩んだ。

今、ここにいてくれる。だから、もういいよ、と。
470空に響く協奏曲:2006/09/04(月) 22:38:10 ID:HHToiOST
「? どうしたの?」
一瞬呆けたように見開かれた琥珀色の瞳を覗き込む。
「あ……いや、なんでもない」
慌てたように目を逸らされ、エステルは少し言葉を詰まらせた。先程の不安がまた押し寄せてくる。
「なに? まさかこの期に及んであたしに隠し事もあるの? また何かひとりで決めようとしてる訳?」
問い詰めるような口調になってしまったのは、その不安を押し隠す為。
だから……逸らした視線をふたたび正面から合わせまじまじと見詰められ、深い吐息と共に苦微笑を浮かべられたのは、本当に予想外だった。
「まったく……敵わないな、エステルには」
どういうこと、と言おうとして、けれど声は出なかった。本当に、また何か嫌なことでも考えていたのだろうか。完全に表情が凍り付いているのが自覚できる。舌が震えて動かない。喉の奥がカラカラに乾いている。酔いはすっかり醒めていた。
エステルのそんな様子に構わず、ヨシュアは静かに一度目を閉じ何かを決意するようにひとつ息を吐いた。再び開かれた瞳には、先程の穏やかな苦笑の色は消え、真剣な光が湛えられている。
「エステル。僕はリベールを離れて大陸を巡りたいと思っている。かつて自分が犯した罪を償う為に。大切な人を護れる強さを身に付ける為に」
迷いを振り切った決然とした声は、あの夜の漣が立つような揺れる声とは対照的。
「導力停止現象も収まって、帝国もひとまずは引いてくれたけど、まだまだ混乱の全てが収まった訳じゃないし、このリベールで求められていることも多いと思う。それでも、この国の優しさの中に留まっていたら、きっと甘えてしまうと思うんだ」
一切の欺瞞を含まない、心の内を真っ直ぐに乗せた声。
「でもそれじゃあ、夢の中にたゆたっているのと変わらない。ちゃんと前を向いて、胸を張って歩んでいけるように、一度きちんと自分の全てに向き合う必要があると思うんだ」
だが、エステルが欲しいのはそんな言葉ではない。置いていかれるのは二度と御免だ。
言いたいことが溢れ過ぎて、喉の奥で詰まってしまう。
「だから、エステル……」
予想できなかった訳ではなかった。寧ろヨシュアならそうするだろうという、半ば確信めいたものもあったのだ。しかしそれでも……また「家出」するようなことはして欲しくないと願っていた。例えそれが勝手に姿を消す訳ではなく、事前に相談されたことであっても。
文句と小言と泣き言が同時に唇から零れようとする。
またひとりで勝手に決めて、とか。
最後まで一緒だって約束したじゃない、とか。
あたしは大人しく待っててなんかやらないんだから、とか。
大体、私はヨシュアの恋人だけど、家族だけど、相棒でもあるのに、とか。

「一緒に、来てくれる?」

けれど。
言葉と共に手を差し出され、詰っかえていた言葉は一瞬にして雲散霧消した。
471空に響く協奏曲:2006/09/04(月) 22:39:00 ID:HHToiOST
「……やっぱり、身勝手かな」
目の前で呆然としているエステルに、ヨシュアは今更ながらに我が身の我が侭さを痛感した。
自分の帰る場所は既にロレント郊外のあの静かながら温かいブライト家しかないし、エステルにはあの彼らが過ごした思い出が詰まっている家を守っていてもらいたいという気持ちもある。
自分の個人的な旅に彼女を突き合わせるべきではないのも解っている。
だかそれでも、それらの理由全てを押しのけて……エステルと離れがたいと思っている自分がいるのもまた事実だった。
「最後まで一緒に」――その約束に縋って甘えているのは解っている。
だがそれでも――
微かに唇を噛み締める。
そんな彼の表情に、漸く我に返ったらしい最愛の少女は、慌てたようにぶんぶんと首を振った。長いツインテールが仕草に合わせて踊り、間近に見上げられたヨシュアの頬を僅かに打った。
差し出した手を、エステルは両手で包み込むように取り、自分の胸へと抱きしめる。
浮かんだのは明るい、弾けるような笑み。
――ヨシュアが突き放し、憧れ、苦しみ、そして愛した笑顔。
「違う……そうじゃない。そんなことない」
迷いも、恐れも、なにもかもを吹き払ってくれる陽の光を纏い、エステルは本当に嬉しそうに微笑んでいた。
「ヨシュア、やっとあたしのこと認めてくれたね」
「やっと、って……」
とうの昔に認めている。エステルの、彼女にしか持ち得ない輝きと温もりと。周囲を巻き込んでいく求心力も。人を引き付け離さない、人間的な魅力も。
「今までずっと、あたしばっかりがヨシュアに甘えてたから。護られてたから。初めてヨシュアと離れてみて、それがよく分かった」
それだけは収穫だったかな、と小さく笑うエステル。
「そのヨシュアが、初めてあたしを頼ってくれた。それが……嬉しいの」
紅玉の瞳を閉じて、噛み締めるように紡がれるエステルの言葉をヨシュアは戸惑いと共に聞いていた。
どう言えば伝わるだろう。守ることで守られてきたこと。助けることで救われたこと。そうして彼女と過ごす日々こそが、自分を救ってくれたのだと。エステルの巻き起こす子供っぽい騒動の後始末さえ、彼にとっては掛け替えのない宝物だったのだから。
「約束しちゃったこととはいえ、正直ちょっと不安だったのよね。ちゃんとヨシュアのこと支えられるのか。ちゃんと力になれるのか。やっぱり甘えさせてもらって、護ってもらうばっかりになるんじゃないかって」
そんなことはないのだと告げようと開きかけた唇に、優しく人差し指をあてがわれる。言いかけた言葉は、喉の奥にくぐもって止まってしまった。
「ねぇヨシュア。そんな顔しないでよ。旅に出るっていうのはあたし賛成だし、一緒に来てっていうのも、あたしの方から頼みたいくらいなんだから」
声を詰まらせたヨシュアを、エステルは真っ直ぐに見詰める。なんの疑いもない、真っ直ぐな瞳。決して優しいばかりではない様々なことにめぐり合って尚、幼い頃の輝きを宿したままの……けれど何時の間にかほんの少し大人びた眼差し。

「お願い……あたしを連れていって」
472空に響く協奏曲:2006/09/04(月) 22:41:47 ID:HHToiOST
やっぱり敵わないな、とヨシュアは再確認していた。
いつもそうだ。普段は天真爛漫・天衣無縫の癖に、ヨシュアが悩んでいる時、迷っている時には必ず一番欲しい言葉をくれる。
例えヨシュア本人がそれに気付いていなかったとしても、エステルは魔法のように心の中に滑り込んでくる。
始めにあったのは隔意。次いで感じたのは困惑。
どんなに拒絶しても意に介さず近づいてくる少女は、彼にとってはよくわからない存在だった。何故自分に構うのか、その真意がわからずに、随分と戸惑ったものだ。
そして、そこに他意などないのだと、ただ当たり前のこととして自分を受け入れ、日常を共有する存在として大切に思ってくれていると気付き……感じたのは痛み、だった。
太陽のように明るい少女は、自分の奥底に蠢く影を照らし出していく。強い日の光に映し出させるように、自分の影の暗さを、深さを浮き彫りにされたような気がして。
胸の奥に突き刺さるような痛みは、しかし逆に抱えた秘密をより心の奥へと押し込めていく。光を陰らせるようなことがないように、と。
憧れて、けれど手を伸ばすことを諦めていた。そうして一度は背を向けた。
なのに彼女は自分を追ってきた。俯いた顔を上げさせてくれた。
直視した日の光は――闇に慣れた筈の目は、きっと痛むと思っていたのに……
包み込まれたままの手を軽く引き、抱き寄せる。
エステルは一瞬身を硬くしたが、すぐに凭れ掛かってきた。えへへ、と照れたような笑い声。ああ愛しいな、と素直に思う。
「ねぇ、ヨシュア。どうせなら、ヨシュアの故郷に行って、それから色々巡ってみようよ。届けものもあるんだし」
「……そうだね。エステルのこと、姉さんや、僕の本当の両親にも紹介しなくちゃ」
「そう、それ! お母さんにはちゃんとヨシュアのこと言ったのに、このままじゃ不公平よね。あたしもちゃんと挨拶したいな」
「うん、是非して欲しいな」
その為には、まず父を説得しなければならない。反対はされないとは思うが、一人娘を攫っていくのだからそれなりの覚悟は必要だろう。
……いや、覚悟などとうの昔に決まっている。夕日の中、最後の鎖を知りながらエステルの手を取ったその時から。だから必要なことがあるとすれば、状況が、関係が変化しようとしている中でそれを押し通せるかどうかの再確認だけだ。
腕の中の少女に視線を落とす。何? と物問いた気に見上げられ、微笑とともにかぶりを振った。
473空に響く協奏曲:2006/09/04(月) 22:43:21 ID:HHToiOST
誰よりも大切な、守るべき人。けれどエステルは誰かを守る立場の人間だ。そうありたいと願った彼女は、きっと願う前からそうだったのだろう。
妻を失ったカシウスを立ち直らせたのはエステルだと、ヨシュアは信じて疑っていない。
ならば自分はそのエステルの傍らを歩んでいこうと改めて誓う。
闇をたやすく吹き払う太陽は明るく、温かい。だがそれ故に、目を眇めてしか見ることができなくなることもあるだろう。
夜の帳を払う光は、夜しか知らない瞳には、あまりにも眩しく、瞳を刺されるものだから。顔を背けることしかできなくなる思いは、ヨシュア自身が一番良く知っている。
だから、きっと。夜空を照らしてくれる光も必要なのだろうと思う。

月のようになりたい。

エステルという太陽の光を受けて輝いて、いつかありのままの夜空を照らす標に。
夜にあって夜空を照らす柔らかな光。夜を旅する者たちの道を照らす一方、夢路を行く者の眠りを妨げない。手を伸ばしてくれる訳ではなくて、ただ寄り添うように傍らに有る、そんな光に。
光も闇もこの身に感じてきた。己を手放すほどの痛みも、罪を自覚する苦しみも、その上で尚受け入れられた時の温もりも、すべて経験してきた。
差し出された手を素直に取れる人ばかりではないのなら、自分がその手に導けばいい。きっとそれは、夜の闇を知る自分にしかできないことだから。
腕の中の少女に視線を落とす。
大丈夫だ。
目指すものが違っても、共に歩む道ならば。どんな道でも、彼女とふたり、手を取り合って歩いて行ける筈だから。
474空に響く協奏曲:2006/09/04(月) 22:45:28 ID:HHToiOST
どこのプロポーズだよ、というツッコミは……勘弁願います。作中もそうだったし。
エピローグでヨシュアが「本当にいいの?」と言っていたことから、旅に誘ったのはヨシュアの方なのではないかというあたりから生まれた妄想です。
475名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 00:27:40 ID:6/wQN0un
>>466
GJ!!
ヨシュエス良いね。ヨシュアの決意が良かったよ。
ストレートなプロポーズとも取れる台詞を言ってこそヨシュアだ
476名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 00:58:09 ID:1gZ+V2wH
>>466
じーじぇぃ!プロポーズ話良かったっす
477名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 01:51:41 ID:PsrCTImT
GJ!私的には本編にあってもいいと思えるくらい。
478名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 20:23:46 ID:acgcVcqI
自分も何か投下してみようかなあ
ヨシュエスは書いてる人多いからそれ以外のカップルとかで
需要はありますかねえ
479名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 21:04:33 ID:+iLQ4Lr1
需要の有無なんて二の次だと思ってるマイナー好きがここに一人
480名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 21:21:49 ID:acgcVcqI
>>479
そうですか、参考になりました
ではジンキリカかオリシェラかリノキデでちょっと練ってみよっかな
481名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 06:56:46 ID:TqZ+cLQ+
ハイル・殲滅天使レンタン(・∀・)のエロ小説を求めて悶々とする日々
482名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 10:53:43 ID:EjC5Fajp
>>480
全部書いてくらはい
483名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 23:57:49 ID:834WuvRr
ハイル・殲滅天使レンタン(・∀・)のエロ小説を望んで煩悶とする日々
484名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 00:35:28 ID:/komXzMe
レンの相手役がいれば少しは出てきそうなんだがね
陵辱系は書く人ここじゃ少なそうだし
485名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 13:15:29 ID:iHWAO2cu
age
486名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 17:01:10 ID:LFI7gyXO
ハイル・殲滅天使レンタン(・∀・)の萌え小説を夢見てwktkする日々
487名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 19:57:22 ID:zbPsLtkv
萌え小説ってどんなんすか
488名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 13:18:27 ID:rpSRzjck
売春組織での初体験とか日々の活動とかじゃないか?
489名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 13:25:49 ID:wR6dsCa2
>>474
文章はうまいし、心情も良く描けていると思うがひとつだけ。


改行だけはしっかり入れてくれるとありがたいorz
490143:2006/09/15(金) 17:29:33 ID:arrOE0wk
ここでは文一行につき改行、の方がいいのかな?
491名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 19:26:58 ID:arrOE0wk
名前消し忘れた、スマソ
492名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 19:47:06 ID:mA9m5Qs3
ハイル・殲滅天使レンタン(・∀・)のぷちエロ小説を探し求めて徘徊する日々
493名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 21:47:51 ID:CyJeXFyO
書いてる人見たことない シャレにならないからかね
494名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 00:12:22 ID:s6h1z3r+
虐待とか幼女レイプじゃなくてラブラブなのなら問題なかろう

つまりエステルとの百(ry
495名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 00:31:29 ID:iq8XJWgD
>>494
ソレダ!
496名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 00:43:03 ID:CxQz/dvn
>>490
多分そうなんじゃないの?

>>494
やめい
497名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 11:01:27 ID:d1a4Et0H
ハイル・殲滅天使レンタン(・∀・)のガチレズビデオを作るためアガットがティータを説得する日々
498名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 15:18:28 ID:vmnS3d4W
レン16歳くらいに設定した奴なら書けそうだが
流石に歳が歳だから、ちゅー程度が限界やね
499名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 16:24:19 ID:q+vSuqDM
>>498
相手は誰?
500名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 16:32:36 ID:vmnS3d4W
>>498
6歳時点ならヨシュアorレーヴェ(修練目的
11歳時点ならワイズマンあたりに食われる設定
16歳時点は、書いた時点ではオリジナルか、孤児院の子供の誰かと思ってた。
ケビン神父でも良いかもしれんが、奴意外と硬派な気がするからなぁ
501名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 17:07:18 ID:q+vSuqDM
なるほど。オリキャラに関しては>>240-254で色々な意見が出てるから
出すなら注意書きをしといたいいかも
余計なお世話スマソ

ケビン神父か〜年の差カップルやね
502名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 17:09:59 ID:q+vSuqDM
間違い

×しといたいいかも
○しといた方がいいかも
503名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 23:05:05 ID:6z4PGJYC
ハイル・殲滅天使レンタン(・∀・)に誘惑されて性欲をもてあます日々
504名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 01:22:14 ID:7FANQE4n
>>493
マジレスするとロリは意外と人気は出ない。
ロリファンは声が大きいから目立つけど、ファンが多いのは大人キャラ。
巨乳とかスタイルのいい体のほうがやっぱり人気が高い。
大人キャラを(好きだから)書く人が多いし、その方が売れるのでなおさら多くなる。

「信者がつくロリ、人気が出る大人キャラ」はいろんなところで言われている。
505名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 01:47:54 ID:hcSDo5iW
そーなのか
でもレンとかクローゼとか10代の女はやっぱ人気高くない?
俺は大人なシェラが1番好きだけど彼女らほど人気ないっぽいし さみすぃー
506名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 07:19:00 ID:2vNMDF0B
ロリ過ぎると恋愛話とかエロ話は作りにくいんだろ

まあCCさくらみたいにロリでもエロ関係が沢山出たのもあるから、一概には言えないんだけど
507名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 11:27:24 ID:kJbja+3G
さくらには小狼っていう相手がいたしな
レンにはおらんな
508名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 12:58:09 ID:L70ksYP4
ハイル・殲滅天使レンタン(・∀・)の淫夢を見てしまい罪悪感にさいなまれる日々
509名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 18:18:39 ID:scVpPqKu
相手がいるのは重要
レンのがないって言うがクローゼも全然エロ小説ないし
人気だけの問題じゃない
510名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 19:11:24 ID:kJbja+3G
それで健全・エロ共にヨシュエスが多いのだな
アガッティは…ティータがロリだから書きにくくてあまりないのか
なるほど、確かにロリは書きづらいようだw
オリシェラはここじゃ1回しか見たことないな
これはシェラの人気の問題か

まあ何にせよ新作きぼんぬ
511名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 19:17:01 ID:kJbja+3G
1回じゃなくて一応2回だった。書き手の人すみません
512名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 20:36:49 ID:hcSDo5iW
確かにここではヨシュエス以外はあんま見ないね
>>208さんはヨシュエス主体で他カプ要素も入れてたけど
それ以外はほぼヨシュエスオンリーだな
513名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 21:36:01 ID:arAW+g7g
オリシェラはそういう感情があるか自体も曖昧だし
514名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 21:56:17 ID:7KpC6rNI
クリスマス壁紙で2ショット決めてたし、絡みから考えても
ファル的にはこの二人を押してると思う
ヨシュエスやアガッティに比べたら未完成だけどね
515名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 22:18:23 ID:xlxpoFNM
だがそれがいい
ヨシュエスはメインだからともかく赤毛とロリはやや狙いすぎ
漏れ的にはFCまでの絡みまでが限度だった
516名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 22:25:16 ID:qwaSxto3
エロパロ板の割りに本編のイメージを壊したくない、って思いが強いよな。このスレ
普段本スレでポエマー共に壊されてるから、その反動があるのだろうか
517名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 22:34:10 ID:hcSDo5iW
書き手の人達にそういう思いを持った人が多いとか。・・・違うか

俺は上記の3組は好きだよ。逆に言うと他に好きなカプなんてない
リノンとキディは結末が気になるけど
>>515
恋愛要素多すぎるとうざい派にそう言う人もいるようだね

関係ないけど、ミュラーに似合う女性ってどんなんだろ。おしとやか系?
518名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 22:37:12 ID:scVpPqKu
オリシェラとアガッティの扱いで製作者の思い入れというか贔屓度というか
そういうのがわかっちゃう?

