のだめカンタービレ7

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1名無しさん@ピンキー
ここは、のだめカンタービレのエロパロです。
SS投下時はカップリング明記でヨロシコ!
職人さん達が投下しやすいようにまったりsage進行で待ちましょう。

前スレ

のだめカンタービレ6
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1127490179/

のだめカンタービレ・2chの過去ログ保管倉庫
http://www.geocities.jp/nodame2004jp/

※容量が500KBを超えたら書き込みできなくなるので、そのまえに次スレを立てましょう。
2名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 00:27:06 ID:PQkgM15W
3名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 00:27:46 ID:PQkgM15W

◆ローカルルール◆

職人さん向け
・感想をくれ、と求めるのはやめよう。
・必要以上に自分を卑下するのはやめよう。
・一旦テキストエディタに書き、ある程度まとまったら投下しよう
 (SSを書きながらの投稿はやめましょう。ほかの職人さんや住人にも迷惑となります)
・続く場合は「続きは後日」等、宣言しましょう。
・頂いた感想レスへの全レスはやめよう(スレ私物化の原因になりがち)。

読み手さん向け
・過剰にマンセーした書き込みはやめよう。簡潔な感想とGJ! を。
・職人さん達の食指が動くような萌えシチュをさらりと投下しよう

基本的にこのスレでは「パクリは逝ってよし!!!! 」となっています。

ttp://kuroneko-y.hp.infoseek.co.jp/index.html
また、パクり云々に関しては、このようなサイトもありますので、参考までに。

偶然似てしまったものと、意図的にパクったものは読み手にも伝わります。
書き手さんのモラルが問われます。なんつてー。

みんななかよく、マターリ進行でイキましょう。
4名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 00:32:32 ID:UEtJMhbE
1さん乙!
5名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 00:50:57 ID:MMpPMaG4
にくちゃんねるでの過去スレをまとめてみました。

過去スレ

のだめカンタービレ5
http://makimo.to/2ch/bbspink-sakura03_eroparo/1125/1125373251.html

のだめカンタービレ4
http://makimo.to/2ch/bbspink-sakura03_eroparo/1119/1119463129.html

のだめカンタービレ3
http://makimo.to/2ch/bbspink-sakura03_eroparo/1110/1110996707.html

のだめカンタービレ2
http://makimo.to/2ch/bbspink-sakura03_eroparo/1107/1107877262.html

のだめカンタービレ  
http://makimo.to/2ch/bbspink-sakura03_eroparo/1096/1096824021.html
6名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 00:53:39 ID:MMpPMaG4
■関連スレ

【のだめカンタービレ】二ノ宮知子 第51楽章
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/gcomic/1139623960/
【特別な旅】のだめネタバレ13【忘れない夏】
http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1140885202/l50
【のだめ】千秋真一に萌える奥様2【カズオ】
http://human5.2ch.net/test/read.cgi/ms/1138825793/
【鍵盤楽器】-のだめカンタービレ
http://bubble4.2ch.net/test/read.cgi/piano/1118981102/
【ピンクの】のだめカンタービレ30代板【モツァルト】
http://bubble4.2ch.net/test/read.cgi/cafe30/1137545653/
のほだめカンタービレ
http://human5.2ch.net/test/read.cgi/nohodame/1124006022/
7名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 00:54:25 ID:MMpPMaG4
改めて、1さん乙!
81:2006/03/06(月) 01:00:00 ID:PQkgM15W
1です。
4,5の関連スレまとめ、ありがとう!
91:2006/03/06(月) 01:00:39 ID:PQkgM15W
違った、5、6だ……orz

あらためて、職人さんお待ちしております。
wktk
10名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 02:18:36 ID:kcXNKBJ/
レイプ物です
11名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 02:38:03 ID:kcXNKBJ/
嘘だ馬鹿
12名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 12:56:32 ID:/HBigbrD
age
13名無しの名無し:2006/03/06(月) 22:38:10 ID:RIVosiGP
age
14名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 00:30:51 ID:wKENS6J+
ちょっとお邪魔しますよ。
微妙に季節ずれてしまいましたが。
15カサブランカ:2006/03/07(火) 00:31:48 ID:wKENS6J+
 
「せんぱい?真一くん?」

一月のある日。大晦日の大掃除もむなしく、
のだめの部屋はまたちょっと散かり気味で
我慢しきれなくなった真一くんが突撃してきて
一ヶ月ぶりの掃除となった。

で、それも終わって互いの部屋でシャワーを浴びて
暖まって…綺麗になったから今晩はお前の部屋でって
緑のビンのビールを二本、大きな手で握って腕には
買い物袋をぶら下げて再び私の部屋にやってきた。

……ソウデスカ…そういう理由でしたか。

寒波がやってきて寒さの厳しい今年のパリ。
お鍋が恋しくなるのはよくわかります。
でももっと恋しくなったのは……このおこたですね、真一くん。
決して口には出さないけれどわかるのデス。妻デスカラ。
ま、鼻歌交じりで素敵な鴨鍋を作ってくれたので
からかわないでいてあげましょう、今日は。

そんな風にして二人で日本でのあの時みたいに
ビールを飲みながら鍋を楽しんで…気がつけば
先輩はおこたで横になってしまって今に至る…というわけデス。

「…起きませんね」

正方形のおこた。先輩のすぐ隣に私がはいっている。
すーすーと寝息が聞こえてきて、とても気持ちよさそうに眠っている。
そのポーズはベットの中と同じ。
おこたの角に身体を向けて赤ちゃんみたい丸くなっていてとてもかわいい。
でも、でもこのままじゃ風邪ひいちゃいますしね…どうしよう。

そう思いながら私も先輩と向かいあうように横になってみる。

目の前には先輩の端正な顔。黒いさらさらしている髪に白い肌、
少し動いてる睫にちょっとビールの香りが混じった先輩の息。

「はう・・・ん」

そんな先輩にちょっとのだめ…久々に…って。
まってまって。えーっと。え?どうしよう。
なんか…なんで?………どうして?
この急に心臓がドキドキしだして、びくっと反応した私の身体は何?
しかも……しかも…。


なんか…熱いのは…おこたのせいでは…ないデスヨ…ネ。

16カサブランカ:2006/03/07(火) 00:32:48 ID:wKENS6J+

ってそんなの知ってる。


私たちの間がそんな関係になって、もう随分たつけれど…
確かに孔雀さんになるのは...大概が先輩なんだけど…でも…でも、
いえないけど…でも、時々…私が孔雀な時もあるわけで。

急に先輩が…先輩のあの身体が欲しいと思う時が私にだって近頃はある…。
あの身体に抱かれて...彼に教えてもらった知らない世界に行きたいって。
そう何がきっかけかわからないけどそれは事実。

そんな時は今まではなんとなくというか適当にじゃれて先輩にただただくっついて、
ひたすら…くっついてみて…アホですね…のだめ。
きっとそれだって先輩にはお見通しなんデスヨ。はううう。
でもでも…。欲しいって気持ち…はもってていいんデスよね?

今はその…私が欲しい先輩は寝ている。

最近忙しかった先輩。実は夕食を一緒にとるのも久し振り。
だからちょっとゆっくりさせてあげたいって気持ちもある。
それでもそんな私の心と裏腹にそっと私の手は彼の顔に伸びていく。

「…しんいちくん」

起きて…あ、でも起きないで。
そうデス、のだめが…我慢すれば…いいことデス。
孔雀の羽をしまえばいいんデス……。

でもでも…。

「せんぱい…」

そっとこれだけ、これだけと思って自分の顔をそっと寄せる。
自分の唇の行き先はもちろん彼への唇。
でも軽く触れるだけ、そう触れるだけ。
そう言い聞かせて私はそっと目を瞑った。
17カサブランカ:2006/03/07(火) 00:34:20 ID:wKENS6J+
「…おめざめのキスか?」
「ぎゃぼーーーーー!」

あと少しってというか多分ちょっと先が触れた瞬間先輩はぱっちりと目を開けた。

「うっせーよ」
「すすすす、すびば…セン」

目をぱちぱちして頭を少しかきながら先輩が私の顔を見ていった。
うう…起こしてしまい…マシタネ…いろいろな意味で大失敗なような気がします。

「…で?」
「え?」
「で?続きは」

と、そういうとまた先輩はいじわるそうに目を閉じていった。
そんなことされると…普段の私ならともかく…今の私は……って誘われてる?そ
れともそう思いたいの?私。

「できま…セン」
「なんだよ…自分で誘っておいて」

片目だけ器用に開けて少し笑いながら彼はいう。それだって…それだって……。

あ……うそ…。

「のだめ?」

すると私がだまって真っ赤になってうつむいているのが気になったのか、
今度は私の名を呼んで先輩が私の頬に手を寄せた。

「やんっ…!」
「え?」

思わず声がでる。ただ手が私の頬に触れただけなのに…それだけなのに…。私…私。

「…のだめ?」
「……」
「…ん…と、…ふーん」
「…」

無言。私は無言の返事。
だって私の体の中は今どきどきと先輩にも聞こえているかと思うくらいで、
そしてどんどん体温も…うんうん……中が、私の中が熱くなっているのが分かる。
分かってしまうているから…これ以上は今は無理。

18カサブランカ:2006/03/07(火) 00:35:10 ID:wKENS6J+

「…したいの?」
「え?え???」

ストレートなことをいわれて困惑して、
でもうんといいたくてもいえない私をぐっと先輩は引き寄せて強引に唇を重ねた。

「…ばか、こいよ」
「あ、だって…んっ、ふぁっ…あ…ン」

と返事をしようとした瞬間、彼の唇が私に触れた。
……気持ちいい…。
固くぎゅっと目を瞑って私は先輩の唇を舌をその動きにそのまま感じてしまう。
いつもならいつもなら…少しは私でも恥らうというか抵抗するけど…でもでも…今は…。
このまま感じていたい。

そう求めるようにゆっくり真一くんの腕の中に納まる。
二人ともまだおこたの中に足はあって
ちょうど私の胸が二人の間をさえぎるような柱の上にぶつかっている。
それですら…今は…今は……。

真一くん…ごめんなさい…のだめ、のだめ…感じてます…。


 * * * * * * * * * *


「やあんっ…」

そっとこたつ布団に隠れて見えない柱の上にあるのだめの胸を
手探りで探し当ててそっと触れてみるといつもよりずっと甘いのだめの声があがった。

…たまにある、こんな時。

人のことを孔雀だ孔雀だというけれど、いつからか…
きっとあのヴァカンスの後くらいからか…
のだめが俺に時々女の視線を送ることが度々起こるようになった。

そういう風に俺を求めるようになったのだめは…また違った意味でかわいくて。
でもそのことに恥ずかしいという感覚はさすがののだめにもあったようで…
しかも経験がないせいかそんな時のコイツ誘い方はとてもこどもっぽい。
ひたすらひたすら俺にじゃれてくる。
けど…その目が…少し潤んだ懇願する目が…
ものすごくたまらないということは決していえない。

今ののだめはまさにそんな目をしてる。目で俺を求めてる。
…とめられないし、とめる気はない。
19カサブランカ:2006/03/07(火) 00:36:11 ID:wKENS6J+


「のだめ?」
「はぁんっ…」

セーターの上からゆっくりゆっくりと弧を描くようにその胸を撫でると
びくっと反応して声をあげて身体を竦める。
顔は蒸気してほんのり赤いのは酒やコタツの熱さだけじゃない。その証拠に…。

「気持ちいい?」
「いやん…いぢわる…デス…」

耳朶に唇を寄せ、息を吹きかけながらそう囁くとこたつの中で絡ませた足が
内側にびくりと反応して…また声を上げる。
きっとのだめが一番感じやすいあそこはもうすでに…
だけどあえて、いやまだまだそこに触れる気はない。

実際そこまでまだいかなくても胸への愛撫はセーターからの上の擦れる感覚が普段と違い
また刺激的らしく、しかもコタツの中で動きが制限された状態できつく俺が抱きしめたり、
そっと首筋に舌を這わせたりするともういってしまいそうな甲高い声をあげる。

どののだめもたまらなくそそる。

「いいよ…感じて…」
「あん…いやぁ…」
「いや…じゃないだろ、いいんだろ?」
「…ばか…ばかぁ…ふぁ…っ」

セーターの下からそっと手を入れて今度はブラの上からやさしく胸に触れる。
ますますぎゅっと前のめりになるようにのだめは反応をする。

「あ…あ…んっ、しんいち…く…んっ」

といってもこちらもコタツの柱が微妙に邪魔をして思うように動かず
のだめの柔らかい頂にあるその突端になかなか触れることができない。
それは…俺にとっても、そしてコイツにとってももどかしいことで。

「…のだめ」

とりあえず一度手を引き、その自分の手をのだめの背中にまわした。
20カサブランカ:2006/03/07(火) 00:37:57 ID:wKENS6J+

「あっ!」

慣れてしまったこの行為…俺はさっとブラのフックをはずし、
またセーターの上からそののだめの胸に触れ、撫で回しはじめた。

「っ……はぁ…はぁ…は…っ…んっ…ふぅ…」

ブラのフックは外れたが、セーターは着たままで、
いろいろな異質感がのだめにはより刺激になっている。
あげる声も一段と艶めいて…愛しくてたまらなく
何度も何度ものだめの頬に額に鼻に耳に唇にキスをちりばめる。
そして首元に強く所有の刻印をつけた。

「あんっ!」

びくりと…びくりとまた身体が反応し声があがる。

「のだめ…のだめ…」
「ふあっ…んっ…気持ち良いぃ……」
「…そう?一人で??」
「…やぁああ、んっ…真一んっ…やらしい…」

互いに目と目を合わせて見詰め合って、
でも俺の手は止まらずのだめも逆に必死にしがみついてきて、俺の唇を求める。
だから二人でもう一度唇を重ねた。

「…柱痛くないか?」
「…ちょっと……」

どんなに密着しても二人を邪魔するこたつの柱。しかもそろそろ俺も限界だ…。

「出る?コタツ?」
「…あう…はい…でも……」
「何?」
「少しでも…離れたくない…デス」
「…バーーーカ」

そういってもっと真っ赤になりやがって…本当に。

「じゃ…もう少し」
「え?あ…ふぅっ、はっ…あぁっ!!」

俺はさっと右手をのだめのスカートに忍び込ませ…
予想通りもうすっかり湿っているそこに触れた。
のだめは一瞬油断をしていたようで思わぬ行為に大きく身体を震わせた。
21カサブランカ:2006/03/07(火) 00:38:49 ID:wKENS6J+

「あはっ…くぅんっ…はぁ、はぁ…」

そして首をのけぞらしてぎゅっと目を瞑り必死に俺のシャツにしがみついて声を上げる。
のだめの一番敏感なそこは雫を掬い触れるだけで、ぴくぴくと反応し、
のだめ自身に強い刺激を送りつける。

「あふっ…くっ…はぁんっ、はっ、あん…なに…やぁ…」

自分の目の前で首を振りながら必死に意識を飛ばさないように耐えるのだめ。
顔にはうっすらと汗の玉が流れ落ち、口は半開きのままその甘い声を漏らし続ける。

…やばい…やばすぎる。

夢中になってのだめのその幼い芽を指で弾きながらそう思った。
いくら少し離れていたとはいえ…コイツがこんなにこんなに…
俺を別の世界に連れて行くなんて…。

絶対はなさい。
絶対誰も渡さない。
絶対誰にも触らせない。

俺だけの俺だけの…。

「あっ、あっ………だめぇぇ」
「…いって…いいから…」

びくりと身体がしなったかと思った瞬間のだめはその甘い声と共に達した。


 * * * * * * * * * *
22カサブランカ:2006/03/07(火) 00:40:24 ID:wKENS6J+

こたつで横になったまま、また知らない世界に連れて行ってもらった。
でもまだ私の意識は朦朧としていて…はぁはぁと呼吸は乱れたままだ。
そんな私を先輩はまた間近で見つめながらそっと私の前髪を掬って頭を撫でてくれている。

「…平気?」
「…平気…デス…」

そう返事するとうれしそうな…多分私しかしらない笑顔を向けてくれる。
あぁ…この顔好きデス…大好き。
って…あ、そんなこと思っているとすっと先輩がコタツから抜けて、
さっと私の後ろにきた。

「おいで…」

そういってそっと私の肩に手を添えて、ゆっくり私の身体を起こし、
向き合うように身体を向けたら先輩はそのままぎゅっと私を抱きしめてくれた。

「…えとー」
「…なんだよ」
「暖かいデス…」
「そうか」

こうやって抱き合う二人。とても幸せな二人で…。

「だけどお前…その格好…」
「え?…ギャボ!」

確かに…乱れた衣服。セーターは胸元まで上がり、スカートはずり落ちている。

「…脱ぐ…か?」
「…えと……」

先輩が困ったようにでもちょっと懇願するように私に問いかける。
そです…よね。気持ちよくなっちゃったのはまだのだめだけで…。
でもちょっとお部屋はこたつをいれた関係でヒーターは弱めで…
まだ脱ぐのは躊躇われる温度で…。

「しんいち…くん」
「何?」
「このままじゃ…ダメですか?」
「え?」
「あ、えっと…うんと…続き…デス…」
「…ばか」
「今日はバカの回数多すぎ…デス」
「ワリイ…」

ちょっと目をそらしてそう返事をされた。それがなんとなーく可愛くって、
イイデスヨっていいながら頬にキスをしてあげた。すると…。

「痛かったらいって…」
「え?あっん!」

私はそのまま振り返った先輩におこたの横に押し倒され…
気がつけば先輩が目の前に覆いかぶさっていた。
23カサブランカ:2006/03/07(火) 00:40:57 ID:wKENS6J+

そして先輩はまたさっきみたいにゆっくりゆっくりと私の身体を撫で上げていく。
その触れられた部分がまたひとつふたつ私に熱を帯びさせる。
そして今度は柱もなく二人を隔てるものは何も無い。
そっと先輩は私のセーターを捲り、自分のシャツのボタンを外した。
先輩は…うんうん、私も…熱い。
ちょっとこのままなんていった自分がおバカだったと思ったけど、
それは一瞬のこと…先輩が私の胸に口付けて、
吸い上げるとまた私は別の世界へといざなわれていった。

「はぁ…はぁ…はぁんっ…」

さっきまでの余韻があるからか…私はまた先輩の手に自然と感じていく。
セーターとはだけたシャツから少しだけ重なりあう身体と身体も…それも心地いい…。
ゆっくりとやさしく先輩の唇は私のあちこちに散らされて、
そしてその手はやさしく、滑らかにじっとりと太腿を、
すでに濡れていたあのあたりをなでて、そして…わたしのあの紐を解いた。

「あっ…」

何かがすっと引っ張られるような感覚に声を高くあげる。
先輩はそんな私の顔を覗きこみながらいつもの準備をしてちゅっと額にキスをした。

「のだめ…」
「あ…んっっ…」

そして…はいってくる…先輩自身。
ゆっくりゆっくりその暖かい先輩がそのままそうこれが終わったあとに
いつも私の胸のに埋もれていくように…私の中で…先輩が…。

「ふぁっ…」

ゆっくりと奥まで届いた瞬間わたしは身体に痺れを感じた。
知らない世界に行く前の…そう先輩がいる…先輩が私の中にいるっていう…この感触。
とてもとても今わたしが一番好きなこの感触。

「しんいち…くんっ…あぁっつ…ふぁああ」
「のだ…めっ」

ぎゅっとそのまま私を抱きしめて、そして耳を甘噛みして…
わたしがまた感じはじめると先輩はゆっくりゆっくり動きだした。

「んっ…あ……ああ…ん」

奥までゆっくりゆっくりノックされて私の身体はぐるぐると乱れ始める。
先輩以外、真一くん以外誰も知らない私の扉。
でもそこは刺激が強すぎて、そのことは先輩もよくわかってて、
私か真っ白になりそうになるとすっと引くように動き、
今度は浅い入り口付近でまた…動く。

でも今の私にはそれもものすごく…だめ…だめ……だめ…で。

「……ぅ…あ…はぅんっ!」
「…これも…気持ちいい?」
「…あ、ああぁ…んっ…」

もう返事なんか出来ない。ひたすらひたすら先輩にしがみついて
ただ首を縦に振るしかない。

…もう、もう。
24カサブランカ:2006/03/07(火) 00:43:23 ID:wKENS6J+
「せんぱぁ…い…」
「ばっか…そんな風に呼ぶなっ…」

繰り返されるその行為。ふと横をみるとその綺麗な肌に汗が一筋…
そっとその汗を私は掬うように彼の顔に舌を触れ、その道をたどった。

「はうっ…のだ…めっ…」
「やっぁあんっ!」

お返しに先輩は私の左胸に手を置いてなで上げたと同時に
私に唇を重ね互いに互いの舌を追い求め、何かに何かに向かって集中しだした。

「ぁ…っつ…しんいち…くんっ…のだめまた…」
「…いい…よ、俺も…俺も…」
「あっん…あ!……あ」

また、またあの世界に。二人だけの…二人だけの…二人だけしかいけないあの世界に…。
真一くん…好き……。

 * * * * * * * * * *

「くしゅん!」
「…冷えたな…やっぱり」
「…そ、デスネ…」

のだめがもそもそこたつの中に再び入る。

「おい」
「だってー」
「だってもくそもない。シャワー浴びるぞ!」
「むきゃー!シャワー浴びに行くまでが遠いデス!」

確かにここはのだめの部屋で、出来たらゆっくり暖まりたいがバスタブはない。
シャワーだけだと帰って冷えそうだ。だけど今こんな状態で俺の部屋に戻っても…
誰かにあったらやっかいだし…何よりも二人で風呂なんか入ったら
…今は…今度は俺が止らなくなりそうだ…。

「とにかく先に浴びろ」
「むー」
「…お前がはいってる間にさっきの鴨鍋の雑炊準備しとくから。
 暖まるし、それに小腹空いただろ」
「ムキャーーー!やった!!」

ったくさっきのアレはなんだったんだっていうか…すっかりいまや色気より食い気か。
ま、でも。

「ま、俺は一足お先にごちそうさまだったけど」
「ほげ?」
「…お前を」
「…ムキャーーーー!えっちー!!」
「さぁ?どっちが??」
「ばかーー!」
「うるさい。ほらいってこい」
「真一くんも無理しないでおこたで待っててくださいね」
「あぁ…」

コタツ…コタツねぇ。
そんなのだめの言葉に甘えてさっと準備をして…また俺はコタツで横になった。
またあのかわいい彼女の唇が降ってくることをちょっと期待して…。
このコタツで。
25カサブランカ:2006/03/07(火) 00:44:40 ID:wKENS6J+
おしまい。

いろいろ不手際ありましたらごめんなさい。
では名無しにもどります。
26名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 00:48:42 ID:tuIlJ0xR
おおっ、神が……!

ほぼリアルタイムで読めたよ!
カサブランカさん、GJ(゚∀゚)
孔雀のだめカワイス
27名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 01:01:03 ID:bt2f8AXd
久々に読めるのキターーーっ!
乱れ服っすね!GJ!
28名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 01:06:26 ID:aS/gZPav
カサブランカさん GJ!GJ!
すご〜い!一つの物語を読んでいるかのよう..パチパチ拍手
29名無しの名無し:2006/03/07(火) 23:01:48 ID:yKD/zCAv
age
30名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 23:28:13 ID:DVNm5uTN
GJGJGJGJ!

31名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 00:03:47 ID:fC+kLPTG
新しい神か?
いいねー、こたつエチ。
GJ!ご馳走様でした!

>>27、28 同意。
以前の神たちもぜひぜひ。

32名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 14:49:57 ID:wEdXCI28
993 :名無しさん@ピンキー :sage :2006/03/08(水) 13:12:46 ID:kDU06K8
htmlファイルの配布は過去にあったようなのですが
ssのみをのまとめサイトは無い様に思うのですが
勝手にまとめたら職人さんが嫌がりますかね?
感想抜いてきれいにリストにしたいのですが。
だめかな?

過去、こちらで書かせてもらっていた書き手の一人ですが私はお断りします。
29ちゃんねるで読んでいただければいいと思う。
33名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 15:06:29 ID:XHjhhQHs
前スレにも書いたけど。

書き手として、イ ヤ ダ 。

ロムラーとしては、前にあの長いのをブログにまとめたことがあるけど
かなりしんどい作業だったよ。時間もかかるし。
あれだけでも大変だったのに今までのSS全部となると気が遠くなる。
やるなら覚悟しといた方がイイ。
それと、自ブログでやってる職人さんの作品については
まとめサイトに入れるなら直接お伺いをたてにいった方が
いいんじゃないだろうか? 連絡先わかるんだしさ。

34名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 15:54:23 ID:MUHQMllG
自ブログでやってる職人さんがいるの?知らなかった
35名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 16:49:16 ID:xbUO5UyN
読み手としては嬉しいが、
職人さんたちが嫌がっているのでこの話は無かったことでヨロ

民はネ申には逆らえない
36名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 23:05:24 ID:+yGOPY/S
うん
神々のブログはブックマークしてるから問題なし
37名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 00:41:52 ID:GvBQWOfs
神々に従いましょう。
楽しませてもらっているしね。
遅くなったけどカサブランカさん乙!
読み応えあったよー!GJ!
こういう新しい職人さんがまた増えるとうれしいな。
38名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 22:22:55 ID:Iuw8XLFS
age
39名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 02:35:53 ID:cTfnWJQl
AGE
40名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 02:38:14 ID:nL/b/Jbo
41名無しの名無し:2006/03/10(金) 23:33:23 ID:PSME+du3
峰×清良のがみたいです!
42名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 00:19:15 ID:So4c2WJ3
sageなさいよ
43名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 10:25:59 ID:2Hrnggo4
カサブランカの人、ありがとう!GJ!
何回も読み返しました。
また書いてね!
44名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 00:09:56 ID:Dmr51VQh
先生・・・
俊彦にヴァイオリンの手ほどきを受けるのだめ
が天然でウブな思春期少年を誘う様が見たいです

更にはその後の俊彦の自慰ネタが読みたいとです
45名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 13:15:31 ID:gPSra4aT
前スレでもちろっと出てたリクだけど…
千秋のお仕置きプレイが読みたい。
心配したor嫉妬した千秋がのだめを説教、お尻ぺんぺんとかw
46ドキドキ:2006/03/13(月) 14:58:52 ID:qut0EbGT
ピンクモーツアルト 0

エロなしですみません。ごべんなさい。
ブノワ城のパーティシーンの脳内補完。クロキン編です。
エロなしです。もうしわけありまべん。
47ドキドキ:2006/03/13(月) 15:01:35 ID:qut0EbGT
ピンクモーツアルト 1

庭の方から、千秋くんと恵ちゃんが手を恋人つなぎしながら、パーティ会場にもどって来た。
少しばかり千秋くんが羨ましいなと思って見ていたら、城主の孫たちが近づいていって、たちまち恵ちゃんがさらわれて行った。
ピアノの所へ手を引かれて行く。
興味があって見ていると、恵ちゃんが孫の一人といっしょにピアノに座った。
やがてピアノの音が聞こえてきた。
これは恵ちゃんじゃなくてあの子供のか。
キラキラ星の主題がややゆっくりめのテンポで聞こえてくる。
主題のあと、極端に音が増えるアレンジの1曲目から、かなりたどたどしくなり、ほほえましい笑い声が、ピアノの周りで湧き起こる。
あ…恵ちゃんが低音のサポートをはじめた。
ピアノのまわりは、だんだんと客たちが集まり出して、恵ちゃんはすっかり見えなくなってしまった。
僕も近くに行こうかなかなと考えた時、千秋くんを思いだし、会場内の姿をさがす。
いた。
恵ちゃん達のちょうど反対側の壁にセットされた椅子の一つに千秋くんは酒のグラスを片手に座っていた。
48ドキドキ:2006/03/13(月) 15:04:07 ID:qut0EbGT
千秋くんもピアノの音に聞き入っているようだ。
近づいていくと千秋くんと目があった。
「黒木くん、おつかれ」
「恵ちゃんの所に行かないでいいの?」
「いつも聞いてるからここでいい…」
熱い台詞を口にして、ふっと微笑んだあと、急に照れたのか千秋くんの顔が赤くなる。
「黒木くん、さっきの演奏良かったよ。」
バツがわるいのか、付けたしたように話を変えてきた。
僕は気が付かないふりして応じた。
「ありがとう。楽しかったよ。千秋くんの演奏も良い演奏だった。千秋くんのヴァイオリンを聞かせてもらうのは、R☆Sの練習以来だね。今日は得したよ」
「イヤ、ひさしぶりでちょっと…好きな曲が選べて助かったよ」
けっこう照れ屋なんだな千秋くんは。
しばしふたりで流れてくるピアノに耳を傾けた。
「恵ちゃんの演奏…すごかったね。僕は感動して震えがきちゃったヨ」
また、ふっと千秋くんが笑った。
「アイツさ…3年前まで楽譜がろくろく読めなかったんだぜ」
「ウソ!何、千秋くんと同じ学校だったんでしょ。」
「…俺もヤツがなんで音大受かったのか、未だに謎だ」
千秋くんは遠い目をして語り出した。
「そのくせ、CDなんかで原音を聞かせると、一発でコピーするんだから、おそろしいヤツだと思った…。」
「うわ…絶対音感ってやつ。」
「耳がいい上、手がデカくて、難易度が高い曲でも、最初から簡単に弾きこなせた。
初めて音を聞いた時は、ホントにすごいと思ったんだけど…会ってみたら楽譜は見てないし、勝手に音増やして、正確に弾かないし、何より作曲家の意図とかまったく勉強しないヤツで、俺そういうの生理的にきらい。」
お、おっとー。
のろけ話が続くのかと思いきや、深刻に眉をひそめて話す千秋くん。
49ドキドキ:2006/03/13(月) 15:05:11 ID:qut0EbGT
「…で千秋くんが、恵ちゃんをあそこまで導いたって、事なんだね」
と僕がまぜかえすと、千秋くんは意外ときょとんとした顔をした。
そうして数秒考える顔になり…、
「いや…それはあいつの努力。」
と答えた。
「俺が引き上げてやろうなんて思い上がった時期もあったけど、結局何もしてない。
俺の方こそ自分で手いっぱいで余裕がないし。
いつの間にか、のだめは自分でレベルアップしてきたんだ」
「しみじみという感じだね千秋くん」
また意外な事に千秋くんはゲっという顔をした。
「それじゃあ恵ちゃんは君に並びたくて、一生懸命努力したんだね。」
「………。」
千秋くんは少し顔を赤らめて、それを隠そうとするように頬肘をついた。
思いあたる事があるに違いない。
僕がはじめて恵ちゃんと会った頃、もう彼女は千秋くんの事しか見えていなかった。
あっと言う間に僕の初恋は破れたけれど、彼女は着々と前に進み、千秋真一を魅了する一人の女性として成長をとげたんだ。
曲はいつの間にか恵ちゃんの独壇場になっていた。
音がコンサートの時よりもさらに豊かになっていて驚いた。
「またキレはじめた…」
え?
終楽章が…長い?。
50ドキドキ:2006/03/13(月) 15:08:00 ID:qut0EbGT
「やりやがった…」
とこめかみを押さえる千秋くん。
やっぱりこれ即興?
モーツアルトにそんな事するか普通!
城主が怒り出さないかと見渡したが、幸いいない。
恵ちゃんは最終楽章のキラキラ星の繰り返しの中に、まったく知らないアレンジのキラキラを折りまぜきった。恋の幸せが爆発するような、超ゴージャスなキラキラ星を。
そして最後の1音を長く長く響かせて演奏は終わった。
「ブゥラボー!!」
どおっと喝采が湧き起こる。
実際すごく良かった。また僕は感動してしまった。
モーツアルト研究家は怒るかもしれないけれど、ここにはそんな人はいない。
いや、横の千秋くんは別?
「い…いつもこうなのかい?いや、すばらしかったけど」
「いつもの事なんだよ黒木くん〜…」
と少しうつむいて、頭痛に耐えるような千秋くん。
「楽譜通り弾くように、今までどんなに苦労したか…」
深く溜め息。
「幸いコンセルヴァトワールに入って、最近は随分マシになったんだけど…外にでるとコレだ」
「でもすごい…。」
ぼそりと千秋くんが
「あいつ、あとでシメる」
と言った…げ。
ちがうよ千秋くん。これは君へのピンクのモーツアルトなんだよ。
「せんぱ〜〜〜いっ!」
とピアノの人だかりが割れて、恵ちゃんが顔を紅潮させて走りでてきた。一直線にこちらに向かって走ってくる。
その姿は、ヴォルフガングだったけど、背中に羽が生えているようだ。
思わず立ち上がる僕たちに、どっかーんといった感じで千秋くんにだきついてきた恵ちゃん。
千秋くんはまた椅子に。
見渡すと客の皆が、優しい表情で笑って見ている。
「おまえ…犬を飼ってるみたいだから飛びつきはヤメロ…」
「先輩お部屋に帰りまショウ!!」
演奏の余韻に興奮している感じの恵ちゃん。頬は赤く、瞳がキラキラして、すごくかわいい。
千秋くんも毒を抜かれたように表情がやわらいで、少し気おされぎみに「ああ…」と応えた。
恵ちゃんが天使のように素敵な表情を見せて、にっこりと笑う。
さあさあと彼の手をひかながら、パーティ会場を二人手繋いで出ていこうとする。
「千秋くん」
えっと彼はふりむいた。
「シャツの背中、どろだらけだよ」
あっという顔で、少し顔を赤くする千秋くん。
本当は草が多少ついてただけだったんだけど。
脱いでいた上着を背中の汚れを隠すように羽織ると
「またあした、黒木くん」
と片手をあげて彼等は出ていった。
ここからは恋人の時間。
僕もあんなパートナーが欲しいな。
でもまずはもっと精進だ。
千秋くんと恵ちゃんのように、人を魅了する演奏ができる人間になろう。
たとえこの、先青緑な困難があったとしても―…。
51ドキドキ:2006/03/13(月) 15:20:51 ID:qut0EbGT
タイトルを1以外入れ忘れました。
なので今後第2話があるわけじゃないんです。
失礼しました。
またしばらくはさようなら。
52名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 15:39:29 ID:WC9+ljim
グーーーージョーーーーーブ!!!!
エロなしでも素晴らしい…!!!!!!!

第三者視点での二人の仲睦まじいところ、
のだめの天才ぶり、千秋のツンデレ、という
私の好きなツボに全てダイレクトにはまりました。
読みやすいしとても面白かったです!ありがとうございました!
53名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 19:38:20 ID:Pl0F0wqm
まーさーにGJです!
違った角度からの「のだめ」が見えて新鮮でした!
こういうのもいいですね。
私たち(のだめ読者)は知ってるだけに、
いちいち千秋の話に感心する黒木くんに優越感みたいな感情さえも抱かせてくれまシタ。
でも・・・あれ?「お仕置き」はどこいったの?>ドキドキさん
てっきりこのあとお仕置きがあると・・・
54名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 22:59:37 ID:gPSra4aT
ドキドキさん、かなりGJ!
>>45
私もお仕置きキボン。軽〜くプレイっぽいのでもいいし、
真剣にお説教&マジお仕置きでも(・∀・)イイ!
55名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 09:17:49 ID:kKrgBZMb
やっぱりそういうのあったほうがいいんでつね・・・。
そんなの書けん・・・。
ああ、でもピアニッシモなのならかけるかも・・・。
この後の展開は別の職人さんに期待しようと思っていたんですが。
あまりわくわくしないでお待ち下さい。あくまでエピからの補完なので無理がでるのはイヤ。
56名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 10:55:24 ID:nIvaHyrf
>55
好きなものを好きなように
57名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 13:49:28 ID:+Gy6JlOI
すいません、
ちょっと通りますよ…
   /⌒ヽ
  /´_ゝ`)
  |   /
  |/| |
  // ||
 U  U
58名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 14:39:58 ID:l4m944PY
書き手も読み手も年令さがってる?
ここピンク板だぜ。
ちゃんとエロく、でも読ませる神を待つ。
そういう意味ではカサブランカさんGJ!
59名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 14:47:38 ID:FanFByrg
いいじゃんエロばっかじゃなくたって。
昔の神の中にもわりとエロ抑え目のひといたし。

出されたものはなんでもおいしくいただきます。
60名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 15:23:19 ID:cJo//8gX
>>58
読ませる神がほしいのは同意。
エロなしでもね。

台詞でもモノローグでも
このキャラはこんな言い方はしないだろって部分
が出てくるとむず痒くてかなわない。
61名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 19:00:49 ID:CuMffcQ/
このスレは女しかいないのか?
男が見てても別におかしくないよな…
たまに不安になるw
62名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 21:37:30 ID:hVGJBahD
そうやってわざわざ申告するのがおかしい
63名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 22:02:30 ID:qEJSdlxw
確かに、エロなしはブログでやってほしいわ、正直。
エロパロはエロで、普通のはブログで使い分けしてる人多いし。

男女は関係なし。
64名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 00:51:11 ID:O6CxpOzU
え、そんな神いるの?<使い分け
65名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 03:33:44 ID:LShBrsn9
嫌なのはスルーすればいいじゃん。
66名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 12:13:41 ID:3KR9p5J7
ほんとに大人げないよな
スルーくらいしろよ
67名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 14:42:46 ID:hn3BSZFM
エロなしだとスレ違いどころか板違いだし文句でてもしょうがないっしょ。
前にも話出てたけど普通のssならブログの規制も
かかんないしそっちでやればいいのに
結局はめんどくさいからここでやってると思われてもしょうがない
68名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 15:14:39 ID:hn3BSZFM
なんか変な文になってしまった。すまそ
69ドキドキ:2006/03/15(水) 20:10:03 ID:WPuKtzIn
書いてみましたあ!第2話。
ばかですねワシ…。
70ドキドキ:2006/03/15(水) 20:12:05 ID:WPuKtzIn
ピンクモーツアルト2

早足だ…これじゃ速歩じゃないか。
のだめに手を引かれて、俺はブノワ城の長い廊下を歩く。
のだめが変なのだ。
ヴォルフガングの衣装のまま、走りだしそうな勢いで、俺を引きずらんばかりに歩き続ける。
かつらから出ている耳が赤い。
いくらさっきのパーティ会場での演奏に興奮したからとて、いったいどうした。
俺の手をにぎる、のだめの手も赤くて熱い。
ずんずんと、なおも無言で進むのだめ。
部屋が見えた。
ダッシュ!
本当に引きずられる俺。
ドアを開け、飛び込む様に部屋に入るなり、のだめは振り向いた。
「せんぱい!」
両腕を広げ、背伸びをして抱きついてくる。
あまりの勢いに、いつかのように肩に噛みつかれるかと思った。
が、そうじゃなくて、熱烈なハグだった。
れ…冷静に、のだめをだっこしたまま、後ろ手を伸ばして、ドアを閉める。
「のだめ、どう(した)」
ぶちゅーっという感じでキスされた!
「む…むわてっ!」
顔と肩をつかんでむりやり引き剥がす。
俺の唇が持っていかれそうになった。
「俺を食う気かっっ!!」
「ひ…ひどいアンドレイ…さっきの続きを…」
「俺はもっとムードが…ちがうっ!かつら取れ!…じゃなくて、それよりさっきの最後のトコは何だ!!」
はた、と気がついたらしく、のだめが一瞬フリーズする。

71ドキドキ:2006/03/15(水) 20:12:50 ID:WPuKtzIn
とたんに、ばっと身を翻して逃げ出した。
狭い部屋の中をだーっと半周して、ベッドの陰に隠れた。
「ほんとに犬かおまえは!」
そーっと顔を出すのだめ。
「ごめんなさいごめんなさい!ちがうキラキラ星、弾いたから怒ってるんデスネ」
ちょっとかわいい。
「…かつら取れ」
ぽふ、と音を立ててベッドにかつらを置くと、まさにに犬が尾をフリフリしているかの様な、しなを作って見せた。
「おこんないデスカ」
お…怒れん…。

―――――――――――――――

「キラキラ星はですね、のだめの子供の頃、沢山弾いた曲なんデスヨ。
今回はオクレール先生に正しい譜で教えてもらったデスけど。
いままで忘れてましタ。」
客室のティーセットで紅茶を入れて、のだめにカップをに渡す。
俺も茶をすすりながらベッドに並んで座った。
「意味判んないんだけど、子供の頃のは正しいのじゃなかったのか?」
「リカちゃん先生は正しく弾いてましたヨ。でも、のだめは変化させるのが面白くて、演歌風とか、セイコちゃん風とか、沢山作って遊んでたんデスよ…子供の頃の事デスから…」
ゆるちてネ、ていう感じでウインクするのだめ。Ruiの真似かそれは。
72ドキドキ:2006/03/15(水) 20:13:41 ID:WPuKtzIn
「だんだん判ってきたぞ。
つまり、キラキラ星は当時の流行歌をモーツアルトが12曲のヴァリエーションを作ってまとめた訳だから、子供のおまえはそれをパロディだと思ったんだな。」
「そです、そです、さすが夫です。」
「夫じゃねえ!それにしてもだな!なんでモーツアルトを勝手に変えて弾くんだ!城主がいたら怒り出したかもしれないぞ。」
ぎゃぼっと奇声をあげて、頭を隠して身を引く。
ぶたないのに。
「えと、えと、何か盛り上がっちゃってエ、調子が良くてちょっと舞い上がっちゃったんデス。
弾いてるウチに、さっき先輩とシタ事で頭がイッパイになっちゃって、ついあーいう風にやりたくなっちゃったんデスヨ…ゴメンナサイゴメンナサイ」
「俺のせいかよ!」
大声をだしたので、のだめが枕を盾に身を縮めた。
はああ、と俺はため息しか出ない。枕を取り上げる。
「今後、人前でああいう演奏はするな。おまえがもっと有名になって、プロになって、誰からも認められるようになるまでは、勝手なアレンジは駄目だ。…俺の前では良し。」
そう言って抱き寄せた。
「学生の内は楽譜通りにやらなきゃだめだ。それはおまえも今は判ってるんだろう。」
「オクレール先生にも、いつも怒られてマス。でも先生は優しくてぶったりしませんけど。」
そうだ。こいつは体罰はだめなんだ。
だからオクレール先生は教えるのが上手いんだな。
「だったら俺のいう事も聞け。」
耳の後ろにキスをした。
「ハイ…」
「それから、パリに帰っても、今夜の事は誰にも言わない事。オクレール先生にも。もったいないけど…」
うなじにもキス。
73ドキドキ:2006/03/15(水) 20:14:23 ID:WPuKtzIn
のだめが体をねじり、振り返ってハグしてきた。
「もー忘れちゃいマシタ。同じのできませんかラ。」
そうしてベッドに、俺はのだめに押し倒された。
「ま…待て!カップを片づけないと…。」
「後でいいじゃないでスカ。」
「良くない!だからお前の部屋は汚いんだ馬鹿!かたせっ!」
しぶしぶという感じでのだめは起きあがり、カップとソーサーを2人分持ち上げ、カチャカチャいわせてサイドボードまで持っていった。
「おいのだめ、そこで衣装を脱げ!」
「へ?」
「明日返すんだ。しわになると恥ずかしいぞ。」
俺もベッドに座り直すと、半ズボンとタイツをぬいでその辺の椅子にひっかけた。
シャツも脱いで背中を確認する。
なんだそんなに汚してなかった。ホッ。
のだめを見ると、長いベストのボタンの多さにまだ難航していた。
「こっちこい。手伝ってやるから。」
ぱああ( ゜▽ ゜)と嬉しそうな顔になり、走りもどってきた。コイツこんなに犬系だったかなあ。
のだめはベッドに座る俺の前に立つと、子供のように胸をはって偉そうに「お姫様みたいデス」といった。
「ばーか」
残り3個の裾ボタンをはずしてやる。
ベストをのだめは自分で脱いだが、俺は首のタイを引っ張ってのだめの顔を近づけさせた。
74ドキドキ:2006/03/15(水) 20:14:54 ID:WPuKtzIn
やっとキスをする。
浅いキスを、角度を変えて繰り返し、手は長いタイをほどいてシャツのボタンにかける。
指の動きが鈍くて、もどかしく感じるうちに、だんだん俺も興奮してきた。
ようやく外し終えて、つい乱暴にはだけさせた。
ピンクのキャミソールの上半身になり、いつもののだめらしさに俺の脳内のスイッチが、がちんと音を立てて入った。
腕を引っ張って、今度こそ俺がのだめを押し倒す。
「あふん」
のだめの首すじに舌を這わせながら、ズボンのボタンを片手ではずしていく。
「アーっっ、なんでこんなにボタンが多いんだこの服は!」
「あはははは、先輩手伝いマス。」
ふたりで可笑しくなって笑いながら起きあがり、のだめは正座して腰の飾りボタンを一個一個はずす。
ボタンの下にファスナーが隠れていて、一気にさげおろすと、ぱぱっと座り脱ぎして、ぽーんと俺が衣装を掛けた椅子に放り投げた。
ズボンの下に履いていたタイツも脱ごうと、パンツごと尻までさげていたところで、俺は待ちきれなくなってのだめに覆い被さった。
「ぎゃぼ!マダですヨ先輩…あうー…」
タイツが太股の半ばで止まったままの状態で、両足を抱えあげる。
閉じたままの足の間に、秘部が桃の種のように現れ出た。
無言でその割れ目にしゃぶりついた。
「や…ダメ…先輩、早いデスヨ…」
屈伸の姿勢をとらされて、あえぎながらのだめは残りのタイツをくるくる巻きはずした。
そうして自由になった脚を、大きく開いて見せる。
75ドキドキ:2006/03/15(水) 20:15:30 ID:WPuKtzIn
「あ…アン」
のだめのそこは熱くて、本当はもうずうっと俺を待ちこがれていたのじゃないだろうか。
そう思わせるほど、そこは潤ってぐしゅぐしゅになっていた。
いくらか性急だが、俺もパンツをおろし、のだめの上に這い上がると、一気に進入をはじめた。
「ああーっ」
あ、ゴムつける余裕も無かった。やばいかなあ。と思ったのは頭の端っこの方で、身体は快感に支配されて、律動を繰り返す。
「はっ、あっ、アア、ア、ア!」
のだめの腕がぎゅうっと巻き付いて、下の締め付けも同時に強くなった。
「はあ、はあ、」
サルの仔の様に俺にしがみつくのだめの背を抱いて、力ずくで起きあがると、座位の姿勢を取った。
「あン…」
ベッドのスプリングを利用して、上下に揺すりあげる。
のだめの天井に強くあたる感触がある。
「あっ、ダメ、や、あ、あ、あ、アン…」
のだめも自分から腰をたたきつけるように動き出した。
能動的な水音が室内に淫猥に響き渡る。
キャミソールをまくり、自由運動していた、のだめの乳房にかじりついた。
「あっツ…やあっ…」
歯形がつくほど噛み付いた先に飛び出ている突起を、口のなかで舌で転がした。
76ドキドキ:2006/03/15(水) 20:16:26 ID:WPuKtzIn
「ひいっ…い、ア、あ・あ・あ・し…いちくんッ」
俺の首に回していた腕が、背中をさまよい、爪を立ててひっかいた。
「つ…。」
「あっ…キモチい……〜〜〜〜っくっ、アッ…」
先にのだめがいった。きゅううう、と俺を締め付けて、やばいこの体勢だと!
ふいっと腕の力が抜けてきた、のだめをそのままベッドに寝かせ、俺は自身を引き抜いた。
ぱ、ぱ、ぱ、と音を立てて白濁した飛沫をのだめの腹の上に吐き出す。
はあ、はあ、はあ、はあ、……。
のだめの片方の乳雲のまわりに、俺の歯形がくっきり残り、赤紫の輪になっていた。
「はっ、はっ、はっ、はっ…へんぱい……」
「何だ」
「おっぱい痛いデス……」
「あーーーごめんごめんっと」
「ひどい…先輩野獣…」
「おまえが先に今日ははじめたんだろ」
「それはソーデスけどお…」
口が悪いのとは裏腹に俺は、ティーセットの湯でハンカチを湿らせると、のだめの腹の汚れを丁寧にぬぐった。
「ごめんな、今度はちゃんと用意するから。」
「だっこ…」
「はいはい」
のだめの横に沿って体を横たえると、ベッドの上掛けを引っ張りあげ、のだめを腕の中に収めた。
そのまま二人とも眠っちまって、次の朝はまた朝食に遅れた。


Fin


77ドキドキ:2006/03/15(水) 20:19:06 ID:WPuKtzIn
お目汚しすみませんでした。
次回は前スレに残しているやつの後編を。
待ってる人いるかしらないけど・・・。
78名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 20:31:54 ID:/Q6JYih9

79名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 20:32:45 ID:vC4mqALq
もつかれGJ
でも誘い受けダメ
80名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 20:41:59 ID:OyL46R5l
オツカレ
千秋ものだめもちょっとキャラが違うとオモタ
81紫の薔薇の人:2006/03/15(水) 23:10:41 ID:FCa77bg0
サタル後の千秋xのだめです。
エロなしです。補完のつもりが別の話になってしまいました。

惜しみない拍手と賛辞の中、少し照れくさそうに深々とお辞儀するのだめの姿を
見つめながら先程までの演奏を思い返して少し切ない気分にかられていた。
あのコンクールの日から2年、月日は流れ・・・
昨夜の屈辱的な朗読と生き地獄による寝不足と、そしてリサイタルが無事成功に
終わった事への安堵からか、少しばかり疲労感が漂う。
何時の間にか黒木君とターニャが席を立ち、隣に来ていた事にもすぐには気づかず。

『もー、千秋ったら、ぼっとして 放心?感動して声も出ないって?』
からかう様にターニャが肘でこづいてくる。
『いや、でも千秋君が放心するのもわかるよ 凄いよ恵ちゃん、あれが初めての
リサイタルだなんて・・・』(すずらん舞う)
『放心してたわけじゃない。ちょっと寝不足で』心の内を覗かれたような気がして
わざとつっけんどに答えてしまう。
『寝不足ですって?』一瞬ターニャ−の目が怪しく光る。し、しまった・・・
『やだ、何でそんな疲れてるのかしら〜、頑張ったのね〜レオポルト〜!アハハ』
『な、何言って・・』『まあまあ、いいじゃないの、孔雀時なんだし〜』
ターニャの肘鉄攻撃が加速する。
とその時『あれ?恵ちゃん達の傍にいるのブノワさんの身内かな?似てるし』
『えっ!!!!む、息子??』ドスッ!!!鋭い衝撃が走った。
『・・・っう、ごほっ』息子に反応したターニャの肘鉄がみぞおちを強烈にヒットした。
『大丈夫?千秋君』『だ、だいじょうぶじゃな・・・お、お前殺す・・気・・ゴホっ』
激しくむせながらターニャを睨みつける。
バツが悪そうに目をそらしながら『あ、のだめがこっち来るわよ・・息子・・・幾つよ』
と話をそらす上に、あやまらねえし。

むせている俺の傍にのだめが駆け寄って来た。『せんぱい?どうしたんデスか?風邪?』
心配そうに俺の顔を覗き込む。『いや、ちょっと、むせた だけ・・・』
俺の返事にほっとした表情に変わる。のだめの後を追ってブノワ夫妻もやって来た。
『いやいや、魚ちゃん、素晴らしかった!皆にも今晩頑張ってもらわないと』
ブノワ氏の“皆”にすかさず反応したか、黒木君とターニャ−が少しずつ後方へスライド
して行く。卑怯だ、俺もと思った瞬間、婦人の手が俺とのだめの手をしっかりと握りしめた。
『本当に素敵な演奏だったわ。それに、この人がモーツアルト以外の曲を褒めるなんて』
のだめに優しく微笑みかける。『め、メルシー、マダム』はにかんだ表情ののだめ。
そして、今度は俺に向かって優しい視線を向ける。『自慢の奥様ね、大切になさい』
感傷的な気分がそうさせたのか・・・・
『どうも・・・手のかかる妻ですけど』自然に口から出た。
『もきゃっ、せ、せんぱい?い、今何と?』
『何だよ?文句あるか?手がかかるのは事実だ』
『いえ、その前の・・・も一回・・』
赤面しながらもじもじ呟くのだめを愛しく感じて抱きしめたい衝動にかられる。
『・・・良くやったな・・・』
今はそれだけ言うのが精一杯で、夫妻に夜のパーティまで休むと告げて、抜け殻状態の
のだめを引きずるようにして教会を後にした。
82紫の薔薇の人:2006/03/15(水) 23:12:54 ID:FCa77bg0
すいません上げてしまいました・・・・

ゲストルームに戻ると言葉もなく体を抱き寄せた。
『し、真一君?』『少し、このままで』柔らかなのだめの髪が鼻先をかすめる。
『じゅ、じゅうでんデスか?』
二人の体の隙間を割って、そっとのだめの右手が添えられる。
『たまには俺にも充電させろ・・・』抱きしめる腕の力を強めると、ターニャに食らった
痛みが残るみぞおちにそえらえたのだめの手を自ら押し付けてしまった。
『っっつ・・・痛っ』強めた力を思わず弱めて顔をしかめてしまった。
『せ、先輩?胸が痛いんデスか?どこか具合でも』
『いや、や、少し休めば・・』
こいつの演奏に放心してたせいでターニャにからかわれたなんて言えるか・・・
『大丈夫だから』心配そうなのだめを再び軽く抱き寄せ耳元で囁く。
『はい・・あ、そだ、のだめのシュベルトどうでした?』少し不安気に言葉を待っている。
『良かった あんな風に弾くの知らなかった』
『ふぉぉぉぉぉ、良かった せんぱいコンクルの時の事覚えてますか?』
『ああ、シュベルトは気難しい人 だろ?』まるで昨日の事の様に覚えてる。
『コンクルでお客さんから一杯拍手もらったんデスよ・・・』
『うん・・・』
『でも先輩に聴いて貰えなかったから・・今日は・・先輩の為に弾いたんデス』

胸に熱いものがこみ上げた。反則だろ?泣きそうだ・・・思わずのだめの体を引き離した。
純真無垢な瞳で俺を見上げて、きょとんとした表情。
『せんぱい?怖い顔・・・どうしたんですか?ちょっと顔色悪いデスよ・・・』
『お前、俺がどこかに行ったらどうする?』不意にこぼれた言葉。いや、逆だ。
のだめがどこか遠くへ行ってしまったら、どうするんだろうか?
自分のへの問いかけなのかもしれない。
『ぎゃぼっ、また、どっか行くんですか?あ、ミルヒーと?』少し切なげな目。
『いや・・・そうじゃなくて・・・・もっと遠く、帰ってこれない位・・・』
言いかけてはっと我に返る。俺は一体何を・・一瞬のだめの表情が歪むのを見てノエルの
日の飛び蹴りが蘇った。やばい。
『悪い、今のは忘れろ!!!』何か勘違いするかもと慌てて話を切ろうとした。
軽く俺の腕を持っていたのだめの手に力が入った。
『せんぱい・・・・』『な、何?』
『なんかのだめに・・・隠してませんか?』険しい表情のまま俺の目をにらむ様に。
『そんな事はないっ!あれだ、バカンスが終わったら、俺もマルレの関係で忙しいし』
『じゃあ、何で目をそらすんデスか?』腕を掴む手が更に強まる。
『別にそらしてなんか・・疲れただけだ。少し休む』早く話を切り上げたくてのだめの手を
静かに振り払うとベットに倒れこんだ。横たわった俺の左隣にのだめも寄り添うように座る。
まだ何か追求してくるのかと思いきや、そっと前髪の隙間から温かい感触。
『じゃあ、パーティまでゆっくり休んでくだサイ のだめ起こしてあげますから』
少し寂しげな表情で、そっと俺の瞼を閉じるように優しく触れた。・・・こいつズルい。
瞼を軽くかすめたのだめの左手を思わず掴み力一杯引き寄せていた。
驚いたのだめの顔が至近距離に。そっと彼女の頬にかかる髪を左手ですきながら頬に
触れると温かさが伝わってきた。そのまま顔を引き寄せるようにして唇にふれようとした瞬間
思いがけずのだめの右手が俺の左手を押し戻した。
『あの・・・の、のだめ急用思い出したんで、センパイは寝てて下さいっ!すぐ戻りマス』
そういい残すと部屋を飛び出して行った。何だよ?急用って、そんなもんあるわけねえだろ?
置き去りにされて力が抜けたせいか、考えるのも面倒になって、そのまま目を閉じた。
83紫の薔薇の人:2006/03/15(水) 23:15:14 ID:CY2dCyp5
どれ位時間が過ぎたのか、ドアをノックする音に反応して目を開けると部屋の中は暗かった。
のだめか?いや、あいつはノックなんて。暗さに目が慣れず手探りでドアの所まで歩く。
扉を開くと執事が申し訳なさそうな顔で立っていた。
“お休み中のところ申し訳ございませんが、パーティーが始まっておりますのでお呼びしに”
“えっ?もう、そんな時間?すいません着替えたら、すぐに行きます・・・あ、彼女は?”
のだめの所在を尋ねると“はい、のだめ様は旦那様に呼ばれて、広間においでです”
うやうやしくお辞儀をすると執事は部屋を後にした。

何だよ起こしてあげますとか言って、あいつ冷たい。置き去りにされた事も手伝い苦々しい
気分で上だけ白いシャツに着替えると急いで広間に向かった。
広間では、のだめが大勢の人々に囲まれ城主の孫らしき二人の子供と交互にキラキラ星を連弾。
楽しそうな様子に思わず先程までの怒りも忘れて顔がゆるむ。
演奏が終わると大きな拍手が湧き上がった。満足げな城主がのだめ達の傍に歩いて行く。
“諸君、いや、今日は本当に素晴らしいリサイタルだった。モーツアルトの人生は35年と
10ヶ月だったわけだが、その殆どが父と一緒に旅をしていたわけだ”
また、この話か、パーティーに参加している誰もが、表情を曇らせる。構わず続ける城主。
“旅をしない音楽家は不幸だとモーツアルトは言っている そこで”お、リピートしない?
のだめの肩を抱き寄せ“魚ちゃん、素晴らしい演奏のご褒美に紹介したい人間がいる”
“ふぉぉぉぉ、だ、誰ですか?”
“うむ、君はこれから色んなところへ旅をした方がいい”
“旅・・・ですか?”何か嫌な感じがよぎった。城主は一体何を・・・
“彼が君を広い世界に導いてくれる筈!紹介しよう、ピアニストのマサユキ・チアキ”

