【グリグリ】ヤマグチノボル総合【ゼロの使い魔】
1 :
名無しさん@ピンキー:
よろしく
2 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 16:35:44 ID:AR2GdTS3
うわ、本当に立っちゃった。
しーらね
3 :
http://love3.2ch.net/test/read.cgi/gaysaloon/1141089429/1:2006/03/08(水) 17:46:09 ID:zdYbGQ1P
⊂⌒ヽ (⌒⊃
\ \ /⌒ヽ / / ┌───────────
⊂二二二( ^ω^)ニニ二⊃ < 同性愛者はお好き?
\ \_,,,,_/ / └───────────
( 《φ》 )
ヽ_,*、_ノ
///
///
4 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 21:40:49 ID:tw+MHAlo
保守
5 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 13:35:02 ID:O5OHa7OP
落ちる落ちる
6 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 22:03:54 ID:WzlH/pj5
保守
7 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 10:52:31 ID:DThB/o8m
保守
8 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 23:06:52 ID:RVU+Y3up
保守
9 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 15:15:22 ID:0Lp5txtw
ほ
10 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 17:42:17 ID:o5iN0Fef
完全に過疎
h
o
s
y
u
12 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 22:00:27 ID:OdZoQryf
だれか小説書かないのー?
つーか書いてください
>12
きっといつか作者が書いてくれる
それまで待て
作者の仕事取っちゃいかんw
15 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 19:11:42 ID:FAPGrWRv
むずいなww
この前書いたら13kとかなって頑張って削ろうと苦心してたら見られたもんじゃなくなった俺がきましたよ
アレだ、腕枕で感じた匂いを思い出して赤面しながら自慰にふけるってのは、
設定的に王道すぎてて楽しかったんだが、あまりにも王道すぎててテンプレが長すぎになってダメだ
誰か俺に見本ってか長さの参考になるもん書いてくれ
チョウ保守
20 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 20:38:04 ID:K8cmA7QB
よし、オレは 8 巻 が 出 た ら 才人×王女のSSを書かせてもらうぜ
ここ見てる奴何人いるんだろう…
いちおうカキコしとくか。ROM民だったけど…
俺も人数に入れてー
少ないな
見る人少ないんじゃ書く方もやる気出ない。まぁ作品一つも投稿されてない状態じゃ人も寄り付かんわな。
こういう場合はまず
>>1が何か書くべきなんだけど…しょうがないからオレがやる。
>>27 頑張れ。16だけど、もう一回書く気力が湧かんのよ。
この前書いたのとっくに消しちまってるし。
なんか
>>1見たら腹が立ってきた…「よろしく」ってなんだよ(#`Д´)何様?
おい書くぞ!本当にいいんだな!
高貴な方が嫁入り前に性交するとは思えんから(ていうか皇太子との出会い時14だったし、たしか)、
姫を処女にするけどいいんだな!
才人に捧げさせっからな!
保守(つ´∀`)つ
とりあえずこの過疎スレにも03/32の表示残しとくか
33 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 13:44:26 ID:aVA2FvXW
このスレにもう一人住人が降り立つ。
ついでにもう一人降り立つ。
ついでのついでにもう一人降り立つ。
漏れのIDになにか面白みがあったらSS書くw
書かないで良いよ
むしろ書くな
>37
アンチ?
まぁ>36にはID関係なくSSを書いて欲しい
>>36 IDに"H"が二つあるぜ…これはとんでもなくエロいSSを書けという天啓だ
たぶん。
42 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 00:40:00 ID:D/uXCTw1
とりあえず
>>36よ、ここには今まで誰もSSを投下していない・・・
つまり、君が投下するのは前人未踏の地に足を踏み入れるのと同意!!
誰もやっていないことをやるのだ!!それを実行するのは過去にない偉業だ・・・
実行せよ!そして英雄になれ・・・
ということで書いてください、お願いします。
43 :
36:2006/04/04(火) 00:44:00 ID:8Xy0ZFDn
>40-41
うはwwまさかそうくるとはw
よし、俺頑張るよ(´゜ω゜)
>39 >42
でもあんま期待しないでくれな。
45 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 21:50:32 ID:1XzyArVl
ルイズは顔を真っ赤にして目を瞑り―――デルフリンガーと相談して決めた台詞を絶叫した。
[きょきょきょ、きょ、今日はあなたがご主人様にゃんっ!]
(…………ドアが閉まる音…よし、鍵は閉めたみたい……ドアを叩いてるのは誰…?まさかあのメイド――あ、だんだん足音が近く…だめ…目を開けなきゃ……でも恥ずかしい…)
――ルイズが目を閉じて俯いている内に、歩み寄った才人はその姿をまじまじと見ていた。
(…やばい、可愛い。どっかの不思議の国の言葉なら……テラモエスだな。テラモエス。いますぐ押し倒したい……でも、また蹴られたら使い物にならなくなりそうだしなぁ…こいつ。)
才人は無言で股間を見下ろし、少し泣いた。
[サイト…?どうしたのよ…私がここまでしたってのに、無視するわけ?]
(嗚呼、ルイズがなんか言ってる……声がいつもより凄く小さい……)
時間にしたら数十秒だが、才人の理性は風前の灯だった。
そしてサイトは更にルイズに近付いて……優しく抱き締めて抱え上げた。
いつの間にかドアを叩く音は鳴りやんでいたが、二人は気付くのは暫く後―――
才人はルイズをそっとベッドに降ろした後すぐに覆い被さり、ルイズの両手を掴んで頭の上で拘束した。
[へ……?…やっ!サイトっ…やだぁっ!]
両手の自由を奪われたルイズは体を捩って抵抗したが、サイトは素早くルイズの両足の間に割り込み、空いた片手で涙目で睨むルイズの顎を掴んで上を向かせて言い放った。
[…やだ?自分から誘っといて、やだ?]
これだけでもルイズは唇を噛んで顔を赤くしてしまう。それを見たサイトは更に追い討ちを掛けようと耳元で囁く。
[しかも今はお前が使い魔なんだろ?呼び捨てかよ、なぁ?ご主人様だろ?言ってみ?ごーしゅーじーんーさーまー。]
いつものルイズならもうキレているかもしれない――と言うか手を掴まれた時点でキレている――が、期待と不安で極度の混乱状態にあるルイズは、ゆっくりと口を開き、震える声で言った。
[ごっ………ごめん、なさい……ご主人…様ぁ…]
この一言で才人の理性は完全に消え、解き放たれた本能はどんどん調子に乗って行く。
48 :
43:2006/04/05(水) 22:14:20 ID:w5B1zLHB
今日はここまで……スマン、寸止め…
この後どうしようか悩んでる俺ガイル。
なんかこんな展開キボンとかあったら頼む。
………いま気付いた……[ ]を「 」に直すの忘れてたorz
うざいからzipでやってくんね?
>49
心底申し訳ないが、俺は携帯なんだ…(´゜ω゜)
んじゃ……次書き込むときは続きを書き終わった時になるとオモ
GJ!続きが楽しみだ!
53 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 13:31:47 ID:evDVA+2/
右に同じ
同上。
>47の続き。
自分をご主人様と呼ばせた才人は、言い知れぬ喜びを感じると同時に、頭の片隅で今までの恨みを全て晴らしてやろうとも考えていた。
[ふ…ふふふ…言えるじゃねぇか……よしよし、いい子だな。]
頭を撫でてやると――意外なことに――ルイズは気持ち良さそうに肩をすくめて才人に擦り寄る。
もしかしたら小さく喉をならしているかもしれないと思い、喉に手をやって摩ってみた……が、当然そんなことはなく、ただルイズの肌の感触が伝わって来るだけだった。
[やん…くすぐったい……なんでそんなとこ…]
ルイズの体がビクッと震え、閉ざされていた鳶色の眼と桜色のが開かれた。
潤んだ瞳と軽く開いた唇、そこから漏れる熱く甘い吐息……才人は堪らず唇を重ね、ルイズを貪る。
唇を舐め、歯列をなぞり、唾液を啜る。どのくらいそうしていたかもわからない程に。
「にゃあ、んっ……ご、ご主人様ぁっ…苦し…んむぅ…」
抗議の声を上げるために開いた唇に舌をねじ込み口腔内を蹂躙していく。
最初は逃げるように舌を動かしていたルイズだが、次第に自分からも舌を絡め才人を求め始める。既に抵抗する気はなくなったらしく、解放された手を才人の首の後ろに回し眼を閉じてキスに熱中している。
――もうどうなってもいいや――
二人は同時にそう思ったのだが、お互いはそれを知らない。使い魔(仮)と主人(仮)の熱い夜はまだまだ、明けない……
57 :
43:2006/04/06(木) 22:11:59 ID:ZY9L0FL9
>54まで読んだらなんか嬉しくなってしまった……本格的にヤるのはこれからだけど、待っててくれたら嬉しい……引っ張ってスマソ……明日か、休み明けに続き投下を予定してる。
>>57 いや、もぅ・・・激しくGJ!!
いくらでも待ってます(*´Д`)
>>57 ハァハァ…焦らなくていい。オレはこの生殺しの快感を味わってる
ひたすらにGJ
次も楽しみにしてます
61 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 03:47:52 ID:hbmwErYC
右に同じ
「なぁルイズ…俺はなんでこんな状況になってんだ?」
「こんな状況?特に変わった所はないわよ」
「いやいや、おかしいだろ。なんでベットに両手を縛り付けられてんだよ」
「あんたが誰にでも発情しちゃう犬だからよ」
「じゃあなんでお前は、俺に馬乗りしてんだよ…」
64 :
43:2006/04/11(火) 22:18:02 ID:22fJ6v6W
………うまいこと締められん…
もう少し待ってくれorz
65 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 23:32:19 ID:y3qdi5gH
66 :
63続き:2006/04/12(水) 20:27:06 ID:1l4XuaZ4
「っ…これは、その…アレよ。あんたを教育してやろうと…」
「そのワリにはやり過ぎだろ…!…まさか、またモンモンになんか薬を!?」
「違うわよ!あたしに薬なんかいらない」
「!…ルイズ?なんでこっちを見ないでベルトに手をかけるんだ?」
「黙ってなさい、犬」
「…ワン」
「………」
「……なぁ」
「なによ」
「なんで俺は、いつの間にか切ない部分を丸出しにされてんだ?」
「…さあ//」
「さあ、ってなんだよ!それと自分でやって照れるな!」
「う…うるさいわね!あんたなんて、こんなにおっきくしてるじゃない…この変態!」
「ぅわ…やめろルイズ…足で弄るな!切なくなるだろ!」
「なによ…大方あのメイドにもさせてたんでしょ…」
「なに言って…んだ、よ…こんな、こと…されたの…は…じめて、だっての…ぅ」
「それ、ホント?」
「ホントだよ…だからやめ、ろ…本気でシャレにならねえ」
「……いいわよ」
「…は?」
「だから…いいわよ?…男の子って、出さなきゃ…引っ込み付かないんでしょ?」
「いや…ちょ、確かにそうだけど…でも…ぁぅぅ…」
「出しなさいよ。その代わり、認めなさい」
「ん…ぅ、はゎ…何を…?」
「サイトは、あたしのもの…それで、あたしは…サイトのもの…」
「こんなこと…しながら、言うな…ぁぁ…もうダメ、だ…ぅぅっ!」
「……ベトベト」
「っ…言うな、恥ずかしい」
「ホラ、認めなさいよ。あんたは誰のもの?」
「いや…認めるもなにも…」
「あ…ちょ」
「…」
「…」
「…ん。こっちを先にして欲しかったな」
「…ばか」
>>66 エロモエスwwwwwwwwwwwww
GJ!
萌えるな・・才能を感じる。
GJ!!
エロ萌えは素晴らしい!
71 :
43:2006/04/15(土) 10:22:37 ID:qJr8i1gg
………(´゜ω゜)
また途中まで投下しまつ。
次の投下で終わりにする予定……
やがてゆっくりと離れる二人。ルイズはとろんとした眼で才人を見つめながら囁いた。
[今日は……邪魔なんて入らない、にゃん…だから………ぁっ…んやぁぁ…]
しかしその甘い囁きは、才人の手によって強制的に中断されてしまう。
才人が胸を隠す薄い布をずらして小さく柔らかな乳房を揉みしだくと、それに反応してルイズが震える。
悩ましげに眉根を寄せて太股を擦り合わせて悶え、必死に声を抑えるルイズの姿は、才人の嗜虐心を激しく揺さぶった。
[感じてるのか?今はどうあれ使い魔にこんな事されて感じてるのかよ?]
[………どうしようもない淫乱だな…ほら、鳴けよ。]
[…にゃ……あっ、ん…やぁぁ…もっと…]途中で口を閉ざして顔を背けるルイズ。それを見下ろす才人は明らかに不満そうな表情を浮かべ溜め息をつく。
[もっと…なんだよ?ちゃんと言わなきゃわかんねぇだろ。]
その言葉を聞いて、ルイズは今にも泣き出しそうな表情で勢いよく才人の方に向き直る。
[もっと!……もっと優しくしてよ…私は、あんたが他の女ばっかり見てるから…だから………ばかぁ…]
ついに手で顔を隠して泣き出してしまう。その涙は、熱くなって暴走してしまった才人を一気に冷却していった。
なんとかルイズを泣き止ませようといろいろ言ってはみたものの、どれも効果はなかった。かくなる上は……と、才人は最後の手段に出る。
[俺が悪かったよ……調子に乗り過ぎた…]
ルイズを抱き締め頭を撫でながら囁く…それだけの事だが、効果は抜群だった。
[……ばか…]
才人に抱きつき、胸に顔を埋めるルイズ
[だから悪かったって…謝ってるじゃねぇかよ。]
苦笑しながらもそんなルイズの頭を撫でる才人
[やだ。許してあげない……………男ならちゃんと最後までしなさいよ…]
ルイズが少しだけ顔を上げ、上目遣いで才人を見ながら呟く。
それに刺激された才人はまたトンでしまいそうになるが、なんとか堪えてルイズを撫で続ける。
[わかったよ…出来るだけ優しくするから…な?]
ルイズはまたギュッと抱きつき、擦り寄って答えた。
[当たり前じゃない……さっきみたいにしたら暫くご飯もお酒もあげないわよ。]
[じゃ、じゃあ……いくぞ…?]
自分も初めてだと言う事を思い出し緊張する才人。
[ん……来て…]
それを不安げに見上げ、それでも頷くルイズ。二人は今、一つになろうとしていた。
先端をルイズの秘部にあてがい、ゆっくりと慎重に挿入していく。が、すぐに何かに侵入を阻まれてしまう
[あれ?ワルドとはしてなかったんだな。][うるさいわね……いっ…いいから、早くしなさいよ。]
[わかってるよ…痛かったらごめんな…]
大概の処女貫通は痛みが伴うのだが、一応断りを入れておく…普段はアホらしく思えるそんな才人が、今のルイズにはとても男らしく見えた。
―――ブツッ――
>43
グッジョブ〜
78 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 01:11:11 ID:w6Z4/iZQ
半分
スマン、誤爆した
ところでここって書くならいきなりセクロス突入じゃなきゃダメなの?
原作で成立しえないカップリング書く場合、そこの至るまでの描写を丁寧にやりたいんだけど
スレの流れが止まってるし職人が少ないので熱烈歓迎する。
オレはむしろ丁寧な方がストライクゾーンだ
>>81 丁寧にやりたいだと〜!
ぜひ、やってください。
86 :
81(22):2006/04/23(日) 20:53:29 ID:VLWzAOfB
じゃ、8巻発売に合わせてセックルが来るよう調整して、
才人×アンリエッタ書かせてもらいまつ
捕手
しかしあと二か月新刊無しはキツいな
90 :
小ネタ…?:2006/05/07(日) 19:58:55 ID:pjxisOuO
朝起きたら、そこは不思議の国でした。
何が不思議かって?まず第一に、俺がマッパなんだ…。焦ったね、マジで。
さも寝る前に激しい運動してましたって語るようにマッパなんだよ。
俺は別に寝てる間に服脱ぐクセなんてないし、暑いからって裸で寝て「欧米か!!」とかツッコまれる習慣もないんだ。
なのにマッパだぜ?誰でも焦るよ…。
次に、ルイズが隣に寝てるんだ。まぁこれは普通だけど…でも格好がおかしいんだ!
シーツ1枚、素肌にシーツ1枚だぜ?
まるで昨晩あることをいたしたみたいじゃねえか。
いつも身に着けてるネグリジェも、面積の小さい下着もねえんだ。シーツだけなんだよ。
だから2つのさくらんぼや大事なトコは見えないけど、キレイな背中とフトモモがばっちりI can seeなんだよ。
それとな…一番不思議なのは……紅いんだよ。
俺のアレとか、下のシーツとか…血塗れてんの。まさに初めての女の子とナニしちゃいましたって感じで染まってんのよ、紅く。
それに部屋になんだか汗やら色々混じったような匂いがこもってんだよ…。
なぁ…俺にナニがあったんだ?誰か教えてくれよ…。
思い出せ!思い出すんだ!
ナニしたに決まってるジャマイカ
93 :
続き的な…:2006/05/08(月) 19:34:36 ID:lZR92lwP
サイトが目を覚ましたのが感覚で分かった。背を向けているので、多分私が起きてることには気付いてない。
「…え?なんじゃ、こりゃ…」
サイトが小さく呟くのが聞こえた。きっと、自分の現状を自覚したんだろう。
サイトは裸で、私はシーツ1枚で、ベットは紅く染まってる。
「…ちょっと待てや、おい…何だ?俺はとうとう踏み越えちゃいけないラインを突破したわけか!?」
小声で叫びながらうろたえる…私の使い魔はとても器用らしい。
「マジかよ…俺は、したのか?食べちゃったのか?大人の階段登っちゃったのか?」
そうよ…バカ、と口の中で呟いてみた。改めて認識すると、とても幸せな自分に気がついた。
「…いや待て俺。これはよくできた夢ってオチじゃないか?」
はい?
「そうか…そうだよな。夢じゃなきゃ俺がルイズを襲うはずねえもん…もっかい寝よ」
ベットに振動が伝わる。数秒後には静かな寝息が聞こえてきた。
このバカ犬は、よりにもよって夢だと思い込んでしまったみたいだ。
「…ぅ〜………っ」
思わず振り上げた拳を静かに下ろす。悔しいが、自分はこのバカに体を許してしまったのだ。それに…
「あんたが忘れても、わたしが忘れないから…」
絶対に忘れるものか。切なげに自分の名を呼ぶ声を、抱きしめられた腕を、あの幸せそうなのにどこか辛そうな顔を。
「次に起きたらちゃんと認めなさいよね、バカ犬」
寝よう、と思った。サイトの腕を枕に、胸に頬を寄せて寝ることにした。
「…ほんと、バカなん…だか……ら」
テラモエス(;´Д`) '`ァ'`ァ '`ァ'`ァ…ウッ
GJ!
96 :
86:2006/05/09(火) 23:06:23 ID:zI4yt6d4
才人×アンリエッタのSS…ようやく序章\(^o^)/オワタ
凄まじく長いだけのエロ無し駄文ですが、お時間があればどうぞ。
ちなみに全体の構成はこんな感じになっております。
序章 女王の関心(エロ無し)
一章 女王の親友(エロ無し)
二章 女王の恋人(エロ有り)
三章 女王の蜜月(エロ有り)
終章 女王の??(????)
つまり次もエロ無しが確定しているわけですね。ごめんなさいorz
序章 女王の関心
『先日は大変お世話になりました。
つきましては今度、お休みの日に城へいらして頂けませんか。
護衛をしていただいた御礼も兼ねて、あなたのお話を伺いたいのです』
劇場での事件から数日後。
アンリエッタから来た手紙の内容は、短く用件だけが述べられていた。
便箋には、組み合わせて『サイト』と読む四つの文字が書かれている。
「…だ、そうよ」
『魅惑の妖精』亭の屋根裏、簡易ベッドの上で、不機嫌そうにルイズは言った。
才人はこの世界の文字が読めないので、ルイズに読んでもらうしかないのだ。
ルイズは心の中で愚痴った。
どうして、わたしがこいつ宛の手紙を読んであげなきゃいけないのよ。
そもそもなんで姫さまが、こいつに手紙なんて寄越すのよ。
「ふーん…俺の話ねぇ。何が聞きたいんだろな」
「わたしが知るわけないでしょ」
ぼけーっとして答える才人の態度に、更にルイズは不機嫌になる。
姫さま、こんなバカを呼ぶなんて何考えてらっしゃるのかしら。
平民に姫さま自ら手紙を綴るなんて、とんでもないことなんだから。
それも招待状?こここんな、こんな犬を。一人で。
姫さま大丈夫?こいつ、姫さまにキスしたのよ?
し、しかも二回も。三回も。キキ、キスを…そんな相手を一人で呼ぶって、これは危ないわ。
危険だわ。姫さま、貞操の危機だわ。
「なに震えてんだ?…おい、もしかして風邪か?」
珍しく優しい才人の声も、ルイズには届いていない。
なにせアンリエッタは、ルイズにとって数少ない『決して頭の上がらない相手』なのだ。
万が一彼女が恋敵になったら、もう諦めるしかないのである。
ルイズ自身は「姫さまの身を案じてるだけよ」と否定するだろうが、
とにかくそういう理由で、今回の招待に危機感を抱いていたのだった。
「…わたしも一緒に行くわ」
結局、どうしても不安なルイズは同行することに決めた。
別に構わないわよね。わたし、姫さまのお友達だし。サイトのご主人様だし。
手紙には別に一人で来いとは書いてなかったし。こいつ宛の手紙だけど。
「ん?最初からそういう話じゃなかったの?」
手紙を直接見たわけでない才人は、脳内補完でそういう方向に理解していたらしい。
そもそも主人と使い魔は一心同体。それなりに長い使い魔生活の中で、
才人にも「ルイズとはいつも一緒にいて当然」といった認識ができていたのだった。
「えっ…そ、そうよ!」
「変なヤツ」
呆れたような才人の言葉には腹が立ったが、これ幸いと同行を決めたルイズであった。
「ダメよん」
一緒に休みをもらいたい、という二人の申し出は、店長のスカロンによってバッサリ斬り捨てられた。
「ど、どうしてよ?この前は大丈夫だったじゃない!」
いきなり出鼻をくじかれたルイズが食って掛かる。
ちなみに"この前"とは、二人で芝居を見に行った時のことである(ゼロの使い魔5参照)。
「あの時はね。でも最近は忙しくてねぇ〜。猫ちゃんの手も借りたいくらいなの」
くねくねくねくね。
才人は胃の不快感を抑え込むため、腹に手をやった。
キモい。仕事には慣れたが、これだけは今も慣れない。多分一生慣れないだろう。
「だから二人同時は無理。休むなら順番にしてね」
「…うぅ」
「ま、しょうがないよな」
ルイズはまだ何か言いたそうだったが、黙った。才人の諦めは早かった。
最近店が繁盛して忙しいことは、そこで働いている自分達が肌で感じて知っていたからだ。
「それで、どちらが先にお休みするの?」
「えっと…」
才人はルイズを見た。ルイズは俯いたまま答える。
「あんた、先に休みなさいよ」
「え、いいのか?」
「そうしなさいって言ってるでしょ」
今一つ腑に落ちない顔で才人はわかった、と言った。
主従に拘るルイズがどうしたんだろう。使い魔に主人より先に暇を取らせるなんて。
ルイズはと言えば。
「……」
怖い顔をしていた。
才人を先に休ませたのは、次に来る自分の休みに、思う存分彼を問い詰めるつもりだからだ。
アンリエッタと何をしたか、その内容如何によっては、丸一日躾を喰らわせる必要があるかもしれない。
「…な、なんだ!?」
背後からのプレッシャーに怯えながら、才人は休みの日程をスカロンに伝えた。
そしてやってきた登城の日。才人は城までの道をてくてく歩いていた。
「そう遠い距離でもないからいいけど…いったい何の話を聞きたいんだろうな」
背中に吊ったデルフリンガーに話しかける。一応鞘も持ってきてはいるが、
話し相手が欲しい才人は、抜き身を革紐で巻いて吊り下げていた。
「知らね。案外、色気のある話かもな」
「はは。ないない、それはないって」
「いやー、それだったら、面白いことになりそうなんだがね…」
「お前なぁ」
仲良く会話を交わしながら、王城へ近付いていく。
門が見えた。
この日に来ることは、アンリエッタに送った返事で伝えていた。
代筆を頼まれたルイズはなぜか嫌そうにしていたが、
「姫さまも忙しいんだし、ちゃんと決めた日に行かないと迷惑だろ?」
と才人に説得され、仕方なく筆を取った。
衛兵は才人の特徴的な服装から、事前に知らせを受けていた人物だと確認し、
アンリエッタから送られた手紙と、そこに押された花押も確認した。
「では、どうぞ」
「くれぐれも女王陛下に粗相の無いように」
左右の衛兵から別々に言葉をかけられながら、才人は開かれた城門を通った。
「ご案内いたします」
城内に入ると、すでに待機していた侍従が駆けつけ、先導してくれる。
「あ、そのお背中の剣はこちらで預からせていただきます」
背中のデルフリンガーに手を伸ばされる。
「え?だめなの?」
「はい…申し訳ありませんが」
いくら女王直々に招かれた客人とはいえ、武装したままの謁見はできない。
仕方なく才人は革紐を解いて、デルフリンガーを持った。
「こら、触んな!」
「きゃっ!」
手を伸ばして才人から剣を受け取ろうとしていた侍従は、いきなり男の声で怒鳴られ、尻餅をついた。
「脅かすなよ」
そう言いつつ、才人がデルフリンガーを鞘に収めようとする。
「待て相棒、おい!畜生、面白いことになりそうだってのにy……」
刀身が完全に鞘に収められると、声はピタリと止んだ。
「どうも、驚かせてすんません。はいコレ」
そう言って愛想笑いを浮かべる才人から、侍従はポカンとした表情のまま、剣を受け取った。
「こちらです。どうぞ」
「あ、ここか」
通された部屋は、以前来たことのある、アンリエッタの居室だった。
即位してからの彼女は、父王の居室に移っていたのだが…
才人はそこまでは知らない。才人にとってアンリエッタのイメージは、今も「お姫様」だった。
扉が開かれる。
「あ…」
部屋の中、椅子の腰掛け、テーブルに肘をついていたアンリエッタが立ち上がる。
「ようこそおいでくださいましたわ」
相変わらず、丁寧すぎるというかなんというか、味のある喋り方をするお姫様である。
「お忙しい中お呼び立てしてしまって…馬車も回さず、申し訳ないと思っておりますわ」
「いや、いいっすよ」
「すみません…あまり目立つのは、よろしくないと思いまして…」
「気にしてませんってば」
「ありがとうございます。さ、どうぞ」
勧められた椅子に座る。さすが、高級な作りだけあって座り心地は良かった。
「では、失礼いたします」
才人を案内してくれた侍従が退室しようとする。
「あ、どうもー」
お礼を言いつつ、才人は侍従に手を振った。
侍従も軽く会釈を返し、扉を閉めて出て行った。
「さて…」
アンリエッタに向き直る。彼女もすでに着席していた。
「えーと、俺になんか話を聞きたいとか」
「はい」
「なんの話ですか?」
「あなたの世界の、為政者の話ですわ」
才人は思い出した。この前、ボロ宿の一室でそのような話をした。
「様々な治世の方法を知ることで、参考にさせていただきたいと思いまして」
「なるほど…いいですよ。つっても、俺はあまり良く知らないんですけど」
「お願いします」
「まずですね、俺の世界は六つの大陸と、他にも島がたくさんあって」
わかりました、話しますとは言ったものの、
才人はそんなに政治や世界情勢に関心があるわけではないので、説明はしどろもどろだった。
「はい」
それでも、アンリエッタは真面目に聞いてくれる。
才人は少し嬉しくなって、熱を入れて話した。
「国は何百もあって、使う言葉もそれぞれ違ってて…政治の方法もバラバラなんです。
一応、国同士の連盟みたいなものもあるけど」
「では、あなたの国について教えてください」
「うーん、民主主義ってヤツで」
「民主主義?」
「政治をする偉い人を、国民みんなで選ぶんです」
実際の日本は政党制、その内部の派閥等の要因が絡み合い、
とても国民の意思が反映された人事とは呼べない形で権力者が決まっている。
だがそこまで話すとややこしくなるし、民主主義を正確に説明する知識も才人には無い。
かなり簡略化した説明となった。
「それは…」
「え?」
「まるで、夢のような国ですわね」
憧憬を抱いた声で、アンリエッタが呟く。
「そうですか?まぁ、平和だとは思うけど」
「そのような国に生まれて、生きることができたなら…本当に素敵だと思いますわ」
才人は何も言えなかった。
今自分の目の前にいる人は、望んだわけでもないのに偉い立場に就かされ、責任を負っている。
その生まれのせいで愛する人と結ばれず、一時は政略結婚まで覚悟しなければならなかった。
「あなたの国なら、わたくしも…」
夢見るような表情でそこまで言い、アンリエッタはハッとしたように口元を押さえた。
「……」
恥じ入るように俯く。
「…すんません」
才人は謝った。何に謝ったか、自分でもはっきりとはわからない。
民主主義の話をしたことにだろうか。それとも、あの雨の日、彼女を止めたことにだろうか。
わからなかった。
「いえ。お気になさないで下さい」
顔を上げたアンリエッタの顔には、悲しげな微笑が浮かんでいた。
…ここは本当に気にしない方がいいよな。
本心ではもう少し気の利いたことを言って、彼女を慰めたいと思った才人だが、
そんなことをしても自己満足に終わるだけだ。
…よし。頑張って話そう。
才人の話は続く。
自分の意志で立候補し、大衆に選ばれたからといって、必ずしも優秀な者が権力を握るわけではないこと。
権力者ではないが、才人の国には生まれた時から象徴として運命を決められた人もいること。
途中に雑談も挟みながら。徐々に緊張の取れた才人とアンリエッタは軽く笑い合い、話続けた。
しばらくして、一気に喋り、喉が渇いた才人は、用意された飲み物をがぶがぶ飲んだ。
「ぐほっ!」
ワインだった。
「…うー」
一気に酔いがまわる。
「どうかなさいました?」
見ればアンリエッタも結構な量を飲んでいるが、顔色は変わってない。
「…姫さま、結構強いんすね」
「はい?」
「酒」
「あ、えぇ、まぁ…最近、少し嗜む程度ですが」
嘘である。ストレスが増えるばかりの生活で、アルコールの摂取量も比例して増えている。
「…あの、はしたないとお思いにならないでくださいまし」
既に空になった瓶が並んでる状況で嘘をつくことの無駄を悟ったのか、
酔いではなく羞恥で顔を染めたアンリエッタが不安げに呟く。
「なにもはしたなくはないと思いますけど」
対して、才人は素で返した。頭がグラグラしている。
酒に惑わされた頭で、それでもハッキリと言った。
「いえ、こんなにお酒を空けてしまって…さぞ荒れた女だとお思いになったのでは?」
「そんなことありません。ワインがどうとか関係ない。姫さまは綺麗だし…その、勇敢ですよ」
「えっ…」
その言葉に、胸が高鳴った。
下手をすれば酔っ払いの、三流口説き文句にしかならない言葉に。
早くなる鼓動をそのままに、才人を見る。
真っ赤になった顔の中、二つの瞳だけは澄んでいた。
――勇敢ですよ
普通、こんな言葉を女性に対して遣う者はいない。少なくとも、褒め言葉としては
「あなたは…」
「?」
「覚えていてくれたのですね。あの日、わたくしが誓ったことを。
わたくしでさえ、忘れかけていた…いえ、踏みにじろうとした、あの誓いを」
『ならば、わたくしは…勇敢に生きてみようと思います』
今は亡き想い人、ウェールズの形見に誓った言葉。
それを覚えていたからこそ、才人は"勇敢"と言ったのだ。
「…はい。覚えてます」
「本当にそう思いますか?今のわたくしが、勇敢だと」
才人の瞳には嘘の色など見えない。それをわかっていながら、聞かずにはいられなかった。
「思います」
少しも迷わない答えが返ってくる。だが、それでも信じることができない。
信じられないのは才人ではなく、自分自身。許せないのも、自分自身。
「ですが、あの夜のわたくしは…」
「もう、いいじゃないっすか」
若干強い口調で遮られる。
「そりゃ、あん時は姫さまに怒りましたよ。勇敢に生きるって言葉は嘘だったのかよ、とか、
色々言ってやりたかったです。でも姫さまの気持ちもわかるっつーか…ぐちゃぐちゃんなって、
たたっ斬るなんて脅ししか言えなかった」
酒のせいか饒舌になり、砕けた話し方になる才人。アンリエッタはじっとその話を聞く。
「でも、今は違うじゃないですか。姫さま、今は自分が間違ってたって認めて、
王子さまの仇を討とうって頑張ってるじゃないですか」
「…それは」
「自分が間違ってたのを認めるのは、すごく勇気が要ることだ。
俺は誰が何と言おうと、今の姫さまは勇敢だと思います」
勢いでそこまで喋って、才人は黙った。感情に任せるまま言ってしまったが、思い返してみれば、
自分はなんてクサイことを言っちゃったんだろうか。急に恥ずかしくなったのだ。
でも、今のは本心だった。恥ずかしくても、後悔はしない。
あの安宿で過ごした夜。雨の音に脅えるアンリエッタの肩を抱きながら、才人は感じた。
『この人はたぶん、誰よりも弱い』
誰かが支えてやらなければ、と思ったのだ。そして…
綺麗だと思った。最弱でありながら、重荷を背負う姿を。
勇敢だと思った。自分の弱さを受け入れ、耐える姿を。
「そんな姫さまのことを、俺は尊敬してます。ルイズも」
「…ありがとう」
本心から礼が言えたことに対し、アンリエッタは驚かなかった。
目の前にいる少年は、自分にへつらう重臣たちとは違う。
わたくしが心の底より信頼できる、数少ない人。
…決めた。
「ねぇ」
「はい?」
今まで重い話をしていたとは思えない、いきなりの砕けた態度に戸惑う才人。
アンリエッタはそれに構わず話しかけた。
「わたくしも、あなた…サイトのことを尊敬してます」
「えぇっ!?いや、それはないでしょ」
「いいえ、尊敬してます」
そんな強く言われてもー、と才人は思った。俺が?こんな立派な人に尊敬されてる?
さっぱり実感が無い。姫さま、なんでこんなモグラを?
「だって、元いた世界を離れて、見知らぬ場所で生きるなんて…
わたくしなら寂しくてとても耐えられませんわ」
「うーん」
才人は困ってしまった。そんなことを褒められたって、本当に自分は大したこと無いのだ。
単に、こちらの世界では自分の存在が多少なりとも必要とされてることが嬉しくて、
なんとか期待に応えられたらと思っているだけである。
家族が心配してるかも、と考えると少し心が痛むが、寂しいとか悲しいとか、
そういった気持ちは無いのである。別に耐えてるわけでもない。
「…信じていただけませんか?」
「あぁいや、信じます、はい」
とはいえ、美人に褒められて悪い気はしなかった。
それに信じないと言ったらアンリエッタは悲しむだろう。
「本当ですか?」
「姫さまも、俺のこと信用してくれてんでしょう」
「あら…ふふ、そうですわね。聞き返す必要はありませんでした」
二人して軽く笑ったあと、アンリエッタが切り出した。
「あのね、サイト。わたくしと、おともだちになってくれる?」
「へ?」
「だって、あなたとわたくしはお互いを尊敬し、信頼しあってる仲ですもの」
「はぁ」
それに…と心の中で付け足す。今日は楽しかった。
しばらく笑顔を忘れていた自分を、才人はたくさん笑わせてくれた。
荒れた心を穏やかにしてくれた。
…また会いたい。また会って、話をしたい。
なんでもいい、次に繋がるための証が欲しかった。
「それを、おともだちと言うのではなくて?」
「えぇと…」
そうなんだろうか。そう言われれば、そんな気もする。
元の世界のことを思い返す。
学校の友達はみんな馬鹿っぽくて、尊敬とかそういうのは無かったと思うが…
…まぁ、いいか。
「うん…そうですね。姫さま…あ、じゃなくて、アン」
「…!ありがとう、サイト」
才人はアンリエッタをあだ名で呼んだ。以前、彼女と二人で街を歩いた時に決めた呼び名で。
なんとなく、そうした方がいいと思ったからだ。
そして、アンリエッタは喜んでくれた。
「それじゃあ、そろそろ帰ります」
「…名残惜しいですわ」
部屋の入り口で別れの挨拶を交わす才人とアンリエッタ。
二人が"おともだち"になってから、しばらくの時が過ぎ、窓からは赤い夕日の光が差し込んでいる。
あれから、才人の世界の政治とは関係ない話で二人は盛り上がった。
アンリエッタは城内の愚痴。才人は仕事の愚痴。
愚痴ばっかりだった。
「また来てくださる?」
「はい。…休みがもらえればですけど」
「こちらからお店の方にお願いしておきますわ」
「それなら大丈夫っすね」
笑いつつ、才人がドアノブに手をかける。
風のスクウェアにより、空気の振動を封じる魔法が永続的にかけられた特別制の防音扉。
この扉が少しでも開けば、ここでの立ち話はすぐ近くに控える衛兵にも聞こえるだろう。
「あれ?」
その前にまだ言いたいことがあって、アンリエッタはその手を抑えた。
「姫さま?」
「…もう一度、アンと呼んでくださいまし」
「アン?」
「…今日は本当にありがとう。あなたのおかげで楽しいひと時を過ごせました」
手を握ったまま、才人にお礼を言った。
「俺も楽しかったですよ」
ワインも高級だったし。
別にキスとかしなかったから、ルイズも怒らないだろう。
うん、楽しい休日だった。
「…じゃ」
「えぇ。では、また…」
その言葉をと共に二人の手が離れる。扉が開く。
出口の両脇に控えた衛兵が頭を下げた。
アンリエッタが手に持ったベルを二、三度振って音を鳴らすと、遠くから侍従が一人、
全く慌しさを感じさせない早歩きで近付いてきた。
「この方のご案内を」
「かしこまりました。どうぞこちらへ…」
侍従に案内されて、才人は帰っていった。
「…はぁ」
扉を閉め、椅子に戻ったアンリエッタは、右手を胸に押し当てて一息吐いた。
才人と触れ合った手に残る感触を確かめながら、今日のことを思い返す。
ヒラガ サイト。異世界から来た少年。親友の使い魔で、自分を尊敬してると言ってくれた。
…おともだち。
「ふふ」
彼のことを思い出すと自然に笑みが浮かんでしまう。
「ダメね、こんな調子では」
そろそろ仕事に戻らないと。楽しい思い出にひたってばかりはいられない。
わたくしは勇敢に生きるのだ。サイトの期待を、裏切ってはいけない。
「……」
数秒でいつも通り女王の顔を作ると、アンリエッタは毅然とした調子で部屋を出て行った。
今日は久しぶりによく眠れそうだと思いながら。
110 :
86:2006/05/09(火) 23:24:47 ID:zI4yt6d4
ここまでで一区切りです。丁寧に書くとか言いながら、長いだけです。ごめんなさい(;´Д`)
最後にタイトルについての補足を…
英語×仏語の形になってるのは仕様です。
二人は元々別の世界に存在してた者同士、ということで。
ゼロの世界観っていうか人名はなんとなくフランス寄りだし、仏語で統一しても良かったんですが、
Reine(女王)ではパッと見でわからない人もいるかな、と思いました。
それに英語で異邦人を意味するForeignerは「よそ者」的ニュアンスがあって、あまり良い言葉じゃない。
まぁ、そんな理由です。
…gdgdと無駄なこと言ってすみません。それでは失礼します。
GJ
続きが気になるぜぃ!
小ネタで保守したかいがあるってもんだぜ
GJ
超期待して続きを待ってますよ!
長編とかSUGEEEEEEEEEEE!!
GJ!期待して待ってます。
GJです
イイヨーイイヨー(・∀・)
GJ
ぜひ続きがみたい
ちくしょう!!
姫さんの心情が上手く描写されてるじゃないか!!
GJGJ!!
>>119 調子乗んなhage
貴重な職人さんなんだぞ
ゼロ7巻出るまで一ヶ月以上あるからまぁモチツケ
サイト×シエスタ書いてたら途中で消えた…
ほしゅあげ
立ってたのか。
立てるかどうか悩んでたんだが…。
作者がどこまで描写してくれるかというのがあったので。
ほ
129 :
86:2006/06/05(月) 04:13:17 ID:ptgZFGwy
遅れまくってるお詫びに大変恥ずかしい私の恥部を公開いたします。別に見たかないでしょうけど。
ヤバい…8巻発売までにエロ、つまり二章までいかないとダメなのに。
日常描写で筆が止まっちゃって、気分転換にエロシーン妄想してたら
ttp://homepage3.nifty.com/catfood/up/src/up6964.jpg 間違った方向にリビドーが暴走してしまった。糞絵描いてないでキーボード打てよ!
本当に申し訳ございません。嘲笑してやってくださいませ(;´Д`)
まぁ、元々長文癖があるので一回分仕上げるにも用意する量が多いのはたしかなんですが…。
これから一週間以内に頑張って投稿できるようにします('A`;)rz
ちょwwwテラエロスw
131 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 11:40:37 ID:yUDh4cBQ
保守
>>129 ちょ・・・
消えてるよ!
再頼むよ
頼むよ再
そんな頼み方じゃ聞いてもらえないと思われ。
小さい画像だし、そんなエロスってほどでもなかったぞ?上手いけど。
134 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 23:44:01 ID:0Oq+QVct
>>97素晴らしい・・・
文才ありすぎだ。一ヶ月でも待つぞ俺は!
俺も待つさ…
本編でもサイトのこと好きだっけ?
136 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 20:44:53 ID:pBlZYYfF
職人のみなさんにお願いしたいことがある
カトレアのエロパロをどうか・・・・・作って欲しい・・・!!
137 :
86:2006/06/12(月) 03:29:27 ID:jPMQ5D89
才人×アンリエッタSS第一章、ようやく書き終わりました。
また長い文ですが、お時間があればどうぞ。
一章 女王の親友
最初に才人がアンリエッタの招待を受けてから一週間が経った。
その間二度、才人は登城している。
こうも頻繁に貴重な男手が抜けると店としては大変なのだが、スカロンは
「ん〜っ!女王様に目をかけてもらえるなんて光栄なことだわん」
こんな感じで大喜びである。一方、娘のジェシカは
「ねぇ、どんな話した?女王様ってどんな方?やっぱあんたって只者じゃないね」
こんな感じで才人を質問責めにしていた。
その度に体を押し付けられる才人はたまったものじゃない。
嬉しいのだが、後でルイズから受けるお仕置きが怖いのである。
「犬!あんたはご主人様をちゃんと見てなきゃダメでしょ!」
とか。それ以外の理由でも色々理不尽なお仕置きを受けている。
「むかつく客に因縁つけられたわ。あんた代わりに殴られなさい」
みたいな。一番キツイのは登城した日だ。
「……」
城であったことを話す才人の顔を、無言で蹴り回すのである。
ルイズに理由を聞くと、顔が気に入らないからよ、という答えが返ってくる。
これにはルイズとの付き合いに慣れた才人も頭にきた。
顔が気に入らないって、なんだよ。
俺の話聞いたんだろ?姫さまも大変ね、私達も頑張らないとね…こんな風に思えんのか。
ルイズだって、大切な友人であり、尊敬する主君でもあるアンリエッタのことは心配なはずである。
だがどういうわけか、才人がアンリエッタの話をすればするほど、ルイズは不機嫌になるのだ。
話を聞いてくるのはルイズの方だと言うのに、喋る度これではたまらない。
才人がどう宥めても、ルイズは荒れるばかりだった。
「はぁ…」
「どうかなさいましたか?」
四度目になる登城の日。
もう顔見知りになった侍従に案内される途中、才人は今日の出掛けのことを思い出し、鬱になった。
「いや、なんでもないっす…」
明らかになにかありそうな顔で否定する才人に、侍従は気遣うような目を向けたが…
やがて、何も言わず先に立って歩みを再開した。
その後をうな垂れながらついていく才人。
頭の中はルイズに対する色々な感情でぐちゃぐちゃだった。
「じゃ、行ってくる」
「……」
前回までは「さっさと行ってくれば」と、そっけないながらも見送りの言葉があったのだが、
今度はそれすらもない。顔も向けない。完全に無視である。
「おーい。行ってくるってば」
意図的に無視されてるのはわかるが、それを受け入れるのも癪である。
才人はルイズの背から手を回し、その眼前でわざとらしく手を振ってみた。
が ぶ り
「んぎゃあああああああっ!」
才人の絶叫が狭い部屋に響き渡る。
効果音でお察しのことと思うが、ルイズが目の前で動く手に噛み付いたのである。
「いだっ、おま、いてっ!おまえ、なにすんだこのばか!いてえぇ!」
噛まれたところを押さえ、ふーふーと息を吹きかける。古典的リアクションだった。
「うるさいわね!とっとと姫さまのところに行ってきなさいよ!」
「ふざけんな!何が気に入らないんだか知らないけど、いい加減にしろよ!」
「はぁ?なにをいい加減にしろってのよ!」
「その態度だよ!」
「ご主人様のやることでしょ、いちいち文句つけないの!」
「やっていいことと悪いことがあるだろ!
理由も説明しないでこんな扱いされたんじゃたまんねぇよ!」
堰を切ったように、怒涛の口論を始める二人。
エクスクラメンションマークが飛び交って、うるさいことこのうえない。
「−−−−−−−−−−−−−−−−−−−!」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
「はいはい、そこまでよ」
「もう、うるさいなぁ…」
もはやただの騒音と化していた二人を止めたのは店長親子、スカロンとジェシカだった。
夜明けまで働き、午前中は泥のように眠っている彼らだったが、
さすがにこうもぎゃあぎゃあと喚かれては眠り続けることができなかったらしい。
そういうわけで、消化不良の才人は精神的にかなりよろしくない状態なのである。
「はぁあぁぁ…」
あーちくしょうルイズの奴、なんなんだよ。
そりゃ俺も最近はあいつの面倒見るのが苦じゃなくなってきたよ?でもあれはさすがにどうよ。
まぁ、ぶっちゃけ好きだし。惚れてるし。近くにいられるのが楽しかったけど…
今はそれが無い。一緒にいてイライラするだけだ。つーかルイズがイライラの元だ。
「くはー…」
本当に、なんでこんなことになったんだろう。
この城に呼ばれた時からおかしくなった。姫さまに呼ばれた時から。
…姫さま。アン。
彼女といる時は心が落ち着く。柔らかい空気に包まれて、穏やかな気持ちになる。
ルイズといる時は違う。
ドキドキしてピリピリした感じ(今はどっちかというとビキビキしてギリギリした感じだが)だ。
シエスタといる時も違う。
ふわふわしてて、それでいてどこか危なっかしい。
すぐテンパるうえに大胆一直線なシエスタとの時間は、いつアブナイ状況になるかわからない。
つまり落ち着かない。
キュルケは、まぁ、からかってるだけだろうし。
そんなことを考えていると、急にアンリエッタに会いたくてたまらなくなった。
うん、急ごう。
…と思って視線と思考が現実世界に戻ると
「……」
ひきつった笑みを浮かべた侍従と目が合った。
彼女は度々溜め息をもらす才人を心配し、何度か話しかけていたのだが、
才人は自分の思索に夢中で気付かなかった。
「あの、お客様にこのようなことを言うのは大変失礼だとは存じているのですが」
「は、はい」
100%自分が悪いので才人は神妙に頷いた。
「女王陛下の前ではそのような真似を 決 し て なさらないでくださいね?」
「はひぃ…」
固めた笑顔で告げる侍従。眉のあたりがひくついてる。ていうかピグピグしてた。ジョジョっぽく。
そのような真似ってどんな真似?などと聞く余裕は無い。才人は縮こまりながら頷いた。
侍従はしばらく才人の意思を確かめるかのように睨んでいたが、前に向き直り歩き出した。
その後を追いながら、才人はよし、と気合を入れるように顔を軽く叩く。
アンリエッタに会えば、この陰鬱な気持ちから解放されるだろう。
さぁ、今日はどんな話をしよう?
そういうわけで、消化不良の才人は精神的にかなりよろしくない状態なのである。
「はぁあぁぁ…」
あーちくしょうルイズの奴、なんなんだよ。
そりゃ俺も最近はあいつの面倒見るのが苦じゃなくなってきたよ?でもあれはさすがにどうよ。
まぁ、ぶっちゃけ好きだし。惚れてるし。近くにいられるのが楽しかったけど…
今はそれが無い。一緒にいてイライラするだけだ。つーかルイズがイライラの元だ。
「くはー…」
本当に、なんでこんなことになったんだろう。
この城に呼ばれた時からおかしくなった。姫さまに呼ばれた時から。
…姫さま。アン。
彼女といる時は心が落ち着く。柔らかい空気に包まれて、穏やかな気持ちになる。
ルイズといる時は違う。
ドキドキしてピリピリした感じ(今はどっちかというとビキビキしてギリギリした感じだが)だ。
シエスタといる時も違う。
ふわふわしてて、それでいてどこか危なっかしい。
すぐテンパるうえに大胆一直線なシエスタとの時間は、いつアブナイ状況になるかわからない。
つまり落ち着かない。
キュルケは、まぁ、からかってるだけだろうし。
そんなことを考えていると、急にアンリエッタに会いたくてたまらなくなった。
うん、急ごう。
…と思って視線と思考が現実世界に戻ると
「……」
ひきつった笑みを浮かべた侍従と目が合った。
彼女は度々溜め息をもらす才人を心配し、何度か話しかけていたのだが、
才人は自分の思索に夢中で気付かなかった。
「あの、お客様にこのようなことを言うのは大変失礼だとは存じているのですが」
「は、はい」
100%自分が悪いので才人は神妙に頷いた。
「女王陛下の前ではそのような真似を 決 し て なさらないでくださいね?」
「はひぃ…」
固めた笑顔で告げる侍従。眉のあたりがひくついてる。ていうかピグピグしてた。ジョジョっぽく。
そのような真似ってどんな真似?などと聞く余裕は無い。才人は縮こまりながら頷いた。
侍従はしばらく才人の意思を確かめるかのように睨んでいたが、前に向き直り歩き出した。
その後を追いながら、才人はよし、と気合を入れるように顔を軽く叩く。
アンリエッタに会えば、この陰鬱な気持ちから解放されるだろう。
さぁ、今日はどんな話をしよう?
一方のルイズは『魅惑の妖精』亭、屋根裏部屋の粗末なベッドに横たわりながら、
才人以上に沈鬱な顔で壁を見つめていた。
別に壁の中に人が埋まっているとか、壁が誰かの仇というわけではない。
ただ目を閉じるのが嫌なだけだ。朝のことを思い出してしまうから。
窓から外を見るのも嫌だ。
城へ行った才人のことと、今彼に会っているであろうアンリエッタのことを考えてしまうから。
そんなわけで、才人が出て行った後、ジェシカに説教されてから、天井と壁以外を見てなかった。
「うっ…ぐす…ひっ…く…」
枕で隠した口元から嗚咽が漏れる。
なんで、わたしはあんなことを言っちゃったんだろう。
なんで、わたしはあんなことをしてしまったんだろう。
…なぜ、こんなことになったんだろう。
答えはわかっていた。自分が荒れた理由も、自分が悪いことも。
でも、そのどちらも受け入れるわけにはいかなかった。
才人がアンリエッタを語る時の顔が嫌いだ。
あんな顔、わたしと話す時には見せなかったじゃない。ご主人様に隠し事していいと思ってんの?
アンリエッタが才人を何度も呼ぶのが耐えられない。
姫さま、わたしは姫さまのおともだちでしょう。ご相談なら、何故わたしにしてくださらないのですか?
二人が一緒にいて、会話し、笑ってる姿を想像すると胸が痛い。
なんでそこにわたしがいないの?
違う。才人と二人でいていいのはわたしだけなのに、どうして姫様なの?
