【ガスト総合】アトリエロSS・part5

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1名無しさん@ピンキー
マリー、エリー、リリー、ついでにミリー(ばい○ァミ通漫画)もよろしゅう。
ユーディーやヴィオラート、イリスはもちろんのこと。

でもそれだけじゃありません。
なぜなら、ここは ガ ス ト 総 合 スレなのですから。

前スレ
【ガスト総合】アトリエロSS・part4
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1089869140/

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【ガスト総合】アトリエロSS・part3
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1070740940/l50
アトリエロSS・part2.5
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1046/10463/1046342179.html
アトリエロSS・part2
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1045/10457/1045756168.html
ユーディーのアトリエロSS
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1025/10255/1025550374.html
2名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 07:00:06 ID:YloXWBkt

     ,、‐'''''''''ヽ、
   /:::::;;-‐-、:::ヽ             _,,,,,,,_
    l::::::l  _,,、-‐"iiiiiilllllllllllliiiiiiiー-ゞ:::::::::::ヽ,
   ヽ::`/: : : : iiiiiilllll||llllliiiiii: : : :ヽイ~`ヽ:::::::i/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.    /;,..-‐、: : : : : l|l: : : : : : : : : : : : : \ ノ:::::}| やったね! トラトラトラのしまじろうが>>2ゲットだよ!
    /: /: : : : :`.: : : : : : : : :/´ ̄\ : : : : : ヽ:::ノ | みんな、たまにははやくねてみよう! はやおきはさんもんのとくだよ!
.   !: : : :iflllli、: : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : : :.!  |
   |: : : :llllf l: : : : : : : : : : :.iflllli、: : : : :<iii|  |>1ちゃんへ いいすれっどをたてたね! これからもがんばろう!
   |: : : :|llll |: : : : : : : : : : .llllf l: : : : : : : : :.| |>3ちゃんへ こんどは>>2をとれるようにがんばろう!
   |: : : :.!lllll!' : : : : : : : : : : |llll |: : : : : : : : :i<>4くんへ まじれすしようかどうしようかまよったのかな?
  /: : : : :    ○    : : .!lllll!' : : : : : : : :.i  |>5ちゃんへ おまえみたいなばかはおとなになってもやくにたたないからはやくしのう!
 ̄|: : :"  ,,,,,,,,,,,,,|____    : : : : : : : :.<iii/   |>6くんへ がきのうちはなんでもゆるされるとおもったらおおまちがいだよ!
. /!.:   |:::::/    ̄''''''''l ヽ: : : : :-─/─  |>7ちゃんへ もういいいからしね!
   ヽ   ヽ/        ノ    : : :ヽ/    |>8いこうのみんなへ いつかはしぬんだからはやめにけいけんするのもじんせいだよ!
    \  \,,_    _,,,/     : /\    \____________________________________
      `''‐、、__  ̄ ̄   __,,,、-‐"
.    //:::::/ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ノ::::/\
.  / /:::::/  ` ̄ ̄ ̄/:::::/.  \
3名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 11:02:05 ID:7GfQCgHX
>1
あっざやかーにー
もーえるみーどーりー
4名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 13:49:19 ID:attzp+io
>1
スレ立て乙。
ついでに即死回避保守
5名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 15:58:22 ID:KKFlIpby
保守〜
6名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 16:43:56 ID:/NCo/bRT
>>1
7名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 18:14:20 ID:M5nvb/JJ
保守してみる
8名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 19:04:20 ID:xnmiuyTp
保守っと
9名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 21:15:02 ID:pR6bjxiX
>1
乙華麗。
アニス廉価版が出ればまた人が増えるだろうか…
10名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 15:48:34 ID:46S2xr77
アニのあとにマル悌団と割り込もうかと思ったけど
11名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 15:50:30 ID:VWlNJSpM
それもよかったかもしんない
12名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 19:26:19 ID:avgdvmOt
一応、関連スレ

アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1138255263/
13名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 21:06:42 ID:SCPPU2Ze
>1
スレ立てお疲れ様。
アニス廉価版ってPS2かね?GBA持ってなくてアニスやれなかったのでPS2で発売されたら即購入するよ。
イリスも悪くはないけれど…、やっぱ錬金術師は生活苦にあえぎつつ工房で酒場の依頼期限に追われまくり、調合失敗しては半泣きになりながらロードしまくるようなのがやりたいなー、と思う…。
14名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 22:09:15 ID:zbj0PU1r
>>13
廉価版は廉価版、移植じゃあない。
15名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 22:11:27 ID:avgdvmOt
>>13
アトリエは今までずっと年一本のペースで出てるわけだし、
今年のアトリエがそうなってくれることを祈りゃあいいじゃないか。
16名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 23:02:24 ID:SCPPU2Ze
>>14
そうか…。ありがとー。GBAかよ、くそうっ。「やったー、アニスやれる」って喜んでたんだけどねー。
>>15
祈って裏切られた時の気分を想像すると…、そんな無駄な祈りをガストに捧げる勇気はw

エロネタから外れててごめん。
保管庫のアドも張っておきます。

ゲームの部屋その4
http://sslibrary.gozaru.jp/

保管庫のアニスネタのザマス婦人なssが続き読みたくてのた打ち回った。
17名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 00:09:44 ID:/qO/pViV
イリス3期待上げ
18名無しさん@ピンキー:2006/02/25(土) 21:02:32 ID:tvTHmeO4
イリス3発表3月っぽいな。
嬉しいような腹ただしいような…
とにかく発表が楽しみ
19名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 04:05:45 ID:r7wtnUt/
保守
20名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 08:02:36 ID:jYhQ9RqF
イリス3が発表される前にもう一発2のネタが読みたい。
てかユーヴェリアネタが読みたいよ〜
21名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 19:55:30 ID:Qtll5CB+
>>20
相手は誰だ?ヴィーゼなら同意してもいい
22名無しさん@ピンキー:2006/03/01(水) 07:03:58 ID:mU+QV8VZ
>>20
イリスでもいい
でも声優トークのネタ的にケイオスじゃないのかな
23名無しさん@ピンキー:2006/03/01(水) 07:04:41 ID:mU+QV8VZ
あ、エーゼリン教会長とか……
24名無しさん@ピンキー:2006/03/01(水) 20:04:04 ID:FnQ4CLIL
ヴィーゼがユーヴェリアの服を脱がして修理してるとき、「こ、こんなところまで忠実に作ってあるんだ……」とか言いながら、ついついイタズラしちゃう……とか妄想してみる
25名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 22:39:16 ID:EnX7Yy9k
新作タイトル発表されたなー。
正直「情報あれだけ?」て肩透かしな感じだった
26名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 21:34:20 ID:rirfgK6E
ユーヴェリアってマスターの不測の事態やらそういうのに対応できるようにプログラムされてるんだよね
てことは性欲処理もプログラムに入ってたりしないかな
27名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 22:14:01 ID:1QVe0H3S
>>26
もちろん入っている
俺が断言しよう
28名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 01:09:43 ID:/7gq92eQ
>>27
じゃあヴィーゼがいないから貯まってるフェルトの性欲を…うわなにするやめあqqwせdrftgyふじこlp;(ファイナルエッジで粛清
29名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 01:36:24 ID:KhviVF4H
>>27
実はフタナリでケイオスを襲うんだwとかね
30名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 01:59:01 ID:1YhogR9H
あの女の子はやっぱイリスだよなぁ・・。
んで男の影が見えるということはあの男は死ぬのかなぁ。
31名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 02:44:53 ID:DCQK2YFl
>>29
どうもケイオスってヘタレなイメージがあるw
とうい訳でそのネタ激しくキボンヌ
32名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 10:55:41 ID:K7i/80X6
ユ「真紅の使い手よ、何をしにきたのです」
ケ「エデンの封印をときに来た」

