以上でございます。
…前スレ容量よく見てなかったorz
大変ご迷惑をおかけしました。吊ってきます。
>1 お疲れさまです。
続きを、お願いします。
吊らなくていいから続きplz!!!!!!
お願いします!
8 :
1:2006/04/23(日) 00:55:33 ID:raXooG3E
>>6-7様&本スレマソ様
ありがとうございます。
図々しいのは重々承知しておりますが、では即死回避に続きを。
いましばらくお付き合い下されば幸いです。
9 :
1:2006/04/23(日) 00:57:24 ID:raXooG3E
では行きます。残り6レス。
NGワードは引き続き「真夜中のプール」です。
レーサーパンツに手をかける、桐屋さんの身体が、びくんと緊張する。かまわず乱暴に剥き下ろしてゆく。
引っ掛かってうまく下ろせないけれど、桐屋さんはおずおずとお尻を上げて協力してくれた。
ショーツは身につけていなかった。そのまま、完全に脱がしてしまう。
桐屋さんの淡い茂みが、月の光の下に露わになる。僕は桐屋さんの両足を掴むと、その茂みをさらに曝すべく
広げようと力を込める。
「…………!」
かすかに拒むように、桐屋さんの筋肉が緊張する。彼女の脚力なら、その気になれば僕など永遠に
拒み続けることができるだろう。だけど、やがてその両足は抵抗なく開かれた。
明らかになった桐屋さんのそこは、先刻までさんざん主の手によって嬲られていたせいか、
湯気も立たんばかりにほころんでいた。陰毛に粘液がまとわり付いているのが、ひどく扇情的だった。
蒸れたように、桐屋さんの匂いが立ち昇る。ルリ姉のそれとは違う、発情した女の子の匂いだ。
僕はその匂いに引き寄せられるように、桐屋さんのそこに口をつけた。
「あ、だめっ……!」
桐屋さんが戸惑った声を上げる。僕は一切に無頓着に、桐屋さんの両足をさらに広げる。
これ以上ない程にくつろげられた女芯からあふれる蜜を、一心不乱に舌ですくい取る。
すくい取った粘液を、蜜壷の上の狭い庭や、合わせ目に震えている肉芽にすり込む。
「あ……ぁあ……ああ、あ、はぁ…」
僕の舌が動く度に、桐屋さんがせつなげな吐息を洩らす。あふれる淫液が流れ落ち、桐屋さんの会陰部までも
濡らしてゆく。
僕はその液を指にすくいとり、十分に指になじませる。そうしておいてから、その指を、桐屋さんの秘部の下で
つつましく息づいていたすぼまりに押し当てた。
「……! だめ、そこ……!」
桐屋さんの全身が、これからされる事への予感にうち震える。僕は無慈悲に、指を菊門に埋めてゆく。
「あ、…あぁぁあああぁぁ……」
感極まったような桐屋さんの声。指を動かす。にちり、と音が立つ度に、桐屋さんの前門から淫液が噴き上がる。
空いている方の手指を、だらしなく蜜を吐き続ける膣口に突き立てる。舌を這わせることを止めないまま。
ざらりとした胎内の感触。両手の指を桐屋さんの薄壁越しにこすり合わせる。
「ひ、ひぃぃっ、ひぃぃぃっっ…!!」
もう僕の手は桐屋さんの足を掴んではいない。けれどもう桐屋さんは足を閉じることはなかった。
舌に感じる桐屋さんの味。甘味、酸味、塩味。脳髄を麻痺させるその味に、かすかに鉄錆のような
味が混じり始めていた。
桐屋さんの秘部から離れる。彼女のうえに覆いかかる。
「ふぅ……ぅふ…」
桐屋さんは全身を上気させて、荒い息をついている。月明かりの下でも、頬が染まっているのが判る。
僕は、さっきまで桐屋さんの膣内を苛んでいた指を、桐屋さんの唇に押し当てた。
桐屋さんの目に、戸惑いの色が浮かぶ。けれども彼女は、やがて目を閉じ、自身の淫液にまみれた指を
おずおずと口に含んだ。
舌が絡みつく。桐屋さんが、僕の指を汚した自分の分泌物を、きれいに舐めとってゆく。
そんな桐屋さんの痴態を眺めながら、僕は桐屋さんの淫門に、はちきれんばかりの自分を押し当てた。
腰を押し進める。けれど僕の肉茎は、ずるり、と上方に滑ってゆく。かまわず僕は腰を使い、
桐屋さんの秘裂をこすり上げる。
にちゃり、と桐屋さんの愛液と僕の先走りが混ざり合って音を立てる。指を含んだままの桐屋さんが、
んふ、んふ、とせつない息を洩らす。いつしか桐屋さんの腰もゆるやかに動き始める。
何度かこすり合わせると、不意になにかの拍子に僕の先端がつぷり、と沈み込んだ。
「あ……」
かすれた様な桐屋さんの声。僕はそのまま、一気に貫いた。
「ぁぁぁぁあああああぁぁああああああっ!!」
桐屋さんの可愛い悲鳴が、心地よく耳に響く。そのまま彼女の胎内へと侵略を続けると、半ば程で
こつり、と僕の先端を阻む器官に当たった。
ここまでかな?と、少しだけ戻った理性で考える。じゃあ、こんどは下がって…と抜き去る方向に
動き始めたとき、荒い息の下から桐屋さんが僕を呼んだ。
「もりさきくん…だめ、もっと…ちゃんと奥まで…」
「桐屋さん…?」
「めちゃめちゃにして……。わたしに、ちゃんと、跡をのこして…」
絶え絶えの息で、桐屋さんは訴えてくる。瞳に、涙が浮かんでいる。
「…いいの?」
こくり、と桐屋さんが頷く。戻りかけた理性が霧消してゆく。
一旦抜きかかったものを、再び深く押し込む。こんどは、本当に深くまで。桐屋さんの、形のいい眉が
苦痛に歪む。
とつん、とつん、と桐屋さんの奥のわだかまりを突きほぐしてゆく。先端に当たるそれは、やがて溶けるように
消えてなくなっていった。僕のものが余さず桐屋さんに納まる。夢中で腰を動かし続けた。
「はぁん、あぁっ、あん、あ、あ、あん、や、ひ、ひぃぃいっ…!」
突き上げる度に桐屋さんの口から嬌声が洩れる。悦楽か苦痛か。たぶん後者だろう。それなのに僕は
壊れたおもちゃのように、腰を振り続ける。止めることができなかった。
「もりさきくん…もりさき、くん…」
うわごとのように、名を呼ばれる。桐屋さんの爪が、僕の体のあちこちに、滅茶苦茶に立てられる。
二人で急速に高まってゆく。僕の奥底で、灼け付くような感覚が急激に膨張する。
「桐屋さんっ…、ごめん…!」
「はぁ、あぁ、おねがい、だして、おもいっきり、お願い…!」
最後のひと突きを、桐屋さんに思い切り深く叩きつける。僕の先端が、桐屋さんの子宮を蹂躙して…
そして僕は炸裂させた。
「ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」
声にならない、かすれて高い桐屋さんの悲鳴。
胎内を灼かれる感覚に、わなわなと桐屋さんの全身が痙攣する。
背筋を弓なりに反らして。口の端からだらしなくよだれを流しながら。
僕は桐屋さんの奥深く、長い長い射精を繰り返した。
どの位の時間そうしていたのだろう。うとうとしていたのかも知れない。
桐屋さんの身体の上で朦朧としていた僕の意識を、鋭い痛みが引き戻した。
桐屋さんが突然、僕の肩先に強く歯をたてたからだ。
驚いて身体を起こす。にちゃり、と音を立てて僕と桐屋さんの結合部が離れる。
桐屋さんは片腕で目元を覆っていて、その表情は伺えない。けれど、その両足はしどけなく開かれ、
その奥の秘唇のあわいから、たった今僕が射込んだものがとろとろと溢れ出している。
ほつれた肉の壁が、ゆっくりと形を戻してゆく。僕はごくりと生唾を呑み込み…けれど、その時僕は気付いた。
誰かが泣いている。
しゃくり上げる声。すすり泣く声。
桐屋さんが、肩を震わせて泣いている。
血の気が引く。失われていた理性が戻ってくる。僕は……僕は、なんてことを。
誰より繊細な女の子。誰より傷つき易い女の子。本当の桐屋さんを、僕だけが知っていたのに。
それなのに、僕は。
「…桐屋さん、」
「…ごめんね」
けれど、先に謝罪の言葉を口にしたのは、桐屋さんの方だった。
「もりさきくん…ごめんね…」
弱々しく震える声で。
「わたし…森崎くんにひどい事してる。…置いてゆくのに。切り捨てて行こうとしてるのに」
「桐屋さん…?」
「それなのに、森崎くんを縛り付けようとしてる。わたしのものだったらいいなって」