絶対違う。わたしはそんなこと思ってない。嫉妬なんかしていない。
……そんな思いがルイズの中で渦巻き、更にその胸中を乱していった。
アンリエッタは自室で椅子に座り、テーブルに肘を着いて足をぶらぶらさせていた。
およそ女王にふさわしくない格好だが、その動作の中にもやはり隠せない気品が見えている。
が、そんなことは彼女にとってはどうでもよく…
「サイトはまだかしら」
才人の到着が予定より遅いので焦れていた。
出掛けの喧嘩や案内される途中の考え事や侍従の注意などで時間を喰ってるのが原因だが、
部屋でずっと彼を待ち続けるアンリエッタがそれを知るわけも無い。
「せっかく特別な品を用意して、サイトを驚かせようと思ってましたのに…」
「…女王陛下は」
アンリエッタの部屋に続く廊下に入る角の手前、侍従がいきなり立ち止まった。
「?」
「あなたの来る日が近くなると、とても明るいご様子になるんですよ」
「はぁ…」
よくわからないが、自分が来ることを喜んでもらえているなら嬉しい。
「評判のお菓子をお取り寄せしたり、ワインをご自分で選んだり…」
あぁ、たしかに前々回来た時から随分つまみが豪勢になったような気がする。
「お部屋の模様替えをなされたり、お花を取り替えたりもしておられます」
そういえば前回来た時は部屋の様子が少し違った気もする。
「あなたが陛下とどのようなご関係か、私達は知りません」
「……」
「でも、陛下は、あなたを信頼されてます」
侍従は才人の方を向き、姿勢を正した。
「どうか、あの方を支えて差し上げてください」
そして、腰を直角に曲げ、深い礼をした。
才人は戸惑った。突然そんなことを言われましても、と思った。
だが、それも少しの間だけだ。
才人の気持ちは決まっている。
「任してください」
強い意志を込めて言った。
侍従が顔をあげる。
「俺も、姫さまを支えたいと思ってます」
侍従は無言で才人の手を握った。その目が感謝に潤んでいる。
才人は嬉しくなった。別に女性に手を握られたからではない。
姫さま。ここにもいたよ、姫さまの味方が。
きっと、俺やルイズや、アニエスの他にもいるんだ。
姫さまが頑張ってることを知ってて、応援したいって思ってる人間が。
再び歩き出した侍従に案内され、辿り着いた部屋の扉を開ける才人の心は弾んでいた。
「サイト!お待ちしてましたのよ」
扉を開けると同時に駆け寄ってきたアンリエッタを見て、才人の心はもっと弾んだ。
いや、違う。
跳ねた。心臓が。今も音を立てている。
「あ…すんません、遅れて」
なんでだろう。さっきから会いたい会いたいと思っていたからか、
アンリエッタを目の前にして、これまでに無いくらい切ない気持ちになっていた。
「もう。このまま来てくださらないのかと思ってましたわ」
「そんな…さすがにそれはないっすよ。いや、ないです」
まだ侍従が残っているので、才人は言葉を正した。
「それでは、どうぞごゆっくり…」
そんな才人の様子を見てくすりと笑った後、侍従は部屋を出て行った。
「まぁ、こうして来てくださったのですから、遅れたことは許してあげます」
侍従を見送り、才人に向き直ったアンリエッタは、そう言っていたずらっぽく微笑んだ。
その美しさに見惚れ、才人の胸が更に高鳴る。
「さ、お掛けになって」
促されるまま、ふらふらと椅子に腰掛けた。
「今日はこんなものをご用意しましたのよ」
アンリエッタはポットから薄い緑色の液体をカップに注ぎ、才人の前に差し出した。
彼女にしては随分とはしゃいだ様子である。
「これは…」
「なんでも、『お茶』という、東方の飲み物だそうですわ」
あぁ、そういえばこっちの世界にも緑茶があるんだった。
才人はシエスタと風呂で飲んだことを思い出し、なんだか微妙な気分になる。
「わたくし、この渋味と香りがすっかり気に入ってしまって。
サイトにも味わっていただきたいと思って、残しておきましたの」
少し照れながらそう言われ、才人は二重の意味で嬉しくなった。
自分の故郷の飲み物を気に入ってくれた。それを自分と一緒に飲みたいと思ってくれた。
「…じゃ、いただきます」
「えぇ。どうぞ」
そのお茶は、いつか飲んだものより、ずっと美味しかった。
「どうかしら?」
「すごく…おいしいです…」
ここで某漫画を思い出した方は負けである。何との勝負かは分からないが負けである。
「よかった…!」
ぱあっ、と、花が咲いたような笑顔で手を合わせるアンリエッタ。
彼女も一口茶を飲んで、また笑う。
それを受けて、才人も笑った。
「いいもんですね、こういうのも」
才人が窓を向きながら何気なくそう言うと、アンリエッタもそれに習って空を見た。
「はい。本当に」
数ヵ月後にアルビオンとの戦争が迫り、城内は緊張に包まれているというのに。
この部屋にいる二人だけは、そんなこととはまるで関わりが無いようだった。
それはきっと、お互いの存在が安らぎを与えてくれているから。
アンリエッタは視線を戻し、才人を見た。まだ窓の方を向いている。
本当に信頼できる『おともだち』…親友。
二人はなんでも話せるけれど、別に何も話さなくたっていい。
こうして同じ時間を過ごすだけで、心が幸せに満たされていく。
そんなことをぼんやりと考えながら、アンリエッタは才人の顔を眺めていた。
そこでふと気づく。才人の様子がいつもと違うことに。
いつもはなんだか締まりのない顔なのに…
才人が本気になった時の凄みを知るアンリエッタは、そのユルい顔を見て和んだりしたものだ。
でも今日は違う。表情は微笑んでいるのに、どこか翳りを感じる。
彼がそんな顔をする理由。それはおそらく一つしかない。
もう一人の親友、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。
彼女はいつも才人の側にいる。当然、その心に及ぼす影響も大きいはずだ。
ルイズとなにかあったのだろうか?なぜ?その原因がわかれば、才人の気分を晴らすことができるのに。
アンリエッタは記憶を探り、才人と一緒にいる時のルイズの様子を思い浮かべた。
あの忌まわしい雨の夜。ルイズは才人に杖を向けた自分に対して『虚無』を放った。
最初は自分とウェールズを見逃そうとしていたのに。
才人が立ちはだかり、彼に対して自分が魔法を使うと、烈火の如く怒った。
そして、こう言った。
「姫さまといえども、わたしの使い魔には指一本たりとも触れさせませんわ」
それは直前にアンリエッタが言った「ウェールズさまには、指一本たりとも触れさせないわ」
という台詞に対する、揶揄の意味もあったのかもしれない。
けど、きっとそれだけではなかった。ルイズは本心から、自分よりも才人のことを大切にしていた。
リッシュモン高等法院長の事件があった後、協力の礼を伝えるため、二人の職場を訪れた日。
一緒に祝杯をあげる予定だったのに、才人の顔を見た途端、急に恥ずかしくなって目を逸らしてしまった。
才人も同じように顔を真っ赤にしていた。それを横目で確認したアンリエッタは、
なんだかこういうのも嬉しい、と思ってしまったものだ。
サイトもわたくしと同じで、あの夜のことを覚えていたのね、と。
あの時ルイズはどんな顔をしていた?急に態度の変わった二人に、怪訝な顔をしていただろうか。
いや、あれは事実を知っていて、二人の間にこれ以上秘密が無いか探る目だった。
…そして、少し悲しそうな目だった。
そうだ。ルイズは、サイトのことが好きなのだ。
「――あぁ」
わたくしはなんてことをしてしまったんだろう。
思いがここに至り、心が悔恨の念で埋め尽くされる。
アンリエッタは顔を両手で覆った。
「…アン?」
声に反応し、才人が振り向く。
「どうかしたんですか」
心配してくれる声が辛い。肩に置かれた手が重い。
「いいえ。いいえ…」
言葉が上手く出ず、否定だけを繰り返した。何を否定しているのかもわからないまま。
涙が溢れてくる。
自分のことに精一杯で、周りの気持ちに気がつかなかった。
そんなことは言い訳にならない。
自分は、幼い頃からの親友を二度までも苦しめたのだ。
一度目は、国主としての姿を捨て、その忠誠を裏切った。
二度目は、想いを寄せる相手を奪おうとした。
たとえ自分にそのつもりがなくとも、そう思わせたのならば同じことだ。
アンリエッタは、自分が才人に対し好意を抱いていることを自覚していた。
しかし、それを誰かに打ち明けようなどとは思っていなかった。
ウェールズとの別れの日、他の誰かを愛すると誓ったものの、
こんなに早く別の人を好きになる自分は不実だと思ったし、
それを認めてしまえば長年のウェールズへの愛も嘘になると思った。
才人とは、このまま、こうして穏やかに過ごせればそれでいい。
そう思っていた。
だが、きっとルイズは気づいたのだ。アンリエッタの気持ちに。
そして自身の想いと、アンリエッタへの忠誠の間で相当悩んだに違いない。
才人の様子がおかしいのもそれが原因だろう。
悩むルイズを心配しているのか、それとも不安定になった彼女と喧嘩したのか。
思えば、ルイズは昔から意地っ張りで素直じゃない。
自分の気持ちを隠そうとするあまり、才人にキツイことでも言ったのかもしれない。
「いったいなにがあったんですか?」
明らかにおかしい様子のアンリエッタに、才人は不安になり、その肩を両手で掴んだ。
そこまでしてようやく、顔を覆っていた両手が開かれる。
目は少し赤いものの、涙はすでに止まっていた。
「ごめんなさい。もう大丈夫です」
「…なんかあるなら、相談してくださいよ」
少し不満そうにしながらも、才人は優しくそう言ってくれる。
その声にアンリエッタはぐらっときてしまう。
…もしかすると、自分の推測は全然的外れなのかも。
才人の調子がおかしいのは仕事でミスをしたとか、ルイズ以外が原因なのかも。
この時間を続けたいという気持ちが、そんなことを考えさせた。
でも。たとえそうだとしても、ルイズの気持ちに気付いた今、それは許されない。
もう終わらせなければ。
「本当に大丈夫ですから」
「……」
才人は全然納得いかないという表情だ。そりゃ当然である。
いきなり目の前で泣き出して、何も無いなんてあからさまな嘘、誰が信じるというのか。
「…それより、あなたにこれから伝えないといけないことがあります」
居住まいを正して、アンリエッタは言った。
「え?」
才人は今度こそわけがわからなくなった。さっきまで泣いていたというのに、この変わり方はなんだ。
今のアンリエッタの顔は『おともだち』に向ける親しげな顔ではない。
為政者として、下々の者に命令を告げる顔…女王・アンリエッタの顔だ。
「…今日まで色々と有意義な話を聞かせてくださって、ありがとうございました」
「あ、はぁ」
「ご多忙の中時間を空けていただき、さぞ迷惑だったかと思います」
「いや、そんなことは…」
「ですが、それも本日で終わりです。
以後はあなたの時間を拘束するようなことはありませんので、どうかご安心を」
「え、…って、はぁあ?」
「もうあなたを呼ぶことはない、ということです」
アンリエッタは毅然と言いきった。だが、その手がきつく握り締められているのを才人は見逃さない。
「なんで、そんなこと言うんですか…」
「…」
悲しげな才人の声に、アンリエッタの仮面が少しだけ剥がれる。
「俺は…俺は、そんな迷惑だったとか思ってないし、むしろ楽しかったというか…
最初は、姫さま…アンにおともだちだ、尊敬してますって言われて混乱したけど、
本当はすごく嬉しかった。あれは嘘だったんですか?」
胸が痛い。とても痛い。好きな人に、自分の言葉を信じてもらえないのは胸が痛い。
アンリエッタはその痛みに堪え、きゅ、と唇を噛んだ後、才人から顔を背けて言い放つ。
「もう話すことはありません。わたくし達の関係も…終わり、ですっ…」
最後は泣き声が混じり、消え入るような言葉だった。
「なんでですか…なんでそんな…」
どう見ても嘘を吐いているとしか思えない態度だ。こんな状態で言われたって、信じられるわけがない。
「……」
だが、才人は黙って扉に向かった。
アンリエッタは無理をしている。それはわかっている。
でも、今はそのばればれな嘘に騙されてあげなければならない。
彼女がそれを望んでいるから。
「それじゃ…」
なるべく普通に聞こえるような声で、別れを告げる。
「…また」
だが、これで終わりにするつもりはなかった。
「また」。その言葉を背で聞いたアンリエッタは、何を感じただろうか。
女王の見送りもなく部屋から出てきた客人に、衛兵は妙だな、という顔をした。
「あの、陛下に頼んで侍従を呼んでいただいては」
二人の衛兵のうち、年長の方がそう言って気を遣った。
「あぁ、そういえば…」
才人は無表情で頷く。
いつもは、アンリエッタが笑顔で見送ってくれた。
また来てくださいねって、言ってくれた。
そして手に持ったベルで案内を呼んでくれたのだった。
「いや、大丈夫です」
でも今は無理だ。彼女と話すことはできない。
「道なら覚えてますから」
そう。何度も通った道だ。
侍従はいつもベルが鳴ってからすぐ来ていたし、近くで仕事しているに違いない。
歩き出した才人を、衛兵は黙って見送った。
才人の姿が見えなくなり、二人は短い会話を交わす。
「なにかあったんだろうか…」
「あったとしても、だ。陛下と客人の間に詮索を入れるのは、我々がすべきことではない」
「……」
侍従はすぐに見つかった。洗濯物を取り込みに行く途中だろうか、大きな籠を抱えている。
「あ…」
「すいません。帰るんで剣返してもらっていいっすか」
彼女はしばらく才人の顔を見つめた後、
「…わかりました」
そう言って頷いた。
それからしばらく歩き、アンリエッタの居室から充分に距離を取ったところで、
「なにがあったんですか?」
やはり疑問に思っていたのか、才人が一番聞かれたくないことを聞いてきた。
「…俺にもよくわかりません」
「……」
「もう、来なくていいって言われました」
「そんな…」
数時間前、この少年は女王様を支えると誓ったばかりなのに。
なんと声をかければいいのかわからず、侍従が迷っていると、才人は別段落ち込んだ様子もなく言った。
「でも」
「?」
「俺はまた来るつもりですよ」
そうだ。こんな終わり方は納得できない。
少し時間を置くだけだ。今度はちゃんと理由を聞いて、アンリエッタの悩みを取り除く。
「そうですか…」
侍従は嬉しそうに笑った。よかった。この少年はまだ諦めていない。
「ちゃんと支えてみせますよ」
「…立場上、私は陛下が望まないことをお助けするわけにはいきません。
ですが…個人的には、あなたを応援しています」
「はは…どうも」
一人でも、励ましてくれる人がいるのはありがたかった。
城を出た後、才人はデルフリンガーを抜き、今日の出来事の始終を話して聞かせた。
この伝説の剣はたまに役立つ助言を言うので、それをアテにしてのことだった。
「ふーん。相棒は女泣かせだねぇ」
「え!?俺が悪いの?」
自分にもう来るなと言ったあたり、無関係ではないと思っていたが…
まさか自分が直接の原因ってことになると、単純に嫌われた?
あれ絶縁宣言?それじゃ意味が無い。悩みを取り除くも何も、自分が嫌われてるだけだったら…
「うわぁあ…そりゃ解決法は俺が消えるしかないじゃん…」
「落ち着け相棒。そういう意味じゃねぇよ」
「そなの?」
頭を抱えていたと思ったら、すぐ立ち直る才人。
落ち込むとどこまでも落ちるが、回復はきっかけさえあれば早い。
「あぁ。でもまぁ、詳しく教えることはできねぇな。
これは相棒とあの女王サマと、貴族の娘っ子が解決するこった」
才人は今日あった出来事のほとんどをデルフリンガーに話した。
それはつまり朝の喧嘩のことも含む。そこから、デルフリンガーは事態の全体像を推測したのだ。
「なんだよそれ。なんでルイズが関係あるんだよ」
しかし才人は気付いていないようだった。
デルフリンガーは心の中で溜め息を吐きつつ、軽い調子で諭す。
「それもお前さんが自分で気付くこった」
「はぁ…ちくしょう。なぁ、デルフ」
「なんだい」
「女の子ってわけわかんねー」
才人がそう言うと、デルフリンガーは爆笑した。
すでに太陽は山陰に身を隠し、空は茜色に染まっている。
店に着くのは、ちょうど一番忙しい時間帯だろう。
その状況で聞き入れてもらえるかわからないが、才人は休ませてもらおうと思っていた。
今日は考えなければならないことが多過ぎる。
しばらく一人の時間が必要だった。
それはきっと、他の二人も同じだ。
才人は考えるため。
アンリエッタは落ち着くため。
ルイズは ため。
時間は流れる。だがその先、三人の未来はまだ見えない。
151 :
86:2006/06/12(月) 03:47:43 ID:jPMQ5D89
えーと…ルイズの扱い酷いですね。
最後の伏字っていうか抜字はそれほど重要なこと書いてません。気分で隠しました。
自分は主人公×サブキャラのSS書く場合、本ヒロインが主人公への好意を諦める過程をかなり書くので…
ルイズファンの方ごめんなさい(´・ω・`)
ゼロ8巻は6月24日発売予定でつか。それまでにエロ有りの話を書くと宣言してるので、
三章までの期限は残り二週間足らず。これまで以上に気合入れます(`・ω・´)
筆がのってくると一日で10レス分くらい書けるんですが…
もうとにかく頑張るしかないですね。はい。頑張ります。
>>132 ペンタブが無いので鉛筆描き(丸ペンとインクはあるけど…)
スキャナも無いので携帯で写真撮ってそれをPCにメール→うp
聞くだけで画質の酷さ(元の絵からして大したことありませんが)がわかる絵です。
わざわざご覧になるほどのものじゃありませんよ。
>>133 ありがとうございます。一応絵描きの方が本分なので、上手いと言っていただけると嬉しいです。
>>134 ありがとうございます(・∀・)ゝ
すでに一ヶ月お待たせしてる状態で、
更に一ヶ月待っていただけるほどのものが書けたか自信はありませんが…、
そう言っていただけるのはとてもありがたいです。
…最終章は本当に一ヶ月以上後になりそうですけど。
>>135 好きかどうか微妙な描写だったので、妄想の育つ余地がありました。
そしてこんなものができました。
>>136 カトレア…いいキャラなんですがね。
登場する部分が少なすぎて、どう書けばいいものやら、未熟者の自分には扱いきれません。
体つきがエロいので絵心は刺激されますけど。
他の職人さん方に期待。
ぬはっ ここで寸止めか にくぃねぇこのこのw
それにしてもすごい時間に投稿してくれたな・・・まぁ4時のARIA待機してたわけだがσ(゚∀゚
GJ! 続き気になるよ!
153 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 05:20:40 ID:z8Iw0hLC
IDにすらGJ!
154 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 05:24:09 ID:z8Iw0hLC
ID変わってた・・・
服を着ないで待ってたいた甲斐があった…GJ!
もうね、天才!GJ!
GJです。
次回のエロにwktkして本編より楽しみだったりします。
待ってますので頑張ってください〜
サイト、このヤロゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!
姫様選ぶんならルイズ俺にくださいお願いしますorz
…GJです。続きお待ちしてます。
wktkが止まらない!
160 :
134:2006/06/13(火) 16:18:07 ID:j0Cnd3W1
もうね、なんだかね、すごいよ本当に!
次も楽しみにしてます。GJ!!!!
久しぶりに来たらなんか神来てるウホッ!
このスレの住人居れば、もうノボルイラネーなw
>>162 \
お そ .い ヽ
か の や |
し り ` ,. -──- 、
い .く / /⌒ i'⌒iヽ、
つ / ,.-'ゝ__,.・・_ノ-、ヽ
は i ‐'''ナ''ー-- ● =''''''リ _,....:-‐‐‐-.、
l -‐i''''~ニ-‐,....!....、ー`ナ `r'=、-、、:::::::ヽr_
 ̄ \ヽー' !. t´ r''"´、_,::、::::} ノ` ,.i'・ ,!_`,!::::::::::::ヽ
ヾ、 ゝゝ、,,ニ=====ニ/r'⌒; rー`ー' ,! リ::::::::::::ノ
i`''''y--- (,iテ‐,'i~´,ゝ'´  ̄ ̄ヽ` :::::::::::ノ
.| !、,............, i }'´ _ 、ー_',,...`::::ィ'
●、_!,ヽ-r⌒i-、ノ-''‐、 ゝ`ーt---''ヽ'''''''|`ーt-'つ
( `ーイ ゙i 丿 ;'-,' ,ノー''''{`' !゙ヽノ ,ヽ,
`ー--' --'` ̄ `ー't,´`ヽ;;;、,,,,,,___,) ヽ'-゙'"
(`ー':;;;;;;;;;;;;;;;ノ
``''''''``'''''´
妄想を掻き立てる素晴らしい原作あってこそSSも光り輝くのだ
>>163 まったくそのとおりだな。
さて職人さんを待つかな
女性キャラ多いし、結構ネタには事欠かないと思うんだけどな
166 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 14:18:56 ID:WoNS+nsH
期待age
167 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 21:48:20 ID:+cLfdZT1
揚げる
168 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 22:25:58 ID:7FuyIQx0
ほしゅる
169 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 23:13:14 ID:3f2TFH7m
職人さんまだ?
だから急かすなって。自分で書いてみればどんだけ大変かわかるぞ
タダで読ませてもらう立場なんだから黙って待て
そいつもそうか
つーか当然の心構えだろ
最近はどこも職人さん不足だというのに‥‥。
敬意を払うどころか催促する香具師がいるから困る。
期待干す
175 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 22:08:02 ID:u9DTgMs8
まったくだ
催促するくらいなら感謝を述べんか馬鹿者め
177 :
86:2006/06/21(水) 01:39:01 ID:TlmhIaoj
約束した期限過ぎてからなら、催促されるのは仕方ないんですけどね…
23日に間に合わせるよう頑張ってますので、もう少しお待ち下さい。
いやいや、気にしなくていいですよ
待ってますから
>>177あなたが気にすることはない
納得のいくものを書き上げられればいいと思う
私は待っている
180 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 20:55:50 ID:U1qUocMR
最新刊のルイズのデレッぷりはよかった…
181 :
小ネタ:2006/06/21(水) 23:10:51 ID:dDaEyGYZ
「サイト…アンタ使い魔のくせに、なにしてんのよ」
「…男は定期的にこういうことしなきゃ、アレな事情があんだよ」
「だからって、ご主人様のベットでそういうことするのは…どうかと思うわ」
「いや…だって、その…」
「ア、アンタまさか…あ、あたしを」
「だぁもう!!そんなことより出てってくれよ!俺は下半身裸なんだぞ」
「…その前に、誰を想像してたか言いなさい」
「え…いや、誰って…お前、その…」
「誰なの?」
「いや、そんなことは関係な」
「だ・れ・な・の?」
「………」
『男はなぁ…もっとハッキリ生きるべきなんだよぉ!!』
「!…いっぺ」
「いっぺ?」
「あ、いや…〜……だよ…」
「ん?」
「お前だよ!悪いか!?好きな娘のことを考えて慰めちゃいけねえのか!?」
「…」
「………すまん」
「………ばか」
つづかない
182 :
スティンガー:2006/06/22(木) 19:19:42 ID:dHpWSLjx
私は待っている
私も待っている
184 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 00:07:14 ID:8r5W2s7K
じゃあ俺も!
うむ、新作で唇をなぞる姫さんを想像しておっきしながら待つ。
187 :
スティンガー:2006/06/23(金) 14:37:01 ID:W5HzQsFy
188 :
86:2006/06/23(金) 23:32:52 ID:TPGtsFec
どうやら間に合わないっぽいです…
皆さんは明日発売予定の8巻でも読んで、こんな駄作のことは綺麗さっぱり忘れてください。
自分は責任取って首吊ります。
||
∧||∧
( / ⌒ヽ
| | |
∪ / ノ
| ||
∪∪
-====-
|| , ;''つ'つ
|| ./.// ノノ
∧/ ./
( / r"
| |-、 |
∪ ∪
まぁ、自分が8巻読みたくて集中できなくなっちゃっただけなんですが。
せめて来月までには。今度こそ必ず仕上げます。
本当に申し訳ないです…
ええい、あなたが気にしる必要はない!!
ということで俺が書きたい
が一巻と二巻しかないのでシエスタもの書きたいけど何巻辺りがよく出てくる?
190 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 00:16:19 ID:dMbroEWK
全巻
シエスタはほとんどが全巻の冒頭に少しずつしか登場しないからね。
3巻が一番活躍してるんじゃないかな。
193 :
190:2006/06/24(土) 01:02:30 ID:dMbroEWK
>>191 そうです。そしてルイズの魅力に気付いて
ルイズSSを書いて欲しいと言うことですね。
てかゼロの使い魔ってアニメ化すんのか
シエスタの攻勢が激しくなるのは6・7巻でつね。
詳しく言うと楽しみがなくなるだろうから言いませんが、7巻は超接近。
最大のチャンスは三巻だったと思うがね。
まぁあれは爺さん萌えだが。
197 :
スティンガー:2006/06/24(土) 10:36:18 ID:+Bhr+zde
>>188あなたが気にする必要はない
あなたが望む作品を見られるのなら
焦ることはない
私達に必要な存在
私は待っている
バスト・レヴォリューション
乳 革 命
200 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 15:13:44 ID:thu/7hwy
こ こ で も 宴 か !?
ルイズに虐められたい僕はもう人として駄目でしょうか?
202 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 09:53:39 ID:O6RXefaR
ということは僕も駄目だということですね?
ダメ人間じゃなきゃ、こんなスレこねーって。
その事に気がつかないやつが一番ダメw
204 :
スティンガー:2006/06/26(月) 17:03:16 ID:Vd4td8cm
「ここに来る」という理由でここにいる全ての人間を
駄目人間としてくくるのは大雑把過ぎる
その事をわかっているつもりなら二度とここに
来なければいい
自分をダメ人間だと認める勇気の無いヘタレは多いなw
俺はラノベのエロパロスレの住人だぜと周囲の人間に言ってみなよw
チョット指摘されたぐらいでムキになって反論するから糞オタ扱いされんだボケッw
206 :
スティンガー:2006/06/26(月) 18:07:24 ID:Vd4td8cm
俺はラノベのエロパロスレの住人だぜ
>>203=
>>205 自演乙 携帯でも使った?
なんでこんな人の少ないスレを荒らしてんだかわかんないけど、他にやることあるだろうに
208 :
スティンガー:2006/06/26(月) 22:54:26 ID:Vd4td8cm
>>207同感だな
荒らすのはほどほどにしてもらいたい
言ってる事もよくわからないし
ムキになって反論してるのが
>>205しかいないし
きめぇ
>>209 おやや、顔真っ赤にしちゃって煽り文句も単純なものしか出てこないんだね。
可哀相可哀相。
>>210 いや、オマエに言ったんじゃなくて。
でもオマエもきめぇな。
まさにチョット言われたぐらいで粘着すんなって感じ?
あほらし、スルーもできないのか
新刊にアニメの宣伝挟まってたけどキュルケが男に見えたぞ
才人はちょいかっこよくなっておめでとう
しかし屈指のアホなのは変わらないんだろ?
214 :
スティンガー:2006/06/27(火) 07:33:05 ID:Y9rjhL+D
私はあの絵柄は気にいらないな
あまりにも違いすぎると思わないか?
>>214 ルイズが俺を罵ってくれるなら構わない
ただキュルケはちょっとありえないと思った
キュルケがただの婆みたいになってたな
217 :
スティンガー:2006/06/27(火) 16:44:10 ID:Y9rjhL+D
カトレアはどんな顔なんだろう?
やはりルイズと同じ顔で胸だけ大きいんだろうか
218 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 23:52:27 ID:Y1gCnUJ5
六巻嫁っ
胸 革 命
オッパイレヴォリューションと読んだのは内緒だ・・・・・・
220 :
スティンガー:2006/06/28(水) 07:55:48 ID:lQV3KFgP
221 :
219:2006/06/28(水) 22:32:12 ID:q81N1PO4
君もか、携帯地対空ミサイル・・・・・・
222 :
スティンガー:2006/06/28(水) 23:29:06 ID:lQV3KFgP
223 :
201:2006/06/29(木) 16:21:56 ID:00QlbEKZ
今さらだけど>>209-
>>211がキモ過ぎます・・・・
こんな頭の弱い幼稚な人が同じスレにいるなんて・・・・オェッ
しかも同意してくれる人がいないからって(当然だけど)自演・・・・
き、きもすぎる・・・
こんな人来ないとこ荒らして何が楽しいんでしょうか?
障害者の考えることはよくわかりません
もしかして幼稚園生かな?それなら納得がいきますけど・・・・
何にせよ早く自分の巣に帰ってほしいです
ルイズの絵が7巻から別人になりつつあるのはどういう事だ?
はりぽた映画のハーマイオニーがどんどん微妙になっていったの思い出す。
>>223文句言いたい気持ちはわかるがやめておけ
またあのハナクソ君が来るぞ
サイトと王女の話期待上げ
ルイズにレイプされたい
シエスタに監禁されたい
王女には女王になってもらいたい
そんな俺はこのスレの過激派
タバサに支配されたい
カトレアに朝まで責められたい
ルイズに一晩中Hな稽古をしたい
アニSさんに虐められたい
そんな俺はここの武力派
今日の日付を言ってみろ!
232 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 09:36:45 ID:YzG3wZ4n
理論的にはシエスタ小説投下後日のはず
そんな・・・・間に合わなかった・・のか!?
お、音大青おおおおおちつけいいあああいいいい。
そ、そそそそそそすうをかかかかかかっかぞえながった
すまぬ、アンリエッタだ。
ってか誰も気付かないのな…
236 :
スティンガー:2006/07/01(土) 23:10:57 ID:opMCqmsj
参ったな
だが職人にもいろいろ理由があるんだろう
我々の期待を一身に背負っているというプレッシャーもある
ここは毎日こらえて待機しておこう
きっと来る
信じている
アンリエッタマダかな期待
まぁマッタリ待とうぜ
アニメで想像力が沸いてきた人にはぜひ描いて欲しい
自分は書かないのか?
ウザイから黙ってろ。
>>240じゃあお前は書くのか?
他人に文句つける前に自分が書いてみろやクズ
>>243オメーもだろw
という水掛け論は止めようぜ
まぁマターリと待とうぜ!とりあえず、
バストレボリューション
胸 革 命!
けっきょくそこにいきつくのですね
それがノボルクオリティ-
タバサのSSでも投下すっかなぁ・・・・
と、期待させておいて裏切る奴はここにはいらない
よし、じゃあ、原作読んでなくて、アニメしか見てない輩だけど、
ルイズの靴下ぱっつんがエロかったから、何か書いてやるか。
感謝感激感動お願いします
神よ・・・・・・・いや、このスレだと始祖?よ・・・・・・・・
流行を無視する我を許し給え・・・・・・・・・・・(何
投下させていただきます。
タイトルはネタなので最後に表示するのでその方向で。
カップリングはルイズ×サイトの(ある意味)王道路線です。
「俺はお前が好きだよ。ルイズ」
「な・・・・・、なによ・・・・・、ばか・・・・・・・、誓いの言葉、言わなきゃダメじゃないの」
いきなり”好き”と言われ、ルイズは顔を真っ赤にした。歓喜で体が震える。
「嘘じゃない。俺はお前に会えてよかった。そう思う」
ルイズは軽く俯いた。言うなら今しかない、と思った。
「わ、わたしも・・・・・・」
その先を言おうとしたとき・・・・・・・・・、不意に衝動が襲ってきた。
「あ、あれ?わたし・・・・・・」
突然のその衝動は強力だった。目の前が真っ白になっていく。
「あんた、ワインに・・・・・・・」
その先は言葉にならない。ルイズの身体から力が抜けた。
倒れそうになったルイズを、才人は支えた。ポケットから小壜を取り出す。この前、シエスタから貰った魔法の睡眠薬だ。
「さすが魔法――――」
強力だな、と呟こうとしたときだった。
「――――わたしだって、あんたのことが好きだったんだから」
その言葉と同時に視界が反転した。
「え・・・・・・・?」
睡眠薬の効果で眠ったハズのルイズが、目の前に居た。
しかもなぜか倒れた自分の上に乗っている。
「え?ちょっ、ルイズお前・・・・・」
予想外の展開に混乱する才人にルイズは、
「ねぇサイト。もう一つだけ、お願いがあるの」
うるんだ瞳を近づけてそう言った。
だれも居ない寺院に、ルイズの荒い息遣いが響く。
ルイズは才人を押し倒した状態のまま、才人のズボンを弄るとナニを取り出し、いきなり口に咥えたのだ。
熱い・・・・・・。
初めての口内の感覚と、自分の好きな女の子が自分のモノを咥えているという光景。
これで興奮しないほうがおかしかった。
戸惑う才人をよそに、身体は素直に反応を返す。
「クスッ。 ねぇサイト、気持ちいい?」
ルイズは一度口を離すと、蕩ける様な笑みと共にそんな分かりきったことを聞いてきた。
「あ・・・・・うぁ・・・・・・・」
才人は、もうなにがなんだか分からなくなって、ただ続きをして欲しいと、コクコクと首を縦に振る。
「そう。よかった♪」
ルイズはそう言うと行為を再開する。もう限界だった。
「うっ・・・・・・・」
「んぶっ!!?」
耐え切れなくなった才人は思いっきりルイズの口の中に出してしまった。
普段なら、いやもうこの時点で日常とはかけ離れた展開になっていたが、ルイズが正気なら怒鳴るなりなんなりしているはずだ。
しかしルイズは、少し顔をしかめただけで口の中に出されたものをコクンと飲み干してしまった。
「ん・・・・・・・苦い・・・・・・・・」
やっとのことで才人のモノから口を離すルイズ。その唇からは、飲みきれなかったのが少しこぼれて。
その光景のなんと淫靡なことか。夢や妄想の中ですらこんなに扇情的な光景を見たことは無かった。
「ルイズ・・・・・・俺・・・・・・・・」
起き上がり、襲い掛かろうとする才人をルイズは押しとどめる。
不思議なことに軽く押さえられているだけなのに才人は起き上がることすらままならなかった。
「お願い・・・・・・・わたしにさせて・・・・・・・・」
ルイズは真っ赤な顔をさらに赤く染めてそうつぶやく。
そのまま自分のスカートをめくり上げた。
ソレはもう分かっていたことだ。なんせルイズのソコは行為の最中ずっと才人の足に押し付けられていたし。
予想通り下着がびちゃびちゃになるほどの潤いを持っていた。
ルイズは下着を脱ぐ手間も惜しんだのか下着をずらして、あらわになったソコをいまだ硬度を保ったままの才人のモノにあてる。
そのままためらいも無く一気に腰を落としてきた!
「いっ・・・・・・・」
「うあ!」
両者の反応は両極端だった。
いまだ誰も受け入れたことの無いところに異物を入れて、痛みに顔をしかめるルイズ。
そして口内以上に快感をもたらしてくれるソコに我を忘れる才人。
「うぐぅ・・・・・・・・痛・・・・・・・・」
口では痛いと言いながらルイズは、途中の抵抗で止まっていたのをぐいぐいと腰を落としていく。
そして。
ブッツリと。
「ぐぎぃ!!」
才人のモノが何かを裂いた感覚を得たのと同時にルイズの腰が一気に落ち、モノが完全にルイズの中に埋没し。
ルイズの悲鳴が響いた。
「うう・・・・・・・・うぁ・・・・・・・」
それでもルイズは腰の動きを止めようとはせず、
股を流れ出した破瓜の血で真っ赤に染め上げながらトランポリンで跳ねるかのようにして自分に突き刺さったモノをしごき続けた。
「お、おい。ルイズ」
尋常ではないルイズの様子に、さすがに才人も我に返り止めさせようとするが、逆に睨まれてしまった。
「今しか、今しか時間が無いんだからっ! せめて最後までさせて!!」
それは悲痛な叫びだった。
自分と才人の間には、何も存在しなかった。
自分のプライドのせいで、才人の告白に応えられず、結局こんなところまで引っ張ってしまった。
だから。
なにか証が欲しかった。
ルイズも、虚無の担い手の前に女だった。それだけの話だ。
ルイズが腰を落とすたびに、自分のモノがルイズの、とんでもなくきつくて、熱い中にもぐっていって。
ルイズが腰を落とし切るたびに、ルイズの奥に自分のモノが当たる。
ルイズが腰を上げるたびに、自分のモノがこすり上げられる。
その繰り返し。それは、例えようのないまるで痛みにも似たとんでもない快感だった。
「ぐぅっ!!!」
たまらず才人はルイズの中に出してしまって。
「ああ・・・・熱い・・・・・・・お腹、灼けちゃう・・・・・・・・・」
力尽きたルイズは才人に体を預け、まるでうわごとのようにそうつぶやいていた。
ルイズを抱えて外に出る。夕日が落ちきり、辺りは薄暗い。
結局、ルイズは疲れ果てて眠ってしまった。あの薬はなんだったのやら。
「さて。」
つぶやく。多少(な訳は無い)予定は狂ったが、後はそれまでの予定通りだった。
ルイズを船に送ったあと、ルイズに代わり、自分が7万の軍勢を止めに行く。
もう決めたことだ。決心は揺るがない。
そして。その後、彼の姿を見たものは誰も居なかった。
「死亡フラグ?」 完
「まずいわ・・・・・・・・・・」
そのころ、モンモランシーは自分の部屋で冷や汗をかいていた。
その手には小さな小壜。シエスタに売った『睡眠薬』と同じ容器であり、
「間違えっちゃった・・・・・・」
かつて興味をもって作った『媚薬』であったはずのものだった。
つまり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「orz」
今度こそ、完。
自分、性格的に純愛ラブラブものとか苦手なんですよね〜〜。
とか言いつつ描いてみました。
所要時間、2時間。
いや、7巻の問題のシーン見たときに、
「えちぃシーンを書くにはここしかない!!」
とか電波受信しまして。(ぇ
それから自分の脳内にて展開させていたんで正確には3ヶ月くらいかな?(ぉ
さてここら辺で去らせて頂きます。
いや、ネタ仕入れてまた書く気になったら来る「かも」しれませんが。
以上、ジゼルヅグドゥでした。(ジゼルとか略されるの嫌いです。某ベイグラ○ツのヒロインみたいになるので)
イライラするぐらい下っ手くそ
>261
頼むから黙っててくれ
ジゼルとか略されるの嫌いなジゼルヅグドゥ氏 GJ!
サイトのあまりの死亡フラグに「感動したっ!」
ただ気になるのは、読みやすくしようとして空けたであろう段落が、逆に読むテンポを乱してるように感じる。
前後を空けるのは台詞だけで良いと思いますよ。
264 :
スティンガー:2006/07/07(金) 16:55:37 ID:kS4JWHyh
>>261死んでろ
ジゼルヅグドゥ氏GJ!!!
良い作品だと思う
良いところを良い具合に変えてる!
書く気になったらいつでも来てくださいね
アイタタタ
とりあえず俺はアンリエッタの続きキボンヌ
待っとるよ。
だからお願いします。投下して下さい。
268 :
スティンガー:2006/07/08(土) 12:18:51 ID:pAhixZe/
>>266俺も待っている
きっと来る
入院してて投下できないとか台風で吹き飛ばされたとか
何か理由があると見た
ウゼェw
どういう意図があってコテハンで感想書いているんだ?
いや、ただ気になっただけなんだが。
俺もアンリエッタ待ち
次は何を書くべきか・・・・・・・・・・・・?
人気の高さから行くと某王女、もとい女王。
流行(胸革命)から行くと某ハーフエルフ娘。
穴馬的存在(←独断)な某メイド。
しかし本命はメインヒロインか。(ツンデレ好き)
ちなみに大人の色気(某赤毛)や眼鏡は書く気ゼロ。
>>270 きっと書くつもりなんだよ。
自分も
>>34ですでにコテハン載せてたし。(あの時点でもう書く気はあった)
>>263 ありがとうございます。
ふむ。過剰な改行は逆効果ですか。
>>264 ありがとうございます。
でもネタが足りない・・・・・・・・・・・・_| ̄|〇|||
>>ジゼルヅグドゥ氏
余計なお世話かと思われるだろうが、
いきなり独り言のように自分の作品や現状を固定HNやトリップをつけたまま語ったり、
作品にレスポンスをくれた人の多くにレスを返すことは、
ここのローカルルール的には知らないが、エロパロ板全体では嫌われる行為だったりする。
今後はTPOをちゃんと見極めてそういうことをした方が、余計なトラブルとかにあわなくてすむよ。
いや、ここでそういうことが容認されているって言っているわけでもないんだけどね、
このスレではうp人が神!!!
ウダウダ言ってる奴は氏ねよ
過剰反応するなよ
別にあらしってわけでもないし、ただ忠告してくれてるだけだろ
もうちょい落ち着け
夏厨が群がってくる時期だしこれくらいで熱くなっちゃ身がもたんぞ。
読む価値ない文はスルーすればいい、時間の無駄
>>269こんな人来ないところ荒らしてる暇があったら
早く死んでこいよ
キモチワルイよ?ハナクソ君!
>>279あんなクソオタと同じにするなよw
>>269みたいなハナクソが同じスレにいるのか・・・
終わったなこのスレもw
クソオタ一人混じるだけでこんなにスレの質が落ちるのか・・・
夏だなぁ。
夏ですね。
ってことでルイズのスク水が見たい、と思ったのは俺だけ?
>>280 今このスレの空気を悪くしているはオマエだと早く気付けチンカス
ルイズとシエスタの水着対決
どちらがよりサイトを誘惑できるかってことで。
そして胸革命が参戦
禿も登場。
「それは私のおいなりさ(ry
ほんとに夏だね
今年はどのくらい来るんだろ?
サイトの煩悩の数と同じ位じゃない?
タバサ×キュルケってのは……有りえないか。
あんだけ男侍らせておいて初体験は結局同姓なキュルケって電波を。
あるいは本で耳年増なタバサ。
同人展開はそれほどしないに一票
ただし、原作は売れてる模様
291 :
スティンガー:2006/07/11(火) 16:06:42 ID:KojiJF0P
>>269そんなに私が嫌いなのか・・・?
結構このハンドルネームは気にいっているんだが・・・
荒らされる以上、廃棄するしかないかぁ・・・
今後はひっそりと過ごそうかなw
>>287タバサの同人誌をキボンヌする
>>291 ってかその話を引っ張るなよ。さっさと名無しに戻ってROMるのが吉。
>>291 つーかトリップ付けろよ、
まさか付け方分からないなんてオチじゃないよな?
2ちゃんではコテは多かれ少なかれ叩かれるのが常識だと思うのだが。
サイト×ルイズが見たい。
俺には文才がないだから誰か…頼む。
俺を助けてくれ。萌えたい
>>289 全然あり得る。
ていうか俺の脳内公式カプス!
あげ
298 :
名無し曰く:2006/07/13(木) 21:30:26 ID:tJ+xaH+6
ルイズは寝ている才人にキスをしていた。
日付がそろそろ変わろうかというところで。
ただ月が2人を眺めるばかりであった。
ルイズ 「んはぁ・・・ちゅっ。」
才人は寝付いてしまったらなかなか起きない事は知っていたので、こんな行為に毎晩ふけってしまっていた。
(こんなことダメなのに・・・)
そう思いつつもこんな事をしてしまう自分をとめようとは思わなかった。
才人は息苦しくなって少し歯の隙間を開けた。
そのスキをルイズは見逃さなかった。
歯を割り、舌をねじ込むようにして才人のなかに入れる。
ルイズ 「はぁん・・くちゃ、ぴちゃ・・・
アンタが・・・わるいんだからぁ//」
隙間からこもれ出る音は部屋の中に反響する。
と、同時にルイズは手で自らを慰め始める。
ルイズ 「んふぅん。あぁ・・・あんダメェッ!!いっちゃうよぉぉ!」
いとも簡単にイッてしまったルイズ。
手には自分のぬくもりが残るばかり。
ルイズ (この使い魔は・・・もう・・・私の事どう思ってるんだろ?
私は、才人のトクベツになりたいのに・・・)
そんなコトを思いながら、ルイズは眠りについたのであった。
続く?
GJ!積極的なルイズカワイス
あえて言うなら台詞の前に
キャラの名前入れる台本形式はやめといたほうが良いかと
GJ!
俺も台本形式は止めたほうがいいと思う。
だが、ルイズには萌えた。
GJ!
タラモエス
302 :
名無し曰く:2006/07/14(金) 17:04:47 ID:dBPYSAY9
>>298の続き
「あんたねぇ、いつまでイジはってんのよ。」
そう問いかけてきたのはキュルケだ。
今は12時を過ぎたところ。食堂でお昼を食べているところだった。
「そんなこと言っても、仕方ないじゃない!//」
ルイズは反論するが、顔を赤らめながらなので全く説得力がない。
「ま、私の知ったことじゃないけど。うかうかしてると取られちゃうわよ。
『シエスタ』・・・だったかしら?最近仲いいわよね。あの2人。」
そういい残し、キュルケは席をたった。
「わかってるわよ・・・そのくらい・・・」
ルイズも素直になりたのだ。だがプライドが邪魔をしてそれができなくなっている。
(もぅ・・・どうしたらいいのよ。こんな気持ちはじめてなのに・・・)
ルイズ自信、才人を『好き』とは思っている。
だが、何故か踏ん切りがつかないままなのだ。
(よし・・・もう決めた!才人に言う・・・『好き』って)
ルイズの長い昼休みはこうして終わっていった。
続きキター!
GJ!GJという言葉しか出ないほどGJ!
304 :
名無し曰く:2006/07/14(金) 19:41:59 ID:cSJ47NPc
訂正・・・自信 ×
自身 ○
305 :
名無し曰く:2006/07/14(金) 20:06:25 ID:cSJ47NPc
>>302の続き
夜も更け、ルイズは才人に告白しようとしていた。
(やっぱり回りくどく言った方がいいのかしら?・・・それともストレートに『好き』っていったらいいのかしら?)
ルイズの脳内では会議が続いていた。
悩んだ挙句、出た結論は『好き』と素直に言う事に決まった。
(頑張れ私!頑張るのよルイズ!!)
自分にそう言い聞かせてお風呂から戻ってくる才人を待ち構える。
しかし、いっこうに才人は姿を見せようとはしない。
「ナニやってんのかしら?あんのバカ使い魔はッ!!」
しだいに苛立ちを見せ始めるルイズ。
彼・・・才人は、なんと剣の鍛錬をしていた。
(俺だって、立派にルイズを護ってみせなきゃ・・・)
才人もまたルイズと同じ気持ちであった。
(あんなにイジワルされても、俺は・・・ルイズが好きなんだ・・・誰が言おうと関係ない・・・)
そう思いつつも、ルイズに冷たく接している自分に嫌気がさす。
「もう、寝る時間だな。」
才人は、部屋へ戻っていった。
続きをがんばってくだしゃい。ワクワクして待ってます
ところでサイトってヤろうと思えばヤれる子が既に二人もいるんだよな
キュルケが言った通り実は女の扱いが上手いんじゃないかと思ってきた
307 :
名無し曰く:2006/07/14(金) 20:32:35 ID:cSJ47NPc
「何処行ってたの?」
帰ったとたん才人はルイズにたずねられた。
明らかに怒っていた。目が据わり、頬を膨らませて。
「剣の練習だよ。」
と、才人はぶっきらぼうに言ってみせた。
だが、それはルイズにとって苛立ちを煽るのには十分だった。
「剣なら昼間あんだけしてんでしょ!!シエスタにでも『見せて』とか言われたんでしょ!」
「違う!それは・・・」
「それは?」
(お前を護るため・・・なんていえねーだろーがッ!!!)
痺れを切らしたルイズは、ベットの方へ歩き出す。
「もう知らない!!アンタのコトなんか・・・」
「待てよ!」
乱暴に才人はルイズの手首を掴む。
「バカッ!離しなさい!!・・・きゃぁぁぁ!!」
ルイズが暴れた為、2人はバランスを崩しベットに崩れ落ちる。
才人が・・・ルイズを・・・押し倒した体勢で・・・
skgw!
309 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 20:49:24 ID:Iy6iifS+
素晴らしいな
言うことなど何もない
カンブリア紀からGJ!!
ルイズのツンツンがかわいらしい
じらしてくれるぜ
313 :
名無し曰く:2006/07/15(土) 16:15:57 ID:yOec8KpA
>>307の続き
気が付けば、才人の顔とルイズの顔が超至近距離まで近づいていた。
ルイズにまたがるようにして才人は乗っていた。
才人はまた股間を蹴られると思い、目をつぶり身構えていた。
だが、いつまでたってもソレがこない。むしろ顔を両手で優しく挟まれた時など、それ以上の恐怖を覚えた。
才人の唇に何かが重ねられる。
柔らかく、そして震えていた・・・
才人は目を見開いた。
(うわっ!なんだ?ルイズが俺に・・キ・キ・キスしてるぞ!?!?////)
ルイズは名残惜しそうに重ねていた唇を離す。
「ル・ルル・・ルイズ////」
才人は呂律の回らなくなった舌でルイズの名前を呼ぶ。
ルイズの頬は真っ赤に染まっていた。
「わかるわよね。」
「は?」
「何でこんな事したか、わかってるのかって聞いてるのよ!」
「・・・・わっけわかんねぇよ!!」
2人とも混乱からか何故か喧嘩腰になってしまっている。
「いいから、理解しなさいよぉ・・・」
ルイズは泣き出してしまった。大粒の涙が頬をつたっていく。
才人は一瞬迷いの色を見せたが、とりあえず抱きしめる事にした。
「ルイズ・・・俺は・・・」
続く
kita−
北ー
北北北ー!
捨てりゃポンじゃー
317 :
名無し曰く:2006/07/15(土) 18:52:16 ID:ye1wlCTa
「俺は・・・」
ルイズを抱きしめながら才人は言う。
「俺は、お前のコトを本当に好きなのかわからない・・・」
「えっ・・・・」
ルイズは不安の混じった声で声を漏らす。
「でもな、これだけははっきり言える・・・ルイズ・・・お前を護るよ。なにがあっても。」
「・・・」
ルイズは押し黙ったまま・・・しばしの沈黙のあと、先に口を開いたのはルイズだった。
「ねぇ、サイト・・・キスして。」
「えっ!?」
「そしたらもう困らせるようなコト・・・言わないから・・・」
ルイズの目には決意の色がにじんでいた。
サイトは意を決したように、ルイズの唇に自分の唇を合わせた。
き、きききき、きめぇええええええ!!!!
319 :
名無し曰く:2006/07/15(土) 20:05:57 ID:ye1wlCTa
才人とルイズはついばむようなキスを続ける。
続けていくうちに息苦しくなったのか、いったんキスをやめる。
しかし、唾液で2人はつながったまま・・・
「ルイズ・・・キスしたら終わりっていったよな?」
「うん・・・でもまだ唾でつながってるもん/////」
「むぐっ!!」
才人が口を拭うより先にルイズは再びキスを再開する。
しかし、さっきとは違い『大人のキス』だった。
「んふぅぅ・・・ちゅる。」
ルイズが舌を才人のと絡める。才人はされるがまま・・・
(ルイズってば、なんでこんなにキス上手いんだよ!?)
彼は知らない。夜中に毎日のようにキスをされていることなど・・・
口の端からこぼれた唾液など気にする暇も無く、2人は淫蕩にふけっていた。
(サイト・・・大好き///////)
320 :
名無し曰く:2006/07/15(土) 20:21:22 ID:ye1wlCTa
才人は舌を吸い上げられるたびに、吐息をもらしていた。
「くふ・・・んぅぅ!!!」
舌から伝わる甘い刺激は、下半身の息子へ・・・
(こらっ!収まれッ!!!ルイズにばれちまう)
ルイズは唇を離し、才人の下半身に向けくすりと笑って見せた。
(うぁ、バレちまった・・・ルイズに俺の勃ってるトコロ//)
「んふふっ・・・こんな私でも女として見てくれるんだ。」
そう笑ったルイズの笑みは、とても美しく、とても・・・淫らだった。
その笑みを見た瞬間・・・才人の理性の糸が、焼ききれた・・・
続きキター!
エロルイズGJ!
うわあああああああGJ
323 :
名無し曰く:2006/07/15(土) 22:38:29 ID:1TvS1OOi
「ぬぁぁぁぁ!!!俺だってなぁ!男なんだぞ!!!」
「きゃっ。」
才人は、半ばヤケクソになりながら叫ぶ。
ルイズと体を入れ替え才人が上になる。
「サイトっ・・・んふぅぅっ!」
次はサイトがルイズを攻めていった・・・
だが反撃はそこまで。ルイズの舌技にあっという間に形勢逆転である。
伊達に毎晩キスをしているわけではないのだ。
「ルイズっ!ルイズっ!」
「はぁん・・サイトぉ。」
徐々に才人も自分を止められなくなってきた。
本能にしたがって行動する、『雄』となっていた。
彼の手が、ルイズのシャツの間に滑り込んだ。
324 :
名無し曰く:2006/07/15(土) 22:51:35 ID:1TvS1OOi
才人の手はルイズのいたるところを蹂躙する。
「やぁぁん!そこは、ダメェェェ!/////」
そう言ったルイズの声は艶やかな響きだった。
より一層、才人の官能をくすぐるばかり。
胸を、『揉む』というよりか『触る』といったほうが正しいだろう。
才人はルイズのシャツのボタンを外し始める。
「恥ずかしいよぅ////」
普段の彼女からは想像もつかない声が出る。
「大丈夫。俺に任せて。」
才人は、安心させるようにルイズにそっと言い聞かせる。
やがて、キスしていた唇を胸の辺りに這わせはじめた。
やべぇ、息子が起きちまった。
326 :
名無し曰く:2006/07/15(土) 23:14:39 ID:1TvS1OOi
才人はルイズの胸の周りを舐め始める。
「はぁぁん・・・キモチイイよぉ////」
ルイズは素直に感情を見せ始めるようになってきた。
「じゃあルイズ。少し強くするね。」
コクン・・・とルイズはうなずいた。
才人はルイズの胸の突起を吸い始める。
「ああぁぁぁ!!だめぇぇ!・・・私・・変になっちゃうよぉ/////」
「大丈夫。俺がいるから。」
指でつねってたり、吸ってみたりとルイズを攻めたてていく。
「んはははぁぁぁんっっっ!!」
甲高い声がルイズから上がった。
eroiyo-
wktk
素晴らしい、素晴らしいぞ・・・・!!!!
これこそ求めていた文才!!!
あんたはこのスレのものだ・・・・!!
このスレだけのものだ!!!
うおおおお!!
月並みな表現で申し訳ないが、超グッジョブ!!
続き期待しております。
331 :
名無し曰く:2006/07/16(日) 13:54:32 ID:km40NbFu
ルイズは軽くイってしまった。
体中に残る愉悦がそれを伝えてくれる。
一回イって冷静になったのか、本来のルイズに戻ろうとしていた。
(いやぁぁぁ////サイトに私のエッチな声聞かれちゃったよぉ//////)
頭の中ではそう思いつつも、イってしまったため肝心の体に力が入らない。
「ルイズ・・・その・・・下・・・触っていい?」
「えっ!?下って・・・その・・・//////」
ルイズはこれから才人がするコトを想像してしまった。
とたんに顔が朱に染まる。
「いいわよ・・でも優しくしてよ////」
「わかった。優しくするよ。」
才人の手は胸から下へ下り、ルイズのデルタ地域に向かっていった。
才人の指がクロッチ部分に触れる。
そこは、しっとりと濡れていた。
「んふぅぅぅぅ!!!・・・はぁ、はぁ////」
ルイズは必死に声をこらえようとするが、嫌でも嬌声がこぼれでてしまう。
だが、その努力も才人の言葉で潰えてしまう。
抜いた
333 :
名無し曰く:2006/07/16(日) 19:02:59 ID:7u3swOZY
アンケート
1:このまま素直に才人を受け入れる
2:ツンの部分を残す
どっちがいいですか?
334 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 20:38:04 ID:alSPfT7I
ツンで!
335 :
名無し曰く:2006/07/16(日) 20:39:54 ID:zEkzYAoq
わかった。
336 :
名無し曰く:2006/07/16(日) 20:59:24 ID:zEkzYAoq
才人の指はルイズのアソコをショーツごしにぐりぐりとイジっていた。
これ以上、才人の手を進めまいとルイズは股を閉じた。
グショグショになったアソコを触られたくなかったからだ。
「俺、ルイズの恥ずかしい声聞きたいな。」
(そんなコト・・・出来るわけないじゃない・・・////)
才人は股を開かせようと耳元で息を吹きかけながら言う。
「ふにぁぁぁ//」
ルイズは息を吹きかけられたせいか、閉じていた股を開く。
ルイズのデルタ地域は大きなシミができていた。
「ルイズ・・・すごく濡れてない?」
「そっ・・それは・・・汗よ///って、あぁぁぁん///指入れちゃダメェッ!!/////」
才人はショーツの隙間から指を挿しいれる。
突然のことにルイズは身じろぎする。
才人はルイズに入れていた指を抜き、本人に見せる。
「ルイズ、汗ってこんなにネバネバしてたっけ?」
「・・・それは////」
自分でも認めたくなかった。だが認めるしかなかった。
自分が才人に感じさせられているということを・・・
337 :
名無し曰く:2006/07/16(日) 21:18:46 ID:zEkzYAoq
才人は再びルイズのアソコをイジりはじめる。
(指一本でもキツいな・・・)
才人は、膣に指を挿しこみ前後に動かしてみたり、膣をかき回したりして中の様子をさぐっていた。
「んぅぅぅ!・・・んはぁ、はぁ・・・///」
ルイズはまだ必死に声をこらえており、こらえるたびに才人の指をキツく締め付けた。
「ルイズ、声を出してよ。そしたらもっともっとお前を愛せるから///」
「////・・・バカ・・・////」
ルイズは恥ずかしながらもコクンとうなずいてみせた。
才人は嬉しくなって指を一本から二本に増やし、より一層愛撫を強くした。
「サイトっ!イイっ!!そこ・・・そこがイイのぉ/////
もっと・・・もっとひどくしてぇ!!」
今まで我慢してきたせいか、ルイズの喘ぎ声はとても大きかった。
才人も興にのり、膣で二本の指を開いてみたり回転したりしてみせた。
ふいに才人はザラついたトコロを爪でかいてみた・・・・
最高
アンリエッタネタ投下しないまま消えやがったどこぞのクズとは
大違いだな
>>339 職人さんにも都合があるんだよ
そんな風に言わんといたげて
アンリエッタの作品はかなり良作だと思うけどなぁ。
乙です。たまらんな、ルイズ
かわいいよ
>>339 投下できない事情とかもあるのかもしれないし
すこしは落ち着いて待てよ
344 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 02:15:16 ID:q50aQj3Y
誰かあの淫乱乳デカ女の作品投下して
345 :
ご主人様と犬:2006/07/17(月) 05:01:33 ID:6W84+LQd
(あー、暇くせー)
ルイズの自室の床に寝そべりながら、才人はため息を吐いた。
(ルイズはなんか「ちょっと出かけてくるわ。あんたは掃除でもしといてよね」とか言ったきり戻って
こねーし)
デルフと雑談でもするか、と思いながら、才人が壁に立てかけていた剣に手を伸ばしたところで、音
を立てて部屋の扉が開いた。
帰ってきたか、と才人が振り向くと、予想通りそこには彼の主の姿が。
しかし。
(なんか、おかしーな)
才人は内心首を傾げた。
どうも、ルイズの姿に違和感を覚えるのだ。
いや、外見はいつもどおりだ。軽くウェーブがかかった桃色の長い髪に、勝気そうな鳶色の吊り目。
才人に比べれば小柄で華奢な体に、最大限控えめに譲歩しても「慎ましい」としか言いようのない、平
べったい胸。
どこからどう見ても、ルイズその人である。
だが、やはり違う。何かが違う。今日のルイズは一味も二味も違うという雰囲気を、才人はひしひし
と感じていた。
そして、気付いた。
(こいつの、顔)
顔の作りの話ではない。表情だ。
頬を上気させ、口元には薄らと笑みが浮かんでいる。そして、才人を見つめる瞳は惚けたように潤み
、熱っぽさを漂わせているのだ。似たような表情を、才人は少し前に見たことがある。
(これ、前にモンモランシーが作った薬を飲んだときと似てるぞ)
才人が感じた悪い予感は見事に的中する。ルイズは、さり気ない動作で背後のドアノブに手を伸ばす
と、呪文をかけたのだ。以前も見たことがある、施錠の呪文だ。ということは、
(閉じ込められた――!?)
そう思った瞬間、やや唐突にルイズが動いた。飛び掛ってくるのか、と思わず体を硬くする才人の横
を通り抜けて、ベッドに腰掛ける。そして、あの熱に浮かされているような表情を保ったまま、じっと
才人を見詰めてくる。
346 :
ご主人様と犬:2006/07/17(月) 05:02:53 ID:6W84+LQd
「才人」
甘い声で囁きながら、ルイズは自分の隣をぽんぽんと叩く。
「おいで」
冗談じゃないこんな状態のルイズの隣になんか座ったら理性がもつかどうか、などと、半分条件反射で考えた才人だったが、ふと、
(あれ)
と、また強い違和感を感じた。
先ほどのルイズの言葉。
(おいで、だって)
おかしい。
まるで、子供か何かに対する呼びかけのようだ。
前に惚れ薬を飲んだときのルイズは、むしろ甘えるように才人を誘ったものだ。それならば、「おいで」ではなく、「きて」辺りのはずなのだが。
才人が困惑していると、ルイズは急かすように、また自分の隣を叩いた。
「どうしたの、才人。おいでってば」
「あ、ああ」
何かがおかしいぞ何かがおかしいぞ、と思いながらも、才人は恐る恐るルイズの隣に腰掛ける。
それから、数十秒ほど、部屋は沈黙で満たされていた。
ルイズは、予想に反して何もしてこなかったのである。ただ、じっと、あの潤みまくった愛しげな瞳で才人の横顔を見つめているのだ。
これはおかしい。おかしいと、思う。いつものルイズとも違うが、前に惚れ薬を飲んでしまったときのルイズとも、明らかに違う。
(何だろうこれ。何なんだろうこれ)
ひたすら困惑しまくる才人に、不意にルイズが呼びかけた。
「ねえ才人」
「な、なに」
反射的に振り向くと、息のかかりそうな距離にルイズの顔があった。こちらが悩んでいる間に、身を乗り出していたらしい。
(うわ、何してんのこいつ。間近で見るとやっぱり可愛いし)
混乱する才人を、ルイズは微笑んだまま見つめていたが、やがて右手を伸ばして、彼の頬に触れてきた。
(こ、これは、ひょっとしてこのまま両手で頬を挟んでブチューッ! ってパターンなのでは!?)
半ば期待しながらそう思った才人だったが、現実は違った。
347 :
ご主人様と犬:2006/07/17(月) 05:03:31 ID:6W84+LQd
ルイズは、撫でたのである。才人の頬を、優しく、愛しげな手つきで、ゆっくりと。味わったことのないむずがゆさを頬に感じ、才人は内心で焦りまくった。どう対処していいのか分からず、とりあえず呼びかけてみる。
「ル、ルイズ?」
「ねえ、才人」
「な、なんでしょうご主人様」
思わず敬語になってしまう。すると、ルイズは何故か嬉しそうに、微笑を深くした。
「ご主人様、だって」
呟くように言って、さらに才人に顔を近づけてくる。
「ねえ、才人」
「だ、だからなんなんすかご主人様」
何かしら怖いものを感じて、思わず身を引いてしまう才人。だが、ルイズは彼を逃がしてくれない。さらに身を摺り寄せてくる。そして、才人の頬を撫で続けながら、彼の耳元でこう囁いた。
「かわいい」
一瞬、思考が停止する。
(こいつ、今なんて言いやがりましたか?)
かわいい? かわいいと言ったのか。聞き間違え出なければ、そのはずだ。
だが、かわいいだなんて言われたのは、人生で初めてかもしれない才人である。まずは聞き間違えだろうと思って、聞き返してみた。
「ごめんルイズ。よく聞き取れなかったんだけど」
するとルイズは、息遣いを感じるほどの距離まで、才人の耳に唇を近づけて、一字一字区切りながら、再び言った。
「かわいい」
やはり、聞き間違えではなかった。言葉の内容もさることながら、その上、耳に息を吹きかけられたのと等しい刺激に、才人は背筋を震わせた。それでも何とか持ち直し、ルイズの言葉を無理矢理笑い飛ばそうと試みる。
「ははは、何言ってんだよルイズ、俺がかわいいだなんて、一体なんのつもり」
「照れてるのね」
才人の言葉を遮って、ルイズはますます嬉しそうに言うのだった。
「才人。わたしのかわいい子犬ちゃん。ねえ、聞いてもいいかしら」
返事を待たずに、ルイズはさらに接近してくる。そして、
「あなたって、どうしてこんなにかわいいの」
囁きながら、なんと才人の顔に舌を這わせたではないか。
(◎※△×◇〜〜!?)
才人の頭はいよいよ混乱した。ルイズを舐めたいと思ったことはあっても、ルイズに舐められたいと思ったことはない才人なのである。
しかし、頭のどこかで、これはチャンスだという声が響いているのも事実。
348 :
ご主人様と犬:2006/07/17(月) 05:04:32 ID:6W84+LQd
(やっちゃえよ)
(いやでもさ、後が怖くない?)