ユ「愚かなことを…あなたはエデンが封印された真の理由を知らない」
ケ「ふん、真の理由?そんなものに〜(なんちゃらかんちゃら)」

ケ「どけ、貴様のような機械人形に俺を止める力はない
  破壊されたくなければ、道をあけろ(言いつつ抜剣)」
ユ「どうしても引かないと言うのですね。ならば私も全力で戦いましょう!」

ケ「!?!?!?!?!?!?(声にならない叫び)」

ユーヴェリア、ばっと服を脱ぐ。おっきしたイチモツに動揺して剣を取りこぼすケイオス。

ユ「ふふ、これを使うのは400年ぶりです。さぁ、いきますよ!」

ケ「く、くるな!うわっやめあqqwせdrftgyふじこlpリ、リエーテェぇぇっ!!」

------------------------------------------------------

フェ「ケイオス!!ってなんで裸で倒れてんのーーー?!?!」
決着を着ける為必死の思いで駆けつけてきたフェルト、思わずずっこける。

ユ「ああ、マスター。ガルドの危機は無事、回避されましたよ。エデン帰還の
  準備を進めましょう(にっこり笑顔)」



…て感じ?下品でごめんorz
あ、飢えたシスター達に捕食されるケイオスor飢えたシスター達を慰めるフタナリユーヴェリア
ってもの面白いかもー?
てか誰か↑のエロ部分書いておくれorz
33名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 11:48:51 ID:ZeO1BkLt
ハゲワロス。
GJ!
34名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 17:56:07 ID:mJBviqLj
↑でユヴェ×ケイなんて書いたけど
ホントは以前出たケイトレ夜這いものが読みたいよ〜
35名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 18:48:12 ID:y1XYF4kX
キーボードに突っ伏して激しく笑った。
ケイオス間抜けすぎー。
襲われて叫ぶのがリエーテの名前ってのがイイよなw
GJGJ!
「飢えたシスター達に捕食されるケイオス」の方希望。
36名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 19:57:10 ID:GI59di8a
発売日決定あげ
エッジ×イリスま〜だ〜?
37名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 22:06:51 ID:SVhKIZKk
開発状況60%で何の寝言だ
38名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 09:17:01 ID:fX17p/e3
イリス…別人なの?
39名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 09:22:14 ID:fX17p/e3
連投ごめん。
イリス別人の設定なら名前同じじゃなくてもいいのにな。
それとも異世界それぞれに以前のキャラが出てきたりして
アルトネみたいに(やったことないけど)古参アトリエファンを
ひきつけたいのだろうか。
40名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 20:45:02 ID:j9Bqda55
すぐ穿った見方を
41名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 22:49:47 ID:jX0S9ILe
>>40
ごめん。ただ単にイリス別人なら無理に「イリス」て付けなくても
良いのにと思っただけだった。決して新作をハナから否定している訳じゃない。
42名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 16:34:36 ID:FgrqFFf5
そこらへんになんか秘密が隠れてたりするかもしれないだろ
43名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 02:14:56 ID:F+qCel5A
とりあえず
ユーヴェリア×ケイオスま〜だ〜?
44名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 01:14:45 ID:ngDpVhld
「イリス」のアトリエなんだからイリスいなきゃダメじゃん。
45名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 14:42:48 ID:w+amPyrD
>>39
アルトネ同じくやったことないんだが、誰かアトリエのキャラ出てくるの?
…出てても買う気は皆無だが。。

噂の赤毛の剣士クンを見た第一印象。
「…FF7のクラウド…」
46名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 23:53:54 ID:bEi3/fPV
バージルもどきもいるな。
47名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 01:18:58 ID:RjhrjmU2
>>45
おまけ要素として、アトリエっぽいシナリオがある。
後はヒロインにマリーとエリーのコスチュームがあるくらい。
48名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 03:02:33 ID:fkn7dle1
アリトルネコスレは伸びまくってるのにこっちはさびしいものですね(´・ω・`)
49名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 11:17:11 ID:BRLmuxW2
フェルヴィゼorトレケイが読みたーい
自分で書いてみてもエロ部上手く書けず凹。
神の降臨待ってます……orz

新作、エタマナ3でなくて残念だー
(1と2の間の黒歴史、知りたかった……)
でも新作も楽しみだ。新作出た頃にここも賑わうといいねぇ
50名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 18:29:12 ID:dlL7Z+G5
>>47
亀だけど情報サンクスでした。
マリーとエリーのコスチューム。
迷わずマリーの服を選ぶがマリー衣装は装着者を激しく選ぶような気がする。(ムネがないと着こなせない)

新作出たころ賑わうといいねえに同意。
51名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 00:08:14 ID:KN2p28n2
ラヴィンユー
52名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 00:21:20 ID:BUwsMU/O
>51
ラステルヴィトスユーディーの略だな。(違
53名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 12:21:50 ID:Y2SFilB5
保守
54名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 15:05:58 ID:SMdYYVic
>>52
ンはどこへいったんだw
55名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 01:45:57 ID:YDd24qn1
>>54
マルティ「ン」
5654:2006/04/06(木) 15:19:05 ID:AKtyyBv+
ラステルヴィトスマルティンユーディーの略なのかorz
57名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 22:58:35 ID:jVWRI8uu
やっぱりマルチン好きは少数派なのかorz
マル←ユー妄想だった発売当時。
58名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 02:59:23 ID:s5salcV/
>57
だってゲーム中、マルチンはボーラーと仲良しのイメージが強くてw

マルチンが精魂こめて作ってくれた野菜で、いけない事をしてしまうユーディとかどうだろう。
59名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 03:44:04 ID:poSGb77u
むしろ野菜の収穫を手伝った後に、お礼にとマルチン家の夕食に
招かれたユディたんが酔っ払ってくんずほぐれつ。
60名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 00:04:37 ID:PK7W4NoY
エッジ×イリスまーだー!!!!!!!!
61名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 20:18:13 ID:rHQiHnfU
>>58
マルティン×メルなイベントねーかなー、とゲーム中妄想してた。
同じリサ出身なんだからなんか接触あってもいんじゃねーかなー、と思ってたんだが。

