王家の紋章 Ψ別室―その9

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1名無しさん@ピンキー
ここは細川智栄子先生の少女漫画・「王家の紋章」が好きな、
中でもΨ(`▼´)Ψ系・「伯爵令嬢」ネタ・なんでもOK
な人のための闇鍋エロパロスレッドです。

前スレはこちら:
王家の紋章 Ψ別室―その8
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1115048043/

2名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 19:02:13 ID:ywq6z4Yx
<過去ログ>
O家別室ーキャロル2年後ー
http://that.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1016380697/
O家別室―王族乙女の社交場―Ψ(`▼´)Ψ
http://hobby6.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1071328594/
O家別室―王族乙女の社交場―その2
http://hobby6.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1085158737/
王家の紋章 Ψ別室―その3
http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1090405965/
王家の紋章 Ψ別室―その4
http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1094262081/
王家の紋章 Ψ別室―その5
http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1095169098/
王家の紋章 Ψ別室―その6
http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1097933240/
王家の紋章 Ψ別室―その7
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1107013193/
3名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 19:02:52 ID:ywq6z4Yx
<ありがたいダイジェストサイト>
1ROM人様 ⇒ ●○● 王家の紋章スレ@2ch ダイジェスト ●○●
ttp://members.tripod.co.jp/ouke2ch/

Part3の396様 ⇒ ★★王家の紋章@2chダイジェスト暫定版(,,゚ー゚)っ且~★★
ttp://yellow.ribbon.to/~oukeyxvt/

●○● 伯爵令嬢ダイジェスト ●○●
ttp://hakusyaku.easter.ne.jp/
4名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 19:03:22 ID:ywq6z4Yx
<お約束>
・sage推奨でお願いします(メール欄に半角英文字で「sage」を入れる)。
・ここは社交場ですので特に形式は決めません。質問・雑談・作品発表ご自由に。
・気にいらないならスルー、煽りや荒らしは完全放置。
 あとは常識的マナーの範囲で。

<作品掲載について>
・非公式ファン交流広場なので、原作者及び出版元とは一切関係ありません。
・作家さんは名前欄に作品のタイトルをお願いします。
 連載の場合は巻頭に通しb書き、「>○○」という形で前作へのリンクを
 入れて頂くようにお願いします。
・ここはエロパロ板ですが、18禁描写のあるタイトルには念のためΨ(`▼´)Ψを記入して下さい。
5名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 19:13:31 ID:HK6SENxv
5☆乙☆げっちゅーー
6名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 22:02:38 ID:bpYSXMwm
乙です。
けど、>>3の最初の保管庫はなくなってるよ。今はこの三つ。

<ありがたいダイジェストサイト>
★★王家の紋章@2chダイジェスト暫定版(,,゚ー゚)っ且~★★
ttp://yellow.ribbon.to/~oukeyxvt/
中期の作品

王家の紋章 2chまとめサイト
ttp://houka5.com/yuukan/ouke/index.html
初期と後期の作品

●○● 伯爵令嬢ダイジェスト ●○●
ttp://hakusyaku.easter.ne.jp/
7名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 23:10:07 ID:la/LIa3+
>>1
乙カレー!
8名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 17:51:50 ID:IZfJhTi7
>>1
乙華麗
9名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 04:14:14 ID:rLcdsZKl
三日に一保守これ基本
10名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 13:25:33 ID:+pg62aL5
保守
11名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 00:20:31 ID:ExI6pp51
ほしゅ
12名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 12:48:32 ID:r2XTch3z
保守
13名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 23:00:01 ID:AiEDZUhh
保守
14名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 07:24:30 ID:RS4r+5CK
保守
15名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 00:11:49 ID:eGV8M3+V
保守ばかりでいいものか
16名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 00:51:19 ID:YacgQO4u
             /               \
          / / ∠三ミレ-- 、      ヽ
         / / //─'''´ ̄ ̄`ヽ      ゙i
        / /  //        ゙iヽ  ヽ  |
        ,' /  //          | ヽ  ', |
        | |  / l,、、,,_   -‐''" ̄`゙i. |   | |
        | | / ノ,.t-、    'Tッ'Tゝ ヽ|レ‐、| |
        ゙i |/ ,ィ`' _L.,!    ` ┴'  リ‐、 } |
        .!///゙!     ,         ノ__/ .!
         |/ | ',    ゙        /  |  |
          |! |  \   ゚       /  |  .!
          {  |  | | ゙ヽ、    /  |   |  |
         ゙、 ', | |   | `l'"´    ゙、|  |i   |   なめちゃダメ!吸って!
         ヽ ヽ | |   レ'′      \ || /
           /ヽ \!  |  ̄ ``   r'´ ` ̄``ヽ
        /   ヽ ヽ ノ                   ヽ
        |     〉 V              |   |
        |    /  /       \       ヽ、 |
        |    / / /|       ヽ       \
        .!   / { ヽ|    ...     ゙、        ヽ
        |  {  ゙i   ヽ  ::r.;:.     l         ::_)
        .!  \ ト、 |   `゙"     /          /
         |    ト| | ∧       /           /
            |  / / /|| ゙ヽ、 __ ,. -'"    ` ーr┬ '′
          | / / | ヽ、               | /

17名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 01:54:28 ID:1UK/UWOG
ここと某スレは住人がかぶってるし、過去ログ見てどっちかに投下してくる職人がいたら
ただの怖いもの知らずな馬鹿かマゾなチャレンジャーだけだと思う。
18名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 07:42:20 ID:LipcYkUU
んじゃ、何のために新スレ立てたのさ?
19名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 11:10:44 ID:mKpfftNf
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1115048043/972
が勝手に立てたんだろ
1000まで保守してればいいんじゃないの?
ここも某スレもさ
過去の実績考えて立てろ
20名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 17:24:19 ID:SH4c7RkF
>>19
         ,..-─‐-..、
          /.: : : : : : : .ヽ
        R: : : :. : pq: :i}
         |:.i} : : : :_{: :.レ′     コ  ツ         , -─弋¬、
        ノr┴-<」: :j|    ポ        ン !! /      `Y
      /:r仁ニ= ノ:.ノ|!           _          | {、       |
       /:/ = /: :/ }!        |〕)       从\ |)   |
     {;ハ__,イ: :f  |       /´   (〔|      ヽ__j儿从八_
     /     }rヘ ├--r─y/ ☆、  `\      i⌒ヽ ̄ ̄\
   /     r'‐-| ├-┴〆    _, 、_⌒☆ \    |  | `===ヘ
    仁二ニ_‐-イ  | |       ∩`Д´)      ゙と[l ̄|  |     \
    | l i  厂  ̄ニニ¬       ノ   ⊂ノ          ̄|  |         ヽ
   ,ゝ、 \ \   __厂`ヽ    (__ ̄) )            |  |\      }
  _/ /\_i⌒ト、_   ノrr- }     し'し′         /{_〆 ̄`ーー=='^┤
 └-' ̄ `|  |_二二._」」__ノ                  {| -‐  / | | }
      └ー′                          └─-二_/⌒Y ̄}

21名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 17:24:12 ID:HX+DSPrN
SSは難民に投下でいんじゃね?
もともとそのために難民にスレが立ったんだし。
もういい加減あちこちに無節操に駄スレ立てるのやめようよ。
22名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 19:30:35 ID:sGOlD2gq
難民はループしてるしなー
23名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 20:07:52 ID:5U9Ry+p+
>>22
あれって何なんだろうね
24名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 21:21:32 ID:LcLiaJO4
>>23
難民だから適当に厨が使いまわしてるんじゃないの
乱立させすぎて巡回しきれてないじゃん。
別室過去スレだってまだ残ったままだし埋めた方がよくないか?
25名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 21:53:51 ID:sGOlD2gq
あの様子じゃ難民には次スレはなかろう・・・・・
26名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 22:11:44 ID:t6v9wZHt
怖くて難民読めない・・
27名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 22:56:13 ID:yZ+C9Q1f
とても次スレが考えられないような状況でもボコボコとスレが立つのが王家。
どうせまた誰か馬鹿が立てるでしょ
28名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 09:46:34 ID:vom06ot6
難民読む気しない。王家SSスレはここしか見てない。
去年もGW頃に荒れたけどさ…
29名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 16:51:07 ID:dVTAvyrH
ここ呼んでたら久しぶりに「私をスキーに連れてって」見たくなっちゃった。
あとでレンタル屋行こう。
30名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 07:47:23 ID:Ynv07uGx
>>29
何故に王家でスキー?わ、わからぬ・・
31名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 16:34:12 ID:cpUljhhO
w呪いで錯乱したんじゃね?
32名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 00:53:16 ID:OrYJ3MMx
チェリー
33名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 10:52:35 ID:ctinsu0a
ボーイ
34名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 13:22:26 ID:/Pl39WGA
錯乱坊=チェリー

うる星やつら。ナツカシス
35名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 14:12:38 ID:+QQBYHuX
さだめじゃ!
36名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 17:41:52 ID:6I+wYmHa
ぼく、いい子!
37名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 21:32:52 ID:77SnS/Wv
初めてここに迷い込んできて、ダイジェストを延々読みふけりました。
すごいね……ここのスレ。
書き手さん、ありがとう。

38名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 18:15:24 ID:cBtuBxki
ひとこと言わせてもらうと頭でっかちな作品も多かった。
「この人子供産んだことないな」とか「Hしたことないな」とか
読んでてあんまりはっきりわかるのはちょっとね。
活字ばっかに頼らないで少しは友達の話でも聞いた方がいいんじゃないの。
39名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 18:32:27 ID:M/vwFxeQ
ソープ穣キャロルって話を思いついたが怖くて投下できない。
40名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 19:17:59 ID:ws5h7cDN
>>39
すごい読みたい!
41名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 23:37:12 ID:LtCfIXET
どの小説のこと言ってるんだか、わからないけど。
みんなレディコミみたいなのが好きだとは限らないし
あえて、ある程度はったり入れたり
軽くしたりはしょったりしてるかもしれないよ。
妊娠のネタとかも、あんまり延々とリアルにしても重くなりすぎる。
エロと関係ない部分ばかり主張しすぎるのもスレ違いになるしな。
二次のSSだけでそんな判断するのも頭でっかちだと思うな。
>>38
42名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 07:55:11 ID:gCp+7o9w
>>38
アフォか。そういう一言はいわなくていんだよ
脳内補完すりゃいいだろ

>>39
楽しみにしてるノシ
43名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 15:28:01 ID:9RtYs4+O
>>39
そこに訪れる客をひと通り想像してしまった。(笑)
ぜひ投下してほしいです。
44名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 00:28:23 ID:5/TO/zOO
>>39さま
どうぞ勇気を出してうpなさってくださいませ。
いつまでもお待ちしています。

>>43さま
貴女のその想像(妄想?)をぜひ文章に。
ぜひぜひ!!
45名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 01:54:39 ID:9gGEgpbL
「Hしたことないな」はなんとなくわかるけど「こどもうんだことないな」
は違うでしょう〜?事情があって埋めない人も居るだろうし。>>38
つーか、読んだだけで経産婦ってわかるSSって言うのもある意味おば臭い
から嫌いだって人もいるかもしれないよ。

結局、好みの問題ってことですかね。

46名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 07:08:57 ID:rl1EAJE8
何日前の話を蒸し返してんだw

―――――   終   了   ―――――


新作待ちー
47私の居場所:2006/05/10(水) 09:18:34 ID:tzwhmiMG
始めまして。
少し時間が経ってしまいましたが【王家の紋章 Ψ別室―その9】開設記念ということで
お決まりのキャロルと王子の物語をUPさせていただきたいと思います。
長編になりそうです。
至らない文章も多々あるかと思いますが 宜しければお付き合いくださいませ。
Ψ(`▼´)Ψ 前半は無しの予定です。
48私の居場所:2006/05/10(水) 09:22:41 ID:tzwhmiMG
1.
古代に迷い込み、エジプト王宮に無理やり連れて来られてからどれ程の月日が経ったの
だろうか。
一ヶ月位だろうか?それとももっと長く?
当然キャロルに人権など無く、主張など通るわけも無く、我儘で乱暴者として恐れられて
いたファラオ メンフィスに付きまとわれていた。
何かにつけて言い寄ってくるメンフィスから逃れるのに必死の毎日だった。
その上 嫉妬心の強いアイシス女王やその侍女からは 常に酷い嫌がらせを受け 一日
たりとて気の休まる時などなかった。
49私の居場所:2006/05/10(水) 09:23:48 ID:tzwhmiMG
2.
キャロルは メンフィスから一緒に捕らえられたセチだけでも逃がしてあげようと
地下牢を探していると 偶然にも エジプト訪問中に行方不明になっていたミタムン
王女がアイシスに切りかかろうとしているところに出くわしてしまった。
アイシスは、なんと キャロルの目前で松明の油をミタムン王女の体にかけ躊躇すること
無く松明の火を投げかけ 焼き殺してしまったのだ。
ミタムン王女がメンフィスに恋をしていることを知ると 逆上したアイシスは 密かに
地下牢に閉じ込めたのであった。
悪魔のごときアイシスの姿が脳裏に焼きつき 両国間の今後を考えると キャロルは
恐ろしさのあまり何時までも震えが止まらなかった。
そんな中、息の詰まる王宮から少しでも離れたくてウナスに頼み やっとの事でテーベの
街に外出できたとき 長身で端正な顔立ちのイミルと名乗る商人に出会い キャロルは
古代に来て 初めてまともに会話の成り立つ相手に出会え 心の奥底に一筋の希望の光
が見えたような気がしていたのだった。
50私の居場所:2006/05/10(水) 09:25:13 ID:tzwhmiMG
3.
メンフィスがキャロルに夢中で 自分に少しも関心を寄せないことに嫉妬し、今度は
キャロルを亡き者にしようと企んだアイシスはある晩キャロルを呼び出した。
「メンフィスを誑かした罰じゃ 今度はお前の息の根を止めてくれるわ」
キャロルはいきなり切りかかられてしまった。
キャロルは腕を切りつけられたが 運良く身を交わし何とかその場を逃げ去ることが
出来た。
「一刻も早くこんな恐ろしい王宮を逃げなくては。
ママ、ライアン兄さん 私はこれからどうしたらいいの 助けて」
そんな事を考えながらも大嫌いなメンフィス 恐ろしいアイシスから逃れたい一心で
ただただ夢中で走っていた。
51私の居場所:2006/05/10(水) 09:28:09 ID:tzwhmiMG
4.
前方も良く見ていなかったのであろう「ドスン」と誰かにぶつかってしまった。
「痛い あっ ごめんなさい。私急いでいるので」
そう言ってぶつかった相手を見上げると なんと あの商人イミルではないか。
キャロルは驚いてその場に座り込んでしまった。
走り続けていたせいもあったが なぜかイミルに逢えて安堵した為でもあった。
「そなたは確か ナイルの娘ではないか。一体どうしたのだ」
キャロルはやっとのこと立ち上がった。
「あ イミルさんこそ どうしてこんな所にいるの?ああ でも丁度良かったわ。
私 ギザに行きたいのだけれど イミルさんのお知り合いの方にギザへ行くキャラバン
をご存知ないかしら」
驚いたのはイズミルも同じであった。
何しろ攫いたいと思った相手が自ら飛び込んで来たのだから。
イズミルは ミタムンの従者からミタムン王女が行方不明との報告を受け 密かに
エジプトへ乗り込んで来ていたのであった。
街でキャロルと接触したのも 彼女から情報を聞き出そうとしての事だったのだから。
「おお 偶然であるな。我等はギザの近くを通るぞ。一緒に来るが良い。
連れて行ってやる」
イズミルは咄嗟に嘘を付きキャロルを抱きかかえると 部下と共に巧みに王宮を抜け
出した。
52私の居場所:2006/05/10(水) 09:30:49 ID:tzwhmiMG
5.
「イミルさん 降ろしてください。歩けます」
「何を申す。そなた 息を切らしておるではないか。それにこの方が早く行ける
遠慮することはない」
イズミルはキャロルが何を言っても取り合わず 歩みを進めた。
城外にはキャラバンを装った一隊が待っており ここでも 手際よく出発の用意がして
あった船に乗り込み エジプトを発ってしまった。
「どうしてこんなに手際がいいのかしら?」
キャロルは何となく疑問に思ったが ここを抜け出せる嬉しさと 疲れきった身も心も
それ以上の思考を停止していた。
厚いベールに包まれて移動したキャロルに エジプトの者は誰も気がつかなかった。
53私の居場所:2006/05/10(水) 09:34:35 ID:tzwhmiMG
6.
出港の慌しさから一段落すると イズミルはキャロルの元にやって来た。
「ナイルの娘 そなた 王宮から逃げ出そうとしていたのか?
何故こんな夜更けにギザになど行きたいのか」
「・・・・」
「それにそなた 一人でどうやって行こうとしたのだ?
私に会えなかったらどうしていたのだ?全く無謀すぎるではないか」
イズミルは解せなかった。
ミタムンや女王アイシスに目もくれない程 メンフィスが このナイルの娘と呼ばれる
少女に執着していたのを良く知っていたから。
メンフィスの寵を欲しいままにしていた少女が どうして王宮を抜け出したのか理由が
わからなかったのだ。
「ご迷惑を賭けたと思っています。本当にごめんなさい。
ギザの辺りで降ろしてくだされば あなた達にはこれ以上ご迷惑をおかけいたしません
から」
キャロルは腕に嵌めていた 随所に宝石が鏤められた黄金造りの見事な腕輪を外し
イズミルに差し出した。
「一体何の真似だ。」
「だって ただで船に乗せて頂く訳にはいかないわ」
「そんな気遣いは無用ぞ。それより訳を話してはくれないか。
そなたメンフィス王の寵姫なのであろう?」
キャロルは暫く迷ったが遂に観念してぽつりぽつりと話し始めた。
54私の居場所:2006/05/10(水) 09:39:57 ID:tzwhmiMG
7.
「私は王宮から逃げ出したかったの。
ここでは何時も一人ぼっちだったわ。
私は ただ家族の元に帰りたかっただけなの。
ギザへ行けば何か帰れる手だてが見つかるかもしれないと思って。
イミルさんに逢えて本当に嬉しかった。」
「なら そなたの家族はギザにおるのか?」
「いいえ、未来のギザの辺りにいるの」
「未来?」
「ええ 今よりも もっともっと遥か先の未来に だから行っても会えない」
「いないのにどうして行くのだ?」
キャロルはイズミルにこれまでの経緯簡単に説明した。
彼なら ひょっとしたら解ってくれるかも知れないという希望を込めて。
イズミルはキャロルの話を興味深く聞いていた。
何と突拍子も無い話しなのかと。
最初は何を言っているのかわからなかったが 聡明で諸国を旅している事の長かった
イズミルだったからこそ 常識では考えられないキャロルの話を凡そ理解することが
出来たのかもしれない.
古代に来てから今日まで 自分の話をまともに聞いてくれた相手など イズミルの他に
誰もいなかった。
当然理解してくれた相手も皆無だった。
メンフィスに至っては 自分の話どころか「家族」とか「兄」と言う単語を発しただけで
怒り狂う始末で 自分の心に蓋をして 一人になった時 人知れず涙を流している事しか
出来なかった。
55私の居場所:2006/05/10(水) 09:43:32 ID:tzwhmiMG
8.
この話が本当なら こんなにも華奢でちっぽけな少女一人が 家族の元から理不尽に引
き離され さぞかし辛い日々を送っていたのだろう。
それにしてもこの少女の瞳はなんと深く 強い輝きを放つのだろうか。
この私に臆することなく意見を述べるとはな。
おまけに『ギザへ連れて行ってくれ』とは、私を誰と心得ておるのか。
「ナイルの娘、そなたの話 とても信じられぬ事だが 真の事なのだな」
「だから 私はナイルの娘なんかじゃないのよ。
キャロルと言う ただの娘なのよ」
「おお そうであったな わかっておる。神の娘ではないのだったな」
「本当にわかってくれたの?」
「私を疑うのか」
「そうじゃないけど」
「ところでキャロル そなたに1つ聞きたいことがあるのだが」
先程まで暖かみのある光を灯していた琥珀色の瞳が 急に険しくなった。
「王宮にいたそなたなら知っておると思うが ミタムンの行方を知らぬか?」
キャロルは先程まで自分の話を真摯に聞いてくれた相手の 突然の問いに頭の中が混乱
してしまった。
56私の居場所:2006/05/10(水) 09:52:02 ID:tzwhmiMG
9.
一介の商人が 何故ヒッタイトの王女の行方を知りたいのか。
目の前にいる人物は本当に商人なのか。
自分はもしかしたら とんでもない災難に巻き込まれてしまうのではないかと。
キャロルは震えて 身の竦む思いを何とか抑えるのに精一杯だった。
「あなたはいったい 誰なの?」
「私は ヒッタイト王国世継ぎの王子、イズミルだが」
「ええっ、そっ それではあなたはミタムン王女のお兄様?商人ではなかったなんて。
ひどい、私を騙したのね。」
「別に騙してなど無いぞ。諸外国を旅する時は 何時も商人イミルで通っておる。
だから今は商人イミルなのだよ」
「何よ 屁理屈なんて言わないで」
キャロルは余りの事に動揺してしまった。
「おお、ミタムンを知っているのだな。顔見知りなら話が早い。
そなた、ミタムンの行方を知っておるのであろう?教えてはくれぬか」
イズミルは 焼け焦げたミタムンの額飾を差し出しながら キャロルを射るような眼差し
で問い質した。
「あ・・・」キャロルは凍りついた。
あの夜の惨劇、ミタムンがアイシスによって 生きながらに焼かれた光景が脳裏に鮮明に
甦って来た。
こんな惨い事を知ったら ただでは済まされない。
絶対にヒッタイトの王子に言うわけにはいかないわ。
「知らない」で通さなくちゃ。
「ご、ごめんなさい。あなたのお役に立てなくて、わ、私 知らないんです」
やっとの事で言い終わると同時に キャロルの両目からは 大粒の涙が次から次に溢れ
でてきた。
いやはや 知らないなどと。
顔で思いっきり「私は知っています」と白状しているではないか。
何と馬鹿正直なのだ。
こんなに正直すぎては 世渡りも出来ぬであろうに。
57私の居場所:2006/05/10(水) 09:54:46 ID:tzwhmiMG
10.
「知らぬわけがなかろう、本当の事を話してくれ」
「本当に知らないんです。本当よ」
「知らぬなら 何故そんなに涙を流しておる。言えぬほど惨い最後であったのか?」
イズミルは キャロルの止め処なく溢れ出る涙に、ミタムンはよほど残虐な手口で殺害
されたことを確信した。
「口で言えぬのならば、そなたの体に訊くまでだ」
そういうや否や、キャロルが包まっているベールを引き剥がしにかかった。
「いやぁー お願い、やめて」
キャロルはベールを取られまいと必死に抵抗するが イズミルの力には所詮かなわな
かった。
ベールをむしり取ったイズミルの目には、腕からまだ血を滴らせているキャロルの姿が
映った。
「おお、なんと言うことか。そなた、怪我をしておるではないか。」
拷問してでもミタムンの事を問い質そうとしていたことも忘れ、イズミルはキャロルの
身体を引き寄せた。
「なんと酷い傷だ。手当もしてないではないか」
「ちょっと 転んだだけなのよ。ほっといて」  
「転んだだけで 剣で斬ったような傷などできるわけがなかろう。私を愚弄するのか
まあよい 手当をしてやろう」
58名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 10:39:59 ID:kvuBa9fL
( ゚д゚)ポカーン
何か作文みたいなんですけどw
59私の居場所:2006/05/10(水) 13:51:37 ID:tzwhmiMG
11.
部屋の外に控えていた部下を呼び、手当に必要な物を用意させると 抵抗するキャロルに構わず
腕を掴み、水で濡らした布で傷の周りを拭っていった。
「動くでない」イズミルの強い口調にキャロルは身動きが出来なかった。
口に含んだ強い酒を一気に傷口に吹きかけた。
「いたいっ・・・・・・」あまりの激痛にキャロルは思わずイズミルの上半身を掴み 痛みから
必死で逃れようとした。
「これで 傷が化膿することもあるまい」
イズミルはそんなキャロルを抱き寄せ ただただ痛みが引いてくるのを見守っていた。
しばらくすると 痛みに震えていたキャロルの体の力がフッと抜け 安らかな寝息に変わって
いた。
「何と 大胆な少女なのだ。全く私の胸で寝てしまうとは。
きっと何か事件に巻き込まれ 逃げ出している途中でこの私と出遭ったのであろうな」
キャロルをそっと抱きかかえると 寝台に横たえ 傷口に清潔な布を巻いてやった。
暫くの間 そっと様子を見守っていたイズミルであったが やがて涙を拭ってやると部屋から
出て行った。
60私の居場所:2006/05/10(水) 13:52:28 ID:tzwhmiMG
12.
今日まで安らげる時の無かった疲れた身体は やがて深い眠りへといざなんでいった。
イズミルの腕の中は 現代に居た頃の家族たちの暖かい温もりと 無意識のうちに思考が重複
して キャロルは不覚にも寝入ってしまったのであった。
キャロルが目覚めたのは それから二日後であった。
ギシギシと 船の傾く音に目を覚ましたキャロルは まだ頭がぼうっとしていた。
船はヒッタイト領土の港に着き 下船の準備始めていた。
イズミルは 既にエジプトから早馬で到着していた間者と接触していた。
イズミルは あらゆる国の王宮内に従者や侍女等に身を窶した間者を放ち 世の情勢を把握
していたのだった。
大帝国エジプトも例外ではなく、イズミルの有能な間者が 大まかな顛末を報告していた。
ミタムン王女がメンフィス王に恋心を寄せた事に怒ったアイシスが ミタムンを密かに地下牢
に閉じ込め 焼き殺したこと。
そこに 何も知らないナイルの娘が偶然にも通りかかり 目撃してしまったこと。
アイシスは 常にキャロルを亡き者にしようとしていたこと。
キャロルを亡き者にしようとしていた最中に 逃げられたことなど。
これらは 様々な状況から犯人はアイシスしかいないと踏んだ間者たちが アイシス付の侍女
に拷問をかけて自白させたものであった。
「何と言う事か。ミタムン さぞかし無念であったであろう。
絶対にエジプトを許さぬ。」
イズミルは キャロルの処遇について考えあぐねていた。
「なるほどな キャロルが事実を私に言えなかった事も頷ける。
きっと恐ろしすぎて言えなかったのであろう。
全く何と心根の優しい少女なのだ。
この私が悲しむと思って黙っていたのであろうか」
61私の居場所:2006/05/10(水) 13:53:22 ID:tzwhmiMG
13.
その頃、キャロルは完全に覚醒していた。
「どうしよう イミルさんがヒッタイトの王子だったなんて。
私ったら 優しくて頼りになるなんて勝手に想像して」
キャロルは涙ぐんだ。
手で涙を拭っているとイズミルが現れた。
「キャロルよ 目覚めたか。
そなた 二日間も眠りどおしであったゆえ 心配致したのだぞ。
全く心配させおって。 
まあ良い 顔色も良さそうだな。」
イズミルはそう言うと いとおしげに両手をキャロルの肩に当て、頬に口付けた。
「いやっ やめて」
キャロルはイズミルの手を振り払った。
「なんとつれないやつ。
港に到着したゆえ これから下船致すぞ。」
イズミルは怪我をしていない方の腕を掴むと扉の方へと歩こうとした。
62私の居場所:2006/05/10(水) 13:54:13 ID:tzwhmiMG
14.
「まって イズミル王子。私をどうするつもりなの。
それにエジプトはどうするの」
「決まっておろう エジプトへは報復だ。
ミタムンが理由無く 殺害されたのだぞ。
エジプトに忍ばせておいた部下の知らせで 総て明らかになった。
ヒッタイトを愚弄する者は許さぬ。
我等には大義名分がある。
これは正義の為の戦なのだ」
イズミルは厳しい表情になりキャロルに言った。
このままではいけない。何とかしないと。
そう考えたのと同時にキャロルは王子に懇願していた。
「王子 お願いです 戦だなんてそんな恐ろしいことは止めて。
戦争は絶対にしてはいけない。
憎しみは又 新たな憎しみを生んでしまうだけなの。
ミタムン王女のことでエジプトに戦争を仕掛けると 今度はヒッタイトによって殺された
エジプトの人たちがヒッタイトを怨む事になるのよ。
そうやってこの先 親を殺された子供、孫・・・と 永遠にお互いの民の心に憎悪が増して
悲しみや憎しみの連鎖を生んでしまうの。
そうなってしまったら この連鎖はどんどん増幅して取り返しのつかない事になってしまうわ。
だから 国を愛しているのなら 戦争だなんて絶対に止めてほしい」

「そなたは いったい・・・」
63私の居場所:2006/05/10(水) 13:55:10 ID:tzwhmiMG
15.
「あぁ あの でも 王子も ヒッタイトもこのまま何もしないで引き下がる訳にはいかない
のでしょう。
わ 私なんかじゃミタムン王女の変わりになんてなれるなんて思ってないけれど 私の命を
差し上げます。 
本当は私 メンフィスの寵姫とかナイルの娘なんかじゃないのよ。
だけれど 寵姫でもナイルの娘でも 好きに付加価値をつけて構わないわ。
それならあなたも納得できるのでしょう。
だからどうかお願いです。
戦争はしないで下さい」
キャロルは一呼吸した。
「『ヒッタイト王女の身代わりとしてナイルの娘を葬った』
これなら大義名分が立つはずよ。
傲慢かもしれないけれど それで戦が止められるなら」
キャロルは気丈に言い放った。
どうせ現代に戻れる見込みもないし、この古代での辛い毎日を終わりにできる。
そして 自己犠牲によって戦争を止めるのに役立つのだという複雑に織り交ざった感情に 
なぜか不思議と『死』に対しての恐怖が湧き上がらなかった。
イズミルは絶句した。
目の前の少女は 国のこと、いや 世の行く末を案じているというのか。
自分の知る限り 大臣や貴族でさえ 己の利権にばかり目が行き 本当に国の未来の為を
考える者などいないと言うのに。
敵味方も関係なく まして縁も所縁も無い民や兵士の命を 救いたいと申しておるのか。
何と言う壮大な世界観を持ち合わせているのだろう。
これこそ 私が求めていたものかもしれない。
イズミルにとって 今までは女など 宝石や煌びやかな衣装にしか興味が無く 浅はかで
ただただ疎ましいだけの存在だった。
それがキャロルに逢って 今 正しく『そうではない少女もいるのか』と思った。
この時初めてイズミルは『キャロルと共に己の人生を歩んでみたい』と望んでいた。
64私の居場所:2006/05/10(水) 13:56:29 ID:tzwhmiMG
16.
「でも1つだけお願いがあるの。
痛いのは嫌 拷問はしないで。
苦しまないように一気に死なせてほしいの」
キャロルは 最後の方は殆んど聞こえなくなりそうなほど小さな声で懇願した。