感情の堰を切ったように、桐屋さんが続ける。
「何もかも…何もかも捨てていけるなんて嘘…。何も持ってなかっただけなのよ…」
「………」
「ごめんね…森崎君…、ごめんね…ごめんね……」
「桐屋さん、僕は」
彼女の手を取る。抱き寄せる。泣き腫らした瞳が僕を見上げた。
それから必死に言葉を探す。今迄で一番必死に。
桐屋さんが泣きやむように。僕の気持ちがどうか、正しく桐屋さんに伝わるように。
「僕は…桐屋さんはとても強い女の子だと思ってて…すごい夢を持ってて、すごく、尊敬してて。僕なんかが
どうやっても追いつけない人だと思って…だけど」
肩の傷が鈍く痛む。桐屋さんが僕につけた疵。
「僕の存在が、桐屋さんの何かの支えになればいいなって、いつも思ってて。きみが笑ってくれたらいいなって、
だけど、僕の助けなんか、桐屋さんは必要としてないと思ってて、だけど」
もうどこを探しても次の言葉は見つからない。だから僕は、最初から心の中にあって、最後に残った言葉を
そのまま口に出した。
「…好きだ。」
桐屋さんの目が大きく見開かれる。充血した瞳に映る下弦の月が、大きくゆらめいて、いくつにも割れる。
割れたひとつひとつの月が、ぽろぽろと頬を伝ってゆく。
「もりさきくん…もりさきくん…」
桐屋さんを強く抱きしめる。腕の中の桐屋さんは、思ったよりずっと小さく思えた。
「うゎあああぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああ!」
桐屋さんが大声で泣き出す。辺り憚らず、夜の空気を震わせて。
とても大きな泣き声。校舎の誰かに聞かれてしまうかもしれない。かまうものか。
誰に聞かれても、どんな目で見られても。かまうものか。
長く長く、桐屋さんは泣き続けた。今まで聞いたこともない程大きな声で。
「ほんとに送らなくて大丈夫?」
僕らは校門を出た所で別れることにする。
「押して歩くより、乗って飛ばした方が安全よ…。それとも、走ってついて来る?」
「はは…無理」
足、ガクガクだし。
「……っ!」
愛車に跨ろうとする桐屋さんが、一瞬苦痛に表情を曇らせる。
「桐屋さん?大丈…」
キッと睨まれてしまう。心なしか桐屋さんの頬が赤い。
「ははは…大丈夫なわけない、よね。」
まあ、原因を作ったのは僕なのだが。桐屋さんの顔が茹ったように赤く染まる。彼女はつい、と
目を逸らして、ぽそぽそと呟いた。
「ちょっと…意外だった」
「え?」
「森崎くん…思ったより、けだもの」
「………」
今度は僕が赤くなる。省みてそのとおりなので、ぐうの音も出ない。
「冗談よ、バカね。」
桐屋さんは素早く僕に唇を重ねると、それじゃ、とそっけなく言い残して走り出した。
僕は桐屋さんが見えなくなるまで見送ってから、来た道を歩き出す。
いつの間にかずいぶん高く昇った下弦の月は、妖しい光のことなど忘れたように、美しく輝いている。
肩口の傷から滲む血が、Tシャツに染みを作っていたけど、足取りは軽かった。
翌日からの日常は、別にいつもと変わらなかった。
僕は毎日掃除に洗濯、それから庭の草むしり、と休む間も無く走り廻った。
たまに時間が空くと、誠太郎とプールなんかひやかしてみたり…そんな毎日だ。
八月に入る。とうとう部活を引退したのに未だに進路が決まらない、と僕に八つ当たりをするルリ姉や、
ニッパチとやらでやけに早く帰ってくる父さんの食事の支度もじき慣れた。
それでも、干し物の最中や買い物の途中に見上げる夏空に、桐屋さんを思い出すこともある。
寂しくないと言えば嘘だ。けれど、この同じ空の下を、桐屋さんは今日も夢の為に汗みどろで走り廻っている。
なら、それでいいやと思えた。
夜が更けると、僕と桐屋さんは電話で話した。
お互いに今日起こった事とか、昔の自分に起こった事とか。ゆっくりと時間をかけて僕らは話した。
それはとても穏やかな時間で、難しい事なんてひとつもなかった。
お互いの翌朝に影響が出ない時間に、おやすみ、と言い合って電話を切る。
それもたやすい事だった。
桐屋さんが肩につけた歯形は、跡になって残った。ちょうど古傷の火傷跡を覆い隠すように。
ある夜に、僕は父さんに、調理師になりたいんだけど、と切り出してみた。
父さんは簡単に、お、そっか、みたいな返事を返しただけで、拍子抜けだった。
「…もっとなんか無いの?反対とか、意見とか」
「お前がやりたい事なんだろ?なら別に問題ない」
父さんはそう答えただけで、あとは、母さん見てるか、勇太がとうとう…とか、それに比べてるりと来たら、
いらん所ばかり俺に似て…とか、ぶつくさ繰り返すばかりだった。父さんの言う事は良く判らない。
テレビを見ながらけらけらと笑っている受験生に、父さん反対しなかった、と言ってみた。
「ふーん。父さん喜んだでしょ。」
テレビから目を離しもせず答えるルリ姉。
「…そんなに僕が飯作るの上手くなるのが嬉しいか。この親子は」
「バカ、そーゆーこと言ってんじゃないの」
ルリ姉が不機嫌そうな顔を向ける。
「そりゃ父さん喜ぶわよ…、あんたにやりたい事ができて、なんだか知んないけどいつの間にか
女までこさえて。わたしへの当てつけかっつうの」
あーあ、と溜息をついてルリ姉はテレビの方へ向き直ってしまう。
「二学期から、わたしの弁当、作んなくていいわよ」
「え?」
「あんたはもう、わたしの後ろを歩いてるんじゃないんだね…」
テレビを見たままルリ姉が呟く。ルリ姉の言う事もよく判らない。
新学期が始まってからも、僕らの日常は変わらない。
もっとも、始業式に桐屋さんの姿は無かった。きっとまたサボったんだろうな…
僕は相変わらず誠太郎とバカばっかりやっていて、覗き見るB組の教室の桐屋さんは、いつもひとりだ。
放課後になれば、僕は家事で忙しいし、桐屋さんは相変わらずバイト漬けの毎日だろう。
廊下で束の間行き逢ったり、昼休みを一緒に過ごす事だけが、相変わらず唯一のふれあいだった。
2学期が始まって何日かしたその日の昼も、僕は購買に行って二人分の飲み物を買ってから、
自分の弁当と、サンドイッチの包みを持ってB組に顔を出した。
生徒でごった返す入り口のドアから教室の中を見やると、人待ち顔で席についたままの桐屋さんが僕を見つける。
サンドイッチの包みをちょっとだけ掲げて見せる。少しだけ花が咲いたように彼女は笑った。ように見えた。
そのまま二人で屋上に向かう。奇異の目で僕らを見る人間ももういなくなった。
屋上へ向かう階段を昇る。桐屋さんは僕の少し後ろをついてくる。
1学期と比べ、ひとつだけ変わったことがある。僕らの間の会話はずいぶん減った。
もう僕は必死に話題を探したりしない。無言でいることは苦痛じゃなかった。
少し振り返ってみると、桐屋さんも僕を見ていた。あの大きな瞳がやわらかく僕を包んだ。
「…ごちそうさま」
食べ終わった桐屋さんから包みを受け取り、僕は自分の弁当箱といっしょにしまい始める。
今日も全部食べてもらえた。心の中でガッツポーズ。
道具をしまい終えると、視線を感じる。桐屋さんが黙って僕を見つめている。
その大きな瞳には、あの妖しい月光も、冷たい水面のゆらめきも、もう映っていない。
ただあたたかな9月の陽の光だけがまたたいている。どちらともなく差し出された手を、僕らは黙って取り合った。
彼女の指が僕の指を包む。そのまま二人で、屋上からの景色を眺めた。
いつかこの手を離さなければならない日が来る。その先のことはわからない。でも今なら不安はない。
僕らは繋がっている。火傷跡を上書きするように残った、新しい傷跡がそう教えてくれる。
そんなことを考えていると、まるで心の中に返事をするように、桐屋さんはひと言、
「…おいしかった」
と言ってくれた。
以上です。お付き合いありがとうございました。
心置きなく吊ってまいります。
即死ライン、30でしたっけ。遠いなー…。
おつ。センスあるな。何より気合いを感じた。
このスレの未来はキミにかかっている。
あえていおう、キミスキ!