ユーディが一発やらせたら、丸チン、ボーラーはヴェルン着いて来てくれないもんかなー。
「遠いから行けない」に泣かされました。特にまるチン…。
62名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 07:34:23 ID:3s6aohg+
>>61
マルティン「悪いな。代わりにお前さんように元気な野菜つくっとくからな」
なんてな(*´∀`)
63名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 16:28:17 ID:Vf89RV72
ボーラーが溶鉱炉で作るドレスが全部ユーディーにサイズがピッタリになったりしてな。
64名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 01:35:59 ID:5JV9WMPd
当然、従属効果は「生きのいい」だよな!
ニンジン型天然バイブの出来上がり
65名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 01:37:44 ID:tZ2M0k7p
「マルティンの言う通り野菜は美味しいけど、たまにはお肉も食べたいよぉ…」
とかおねだりするUDたん。
66名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 21:08:36 ID:Knq/xCVM
>>65
マルティンの肉棒?
67名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 18:58:59 ID:fczHglhO
そこでリサ特産物、新鮮な絞りたての極上品ミルクの登場ですよ。
たんぱく質たっぷり。お肌の艶もすべすべのUDたん。
68名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 00:50:51 ID:tNl1QGLf
知らなかった。リサって何気にエロい町だったんだな
69名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 09:49:05 ID:7C8uzq+v
わくわくしながら、アイテムを畑に埋めてもらうUDたん
楽しそうに、牛の乳しぼりするUDたん

…を、まっすぐな瞳で見れなくなっちゃったじゃないですかッ!
70名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 02:04:55 ID:UwHjdVEp
田舎町だしな。夜の娯楽が無いから、そっちが盛んなのはお約束じゃまいか。
71名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 19:21:16 ID:lW/n95Ba
皆さんのお話を読んで感銘を受けたので(おまいら面白杉)、
『ラヴィンユー』の、ラステル×ヴィトスの部分を書いてみました。

ン←ユー前提の、淫乱ラステル×ヴィトスです。
ほんのり百合の風味が漂うので(行為はありません)、苦手な方は注意してね。
72名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 19:23:00 ID:lW/n95Ba
『ラヴィ』(1/4)

リサの畑でマルティンの農作業の手伝いを終えたユーディーは、意気揚々と宿屋に帰ってきた。
「マルティンったら、手伝いのお礼に家でお手製の食事をご馳走してくれるなんて。
 これは是非、ラステルも誘わなくっちゃね〜。あ、ヴィトスは置いていこうっと」
メッテルブルグの工房からリサに来るまでの道中の護衛に雇ったヴィトス、それから
ユーディーの行く所ならどこにでもいじらしく付いていく親友のラステル。
ユーディーは千年樹亭のヴィトスのいる筈の部屋の前を素通りし、自分とラステルが
宿泊している部屋に向かう。
「……ん?」
部屋の中からぼそぼそと話し声が聞こえた気がして、ドアノブに掛けようとした手が止まる。
「ラステルったら、あたしのいない間に誰かを部屋に?」
何となくドアを開けるのがためらわれ、ユーディーは腰をかがめるとそっと鍵穴から中を伺った。
73名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 19:24:04 ID:lW/n95Ba
『ラヴィ』(2/4)
ベッドの端に腰かけているヴィトス、その前の床にラステルはぺったりと座っている。
「んっ、んん、あ、美味しいです……」
顔をヴィトスの股間に埋めながら、ラステルは時折うっとりとした声を上げた。山吹色の
ドレスを腰の辺りまでたくし上げ、白くなめらかな太ももの奥に右手の指を沈めながら、
左手はヴィトスの肉棒をしごいている。
「しかし知らなかったよ。ユーディットの親友のお嬢様がこんなに淫乱だったとはねえ」
あきれたような、しかし確かに興奮が隠れているヴィトスの言葉に、ラステルは
ぴくりと肩を震わせた。
「ユ、ユーディーには内緒にして下さい。私がこんな事する子だってユーディーに
 知られたら、生きていけない」
涙に濡れた瞳がすがるようにヴィトスを見上げる。しかし、ユーディーの名を聞いて
右手の指の動きが速くなったのをヴィトスは見逃さなかった。
「おや、そうかい? 教えてあげた方がいいんじゃないのかな、君が、親友が出かけた
 途端に部屋に男を引っ張り込むような娘だってね」
赤く染まった頬に手を掛け、無理に上を向かせる。
「あの、違います、私は」
「何が違うんだい? 自分からこれにしゃぶり付いて来たじゃないか。おまけに、
 美味しそうに頬張りながら僕の目の前で勝手にオナニーまで始めて」
「いやっ……、ん、うぅ」
ラステルは固く目をつぶると、大きくくちびるを開けて、口いっぱいにヴィトスの
赤黒い肉棒を頬張った。くちびるで締め付けながら上下にしごき、やわらかい舌で
れろれろといやらく舐め回す。彼の幹をしごいていた手を自分の股間に移すと、
中指と人差し指を揃えて愛液でぬるぬるになった場所に潜り込ませた。
74名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 19:25:13 ID:lW/n95Ba
『ラヴィ』(3/4)
「やっ、だめぇ、気持ちいい、です」
充血し、固くなっているクリ○リスを激しくこすりながら、時たまくちびるを離して
熱い息を吐き出す。粘膜が傷付いてしまうのではないかと思うくらいに激しく指を
出し入れする度に、そこはぐちゅぐちゅと恥ずかしい音を立てる。
「いく、いっちゃいます、私、いくの……、ユーディー」
最後につぶやいた親友の名前は、まるでため息のようにか細く、小さな声だった。
そのままぶるぶると全身を小刻みに震わせながら絶頂に達する。
「んっ、んん……、あ」
緊張した身体から、ゆっくりと力が抜けていく。
「気持ちよかったかい、ラステル?」
「あっ、は、はい」
ヴィトスの先端からくちびるを離し、呆けた顔でぼんやりと返事をする。
「そうか、それは良かった。じゃあ、こっちの味見もさせてもらおうか」
まだぐったりしているラステルの脇に手を回し、自分も立ちながら彼女の身体をベッドに
引っ張り上げる。
「や、っ」
一度うつぶせに寝かせ、それから腰に手を掛けて、おしりを高くあげさせる。動作の
途中で落ちてしまったドレスをめくり上げ、絶頂の余韻でまだひくひくしている割れ目に
彼女の唾液にまみれた肉棒の先端を当てる。
「入れるよ」
「はい……、あっ、ああっ!」
ぐちゅうっ、と粘ついた音を立てながらヴィトスが入り込むと、ラステルはこらえきれずに嬌声を上げた。
75名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 19:26:15 ID:lW/n95Ba
『ラヴィ』(4/4)
「きつい……、君の中熱くて、すごいよ」
小刻みな前後を繰り返し、いったん根本までラステルの中に収める。それから白く丸い
お尻を両手で掴み、ぱんぱんと音が立つくらいに激しく打ち付け始めた。
「あっ、そんな、いきなりそんなにされたら、私壊れ……、いいっ、気持ちいいっ!」
シーツを掴んだ手を固く握りしめ、ラステルは自分からも腰をくねらせ、押し付ける。
「初めてじゃないのか。しかも、かなりこなれているようだね、驚いた」
「いやっ、壊れるの……、壊して、私の、ラステルの事壊してえっ」
甘えるような涙声でヴィトスにねだり、はっはっ、と短く喘ぎながら腰を振る。
「ああ、分かったよ。好きなだけ突っ込んで、壊してやる、ほら」
そんなラステルの腰を掴み直すと、ヴィトスは乱暴に彼女の身体を揺さぶった。
「ああっ、あ、すごい、すごいの、おなかが熱くて……、もっと、もっとして下さいっ」
涙をこぼしながら後ろを振り向き、媚びた目と声でヴィトスに懇願する。
「もっとたくさんして、ミルク、お腹にミルクたくさん飲ませて下さ、ああっ」
お互いの絶頂に向け、前後の動きは速く、大きくなっていった。