今・・・何て言った・・その名前は・・・会場が一気にざわめきたった。頭がガンガンする。
“チアキ、こっちに”城主が、その男に呼びかける。
足元がゆれる。視界が急速に薄暗くなりかすんでいく。声を出したいのに声が・・・出ない。
一人の男の影がゆっくりと中央に歩いて行く、その気配を感じるものの姿が見えない・・・
“魚ちゃん、さあ、彼の手をとって” やめろ・・・・
“は・・・はい。” やめてくれ・・・・ゆっくり差し出される手のシルエットが揺らぐ。
その手を取るな。視界は更に暗くなり、もはや、のだめの姿も捉えられない。
“私と一緒に世界中を旅しよう きっと素敵な毎日があなたを待ってるから”アイツの声?
何故だ?何故・・ここに・・のだめを俺を奪いさっていくのがアンタなんだ!何故?
天地を引き裂くようなハウリング・・・飛行機?日本に帰る途中だった・・・
俺達を捨てたあいつから。アンタは、そうして・・・2度も俺を捨てるのか?
激しい揺れが俺の体を襲う。 “真一君” 不意に近くで響いた のだめの声。
“のだめ”色彩が戻ってくる。ゆっくりと色彩を取り戻す視界に映った静かな笑顔。
“のだめ、行きますね”
“何故だ?俺と一緒に・・・ずっと一緒にいるんだろう?”
ゆっくりとのだめの唇が動く“神様が呼んでるから行かなきゃ”
俺の問いかけを空しく宙に放り出す言葉。
その言葉は・・・いつか、どこか・・・で 聞いた 気がする・・・そう、あれは・・・
再び視界が真っ暗になり、激しい揺れが再び俺をおそった。
84紫の薔薇の人:2006/03/15(水) 23:16:43 ID:CY2dCyp5
『・・・ぱいっ!せんぱいっ!』
遠くで響いていた声をはっきりと耳に捕らえたと同時に激しく体を揺さぶられる振動に目を
開けると、心配そうに覗き込むのだめの顔があった。
『え?ここどこだ?俺・・・』
『せ、先輩、凄い汗・・・苦しいんデスか?お、お医者さま呼ばないと』涙目になっている。
『・・・・のだめ』『は、はい』『パーティーは?』
『こ、これからです・・・センパイ起こそうと戻ったら・・・センパイ苦しそうにして』
ひゃくりあげそうになりながら涙を拭っている様子から、状況を理解した。何て夢だ・・・
『ひっく・・・きょ、今日は、も・・休んでた方が・・・』
『いや、大丈夫だから・・・ちょっと悪い夢みただけ、 いや・・・何でもないから』
『で、でも』不安そうな顔で俺の手を握り締めるその手を、強く握り返してやる。
『平気だから。さっさと行くぞ。お前主役だろ』

正直、パーティなんて気分ではなかったが、まさか正夢ではない筈と思いつつも嫌な感じが
漂っていて部屋にいる気がしなかった。
リサイタルの時とは別の仮装(しかもまたモーツアルトかよ・・)に着替えたのだめの手を
引いて広間へ向かった。のだめの登場に人々の拍手が湧き上がる。
『さあ、魚ちゃん、乾杯だ』城主が手招きする。
不安そうに俺の顔見るのだめの背中をそっと押した。『ほら、行ってこい』
もう一度俺の顔を見て、頷くと、のだめは広間の中央にゆっくりと歩いて行った。
パーティーは華やかなものだった。城主が毎年招いていると楽隊と共に俺達も演奏する事を
余儀なくされたが、やはり演奏するのは何だかんだ言って楽しかった。
ただ一つ、仮装を強制された事を除いては。
それにして・・・積極的に仮装を受け入れた黒木君、意外な奴・・・
パーティーも終盤に近づいてきた頃、のだめは城主の孫2人にせがまれ、キラキラ星を交互に
連弾していた。何も起こらない。ただ楽しい音楽の時間が流れているだけ。
その楽しげな姿を眺めているうち自然と心が安らいでいた。
ようやく落ち着きが戻ってきたので、主役を残し一足先に部屋に戻った。

部屋でくつろいでいると程なくのだめが戻って来た。
『せんぱい?気分どーですか?』走ってきたのか少し呼吸が乱れている。
『うん、さっき寝たし、大丈夫』
『そーですか、のだめ、汗だくなんで、シャワー浴びてきます』そう言ってバスルームに消えた。
5分程して、ドアをノックする音。誰だ?こんな夜中に?
ドアを開けるとワゴンを手にした執事が立っていたので、先程の悪夢が一瞬蘇り思わず身構えた。
『お休み中のところ申し訳ありません、のだめ様よりお部屋にお持ちするようにと』
そういってワゴンを部屋に運び入れた。ワゴンの中にはシャンパンとグラスが二つ。
『これ?のだめが?』『はい、お部屋で乾杯されたいとの事で、ではお休みなさいませ』
夢と同じく、うやうやしくお辞儀をして去って行った。だよな、夢は夢だし。ほっとする。
それから15分程して、のだめがバスルームから出てきた。昨日と同じ白のネグリジェ姿。
思わず顔が赤らむのを悟られないように、読みたくもない本を読んでいるふりを続けた。
『むきゃっ、シャンパン、執事さんにお願いしといたんです。乾杯しましょ』
『そうだな、結局あんまり飲めなかったし』ボトルの栓を抜き、グラスに黄金色の液体を注ぐ。
小さな気泡がグラスの中で美しくはじけていった。クリコか、ケチだな、あの城主も。
ラベルをチェックしているとのだめがグラスを手にした。俺も自分のグラスを手に取る。
『じゃあ、リサイタルの成功に乾杯』向き合ってグラスを前に差し出し、少し傾けるように
乾杯の仕草をすると、グラスに口をつけた。口の中に芳醇な香りが・・・・?!?!?!
ぶはっ!!!『お、お前何やってんだ!!!』ラッパ飲み。
のだめは手にしていたグラスではなくボトルごと掴んでラッパ飲みしている。
『お、おいっ!!』慌ててのだめの手からボトルを奪い取る。
『ぷはぁぁぁぁぁぁ〜、今日は、いい夜デス』すでにボトルは空になっていた。
『そんな飲み方する奴があるかっ!!!』
『いいんデスよ、のだめはマグロで鼻からスイカ ひっひっふう〜デス!むん』
『・・・・おい、どこの星と交信してる・・・』
溜息をつくと、のだめがキッと目を据えて俺を顔を食い入るように見た。な、何だ・・・
『今日は初夜デス』こいつ・・今何て言った?
85紫の薔薇の人:2006/03/15(水) 23:18:30 ID:FCa77bg0
『初夜なんデスよ』唖然とする俺を無視して繰り返すのだめの顔はいつになく真顔。
『・・・初、初夜って、おい』のだめの言葉に急激に顔が紅潮する。
『ったく、じゃあ、初夜で、何でラッパなんだよっ!このバカ』動揺から声を荒げてしまう。
『で、・・・・までなんですか?』急に声のトーンが落ちて聞き取れない。
『え?何?』
『だから、いつまで生きられるのかって聞いてるんデスよ!』
『はあ????何の話だ?』理解出来ないでいる俺を見るのだめの表情が歪む。
『・・・・だって・・・・センパイもうじき死んじゃうんでしょ・・・・』絶句。
『ふっ、ふざけんな〜〜〜!!!!!!何で俺が死ぬんだよ!!!!!』
ベッドの枕を手に取り思わずのだめに投げつける。『ぎゃぼっ、何するんデスか!カズオ〜〜』
のだめが飛びついて来た。体勢をくずし二人ベッドに倒れこむ。不意に頬に熱い水滴が降って来た。
上から押さえつけるように俺を見下ろすのだめの目に光る涙。
『お前・・・泣いて・・・』そっと指先で涙を拭ってやると、のだめは少し落ち着きを取り戻した
表情になった。しかし、まだ無言のまま。
『何で、そんな事思ったんだよ?』今度は優しく問いかけた。
『ぐすっ・・・だって、センパイ、今日は変デス 妙に優しいし、いつも言わない事言うし』
だから?声には出さず、続きを促すように見つめたままで。
『それに・・・変な咳して、む、胸の辺りが痛いみたいだし・・・何かねちっこい目でのだめの事
じっと見てるし・・・どこかに行っちゃうとか・・・普段カズオな人が急に・・・』
昼間の会話が脳裏をかすめた。『ば、ばか、あれは』
『・・・それに、さっき寝てる時、末期症状みたいに呻いてて・・・そういうの、不治の病に
なっちゃった人って相場が決まってるんデスよ!』
何の相場だ・・・・・・眩暈がする・・・末期症状って・・・ねちっこい目かよ・・・
『・・・・お前、漫画の読み過ぎ・・・・』
『あの・・・・もしかして違うんデスか?』『当たり前だ、バカ』へなへなと覆いかぶさるように
抱きついて来た。まあ、変に心配させたのは悪かったかもしれないと、のだめの体にそっと腕を
まわして優しく抱きしめた。何だか可笑しくなってきた。
『だけど、何で、それが初夜の酒盛りになるんだよ』
『そ、それは・・・・せんぱいのしたい事全部、出来るだけ・・・その初夜もそうですけど・・』
『?うん・・・』
『イタリアのヴィエラ先生にも会いに行かなくちゃだし・・・・オケストラも やる事いっぱい』
『だから?』
『時間がないと思ったから・・・』い、意味わかんねえし。
『わかるように喋れ!』ちょっとイラついて軽く頭をこづく。すると、のだめは起き上がり正座した。
つられて俺も起き上がる。流石に、正座はしないが・・・・
『は、初めてって、痛いって言うじゃないデスか・・・』『う、そうだな』初めてに反応してしまう。
『痛くて、我慢出来なくて、うっかりセンパイ蹴っ飛ばしちゃったら、び、病気の進行が・・・』
ぶっ・・・こ、こいつって・・・病気の進行・・・・(苦笑)
『で、酒か?』『は・・・い 峰君が酒でも引っかけてマグロになってろって』『なるほど・・・・』
って、え?峰?今峰って言ったよな・・・・。急速にパーティー前の情景が蘇る。
『お、お前さ、急用って、一体、どこで何してた?まさか・・・・』嫌な予感。
『どしていいか、わからなくて、真澄ちゃんに電話したら家に居なくて・・裏軒に電話しました』
ひぃぃぃぃぃ・・・・最悪だ。し、死にたいかも。
86紫の薔薇の人:2006/03/15(水) 23:19:31 ID:FCa77bg0
♪ のだめ@チャット BY 再現フィルム ♪

ますみ : 何なんのよー、全く 裏軒まで電話してきて アンタ暫く留守にするって
のだめ : 今日は センパイとのだめの初夜デス
ますみ : き〜〜〜!!!何ですってええええええ!!! ケンカうってんの????
ますみ : 殺す 絶対 殺す〜 待ってなさいよ〜
のだめ : 秘訣を教えて下サイ
ますみ : 何無視してんのよ ふざんけんじゃないわよ〜〜 このメクソっ
のだめ : 真剣デス 早く 教えて下さい!!
ますみ : 知らないわよ!!! つーか、アンタ やっぱり嘘ついてたんじゃないの!!
のだめ : 何がデスか?
ますみ : 何が 服着る暇がないよっ 千明様が汚れる手助けなんて しないわよっ!

ますみ : 何よ、なんとか言いなさいよ!!!
のだめ : 時間ないんデス・・・・
ますみ : きィ〜〜!!!こっちだって忙しいわよ ! 
のだめ : イエ、そうじゃなくて・・・・センパイが・・・その・・・限界なんデス
ますみ : ・・・・・・本当に殺すわよ
みね  : おい、おめーら打つの早すぎ
のだめ : いたんですか 
みね  : ぷぷぷ、何だよ 千秋限界って・・・ぶはは そうか よし男の事は俺にきけ!
ますみ : みね アンタ余計な事すんじゃないわよ!!!
のだめ : 痛いんですよね? 
みね  : あー、痛いらしいな 
のだめ : どれ位 痛いんデスかね
みね  : 鼻からスイカ出すくらい いてえらしいな
ますみ : そーよ だから 余計な事すんじゃないわよ 千秋様に!!!!
のだめ : どーすれば 我慢出来ますか?
みね  : 任せてりゃ いいだろ 千秋に あいつ天才なんだろ 
ますみ : アンタまともな事いってんじゃないわよ!!! 
のだめ : 任せるって どーするんデスか?
みね  : マグロだよ でーんっと寝っころがって マグロになってろ 
のだめ : マグロ・・・デスか それから? 痛いとマグロはどーするんデスか
みね  : 痛くなったら ひっひっふーの呼吸法だ!
ますみ : アンタ それラマーズ法・・・・
のだめ : ひっ ひっ ふ〜 ですね 後は? それだけデスか?
みね  : まあ、酒でもかっくらってマグロになってりゃ 千秋が何とかするさ
のだめ : 酒デスね
みね  : ぷぷぷ アイツ むっつりだからな いっそ 縛られてろ
のだめ : マグロの一本釣りデスね
ますみ : 下品な事言わないでちょーだい !!! 千秋様よ あの千秋様が 縛り・・・
みね  : 何だよ アイツだって男だろ?
のだめ : のだめ頑張ってみます
みね  : あ、おい、あとで教えろよ
ますみ : イヤァァァァァァやめて〜〜〜・・・・でも・・・・報告しなさいよっ
のだめさんが退室されました
ますみ : あのひょっとこ娘がっ!!!! 本当に・・・・
みね  : くくく 楽しみだな つーか、俺たちも 戻るか
87紫の薔薇の人:2006/03/15(水) 23:21:47 ID:FCa77bg0
『・・・・お前・・・・限界って・・・』
『だって・・・もうじき死ぬとか 悲しくて 書けませんョ 頭まっしろで』
正座したまま、少し涙目で可愛らしく言い訳する。憎たらしい反面、やっぱり可愛いと
感じてしまう。怒る気力も失せ、正座したのだめの背後にまわり、そっと抱き寄せた。
細い肩に顎をのせると鼻先をシャンプーの残り香を纏った髪がくすぐる。
『馬鹿・・・そういう事は、先に俺に確認しろ』
『ふぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・何か、あの時みたいデスね』耳を擽るようなのだめの声。
『ん?あの時って』心地よさに思わず知らず甘い声が出た。
『センパイが実家まで来た時』
ヤパイ・・・何か、欲情して来た。この体勢は・・・そっとネグリジェの上から胸に
触れると、ぴくんと小さく反応した。
『し、真一君?』
『きょ、今日は・・・初夜なんだろ?』ちょっと声が上ずったかも・・・
『もっっきゃー・・・・そ、それは 』耳まで赤くなっている。
『俺に初めてをくれるんだよな?』故意に耳元で囁いてやる。俺を翻弄した罰だ。
『め、冥土の土産デスよ・・・』冥土の土産って・・・・おい、どこまでも生き地獄か?
けれども、悪態をつきながらも、のだめは、そっと俺の体に寄りかかってきた。
少し、体を横にずらすようにして、そっとのだめの頬を自分の方に傾ける。
『・・恵・・・』
最初は、そっと触れるだけのキス。やがて物足りなくなり、深く舌を差し入れる。
戸惑いながらも応えるように舌がからみついてきた。それを合図にのだめの体に
覆いかぶさるように深くベッドに沈みこんでゆく。柔らかく、温かい感触。
そうだな、確かに限界だ。
白いネグリジェの裾をたくし上げると、何も身につけていないのだめの白い肌が
ゆっくりと浮かびあがり、思考が止まった。

峰、販売促進会議@裏軒(おまけ)

『よしっ!これでいい、親父、期間限定メニューだ』
『お、新しいメニューか?』
『おう、千秋の記念すべき夜に 千秋真一・マッハ・ゴー・ゴー丼だ!』
『先生の?だけど、何で鉄火丼なんだ?』
『まあ、追求すんなって(ニヤニヤ)・・・』
(限界って事は、あいつ絶対、あっという間に・・・・ぶははは)

終わり。

すいません、力尽きました。エロなしで申し訳ない。
神の降臨までの繋ぎって事でご容赦を。
もうちょっとコンパクトにまとめたかったですが。
HNは真澄で某漫画思い出したので、拝借しました。
88名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 23:41:32 ID:/Q6JYih9
うーん。

過去に投下されたSS読んで、まず読みやすさを考えてホスィ。
『』じゃなくて「」を使って欲しいし、「」台詞は1行にして欲しいなあ……。

内容は、まあ楽しいだけに惜しいです。
89名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 23:58:51 ID:/ctfAgo5
両人とも投下前の討論良く嫁。
90名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 00:05:56 ID:9ysvw4OT
あと、ドキドキさん。
sageは半角じゃないとダメなんです。
気をつけてくださいね。
基本、sage進行だと思うので、ここ。
91名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 00:16:49 ID:OIBCN/lT
今更だけど>>58同意。今回ので正直げんなり。

確かに書くのは自由だけど、いままでの職人さん達が築いたものが崩れていく。
よくROMって、考えて書いて欲しいです。よろしくお願いします。
じゃなかったらあがっているようにブログ作ってやってください。

92名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 00:50:51 ID:Pbt9j1YV
これじゃあ、昔の神もかえってこないよ。
随分落ちたものだね、このスレも。
93名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 00:54:03 ID:Pbt9j1YV
あ、ごめん。今回の問題についてだから。
一番初めに投下した百合の人は別ね。
94紫の薔薇の人:2006/03/16(木) 00:54:36 ID:1vzh9Him
お詫びだけ言わせて下さい。
まだ未熟な段階で投稿すべきでありませんでした。
不快な気分にさせてしまった方々に申し訳なく反省しております。ご指摘頂いた方、ありがとうございました。
95名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 01:08:23 ID:VKbYArtc
>>94
気にしなくていいよ!
すごく面白かったし、チャットのとことか笑えたし、また書いて欲しいな。

私は初代スレから投下してたけど、こういう自治厨が嫌で落とさなくなったってことを
文句ばっかり言ってる人には知って欲しいです。
まぁ自分でブログ作って楽しくやってるからいいんだけどさ。
結構一本書くのに体力と気力を使うから(だからありがたがれという気はさらさら無いけど)
ケチ付けられると、それだけでモチベーション下がるし、新規さんも入りにくいし、
悪循環だと思うんだけど。
気に入らなきゃスルーするor見ないって選択肢もあるんだし。

>>93
今回の【問題】って何だよw
別に何もトラブってないんだけど。
96名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 01:19:51 ID:VKbYArtc
おまけ

sage原理主義者

http://society3.2ch.net/test/read.cgi/shugi/1140088708/



もともと嵐がくるようなスレでもないのにsageを強要して
作家さんを攻撃するのはそろそろやめようね
97名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 01:31:26 ID:9ysvw4OT
イヤ、強要じゃないけどさ。
攻撃もしてないけど。
書き手が「sage」って入れてんだからsageたいんだろうよ。
それが「sage」じゃさがんないって話で。
cookie食わしてるんだったら、言われなきゃわかんないかなと思うし。

あらしなんていつ来るかわからないんだから、
マターリやりたいならsage推奨だと思ったが?
98名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 01:34:08 ID:tf21ZlF3
(´・ω・`)<お茶でも飲んでマターリしようぜ。
(´・ω・`)つ旦~旦~
旦~旦~旦~旦~

とりあえず紫さんとドキドキさん乙。
99名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 08:58:32 ID:RMXW54GQ
ありがとー (*´∀`)つ旦~
とりあえず>>1にsage進行ってかいてるし
下げといた方が住民に非難はされないと思う。
次スレの>>1にでも
[ 職人さん 読み手さん共に荒らし回避の為にもメール欄に半角でsageと書き込みましょう]
くらい書いとけばいいんじゃないだろうか?

100名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 10:26:36 ID:PXyMcTR5
>>94
いや、しょげることない。!よかったGJ
チャットも工夫していたし、長さもいい感じ。
けちつけてる人も文章が悪いって言ってるわけじゃナイから。
又書いてね。

>>95
同意
言いたいやつはどこにでもいるもんだし、言い方ってのがあると思うが。
101ドキドキ:2006/03/16(木) 10:34:40 ID:sBj7ifDK
こちらもお詫びだけでも…
sageの記入が間違っていたの気がつきませんでした。
初心者に近い上、大急ぎで投下したので、悪気はなかったのですが、不愉快にさせてしまいすみません。
重ね重ね…
102名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 11:12:43 ID:Pbt9j1YV
詫びもでてるからなんだけど、全角sageも誘い受けも『』も過去にあがってる問題。
問題とはそのことをいったつもり。
ちゃんとできる人はやっているし、過去ログきちんと読めばわかる。

正直、私も書き手だが、かなり気をつかって落とすよ。
そもそも2chに書き込むのは半年はROMれってくらい読み手からもらう意見もそれぞれだから、
自分が落とすことによってせめてくだらない方向に向かわないか考えて投下しないか?

偉そうで悪いけど話題にあがってたから返答。
またお二人共きつくてごめんよ。
103名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 18:02:16 ID:UgrLny0U
更年期?
104名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 18:51:47 ID:3zNB2cQt
sageって大文字で打つのまんどくさくない?
ずっとわざとだと思ってたw
105名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 21:10:27 ID:BG1xu+M7
さかなプレイキボンヌ
106名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 01:02:47 ID:MKxy4HkI
>>102
自分も書き手なのに、SSの感想より先に文句が出るなんて流石ですねw
107名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 01:02:56 ID:gdVqphYZ
>104
私もそう思う。
なんでだろうね。私には理解できない。
個人の感覚かもしれないけど。

web関係の仕事してる、ページ作ってる、って人が
機種依存文字(○の中に1とか)使ってて、「はあ?」と思ったこともある。
なんだったんだろう、あれ……。
108カサブランカ:2006/03/17(金) 01:32:27 ID:EPCFKeIQ
いまさらですが、御感想いただいた皆様ありがとうございました。

あと………実は私も何故か初めはsagaといれてしまい
途中からsageにしています。すいません。
ちなみに佐賀県人でもはなわ好きでもありません。
109名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 07:20:09 ID:PuHT04dq
カサブランカさんwww
いや、あなたもまた書いてね。待っています。
110名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 09:00:58 ID:mH+f+IvJ
>>104
sageが大文字になっちゃうのはひらがなでさげって打って
F10で変換しようとして間違えてF9で変換しちゃうからだろ。
直接入力だと間違えないけどマンドクセ('A`)
111名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 09:29:11 ID:d+KMsi36
カサブランカさん…(;´Д`)ハァハァ
112名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 09:36:30 ID:U8mqOwCq
>108
佐賀はネタなのかマジなのかなやむところであった

>110
おー、そんなのがあるんだな
勉強になった
113名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 12:00:36 ID:CJLf7d39
お気に召さないと
「ブログ作ってやってくれ。それがマンドクセーからここに落としてんじゃね?」
とおっしゃる御方々がおわしましますが、その意を汲んでしまいますと
そもそもこのスレの存在意義が失われてしまうのではありませんでしょうか?
一度や二度の失敗で、それもsage忘れや機種依存文字などといった小さなことで
何故にそこまで貴方様方の精神が破壊されたかの如く口汚い言葉で相手をののしる
のか私には理解できません。潔癖症なのでしょうか、欲求不満なのでしょうか。




ま、どーでもいいけど。
114名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 22:46:25 ID:3w7gGt+e
そんじゃ氷プレイキボンヌ
115名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 23:47:44 ID:9P6rwYQJ
氷プレイって

   ∧_∧
ミ  (´・ω・)
  ⊂  ノ
 ┠し"(_)
≡   ┷┷
      イナバウアー
      _ ∩
    ⊂/  ノ)
     /  /∨
≡≡≡≡し⌒∪
    ┷′┷′

みたいな
116名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 00:15:05 ID:FZzR4fJc
ああ…
そんな感じでひとつ頼むよ
117名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 00:46:41 ID:JsEs/fNd
紫の薔薇の人さん、GJ! おもろいー。
このスレの書き手の方々みんな上手いけど、“ちょいエロでかつ笑える作品”
というとなかなか無いので 貴重な存在では。。

次作も待ってまつ。
118タンバリン:2006/03/18(土) 09:37:41 ID:h0rYGehO
氷プレイじゃないですけど、一つ落とします。

エロありですが、読める物かどうかは自分ではわかりません。
お気に召さなかったらスルーしてください。

119タンバリン:2006/03/18(土) 09:38:21 ID:h0rYGehO
「せんぱ……い、ちょっと寒いデス……」
「あ、ゴメン」

先輩は、体からずり落ちて丸まっている毛布を引き上げた。
室内の気温はそれほど低くないけれど、眠るときに暖房をかけすぎるのは良くないから、と先輩は控えめに温度設定をする。
肌と肌がくっつき合っているときは外気をそんなに感じないけれど、そういう場合でないときも……まああるわけで。
現に今、伸ばされた私の足は先輩のお腹や胸についていて、肩の向こう側では足先ががゆらゆらと揺れている。

こういう時の格好はひとつじゃないし。
……そんな事、私に教えたのは先輩だけど。
それなりに、その格好にもいろいろな意味があるのも……全部、先輩の教えてくれた事。

引き上げた毛布を肩と腕に掛けると、先輩はそのまま体を私に倒してきた。

「やっ……だ、苦しいっ……ん」

窮屈に折り曲げられた私の体。それを覆うような、先輩の体と、毛布。

「痛い?」
「……痛くは、無いですけど……」

奥……を探られるようで……。
その部分に、じんわりと別の熱がともって、それがだんだんと私の体を変えていく……感じ?
あ、ヤダ……。

「だ、め……」
「なんで……?」

先輩は毛布で、折り重なった私たちの体を包み込んだ。
そして、私を揺さぶり始める。

「だめぇ……あっ、ああん」
「ダメっぽくないけど……イイって言えば?」
120タンバリン:2006/03/18(土) 09:39:16 ID:h0rYGehO
ベッドのスプリングが悲鳴みたいな大きな音をたて、先輩が私の奥へと一際深く潜り込んでくる。
その瞬間……一番奥を強く突付かれた瞬間、私は何かとても恥ずかしい事を口走ったみたいで……。
足の間の先輩の顔が、満足そうに笑っている。
とても意地悪な顔。
……やらしい。
だから、くやしくて、毛布を引っ張って、頭から二人の全部を覆い隠した。

「こら、やめろ……見えないぞ?」
目の詰まった、ふかふかの毛布の中は、私たちの熱がこもっているのかいつも以上にほっこり暖かい。
「あった、かぁい……」

ベッドサイドのランプの明かりも届かなくて、真っ暗で何も見えない。
けれど、吐息で、漏れる声で、その存在をすぐそばに感じる。

そっと、わき腹を撫でると、うめくような、掠れた声が聞こえた。
ねだるように掌を這わせると、先輩は切なそうな声で私の名前を呼んだ。
そして、私の内側は……。

「あ、しんいちく……んっ」
「ん……いいの?」

甘く渦巻く感覚がどうしようもなく体に溢れてくる。
そして多分、それは体のどこかで実際に溢れてる。
暗い暗い闇の中、鋭くなった耳に届く営みの音。
静かに漏れる先輩のうわずった荒い息。
どこからでてるんだろう、と思うくらい高くて甘い自分の声。
湿った肌のぶつかる音と……濡れて溢れた中をかき混ぜている音。
そんな音たちが、恥ずかしいほど毛布の中で聞こえている。

閉じた瞼の裏に、フラッシュがたかれているような光が見え始めた。
息がうまくできなくて、まるで溺れてしまいそう。
大きな波が、もうすぐそこまで来てる。
でも、私は大きく頷いていつものサインを送るのに、開放されなくて……。
間近に迫るのに、寸前で引いていってしまう。

「いじ、わる……おねがい、もう……」
「のだめ、もう……?」
「……そう、言ってる、のに」
121タンバリン:2006/03/18(土) 09:40:26 ID:h0rYGehO
だって、見えないから……そう言うと、先輩は動きを速く大きくしてきた。
先輩を受け入れるために熱く濡れた私の、恥ずかしくてでもとてもきもちがいい場所。
抜かれそうになると切なくて、奥まで届くと嬉しくて喜ぶ私の体。

言葉に出るのはイヤ、とダメ、ばかりだけど、本当は……違う。

折り曲げて押し付けられている自分の足のせいもあって、いつもよりも息が苦しい。
ベッドと先輩との体の間で私の体はバウンドし、ベッドを強くきしませている。

気持ちよすぎて……おかしく、なりそう……。

小刻みになった浅い呼吸の中に、私は何度も先輩の名前を呼んで……。

私、今、体、浮いてる?
あ、きちゃう……ダメ、もう……

真っ白─────


○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 


「ふあ……」

二人して毛布から顔を出して、新鮮なひんやりとした空気を吸い込んだ。
自分で先輩の肩から足を下ろすと、先輩が私の中から出ていくのが見えた。

「あっ、やんっ」

その、抜け出た瞬間の刺激と切なさに、私はまた声を上げてしまった。
先輩はティッシュを用意して、自分だけでなく私の後始末までしてくれている。
かなりの範囲を拭われたのは……それだけ私が、って事で、ひどく恥ずかしかったけれど。

はう……ああ、まだ余韻が残って、ぎゅっと閉じた脚の間で、自分がひくんと動いているのがわかる。
122タンバリン:2006/03/18(土) 09:41:39 ID:h0rYGehO
「シーツ、大丈夫でした……?」
「え? 途中でタオルひいたから」
「ええっ、いつ!?」
「……気づいてなかったのか?」

全然。
知らなかった……。

「最近すごいからな、おまえ」
「す、すごいって何がですか!?」
「いやー、いろいろと……」

煙草をくわえて私を見下ろした顔が、何かを思い出したのかにやにやと笑い始めた。

「むきゃー、何思い出してんですか!! 先輩やらしいデス!!」
「よっぽどおまえの方がえろいぞ、最近」
「そんな事ないデスよ!!」
「じゃー、おまえがさっきなんていったのか教えてやろうか?」
「え……」

先輩は私の耳元に唇を寄せて、してる最中に口走ったらしい私の言葉を囁いた。
…………。

「……な?」
「……む、むきゃ。……い、言ってないですよ、そんなこと」
「いや、確かに聞いたし」
「言ってまセン!!」
「言った!」

言った、言わない、を二人で繰り返して、毛布を被って隠れようとすると剥ぎ取られ、もみ合ううちに私は先輩にしっかりと組み敷かれていた。

「じゃ、もう一回言わしてやる」
「言いまセン」
「言わす……」

先輩はまた意地悪そうに笑って、私の喉元に噛みつくようなキスを落とした。
私は先輩の硬い黒髪を撫でて抱きしめ、目を閉じた。


END──────────

123タンバリン:2006/03/18(土) 09:42:28 ID:h0rYGehO
以上です。

お目汚しすみませんでした。
神の氷プレイ、お待ち申し上げております。
124名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 09:55:19 ID:b/iBIa5u
GJ!リアルタイム!
ありがと。氷じゃなくても嬉しい。
125名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 13:42:47 ID:FZzR4fJc
GJGJGJGJGJGJ!
(*´∀`*)
126名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 15:27:26 ID:90dHGtt8
タンバリンさん、GJ!
スバラシイ…はう
(*´Д`)
127名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 14:05:26 ID:cYA4l3wQ
最初のところが状況がすこしわかりづらかったけど
いやあ、エロくてでも下品じゃなくて(下品でないエロってのはとても微妙で難しいと思ってます)
とてもイイです!GJです。
128名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 03:44:30 ID:ysmjQCUB
タンバリンさん、GJ!
深く入る体位、奥逝き表現がリアルです。いやーよかった。

原作に表現がないのでどうとでも妄想できるんだけど、
普段の仲のよさを見ていると、あの2人って普通にいいセックスしてるんじゃないかと思う。
テクニックとか回数じゃなくて、相性が。
129名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 22:20:57 ID:xWgREw0S
GJ!
よかったです。エロスwww
130名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 16:56:06 ID:Qw0BkyTN
GJage
131タンバリン:2006/03/21(火) 21:00:15 ID:Kl4ZkM5t
お読み頂きありがとうございました。
また何か書けたら落としにまいりますね。

ではごきげんよう。
132名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 22:51:02 ID:8TUzyRqe
タンバリンさんGJ!!
次回作待ってます。
133チューリップ:2006/03/22(水) 09:47:23 ID:w5Ft6M4A
こんにちは〜。
朝っぱらから一つ投下します。
冒頭からいきなり最中ですのでご用心を…。
それではいきます!
134チューリップ:2006/03/22(水) 09:48:38 ID:w5Ft6M4A
朦朧とする意識の中、指が抜かれるのを体の奥で感じた。
「あ」と漏れた声は、とても自分のものとは思われないほど甘さに満ちていた。
ゆっくり目を開けると、少し離れた所で先輩がゴムの準備をしているのがぼんやりと見える。

先輩の部屋の先輩のベッド。
暗闇に慣れた目に、こちらへ近づいてくる姿が映る。

「大丈夫?」

優しく微笑みながら、いたわる様に私の髪を撫でてくれた。
「ハイ、なんとか」
全裸で仰向け、という自身の状態に赤面し、くるりと寝返りをうってうつ伏せになった。

そ、と笑った先輩はベッドの端に腰掛け、そのままの姿勢でこちらを振り向き
「おいで」と手を伸ばしている。


実はここのところ「最初は座位」というのが二人の間で暗黙の了解となっていた。
というのも最近になって、私がこの体位に酷く弱いというのが発覚したからで…。

先輩の上にまたがり、一つになるや否やすぐにスイッチが入って階段を登りつめてしまう。

「のだめに何回でもイってほしいから」
と、先輩は最初に必ずこの体位を促すようになった。

でも今日は…

「あのぅ、先輩…」
「ん?」
「その…今日は違うのでしませんか?」
135チューリップ:2006/03/22(水) 09:49:55 ID:w5Ft6M4A
突然の思いがけない提案に、俺は固まってしまった。

俺しか男を知らないのだめはセックスの時はどちらかと言うと従順で
俺に身を任せてくれていた。

『マンネリ…?』

そんな言葉が脳裏をよぎる。
確かに、ここのところずっと座位から始めていた。
のだめが一度絶頂を迎えた後は色々と体位を変えていたが、
その内に頭が真っ白になるのだめにとっては最初の座位のインパクトが全てなんだろう。

そうだよな、毎回毎回同じことしてちゃ嫌にもなるよな…

俺はフッと自嘲気味に笑い
「うん、ごめんな。そりゃ飽きるよな」と言うと
「…はぁ?何言ってんデスか?」と首を傾げ
訳分かんないデスね〜、と呟きながらブランケットを指でつかんだ。

肌寒さからか恥じらいからか、ブランケットをはおり
つ、つ、つ、と俺の側に寄ってきて

「あの…デスね…その、いつも、のだめすごく気持ちよくしてもらって嬉しいんデスけど、
その・・・先輩はのだめの方ばかり優先してる気がして…。
たまには先輩が一番気持ちいいように、好きなようにしてほしいな・・・って思って」

俺の目を見てそれだけ言い切ると、後は耳まで真っ赤になって目をそらしてしまった。
俺はそんなのだめに釘付けになった。

136チューリップ:2006/03/22(水) 09:51:49 ID:w5Ft6M4A

か、か、かわいい。

なんてかわいい事を言うんだ。
こんな気配りのできるのだめがこの世に存在したなんて!!!!
俺は堪らずブランケットごとのだめを抱きしめ、耳元にキスをした。

「のだめ」
「…はい?」
「あのな、言っとくけど、俺はお前の方ばかり気遣ってる訳じゃねーぞ?
そんな余裕ねーし。座位は、その、俺もめちゃくちゃ気持ちいいんだし…」

そう。

座位の時の、体を揺する度にぶつかる胸の感触。
耳元に響く嬌声。
俺の首にしがみついてビク、ビクと震えるのだめの体。

その全てが愛しくて愛しくて…病み付きになってしまったのは俺の方なのだ。

でも今日は…
せっかくのだめが俺の事を気遣ってくれたんだし…。
「ありがと、な」
そう言いながらブランケットをはがし、一糸まとわぬのだめをギュッと抱きしめた後
のだめの体に手を添えてベッドに寝るよう促した。


「違うぞ、反対」
「え?」

「うつ伏せ」
肩と腰に手をあて、寝返りをうたせる。

「膝、立てて」
137チューリップ:2006/03/22(水) 09:52:48 ID:w5Ft6M4A
深い関係になって以降、数え切れないほど体を重ねてきたのだが
不思議とバックはやった事がなかった。
特別意識した事はなかったが、やっぱりのだめの顔を見ながら…という
願望が俺の中にあったのだろう。

しかし、少し不安げな表情をしつつも素直に膝を立て、お尻を突き出すようにしているのだめは
今まで見た事も無いほどいやらしく見えた。

本当、キレイだよな・・・。

そっと腰に手を這い、覆いかぶさる様にして胸まで辿る。
優しく、優しく包み込み、その頂を指の腹で撫でる。
「はぁんっ…」
四つん這いの状態で、重力に従って下を向いている豊かなふくらみは
仰向けで揉むのより格段でかく感じた。


間があいてしまったのでどうなってるかな、と思いつつ太ももから奥の方とへ辿っていき
指でスッと線を引いた。
先程の余韻からかそこは十分すぎるほど濡れていて…
「きゃぁっ・・・、あぁ、…はぁん」
一際高い声を上げ、白い背中を思いっきり反らすのだめ。

何故だろう。
その背中に思いっきりそそられてしまった。
本当はもう少し長く、後ろからの愛撫を楽しみたかったんだけど…。


「のだめ、入れるぞ」
138チューリップ:2006/03/22(水) 09:55:26 ID:w5Ft6M4A
後ろから先輩の声がしたかと思うと、返事をする間もなくすぐに入ってきた。
「きゃあぁっ!!あぁっ・・・はぁ・・・あん・・・」
腰をがっしりとつかまれ、奥へ貫かれる。

ぐ、ぐ、ぐ、と押し付けられた後、一旦抜きかけてまた奥へ・・・。
その度に、すごい声が出てしまう。
「あぁっ、あぁっ、あぁっ、あぁっ…」
いつも先輩にしがみついている両手は所在を無くし、
肘をついた状態でシーツを握りしめている。
叫びにも似た私の声と、太ももがぶつかる音が響いて・・・。
あぁ、もう、もう、頭が、おかしくなりそう・・・。

「・・・のだめ」
「は、はい?」

「右手、後ろにまわして」
「は?え?み、右手、デスか?」

物事を考える余裕なんて無く言われるがままに
体を支えていた両手のうち、右手をおずおずと後ろにまわす。
すると先輩の右手にギュッと捕らえられた。

「左手も…。そう。・・・体重、俺に預けて、ゆっくり後ろにもたれかかってきて・・・。大丈夫だから。」
ゆっくり、ゆっくり、つながったまま、先輩にもたれかかる。
しっかりとつながれていた両手は解かれ、肩の後ろからふわりと抱きしめられた。
気付いたときには、先輩の上に重なるようにして座っていた。

私の体が一際悦ぶ、座位に似てる。私が反対を向いているだけ。
なのに、それとはまた全然違う。

後ろから包まれる安心感。
背後から感じる荒い息遣い。
背中を通して伝わる鼓動。

そしてゆっくり先輩の手が伸びてきて・・・
優しく私の胸を揉み始めた。

「あ、あぁっ・・・ふ・・・くぅ・・・」
快感に、全身が震える。
無意識のうちに、自然と腰が横に揺れてしまった。
139チューリップ:2006/03/22(水) 09:56:51 ID:w5Ft6M4A
「のだめ、もっと、動いて・・・」
「…ええぇっ、・・・あん・・・、あ・・・、う、動くって、どう、すれば…」

「ん、俺の膝に、手を置いて…うん、そう・・・で、膝をついて…
で、腰を浮かせて・・・下ろして・・・」
「…あ、あぁん、…あぁ・・・」

「のだめ、気持ちいい?」
「は、はい・・・んっ…気持ち、いいデス…」

「自分の、気持ち良い様に、動いて…」
「き、気持ち良い、デスけど、んっ…は、恥ずかしくて、死にそうデス…」

そう言いながらも腰を上下するのだめ・・・。
これは・・・エロい、エロすぎる…。
・・・う、やばい、このままでは・・・イってしまう…。

「ちょ、ちょっ、のだめ、やめ・・・。ストップ、ストップ」

・・・

「のだめ、のだめ、ちょっと、マジで、やめ・・・やめ・・・」
 
・・・

「のだめ!!やめ・・・!!」



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
140チューリップ:2006/03/22(水) 09:58:47 ID:w5Ft6M4A
「先輩、いつまで怒ってるんデスか?
「・・・べつに。怒ってなんかねーよ。」

「・・・じゃ、いつまで落ち込んでるんデスか?」
「落ち込んでねぇ!!」

はぁ・・・。
俺としたことが。

俺としては、あの後正常位に持って行って、のだめを攻めながら果てるつもりだったのに。

こいつが、あんなに淫らに腰を振るから・・・。
いや、それを指示したのは俺か・・・。
いやいや、俺がやめろっていうのにやめないから・・・。

「のだめ、気持ち良かったデスよ。先輩も・・・気持ち良さそうでしたケド♪」

確かに・・・今日は、何と言うか・・・すごかった。

「・・・でもお前、イってないだろ?」
「え〜、もう忘れたんデスか?のだめは、先輩の指で・・・あへ〜」
「・・・それとこれとは別なんだよ。」

ふ〜ん、と呆れたように息をついて
「パジャマどこでしたっけ〜?」とブランケットを巻いたまま立ち上がろうとする
のだめの足首をつかんだ。

「ぎゃぼ。な、なんデスか?」
「・・・リベンジさせてくれ」

「・・・先輩って、本当に粘着の完璧主義者なんデスね・・・」

そんなのだめの呟きは聞こえないふりをして
ブランケットを剥ぎ取った。
141チューリップ:2006/03/22(水) 10:01:17 ID:w5Ft6M4A
以上です。

エロパロ、というよりSS自体初めてだったので、
何か不手際をやらかしてないかドキドキです。

お手柔らかにお願いします…。

142名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 12:41:17 ID:7oHKXxr+
GJ!!!!!
143名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 15:35:25 ID:1b3ELntm
GJ!
座位に ハァハァ(;´Д`)
144名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 17:19:33 ID:fQJaq2ui
GJGJGJ!!!
エロいですねー(⌒▽⌒)
最近良作が多くて嬉しい限りです。
またまた次作をお願いしますね!
145名無しさん@ピンキー :2006/03/22(水) 19:24:13 ID:QYJwrnaX
グッッッジョーーーーーーーーーーーーーブ!!!!!
146名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 19:40:07 ID:BZozKmOn
誉め過ぎはどうかと思うけどw、GJ!!!

初めてとは思えませんね。
文章がとても読みやすかったです。
是非また書いてくださいね。
147名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 22:09:21 ID:M9lGNq18
ゴチ!
148チューリップ:2006/03/22(水) 23:08:09 ID:w5Ft6M4A
読んで下さった方々、ありがとうございました!

ずっとROM専だったのですが、思い切って書いてみて良かったです。

ではでは、名無しに戻って神様方の降臨をお待ちしてます。
149名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 23:47:52 ID:UwKQAwre
えっろーw超エロいね
150名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 23:34:52 ID:GEppuKUi
チューリップさん超エロ〜い!!エロいエロいエロいエロいエロいエロいエロいエロいエロいエロいエロいエロいエロキャー〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!
GJ!!ごっつぁんでしたっ!!!!!!
151名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 00:18:43 ID:wQYpcYZp
力士は早く寝ろ
152名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 20:17:39 ID:TwvyTgWU
千秋楽終わったばかりでハジけたかったんだよw
153名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 20:44:17 ID:wRymWcPG
それよりもIDに注目だよw
「ゲップ喰い」ってすごすぎ。
154名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 22:30:21 ID:Q32BpmCE
ゲップ喰いw
155名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 22:32:16 ID:Q32BpmCE
「ゲップ喰い」をお題に、どなたか千秋×のだめ書いてくれないだろうか。
パロのみでもいいんで。
156名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 23:06:55 ID:+iXm7Ky6
飯食ったあと濃いチューしてる最中にゲップかましちゃったのだめが千秋にはたかれるのしか思い付かない
157チューリップ:2006/03/29(水) 18:40:39 ID:tzbXmbXV
こんにちは。
今から一つ投下しようと思ってます。

連投はまずいかな?と思ったのですが、
どなたもいらっしゃらない様なので…。

千秋×のだめで14レスくらいあります。
多分、あまり過激な表現は無いと思います。

それでは行きま〜す。
158チューリップ:2006/03/29(水) 18:43:13 ID:tzbXmbXV
「ふふっ」
「ん?」

「くすぐったいデス」
「そ?キスしただけで?」

本当に、触れるだけの軽いキス。

「心が、くすぐったいんデスヨ。」

そう言って微笑むのだめは少女の様にかわいい。
俺も自然と頬がゆるんでしまう。

昼食後、ソファーに座り紅茶を飲んでいたのだが。
ふとキスしたくなってしまった。

のだめの肩を抱き、体ごとこちらを向かせもう一度唇を重ねる。
上唇を優しく食み、今度は深い口付けであることを悟らせ、
のだめの唇が開いたのを合図にゆっくりと舌を忍び込ませた。

外は、雨。

久しぶりに休みが重なった今日。
前日から「デート、デート♪」と浮かれていたのだめだったが
夜が明けてみれば、外出する気を萎えさせるほどの豪雨だった。

舌と舌をゆっくりと絡ませる。
誘うようにつつくと、一生懸命俺の動きに合わせてくれる。
舌先で歯列をそっとなぞると
「んんん…」と声が漏れ、肩が震えた。

そっと唇を離すと、頬はピンク色に上気し
パチパチ、と音のしそうな瞬きをしている。

「雨、残念だったな。」
「あ……ハイ…。」

キスなんて数え切れないほどしているのに、
いつまで経っても初々しい反応をしてくれる。
159チューリップ:2006/03/29(水) 18:44:25 ID:tzbXmbXV

「出掛けたかっただろ」
「ハイ…。でも別にもういいんです。
だって、外じゃこんな風にキスできないし。…ゲハ♪」

「…うん」
そう言ってもう一度唇を重ねた。

見つめ合えば触れたくなり、
触れればキスしたくなり、
キスをすれば…その先へと、気持ちが昂ってしまう。

白いニットのカーディガンに手を掛け、肩から下ろし、そっと脱がせる。
そして、当然の様にワンピースのファスナーを探っていると
「…先輩、それは、ちょと…。やめて下さい…」
そういって体を押し戻されてしまった。


え…
何で…?

普通に、良い雰囲気だったのに…。明らかな拒絶。

「…何で?嫌だった?」
「…嫌…って訳じゃないんですけど…」

「…けど、何?」

のだめは困った様に首を傾け
こちらへ向けていた体を翻しソファーの上で体育座りをしてしまった。

「昼間だし、明るいし…恥ずかしくって嫌です」

………
なんだ、そんなことか。

「別に、昼間にすンの初めてじゃないだろ。」
「そうですよ、のだめ、いつも恥ずかしかったんです!」

いつもそう言ってるじゃないですか!と頬っぺたを膨らませながら
チラッとこっちを睨んだ。
160チューリップ:2006/03/29(水) 18:45:44 ID:tzbXmbXV


「別に、夜だって真っ暗じゃないだろ。薄く照明付けてるし。」
「あの位だったら大丈夫なんです。でも昼間は、どうしたって
ハッキリ見えちゃうじゃないですか。いくら雨だったって…」

「分かった、じゃぁ俺、目瞑ってるから」
「絶っっっ対嘘です!!のだめはもう騙されません!!」

「マジで。絶対目開けない。」
「嘘ばっかり!いつもそう言って、いつの間にか目瞑ってるのは
のだめの方です!」

しばらく沈黙が続き、俺が次の言葉を探していると

「あ!!!!」
急にのだめが立ち上がった。
「な、何?」
「ふふっ。ふふふっ。うきゅきゅきゅきゅ〜♪」

「…何だ?…何が起こったんだ?」
「むふふふ。のだめはすご〜く良い事を思いつきましたよ、セ・ン・パ・イ♪
 ちょっとそこで待ってて下さい!」
「はぁ!?」
超意味不明な言葉を残し、スタタタタっと部屋を駆け出して行ってしまった。
隣の部屋のドアの音がする。
自分の部屋に戻ったらしい。
一体何なんだ?
非常〜〜〜に嫌な予感がする。

しかし逡巡する間も無く、ニコニコしながら戻って来たのだめは
「ジャーーーン!」
背後に隠し持っていたものを自慢げに出した。

「何だ?それは…」
「これは、ヘアバンドです。顔を洗う時に重宝してます。」

「…それがどうした?」
「むふふ、これで、先輩を目隠しするんですよ♪」
「はぁぁぁ〜〜〜!?!?!?」
161チューリップ:2006/03/29(水) 18:46:47 ID:tzbXmbXV
これは、今までのなかでもトップクラスに入る衝撃だった。
どんなにかわいくても、変態はやはり変態だった…。

「バカかお前は!!なんで俺が目隠しされなきゃいけないんだ!!」
「だって、これ付けちゃえば絶対見えないじゃないですか♪」

「ふざけんな!」
「ふざけてないですよ!」

「そんな趣味はねぇ!!」
「…そうですか、分かりました。じゃ、夜まで我慢して下さい。
のだめは良いんですよ、別に」

うっ
それはかなりツライ。

外にも出られず、一日中のだめと部屋の中にいて
キスをしたり触れ合ったりして…それで手を出さないというのは……全く自信が無い。

・・・・・・
「…分かったよ、付けりゃいいんだろ」
「ハイ。付けりゃいいです」

「お前、なんか嬉しそうだな。
あっ、まさか写真撮るつもりじゃねーだろーな!!」

「…撮りませんよ。何言ってんですか?のだめ、そんな変態じゃありませんよ〜」
「いや、お前は十分変態だよ…」

目隠しプレイ…。
俺も相当、森の奥深くまで迷い込んでしまったらしい。
162チューリップ:2006/03/29(水) 18:47:54 ID:tzbXmbXV
「これでいい?」
「先輩、見えますか?」

「見える訳ねーだろ!これで見えるなら透視だ!!」
「…デスネ」

「じゃ、ベッドまで連れてって」
「は、はい」

私の、ピンクのヘアバンドで目隠しした先輩。
なんか、かわいいデス♪
手をつなぎ、私を頼りに歩き出す。

目隠し……。我ながら良い思いつきだと思ったんだけど…。
先輩の反応から、何かすっごく変なことだったのかな?と少し不安になってきた。
でも、今日は素っ裸を見られずに済むと思うとやっぱり嬉しい。
のだめ、腰の辺りがプヨプヨしてるし…恥ずかしいんデスヨ…。

ドアを開け、寝室に入ったところで
「着きましたよ…」
「…うん」

ベッドの方に視線を動かした瞬間、ぎゅっと抱きしめられた。
私も先輩の背中に手をまわし、胸に顔を沈める。
はうん…いい匂い…。

優しく髪を撫でながら
「もう、脱がせてもいい?」
耳元で小さな声で囁かれる。
「ハ、ハイ。…あの…先輩、のだめのワガママ、聞いてくれてありがとうございます」

ファスナーが腰まで下ろされる。
ノースリーブのワンピースは肩さえずらせばストンと床まで落ちた。

「お前がお礼なんて言うの珍しいな」
笑いながら、先輩の手は背中のレースを指で追っている。
そして事もなくホックを外した
163チューリップ:2006/03/29(水) 18:49:50 ID:tzbXmbXV
体のラインを辿りながら、先輩はゆっくりとしゃがみ
腰の位置にあるリボンを指で確認すると、一つずつほどいた。
ハタ、と床に落ちる音がして…
あっという間に私は一糸まとわぬ状態になった。

「先輩、もしかして見えてます?」
「だから、見えてないって」

「器用デスネ…」
「こんだけ密着してれば、見なくても分かる」

先輩の手が私の胸に伸びてくる。
探るような手の動き。見えてないのは本当みたい。

両方の胸に到着すると、感触を確かめる様にゆっくりと揉まれ
「んんっ、…あぁ…」
思わず声が出てしまった。

そのまま先輩の顔が近づいてきて、先端を口に含み舌でペロッと一舐めされる。
「ふあっ。あ、あぁん…」
たったそれだけでもう固くなってしまった頂を、
下から上に向かって何度も何度も強く舐めあげられ
我慢できず、高い声が漏れる。

先輩は床に膝立ちになり、指で、舌で、唇で、私に快感を与え続ける。
「あぁん、…んんっ…ふ…あぁ…」
すごくすごく気持ちいいのに、何故か体が後ずさりしてしまう。
「逃げんなよ」
些細な抵抗も、先輩の右手が私の腰にしっかりとまわされ、身動き出来ない。
逃げてる訳ではないんだけど…
立ったままの状態で、こんなに胸を触られるのは初めてで…
立ってられないんです…

「のだめ、気持ちいい?」
「ハ、ハイ…んんっ…もう、やばいデス…」

先輩の手が胸からわき腹に伝った時、いつの間にか閉じてしまっていた目を開けると
先輩だけ服を着たままだったことに気付いた。
164チューリップ:2006/03/29(水) 18:50:48 ID:tzbXmbXV
「あ…先輩、服…」
「…うん。脱がせて」

立ち上がった先輩の喉元に手を伸ばし、ボタンを一ずつ外す。
なんだか緊張してしまって上手くいかない。
きっと目隠しした状態でも、先輩が自分で外した方が早いだろう。
でも、服を脱がせるという行為はすごくドキドキして、少し嬉しかった。
私を脱がせるときも、先輩はこんな気持ちなのかな?


ベルトを外し、ズボンのボタンを外し…ファスナーを下げる。

「それでは、お、お、お、お、おろしますヨ」
「どうぞ」

ズボンとパンツを下げると、先輩の・・・は既に大きくなっていて…
どうしたって視界に入ってしまうのだけど…

普段、隙さえあれば覗いたり盗撮したりしているのに、
こう目の前にあると直視できず、顔を逸らしてしまう。

「お前、本当にカメラ持ってねーだろーな」
「持ってないデスって。しつこいデスよ」

私が足首まで下ろしたズボンとパンツを、踵で足踏みする様にして脱いでいる。

さっきまでと逆で、先輩は直立、私は膝立ち。
丁度、私の目の前に・・・がある。

「のだめ?どこ?」

先輩には何も見えていない。

段々…私の中から、何かとてもいやらしい感情が湧いてきて…
頭が熱くなった。

前置きも予告も何もせず、躊躇することさえ忘れ
私は先輩自身をくわえ込んだ。
165チューリップ:2006/03/29(水) 18:52:03 ID:tzbXmbXV
「わわーーーー!!な、なんだ?のだめ?」

暗闇の世界の中、突然、暖かいものに包まれた。
のだめの口の中にあると分かるまでに暫くかかった。
「の、のだめ?お前、何してる?」
のだめは一瞬動きを止めたが、何も言わず根元まで呑み込んだ。

く……うぅっ……

かなり窮屈だ…。喉の奥まで咥えているのだろう…

勿論、口でしてもらうのは初めてじゃない。
でも俺に促されるでもなく、自分から口に含むなんて
普段ののだめからは考えられないことだ。

舌も一緒に這わせながら根元から先端へ、先端から根元へ口を上下させる。
じゅぱ、じゅぱ、と響く音は、視界の無い俺にとって物凄い刺激で…。


「ぅうわっ…あ……くぅっ…」
何だ!?
何か良く分からないが、すごい快感が走り、声が出てしまった。

どうやら、のだめが口の動きに合わせて手を添えた様だ。
のだめの唾液は粘着性を持っていて、ぬるぬるとまとわりつく。
掌ではなく、うねうねした何かが絡みつきながら締めつけているみたいだ…。
唇と舌で吸い付く様に動いた後、潤んだ手で撫で上げられる。
根元から先端まで抜き取られると、堪らず体が震えてしまう。

うぅっ……気持ちいい…

手を上下されるだけでも、すごく暖かいものに包み込まれているような快感があって…
のだめの中に挿入している時を連想させる。

「の、のだめ」
「ん…ふぁい?」

「お前…上手いな」
「ぶはっ、笑わせないで下サイ!」
166チューリップ:2006/03/29(水) 18:53:01 ID:tzbXmbXV


やばい、もう、立ってらンねー…

「のだめ!も、もういい、もう、十分」
のだめの肩を、ポンポンと叩く。

じゅぽっ…という音とともに、まとわりついていた感触が消えた。

「…気持ちよくなかったデスか?」
「…いやいやいやいや、すげー気持ちよかったんだけど……」

おいでおいで、と手招きをして、腕の中に入ってきたのだめを抱きしめ

「ベッド、どっち?」
「あ、こっちデス」

「もうコレ外していい?」
「駄目デス!」




「のだめ、ゴム取って来て」
167チューリップ:2006/03/29(水) 18:55:03 ID:tzbXmbXV
「開けましょうカ?」

ベッドの上。
私が袋を開けようとすると
「いや、ちょっと待て!」
座ったまま、ジェスチャー付きで制止して、
右手でチョイチョイっと手招きする先輩。

「?」と思いながらも腕の中に入り先輩の背中に手をまわそうとすると、
脇の下から抱えられ、投げる様に押し倒された。
「ぎゃぼーーーーー!!」
「それ、まだ開けないからな。落とさない様に大事に持ってろ!」


仰向けに寝そべった私の右隣りに先輩が来て、
私の体を撫で始めた。
肩から腕へ、胸へ、お腹へ…
腰をさすり、太ももを撫で、太ももの内側を撫で…

それだけでもう、私の全身は熱くなり、呼吸が荒くなってしまう。

そして先輩の手が太ももの内側へ入っていって…その奥へ…

「あぁ、んんん…あぁぁん…あぁぁ…」
「のだめ、すげー濡れてる…」

先輩の手に触れられて初めて、私も自分がこんなに濡れていた事に気付いた。

「俺の、口でしながらこんなになってたの?」
「し…知りません…んんっ…あ、あぁ…」

確かに、先輩のを口に含んだ時……何か、すごくいやらしい気持ちになった。
いつもは先輩にじっと見られている気がして、
それだけで緊張してしまうのだけど…
今日は先輩の視線を気にする事もなく、気持ちよくしてあげたくて一生懸命だった。
先輩の喉から声が漏れる度に、恍惚とした感情が音を立てそうな勢いで溢れ出て…
体が熱くなったのを覚えている。
168チューリップ:2006/03/29(水) 18:56:12 ID:tzbXmbXV
先輩は2本の指で円を描く様になぞり、
私の一番感じやすいところを捉えて…指の腹で押さえつけるように撫でられた。
「ああぁぁぁっ、あぁぁんっ」
全身がビクンと揺れる。
たまらず体がくねってしまい、先輩の反対の方を向いて横向きになってしまった。

「ダメ、逃げんな」
すぐに戻され、そこの部分を回すようになぞられる。
「うぅんっ…ああぁ…」

自分でも、そこが次第に大きくなるのが分かって…
先輩に存在を主張している様な感覚がして恥ずかしくなった。

そして、2本の指が線を引くように上下して、…ゆっくり中に入ってきて…
「きゃあぁぁっ、はぁぁんっ……」
また、思いっきり体がくねった。
奥まで入ってくると、中を探るように指の腹でなぞられて…
「あ、あ、あ…んんんっ」

首を反らせ、全身が震える。

「のだめ」
「ハ、ハイ…」

「もう…入れていい?」
169チューリップ:2006/03/29(水) 18:57:12 ID:tzbXmbXV
自分で付けるから目隠しを外させろ、という先輩の主張は聞かず、
ゴムは私が付けてあげた。

「じゃ、乗って」
「はい?」

「お前が上」
「……」


先輩の上にまたがり、先端の部分に私の濡れたところを重ねる。

「そのまま、ゆっくり、腰を下ろして…」

「ハ、ハイ…。ん、…んんっ、あ、あ、あぁぁぁっっあっ」
「くぅっ…」

全てが私の中に入ると、耐え難いほどの快感が全身を貫いた。
私の一番奥深い場所に先輩自身が突き刺さって……

「のだめ、動ける?」
「んんっ、が、頑張ってみます…」

先輩が腰に手を添えてそっと誘導してくれたので、
それに合わせて腰を前後に揺らした。

「あぁんっ、あ、あ、あ、あぁっ…」
「んっ、すげ、気持ちいい…」

「あん、あぁん…の、のだめも…気持ちいいです…」

腰に添えられていた先輩の手が離れ、お腹を伝って胸まで伸びていき
動きに合わせて揺れていた胸を激しく揉まれた。

「ひゃあっ、あぁん、あぁん、あぁん、あぁん…」

両手で全体を揉みながら、親指で先端を下から上にはじかれる。

腰を動かす度に、私の中に熱い快感が走って…
170チューリップ:2006/03/29(水) 18:58:32 ID:tzbXmbXV
のだめの高い声が耳に響く。
のだめにまとわりつきながら出し入れされる自分自身は、
かなり限界が近づいていた。

暗闇の世界では、つながった部分のすさまじい程の快感と、
両手で触れた胸の柔らかさと、甘く響く嬌声が全てだった。

体位を変えようとのだめを呼ぶが、返事は無い。

「のだめ!!」

やばい、もう、マジで限界だ…

のだめの手を求めて必死に宙を探るが、どこにあるのか、さっぱり捕らえられない。

「もう、邪魔だ!外すぞ!!」
そう言うと、目隠しを外し、ポーンと投げ捨てた。

「あぁっあーーーーーーー!!せ、先輩、外したーーー!!」

俺の上に乗っているのだめ。
すごく久しぶりに顔を見た気がする。
起き上がって抱きしめる。

「ウソつき、ウソつき、ウソつき、ウソつき、ウソつきーーーー!!」
「うるせー…」

のだめの上半身を倒すと普通の正常位になった。
ジタバタと暴れる両足を俺の肩の上に乗せ、
思いっきり奥まで突く。

「きゃあぁんっ…あ、あぁぁぁっ」

のだめのプックリとした突起を親指で撫でながら奥をガンガン突き続けると、
口の端から唾液が垂れ、足のつま先まで力が入り、
つながった部分がぎゅうっと締めつけられた。

「ああっ、の、のだめ、もう…だめデス……」
のだめの全身がビクッビクッと痙攣したのを確認してから
のだめを抱きしめ、俺も頂点に達した。
171チューリップ:2006/03/29(水) 18:59:36 ID:tzbXmbXV
「うぅ、騙されました」
「だから、ごめんって」

「千秋真一は卑劣な極悪人です…」
「大げさ…」

すねてそっぽを向いて寝ているのだめを背後から抱きしめ、

「のだめ」
「…なんですか?」

「今度、目隠しさせて」
「ぶっっ!!・・・変態!!」

うん。
そうかもしれない。

                         〈おわり〉
172チューリップ:2006/03/29(水) 19:06:12 ID:tzbXmbXV
以上です。

当初、車エチを考えていたのですが、
ルノーの車内構造がイマイチつかめず断念。

結局普通にお部屋で…となっちゃいました。

どなたか、車でイチャイチャ書いて下さる方
いらっしゃったらお願いします。

ではでは、お目汚し失礼しました。
173名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 19:37:55 ID:qbcaZrVp
おお!チューリップ氏、GJ!
のだめが目隠しされてるのも見たいな。
174名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 20:05:46 ID:Ad1mN7rE
GJ!