>ID:raXooG3E
乙でした、読み応えあってGJ!
おつです、GJ!!
すげー、すげー良かったよー
もうダメだ。
これが良すぎて桐屋さん関係で妄想も何もできなくなった。
これがあればそれで十分とか思っちまうだよー。
udonはユースケサンタマリアのアレじゃないんですか。そうですか。なるみたんかわいい
GJでした。
エロシーンへ移行するあたりでは
「えええ里未んが攻めかよぉ!?」と戸惑いましたが、
終盤へ来て、彼女の儚さや繊細さがきっちり描かれていて、
・
・
・
とてもハァハァした。
>23
おや、ししょう。なにしてはるんどすか
素直にグッジョブ b
キャラへの愛情を感じた
27 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 19:16:23 ID:Z08/UKvS
面白かったです
28 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 22:14:18 ID:TJv3Vo/j
あげ
「ほーら、泣かない泣かない、ママはもうすぐ来まちゅよ〜」
丘野さんがあやし始めると、赤ん坊はすぐに泣き止んだ。…俺の時はあんなに大泣きしたくせに。
「あ、お母さんが来たよ。じゃあね、赤ちゃん」
丘野さんは母親らしき女の人に行儀よくお辞儀して、その場を離れた。
「丘野さん、慣れてるね」
「ふぇ? ああ、弟や妹で慣れてるからね。小笠原は君子ちゃんの子守、しなかった?」
「一つしか違わないしなぁ。君子の赤ん坊時代なんて覚えてないよ」
「ふーん、もったいないね。…ねぇ、知ってる? 赤ちゃんてさ、すっごい笑顔に囲まれて生まれてくるんだよ」
「え?」
「父さん母さん、兄弟みんなにおじいちゃんおばあちゃん、沢山の親戚、お医者さんに看護婦さん」
にっぱりと丘野さんが笑う。まるで自分が生まれた時の事を語るように。
「あ、でも、父さんはいつもおろおろしてるばっかりだったかな。何回やっても」
…ああ、そうか。丘野さんの笑顔が、すとんと腑に落ちる。
沢山の笑顔に囲まれて生まれ、沢山の笑顔に囲まれて育つ。そんな風に生きてきて、こんな風な
丘野さんが出来上がったのか。
遠く離れた自分の両親を思う。俺や君子が生まれた時も、彼らはそんなふうに笑い合ったのかな。
「小笠原、ぜったい早く子供作るべきだよ。あたしなんかすぐにでも欲しいよ?」
「こ、こら。往来でなんて事を。みんな見てるだろ」
「何で? 変なの。 まあいいや、さ、アイスアイス!」
丘野さんが走り出す。僕は少し振り返って、さっきの母子を見やる。
母親らしき女性が赤ちゃんを抱き上げている。慈愛に満ちた笑顔。赤ちゃんの安らかな表情。
「ほら、小笠原、早く早く!」
太陽のような丘野さんの笑顔が呼んでいる。俺は走り出して、そして願った。
きみを囲むその笑顔がどうか、ずっときみと共にありますように。
エロく無いけどいいな
うん、いいね、なんだか
実に丘野んらしい
>>29 ほのぼの〜。ありがとう。
オカノンの笑顔はいいですなぁ。
33 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 11:52:29 ID:ZTYpiJsH
age
みゅ〜
ホシュ
ホシュ
キミキスに食われたか・・・・
マグマメイツが吸い取られたようですな。
腐ってやがる…、はやすぎたんだ!
これはこれでw
h
43 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 22:50:16 ID:M2q3hAU0
i
n
nyu〜
キミキスに負けてられないので投下。ヘタだが…
「SELFISHPRINCESS」
「あぢぃ…」
夏の強い日ざしが、僕を容赦なく照りつける。季節は今まさに夏。夏真っ盛り。
「あぢぃよぉ…」
夏といえば夏休み。夏休みと言えば、家でゴロゴロ。それが去年までの僕の夏休みの過ごし方だった。しかし、今年は違う。今年僕は受験生だ。家でゴロゴロなんてしてられない。そしてなにより…
「ただいまぁ…」
コンピュータ室のドアを開けると、冷たい風が僕を迎えた。ここは冷房が効いていて涼しい。天国だ。
「遅ーいっ!」
僕が冷房の涼しさに浸っていると、コンピュータ室の一番奥、部長用のデスクから彼女の怒鳴り声が聞こえてくる。…前言撤回、ここは地獄だ。
「勘弁してくれ。ここからコンビニまで一体どれだけ距離があると思うんだ…」
僕は精一杯反論する。
「だったらバスなりタクシーなり使いなさいよ!ったく…」
が、口論で彼女に勝てる奴なんてこの世にはいない。そのことは僕がよく知っている。だけど
「弁当だって自腹だっていうのに、そんな贅沢できるかよ…」
いつもなら終わるはずの口論も、今日は終わらなかった。僕はこの暑さですっかり参っていたし、彼女も連日のデバッグ作業で疲れ切っていた。
「何よ、口答えする気?」
彼女がムッとする。
「口答えもなにも、僕は正論を言ったまでだ」
僕も負けてはいない。
「…なんですって?」
「明らかにおかしいって言ってるんだ。大体な、昼飯代や交通費ぐらい部費で払えよな」
彼女がさらにムッとする。
「何生意気なこと言ってんのよ!あなたが役に立たないからでしょ!」
その言葉に、僕もついにキレた。
「ふざけるな!勝手に呼び出しといて、出来ないこと無理矢理やらせて、しまいにはパシって来いだって?ハッ、笑わせんな」
「何よ…勇太のくせに!」
逆ギレする彼女。次に彼女の口から出たのは
「…出ていって」
退室を促す、この一言。
「ああ、出てくよ!」
振り向いて再びコンピュータ室のドアを開ける。さっきとは違い、むわっとした夏の空気が僕の体にまとわりついてきた。
「お、おい森崎…」
副部長が僕を止めようとするが僕はきかなかった。
「後はがんばれよ」
そう言い捨てると、僕は再び夏の熱気の中へと足を踏み出した。
「なんだよ、ったく…」
出てきたのはいいが、僕には行く当てが無かった。仕方ないので屋上の日陰に寝転がっている。
「あぢぃ…」
いくら日陰と言っても、こんなに日ざしが強ければ当然熱い。僕はもう汗だくだった。
「ううっ…クーラー…」
冷房の涼しさが甦る。あそこはまさに天国だった。そう、天国だったんだ…
「はぁ…」
今更だが、僕は彼女に口答えしたことを後悔した。無論、あの部屋から追い出されたからではない。
「菜由…」
彼女は…神谷菜由はわがままだ。だが、それ以上に繊細な心の持ち主だ。だからこそ、彼女はわがままなのだ。自分に正直に生きているから。そんな彼女をわかってやれるのは僕だけだった。なのに、僕は…
「菜由…」
自分の情けなさに涙が出そうだったが、それを必死に堪えて
「………っ!」
その代わりに自分の顔を思いっきり殴ってやった。
「はぁ…」
頬は、いつまでもジンジンと痛かった。
夢を見た。女の子の夢だ。場所は…風呂場か?手に持っていたカミソリで手首を切り始めた。
「………」
その子にそっくりな人が風呂場に入ってきた。お母さんだろうか、慌てて女の子を抱き上げた。
「…ちゃん!…ちゃん!」
母親の女の子を呼ぶ声がする。少し近付くとよく聞こえた。その子の母親は確かに言っていた。「菜由」と…
「菜由っ!」
目が覚めると、辺りはすでに茜色に染まっていた。どうやら眠ってしまってたらしい。
「菜由…終わったかな」
僕が夏休みにもかかわらず学校に来ている理由。それは菜由のためだった。
「よいしょっと…」
毎年八月に行なわれている全国高校コンピュータ部プログラム作成大会。
今年から久夏高校も出ることになった。というのも、菜由という優秀な人材がいたから。
もちろん菜由はコンピュータ部部長を任されていて、周囲の期待も大きい。
だか、それが逆に繊細な菜由を傷つけていた。ずっと傍にいた僕にはわかった。だからこそ、菜由の力になろうとしたのに…
「何やってんだ、僕は…」
つくづく自分に嫌気がさした。
「はぁ…」