「……」
覗き見の途中で足の力が抜けきってしまったユーディーは、絡み合っている二人との
空間を隔てているドアの向こうで、ぺたんと座り込んでいた。

(おわり)
76名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 01:22:41 ID:dHA2EBHD
GJ!ついでに下がりすぎage
77名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 13:48:49 ID:EvhQ/qwk
GJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJ!!!!!!!!!!!!

>>ン←ユー前提の、
次はここんとこ詳しく。
78名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 08:10:10 ID:+FaLL1cm
GJ!……よく考えたら、このスレできてから初の作品なんだよなぁ……

GWも近いし、俺もなにか作らなきゃなぁ……
誰かリクエストある?ちなみに、アトリエ歴は短いから、内容知ってるのはUD、ヴィオ、エタマナ2だけ。過去の作品知りませんorz
79名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 22:16:54 ID:WmYOJzsS
ケイトレが読みたいなー
80名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 01:22:48 ID:9LieKPmC
いまだにフェルヴィゼがないんで
81名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 16:52:08 ID:G8c1bC2O
トレノイいいよトレノイ
82名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 18:18:19 ID:G8c1bC2O
エタマナ2女性キャラ自慰特集でもいい
83名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 19:36:32 ID:6cG1OCZK
言った奴が責任持って書けばいいよ
8478:2006/04/30(日) 23:03:45 ID:P2tVvjOV
うい
>>80はむしろ「当たり前」すぎて思いつかなくて……
>>81はレズモノ書けないのよゴメンナサイ
ということで、>>79あたりで考えてみるわ
思いつかなかったら妥協案で>>82で。
1週間ほどお待ちを。
85名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 23:41:37 ID:G8c1bC2O
のんびり楽しみにして待ってますー
8678:2006/05/06(土) 21:12:51 ID:npJ5r/bv
途中報告
結局思い付かなかったので、>>82のエタマナ2女性陣自慰特集にしますorz
今のところヴィ・イリス・フィまで完成。あとはノイ・トレか……ゆっくりですけど作っていきますね
87名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 23:50:15 ID:aV4GHjw9
個人的には、またヴィトス×ラステルが読みたいです。

>86
無理しないで、でも頑張って下さいw
88名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 11:39:20 ID:0d7AfQON
保守
89名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 06:31:36 ID:k1DlkU4D
フェニルたんに足コキもらいたいお
90偽切り絵氏:2006/05/18(木) 15:26:29 ID:k1DlkU4D
やほー雪んこは俺のもの
91名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 18:28:33 ID:1LyTObaj
フェニルたんに俺の童貞奪ってほしいお
92名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 01:58:25 ID:1+eVdtWB
力なく「ぷに」に敗北したアニス。
地面に突っ伏した彼女の足下に何かがまとわりついていく。
いいようのない嫌悪感と初めて感じる羞恥心のような何か。
思わず口から吐息が漏れる。

が、すぐに正気に戻り、悲鳴をあげようとするが
すぐさまその口に柔らかい何かを含まされ声にならない。
次第に衣服ははだけ、ぷにの柔らかい体がアニスの肉体をなで回していく。
腕の先から次第に。誰にも触られた事もない白い乳房へと。ゆっくりとゆっくりとなで回していく。

アニスの体はじっくりと時間をかけて嬲られた。
夕闇に染まった草むらの中で時折ぷにに塞がれた口から苦しそうな息が漏れ響き、
アニスの桜色の乳首はぷにの体の中でこねまわされ、形を変えていく。
最初はアニスも眉をしかめ苦悶の表情を浮かべるだけだったが
徐々にぷよの体から不思議な粘液がにじみ出てアニスの肢体をより敏感な物へと変えていく。

かすかな息も媚性を含んだものへと変化し、アニスの体もかすかな熱気を帯び始める。
そして、ついにぷにの肉体はアニスの秘所が湿気を帯びてくるとそちらに興味が移ったのか、
あれほど執拗に嬲ってきた乳首を解放する。
テラテラと光る粘液に浸ったそれは空気、風に触れると同時にアニスに一つの絶頂をもたらした。
93名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 23:48:03 ID:vZInqgVD
>>92
アニスネタ来てたー!
ぷにがエロいことになってるw

>>86
時間が経ってしまったけど、楽しみに待ってますー
94名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 00:38:29 ID:oT9DJOxs
>>92
ぷには意外にテクニシャンwねっとりじっくりのオヤジ系やな。
ぷにぷには、エッチをしている時もあの笑っているような表情なのだろーか、とふとおもた。
95名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 01:40:46 ID:Q1l8RVLo
保守
96名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 22:28:09 ID:zNOAJKOB
エタマナ2自慰特集待ってますー。
できてるとこまででもいいから読みたいなー、なんて…
97名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 23:11:48 ID:FOIeaJdq
まだだまだ落ちんよ
98名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 23:32:58 ID:GdE69H6h
ぷにかあ!!意外な発想だけど、わくわくして
続き待ってます。

99名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 05:30:26 ID:c4XyaO9g
イリスグラスがもうすぐだな…久々に妄想が膨らむぜ。
100名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 16:36:11 ID:+bx2C/bn
妹より胸が小さなユラが俺のハートにビートを叩き込んだぜ!妄想限界指数突破なので書く!
101名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 19:08:42 ID:8S2jHVTK
>>100
ガンバレ
期待してる
102名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 21:39:54 ID:5JY4c3Uz
>>100
確かに妹より胸小さいな。俺も期待している。
103名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 14:42:26 ID:xTBgphOm
ユラたんがエッジに返り討ちにあった奴とくっついてしまう夢を見た…。
現実だったらどうしよう(((;´д`)))
104名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 16:19:35 ID:LVIQz6Ng
ユラって仲間になるの?
105104:2006/06/18(日) 16:20:42 ID:LVIQz6Ng
ageちまった・・スマソ
106名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 18:01:36 ID:221fXSGN
多分ならない…だがツンデレっぽそうだな。今回は1みたいにハーレム状態になるのか?欲望渦巻く俺はそれだけが疑問だ。
濡れとしては。
エッジに軽くあしらわれるユラ。いつの間にかエッジに対して好意を持って、いつも一緒に行動している妹エルに対して嫉妬が膨らんで
寝取ろうと画策したけど、最終防衛ラインのイリスがいて…。