キャロルはイズミルの目の前に跪き、手を胸の前で組み静かに目を閉じた。
祈りを捧げる姿勢になった姿は 女神が舞い降りたかと思わせるほど美しかった。
キャロルに恐怖の色は無く 慈愛に満ちた表情に イズミルはこの時 恐らく生まれて初めて
言葉を失い 無条件で感動していた。
「そなたの申したこと。
このイズミルがしかと受け止めた。
キャロル お前の命は私が預かった。
心配せずとも良い 戦はせぬ。
他にも手段はある。私に任せておけ」
しばらくしてやっと我に帰ったイズミルは そう言うや否や自らも跪き キャロルの
上半身を抱きしめると愛しげに煌く金髪に接吻した。
「私はやっと見つけたのだ。共に歩むに相応しい者を」
外見の美しさのみならず 内面から湧き上がる気高い魂を持つ少女を。
イシュタルが遂に このイズミルに贈り賜うたのだと思った。
「あっ 何をするの」
イズミルに剣で一気に斬られると思っていたキャロルは驚きに目を瞠った。
「何を申す。お前は私のものになったのだぞ」
「えっ 私のものになる?私は命を捧げると言っただけです」
キャロルは予想に反した行動にびっくりしてしまい イズミルの腕を振り解いて立ち
上がり 発作的に扉の方へ走り出した。
65私の居場所:2006/05/10(水) 14:04:23 ID:tzwhmiMG
17.
イズミルは咄嗟に己の髪を纏めてあった皮ひもを解くと キャロル目がけて鞭のように
振るった。
細い皮ひもの先端にはラピスラズリが通してあり それが重りとなって勢いよくキャロルの
身体に巻きついた。
「きゃあぁぁ」キャロルはその場に倒れてしまった。
イズミルは 優雅に立ち上がると恐怖に慄いているキャロルの方へゆっくりと歩みを進めた。
イズミルの自由になった明るいブラウンの髪がサラサラと舞った。
そして戒められたままのキャロルを抱き上げると 自分は寝台に腰掛け キャロルを膝の上に
抱き抱えた。
「いやあ・・」
キャロルは衣の裾が乱れているのも気がつかず 足をバタバタさせて暴れ キャロルの見え
隠れする 白くほっそりとした脹脛を晒していた。
『何とまあ これではまるで誘っている様なものではないか』
己の欲望が沸々と湧きあがるのを悟られぬよう 素知らぬ風を装い問い質した。
「暴れるでない キャロル。それより現実を良く見極めよ。
ミタムンの事はもう良い。私の部下が事の顛末を知らせてくれた。
お前は恐ろしい者達が取り巻いているエジプトやメンフィス王が嫌いなのであろう。
そしてギザへ行きたいと言って居ったが 例えギザへ行ったとしても 家族に会う
手だてなど 本当は無いのではないのか。
毛色の珍しく美しいお前が 誰の後ろ盾も無く どうやって暮らしてゆくのだ。
とても隠し通せぬぞ。肌を売る奴隷にでもなるのが関の山だ」
イズミルは優しい手つきでキャロルの身体を自分に向き合わせるように座らせた。
「私を見よ。私は醜いか?」
キャロルは泣きながら顔を横に振った。
「私のことが嫌いか?」
「嫌い・・・ではない」キャロルは殆んど聞こえぬ様な声で 泣きながら答えた。
「本当か?嫌いではないのだな。」
イズミルの琥珀色の瞳は愛しくて堪らないという風にキャロルを見つめた。
「私がずっと守ってやる。ずっとヒッタイトで暮らせばよい。
私のヒッタイトはなかなか良い国なのだぞ。きっと気に入る。
早くお前にヒッタイト帝国を見せてやりたい。
まあ 幼いお前に直ぐに妃になれとは言わぬ。
兄だと思って甘えてくれればそれで良い」
66私の居場所:2006/05/10(水) 14:07:31 ID:tzwhmiMG
18.
キャロルは溢れた涙が止まらなかった。
それに何故かイズミルにしがみ付きたくなった。
手を動かそうとしたが しかし 戒められたままの身体はそれを許さなかった。
キャロルのそんな気持を知ってか知らないでか イズミルは両手でキャロルの身体をギュッと
抱きしめた。
「今まで我慢していたのであろう。思う存分泣くが良い。
でも忘れるでないぞ お前を守ってやれるのは私だけだという事をな」
イズミルは小刻みに震える背中や髪をキャロルが泣き止むまで優しく撫でてやった。
キャロルの悲しみを取り去ってやりたかった。
イズミルの暖かく包むような温もりが伝わり ただひたすらに縋って声を上げて泣いた。
イズミルの手はなんて暖かいのだろう。
優しく撫でられているうちに何時しか涙も枯れ 嗚咽も収まっていった。
「落ち着いたか」
イズミルの再び暖かい光を灯した瞳を見上げて キャロルは無言で頷いた。
「もう これは要らぬな」
また 頷くのを確認するとキャロルの戒めを解いてやった。
「さあ すっかり移動の準備が出来ておる。我等も下船いたそう。
今度は馬で陸路を行く」
イズミルは再び自分の元に返ってきた皮ひもで 器用に髪を纏めると キャロルを優しい
手つきで寝台から立たせ 新しいベールで包んでやると 肩を抱いて下船していった。
67私の居場所:2006/05/10(水) 14:08:08 ID:tzwhmiMG
19.
下船すると すっかり出発の準備が整っていたが イズミルは用意させておいた腰掛に
キャロルを座らせ 薬草を煎じたお茶を手渡した。
「お腹が空いておろう。それを飲んだらこれを食べるが良い」
そう言って まだほのかに暖かいパンを手渡した。
「これはこの港に住む民が用意してくれたものなのだ。
この港に立ち寄った時は 何時も馳走になっておる故 間違いないものぞ。
中に木の実が練りこんでなかなかに美味しいのだ さあ」
籠からパンを1つ取り出すとキャロルに手渡した。
「本当 暖かい」
キャロルはパンを噛みしめながら食べた。
ただの素朴なパンであったが イズミルの言う通り 本当に美味しかった。
68私の居場所:2006/05/10(水) 14:08:57 ID:tzwhmiMG
20.
「さあ 皆の者 出発致そう」
キャロルを己の馬に同乗させ 号令を掛けると一斉に掛け声が上がり ヒッタイト目指して
進んでいった。
イズミルの心はうきうきしていた。
ミタムンの惨事を忘れさせるほど 極上の宝を手に入れたからだった。
これからの事を考えると 自然に口元が綻んでしまう程だった。
イズミルとは対照的に キャロルの心は沈んでいた。
イズミルに上手く言い包められてしまい 成り行きで馬に同乗してしまっていた。
自分はこれからどうなってしまうのだろうか。
69名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 14:28:02 ID:kvuBa9fL
と、思ったけど意外に優しい王子に萌え(*´Д`)
70名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 16:31:45 ID:s0Qs6JzA
私の居場所作家さま、あらすじのうp乙でございます。
で、本編はいつ頃の投下を予定されているのでしょうか?
71名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 17:18:38 ID:cn/i9CWZ
>>70
パンパンパーン!!
  ∧ ∧ ∩
 ( ・∀・)彡☆
   ⊂彡☆))Д´)
       ☆
72名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 20:04:31 ID:gYAWsSTk
頭でっかちなレスすんなや>>70
73名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 23:41:08 ID:rdhTllIm
あっはは
ここはいつでも朗らかだねぇ
74名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 00:49:24 ID:WwjILDlO
小学生みたい
75私の居場所:2006/05/11(木) 08:43:31 ID:ffLUEAyi
現代っ子には珍しい奥手なキャロルちゃんなので 急には無理ですが
この先 このスレに相応しい?? 展開になっていくと思います。
王子の手腕に期待してください。
76私の居場所:2006/05/11(木) 10:00:27 ID:ffLUEAyi
>>68
21.Ψ(`▼´)Ψ
イズミルは遊び心を起こしていた。 
馬上で、さも偶然を装ってキャロルの頬に軽く接吻してみた。
どの様な反応を示すか確かめてみたくなったのだ。
イズミルは まるで狩りをする標的を見つけたハンターの様になっていた。
「きゃ なに」キャロルの頬は瞬く間に薄紅色に染まった。
なんだ こんな事ぐらいで顔を紅くするとは。慣れていないのか?
イズミルは疑問に思いつつ 次の行動に移した。
「おお 済まぬな 馬が揺れた故。
キャロル そより顔が紅いぞ 熱でもあるのか?」
イズミルはわざとらしく問うた。
「いえ 大丈夫」
「いや 心配だな 見せてみよ」
そう言うや否や イズミルは確かめる風を装い 自分の唇をキャロルの額やら頬やらに当て
時折 頷いたりしながら「熱はなさそうだな」などと言いながら 完全にキャロルで遊んで
いた。
キャロルは抵抗する事も出来ず 顔を益々紅くさせながら俯くことしか出来なかった。
「落馬する故 動くでないぞ」
今度は手綱を握っていない方の手を キャロルのベールを掻き分け 紗にたどり着くと 紗の
上から胸の辺りをゆっくり触ってみた。
「ビクッ」キャロルは緊張して益々身体を硬直させた。
「呼吸はどうであろうか」あくまでも 医者の問診のような仕草であった。
キャロルの柔らかな胸の感触に 早く愛でてみたいものだと密かに思う イズミルであった。
行動とは裏腹に イズミルの表情はいかにも紳士的であった。
キャロルは イズミルの仕掛けた危険な遊びに全く抵抗する事も出来ず 少し恐ろしくなって
身体が震えた。
おやおや 震えておるとは、可愛いやつ。
イズミルは この場はこれ位で許してやる事にした。
77私の居場所:2006/05/11(木) 10:04:03 ID:ffLUEAyi
22.
「さあ 着いたぞ キャロル」
一隊は林道の奥まった場所に建てられた建物の前で止まった。
少し古びてはいるが 石作りで かなり強固に建造されていた。
門が開かれると 中から40代半ばの男が出てきた。
「これはこれはイミル様。お待ち申し上げておりました。お久しぶりでございます」
男は膝を折り 臣下の礼をとった。
「ガスパー 久しゅうある。達者にしておったか。
堅苦しい挨拶はよいぞ。また 世話になる」
「光栄でございます。どうぞこちらへ」
「おや こちらの美しいお方は?」
キャロルは恥ずかしくて イズミルの後ろに隠れるように移動した。
「そちは 相変わらず目聡いのお。私の客人である。余計な気遣いは無用ぞ」
「ははっ かしこまりましてございます」
全く ベールで姿を隠しておると言うに 何と目聡いのだ。
イズミルは少し不機嫌になった。
この建物の主人はここ周辺の領主であったが 他部族に攻め入られた際 イズミルの手勢に
助けられたのであった。
本来ならばヒッタイトの領土になる所なのだが イズミルは侵略することなく従属国として
ではあるが 独立を許していた。
それ故 イズミルに対する忠誠心は深く、一夜の宿として気軽に立ち寄れるのであった。
この様な場所や者が あちらこちらに存在していた。
イズミルの政治的手腕はかなりのものであった。
78私の居場所:2006/05/11(木) 10:06:20 ID:ffLUEAyi
23.Ψ(`▼´)Ψ
供の者たちは当然のように荷を積み降ろしたり、馬を厩に運んだりと それぞれの持ち場へと
散って行った。
イズミルとキャロルは 主人に屋敷内の奥まった一室へ案内された。
「何時もと同じように整えてございます。
お湯の用意も出来ております故 ご自由にお使いくださいませ」
「相変わらず気が利くのお」
礼をして主人が去っていくと イズミルはキャロルをソファーに座るよう 手招きした。
キャロルは警戒した。
何か イズミルの思う壺にはまって行く様な気がしてならなかった。
「イズミル王子 私・・・」
「私のことはイズミルでよい。んん なんだ?」
「私をどうするつもりなの?」
「先程の話 聞いていなかったのか」
「だって」
「だってではない。私がずっと守ってやると言ったではないか。覚えておらぬのか」
イズミルは 少し怪訝な表情をした。
「覚えているわよ。だけど・・・」
キャロルは不安そうな表情になった。
「私がお前の父となり、兄として、友人にもなってやろう」
本当は『妃に』と言いたかったが この言葉は初心なキャロルを警戒させないように 今は
心に留めておいた。
「先ずは ゆっくりと湯にでも浸かって心を落ち着かせよ。
何も焦る事はないであろう。さあ 一人で入れるのか?」
「は 入れるに決まっているでしょう」
キャロルは真っ赤になって怒った。
「何を勘違いしておるのだ?この館の侍女は要らぬのかと聞いていたのだがなあ。
何なら私が一緒に入ってやってもよいぞ。」
イズミルは可笑しくて仕方なかった。
キャロルの言う事成す事 総てが新鮮でイズミルを飽きさせなかった。
「人を馬鹿にして」
キャロルはプンプン怒った表情になったが やがて笑った。
「やっと笑ってくれたな。お前は笑顔の方が似合う。さあ 旅の垢を落としてまいれ。
そうだ、傷を見てやろう」
イズミルは短剣で傷口を巻いていた布を斬り、傷口を露にした。
「傷口も綺麗に塞いでおる もう大丈夫だな」
キャロルを奥の湯殿へ案内すると イズミルはキャロルの頬に接吻して去っていった。
79私の居場所:2006/05/11(木) 10:07:05 ID:ffLUEAyi
24.Ψ(`▼´)Ψ
今しがた イズミルに口付けを落とされた頬に 熱が篭っている様に感じた。
「私ったら どうしちゃったのかしら。しっかりしなくちゃ」
キャロルは 自分を叱咤激励しながら湯に浸かった。
久しぶりのお風呂は実に心地よかった。
嫌な事を総て洗い流してくれる気がした。今後を頑張って生きて行こう。
そんな建設的な気持ちも蘇ってきていた。
身も心もさっぱりとして キャロルは湯から上がり、新しい衣装に着替えた。
簡素な物ではあるが イズミルの心遣いに心の底から感謝した。
「イズミル あの 色々とありがとう」
キャロルは恥ずかしそうに礼を言った。
湯から上がったキャロルは 身体全体がほんのり桜色に染まり、瑞々しく輝いていて何やら
イズミルに怪しい心が模してきた。
「口で言ってくれるより 行動で示してくれるともっと嬉しいのだがね」
イズミルはキャロルの手を引っ張り 自分が座っているソファーに引き寄せ 膝の上に抱き上げ
ると、キャロルが動けないように頬を両手で強めに挟んで 口付けを始めた。
「この様にするのだよ」
でも 昼間の口付けとは全く異なる接吻であった。
初めは優しく唇を啄んだり吸い付いたりしていたイズミルであったが
「ああっっ」
キャロルが動揺してほんの少し口を開けてしまうと 待ってましたとばかりにイズミルの舌が
侵入してきた。
イズミルの舌先が歯の裏側を行き来し、キャロルの舌を求めて奥深く彷徨い始めた。
初めての経験に キャロルは訳がわからなくなり固まってしまった。
十分にキャロルの口腔内を堪能し 満足したイズミルが されるがままのキャロルを見遣ると
硬直したまま 透き通った碧眼一杯に涙が溜まっていた。
おやおや すっかり驚かせてしまったようだな。まさか 初めてなのか?
イズミルは 昼間の初心な仕草を思い起こしていた。
メンフィス王は何をしていたのだ?キャロルは未だ乙女なのであろうか?
疑問を解決すべく 口にしてみた。
80私の居場所:2006/05/11(木) 10:09:10 ID:ffLUEAyi
25.Ψ(`▼´)Ψ
「キャロル まさか 初めてだったのか?」
キャロルの溜まっていた涙が溢れ出てきた。
「ひっ 酷い。突然にこんな事して。私 びっくりして・・・」
「びっくりしてしまったのか?ただ 大人の礼の仕方をお前に教えたまで。
泣くな、子供のお前は初めてだったのだな。何も恐ろしいことは無いのだぞ。
これは唯の挨拶みたいなもの故 じきに慣れねばならぬのだよ」
イズミルはキャロルの金髪を優しく撫でてやった。
キャロルの申す通り 本当に寵姫では無かったと言うことか?
それにしても メンフィス王は 薔薇色の可愛らしい唇に隠された甘く蕩ける様な口内も
味わっていなかったのであろうか?」
イズミルは解せなかった。
ミタムンやアイシスをも寄せ付けない程 このキャロルに執着していたというに 
それにしてもあの短気で血気に逸るメンフィス王のこと 無理やりにでも「もの」にしていた
と思っていたが。
キャロルが死に物狂いで抵抗したのだろうか?
イズミルにとって キャロルが乙女であったということはうれしい誤算であった。
『この私がキャロルの最初で最後の男として ゆっくりと丹精し 開花させようぞ』
心に誓うイズミルであった。
「さあ 私も湯に浸かってくるとしよう。お前はその間 ゆっくりしておれ。
疲れたであろう。お茶と果物が用意してある。
好きなものを食べて大人しく待っているのだぞ。この部屋から出てはならぬ。良いな」
イズミルは念を押すと湯殿へと消えて行った。
81私の居場所:2006/05/11(木) 10:10:46 ID:ffLUEAyi
26.
イズミルは実に博識で、キャロルに多くの事を教えてくれた。
これは 今日一日 一緒に過ごしてみて実感した事だった。
話題も豊富で 一緒にいて楽しかった。
自分の話もよく聞いてくれた。
キャロルは歳の離れた兄達を尊敬し、とても好きだった。
特に 長兄のライアンに対する思いは特別で、イズミルが端正な顔だちと均整ある肉体を持ち
聡明な知性と品格をも備え、自分を引っ張り導いてくれるところ等は、正に兄達に 勝るとも
劣らなかった。
つまり キャロルにとって申し分の無い とても気の合う間柄という事であった。
イズミルの言う通り、家族と一緒に居る様で、安心感があり、違和感も沸かなかった。
イズミルの方もキャロルと同感だった。
まだほんの子供と思っていたが(男女の事については確かに子供だが)見目麗しく慈悲深い
だけではなく 博識のイズミルをも唸らせるほどの広い知識を持ち合わせていた。
キャロルは 政治や経済の事でも自分の話し相手として十分に勤まった。
そればかりか イズミルの問題提起に真剣に考え、幾つかの回答をさり気なく述べたりして
みて、イズミルを大いに驚かせたのであった。
大の大人でも イズミルに対等に意見交換の出来る者など早々いない中で たかが16歳の
キャロルは意図も容易くやってのけてしまった。
歴史お宅のキャロルの事、古代から現代に至るまでの歴史に名を残してきた武将名将達の戦術
や作戦が 頭の引き出しに数え切れないほど入っているのである。
その時々に適当と思われる引き出しを 幾つか開ければ良いだけの事なので、それ程難しい事
ではないのである。
ただ本人は無意識のうちにやってしまって 気が付いていないが。
自分の理想に叶いすぎる相手に 思わず忍び笑いをしてしまったのだった。
でも あの極度の恥ずかしがり様はいかんな。
あれを直さねば私の相手は務まらぬ。
イズミルは思わず邪な考えを巡らしてしまった。
『まあ、一つぐらい私が一から教えてやらなくてはならないものも無いと 詰まらぬがな。
これはさぞかし育て甲斐もあるというものだ』
イズミルは一人ごちた。
82私の居場所:2006/05/11(木) 10:11:53 ID:ffLUEAyi
27.
キャロルはイズミルが兄の様だと思う反面 恐ろしいとも思った。
「兄と思ってくれて良い」と最初に言ってくれたからだろうか。
歳の離れたイズミルは 頼り甲斐もあり、自分を甘えさせてくれ、一緒にいて楽しい相手なの
だが、時々仕掛けてくる際どい行動に、キャロルはどうしてよいか分からなかった。
現代にいる時でも 自分は考古学に夢中で 他の友人達のように男友達と遊び歩いたり 大人
の雑誌なども読んだ事が無かった。
名実共に箱入り娘だった。
『ジミーと恋人』などと言っていたって、唯の口付け程度のキスしかしたことが無かった。
それなのに「舌が入り込んで・・・」
嫌悪感は無かったが、未知の体験に 今でも胸の動悸が収まらなかった。
また この先どの様な事をされるのかと思うと不安になった。
イズミルに何をされても 抵抗出来ない様な気がしてならなかった。
キャロルにとって それほどイズミルの発する抗い難いオーラは 強いものであったのだ。
そんなことを考えているうちに イズミルが湯から上がってきた。
「大人しく果物は食べたか?私も一つ頂くとしよう」
『何て美しい人なのだろう。背も高く、優雅な物腰、それに威厳もある。
古代にもこんな立派な人もいたのね。お父様やお母様もきっと素晴らしい人達なのだわ。
今 ヒッタイト王国は平和に違いないわ』
キャロルはこの時初めて イズミルをまじまじと見つめていた。
「私の顔に何かついておるのか」
「えっ」キャロルははっとして俯いてしまった。
「さあ 食事に致そう。隣に用意してある」
イズミルはキャロルを立たせると、隣室の扉を開けた。
家の者達が顔を合わせない様に 配慮されているようだった。
そこには心づくしの出来立ての料理が並んでいたが 侍女も誰も居なかった。
キャロルはイズミルと食事をした。
「明日の夕刻には王宮へ到着できよう、もう一日我慢いたせよ キャロル。
明日は早くにここを出立いたす故、今日はもう休もうぞ」
イズミルはまた別の扉を開けると そこは寝所になっていた。
83名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 12:49:24 ID:kAMOuFYV
王子がちょっとオヤジくさい気もするが、
初心なキャロルちゃんとの対比がイイ(ノ´∀`*)
続き待ってます。
84名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 16:22:54 ID:vtKG7nNm
ん〜 なんか王子の口調に違和感・・・
85名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 17:48:58 ID:nJTSCrYx
よくできました。◎
86名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 22:50:47 ID:I53iHCUs
王子の語尾の「・・・のお」が何度か出てくるけど、じじくさい。
寝所で初心なキャに色々教えるという展開が読めるorz。
違う展開をキボンヌ。
87名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 23:44:23 ID:kAMOuFYV
>>86
んじゃ、あっと驚くような斬新な展開を貴女が是非お書きになって♪
88名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 08:13:21 ID:udb/W8J7
>>75にあるように、自信作なんだから、
ちゃんと見守って差し上げましょうよ

茶々入れる人は、自分が新しい作品書いて下さいな
89名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 08:39:09 ID:x1fWFDZZ
>>87-88
>貴女が是非お書きになって♪
>自分が新しい作品書いて下さいな

こういう斬り帰しする人がパロスレに来るってどうよ?
90名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 12:30:37 ID:7GNQss2F
叩いてる訳でなし、正直な感想ねじ伏せてまでGJってどうよ?
91名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 13:39:15 ID:W74TOHYa
>>89-90
こういうレスも充分ウザイ
92私の居場所:2006/05/12(金) 14:03:34 ID:UEW/MZ6t
全然自信作ではありません。(~_~;)
皆様のご意見 とても参考になります。
93私の居場所:2006/05/12(金) 14:06:54 ID:UEW/MZ6t
>>82
28.Ψ(`▼´)Ψ
かなり大きなベッドが 部屋の真ん中に一つ置いてあった。
「ベッドが一つしかないけど、イズミル王子はどこで寝るの?」
キャロルは疑問に思っていたことを口にしてみた。
「私のことはイズミルと呼ぶようにと 言ったはずだが」
「でも なんだか呼びづらくて ごめんなさい。
イズミル?こんな立派なベッドよ あなたがここで休んで。
私は 居間のソファーで十分だから」
「何を申しておるかと思えば、我ら二人で一緒に休むのだよ」
イズミルはさも当然のよう言いのけ、不敵に笑った。
「ええっ 嫌よ。私は男の人となんて一緒に寝れません」
嫌な予感が的中してしまった。
「何 駄々をこねておる 忘れたのか?何時もお前を守ってやると言った事を。
たとえ夜も同じだ。
なあに、ただ子供のお前に 父として一緒に添い寝をしてやるだけだから 案ずるな。
別の部屋だと守ってやれぬ」
イズミルは有無を言わせずうまくキャロルを言い包め、ベッドに横たわらせ 自分も一緒に
横たわった。
キャロルは出来るだけ端の方へ行こうとした。
「そんなに端に寄っては落ちるではないか。そんなに私が信用できぬのか」
イズミルに引き寄せられ キャロルは渋々中央へ寄ったが イズミルに背を向け 身体を固く
した。
「やれやれ、父親を困らせるつれない娘よ」
イズミルはそう言うと 背を向けたままのキャロルの方を向き、キャロルが眠りつくまで愛し
げに髪を撫でたり、梳いたりしていた。
キャロルは不満であったが、何か言ってもどうせ上手く言い包められてしまい もっと恐ろしい
ことになっては大変と思い、ここは妥協して寝たふりをした方が得策だと咄嗟に判断した。
しかし 硬く強張っていた身体はじきに力が抜け 本当に 直ぐに寝入ってしまった。
イズミルはと言うと この初心な子供を恐れさせては元も子も無いと考え 今日の所は添い寝
だけで我慢することにした。
時間はたっぷりあるのである。何も急ぐ事は無かった。
でも、添い寝とはいえ、「一緒に寝る」と言う既成事実を作ることに成功したことは 収穫で
あった。
キャロルが完全に寝入ったのを確認すると キャロルの頭の下に自分の腕を潜らせ腕枕にし
甘いく匂いたつ身体を引き寄せ イズミルもじきに眠りに就いた。
94私の居場所:2006/05/12(金) 14:08:11 ID:UEW/MZ6t
29.Ψ(`▼´)Ψ
陽の光が窓から差し込んできた。
キャロルは暖かい温もりの中で目を覚ました。
「んん」
「キャロル、目覚めたのか」
「ええ?」キャロルはイズミルに抱きついて寝ていた。
まだ寝ぼけているキャロルであった。
温もりに飢えていたキャロルの孤独な心は 無意識のうちに 暖かく包み込んでくれる
イズミルの身体に抱きついていたのだった。
「お前が離してくれぬ故 私は起きれなかったぞ」
「きゃあ、恥ずかしい どいて」
現実に戻ったキャロルは赤面し、両手でイズミルの胸を押しのけた。
「何を申しておる。お前が抱きついてきたのだぞ、それをどけとはけしからん」
「そ そうなの?私ったら 寝ぼけてて。御免なさい。直ぐに起きますから」
寝起きから慌てふためくキャロルであった。
「まあ 慌てる事は無いではないか。私はもう少しお前とこうしていたい 
さあ こっちへおいで」
「えっ」キャロルは振り向くとイズミルと目が合ってしまった。
イズミルは琥珀色の揺れる眼差しでキャロルを見つめた。
「あっ」イズミルの眼力に キャロルは暗示に掛かってしまった。
「おはよう、私の可愛いキャロル。朝の挨拶をしよう」
イズミルはキャロルの額や頬、唇に接吻し始めた。
キャロルは潤んだ眼差しでぼんやりとイズミルを見つめ、されるがままになった。
舌先がキャロルの口腔内に侵入してきた。
キャロルの魂はこの時 イズミルに絡め取られようとしていた。
95私の居場所:2006/05/12(金) 14:09:21 ID:UEW/MZ6t
30.Ψ(`▼´)Ψ
漸くキャロルを開放したイズミルは キャロルを寝台に座らせた。
「キャロル、この先ヒッタイトで私と一緒に暮らしてくれるか?」
キャロルはこくんと頷いた。
「おお 真だな。ずっと一緒にいてくれるのだな」
イズミルは余りの愛しさに加減を忘れてキャロルを強く抱きしめた。
「痛いっ」
「すまぬな、許せよ。お前が愛しすぎてつい 力が入ってしまった」
「いいの 大丈夫だから」
キャロルはイズミルから開放されると 胸の鼓動が早まり息苦しくなっていた。
「お前が何処へも行かないように 私の印を付けても良いか?
そうでもしないと 可愛いお前が居なくなりはしないかと 私は心配なのだよ」
キャロルは意味がよく飲み込めていなかったが 頷いてしまった。
何しろ 既にイズミルには逆らえないのだ。
イズミルは キャロルの首筋に薔薇色の刻印を押した。
「ああっっ・・・」
イズミルの唇がキャロルの首筋に当たると 背中に電流が走りぬけた。
「キャロル 愛している」イズミルは何度も耳元で囁いた。
免疫のないキャロルの身体は 甘美な行為に痺れて動けなくなった。
それに乗じて ひらひらと花弁が舞うように 何枚も何枚も刻印を押した。
「これでお前は私のものぞ。一生私が守ってやる 私だけを頼りにするのだよ」
「あなたを頼りに思って良いの?」
「そうだとも」
「ずっと一緒に居ても良いの」
「私がお前を離すものか、たとえ嫌だと言ってもどこへもやらぬ」
96私の居場所:2006/05/12(金) 14:10:18 ID:UEW/MZ6t
31.
一隊は陽が沈みかけた夕刻 首都ハットウシャの王宮に到着した。
ヒッタイトの誇る 世継ぎの王子一行の帰還に 王宮の者達の歓声は高かった。
キャロルはイズミルと共に入城した。
背後で「ギギギィィ」と大きな音がした。
後ろを振り返ると それは堅固な城門が閉まる音だった。
キャロルは このヒッタイトから一生出られない気がした。

「お帰りなさいませ。ご無事のご帰還 真に嬉しゅう御座います」
「ムーラ 忙しくさせて済まなかったな。準備は出来ておるか」
「勿論で御座います。お申しつけ通り 総て整えて御座います」
「さすがはムーラだな。礼を申すぞ」
「勿体無いお言葉で御座います」
「キャロル、ここにおるムーラが 今日からお前の世話をしてくれる。
よく言う事を聞いて 我儘を申して困らせるでないぞ、良いな」
「はい」キャロルは恥ずかしそうに言った。
「ムーラ ここにおるのはキャロルと申す。
遠い国より連れてきた故 なれぬ事も多いと思うが 世話を頼んだぞ。
大切に接してやってくれ」
「心得えて御座います。心を込めてお仕えさせて頂きます」
「キャロル様 よくこのヒッタイトへお来し下さいましたね。ムーラで御座います」
ムーラはキャロルの方へ向くと 深々とお辞儀をした。
「ムーラさん、どうぞ宜しくお願いします」
「キャロル様 ムーラで構いませんよ」

「私は帰還の報告をしに行かねばならない。ムーラ 後は頼んだぞ」
「畏まりました」
イズミルはキャロルの頬にそっと口付け 頭を撫でると名残惜しそうに出て行った。
97私の居場所:2006/05/12(金) 14:11:34 ID:UEW/MZ6t
32.
「キャロル様 こちらへお出であそばして。
湯浴みの用意が出来ておりますので サッパリ致しましょう」
ムーラは侍女達を引き連れて キャロルを湯殿へ案内した。
「ムーラ 私 自分で出来ますから 湯浴みも一人で出来ますから」
キャロルは恥ずかしかった。
今朝 イズミルに付けられた首筋の跡を見られるのが嫌だった。
恥ずかしさの余り 顔を赤らめて俯く事しか出来なかった。
「何を仰います。お任せくださいませね」
愛された証が恥ずかしいのね、幼いお方だこと。
でも初々しい仕草には 好感が持てた。
ムーラはそんな事はおくびにも出さず 平然と接した。
侍女達も良く弁えており、キャロルが恥ずかしがったり萎縮したりしないよう 慎重に接して
いた。
肌を丁寧に磨き上げられ、湯浴みを終えると 一目で高価とわかる上質な織りの衣裳を纏わ
され、美しい金髪を丹念に梳き流し、何人もの侍女達によって装をわれた。
「本当にお美しゅう御座いますよ。じきにイズミル様もお戻りあそばしますよ。
本日は一緒に夕餉を摂られると仰っておりましたから」
「ありがとう。ムーラ」
「今日よりこちらでお過ごしになって下さい。
御用が御座いましたら遠慮なさらず 仰って下さいませね。それでは失礼致します」
ムーラ達は礼をして退出した。
98私の居場所:2006/05/12(金) 14:12:32 ID:UEW/MZ6t
33.
イズミル様の早馬が 昨日の早朝にやって参りました。
ご伝言を承った時にはびっくり致しました。
あの 女人を軽蔑していたイズミル様が 今回の帰還で女人を同道する
私の部屋にとりあえず住まわす故 私の部屋の一室を整えておくようにと
衣裳や身の回りの物も用意しておくようにと
まだ子供だが良い見立ての物を用意するようにと
それはそれは事細かく指示が書かれておりました。
遂にあのイズミル様のお眼鏡に叶ったお方が現れたのかと、
一体どの様なお方なのかと
お妃様にお成りになられるお方なのかしらと
わくわくしながらも 早急に、しかし念入りに準備に取り掛かりました。
今までイズミル様は 夜伽の時も お相手の女人をご自分の部屋へはお入れになった事は
ございませんでした。
必ず女人の部屋へ出向き、行為がお済みになられると 必ずご自分の部屋にお戻りになられ
どの様にお美しいお方でも 一夜を共にした事は御座いませんでした。
また、側室等の特にお定めになられたお方もいらっしゃいませんでした。
まあ 眉目秀麗で才気煥発のイズミル様ですもの、宮殿に住まう女人達はイズミル様のお目に
止まるようにと それはもう必死で御座いますよ。
着飾ったり、色気を振りまいたり。
それがイズミル様の軽蔑の元だとも気が付かないなんて、全く愚かな事で御座います。
そのお方達を イズミル様は度々摘み食いをしていたので御座います。
それがこの度 今までのイズミル様の常識を覆す事を 私にお託しになられたので御座います。
よほどイズミル様がお心を打たれたお方 お相手として相応しい 大人のお方に違いないと
想像しておりました。
ご紹介を賜ったキャロル様は 輝きを放つ美しい金髪に、透き通るような白いお肌をお持ちに
なり 澄み渡った青い目の、今まで見たことも無い 美しい容姿のお人形の様な 可愛らしい
お方で御座いました。
もっと驚いた事に キャロル様は大人びたお方どころか いかにも世慣れぬと一目で解る 
華奢で幼げな少女で御座いました。
全く イズミル様に童女趣味がおありになられたのかと 疑ってしまう程で御座いました。
これがキャロル様に対する 私の第一印象で御座います。
99私の居場所:2006/05/12(金) 14:13:29 ID:UEW/MZ6t
34.
半時程してムーラが戻ってみると キャロルは窓際の長椅子に腰掛け、静かに涙を拭っている
ところだった。
ムーラがやって来た事にも気が付かないようであった。
「キャロル様?いかがなされましたの」
「あっ ムーラ なんでもないの」キャロルは慌てて手で涙を拭った。
「もし宜しければ このムーラにお話し下さいませんか?」
ムーラはキャロルの隣に腰掛け、キャロルを見遣った。
このお方は イズミル様の元におこしになられて嬉しくないのかしら?
あなた様は 我が王国の誇るイズミル様のお目に止まったのですよ。
将来 王子妃様になられるか 御側室様になられるかは私には存じませぬが、いずれにせよ
優雅なお暮しが出来ますと言うのに。
「家族のみんなは今ごろどうしているのかしら。なんて つい 思い出してしまったの。
私が今 ヒッタイトに居る事もきっと知らない・・・
私 ママの事がとても心配なの。
私がいなくなったから・・・心労で病気になっていないと良いのだけれど。
みんなの処に帰りたい・・・」
ハッ としてムーラの方を見上げると心配そうな表情をしていた。
「ご免なさい。あなたにこんな事言ってしまって。どうか忘れて」
「良いのですよ。私で宜しければいつでもお話をお聞きいたしますよ」
いつもは厳しいムーラだったが、キャロルのことが可哀相になり 優しく接してしまった。
「お願い。イズミルには黙っておいてほしいの。こんな事を知ったらきっと心配するから」
キャロルは気丈に言った。
「そうで御座いますね。その方が宜しゅう御座いますね。
でもキャロル様、私には あなた様がどの様なご事情をお抱えになっていらっしゃるのか
存じませぬが、私に遠慮なさらずに相談してほしいのです。
この私をヒッタイトでの母と思って 甘えてくださればよろしいのですよ。
そのほうが このムーラもお世話のし甲斐が御座います」
「優しくしてくれてありがとう。嬉しい」
キャロルはムーラに抱きついた。
そんなあどけない仕草が ムーラの心に愛情を芽生えさせた。
キャロルは 滅多な事では他人に心を許さない 厳格なムーラの心を掴んだのである。
ムーラは キャロルの涙を優しく拭ってやった。
イズミル様はこのお方に ご自分の事を『イズミル』と呼ばせているのね。
この様な事 初めてだわ。
この私が キャロル様なら心よりお仕えしても良いと思ってしまったのですもの。
イズミル様のお心を捉えたのも 頷けるわ。
イズミル様は このお方をお妃にと望んでいらっしゃるに違いないわ。
望郷の念に囚われている少女を 早くイズミル様に相応しい姫君にお育てしようと ムーラは
心の中で密かに誓っていた。
100名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 22:06:58 ID:JGgdUi3N
4円
101名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 21:07:29 ID:s+gsCRsK
5円
102名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 22:53:50 ID:Ai6nH77A
6円
103名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 23:49:23 ID:7cOEFG++
7円
104名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 00:32:57 ID:WGNpbzKX
王子やムーラがキャロルを「姫」「姫君」でなく名前で呼んでるのは
作者様の意図によるものなら仕方ないにしても、
せめて「お前」は「そなた」にしてほすぃ・・・

お話は、続き楽しみに待ってます。
105名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 09:23:01 ID:h2d6U8bm
王子:「姫」
ムーラ:「姫様」