(平気平気。だってルイズから誘ってきたんだし)
(そうかなあ。なんかおかしいってこれ。やめとこうぜ)
(大丈夫だって。やっちゃえやっちゃえ)
(だいたい、こんなちっちゃな娘にかわいいとか言われてよー。俺一応男よ?)
(股間の方はかわいくないってところを見せてやろうぜ)
(うん、そうだね)
脳内才人会議はあっさりと決着がついた。才人はルイズに向き直り、一気に飛びかかろうとしたが。
「こら、じゃれつかないの」
にっこり笑ったルイズが、嗜めるように言った瞬間、才人の視界がめまぐるしく移り変わった。気付くと、何故か微笑むルイズの向こうに天井が見えている。
(押し倒された――!?)
そんな馬鹿な、と思うが、紛れもない事実である。ルイズは才人を押し倒し、彼の胸に股を開いて座り込んでいる。ルイズの柔らかい尻の感触を胸に感じるのは悪くなかったが、それを喜んでいられる状況ではない。
「もう、いけない子犬ちゃんね」
ルイズはまた、横たわった才人の頬を愛しげに撫で始めた。その、そっと触れるような手つきの優しいこと。くすぐったく、それどころか心地よくすらあるその感触は、愛撫、という言葉の真の意味を才人に悟らせるほどに印象的であった。
「そんなにご主人様と遊びたいのかしら」
確かにある意味遊びたいと思っていたのは事実であるが、こういうのは違う。違うと、思う。
しかし、才人の内心など無視して、ルイズは才人の頬を撫でていた手を、ゆっくりと滑るような動きで、下に下ろしてきた。首、喉仏、鎖骨、胸板。どの部分も、形を確かめるように丁寧に撫でていく。その内、彼女の瞳にはうっとりとした光が宿り始めた。
「もう、才人ったら本当に可愛いわ。そんなに怖がらなくてもいいのよ」
「こ、怖がってなんか」
「本当?」
ルイズは、手を止めないまま屈みこんで、じっと才人の顔を覗き込んでくる。恍惚とした光を湛えているその瞳のあまりの奥深さに、才人は思わず唾を飲み、つい視線をそらしてしまった。するとルイズは、おかしそうに笑った。
「ほら、やっぱり怖いんじゃない。でもいいの、恥ずかしがることないのよ。才人はわたしの子犬ちゃんなんだもの。ご主人様がこれから何をするのか分からないんだもの、とっても怖いのよねえ」
「ち、違うよ」
「大丈夫。大丈夫よ、才人。何も怖がることなんてないからね」
ルイズの声音はどこまでも優しい。しかし、彼女が自ら言っているとおり、それはペットに語りかけるときのような優しさであって、人間に対する優しさとは絶対的に違うものだった。
349 :
ご主人様と犬:2006/07/17(月) 05:06:00 ID:6W84+LQd
(くそっ、なんなんだよこれ、おかしいよ、おかしいだろ)
才人は、ルイズの体を除けようとしてもがいた。しかし、小柄で華奢なはずのルイズの体は、びくともしない。
「うふふ。才人ったら、本当に怖がり屋さんなのね。だけど、そんなところも大好きよ」
ルイズの甘い囁きを聞いていると、抵抗する意志すら萎んでいくような気がした。異常な状況だと言うことを理性は認識しているのだが、本能が従ってしまいそうになる。
才人は、まるで自分が本当に子犬にでもなっているような錯覚すら覚えていた。
「ねえ才人。わたしの小さな子犬ちゃん。今日はねえ、いつもわたしのために頑張ってくれる子犬ちゃんに、ご褒美を上げたいと思ってるのよ」
「ご、ご褒美だって?」
「そう。何がいい? 何でもいいのよ。一日中遊んであげてもいいし、ずーっと頭撫でてあげてもいいの。才人がしてほしいこと、何でもしてあげるから」
何でもしてあげる、という言葉に、才人は思わずある図を頭に思い浮かべてしまう。その光景に、体のある部分が敏感に反応する。
(ちょ、バカ、やめろ俺、こんなときにそんなところを)
「あら」
きょとんとした声と同時に、才人の体を撫で続けていたルイズの右手が、そのある部分に触れた。
そう、すなわち、服の上からはっきりと分かるほどに己の竿を屹立させている、才人の股間に。
「もう」
ほんの少し、しかりつけるような声で言いながら、しかしルイズの頬はますます赤みを増していく。困ったような、それでいて嬉しそうな表情も、ますます深くなっていくのだ。
「いけない子」
そう呟きながら、ルイズはぐっと顔を近づけてきて、再び才人の顔を舐め始める。今度は先ほどとは違い、何度も繰り返し、その上ねっとりとした舌使いで。
ルイズの舌の感触と荒い息の感触に同時に苛まれ、才人の股間にますます熱が集まっていく。
「才人ったら、ご主人様に慰めて欲しかったのね。いいわ。なんでもしてあげるって言ったんだもの。そうしてあげる」
ルイズは才人の顔を舐め続けながら、右手で彼の竿を服越しにいじり続ける。やたらと無理な体勢で無理なことをやってのけている訳だが、
浮かされたようになった才人の頭は、まともに働いてくれない。目の前にあるルイズの妖しい微笑を、ただぼんやりと見上げ続けるしかないのだ。
その内、ルイズが舌なめずりした。
「才人。私の可愛い子犬ちゃん。あなたが望むなら、今夜一晩中、いっぱい可愛がってあげるからね」
そう言いながら、ルイズは才人のズボンのジッパーを引き下ろした。
350 :
どっかのアホ:2006/07/17(月) 05:09:13 ID:6W84+LQd
通りすがりに投下。改行とかおかしくてもういろいろごめんなさい。
とりあえずこれで終わりです。気が向いたらまた書かせていただくのでそのときはよろしくお願いしますー。
351 :
名無し曰く:2006/07/17(月) 12:17:53 ID:FVcEAy5E
>>337の続き
「あぁぁぁぁん!!!!///////」
ルイズは悲鳴ともとれる声を上げながら、体を弓なりに反らした。
どうやら才人の愛撫によってエクスタシーに達してしまったらしい。
「はぁ、はぁ・・・ねぇサイトぉ//」
しばらくしてから絶頂の余韻が抜けたルイズは、才人にこう言った。
「こんなコトしたんだから・・・責任とってよ/////」
「えっ!?責任・・・って?」
「だから、責任とってどうにかしなさいっていってるのよぉ・・・バカァ//////」
おそらく照れているのだろう。シーツで顔を隠しながらルイズは才人に言う。
才人は迷っていた。
(責任って・・・都合のいいように解釈していいんだろうか?/////)
さんざん迷った挙句、才人は決心した。
ズボンの中から自分の逸物を出した。
ルイズが才人の逸物を凝視していた。
(あんなのが私のナカに入るの!?無理じゃないかしら・・・)
そそり立った才人の逸物はビクンと脈動し、血管が浮き出ていた。
不安そうな顔をしたルイズに、才人は冗談を言ってみせる。
「大丈夫だって、こっちは経験豊富なんだから。これまでのイメージトレーニングは伊達じゃないぜ。」
「それって・・一般的に『童貞』っていうんじゃ・・・」
「童貞ちゃうわ!達人だ!シャドーセックスの達人だ!」
「ふふふっ。変なサイト。」
2人はクスクスと笑い出した。ルイズの緊張を抜くのにはちょうどよかった。
すると、才人は急に真剣な顔になった。
>>349 いつでも来て下さい。
僕は貴方を喜んで歓迎します。
GJ!
神いっぱいキテルー!!
お二方ともGJ!超GJ!!
354 :
名無し曰く:2006/07/17(月) 14:27:22 ID:fJ/PGLIB
「ルイズ・・・いいか?」
「・・・・いいに決まってるじゃない//////」
こうゆう時はいつもと違って、口数が少ないのはいいなぁと思っているルイズ。
才人の先端がルイズの二枚貝を割り開いていく。
と、途中でルイズが才人にこう言った。
「私と一つになる時は・・・ずっとキスしてて////
下の口も上の口もずっと犯してほしいの・・・」
オナニーすら知らないような清楚な唇から、そんな淫猥な言葉が紡がれるとは思ってもみなかった。
「嫌っていっても、最後までやるからな///」
ルイズの言葉からか、才人の脳は正常に機能していなかった。
「んふぅぅ・・入ってきたっ!才人のぉ・・・んぎぃ!!」
才人はゆっくりと腰を下ろしていく。
途中までは難なく進んだが、急に何かに阻まれてしまった。
(これが・・・処女膜か?)
「ルイズ・・・もう少し頑張れる?」
ルイズは涙をうっすら浮かべながらうなずいた。
才人は最後まで自分のモノを突き入れた。
さて、今夜中に一本投下するよ。
356 :
名無し曰く:2006/07/17(月) 15:35:33 ID:fJ/PGLIB
俺、おかしいトコないですか?
あったら注意点あげてってください。
>>名無し曰く氏
氏が問題点を列挙することを望んでいると思われるので、
僭越ながら私が気付いたことを申させて頂くことにする。
まず「/」の使用は控えた方が良いでしょう。
照れていることを簡潔に伝える手法で用いていらっしゃるようだが、
SSという範疇の中では、そういった方法を嫌う人は広くいる。
「/」や「w」などの記号表現を見ただけで、全文を読む気を無くす、と言っている人もいる。
照れているということは、地の文でもって表現なされれば、あなたのSSはよりよいモノになるだろう。
更に、個人的にはぶつ切り投下もよろしくないかと思われる。
一旦、メモ帳かそれに準ずるもので一定分量書き終えてから、
コピー&ペーストでもってこのスレにレスポンスすれば、読み手側としては見やすくなるというメリットがあり、
そして反対にそうしなければ他の書き手が投下するタイミングを測りにくくなってしまうという可能性もある。
あと、メール欄にsageっていれると幸せになれるかも。
一応述べておくけれど、別に私は氏に悪意をもってこのレスを書いているわけではないです。
氏の作品がよりよいものになることを祈って助言したまでであり、
私のした助言をどう受け止めるのか、それとも受け止めないのかは氏が自由に選択できる権利をもっているものと思っています。
そこんとこヨロシク。
359 :
名無し曰く:2006/07/17(月) 18:29:27 ID:+JHGX+jV
ありがとうございました。
これからも創作活動に取り組んでいきたいと思います。
メ欄にsageをいれてくれれば嬉しい。
21禁板はいまだにエロサイト業者がリンク貼ったりするから。
361 :
名無し曰く:2006/07/17(月) 19:50:34 ID:3A58VK+V
才人はルイズの唇を貪りながら、自分の逸物を膣にすすめていく。
ゴムが千切れるような感触を才人は感じた。
と、同時にルイズの悲鳴のようなものが伝わってくる。
「んふぅぅぅ!!!あぁっ!!!」
「はぁ、はぁ・・・ルイズ、全部入ったよ。」
爪を背中に立てながら悲鳴を漏らすルイズ。
才人のモノは全てルイズのナカに入り、肉棒をつたって赤い鮮血が流れていった。
ルイズは目からは痛みをこらえる涙がでていて、才人と一つになった嬉しさからの
笑顔がこぼれでていた。
「ルイズ大丈夫?痛いんだったらやめるぞ。」
才人はあまりにも痛そうなルイズに気遣ったつもりで言った。
「やめないで!!」
突然の剣幕に才人は驚いてしまう。
「やめたら一生呪うからね!!男なんだから最後まで責任とってやりなさい!」
ルイズの決意は固かった。これに答えなくては・・・と才人は思った。
「サイト・・・もう動いていいわよ。結構慣れてきたから・・・」
「わかった。でも無理だけはすんなよ。」
才人はゆっくりと、腰を動かし始めた。
362 :
名無し曰く:2006/07/17(月) 19:51:25 ID:3A58VK+V
「つぅぅぅ・・・んんっ!!」
ルイズは痛みをこらえるために、口に手をあてて必死に声をこらえる。
それを見た才人は、いったん動きを止める。
「ルイズ。ホントに大丈夫か?」
「大丈夫よ・・・それにこうしてサイトと繋がってるってことが嬉しいもの。」
ルイズは顔を赤らめ、微笑みながら才人に言った。破壊力はバツグンだった。
才人は見えない弾丸で胸を打ちぬかれた。ルイズへの愛しさがさらに増す。
「サイト・・・私のナカ・・・どう?」
ルイズの問いかけに、才人はしどろもどろになりながら答える。
「どうって・・・とにかく気持ちいいよ。油断したら出ちまいそうだもん。
ヌルヌルした壁がまとわり・・・イヤ・・・絡みついてくるみたいで。」
「もう・・・ばかぁ。恥ずかしいこと言ってんじゃないわよ。」
「だって、本当の事なんだから仕方ないだろ。」
ルイズはあまりにも卑猥な感想に文句をつける。
才人は唇を尖らせながら反論する。
会話をしているうちに、ルイズの痛みは引いていた。
「動くぞ。」
ピストン運動とういうよりか『突く』という動作に専念する動きだった。
ルイズの口からは声がこもれでていた。
しかしさっきの痛みによるものではなく、喘ぎ声を我慢していたのであった。
全米がおっきした
364 :
名無し曰く:2006/07/17(月) 20:51:41 ID:TnYYqmH7
「んんぅぅぅ、むぅぅぅ・・・はぁ・・・」
ルイズは歯を食いしばって声をこらえる。
「あのさ、そんなにガチガチに締め付けられると動けないんだけど。」
ルイズの締め付けは才人が動けなくなるくらいまでだった。
「あのさ、前も言ったけど声出してよ。そしたらもっともっとスキになれるから。」
「んぅぅっ・・本当?サイト・・・あああぁっ!!はぁぁぁん!!」
ルイズの膣を突きながらルイズに投げかける。
一気に理性のタガが外れてしまったのか、ルイズは喘ぎ声を張り上げる。
「んはぁぁん!サイト!サイトぉ!!」
「ルイズ!!ルイズっ!!!」
2人は名前を呼び合いながら性器を打ち付けあう。
「あぁっ!!サイトっ!何か来てる!!あぁぁん!」
「俺も・・・そろそろイクッ!!くぁっ!」
「イクッ!!サイト!!イクゥゥゥゥ!!!ああああぁぁぁぁっ!!!」
「くぅっ!俺も、もうダメだぁッ!!」
才人はルイズと共に果てた。
ドクドクとルイズのナカに才人が注ぎ込まれる。
「うわ・・・止まんない。」
「サイトのがぁ・・・入ってきてるよぉ・・・」
366 :
名無し曰く:2006/07/17(月) 22:00:27 ID:37PbHRUG
2人とも疲れはてたのか、そのまま眠ってしまった。
そして、そのまま昏々と朝まで眠りつづけた。
〜翌朝〜
ルイズと才人は授業を受ける為、教室に向かっていた。
「ルイズ。なんでそんなぎこちない歩き方してんだよ?」
「バカッ!昨日の・・・アレが・・・ボソボソ。」
ルイズは顔を赤らめてつぶやいている。
「え?なんて言ったの?」
才人には聞き取れず、それがルイズを怒らしてしまった。
「そんなコト言わせる気!?このバカ使い魔は!!」
そのまま怒った足取りで教室まで行く。
才人はその後をトコトコとついていった。
(そんな怒らせるようなこと言ったかな〜?)
ルイズが授業を受けている間、そんなことばかり考えていた。
気が付けばもう放課後になっていた。
ふいに隣を見ると、ルイズが爪を切ったいた。
nuita
>>366 僭越かも知れませんがもっとルイズが恥ずかしがってる描写を出して欲しいです。
それとこれは俺がいつもSSを書くときしている事ですが、
適当にメモ帳をこしらえて、そこにゆっくりと文を書きためた方がより良い作品が出来ると思います。
何で爪を切っているのかというのは、王道的な理由になりそうで良いですねw
ちょっとニヤつきました。
369 :
名無し曰く:2006/07/17(月) 22:16:31 ID:37PbHRUG
「なんで切るんだ?キレーな爪だったのに。」
「それは・・・その・・・」
何故かルイズは口ごもる。
でも、しっかりと才人の問いには答える。
「その・・・昨日ヤッたときに背中にキズつけちゃったでしょ。だから・・・」
「別にそんなことしなくていいのに。これがルイズが付けてくれた証みたいなもんだから。」
さらりとそんなことを言うが、ルイズの心臓は早鐘を打っていた。
「でもさ、ルイズは俺からの証。もらってないよな?」
才人がニヤリとスケベったらしい笑みを浮かべる。
と、同時にルイズの首筋にキスマークをつける。
「ひゃぁぁぁっ!!」
「これでルイズは俺のもの。もう離さない。」
首筋には才人の所有印がくっきり、赤く残っていた。
続けて2回3回とキスを続けた。
「ちょっ!サイト!ここ教室よ!!」
「かまうもんか。」
才人はシャツのボタンを一つ外し、その隙間から手を差し入れた。
投稿中にまたウザく割り込んですまんが、
ルイズが『ヤッたとき』というのはちょっとお下品では?
そこは口ごもって‥‥
『その‥‥昨日し‥‥した時、
サイトの背中にキズつけちゃったでしょ?だから‥‥』
とでもした方がツンデレお嬢様っぽくて良いと思います。
でも、教室でするのは良いですね。
371 :
名無し曰く:2006/07/17(月) 22:26:11 ID:37PbHRUG
読み返すの忘れてました。すみません。
いえいえ、謝られると俺の立場があれなので、
あなたはとにかく頑張って下さい。
じっくり読み返して誤字がないか、場面や動作がわかりやすいか確認して下さい。
自分の妄想を八割位までSSに書き換えられたら完璧ですね。
まぁあれだ…続きは脳内補完して今夜は乗り切るんで
次の投稿楽しみにしてます
な? 段々ウザくなってきただろ?w
うぐ……そう言われると全くと言って良いほど反論出来ないので、
俺は今からSSが完成するまでロムります。
なので今までの俺の発言はスレの為にもスルーして下さい。
376 :
名無し曰く:2006/07/17(月) 22:45:31 ID:37PbHRUG
今日はネタが行き詰ったので、また明日書きます。
ベッドの中で考案してきます。
377 :
名無し曰くを尊敬して:2006/07/18(火) 00:27:49 ID:0FfJMUsu
ツンで!を頼んだんですがすげぇ.... んで胸革命書きたいんだけど、相手どうするかとか、あの胸をどう活かすかとかで構想中....誰か助言下さいorz
相手はサイト以外ないでしょ
最初の胸革命〜のシーンを発展させるとか
379 :
r.名無し曰く :2006/07/18(火) 01:11:14 ID:0FfJMUsu
じゃあ頑張ります
では
>>355の予告通り、投下させていただく。
10レス消費。ルイズ×サイト。
「ちっ、あのモンモンめ。
お蝶夫人のような髪型してるくせに、惚れ薬なんて余計なモン作りやがって……」
と、心の中で愚痴る平賀才人御年十七才。
好きな食べ物はテリヤキバーガー(もう食えない)
只今、自分のご主人様にして同居人であるルイズの部屋の前で右往左往しているのであります。
それというのも、ルイズが惚れ薬を飲んでしまったのだ。
もちろん、誰だって惚れ薬を好んで飲むわけがない。
先の言う、モンモラ……えーと……モンモンでいいや、モンモンが阿呆なギーシュが今後一切浮気をしないようにと、
惚れ薬を作り、それを飲まそうとしたところでうっかりルイズが飲んでしまったから、という、複雑な事情が絡みついた事故なのだ。
運が良かったのか悪かったのか、まず始めに見た人間が、ギーシュとかモンモンとかじゃなくて、俺だったわけでありまして、
あのルイズが、平気で人に下着を洗わせるルイズが、ちょっと粗相でもしようものなら鞭でぶったたいてくるルイズが、
ベタベタベタベタくっついて、好きだよ、サイト、好きだよ、と耳元で呟きまくってくれる姿は、男冥利として尽きる光景だけれども、
惚れ薬の勢いで、イケるところまでいっちゃうのは流石に、俺としてもどうかなあ、と思うところがあるのだ。
けど、あの、俺の惚れているルイズの誘惑を俺は耐えられるのか?
抱いて……と呟いて、潤んだ鳶色の瞳で見られたら、俺は耐えられるのか? いや、耐えられまい。
と、そういう背理にさいなまわれているのでござーます。
「……さ、さいとぉ……どこぉ……」
扉の向こうからルイズの声がした。
ルイズが惚れ薬を飲んだのは昨日。
飲んだ瞬間、めそめそ泣かれ、一体なんだどうした、と聞いても事情がわからない。
とにかく泣き疲れたルイズをベッドに寝かせ、今日起きてみたら「授業を休んで一緒にいる」と夜迷い事をのたまった。
結局午前中ずっとベタベタベタベタくっついて、昼頃にはまたコテッと寝てしまった。
昼食を、メイドのシエスタにもらいに行ったときに、初めて何かしらモンモンに盛られたということに気づき、
モンモンに犯行を自白させ、解除薬を作る確約を取って、今またルイズの部屋の前にいるわけです。
午前中、何することにもくっついて俺から離れなかったルイズが、起きたとき部屋に俺がいなかったらどうなるんだろう、
という疑問の答えが、多分、きっと、このドアの向こうにある。
「さいとぉ……さいとぉ……」
俺の名前を、オウムのように繰り返すルイズ。
どことなく、声に潤みがかかり、色っぽい。
むむむ、やっぱり入りづらい。
ルイズも、俺が部屋から出ていたということを本当の意味で怒ったりはしないだろう。
けど、一番おっかないのは、あのルイズの俺の気を引こうとする攻撃に、俺が耐えられなくなることだ。
下手をしたらだな……一番最後のステップを飛び越えて、大空にジャンプしちゃうことだってありうる、ぶっちゃけたところ。
俺だってお年頃だ、高校生だ、17才だ。
いくらルイズに胸も色気もないとはいえ、惚れている女の子に「何してもいいよ」なんて言われて理性を保てる保障はない。
むしろ、襲うな、という方が無理があるだろう。しかし、襲ってしまったら負けかな、と思うわけでもありまして。
「んっ……さいとぉ……どこぉ……あっ」
……。
なんだかルイズの声が怪しげな……とてつもなく怪しげなうめき声のようなものが混じってきた。
耳に神経を集中させて、そっとドアに耳をつける。
ごくり、と喉をツバが通る音がした。
「こ、こんなところ……サイトに見られたら……んんっ。ううー、さいとの馬鹿ぁ、なんでご主人様の私をほうって置いて……」
いささか矛盾しているような言葉が聞こえてくる。何やってんだか……。
気付かれないようにそっとドアノブをひねり、音をたてないようにすっとドアを押す。
つんとした香りが鼻をついた。
お香を焚いているのか。
「んっ、はぅ……サイトの……さいとの、藁たばぁ……」
藁束。使わなくて久しいものだ。
以前は、床に寝ることを強いられ、シエスタに頼んで下に敷いて寝るために置いておいたものだ。
もうルイズと同じベッドに寝ているから使ってはいないが、ルイズの機嫌を損ねたときに備えて、取ってある。
中からは確かに、藁と藁がこすれる音がしている。
……。
まあ、俺だって年頃だよ、高校生だよ、十七才だよ。
恋に溺れた十六才が、一人私室で苦しいような切ないような声をあげて行う『何か』がわからないわけじゃない。
あの高潔なルイズが、ハイパー自家発電(道具は俺の藁束)をしてしまうなんて……モンモンの惚れ薬、恐るべし。
さて、いよいよ進退窮まった状態でござい。
このドアノブに握る手を、どういった方向に向けたらいいのかわからない。
心の中の選択肢はこちら。ドンッ。
1.気にせず入る。後は野となれ山となれ。
2.そっとドアを閉めて逃げる。後は野となれ山となれ。
3.避けられない、現実は非情である。
1番はポジティブ。2番はネガティブ。3番に至っては意味不明。
我ながら自分の思考の突飛さに関しては右に並ぶモノはないような気がする。
機会が有れば、一度かち割って何色をしているのか見てみたい。
ていうか、どれも無計画。
これは2番だな。
自家発電中に顔見知りに部屋に入られたときの心痛は誰にも増して俺が良く知っている。
なぜ知っている、と言うツッコミしたら、デルフリンガーで串刺しな。
とは言え、逃げはしない。じっと息を潜めてドアの前で座っていることにしよう。
万が一、この部屋に誰かが入ってきたら、そしてそれが男だったら、更にその男がルイズに対して邪な思いを持っていたら、
はてさてどうなることか。
おい、そんな破廉恥なことしていることをみんなに言いふらされたくなかったら大人しくしろ、
いややめてはなして、さいと、さいとぉぉ! いやあああああ! 何その鬱展開。
残念ながら俺はそういった属性を持ち合わせていない。
そりゃあまあ、ルイズは惚れ薬の効能がなかったら、俺のことを見向きもしないんだろうけど、さ。
そっとノブを引き、ドアを閉める。
やれやれだ。手間のかかるご主人様だこと。
「あ、サイトさん」
「うぉあっ!」
あ、やばい。
目の前には、シエスタが。
料理を運んできたらしい。
そういや、頼んでたんだっけ。
しかし、最悪のタイミングだ。
「どうしたんですか?」
「な、ななななな、なんでもないよ、ははははは!」
「そうですか? 顔色が一瞬真っ青になったと思ったら、今度は真っ白になりましたけど?」
「い、いや、だ、大丈夫、大丈夫。エーと……その、なんだ、と、とにかく、だ、大丈夫」
がたがたっと部屋の中で音がした。
やばい、全然大丈夫じゃない。
俺の見ていて憐れになるほどの慌てぶりに、シエスタは一瞬顔を傾けたが、にっこりと笑った。
「では、お料理を中にお運びしますね」
そしてドアノブに手をかけ……。
「だ、ダメ! い、い、い、今入ったらダメ!」
「なんでですか?」
「な、なんでって、そのー、そりゃ、なんだ……えーと、そうだっ、今ルイズ着替え中なの。
あは、あはは、だから、ね。もうちょっと待ってて……」
「……」
なんでだろう、シエスタの目が絶対零度の冷たさを放つのは。
「さっき、サイトさん、覗いてませんでした?」
ああー、見られてたのね、そうなのね。
……部屋の中のごたごた言ってる音が尋常じゃなくなった。
あ、こら、あかん、もうだめ、ぼく、もう死ぬ……。
いくら惚れ薬を飲んでいるルイズといえ、きっと、俺に向かってエクスプロージョン(レキシントン号撃墜級)
ガンダールヴの力を発揮することもなく、塵と化す。
いや、違うな、塵なんて甘いもんじゃない。
虚無なだけに虚無になるだろう。
「お、大きい方が好きだって言ってくれたのに……」
シエスタが懐から何かきらりと光るものを取り出してきた。
目が絶対零度の冷たさを脱却して、今度は、そう、キュルケもなんのそのな灼熱の炎が宿っている。
イッツ、修羅場。
一応、名誉のために言っておこう。
俺は確かに大きい方が好きだ。
視線がそっちの方向に行ったりはするものの、公言したことはない。
まあ、どっちでもいいよね、今に至っちゃったら、あはははは!
「ちょ、ちょっとまて、落ち着けシエスタ俺は大きい方が好きだぞ別に着替えなんて前はいつも俺が着替えさせてたんだから
今更ルイズの裸なんて見たところでどうってことないわけじゃないけどそれでもわざわざ覗いてみようと思うもんではなくて
だからだなちょっと落ち着けシエスタまず刃物はしまえ刃物はあぶないやばい刺さったら死ぬからさおいやめてくれとにかく」
「……じゃ、部屋の中では何をしているんですか」
こぇーよ! シエスタ!
ナイフが俺の心臓を狙ってるよ!
「そ、それはだな……」
考える、俺は考える。
必死になって考える。
思わず目線が揺れる。
あっちいったりこっちいったり、左向いたり、右向いたり。
シエスタのおっかねぇ目を見たり、ナイフの矛先を見たり。
シエスタの、脱いだらすごい胸を見たり。
ああ、すごいな、シエスタ。
脱いだらすごいなシエスタ。
肘が当たったらすごいなシエスタ。
キュルケのおっぱい星人級おっぱいも素晴らしいが、こっちも負けてないぞすごいなシエスタ。
ああああ、何も考えられねぇぇええええええええええええ!
「何してたんですか?」
「そっ、それはだな……」
「もう『それはだな』は聞き飽きました。言ってください、サイトさん。
これ以上焦らしてくれましたら、あなたを殺して私も死にますよ?」
で、デルフリンガー……だめだ、ガンダールヴの力を発動する前に、デッドエンド確実。
こ、このまま部屋に逃げ込むのは……それもだめだ、部屋の中にルイズがいる。
エクスプロージョン(レキシントン号撃墜級)をお見舞いされる。
正直に言ってしまうか? 部屋でルイズがオナニーしてましたって。
それはルイズの名誉を著しく傷つけることだぞ?
いや、言っちゃダメだな。むしろ、事態は悪化するぞ。
ルイズは更に怒るし、シエスタだってもっと怒る。
しかし、これといって素晴らしい言い訳が思いつかないような……。
俺の胸を、しびれをきらしたシエスタがちょんとナイフで突いた。
「ひっ、る、ルイズは部屋の中で大オナニー感謝祭を実施中であります!」
あ、いっちゃった。
しかもわけのわからない言い方で。
部屋の中からドッシーンと大きな音が聞こえるし、
シエスタはぽかーんと口をあけて、目の炎を消して俺を見上げてきている。
俺も正直、どんな顔していたのかわからない。
ああっ、やっべ。
レキシントン号撃墜級なんてレベルじゃねーよ。
国が一個消滅するよ。
ああっ、やっべ。
心臓一突きなんてレベルじゃねーよ。
全身滅多刺しだよ。
天災レベルでも人災レベルでもなんて酷い。
誰がこんな結果をもたらしたのか?
モンモンだ。モンモンが悪い。
モンモンめ、許さん。
モンモン……モンモン……。
あんにゃろめ。
無理矢理惚れ薬飲ませて、まず一番最初に、阿呆のギーシュを見せてやる。
今まではずっとギーシュにへこへこさせてたけど、今度はギーシュにへこへこする立場に立たせてやる。
けっけっけ、どんなに屈辱だろう。
……いや、俺も悪いんですけどシエスタと二人用マフラー被ったり一緒に風呂入ったり。
ていうか理不尽じゃね?
確かにルイズが独占欲強いっていうのはわかる。
ああ、痛いほど分かるさー。プライド高いし、ツンツンしてるし。
だけど、ちょっといちゃいちゃしたり風呂入ったり……いや、風呂はダメか、流石に。
とにかく、別にシエスタと一緒にいてもいいじゃん。
なんであんなに怒ったりしてるのさ。
と、現実逃避してみても、現実は変わらない。
「うわっ!」
いきなり首根っこ掴まれて引っ張られた。
シエスタの顔が遠ざかる。
あれ? ルイズさん、なんでドアを……。
「ロック」
ルイズさんが、杖を取り出し、ぱぱっとドアにカギをかけた。
な、なんですか? なんで俺部屋の中で尻餅ついているんですか?
なんでルイズさん、裸なんで……いや、局所的に藁束がついているけど、何も衣類をつけていないんですか。
「ふふ、サイトぉ」
ルイズさんは……ルイズは杖をくりくり弄びながら、尻餅をついている俺を見下ろしている。
やばい、死ぬ、殺される、いや、『消滅』させられる。
ルイズは振り返り、その裸体を隠そうともしていない。
桃色の髪の毛が乱れ、わずかに胸の頭頂を分かりづらくしているが……下は何の処置も無し。
ど、どうすりゃいいんだ……。
シエスタがドアを叩きま……いや、蹴り……ナイフで突き立てまくってる音が聞こえる。
こ、こえぇよ、みんな、みんなこえぇよ。
ああもうっ、なんでこんなことにッ!
モンモンが悪い! モンモンがぜーんぶ悪い!
「サイトぉ……覗いてたんでしょ? どうだった?」
「ひっ、ご、ごめんなさいごめんなさい、もうしませんから」
「む〜……別に怒ってないよ。ね、どうだった?」
「へ?」
ルイズは裸のまま、俺の側に寄る。
尻餅のついている俺の顔を、横からそっと抱きついてきた。
な、ななななななっ、なんですか、これは!?
どういうシチュエーションですか、これは?
「押し倒したくなった?」
お、おおおお、俺はどう返せばいいの?
誰か教えて!
「押し倒しちまえよ、相棒」
黙れ、デルフリンガー、無責任な発言をすんじゃねぇ。
……。
なんだかんだ言って、そのまま膠着状態が三分ほど続いた。
デルフリンガーが俺にしか聞こえない小声で何か言っていたが、全部無視。
しかし、ルイズの方はと言うと。
「……いいもん、サイトが押し倒したくないなら、私が押し倒すもん」
「お、押し倒すって、おい、まて、何を……」
上体を突き飛ばされた。
ルイズは俺の上にのしかかるように寄り添い、手を俺のズボンに添える。
「ちょ、ちょっと待った! ルイズそれはちょっとお前には早いぞ!
もうちょっと、な、落ち着いて、落ち着け、そ、そんなとこ、はぁうっ!」
「だめっ! サイトいっつも他の子ばっか見てるから、もう私しか見ないようにするの!」
「み、見ないようにするって、い、一体どうすんだよ」
「……きせいじじつ」
「だぁほぅ! そんな直接的手段に訴える奴がいるかっ!
そ、そんなことしなくてもだな……なんだ、その、俺はちゃんとお前のことを見てるよ」
「……でも、私以外の子も見てるんでしょ」
「ま、まあ、そらまあ、そうだけど……」
「……きせいじじつ」
「ああっ、もうわぁーったよ! お前しか見ない。見ない、ああ、もう見ないって。
わ、わかったら、ふ、服を着ろ! か、風邪引くぞ」
「本当?」
「ああ、本当」
「本当に本当?」
「本当に本当」
「本当に本当に本当?」
「本当に本当に本当!」
「本当に本当に本当に本当?」
「本当に本当に本当に本当! もういいだろっ! は、はやく服着ろ! 目のやり場に困る」
「……信用できない」
「じゃあ、どうしろっつーんだよ!」
「……きせいじじつ」
「またそれかっ! いい加減にしろ!」
ついつい口調が厳しくなってしまった。
俺とてお年頃だ、高校生だ、十七才だ。
そろそろ、目のやり場に困るどころではなくなってきているんだ。
半ば怒鳴るように言ってしまったことがいけなかったのか、ルイズは目尻に大粒の涙を溜めた。
「あ、ちょ、ま……ご、ごめ……」
謝ろうとしたが、時既に遅し、ルイズは外見なんて自分の頭の中から蹴っ飛ばして、わんわん泣き始めてしまった。
あっちゃー、困った、困った。
「っぐ……ごめ……んなさ……き、嫌いになら……ないで……」
……。
もうちょっと、このままでいいかな。
こういう風に俺に首ったけなルイズもかわええなー。
ふぅ……モンモン、そういうところだけは感謝してやるぜ。
「何言ってんだよ、ルイズ。俺がお前のこと嫌いになるわけないだろう?」
「……本当?」
「本当だ、本当。な、今のはちょっと怒鳴っちゃったけど、それもお前のことが嫌いで言ったんじゃない。
お前の今抱いている感情は精神疾患の一つじゃなくて、モンモンが持った薬によるものだから……」
「モンモランシーがいいの?」
「いや、違うって、っていうか今の話の流れでなんでモンモンがいいとか出てくるんだよ」
「……ふぇ……」
ルイズが泣き出す寸前のエフェクトを出した。
くっ、またかっ!
「ああー、よしよしー、ルイズ、いい子だから泣くのはやめようねー」
あんまり大声で泣かれるのは好ましくない。
誰かが聞きつけて……ドアにはカギがかかっているので入ってくるようなことはないだろうが、
やってきたらいい結果になるとは思いがたい。
第一、ドアの外には今なおナイフを突き立てているシエスタが……あれ? シエスタの気配がしないな。
どこかに行ったんだろうか?
……なんとかルイズをどうにかできても、今度はシエスタをどうにかしないと……。
「……」
なんとか泣きそうになったルイズをなだめ、ベッドに寝るように指示する。
な、なんだよ、別にやましいことは考えてねーからな、と誰に言うことなく心の中で言い訳しながら、
ルイズに布団を掛けてやった。
「もう眠れ。明日には解除薬ができるって言ってたから……」
ぷんぷんと鼻につくお香を消して、窓を軽く開ける。
冷たく新鮮な空気が肺を満たすと、少し冷静さを取り戻すことができた。
椅子を窓際までひっぱっていって、そこに座る。
「……」
ふとルイズを見てみると、ルイズはベッドの中でじっとこちらを見ていた。
「何?」
窓枠に頬杖をつきながら、ややぶっきらぼうに言った。
ズボンの前が膨れているのは、もうとっくにルイズに知られていることなので今更隠すことはしない。
「……一緒に寝て」
「だから、そういうことはできないって……」
「寝てくれるだけでいいの。別に何もしないから」
「……信用できないな」
「……ふぇ……」
「ああ、わかったわかった! で、でもな、俺に指一本触れたら、即行で逃げるからな!」
かくして、理性の限界への挑戦は始まった。
ルイズから離れたベッドのすみで、ルイズに背を向けて寝る俺。
しかし、ルイズの切なげな息づかいの音が聞こえてきて、どうにも興奮してしまう。
いかんいかん、色即是空、空即是色。
このルイズは違うルイズ、だから手を出しちゃいけないんだ。
そうだっ、ルイズの怒った顔を思い浮かべろ、俺。
乗馬用鞭で、びしびし俺をぶん殴ってくるルイズを思い浮かべろ。
……だめだ、ムスコがもっと元気になってしまった。
「……」
「……」
ルイズはずっと黙りっぱなしだ。
どんな表情をしているのかわからないが、とにかく。
この状況じゃ寝るに寝れない。
目がギンギンに冴えて……。
……。
……。
「サイト?」
「んにゃっ!? な、何? 何か用?」
「まだ起きてる?」
「お、起きてるよ。べ、別にうとうとなんかしてないぜ」
「そう? なんかいびきかいてたみたいだけど……」
「き、気のせいだよ」
しまった、なんて寝付きがいいんだ俺は。
さっきまで心臓バクバク言わせてたのに、布団に入って目をつぶったら三秒で眠ってたぞ。
まぶたをかっぴらけ、俺!
……。
……。
「サイト、起きてる?」
「……」
「サイト? サイトぉ〜?」
……なんかルイズが呼んでるような気がする。
まあ、いいかぁ……。
……。
……。
「ッ……はぁ……かっ……さ、い、とぉ……ん……ッ」
ん……あ?
あれ、俺、寝て……。
「あはっ……さいと、起きたぁ?」
「どぅわあああ! え? 何、何が、どうなって、ええっ!?」
目が覚めたら、全裸のルイズが目の前にいた。
桃色の前髪が、額の汗でくっついている。
「な、なに、やってんだよ、お前……」
ルイズが裸でいたのは、まだ百歩譲っていい。
けど……これは。
「ご、めんねぇ……さいと……。
最初は、ね……サイトの匂いを嗅ぎたかっただけなの……
でもね、なんだか我慢っ、できなくなっちゃって……気付いたら……サイトの、手を触ってたの……
けど、それでも我慢できなくて……ごめんね、嫌いにならないで、サイトぉ」
「き、嫌いに……って……や、やめろよ! ルイズ」
ルイズの右手の人差し指には血がついている。
その血を俺の頬になすりつけて……。
とにかく、ルイズは俺の上に乗っかっていた。
ただ乗っかっていただけじゃない。
男女の睦事、を、していた……。
ルイズの秘部からは、痛ましいほどの量の血が出て……更にそれ以上の粘液で満たされている。
「サイトの……赤ちゃん、欲しいの……」
ルイズの顔が近づいてくる。
避ける間もなく、キスされた。
唇を割り、中に舌が割り込んでくる。
口の中に小さい何かが蠢く。
ルイズの舌が、執拗に俺の舌を絡めようと、頑張っている。
技術不足なのか、それとも舌の長さが足りないのか、あまり満足のいかないようで、大きく食いついてきた。
しかし歯と歯がかち、と音を立ててぶつかり合う。
「……やめろよ……」
なんか、自分のアホさ加減に吐き気を催してきた。
こうなることはわかるはずだったのに。
ルイズが「手を出さない」って言ったから、なんて言い訳にもならんだろう。
「……なんで……わたしはサイトのこと好きなのに……」
「それは薬なんだよ。お前の本当の気持ちじゃない」
「ううん、前からサイトのこと好きだったよ。でも、私ああいう性格だから……言えなくて」
「……そか」
どうしよう。
ルイズがウソ言っているようにも見えないけど、かといってそういったもの含めて全部薬のせいじゃないとも言い切れない。
「あの……ね、子ども……二人の名前からとって男の子ならルイト、女の子ならサイズっていうのはどう?」
気が早ッ!
しかも、流石にそのネーミングセンスはどうかと思うが……。
ていうか、子どもなんて、ま、まだ早すぎ……いやだが、しかし、破瓜はしてしまってい……。
くああああー、そうだっ! 俺はなんて取り返しのつかないことを〜!
「そんな悲しそうな顔しないで。私が望んだことだもの……それとも、サイトは嫌だった?」
「い、嫌じゃないけど……な、もうちょっとちゃんとした形で……」
ルイズは、そっと俺の胸に耳を押しつけるような格好で寄りかかってきた。
なんだか心臓の音をルイズに聞かれているような気がする。
心拍数は間違いなく、通常時より跳ね上がった数になってるだろう。
「……お願い、サイト、今この瞬間だけでいいから……私を抱いて」
ぐ、ぐぅ……。
そ、そう言われちまったら、しわ寄せが後々俺の身に降りかかってくるとわかっていても、断れねーじゃねーか。
ルイズの頭に手を当て、桃色の髪を梳く。
随分余裕あるな、とおもわれているかもしれないが、事実は違う。
滅茶苦茶緊張してるし、動揺だってしている。
ただ、変なところで理性を持ってしまっていて……。
「……半分レイプされたもんだからなぁ」
寝ている最中やられるって、俺って間抜けだな。
「ご……ごめんなさい……」
「あ、ああ、もう別に過ぎたことはかまいやしないよ」
「き、嫌いにならない?」
「しつこいなルイズ。俺がお前のこと嫌いになるなんて、ありえねぇよ」
まだ何か言いたそうだったので、おでこにキスしてやった。
ルイズは顔を真っ赤に染めて……人が寝ているところをおかしている割には、恥ずかしがって目線を逸らしている。
「好きよ、サイト、元の世界にも戻っちゃ嫌。ずっと私のそばにいてね」
「ん……あぁ、わかったよ、ルイズ」
しばらくそのまま、互いの体温を確かめていた。
……初体験なのに、俺ががっつかないのは、ルイズへの気遣いとルイズからの教育の賜物、かな。
まあ、その後、なんだかんだやってモンモンに惚れ薬を無理矢理飲ませたら、
ちょっとした手違いでモンモンが最初にギーシュの顔じゃなくて俺の顔を見てしまったり、
今まで忘れられていたシエスタが乱入したり、色々あったけど、それはまた別の話で。
以上。
まあ、今後もまたぼちぼち遊ばせて貰いますので、その節はどうぞよろしく。
>>391 GJ!!!
しかしいきなり神が現れ始めたワケだがアニメ効果とかか?
>>391 GJ!ようやくまとめて投下してくれる職人が出てくれた。
395 :
r.名無し曰く:2006/07/18(火) 06:24:11 ID:0FfJMUsu
「あ...は....やぁん...」
膝の上でもがいていた少女。
その時の感覚が忘れられない。
俺も年頃の男なんだと柄にもなく思えてしまう。
細く金色の透き通った髪。
クリアブルーの大きな瞳。
華奢な手足やくびれた胴はスレンダーな美人を彷彿させるがその中でも反則。
規格外。
そして革命。
新緑色の服に隠れた大きな膨らみは
胸だった。
「そういえば歩いているだけでも....」 思い起こす。
この部屋に入ってきた時に、確かに服のシワが動いていた。胸だけ。
おそらく動いていたのだろう。
彼女を引き倒した時。
あの時は気が動転していたが、あの温かみと柔らかさだけは未だにはっきりとした感覚になっている。
あれから数日。ようやく彼女と打ち解けられているのだが.....
「あ....あの....」
「うん?」
「ここ...座っても」
「いいよ。」
隣に腰掛けるだけでもこの様である。そのため今の様に言葉を遮るような勢いでリードしなくてはならない。
396 :
名無し曰く:2006/07/18(火) 18:08:04 ID:AbVzOMZs
>>369の続き
「ちょ・・サイト・・はぁん。」
「嫌がってるわりには、体は正直だぜ?」
才人は首筋から唇にキスを移動させていった。
ルイズ歯を舌でこじ開け、自分のモノを絡ませていく。勿論、胸を刺激する事は忘れていない。
「んふっ・・んぅぅっ!!」
くちゃ・・・とくっつけた唇の間から淫靡な音が漏れる。
そしてルイズも才人に応じるように、舌を絡ませ始める。
(やっぱりキスうめーな・・・うわっ!!舌吸ってきたよコイツ!!)
「んふ、サイト・・・サイトもコーフンしてる?」
「そりゃぁ・・・」
ヤバイ、と才人は感じた。このままではルイズのペースに乗せられてしまうと悟った。
才人はふいにキスしていた唇を離した。才人の唇とルイズの唇は糸を引いていた。
そして、才人はルイズの耳を甘噛みしながら胸をいじっていた手を下の方へと持っていった。
「やぁん。耳なんて・・ひゃぅっ!!ソコは触っちゃダメェ!!」
ルイズの抵抗の声なんて才人の耳にははいってなかった。
あるのは己の欲望を満たしたいという気持ちだけだった。
「ああぁぁん!指っ、指がぁ!!」
「指がどうした?ん?」
わかりきった事を聞く才人。パンツごしなのに、もうビッショリと濡れていた。
触るのをやめ、ルイズが喋れる時間を作ってやる。
397 :
名無し曰く:2006/07/18(火) 18:10:33 ID:AbVzOMZs
「・・・サイト・・・もっと触って・・・私を、犯して。」
ルイズはどうやらスイッチが入ってしまうと、止まらない体質のようだ。
才人は半ば覚醒中だったムスコが、より一層元気になっていくのがわかった。
「じゃぁ、もっとするぞ。いいか?」
「ふふふっ。」
「なんで笑うんだよ!?」
「だぁってぇ。サイトからしておいてこんな時に『いいか?』なんて確認するんだも・・むぐっ。」
そのおしゃべりな口を才人はキスで封じた。
同時にショーツの中に手を突っ込み、秘部をまさぐる。
今回は膣だけではなく、クリトリスも忘れずに愛撫してゆく。
「んぅぅぅ、ぷはっ!ああぁぁッ!!きもひいいよぉ。」
親指でクリを擦られ、人差し指と中指で膣をかき回す。
呂律の回らなくなったルイズの声を聞いて、才人はさらに興奮した。
「んぁぁッ!!もう、もうダメ・・・イッちゃうッ!!!!」
「いいよルイズ。好きなだけイきなよ。」
才人が耳元でささやいた瞬間、ルイズ体が痙攣した。
「あああああぁぁぁッ!!」
あまりにも大きな声だったので才人は周りを見渡してみる。
しかし、人影はない。
才人はズボンからペニスを取り出し、ルイズのパンツをスルっとおろした。
ルイズを机に寝かせ、自分のモノをドロドロになったアソコにあてがった
398 :
名無し曰く:2006/07/18(火) 18:12:27 ID:AbVzOMZs
誤字あったから先に謝っておきます。
399 :
名無し曰く:2006/07/18(火) 21:22:48 ID:hYjFne/N
「ルイズ・・・いくよ。」
「うん。きてぇ、サイト。」
才人はゆっくり腰を進めていく。ルイズは処女を捨てたとはいえ、まだ2回目なのだ。
できるだけ苦痛を味あわせまいとルイズを気遣ってのことだった。
だがしかし、ルイズは苦痛などこれっぽっちも感じていなかった。
「サイトがぁ・・・入って、くるよぉ・・んはぁぁぁっ。」
「んっ!やっぱり・・・キツ。」
才人は最奥まで突き入れた。根元まで入ったソレはルイズの子宮口をつついた。
「うふぅぅん!はぁ、サイト・・・深いよぉ。」
(なんだ?コレ?入り口と奥で締め付けが違う!?)
昨日はそんなこと知る余裕がなかったので、改めて女体の凄さを知った。
そして今気づいた。知らないうちに自分が腰を動かしている事など・・・
「くっ!ルイズっ、そんなに締めるとッ!!」
「だって、キモチイイ・・んぁぁぁぁッ!!」
才人がルイズの奥を突くたびに、それに呼応するようにルイズは才人を締め上げる。
ずちゅずちゅとハデに犯しながら、淫液を周りに飛ばしていく。
「ルイズ!俺、もう!!」
「いいよっ!んぁっ、ナカに、ナカに出してぇ!!」
「あぁっ!もう、出るッ!!」
「んはああぁぁぁぁん!!」
ルイズの最奧に才人の精液が叩きつけられる。
「サイトの・・・熱い・・・」
400 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 21:24:44 ID:DxCQQ6o1
シエスタのを誰かかいてもらえませんか?(´・ω・`)
401 :
名無し曰く:2006/07/18(火) 21:33:14 ID:hYjFne/N
これがひと段落したら書くつもりです。
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
>>401 GJ!
403 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 22:25:48 ID:oc8hEqMy
「使い魔のくせして、メイドばかり見て!!」
「じゃあ、おまえはどうしてほしいんだ?」
本気のサイトの目に、ルイズは少し戸惑った。
みたいなの要りますか?
404 :
名無し曰く:2006/07/18(火) 22:33:04 ID:vCpJPifk
「教室であんなことするなんて信じらんない!」
ルイズは怒りながら欲望の後処理をしていた。
「でも結構感じてたクセに・・・」
才人はイジワルをしてみた。
「それは・・・その・・・」
「なんだよ?」
「その・・・キモチよかった・・から・・・って、もう!なに言わせんのよ!!バカ!!」
「はははっ。ゴメンよルイズ。」
ルイズは怒りながら照れていた。
決してイヤだったわけではない。恥ずかしいだけだった。
「おんぶして。」
ルイズは唐突に才人に言う。
「なんでだよ。」
「歩くと・・・アンタのが出ちゃうのよ・・・バカァ。」
才人はしぶしぶとルイズを背負って自室まで歩いた。
405 :
名無し曰く:2006/07/18(火) 22:36:19 ID:vCpJPifk
>>403 要るというか、是非そのシチュ書かして欲しいんだけど。
そっからシエスタ編に繋げたいとも思ってるし・・・
406 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 23:03:10 ID:oc8hEqMy
そっちの要りますかですから、じゃんじゃんどうぞ。
407 :
r.名無し曰く:2006/07/19(水) 00:10:13 ID:DkE3pLaG
テファを書いてはいるがまとめて投下するか出来次第投下するか....?
どちらがいいのだろう?
名無し曰く殿へ
紛らわしいHNですみません。
このHNは変えるべきかどうか裁きを下してくださいorz
シエスタとルイズのガチ対決が見たい
勝つのはシエスタで…
それで切れたルイズに刺されると。
このスレは素晴らしいですね。
ルイズの武器は包丁?のこぎり?
デルフリンガー
ストームブリンガー
415 :
r.名無し曰く:2006/07/19(水) 23:25:00 ID:DkE3pLaG
テファ編の続き
やっぱり目が行くよ。あり得ないよ。その体。
見ちゃうよ。俺が壊れちゃうよ。胸革命で俺が脳内革命だよ。
「どうかした?」
「い、いや!」
「何か悩んでる事があるんじゃ....何でも言ってよ。」
....ああ、なんて優しいんだテファ。
しかし、言える訳がない。いや確かに誠実な思いでもあるが。
まさか
「君のオッパイの大きさと揺れが気になって仕方ないんだ!」
とは彼女がこんなに純粋でも言えない。いや、むしろそんな娘にこんな事を言えば神と全ての女性を敵に回し4、5回の転生を覚悟しなければならないだろう。ルイズなら死刑どころか四肢切断になりかねない。
「ただ考え事をしてただけさ。」
何とか適当な言葉を吐き出したものの、ついついため息が出てしまった。
「....本当に?」
心配そうな瞳で顔を寄せてくる。
君が悩みの種なのに....。
「何か疲れてるみたいね....」
彼女の表情が曇る。自分一人で苦しい思いをしてきたのに他人の苦しみもわかろうとしているのか。だとしたら俺は惨い奴だと思う。ようやく俺は口が利けそうになった。
「いや、テファのせいじゃないんだ。ホントにちょっとした考え事、ここの生活も最近は気に入ってるし、ずっと居たっていいよ!」
416 :
r.名無し曰く:2006/07/19(水) 23:28:06 ID:DkE3pLaG
ふいに重大な事を言ってしまった。
「ホント?」
急にテファの目が輝き出した。
「うん。ホント。」
即答。
今の言葉。半分はホントで半分はウソである。確かにルーンもなくなり、今の俺は使い魔ではない。自由だ。
しかし、契約だけでは表せないルイズとの絆。それがまだ途切れてない気がする。ただ、心配する彼女を見て出た言葉はそれだった。
「....でも」
「うん?」
「どこかであなたを待つ人がいる。そんな気がする。私が幾ら望んでもあなたはどこかへ行ってしまう気がする。」
またテファの目に闇が灯った。
驚いた。
テファは人の心が読めるのか。切なそうな瞳で俺を覗く。そんなテファを見て思う。
愛しい。今思うのは身体的ではない。心に惹かれる。ルイズやシエスタには好きと言う感情が最初に宿った。ただ、テファは違う気がする。愛しい。この表現が一番正しいように思えてくる。彼女の傍にいたい。彼女の孤独を封じ込めたい。俺は感情の高ぶりを感じた。
417 :
r.名無し曰く:2006/07/19(水) 23:35:18 ID:DkE3pLaG
>>415訂正
やっぱり目が行くよ。あり得ないよ。その体。
見ちゃうよ。俺が壊れちゃうよ。胸革命で俺が脳内革命だよ。
「どうかした?」
「い、いや!」
「何か悩んでる事があるんじゃ....何でも言ってよ。」
....ああ、なんて優しいんだテファ。
しかし、言える訳がない。いや確かに誠実な思いでもあるが。
まさか
「君のオッパイの大きさと揺れが気になって仕方ないんだ!」
とは彼女がこんなに純粋でも言えない。いや、むしろそんな娘にこんな事を言えば神と全ての女性を敵に回し4、5回の転生を覚悟しなければならないだろう。ルイズなら死刑どころか四肢切断になりかねない。
「ただ考え事をしてただけさ。」
何とか適当な言葉を吐き出したものの、ついついため息が出てしまった。
「....本当に?」
心配そうな瞳で顔を寄せてくる。
君が悩みの種なのに....。
「何か疲れてるみたいね....」
彼女の表情が曇る。ふと頭を切り替えた。
今まで胸の事ばかり考えていたのだが、それよりまず命の恩人であった。
少し自分を反省させ、彼女を優しく扱う事を考えなければならない。自分一人で苦しい思いをしてきたのに他人の苦しみもわかろうとしているのか。だとしたら俺は惨い奴だと思う。ようやく俺は口が利けそうになった。
「いや、テファのせいじゃないんだ。ホントにちょっとした考え事、ここの生活も最近は気に入ってるし、ずっと居たっていいよ!」
418 :
r.名無し曰く:2006/07/19(水) 23:39:33 ID:DkE3pLaG
「そう。今まで助けて上げた人には皆帰る場所があったわ。あなたもそう。この世界でも居場所を見つけられる。だけど私は違う。」
―違う。そんなことはない。
「少しずつわかっているのよ。私の居られる場所は無いって。子供達だって、こんな事は言いたくないけど、いつか私が違う人種だと気づくわ。」
―あり得ないよ。
「私とあなたは違う!あなたと私の一人ぼっちは違う!あなたは一人じゃない!」 俺を見上げて言う。目には涙が光っていた。
「私と一緒に居るなんて言わないで!あなたは帰るの!」
―そんな気で言ったんじゃない...
「私は.....私はぁ....」
―「ティファニア!」とっさの事に驚いたのか、テファは目をパチクリさせていた。気がつけば俺は両腕を彼女の背中にまわし強く引きつけていた。抱きしめていた。
「....え?」
「....こうしてあげないと気が済まない....。」
腕の中で彼女は俺を見上げた。まだ目は潤んでいる。
「俺が君に言ったことは本気だよ。本気でこの場所に居たい。君はもう一人じゃない。俺が保証で俺が証拠だ。」
俺は言葉を続けた。「もう一人で泣かなくていい。泣きたいなら一緒に泣いてやるし、胸を貸してやる。だから、そんな事言うなって。俺は此処にいるよ。」
419 :
r.名無し曰く:2006/07/19(水) 23:48:38 ID:DkE3pLaG
テファはまた目線を下げた。丁度俺の胸の辺りだ。
「....誰も見てないよ。俺だけが見てる。だから....」
ティファニアは泣き出した。しかし静かな泣き声だった。
きっと子供達に心配をかけないため、毎夜このような泣き方をしていたのだろう。大声で泣く自由も奪われていたのだろうか。
とにかくテファが泣き止むまで俺は彼女を苦しくさせない程度に強く抱きしめていた。
ふと視線を上にやる。木漏れ日がまぶしい。今ふくアルビオンの風は優しかった。子供達の喧騒が遠く聞こえる。今此処は二人だけの空間になっていた。
420 :
r.名無し曰く:2006/07/19(水) 23:55:22 ID:DkE3pLaG
我ながら前置き長いな....
まだまだ文才ないんで自分のも指摘お願いします。
後ここまでを前半としてメインを
A.このまま外で。昼
B.テファの部屋で。夜
どっちがいいかと.....誰か希望orz
サイト×シエスタ希望
422 :
名無し曰く:2006/07/20(木) 17:13:14 ID:sBrkoR6Y
>>404の続き
あれから一週間がたった。2人のなかには特に進展はナシ。
教室での一件以来、才人は罪悪感に見舞われていた。
(イヤっていってもやめなかったし・・・やっぱり嫌われちゃったかなぁ・・・)
才人は剣の鍛錬をしながら、あの時を思い出していた。
才人とてヤリたい盛りの青春真っ只中である。
普段は自分でするなどして性欲を紛らわしているが、どうも腰の辺りが落ち着かない。
「才人さんっ。」
ふいに話しかけてきたのはシエスタだ。
手には盆が乗っており、スープとパンを持ってきたようだ。
「才人さんお腹すきません?」
「そうだな・・・じゃぁ貰うよ。」
才人はそう言いながら手渡されたスープとパンを食べる。
その食事が済んだあと、何故か意識がフェードアウトしていった。
最後にみたのは、シエスタがにやりと笑みを浮かべている所だった。
北
これは、もげたな
シエスタ「ニヤリ」
タバサ「フッ☆」
グリグリの早苗を書いたのはこの人か!この人なのか!