俺の妄想だ。それだけははっきり言っとこう。
107名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 19:58:30 ID:KQ4iV9rN
100だが、ユラ前にクレイン×ブレアを書こうと思ってるんだが需要ある?
108名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 21:11:10 ID:bhannws7
ある〜〜〜!!
アトリエSSは自分の心のオアシスです。。
109名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 23:37:26 ID:Uo8oVIQ6
是非書くように
110名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 06:20:25 ID:3cPAU+hj
イリス1→ついに家庭を持たなかったが6人の娘
イリスグラス→エッジから搾り上げた精液使って…それに耐えられなかったエッジは行方を暗まして二度とイリスの前には帰ってこなかった。
みたいな?
111名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 20:59:39 ID:FoVu3IZ6
なぜグランファンタズムがグラスになるのか
112名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 21:47:10 ID:Y5uquPhD
間違えたんだろう。きっと
113名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 22:08:12 ID:D9nWyEhH
>>107
まだか
114名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 04:40:20 ID:WfchzkuS
>>107
書き手を急かすなよ。
115名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 17:59:06 ID:UNAnmeFf
>>113
100だがや。今エロ書いてるところだからもうちっとだけ待って欲しいぞい。
一つだけ言うが、期待はしないでくれ。
116名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 21:48:45 ID:kQIvdeww
職人まちあげ
117名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 22:36:48 ID:WetU/MR7
木曜日に新しいのが出るし、それによる書き込み期待揚げ

しようと思ったがもう上がってるから揚げない。
118名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 19:40:56 ID:AH8NO/Gm
フラゲしたさ。ちぃーとやってみたが今回は1みたいにハーレムは無さそうだな。
だが、ユラの武器がハンマー…ってしかもツンデレだったよぉ。
119名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 19:23:06 ID:38lzsOg3
ノエインがツボに来た!
ギルドを辞めさせると脅迫してエッジを襲う夢を見た!



死ぬわ…。
120名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 00:05:19 ID:SNH/fhtW
リリー&ドルニエって需要ある???
121名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 12:02:47 ID:jy+J15pD
ある!
122100:2006/06/30(金) 19:35:34 ID:cfez4uTa
完成したわ。読み返してみたオkだったら明日の朝にでも投下するぞい。
123名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 20:05:59 ID:m3sfVcQU
wkwktktk
124リリー×ドルニエ:2006/06/30(金) 20:18:31 ID:SNH/fhtW
んじゃ、前座でリリー&ドルニエ投下・・・
【注意】アトリエの間取り無視
    オリジナルってほどでもないキャラが名前だけ出現

駄文ですがよろしくお願いしますm(__)m

第一部(!?) はじまりの夜

ドルニエは苦しんでいた。

彼がザールブルグに移り住んだのは、3ヶ月前。
卓越した知性を認められ、才能ある弟子のリリーと、
神童と呼ばれる二人の少女、イングリドとヘルミーナを連れて、
ここザールブルグに錬金術を広めに来たのだ。

ケントニスでの権力争いをも含めた多忙な生活よりも、
好きなだけ研究に没頭できる今の生活の方が彼の性には合っていた。
リリーは工房の仕事を不足なくこなしてくれるし、
イングリドとヘルミーナは、時々喧嘩をするが、
40になるドルニエにとっては娘のような年齢で、文句なしに可愛かった。

そんな彼の苦しみとは、彼がストイックな生活を送るには少々若すぎる点だけだった。
ケントニスにいる時には、錬金術を理解し、彼に尊敬の念を抱く恋人がいた。
もっとも、アカデミー時代の後輩だった彼女、サラが強引に迫り押しかけてきていただけで、
ドルニエにとっては彼女よりも研究の方が重要だったのだが。
それにしても男としての欲求はそれなりに満たされていたのだ。

ザールブルグに来て3ヶ月の間、彼は女体に触れていない。
ザールブルグにも娼館はあるのだが、客のほとんどが冒険者で
雰囲気も荒々しかったし、何よりこれから高尚な学問を広めるための
アカデミーを建設しようというときに、無用な噂が立つのは避けたかった。

そんな苦悩を抱えつつ、煩悩を振り払うべく深夜まで研究を続けていた、
ある夜。階下で何かが転がる音がしたので、読んでいた本を置き、
様子を見にいくと、やはり深夜まで調合を続けていたリリーがソファで眠りこけていた。
リリーの手から落ちたフラムが床を転がったのだった。
彼がその、品質・効力共に最高ランクのフラムをテーブルに戻し、
リリーを起こそうとして肩に手をかけようとした、その時、彼の動きが止まった。
125リリー×ドルニエ:2006/06/30(金) 20:19:28 ID:SNH/fhtW
寒いのか自らの体を抱きかかえるようにして眠るリリーの胸元が露になっていたのだ。
普段はキッチリと首元まである服を着ているのだが、
火を使う調合を一日中繰り返していたから暑かったのであろう、
いつにない薄着をしていたのだ。服の上からでもわかる豊かな胸が寄せられ、
谷間を覗かせ、なめらかな肌色の丘は、うっすらと汗にまみれ、寝息に合わせて上下していた。

ドルニエの脳裏に、かつての恋人サラとの情事が蘇った。
興奮により、汗のヴェールをまとった肌は、手に吸い付くようで、彼は好きだった。
彼の胸が高まり、体中が火照り、血液が下半身に流れ込むのを感じた。

いけない。教え子に欲情するなんて、あってはならないことだ。
彼は急いで目をそらし、暑いかとは思ったがそばにあったタオルをかけ、2階に上がった。
ひんやりとした自室に戻って、彼がこよなく愛する錬金術の書籍に囲まれても、
彼の火照りはまだ収まらなかった。禁欲生活を続けていた下半身の猛りが
脈動となって彼の脳を刺激する。振り払おうとしても、
先ほど垣間見たリリーの胸の膨らみと、サラの艶姿が交互に脳裏に浮かんだ。

「あぁ・・・」

耐え切れず、猛り狂うモノを手でつかみ、こすった。
甘美な痺れが下半身に広がる。こうなってはもう手の止めようがなかった。

ドルニエが階段を登る音で目が覚めたリリーは、自分の上にタオルがかかっているのを知った。

「あーこのタオル、さっき中和剤こぼしたの拭いたんだよね〜。
まぁいいか。たいしたことないでしょ・・・」

ぶつぶつつぶやきながら、タオルをたたみ、テーブルの上を見ると、
作ったばかりのフラムが置いてあった。何度見ても素晴らしい。
今まで作ったフラムの中で最高の出来だ。充実感と共に、工房の後片付けをした。

「さて、もう寝ようかなー。あ、ドルニエ先生まだ起きてるかなぁ。
雑巾代わりにしていたタオルとはいえ、かけてくれたんだし、
御礼にホットシャリオミルクでも持っていこうかな。」