だといいかも。あと、キャロルは王子を名前ではなく「王子」って言うよね。
読者にとって作品の世界観や登場人物の呼び方、口調って大事だと思うんだ。
そこのところよろしく。頑張れ〜
106名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 10:54:29 ID:EQePmipD
初めてこのスレにきたのだが・・・
GJ!!!ですw昔からイズミルとキャロルが
くっつけばいいと思っていた職人様ありがとう
続き楽しみに待ってますよ
107私の居場所:2006/05/15(月) 11:33:20 ID:qR1JpfTi
皆様のご意見ごもっともだと思います。
定番の「姫」「そなた」は 王子の言い方として もっともなご意見だと重々承知しております。
今回 私自身 その言い方を 悩んだ結果 あえて別の形にしてみました。
やはり 定番の方が違和感が無かったですね。
ごめんなさい。
でも もうUPしてしまってますし 今から変更しても今までの言い方と違ってきますし
この点は ご容赦願います。
後は 皆様の脳内で変換していただけますと 助かります。
よろしくお願いいたします。 
108私の居場所:2006/05/15(月) 11:34:19 ID:qR1JpfTi
>>99
35.
「待たせたか。討議が予想以上に長引いてしまってな」
イズミルが戻ってきた。
ムーラのお陰ですっかり明るさを取り戻したキャロルは 少しはにかんでイズミルを出迎えた。
二人が食事を済ませると ムーラはキャロルを伴って隣室へ行き、夜衣に着替えさせた。
キャロルを再びイズミルの居る部屋へ戻すと さり気なくイズミルの横に座らせた。
「私どもはこれにて失礼致します。ごゆっくりお寛ぎ下さいませ」
ムーラはお辞儀をすると 侍女を伴って退出した。
「やっと二人きりになれたな。疲れたであろう」
「ううん。大丈夫よ」
「そうか。では まず 挨拶をしようとするか」
「えっ?」
「あ い さ つ だよ」
何の事を言っているのか思い当たったキャロルの顔は みるみる紅くなった。
イズミルはキャロルの背中に手を廻して 嫋やかな身体を引き寄せ、長い長い口付けを始めた。
回を増すごとに イズミルの行為はエスカレートしていく様に思われた。
すっかり力の抜け切った身体は すっかりイズミルにもたれ掛けていた。
「旅で疲れた。我等は寝るとしよう」
イズミルはおもむろにキャロルを抱き上げて 寝室に入っていった。
キャロルが急に抱き抱えられてびっくりしているうちに キャロルを寝台の上に寝かせると
自分も当たり前の様に隣に横たわった。
109私の居場所:2006/05/15(月) 11:35:24 ID:qR1JpfTi
36.
「どうして?今日もなの?」キャロルは起き上がり、やんわりと尋ねてみた。
本能的にイズミルを怒らせてはいけないと 感じた為であった。
「約束でしたであろう。何度も同じ事を言わせるで無いぞ」
ああ駄目 そんな目で見つめないで。そんな目で見つめられると 私・・・
「よいか キャロル これから私の言う事をよく聞くのだぞ」
イズミルは琥珀色の揺れる眼差しでキャロルを射抜き始めた。
「お前は私のものなのだよ。首筋についている印がその証だから。わかっておると思うが」
「あっ」キャロルは手で首筋を押さえた。
「私の言う事は絶対だ。これから先 私に逆らう事は許さぬ」
キャロルは火照った身体を鎮めようと 両手を胸に合わせた。
キャロルはいたたまれなくなり 下を向いてしまった。
「私を見よ」
「嫌よ。いや」
「私の言う事は絶対だと 今 申したであろう」
「だって なんだか怖いんだもの」
「怖いわけが無かろう。私が 何か理不尽な事を言ったことがあるか?」
「ううん」キャロルは首を横に振った。
「私が何か嫌な事をした事があるか?」
「無いわよ」キャロルはイズミルを見上げた。
「でもどうしたら良いのかわからなくて 心配で仕方が無いのよ」
「何が心配なのだ」
「心配な事だらけよ。
それに 兄だとか父親だと思ってくれて良いなんて言ってくれたけど 毎日一緒に寝ていたら
ムーラ達は何か勘違いするに決まっているわ。
そんなの 恥ずかしくて毎日みんなに顔を合わせられない」
キャロルは涙ぐんでしまった。
110私の居場所:2006/05/15(月) 11:36:48 ID:qR1JpfTi
37.
「ははは 心配事とはそんな事か」イズミルは声を出して笑い始めた。
「なによ なんでそんなに可笑しいのよ」
「キャロルを馬鹿にして笑ったのではないぞ。お前が益々愛しく思えてな。許せよ」
イズミルはキャロルの頭を暖かく大きな手で撫で始めた。
「何も案ずる事は無いのだよ。
我等は当たり前の事をしているまで。
侍女たちは そんな事ぐらいで驚いたり騒いだりなどせぬよ。
この王宮の侍女たちは有能な者ばかりだ。一々噂を立てる者などおらぬ。
いつでも主人に対して 誠心誠意尽くしてくれる。
反対に我等 上に立つ者は我儘を言って侍女達を困らせてはいけないのだよ。
わかってくれたか」
「そんな事言ったって 私ったら 何も知らないし。怖い」
「お前は直ぐに泣く。よしよし 泣くな。怖がる事など無いのだよ」
イズミルはキャロルの背中を摩ってやった。
「お前だって 何時までも私の子供でいる訳にもいかぬであろう。
一日も早く私の妃になれるよう 教えてやらねばならぬ。
お前は 私の求めるままに応えてくれれば それで良い」
「私、あなたに見つめられると 身体が言う事を聞かなくなってしまうの。
何をされても逆らえない気がしてしまうの。
私 あなたにどんな事を言われても『はい』って言ってしまう自分が恐ろしいの」
「それは違うな キャロルよ。
『逆らえない』のではない。『逆らいたくない』と思っているのだよ。
『はい』と『言ってしまう』のではなく『言いたい』と心の奥底で思っているからこそ
言葉として出てくるのだよ。
もっと自分に素直にならなくてはいけないよ」
イズミルはキャロルに揺れる眼差しを送り 諭すように言った。
「さあ もう寝よう」
キャロルを横たえると自分も横になった。
111私の居場所:2006/05/15(月) 11:37:58 ID:qR1JpfTi
38.Ψ(`▼´)Ψ
怖がらせぬよう 優しい手つきで頭や顔を撫で、ゆっくりと口付けを落としていった。
「キャロル 私がどれ程お前を愛しているか わかるか」
イズミルは時折耳朶を甘噛みしては 熱い吐息で何度も囁き、口付けの雨を降らせた。
火照った身体は痺れてしまったように動けなかった。
イズミルの手が肩の留め金に触れた。
キャロルに気づかれない様に 衣を留めている肩の金具を左右とも外すと イズミルの舌が
首筋から鎖骨へ、そして胸元まで辿り着いた。
キャロルが 胸を肌蹴られたのに気がついたときには遅かった。
すでに イズミルによって恍惚の彼方へと追いやられていたからであった。
マシュマロのように柔らかい双丘の麓を両手で弄り、淫靡な舌先はその頂に辿り着いた。
「あああぁぁ・・・」
イズミルの歯が頂を甘噛みすると キャロルは堪えきれずに声を出してしまった。
「それで良い。私はもっとお前の声が聞きたい。
我慢する事は無い 感じるままに振舞えばよいのだから」
イズミルはその後も キャロルをなかなか開放しなかった。
キャロルの瑞々しい身体は 味わっても味わい尽くせない程 イズミルを夢中にさせた。
しかしイズミルは キャロルの美しくくびれた腰より下は まだ触れていなかった。
やがて キャロルの意識はイズミルに愛されながら遠のいていった。
「お前はなんて愛らしいのだ。愛しくて堪らぬ。
私はお前だけしか要らぬ。私だけのキャロル」
イズミルは 肌蹴た夜衣を元通りに整えてやると 何時までも飽くことなくキャロルを眺めて
いた。
112私の居場所:2006/05/15(月) 11:38:51 ID:qR1JpfTi
39.
「『妃に』なんて簡単に言って良いの?
私がどんな人間かもわからないのに 結婚なんてしてもいいの?
私がとっても意地悪で 我儘で 手が付けられない性格だったらどうするの?
私 この世界の人間じゃないから 誰とも結婚なんて出来ない。
それに 私だって あなたのこと良く知らないし・・・
これからずうっと一緒に暮らすのよ。
一生を捧げられると思える 愛する人とでなければ 私は結婚なんて出来ないわ」
「私を見縊ってはならぬぞ。お前がどんな人間かわからない?
生憎私は人を見る目は確かな方でな。
お前が初めてなのだ、妃に娶りたいと思った女は。
我がイシュタルが 私とお前を引き合わせて下されたと思っておる。
私はキャロルを愛している」
「やめて。簡単に言わないで。あなたは世継ぎの王子なんでしょう?
たとえ私を愛していたとしても 勝手に結婚なんて出来ないはずよ。
国同士の繋がりを考えて 何処か大国の王女様をお迎えになった方がヒッタイトの為になると
思うの。
その方が国益に繋がるわ。
私なんかと結婚したって、私 何も持っていない。
後ろ盾どころか 身内だって一人もいないのよ。
だから そんな事 軽軽しく言わないでほしいの」
「愚か者め。私が他国の援助が目当てで 結婚なぞするはずが無かろう。
私の妃なのだぞ。何故他の者に許しを請わねばならぬ。
それに お前と婚儀を挙げるのに反対する者などおらぬわ」
キャロルがイズミルに目を遣ると イズミルの自信に満ち溢れている姿が目に映った。
キャロルが何を言っても無駄であった。
イズミルに何を言っても いつも言い負かされ 敵わなかった。
反対に言い包められてしまうのだ。
113私の居場所:2006/05/15(月) 14:31:12 ID:qR1JpfTi
40.Ψ(`▼´)Ψ
「お前だって 私の事を愛してくれているのであろう」
「愛しているかどうかなんてわからない。そんな事 急に言われても」
「お前はまだ幼いから 自分の事がわからないだけだ。それでは教えてやろう」

イズミルは 突然キャロルの後頭部に右手を廻し、濃密な口付けを始めた。
キャロルの力が抜けると、口付けをしたまま 左手でキャロルの夜衣の裾を捲り上げ 茂みの
中を弄り、まだ 誰の目にも犯された事の無い 神聖なる薔薇の花弁の入り口に指を入れた。
イズミルは 長い指先にヌルリとした液体を掬い上げると 漸くキャロルを開放し 指先を
キャロルに見せた。
力の抜けた身体が 抵抗する間も無い出来事であった。
「これが何よりの証拠。私のことが好きでなければこの様にはならぬのだよ。
『大人になれれます、愛する人と1つになりたい』という証なのだよ」
「止めて 恥ずかしい」
キャロルはイズミルの露骨な物言いと 一瞬の内に自分の秘所を触られたという羞恥心
そして今 イズミルに触れられた箇所が熱く波打つ感覚にどう対処してよいかわからず
露になった太腿を隠す事も忘れて蹲ってしまった。
「恥じる事などないのだよ。これは当然の事なのだから。
私の妃になってくれるか。
お前も私の事を愛していると言う事が わかったであろう。
この世界だとかあの世界だとか その様な事は関係など無いのだよ。我等二人は出会った。
偶然では無く 必然だったのだよ。
ただ素直に運命だと思えばそれで良い。
これでなんの障害も無くなったであろう。キャロル」
イズミルの言っている事は説得力があり、理路整然と言われてみると 確かにキャロルも納得し
心のわだかまりは消えた。
でも『はい』と言ってしまうと イズミルの琥珀色の瞳に自分が吸い込まれ、未知の世界に
連れて行かれ 一生イズミルから離れられなくなりそうな予感がした。
114私の居場所:2006/05/15(月) 14:32:30 ID:qR1JpfTi
41.Ψ(`▼´)Ψ
「私は お前を離したくないのだ。何処にもやりたくないのだ」
「私もあなたの側にいたい。
愛しているかどうかわからないけれど、私、あなたが好きです」
「それで良いのだよ。じきに 愛している事の意味がわかる筈だから」
イズミルはキャロルを強く抱きしめた。
キャロルもイズミルの背中に手を廻して応えた。
キャロルは嬉しかった。古代に来て 初めて心安らいだ。
大きな愛で包み込んでくれるイズミルに 心がときめいた。
イズミルが仕掛ける行為が 今後どんなものであるか想像すら出来ない恐怖もあったが 
そう思う心より 辛く寂しかった心を満たしてくるイズミルに縋り、甘えたいと思う心の方が
大きく占めていた。
「キャロル 私は今ほど嬉しく思ったことはないぞ。
今日、お前の言ってくれた言葉に対し、私は一生涯お前を幸せにすると誓う」
「イズミル 私・・・」
「よしよし 何も心配するな」
イズミルは心配そうにしているキャロルの金髪をくしゃくしゃ と撫でた。
「今日はまた新しい事を教えてやろう」
115名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 18:31:11 ID:IrgiD4Um
本スレじゃないし、ピンク板の割りに Ψ(`▼´)Ψ  の基準が厳しくないか?>居場所タン

自分はエロ板でチッスぐらいじゃ Ψ(`▼´)Ψ にはならんなぁ
まぁきっと他の住人に配慮してつけてんだと思うんだけど

早いし定期的だし、乙です
楽しみにしてますー
116私の居場所:2006/05/17(水) 08:27:36 ID:q+pqwL8X
>>114
42.Ψ(`▼´)Ψ
イズミルはゆっくりと先ほどの茂みの中に手を伸ばした。
割れ目の先端にある小さい真珠を指の腹で円を画く様に撫でると キャロルの身体がビクンと
反応し、身体が仰け反った。
指先はさらに進み 薔薇の花弁に辿り着くと 既にそこはたくさんの蜜が溢れ出ていた。
「これほどまでに心地よいのだな。可愛いやつ」
イズミルはキャロルの夜衣を少々乱暴に引き裂いた。
イズミルはこの時初めて キャロルを一糸纏わぬ姿にさせたのだった。
キャロルが首都ハットウシャに連れてこられたから 4日目の夜であった。
「おお 私のキャロルは 何と愛らしいのだ。動くでないぞ。そのままで居よ」
キャロルの胸の頂は固さを増し、触られてもいないのに熱を持っているようだった。
自分でもよく知らない秘所は 先ほど初めてイズミルに触れられ、身体の奥が熱く疼いた。
イズミルは キャロルの足元へ移動して座り込むと キャロルの足を持ち上げ 自分の肩に
掛けた。
「いやあ 何をするの?恥ずかしい」
「足を閉じるでない。私に逆らってはならぬと申したであろう」
なんとも素直なものである。キャロルはそのまま抗う事を止めた。
イズミルは秘所に顔をうずめ 舌先で真珠を突付いた。
「いやあぁん」
キャロルの甘い奇声、素直な様子にイズミルは満足した。
「良い子だ。それで良い」
甘い蜜で潤っている花弁を丹念になぞり、乙女の封印を傷つけぬよう 花芯から溢れ出ている
蜜を何度も吸い取った。
イズミルが 大きくなった真珠を強く吸い込んだ瞬間 キャロルの身体から力が抜けた。
「あぁぁぁぁ    」
初めての強烈な刺激に 意識を手放したキャロルの身体は痙攣をおこし 花弁が収縮していた。
117私の居場所:2006/05/17(水) 08:38:42 ID:q+pqwL8X
43.Ψ(`▼´)Ψ
「んんん」
イズミルに抱きかかえられ 口移しで冷たい水が喉に滑り落ちたとき キャロルは意識を取り
戻した。
「え?私 や きゃあ イズミル 恥ずかしい」
キャロルは一糸纏わぬ姿でイズミルに抱かれている事に気が付き、顔を手で覆ってしまっ
た。
「気が付いたか。先ほど激しい絶頂を迎えて気を失ったゆえ 起こしてやったまでだが
今更恥ずかしいも無かろうに」
そんな事を言われても 初心な乙女は羞恥心で一杯で『恥ずかしがるな』と言われても
とても『はい わかりました』など 簡単に言う事など聞けるものでは無かった。
今だって、先ほどまでの行為が脳裏に蘇り、変な声を上げてしまった自分に、身体の芯か
ら燃えるような 生まれて初めての甘美な感覚に、顔から火を吹く程恥ずかしいのである。
「大事無いか?んん?」
「うん」
「わかったであろう。お前を幸せにしてやれるのは私だけだという事を。
そうだ まだ 父上と母上に目通りしていなかったであろう。
明日、昼餉に呼ばれておるのだ。
二人とも早くキャロルに会いたいと楽しみにしておったぞ。私も早くお前を紹介したい。
今日はもう何もせぬ。安心して休むがよい」
イズミルはキャロルに夜衣を纏わせてやり、キャロルを包み込むようにして眠った。
118私の居場所:2006/05/17(水) 08:40:33 ID:q+pqwL8X
44.
王宮に帰還した日、イズミルは父王にエジプトの情勢、ミタムンの最後、同道してきた
キャロルの事について報告した。
キャロルの事については 特に事細かく経緯を説明し、清らかなる乙女であるキャロルを
自分の妃に娶る事も伝えた。
ただ、まだ旅の疲れが取れないと言う事で 体調が良くなり 落ち着いてから改めて挨拶に
来ると言う事にして、未だキャロルをムーラと一部の侍女達にしか 引き合わせていなかった
のである。
対 エジプト戦略については、メンフィス王を暗殺する事で ミタムンの報復措置を終了
としたい旨、キャロルに関しては エジプトとは何の関係も無く、従って手駒にする気持
ちの無い事も 父王に告げた。
豪腕で知られた父王であったが、現在、自分とは又違う才覚を持ち、冷静沈着に物事を
解決する力、武芸にも秀で、深い洞察力をも持ち合わせ、立派に成長した息子に 現在は
全権を任せていたのであった。
ミタムンの訃報を聞いて泣き崩れた王妃に、必ずや敵を討つ約束をし、父王の了承を得た
イズミルは、早速エジプトの間者達に指令を出し、メンフィス王暗殺の手筈を整えさせた。
119私の居場所:2006/05/17(水) 08:43:34 ID:q+pqwL8X
45.
「おお キャロル 今日はまた一段と美しいではないか。まだ子供だと思っておったが。
ムーラの手腕の成せる業か?」
「滅相も御座いませぬ。キャロル様がお美しいからで御座います」
ムーラは 昼間からこんな冗談を言って上機嫌なイズミルにびっくりしていた。
普段 人前ではめったに感情を露にしないからである。
イズミルは愛してやまないキャロルの美しさに つい からかってしまったのだった。
「また馬鹿にしているのね。イズミルの意地悪」
キャロルは『ぷい』とそっぽを向いてしまった。
「それが 子供だと言っているのだよ」
キャロルは 口元に手を当てて『しまった』という顔をした。
「しょうがないな。お淑やかにしていないと父上や母上に呆れられてしまうぞ」
「わかっています。ムーラに教えていただきました。
私だって きちんとご挨拶ぐらい出来ます」
「なら良いのだがな。化けの皮が剥がれぬ内に参るとしようか」
父王達の住まう表宮殿への道すがら、イズミルはキャロルの耳元に囁いた。
「表宮殿には後宮があるが、びっくりして騒ぐでないぞ」
「後宮?」
「父上のハーレムの事だ」
「ええっ?き 綺麗な女性たちが沢山住んでいらっしゃるハーレムの事?」
史実として存在するとは知っていたが、現実にそんな事実を聞かされると やっぱり動揺
してしまった。
「も もしかして イズミルも後宮を持っているの?」
「さっきから何を動揺しておる。私がその様なものを抱えているように見えるか?」
「だって わからないもの。権力者達は皆 ハーレムを持っているって・・・」
「私はお前だけがおれば良いと 申したはずだぞ。信用できぬのか。
ああ 私は悲しいな 愛しい娘にあらぬ疑いを掛けられて 信用してもらえぬとは」
イズミルは 身振り手振り大げさに言った。
「本当なの?良かった。私 嬉しい」
キャロルは ここが回廊だと言う事を忘れてイズミルに抱きついてしまった。
「良いのか?場所も弁えず。愛してほしいのか?私は構わぬが」
「だめ。
ごめんなさい。私 またやっちゃったわ。これだからあなたが心配するのね」
キャロルは自分のしたことに赤面した。
キャロルがする事成す事イズミルを飽きさせず、大いに楽しませた。
120名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 22:33:06 ID:jMpnIGJF
キャロルちゃん、大丈夫かしら・・・
心配だわ・・・
121名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 00:16:55 ID:rs+zwdJ9
122私の居場所:2006/05/18(木) 09:58:08 ID:sWcuKQ6+
>>119
46.
従者によって豪華な彫り物の施された 重厚な扉が開かれた。
「父上、母上 参りました」
キャロルはイズミルの斜め後ろに控えているので 小柄で華奢な身体は 殆んどイズミルの影に
隠れてしまっていた。
「よくこのヒッタイトに来てくれましたね。
そなたに会えるのを楽しみに待っていましたよ」
王妃は気さくに声を掛けてくれた。
「顔を上げるがよいぞ。もう少し近うに来て 可愛い姿を見せておくれ」
威厳のある初老の国王の表情は優しげに見え キャロルを安心させた。
キャロルは顔を上げると イズミルに手を引かれ、国王陛下と王妃の前に並んだ。
「国王陛下、並びに王妃様、本日お目にかかれました事 光栄に存じます。
私 キャロルと申します。この度、ご縁により、イズミル様と共にエジプトより参りました」
キャロルは ヒッタイトに着た経緯が恥ずかしくて 本当のことが言えなかった。
親切な商人だと思い 逃げる手助けをしてもらったら反対に拉致され、拉致犯が実は
ヒッタイトの王子で 何だかんだと言い包められ のこのこ ヒッタイトにまで付いて
来てしまった事、そして昨夜はとうとう妃になって欲しいと言われ、『はい』と言って
しまった。
そんな事 自分の口からはとても言えなかった。
123私の居場所:2006/05/18(木) 10:42:43 ID:sWcuKQ6+
47.
二人は呆気にとられていた。
早く結婚するようにと 何度言ってもお茶を濁され、せめて後宮を作るように言っても そんな
つもりなど無いと 全然妃を娶る様子も側室を持つつもりも無い息子を 心底心配していた。
早く世継ぎの顔が見たい国王夫妻は、それ以外のことでは本当に自慢の息子であったが そんな
頑固で淡白な息子に 一種の諦めをも感じていた矢先の事だった。

その息子が 失踪した王女の行方を捜しにエジプトへ潜入していたものの、捜索は終了したと
言って突然帰還したと思ったら エジプトより連れ帰った娘を自分の宮殿に住まわせ、誰にも
会わせないで執着していると言うではないか。
『どの様な娘が 氷のように冷たい我が子の心を溶かしたのか 早く会ってみたいものだ』
それが二人の本音であったのだ。
しかし イズミルの横に立っていたのは 二人共が 生まれて初めて目にする容姿の少女で
輝ける金髪に透き通る碧眼、雪のように白い肌を持つ美しい姫、それも 明らかに子供のよう
に見えたのだ。
しかし 幼げではあるが 少女の挨拶する姿は可憐で、それでいて気品もあり 仕草も優雅で
あった為 想像を越えた 正に想定外の人物像にどの様に対処してよいのか 決めかねてしまっ
ていた。

「さあさあ 昼餉に致しましょう。こちらにお座りなさい」
王妃が気さくに話し掛けてくれた。
「顔を上げるがよいぞ。早く その可愛い顔を見せておくれ」
初老のいかにも威厳のある国王も キャロルに優しく接してくれた。
食事をしながら世間話を始めると、キャロルも初めは緊張気味な様子であったが だんだんと
打ち解け 話も弾んだ。
ただのお人形のような少女かと思っていた国王夫妻であったが、会話をしていく内に キャロル
の人間性もかき間見え、豊な情感を持ち合わせた 博識な少女である事がわかり 二人とも
キャロルの事がとても気に入り、終始和やかな雰囲気で お開きとなった。
124私の居場所:2006/05/18(木) 10:43:44 ID:sWcuKQ6+
48.
キャロルが イズミルの自信に溢れ、堂々とした姿を見て、ヒッタイトが富める大国だと直感
したのは本当の事であった。
現在のヒッタイトは 父王が少々強引な手法で大国にまでなった国を、イズミルが知的な戦略で
益々揺ぎ無い 富める大国へと成長させていたのであった。
イズミルの言うとおり、他国の王女を娶って援助を求める必要など無かったのである。
むしろ 本人は無能なのに下手な後ろ盾のある王女や 大臣の娘を娶って 大きな顔をされる
より、キャロルのように背後から口出しする者が居なく、本人自身が賢く、素直な性格を持ち
合わせたほうが 断然良いと考えられていた。

「イズミル、あの娘はエジプトで神の娘と崇められていたナイルの娘ですね。
先ほど話をしてみて そなたが気に入った訳がよう わかりました。
私も気に入りましたよ。
でも メンフィス王が妃にと 望んでいたのではないのですか。
確か その執心ぶりは凄まじい程だったとか。
どの様にして連れてきたか 野暮な詮索は致しませぬが、ミタムンの事を含め、きっちり決着を
つけなければいけませんよ。婚儀はその後です。わかっていますね」
会食後 国王夫妻に呼ばれたイズミルは 王妃から問い質されていた。
「母上、勿論で御座います。このイズミルに安心してお任せください。
もう 策を講じております故、暫しお待ちください。
母上にもきっと納得していただけるでしょう」
「イズミル、そちはただの木偶の傍かと心配しておったが 随分と上玉を手に入れたではないか
見直したぞ。
メンフィス王からどの様にして掠め取ったか 知りたいものよのう。
まあ そのうち 酒の席でそちの武勇伝でも聞かせてもらうとするか。わっはっはっ」
国王も上機嫌であった。
『上玉』などと 下品な、その様な物言い 全くキャロルに失礼ではないか。
キャロルは イシュタルが私に遣わして下された女神なのだ。
イズミルは そんな事を考えているなどおくびにも出さず 心の中で呟いた。
125私の居場所:2006/05/18(木) 10:45:16 ID:sWcuKQ6+
49.
「キャロル様、ご立派で御座いましたよ。
国王ご夫妻様も キャロル様の事を大変お気にいられた様にございますよ。
ムーラも嬉しゅう御座います」
ムーラは楽しそうに 部屋に戻ったキャロルの世話を焼いていた。

「ねえ ムーラ さっきこの南宮殿を出る前 右側の奥に中庭のような物が見えたのだけれど
あそこに行っては駄目なの?
とても綺麗な花や木が見えたから どんな所かしら と思って」
「『王子の庭』の事で御座いますね。
あそこは本当に美しく整えて御座いますのよ。
イズミル様の憩の場所で 度々お寛ぎになっていらっしゃるようですわ。
『王子の庭』は 何人たりともお入りになる事が出来ないのですよ。
護衛も特別に許可が下りた 一部の者しか入れないのです」
「そうなの。では 私も入れないわね」
キャロルはがっかりしたようであった。
「キャロル様、これから御案内致しましょう」
「え?誰も入ってはいけないのでしょう?」
「キャロル様は特別で御座いますよ。
イズミル様も きっとお許しになられるでしょう。
後で私からイズミル様にお伝えしておきます」
「勝手な事をして 後であなたが叱られないかしら。
我儘言って みんなを困らせては申し訳ないし」
「ご心配には及びませんよ。さあ このベールをお付けになって」
ムーラは 侍女に用意させたベールをキャロルに付けると『王子の庭』へ案内した。
「わあ 綺麗な所。ムーラ ありがとう」
キャロルは 中庭とは言え ヒッタイトの王宮内で事実上 軟禁状態を余儀なくされていた為
久しぶりに陽の光を浴びる事が出来たのが ことのほか嬉しかったようであった。
美しく整えられた庭園を歩き回ったり、飛び跳ねたり、時折立ち止まっては ぶつぶつ独り言を
言ったりしていた。

ムーラは 少し離れたところから嬉しそうにはしゃぐキャロルを 静かに見守っていた。
少し疲れたのか キャロルは東屋を見つけるとベンチに腰を下ろし、暫く 鳥たちの囀りや
景色を眺めて楽しんでいたが、やがて 爽やかなそよ風に誘われるようにまどろみ始めた。
126名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 19:23:52 ID:my047RsW
ソープ嬢キャロルとそこに通いそうなお客さん待ちー
127名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 21:43:55 ID:YhpuKg3P
なんかつまらんな
128名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 22:27:56 ID:5Kma9zK3
エロがいまいち・・・
129名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 23:25:16 ID:vp9I+Wwa
>>128
何言ってんだ?意味深なネーミングの「王子の庭」だぞ。
どうみてもこれからエロ展開がありそうじゃないか。
130名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 23:44:24 ID:JZL9Kbkq
>>129
そんなプレッシャーかけると却ってうpしにくくなるんじゃ・・
131名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 00:09:47 ID:bQefv+B1
ロリコンエロオヤジ王子のキャロマンセー幼女調教物語みたい
それにしてはエロ描写が稚拙すぎる
もう40レス以上消化してこの進展速度ってのもなぁ・・・・
132名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 00:31:42 ID:PDyDJ02T
がんがれ
133名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 00:59:41 ID:3HZr5c4Q
確かにエロパロ板にしてはエロが弱いかもしれないけれど、
2ちゃんの王家虹スレは事実上ここだけなのだし、
そんなに責めなくてもいいんじゃまいか。
続き楽しみにしてますよ。
134名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 01:05:29 ID:sMRZbAXQ
避難所にうぷしる
ここよかずっといい
135名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 01:18:01 ID:DfKpUJr8
私が最近体験した実話を投稿します。私はゴルフの上達のために退職金を使って、数ヶ月間オーストラリにゴルフの留学にいきました。留学といっても、半分は海外旅行の気分でしたが・・・世の中けっこうゴルフ留学を経営している会社があって
、私の選んだ「ゴルフ天国」www.golftengoku.comは最悪の最低!はっきりいって、ほとんど詐欺!ホームページの内容とはほとんど違うし、文句をいったら、業務妨害ですって、さらに、クレームには「別料金が発生します」とも言われました
。後で知ったのですが、この会社は夫婦が二人で経営して、他のスタッフもいないし、日本事務所に電話しても、転送され、オーストラリアに電話がいく仕組み!トラブルがあっても
「ここはオーストラリアの法律が適用されます」と英語のわからない私達に難しい英文をわたしてくるし。
弁護士に相談したら、こういう日本人が日本人を食い物にする事件がオーストラリでは多発してるとか!
みんなも気をつけて
136名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 03:47:52 ID:DfKpUJr8
退職金て、あんたいくつなんだい?
137名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 07:38:00 ID:2K4cA5pq
>>135
>>136
ID:DfKpUJr8
ネタヽ【・∀・】メ(・∀・)ノケラケラ自演
ゴルフ天国への私怨?荒らしてるつもり?゚+.(・∀・)゚+.゚
138名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 08:02:20 ID:DfKpUJr8
相変わらず清清しいスレだなー
139名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 09:06:18 ID:DfKpUJr8
最近暇してるんで誰か遊ぼうよー
ここは必ず相手してくれるのがウリじゃんよー
140名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 10:55:18 ID:DfKpUJr8
つまらん
141私の居場所:2006/05/19(金) 13:02:58 ID:9JDXa9Ys
皆様のご希望に叶う進展にならなくて申し訳ありません。m(__)m
何しろ 王子が我慢強い性格なものですから。
王子のせいにちゃいけないですね。
書いているのは 私だった。

142私の居場所:2006/05/19(金) 13:04:13 ID:9JDXa9Ys
>>125
50.
「ムーラ このような所に突っ立って どうしたのだ?」
政務が一段落したのでキャロルの様子を見に、イズミルが自分の宮殿へ戻る途中の事であった。
「先ほどキャロル様を御案内したのですよ。
それはそれは嬉しそうになさっておいででした。
でも お疲れになられたご様子で、何時の間にか東屋でお眠りになられてしまいました。
余りにもお気持ちよさそうにお眠りになられていらっしゃるので 起こして差し上げるのが
お可哀想で 様子を見ていたところなのです」
「世話をかけたな。時間が取れた故、後は私が一緒にいてやろう。もう下がってよいぞ」
イズミルが東屋にやって来ると ムーラの言うとおり、キャロルはベンチの背もたれに寄り
掛かって気持ちよさそうに眠っていた。
キャロルの金髪が太陽の光に反射してキラキラと輝き 時折幸せそうな笑みを浮かべていた。
きっと 楽しい夢でも見ているのであろう。
眺めている自分まで幸せな気分になって 思わずつられて笑みを浮かべてしまった。
イズミルもキャロルの隣に腰掛け、そんなキャロルを眩しそうに見つめていたが 
「私も暫く休むとしようか」独り言を呟いて 一緒に眠る事にした。
143私の居場所:2006/05/19(金) 13:04:52 ID:9JDXa9Ys
51.
「あら やだ 私 寝ちゃったみたい。ムーラの所に行かなくちゃ」
慌てて立ち上がろうと横を見ると イズミルが隣にいた。
イズミルも眠っていた様子であったが、一緒に目が覚めたようだった。
「イズミル どうしてあなたがここにいるの?」
「ここは私の庭なのだぞ。一休みしに来たら 先客がおってな。
余りにも気持ちよさそうに眠っていたので 可哀想で起こせなかったのだよ。
仕方が無いので隣で休んだまでだ」
「ムーラならおらぬぞ。私が面倒を見ると言って下がらせた」
「勝手に入ってご免なさい」
キャロルは上目遣いで甘えるように言った。
「怒ってなどおらぬよ。何時でも好きな時に来て良いのだよ。
ここは 静かで落ち着く。誰も入っては来ぬしな。私の好きな場所なのだ」
「ありがとう イズミル あなたのお気に入りの場所なのに。
でも ここにいるととっても落ち着くわ」
キャロルはイズミルの頬に 感謝のキスをした。
「礼はそれだけか?教えたはずだぞ」
「だ だって ここは外じゃない。誰かが来るかもしれないし」
「誰も入っては来ぬし、覗き見る無粋な輩も居らぬ」
「意地悪しないで」
「私はお前からの口付けを待っている。お前から私を求めて欲しいのだよ」
144私の居場所:2006/05/19(金) 13:09:18 ID:9JDXa9Ys
52.Ψ(`▼´)Ψ
キャロルは頬を紅く染めながら イズミルの唇に自分の唇を合わせた。
このような時は イズミルには逆らってはいけないと教え込まされていた。
抵抗したところで どうせ 上手く丸め込まれてしまうに決まっているのだから。
誰かがこっそり覗き見ているのではないかと思うと 羞恥に耳朶まで真っ赤になっていた。
キャロルは自分の舌を イズミルの口内に遠慮がちに入れた。
ぎこちない動作であったが イズミルはキャロルの舌先が己の舌先に到達すると、待って
ましたとばかりに激しく絡め合い、自分の舌先でキャロルの口内を堪能した。
漸く満足したイズミルが キャロルを開放したが、尖った舌先からは 陽の光で銀色に輝いた
糸が 名残惜しそうにキャロルの半開きになった舌先に 繋がっていた。
キャロルはそのままの状態で 動くわけでもなく イズミルに生気まで吸い取られたかのよう
になっていた。
「お前はなんて可愛らしいのだろうか。だんだん成長してくれるのが嬉しいな」
イズミルは キャロルのベールを引き剥がし、胸元を肌蹴させると指先で双胸を弄り、硬く
しこった頂を舌先で丹念に解した。
「もう 許して。変になっちゃう」
「よしよし 許してやろう」
イズミルは珍しく キャロルの願いを 聞いてやる事にした。
145私の居場所:2006/05/19(金) 13:12:07 ID:9JDXa9Ys
53.Ψ(`▼´)Ψ
「喉が渇いたな。甘い飲み物でも頂くとしようか」
キャロルが安堵していたのもつかの間 イズミルはしゃがみ込むと、今度はキャロルの衣装の
裾を持ち上げ 顔を潜り込ませた。
「イズミル 止めて」
「騒ぐでない。良いのか、侍女達が何事かと思って探しに来るぞ。
我らの痴態を見られても良いのか?」
「嫌よ 嫌」
「なら 静かに致せ」
イズミルは キャロルの太腿に顔を埋め、両手で茂みを割り開きながら舌で愛撫を始めた。
「んん・・・・・」
イズミルの執拗な責めに 身体は益々淫らに反応してゆく。
しかし まだ陽の光も高く昇っている昼間、しかも屋外での行為に 声を上げることも出来ず
『ギュッ』と唇を噛んで耐えることしか出来なかった。
キャロルが大人しいのを良い事に 大きく足を割り開くと キャロルの身体が少しずり下がった。
汗と唾液と 自らの甘い蜜によってキラキラと輝く黄金の茂みは妖しく蠢き イズミルを惹き
つけてやまなかった。
キャロルは 尚も快楽に攻め立てられて 自分を抑制できなくなるほどになっているにも拘らず
イズミルに縋る事も出来ず ただひたすら 自分の衣装の裾を『ぎゅっ』と握って耐えていた。
快感なのか 拷問なのか もうそれすら 何もわからなくなっていた。
146私の居場所:2006/05/19(金) 13:14:35 ID:9JDXa9Ys
54.
イズミルが再びキャロルの隣に腰掛けると、キャロルはそのまま身体を凭れかけてきた。
キャロルの顔は汗ばみ 金髪が張り付いていた。
余程疲れたのであろうか、無言で身体を預けきっていた。
潤んだ碧眼は 何処か遠くを見ているようであった。
イズミルはキャロルの顔に張り付いた金髪を払い、髪を手で梳きながら整えてやった。
キャロルといると 理性が吹き飛んでしまい、自制が効かなくなってしまう自分が可笑しくて
仕方が無かった。
そんな風になれる自分がいることにも 新鮮な驚きであった。
それ程 キャロルはイズミルを夢中にさせる存在であった。
147私の居場所:2006/05/19(金) 13:15:44 ID:9JDXa9Ys
55.
「キャロル、ヒッタイトの暮らしは慣れたか?何か困ったことは無いか?」
キャロルは話しかけてきたイズミルを見上げると 先程まで痴態を演じていたとは思えない
爽やかな顔をしていた。
『あれは夢を見ていたのかしら』と思わせる程であった。
「ええ、ムーラが何でも教えてくれるのよ。侍女達もとても親切だし」
「遠慮する事など無いのだよ。何か欲しい物は無いのか?」
「欲しい物なんて無いわ。
だって あなたやムーラが沢山用意してくれるし、もう 何もいらないのよ。
十分過ぎて申し訳ないわ」
「寂しいことを言ってくれるな。
衣装や宝石をプレゼントしても あまり嬉しそうにしてくれぬしな。
何でもお前の望みのままだと言うに」
「嬉しいわ 本当よ。私、とても幸せよ」
部屋の調度品をはじめ キャロルの衣装や装飾品に至るまで イズミルやムーラの好みで 派手
では無いが、豪華で、一品一品吟味された品だった。
センスも良く 上品な仕上がりの物ばかりなので キャロルも用意されるままにそれらの品を
纏っている事に異議は無いが、たまには宝飾品を付けずに もっと簡単で楽な衣装でいたいと
思う事も 本音であった。
でも 寂しそうな表情のイズミルを悲しませたくなくて キャロルは明るく答えたのであった。
148名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 13:55:30 ID:DfKpUJr8
あら!
149名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 17:48:38 ID:DfKpUJr8
誰かいないの・・・・?
150名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 22:48:05 ID:DRRhUZ/G
やっぱりつまんない
151名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 23:39:54 ID:hCKGVCqS
>>141
打たれ強さは見上げたもんだけどさ、
そろそろラストスパートかけてくれない?
それからSS職人の控え室や過去作品見て
もっとテンポや心理描写学んだ方がいいよ