サイトは風竜の上にうずくまった。タバサに思いっきり股間を蹴り上げられたのである。
タバサはサイトの股間の上に、でんっ!と足を置いた。
「私のペットにする」
「ざっけんな!」
それを聞いたタバサはサイトを睨み、股間に置いた足に体重をかけ、ゆっくりと前後に動かし始める。
「あぐっ…うぅ……や、やめっ」
蹴り上げられたばかりの股間をタバサの小さな足で乱暴に扱かれ、痛みに顔が歪む。
「何言ってるの。うれしいんでしょ。こういうの好きなんでしょ。私みたいな小さな女の子に支配されたいんでしょ。 顔に書いてある」
「こ、このっ………」
サイトは足を跳ね除け、飛び起きようとしたが、股間を扱き上げる小さな足からもたらされる痛みと少しの快感に力が抜けて無様に転がる。
「…………ふっ、無様。暴れないようにペットには枷が必要ね。」
タバサの足元に仰向けで転がるサイトに向けて冷笑を浴びせかけ、魔法で両手両足を縛り上げる。
一度跳ね除けられた足でサイトの股間を踏み直し、今度はサイトの切ない場所を優しく丁寧に扱きあげる。
「あっ…あぅ…ぐ……うっ」
蹴り上げられた股間の痛みはとうに引いており、切ない場所を優しく嬲るように足で扱かれ、下半身に血が集まってくる。
サイトはそれに気づき慌てて身をよじりタバサの足から逃れようとするが、手足を縛られたサイトにはその足から逃れることができない。
当然、タバサはその下半身の変化に気づき、にやりと笑みを浮かべ、口を開く。
「変態」
「っ!・・・う、うるさっ……あぐっ…」
タバサはサイトの充血した股間を乱暴に踏みつけ、サイトの口から上がりかけた抗議を封じる。
「私に踏まれて。こんなところ。こんなにして。ご主人様に。口答えしようとするし。躾けないと。だめね。」
一言一言区切り、タバサの口から言葉が発せられる度にサイトの股間を乱暴に踏みつける。
そしてタバサは(ry
省略されました。全て読むには「ここ」をクリックしてください。
こんなのタバサじゃないやい><
わっふるわっふる
ムックルムックル
431 :
名無し曰く:2006/07/21(金) 09:35:43 ID:b3y/6vTk
>>422の続き
いつの間にか夜になっていた。
ここはどこだろう・・・そう思いながら才人は辺りを見渡す。
どうやら小さな部屋のようだ。ルイズが使っているような広い部屋ではない。
給仕が使う、質素な部屋だった。
そして、才人も自分の異変に気づいた。
(なんで・・・俺マッパで縛られてんの!?)
しかも縛られているのは手だけではなく、両足を広げられながら柱にくくりつけられていた。
イロイロと考えた挙句、ようやく一つの答えにたどり着いた。
(そうだ・・・あの時の料理だ・・・)
ふいに部屋のドアが開いたと思うと、シエスタが中に入ってきた。
「おいっ!シエスタ!どうゆうつもりだ!!」
「どうって・・・今からわかりますよ。」
シエスタは着ていた給仕服を脱ぎ始めた。
そして、テーブルに置いたあった小瓶の中身を口に含み才人に口移しで飲ませた。
「んぅぅうぅ!んはっ。シエ・・スタ・・・何を、飲ませた?」
「じきにわかりますよ。」
そういって笑ったシエスタはとても妖艶だった。
432 :
名無し曰く:2006/07/21(金) 19:29:55 ID:XA7H6i4x
シエスタの目はとろんとして、潤んでいた。
もう一度才人に唇を合わせる。次は舌を絡ませながらの、ねっとりとしたディープキスだった。
(んはっ・・なんでこんなにキスが上手いんだろ?)
そう考えながら、甘美な刺激はある一点に収束していく。
「才人さんの、ここ・・・勃っちゃってますね。」
才人もなんでこんなに早く勃起してしまったのかわからない。
その答えはシエスタが知っていた。
「さっきの薬。効きました?」
「さっきの・・・って!アレは何だったんだ!?」
「怒らないでくださいよぅ。アレは『媚薬』です。」
「『媚薬』だとぉ!!」
「あぁ・・媚薬といっても軽めですから、大丈夫ですよ。」
シエスタはそう言い放つと、再び才人に唇を重ねてきた。
433 :
名無し曰く:2006/07/21(金) 19:45:25 ID:XA7H6i4x
シエスタは舌を吸いながら、同時に才人の逸物を擦りあげる。
「んぁッ!シ・シエスタッ!!ダメだって・・くぅっ。」
「才人さぁん、もっと気持ちよくなっていいんですよ。」
そうささやかれた瞬間、才人は果てそうになる。
しかし、シエスタは愛撫をやめギュッっと握ってきた。まるでこれ以上はさせないように。
「ダメですよ・・・才人さん。才人さんのは、私の口の中に出して貰いますから。」
そう言った後に、シエスタは才人のペニスを口深くに押し込んだ。
「ぅあああぁぁッ!シエスタっ!シエスタぁ!!」
「やっふぁり、おおひいれふね。」
喋りながらフェラしてもらったせいもあるのか、才人は今すぐにでも絶頂に達しそうだった。
だが、才人は歯を食いしばってそれをこらえる。
「さいとふぁんもがんばりまふね。じゃぁ、これふぁどうれふかぁ?」
シエスタは才人の鈴割れ目に、舌をねじ込んだ。
才人は、腰から熱いモノがせりあがってくるのを感じた。
wktk
435 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 00:18:25 ID:cnz7nZrc
ここはやっぱりおっぱいを使おうぜ
俺の心が読めるのか!?
シエスタはやっぱりおっぱいだろ
438 :
名無し曰く:2006/07/22(土) 16:03:37 ID:r/YjOm4V
おっぱいはまた今度です。
テファの続き期待
440 :
名無し曰く:2006/07/22(土) 16:16:50 ID:r/YjOm4V
>>433の続き
「うぁあッ!!シエスタっ!!出るッ!!!」
ビュクビュクと才人から吐き出された精液は、シエスタの口腔内を満たしていく。
「これふぁ、さいふぉさんのれふね?」
そういったシエスタは、口の中のモノを嚥下していった。
唇の端からこぼれ出る精液が、より一層才人の官能をくすぐった。
「シエスタ・・・もうやめてくれ。」
「いいえ、やめません。才人さんは私のモノです。それに、こっちは嫌がってないみたいですし。」
そう言うと、シエスタは才人のペニスをピンとはじいてみせた。
媚薬が効いているのもあってか才人の逸物は勢いを無くしていなかった。
「私、知ってるんですよね。才人さんとミス・ヴァリエールがしちゃってるとこ。」
「んなっ!!??」
「だから、私にもしてくれないとイヤです。」
そう言うと、シエスタは才人のモノを自分の膣口にあてがった。
サイト*皇女の人、そろそろ一ヶ月なんですけどまだですかね><
ウンコだなウンコ
2週間ぶりにここに来たが・・・・
本当に素晴らしい良スレだな
ここのSS師はここのものだ・・・・ここだけのものだ!!!
445 :
名無し曰く:2006/07/23(日) 10:38:54 ID:FBI2klnP
そういうとシエスタはゆっくりと腰を下ろしてきた。
勿論、才人は縛られたままなので抵抗する事ができない。
「んっっ!はぁ、はぁ・・・入っちゃいましたよ。才人さん。」
ズプズプと淫猥な音を出しながら、才人のペニスはシエスタの中へと埋まっていく。
少し間を置いた後、シエスタは上下に腰を振りはじめた。
「うあぁぁあっ!!シエスタっ!シエスタぁ!!!」
「才人さぁ、んぅぅッ!!はぁ・・・」
「やめてくれっ!シエス、むぐっ。」
才人が言葉を発しようとした時、シエスタは唇を這わせ舌を絡めてきた。
腰を振るのと同時にキスまでしてくれる・・・才人は、もう何も考えられなくなっていた。
「才人さん、私っ!!もう・・イキますっ!イっちゃいますっ!!」
「シエスタっ!!俺も・・・もう限界だぁ!!!」
『ああぁぁぁああぁッ!!!』
才人は白濁液をシエスタの膣にぶちまけた。
そして2人とも甲高い声を出すと、そのままぐったりしてしまった。
「才人さん、んぅぅっ!熱くて・・・多いですよぉ。」
シエスタの体は、絶頂の余韻からかピクピクと痙攣していた。
シエスタは才人の逸物を抜き、縄をといてやった。
サイト*王女の人はきっと間が空きすぎて今更投稿してもいいものだろうか
という葛藤に苛まれてるだけなんだ!
447 :
名無し曰く:2006/07/23(日) 14:30:25 ID:qrqP86ru
才人は身支度を済ませようとした時、とんでもないものを見た。
なんと、自分の逸物に血がこびりついていた。
驚いた才人は、シエスタに目を向けた。するとシエスタは才人の意思を汲みとったのか、笑いながらこういった。
「えへへっ。ばれちゃいました?私が処女だったってこと。」
「『えへへっ』じゃねーよ!俺は・・・シエスタの・・・大事なモンを・・・。」
てっきりリードの仕方からも、才人は処女ではないと思っていたのに。
一気に罪悪感に見舞われてしまった。
「だから、私たち『共犯』です。このことは、ミス・ヴァリエールにも秘密ですよ。
それと・・・定期的に私の部屋にきてくださいね。」
シエスタは笑いながらそう言った。才人はまだへこんだままである。
そんな才人を見ていられなかったのか、シエスタは軽く口づけをした。
とぼとぼと才人は部屋に戻っていった。
448 :
名無し曰く:2006/07/23(日) 14:55:59 ID:qrqP86ru
部屋に帰るとそこは地獄だった・・・
こんな表現しかできないくらいの雰囲気だった。
ベッドには閻魔大王様がいた。否、ルイズだった。
アーモンド形の大きな瞳は太古の時代の呪いの石のごとく俺を睨みつけ、
ことさらゆっくりと言葉を紡ぐ小さな唇は怒気を孕んでめくれ上がり、
薔薇色の頬は毒薬の釜をかき混ぜる魔女の興奮でひきつっていた。
要するに美人を怒らせると、本・・・っっっっ当に恐ろしい形相になると。
「サイト・・・なんで怒ってるかわかってるわよねぇ。説明、してくれる?ううん、サイトが説明したいなら『させてあげる』。」
「それは・・・その・・・」
いつのまにか才人は正座していた。まるで、子犬のように縮こまりながら。
「説明しないわけ?」
「・・・・・・・すいません・・・・・・」
「サイトの─」
「ひぃっ。」
才人は物理的攻撃から身を護る為、うずくまって震えていた。
「バカァァァァァァァ!!!!!」
449 :
名無し曰く:2006/07/23(日) 15:06:55 ID:qrqP86ru
「あうっ。」
精神的防御はしていなかったため、ストレートに才人の心につきささる。
「バカバカバカ!!!スペシャルバカ!ウルトラバカたれッ!!・・・おまけにトンチンカン!」
才人は精神サンドバッグと化していた。心の隅までボロボロにされて半分死んでいた。
「なんで・・・私じゃない・・・のよぉ・・・ぐすっ。」
気がつくとルイズは泣いていた。才人はどうしていいかわからず、オロオロしていた。
「ごっ、ゴメンって。わるかったからさ。」
「許さないわよ・・・こんなことじゃ。」
「じゃぁ、どうしたらいいんだよ?」
涙でグチャグチャになった顔を隠すように才人の胸に飛び込んでこう言った。
「・・・あの女の100倍、私を愛しなさい。そしたら許してあげる。」
才人は返事のかわりに、ルイズの涙をキスで拭った。
ルイズは自分以外の異性としゃべっていることすらゆるさない独占力の強い女だ
つまり、セックルに気づいてたら問答無用でエクスプロージョンしてくる奴だってことさ
それって美人じゃなかったらタダのDQNってことじゃ・・・。
わがまま って言ってやろうぜ
余裕ができればカトレア姐さんの様に寛容になるさ。
そうなれば、本格的に”買い”だな。サイトは青田買い上手
454 :
名無し曰く:2006/07/23(日) 19:18:26 ID:Wj69jZpK
才人は涙を拭ったあと、唇をルイズの唇に移動させた。
最初は触れるようなキス。しかし、どちらともなく舌を差し入れてきた。
吸われ、時には吸い、淫靡な音が結合部分からもれていた。
「んちゅる・・んはぁっ、サイト。こんなので『許した』なんておもわないでよ。」
「えっ!?」
才人は驚愕の声を上げる。目を見開くと、何かをたくらんでいるルイズの顔が映った。
「それなりの罰は受けてもらうわよ。」
そう言って、ルイズは才人を押し倒した。そして才人のズボンを脱がし始めようとベルトに手をかけた。
「ちょ、ルイズ!」
「アンタは手出ししないで!ここでやめてもいいの?」
「ぐっ・・・」
そうしてルイズに押し切られた才人は、なすがままになっていく。
じきに才人のムスコは露出される。そのムスコを、ルイズはギュッっと握った。
「あ、あんたみたいな変態はね、手で触るのも、もったいないわよ!!」
明らかに動揺していた。声は時々裏返るし、掌はシットリと湿っていた。
そしてルイズはおもむろに椅子に座ると、そそり立った才人の逸物を脚でこねくりまわしはじめた。
サイト × カトレアをキボンヌ
カトレア姉さんはデレがないからな…ちいねえさまは病弱だし
アニエスとサイトでお願いします
458 :
名無し曰く:2006/07/23(日) 20:18:07 ID:NxkN5x2X
「うぁぁああぁっ!」
「んふふふっ。いい気味ね。」
ルイズはSっ気たっぷりにそう言った。
脚の裏でしごかれたり、つま先でカリ部分をグリグリしてみたりと才人を攻め立てた。
当の才人も混乱していた。
(なんでこんな侮辱的な格好なのに、こんなに気持ちイイんだ?)
ルイズは才人の顔を見ると、もっと激しく攻めていった。
ガマン汁がルイズのニーソを汚していく。
「こんな格好で感じてるなんて・・・この、変態。」
つま先で裏スジをなぞり、かかとでカリ部分を押し潰す。
ルイズもこのシチュエーションに興奮しているのか、チラチラと覗くショーツには大きなシミができていた。
「うくっ、ルイズ・・・もう、ダメっぽい。」
「こんな格好でイって恥ずかしくないの?んふふっ。」
「そんなこと・・言ったって、あぁぁッ!もう、出るッ!!」
「ひゃんっ!!!」
才人から放出された白濁液は、ソックスの上の方まで飛んでいた。
「まだまだ終わらないわよ。」
そう微笑みながら言ったルイズは、いままでのルイズの中で一番恐ろしかった。
サイト何発出てるんだろ
まぁエロゲーとかでそんなの気にしたら負けっすよね
サイト×モンモランシーとか、ロビン×モンモランシーとかキボン。
カトレア×俺をキボンヌウゥゥゥゥ!!!!
(´・ω・`)知らんがな
いっそ
サイト×ギュージ
それはさすがに・・・
駄文できたから投下していい?まぁダメって言われても投下するけど。
まとめて落とすので割り込みで違うSSは挟まないでください。
批評文句は受け付けますのでトーシロの僕を一流SS作家にしてください。
読者様、私をプロの世界に連れてって(南風)
無駄に前置き長くしてもしかたねぇや。んじゃ投下で
彼は息をするのも忘れ、その感覚に身を任せていた。
そっと唇が離れる。糸となった唾液が名残惜しそうに二人の間をつないだ。
才人は暴走する思考のなか、わずかに残る理性で考えていた。
安宿の二階、壊れた扉はわずかに開き、階下の談話が聞こえている。
しかし、その音も己の鼓動の高鳴りに容易に打ち消されてしまうのだった。
「今宵だけでよいのです。恋人になれと申しているわけではありません。
ただ、抱きしめて、口付けしてくださいまし。愛する、あなたの手で…」
「俺は王子さまにはなれませんよ…」
「誰もそのようなことは、申しておりませんわ。
私はあなただからお願いしているのです」
彼女の目はまっすぐに才人を見つめていた。
そこには迷いも疑いもなく、ただ意志だけかこめられていた。
「知ってるでしょう?僕はこっちの世界の人間じゃない。
こっちの世界にとどまり続けることはできないのです」
「わかっています。ですから、今宵だけでも…」
再び二人の唇は重なり合った。今度は、お互いが貪りあうように
熱い口付けを交わしあう。
この時、才人の頭は真っ白になった。
「姫さまっ!」
彼女の身体をベッドに押し倒しながら、彼は彼女の下を執拗に吸い上げた。
息をしようといったん口を放しても、すぐに彼女の方から唇を合わせてくる。
そして彼は静かに彼女の双丘に指を伸ばした。
「はぁ、うぅん」
指先が少し触れただけで彼女の口からは甘い吐息が漏れる。
「結構感度がいいんですね。少し触っただけで
服の上からでも中心のでっぱりがわかるようになりましたよ」
「あぁ、そのようなことを言わないでください。
これは仕方のないことなのです、あなたの指が触れる度に
私の身体は電撃がかけたように跳ねるのです」
才人はほくそ笑みながらその感覚を楽しんでいた。
しばらく触れるか触れないか瀬戸際に指を這わせていた才人であったが
突然、その立ち上がった乳首に服の上からかじっりついた。
「はっ、はあぁぁぁん。」「もしかして姫さまイっちゃったんですか?
服の上から触っただけでイっちゃうなんて、経験豊富?」
「うぅ、そんなことはありません。
ただ、あなたのことを思うと女としての私が目覚めるのです。
毎夜その疼きを止めようとするうちにこのような身体に…」
そのセリフを聞いた才人は心に何かが満たされるようだった。
おもむろにブラウスの前のボタンを強引に外しその胸を鷲掴みにした。
「うっ、痛い…」
「姫さまが俺のことをそこまで思ってくれてるとは知りませんでした
もう、僕は止まれそうもありません。明日の朝日を二人で眺めましょう」
その時、彼のなかで何かがちぎれた。具体的に言うと桃色とかである。
才人は一気に彼女のスカートを巻き上げるとショーツを横にずらし
彼の剣を彼女に突き立てた。
「ひっ、ひあぁぁぁ」
「うっ、姫さまのなか、まるで初めてのようにきついです」
「正真正銘初めてですっ!はぁっ、まさかこれほどの痛みとは…
もうっ、少しっ、やさしくしてくださいまし」
しかし才人は問答無用に剣で滅多刺しにした。
「うぅ、ひどい。」
しかし、次第に彼女の声も熱を帯びたなめまかしいものにかわっていった。
「姫さま感じているのですか?もしかして、やっぱりこっちのけあり?」
胸を思い切り握られ初めてであそこを滅多刺しにされそれでも彼女は感じていた。
「さいと、さまぁ」
「そろそろ限界です。出しますよ」
「あぁ、私もイってしまう。出してください、私の中に
はっ、はぁぁぁぁぁぁん」
才人の剣にはピンク色の液体がまとわりついていた。
「初めてなのに中出しされてイクなんて、ずいぶん淫乱なんですね」
「あぁ、あなたにそんなことを言われると、身体がまた疼いてしまいます。
月はまだ上ったばかり。今宵だけの宴を楽しみましょう」
彼女はいまだ濡れた才人の剣にかぶりついた。
朝、出会った才人とルイズは寝不足で目に隈を作っていた。
「ねぇ、あなた何してたの?」
「いや、ずっと姫さまの護衛を…」
「嘘つき」
「えっ?」
「私にしか中だししないって言ってたくせに。嘘つき」
「何で知ってるの?」
「私たちが忍び込んだ宿屋の、隣の部屋から声が聞こえてきて
見てみたら扉が少し開いてて、姫さまと才人が…ウッ…」
「おまえ、それ見てよく乱入してこなかったな。」
「しようとしたらアニエスに止められて。
才人私の前で三回も他の女に中だしした。
胸に挟んでもらってた。やっぱし胸が大きい女の子がいいんだ」
「いや、一番はルイ…」
「嘘つきっ!もう犬を一人にさせるもんかっ!
今日は一日中スキンシップの日なんだからっ!」
ただ、背中の剣だけがすべてを見ていた。
はい、終了。お疲れさまでした。俺的体感速度一分です。
前述の通り批評文句受付中です。おもしろくなくてもGJと書いていただくと
やる気が出ます。スルーが一番怖いです。お目汚しすみませんでした。
童貞乙って言われそうな文章
態度が何様なの?
おっと、スルーすればよかった 釣られちゃった
では言わせて貰いましょう。
まず、1レスに入る行数は60行まで。
別に1レスに収める行数はあなたの好きな量にしていいだろうが、参考までに。
加えて言えば、原作のどのくらいなのか地の文で説明して欲しかった。
読み手に読ませない意図があるのなら別だけど、いきなり本文に入っていたので
少しとまどいを覚えた。
「彼」とか「彼女」とか、代名詞使ってたので尚更。
口調だけでキャラを特定するのもいいけど、なるべくなら地の文でそういった注釈つけといた方がベター。
まあ、それもなんらかの意図があるのなら別だけど。
内容に関して言うと個人的な意見が含まれるので控えるけどGJ。
多少エロにリアリティがないというかファンタジーエロというかそんな感じを受けたけど。
まあ、文章を多く書いているうちに筆力はついていくと思いますので、頑張ってください。
それに余計なお世話かもしれんが、前書きと後書きの言葉は選んだ方がいいよ。
親しみやすさよりも馴れ馴れしさの方が目立った。
割り込みなんて良識のある書き手ならまずしないからわざわざ言わなくてもいいよ。
もし万が一割り込まれても、それを許せるくらいの度量があればいいんだから。
あと感想をねだるような発言も控えておいた方がいい。
逆に駄文とかお目汚しとか書くのもよくない。
ただの謙遜のつもりなんだろうけど、それはダメな謙遜だから。
あえて言うならアンリエッタのセリフが説明っぽくて変
でもわざわざ書いた心意気はGJ
エロパロぶらぶらしてるへんな人です。
原作読んだことない私ですがふと眺めて最初におもったことを一つ…
一人称が俺とか僕とかころころ代わるのってなんかの設定なのでしょうか…
いぁ原作がそうなっているなら私はただの勘違い人なのでお気になさらず…
|ミサッ
ふぅ、ありがとうございます。素直な意見をくれて感謝します。
まだまだ修業が足りないことを痛感しました。
まぁ負けず嫌いなのであきらめませんが次の作品はもっとがんばってみたいとおもいます。
>>448-449 ルイズのセリフとか、まんまわたしたちの田村くんの相馬だね(´・ω・)
いやパロってるんだったら別にいいんだけどさ
477 :
名無し曰く:2006/07/24(月) 09:36:28 ID:+UBsm+l5
>>476 参考資料をダチから、メールで貰った。
「こんなカンジのツンデレだったらイイんじゃない?」って。
ここはずいぶん辛辣なインターネッツですね
479 :
名無し曰く:2006/07/24(月) 11:24:08 ID:+UBsm+l5
さぁ、続きを書こうと思うが恒例の反省会といきましょう。
おかしい、ここは変だ、という所をバンバン挙げていってください。
俺が見たかぎりでは特にない……それよりテファ×サイトがよみたいです!!!!!!
481 :
名無し曰く:2006/07/24(月) 12:08:19 ID:Nu1SGRZx
本編をそこまで読んでない。
482 :
名無し曰く:2006/07/24(月) 12:29:40 ID:Nu1SGRZx
>>458の続き
ルイズは脚をどけ、才人の股間に顔をうずめてきた。
まだ媚薬が抜けてないこともあってか、才人の逸物は勢いをなくしていなかった。
「サイト、アンタ今日は私に手を出しちゃダメ!」
ルイズは才人のペニスを握りながらそう言った。
これではヘビの生殺し状態である。才人はいつ暴発してもおかしくないムスコをなだめるのに精一杯だった。
「犬は、黙って言うこと聞いてれば、いいのよ・・・はむっ。」
「うぁっ!」
ルイズはいきなり亀頭を唇ではさんだ。才人は絶え間なく襲い来る快感の波にのまれそうになっていた。
そんな才人をみて、ルイズは喉の奥まで才人を押し込んだ。
「ああぁぁあっ!!ルイズっ!ルイズっ!」
「まだ、まだだめひょ。いひゃせないんふぁから。」
喉の奥で引き絞るように吸いながら、舌を使うことも忘れない。
これも、才人が寝ている間に体得した技だった。
(シエスタ・・・より、うまいかもっ、くぅッ!)
「ルイズッ!もう、出そう・・・」
そんな事を言ったとたん、ルイズは口から逸物を抜いた。
ロック!
>名無し曰く
おかしいとかではないんだが、書くんなら書くでまとめて書いて頂きたいです。
485 :
名無し曰く:2006/07/24(月) 16:25:36 ID:iwXILiG1
みなさんのコメント読んで、続き考えているからネェ。
決してメンドクサイっていうわけじゃないんだけど・・・
少しぐらい神気分味わわせてあげたって良いじゃない!!
誰か6巻の小船書いてくれないかなぁ
誰も来なかったらどうなっていたか とかいうストーリー
個性的な書き手が集まってるスレだなあ。個性的な。
せめて自分の中で完結させてから投下してくれ。
そんな長編にしなくていいから。
サイト「らめぇ」
「ひぎぃ」
完
>名無し曰く
続きキボンヌ。
492 :
r.名無し曰く:2006/07/25(火) 02:11:38 ID:rIaWO07f
需要少ないみたいだけど明日あたり一気にテファ×サイト投下予定。どーかよろしく。
>487
どういう感じ?とにかく甘く決めろと?
クロマティ高校のスレじゃなかったのか・・・
496 :
名無し曰く:2006/07/25(火) 19:17:21 ID:9j/wFlV3
497 :
r.名無し曰く:2006/07/26(水) 01:20:15 ID:DY/iFvpS
テファ続き
「母さん。許してください。私はエルフの地に戻る前に、異人を好きになってしまいました。」
自室にて、母親の形見を抱きながら目を閉じ、テファはそうつぶやいていた。
「女の嗜みと、それに清さを、彼に捧げます。」
そう言うと彼女は部屋をそっと抜け出た。
但し、その手には何も握られてはいない。
外は思ったより月が出ておらず至近距離でないと人を確認できそうにない。その中でサイトは適当な岩に腰掛けていた。
どんな曲だろう。それとも歌?また虚無に関係があるのだろうか。
「デルフを持ってきとくべきだったかな。」
今回はデルフを持ってきていない。音楽を聞くのに武器は要らないと俺のカケラのような芸術の関心がそうさせた。
「先に来てたのね。」目を上げるといつの間にかテファが佇んでいた。
ん?ハープがない。と言うことは...?
「歌を聞かせてくれるのか?」
「....まぁ、ね」
....意味ありげだな。
彼女は俺の隣に腰掛けた。
先に口を開いたのは俺だった
「んで、どんな」
ここで言葉は途切れてしまった。
首にまわされた腕。青い瞳には戸惑った俺の顔が映った。
状況把握中....
え〜と、まず、テファに見つめられてる。あとこの態勢はキスの格好だな....何ですとおっ!
498 :
r.名無し曰く:2006/07/26(水) 01:22:22 ID:DY/iFvpS
まだ状況を把握仕切れていない内に彼女は言葉を放った。
「お願いがあるの。」
「何?」
落ち着いていないのは俺だけではないようだ。彼女の瞳は震えていた。彼女は一呼吸置き、次の言葉を言った
「....私のすべてを奪って。」
―え?
「....あなたの全てが耐えられないの。私が欲してるの。」
―欲しいって?俺を?
「あなたにもっと触れたいの。この肌も。心も。」
―触れたい?
「この唇も、髪も...このみっともない胸でも...全部あなたに上げるから....お願い。私を奪って。」
俺は返す言葉が見つからず沈黙してしまった。
これを否定と捉えたようで彼女は目を伏せた。
「....やっぱり嫌よね。こんな娘。いきなりすごく淫乱な事言うんだもん。」
言葉を続ける。
「あなたがすぐに欲しくなったの。多分すぐにどこかに行ってしまうから。」
―俺は
「私は普通の恋なんてできない。母は愛妾だったけど、きっと王様もその体に惹かれただけ。」
―俺は
「私が母から覚えた男の人への愛は、これしか知らなかったの。」
―俺は
「ごめんね。私の恋と思いはこれでおしまい。あなたと一緒になりたくてこんな夜に呼んじゃった。」
―.....俺は
「ありがとう。少しだけ恋がわかった気がした。それじゃ。」
499 :
r.名無し曰く:2006/07/26(水) 01:25:41 ID:DY/iFvpS
傍を起とうするテファの腕をひっつかむと、俺はテファを押し倒した。馬乗りの形だ。
いきなりの事で今度は彼女が動転ているようだった。
「..ただ、好きって言えばよかったのに。」
「え?」
「そしたら俺も普通に答えてやったのに。」
―衝動が止まらない「俺も好きだテファ。大好きだ。」
そう言うと俺は半ば無理やりにテファの口を塞いだ。舌は彼女の甘い口内で暴れまわり、彼女の呼吸を全て奪う程強く吸い寄せた。
「んんっ!んんーっ!」
これ以上悲しい言葉を紡がせない。この口から。
長く唇を貪った後、俺は顔を離した。月光に照らし出される線は紛れもなく唇を重ねた証だ。
彼女の目は怯えるどころか潤ませていた。
本当に淫乱なのかと心の中で疑えば、ますます俺の本能が頭をもたげる。
「望み通りにしてやるよ。その目も、唇も、胸も、足も、大事なとこも全部俺のもんだ。お前のものじゃない。」
野獣。今俺はけだものなんだ。しかし、罪悪感なんて無い。火をつけたのはテファ、お前なんだ。
500 :
r.名無し曰く:2006/07/26(水) 01:27:56 ID:DY/iFvpS
そう言うと俺はもう一度唇を楽しんだ。本当に甘みを楽しめる口内で、俺の食欲を掻き立てていった。唇の食事を済ませると、俺は手を胸の膨らみに持って行こうとした。
この膨らみ。
ここ数日の悩みの種。
柔らかそうで、ても形は綺麗に整っているようだ。
そして。
問題はそのサイズ。日本で言えば三桁cmは下らないだろう。だんだん激しくなっている彼女の呼吸に合わせ上下しているが形を維持していた。
服の上から二カ所の突起が分かる。ここが頂点と言うのがわかるが実際に拝んでみるのが一番だろう。
「待って、そこだけは!」
触れようとしたその瞬間だった。彼女の手は俺の手を掴んだ。一刻も早く触りたいのにここでおあずけはキツい。つい俺は彼女の顔を見た。
「....触りたいならちょっと待って。服が痛むの。」
そういえば彼女の衣装は母親の形見であり、この状況では外れないようになっている。破りたい衝動にかられたが流石にに酷と思い、思いとどまった。
「準備するからちょっと待って。」
そう言うと彼女は首下のリングを外した。これで服を全て自由に出来るようだ。「....いいわよ...本当に大きいだけの胸だから....。」
許可が降りた。
ついにこの瞬間が来た。
501 :
r.名無し曰く:2006/07/26(水) 01:29:45 ID:DY/iFvpS
少し捲れば剥がせるのだが俺はあえて両手で裾を持った。テファもそこを恥ずかしそうに見据えている。
深呼吸をし、俺は
新緑の布を肌から剥がした。
502 :
r.名無し曰く:2006/07/26(水) 01:33:59 ID:DY/iFvpS
まず上手く改行仕切れず投下。後纏めて投下できずスマソ。次で完結orz
ワッフルワッフル
>>502 GJ!
wktkしながら続き待ってるよー
505 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 02:51:40 ID:RJslX9EZ
パソコン「らめぇ!電源つけしゅぎて頭があついいいい!イっちゃう!熱くてHDの中身全部イっちゃうのおおおおおおおおおお!!」
507 :
名無し曰く:2006/07/26(水) 10:58:41 ID:IBiFFVCC
>>482の続き
「だぁ〜め。私以外でイった罰よ。」
「そ・そんなぁ・・・」
「かわりに・・・私のナカで出さしてあげるから。」
(それって、全く罰になってないんじゃ・・・?)
そんな事を考えつつも、才人はなすがままにされていく。
ルイズが才人にまたがったかと思うと、一気に腰を下ろしてきた。
「んぅ、あぁぁぁッ!はぁ・・・サイトのが、入ってきてるよぉ。」
「ルイズっ!くぅぁッ!キッつ・・・」
しばらくしていなかったせいもあってか、ルイズの膣は痛いほどに締め付けていた。
ルイズはしばらくしたあと、上下に腰を振りはじめた。
「サイトぉッ!もう、もうほかの子とッ、しない?んぁぁッ!!」
「わかったよッ!!あぁっ、ルイズッ!!」
才人も自分から腰を動かし始めていた。
ルイズに答えるかのように。
「ひぁぁぁっ!サイト、動いちゃ、ダメぇぇぇぇ!!!」
「そんなこと、いったって・・・くぁッ!」
2人は狂ったように腰を打ち付けあう。まるで発情したように。
やがて、最後の瞬間が2人におとずれようとしていた。
508 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 18:08:21 ID:1opiJt/J
かさなんて
>>507 もうちょっと描写細かくした方がいい。
キャラが台詞で悲鳴上げてるだけだとあんまオモロないよ。誰にでも書けるってことだしな。
あと、皆の反応見てこの後の展開決めてるってことだったが、
そもそも1レス単位でちまちま投下されると反応自体しにくい。
ルイズとのシーン、シエスタとのシーンって感じで、
せめてシーン一つ一つごとに投下した方が、一気に読めるし反応もしやすい。
っつーか、ぶっちゃけ悪いこと言わんからまとめて書いてから投下しなさいな。
ちまちま投下すんのは難点だらけだよ。本文以外で評価を下げるのはもったいない。
>>509 激しく同意・・・
というかただのキャーワーしか言ってないよね
ルイズという純ツンデレのキャラがまったく立ってません
511 :
r.名無し曰く:2006/07/26(水) 23:08:21 ID:DY/iFvpS
今日投下したとしてもおそらく完結できず。
>>504 すみません。結構完結まで時間かかりそうです。
>>509氏
>>510氏
自分にもコメントを下さいm(_ _)m
コメントがないのがコメント。
スルーされるってのは、思わず感想を書きたくなるほどには引きつけられてないってことだから。
そんなことよりルイズとちいねえさまの姉妹丼希望
514 :
r.名無し曰く:2006/07/27(木) 00:26:23 ID:48U/Esha
>>512氏へ
意見ありがとうございました。その通りだと思います。
そろそろ観察者に戻る頃と思ってました。
....完結だけさせたかった。
>>511 強いて言うなら、テファがテファじゃない・・・
まぁSSなんてキャラ壊れてるけどさ・・・
恥じらいさ?っていうのがないというか
SSなんて書けもしない俺が言うことじゃないっすけどね
がんばってくだしあ
516 :
512:2006/07/27(木) 00:36:34 ID:MnLEDh/7
>>514 いやいや、だからこそ、思わず感想を書きたくなるほどうまくなれっていう励ましよこれ。
下手だから止めろって意味じゃないっつーかそんなこと言う資格誰にもないって。
それに、全然反応なかった訳じゃないしね。
>>504だって続き待っててくれてるじゃないの。
完結させたいならしっかり完結させなさいよ。
自分では謙虚に身を引いたつもりかもしれないけど、客観的には逃げにしか見えんよ、その選択は。
大丈夫、普通は書けば書くほどうまくなるもんだから。遠慮なく書け。
「下手だ」って言われても「なら上手く書いてやるよ」と闘志を燃やすほど熱いエロ心を持ってくれ。
俺も続きを待ってるぞ。
まぁ最初は誰でも上手くいかんもんよ、めげずに頑張れる奴が上達する。
とりあえず
>>345-349の続きマダー? チン(ry
直接的なエロ描写無いけど一番キタのはこれだった俺はなにか外れてるんだろうが
個人的にまともに読めたのは
>>138-のと
>>381-のぐらいかな
それ以外はたいしたことないような気が。
まぁ成長途中の作家が多いんだろうけれど。
>>名無し曰く
いちいち単発で投下せず完結させたストーリーとして投下して
欲しい。正直レスの間にはさまれるとNGにしたくなる。
あとおまいさんだけにいえたことじゃないけど
なんかゼロの使い魔のキャラの名前だけ使った
全く別の人物が出ているように思えてならない。
すごく違和感がある。
細かい表現やしぐさとか、もう少し原作を読んで勉強してほしいな。
519 :
r.名無し曰く:2006/07/27(木) 06:15:21 ID:48U/Esha
>>515氏
確かに自分のテファ感を作っていたと思います。申し訳ありませんでした。
>>516氏
辛辣な意見の中で本当に励まされました。有難うございました。
>>517氏
外れてないと思います(爆
>>518氏
確かに書いていると違和感を感じたり、適切ではないように感じる時がありました。最近は原作流し読みも多かった気がするので本当にその通りだと思います。今度ちゃんと読み込もうと思います。
最後に
自己満足に近い駄文で申し訳ありませんでした。今回の作品だけは完結させ、今後も少しずつ続けていきます。おそらく自分はこのスレでは最低の書き人ですが、いつか職人と認めていただけるまで文才を磨いていきます。
上記諸氏方、本当に有り難うございました(ry
まぁ議論も反省もほどほどにしてエロパロ貼ろうぜ。ここはエロパロスレだろ?
初期の空気が懐かしい…
アンxサイトの続きマダー?
524 :
だれかさん:2006/07/27(木) 17:47:03 ID:APKgMW22
まぁ、気長に待とうじゃないか。
しかし、次はエロ突入なんだよな……あのクオリティでその場面になる事を考えるだけで興奮してくる。
むほっ、一生待ってろw
作者が降臨しねーかな
-――- 、
, ‐'´ \
/ 、 ヽ
|l l /〃 ヽ ヽ} | l ',
\ .ljハ トkハ 从斗j │ ハ
\ l∧}ヾソ V ヾソ ! ! ヽ \
\ __ __ リ.人 v‐┐ /" ト、 ヽ ヽ
{心下ヽ /" >ゝ-'<{ Vl } }
ゝ<}ノ \ (:::::Y Y:::::! ヽヘ { {
7´ ̄ ) )::∨::__::ヽ }::\ \丶、
/ / /ィ'´ヽ:::::::::ノ /:::::::::ヽ ヽ `ヽ
! ≦∠__ノ:::| /ハ::::/ ゝ、:::::::::`、 リ ノ
| .:.:::::::::::l __ヾ\ ≧:::::::::'、ヽ {
l_ .:.:::::::::/ >v' l \::ヾ  ̄::::::::::::::::', }>
ヽ.:::::::::V | ! l∧::::::::::::::::::::::::::::Vリ
i::::::::::::`ドー rL.」 厶::::::::::::::::::::::::::::!
l::::::::::::::j ̄ 7:::::├‐ ト、::::::::::::::::::::::::!
\::::::/ :/::::::::::! !:::`、:::::::::::::::::::!
`/ :/ー‐‐┤ 「¨¨ ヽ::::::::::/
,′ :/ ! ! レ' ´
┴‐┴━━━ゝ-┴
ちいねえ様のを誰かかきなさい!!
一気に雰囲気悪くなったな
530 :
r.名無し曰く:2006/07/28(金) 01:08:06 ID:PMC+6+0l
我ながらやっちゃったなorz
姉妹丼の風潮....?
531 :
どっかのアホ:2006/07/28(金) 01:25:10 ID:c67ps5WV
そんな風潮とは関係なく投下ー。345-349の続きです。
532 :
ご主人様と犬:2006/07/28(金) 01:26:19 ID:c67ps5WV
胸の上に跨ったルイズが、自分に背中を向けるように体勢を変えるのを見上げ、才人は慌てふためいた。
「ちょ、待てよルイズ」
「ダメよサイト、ご主人様に対してそんな言葉使っちゃ」
ルイズは肩越しに振り返り、咎めるように言ってくる。それから、悪戯っぽく唇を吊り上げた。
「少し、教育してあげなくちゃね」
屹立している陰茎に冷たい感触を感じ、才人は口から飛び出しかけた悲鳴を寸でのところで飲み込んだ。
ルイズが自分の男根を握っている。それを理解しただけで、後頭部の辺りに凄まじい熱が集まり、興奮で思考が鈍ってきた。
「また元気になったわね」
こちらに背中を向けたルイズが、からかうような声音で言いながら、才人の亀頭を手の平で撫ぜる。最初は少し強く、次にやや弱く、そして三度目で、力加減は絶妙なものになった。
痛みを感じず、それでいて快感は最高潮という、男なら誰もが夢想するほどの恍惚の愛撫。それを何度も何度も繰り返される。
才人はたまらずに息を荒げた。ルイズのおかしそうな笑いが、耳に響く。
「サイトったら、堪え性がないのね」
「だって、それ、反則だってお前」
喋る言葉も途切れ途切れになってしまう。ルイズはそんな才人の反応を肩越しに見やり、面白がるように目を細めた。
「いいのよ、恥ずかしがらなくて。さっきも言ったでしょう、今夜一晩中、いっぱい可愛がってあげるって」
包み込むような優しい口調に、才人は一瞬、全身の力を抜いて状況に身を委ねかける。しかし、寸前の所で踏みとどまり、頭の片隅に追いやられた理性を無理矢理引っ張り戻した。
安易に快楽に身を投げ出すことができるほど、気楽な状況とは言いがたかった。
確かに、ルイズとは何度もこういう行為に発展しかけた仲ではあるし、何よりも才人自身、ルイズに深い愛情を感じてはいる。だが、だからこそ分かる。この状況は異常だ。
「頼むから待ってくれよルイズ」
必死に懇願すると、ルイズは少し不満げな顔で振り返った。
「どうしたのサイト。ご主人様に慰めてもらうのが嫌なの」
「いや、それはむしろ願ったり叶ったりというか」
「じゃあいいじゃないの」
「でも、お前変だし」
「なにが」
ルイズは心底不思議そうな顔で首を傾げる。どうやら、自分が今いつもとは違う状態にあるということに全く気がついていないらしい。どう説明したものかと苦悩する才人を、ルイズはただただじっと見つめてくるばかり。
そうやって無言で、しかも自分一人だけが陰部を露出したまま見詰め合っているという状況に、何やら急に気恥ずかしさがこみ上げてきて、才人はつい目をそらしてしまう。
するとルイズは、やっぱりね、と言わんばかりの笑顔を浮かべた。
533 :
ご主人様と犬:2006/07/28(金) 01:26:59 ID:c67ps5WV
「サイト」
甘ったるい声で名前を呼びながら、また胸の上でもぞもぞと動き、こちらに向きを変えてくる。そうやって胸の上で動かれると、圧迫される上にルイズの小ぶりな尻の柔らかさをダイレクトに感じてしまって、才人の股間はいよいよ抑えようがないほどいきり立ってくる。
「大丈夫よ」
才人の苦悩を知ってか知らずか、ルイズはまるで怯える子供をなだめる母親のような、慈愛に満ちた笑顔を浮かべて彼の瞳を覗き込んでくる。そんな風に微笑むルイズの顔を見たのは初めてだった。それどころか、想像したことすらなかった。
「怖いことをするんじゃないの。サイトはね、わたしを守るために一生懸命になってくれたから、ご主人様としてご褒美をあげたいと思ってるだけなのよ」
いつものルイズならば絶対に使わないと断言できるほどの、甘い囁き声。
「いや、でもさ」
具体的な反論が思いつかず、才人は口ごもる。
今のルイズはおかしい。いちいち確認するまでもなく異常である。
だが、だからと言ってルイズの誘いを頭ごなしに断ることなど、才人には出来なかった。
たとえ今、ルイズが薬か何かによって思考に異常をきたしているとしても、彼女であることに変わりはない。
いま、才人が一方的にルイズの申し出を拒絶すれば、目の前にいる優しいルイズは深く傷ついてしまうことだろう。
つい先日再会したときにルイズが見せた、痛ましい泣き顔が、才人の脳裏を過ぎる。
もう、ルイズの泣き顔は見たくない。
才人は心の中で深いため息を吐いた。
(でも、一体どうしたらいいんだ)
この場を切り抜ける口実を、才人は必死に考えた。
頑として拒絶することはもちろんできないが、だからと言って受け入れることもできない。
そうやって才人が迷っていると、ルイズは困ったように、あるいは心配するように眉尻を下げた。
「どうしたの、才人。どこか痛いの」
「あ、いや」
才人は言い訳しようとして、止めた。才人を見つめるルイズの瞳は、心底から彼の身を案ずる憂いの色に染まっている。
嘘を吐くことなど、できるはずがなかった。
「あのさ、ルイズ」
「なあに」
「できれば、こういうのは止めてくれないか」
躊躇いながらも、才人は結局そう言った。ルイズは怒りも泣きもせず、ただ静かな瞳で才人の顔を見下ろしてくる。
「嫌なの」
「違う、そうじゃなくて」
実際、嫌な訳ではない。
534 :
ご主人様と犬:2006/07/28(金) 01:28:05 ID:c67ps5WV
「嫌なんじゃなくて、なんていうか、その」
「どうしたの。怒らないから、言ってごらんなさい」
「他に、してほしいことがあるんだ。こういうのじゃなくて」
咄嗟に、そんな言葉が口を突いて出た。ほとんど考えずに言ったにしては、なかなかいい文句ではある。
問題は、ルイズがどう反応するかだ。まさか泣いたりしないよな、と才人はルイズの顔をこわごわと見守る。しかし、ルイズは泣くどころか、この上なく嬉しそうに微笑んでみせた。
「偉いのね、サイト」
何がだろう、と才人が困惑していると、ルイズは上半身を屈ませて、吐息を感じるほどの至近距離まで顔を近づけてきた。
「ご主人様の体のことを気遣ってくれたんでしょう」
「どういう意味だよ」
「そういうことすると、痛かったり汚れたりするからって。気にしなくてもいいのに」
ほんのりと頬を染めて、ルイズが言う。その顔は悶絶しそうになるぐらい魅力的だったが、その前に「お前は一体どこまでやるつもりだったんだ」と才人は問い詰めたくなった。
「でも、大丈夫なの」
「なにがだよ」
「これ、こんな風にしたままで」
ルイズは肩越しに後ろを見やり、こちらに身体を向けたまま、そっと才人の陰茎に手をやる。
「苦しいでしょ」
そんなことを言いながら、またさっきのような絶妙な手つきで撫でさすってくる。心地よい刺激に股間が昂ぶってきて、才人は慌てた。
「ちょ、おま、やめ」
「え」
ルイズが驚いて振り向いた瞬間、才人の陰茎を撫でていた手も同時に動き、手の平が亀頭の表面を強く擦った。
ヤバイ、と思ったときにはもう遅い。我慢していた射精感が一気にこみ上げてきた。抵抗する間もない。胸にルイズを乗せたまま、才人は果てた。
亀頭の先端から飛び出た精液が、重い水音と共にシーツを汚すのが、いちいち見るまでもなく分かる。才人は、目を丸くしているルイズから顔を背けた。あまりの情けなさに、顔を見られることにも羞恥心を感じてしまう。
十数秒ほどの沈黙の後、才人の射精がようやく収まり、陰茎がへなへなと萎み始めるのを見計らったかのようなタイミングで、ルイズがぽつりと呟いた。
「サイトったら、せっかちさんなのね」
才人は泣いた。
535 :
どっかのアホ:2006/07/28(金) 01:28:54 ID:c67ps5WV
今回はここまでで。また機会がありましたらよろしくお願いします。
ちょwwwおまwww
興奮しかけたのに萎えたじゃねーかw
>どっかのアホ
激しくワッフル
ワロスwww
GJ!アンタ最高だw
ktkr!
と思ったらお預けかよっwww
これは、サイトが犬じゃなくて
俺らが犬だな
541 :
名無し曰く:2006/07/28(金) 16:54:10 ID:JP2ddH4z
>>507の続き
「イっ!イっクぅぅぅぅぅッ!」
そう叫んだルイズは体を弓なりにそらせ、ビクビクと痙攣した。
それに応じてアソコも才人を締め付けていった。
「ルイズ!もう、出るッ!」
そういった才人は逸物を抜き去りルイズの肢体へ向け、精液を発射した。
ルイズの下腹部から円を描くように散らばっていた。
しばらくして、ルイズは才人をみてこう言い放った。
「・・・・なんで、ナカで出してくれなかったの?」
「えっ!?・・・いや・・・それは・・・その・・・」
「あのバカ給仕には出したんでしょ?なんで私にはしてくれないのよ?」
「だから・・・それは・・・」
才人は生返事しかできなくなっていた。自分でも何故抜いてしまったのかもわからない。
「私のこと・・・好きじゃないの?」
才人はその言葉で葛藤していた。いうなればもの凄く悩んでいた。
(いや、好きじゃないっていうと嘘になる?・・・し。
でも、ルイズが俺を好きって一度も聞いたこと無いわけであって・・・)
「ねぇ!才人、どうなのよ。」
「いや・・・そもそも確認せずにエッチしちゃったことが悪いんだし・・・
というか、お前は俺を『好き』なのか?」
ルイズは雷に打たれたような衝撃に見舞われた。
才人が自分のことをそう思っていたとは知らなかったからだった。
ただ、飼い主とペットという主従関係だけで成り立っていた。それだけのことだった。
あれだけ昂ぶっていた気持ちはとうに消えうせ、ただただ夜の静寂が身にしみるだけだった。
「・・・・・・・出てって。」
「何で・・・?」
「いいから出てって!!!」
それだけ言い残すとルイズはベッドにもぐりこんだ。
泣いた顔を隠す為に。
542 :
名無し曰く:2006/07/28(金) 16:55:31 ID:JP2ddH4z
才人はシエスタの部屋を借りて、その夜は寝た。
といっても寝つけるはずもなく一晩中考え込んでいた。
(やっぱり俺が悪かったのかなぁ・・・ルイズのいうこと聞かずにヤったときもあるし
そもそも・・・意思を確認してない時点でもう・・・ダメなわけであって・・・・)
このような自問自答が朝方になるまで続いた。でも、結局どうしていいかなんて明確な答えはでなかった。
ルイズも結局才人と同じような事になっていた。
シーツにくるまって、ひたすら泣きながら考えていた。
(なんで私、あんな事いったんだろ?自分で自分がわからなくなってる・・・
どうしたらいいのよ・・・全部、サイトが・・・サイトが・・・ぅぅっ。)
〜翌朝〜
「おっはよう。ルイズ・・って!アンタそのくまはどうしたのよ?」
キュルケが食堂でたずねてきた。ルイズは寝れなかったのかくまができて、ほぼ抜け殻のようになっていた。
「はは〜ん・・・さては、あの使い魔とケンカでもしちゃったのかしら?」
「うっ・・・ケンカなんか・・して・・ない・・グスッ。」
「あ〜・・もう泣かないでよ。ほら。」
キュルケはハンカチを差し出してきた。
これが彼女の精一杯のやさしさなのだろう。ルイズはそのハンカチを受け取って涙を拭いた。
「ほら、ワケを話してごらんなさいよ。」
「・・・実は・・・・」
ルイズは昨日の出来事を全て打ち明けた。
「はぁ、つまりはアンタの『嫉妬心』なのよ。」
「嫉妬なんて・・・」
「してないわけないでしょ!アンタは今そうなのよ。「ほかの子にとられたくない」って思ってるのよ。」
「でも・・・」
「少なくともいまのアンタはそう。さ、早いうちに仲直りしちゃいなさい。」
キュルケは、そう言い残すと足早に去っていった。
543 :
名無し曰く:2006/07/28(金) 16:57:01 ID:JP2ddH4z
の頃、才人はまだ部屋で悩んでいた。
そこへ、誰かがたずねてきた。コンコンとドアがノックされる。
(誰だろ?シエスタは仕事にいっちゃってるし・・・)
そう思ってドアを開けてみた。
そこにはキュルケが立っていた。
「やっぱりここだったのね。」
「お前・・なんでここに?つーか授業は?」
「サボった。」
「サボった・・・って。お前なぁ。」
「大丈夫よ、一日くらい。それよりアンタ。ルイズから大体聞いたけど、なにやってんのよ。」
「そんなこと・・・いわれても。」
才人は口ごもる。結局一晩考えても、答えは出なかったのだ。
とっさに答えられるものではない。
「ルイズ。泣いてたわよ。」
才人は衝撃を受けた。頭の中で、グルグルとやってきたことがよみがえっていく。
「だからさ、アンタには少し知ってもらおうと思ってね。」
そう言ったキュルケは舌をぺロッと出して、才人にしだれかかってきた。
「ちょ!キュルケ!何を!!」
「いいから、ちょっと私の相手をしなさい。」
そういって、キュルケは才人に唇を合わせた。
そして、そのままベッドへ倒れこんでいった。
544 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 17:29:27 ID:m81E6z28
才人元気だなーおい
545 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 17:49:57 ID:ZWrsOGeX
だんだんウザくなってきた
546 :
r.名無し曰く:2006/07/28(金) 18:47:51 ID:PMC+6+0l
少し控えていよう....
ゼロって♂と♀の比率悪いんかな....
547 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 19:05:46 ID:UAC27bTn
このSS書いてる奴、原作読んだのか?
オリジナルのキャラになってるよ^^;;;
548 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 19:22:05 ID:rNoEzVBm
作家気取りの素人がSSでオナニーするスレでなに言ってんだオマエ。
気に入らないなら読むなよ。
>>名無し曰くID:JP2ddH4z
おい、おまえだよおまえ。ぶっちゃけつまんねーし何よりうぜぇ
>>518の言うとおりじゃねーか
550 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 21:03:30 ID:rNoEzVBm
だから気に入らねーなら読むなよ、馬鹿なのか?w
もうちょっと言い方があるだろ。
発展途上ということにしておいてやろうぜ
もっともこのクオリティがいつまでも続くなら別だが
553 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 23:57:30 ID:4rjJ5bNf
はぁ? 何様ですか? なんでオマエは上から物言ってんだよ。
夏厨さまさま
おまいらもちつけ
/\⌒ヽペタン
/ /⌒)ノ ペタン
∧_∧ \ (( ∧_∧
(; ´Д`))' ))(・∀・ ;)
/ ⌒ノ ( ⌒ヽ⊂⌒ヽ
.(O ノ ) ̄ ̄ ̄()__ )
)_)_) (;;;;;;;;;;;;;;;;;;;)(_(
夏のせいにして裸になろうぜ!みんなよぉ!
まあここは一つ、温かい目で見守るっていうのはどうかね?
妙な雰囲気作って職人さんが投下しずらくなるのもアレだし、若い芽をあえて摘み取ることもないでしょう。
今後の成長に期待大、であります。
558 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 02:15:37 ID:4XG6FC96
テファ×サイトをキボンヌ(・∀・)
559 :
r.名無し曰く:2006/07/29(土) 07:02:50 ID:PtRW2+nK
...
>>557(/_;)ホロリ
テファ×サイ書き上げよっと。
マターリ
561 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 08:24:44 ID:SqDp4Spo
保守
偉そうなこというやつがいるこんなスレに職人が投下するかねえ
出来がよければ黙るよ、多分。
ハァ?
何様?
じゃ自分で書いて投下しろよ
誰もお前のために投下してるんじゃねぞ、屑が!
捕縛された翌日の晩、フーケの押し込められている座敷牢を訪れるひとりの男がいた。
「やぁ、ミス・ロングビル…いやさ、土くれのフーケ。ご気分はいかがですかね?」
この中年の男は確かここの教師で、コルベールとかいったはずだ。
「こんな処に閉じ込められたわたしを笑いにでもきたのかしら?」
「まさか。ここは問題を起した生徒を入れるための場所で、
居心地はそれほど悪くない筈ですぞ」
男はやれやれ、といった仕草で一笑に付したあと、徐に小脇に抱えていた箱を取り出した。
「貴女は明日、チェルノボーグの監獄へ移送されるそうです。
なので私が意趣返しをするチャンスが今宵限りなワケなんですよ」
動揺する表情を読まれないよう、顔を僅かに伏せて聞き返す。
「意趣返しって、わたしを拷問にでもかけようっていうの?」
男はさも心外とばかりに大きく首を振ってわたしの言葉を訂正して見せた。
「私の発明品、愉快なヘビくんEXの被験者になってもらうだけですよ。
私の支持者である、さる使い魔くんがヒントを与えてくれましてね。
女性を喜ばす道具としてこのヘビくんが絶大なる威力を発揮するのだと」
わたしはこの日の出来事を忘れる事ができない。
日付が変わるまでの数時間、わたしは道具に蹂躙され尽された。
そして夜明けまでこの男に抱かれた。
優しく、激しく、機械ではない人の温もりにわたしは溺れたのだった。
アルビオンへ渡った今でも思い出す。
あの男に再び会うのをわたしは楽しみにしているのも本当なのだ。
566 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 22:59:47 ID:oGK4vO8E
Gj
それにしてもこのスレにはとても21才以上とは
思えない言動をする奴が居るな。
まさかこのスレでコルベール先生とヘビくんが出るとはおもわなんだw
569 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 23:48:06 ID:oGK4vO8E
570 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 23:53:41 ID:bwkhJG0/
スルー出来ない21歳以上の方がガキじゃね?w
>>568 世の奥様方に大人気。コルベール印、夜のヘビくん。
「先生! それ、素晴らしいですよ! それは『バイブ』です!」
才人は思わず立ち上がって、叫んだ。教室中の視線が一斉に注がれる。
「ばいぶ?」
コルベールはきょとんとして、才人を見つめた。
「そうです。俺たちの世界じゃ、それを使ってさっき先生が言った通りのことをしてるんです」
書き込んでから思ったけど、これだと時系列がおかしくなるな。
>>570お前も俺もな。
ところでテファのパイズリ&フェラはまだかな?