>>516
キャラに幸せになってもらいたいというファンが多いんだよ
本編でキャラがみんな「いい子」だから
519名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 23:02:26 ID:xlxpoFNM
>>517
そう、まさにそのとおり
520名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 23:05:28 ID:xlxpoFNM
途中で送信しちまった
>>517
そう、まさにそのとおり
漏れは恋愛要素は少しなのが好き派

>>518
制作者はアガットファンが多いらしい
クラフトやイベント含め贔屓はしてるな
漏れ的にティータとの絡みはアレだったが
521名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 23:13:59 ID:scVpPqKu
製作者が好きなキャラ

大好き:アガット
好き:エステル、ティータ、レン
普通:ヨシュア、クローゼ、オリビエ、ケビン
嫌い:シェラ
大嫌い:ジョゼット

こんな感じでおk?
522名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 23:14:48 ID:scVpPqKu
ジンさんが抜けてるorz
普通〜嫌いくらいの位置かな
523名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 23:21:05 ID:kJbja+3G
ヨシュアとエステル=ガウリイとリナ
オリビエとシェラ=ゼロスとフィリア
アガットとティータ=ゼルガディスとアメリア
524名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 23:25:48 ID:hcSDo5iW
何そのスレイヤーズwwwでも合ってるね

>>521
嫌い・大嫌いってことはないと思うんだが
ジンも確か製作者の中にファンいなかったっけ
525名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 23:28:32 ID:scVpPqKu
合ってない。
526名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 23:35:55 ID:kJbja+3G
性格的に誰、じゃなくメインカプ・サブのカプ度ってこと
527名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 23:37:42 ID:scVpPqKu
あー…それなら似てるかも

ちなみにフィリア好き
528名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 23:46:27 ID:kJbja+3G
俺も好き
529名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 23:58:22 ID:YGTKpM0Z
ヨシュアとガウリィだと主にヨシュアに失礼、見た目は同意
リナとエステルだと、エステルそこまで化け物じゃないと思う キャラ的には似てると思う

どっちかというと、ヨシュアとエステルは(冴羽)リョウと香な気がする
530名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 00:07:49 ID:dXdRS8fX
いや、だから性格や能力の話じゃなくて3組のカプの度合いを表現してるらしーよ
531名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 00:10:05 ID:UXFCg0KE
昔ぽっぷるメイルパラダイスが絶好調だった頃はいろいろスレイヤーズと無意味な比較をされたりしたなあ。
カチューシャの可愛さは異常。
532名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 00:16:21 ID:cR51LEXO
>>515
おまえは俺か
>>517
ミュラーにはクローゼみたいなのがいいんでない?
こいつは続編で出番多かったらカプの相手が用意されそうだな
533名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 00:18:01 ID:ZzGkz8V+
>>531
そういえば、メイルの声優さんが林原めぐみさんでしたからね・・・(遠い目)
リナの声優さんになるのもやっぱりと思いました。
534名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 00:22:57 ID:TvNZ5urh
>>506
あれは話の中心が小学生だからじゃないか?
話の中心に大人がいる話のロリはどうしても日陰の存在になるよ。
535名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 00:25:50 ID:pKKtwov4
>>510
オリシェラの場合、友情と言うか戦友というか
コンビとして萌えすぎて好きすぎて、恋愛感情を入れるとかえって萎えてしまうって人も多そうな気がする。
536名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 00:32:46 ID:rm5DWxb/
カップリングとして好きな人間も結構いる。
アガットティータでさえ萎えたって人間もいれば、
ヨシュエスよりケビエスとかの方が好きなんて言う腐女子もいるし、
万人に受け入れられる組み合わせなんてないさ。
537名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 00:45:13 ID:dXdRS8fX
ヨシュエスを敢えて避けるのは王道嫌い
アガッティは年の差カプ等が駄目だと即アウト

このあたりはそういう人種なんですね、ってことで余裕を見せれるが、
オリシェラは〜が嫌いとか好みじゃないというのでなくても
普通に成立してないでしょ?って言われるのが痛い
538名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 00:53:22 ID:40KDbPyh
>>536
禿同。>>208さんの小説のちょっとした描写に想像を膨らまされた

>>537
はっきりしないところがいい、という人もいるみたい
まさにゼロスとフィリアかもねw

ところで誰か時々でいいから思い出してあげてください、ジン×キリカのことを・・・
539名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 01:07:48 ID:cR51LEXO
つーかさー、好きってんなら構わないが、
ここであんま萎える・萎えたとか後ろ向きなことは書かない方が良くね?
既に投下した人に悪いし今後投下しづらい雰囲気になるんじゃね?
別の話題にしたいところなんだが
誰かよろすく
540名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 01:12:31 ID:rm5DWxb/
それもそうだな、正直スマンカッタ。じゃあ16歳ぐらいのレンでも妄想しますか。
きっと超美少女になるんだろうなあ。先が楽しみだ。
541名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 01:20:31 ID:yz3bhcyI
>>500
ケビンとレンってどんな会話するんだろ
見たいかも
542名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 01:22:10 ID:dXdRS8fX
じゃあヨシュエスとアガッティとオリシェラはこのスレ的に超OKということで。
レンとかもそれと関連してヨシュア、アガット、オリビエと絡まなければ大体どの
相手でもOKじゃないだろうか?と言ってみる。
543名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 01:30:40 ID:rm5DWxb/
まあここは陵辱とか寝取りとかも有りでカプ制約とかなしの投稿板だから
カプ・特別なシチュならそれについても最初に書いといて
読みたくない人はスルー出来るようにすれば何でもありだと思う
まったり行こうジャマイカ

16歳になってもレンがフリル着てたらハアハア
544名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 01:31:10 ID:wHWAtqhq
断り書きがあればどんなカプでもいける。
かかれている文章にそれなりに説得力があればOK
むしろありえないカプだからこそ、虹創作はおもしろい。

そんな俺もいますよ。

だからというわけじゃないけど、大作戦の続きを未だに待っている。
545名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 01:40:29 ID:dXdRS8fX
あの作品は陵辱&寝取りものの最高傑作だと思ってて好きだが、
気に入らなかったら注意書きがあっても遠慮なく叩くよ。
そういう板でもね。
546名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 04:21:49 ID:ErDI5d35
>>545
遠慮なく叩く…って
横柄な物言いだな。
547名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 05:26:41 ID:4F3FXsON
>>545
じゃあ俺はお前の物言いが気に入らないから遠慮なく叩こう
548名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 05:44:09 ID:dXdRS8fX
かかって来い、カスどもwwww
549名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 06:05:21 ID:gTh9p7/T
ハイル・殲滅天使レンタン(・∀・)の笑顔に悩殺されて寝込む日々
550500:2006/09/19(火) 21:07:24 ID:Jgs/ooWi
>>540
>>541
>>543
遠まわしに 書 け と言ってるんでしょうかw
漏れいっぺん撤退した人間だから、また顔出したら気分悪い人も居ると思うんだけど・・・

要望が多いなら、レン×ケビンでちょっと頑張ってみるか。長文は期待しないでくれ。
551名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 00:09:34 ID:4W5yEzmm
>>550
見てみたいです
552名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 09:49:59 ID:bNk+EZiU
俺も
553名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 00:30:01 ID:F7uMt3ji
保守及び出来心
               ,.ィ
           ,.--、_( (, 、 ,-- 、_
        .ノ ̄ソ / ,ヘ`へ ̄ヽ、 \ ヽ
          / r/シ/"( ` l ヽ ヽL@] い
        .| //, '/(/从\小ハ  ヽチヽ |
       |〃 {_{ノ    `ヽリ| l │ i:.| |
       |レ!小l●    ● 从 |、i:.| |
        | トヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ.:.:|  |
        /⌒ヽ__|ヘ   ゝ._)   j /⌒i.: ! |
      \ / 入l,>,、 __, イァ/  /:.:.| |
.        / / く:.:.<'' /ニ「 ̄ヘ、_∧|:.| |
       `ヽ<   /:.:.Vヾoイ:.フヾ 彡i|リ  j
554名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 13:12:09 ID:/RgK8q4s
>>553
それどこのえちゅてるwwwww
っと言うのは冗談で、グットジョブ!
555名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 23:10:11 ID:h/kLkJd8
>>553
じーじぇい かわゆい
556名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 23:04:57 ID:qlFwYGSW
新作こないかなーage
203さんの続きも見たいし445さんの漫画形式のものも楽しみだ
557名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 23:52:15 ID:gZokICo3
そちらも楽しみだがケビン×レンも気になるね
558名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 19:22:45 ID:Vc/45SYJ
人の趣味に口出しするのもなんだけど、保守ついでに言わせてもらうと
レンが可哀想
559名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 19:34:09 ID:gvaWuLbk
何で?凌辱とかだったらまあわかるけど<可哀相
560名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 19:51:25 ID:godSDkol
というか、レンとケビンってどんなシチュになるんだろな
561名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 19:59:08 ID:tAARrejG
レンに色恋沙汰はまだ早いってことじゃないか
男性不信と言うか、そもそも簡単には他人に心を開かんだろうし
562名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 21:10:51 ID:RJ8a2X0v
漏れのケビン×レン案で可哀想って言われてんのかしら 漏れは>>550

ご期待されてる一部の方には申し訳ないが
16歳レン×ケビン(SCから見て5年後の話)で行かせて頂いております、とお断りしておく。
セカンドじゃなくてアナザーです。投げるとき宣言するんで、見たくない人はスルー推奨。

幼女は可愛いとは思うが
流石に11歳と23歳はどう言い訳しても犯罪だと思うんで・・・
殲滅天使レンタンを希望してた人はスマヌ
563名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 23:14:21 ID:dQQT8XXG
>>562
楽しみにしとります
あと一応補足ですがケビンは23ではなく21歳っす
564名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 23:38:23 ID:gvaWuLbk
>>562
頑張ってください〜
565名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 12:30:08 ID:gxtAbrv2
ハイル・殲滅天使レンタン(・∀・)に虐げられて快感を覚える日々
566名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 17:13:52 ID:a64Nr22I
ケビンとレンってちょうど10歳差なんだね
567名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 21:19:35 ID:JYgvvxIs
>>562
ケビン16歳に見えてレン6歳かよw
とか思ったのは俺だけでいい。
568名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 00:13:41 ID:R6wLCXCz
ケビンさん、それは犯罪です
569名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 11:40:36 ID:/6rfFe+n
昨日コナンを見て、なんとなく空の軌跡と近いものがあると気付いた

ヨシュア=新一。危ない組織と裏で対決。頭脳明晰
エステル=蘭。武闘派少女。幼馴染が行方不明で涙の日々
カシウス=小吾郎。娘と二人暮らし
570名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 13:57:41 ID:QsdbLH3a
コナンか('A`)
ドラマのやつ、フカワがでてなきゃ見たんだけどな。
571名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 15:44:00 ID:h3T8cdpX
>>567
それはそれで面白そうだw
572名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 20:37:22 ID:P9JmU/9m
コナンかーそういやあれ、いつまでやる気なんだろ
573名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 20:49:12 ID:R6wLCXCz
>>571
それだと執行者時代の話か組織にいたころの話か、微妙なとこだね

>>572
もう10年経つんだっけ?
あの作者の漫画ならYAIBAの方が好きな俺は少数派なんだろな
574名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 20:55:09 ID:TevbJyUn
>>573
んなこたーない。

自分もYAIBAの方が好き。
575名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 22:45:36 ID:W4YuE5LR
YAIBAは特別な剣の力が無くなって肉体のみの戦闘にデフレした後最後までいったのが燃えた
576名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 23:59:30 ID:R6wLCXCz
>>574
おおっ、同志がいた
推理ものよりああいうのが好きな俺 さやかが好きだった

>>575
どのシーンかよく思い出せない…
577名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 00:29:51 ID:bLb525Of
YAIBAは金の玉は金玉とか言ってる頃が一番好きだった
578名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 02:37:58 ID:hKcWCr3p
関係ないがドラゴンボールもブルマの股間を覗いて玉がない!
と悟空が叫んでるあたりの時代が一番好き
579名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 11:18:31 ID:t7H7nmcO
初代ドラゴンボールか、主題歌も懐かしいな

つかもうぜ!シェラ姉の胸!