コンピュータ室のドアの前で、僕は悩んでいた。菜由はまだ残っているのだろうか?残っていたら一体なんて言えばいいんだろう?何言ってんだ、まずは謝らないと…
「すぅ…」
深呼吸をして、ドアを開ける。
「あ、勇太…」
中には菜由が一人たたずんでいた。
「菜由…」
言葉が出ない。ただ一言、ごめんと言えばいいだけなのに…
「勇太…ごめんね」
「えっ?」
口を紡ぐ僕よりも先に、菜由が謝ってきた。
「休みだっていうのに、勇太は、部のために一生懸命働いてくれた。なのに、私は…」
「…菜由は悪くないよ」
「え…?」
今度は菜由が驚きの声を上げる。
「僕、菜由の気持ち全然考えてなかった。一番辛いのは、菜由なのに…」
しばらくの沈黙が、二人の間を支配した。
「…菜由」
先に沈黙を破ったのは僕だった。菜由が顔を上げる。「さっき菜由は部のために一生懸命働いてくれたって言ってくれたけど、そんなことないよ。…僕は、菜由のために頑張ったんだ」
「勇太…!」
もう言葉なんて二人には必要なかった。
「菜由…」
「勇太…」
お互いに手を回し、しばらく抱擁しあう。
「菜由…!」
「勇…んっ…」
そのままの状態で、唇を重ね合わせる。舌と舌が絡み合う、濃厚なキス。
「んっ…はぁっ…」
「ん…菜由…」
ゆっくりと、制服を脱がしていく。あまり大きくないが形のよい胸が露出した。
「すごいよ、菜由…」
菜由はブラを付けていなかった。そのため乳首が制服と擦れ合い、ビンビンになっていた。
「ん…」
「はうっ…!」
夢中で胸に吸い付き、舌で転がし、軽く噛んでやる。
「あっ…はう…うあっ…」
その度に菜由が淫らな声を上げた。その声を聞き、さらに僕は興奮する。
「菜由…菜由っ…!」
スカートの中に手を入れ、下着の上から優しく愛撫する。菜由のそこはすでに愛液で溢れていた。下着の上からでもわかるほどに。
「菜由の愛液…欲しい」
「ちょ、勇…ひゃあん!」
戸惑う菜由などお構いなしに顔を下半身まで下げ、下着を下ろしあらわになった菜由の秘所に舌を這わす。
「ああっ…!勇…太、ダメぇ…汗臭いよぉ…!」
「そんなことないよ。菜由のここ、いい匂いだ…」
指で穴を拡げ、秘所の奥まで舌を差し込む。中は外以上に愛液で溢れていた。
「ひゃう…感じすぎちゃうよぉ…!」
中だけじゃない。秘所の少し上、小さな突起物を指でつまみ、こねくり回す。
「あはっ…はあっ!」
菜由の体が少しずつ痙攣してきた。どうやらそろそろイキそうらしい。
「菜由…イクの?」
僕の質問に、菜由は正直に答える。
「うん…もう、イキそう…あっ!あはっ!ん…んあぁぁぁっ!」
ビクビクと全身を震わせ絶頂を迎える菜由。僕の顔に大量の愛液が降り注ぐ。
「はぁ…はぁ…あは…」
半ば放心状態で床に横になる菜由。しばらくして、目を開け
「勇太の…それが欲しい」
僕の下半身を、物欲しそうな目で凝視している。
「…わかった。けど、大丈夫?イッたばかりだし、避妊具持ってないし…」
「大丈夫。今日は安全日だから…ね?」
その言葉を信じ、入れようと菜由に近付く。早く菜由の中に入りたかった。
「菜由…立てる?」
僕の質問に戸惑いながらも頷く菜由。
「よし、それじゃあ…」
「きゃっ!」
立ち上がった菜由の腰を持ち、持ち上げる。
「駅弁…初めてでしょ?」
答えを聞く前に菜由の体を思いきり下げた。
「ひゃあぁぁぁん!」
僕の息子が一気に菜由の肉壁に包まれた。
「はっ…はっ…どう?気持ちいい、菜由?」
菜由の体を下げるのに合わせて腰を突き上げる。その度に菜由がいやらしい声を上げた。
「すご…あっ…奥まで…突き刺さっ…あっ…あひっ…壊れそ…ひゃふっ!」
「菜由のも…すごく締め付けてくる…!」
肉と肉が擦れ合い、その度に二人の接合部分から体液が溢れ、床を汚した。
「勇太ぁ…私…またイキそうだよぉ…うわぁっ!」
「僕も、もう…」
絶頂に向けてラストスパートをかける。菜由の締め付けがさらに強くなる。そして、ついに
「ひゃあんっ!イくっ!イッちゃうよぉ!あ…ああっ…勇…勇太ぁぁぁっ!」
菜由が二度目の絶頂を迎えるのと同時に僕のを激しく締め付ける。
「菜由っ…うあっ!」
それに合わせて、僕も菜由の中に精液をぶちまけた。
「はぁ…はぁ…」
二人で床に寝転がり、息を切らす。僕はまだ平気だったが、二度目の菜由はかなりまいっているようだ。
「はぁ…はぁ…菜由」
ふと、菜由の左手首に目がいく。そこには二重三重に重なった、痛々しい切り傷があった。
「菜由…」
その傷に、そっと触れる。
「勇太…?」
昔菜由が話してくれた。
この傷は、自分への戒めだって。
母親の期待に、菜由の繊細な心は耐えきれなかった。
そして明くる日、菜由は自殺という短絡的な行動を取ってしまった。
朦朧とする意識の中覚えているのは母親の悲痛な叫びだけ。
自分は母親を悲しませた親不孝者だ。だからこの傷を残してる。
もう二度とあんなことをしないようにと、自分への戒めにして…
「どうしたの、勇太?」
その話を聞いたとき、僕は決心したんだ。
共に戒めを背負っていこうと。
菜由のために、僕が出来ることはそれ位しかないから…
「菜由…君の悲しみも、苦しみも、僕が全部受ける」
しっかりと菜由の手を取り目を見据えて僕は言う。
「だから…菜由は笑っていてくれないか?ずっと…僕の隣で」
僕に出来ることなんて、それ位しかないから。菜由を笑顔にさせることぐらいしか出来ないから…
「勇…!」
声が、途中で消えた。さっそく僕は約束を破る羽目になる。
「おいおい、たった今、悲しみも苦しみも全部受けるって言ったのにいきなり泣くなよ…」
少し冗談混じりで言う。
「バカぁっ!これは…これはぁっ…」
溢れる涙を拭いもせず、僕に抱きつく菜由。
「嬉しいから…嬉しいから泣いてるのっ!」
「ああ…」
「勇太…勇太っ!」
何度も何度も僕の名前を呼ぶ菜由。涙に濡れた顔は、ただただ美しかった。
「菜由、あのさ…」
泣きじゃくる菜由の顔が、僕の顔を見る。
「高校卒業したら…その…結婚、しようか?」
「…うんっ!」
辺りはすでに暗かった。
「もうこんな時間か…」
僕らはあの後急いで部屋を出た。まもなく警備員が巡回するからだ。
「勇太…」
右手には、菜由の左手。菜由の戒めであり、僕の誓いでもある。
「これからどうする?」
「今日は遅いから…泊まってってもいい?」
菜由が少し申し訳なさそうに僕を見る。
「もちろん」
満面の笑みで答える。
「ありがとう…」
また涙ぐむ菜由。そんな菜由の涙を拭いてやる。
「笑って、菜由」
「うん…!」
手を繋いだまま、僕らは歩きだした。
「ねぇ、勇太…」
「ん?何?」
今度はちゃんと笑って話してくれた。
「あなたとなら…あなたといれば、私、笑っていられる。だから…ずっと傍にいてくれるよね?」
「ああ。何があってもずっと一緒だ。だから、菜由もずっと笑っていてくれ」
「わかった。…約束」
「ああ、約束だ…」
僕らは二人で歩いていく。遠い未来、僕らの…菜由の幸せを目指して…
FIN
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>>47 乙でぇす。のーぶら姫ハァハァ。
あれだね、読んで思ったけど、
母親の重圧に耐えかねて壊れたことのある姫と
母親の喪失に耐えかねて壊れたことのある弟クンは
実は二人でひとつなのかもね。
ち
血……綺麗な血……
唯子乙
61 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 11:33:18 ID:SGH0b8yW
みさきのエロCG消しちまったorz
たしか自慰ってたんだけど、ググッても見つからんのよ。
絵の下のほうに「ki-ma」って書いてあって、絵師さんかな〜と思うんだけど。
持ってる人いませんか?うpおねがいしまふ。
62 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 14:02:26 ID:6Yetr1Sq
漏れら極悪非道のageブラザーズ!