ウザイから黙ってろ
575 :
r.名無し曰く:2006/07/30(日) 09:57:17 ID:C+ExT5wR
>>501以来
―綺麗だ。
思わず声が出そうになった。が、テファに止められていた言葉なのでなんとか飲み込む。
ただ大きいだけじゃない。細身の体から信じられないほど隆起した曲線は割になめらかで、俗に言うロケットおっぱいの逆にあたるだろう。
月光のせいもあると思うが、彼女の肌の色は白ではない。
白銀。
それほど光に映えていた。腕の肌などと比べると尚白く、今まで殆ど外気に晒していない、大切にしてきた部分だと言うことを物語っている。
馬乗りの俺の態勢から見ると形は綺麗な円に見える。ここにも月があるみたいだ。
その丁度中心にはさくらんぼの種程も無い突起物がそれぞれ一つ。それをとりまくリングはその二倍の直径にも満たないようだった。巨乳は乳輪が大きいとも聞くが、ならやはり彼女は例外となるだろう。
色は白みの残る桃色のようで、只でさえ白みのある桃色が更に白いのだ。絶対に汚すべきではない。
....使っていったら黒くなっちゃうかなぁ....。
少し頭の中でそんな事を考えた。自分のせいでこんなにも美しいコントラストを損ねてしまったら最低だと思う。
因みに、黒くなる程使っていくという考え事体問題なのだがサイトは気づいていない。
576 :
r.名無し曰く:2006/07/30(日) 10:00:24 ID:C+ExT5wR
手を触れようとした時。テファの表情を見てみると目を瞑り、何かを耐えているようだった。
「やっぱり他人に触られるんだもんなぁ。」
両手を口元に持ってきているのはなんとも少女のようで可愛いのだが、このままでは可哀相だ。
「ふう。」
一息着くとサイトは上着を脱ぎ捨て、テファに軽い口づけをした。
「....え?」
恐る恐る目を開けた。
「これでまた同じ。」
「.....。」
意味を理解したか、テファはゆっくり頷いた。
「....あの、私自分でもあまり触った事がないの。何か変な気分になっちゃって。」
性に疎かったのか、この様子では自慰すらしてないのかも知れないとサイトは思った。
「俺がどうにかするよ。」
自分にも経験はないのだが、日々の鍛錬のせいもあり、自信がついていた。とりあえずこの少女より知識は豊富だろう。
何度か中断したファーストコンタクトの瞬間が遂に訪れた。
577 :
r.名無し曰く:2006/07/30(日) 10:03:13 ID:C+ExT5wR
サイトの経験が足りなかったか、乳房をもみしだくことしかできない。それでも「...やん。やっ...。」
と、時折声をあげている。どうやら胸全て性感帯らしい。ふいにサイトが人差し指で突起に触れたときだった。
「....んんっ!」
一際強い反応。どうやら弱点はここのようだ。次に口へ含むと、舌で弄ぶ度に硬さを増し、はっきりとした突起になってきた。軽く甘咬みしてみると
「..はあぁぁぁっ!」
彼女が痙攣した。俺を弾き飛ばそうとする位体が弓なりになり、それが終わると少し魂の抜けたような眼になった。勿論、この行動にサイトは免疫などない。
「だ、大丈夫?」
「......うん」
目はトロンとしているが、口のまわりが唾液で光り、半開きになっているのを見て、また唇を貪った。今では彼女も当然のように受け入れ、拙い舌の動きで返す。
「....死んじゃうかと思った。...私、はしたない?」
「ううん。スッゴく可愛い。」
「.......。」
褒め言葉にとことん弱いようだ。彼女を喜ばせるのもいいのだが....
頼む。そろそろ俺も限界。
股間がそう主張していた。よく頑張り暴発は避けたもののこのままでは爆発しかねない。
この胸を使わない手はないだろ。
獣の俺がそういった。
「あの...頼みがある」
俺の息は荒い。
「...どうしたの?」
「コイツが我慢できない。」
おもむろにに股間のチャックを下げ、自分のその、爆発寸前のものを取り出した。
「きゃっ!」
やはり目の前の物には縁がないのか、恐る恐るの反応。
「少ししごいてくれるだけでいいんだ。」
直球で言ったが俺の理性は危ない。
「頼む!早く...」
少し間を置くとテファが口を開いた
「じゃあ....立って」
俺は只手でしごいて欲しかっただけなんだが...?
サイトがテファの上から退いて立つとテファは跪くような態勢をとった。
「....しごくのよね?」
「?」
「え....と、こういう事よね。」
真っ直ぐサイトのモノを見据えるとテファは自分の胸を持ち上げ、それを挟み込んだ。
「え、ちょっと!?」
「母はこうしていたわ。王様に言われたときに、これが一番愛を感じるって。」
「そ、そうなんだ。」
おもわず受け答えてしまった。
どんな教育をしたのか気になるが、覗いたとすれば仕方がないだろう。
少しだけ感謝します。テファのお母さん。
578 :
r.名無し曰く:2006/07/30(日) 10:06:36 ID:C+ExT5wR
スマソ。今これだけしか書けず。必ず完結させるのでお付き合い願いますorz
ktKr
wktk
作品の投下を待ち兼ねている人に配慮しているのかもしれないけど、前に他の方が言っていたように一度にまとめて投下してくれたほうが読みやすいし、感想も書きやすいから出来れば書き終えてから、それか一区切りごとに投下してほしいかな。
焦って投下するより十分に推敲した作品のほうが読みごたえも有ると思うし。
辛口評価も有ると思うけど、それはあなたの成長を期待しているが故。
ガンガレw
偉そうなこと言ってスマソ
m(__)m
なんでシロートがそこまでするんだよ
アホ
583 :
名無し曰く:2006/07/30(日) 13:34:33 ID:BgySoo7i
評価ばかりして、結局自分はなにもしない・・・これほど愚かなことはないだろう。
>>580のようなアドバイスならともかく、
>>581のような無神経な発言には、本当にイライラする。
自分に文才が無いからって人に当たらないで欲しい。
ムカつく・・・と思ってもらってもかまわないが、こちらはやるコトやって言ってるんだから、
そのような人には、発言権はないだろう。
・・・ちなみに、例えばの話だから。
気にしなくていいよ。
>>581
コレは良い自演ですねw
笑ったww
586 :
r.名無し曰く→最低の職人:2006/07/30(日) 14:29:53 ID:C+ExT5wR
>>586 その改名は止めときなさいよ。
「出来が悪いの上げるけど最低の職人だから許してね」と媚売ってるように見える。
謙虚と卑屈は似て非なるものですよ。
588 :
H.N無し:2006/07/30(日) 14:51:58 ID:C+ExT5wR
>>587 面目無い....m(_ _)m
そんなつもりじゃなかったんだが...
変更→H.N無し
まあ俺も他のエロパロスレでコテハン持ってるが叩かれたことはないぞ……
名無しだろうがコテハンだろうが、イタイ奴は叩かれる
>>581 まあ確かに、無償で読ませて貰っているのに職人さんに物言うのは失礼かもしれない。
それでも、自分の発言で少しでもH.N無し氏の役にたつことができるのであれば・・・
と思い、差し出がましいことではあるがアドバイスさせていただいたまで。
>>H.N無し氏
改名、もしや自分の軽率な発言が原因かな。(-.-;)
スマンかった。m(__)m
個人的な欲望を押し付けるのはアドバイスって言わねーよw
>>592 頭悪いな。あと文末にwとかつけるな余計頭悪く見えるぞ
人のアドバイスにケチつけるなら、まずは自分がまともなアドバイスを送ってみてくれ
必死だな( ´,_ゝ`)プッ
痛いとこ突かれて「じゃあオマエやってみろよ」って、小学生かよw
595 :
H.N無し:2006/07/30(日) 18:36:45 ID:C+ExT5wR
>>591 注釈、注意していただけるだけで感謝です。
>>587は正論でした。応援ありがとうございます!b
ぶっちゃけ原作って、まぶらほ、精魂並にクソだな。
クロスで最低モノ生まれるのも頷ける。
597 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 20:26:00 ID:A1AwngZT
age
バスト・レヴォリューション
胸 革 命
599 :
名無し曰く:2006/07/31(月) 09:38:19 ID:fdOoCvsn
まったり
消・え・ろ・! 消・え・ろ・!
こういうときは…
バスト・レヴォリューション
胸 革 命
でもして落ち着こうぜ!
どうやるんだ?
ただ書き込むだけ
おっぱい おっぱいのAAでもよし
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
⊂彡
こ……こうか?
いや、ウザいって。
目が醒めたキュルケは自分が薄暗い牢獄のような部屋にいる事に気がついた。
いや、むしろ石壁に打ち付けられた手鎖によって吊るされている、のが正しい状態だった。
「なっ、なんであたしがこんなところに…??」
身につけているのはいつもの寝巻き。大胆なそれは男を誘惑するためのような代物。
キュルケとしては自分に相応しいから、という理由に過ぎないのだが。
薄暗い室内は、ひんやりとして湿り気を帯びて少し澱んだ空気が流れていた。
僅かに風を感じるのはどこかに出口か通風孔が開いているからか。
まだ少し朦朧とした頭でそんな事を考えていると、古びてはいるが見るからに頑丈で
重厚な扉が嫌な音を立てて開いた。
「やぁ、ミス・ツェルプストー。やっとお目覚めのようだね」
いつもの調子でコルベールが挨拶をする。
「あたしをっ、こんなことして、どうしようっていうのっ!?」
吊るされているとはいえ、足は床に届いている。
石畳の冷たさも忘れて叫ぶキュルケだが、手鎖のせいで詰め寄るのもままならず、
鎖の耳障りな音が響くだけだった。
「こんなこと?」
コルベールは本当に不思議そうに、首を僅かに傾げてみせた。
それは生徒を相手する時の自然な仕草と何ら変わりない。
「教師に反抗する生徒に、簡単なお仕置きをしようとしているだけだよ?
何、君がいつもしているようなコトを、私が君にするだけ」
いつも教室で生徒の質問に答える口調。
石壁に響くコルベールの声は、聞きなれたそれとは違うものだった。
「私も昔はやんちゃをしていてね、もっと直接的なコトもしていたものだが…
まぁ、今からの記憶は後で消してあげるから、思う存分楽しんでくれたまえ」
徐に懐に入れていた筒状の道具を取り出すコルベール。
それはかつてキュルケが“妙なカラクリ”と呼んだ物に酷似していた。
彼女は自身の火遊びが、児戯に均しいことだと知るのはすぐのことである。
寸止めかーーーーーーーー!!
・・・・・・・今某メイドのSS書いてるんだが、近日(早ければ明日)投下する!!
もちろん全部書き上げて!!
所詮自分も夏房さ のジゼルヅグドゥより、煩悩を込めて。
>>608 ガンバレ \(^o^)/ 超ガンバレ
正直つまらん
オナニストのジゼルってまだいたんだw
鬼畜コルベールとはまた新鮮な。
そのうちタバサも餌食になりそうだな
613 :
H.N無し:2006/08/01(火) 07:17:52 ID:tvj6YvJF
ん?L様の部下Zって....
〇〇〇〇グドゥなら.....
中間管理職頑張って下さい。
(意味不明の方もいると思いますがすみません)m(_ _)m
>>129 だらだら低脳丸出しの脳味噌腐った言い訳して
チンカス以下のゴミ絵貼ってんじゃねーよグズ
>614
はいはいワロスワr(ry
616 :
名無し曰く:2006/08/01(火) 10:04:49 ID:h+rsRN45
>>614 そんなに気に食わないのに、なんでここにいるんだよ。
思考回路がイマイチよめん。
それと、近日中に大量に投下するんでその辺よろしく。
せめて、原作以上に読める物を投下しろよ
期待してまつ
ルイズ&悠二
シャナ&サイト
のエロパロを是非
620 :
H.N無し:2006/08/01(火) 16:37:30 ID:tvj6YvJF
すごい希望ですね...
本当にパロ...
クロスオーバーとオリキャラと//みたいな記号は鬼門だぞ
今更だが、設定的な話をすると、
ティファの父は王様ではなくその弟(大公)だったと思うんだが
623 :
H.N無し:2006/08/01(火) 22:09:44 ID:tvj6YvJF
うん。
....すみませんでした(T_T)
何か違ったなって感じはあったのですがノリで....
本当にすみません
m(_ _)m
まぁドンマイ。
大筋に関係ないし、一応突っ込んでみただけだから。
いい加減sageろよ夏厨
626 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 16:07:26 ID:qr/zkFh7
sage
627 :
名無し曰く:2006/08/02(水) 18:02:14 ID:8bsFufmf
>>543の続き
半ば押し倒された才人はキュルケになすがままになっていた。
だが、一抹の不安を才人は抱いていた。
(何かが・・・何かが、違う・・・?前にも、こんな事があったような・・・)
才人は必死になって記憶の引き出しの中を探っていった。
そして、ようやくその違和感のもととなるものを見つけた。
(そうだ、シエスタとした時だ・・・)
ルイズとするときよりも、何故か気持ちが昂ぶらない。
そして、頭の中で思案してキュルケの肩を軽く突き放した。
そんな才人を見て、キュルケは言葉を発した。
「わかった?むなしいだけでしょ?自分の本当のキモチに従ったほうがいいわよ。」
「そうだな・・・もしかして、それを伝える為にこんなことを・・・?」
「さぁ?どうかしらね。ささ、自分にできることをやってきなさい。」
そういってキュルケは才人に促した。
「あぁ、ありがとな。」
そういい残し、才人は乱暴にドアを開けて飛び出していった。
向かう先はルイズの部屋。
628 :
名無し曰く:2006/08/02(水) 18:02:47 ID:8bsFufmf
「ルイズ、居るか?」
ルイズの部屋の前で、そう問いかけてみた。
心配になった才人は返事が無いのでそっとドアに耳を近づけていった。
すると部屋の中からすすり泣く声が聞こえてきた。
才人はいてもたってもいられなくなった。カギがかかってるドアを強引にこじ開け、部屋へはいっていった。
ルイズはシーツにくるまって泣いていた。シーツの所々に涙の痕がついていた。よほど泣いたのだろう。
そんなルイズを、才人はいとおしいと思った。
そしてシーツをどけ、ルイズと向き合った。
「・・・・なによ・・・アンタなんか・・アンタ・・なんか・・・」
最後の方は言葉になってなかった。そんなルイズの頭を才人は撫でながらこういった。
「ゴメン、ルイズ。ほんとにゴメンよ。そもそもルイズの意思を無視してた俺が悪かったし、でもな・・・コレだけは言っとく。」
そして、決定的な言葉を言った。
「ルイズ。お前が好きだ。使い魔としてじゃなくて、一人の女として。」
それを言われたルイズは、ハッっとなって才人に言い返した。
「私なんかがいいの?キュルケみたいに胸大きくないし、あのメイドより素直じゃないし・・・・」
「そんなの関係ない。お前はお前だろ?」
そんなことを言ってみるが、ルイズは暴走し始める。
才人の胸倉を掴みながら一気に言葉をまくし立てた。
629 :
名無し曰く:2006/08/02(水) 18:08:36 ID:8bsFufmf
「わっけわかんないわよ!?なんでよりによってこの私なのよ!?
他にも私より、キレイで可愛くて胸あって性格もいい女、たくさんいるじゃないの!」
「ゲホッ・・ル・・イズ・・・落ち着いて。」
「私は落ち着いてるわよ!!」
たった今、告白されたとは思えない光景だった。
一気に喋って酸欠になったのか、ふらふらと才人に倒れこんできた。
しばらくして才人はルイズにこう言った。
「頭冷えたか?俺がなんでルイズを好きかって?それはな、お前にはお前にしかない魅力があるからだよ。」
「そんな・・・こんな貧相な体のどこがいいのよ。」
「体とかそうゆう問題じゃねぇんだよ。俺はルイズが好き。それだけで十分だろ?」
「でも・・・可愛くないでしょ?こんな性格。」
「だーかーらー、いいんだよ。俺はお前が好きなんだから。
みんなの前じゃピシッとしてカッコいいけど、俺の前じゃ可愛いし。」
「別に、可愛く・・・なんて・・・」
そして、ルイズを抱きしめると耳元でこう囁いた。
「可愛いって。俺がそう思うんだから。」
「む、むぅ・・・」
ルイズは才人の瞳を見つめると、意を決したように言葉を紡ぎだした。
「私は・・・なんていっていいかわかんない。なんか、色恋沙汰になると、どうしていいかわかんなくなるほど恥ずかしくなるのよ。」
才人は黙ってルイズの言葉を聞いていた。
必死になって話しているルイズの声を、より深くききたかったからかもしれない。
「だから・・・あんなささいなことで怒っちゃったんだと思う。
でも!こうやって会いに来てくれた。」
630 :
名無し曰く:2006/08/02(水) 18:10:15 ID:8bsFufmf
えへへっ、っと顔をゆるゆると緩ませて笑った。
そして2人は見つめあって顔を互いに近づけていった。
やわらかなキス。2人にとってそれは大きなモノだった。
そして、どちらともなく舌を差し入れてきた。情熱的なキス。まるで互いの愛を確かめるような。
「ん、んぅっ・・・」
才人の舌はルイズの舌を絡めとって、複雑な動きを始めていく
うねるような動きはルイズにとって快感そのものだった。
しばらくして唇を離して、会話ができるようにしてやる。
「んはぁ・・はぁ。」
ルイズは、唇の端から零れ落ちる唾液を拭おうともせずにぼうっとしている。
目は潤んでおり、頬は上気していた。
「ルイズ。キスだけでそんなに声出すの反則だろ。」
才人の剛直は限界まで張り詰めていた。
そしていつものように愛撫を開始する。
胸をいじりながら、秘所を触ることも忘れない。
そして、割れ目に指を挿入していった。
「んぁぁっ!サイト、そこは・・ダメ・・・」
恥ずかしがるルイズを見て、才人はいやらしい笑みを浮かべた。
ルイズの二枚貝に指を二本挿しいれ、そのまま横に開いた。
「やぁぁっ!そんな恥ずかしいことはっ!」
「じゃぁ、何?この溢れ出てくる液体は?本当にイヤならやめるけど?」
「あぅ・・・サイトのイジワル。」
自分でもワケがわからなかった。
恥ずかしいと思えば思うほど、秘所からの蜜は増えるばかり。
そんなルイズの変化を感じ取ったのか、才人はルイズにこういった。
631 :
名無し曰く:2006/08/02(水) 18:10:45 ID:8bsFufmf
「ルイズってさ、実はMだったりする?」
「わ、わわ私がM!?」
「うん。そうじゃなきゃ、こんな恥ずかしいカッコで感じるはずないし。」
ルイズはそういいつつも蜜はとまらない。
言葉責めでもかなり感じているようだ。開いていた指が閉じていくぐらい強く締め付けてきた。
「ルイズ。本格的にやっていい?」
半ば意識が飛んでいたルイズには、その意味がわからなかった。
そして才人は人差し指と中指を鉤状に曲げ、ルイズのなかに侵入させた。
「ふぁぁぁん!!」
顎を反らしてルイズは高々と叫んだ。しかしそれで終わるほど才人は甘くなかった。
中で鉤状に曲げた指をひらいてみたり、前後させてざらついたトコをひっかいてみるなどしてルイズを責めたてていく。
「もう・・サイトっ!限界よッ!!あぁぁっ、変になるゥゥ!!」
「いいんだよ。変になっちゃえ!」
才人はそういって思いきりルイズの最奥を突いた。
それが決定打となったのか、ルイズは声を張り上げて体を反らした。
ときおり、ピクピクと波打つ体が快感の大きさを物語っていた。
「限界だっていってるのに。バカ。」
「ゴメンよルイズ。まさかあそこまでいくとは・・・」
才人は快感が抜けきらないルイズの姫穴に自分をあてがった。
先っぽで花弁をいじくりまわして蜜をまんべんなくぬっていった。
そして、体重をかけいっきに貫いていった。
「バカぁ!誰が、んぅっ、いれて、んぁぁ、いいって、いったのよぉ。はぁん!」
「そうか?いつでもドウゾってカンジだったけど?」
憎まれ口を叩きながらも自分を受け入れてくれるルイズを、才人はいとおしいと思った。
そして、やっとルイズのいちばん奥まで才人は侵入した。
乙ううぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!
せめて三点リーダーと中点の区別つけて、文章の禁則覚えてからSS書け
正直、ゼロヒロインズの中で、一番ルイズが鬱陶しい。
あれは貴族と平民の溝を強調するキャラ設定だと解釈しているが、
彼女の「素直になれない」ツンデレっぷりは常軌を逸してると思う。
ルイズに比べれば、まだ変態マルコリヌのが可愛く見えるよ。
635 :
H.N無し:2006/08/03(木) 01:11:11 ID:yGP7C2RV
王道カップリング
参考にさせて頂きましたm(_ _)m
ろくな感想もねーのかよ
ま、良い人ぶって無難なレスしときゃ、自分の時も叩かれないしな
>>627 GJ!ルイズに萌えました。
僕は貴方を応援してまつ。
そろそろ姫様モノ、キボンヌ。ルイズとの3Pで(;´Д`)
639 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 15:32:09 ID:f6aFm1MQ
(;´Д`)
↑こんな顔文字超久しぶりに見たな
そうか?俺はしょっちゅうメールするときに使うが。
641 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 20:19:47 ID:f6aFm1MQ
相手にキモイって思われてそうだな
うん。よく言われる。
643 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 21:39:20 ID:xPmFKndI
つーかアニメ化に続いてゲーム化かよ、
抜け目ないな
若返り薬を飲んだミセス・シュヴルーズがサイトを食べちゃう話書いてるんだけど、
そういうのって需要あるかな
書く人も居れば必要とする人もいると思う。
しかし俺はシュバルーズの顔を知らない…orz
646 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 13:40:56 ID:9KlJ6eZs
シュヴルーズって誰?
多分、土の系統のメイジ(教師、一巻から登場)だったかと…
ルイズに「おや、変わった使い魔を召喚しましたね、ミス・ヴァリエール」とか言ってたやつ、または
ルイズに錬金の呪文を唱えさせ、もろ爆発に巻き込まれ気絶してたやつ。
648 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 13:54:55 ID:9KlJ6eZs
一回出てきて気絶して錬金術が苦手になったばあさんか
アンリエッタのエロまだー?
ウェールズに連れてかれる展開で。
アンリエッタが才人を無理矢理…な話キボン
押したおしたあと
「今だけは… ルイズのことを忘れたサイトでいて…」
この台詞が似合うの誰だろ
アンリエッタ
アンリエッタだな
タバサ。
…は、億一本気になったとしても、そんな台詞は言わないか。
トリスティンが戦争で滅んで、
戦犯としてアンリエッタが蛮族に永遠に謝罪と賠償を要求される話がみたい。
または戦争で魔法学院が占拠され、全メイズが無力化されたあげく、
女子生徒の残っていた女子寮がそのまま兵隊の性欲処理施設になっちまうようなそんな話がみたひ。
そこまで構想がまとまってるなら書けばいいと思うよ。
このスレ、読み手の多さに反して書き手が少ないから、
あんまり出来がよくない作品でも投下しただけで神扱いですよ。今が買いって奴だね。
エロ絵とかエロ小説でも、自分で書いてチンコ勃つヤツっているの?
まぁ、自分にはSS書く能力が無いわけだけど。
>>657 逆逆。自分で書きながらチンコ勃たないようじゃ、その小説はあんまりエロいとは言えない。
少なくとも、自分で書いてて勃つとしたら、自分と同じような感性の人間にはウける訳ですよ。
まあ、チンコ勃たせながらエロSS書いてる自分の姿を想像するとへこむけどな!
そいつは、どっからどうみても変態です
本当に(ry
…少なくとも、俺は無理だな。
自分で書いたものが恥ずかしくて、後で絶対読み返せないタイプなんで。
おとなしくチンコ出したままアンリエッタの人を待ち続けまー
チラ裏だなぁ
才人が惚れ薬を飲んでしまった
「ルイズ、好き、大好き、愛してる、好き好き」
「う、う〜・・・」
「世界で誰よりもルイズを愛すよ、好き好き好き好き大好き」
「す、すすす、好き好きうるさーい!」
「ルイズは俺のこと好き?」
「わ、わわ、私は別になんとも思ってないわよ!
あんたが好きだろうがなんだろうが関係ないもんね!」
「関係ないんだ、じゃあ好きにするね」
「え、えええ!?ちょ、や、はうー」
完
>>661 やべえ、これはこれでいい気がしてきたw
っつーか才人が積極的になればルイズってかなりアッサリ落ちる気がするな。
特に投稿無いし。ゼロの使い魔ってアニメ化したのに認知度低いのな。
ハルヒの時は…ハルヒのが異常なんだろうが、怒濤の投稿ラッシュだったんだが。
ハルヒは北海道とか地方でもやってたし
VIPの1位計画とかで有名だった
札幌でゼロ使いやってないもの
>>664 そんなド田舎で放送しようがしまいが、大して変わらんと思う
>>665 北海道道民を敵に回した664さんいらっしゃい北の国へ。
ところでおたく、氷点下30度はお好き?
・・・どっちがSでどっちがM?
これ、魔法世界は実は植物状態のサイトが見る夢だったって某長寿アニメの最終話的なオチは無し?
ゼロ戦に乗って東方を目指して目を覚ますと。
鬱全開の最終回だったら最高なんだが。
クチュクチュと淫靡な音を立てつつ、シエスタは才人の巨大な剛直をいとおしそう
に舐めている。
今は授業中。真面目なルイズはお勉強中、なりゆきとはいえ二人っきりでルイズ
の部屋にいる。しかもルイズのベットに腰掛け裸のシエスタにフェラチオをさせてい
る。才人は後ろめたさでいっぱいだった。
「なあ、シエスタやっぱりまずいよ」
「サイトさん気持ちよくないですか? 」
「いやそうじゃなくて……」
と言いつつも才人はあまりの気持ちよさに昇天寸前であった。そして40センチ
以上はある剛直をますます硬くしていた。
「ななななななななにやってんのよー」
才人が振り向くとそこには般若の顔をした悪魔が立っていた。
「ちがうんだこれには訳が……。うっ」
と言い訳をしている最中に才人は昇天してしまった。シエスタの清楚な顔には
大量の白濁液がぶちまけられこの上もなく官能的な姿であった。
「いいい犬のブンザイで……。むむ鞭でお仕置きなんて生やさしいことはしないはよ、
ああ、だらしのない犬にはこれをやっておくべきだったわ」
ルイズは怒りにひきつった笑いを才人に向ける。才人もどうしてよいかわからず
とりあえず愛想笑いを返す。
「去勢よ」
一瞬、才人はルイズが何を言ったのか理解ができなかった。しかしすぐにその
意味を理解すると顔面蒼白となった。恐慌状態の才人は藁にもすがる思いで
シエスタの方を見る。
「ごめんなさい。サイトさん」
と言うやいなや、ベットの上のシーツで体を隠しつつそそくさと部屋から出て行った。
「いいいイヌ! 」
「ひゃい」
臆病な野良犬のような返事の才人であったが大事なせつない部分だけはルイズの
攻撃に対してきっちりガードしていた。すると急にルイズは才人に対して背中を向けた。
恐ろしい蹴りがくると思っていた才人は拍子抜けし、そんなに怒ってないのかなぁと、
愚かにも淡い期待を抱きつつ、恐る恐るルイズに近づいていった。
「オヌルー、ルアナー…… 」
ルイズは何やらぶつぶつと独り言を言っているようであった。
「いやぁ、すまんすまん、浮気して悪かった。おわびにルイズにもやらせてあげるよ」
ルイズが怒っていないと勘違いした才人は傲岸不遜なこと口ばしった。
「だーれーがー、何をするって? 」
独り言を止めるとルイズは才人の方に向き返し悪魔の形相で睨みつけた。
「るルイズさん? その手の本は? 」
なんとルイズは『始祖の祈祷書』で『虚無』の呪文を唱えていたのだ。
「ゴルディオンアルバート」
まばゆい光に才人は突き飛ばされた。痛みはまったく無かったが違和感を感じ、
股間を触ってみた。絶望がそこにはあった。股間が女の子のそれになっていた
のであった。
「俺の相棒が……」
「あなたの相棒ならここにあるわよ」
禁断の魔法の影響か人が変わったようにサディスティックな目をしたルイズが
近づいてきた。
「抜槍」
呪文を唱えるとルイズの股間にミニスカート捲り上げる巨大なモノが現れた。
「さぁて、何からしてもらおうかしら? 」
才人が身も心も卑しいイヌとなったのはその日からであった。
>>671 シエスタのエロ描写が最高です。
が、チンコ取れるとかマジ勘弁してください。
やっと書き終わったーーーーー。
書き終わって一言。「原作と全然キャラ違うやん!!!」_| ̄|○|||
・・・・・・えっと、投下しますが同じ名前の別の人とか思ってもらったほうがいいかも知れません。
それでは「望郷・・・・それは恋にも似て(←全然意味分からんタイトルなのは仕様です。気にしないで下さい)」
〜〜〜〜〜〜〜〜
「あ・・・この曲・・・・・・・・・・」
それはここ最近良く聞く、テファの奏でる望郷の曲だった。
夜空には、日本の都会ではまったく見られない満天の星が見られ、だが(ほとんど知識も無いが)知っている星座も無く、
あらためて今自分が立っている場所が異界なのだと思い知らされる。
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
自分の故郷は、まるで空に輝く月のようだ。
ふと、そんな風に思ってしまった。
まるで手が届きそうな、しかし歩いてでは決してたどり着けない月。
テファの曲を聴いていると、望郷の念と共に途方も無いほどの不安が押し寄せてきた。
ほんとうに自分は元の世界に帰ることができるのだろうか?
自分と同じようにこの世界に迷い込んでしまったシエスタのひいじいちゃんは、結局還る事ができずに「異界に眠る」と言う墓碑を残して亡くなったらしい。
自分も、同じ事にならない訳では決して無い。
「サイトさん・・・・・・・・・・」
驚いた。ちょうどシエスタに関して考えていたところだったのだ。
「綺麗な・・・・・・・曲ですね・・・・・・・・・」
彼女には、この曲には特別な感情を呼び起こされたりはしないのだろうか?
シエスタには、この世界に故郷がある。帰ろうと思えば、いつでも帰れる場所が。
「え・・・?サイトさん・・・・・・・・・?」
シエスタが、こちらを向いて驚いた顔をする。
どうやらまた涙が出ていたらしい。かといって拭う事ができなかった。
まったく、いつから自分はこんなに涙もろくなってしまったんだろう。
気がつけば、こちらを向いたままだったシエスタを抱きしめていた。
「さ、サイトさん!?」
突然のことに驚いたシエスタが裏返った声を上げる、が。
「悪い・・・・・・・少しこのままにしててもいいか?」
片手でシエスタの肩を抱き、もう片手で髪を撫でていた。
そう。シエスタの、黒髪。
サイトの故郷である日本の血。
自分の故郷が、決して幻でないと言う証。
言葉が通じる以外は文化も社会構造もちがう異世界で、サイトが自分を、自分の故郷を見失わずにすんでるのはシエスタのおかげなのかもしれない。
シエスタが居なければ、今頃自分はどうなっていたか分からない。
もしかしたら、故郷の思い出はいつしか記憶の底に埋もれ、自分の妄想だったとでも思うようになっていたかも知れなかった。
今はまだ還れない。還る術も、そもそも本当に還れるのかも分からない。
だけど。この、故郷の記憶を持ち続ければ、大丈夫。自分はまだ、頑張れる。
と、思うが早いか、自分が何をやらかしたのかやっと理解したサイトは慌ててシエスタから離れた。
ついでにシエスタに背中を向け、袖で両目をゴシゴシとこする。
最後に両手で自分の頬を張った。それでもう、胸のうちにあった不安は、綺麗に希望へと昇華されていた。
そしてシエスタの方へと向き直り、
「わ、悪かった。その・・・・・・・・・・」
謝る言葉は途中で途切れた。途切れざるを得なかった。
自分の唇に、シエスタのそれが重ねられたのだから。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
あまりの事に思考も停止する。
いつのまにか、倒れた自分の上にシエスタが乗っているような状態になっていたが、その事にも気づかなかった。
何分、十何分そうしていたのか。いや、実際は何秒も経っていなかったのかもしれない。
シエスタは唇を離したが、今度はシエスタが潤んだ瞳でサイトを見つめていた。
「シエ」
「分かっています。」
サイトの言葉は、今度はシエスタの言葉で遮られた。
シエスタはそのままセリフを続ける。
「サイトさんが、いつか自分の世界に還ってしまうと言う事も、そちらの世界のほうがサイトさんの居るべき世界だと言うことも。」
それに、サイトさんが誰を見ているのかも。
言ってしまえばこのまま終わってしまうセリフは、だからこそ言わない。
そしてシエスタは、
「今だけでいいですから・・・・・・・私だけを見てください」
とても小さな声で、しかし反論を受け付けない迫力をもってサイトに告げた。
月光が降り注ぐなか、サイトの上に乗ったまま、シエスタの裸身が他ならぬシエスタ自身の手によってゆっくりとあらわにされていく。
いつも露出の少ないメイド服を着ているせいだろうか?
テファには適わないとはいえ(あれは明らかに規格外だと思う)
同年代の女の子達の中ではかなり大きい部類に入ると思われる胸。
緊張のためか、汗が光るうなじ。
そしてスカートから覗く太もも。
それらのどれもが逆に病的さを持たない、いわば「健康的」な色白さと、そしてきめ細かさを持っていた。
そんな事を考えたサイトを、シエスタは「今は・・・・他の人の事は考えないでください」とたしなめる。
胸のことでテファの事を考えた事がばれたのだろうか?
そしてシエスタは、
「あ、あはは・・・・・・情けないですよね。いざとなったら、怖くて・・・・・・・」
その手は、これ以上ないほど震えていた。
嗚呼、そんな彼女の、なんと健気な事か。
こんな据え膳を喰わずに、何が漢か。何がガンダールヴか!(←関係ない。むしろ駄目だろ)
理性のタガが外れたサイトはガバッっと起き上がり、逆にシエスタを押し倒そうとして、思いとどまった。(割と冷静?)
さすがに地面に押し倒すのはまずいだろう。
すでにサイトの服の背中には泥がついていて、シエスタの服に同じように泥をつけることは避けたかった。
「シエスタ、ちょっと後ろ向いて」
そう言ってそのまま木の幹に手をつかせる。
「サ、サイトさ・・ひゃっ」
片手ですでに外気にさらされているシエスタの乳房を触る。
手を動かすごとに、その動きに合わせて形を変える、胸のマシュマロのような感触を楽しみつつ、
もう片手はスカートの中に潜り込み、太ももを這い上がっていく。
すぐに下着に守られた、まだ誰にも触られた事のないところにたどり着くが、そこはすでに湿り気をおび始めていた。
「んぅ・・・・・・・」
胸を揉み続けながら下着の上から割れ目をなぞるとシエスタは、小さく呻いて一瞬身体を強張らせるが、
されるがままになっている。・・・このまま続けてもいいのだろうとさらに弄っていく。
声を出さないのは羞恥か誰にも気付かれないためか。
それならと、シエスタの下着を脱がせ、口に詰めた。前に本で見た方法だ。
そのままシエスタの耳元で囁くように聞く。
「シエスタ・・・・・・・」
その先は聞かなくてもわかるだろ? と。
シエスタは身体は木に向けたまま、首と目の動きだけでサイトを見、小さく、しかしはっきりとうなずいた。
しかしいざサイトのモノが自分の秘所に押し当てられると、きつく目をつぶってしまい、
頼りなげに彷徨わせていた手を握ると、力をこめて握り返してきた。
「ぅぐっ・・・・」
モノが押し込まれると、口に入れられた下着のせいでくぐもった悲鳴が放たれる。
当たり前だがシエスタの中は狭く、そしてすぐに純潔の証によって行き止まりになっていて、だが
「っっぐぅぅぅぅ!!!!」
膜との一瞬の拮抗の後にあっさり膜が千切れ、サイトのモノはズルッとシエスタの中に滑り込んだ。
そしてモノの先端が今度こそ本当の行き止まりに当たる。その瞬間、膣内がざわめいた。
それは、例えるなら無数の小さな舌に舐められるような感覚。
膣内の襞の一つ一つが複雑にそれでいて統率された動きをし、まるで脳髄に直接麻薬をぶち込まれたかのような快楽が
全身を駆け巡った。
「むぐっ!うぅっ!!ぐぅっ!」
破瓜を迎えたシエスタを気遣う余裕は無く、もはや勝手に腰が動く。
動いて、シエスタの最奥を突き上げるたびにシエスタの意思とは関係なくも、膣内がざわめいていく。
それは自分でするのとは天と地ほどの差があり、行為に夢中にさせるには十分過ぎるほどの快楽だった。
目の前が白くなり、弾ける。
気付けばシエスタの中に入れたまま彼女に寄りかかっていて、
結合部からは血と精液の混合物が溢れ出てきていた。
同じ名前の別の人ならこのスレに書く必要ない
えっと、一応これで終了です。
一応であって、前回のような完結ではないんですが。
とりあえず以下の文章をもって続編を書ける仕様となっているのでその内書くかも。。。(ありえないと思うけど、好評なら。)
「ほんとに痛かったんですからね!」
「ご、ごめん・・・・・」
「もう、『今度』同じことしたら怒っちゃいます」
「え、ちょ、シエスタ・・・・・・・?」
そんな二人を見ている奴が居ようとは、二人は想像もしていなかった。
To be continued next "○○○狂想曲"
いいもん読ませてもらったよ
次も期待してる
685 :
H.N無し:2006/08/07(月) 01:41:48 ID:m+twdoQb
Good job!
and
Good luck。
頑張れ中間管理職。
>>685 誰にでも言えるような感想のときはコテはずしたほうがいいって言われなかったっけ。
かなりとかジョン・スミスとか、感想専用のコテで書き込んで叩かれてたの思い出した。
まぁ、NGワード推奨ってことで。
ああ、H.N無し=そいつなのか
なら言っても無駄だな。
689 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 02:58:59 ID:senQq3sb
才人×シエスタ
キターーー!!!(゚∀゚)
☆
/ ̄| ☆
| |彡 ビシィ
| | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,― \ |
| ___) | ∠ Good Job!
| ___) | ∧_∧ \______
| ___) |\___(´Д` )_____
ヽ__)_/ \___ _____, )__
〃 . / / / / 〃⌒i
| / ./ / / .i::::::::::i
____| /⌒\./ / / | ____|;;;;;;;;;;;i
[__]___| / /-、 .\_. / Uし'[_] .|
| || | / /i i / | || |
| ||____|____/ / .| .|\_ノ______..| || |
|(_____ノ /_| |_________..| || |
| LLLLLL./ __)L_| |LLLLLLLLLLLLLLLL. | ||_____」
| || (_/ / i .| || | ||
|_|| / .ノ |_|| |_||
(_/
>>671シエスタGJ!!
でも、チンコ取れるって聞いて股間がむずむずした。だって男の子だもん
>>675シエスタに中田歯科医!
ごちそうさまでした。
691 :
泣き虫ルイズ:2006/08/07(月) 10:02:51 ID:m+twdoQb
冷たく、暗い地下牢。
かつて王家に仇なした者を封ずる為に使われたこの区画は今、王家の忠臣を封ずる場所となった
トリステインは数日前、ガリアによる電撃侵攻により窮地に立たされた。
友好国であるゲルマニアは参戦こそしなかったものの、ガリアの侵攻に手出しをしなかった。
形だけの戦勝により疲弊したトリステインは敵ではなく、既に王宮と魔法学院は敵の手に落ちていた。
魔法学院の生徒は言うまでもなく貴族の親類であり、人質として使う事が出来
た。
しかし。女生徒の大半はそうは行かなかった....。
「ルイズ・フランソワーズ・ヴァリエールだな....。」
若干略式化した名前で呼ぶ。両手首を皮の拘束具で拘束され、吊り下げられるような形となっていた。
湿気の匂いが絶えず鼻をつき、吐き気を催す。中を照らすは蝋燭の明かりだけである。扉は檻ではなく鉄扉で、誰かが入る度に鈍い音を起てた。
この一室は隔離された一画のようで、拷問用の部屋だったのだろう。
ここで現在、一部の生徒に「教育」を施していた。権力者の傍らにはいつも美人がいるものである。但し、慰み物の....
692 :
泣き虫ルイズ:2006/08/07(月) 10:04:41 ID:m+twdoQb
鳶色の瞳は桃色の髪に隠れていた。始めから彼女に抵抗する気はなかった。
サイトの死。
それは彼女の全てのやる気を奪っていった。放心状態だったその時に、ガリアの侵攻は重なった。呆気なく彼女は捕らえられ、今に至っている。
「ふん...恐怖で返事も出来ないか...」
「....しなさい...」
「ん?」
「殺しなさい!あなた達みたいな外道にいいようにされる位なら!」
「バカが。お前達のような貴族は生きている方が価値がある。何しろ貴族の娘と言えば引く手あまただからな。」
「クッ...。」
「今から教育官が来られる。せいぜい覚悟しとくんだな。」
軍服の男が言う。逞しい体躯、胸に鈍く光る勲章。どうやら高級軍人らしいがこいつらの慰み物になると思うと
吐き気がする。
激しい嫌悪を感じたその時だった。
キィ....。
「どうやら来たみたいだな。」
鉄の扉が開く。
ルイズより一回り大きな男だった。軍靴さえ履いているが比較的軽装である。特徴なのは仮面を被っている所だが傷でも負ったのだろうか。こういう場面で軽装でいられるのは大概かなりの高官である。
「では、後は。」
「任せてくれ。」
簡単な挨拶を交わすと片方は部屋をでた。
新しく来た男が向き直る。
693 :
泣き虫ルイズ:2006/08/07(月) 10:06:54 ID:m+twdoQb
男はしばしルイズの顔に見入った。ルイズはその瞳で睨み返した。
「そんな目で見るな。」
「私は....屈しない..何があっても。」
「ふん。」
当然今のルイズの言葉は虚勢に思える。さほど気にした様はなく男はルイズの体の線を指でなぞった。
「それ以上触れないで!」
気にせず男はなぞり続けた。ルイズとしては好きな男以外に触れられたくは無い。例えそれが亡き人だとしても。
「気に入った。お前は俺が徹底的に教育してやる。」
依然ルイズは睨みつけた瞳を外さなかった。が表情は若干強ばった。
「まずは印をつけないとな....。」
男はルイズのシャツのボタンに手を掛けた。
「や、辞めなさい!」
実はシャツの下はそのまま素肌である。サイトが消えて以来明らかにルイズの自慰の回数は増えた。そのためあまり必要のなかった上の下着をつけない事も多かった。
プチ、プチ
何の躊躇いもなくボタンを外し、正にさらけ出す瞬間だった。
694 :
泣き虫ルイズ:2006/08/07(月) 10:09:53 ID:m+twdoQb
前が放たれた。膨らみは本当に僅かしかないが、形は整い、二つの突起は紅みの強い桃色だった。
「ああ....。」
思わずルイズは目を逸らした。
サイトにさえ見せてなかったのに....。
ルイズは貞操観念が強かった。夢の中でサイトを許すのはルイズだけであり、ルイズを許すのはサイトだけだった。それを...他人に...。
途端にルイズは涙をこぼしそうになった。
それ程好きだったの
自問自答する。今なら首を縦に振れた。しかし、時間はもどらない。
「さて。」
男は革の手袋をはめた。手の甲を火傷している様だった。そして
「きゃぁっ!」
ギリギリとルイズの突起の片方を引っ張った。指二本で引っ張っているが強い力でルイズの乳房は引き延ばされた。既に涙が溢れている。
更に強い力で引っ張る。小ぶりな胸が千切れそうだった。
男は懐に片手をやった。怯えながらそれを目で追う。
懐からとり出されたのは
針だった。
695 :
泣き虫ルイズ:2006/08/07(月) 10:13:52 ID:m+twdoQb
「やめて!痛いことはやめて!」
哀願する。止めどなく涙が溢れた。ルイズの乳首は敏感だった。胸は小さかったが胸だけで達する事ができたほどだ。
今、其処に
針の先が当てられた。
「や....やめ」
この先の言葉は言えなかった。紅に似た桃色の突起、サイトにしか許さなかったその部分を
貫かれた。
「ひぎゅぅぅ...。」
ルイズは沈黙した。突起からは紅い液体が少し、針を伝うように流れ出ている。
「ん?」
男は気づいた。彼女の足下が濡れている事を。失禁したのだ。
「貴族の娘が漏らすとは...こりゃ締まりは期待できないな。」
「ヒグッ....グシュッ....」
貴族の娘でありながらみっともなかったショックと、罵声。そして何より、彼にだけ許したかった体を傷つけた事がショックだった。
「これでよし、と。」
先程の針による穴を利用し、ピアスをつけた。そこにはどうやら担当官の名前、教育開始日時が書かれているようだ。
「サイトォ....」
来ないはずの彼の名前。それでも呼ばずにいられなかった。しかし、この後ルイズは、更に過酷な教育を受ける。
サイトが惚れ薬を飲んでしまった
「ルイズ、一緒にお風呂入ろうよ」
「な、ななななんで一緒に入んなきゃいけないのよ!」
「好きだから、ルイズが大好きだから」
「そ、そんなのに騙されないもん!どうせ私の体を見たいだけでしょ!」
「好きな人の体を見たいと思っちゃだめなの?」
「ぅ・・うう・・・」
「シエスタは一緒に入ってくれたのにルイズは一緒に入ってくれないんだ
やっぱりルイズは俺が嫌いなんだ、ぐすん」
「わわわ、わかったわよ!一緒に入ってあげるわよ!!」
「わーい、ルイズ大好きー」
完
スレが伸びてるから、また下らねぇ会話で盛り上がっているのかと思いきや貼られてる
職人さんGJ!
つか、会話すりゃなけりゃ落ちそうな勢いだったがな。
アニメ放映で盛り返したな。
>>691 女の子が戦争で〜的な話は大好物であります!
あああ、ありがとう。ありがとう!
個人的にはアンリエッタの処遇が気になるのだが、
普通、国が侵略されたら王族扱い貴族扱いはされないよね?
「サイト」
「なに?ルイズどうした?」
「糞が漏れる。壷を持ってきて」
「はい、どうぞ」
「壷支えててね」
「わかった」
ルイズはパンツを下ろすとまずはショんべんをする。
しょぼぼぼぼぼぼっぼぼぼぼぼ
「いい勢いだね」
「うるさい、見るな」
「無理だよ、支えてないと倒れちゃうじゃん」
「あっ」
ぶりっ ぶりっ
ぼとん ぼとん
「お、、糞が出た」
「そういうことを口に出すな」
「じゃお尻ふくよ、こっちに向けて」
「ん」
「わ〜、アナルがひくひくしてるよ」
「わぁん!くすぐったい!」
「よし、これで綺麗だよ」
「ん、じゃあ庭に捨ててきて」
「了解、うんこ捨ててきます〜」
中世はうんこを壷にして外へほかっていたはずだ
ルイズの世界は汚いな^^
つ 「神秘の力」
いや、女の子はうんこしないよ?
でも男の子はするだろ?
じゃあ庭は男どもの糞であふれてるわけだ
703 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 13:44:49 ID:m+twdoQb
一応パラレルワールドだし....701が正しいか....?
>>泣き虫ルイズ→泣き虫アンリエッタにすべきだったか?
>>700 中世ヨーロッパは確かにその有様だったが、それより遥か昔の古代ローマ時代には
上下水道が都市部で完備されてたわけで。
つか平民はサウナ状態でも貴族には浴室が用意されてるという学院の描写を見ても
下水道に使える水くらいは確保されているかと思われ。」
ちなみにヨーロッパは水道事情の悪さから近代まで風呂に入るという習慣が定着しなかった。
向こうで香水がやたら発達したのも不潔な環境から来るドギツイ体臭を誤魔化すためだったそうな。
土のメイジの錬金でトイレ事情は解決するんじゃないか?
糞→金属に変換とかで
貴族様がそんな汚れ仕事やるとは思えんがなぁ…
普通に下水利用か、平民が処理すんじゃね?
つ「肉便器」
>>696 情景が目に浮かぶようだ。押してちょっと引いて一気に押し込むサイトにワラタ
GJ
>>691 その略し方はない
709 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 17:03:04 ID:m+twdoQb
>>708 おお、しまった。歴史上の人物の名前がダブった。
訂正
「ルイズ・フランソワーズ・ヴァリエール」
→「ルイズ・ド・ラ・ヴァリエール」 m(_ _)m
710 :
名無し曰く:2006/08/07(月) 17:22:42 ID:vP1BITJH
>>631の続き
「おっ、おっきい・・・奥まで、はいってるぅ。」
「まだ、全部じゃない・・・」
「これ以上・・入れたら・・・私ッ!!」
そうルイズは抵抗するものの、くわえこんだ異物からもたらせられる快感に根負けしていた。
そして、まだ入りきっていない逸物を才人は強引に押し込んだ。
「ああぁぁああッ!!」
ルイズは顎を反らし、口元から涎を垂らしながらそう叫んだ。
膣はビクビクと震え才人をキュウキュウと締め付けてきた。
そんなルイズを見て、才人のS性が刺激された。
「ルイズ、もしかしてイった?」
耳元で囁きかける才人。ルイズは目元にうっすらと涙を浮かべていた。
「・・・・・」
ルイズは何も答えない。かわりに紅潮した顔をプイッと反らしていた。
そんなルイズを見て、さらにイジめてやりたいと才人は思ってしまった。
「黙ってちゃわかんないよ。ほら、この愛液はなんだ?こんなに溢れ出てきてるぜ?」
「・・・・・」
「答えないなら抜くぞ?」
「・・っ!?」
脳内は理性と性欲が戦っていたが、快感を知ってしまった体にはソレは拷問に近いものだった。
そしてルイズは一瞬迷ったが、意を決して才人に言い放った。
「・・・・イキました・・・・私は、サイトので、イキましたッ!」
頭から湯気が出そうなぐらい真っ赤になって言った。
そんなルイズも、可愛いなぁ・・・と才人は思った。
711 :
名無し曰く:2006/08/07(月) 17:23:54 ID:vP1BITJH
「じゃ・・・動くぞ。」
そう言って、才人はゆっくりと抽送を始めた。
これもまた、ルイズを焦らすための作戦だった。
「はぁん・・・んっ。」
快感は感じているものの、絶頂までにはほど遠い。
それを知ってか知らずてか、才人は微笑をたたえたままこちらを向いていた。
「あのっ・・・サイト。」
「ん?何?」
「・・・・もっと・・・動い、てくれない?」
ずきゅーん、と胸を撃ち抜かれた。いや、錯覚だった。
ルイズは胸の前で指を交差させて、上目づかいがちに懇願した。
(ダメだろ・・・それは・・・反則だろッ・・・)
普段からこれくらい素直だったらなぁ・・・と思いながら腰を激しく動かしていく。
ルイズは足を才人の胴に巻きつけ、少しづつではあるが腰を動かしていった。
才人のもっと気持ちよくなって欲しいと思ったのか。喘ぎ声も激しい物に変わっていく。
「あぁぁあっ!サイトぉ。奥、奥がイイよぉ。」
「そうかッ、じ、じゃぁコレは?」
「ひゃぁぁぁん!つまんじゃダメぇぇぇっ!!!」
才人はルイズとの結合部に手を這わせると、秘芽をつまんだ。
充血し真っ赤になっていたそれは、強烈な快感となってルイズを責めていく。
「っ・・はぁ、ルイズ。俺、もう、そんなに耐えれそうにない。」
「あはぁん!サイト、きてぇぇぇぇッ!!!」
712 :
名無し曰く:2006/08/07(月) 17:24:38 ID:vP1BITJH
ルイズは返事とも喘ぎ声ともとれる艶かしい声を出した。
才人は、めいっぱいまで逸物を引き抜くいた。
しかし、完全には抜こうとしない。カリ首を花弁にひっかけたまま静止した。
ルイズはこれから起こる激しい動きを予想して、胸振るわせた。
そして才人は、一気に体重をかけてルイズを貫いた。
「ん、んあああぁぁぁぁッ!!」
1オクターブ高い声をあげると、才人にしがみついた。
足はさらにキツく才人に巻きつけられ、しっかりとホールドしていた。
「はぁ、ルイズっ!もう出るッ!!」
「きてッ!サイトぉぉぉッ!!!」
才人の刀身がルイズの中でひと跳ねして、熱いマグマを注ぎ込む。
同時にルイズも悲鳴を上げ、硬直した。
そして、2人は見つめ合いキスをした。
「ルイズ・・・好きだ。」
「・・・・私も。」
今度こそ否定はしなかった。
2人の気持ちが通じ合った瞬間だった。
しかし、ルイズは余計な言葉を付け加えた。
「・・・たぶん。」
「たぶんは余計だろぉ。」
才人はルイズの頬を、うにょーんとひっぱりながら言った。
ルイズは照れくさそうにクスクスと笑ってみせた。
2人の笑い声が、その一室に響いていた。
713 :
名無し曰く:2006/08/07(月) 17:25:54 ID:vP1BITJH
全然書けんかった・・・OTL
しかも、sageとくの忘れたし・・・
714 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 18:21:07 ID:senQq3sb
>>名無し曰く
/ ̄ ̄ ̄フ\ _ ノ^)
// ̄フ / \ .//\ ./ /
// ∠/ ___\___ __// \ / (___
// ̄ ̄ ̄フ /_ .//_ //_ / \./ (_(__)
// ̄フ / ̄//////////// | (_(__)
/∠_/./ ./∠///∠///∠// ∧ ∧ /) (_(__)
∠___,,,__/ .∠__/∠__/∠__/ (´ー` ( ( (_(___)
\ \ \/ ̄ ̄ ̄フ\ \ \_ \ _ /⌒ `´ 人___ソ
\ \ \フ / ̄\ \ .//\ //\ / 人 l 彡ノ \
\ _ \//___\/∠_ // < Y ヽ ヽ (. \
//\///_ //_ /// 人├'" ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
// //.////////∠/ ヽ-i ヽ__ ヽ
/∠_//./∠///∠// .\\ `リノ ヽ |\ ヽ
∠____/.∠__/∠__/∠フ\.\\ c;_,;....ノ ヾノヽ__ノ
サイトが惚れ薬を飲んでしまった
「ルイズ」
「あによ」
「俺のこと好き?」
「そ、そんな事言ってる暇あったらご主人様に紅茶でも持ってきなさい!」
「俺のこと好きっていってくれなきゃ」
「・・・なによ」
「シエスタの部屋に住む」
「そ、それはだめ!使い魔なんだからご主人様の言うこと聞きなさい!
あんたは私のそばから離れちゃだめなの!わかった!?」
「好きって言ってくれないんだ・・・・じゃあね、シエスタのとこいってくる」
「あ!ちょ、うー・・・う・・す、すすすす好き!」
「何が?」
「さ、さささ、ささサイトがああぁぁ!」
完
サイトが惚れ薬を飲んでしまった
「ルイズ」
「なによ」
「俺のこと好き?」
「にょろーん」
はいはいちゅるやさんちゅるやさん
にょろーん
720 :
名無し曰く:2006/08/08(火) 10:32:07 ID:J4fLy+7J
小ネタ
「む〜・・・やっぱり胸、大きいほうがいいよね?ねぇ、才人?」
「いや・・・そのな、個性があっていいというか・・・」
「せめてあのバカメイドぐらいあれば・・・」
「別に・・・小さくても・・いいかな?って思ってたり・・・」
「・・・へぇ・・やっぱり才人も小さいっておもってるんだ。」
「ちょ・・目が据わってる・・って、ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ただ単に思いついただけです。ハイ。
サイトが惚れ薬を飲んでしまった
「やっぱ胸は小さいほうがいいよな」
「なにいってんの急に」
「いや、俺はルイズみたいなかわいい胸のほうが好きだなって」
「あ、あんたもわかるようになったみたいね!」
「ルイズ、胸見せて」
「け、結局それが目的なのね・・・!」
「俺はただルイズのかわいい胸が純粋に見たくて・・・
怒ったんなら謝るから、どこにもいかないで」
「うーぅー・・・」
「だけど・・・怒った顔もかわいいねルイズ。
君の色々な表情を俺だけに見せてほしい」
「・・?、何いってるのサイト?」
「ルイズ、結婚してくれ」
「な、なななな何いってるの急に!そ、そんなこと急に言われたって困るわよ!」
「俺はルイズと一生一緒にいたいんだ、結婚しよう」
「・・・ぐすん」
「え、ルイズなんか悪いこといった?ごめん、泣かないでルイズ」
「・・・・嬉し泣きよ」
完
ああ、今気づいた
ここってエロパロ板なのな、今までスレ違いごめ
>>723 ここに残ってくれ…!
俺はあんたの書くルイズが好きだぜ
ルイズが輪姦される小説書いてくれええええええええええ
酒場じゃなくて、娼館で働くことになるとか。
SMプレイ専門の娼婦?
まともに働かせるには薬漬けにしないと無理か。
誰か!
才人×ルイズ×シエスタの3P物書いてくれ!頼む!
一度でもいいからこういうの見てみたいんだあああ!!!
シエスタはともかく、ルイズはサイトと自分以外の誰かがヤるのは許せなさそう。
ルイズ含めた3Pは諦めれ。
酒場の営業が終わり、サイトと共に屋根裏部屋へ戻ろうとしたルイズはスカロンに呼び止められた。
「魅惑の妖精亭」に『娼館』と言う裏の顔があると、ルイズがその身をもって知ったのはこの少し後の事である。
八巻のルイズが自殺しようとするところのIFものです。投下します。
おっと割り込み失礼。また後で投下します。
>>733 即興でてけとーに書いたチラシの裏なんで気にしないでください。
735 :
732:2006/08/08(火) 21:38:42 ID:97Ag70Uc
やっと家に帰ってこれた…orz
短いですが投下します。
才人の死を知ってから三週間が過ぎていた。
昼と夜、そして夢と現実の区別さえつかなくなった生活の中、
ついにルイズは今までしたことの無かった行為――自慰に浸っていた。
夜中に目覚め、ワインのビンを開けて飲み干す。
それでも眠れないときは、才人のことを思い浮かべながらその行為を行った。
「サイト……サイトぉ……」
才人が使っていた毛布に顔を押し付けながら自分の秘部に手を伸ばす。
誰もいない部屋にはルイズのうめき声と肉の擦れる音が響く。
「うっうぅぅぐすっ……」
目からは涙がにじみ、快感に身を任せる。
「サイト……一人にしないで……」
才人の笑顔が頭に浮かぶ。手が止まらなかった。
秘部を擦る手に力が入り、よりいっそう大きな音が響き渡る。
あふれる蜜が止まらない。シーツ大きなしみができていた。
「サイトのばか……サイト……くううぅぅぅぅんん!!! 」
ビクビクッと体を震わせ猫のように体を縮まらせて絶頂に達する。
仰向けになり、うつろな目で天井を見上げ毛布を抱き枕のように強く抱きしめ、
再び才人のいる世界へと沈んでいった。
もうちっとだけ続く
736 :
732:2006/08/08(火) 21:41:12 ID:97Ag70Uc
ageてしまったorz
本当に申し訳ない(´・ω・`)
>>732 かまわんから続けたまい (`・ω・´)
毎回毎回思うんだが、「まとめて投下した方がいいよ」と言われてる人がいるのに、
このスレはまとめて投下しない人がやたら多いんだ?
強制はできないだろうが、投下する側が少しくらい配慮したっていいのに。
そういう風潮?