なんて替え歌が今浮かんだ
背後から殺気を感じるが、一体誰のだろうね
580名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 16:27:54 ID:5iVYJwLt
掴めるものなら掴みたい
581名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 20:50:30 ID:kXpjTQgl
ハイル・殲滅天使レンタン(・∀・)の胸をさわさわする日々
582名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 22:03:44 ID:65M4jytt
>>573
マジック快斗が一番好きな俺はry

583名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 22:33:13 ID:r1fkCb2z
ガキの頃あれだけ好きだったYAIBAを今読んだらなんかつまらなかった。
あの頃に帰りたい・・・
584名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 15:49:05 ID:/dSnggzJ
そんな悲しいこと言うなよ
585名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 18:13:48 ID:N+68uL0Q
>>582
マジック快斗って結局コナンに吸収されたんだろ
4巻以降出た記憶ないし、コナンに怪盗キッド出張ってるし

怪盗キッドと言えばアルセーヌ・ルパン、作者はルブラン
てことでブルブランに襲われるクローゼキボン
586名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 19:35:56 ID:7OXK0rQw
マジック快斗ってどういう終わり方したんだろ
もう覚えてないな
587名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 23:58:40 ID:o+yZQlO8
>>430 >>436
遅レスだが、総合でユリアの話題が出てて思ったこと
ユリアが男だったら絶対クローゼの相手役だったっぽいよな
次回作でユリアに似たような性格の生き別れの弟が出てきて、
そいつとゴールインってのを想像してみたり
588名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 00:35:08 ID:D7BgWKlQ
それいいね。FEトラキアのフレッドとオルエンみたいな感じか?
とか言いつつあれは未プレイだけど。
589名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 11:39:26 ID:eHme6BBS
FEトラキアはやったがフレッドもオルエンも覚えてない
それよりヨシュアの顔グラがFE聖戦のスカサハに似てると思ったら
今度のFEにまたヨシュアみたいな奴が出てくるのが気になる
590名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 14:10:32 ID:X4ULSDJu
FEはたくさん出てるから、そろそろキャラの書き分けが難しくなってるのかもね
591名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 20:43:25 ID:T9PWEHdP
そもそも聖戦内でもスカサハとロドルバンは同じ顔だったしなw
592名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 21:43:02 ID:N1Jfo7g6
ファルコムとFEってファン層被ってたのか。まぁ俺もだが

話は変わるが、レンが幼い頃強姦されてたのって確定なのか?
俺は普通に犯罪の訓練させられてただけだと思ってたが・・・
593名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 22:20:39 ID:gtmeZdqV
多分性的虐待に関わることだけど、苦情が行った時に
性的なものではありませんと言えるように、ぼかしていると思う
とは言え俺も人体実験の方のイメージが強いけどね
アークザラッド2のキメラ研究所みたいに残酷なやつとか
594名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 22:51:18 ID:V7P+pz6d
ぼかしてる時点で察しろってことジャマイカ
595名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 08:29:09 ID:EwmiJc2M
人体実験=エロというイメージが…

まあ、その辺は「ご想像におまかせ」ということで意図的に確定を避けてるんじゃないか?
察してください、ってことで。
でないとエロ方向だったにせよグロ方向だったにせよどっちにしたって18禁になっちまう
596名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 09:15:21 ID:ErSZzPn1
まあ俺が性欲処理に使わせてもらったからそこでの経験はあんまり
関係ないけどな。
597名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 10:14:14 ID:fdMs2bDV
物語的にはレンが超人的な戦闘力をもってることでいわゆる肉体改造(エロい意味ではない)的なこととも受け取れるね。

しかし俺自身はハイル・殲滅天使レンタン(・∀・)に性欲を持て余す日々。
598名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 17:58:15 ID:/9QZEaFr
単なる教授の刷り込みっつー可能性も考えられる。
大人に嫌悪感を抱かせて俺が操ってやる。みたいな。

そして大人になったレンをry
599名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 19:47:00 ID:fCcH1ST1
ロリコンかいw
600名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 20:26:43 ID:b4M0ZunP
聞いてください!!!
私の友達Mちゃんが一ヶ月前、歩いてたら
帽子をかぶり、サングラスをかけてる男の人に
声をかけられ、Mちゃんと男の人でラブホにいきました。
ホテルでその男の人の顔をみたら、なんと!!
山Pだったそうです。山Pが
「今、彼女いないけどHしたいんだ。5万あげるからHしようよ」
と言われ、MちゃんはOKしました。
そのときの動画や画像(Mちゃんが携帯で撮った)を
私は貰ってびっくりしました。
それと怒りが込み上げてきました。
私は山Pが大好きなのに!!!!
Hの動画はやばいです。
Mちゃんのマ○コと山Pのチ○コがすごい勢いで…
画像も山Pのチ○コがあります・・・・・・・
これを2箇所の掲示板やHP、ブログに貼り付けると、
そのサイトがなぜか開きます。
2箇所にはり付けなきゃ見れませんよ!!
普通、チェンメってみれるわけがない
って思われがちですが、このチェンメは違います
見れるんですよ!!
ためしに友達Kちゃんにおしえてやったら
みれました。山Pの画像を見たい人は
今すぐやってください!!!!!!
http://1month-gazou.douga.02
601名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 00:28:55 ID:yQC14ns1
レンは次回作で幸せになれるといいな
602名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 00:49:01 ID:ReTSjJBY
つうか俺の中では次回作のヒロイン決定です。
603名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 01:44:46 ID:LAwaUsnt
それで主人公がいい漢だったら言う事無しです・
604名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 02:29:49 ID:cMZYRFIv
クローゼはヨシュアみたいな奴が似合いそうだが、
レンは逆に明るい奴ってイメージがある。・・・エステルの男版か?
だがああいう過去持ちの女は英伝ではヒロインにしにくい気も
605名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 03:09:55 ID:yQC14ns1
>>604
俺もそう思う。レンはある意味ヨシュアと似たような境遇だから、太陽みたいに明るい男は合いそうやね。
でもヒロインにしたら重いエピソードも出てくるんだろーね。<過去
606名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 10:21:21 ID:TKFZwPkL
クローゼは意外と年上が似合うんじゃないかと思う
それも陰のある年上
607名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 12:19:43 ID:k/w8ImpJ
クローゼは性格的にも万能だから年下でも年上でも何でもいけると思う
608名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 12:34:23 ID:ZFZw2GDU
そこでレン×クローゼですよ
609名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 12:44:17 ID:yQC14ns1
なるほど…ってオイコラw
クローゼにだって好みはあるわけだし、誰でも何でもいいってわけじゃないだろう
上で話題に上がってたが、ユリアに弟がいればいいのにな
610名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 12:51:36 ID:nmXopEj6
ユリアの弟でヨシュアのような相手?
合理的と思うがヨシュアのようなってどんなや?w

むしろレーベくらいの格の相手だったら満足出来たんだろうけどなあ…
611名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 14:39:57 ID:TKFZwPkL
カリンに似てるって話だから、やっぱレーヴェに似た感じの奴が合うんじゃないかと
612名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 14:54:16 ID:L1JBb/YA
10歳ぐらい年上の少々強引な大人が似合いそう
613名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 15:03:38 ID:HX+pgUYv
強引なのは論外だろ
ヨシュアみたいに優しくて物静かな奴か
レーヴェみたいな陰のある奴がいいだろうな
614名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 15:05:11 ID:HX+pgUYv
書き忘れた
レンはまだ心を開いてなさそうだから、バカうるさい奴かねえ
615名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 16:34:27 ID:yQC14ns1
>>610
落ち着いた奴ってこと<ヨシュアみたいな性格
だがレーヴェみたいなのもいいね
かっこいいカプになりそうだ。次回作で見たい
616名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 18:24:37 ID:SLOtI4tY
ネタだ! ネタが舞い降りてきおったぞい!

但し、書く時間がねぇ・・・仕事が恨めしい
617名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 18:45:27 ID:k/w8ImpJ
クローゼはヨシュアの落ち着いたところってよりは
優しそうなところに魅かれたと思うんだが。
618名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 20:09:13 ID:cMZYRFIv
>>611
そういやそうだったね ・・・何かクローゼがレーヴェみたいな
男を救うとかそんなイメージ湧いてきたw
>>615
見たいね ヨシュエスと違って静かな二人になりそうだ
>>617
初めて会った時から惹きつけられたって言ってたけど、
優しいとこ見て惚れたのかな
619名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 22:27:33 ID:aw6FXuKV
ちょっと雑談風味になってしまうが
男から見て、女の子の胸(大きめ)の感触ってどんなもんなのかね。
当方女性なので、自分の胸いくら触ってもわからんのですよ。せいぜいやわらかいなー程度で。

参考資料ということでひとつ、おながいします。
620名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 23:10:48 ID:cMZYRFIv
おっぱいはロマンだ!!たまんねえ!!!
と力説してみる
シェラ姉の胸に顔うずめたい
621名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 23:31:40 ID:ZFZw2GDU
>>619
触ったことないからわかんないよ(つДT
622名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 00:59:59 ID:+ggbcu00
女性の胸(それも好きな女の子の)に触れている事で高揚し、
顔をうずめた時には、その柔らかさと温かさが安らぎを与えられる。
(あくまで自分の体験として)男が女性の胸を触った時に感じるのは、こういった印象……かな?


触れただけの感触は人それぞれ。大きくても垂れてたり、逆に張ってたり。
自分の場合は、温かくて大きなマシュマロを持っている(掴んでいる)って感じがした
623名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 03:34:47 ID:6u4I/JpZ
クローゼがだれかとくっつこうが、どうでもいいけど
いつまでもヨシュアの影を追ってて欲しくないな。ヨシュアとは違ったタイプを選んで欲しい
もうユリアさんの弟でいいよ
624名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 10:09:06 ID:+ggbcu00
ならば、俺はクルツを
625名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 10:23:27 ID:NhUnCUKI
>>611
同意

>>619
>>622に同意。あとは自分にない感触、かな
626名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 06:39:19 ID:o5orAdaq
クローゼはS。もしヨシュアとくっついてたらペニバンで掘りまくりますよ?
627名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 23:07:23 ID:21nYXvFn
次回作が数年後とかならレンがメインヒロインになる可能性はあるのだろうか
ED後のことも曖昧になってるし(他キャラもそうだが)
628名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 01:26:49 ID:09j9xjtL
レンがメインヒロインになるといいなあ。
主人公はボケボケでお馬鹿だけど心の広い男が合いそうかな
629名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 01:48:46 ID:N5mK+7pz
ユニカかわいいよユニカ
630名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 13:31:58 ID:iuG4KCHg
レンは過去があれだからヒロインにしにくそうだけど
そうなったら興味深いな
631名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 23:59:36 ID:Hfy7JWK4
ファンにこびてそうする可能性もある気が
632名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 01:04:49 ID:EHuzx5KY
WAシリーズみたいになるのは勘弁してほしいな
633名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 03:51:09 ID:HPRqd9FC
いずれコスプレイヤーによる実写版とか出るのはやめて欲しい
634名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 10:33:44 ID:KEAPL213
>>632
WAシリーズみたいにってのはどういう意味?1しかやってないからよくわからない

>>633
それ最悪だなwww
635名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 20:13:22 ID:embsOl5H
PSP版空の軌跡を買ってきた。空の軌跡自体はじめてプレイする。
636名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 21:10:22 ID:kywBNA2F
>>635
ネタバレあるからクリアまで2ちゃん含め関連サイトは見ない方がいいよ
楽しんでらっしゃい
637名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 10:06:09 ID:D5Zfw0gV
hoshu
638名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 22:16:17 ID:W5U0Unwk
>>633
何となく実写版セーラームーン思い出した
639名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 00:31:54 ID:4rCaFXQV
ルナがへんな人形で、ドラマでもそもそ動いてるやつを思い出した
640名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 20:09:54 ID:aAaqETOl
ごめんねーおなーらくさくーてー
ゆめのなーかーまでにーおーうーって替え歌作った奴いたなあ
641名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 16:50:31 ID:Pi2HPou4
次スレはタイトルに英伝のところ英雄伝説って入れた方がいいんじゃないか
重複スレ立てちゃう奴はいるし…
642名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 17:01:12 ID:Rvhffq3F
すいません、ファルコムで検索するの忘れてました
削除依頼してきます

しかし携帯スレよりエロパロのここの方がはるかに雰囲気いいってのはなんだかなあ・・・
643名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 17:14:00 ID:gbEjPO8a
>>642
こっちは純粋なエロ、向こうは荒らしのエロだから。
644名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 17:43:03 ID:aRexhc/b
エロじゃないのもあるけどね

>>641の言うとおり、次から英雄伝説って入れた方がいいか?
だがスレ立てる頃にはうっかり入れ忘れちゃいそうだなw
645名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 17:44:52 ID:ctcCexR3
むしろ、英雄伝説イースを取って欲しい派。
あってもいいんだけど、これがあると他作品のネタが投下しにくくて…
646名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 18:26:12 ID:Pi2HPou4
じゃあ次スレタイ案【イース】ファルコム総合PartX【英雄伝説】

普段パソゲに馴染んでないと、ファルコムと検索すること自体思いつきづらい
俺もわからんかった。他作品は総合に込めとく
647名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 20:38:36 ID:aRexhc/b
>>645
でも入れた方が検索しやすいと思う・・・

>あってもいいんだけど、これがあると他作品のネタが投下しにくくて…

気にしないでいいと思う ファルコムって書いてあるんだし
648名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 23:29:08 ID:AvL0oHxe
シェラ×ヨシュア、ヨシュア×クローゼを希望します。
649名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 00:12:02 ID:nbl6a6G5
前者は初めて聞いたw
650名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 00:40:41 ID:bnE7ZYj0
ここってリクエストスレだっけか?
それはともかく後者は保管庫行ったらどうかと。
651名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 01:14:07 ID:dWMdxoJP
ハイル・殲滅天使レンタン(・∀・)のエロ小説を雨を眺めつつ妄想する日々
652名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 16:13:07 ID:xzbQAYKT
>>645
1に「英伝イース以外のファルコム作品も歓迎」と入れといたら?
653名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 16:19:31 ID:kBvJhT0R
その案いいかもね
問題は新スレが立つ頃にはうっかり忘れそうなことだw
654名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 00:05:07 ID:4qs71FLc
こういう話題も出ていることだしイース英伝以外希望
ブランディッシュとかありそうなのに、見ないね
655名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 05:12:17 ID:aZUZ9GXy
確かにブランディッシュいいと思うがなぁ
何がいけないんだろ?
656名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 07:54:30 ID:MWAs6wGC
流石に古いからだろうなぁ>ブランディッシュ
俺も4しかやってないし
クレール可愛いよクレール
エロやると百合になっちゃいそうだけど
657名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 10:22:59 ID:y0dODMde
俺は未プレイだけど、ほとんどストーリーは無いって聞いたな
カプとか作りにくいんじゃないの?
658名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 13:49:14 ID:iWzYYl1+
>>655
 知 名 度
この三文字に尽きると思う
知らないものは書けない。
659名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 00:12:54 ID:isqPzXRx
ダイナソアだってかなりいけそうだけど。
660名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 01:29:45 ID:ZTRKxe6j
未プレイだから内容がわからん…
661名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 19:48:18 ID:p6A0Kqne
>>655
アレスがドーラとやるネタなんて書いたらブランディッシュファンに刺されそうだから
……というのは冗談で(中途半端なネタ小説書いたら、殺意抱かれる可能性はあるけど)、
ブランディッシュでエロ小説って言われてすぐに思いついたのは
フォートレスのワープトラップに引っかかったドーラを……
(よりによって、その直前、前に気絶した時に変なことしなかったでしょね?
と問いつめられてるのには笑ったが)
ってコンプティークの攻略記事の四コマネタの延長戦だけど、それと
ソウルマスターに操られる場面てのは妄想力を駆使したらエロかろうな、
くらいだった。
自分の中で小説ネタはあるんだよ。ネタ量の分ほど書けないのが問題。
ダイナソアだったら竜の所で落ちていった盗賊と魔法使いは何やってたんだろうね?
かなあ。世界が世界なので鬼畜ネタもできそうではあるけど。

>>657
1は「地の底から地上へと戻る」と、行動と目的とが完全に一致してるのが良いんだってばw
2と3とはストーリーはあるやね。ストーリーあるからあっちこっちいって
時には行動と目的とが一致しないでマップあちこち彷徨いの往復のになったから
その点反省してVT=4では(主人公それぞれの事情により)「神の塔のてっぺんめざす」と
1っぽく転換したのかな、と今になっては思うけど。
だから余談だがイースオリジンは主人公二人から選ぶって聞いて「VTだ……w」と
隠し主人公にwktk中ですよ

やっぱり元ネタの知名度だろうなと。
妄想のまま自分で書いて公開しないって手もあるのだから、
投下して公開するからにはある程度
住人に知られてる元ネタでやりたいでしょうし。
662名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 22:50:10 ID:1xaDT/s9
もうさ、空軌は別スレで行こうぜ。
663名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 22:51:23 ID:MOpU8s2r
空の軌跡があってすら最近過疎り気味なのに何言ってるんだ
664名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 22:58:32 ID:yPznZy3E
最近過疎気味というかSC発売後の熱とスレ消費が異常だった。
665名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 23:11:22 ID:6bRWxfIn
>>661
>アレスがドーラとやるネタ
何気にドーラが結構アレスを気にしている風だから、できないことはないと思う
むしろ恋に気づいてツンデレ発揮したドーラとか見てみたいかも