もしかして未成年ですか?
152名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 04:22:25 ID:ochlmF5f
ずいぶん偉そうだな‥
避難所行ったほうが良いぞ
153名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 08:02:02 ID:xyU7CLfH
別にラストスパートかけんでいいし、心理描写なんぞ学ばなくってもいいよ
ただエロパロじゃないから(エロなし描写がほとんど、あっても
ピンクレベルじゃない)板違いかなとは思う

でも今他に誰も投下してないし、そのまま好きにしてもらってもいんでね?とも思う
154私の居場所:2006/05/20(土) 08:46:30 ID:oAYC022C
ながながと 失礼しております。
まだ 続く予定です。
155私の居場所:2006/05/20(土) 08:47:17 ID:oAYC022C
>>147
56.
エジプトの事が解決していない為 キャロルがヒッタイトにいるという事実は 極秘とされて
いた。
キャロルは ヒッタイトへ来てから国王夫妻と一度会っただけで、ムーラと数人の侍女達としか
接していなかった。
未だ王宮内で キャロルの姿を見た者は殆んどいなかった。
『イズミル様はエジプトより娘を連れてきて、自分の宮殿に住まわせている様だ』 
『見目麗しい神の娘らしい』
『何故 公にしないのか。卑しい出の者なのだろうか』
『ご自分の部屋から一歩も出さないらしい。余程の執心なのか』
いろんな噂でもちきりだった。
部屋の外へ出てはならぬ と言われていた為 王宮中を歩き回る事は出来なかったがキャロルが
退屈しないようにと、多くの書物や 若い女性が好みそうな道具を用意してくれていた。
実際 キャロルは退屈するどころか 特にイズミルが貸してくれた書物や地図は とても興味
深く、多くの時間 それらを読む事に没頭していた。
ヒッタイトの史実は エジプトに比べると 遥かに情報量が不足していた。
断片的にしかなかった知識が パズルのピースが 少しずつ埋まっていくように繋がりを持ち
始め、だんだん流れが掴める様になっていくのがエキサイティングで堪らなかった。
書物からだけでなく イズミルやムーラに 欠けている部分を教えてもらう事も しばしば
あった。
ただ 書物は読めない字も多くあるのが残念で、ムーラに頼んでは 教えてもらっていた。 
ムーラも キャロルがヒッタイトの事について興味を持ってくれて、知らない事や 疑問に
思った事を 自分に色々を質問してくれるのが 何よりも嬉しかった。
ムーラは キャロルに聞かれたことだけでなく、王宮内のしきたりやヒッタイトの風土、人間
関係など 様々な事をキャロルに教え 早くこのヒッタイトが第二の故郷になれる様にと 心を
砕いていたのだった。
イズミルも時間の許す限りキャロルの元にやって来ては、自分が諸国を旅してきた体験談から
国同士の関係、民族の動向に至るまで 様々な事を教えた。
キャロルは話の中だけでなく 早くこの目で見たい、行ってみたいと思うようになっていた。
156私の居場所:2006/05/20(土) 08:47:54 ID:oAYC022C
57.
何時ものように湯浴みを済ませ、キャロルの瑞々しい身体に香油を薄く身体に擦り込み夜衣を
纏わせると、ムーラはキャロルを寝所に連れて行き、退出した。
キャロルは これからの時間を恐れていた。
イズミルに『何時もお前を守ると約束したであろう。添い寝をするだけだ』などと上手く言い
包められて 一緒に寝る事が当然となっていた。
文字通りの添い寝だったのは初めだけで、毎日自分の知らない色々な事をされたり、教え込ま
されたり、今度は一体何をされてしまうのか怖かった。
イズミルの言い成りになり、最後には訳がわからなくなって淫らな声を上げてしまう自分。
最近ではイズミルに言われた事をする時、恥ずかしいと思いながらも 身体の中心が熱くな
り、素直に応えてしまう自分に、今まで知らなかった己が生まれてくるようで この先の事を
考えると 未知の恐怖が込み上げて来るのだった。
反対に、『もっと色々な事をされたい』と思っている自分にも 戸惑いを感じていた。

イズミルは それは巧みで、キャロルを怖がらせぬよう 事を性急に運ぶ事はしなかった。
決して強制する様な事は無く、あくまでも キャロルが自分で行動するように 仕向けていく
のである。
それ故、一日一日 根気強く段階を踏み 少しずつ快楽に慣れさせていき、しかも着実に己の
嗜好に合うように導いていった。
イズミルは 実に我慢強かった。
自分自身が高まるのを 毎日抑えて 耐えて キャロルに自分の裸体を見せてもいなかった。
今夜のイズミルは少し違う様に感じた。
157私の居場所:2006/05/20(土) 08:48:31 ID:oAYC022C
58.Ψ(`▼´)Ψ
イズミルはいつも夜衣を着たままで キャロルに自分の裸を見せた事は無かったが  今日は
身に纏っているもの総て脱ぎ去った。
キャロルの視界に 逞しく鍛え上げられた 逆三角形の美しい裸体が映った。
余りの美しさに 暫し言葉を失い 釘付けになってしまった。
ギリシャ神話のアポロンがいたら きっとこの様な姿なんだと思って見ていた。
身体の中心にある茂みから大きく巨大にそそり立つイズミル自身に視線が移ると 余りの
大きさにうろたえてしまった。
「いかがいたしたのだ。そんなに私の身体が珍しいのか」
「あっ ごめんなさい。ちょっと『ボッー』としちゃって」
「そうではあるまい。キャロル 手を出してみよ」
イズミルはキャロルの手を取ると 自分自身を握らせた。
キャロルは顔を真っ赤にさせて 直視できないのか 俯いてしまった。
「恐ろしくないのだ。愛する女の前で 男は皆 この様になる」
恐る恐るキャロルが包み込んでいる手の中を見てみると それはとても硬く 暖かくて 先端に
透明な液体が光っていた。
キャロルは思わず手を引っ込めてしまった。
イズミルは キャロルより上のほうへ移動し キャロルの口元に 自身の先端が来るようにした。
158私の居場所:2006/05/20(土) 08:49:15 ID:oAYC022C
59.Ψ(`▼´)Ψ
「私も愛してくれぬか。どうすればよいかは いつも私が教えているはず」
愛する?教えている?ええっ。どうしよう。そんな事出来ない。
キャロルは心の中で葛藤していた。
イズミルが何を言いたいのか させたいのかがわかったからだ。
イズミルは 何時も私の事を愛してくれる。だったら 私も応えないと。
キャロルは おずおずと目の前にあるイズミル自身を口に含んでみた。
舌先で先端に光っている液を舐めとり、その廻りを舌で一周した。
大きなそれを口に含むと イズミルは満足したように キャロルの頭を優しく撫でた。
キャロルは 歯を立てないようにと 一生懸命に小さな口を開けた。
暫くして 呼吸が苦しくなったが イズミルはキャロルの頭に手を当て、もっと深く含む
ようにと促してきたので 口の中は イズミルのもので一杯になってしまったが、イズミルに
頭を押さえられている為 離す事が出来ず、口内に入れたままに舌を動かし続けた。
ただひたすら 懸命に 大きなイズミル自身を 行ったり来たり 深く浅く出し入れしている
うちに、相変わらず口の中が一杯で少し息苦しかったが 今 口に含んでいる物が キャロル
には とても愛しく思えてきた。
無意識に 両手でイズミル自身の下にある塊を 優しく包み込んだ。

キャロルは イズミル自身の先端を 強く吸い突いてみた。
とうとう堪えきれなくなったイズミルは 腰で自分自身を前後に激しく動き出し、いつも冷静
なイズミルが「うぅぅ」と声を出していた。
イズミルの動きが止まったかと思うと、それがどくんどくんと脈打ち、キャロルの喉奥に
何やら熱い液体が流れ込んできた。
突然の事に びっくりして口を離してしまったキャロルだったが 少し咳込みながらも咄嗟に
『ごくり』と飲み込んた。
粘ついていた液体は 少し苦い味がしたと思った。
でも 不思議と嫌悪感は沸かなかった。当然の事をしただけと思った。
イズミルに満足してもらえて キャロルは嬉しかった。
159私の居場所:2006/05/20(土) 08:50:07 ID:oAYC022C
60.
「キャロル 愛している。びっくりしたであろう」
イズミルは 水を口に含むと 愛しげに何度も何度もキャロルに口移しで飲ませた。
「よく頑張ってくれたな」
「私 よくわからなくて」
「キャロル それでいいのだよ。私はお前が一生懸命してくれて嬉しかったぞ」
イズミルは今日 遂にキャロルの口内に自分の欲望を解き放ったのであった。
「私は 婚儀を挙げるまで お前を清らかな乙女のままでいさせたいと思っておる。
何憚る事無く 王宮中 いや国中を堂々と歩きまわる事が出来るその日まで 今暫くの間
我慢して欲しい。
お前の心配事がすべて解決したら 婚儀を挙げよう。私もそのつもりであるしな」
イズミルは エジプトとの事を言っているのだと思った。
キャロルの感じる限り、何か戦争を起こしそうな気配も無いので、自分に約束してくれた
ように 戦ではなく、何か他の作戦を考えているのだと思った。
最も 閉鎖された空間で暮らしている為 事の真相は知る由もなかったけれど。
160名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 12:09:44 ID:F5IIEFmx
この稀に見る打たれ強さに敬服w

最後まで頑張ってください。
お話しも、楽しみに読ませて頂いてますから。
161名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 12:47:22 ID:Oyoymvxp
私の居場所さん、がんばってください。
応援しています。
162名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 14:44:03 ID:ELOAU6Dv
頑張って完走して下され
163名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 20:27:16 ID:kon05o2n
少しはエロ近になったが・・・まわりくどくて。
早く終わんないかな
164名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 20:38:05 ID:3A28v51N
打たれ強いと言うよりほとんど荒らしみたいだよな
何この投下時間

早漏イズミル
学芸会の創作劇シナリオみたいな文章
だらだら後50レスでも使う気かね

今までで最高の駄作です
ありがとう!!!

165名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 20:54:58 ID:sOh3i1ye
うpするたびにageるのやめてくんないかね?
166名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 21:12:23 ID:QdO2lLw4
だまって読みつづけてきたが飽きたよ。
いい加減に終らせてくれ。
まぁ、これだけ文句言われているのに
投下し続けるってことだけは、たいしたもんだ。
次回作に期待しているよ。
167名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 21:27:58 ID:zSYtCIrH
>>165
テンプレ読んでないんじゃないか?

>エロパロじゃないから(エロなし描写がほとんど、あっても 
>ピンクレベルじゃない)板違いかなとは思う 

それ以前に他人様に読ませるレベルに全く達してない。
半年ロムってからくるか、個人サイトでやってくれ。
168名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 21:46:48 ID:T5JlKA5Z
>>135
お金持ちですね
169名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 21:49:27 ID:udC7X1yT
>>47
>長編になりそうです。
>至らない文章も多々あるかと思いますが 宜しければお付き合いくださいませ。
>Ψ(`▼´)Ψ 前半は無しの予定です。

と、あるからまだ前振りで本当はすごいんじゃ…とかばってみるテスト
170名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 21:53:03 ID:T5JlKA5Z
しかしここまで長編で内容なしとは思わなかった
ある意味スゲー、おそらく携帯で書いて投下してるんだろな
171名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 21:53:36 ID:T5JlKA5Z
まあガンガレ
172名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 21:59:11 ID:NERQYVRO
>>47
>宜しければお付き合いくださいませ。 

宜しくないと言う声があがっていても我が道を行く。
内容なし、波乱なし、台詞はくさい、エロ下手。
いくら職人が来ないスレといっても我慢には限度があると、小一時間…
173名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 22:34:01 ID:vw0LWaHE
明日どうなるだろ
何だかオラ、わくわくしてきた
174名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 22:42:21 ID:CoGvvbpm
まぁそんなにがっつかなくても…。
純愛っぽくていいじゃん。
つまらんかったらスルーして、自分の好みの書き手さんが現れるまで待ってれば?
ここまで来たらどう締めくくられるのか、楽しみだわ。
最後まで頑張ってキレイに締めくくってよ。
175名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 22:53:42 ID:r0OOeCQH
60スレ使って前振りとかいったらさすがに怒るぞ

なんでウブな処女がいきなりフェラさせられて
初めてでいきなり前立腺マッサージまでできるんだよ
口内発射しといて清いままで妃にするって、次はア○スで発散か?
バージンだけ守ればいいのか
どこが純愛なんだw
176名無し草:2006/05/20(土) 23:15:38 ID:lnVfTjTs
作家の自己語り入れたらこのスレ半分は「私の居場所」の専用スレだという事実w
やっぱ自サイト作ってやったほうがいいと思う
リンクしとけば多少いるはずのファンが見に行くだろうし
177名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 23:25:08 ID:lnVfTjTs
>>175
60レスだろw
178名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 00:14:33 ID:ZkZXzHjX
ん〜、せっかく書いてくれたのに悪いんだけど、正直飽きちゃった、かな〜
あ!まさかと思うけど、起承転結の承の中盤とか、言わないよね?w
179名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 00:27:36 ID:bseDGIRm
>>173
何事もなかったように投下し続けるに60ナフテラ
>>178 
起承転結の承、序盤に60ムーラ
180名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 00:31:57 ID:bDO5pZpO
週末ロムラーはスレ伸びてると楽しみにしてくるんだよ
勘弁してくれよ…
181名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 00:36:44 ID:ZkZXzHjX
>>180
>勘弁してくれよ… って誰に言ってるの?
182名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 00:42:15 ID:yuKMCCvL
>>179
不吉な賭けをするなよ!!!
183名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 00:54:56 ID:9QmDmWkf
久しぶりに叩けて嬉しそうだね。
184名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 01:14:39 ID:21W9Y/FC
>>183
某スレはIDテストに使われるほど寂しそうだね
185名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 01:20:01 ID:21W9Y/FC
あ〜、ごめんごめん。内緒の自演だっけ
186名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 01:28:31 ID:9JD7qsT0
>>179
起承転結の結終盤なら倍率ドン更に倍で、ゴールデンカプター人形つけちゃうよ
187名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 05:55:55 ID:j664kryq
ひでーな、自分だったら泣く‥。頑張ってくださいな。
188名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 05:59:21 ID:j664kryq
いや、やっぱり、無理だったら頑張らないで、避難所行ったほうがいいかも‥
このスレでは新人は育てられないからね…。
189名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 07:16:41 ID:Rt3N+4Ms
何ここwww
190名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 11:56:53 ID:KM3zqNgZ
違うかもしれないけど、なんとなく話の展開の仕方とか
自己語りの多さとかから、前スレで叩かれた花散る里&蜜月書いた人と
同一人物のような気がする。
誰でもいいんだけどさー、ここじゃなくて避難所にうpしたら?
191名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 13:06:22 ID:4j/gGikt
再生の花っぽいけどな
この話しの長さは…
あれも長かったねえ
192名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 13:23:23 ID:xF257j7N
どっちも違うと思う
この「私の居場所」にも独特の書き癖ある

1.sage知らない
2.改行の癖が独特。必要そうなところに入れず、変な場所で改行
3.キャラのマンセー表現が過剰
4.とってつけたようなエロ(しかもヘタ)

3作とこの連載読み比べると濃いじゃなく癖だとわかる
しかしたった1日でここまで評価が変わるのもすごいなw
193名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 13:24:48 ID:xF257j7N
&喜怒哀楽表現が棒読み式な表現で、読み手に伝わってこないw
194名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 13:27:02 ID:98/Nwae1
「」と『』の使い分けもおかしいなw
195名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 13:32:20 ID:ZkZXzHjX
長くてもテンポが良くて起伏があれば楽しめるんだけどねえ。
ただダラダラ長いだけなのは王家本編だけにしてほしいよorz
196名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 13:46:03 ID:xUy/QUB+
まとめ
この連載職人の特徴

1.sageしない(故意か知らないのか)
2.改行に独特な癖
3.キャラのマンセー表現が過剰
4.エロ少なくヘタ
5.感情表現が棒読み
6.「」と『』の使い分け
7.キャラのセリフが芝居がかってくさい
(キャロルにいたっては原作では大学生以上なのに幼児過ぎ)
8.意味深なネーミングの割に伏線にもなっていない
9.ムーラの自己語りが市○悦子のようなナレーションで和風の時代劇風
10.投下時間が毎朝8時過ぎってなんで?w

読み比べてみるとこんなもんか。

名無し草 [sage] 投稿日: 2006/05/15(月) 14:08:49 
どーでもいいがOスレの連載、キャラがだんだん破綻してきてるなあ… 
大奥のナレーションもっとやってくれよw 

197名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 14:14:47 ID:cHPYAYuy
161 名前: 名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日: 2006/05/20(土) 14:46:43 ID:nQpF29Tl
Oスレ連載、明日も投下されるのかね?
いくら職人がいないからといえ、あの作品を待つ住人にも感服するよ
原作よりはるかに進行が遅い上に全く起伏が無い
2chどころかSS初心者なんじゃね?
198名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 14:41:24 ID:FMoBywmW
193 名前: 名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日: 2005/05/22(日) 14:31:59 ID:b8RryrR2
誰だよ、ここのコピペしたのw
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1145354450/197
ばれたら婆が押しかけてくるじゃまいかw
199名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 17:22:05 ID:sKF3tnnv
>>197-198
自分で書いてこっちにコピペか、暇だなw
200名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 18:48:50 ID:ZCJd9ft4
「○○と同じ人っぽい」みたいな、他と比べて当てようとするエスパーさんはいらんな
201名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 19:24:47 ID:fVvEIQEm
ちょっと気になったんだが。
飽きた、面白くないとかの理由で避難所薦めるのって
避難所の中の人に失礼じゃないか?
避難所は隔離所じゃないぞ

ずっと読んできたが、「待ってます」「頑張って」レスはあっても
GJレスは1個も見当たらないね…
202名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 19:31:01 ID:fVvEIQEm
>>181
ごめん、あれからすぐPC落としたんで。
もう終わったかなーとまとめ読みしたらまだまだ終わりそうに無かったんで
勘弁してくれ…と言いたかった
203名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 20:05:46 ID:AesI8Oqk
みんなどうしたんだよ、ずいぶん気が立ってるなー
204名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 20:09:44 ID:RV2tDJQZ
あっというまに狼に占領されるわけだな
ttp://aa5.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1144777199/l50

565 名前: 名無し草 [sage] 投稿日: 2006/05/10(水) 15:59:54 
58 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/10(水) 10:39:59 ID:kvuBa9fL 
( ゚д゚)ポカーン 
何か作文みたいなんですけどw 

69 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/10(水) 14:28:02 ID:kvuBa9fL 
と、思ったけど意外に優しい王子に萌え(*´Д`) 

別にフォローしなくてもいいのに 
作文というよりRPGのせりふをずっと見させられてる感じでイライラ 

566 名前: 名無し草 [sage] 投稿日: 2006/05/10(水) 16:05:29 
携帯から投下してるのは、作文形式が多い 

これ書いたのここの住人?
205名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 20:31:30 ID:TLR0/ZBu
>>201
そうだね、飽きたとか面白くないという理由で避難所すすめるのは
あそこの作家さん達に失礼だね。
ただあそこの方がキツイレスはつかないから、むこうに
行った方が作家さんが育つかなとは思う。
まー、あそこも結局ウォチされているから過疎化しているが・・・。
206名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 20:59:51 ID:RV2tDJQZ
>>201
GJあるよ
>>106
207名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 21:07:07 ID:9yYLykg/
前半エロ無しで20レスとして、
序章20、中編20、後編20、終章20で100レスくらいの予定なのかな
……orz
最初は短編から始めた方がよかったと思うぞ。
ここで成長したいならね
208名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 21:25:04 ID:A2HBBp5F
>>207
昨夜から今までのレスが無かったら、(あってもやるかも)
それにエピローグ40レス、番外編40レスは続いたかもしれないに
180ムーラ
209名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 21:28:42 ID:RZEkL6Dr
>>205
最初はこうした方がいい、とか親身なアドバイスあったのに、
全部無視して続行した結果がこれだろ
どこに行ってもこの人は育たないと思うに200ムーラ
210名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 21:42:08 ID:AF/4PK32
>>197
ネトヲチ板のどこ?ヒントだけでも
211名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 23:11:54 ID:OZVdZLIg
212名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 23:32:21 ID:OZVdZLIg
プ
213名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 23:34:26 ID:OZVdZLIg
遠慮せず使っていいんだぞ?難民なんだろ?
ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/adultsite/1145101150/  
214名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 23:38:36 ID:OZVdZLIg
うちが本家だ
1人といわずもっと書き込んでよいぞ?
215名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2006/05/21(日) 23:50:50 ID:6zlNDYgq
>>211-214はメンヘラだから相手にしないほうがいいぞw
216名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 23:55:09 ID:6zlNDYgq
>>210
甘えず自分で探しておいでw
217名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 00:29:35 ID:vseEEO9U
少なくともヲチャと(;´Д`) ◆Vl4mwjZI5Iがへばりついてるって事か…
相手にしないで普通にしてればいいさ
気にしてたらスレが動かん。
218名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 00:53:10 ID:/ITFtIBC
よくわからんけど、ここと避難所しか見てないからいーや
219名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 01:26:43 ID:XzUSTv3d
自分はここだけなんだけど、そういや避難所の場所貼ってないような
220名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 14:58:45 ID:NpeNslSD
>>204>>58>>69書いたの私なんだが
どう利用されてんのこれって?w
221名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 15:23:19 ID:m6GuT/ci
貴様らのいる場所は既に5000年前に通過した。
222私の居場所:2006/05/22(月) 15:43:53 ID:8fj77FRN
週末は 賑やかになっていましたね。
この度も 一気にヒートアップしておりまして・・・
分析も色々していただき、作品をお読みいただいている証拠 光栄で御座います。
まあ 懲りずに 今日もうpさせていただきます。 
223私の居場所:2006/05/22(月) 15:45:15 ID:8fj77FRN
>>159
61.
それから一週間後、イズミルの元に待望の知らせが入った。
毎年 一番初めに出来上がるワインは 代々神に献上する慣わしがあった。
生ける神であるファラオが 実際に飲み干すことによって 来年の豊穣を約束される大事な
祭儀であった。
今が丁度 その年最初の若いワインが 出来上がる季節だった。
メンフィス王もファラオとして 当然飲み干すと考えたイズミルは 間者に ファラオが使う
黄金のカップの内側に 毒を塗っておくように指示を出していた。
初めて飲むワインなので 異物を混入してもわからない筈だった。
案の定 メンフィス王は呆気なく暗殺されてしまった。
メンフィスは ファラオになったばかりで世継ぎは無く、生前の愚行で 大臣や神官達にも
まとまりが無く、私利私欲に走っている者ばかりであった。
神の娘として 民に慕われていたキャロルも行方不明のままで、民たちの間では エジプトを
見限って ナイルにお帰りになったと噂していた。
女王アイシスは、やっと メンフィスが自分のものになったと思っていた矢先の崩御に 取り
乱し、政ごとを執り行うどころではなかった。
王宮だけでなく、エジプト国内全体に混乱が拡大しようとしていた。
224私の居場所:2006/05/22(月) 15:46:27 ID:8fj77FRN
62.
「キャロル メンフィス王が亡くなったそうだ」
「そう・・・  暗殺されたの?」
キャロルが驚く様子を見せないのが不思議に思えた。
「驚かないのか。奴は何者かに暗殺されたらしい・・・・  知っておったのか」
「いいえ。ミタムン王女の贖罪をメンフィスにしたんでしょう?」
「そうだ、さすが察しが良いな。
張本人はアイシスだが、ファラオに責任を取ってもらう事にしたのだよ。
奴が居なくなれば もう お前の行方を捜す者もおらぬであろう。
まさに一石二鳥とは この事だ。
我等を卑怯者と思うか?」
「あなたは『戦争をしない』って言う約束を守ってくれたのね。
メンフィスが死んだのは気の毒だと思うけれど あなた達が手を下さなくても 彼は死んで
いたわ。
やっぱり若くして死ぬ事は 免れない事だったのね」
キャロルは 現代で見たメンフィスの棺を思い浮かべていた。
「かわいそうなメンフィス。どうか 安らかに眠ってください」
キャロルは瞳を閉じた。
お前は 今日より何憚る事無く 堂々と生きてゆく事ができるのだ。
今まで我儘も言わず 窮屈な生活に良く耐えてくれたな。褒めて使わす。
明日、お前を正式にお披露目する事にしたぞ。明日は祝宴だ」
『なんてイズミルは立派に見えるのだろう』キャロルはイズミルが眩しく見えた。
「私 お披露目なんて。どうしたら言いかわからないわ。
今 エジプトは大変なんでしょう?そんな時に私だけ幸せになっても・・・」
「エジプトの事は忘れよ。気にすることは無い。
まあ 何も知らない奴には気の毒だったがな。
自業自得だ。国王としての務めを怠ったのが悪かったのだ。
アイシスには 生きながらえて愛する者が死んだ悲しみを 存分に味わってもらう事にした。
それに、二人とも死んでしまっては王宮が混乱してしまうしな。
そう言う事だ。

メンフィスも馬鹿な奴だ。キャロルという これほど得難い娘を手元に於いておきながら 指を
咥えて見ていただけだったとは。
挙句に逃げられ、知らぬ間に 姉が犯したミタムン殺害の罪を償わされるとは。
イズミルは 内心 そんなメンフィスを哀れに思っていた。
225私の居場所:2006/05/22(月) 15:47:33 ID:8fj77FRN
63.
「さあ 後はお髪を整えれば完成で御座います」
キャロルを美しく装をわせ終えたムーラはそう言うと キャロルの後ろ髪を纏め 高く結い
上げ始めた。
「ムーラ、何をしているの。いつもはただ梳き流すだけじゃないの。
今日に限ってどうしてそんな事をするの。お願い。いつものように何もしないで」
「何を仰います。今日は特別なのですよ。
イズミル様より こちらの髪飾りをお付けする様にと 言い付かっているのですよ。
この髪飾りは 髪を高く結い上げてお付けするものですから。
お美しいキャロル様には さぞかしお似合いの事と存じますよ」
ムーラは イズミルが今日の衣装に合わせて作らせた ルビーが鏤められた見事な髪飾りを
見せた。
「でも それだと恥ずかしい」
そう言うと キャロルは恥ずかしさのあまり顔を真っ赤にし 首の辺りを手で抑えた。
その時 扉が開き、イズミルが入ってきた。
226私の居場所:2006/05/22(月) 15:48:40 ID:8fj77FRN
64.
「キャロル 準備は出来たか?髪飾りは気に入ってくれたか?
お前の好きな花を象って作らせたのだよ」
イズミルは 部屋の空気に緊張が漂っている事に気がついた。
「イズミル、その髪飾り 私にはまだ立派過ぎるわ。今度にしてもいい?」
キャロルは 殆んど縋るようにイズミルに言った。
ムーラも困ったように頷いて見せた。
「ムーラや侍女たちを困らせてはいけないと いつも言っておるではないか」
キャロルは イズミルの妖しく輝く琥珀色の瞳に射竦められてしまった。
こうなってしまうと キャロルはもう イズミルには抵抗できないのだ。
「ムーラ 私がキャロルに言って聞かせる故 暫し其処で待っておれ。
父上にはキャロルの具合が優れぬゆえ、少し遅れると 伝言してまいれ」
「畏まりました」ムーラは礼をすると 侍女を宴の間へ行かせた。
「困ったものぞ。こちらに来るのだ」
でも本当は困った所か、ウキウキとした気分であったのだが。
イズミルはキャロルの肩を抱き 次の間に入っていった。
227名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 16:25:34 ID:KXtciPdA
>私の居場所
まだ懲りずにsageてないよ
>>1-4も読まず投下してるのか?
228私の居場所:2006/05/22(月) 16:45:15 ID:8fj77FRN
sageいたしますわ
229私の居場所:2006/05/22(月) 16:52:04 ID:8fj77FRN
>>226
65.
「私の好意を無にするつもりか」
「違うの」キャロルは首を左右に振った。
「何が違うのだ?」
「だって これが恥ずかしい・・・」
キャロルは 首筋に付けられた刻印が恥ずかしかったのであった。
いつもは髪をそのまま垂らしているので目立たないのだが、髪を高く結い上げてしまうと
かなり目立ち、恥ずかしくて とても観衆の目に晒されるなんて出来なかった。
「お前は私のものなのだぞ。私の印があって何が恥ずかしいものか。これは罰だ」
イズミルはそう言うや否や キャロルの首筋や鎖骨の辺りに印を付け足してしまった。
「私の可愛いキャロル。もう我儘は言わぬな」
魔法が掛かったようになっているキャロルは 目を潤ませながらこくんと頷く事しか出来な
かった。
「さあ、この椅子に座りなさい」イズミルが椅子を指し示すと キャロルは椅子に腰掛けた。
「足を椅子の上にあげて 裾を捲るのだ」
230名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 17:09:05 ID:yfYVyoZi
エロオヤジかよ
231名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 17:11:09 ID:bPkmXU0Y
もう、長い目で見る事にしたよ。頑張れ!
しかし、メンフィスあっさり死にすぎw
232名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 17:18:43 ID:XgmxJGP2
私の居場所さま
キャロルはほんとうにエジプトには帰らないのですね。
つづきを楽しみにしております。
233名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 18:34:44 ID:DcIaFHz8
キテタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━ッ!!

おまいさんに惚れた
まじがんがれ。どんなに長くても最後までここにうpし続けてくれ
作品読むのは途中でリタイアしたが、全力で応援する
234名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 18:36:22 ID:c2V3CRST
メンをこんなに簡単に殺すなんて!
235名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 20:27:34 ID:hvuXPKIR
メンの扱いがヒドス。
キャロルを乙女のままにしておいたのだって大切に思えばこそだろうに、
それを馬鹿だの間抜けだの哀れだの言う王子もなんだかなー

エロオヤヂ王子と白痴っぽいキャロル、もう勝手にやってなさいw

236名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 20:54:00 ID:mlyWlRp4
>>235
禿同。
メンの扱いがあんまりだな。
こんなに簡単に死なせる位なら登場させるなよ!
最初から王子とキャだけにしておけばいいじゃん。
メンが出てきた意味がわかんね。
王子ファンなんだけど、この王子はただのエロおやじでキショイよ。
なんかおやじくさいんだよねー。
いくら王子が主役でも読むに耐えられない。
早く終らせてくれー!

237名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 21:15:07 ID:m6GuT/ci
作者の側には、丹下だんぺいがいるに違いない。
批判レスがつくと、「立つんだ!立つんだ!私の居場所作家〜」と叫んでるんだ。
238名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 21:48:15 ID:rwqVjf4d
>>179 ビンゴ

荒らしというよりもはや い や が ら せ だな >私の居場所

コイツもメンヘラだな
普通の神経じゃここまで住人に不快感与えられないだろ

しつこくsageない、指摘されて>>228の言い草
馬鹿にされてますねw
住人の皆さんw


239名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 22:08:37 ID:UWaf2l4C
>>75
>この先 このスレに相応しい?? 展開になっていくと思います。 

ある意味その通りになったねw
このスレに相応しい荒れっぷりを招いてくれてありがとう
2ch初心者どころか年季の入った荒らし野郎だとわかったよ
240名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 22:20:10 ID:V1zsrV2V
空気が読めないんじゃなく、読んだ上で逆なでするように投下。
見事に嫌がらせ以外何者でもないな
見たくないと顔を背ける通行人に無理やり路上でオナニー見せたがる変態に似ている
王子がオヤジくさいのも当然だよ

中年じみた露出狂の変態=私の居場所作家
241名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 22:32:45 ID:+n3VQr/E
お怒りはごもっともだけど
その例えもキモいんでやめてほすぃ>>240
242名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 22:53:13 ID:2CK6FAvG
「さあ、この椅子に座りなさい」イズミルが椅子を指し示すと キャロルは椅子に腰掛けた。
「足を椅子の上にあげて 裾を捲るのだ」

はい、はい、わかりましたよ。
どうせ裾をめくって、舐めるか剃るんでしょ。
オヤジ臭がぷんぷんですぜ。
王子がここまでただのエロオヤジに書かれた虹は初めてだな。
エロが少ないと批判されてから、急にエロが多くなったが
オヤジ臭くて萎えますぜ。

途中からでもいいから、難民に移ってくれない?
これだけ読みたくないって人がいるのに、ここに投下しなくてもいいじゃん。
書き手としては読んで欲しいから、叩かれても投下するんだろうし
読みたいという人もいるかもしれないから、難民に移って
続きを書いたら?
243名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 23:10:01 ID:+9Jnj6Oj
好みじゃない作品のスルーを覚えようよ
メンフィス出てから、急に罵倒系レスが増えた気が
今までは文句を言いつつも、状況を楽しんでる余裕が住人にあったのに
244名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 23:13:58 ID:650qWcbM
みんな若いな
よくそこまで熱くなれるもんだ
245私の居場所:2006/05/22(月) 23:29:25 ID:hPjSa7cu
いつもご愛読 ありがとう御座います。
皆さんのご意見を励みに、これからも頑張ります。
色々なご指摘も、作品をお読み頂いている証拠 光栄で御座います。
ヒートアップしてくださるほど、作品が皆様の心に残るものとして作家冥利に尽きます。
今後まだまだ続きますので どうぞご期待下さい。
246私の居場所:2006/05/22(月) 23:40:20 ID:pLivpVEZ
私の居場所はこのスレですので、他に移る心算は御座いません。
のんびりと御付き合い下さいませ。
ではこれから続きを書きますのでうpをお楽しみに お待ち下さいますよう
御願い致します。
247名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 23:43:57 ID:pLivpVEZ
根気強さに敬服したよ。
これからも応援するから頑張れ!
作品も楽しみにしてまってます。
248名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 23:46:46 ID:BHrglmhM
>>246
君は強いな。
作品も面白いよ。
負けずに頑張れ!そしてぜひとも完走してくれ!
249名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 23:49:29 ID:BHrglmhM
優しい王子と初心なキャロルちゃん萌え
頑張ってください。ずっと応援しています。
250名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 23:55:45 ID:hvuXPKIR
偽者だろうけど
「私の居場所はこのスレですので」ハゲワロス

嫌がらせでも荒しでもメンヘラでも変態でもいいんで、
最後まで書ききってくらさい。
251名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 23:56:09 ID:BHrglmhM
>>243
同意。
なんだかんだ言って、皆この作品に釘付けだよね。
魅力があるからでしょ。
スルーしたくても出来ない誘惑がこの作品にあるんでしょ?
この作家様がいなくなったらこのスレに他の作家が来ると思う?
神を冒涜しちゃ駄目でしょう。
252名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 00:02:43 ID:ZsLBLV9F
>>246
>>247

チョトマテwwwwwwwww
253名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 00:55:24 ID:BQSHaEVa
嵐だと思うなら、なんで相手するん?スルー汁!>>222
週末を「賑やか」といえる人なんだよ
作品はNGで簡単に消せるけど、作者への煽りは綺麗に消せないのに気づいて欲すぃ

>これだけ読みたくないって人がいるのに
10レス以上の反応があるわけだがw>>242自身もしっかり読んでるようだし
必死にレス書いても「作品をお読みいただいている証拠 光栄で御座います」って言われるのがオチだよ
254名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 01:24:12 ID:jYZbv4/3
>>253
私の居場所 をNGワードに指定汁
作者への煽りレスにはこのワードを入れて書くように汁
無事解決

ストレス貯めるのもいくない。
255名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 08:20:59 ID:myluGu6h
よく分からないけど、>254はここを荒らしたいのか?
テンプレ無視を推奨してるように見えるんだけど

個人のストレス発散に他の人を巻き込まんといてー

放置スレ拾ってきたから発散はこっちでやってや
誘導 GG(略)ってイタリアンレストラン知ってる人いる!?
http://tmp6.2ch.net/test/read.cgi/kitchen/1147011249/l50
256名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 13:30:43 ID:aH5CLQtw
?意味不明なんだけど
>254は別に普通にスルー推奨してるんだと思うが。
自分も絡むよりはそうしたほうがいいと思うがな。
257名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 15:29:40 ID:scz2ZCRE
王家はホントに凄いハイレベルだからねー(´・ω・`)


258名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 16:54:25 ID:PeNdF/GV
>>251
同感です
久しぶりに作家様が降臨してきたのに

長いとか色々言っているけど 作品結構面白いしね。
259名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 19:55:59 ID:bamrEqX6
作品というより作者が面白い
260名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 20:31:38 ID:/79khrYR
そうそう、作品はつまらないけど、作者が笑えるwww
261名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 20:50:35 ID:eAs18UEt
作家さま自身が愛されているなんてすてきなことですわね^^
262名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 21:23:34 ID:mUoDnN09
>>251
作品に魅力があるから釘付けというより
この人の他にネ申が降臨しないし、避難所も投下がなくて
他に読むもんないから仕方なく読んでるんだよ。

前のようにたくさん投下があった時は、面白かったけど
荒れてから、誰も投下しなくなって
今はこの人しかいないからねぇ・・・・・。

>>261
笑い者にされてるんだろwww
263名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 22:11:16 ID:famYoXxV
笑いものにしてるつもりはないよ。
作者様のキャラを愛し始めてますw
264名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 22:26:52 ID:1CEhg+12
>>263
メンフィスみたいですね。
265名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 23:07:56 ID:ZaoBsBGs
266名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 23:10:59 ID:Qetyfxz5
利口でも悪口ばっかの人間よりバカでも笑える人間のほうが何倍も素敵だ
267名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 23:11:04 ID:ZaoBsBGs
>>257ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1074488949/947
こっち書いてからむこうにコピペですかw

268名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 23:13:55 ID:1CEhg+12
>>265
これ少女漫画板のあちこちに貼られてましたよ。
269名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 23:19:43 ID:XRmlMLBp
いったい何がしたいのか
270私の居場所:2006/05/23(火) 23:28:31 ID:7xqxmQoE
皆様に愛読してもらえるばかりか宣伝までして頂けるとは光栄です。
これからも愛される作品を投下すべく精進してゆきます。
王子もそろそろ御預けから解禁されますので、今後のキャロルちゃんと王子の
寝物語にもご注目して下さい。
271名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 00:21:18 ID:ukDkCKON
だからアゲるなって
で、今晩はジエンカキコ無し?
回線繋ぎ直してもID変わらずしくじったからかねw
272名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 01:13:47 ID:cGnYOUar
待てw
>>246-249 >>251ってどう見ても釣りと煽りと自演の同一人物じゃないの?w
夕べリアルタイムで見ててそう思ったんだけどw
投下時間よく見てみよう〜
だから夕べはみんなわかっててスルーしてるんだと思ってたんだけど。

マジレスしてる>>258見て、笑い悶えてたのは自分だけ?
273名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 01:23:05 ID:cGnYOUar
>>262
ここにもマジレスしてる人がw
みんな純粋だなぁ…自分が疑い深いだけなのか

きっちり投下間隔3分おきだよ?>>246-249 >>251
IDは違うけど狙わないでできるのかな?