今日もネタもないのにageてやるからな!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ∧_∧ age
(・∀・∩)(∩・∀・) age
(つ 丿 ( ⊂) age
( ヽノ ヽ/ ) age
し(_) (_)J
01.『シャワー室より、愛をこめて』
「セックスって、嫌いじゃないな。ボクは」
シャワー室で壁に背中を押しつけられたまま、後藤さんは不意にそんなことを呟いた。
「なんて言うかさ、『イケナイことしてる』、っていうよりも、『なんだかとっても大事なことし
てるんだぁ』、って思うんだよね」
「大事なこと?」
彼女の手が、裸の僕の尻を優しく撫で回してくる。僕はお返しとばかりに、彼女の一番敏感な太
腿を撫でさすってやると、後藤さんはくすぐったそうに笑った。
「うん。大袈裟な言い方に聞こえるかもしれないけど」
前置きをして、後藤さんは話を続ける。その間も、温いシャワーを浴び続けながら、僕たちは互
いの肉体を愛撫し合う。
「上手い言葉が見つからないんだけど……神サマが、ボクたちに許してくれた一番大事な、一番大
切なこと……かな」
「許された、こと」
何となく、口にしてみる。
それは、初めて後藤さんの中に入った時の、「イケナイことをしている」と感じた時の感覚に、
少し似ていた。
「気持ちよくなれて、心がつながりを感じるコトができて、子供まで創れちゃう」
「確かに。特典山盛りだ」
「それをね」
後藤さんは僕の首に両腕を回すと、顔を近づけて素早くキスをする。
「一番大好きな人とできる、っていうのが最高に素敵だと思わない?」
僕は間髪を入れずに彼女の唇を奪うと、そのまま舌を入れて深いキスをする。
「ん……んちゅ……ん、んむ……」
身体を思い切り密着させて、思うさま互いの唇を貪り合う。
呑み込みきれなかった唾液が、シャワーのお湯と一緒に二人の胸を伝い落ち始めた頃、ようやく
唇を解放する。
「僕は知ってたよ。二人でこうしていることが最高だって」
「あ、ボクだって、知ってたけど言わなかっただけだよ」
「負けん気を出すところではありませんよ、お姫様」
くすっ、と笑って僕のまぶたをチロリと舐める後藤さん。僕はその首筋に舌を這わせながら、前
置きなしでペニスを後藤さんに挿入する。
「んん、っはぁ――!」
随分前からいきり立っていペニスは、まだまだキツい後藤さんの膣内を少し強引に分け入ると、
そのまま一番奥にゴツン、と突き当たる。
両目を閉じたまま、全身をがくがくと震わせて、突然の快楽に耐えようと必死に押し殺した声を
漏らし続ける後藤さん。しかし、僕は待ってあげるつもりなど毛頭無く、がしがしと乱暴に突き上
げ始める。
「んあっ、んっ、まっ、待って――!
強すぎる快感に恐怖を覚えたのか、制止の声を上げる後藤さんを無視して僕は一層腰の突き上げ
を速くする。彼女は、普段の男の子っぽい言動や性格とは裏腹に、セックスではこうしてとことん
弱い立場に立たされることを内心、悦んでいた。
内心、と言うのは勿論、そんなことを彼女が言葉にして認めるわけは無いから、僕のあくまでも
推察に過ぎないけれど、それもこうして責め立ててあげた後には、誰が見ても明らかになる。
「ほら、今日もここをこんなにして」
「いひいぃっっ!」
腰を送り込みながら、頭を少し屈めて、痛そうな程にいきり立った乳首を少し強目に噛んでやる
と、後藤さんは明らかに悦びの色が混じった悲鳴を上げる。
僕はちょっと慌てて手指を三本、まとめて彼女の口の中に押し込む。
「――んむぅっ、ぐっ、ぐぅぅ……」
「声、ちょっと大きいよ」
放課後で、既に生徒の大半が下校しているとはいえ、部室に忘れ物を取りに来るような生徒が出
ないとも限らない。あまり大きな声は謹んで貰わなければ。
指で後藤さんの口の中をかき回してやる。唾液がたっぷり溜まった口内粘膜を弄り回すのはとて
も気持ちがいい。まるで、指先にも性感帯があるのではないかと思えるくらい、はっきりとそこから
快感を感じる。
「ああ……もう、後藤さんってばそんなに絞っちゃダメだよ」
まったく手加減無しに、がしがしと突き込み続けていたペニスの方にも、次第に甘い痺れのよう
なものが浮かび上がってくる。
「後藤さんの中って、気持ちよくなるといっつもこうだもんね。ホント、両手で握られて、雑巾み
たいに絞られてる感じだよ」
「ん、ふぅーっ! むぅ、んぶぅあ……んっ、むっ、んっ……!」
何かを言い返そうとしたのか、後藤さんの言葉にならないくぐもった悲鳴を聞きながら、僕は腰
を更に速くする。
「判るよ……もうイキそうなんだね。うん、僕もそろそろだ」
壁についていた手を離し、指を目一杯に広げて後藤さんの尻を握り締めるように掴む。
「んんっ、ん、んむぅぶっっ――!」
その手を支えにして、僕は限界まで腰のスピードを速くする。お互いの骨盤が当たって少し痛み
を感じはしたが、今は快感がすぐにそれを凌駕して、打ち消してしまう。それは彼女も同じようで、
いつものイク寸前の、惚けたような表情が顔に浮かんできている。
「出すよ、精子! 出しちゃうよ、生で!」
いつしか僕も興奮に我を忘れ、シャワーの音に負けないくらいに声を荒げていた。指を口から引
き抜いて、彼女のそこだけは立派に女性らしく育っている乳房を捻り上げるように乱暴に掴む。
「いいっ! いひっ、そっ、それっ、痛いのいいっっっ!」
普段の彼女の口からは決して聞く事のできない、はしたない台詞を惜しげもなく披露してくれる。
この瞬間、僕は彼女を征服しているのだという錯覚を覚え、精神的な悦びに震えるのだ。
「出すよっ、精子! 精子欲しいっ?」
「欲しいっ、欲しいっ、精子欲しいっ! 精子おまんこに欲しいっ!」
「どばっ、て、どばあって出しちゃうよ!? 後藤さんのおまんこ一杯にしちゃうよ!?」
「してっ! して、してしてしてぇっっ! おまんこ一杯に、キミの精子でボクのおまんこ一杯に
してぇっ!」
「んうっ、ぐ……!」
後藤さんの卑猥な台詞を引き金に、僕は腰を彼女の一番奥に押しつけると、そこで何の遠慮も躊
躇いもなく、射精した。
「いあ……あ、あ……あづ、い……」
目を一杯に見開き、犬のように舌をだらしなく突き出したまま、後藤さんは一気に絶頂に達して
いた。
壁から背を剥がし、くなくなと力無く全身でもたれかかってくる後藤さんを、脱力しかかっていた
体で何とか支える。
「ふやあぁぁ……」
部の練習だけでなく、個人用のメニューもこなした後のコレでは、さすがの彼女も疲労の色が濃
いのか、僕の肩に顎を乗せると、大きく息を吐いた。
「あ」
しかし次の瞬間、更に身体から力を抜こうとしていた後藤さんが、何とも言えない声を上げた。
「え?」
何となく妙な胸騒ぎがして僕が振り返ると、確かに閉めたはずのシャワー室のドアがわずかに開
いており、
「うぁ……」
そこには、道着を着たまま尻餅をつき、口を大きく開けたまま呆然とした表情でこちらを見てい
る草薙先輩がいた。
→「02」へ
66 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 07:13:03 ID:n0gboKux
GJ
これで覗いていたのがこだっちゃんだったら「不潔よおお!」かもしれな
いけど、草薙先輩はさてどう動くやら。楽しみにしとります。
七月七日は菜々の日だってみんな言ってるが、竹は別名君子(くんし)ともいうから七月七日は君子の日でもある。
つまり七月七日はブラコンな妹の日だ!
age
すいません、どこかのサイトでTLS3のキャラのぱんつを集めるって
SSを書かれてるところがあったと思うのですが何方か詳細分からないでしょうか?