>ダイナソア
ヒルダ姐さんあたりならヒースの筆下ろしとかやりそうな感じ
裏メンバーは結構なんでもいじれそう
ルオン様なら猟奇鬼畜なんでもやってくれそうだし

認知度っていうよりは世代交代じゃないかな?
特に英伝6で良くも悪くも雰囲気が変わった感じ
666名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 23:43:48 ID:yPznZy3E
ドーラなんてアレス追っかけているうちに娘盛りも過ぎて
結局アレスをどこまでも追うことにしたのは、半分やけっぱち入ってないかw
と思ったことはある。
でも3以降なら何か大きいきっかけあったら一転仲良くなってしまう可能性はあるか。
667名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 16:21:01 ID:FbDhyAKg
いつものように穴に落ちたドーラ。
しかし穴の中には犬のうんこが入っていて、ドーラは糞まみれになります。
それをアレスが優しく慰めて進展
668名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 22:51:57 ID:IItmVKBY
飲んでる最中に笑わせないでくれよ
669名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 23:26:13 ID:k0bHX33T
保守
670名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 12:55:00 ID:Eccoaq+A
>>648
俺も読みたい。
シェラ姉の色気にヨシュアが我慢できなくなり
セックスって展開で。
クローゼとヨシュアは実はヨシュアはエステルよりクローゼの
方が好きだったという純愛もので。
671名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 16:40:35 ID:n3MAzzqU
だったらヨシュア×シェラの方がいいな
シェラは攻めっぽく見えても実は受けだと思う
672名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 20:15:47 ID:NW7tnR2G
>>671
同意
まあ>>650の言うとおりここがリクエストスレなのか疑問だが

ブランディッシュネタはやっぱ書きにくいんかなあ
ツヴァイとかはどうだろう…
673名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 22:00:59 ID:Pya+lUHV
そういった状況について話すなら、自分はシェラはお姉さんとして
優しく包んであげるようなのがいいな
クローゼはFCなら自分から好きという形で、SCなら選んでもらうのがいい
674名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 00:33:37 ID:Lfy4UC/W
それもいいね
シェラとヨシュアって思ったより会話なかったけど、
付き合いは数年に渡るから信頼はしてると思うな
675名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 00:35:36 ID:Lfy4UC/W
あげちゃった スマソ
676名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 00:49:59 ID:HYSXZBRE
ハイル・殲滅天使レンタン(・∀・)の初体験を想像して悶絶する日々
677名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 02:56:19 ID:izk5djqs
ドラスレファミリ(ry

スマソ 吊ってくる ...λ
678名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 12:06:18 ID:y++ACURg
ゼムンが上だったらママ様潰れちゃうなあ。
679名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 17:20:51 ID:I/scJS2o
>>672
個人的にはツヴァイの方が書きにくいと思う。
ブランディッシュネタは気長に待ってれば、出てくるかも(根拠は秘密
680名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 23:24:54 ID:UexvPhf/
ツヴァイならポックル×ピピロとかか?
681名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 15:17:32 ID:1b8kX7/x
書くと言って全然投下しやがらないカスどもはさっさとしてくださいね?
682名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 18:59:26 ID:/cvxbmR5
ハイル・殲滅天使レンタン(・∀・)の初めての自慰行為を想像して萌え転がる日々
683名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 20:00:20 ID:OtS17+YL
>>677
人妻・ネコミミ・妹と時代を先取りしすぎたソフトだったな。
せめてリリースがあと五年遅ければ…
684名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 01:36:25 ID:K/4jAmHh
MafgNDHowA氏のほのぼのシリーズが保管庫から消えてる・・・
一体なぜ?あのエステルとヨシュアの絡みすごく好きだったのに
685名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 01:48:07 ID:mWg105SO
恐らく>>228だから
686名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 20:37:04 ID:NXr/+37J
>>683
遅ければどうなってたんかな
687名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 22:12:48 ID:mWg105SO
パンティが手に入る
688名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 01:43:14 ID:XFST7w2y
ハルヒに出てくる朝倉の眉毛をみているとブランデイッシュのサフィーユを思い出すのは俺だけか?
689名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 22:43:13 ID:QCVnaz5q
ブランディッシュ面白いらしいけど、むずそうだなあ
690名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 03:08:04 ID:AIYcOrL8
>>689
確かに。今久々に4をやってるんだがメルメラーダでやるとこれでもかって言うぐらい岩にひかれるorz
691名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 02:59:15 ID:8gmzEwAo
メルメラーダから始めたので、他のキャラがぬるすぎて仕方なかった・・・orz
どのキャラもルートほぼ同じだし、ちょっと飽きるかも
おもしろいんだけどね
692名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 02:35:05 ID:X7T8PzwV
ユニカかわいいよユニカ
693名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 12:06:49 ID:fA6p+hdl
最近ブランディッシュ4始めて今水域にいるんだけど
グンタイウオに啄ばまれる人魚クレールかわいいよ人魚クレール
694名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 22:57:17 ID:i2hF12Ah
>>680
つ「新婚さんいらっしゃい〜覆面男と箱入りお嬢さん編〜」
ピピロが言ってるように、あの後、責任w取って結婚したんだろうな?
ってことで妄想して下さい。

パラディス26歳とレーヴェが同じ頃の年齢っぽいので(外見も性格もかぶってるが)、
キャラかぶってるザクロさんも二十代後半なんだろうなあと
なんとなく思う今日この頃。
695名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 01:09:06 ID:cI82uMe+
あの「家族でもない男女が一緒に住んでるなんておかしい。
結婚しろ」みたいな台詞はほほえましかったな。

お前とポックルも同じだろうが!と。
(血のつながりがないって意味でね)
696名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 09:47:03 ID:88CB+V4y
>>693
グンタイウオに色んな所を啄まれてイっちゃうクレール誰か書いてくれないかなぁw
697名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 07:55:07 ID:TJlpEeB9
ブランディッシュ未プレイだからグンタイウオが良く分からんのだが
歯が鋭い魚の場合、イっちゃいつつ逝っちゃう可能性高いから厳しいと思うぞ
大きくてもせいぜい指2本分程度なら、あれやらこれやらやりほーだいだと思うけど
698名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 15:24:47 ID:iZH2hwP+
まあブランディッシュはちゃんと敵の攻撃を防御しないと、
本当に逝ってしまうことも多いですがw
人魚クレールとグンタイウオの大きさはこれくらいのようだ。
ttp://www.falcom.co.jp/download/w_paper/image/vt_04m.jpg

ArmyFish【グンタイウオ】
常に群れをなして獲物に襲いかかる肉食魚。
空腹時以外は攻撃性はあまり高くはない

ってマニュアルに書いてあったから、この絵の時はお腹すいてなかったのだろうなw
699名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 00:22:07 ID:6YeH09/d
オリジンでラブラブネタなら、ユニカ以外には、
ラモナかセシリア、ミュシャがそういう可能性有りそうだなと予測してみる。
700アドル:2006/11/21(火) 02:18:51 ID:SzRzi+fd
イースでの恋愛と聞いてやってきます田。
ユニカは僕のものだね?
701名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 16:37:35 ID:bJAR2xPX
>>699
ユニカもそういう可能性があるかどうかまだ分からないよ

>>700
自分の時代に帰れ
702名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 21:02:02 ID:qw2G0iVM
アドル「女居るところに俺は現れる!ユニカ(ry
703名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 21:30:10 ID:/DrJRHwB
>>702
リリア「アドルさん、ふざけてないで一緒に帰りましょう」
704名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 23:16:10 ID:YPTRwksI
アドル「プギャー」
705名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 19:10:18 ID:ezYeO8vY
ユーロ・クリスティン責めで誰か一本書いてくれ
706名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 19:28:32 ID:q8l7+6IQ
誰それ?
707名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 20:06:33 ID:Q0Hbjm8A
イース2の小説で出てきたアドルの生き別れの弟だっけ?
確か武器職人か武器商人だったか。
708名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 20:43:14 ID:dV1Lj7I8
>>707
双子の弟でコソ泥。
アドルが倒れている時、身包み全部はいでアドルになりすました
709名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 21:36:00 ID:q8l7+6IQ
そうなのか
本当に小説版はゲームとは違うんだなw
710名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 06:23:51 ID:AdWpvXP7
小説じゃなくてゲームブックじゃね?
711705:2006/11/24(金) 08:09:55 ID:9GbUJo4H
そうそうしらねえだろうと思っていたが、やはり殆ど知らないかw

>>710
正解
712名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 18:35:13 ID:POz9Xgwz
>>705
アドルになりすまして女神姉妹やリリアをいただいちゃう話がいいな
正体がバレる頃にはもう調教済みな寝盗りものとかw

もしくはアドルと一緒に仲良く乱交ハァハァ
713705:2006/11/24(金) 18:38:30 ID:9GbUJo4H
>>712
マジレスすると俺はハイル・殲滅天使レンタン(・∀・)に性欲をもてあましてこのスレに来ている愛の遊撃士なので、イースのエロは
どーかと思っていたりする。
真・の〜てんきレスで申し訳ない。太太太土水木水で吹っ飛ぶので許してくれい。
714名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 12:08:58 ID:mkJq/9ZA
>>713
自分でユーロを希望しておいてその仕打ちとは・・!


つまりユーロ攻めレン受けならよいと。
715名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 04:22:42 ID:qnev9ABe
レンは売春組織で売られたときにそこの長の相手をしたとか、客を取ってたとか、
ウロボロスに入ってから構成員に命じて相手させてたくらいしか浮かばない。


その点エステルは陵辱も色んな男を誘ってる状況も山のように思い浮かぶな。
716名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 12:26:12 ID:Y4A7ScCU
火の魔人→暇人のアレですね!!

フィーナ・・・(´・ω・)
717名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 16:18:52 ID:ly/KCpx5
イースのエロっつったらアドル×フィーナぐらいしか思いつかないな
718名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 16:30:48 ID:TNsJo1dC
アドル×各作品のヒロインで作品数分は作れるじゃないか
719名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 16:43:42 ID:ly/KCpx5
いやなんつーか、他のヒロインを相手にするアドルが思い浮かばない
リーザとかは特に
720名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 19:54:32 ID:Dio0LJSp
そこでイースでも英伝でもない作品からですよ。

個人的にソーサリアンが見たいなあ、と。
721名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 20:14:03 ID:AOo4X8au
ソーサリアンオンラインも出たし、盛り下がって参りました
722名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 01:29:48 ID:igOERnk3
ディー×モーブとかメルメラーダ×ディーとか読みたいと言ってみる
723名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 21:06:42 ID:9u1DOEFL
読みたいなら待ってないで書けばいいじゃん。
724名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 22:04:17 ID:z3VtwoiD
小説書いたことない人には話を書くのは難しいだろう
あくまで俺自身の話だけど
725名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 23:05:12 ID:lg6MveS0
>>684
超遅レスだが、MafgNDHowA氏が自サイトで作品公開した模様
726名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 00:52:16 ID:EW8a0QMN
ソーサリアンって面白いのかな
なんとなくブランディッシュよりは難易度低そうだが
727名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 01:34:35 ID:wnRcTIXm
>>717
前にフィーナとアドルのSS出てなかったっけか
夢オチで最後はウホッだったけど
728名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 09:18:18 ID:ng/tyP6C
>>726
クリアするだけなら簡単。
隠しアイテムフルコンプとかアイテム改造とかにハマると抜け出せなくなるw
729名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 18:17:33 ID:W3bp59qu
>>725
わざわざ、まとめサイトのを消してもらって公開?
そのサイトってどこ
ひんとくれ
730名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 18:32:36 ID:EW8a0QMN
>>728
コンプリートに燃えるのか
オンラインの方もそうなのだろうか
全然話題に上がらないが
731名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 10:57:52 ID:qZEP1afg
オンラインは…まあ、その、アレだ。黒歴史。
732名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 09:55:41 ID:G8AhbO/m
あれは音楽を聴くためだけに入れてるw
733名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 15:10:25 ID:Om48orOp
>>730
ソーサリアンのタイトルを使ってるだけの平凡なネトゲって感じ。

せめてROとかみたいにかわいい絵柄にしてくれればともかくも
ゲーム中の絵があれじゃなあ…ヘタレとは言わんが平凡。
結構キャラグラの魅力も重要だったのかと再認識させられた。
734名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 17:36:33 ID:ab4NCS9Z
SSはもうほとんど投下されてないな
リリアとフィーナの儲でそれぞれのキャラの幸せを競い合うようなの
とか見たい
735名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 19:39:33 ID:mEr2Qwxn
フィーナは昇華しちゃったからいいけど、リリアは幸せになる姿が想像しずらい。
エステリアでアドルを想い続けて年を重ねていくしかないからなぁ。
大場小説のリリアなんて実家で母親にイヤミまで言われて可哀想すぎるw
736名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 21:04:30 ID:VWIh0OEG
フィーナの方は見るけど、リリアの方はファンサイトでもあまり見かけないからなあ
競い合うほど書いてる人いない希ガス
大場小説もPCEイース4と共に黒歴史だしなあ
737名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 21:26:15 ID:tTCPcib0
黒歴史は飛火野の方じゃ・・・
何だかんだでイース6まで出してるのに黒歴史と言われたら大場さん気の毒だよ
738名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 23:08:25 ID:/y62TgSK
イース6の方は読んでないから知らんがイース4の方は黒歴史確定だろ
739名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 23:17:29 ID:mEr2Qwxn
>>738
大場小説はあとがきにあるとおり基本ファルコムの原案を元に書いてるからほぼ公式に近い。
4も一番原案に近いのが小説だよ。ゲームとつじつま合わせようとして無理が出てるけど。
740名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 10:11:51 ID:GOy/eoSD
ハダルつながりで、うっかりタルフ→リリアとか想像してしまった
ガキ大将と近所の優しいお姉さんって感じでうっかり萌えた
741名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 16:56:20 ID:xwdEVdEg
てかイース4の原案自体がPCEイース1・2の続編だから黒歴史って言われてるんだろう

>>740
俺も考えたことあるw
他にはゴートやキースもフリーだな
742名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 20:52:21 ID:rC5VIp6g
大場小説についてkwsk。
ケータイサイトの小説増やしてくれればいいのに
743名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 22:41:53 ID:YLPuNaoH
大場小説は滅びし者の幻影が黒歴史ってことぐらいしか知らないな

>>673
>そういった状況について話すなら、自分はシェラはお姉さんとして
>優しく包んであげるようなのがいいな

亀だが…それ萌え死ぬ
744名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 01:32:28 ID:XFkOE3Uq
大作戦続きまだっすかw
745名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 08:14:57 ID:xWo814Op
シェラおねえちゃん好き好き大作戦ですか?
746名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 08:30:26 ID:QHiFT8M4
ハイル・殲滅天使レンタン(・∀・)に朝から性欲をもてあます日々
747名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 22:47:21 ID:NqdwdDvc
見てえーW
748名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 01:33:36 ID:5yk7gtuW
クローゼのパンティを主題にしたSSがそろそろ出てもいいと思うんだが・・・
749名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 13:12:24 ID:Y2uzjbQO
出ないと思う
750名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 18:59:41 ID:5pqFkoFf
オルハやイーシャは人気がないのか・・・?
751名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 20:17:06 ID:B825zik/
とりあえず、クローゼは水色のレースだと思うんだ。
752名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 22:57:39 ID:kj7/8VdJ
>>750
人気は知らないが、いかにも萌え狙ってるようなあの風体はどうかと思う
753名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 12:21:17 ID:EInW6o7F
>>752
なるほど、納得。
754名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 09:55:26 ID:lCbLlHx8
6の水着シーン追加と2のベッドに潜りこむシーンはイースに泥を塗った
あと6は通常版騒ぎもあったからいいイメージない
755名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 21:42:17 ID:OKT5MfOj
俺も・・・6は嫌いじゃないが、どうも悪いイメージが付きまとう
オルハ、イーシャの人気には影響してないと思うが
756名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 23:03:34 ID:RF9mUHdv
>>755
まぁ、某18禁の柑橘系のキャラの某魔族親子と似ているためかかそれらのネタにもちらほら使われましたね・・・(遠い目)
757名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 16:58:55 ID:Pm0StjVT
もはやSSが全く出てこないね・・・
758名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 17:46:56 ID:Y/W5G+d3
まあイースが出ればまた賑わうんじゃないのか
出来によるだろうがな
759名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 06:08:51 ID:tw3ZS2U4
「クローゼちゃんのパンティ欲しい!」きっかけはその言葉だった。
それまで気づかなかった本心にヨシュアもアガットもジンもケビンもレーヴェも
気づいてしまったのだ。かくしてそれぞれのクローゼパンティGET大作戦が
始まったのだった。