いっぱい反応もらいたいんだよ。
小刻みに投下した方が、一気に投下したときよりもたくさん反応もらって自己満足できるから。
別にこのスレだけでなくて、二次創作一般に多く見られる現象だと思うがね。
それにほら、書き溜めしてると早く見せたくなるんだよ。
そういう感情に耐え切れずに思わず投下ってパターンも多いんじゃないかと思う。
まとめて投下したほうがいいのは活性化してるスレだろ。
各々職人同士投下が被らないように、ね。
ここみたいな過疎ってるスレなら別に問題ないと思うが。
>>740が言ってる通りな面も勿論あるだろね。
書き溜めしてて、スレがキボンキボンばっかりならとりあえず出来てる分だけでも投下してスレ活性化を
と考える職人もいることも忘れないであげてほしい。
自分は書かないのに一気に読みたいからまとめて投下しろ って奴が多すぎて本質を見失わんようにね。
あ、H.N無しは失せろ。
742 :
732:2006/08/09(水) 00:07:35 ID:SUDHY+q1
>>738 あと3章ほど書きますが、
それほど鬱な展開にはしないつもりなのでご安心を…
>>739 何章かに分ける意味で続くと書いたのですが、
最初にその趣旨を説明しなかったために誤解を生んでしまって申し訳ない。
これからは混乱を生まないよう気をつけます。
743 :
ジゼル:2006/08/09(水) 16:01:01 ID:F7Z+xXxS
ついにシエスタとヤっちまったサイト。
誰にもばれていないと思われていたその事実。
しかし。『彼女達』は気付いていた。
鞭を片手にシエスタに詰め寄るルイズ!
その間に今度はテファがサイトに迫る!
そして何故かテファ達の村を来訪するアリエッタ!
次回、「スク水狂想曲」
請うご期待
そういうのは、もっとレベルの高い文章書けるようになってからやれよ。
>>744 てめぇ折角やる気出てきた職人さんに水注すような事言ってんじゃねえよ糞ボケが!
終いにゃヒットマンすんぞコラ!帰れ!二度と来んな糞餓鬼が!
>>743 楽しみにしてまっせ!
>スク水〜
期待
20歳でもダメダヨ
>>747-748 ああ?てめぇ等、何故俺を叩く?
…そうか、お前
>>744か。
自演は他所でやれや小僧
俺はSSが投下されるのを待っているだけだ。
荒れてますね〜
とりあえず気分転換に
以下何事も無かったごとく再開↓
待ってるだけというくらいなら、悪態をつくな。
そんな高圧的な態度をとったレスの方が投下しずらい空気を作るぞ。
>>747 >>751 触んじゃね
243 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/08/10(木) 00:14:21 ID:lBindz7E
ゼロの使い魔スレちょっと煽っただけで即噛み付いてきやがるwwwww
これだから夏厨はwwwwwwwwwwww
>>743が何か書くといつも荒れるから困る、
H,N無しといいジゼルなんとかとかいうクサイ名前のやつといい、ここまで厨くさい職人しかいないスレも珍しいな。
754 :
惚れ薬:2006/08/10(木) 01:46:40 ID:M5rIbdw3
HN無いとだめなの
アンリエッタの頼みを引き受けはるばるアルビオンまで苦難の旅をしてきた。
あのウェールズはもう覚悟を決めている。私では引き留められない。
ルイズは泣いていた。アンリエッタはきっと彼を亡命させたいと考えていた。
あわよくば同盟が成らずとも、彼と一人の女として恋を望むと・・。決して言葉には出さなかったけど。
ふと気づいた。譲り受けた水の指輪が光っている。
「あれ、なんだろこれ」
涙をぬぐいながら、注意深く観察する。
だんだんと光度が増していく。瞬間はじけたように光を放った。
(あれ。私どうしたの?)
自分の体なのに自分で動かせない。夢で客観的に自分の行動を見ているような感覚に襲われる。
「んっ。私がここにいるということはウェールズと会ってくれたのね」
(私がしゃべった)
「そう。彼の覚悟は固いのね。ごめんなさい、ルイズ。これが最後のチャンスかもしれないから・・」
声の主は申し訳なさそうに謝った。
廊下でばったりと才人と会う。
「あなたは使い魔の・・・」
「ルイズ。明日イーグル号が非戦闘員を乗せて出航するそうだ。俺達もそれに乗って帰っていいそうだ。」
「そう。付いてきなさい。最後の説得に参ります」
部屋に目通りを許されたルイズは開口一番に、
「ウェールズ、本当に考え直していただけませんか」
彼はちょっと不審そうな眼を向けて、
「くどい様だが、私にも私の信念がある。もう引き返せるところではないのだよ。」
と決意は変わらない旨を伝えた。
「そう。」
ルイズは残念そうに俯くと、覚悟を決めて顔を上げる。
「それでは私を抱いてもらえませんか。」
(な、な、なんですって!!!!)
えっ!?
才人とウェールズはルイズに視線を注ぐ。
「ご主人様、それはどういうことですか?」
「使い魔は黙ってなさい」
「はい・・・」
(こらバカ才人!はいじゃないでしょ!)
ウェールズも困惑したように真意を尋ねる。
「ルイズ、いったい君は何を考えているのかな?」
ルイズは水の指輪をそっと見せる。
ウェールズの顔色が変わる。
「君は・・・!」
NTRなのか?そうなら言ってくれ。スルーするから。
ま、気に入らなかったらスルーの方向で。
夏厨湧くこの時期、多少荒れるのはもはや恒例。
ここでむやみやたらに反応する奴は21以上でも夏厨となんら変わらん。
気持ちはわかるが、我慢我慢。
ならオマエも我慢しろよ
黙ってられない仕切り屋気取りの奴が一番ウザイ
なんで荒れてんだろうな…ホント
暑いからか?
まぁ夏だから仕方ないね、暑さに負けずのんびり待とうや…
みんなツンデレだとゆうことで。
ツンデレ乙
9巻っていつ本屋に並ぶの?
ここで、やっぱりウェールズに断られてやけに走った姫様が
サイトとやっちゃうという逆NTRを大胆予想。
あー、でもこの段階の姫様だとまったくサイトにフラグ立っ
てないんだよな・・・。
767 :
名無し曰く:2006/08/10(木) 14:10:02 ID:WZVK1b6/
>>712の続き
あれから疲れ果てて2人はすやすやと睡眠をとっていた。
そして起きれば、もう夜。しかも日付が変わろうとしている時だった。
「あ〜ぁ・・・飯どうすんだよ。しかも風呂も。」
「大丈夫よ。食事は部屋の前に置いてあるでしょうし、お風呂は貴族の使ってる方を使えばいいわ。」
「そうか、でもいいのか?俺みたいなのが貴族専用のを使って。」
「今なら誰もいないわ。ゆっくり入ってきなさいよ。」
そんなことを言いながら、ルイズは部屋の前へ置かれたご飯を取りにいった。
そして、少しニヤついた笑みを浮かべながら戻ってきた。
「恋人同士なんだからイロイロやってもいいよね?」
そういって一口大に切ったハンバーグをフォークで突き刺し、才人の口へもっていく。
「ちょッ!やめろって。はずかしいからッ!」
「ご主人様のいうことが聞けないの?・・・・それとも・・・私のコト・・・キライ?」
顔を紅潮させ、上目遣いにこちらを見ている。
本人は意識しているのかいないのか、モジモジと股をすりあわせてみたりしていた。
(だから、それは反則だって・・・)
才人はルイズのしぐさにやられたのか、口を大きく開けた。
そしてルイズは才人の口にハンバーグを突っ込んだ。
「えへへ〜美味しい?」
「ああ最高だよ。しかもこんなキレイな娘に食べさして貰ってるんだ。悪いわけないよ。」
「なんかキャラ違くない?」
「ほっとけ。」
すこしダンディにキメてみたが失敗だったようだ。
照れ隠しに、「風呂へ行く!」といって部屋から出ていってしまった。
「さ〜て・・・どんな事してイジめてやろうかしら?」
そこには艶やかに笑うルイズがいた。
768 :
名無し曰く:2006/08/10(木) 14:11:03 ID:WZVK1b6/
「うはっ・・・広すぎだ。」
風呂場についての第一感想はそれだった。
旅館にあるようなものとも違う。とにかく豪華だった。
そして、いきなり湯に浸かった。「くはぁ〜」と声が出てオヤジくさいなぁ、と思いつつもゆっくりと体を休めていった。
だが、いきなり風呂場のドアが勢いよく開いた。
びっくりして振り返ってみると、そこには裸体にバスタオル一枚という格好をしたルイズが立っていた。
「背中流してあげるんだから、感謝しなさい。」
突然の事で事態を把握できていない才人は、いくつものクエスチョンマークを頭に浮かべていた。
(え・・・?なにコレ?いやわけわかんねぇし・・・背中を流す?え?あ、そうゆうことか?)
「ほ〜らっ、早く座りなさいって。」
ルイズは顔を真っ赤にして才人を湯船から引っ張り出した。
せかすようにルイズは才人を椅子に座らせる。
そしてタオルで泡を立てて、才人の背中をごしごしと擦ってゆく。
「サイト、気持ちいい?」
「あ〜・・最高だよ。俺このまま死んだら天国確実に生けると思うね。」
「それはちょっとオーバーじゃない?」
そんな会話をかわしながらも、もくもくとルイズは背中を洗っていく。
ふと目を凝らしてみると、才人の体中はキズだらけなのがよくわかった。
(これが・・・私を護ってできた傷・・・)
しんみりとした顔で背中の傷を眺めるルイズ。
そんな様子を感じたのか、才人はおどけて言ってみせた。
「ほらほらそんなしょげてないで。風呂上がったら、ほらお楽しみを・・・・にょへへっ。」
才人のスケベったらしい笑みを見て、ルイズは猛烈に恥ずかしくなってきた。
照れ隠しに背中を力いっぱい擦り上げた。
769 :
名無し曰く:2006/08/10(木) 14:11:57 ID:WZVK1b6/
「いてててっ!ルイズそんな乱暴にしちゃ・・・」
「バカッ!アンタが悪いのよっ!デリカシーに欠けたこと言うから。」
「あでででっ!マジ痛いって!」
「知らないッ!!お仕置きよ!」
ルイズは頬を膨らませながら、とにかく背中を擦りまくった。
いつしか才人の背中は真っ赤になっており、ヒリヒリと痛んできた。
「ルイズ・・・背中ばっかりやっても・・・」
「む、そういえばそうね。」
そしてルイズは背中から腕をまわし、胸や腕などを洗っていった。
しかし、あるところでその動きは止まってしまう。
それは下半身の股間部分だった。
「ぅ・・・むぅ・・・」
「ああ、そこか・・・タオルはちょっと痛いかな?」
一瞬躊躇したものの、ルイズは泡を手にとりゆっくりと手を伸ばしていった。
「じゃ・・・いくわよ。」
緊張しているのだろうか?言葉も心なしか硬くなっていた。
そして、そろりと才人のペニスに触れてみる。
まだ、そこは柔らかかった。いつもそそり立ったモノしか見ていないルイズにとっては新鮮そのものだった。
ルイズは興に乗ってきたのか、才人のペニスをつついてみたり手で握ってみたりした。
「ちょ・・・遊ぶなって。」
小さい手が這い回る感触を直に受けているせいか、才人の分身は体積を増していく。
「くそぅ・・ルイズのイジワル・・・」
「サイトだって、さんざん私のことイジめてるじゃない。お返しよ。」
「それは、ルイズがMだから。」
「私だってサイトをイジめたいって思う時ぐらいあるわよ?」
770 :
名無し曰く:2006/08/10(木) 14:12:46 ID:WZVK1b6/
そういってルイズは自分の体に泡をつけて、才人の背中にくっついた。
「私が洗ってあげる。」
そう言って、ルイズはまだ発育途中の胸を押し付けてきた。
しかも、前に回した手は才人の分身を擦り上げていた。
「あの・・・俺ガマンできねぇんだけど・・・」
「ダァ〜メ。お楽しみは後からって言ったのは誰かしら?」
後ろを向いたきた才人をなだめて、再び運動を開始する。
才人はすぐさま振り返って、この女の果実に肉棒を突っ込みたいという衝動に駆られた。
だが、それを察知したのかルイズは才人から離れていった。
「なっ!?ルイズぅ、ズルイぞぉ〜。」
「お風呂出てからって言ったのは誰かしら?」
「そりゃ〜言ったけどよぉ。お前がココをこんなにしたんだぞぉぉ!責任取ってくれよぉぉ!!」
「じゃぁ、そこ、おっきくしなけりゃよかったじゃない。」
「なっ!?」
「じゃっ。また後でっ。」
そういって泡を流して風呂場から立ち去っていってしまった。
才人は髪を掻き揚げながらうなった。
「くっそ〜ルイズめ。覚えてろよ。」
一方、そんな才人をあざ笑うかのように猛々しいソレは衰えるそぶりをみせてはいなかった。
「もう少し堪えろよ。節操無しなんだから。」
そういってぺちりと自分のペニスを叩きながら泡を流していった。
中途半端な愛撫をされたままでは、どうも腰の辺りが落ち着かない。
さて、どうしてイジめてやろうか・・・・と考えながら風呂場を後にした。
ツマンネ
小説の書き方覚えて来い厨房
コテ付けてて外す気ないようなんだからあぼーんすればいいじゃない。
連載が長すぎてSSじゃなくなってるな。
最初から見直すのは面倒だし、最後のほうから読むと
もう性格・設定が変わってるから違和感が出てくる。
>>756 うーん。NTRかと言われれば、NTRかもしれないなとしか答えられない。
>>765 それ面白いね。想像してなかったわ。
つまんないならよまなきゃいいじゃん
ここも民度が落ちたな・・・
マジで厨房は帰ってオナニーでもしてろ。
何でもマンセーしてりゃいいってもんじゃないのに。
つまんねーなら読むなとか、叩く成長の為だし
じゃあお前のアパートに落書きされて読まなきゃ良いかで
すむのか?大体こんな厨臭い文章で自己満、調子にのられても
うざいだけなんだよ。
駄文スマン。このレスが嫌なら「読まないでくれ」。
久々に骨太な書き込みを見た。
どこを変えろとかアドバイスぐらいしろよ
否定しかできないやつも厨でしかないだろ
禿げ上がるほど正論だな。
無意味に煽り過ぎなんだよ…
上のレス読む限りだとアドバイスとかしてる人は居るんだよな。
ただそれらを無視して書き続けてるから叩かれてるんじゃないのか?
最低でもオリジナルのキャラの個性を殺さないSSなら我慢出来るんだが。
職人さんはつまらない煽りにまけずに頑張ってくれ!
楽しみにまってるから!
まぁ、どんなに糞でも、アンリエッタのSSなら無条件にチンポ立たせて読むからバッチコーイ!
ルイズのは今ん所、全部読みとばしてるがな。キャラが糞じゃあしょうがねぇ。
>>780 んだな。
具体的にアドバイスするとなると、やっぱどの辺が
ルイズっぽくないとか才人っぽくないとかの話になるんだろうかね。
俺も何となく名無し曰く氏(なんか変だこれ)が描くキャラには違和感があるんだが、
原作も漠然と読んでるせいでどこがどう変なんだかって指摘できん。
「アンリエッタか」
ウェールズはそう呟くと少し顔を曇らせた。
「人の体を乗っ取るような真似をしてまで私に会おうなどとは・・。君も王族の一員ならわかる筈だ。それは大使としてここまでやって来たヴァリエール殿にとっても失礼極まりないことだ」
「そのうえ彼女の体を使って僕に抱かれたいなどと。それをやってしまってはもう彼女とは元の関係に戻れないのだぞ」
(そ、そ、そそうよ。さすがウェールズ様だわ。)
意識ははっきりしているのにルイズは体を動かせない。いや、むしろ自分の体が自ら認識できる他人のように見える。あれは双子の姉ではないかという気さえしてくるのである。
アンリエッタ−体はルイズ−の目から涙がこぼれ落ちる。
「あなたは・・・どうして残る者のことを少しでも考えてくださらないのです!」
「もしも今ここであなたから何も授かれないとあらば、あなたを恋い慕ったアンリエッタはどこに行ってしまうのでしょう。ルイズには悪いことを・・と思っております。彼女からの絶縁も覚悟の上です」
「それでも、今あなたへの想いを、うっっ」
熱弁しているうちに嗚咽まじりになってくる。自らの不義理、ルイズへの悔恨の思いがこみ上げてきたのだろうか。
(アンリエッタ・・。あなたそうまでして、ウェールズ様との思いを果たそうというのね。あぁ。私の体を使って想いを遂げて!それであなたが満足できるのなら・・・)
(なーんて言うわけないじゃない!早くっ、早く私の体を返しなさい!)
イメージの中で自らの体を揺さぶる。
その時、ルイズは見てしまった。アンリエッタ−ルイズ−の目に宿る狂気の光を。
泣き終えたアンリエッタは立ち上がり、ウェールズを真正面から見据える。
「アンリエッタ。ヴァリエール殿にその体を返しなさい。君はそんな子じゃなかったはずだ。」
「もう、、この期に及んでそんなこと言わないで!私はあなたさえいればほかに何もいらなかったの。なのに、、、」
アンリエッタは水の指輪を掲げる。ウェールズが怯む。
「むっ、アンリエッタ!何を!」
「ローズ・コマンダー!(誘惑の支配者)」
土と水を組み合わせた高等呪文。指輪の力で増幅し、王族の魔力で打ち出した支配の魔術。ウェールズは油断していた、まさかアンリエッタに魔術を仕掛けられるとは夢にも思っていなかったのだ。
かくして彼は魔術の支配下に置かれた。ローズ・コマンダーは一言で言えば術者に惚れさせてその命令に服従させる魔術である。
アンリエッタは最後の手段としてこの魔術によって目的を果たそうと考えていたのであった。しかし、転生という大魔術を行使している身である。当然の副作用もあった。
「うっ。転生の魔術が・・安定しない。後、2時間もてばいいほうかしら。でも2時間あれば」
「さぁ、ウェールズ様!私を抱いてください。あなたのぬくもりを私に感じさせて・・」
(こらー!人の体で勝手に盛り上がるなー)
逆らえないウェールズがよろよろとアンリエッタに近づく。
「ちょっとまったー!」
皆が一斉に振り返る。そこにいたのはーーー!
ワルドだった。
(ワルド!お願い、二人を止めてー!)
「お話は聞かせていただきました、姫様。しかし、ルイズは私の婚約者。姫様といえども勝手に傷物にされては困ります。」
アンリエッタは戸惑った。もう残された魔力は少なく、ワルドに対して打つ手がない。
ワルドは笑みを浮かべる。
「しかし、姫様の心中も痛いほど察します。そこで提案があります。私、ワルドとウェールズ殿下、そして姫様の3人でSEXをするというのはどうでしょうか。」
「婚約者である私は前の穴を、姫様とウェールズ殿下には後ろの穴で楽しんでいただく。そうであれば、姫様の想いも果たせ、私としてもルイズを守ることができる。」
いかがでしょうか?というように流し目を送る。
ルイズは−−−−−−−こけていた。
(な、な、な、なんですって。ワルド、この変態!鬼畜!)
完全に夢から醒めた、ルイズはワルドに不審の眼を向けていた。
785 :
惚れ薬:2006/08/11(金) 01:31:56 ID:UxIdAHEN
サイトが惚れ薬を飲んでしまった
「(・・・こいついつ惚れ薬の効果切れんの、もう1週間立つじゃない)」
「ルイズ?どうしたの?」
「あ、いや、ちょっと考え事してただけよ」
「・・・考え事してたときのルイズもかわいかったよ」
「・・・あっそ」
「お姫様抱っこしたいな、ルイズやっていい?」
「ま、またしょーもないことを・・・まぁいいわよ」
「じゃあ遠慮なく・・・うわ、ルイズ軽いなー、キスしていい?」
「はいはい・・勝手にすればいいでしょ」
「じゃあするね、んー」
その時サイトの惚れ薬が切れた
ルイズが床に落ちた
「痛!何やってんのよ!!危ないじゃない!!」
「るるるる、ルイズ何やってんだお前!!」
「ふぇ?」
「な、なに俺にお姫様抱っこみたいなことさせてんだよ・・・」
「ちょ、そそそれはあんたが薬を飲んで・・・」
「薬・・・?何の薬だよ」
「あんた何も覚えてないの!?惚れ薬を飲んであんたは私に・・」
「私に?」
「わ、私にめ、めめめめめ、メロメロだったんだから!」
「はぁ?」
「ああああ!このバカ使い魔!記憶も無いなんて・・・・」
「ご、ご主人様・・具体的にどんなことを・・・」
「キスを30分に一回要求したり、抱きしめてきたり・・・
け、けけけ結婚しろとまで言われたわ!」
「・・・・ルイズ」
「あによ」
「それは惚れ薬じゃない、素直にさせる薬だ」
「ふぇ?」
「・・今ルイズが言った俺の行動、全部俺の・・・よ・・欲求だ・・」
「な、ななな・・・じ、じゃああんた私と結婚したいと思ってるの?」
「・・・・うん」
「あ、あんたは平民よ!私は貴族なの!!貴族が平民と結婚だなんて・・」
「ルイズ・・・・ぐすん」
「い、いや、あのそうじゃなくて・・・
そ、そうよ!あんたが貴族になればいいのよ!それが無理なら私が平民になれば!」
「え・・それってルイズも俺のこと・・」
「ち、違うわよ!こ、これはあんたを・・・うー・・えーとその・・」
「まぁとにかくもうモモンガの出す飲み物は飲まないようにするよ
ルイズの時と同じように多分飲み物に薬混ざってたんでしょ」
「多分そうね、というかモンモンでしょ」
「モンモラシーじゃないの」
「ああ、モンモラシーね」
完
786 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 01:38:54 ID:mJtQyOhF
>>785 『「わ、私にめ、めめめめめ、メロメロだったんだから!」』
噴出した
GJですた。
モンモランシーな
>>784-
>>785 ルイズ アンリエッタのこと呼び捨てはないんじゃないか?
あと流石にルイズのキャラが違いすぎる気がする。
アンリエッタが乗り移ったせいで性格に異変おきてるとかならスマン
とりあえず理想郷池
792 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 14:09:37 ID:tlOyFGa9
過疎
ルイズをしゃぶりたい
794 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 21:28:14 ID:DhIoxA19
保守のために駄文を投下いたします
wktk
796 :
異世界協奏曲:2006/08/12(土) 21:31:26 ID:DhIoxA19
第1巻 p12より
「サモン・サーヴァント」
貴族に従う使い魔を召喚する伝統ある儀式である
魔法学院では生徒が2年生になるとすぐに行われる。
私が1年生から進級して数日経ったある日、トリステイン魔法学院の広場には2年生の生徒が全員集まっていた。
サモン・サーヴァントを終えた私は、広場の隅っこで校舎に背を預けて本を広げていた。
すると友達のキュルケが話しかけてきた。
「ねぇ、タバサ見て。私ったらサラマンダーを召喚したのよ」
チラッと前を見てみると、キュルケは赤くて尻尾に火が灯っているトカゲらしき生き物の頭をなでている。
サラマンダー、火属性の聖獣のランクでは高い所に位置している。
「でもあなたのウインドドラゴンにはかなわないわね」
キュルケは笑いかけてきた。
私は視線を上を向いた。空にはさっき召喚したウインドドラゴンを待機させていた。
まだ幼児らしいのだけど見たところ大きさは全長20メートルはあると思われる巨体。けれど翼を広げて空を飛べば、その姿の美しさは妖精にも見えた。
ただ校舎は小さいので普段は一緒に行動できないのは難点になるかもしれない。
「あっ、次はゼロのルイズの番みたいね」
私が視線を戻すとキュルケはおもしろそうね、と笑いながら広場の中央に歩き出した。
2年生のみならず、ほかの学年でもおちこぼれとも噂されているルイズは魔法成功率ゼロなのだ。そんなルイズの二つ名はゼロになった。
ちなみにキュルケは微熱で、わたしは雪風になっている。
なんて考えていたら盛大な爆発音が辺りに響き渡った。
きっとルイズはいつもどおり失敗したのだろうと思い、たいして気にしなかったけど、周りの反応はいつもと違っていた。
「ルイズ、『サモン・サーヴァント』で平民をよびだしてどうするの?」
平民、という言葉が気になって目線を広場の中央に向けてみる。
ルイズはあきれた顔で何かを見ていた。その視線の先には見慣れない服装をしている人間がいた。なるほど、この国の貴族の服装とはちがっている。確かに平民みたいだ。
私は変わった服装をしている平民に少しだけ興味を持った。
797 :
異世界協奏曲:2006/08/12(土) 21:32:42 ID:DhIoxA19
p199より
今、ルイズの部屋には人が4人いた。部屋の主であるルイズと使い間の才人はもちろんのことだが、他にもお客のキュルケやタバサもいた。
部屋の中央ではルイズとキュルケが剣について言い争いをしている。才人はニワトリの巣で両手で持っている2本の剣を眺めている。そしてタバサはベッドに座り本を広げている。
「言ってくれるわねヴァリエール……」
キュルケの顔色が変わる。ルイズは勝ち誇ったように言った。
「本当のことじゃない」
言い争いも徐々に白熱していき、二人は杖に手をかけた。
それまで、じっと本を読んでいたタバサは二人より早く杖を振った。
杖からつむじ風が舞い上がり、ルイズとキュルケの手から杖を吹き飛ばした。
「室内」
タバサは淡々と言った。その言葉を合図にまた言い争いが始まる。
才人は剣を置いた。ルイズとキュルケの言い争いは自分のせいと自覚していたので怖くて体を縮こませていたが、実はもっと気になることがあった。
「よ、よお」
その気になる対象であるタバサに小声で話しかけてきた。
「あの、なんて本、読んでんだ?」
しかしタバサは黙々と本のページをめくっていた。
「お、おれ、才人っていうんだけど」
何度も話しかけた成果か、相変わらずの無表情だが才人の方に顔を向けた。
俺は体を硬直させてしまった。背もピンとまっすぐになってるし顔も赤いだろう。
あぁ、きっと俺ってマヌケな顔してんだろうな、などと考えているうちにタバサは顔を本に戻してしまった。
「フゥ〜」
声にならない小さなため息をついた。
何秒かはわからないけど見つめあってしまった。そういえば話しかけたのは初めてだった。いつも近くにいるキュルケが積極的に話してくるから機会がなかったんだよな。
俺を取り合ってると思われるご主人様のルイズとキュルケ、この二人を比べれば胸がないのがネックだけど顔のいいルイズの方が好みである。ただ性格がきつすぎる、この性格のせいで随分と苦労させられている。
だからといってキュルケと付き合うとその美貌から寄ってくる男達に殺されるのは目に見えている。
だから物静かでライバルもいないと思われるタバサは、なんだかまったく欠点が無いように見えてしまうのだった。おまけに初めて見たときに、電流が体中を駆け巡ったのだ。一目惚れ、というやつであった。
「ハァ……」
才人は二度目のため息をついた。
もう一度話しかけようかな、こっち向いてくれるかな、本読むの邪魔しちゃ悪いかな、などと色々考えていた。
すると横からものすごい殺気を感じて才人はわれに返った。重大なことを忘れていたのだ。
俺やばい、俺まずい、死ぬ、殺される。
頭は混乱しつつもわずかに残った冷静な部分が勇気を振り絞る。
恐る恐る横を向くと、2つの顔がものすごい形相で才人をにらみつけていた。
798 :
異世界協奏曲:2006/08/12(土) 21:34:40 ID:DhIoxA19
p261より
「主人のダンスの相手をつとめる使い間なんて、初めて見たぜ」
バルコニーにいるデルフリンガーが呟いた。
食堂の上にあるホールでは、貴族の恒例行事である「フリッグの舞踏会」が行われていた。
その舞踏会では、今はダンスの時間であり、才人はルイズに誘われて踊っていた。
といっても才人はダンスなんてしたことがないので、ステップはぎこちなく、たびたびルイズの足を踏んでしまったりしていた。
才人はルイズのドレス姿を見て、可愛らしさを改めて実感して、照れたりしていた。その一方で物足りなさを感じてもいるのであった。
才人の中で一番強いのは、タバサと踊りたい、という気持ちである。
そのタバサはと言うと髪型やめがねは一緒なのだがを肝心のパーティドレスは黒い色をしている。喪服か、と才人は心の中で突っ込みをいれた。そして豪華なフルコースのあるテーブルでダンスもせずに料理と格闘している。
ただタバサが何を着ても、どういう行動をしても才人はそれが可愛く見えてしまうのであった。
ふと才人はあることに気づいて足元をみた。しばらくダンスのパートナーであるルイズの足を踏んでいないのである。
ルイズのようにかろやかと言いがたいが、才人の足はぎこちなくもダンスのステップを踏んでいたのだ。
これならいける! 才人は心の中で叫んだ。
そしてダンスも踊らず料理と格闘しているであろう、タバサの方をチラッと見てみた。
タバサは料理と格闘していなかった。何をしていたかというと本を読んでいたのである。才人は心の中で「どっから出したんだ」と突っ込みをいれた。
「才人、どうしたの?」
ハッと我に返っていつの間にかなっていた、にやけ顔を直してルイズの方を向く。
ルイズがこっちをじっとにらんでいる。
「あ、いやっ、その、なんでもないよ」
「あやしい。何見てたの」
まずい、と才人は思いふたたびタバサのほうを見る。その方向にあるものを発見した。
「ほら、窓の外にある月を見てたんだよ」
しどろもどろになる才人であったが、その時丁度音楽が終わった。ダンスの一幕目が終わりを告げたのだ。
才人とルイズは向かい合っていて、気まずい空気が流れていた。
ルイズが何かを言おうと口を開くと周りから「ミス・ヴァリエール」という声が聞こえた。
見てみると、名前も知らない男子生徒が群がっている。
「次の曲は僕と踊ってくれませんか?」
たくさんの男子生徒からルイズは誘いを受ける。
ルイズは才人をしばらくにらんでいたが、やがて他の手を取ると名残惜しそうな目をしてどこかに去ってしまった。
才人は周りを見回してみるとなるほど、皆さっきと違う人といる。どうやら1曲ごとにダンスパートナーを替えるらしいことに気づいた。
これはチャンスだ、と才人は考えタバサの方を向く。
そして一回深呼吸して緊張した顔で歩き始めたのであった。
799 :
異世界協奏曲:2006/08/12(土) 21:36:27 ID:DhIoxA19
それと対照的にタバサの顔はいつもより少し、他の人が見ても気づかない程度だったが明るいのであった。いつもよりも豪華で、おいしい料理を食べたからである。
そしてどこからか出した本を広げて読み始める。
しばらくすると横から声をかけられた。
「あ、あの、タバサ」
声のほうを横目で見てみる。そこには才人が片方の手を頭にやりながら立っている。その顔は少し赤く、照れるようにも取れる。
「えっと、その……」
どうして才人の話し方がぎこちないかはわからないタバサであったが本に目を戻す。
何回か「えっと」や「その」が聞こえてきていたがやがて強い声が聞こえた。
「俺と踊ってくにゃにゃい」
しばらくの間、時が止まった。
「……はああぁぁぁ、もうだめだ」
透き通るような弱々しい声をだした才人は、もう片方の手も頭にやり抱え込んでうずくまってしまった。
表情の変わりは無いもののタバサは驚いていた。才人の言った「踊って」の後の言葉が何かを理解していたからである。「踊ってください」まさか自分がダンスに誘われるとは思っても見なかったからである。
それと同時に暖かい何かが心を満たしていった。
その気持ちは前にも一度経験している。
タバサは昔を思い出す、今から一年ほど前の出来事だ。キュルケに「あたしが本の代わりに友達になったげるわよ」という言葉をかけられたときである。キュルケと仲良くなったきっかけであり、あの時も今と同じで暖かい何かが心を満たしていた。
タバサはうずくまっている才人のほうを見た。
そして首を縦に振って返事をした。
本人はわかっていたかもわからないが、タバサの顔はかすかに笑っていた。
しかし、惜しいことに才人はうずくまっていたのでタバサの返事が見えていなかった。
そして再び音楽がホールの中に流れ始めたのだった。
「おでれーた!」
相変わらずデルフリンガーはバルコニーにいた。
「こりゃ面白いことになりそーだ!」
デルフリンガーは相棒の他に、他の男子生徒と踊っている二人の女子生徒を見た。
桃色がかったブロンドの髪をした方は才人をにらみつけていた。燃えるような赤い髪をした方は面白そうに才人を見ていた。
「相棒はてーしたもんだ!」
音楽が三曲目に入ると、ダンスをしているなかにちょっと変わった衣装の二人が踊っていた。
以上です。
こんなタバサの心情はありえない! と思った人は遠慮なく文句いってください。
あと上げてしまって申し訳ない。
続きに関しては気が向いたら書くということで。
では、ゼロの使い魔ファンの同士よ、さようなら!
801 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 22:06:41 ID:HzrpRgcy
ぐじょぶ
GJ!!!
続編があることに期待
壊れアリ 12レス消費 サイト×メガネandルイズ
うー、頭イタイ。
昨日、超呑みすぎた。
しかし、習慣というものは中々恐ろしいもので、強烈な二日酔いで頭痛や吐き気に悩まされながらも
まだ日が昇る前の時間帯に起きてしまった。
昨日、何をしたのか、全く覚えていない。
強烈な二日酔いを味わっている以上、ワインを飲んだんだろうけど……。
頭痛と同時に全身が筋肉痛になっているみたいだ。
もっともこれは簡単に説明できる。
昨日、ミス・ロングビルこと盗賊「土くれのフーケ」の操るゴーレムと一戦やらかしたとき無茶苦茶な動きをしたからだろう。
その後のフロッグだかフリッグだかよくわからない舞踏会に出たときには、まだ筋肉痛にはなっていなかったけど……。
そうか、この二日酔いはその舞踏会のときに、ワインを呑みまくったことが理由か。
トリスティン魔法学院宝物庫にあった『破壊の杖』……俺の世界でいうM72ロケットランチャーを見て、
元の世界に戻れるかもしれない手がかりが、結局は何にもならなかったことに落胆して、ヤケになったんだ。
……さて、ここはどこだろう?
俺のご主人様の部屋じゃない。
舞踏会の途中から記憶が飛んでいるので――多分酒の飲み過ぎだろうが――
ここがどこだかさっぱりわからない。
この部屋はルイズの部屋よりもずっと質素で、置いてある家具も貧相だ。
重厚そうなクローゼットのかわりに、見るからに安物っぽそうな洋服ダンス。
今俺が上に乗っているベッドだって、決してふかふかとは言えない代物。
貴族の部屋よりも安宿にあった方がしっくりくる家具ばかりだ。
が、しかしここは確かに貴族の部屋みたいだった。
安っぽい本棚に大量の本が詰まっている。
貴族でなければ本なんて集められないだろう。
本? ……本?
なんかひっかかるな、本。
……えーと。
……あ゛っ!
「う、うわぁあ!」
慌てふためいて動いたから、狭いベッドから滑り落ちた。
巻き込まれたシーツがずるずるとベッドから剥がれていく。
「……」
いやあな汗が額に伝う。
ああ、俺は、俺はなんてことをしてしまったんだ。
酒の勢いとはいえ、初めてだったのに幼い子を……。
いくら謝ったって謝れきれることじゃないだろう。
だけど、謝らないと。
「……おはよ」
滑り落ちたベッドの横から、ひょいと顔を出し、彼女が朝の挨拶。
「お、おはよ……は、はは」
何へらへらしてるんだ、俺。
まず謝らないとダメだろう。
十三歳未満の子は例え同意があったとしても犯ざ……そういえばこいつの年齢っていくつだったっけ?
……二巻のキャラ紹介によると、十五だ。
八巻だとキスしただけで逮捕されるとか言ってたけど、ぶっちゃけ同意があったらまあ問答無用に逮捕されるわけでもないわな。
……?
二巻、八巻?
何をわけのわからんことを考えているんだ、俺は。
おい、まだ一巻と二巻の間くらいの話だろう?
なんで二巻や八巻の話が……。
……?
一巻、二巻、八巻って一体何のことよ?
ちょ、ちょっと待て。
なんだか変な思考の混濁がある。
昨日酒を飲み過ぎたか。自分で思っているよりずっとアルコールに弱いかもしれんな。
いやいや、そんなことはどうでもいい。
今はとにかく頭を下げて、なんとしてでも謝罪をせねば。
望むべくは、ルイズにばれませんように。
まあ、無駄だろうけど。しくしく、また折檻か……。
全部身から出た錆び、自業自得だけど。
「あ、あのな……」
ベッドからずり落ちた体をゆっくり起こす。
「……あ」
「え?」
二本足でしっかり立つと、ベッドの上のタバサの体が見えた。
タバサは体に何もつけておらず、こういう場合身を隠すために使われるシーツも
さっき俺がベッドに落ちたときに巻き込んで剥がしてしまっていた。
だから、タバサの全裸が俺の目の前にあるわけで。
「また勃ってる」
「え? う、あぁあ!」
俺も裸だったわけで。
しかも、今は朝!
男の悲しき生理現象たる、朝勃ちというものがまだ残っている。
そんなこともつゆ知らず、堂々と仁王立ちしてしまっていたのが運の尽き。
サイト君、二本足じゃなくて三本足だったのね、と近所の女の子から噂されそうな痴態を晒してしまった。
「動かないで」
「い、いや、ちょ、ちょっと、ま、待てよ」
タバサが俺の腰に手を回し、そのままぐいと股間部に顔を寄せてきた。
背筋がしびれるような快感が走る。
「な、何してんだ!」
タバサは、口に、俺の一物をいれていた。
水色の髪と頭が邪魔をして、直接その光景を見たわけではないけれど、
局所的に感じるその感触がそのことを物語っている。
じっとりとした穴の中で、何かぬめぬめとした暖かいものがはい回り、
ひっかかりの裏を丹念に舐めている。
「お、おい……」
今にも腰砕け状態になりそうなこらえ性のない俺の体を、なんとか持ち直し、タバサの頭を掴む。
とにかく、引きはがさないと、ヤバイ。
何がヤバイっていうと、具体的には飲ませてしまうことになる。
何を飲ませるのか、と疑問は各自補完しといてくれ。
が、タバサの頭に手を置いたとき、左手のルーンが光り始めた。
「なっ……」
ガンダールヴの刻印?
武器を握ったときに光るコレがなんで今……。
まさか……。
『女も武器と同じ、とかそんなこと思ってねぇだろうな』
「で、デルフか?」
ふと視線を横にずらすと、ベッドの横の壁に少しだけ抜かれた古刀が言葉を発していた。
『おうよ、相棒。昨日はおたのしみでしたね、けっけっけ』
「見てたんなら止めろよ!」
『過ぎちまったことせめてもしょうがねぇだろうが。あとな、さっきの話だけど』
お前が止めてればややこしいことにならなかっただろうが、と思ったが、それは頑張って飲み込んだ。
何にしろ、俺が悪いのは明かで、ただの八つ当たりの言葉に過ぎないからだ。
そしてタバサにとっては八つ当たりの言葉ではなく、胸を抉るモノであるわけで。
二日酔いとフェラされていて、正常な思考がイマイチできなくとも、そこらへんの善悪の区別はついている。
「さっきの話ってなんだよ」
『ホレ、その左手が光ってることよ。
ガンダールヴは全ての武器を使いこなすことができるんなら……』
「タバサが……女が俺にとっての武器だって言うのか?」
『違ぇよ、馬鹿。なんでそうなるんだよ。
女が武器だったんなら、今まで嬢ちゃんに触って一度でもガンダールヴの刻印が光ったりしたか?
ガンダールヴの刻印が今光ってるのは、相棒の体に反応してるからよ』
「俺の、体?」
『そう。男の武器、そりゃまあ、精力とテクニックだろうよ、夜の』
「……は、はぁ!? ぁ……うっ……」
デルフの話に気をとられ、下半身をお留守にしてしまった。
タバサが小さい口の小さい舌が尿道を軽くえぐったことをきっかけに、果てた。
「お、おい!」
排泄欲が満たされて、全身が虚脱感に包まれる。
二度、三度、俺の分身はタバサの口の中で震え、白濁液を放つ。
第二種オナニスト免許を取得している俺でも、いまだかつてない心地よさだ。
電動ふぐよりもイイ!
が、しかし、それと同時に罪悪感も残る。
精液なんて生臭くてまずくて、きちゃないものをタバサが口の中に放たれていい気分がするであろうか? 否。
「う……わ、わりぃ」
戦闘妖せ……もとい雪風のタバサ。
空色の髪、低い身長、幼い顔と体、白い肌。
ちょっとセンスがなさげに見える赤縁のメガネは今していない。
俺の下半身に食らいついていた彼女が、ようやく離れてくれた。
その場で尻餅をつきそうなのを我慢して二本足で立つ。
「……うっ」
タバサは顔をちょっとしかめさせて、伏せた。
まあしょうがないことだろう。
吐くのは当然……。
と、思いきや、タバサは顔を上げて、ゆっくり口を開いた。
白濁液が、いくつも口の中で糸をひき、どろどろと動きを見せて溜まっていた。
先ほどまで俺の体の一部を撫でていた舌が、白濁液をかき混ぜるように動いている。
美少女といっても差し支えない容姿を持ち、賢明で、魔法も得意、シュバリエ、いや、シュヴァリエ? だったっけ、
そんな階級まで持っている女の子が、特に嫌そうな顔を浮かべずにそんなエロイことをためらいもなくしていることに
俺は少々胸を高鳴らせた。
ガンダールヴの刻印がより強い光を発し、手の甲が熱すら感じている。
一瞬、ルイズの顔が目の前に浮かんだが、しかし俺は心の棚を作った。
確かに俺にはルイズという可愛い女の子のご主人様がいる。
わがままで、俺を犬かなんかだと思っていて、プライドが高くて嫌な奴だけれども、別に嫌いじゃない。
が、それはこの際、こっちの棚に置いといて、目の前のタバサという女の子もまた魅力的……。
キュルケほど胸はないし、ルイズよりも幼いが、
しかし俺の出した精液を口の中でくちゅくちゅしながら見せるという行為は、俺の心にクリーンヒットだ。
特に嫌がっているわけでもない……といっても、やや無表情でその反対があるようにも見えないけれど、
とにかく、拒否しないどころか率先してやろうとしている。
言うなれば、これは据え膳。
というか、昨晩酒の勢いで肌を重ねる関係に。
そういえばおぼろげに思い出してきた。
ルイズが踊りましょ、と声をかけてきた舞踏会で、
面倒くさいと断ったらしつこく追われ、しょうがないから踊り始めた俺。
しかしそのとき既にべろんべろんに酔っており、足下がおぼつかず、派手に転倒。
更に更に悪いことに転倒したとき、俺が下、ルイズが上で、顔が急接近な格好。
流石にキスはなかったけれど、傍目から見るとまるでルイズが俺を押し倒したような感じになっていた。
そしてその『傍目』がルイズをからかったりしたもんだから、
ルイズは「今日もう二度と部屋に来るな」と理不尽な要求をつきつけ、俺を置いて部屋に帰ってしまった。
んだよ、やってられねーよ、だからダンスなんてやったことねーっつったのに、見てわかるように俺、酔っぱらってるだろ
と悪態を(心の中で)つきながら、更に酒を浴びるように飲んだ。
やがてパーティは終わり、ドリフのコントに出てきそうな酔っぱらいの足取りで廊下を歩み、
途中で転んでその場で眠りこんでしまった。
ルイズの部屋に帰ろうにも帰れない。
キュルケはまだまだ他の男子生徒につきまとわれている。
シエスタは舞踏会の後かたづけ。
何の因果か、廊下に転がっている酔っぱらいを拾ったのはタバサだった。
一連の騒動を見ていたタバサは、ルイズの部屋に連れて行くのは無駄と判断したのか、
俺を自分の部屋に連れ込み、ベッドに寝かせ……。
……。
うわ……すげー嫌なことを思い出した。
前後不覚になるほど酔っぱらいまくっていた俺は、人のベッドを占領しているのに
タバサに対して「一緒に寝てくれないとやだ」と意味不明な戯れ言を吐きまくった。
自分のことながら酔っぱらいの思考はわけのわからないもので、それが一種の義務であるかのように主張し
いつも通りタバサが無視すると、大声でわめきちらした。
流石に折れることにしたのか、タバサはパジャマに着替えて、ベッドの中に入る。
俺は別にやましいことは何も考えていなかったけれど、同じベッドの中に入ったときガンダールヴの刻印が光り出した。
それからのことは本当にきれぎれでしか覚えていない。
ガンダールヴの刻印が光ると、俺の体はまるで俺の意思から離れているかのように動き出す。
多分、俺は本当に半分眠りながら、ガンダールヴの力を行使していたんだろう。
まあ、だからといって俺の罪が消えるわけではないんだけれど。
つーか、十分鬼畜です。
俺ぁ、一体どうすりゃいいんだ……。
俺が一人で葛藤している間、タバサは口を閉じ、喉を鳴らした。
……うわ、飲んだのかよ……うわぁ……。
「べ、別に無理して飲まなくても、よ、よかったんだぞ。
ま、まずいだろ、それ、うはははは」
もう、俺、阿呆かと、馬鹿かと。
笑ってごまかしてどうするよ、阿呆。
まあ、飲んで貰った方がうれしいとは思うけれどな。
「……」
タバサは黙ったまま、首を横に振った。
「おいしい」
……。
俺ぁ、一体どう反応したらよろしいのだろうか。
ンなゲテモノをおいしいと言われ、素直に喜べばいいのか、
別に慰めなくてもいいと言えばいいのか、それともおかわりいかがと……いや、それはないか。
沈着冷静、頭脳明晰、それでいて不撓不屈。
まず天地が逆さまになったとしても、精液を飲み込んで「おいしい」と言うはずもない人が
こうも変わってしまったのは、一体何故か?
意識のないままガンダールヴの力によって動かされていた、俺は昨日一体何をしたんだろうか?
思い出したいような、思い出したくないような……。
……。
身をもって体験させられた証人と、剣のくせに人の情事を見ている証人がいるわけだが。
『あん? なんだよ、また何か教えて欲しいのか?』
「いっ、いや、別に」
『怖じ気づいちまったのか?』
「う、うるせぇ、そんなわけねぇだろ!」
『どうだか、こう見ても相棒は根性な……あ』
デルフの周りに風が集まり、ほんの少し出ていた刀が鞘に収まった。
見ればタバサがでかい杖をデルフの方に向けている。
デルフは完全に鞘に収まったことで、やかましい口を塞がれている。
「うるさい」
風の呪文を唱え終え、タバサは手に持っていた杖を放り投げた。
そして、そのままゆっくり近づいてきて、俺の首に手を巻き付ける。
何故か体が硬直して避けることができず、タバサのなすがままにされる。
ルイズとおなじくらい、いや、ルイズよりも若干薄い胸の肉感が感じられる。
やはり女の子。
どこを触れても柔らかい。
ぎゅっと抱きしめられ、ちょっと視線を下げるとうなじが見える。
ああ、なんで女の子っていい匂いがするんだろうな、と馬鹿な感想などが浮かびつつ。
耳元にタバサの吐息がかかる。
俺の心臓は更に高鳴り、接触することによってタバサにその音を悟られてしまいそうだった。
そしてそれを自覚すると急に気恥ずかしくなった。
が、それよりも先にタバサの心臓の鼓動が俺に伝わってきて、
しかもその鼓動は俺のものより、心なしか強い。
勝った、という詮無きことを考え、拳を握る。
そんなことはどうでもいい。
これからどうする? どうすればいい?
相手はタバサだ、俺の二つ下だ。
まだ出会って二日しか経ってねぇんだぜ?
ルイズはいるし、キュルケはいるし、シエスタはいるし。
大丈夫なのか? 俺は大丈夫なのか?
バレたら細切れにされそうだ、色々な人にされそうだ。
落ち着け、落ち着け俺。
……ふと気が付くと、握った拳にカードがあった。
いつの間にかそんなものを持っていたのか、どこから出てきたものなのか。
とりあえず、カードを裏返してみると、
【吶喊】 【転身】 【説得】 【受身】 【アヌス】
どうする?
俺どうする?
なんでこんなものを持っているんだ、という疑問はさておいて、
これらが今俺がとれる選択だろう。最後のカードは破り捨てたが。
あああ、誰か、誰か俺を導いてくれ。
「好き」
耳元で微かに、けれど確かに聞こえたその声。
まさか、まさか言われるとは思っていなかった。
というか、なんで俺にそれを言うのか。
別にルックスもいいわけじゃないし、頭がよいわけ……いやこの世界では学力は魔法が得意か否かか、
得意どころか使えもしないし、ガンダールヴつってもそれがどんなもんでもないし、
生死を共にした冒険……いや、それはやったな、でも俺がいなくてもどうにかなりそうだったけど。
それに昨日は強姦じみたことを……。
……。
頭が痛くなってきた、吐き気もする。
一体全体どうなってるんだ。
よくよく考えたら、何故タバサが、裸を俺の目から隠しもしなかったんだ。
起き抜けにフェラをやったり精液を飲んだり、正常な行動じゃない。
これもガンダールヴの力?
デルフが精力と夜のテクニックの向上と言っていた。
けど、そんな一日でこんなに変わるもんだろうか。
それこそファンタジーじゃねーのか?
……。
いや、よく考えたら、この世界がそもそもファンタジーか。
何が起きても不思議じゃない。
「めちゃくちゃにして」
め、めちゃくちゃって、いいんすか?
めちゃくちゃにしていいんすか!?
蹂躙しまくりですよ?
陵辱しまくりですよ?
人権関係の組織が訴えてきてもおかしくないようなことをしちゃいますよ?
いやいやまてまて、人権擁護なんちゃらという法律こそ、最も人権を蹂躙するだろうが!
駄目だ、俺よ、理性を保て。
一歩踏み謝ればそこは崖。
一瞬の快楽に身を任せれば破滅が待っている。
ここは、臍下丹田に力を込めて、耐えるところだろう。
もう既に破滅へのロードを歩んでいるような気がしないでもないが、
だからといってサンドマン走法で走るようなことをしなくてもいいだろう。
急ぐな俺。
まずは友達から、まずはお友達からーッ!
「お友達、お友達……お友達……」
「何を、ぶつぶつ言ってるの?」
……お友達からだ。
そうだよ、才人。
よく考えれば、お友達からでも全然遅くはないんだよ。
はっはっは! なんで俺、こんな簡単なことに気付かなかったんだ。
お友達、お友達!
くくくく、お友達から、お友達から!
お友達、サイコーッ!
「あ、あのな、タバサ。ま、まず俺たちのこれからの関係を、俺なりに考えて出した指針はな」
「何?」
うわ、なんだか一瞬で瞳の色が変わったよ。
澄んだ蒼色が、なんとなくサファイアを連想させる。
キラキラ反射するそのサファイアが、俺の心を見透かしていそうでなんか嫌。
ま、まぶしいわぁ……こ、これが乙女の……いや、もう乙女ではないか……
とにかく瞳が、俺のどろどろした心にダメージを与えていく。
それはあたかも、アンデッド属性のモンスターにケアルをかけるがごとく。
「お、おっ、おおおおおおおおおお」
お友達からだ、頑張れ、平賀才人、17歳。
「お」まで言えたぞ、コンチクショー。
あと、「と」「も」「だ」「ち」だ。
楽勝じゃねぇか、あっはっは!
何、あと五分もあれば全部言い切れるさ。
「おっ、おおっ、おおおおおっ!」
「お兄ちゃん?」
「おおお?」
お、おに?
……おに? オニイチャンってなんだ?
脳内検索google先生に聞いてみよう!
お、お、お、お兄ちゃん。
検索完了。一番上にでてきた検索結果は……
「S県月宮」
……。
ま、今のは忘れよう。
うぁああああああああああ! もうだめだッ!
煩悩を捨てろ!
襲うな!
「色即是空! 空即是色! 煩悩即菩薩!」
魔法の呪文を唱えろ!
唱えながら頭を壁に打ち付けると、悪しき欲望は消え去る。
えぇーい、一つ打っては母のため、二つ打っては父のため……ッ。
……ふぅ、少し落ち着いたぜ。
頭は痛いし、目の前が真っ赤に染まっているが、なんとか勢いに押し切られることだけはとどまった。
うん、俺は頑張った。
「お兄ちゃん、大丈夫?」
フオオオオオオオ!
あ、あかん、あかんでぇ、これは……。
も、もう一回六根清浄をしないと……。
壁に手をつき、よっこらせと頭を振り上げる。
とそのとき、妹が俺を止めた。
目尻に涙を溜めて、実に切ないシチュエーション。
「駄目! もう、死んじゃう」
「と、止めるな! 妹よ! 俺は、俺は自分の中の邪な部分を断ち切るために、やらねばならぬ!」
「何言ってるの、お兄ちゃん」
ぐ、ああああああああ!!
俺の心が真っ黒に染まる! 妹犯せと囁き叫ぶ!
駄目だ、それは駄目なんだ。
いくら義妹とはいえ、手を出したら、天国のお義父さんお母さんに申し訳が立たない。
血が繋がってないから結婚できるんだよ、とかいうのはウソだ。
例え血が繋がって無い姻族でも結婚は出来ねぇ! ヤるのは大丈夫だけどな!
あああ、でも駄目なんだ。
天国のお義父さんお母さんボクを導いてください。
憐れな愚息を導いてください。
今大罪を犯してしまいそうです。誘惑に負けそうです。
助けてください……。
あああああ、脳がイカれた。
天国のお義父さんお母さんて誰!?
なんでタバサが妹!?
血のつながりはないし、姻族でもないぞ!
何を考えていたんだ、俺は!
はっ!? もしや洗脳!?
異世界に来たことから、タバサが妹と思いこんでいたことまで全部が全部トリック!?
魔法も全部SFXで作って……。
ああッ、もう何が正しくて何が間違っているのか、全くわからないッ!
「も、もう迷わない! い、今なら精神錯乱状態だから罪には問われないーっ!」
脳のリミッターががごんと外れ、ついでに二、三本血管がぶちんと切れて、
俺はもう、もう辛抱たまらんのですよ。
妹をベッドに押し倒し、その裸体に貪りつく。
見ればガンダールヴの刻印は目が痛くなるほど光を放ち、俺の今の心の力の大きさを反映している。
小さいながらもやはり女の子であることを証明する胸のさきっちょは、桃色で勃起していて、ああああああ。
「ちょっとタバサ。さっきから騒がしいわよ、一体何してるの」
オープン ザ ドア。
え? 何? まだ俺、タバサに少しも触れてないよ?
なんで邪魔が入るの?
キュルケと、よりによってルイズがいるよ。
な、なんで、ここに来てるの?
「お、俺はまだ、何もしちゃいないっていうのにッ!」
数々わき上がる疑問を余所に、体は俊敏に動いた。
ほとんど無意識だったと言える感じで、動いた。
デルフリンガーを掴み、勢いよく鞘から抜きはなち出口に向ける。
何故かデルフリンガーは、錆びた剣からいきなりぴかぴかの新品みたいな剣になっていた。
そしてその剣は、出口の方から放たれた火球を吸い込んだ。
継いで、これまた出口の方から放たれたしょぼい爆発をかき消した。
「う、うおおおおおおおおおおおッ!」
走る、走る、俺。
素っ裸だったことが狂気の鬼二匹を怯ませたことがこれ幸い。
出口を塞ぐ二人を吹き飛ばして、俺は逃げた。
トリテスティン魔法学院に、全裸に大剣をはく男が大暴れした、という騒動が起きたのは言うまでもない。
俺は最強だった。
ただ生存欲とか、散々焦らされたあげくおあずけをくったことの口惜しさとか、そういったものが爆発的に大きくなって
ガンダールヴの力が、イデオンガン発射できそうなほど強くなっていた。
……まあその日のうちにとっつかまっちまったけどな。
その日はもう、ありとあらゆる人に怒られた。
とりあえず、タバサが俺を庇ってくれたし、酔っぱらいを放置したルイズにも責任はあったこと、
更にはフーケ逮捕に俺が貢献していたことについての恩赦があったわけので、
『安楽死』や『去勢』という最悪な結末は免れたものの、
ルイズからの過酷な体罰は受けさせられたし、オマケに首輪までつけさせられて……。
人間としての尊厳が著しく損なわれた。
まあ、それ以上のことをされても文句は言えないことをしたのは確かなんだが。
そんな感じで数日が経過した。
今何をやっているかというと……。
「さいとぉ……あぁ……ま、まだ抜いちゃだめぇ……」
やってることは数日前とあんまり変わらなかった。
ただ、今ベッドの上で俺の下にいるのはルイズという点を除いて。
いや、だってしょうがなかったんだもん。
昨日、「このお皿にあなたの汚い液を全部出しなさい」とか言い始めて
しょうがなく、公開オナヌーをしたら、汚い汚い、もうこんな汚いんだから去勢するとか言い出して、
そんなことされたらもう俺生きていけないと思って、気が付いたら、いやがるルイズをベッドの中にひきずりこんでた。
いやあすごいねガンダールヴの力!