シャリオミルクを暖め、階段を登ってドルニエの部屋へ向かう。
ドアは5センチくらい開いていて、光が廊下に漏れていた。
いつもきちんとしているドルニエにしては、ドアが半開きなのはめずらしかった。
怪訝に思って、隙間からのぞく。そこには、普段の厳格で知的なドルニエはいなかった。
126リリー×ドルニエ:2006/06/30(金) 20:27:22 ID:SNH/fhtW
そそり立つ肉棒をさすりながら、低くうめく。
その表情は見えないが、先走った汁で光る肉棒は赤黒く、怪物のようだった。
小刻みに上下する音に混じって、ドルニエのうめきが聞こえた。

「うぅ・・・何てことを・・・ああ、リリー・・・サラ・・・うっ・・・許してくれ・・・」

快楽に上ずる声の中に、道徳を冒したうしろめたさが混じっていた。

リリーは男のものを見たことがなかった。
そればかりか、恋愛に興味を持ったのはザールブルグに来て、
町の人や冒険者と親しく付き合うようになってからだった。
師と仰いでいたドルニエの生々しい性の衝動を目の当たりにして、
ミルクが冷めるのも忘れて固まっていた。

はじめてみる肉棒はグロテスクで気持ち悪かった。
嫌悪感を覚えつつも、動悸は激しく、顔が火照る。
そして、下腹部も熱を持っていた。
未だ誰にも触れられたことのない場所に熱く濡れたような感触が広がり、
はっと我に返ったリリーは、ドルニエにミルクを届けるのを諦め、自室に戻った。

ベッドに寝転がり、今目にした光景を反芻する。

「先生・・・あれが先生??リリーって呼んでた・・・。
私を求めているの??・・・そりゃ私だって、男と女が何するのかくらい、知ってるわ。
アカデミーの先輩がしゃべってたもの。でも、私は先生の恋人じゃないのに・・・。」

リリーの下半身はまだ火照っていたが、彼女は自分を慰めることを知らない。
もじもじと足をすり合わせてみるが、火照りは収まらない。
胸もまだドキドキしていて、正常な思考を妨げる。
リリーは自分がどうしたいのかもわからないまま、立ち上がり、ドルニエの部屋に向かった。

ひんやりした廊下に出ると、少し頭がはっきりする。

「私、行ってどうしようというの?・・・そんなの無理、私は先生の恋人じゃない。
でも・・・お世話になった先生が、私の名前を呼んであんなことを・・・。
苦しんでいらっしゃるのに・・・。」

自らの下半身の熱を冷ましたいという欲求からは目をそらし、
師弟愛だと自らに言い聞かせ、半開きのドルニエの部屋のドアを静かに開けた。
127リリー×ドルニエ:2006/06/30(金) 20:27:58 ID:SNH/fhtW
立て付けの悪いドアは、半分くらい開いたところで、キーッと細い音を立てる。その音がはじまりの音だった。

「先生・・・」
「リ、リリー・・・!!」

ドルニエは、目の前に現れた弟子の姿に狼狽を隠せない。
それもそうだろう、下半身は露で、絶頂を間近に控え、なお一層猛り勃つ一物を握りしめているのだ。

「こ、これは・・・その・・・」
「・・・いいんです、先生。先生さっき私の名前を呼んでいらっしゃったでしょ?
私、先生が望まれるのなら・・・」
「いや、それはいけない!そんな・・・そんなことは・・・」
「先生、私先生が苦しんでいらっしゃること気がつかなくて。
そうですよね、先生も男性なんだから、当然ですよね。だから、先生・・・。
私、さっき先生の姿を見てから体が熱くて、変なんです。それで、先生のところに来てみたの。」

薄着のリリーの胸元が、先ほどよりも汗ばんでいる。
ドルニエは、だめだと思いつつも、リリーの申し出を拒否できない。
リリーだって、年頃の娘だ。性欲もある。その辺の、ゲルハルトだのテオだのという
冒険者風情と関係を持つよりは、責任を持って私が・・・。
下半身に血が集結した男の思考は思いっきり自分勝手だ。
発端も過程もあったものじゃない。わけのわからない理屈で、
最後に残っていた倫理観と理性を捨て、ドルニエはリリーの手を取った。
128リリー×ドルニエ:2006/06/30(金) 20:33:23 ID:SNH/fhtW
リリーがそっと目をつぶる。リリーはこんなときどうしていいのかなんて知らない。
ドルニエに身を任せるのみだ。ドルニエの指が、頬をなで、首筋を愛撫する。
くすぐったいような、心地いいような変な気分。
胸のふくらみをそっと撫でられ、一瞬羞恥心と恐怖が襲ったが、
いつのまにかはだけた胸の先端を転がされ、甘美なうずきに変わった。
ドルニエの手が震えている。ドルニエの手がリリーの腰を抱き、
ベッドに押し倒す。ためらいがちに先端を口に含み、舌で転がすと、
リリーの息が上がった。

「あぁ・・・んん・・・んふぅ・・・」

甘い吐息に誘われて、スカートの中に手を伸ばす。
誰にもさわられたことのないそこは、男を知らないとは思えないほど
潤み煮えたぎっていた。
すでにとがった秘豆を刺激すると、リリーから嬌声が上がった。

「あぁっそこ、なにこれ・・・ああぁ!」

たまらず、そこに口を付ける。あふれ出るものをすすりながら、
敏感な豆にも舌を這わせると、

「ひっ・・・あっあっだめっもう、変なの!
私、変になっちゃう、先生っやめて・・・もっともっとそこ・・・」

支離滅裂なことを口走りながら、無意識に腰を動かす。
秘豆はますます充血し、小指の先ほどに大きくなっていた。
それを口に含み、舐めあげると、まだ膜の張ったままの穴がひくひくと収縮した。
そろそろ、限界だった。

「せ、せんせっ何か、何かきます!
あっだめだめだめ、あっあっあっ、あーーーーーーーーー!!!」

ひときわ高く細い叫びがリリーから上がり、腰が跳ね上がった。
大量の愛液がシーツを塗らす。
初めての絶頂にリリーは荒い息を吐きながら眉根を寄せていた。
129リリー×ドルニエ:2006/06/30(金) 20:34:40 ID:SNH/fhtW
「気持ち・・・いい・・・なにこれぇ・・・」
「イッたんだよ、リリー」
「イク・・・?イクって・・・気持ちいい・・・」

とまどったような、満足そうな声を聞き、ドルニエの我慢も限界に近かった。
「リリー、そろそろ、いいかな・・・」
「え?」

いくらアカデミーの先輩に聞いたって、そんなに詳しく教えてくれるわけがない。
リリーは、結合することを知らなかった。
不思議そうにうつろな目を向けるリリーを無視して、
ドルニエはリリーの洪水のようなそこに、モノをあてがった。
ゆっくりと腰を埋める。

「いっ痛い、痛いです先生!!だめっやめてええ!」

覚悟もないまま襲った激痛に、リリーは腕をつっぱり
ドルニエを遠ざけようとするが、ドルニエももう止まらない。き
つい膣内になんとかモノを収めようと一息に腰を沈めた。