みたいな内容の文を誰か書いてくれませんか?くれませんね。
760名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 10:49:10 ID:BW/RVV7Y
書かないと思う
761名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 22:52:26 ID:8KXMgCcU
エステルとクローゼではどちらの乳がでかいのか
762名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 23:04:58 ID:ejiJMlu+
>>761
確かエステルかと・・・クローゼは、察してあげてください。
・・・おや?誰かお客さんだ。ちょっと出てきます。
763名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 00:09:09 ID:bHhXblkR
シェラ>エステル>クローゼ>ティータ
クローゼとティータは逆でもいいかもしれんが
764名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 02:32:29 ID:da+iQ0p5
クローゼ…えぐれてんの?
765名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 19:03:58 ID:MV1nVaZl
えぐれてはいないだろうが、かなりぺったんこだと思う
766名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 22:10:16 ID:Dsp8+wHs
そして帰ってこない762

しかしティータに負けてたらやばくね?
767名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 12:14:18 ID:x+Nx7o9I
負けてたとしてもたいして驚かない俺
768名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 23:43:04 ID:HpNwwqso
なんでそこまでクローゼ貧乳説が有力なんだ?
海水浴壁紙では明らかにクローゼ>ティータだったが。
769名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 23:44:30 ID:g2oOCEEU
ステータス画面のクローゼが平らすぎるからじゃね?
770名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 00:02:00 ID:5g8PPI4d
俺もそう思う
あの壁紙の方は水着から急に膨らんでたからパッドじゃないの?
771名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 12:38:12 ID:tGHRpGuG
ティータはまだまだこれから、と言うか小さくて当然の年齢だし
クローゼには同年代の比較対象がいるから余計に…
772名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 16:18:19 ID:AddCe6pg
そこでパンチラで勝負ですよ
773名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 00:57:47 ID:9RithRbQ
クローゼ不憫すぎる。
でも確かにステータス画面の絵はぺったんこだな。
しかもFCよりSCのがさらにぺったんこに見える。
774名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 01:01:18 ID:e99DnhtV
まあいいんじゃないの これも特徴ということでひとつ
775名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 01:54:36 ID:6/qwaZdE
日本には貧乳萌えという属性があるのですよ?
776名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 15:40:07 ID:uXX8QaaP
まあな 俺は大きい方が好きだが
777名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 22:20:56 ID:e99DnhtV
おれも
778名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 10:47:16 ID:Qmwvic2Z
クローゼのバストがもし73だったら個人的に何か運命めいたものを感じる・・
779>>762:2006/12/22(金) 10:52:10 ID:vWxyOfAh
>>778
いやぁ、その場合、77か78でしょう。
(腹部にレイピア刺さった痕があり、体中に棒で殴られたようだw)
780名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 11:00:57 ID:rEYMovYx
あの絵だと78もない希ガス
781名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 13:44:47 ID:EcVCD5Mj
クローゼを見る時には胸でなくパンティを見ろ
これが鉄則
782名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 14:58:41 ID:J6m7quFs
俺はクローゼちゃんがパットの枚数では誰にも負けないと信じてる
783名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 15:14:18 ID:J4WpwFeX
もしかして半角2次元板の方新スレ立ってないですか?
784名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 15:22:47 ID:EcVCD5Mj
今確認したけど立ってないね、クローゼパンティに約束する
785名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 21:55:04 ID:PD+lLZGD
立ったね
786名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 18:01:58 ID:ueC2WvAj
パンティ欲しい
787名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 16:04:10 ID:yNqSECT7
大作戦をプリントアウトしておいたらそれを妹に見つかったorz
788名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 20:42:06 ID:SdqJtPku
・・・どうなった・・・?
789名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 22:37:50 ID:QvrIX57E
アガットお兄ちゃん………どうしたの、それ……
790名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 00:29:57 ID:x7tWHlYj
なぁに、わざわざプリントアウトまでするところがお前らしいと褒められただけだよ
捨てられたけど拾っておいた
今は使っている
791名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 04:45:27 ID:knXTuSsO
妹、大物だなぁ・・・w
792名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 11:03:47 ID:X9RpUSj6
第三の男でオリジンをプレイしていて、最初のボスを
倒した後の
「覚悟を決めてもてなされてくださいね?」

でイケナイ想像をした漏れハァハァ
793名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 23:36:13 ID:DGTNHkQ1
ちょっと思いついたのを書いてみる


「うふふ、レーヴェ。やっとお目覚めかしら?」
 少し意地悪な声色で、暗がりの中少女がくすくすと笑いながらこちらに話しかける。
 レーヴェは、まだぼんやりとする頭と視界に顔をしかめながら、声のした方へと目を向けようとする。だが、まだ視野は狭く、暗い。
「……一応聴いておこう。何故俺だ?」
「あら。『どうしてこんな事をする?』って聴くのかと思っていたわ」
「どうせ計画に使うんだろう。それくらい、執行者なら誰でも察する」
 確かにそうね。そう言って声は残念そうにため息を軽くつく。
「寝覚めはいかが、レーヴェ?」
「不意を突かれたと悔いるばかりだ、レン」
 問いかける少女に愚痴るように、レーヴェはそうつぶやいた。その言葉を聞いて少女、レンは嬉しそうに笑った。
「くすくす……剣帝を眠らせた天使。ステータスとしては上の方かしら?」
「そんなもの無くても名は知れているだろう」
「あった方が得する物もあるもの」
「そんなものか?」
「そうよ」
 そう言って、レンは横たわっているレーヴェのすぐ傍に腰をかけた。

 状況を整理しよう……レーヴェはそう思い、少し考え込んだ。
 まず、教授の手助け(コレを『福音計画』と言うらしいが、正直名称などどうでも良いな、と思う)を始めからしていたレーヴェは、やっとその第一段階が終わったと言う事で、一旦身を退いた。
 そうしたら、久々に見たレンが、紅茶を入れてくれたのだ。(クッキーも持ってきたが、あいにく甘いものが食べたい気分ではなかった)
 その紅茶を飲んで……教授の計画の全貌をもう一度把握して……それで……

「あの紅茶か」
「そうよ♪」
 主語もへったくれも無いレーヴェの呟きに、レンが嬉しそうに答えた。
 その害意の無い悪意に、レーヴェは人知れずため息をつく。
794793:2007/01/01(月) 00:00:36 ID:S8KJpApD
そしておまいら今年はありがとう、来年もよろしくだ。
あ、年越しちゃった……
書く気があったら続き書きたいな……
795名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 00:47:29 ID:6R24BSlc
>>793-794
レン・レーヴェ話GJ 続き見たいです
ついでに飲み物に薬(薬じゃなかったらスマソ)ネタってことで
以前書きかけで投下されてたオリシェラ小説思い出した
あれも続き書いて欲しいなあ

こちらこそ今年もよろしく
関係ないがもう少ししたらイースオリジンの小説が投下され始めるかな?
オリジンって未プレイなんだけど、カップリングは存在するのだろうか
796794:2007/01/01(月) 01:36:49 ID:S8KJpApD
うわっ、見てる人がいた!
人がいないかと思ってさらしてたけど、需要が少しありそうでよかった
感想ありがとう、やる気出てきた…… つд`)・,’..゚
マジレスすると察しの通り薬ですよ、と

オリジンはプレイして3人とも終了した
確かにカップリングはある。と言うかそれぞれにカップリング風味なものはあるよな
いや実にエロにしやすそうだwwwwww今度書くかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
797794:2007/01/01(月) 10:43:34 ID:S8KJpApD
あけましておめでとうございますと言う事で、やる気起こってるうちに書き連ねよう……エロはいつになるやら。


「ところで、俺の質問の返答がまだなんだが」
 満足そうに笑い続けるレンに向かって、レーヴェが不服そうに言う。その雰囲気を察して、レンがレーヴェの脇腹にそっと手を置いた。
「『どうしてレーヴェを選んだか』、だったかしら?」
「察しがよくて感謝する、レン」
 察しがよければすぐに返答が来るとはとても思ってはいなかったが。
「……レーヴェ、コレが毒だったらレーヴェは死んでいたわ」
「ああ、そうだろうな」
 予想通り、レンは回答を避けて別の話題を挙げる。ただ、その話題……警鐘はレーヴェにとっても無視する事の出来ない事実だったから、むげには出来なかった。
「最近のレーヴェには少し緊張感が無いように見えるわ。それじゃあ計画だって失敗しちゃうかも」
「その点については……そうだな、浅慮だったか」
 にべも無く言い、レーヴェは体を動かそうと試みる。
 だが、恐らくは薬によって戒められている今の体では、指先を動かすのがやっとであろう。
「あーあ、つまらないわ。これがブルブランなら、もっと面白くレンに合わせた言い訳をしてくれると思うのに」
「悪いが俺は怪盗でもなければ紳士でもない。第一、性格が正反対だ。同じような結果を求めるのは、無意味と言うものだろう」
「そうね」
 本当につまらなそうに言い放って、レンはレーヴェの脇から離れ、横たわっているレーヴェの事を見下ろした。
「『剣帝』の不意をつける位でないと誰もレンのプレゼントを受け取ってくれなさそうだったからよ」
「俺でなくても教授辺りに出来れば上々だろう。第一、結果だけ見るならもっと下っ端に睡眠薬を盛っても十分なはずだ」
「普段から『蛇の使徒』よりも強いぞ〜。とか言ってるのは誰だったかしら」
「…………………」
「それとも言葉のあや?」
「いや。だがそう言う事を言ってるんじゃ無くてな」
「あのヨシュアと一緒に行動してクーデターを止めちゃった人たちだもの。紅蓮の兵士みたいなヨワヨワのと一緒にしたら失礼だわ」
 これでも礼節をわきまえているレディーなんだから。そう言ってレンは胸を張っていた。レンの通り名と、そして今の自分の状況から、(ほう、レディーはいきなり睡眠薬を盛るらしい)とは、とても言えない。 
 しばらくは自慢げに胸を張っていたレンも、急にそれをやめて少し考え込む。落差の激しい態度に、レーヴェも興味が沸いた。
「どうした、レン?」
「………ヨシュアのこと?」
 レンの言葉に、きっと眉をしかめたのだろう。レンはそこで口をつぐみ、また何かを考え込んでいるようだった。
(何故急に、ヨシュアの名前が……)
 問いかけようとも思ったが、その言葉はぐっと喉の奥に押し留められた。それは過去の決別によるものなのか、それともその先の言葉が気になるからか。
「レーヴェがこんなにあっさり、レンの睡眠薬に掛かったのだもの。それくらいしか考えられないわ」
「何がだ?」
「だから、ヨシュアがかくれんぼをしちゃったから、レーヴェがこんなにあっさりとレンの計画に引っかかっちゃった事」
「!」
 レンが言った『かくれんぼ』……それは、ヨシュアが5年間ずっと一緒にいた、剣聖の娘エステルから去った事を指していた。
 そしてその言葉に、レーヴェは動揺を隠せなかった。
798名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 21:52:37 ID:JXX4FX/S
あけおめ
バイト代が入ったら今更だがSC買うぜ
799794:2007/01/03(水) 10:33:29 ID:L0dz46B1
>>798
超ネタバレスマソ……orz
800名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 02:02:36 ID:DcL7B4pN
>>799
ネタバレ嫌いだったらここなんて見ないさw
俺の事なんて気にせずどんどん投下して下さいwwww
801名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 04:26:49 ID:gWd/lJ2t
今皿だがこのスレ的にデフォと思われるoysは、多少原作と設定が異なるもののコミカルでなかなか面白かった。
802名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 20:06:33 ID:LA634cSS
声優や歌手に金払う余裕あるなら、もっとまともな外注絵師に頼め
2年空けたのにマップ新しく出来ないなら最初から1本でやれ
声を後編から入れるな しかも声ありと無しのキャラがいて中途半端
メンバーに入れてないキャラは非常時でさえ、ただくつろいでるだけ ルイーダの酒場かよ
こんなことになるなら固定で良かった

アガットがひいきされててシェラ姉やジンのイベントが薄いせいか、
最初のパートナー選択に彼を選ぶとシェラ姉は空気化
キャラ立てのイベントが片寄ってて下手過ぎる

シリーズで1〜6FCは好きだがSCは最悪だった
803名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 20:11:29 ID:LA634cSS
すまん 誤爆した
804名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 21:30:41 ID:LONyERBP
アガットは確かに出番多かったけど、ウロボロスとの係わりでいくと
むしろジンやシェラ姉のほうが比重的には上だったような。
最後ちゃんと仲間変えながら戦ったかい?
805名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 21:44:14 ID:YZPrzeP0
>>802
こんなまじめなレスを書く子が実は
エロパロスレで股間のマグナムを片手に
ハァハァしてると思うと・・。
806名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 01:18:31 ID:hvKqrnPk
今気づいたんだが、まとめでリンク張られてないのがあるけどどうやったら見れるんだ?
807名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 08:50:38 ID:R4ENfhuG
過去ログ
808名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 10:54:19 ID:swkAzDr/
パンティ・・・
809名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 11:15:27 ID:hvKqrnPk
>>807
やっぱりそれしかないか…
保管庫の鯖が落ちる前は普通に見れたのになぁ
810名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 12:34:23 ID:UuljJBHi
まあ自分から消えたわけだし
811名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 16:24:16 ID:5BipWwM6
クローゼとパンティを連呼してた人は?
812名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 17:20:58 ID:hvKqrnPk
>>810
どういう事? 作者が消してって言ったのか?
813名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 17:51:49 ID:UuljJBHi
>>812
多分作者が>>228だから
その辺のレス読めばわかる
814名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 13:14:00 ID:z7kE3383
どうでもいいやん
815名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 15:44:03 ID:JcgRGY7X
クローゼちゃんのパンティ欲しい
816名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 20:48:43 ID:F8UskWFz
クローゼがパンティーとおっぱいを見せるところまで書いて
投げちまったやつをここに投棄してってもいいですか。
817名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 21:54:22 ID:JcgRGY7X
角煮スレに投下した方がいいかも
俺は構わないんだが
818お姫様の告白ショータイム(1):2007/01/08(月) 22:11:44 ID:F8UskWFz
「ごめんなさい。私、あなたのお気持ちにはお応えできません」
 クローゼさんの言葉は、予想通りだった。
 それでも、やっぱり胸は痛んだ。
「そうですか……。そう、ですよね……」
 そんなことしか言えない自分が情けない。

 ずっと憧れていた。
 いつも礼儀正しくて、清楚で気品があって、誰にでも優しくて、
明るくて、笑顔がとても眩しい、優等生のクラスメート。男子なら
きっと誰もが好きになる、女の子の理想そのままだった。
 そんな素敵な女の子が、僕なんかの手に届くわけがない。
 まして相手は、リーベル王国のお姫様だ。
 立ち聞きするつもりはなかったけど、資料室に行くときに、偶然、
生徒会室の前で聞いてしまった。ジルさんとハンス君は、クローゼ
さんが女王陛下の孫娘、クローディア姫殿下だということを知って
いるみたいだった。
 だからクローゼさんは、僕にとって、高嶺の花どころじゃない。
 まさに雲の上の天使だった。手が届くわけがない。
 今までは、それでもよかった。
 遠くから眺めるだけで、ときどき話ができるだけで十分だった。
 そう思って、必死に諦めようとしていた。
 でも……。