72 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 11:31:21 ID:YxsANh4e
>71 せぱ・タクローさんのサイトだったと思う。 内容は実がTLS3の女性キャラほぼ全員とやる、しかしセクスしてるのはたかね、梢、里佳の三人。他はアナルやフェラ、SMなど
改行が特殊だなw
くしゅ〜(by香坂麻衣子
検索してもひっかからんねぇ…
78 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 08:28:32 ID:00DPxswY
('ζ_,')璃未たん‥
79 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 17:40:24 ID:00DPxswY
陽子、ぼくらの陽子。
投下してみる
ジャンルはTLSS、勇太×瞳美で
…相変わらず下手ですが
ミーンミンミンミン…
「あぢぃ…」
梅雨も明け、いよいよ本格的な夏を迎えた事を物語る蝉の声。
「あ〜生き返るぅ…」
こんな暑い日、クーラーがガンガン効いたスーパーの中は天国以外の何者でもない。この炎天下、自転車で走り回り汗だくになった僕には逆に寒いくらいだ。
「えっと…豚肉と、あと卵と…」
こんな暑い日に、わざわざ買い物に来ている理由。それは一週間前に遡る。
「ただい…ま?」
「あ、おかえり〜」
夕方。いつも通り図書室で勉強していた僕が家に帰ると、いるはずのない人物がそこにいた。
「帰ってたんだ、ルリ姉」
「まあ、たまにはね」
僕の姉、ルリ姉は高校卒業後、そのまま大学に進学。今は家を出て大学の寮で一人暮らしをしている。
「夕飯食べてないでしょ?ちょっと待って、今すぐ作るから」
「あ、うん」
まあ、大学と家が近いからかただ単に自炊がめんどくさいからか知らないが、たまにこうして家に帰ってくるのだが。
「今日は父さん遅いみたいよ。さっき電話あった」
「どうせまた飲みにいったんだろ?いつも酔っ払って帰ってくるよ」
「そんな事言わないの。父さんだって仕事の上での付き合いで仕方なく行ってるのよ?」
「それはそうかもしれないけどさ…」
と、そんな些細な話をしている間に夕食の準備が終わった。昔は三人分の食事を作っていたのだ、二人分など余裕で出来る。
「はい、準備出来たよ」
「はいは〜い♪おっ、美味しそうねぇ〜」
料理を食卓に並べ、ルリ姉と一緒に席に着く。こうしてルリ姉とご飯を食べるのは久しぶりだったから少し嬉しかった。
「いただきまーす!」
「いただきます」
その話が出たのは食後。
「あ、そうだ」
後片付けをしている僕に向かって、扇風機の前でくつろいでいるルリ姉が話しかけてきた。
「ん?何?」
「来週瞳美が泊まりに来るってさ」
「…はい?」
予想外の言葉に、言葉を失ってしまった。
「なんか『たまには直に勉強教えてあげないと…』とか言ってたわよ?」
「ああ、あれか…」
受験生になった僕は、受験の先輩であり僕の恋人でもある有森さんにメールで勉強を教えてもらっていた。三日前もメールを送ったのだが、その時有森さんがそんな話をしていた。僕も是非とお願いしたが、まさかこんなに早く来てくれるなんて…
「アンタ瞳美に勉強教えてもらってたの?」
「ん?まあ…」
「でもアンタ最後に瞳美に会ったのってGWの時よね?どうやって教えてもらってんの?」
ルリ姉が当たり前の事を聞いて来たので僕も当たり前の様に答えた。
「うん、メールで教えてもらってたんだ」
「へぇ…」
感心した様に頷くルリ姉。
「失礼だな、僕だって一応受験生だよ?」
「それもそうね〜」
仕舞いにはどうでもいいかの様に聞き流すルリ姉。…ちょっと酷すぎないか?
「まあ、とにかくそういう事だから。私は伝えたからね」
「うん、わざわざありがとうルリ姉」
「じゃ、私もう寝るわ」
そう言って席を立ち、自分の部屋に向かおうとするルリ姉を、僕は引き留めた。
「ルリ姉、お風呂は?」
「めんどくさいからいい」
まったくこの姉は… もう少し恥じらいを持ったらどうなんだ?有森さんを見習ってほしいよ…
「何か言った?」
「べ、別に!おやすみルリ姉!」
「おやすみ〜」
…まあ、それがルリ姉らしくていいんだけどね。
そして一週間後の現在。
「ふんふ〜ん♪」
「アンタ、ずいぶんとゴキゲンねぇ…」
「そうかな?」
鼻唄混じりで夕飯の支度をする僕を見てルリ姉がツッコミを入れるが、軽く聞き流す。それほどまでに嬉しかった。
「…ていうかハリキリ過ぎじゃない?」
有森さんは交通の都合でこちらに着くのが夕方になってしまうとメールが来たのが昨日。だったら美味しい夕食をご馳走しますよと返信し、メニューを考える事三時間。
「ローストビーフと鮭のオリーブオイル焼きと夏野菜のサラダとアップルパイのどこがハリキってるの?」
僕の頭の中のレシピでも、一、二を争う豪華料理を今こうして作っている。
「アンタのその料理の腕前だけは尊敬するわ…」
「失礼だなぁ、もう♪ふんふんふ〜ん♪」
ルリ姉に何を言われても気にならない。後少し、後少しで有森さんと会える!そう思うと自然と顔がにやけてしまう。
ピンポーン
「あ、来たみたい。はいは〜い、今出ま〜す」
「あ、待ってよルリ姉!」
料理の手を止め、玄関へ向かうルリ姉を必死で追う。
「おじゃましま…」
妨害するルリ姉を押し退けてどうにか玄関に着いたのと同時にドアが開き、有森さんが入ってきた。
「あ…」
「あ…」
あまりに唐突な出来事に、僕らは言葉もなくただ見つめあった。
「あ、有も…」
「森崎君っ!」
沈黙を破ろうと僕が彼女の名を呼ぼうとするのと同時に、有森さんが抱きついてきた。
「会いたかった…」
「僕もです、有森さん…」
僕の胸に顔を埋める有森さん。慰める様にその長い黒髪を撫でる。愛おしい。そう思った時には、強く、強く彼女を抱き締めていた。
「あ〜、ゴホンっ!」
だがそんな甘い一時も、ルリ姉のわざとらしい咳払いで終わりを告げた。
「目の前でいちゃつかないでよね?…何か悔しいじゃない」
「あ…」
「あ…ごめん、ルリ姉」
その一言で慌てて離れる僕ら二人。
「久しぶり、るりちゃ…」
「瞳美ぃ〜!」
「きゃあっ!」
改めて挨拶をしようと、有森さんがルリ姉の方を向いた瞬間、今度はルリ姉が有森さんに抱きついた。
「瞳美ぃ、会いたかったわよぉ〜♪」
「もう、るりちゃんったらぁ…」
なんだかんだ言って、ルリ姉も寂しかったのだろう。有森さんの胸に顔を擦りつけている。…少し羨ましかった。
「さあ、上がって下さい有森さん。今、ちょうど夕食の準備してたんですよ」
いつまでも玄関で話している訳にも行かないので、家の中へと促した。
「………」
有森さんは絶句している。
「どうしたんですか、有森さん?」
僕はそんな有森さんを不思議に思いながら、自慢の料理を食卓に並べていく。
「…すごいわね、森崎君」
「ああ、ただコイツは料理バカなだけよ」
ようやく言葉を絞りだした有森さんに、ルリ姉のツッコミが入る。
「…さあ、どうぞ」
やがて全ての料理を並べ終え、二人を食卓へと座らせる。
「それじゃあ、食べましょうか?」
「早く食べましょ!」
別にルリ姉に言った訳じゃないんだけど… まあ、いいか。
「じゃあ、いただきます」
「いただきまーす♪」
「いただきます」
各々、料理に箸をつける。
「ん〜!このローストビーフ美味しぃ〜♪」
早速ルリ姉がローストビーフに手を出す。朝から仕込みをしていた自信作だ。
「うん、美味しい!この鮭って…」
「はい、オリーブオイル焼きです」
有森さんは鮭のオリーブオイル焼きを食べている。喜んでもらえてよかった…
「デザートにアップルパイもありますよ」
「アップルパイまで作れるの?ホントすごいわね、森崎君!」
「いえ、そんな大したものじゃ…」
その後も、三人で楽しく夕食をとった。
「お風呂沸きましたよ」
夕食後、リビングでくつろいでいる有森さんに呼びかける。
「瞳美、一緒にお風呂入ろうか?」
「え?でも…」
「いいからいいから♪」
同じくくつろいでいるルリ姉が、有森さんの手を引っ張りお風呂場へと向かう。問答無用らしい。
「あ、そうだ」
と、思い出したかの様にこちらを振り返るルリ姉。その顔には悪戯な笑みが浮かんでいた。
「覗いたりしたら承知しないわよ〜」
「ばばばバカっ!誰が覗いたりするかよ!」
ルリ姉の言葉を慌てて否定するが、時既に遅し。
「森崎君、覗かないでね」
「あ、有森さぁん…」
ルリ姉の冗談に楽しそうに乗ってくる有森さん。いくらなんでも酷すぎますよ、有森さん…
「じゃあ、お風呂場へれっつご〜♪」
…まあ、二人とも楽しそうだし別にいいか。
「さてと…」
二人が出て行ったのを確認してから、ソファへと腰を下ろす。
「………」
リビングに一人残された僕の中で、天使と悪魔、二人の僕が激闘を広げていた。
『有森さんとルリ姉の入浴シーンだぞ?こんなレアなやつ、覗かなきゃもったいないぜ!』
『ダメだ!約束したんだ、有森さんと!絶対に覗かないって!』
『バーカ、覗かなくてもいいんだ。盗み聞きしちまおうぜ?それなら覗いた事にはならないだろ?』
『屁理屈だよそれは!』
『なあ、素直になれよ?見たいんだろ、本当は』
『う…』
『見たいんだろ?』
『…今回だけだぞ?』
『よーし、決まったぁ!』
「…よし!」
所詮僕も年頃の男だという事だ、この甘い誘惑には勝てなかった。ごめんなさい有森さん…
『瞳美、見ない内にまた胸大きくなったわね〜』
『そ、そうかな?』
『なった。こんなに立派なモノ付けちゃって…』
『あっ…るりちゃん…』
『ホント、相変わらずふにふにねぇ〜♪ふにふに♪』
『やだ、やめてよるりちゃん…んっ』
『だって気持ちいいんだもの♪ふにふに〜♪』
『も…もう怒ったわよ〜!えいっ!』
『きゃっ!ひ、瞳美?』
『お返し♪るりちゃんだってふにふに〜♪』
『やっ…バカ、瞳美…ダメよ…私、胸よわ…っ!』
『ふにふに〜♪』
『んん…瞳美ぃ…!』
『る、るりちゃん?ちょっとそれ反そ…ああっ!』
『お返しよ〜!ほれ、ほーれ♪』
・
・
・
「………」
神様、ありがとうございます!僕、今まで生きてきてよかったって初めて思いました!本当にありがとうございます!もう死んでもいいです!