面白かったよ。
175名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 20:37:44 ID:3BERTZEN
チューリップさん
面白かったデス
最初の恥じらう?のだめカワイイ
176名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 20:42:48 ID:3BERTZEN
後半のエロいのだめもよかったデス
エロかわいい!かな?
177名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 23:13:29 ID:/LhK4OoJ
GJ!
すごいー

あと。連続投下とか気にしないでください。
楽しませてもらってます。
178名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 23:27:56 ID:wa+j6bJu
チューリップさん、GJGJGJ!!!
すごい萌えましたよ〜!
連投なんか気にせずどんどん投下して下さいね!
179名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 05:27:53 ID:yeuGntBH
GJ

チラ裏的レスは避けるべきなんだけど・・・
チューリップさんのssは「あるある」感があって良かった。
さすがに目隠しはしたことないけどね。
しかし楽しそうな2人だなw
180名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 10:04:36 ID:PnQkLI6z
超GJ!チューリップさんセンスいい!
テンポもよくて、千秋ものだめも原作っぽいセリフで
すごくおもしろかったです〜。エロもいい感じ。
ありがとうございました。
181名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 04:12:14 ID:ZE1y6732
ほんとうに原作っぽいですよね>チューリップさん

“ベッド上でもボケとツッコミを展開する2人”
“のだめの変態さに感化され、周囲からはイチャイチャ楽しんでいるとしか
思われない千秋”
“普段色ボケかましてる割に、千秋が本気になると初々しい
リアクションをするかわいいのだめ”

これまで虹モノでよく見られた設定が今回のリサイタル編で展開された
もんで、よけいにリアルな感じ。
182名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 12:35:36 ID:/grLKt0u
嵐じゃないが、もちあげすぎもどうかとおも……
183名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 12:53:17 ID:fhKLOnGz
そうかもね・・・
たまに、褒められすぎてダメになっちゃう作家もいるしな。
何事もほどほどが一番てことだね。
184名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 12:54:58 ID:1SWDYZW6
原作っぽい、て感想上がってるけど、
原作をどうとらえてるのかは人それぞれだから、
そういうGJって反発起きそうだからやめたら?
185チューリップ:2006/03/32(土) 15:32:05 ID:EIwW4hNF
感想ありがとうございました。
今回、ミスも多くて反省してます。(のだめのセリフの語尾など)
事前にもっと確認しないとダメですね。

投下後、改めて読み返してみて、
我ながら稚拙だと思う部分も多々ありますし
決して調子付いたりしておりませんので……。

それでは名無しに戻ります。
GJ下さった方々、ありがとうございました!!
186名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 19:12:45 ID:laZGsDLN
3月32日age
187名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 20:30:24 ID:ZihQc98z
調子づいてるとは思ってないけどね。
こんなにGJばかりだと、違和感感じていたとしても何も言えなくなる。
そういうフィードバックが書き手を育てるのに。もったいない。
188名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 20:38:03 ID:iJQyfnbm
>そういうフィードバックが書き手を育てるのに

エロパロスレでなに高尚なこと言ってんのwwwwwwww
m9(^Д^)プギャー!!

189名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 20:41:08 ID:rNUPAvS5
でも、GJと思ったんだからGJとしか書きようが。
190名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 21:31:20 ID:2f01tsMw
とても読みやすくて流れもよくてキャラも生かされていたから
面白いという評価をしたけどエロ萌えしなかったな、自分は。<チューリップさん
読み手のHな想像力が入り込む隙がなかったというか..。
文章が完璧過ぎたような気がする。でもSS書ける事自体がすごいと思う。
またお願いしますね。
191コニファー:2006/03/32(土) 22:35:37 ID:KI/E/HhN
なんだか人がいっぱいいるようですが、
せっかくの3月32日記念に、投下してみます。
お手柔らかに…。
192コニファー:2006/03/32(土) 22:36:07 ID:KI/E/HhN

……目が覚めてしまった。

目をこらして時計を見ると、まだ朝の4時だった。
昨夜は打ち合わせが延びに延び、部屋に戻って来たのは夜中の2時過ぎで、
シャワーだけ浴び、もう寝ていたのだめを起こさないようにベッドにそっと滑り込んだが
なかなか寝付けずに何度も寝返りを打った。
その挙げ句、この時間に目が覚めるなんて。
目を閉じて何度か深呼吸をしてみるが、どうやら眠れそうにない。

隣で、こちらに背を向けているのだめの寝息が聞こえる。
規則的で、安らかな……
寝返りを打ってもまったく動じないのがうらやましいくらい、よく眠っている。
その身体の下に左手を差し込み、後ろから横向きのまま抱きすくめると、
ちゃんと目覚めた訳ではないようだけれど、かすかに声がこぼれた。

「ふみゅ……セン…パーイ……?おかえりなさーい……」
「ん……ただいま」
「いま、何時デスかー……?」
「まだ4時……寝てていいぞ」
「はふぅ……はーい……」

目を閉じたままで少しだけ顔をこちらに向けたので、唇の端に口付けてやり、
どちらからともなく両手を絡めた。
隙間なく合わさった、オレの胸とのだめの背中。

……寝てていいとは言ったけれど------
柔らかい、温かい身体のせいで、オレの中に火が点いたようだ。
193コニファー:2006/03/32(土) 22:36:59 ID:KI/E/HhN

オレはパジャマの裾からそっと手を入れて、素肌の上で手のひらをゆっくりと滑らせてみた。
でものだめは、いつもは敏感過ぎるくらいなのに、まるでなんの反応もしない。
まだ身体が眠っているせいだろう。
そういうもんだよな、と少々残念に思いながら、それでも撫でていると気持がいいので、
オレも目を閉じたまま、脇腹を、それから胸を包んで、その柔らかさを味わっていた。
男にはない、なだらかな曲線を描く腰から腿のライン。
皮膚のなめらかさだけではなく、手が吸い付くような感触が、本当に気持がいい。

そして、乳房。
下からの弾力、上からのカーブを、触れて楽しんで、
それからとても敏感なかわいい蕾を、摘んだり、弾いたり、捏ねたり。
いつも思うが……
Dカップっていってるけど……もう少し、あるんじゃねーか?

っ……

どのくらい経ったのか、のだめが、すこし息を吸う音がした。
オレの手の動きに応じて身体がピクリと震える回数が増えて、
少しずつだが目覚めてきているらしいのがわかる。
そのまま動きを止めず乳首を弄んでいると、やがて反応が鋭くなってきた。

「あ………あん……」
「……起こした?」
「………眠い……のに……っん……」
「寝てていいぞ……?」
「……ずるい………や……っ」
「……気持いい?」
「ん………っ……言いマセ……ン…あ……あっ……んっ……」

のだめの身体がだんだん弓なりに反り、オレの腰に押し付けられてくる。
無意識の動きとはいえ、まるでそれを求められているような。
……それならば、望みどおりに---
------なんて。

悪い。
また、オレのわがままだけど。
194コニファー:2006/03/32(土) 22:37:50 ID:KI/E/HhN

「セン、パイ……」

呟いたオレの声がのだめに届いたのか、のだめは急に、乳房の上にあった
オレの片手をつかみ、自分の腹の前に持っていった。
何かが手に触れる。
これは……紐?

「わがまま……じゃ、ないデスよ。のだめも……してほしい、デス」
「……ん」

どうやらのだめは、下着の紐を自分で解いたようだ。その紐をオレの手に持たせながら
囁く小さな声を耳にして、オレは、のだめの誘いのままに、ショーツを取り去って
指を奥の方に差し込む。
もちろん、今でははっきりと立ち上がっている乳首を撫でる片手は止めない。

「きゃ……あ、や……」
「こんなに濡れてるぞ……?」
「ばか……あ……やっ……ん」

襞をまんべんなくなぞり、すでに十分すぎるほど溢れている蜜をすくっては
花芯を擦る。指を1本、そして2本と飲み込ませると、中の熱さに目眩がした。
オレ自身を飲み込むときの熱さを思って。


○ ○ ○


指だけで何度か達してしまったのだめの様子を見て、
一度ベッドから下りてゴムをつけ、のだめの元に戻った。
ベッドの上で力なく横になったまま、パジャマは乱れてヒップが半分以上見えている。
この姿も……そそられる。

「のだめ、ちょっと……うつぶせになって」
「ん……ハ、イ……」

オレの意図を察したのだめはゆっくりと起き上がり、身につけていた布を
覚束ない動きで取り去ってから、両手と両膝をついて、ヒップをこっちに向けた。
その姿を見ながら、オレも着ていたTシャツとスウェットを脱ぐ。
それからのだめの後ろに近づき、オレ自身をあてがって、ゆっくりと貫いた。

195コニファー:2006/03/32(土) 22:38:24 ID:KI/E/HhN

「んんっ……あっぁっ……は、ぁ…」
「いい声……」
「ばかぁ……あ……っ」
「あ……気持いい……」
「あふ……のだめも、デス……や……」

熱い。
切なげな吐息とすすり泣くような声、くぐもった水音とベッドがきしむ音、こらえ切れずに
出てしまうオレ自身の声。揺れる乳房が、背中のカーブが、丸いヒップが、繋がった部分が。
そのすべてが、聴覚からも視覚からもオレを駆り立てていく。

そして、触覚も。
飲み込まれるような中の感覚。
奥まで強く一気に突いたり、そして引き抜く寸前のところで、引っ掛けるように浅く。
繰り返す律動と、そこから得られる恐ろしいほどの快感に、
オレの頭の中もだんだん白くなってゆく。

白い背中に音をたててキスを降らせながら、両手で豊かな乳房を包み
親指で乳首を擦ると、声がひときわ高くなった。

「や……あ、あ、……へんになっちゃう……んっ!」
「いいよ、なって。……オレだって……あ」
「あっ……や……ん……っ!あっ…!」

片手をふたりの繋がった部分へ伸ばし、ぷっくりと膨らんだ花芯に触れると、
のだめは声にならない声を出して頭を何度も振った。
それを見て、オレも衝動的に動きを早めてしまう。

あ……もう………
……やばい。
いきそうだ……。

「や……し、んいちくん……のだめ、あ……や……!」
「め…ぐみ………!」

○ ○ ○
196コニファー:2006/03/32(土) 22:39:00 ID:KI/E/HhN

うつぶせになったままくったりとなったのだめは、そのまま眠ってしまったようだ。
ふたたび聞こえる規則正しい寝息にやれやれと思いつつ、ティッシュで始末をしてやり
その身体を抱いて一緒に毛布にくるまった。
外はかすかに明るくなってきて、小鳥の声がどこからか聞こえ、早朝の気配がしている。

「悪かったな……」

栗色の髪に軽くキスしながら、こんな夜明けに、寝ているこいつを起こしてまで
自分の欲望をぶつけたことをやや反省する。
……でも、のだめも“欲しい”って言ったしな。
いつだってこいつは魅力的で、いつだって欲しくなる。
オレのわがままくらい……仕方ねーよな?

「はー……」

どうやら、眠れそうだ。







<end>
197コニファー:2006/03/32(土) 22:40:32 ID:KI/E/HhN

以上です。
失礼しましたー。
198名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 22:50:30 ID:1SWDYZW6
(*´Д`)はふん……

指テクニシャン千秋に禿萌。
御馳走ですた……GJ!
199名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 23:03:41 ID:rgx2kCKg
GJGJ!!!
指テク千秋に激萌え!
コニファーさんご馳走さまでした!
200名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 23:22:57 ID:DfdB2wQQ
ゆびー!
エロイ、キレイ。
またお願いします!
201名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 23:38:30 ID:hq5Ju2Gv
GJ!!

指でいかせる千秋萌え〜
202名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 18:42:00 ID:c4JsCBGO
ゆうこしゃんに手コキされたい ゆうこしゃんに手コキされたい
ゆうこしゃんに手コキされたい ゆうこしゃんに手コキされたい
ゆうこしゃんに手コキされたい ゆうこしゃんに手コキされたい
ゆうこしゃんに手コキされたい ゆうこしゃんに手コキされたい
ゆうこしゃんに手コキされたい ゆうこしゃんに手コキされたい
ゆうこしゃんに手コキされたい ゆうこしゃんに手コキされたい
ゆうこしゃんに手コキされたい ゆうこしゃんに手コキされたい
ゆうこしゃんに手コキされたい ゆうこしゃんに手コキされたい
ゆうこしゃんに手コキされたい ゆうこしゃんに手コキされたい
ゆうこしゃんに手コキされたい ゆうこしゃんに手コキされたい
ゆうこしゃんに手コキされたい ゆうこしゃんに手コキされたい
203名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 18:53:33 ID:YBh87OQC
ジャンの彼女のゆうこしゃん?
マニアックですね
204名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 19:58:55 ID:c4JsCBGO
ウィルトールのファゴットのお姉さんの首筋ぺろぺろしたい
ウィルトールのファゴットのお姉さんの首筋ぺろぺろしたい
ウィルトールのファゴットのお姉さんの首筋ぺろぺろしたい
ウィルトールのファゴットのお姉さんの首筋ぺろぺろしたい
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205名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 20:10:57 ID:9qE8B7i5
ルシー姉さんのこと言ってんのかーッ?
206名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 22:09:05 ID:c4JsCBGO
のだめに乳首なめられたい のだめに乳首なめられたい
のだめに乳首なめられたい のだめに乳首なめられたい
のだめに乳首なめられたい のだめに乳首なめられたい
のだめに乳首なめられたい のだめに乳首なめられたい
のだめに乳首なめられたい のだめに乳首なめられたい
のだめに乳首なめられたい のだめに乳首なめられたい
のだめに乳首なめられたい のだめに乳首なめられたい
のだめに乳首なめられたい のだめに乳首なめられたい
のだめに乳首なめられたい のだめに乳首なめられたい
207名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 02:06:34 ID:q0i8/svR
コニファーさん、エロいよエロいよ!!
また書いてくださいね!!
208名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 23:24:53 ID:yEMAMmiD
新作まだかな〜
209コニファー:2006/04/05(水) 00:31:55 ID:/WjuSp+c
どうもです。
読んでいただいてありがとうございました。また何か書けたら
投下しまーす。
指萌えな方が多かったようですねwwww
210チューリップ:2006/04/05(水) 19:32:08 ID:OoBhpo5X
こんにちは。
また来ましたー。
大した物ではありませんが、一つ投下します。
千秋×のだめで4レスくらいです。

それでは行きます!
211チューリップ:2006/04/05(水) 19:33:51 ID:OoBhpo5X
くちゅり・・・
耳の奥に舌が入ってきた。
思わず声が漏れ、肩が震える。
ねっとりと舌が耳の中で動くと、湧きあがった熱が全身に伝わった。

耳なんて、自分で触っても何ともないのに
先輩に触れられるとこんなに気持ちいいのは何故だろう。

耳が弱い事を知っている先輩は、耳の奥を執拗に突く。
それだけでもう、全身が敏感になってしまったのが分かる。

耳への愛撫は止むことのないまま、先輩の手が優しく胸を揉み始めた。
「やぁっ・・・んんっ・・・」
固くなった先端をそっとつまみ指の腹で撫でられる。
くすぐったいような切ないような感覚が頭の中で痺れ、もう何も考えることが出来ない。


腰の紐が解かれ布を剥ぎ取られた瞬間、糸が伝う様な感触がしたけれど、
恥ずかしいと感じたのはほんの一瞬で、これから訪れるであろう快感に神経が集中した。

太ももの付け根に先輩の指が入って来る。
私の体の中心を、あのキレイな指がなぞっている。
いやらしく響く音が、どれだけ濡れているかを知らしめている。

そして、私の一番感じる部分を捉えると、ゆっくり撫でられて…
強く、弱く、強く、弱く…
体で受け止めきれないほどの快感に、全身が震える。

指が線を描く様に上下して、
あぁ、多分そろそろ…先輩の指が入って来る…と身構えた瞬間
期待は裏切られ、ただ周りをなぞられるだけだった。

もどかしさを感じたのも束の間、
もう一度、溢れ出る液体を絡めて あの部分を押さえつけるように撫でられた。
すぐに、どうしようもない位 快楽に頭を支配される。
段々両膝が上がってきて…すごく恥ずかしい格好になってしまった。

今度こそ、指が入って来る…
確かな気配を感じたはずだったのに、動きはまた止まってしまった
212チューリップ:2006/04/05(水) 19:35:29 ID:OoBhpo5X

じらされてる・・・

そのことに気付いて、顔が熱くなった。

どうしよう・・・
指を入れて欲しい、なんて絶対絶対言えない。
でも、期待して裏切られる度に私の体の奥底は切なく疼いている。

先輩の指が入り口の部分をゆっくりなぞって、少しだけ入ってきた。
それだけで気持ちよくて、首がのけぞる。
無意識の内に、体が受け入れる準備をしてしまう。
しかし、ほんの指先が進入しただけで…またも止められてしまった。

「のだめ」
「……は、はい…」

「どうして欲しい?」

どうして欲しいって…
そんなの決まってる。
でも今日の先輩は何だか意地悪で…
ちゃんと言わなきゃ、してくれないかもしれない。

両手で顔を覆いながら
「……い、入れて欲しいデス……全部…」

指が、一気に奥まで入ってきた。
叫ぶ様な声が出て、腰が思いっきりくねってしまう。
奥の方をなぞられ、出し入れを繰り返されると
快感の波はすぐに階段を登り始めた。

どうか…途中で、指を抜かれたりしませんように……お願い……。
頭の中はそんな淫らな祈りで一杯になり…… 一気に駆け上がってしまった。

「…イった?」
「……ハイ……」

「イク時は言えって、言ったろ?」
「う…ゴメンナサイ…」

だって…
言葉にする余裕が無かったんデス・・・。
213チューリップ:2006/04/05(水) 19:36:43 ID:OoBhpo5X
足を大きく開かれる。
まだヒクついてる私の濡れた所に、硬くなった先輩自身が当たって
くちゅっ
音が聞こえた。

入ってくる・・・?

けれど、滴るような液体をまとわりつかせながら、ただなぞるだけ。
それだけでも気持ちいいんだけど……

あぁ、また、じらされてる……

けれど、もう 羞恥心を超えて、『欲しい』という気持ちが溢れ出してしまう。

「セン…パ…イ、もう、そんな、意地悪しないでくださぁい…」

「どうして欲しい?ちゃんと言って」

「うぅ……せ、先輩の、のだめに入れてください…」

「うん…」

ぬるっという感触とともに先輩がゆっくり入ってきた。
全部入ってしまうと、奥の方に突き刺さる。
気持ちいい……
一番奥の、上の方をなぞるように出し入れされると、
また…波が寄せてきてるのが分かった。

私の体の奥の、一番感じる場所。
自分でも、そこがどこだかハッキリとは分からないのに
先輩は知ってる。

太ももをしっかりとつかまれ、体を揺らされるごとに
頭の中はどんどん白くなっていった。

あ……、ちゃんと、言わなきゃ……

「センパ…イ、…の、のだめ…もう…」
「うん…。イッて」

体の中心に電流が流れるような感覚と共に、意識がすうっと遠くなった。
214チューリップ:2006/04/05(水) 19:37:54 ID:OoBhpo5X

のだめの中が、ぎゅうっと収縮した。
俺の方も、次第に昇りつめているのが分かる。
まだ我慢しようと思えばできるけど…

のだめも、満たされた様だし…。

覆いかぶさる様にのだめを抱きしめながら腰を押し付け、俺も絶頂に達した。




抱きしめたまま頭をなでると、腕の中で少し身じろぎをした。
「大丈夫?」
と聞くと、コクンと頷く。

ベッドの中ののだめがこんなにかわいいなんて
俺以外、誰も想像がつかないだろう。

言葉に出して俺を求めるのだめは、またかわいくてかわいくて…
通常の4割増しくらい、かわいかった。

のだめの体を包み込みながら、優越感に包まれ目を瞑る。

『入れてください』、か……

クセになりそうだと思った。
215チューリップ:2006/04/05(水) 19:39:49 ID:OoBhpo5X
以上です。

原作のイメージと違ったらごめんなさい!!
216名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 22:22:39 ID:g9MP8kIh
GJ!
チューリップさん色んな書き方できるんだねーまた書いてねー
217名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 22:54:09 ID:TX5GkMFG
クセになる…はぁうん
GJ!
218名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 23:17:07 ID:mSg7ChN+
チューリップさんGJ!!!です!!!
よかったですよ〜はうん(*´Д`)ハァハァ
219名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 19:12:03 ID:QEdUVhS9
あぁぁああぁぁああああぁGJGJGJGJGJGJGJGJGJ〜〜〜!!!!!!!!
最高っす(*´Д`*)ハァハァ
220名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 20:35:24 ID:Qb2w6tba
じらし千秋…はうん…GJ!
221名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 18:42:22 ID:49bO1FY1
四割増くらいかわいかった
のだめ……(*´Д`*)ハァハァ
表現 テラモエス GJ
222名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 21:22:37 ID:GTFYxyGm
あ、そだそだ、車エチーも是非!耕造なんて気にしないから(ダメ?)
223名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 22:54:03 ID:SvO6hM/r
初めての投下です。あんまりエロくないです。お手柔らかに。

「せんぱい、今夜はのだめに任せてくださいね」
そうして、のだめが俺とのセックスにおいて初めて主導権を握る宣言をした。風呂上りに着た部屋着兼パジャマのTシャツとパンツ姿の俺は、
ベッドの上で読んでいた本をサイドテーブルに置きながらあいつの声を聞いていた。
同じく風呂上りでパジャマ姿ののだめは、部屋の電気を消して俺の体の横にすべるように入ってきた。俺の肩口に頭を乗せながら、
「ふわぁ、せんぱいいい匂い」
と、風呂上りの匂いを楽しんでいたのだめは、少し身を起こし俺の首筋にチュと音を立てながら何度かキスをしてきた。俺は甘い刺激に目を
細めながら、カーテン越しに外の月の光を感じていた。俺のTシャツはのだめの手でたくし上げられ、あいつは俺の胸元に軽い口付けを落と
しながらベッドの下へと沈んでいった。


のだめは俺を跨ぐ形になりながら俺のTシャツを脱がすと、掛け布団の中に潜り込む。手が俺の胸を何度かさすると、ちいさなひっかかりが
でてきた。右胸の上で、左の2と3の指を震わせるように動かしてくる。のだめの唇は左の頂を捕らえ、軽くあいた唇の間からチロチロと刺激
を与える。
こんな時は男は女性のように声を上げづらい。時々快感の波がやってきて息をつめると、あえぎ声の変わりに強く息を吐き出す。今夜はの
だめに任せてと言ったがどこまで任せればいいのか?そろそろ俺も動いた方がいいのかな?などと、ぼんやり考えながら軽く目をつぶった。
しばらくの間、柔々とした刺激の中を漂っていた。

のだめの重さを感じなくなったのを不審に思って、のろのろと目を開けると、俺のことを見下ろしているらしいのだめの影が見えた。俺の体か
ら掛け布団ものだめの体も離れて、少し肌寒い。カーテン越しに感じる月光のせいで、逆光となったのだめの表情が分からず、なぜか俺は
ほんの少し恐怖を感じた。
俺の視界から光を遮ぎるよう、のだめの影が近づいてきた。暗闇の中でのだめの唇と俺の唇が重なり合った。2人とも動かずにいると触れ合
っている部分からじんわりと温もりが伝わってきて、俺は数秒前と違って幸せな感覚に支配されていった。暗闇の中で感じるのだめの唇はと
てもグラマラスだった。
最初はふっくらとした唇の感触を感じる程度に俺の唇に押し付けていただけだったが、何度かイヤイヤをするように左右に頭を揺らしてきた。
俺からはこんなキスはしない。そのこそばゆい感覚に、つい笑ってしまった。
「ぅーせんぱい真面目に!」
笑いをこらえながら
「ん、ほら続けて」
と次のキスを促した。
表情は分からなかったが、ちょっと拗ねているんだろう。せっかく、のだめが積極的に動いてくれてるんだから俺も協力してあげないとなと、
のだめがくれる刺激に没頭していった。
224223:2006/04/08(土) 22:59:27 ID:SvO6hM/r
R☆Sオケの打ち上げで二次会から三次会への移動の途中、菊池君と俺と2人っきりになったことがある。俺がやんわりと彼の女性関
係に話を移した時、菊池君が「日本女性を地域によって二つに分けるなら、群馬あたりから東西で随分違うと思うよ」と言ってきた。適当
に相槌をうっていると、「東の初回から激しいのもいいけど、西の特に九州沖縄のいつまでも恥ずかしがる姿もいいんだよねー」と続け
た。その台詞が終わるころ、前を歩いていた集団に追いついてしまい、俺たち2人もその集団に吸収されていった。

確かにのだめは俺とこういう関係になってからも、随分と長いこと最初の頃と変わらない反応をすることが多かった。俺のPCでエロサ
イトめぐりをしている割に、まさにウブと言わざるを得ない反応しか返してこなかった。あいつは元々感情を素直に表すということに難が
あるような気がする。感じるままに声を出して欲しいと思っていた時期もあったし、稀に予想外の反応があったときはすごくうれしかった
そんなあいつが、最近変わってきたように感じる。セックス自体になれたということもあるだろうが、一番の原因は初リサイタルの成功に
あるんじゃないかと思っている。あの夜、のだめはリサイタルの余韻、表現する喜び、認められる喜び、そんな感覚と共に俺に抱かれ
たんだと思う。俺もいつもと違う反応をするあいつに煽られて、いつも以上の快感と幸福感で満たされた。

おずおずと俺の唇の隙間からチロッとのだめの舌が進入してきた。
あいつのキスのリズムに合わせて時々舌を動かす以外は、のだめからのキスを受ける側に徹した。しばらくすると、のだめの頭は俺の
左の頬の方に傾き再び仄かな光を感じたと思ったとたん、ピチャっと左耳に水音がして、その瞬間背筋にゾクゾクとした電気が走った。


音楽家らしくのだめの耳はかなり強い性感帯だ。だから俺はいつも執拗に攻める。そのお返しとばかりが、のだめも俺の耳への刺激を
繰り返す。俺があいつにするように・・・まっさらだったのだめは、随分俺の色に染まったんだな、と考えている時
「せんぱい、水の中に居る気分のなりませんか?」
のだめが、耳へのキスの合間に囁いてきた。
「…ン…」相槌とも嬌声とも取れる声が、俺の口から漏れる。それと同時にガタッと何かが崩れ、暗く深い海に沈み込む錯覚が俺を包み
、その先に恐怖が待ち受けていた。
225223:2006/04/08(土) 23:01:50 ID:SvO6hM/r
ビックっと先輩の体が跳ねた。先輩の顔に目をやると、目を硬く閉じていてなんだかすごく幼い表情。この顔は何度かみたことがある。
飛行機の中や海辺で……いつも先輩の不安げな表情は、私の母性を思いっきり刺激した。腰の辺りでシーツをまさぐる先輩の右手が
空を掴もうとした瞬間、私の左手は反射的に動き、手首を握ると先輩の胸元に手繰り寄せた。先輩の指が私の指に必死でからみついて
きた。自身の発した言葉を思い出して、溺れた記憶の中でもがいているらしい先輩の耳元にこう囁く。
「しんいちくん、怖かったら、のだめが弾いた「水の戯れ」を思い出して…」
そう言いながらも、先輩の耳に私の舌が這い回る。自身が作る水音に私自身の官能も引き出されようとしていたからだ。

わずかな光のある方からのだめの声がした。のだめの初リサイタルの時の、俺が知らなかったラヴェル……そのキラキラした音が俺
の頭に鮮明に思い出された。暗闇の中でもがく俺の手に何かが引っかかった。助けを求めるように強く掴む。これはのだめの手…?…


先輩の口からはどんな声も漏れては来なかった。ただひたすら、眉間にしわを寄せ不安げな表情で息を潜めているようだった。そのう
ち先輩が息をしているのか心配になりかけたころ、先輩は潜水していて水面に顔を出した時のような、体が酸素を欲するかのような大き
な息を一つした。それからは、「はぁはぁはぁはぁはぁはぁ」と胸を上下させる息が何度も続いた。
226223:2006/04/08(土) 23:04:30 ID:SvO6hM/r
とりあえずここまでなんです。この後、どう続ければいいか全く分かりません。
誰か続き書きたい人がいたら、引き取ってもらいたい位です。スイマセン。
227名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 23:19:30 ID:I27nbgwh
コラコラコラコラ。
とりあえず終わらせる努力自分でしなさいよ。
せっかくいい感じなのにもったいない。

というか、終わってないんなら投下はしないこと。
228名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 00:59:30 ID:ulDkEk5L
よみにくいよ。
229名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 01:00:37 ID:erkelrJp
http://p2.chbox.jp/read.php?host=jbbs.livedoor.jp/otaku&bbs=5301&key=1126975768&ls=

ここ読んでみたら?
内容以前の問題だよ、まったく。
230名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 03:44:39 ID:AOqrezPF
まあまあ。おてやわらかに、って言ってるし・・・
でもちょっと読みづらいかもね・・・
なんか読んでて目が滑った
改行とかももうちょっと気を付けた方が良いと思います
231名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 08:52:44 ID:fK46KD1B
続きが少し後になってもいいから、せめて完結させる努力をしてほしかったよ。
途中まで投下して逃げるのは、エッチにたとえるとあれだ。
自分から男を誘っておいて、いざ挿入ってときになってやっぱりやめて!とか言う女と同じ。
たぎったモノと気持ちをどうしてくれんだよ!?って感じだ。
232名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 09:53:39 ID:vtuQvDI1
はじめてだろうがコテもち、トリつきでも
まずは>>1を読もうよ…

住民のみなさん
>>229のリンクを
次スレ>>1にテンプレとしていれていきませんか?
こういうときには>>1嫁でスルーした方が良いんじゃないかな

>>226
続き書きたい人がいたらっている訳ないでしょう〜
>>231と同感だよ
233223:2006/04/09(日) 18:16:46 ID:qy6ttYC0
どれくらいの時間が過ぎたのか、気がつくと俺はのだめの腕の中にいた。オレンジ色の
パジャマが僅かに上下して、生きている実感をくれる。短く息を吐き出すと、のだめの
声がした。
「せんぱい、大丈夫ですか…?」
俺は身を起こし両手で自分の顔を覆うと、少し冷静さを取り戻した。なおも心配そうに
のだめの声は続いた。
「ごめんなさい、のだめ調子に乗っちゃったデスネ…」
俺のそばに横たわる恋人に何と声をかけるか一瞬思案する。本来の自分の顔を取り戻し
た俺は、手を下ろしのだめの顔を見下ろしながら言った。
「ホント、お前、変態」
見合った二人の表情に笑みが宿る。

クスクスと笑うのだめに覆いかかぶさり、パジャマをずらして鎖骨のあたりに唇を落と
す。きつく吸い上げて、そこに所有の印を付ける。少し顔を離してそれをみた時、
「しんいちくん、その顔いやらしかぁ」
その声が俺の箍をはずす。吐き捨てるように
「俺がいやらしかったら困んのかよ」
と言って、のだめの唇に噛みつかんばかりのキスを送る。
互いの舌を絡め唾液を混ぜる、何度も角度を変えのだめの口内を犯す。その間に、左手
は忙しなくパジャマのボタンをはずし、ブラをつけていない白い胸を露にする。少し乱
暴に両手を抜き、オレンジの布をベッドの下に落とす。片手でのだめの下半身を覆う二
つの布を幾らか下げる。のだめも、もぞもぞと足を動かし脱ぐ手助けをすると、最後は
俺の足の指に引っ掛け取り去った。
唇の間からのだめの吐息がもれる。少し顔を離して、髪を乱し上気したのだめの顔に見
惚れる。俺を誘う女の顔に。
俺の腰に両手を掛けながら、
「せんぱいも脱いで」
というのだめ。目は俺の視線を捉えて離してはくれない。先ほどしたみたいに、二人で
俺を裸にしていった。一糸纏わぬ姿になった俺たちは、今度は互いの体に溺れるように
重なっていった。
234223:2006/04/09(日) 18:19:36 ID:qy6ttYC0
不愉快にさせた方、すいません。反省して続き書いてみました。
初めてSS書いてみて、エロ書ける人すげーと思いました。
235名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 19:05:39 ID:ulDkEk5L
反省しているのはわかった。
で、>>3 の ◆ローカルルール◆ は読んだ?
236名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 19:59:24 ID:hgVoHXyi
読み手にも書き手にもマナーやルールがあるわけで、守れない方はスルーでいいんでは。
職人さんの投下をマターリ待ちましょう。
237チューリップ:2006/04/10(月) 20:35:37 ID:LqjsAooy
こんにちはー。
遅くなりましたが、読んでいただいた方々ありがとうございました。
ほどよい長さのものを書いたらまた来ます。
238名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 13:58:43 ID:93S2WUe4
チューリップさんGJでした。またお待ちしてます。
239名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 14:00:52 ID:93S2WUe4
私も短いのを一本投下します。ぺろぺろのだめデス。
240ドキドキ:2006/04/11(火) 14:03:50 ID:93S2WUe4
「ただいまー、おなかヘリましたー」
今日は語学学校だけの日で、いつもより早く帰ってこれた。
私は自然に千秋先輩の部屋の鍵をあけ、自分の部屋の様に室内に入る。
ベッドの上に千秋先輩が楽譜まみれになってうつ伏せで眠っていた。
「ーーぁあと、お休みデシタカ…」
そうっと足音をしのばせて、ピアノの部屋に行って鞄を置いた。
またそおっともどって、ベッドの前のクローゼットを勝手に開けて上着をハンガーして、かわいい軽いキャミワンピとカーデガンを出
して、戸を閉じた。
バスルームに入って、外着から着替えて出ると、先輩はまだ同じ姿勢のままでベッドに横たわっていた。
近づいて、散乱する楽譜を丁寧に拾いあげる。
紙が擦れる音をあまりさせない様に、揃えて、パソコン机の上に置いた。


「また無精ひげ…」
ベッドの先輩の顔が見える側に回りこんで、立ち膝で寄りかかって寝顔を眺める。
顎に立ったひげに指を這わせて、ざらざらをなぞる。
あ、首すじにもけっこう生えるんだー。
うーん無精ひげの先輩もちぇくちーデス。
ちゅ。
先輩の唇をそうっと盗んだ。
「ん…」
あ、起きちゃった。
「ただいま先輩、おはようございマス」
ちゅ。
「帰ったか、のだめ…」
まだ眠いのか、されるがままの先輩。
頬の、ひげが生えてない所にも、ちゅっちゅっする。
「メシ…レンジに入ってるから…食え…」
「はーい」
ちゅ。
「おい、やめろよ」
やめろと言われるとからかいたくなる。
ちゅみっと耳たぶをくわえた。
「よせよ」
先輩は寝返りをうって腕を延ばしてきた。
すなおに絡めとられるつもりだったけど…。
「いたた、ダメっ先輩、ひげ痛いデス」
「んー」
「ジョリジョリしてヤデスもー」
私が嫌がって押し退けようとすると、わざと頬を擦り寄せてくる、どこのお父さん状態の先輩。
あれ?
「先輩匂いする」
「あっ」
とたんに身体を離そうとする先輩に、逆に私が取りついた。
「先輩のにおいーギャハ」
「やめろバカ変態」
「うそデス、匂いなんてしません先輩は」
にっと笑って首すじにちゅっ。
本当はかすかに匂いする。
柑橘系のメンズコロンの中にまじって汗の匂い。先輩は少し西瓜みたいな、ラムネみたいな匂いがする。
ひげ剃ってないくらいだから朝にお風呂はいらなかったのかな。
ひょっとして夕べから…。
先輩は赤い顔をして本当に恥ずかしがっている。うぷぷ。
241ドキドキ:2006/04/11(火) 14:06:34 ID:93S2WUe4
「おい…風呂はいらせろ…」
「ダメデス。」
ちゅ
「本当は匂うんだろ」
「コロンの匂いしかしませんヨ」
ちゅ
先輩を起き上がらせないように、私は彼に馬乗りになってた。
いつもとすっかり逆でなんだか楽しい。
先輩の耳たぶ、首すじ、のど仏にキスの雨を降らせる。
先輩が何度も顔を起こして、私の態勢を逆転させようと顔を寄せて来ようとしたけど、
「おひげイヤデス」
と断った。
のどの丸い膨らみに舌をからめて唇でおおった。
「おい、変な事するなよ。ソノ気になるぞ」
「のだめはソノ気ですが何か?」
私は先輩のシャツの襟の合わせ目に鼻をつっこみながら、ボタンを一つずつ外した。
先輩の匂いを感じながら、ちろちろと舌を這わす。
先輩の乳首…。
ちゅぴ…
「おい…こ(ラ)…」
指でもう片方の乳首もこする。
たくましい胸筋がなだらかにカーブを描いて、その先に付いてる丸あるい乳首が、いつもよりほんのちょっと膨らんできた。
ぺろぺろなめたりするなんて初めてする事だ。
いつも先輩が私にしてる事。
してあげているのは私なのに、私の方もなんだかすごく興奮してくる。
自分の胸の先がなんだかジンジンして、キャミの布が当たって感じる。
「っ…く」
先輩の吐息が上から聞こえて、私は上目で先輩の顔を見た。
き…気持ち良い?気持ち良いの先輩?
「あっ…」
先輩が手を私の胸に手を延ばして来た。
は…反撃開始デスネ。
ムム…まけマセン。
先輩の手は最初はキャミの上からなでていたけど、そのうちカーディガンの襟から手が直に入って来てキャミの脇から進入してきた。
まっさきに私の乳首に触れられてっ…私も感じていたってバレちゃった。
「あ…んダメ…」
「触るのはイイだろ…」
「今日は、のだめが…したげようと思ったのに…」
ああ…ダメ…なんで負けちゃうんだろう…。
「ん…ん…ん…」
カーディガンが脱がされて、キャミの肩紐が両側とも下ろされた。
胸カップ付きのキャミだからブラジャーをしてなかったので、腰までぬがされて半分裸の私。
先輩の両手でもみもみされて、乳首も両側同時につまんだり擦られたりされる。
女の方が感じやすいなんてずるい。
「なあ…いっしょに風呂入るのはどうだ…?」

242ドキドキ:2006/04/11(火) 14:10:02 ID:93S2WUe4
「あ…お風呂…なんか勿体無いです…」
私は先輩が逃げないように覆いかぶさった。ああ…先輩のニホイが…。
「くそっ、いやでも入りたくしてやる」
「え…あ…ッ」
先輩がスカートの裾を私の腰までまくり上げた。
両手でお尻をなであげて、そのまま腰のバンツの紐をほどいてしまった。
「やン…」
自由になった下着が、べたりと先輩のお腹のうえに落ちた。
その湿り気具合が恥ずかしくて、私はそれをすぐ拾い上げてベッドの外に投げとばした。
その私の隙を捉えて、先輩が私をギュッと抱き寄せると、ぐるんと身体を反転させて、私を組み敷いた。
「ぎゃぼっ先輩っ、ずーるーいーっっ」
「るさい、こうなりゃ力ずくだ」
「ヒゲカズオ!」
「うっせい!」
「あ…んンンンっ!」
言い争いをしているうちに、いつのまにか私の片足が先輩に抱え上げられ、突然それが突き刺さってきた。
いつもならもっともっと焦らされる時間が長いのに、こんなに性急なのもはじめてで…でもやっぱりいつもの通りに、呼吸が甘やかに
、速くなってしまう。先輩の動きに合わせて…。
先輩の顔が、少し苦しそうに、でも支配的なまなざしで私を見ている。
額に汗が、吹き出ていて、時々私の顔に降ってきた。
口の近くにその雫が落ちてきたのを、舌を延ばしてなめとる。
少しの塩味。先輩の汗の味。
「めぐみ…」
「む…ン」
上から降りてきた先輩に深くくちづけられる。
ひげが…結構きもちいい…。
私の両手で先輩の顔をはさんで、もっと深く、もっと深く舌をからませて、ああ…手の平までヘン…おひげのザラザラが気持ちいい…。
高ぶってくるリズム。
突き上げられて、はき出す甘い呼気。
もう苦しくてキスどころじゃなくなってきて、夢中で先輩の首にしがみついた。
「あっ・あっ・あっ・いやっ・いっちゃう・ううっ・せん・ぱい・ああああ…アアっっ!」
「めぐみ」


「ふーーー」
「ふにゃあ…」
「…風呂…入ろう…」
「おひげから剃ってくだサイ…」


fin
243名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 22:53:51 ID:QxtdB4cj
GJ!
244名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 00:11:47 ID:l6Clle3I
GJです!
ペロペロ舐めるのだめと、無精ひげの千秋との絡みがよかったです。
ゴチでした〜!
245名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 07:53:21 ID:xwMyvI4E
のだめがかわいかった
GJ!
246名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 09:54:09 ID:yAooD46Q
千秋の汗が西瓜のニオイって・・・
247名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 21:56:01 ID:S+muF0nF
まーまーwのだめらしい表現かもよ
248名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 00:45:38 ID:6wMb86Ps
なんか生臭い
249名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 00:55:17 ID:oLpI/opo
文句言うくらいならスルーしろよ。
250名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 09:25:39 ID:jzfM6UCC
のだめかわいい。汗の匂いにあせる千秋萌え。
西瓜の匂いでぐぐると、捕りたての鮎がこの香りがするとか、夏の子供の匂いとか、なんとなく文学的な表現が結構でてきました。
男性の汗から造ったフェロモン剤がラムネっぽい香りという感想も聞いたことあります。
てことは千秋フェロモンむんむん男。
251名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 10:07:29 ID:Pedp5Tb9
ノネナールじゃなくてよかったw
GJ!
252名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 19:33:54 ID:h6g1Gzzk
GJ!
無理に展開作ってるんじゃなく、さりげなくいつものかんじが出てて良かったです。
253名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 16:46:37 ID:YMFj1MZM
最近のだめにはまった新参者ですがもうチアノダに(*´Д`*)ハァハァしっぱなしでつ
14巻の「マルレのオーディションが始まるまえに……」のあとの含みが色々妄想をかきたてられませんか?

……の部分には千秋のどんな独白がはいるんだろう(*´∀`*)
254名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 09:40:28 ID:qQhFW23e
ああ、あの千秋は色っぽかったな。自覚無しだけど。
どうして勝兄ちゃんみたいにいかないかねえ千秋は。

っていうか!天ファミとのだめを読みくらべると、所長はわかってて寸止めしているとしか思えない。
読者は釣られまくり(*´Д`*)ハァハァしっぱなしだあ。
巧いよなあ。はーーー。
255名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 14:25:03 ID:gHysZI5w
誰も来なくなっちゃたね
今って忙しい時期なのかな
256名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 18:16:54 ID:kJn+das3
下がりすぎなのでage
257名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 21:49:33 ID:kJn+das3
ネ申降臨ワクテカ待ち
258名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 00:22:40 ID:xAu74Bn1
千秋が車の中で孔雀化の小説ってあったっけ?
259名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 02:06:22 ID:4DcN3DXJ
ねーよ
もまいが書いて下さい
260名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 13:06:57 ID:DfPX0NzW
頑張ってください
261名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 23:11:11 ID:QSquoJ4B
先輩のベッド。先輩の匂いのする枕。
今朝、先輩が髪を拭いてそのまま投げ出していったタオル……。

あまりに先輩の帰りが遅くて、眠くて眠くてたまらなくて先輩のベッドにもぐりこんだ。
寝返りを打ったら伸ばした手の先に先輩の枕があった。
はぅん……、センパイの匂いデス。
じりじりと枕を手繰り寄せて、顎を乗せる。
思い切り先輩の匂いを吸い込んだ。
……ぁ、のだめ、変な気持ちになりそうデス……。

枕を抱えたまま横を向いて胸に手をやった。
先輩、早く帰ってこないと、のだめ自分でしちゃいますヨ……。
触れるだけでコリコリと指を押し返す乳首。
はぅん……、気持ちいいデス……。

でも、だめ、先輩に怒られちゃう。
先輩の服の匂い嗅ぎながらのオナニー禁止! って、もう何回も言われたし……。
でも、でも、今日は先輩が悪いんデス!
せっかくのだめ待ってたのに、早く帰ってくるって言ってたのに……。
そ、それにコレ、服じゃない、枕デス。
それに、それに……。のだめなんかもうおかしくなってきちゃ、った……。

先輩がいつもするみたいに、ネグリジェの上から乳首のてっぺんをツンツンって指ではじいた。
「ふぁ……ん、ん」
裾を捲り上げる。
自分の肌なのに、すべすべして気持ちいい……。
先輩もこんな風に指で感じる、の?

ああもうやめなきゃ、と思ってるのに手の動きが止められない。
手でしつこく両方の乳首をなぞっていると、その格好を考えただけで恥ずかしくて、おかしくなりそう。
くっと腰を突き出すと、快感がキュンと下腹に集中して、また声が出る……。
「ぁ、あぁあ、セ、ンパイ……、はやく、きて……」
262名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 23:13:01 ID:QSquoJ4B
早く帰ってきて、帰ってきたらこんないやらしいことやめるのに……。
でも、でも、もう、やめられないデス……。
ふるえる指で腰の紐を外す。
「ぁあ、センパイ……」

ここに触れる先輩の指は熱くて、のだめはいっつも蕩けちゃうんデス。
ああ、先輩の指じゃないのに、自分の指なのに、もうこんなに溶けてる。
くちゅくちゅと、音がのだめの頭の中にも響いてる……。やだ、恥ずかしい……。
先輩がしてるみたいに中指をそっと突き立てると、恥ずかしいほどすんなりと飲み込まれた。

そして、さっきからずっと疼いてるソコに。
ジンジンと充血して尖っているソコに、もう片方の指を押し当てた……。
「はぅん……、ぁ、ああぁ……」
飲み込まれた中指がいやらしい音を立てて、ソコに当てた指が、そっと、そっと動きだす。

先輩はいつもソフトに舌先で舐めてくれて、のだめはそんな風にはとても出来なくて。
もどかしくて、もどかしくて、……先輩!
もっと優しくして、もっと、もっとして、先輩、センパイ……!
半分開いた口から声が漏れて、涙がじんわりとにじんで頬を伝う。

くちゅくちゅくちゅ……、部屋に響く音。
「ぁっ、ああぁあ、センパ、イ……、し、んいちく……!」
ぎゅっとつぶった目の裏で、ものすごい火花が散って、体がびくんびくんと跳ねた。
中指がきゅっきゅっとリズミカルに締め付けられて、しばらくベッドに体を投げ出したまま呆然としてしまう。


のろのろと指を中から出すと、やるせない気持ちでいっぱいになって、枕に顔を押し付けた。
センパイ、のだめ、またいやらしいこと一人でしちゃいました……。
一人でも気持ちいいけど、気持ちいいけど……。
だけど、イっても淋しいんデス。
センパイがぎゅーってしてくれないと、のだめ、淋しいデス。

センパイ、早く帰って来て……。
263名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 23:15:44 ID:QSquoJ4B
このスレに投下するの初めてで、しかもこんなネタ書いていいのか迷いましたが、
投下してしまいました。。
こういうのお嫌いな方ごめんなさい。
264名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 23:39:46 ID:p4SirBUn
GJ!
のだめが可愛くてよかったですよ〜!
また新作が出来たら投下して下さいね!
265名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 13:18:04 ID:xRGZmX/h
うわーーーー///////赤面しつつ、GJ!
こんな直球なオナニー物はのだめでは無かったよお。
かわいすぎ!
千秋が帰ってこないかと、ドキドキしちゃいました。
もひとつGJ!
266名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 15:11:27 ID:rEeaUmyv
途中で千秋が帰ってくるバージョンきぼん
267名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 22:46:06 ID:MWdzonzL
>>266
禿同
268名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 00:20:54 ID:IDacEiN1
中に出すのが見たい
269名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 00:35:02 ID:/8vG6wv3
>>268
コラコラ!
妊娠するだろw
270名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 02:21:36 ID:xQPswIq0
>>269
まぁまぁ、エロパロなんだし別に中田氏もありでいいんじゃね?
271のだめオ○ニー続き1:2006/04/18(火) 22:36:37 ID:CKWPfgyb
GJと感想とリクありがとうございます。
のだめオナニーの続き書いてみました。
千秋が初期のオレ様風味なのをお許しください。





>261-262続き

随分遅くなった……、もうアイツ寝てるかな。
明るいリビングには人気がなくて、寝室のドアをそっと開く。
衣擦れの音が聞こえて、ああ、寝返りでも打っているのか……。

「ふぁっ、ぁん……。セ、センパイ! あ、あぁ……」

え?
思わず息を飲んで聞き耳を立てると、ベッドの毛布の中から、アイツの、のだめの喘ぎ声が聞こえてきた。
「や、あぁあ、センパ……! し、んいちく……!」
同時に、暗がりの中でもはっきり分かるほど切ない身震いをして、はぁはぁと湿った息を吐き出している。
ぱふっと枕に顔をうずめる音。くぐもった声で「せんぱぁい……」と、枕を抱き締めている気配。
272のだめオ○ニー続き2:2006/04/18(火) 22:37:21 ID:CKWPfgyb

のだめ……。
お前、アレほど俺が「服の匂い嗅ぎながらのオナニー禁止」って言ってんのに……!
電気を点けるなりつかつかと歩いて、ガバッと毛布を剥いだ。
「何してんだ変態」
「……はぅ! な、何もしてませんヨ!」
赤い顔に汗を浮かべたのだめが慌てて起き上がって目をそらす。
腹までまくれ上がったネグリジェ、片方の紐がほどけたパンツ、漏れ聞こえた喘ぎ声。
何もしてねーわけねーだろ……。
「はぁ……。オレ、今日はあっちのソファで寝るから……」

後ろを向いて部屋を出ようとした途端、
「やん! センパイ」
後ろからのだめが飛びついてくる。
「さわんな、変態」
「ムキー! センパイが悪いんデスよ! 今日は早く帰ってくるって言ってたのに……」
口をとがらせてしょんぼりとうつむく気配に、
「そっか、ゴメンな」
と振り向いて抱き寄せ……
「な訳ねーーーーだろ!」
ベッドに乱暴に押し倒した。

下からのだめがまぶしそうな顔でオレを見上げる。
「お前、オレがあれほどオナニー禁止令出してんのに……」
「ち、違いますヨ! アレは服の匂いを嗅ぎながらのオナニー禁止デスよね? 今日は枕デスから」
「ハァ?」
何言ってんだコイツ? ダメだ、やっぱりコイツにまともな言葉は通じねえ。
「お前には羞恥心ってものはないのか?」
「そりゃありマス。 何言ってるんデスか」
「……ちなみに何が恥ずかしいか言ってみろ」
「ぃやん」
「何が、いやんだ!」

よからぬことを想像してちょっと黙ったが、酔った勢いにまかせて言ってみる。
「……もっかいやってみろ」
「な、何言ってんデスか!」
「羞恥心があるのか見てやるから、さっきみたいにやってみろ」
「もう、センパイったら、変態デスねー」
「どっちがだ!」
……この変態め!
273のだめオ○ニー続き3:2006/04/18(火) 22:37:56 ID:CKWPfgyb

センパイ、少し酔ってる?
のだめの身体を見下ろして変なことを言ってる。エッチデスねー。
のだめ、何だかドキドキしてきちゃいましたヨ……。
センパイが無言でのだめの両足をぐっと開いた。
「やん!」
既にほどけている紐を邪魔そうによけて、のだめの中にいきなり指を突き立てる。
「ひゃん! な、何してんデスか!」
「お前、こんなに濡れてるけど、ひとりでイったの?」
いつもは熱いセンパイの指が、今日はまだ冷たい。
だけど、強引に中を探られるとピタピタとまた音が響いて……
「あへー……」
「変な声出すな」
だってだって、あ、やっぱり自分の指とは違いマス。
センパイの指、強引で荒々しくて、なのに気持ちいい。
最初冷たかったセンパイの指がだんだん熱くなってく……。

センパイがゆっくりのだめの胸元に顔をうずめた。
「ぁ、あ、やぁん……」
センパイの舌がのだめの乳首をなぞって、胸を下からやわらかく揉んでる。
あふん、やっぱり気持ちいいデス……。
やがて片方の乳首に吸い付いて、指が舌の動きに合わせて跳ねる。
のだめ、もうトロトロデス……。

やがてセンパイの頭がゆっくり乳房を降りて、のだめの、のだめが一番感じるところに舌先が着いた。
「んはっ……! セ、センパ、イ!」
小さく舌先をチロチロを動かして、のだめのソコを、さっきのだめが指でいじったところを優しく舐める。
「ん! やっ! やぁああ……。センパイ、のだめ、ま、また、イきそうデス……!」
「また、って言うな!」
274のだめオ○ニー続き4:2006/04/18(火) 22:38:50 ID:CKWPfgyb

「……やぁん」
舌を離すと、のだめが恨めしそうにオレを見上げた。
のだめのソコが、オレを誘うようにひくひくと濡れてうごめいている。
入れたままの中指を少し揺らしてやると、喉の奥でヒッと声を漏らして目をぎゅっと閉じた。
「センパイ、なんでやめるんデスか……」
「さっきイったんだからもうイイだろ。寝るぞ」
真っ赤な顔に涙を浮かべてのだめが首を振る。
「やぁん、センパイ……。意地悪しないでくだサイ……」

……じゃあなんで一人ですんだよ!
怒りにまかせて、まだ震えているソコに吸い付いた。
「やっ! あ、あぁああ!」
その瞬間、のだめはビクビクと身体を震わせてイった。


さっきとはケタ違いの快感……。
のだめ、さっきも気持ちイイと思ったのに、全然違いマス……。

まだ身体がびくんびくんって震えてる。
センパイは乱暴に服を脱ぎ捨ててのだめに押し当てて……
「あふっ、センパ……」
「コレ、欲しかったんだろ?」
「やん、違いマスっ!」
違うんデス。のだめ、コレだけが欲しかったわけじゃ……。
「あ、あぁあ……、ち、違うんデス……!」
あ、あ、もう言葉にならない! のだめ、のだめ、もうだめデス!
275のだめオ○ニー続き5:2006/04/18(火) 22:39:28 ID:CKWPfgyb

動きを止めたセンパイが、紅潮した顔をわずかにゆがめてのだめを見下ろした。
足が勝手にセンパイの腰に巻きついて、恥ずかしいのに腰がうねって止まらない。
「ふ、ふぁああ……」
あ、気持ちイイ、気持ちいいデス……。
センパイがのだめの顔をじっと覗いてる。
「やだ、見ないでくだサイ」
「お前、エロいな……」
「やん! 何言ってるんデスか! ああっ!」
突然センパイが奥を突いてきたので、変な声が上がる。
ちょっと奥を突かれただけなのに、のだめの頭の中がぎゅぎゅぎゅと塗りつぶされた。
「はぅっ! ぁ! ぁああぁあ!」

小刻みに震えて脱力した足をセンパイが持ち上げて肩に乗せた。
「やっ! もう、もうだめデス! センパイ!」
センパイが身体を沈めてきた途端、のだめの一番奥にセンパイが当たって……。
涙がこぼれて鼻の奥がツンとして、顔はもうぐちゃぐちゃだ。
センパイがのだめの奥を突いてる……。

もう声がかすれて、喉の奥がヒューヒュー言ってる。
センパイの吐く息に声が少し混じってる。
切なそうな声だ。
「のだめ、イクぞ」
耳元で囁かれて頷こうとしたんだけど、もうのだめの頭はガクガク揺れて頭すら思うように動かせなかった。

ぎゅっと目をつぶった。
揺さぶられる身体の奥の奥。
瞼の裏に走る光の線。
センパイ! センパイ! しんいちくん!
「し、いちく……!」

ガクガクと身体が痙攣して、汗で滑る手でぎゅっとセンパイにしがみついた。
身体の奥が熱く脈打って、さらに熱いものがドクドクと注ぎ込まれた。
276のだめオ○ニー続き6:2006/04/18(火) 22:40:55 ID:CKWPfgyb