「好きな人が……いるんですよね?」
「えっ」
 僕の質問に、クローゼさんは少し驚いたようだった。
「あの、一緒に劇をした遊撃士の男の人……なんて言いましたっけ?」
「ヨシュアさん、ですか……?」
「そうです。クローゼさんは、彼のことが好きなんですよね?」
 僕が訊くと、クローゼさんは頬を染めてうつむいた。
「どうして……分かったんですか? まだ誰にも話したことないのに」
「気がついたんですよ。僕はいつもクローゼさんを見てましたから」
「でも、そんなに見て分かるほどでしたか?」
 クローゼさんは恥ずかしそうに尋ねた。
「いえ、僕でなければ気づかなかったでしょう。決定的だったのは
やっぱり劇でしょうか。あのキスシーンで……」
「あ、あれは本当にしたわけじゃありません」
 クローゼさんには珍しく、赤くなって慌てる。
「分かってますよ。でもクローゼさん、あれは演技だけじゃない
ですよね?」
「えっ?」
「クローゼさんみたいな人は、お芝居と割り切ろうとしたって、
あんなキスシーンはできないはずです。もしお姫様役がヨシュア君
じゃなくてハンスや僕だったら、同じように演技できましたか?」
 クローゼさんは、その綺麗な眉を寄せ、困った顔でうつむいた。
「たぶん……できなかったと思います」
「ですよね。じゃあ、それが答えです」
 クローゼさんは苦笑して僕を見た。
「私のこと、私以上によくご存知みたいですね」
「だって、それは……クローゼさんのことばかり見てましたから。
初めて会ったときから、ずっと……」
「あ……」
 ついさっき僕を振ったことを思い出し、クローゼさんが気まず
そうに目を伏せる。
 今が、チャンスだ。
819お姫様の告白ショータイム(2):2007/01/08(月) 22:14:01 ID:F8UskWFz
「クローゼさん」
 目を上げる彼女に向かい、僕はすかさず言葉を継ぐ。
「クローゼさんがヨシュア君のことを好きなのは分かってます。
頭では分かってるんですけど、僕はクローゼさんのことを、どう
しても諦め切れないんです」
「ごめんなさい。でも私は……」
 困惑するクローゼさんに、僕は言った。
「だから……もしよければですが……その、ヨシュア君のことを
教えてくれませんか?」
「え?」
「クローゼさんが、ヨシュア君のことをいつから好きなのか、
どうして好きになったのか、どれくらい好きなのか……それを
教えてもらえたら、諦めもつくと思うんです。クローゼさんが
本当に彼のことが好きで、そのことがよく分かったら、じゃあ
仕方ないなって納得できると思うんです」
 クローゼさんは黙ってうつむいている。
「もちろん、クローゼさんにそんな義務はありません。これは
僕の一方的な、ただのわがままです。だから……」
「いいですよ」
 クローゼさんは、凛とした笑顔で言った。
「私だって、せっかく好きって言ってくれた人を、ただ傷つけた
ままにするのはイヤですから」
「ありがとう、クローゼさん」
 僕はお礼を言いながら、ポケットに手を入れ、すべすべした
小石のような物に触れた。使い方は知っている――。
「それじゃ、クローゼさんがどのくらいヨシュア君のことを好き
なのか、僕によく分かるように教えてくれますか?」
「え? ええ、いいですよ」
 微かな違和感にはこだわらず、クローゼさんは快諾してくれる。
 僕はポケットのアーティファクトにもう一度触れた。
 言霊拘束、完了。
 込み上げる期待に胸が溢れそうになり、必死で呼吸を整えた。
820お姫様の告白ショータイム(3):2007/01/08(月) 22:14:49 ID:F8UskWFz
「どうしました? 大丈夫ですか?」
 クローゼさんが心配してくれる。
「ありがとう。ちょっと緊張してるだけです」
「そうですか? 無理はしないでくださいね」
 僕は、こんなに優しくて綺麗な女の子を……。
 そんな罪悪感までもが、僕の鼓動を熱くする。間近で向かい合う
クローゼさんの、美しく整った中にもまだあどけなさを残した顔立ち
や、華奢に見えるが意外に均整のとれたしなやかな身体つきに改めて
意識を揺さぶられる。
「では、聞かせてくれますか? ヨシュア君のこと、どう思っている
のか」
 改めてそう訊くと、クローゼさんは照れたように目を伏せ、可憐な
唇を開いた。
「ヨシュアさんのこと、好きですよ。こんな気持ちって初めてで、
自分でも戸惑ってますけど。ヨシュアさん、とても優しいのに、
いつもどこか寂しそうで、初めて会ったときから惹かれてしまって」
 分かっていたことなのに、改めてクローゼさん自身の口から他の
男への思いを聞くと、心臓を毟られるように辛かった。苦痛を無理に
抑え込み、平静を装って質問を続ける。
「劇のキスシーンですけど、ひょっとして、あのとき本当にキスしても
いいと思ってましたか?」
 クローゼさんの頬が赤くなり、恥ずかしそうに告白する。
「……はい。お芝居だけど、ヨシュアさんとだったら、それでもいい
かなって」
 許せない、と思った。
 この天使のような少女の心を、これほどまでに奪ったヨシュアと
いう男が。
 クローゼさんの心はもう、すっかりあいつに奪われてしまっている。
 いいだろう。でも、この瑞々しい少女の身体は、これから僕が好き
にさせてもらうよ。ヨシュア君への思いを利用して。
 僕は、用意していた台詞を口にした。

「クローゼさんは、舞台の上で、人前でキスしてもいいと思うくらい、
ヨシュア君のことが好きなんですね?」
「はい」
 まっすぐな返事が、僕の嫉妬を掻き立てる。
「じゃあ、キスじゃなくて、他のことを求められたら? それでも
応えてあげるほど、彼のことが好きですか?」
「はい。ヨシュアさんが求めることなら、できるだけ応えてあげたい
と思います。……初めて好きになった人ですから」
「どんな恥ずかしいことでも?」
 さすがにクローゼさんの顔色が変わり、一瞬、言葉に詰まる。
 そうだ。ここがボーダーラインだ。
 普通なら、ここで拒絶されるはずだ。
 でも、さっきの言霊拘束がちゃんと効いていれば……。
 僕が息を呑んで見つめる中、クローゼさんは、顔を赤くしながら答えた。
「は、はい……」
 成功だ!
「ヨシュア君が求めることなら、どんな恥ずかしいことでも応えてあげる
くらい、彼のことが好きなんですね?」
「はい」
 僕の念押しに、彼女は恥じらいながらも、はっきり答えてくれた。
821お姫様の告白ショータイム(4):2007/01/08(月) 22:16:54 ID:F8UskWFz
「では訊きます。もしヨシュア君が、パンツを見せて欲しいと言ったら
どうしますか?」
 クローゼさんは顔を赤らめ、小声で答えた。
「え、はい……見せて……あげると思います……ヨシュアさんにだったら」
「どうやって? どんなふうに? 詳しく教えてくれませんか」
 クローゼさんはさらに赤くなりながら、説明を始める。
「その……両手で、スカートの端を持ち上げて……」
「どこまで持ち上げるんですか?」
「え? えっと……胸のあたりまで……でしょうか」
「それでパンツが見えるんですか?」
「どうなんでしょう……分かりませんけど」
 僕は呆れたように肩をすくめてみせる。
「ダメですね、それじゃ。まるでお話になりません」
「だ、だって……そんなこと、したことないですし……」
 僕は、やれやれと大げさにため息をついた。
「誰だって最初は初めてなんですよ。当たり前でしょう? 問題は経験
じゃない。初めてでも、好きな人のために、そうするだけの覚悟と勇気
があるかどうかだ。違いますか?」
「……そうですね」
「クローゼさんには、本当にその覚悟があるんですか? ヨシュア君の
望みに応えてあげる覚悟が?」
「覚悟はあります」
 その返事には迷いがなかった。
 僕はすかさず畳み込む。
「じゃあ、ヨシュア君の望みにどう応えてあげるのか、口先だけじゃ
なくて、実際にやってみせてください」
「……ええっ?」
「今の言葉が嘘でないことを、証明してください。ヨシュア君のために、
スカートを自分で上げるようなことが、本当にできるかどうか」
「で、でも……それは……」
 さすがにクローゼさんは、もじもじとためらった。
 言霊拘束の力をもってしても、心理的抵抗は大きいらしい。
822お姫様の告白ショータイム(5):2007/01/08(月) 22:17:34 ID:F8UskWFz
 僕は最後の一押しをした。
「僕に教えてくれるんでしょう? クローゼさんがどのくらいヨシュア
君のことを好きなのか。今のままじゃ、覚悟なんて言っても言葉だけで、
本当に好きかどうか分かりませんよ。それとも……嘘だったんですか?」
 嘘という言葉に、クローゼさんはびくりと震えた。
「う、嘘なんかじゃありません」
「じゃあ、もう一度訊きます。もしヨシュア君が、パンティを見せて欲しい
と言ったら、クローゼさんはどうしますか?」
 クローゼさんは真っ赤になって、黙ったままうつむき、白い指で制服の
スカートの裾を握った。
「こ、こうやって……」
 恥ずかしさに消えそうな声で言いながら、徐々に両手を上げていく。
スカートの下から、すらりと伸びた白い両脚が見えてきた。息を呑んで
見守る僕の目の前で、ついに憧れの少女の白い下着が露になった。
 王立学園クラブハウスの資料室で、あのクローゼさんが自分でスカート
をまくり上げ、パンティを人目に晒していた。姫殿下のパンティは純白
で、淡いブルーのレース飾りがついている。清楚で上品な下着は確かに
クローゼさんにふさわしかった。
 僕は、激しい鼓動を抑えて言った。
「うーん、まだそれじゃヨシュア君にはよく見えないんじゃないですか」
「……っ!」
 クローゼさんは耳まで真っ赤になり、きっと泣きたいほどの羞恥に
耐えながら、スカートの裾を顔が隠れるほど思い切り引き上げた。
 クローゼさんの下半身は、おへそまで丸見えになり、少女の大切な
部分を覆う逆三角の白い布地は、その全貌を明るみに晒し出された。
剥き出しになった艶やかな白い太腿は、羞恥のあまり内股に閉じられ、
小刻みに震えていた。
「なるほど。そうやって見せてあげるんですね」
「…………はい……」
 クローゼさんの返事は消え入らんばかりだった。
「ふうん、なるほどね」
 言いながら彼女に近づき、背をかがめて白い股間に顔を寄せる。
「なっ、何を……!」
 クローゼさんが身を引こうとした瞬間、僕は言った。
「もっと近くで見たいってヨシュア君が言ったら、どうします?」
 その一言で、魔法のようにクローゼさんの動きが止まる。スカートを
たくし上げ、パンツを丸出しにしたまま硬直したように立ち尽くした。
 そこで僕は存分に時間をかけて、薄い布地一枚に包まれたクローゼ
さんの下半身を、息がかかるほどの至近距離からじっくりと視姦した。
なだらかな白い下腹部から、柔らかそうにふっくらと盛り上がる恥丘、
肌に貼りつき微かな縦じわになった股間のラインまで、舐めまわすよう
に観察するうち、熱っぽい視線を感じるのか、それとも羞恥のせいか、
クローゼさんの白い素肌が、ほんのりと淡いピンクに染まっていく。
 ちらりと目を上げ、クローゼさんが赤面した顔を背けているのを
確認すると、僕は神秘のデルタゾーンに顔を近づける。クローゼさんの
アソコに鼻先を寄せ、パンティのクロッチに触れるほど間近でこっそり
息を吸い込んだ。するとたちまち、クローゼさんの朝から一日分の蒸れ
た芳香がほんのり鼻をくすぐり、僕の脳裏を痺れさせた。
823お姫様の告白ショータイム(6):2007/01/08(月) 22:19:02 ID:F8UskWFz
 だが、僕は何食わぬ顔で身を離し、憧れの姫にさらなる恥辱を課す。
「それじゃ、ヨシュア君がクローゼさんのおっぱいを見せてほしいと
言ったら?」
 クローゼさんは、ぱっとスカートを戻して、そのまま固まった。
「私の……お、おっぱい……ですか?」
「そうです」
「む、胸は……その……」
 クローゼさんは赤くなり、薄い胸を隠すようにうつむいて、もじ
もじとためらった。
「……恥ずかしい……です」
 可憐な姫殿下は胸にコンプレックスを持っているらしい。だけど、
そんな抵抗は許さない。今日は、あなたの一番恥ずかしい部分も
大事な部分も、残らず見せてもらうんだから。
「どうして恥ずかしいの?」
「だ、だって……」
 普通なら、高潔なクローディア姫が、こんな質問に答えるはずが
なかった。だが、彼女は言霊拘束の影響で、基本的に僕の質問は拒否
できない。だからクローゼさんは、問われるままに白状してしまう。
「私の胸、小さい、ですから……恥ずかしくって……」
 そんなに恥ずかしがっている胸を、君は今から僕にさらけ出すんだ。
そう思いながら、僕は笑顔を作る。
「ヨシュア君なら、こう言うでしょうね。大きさなんか関係ない、
クローゼさんの胸だから見せてほしいんだって」
 そんな歯の浮く台詞に、クローゼさんは決意したようだった。凛と
した姿勢でまっすぐ背を伸ばし、衣服のボタンに手をかける。ほどなく
胴衣と、続いて胸のスカーフ飾りが床に落ちた。そして、クローゼさん
の細い指が、ブラウスのボタンをひとつひとつ外していく。ボタンが
外れるにつれ、ブラウスの隙間から、透き通るような素肌と、白いブラ
が見え隠れする。
 僕は息を呑んで、憧れのクラスメートの脱衣現場を見守っていた。
 やがてボタンを外し終えると、クローゼさんは恥ずかしそうに
うつむき、そっとブラウスの前をはだけた。クローゼさんの白く滑らか
な素肌が露になり、パンティとおそろいのブラジャーが姿を現す。淡い
ブルーのレースが入った純白のブラジャーが、姫君の慎ましい膨らみを
包んでいた。
824お姫様の告白ショータイム(7):2007/01/08(月) 22:19:44 ID:F8UskWFz
 クローゼさんは、両手をブラジャーの下端にかけ、少し唇を噛む。
赤い顔をそむけながら、震える手でブラジャーをめくり上げる。
 たちまち、瑞々しいふたつの膨らみが、ぷるっとこぼれ出た。
 クローゼさんの、おっぱい。
 なだらかに隆起した少女の胸は、控えめながら美しい膨らみを描き、
ふっくらと張りつめていた。慎ましい膨らみの先には、ほんのり桜色の
乳輪がぷくりと突き出している。乳首はまだ未発達で、乳輪全体が乳首
を中心に盛り上がり、幼さの抜けない乳房の先端を形作っていた。
 あんなにも大人びて、気高く毅然とした優等生のクローゼさんが、
ひとたび制服をはだけると、まるでミルクの匂いがしそうな、あどけ
ない膨らみかけの胸を露呈していた。
「こ、こうやって……」
「ヨシュア君によく見せてあげるんだ? こんな可愛いおっぱいを」
「は、はい……」
 でも、実際にクローゼさんが乳房を見せてしまっているのは、
この僕だった。ヨシュアもまだ見たことのないクローゼさんの乳房を
初めてこうして鑑賞していると思うと、密かな優越感を覚えた。
 クローゼさんは、耳まで真っ赤になって、自らブラウスをはだけ、
ブラをめくり上げて、まだどんな男にも見せたことのない初々しい
純白の乳房と、淡いつぼみのような乳頭を、僕の前に晒している。
(くそっ……!)
 露になった裸の胸を存分に撫で回したい。
 柔らかそうな胸の膨らみに触れたい。揉みたい。弄りたい。
 幼い乳輪を摘み、舐め回し、乳首を固く尖らせてやりたい。
 だが、言霊拘束の条件は、あくまで「クローゼさんがヨシュアの
ことをどれくらい好きか証明すること」だ。いかに古代のアーティ
ファクトでも、その制約は曲げられない。ここで僕がクローゼさん
の身体に直接触れるわけにはいかなかった。言霊拘束が解けてしま
えば、すべては水の泡だ。
 僕は欲望を必死に抑えこみ、次なる恥辱の試練を課した。
825投棄完了:2007/01/08(月) 22:20:57 ID:F8UskWFz
はい。ここまで書いて投げ出しちゃいました。
なので続きはありません。あしからず。
826名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 22:44:20 ID:irZVBnc9
乙ー
クローゼちゃんはお姫様で片思いでパンティで貧乳
なんだなと思った
827名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 20:39:28 ID:DNxMOv1Y
オリジン終わったが、今まで存在感薄かったレアが陽の目を見るかな?
まさか700年前にプロポーズされてたとは思わなかった。

あとユーゴのED後の修羅場か3Pを希望。
828名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 21:14:01 ID:p+i1Bklb
>>825
GJ
クローゼはやっぱ貧乳だな
829名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 22:09:17 ID:XRMn2iZB
gj
クローゼのパンティは白地にリボン付きが個人的には
いや、なんでもない
830名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 19:02:15 ID:khVCmU1p
イースに戻って嫁さんでも探そうかというユーゴの枕元に毎晩立つレア様モエス
涙ながらに謝るユーゴに黒ニーソで足コキレア様モエス
831名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 21:03:41 ID:O7xPEHkT
>>827
だから、リクエストスレじゃないと何度言ったら(以下略