274名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 09:27:49 ID:yoHTnpfA
>>273
まあ、ID違うから根拠は無いけど。

>>246-247は完全に自演だね。IDが同じ

寸発置かずに>>248-249 >>251で(これもID同じ)、
作家マンセーしてるのは確かに怪しいかな

でも完全にそうだと言う証拠も無いからなあ
やはりスルー覚えた方がいいけど、マンセーレスで埋まるのも癪だし、
違う話題を振るかNG指定した方がいいかもしれない。
見なきゃ腹も立たないわけだしな

275私の居場所:2006/05/24(水) 11:08:56 ID:/W2GLO1y
ボランティアのゴーストライター出現に吃驚です。
余り気を使わなくても宜しくてよ。
一瞬 ドッペルゲンガー現象が起こったのかと思いましたわ。
276私の居場所:2006/05/24(水) 11:09:52 ID:/W2GLO1y
>>229
66.Ψ(`▼´)Ψ
「・・・」キャロルは 渋々美しい花柄の刺繍が施された裾を膝まで捲った。
「よしよし 素直になったではないか。足を開いてみよ」
イズミルは 不安げなキャロルの頭を撫でてやると部屋の隅にある棚から 何やら持ってきた。
「これはムーラ達を困らせた罰ぞ。我慢いたせ」
イズミルは キャロルの露になった太腿の間に顔を埋めると、ピンク色をした真珠をひと舐め
した。
「ひいっ」敏感な真珠は莢から勃ちあがり 顔を覗かした。
「よしよし これで首尾はよいな」
イズミルは顔を上げ 手に持った小瓶の蓋を開けると、どろっとした液体を 人差し指に掬い
キャロルの真珠に刷り込んだ。
キャロルの花弁の奥から とろりと甘く匂い立つ液体が溢れ出てきた。
「なっ 何をしたの?」
「唯の媚薬だ。これを塗ると心地よくなるそうだ。
恥ずかしがりもいい加減直してやらねばな、大丈夫 身体に害は無い。
おやおや もうこんなに溢れさせて。折角の衣装も台無しではないか。
衣装にシミなど付けては大変だな 何とかせねば」
そう言うと 今度は美しく左右に咲き誇る薔薇の花弁を摘み 一つに合わせると クリップの
ような物で閉じ合わせてしまった。
キャロルの花園は完全に閉じ合わされ、蕾と化した。
277私の居場所:2006/05/24(水) 11:12:00 ID:/W2GLO1y
67.
「もう 恥ずかしがらないから お願い 止めて 変な事しないで」
遂に 堰き止められていたキャロルの涙は 決壊した。
「駄目だ お前は直ぐに忘れる故 宴の間 我慢いたすのだぞ よいな」
イズミルは言葉では厳しく言ったが 優しい仕草でキャロルの涙を舐めとってやり 衣裳を
整えてやった。
部屋に戻ったキャロルは 小さな声で言った。
「ムーラ さっきは我儘言って御免なさい。仕度をお願いします」
「畏まりました。さあ みんな キャロル様のお仕度に掛かりましょう」
おかわいそうに。この様な幼い方に随分と酷い事をなさる。
さっきより紅い痕が増えているわ。
でも イズミル様はどうやって言い含められたのかしら。
ムーラは心の中ではキャロルに同情していたが、表情には出さず仕度を進めた。
278私の居場所:2006/05/24(水) 11:14:53 ID:/W2GLO1y
68.Ψ(`▼´)Ψ
「キャロル様 大変お美しゅう御座いますよ。良くお似合いで御座います」
「ありがとう ムーラ」キャロルが礼を言うと イズミルがムーラに何やら指示を与えた。
「キャロル 早く美しいお前を皆に見せてやりたい。すっかり遅くなってしまったな。
さあ 参ろうか」
イズミルはキャロルの手を取ると 早足で表宮殿へと急いだ。
「まって 余り速く歩かないで」
「我等はすっかり出遅れておるのだよ。急がねば失礼では無いか」
「でも 急ぐと何か変な気持ちになるの。擦れてしまうの」
媚薬のせいか キャロルの真珠は既に熱を持ち始めていた。
「その位 我慢いたせ」
そんな事は 百も承知のイズミルであった。
総てを計算した上での行動だったのだから。
キャロルが恥ずかしがるのを見越して 髪も結い上げさせたのだから。
今回も いとも容易くイズミルの罠に掛かってしまっただけの話なのである。
突然 キャロルは立ち止まり、イズミルに縋りついてしまった。
「いかがいたしたのだ?」
「私 もう歩けない。暫くこのままでいさせて」

「辛いのか?抱いていってやろう。それなら歩けなくても構わぬであろう」
イズミルが抱きかかえたキャロルを見ると 瞳は潤んで 顔も仄かに上気していた。
抱きかかえながら 器用にキャロルの秘所の辺りに手を当てると 衣装越しであるにも係らず
そこが 脈打っているのがわかった。
「そうか もう達っしてしまったのだな。これでは歩けぬのも頷ける。
私に甘えてくれて これほど嬉しい事は無いぞ」
キャロルは大人しくイズミルの首に手を廻し、身体をゆだねた。
広間に到着する前に 少しでも身体の火照りを静めようと必死で 恥ずかしいなどと 言って
いる場合ではなかった。
279名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 11:21:54 ID:8OIzTK1w
ほんとだw
NGワード指定したら見ないで済むね
番号だけで何レス消費してるかわかるけどw
280名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 14:47:24 ID:iZJy+Zj5
NGワード設定初めて使ったけど便利だったんだねえ
275 名前:   [ ] 投稿日:  
  
276 名前:   [ ] 投稿日:  
  
277 名前:   [ ] 投稿日:  
  
278 名前:   [ ] 投稿日:  
  
キーワード含んだレスが全部こうなってすっきり
煽りレスも全部消えたよ
もっと早くから知ってればよかった
281名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 15:15:20 ID:jdfZLI9v
> 私の居場所 さま

煽りをさらりと流していてステキ。
がんがれ!!
282名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 18:48:10 ID:SnuLF0XJ
投下乙
ただ住人を煽るような前置きはやめてくれんかのー>私の居場所さん
283名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 19:12:07 ID:A2wm72RJ
続き待ってる。是非完走してくだされ。
応援してるぜ♪
284名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 20:02:51 ID:rHPV7D1O
>279 >280 が微笑ましくてワロタよ
読んで悔しく書き込んだっぽくて
NGワード含んだマンセーとか罵りかもしれんのに、投下があったのを知ってるようなw

NG入れとく 私の居場所
285名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 21:03:20 ID:II00aJiw
>>284
少なくとも作家自己語りは読んでるだろ
それで嫌気がさしてNG設定にしたと考える方が自然
一端再起動かキーワード読み込みしないと消えないからな

あんたらもスルーするとかいって大人気ないねw
これでまたまともな住人が減って荒らし厨がたむろすんだろうな

>>275
段々敬語使わなくなってきたな
化けの皮はがれて本性出てきたかw
286名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 21:22:33 ID:uTO1P+It
>>275
そんなに必死に自演否定しないでいいよ
287名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 21:57:32 ID:nojGEnip
王家スレ初心者なのですが、、、、

↓このマークの意味を教えてください。m(_ _)m
Ψ(`▼´)Ψ
288名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 22:10:50 ID:1HoYaXpH
>>287
テンプレ読みましょう

>>257
びっくりを数年間「吃驚」とわざわざ小難しい漢字を好んで書く
アナタ京極堂意識してる某個人サイトの人じゃない?w
289名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 22:25:14 ID:BQAvzdew
>>288
257じゃなくて>>275だろ
自分もこの文体に見覚えあるよ。

>ボランティアのゴーストライター出現に吃驚です。 
>余り気を使わなくても宜しくてよ。 
>一瞬 ドッペルゲンガー現象が起こったのかと思いましたわ。 

すぐスレに乗り込むのと自演癖、それから人が嫌がっても
無理やり読ませようとするのは相変わらずなんだね
お変わりなくお元気そうでw

290私の居場所:2006/05/24(水) 23:05:08 ID:4dcfoVdx
漢字二文字で個人を特定できる 能力者様に吃驚ですわ。
貴方 サイコメトラーですか?
私自身 時折自分が自分ではないと思う事が御座いますが、
やはりドッペルベンガーなのかと疑いますの。
京極堂様とは 関わりは現在、御座いません。
御本人に確認しても宜しくてよ。

そうそう、ちゃんとsage致しましたわ。
これで宜しいかしら。
291287:2006/05/24(水) 23:45:10 ID:TG3KzWBU
>>288
テンプレ見てもわからないんですけど・・・orz
「Ψ(`▼´)Ψ系」って、どんな系?
292名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 23:51:11 ID:laNiiZl/
>>291
> ・ここはエロパロ板ですが、18禁描写のあるタイトルには念のためΨ(`▼´)Ψを記入して下さい。

テンプレのどこを読んだのかと小一時間(ry
293287:2006/05/24(水) 23:55:37 ID:TG3KzWBU
失礼しました〜。半年ロムり松。ごめんなさい!ノ(´д`*)
294名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 00:13:08 ID:wuh3uKU4
京極堂だかなんかしらんが
私の居場所は王家サイト持ってるってw
わざとらしく書いて投下しても、隠しきれてないんだな
295名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 00:14:37 ID:03Gxx+Ks
>>285
NGワード設定してもNGレスが表示されないだけで
合計バイト数は下に出るんだよ?
煽りやマンセーレスなら大して増えないが、SSなら文字数で増えるから
リロード前後のkBで作品投下されてるとわかる。

なんかNG設定してるうちらを馬鹿にしてるようだね
キーワード入れてる中の人。
見えないからかまわないけどさw
296名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 00:19:55 ID:03Gxx+Ks
>>289
せっかく消してるのにわざわざコピペしないでくれるかな?
297名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 00:41:08 ID:6tG7raMc
>>294
自演乙!

おっとっと、私の居場所
怒られちゃかなわんw
298名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 00:49:03 ID:wuh3uKU4
>>297
はぁ?
私の居場所の正体見えたって言ったんだよ
299名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 01:00:18 ID:6tG7raMc
>>298
見えたなら晒せば?>私の居場所
晒すのはここの得意技だろ
300名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 01:04:59 ID:zzVYMpcR
てかさ、NGワード設定してるのはその人の自由だけど、
仲間はずれにし続けるのもよくないんじゃない?
単にこの作家の作品スルーしてるだけなんだから、
話題に入れるネタないのかな?
前スレの王家の2chとか面白いと思うけど、拾ってこようか?
301名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 01:06:31 ID:zzVYMpcR
「もし古代に2ちゃんがあったら」 



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脱出方法を教えて下さい★至急★(215) 30: コブラに噛まれて助かったヤシの数→(1) 

302名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 01:07:50 ID:zzVYMpcR
提供:184 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/05/24(火) 17:00:35 ID:beTkz95X氏
GJ!
303名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 01:12:12 ID:zzVYMpcR
おお、これで2kBになるのか
304名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 01:14:30 ID:Zao+QLLl
ID:6tG7raMcが熱いwww
305名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 01:19:57 ID:zzVYMpcR
【これで】ナイルの姫誘拐と奪還Part59(893)【何度目だ…】
こんなのも入れたいところだ(やっと振り出しに戻った本編w)
306名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 01:31:50 ID:oFvBswJm
>>294
サイトもってるならリンクだけすればいいのにね>私の居場所
NG設定までするってよっぽど読みたくないんじゃないの?
こういうやり取りも含めてだけど…
なんか可哀想に思える
よっぽど嫌なんだよ
307名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 01:39:59 ID:Zao+QLLl
思うに、サイトじゃほぼエロ梨で通してんじゃね?
308名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 01:52:28 ID:xFDtvsRW
つ >200
309名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 01:54:17 ID:k39/4JhS
必死にネタを振ってるID:zzVYMpcRキノドクス…
明日自分もなんか考えるよー
>>307
そうかもなー
でもエロなしの虹ってあまり需要無いんじゃないの?
検索よけしてないのかね

310名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 02:02:39 ID:k39/4JhS
>>304から>>309までで2kBだね(合計4kB)
成る程、SS投下されたらすぐわかるなー
とりあえず限界…おやすみみんなノシ
311名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 07:56:51 ID:7LW/PlXE
ウヘァ何か変にひねた考え方する人もいるんだなぁ…>>295

消えてるまま見なくて構わないけど、282を書いた
消してる人が自分の書き込み読んで気になったらいかんなと思って、NGワード入れたよ
この作品じゃないけど、マンセーするときとかも。アンチの人が見ていらつかないように
キーワードってそういう使い方もあるだろうに
312名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 08:53:58 ID:4cqYict8
きゃああああん!
キャロルちゃん、こんな身体にされちゃって/////
こういうの大好き////
続き楽しみ♪♪
313私の居場所:2006/05/25(木) 09:07:54 ID:gtqeaQkA
>>278
69.
漸く宴席の間へ到着した。
今日はエジプトの件が解決した祝宴、そしてキャロルのお披露目も兼ねた イズミルとキャロル
の婚儀の発表をする宴であった。
其処に居合わせた者達は 畏怖堂々としたイズミルの横に 初々しく佇んでいるキャロルの美し
い外見に 誰もが感嘆の声を漏らした。
やっと姿を現した佳人に 人々の視線は釘付けになった。
イズミル達は 先ず父王と王妃の処へ行き、挨拶した。
「父上、母上 本日は宴にお招きくださり 真に光栄で御座います。
私とキャロルの婚儀を了承してくださいました段、ありがたき幸せに御座います。
また この様な晴れがましい宴に遅れましたこと、深くお詫び申し上げます」
イズミルは深々とお辞儀をした。
キャロルも同調するように 深くお辞儀をした。
「よう参ったな 会いたかったぞ」父王は上機嫌で言った。
「気分が悪いと伝達が届き とても心配しましたよ。具合は大丈夫なのですか」
王妃は心配そうに言った。
「ご心配をお掛け致しました。遅れて申し訳御座いませんでした」
キャロルは潤んだ眼差しで何とか言ったが 内心それ処では無かった。
314私の居場所:2006/05/25(木) 09:09:43 ID:gtqeaQkA
70.
途中からイズミルに抱いてもらっていたので 身体の火照りは かなり収まっているものの
媚薬を塗られた真珠は未だ熱を持ち、キャロルを切なくさせていた。
イズミルによって 無理矢理閉じあわされてしまった花弁は、甘い蜜が溢れる事が出来ずに
今にも溢れそうになっていた。
「お顔が赤くなっていますね。目も潤んでいるよう。
熱があるのではないですか?
今日は早く退席しなさい。無理をしてはいけませんよ」
何も知らない王妃は キャロルに優しく言った。
「イズミル あなたも一緒に退席なさい。一緒に居てやるのですよ」
「母上、お心使い ありがたく頂戴いたします」
イズミルは恭しくお辞儀をして席に着いた。
「今日は可愛いキャロルと話が出来ると思ったに ちと残念じゃな。
早く善くなって また 顔を見せておくれ」
父王は本当に残念そうだった。
315私の居場所:2006/05/25(木) 09:36:19 ID:gtqeaQkA
71.Ψ(`▼´)Ψ
暫くすると 限界になったキャロルは イズミルの衣の裾を遠慮がちに引っ張った。
「いかがいたした?」
「私 もう・・・」
「そうか 辛いのか。今日は許してやろう」
キャロルだけに聞こえるように言うと
宴もそこそこに イズミルはキャロルを抱きかかえ 退席した。
そこに居合わせた人々は、イズミルの寵の深さを見せ付けられ ざわめき合った。

部屋に戻ると 何時も居るはずのムーラや侍女たちはいなかった。
「お願い。もう我慢できないの。意地悪しないで取ってください」
キャロルは涙ながらに懇願した。
「意地悪などと その様な事するはず無かろう。
よしよし 辛かったであろう よう我慢いたしたな。直ぐに取ってやろう」
イズミルを見上げると 優しい表情をしていた。
「みんなはどうしたの?」
「今日はもう用がない故 皆には下がるよう申し付けた」
宴の前、イズミルは ムーラに湯殿の用意と着替えを用意したら 下がるように言いつけて
あったのだ。
「そうだったの」
キャロルは 自分のこんな姿を見せる事が無くてほっとした。
イズミルはキャロルを抱きかかえ 湯殿へ行くと 自分が身に纏っている物を素早く脱ぎ 
キャロルの衣裳も脱がしてやった。
「私の大切なキャロル、お前を愛しておるのだ。
愛しくて愛しくて お前といると 私の理性が吹き飛んでしまう。
どうにも止められないのだ。
変な事をされたと怒っておるか?私のことが嫌いになったか?」
「ううん。嫌いになんてなれるわけないじゃない。私にはあなたしかいないのに。
あなたの為に 何でもしてあげたいって思っているのに」
キャロルは イズミルの胸に飛び込んだ。
イズミルは そんな健気なキャロルが益々愛しくて堪らなかった。
「お前は本当に嬉しい事を言ってくれる。私はもう お前無しでは生きてゆけぬのだ」
愛しすぎる余り 華奢な身体だという事を忘れ イズミルは力の限りキャロルを強く抱きしめた。
316名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 10:03:32 ID:OxxcKSM7
あと何回くらい続く予定?
317名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 10:03:33 ID:aeVozzh9
試しにちょっと書いてみた。
王家だとこんな具合かね?


「ずっとそなたのことだけを想ってきたのだ……」
後ろからキャロルの金色の髪をかき上げると、細い首筋があらわになる。
白いうなじに唇を寄せ、わずかに舌を這わせた。
「あ! …やめて下さい王子」
身を捩って逃れようとするが、キャロルの力ではもがいてもは王子の腕から逃れることは出来なかった。
「そなたはもう私から逃れることは出来ない。…もう離さない。愛しい姫よ…」
大きな手がキャロルの小さな顎をつかみ、強引に薔薇色の唇に口付ける。
王子の舌がキャロルの唇をそっと舐め、驚いて声も出ないキャロルの唇を割って舌が挿し入れられる。
キャロルの小さなこぶしが王子の胸をたたく。
王子は片手で細い身体をきつく抱き、もう片手でキャロルのうなじをつかみ、
その舌は無遠慮にキャロルの舌を探った。
握られていたこぶしが徐々に力なく開いていく。
「いや…!」
キャロルの唇から甘い吐息とともに拒否の言葉が洩れる。
王子の唇はすでにその首筋へと移っていた。
「あ!…王子!……私は…もう……エジプトの……」
「……そなたが欲しい。……たとえその胸に他の男を想うていても、私が追い出してやる」
言い終わるなりキャロルは王子の胸に高々と抱き上げられ、寝台へ連れて行かれた。
王子の熱い眼差しがキャロルの青い瞳にまっすぐにそそがれる。
大きな手が金色の髪をそっと撫で、白い手をとって指先に口付ける。
「……私を拒むな」
王子がのしかかり、再び唇を合わせたときには、もうキャロルは抵抗することをやめていた。
318名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 10:41:28 ID:lyT9DWTk
>>311
おまいさん、日本語表現の勉強してから出直した方がいいよ
書いてることが意味不明w
オマイが馬鹿だってことはわかった

>>312
婆の集うスレで/////とかの感情表現使うのやめてくんない?
キモイよ

>>316
後113回

>>317
原作嫁
319名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 12:05:53 ID:wluvirkS
作品投下前の自己語りは今回やめたんだw>私の居場所
夜だけに限定したのか?

ようやくを「漸く」 そこにを「其処に」まずを「先ず」と書く癖も半年前と同じだけどな
ちっとは学習しろ
いかにも「物書き」を自称しつつ内容が無いのも前と変わらないのがテラワロス
どうでもいいが畏怖堂々の使い方間違ってないか?w

>>312で若ぶった自演乙!
控え室前スレで一時もめてたなー>////の表現厨臭いって
あまり騒ぎ招く真似してくれるなよな…

しかしメン殺した後はまたもやローペースに戻る。人生ゲームかよ…
一体いつまで続くやら('A`)
このスレ埋まるまで続ける気なんじゃね?

あ〜あ、前スレの厨がいくらか減ったと思ったら、新たな厨呼び集めたな
あちこち宣伝しただけの効果はあったね、これまた自演乙!

どっちにしろ作品そのものを評価して読んでる奴はほとんどいねーよ
アラ探ししたくて読んでる奴だけだろw
マゾな所もお変わりないようで。
320名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 12:10:18 ID:vRBiCPT4
>>318
うぜーよ婆
321名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 12:29:27 ID:AsTaDdW0
>>284
>>279 >280 が微笑ましくてワロタよ 
>読んで悔しく書き込んだっぽくて 
>NGワード含んだマンセーとか罵りかもしれんのに、投下があったのを知ってるようなw 

>NG入れとく

どこに悪意が無いんだw
婆が指摘に逆切れ>>320
うわっ!はずかしーwww
322名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 16:09:38 ID:fMsqy8gL
まーた始まった
大人気ないなあ
323名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 16:21:13 ID:rJcgtRYz
さすが王家スレw
いつも期待を裏切らない奔放さだね
324名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 18:40:14 ID:ltpW5Byi
>>295ってどう見ても>>285じゃなく>>284宛てじゃん
>>284がビンゴだったんだろ。NG入ってない>>285だけじゃ書けないって
                           私の居場所
読んでない振りして言い返したかったんだろうから、触れてやるな
連載が続くのと、それをNGで黙ってスルーしてる人が許せない厨ちゃんなんだろ
これをNGなしでコピペする人いたら決定的と思う
325名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 19:51:00 ID:PTcl5Kt6
>>324
なにムキになってんだ?
いい加減年相応の精神年齢になれよ
蒸し返して荒らしたい奴はここ逝け

狙って誤爆するスレ その3
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1147740133/l50
326名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 19:56:46 ID:cUEBpXEH
なんだかなぁ
駄作作家一人の投下でここまで住人が荒れるのも珍しいな
さすが王家スレ
某スレにも乗り込んで荒らすは、最悪の婆どもだな

もう見る影も無くなった某スレを悼んで追悼
327名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 20:08:12 ID:uRqROLnP
いい気味じゃん。
元々あそこの住人はすかしたふりして気に入らなかったし。
たかが王家のパクリでしょ。
ちょっとつついただけで本性丸出しなのはワロタw
ザマーミロですわ
ほーほっほほ!!!
328名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 20:22:12 ID:hZp+ETJc
どう取り繕ったって<王家スレは厨の集まり>だってのは
エロパロ板ではすでに有名
それに相応しい作家が降臨してレス埋めてくれてるんだから、
いちいち文句つけてんじゃねーよw
もうひとつの某スレもお前らが荒らしてるのはわかってるんだよ
いい加減スレごと消えてくれないかな
329名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 20:35:11 ID:73R7rXfs
目くそ、鼻くそを笑う。
330名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 20:42:18 ID:Jcdd3vCf
>>328
いや、それ迷惑だから。
大人しくこのスレだけに引き篭もっててくれ


     ――― エロパロ板 住人一同
331名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 20:53:49 ID:/5xGqTeF
>>328
>いい加減スレごと消えてくれないかな 

却下。猛獣を解き放つようなもんだ。
あ、野良犬程度かな
332名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 22:05:17 ID:uOiLZBCq
>>324>>321がビンゴだった>>320>>284でok?

333名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 22:36:33 ID:xvxhJPxW
知らんよw
>>320がうざーと言ってる>>318は、>>282>>312>>316>>317に対して何か言ってるけど
>>284には何も言ってない
>>320は単にうざかっただけでは

作家当て含め、誰と誰が同じ人かって想像するの、そんなに楽しいか
無駄な気が
334名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 23:53:56 ID:ODGwbIm8
今日はよく分からない流れだったんだが、>>282>>284と取り違えて、>>284
言われてると思い込んだ人が華麗に舞ったと見ると、レスがつながる…
335名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 23:55:12 ID:YBQC4cBL
キャロルチン ガンガレ
336名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 00:16:39 ID:Gcxni/XZ
>>333
スリーセブン、オメw

>>332 >>334
検証乙w

アンカーミスから生じた摩擦かw
「気をつけよう、そのアンカーが命取り」

意味不明だがなんか笑えた
337名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 00:25:35 ID:0wOhAgeC
毎日色々あるねぇw

じゃ俺も
「どうする?アンカー?」
「アンカーのご利用は計画的に」

プルプル震える白チワワ(キャロ)を見つめるオヤジ(イズミル) byアイシス視点
338名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 00:35:15 ID:S3bVEgXq
>>294
そうなの?王家サイトもってるの?ふ〜ん。
王家サイトはあちこち読んでるけど、私の居場所の正体は
わからんわ。
ヒントプリーズ。
339名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 01:10:55 ID:qNu76VlP
アンカーって言うとリレーが出てくるなあ
アンカーが国王か皇太子なら、みんなすごい勢いで走りそう
一カ国だけぜえぜえ言って棄権しそうだけど

>>317
乙です!
こんな状況だけど、嫌でなければ続きを
340名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 01:11:32 ID:qNu76VlP
あ、VIPだw
341名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 01:38:23 ID:2xStmeyy
>>340
VIPオメw
国王か皇太子がアンカーのリレー中継キボンヌw
342私の居場所:2006/05/26(金) 14:45:52 ID:GooKcdha
>>315
72.Ψ(`▼´)Ψ
「一緒に入るの?」
「当然であろう。取ってあげられないではないか」
イズミルはそう言うと 自分は湯の中に入り、キャロルを湯船の淵に座らせた。
「さあ よく見せてみよ」
イズミルは足を開くように促すと、キャロルはおずおずと足を開いた。
イズミルがクリップのように止めていた物を外すと 待ってましたとばかりに堰き止め
られていた蜜が 次から次へと溢れ出てきた。
「おっと」イズミルは大事な蜜を一滴でも逃がすまいと太腿を持ち上げ、蜜を啜った。
「ああっっ」キャロルは堪らなくなって思わず声を上げてしまった。
漸く開放された花弁が左右に開き、真珠はすっかり莢から勃ちあがり、紅く艶めいていた。
「こんなに蜜を溢れさせおって。心地よかったのだな。
さあ 風邪をひく故 湯の中に入れ」
イズミルはキャロルを湯船の中に引き入れると キャロルに口付けを始めた。
情熱的な口付けに キャロルの意識は快楽の波に呑まれていった。
イズミルの舌が首筋に移動し、又新たに刻印を押してゆく。
イズミルの舌が桃のように柔らかい胸にたどり着いたときには その頂は木苺のように
色濃く、硬くしこっていた。
「おや 硬いぞ。柔らかく解さねばならぬな」イズミルは乳嘴の廻りを舐め始めた。
キャロルは我慢できず背を仰け反らせた。
343私の居場所:2006/05/26(金) 14:53:56 ID:GooKcdha
73.Ψ(`▼´)Ψ
「身体を清めてやろう」
イズミルは 湯から上がると 自分の膝の上にキャロルを後ろ向きに座らせ 石鹸で良く泡立て
た布で 丁寧にキャロルの身体を擦っていった。
「身体ぐらい 自分で洗えるから。あなたがそんな事しなで 一人で出来るから」
「遠慮する事は無い。私が洗ってやりたいのだよ いいからじっとしておれ」
腕から首筋 そして胸も過ぎ 腹部まで清め終わった。
イズミルの手は いつも侍女達が清めてくれる時と同じような仕草であったので 安心して
イズミルに身体を委ねていた。
イズミルの手は さらに下に移動し 茂みの辺りを清め始めた。
突然 奥の穴の方にヌルッと違和感が走った。
キャロルの身体の力が抜けていた事と 石鹸が潤滑油の役目をしていた事もあり イズミルの
指が すんなりと侵入してしまったのだ。
「あぁぁぁぁ・・・」
お尻に何か入れられた?
キャロルは 何がどうなったのか良くわからなかったが はっきりいって感じてしまった。
異物感が 変な気持ち良さを醸し出していた。
折角イズミルに清めてもらった花弁の奥から また とろりと蜜が流れ出てしまった。
油断している隙に フェイントを掛けられてしまったのだ。
恐る恐る自分のお尻に手をやると イズミルの小指の先が まだ自分のお尻の中に消えていた。
キャロルに少々抵抗されるのも 覚悟の上での試みであったのだが・・・
キャロルに 受け入れてもらえるとは。それどころか 感じておるとはなあ。
イズミルには予想外のことであった。
「ああ 指が滑ってしまった。許せよ」
イズミルは わざとらしく言ってのけると 指を穴から出した。
「おや?折角清めてやったのに また 蜜が溢れておるではないか」

キャロルは 子供の頃熱を出したときに ママからお尻に座薬を入れられたときの事を思い
出していた。
昔 お尻の中に入れられた時も 気持ち良かった。
熱い身体に冷たいひやっとする感触。
あの時と 同じ感じ。
でも 今のは薬が溶けて無くならないで そのまま異物感がある。
夢見ごこちから漸く我に帰ったキャロルであったが 淫らな事を考えているのを悟られまいと
するので背一杯で イズミルに返す言葉が見つからなかった。

「私だけの可愛いキャロル。やっとお前を娶る事が出来るのだ。
この日をどんなに待ったことか。
一週間後 我等はやっと 嵐の大神殿で婚儀を上げる事が出来る」
イズミルはその後 何事も無かったように 丁寧に身体を清めてやった。
344私の居場所:2006/05/26(金) 14:57:27 ID:GooKcdha
74.Ψ(`▼´)Ψ
イズミルは 乙女の封印を解くのは 婚儀が終了し、神前でイシュタルの祝福を受けてから
堂々と封印を解くつもりでいた。
キャロルがエジプト王宮で メンフィス王の寵姫だったとの噂もあり、影で吹聴する者がいない
とも限らない為、王子妃となる者が穢れた身体とあっては キャロルが後々肩身の狭い思いを
するであろうと配慮した為であった。
しかし、封印を解かなければ何をしてもよいと思えるほど、イズミルはキャロルに様々な事を
してきた。
いや、それ以上の事をさせ、教えた。
キャロルが 男女の事について疎い事を幸いに、イズミルは『大人になる為の準備だ』と言っ
ては 恥ずかしがるキャロルの身体を隅々まで弄り 舐めつくし、快感というものを 教え
こんだ。
まだ成長しきっていない胸は、未だ可愛らしいほどであったが、小さかった胸の頂はイズミル
の愛撫で 少しずつ、大きく成長していった。
薔薇の花弁は、少しの刺激でも 直ぐに泉が湧き出るようになっていた。
いや『今度はどんな事をされるのか』と想像しただけで 未知なる期待と羞恥で 花弁から甘い
蜜が溢れ出すだけではなく、身体全体が甘美な痺れに襲われるのであった。
お互いの心は完全に溶け合い、理解し合える存在に、無くてはならない存在へと変化していた。
345私の居場所:2006/05/26(金) 14:58:57 ID:GooKcdha
75.Ψ(`▼´)Ψ
湯から上がり ぐったりとしてお人形の様になったキャロルの身体を 丁寧に拭き上げると
用意してあった夜着を着せることなく そのまま寝台に運び横たわらせた。
身体全体が仄かに上気して ほんのりピンク色をした美しい身体をさらけ出したまま キャロル
は潤んだ瞳で 唯じっと イズミルを見つめるだけであった。
「キャロル 疲れたのか」
「イズミル 私 なんだか疲れちゃったみたい。少しだけ眠ってもいいかしら。
あなたに抱きしめられて眠りたいの。お願い」
キャロルは甘えた仕草で イズミルの逞しく大きな胸に 身を寄せてきた。
「困ったやつだな。夜はこれからだと言うに」
イズミルはキャロルの裸体を抱き寄せ、包み込んでやった。
キャロルは満たされたような笑みを浮かべ そのまま穏やかな眠りに就いた。
キャロルは イズミルの言う事を拒む事が出来なかったが、イズミルもまた、愛するキャロルの
頼みを拒む事が出来ず 聞いてしまうのであった。
キャロルに罠を仕掛け、今宵を楽しもうとしたイズミルであったが、反対にキャロルに逆襲さ
れてしまった。
346私の居場所:2006/05/26(金) 15:03:52 ID:GooKcdha
今週のうpはこれで終了させていただきます。
物語は来週の完成を予定しております。
それでは皆様 有意義な週末をお過ごしくださいませ。
347名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 17:01:43 ID:PwaQPwQn
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 日記!日記!
 ⊂彡
348名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 21:02:23 ID:r88gHhZD
お疲れ様です。
また来週!
349名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 22:15:12 ID:vizCQOKY
これじゃ新しい書き手は来やしない罠。
350名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 22:40:53 ID:jlCj/5/M
>私の居場所さま
最後まで応援しています。
351名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 23:00:11 ID:DPTRLwPl
>>175 で予告されたとおりの展開・・・('A`)

さっさと終わらせてくれ
そしてもう二度と来るな>私の居場所

サイトあるならそこに引きこもってろ
352名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 23:13:19 ID:p1+45UyM
連載開始時からネタバレしまくるのはよくある事だが
ここまで内容に起伏がなく面白くないのも珍しかったな
来週中に終了予定って後20スレ位か…

白痴でマゾな淫乱キャロルとエロ変態オヤジイズミルの妄想キモ杉
物語とはお世辞にもいえない
作文とも言い難い
自己満足はチラシの裏でやってくれ

それか某スレに書いてやったらどうだろう゚+.(・∀・)゚+.゚
このスレはもう消化不良で胸焼けしてるから
マジもう来ないでね
353名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 23:18:55 ID:Fny0mPWS
>>349
こんな駄作が大河連載されてるんだから、
自信持った人が来るかもよ?