俺もびっくりだよ。
あのルイズが。
あの性に関して潔癖性そうなルイズが。
俺のことを犬だなんだと見下していたルイズが。
最初の五分は滅茶苦茶暴れまくっていたルイズが。
三十分と経たずに陥落。
流石はガンダールヴ、尋常じゃない精力と夜のテクニックが、特に意識せずとも手にはいる。
「ほらほら、俺は犬なんだろ? お貴族様のルイズが犬に犯されてるなんておかしいよな。抜くぞ」
「や、やぁ……まだぁ、まだぁ、もっとぉ……」
「でも犬なんだろ?」
俺がルイズを組み伏せるような格好でコトをイタしている。
所謂正常位というやつで、ルイズが足を俺の腰に巻き付けてはなそうとしないのを、
かるく指でひっかけて外そうとするそぶりを見せる。
さっきの言葉通り、まだ俺を離したくないルイズは、真っ赤な顔をしながら俺に「おねだり」をしてくる。
額には汗が浮かび、目尻には涙のあとが浮かんでいて、
いつも俺をいじめてくるルイズをいじめているような感じがして、ゾクゾクするものを感じる。
いや、感じじゃなくて実際いじめているんだけどな。
ルイズの小さな膣に俺のモノがずっぽり埋まっている。
ルイズは言うまでもなく処女であり、体格も小さい方だったのでもちろんとてもキツかった。
が、ガンダールヴの力がそこで発揮され、指で巧みに柔らかくして、出し入れも実にスムーズに。
処女膜というのは柔らかい筋肉で、よくほぐせば出血せずに交接が可能になる。
ガンダールヴの能力はその解し方もよく教えてくれた。
そのおかげでこうやってルイズの、やわらかく熱く、かつ適度なしめつけをもった中を堪能できている。
思い出してみればタバサの部屋のベッドに破瓜の血がなかったのは、そういう事情があったのか、とどうでもいいことを。
しかし、今更だが、ガンダールヴの力もろくなもんじゃねぇな。
昔にいたって噂のガンダールヴも俺みたいな使い方したんだろうかね。
……伝説すげぇな。
「ら、らめぇ……だめぇっ!」
俺が腰を引こうとしたのに激しく反応し、食いついてくる。
ルイズはがっちりと俺の首に手を回し、腰に回した足はがっちりと固定し、膣の締め付けを強くしている。
とはいえ、俺が少し腰を動かして、ルイズのウィークポイントを刺激してやれば、
愉悦のうなり声をあげ、腰も手も膣さえも力が抜ける。
つまり、逃げようと思えばすぐに逃げられるのだが。
「犬なんだろ、俺は犬なんだろ?」
「ひ、ひがぅ! 違うっ、サイトは、犬、なんかじゃな……ひゃうっ」
「ん? どーした、聞こえないぞ」
もう少しいじめてやろうかと思う。
今までの借り云々じゃない、ただ、いじめられているルイズがかわいいから。
「さいとは、ひ、ひぬじゃ……ふぐぅ」
「ひぬ? ひぬってなんだよ」
もはや呂律を回ってないことをいいことに、更に責めていく。
鳶色の瞳はどんよりして、焦点を上手く結んでいないし、口も半開きになって涎が垂れている。
いつもはキリッとした表情のルイズが、そこまで惚ける姿にますます俺のおにんにんはおっきしていく。
「しっかし、ルイズってやっぱり貧乳だよな。おっぱいゼロのルイズ、まさにその通り」
そう言って胸の突起を指で弾いた。
途端に、ルイズは大きく震え、表記すらできない声をあげる。
おっぱいゼロだが、感度はとても高い。
本気でいじれば、いや八分の力でも達してしまうだろうほど、敏感すぎる。
俺的にはキュルケほどとは言わないが、もうちょっと合った方が好みなんだが、
いや、贅沢は言うまい。
贅沢しません、勝つまでは。
「おっと悪かったなルイズ。犬ごときがいつまでも犯しちゃって。もう抜くよ」
ルイズの手足による拘束をことごとく外し、ルイズの中から脱する。
激しい抵抗が予想されたものの、膣内の高められた性感帯が、俺の傘の部分が膣壁をひっかくたびに
ルイズの全身から力を奪っていたので、さほど苦労はしなかった。
無事抜き終わると、ルイズが俺に組みかかってきたが、それを軽くいなし、ついでに座ったまま羽交い締めにした。
「なあ、ルイズ、お前、感じちゃってたの? こんなに濡らしてさ」
にやにやしながら、指をルイズの股に這わせる。
ぬとりとした感触が、伝わってくる。
背後から羽交い締めしているので、ちょうど耳元で小声でささやいた。
「でも、犬に犯されて感じるってのはやっぱりおかしいよな」
「お、おかしくなんて……」
「犬に犯されてる貴族なんて変だよなぁ。犬に犯されて感じるのは、やっぱり同じ犬だけだからなぁ」
「わ、わたしは……」
ルイズの口を手早く、濡れた指を入れて塞いだ。
人差し指と中指で、ルイズの舌を摘み、そのまましごく。
「あ、ひょっとしたらルイズも犬だったとか? メス犬?
そうなら頷いて、違うんなら首を横に振れよ」
ルイズは口の中に入れられた指に配慮しつつ、おずおずと言った様子で首を傾けた。
それを確認するとすぐさまにルイズを前に押し倒す。
「じゃあ、犬同士犬っぽく犯してやるよ」
我ながら超個人主義というか、身勝手というか、なんだかなあ、と思うが……
っとと、プレイの最中に冷めた考えを持つのはよくないな、俺。
卑劣漢になりきらねば。
「……ぁ……ぁっ……やく、はやく入れてぇ!」
「はいはい、わかったよ、ルイズ、今行く……」
お尻だけを高く上げさせて、レッツ挿入。
秘部に先端を当てると、こすられたことに快感を覚えたのか、ルイズの頭がぴくりと震えた。
さあ、いくぞ……。
「お兄ちゃん」
……。
オープン ザ ドア。
「……」
「……」
「はやくぅ、さいと、はやくぅ……」
またこのパターンか!
「……」
「お、おちつけ、タバサ! つ、杖なんて下ろして、まずは説明を」
「さいとぉ、おねがいだから……わたしとあなたは同じ犬なんでしょぉ……」
「わわっ、い、今はやめろよルイズ! 空気読め!」
「……」
何このはさみこみの原理。
ルイズ ≦ 俺 ≦ タバサ。
ルイズ→退路途絶
タバサ→退路途絶
∴ 俺死亡
えらいこっちゃ……。
「お、落ち着こう、な? タバサ、お互い文化人なのだから話せばわかる」
「お兄ちゃんどいてそいつ殺せない!」
そっちだったか!
なんとかその場は切り抜けたものの、再び学園内に不祥事として取られ、
その後数日間に及び、何故か俺だけ軟禁状態。
まあ、学園を半壊させるほど大暴れのきっかけを作った本人としては軽い罪だと思う。
それというのも、学園の規則はまず貴族に対して作られたモノであり、
平民である俺を裁くことはできなかった、というのが強かった。
適応されるべき貴族のルイズとタバサは何故かおとがめなし。
不公平だが、この世界と特定東アジアにおいては文句言っても言っただけ無駄なのだ。
今回の事件をもって新たなる規則が急ピッチで作られることになったわけで、
しかしその規則に俺を適応してやるのは、事後法で裁くのと同じ、
そんなん東京裁判じゃないわけで、遡及性はないはず……と思ったらところがどっこい
ここはファンタジーの世界。
事後法でもきっかり俺を裁いてくれました。
まあ、それでも流石に負い目はあるのか、軟禁三日という被害規模からは比べられないものなのだが。
とにかく、今日からまた外に出る。
期待半分不安半分。
なんというか、とんでもないことが起きそうな気がするのはただの気のせいか。
その予感通り、その日のうちにまた同じ軟禁部屋に押し込められるとはそのとき露にも思っていなかったのでした まる。
以上です。
特に言いたいことはありません。
俺も特に言いたいことはないな
長い
言いたい事は以上
俺も特に言いたいことは無いな。
強いて言うとしたらグッジョブ
>>820 参考までに聞かせて貰いたいんだけれど、
文量的に長いってこと?
それとも話の流れがだらだらしていた長いってこと?
多分後者なんだろうけど、一応そこらへんを詳しく聞いてみたい。
ぶっちゃけエロくない。
面白いから俺的には超GJ
皿に精子出して去勢の辺りが某エロ漫画のパロでワロスw
最高としか言いようがない
量的にも流れ的にも長いとは感じなかった。
一言で言うと最高
一言言わせてもらえば
びば★しゅらーば
そんなことよりシエスタ出せよシェスタ
俺も面白いとマジで思った
てか続編ギボンをしたいところだ
>>822 気にすんな
ある程度の長さがないと読み応えがない
て言うか保管庫がそろそろ欲しいですね。
誰か作ってくれないかなー?
お前が作れとかなしね
そんな馬鹿なと笑いつつ、googleに「お兄ちゃん」と入力して検索してみた。
マジだった。
>>785 亀レスですが
>そ、そうよ!あんたが貴族になればいいのよ!それが無理なら私が平民になれば!
もはや自分がなに口走ってんのかわかってないご主人様萌え。
>>804 おでれーた、ガンダールヴの能力は、股間のハイパー兵器まで使いこなせるですか。
サイトが女を支配してハルケギニア統一を企む戦記物とか考えちまいましたよ。
最後はエルフまで手を伸ばして、孕ました子供による一族で聖地に(ry
普通に面白かったYO!! グッジョブ
ジェシカのエロキボンヌ
>>834 戦記物ではないが女ヤり倒しで権力を握るのはラノベで既にD17が通った道だ。
胸革命ってなんですか?
元の世界に帰る方法が分かって、もうサイトなしでは生きられないルイズたんも一緒についてくるエンドキボン
>>833 漏れもw
久しぶりに読んだ。ナツカスイ
>>839 でも帰ってきたところで、将来性のカケラも無い現役工房Vipperですよ? (´・ω・`)
843 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 01:21:22 ID:vKySBM2m
>>842 時間の流れが一緒だったらたぶん中卒ニートVipperですよ?
844 :
ご主人様と犬:2006/08/15(火) 02:07:42 ID:MeMu0vl7
「ねえサイト、いい加減に機嫌直してこっちに来なさいよ、ね」
背後から聞こえてくるルイズの苦笑に応えず、才人は壁を向いたまま床に体育座りしていた。
今はもう真夜中だが、昼間あんなことになってから、ずっとこうしているのだ。
初めてだった。初めてで、あれだ。顔を見られたくないというか一人にしてほしいというか死んでしまいたいというか僕はモグラでしゅというか。
とにもかくにも、才人は久しぶりにそういうダメな気分に陥ってしまっていたのである。
「ソーローソーロー、僕はソーロードーテーヤロー」
口からはほとんど全自動で変な歌が垂れ流しになっている。そんな風になってしまうぐらい、ショックが大きかったのだ。
「ほら、サイト」
優しい声で後ろから囁かれると同時に、才人の身体がずるずると引き摺られる。
ルイズはベッドに腰掛けると、才人を床から引きずり上げて自分の隣に座らせる。才人は自己嫌悪全開モードのまま、抵抗もせずにそれに従った。
「ごめんね、サイト」
普段とは全く違った、穏やかな声音である。ルイズは才人の頭を優しく撫でながら言った。何を言われるのかと思ったら、
「わたしも初めてだったから。まさか、あんなに早いものだとは思わなくて」
止めの一撃である。才人は訳の分からないことを絶叫しながら、それこそモグラのように布団の中に潜り込んだ。
「サイト、どうしたの」
引っかぶった布団の向こうから、ルイズの驚いた声が聞こえてくる。才人は泣き叫んだ。
「僕はそんな名前じゃありません! 僕はモグラです、哀れなモグラなんでしゅ!」
いつもなら、才人がそんないじけた態度を取ろうものなら「止めてよね気持ち悪い!」だのと散々罵倒してきて挙句の果てには蹴りまで飛ばしてくるルイズであるが、やはり今日は一味も二味も違う。
「あら、可愛い子犬ちゃんが可愛いモグラちゃんになっちゃったのね」
と、からかうような口調で言ってきただけである。少しも動じた様子がない。このルイズ嫌いだ、と才人は布団の中で鼻を鳴らした。
「サイト」
呼びかけながら、ルイズが布団を持ち上げる。差し込んできた光の中にルイズの温和な笑顔が見えて、才人は慌てて彼女に背中を向けた。文字通り、顔向けできない心境である。
「モグラちゃんは光が苦手かしら」
悪戯っぽい声と共に、ルイズが布団の中に潜り込んでくる。才人は彼女から逃れようとしたが、布団の中でうまく動けるはずもなく、あっさりとつかまってしまった。
ルイズは背後から才人を抱きしめてきた。さすがにルイズだけあって、つぶれる乳房の感触を背中に感じたりはしなかったが、女の子特有の柔らかい肌の感触がパーカー越しにも伝わってきて、才人は妙にどきまぎしてしまう。
「離れろよ」
半ば照れ隠しに弱弱しい抵抗をしてみせたが、ルイズは離れるどころか小さな笑い声を立てるだけである。
「照れなくてもいいのよ、サイト」
「照れてなんかいねえよ」
「本当」
「本当」
「じゃ、こっち向いて」
それは困る、と才人は思う。頬が熱くなっているのが自分でも分かるぐらいだから、今は相当顔が赤いはずだ。
だが、だからと言って振り向かない訳にもいかない。それは、自分が照れているということを認めてしまう行為である。
845 :
ご主人様と犬:2006/08/15(火) 02:09:28 ID:MeMu0vl7
仕方なく、才人はルイズに一度腕を解いてもらってから、ベッドの中でもぞもぞと身体の向きを変えた。
が、何やら気恥ずかしくてルイズの顔を直視できない。
「やっぱり照れてるのねサイト」
「照れてねえって」
「だってお顔が赤いわよ」
「赤くねえよ」
ほとんど拗ねるように言う才人に、ルイズは含み笑いを漏らす。
(クソッ、からかわれっぱなしじゃねーか。面白くねえ)
内心悔しい才人ではあるが、今のルイズを相手にしたら何を言ってもさらっとかわされそうである。
と言うよりも、反応が読めなくて正直ちょっと怖いぐらいだ。
(いいや、もう寝ちまおう。どうせその内治るだろうし)
半分やけっぱちになりながら、才人は目を閉じる。
「あら、サイト」
ルイズが話しかけてくるが、無視である。これ以上からかわれてたまるか、と多少意固地になっていた。
「もうおねむなのかしら」
おねむとか言うな俺はあかんぼじゃねーんだぞと心の中で叫びつつ、才人は出来る限り規則的な呼吸をして狸寝入りを決め込んだ。
「寝ちゃったのね、サイト」
少し寂しそうな声が、閉ざされた視界の向こうから聞こえてくる。
(へん、ざまーみろってんだ)
と、才人が少々みみっちい達成感を味わったその瞬間、彼は自分の身体を何か温かく、柔らかいものが包み込むのを感じた。
驚きで声を上げそうになるのを寸でのところで堪え、薄目を開けて様子を窺う。すると、目の前に平らだが柔らかいものがあった。ルイズの胸だった。
「サイト」
子守唄でも歌うような優しい調子で、ルイズが話しかけてくる。その手は、ゆっくりと才人の後頭部を撫でている。
「かわいくって勇敢な、わたしだけの子犬ちゃん。大丈夫よ。ずっと、わたしが守ってあげるからね」
その柔らかい声音を聞いていると、才人は本当に眠くなってきた。
今のルイズはまるで、彼女の姉であるカトレアのようだと才人は認識していた。
だが、違った。確かにカトレアとも似ているが、今のルイズの声音はそれ以上に優しく、心を落ち着かせてくれる。
(母さん)
自然と、もうずっと会っていない母の姿が頭に浮かんでくる。
(あれ、おかしいな。俺、帰れなくて寂しいなんて思ったこと、なかったのに)
もう少しで涙があふれ出しそうなほど、目頭が熱くなっていた。
いくら好奇心旺盛で順応性が高いとは言え、やはり才人も元は日本の一般高校生に過ぎない。
自分の胸の奥にこれほどの望郷の念が眠っていたことに、才人は驚いた。
耳に響くルイズの鼓動を聞きながら、才人はいつしか深い眠りの中に沈みこんでいった。
846 :
ご主人様と犬:2006/08/15(火) 02:10:15 ID:MeMu0vl7
次に目を覚ましたのは、まだ真夜中という時分だった。
ルイズはまだ才人を抱きしめていたが、目を閉じて健やかな寝息を立てている。
月明かりに浮かぶその穏やかな寝顔を見ていると、才人は何故かしら胸が締め付けられるような切なさを感じてしまうのだった。
(やっぱ、このルイズはダメだ)
そっと彼女の腕の中から抜け出し、涙を拭いながら、才人はベッドから降りて壁に立てかけてあったデルフリンガーを手にする。
(俺はルイズを守るって誓ったんであって、こいつの優しさに甘えたいって思ったわけじゃねえ)
どうせ、ルイズがあんな風になってしまったのはまたモンモランシーの薬のせいだろう。才人はそう推測した。
まだ身体に残っているルイズの温もりにほんの少しだけ名残惜しさを感じながら、才人はそっと部屋を後にした。
モンモランシーの部屋に着いた才人は、控えめに部屋の扉をノックした。一応、まだ夜中だということに配慮したのである。
モンモランシーが出てこなかったら、扉を叩き切ってでも目標を達成してみせる。そう意気込んでいた才人だったが、予想に反して扉はゆっくりと開き、その向こうからモンモランシーが姿を現した。
「てめえコラモンモン」
と、勢いのままにモンモランシーに食って掛かろうとした才人だったが、彼女の姿を見てぎょっとした。
部屋から漏れる頼りない明かりに照らされたモンモランシーの顔は、死にそうという表現が一番似合うと思わせるほどの形相であった。
頬はこけ目は充血し、縦巻きロールの金髪はほつれてぼさぼさ。悲惨以外の何物でもない。
モンモランシーはしばらくぼんやりしていたが、やがて疲れたようにため息を吐き出した。
「なんだ、サイトじゃない。なんか用なの」
この投げやりな対応にも、才人は驚きを隠せなかった。ルイズほどではないものの高飛車なモンモランシーのこと、こんな夜中に部屋を訪れようものなら、もっと文句を言われるはずである。
「いや、ちょっとルイズがさ」
なんとなくしどろもどろになりながら才人が言うと、モンモランシーは「ああ」と納得したように言ったあと、疲れた様子でため息を吐き出した。
「心配しなくても大丈夫よ。すぐに元に戻るから」
「また一ヵ月後か一年後か分からないって言うんだろ」
「伸びても一週間だと思って。そういう薬なのよ。分かったらさっさと帰ってくれる。疲れてるのよあたし」
「それは見なくても分かるけど。なんかあったのかよ」
今やルイズのことと同じぐらいにモンモランシーのことが気にかかる才人である。いくらなんでもこの疲れ方は尋常ではない。するとモンモランシーはどこか遠くを見るような目をして、唇の片端を引きつらせるようにつりあげてみせた。
「なんかあったかって。ええありましたとも。正直、死ぬかと思ったぐらいよ」
「あのさ、悪いんだけど順を追って話してもらえないかそれ」
モンモランシーは少しの間しかめ面をしていたが、やがて諦めたようにため息を吐き、扉枠にもたれかかりながら話し始めた。
847 :
ご主人様と犬:2006/08/15(火) 02:10:58 ID:MeMu0vl7
「今日の昼間、ルイズが来たんだけど」
「ああ、そう言えばどっか出かけてたっけ。お前んとこだったんだな」
「そう」
「なんか、用事でもあったのかルイズの奴」
才人は何気なくそう訊いた。深い意味はなかった。ただ、ルイズとモンモランシーは用もないのにお喋りするような仲ではなかったはずなので、少し気になったのである。
しかし、対するモンモランシーの反応は奇妙であった。彼女は気まずげに目をそらすと、誤魔化すようにこう言ったのである。
「別に、大したことじゃないわ。それで、ルイズが来たんだけど」
「ああ」
才人も、それ以上は追及しなかった。女同士だし、男には話しにくいこともあるのだろう、と気を遣ったのである。モンモランシーも、才人がそれ以上訊かなかったことに幾分かほっとした様子で、続けた。
「そのときに紅茶を出したのよね」
「思ったより気が利くんだなお前」
「礼儀って言葉の意味ぐらいは知ってるつもりよ。問題はここからでね」
モンモランシーは頭痛でもしているかのように額を押さえると、深い深いため息を吐いた。
「あたしが作ってた失敗作の薬を、砂糖と間違えて紅茶にいれちゃったのよあの子」
「なんで間違えるんだよそんなの」
「最近かなりたくさん薬作ってて、いれる容器がなかったから、空になってた砂糖の瓶にいれてて」
「さっさと捨てとけよ失敗作なんか」
「そう簡単にはいかないわよ。ちゃんと処理しないと危険なんだから」
モンモランシーの説明はいちいち理屈が通っていた。それ故に、才人は怒りをどこにぶつけていいのかよく分からなくなった。
「お前がそんなにいっぱい薬作ってんのが悪い」
「無茶なこと言わないでよ」
「大体、なんでそんな張り切ってんのお前。金なくて材料だって手に入らないって前に言ってただろ」
腹立ち紛れにそう言うと、モンモランシーはまた気まずげに押し黙ってしまった。
(なんだ、こいつ)
才人は、得体の知れない気味悪さを覚えた。
(俺に、何か隠そうとしてるのか)
どうもそうらしいが、何を隠そうとしているのかは皆目見当もつかない。
誤ってルイズに薬を飲ませてしまったのを隠すならまだ分かるが、モンモランシーは明らかにそれ以外の何かを隠そうとしている。
(なんなんだよ気持ち悪ぃーな)
先ほどとは別種の苛立ちを才人が感じ始めたとき、モンモランシーはようやく再び口を開いた。
「それで、あたしは紅茶飲む前に薬が入っちゃったことに気付いて、難を逃れたんだけど」
「ルイズは飲んじまったのか」
「うん。まあ、ルイズとあと一人いたんだけど」
モンモランシーは何故か頬を染めてそう言う。
それが誰かというのも気にはなったが、才人が本当に聞きたいことはそれではない。
「で、その薬の効果は」
そう問うと、モンモランシーはわずかに複雑そうな顔をした。
848 :
ご主人様と犬:2006/08/15(火) 02:11:52 ID:MeMu0vl7
「その前に、聞いておきたいんだけど」
「なによ」
「ルイズ、どんな感じになっちゃってるの」
「どんなって」
才人は、昼間帰ってきてからのルイズの奇行を思い出す。だが、どれも他人に説明できるようなことではない。
「どうでもいいだろそんなの。とにかく変なんだよ」
半ば照れ隠しに、才人は怒鳴った。
するとモンモランシーは腕組みして唸った。
「あれってね」
「ああ」
「強調する薬なのよ」
才人は目を瞬かせた。
「なんだよそれ」
「飲んだ人の性格とか、身体とか、そういう、その人を構成する要素のどれかを強調する薬で」
才人は自分があっさりとルイズに組み伏せられたり、ベッドに引き摺り上げられたことを思い出した。
あれも、薬の効果でルイズの筋力が増強された結果らしい。
「なんでそんな変なもん作るんだお前は」
「だから失敗だったのよ。最近あんまり寝てなかったもんだから、ちょっと材料間違っちゃって」
「とにかくこっちはいい迷惑なんだ。すぐに治してくれ」
「あたしだってそうしたいんだけど」
モンモランシーは困ったように部屋の中を振り返る。
「ちょっと今、薬を調合できる状態じゃなくてね」
「なんだそりゃ」
「いろいろあるのよ。さっきも言ったけど、薬の効果はせいぜい一週間ぐらいだから」
「一週間もあんなルイズに付き合えってのかよ」
才人はうんざりしてそう言った。モンモランシーは少し興味を惹かれたように才人を見てきた。
849 :
ご主人様と犬:2006/08/15(火) 02:12:53 ID:MeMu0vl7
「そんなに大変なのルイズったら」
「おう」
「前のときよりも」
前のとき、とはもちろんあの惚れ薬事件のときのことだろう。
方向性は違うが、あのときと同じぐらいに大変なのは確かである。
どちらにしろ、薬の効果で好かれたり優しくされても嬉しくないと感じる程度には、才人は真っ直ぐな少年なのだ。
「でもねえ」
モンモランシーはまた疲れたため息を吐き出す。
「あたしだって、解毒剤作れたらすぐにでも作りたいんだけどね」
「だから何なんだよさっきから。この部屋じゃ作れないっての」
「ええ。今の状態じゃね」
いちいち、歯切れの悪い返答である。才人は苛立ちながら訊いた。
「どういう意味よ」
「さっき言ったでしょ、薬飲んじゃったの、ルイズ以外にもう一人いるって」
「ああ」
「その一人っていうのが」
「僕のことさ」
突然部屋の中から声が聞こえてきたと思った瞬間、暗闇から二本の手が伸びてきてモンモランシーの身体を引きずり込んだ。
「ちょ、モンモン」
才人は慌てて背中のデルフリンガーに手をかける。部屋に踏み込むと、薄暗い明かりの中に二人の人間の姿が浮かび上がっていた。
「やあサイト、こんばんは」
そう言ってウインクしてきたのは、紛れもなくギーシュ・ド・グラモンであった。
850 :
ご主人様と犬:2006/08/15(火) 02:13:28 ID:MeMu0vl7
彼は部屋においてあった椅子に優雅に腰掛けている。その膝の上に、顔を赤くしたモンモランシーを乗せて。モンモランシーは必死に何か叫んでいるようだったが、その口はギーシュの手によって塞がれていた。
「とりあえず、扉を閉めてもらえるかな。外に声が聞こえると誤解されてしまうからね」
才人は迷った。どうも、ギーシュもかなりおかしくなっている様子である。モンモランシーが明らかに嫌がっているのを見るに、人を呼んできた方がいい気もする。
「安心したまえサイト。僕はただ、愛の営みに無粋な邪魔をいれたくないだけさ」
「愛の営みってお前」
「そう。つまりはこういうことさ」
言うが早いか、ギーシュはモンモランシーの口を塞いだまま、彼女の首筋に唇を押し付け始める。
そこからの展開は実に見事であった。ギーシュは膝の上のモンモランシーを、拘束しつつ責めてみせたのである。
首筋や顔を舌や唇で責めつつ、片手で身体の至るところを愛撫する。モンモランシーも始めは抵抗していたが、ギーシュに責められる度に身体を跳ねさせ、表情を虚ろにしていった。
二人は最終的に才人の目の前で交接まで演じてみせた。しかも、床に四つんばいになったモンモランシーをギーシュが責め立てる、獣のような姿勢である。
「ギーシュ、やめて」
小さく悲鳴を上げるモンモランシーをからかうように、ギーシュは腰の動きを激しくする。
「おやおや、そう言いながら随分とよく締め付けてくれるじゃないか、君は」
「だって、だって」
羞恥と興奮で顔を赤くしながら、モンモランシーは小さく首を振る。
「気持ちいいんだろう、モンモランシー。何も恥ずかしがることはないよ」
「でも、サイトだって見てるのに」
「安心したまえモンモランシー。そうやって雌犬のように乱れていても、君の美しさは少しも損なわれてはいないからね」
「ああ、ギーシュ」
甘い声で囁かれ、モンモランシーはついに最後の羞恥心すらかなぐり捨てた様子だった。
ギーシュの名を呼びながら、涙と涎を垂れ流して激しく切ない喘ぎ声を上げる彼女に、普段の高飛車な面は少しも見られない。
「ギーシュ、好き、大好き」
「ああ、僕も愛しているともモンモランシー。さあ、また君の中を僕で満たしてあげるからね」
ギーシュがより一層強く腰を叩きつけると同時に、モンモランシーの身体が激しく反り返った。
ぐったりと床に身を横たえるモンモランシーを満足げに見下ろしながら、ギーシュはゆっくりと陰茎を引き抜く。
行為の激しさに比例しているかのように、精液の量も半端ではなかった。なにせ、ギーシュの陰茎とモンモランシーの陰唇の間に白い橋がかかったほどであるから。
「さて、それでは話をしようじゃないか、サイト」
「いや、その前にお前」
まるで出来のいいAVを見ていたみたいだと半ば呆れながら、才人は一応突っ込んでおいた。
「やらしいとこ強調されすぎ」
851 :
どっかのアホ:2006/08/15(火) 02:17:09 ID:MeMu0vl7
またふらふらと投下させていただきました。
>>532-534の続きです。
前に感想書いてくださった方々、ありがとうございました。
またあんまりエロくないですけど、楽しんで頂ければ幸いです。
たまにはギーシュが主導権握ってたっていいじゃない。
か、神じゃ!神がきなさった!
オチに吹いたWもはやGJをいくらいっても足りないぐらいだW
例え平凡な、何の取り柄もない才人に戻ってしまうとしても、
それでも元の世界に帰りたいんだろうねぇ
家族や友達に別れも告げられずに連れてこられた以上、当たり前といえば当たり前なんだけど
ハルケギニアを去る日が来ると分かった時、ルイズはサイトの事を引き留められるのかな
>>851 GJ!
一応、8巻時点のルイズの心境としては
まずは帰る方法探して上げて
その上で才人が選べばいいみたいな感じかね
俺ならまず帰らん。
彼女も友達も捨てて生きる自身がある。
スレ初期のアンリエッタ書きの人どうしちまったんかなぁ
未だに楽しみにしてるんだが
459 名前:名無し曰く[sage] 投稿日:2006/08/15(火) 06:29:09 ID:mfr4/xvg
>>458 たしかに実際、良い時に限って予想外の事態で死んじゃうよね
でも大抵自分の油断から来た感じなんだよなぁ こうすればよかったとか良く反省する
と、初回カカ・ルーなんかで苦戦してるへぼっこの意見、現在7階、透視どころか保存すら出ない
2Fで泥棒したのでパコレプキンの腕輪があるけど、食料もないし詰んだかな…
ワロチ
個人叩きなら他でやってくれ。名無し曰くがどこで何やってようがどうでもいいよ。
叩き?
これより投下を開始いたします
今日もトリステイン魔法学院には授業の終わりを告げるベルが鳴り響いた。
「あー、ようやく授業が終わったぁー」
その音で目を覚ました才人は、席を立って思いっきり背伸び、次にあくびをした。
横でルイズが何か言いたそうに拳を握り締めているが気にしない。
授業中に他の女子生徒のスカートを覗こうとして股間を蹴り上げられたことはあっても、なぜだか眠って蹴り上げられたことは無い。
「まったく、あんたときたら」
ルイズは文句を言いたくてたまらなかった。しかしそれでは使い魔を人間だと認めることになってしまう。
ぶつぶついいながら立ち上がると外へ出るためにドアへと歩き出す。
「へいへい」
才人はまぶたをこすりながら悪びれた様子も無く後ろからついていった。
「おーいルイズ、部屋こっちだぞ」
教室から出たところでいつもとは逆のほうへと進み始めるルイズに才人は言った。
「知ってるわよ」
「じゃあどうして、そっち行くんだよ」
ルイズは止まって振り返る。
「うっさいわね、オスマン氏に校長室に来るように呼ばれてるのよ」
「なんで?」
「知らないわよ!」
才人はしばらく考え込んだ。
そして何かにひらめいたようでにやけ顔になる。
「ルイズ、何を破壊したんだ?」
「はぁ?」
ルイズは意味がわからなかったらしく聞き返してくる。
「どういう意味よ」
「いやっほら、お前の魔法、ぷっ、くくく」
「だから何よ!」
ルイズの顔がみるみる険しくなっていく。
「だからさぁ、お前の魔法でなんか壊したんだろ?」
「なんで、私が!」
ルイズの怒りの声も調子に乗っている才人にはまったく聞こえていない。
「たとえばコルベール先生のかつらとか、ぶあっはっはっは!」
自分で言った冗談で才人は腹を抱えて笑い出した、だめなやつである。
「こ、このバカ犬、ご、ごごご主人様になんて、なんてこと言うのかしら」
「まずい!」
言い過ぎたことにさすがに気づいた才人は逃げ出した。
「こらっ! 待ちなさい!」
なんとか振り切ったのだが、遠ざかるルイズからひとつの言葉が耳に届いた。
「晩御飯抜きーーー!」
「ちぇ、ルイズのやつ、あんなに怒らなくてもいいのにな」
プライドだけは妙に高いからな、まったく愛想笑もできねぇのか。
別にあれだけばか笑いされたらルイズじゃなくても普通は耐えられないだろう。
ひとまず才人は部屋に戻ってきていた。
晩御飯のことは別に食堂に行って施しを受ければいいので大して気にしてなかった。
別にルイズがいないのだからイスにでも座ればいいのに寝る場所でもある藁束の上に座り込む。
すっかり使い魔としての生活が身にしみてしまっているようだ。
「あーあ、ひまだなぁ」
ぼーっと窓の外を眺める。
使い魔として与えられた仕事はいろいろある。
主な大きな仕事を言えば掃除は授業前に終わらせてしまう。洗濯は夜、風呂に入った後の残り湯で行う。
なのでこの時間は特にやることは無い、使い魔としての一日の生活では少ない自由時間であった。
「おもしろいことねぇかなー」
才人は何気なく部屋を見まわしてみた。
ベッドにテーブル、鏡台、特に目新しいものはない。
「んっ?」
目線がタンスで止まる。
「あれは」
見覚えがあるものをタンスの上に発見した。
「そういえば一緒に飛ばされてきたんだった」
才人はタンスの上にあるノートパソコンを取った。
「すっかり忘れてた」
ひとまず床に置いて懐かしむように眺める。
少し前、運命の分岐点ともいえる時が思い出される。
「たしか修理に出したのをとりに行って」
うんうん、と首を縦に振る。
「その帰りに変な光についさわっちまったんだよな」
そのゲートこそ使い魔を召喚するゲートだったのである。
あのときほど自分の強い好奇心を呪ったことは無いだろう。
ただそのおかげで充実した時間を過ごせているので満足はしていた。
才人はノートパソコンを開いた。
そして何を思ったのか電源を入れるスイッチを押した。
画面にWindowsのロゴが映しだされる。
「あれ? まだ電源つくのか」
念のためにバッテリー残量を表すランプに目をやる。
ランプは何事も無く光を放っている。
「バッテリーってこんなに持ったっけ?」
才人は首をかしげる。
「エネルギーってのはほっといても消費するよな」
わかるはずも無い疑問に頭をひねってみるがすぐにやめた。
ノートパソコンからたちあがったことを知らせる合図が鳴り響いた。
それを聞いた才人はとりあえずカーソルを動かし始めた。しかしどこをクリックすればいいのかわからない。
「つけたのはいいけど何見りゃいいんだ」
とりあえず記憶の断片を探ってみる。
ソリティア、ハーツなどの備え付けのゲームを最初に思い出したが今更、という感じがするので却下。
次にワードやエクセルを思い出す。打ち込む内容がないので却下。
そして一番使用時間が多いであろうインターネットを思い出す。
「あっ!」
かなり重大なことが頭の中をよぎる。
「そうだ、出会い系に登録したんだった!」
メールがきてるかもしれない、そう考えるとルンルン気分になった。
ネットにつなぐ環境が整っていないのに返事がくるはずもない、そんなこともわからないのであった。
メールをチェックするためにアウトルックをダブルクリック、ウインドウが開かれるとすばらしい光景が目に入った。
新着メールが一件あります。
「や、や、やったあぁぁぁ!!!」
才人は両手でガッツポーズを作り、部屋中にこだまするほどのおたけびを発した。
「俺は犬じゃねえぞおぉぉぉぉ!! 人間なんだあぁぁぁぁ!!!」
奇妙な言葉を連呼し始める。
たとえ犬じゃないとしても、親が子供に「こういう大人は危険だから近づいたらだめよ」と言われる人だろう。
犬のほうがましなようにも思える。
ひとまず興奮冷めやらぬうちにメールの中身を確認することにした。
【はじめまして平賀さん、私は柴江といいます。
同じ日に出会い系に登録したなんて、なんだが運命を感じるんです。よろしかったらメールを交換しませんか?】
「しばえさんか、文が丁寧でいい人っぽいなぁ」
どんなの人なのか想像してみる。
きっとやさしくて家庭的なんだろうなぁ。
都合のいい人物像を想像する、柴江さんにとってはいい迷惑だろう。
備え付けてあった添付ファイルを開く。そして感動から体がプルプル震える。
「きたああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
写真に写っている女性の顔は綺麗だった。
優しげな瞳、小さい鼻、髪は黒で肩にかかるくらいの長さ、根っからの日本人の顔だ。
女性の綺麗さを表す言葉でいえば、まさに大和撫子、それがぴったりであった。
年齢は書かれていないので不詳だが目測20歳程度と予想した。
「よし!」
この感動が薄れないうちにさっそく返事を返そうとすると、ドアが開く音が聞こえた。
才人は急いでノートパソコンの電源を切った。
「ねぇ、そんなにやけ顔で何やってるの?」
入ってきたルイズが険しい顔でつっこんでくる。
廊下での出来事もあり、その後才人はお仕置きを受けたものの、メールのことはどうにかごまかしたのだった。
それからというもののルイズの目を盗んではメールのやりとりを楽しんでいた。
柴江さんのことが知りたくていろんなことを聞いた。
趣味、お料理。なんて家庭的なんだと才人は感動した。
特技、お裁縫。なんて家庭的なんだと才人はまた感動した。
好きな食べ物、シチュー。なんて家庭的なんだと才人はこれも感動した。
悩み事、故郷に帰って親孝行するべきかどうか。なんて家庭的なんだと才人はやっぱり感動した。
好きな男の人のタイプ、自分が作った料理をおいしく食べてくれる人。なんて家庭的なんだと才人は繰り返し感動した。
住んでいるところ、少し田舎にある村。なんて家庭的なんだと才人はなぜか感動した。
柴江さんのことを知るたびに惹かれていく、そんな感じで最近の才人の気分は有頂天であった。
おかしい点はいくつもある。
インターネットは見れないのである。
メールのやりとりができるのだから、ネットワークにつながっているはずである。
それにバッテリーもいまだに切れない。ランプは残り少ないこと示す点滅状態にもならない。
しかし魔法があるとんでも世界に来てしまった才人は「まぁ、いっか」とたいして深く考えないのであった。
やりとりを始めておよそ十日後、驚くべき内容のメールがきた。
【今度、二人きりで会いませんか?】
「つつつ、ついに来たあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
二人だけで会うということはデートである。
女性と縁のない才人は彼女いない暦が年齢といっしょというピュアな少年である。
人生初の春が来た! といっても過言ではない。
「あれ? 待てよ……」
ここで最大の難問が待ち受けていることにさすがの才人も気づいた。
「どうやって会うんだ」
別の世界に住んでいる者同士、どっちの世界の場所で待ち合わせをしても、一方はたどり着くのは不可能なのだ。
悩んだ結果、才人はこう返した。
【最近ちょっと忙しいからしばらくは無理なんだ、ごめん】
会わないけどメールは続けたい、相手の気持ちをまったく考えていない心無い文である。
しかし次にきたメールにまた驚くことになる。
【無理ならかまいません。でも、できるなら来てください。
日にちは明日の陽が昇るころ、場所は風の塔の裏です。平賀さんを信じて待っています。】
「へっ?」
才人は混乱した。
風の塔といえばこのトリステイン学院にあるのだから。
「もしかしたら、俺みたくパソコンを持ってこっちに来たのかな」
柴江さんはもしかしたらこの近辺に住んでいるのかもしれない、そう考えた。
たしかに才人の『ノートパソコン』や『破壊の杖』など、物と一緒に飛ばされるという例はたくさんあった。
その夜、才人は終始ドキドキして眠れなかった。
ただ寝すごす可能性がなくなったので返って都合はよかった。
「俺、どうなっちゃうんだろう」
だって夜、人気の無いところだよ、やるしかないだろ、男として!
何もすることがなくて終始妄想していたのは本人だけの秘密である。
長い夜も過ぎていき陽が昇るころ、寝ているルイズを起こさないように細心の注意を払って部屋を出た。
そして風の塔の裏へとやってきた。
ついに大和撫子と表すにふさわしい柴江さんと会うのである、才人は緊張しっぱなしであった。
「まだかな、柴江さん」
突然妄想にふけってにやけ顔なる。
そして某漫画のように、自分を両手で抱きしめて唇を突き出し空中にキスをする。
正直言って今の才人は気持ち悪い。
もしこれを見たら、誰だって声をかけずに一目散に走り去るだろう。
しかし運がいいことに柴江さんがやってきたのは一連の行為が終わりを告げてからだった。
「本当に来てくれたんだ、サイトさん」
後ろから女性の声がする。
才人は小さく咳払いした後、一瞬でまじめな顔をつくりあげた。
「も、もちろんですよ、柴江さん」
そして振り返った。
「はじめま・・し・・・て」
そこには見慣れた人物が立っていた。
メイド服にそばかす、カチューシャはつけてないが見間違えるわけが無い。そこには正真正銘シエスタがいた。
「なんでシエスタが!」
「ひいおじいちゃんの残した言い伝えは本当だったんだわ」
シエスタは感動したように両手を合わせて天を仰いだ。
「どど、どういうことなんだぁ!」
才人は頭を抱え込んだ。
「だ、だって! メール! 写真! なんでえ!!!」
混乱している才人にシエスタはゆっくりと説明する。
「ひいおじいちゃんが残したのは実は『竜の羽衣』だけじゃないんです。名前はわからないんですが、スイッチを押すと綺麗な模様が出てくる物なんです。」
「それってきっとパソコンだ!」
ルイズに初めてノートパソコンを見せたときと同じような感想をシエスタが言ってるのに気づいた。
「ぱそこんって言うんですか?」
「そうだよ」
徐々に冷静を取り戻してきた才人は、メールの内容とシエスタのいろいろな共通点に気づく。
料理や裁縫、ましてはシチューなんていうのはシエスタの代名詞である。
そして両親がいる故郷のタルプは少し森に入ったところにある、つまりちょっと田舎。
柴江の柴は「し」とも読める。江は「え」つまり合わせて「シエ」
シエスタしかいないじゃん! という事実に気づく。
「ひいおじいちゃんが死ぬ1年ほど前のことらしいんですが、ひいおじいちゃんと同じ国の人が村に来たんだそうです」
「俺と同じ世界の人が」
シエスタは話を続ける。
「その同じ国の人がこのぱそこんというものを持っていたんだそうです。しばらく村に滞在していてその人が使い方をひいおじいちゃんに教えたんだそうです。
でも、ある日突然『帰る方法を探す』と言って出て行ったそうです。才人さんの言うぱそこんを残して」
「そうだったのか」
才人は頭で必死に整理をつけていた、しかしまだわからない点がいくつかあるので聞いてみる。
「文字はどうやって打ち込んだの?」
「使い方と文字の翻訳表をひいおじいちゃんは紙に書いて残してくれたんです」
「平賀と柴江っていう漢字は?」
「使い方の紙に名前は二つに分けるって書いてありました。漢字はよさそうなのを適当に選んだんです」
「出会い系のことは知ってる?」
「使い方の紙に文の例として書いてありました」
「本当に来てくれたんだ、才人さん。そう言ってたけどメールの相手は俺だって知ってた?」
「はい。だって……」
「だって?」
シエスタは顔を赤らめる
「ひいおじいちゃんの言い伝えだと、将来の旦那様と会話できるんだって、だから使ってみたんです。そしたら本当に返事が返ってきて」
「旦那様って、やっぱり俺のこと?」
「はい」
シエスタはゆっくりと近づいてきた、そして才人を抱きしめた。
「ちょ、ちょっとシエスタ」
「好きです」
甘い声でそう囁くと目をつむった、そしてゆっくりと顔を近づけてくる。
才人はされるがままにくちづけを交わした。
「サイトさん、言いましたよね。私に対する気持ちを嘘にしたくないって」
シエスタの潤んだ瞳が才人を誘惑する。
「でも、私はもう待てません、我慢できないんです!」
「シエスタ!」
才人は叫んで抱きしめ返した。
目の前にいるシエスタがどうにもいとおしくてしょうがない。
先ほどまで混乱していた才人はどうにも理性をうまく制御できないのであった。
「シエスタ・・・」
「あぁ、私、奪われちゃうんだわ」
シエスタの提案で二人は風の塔の中に入って行った。
外ではこれからする行為を誰かに見られてしまう可能性がある、それに2階には倉庫があるかららしい。
シエスタは才人の腕に抱きついている。
才人いわく、脱ぐとすごい二つの大きな山が歩くたびに動いて才人に振動を与えていた。
倉庫に入ると窓がひとつあるだけで薄暗い。
荷物がそこらじゅうに散乱していたが隅の一角の方にシーツがひいてあるのを才人は見つけた。
なるときは積極的になるシエスタが、この時のために前もって準備したものである。
才人はシーツの上にシエスタを押し倒した。
下にいるシエスタを見つめる。
倉庫の薄暗さが魅力をさらに引き立てていた。
唇を奪い、強引に舌を相手に侵入させる。
「…っ・‥はぁ・・・・んっ」
・・・チュ・・・クチュ・・・・ピチャ
薄暗い倉庫の中に二人のキスの音が鳴り響く。
シエスタは抵抗もほとんどせず、もっとして、と言わんばかりに舌を積極的にからめてくる。
才人は全身にしびれるような快感を感じていた。
一分もの間、たがいの唾液の味を充分に堪能した。
顔を離すと突き出した舌から糸ができる。
「シエスタ……」
見てみるとシエスタの瞳は焦点が合っていない、だけどまだ理性が残ってる気がした。
その理性を奪いたい、そう思い今度は胸への攻撃を開始する。
胸元が大きく開いたメイド服の上から胸を少し強めに揉みほぐす。
「ふぁ」
シエスタの体がピクッと動く。
それを見てもう片方の手でメイド服の胸のあたりをずらす。
そして出てきた桃色の突起物を口に含む。
「あっ‥はぁ・・・んっ・・・くぅ」
乳首を責められたせいかシエスタは声を我慢できなくなったようだ。
その様子をみて才人はうれしくなり執拗に胸を攻めたてる。
「はぁっ・・・んあああっ・・そ・そんなにむっひああ」
言葉をさえぎるために胸をもんでいたほうの手も乳首を責める。
つまんで、揉んで、ひっぱって、押しつぶす。
もう片方も口の中で舐めて、吸い上げて、やさしく噛む。
「んあぁぁぁぁ」
才人の動きのひとつひとつに合わせて身をよじり、声をあらげる。
もっとよがってるところを見たくなり手を胸から離す。
そしてスカートの中へとしのばせようとする。
「あっ、そこは・・・」
恥ずかしいのかシエスタは足を閉ざして進入を阻んできた。
しかし才人のほうが一瞬早く足で手を挟みこむ形になってしまう。
「怖がることないよ」
やわらかい太ももに挟まれながら指を無理やり動かす。
「はあぁぁぁ・・だめえええぇぇぇぇぇ!!!」
シエスタは体を激しく振るえて甘い悲鳴をあげた、どうやら軽くいってしまったようだ。
才人はこの時あることに気づいた。
「シエスタ、下着、着けてないんだ」
下着の上からするつもりだったのだが、秘部を直接責めてしまったのだ。
「はぁ・・・はぁ・・だって、前に・・・えっと、その」
理由はわからないが、言葉を詰まらせる様子を見るともっと困らせたくなってしまう。
「前に?」
しばらく黙っているシエスタだったが、あきらめたのか口を開く。
「前に、火の塔に呼ばれたときにもつけてなかったから、今回も」
そういえばそんなことあったな、と才人は当時を思い出す。
プレゼントしたセーラー服を返してもらおうと呼んだのだが、それをシエスタは着てきたのである。
しかもスカートの丈を短かすぎてドロワーズを着るとはみ出てしまう、という理由ではいていなかったのだ。
あの時はシエスタの勘違いで今と同じ状況になりかけたが、ルイズの登場によりそれ以上の進展はなかった。
だけど、今はちがう。
ここまで進展してしまったのだ。
ルイズも出てこないし、今おこなっている行為は勘違いでもない。
『もう、後には引けない』
そんな言葉が頭をよぎる、しかし才人は迷わずある決心をした。
シエスタをずっと愛し続けることを、ずっと守り続けることを。
「才人さん、どうしたんですか?」
その言葉でハッと我に帰る。
見ればシエスタは不安そうにこっちを見ている。しばらく自分の世界に入っていたので心配をかけてしまったらしい。
「なんでもないよ、シエスタ」
言うや否や顔と顔を近づける。そして、今日何度目になるかわからないキスを交わす。
もういいかな、才人は上半身を起こす。
そしてズボンのチャックを開けて性器をとりだした。すでに破裂しそうなほど膨張している。
「うわぁ」
シエスタが驚きの声を上げる。
「いくよ」
性器をシエスタの性器におしつける。秘部からあふれる愛液が才人の性器をぬらしていく。
「きてっ」
シエスタはコクンとうなずいた。
それを見てゆっくりと混入を開始する。
あせらず少しずつ、止まってるように見える速度で混入を続ける。
「んっ・・・んあっ」
閉じている口から悲鳴がこぼれる。
「はぁ、はぁ、全部、入ったぞ」
ようやく性器をすべて混入し終える。膣の締め付けはすごく伝わってくる快感は想像以上だった。
シエスタは息を荒げながら潤んだ瞳を向けている、その可愛さに射精感が絶えず襲い掛かってきた。
「動いて、いいか?」
「はい」
健気に答えるシエスタ、それを見てゆっくりと動き始める。
ゆっくり腰を引き、カリの部分まできたら、また差し込む。
徐々に速度を速めながらピストン運動を開始する。
一挙一動のたびにシエスタは歓喜の声を漏らす。
「あっ、はぁ、いッ、あぁ!」
その甘い響きに理性が無くなり腰の動きを一気に加速させる。
「うあぁ、あぁ、は、はげし、すぎ、ま!」
抗議の声を無視して一心不乱に突き上げる。
一気に射精間が高まってくる。
「シエスタ! でる!」
「サイト、さ、ああああああぁぁぁぁ!!!」
シエスタが逝くのと同時に白濁液を吐き出す。
目の前がチカチカ点滅する、かつてない脱力感がやってくる。
才人は性器を取り出すとシエスタの体に倒れこんだ。
そして、目をつむった。
「バカ犬――――!!!」
誰かの怒鳴り声で二人は目を覚ます。
「なんだぁ?」
寝ぼけ顔で才人はあくびをする
「このバカ犬―――――!!!!!」
再度の怒鳴り声に二人はビクッとした。
ルイズの声だということに気が付いたのだ。才人のことを探しているに違いない。
才人は飛び上がりあたりを見回す、人影らしきものはない。
次に聞き耳をたててみる、怒鳴り声は窓から聞こえてくる。どうやらルイズは外にいるようだった。
怒鳴り声は徐々に小さくなっていく。
「離れたみたいだな」
そう言って、ふぅ、と一回ため息をついた。
「サイトさん」
メイド服の乱れを直したシエスタも起き上がる。
「ミス・ヴァリエールのことなんですが・・・」
シエスタは不安そうな顔をして言葉をにごした。
その様子を見た才人はまっすぐな瞳、真剣な顔つき、迷いの無い心で言った。
「ルイズには、本当のことを言うよ」
「えっ?」
驚くシエスタだったが、才人は気にせず続けた。
「一緒に、タルプの村で、暮らそう」
その後才人はルイズにことのしだいを話した。
何一つ包み隠さずに、何一つごまかさず。
当然のことだがお仕置きを受けることになった。
鞭、拘束具、あらゆる道具を使ったいままでに無いくらい強烈なお仕置きだった。
虚無を唱えられなかったのは奇跡としか言いようが無い。
しかし才人の態度はまったく変わらなかった。
それに我慢の限界がきたルイズは、大声で叫んだ。
「どこへでも勝手に行けばいいのよ! あんたなんかクビよ!!!」
「悪い」
それでも才人の心は変わらなかった。
ここから先は余談になるのだが、才人にかつらのことを言われた次の日からコルベール先生は授業を休んでいた。
心配になった別の先生が研究室をたずねてみると、中から奇妙な声が聞こえた。
「これで、髪が生える、独身生活も終わりだ、わっはっはっは!」
多分もてない原因は髪の毛だけではないだろう。
パソコンのことについては・・・・・・・・・わからずじまいだった。
〔完〕
駄文失礼しました
グッジョォォォ!
GJ!
最後糞ワロタwww
PCを使いこなすシエスタに萌えw
グッジョブ!! ∩ ∩
_ _∩ (⌒ ) ( ⌒) ∩_ _ グッジョブ!!
(ヨ,,. i | | / .ノ i .,,E)
グッジョブ!! \ \ | | / / / /
_n \ \ _、 _ .| | / / _、_ / ノ
( l _、 _ \ \( <_,` )| | / / ,_ノ` )/ / _、_ グッジョブ!!
\ \ ( <_,` ) \ ノ( /____( ,_ノ` ) n
ヽ___ ̄ ̄ ノ | / ヽ | __ \ l .,E)
/ / / / \ ヽ / /\ ヽ_/ /
パソコンのくだりが妙にツボったw
シエスタのおとぼけっぷりがいいわぁ、GJです
サイト達が去った後、折檻道具の散乱する部屋でひとり咽び泣くルイズたんを想像しておっきした俺変態
>>878 気持ち悪い!
ごごごご主人様で、ななな何変な妄想してるのかしら…!
俺 も だ
話の構成はムチャクチャだが、シエスタ派の俺的にはGJだ
グッジョブ!! ∩ ∩
_ _∩ (⌒ ) ( ⌒) ∩_ _ グッジョブ!!
(ヨ,,. i | | / .ノ i .,,E)
グッジョブ!! \ \ | | / / / /
_n \ \ _、 _ .| | / / _、_ / ノ
( l _、 _ \ \( <_,` )| | / / ,_ノ` )/ / _、_ グッジョブ!!
\ \ ( <_,` ) \ ノ( /____( ,_ノ` ) n
ヽ___ ̄ ̄ ノ | / ヽ | __ \ l .,E)
/ / / / \ ヽ / /\ ヽ_/ /
881 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 22:04:47 ID:6N1Y2NLd
> 当然のことだがお仕置きを受けることになった。
>鞭、拘束具、あらゆる道具を使ったいままでに無いくらい強烈なお仕置きだった。
この辺くわしく
>>878,879
それからずっと、もっと優しくしてあげてれば、こんなことにはならなかったのかな、とか
サイトの事ばかり考えるようになって、四六時中窓際でぼーっとしてて、そのうち学校にも行かなくなって
サイトの置き忘れていった服とかのほつれを延々直し続けてたり
部屋の外に誰か居るような気がして、満面の笑みで「おかえりなさいサイト!」て言いながら開けたら誰もいなくて
また無表情になって部屋の隅でうずくまってたり
見るに見かねてキュルケ達がルイズを連れ出して、タルプ村で暮らすサイトを見せて元気づけようとするんだけど
よりによってシエスタとイチャついてるところを見せてしまい、ますます塞ぎこませてしまったり
そんなルイズたんを想像して萌えてしまう俺はもっと変態だから大丈夫、問題ない
883 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 23:34:09 ID:OiiTquoA
変態紳士どもよ
もう一つの未来は無いのか(/_;)
>882から運命を変えて....
でも....GJ
本編の才人がこういう残酷な選択をきちんとしてくれるかどうかはかなり疑問だなあ。
個人的にはシエスタを傷つけるとしてもきっちり振ってほしいもんだが。
そうした方が話としてはずっと美しい形になる。ともあれGJ。
「もういいよ、キュルケ・・・。私、サイトに酷い事、たくさんしてきたもの・・・。
それを、今更あなたが好きですなんて、虫が良すぎたのよ・・・馬鹿よね本当」
「最後にサイトの元気な姿を見れて、嬉しかった。二人ともありがとう・・・さよなら」
「ルイズッ!!」
―BAD END―
書いてて嫌になった('A`)
いっそシエスタもルイズもアンリエッタもティファニアもタバサもキュルケも皆サイトが喰っちまえばいいんじゃないか。
サイト「みんなで幸せになろうぜ!(゚∀゚)b」
889 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 01:05:30 ID:ukhy4eYJ
皆が賛成しても、あのツンデレ娘(よく考えりゃ奴以外皆デレデレ)だけが
ルイズ「あんたは、私だけの犬なのよ!私だけの.....」
「....」にサイト結局選択。
サイト「おれは根無し草なのさ」
いや、むしろ種まき草じゃないか?
なんかマジでキモいスレだな
自分の趣向に合わないということをわざわざ
スレに書き込んで行く奴ってキモい。というかガキ
そして反応する俺もキモい
いちばんキモイのはルイズ
ルイズ×サイトの本格的ハードSM調教プレイを書く神はいないのか?
ルイズ ハード
>>895をサイトに言われて泣きそうになるルイズを想像して萌えた俺が一番キmry
>>897 くやしい、でも・・・
899 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 12:44:41 ID:fREHijGU
900 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 14:10:30 ID:chn+k3gj
>>899 パソコンが焼ききれるまで保存した!!!!1111111!
901 :
鬼畜系:2006/08/17(木) 16:22:30 ID:ukhy4eYJ
漆黒の暗闇。そこでルイズは目が覚めた。
「う....ん?」
あまりよい寝覚めではない。その理由を確認し直す。
「....!」
昨日の寮への帰宅。
そこは覚えている。
記憶が暗転したのは部屋の扉を開けた時。本来なら「犬」が出迎える手はずだった筈だ。
しかし、記憶を辿れば明らかに部屋の扉を開けたときに意識が無くなっている。
これは一体....?
「漸く目覚めたかね、お前さん。」
「あんたは....」
背中から聞こえるのはあの生意気な「自称」伝説の剣の声。
視界には捉えられないが近くにいるようだ。
「全く....そんなにされて気づかないとはね...。」
「そんなに....?」
暗闇に目が慣れ、若干の視界が戻って来たようなので確認する。
天井から吊された手錠のような腕輪で拘束された手首。
両脚についている拘束具は、ルイズの股を閉じる事を許さない。
「何なの....コレ...」
「さあな。後はあんたが聞いてくれ。」
「聞くって...誰に?」
「俺だよ....。」
暗闇に新たな気配。手に持っているカンテラに火を灯すと、その正体を明らかにする。
「なんで....アンタ何してんのよ。」
「趣味の飼育。鳩を調教しにきたんだよ。ご主人様。」
902 :
鬼畜系:2006/08/17(木) 16:25:09 ID:ukhy4eYJ
「鳩?....調教?」
「今回は本気なんだ。立場逆転。」
「.....!」
漸く立場を理解したらしい。
あろう事か、この「犬」は下克上をねらうつもりなのだ。
今回のこの状況は、そのためのステップ。
自分をこの状況に置いた首謀者に、気丈な態度は崩すわけにはいかなかった。
「なんで私がアンタに調教されないといけないの!」
「...」
「アンタは私の犬でしょ!言うことを聞きなさい!」
「....」
「何か言いなさいよ!」
「ルイズ」
「?」
「立場?わかるだろ?」
「何を言って....痛ぁっ!」
サイトはルイズの胸に手をいれ、その桃色の突起をしっかり摘んでいる。
「わかるだろ?」
サイトがもう一度呟くと同時に、そこは引っ張られ、ギリギリと痛みを帯びる。
「痛いぃ....痛いよぅ...」
手を放すと、その乳房の延びは戻り、また平面の形を戻す。「立場。わかるよな。」
「なんでアンタ何かに....」
「そうだな。胸は飽きたし。次は....」
「!!」
「ココだな。」
いきなり、白絹の中に手を突っ込むとその中の桃色の茂みを鷲掴みにする。
「な...何考えてんの....」
「何も。それっ。」
ブチッ。
「痛ぁぁぁっ!」
「いちいちうるさい。もう一回やるぞ。」
手に絡みついた桃色の縮れ毛を見て言う。
903 :
鬼畜系:2006/08/17(木) 16:28:31 ID:ukhy4eYJ
「へぇ。やっぱし髪とおんなじ色なんだな....。」
「ど....どうしちゃったのよう....サイト...」
確かに、昨日までのサイトとは違う。
そもそもココはどこなのだろう。それに、周りに気づかれずルイズを気絶させた方法は?
恐らく何者かがこのバカ犬を操っている。
サイトの豹変はそれが原因である筈だ。
ルイズはそう思った。いや、それを望んでいた。
「えーと。確かこれを着ければ良かったんだよな。」
そういってパーカーのポケットから出したのは青白く輝くリングである。
指輪にするにもまだ小さな直径だが、この色は魔法がかけられたオブジェの一つなのは間違いないだろう。
「まずは...と」
ルイズは既に意気消沈していた。桃色の前髪に隠れた瞳は深い落胆を示している。
それを気にした様子もなくサイトは胸の突起の左側を摘み、軽く引っ張る。
それに反応したルイズが見たもの。それは、サイトの片手に握られる銀色の線。
「え....?」
「後は一気に....」
「ち、ちょっと!」
プツッ
「ぎゃぁぁぁ!」
桃色の突起を、
銀色の線が貫いた。
「ヒグッ....痛い....」
「出来上がりっ....と」
輝くリングはその穴に通され、輝きを増した。桃色の乳首には、リングがぶら下げれた。
「何なのよう....コレ....」
「ある意味....エンゲージリング。」
「....ひどい....」
萎え
>>899 ちょwwwええええ???????