「あああああ!!い、痛い・・・」

リリーの頬を、涙がつたう。それを見ても、ドルニエはやめられなかった。

「リリー、リリー、大丈夫。すぐに痛くなくなる。」
「うぅ・・・」

容赦なく腰を動かし始める。

「あぁ・・・だめ・・動かないで・・・痛い・・・」

訴えるリリーを無視して、ドルニエは肉棒でリリーの中を探る。

「あぅ・・・痛・・・?!」

入り口近く、なにかがカリにひっかかる場所で、リリーが息を呑んだ。

「リリー・・・ここかい・・・」

その場所に狙いを定めて、思い切り突く。
130リリー×ドルニエ:2006/06/30(金) 20:36:05 ID:SNH/fhtW
「ひぁん!!!そ、そこ、ヘン・・・・・あぁん!!」

突くたびに、肉棒を絞るように襞が蠢き、刺激する。

「うぅむ・・・素晴らしいよ、リリー」

サラは生娘ではなかった。悦びを知っていた。
リリーは当然テクニックはサラの比ではない。
が、リリーの生娘ならではの初心な反応と、
自分が発見したリリーの性感帯、自分が開発するリリーの
若々しい肉体に、おぼれそうだった。

巧みにリリーのポイントを突きながら、奥まで埋め込む。
興奮が高まってきたのか、子宮の回りが
やわらかく熱く包み込むように膨張している。

「はぁん!先生・・・先生、気持ちいい・・・」

甘いリリーの声に興奮が高まる。

「うぅ・・・リリー・・・そろそろ・・・」
「?せんせ・・・・ぁああ!」

急に速度を上げて激しく突き上げるドルニエに、リリーは一層高い声を出した。

「はぁん!ああっあん!ま、また・・・!ひっあぁぁぁぁぁぁん!!」

2度目の絶頂の訪れに、リリーがドルニエを締め付ける。

「リリー・・・そんなに締めては・・・うぅっ」
「んあああ!イクっ!イクっ!先生、私イッちゃうぅぅぅぅ!」
「うっ出すぞ、リリー・・・!」
「先生!!はぅぅぅぅぅぅん!!!」

激しすぎるほどの絶頂に、言葉もなく、二人は失神するかのように眠りに落ちた。

そんな二人の営みが、隣室のまだ幼い二人の少女たちを
開花させることになるとは、泥のように眠り込む彼らにわかるわけもなかった・・・。

続く・・・のか?!

お目汚し&長文スマソ・・・
131名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 20:45:42 ID:VgZ9hAvO
久しぶりのGJ。