のだめが涙を浮かべて天井を見上げ、はぁはぁと息をついている。
やっとのことで身体を起こしてベッドサイドのティッシュで始末して、ついでにのだめも拭いてやる。
のだめが驚いたようにその様子を眺めて
「センパイ、中で出しちゃったんデスか……?」
「あーうん。大丈夫だ」
「何が大丈夫なんデスか! 赤ちゃん出来ちゃったらどーするんデスか!」
それともこれって、とニヤニヤしながら一人でぶつぶつ言っている。……変態だな。
「センパイ、これってもしかしてプロポーズなんデスか?」
「はぁ? 何でそーなんの?」
「だって赤ちゃん出来たら……」

はぁ……、とひとつため息をついた。
「お前の生理周期くらい、ちゃんと分かってる」
「ほぇー。のだめにも分かんないのに、センパイってすごいデスね」
分かんないってお前……。
「……お前、生理がいつくるかくらい分かってるんだろーな?」
「えっと、だいたい月末くらいに来てマス」

脱力したが、まぁコイツの生理周期はオレが把握してるからいい。
「それと、お前、今後一切のオナニー禁止な!」
「ぎゃぼー! センパイ、のだめからオナニー取り上げてどうするんデスか!」
「どーもしねえよ! とにかく禁止だ!」
「したくなったらどうすればいいんデスか!」
「そん時はオレに言え」
「ぎゃぼ……?」
「オレが相手してやるから一人ではイクな!」
「ムキャー!」

……コイツちゃんと分かってるのか?
なんだか、ますます変態の森の奥深くへ進んでいるような気がしないでもない……。
オレはひとつため息をついて、眠りに入るべく、のだめの胸に顔をうずめて目を閉じた。



おしまい。
277名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 00:01:26 ID:xQPswIq0
中田氏な千秋キタ━(*゚∀)(∀゚*)━!!
めっさGJでつ!
セックルのときは黒千秋がやっぱり萌えますね(*´∀`*)ハァハア
278名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 00:13:51 ID:JcSn13Ss
中田氏黒千秋サイッコーーーーー!!!!
GJGJGJ!です!
ありがとうございました!!
279名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 00:32:04 ID:6CW5W6Sb
のだめがのだめらしくてGJ!!
こういうリアリティが、一層エロさを感じさせる。
愛と職人芸を感じました、ありがとうありがとう!!!!
280名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 01:17:26 ID:F9SqgXXy
GJ!!
千秋なら、ほんとに生理周期計ってそうだよ〜〜
自分の妄想をより沸騰させるSSでした!ゴチになりました!!
281名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 03:57:07 ID:h4NlQsr0
GJ!
二人共原作っぽくて(・∀・)イイ!!千秋はやっぱ優男より俺様の方が萌える。
282名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 08:02:26 ID:CIZIcBcD
GJ!
朝から楽しみました
確かに千秋はオレ様のほうがいいね
283名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 09:31:42 ID:yrpCdlbr
俺様千秋さまイイ!GJGJGJ!!
ごちそうさまでちた。
リアルで萌えた。
284名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 11:08:59 ID:b9cQYt3u
GJイイヨイイヨ
整理秋季きっちり考えてそうだ。
まぁのだめだって考えると思うけどなぁ<秋季
中田氏のほうが中断されなくて気持ちいいじゃん。
妊娠の可能性が怖くていけないってのもいやだしね。
おなぬ^気づかれて恥ずかしがらないノダメに違和感感じるが
285名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 13:03:11 ID:aWlu9erQ
GJGJ!!
本当に千秋が中田氏したら非難の嵐だが
エロパロならいいネ
286名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 17:37:55 ID:vEVzqiQC
イタリアの音楽院に留学してる友達は生理の日は演奏にムラが出やすいからって、生理把握するためにピル飲んでたお。
のだめもきっとピル飲んでるんだよ!
ゴムばっかつけてたら男も女もゴムズレしてセックル気持ちくないし(´・ω・`)
287名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 21:37:46 ID:NiQQ4fn0
のだめオナニー書いたものです。GJありがとうござます。
このスレに書いたの初めてなんですが、のだめと千秋の会話って
書いてても楽しいですね。また挑戦してみようと思いました。

>284さま
>おなぬ^気づかれて恥ずかしがらないノダメに違和感感じるが
ご指摘ありがとうございます。
確かに書いてて迷った部分でした。
あっけらかんと流すのか、恥ずかしがらせるのか(個人的にはこっちがツボw)
あっけらかんと流すつもりだったんですが、エロ後半で「腰がうねるのが恥ずかしい」と
思わせてるので説得力なかったですね。
この辺の表現、まだまだ消化不足でした。
こういうご指摘はとても嬉しいです。ありがとうございました。


また精進します。読んで下さって、ありがとうございました。
288名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 17:08:09 ID:AMShH8fF
>>286
どこの板だったか忘れたけど、ピルの話は以前にも出たことがある。
ヨーロッパだったらピルだろう、という意見に、
のだめは毎日忘れずにちゃんと飲めるのか?というツッコミが…。
「飲みましたよ?」とそらし目ののだめとか…。
289名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 22:56:09 ID:nL7vEeDH
いくら変態の森の住人ののだめでも好きな男と自分のためにならピルくらい飲むだろうよ
千秋が絡んだときののだめの行動力をおまいら忘れたか?w
290名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 23:15:57 ID:1ggl3Vht
いや、あののだめだからな。
むしろ既成事実作って結婚に、なんてやりかねないw
だから、千秋の方で自衛する必要があるんだよ。
291名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 00:14:39 ID:mGPuBFs3
のだめだって一応夢があってパリにいるわけだしそこまでアホではないだろうよ…>既成事実でケコーン

やっぱり私の回りの音大系やバレエなどの舞踊系の友達たちはピル派が多いなぁ
何気にいまののだめ達の世代ってピル普及してるよね
最近飲んでるって子よく聞くよ
292名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 09:55:28 ID:/aovQt/d
のだめの部屋って汚いし物がどこにあるか分からなくなってるだろうから、
ピルとかじゃどっか仕舞い込んでそのままとかありそうだよ。
293名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 14:52:52 ID:+ASpHi08
え〜?ピルって小さいし普通はポーチとかに入れてバッグにしまうでしょ
それよりもうすぐ本誌発売だね!
ネタバレスレってどこにあるのかな?
294名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 12:13:19 ID:eOiHAwo+
……
295名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 14:44:29 ID:dHnSdwVg
少女漫画板でも見て捜すがいい
ここではバレとかでなくエロネタで盛り上がろうよ
296名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 16:11:10 ID:Yn7daydS
このスレはオバ率が高いのかな…と感じる
知識が古い
297名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 19:15:57 ID:0sUvA7Zc
口調も必死に若者ぶってるところが涙をさそう
298名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 20:17:25 ID:NUlf2Y//
>>296

どのへんの知識が古いのかね?
あんまり違和感感じなかったオレもオバなのか…
20代後半はアウトってことね…orz
299名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 23:23:44 ID:Yn7daydS
しかたないよw
オバ達の時代はピルなんて普及してなさげだし避妊=ゴムなんだろwww
つかいい若い男がゴムを常に常備してるなんてテラキモス…
300名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 23:31:21 ID:pWT3bZxf
こうやってエイズは広まりつつあるんだな
301名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 23:34:26 ID:pWT3bZxf
しかし
「いい若い男」ってオバQはよくつかうw
302名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 23:36:22 ID:Yn7daydS
エイズって…
特定のパートナーとセックルするのに何故エイズの話が出るのかわからん
303名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 23:41:17 ID:pWT3bZxf
ゴムをバカにした態度がな……
べつにどうでもいいんだけど
ピルでもゴムでも

でもゴムをつける千秋は
そんなに好きじゃない
304298:2006/04/23(日) 23:49:46 ID:oGO+0P59
ゴムをつける千秋を想像したくない。

ピルの話題でオバ話になったんだな。
避妊=ゴムがオバってことなら良かった。。
オレ、一昨年までピルユーザーだったから。

リアルネタでキモイな、すまん。
305名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 00:04:57 ID:wLbI89ah
オレとか言うな
306名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 00:08:16 ID:fvx3LysW
神待ちage
307名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 00:33:54 ID:qaa8dPFb
ピルは副作用もあるし、女性にかなりの負担を強いる避妊方法なんだけどね。
のだめに負担を強いる千秋の方が見たくないし、千秋らしくないと思うけど。
308名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 00:39:36 ID:w2VMNmxl
えええ。
いい若い男は常にフツーに中田氏って時代なん?
妊娠したくなきゃピルのんどけよって?
物騒な世の中になったもんじゃのう。


309名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 00:44:17 ID:2GXK9GA/
教育レベルの低い国はそうなる
日本は特にコンドームの使用率が低いらしいからな
310名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 00:58:01 ID:S2aIs2z1
オバQ達は最近のピルを知らんのか?
ま、どーでもいいが
311名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 01:02:01 ID:1AdhwCwb
>>310
オバQで結構。
どんな低用量でも、副作用が皆無と言うことはありません。
特定の相手限定でも、HIVの危険性も皆無ではありません。
気をつけてね。
312名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 01:06:25 ID:dn5/gRTr
男性主導の避妊(ゴム)にまかせきりではなく、女性が自分自身の人生設計を考えたら
ピルという選択肢があるのが普通の先進国だと思う。

日本ぐらいじゃね?先進国でこんなにピルが普及してないのは。
ピルの副作用について偏った見解があるようだが、
避妊以外でのメリットを考えるとトータルの身体的リスクはむしろ減るくらいだ。
日本人のピルへの偏見が、普及しない理由だと思うけど、
まあ、考え方ひとつってことで。

スレ違いな議論だが、意見したくなったので…。
失礼。
313名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 01:11:18 ID:S2aIs2z1
そうだよ!
高校のときゴムセックルして妊娠した友人いるよorz
ゴムの避妊率は高いわけじゃない
男だけに避妊任せるのこそ時代遅れだよ(*゚▽゚*)ノ
みなさんセーフセックルをvv


スレ違いなのでそろそろ萌えネタでも語りませう
314名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 01:12:20 ID:2GXK9GA/
ピルは性病もおっけーなの?
315名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 01:13:47 ID:igVnemGb
エロパロなんだから、あまり現実の話題で熱くなるなよ。
もうピル話は止めて、普通に萌え語ったり神待ちしようよ。
はい、これでピルとゴム論争一切禁止!
316名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 01:14:18 ID:S2aIs2z1
性病は別問題だが特定の相手とのセックルなら問題ない…相手が浮気してなければなw
317名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 01:32:06 ID:qaa8dPFb
元カレとか元カノが性病持ってたらどうする?
318名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 01:37:57 ID:UVPyzUUH
ピルとゴムの併用
これ最強
319名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 01:40:41 ID:2GXK9GA/
いいよ
エロパロだったら千秋が中田氏してたって
320名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 01:43:37 ID:S2aIs2z1
そうそう、所詮エロパロ
マターリいこう
321名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 16:52:44 ID:ec33nfIj
明日本誌発売あげ
職人さんくるといいな〜
322名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 16:05:54 ID:VIC7A/Tl
昔の神々に戻って来ていただきたい今日この頃…
ピアノさんんとかヴァイオリンさんとかdropさんとか

スレが過疎化でテラカナシス(´・ω・`)
323名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 16:24:11 ID:fk8rwP/m
な、名指しですか
てかその人たち皆ブログ持ちじゃないですか
自分のブログ更新しつつここにも、って大変では?
そして、それ以外の職人さんに礼を欠いているのでは?
324名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 17:26:54 ID:VIC7A/Tl
自分の好みの神を好きだっていうことが他の神に礼を欠くとは思わない
325名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 18:35:22 ID:7ZlSoJVp
神期待あげ
自サイト持つとここには来なくなるね
連投してたチューリップさんもブログ持った途端来なくなった
なんだかなぁ
(名指しスマン)
326名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 19:24:23 ID:zCoczhfo
俺通りすがりのエロ職人だけど(ここはロムしてるだけ)
別にブログ持ったからとたんに投下しなくなるわけじゃないぞ
あんまり投下してるとうざいと思われてんじゃないかとか
またはみんなが慣れちゃって反応が薄くなるとか
でもって「まあいっか」ってやめちゃう事も多い
327名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 20:13:02 ID:7ZlSoJVp
>>326
職人さん!
是非ここで書いて下さい
328名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 20:26:10 ID:zCoczhfo
そうくるかw
だがすまん
俺は二次はあまり書いたことないし
ここは原作好きだから覗いてるだけなんだよ

これからも時々覗いて楽しみにしてるから
ここの職人さんがんがってください
329名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 20:43:52 ID:qsg/SF7b
職人でも、萌えてるから必ず書けるというわけではないよねぇ・・
330名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 22:14:36 ID:VIC7A/Tl
萌えネタを出し合いつつマターリ待ちましょう
331名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 22:51:03 ID:TgNciEfj
ここで聞いてはいけないのだとは思いますが、神々のブログは
どのように探せばよいのでしょうか?
なんで神々がブログを持っていると分かるのですか?
探したいのですが、どうやって探せばいいのか分かりません。
こんなこと聞いてすいません。
332名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 23:24:09 ID:axyO7j8a
>>331
ググレ
まずはそれからだ。
333名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 23:54:06 ID:DRpjewTe
氷プレイキボンヌ
334名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 06:58:44 ID:UYQpuS8p
神のblogを一晩中ぐぐったが某d様のしか見つけられず(TДT)


どなたかヒント下さい……このままだと青緑化するよ_| ̄|○|||
335名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 08:03:58 ID:V7y4NqEc
ここは虹の話厳禁だから・・・
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/doujin/1133123001/l50
ここならヒントくらいくれるかも
336名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 13:47:49 ID:CxChfYt7
のだめの脇のした全開に萌え
かわいいいいいいん
実は無毛病だったってのがあったな・・・萌え
337culture:2006/04/26(水) 23:42:10 ID:aJp6pIrk
こんばんわ。
氷プレイ……上にあがっていたので書いてみました。
短いですが、ひまつぶしにでも読んで頂ければ。







338氷プレイ/culture:2006/04/26(水) 23:43:16 ID:aJp6pIrk

「あ、先輩ズルイ……のだめも飲みたい」

のだめは体を起こすと、オレの手からグラスをとった。
その合間にブラのホックをはずし、ストラップをずらすと汗ばんだ乳房が顔を出し、ふるっと揺れた。
もう、その先端は上向きに立ち上がっている。

「あ……ん」

舌を伸ばしてピンク色の突端をはじきつつ、腰のリボンを左右同時に引き、解く。
耳元で氷がカラン、と鳴った。

「おまえ……全部飲んでんじゃねーよ」
「だって、のど渇いて……あっ、やっ」

空になったグラスを取り上げ、のだめを組み伏す。
両手は頭のほうへ押さえ込み、足を膝で割り、開かせると甘い吐息が漏れた。

暑い部屋の中。
窓を開けるわけにもいかず、ベッドのそばで扇風機が回っているだけ。
のだめの胸の谷間には、うっすらと汗がにじんでいる。
オレの方も、首筋を一筋の汗が伝うのをさっき拭ったところだ。

視線をずらすと、大きく開かれた足の間で、のだめの一番敏感なところが蠢いているのが見えた。
オレを欲しがって、誘うように腰が微かに前後に波打っている。
でも、まだ駄目だ……触れて、もっと乱してから。

手を塞いでいたグラスをのだめのなだらかな腹の上に置く。
と、のだめはその冷たさに体をぴくりと揺らした、

「冷たいデスよ……」
「暑いから気持ちいいんじゃない?」
「あん、やっ……!!」

339氷プレイ/culture:2006/04/26(水) 23:43:55 ID:aJp6pIrk
指を二本沈めて、中をかき混ぜる。
広げて、曲げて、わざと音を立てて。
その動きを感じようと、のだめの腹筋に力が入ったのが目に見て取れた。
さざなみのような小刻みな圧迫感と、深く飲み込もうとする蠢きが指にかかる。
グラスはバランスを崩し、倒れ、そのままベッドへ落ちてバウンドした。

「ひゃ、つめた……っ!!」

グラスの中にあった氷はのだめの腹の上にこぼれ、一番くぼんでいるへそに向かって滑っていく。
のだめは体をくねらせて冷たさから逃れようとするが、オレに半ば押さえつけられているので不可能だ。
透明な氷は、のだめの肌表面の熱に触れて解けていく。
広がる水の溜まり。
吸い付くように啜りたてたのは、無意識だった。

氷を舌先で肌へ押し付けてなぞり、唇に含んだまま乳首へ当て、転がす。
全開になっている真っ白な脇の下も、敏感な耳の裏も、キスをしながら氷で撫でる。
乳首は、のだめが自分から「舐めて」と懇願するほど、冷たさにいつもよりずっと張り詰めていた。

「はう……乳首取れちゃう……っあん」
「……とれるわけねーだろ、バカ……」

シーツを掴んだり、オレの頭を抱きしめたり、ぎりぎりに追い立てる愛撫に、のだめは体を何度もしならせる。
どうしようもなく溢れてるだろう部分はオレの太ももに押し付けられ、腰は震えていた。

「のだめ……足、上げて」
「あっ、いや……いやっ……っあ、あああ!」
「すげ……あ、入ってく……」
「つめっ、つめた……っ、とって、とってえ」

指で開いたそこに氷をただあてがっただけなのに……ひく、と震えた入り口は、氷をつるんと飲み込んでしまった。
熱い、熱い、のだめの中。
そのとろとろの入り口からは、のだめのねっとりとした雫と、溶けた氷のさらさらとした雫が、溢れ、こぼれている。
きらきらと光り、かわいく、いやらしい。
無防備になっているクリトリスを指先でつつくと、のだめの声は更に高くなった。
シーツの上を彷徨う手を取ってやり、ぎゅっと力を入れて合図を送ると、のだめは腰を突き出すように浮かせて……。
340氷プレイ/culture:2006/04/26(水) 23:44:34 ID:aJp6pIrk
「だめぇ……っあ、ああーー!!」

登りつめると同時に、氷を小さな飛沫とともに吐き出した。
明らかに、溶けて小さくなった氷が、シーツに広がったしみの上に転がっている。

「すごい……飛び出てきたぞ」
「やだ……もう……あん……」
「今度は出すなよ……我慢して」

もう一度氷をのだめの中へ沈め、指で奥へと押し込んだ。

ゴムをつけながら、大きく開かれたのだめのそこを見つめている。
時々内股の筋肉が震えるのは、きっと氷を逃すまいと、中を締めているからなんだろう。
……いつから、こんなことができるようになったんだか。

「せん、ぱぁい……もう、もう……」
「うん、入れるぞ」

もう……オレだって、限界だ。

「ふっ……っああ……!!」
「うわ、おい、おまえ……入れたばっかだぞ」
「あっ、はうう、だってぇ……」

進入させた刺激だけで、のだめは再び登りつめたようだ。
自分の先に硬く動くものを感じながら、浅く、深く、のだめを責め立てる。
汗にまみれ、髪の張り付いた顔は、しっかりと女の顔をしていた。
オレがそうさせ、オレの為の、オレだけが知っている顔。
吐息もしっとりと甘やかで、快感に漏れる声は、鈴の音のように心地よく……。

「冷たくないか? 平気?」
「せんぱい、自分で……こんな事っ、させたくせに、っ」
「……抜いて氷出すか?」
「やだ、やだっ、だめぇ……抜か、ないで、ぇ」

一瞬腰を止め、抜き出す動作をすると、のだめはしがみつくようにオレを抱きしめた。
とっくにわかってる。
オレも、のだめも。
こんなに熱いんだから、氷なんかとっくに溶けてなくなってることなんか。
341氷プレイ/culture:2006/04/26(水) 23:45:21 ID:aJp6pIrk
オレもだんだん余裕なく、ある一点を目指す事しかできなくなっていく。
いつもよりも水っぽい音が、二人の間で弾けている。
一つ、息を荒げながらも深いキスをして、今一度のだめの体をぎゅっと抱きしめた。

「いける……?」
「ふっ、う、あっ、あっ、ああ、ん!」

もう思うように言葉を発せないのだめは首を縦に振るしかなくなり……。
オレはオレで、のだめのすべてから与えられる快感にコントロールが出来なくなり……。

強く流れ込んで体に満ちる快楽を迎え入れて、同じ高みにオレものだめも登りつめた。


*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *


「あ゙〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
「やめろ、バカ」

汗だくになった体をシャワーで洗い流し、新しく着替えた。
のだめは扇風機に向かって声を出して、子供みたいな遊びをしている。

のだめにはミネラルウォーターと、アイスキャンデーを。
自分はビールを手にして、ベッドへ登った。

「あーー、うまっ」
「むひひ、パイン味♪」

細長いキャンデーを、のだめは頬張り、音を立てて舐める。
薄暗い部屋の中で、赤い舌がやけに目立つ。
……こいつ。

「先輩なんですか、じっと見て。食べたいんですかー?」
「いや、別に……」
「顔、やらしいんですケド」
「うるせ」
「……あ、こ、こんなののだめに入れたら絶交ですからね!!」
「……す、するかボケーー!!」

枕をのだめに投げつけ、2本目のビールを取りにキッチンへ向かった。





────────── END

342culture:2006/04/26(水) 23:46:14 ID:aJp6pIrk
以上です。

お粗末様でございました。
343名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 23:52:39 ID:9LC/t1TY
GJ!かっわいい〜
344名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 23:59:38 ID:uA39jdQ5
GJ〜!!
暑い夏のパリ、
ほんとにやってそー。
オチが好きだwww
345名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 00:34:20 ID:rwy4U+Oa
GJGJGJ!
すごく千秋とのだめっぽくてよかったです!
ごちそうさまでした〜!!!
346名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 01:11:55 ID:X9f69w7t
GJー!!

お風呂からあがってきたら神の光臨が…ムキャー!
これでゆっくり眠れます。ありがとうございました。
347名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 01:16:31 ID:X9f69w7t
失礼しました…
× 光臨
○ 降臨
348名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 10:24:08 ID:do1FJXlj
夏っぽさがすごくヨカタ

まりがとうございました
349名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 16:09:28 ID:69AUwrCA
GJ!!
350名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 22:33:55 ID:scWy6Xvx
強引さを装ってのプレイとかのだめが見てたエロサイトとかに触発された孔雀千秋キボンヌ

エロサイト見てるのだめの横で「お前…こういうのしたいの?変態」とかいいつつ羽根を広げる千秋とか
351culture:2006/04/27(木) 23:30:06 ID:hJlXy6Gq
GJありがとうございました。
また何か書けたら参ります。

では名無しに戻ります。
352名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 06:57:42 ID:Pd8VZNjz
扇風機にあ゛〜〜〜なのだめがカワイイ。
オチが最高だったな。
GJ!!
353名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 09:38:13 ID:2bLY4JF4
>>350
そこまでイメージできてるなら
自分で書けるんじゃないか
354名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 11:24:08 ID:rkLFZ0fY
そう言ってのせておいて
新しい人が書くと叩くくせに。
355名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 13:27:42 ID:Ef7i50rU
いつもの人がいつもの名前で書くとも限らないと思うよ
ここは無記名掲示板
356名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 18:14:11 ID:eECGZG3Q
>>353

自分はイメージや萌えネタがあってもSSを書けない庶民なわけで…
そこから創造なさるから神は神であるわけだ
357名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 18:49:56 ID:SH4c7RkF
職人でも萌える=書けるではないよ
自分は他で書いてるしのだめで妄想はするが、書けるかというと違うし
好きでなおかつ自分の作風に合わないと難しいよ…
358名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 16:44:15 ID:eJDMeR/o
SS
359名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 19:15:48 ID:qTl9Pv0G
>>358
まあ、SS書いてくださったのですねwww
360名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 01:05:18 ID:rxXwaass
ツマンネ(゚д゚)
361名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 00:39:51 ID:W33ny0ru
なんかフレッシュな気持ちで読みたくなりました

もし可能ならば
「のだめ×千秋、現段階でまだノータッチだった!」
という設定で…
本誌内容の時期にからめつつ初物を書いて下さる神がいらっしゃったら是非投下して下さいませ…
362名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 00:48:36 ID:B54Nj5va
時間軸が、4巻くらいと本誌現在の設定で
2本書きかけのものがあるんだが
どっちも無理やり系だ。
フレッシュというイメージにそぐわない気がするが、
せめて1本は連休中にあげられるよう頑張ってみる。
363名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 00:55:56 ID:n5psFOh5
フレッシュ・・・・
364名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 05:16:16 ID:OvHNnJNW
無理矢理キタ━(*゚∀)(∀゚*)━!!
待ってるヨ〜(*´∀`*)
Sな千秋ヨロ
365名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 21:21:29 ID:Hu0x9xJ6
>muriyari

うんこちびるほど大好物です
禿しくワクテカ待ち
366名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 21:40:11 ID:16BaNCj6
うんこって・・・w
367名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 22:09:32 ID:yavjygyS
>361のかけざんで無理矢理だと
嫌がる千秋をのだめが、となりますねハアハア     
368名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 17:00:22 ID:PD5mrDVp
あ げ
369名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 22:41:11 ID:PD5mrDVp
若干過疎ってますか?
370名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 23:47:04 ID:ZOOfu+L5
いいえ wktkです
371名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 16:29:56 ID:1ZiEUdR6
職人さん来ないかなーwktk
372名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 18:08:49 ID:z7oqcCOO
373もやしもん:2006/05/05(金) 07:19:53 ID:Y68SuZ3V
リサイタルの夜が初夜という設定の作品です。
携帯からなので。読みにくくて、未熟な内容で無駄に長いですが、読んでみてください。
あんまりエロくないと思います。
374もやしもん:2006/05/05(金) 07:22:57 ID:Y68SuZ3V
「はぅ〜おいしかったデスね、せんぱい」

のだめの初リサイタルも大成功に終わり、部屋に戻る帰り道。
つないだ手にキスの熱がほんのり残っている。あのあとのパーティーでものだめは主役だった。
前日はワインを断ったくせに、今日は注がれる分全部飲んでかなり酔っ払っている。
パリに来て音楽の壁にぶちあたって、苦労したからこそこの喜びがあるんだろう。

「―ああ。本当に今日はがんばった…な」

「がぼ?先輩暗い?
もしかしてのだめがパーティーの時に先輩ひとりぼっちにしてたの怒ってるんですかぁ?」

こいつは…
たまに変な所が冴えてるから困る。
375もやしもん:2006/05/05(金) 07:24:50 ID:Y68SuZ3V
「そんなんじゃねーよ!」

「せんぱい…」

祝ってやるつもりだったのに、つい冷たく目をそらしてしまった。
なんだかのだめがどこか遠くに飛んでいってしまうようで、
あいつの音楽の良さが解るのが俺だけじゃなくなるなんて…。
こいつのピアノを知った時から、いつかこんな日が来るのは分かってたはずだ。なのに俺は…。
キスしてお互いの気持ちを知ったのに、安心しきれていない…。

「のだめ、先輩に今日のリサイタル聴いてもらえてほんと幸せでしたヨ。
先輩がいなかったら夜も不安で眠れなかっただろうし、あんな演奏はできなかったと思いマス。
のだめは先輩のためにもっとがんばるんで、先輩はのだめのためにがんばってくださいネ。」
376もやしもん:2006/05/05(金) 07:27:52 ID:Y68SuZ3V
のだめがそっと手をにぎる、のだめの笑顔が俺の不安を消し去る。
コイツなりには俺の気持ちをわかろうとしている事が伝わってくる。

「ばーか!なんで俺がおまえのためにがんばらないといけないんだよ!…まぁ俺も、おまえのおかげでがんばれる時あるから感謝してるけど。(ただ…)」

「むきゃー、あの愛の誓いは嘘だったんデスね〜?せんぱいの嘘つき〜!!」

俺の側から飛んでいってしまわないでくれ。と言いかけてやめた。
やさしくのだめの頭をなでて部屋に入る。

377もやしもん:2006/05/05(金) 07:31:16 ID:Y68SuZ3V
「はぅ〜今日は疲れれマシた〜。
でもこうやって二人になると、アパルトマンに帰ってきたみたいですね。
あっそうだ!ごほうびに今日は10分!ね、いいデスか?!」

「な!?…ふざけ―。」

抱きしめたい…。
心で思っていた時にのだめから望まれたので驚いた。

「じゅーうで〜ん♪ん〜いい香りデス〜。
ふふふ、のだめかのキモチ伝わってますか?」

「しるかっ」

「むきゃー!カズオ〜!
でも隠しててもせんぱいの気持ちは届いてますよ♪」
378もやしもん:2006/05/05(金) 07:34:18 ID:Y68SuZ3V
俺はわざとらしく溜息をつき、
しょーがなく抱きしめてやってるような態度でのだめを抱きしめる。
本当は力いっぱい抱きしめたいはずなのに、
両手に集まる熱を無視して余裕ある振りをしてしまう。

でも…のだめの体から伝わるぬくもりで、理性がどんどん薄れるのが分かる。
頭の中は、さっきの甘いキスでいっぱいで、
我慢できそうにない。
俺がこんなこと言ったらコイツどんな顔するかな…。

「じゃぁ、おまえに正しく伝わってるか心配だから言うけど。
…好きだよ。恵は俺の本当に大切な人だ。
…俺にも、じゅーでん…させてよ。」

「むきゃっ、セン… しんいちくん…。」

のだめの顔が急に赤くなるのが分かった。
俺の顔を見て冗談じゃないって事が分かったんだろう。
さっきまで力いっぱい俺に抱きついてきていたのに、急にぎこちなさが伝わってくる。
その分俺の腕に力を入れて、のだめを引き寄せる。

379もやしもん:2006/05/05(金) 07:36:01 ID:Y68SuZ3V
「のだめも―…しんいちくんと同じ気持ちデスよ?」

小さな声でのだめがささやく。

「本当はずっとこうしたかったけどなかなか素直になれなくてごめんな。
…でも、一回だけだからな、こんなこと言うのは!」

「あはは、耳真っ赤デスよ♪」

「〜!うるせー!好きだから抱きしめたくて悪いかよ!」

そう言ってから大切な物を扱うように、ゆっくりとやわらかい唇にキスをする。
そしてだんだん深いキスを交わす頃には、のだめの膝からも力が抜けて、ベッドにゆっくりと倒れ込む。

のだめは恥ずかしそうにうつむいている。
それが本当に愛おしくて、俺はのだめの首筋から耳にかけてやさしく舌を這わせる。

「ん…っ」

のだめから小さな吐息まじりの声が聞こえてくる。

380もやしもん:2006/05/05(金) 07:37:24 ID:Y68SuZ3V
俺は背中に回した手をのだめの胸の所へ移動させ、まるい膨らみを包み込む。
のだめの体に力が入ったのが分かったが、俺の手が止まるわけもなく、唇を重ねて緊張を解く。
初めて触れたのだめの胸は、本当に柔らかくて癒される。
服の上からさわっていたが我慢できず、
白いシャツワンピースの胸元のボタンをあけると水色のブラが見えた。

「あっ…や…」


潤んだ目元と赤い唇にキスをしてから、白い胸元にキスをしていく。
シャツの隙間から背中に手をまわし、ブラを外すと白くてまるい形の胸がこぼれた。

なんて綺麗なんだろう。
鼓動とともに、軽い震えを感じた。
381もやしもん:2006/05/05(金) 07:38:59 ID:Y68SuZ3V
俺は服を脱がしながら、ゆっくりと舌先で頂を舐める。
二人の同じ石鹸の香りがさらに混じりあう。

「はぁっ…んっ…ぁ…」

のだめの反応があまりにも可愛くて、
さらに唇と指先を使って頂を刺激する。

そして俺はのだめのなめらかな肌に指をすべらせ、下の水色の紐を解く。

「ん…ぁっ…せん…ぱい」

のだめの吐息が荒くなる。俺は内股をなでながら、のだめの一番感じる場所をさぐる。
やさしく指先を忍ばせると、そこは熱くしっとりと濡れている。

382もやしもん:2006/05/05(金) 07:40:24 ID:Y68SuZ3V
ゆっくり指をすすめると、トロトロとした熱い液体がからみついてくる。

「んあっ!や…んぁ…」

指の動きに合わせてのだめの声が漏れる。
同時に自分自身の熱もどうしようもなくなってきてる事を感じる。

「めぐみ… いい?」


もう少し気の利いたセリフを言いたかったし、もっと愛撫を続けたかったけど、
とても無理だった。

肩で荒い息をしながら、のだめはちいさく頷く。

俺はゴムをつけると、キスをしてのだめの中へゆっくりと進めた。

「あぁっ…んっ…んっ…ぁ」

「−っ…め…ぐみ」

のだめの声が聞こえるなか、あまりの快感に俺の頭は真っ白になった。
激しく腰を動かして、あまりにも気持ちよくて…。


けっこうすぐイッてしまったことだけは何となく記憶に残った。

383もやしもん:2006/05/05(金) 07:42:03 ID:Y68SuZ3V
★★★
「ねー、せーんぱい」

「ん?どーした?」

のだめが笑顔で問い掛ける。
俺に腕枕をしてもらってか、上機嫌だ。

「ほんとせんぱい激しすぎデス〜、のだめ初心者なんですよ。キスだってリサイタル後が2回目だったのに〜」

「−っ!おまえはいきなり何言い出すんだよ」

「だから〜、次はもぅちょっとゆっくりやりましょ?」



「…ごめん、もしかして痛かった?」

あまりにも夢中だったから、焦って体を気遣いのだめを見る。
しかし、なぜかのだめは苦笑い。

「ってゆーかデスね、…のだめ、ゆっくりやってもらわないと訳わかんなくなっちゃうんで…。
その…せんぱいが感じてる顔とか…今日見逃しちゃったんデスよ☆」


「〜〜!ずっと目つぶってろ!!」

「ぎゃぼ〜〜!」

手元にあった布団をかぶせる。
ほんとにこいつは変態だ。

「まったく、リサイタル前夜といい、俺の苦労もちょっとはわかれよ!
帰ってからメシぬき!スパルタダイエットだ!」

「せんぱいのカズオ〜!」

布団を取って俺に抱きついてくる。
そんなのだめがあまりにも可愛いから、俺はつい意地悪になってしまうんだ。

「あーそれと、おまえ間違ってるよ。
キスは2回目とか、そんなに少なくないから。
まぁお前が起きててキスしたのでは2回目かもしれないけど?」

みるみるのだめの顔が赤くなってくる。
やっぱりオマエカワイスギ。

■おわり■
384もやしもん:2006/05/05(金) 07:44:39 ID:Y68SuZ3V
以上です。ほんと読みにくいです、次はパソコンから挑戦します。
385名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 10:07:10 ID:iCA70kbZ
GJ!
いつもより雄弁で、余裕のない真一くん萌え
386名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 10:12:28 ID:T0fOdmzr
GJなんだけど…全部ageてるのがな〜
387名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 17:22:17 ID:NH1aub3h
リサイタルが初夜派の人がいるって驚きだ
388名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 20:08:42 ID:hxo2BtI6
「――る。」って文末が多すぎだなw
二人のキャラも微妙に違うようなキガス
389名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 21:13:40 ID:IEkuqidz
GJ!!
つーか、なんでそのPNにしたのかが気になるwワロス
390名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 22:38:21 ID:v1ame29H
GJ!
最後ニヤけたよ
391名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 23:50:06 ID:lM/iVU4c
うーん
子供が頑張って書いたって感じかなー
素直な文章で、不快な感じは無いけどね
キャラもちょっと違うと思う
最後はかわいかった!
392名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 00:13:24 ID:8/6NYX+6
オチは好きだよー!
393名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 11:09:22 ID:j3hHXaLS
のだめはッポイなーおもた。GJ!
でももうちょっと書き込みがほしいな。ゲハ!
394名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 14:54:58 ID:IwG6kxR4
固有名詞をコテにするのはあまりイクナイ(・A・)よ
395名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 02:37:32 ID:56B/jFFQ
タニャとくろきんの話ってないでしょか…
396名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 09:19:32 ID:9JA8VuSB
無理矢理千秋の神の降臨はまだか
397名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 22:44:35 ID:XE2ZdRcT
あげてみますか・・・
398名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 01:02:51 ID:Wr21vjtK
おっ、ナカ-マ!
タニャとくろきん好きだす
399名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 22:57:23 ID:NryUxhYf
age
400名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 01:23:37 ID:mItvlwJB
【どうせティッシュ】のだめネタバレ15【それか千秋】
http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1147356045/
401名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 08:22:23 ID:ADyn7eQg
402名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 13:52:03 ID:2T/S8OeJ
じぶんも黒ききんたま・・・ではなく黒木んタニャ・・・キボン
403名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 16:39:50 ID:4pmvx9xz
どなたからもリクでておりませんが、
のだめ×千秋
事後エロなし、初投下させていただきます。
神光臨までの箸休めによろしければ・・・

404棒棒鶏:2006/05/12(金) 16:41:20 ID:4pmvx9xz
「はぁ」

規則正しい寝息ののだめが横に眠るベッドで俺は一つ盛大な溜息をついた。
あいつを起こさないようにゆっくりと起きあがり、ベッドの背に凭れてほんの数時間前の事を思い起こす。

あんなはずじゃなかったのに・・・
もっとこうなんてゆうか…ほらあれだ女が喜びそうなシチュエーションとかムードとかまあ過剰にならない程度にはしてやりたかったのに・・・
あいつ初めてなわけだし・・・一生の思い出になるわけだろ・・・
はあ。我ながら情けねえ。
俺、そんなに堪ってたのか・・・

それでも、酔った勢いではない。
断じて・・いや・・・たぶん。
確かに酒は入っていた。
うん、まあ、結構。
でもいい加減な気持ちだったわけじゃあもちろんない。
遅かれ早かれそうなるのは時間の問題だった。
405棒棒鶏:2006/05/12(金) 16:42:08 ID:4pmvx9xz
ノエルなのにあいつは居なくて、俺は元々ノエルに良い思いでも無くって、色々な事が思い出されて重なって、酷くナーバスになっていた。
なのに街で会ったのだめははちきれんばかりの笑顔で、正直ムカツイた。
セコイ俺様学を披露した後、思いもよらない壮絶なバトルを公衆の面前で繰り広げたんだ。
なのに結局俺の考えを改めさせられて・・・。

すったもんだの末、家に戻った俺たちはノエルにしては侘びしい食事を済ました。
まあ、ワインだけは結構良かったけど。
満足に肴が無い状態で旨いワインを飲んだからいつもより酔いが回るのが早かったのは確かだ。
だからなのか?ちょっと気が大きくなってたのか?
406棒棒鶏:2006/05/12(金) 16:42:54 ID:4pmvx9xz
「のだめ、今日はうちの風呂使っていいぞ」
「うきゅー。ホントですか?」
「ああ、寒いしな。湯張ってやるよ。ほら、着替え取ってこい」
下心は無かった。たぶん・・・。
とっておきのバスボムを使わしてやったりもしたけど・・・。まあ、ノエルだからちょっとしたサービスだ。

「ふお〜。気持ちよかったデス〜。にほいも良かったしぃ〜暖まりました。今日はぐっすり寝れそうですヨ」
「ふ〜ん、良かったな。ほら、俺が入ってる間ちゃんと髪乾かしとけよ。風引くから」
なんて言い残して足止めもした。


まだ、我慢できるつもりでいたんだ。


「お前、風呂上がりなのになんで床に直に座るんだよ。また、体冷えるじゃねえか」
「ほえ?ああ、そデスね」
「ちょっとは考えろよ。ほら、もう髪乾いたのか?」
何気なく、何気なく触れた髪から甘いシャンプーの香り。
俺と同じシャンプーのはずなのに、それより甘い気がするのはなぜだろう。
酒は風呂で抜けたはずなのに俺はその甘い香りに酔ったのか、床に座るのだめを引き上げるとそのままベッドに伴っていった。


事態が良く飲み込めないままベッドに横たえられたのだめは目を白黒させて俺に言葉を求めていた。
今から起こることの意味を。
わかっていたのに答えてやらない・・・全てを口づけで誤魔化して、そのなんだ・・・やってしまった。

やっぱり俺最低だな。

もう、何回目かわからない溜息をついていた。
407棒棒鶏:2006/05/12(金) 16:43:34 ID:4pmvx9xz
はう。
さっきから先輩は何度も溜息をついている。
自分の世界に入っちゃってるからのだめが嘘寝してることにも気がつかない。
あーまた、溜息ついた。
きっと後悔してるんだ。
のだめとしちゃったこと。

うううう。
やっぱり23歳で初めてって重すぎましたかね。
でも、別に結婚迫ったりなんてしませんよ。
そりゃあそうなったらそれに越したことは無いですけど・・・
こうなれただけでのだめ嬉しいですから。
あーそれとものだめ、か、感度が悪かったですかね。
それとも、彩子さんみたいにくびれがないのが許せませんでしたかね。
む、胸は彩子さんに勝ってるつもりなんですけどね・・・

あーまた、溜息ついた。
もう、のだめダメです。
我慢できません。

408棒棒鶏:2006/05/12(金) 16:47:05 ID:4pmvx9xz
もう一度盛大な溜息をついたところでのだめが大声で泣き出した。

な、なんだこいつ起きてたのかよ。

「うえーーーん、先輩のだめとしちゃったこと後悔してるんだーーーーー。
うーーーー。やっぱり23でしょ、処女ってき、気持ち悪かっトですカ?
のだめ初めてだから、う、巧くできなくて・・・やっぱりどこかで練習しとけば良かったですか?く、くびれは今からでも作りますからのだめを捨てないでぇ!!!」

はあ?な、なにいってんだこいつは?

「のだめ、落ち着け。誰が捨てるって言った?」

「だって、先輩さっきからずっと溜息ばっかりついてるじゃないデスか。のだめのことのだめのこと!!!嫌いになったんでしょ!!!」

泣きながら俺の胸をドンドン叩く。今度は逆切れかよ。
409棒棒鶏:2006/05/12(金) 16:47:47 ID:4pmvx9xz
「だぁー落ち着けって」

「だって、だって。23でしょ、処女はお、重いって・・・。結婚迫られそうで怖いって・・・」

「だからそれは誰が言ったんだ」

「うぅ、そ、その手のサイトで・・・」

「馬鹿。お前初めてで俺は嬉しいのに・・・」

「ほえ?」

「だからあ、俺はお前の初めての男なんだろ?嬉しいに決まってんじゃねえか、バーカ。そんなサイトの奴らと一緒にすんな」

「はうー。じゃ、じゃあ、やっぱり、か、感度が良くなかったんですかね?い、今からでも修行してきます」

「・・・お前修行ってどこ行ってなにする気だよ」

「あう?どこ行ってナニしたらいいですかね?」

「はーあ?俺に聞くな。それに、お前初めてなのに、その、なんだ、悪くなかったよ」

「悪くない?なにがですか?」

「・・・ナニがです」

「ほ、ホントですか?!」
410棒棒鶏:2006/05/12(金) 16:48:55 ID:4pmvx9xz
「あ、うん。鍛えがいがありそうってあ、いや。だから修行なんてしなくていい。俺が教えてやるから」

なんて馬鹿な会話してるんだろうか、俺。

「ふおー。じゃあ、問題はくびれ?む、胸は彩子さんより大きいと思うんですけど・・・」

「はあぁ。くびれも問題じゃない。確かに胸は彩子より・・・ってなんで今昔のオンナの話をしなきゃなんねんだよ。ホントお前って馬鹿」

「むきーーー。何いってんですか!元はといえば先輩があんなに一杯溜息つくからじゃないですか。なんかのだめ粗相をしたんじゃないかと・・・だって、は、初めてだし、良くわかんないのに・・・うわ〜ん」

再度泣き出したのだめの背をあやすように撫でてやると、また後悔が頭をもたげてきた。

「違うんだよ。あの溜息は俺自身に向けて」

「はう?」

「ごめん。お前は全然悪くない。とゆうより、いきなりあんなことしてお前怒ってない?」

小首を傾げると俺を見つめる。目をパチパチと小動物みたいな愛らしい表情。

「全然。そりゃあびっくりはしましたけど。凄く嬉しかったデスよ。だって、のだめは先輩のことずっとずっと好きだったんデスよ。ひ、一つになれて嬉しくないわけ無いじゃないですか・・・」

最後は消え入るような小さな声で頬を真っ赤に染めて言う。

「そっか。ありがとう」

俺も小さな小さな声で耳元で返すとのだめがぴったりとくっついてきた。
あーそうゆうのは今不味い。

「のだめぇ、もう一回リベンジ。今度はもっとゆっくり優しくするから。いい?」

「えーえええーーー」

「体しんどい?」

「あ、いえ。たぶん大丈夫カト・・・」

「じゃあ、もう一度最初から。さっき言えなかったっこと言わせて・・・恵、好きだ」




以上です。
お目汚し失礼しました。
411名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 18:36:41 ID:OcwTFAoY
神降臨!!
なんか今までにない形。回想から始まるところとか
千秋の語りものだめの態度も、
ノエル補完モノとして「これだ!」って思えたのは久しぶり
GJ!!!!!!
412名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 19:58:02 ID:0lthS/I6
うーん今までと違うタイプの話で新鮮!!
ぜひ最中のお話もお願いしますm(__)m
413名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 20:31:48 ID:+weznuRo
私、のだめが泣いてるのが好きだということに気付いた。
Sなのかな…いやん
414名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 00:39:30 ID:dXfVpcZX
GJ!素晴らしい〜!

回想よかったです、かなり。
のだめの口調もやっぱりですます調だとしっくりくる。
今夜もゆっくり眠れそうです。神に万歳!
415名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 00:42:25 ID:R11zO/hr
この話、のだめにマングースの背後霊を感じられた!
GJGJ!!!!!おもしろかったよー
416名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 08:55:06 ID:3cD2OK/q
なんか胸にきゅんvとくるような切ないエロが読みたい
千秋のだめで
417名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 19:45:18 ID:rkVvkr1k
いい!カンドーした!ありがとう!
GJです!ごちそうさまでした!
いやー正直、無理矢理千秋なんて誰が書くんだ。できるのかそんな…と思ってましたが、なかなかどうして!
実際そうなんじゃないかと、萌えてしましました!
あああ、ゴハン何杯もいけそうです。
のだめかわいいかわいい。
418名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 20:37:15 ID:3cD2OK/q
え?これは無理矢理千秋ではないだろ?
全然無理矢理じゃないジャマイカ
419名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 21:50:23 ID:wzNkkj52
感動している>>417になかなか突っ込めなかった('・ω・`)

この千秋の溜め息、リアルだと思ったよ
いい雰囲気つくって甘い言葉囁いて…
なんてこの2人が最初からうまくできるとは思えないw
そういうエロパロも好きだけど
420棒棒鶏:2006/05/14(日) 07:30:46 ID:qDPX+dYn
読んで下さった皆様ありがとうございました。
また出来ましたら投下したいと思います。
次回は最中を書きたい・・・
421名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 19:31:50 ID:LOrulYMu
最中…
ナカミは腰アンで
422名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 19:52:57 ID:PMN6/b5o
いや、最中の中身はギシ餡がいいです。
423名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 23:37:02 ID:3y+wDfg0
アホかw
424名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 23:55:11 ID:Tr+VAnRV
>>422
誰がうまいこと言えと(ry
425名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 00:26:08 ID:uttgMgIW
神待ちage
426名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 00:45:31 ID:pQg1GjkT
GJ!
>>419
ハゲド。
あんまりどんくさい千秋はいやだが、あまりに世慣れすぎてる千秋ってのもイヤな自分にはものすごくありそうな状況だ。
ところでのだめ、あれだけ長年入り浸っていて、発見しなかったのかな。
本とかビデオとか…
427名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 08:26:55 ID:oYWUXbdP
「ぇ」よりも「ー(長音)」の方が
千秋の台詞ぽい気がする。
でもGJでした!のだめにワロタw
428名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 00:14:21 ID:OWVEP5np
いつもは千秋×のだめのみで他はスルーしてきた私

でもターニャ×くろきんは激しくキボンヌ

是非どなたか投下願います
429名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 00:43:33 ID:8dc3R2u6
黒きんは何だかヘタレキャラになってるが実はスゴイってのどうよ
ドSなの
430名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 01:04:11 ID:8xPjBTSV
すっげー凶悪なちんこ持ちだったりしてな。
431名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 01:17:51 ID:8dc3R2u6
「別に。君がシたいならそうすればいいよ」
「ちょ、なによっ 私がせっかく…!」
432名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 08:20:05 ID:keBy6tEV
>>429
ワロタ
433名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 12:13:10 ID:NCJcbBx+
ドSなくろきん、大賛成 似合いそう
434名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 12:31:25 ID:EkjQcOBy
>>431
ワロテ鼻噴いたw
435名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 23:57:57 ID:41tFDIFv
>>431
書いてw
436名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 00:43:36 ID:oArtZoPw
「恵ちゃんのカレーでこんなにくびれが…」
「あっ…やだっ…どこ触ってんのよ!」

「…君こそ好きなくせに」
「もうっ…どこまでも青緑なんだから…!」

って意味不明?
437名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 00:46:22 ID:WT14sKP/
うんw
438名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 01:20:51 ID:a8tIHfwu
くろきんむずかすぃ…ターニャってツンデレ?

「来週末、海にバカンスの予定なのよねー。」
「へぇー、よかったね。」
「ほら、私痩せたしキレイになったじゃない?もう、いろんな人から声がかかるっていうかー。」
「そ、そうなんだ。」
「でも、なんだかタイプでもないし、ちょっと気分が乗らなくってー。」
「ふうん。」
「それで断るのに他の予定いれちゃおうかなーなんて思ったりしてー。」
「へえ。」

「・・・」
「・・・」

「ほら、ヤスならよく知ってるし?ヤスもたまには外出た方が体に良さそうだし?一緒にどこか行ってもいいかなーって・・・」
「そう。」

「・・・な、なによ。」
「いや、なんで素直に来週末デートしようよって言えないのかなと思って。」
「なっ!私はそんな事ひとことも言ってな・・・!」
「はいはい、ごめんね最近かまってあげられなくて。」
「ち、違うわよ!何勘違いしてるのよ!私はただ・・・」
「不安にならなくても大丈夫だよ、ちゃんと好きだから。」
「う・・・バ、バカッ、不安になんてっ。」
439名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 02:04:40 ID:3GtIMbI9
いいねいいね。
黒きん大人だなぁw
冷め呆れた感じで「はいはい、わかったわかった」みたいなのいいね
440名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 07:31:47 ID:wc/qi3Gx
黒きんvvたーにゃ!!黒きんvvターニャ!!!
441名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 14:02:13 ID:WT14sKP/
ターニャかわええ。
442名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 14:20:48 ID:Hqpvt4gj
>438
ターニャかわいい!
443名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 16:50:08 ID:fczWuZMZ
うーむ。
冷静なくろきんをみると、千秋って意外と純情というかなんというか…
右往左往してるね。
444名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 17:47:46 ID:xD1qrkVc
気がついたとたんに うろたえそうな希ガス
445sage:2006/05/19(金) 00:18:07 ID:3jMMD1/b
か・か・かわええ〜w
446名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 00:19:16 ID:3jMMD1/b
ごめん…あげた…
447名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 00:22:32 ID:iwU59hsc
ちょっと間違えてる>>445も可愛いと思う。
でもターニャは本当、いいキャラだね。応援したくなる。
448名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 13:34:30 ID:1xb1LWEn
いいねーくろきん×ターニャ。もっと読みたい
449棒棒鶏:2006/05/19(金) 15:14:49 ID:C7ISwJGV
くろきん×ターニャ
短い事後 最中なしです



「ごめん」
「な、何謝ってるのよ」

「いや、酔った勢いで・・・」
「べ、別にあたしも酔ってたし、こんなの良くあることよ」

「良くあること?」
心無しか黒木の声が怒りを帯びていた。

「ええそうよ。だからヤスも気にしなくていいわ」
そう言ったターニャの声は少し湿り気を帯びていた。

「・・・」
「な、なによ。こんなこと犬に噛まれたみたいなもんよ。
減るわけじゃなし。別に責任取って欲しいなんて思ってたないし!
そうよ、ヤスも一回したぐらいで彼氏づらはしないでよね!」

「あっそう。別に彼氏づらする気はないけど。
僕は酔った勢いでも好きでもない子と出来ないよ。ターニャ君は違うんだ?」
「違わないわよ!誰が好きでもない男となんて!・・・あっ」

「本当素直じゃないねえ。君は」
「ヤスの意地悪」

抱き締められた黒木の腕の中でターニャは盛大に泣いた。

「ごめんね。素直じゃないのは僕の方だよ・・・
本当は酔った振りしてたんだ・・・」



お粗末様でした。
450名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 15:28:42 ID:BXlnnvOW
バンバンジーさんGJ!
萌えた…
451名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 15:35:20 ID:CEGZZX68
これはフランス語の会話ですよね。
「アイシテル」byターニャ
「やーりゅびゆーてぃ(ヴぃ)」byくろきん
と、相手の母語で言い合うってのもいいよね〜

棒棒鶏さん 乙でした。
452名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 18:43:45 ID:1xb1LWEn
>449
GJ!!!
453名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 21:15:19 ID:ouQpP55B
棒棒鳥さんに便乗〜♪

「日本語では”スキ”っていうのよね…  ”好きよ、ヤス”…」
最中であっても、ロシア人のターニャとフランス語で交わしていた黒木は急に聞いた日本語に驚き、
同時にその懐かしい響きに少し感動した。
「ターニャ……。すごく、嬉しいよ。でも…、ロシア人の君が、どうして日本語を知ってるの?」
「そりゃ…、千秋とのだめから覚えたのよ。まったく、二人たらいっつもうっとおしいくらい熱いんだから……」
そう言って眉根を寄せたターニャは、しかし笑いながら柔らかく黒木に腕を回した。
「ふふっ、ヤス。でもね、こんな時に日本語が役に立つなんて…思いもしなかったわね」
黒木も、何だかんだ言いつつ常にお熱い日本人二人を思い出して自然と笑顔がこぼれた。
あの二人のように幸せそうに笑いあうことができるなんて、ターニャと会うまでは、まさか思いもしなかったから。
ターニャもつられて、黒木も額をくっつけ合いながら笑いあう。
454棒棒鳥さんに便乗〜♪ 2:2006/05/19(金) 21:20:13 ID:ouQpP55B
「…ごめんターニャ、僕はロシア語、分からなくて…」
「馬鹿ねヤス、フランス語でいいのよ」
そう言われた黒木は、少し安堵して、ターニャの瞳をみつめてささやいた。
「うん。……ターニャ。"Je t'aime bien."」
「……?ヤス、”bien."?」
ターニャが怪訝な顔をする。
「ん……、え、僕のフランス語、何かまずかった?」
「それだと英語の”like"よ?ヤス……私への気持ちって、もしかして、そんなに軽かったの?」
ネイティブでは無いなら犯しがちな間違いを、わざと指摘して黒木をからかうターニャ。
ターニャの予想通り、黒木は可哀想なくらいに動揺した。
「え!?誤解だよターニャ!え…えーと、"Je vous aime.……で、いいの、かな」
顔を真っ赤にして口ごもるヤス。
ターニャは普段から想像もついかないほど焦る黒木を見て、おかしい気持ちと同時に、
とても愛しい気持ちが芽生えるのを感じた。
「ウフフ、よく出来ました、ヤス。なんだか私わたし、映画のヒロインみたいだわ〜♪」
「……ターニャ、僕のフランス語、何か変だったんだね……?」
気にしなくてもいいものを、生真面目に考え始めるヤスに、ターニャは愛しい気持ちを募らせた。
千秋とはまた別のようだけど、日本人らしい真面目で一途な気持ちをぶつけてくるヤス。
こうやって「武士」みたいに一途に思われるのも、悪くはないわね……。

ターニャはいまだブツブツとフランス語をつぶやいている黒木を抱きしめて笑った。
455名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 21:20:41 ID:OuAX8kk1
なにそのラヴラヴカポゥ


萌え
456棒棒鳥さんに便乗〜♪ 3:2006/05/19(金) 21:27:46 ID:ouQpP55B
あ、454ラストは”も”→”は”だ…誤字でした。むずかしいね〜。
最近の「のだめ」と棒棒鳥さんの投下が素敵すぎて初心者の私も踊り出てきてしまった。
いつも素敵な投下をありがとう>all
457名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 22:12:40 ID:cpPEprVP
くっそー!
おまいらみんな好きだー!
くろきんとターニャに幸あれ!
458名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 23:53:39 ID:pVr0pfMN
たまんね(*´Д`*)ハァハァ
459名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 00:52:51 ID:tzoVcYbZ
はぅん…
GJ!
ターニャ×くろきんは今のところ、ほのぼのエッチがとても萌えますね
460名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 01:59:58 ID:UZXpwjbq
>「ターニャ君は違うんだ?」

が、「ターニャくんはちがうんだ?」かと思って
そんな呼び方してたんだっけかと考えてしまったw
GJでした。
461テナー:2006/05/20(土) 02:45:22 ID:uXsMv1iR
投下しまーす。千秋×のだめです。
なんだか甘くてぬるーい話が読みたくて、ついに自給してしまいました。
今更なんデスが、
お初は千秋デビューの直後って説で、その夜の出来事ってことで。
462テナー:2006/05/20(土) 02:45:54 ID:uXsMv1iR
パリデビューを果たした夜。
舞台裏でマヌケ面して待っていたあいつに向かって、俺はその場で抱きしめながら、
シュトレーゼマンに言われた「はっきりと分ける」ことを俺なりに、
具体的な言葉にして伝えてみた。

いざ言葉にしてみると、それはずいぶん今更なことだと感じられた。
生真面目に改まっている自分がなんだかとても気恥ずかしくなって、居た堪れなかった。
でも、言った瞬間に舞台裏で失神したまま楽屋に引きずっても起きなかったあいつには、
……それくらいに大事なコトだったんだろうな。

あの時シュトレーゼマンに突き放されて言われなければ、そしてピアノを遮ってしまった
俺をあいつが激しく拒絶しなければ、俺はいくら経ってもこの先、気付けなかったのだろう。
このままずっとこの状態を続けて、あいつに対して身勝手にも苛立ったり怒ったりをずっと、
俺はこの先も、繰り返していたのだろう。
……悪かったな、と思う。
でも、らしくなく焦ってリストを弾き狂うあいつを見てキスしたくなったのは本当だったし、
まさかキスをして拒まれるとは……あの時は、思いもよらなかったし。
ちくしょう、あれは結構ショックだったんだぞ?のだめのクセに。
そういうとこはいつもキッチリ分けていやがって。

……ああ、いざ「分けて」しまえば。
あいつの行動も、なにより俺自身の行動も、とても分かり易いことに気付く。

呆けた笑顔のままで楽屋の床に転がったのだめを無理やり立たせて、
俺はウィルトールの皆へのねぎらいや遠方から来てくれた家族への挨拶も程ほどに、
指揮者としてのデビューを果たした劇場を、後にした。
463テナー:2006/05/20(土) 02:47:21 ID:uXsMv1iR
演奏後の拍手に興奮した余韻が心地良くて、乗り込んだタクシーの隣に座るのだめの手を握ると、
のだめはうつむいたまま顔を赤くして、こちらに重みを寄せてきた。
俺らにしては珍しく沈黙したままの車内で、しばらく静かに互いの体温を感じあう。

ああ、いいな。
こういうのは、変じゃない。

俺は静かに、ゆっくりと息を吐き出した。
正面から真面目にこんな、いかにも恋人めいた事は今までしてこなかったけど。
流れるパリの夜景を眺めながらこうしていると、
こうして触れ合っていない今までのほうが不自然だったんじゃないかと思えてくる。
まるで猫のように俺の肩にもたれているのだめの体は結構小さくて、おどろくほど柔らかくて、
そして、感動するほど暖かかくて。
こいつがこんなに……静かに体重を寄せてくる程度であっても、こんなに可愛らしく、
控えめに俺に甘えてきたことは、今まで共に過ごしてきた年月の中にどのくらいあったんだろうか。
そして俺は今まで、それに気付いてやれていたのだろうか。

タクシーの車内での、アパルトマンへの静かな帰り道。
俺も、こいつに甘えてみたい。
と思った時点で、俺は確実にこいつの変態の森に、足を踏み入れていたのだった。
464テナー:2006/05/20(土) 02:48:00 ID:uXsMv1iR
各自部屋でシャワーを浴びて、その後で俺の部屋に来い、と言った時点で、
それがどういうことなのか、普通は分かりきっているようなものなのだが。
普段どおりの色気も皆無な寝巻き姿で再び俺の前に表れたのだめは、
もうすっかりいつもの変態に戻っていた。

「ふぉぉぉぉ…!先輩が全裸…!!」
ベットで向かい合った俺にのだめは奇声を上げて興奮している……。
なんだって言うんだ、お前だって素っ裸だろうが。
と突っ込みたくなるのを、そのキラキラした目を見て、痛むこめかみを押さえてグっとこらえる。
もういい……こういう変態を彼女にするって覚悟したのは数時間も前のことだ。

「いいぞ、もう好きなようにしてくれ……どこ触っても怒らないから」
「え……何しても、ひっぱがして殴ったり、蹴っ飛ばしたりしないんデスか?」
「俺はどこのDV亭主だ!? クソ、煮るなり焼くな好きにしろ!」
むきゃ〜!!と真正面からダイブして俺にくっつくのだめ。
「ほぁぁぁ、先輩、肩幅、大きいデス」
よく分からないコメントをしてひっつくのは普段となんら変わらない。
お互いに全裸、ということを除けば。
あぁ…なんだか動かないんだけど、きっと匂いとか嗅がれてんだろうなぁ。
腕の中で微動だにしないのだめを見て、俺は情けなくもそれなりにしていた緊張を緩めた。
ゆっくりと、のだめの背中に腕を回す。それは意外な程すべらかで、柔らかい。
のだめはのだめだ。どんな時だろうと変わらないし、変わっても、所詮はのだめだ。
そんなことをぼんやりと思う。
しかし、
…しばらくは我慢しつつも、いつまでたってものだめは動かない。
いいかげん焦れてくる。
ダイレクトに当たる胸の感触や、脚の微妙な重なり具合に痺れをきらしたのは
情けないことに俺のほうだった。
465テナー:2006/05/20(土) 02:49:13 ID:uXsMv1iR
「……どうした。のだめ」
「え、……えっと、先輩……。も、もうちょっとこのままで、いいデスか」
「ふざけんな、そろそろ朝になるぞ、俺の我慢も限界だ」

ひっぺがしたのだめは、
真っ赤だった。
しかも半泣きだった。

「や、いや、なんか、のだめ、柄にもなく緊張してマス…」
至近距離で視線がぶつかる。
のだめは態度こそ本当に腹が立つほど普段どおりだったけれど、
けれども、今はそれに加えて色気もあり、常識にも沿う……ただの普通の女のようにも見えた。
気付けばその白い肩も硬直していて、いつもは表情豊かにくるくる回る目は大きく見開かれていて、
重なった豊かな胸から伝わる鼓動は壊れてしまいそうな程で。

……人って普通は極度の状態に陥ると隠された異常行動なり変体性が出てくるものだけど、
こいつは本心を取り繕うときに、よく分からん変態の皮を被るんだな。
そんなことを思う。
奇抜な行動に隠れて見落としちだけども、そういやこいつはいつだって、
穏やかで、気取らなくて、なんだかんだいっても優しくて、
そして、けっこう人や俺に、気を遣うのだ。のだめのくせに。

かわいいなぁ。

全裸の自分に抱かれながら柄にもなく緊張すると言っている、同じく全裸ののだめに、
俺は柄にもなく、自分に出来る限り優しくしてやりたいと、思った。
466テナー:2006/05/20(土) 02:49:58 ID:uXsMv1iR
ゆっくりと、本当にゆっくりと、のだめにキスをする。
柔らかい口唇の感触を味わうのは何時振りだろう。
甘やかな感触が自分の無骨な唇と溶け合うのを感じる。
いい加減じれて突き飛ばされるんじゃないかというくらいまで待ってから舌を絡めると、
のだめは怖々と、俺に応じてきた。
なんだ。このくらいでいいんじゃないか。
少し唇を離すと、のだめはぼんやりと俺を見上げていた。
「……俺、お前にボヘーって突き飛ばされたのがトラウマになってるみたいなんだけど」
「……へ?ボヘ?それって、いつのことデスか?」
「……なんだよ、覚えてないの」
酷いよなぁ、俺は生涯忘れられそうに無い夜になったのに。
そう言ってまた唇を重ねる。より深く、執拗に、ゆっくりと時間をかけて。
舌と舌が絡まって、意外に固いその感触を確かめるように追いかけて、重ねあう。
背中にチクリとした感覚があって気を向けると、のだめの回した手の爪が食い込んだようだ。
息苦しそうに酸素を求めるのだめの変な顔を堪能して、俺は少しだけだが気が済んだ。

「俺を拒むなんて、100年早いんだよ、ばかのだめ」
「……先輩、やっぱり、カズオデス」
「この優しい俺様のどこが?」
「ぷ……、そういうところが、デスよ」
緊張がほくれたのだめとクスクスと笑い合いながら、次は全身でお互いを感じる。
ゆっくりと肌と肌が重なる感触に、ふと泣きたくなる。
回したままだった腕をのだめの体に這わすと、その体がふるりと震えた。
「なんだよ。……もしかして、怖い?」
顔を覗き込むと、のだめは目をぎゅっとつぶって耐えていた。
その顔は、やっぱり泣きそうだった。
「……怖い、デス」
俺はそれが、我ながら酷いことに、なんだか無性におかしく感じた。
「今更だろ、どうして俺が怖いっていうんだよ」
俺のほうがこえーよ。いつもの彼女からは想像もつかない態度に笑いながら囁くと、
のだめは顔を上気させながら唇をとがらせた。
ああ、この顔だ。ピアノを弾くときの、いつもの、ひょっとこみたいなこの顔だ。
「……真一くんが、好きだから、でショウか」
のだめの瞳がぱちりと開いて、真っ直ぐに俺を見る。

「……真一くん、顔が、真っ赤デス」
「……うるせえ、そろそろ黙ってろ」
いいか、今俺は音楽抜きに、お前が好きなんだからな。
そう言うと、のだめは小さく「むきゃ」と、奇声を発した。

END
467名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 03:49:33 ID:UZXpwjbq
終わっちゃうのかよーーーーーー!!!!
すっげぇキュンとした
468名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 05:15:43 ID:vZh77ukt
>461
GJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あなた(の書いたSS)が好きだー!!
モエキター
キャブー
469名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 05:42:57 ID:N+o2koCo
コミカルなのに萌え度が高いGJ!
この2人の初夜、いきなりロマンチックにいくわけないよな、と
妙に納得しながら読ませてもらいました。千秋の心情が手にとるように
伝わったw。

>「……うるせえ、そろそろ黙ってろ」
言いそうだ、千秋。
470名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 09:03:29 ID:ggjOREzb
>>461
ここで終わっちゃうの?