「じゃあ死んでみる?」
「いやできることなら死にたくないけど…って」
恐る恐る振り返ると、そこにいたのは
「勇太…あれほど覗くなって言ったわよねぇ?」
バスタオル一枚羽織っただけという、なんとも色っぽい姿のルリ姉。だがその顔は鬼神の様だった。
「信じてたのに…」
その後ろには、同じくバスタオル一枚羽織っただけの有森さんが立っていた。
「い、いや待って下さい有森さん!覗いてません!覗いてませんってば!僕は、ただ…」
「ただ何よ?」
ルリ姉が少しづつ迫ってくる。
「だから、その…」
それに合わせて僕も後退りする。
「覗いてはないんだ!ただ聞いてただけで…」
だが気付けば僕の背には壁があり、もう逃げられなくなってしまった。
「そう、覗いてないのね?なら許してあげる」
と、怒りの表情から一転、ルリ姉が満面の笑みをこちらに向けてくる。
「…訳ないでしょこの変態がぁーっ!!」
そのままみぞおちにニーキック。うずくまった僕の手を流れるような動きで取りすかさず腕十字。
「いててててっ!痛い、痛いよルリ姉!」
「問答無用!」
「ぎゃぁぁぁぁぁーっ!!」
家中に僕の断末魔が響き渡り、僕はそのまま意識を失った。
「いてて…」
10分後。普段からルリ姉の虐待…もとい躾に慣れている僕にとってあの程度の攻撃はなんともなく、すぐに意識を取り戻した。
「もう、自業自得でしょ?森崎君が悪いのよ?」
勉強机に座って首を擦る僕に対して、パジャマ姿の有森さんが言い聞かせるかの様に言ってきた。
「だから僕は…」
「わかってる。覗いてないんでしょ?大丈夫よ、私は森崎君を信じるわ」
ふてくされる僕を見て、微笑む有森さん。ただでさえ可愛い有森さんだが、笑うとより可愛らしくなる。
「さ、勉強よ。最初は…数学からやりましょう」
「はい、よろしくお願いします先生!」
引き出しから参考書を取り出し、ノートを広げる。しっかり勉強して、有森さんと同じ大学に入るんだ!
「だから、ここは…」
だがそんな僕の意気込みもすぐになくなってしまう。
「それで、ここにχを代入して…」
僕が間違える度に有森さんが懇切丁寧に解法を教えてくれるのだが、その時にパジャマの間から柔らかそうな肌やたわわに実った双丘がチラチラ見えて…
「違う違う、問Hの答えは18万個じゃなくて…」
とどめにこんな、どう考えてもアレしか想像出来ない言葉を言われて…
「ふう…」
高ぶる気持ちを押さえようと深呼吸をする。
「少し休憩しようか?」
有森さんはそれを疲れからだと勘違いして、休憩を進めてくれた。
「いや、まだまだ大丈夫です」
さすがにここで休んでは有森さんに申し訳が立たないので、申し出を断るが
「無理しちゃダメよ、今何か飲み物持ってきてあげるから」
有森さんはそう言って、部屋を出ていった。
「…なんか悪い事しちゃったかな?」
ベッドに身を放り投げ、天井を眺める。
「…ダメだ、ムラムラしてきた」
目を瞑ると、そこに広がるのはパジャマの間から見える、有森さんのたわわに実った双丘。
「有森さんの胸、ふにふにしてて気持ちいいんだよなぁ…」
先程お風呂場でルリ姉も言っていたが、有森さんの胸は本当に柔らかくて弾力があって、触ってて気持ちがよかった。
「…ダメだダメだ!大学に受かるまで禁欲だって決めたんだ!」
慌てて首を振る。有森さんは僕の為を思ってわざわざ勉強を教えにここまで来てくれたんだ、不謹慎な事は言えない。
「はい、持ってきたよ」
「あ、ありがとうございます有森さん」
と、ジュースの入ったコップを持って有森さんが部屋に戻って来た。
「コーラでよかっ…」
僕の方に近付こうと、有森さんが一歩踏み出した瞬間だった。
「きゃあっ!」
扇風機のコードに足を引っかけ、倒れる有森さん。
「うわっ!」
そしてその先にはベッドに座っている僕。
「冷たっ!」
当然有森さんが手にしたコーラは僕の上に振りかかってきた。
「ご、ごめんね森崎君!大丈夫?怪我はない?」
僕の上で有森さんが心配そうに声をかけてくる。
「だ、大丈夫です!それより…」
が、今の僕にはそんな有森さんの優しい言葉も届いていなかった。
「あ…」
僕の目の前にあるのは、有森さんのたわわに実った双丘。
「有森さんっ!」
その瞬間、僕の中で何かが切れた。
「ちょっ…森崎…君?」
いきなり胸を掴まれ、困惑した様子の有森さん。
「すみません… でも、僕もう我慢出来なくて…」
「森崎君…」
胸を揉む僕の手を止め、有森さんが姿勢を正す。
「そうよね、受験のストレスとか、この時期になると色々溜っちゃうのよね…」
ゆっくりと、僕のズボンに手をかける有森さん。
「ごめんね、これじゃ勉強に集中出来ないわね…」
「あ、有森さん…」
勢いよく下げられたズボンの下で、僕の愚息は元気に反り立っていた。
「大丈夫、私がしてあげるから…」
そう言って愚息を掴む手を上下させる有森さん。
「有森さん、ダメですよ…あぅ…!」
僕は抵抗しようとしたが、あまりの気持ち良さに力が入らず抵抗出来なかった。
「ふふっ…気持ち良い?」
有森さんは目に妖艶な光を浮かべ、僕のペニスを見つめていた。
「は、はい…気持ち…いいです…くっ」
「よかった…」
「有森さ…くぁっ!」
僕の返事を聞いて気をよくした有森さんが、僕のペニスを口にくわえてきた。
「ろお?きもひいい?」
「有森さ…ん、それ…気持ち良すぎ…ぁぅ…」
有森さんの熱い舌が僕のペニスに絡みついてくる。このまま溶ろけてしまいそうだ。
「ふふっ…森崎君ろ、おおひくかたくなっへるよ…」
いつの間にか有森さんは上半身裸になっていた。白い肌とたわわに実った双丘が露になる。
「あ、ありもりさぁん…」
身体中を駆け巡る快感に耐えながら、情けない声で有森さんの名前を呼ぶ。
「ろおしたの?」
「その…あの…お、お願いがあるんですけど…」
「なぁに?」
「その…む、胸で…」
言った後でものすごく恥ずかしくなった。それと同時に不安にもなった。もしかしたら有森さんに軽蔑されたんじゃ…
「…いいよ」
だが僕の心配は杞憂に終わった。
「ねぇ、森崎君はわたしのおっぱい好き?」
有森さんがどこか嬉しそうに尋ねてくる。
「は…はい、好きです…」
「どんなところが?」
「その…柔らかくて、ふにふにしてて、それでいて弾力があって…」
「ふふっ、るりちゃんと同じ事言うのね…」
そう言って僕の股間から顔を離す有森さん。
「森崎君に好きって言ってもらえて、嬉しい…」
その豊満な双丘に、僕のペニスが包まれる。
「くぁ…あったかい…」
「ふふふっ…森崎君のも、すごく熱いわよ?」
言いながら自分の胸をこね回し始める有森さん。それに合わせて僕の愚息も一緒にこね回される。
「ああ…気持ちいいです、有森さん…」
「本当に?嬉しい…」
微笑みを浮かべた有森さんが、胸をこね回しながら間から顔を覗かせているペニスを再び口に含む。
「あ…ああ…有森さん、ありもりさぁぁぁん!」
より強くなった刺激に我慢出来なくなり、気付けば有森さんの頭を押さえ付け、思い切り口内に射精していた。