なに言われてもこの投下人の真似してればいいんだしな
(既に作家・職人とも呼びたくない)
さっさと終わってくれる事を祈ろう
そして次の神の降臨をまとうじゃまいか
354名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 01:59:22 ID:257knrtZ
完結するつーならそれだけで偉い希ガス
355名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 02:29:00 ID:TVO7uRMz
キャロを開通させたらラフランス(洋梨)だろ>大河連載
それともまだまだ長く下手糞なSMエロとキャラマンセー続けるのか
ここまでレス消費してオチ無しだったら余程無能な証明

エロパロとはいえエロや設定の知識のなさはもっと調べろ>私の居場所
一応”物書き”と自称してサイトまで持っているなら下調べ位やプロットもっと煮詰めてくれ
チラシの裏代わりにスレ使うな
普通の職人なら30レスくらいで充分完結するはずの作文だ


356名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 02:37:12 ID:MzUsm+7A
控え室から来ました。
全く推敲されず、ただ書き殴ったまま投下してる作品ですね。
ここまで長く引っ張る必要性が全く感じられません。
反面教師として参考にします。
357名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 11:22:05 ID:O9gHAEyX
キテタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!

久しぶりに覗いたら すごいことになっとるではないですかい
>私の居場所さま
いいですよ 頑張っておくんなされ
358名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 12:13:57 ID:7IhR5+mS
437 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/08/05(金) 09:28:40 ID:b61eoR/Y
せっかくの獲物、取り逃がしたくなくて堪らないんだね<婆s 
440 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/08/05(金) 17:14:14 ID:/twWCAgx
ここも難民とあんまり変わらないくらい荒らしがひどいね。 
「偽りの夜」や「鎖」の作家さんたちへの叩きも常軌を逸してるとしか言えないよ。 
ていうか、ここしばらくエロパロで最後まで書かれた作品って無いような気が・・悲すぃよ。 
441 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/08/05(金) 17:21:30 ID:K7Jz6s1P
避難所よりはマシだよ。 
あそこで一度目をつけられたら、難民で 
何スレにも渡ってあることないこと、息の根が止まるまで叩かれまくる。 
あれは叩きじゃなくて、言葉による集団リンチだから。 
442 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/08/05(金) 22:20:29 ID:Qa91rg71
>>441 
何スレにも渡って叩かれまくったのは再生さんだけじゃなかった? 
465 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/08/07(日) 10:04:26 ID:FdMREnsc
再生作家みたいな痛いのがいるから、さらに荒らしに火がついた感じ。 
荒らしからすると「なんてからかい甲斐のあるスレなんだ」というところでしょうな。 
359名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 12:15:33 ID:7IhR5+mS
>>358
過去ログより抜粋
これに匹敵しているのが今の駄作投下人w
360名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 13:03:58 ID:257knrtZ
  ∧_∧ <br>  (´・ω・) <br> .c(,_uuノ <br> <br>
361名無しさん@ピンキー :2006/05/27(土) 18:58:16 ID:Bw1alaG6
>>360
>   ∧_∧ <br>  (´・ω・) <br> .c(,_uuノ <br> <br>

なにがしたかったんだw
362名無しさん@ピンキー :2006/05/27(土) 20:48:46 ID:WDdtuMjd
>>356
> 控え室から来ました。
> 全く推敲されず、ただ書き殴ったまま投下してる作品ですね。
> ここまで長く引っ張る必要性が全く感じられません。
> 反面教師として参考にします。

2行目からは全く同意だけどさ、なんでいちいち控え室から来たって書くわけ?
控え室住人はそんなに偉いんですか、そうですか
363名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 21:02:41 ID:a3nimCS3
嵐にマジレスするな、姐さん
364名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 21:18:00 ID:bO0awBHS
>>361
くっつけてみたyo

  ∧_∧
 (´・ω・)
.c(,_uuノ
365名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 12:01:33 ID:uqGhKLTv
gwうわpalpnなんだおま…g.!p4gf!dアー!!
366名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 13:39:05 ID:zOnnqqHu
>>364
キャロルがどうなったか知りたいから
おあずけのポーズですね♪♪
367名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 16:02:24 ID:hVixp5t2
キャロルちゃん王子と幸せになってください。
368私の居場所:2006/05/28(日) 16:34:41 ID:WU1u/wZV
76.Ψ(`▼´)Ψ
昨夜はキャロルに逆襲されたイズミルは悶々とした一夜を過ごした。
明け方美しい裸体を曝け出したままのキャロルの寝顔を見守りつつ 抗いがたい欲望を
抑えていた。

しどけなく開かれたキャロルの股間の金色の茂みが朝靄を浴びて まるでイズミルを誘う
ようにうっすらと光っている。
昨夜湯殿で戯れに指を入れた菊門が キャロルの性感帯である事を発見出来、イズミルは
早くもっと試してみたいと思っていた。
婚儀が終了するまでは、キャロルの乙女の封印を解く事はすまいと決めたイズミルだが 昂ぶる
自身を キャロルの口だけではなく、他にも解放したいと願っていた。
キャロルはイズミルにとって寝所では『優秀な生徒』であった。

「ううん」
寝返りを打ち仰向けになったキャロルの薄い金色の茂みから愛しき花弁が透けて見える。
「おお、キャロル、お前は眠っていても私を誘っておるのう」
勝手にそう解釈すると イズミルはキャロルの股間に顔を埋め 閉じた花弁を舌で左右に開花
させた。
毎晩身体に教え込んだ成果は イズミルの舌が触れただけで花弁から甘い蜜を溢れさせた。
イズミルは愛しげにキャロルから溢れ出す甘い蜜を一滴も漏らすまいと舐め取った。
「あぁぁ」
なんとキャロルは眠ったままでも感じておる。
しかも 花弁からは枯れることのない泉のように甘い蜜を溢れだしておるではないか。
イズミルはキャロルの反応を嬉しく思った。
『ふふふ。お前は本当に私の教えをよく覚えている生徒だ』
イズミルはキャロルが目覚めない様 注意しながら更に足を開かせた。
花弁の下方には愛らしい菊門が覗いている。イズミルは舌先を尖らせて閉じられた菊門を揉み
解す様に舌で舐り始めた。
更に甘い蜜が花芯から溢れ出し、それは菊門にまで伝い下りてきた。
「あぁぁぁ」
甘い刺激にキャロルは目覚めた。
369私の居場所:2006/05/28(日) 16:36:57 ID:WU1u/wZV
77.Ψ(`▼´)Ψ
足を拡げられ股間に顔を埋めているイズミルに気づくと 恥ずかしさでキャロルの身体はピンク色
に染まった。
「イズミル。な、何をしているの 恥ずかしいからやめて」
「目覚めたか。キャロル、昨夜お前はは私を放って眠ってしまったからのう。
近い将来の妻が夫の望みを叶えずに先に眠るのはいけない事なのだよ。
だから今から昨夜の続きをしてあげよう。
私はお前に新しい事を教えなくてはならないのだから。
さあ もっと足を開いてご覧」
「昨夜の事は謝るわ。だからお願い 意地悪しないで」
キャロルは恥らいながらイズミルに言われるまま 足を開いた。
「意地悪などと その様な事するはず無かろう。
何も恐れる事はないのだよ。これもお前を『大人にする為の準備』なのだから」
キャロルはこれからイズミルが何をするのだろう という恐怖と甘い快感への期待で、体の心が
火照るのを止められなかった。

「おお、可愛らしい真珠をこのように固くさせているな キャロル。
薔薇色に染まりおねだりをしているではないか」
「恥ずかしいわ そんな風に言わないで。イズミル」
「恥ずかしい事などあるものか。お前の真珠はもう 私を求めてこんなになっているのだよ」
花芯から突き出る薔薇色の真珠を イズミルは優しく指で転がし始めた。
「あぁぁぁぁ」
とろりとした甘い蜜が勢いよく溢れ出し 菊門まで伝い降りた。
イズミルは溢れる蜜を指で掬うと キャロルの菊門に擦り付け、閉じられた門を溶かすように
舐め始めた。
「イズミル、そこは恥ずかしいの」
キャロルはまたもよくわからない変な気持ち良さを醸し出され、どうしていいかわからなか
った。
イズミルが尖らせた舌先を菊門に侵入すると 形容し難い快感がキャロルを貫いた。
「お願い、やめて イズミル。私 変になりそうなの」
「可愛いキャロル。お前はやはりここも感じるのだね。
私は嬉しいぞ。
もっと感じていいのだよ」
柔らかく溶き解された菊門にイズミルの指が埋まっていった。
お尻の中の異物感は 恍惚とした快感をキャロルに与え、イズミルの指の動きで強まって
いった。
「あぁぁぁぁぁぁ」
思わず腰が浮かんでしまうのを キャロルは自分でも止めることが出来なかった。
370私の居場所:2006/05/28(日) 16:38:00 ID:WU1u/wZV
78.Ψ(`▼´)Ψ
「達してしまったのか、キャロル。まだ授業は終わっていないのだよ」
全身を薔薇色に蒸気させているキャロルに イズミルは諭すように言った。
そして、自らも衣を脱ぎ捨てると 大きく巨大にそそり立つイズミル自身をキャロルの眼前に
突き出した。
今まで教えられた様に キャロルはその巨大なイズミル自身を口に含み、舐め始める。
「いい子だ。キャロル、大分うまくなったな」
『だって 私もイズミルを愛しているんですもの。
喜んで欲しいから一所懸命なの』
口の中がイズミルで一杯なので キャロルは心の中で呟いた。
キャロルがイズミルを愛している間も イズミルの指はキャロルの花芯と菊門を弄んでいた。
快楽に我を失いそうになりながら キャロルはイズミル自身に懸命に奉仕した。

いつもは精を放つまで愛させてくれるのに、今日のイズミルは途中でそれを遮った。
キャロルの唾液で濡れたイズミル自身を口から引き抜くと、イズミルはキャロルをうつ伏せに
させた。
「イズミル?」
「愛しいキャロル。そのまま腰を高く上げなさい」
イズミルはキャロルの細腰を持ち上げると キャロルの背後に移動した。
「こうすると美しいお前の全てがよく見えるのだよ」
「いや。恥ずかしい」
またも新たな不安と期待でキャロルの胸は高まった。
しかし、イズミルの意図を察した時 キャロルは急に怖くなった。
「無理よ お願い、やめてイズミル」
そそり立つイズミル自身が、キャロルの菊門にあてがわれた。
「大丈夫だ、私を信じて体の力を抜くのだよ キャロル」
時間をかけて溶き解されたキャロルの菊門は キャロル自身の唾液に濡れて潤滑さを増した
イズミル自身を、ゆっくりと飲み込んでいった。

鈍い痛みと共に未知の快感がキャロルを覆った。
昔、ママに入れてもらった座薬より遥かに巨大な異物がキャロルの腹部の中で脈打っていた。
「あぁぁぁ」
逃れようとするキャロルの腕をイズミルは背後から掴み 更に深く挿入していく。
ゆっくりと腰を動かすイズミルに、キャロルは諮らずも淫らな反応をしてしまう。
キャロルが感じているのを知ったイズミルは嬉しそうに言った。
「婚儀が済むまでは、私はお前の乙女の封印は解く心算はないのだ。
だが 私がどれほどお前とこうして繋がりたかったかわかるか?
感じてくれて嬉しいぞ、キャロル」
イズミルの腰の動きが段々と早くなり キャロルは快感でもうなにも考えられなくなった。
キャロルの菊門に激しく自身を打ちつけているイズミルも耐え切れなくなってきた。
「うぅぅ」
短い呻きと共に、キャロルのお腹の中にイズミルは多量の精を解き放った。
371私の居場所:2006/05/28(日) 16:38:52 ID:WU1u/wZV
79.Ψ(`▼´)Ψ
「痛かったか?キャロル、これもお前を愛する余りなのだ。許せよ」
行為が済むと イズミルは優しくキャロルの身体を抱き止めた。
「ううん。あなたが喜んでくれるなら嬉しい。
私もあなたを愛しているから なんでも出来る事はしてあげたかったの」
「ああ、なんと可愛い事を言ってくれるのだ。私はお前をこれからも離さないぞ」
イズミルは愛しさの余り 華奢なキャロルの身体を思い切り抱きしめた。

『後は早く婚儀を終わらせたい。お前の乙女の封印を解く準備は全て整ったぞ』
イズミルは心の中でそう呟いた。
372名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 17:25:40 ID:uqGhKLTv
禿しくキモいんですけど
373名無しさん@ピンキー :2006/05/28(日) 19:29:09 ID:a+PO4ihK
>>371
全てじゃないだろw
まだ官庁と縛りが残ってるジャマイカw
374名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 20:31:15 ID:NDQcrNxm
私の居場所さん
トリップをつけてみては?
375名無しさん@ピンキー :2006/05/28(日) 23:41:22 ID:uNWaItWH
>>368-371、文体真似て書いてるけど別人だね
アブノーマルエチーにしてるけどなんか本物より勢いがあってエロいw
できれば自分の書き方でここにSS投下してくれまいか?
376名無しさん@ピンキー :2006/05/29(月) 00:39:19 ID:/jTTE+/L
>>372
>>368-371はそういうレスがつくのを意図して投下したんだと思う
今は2ch設定が変わったから書き込みできない人が多いのが
誤算だったんだろうが。
377名無しさん@ピンキー :2006/05/29(月) 00:56:46 ID:HQ6HVmPf
どうでもいいから今週一杯我慢しろよ!
刺激するような事するのもよせって!!
意地になってまた続編大河連載始められたら嫌だろ?

さっさと予定終わらして消えて欲しい>私の居場所
378名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 18:43:01 ID:wgoAOElz
別人だったのか…だとしたら私怨も甚だしいね
379名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 19:06:42 ID:iBk0S3Fk
>>377
禿同
380私の居場所:2006/05/30(火) 09:28:54 ID:bNiGE/0+
ゴーストライターの方が活躍してくださったので 折角のご好意をお受取りする事に致しました。
381私の居場所:2006/05/30(火) 09:30:14 ID:bNiGE/0+
>>371
80.
まだ陽の高い昼間 イズミルがキャロルの元にやって来た。
「イズミル こんな時間にどうしたの?政務があるのではないの?」
「丁度一区切りついたところでな。
いつもお利口にしているご褒美に これから良い所へ連れて行ってやろう。
確か 嵐の大神殿へ行きたいと申しておったな。婚儀の前に 一度下見をしておくのも良い故」
「まあ 嬉しい。王族でもないのに行っても良いの?」
キャロルは嬉しくて 無邪気にはしゃぎ始めた。
全く キャロルと言う奴は 昼間と夜とでは別人のようである。
誰がどう見ても 昼間のキャロルは 幼い子供にしか見えぬであろうなあ。
後宮の女どもが五月蝿くて叶わぬわ。
『あのような幼げなお方に あなた様のお相手がお務まりになるのですか?』
『情熱的なイズミル様、お姫様では物足りなくて。お寂しい時は 私がお慰み致しますわ』
なんて無礼な奴らだ。私の相手を努められるのは キャロルしかおらぬと言うに。
イズミルは 以前 手を付けた女たちが 密かに言い寄ってくることに辟易していた。
382私の居場所:2006/05/30(火) 09:32:15 ID:bNiGE/0+
81.
「キャロルは特別だと言ったであろう。それに 間も無く正真正銘 王族となるのだぞ。
神殿では子供のようにちょろちょろするでないぞ」
「はあい。お淑やかに でしょ。でも これって一番苦手なのよね。
だって 見たいと思っていたものが目の前に現れるのよ。
手に触れる事だって出来るのよ。
とても感動して きっと夢中になってしまうわ。
それを大人しくしろ だなんて 拷問と一緒だわ。」
「やれやれ 仕方がない事を申して 全く面白い奴だ。
そんなに嬉しいのであれば もっと色々な所に連れて行ってやるぞ」
「イズミル ありがとう。私、宝石とか 衣装とか 全然要らないの。
それより 街とか 王宮内とかを 見せてもらえたほうが嬉しいの」
キャロルはイズミルの腕に頬擦りをして 子猫のように甘えた。
キャロルには 全くいつも驚かされる。
これからの人生 さぞかし楽しいものになるであろうな。
イズミルはキャロルの手を取って 部屋を後にした。
383私の居場所:2006/05/30(火) 09:33:25 ID:bNiGE/0+
82.
婚儀を翌日に控えた昼間 キャロルは浮かない顔をしていた。
「ムーラ 私なんかが イズミルと結婚しても良いのかしら」
「キャロル様?突然 どうなさったのですか」
「昨日 王妃様の元に伺った帰りに 後宮の女性の方が大勢いらっしゃったでしょう」
「そういえば 彼女たち キャロル様を拝見したくて 随分と賑やかで御座いましたわね」
「みんな とても綺麗で 魅力的だったわ。
ムーラは 毎日私の裸を見ているから 知っているでしょう?
私 胸もこんなに小さいし 子供みたいだし。
イズミルは『可愛い』って言ってくれるけど それは私の肌が白くて 目が青くて 金髪なのが
珍しいだけなのよ。
私 どこかに 消えて無くなりたい」
そう言い終えたキャロルを見ると 久しぶりに涙ぐんでいた。
さげ
384私の居場所:2006/05/30(火) 09:35:39 ID:bNiGE/0+
83.
「毎日お忙しくていらっしゃるから 少々お疲れなので御座いますね。
昨日のキャロル様は 誰の目から見ても 気品に溢れていらっしゃいましたよ。
優雅で物怖じしない態度に 値踏みをしていた方々が 反対に気後れしてしまって。
愉快で御座いましたわ。
キャロル様が一番 お美しかったですわ。
このムーラが太鼓判を押しているのですよ。自信を持って下さいませ」
「私 ムーラやイズミルに恥をかかせては申し訳ないと思って 必死だったの」
「キャロル様は いつもそうで御座いますね。
その一生懸命さが みなの心を打つのですね。
実を申しますと 私が尊敬できます女性は この世に二人しかいないのですよ。
一人は王妃様。王妃様はあのような女性たちを上手に纏めておいでです。
国王様の補佐もなさいますし、本当にお美しいだけで無く 賢くてすばらしいお方でございます。
そして もう一人はキャロル様」
「ええっ?」
385私の居場所:2006/05/30(火) 09:36:39 ID:bNiGE/0+
84.
「私は 嘘は申し上げられない性格ですから、本心を申し上げますね。
私は キャロル様がイズミル様との結婚を決心してくださって 本当に嬉しいのですよ。
内緒の話で御座いますが イズミル様が先日 私にお話しくださいました。
イズミル様は キャロル様とお会いになるまでは 女性に対して褪めたお考えの持ち主で御座
いましたのよ。
イズミル様と 対等にお話がお出来になられる女性が いらっしゃらなかったことも原因では
御座いますが『結婚なんてつまらぬもの、形式だけだ 誰でも良い』と仰って 全く感心を
お持ちになっては下さいませんでした。
それが『ムーラ 私は遂に見つけたのだよ。
初めて共に生きて行きたい、守ってやりたいと思える相手に。
キャロルを見ていると 自分が想像していた理想の人物像とぴったり一致してしまうのだ。
この様な理想の女人など この世にどうせいない、そう思って諦めていた。
でも 偶然にも自分の目の前に現れたのだ。笑えるであろう、自分でも不思議なのだよ』
嬉しそうに そう仰っておいででしたわ。
私は この様に明るく 充実したイズミル様を拝見するのは初めてで御座いました。
私も同感で御座いますのよ。
ご立派なイズミル様のお相手が務まる方は 早々いらっしゃらないと。
キャロル様をおいて 他にはいらっしゃらないと。
イズミル様は 外見が珍しくてご結婚を決意されるような そんなお方では御座いませんよ。
それに キャロル様はこれから大人になられるお身体。
女性は 殿方に愛していただくたびに 益々美しくなるものなのです。
心配される事は何も無いのですよ。
イズミル様を信じて どこまでも付いて行けば宜しいのでございますよ」
「ムーラ いつもありがとう。
私 初めてこの王宮に着た時も あなたに甘えてしまった。
そして今日も・・・
私ったら いつもムーラに迷惑ばかり掛けている様な気がするわ」
「私で宜しければ いつでもお話をお聞き致しますよ。
今日もよく このムーラにお話しくださいました。
少しでも 私を頼りにして下さるキャロル様のお気持が 嬉しゅう御座います」
「その言葉 素直に受取ってもいいのかしら。
この先も ずうっと ママのように頼りにしてもいいの?」
「当然では御座いませんか。初めてお会いしたとき お約束致しましたでしょう。
国王様の後宮の方々など 気になさる事など御座いませんよ。
それに イズミル様には何の関係も御座いませんし。
明日は いよいよご婚儀で御座います。
キャロル様のお仕度をお手伝い出来ますのが 今から楽しみでございますわ」
386私の居場所:2006/05/30(火) 09:37:51 ID:bNiGE/0+
85.
イズミルとキャロルの婚儀が滞りなく終了し、盛大な祝宴も そろそろお開きになろうかと
いう時 侍女がキャロルに耳打ちすると 仕度の為 イズミルより一足早く宴席から退出する
事が出来た。
長い長い一日が やっと終わろうとしていた。
今宵もいつものように湯浴みを終え、皺1つ無い上質の布をひいた台の上に キャロルはうつ
伏せに横たわった。
腰の辺りに紗を掛けてあるとはいえ その身体は 同性の侍女達から見ても 眩しいほどの
美しさであった。
湯浴み後 仄かに甘い香りのする香油を塗られ 疲れた身体を解すようにマッサージをされる
のが キャロルの日課になっていた。
「みんな いつもありがとう。
私がいつも元気でいられるのも あなた達が心を込めてお世話をしてくれるからだわ。
こんな頼りない私だけど これからも宜しくお願いね」
キャロルは 自分とさほど年齢の変わらない侍女達に言った。
侍女達は 当然のことをしているだけなのに 威張ったりせず いつも自分たちに優しく声を
掛け、感謝の言葉まで言ってくれ、誰に対しても分け隔て無く接してくれる そんなキャロル
に対し 心から陶酔し 尊敬の念を抱き 誰一人として悪く言う者などいなかった。
387私の居場所:2006/05/30(火) 09:38:59 ID:bNiGE/0+
86.
「キャロル様 おめでとう御座います。
何も心配せず、イズミル様と末永く お幸せになってくださいませ。」
私はこの日をどんなに待ちわびた事か。嬉しくて涙が止まりません」
「ムーラ 本当にありがとう。
私 とうとう結婚しちゃったのね。ムーラがいてくれなかったら、私 きっと きっと・・・」
キャロルは ムーラにしがみ付いて泣いてしまった。
「このような喜びの日に 涙は似合いませぬよ。
私は これにて失礼致しますが、何も案ずる事など御座いませんからね。
イズミル様に総てお任せして、お導きのままに お振る舞いになられれば宜しいので御座いま
すよ」
ムーラが退出すると 入れ替わるようにイズミルが寝所に入ってきた。
388私の居場所:2006/05/30(火) 09:40:12 ID:bNiGE/0+
87.
「キャロル 疲れてないか?
この日をどれ程待ちわびていた事か わかるか」
「ええ 私だって 嬉しいわ。
とうとう結婚してしまったのね。夢を見ているようで 何だか信じられないわ」
私が結婚したなんて知ったら、ママも兄さんたちもきっと吃驚するだろうなあ。
ライアン兄さんなんか きっと『子供の癖にけしからん』って言って怒るわよね。
「夢ではないぞ 何を考えておるのだ?」
「ううん、違うの。
私の花嫁姿をママ達に一目見せてあげたかった。
私 古代ヒッタイト居ます。幸せになります。って教えてあげたかった。」
「そうであったな。家族と離れ離れになってしまったのであったな。
可哀想であるが こればかりは私にもどうすることも出来ぬ。
寂しいのか?」
「こんな日に ごめんなさい。
私の家族だから 時々は思い出してしまうかもしれないけれど、寂しくなんてないわ。
だって ここには あなたもいてくれるし、ムーラだっていてくれる。
私ね、初めてこの王宮に連れてこられた時 とても不安だったの。
でも ムーラと初めて会った時『この私をママと思ってくれて良い』って言ってくれたのよ。
嬉しかったわ。 今でも忘れられない。
私 図々しいから その言葉 素直に受け取っちゃって 勝手にママと思っているの。
だから 私 一人ぼっちじゃないのよ。
389名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 09:59:53 ID:bNiGE/0+
wa
390私の居場所:2006/05/30(火) 10:05:34 ID:bNiGE/0+
88.
それにママだけじゃなくて 私には 父も兄も友人もいるんですもの。
イズミル あなたがパパにも、兄さんにも、友達にもなってくれるんでしょう?
私 幸せだわ。ありがとう」
キャロルはイズミルに屈託の無い笑顔で話し掛けた。
「確か そうも言ったな。だが 今は私の妃ぞ。それは忘れるな」
キャロルの頬が紅く染まった。
「わかっているわ。でも今更 改めて言わなくっても良いのに。何だか照れるわ」
「今日は また随分とおしゃべりだな」
「そんな事無いわよ。いつもと変わらないわ」
「何か意図でもあるのか?」
「ええっ そんなのあるわけ無いじゃない」
事実 キャロルは 横になるのが何故か躊躇われて 一生懸命に会話でつないでいたのだ。
目聡いイズミルは そんな事 とっくに見抜いてしまっていた。
「まあ良い。続きは今度ゆっくり聞いてやる」
イズミルはキャロルに口付けをして言葉を遮り、ゆっくりと口内に侵入していった。
先ほど纏わされたばかりの夜衣も剥ぎ取られ、寝台に横たえられた。
いつもと一緒のはずなのに いつもとは違うのかもしれない。
キャロルは胸の鼓動が高鳴っていくのを感じた。
391私の居場所:2006/05/30(火) 10:13:28 ID:bNiGE/0+
>>82.最後の行 さげ は誤入力です。
>>389 も誤入力です。
重ねて お詫び致します。
392名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 10:48:54 ID:Bm4C09fs
久々に北
すごいな
もうがんがれ
393名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 11:50:53 ID:t3wmMED0
もうがんばって200ぐらいは行っちゃってください!
394名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 12:34:11 ID:TxJfO0ls
トリップつけたら?私の居場所さん
395名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 17:01:09 ID:k4N6jVMp
ウケが良ければ通常投下分、悪ければゴーストライターのせいと言える
好都合につきトリップなど付けるつもりなどナイ、だよね?>私の居場所
ジエン前にIDチェックしたかったら、「診断くん」などで都度確認して来い
誤入力などと言い訳する事なく便利だよw
396名無しさん@ピンキー :2006/05/30(火) 18:07:05 ID:RK3gX7YR
指摘されなきゃ気づかないほど細部まで読んでる読者はいないじゃないかw
トリップつけないでグッドな良作がゴーストされたら困るもんな
この堅苦しくつまらない文体の手法ををうまくコピーして話を繋げられるってのは、
ある意味『神技』w
トリップなんぞつけて自分の手柄減らしたくないよなぁ?w
397名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 18:16:50 ID:9mYLgtwC
>>396
それがいるんだよw>細部まで読んでる読者


鳥つけて欲しいな>私の居場所さん

先週投下分までしっかり読んでたけど、日曜日ので「?」となってから
月曜のはまだちゃんと読んでない
398名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 18:17:49 ID:zTgChfjS
いよいよ初夜を迎えるのですね。
負けないで最後まで頑張って下さい。
応援してますよ♪
399名無しさん@ピンキー :2006/05/30(火) 18:20:39 ID:Mf+VruTT
文体の見分けがつかない>誰にでも書ける内容がないよう(ry
な作品だって事の証明でもあるな
ラストまで書かなかったのは職人の良心だろ。
アンカーも振ってなかったし、バレルと最初から見込んで投下してるんじゃまいか?

文体気にせず続きを書いてもらいたい気はする
よっぽどエロくてすっきり終わりそうだ
400名無しさん@ピンキー :2006/05/30(火) 19:52:42 ID:DN8WcbVV
>>397
作文のようなエロパロしか読解力がないエロ萌え婆
もしくはエロ餓え婆だけだろw
401名無しさん@ピンキー :2006/05/30(火) 19:57:39 ID:DN8WcbVV
サイトの正体わかったとか、必死に釣り糸はなってるが
全然釣れてないw
漁師の才能ないよ>エロ萌え婆と自演=私の居場所

ゴーストといい放ってるSSの方が非凡なセンス感じるねぇ
きっとここにはゴースト以外では書いてくれないだろうけどな
402名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 21:23:24 ID:MtqWwNgd
正直区別がつかない
お前らよく区別つくな
403名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 22:12:27 ID:wz92AbgX
見分けついてる=自演=私の居場所
404名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 00:55:35 ID:T3i/Jif/
王家ファンじゃないけど
何故かこのスレをチェックする日々。

何か面白すぎ、最近の展開。
405私の居場所:2006/05/31(水) 06:25:42 ID:+4+I6ceR
89.Ψ(`▼´)Ψ
口内に侵入してきたイズミルの舌に キャロルはおずおずと自分の舌を絡めた。
イズミルは待っていたように、キャロルの舌を吸い 自分の口内まで誘導した。
互いの舌が縺れ合い 交じり合う唾液がキャロルの唇端から細い糸のように光りながら
伝い落ちた。

キャロルは瞳を閉じながら 益々高まる鼓動に胸が張り裂けそうになった。
淫らに絡み合っていたイズミルの舌が唇から離れ、頬を伝って移動してゆく。
耳朶を甘咬されると キャロルは思わず甘美な吐息を漏らした。
そのままイズミルの舌が いつものようにキャロルの細い首筋に刻印をつけながら下がって
くる。
キャロルはそう予感し、疼く様な期待感で イズミルの愛撫を待った。
しかし、今夜のイズミルはいつもと違っていた。
イズミルは首筋までで 舌の動きを止め、そのままキャロルに触れるのを止めてしまったのだ。
「イズミル?」
キャロルはしっかり閉じていた青い瞳を開け、イズミルの姿を求めた。
イズミルは妖しげに琥珀色の瞳を光らせながら褥に座り キャロルの裸身を見つめていた。
淫らな期待に胸を高鳴らせている心の底まで見通すようなイズミルの瞳に キャロルは羞恥心で
薔薇色に染まった胸と股間を腕で覆い隠した。
「何を隠そうとするのだ キャロル。
もう私の妃となったのだから、何も隠し事をしてはいけないのだよ。
さあ、その手をどけて 全てを私によく見せてくれ。」
「だって、恥ずかしいの」
キャロルは腕で胸と股間を覆い隠したまま、イズミルの視線に背中を向けた。
「私の妃はなかなか夫の言う事を聞かない奴だ。
この身体も心も もう全て私のものとなった事を、ちゃんと自覚しなくてはいけないよ キャロル」
イズミルはそう言うと しなやかなキャロルの背中に舌を這わせた。
「あぁぁ」
キャロルは背中に与えられた愛撫に仰け反る様に反応した。
この日まで 毎夜愛され続けたキャロルの身体には、イズミルの唇と舌が触れていない場所はどこにも
なく、その触れられる全てが感じるように開発されていた。
キャロルは自分で覆っている胸の頂が 木苺のように硬くしこり立ち、薔薇色の花弁からは 甘い
蜜が蕩け出して来るのを感じていた。
それは イズミルの術中通りの事で、キャロルはまたイズミルの甘い罠にはまってしまった
のだ。
406私の居場所:2006/05/31(水) 06:26:15 ID:+4+I6ceR
90.Ψ(`▼´)Ψ
「おや、既に自分で感じてしまっているのか キャロル。
私という者がありながら、新婚初夜になんたる事ぞ。
言う事を聞かない妃には 少し御仕置きをしなくてはならならんのう。
さあ、上を向いて どんな風になってしまったのかを見せるのだよ」
『御仕置き』という言葉に、キャロルは『怖い』という気持ちと 何をされるのかという
淫らな好奇心で、小刻みに震えながら 指の間からそそり立つ胸の頂を 恐る恐るイズミルの
瞳の前に晒した。
「勝手にこの様に硬くしおって。
私の楽しみを奪うとは、いけない子だ キャロル」
イズミルはキャロルの手の上から 自分の掌で白い乳房を鷲?みにすると、押し上げられて固く
尖った木苺を鳥のように啄ばみ ゆっくり揉みしだきながら舌先で転がして味わい始めた。
神経の集中した頂を責められたキャロルは 蕩ける様に甘い喘ぎを放った。
「こちらはよく実っておるぞ キャロル。もう片方も熟しているか調べなくてはのう」
手を重ねた乳房と頂を指先で弄びながら イズミルは押さえていないほうの乳房に舌を這わせて
いった。
片方の頂を弄ばれているキャロルは、身体を撓らせ続け その反動でもう片方の乳房は上下に揺れて
いた。
揺れる乳房の頂も、イズミルが乳綸を廻す様に舌で舐り頂を吸う様にしゃぶり続けると 痛いほどに
熱く硬くなった。
「あぁぁぁぁ…」
羞恥と快楽に翻弄されて キャロルは何も考えられなくなり、あっけなく達してしまった。
股間を押さえていたキャロルの手は、花弁から溢れ出す甘い蜜で 濡れ滴っていた。

イズミルは甘い蜜で濡れたキャロルの手を股間から離すと、一本一本指の股まで丁寧に舐め清めた。
「キャロル、こんなにも甘い蜜を滴らせて 感じているのだな。
だが、今宵はまだまだこれからだぞ。
このような甘い蜜を生み出す場所を 私に隠してはいけない。
どこからこのような甘い蜜を溢れさせているのか、私に見せておくれ」
全身をピンク色に上気させ、ぐったりしているキャロルの足を開き イズミルは両肩に担ぎ上げた。
開きかけた花弁の中央からは 甘い香りを放つ蜜が尽きることなく溢れ、淫靡な光を放っていた。

「さあ、キャロル。自らの指で甘い蜜の出でる場所を示すのだ」
イズミルは悪戯っぽい瞳を輝かせながら、キャロルの手を蜜の溢れる花弁に誘った。
「恥ずかしいの イズミル。もう苛めないで」
「まだ我が儘を言うのか。私はお前の全てを知りたいのだよ。
教えてくれるな? 愛しいキャロル」
キャロルは恥ずかしさで 消え入りたかったが、何故かイズミルの言葉には抗えなかった。
おどおどと自らの股間に手を当てたキャロルは ゆっくりと二本の指で薔薇の花弁を開花させた。
羞恥心が更に花弁から蜜を溢れさせ、薔薇色に染まった真珠が艶やかに姿を現した。
407私の居場所:2006/05/31(水) 06:27:33 ID:+4+I6ceR
91.Ψ(`▼´)Ψ
「もう、これで許してくれる?イズミル」
消え入りそうな声で、キャロルは懇願した。
見られている恥ずかしさが、キャロルの花の奥を熱く火照らせていた。
「なんと美しい花園だ。ここからこの甘い蜜が溢れだしているのだな」
イズミルはキャロルに花弁を開かせたまま、蜜の溢れる場所を指の腹で撫で摩った。
キャロルはその刺激に背中を撓らせ 開かれた足を閉じようとした。
しかし、しっかりとイズミルの肩に固定された足は閉じる事を許されなかった。
イズミルは指でキャロルの薔薇色の真珠を弄びながら、溢れ出る蜜壷に舌を差し込み捏ね回
した。
キャロルはもう、何もわからなくなるような快楽の渦に巻き込まれ いやいやをする様に頭を
振りながら霰もない喘ぎ声を放ち続けた。
イズミルはそんなキャロルの甘い蜜を舐め取りながら、キャロルの足を掴むとゆっくり体勢を
変えて すっかり猛り立ったイズミル自身をキャロルの口元にあてがった。
「うぅ」
キャロルの小さな口はいっぱいに開かれ イズミル自身を含まされた。
花弁に与え続けられる快感で、キャロルも愛しいイズミル自身を口の中で受け入れ続けた。
苦しそうな表情で懸命にイズミルを愛するキャロルを見つめながら、イズミルはキャロルの
真珠を舐め啜り 蜜で潤った菊門にも指を出し入れして キャロルの性感を極限まで高めた。
「あぁぁぁぁぁ…」
もうキャロルはイズミルを口で愛する事が出来なくなり、巨大なイズミル自身に両手を支え、
大きく達してしまった。