続きを激しくキボン
471名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 09:30:37 ID:D3ZFCgr/
GJ!!!!!!!朝からごちそうさま!!!!

ノエルもいいけどリサイタル説もいいなとオモタ
最近エロなしでも良作が多いね(基本は全裸だがw)
472名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 19:33:21 ID:XBsLMCMb
age
473名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 21:06:19 ID:6+88WqUL
ここでおわっちゃうのがまた芸風にあっててイイヨイイヨー(・∀・)
また読ませてください!
474名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 22:11:23 ID:v+4JHpdr
エロパロ板なんだから
エロが読みたいと思う漏れは
子供なのか大人なのか

女性の読み手が多いんだろうが、
この流れはそろそろ終わりにしないか
475名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 22:15:44 ID:zyzGl1cI
結局の所、エロ萌えを感じたいだけなので
本当にエロじゃなくても正直私はどうでも良いんだが、
まぁそういう意見もありつつ、のんびり行けばいいと思うよ
476名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 01:15:48 ID:ka3rQpAr
GJ!

自分もエロも読みたいっす!

477名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 08:09:48 ID:DYG/tIx5
漸く書けましたので・・・
千秋×のだめ
最中あり 
優しくない千秋は千秋でないと思われる方はスルーお願いします。

朝からすいません。
478棒棒鶏 のだめカフェ1:2006/05/22(月) 08:10:40 ID:DYG/tIx5
のだめカフェ


「おかえりなさいませ、御主人様♪」
「はぁ」

自分ちのドアを開けたら見慣れない格好をしたのだめがいた。
黒のワンピース(襟だけ白く前ボタン仕様・パフスリーブ・スカートはふんわり膝丈・スカートからは白いペチュコート)
黒いハイソックス(微妙に素足が見える)
白いエプロン(ハイウエストだから胸が異様に強調されてる)
頭にはナースキャップみたいなこれまたフリフリ仕様のカチューシャ?が乗っている


「なんなんだその格好・・・」
・・・まるでメード?
「ニホンで今流行のメイドカフェですよ〜御主人様。うきゅ♪」
・・・やっぱり
「それは何となくわかる・・・わかる・・・が、なんでそれをお前が俺んちでやってんだ?その意味は?」
こいつに意味を問い質したところで、まともな答えなんて返ってくるはずなんてないのに聞ずにはいられなかった。

「簡単デス。御主人様にニホンを懐かしんでもらおうと思ったんデスよ。妻の愛デス〜」
「はあ?誰が妻だ。それになんでメードカフェで日本を思い出すんだよ。そんな奴お前と同類のアキバ系オタクぐらいだ!」
大人気もなく声高に叫んでしまった。
「だってネットでみたらニホンで流行っててすごく男の人が癒されて喜んでるって書いてあったんデスよ。のだめも最近お疲れ気味の先輩を癒そうと思ってがんばってみたんですヨ。気に入りせんでしたカ?」
小首を傾げて白いレース仕様のエプロンをいじいじと触るのだめ。
479棒棒鶏 のだめカフェ2:2006/05/22(月) 08:11:24 ID:DYG/tIx5
くそぅ。可愛いじゃないか、変態の癖に。気に入ったに決まってるじゃねえか。
思わず緩みそうになる頬を引き締めて出来るだけ素っ気なく聞く。

「ふーん、で、その服はどうしたんだよ?」
さっきのいじいじは演技かよ!と突っ込みを入れたくなるくらいに、にっぱーっと笑って自慢気に
「ヨーコに作ってもらったんですよ。似合いますか?」
言いながら両手でスカートをつまみ上げてくるりと回ってみせた。
黒いスカートからでるレースとハイソックスの間、わずかに見える脚がなんともいえない。
「ヨーコったら千秋くん好みにvってのだめの頼んでたのよりスカート丈を短くしたんデスよ。Hですよね〜うきゅ」

・・・おい、待て。なんでお前の親に俺の好みがバレてんだよ。
いいのかよそれで、お前の親は?
突っ込みどころが満載過ぎて、もうどうでもよくなってきた。
そうだ、俺はここのところ毎日毎日本当に忙しくて、心もささくれ立つ寸前だったんだ。
お誂えむきにのだめが珍しく気を使って癒してくれると言うなら癒してもらおうじゃないか!
日本には据膳食わぬは男の恥って言葉もあるしな。
あーもう面倒だ!

まだくるくると回っているのだめを抱き抱えてベットに運んだ。
「ぎゃ〜何するんですか先輩!」
手足をばたつかせて抗議している。
「先輩じゃないだろ?御主人様だろ?」
「あー、えー、はい」
「お前俺を癒してくれるだよな?御主人様の命令は絶対なんだよな?」
「え、えっと・・。命令によりけりデス。・・・やだ先輩顔怖いデスよ」

怯えるのだめをよそにベットに組敷く。
もう理性もプライドもふっとんだ。
こんな格好してるこいつが悪いんだ。
俺は御主人様なんだからなにやっても許されるんだ。
自分自身に言い聞かせてのだめにキスの雨を降らせた。
480棒棒鶏 のだめカフェ3:2006/05/22(月) 08:12:06 ID:DYG/tIx5
「だーダメです。先輩!」
「なんで?」
指はもうワンピースのボタンを外しに掛かってるのに。
下半身はもう準備万端なのに。
今更お預けとかふざけんなよ。

「ダメですって。のだめカフェは今から開店なんデス。これからまだ他の御主人様がいらっしゃるんですヨ」
はぁ?今なんて言った・・・他の御主人様って・・・はぁ?・・・何考えてんだこいつ
「他って誰だよ」
努めて冷静な声で聞いた。
腹腸は煮えくりかえっていたけど。

「えと、黒木くんとポールデスよ」
「なんで?」
「えっ。なんでって黒木くんにはニホンを懐かしんでもらうためデス。ポールにはニホン文化をより理解してもらうためデスよ。いわゆるのだめは親善大使デスね」
「・・・」

馬鹿だこいつ。
あー腹立つ。
なんでわざわざ彼氏の家で他の男にこんな姿見せた上に御主人様なんて呼ぶんだよ。
あーもう許さねえ。
絶対こんな姿見せてたまるか!
見せれない様にしてやる。
呆然とのだめの受け答えを聞いてる間止まっていた指を、俺は忙しなく動かしだした。

「もう、先輩ダメですって」
無視
「ぎゃーーーー。イヤだって言ってるデしょ」

ドカッ

ピーンポーン

のだめの蹴りが鳩尾にクリーンヒットしたと同時にチャイムが聞こえた 。
ベットの脇で痛みのため蹲る俺をヒラリと跨ぐと一瞥して玄関に走るのだめ。
そして聞こえた。
481棒棒鶏 のだめカフェ4:2006/05/22(月) 08:12:59 ID:DYG/tIx5
「おかえりなさいませ。御主人様〜♪」

絶対許さねえ。
覚えてろよ。
今夜はお仕置だ!


「め、恵ちゃん・・・その格好・・・」
「ひゅ〜のだめ可愛い!」

正反対な反応が玄関から聞こえてくる。

「どうぞ〜御主人様」

それに答えるバカのだめ。
このまま放って置くとなにをしだすかわからないから、まだ痛みの治まらないみぞおちを押さえながら俺は玄関に向かった。

「いらっしゃい」
おもいきり不機嫌な顔と声で出迎える。
俺が纏う負のオーラとのだめの異様な格好に黒木君はただならぬ何かを感じ取ったようだった。

「ち、千秋くんこんにちは。あー、め、恵ちゃん折角呼んでもらったんだど、ぼ、僕ら急用が出来たんだ。な、ポール!」
「えーヤス。何急用って。今日は一日ゆっくり出来るって言ってたじゃないか!」
「いや、出来たんだ。ごめん。千秋くん恵ちゃん。僕らこれで帰るよ。じゃまたね」
「あー黒木君、ポールまたガッコで〜」
扉から体半分出してのだめが手を振る。
俺はポールを引き摺った黒木君の背中に「すまん」と心の中で手を合わせた。

ドアを閉め部屋に戻りながら
「黒木君どうしたんですかね〜。お腹でも痛くなったんでしょうかねえ。あんなに急いで」
人の心配はいいから今からのお前は自分の心配をしろ。と言いたいところをぐっと堪えた。
「やだ先輩また怖い顔してーハンサムなお顔がだいなしデスよ」
そう言って俺の頬をぶにゅっと抓った。

誰が台無しにしたんだよ。
久しぶりに二人でゆっくりしようと思ってたのに。
恋人に蹴りを食らわすような女はこうしてやる。
482棒棒鶏 のだめカフェ5:2006/05/22(月) 08:13:44 ID:DYG/tIx5
再度心の中で手を合わす。
今度はのだめの母であるヨーコさんに・・・折角作ってもらったものだけどこれを着るこいつは危険過ぎるからこうさせてもらいます。

「こい」
玄関からのだめをベッドに引っ張りそのまま押し倒した。
「ぎゃー何するんデスカ」
軽いデジャヴ。鳩尾の痛みが甦る。
くそう。
怒りに任せワンピースの前ボタンを襟元から左右に一気に引き裂いた。

ブチブチブチ

ぎやー

ボタンの飛び散る音とのだめの絶叫がユニゾンする。

「な、何するトですか」
頬は怒りと恥ずかしさでか赤くなっている。
「ナ・ニ・するんだよ」
自分でもわかる程、意地悪に微笑んだ俺は。
驚きのあまりのだめは次の言葉が継げず押し黙ってしまった。

のだめに覆い被さり、さっきみたいに蹴りを食らわないように片足で股を割る。
膝をのだめの敏感な部分にわざと当たるようにし、腕だけワンピースから脱がせ、暴れないように頭上に縫い止めた。
中途半端に脱がされたワンピースは腹の辺りにある。

準備が整いキスを落とそうとしたらおもいきり顔を背けやがった。
ふーん、そっちがその気なら俺も鬼になりきれるってもんだ。
左手はのだめの両手を頭上で捕らえたまま、右手は顎を掴んだ。

「いや・・・」

強引に正面を向かせ抗議の言葉を発する愛らしい口を塞ぐ。
固く閉じた唇をこじあけ舌を捩じ込む。
逃げ惑う舌を追いかけ捕まえ搦めとる。
口内を蹂躙する間も右手は忙しなく胸を揉みしだく。左手の拘束は解かない。
股に割り入れた膝でぐりぐりと秘所を擦ると腰が僅かに動いた。
483棒棒鶏 のだめカフェ6:2006/05/22(月) 08:14:32 ID:DYG/tIx5
感じてきたかな?

可愛らしい喘ぎ声が聞きたくて口内の蹂躙をやめ腕の拘束も解いた。
そのまま唇と指を顎から首筋、胸の頂へと這わす。
なのにのだめの奴口を真一文字に結び、俺を睨んでやがる。
ふーん、面白いじゃねえか意地でも感じないつもりだな。
いつまで我慢出来るかお手並み拝見だ。

頂を口に含んだまま、指先は脇腹をそっと擦る。
脱がしきっていないワンピースが邪魔だけど、黒に白い肌がやけになまめかしく映る。
捲り上げられたスカート部分から見える脚も卑猥でいい。

脇腹から内腿に移動させた指は怠惰に熱を誘うように動かす。
ぴくりぴくりと小刻みに揺れる躰。
早く快楽に身を委ねればいいものを。
お前のそんな態度が一層俺を駆り立てるってまだ気付かないのか?

ショーツの上から人差し指で割れ目をそっとなぞる。
表情を窺うと我慢のあまり眉間に皺が寄っていた。
唇は相変わらず引き結んだまま。

これでも我慢出来るか?
指の代わりに次は舌で割れ目をなぞった。
ショーツが湿り気を帯びてゆく。
あーあ、躰はこんなに正直なのに

「のだめ声聞かせて」
「い や デ ス。の だ め お こ っ て る ん デ ス。 せ ん ぱ い ヒ ド イィ」
喘ぎにも似た声でとぎれとぎれ答える。
可愛くない。
「あっそう。俺も怒ってるから止めない」
484棒棒鶏 のだめカフェ7:2006/05/22(月) 08:15:16 ID:DYG/tIx5
クロッチ部分を端に寄せ指を入れると溢れ出した蜜でぐっしよりしていた。
こんなになってるのにまだ強がるか?
仕方ない。
俺は一気に二本の指を秘口に差し入れた。
すでに潤っているそこはあっけなく俺の指を飲み込む。
壁をさすってやるとほら、腰がゆるゆると揺れだした。
片手で花弁を擦りながら二本から三本に増やした指を忙しく抜き差しすると・・・

あ、きつくなってきた。
イキそうだな。

のだめの躰が硬直しそうになる寸前に指を引き抜く。
突然絶頂の寸前で快楽を取り上げられたのだめは唖然と俺を見ている。
俺も暫く熱に潤んだのだめを見つめ返した。
のだめは恥ずかしくなったのか気弱そうに視線と共に躰ごと横を向いた。

やっと可愛くなってきたな。

耳元で優しく呟く。
「どうするもう止める?」
フルフルと首を振る。
「じゃあどうして欲しい?」
「・・・・・」
「口で言わなきゃわからない」

今日はどうやってものだめ口から言わせたい

「カズオ・・・」
「じゃあ止めよう」
「・・・ィレテクダサィ・・・」
小さな小さな囁くような声。
「なにを?」
「イジワル」
「どうせ、カズオだし」
「・・・真一くんのをのだめに・・・入れてクダサイ」
「うん、良く言えました。じゃあ俯せになって」

いわれるままコロリとひっくり返るのだめ。

「で、膝立ててもっとお尻突き出して」

着けてる意味のないぐっしょりとしたショーツの紐を外し外気に晒された、愛らしい尻を一撫でするとそれだけでフルルと腰を揺らした。

正直俺も、もう入れたくてうずうずしている。
さっさと下半身を覆っているもの全てを取り払い、屹立した自身にゴムを填めた。
突き出され丸見えになっている秘口の潤いを確かめるためぺろりと舌で舐めあげると、

「あっ、うー」

漸くのだめの口から喘ぎが漏れた。
軽くゴムを填めた自身をのだめの花弁に擦り付け蜜を付着させる。
喘ぎ声と共にユラユラと揺れる腰を押さえつけ一気に挿入した。
485棒棒鶏 のだめカフェ8:2006/05/22(月) 08:15:52 ID:DYG/tIx5
イク寸前だったのだめの中はいきなり俺を締め付けてきた。
さっき焦らした仕返しのように・・・。

腰をきつくのだめの尻に打ち付けるといやらしい水音とのだめの汗ばんだ声が響く。
何度かに一度深く突き入れては止め、背後からのしかかり胸を揉む。
激しく出し入れしては、また深く突き入れ腰を捕らえ花弁を擦る。
のだめの声は一層潤いを帯びてくる。そして、俺への締め付けも一段ときつくなる。
繰り返し繰り返し獣のような格好で繰り返される行為にそろそろお互い限界が見え始めた。

「まだ、イクなよ」

一言告げると、自身を抜きのだめを仰向けに転がした。

いきなり目が合う。
何か言おうとする(たぶん2度も取り上げられた絶頂への抗議だろうと思うが)口を塞ぎ、もう一度今度はのだめの顔を見ながら挿入すると一気に突き上げた。




放心状態ののだめの耳に囁く。
「やっぱり最後はお前の顔見ながらイクのがいいな」
「・・・センパイハヤッパリカズオデス」


486棒棒鶏 のだめカフェ9:2006/05/22(月) 08:16:25 ID:DYG/tIx5
翌日珍しく俺より早起きしたのだめがなにやら俺のワードローブをごそごそしている。

「おはよ、何やっての朝から?」
「オハヨウゴザイマース。いえね、昨日のだめがセンパイをメイドで癒してあげましたからお礼をしてもらおうかと思いましてネ」
「はー?」
「今、池袋通称乙女ロードでは”執事カフェ”なるものが流行ってるらしいんデスヨ。で、センパイにもこれを着てもらって執事さんやってもらおうとおもったんデスヨ」
「はーーーーーーーーー?馬鹿じゃねえのお前。なんで俺が執事ぃ」
「センパイ、そんなこと言えるんですか?昨日のだめにしたことをヨーク思い出してクダサイ。ある意味あれはハンザイですよ?この程度で水に流してあげるんですから有り難いと思ってクダサイヨ」
「・・・・・」
「ハイ。では、これ着て」
手渡されたのは俺の大事なフォーマル燕尾。
なんでこれ着て・・・
「爽やかににこやかに微笑んでクダサイね。そして、のだめのことは”お嬢様”って呼んでくださいね!」

暫く放心状態のままベットに腰掛けていた俺の頭上に

「あー先輩に言ってませんでしたっけ?のだめの座右の銘は”目には目を、歯に歯はを”のハムラビ法典なんですよ〜以後気をつけて下さいネ。ウキュ」

487棒棒鶏 :2006/05/22(月) 08:18:26 ID:DYG/tIx5
以上です。
お目汚し失礼いたしました。

くろきん×ターニャの続きを書いて下さった方ありがとうございました。
そして、GJして下さった方、読んで下さった方ありがとうございました。
488名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 08:39:59 ID:76ChNv8y
朝っぱらから、あへーーー
GJ!
489名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 13:09:03 ID:UQlhJDat
うおーーー!GJ!!!
ありがとお!ありがとう!ありがとう!
むりやり千秋だ!ごちそうさまでした!ウッス!
またヨロシクお願いしィッス!
490名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 13:49:16 ID:+oikhCa4
GJ!
ドタバタとエロのバランスが絶妙でした。

くろきん・・・イキロw
491名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 14:31:39 ID:hOp2F3cE
しかしなぜ黒木君
呼ぶならフランクだろう

でもGJ!
492名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 20:43:03 ID:kkeWiVHo
面白かったよ。
GJ!
493名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 22:33:56 ID:dv1arm0f
おいしゅうございました
GJ!
494名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 00:17:53 ID:qMQ4l/7J
カズオ千秋…ハァハァ

萌えです。萌え萌えGJ!
495テナー:2006/05/24(水) 00:02:29 ID:WUgQNvq+
棒棒鳥さんGJ!萌えた…!

>461 〜 に感想下さった皆様、読んでくださった方々、ありがとでした。
萌えにまかせて自給してしまったのでエロまで気が回らなかった、というか
>ここで終わっちゃうの? 
と感想頂きまして、え、ここで終わって何か……?と考えたら、
そうか 千秋に甘えさせてないんだ!! 
と気がついたので。すみません。 思いっきり甘えさせてみました。
投下しますー
496テナー:2006/05/24(水) 00:04:28 ID:WUgQNvq+
●Rainy Days and Mondays ●


外は寒くて雨が降っていた。
こういう夜は、離れ難い。


深夜をまわったところで千秋が帰ってきた。
「今日は打ち上げに顔出すから、おまえは先に寝てて」と言われていたので、
のだめは遠慮なく先に休んでいた。……自分の部屋でなく、千秋のベッドで。
今更だから千秋も特に気にしないだろうと踏みつつも、
いつもは二人で眠るベッドは広く感じられて、なんだか少し気恥ずかしく思いながら。

寝室が玄関なので、帰宅にはすぐに気がつけた。
夜も遅いし眠いので、ベッドの中から「おかえりなさい〜」と声をかけると、
「なんだよ、おまえこっちに居るの」と言う千秋の声が小さく聞こえた。
パタリ、とドアの閉まる音がして、外の雨音に重なってザアアと水音が聞こえてきた。
のだめへの返事もそこそこに、千秋はバスルームへ直行したようだ。
ざあざあと窓の外から、そして隣室から響いてくる二つの水の音を聞きながら、
のだめが再び眠りに引き込まれそうになっていると、やがてシャワーの音が止み、
ドアの音がしてすぐに千秋がベッドに入ってきた。
暖かい湿度を保っていたベッドに急に入り込んだ冷たい外気と千秋の大きな質量を
感じているのだめの頬に、ぽつりと水滴があたる。
驚いて目を開けると、うつぶせに伏した千秋の髪の毛はぞんざいに拭かれただけで、
寝巻きも何も身には付けていなかった。本当にバスルームから直行したようだ。
497テナー:2006/05/24(水) 00:04:58 ID:WUgQNvq+

「……自分のベッドだからどんな使い方でもいいんですケド。先輩、まだ酔ってますネ?」
「んー」
顔を寄せると、千秋からはシャワーで消しきれなかったアルコールの匂いがしている。
少し身体が熱いのは、シャワーのせいだけではないようだ。
「……けっこう飲んできましたねー。でも……、いま、何時ですか?」
「……12時、くらい?」
くぐもった声で千秋が答える。
「先輩にしては、めずらしく早いデス。今日はポールと黒木くんもいたんでしょ?
いつもの『もう一軒いくぞ〜』は無かったんですか?」
「……おまえ、いないんだもん」
のだめは千秋を見た。
「先輩、酔ってますね?」
「さっきも聞いただろ、それ……」
「そういうトコは冷静なんデスから……。
 そうですか、先輩、のだめがいなくて寂しかったんデスね〜♪」
「うん……お前、いればよかったのに……」
日頃は思っていることをあまり口に出さない千秋の、こんな状態は珍しい。
のだめはあったかい気持ちになって、怖いくらいに素直になっている千秋の頭を、
いいこいいこ〜と撫でてあげた。
黒くて少し固い髪の毛はしっとりと湿っていて、いつもと違う手触りがした。
千秋は気持ちよさそうにして目を閉じている。

「いっつも、このくらい言ってくれると、のだめ安心なんですけどね〜」
「うん……」
498テナー:2006/05/24(水) 00:05:55 ID:WUgQNvq+

髪をゆっくり撫でているのだめの腕を、千秋の手のひらが触れる。
「なあ」
酔いが覚めないせいか、もう眠くなっているのか。伝わる手のひらの温度が熱い。
「なんですかー、真一くん」
まるで赤ちゃんみたいですね、と思いながら、のんびりと答える。
「のだめ……」
「はい」
「わり…………すげー、したい」
「はい?」
「ちょっと、入れさせて」
「……は??」
何言ってんデスか?と言う間もなく腕を引っ張られて身体の下に組み敷かれた。
強引に唇で口を塞がれて、気付けばパジャマは足の指で引っ張られて脱がされていた。
「や、ちょっと待ってください先輩、そんな急に」
紐も引っ張られ下半身だけが露出させられて、代わりだというように千秋の手がそこを塞ぐ。
千秋の既にガチガチに固くなった熱い性器が太腿に押し付けられ、伝わる感触が生々しい。
「の、のだめまだ準備できてませんよ!」
「えー」
「何なんですかその不満げな声は」
「えぇー……のだめ、どうにかなんない?」
「なりませんよ!!のだめ今まで寝てたんデスヨ?
 先輩こそソ……ソレ、どうにかなんないんですか!」
「おまえがどうにかしてくれよ……」
言いながら、千秋の指はのだめのクリトリスをさすり続けていた。
快楽を引き出そうとする、それだけの緩慢な動き。
そんなものに無理やりに興奮させられてしまう自分が、のだめはなんだか悔しくなる。
……こんなにぞんざいな抱かれ方は初めてだ。
「……なんか、缶詰の日みたいデス」
「……?」
「おんなじ、食べ物なんですけど。のだめ、今までちょっと、贅沢だったかもしれまセン…」
乱れていく呼吸の合間に、途切れ途切れに言葉をつむぐ。
499テナー:2006/05/24(水) 00:06:45 ID:WUgQNvq+

千秋の長くて筋張った指が無造作にのだめの膣口に潜り込んできて、
そこの暖かく湿った感触を確かめる。はぅん、とのだめの声が上がる。
「んーーーー、まだかなぁ……」
そう言うと千秋は濡れた指を引き抜き、自分の腰をぎゅっとのだめに押し付けた。
熱く勃起した性器でのだめのそこをまさぐるように、下半身を揺らす。
とたんに湿った粘液の音が聞こえてきて、千秋は嬉しそうに吐息を漏らした。
ちょうどのだめのセックスを自分の性器で持ち上げるようにして、
柔らかい太腿と濡れはじめた唇に挟ませた勃起を腰をつかって前後に動かし、擦り付ける。
俗に言う素股の状態だ。こういうのも、普段はあまりやらない。
待ち望んだ性感に、千秋の腰の動きがどんどん早く、激しくなっていく。
いつもは膣の内側で感じている動きを今は外側で受け止めて、
のだめはその激しさにすこし怖くなってくる。
「……いつも、のだめの中で、こんなに、激しく、動いてるんデスか…」
「ん……もうちょっと、はやい、かな……」
「えー、よくのだめ壊れませんネ〜……こんなにすごい、のに」
「うん……オレも実はちょっと不思議」
互いの性器をぐちゃぐちゃと擦りつけ合ってまるで二匹のケモノみたいなのに、
荒い呼吸に紛れて交わされる言葉はいつもどおりに呑気なのが、なんだか可笑しい。

500テナー:2006/05/24(水) 00:07:19 ID:WUgQNvq+
何度かそのままのだめの奥に滑り込みそうになって、千秋は動きを止めて、
ベッドサイドに手を伸ばしてコンドームを取り出した。
自身に付けながらのだめとキスを交わしていると、
のだめがそっと、手を千秋の手に触れさせた。
「なに……なんか、不満?」
「……ちょっと、ドキドキしました」
「ばか、いくら酔ってても、ナシじゃ入れないから。安心しろ」
「………のだめ、そのままでもいいなって、思っちゃって……」
のだめの顔が真っ赤になっている。
「ダメなのだめデスね。でも、すごく、嬉しいデス。ありがとです、真一くん」
と言って、のだめは顔を千秋の肩に伏せた。
千秋もそれを受けてこれ以上ないくらいに赤面し、のだめを見やる。
のだめに自分の顔を見られていないのを内心ほっとしつつ、
今のでもう一瞬だって我慢できなくなって痛いほど張り詰めた器官を
ず、とのだめの中に押し込んだ。
501テナー:2006/05/24(水) 00:07:51 ID:WUgQNvq+

「―――っ!」と、息を詰めて迎え入れるのだめ。
千秋は、ずずず、と進ませながら、吐息に声を混じらせて長く、喘いだ。
「あ―――――………」
千秋がはっきり声を出すなんて、すごく、珍しい。
のだめが思わず顔を見上げると、千秋はすごく気持ちよさそうな顔で、
目を細めて、のだめを見下ろしていた。
「すげー、気持ちいい……」
千秋はゆっくり目をつぶると、そのまま根元まで押し付けて、ぐっと腰を動かした。
「あ……先輩、ふかい、デス……あっ、あっ、ああ、あああっ」
のだめの全身にのしかかりながら、
千秋はさっきの愛撫の再開だとでもいうように、入れて間もないのに急激に、
激しく、強く腰を突きはじめる。
「ああっ、ん、はぁ、あっ、あっ、あっ、あぅ、あ………」
まるで千秋に押し出されるように、のだめの声が上がる。
いつもは一体感とか、一緒に気持ちよくなることを重視しているのが伝わる抱き方を
するのに対し、今日の千秋は自分の快感を探っていくのに夢中になっている。
奥のほうまで押し込んで一気に入口まで引くのが、先輩好きなんデスね……
なんだかワイルドで、こんな先輩も素敵デス……と、ぼうっとした頭でのだめは思う。
さっきまで眠っていた体のうえにいつもと変わった抱かれ方をされて、
通常よりもいくぶん、身体が鈍感のようで。
とても感じているのだけれど、今日ののだめには千秋の様子を見る余裕があった。
ぎゅっと目をつぶって、のだめを抱きしめて一心不乱に腰を動かしている千秋。
熱い息と共に、時折ため息のような声があがる。なんだか苦しそうな顔にも見える。
……もしかして、お酒が入っててイケないんですかね……
そういえば前にそんなことを言っていたような気がする。
酩酊状態の千秋に抱かれた記憶が無いのは、そういうことなのかもしれない。
502テナー:2006/05/24(水) 00:08:33 ID:WUgQNvq+
ぷぷ、今日の先輩はほんとに赤ちゃんみたいデス……
のだめは千秋に突き上げられ揺れる身体を、千秋の背に手を回して固定し、
胸を千秋の胸板に密着させた。
振動で乳首が擦られ、固く勃ち上がったそこから甘い快感が伝わってくる。
「ぁは……先輩……きもちいいデスか……?」
首筋を舐めながら囁くと、ん……と、千秋が目を開けた。
深く繋がりながら、眼差しを交わしながら深くキスを交わす。
舌を絡め、腕をお互いの首に絡めて身体をぎゅっと密着させる。
粘液が擦れる音と、くちゅくちゅと咥内を貪る音と、
互いの激しい心臓の音だけしか聞こえなくなる。
「……真一くん……好きデス…好き…のだめ、しんいちくんが、すきです……」
「のだめ……」
ぎゅっと、千秋の腕に力が入る。
肩や背中を掴むように自分をその身体に押し付けてくる千秋に、
のだめは泣きだしたくなるような快感が背に走るのを感じて何も考えられなくなった。
「あ……は、……あ、もう、イケそ……」
そう呟くと、千秋はのだめの身体をベッドに押し付けて、
その身体をのだめの細い身体に全て預けるようにして――――

どくり、と射精した。

「………真一くん…………」
ぎりぎりと千秋自身を食い締める自分の身体が、ゆっくりと弛緩していく。
のだめは幸せそうな顔をして息を吐いている千秋を、そっと抱きしめた。
503テナー:2006/05/24(水) 00:10:55 ID:m0GnGpSM
静かな室内には、降り続いている雨の音だけが響いている。
「……のだめ、起きてる?」
「……起きてますよ」
「ん…………」
千秋は握った手を、ぎゅっとつなぎ直す。
「………わるい。なんか、……酔っ払ってて」
「さっき聞きましたよ。二回も」
「…………、怒ってるか?」
「怒ってませんよー、先輩、のだめがいなくて寂しかったんでしょう?」
むきゃー、と千秋にくっついて笑うのだめ。
「……わるかったって……」
顔を赤くして、のだめの為すがままに身体を預ける千秋。

「で、どうしたんですか?あんまり、先輩らしくなかったですケド」
「…………」
少し考え込む、千秋。
「………真一くん?」
「……そと、寒かったから」
「……はい」
「雨も降ってたし」
「そうですね……」

「こういときって、……お前がいないと寂しいっていうか……」


「……真一くんは、甘えんぼデスね」

504テナー:2006/05/24(水) 00:12:51 ID:m0GnGpSM
END

ご拝読ありがとうございました。
ヒゲ千秋って素敵ですよね。あとちょっとで雑誌発売、楽しみです。
505名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 00:15:39 ID:x+N/LEVb
リアルタイムで読んだ(;´Д`)
506名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 00:15:50 ID:SpOynArJ
GJ!

507名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 00:23:30 ID:CgCHz+pC
初めてリアルタイムで読んだ!
起きててよかった。GJ!!!!
千秋エロ可愛いww
508名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 00:26:58 ID:j4sVcK9s
む、む、胸きゅん〜☆☆☆

最後がまたなんとも言えずイイ

夢に持ち帰ります。激しくGJ!
509名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 00:34:07 ID:RB57rjek
甘えんぼーwwGJ!

ちなみに私は髭千秋苦手
510名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 00:54:07 ID:vSWAw2S0
GJ!
なんかかわいかったお。
いつもと違う、って萌え。
511名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 02:19:49 ID:oetxCN1N
GJ!!
甘えた千秋萌え!
ヤバイ!−−www
512名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 02:24:48 ID:oetxCN1N
のだめがとても原作(私のイメージ)のキャラ像に近くて
リアルだったよ!千秋もイイ…(;´Д`)
GJ!
513名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 03:49:00 ID:5oQi1wFQ
起こされてダルい身体
ちょっと手抜きな愛撫
酔った男に協力

こういうのもたまにはおk→日頃のセックスが充実してる
ってことなんだよなー。しっとりとエロいよ。
読み手として「あーあるある」と思わせられるのって好きだ。GJ
514名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 04:31:43 ID:ZvPGdVWt
設定はGJ


……だけど日本語の使い方がおかしいぞ
515名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 08:08:50 ID:pnjeW9jp
GJ!

のだめに素直な千秋…イイネ!
516名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 09:28:06 ID:4m1VHvPZ
GJ!!!!!!
甘えっ子千秋ハァハァ

>514
指摘はいいと思うんだけど、どこが、まで言ってあげないと
書いている職人さんはわからないよー
517名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 12:10:56 ID:E+x9iHgt
いや、いいお仕事だと思うよ。GJ!
甘え男感がリアル。千秋め!
のだめかわいいのだめ。はうーー。
518名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 19:01:34 ID:o+T9Gn+r
活気があってよいですな
これからもどんどん書いてくだされ
GJ!
519テナー:2006/05/25(木) 02:44:55 ID:pbVYV13q
おおお… GJを頂きまして、ありがとうございました。
甘えんぼ千秋を書いてるはずが、甘えられるのだめをがんばって書いてました。アルェー(・3・)
>462->466 を想像してる身としては、最近の二人を見ていると(それらから今回の内容を思いつくと)
のだめすっごく成長したなあっていうか、千秋がんばったんだなあっていうか。
きっと日頃は充実してるんだって説に超同意です。

日本語むつかしいです。とりあえず「ご拝読」は謙譲語デス…orz

読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
520名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 22:36:17 ID:uZcZTphw
神の降臨をお待ち申し上げます

age
521名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 01:13:49 ID:NY8zaRpw
二次サイト・ブログ持つときの注意点

検索避けをいれる。ランキング問題外。
カップリングがあるなら記入。
エロあり注意の記入。もちろんやばいのは裏行き原則。
リンクのお願いは個別にメールを。リンクフリーでも一度はあいさつ無難。
公式へのリンクは問題外。
公式はもちろんさまざまな著作権要注意。
基地外のコメント対応は冷静に。
522名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 01:19:46 ID:aC1sFtCb
>>521 なんかあったのか?
523名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 01:26:10 ID:nGLt9M6H
節操のない虹ブログが多いからじゃね?
ここの作家さんでもいるし、上みたいな人。
一連のもろもろの御方達はこんなところ見ていないだろうから
ここで吠えても無駄な気がするけどね。
524名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 09:29:27 ID:LvhZM3pO
けどリンクフリーにしてあるのに挨拶されるのは面倒だ。
525名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 11:17:18 ID:i9+4hmoD
それは個人の感覚だろ。
返信不要、ご連絡、としてリンクしましたメールするのが
一応、礼儀というか、マナーというか。
コメントなり、BBSなりで報告で十分だとは思うけどね。

>521がそれを書いたのは、ここに投下されてる作家さんで
そういう人がいるから、目にとめて気づいて欲しい、
ということなんだろうと思う。
それから、新たにサイト・ブログ作ろうとしている人へのアドバイス的な。
いや、ほんと、守ってくださいよ。
526名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 11:46:06 ID:iZX6gI3K
スレ違い乙。
527名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 18:12:43 ID:qcpgUEnY
リュカの片思いネタを読んでみたい
528名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 18:13:21 ID:qcpgUEnY
ごめん sage
529名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 18:33:30 ID:R8IiJ1SI
>>527
リュカ……

あ、某ゲームの方のリュカかと思った…

スレ違いスマソ
530名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 19:23:16 ID:26JgBPkW
>>529
お母さん3?w
531名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 20:35:01 ID:R8IiJ1SI
>>530
正解ッッ☆★


……キモスでスマソ。
532名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 21:02:59 ID:wCUqMYiV
孫Rui×オクレールとか?
533名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 21:36:25 ID:26JgBPkW
>>531
1、2よりも面白かった!
というか萌えた
534名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 22:09:37 ID:R8IiJ1SI
>>533
今回は萌えキャラが沢山いた!
そんな貴方には、
http://c-au.2ch.net/test/-/pokechara/1148290338/

誘導
535名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 12:15:14 ID:WsUhwu8Q
ターニャが釣りしてたことを知ってくろきんが焦る
自分の気持ちを知ってターニャのもとへ…

みたいなのいかがでしょう
536名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 21:15:01 ID:CQmE/PTZ
くろきん、そんな熱い人じゃない希ガス。。


「そう……、いい人が見つかるといいね」
「な、なによ! 人がどんな思いでこんなことしてるのか分かってるの!?」
「さぁ、どっちみち僕には関係ないし」
「あ、あんたのせいなんだからねっ!」


くろきんってターニャに冷たいなぁ、シクシク。
最初は、ターニャの気持ちに気付いてないだけって思ってたんだけど、
実は知っててはぐらかしてたりして、とか思えてもきた日曜の夜。
いや、Sっぽくてステキなんだけどさ……(涙
537名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 00:30:55 ID:DMOdnaDt
538名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 00:33:07 ID:DMOdnaDt
539名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 00:35:16 ID:DMOdnaDt
540名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 00:40:56 ID:Vj0mMmha
>>537-539
どうした?
541名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 01:09:30 ID:hqxnjbJB
よがってる
542ニャクロ:2006/05/29(月) 01:18:42 ID:ifjU59K5
こんな時間に失礼します。
エチー直前までの、ターニャxくろきん投下です…
543& ◆IZCzKYaWgE :2006/05/29(月) 01:19:21 ID:ifjU59K5
ドンドンドンッ

突然荒々しいノックに、練習の時間を中断された。
(こんな時間に誰だろう?)
気がつくと時計は夜の9時を回っている。
「しまった・・・大家さんだ・・・。」
きっとオーボエの音がうるさかったんだろう。

そっとドアをあける。

「Pardon!今後本当に気をつけますんで・・・あれ?」

立っていたのはターニャだった。

「ターニャ?こんな時間になんだい?」

というかなんで僕の家を知っているんだろうか・・・。
ターニャはうつむいたまま何もしゃべらない。

「・・・ターニャ?」

「ヤスのバカッ!」

「・・・は??」

顔を上げたターニャの瞳からはぼろぼろと涙が流れ落ちていた。

「え!?タ、ターニャ!?」

「ヤスのバカバカ〜!」

ターニャは急に、胸の辺りをポカポカと叩いてきた。
うっ、酒臭い。

「ちょっ、痛いよターニャ!」

「うわ〜ん!!」

何がなんだか分からないが、この状態はまずい。

「よ、よくわからないけど、話をちゃんと聞くから中に入ってよ」

ね?と顔を覗き込むと、ターニャは叩くのをやめ、小さく頷いた。
544ニャクロ:2006/05/29(月) 01:21:04 ID:ifjU59K5
ホットココアを作って、ターニャに渡す。

「どう?落ち着いた?」

ターニャはうつむいたまま、小さく頷いた。
向かいに座ってみる。

「何かあったの?」

「・・・何もないわよ。」

何もないわけあるか!という言葉をなんとか飲み込む。

「じゃあ、何か用があってうちに来たんだよね。どうしたの?」

「・・・ヤスがバカだからよ。」

・・・これでは埒が明かない。
ふー、と大きなため息をついた。

「じゃあ何でバカな僕のところにきたんだい。うちの場所も、わざわざ誰かに聞いたんだよね?」

「それは・・・場所はのだめに聞いて・・・うっ。」

ぶわっとターニャの目がうるんだ。

「ご、ごめん!いや、何がごめんか分からないけど、泣き止んでよ!」

一体どうしたらいいんだろうか。
ハンカチ、ハンカチはどこにしまったんだっけ?

「とにかく落ち込んでる理由を教えてもらえない事には、僕も何もできないよ!」

おろおろしていると、ターニャは口を開いた。
545& ◆IZCzKYaWgE :2006/05/29(月) 01:22:07 ID:ifjU59K5
「・・・ダイエットしたのよ、私。」

「???」

「キレイになったでしょ、ナンパもされたのよ。いっぱい。」

「・・・???」

まったく話の意図が見えない。

「そ、そうだね。そういえば腕と足がほっそりとしたような・・・」

とりあえず話を合わせてみる。

「私幸せになりたいのよ!」

急に大きな声を出したターニャに驚いた。
以前話の流れが分からない。

「想われて、付き合って、バカンスして・・・幸せになりたいのよ・・・」

「・・・ナンパされたんだし、相手がいいひとだったら付き合えばいいんじゃないの?」

そう言った瞬間ターニャの顔が歪んだ。

「・・・帰る!!」

「え!?」

ターニャは急に立ち上がって、フラフラとドアへと向いた。

「ちょ、ちょっと待ちなよ!どうしたの!?そんな状態でちゃんと帰れるの!?」

慌てて追いかける。
肩に手をかけようとしたら、はじかれた。

「ヤスのバカっ!どうしてわからないのよ!!」
546ニャクロ:2006/05/29(月) 01:23:22 ID:ifjU59K5
「ナンパされて、嬉しかったわ・・・!遊んでて楽しかったわ・・・!だけど何か違うの!」

ターニャの目からは、ぼろぼろと涙が流れ続けてる。

「だって、ヤスじゃないんだもん!」

・・・・え?

「え?え?」

どういうことなんだろうか?
僕じゃないから、何か違うって?

「・・・まだ分からないなんて!ほんとにバカねっ・・・!」

ターニャは急に接近してきて、抱きついた。

「・・・ヤスが好き・・・っ!ヤスが好きなのよ!!」

えーーーーーー!?
急にパニックになった。
だって、僕のことを青緑だ、暗いだと言っていたターニャが!?

「タ、ターニャ?」

「・・・そうよね、ヤスは私のことなんとも思ってないの、知ってた・・・」

「いや、そうじゃなくて、意識してなかったというか、君が僕のことを嫌ってると思っていたというか・・・」

ジッと覗き込んでくるターニャの目に、顔が熱くなる。

「ふふ・・・ヤス、顔が真っ赤よ。」

そう言ってターニャは背伸びした。
唇があごに当たる。
547& ◆IZCzKYaWgE :2006/05/29(月) 01:24:22 ID:ifjU59K5
「バカ、こういう時はかがむのよ!」

急に襟を引っ張られて、今度は、唇が重なった。

「・・・んっ、んうっ!」

舌を入れられて、口内をかき混ぜられる。

「・・・ふはっ、タ、ターニャ!ちょ、ちょっと待ってよ!」

改めてターニャの顔をのぞくと、トロンとした目でこっちを見ていた。
・・・酔ってる。大分酔ってる。

「ヤス、日本には『スエゼン食わぬは男のハジ』ってのがあるんでしょ?」

誰だろうか、こんなことをターニャに教えたのは・・・。
と考えた次の瞬間には、ソファーの上に押し倒されていた。

「ヤス・・・好きよ・・・」

甘い言葉と甘い香りに、理性をなくしてゆくのだった・・・。
548名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 18:13:23 ID:BrMxyDPk
GJ!!ターニャ・くろきん共々萌え〜(*´∀`*)
お酒の力ってすごいねー
翌朝ターニャが「忘れてちょうだい!」とかなんとか言いそうだw
549名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 21:51:45 ID:sN/mkWT9
乙! GJです!
ターニャにハァハァ……

「忘れてちょうだい!」なんて言われたら、くろきんますます混乱するぞw
ムッシュ長田が、エチー後のくろきんの音を聞いたら
「お! とうとうヤスはアムールを知ったのか!」
とか目を輝かせそうだw
550朝からアムール:2006/05/31(水) 08:32:36 ID:0t48Bmkh
へんな日本語が心地よい朝でつね。
551名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 12:10:44 ID:9R77ExuL
このスレお子様がまじってないか?
日本語もエチーの表現も稚拙なの多すぎる
552名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 12:56:02 ID:gM5bcnOm
書いちゃなんねー事なんだけどさ…

黒木にティンコがある気がしねー人、手を挙げて!