「ん…んぐっ…じゅる…」
有森さんは僕の精液を余す事なく飲み干していく。
「有森さん…」
「…はい、休憩終わり!勉強再開しましょう」
何事もなかったかのように椅子に座る有森さん。僕もそれに習って勉強机に向かう。受験勉強再開だ。
「だか…らね、こ、ここの答えは…」
だが再開してすぐに、有森さんの異常に気付いた。
「どうしました?」
「ううん、なんでもない!なんでも…ないの…」
心なしか有森さんの顔がほてって見える。
「なんでもないって、顔色悪いですよ?ほら…」
「ひゃん!」
心配になって有森さんの顔に手を当てた瞬間、有森さんが色っぽい声を上げた。
「もしかして…」
「なんでもないってば…きゃう!」
今度は耳を触ってみる。すると先程よりもより色っぽい声を上げる。
「やっぱり…さっきので感じちゃったんですね?」
「う…」
有森さんの顔がみるみるうちに赤くなっていく。どうやら図星の様だ。
「だめじゃないですか、先生がそんなんじゃ…」
有森さんの色っぽい声を聞いていたら、ちょっといじめたくなってしまった。
「あ…」
「すごいですね、パジャマまでぐしょ濡れですよ…」
「いやぁ…」
静かにベッドに押し倒しパジャマの上から有森さんの秘所を刺激する。
「うわぁ、膣までぐしょぐしょだ…」
パジャマのズボンを下げると、大洪水状態の秘所が露になった。
「ああっ!」
割れ目に沿って、下から上へとなぞる様に指を這わすと、有森さんが小さな喘ぎ声を上げた。
「指、溶けちゃいそうですよ…」
人指し指と中指を挿入し、くの字に曲げて刺激する。
「んっ!あっ…ああっ!」
「有森さん、声大きいですよ… ルリ姉に聞こえちゃいます」
隣の部屋にはルリ姉がいるのだ。こんな事してるなんて、バレたら殺される…
「ご、ごめんっ…ね…」
慌てて口を押さえる有森さん。有森さんもわかっているのだ、ルリ姉の恐ろしさを。
「ぁぁ…ぅん…んぁ…っ」
迫り来る快感に洩れそうになる声を必死に押さえる有森さん。その我慢している顔が恐ろしく可愛かった。
「有森さんのおっぱい、大好きです…」
「ひぁっ…ぁん…!」
空いている手で有森さんの胸を揉む。ふにっとした感触が手を伝わり、より一層僕を興奮させた。
「嬉しい…森崎君、もっと強く、強く触って…」
「はい…」
少し強く力を入れると、指が胸の弾力で押し返されるのがわかる。
「有森さん、乳首すごいビンビンです…」
先程から手の平に堅くなった有森さんの乳首が当たっていた。
「だって…森崎君の手、気持ちいいからぁ…!」
「こっちのおっぱい、寂しそうですね…」
「ひゃっ…ぅ…!」
揉んでない方の胸に舌を這わし、乳首を舐め上げる。
「ぁ…ん…ぁぅ…も、もりざき…くぅん…ぅ…ぅあぁぁぁっ!」
胸と秘所の三点責めに、遂に耐えきれなくなった有森さんが絶頂を迎える。
「はぁ…はぁ…」
「有森さん…」
「うん、いいよ…」
息絶え絶えな有森さんの名前を呼ぶ。有森さんは僕の下半身を見て、僕が言わんとしている事を瞬時に理解した。
「行きますよ…」
「ひゃ…あん…ち、ちょっと森崎…君?」
口ではそう言ったものの、すぐには挿入せず、有森さんの入り口付近に愚息を繰り返し擦りつける。
「あっ…やっ…じ、じらさないで、森崎君…」
なかなか入ってこない僕に業を煮らしたのか、有森さんが懇願してくる。
「有森さん」
「な、何?」
「…いんらん」
「………っ!」
耳元でそう囁くと、有森さんの顔が見る見るうちに真っ赤に染まっていく。
「有森さん、可愛い…」
「ひゃ…ああっ!」
そんな有森さんを見て逆に僕が我慢出来なくなり、何も言わずに挿入する。
「くぁ…あっ…んぁ…ああっ…!」
腰をギリギリまで引き、一気に突き上げる。その度に二人の接合部からいやらしい水音が鳴り響く。
「有森さん、有森さん!」
有森さんの膣は熱くて、激しく絡み付いてくる。
「ひぁう…ひぁ…ふぁっ…あっ…ぁあんっ!」
僕が腰を動かすスピードを早めると、それに合わせて有森さんの締め付けも強くなった。
「有森さん、僕もう…!」
絶頂へのカウントダウンが始まる。僕の下半身では、僕の精たちが射精の時を今か今かと待っていた。
「らめぇ!いっしょに、いっしょにイクの、もりざきくぅぅぅん!」
有森さんも二回目の絶頂を迎えようとしている。さらに強くなった締め付けが、それを示している。
「有森さん…有森さん…ありもりさぁぁぁん!!」
限界に達し、最後の一突きを放つ。
「ああっ!熱いよ!もりざきくんの熱いのがわたしのなかにぃ!あ…ああぁぁぁぁぁっ!!」
僕の射精とほぼ同時に、有森さんも絶頂を迎えた。
「はぁ…はぁ…ありもり…さん…」
「はぁ…はぁ…はぁ…もり…ざきくん…」
久々のセックスのせいか、僕らはしばらく繋がったまま果てていた。
「はぁ…はぁ…よい…しょっと…」
大分息が整ってきたので、有森さんから愚息を引き抜く。有森さんの膣から大量の白濁液が溢れた。
「森崎君…」
そのまま有森さんの隣に寝転がると、同じく息が整ってきた有森さんが話しかけてきた。
「どうしたんですか?」
すると有森さんは悪戯な笑みを浮かべて一言。
「受験に、保健のテストは無いわよ?」
「うっ…」
忘れてた。僕、有森さんに勉強教えてもらってたんだっけ…
「ふふっ、今からみっちりと勉強するわよ〜」
「ひぃ〜!」
その後、遅れを取り戻す為という理由で、徹夜で勉強させられた。とほほ…
「ふぁ〜あ…」
朝。昨夜徹夜で寝不足だったのでゆっくり寝ていたかったが、ルリ姉の朝食を作らなくてはならないのでいつも通りに起きざるを得なかった。
「おはよう、勇太」
「あ、おはようルリ姉。どうしたの?今日は珍しく早くね」
「まあ、たまにはね」
リビングのドアを開けるとそこにはテレビを見ながらくつろぐルリ姉の姿が。ルリ姉が朝早くから起きてニュースを見ているなんてめずらしかった。
「待ってて、今朝御飯作るから…」
「ん、わかった〜」
エプロンを着け、台所に立つ。とりあえず簡単に作れるものでいいだろう。
「そういえば、瞳美は?まだ寝てるの?」
調理を開始して数分もしないうちにルリ姉が話しかけてきた。
「多分。昨日遅くまで勉強教えてもらってたから…」
「保健の勉強を?」
ガシャン
その言葉を聞いた途端に体が固まり、手にしていた皿が床に落ちて割れた。
「何言ってるんだよルリ姉そんな訳ないだろ」
「棒読みで否定しても説得力無いわよ」
「うっ…」
ルリ姉がソファから立ち上がり、こちらへと向かって来る。その顔に、満面の笑みを浮かべながら。
「勇太〜♪」
「は、はいっ!」
「受験生なんだからきちんと受験勉強しなさいよ、このドスケベがっ!」
「ぐはぁっ!」
満面の笑みのまま、シャイニングウィザード炸裂。僕はそのまま後ろへと吹き飛ばされる。
「あ、有森…さ…」
薄れる意識の中で僕は誓った。もう二度と、いや絶対に勉強中に有森さんとしない、と…
めでたしめでたし…?
以上です
ヒトミスキーにストライク!
グッジョブ、グッジョブ
age