イズミルも息を荒くしつつ、キャロルの花弁から舌を引き抜いた。
舌で堰き止められていた キャロルの甘い蜜が放たれるように溢れ出た。
「キャロル、これで準備は整ったぞ。
これから私は乙女の封印を解く
力を抜いて私に身を任せるのだよ キャロル」
ぐったりと力の抜けているキャロルの両足を抱えなおすと、イズミルは キャロルに唇を
重ね、舌を絡めながら キャロルの唾液で濡れたイズミル自身をゆっくりとキャロルの
溢れる蜜に擦り付け 先端を乙女の入り口に宛がった。
キャロルはまだ 快感で朦朧としながら、猛り立つイズミルがキャロルの乙女の封印を
こじ開けてゆくのを感じた。
巨大なイズミルに痛みと快感で悲鳴をあげそうになるキャロルの唇をイズミルの唇が塞ぎ、
その華奢な身体を強く抱きしめながら 滾るイズミルを侵入させていった。
やがてキャロルの花弁は溢れる蜜と共にイズミル自身を根元まで受け入れた。
「ようやく全て私のものになったぞ。私がお前の中にいるのがわかるか?キャロル」
キャロルの青い瞳から涙が溢れた。
「わかるわ、イズミル あなたが私の中でいっぱいになってる。
怖かったけど 嬉しい」
イズミルに抱きつくキャロルの涙を イズミルは優しく舐め取った。
408私の居場所:2006/05/31(水) 06:28:22 ID:+4+I6ceR
92.Ψ(`▼´)Ψ
「初めは我慢するのだよ。私にしっかり捕まっているといい」
そう言うと、イズミルは ゆっくり腰を動かし始めた。
貫かれる度に痛みはあったが、溢れる蜜がイズミル自身を包み 段々と快感のみに
包まれてきた。
「辛いか?キャロル」
腰の動きを一端止めて イズミルが問うた。
キャロルは大きく首を振ると、イズミルの頭に腕を絡めた。
「最初は痛かったの。でも段々変な気持ちになってきたの」
「そうか。時間をかけて『大人になる準備』をしてきたからのう。
感じているのだな 嬉しいぞ キャロル」
イズミルはキャロルを抱き締めなおすと また腰を動かし始めた。
巨大なイズミル自身がキャロルの奥まで当たってくる。
キャロルはまたも未知なる快感に身体中が満たされ どうにかなりそうな気持ちになって
きた。
イズミルは更にキャロルの腰を持ち上げ 深く激しく腰を動かした。
イズミルが貫くたびにキャロルの乙女の内部から、甘い蜜が迸った。
「イズミル、私 どうにかなりそうよ」
必死にしがみつきながら、貫かれるキャロルの表情が恍惚に変わってゆく。
キャロルも無意識に イズミルをより深く受け入れようと淫らに腰を降り始める。
そんなキャロルに触発されるように、更に激しくイズミルはキャロルを貫き続けた。
頂を尖らせた白い乳房が イズミルの動きにあわせて激しく揺れる。
イズミルも限界に近かった。
キャロルの両膝を折り曲げるように抱きかかえ、餓えた渇きを癒すようにキャロルの
中に滾る自身を 激情を込めて打ち続ける。
「うぅぅぅ」
キャロルの封印されていた乙女の中に、イズミルの熱く迸る精が放たれた。
キャロルは奥深くにイズミルの愛が当たり溢れて行くのを満ち足りた思いで感じた。
キャロルの甘い蜜とイズミルの白い精が混じりあいながら溢れ出た。
全てを放ち終わると、イズミルはキャロルの上に倒れ掛かり 強く抱きしめた。
満足そうにキャロルの金髪を撫で付け、深く舌を絡ませあった。
「愛しいキャロル、お前が望むなら私は何でもしよう」
激しい快楽の後のキャロルは艶かしく、薔薇色の頬で恥ずかしそうに微笑んだ。
「なんでもいいの?」
「勿論だとも、お前が望むなら この世の富も全て揃えて見せよう」
キャロルは恥ずかしそうにイズミルの耳朶に唇を近寄せるとそっと囁いた。
「宝石や高価なものが欲しいのではないの。
私をこれからも愛してくれるなら お尻も愛してくれる?イズミル」
キャロルの大胆な発言にイズミルは驚いたが、これですっかりキャロルは自分だけの
虜になったのだと 嬉しくも複雑な気持ちだった。
― Fin ―
409私の居場所:2006/05/31(水) 09:04:14 ID:crQFfTyo
93.
「さあ これを」
イズミルは 繊細な金の鎖を見せた。
ブルーに輝くラピスラズリとサファイヤが 交互に嵌め込まれ 鎖から輝いていた。
「王族の証。永遠に私のものになったという証」
イズミルは神聖な儀式でも行うが如く キャロルの左足に傅き、足の甲に口付けを落とすと
意匠を凝らした見事なアンクレットを 足首に取り付けた。
繋ぎ目は叩いて潰し もう 二度と取り外す事が出来なくなった。
「後悔はしないか」
「しないわ」
「ならば良い」
「だって ここが私の居場所なんですもの。あなたと共に 何処までもついていくわ」
「おお キャロル 私はお前に巡りあえて本当に嬉しい。
私の可愛いキャロルよ。私もお前を離しはしない」

メンフィスの死から3ヵ月後、エジプトでは盛大な葬儀が執り行われていた。
すっかり生気を取り戻したアイシスは、以前のようなカリスマ性を発揮し、エジプトの女王
として 政権を担っていた。
驚いた事に お腹の中にはメンフィスの子を宿していた。
「さようなら メンフィス 私はこの子と共に エジプトを守り抜いて見せます」
アイシスは 矢車草の花束をメンフィスの棺の中に収めた。

その後 キャロルの生きている時代 ヒッタイトとエジプトで戦が起こったという知らせは
届いていない。

終わり
410私の居場所:2006/05/31(水) 09:09:07 ID:crQFfTyo
これで 連載は終了です。
20日間 ありがとう御座いました。
応援してくださった方々、励みになりました。
ご批判してくださった方々、勉強になりました。
ゴーストライターの方々、お世話になりました。

愛すべきこのサイトが 以前のように活気に満ちた 多くの作家様方で盛り上がる事を願ってやみません。
411名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 12:01:51 ID:SPVka3O1
お疲れさまでした。

色々ホントに驚いたよ...
412名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 12:21:03 ID:Vb7Dlr73
いやー・・・
なんというか、2ちゃんならではの
リレー小説、楽しかったですよ!
次回作も期待しています!
がんばれ!
413名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 12:42:46 ID:D3e3JiQr
素晴らしい精神力に感動しました。
414名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 19:10:11 ID:kaHcfK5e
GJ!GJ!GJ!
よく完結して下さった。
君は本当に素晴らしい
この一言につきるぜ。





415名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 19:17:06 ID:KTlvggrA
GJ,そしてお疲れ様!
あれだけの荒らしに負けず完結にこぎつけた貴方に拍手を送りたい!
416私の居場所:2006/05/31(水) 19:29:20 ID:k6wqtZRt
つか、重要なエロシーン他人に任せて完結させるのってどうよ?
うまいとこ取りで楽チンだったな
ゴーストの中の人がいなかったら100レスは超えてただろ
417名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 19:46:14 ID:6Ah9WNNu
メインだかゴーストだか何人いるのかわからんけど、まとめてグッジョブ!
418名無しさん@ピンキー :2006/05/31(水) 19:46:16 ID:SUVsJ0pK
>>416
あんたゴーストの中の人?w
文体ちょっとずれてたけど、エロシーン乙

まあ、言わせてもらえば例え続きかかれても
ちゃんと自分でけりをつけて欲しかったってのはあるよな
比べられてオリジナルが駄作だったら目も当てられないがw

でももう二度と来ないでね>私の居場所
419名無しさん@ピンキー :2006/05/31(水) 20:06:28 ID:i30jN2ux
オリジナルの私の居場所成分には
1.75%のキャラマンセーSSが含まれています
2.20%はとってつけたような脈絡のないエロでできています
3.5%はメンを殺す設定でメン好き読者からダメージを受けHP減少を
  ラストで挽回しようとして無茶な設定になっています。
(アイシスが孕んでいたら、そもそもキャロは古代に存在しねー!w)
420名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 20:55:06 ID:0dXBm5gt
ゴーストのエロも大してかわらんよw
書いてる本人自己陶酔型っつーの?
居場所とはまた違う酔い方がある
421名無しさん@ピンキー :2006/05/31(水) 21:21:21 ID:943/zV/x
オリジナルの文体に似せようとしつつ、キモサを強調して
書いてるからだろw>変わらない
誰にでも真似しやすい文体だし、オリジナルのマンセー振りも
しっかりコピーしてるじゃんw
どこのスレで書いてる奴なのか興味はあるな
422名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 23:05:23 ID:SM968lsi
ゴーストの方が気持悪い
423名無しさん@ピンキー :2006/05/31(水) 23:14:20 ID:EqRdeqP/
>>422
>>376
ゴーストの思う壺w
424名無しさん@ピンキー :2006/05/31(水) 23:19:39 ID:EqRdeqP/
おまいら、勘違いしてないか?
別人のSSはオリジナル投下人のアシスタントじゃないだろw
SSがウザくて邪魔しようってつもりで投下してるんだ
GJより キモイ ウザい ツマンネ といわれた方が喜ぶと学習しろよ
425名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 01:24:55 ID:sst963FL
>>424
読みが浅いね
だからこそキモチワルイんだって
426名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 01:39:04 ID:K8rdDuIn
まあまあ
双方ともゴーストイヤン!で一致してるようだし、もうそれでいいじゃまいか
427名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 02:44:33 ID:D1Eorrqu
ゴースト、イコール本人でそ?
それを含めて私の居場所GJ!
428名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 08:20:37 ID:eNho906w
.∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+  マターリ
                    (\(\_/)   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      .          〜  (\ヽ( ゚Д゚)′<   換気致しましょうね〜
.    ∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+  〜 (\ (ナフテラ)つ .\__________
                      (____)        .∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+
.∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+            ∪∪
                             .∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+
            .∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+                  マターリ
429名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 19:26:13 ID:ru6WDswb
私の居場所さま

キャロルに有無を言わさず拉致った王子の手腕に感心しました。
王子が自分の髪を結わえてある革紐でキャロルを縛るシーンに感動しました。
王宮に着いて涙を流しているキャロルに優しく接しいたムーラにこころ温まりました。
髪飾りを拒否ったキャロルにお仕置きをした王子にわくわくしました。
キャロルの願いを聞いてあげ 優しく抱いて寝てあげた王子に心満たされました。
湯殿でキャロルの身体を清めながらさり気なくキャロルのお尻に指を突っ込む王子み萌えました。

楽しいひと時をありがとうございました。
430名無しさん@ピンキー :2006/06/01(木) 20:33:11 ID:zxbo9DCt
>>429
もういい加減自演やめろよ
ウザいよ>私の居場所
さっさとサイト作って引っ込んでろ!
431名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 23:02:53 ID:ru6WDswb
>>430
何言ってんの
ただのいち読者だよ
432名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 23:09:43 ID:M3hDxsJs
>>431
わかってる。430は気にしなさんな。くわしく内容書いてくれてサンキュー。
流し読みしてたけど「髪飾りを拒否ったキャロルにお仕置き」って読みたくなったよ。
次はメン作家さんも来るといいなあ。
433名無しさん@ピンキー :2006/06/01(木) 23:16:59 ID:HzxnU8cq
既に自演バレを「誤入力」と言い訳してるからな
マンセーの中に混じってるのは確かだ

おいおい、次はメン作家キボンヌとかいって
また自演でSS始める気か?
20レスまでにまとめてからにしてくれ
つか、もう来ないでくれ。頼むからw
434名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 23:29:27 ID:M3hDxsJs
なんか自演にこだわるんだね。
自演だろうがマンセーだろうが作品が読めればいいんだけど。
435名無しさん@ピンキー :2006/06/01(木) 23:29:57 ID:bYSZw8yV
もうその話題はよそうぜ。
せっかく換気もされたんだし、気分一新しよう。
436名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 00:28:36 ID:yJ+l9gds
.∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+  マターリ
                    (\(\_/)   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      .          〜  (\ヽ( ゚Д゚)′<   ちょっとナイルを渡りますよ〜
.    ∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+  〜 (\ (ナフテラ)つ .\__________
                      (____)        .∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+
.∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+            ∪∪
                             .∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+
            .∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+                  マターリ



437名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 15:35:17 ID:bfW7rc2J
そしてまた、誰もいなくなった。
438名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 16:25:17 ID:PAk0xa13
寂しいね。
急に活気が無くなって
作家様たちー 降臨してきてー 待ってますよー
439名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 18:48:39 ID:/KwliUHK
悪いが居場所にはもう二度と来て欲しくないのう。
最初から最後まで、じじくさい王子に萎えたのう。
↑文中の王子の語尾「のう」がキモイ。

ということで、もう自分のサイトに引っ込んでいてくださいな。
自演の自画自賛はもう結構ですわ♪
↑居場所の言葉癖を真似てみた。

王子モノ書くなら、もっとエロカッコいい王子書いてよ!
でも、ここには投下しないでね。
440名無しさん@ピンキー :2006/06/02(金) 21:27:45 ID:1Zrww5WA
15年後のエジプト(歴史は語る)−1.

「ああ、メンフィス!会いたかったわ!」
キャロルはメンフィスの胸に飛び込んで泣きじゃくった。
「こやつめ、いつもいつも心配させおって!そなたは王妃としての自覚が足りぬ!
わかっておるのか?キャロル!」
メンフィスは キャロルを強く抱きしめると、久しぶりの唇の感触を味わった。

キャロルが古代エジプトに連れて来られて、もうすぐ20年になる。
その間に何度同じ光景を見て来た事だろう…
なにしろナイルの妃と呼ばれて幾年月、二人の子供を出産する間を除くと
毎年のように この金色の髪の妃は誘拐されては救出を繰り返していたのである。

―エジプトには叡智ある神の姫が王の妃となっている―

その噂は諸外国にも知れ渡り、確かに王妃を略奪しようとする者は後を絶たなかった。
それに加えて、元々好奇心の強いキャロルは 何にでも興味を示して王宮にじっとして
いない為、誘拐するにも隙だらけなのだった。

メンフィスがちょっと眼を離せば誘拐され、その都度自らの叡智とメンフィスの遠征で
救出した事はもう、数え切れないほどだった。
キャロルが訪れていない国を探す方が早いくらいであった。

そんな遠距離恋愛をしているようなキャロルを、メンフィスはいつも新鮮に感じており、
夫婦の仲はいつまでも睦まじくいられたのだが 周りの護衛は大変だった。

「キャロル様…、今度こそ ほんっと〜に浚われるのは勘弁してください。
私は最近、持病の腰痛が悪化して 乗馬もきつくなっているのです」
おかっぱ頭のウナスの髪の頂上は、ストレスから来る円形脱毛症が広がっていた。
―このウナスの壁画が後世、『日本』という島国に流出し、妖怪”河童”の元となるのは
後日談である。

ルカは最近老眼が悪化して、今ではヒッタイト王となったイズミルに飛ばす伝書鳩に
つける文書を読み書きするのに苦労していた。
何度かイズミル元王子にキャロルを引き渡す役目は果たしたものの、結局はメンフィスに
取り戻され、ルカの苦労は徒労に終わっていた。
その気苦労から最近は白髪が増え、髪を束ねる時には白髪染めを使うという影での苦労も
抱えていた。

カプター大神官は老人性認知症が始まり、神殿内部の神官達に 秘蔵の金のコレクションを全て金箔の模造品に変えられている事にも気づかなくなっていた。
最近では色好みも強くなり、髪に金箔を塗った女性を侍らせて『おお、麗しきナイルの妃』と、悦に入った日々を送っていた。

イムホテップは、ナイルの妃が浚われる度 メンフィスの代わりに国政を守る為、
生活習慣の乱れから 糖尿病に煩わされていた。
厳しい食事制限と運動を余儀なくされ、多忙な日々に忙殺されて髭の手入れもままならなかった。
441名無しさん@ピンキー :2006/06/02(金) 21:29:03 ID:1Zrww5WA
>>440 −2
遠くバビロンでは、家庭内離婚状態のアイシスが更年期障害から来るヒステリーに悩まされ、
『キャロル暗殺計画』を認めた膨大な文書を作成し続けていた。
その計画も同じく更年期障害で 情緒不安定なアリが失敗し悉く未遂に終わっていた。
これもまた、後世に粘度版として発掘されたが ほとんど解読不能であり、かろうじて
解読された物はマニアック雑誌『オカルト』のコラムページを飾る事になる。

こうして、諸外国ではナイルの王妃は叡智があるが 振り回されると厄災に見舞われる、
という内部情報も流出し始めていた。

そんな事もお構いなしに、今回も無事メンフィスの元に戻ったキャロルは王宮の褥で
メンフィスの愛撫を受けながら女盛りの性春を満喫していた。
メンフィスは熟女になっても少女のような身体のキャロルを激しく愛したが、妊娠中に
大きく扇情的になった胸で夜の行為を営みたくて、子種を仕込もうと頑張っっていた。
その為 腹筋背筋は常に鍛えたので中年腹にもならず、精力剤の研究に莫大な資金を
つぎ込んでいた。
「よいか、キャロル。次の御子を授かるまではもう決して誘拐されてはならぬぞ」
「ええ、気をつけるわ メンフィス。
明日からはあなたの為に、またお料理を作って王宮で子供達と過ごすと約束するわ」

…キャロルが作れるのは、未だに簡単な卵料理だけであった。
精力をつけるため、生卵を毎日1個は飲んでいたメンフィスだが 明日から当分は
卵料理のフルコースを覚悟した。
それは、コレステロールが上がる危険性も多大に含んでいたが 愛するキャロルの手料理を、
拒む事は出来なかった。

こうして エジプト王宮内では、密かに成人病が蔓延していた事は 現代の考古学では
いまだ解明されていない。
442名無しさん@ピンキー :2006/06/02(金) 21:30:18 ID:1Zrww5WA
>>441 −3
そして、キャロルは誘拐されなかった間に王女と王子を出産していたが 成長するにつれ
王女はメンフィスとアイシスの美しさも兼ね備えた黒髪と黒曜石の少女で、性格は
キャロル譲りのお転婆娘だった。
いずれ、この王女が成長したら メンフィスはどこにも嫁がせず王自身が娶るだろうと
噂されていた。
何故か王子の髪と瞳は琥珀色で、メンフィスにはちっとも似ていなかった。
丁度妊娠した時期がイズミル王子にさらわれた時とかぶるので、これもまた王室では
禁句の噂として語り継がれた。

そして、父親と噂されるイズミル王は 未だ正室を迎えないまま国政を行いつつ、
ルカの知らせのみが唯一の楽しみになっていた。
ライアンに撃たれた銃弾は今も体内に残っており、医師たちは銃が未知であった為
イズミルの肩は「四十肩」と診断されていた。
上がりにくい腕で鳩から伝書を取り出すと瞳を輝かせて ナイルの王妃の様子を読んだ。
老眼になったルカのおかげで、誤字脱字が多く読みにくい文書であったのだが、
イズミルは再びナイルの王妃を我が腕に抱く日を夢見て 鳩をルカに向けてはなった。

キャロルの在命中、ほとんど誘拐と奪還が繰り返された為 神の娘の文献は曖昧な物しか
残らなかった。
数少ない文献が後世イギリスに渡り、かの有名なロミオとジュリエットを生み出すきっかけと
なった事も、歴史の中には残されていない。

                     ー了ー

443名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 21:47:53 ID:wIKjbmlH
おー新作の投下だ!
短編だけど、面白いよ。また書いてね。
444名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 21:54:24 ID:WxU/B16U
てかこれも私の居場所じゃまいかwwww
445名無しさん@ピンキー :2006/06/02(金) 22:42:09 ID:/E92pEXL
>>444
いや、これは居場所じゃないな
医学知識が多少あると見た>特に成人病

エロじゃないけどパロディだね
ウナスの河童伝説にはワロタw
446名無しさん@ピンキー :2006/06/02(金) 22:45:21 ID:LL5/iNeu
コメディだな…
447名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 23:33:09 ID:puVjiqe/
医学知識つーより婆っぽですけどぉ
むかし本スレに湧いた糖尿ゲボゲボ婆じゃないの?
448名無しさん@ピンキー :2006/06/02(金) 23:50:04 ID:4kS6JrUU
↑と、私の居場所がひがんでおりますw
449名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 07:48:36 ID:BI/tX9FA
乙です!楽しんだよ>15年後さん

だが待ってくれ、お若いの
ごっつ年上に見えるのかもしれんが、三十代ってまだゲートボール始める年齢じゃないからw
450名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 17:34:11 ID:chthPC2M
30代なんて婆です。汚物です。自覚しましょう。
451名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 18:23:21 ID:4Z+WlRpu
15年後のエジプト、イイヨイイヨー。
452名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 19:34:04 ID:VVid9EEi
>>450
じゃあ、おまいの親は汚物を通り越して、糞みたいなものなんだねw
それとも親なんていない天涯孤独のカワイソウな孤児ザマスといいますか?wwwww
453名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 19:42:24 ID:chthPC2M
マジレスするなよ
お前馬鹿か?
454名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 19:43:15 ID:chthPC2M
冗談も通じない
婆ってやだねーーーー
455名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 19:52:06 ID:VVid9EEi
>453 名前:名無しさん@ピンキー メェル:sage 投稿日:2006/06/03(土) 19:42:24 ID:chthPC2M
> マジレスするなよ
> お前馬鹿か?
>
>454 名前:名無しさん@ピンキー メェル:sage 投稿日:2006/06/03(土) 19:43:15 ID:chthPC2M
> 冗談も通じない
> 婆ってやだねーーーー

いいじゃないか、30代が汚物なら親の世代は糞ってことになるジャマイカ
おまいのジョークに漏れもジョークで返したんだよ

むきになるなよwww
456名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 20:05:20 ID:ZZFXQITR
メンフィスが中年腹にならなかっただけで大満足です。
457名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 20:24:30 ID:chthPC2M
おれの親は40代だよ もう腐臭プンプンさ
それであんた、いくつよ?
458名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 20:28:48 ID:eObVAK3n
腐臭プンプンていいな
生きすぎてミイラ化、臭いも出やしない
459名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 23:03:31 ID:AuUHs4Bj
うーん。王家スレだな〜
460名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 23:04:46 ID:chthPC2M
土曜の夜なのに投下ないの?
461名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 23:24:39 ID:JJwIu68b
     /\___/ヽ 
    /    ::::::::::::::::\
    |  ,,-‐‐   ‐‐-、 .:::| 
   |  .゙  ̄"  |゙ ̄ " :::|   なんだかよくわからないけど
    |     ` '    ::|   ここにティッシュおいときますね。
    \  ヽニニ='  ::/
    /`'ー‐---‐一'´\
   /         ::::i  ヽ
  |   |       :::;;l  |
 ̄_|,..i'"':, ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |\`、: i'、
  .\\`_',..-i
   .\|_,..-┘
462ナイルの好奇神 ◆EA7WewIQQ. :2006/06/05(月) 20:01:55 ID:Y0Lg4f3g
エロなし品なしのバキャロルです。
嗜好の合わない方はスルーをお願いします。
463ナイルの好奇神 ◆EA7WewIQQ. :2006/06/05(月) 20:02:58 ID:Y0Lg4f3g
また捕らえられてしまった。悔しいわ悔しいわ!
こうやって一人でいると、これまでのことを思いだしてしまう…。

「金髪娘、遊学のあげく誘拐」「リード家のトラブルメーカー、殺人事件にも関与?」

しがない三流紙に現代では叩かれたりもしたけれど、私気にしないわ。ライアン兄さんを
カンカンにさせたんだから。怒らせると恐いのよ。「国際問題に発展か?」なんて書いたのは
ニューヨークタイムズだったかしら。本当に嫌だわ、ゴシップ紙って。

帰りたい…エジプトに帰りたい。
メンフィス、兄さん、ママ、教授!ああ兄さんどうしたらいいの…。価値観がちょっと
合わないけど、やっぱりメンフィス…。私に合わせて頂戴ね。だって私現代のアメリカ人、
言うこと間違ってないでしょ?私の国ではこんなことしないわ許されないわ、だから
しちゃだめよ。パパ守って!あなたにも会いたいわナフテラ女官長、メンフィス…
強引なとこは本当に嫌なのよね!変わるのはいつだってあなたよ、私じゃないわ。
ああメンフィス。私だけを見て。帰りたいエジプトに…
兄さん兄さん、教授、私いま古代にいるのよ…

あ…







あとジミー。
464ナイルの好奇神 ◆EA7WewIQQ. :2006/06/05(月) 20:03:45 ID:Y0Lg4f3g
天幕の中には王子がいた。

「これを見よ」
肌をさらしていく。体に布を巻きつけている。あの傷をつけたのは…。
兄さん。
思い出して涙ぐみそうよ。それにしても根に持ってるのね。嫌だわ、王子ったら。
責任感じちゃうじゃない。
「手当てをいたせ」
痛そうだわ。まぁ酷い傷…!あら、これ古代の塗り薬ね。どうやって作っているのかしら。
これは一体何の植物を使っているの?知りたいわ知りたいわ。そうっと塗っているうちに、
下の方に突き出ているものがあるのに気づいた。

本で読んだことがあるわ!ヒッタイトの男は剣を隠すと…これもそうなのかしら。
あちこちにまぁ…本当なのね!教授、私歴史を目の前で見ているのよ!どうやって
隠していたのかしら。気になるわ。スーッと手が伸びてしまった。掴んでみる。
あら、これちょっと…。

「―――触れるな」
そんなに恐い目で睨まなくてもいいじゃない。黙って剣に触ったのは悪かったけど、
それで傷つけようなんて思ってないわ。私は二十世紀の人間よ。それにしても今の、
剣にしては…特殊な鞘かしら。そういえば王子は服を脱いで、場所も、まさか…
明かりが足りなかったけれどもしかして…

いやあぁぁぁ〜

私ったら私ったら変なもの握っちゃったわ。
もう嫌!何としてでもここを脱け出さなくっちゃ。そう経たない内に隙を見て逃げ出した。
465ナイルの好奇神 ◆EA7WewIQQ. :2006/06/05(月) 20:04:27 ID:Y0Lg4f3g
キャロルは走った
暗いオロンテスの谷を


メンフィスゥゥ―――――〜

     助けてぇ〜



どこまでも
  どこまでも…





なんて見開き二ページ真っ黒にして、数ページに渡って描かれてしまってはいけないわ。
歴史を変えちゃいけないのよ!これだけは絶対にさけなければ…!
しっかりなさいキャロル!そうよ、私は二十世紀のアメリカの富豪、リード家の
娘なんですから。これぐらいでへこたれて堪るもんですか…!エジプトに帰るの!
帰るったら帰るの!

追手はついてこないみたい。さぁ戻るわよ!お土産も失敬しちゃったし、教授の
驚く顔が浮かぶわ、うふふ。


――――――――――――
以上で終わりです。
466名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 01:04:07 ID:3gn3lzvP
あ゛〜〜暇だあああ〜〜〜〜〜〜〜〜
467名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 09:52:26 ID:3hBmTEP8
ナイルの好奇神さま

きゃああ〜。
原作のキャロルってこんな感じですわ!
また書いてくださいね。
468名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 15:27:48 ID:ufQwGe9d
バキャロル系好き。
もっと読みたい。
469名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 01:51:52 ID:HwypOoSF
バキャロルは好きだけどこれは何か違う。
勢いがないせいかつまんない。

470名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 02:19:11 ID:w4AU09pJ
どんなバキャロルならばいいのさー?やっぱ他キャラの追随を許さぬ天然バカ系?
471名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 05:19:07 ID:tHIreCjL
バキャロルもいらね〜
賛同するヤシもいらね〜
472名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 07:49:52 ID:5wKLSz/f
トリまでつけて、この内容のなさにドン引きしてた…
何が書きたかったのか全く不明
才能ありませんな

>>467
ミエミエの自演マンセーは臭いからやめた方がいい
473リレーしましょ:2006/06/07(水) 17:10:46 ID:FkjNUbAS
「姫 こら 待たぬか」
「きゃあぁぁ」
「私から逃げられるとでも思っているのか」
「だって 王子 怒っているでしょう?」
「怒ってなどおらぬ。いい加減 諦めよ」
「やだぁ」
バタバタ走り抜ける細かい音と、大股の大きな音が交差している風は いつも静かなヒッタイト王宮内に不釣合いに響き渡っていた。
キャロルは持ち前の俊敏さで王子を撒いてしまったけれど、今まで足を踏み入れた事の無い場所へ着てしまった。
そこは 王子に入ってはならぬと 釘をさされていたところだった。
「あっ 行き止まり。どうしよう。なんか 来たこと無い場所だわ。
まあいいや この扉の中に入って暫く隠れていよう」
無我夢中で走っていたキャロルは息も絶え絶えで 呼吸が落ち着くまでじっとして、それから帰るつもりだった。
「わあ 綺麗なお部屋。でも 確かここら辺は王子が立ち入っては駄目だって言っていた場所じゃないかしら。
でも こんな綺麗なところ どうして隠しているのかしら。
ちょっとぐらい 見せてもらってもいいわよね。
後で またいつものようにとびっきりのスマイルで甘えて、大粒の涙で謝ればきっと許してくれるわよね。」
キャロルは王子に攫われて ヒッタイトに連れて来られてから半年程経ち、キャロルが脱走する気がないと知った王子は 王宮内を自由に歩くことが許されていた。
ただし 危険なことに巻き込まれるといけないので 必ず侍女を伴って行動するようにと 口が酸っぱくなるほど言い含められていた。
今日も その約束を破って 一人でフラフラと探検していたところを王子に見つかってしまい、 咄嗟に逃げ出して ここに辿り着いてしまったというわけである。
キャロルは 初めこそ王子の事を恐ろしく感じていたけれど ライアン兄さんのように甘やかしてくれる王子に少なからず好感を抱き それを良い事に自由気ままに過していた。
「天井の壁画は女神イシュタルかしら?とても綺麗。きっと王宮一の画家が描いたのだわ。
毎日素晴らしい歴史の遺産に巡り会えるなんて なんて幸せ者なのかしら。
あら 床は大理石かしら。つるつるに磨いてある。
でも この部屋 家具とか何も無いわよね?
奥に扉があるわ。ちょっとだけだもの 良いわよね。」
キャロルが 扉を開けると先ほどよりは狭い部屋だったが やはり美しい装飾の部屋で 天蓋つきの寝台や 腰掛など 家具も置いてあり、一見 寝室のように見えた。
「お客様用のお部屋なのかしら?壁のタペストリーも素敵だわ。あっ この扉は?」
キャロルが寝室横の扉を開くと 今までの部屋とは似ても似つかない小部屋が目に入った。
「えぇぇぇっ 」
キャロルは恐ろしさの余り 腰が抜けてしまい わなわなと震えながらその場に座り込んでしまった。
沢山の縄と鞭。革製の何に使うのか解らない道具が綺麗に壁にかけてある。他にも 色々な物が置いてある。
「どうしよう。下半身に力が入らない。動きたくても動けないわ。
私 怖い。王子の言い付けを守ればよかった。ぐすん」
その時 誰かが部屋の中に入って来て だんだん足音が近づいてきた。
「あっ 見つかる。」
キャロルはドアの影に小さく蹲っていた。
「姫 おらぬか。いるなら返事を致せ」
「えっ 王子?良かった 知らない人じゃなくて。
でも こ こ こんな部屋を見てしまったなんて どうしよう。」
「姫 こんな所にいたのか 探したぞ。
ここは入ってはならぬと申しておいたはずだが。
そう度々約束を破るのなら 部屋に縛っておくしかないぞ。良いのか?」
「いや いや ごめんなさい。
侍女と一緒だと 自由に出来なくて 王宮内もだいぶわかってきたし つい一人で出歩いちゃったの。
もうしません。ぐえぇぇぇん」
「もう その泣き落としには掛からぬぞ。何度 その手を使えば気が済むのだ。
そなたは 間も無く私の妃になる身 少しは自覚を持たぬか。
私の我慢にも限度があるのだと言う事を教えてやる。
丁度良い ここは そなたにの為に設えた部屋。飛んで火に入るなんとやら だな」
王子は不敵な笑みをたたえ 近づいて来た。
キャロルには恐ろしくなって 座り込んだまま後ずさりした。
それに 妃になるなんて 約束した覚えもなかった。

この先のアイディアが浮かんだ方 続き プリーズ
よろしくお願いしま〜す。
474名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 19:48:39 ID:ZxxS2qff
>>473
構わぬ、続けよ
475名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 22:04:44 ID:AJf6ijCx
>>473
また私の居場所かよ
476名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 00:16:17 ID:kanPsPU4
おぅっ!
477名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 01:19:38 ID:6/gv+EL3
ずっと私の居場所だよw

構わぬ、続けよwwww
478名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 01:21:19 ID:cZAcMpdD
つーか、思いっきりえすえむちっくな展開きぼんぬ。
479名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 11:10:44 ID:1T56TlFQ
>>473
いいわいいわー♪

構わぬ、続けよ
480リレーしましょ:2006/06/08(木) 16:17:28 ID:pzAkA6JW
構わぬ 続けよということなので お言葉に甘えて勝手に続けさせていただきました。