ユーゴ君の人間関係のトンデモ無さはもう笑うしかないよねえと同意しておく。
832名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 13:54:37 ID:RttyNLMz
>>830
名前を間違えただけか、ゲームをクリアしてないのか…
833名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 20:08:08 ID:ddEfF29S
イース・シリーズ キャラ人気投票2
ttp://game11.2ch.net/test/read.cgi/game/1168511926/10
834名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 23:46:14 ID:9g3/65hx
>>832
ユーゴじゃなくてトールだった。許してくださいレア様。踏んでくださいレア様。
835名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 00:26:18 ID:KjJdQW9x
>>834
ここが…イイんですか?(踏
836名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 00:36:22 ID:IP8VIy4A
>>825
続きは俺が書いて桶?
837名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 00:38:26 ID:IP8VIy4A
すまん。ageてしまった。orz
838825:2007/01/12(金) 06:41:41 ID:A2U4b7pi
>>836
どぞー
姫様にもっと恥ずかしい指令をw
839名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 06:07:56 ID:By4bb2uP
期待するです
840名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 17:53:30 ID:C/yEBdTA
レアとトールはプラトニックな関係だったんだろうけど
その辺はエロパロ補正でなんとかした作品を希望。

フィーナ「姉の二の舞にならないように協力を」
アドル「是非!!」
841名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 20:24:10 ID:DywcU2S1
アドル「襲ってやるフィーナ!襲ってやるぞぉぉぉぉぉっ!!」
842836:2007/01/13(土) 23:13:00 ID:54HGO7YR
>>839
期待するのや〜め〜て〜
843名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 23:46:46 ID:f73RDsy9
期待しちゃおっと
844名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 01:07:23 ID:NRd2L5Ay
いって置くけど期待しないでね

それはおいといてかなり狂った感じになるが桶?
845842=844:2007/01/14(日) 01:08:29 ID:NRd2L5Ay
またやっちまった。スマソ
846名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 23:25:55 ID:i6NvXOLC
「クローゼちゃんのパンティ欲しい。」
俺はそう思った。
847名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 23:53:43 ID:o86Fc5zS
許可求めなくていいから書いてー
848名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 02:26:43 ID:oExTfThG
「レア様を半人前とののしりつつえっちしたい」
俺はそう思った。
849名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 23:01:15 ID:HXMyrX60
「大作戦の突きまだですか」
最近思わなくなった。
850名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 23:37:33 ID:3WCtaNLT
何か最近〜思ったってレス多いなw
851名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 23:43:13 ID:TqNPf74k
最近口調は伝染すると思った
自演でなければの話だが
852名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 00:04:52 ID:0Kk/n04I
ネタだろ?
俺はそう思った。
853845:2007/01/18(木) 22:25:02 ID:sxAHgcNt
めんどくさいので太宰と名乗ります(ペンネームだといいた(以下略))

本題は、ジルを混ぜてほしいか否か
明日、午前十時ぐらいまでに意見してくれるといいが
頼む
854名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 00:06:00 ID:IcaH8aDB
個人的にはいらない
855太宰:2007/01/19(金) 00:09:17 ID:YocVGAXo
>>854
桶。トン
ちょっと書き直してくる
856名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 00:25:15 ID:UG05vzjd
俺はどっちでもいいお
857太宰:2007/01/19(金) 11:03:05 ID:c7ry7Jzl
意見トン
存在は出てきたが、放置になりますた
858名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 20:11:05 ID:BQp6mI2r
おう
859名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 00:18:17 ID:i8oYZ87u
「とっておきを見せてあげるっ!」

俺はそう言っていた女の子のとっておきを見るために
服装を全て剥ぎ取った。
860名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 13:35:26 ID:sbcykgXS
レア様受けの純愛エロが読みたいぜ
861名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 11:21:36 ID:PYK8/zqD
相手は誰でもいいのか?
862名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 21:14:52 ID:iBOT7SxT
トール、一択で
863名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 18:38:34 ID:Iz3mOaAA
レア様は攻めに決まってるだろーが
864名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 20:31:43 ID:Ss23ln9q
クローゼちゃんのSS期待age
865太宰:2007/01/29(月) 12:22:08 ID:oaGD7XNR
だから期待するなって。自信無くして書き直すかも
とりあえず保守
866名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 13:25:45 ID:4Ytaat80
いちいち反応しなくてよろし
867名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 01:25:37 ID:a7kZ4UTF
あんまプレッシャー感じず書いておくんなまし
868名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 21:32:19 ID:Sk8/NXyh
ペニバンつけたレア様にせめられたい。。。
869名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 20:44:15 ID:ngRm2r0P
ほす
870名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 23:37:58 ID:3OQo6uL/
作品待ちage
871名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 10:12:07 ID:+8yLM8C3
過疎りすぎ
872名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 23:08:54 ID:Evna8V8n
保守
873名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 03:47:13 ID:odC/YuST
あまりにあんまりなので書きかけを落としとこう
874オリビエの明るい性教育(1):2007/02/17(土) 03:48:08 ID:odC/YuST
 エルモ温泉の覗き犯を捕らえるため、おとり捜査としてエステル一行
は露天風呂に入っていた。パーティーの顔ぶれは、エステル、クローゼ、
ティータ、オリビエと、およそ男であれば誰もがオリビエを羨み呪うで
あろうハーレム構成。もっとも、全員がしっかりタオルを巻いて入浴
しているので、そう嬉し恥ずかしい展開があるわけでもない。そのはず
だった――本来なら。

 異変を最初に感じたのはクローゼだった。北側の茂みの影に気配が
ある。早速手分けして外から回ろうとしたところ、気配の主が離れて
いくのが分かった。
「こらーーーーーーーっ! 待ちなさーーーーーいっ!!」
 犯人に向かって、エステルが駆け出す。
「待ちたまえ、闇雲に飛び出すと危ない……!」
 引きとめようとオリビエが前へ出たとき。
 茂みから一斉に「犯人」たちが飛び出した。
「げげっ!」
「ま、魔物?」
 覗き犯と思ったのは近辺の平原に住む魔物たちだった。
 思わず気を取られるエステルとオリビエ。両者とも前方不注意。
「え」
「あ」
 どかーん!!
 二人は派手にぶつかり、もつれて地面に転がった。
875名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 17:40:01 ID:0Vm75AXQ
>>874
さっさと死ねよゴミが
876名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 21:45:51 ID:T/vjvsVo
>>875
 え?ゴミが何言ってんの?
877名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 22:46:57 ID:0Vm75AXQ
あ?本気で荒らして欲しいのか?
878名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 23:08:36 ID:8Y2RAM0Z
ナーバスなネタではあるがね・・・
ある程度は叩かれることを承知でやった方がいいかも、と
879名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 23:12:56 ID:UJDDKUoP
なんか過疎地でいきがってる人がいます
880名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 23:45:51 ID:0Vm75AXQ
>>879
自分で自分を煽ってどうすんだ?
881名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 00:00:39 ID:HtB+yUpg
>>877
どうぞどうぞ。
エロパロ板の1スレが荒れたところで、俺の人生にチリほどの影響もないんでw
やりたきゃコピペなり自分が考えたレスなりを、シコシコ貼り付けなさいなww
882名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 00:13:36 ID:0hebypT0
>>875‐881
自演乙
883名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 18:47:28 ID:j+xjq6fD
ニコニコ動画に結構空の軌跡のMADがあがってる

http://www.nicovideo.jp/watch?v=utgKzmGdYDPP4
http://www.nicovideo.jp/watch/uts9jHve5Ujtc
http://www.nicovideo.jp/watch/utSthrMw3pijM

とりあえず一番下のが好き、その次一番上
みんなコメントしてやろうぜ
884名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 19:26:44 ID:HGB8tSLI
>>883
マルチはやめろ
885オリビエの明るい性教育(2):2007/02/23(金) 20:48:55 ID:ddofH1f0
「うーん、いたた……」
「大丈夫ですか?」
「エステルおねえちゃん、だいじょうぶ?」
 エステルが気づいてみると、クローゼとティータが心配そうに覗き
込んでいた。
「う、うん、大丈夫。なんか運良く下が柔らかいところで……」
 うつ伏せに倒れていたエステルは、身を起こそうとして気づいた。
横たわるエステルの目の前、鼻先に触れるほど間近に、何か白いものが
まっすぐ突き立っている。
「これ何……?」
 エステルは上体を持ち上げ、身のまわりを確認してみた。エステルは
地面の上ではなく、温かくて柔らかいものの上に乗っていた。「それ」
にはタオルが巻かれ、2本の足が伸びていて、タオルの中心はテント状
にもっこりと盛り上がっていた。
「こ、こ、これって……」
 エステルは恐る恐る振り返る。
 そこには、気を失ったオリビエがのびていた。
 エステルは、オリビエの身体に上下逆にまたがる格好になっていた。
 すると、この目の前の白いテントは、つまり……。
「い、イヤーーーーーーっ!?」
 エステルは思わず叫んでしまった。
886名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 01:34:39 ID:rLWw0228
オリビエはエステルのマン臭で気絶してしまっていたのです……
887オリビエの明るい性教育(3):2007/02/27(火) 21:15:33 ID:joxFm7EZ
「オリビエってば……気絶しちゃってるの?」
 エステルは、傍らに立つクローゼを見上げて訊いた。
「はい、呼びかけても返事がないので……」
「オリビエおにいちゃん、大丈夫かなぁ?」
 ティータの心配そうな声に、クローゼも少し眉を曇らせる。
「そうひどく頭を打たれたわけではなさそうなので、たぶん大丈夫だと
思いますけど……。でも念のため、しばらくは動かさないで様子を見た
ほうがいいと思います」
「そうなんだ……」
 一安心すると、エステルは目線を戻した。
 眼下にもっこりと立ち上がるタオルの屹立。
 それを赤い顔で見ながら、エステルは言った。
「ね、ねえ……クローゼ」
「はい?」
「男の人ってさ……気絶してても、こんなになるのかな……?」
 クローゼもティータもエステルの視線を追い、堂々たるテントを目に
してボッと赤面した。
「さ、さあ、どうなんでしょう……? 私も、よく知りませんから……」
「こ、これって、オリビエおにいちゃんの、お、お……」
 ティータは真っ赤になってしまい、「おちんちん」と言えなかった。
「……」
「……」
 いつしか三人とも無言になり、オリビエの股間を凝視していた。エス
テルはオリビエの身体に逆向きにまたがったまま、クローゼとティータ
はその両脇から身をかがめて覗き込む。三人とも、恥じらいと興味に
頬を上気させ、息を呑んで、タオルを垂直に押し上げる男性の屹立を
見つめていた。
888名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 11:22:52 ID:sCQTUP0Y
落ちるぞ?

クローゼちゃんのパンティ欲しい
889名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 13:44:05 ID:J93JfDI+
職人さん期待age
890オリビエの明るい性教育(4):2007/03/03(土) 23:43:43 ID:7l9BcYMu
 エステルがぽつりと言う。
「ねえ、これって……普通……なのかな?」
「え?」
 訊き返す二人に、エステルは続けた。
「だ、だって、男の人の……って、いつもこんなになってるの? 
だったら、普段はどこにしまってあるのよ?」
 普段のオリビエの服装を思い出してみる。彼の細身の下半身に、
こんな出っ張りが格納されているとは思えなかった。
「でしょう? ということは、さっきぶつけたか何かして、腫らし
ちゃったのかも……」
 言いながら、エステルの目は股間の屹立から離れない。
「そう、なんでしょうか……?」
「ええっ、オリビエおにいちゃん、怪我してるの?」
 不安げなティータの声に、エステルは答える。
「ううん、それはまだ分からないけど……でも……」
 顔をいっそう赤くして言った。
「た、確かめてみないと、いけないわよね……」
「え、そ……それって……」
 クローゼも頬をパッと朱に染める。ティータはもう真っ赤だ。
「オリビエおにいちゃんの……み、見ちゃうってこと……?」
 三人とも、黙ってオリビエのほうを振り返る。
 オリビエは、変わらず目を閉じてのびたままだった。
「……し、仕方ないわよ。心配だから、ちょっと確認してみるだけ」
 微妙に震えるエステルの声に、クローゼも控えめに同意する。
「そ……そうですよね。万一、怪我をされていたら大変ですから……」
「う、うん……そうだよね」
 ティータの喉が、こくっと鳴った。
「うん、そうよね……じゃあ、見てみるわよ……」
 エステルは、オリビエの下半身に巻かれたタオルに手をかける。
 三人は、オリビエの股間の上に、思わず身を乗り出していた。
 タオルがめくられ、オリビエの太腿が見えてくる。
 いよいよ、というところでエステルの手が止まった。
「いい? と、取っちゃうからね?」
「……はい」
「……うん」
 神妙な顔つきでうなずくクローゼとティータ。
 エステルは、思い切ってタオルを引っぺがした。
「……!」
891名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 21:03:48 ID:66kMwfbb
オリジンのSSってないんだな

レアとトールの純愛が読んでみたいが
自分で思いつくのはユーゴとミュシャとエポナの3Pとか
兄弟なのにこの差は‥‥
892名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 23:15:19 ID:m1pbDZvg
オリジンは出来そのものがイマイチだったからなあ
話を書く気になれん
893名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 00:03:13 ID:94p2B7qr
>891
個人的にはエロパロ的見地での萌えはオリジンにはあまり無かったので
このスレに投下できそうな話がまだ書けない。
(キャラ萌えはしたので、
バカネタやら、過去話的なSSなら自分でてけとーに作ったことあるけど)
894名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 11:36:56 ID:Q6mJPGAf
別にここはエロ「パロ」板なんだからギャグとかでもいいと思うが
895オリビエの明るい性教育(5):2007/03/06(火) 23:03:28 ID:EHvrQXy1
 少しだけ時間を遡る。
 転倒したオリビエが気づいてみると、身体の上にエステルが上下
逆に乗っかっていた。彼女をかばって、咄嗟に自分が下になるように
倒れた甲斐があったようだ。ただ、そのせいで背中一面を打ちつけ、
動くこともできず横たわっていた。
「エステルおねえちゃん! オリビエおにいちゃん!」
「だ、大丈夫ですか!? 二人とも」
 ティータとクローゼが心配そうに駆け寄ってくる。だが、今はまだ
言葉を発するのも億劫で、オリビエは目を閉じたまま横たわっていた。
クローゼが顔を寄せて呼びかけてくる。
「オリビエさん、大丈夫ですか? オリビエさん?」
「……」
 反応がないので、クローゼはオリビエの口元に耳を寄せ、呼吸が
あることを確かめる。それから頭部に外傷がないことを確認すると、
ティータに言った。
「オリビエさんは気を失っているみたいです」
「ええ、オリビエおにいちゃん、大丈夫なの?
「きっと心配ないですよ。エステルは?」
「うん、怪我はないみたい」
 そのとき、エステルが気づいたらしく、オリビエの身体の上で
もぞもぞと身じろぎした。
「うーん、いたた……」
(エステル君も気がついたようだね)
 オリビエは薄目を開けて様子をうかがった。
 クローゼとティータがエステルに声をかけている。
「大丈夫ですか?」
「エステルおねえちゃん、だいじょうぶ?」
「う、うん、大丈夫……」
896名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 21:07:43 ID:8MlyX0Km
ほっしゅ