はいっっ!
553名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 14:30:46 ID:Tdl1AO2y
ターニャはツンデレ?
554名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 17:30:54 ID:NXBdt2kk
ツンデレです。

くろきんにだって立派な大魔王が…!
555名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 18:53:23 ID:8QqOmc+H
自分的に くろきんのは 魔笛 と読んでみたい。
556くろきん×ターニャ1:2006/05/31(水) 20:45:31 ID:+KgUOTs7
くろきんとターニャです。
直接的な描写は少ないので、そんなにエロくはないです。





あ、溶ける……。

ベッドがしなって、ギ……と微かな音を立てた。
色の薄い素直な髪が汗でうねって、白い肌に貼りつく。
張りのある乳房の、青く浮いている血管を指でなぞった。

「なに、してるの?」
「……血管。痛くないものなの?」
「ヤスのここは痛いの?」
ターニャが腕を上げて僕の手の甲を撫でる。
「痛くないよ」
「バカね、こんな時までクソ真面目なんだから……」

だって不思議じゃないか、こんなに痛々しいのに。
身体をゆすりつつ綺麗な卵形の顔を見ていると、ターニャの顔にみるみる血が上る。
白い額、薄い色の金髪、薄青い瞳、上気した頬は綺麗な薔薇色で、ふと恵ちゃんの言っていた
「ピンクのモツアルト」が頭に浮かんだ。
モーツァルトも見ていた肌の色……。
白い肌の色、血管も青く透くような。

557くろきん×ターニャ2:2006/05/31(水) 20:46:26 ID:+KgUOTs7

「ヤス、ヤス……。ちゃんと見て」
ターニャが白い両腕を伸ばして僕の頬を挟んだ。
「……見てるよ」
不思議な色のビー玉でも見るようにターニャの瞳を見ている。
「ヤス……」
「黙って」
黙ってもう少し見せてよ、君の肌が上気していくところ。

ターニャが大きく喘いで、うわ言のように僕の名前を呼ぶ。
「ヤス、ヤス!」
僕が腰を打ち付ける度に君の中が熱くなる。
「あぁ! ヤス、来て!」
まだだよターニャ。
「ヤス、お願い。もう来て?」
ターニャが哀願するように下から僕の顔を覗き込む。
「まだ……」
僕に組み敷かれて白とピンクと金色に乱れるターニャは、まるで君が弾くピアノみたいだ。

突然、ターニャが僕の首に腕をかけて引き寄せると、ぐっと両足を僕の腰に絡みつけた。
「!」
一瞬動きを止めた僕にお構いなしに、ターニャが腰を突き上げてくる。
「ちょ、待ってよ、ターニャ」
思いがけない動作に僕の頭が乱れて、呼応するように身体が動く。
「……ぁ、あぁっ!」
小さく声を上げて、何か早口でターニャが呟いた。
次の瞬間、ガクガクとターニャの中から内股に震えが走った。
膝が緩んで僕の腰から滑り落ちる。

558くろきん×ターニャ3:2006/05/31(水) 20:46:57 ID:+KgUOTs7

少し身体を起こして、波打つように喘ぐターニャの胸元を見つめる。
綺麗なピンク色。
僕の先端を包み込む、君の中の襞がうごめいている……。

「ヤス、まだ……」
胸元の紅がいくらか褪せた頃、ターニャが息を整えつつ呟く。
「うん」
そう、まだ。
もっと見ていたいから、モーツァルトも見たピンク色を。

ターニャが力尽きたように、くたりとベッドに四肢を投げ出す。
それを見てまたターニャの身体を揺らす。
静かに目を閉じた君の額が歪んでたちまち血が上る。
本当に、綺麗な、肌の色だ。

ターニャの肌に見とれているうちに僕の中の熱が高まって高まって、
それをぶつけるように僕は君の身体を揺すりたてる。
ターニャが呟く言葉が、やがて聞き取れないロシア語に変わった。
それでも、ところどころに僕の名前が混じるのを、愛しさと哀れみが綯い交ぜになったような
変な気分で聞いている。
僕の身体は、必死で絶頂に向って腰を振っているのに……。

やがて、近付いた焼け付くような快感を手繰り寄せて、一気にはじいた。

559くろきん×ターニャ4:2006/05/31(水) 20:48:11 ID:+KgUOTs7

初めて放った時は、焼き切れるように熱いことに驚いたっけ。
僕は、未だにターニャを好きかどうかも分からなくて。
それなのに身体だけを重ねるのは、今までの僕には思いもよらない(菊地くんならともかく)。

もしかしたら僕は、ただターニャの肌の色を見たいだけなのかな。
薄い肌が僕の腕の中で乱れて色付くのはとても綺麗で。
湿ってかすれた声で「ヤス、ヤス……」って喘ぐターニャーはとても可憐だから。

……はぁ。


白肌に 惑い乱れる パリの僕 (青緑百句)




おしまい。
560名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 21:42:17 ID:hs/+Nf7d
ふおぉぉぉ〜!!!!
GJ!くろきんの微妙な心理が禿萌えデス。
561名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 21:50:13 ID:80KMAycM
GJ!!
ターニャいいね
562名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 22:26:55 ID:NXBdt2kk
久々エロスキタ━━(゚∀゚)━━!!
563名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 00:40:22 ID:+E6jmet6
わーーーえろいーーー!
黒木くんにティンコあったーー!わー!
564名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 00:42:04 ID:xOALCSTV
くろきんターニャいいね!今自分の中でこのカプが急上昇だよ
565名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 00:56:53 ID:4e8WfZsh
GJ!!
原作のターニャの今後を予想。
なかなか男を釣れずにヤケになって食にはしる。
→リバウンド
→元に戻って落ち込むターニャにクロキンがそのままでも十分綺麗的な意味合いの発言
→ターニャがヤス再燃
566名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 14:31:29 ID:RzbvABAf
GJ!乙です
なんか切なくていいね
567名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 22:02:57 ID:d9qtHJNB
ちあのだが読みたいヽ(`Д´)ノ
568名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 23:15:47 ID:Jk1RGlup
投下します。……のだめ×千秋 で。
今月号の補完。
569テナー:2006/06/01(木) 23:16:44 ID:Jk1RGlup
賑やかなパリの夜も更ける頃。
勉強を切り上げた千秋が寝室のドアを開けて目にしたのは、
のだめが自分のベッドに寝転がって、空中をぼんやりと見ている姿だった。
照明のスイッチを押すまで気がつかなかったので悲鳴が出るところだった。
「……お、おま、おまえ、なんで電気も付けず俺のベッドで……!?」
「…………おつかれさまデス」
のだめからは、気の抜けた返事が返ってくる。
思わず握り締めていたドアノブを離し、千秋はまじまじとのだめを見下ろした。
のだめはベッドサイドに突っ立ている千秋に視線を遣り、そのまま力なく視線を落し、
はぁ、とひとつため息をついた。
明らかに変だ。いや変態なのはいつもだが、……有り体に言うと、元気がない。
いきなり飛びついて抱きついてくる程度が普通な奴には鬼の霍乱、青天の霹靂だ。
また何か、あったのだろうか。
千秋はしょんぼりとしているのだめを見ながら考える。
……こいつも変態である前に人の子だ。
自分から言ってはこないが、それは日々の悩みだってあるだろう。
この奇態は、俺にそれを聞いて欲しいとか、相談に乗ってほしい、という事なのかもしれない。
だから千秋は、今日はこちらから聞いてやることにした。
570テナー:2006/06/01(木) 23:17:37 ID:Jk1RGlup

「どうした、なにかあったのか?」
ベッドの端に腰掛け、できるだけ優しく千秋は尋ねてやる。
「リュカの背が伸びたんです」
千秋の顔を見ずに、ぼんやりしたままで、のだめは答えた。
「へ?……」
「三ヶ月でバキバキと」
「…………」
「それも、十五センチも」
「…………、ふーん」
それは膝が痛そうだなぁ、と千秋は会話を合わせる。
いつものことだが、のだめの会話は唐突すぎて意図が分かりにくい。
しかし今日は深刻そうなので、千秋は特に何も突っ込まずに聞くことに専念する。
「顔も変わって……」
「へえ」
「声まで変わっちゃて……」
「あー、声変わりかー」
なつかしーな、いきなり声出なくなっててビックリするんだよなー、
と、千秋は昔を思い出して、ほのぼのした気持ちになる。
「なんかショックでした」
「…………へ?なんで?」
のだめは寝っ転がったまま、じとっと宙を見つめている。
「よっくんはずっと横にいたからあんまり気がつかなかったし、
 千秋先輩は会ったときから男の人だったし」
「……まあ、そりゃあ」
「でも、リュカも、分かってたけど、やっぱり男の子なんだなぁって……。
 もう、のだめと身長かわりませんし、……手だって、どんどん大きくなっちゃって。
 どうして、男の子ってあんなに、急に、変わっちゃうんでしょうかネ……」
しょんぼりと、「この気持ち、わかります?」と、のだめが聞く。
千秋は微妙な顔をする。
「え……、あたりまえっていうか。逆に伸びなかったり変わらなかったらイヤだろ」
「……情緒を介さないカズオですネ」
なんでそこでカズオなんだ?と千秋は突っ込みたかったが、耐える。
571テナー:2006/06/01(木) 23:18:13 ID:Jk1RGlup

「先輩は、いつでした?」
「え、声変わり?……中学のときだったかな」
「それからずっと今の声デスか?」
「ん、声楽でパート変わったから、高校でもうひとつ落ちた」
「おヒゲ剃りはじめたのは?」
「……高校に上がった頃か?」
「スネ毛は?」
「……それは中学の…………って、おい。なんかエロいな……」
次はなにを聞くつもりだ、と千秋がのだめを見やると、
のだめは些細ないたずらを見つかったときのような顔をして千秋を見ていた。
「なんだよ」
「のだめは中学のときでしたヨ」
なにが、と言う表情の千秋に、のだめは続ける。
「けっこうのだめ遅かったデスから〜、低学年だと泣いちゃったりする子いますけど、
 のだめの場合、あーよかったーってほっとしちゃったっていうか。
 もー家族みんなで大喜びで、ヨーコなんかお赤飯を山盛りに作りすぎちゃって。
 あのときは三日間くらい家族でずーっと赤飯お握りでした。ぷぷ」
「へぇ……」
なんだか恥ずかしくなって居たたまれない千秋を、のだめは笑いながら見上げている。

「……二回目は、先輩がのだめの好きな呪文料理作ってくれました。おいしかったデス」

思い当たって、千秋の顔が赤くなる。
そのときの情景と感情と感触と、色が、のだめの言葉で鮮明に思い出された。
それに加えて……暗に、先輩はいつでした?と聞かれているような気までしてしまって。
様々な気恥ずかしい気持ちがよみがえってきて、千秋は胃のあたりが熱くなった。
じ、とのだめが笑いながら見ている。
「先輩、お顔赤いデスヨ」
くすくすとベッドの上で笑っている。
そこでようやく、千秋は合点がいった。
「おまえ、誘ってんだろ」
のだめのくせに、と軽く腹を叩くと、ぎゃぼ、とのだめが変な声を出した。
「人間語で答えろよ、この変態生物め」
「むきゃーー」
上からのだめを見下ろす。のだめはベッドに寝転びながら、千秋を見上げている。
寝転がったのだめの上に千秋がのしかかると、のだめの腕が千秋の首にまわった。
572テナー:2006/06/01(木) 23:19:06 ID:Jk1RGlup

しばらく無言で抱き合って、ゆっくりと互いの温度を交換しあう。
「……重くないか?」
問われて、のだめの腕がぎゅっと力を込めて千秋を引き寄せた。
引っ張られて支えを失った千秋の体重が、どっとのだめの身体に落ちる。
んむ……とのだめが呻く。
「……重いデス」
どっちなんだ。
「なら離せよ、動けないだろ」
「先輩」
「なに」
「ちょっと、のだめをぎゅっとしてくだサイ」
言われるままに、千秋は自分の体の下にいるのだめに腕を差し込んで、力を込めた。
「ぅく……」
千秋の身体とベッドの間に挟まれたのだめが、窮屈そうな、幸せそうな声を漏らす。
「……重いだろ」
「…………重くて……きもちいいです」
「………」
のだめが千秋の背を抱きしめる。
「……広い肩はば……」
鼓動がどんどん速くなっていくのは、どちらの心臓だろうか。
「大きくて、重くて、ゴツゴツしてて……のだめ、いつも、ドキドキします」
思わず千秋は自分の身体を意識した。
のだめは太腿をわずかに動かした。
「こっちも……硬くなってきてマスね」
「お、おまえ女が何てコトをだな……」
のだめの太腿が意図的に擦りつけられ、千秋は自分の状態を恥ずかしいほど自覚させられる。
じれったい快感が腰にじんわりと広がって、ん……と吐息を漏らす千秋に、
くす、とのだめが笑う気配がした。
耳元で、のだめが囁く。
「……もっと、硬くなりました。脚で触ってるだけなのに、先輩、こんなに大きくなっちゃうんですね……」
「え…………」
「そんなに……のだめに、興奮してくれてるんですか?」
「…………」
「のだめの身体って……千秋先輩がこんなに興奮しちゃうほど……気持ちいいんですか……?」
千秋が真っ赤にたじろぐのを見て、のだめはその身体の下でくすくすと笑った。
「先輩はお耳が弱いデスね〜」
「!、おい……」
千秋が腕を緩めると、重みと酸欠で赤く染まったのだめの顔が見えた。
千秋が肘で支えをつくって身体のあいだに隙間を開けてやると、
下からのだめがチュっと軽くキスをしてきたので、その唇を追いかけて千秋がキスを重ねる。
深く、さっきの意趣返しのように乱暴に、激しく。
573テナー:2006/06/01(木) 23:19:37 ID:Jk1RGlup
それに応じながら、のだめの手が千秋の身体をなぞっていった。
キスに没頭している千秋の、背中を、脇腹を、腰骨のあたりを、ゆっくりと辿っていく。
そのまま両手が千秋の勃ちあがりつつあるそこを、服の上からぎゅっと包み込んだ。
「わ!」
驚いた千秋が腕を立て身体を離す。
「……先輩、座ってくだサイ」
うながされて、千秋は身体を半転させてベッドに座った。
その膝の上にのだめが座る。柔らかい唇が、唾液に濡れて艶やかに輝いている。
千秋の首からTシャツを抜き取って、のだめが胸元に、胃のあたりに、臍に、キスを落としていく。
「……ちょっと、失礼しマス」
自分のハーフパンツを下着ごと引き下ろしたのだめを、千秋は少々呆然と見つめた。
半分勃ちあがったそれが、外気とのだめの間近な視線に晒されて、びくりと脈打った。
ちゅっと、のだめは千秋の下腹にひとつキスをして、……両手で柔らかく、包み込んだ。
他人の、ひやりとした手の感触に、それが一層大きくなってのだめの指を押した。
ほぉぉぉ、と、関心するような声を出してのだめはまじまじと観察している。
「……あんまり、ジロジロ見るな」
千秋はそんなのだめを見て、逃げ出したくなる程に恥ずかしくなる。
「今度、オシッコするとこ見せてくださいネ」
「ば、馬鹿!おまえ変態か!?」
ああチクショウもとからコイツは変態だったよ!と動揺する千秋に構わず、
のだめはキスをするように、亀頭にひたりと唇を押し当てた。
そのままで、のだめはじっと千秋を見上げた。
二人の視線が、ぴたりと絡む。
与えられている感触以上の快感を期待して、千秋の喉が鳴った。
そのまま、視線を外さずに、ぱくりと、のだめが千秋を咥えこんだ。
574テナー:2006/06/01(木) 23:20:34 ID:Jk1RGlup

咥内の温かくぬかるんだ粘膜が、千秋の背をぞわりと粟立たせる。
「ぁ…………」
さっきまで深いキスに応じていた舌が、ゆるりと千秋をなぞりあげている。
やわらかく口に含んで、嘗め回している。
「……んっ……のだめ……」
与えられる快感を受け止めながら、千秋はのだめの頭を撫でた。
のだめの舌の動きにつられるように髪を梳くと、うっとりとのだめが目を細めた。
上気した頬。なんだか褒められて得意になっている子供みたいな表情。
のだめはぐっと喉もとまで千秋を飲み込んでから、唇をすぼめてシャフトを登った。
ちゅっ、と音をたてて唇を離す。
「……こんな感じデスか?」
「……うん」
顔に満面の笑顔を浮かべて、のだめが再びそれを口にほおばった。
のだめの髪がその顔にかかって、表情が見えなくなる。
「……は、……はぁ、は…、…、……っ……」
かすかな罪悪感と締め付けられるような快感とが混ざって、千秋の呼吸が荒くなる。
「ん……はぅ……」
熱い吐息を漏らして、のだめが付け根から先までを柔らかな舌でなぞりあげた。
硬く、熱く膨張しきった器官をのだめの舌が濡らしていく。
二人の荒い呼吸と、ぴちゃり、ぴちゃ、と猫が皿を舐めるような音が部屋に響く。
のだめに、口でされている、そう思うだけで根元に溜まる熱を吐き出しそうになって、
千秋はぎゅっと唇を噛んで耐えた。そんな快感に耐える千秋の顔を見上げて、
のだめの指が口でほおばりきれない部分を握って、上下に動いた。
「……っ……、の……のだ、め……」
声を必死で押し殺して、千秋がのだめの頭を押す。
もう限界、と意思表示をすると、のだめは千秋に視線を合わせたまま笑顔を見せた。
そして握り込んだ指にぎゅっと力を込めてしごきあげながら、千秋をきつく吸い込んだ。
千秋は歯をぎりと噛み締め、顔をかっと紅潮させ、腰を小刻みに痙攣させながら、
のだめの頭を強く押さえつけて、その咥内で快楽を弾けさせた。
575テナー:2006/06/01(木) 23:21:30 ID:Jk1RGlup

良い仕事をした!とでも言うような晴れやかな笑顔で、
バスルームからのだめがベッドに戻ってきた。
「ちゃんとよーくうがいして、いちおう歯も磨きましたよ〜、ばっちりです」
ちゅっと千秋の頬にキスをしてベッドに潜り込む。
「……いや、べつにそこまで……」
言いかけて、千秋ははたと気がつく。
「もしかして、おまえ、俺がしたあとって、抵抗あった?……その、」
「ないですヨ!そんな……、ちょっと、のだめが恥ずかしかっただけデス。はぅん」
のだめは照れて、シーツを肩まで引っ張りあげる。
「そう……」
そんなのだめを千秋が引っ張りあげる。
さきほどまで熱心な愛撫をしてくれたことを労わるように、優しくキスをする。
「……ふふ、のだめ、今日は心ゆくまで真一くんを堪能しました。満足デス♪」
おやすみなさい〜♪とキスを返して、のだめがベッドに身を沈めた。
「……なにがおやすみだ」
千秋が、がば、とシーツをはぎとった。
「え、先輩、二回もできますか?」
「やってやる」
「そ、そんな、のだめ、しなくてもぜんぜん平気なんですよ」
「べつにおまえに気を使ってるんじゃない」
「……無理しなくてもいいデスよ?」
「無理なんかしてない。ていうか、
 ……ここまで煽っといて終わりなんて、まさか、ないだろうな?」
576テナー:2006/06/01(木) 23:22:21 ID:Jk1RGlup
END
おそまつさまでした
577名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 23:29:53 ID:TBCOkZc2
むっはぁぁぁ!!!リアルで読ませて頂きました!
のだめに翻弄される千秋テラモエス!
578名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 23:44:07 ID:1SnhRwIq
GJGJGJGJGJGJGJGJ!!!!!
フェラーリのだめGJです!
ごちそうさまでした〜(*´∀`)
579名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 00:18:00 ID:jOXFT5Pb
テナーさんGJ!!
良い仕事してますね
580名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 01:32:42 ID:ZbYW9VvJ
GJ!
好きです。
581名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 01:33:30 ID:o8qz0k5m
前半の、のだめの、けだるいエロさが素敵だわ
582名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 01:41:28 ID:7MGM7ymb
フェラーリF50キタ━(*゚∀)(∀゚*)━!!
583朝からアムール2号:2006/06/02(金) 07:58:04 ID:C4SMhiH+
大変美味しゅうございました。
584名無しさん@ピンキー :2006/06/02(金) 17:31:43 ID:AeoxuntA
良い仕事をした!
のだめっぽいw
585名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 18:42:27 ID:jPQb20rR
GJ!!あなたがいい仕事したよホント

続きも気になるところです
その後どうした?!
586名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 22:42:22 ID:67hlNKVq
くろきんターニャ書いた者です。
GJありがとうございました。

テナーさん、GJです。
千秋の感覚がすごくリアルに感じられて感嘆しました。
のだめも可愛いデス。


神の後で気が引けるのですが、のだめと千秋書きましたので投下します。
特にどんな時ということはないですが、真夏の宵ってことで読んでください。
587夏の宵(のだめ×千秋)1:2006/06/02(金) 22:43:07 ID:67hlNKVq

「今日もアツイですネ」
ソファに寄りかかって、扇風機の風を浴びながら食べるアイスは最高デス。
「センパイも一緒に食べましょー」
「オレ、アイス食べないから」
目の前でカランと持ち上げたアイスティー。薄い琥珀色のそれはミントティーデスか?

お風呂に入ってさっぱりしたハズなのに、暑くてすぐに汗が浮かぶんデス。
あ、また胸の谷間を汗がつつっと落ちマシタ。
のだめの身体を挟むようにセンパイが足を広げてソファに座ってマス。
……くっついてるから暑いんですヨー。
「センパイ、少し離れて下サイ」
「別にくっついてる訳じゃねえ! ここしか風が来ないんだ、暑いならお前がどけろ」
「……いやデス」
フン、と勝ち誇ったようにセンパイがグラスを揺らした途端……。


「ぎゃぼっ! 何すんデスか!」
グラスからつたって首筋に落ちた水滴にのだめが声を上げた。
「わ、わざとじゃねえ」
半分はわざとだ。しっとりと汗ばんで上気した肌を見てるうちに、ムラムラきた。
オレもいよいよ変態の森の住人にふさわしくなってきたか……。
「んもー」
ぶつぶつ言いながら再びアイスをくわえ、手元にあるプリごろ太のマンガに目を落とす。
……オレ様よりプリごろ太か?
ちょっとムッときて、再びグラスを揺らした。
暑さに水滴をたくさんつけたグラスから、あっけなくまた数滴落ちる。

ガーゼのワンピースが少し濡れて背中に張り付いて、再びのだめがアイスを咥えたまま後ろを向く。
「ヘンアイ!」
「お前それ、変態って言ってるつもりか? それともセンパイか?」
口に氷を入れたまましゃべっていると、今度は氷のカケラがのだめの胸元に落ちて入った。
「ムキー! もう本当に止めてくだサイってば!」
「い、いや、これは本当にわざとじゃ……」
「じゃ今までのはわざとだったんデスか!」
オレを見据えて口をとがらすのだめの前髪が、汗で額に張り付いている。
……くそ、変態のくせに可愛いじゃねーか!
588夏の宵(のだめ×千秋)2:2006/06/02(金) 22:43:40 ID:67hlNKVq

なんだかオレは今ムショーに悔しい。
黙ってグラスを持ち上げると、静かにのだめの胸元にグラスを傾けた。
「あー」
自分でも予想しなかった子どもじみた行動に驚いて声が出た。
「!!!!!」
グラスの半分ほども注いだのだろうか、ワンピの前がすべてぴたりと張り付いて……。

「お、お前! ブラとか何もしてねーのかよ!?」
「お風呂上がりだもん、いいじゃないデスか!」
「だって、こんな薄いの一枚で……、普通は中にキャミとか着るもんだろ!」
「暑いからいいんデス。もー、のだめビショビショじゃないデスかー……」
のだめが膝立ちになって自分の身体を見下ろしている。

こいつ、自分の姿態に気付いてないのか……?
んなわけないよな、だって生地が張り付いて身体の線も丸見えだし、乳首の色もへその窪みも。
「……」
一瞬焦って目を反らして、いや、コイツだって隠しもしないし、オレが焦る必要は全くないと思い直し。
ゆったりとしたワンピに隠れていた胸のラインがあからさまに出て、思わず誘われるように手のひらで包み込んだ。
「な! 何してんデスか!」
白っぽいガーゼ生地はぴたりと張り付いて肌の色をそのまま伝え、乳首はほんのりピンク色だ。
親指でさりげなくこすると、冷たい刺激と一緒になって、すぐにぷっくりと指を押し返した。
「やめて下サイ! もー、早く着替えなきゃ……」
と言いながらも、のだめの身体からふわんと力が抜けていくのが分かる。


あへー……、変な感じデス……。
布が肌に張り付いただけなのに皮膚が変に敏感で、締め付けられてるみたいデス……。
センパイが、見てる……。
「み、見ないで下サイ! のだめ着替えてきマス!」
「やだ。今更それはないだろ」
言いながら、センパイが後ろから両手でのだめの両胸を持ち上げる。
センパイが、のだめの胸を……、指で……。あへー。
「お前、胸大きくなった?」
「ふ、ふぁっ、ん……」
立ち膝の足から力が抜けて、床にぺたりと座り込んでしまった……。
589夏の宵(のだめ×千秋)3:2006/06/02(金) 22:44:47 ID:67hlNKVq

「ほら、立てよ」
のだめの脇の下に腕を入れて引き上げると、くるりと後ろを向いて抱きついてきた。
オレの上に足を開いて座ると、額に額をぶつけて
「シたくなったじゃないデスか……」
真っ赤な顔で下を向く。
のだめが、オレの首に両腕を絡ませて顔を覗き込む。
薄く開いた口元、上気した頬、こいつ、自分がどんなエロい顔してるかなんて考えたことないだろーな……。
のだめが唇にむしゃぶりついてきた。
片手を胸の下から這わせると、唇の端からすぐに甘い吐息が漏れる。
濡れた布から透いて見える、痛々しいほど紅く尖っている乳首を親指でこすると、のだめが一瞬大きく身震いして息を吐いた。

背中を支えたまま、胸元に顔をうずめた。
乳房の脇から甘く噛み付く。濡れた柔らかい布越しの、しっとりと熱い肌……。
「センパイ……、なんかスースーしマス」
「ミントティーだからな」
クスクス笑っていたのだめが、乳首を咥えると小さく声を上げた。
「セ、ンパ……。赤ちゃん、みたい……デス、ね」
咥えたまま見上げると目が合って、のだめは紅潮させた顔をゆがめて首を後ろにそらした。
片手を上げてのだめの口元をなぞると、のだめが咥えて甘く指の腹を噛む……。


センパイの指、ちょっとしょっぱいデス。
熱い指、のだめの口の中を這い回って、それから大きな手全体でのだめの頬を包むように掴んで。
センパイがのだめの胸を舐める音が響いてる。
布越しなのがすごくじれったくて、まとわりついてくる布が邪魔なのに、いつも以上に感じるのは何でデスか?
あ、あー……。気持ちいい……。
首にぎゅっとしがみつくと、のだめのアソコに熱いものがあたった。
「ぁふぅ。センパイ、すごく熱くなってマス……、っあ!」
センパイが片手でパンツの紐をほどく。
「のだめ、ちょっと腰浮かして」
浮かした瞬間、センパイの指がぬるんと中に入り込んだ。
「熱いのお前の方。すげ……」
「やぁ……ん」

「のだめ、お前ホントすごい、ほら」
センパイの指の動きが速くなると、部屋中にのだめの中の音が響いた。
中腰のままセンパイの首にしがみついて首を振る。胸元から汗が流れた。
「センパイ! のだめ……、のだめ、おかしくなっちゃいマス……!」
センパイが汗を浮かべてのだめを見上げてる。
「うん。オレももー限界」
センパイが指を抜いてのだめの腰を抱えた。
590夏の宵(のだめ×千秋)4:2006/06/02(金) 22:45:39 ID:67hlNKVq

「ゴム取ってくる」
「はぅん……。のだめ、ゴム持ってマスよ」
「はぁ?」
な、何言ってんだコイツ。熱さで頭までやられたのか? いや、頭は元々だ。
「さっき、シャワーから出た時に持って来ました」
ハイ、と濡れたワンピのポケットからゴムを出した。
思わず頭を抱え込む。
「お、お前、風呂上がりから準備してたわけ?」
「ハイ。今日はそろそろシたくなる頃だと思って」
「はー。お前やっぱ変態」
ため息をついてソファに寄りかかって天井を見上げた。

「センパイちょっと腰浮かして下サイ」
「な! それはオレが!」
いいじゃないデスかー、とのだめはオレの部屋着もパンツも無理やり下ろす。
「や、やめろーーーー!」
「遠慮しないで下サイ」
「遠慮じゃねえーーーー!」
のだめはオレの上に座ったままお構いなしにゴムの包みを破り……。
「お、お前、それじゃ裏返しじゃねーか!」
貸せ! と、のだめの手からゴムを奪い取って急いでつけた。

「なんかオレ、やる気なくなってき……」
「センパイのココ、やる気満々デスよ」
「……」
「いーデスよ、センパイそのまま寄りかかってて下サイ」
まてよ、と言う間もなくのだめがオレの上半身に身体を預けて、そのままそっと腰をおろした。
「く……」
さっきも思ったけど、熱い。いつもよりずっと熱くて、溶けてる……。


「……全部、入ってマスか?」
「ん、もちょっと」
センパイが下から突き上げて、ぐっとのだめの奥に当たった。
「はぅん……」
ソファに寄りかかったセンパイの髪が、汗で乱れて額に貼り付いてる。
まぶしそうにのだめを見て、そのまま気だるそうにワンピを捲り上げた。
扇風機の風が、濡れた肌に当たって気持ちいいデス……。
両手が伸びて、のだめの胸を包んだ。のだめの乳首を弄ぶ、センパイの長い指。
かすれた声と一緒に涙が出る。センパイが触れるところ全部、どうしてこんなになるの。
「センパイ」
呼んだら涙声になった。
「ん?」
「のだめ、すごく気持ちいいデス。どしたらいいデスか」
591夏の宵(のだめ×千秋)5:2006/06/02(金) 22:46:13 ID:67hlNKVq

センパイがちょっと目を見開いて、それから身体を起こした。
あ、もっと奥にセンパイが来る……。
センパイがのだめの背中を抱き寄せて、それから「のだめ」って呼んだ。
「のだめ」
センパイの親指がのだめの口に入る。貪るように舐めているのにすぐに手を離した。
「やぁん、もっと……」
センパイが濡れた指を身体の合わせ目に下ろして、のだめの茂みの敏感なところを探し当てた。
「あっ! ダメ! だめデス!」
びくんと身体に電気が走って、思わずセンパイの首にしがみついた。
濡れた指でぬるぬると探られるたびに新しい電流が何度も何度も身体を走る。
「や、ぁ、怖い……。あぁっ!」


「怖い?」
「ちょっと、怖い、デス」
「じゃ、怖くないくらいに自分で動いてみて」
「でも、恥ずかしいデス……」
「目、つぶってるから」
「……絶対デスよ」
のだめの首の後ろに顔を隠すと、ためらいがちに腰を揺らし始めた。
動きに合わせてそっと指を動かすと、のだめの喉の奥から小さな声が漏れた。
「ふぁっ、ぁ、あん……」
のだめが動くたびに、自分の官能も甘く揺さぶられて、強く突き動かしたくなるのをじっとこらえる。
抱いた肌がしっとりと汗ばんで甘酸っぱい香りを放った。
そっと首を起こしてのだめの顔を見つめる。
赤く上気した頬、汗ばんだ額、甘く湿った声を上げるのだめ。可愛い……。
「やっ! 見ない、って、言った、じゃ、ない、デスか」
「だってお前、すげー、可愛い……」

のだめが目尻に涙をためて切れ切れに呟く。
「どーしてのだめ……、こんななっちゃうんデスか」
「え」
「セ、センパイのさわるとこ、ぜ、全部気持ちよくて、のだめばっかりおかしくなって、ずる、いデス」
喘ぎながら、なまめかしく腰を動かしながら、オレの頬を両手で挟んで哀しそうに。
……たまんねー。
その顔を見たら我慢も限界で、のだめの動きに合わせて下から腰を突き上げた。
592夏の宵(のだめ×千秋)6:2006/06/02(金) 22:46:52 ID:67hlNKVq

「あぁあっ!」
自分の口から出た悲鳴みたいな声に驚いて、でもその声を恥ずかしいと思う間もなく、センパイがまた腰を突き上げる。
あ、あ、すごい……。
ぎゅっと閉じた目尻から涙が流れて汗と混じる。
そんな感覚だけが鮮明で、あとはセンパイの動きに揺さぶられる熱い身体の奥だけが何かを待ってる。
がくんがくんと頭が揺れて重い。
センパイの吐く熱い息。肩につかまろうとしたら汗で滑って、両手で首にしがみついた。
お腹の奥に熱いカタマリがあって、センパイが突くたびにもっと熱く大きくなる……。
「のだめ、オレ、イきそ……」
センパイが大きく最奥を突いた瞬間、のだめの中のカタマリがぐわんと弾けた……。



びくん、びくん……。
のだめの身体の奥が痙攣して、その度に全身にじんわりと甘い快感が広がる。
おさまったと思うころそっと身体を起こすとまた、びくんと奥が動いた。
「あふ……」
くたりとセンパイに身体を預けた。
「お前の中、まだ動いてる……」
「センパイ、体ベタベタデスね……」
ふうーと一緒にため息をついた。
「シャワー、浴びるか……」
「のだめはいいデスよ……」
まだセンパイと繋がっていたくて、汗だくになった身体をくっつけたまま目を閉じる……。


「おいこら! 寝るな!」
ぐいと身体を起こすとのだめの中がまだひくりとうごめいた。
「あへー……」
しぶしぶといった風情で身を起こしたのだめを引き剥がす。
「ほら! シャワー浴びるぞ!」
「あー、のだめはいいデス……。もう寝マス」
「そんな汗だくでベッドに入るな! 洗ってやるから来い!」
片手を伸ばして棚からティッシュを取って始末しつつ、片手でのだめの手首をぐいと掴んだ。

「あー、じゃあのだめが真一くんを洗ってあげますよー」
「やだ、お前のすすぎ甘いんだもん」
「ムキー! のだめちゃんとすすげマス!」
ふらふらと歩き出すのだめのワンピを直してやる。
もうほとんど乾いて、汗でしわくちゃになってるけどな。




おしまい。
593名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 23:44:18 ID:Q2TVjADS
GJGJGJGJ!!!!
いいもん見ました!
ありがとうございました〜!!!
594名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 23:46:34 ID:o8qz0k5m
暑苦しエロい。
595名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 00:02:25 ID:H7uIr5Av
GJ!!
まさに暑苦しエロいねw
のだめ視点と千秋視点がすぐ替わるのがちょっとだけ気になったけど
それを凌ぐ萌えをありがとう
596名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 02:24:42 ID:kbIRs4s1
GJGJ!!!
いいもの読ませていただきました〜!

視点が度々変わっても、千秋ののだめは口調が全然違うので普通に読めました。
いや〜眼福です。ありがとうありがとう!
597名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 15:03:31 ID:qKTWm7UQ
うわぁ・・・GJです
のだめのセリフかわええ
598名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 19:59:28 ID:kpfIcsCr
なんでもかんでもGJなんだな(゚д゚)ポカーン
のだめと千秋の視点が入れ替わるところがわかりにくいし読みにくい。

初期過去スレの神の作品でも読んで勉強しる
599名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 20:46:07 ID:KJgNf6GB
>>598
ネ申に何をいっとる
逝ってよし
600名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 21:31:10 ID:sgUauH+s
>>598
なんでもかんでもじゃないだろう。
明らかにGJの数が少ない作品もある。

しかも過去スレ作品読んで勉強しろって…。
601名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 22:02:59 ID:TTLZIdl4
すげー上手いとは思わなかったけど面白いとは思ったよ
>>586さんgj
602名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 01:58:34 ID:4wAbyaAd
>>598 最初の2行は読んだ
603名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 20:15:33 ID:Rnzf/nkG
神に神って言われたー!わーい!
いい仕事レスありがとうです。職人として本望です。

さすがに言い方はあると思うんですけど……
私の場合なんですが、
GJ頂けると、本当に嬉しくって、わあ投下して良かったなぁ!て小躍りです。
が、それだけだと何というか、方向性がぼんやりしてきてしまいますので、
あくまで私の場合ですが、ご指摘を頂けたほうが、そこから自分の新たな萌えを発見できます。
もっとエロく?もっと切なく?

で、空気読まずに投下しまーす。明日はKISS発売日なのに、休載は寂しい……
604テナー:2006/06/04(日) 20:16:17 ID:Rnzf/nkG
●真一くんの勉強を邪魔してみましょう●



夕食後、ソファーでくつろいでいるのだめが、
公演にむけて勉強中の千秋に質問した。

「先輩、なんでソファーは赤いんですか?」
千秋は総譜から顔を上げずに問い返す。
「……それは『どうして空は青いんですか』と同じたぐいの質問か?」
「ち、ちがいマスよ!先輩の部屋のソファー、大学の部屋のときも、赤でしたよネ」
「そうだな。たしかに、赤かったな」
ちらと、のだめの座るソファーに千秋は目を遣った。
「パリでもほら、赤ですし。なにかコダワリがあるんですか?」
んー……と、考える千秋。
「こだわり? いや、……なんとなく」
「……なんとなくで、ソファーが『赤』デスか?」
あんまり一般的じゃない気がしマス。とのだめが千秋を見る。
千秋ものだめを見返す。
「ソファーはやっぱり赤だよなあ、て思って選んだまでで、意味は無いんだけど。
 言われてみればそうだよな。んん……、何でだ……?」
「なんで、赤なんでしょーねー」

ぶつぶつと過去を反芻してインプリンティングの検証をはじめる千秋をよそに、
のだめは話題の真っ赤なソファーに、ばふっと寝っ転がった。
靴を下に脱ぎちらかして、ぱたり、ぱたりと素足を動かす。
ワンピースから伸びた脚がソファーの赤に映えて、やけに白く見える。
動くものを追う動物としての習性からだろうか、
考え事をしながらも思わず千秋が脚の動きをじーっと追いかけていると、
そんな自分を見ているのだめと視線がかちあった。
不思議そうに、こちらを見ている。

なんとなく気まずくなって、千秋は無理やり、会話を戻す。
605テナー:2006/06/04(日) 20:16:54 ID:Rnzf/nkG

「ソファー、……赤いと、……いいこともあるよな」
「たとえば?」
「顔色が良く見える」
「あー……」
何かに思い当たったようで、のだめはポンと手を打ち、その手のまま唸り始めた。
「なんでしたっけ、……えーっと、オラ……、オラウータン……?」
「は?猿?」
「いいえー、オラ……ほら、いかにもミルヒーが好きそうな、芸者さんの、サムライの時代の、」
名前が出てこずに、じたばたと唸り続けるのだめ。
シュトレーゼマンが好きそうな、江戸時代の芸者…………?
「……もしかして、花魁?」
「そうそれデス!その、オイランのお布団って、赤いんですよね?」
「おまえ変なとこで博識だよな……」
「あれもやっぱり、肌をきれいに見せるためだったんでしょうかね〜」
どう思いマス?と、のだめは千秋に聞く。
「俺が知るか、そんなの!!
 おまえ、ひとのソファーに卑猥なイメージ植え付けんなよ……」
眉根を寄せながら総譜を机に置いて、
千秋はのだめが寝転んでいるソファーの、彼女の頭のほうに浅く腰掛けた。
606テナー:2006/06/04(日) 20:18:05 ID:Rnzf/nkG

「のだめの顔色、ここだと、きれいに見えますか?」
「ん」
千秋の手が、のだめの頬に触れる。
くすぐったそうにして、お返しというようにのだめが千秋の髪を撫でる。
「先輩の黒い髪も、赤い色に、とっても映えてキレイに見えるんデスよ?」
「……ありがと」
「さすが……、『黒の王子』って、感じで……」
のだめの大きくて長い指が、千秋の髪を梳いていく。
耳元からその黒い髪をかき上げ、首筋まで、ゆっくりと撫で下ろす。
また耳元へ戻った際にその指の腹が額にあたり、眉毛がしゃりしゃりと細かい音をたてた。
千秋はのだめを見下ろす。
わずかに上気した桜色の肌は、赤い色にとても映えて、目にまぶしく映る。

「なあ……」

千秋はのだめの頬をかるくつまんだ。
いたいデス、と、痛くなんてないくせにのだめが抗議して、千秋の手に自分の手を重ねた。
少し速くなりだした鼓動が、お互いの手のひらから伝わってくる。

「する?」
「はい♪」

わーい、と歓声をあげそうな勢いで、のだめが千秋に抱きついた。
まんざらでもない千秋も、笑いながら、のだめを赤いソファーの上に横たえた。
607テナー:2006/06/04(日) 20:18:54 ID:Rnzf/nkG
まるで先の、花魁の赤布団の上で見える肌の色を確かめるみたいに、
二人は赤いソファーの上に、互いの肌を露出させていく。
「……先輩のお肌も、白くて……キレイでデスよね」
はうん、とのだめが千秋の肌に舌を這わす。くすぐったさに千秋が少し身体を捩る。
「俺は……日に焼けられない繊細な身体に生まれたんだよ」
「ふふ、今度皆にナイショで泳ぐ練習しましょうよ〜。のだめ、けっこう水泳得意なんですよ?」
「ぜってーヤダ。おまえは真澄と二人で楽しく泳いでろ」
「あー……まだ根にもってマスね?……相変わらず粘着なんデスからー」
「俺のどこが粘着だってんだ」
ワンピースのボタンを全て外すと、のだめの素肌と身体のラインがソファーの上に現れた。
見慣れたあどけない童顔や、のんびりした雰囲気とはまるで不釣合いに、
ワンピースで隠されたのだめの体がきちんと年相応に成熟していることに、
千秋はいつも少しだけ驚かされる。

「……先輩、でんき、消しませんか?」
「お前が消せば」
「……じゃあどいてくだサイ。のだめ、先輩が邪魔で動けないデス」
のだめがじたばたと手足を動かした。
「…………」
「先輩?きいてますか?」

明々と点けっぱなしの蛍光灯の光に晒されて、
赤いソファーの上に投げ出された白い肌が、まぶしいほどに映えている。
わずかに肌に浮かび上がった汗が光を反射しているところまでが、はっきり見て取れる。

「千秋先輩……」

汗ばんだ肌のすべらかな感触を愉しみながら、千秋はゆっくりと指を滑らせた。
節くれ立った長くて固い自分の指が、白く柔らかい彼女の肌を伝っていく。
やわらかな胸をやんわりと握りこむと、
先輩、聞いてませんね、と言おうとしたのだめの語尾が、わずかに震えた。

「もう……」
のだめは諦めたようだ。
608テナー:2006/06/04(日) 20:19:33 ID:Rnzf/nkG
まったくカズオなんデスから……と、ぶつぶつと文句を言いつつ、
のだめは千秋のシャツを握ると、そのまま背伸びするように腕を伸ばし、
千秋の首から一気にズボっと抜き取った。
「……ムードのねえ脱がせ方」
「のだめはせっかちだから、先輩みたいにねちねち脱がせないんデス」
「ねちねち……?」
裸になった千秋の胸にぺとっと頬を押し付けて、のだめは深く息をついた。

「こんなときにも、充電?」
「はいー、んーー」
ちょっと待っててくだサイね〜、と、のだめはゆっくり深呼吸を繰返した。

三十秒くらい、じっと、ソファーの上で抱き合う。

なんとなく手持ち無沙汰に、千秋は自分の胸の位置にあるのだめの頭を撫でた。
栗色の髪を梳くと、ふわりと、千秋のバスルームにあるシャンプーの香りが立ち上る。
「シャワー入ったばかりだから、俺もボディソープの匂いしかしないんじゃないの?」
「そんなことないです」
「?」
「真一くんのニオイが、します……」

その表情を、欲情に濡れた顔を、明るみで見てみたくて。
千秋はのだめの両頬に両手をあてがって、自分のほうに顔を向かせた。
急に顔を固定されて、きょとんとした目が千秋を見つめ返していた。
……相変わらずの間抜け面だ。と千秋は思った。
いつも見ているのだめと、なんにも変わらなかった。
そんなことはあたりまえなのに、なんだか千秋はほっとする。
明るい光の下で、昼間に日常の生活を送っているソファーの上でだと、
いつもの暗いベッドの中で感じている、あの夢みたいに不確かな興奮は感じない。
あるのは、日常の空間でこんなことをしている背徳感からくる、どこか冷静な興奮だった。

千秋が口を開けてわずかに舌を出すと、のだめが顔を寄せて、千秋の舌を唇で食んだ。
いたずらをするように唇と舌を使って互いに触れ合い、遊びながらキスを交わす。
明るさに興奮しているのはのだめも同じなのか、
お互いに目は閉じずに深いキスを交わしあう。
自分に口付ける相手の顔が、だんだんと紅潮していくのを確かめ合う。

弄んでいた豊かな乳房から手を離して、千秋は脇を伝い、横腹を撫で下ろした。
ゆっくり太腿に手を這わせて膝を握ると、その脚を開かせる。
のだめはため息をつき、身を震わせた。
親指と人差し指をつかって柔らかい割れ目の奥を刺激すると、のだめは背をのけぞらせた。
そして既に十分に潤っているそこに奥まで、ゆっくりと、指を捻じ込む。

609テナー:2006/06/04(日) 20:20:12 ID:Rnzf/nkG


「いたっ………!あ……あ、……ぅ」
敏感な身体なのだろうか。
いつもフリではなく本当に、指でさえも進入に強張るのだめの体。
でも、ちゃんと湿っていて、暖かく潤んだ感触が指から伝わってくる。
灯りに健康的な肌の色を全て照らされて、目前にすべてを晒された彼女の、
身体の奥の、ひっそりと隠れた昏い胎内の肉の色を想像させる感触。

その感触と、聞こえてくる甘やかな吐息を愉しみながら、千秋は思いを巡らせる。

千秋先輩は会ったときから男の人だったし――
前に、のだめはそう言った。
しかし千秋にとっては違った。会ったときは女だなんて考えもつかなかった。
今だって似たようなものだ。日頃のこいつは破天荒なただの変態だ。
しかし、のだめは時折ふっと変態の皮を脱いでみせる。

――のだめがリュカに覚えた寂しさというのが、千秋はなんとなくだが、理解できた。

性別を感じさせないのだめが、その本質は女なのだと気付かされる、そんなとき。
自分だけに見せてくれる本当の姿に、愛しさが募るのと同時に、
その姿に気付いた分だけ日頃の彼女が遠くへ行ってしまうような、そんな不安感。
その不安を別の言葉に置き換えるならば……、
寂しい、と言えなくもない。

無意識の内に増やしていた何本かの指を引き抜いた。
それと同時に、こちらも無意識であろう、のだめがが甘い喘ぎを漏らす。
もう十分に蕩けていて、熟れきった果実のように滴る、のだめの、女の部分。
誘われるように千秋は大きくのだめの脚を開いて中心に自身をあてがう。
のだめが不安げに、あ、と声を上げる。
それを聞いて、千秋はすぐにも突き入れたい衝動を制して、少しだけ、腰を前に動かした。
610テナー:2006/06/04(日) 20:20:46 ID:Rnzf/nkG
ん……っ、と、小さく息を呑み、のだめが目をつぶったまま、抗議の声を上げる。
「……先輩、痛いデス……」
「……我慢しろ」
ぶんぶん、と首を振るのだめ。
どんなに教え込んでも、この瞬間はまるで子供みたいだ。
「……先輩が、大きすぎるんデス……」
「幸せなことじゃないか。我慢しろ」
「カズオ」
荒げた息の下でカズオなんて言われて、なにがなんだか分からない……
少し眉を寄せて、千秋は薄く笑った。
……最中に軽口を叩きたがるのも、のだめの癖だ。
こいつも不安なのかな、と思う。
こうして、日頃と変わらない冗談を言って、俺をいつものペースにさせて、
出所のよくわからない不安を紛らわせているのかもしれない。

うっかり付けてしまっていた赤い痕の浮いた右足を抱え、より深く体を進める。
んんん、と唸るのだめを押さえつけるように自身を全て挿入して―――
ふう、とひとつ息を吐いた。
そして、千秋は自分の下にいるのだめを見る。
のだめも千秋を見返している。
呑気な造作の顔で、しかしいつもとまったく違う表情で、千秋を見ている。
赤く染まった顔。潤んだ目。切なそうに緩んでいる、その口元。
瞳に写り込んでいるのは、大きい体躯で彼女を組み敷く千秋の顔だ。
のだめの脚が揺れて、千秋を収まりの良いところに迎え入れた。
千秋はしばらく、そのままのだめを見つめていた。視線が、熱く絡み合う。
「先輩」
「なに」
「もうだいじょうぶです……」
「そうか、よかった」
「先輩……」
少しだけ意地悪をしてみる。
焦れたのだめは、ほとんど息だけの声で、でもはっきりと、
「…………うごいて、ください」
語尾は欲情にかすれてうわずっていた。

「了解」
まってましたとばかりに、
千秋はのだめの内側を、ずるりと最奥から入り口まで一気にこすり上げた。
611テナー:2006/06/04(日) 20:21:25 ID:Rnzf/nkG
「――あ、あ、あ、……せんぱ、……いっ、あ……」
そのまま突いて引いてを繰り返す。
奥まで入れたまま内部をかきまぜると、のだめのの声が裏返ってひきつれる。
「……声、痛めるぞ」
言ってものだめはふるふると頭を振るだけで、細い悲鳴のような声は止まらない。
のだめの奥がぎゅっと締まり、つられて千秋が低く呻いた。
ぱん、ぱん、と肌のぶつかる音が明るい室内に響く。
ただの前後運動を、二人でまるで火がついたかのように繰り返す。
千秋が、のだめの胸を掴みあげる。
のだめの背が弓のように仰け反って、千秋の胸板に身体を押し付けて、しがみつく。
千秋が引っ張り上げると、二人で向かい合って座るような体位になった。
それはまるで、のだめがすすり泣きながら千秋に縋りついているようにも見えた。
「先輩、先輩っ……もう……くるしい、です……」
「……、やめるか……?」
「ちがっ……、もっと、……先輩が……欲しい、ん、ですっ…………」
「うん……俺も、おんなじ」
のだめを腕に掻き抱いて、膝の上で乱暴に揺すり上げる。
のだめが夢中でしがみついて、千秋に合わせて自分から腰を上下させた。
激しくお互いが擦れあい、溶けそうな熱がそこから全身に伝わって、足の先に変に力が入った。

は、は、は、と二人の呼吸のリズムまでが重なってきて――――

びくん、とのだめが痙攣した。声にならない声が一瞬遅れてのだめの喉から上がり、
溺れてしまうかのように全身でぎゅうっと千秋にしがみつく。
千秋がそのまま数度、強く腰を突き上げる。
「きゃ、あぁ、あああっ!」
千秋が動くたびに、のだめが振り切れそうな悲鳴を上げる。
立て続けに与えられる過ぎた快感に、のだめが爪を千秋の腕に深く食い込ませた。
その痛みにも気がつかないくらいに、千秋の感覚が全てのだめの感触につぎ込まれる。

「………は……」

強い締め付けのなかで、のだめと固く抱き合ったまま、千秋も達した。


612テナー:2006/06/04(日) 20:22:46 ID:Rnzf/nkG

「でんきけしてくだサイ」
「あ……、なんだよ、まだ気になってた?」
「あたりまえデス。先輩……今日、す……すごくよく、見てましたね……。
 あんまり…………み、見ないでくだサイ」
「……だったら日頃から腹まる出しで寝たりするなよ、変な奴だな」

赤いソファーの上で、二人で寝転がっている。

ああ、総譜を見なきゃいけないんだよな、と千秋が身を起こすと、
のだめが小さく呻き声を上げた。
「いいよ、おまえはここで寝てろ。後でベッドに運んでやるから」
興奮しすぎてちょっと無理をしたから、疲れているだろう。このまま寝かせてやりたかった。
「おそくまで、かかるんですか?」
「すぐ終わるけど、俺もういっかいシャワー浴びてくるし。いいから、寝てろよ」
そう言って千秋がタオルケットをかぶせてやると、のだめは素直にそれを身体に巻きつけた。

……まったく、こういうときは、別なんデスよ……、
のだめだって、女なんですから……先輩のカズオ……。
赤い格子模様のタオルケットの中でもぐもぐと不満を言っているのだめは、
こんな後なのに、やっぱり子供じみて見えた。

千秋はそんなのだめに、変に安心している自分を感じるのだった。
613テナー:2006/06/04(日) 20:24:11 ID:Rnzf/nkG
END

読了ありがとうございましたー
614名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 20:57:18 ID:Rnzf/nkG
誰にも突っ込まれないうちに……KISS発売日は明日じゃねぇよ!
あー6月13日が待ち遠しくて日付もわかりませんよ  
615名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 21:11:18 ID:WJt0iI/1
GJ!!
絵が浮かぶような文、素敵でした!
616名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 21:13:44 ID:DXLKLDAs
GJ!!
原作の雰囲気があって良いですな
甘さもこれくらいが好き
ことあるごとにチュウチュウしてたり、
恵かわいいよ恵とか言ってる千秋は嫌だw
617名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 21:17:28 ID:4D3O4u/F
GJ!
テナーさんの書く千秋とのだめ、大好きデス。


618名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 21:39:24 ID:deZRBuJk
わーい。よい作品続いて嬉しいです♪
わたしも、甘すぎない、原作に近い雰囲気のちあのだが好きなので、つぼ。

仕事殺人的に忙しくて、めいっていたけど、
エロパロでイヤされる私ってw

と、おもいつつも
又、次回作に期待してます。ありがとー。
619名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 00:10:39 ID:N+r4aHDD
GJ!翻弄したりされたりW
620名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 00:58:49 ID:Au0Jd8KT
はぅん…テナー様ホントにGJ。
読んでると思わずニヤけてしまうところたくさんありました
それもこれも表現の豊かさゆえ。
千秋とのだめはきっと、常日頃こんな風に想い合っているんだなぁと感じることができる。
テナー様の作品はいつもそんな甘さが含んであって大好きです。

やっぱりトリはちあのだですね!二人に幸あれ〜自分もテラシアワス
621名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 01:02:32 ID:FiMidFeq
好きだー。
こんなことを言っては失礼ですが、
1作ごとに上手くなってらっしゃるのでは……
また楽しみにしております。
622朝からアムールPART3:2006/06/05(月) 07:53:23 ID:z8iE2KYy
てなーさんは表現が不快でつね。オトナの味でした?
623朝からアムールごめんなさい:2006/06/05(月) 07:55:12 ID:z8iE2KYy
ひいいい!
深い、って言いたかったのにいいいい。不快ってナニよ〜バカPC
624名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 16:07:55 ID:JIYk/RTr
深い

ワシのパソは深いってでる!
不快は七番目だわ


それはさておきGJ!!
625名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 23:40:08 ID:bjYKk8Zk
GJ!!
よかった…千秋はデカかったのか
よそで粗チンとか言われてて不憫だったから
626名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 23:59:22 ID:DoO/vbAy
粗チンの男は千秋のような偉そうな性格にはならない
627名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 00:11:48 ID:NMplPlOf
すっごいぶさいくなちんこだったらどうしよう……
628名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 00:18:08 ID:LamUP+6o
ポークビッツ
629名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 00:22:17 ID:kPzeOnkk
どうせ知り得ないことだから
みんなそれぞれ好きなタイプで想像汁
630名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 00:40:31 ID:IcH/w/W7
>すべらか
という表現言葉は あるの???
甘やか は 許せるけど
名前を変えても昔の職人さんと同じ神でしょう?
631名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 00:52:11 ID:NMplPlOf
632名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 00:55:24 ID:bY3zxdrD
>名前を変えても昔の職人さんと同じ神でしょう?

何を根拠にそう思う?
633名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 00:58:14 ID:Tz8l3uiS
誰だと思ってるのだ???
634名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 01:06:56 ID:NMplPlOf
探してみた。
二人当てはまるようですな。
635名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 01:16:44 ID:bY3zxdrD
甘やかとすべらかを根拠に?
エロパロなら別に珍しい表現じゃないでしょ?
636名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 01:30:38 ID:GdJvWbbu
というか甘やかは許せるってなに?
清らかとか煌びやかとか強かとかと同じでしょ?
定着した誤用の日本語とでも思ってるの?
637名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 01:39:01 ID:bY3zxdrD
これがゆとり教育の弊害という奴か……。
638名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 08:29:46 ID:41CLzBrj
すべらか は、自分も誤用だと思っていたよ。
>631を見てもまだ疑ってる。というか納得いかない。

>636に、誤用ではないということを是非説明してもらいたい。
煽りとかではなく、自分頭良くないので、真実を知りたい。


どんな職人さんも、GJ沢山もらったからといって、
テンション高くなるのはどうかなぁと思います。
639名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 08:52:55 ID:g4Nwcpdu
ここ21歳板だよね?
なんか場違いなお子様が紛れこんできてない?
それぐらい辞書で調べればすぐわかることだろ。
頭いいとか悪いとかの問題じゃない。
それが嫌ならここにはもう来ない方がいいよ。

あと職人さんのモチベーションを下げるようなことを言う方がどうかと思うが。
誰だってGJ沢山貰えたら、嬉しいのは当たり前なんだから。
全レスしてるならともかく、特別はしゃいでるわけでもないだろ。
640名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 12:37:44 ID:1UCqYmaO
>638
余り使われない文語だから違和感あるのはわかるけど
>631みてすら誤用だと思う人間に誤用でないことを説明するには
まずそちらが誤用だと思う理由を感情や感覚ぬきで説明してもらわないと無理だと思う。

なんか千秋が俺様だというのは間違いだ、千秋は俺様ではなくツンデレだろ?
という奴に
原作で俺様と表現されてるから違和感あるかもしれないけど間違いではないよ。
と言っても納得して貰えないのとにてる気がする。

ちなみに自分は千秋ツンデレ派だ。
641名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 12:40:19 ID:mHMLHxYb
完璧な官能表現しか受け付けないなら文庫本でも買って萌えたらいかがでござんしょ〜(^o^)/

神の皆樣気にせずに!
ちょっと国語の時間だっただけですので
神待ち揚
642テナーの中の人:2006/06/06(火) 12:50:58 ID:R/zWuwz+
>631 >635 >636 そして>639―>641 ありがとう。
私も辞書で調べてみた、ら、ネタを思いついた。ので勢いで投下します。
やっべー貴重な休みをだらだらするつもりが勉強したうえにSSか……

エロなしですごめん。
643テナーの中の人:2006/06/06(火) 12:52:25 ID:R/zWuwz+
●楽しい国語の時間デス●

「『すべらか』……なんにも考えずに使ってたなぁ」
「中の人、『萌え』しか考えてませんからねぇ……で、それってマチガイなんデスか?」
「えっと……ここに古典と国語の辞典があるんだが」
「なんでパリにまで持ってきてるんですか」
「佐久間さんが書いてくれる記事、時々わかんないから」
「あー……のだめ、ほとんど分かりまセン」

「古典っていえばさ、もとR☆Sコンマスの清良の名前、古語の「清ら」からきてるんだよな」
「清良サン?峰くんの彼女だっていう?」
「ん、現代語の「清らか(だ)」の古語「清ら(なり)」っていう形容動詞の語幹だ」
「……?」
「きよらなり、の、上だけを取って名前にしたの」
「へー……「清ら」ってどんな意味ですか?」
「ええと……最高にきれいで美しい、て意味。…………いい名前だなぁ」
「のだめ、『真実のものは一つ』って意味、すごくすきですよ」

「……………………、えっと、なんだっけ、」

「『すべらか』デス」
644テナーの中の人:2006/06/06(火) 12:53:01 ID:R/zWuwz+

「……この国語辞書には、のってない。「なめらか」なら、あるんだけど」
「先輩の辞書、ちっちゃいからじゃないんデスか?やっぱり何巻もあるどーんと大きな」
「パリのどこにそんなのが置いてあるんだよ!……のだめ、ネットで調べろ」
「はーい。
 ……ありました。『すべらか(だ)』、すべすべしているさま。なめらか― な肌。はぅん」

「「なめらか」の読み間違いじゃないんだな。
 でもこの辞書にないから、あんまり一般的じゃないんだろうけど、『すべらか』。
 次は古語辞書だ」
「……そういえば、なんで、古典なんですか?」
「『すべらか』も、「清らか」と「清ら」みたいなもんだと思ったから。ええと……
 「すべら(なり)」は、無い。「すべらか(なり)」はある。もともと『すべらか』なんだな」
「へー」
「……あ、「滑らかす」なんて動詞がある」
「すべらかす? すべらかし? ……「おすべらかし」?」
「「おすべらかし」って何だよ」
「髪型デス。おひなさまの髪型ですヨ。おばあちゃんが言ってました」
「へえー」
「どんな意味ですか?「すべらかし」」
「「すべらかす」、な。……「すべるようにする、すべらせる」」
「ええとー…、お肌をすべらかす、髪をすべらかす……、エステみたいな感じデスか」

「んー、そうすると、動詞「滑らかす」→「すべらか(語幹)」→形容動詞化 の道か?
 で、「すべらか(なり)」って形容動詞ができたと。そして現代「すべらか(だ)」になると」
645テナーの中の人:2006/06/06(火) 12:53:38 ID:R/zWuwz+
「よくわかりません」
「俺が分かったからいい」
「…………そういうこと、聞かれてたんですか?」
「自信ないけど、少なくとも俺はすっきりした」
「…………カズオですね」


「……@仏語。物事をよく見極め、道理を正しく把握する精神作用」
「なんですか?」
「……A恩恵。いつくしみ。……こっちはそのまんまだな」

「恵、ですか。のだめってあだ名、めぐみって子が多かったから付いたんデス。
 辻恵ちゃんとか、古賀めぐみちゃんとか……高校にも、大学にも居ましたねー」
「いい名前だからなんだろうなぁ」
「………………」
「…………?、なんだよ、変な顔して」

「……なんでもないデス。あへー……」
646テナーの中の人:2006/06/06(火) 12:54:11 ID:R/zWuwz+
今回ちょっとレス多くてすみません。
まずは、先の投下にGJありがとうでした。日々精進です。次はどうしようか〜

>「すべらかす」を過去の神も使ってた
……検証したんですか!!うわー
私は一介のかけだし職人ですんで、た、他の神が名前変えてるだなんて、そんな恐れ多い。
もったいない褒め言葉として頂きました。どうもです。疑いかけられた神、許して。

>638 自戒します。ありがとう。
指摘がほしいって言ったのは、批評にもGJと同等の愛があるよね、ってことで。

ことばを、私はここでは萌えを作る材料程度にしか考えてなかったんで、
中の人以外に細かいところまで見て下さってる方はいるんだなぁと……気付きました。
『すべらか』検証ありがとうございました。国語辞書に萌えられました。

>千秋の
私が言うのは野暮ですが。あれはのだめの軽口ですよ。ほんとはのだめしか知り得ませんよ。
cf「お前くびれないなー」 
647名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 14:45:56 ID:K6D+p19J
……はっきり言って、サムイです。その会話解説。
あと、あまり前に出るといいことないよ。
気をつけて。
648名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 17:10:41 ID:ON6P3Fq9
あんまり気にしないでまた楽しませてくださいね>テナーさん
649名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 17:38:38 ID:mHMLHxYb
ネタで、マルレ事務所でムラムラってのどうでしょう?