>>473
2.
「姫 立てぬのか?」
「そんなことないわ。た 立てます。」
「腰が抜けてしまったのか? 
そなた 随分とこの部屋が気に入っていたみたいではないか。
やっとこの部屋が整ったのだ。
明日そなたを案内しようと思っていたが さすがは神の娘 自分で見つけてしまうとな。
まあよい。もう今日より我儘は許さぬからな。」
王子はキャロルの腋の下に手を入れ、立たせると 王子の手に キャロルの小刻みに震えている様が伝わってきた。
「王子?もう私 勝手な事しないから 部屋に帰して下さい。
わ わ 私 充分に見せていただいたから もう けっ 結構です。」
「ならぬ 今日から暫くの間 ここがそなたの部屋ぞ。
そなたの為に誂えた物ばかりなのだ。もう この部屋からは出ることは叶わぬ。
衣装や必要な物なども 総て揃っているはず。何も心配致す事はない。」
「私の為にですって? だって あ あ あんな恐ろしい物がいっぱい。いやよ」
キャロルは 王子の手を振り払い 逃げようとしたが そのまま 後ろから羽交い絞めにされてしまった。
「なんと 往生際の悪いことか。やはり これを使わねばならぬようだな。姫 こちらへ来るのだ。」
王子はキャロルの腕を掴むと 道具部屋へ行き、壁に掛かっている縄を取り出した。
「王子 お願いだから やめて。変な事しないで。」
「姫 両手を出してみよ。」
「いやっ できない。」
「私は出来れば無理強いはしたくないのだよ。出してみよ」
「酷い事しないで。」
キャロルは 今まで寛容だった王子を心底怒らせてしまったという自分の迂闊さと、これからの仕打ちの恐怖に 両手で顔を覆って泣き出してしまった。
「泣くでない さあ 手を前に。」
481リレーしましょ:2006/06/08(木) 16:18:14 ID:pzAkA6JW
3.
諭すような王子の問いかけにキャロルは観念して 顔にあった両手を少しずつ下におろし、王子の前に手の平を合わせ 差し出した。
「それでよい。」
「ひっく ひっく」
未だ絶望の淵にいるキャロルの涙を舐めとってやると 王子は縄でキャロルの手首を戒めた。
そして そのまま抱き上げ、多少乱暴気味に寝台の上に投げつけた。
「きゃあぁぁ 」
上質でふわふわの寝台は キャロルの身体の衝撃を完全に吸収し、優しく包み込んだ。
キャロルが何が起こったのか思案している隙に、王子は手早く戒めの反対側の縄を持ち、その 豪華な寝台の飾を施してある柱に括りつけてしまった。
「何をしたの?」
キャロルは起き上がろうとして 手を引き寄せようとしたけれど しっかり括りつけられてしまった縄は びくともしなかった。
王子は キャロルの身体をうつ伏せにごろんと向きを変え、腰を持ち上げ お尻を突き出す恰好にさせた。
キャロルは 余りの事に抵抗する事もままならず ただただ 震える事しか出来なかった。
「約束の守れぬ悪い子供は お仕置きをせねばならない。
姫 わかるか?
そなたは 口でいくら言い聞かせても少しも理解できないゆえ 身体で覚えてもらうより他 ないのだ。
私とて 辛いのだよ。」
王子はいかにもこれからの事が正当な事であるかのように言いのけ、キャロルの衣装を捲り上げ、若く 瑞々しい美しい臀部を露にした。
「きゃあぁ  恥ずかしい事しないで。」
「聞き分けの無い子供なのだから 恥ずかしい事などあるはずも無かろうに。」
キャロルは自分のお尻をさらけ出され 王子に見られているという羞恥で 顔を寝台に擦りつけながら嫌々をしていたけれど、その行為は 同時に自分の臀部をも左右に振る結果になり、王子を魅了してやまなかった事に 残念ながら 本人は気がつかなかった。
482リレーしましょ:2006/06/08(木) 16:19:09 ID:pzAkA6JW
4.
「お仕置きとして、お尻たたき 30回。」
「えっ 何言っているの? そんな恥ずかしい事しないで お願い。」
「私は充分 考慮しているのだよ。
嫌なら 鞭打ち30回でも良いのか?鞭は痛いぞ。
そなたの美しい身体が台無しになってしまうが 皮膚が裂け、血まみれになるぞ。」
王子はキャロルの桃のように柔らかいお尻を撫でながら恐怖を煽る様に言ってのけた。
「そんな いやです。」
「なら お尻たたき 30回 お願いします。と自分で言うのだな。そうすれば考えてやる。」
「そんな事 言えない。」
「私は構わぬぞ。可愛いそなたにお願いされれば今日のところはお尻たたきにしてやるというのだ。」
「お ・・・・き ・・・かい  ・・・します。」
「姫 私には 聞こえぬ。 いつもの元気はどうしたのだ?」
「意地悪 私にこんな恥ずかしい言葉 言わせるなんて。」
「意地悪とは 心外な。いつもそなたに騙されている私の身にもなってみよ。さあ 申せ。」
「お し り たたき  30   か い  おねが  い  し ます  」
「そなたの望みとあらば 叶えてやらないわけにはいかぬな。
自分から申せたご褒美に 辛くないようにしてやろう。」
王子はクッションを取り出すと キャロルの下腹の下に置いてやった。
「先ず 1回目」
「パシィン」
王子は自分の手の平でキャロルの柔らかい臀部を叩いた。
「きゃあぁ」
「2回目」
「パシイィ〜ン」
「いたいっ」
「3回目」





「15回目」
「はぁ はぁ はぁ」
「姫 半分終わった 頑張ったではないか。大事無いか? 辛いか? よしよし 少し休憩いたそう。」
王子はキャロルの隣に横たわると 顔を自分の方に向けさせ、水差しに入っている水を器に移し、自分の口に入れると、そのままキャロルの口の中に移動させた。
何度かそれを繰り返し 口移しをしている最中は キャロルの髪の毛を 優しい仕草で撫であげていた。
キャロルは 混乱していた。
勝手に酷い事をしておきながら どうして優しい言葉を掛けてくるのだろう?
なんであんなに穏やかな顔をしているのだろう?
叩かれたお尻が熱を持ち ひりひりしていたけれど 身体の内側から熱い物が込み上げて来たように感じた。
それに 新に涙が溢れてきた。
「残りの半分 頑張れるか? 無理ならこれで止しても良いのだ。姫の口から聞きたい。」
「王子 痛くて 辛くて 悲しくて。
だけど 約束だから。 あと 15回 お願いします。」
キャロルは どうしてこんなことを言ってしまったのか 自分でもわからなかった。
でも 約束は守らないといけないと 思っていた。
「姫っ まことだな。良いのだな。そなたが自分で申してくれて 私はこんなに嬉しく思った事は無い。」
王子は愛しげに赤く腫れ上がったお尻を撫でていると その割れ目の部分の 若く清らかな茂みの中から 一筋の液体が太腿に伝わっていたのを見つけた。
姫は 感じているのか?手加減しては 姫に申し訳ないな。
ほんの一時 王子は一人ごちていた。
483名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 16:19:37 ID:MGC5ZOzU
しょっぱなからSM?
484リレーしましょ:2006/06/08(木) 16:20:33 ID:pzAkA6JW
5.
「16回目」
「あぁぁぁっ」
「17回目」




「30回目」
「姫 終わりだ。 おや 気を失ってしまったか。
そなたは 最後まで頑張ったのだぞ。痕が残らないように手当をしてやらねば。
私がどれ程そなたを愛しく思っているのか わかっているのであろうか」
王子は下腹に入れておいたクッションを抜き取り、左右 真っ赤に腫れ上がってしまったお尻に たっぷりと生薬を塗り込み、上から冷たい水で絞った布を被せてやった。

次の方〜 プリーズ
485名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 20:15:07 ID:en7DzbDH
GJでやんす

わーい リレーだ リレーだ ごーごーごー
486名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 20:23:05 ID:u74JUNzn
>>484
構わぬ、そなたが続けよ
487名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 20:43:06 ID:9SfBNbCl
>>483
こんなのSMにもならない
ちっともエロくない上おもろくない
自分でやれ。>リレー
ただし、10レス以内で終わらせろ
488名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 13:13:56 ID:0CgZB+gc
>>484
構わぬ、誰でも良いから続けよ
489名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 13:43:22 ID:EEklFVeJ
>>488
その通り。完結することが肝心。
続けよ。
490名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 16:30:05 ID:oOBgoF/K
うpキタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━ !!!!!

構わぬ、苦しゅうないw
491名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 17:19:20 ID:nAYDOfTQ
なんかもう・・・読めれば何でもいい、って感じの人多いのねえw
492名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 18:38:46 ID:ow/nDqHa
まあね。
もう壊れてるのよw
それもまた一興!
493名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 18:41:19 ID:ArKxvlaW
もう!王子ったら!そんなこと言うなら、自分で書けばいいんだわ!
494リレーしましょ:2006/06/10(土) 12:12:38 ID:CFcKAgva
続きで〜す

>>484
気を失っていたキャロルは 叩かれて熱くなったお尻が ひんやりと、何とも言えぬ心地良さに目を覚ました。
突然身体を拘束され、お尻を打たれてしまった現実。
王子に恥ずかしい所を見られてしまった現実。
初めは理不尽な仕打ちに、恐怖と痛みに 震えることしか出来なかったけれど、「半分終わった」と王子が叩くのを止めた時、全身に痺れるような感覚が広がり、その痛みが、なんともいえない快感となって、キャロルの全身を駆けめぐっていった。
それで 「残り15回お願いします」と 自ら王子に言ってしまっていた。
後半は ただただ痺れて、感覚が麻痺して 快感に変わる前に、立て続けに苦痛を与えられるだけになってしまって、気を失ったんだわ。
でも 私 最後まで頑張れたのかしら?
「姫 目覚めたのか?」
「あっ 王子 私・・・ 最後まで・・・」
「疲れているであろう?しゃべらなくて良い。そなたは立派に最後まで耐えられたのだよ。」
王子の瞳は とても優しい色を湛えていて キャロルを包み込んでいた。
「良かった   王子と約束が守れて。  
私のお尻。冷たくて気持ち良い。」
「手当てをしておいたゆえ もう腫れもかなりひいておるはず。もう この布もいらないであろう。」
王子は冷やしていた布を取り去り、手の拘束はそのままに 寝台に結わえてあった縄の方だけをはずしてキャロルのお尻を自分の股の間に沈め、横抱きに抱いた。
「姫 そなた よく耐えてくれたな。」
王子は そっとキャロルを抱きしめ、柔らかい金髪を丁寧に撫で続けていた。
「本当にごめんなさい。私 もう・・・・・」
「しゃべらなくても良いと申したであろうが」
キャロルは あまりにも優しい王子に 涙を溢れさせながら王子に抱きついていいた。
495名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 18:59:22 ID:Q5BegMzO
キャロルちゃんは このまま王子に囚われてしまうのかしらん?
496名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 20:57:42 ID:gV7Qu1Y7
SM=王子なのね。メン様バージョンも読んでみたい
497名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 08:38:36 ID:lf2A7aAX
結局、スルーしきれなかったんだな、婆さんたちは。
498名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 14:36:55 ID:k7yWN0ck
>497
誤爆?
499名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 16:01:37 ID:8qulAuiH
(・∀・)イイワヨ イイワヨ
続き ガンガッテー チョー


500名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 17:07:51 ID:aB56xUmu
流れを無視して投下。

つ エジプトの朝その1.

「きゃぁ、メンフィス!あれはなあに?」
王宮から見える ナイル河畔にそびえ立った石柱を指差してキャロルは尋ねた。

「ああ、そなたはさらわれていて知らなかったな。
あれは新しく建てようとした神殿のシンボルになる石柱だ。
ナイルの氾濫で地盤が緩んだので工事を中止しているのだ」
久しぶりにエジプトに戻ったキャロルは、瞳を輝かせた。
「まあ、新しい神殿を建設するの?近くで見てみたいわ!メンフィス」
「だから、今は工事を中止していると申しているであろう キャロル。
大体 そなたには我が妃という自覚がどうにも足りぬ。
やっと苦労してエジプトに戻ってきたのだから、少しは大人しく私だけを見るのだ」
メンフィスはキャロルの唇を奪うと、軽々とキャロルを抱き上げた。

「きゃっ!メンフィスったら、横暴よっ!私、まだあの石柱を見ていたのに」
メンフィスに抱き上げられた肩越しに、月の光で白く輝く石柱から眼を離さないキャロルに、
メンフィスはすたすたと歩きながら言った。
「キャロル!あんな石柱などほっておけと言うのがわからぬのか。
あんな建築途中の石柱など、私の特別な柱で忘れさせてやる」
「メンフィスの特別な柱…?」
キャロルはきょとんとしてメンフィスの顔を覗き込んだ。
メンフィスは王者らしい威厳に満ちた顔で笑いながら足を進めた。
「そうだ。今宵は久しぶりに私の柱を何度も建築してやろう。寝所の中でな」
やっと意味がわかったキャロルは頬を染めてメンフィスに抱きついた。
「メ、メンフィスったら!そんな大声で言ったらみんなに聞こえちゃうじゃないの!」
「ふん、聞こえるように言っているのだ。
大人しくしないと、もっと恥ずかしい思いをさせるぞ。わかったか、キャロル」
「んもう、メンフィスったら…」
キャロルは言葉に詰まると、羞恥心と期待で さらにほほを赤く染めた。

メンフィスはその言葉どおり、キャロルを寝所に連れ込むと その晩何度もキャロルの中に
自作の柱を立てては打ち込んだ。
501名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 17:08:39 ID:aB56xUmu
>>500 その2.

まだ朝霧が白く辺りを包む中、キャロルはこっそり寝所を抜け出した。
どうしても昨夜の石柱を間近で見たかったのだ。

「ごめんなさいね、メンフィス。
でもあなたも悪いのよ、昨夜あんなに激しく何度も私を求めるんだもの。
きゃっ!おかげで柱が夢にまで出てきちゃったわ」
数ヶ月ぶりの営みでキャロルは少々腰が重だるかったが、好奇心には勝てなかった。
葦の茂みをかき分け、石柱の元に歩み寄った。

工事が中止されている、という言葉どおり 聳え立つ石柱の他はまだ石材がそのままで、
その周りは放置されている為 小さな広場のようになっている柱の周りは葦の茂みに
覆われていた。

「中止されてるとはいえ、古代の神殿建築をこの目で見られるなんて素晴しいわ!
教授に見せてあげたら、感激のあまり脳卒中を起こしちゃうかもしれないわね」
放置されてはいたが、よく磨き上げられた石柱を キャロルはうっとりと見つめていた。

夢中で石柱に刻み込まれている文字を読んでいるキャロルの背後に、黒い影が忍び寄る。
「きゃあっ!?」
大きな手にいきなり口を塞がれ、抱きすくめられたキャロルは驚愕して叫んだ。
「ぶ、無礼者!私はエジプトの王妃ですよ!放しなさい!メンフィス助けて!!」
ああ、やっと昨日戻ってきたばかりなのにまたなの!?
やっぱりメンフィスの言う事を聞いておとなしくしておけばよかったわ!
キャロルは後悔したが、なんとか力強い腕から逃れようともがいた。

502名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 17:09:44 ID:aB56xUmu
>>501 sage忘れスマソ その3.
「…全く 聞き分けの悪い奴だ。何度隙を作れば気が済むのだ、キャロル」
「え…?」
暴れていたキャロルは、自分を捕まえているのがメンフィスだとやっと気づく。
「な、なんだ、メンフィスだったの…。驚かせないでよ、もう」
へなへなと力が抜けたキャロルだが、メンフィスの顔は怒っていた。
「驚かせるなとはどちらの言う事だ!もし私でなかったらどうする気だったのだ!馬鹿者!」
「ご、ごめんなさい メンフィス…。だってどうしても近くで柱を見たかったんですもの。
反省してるわ、だからそんなに怒らないで。ねっ?」
キャロルは何とかメンフィスの怒りを収めようと、拗ねるように甘えて見せた。
「ふん、そなたの反省は ちっとも当てにならぬ」
メンフィスの怒りは中々解けそうにない。

キャロルはメンフィスの罵声を避ける為、必殺『青い瞳でうるうる攻撃』を繰り出した。
「本当よ。もうしないわ。愛してるの、メンフィス」
金色の髪をかき上げ、潤んだ瞳でメンフィスを見つめる。
『うるうる攻撃』はメンフィスの『男の欲望度』に20%の打撃を与えた。
「…その言葉に嘘はないな?」
キャロルは内心『やった!』と思ったが、更に瞳を潤ませてメンフィスにしな垂れかかった。
「嘘なんか言わないわ。本当に愛してるのよ、メンフィス」
「愛いやつめ…」
キャロルの言葉と仕草は、メンフィスの『男の欲望度』に更なる打撃を与えた。

メンフィスは石柱の段差にキャロルを座らせると、唇を重ね 激しく舌を絡めてきた。
唇を重ねながら、メンフィスはキャロルの纏う衣をはだけて胸に手を差し込んでくる。
…ちょっと、『うるうる攻撃』が利き過ぎたかしら…?
「ま、待って。夕べも沢山したし、こんな場所じゃ誰かが来るわ、メンフィス」
「心配いたすな。今は工事も中止で誰も来ぬ。例え見られても構わぬぞ」
『誰かに見られるかも』という刺激が、更にメンフィスの『男の欲望度』をUPさせた。
キャロルの乳房を揉みしだく力が増し、メンフィスの舌がうなじから乳房へと降りてゆく。

「…んん…。だ、だめよメンフィス」
口では拒否するキャロルだが、メンフィスの愛撫が昨夜の名残に火をつけた。
乳房を揉みしだかれて、ピンク色の小さな乳首がつんと尖ってくる。
メンフィスは未成熟なキャロルの胸を見つめながら呟いた。
「こやつめ、幾度もさらわれおって。私がそなたの胸を大きくする暇もないではないか。
だが、感度は良くなっているようだな」
そう言うとキャロルの乳首を含み、舌で転がし始めた。
「ひ、ひどいわメンフィス!気にしてるのに…ああん…」
褒められているのか、文句を言われているのかわからない言葉だったが、
キャロルは甘い吐息を漏らした。
石柱にもたれて、メンフィスが与える胸への刺激に身を任せる。
背中の石柱の冷たい感触が、自らの火照ってくる体に心地よかった。



503名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 17:10:26 ID:aB56xUmu
>>502 その4.
乳房を愛撫しながら、メンフィスの手が腰を弄る。
腰紐で重ねた薄絹の隙間から手を入れると、キャロルのそこは既に潤んでいた。
メンフィスの指が、昨夜柱を打ち込んだキャロルの敏感な部分を刺激すると
キャロルは歓喜のような喘ぎ声を放った。
メンフィスは満足そうにキャロルの秘部を弄びながら、きつくなってきた自らの腰布を
緩ませ そそり立つ男性自身を腰布の横から解放した。

衣装の裾をかき分けて、充分に潤んだキャロル自身を確認する。
「うむ。昨夜綿密に工事を行っただけあって 土台はしっかりできておるぞ、キャロル」
そう言うと、キャロルの片足を高々と抱え上げ メンフィス自身を挿入してきた。
「ああん、気が早いわ メンフィス」
昨夜に比べて前戯が少ない事がやや不満なキャロルだったが、キャロルの中心は
まるで剣が鞘に納まるように メンフィスを飲み込んでいった。
若く元気なメンフィスは激しくキャロルを突き上げ、キャロルは突かれる度に
腰が浮き上がり喘ぎ声を放った。
「キャロル、後ろを向け。石柱に?まって膝を立てるのだ」
メンフィスは汗を光らせながら、キャロルの向きを変え 今度は背後から貫いた。
「いや…こんな格好、獣みたいで恥ずかしいわ メンフィス」
明るい野外でというシチュエーションに興奮したメンフィスは キャロルの抗議も
聞いていない様だった。
キャロルの衣を捲り上げたまま、激しく腰を打ち付ける。
メンフィスが深く突いて来る度に、キャロルは石柱に押し付けられた。
「ああん、メンフィスの柱が私の中に建立されてるわ…っ」
キャロルは訳もわからず、意味不明な喘ぎを発した。
「こんな石柱等より立派であろう?そろそろ完成するぞ キャロル!」
「す、すごいわ、メンフィス…ああっ…!」
石の石柱に抱きついたキャロルの中に、メンフィスの柱が完成の花火を放った。

派手な花火を打ち上げた後、メンフィスは感じていたある気配に向かって叫んだ。

504名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 17:12:26 ID:aB56xUmu
>>503 ?って=「つかまって」 機種依存文字だったらしいので脳内保管よろしゅう…

その5.
「誰だ!?そこにいる者!出て来い!」
「えええっ!?誰かに見られていたの?メンフィス」
キャロルは真っ赤になると、慌ててはだけられた衣装を整えようとした。

いつもの様にキャロルを見張っていたルカが葦の茂みで『しまった』と固まっていた。
「出て来い!さもないとただでは済まさぬぞ!」
メンフィスの怒声に、ルカが諦めて立ち上がろうとしたときだった。

「いや、すみませぬ。王よ。釣りをしていたら、たまたま出くわしてしまいまして…」
イムホテップがメンフィスが怒鳴ったのと反対側から 釣竿を担いだまま、
バツが悪そうに立ち上がった。

「す、すみません。メンフィス様。またキャロル様がこっそり宮殿を出て行くのを
見つけてしまったので 警護しようと追いかけまして…」
違う方向からウナスが恥ずかしそうに股間を押さえて立ち上がった。

「わ、私はファラオにこの書状をお見せしようと…」
ミヌーエも手に持った書状に怪しげな染みをつけて気まずそうに立ち上がる。

メンフィスとキャロルは周りから次々と立ち上がる家臣に呆然としていた。

メンフィスが怒鳴った場所からは、へらへらと笑いながらカプター大神官が立ち上がった。
「いや、私めは たまたまナイルの王妃様をお見かけしたので。
お二人が立ち去った後に王妃様のお毛でも拾えないものかとつい欲が…」

メンフィスはしばし呆然とすると、威厳を取り直して命令した。
「カプター大神官を捕らえて謹慎させろ!」
「はっ!」
釣竿を持ったイムホテップ以外の者が、カプター大神官に駆け寄った。
「あれ?ルカ、お前もいたのか」
ウナスに話しかけられて はっとしたルカは『しまったぁぁぁ!』と落ち込んだ。

「きゃあ!きゃあ!いやん!!みんないたんじゃないの!!」
キャロルは真っ赤になってメンフィスの陰に隠れた。
「…うーむ。これはちょっと予定外であった。しかしこれで懲りたであろう キャロル」
メンフィスは厳かにキャロルを説教したが、こういう露出プレイも興奮すると感じていた。

こうして、メンフィスは『野外プレイ』という技を覚えた。
「んもう…。プライバシーも何もあったものじゃないわ…」
キャロルの方は『羞恥プレイ』が特殊スキルに加算された。

二人とも性的レベルが1上がった。

       ―了―
505名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 17:23:18 ID:aB56xUmu
―エジプトの朝―

これからどうしますか?

1.はじめからやり直す

2.セーブしてその?からやり直す

3.このまま続ける

4.違うプレイを選ぶ

5.セーブデータを見る

6.キャラクタースキルの確認
506名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 19:59:07 ID:7Dwc6Dc4
5!
507名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 21:04:26 ID:UJlpVqG7
おもしれーワロタ

3希望
508名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 23:21:39 ID:OWTd+mks
ワロタw
同じく3
509名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 23:30:05 ID:xsAn7Zm7
>>500
RPG風のギャグエロGJ!!
ラストのオチにすげーワロタw
たった5レスにエロと笑いが凝縮されててお見事。
>>505はエロゲの初期画面?
セレクトしたら書いてくれるのかな

続編キボンヌ!
510名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 23:54:32 ID:PSpRtXyC
3が終わったら4もお願いします。
511名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 00:00:23 ID:sXyF8Q9F
6も見たいです。
メンと王子のスキルよろしく。あ、ライアンも。
512名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 11:52:20 ID:oDCU82go

ちょっと待て!

お前らよく読み返して見ろ!!


513名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 13:39:29 ID:pJQhBLIU
ワロタw
カプターのエロオヤジっぷりと、
ミヌーエが書状にしみをつけてるってのがウケタw
6キボンの後、セーブして3からwktk。

514500:2006/06/13(火) 16:01:35 ID:sBTuiHCC
18禁ゲーム:王家の紋章シリーズ絶賛発売中(発売元:Lead Ltd リード株式会社・日本語版)

PS2・PCゲーム
第一弾:王家の紋章―キャロル・ロストバージン編―
    マルチエンディング・ストーリー。
    キャロルのバージンは誰がGETするか?
    キャラクター紹介:
             ヒロイン:キャロル・アイシス・テティ・ミタムン他
             お相手 :メンフィス・イズミル王子・ルカ・ウナス・カプター・ミヌーエ・ヒッタイト王・ラガシュ・
                  アルゴン・ミノス他(セレクト場面で選べます)
         
    ・ゲームの特徴:セレクト画面でキャラクターを選択してキャロルをGET!
                    マルチシステム採用で色々な相手やシチュが選べます。
                    
                    見事キャロルを攻略したらシステムデータでお宝画面を確認
                    ゲーム中、さまざまな選択肢が現れるので、うまく選択して
                    キャロルのバージンをゲットしよう!
                    (ゲーム中、選択次第で相手が変わる事もあります)
        ・価格    :オープン・プライス               
                    
第二段:王家の紋章U―キャロル・オーガズム開花編―
    好評につき第二段!ロストバージンしたキャロルを開花させるのは誰だ!
        ・価格    :オープン・プライス
     
続々と続編発売中!
最新版 王家の紋章\―エジプトの朝―   
     王家の紋章特別編:キャロルを調教してキミ好みの女に育てよう!
              HP=キャラクターのパワー(持久・耐久力)
              MP=キャラクターのオーガズム(0になるとあぼ〜ん)
              レベルUP毎に強化されます
     
     スキル:男のor女の欲望度・テクニック・覚えた体位・プレイスキル・
         萌えスキル 総合スキルで性レベルUP!     
     ・価格    :オープン・プライス
     
―2006年秋、オンラインゲームとしても登場予定!(ウソ)―  
                                                        
公式ホームページ:
ttp://lead ltd.com/game/aduit/site_jp/

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(C)1976 Lead Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved.
当コンテンツの再利用(再転載、再配布など)は禁止しております。
_________________________________________________________________________________________

注意)この宣伝・SSはフィクションであり、原作に出てくる事業・キャラクターとは無関係です
   よって公式サイトをクリックしてもエラー404のはずなので、しないように。


515名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 16:06:51 ID:oDCU82go
つまんね
516名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 16:13:10 ID:82MPODqy
>>514
本物なら続き書く気はないのか…残念
517名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 16:19:38 ID:tgb6w7C2
いや、逆に書く気満々のように思えたが。
518名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 16:23:08 ID:HbR875zp
つかさ、人が素直に面白いといってるのに因縁つけてるのって
居場所かリレーか過去の駄作作家じゃね?

別にゲームネタでも面白いから、次回作でも全然OK!
期待して待つ。

>>512
>>515 逝ってヨシ
文句あるなら良作をUPしてみろ
519名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 17:49:13 ID:3ptaycaF
>>516
>>517
続き書いてくれるかは、500の中の人の気持ち次第だから
読み手が結論出さないほうがいいと思う。
個人的には面白かったから続きが読みたいけど。

>>518
あからさまに文句書いてるわけじゃないんだから熱くなるなって。
これまた個人的な感想だけど、文章表現とか文体は
内容が面白ければあまり気にならない。
だけど無駄に長くレス消費してるのにテンポのないSSより
一発芸みたいでもちゃんと完結してるSSの方が待ってても楽しいのはある。

それとやっぱりファンとしては、王子の言葉使いが
「だのう」とか「なのだよ」ってのは違和感があって萎える。
どうでもいいキャラなら気にならないんだけどなあ
520名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 17:59:26 ID:HEZvfsRL
言葉使いと一人称は原作のままじゃないと、違和感あるね。
521名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 18:51:29 ID:CmBja3U8
>>519
>>520

そうそう、なんか違和感ある言葉使いは気になるんだよね。
王子の「だのう」とか「なのだよ」って、おっさんくさくて萎えたもんなぁ。

522名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 20:09:57 ID:sYE62FMS
500さんいいね〜。ぜひお願いします!!3で
523名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 05:44:46 ID:+TBac89O
まんこ
524名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 07:55:18 ID:MJjO2IMD
安全日
525名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 08:59:25 ID:E+UL4uRP
>>524
中田氏してもいい?
526名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 23:21:55 ID:MJjO2IMD
いやん
527名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 23:24:13 ID:E+UL4uRP
そういわずに(;´Д`)ハァハァ
528名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 23:12:25 ID:zjL+5BvY
危険日♪
529名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 01:23:04 ID:t2J2xuBG
うへぁ
530名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 21:29:49 ID:MEL83LBb
なんとなんと、おもしろやwww
531名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 23:47:43 ID:xn4VgLXt
>>440  めちゃめちゃ面白かった!激藁です。
    また書いてくださいね〜〜〜!!
532名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 01:52:27 ID:CYcl1u7/
うへぁ
533名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 01:18:25 ID:V1aPVIF2
で?
534名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 23:19:00 ID:d+SVyfbt
いやん
535名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 23:27:45 ID:+Fsh9zb9
そう言わずに(;´Д`)ハァハァ
536名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 00:46:20 ID:zgat5M/A
コピペにループ
537名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 08:08:54 ID:7fkcZJ/W
ループにコピペ
538名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 21:56:47 ID:arTMxwLG
ファネスってラテン歌手 王子っぽくないですか?
539名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 21:47:36 ID:GJKsI/NG
その人、ストーカーなんですか?
540名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 00:45:44 ID:/HY2LhE5
体内に弾が入ってるとかw
541名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 00:18:55 ID:vwMtMos6
フアネスって、あれだよな
ライブを見に来た女性ファンが、着用してたブラを外してステージに投げ込むつー
セクシーイケメンとかいうふれこみの
542名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 11:24:14 ID:okItez/c
最近思うんだが
ジャンルに関係なく、なんの二次にしても更新の間があんまり開きすぎると面白さが半減するね。
逆にいうとサクサク進むと面白さが増すように感じる。
543名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 09:51:11 ID:OZrOYuBs
>>542
それ、原作の事もダヨネ w
544名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 15:34:50 ID:UMkGF50H
>543
めっさ禿同
545名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 17:33:14 ID:zv4RwIZ8
         _,,..i'"':,     妖怪 箱ティッシュ
         |\`、: i'、 
            \ \`_',..-i   オナニーして逝きそうになると
           \|_,. -┘    ティッシュが手元に無い。
  タタタッ    _ノ )  ノ    それは妖怪箱ティッシュの仕業です。
        ノ ///
       _//  | (_      弱点は水に濡れると死ぬ。
        .. レ´  ー`


546名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 11:00:13 ID:Uts+prxc
aa
547名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 09:58:01 ID:UAjurKbr
aa
548名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 19:55:43 ID:QDe+2AvE
荒れてるなー…
549名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 16:43:26 ID:rvcX6f5K
朝、姉ちゃんが俺の部屋に起こしに来てたんだけど
俺は連日の2ch閲覧による夜更かしで眠すぎて起きれなかったんだ
全然起きる気の無い俺を見て、姉ちゃんが部屋に入ってきて、俺に馬乗りになる
鬱陶しいなーとか思ってると、姉ちゃんが寝てる俺の耳元で

「朝だぞおおおお早く起きなさああああい」

寝起きの悪い俺は姉ちゃんにムカついてガバっと起きた
「キャッ!!」
起きた瞬間俺の唇に何か柔らかい感触、びっくりして目を開けたら
俺が急に起きたせいでベッドの上に転んでる姉ちゃん
「え・・・と、今口に何か当たったんだけど・・・」
「ん・・・んー?wなぁに?w」

二人でちょっと無言になっちゃったけど気づくと姉ちゃんの手が俺の股間に乗ってるのがわかった
「ちょっと姉ちゃん、とりあえず降りて、ベッドから降りて!」
俺は焦って、慌てて姉ちゃんをどかそうとする。
「なによwせっかく起こしてあげたのにー・・・あ、そっかwコイツのせいかw」
俺の股間の硬さに気づかれた、俺は思わず逃げようとしたが寝起きで力が入らない。

「ちょっとおとなしくしててw」

そう言うと姉ちゃんが両手で俺の股間に手を置き、触りだした。
初めて他人に触られる俺の股間・・・みるみるうちに大きく膨れ上がるのが自分でわかった
「あ・・・wおっきくなってきた・・・もうwしょうがないなぁw」
そう言うと姉は俺のトランクスの中に手を入れてきて

長くなりそうなんで続きはこっちで↓
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/point/1146442166/


550名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 17:52:24 ID:rvcX6f5K
メ、メンさまとアイ姉さまなんでしょうか?
551名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 17:57:19 ID:rvcX6f5K
しまった。途中でENT…

メ、メンさまとアイ姉さまなんでしょうか?
某所で王家の話題が出たあたりで見つけてクリックしたのにぃ…orz

何でもいいから王家SSが読みたいっす。
552名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 10:51:12 ID:b64VssXb
毎日毎日熱くていやんなる〜〜

あ〜海かプール行きたいわ〜〜
553名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 00:46:33 ID:U94kgBk6
風が凄くて怖いです
554名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 23:04:41 ID:K2O5WQNZ
はい〜?
555名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 11:03:09 ID:mmYgxCzF
556名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 20:56:28 ID:+zTjCMF7
557名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 07:21:13 ID:PM+QR7ct
558名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 18:52:06 ID:9oLmkefH
559名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 03:40:52 ID:pqjx5Xxb
560名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 22:06:09 ID:fW1GfqZG
どっかで見た光景
561名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 23:14:01 ID:P2GdW4pW
562名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 23:24:54 ID:TsRFC6y0

563名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 23:25:34 ID:oK36FqtS
★★王家の紋章@2chダイジェスト暫定版(,,゚ー゚)っ且~★★
ttp://yellow.ribbon.to/~oukeyxvt/

これもなくなったようです…。
寂しい限りでごじゃいます…。
もっかい読みたかったのがあったのに残念。。。
564名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 23:51:51 ID:H2ZXi1Jx
さっきから見にいけなくて・・・
不思議だったのですが、無くなったのですか?
残念です。
565名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 01:38:17 ID:5SnkEJ3b
>>563
鯖落ちだと思うよ。他のサイトも見られない状態だから。
566名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 01:53:16 ID:sh49ll/S
人妻キャロルは色情狂
567名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 17:15:20 ID:qSV9eRJX
寂しくなたこのスレ
568名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 19:04:44 ID:k06Coi89
565さん。
563です。
教えて下さってありがとうございます。
鯖落ちだとよいなあと思うのですが…

569名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 19:47:03 ID:39quYPCq
570名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 20:12:17 ID:7T0jWp+H
>568
鯖落ち
レン鯖板の専スレで騒ぎになってる
571ななし:2006/08/23(水) 19:45:47 ID:UC9MlSeq
復活した〜うれし〜
572名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 19:11:15 ID:UtkPhZp2
>>569
な、何?
怖くてクリックできない小心者の私に誰か教えてください。
573名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 20:21:40 ID:/YKud4HM
呪い写真、4日以内に張らなきゃなんとか・・・って奴。
574名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 03:39:29 ID:mC0SuDOL
避難所も、スローペース過ぎて、うpがあったとしても感想書く気になれず・・・
ごめんなさい。
575名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 13:21:43 ID:DU7IZoeO
なんか分る。みんなの感想を読むのも楽しみの一つだったんだけど。
576名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 16:44:40 ID:/Yen3H/F
せっかくうpしてくだった作家様にはきちんと感想レスを書いてお礼を言いましょうね
577名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 18:28:21 ID:L1dG0hIo
感想書いたら更新早くなるかな?
578名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 22:34:09 ID:OuAI7Kne
無理に感想書くのは馬鹿馬鹿しいよ
つけ上がるから止めとけば?
579名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 01:03:02 ID:csgfRi7w
感想が皆無だと、更新なくなっちゃったりして・・・
一応、続きは読みたいんですけどね
580名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 16:29:45 ID:zCSauMZW
無理に感想書く必要はないけど、面白いとか楽しみにしてる作品が
うpされている場合は、自然と書きたくなるなぁー。
あそこ楽しみにしていたのに、何であんなに過疎っちゃったんだろう
581名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 10:06:16 ID:PdmZNDA1
よってたかってクソミソに言ったからじゃんw
582名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 20:49:32 ID:jLXxinQi
あそこで連載中の作品のうpを待ってるんだけど
長い間更新とまっちゃったよ。
やっぱりクソミソにみんなに言われたせいか・・・orz
583名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 00:44:21 ID:kkMzmVS7
私もあれは何としても最後まで読みたいと熱望している作品なんだけど、
作者さん、もう断筆なのかなあ。悲しすぎる。

今は以前このスレにうpされた作品の続編モノを楽しみに読んでるんだけど、
王子にはツライ展開になるようなので、私もツライw
584名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 20:38:19 ID:MFNfPy5/
>>582、583
過食さんの作品のこと?過食さんも全然うpがないね。
どうしたんだろ、やっぱり断筆なんだろうか?
私もあれは続きが気になるよ。

あとは面もの関連が読みたいっす。
どれもこれもうpが止まってしまったけど、
首を長〜くして待ってるよ。書いてくれないかなあ。
585名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 21:49:43 ID:6Mlkkvfo
じゃ、アッチに要望書いたら?
ココで愚痴っても無駄だぞ>>584
586名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 19:13:24 ID:GQYRBtFT
あれだけ鳴り物入りで再開しておいて、ちょっと板が荒れただけで
すぐに止めちゃう方にも問題あるような。
でも、再々開してほしいけど。
587名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 10:26:47 ID:rfbQbooD
金銀さんや抜けない棘さんとか、同じ頃に連載してた人たち全員、ものすごい荒らされ方で
それでも書き上げた人も結構いるってのに、華燭さんは直接叩かれた訳でも何でもないのに

もぐらじゃあるまいし出たりひっこんだり

戻ってきて欲しいと思うが、今度戻ってくるときは、こっちで大荒れしようとあっちが荒れない
限りは最後まで書き上げる覚悟してほしいもんだ
588名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 17:15:51 ID:M6WLksc+
おまえら キャロル死んじまったぞ
589名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 13:20:24 ID:ZXc/D/kK
>>587
過食作品で散々ガイシュツのキーワード

<<私の居場所>>
590名無しさん@ピンキー
暇だったんでこのスレ最初から読み返してみた。

すっげー疲れた 

居場所作家、今頃ナニしてるかな?