クローゼの人書くのやめちゃった?
897太宰:2007/03/11(日) 00:52:20 ID:Pd+V8umq
>>896
ただいまシナリオを作っている
希望シーンがあれば受付まつ。(可能な範囲で)
898名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 19:12:21 ID:FoOhH8ba
願望だけ書いとくと、
本番ありでエステルが黒幕なのがいい
899太宰:2007/03/11(日) 19:27:16 ID:Pd+V8umq
本番はもちのロンで。
エステルが黒幕は・・・閃いたからやります。
前菜系がなかなか決まらないのでそこを重点的に言ってくれれば以下略
まだアイデア受け付けてまつ
900名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 21:05:30 ID:0O5xIUlA
クローゼにおもらしさせて羞恥を煽ってくれるのを希望。
901名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 21:18:58 ID:lo7+1wlF
>>894
エロパロって「エロ」い「パロ」だと思うんだ。
902名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 22:01:56 ID:vIzoVjfU
それ言ったら今まで出た健全小説を否定することになるぞ
903名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 23:52:05 ID:FoOhH8ba
エロいパロが中心だけど、普通のパロディでも(みんなで)楽しむために
作られてるものならいい、って思ってる人は多いかと
904名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 15:01:41 ID:Ifp3mya+
>>899
キャラ変えまくりの私怨たっぷりなのはちょっとな
905名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 15:05:44 ID:Ifp3mya+
そうなりそうなら事前に警告よろ
906名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 23:47:56 ID:mBUF/DJ5
エステルちゃんの総受け願望な事実を綴ったSSとかって出ないよね
907名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 00:18:11 ID:PBdR7hPD
本スレよりこっちのほうが居心地がいいな
908オリビエの明るい性教育(6):2007/03/14(水) 23:13:02 ID:h8wXxUdE
 うつぶせにのびていたエステルは、起き上がろうとした。地面に
両手両膝をついて上体を起こそうとする。自然と脚を開いて膝を
曲げることになり、タオル一枚の格好でその姿勢を取ると――。
 オリビエからは、丸見えだった。
(ほう、これはこれは……)
 オリビエは、開脚したお尻の真下という特等席から、エステルの
股間を鑑賞した。開かれたお尻の間には、ふっくらと柔らかそうな
陰唇が、美しいサーモンピンクに上気してゆるやかに閉じ合わさり、
恥丘には湯に濡れた淡い恥毛がちぢれて垂れ下がる。さらに、捲く
れたタオルの裾からは、可愛くすぼまったアナルまで見え隠れして
いた。
(エステル君も、ここはもう大人になっていたんだねえ)
 妙な感慨にふけりながら、それでもオリビエの男性は、美少女の
恥ずかしい部分を間近で鑑賞した結果にふさわしく反応する。
「なんか運良く下が柔らかいところで……」
 大事なところを後ろから全部見られているとは夢にも思わない
エステルは、身を起こそうとして「反応」に気づく。
「これ何……?」
 エステルが上体を持ち上げた。
(まずい、振り向くかな……?)
 オリビエは目を閉じ、死んだ振りをする。
 やがてエステルは後ろを振り返り、状況を把握して悲鳴を上げた。
「い、イヤーーーーーーっ!?」
909名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 23:32:11 ID:L/ZoDYUJ
ID:h8wXxUdE が腐女子なことだけはよくわかった
910名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 02:20:15 ID:A7VQNyQe
>>908

個人的に好きな展開なので続きも期待している。
911名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 07:25:47 ID:K3Kk5OoQ
個人的にむかつく展開なので死んで欲しい
912名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 10:23:35 ID:pxv/Oelf
過疎スレで文句言うなら、出てくか自分でSS書けということだ。
913名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 10:31:51 ID:fVQh2fL1
黙れカス
914名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 13:35:08 ID:bughNwmP
あんたみたいな目を血走らせて腐女子を見張ってるファンはなにが好きでなにが嫌いで
キレてるんだ?
総受け以外になにを恐れてるのか興味ある
915名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 14:02:39 ID:fVQh2fL1
何で総受けと関係あるのかと
妄想が激しいなw
916名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 15:42:27 ID:uSgxk+hh
ここってレスしてる住人の層が
良くも悪くも英伝6SC以降本当変わっちゃったねって思うよ。
(ROM人も居るとは思うけど)
917名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 15:45:28 ID:F5uf5+w5
総受けは吐き気するほど嫌いだけど、職人を叩く真似はしない
ただ、投下する前に注意書きをした方がいいと思う
あと小分けにしないで完成してから投下してもいいと思うけど、それは職人の自由かな
918名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 17:40:28 ID:YsZZs5s5
好きなキャラが嫌われるための創作
それが同人クオリティ
919名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 23:01:51 ID:pxv/Oelf
あの程度で文句言う奴って、重度のカップル厨か?
920名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 23:45:45 ID:LM2yksfm
仕方ないよ
>>916の言うとおり、軌跡で良くも悪くも層が変わった感じだし
今までファルゲーでこれほど恋愛中心な作品はなくて、
しかもヨシュエスに至っては崩すと軌跡の話そのものが成立しないから、
どうしても反感は買うと思うんだよね 支持者も多いし

ただ、叩くのはよくないな 気に入らなければスルーすればいい
なので>>917にも同意
921名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 01:25:16 ID:j9oCpzq7
駄作の作者が発狂してぎゃあぎゃあと自演が五月蠅いな
いいからさっさと死ねよwwwwww
922名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 01:44:56 ID:fBZPXNiH
>>908さん
続きお待ちしております。
923名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 02:01:01 ID:HRj+ukhF
>>915
腐女子腐女子と煽ってるのをみて総受け嫌ってるやつかと思った
924名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 02:13:03 ID:n9GuWjd3
そういう言い方するってことはお前は肯定派なんだな?
腐女子と罵る人間でなくともまともな人間なら嫌いなんだよ
勘違いするな
925名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 03:04:42 ID:YH8JY+Rc
久々に来たらなんか変なの湧いてるなぁ
気に入らないSSや煽る奴、過敏に反応する奴はスルー。それぐらい守ろうぜ
926名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 06:49:24 ID:AjYzwHwB
ツヴァイ!!のピピロとポックルを期待して覗いた俺はマイナーなのか……。
自分で書いてみようと思うんだが、需要ある?
927名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 12:06:17 ID:3KGjobAP
>>926
俺も好き
書いてくれ
928名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 23:27:44 ID:gKQ6Vv8b
肯定派じゃないよ>924
929名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 08:30:55 ID:IJE4gpHN
930オリビエの明るい性教育(7):2007/03/21(水) 05:49:00 ID:4FxT0Nr4
「オリビエってば……気絶しちゃってるの?」
「はい、呼びかけても返事がないので……」
「オリビエおにいちゃん、大丈夫かなぁ?」
 心配する三人の声を聞きながら、オリビエは死んだ振りを続けて
いた。やがて、もう少し安静にしてオリビエの様子を見ようという
ことで意見が一致したようだった。そして今度は、三人ともオリビエ
の足のほうに頭を寄せ、何やらぼそぼそと話している。
「男の人ってさ……気絶してても、こんなになるのかな……?」
「さ、さあ、どうなんでしょう……?」
「こ、これって、オリビエおにいちゃんの……」
 どうやら、エステルのアソコを見て半起ちになったオリビエの股間
について話しているらしい。恥ずかしがってはいても、年頃の生娘
らしく、男性自身の生理については三人とも興味津々だった。
(おっ! おぉ、これは……)
 オリビエの上に向こうむきにまたがったエステルの太腿は相変わ
らず惜しげもなく開かれ、お尻はもちろん、その下の性器から恥毛
まで丸見えだ。その両脇にクローゼとティータが向こうむきに立ち、
少し身をかがめてオリビエの股間を覗き込んでいる。そんな二人の
お尻を格好の位置から見上げるオリビエには、二つの可愛い性器が
見えてしまった。
 左手にはクローゼの華奢な脚がすらりと伸び、その付け根は慎ま
しくタオルで隠されている。だが下から覗かれては、お姫様の白く
可憐なお尻も、薄い陰唇が閉じ合わさった清楚なワレメも丸見え
だった。
 右手にはティータの柔らかそうな両脚があり、タオルの裾からは
丸いお尻が顔を出している。お尻の間からのぞく股間は幼くつるん
として、一本のすじが見えるばかりだった。
(うーん、さすがにみんな初々しくて綺麗なアソコをしているねぇ)
 これほどの美少女三人のアソコを並べて鑑賞できるなんて、奇跡
に近い幸運といえる。オリビエはこの機を逃さず、三人の秘部を
じっくりと観察した。
931名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 05:54:24 ID:JseK87Zn
>>930
本当にお前は人間の屑だな
死ねって言ってるのがわからないの?
今すぐ舌を全力で噛み切れよ
932名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 08:14:05 ID:JseK87Zn
さすがに言い過ぎた
ただの基地害とスルーしといて
933名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 08:50:20 ID:FgU4yyZ7
どうでもいいが、
本編でロリは変態の事をお兄ちゃんとは呼ばない
ただのさん付け
934名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 20:54:46 ID:klO7gaO0
やぁ、今日も平和だ
935930:2007/03/22(木) 00:31:46 ID:kR+kSbzP
>>931
NGnameを設定されたし

>>933
ぐは。ご指摘感謝。面目ない
936名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 20:47:30 ID:qjhu8fbP
めちゃくちゃ楽しみにしてるよがんばれ
937名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 21:06:28 ID:qEk1fHvO
池沼乙
938名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 21:31:21 ID:uooDxSJ3
軌跡の続編来たね
939名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 22:17:04 ID:uMcriarx
まさか7でなく3rdとはな。

イースオリジンのおまけカレンダーにあの画像あってまさかなーと
思ってはいたんだ。
940名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 22:26:19 ID:mlSIz3Cv
今回は前作から1年ちょい位か
中途半端な終わり方で4thに続く展開は勘弁して欲しいな
941名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 22:30:14 ID:GKOZkckH
>>940
製作期間からいってその可能性は高い
942名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 23:47:12 ID:d/3QM0b8
かなり久しぶりに覗きに来たら寝取っちゃえ大作戦ktkr
…と思っちゃったじゃないか。

でも明るい性教育にも期待
グロとスカトロ以外ならOKなんで頑張って続けて欲しい
943名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 00:26:17 ID:HXWMooiz
寝取り好きは死ね
944名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 01:17:01 ID:YMdcmeex
でもエステルちゃんはレイプされるためだけに存在するキャラなんだよね・・・
945名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 09:20:56 ID:2mUYHTjn
拉致監禁しながら何もしなかったワイスマンは不能だな。だからあれだけ性格歪んでるんだろ。
インポ野郎にふさわしい粘着ぶりだったぜ
946名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 17:30:56 ID:YbmmY41Y
聖職者上がりだから、男の子の方が好きなんだろう
ヨシュアへの執着をみるとわかる
947名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 01:03:02 ID:oKVe/Hni
ケビンがリースと恋愛関係になったら寝取りだれか書いてくれ
948名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 01:22:34 ID:bSsFRGqx
やだよ
949名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 21:55:05 ID:LT8WN34E
アネラスがリースを寝取るんですね?
950名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 14:22:25 ID:0YXnY1ax
アネラスだれか書かないかな
951名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 14:23:34 ID:0YXnY1ax
アネラス受けを誰か!
952名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 13:13:22 ID:zHysa/FU
クルツはアネラスにちんぽをねじこんだ。
アネラスは嬉しそうだ。
953名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 17:32:18 ID:nn6rR1Jc
SC最大のツンデレキャラ、エコーのSSキボンヌ
954名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 17:41:37 ID:D8TBxg4P
もう完全っに英伝6ネタきぼんなスレになりかけ
(本スレ避難所なんだか出張所なんだか)としか思えないんだけど、
敢えて聞いてみるが、

本当に、本当にここは英伝(とイース)以外の小説も歓迎なんですか?
955名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 17:48:40 ID:CkpYwImi
>>954
勿論。スレタイにもファルコムって入ってるし
956名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 18:25:19 ID:mW0Ovn7v
スタートレーダーのエロパロとか大歓迎ですよ?
957名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 23:25:24 ID:cNkI2YkS
あんな大人しそうな顔して女性にはあんまり興味無さそうな顔して
そのくせ子供をたくさん作ってるってことは(多分ファルゲー一番の子持ちかも?)
ファルゲーで一番えろいキャラなのか、彼は……
近年の華麗な転職はもしかしたら育児費捻出のためなのかもしれないとすら思えてくる。


誰って? モナ君ですよ。
958名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 23:44:13 ID:knMacLZo
どうにもアルシャークと混ざってしまってどんな話だったか
959名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 20:04:57 ID:SzFGrcR1
>>954
ブランディッシュ4とかも大歓迎ですよ?
960名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 20:57:47 ID:/N8cHVgs
ファルコムならどのジャンルでもおkでしょ
ロマンシアとか
961名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 05:24:56 ID:qOB8K3IW
ソーサリアンとかアリだと思うんだ
962名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 07:36:55 ID:/N6SjVdz
そういやソーサリアンオンラインはどーなったんだ?
すっかり忘れてた
963名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 03:38:44 ID:JDjjYOJE
とっくに正式サービス始まってる。
964名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 17:30:32 ID:0IVPaoAp
>>930
久々に来たら神が降臨してるじゃないの。
カプ厨は放置して是非行き着くところまできっちり行ってくれ。
応援してる。
965名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 17:36:05 ID:YASeiqfY
何故池沼はまっとうな思考を厨扱いするんだろうねえ
精神に異常をきたしてるからかな?
966名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 15:40:49 ID:70r99vSJ
自分を「全う」とか全肯定できる人間が本当に全うなわけないだろw
967名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 16:04:39 ID:Uncfwtnk
ごちゃごちゃ言ってないでさっさと死ね
968名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 21:08:29 ID:NxJTR/ec
スルー能力のない奴に2chは合わないと思うんだが
969名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 21:00:35 ID:d+4z8r5I
ところで、空の軌跡3rdってどうなんだろう?
俺はてっきり次は7なんだとばかりに
970名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 22:01:29 ID:Fyg7Sawq
まあやってみないと出来はわからないけど、
新キャラはリースだけっぽい
971名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 21:32:25 ID:7yLg/a9D
で、マップ使い回しのお使いイベントだろうな
972名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 21:05:04 ID:mhPnin6H
今度は帝国領とかに足を伸ばせるんだろうな。

また王国領だけだったら閉口してしまう。
973名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 21:38:02 ID:AXdEAnQr
だがスクショ見るとグランセルらしきところがある
リベールも帝国も、だったら最高なんだが
974名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 00:35:37 ID:R9EdLW+h
豪華客船の発着場のある町だったりして >帝国領
アルテリアにも戻るんじゃなく、例のシスターがやってきて任務を言付けられるとかかも。
ま、メルマガ来なくてまだ画面見てないんだけどさ。
975名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 18:49:40 ID:OiC/BEAd
メルマガきてデモ見たが・・・・・とりあえずレンたんがいたんで購入決定w



976名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 08:27:13 ID:xvuGUaqS
寝取っちゃえ大作戦━キョロ━(゚∀゚≡゚∀゚)━キョロ━マダ━?
977名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 20:58:29 ID:Mp/y466Q
死ねば見る事が出来る。
978名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 02:14:30 ID:5dspA/yY
作品の好き嫌いはともかく、途中の状態で放り出されると
作者になにかあったんじゃないかと不安になるな。
979太宰:2007/04/19(木) 08:41:13 ID:+7fKIgkp
ただ今、私生活が非常に忙しいため、執筆が滞っていることをお詫び申し上げます
980名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 11:10:22 ID:S6R+GPac
大作戦はもう続きは書かないだろうな

>>979
乙です
あせらず暇な時に書いて下さい
981名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 09:55:57 ID:e3F+m4Gq
保守
982名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 20:27:41 ID:wpOBWZbA
次スレどうする?
983名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 01:25:57 ID:QOxExqWS
984名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 22:22:25 ID:kFlc8Yyy
>>982
もし建てるのなら「英伝イース以外のファルコム作品も歓迎」は
絶対入れておくべき。
985名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 23:16:50 ID:lCduo4Ld
うむ そうだな
986名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 00:05:29 ID:whFoCwqW
【】のイースと英伝ってが余計な気がするんだよね。
スレタイ見て、「他はダメか」と去っていく人いるかもしれんし。
素直にファルコムでエロ小説PartX だけにして、
>>1>>984の文言を入れておけばいいんじゃないかな。
987名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 23:37:27 ID:3Dq0Ln0y
ほしゅ
988名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 22:42:44 ID:rwB3ZFd+
補でゅ
989名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 01:36:25 ID:PMoogTyP
990名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 01:48:17 ID:1H0F5Q38
991名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 01:02:12 ID:Iuqc0OJ3
 
992名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 21:09:56 ID:C979sT4P
 
993名無しさん@ピンキー