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
俺は切ったり刺さったりの痛いのはイヤなんだよヽ(`Д´)ノ
上に同じく
別に批判してるわけではないのだけどね
久しぶりにここに来て21才とは思えない人が増えてることにまず驚いた
そして
>>899のすごさに度肝を抜かれたよ
誰か
>>899再うpしてください(´;ω;`)ブワッ
このスレの最初の方で
アンリエッタ×サイトの長編書いてる人はもう来ないのだろうか・・・
ストーリーもしっかりしてるし今でも楽しみに待ってるんですが・・・
ここ見てんのかな?
まー、書けないときは書けないからね。期待せず気長に待っとけよ。
しかし、このアンリエッタ×サイトの長編以外、続きを書いてくれって声はほとんど聞こえんな。
それだけ突出してこのSSの出来がいいってことなんだろうが。それとも他がダメすぎるのか。
他がダメすぎるってことはないんじゃないか?
あくまで「完結してなくてなおかつ良作」だから求められてるってくらいだと思うのだが。
正直読み手としてのレベルの低い俺にはわからんけど
批判と言うにはあまりに中身のない書きこみが多いから
下手に続きを書けだのいえる雰囲気じゃなくなってるんじゃないかなあ、と思った
なんだかんだで900レス付いたな
盆明けてやっと戻ってきたら・・・・・・・・
誰だよ・・・・・
>>743書いたの・・・・・・・・・
鬼畜Gジェ(ry
誤植が・・・
てか、寺院に神官が居る世界なんてw
大まかな流れは凄く好きなんだがアチコチに流れるエロゲの血がw
次スレはいつたつかなぁ
980ぐらい
>>885 タルプ村から寮に戻って以来、ご飯も喉を通らなくなったルイズ
部屋の片隅に転がった折檻道具を見て「なんであんな酷い事ばかりしてしまったんだろう」と力なく泣き濡れる
日に日にやつれていくルイズを心配し、サイトを呼ぼうとするキュルケ達だが、
「もう迷惑は掛けたくないの、お願いだから彼を呼ばないで」と懇願され、どうすることも出来ない
そんな事を繰り返すうち、とうとう病に臥せってしまい入院。見る見るうちに弱っていくルイズ
これはもういかんと、ルイズに内緒でタルプ村のサイトとシエスタを呼び寄せるキュルケ
以前とは別人のようにやつれたルイズを見て、愕然とするサイト
それでも「ごめんなさい、ごめんなさい」と掠れる声で泣きながら謝り続けるルイズ。サイトの目を涙が伝う
結局、サイトとシエスタは以前の生活に戻り、ルイズが回復するまで看病をすることに
以前よりずっとしおらしくなったルイズを、妹のように可愛がるサイト
シエスタはちょっと不満げだが、サイトとの仲がルイズ公認になったので悪い気はしないのだった
運命を変えてみた・・・のか?
GJ!の筈何だが.....
もうちょっと!ヤンデレは好きなんだが....結局ルイズ主軸の俺がいる....
皆さん、正直すいません。
以後小説に使う言葉は気をつけます。
>>922 いやいや、GJですよ
読んでからしばらく妄想が止まらなかったw
ちくしょう、最近は切なさ大爆発だな。
>>922 お前さんは悪くないよ、俺らが妄想してるだけで
5巻 兵士が部屋を検めに来るとこらへん(p221・222)から分岐
ラ板本スレで書いたとおり、〜もしもサイトがエロゲの神の祝福を受けていたら〜
ドアが少し頑丈で破るのにちみっと時間がかかりますよ、と。
突然やって来た王軍の巡邏兵士によってドアが激しく叩かれている。
才人は一度はやり過ごせると思ったが、兵士の怒鳴り声とドアを破壊する意志に怯えていたアンリエッタは、
才人の胸にしがみついていたが、すぐに決心して彼を見上げた。
「……いけませんわね」
「姫さま?」
ドアを剣で叩かれる中、シャツをはだけたアンリエッタは才人に口付けをした。そしてそのまま首に腕を絡ませてベッドに押し倒した。
才人の舌にアンリエッタの舌が淫靡に絡まり、熱い吐息と唾液が口内に流れて込んでくる。頭では王軍の兵士を欺くための咄嗟の
行為であるとは判りつつも、才人は突然のアンリエッタの行動に戸惑い、狼狽し、拙いとは思いながらも股間の盛り上がりを止められない。
「ん、んんッ、む」「ん、ふぁっ、んむぅッ」ちゅうぅ、ちゅぱっ
胸から零れ落ち、乱暴に押し付け、潰された乳房のその柔らかさに、才人は背骨を芯から焼かれていくような感覚を覚え吐息を漏らす。
アンリエッタも才人の若い肉体の激しい隆起のみならず、ウェールズを除いて如何なる若い男性にも抱擁された、いや王族ゆえに
如何なる男とも触れ合った経験すら無いまでに初心な事や、また才人から発せられる雄の香りに胸やお腹に火が点るかのような高揚を覚え始めた。
そして自ら数度慰めた事のある秘所の奥の奥、下腹部の、いや、もっと正確には女性の最も神秘たる子宮が、きゅぅんと収縮する
未知の感覚に、多分に湿り気を帯びた吐息を漏らした。
ガツンッ!ガツンッ!メシッ!
「ここを開けろッ!」
ドアをぶち破ろうとする音が響く中、
「んむ、んく、ぷはッ」「……ふむぅっ、ん、んあぁッ」 ぷちゅっ、ちゅぷ、ぬちゅっ、ちゅぱっ
吐息を交わらせ、唇を吸い、舌を絡み合わせ、唾液が口の周りに溢れる音が互いの耳に絶えず届いた。
熱病にうなされるかのように才人は顔が上気するのを感じたが、目を閉じたアンリエッタは、元々がとんでもなく綺麗な色白であるために
今にも卒倒するのではないかというくらいに顔が赤い。
ますます才人の股間は天を突くかのようにいきり勃ち、アンリエッタのスカートに、そしてその奥に向かってまるで突き上げるかのように
食い込む。欲求不満とお預けに晒される機会の多い才人のペニスは早くもカウパーを狂おしい程の雄の臭いと共に放ち始め、彼の
下着はおろかジーンズにまで染みを作った。
「……んく、ふむぅ、んうっ、ふむぅんッ」「んはぁッ、ひあぁんっ、んむぅぅ」
にちゃっ、ぷちゅっ、くちゃくちゅっ
まくれたスカートとシルクの下着越しに、今までに感じた事も無い、想像だにしなかった硬く雄雄しい男性の膨らみが股間に何度も触れ、
太腿と股に強く擦り付けられる。アンリエッタは汗ではない粘っこい液体が彼女の下着に、そしてスカートへ染み、垂れていく感触を
一瞬粗相かと思ったが、再び秘所を強く擦る刺激に何も考えられず、さらに染みを大きくした。
着替えが急でしかも窮屈だった事もあって、シャツの下は素肌であった。アンリエッタの小さめの乳首も、才人の胸板からの刺激と興奮で、
布地を介してさえ尖っていく様がよくわかる。乳首と同様に控えめな乳輪が充血し、布地と肌で擦られますます鋭敏になっていく感覚から、
とめどなく勃起し続ける。
鍵の破壊には一分程しかからなかったのだろうが、二人には数瞬にも永遠にも感じられた。
勢い良くはだけられ過ぎた上、さらにベッドに倒れた時にシャツがめくれ、アンリエッタは半裸となっている。
扉がこじ開けられ兵士の目に晒される直前、肩はおろか乳房のほとんどが見えてしまった胸をせめて隠そうと、半ば以上は情欲に
支配され惚けた思考で才人はアンリエッタの背中に手を回し、そしてアンリエッタは才人の首を抱き寄せて、さらに身体を密着させざるを得なかった。
ボロのドアノブを叩き壊し、二人の兵士が現れた間も、才人とアンリエッタはまるで恋人の情事であるかのように、既に半ば程には
兵士を欺く事を忘れ、情愛の吐息を漏らし続けた。兵士達がポカーンと様子を見て、ほんの少し、いやかなり恨めしそうにボヤきそして立ち去るまでの間、
逢い引きを他人に、また臣下に目撃され続けている背徳感と、自分達が危機の目の前にいる事の興奮から二人はさらにさらに身体を熱くする。
アンリエッタの大切な所の肌の露出を防ぐ目的ではあった筈だが、互いにさらにもっと身体を密着させ、既に全身汗でしっとりとした服ごしに
お互いの鋭敏なところを擦り合わせる。
強く抱きしめ合い、遮る物がなくなったアンリエッタの桜色の可愛らしい胸の突起は、才人の肌と直接に触れ、強引に潰され、
ほんの少しでも擦り合わされる度に形を換え蠢き刺激され、授乳器官ではなく性器のように甘美な刺激をもたらし、そしてさらに硬く尖っていく。
ドアの側の腕では、もう肉欲に溺れて消え去りかけた理性でアンリエッタの胸を隠すために背中に手を回し、そして欲で抱きしめ、
窓の側の腕は、ふにふにとした痩せても太っても居ない肉付きの良い尻を掴み、撫で、揉みしだき、その形を思うままに変え続けた。
前の側がめくれ上がってしまったスカートの中、シルクの下着のさらに奥に勃起し切ったペニスをもっと押し付けるために、
才人は片手で尻を押しつぶして力一杯に押さえつける。
力強く押し付けられた盛り上がりに秘所は濡れそぼり、シルクの下着を伝ってスカートとジーンズに染みを広げていく。
二人の衣服の染みはもはや互いに感じられるほどであり、二人の生殖器の間の邪魔な布は汗とカウパーと愛液でドロドロになっていく。
そこでようやく兵士が立ち去り、宿から出て行ったことに気付いた。
兵士が何か言っていたように思えたが、全身を包んでいた高揚感、いや快感のせいだろうか?何も覚えていない。
「はぁっ、はぁっ」「ふ、ふぅっ、はぁっ」
互いの唇の間から唾液の糸を引きながら、私は唇を離した。しかし身体はまだ熱病にうなされるかのように力がロクに入らず、
少しでも気を抜けば首から力が抜けてしまいそう。
「ば、バレずに済みましたわね、使い魔さん」
「……ほほホント危ない所でしたよ、姫さま」
見ればサイトさんも顔が茹でたように赤くなっている。私と同じ様に、荒い息をして、潤んだ瞳でじっと見つめ合う。
ふと急に、たった今までサイトさんと、その、まるで恋人のように、恋人そのもののように互いの身体を密着させ、
睦み合いをし続けていた事が思い出され、とんでもなく恥かしくなる。
直ぐに快感が戻ってきて私の中を熱く刺激しだした。
「んん……、やぁ、……ゃぁんっ」
喘ぎ声が恥かしい私は力を抜いて、結果としてまたサイトさんと口付けを再開させてしまう。
「んうんんっ、んぷっ、ちゅ」 ちゅぱっ、くちゅ
胸とサイトさんの膨らみを意識したらさらに力が抜けてしまった。
背中とお尻に回された腕にぎゅっと抱きしめられたら、身体にもっと強い刺激を覚えた。そのまま私はサイトさんとベッドの上を転がって、
私がベッドに仰向けになって、私の上にサイトさんが覆い被さった。
アンリエッタが俺のほうにしなだれがかってきて、またキスしてきた。しかし今度は舌までは入ってこない。
ボケた頭でかろうじて、アンリエッタの身体から力が抜けてしまった事に思い至ると、俺はアンリエッタを抱きしめ、
上下を入れ替える事にした。これならアンリエッタはベッドに身体を預けていればいいし。
ただ、どうしても身体の興奮は収まるどころか一方的に暴走していく。
「ひ、姫さま、大丈夫ですか?」
ようやく唇を離せて、アンリエッタの肩の横に手をついて上半身を少し持ち上げて楽にしてあげられた。
ホント言えば密着していたいけれど、そうも言えないし、そもそも俺にも色々な意味で何かを考える余裕が無い。
あまりに熱くなったためにパーカーのジッパーを開けてみたが、まったく涼しくならない。雨の事もあって、部屋がとても湿っているように感じる。
すると熱っぽく潤んだ瞳で俺をじっと見つめたアンリエッタは、苦しそうに吐息を吐き出し、小さな声で
「……使い、いえサイトさん、……私をアンと呼んで下さいましと申しましたわ」
「……アン、大丈夫?」
衣服が乱れに乱れ、俺はようやくアンリエッタの胸が、おっぱいが、形の良いおっぱいと尖りきった乳首が丸見えである事に気付いた。
「ああアン、その」
甘ったるい吐息を吐いていたアンリエッタは、俺の完全に固着した視線でようやく乳房が零れて晒されている事に気づいた。
「ひっ、きゃあっ!」
咄嗟に隠す物が何も無かったのか、それとも混乱したのか知らないが、アンリエッタは俺に手を伸ばして、背中と首に腕を伸ばして抱きついた。
突然の事に俺はまたアンリエッタに覆い被さって、唇を軽く触れさせてしまった。
「あ、アン、その、ごめ」
熱に潤みきった目でアンリエッタは見つめ、今度はとても優しく唇を合わせようと、才人の首を抱きしめた。
「ふぅんっ、んん」「んふっ」 ちゅうっ
Tシャツごしにアンリエッタの尖った乳首を感じ、才人はベッドとの隙間に腕を回して、強く抱く。
長い口付けを交わして、アンリエッタは胸が締め付けられる思いだった。ウェールズとだってここまではしていなかった。
それを、アンリエッタを本当の意味で助けに来てくれた少年と……。
宮廷での孤独が、才人との蕩けるような時間で熱く溶けてなくなっていくようだった。
「?! アン、どうしたんだ?」
気付いたらアンリエッタは涙を溢れさせていた。
「ひっく、ひっ、う、ううう」
「アン?」
アンリエッタは才人に抱きつき、抱きしめられながら、泣いた。
若くして女王になり「トリスタニアの聖女」と呼ばれ、その実中身は未だ何も知らないただの王女。
のしかかって来た重圧と苦痛に耐えてきた分、アンリエッタは童女のように、その苦痛を搾り出すように声をあげて泣いた。
・・・・・
929 :
なかがき:2006/08/19(土) 00:57:59 ID:GV/X9V9B
本スレで言ってた、納得出来ないパーフェクト据え膳の俺的正しい展開シリーズ第一弾。
5巻狐狩り中のアレですね。サイトがもう少しエロかったら、そしてハーレム願望があれば、確実にヤれたでしょうね。
さてさて肝心のエロシーンはまあ、そのうち。
クソ忌々しい研究生活にまた戻るので時間がありませんが、書き上げたいと思います。
第二弾はシエスタ(アルビオンでのアレ)、第三弾はルイズ(惚れ薬時)でやります。
が、書き上げられる可能性はまさにゼロかも知れませんね。
あと、アレ。俺は搾乳と放尿とあ゙りえない量の射精が好きです。
えっ!?寸止め!?ズボン下ろしちゃったのに…
まぁ、GJ!最後まで行けば俺は君を神と呼ぶ。
とりあえず俺の息子の暴動を誰か鎮めさせてくれ!!
931 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 02:23:02 ID:q2o5YBsh
とにかくGJ
ちくしょう、寸止めかよっ '`ァ '`ァ '`ァ '`ァ '`ァ '`ァ (;´Д`) '`ァ '`ァ '`ァ '`ァ '`ァ '`ァ
8巻まで読み終わった・・・・・・・ところで気が付いた
なんで2年の間に8冊も出てるのよ!マジおでれぇた!
小説って1年に1冊出ればかなり良い方だと思っていたのでマジ目から鱗
それでもラノベじゃ4冊/年ってと大体普通くらいのペースだよ。
935 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 05:31:36 ID:YzStmhX2
>>929 GJ!ルイズ編も見てみたいでつ。
>俺は搾乳と放尿とあ゙りえない量の射精が好きです。
あんたとは話が合いそうだw
>>934 下手したら、週刊誌のコミックスの刊行ペースと同じぐらいw
>933
君は「月刊・宇宙皇子」を知らない世代のようだ。
「宇宙皇子」
藤川桂介の著作小説。
当時、月に一冊刊行されていた時期があり、
そのため「月刊・宇宙皇子」と呼ばれた。
もう二十年も前の話か……。
その属性に孕ませも加えてくれれば満点w
同じ作者が隔月で別作品出す事は結構見るけど
1つの作品については早くても4ヶ月かな。
田中芳樹辺りは次の巻出る時には前巻のあらすじを読者が忘れかけてるのがデフォ。
>>929 能書きはいいから、寸止めするな('A`)
寸止め殺法もSSの醍醐味の内だ。
そうキバらんでもよかろう。
吉岡平とか睦月影郎なんかも月刊ペースで出してた時期があったな
・・・・・
「……ご、ごめんなさい、ひっく」
未だ涙が零れ声が震えてはいるが、アンリエッタはようやく泣き止んだ。ヘタレの才人はあまりの超展開についていけず、
半裸の女王様が泣いている事にうろたえてとりあえずは背中をポンポンと叩き、優しく撫でつつも、俺、ひょっとしてこのまま打ち首か?
などと阿呆な考えに走っていた。
「急に、どうしようもなくなったんです。胸が締め付けられるようで……」
「ほほ発作じゃないですよねっ、病気ですか?」
するとアンリエッタは、ふるふると首を横に振り
「……寂しかったのです。ずっと、宮廷でも戦場でも、わたくしは独りでした。ウェールズさまも最後までわたくしを愛していると
言ってくれませんでした。誰も、誰も私を支えてくれない、本当のわたくしを支えてくれないのです……」
潤んだ瞳でじっと見つめた。
才人は己のニブさを恥じた。
思えば、ウェールズを一度失い、アルビオンの侵攻に疲弊して、そのまま(恐らく本人の意思ではないだろう)女王に即位し、
そして……最愛の人をもう一度失ったのだ。敵の操り人形と化してしまったウェールズを。
この年齢で、それこそ「何も知らない王女」だろう年齢で、他国との戦争のみならず内政とも戦わなければならないのだろう。
そういえば以前耳にした事があった。鳥の骨と揶揄されたマザなんとか?ええとマザリーン?とかいう枢機卿は、
実年齢よりも遥かに老けてしまった姿になっている話を思い出し、たった今もアンリエッタを悩ます激務の途方も無さに眩暈がする。
俺には到底出来っこないと思い、そして、目の前のアンリエッタはそれに押しつぶされかけている、ようやくそれに気付いた。
「アン、」「サイトさん」
アンリエッタは続ける。
「先ほど言いましたね。わたくしが勇敢に生きると言ったことは、嘘だったのか、と。嘘ではありません。決して嘘ではありませんでしたし、
今も、……嘘にはしたくありません。」
アンリエッタは背中に回した腕に力を込める。
「……ですが、ですがっ、もう、耐えられません、どうしようもないのです! わたくしにはこの国を背負って行く事が出来るのでしょうか?
正しく導く事が出来るのでしょうか? 今だって、アルビオンの間者を炙り出そうとしていますが、本当は、本当は復讐のためなんです!
でも、それだけなんです! わたくしはアルビ、ふむぅっ、んんぅ」
外には聞こえないとは思ったが、万が一にも聞こえると拙い。アンリエッタの背中に回した腕を引き抜くよりも、才人は唇で塞ぐ事を選んだ。
背中を撫でてやりながら、優しく、優しくアンリエッタに口付けをする。
なんだかんだ言って、才人は泣いている女の子を救おうとしない男ではないのである。
壊れ物を扱うかのように、ヒビだらけになってしまったお姫様を抱きしめ、栗色の髪を撫でて、震える肩を包み込んだ。
943 :
誓い 5:2006/08/19(土) 23:02:37 ID:GV/X9V9B
落ち着いてきたのか、アンリエッタの腕から力が抜けていった。そこで唇を開放する。
「アン、聞いて欲しい」
「……はい」
「その、ごめん。俺、アンがもう女王様なんだと思ってた。国を動かせる女王様なんだ、って。でも、本当はただの女の子なんだよな」
「……ええ。わたくしは残念ながら、王になっただけの者です。……王に相応しいと思った事はありませんわ」
先ほど涙と共に瞳に浮かんでいた焦燥や憎しみといった感情は消え、変わりに悲しみと諦観が浮かんでいる。
「そうか」
「わたくしは、ただの女の子ですわ、……ただの女の子でありたかったのです」
才人が抱いているのはトリステインの女王でなく、敵国にも王宮にも民衆に対しても、そして自分の復讐からも、みっともないくらいに怯え、
怖がり、寂しがっているただの女の子だった。
「この事、誰にも相談してないのか?ルイズにも?それから、えーっと、その枢機卿だっけか」
「……誰も聞いてくれませんわ。ルイズには、あの子には相談し難い事ですし。枢機卿は話も聞いてくれません。お母様も同じです。
そもそも、王に相応しくないから助けてくれ、などと、王宮の人目のある所では口が裂けても言ってはならないのです。この、この話、
とくにわたくしの復讐と、王たりえないわたくしの話を話したのは、今が初めてですわ」
本当の意味で、味方の居ない王だったんだろう。こんな女の子なのに。才人には想像も出来ない権謀術数や陰謀に塗れた
政治上の争いに呑まれ、アンリエッタは孤独だったのだ。
「アン、俺は力になりたいんだけど、でもどうして俺にはその話をしてくれたの?」
そこだけはわからない。少なくとも、異世界人の俺よりはルイズの方がまだ適任と言えるだろう。
「お忘れですか?あなたは私を救ってくれました。操られた可哀想なウェールズさまに騙され、アルビオンへと連れて行かれる私を
救ってくれたのです。騙されている事に気付いていても、ウェールズさまと共に行きたい、愛に狂ってしまった私を止めて下さいました」
忘れてなどいない。しかし、俺は救ったのか?
──否。救ってなどいない。あの時したのはただ、止めただけだ。悲しみに暮れたアンリエッタを、ただアルビオンへ
行かせなかっただけだ。現にウェールズを失って、その時からずっと変わっていないのだと思う。
「わたくしが、信じる事が出来る人は、本当に本当に少ないのです。あなたがまだ知らない人も含めて、……三人だけなのです」
才人は、ワルドの事を考えた。確か、あの時は当時王女だったアンリエッタからのたっての願いで、直接指名されていたハズだ。
それをあの野朗は裏切った。魔法衛士隊隊長だったか。かなりの要職だと思う。
信じた人間に裏切られたのだ。そして今も、この子の手腕を疑って居る者や、敵のスパイも居るのだろう。
「……俺には救えたのか?アン、今だって泣いてるじゃないか」
敵だらけの中で、今も苦しんでいるこの子を、どうしたら救える……?
「俺とルイズとあともう一人、誰か知らないけど、皆でなら何とかなるのか?」
アンリエッタは才人の背中のパーカーを掴み、真っ赤になった目で見つめ、首を小さく横に振った。
「わたくしを助けて欲しい時は、そうです。わたくしが信じる三人、あなたとルイズと、わたくしの銃士隊隊長アニエスにお願いします。
わたくしは、わ、わたくしは……」
そのままアンリエッタは頬を染めて、しかし目は反らさずに、言い放った。
944 :
誓い 6:2006/08/19(土) 23:03:28 ID:GV/X9V9B
「わたくしは、愛が、欲しい」
才人も目を決して反らさない、いや反らせない。
アンリエッタの両手が、才人の頬をそっと包む。
「わたくしは、愛したい、愛されたいのです。他ならぬあなたを愛し、あなたに愛されたい」
なんてこった。あり得ない、しかし途中から夢になどなっていない。
「あ、アンリエッタ?」
どうあっても視線が外れないし外せない。今までと異なる理由で流れた涙が、アンリエッタの目尻から零れ落ちた。
アンリエッタの宝石のような薄いブルーの瞳には、才人以外何も映っていない。
……綺麗だ。
綺麗としか言い様の無い。
桁違いの美しさだった。
栗色の髪、形の良い眉、宝石の瞳、すらりとした鼻筋、震える小さな唇、薔薇の様な頬、細い顎、眩しくてもはや見ていられない。
しかし、魅了されて息も出来ない。石化されてしまった。
しばらく、とはいえ時間の感覚などとうにわからなくなったが、しばらく見つめあい、アンリエッタの瞳に不安が浮かんできた事に
才人はようやく気付いた。
「その、アンリエッタ、」
返事をせねばならない。
しかし、目の奥に一瞬映ったのは桃色がかったブロンドの髪の毛の女の子。
だが、見つめ合う薄いブルーの瞳に不安と、一滴の悲哀が浮かんだ事に気付いた時には、アンリエッタは涙を一杯に浮かべていた。
それでも、あり得ない美しさだ。
「……ルイズの事が気になるの?」
やはりアンリエッタは気付いた。この瞳に嘘など、吐けるわけが無い。
「はい」
「……そう」
再び、涙が零れ落ちた。
突然、アンリエッタは力いっぱい才人を抱きしめた。
「お願い、わたくしを、愛して下さい、お願い、愛しているって言って!」
「ごめん、俺、簡単には言えない」
しかし、死ぬほど愛しい。才人は、自分をこれほどに必要とするアンリエッタが、愛しい。
嘘は言わない。
「ルイズやシエスタっていうメイドの子だって気になる。俺は異世界から来たから、身分とか関係無いから……
でも、アンリエッタはとても愛しい。守りたい、力になりたい。愛したい」
ますますしがみ付いて来る。背中のパーカーが皺になって、ぎゅっと掴まれ、離れたくないという意志が才人に痛いくらい伝わる。
むき出しの胸をTシャツごしに押し付け、アンリエッタの早鐘のような鼓動が伝わってくる。
「アンリエッタだって、そんなのダメだろ?他の女の子が気になってる俺なんか」
「そんな事はありません!」
必死の声をあげた。
「そんな事はありません!わたくしは、愛が欲しい、愛したい、愛されたい、それだけです!それだけでいいんです!」
アンリエッタは必死だった。離れるのが嫌だった。愛してもらえない事が、ただ、悲しかった。また心が壊れてしまう。
返事を貰えない間、愛していると言ってもらえない間、自分の気持ちがヒビだらけになっていく。
「愛して欲しいのです!、愛してください、お願いです、愛して……」
945 :
誓い 7:2006/08/19(土) 23:04:01 ID:GV/X9V9B
そして突然、才人は思い出した。
風竜で飛んでいった先、ウェールズとの別れ、ラグドリアンの湖畔の木陰から見ていた。
とんでもない事を思い出してしまった。
アンリエッタは、とうとうウェールズから最期まで、最期の最期まで愛しているという誓いを得られなかったのだ。
……なんてこった。アンリエッタは、ただ、本当にただ、愛が欲しいのだ。
それも、他ならぬ自分の。
「……お願い、お願いだから、わたくしを、愛して、愛しているって言って、愛してるって、誓って……」
才人が沈黙している間、壊れかけた人形のように繰り返す。
もはや綺麗な顔は汗と涙と鼻水でぐちゃぐちゃになり、ほつれた髪が頬にはりついて酷い有様だ。
才人は再び、いや何度目になるのかわからないが、アンリエッタに優しく、およそ可能な限り優しく口付けをした。
子供のように泣きじゃくったアンリエッタは、可愛らしく、それでもなお綺麗で、果てしなく愛しかった。
ただ愛を欲しがるアンリエッタが、たまらなく愛しい。
唇を離して、しゃくりあげるアンリエッタを柔らかく抱擁し、頬にかかる髪の毛を直して、清潔なハンカチで顔を拭いた。
鼻をすするアンリエッタが落ち着くのを待って、覚悟を決めた。
言わなければならない、言った以上は、責任を取らなくてはならない。
……それこそ命をかけて。
東に行かなければならないのだが、どうやら諦めた方が良さそうだ。
心臓の鼓動が早まる。
噛まずに言えるだろうか?
静かに目を閉じる。
今度は何も映らない。
ただ、アンリエッタの事しか考えられない。
目を開く。
「アンリエッタ、聞いてくれ」
悲しみに染まってしまったブルーの瞳が真っ直ぐに俺の黒い瞳を見つめる。
「俺は、アンリエッタを愛する、愛している。俺の命をかけて、愛していると誓う」
言い切った。言い切れた。よく言えたもんだと思う。何しろ心臓の音が大きくなり過ぎて聞こえないのだから。
目の前のアンリエッタは瞬きもしない。完全に固まっている。しつこいが、俺は時間の感覚なんぞもう無い。
アンリエッタの頬がみるみる薔薇に染まっていく。再び、涙が溢れる。鼻をもう一度すすって、言った。
「わたくしは、サイトさんを、永久に、愛する事を、誓います」
もう言葉は要らない。あとは互いの誓いを確かめるだけだった。
今度はしがみ付くのではなく、慰めるのでもなく、ただ抱きしめ合い、二人は唇を重ねた。
・・・・・
946 :
なかがき2:2006/08/19(土) 23:14:57 ID:GV/X9V9B
プロットをラストまで考えてなかったツケが来た。
適当に20秒でタイトルを考えるんじゃなかった。
ってかエロに持っていくのに妙に長くなった。そして寸止め。
アンリエッタに対する迸る萌えを表現してたらいつの間にかこうなってた。
5巻までの展開を逐一確認したり、本編で一箇所しか無かったアンリエッタの髪の色の描写探しとかめんどくさかった。
9巻でアンリエッタ活躍きぼん 俺は不幸ヒロインが大好きなのさ
また寸止めかw
とりあえずGJ!続きはもちろんあるんだよな?あるんだよね?あるんでしょう?
>>946 つかわかってて寸止めなんてよくそんな度胸があるな・・・。
まぁGJ!
単に起承転結で終わらせてるだけさ・・・今は「転」までやった。
前回の寸止め?は起承だけ。兵士が帰ったとこで「承」開始したけど、区切り難かったから。
>>949 よくやったよ! GJ!
続き、楽しみに待ってるからな!
次スレはゼロの使い魔単独スレで良いと思うんだが、意見求む
アニメ化もして....ゲーム化もして...あの時とは状況が違うもんな。
単独賛成。
>>946 (・∀・)イイ!! GJ!
今までに見た中で個人的上位ランク。
なんていうかもっとずっと先までみたくなる丁寧さ
マザリーニが全く信用されてないっておかしくね?
全くではないだろうさ。だが信用されてるわけでもない。
8巻まで宣戦理由言ってないし、それだって戦没者名簿でエグった結果だし。
それまでは相談事もスルー気味だし。
5巻でははっきりと、「心から信用出来るのはここに居る者だけ」ってあるし。
見えないところで老ける程に尽力してるのに
信用されていないマザリーニ
哀れだ...
まるで荀ケみたいだ。
>>ヘタレの才人はあまりの超展開についていけず、
この時点で読むのやめた('A`)
タイトルにゼロの使い魔って書いておけば検索できるし、単独にする必要は無いと思う。
エロパロ板でも、なんか一作家一スレっぽい気がする。
明文化されてた?
ここよりも遥かに伸びてる谷川スレも、ハルヒとその他作品を一緒に扱ってるし。
というかゼロ魔単独なんかにしたら
もう一方は常に瀕死の状態になるだろう
普通に無難にすればいいんじゃね?
【ゼロの使い魔】変態ヤマグチノボルでエロパロその2【グリグリ】
×グリグリ
○クリトリス
【ゼロ魔】ヤマグチノボルでエロパロその2【グリグリ】
じゃダメなのか?
ゼロの使い魔で検索かからなきゃだめだろ
ヤマグチで検索できるんだから、わかるだろwww
俺はアニメのゼロ関係スレとまとめて探したいから「ヤマグチ」は迷惑
作者のフルネームと代表作をわかる範囲での訳しかたで列挙ってのが王道だろ?
まあ、実際にグリグリのSS一本も無いがなw
とりあえず
ヤマグチ
ゼロ
があればなんとかなるがな
半角カナは嫌だぞ
グリグリSSって今まで一本もないし
【ゼロの使い魔】と【ヤマグチノボル】だけ入れればよくね?
また次スレでグリグリSSでも大量に書かれれば別だけどさ…
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル統合2
で、いいんじゃね?
つーかグリグリに拘らなくてもラブレターとかマレアのパロでもOKなんだろ?
代表作って事でゼロ入れといて後は作者ってことで
>>971に俺も賛成
>>971でおkだと思うな。とりあえず、ゼロの使い魔で検索できるし、グリグリにも逃げ道残してるし
細かいけど、俺は統合じゃなくて総合の方がいいと思うな
で、テンプレは特にナシか?
977 :
誓い 8:2006/08/21(月) 02:00:17 ID:HvOP+ly2
・・・・・
あまりの愛しさに、唇を合わせるだけでは足らず、才人は舌を入れて、アンリエッタを思う存分に味わい始める。アンリエッタも拒まず、むしろ積極的に舌を絡ませる。
「んぷ、ん、……んんぁっ」「んひっ、うぷっ……んみぅ」 ちゅうぅっ、ちゅぱ
再び勢いを取り戻した才人の肉棒が、今度はスカートに抉り込むようにいきり立った。そのまま押し付け、スカートがめくれ上がっているために、
シルクの下着に直接押し当てた。少しゴワゴワした感じがする。……服が邪魔だ。
とりあえずほとんど全開になったパーカーを、ジッパーを全部下ろして脱ぎ捨てた。ついでだ、Tシャツも暑いし、アンリエッタに体重をかけない様に注意して、
一気に脱ぎ捨てる。そのまま、ずっとアンリエッタの上に乗っていたので、今度は互いに寄り添うように横になる。
アンリエッタは顔をぽーっと赤くして、しかし拒まずに再び背中に腕を回した。
「やん……ひぁあっ、んっ」 ちゅぱっ、つつーっ、ちゅう
唇に吸い付いて、舌を絡ませ、唾液を絡めとり、頬を舐め上げる。そのまま耳たぶに舌を這わせる。
正直、少し前まではアンリエッタを想うあまりに忘れてたけれど、今の姿はあまりにも刺激的過ぎる。何度も何度も抱きしめ合い、口付けをしたものだから、
衣服は乱れに乱れ、アンリエッタのおっぱいは完全に服から見えてしまっているだろう。肌に直接やわらかく、ぷにぷにとした感触が伝わってくる。
すべすべの肌で、とても柔らかい。そして先端のコリコリとした感触もまた伝わりはじめた。
一度はしとどに濡れた才人のジーンズとパンツ、アンリエッタのシルクの下着も一度は渇きかけたが、再びの刺激に分泌物を漏らし始め湿り出し、
先ほどドロドロになったところから、オスとメスのすえた臭いが発せられはじめた。
「うぁっ……ひ、ひあぁっ……やぁんッ」
アンリエッタの身体も思い出したみたいだ。耳たぶを甘噛みし、息をそっと吹きかける。全身にビクッと刺激が走り、湿っぽい吐息が漏れ出す。
逃げられないように、尻の下に腕を回し、再び柔らかい桃の感触を味わう。兵士にドアを叩かれた時の様な、ボンヤリとした刺激でない、思う存分味わえそうな、
鋭い刺激だった。アンリエッタと触れている部分が、凄く鋭敏になる。この子を抱きたい。
背中に回した腕で強く抱く。乳房がむにゅうっと潰れる。乳首がさらに勃起して当たり擦り付けられ、汗で濡れていく肌に焼けるような刺激を与える。
尻に回した手で、荒々しく揉みしだく。女の子のお尻は何故ここまでやわらかいのだろうか?半分めくれ上がったスカートに手をつっこんでさらにめくり、引き上げる。
柔らかく、薄いシルクのショーツごと、尻肉を掴み、さらに揉む。指が肉に沈み、しかし力を抜けば押し返し、むにむにと心地よい。
「んんっ、……ひあああッ、んぷぅッ」 ぷちゅぱ、ちゅ
顎を舐め上げられて、お尻の刺激にたまらず喘ぎ声を漏らす私に、サイトさんは舌を突っ込んで、そして唾液と共に吸い上げる。口内の全てを味わいたい。
乳輪から盛り上がった状態で、汗で湿った互いの身体が押し付け合い擦りつけ、私の乳首が痛いぐらいにいきり立った。色素の薄い肌の、ピンク色を濃くしていく先端が、
サイトさんの胸でこすり付けられ、快感で性器となっていく。
「きゃっ……はあぁぁんッ」
才人は背中に回した腕を胸に這わせ、片方の乳房を思うままに揉む。こちらもマシュマロみたいに柔らかく、しかし適度な弾力で指が沈み込んでいくのを拒む。
おっぱいを周りから揉み上げ、その先端に指を触れさせると、アンリエッタは愛らしい声で鳴く。
そのまま、まるで搾るように、先端へ揉み上げる。指で充血した乳首をこね続ける。
アンリエッタは、再び訪れた子宮が収縮する感覚と、乳房と乳首が弄ばれる快楽に、たまらずに熱の篭る切なげな吐息を漏らしてしまう。
意のままに形を変える桃のような尻を撫でまわし、シルクのショーツを食い込ませ、片方の尻をむき出しにする。シルクよりも滑らかな尻に指を這わせる度に、
アンリエッタからは声にならないうめき声が漏れ、身体中に電流が奔ったかのように痙攣を起こす。才人はお尻の割れ目に指を這わせ、胸の腕をショーツに持ってきて、少しくいっと引っ張ってみた。
ひ、と声が漏れ、一度ビクッと身体を震わせる。
アンリエッタがうらめしそうに見つめてきたもんだから、尻を手のひらで押さえ、指を割れ目に這わせて、ショーツを何度か引っ張ってやる。
978 :
誓い 9:2006/08/21(月) 02:01:18 ID:HvOP+ly2
「んくっ、……ふ、うぁ……あッ」
そのまま力一杯両手で尻を押さえ、そのままの格好でアンリエッタの身体を、才人の上に乗せた。最初に押し倒された時の姿勢だ。激しく勃起したペニスで、
揉みしだく手で、シルクのショーツと秘所を歪ませ、食い込んだ。
アンリエッタは生まれて初めて感じる衝撃に、快感に、気付かなかった。
大量の愛液を零し、シルクのショーツを透けさせ、才人のジーンズにすら染みを作る。
だが、もう遅かった。
「ひ?!ひあッ、やだぁ、だめッ、……いや、やあぁんッ」
才人は、股間が急に水浸しになり生暖かくなっていく中、お尻を震わせるアンリエッタを抱きしめ、身体を密着させ続けた。やや変態趣味な事だが、
お漏らしをしてしまったアンリエッタが可愛くて仕方がないのである。
安宿の軋むボロベッドの上、湿った雨の夜、汗と唾液と涙と雄と雌の分泌物と尿で身体も服もボロ布団もビチャビチャに濡れ、
互いの体臭と部屋に漂うすえた臭いの中でこの国の女王が、可愛くて綺麗なアンリエッタが、才人に抱かれている。
秘所から溢れる愛液と漏らしたおしっこでぬるぬるになり、おまけに引っ張られ揉みしだかれ尻をむき出しにされ、
びちゃびちゃになったジーンズ越しに今も才人に剛直を押し付けられ、シルクのショーツはもはや下着としての役目は果たせない。
「……アンリエッタ、えーっとその」
「ご、ごごごめんなさいッ、その、あの、ど、どうす、れば」
どうあっても取り繕えないくらいの漏らし方だった。おまけに二人は身体を密着させている。才人のジーンズもベッドの布団も、アンリエッタの尿で絞れるくらいに濡れた。仄かにアンモニア臭もする。
だが、才人は不潔だなどとは、微塵も思わない。むしろ……
「……じゃあ、と、とりあえず、ふっ服脱ごうか。全部」
「え、あ、…………ぁ……はい」
「俺が上になるよ」
「へ、あ、きゃっ」
才人はアンリエッタを抱きしめ、狭いベッドの上で転がり、上になる。要するに正上位になった。
アンリエッタは今からする事、今からその、……セックスをする事をわかってるのだろうか?
言い難い。
しかし。こんな事は当然男から言わなければならない(と、才人は思っている)のだから。
「あ、アンリエッタ、その、お互い裸になるって事なんだけど……」
「は、はい」
頬を薔薇のように紅くして、じっとブルーの瞳でみつめる。才人は、きっと自分の顔も負けないくらい赤い自信がある。
「その、お互い裸で抱き合って、えっとその、おしべとめしべが…………そうじゃない、そうじゃなくって、俺は……」
「……抱いて、抱いて下さいまし。わたくしを、わたくしの全てを愛して下さい」
な、なんて情けない。言えないどころか、先に言わせてしまった。だが、それでスイッチが入ってしまった。
「アンリエッタ!アンリエッタ、可愛い、好きだ、綺麗だ、愛してる!」
「サイトさん、わたくしも愛していまんん、んぷ、ひぁッ」
舌を絡ませ、唾液を零しながらアンリエッタの肩を抱き締める。唇を離して、アンリエッタの肩の両側に手を着き、身体を起こす。
初めて真正面から見る。
華奢な肩となまめかしい鎖骨と、仰向けになって少し潰れて上に張り出すお椀型のおっぱいの、先っぽがぴんぴんに立ったピンク色の乳首。
上気した肌が汗ばんでしっとりと濡れ、お腹と腕しか覆っていないシャツも肌に張り付いている。
979 :
誓い 10:2006/08/21(月) 02:04:22 ID:HvOP+ly2
もうどんな言葉も浮かばなかった。
才人の股間の下、スカートはめくれ上がって、真っ白だっただろうシルクの下着が丸見えだ。そこは尿と愛液でぐちゃぐちゃになり、
股間に張り付いて透けてしまって、誰にも見られたことのない、薄い毛が生えた秘所が隠せていない。太腿を閉じてはいるが、内股を濡らす汗と尿で、さらに淫靡に見えるだけだ。
アンリエッタは口に手を当てて、尿とカウパーと先走りの精液で濡れに濡れたジーンズの下から天に向かって突き上げているモノを、恥じらい、しかし熱の篭った視線で見つめる。
残りの衣服を剥ぎにかかる。裸にしたい。
まだ留まっている少ないシャツのボタンを震えながら外していく。さっきからまともに呼吸出来ない。アンリエッタも手の下でひぅっ、ふぅっ、と不規則に吐息を漏らす。
すべすべのお腹とおへそが見える。そして、感動的に細い、折れそうな腰だ。
今おっぱいに触れたら他の服を脱がせる事が出来なくなる。震えるアンリエッタに合わせて、プルプルと先っぽが誘うように揺れている。こんなのに触れたら理性が何一つ残らない。
シャツの前を完全にはだけ、アンリエッタの腕を掴んで伸ばし、わきから背中に腕を回して抱き起こし、まるで寒さに耐えるかのように互いの身体を震わせ、袖を腕から抜いた。
そのまま背中を支えながら、アンリエッタをベッドに横たえた。
可愛らしく、腕を曲げて肩の両側に開き、見つめてくる。
次は、一番邪魔な、さっきから才人のペニスがいきり立つ邪魔をし続けている、ジーンズとトランクスだ。アンリエッタのおしっこでびちゃびちゃなので、肌に張り付いて動き難かった。
色々な意味で余裕が無く、一緒に一気に脱ぐ。即座に足首から抜いて放った。
開放され、天を突く怒張が、先端から先走りの粘液を垂らし、アンリエッタの膝にかかる。
「あっ、……ん、ふ、あっ」
再び口に手を当て、アンリエッタの視線が釘付けになる。思わず声を漏らしてしまう。
言うまでも無く、アンリエッタは生まれて初めていきり立つ男性器を見たのだから致し方ない。
二の腕で寄せられ、柔らかく形を変えて出来た胸の谷間と、ツンと立つ乳首にさらに興奮し、開放された才人の肉棒がビクビクと動き、大きさを増し、先っちょからぬらぬらと粘っこい汁を零す。
今度はスカートへ。
腰までまくれあがってしまっている。アンリエッタの細い腰に手を這わせ、まさぐる。すぐにボタンがみつかって、外す。片腕で腰に手を回して持ち上げ、片手で引っ張る。
細く、しなやかな脚を持ち上げ、ゆっくりと抜いた。
残った、最後の一枚。
可愛らしいシルク。
蜜とおしっこで透けた下着。
お尻を丸出しにされ、秘所に食い込んだショーツは、お尻に垂れてしまうまで溢れ続ける蜜でドロドロになり、おしっこで少し黄色くなって、さっきよりももっと肌に張り付き、
目の前で全部透けてしまっている。少しだけ開かれた太腿の間から、触れる。
ふにゅりと、指で触れた。
雷に打たれたかのようにアンリエッタがビクッと全身を震わせる。
「ひあああああっ……!」
溢れる蜜が指に絡みつく。その指を口に含んでみる。……牝の味がした。
……もうダメだ。才人の理性が音を立てて崩れていった。
蜜で溢れた秘所に、シルクの下着ごと、顔から突っ込む。
鼻でグリグリとえぐり込み、割れ目に向かって舌を突き出して、そして力一杯吸い付く。
「あっ、ああああああっ!」 じゅる、ちゅううう……
考えも何も無い、とにかく唇を突き出し、舌で舐めあげ、蜜を啜る。口の周りがドロドロになる。ショーツを噛み、引っ張る。脱がせられない。ならとにかく吸い付く。
唇に柔らかい小さな突起が当たる。ショーツごしに透けて、小さな蕾が膨れているのが見える。迷わずに吸い付く。鼻でショーツをずらして、もう一度噛んでずらす。
980 :
誓い 11:2006/08/21(月) 02:05:00 ID:HvOP+ly2
ようやく邪魔な布が横にズレた。栗色の毛が薄く控えめに生えている。
サーモンピンクと言えばいいのか、ひだひだの奥、花弁の中から蜜が溢れている。舌を突き出して突っ込む。吸い付き、吸い込む。ぷっくりとした蕾ごと。
肉の鞘を舌でこねて、愛液と唾液で重点的に濡らして、吸い上げた。
「ら、らめぇっ!ひっ、も、漏れゆっ」 くちゅ、ちゅぷっ、ちゅるるっ
二度目のお漏らしだった。ちょろちょろと出てくる。
おしっこを吸い取り、口で受け止め、零さないように溜める。
一度目でほとんど出してしまったのだろう、一回で飲み込める程度だった。
アンリエッタはもうぐったりとしてしまっている。今度こそ、最後の一枚に手をかけて、脱がせる。
搾れるどころでないびちゃびちゃのショーツを下ろしていく。秘所から粘液の糸を引いて、下ろしていく。
腿、膝とずり降ろして、足首から抜いて、アンリエッタもようやく生まれたままの姿になる。
身体がうっすらとピンク色に上気している。色白なために余計目立つ。
才人は今度はゆっくりと舌を這わせる。力の抜けた股を開き、花弁を丁寧に舐めていく。
ヒクヒクと震えながらも、蜜を出し続ける花弁をほぐしていく。
桃のお尻に手を這わせて揉みしだきながら、内股や太腿にも舌を這わせ、甘噛みする。そして吸い付く。
何度も何度も吸い付き、キスマークを残す。
また秘所に顔を埋めて、花弁に舌を這わせる。
「……ふ、ふぅ、……んっ、そそこは、ダメですっ汚い所ですっ」
「……汚くなんかない、綺麗だって」
刺激で戻ってきたアンリエッタが、才人の頭に手を当てて、弱弱しく押さえる。
構わずに舐め続け、肉の鞘に包まれた蕾に吸い付いた。舌でつつく。それだけでまたアンリエッタはイってしまった。
蜜を溢れさせ、花弁がドロドロになっていく。
これ以上はあまりいじめない方がいいかも知れない。正直、才人とて限界だと思う。
「アンリエッタ、汚いところなんて無いよ、綺麗だから」
蕾にそっと口付けをしてから、まるで仔犬のように、はぁはぁと小刻みに荒い息を吐くアンリエッタの腰に手を回し、おへそのほうへと舐め上げていく。
お腹に時折吸い付いて赤い印を、キスマークを残しながら、丁寧に舐めていく、おへそに愛液の混ざった唾液を垂らして、舐め回し、また吸い込んで、どんどん上へと舐めあげていく。
腰に回した手を胸に這わせる。ところどころにキスをしながら舐めあげる。乳房を揉みながら、胸の谷間に顔を埋める。乳首をこねくり回しながら、乳房に舌を這わせる。
愛液の混じる唾液を垂らして、片側の乳房を攻め立てていく。
「ふ、あ、ああっ」 ぴちゃ、つつーっ
喘ぎながらも今度は拒まずに、アンリエッタは才人の頭を優しく抱く。
才人はそのまま、乳房を舐めあげていき、ピンク色の先端を口に含む。
「ふあ……あ……」
舌で蕾と同じ様に突付き、こねまわして、吸い込む。たまった唾を飲み込む。
柔らかいおっぱいを揉みながら、乳首を吸い込み続けた。まるで母乳を吸い取るかのように。
だが、もはや才人の方がかなり限界である。
981 :
誓い 12:2006/08/21(月) 02:05:34 ID:HvOP+ly2
そのまま、首筋へと舌を這わせ、鎖骨と首筋に何度もキスマークを残す。
お互いに背中に腕を回し、ぎゅっと抱き締める。細い顎を舐めあげて、再び、口付けを交わす。
肉棒が蜜壷にこつんと当たり、電撃が奔る。
「アンリエッタ、いくよ……」
「サイトさん、や、やさしくして下さい……」
ゆっくりと先端をめりこませる。先端は入ったけれど、きっと痛い思いをさせるだろう。ゆっくりと進入させる。アンリエッタの中に、締め込まれる中にズブズブと沈み込んでいく。
痛みを覚悟しての事か、アンリエッタはキュッと目を閉じている。
幸いにもよく解れていたのか、処女膜の形が良かったのか、突き破る感じはしない。
だが、中ほどまで埋め込んだところで、アンリエッタの腕に力が入る。
「ひあああッ!い、痛っ、ああっ……」
破瓜の痛みだろう、少しそのまま休み、アンリエッタの背中を強く抱く。
肩を震わせていたが、痛みが和らいだのか、落ち着きを取り戻した。
これ以上はあまり痛い思いはさせたくない。
「アンリエッタ、大丈夫?」
「……はい、大丈夫、です。もっと、抱いて……」
さっきよりももっとゆっくり、奥に進ませていく。
締め付けられる快感の中で、射精感を我慢して、ようやく一番奥にコツンと当たった。
抱き締めて、舌を絡ませて、才人は限界を越えた。
子宮に向かって、膣を満たして、熱く煮えた精液を放出していき、アンリエッタもお腹の中に火の様な熱を感じて、達していた。
・・・・・
心地よい倦怠感の中、抱き締めあった二人は、繋がったまま暫く口付けを交わしていた。
「……アンリエッタ、痛くない?」
「大丈夫ですわ、少しだけまだ痛いのですが、大丈夫です」
「と、とりあえず、その、抜くから」
縮んだ肉棒をそっと抜いて、アンリエッタを抱き直して、再び添い寝の姿勢となる。
急に、今のドロドロの状態が気になってきた。
「アンリエッタ、汗まみれになっちゃったね」
「はい。……恥かしいです、お漏らしまでしてしまって……」
「どうしようか、ベッドもぐちゃぐちゃだし……」
酷い有様だった。流石に先ほど素敵な部屋だと言っていたアンリエッタでも、これでは寝られまい。
宿屋の主人に頼んで他の部屋に変えようかと思ったが、直ぐにアンリエッタから申し出があった。
「わたくしの水の魔法を使えば、清潔にする事は可能ですわ」
「え?本当?」
「ええ、水の系統は、治癒だけでなく浄化も得意としています。このぐらいであれば……外は雨なので、魔力は楽に出せます」
「ベッドと服を綺麗に出来るの?」
「はい、出来ますわ」
良かった。とりあえずは問題無さそうだ。しかし、身体はどうするのだろう?その、水の魔法とやらをかけるのだろうか?
「俺とアンリエッタの身体はどうするんだ?」
「そ、それは、浄化魔法はあくまでも物質に対してかけるもので、生き物にかけるものではありませんし……」
「それなら、風呂でも借りるか」
風呂ぐらいならあるだろう。ボロっちくて狭い事は容易に想像出来るけれど。
「じゃあ、ちょっとここの主人に聞いてくる。少し待ってて」
「え、その格好で、でしょうか?」
「あー……」
そういえばスッパだった。とりあえず、まあトランクスぐらいしかない。これとていい加減ドロドロだけれど、他には無いしな。素早く履いて出る。
廊下は真っ暗だった。どうやら皆寝ているらしい。
階下に下りてみても、扉が閉まってしまって誰も居ない。ここの主人も住人も寝静まっている。
仕方ないので風呂を探すと、あった。
確かに小さくてボロっちかったが、嬉しいコトに湯をためる物だった。たしかこっちの貴族もこういう風呂だったが、ここの主人は才人と似たような人間だったらしい。
無いので自分で作ったというわけか……
少し悔しいコトに、学院のヴェストリの広場の才人専用風呂よりは立派だった。
「お風呂は見つかったぞ、でも皆寝てるから、勝手に使っちゃおう」
「よろしいのでしょうか……」
「だって、女王さまだろ?いいんじゃないの?」
「はぁ……まあ、たぶん大丈夫でしょう」
アンリエッタは可笑しくなった。女王だからお風呂を勝手に使っていい、だなんて。
なんて素朴で素敵な女王の特権かしら、と。
シャツだけを羽織り、ベッドと残った服と、ついでにランプと部屋に浄化をかけてから、部屋を後にした。
「しまった、薪が無い、水も無いや……」
水道を捻れば水もお湯も出るし、湯沸かし器もあった地球は日本での風呂のノリで来てしまった。
少しガサガサと薪を探すが、どう考えても足りていない。
すると、ここでもアンリエッタから提案があった。
「水はいくらでも出せます。雨ですし、雨でなくとも空気中の水分を集める事が出来ますわ」
「ごめん、なんかアンリエッタに頼り切りだな……お湯にするのはどうするの?」
「火の魔法で、少し暖めます」
「なんだか……凄いね。何でも出来るんだね」
才人は詳しくはないが、アンリエッタは水系のトライアングルメイジである。
簡単な魔法にあたるこのぐらいなら、造作も無かったりする。
そんなこんなで、お湯を張って、二人一緒に入る事にした。石鹸は勝手に拝借させて貰った。
ゆっくりと浸かっている間、才人のトランクスと、アンリエッタのシャツが目の前で浄化されていく。
肩をくっつけて、寄り添う。
アンリエッタが頭を才人の肩に乗せてきて、うっとりと目を閉じる。
「不思議ですわ」
「何が?」
「先ほどまで、あれだけ私を不安にした雨が、何故かちっとも怖くありませんの」
「……」
アンリエッタが見上げてくる。肩を抱いて、髪を撫でながら、続きを促す。
「ウェールズさまと、わたくしを助けに来た魔法衛士隊を失った時の雨を思い出させるので、わたくしは雨が怖かった。
でも、サイトさんが、サイトさんがわたくしを愛して、支えてくれる今なら、立ち向かえるような気がするのです。……わたくしは都合の良い考え方の女なのでしょうか?」
雨に震えていたアンリエッタ。そして俺を信じてくれるアンリエッタ。
どっちも変わらない、ただの女の子だ。
「違うよ。寂しくて泣いていたアンリエッタも、今のアンリエッタも同じだ。その、こんな俺でもアンリエッタを支えて、それでアンリエッタが頑張れるんなら、……何て言えばいいんだろ、その、嬉しい」
「……ふふ、それでもわかりますわ」
才人に向かって、優しく微笑んだ。
初めて、笑ってくれた気がした。飾りでも自嘲でもない、混じり気の無い微笑みだった。
あまりの可愛さに思わず抱き締めてしまう。
愛している、と言おうとして、ふと気付いた。
「あの、アンリエッタ、ちょっとだけ聞きたい事があるんだけど」
「何ですの?」
「その、さっき部屋で、アンリエッタが俺に、愛してるって言って欲しいって、別に変な意味で聞くんじゃないんだけど……」
「……わたくしが、才人さんに先に愛してる、と誓って欲しかった理由、でしょうか」
「そう。そうだよ。……別に先に誓うからどうって事はないんだけど、……ウェールズに対しては違ってたし。アンリエッタが愛してる、ってずっと言ってたから」
「……お分かりになりませんか?」
「ご、ごめん。ニブくて」
「……わたくしがサイトさんに愛していると誓って欲しかった、先に誓って欲しかった理由は……」
「理由は……?」
アンリエッタはそのまま俯いてしまう。少しの間逡巡し、再び顔を上げて、才人に潤んだ薄いブルーの瞳を向けた。
「わたくしが愛していると、先に言えば、決してわたくしを愛していると誓ってくれずにサイトさんが消えてしまう、そう、思ったのです……」
才人は思う。誓って良かった、と。
この少女は、独りにはもう出来ないし、する気も無い。
ここまで寂しく震えていたこの子を、ずっと愛したいと。
「アンリエッタ、俺はどこにも行かない。ずっとアンリエッタの傍に居て、永久に愛する」
「サイトさん、わたくしはあなたをいつまでも、永久に愛します」
二つの月が窓から水面を照らす中、二人は静かに唇を重ねた。
<fin>
985 :
あとがき:2006/08/21(月) 02:11:13 ID:HvOP+ly2
書いてる間に、本編との細かな擦り合わせとアンリエッタたんに対する俺の炎の萌えが
なんか勝手にキーを叩いてしまいました。だからエロまでが長い。特に「転」が長いです。
当初予定していたハードなエロは中止し、ソフト?に修正。
だって、不自然だもの。アンリエッタお姫さまだし。フェラ・パイズリ中止、基本マグロ。
あとよくある指マンとハードなピストン運動は処女にはやっちゃだめだって脳内婆ちゃんが言ってた。だから無し。
しかしほーにょうプレイは止めない。さすが俺。変態。
なので、「起」兵士が来て去るまで エロエロ 「承」兵士が去ってから泣くまで、各自独立視点込み 微エロ
「転」本編みたいなもん。愛の告白まで エロ無し! 「結」エロエロエロ で、エピローグ
という構成になりました。
あと変なミスがありました。トリスタニアの聖女って何さ・・・それは首都さ。トリステインの聖女でした。
サイトのアンリエッタに対する語尾と二人称の本編との食い違いは、「ただの女の子」に対するっつー表現です。
アンリエッタたん超可愛いよアンリエッタ 幸せになって欲しいヒロインNo1ですな
第二章みんなで日本帰国編マダー?
>>985 面白かった!GJ!!しかし、出来ればまとめて一気に投下して欲しかったなぁ。
>>985 GJなんだが放尿プレイとかそういう特殊な属性付きの作品には
注意書きとかしてほしかったかもしれない