あれ…部外者立入禁止か?
たまたまテオがいない時にのだめがこっそりと差し入れを…なんて。
アパート以外が出てくるとその後何でもありになっちゃうか汗
やっぱボツでいいでつ
自爆だ…逝ってくるよ
650名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 18:47:53 ID:LamUP+6o
のりつっこみ乙w
651名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 00:31:47 ID:78r61TKO
>649
そのシチュ萌える…

ライブラリーに鍵をかけてムラムラ千秋
「誰か入ってきたらどうするんデスか?」なんて慌てるのだめ
ドアの外で聞き耳をたてるマルレの人々

…駄目だ、妄想できても文章にできない
652名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 04:31:23 ID:Qly7M8Zi
あー、でも……
また、テオの不手際で、夜通しやらなきゃしあがらない
仕事ができたので、のだめもかり出されて…ってのはありじゃない?
(たしかのだめは水曜日がガッコ休みなので火曜日の夜とか)
で、またもや(笑)ガーガー寝ちゃうテオを横目に
千秋とのだめは……とか?
テオが寝てる事務所では……なのでライブラリに隠れて……ムニャムニャ

翌朝、ナゼか千里眼ノエミに「お盛んね」とかつっこまれて
真っ赤になる千秋がみたいな。

妄想失礼いたしました。


653名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 08:26:09 ID:QwRUned6
うーん。
千秋がライブラリーでそゆことするようには思えないなー。
吹奏楽部の高校生が部室で、とかじゃないんだし。
エロパロだからなんでもありなのかもしれないけど。。
水差して申し訳ない。
654名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 10:31:14 ID:wiANyScq
「しっ 静かにして…」
「でも…あっ、ちょっ、待ってくだサイ!」
「静かに。声出さないで、のだめ…」
655名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 12:53:32 ID:Gf46WY8S
千秋がライブラリーでムラムラきたシチュがOKだとしても
ノリノリでセクースとはいかない希ガス

押さえられない欲求、理性と戦いながらそれでもムラムラ…
って感じが壺
656名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 13:34:13 ID:eJ4J5PBk
それいいね。
そして続きは部屋で。
657名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 17:18:07 ID:6D8WcNXG
続きは車の中とか
658名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 20:40:48 ID:q4Fh9sSP
カーセックルって今までなかったしね
659名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 08:59:46 ID:+HIFWcmz
車…千秋、でっかい(背が高い)から窮屈そうー。
660名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 09:03:22 ID:01AwABcL
メガーヌはかなりコンパクトな車だぞ
661名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 15:30:14 ID:a025iYW6
ネ申待ちぃぃぃ…
充電切れデス…
662名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 22:59:50 ID:M4dJEUah
テナーさん…元気でおられるのだろうか…
663名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 10:27:52 ID:3U5aAvSm
なんか、ちあのだ一度日本に戻って欲しいよね
龍や真澄にからかわれつつ、みんな公認のビッグカップルになって凱旋セクースで燃えてほしい

本誌にはない展開のパロだと想像つかなくて批判でるかな…
664名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 10:44:57 ID:0SP3teJO
どっかで読んだことあるな
そういうパラレル設定はその手のサイトにはよくあるよ
665名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 18:11:03 ID:wwrXl3UR
それより今はリュカのだキボン!
子供ノリでのだめにセクハラをするリュカ。
中身は子供だからとガマンしつつ、だんだん感じてきてしまうのだめ…って誰か書いてーーー。
666名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 20:21:42 ID:vOv4FjT6
え、わたくしデスか? 元気ですよ!? どうも!!
で、リュカのだ頂きました。即興でひとつ。リュカのだ、イイですネ!
というか、ちあのだは……充電完了で当分書けそうにないんで……

リュカのだでエロはないのでリク満たしてるか微妙ですが、ちょっと、回り込むように。
667テナー:2006/06/10(土) 20:22:17 ID:vOv4FjT6
●手のひらは性感帯●

「ほんとに、おっきくなりましたね……」
のだめは日当たりのいい中庭でランチをとりながら、横でバゲットを頬張っているリュカを見た。
……座高はもう、ほとんど変わらない。
見下ろしていた顔が今は真横にある状況に、微妙な悔しさを感じるのは何故だろう。
なんとなく、知らぬ間に弟に身長を追い越された時と、この気持ちは似ている気がした。
リュカはもぐもぐとバゲットを平らげている。
その食べっぷりが、いかにも伸び盛りの男の子だ。
「のだめはもう伸びないの?」
「のだめデスか?……のだめはもう、伸びないと思いマス……多分」
そうなんだー、残念だネ! とリュカは晴れやかに、にこっと笑った。
その笑顔はのだめの知っている幼い笑顔とぜんぜん変わっていなかった。
まったく残念そうじゃなくて、それはむしろとても得意そうだったので、のだめは苦笑した。
「……そんなに急に伸びて、関節とか痛くないんデスか?」
「うん、実は膝とか肘とかあちこちまだ痛いんだよ、ほら」
リュカがのだめの手首を掴んだ。引き寄せて自分の手首から肘までと重ねる。
「ここは、もうのだめと同じくらいでしょ?急に伸びると痛いぞ〜って聞いてたけど実際……」
言いかけて、リュカがふと黙ってのだめの顔を見た。
「? なんデスか?」
「のだめ、大丈夫?」
「え、な、なにがデスか」
「顔、赤くない? やっぱりここ暑かった?」
「え、平気デスよ。気のせいじゃないデスか?
 …………リュカ、……手、ほんとに大きくなりましたね」
リュカの手は、のだめの手首をぐるりと掴んで、まだ指に幾分の余裕が出来ていた。
握る指先も強くって、それでもまだ力加減されているのだと、その手から伝わってくる。

……それは、まるで、千秋先輩みたいで。
668テナー:2006/06/10(土) 20:23:34 ID:vOv4FjT6
そう感じてしまった途端に、のだめはなんだか落ち着かなくなってしまった。
おかしい、目の前にいるのは、あの子供で可愛らしかった、リュカなのに。
取り繕うように、のだめは言葉を重ねる。
「きっと……弾ける曲がいっぱい増えますヨ。リストとか、……ラフマニノフとか」
「へへ、ピアニストの指は絶対大きいほうがいいからね、うん、よかったな〜」
リュカは嬉しそうに笑って、のだめの手首を握るその手を上に滑らせた。
ぎゅっと、のだめの手のひらを握る。
伝わる温度が熱い。子供の体温だからなのだろうか。
「のだめの手、女の人にしては大きいよね」
「そうデスか……?」
うん、と頷いて、リュカはのだめの手を握ったまま、指先を自分の頬に添えた。
「もうすぐ、僕の手も、のだめの手くらいには追いつくよ?」
「……この前会ったときも、そう言ってましたネ」
そうだっけ? とリュカはいたずら好きそうな表情を瞳に覗かせた。
「実は、のだめより、もっとすっと大きくなるといいなーって思ってるんだけど」
「えー?……リュカなら、のだめくらい、すぐに追い越しますヨ」
言って、のだめはその手を握り返してやった。
しなやかで伸びやかな指の柔らかさが、握る指先から伝わってくる。
「身長も絶対に追い越すよ?」
「え、どのくらいデスか?」
「そうだねー、のだめより、30センチくらいかな?」
「そしたらリュカは190センチオーバーですヨ? ほぁぁ、巨漢のピアニストですネ〜」
えへへー、と無邪気にリュカは笑った。
伸び盛りの自分を得意げに、これからの自分を純粋に楽しみにしている、そんな笑顔だった。
669テナー:2006/06/10(土) 20:24:35 ID:vOv4FjT6
それを見て。
のだめは少しの寂しさと、かすかな罪悪感を感じたのだった。
もうすぐ、こうしてリュカと自分が無邪気に手を重ねあうことは無くなるのだろう。
それはこの自分が、こうして今握っている少年の熱い手のひらを、千秋の大きくて固い、
熱い手のひらと重ねてしまっているからでもあった。

リュカも、男の子なのだ。
二十歳を過ぎた自分の背を追い越した時点で、千秋先輩と同じ、男の人になってしまうのだ。

なごやかに自分の手を握りながら、これから弾いてみたい曲を挙げているリュカに頷いてやりながら、
のだめはリュカの横顔にその未来のピアニストの姿と、舞台の上で指揮棒を握る恋人の姿を重ねた。
どちらもそれはとても魅力的だった。
そして、どこか自分には届きはしない寂しさを、のだめは想像の二人のなかに、感じてしまうのだった。
670名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 20:27:15 ID:vOv4FjT6
END

リュカの成長が、ターニャの先と同じくらい楽しみです。どっちもがんばれ!
671名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 21:16:36 ID:3U5aAvSm
エロが読みたいなぁ
ちあのだ

文はおいしくいただきました。即興ありがとうでした。
672名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 23:42:48 ID:HnwpsVKI
ここの「のだめ」のお話を楽しく
読ませて貰ってる者です。

ここの作者サマのサイトやのだめの二次創作サイト
ぐぐってみたものの、見つけられません。

そこで作者サマのご迷惑にならないように
検索のさいの「ヒント」などを教えて頂きたいです。

ご迷惑かもしれないですけど、
宜しくお願いします。
673名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 00:05:44 ID:TA079end
いやです。
自分で考えてください。
自分でたどり着けないなら行かないほうがいいです。
こんなところで検索の方法教えろって、
考えればそれだけで迷惑だってわかりませんか。

それとも、sageも入ってないし釣りですか。
674名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 01:07:46 ID:9wAUFfFO
見えなくなるほど遠くにボールを投げれる強い肩
羨ましくて男の子になりたかった

っていう歌を思いだす。>のだめリュカ
男の子はいいなーって段々思わなくなってきたな大人になると。
675名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 03:19:32 ID:aL31w+2p
>674
わたしもです。
立ちショんできる男の子がすごくうらやましかった…
ガタイは正直今でも変わらないくらいでかい女ですが。

先ののだめリュカのお話を読んで、急に何かこう、もの悲しくなった。
ええ話しや〜(TT
676名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 04:54:47 ID:ANsgVA18
リュカのだ陸したもんデス。
テナーさんが受けてくれるとは思いませんでした。
大魚を釣った感じ。GJです。ありがとうございました、ありがとうございました。
へへー。
677名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 06:07:49 ID:xp7QxLA7
千秋の「筆おろし」をふと妄想。

中2、3ぐらいで。
その時のガールフレンドではなくて、三善家にやってきた
海外帰りの美人ソリストに教えてもらう。諏○内○子みたいな感じのw
また海外いっちゃうから後腐れなし。

んで最初の人はそんな感じで、何気に味占めて有能な美人演奏家を何人か食う。
678名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 06:36:52 ID:xp7QxLA7
はっ、書き捨ててた。
個人の妄想ですので、皆さん怒らないでくださいまし。

なんかね、中学生の千秋ってストレス溜まってそうだから、
年上の遊び慣れた女がいいような気がして。
一応音楽つながりで。
著名な音楽家のパトロンがいるような女で、ちょっと嫌悪感抱きながらね。

拾ってくださる神様がおられたら非常にうれしいですが…。
679名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 10:33:07 ID:h6vxbHzb
その美人ソリストがうらやましすぎて殺意を覚えそうだ…w
680名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 13:32:43 ID:h6vxbHzb
はうー。リュカ…
テナーさん、GJ。
681名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 16:53:34 ID:bwKPgnRI
中学校時代だったら、ちょうど社交ダンスはじめた頃だから
社交ダンスの美人先生とかってのもありでは。
(社交ダンスは体の密着度高イヨ)
音楽とリズムとパッションを個人指導されちゃうとか?
682名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 00:08:26 ID:w6yJGwsn
キショい…
683名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 00:19:51 ID:hW2vbOOo
是非テナー様以外の神も降臨して下さいね
拒否する読み手おりませんからどんどん投下願います

6/13が待ち遠しい…
684名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 00:24:03 ID:TrhgRg2a
できれば音楽絡みがいいな<初めて
685名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 00:41:32 ID:w6yJGwsn
だからさー過度なおねだりとかはやめろや
ルールぐらい嫁
ここ21版だろうが?
686名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 01:16:57 ID:H3Ho8k5d
なんだか怒っていらっしゃる
687名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 01:18:36 ID:xn7dLHmL
千秋と他の女との絡みは正直見たくない
688名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 12:18:07 ID:uCVWPkk1
千秋と冴子だってもうイヤだ。
あと、勘弁してくれ、千秋と黒木。
689名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 12:57:19 ID:hW2vbOOo
冴子?
彩子だよ
690名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 13:14:12 ID:uCVWPkk1
あ、彩子か、ごめんなさい。
ちょっと、いま思いつきで、本当に即席のを投下します。
リュカのだ。
691シャポン:2006/06/12(月) 13:16:59 ID:uCVWPkk1
「のだめー!」
「あっ、ターニャおつかれデス。」
「今のかわいい彼、誰?」
「彼?あ、リュカですよー。」
「リュカ?リュカ・ボドリー?ええっ!ウソ!こないだまで、ちっさい子だったじゃないよ。」
「夏休みの間にバキバキ背がのびたらしいデスよ。のだめももうびっくりデス。」
「のだめー。浮気になんないように気をつけなさいよぉ。」
「…………。」
「……なんなのよその沈黙は。」
「ターニャ…実はちょっと…。」
「なに!何なのよ!カフェ行こう!」
「のだめ今お茶したばかりデスよ。」
「もう、いーじゃない!何?気になるーーー!」


「手を…いつも握られるんです…。」
「握手じゃなくて?」
「そう、いつもここで、お勉強の間中、テーブルの下で、ぎゅっと…。」
「ひあー。ヤバイかもそれ。」
「目…目線がいつもじいっと、のだめの顔に固定されてて、なんか最近リュカと話にくくて…。」
「おおーーう。」
「こ、こないだなんか、ノート写していたら、丁寧に教えてくれるンですケド、み…耳元で話されるんデス。対位法の理論とか。難しい話とか。ふつうの話なんですケド…。」
「のだめ…アンタ…。」
「リュ、リュカはわからないでやってるんでしょうけど、のだめは耳が弱くて、感じてるってばれないようにするのが必死で…のだめお姉さんなのに…。その間も手とか、指先で手の平なでたりとか…。」
「うわーーー!あんたバカ?」
「は、バカ?」
「口説かれてるのと変わらないじゃん!!」
「へ、…ましゃかああー。のだめリュカと9歳もちがうんですよお。」
「見えないわよあんたは24には!!」
「ぎゃぼお!」
「やばいってば、気をつけないさいよ。そのうち練習室に連れ込まれないでよお。」
「ぎゃびーーー!なんって事いうんですか!リュカを侮辱するよおな事、いくらターニャでも許さないデス。」
「ごめんごめん。でもさあ用心しなさいよ。誰か他の人にも同席してもらうとかさあ。」
「はあ…そうですね。黒木くんにでもお願いしようかな…。」
「なっ!ヤスはダメよ!」
「は、どーして?」
「ほら、カレ最近マルレとの両立で疲れてじゃない?誰か他の。」
「でものだめ、あんまり友達いないんデスよ。」
「うーん、でもそれぜっったいその気あるよー。浮気だ浮気。」
「なんって事を…ターニャでも許しません!先帰りマス!」
「……あーああ、行っちゃった。でもなんであの子ばっかもてるのよ。あーああったくここはゲイばっかだしい。つまらないわねー。…のだめの事、千秋に言いつけちゃおっかなー。ぐふふ。」

to be con?
692シャポン:2006/06/12(月) 13:18:08 ID:uCVWPkk1
や、ほんと思いつきで…べたなものを…。
失礼しました。
693名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 17:13:14 ID:hW2vbOOo
んん!?
でも展開的には続ききぼん

不覚にもリュカに嫉妬する千秋
694名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 17:41:48 ID:py3VP06z
おおう!
シャポンさんGJ!!

ぜひとも続きを!!ぐふふ。
695名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 00:43:51 ID:iTee6yr+
ちょいと質問。
この漫画ってフランスが舞台なのになぜエロパロでゴム信者が多いの?
自分は最近までずっとフランスにいたけど若い子たちはピル服用者が断トツだったよ
自分も友達も音楽院の先生(女)に音楽に生理等の体調が影響しないようにピル進められたし。

みんな千秋がゴムつけるってのに萌えてるのかな?
過去読んでもblogまわってもそんなネタ多かったからちょっと疑問に思って。
696名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 00:55:34 ID:qkWt5Zku
のだめがピル…

なんか変な感じ
千秋がピルを勧めるのはまぁ別にありかも知れないけど
でもいちいちそんなとこまでケチつける気はないのでその疑問には興味なし
697名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 01:04:25 ID:w72RFnoS
千秋がゴムつけるのに萌える私が来ましたよ
698名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 01:07:15 ID:+r+Gi11+
私もゴムをつける千秋に萌える。
というか、つけたがらない千秋は嫌だ。
699名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 01:09:02 ID:ZRCW2H6r
むしろ付けない千秋は千秋じゃないとまで言ってみる
700名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 01:09:20 ID:jNOAFP8V
ふたりとも日本人。
のだめが避妊法について友人と情報交換しているとは思えない。
一箱家にある。
…ま、それはどうでもいいのだが。

生理周期なくすのが目的なら、音楽院の先生は彼氏がいない人にもピル勧めてるということ?
料理人が同じ味を供給しないといけないというのはわかるが、音楽家も毎回安定した演奏を求められるもんなのかー。
意外。

ゴムには病気回避(細菌感染含む)という利点もあり、筋腫予防の意味もある。
相手の性体験が豊富だと、ピルだけで安心してるほうがなんかこわそうだが。
701名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 01:10:24 ID:ZRCW2H6r
むしろ付けない千秋は千秋じゃないとまで言ってみる
702名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 01:11:36 ID:ZRCW2H6r
げ、二重投稿スマソ
そんなに主張したいわけじゃないというか

>一箱家にある。
それだ!!!!

703名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 01:11:58 ID:w72RFnoS
ゴムだって、立派なスキンシップなのに。
一緒につければ楽しいお。
704名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 01:12:34 ID:+r+Gi11+
本当は生でしてみたいけど、のだめを思ってきちんと男の責任を果たす男、それが千秋クオリティ。
705名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 02:02:34 ID:qpg2roDS
4つくらいエロパロスレまわってるが、
行為を中断して、わざわざゴム付け描写までしてあるのは
ここだけだ。

千秋クオリティ
706名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 02:21:14 ID:F131o1WS
自分は>>695に同意だ。海外にいるならピルのほうが自然。
でも千秋が過去ずっと生派で、うっかりHPV貰ったりするのだめっていうのも
可哀相だから、健康上ゴム設定のほうがいいとは思う。
707名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 02:33:54 ID:qkWt5Zku
行為を中断してまでゴム付ける千秋こそ千秋らしい

と思ってしまうんだが
708名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 02:35:52 ID:iTee6yr+
いや、不特定多数とSexしてるならゴムつけろやとか思うんだけど、千秋がそういうタイプには見えないし
若いときってついウッカリってよくある話だから
このスレのゴム率が高かったので聞いてみました
なるほど皆さん王子様な千秋に萌えてるのね
709名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 10:15:48 ID:SMV9prcz
つか うっかりできちゃったっていうのを
千秋はむちゃくちゃ嫌がりそうな希ガス

のだめのピルを当てにして生で出すって
千秋はやらないでしょ多分 と思ってゴムにいぴょ
710名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 10:40:07 ID:jNOAFP8V
確かに、のだめのピルを当てにするというのは賭だなw

>>704
>本当は生でしてみたいけど
E、ERO〜
711名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 13:30:07 ID:fyo0qA4N
そこがいいんです!!千秋のゴムは袖の間に隠しているんです。
ソファのクッションの下、サイフ、靴下の中、etc
712名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 14:25:55 ID:eWJURmV1
いたるところから出てくるゴムワロスw
マジシャン千秋。
713名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 15:41:55 ID:jNOAFP8V
>>712
ジュース噴いた。
714名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 17:19:30 ID:qkWt5Zku
15巻ゲト

リサイタル何度みてもニヤける
だからどなたか充電して下さい
715名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 17:56:11 ID:L0XEjgLD
>711-712
「ふじいあきら」みたいに口からゴムをザクザク
出す千秋を連想してしまったじゃないか!イヤァァーーヤメテーー
716名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 18:03:21 ID:fyo0qA4N
>715
のイメージに吹き出しそうになってこらえていたら涙がでてきた。
会社なのに…。
717シャポン:2006/06/13(火) 19:51:10 ID:fyo0qA4N
rrrrrrr…
「アロー?誰?」
「ハイ!千秋!ターニャだけどぉ!」
「ターニャ?何?」
「ちょっとちょっとぉ!のだめの事だけどさあ。」
「なに…。」
「学校の男子から、言い寄られてるわよ。」
「は、ハイ?」
「ってアンタ達、おんなじような返事すんじゃないわよ…。」
「のだめが何?」
「…学校で、のだめに目をつけてる男がいるって事!」
「…………それで、のだめは?」
「悪い気はしないんじゃない?ブロンドで青い目の、かわいー男の子で…。」
「………。」
「のだめにぞっこんで猛烈アタックかけてるらしいわよ。」
「らしいって、ターニャは見てないのかよ。」
「アラ、のだめにあたしがうち明けられたのよお。のだめったら言い寄られてるなんて自覚がぜんぜんなくて、困ってあたしに言ってきたんだから。」
「お前いま、のだめがまんざらでもなさそうな事いってたじゃないかよ。」
「なっ、なによ!千秋こそ気にならないの?!彼氏でしょー?」
「はいはいもういいよ。わかった。どうせ大丈夫だよ。じゃな。」
「えーーっ!ちょっと待ってよ切らないでよ!………何よ千秋余裕じゃん。すごい自信ねー。負けるわ。」


718シャポン:2006/06/13(火) 19:51:43 ID:fyo0qA4N
数時間後の千秋とのだめ→
「……お前さあ。」
「はい?なんデスカ?」
「最近学校でもててんだって?」
「は、ハイ?」
「……………。」
「……ターニャですね!もお許しまセン!あることないこと…!」
「待てよ!…。」
「離してクダサイ!」
「あることって…?」
「あん…っ。」
「ナニされたの…。」
「…っ。チガイますよ。ん…。」
「火の無い所に煙は立たないだろ…。」
「や…チガウんデス。ん…リュカの……事デスってば…やん。」
「は?リュカ?」
「そーです!離して!」
「リュカってスキップで入ってる小さい子の事だろ。」
「そーデスヨ。のだめリュカとよくカフェで自習するんです。それで、ターニャに話したのは、ちょっと最近リュカが……ちょっと手を長く握ってくるとか、耳元でひそひそ話するとか、そういうのが困るって話で…。」
「………。」
「のだめはお姉さんだから、そんな事でいちいちうろたえたら変でしょって、ターニャに相談しただけで……。」
「…なるほど自覚無しか。」
「なんですか先輩まで!!あっっ…。」
「………。」
「……やん…。」
「他に…何される?」
「やあ…耳は…ヤメテ…。」
「お前にどんな事するの…。手を握って…それで?」
「や…あ…ソレ…されます…。指先でこちょこちょ。」
「キスなんてする?」
「リュカと?…挨拶ぐらいのは…ん……ン…。」
「こういうのは?」
「してるわけないじゃないデスカ!…はン…!」
「おまえさあ…気をつけろ……ていうかそいつとつきあわないほうがいいぞ…。」
「え…、ア…やん!あん、あん、…。」
「自覚ないのもたいがいにしろよ、このニブ頭。」
「あ…あ…ん…っ…っっ。」
「…………。」
「だめっ…ダメ…ダメ…ん…イ…っ。」
「…………。」


次の日のだめをメガーヌで送り迎えする千秋がいましたとさ。ちゃんちゃん。
719シャポン:2006/06/13(火) 19:52:31 ID:fyo0qA4N
はい、お粗末様でしたー。
720名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 21:26:09 ID:iHgLLd4U
オチにワラタwww
721名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 22:30:11 ID:Z8JFJ3s2
ごめ…715…ワロ死ぬ〜
722名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 22:48:57 ID:AE53qGFr
シャポンさん、続きサンクス
自分はセリフだけって苦手だったんだけど、
千秋がのだめに尋問しながらナニしてるシーン、
逆に妄想力をかき立てられてよかった。
嫉妬千秋……いいねえ。
723名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 22:50:55 ID:AE53qGFr
>715さんのイメージ、破壊力ありすぎ。笑いが止まらなくて腹イタイ!
724名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 23:13:09 ID:Z8JFJ3s2
も、だめだ
ふじいあきらが夢にでる
グンナイ
725名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 23:26:28 ID:kiWQBIiI
15巻読んだ
リサイタル後にじゃれ合う2人に萌え死にそう…

ここに来た
ふじいあきら風味にゴムを出す千秋に笑い死にそう…
726culture:2006/06/14(水) 00:31:52 ID:yMoCQiDT
口からザクザクコンドームをだす千秋に悶絶の夜ですね。
こんばんわ。


あんまりエロくないんですけど(そうぬうシーンがない)
暇つぶしになれば。
一つ投下いたします。


727culture:2006/06/14(水) 00:33:20 ID:yMoCQiDT
「なんだよ……どうした?」

いつもなら感じるまま、顔を切なそうにゆがめたりするのに、今日はそれを我慢しているように見える。
息をのんで、じっと耐えて、声まで押し殺している。
それでも洩れてしまうくぐもった声は手の甲に押し付けて、顔を隠すように覆って。

そんななので、こちらも意地になって指を強めたりして……。
体の反応は、いつもどおりだと思うのに。

「声、なんで我慢してる?」
「ふぁ……だって」

そのまま、口をつぐんでしまう。

段階を踏んで慣れて馴染んできたオレ達の体。
ちゃんと中でいけるようになってからは深い快感を得られるようで、のだめもとても満ち足りた顔をするようになったのに。
今日は何か……。不満でもあるのか?

「隠すなよ……なに、どうした?」
「はう……だって、だって……」
「だって、なに?」

中をまさぐっていた指を抜き、のだめの足の間に座り込んだ。
顔を覆っていた両手を取り、少し強めに握って顔の脇へと指を絡ませて押し付ける。
赤く上気した顔が露になり、のだめは恥ずかしそうに目を伏せた。

「答えないならやめるか」
「えっ、やっ、ヤダ……」
「じゃ、なんでそんななんだよ。……何か不満なわけ?」
「違いマス! ……不満なんて……」
「ならどうして」

怒っているのではなくて、そののだめの行動の意図が見えないから、なだめる様な声で聞く。

「だって……変な顔してたら、とか、変な声だったりしたら、どうしようって考えちゃって……」
「はあ……?」
「先輩はいつも余裕綽々で、のだめの事いつもじっと見てるから……変な顔見られるの恥ずかしいデス」
「変?」
「声だって、変な声だったらどーしよう、って……先輩の気分を削いでしまうのではないかと」
728culture:2006/06/14(水) 00:34:03 ID:yMoCQiDT
バカだこいつ。
いや、わかってるけど、そんなこととっくに。
いまさらそんな事、何度だってそういうのだめを見てきたのだから。
それにむしろ、削がれるどころか……余計気分は高揚するんだけど。

「またくだらない事考えて……」
「くだらなくないデスよ!! のだめだって女の子なんですから気にしマス!! 乙女心デスよ!!」

……黙らせるために唇を塞いで、舌で口腔をかき回した。
のだめの指に力が入り、再び腰をくねらせ始める。
唇を開放すると、小さく深呼吸して、濡れた唇を舌で拭った。
そんなのだめの耳元に唇を寄せ、ごく小さい声で息を吹きつけるように囁く。

「感じてる声も顔も、かわいいから安心しろ」
「うぎ……かっ、かわいい? 先輩がそんな事言うなんて、怪しすぎ……」
「そう思うからそう言ってんの。素直に受け止めろ、バカ」
「そんな、うそ……」
「うそだと思う?」
「あ……」

自分のかたくなった部分にのだめの手を導いて、触れさせた。
おまえだからこんなになるのに。
おまえのいつもと違う声やしぐさに、どれだけそそられるか。

「はう……真一くん……」
「ん……」
「のだめに、はつじょーしてくれてるんですね……」
「……そういうこと」

……だから、もっと。

「オレに見せて……聞かせて」
729culture:2006/06/14(水) 00:34:34 ID:yMoCQiDT
指を差し込む事で促される吐息に、甘い声が混じり始めた。
同時に、こちらが恥ずかしくなるくらいの水音がたち始める。
顰められた眉と、うっとりと開閉を繰り返す瞼。
薔薇色の頬は夏の盛りのみずみずしい桃のようで、唇で噛み付くように食んだ。
のだめは柔らかな掌にオレを包み込み、そっと刺激を送ってくる。
あ……何で知ってるんだろう、オレが気持ちいい場所……。
お返しに膨らんだ蕾を親指でなでつけながら、内側からもその裏あたりを強めに刺激していく。
……と、はりのある声が高く上がり始めた。

「あ……ん、っふ……あぁん」
「声出したほうが気持ちいいんだろ? さっきよりも濡れてきたぞ」
「う……ふ、うん……ぁ」
「……あんまり大きすぎるのも困るけど」
「はぁん……のだめ、おっきいですか、声……」
「……いくときに、少しだけ、な」

のだの顔は見る見る赤くなって、オレの潜り込んだ指はきつくぎゅっと締め付けられた。
指で届く限りの奥の部分が熱く震えている。
この中にオレが入る。
……そう考えると、背中にぞくりと何かが駆け上がっていった。

「もう、いい?」
「あ、のだめも先輩に……」
「いいよ別に」
「……したいんです。なんだか、とっても」

ゴムをつけるために体を離すと、のだめも一緒に体を起こした。
のだめは、オレを握ったまま手を離さないでいる。
正直、もう……。

「……少しでいいからな?」
「ハイ……ぁむ」

うわ……いきなり。
前触れもなく、温かい口腔の内側に含まれた。

中でうごめく舌を感じながら、パッケージの封を切る。
目を伏せていたのだめが、オレの様子を確認するように視線を上げた。
言葉で答えるかわりに頭を撫で、自分も少しだけ声を漏らした。
730culture:2006/06/14(水) 00:35:12 ID:yMoCQiDT
「う……んっ……もう、いいって」
「……らめれふ……ぁん、もっと」
「やめ……」

のだめの肩を押し戻して離すと、ゴムを被せ装着していく。
その間も、のだめはオレのそこにキスをしたり、舌を伸ばしたりする事をやめなかった。
感じてる顔を見られるのが、感じてる声を聞かれるのが恥ずかしいというくせに……このギャップ。
やはり変態だ、こいつ。
まあ、それを結構楽しんでるオレもオレだけど……。

「……早くおまえの中に入れたい、って言ってんだよ、バカ……」

組み敷いて、息たっぷりに囁くとのだめはおとなしくなった。

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

「何でいきなりあんな事言い始めた?」
「ほえ?」
「顔とか声が変だったらどうしよう、って」

のだめはあーとか、うーとか言いながら、腕の中でもじもじしている。

「怒らないデスか?」
「……内容によると思うけど」
「じゃ内緒デス」
「……のだめ明日メシ抜き」
「ぎゃぼー!! ヒドイ!」

のだめは暫く黙って考えているようだった。
が、言えよ、と頬をつねっていると観念したのか、えとですね、と切り出した。

「ちょっとお勉強のためにとあるサイトをみてたんデス」
「勉強……とあるサイト?」
「……えっちな動画の」

またかよ。
そんなのはまあ大抵しょっちゅうなので、今となっては驚きも怒りはしないが。
つか、何だよ勉強って……。
731culture:2006/06/14(水) 00:36:05 ID:yMoCQiDT
「とても美人でかわいらしい女の人だったんですけど……あの、すごくて」
「何が?」
「……声は雄たけびみたいだし、うぉーうぉーって。
 顔は鼻の穴全開って感じで、なんかすっぱいもの食べたときみたいな顔だし」
「はあ……」
「見た動画が立て続けにそういうのだったので、自分もそんなだったらどうしようって。
 だって、自分でわからないから……。あれ、あんなだったら男の人、絶対萎えると思うんデス!!
 しわくちゃの顔とか。わんわん喚くのとか、どーなんですかね?」
「熱弁振るってんじゃねーよ……出入りすんな、そんなサイト!」

頭を小突き、髪に指を入れで大きくかき回すと、枕に突っ伏したのだめからぎゃぼん、と声が漏れた。
きっかけはきっかけでこいつらしくはあるが。
そんなこと気にするとは……バカだな。

「安心しろ。おまえはそーいうんじゃないから」
「あれ、ほんとですか? ……のだめのこと、かわいいって……うふ?」
「……うそじゃねーよ。あれだけしといてまだわからない?」

そう。
じっくりたっぷり声を上げさせて、間近で顔を見つめて。
何度も果ててしまうのを見届けて、その度、耳元で囁いてやり……境目がなくなりそうなほど抱き合って。
そういうときにだけ言うのは卑怯な気がするけれど、そうでもないととてもじゃないが素直に口になんかできない。

「今度撮ってやろうか。おまえのそのときの顔」

……なんて冗談だけどな、もちろん。

「え、ええっ、そそそれってハメ撮りデスか……ハァ…」
「ハメ……あぁ!?」
「やらちいデス、真一くん……はふん……」

こ、こいつ……。

「冗談に決まってるだろ!! このバカ女!! 変態!!」
「先輩そういう趣味が……? は、恥ずかしいけど……先輩のためなら……」
「違うって言ってんだろ!! あーーもう、おまえ部屋帰れ!!」
「ちょ、ちょっと刺激的かもデスよ……ハァハァ」
「ハァハァしてんじゃねーー!!」

最悪だ、この変態─────


────────── END

732culture:2006/06/14(水) 00:36:57 ID:yMoCQiDT
以上でございます。
そうぬうしてなくてすみません。

ではさようなら。



733名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 00:57:34 ID:sb6afVqK
GJ!オチわろたよ!
734名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 01:03:51 ID:fcOByDq3
ふおー。GJ!
ふじいあきらにまさるともおとらぬオチ付きで二度おいしい!?
ねむれんwww
735名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 01:05:25 ID:rF9Xu5o0
ゴム付けの虚しい間も効果的に使った秀作ですね
しかもタイムリーで良し。
736名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 01:14:18 ID:jHblYPTa
GJ!
エロあり変態ありゴムあり、良かったですよ
737名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 01:47:52 ID:txQ5I/Xn
uwa-今夜は祭りだ!
神々のGJの嵐に今夜はいい夢見られそうです。
…ふじいあきらかもしれんが…

神々に感謝しつつ
ぼんにゅい
738名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 03:59:25 ID:GDGTdDZA
シャポンさんのは自分は正直イマイチだった

Cultureさんのは原作の二人っぽくてGJ!
千秋は絶対に変態だとオモ
指揮者は変態率高いし、征服欲強いし(信長タイプ)なによりのだめと付き合える千秋が変態でないわけがないw
739名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 12:39:59 ID:IMPvkW29
むきゃー!カルチャーさんGJ!
昼休み来訪に乾杯!
これで午後もふんばれます

やはりちあのだはこうでなくちゃね
私も物凄〜く久々に書いてみるか…近々投下出来たらしてみますんで

仕事オチ
740名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 12:41:21 ID:eNOuH+m+
Cultureさん。充分えろい。GJです。
そしてシャポンさん。抑えた表現が返ってえろ可愛くてGJでした。
「…………。」って、手は忙しく働いてる千秋がなんかゴルゴ13みたいでむっつりですな。

741名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 13:45:59 ID:fcOByDq3
ツレがゴルゴ好きで、それだけでも笑えるのに…今度読んでるとこみたら、絶対意味不明の笑いが漏れる〜〜。
むっつりゴルゴ…。

カルチャーさん、シャポンさん、GJ!
そして>>739さんに期待。
742名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 17:57:13 ID:TehPoBZp
是非そうぬうシーンも!
(;´Д`)ハァハァ
743名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 22:58:27 ID:XCafoMeL
age
744名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 01:39:11 ID:B+BBg9eJ
この流れなら言える。
なあ、千秋がのだめのためにゴムを買う姿って

萌 え な い か ?
745名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 01:42:52 ID:G9wHSyXz
「せんぱ〜い…」
隣にもぞもぞと潜り込む。
「はう…寝ちゃったんデスね」
枕にポスッと顔を埋めた。

千秋のにおい。
千秋の暖かさ。
ふと、2年前の初コンクールを思い出した。
ハリセン宅にて泊まり込みのレッスンをしていたこと。
千秋が飛行機嫌いを克服して、蟹をたくさん差し入れてくれたこと。
その差し入れが「俺も頑張ったからお前も頑張れ」と背中を押していてくれているようで…

一生懸命頑張ったこと。

「…ふふっ」
懐かしさに思わず笑みがこぼれる。
あの時は、こんな風に二人が寄り添っていられるなんて思いもしなかった。
でも今、隣に千秋が眠っている。
あの時頑張ってよかった、と心から思う。
「…また明日、のだめとチューして下さいネ」
千秋の頬にひとつ、キスの雨を降らす。


外は雨。
今夜、静かに更けてゆく。
746名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 01:45:14 ID:G9wHSyXz
すみません
携帯から激短SSでした。
エロなし申し訳ないです。
スレがエロなのに…失礼極まりない。

次回きちんとPCからネームありで投下します。
おやすみなさい
747名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 08:43:57 ID:GxghIciZ
>>744

千秋が薄いのがいいか?とか避妊ジェル入りがいいか?とか悩んでゴム買うのかw
峰から大人のおもちゃやAV送りつけられてドギマギしたり?

カワユス萌え



でも始めての生セックルでふぉーと感激する千秋も禿しく読んでみたいお(´・ω・`)
748名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 08:44:28 ID:KrX3syr4
>>744
ルビーの首輪であのていたらくだぞ?
ドラッグストアなんて、もう……ハァハァ
ビタミン剤とか、冷えピタシートとか、のどあめとか、歯ブラシとか、一緒にいらないものをいっぱい買い込みそうだなw
749名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 08:55:19 ID:cwWm3+VM
禿カワユス
750culture:2006/06/15(木) 10:39:52 ID:4SXTvtC9
GJありがとうございました。

個人的にゴム付け千秋に萌えなのです。
あの美しく綺麗な手指が……と思うとたまらないですな。
もちろん、照れながら買う千秋もテラタマラナス(*´Д`)ハァハァ

ちょっと生でしてみたい……と心の隅で思いつつ、
のだめのために、もちろん自分のためにもきっちりしてるのが千秋クオリティ。
のだめが毎日決まった時間に薬を飲む、なんて出来ないだろうと信用していないのが千秋クオリティ。
案の定「飲んだのか」「飲みましたよ(目そらし)」なのがのだめクオリティ。

現実的にどうこうよりも、このほうがふたりにしっくりくるな……とオモ。
751名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 11:24:29 ID:NrVNY+Zv
>>750
きっと生理周期もしっかり把握していることでしょうねw
もちろんゴム千秋にも萌えますが初めての生で感動する千秋も
見てみたい
でも相手がのだめだからなーピルうそくさくなるし
752名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 16:30:42 ID:GxghIciZ
千秋のためなら薬くらいちゃんと飲めると思うけどなw
一日なら飲み忘れても問題ないわけだしね
千秋が毎朝飯食うときに飲ませればモウマンタイ
ゴムより避妊は確実だし完全粘着主義にはこちらの方が…とも思ったり

もちろんゴム千秋にも萌えるけど(*´Д`*)ハァハァ
753名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 18:10:37 ID:KrX3syr4
毎朝、彼氏にピル飲んだか?とチェックされるのはちょっとどうだろう。
子供できたら自分も困るとしても、好きな男に絶対こまる!!としょっちゅうあまり強く主張されるのも女として微妙かも…
754名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 18:56:41 ID:Sr+7c8zT
そして信用ないから千秋が演奏旅行から帰ってきてすぐとかはゴムになるわけ?
なんだかなぁ・・・。
755名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 19:06:00 ID:GxghIciZ
自分はのだめって千秋と音楽に対してはすごく一途で一生懸命な女の子ってイメージだから、大事な避妊ってのを疎かにするとは思えないんだよね
ズボラだけど音楽と千秋のことだけは真面目だと思うんだけどな
じゃないとただのアホ女になってしまう

まぁ職人さんによってゴム時々ナマってことでw
なんでもありがたく拝読しまつ(`・ω・´)フーン
756名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 20:38:44 ID:B+BBg9eJ
千秋の愛用ゴムって、やはりお坊ちゃまらしく極薄高級スキンなんだろうな。
でも匂いフェチのだめのために、イチゴやメロンの香り付きゴムを
たまに購入する千秋に萌え。
のだめに「プリごろ太」プリント付きゴムをねだられて、
「ふざけんなー!」「ぎゃぼー!」としつつ、
何かのご褒美に買ってやる千秋にも萌え。
通販でまとめ買いしたものの、たまたま留守のため
アンナかムッシューに預かってもらう羽目になって、
からかわれる千秋にも萌え。

想像するだけでテラタマラナス(*´Д`*)ハァハァ
757名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 22:26:53 ID:Kw4pI7ok
モチツケ
758名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 22:38:34 ID:mPfB4Ppq
プリごろ太のプリント…
のだめが風船にして千秋に叱られそう
759名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 23:34:50 ID:cwWm3+VM
うん、風船はきっとするな。
香りつきは、千秋というよりのだめがもらってきて
千秋がイヤな顔しそう。
760名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 00:16:23 ID:HVGxep7U
誰がかぐのだ?
761名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 00:27:31 ID:HXf918AS
コンドム祭の会場はここですか?
踊る阿呆が投下しますよ
762テナー:2006/06/16(金) 00:28:14 ID:HXf918AS
●猟奇的な彼女●

のだめは背中を向けている千秋に抱きついた。

べったりと素肌を密着させてみる。
固い肩甲骨にぐりぐりと顎をのせてみたり、
汗ばんだ背肌に頬擦りして感触を楽しんだりもしてみる。
千秋は背をむけたままで、その肘を遠慮なしで体重をかけてくるのだめにゴツとぶつけた。
ぎゃぼ、とのだめが不満を訴えた。
千秋が肩越しに振り返る。

「おまえ、重い。邪魔」
「……のだめのことほっぽって背中むけちゃって。そんなに大事なことなんデスか」
「大事って……おまえ、これ失敗したら、おまえが大変なことになるんだぞ」
「………………」
「離れてろって」
「………………」
「………のだめ」
のだめは頬を膨らませ、べったりと千秋の背に張り付いた。
そのまま一向に動く様子がない。
ヘソを曲げたのか……。
千秋は背中だけでなく、頭まで重くなってきた。
無言で背後にのしかかってくる重圧が、なんか、なにかの妖怪みたいだ。
二人で深夜に裸で抱き合っているはずなのにムードなんて皆無だ。
無言で背中に張り付かれたままゴム付けようとしている俺の、この状況は何なんだ。
ちくしょう…………。重い。
…………中断させられて、いい加減、焦れてくる。
「おい」
無言の反抗がうっとうしくなった千秋は、
「……俺も好きで付けてんじゃないんだからな」

口を滑らせた。
763テナー:2006/06/16(金) 00:28:47 ID:HXf918AS
「え」
「あ」
「先輩……ナマでしたかったんですか」
そのセリフに千秋が振り返ると、のだめがびっくりした顔でこちらを見ていた。
「え、いや、……え、べ、べつに、」
「きもちいいんですか?」
「は?」
「やっぱりナマのほうが気持ちいいものなんデスか?」
興味津々、といった感じでのだめが聞いてきた。
千秋は動揺しながらも固まってのだめを見返した。
深夜のベッドの上で二人、お互いに裸で向かい合う。
「……や……やったことないから……わかんないけど」
「ないんですか……」
のだめは露骨にがっかりした顔を千秋に見せた。
その顔に、なんだか千秋は腹が立つ。
「あたりまえだろ!そんな、無責任な!」
のだめは黙り込んで、千秋を見つめた。
「…………なんだよ、その顔は」
「のだめ……べつに、いいですヨ、付けなくても」
「え、ほんとに?」
「……そんな露骨に嬉しそうな顔しないでくだサイよ」
「だって、え…………おまえ、ピルでも飲んでるのか?」
「飲んでません」
「…………」

部屋に一瞬、沈黙が流れる。

「大丈夫なのか?」
「…………、…………大丈夫じゃないデスか?」
「…………おい、テメエ、こっち見ろよ」
のだめが千秋に視線を合わせた。

「たぶん、ですケド」

千秋がお化けでも見たような顔をした。

「多分じゃ駄目だろーが!!出来たらどうすんだ!!!」
「産みますが、なにか」
「あーー!このばかのだめ!期待して損した!!!」
がっかりだ!!と千秋がのだめを押し倒した。
ぎゃぼー、とか奇声を上げながらのだめがベッドに組み敷かれていく。
じたばたと手足を動かすのだめを千秋は乱暴に押さえつける。
背中に張り付いたりしてふざけあう前に準備はしっかり整っていたので、
千秋は半ば強引に、コンドームを被せた自身をぐっとのだめの中に押し込んだ。

急激な快感に、千秋とのだめから、同時に呻き声が上がった。

すぐに、千秋は激しく突き上げはじめた。
はじめから何の遠慮も無いその動きに、急激に二人の呼吸が荒く乱れていく。
764テナー:2006/06/16(金) 00:29:26 ID:HXf918AS

「あー……くそ、馬鹿のだめ」
千秋が腰を動かしながら、ぶつぶつと文句を言う。
「……ぅ、ふ……、そういうこと、なのかな……と、思って、デスね……」
「どういう、ことだよ、馬鹿」
ばかばか言わないでくだサイ、と、のだめが揺すられて乱れる息の下で、抗議する。
「馬鹿に馬鹿って言ってなにが悪いってんだ、ばか」
「……先輩……ばかっていうほうが、ばかデス」
千秋がのだめを見下ろした。
息を荒げながら、千秋は微妙な表情でのだめを見る。

「おまえさ、もっと、自分のこと考えろよな……」
のだめの耳元に顔をつけて、低い声でぼそぼそと喋る。
「そういうこと聞くと男は萎えるんだぞ」
「……ん……だいじょぶじゃないデスか」
「………産むわけ?」
「まかせてくだサイ」
「ガキがガキを産めるのか?」
「やな、言葉づかいですねー、ぁ……、真一くんらしくありまセン、よ」
なんだそれ。
なんて言って、千秋はのだめの膝を抱え上げ、より深く、叩きつけるように腰を動かした。
それで軽口の応酬も止み、相手の感触だけに集中して、互いに無言になる。
あとはそのまま絶頂を目指して高みへと上り詰めていくだけだ。
その激しさに喉元までそれが押し込まれたみたいに感じられ、のだめは息が苦しくなった。
息苦しさに伸ばした手で千秋の背中を捕まえる。
熱い背中にしがみつく。

……子供ができるかもしれないことを、二人でしてる、
そんな当たり前のことを思い出すだけで、どうしてこんなに興奮するんだろうか。

そんなことを、ぼんやりと白くなっていく頭の隅で、思う。
765テナー:2006/06/16(金) 00:29:58 ID:HXf918AS
こんなのは、いつもの言葉遊びの一環だ。
憎まれ口を叩いていても、千秋のその心遣いを、のだめはとても嬉しく思っているのだった。
そして律儀で生真面目な千秋は、のだめの軽口にいちいち真面目に怒りながらも、
……難しい顔はするけれど、身体のほうは反対に、とてものだめを愉しんでしまうのだった。
だからのだめはわざと千秋をからかって、千秋ものだめの挑発に乗りに行ってしまう。

この微妙な興奮が好きなので、二人はコンドーム派なのだった。

……のだめが昔にダースで買わされたものを消費するためでもあったのだが。
それはもう既に残っていないので、やはり自分達には合っているのだろうと二人は思っている。
766名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 00:31:31 ID:HXf918AS
END
おそまつさまでした。
767名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 01:02:57 ID:7bNIKUMP
GJ!!

生でしたかったんだw
768名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 01:43:13 ID:6/JoIqxT
GJGJ!!
生でしたい千秋とのだめに萌えw
コンドム祭りイイヨイイヨー♪(゚∀゚)
769名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 03:04:28 ID:szBY6sWO
のだめが「ナマ」って言葉使うのは微妙かと思ってましたが、やはりテナー様の文章だと美しくまとまりますね

GJ!
770名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 05:43:10 ID:mtFLu0+L
テナーさんGJ!!
そしてどなたか初生な千秋をおながいしまつ(*´Д`*)ハァハァ
771名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 07:56:46 ID:InQGTJ3Y
GJ!

「産みますが、なにか」
にワロタ
のだめ言いそうだな
772名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 08:23:03 ID:HVGxep7U
期待して損した真一萌えw
773名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 00:07:27 ID:PxClgZBv
こんばんは。
もうだいぶ書いてないのでブランクありますが、テナーさんのを受けて初生絞りを投下したいと思います
(コンドム祭に影響しない内容で)
今夜中には完成させますので
頑張ってみます
774名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 02:30:29 ID:FhcUEmaw
頑張れ(・∀・)
775:2006/06/17(土) 02:38:04 ID:QjVzwJH8
こんばんは。完成しましたので投下します。

ちなみに生ですが、描写的に初めに言っておきます。
・生理中の表現が含まれること。
・千秋の変態あり、独占欲あり、エロ心理ありなこと…

などです。
生理描写ですので苦手な方はスルーでお願いします。
776:2006/06/17(土) 02:40:06 ID:QjVzwJH8
「はぁ〜…夏の夜長は暑いデスね〜」

出窓から身を乗り出すようにしてのだめが言った。
ヨーコから送られてきた団扇が忙しなくパタタタ、と動いている。


――――くそ……
俺は地獄のようなマルレ合宿をやっと終えて帰ってきた。
といっても、合宿だったのは俺一人。
重要なことから忘れるらしいテオの性格が災いして、雑用やら掃除やらいろいろやるうちに
泊まり込みでの作業になってしまった。
コイツが学校に行っている間、二度シャワーを浴びに帰っては来たけれど。
だからというか…
しばらくのだめと夕食もとっていない。
ピアノも聴いてないし、洗濯もしていない。
それに―――――…
久しぶりに帰ってきてやったのになんだよ。
今日は久々に風呂で髪でも洗ってやろうかと思ったのに。
帰って早々「ぎゃぼ!なんで今日が帰ってくる日なんデスか!」とか言いやがって。

…俺ばっかり、会いたかったっていうのかよ。

千秋はのだめにむかつきながらシャツを乱暴に脱ぎ捨てた。
「あっ!真一くんお風呂ですか!?」
振り返りざまに目を輝かせながら聞いてきたが、完全無視で風呂に向かった。
777:2006/06/17(土) 02:42:33 ID:QjVzwJH8
ノエルの夜だってつくづく思ったんだ。
あいつは俺がいなくても大して寂しくない。
ターニャもフランクもいる、ヤキトリオだっている…

だから?
俺に会わなくても寂しくないっていうのか?

シャワーの水圧を一層強くさせて頭から浴びる。
いつものように「じゅうでーん♪」がなかったこと。
久々の顔合わせなのに、まだキスもしていないこと。
ライブラリーにいる間中、のだめが気にかかっていたこと。
食中毒になってやしないか、餓死してやいないかと心配だったこと。
それよりもなによりも、こんなに腹が立っているのに…
…のだめを抱きたくて仕方がないこと。
そんな想いの全てが、なんだか一人空回りしているようで、やり場のない怒りがこみ上げていた。
そんな時だった。
「あの、真一くん…なんか怒ってます?」
扉越しにぼやけたのだめの姿が映る。
「…別に。お前に関係ない」
「……なんか、カズオですよね?」
人の気も知らないで、とカチンときた。
「まぁ、俺がいない間楽しくやってたのはわかるけど」
「え?」
「部屋はゴミ溜めだわ、洗濯物はたまってるわ」
「あ、はい、すみまセン…」
「勝手に人のベッドで寝起きして、シーツになんか染みくっつけてるし」
「あ、それオレンジジュー…」
「ほんと、お前ウザイ」

口をついてでた言葉に、ちょっと言い過ぎたか、と動揺した。
扉の向こうにいるのだめは無言のままだ。
…むかつく。のだめのくせに。
本当はこんなこと言いたいんじゃない、ということを嫌というくらい実感させられる。
千秋はバスルームの扉を開け、佇んでいたのだめを引き寄せた。
778:2006/06/17(土) 02:43:34 ID:QjVzwJH8
急に腕を引っ張られたのだめは、シャワーでみるみるうちにずぶ濡れになっていく。
「なにやってンデスかー!!!正気ですか!?」
さすがののだめも自分の状況に焦り出す。
千秋は全裸のまま、そんなのだめを冷たく見下ろしていた。
「…おまえ、この5日間なにしてた?」
「今そんなこと言ってる場合じゃ…」
「いいから、言え」
「えと…、ターニャとひじきメニューを研究したり」
「それから?」
「峰くんとチャットしたり」
「それから?」
「あとは…ピアノです」
千秋は目線をのだめの体へと落とす。
すっかりびしょ濡れになった白いワンピースは、もはや洋服という役目は果たしておらず
逆にのだめのボディラインを強調するかのようにピッタリと張り付いていた。
思わず、喉を鳴らす。
「俺のことは?」
シャワーの熱気にうなされたのだろうか。
いつもならもっと問い詰めるところで食い下がった。
「俺のことは考えもしなかったのかよ」
「……考えてたに決まってるじゃないデスか」
ワンテンポ遅い返事が更に苛立たせる。
「うそつけ。おまえむかつく」
「…先輩がいなくなって3日目に電話もしましたし」
「腹が痛いとかいう電話だろ!もーいい、あっちいけ」
「むん!先輩だって『食いすぎだろ!そんなことで仕事の邪魔すんな!』って切ったくせに!」

―――やっぱむかつく…こいつ。
珍しく引き下がんねーし。なんか俺に逆襲きてるし。
これじゃ本当にノエルと一緒だ。
苛立ちと悔しさとシャワーの熱気で、もうどーにでもなれ、と千秋はのだめを強く抱きしめた。
779:2006/06/17(土) 02:44:40 ID:QjVzwJH8
シャワーの音と熱気だけが二人を包む。
きつく、かたく抱きしめられているのだめから、か細い声があがった。
「せ、せんぱ…、痛い、です」
それでも千秋は無言のまま腕の力を緩めようとしない。
「の、のだめ、今日、だめ…なんですヨ」
意味合いをもたらす言葉を急に発したことに驚いて、千秋の力が緩む。
「もう……帰ってきたら絶対、すると思ったから…」
そう言うとのだめは、悔しそうな残念そうな顔をした。

なにが駄目なのか、それだとしたらどうして駄目なのか。
千秋はのだめと視線を合わせる。
「のだめ、お前なんかあった?」
スッと目を逸らされる。
「……のだめ…、お腹、痛いって言ってて」
「うん、電話で聞いたけどそれがどうかした?」
「……今日、ピークで」
「何が?」
「…量、が」
「量?………あ」
思わず目を泳がせた。
俺が帰ってきたら絶対するってわかってて…
のだめなりの気遣いで、俺がその気にならないように離れたり…してたとか?
そうと分かると、はぁ、と大きなため息をつき、千秋はもう一度のだめを抱きしめた。
「…んだよ、早く言えよな」
「そんなこと言えまセン!のだめがシたいみたいじゃないデスか」
「シたくないの?」
直球の質問に、「う…」と言葉を詰まらせもじもじする。

…ほんと、むかつくくらい可愛い。
千秋は一瞬ふっと笑った。
「俺は今日、止まんねーから」
780:2006/06/17(土) 02:45:28 ID:QjVzwJH8
抱きしめながらワンピースのファスナーを下ろしていく。
「せんぱ…真一くんっ、だからのだめ今日生理…」
「うん、知ってる」
「も、すごい、いっぱい出てるんですよ、あの」
「うん」
ワンピースがべちゃり、と下に落ちた。
ブラのホックを器用に外す。
「あっ、待って!ちょっと待って下さい!」
「なんで?俺は気にしないけど」
ブラが外されると、張りのある乳房がぷるっとしなった。
吸い付きたい衝動にかられながら、そっと手を添える。
あとはレースのショーツだけとなった。

気にしない、なんて豪語したけれど、そんなの嘘だ。
気にする気にしないなんてことより、生理中なんて初めてだから…
今、結構…いや、かなり興奮してると思う。
「ちょっと待って!」
のだめはドン、と千秋を突き飛ばした。
その勢いが強く、タイルの壁までよろけて頭を打った。
「いた」
「あ、すみません…でも!気にしないなんて…そんなの絶対うそデス!」
「そりゃ俺だって生理中は初めてだけど…」
「だから!いろいろあるとですよ!匂いとか…」
訛りが出るほど焦っているのだめを見ていて、なんだか申し訳ない気分になってきた。
「いや…うん、もしお前がそんなに嫌なら…やめる、けど」
嘘だ、本当は今すぐにでもひとつになりたい。
「でも俺はもうこんなんだから」
そう言って、あらためてのだめの視線を自身へと促した。
はっとした表情で千秋の大きく反り立ったものを見て、のだめはカァっと頬を染めた。
「そだ、真一くん…裸だったんデスね…」
「うん、だから…のだめ」
「………」
「嫌なら無理にとは言わないけど、でも」
「……はい」
「…無理にでもするかも」
「…ぎゃぼん」

最後のショーツに手をかけた。
781:2006/06/17(土) 02:46:25 ID:QjVzwJH8
ゆっくりと下ろしていくと、リアルに紅く染まった部分が露になった。
まるで、見てはいけない、踏み入れてはいけない、禁断の聖域を犯しているようで。
シャワーの熱気のせいなのか、湧き上がる興奮のせいなのか―――
既に荒い息遣いが、千秋自身を更なる興奮へと掻き立てる。
「う〜…ホラ、ちょっと匂いが…もう嫌デス…」
恥ずかしさでいっぱいという表情ののだめ。
そう言われてみて初めて、今まで知りえなかった独特の匂いに気付く。
自分には決して理解することも、経験することもない、「生理」という現象。
今までのだめはのだめだと思っていたが、ここ最近はずっと「女」として見ている自分。
その「女」の究極の部分を今、自分が犯してしまうことに興奮を覚えてしまっている。

俺…変態だったのか?

わずかに残る理性でそんなことを考えながらも、千秋はその部分に触れた。
「…っ!!」
声にならない声で、のだめは体を強ばらせる。
ぬりゅ、というような、いつもとは少し違った感触に、千秋ははぁっ…と大きく息をした。
指は普段よりも水に近いような滑りをみせ、さらさらしたものが指に絡みつくのがわかる。
そのまま押し進めて、指がのだめの中へと進入する。
「あっ…やめ…」
のだめのかすれた声が途切れる。
中はもう、熱く溶けていた。
とろとろ、というよりも、やはりさらさらした感触だ。
千秋はもう片方の手でシャワーを止めた。
きゅ、と閉まる音がして、バスルームは静かになる。
そこへ、恥ずかしくなるほどの、いやらしくも興奮するのだめの中の水音が響きだす。
「のだめ……すごい、音」
「あっ、…やっ…も、恥ずかし、から」
指をもう一本増やし、更にのだめをおいやる。
執拗に、けれど優しく。
「のだめ、こっちの脚、上げて」
片脚を上げさせ、千秋の腕で持ち上げた。
「は、あっ!だめ、や、んぁ…」
千秋がもたらす紅い泉と肉芽への愛撫で、切ないほどの快感がのだめを襲う。
782:2006/06/17(土) 02:47:30 ID:QjVzwJH8
ふと、指の感覚がとろとろしたものに変わってきた。
ぷちゅ、くぷ、ぷちゅ、と、水音は深さを増す。
のだめの脚が、がくがくと限界にきていた。
だがそれは千秋も同じことだった。

こんなに…我慢が効かないなんて。
俺が犯されてるみたいだ。
だってやっぱり、生理中にするっていったら―――
―――避妊、なしで…って考えるだろ。
絶対しちゃいけなかったことで、俺にとっては願ってもない行為。
考えるだけで、愛撫もそこそこに…入れたい、って思う。
「ハァ…も、いいかな」
「…あ、あっ、んっ」
「ごめん、我慢きかねー」
ちゅぷ、と指を引き抜くと、そのままバスタブを掴ませバックの体勢をとった。

初めて目にする禁断の紅い泉。

妖艶にぬらぬらと光るその泉を、そして指を交互に見る。

俺のものにしたい。
そう思わずにはいられなかった。
「そんなに見ちゃ…いやデス」
その言葉が引き金となったかのように、自身を一気に貫いた。
「ひぁっ!…」
いつもよりも敏感に感じているのはのだめも同じだった。

―――やばい…気持ちいい。
押さえの効かない衝動を堪え、規則正しく動き始める。
「あっ、あっ、んっ、あっ」
のだめから甘く切ない声が漏れる。
初めて、避妊という当たり前のことから解き放たれた。
直に触れ合っている部分が溶けるように熱い。
ぬちゃぬちゃといういやらしい音も、熱気に包まれた独特な香りも…
その全てが絶頂へと導くものへと変貌する。
783:2006/06/17(土) 02:48:19 ID:QjVzwJH8
もう、押さえられなかった。
「ハァ…ハァ、のだめ、俺」
「や、あ、あっ、しん…いちく…」
感じるがままに打ちつけながら、揺れる乳房を下から包む。
指の間に先端を挟み、そのままスパートをかけた。
「あっ!だめ!や、あ、しん、いちく…!!」
きゅうっ、と中が締まるのがいつもよりリアルにわかる。
それを受けて、千秋も極みへと昇りつめていった。

「…うっ……たまんねぇ…」

どく、どく、どく、と白濁したものをのだめの中に吐き出す。
未だ締め付ける中の余韻に、これ以上ないというくらいのエクスタシー。
初めての、そして禁断の、「生」の快感だった。

* * * * * * * * * * * * * * *

「ふぉ〜…センパイ、のぼせちゃったんデスね」
パタタタ、とまた団扇を忙しなく動かしている。
ぬるい風が、ソファに横たわる千秋の頬に優しくあたる。

あんなに興奮して…のぼせて当然だ。
しかも終わった後、体のあちこちに血が付いてて…
「どんだけ夢中だったんデスか〜」とか言いやがるし。
コイツはけろっとしてて、俺は―――
思い出すだけで、やばい、反応する。
「なんだかのだめ、お腹の中が変な感じデス」
「えっ…変って?」
「なんか…まだ出てきますよ?」
むきゃ、と変態的な笑みを浮かべた。

―――こいつ。  確信犯かよ。

この快感が虜になってしまわないようにと、ため息交じりに自分を戒めながら
のだめを引き寄せ、今日やっと5日ぶりのキスをした。


* * * 一週間後 * * *
「あ、センパイ、ネットで見たら、生理中に妊娠したっていう人もいたんですヨ〜♪」
この後千秋の顔から血の気が引いたことは言うまでもない。

     ■■END■■
784:2006/06/17(土) 02:50:34 ID:QjVzwJH8
久々の投下で…本当に幼稚で下品な文章で申し訳ないです。
誤字脱字ありましたら失礼いたしました…
ちなみに生理中の排卵は、知人ブログによる情報で
果たして事実なのかどーか、そこら辺は不明です

また機会があったら書きます。
読んで下さった方、ありがとうございました。

それでは。
785名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 03:23:54 ID:FhcUEmaw
ナマナマしい(・∀・)!!
786名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 03:33:04 ID:6NKuRAHM
の…ノーマルな初生書ける神はいないのか………
787名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 04:05:18 ID:BD+wjBTa
スゴイものを読んでしまった感じが・・;初生千秋ってよりも初変態千秋に興奮しました・・。
これはこれでGJ!かと・・。
788名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 06:47:49 ID:urRP+1PN
ゴム話に乗り遅れた!
千秋みたいなタイプはネット通販で買うだろと!!!
自分でドラッグストアなんてありえないだろと!!!
朝からこんなこと書き込んでる土曜の自分もありえないだろうと!!!
789名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 08:06:48 ID:+US3X8Ni
>>788タン もちつけー
790名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 08:09:02 ID:zXNB3/wu
いい!G☆J!!
791名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 08:09:19 ID:eifOMdYC
生々しい初生に興奮しますた!
GJ!です!
ありがとうございました〜!
792名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 09:19:22 ID:mgRqq8wS
GJ!

響さんのノーマルモノも読んでみたい
793名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 10:32:50 ID:E95M5Ab9
生理中の排卵は実際にありえますよ〜。
さらに雑菌も繁殖しやすい期間なので感染症の危険もうp、
生理中にナマはかなりダメな行為なんで読みながらウズウズしてたんですが
意外にものだめが最後にオトしてくれて笑いますたwww
千秋、のだめがちゃんと耳年増でよかったねぇ…。二度とナマはしなさそうだけど(笑)
794名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 10:55:16 ID:RiPqCTXh
生理の時にやると、次の生理が重くなる……。
795:2006/06/17(土) 11:50:43 ID:PxClgZBv
GJつけて下さった方、ありがとうございました。
また賛否両論なご意見、本当にありがとうございます。

初生をどんなネタで書くか迷った末、やはり妊娠の可能性を極力少なくしたほうが
コンドム萌えの私としてはしっくりくると思い、戸惑いつつも生理ネタを決行しました

いずれにしても生はやっぱり、将来有望な二人にとって危険ですねw
書き終えてつくづく「…やっぱコンドム萌え」と思いなおしたり。
異色ネタなだけに汚らしい部分を軽減するため、シチュにはこだわったつもりで汗


またいつか萌えネタが浮かんだら投下しますね
では名無しに戻ります。
796名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 13:32:41 ID:2bXObCnz
おおぅ
797名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 13:34:03 ID:2bXObCnz
おおぅ
798名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 14:41:31 ID:urRP+1PN
おおぅ

(笑)

生理中は妊娠しないと思い込んでる男子は多いですよね。
読みながらニヤリとしちゃいました。G☆J。
ところで15巻の「正座かよっ!」を読んで、
ああ、まだ未遂なんだな〜って思ったのは私だけかなあ。
15巻はなかなかそっち方面おいしゅうございました。
799名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 14:48:13 ID:NHUk3vVw
GJですー。
一度やってみて、癖になるかどうかはその男次第ですね。まあ千秋なら二度としないと思うけど。
響さま、シチュへのこだわり、よくわかる気がします。丁寧で、好感ありました。また投下楽しみにしてまちゅ。
しかし、事後はさぞかしスプラッタな状態に…。風呂場だから良いけど、なんか想像して萌える。
血が騒ぐ。わしも変態。
千秋は血で貧血起こすタイプかと思ってたがサドいのもいいなあ。
800名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 21:18:20 ID:GH7ctkj2
血まみれ千秋・・・

丁寧に洗ったのかな
801名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 23:54:18 ID:KQhGd5Kp
響さんの文(・∀・)イイ!!
次作品も期待しとります
802名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 00:40:56 ID:3L8VxRJ7
久々にのだめと初えち〜千秋がみたいです!いっぱいいっぱいな感じで★
803名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 00:51:09 ID:ha/kvvU9
お祭りに便乗して、短いのを投下します。
804名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 00:51:50 ID:ha/kvvU9

意を決して店内へと入った...薬局。
マルレからの帰り。先日から何度も買おうと思っていたが...その度に勇気が
わかず素通りしていた。
今日こそは。

店内へと入る。くそ、店番がいつものヤツじゃねー! だが入ってしまったから
には今日こそはと目的の物がある棚へと行く...素通り。やっぱだめだ...

歯ブラシ、シェービングなど雑貨類を山ほど買いあさり、再度目的の棚に行く。
掴んでそのままレジへ。えーい、やると決めたんだ!文句あっか!

別に店番は商品に注目するでもなく。言われた金額を払って品物を袋へと入れて
もらう。ちきしょう、剥き出しのままかよ!

どことなく恥ずかしくて楽譜の入ったホルダーへとしまう。別に恥ずかしがるこ
とはないんだよな...けじめだし。でも、失敗したらどうしよう...とても
のだめには言えない。やっぱり始めは隠れてこそこそ? いや 言わなきゃいい
だけのことだ。

部屋に戻る。案の定のだめは部屋にいた。「おかえりなさい!じゅっうでーん!!」
とりあえず買ってきたものの袋、楽譜入れを下に落とし、彼女を受け入れる。抱
きつくがままに、匂いを嗅がれるがままに。気が済むまで嗅がれたあと、彼女は
下に落とされた袋に目を留める。

「あ、新しいシャンプー買ってきたんですネ? くんくんくん、のだめ、この匂
い好きなんですヨ、このシリーズでバスボムありませんでしたカ?今度はそれ買っ
て下さいね!」ふー、移しておいて良かった! さりげなく雑貨を片付ける振り
をしつつ問題のブツは書斎の机の、鍵のかかる引出しへとしま...おうとした。
805名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 00:52:38 ID:ha/kvvU9

「あーっ!なんですかそれ!」 うわ!なんで気がつくんだよ!!
「いや、なんでもないから!」「なんですか、のだめに言えない物なんですか??」
「いや、あの、」あわてて閉めようとするが、タッチの差で鍵を奪われた。

「しんいちくん? なにを隠そうとしたんですか?」

......言いたくない。

さり気なく視線を外しながら、「いや、ヴァイオリンの松脂が切れてたのを思い
出して。」
「ヴァイオリンはクローゼットの中じゃないですか、一緒にしなくていいんです
か?」
案の定突っ込んできた。どうするか、中身を見せるのは簡単だが...見せたく
ない。こういうときは...話をそらすに限る。

しばらく練習してないし、ちょっと練習しようと思って。クローゼットの中のヴァ
イオリンもこっちに持ってくるつもりだ、とかなんとか言い訳しつつ、のだめを
抱き寄せる。さっき充電しましたケド、という言葉を唇半ばでふさぎつつ、背中
へと手を回す。最初から気を散らせるのが目的なので手加減はしない。あっとい
う間にのだめは目つきがとろんと怪しくなり、息が荒くなってくる。良いのか,
千秋真一?まだ帰ってきたばかりじゃないか!!
 自問自答しつつもしかしキスをすればそれ以上のことをしたくなるのが人情と
いうもの、気がつけばカーディガンは肩から抜け、ワンピースのファスナーに手
がかかっていた...ま、いっか。

*******************************

気を散らせるのが目的、いつもよりもかなり、いや激しく乱れたあとに。
のだめが眠ってしまったあとに。

こっそりとさっきの書斎の机の引出しへと行く。しまったものを取り出す。
ニコチンパッチ。
禁煙をしようと思いつつもしかし失敗したらみっともないと、なかなか決断でき
ずにいた。本数こそ少ないものの、しかし欲しいと思う瞬間も多い。本番の直前、
楽譜との格闘のあと、彼女との情事のあとに。
止めようとは何度も思っている。実のところ禁煙も何度かしている。...しか
し、成功していない。今度こそ、確実を期して。でもなんとなく言うのが恥ずか
しくて隠してしまった。

のだめ、すまん。成功してから、言うから。

**おわり**
806804:2006/06/18(日) 00:53:35 ID:ha/kvvU9
失礼しました。ごめんなさい。
807名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 01:15:15 ID:oYiEulHm
いや、笑えたよww
808名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 01:18:47 ID:LS6DCXpD
何をそこまで隠すのかと思ったら…w

のだめの追及をかわすために普段より激しくなる千秋に萌えました。GJ!
809名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 01:19:20 ID:9bSM6WwB
ワロスwなんでやねん

つーか自販機ってものがあるじゃん
あれは都会にはないのか?
810もか:2006/06/18(日) 01:29:45 ID:cpU83vsU
田舎にはあったけど東京に出てきてからは見かけなくなったな。
夜中にこっそり買うとゴトンというデカイ音がしてビビるんだ。
811名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 01:33:16 ID:fHP1J/PL
海外ではジュースの自販機すら滅多にない
道端にある自販機は「この中にカネがあるよ」と言っているようなもの
ゴム自販機は日本文化の範疇では?w
812名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 01:33:17 ID:Bp7nwzWE
うーん 正直に言うと二人に似合わない文面でイマイチ

「えーい」とか「千秋真一!?(自問)」とかその他諸々、千秋は言わない希ガス
もっとクールな千秋だと更に萌えでした

厳しい意見でしたが、また次回期待してますね
813名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 01:42:21 ID:9bSM6WwB
都会って深夜になると自販機止まってたりするもんね
治安悪いぜ。
814名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 02:00:22 ID:fHP1J/PL

ググったら自販機で売ってるらしい
悪かった
815名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 06:45:53 ID:xjyjcrQG
自分は笑えたよ>ニコチンパッチ
読みやすかったし。
ヒトそれぞれだね感想はw
職人の皆様 いつもオイシく頂いております。
816テナー:2006/06/18(日) 10:34:16 ID:i1GkOIn4
私はものすごく、萌えた……ニコチンパッチ! 禁煙に恥じらう千秋テラモエスw
>805 GJ!!!
次は恥じらい千秋祭りが来るといい……むしろキテー
817名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 10:38:43 ID:i1GkOIn4
ギャー名前消し損ねたー
いや、もう、ごめん、大好き >照れ千秋
「最愛のヘーズレちゃん!!ベーズレちゃん!!」の顔だけで死ねそう
818名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 23:49:14 ID:ha/kvvU9
初めて★系の投下ってないの??
819名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 00:24:33 ID:Bb8yfrZu
★?
820名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 12:45:19 ID:LPgKVDb2
★系ってなんどすか

みんな知ってるの?
アブノ?
821昼間っからアムール:2006/06/19(月) 16:13:08 ID:Vuoo2dqC
整理中はバスタオル敷いてやりまくり、、、ってか。
もう10年くらいシてないですが。ウラヤマス。
822名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 17:02:17 ID:LPgKVDb2
いや千秋はもうやらないと思われ
自分とのだめの将来をちゃんと視野に入れて行動するはず

生理中なら…と思ったのにのだめの指摘で青ざめる千秋の素にテラモエス
823名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 18:24:32 ID:MEBgcVwS
実際のところ、排卵している期間は、女性は無意識に子づくりのためにイッツメイクラブラブ状態になりますが、当然ゴムを付けないと出来てしまいます。
その後生理がはじまり、卵子や子宮組織が排出されるので、スプラッタな状態になりつつも、この期間も女性の性欲が強い」という事はままあるので、まっかっかになるのも構わず致してしまう男女も多いようです。
で、ゴムなしで安全な期間はいつか、というと、ひと月に2週間もないし、女性側の体調によって排卵きが早まったり遅くなったりという事もおうおうにしてあるのだから、結局一年中ゴム装備が一番無難という事になります。
だけど千秋の責任感というか刷り込みには、征子さんがそのあたりの性教育をじっっっくり行っている様な気がして萌えるんですがどうでしょう。
824名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 18:39:10 ID:xf08xD6L
>823
とりあえず落ち着いてください
825名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 19:15:36 ID:MEBgcVwS
あああ、ごめんなさい、おばQでした。
早く神様、きてきてー。
826名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 20:07:56 ID:xEqdtfiT
マジでオバQ恐いから…

何か千秋に完璧な男像を求め過ぎじゃね?キモス
このスレの千秋は何か達観した僧侶みたい………


ゴムすれば安心ってのも時代遅れな性教育でドン引きだけどさぁ…
ゴム付きのSEXでも割と妊娠する可能性はあるのにねぇ…
827名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 20:25:02 ID:majBRAgp
そういう一般論が聞きたいのではない。
どんな千秋ならより萌えられるか。
それが肝だ。
828名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 20:41:43 ID:LPgKVDb2
ゴム付けて避妊する時代遅れ僧侶千秋に萌えな人<ハイ!
829名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 20:53:28 ID:xEqdtfiT
ふーん…?
じゃゴムしてたのに出来ちゃったらこのスレ的千秋はどうすんだろうねw
830名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 20:54:36 ID:oAsLmFMe
マジで無知厨恐いから…

何か千秋にルーズな男像を求め過ぎじゃね?キモス
>826の千秋は何か快楽だけ追求したヤリ男みたい………


女がピル飲めば安心ってのも正確性に欠ける性教育でドン引きだけどさぁ…
ピル飲み忘れたりのSEXなら割と妊娠する可能性はあるのにねぇ…
831名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 21:12:21 ID:xEqdtfiT
あのさぁ、頭大丈夫?
わいてない?

ピルの飲み忘れって…そんなの当たり前だろ?
ゴムの着け忘れと変わりないだろ。

そんな大事なこともわからんくらいおまいの中の千秋&のだめ像はアホチンなのか?
832名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 21:21:40 ID:majBRAgp
(´,_ゝ`)プッ
833名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 21:22:21 ID:LPgKVDb2
>>829
ゴムしててデキちゃったら
ピル飲み忘れててデキちゃったら
生でやってて全然デキなかったら

全てはたられば〜の話なのである

言い出したらキリないですよ
だから判断は「千秋クオリティ」です
何が千秋っぽくて何が萌えるか
834名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 21:41:46 ID:R2CEbTnM
いいんだよ何でも
とりあえず原作では見ることのできない
千秋とのだめの性生活が読めれば

たとえゴムだろうがピルだろうが生だろうが
失敗してできちゃっても
ドーデもいいわ
835名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 22:19:48 ID:a9wVEUHm
>>834
同意

漫画や虹にそこまでリアリティを求めない
836名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 23:32:49 ID:VjvCdG7Q
>>834
胴衣〜
837:2006/06/19(月) 23:34:00 ID:/szkCzTW
こんばんは。
短いですがSS投下いたします。

15巻の余韻がある方々が多いのではないかと思い、リサイタル補完モノです。
エロ少なめ、最中から始まりますので…ご了承下さい。
838:2006/06/19(月) 23:34:45 ID:/szkCzTW

のだめの、肢体が反り、しなる。
透きとおる程の白い肌、細くて柔らかい髪。
体がしなる度に、マシュマロのような胸が揺れている。

俺しか知らない、左胸の小さなほくろ。
俺しか知らない、切なくも甘い声。
俺しか知らない―――…、のだめの熱さ。
もっと欲しい、もっと知りたい。
その想いが強くなればなる程、自分の制が効かなくなる。

『いつも一緒にいるようで そうでもない』
『ひとりで旅して いつの間にか帰ってきてる』

見失いたくない。

言葉に出来ない気持ちが、こうして体から溢れてしまう。
本当は自分でも分かっているけれど、いつもはぐらかす。
素直になることは、のだめ以上に自分が不器用で。
コイツのピアノを聴いて、涙が出るほど切なくなった。
愛しくも寂しい、まるで自分が置いてきぼりにされてしまうような。
捕まえて、自分の傍へ連れ戻したいような。
のだめの成長を知る程に、ふと、それが怖くなる。
見失いたくない―――…いや。

離れたくない。

839:2006/06/19(月) 23:35:27 ID:/szkCzTW

――――… んな…!!


固まる千秋。
自分が今どんな状況なのか分からない。
ふと、周りを見渡す。
天井の大きなシャンデリア、隣には爆睡中ののだめ。
時計の短針は「W」を指している。

――俺は…  なんて夢見てんだよ…

リアル過ぎた夢に、自分でも呆れてしまう。
まだ鼓動が静まらないまま、水でも飲もうとベッドから身を乗り出し、
下半身の強い違和感に神経が集中した。
千秋自身がまさに、固く反り立っていたのだ。
思わずはぁぁぁぁ〜…と大きなため息をつく。
これがのだめに見られなくてよかった、とも同時に思う。

のだめとの付き合いが始まってから、幾度か添い寝もあった。
でも… まだそれ以上の関係には達していない。
コイツの全部だって一度も見たことがない。
それなのに俺の夢の内容といったら…
それもこれも、今日のリサイタルのせいだ!
コイツがあんな!  …あんな演奏するから…

『あんなふうに弾くの… 知らなかった』

きっとこれから、いろんな発見や驚きの連続なのだろう。
自分の知らないところで、もがいているのかも知れない。
自分がいなくても、成長出来るのかも知れない。
でも、それでいいんだ。
『オレが見失わなければ―――』


冷静に考える頭の中、一方で全くおさまる気配のない下半身。
隣にのだめがいては――…自身の手で鎮めることも出来ない。
それでものだめの寝顔を見ていると、不思議と気持ちが和んでくる。
しばらく添い寝の生き地獄もいいかもな…と、思ってみたり。
千秋は喉を潤すことを諦め、もう一度ベッドへ横になった。
そして、いつかこの生き地獄の辛さを、違う形でのだめに仕返ししてやる…と、
未だ鎮まらない下半身に誓うのだった。

のだめにも言っておかないとな。

『おまえもたぶん  いろいろなことを覚悟しておいたほうがいい』

     ■■END■■
840:2006/06/19(月) 23:36:27 ID:/szkCzTW

     夢オチかよ!

という声がどこからともなく…
おそまつさまでございました。

※ 誤字脱字ありましたら申し訳ございませんでした。
841名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 23:45:46 ID:eTidx24R
GJ!
最後の一文に非常に萌えました。
逆襲の千秋も見てみたいなー。
842名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 23:47:17 ID:5UC6RvMb
夢オチかよ!

でもまあ良かった ワロタ
843名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 23:51:29 ID:VjvCdG7Q
最後の一文、ほんと(・∀・)イイ!!
844名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 00:08:50 ID:yprjPY18
オナニー投下は勘弁してくれ
リサイタルまで未遂とかアリエナスw
845名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 00:13:45 ID:CpXYZBMl
>>844
自分ももっと早くに済ませてそうだと思うけど、作中で明らかな
「セクースしました」表現はないから、その辺は個々の判断で
いいんではないかと思う。パロだしね。
846名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 00:16:33 ID:0kQEs4Hx
オナ投下じゃないでしょこれ
リサイタル未遂は15巻の補完だからじゃないの?

GJでした!
『』内の15巻キーワードが生かされててうまい。
847名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 00:30:40 ID:YNVAE+jO
中途半端なコンドーム祭りです。
投下のタイミングが良くないと思いますが、今しか出来ないので・・・
すいません。

では、投下いたします。
848棒棒鳥:2006/06/20(火) 00:31:21 ID:YNVAE+jO
・・・まじかよ・・・
空箱を持ったまま俺は途方に暮れていた。





「ごめん!のだめ」

ベッドの上、あられもない姿態で挿入を待っていたのだめは、意味がわからないと目を瞬かせている。
「だからごめん!」
ただひたすらに両手を合わせて謝るしか今の俺には出来なかった。
はあー俺様としたことが・・・
「先輩意味がワカリマセンケド?」
起き上がり小首をかしげる。
849棒棒鳥:2006/06/20(火) 00:32:04 ID:YNVAE+jO
「えっと・・・今日はこれ以上出来ないんだ・・・」
「な、なんですト?の、のだめなんかしましたか?」
「いや、お前は悪くない・・・悪いのは俺」
うなだれて要領を得ない俺を唇を尖らせて覗きこむ。
「先輩、わけわかりませんよぅー」
その視線を避けるようになんとか口の中で言葉を転がす
「・・・コンドーム・・・が無かった・・・」
「へ?コンドーさん?」
「・・・さんを付けるな・・・だから…ゴムが無いんだよ、後一つあると思ってたのに・・・悪い」
「あららら〜使い過ぎですかね?」
・・・返す言葉がない。
「じゃあ、どうしましょうカ?」
俺の激しく自己主張している下半身に向かって話しかける悪魔。
「馬鹿野郎〜話しかけんな」
悪いのは俺だけどそれはわかっているけど、お約束の如くのだめの頭を叩いた。
カズオ・・・と零し、叩かれた頭を擦りながら
「だってぇ〜どう見ても止められそうにないですよ?」
と、のたまった。
・・・痛い所を突いて来やがる・・・
「でもこのまま続けるわけには行かないだろ・・・」
「・・・ですかねぇ、やっぱり・・・」
ベッドの下に脱ぎ捨てられたのだめの下着とパジャマを拾い、俺はボクサーパンツに足を通した。
「仕方ない。中途半端で悪いけどお前もパジャマ着ろ」
手渡した下着とパジャマをのだめは受け取らず
「のだめ口でしますよ。うきゅ」
850棒棒鳥:2006/06/20(火) 00:32:38 ID:YNVAE+jO
思いもよらない言提案に俺は言葉を無くす。
正直嬉しい。
出来ることなら甘えたい気持ちもある。
でもプライドが・・・

「いや、いい」
「でもぉ。カレ辛そうですよ」
ボクサーパンツの中で未だ自己主張するそれをつんつんとつついて悪戯っぽく笑った。
「いや、我慢する。俺だけイクわけにいかないし・・・」
なんとか残っている男としてのプライドを総動員して漸く言うことが出来た。
「え〜。いいじゃないですか。のだめ先輩の指で何回もイキましたよ。だからたまには、ネ」
かわいいこと言うじゃねえか、のだめの癖に。
それでも、揺らぎそうになる気持ちを押さえてもう一度丁重に断った。

さあ、さっさと服着て寝よう。
眠れるわけは無いけど…
横ではまだ下着も着けて無いのだめがぶつぶつ言っている。
851棒棒鳥:2006/06/20(火) 00:35:14 ID:YNVAE+jO
「ほおぉぉ〜」
響き渡る奇声。
「な、なんだ!?」
「先輩ちょっと待っててクダサイ!あ、それ貸して下さいね」
手に持っていたシャツをひったくるとガバッと着込み、手早く紐パンを結び一目散に部屋を飛び出して行った。

まさか!
あの格好で買いに行くってことはないよな。真夜中だし・・・
じゃあどこに?
わけがわからないまま待つこと10分程でのだめが騒々しく帰って来た。

そして、今、手に持った何かを水戸黄門の印籠の如く俺の前に突き出している。
「じゃじゃじゃじゃ〜ん!これ何だと思います?」
「はあ?」
「なんと!女性用コンドームなんデス。えっへん!」
別に威張ることないと思うがなあ・・・って
「え?女性用コンドーム?なんでお前がそんなの持ってんの?」
「ふふふ〜ん、この前地下鉄に乗った時、自動販売機で売ってるの見つけたんですヨ。で、面白そうだったから買っちゃったんです!」
「はあ?で、お前これどうするつもりだったんだ?」
こいつの事だ絶対なにか企んでたはずだ。
案の定目を逸らす。
「まあ、そんな事いいじゃないですか・・・それより続きを」
「さあ、吐け」
首根っこを掴むと仕方なくのだめは口を割った。
「峰君に送るつもりだったんですよ、フランスの文化を知ってもらおうと思って」
・・・やっぱりこいつ変態で馬鹿だ。
852棒棒鳥:2006/06/20(火) 00:36:30 ID:YNVAE+jO
でも、いい。
今日はもういい。
そんなことより続きだ。
のだめから女性用コンドームを取り上げ説明を読む。
ふ〜ん、慣れるまではちょっと難しいかもな・・・。

「のだめ横になって」
「はい?」
素直に寝転がるのだめの股を割って濡れ具合を確かめる。
だいぶと時間がたったからさすがにそこは乾き始めていた。
割った股に入り込みショーツの上から醒めかけた熱を煽るようにわざと音を立てながら舐めあげる。
鼻に掛かる喘ぎが聞こえてきたのを合図にショーツの紐を解きそっと秘所を開いた。
いい具合に濡れてきている。

手早く袋を破りさっき読んだ説明書の通りにのだめの膣に装着してゆく。
時折声を掛け痛みがないか確認した。
その度
「大丈夫デスよ」
明るく返してくれるのだめがやけに愛おしい。
萎え掛けていた下半身も、そういったのだめの態度や俺の奪われたシャツの中で蠢く華奢な肢体に刺激され再び気力を取り戻していた。

・・・出来た。
これで漸く・・・
長かった・・・
情けない気持ちと初めて自身に装着せずに挿入する興奮とが俺の中で綯い交ぜになっている。
それでも、躰は正直なもので・・・

「のだめ、入れるぞ」










「ほおぉぉぉぉぉぉ〜。今日の先輩凄かったですね。コレそんなに良かったんですかねぇ。また、買ってきますかネ。いっしっしっしっし」


眠りに落ちる寸前でのだめが悪魔のように笑ったのが目の端に映ったような気がする・・・。


853棒棒鳥:2006/06/20(火) 00:37:30 ID:YNVAE+jO
お目汚し失礼しました。
854名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 00:47:41 ID:LdJ59T6r
悪魔に話かけてるのだめワロスww
起きててよかったー。GJ!
855名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 00:51:56 ID:Im7Q2sGo
同じくw
空白の部分が激しく読みたいんだが
856sage:2006/06/20(火) 01:29:38 ID:XSB677yI
元々漫画な上にここは虹の最たるもんだろ?出来る出来ないも書き手がどうにでも出来るのに何故熱くなってるのか理解出来ない。
そんなことより神待ち。
857sage:2006/06/20(火) 01:32:27 ID:XSB677yI
すまん、微妙に誤爆した。
858名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 01:35:49 ID:LdJ59T6r
どんまい

あなたのIDのSBはきっとSEXY BODYの略さ

だからどうしt(ry
859昼飯前にもアムール@リング装着中:2006/06/20(火) 11:46:47 ID:Q+EGROUr
その手があったか。。。
ところで、マイルーラ使ってるてのもアリだったりする。
860名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 12:32:13 ID:8whmXVOA
861名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 15:51:03 ID:qAlGrlCw
リングは経産婦用で、マイルーラは生産中止じゃなかったか。
862名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 16:07:51 ID:0kQEs4Hx
ペッサリーは助産婦も婦人科医も断るほど難しいもので、昔ながらの産婆さんじゃないと正確に計れない

IUDも経産婦じゃないと装着時死ぬほど辛い。産婦人科で装着だし。
やっぱり器具はコンドムが一番だ…

女性用コンドムは男性用より避妊効果が落ちるけど、話的にはおもしろかったです〜
863名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 01:21:27 ID:NTilka1y
ノーブラののだめに萌える千秋とかどうですか?
フランスではノーブラなんて当たり前だけど。。。
864名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 02:43:28 ID:RQ7rEZX7
呆れるだろう千秋は
865名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 04:49:53 ID:592wnClG
いや怒るだろう 嫉妬して
866名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 13:07:31 ID:n6f5XIhe
のーぶらイイなぁ(・∀・)ニヤニヤ
867名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 13:21:07 ID:EPjE280b
ノーブラたん(;´Д`)ハァハァ
868名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 20:11:01 ID:bo143cw5
>>844
え?俺は最低でも15巻のラスト近くまでなんもしてないと思うぞ。
手出してたら「正座かよ」の意味わかんなくなるし。
あれって作者なりの「まだだよ」の意だと思ってるんだけど。
869名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 20:31:08 ID:EPjE280b
すでにやってても、「正座かよ……!」の意味はわかるけど。
870名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 20:48:20 ID:bo143cw5
うーん
正座して三つ指ついて、ってやつ、むかーしの初夜の前の儀式っつーか
そういうのがあったからあそこでそういうセリフが使われたのは
まだだからなんだなーっと思ってた
まあどっちにしろなんかやってたらあの作者はそういう形跡を出すと思う
いままでの作品ってだいたいそうだったからなー
そのへんの表現ははっきりしてると思うんで、まだ未遂に1票
871名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 21:18:43 ID:FN/2eZEi
その議論はここでやろうよ
ttp://wiki.fdiary.net/nodame/?%A4%E4%A4%C3%A4%BF%A4%E4%A4%E9%A4%CA%A4%A4%B5%C4%CF%C0

ループするよ
872名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 21:20:28 ID:eeXAlAnQ
付き合って一年くらいたつのに何もないってありえないだろw
千秋もそんなヘタレじゃないだろうよ
ノエル→ショウウインドウの描写とか一線越えましたって暗黙の描写だと思うけど
873名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 21:30:06 ID:FN/2eZEi
やってない男女がひとつ布団で寝るのにあんなピロートークで終わるわけ
ないじゃん

コンクールのときの生殺しなんて のだめ 寝つけなかったよ?
離れたソファだったのに
874名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 21:56:59 ID:Bw52eIej
正座かよ…!は明らかに作者の未遂思考を示すもの
普通の男女を当てはめるんじゃなくてこの二人で考えろよ

って別にどーでもいいけど
パロだし
875名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 22:00:39 ID:FN/2eZEi
えー じゃ LESSON88 (15巻)終了時点で
まだ 二人がやってないと思う人 手を上げて〜  ?

漏れはやってるとおもうから上げない
876名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 22:11:38 ID:bo143cw5
>>874
だよねえ?
このスレは他に比べてやってると思ってる人が多いとは聞いてたんだけど
ほんとに信じ込んでる人もいるんだなあ
あの正座かよは明らかにまだって意味だと思うんだけど・・・・
それより先にこのふたりを常識に当てはめるのって間違ってるとおもうし

でもお城の2夜目は自分はすごい微妙
877名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 22:29:41 ID:EPjE280b
明らかに未遂だと言い張る、その根拠はなんなのだろう。
どう読んでも「済」って伏線のが多い気がするが。
所長はそういうシーンをすっぱり描くはずと言うが、だったらgreenはどうなる?

断定はできないが「済」として読むのが自然だろう。
878名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 22:31:56 ID:hnE47vMB
議論はよそでやってくれまいか
879名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 22:46:39 ID:RWvWunQ2
だね。ループしてますな
エロパロスレで論じることじゃなかろう
とりあえず>>871
880名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 00:20:42 ID:YpO8FgTd
作者さんと飲んだことありますけど
この話題でたとき、まだだっておっしゃってましたよ。
今年の2月くらいだから15巻ではまだなのではないですか?
ちなみに作者さんはこのスレをご存知です。
2ちゃんねるも見てらっしゃるそうです。
そういえば居酒屋のメニューにモナーの姿焼きもあったなと思い出しました。
881名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 00:22:44 ID:47dVKSr4
>>880
うわぁぁ
882名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 00:25:51 ID:6DVHtxRy
>>880
本スレはいいとして、ここ知られちゃってるのか・・・w

といいつつ、原作の二人はまだなことにチョト萌えた。
883名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 00:30:00 ID:47dVKSr4
知ってるって…職人さんたちのSSを読まれてしまっているということか?
884名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 00:30:27 ID:D1wh+vBE
>>880
え?クマじゃないの?
マジネタですか?
うわあぁぁ……
885名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 00:30:32 ID:l2isZ8aW
クマーー

ここを知っているという事をわかっててそういう事書き込むかねえ。
釣りじゃネーノ?
886名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 00:33:12 ID:aHMx3SvQ
本当だとしたら読者は所長に釣られていたわけだw
千秋カワイソス
887名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 00:34:11 ID:47dVKSr4
>>880がホントだったら、、職人さんたちSS投下しずらくなるんじゃ…('A`)
888名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 00:36:51 ID:D1wh+vBE
まあここのスレは女性職人が多いために、のだめ陵辱ネタやら千秋の他の女遊びネタやら
レイープもないわけだし。
職人も読者もキャラを愛しているのをわかってくれていると……思いたいけど……orz
889名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 00:38:22 ID:Zgk1PxBQ
ただのクマでしょ。やってない派の。
モナーの丸焼きが〜って白々しすぎ。
890名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 00:38:45 ID:YpO8FgTd
冗談ですよ。すいません。
ところで、作者さん、
のだめのドラマ化のとき、千秋役が岡田准一に決まるところだったのに
断固反対してドラマ化がポシャりましたね。ドラマ化は微妙だったんで
ちょっとほっとしました。
891名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 00:38:56 ID:D1wh+vBE
>>880
一応マジネタとして880さんに質問。
所長はこのスレのことを怒ってました?

892名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 00:39:34 ID:YpO8FgTd
>>889
モナー姿焼きはありますよ。6巻をクマーなく見てみてください。
893名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 00:40:23 ID:D1wh+vBE
>>890
冗談かよ!!!!
でも、ちょっとホッとしたよw
894名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 00:40:46 ID:l2isZ8aW
ねらーだけど自分のスレは怖いから見ないと言ってるしね。
仮に存在は知っていても覗きには来ないでしょ。

ヤッテナイ派、テラオソロシスwww
そこまでするのかよwwwwww
895名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 00:40:53 ID:Zgk1PxBQ
>>892
いや、知ってるからw
モナーの〜って文でクマだと確信したという意味です。
896名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 00:42:20 ID:YpO8FgTd
>>893
いや、盛り上がってたんでちょっと冗談で書いたんですけど
突然スレが伸び始めたんでビビりました。
どっち派ってわけじゃないんですけど、どっちでもいい派です。
遊びが過ぎて、申し訳ない。
ただ知り合いが一緒に飲んだのは事実です。
ちゃんねらなのも事実ですよ。申し訳ないので書いとく。
897名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 00:44:50 ID:47dVKSr4
>>896
冗談にもほどがある
しかもちゃねらなのは有名だし今更言われても。
898名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 00:49:53 ID:l2isZ8aW
>896
ふざけんなでてけwww
二度と来るなよ!!
899名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 00:51:50 ID:D1wh+vBE
他のスレはともかく、このスレを知っていたというのは冗談ではすまないだろ。
二次創作の中でも21禁ネタなんて、作者と出版社に一番知られてはまずい部分なんだから。
ここに何度か投下したことがある身として、正直生きた心地がしなかったよ。
本当にいい加減にして欲しいね。
900名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 00:53:21 ID:0PgxqOS4
無駄レス乙。
今更感たっぷりの遅れた話題しかできないYpO8FgTd
おまいもう来なくていいよ。逝け(・∀・)!!
901名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 00:59:26 ID:CnFtiWwL
前も作者は「サッカー板はみてたけど
最近は忙しくてそれも見てない」と言ってたから。
きっと大丈夫でしょ。
902名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 01:15:41 ID:lld8lGYS
同じく書き手ですが。
YpO8FgTdに心底腹が立った。作者が見てるって……おまえな……
903名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 01:30:00 ID:th9tvFAK
みんな、公式MANGA BOXはみてるよな?
ベッドでねてる千秋の横で照れもせずあの格好だよ??
(みんな、もちつけ、普通のことだよ?、と作者が言ってるようにさえ感じたぞ)

正座云々が理由でまだって…個人的にアリエナス。
てっきり、はじめてのお泊まり旅行(邪魔者付きだが)で、千秋がwktkしてたうえ、ターニャにあおられて必要以上にドキドキしまってたと思ってた。
(ココロの準備ができてないなら、別室要求するだろう)
「どうせすでにガーガーと」云々も期待を自戒するかのよーないいわけがましさにしかみえなかった。

純愛派って、ほんとに存在してたのね〜。
(正解はないし、人それぞれだから別にいいんだけど)

GREEMの時、作者はワコと誠さんは最初からつきあってる設定だったのに、最後まで片思いだと思ってる人が多くてびっくりした、と述べてるのをみたことがあるけど、そういうとこが妄想ラインに暴走してなくて、好感持った記憶があるんだけどなあ。

けっこう純情な読者さんが多いのね。

904名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 01:39:38 ID:iwhe5W5F
下手したら、このスレの存続だけでなく、
のだめ二次全体についても終焉へ向かわせる恐れもあったわけだ。

いずれにしろ>880は氏ね。
905名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 01:39:41 ID:8rnNJ450
純愛派ではまったくないんだけど、正直このカップルはまだでもあり得ると思ってる自分。
でもなんとなくってかんじで、力説できる根拠はないの。
そのほうが面白いジャンって言う自分の願望もあったり。
普通こんだけ一緒にいりゃ・・って思うんだけどね。
純情派とは又違ってこういう読者もいるってちょっと言いたかっただけ。
906905:2006/06/22(木) 01:41:05 ID:8rnNJ450
ちなみに>880ではないです。
907名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 01:48:13 ID:th9tvFAK
>>880
ここの性質上、そういう冗談が冗談ですむかどうかはもう一度考えて頂きたい。
なぜみんながこんなに怒っているのか、感覚的に理解していただけているといいのですが。
(ホントに一緒に飲んだかどうかなんてどうでもいいことだし、うそをついたから怒ってるんじゃないんだよ?)
よそいって、同じことしちゃだめだよ。
ネットでも、ネット外でも。
最低限の暗黙裏のルールというやつです。
これから気をつけてね。
908名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 02:13:36 ID:nCFtX8ao
千秋は硬派なのよ、のだめなんかとやってるわけないでしょ!っつー腐女子心理かね…テラキモス
909名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 02:39:30 ID:BWMqQ7o+
なんだなんだ
微妙に荒れたなぁ

まぁ未遂って話も有り得るし、既にしてますよってのも有り得るし

これって響さんの未遂SSからの話題なの?
あんまり白熱すると書き手が投下ためらう原因になるからみんな餅つけー
910名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 02:56:33 ID:1hmqUrUK
ってか、>800による爆撃被害が激しすぎて
このタイミングで投下できる書き手さんはいないと思うよ。
いっそのこと次スレいきませんか?
911名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 05:26:28 ID:q8uRWTRM
被害ってw意識しすぎ。何のための「パロ」スレよ?
912名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 09:45:54 ID:G2exd0ZN
パロはifの世界なんだから未遂でも済でもどっちでもいいよ。
峰×清良ぐらいはっきりした事後のシーンはまだ無いんだし。
各自持論があるのは当然としても、それは自分の内に納めておいて
パロはパロで楽しく読んでればいいんじゃないの?
913名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 11:22:21 ID:C1e07XLK
朝、会社でこの未明中の討論に、マジで心臓バクバクしながら読み進め、最後に冗談だとわかり、も、午前中から疲れ果てた、書き手の一人です。
勘弁してくれええええ。
いちおう、「ひょっとしたら所長にちくってるバカ」がいる可能性は今までも考えていたけど、いざとなるとおたおたした自分が情けなス…。
しゃれにならん。そういう事して面白いか。面白いんだろ、おい!泣いちゃうぞ!
914名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 12:08:47 ID:V2V/YZil
   ∩___∩
   | 丿     ヽ
   /  ●   ● |      
   |    ( _●_)  ミ  ……・・・     
  彡、    ヽノ ,,/     
  /     ┌─┐´    
 |´  丶 ヽ{ .茶 }ヽ    
  r    ヽ、__)ニ(_丿    
 ヽ、___   ヽ ヽ     
  と____ノ_ノ

915名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 15:07:04 ID:C1e07XLK
上のクマは「まあまあ落ち着いて」といういみでつか。
ぐすん…。
916名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 15:47:37 ID:q8uRWTRM
のだめちゃんエロい体してるね
917名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 18:38:26 ID:PF8HAiOt
エロイ体だよね

千秋にはもったいない
918名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 18:58:03 ID:CnFtiWwL
千秋だっていい身体だろ

919名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 20:26:18 ID:th9tvFAK
>>916-917
kwsk
920名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 21:05:34 ID:nCFtX8ao
生をおねだり千秋がみたい。
おねだりする千秋萌え
921名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 21:30:16 ID:l/AJ/wxh
ここで流れを読まずに投下します。
エロはありません。が、ネタは大人向けです。
今更片足でコンドム祭を踊りながら照れ千秋のステップも踏む。
ターニャと千秋が出てきます。
922テナー:2006/06/22(木) 21:31:50 ID:l/AJ/wxh
よくこんな女に興奮できるよな。
そう言われて、そうか自分こそが変態なのかと思い知る。


●玉葱のシチュー●

「アロー、のだめ、帰ってる?」
「……ターニャかー? 入ってこいよー」
ターニャが千秋の部屋を訪ねると、奥から部屋主の声が聞こえてきた。
「のだめなら、まだ帰ってないぞ。おまえら学校で一緒じゃなかったの?」
「ううんー、探したんだけど……」
千秋がキッチンから顔を覗かせた。その顔を見たターニャは大声を上げた。
「ち、千秋!あんた、どうしたのよ!?」
「え、ターニャ?」
「……何か、マルレオケであったの!?」
「なにが?」
「そんな、目を真っ赤にさせて……鼻水まで垂らして」
あ……やべ。と、千秋は鼻を啜った。
「わり、いま、料理中で」
「玉葱?」
はい、とターニャはポケットからテッシュを渡してやった。
ずび!と鼻を噛む千秋の指がターニャの視界に入る。
ほっそりしたきれいな形の指は、しかし間違いなく自分と同じピアニストの指だ。
のだめに伝え聞くところによると、ラフマニノフのピアノコンツェルト二番を、
あのシュトレーゼマンの指揮で弾きこなしたらしい。
城で聴いたヴァイオリンだって上手だったし、つくづく多才な指揮者だとターニャは思う。
さらに今は厨房のマエストロである。しかもそれがけっこう美味しいから、かえって可笑しい。
「今日はなにを作るの?」
「日本のシチュー。食ってく?」
「日本のシチュー……ホワイトルーのよね?カリーじゃないのよね?」
「似てるけど……まあ、俺が作るし、……大丈夫だから」
「……頂くわ」
……お互いに思い出しているのは共通の事項だろう。
923テナー:2006/06/22(木) 21:32:27 ID:l/AJ/wxh
リビングに座って見ると、流し場には山盛りの玉葱が刻んであった。
千秋の目はまだ赤い。
「カリーもそうだったけど、千秋はなんでそんなに玉葱を入れるのよ」
「……美味いから、だろ」
「そんなんじゃ、むしろ玉葱だらけじゃない?」
「俺もそう思う」
「?」
「いいんだよ。あ、パンねーぞ、食べたかったら部屋から持ってきてくれ」
「あんたたちホワイトシチューでもライスで食べるの!?さっすが日本人ね〜!」
「ほんとにな」

千秋は大量の玉葱を炒めつつ、ざくざくと野菜を刻んで鍋に放り込んでいく。
ターニャは椅子に座って、その姿をぼんやりと眺めている。
「千秋、マルレにはカッコイイ男、いないの?」
「男?そりゃいるけど……誰がフリーかまでは把握してないぞ」
「そこが大事なんでしょーが!今度全員に聞いてきなさいよ、指揮者権限で!」
「どんな権限だ!ってターニャ、まだ見つかってなかったのか」
「まだとは何よ。……そうよ、悔しいけどまだヨ」
むすーっとターニャが頬杖をつく。千秋は苦笑して、ターニャにお茶を出してやる。
「ねぇ、千秋」
ターニャは、自分の分も茶を入れている千秋に、ひたと視線を向けた。
「……私は、きれいになったでしょう?」
じっと見つめられて、千秋もターニャのほうを見る。
「まあな」
千秋は世辞というわけでもなく、素直に同意する。
「きっとお色気も上がったと思うのよ」
「まあ……」
「ムラムラこない?」
「俺が、ターニャにか?」
「ムッシュー千秋、……お望みなら、私を好きにしても、いいのよ?」
それで、このターニャの会話はバカンス直前の時の踏襲なのだと、千秋は気がついた。

だが……言葉は際どいが、ターニャは不機嫌そうにテーブルに頬杖をついたままだった。
まるでやる気が感じられない。

「……やめろよ、無意味だ」
「妻の留守中に、こういう会話はいけない?」
「あたりまえだろ」
「……否定しないのね」
「なにを」
「つ・ま」
千秋の顔が赤くなった。
仏頂面を作っていたムッシュー千秋のうえに動揺を見て。ターニャは愉快になった。
924テナー:2006/06/22(木) 21:33:29 ID:l/AJ/wxh
「千秋、鍋、煮えてるわよ」
あ、ほんとだ、と千秋はコンロに向かう。
「のだめ、遅いわね」
「寄り道はしないと思うんだけど」
まあ、あいつのことだから……と、千秋は微妙に遠い目をする。
ターニャも千秋と同様に、彼女に思いを馳せた。
「道中でなにして来るか、わかんないとこあるしねぇ」
「いったいなに考えてるのかさえも、いまいち分からないからな」
「……千秋でも、そうなの?」
「凡人の俺には理解できないことが多々ある」
「例えば、自分の彼氏を日常的に盗撮してたりとか」
「……まったく理解できない」
「……私、のだめの盗撮って、千秋の趣味でもあるのかと思ってたわ、被盗撮趣味とかいって」
「んなわけあるか!!」
「盗録は?」
「盗録ってなんだ。あいつ俺の練習でも録ってるのか?」
「…………千秋」
「…………わかった」
「……ガーボロジィも黙認してるわけじゃーないのね」
「なにそれ」
「ゴミ箱あさって調べたり収集したりするっていう」
「あ、あいつ、そんなことまでしてるのか」
「……知らなかったのね」
かなりのコレクションなのよ?
というターニャのフォローは全くフォローになっていなかった。
「いったい、どんな……」
動揺している千秋に、ターニャはキレイなスラブ系の顔を、困った表情にした。
「…………わたしの口からは、ちょっと。……のだめが帰ってからにしない?」
「ターニャ、おまえなにを知っているんだ」
「……知りたいの?」
「頼む」
「……ゴミ箱の、ティッシュを」
「やめろ!聞きたくない!!」
自分で言い出したくせに、千秋は途中で遮った。
鍋の前で頭を抱えてしまった千秋を、ターニャは可哀想なものを見るような目で見た。
「千秋、私、思うんだけどさ」
「……なんだよ」
「そういうのだめに付き合える…っていうか、
 ちゃんと認識したうえでムラムラできる千秋っていうのは、
 ……のだめよりも変態、ってことにはならない?」
「え?」
「のだめは、ほら、たしかに変態だけど、一応、常識的な千秋のことが好きでしょう。
でも千秋は、……ああいう、のだめが、好きなんでしょ?」
「ああいうって……」
「盗撮されたり、盗録されたり、アレを収集されたりしても、それでも千秋は……」
「…………」
「……フランクとユンロンも、あんたたちについて、同じようなコト言ってたケド……。
 千秋、今まで他の誰かにも、こういうこと、聞かれたことってないの?」

……千秋はおもむろにタバコを取り出して、火をつけた。
煙をゆっくりと吸い込んで、ふうっと吐き出す。……その手は小刻みに震えている。
925テナー:2006/06/22(木) 21:34:14 ID:l/AJ/wxh
そのときバタン!とドアが開いて、ターニャと千秋は音のしたほうを振り返った。
帰宅したのだめが見たものは、
なんだか半べそをかいている千秋と、微妙な顔をしているキレイなターニャだった。

「タ、ターニャ、先輩を泣かしましたネ!?」
「おかえりーのだめ、あんた、あとちょっと遅かったら千秋は本当に泣いてたわヨ」
「か、かわいそうに先輩!ターニャ、のだめの先輩になにしたんデスか!!」
「なにって……」
「………のだめ」
「そんな、先輩、まるで迷子のキツネリスのように……はいはい、怖かったデスね〜」
うぅ……、と、千秋はのだめから目線を逸らした。
そんな千秋の頭を、よしよし、とのだめは撫でてやっている。
そして、こんな状況においてさえ、
「先輩、今日のご飯はなんですか」なんて平然と千秋に尋ねるのだめに、ターニャは爆笑した。

他人に理解できない境地に立つひとは、たとえそれが完全に正気であっても、
他人から見れば「変態」と、思われるものなのかもしれない。

まったく、お似合いのカップルだわ。

ターニャは泣き咽ぶ千秋のかわりに、良い匂いをさせているシチューをかきまぜに行った。
大量の玉葱がホワイトルーのなかで、ぐつぐつと煮えている。

そういえば、のだめは、米と玉葱が好物だったっけ。
ターニャはようやく、本日の山盛りの玉葱の理由に気がついたのだった。
926名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 21:38:45 ID:l/AJ/wxh
END 
今まで書いたのをリライトしたのがそれぞれ二倍くらいの量になっちゃったんですよ
オフで出すことにしたんですけど、やっぱ告知はマナー違反すかね
でもここで育てて頂いてるんで、投下はし続けたいです。もうすぐ発売日だ〜
927名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 22:25:34 ID:kgm9ZBHQ
ウザス

自分でもわかっているようだがマナー違反だ
勝手にサイトでも持ってそこだけで宣伝してろ
928名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 22:28:59 ID:odAgiCED
なんか、だんだんキャラちがってきてない?
929名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 22:29:43 ID:l/AJ/wxh
ヤベースマソ口が滑りました
エロいのひとつひねってくるんで流してー
930名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 22:32:40 ID:kgm9ZBHQ
ヴォケ
931名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 22:36:42 ID:47dVKSr4
kgm9ZBHQてなんかヤなカンジ
932名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 22:38:36 ID:iwhe5W5F
い ろ い ろ よ く か ん が え て く だ さ い。
く う き も よ ん で く だ さ い。
か こ す れ も よ く よ ん で く だ さ い。
な に が き ら わ れ る か よ く し っ て く だ さ い。
933名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 22:53:20 ID:IH1mF8ch
【気まずい雰囲気】
934名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 23:06:11 ID:9e5MVkpm
|:::::::::::::::::::::::::::::::
|" ̄ ゙゙̄`∩::::::::::::::::
|,ノ  ヽ, ヽ:::::::::::::::::::::::::
|●   ● i'゙ ゙゙゙̄`''、::::::::::::::::
| (_●_)  ミノ  ヽ ヾつ::::::::::
| ヽノ  ノ●   ● i::::::::::
{ヽ,__   )´(_●_) `,ミ:::::::
| ヽ   /  ヽノ  ,ノ::::::
935名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 23:09:02 ID:jiKlymnK
次立てようぜ

936名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 23:09:42 ID:9e5MVkpm
.   ∩____∩: :.+
ワク. | ノ      ヽ+.:
:.ワク/  ●   ● | クマ 〜♪
  ミ  '' ( _●_)''ミ クマ  。
. /  ._  |_/__ノヽ
 -(___.)─(__)─
937名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 23:35:49 ID:9e5MVkpm
∩___∩
   | ノ  ノ ヽ、 ヽ
  /  ●   ● |
  |     ( _●_) ミ  お金払いたくないクマ
 彡、  /⌒)(⌒ヽ/
  ./  /  / \  ヽ
  l    ノ    `ー‐'
938名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 23:40:49 ID:95SiHuH0
過去にいろいろ問題を起こしてきた方々と同じような言動だな。
まさか同じ人ではないよね?
939名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 00:18:58 ID:gRAjqH9S
なんかキャラが全然違う…とくに千秋アリエナス
ルールも守って頂きたい。
金出してまで読むもんじゃないよ。
940名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 00:31:59 ID:Pc4iZJP0
そんなにひどいか?良くも悪くも何も思わん。パロなんてそんなもんだろ。まあエロがないのが不満だが。
ひとりの書き手が書いたものに目くじら立て過ぎなんじゃとは思
941名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 00:39:38 ID:v40qITny
書いたものは読み手も色々と取捨選択してGJだすなりなんなりしていると思う。
今抱えてるもやっとした気持ちは作品に対してではなくて、その人がやっている言動についてだ。
942名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 00:49:48 ID:8DDF8nOm
自分もあの文章力ではオフで金出してまで買わないよw

言動も痛いしな。
943名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 00:52:07 ID:In7jIua8
話し蒸し返して悪いけど、ビビってる人がいたんで一応
所長のBBSにここのURLが貼られたことあるよ
だから知っててもおかしくないと思われ
書き手でビビってる人がいたけど、作者に知られるくらいでビビっちゃダメだ!
944名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 00:54:25 ID:4qdPAFvK
所長のBBS貼って下さい
945名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 00:59:20 ID:x1eNPHFp
普通な作品にGJ飛びまくるから、勘違いするんだろ?
946名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 01:13:01 ID:v40qITny
何故、サッと登場してサッと投下し、サッと去れないのか。
947名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 01:18:36 ID:3WqmJe/t
職人は萌え製造機じゃない。
笑えない冗談を言った人に対してならともかく、
オフのことを言ったぐらいでちょっと叩きすぎじゃないか?
嫌なら読まずに完全スルー、これ基本。
948名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 01:25:52 ID:g9fwv272
多分みんな黙ってたんだよ。
だけど、我慢できなくなった、って感じなんじゃない?
949名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 01:28:43 ID:3WqmJe/t
雰囲気を変えるためにも、次スレ立てていい?
950名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 02:11:01 ID:3WqmJe/t
立てました。

のだめカンタービレ8
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1150995398/
951名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 17:01:55 ID:pqe5ItpV
自分語りが多い職人は敬遠されるよなー
952名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 17:24:49 ID:jW7q29zi
確かに。
953名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 19:43:18 ID:BWGX7s5p
ここのところ色々ありますな
過疎っている時よりはマシか

とりあえずテナーさんのエロ投下期待してます
954名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 00:46:19 ID:/zonptJ/
ふーん
955名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 01:26:50 ID:/XYbwY24
      //
     /  /   パカ
     //⌒)∩__∩
    /.| .| ノ     ヽ
    / | |  ●   ● |
   /  | 彡  ( _●_) ミ 連投は程々にクマー
   /  | ヽ  |∪|  /_
  // │   ヽノ  \/
  " ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(..ノ
956名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 22:42:35 ID:zwBYz4d6
誰かを彷彿とさせるよな。
自分語りが多く、連投も平気。
痛い言動……。
で、結果去っていく。

パクりがないだけまだマシか。
957名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 23:45:50 ID:504XdmTB
そろそろ柑橘類の収穫の季節ですかなw
958名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 00:45:36 ID:NiD/mGbM
今いる書き手さえ数少ないのに、連投についてゴタゴタ言われたら…

さらに過疎化する恐れ

書き手少ないからどうしても連投っぽくなるところは仕方ないんでは
まぁ、とある一人を除いて…
959名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 01:00:49 ID:GBUfQ1fu
量より質重視でよくね?
駄作を量産されるよりマシ
960名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 04:48:00 ID:1Zj0qI3/
連投でも、質がよければいいんだけどね。
質がよければ文句言われないと思うんだよな。

質って言うか……「キャラ違うだろ」ってのもあるんだよ。
だから、千秋とのだめっていう認識ができなくて、萌えずにもやもやする。
読みながら否定してしまう。

二度ある事は三度というけれど、まさか違うよね?((((;゚Д゚)))ガクガクガクブルブルブル
961名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 14:42:03 ID:r4l8tp+a
文体も違うし、パクリもしてない。
やはり別人でしょ。
それにしても、ちょっと叩きすぎだよおまいら。
そんなことばかりしてるとあっという間に過疎化してしまうぞ。
962名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 15:38:24 ID:sN7VCSnO
なんか嫌味なレスが続いてるね。
963名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 16:06:48 ID:JobLt0y6
嫌味なの?
「そういうことがあったんだな?」としか思わなかったけど・・・。
964名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 17:06:54 ID:SQu5PCLT
>>960
気に入らないならスルーすればいいのに〜。文句垂らしたところで好みのSSに巡り逢えるわけでもなし。モヤモヤしてると健康に悪いよ!
965名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 17:21:51 ID:1Zj0qI3/
作品については自分が気に入らなくてもスルーしている。
ここは埋めるだけだから言わせてもらったが。

落とされたものにいちいち全部けちつける気はないけど(面倒だし)
ただ、あの言動が痛すぎでたまらないんだよな。
作品云々の前に本人の言動が癇に障る。

言動が痛い書き手にネ申なし。
966名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 19:47:13 ID:knt01VZy
人によって好みの話は違うから、余程手抜きな物以外は、それが良いという人と悪いという人が
必ずいると思うんだ。どんなに巧くても全ての人に絶賛されるSSなんてないよ。ちょっと叩き過ぎじゃないか?

言動が痛いからと目のかたきにする人がいるけど、そんなのは柔らかく誰かが指摘して、それを受けた
書き手が次から直していけばいい。書き手は作品を投下するだけの機械じゃない。読み手と同じ人間だって
いうことを忘れている人が多くないか?痛い読み手だって、いるんだからさ。
言動と作品は切り離して考えないと、些細なことがきっかけで書き手に敬遠されるスレになってしまう。
書き手の自分語りが気に入らないなら、語りをスルーすればいいだけ。皆がそうすれば、それほど荒れないはず。
967名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 19:50:26 ID:UKBISxRf
スルーしてるとつけあがる事実
968名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 20:08:40 ID:XAnOMvg1
柔らかく2、3回指摘されてたと思うけど。
それをスルーして調子に乗ったから今に至ってるんじゃないの。
969名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 20:37:19 ID:AlydQRlX
>質って言うか……「キャラ違うだろ」ってのもあるんだよ。
>だから、千秋とのだめっていう認識ができなくて、萌えずにもやもやする。
>読みながら否定してしまう。

はげ同!!!
特に千秋のキャラには気をつけて欲しい
970名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 20:50:57 ID:NNgemWKE
キャラが違うって、例えばどんな表現だとそう思う?
煽りじゃなく、具体的に知りたい。
971名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 22:44:20 ID:E6mlRjDh
やたら「恵」って呼ぶとか?
972名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 22:52:28 ID:1Zj0qI3/
やたらセルフ突っ込みしてるとかね。
のだめに対して「かわいいっ」とか感嘆している様とかさ。
かわいいと思っていたとしても、千秋だったらもっと表現の違う
思いの表し方すると思うんだよな。
あと、台詞かな……。
言いそうか、そうでないか。

って、こういうのは個人の感覚の問題だけど。
973名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 22:59:56 ID:AlydQRlX
↑すげーわかる
かわいいとか、やたら言わないよね千秋は

やっぱオレ様千秋を存分に見せて欲しいね
974名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 23:09:26 ID:ND7saPqR
そんなのスルーすればいいのに
975名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 23:44:01 ID:SQu5PCLT
2chに於いては書き手も読み手も機械でそ。そう思ってたほうがお互い精神的に楽だし、スレも円滑に回るよん
976名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 23:53:12 ID:aWiUK7nX
>>972
そんなこといったら のだめの設定は「モノローグのないキャラ」なんだから
のだめ目線のSS書けないよ??

妄想なんだし 百人百色ののだめと千秋がいていいと思う
977名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 00:00:39 ID:Mj+1SoRj
だから何でもかんでもGJするのか……。

わたしはキャラが違うと思ったら読めないよ。
GJできない。
かわりにクレームもつけないけど。
978名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 00:01:01 ID:48Kwz7DF
>百人百色ののだめと千秋がいていいと思う

さすがにそれは…
979名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 00:27:01 ID:oOOX8727
エチシーンがまったくないこの漫画において、
2人の夜の営みについては完全に妄想するしかない。
もしかしたらセクースの間だけは「恵」と呼んでるのかもしれないし、
「かわいい」「綺麗だ」と言ってるかも知れない。
その辺は本当に人それぞれの妄想の域でいいんじゃね?
要するに、「どんな千秋だったら萌えるか?」が重要なんだと思うぞ。
それが人それぞれの好みに分かれたとしても、
気に入らなければスルーすればいいだけなんだから。
それぐらい、本当の大人ならできるんじゃないか?
980名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 10:01:34 ID:4jyuNNbh
こんな萎える空気の中ではssなんぞ作れない。


981名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 12:53:41 ID:Qre+EaQd
某書き手だが今は書く気にならず
GJが欲しくて投下してるわけじゃないがこの雰囲気からだとちょっと
久しく書きためているものも保留せざるを得ない

ビビらず投下できるほど適当なものでもないし、多少なりとも意気込んで書いているだけに。
982名無しさん@ピンキー
同じく書き手。
へこんだ。
とある一人ってだれの事だよ。