ラスト2行テラワロス
132ひゃく:2006/07/01(土) 08:36:43 ID:oYi89qUi
100だがや。今から投下するばい
133クレイン×ブレア:2006/07/01(土) 08:37:37 ID:oYi89qUi
「あー、最悪ですわ!よりによってクレインさんに…クレインさんに私の下着を見られるなんて」
修行の為に居候しているパン屋の一室。そこにはベットに蹲り泣きながら叫んでいるブレアの姿があった。
原因は彼女が言っている通り、ある事情から自分の下着をクレインに見られてしまったのである。正確には見られたのではなく、盗まれた下着を取り返してきたクレインがブレアに渡したのだが、何はどうあれ見られた事実は覆せなかった。
「絶対、絶対はしたないと思われましたわー!確実に嫌われましたわ…」
クレインに対して淡い恋心をを持っていたブレアにとって、彼に自分の下着を見られるのは処女を散らされたのと同等である。
「うぅぅ…もうこれはクレインさんに責任を取ってもらうしかありませんわ!」
シーツを噛み締めながら乙女の穢れに耐え忍ぶブレア。もはやクレインにこの恥辱の責任を取ってもらうまでは収まらないであろう。
そうやってぶつぶつと小言を言っていると、ブレアの耳に部屋のドアを叩く音が聞こえてきたが、誰とも合う気になれない彼女は無視した。
ドン、ドン。
「うるさいですわね…」
まるでブレアのセンチメンタルを邪魔するかの様に何度も何度も扉を叩く誰か。今の状況のブレアはその音が絶えがたい苦痛でもあった。
ドンドンドン!
「分かりました!今行きますわ!」
怒鳴り声を出すとベットから立ち上がり部屋の扉へと向かう。そしてドアノブに手を掛けると苛立ちを表現したように、ガチャン!と勢い良く開けた。
「一体何なんですの!私は今誰かに会う気分では…」
「ブレア、悪かった!」
「へ?あ、ク、クレイン…さん!?」
何故かブレアの目に頭を下げたクレインが映った。夢?そう思って自分の頬を抓ったが、どうやら夢では無さそうだった。
134クレイン×ブレア:2006/07/01(土) 08:38:42 ID:oYi89qUi
「本当に悪かった、本当ならリィタに渡して…」
顔を表に上げて暗い面持ちで謝るクレインにブレアは気恥ずかしくなった。
「ク、クレインさん!」
「お、おい!」
いきなりクレインの手を取りブレアは自分の部屋の中に彼を押し込んだ。何故そんな事をしたのかなど彼女にも分からない。だがクレインの顔を見て急に恥ずかしくなった彼女は何かをせずにいられなかったのだろう。
「ブ、ブレア?」
「ご、ごめんなさい…少し体調が優れなくて…」
体調が優れないなんて嘘だった、本当はクレインが来た事に嬉しさと恥ずかしさが綯い交ぜになった気分であった。
「お、お久しぶりですわね、クレインさん。そ、それで今日は何か?」
「あ、ああ…ブレアに謝ろうと思ってさ…この前は本当に…」
「いやぁー!それ以上は言わないで下さい!」
ブレアは思い出したくないのだろう、クレインの話を遮るように耳を劈く様な声をあげる。
「わ、分かった!もう何も言わない!だから落ち着けよ!」
「はぁ、はぁ…」
肩で息をしている彼女をクレインは宥める。確かその問題となっているブツを返した時も激しく叫んでいた。
「落ち着いたか?」
「は、はい…」
顔に手を当てて溜息をつく。やはり一人で謝りに来たのは間違いだった。ここまで動揺されると話が先に進まず、誠意を見せる事が出来ない。
「皆も連れてくれば良かったか…」
「え?」
そういえば、いつもクレインにネチネチくっついてるリィタやその他おまけがいない。パニック状態であったブレアは今になって部屋の中にいるのがクレインだけだと気づいた。
135クレイン×ブレア:2006/07/01(土) 08:39:20 ID:oYi89qUi
途端、ブレアの顔が真っ赤になる。いくら自分が勝手に部屋に入れたとはいえ、小さな部屋に殿方と二人っきり、しかもその殿方が自分の想い人とあれば尚更だろう。
「あ、あ、あ…」
「今度は何だ…?」
カチコチに固まって身動きしないブレア。色恋沙汰に鈍感極まりないクレインは、彼女の気持ちも知らず溜息をついた。
「おーい、聞こえてるか?」
クレインの声にも反応は無くブレアは今だ固まったままである。仕方なくクレインは彼女の肩をトンと優しく叩いた。
「きゃっ」
「…!」
ただ肩を叩いただけである。しかし彼女は弱弱しい悲鳴を上げると、クレインから一歩下がり顔を紅潮させていた。
「(や、やばい…)」
いつもはリィタとはまた別格のハイテンションなのに今日は全く逆だった。しおらしく、本当に清楚なお嬢様に見える。
そんなブレアの姿に心惹かれて異性として意識してしまったのか、今度はクレインが固まってしまった。
「(な、何で俺…ブレアから目を背けてるんだ?)」
まだ気づかないのか鈍感野郎、とデルサスなら言うだろう。
凄く重たい空気が小さな部屋にどんよりと漂い、居づらい雰囲気になってしまっている。何とか打破しようと策を練るものの、出てくるのは全部下策ばかり。
クレインはちらっとブレアを見ると、彼女も俯いたまま黙り込んでいる。やはり彼女も居づらいのだろう。
「(謝るどころの状況じゃないなぁ…帰るか…)」
136クレイン×ブレア:2006/07/01(土) 08:39:55 ID:oYi89qUi
もはや我慢の限界である。このまま居ても悪い方向へ進んでいくばかりと判断したクレインは、ゆっくりと踵を返すと重たい口を開けた。
「わ、悪かったな突然。ま、また改めて来るから…」
そう言って帰ろうとした時であった。ブレアがギュッとクレインの服の裾を掴んだ。
「お、お待ちください…」
ブレアはやっと耳に届く程の声で帰ろうとするクレインを静止させる。
「クレインさんは悪くありませんわ…寧ろ私の為にしてくださった事ですし…」
「だ、だけどさ俺…」
「お止めになって!…本当は私、少しだけ安心していますのよ…」
どういう意味だ?そう思ったが、その答えは直ぐに彼女の口から出た。
「だって…クレインさんでなかったら私は…」
声が途絶えると共にクレインは服を引っ張られる感覚が無くなった。少し緊張が解けたクレインは、ふぅ。と息を吐く。しかし、それも束の間であった。
「うぁ…!」
いきなり背中に感じられる柔らかい感触と、腹部に回される腕。
理解は出来たが、彼女に抱きしめられているという事を認知するまでには少しの時間を要した。
「な、何を…」
「クレインさん…好きです…心の底から貴方を想っています」
クレインは彼女の言葉に戸惑った。いくら鈍感の彼でもこの状況での好意は異性としての好意だと分かる。
どうやって対処すればいいか解らない…どうすればいいんだ。ブレアのたった一言がクレインに重く圧し掛かる。
受け入れる…拒絶する。どちらかしか選べない…どうなのだろう…迷いだけが交差する。
137クレイン×ブレア:2006/07/01(土) 08:40:41 ID:oYi89qUi
「ブレア…俺は」
恐る恐る口をあける。だが、ここから先がどうしても出なかった。最低だ…ろくに返事も出来ずブレアを待たせている。なんて小さい奴なんだ…クレインは自分を罵った。
「…クレインさん…貴方の本当の気持ちを聞かせて下さいませ…私は貴方の答えなら」
ギュッと一層抱きしめる力が強くなる。クレインの背中から彼女の気持ちがとてつもなく伝わってくる。
自分でもわけが分からなくなっていた。何故、謝りに来ただけなのにブレアに告白されているのか。
もう頭の中が真っ白になっていたクレインだったが、気がついた時にはブレアの抱擁を振り切り、逆に彼女をベットの上に押し倒していた。
「ク、クレイン…さん」
「これが、俺の答えだ」
それだけを言うとクレインは、彼女の唇に優しく口付けをする。ブレアもそれを受け入れるようにクレインを抱きしめて口付けを受け止めた。
「んっ…」
甘い…。ブレアの唇から伝わってくる温かさがそう感じさせるのか、しばらく唇を合わせるだけであった。
だが、やっと想いが伝わったブレアはそれだけでは満足出切る筈も無く、クレインの口内に舌を進入させて、彼の舌を絡め取った。
「ちょ、ちょっと…んぐっ!」
「…好きですわ…大好きですわ」
驚きの言葉をブレアの舌によって遮られたクレインは、彼女からの深い口付けに抵抗もせずされるがままになっていた。
「ブレア…」
「はぁ…クレインさん…」
互いの名を呼び合い更に深くキスを繰り返す。
138クレイン×ブレア:2006/07/01(土) 08:41:14 ID:oYi89qUi
絡め、離し、そして惹かれあうように唇を舐めあう。ちゅぷ、ちゅぷと淫猥な音が響く度にブレアの舌先とクレインの舌先から、光輝く一本の糸が繋がりを見せて、ぷつん、と切れていく。
ブレアはうっとりとした顔で息を上げながらクレインの首に手を回してもたれかかる。
クレインは愛らしく抱きついている彼女の白い首筋に顔を近づけると、先ほどまで荒く口付けをしていた舌を這わせた。
「んんっ…!」
首元から顎筋までじっとりと舐めると、ブレアは目を瞑って感じている様子を見せる。
クレインは妙な背徳感に襲われた。次第に手が彼女の胸元に近づいて掌を当てる。
「ま、待ってくださ…い…今、服を脱ぎますわ…」
直にクレインに触って欲しい、そうした願望がブレアの中に生まれる。
彼女はクレインから離れて立ち上がると、恥じらいながら纏っている衣装を脱いでいく。
目に映る彼女の白い女体…クレインの視線が完璧釘付けになる。美しいブロンドの髪。両手と太股で胸と秘所を隠してはいるが、顔を紅潮させて目を逸らしているその姿は堪らなく興奮する。
「い、いやですわ…あまり見ないで下さい…」
自分から脱ぐと言ったものの、いざこうなると恥ずかしすぎて顔をクレインに向ける事が出来ない。
だが、クレインはそれを許さない。彼もベットから立ち上がると彼女の腕を無理矢理どかしてしゃがみ込む。
「隠すなよ、もっと良く見せてくれ」
露になる可愛らしい形の乳房を見ると、我慢の限界が一段階外れた。すると今度は腹部から乳房の先端までをじっくりと舌先で舐めていく。
「あ…」
だんだんと舌が彼女の身体を登っていく。そして薄桃色の乳首に舌先が到達すると、チロチロと舌を動かして快楽を与える。
「はぅ…む、胸は…いけません…!」
139クレイン×ブレア:2006/07/01(土) 08:41:46 ID:oYi89qUi
そうは言っているが、ブレアの両腕はクレインの頭を抱きしめて、自分の胸へと押し付けている。
顔全体に彼女の胸の柔らかさと良い匂いが伝わる。おかえしと言うわけでもないが、クレインは歯で彼女の固くなっている乳首を優しく吸ったり、噛んだりすると、ブレアは甘い声を吐きながら身悶えをする。
「エッチな娘だな…ブレアは」
「そ、そんなこと…」
「じゃあ、何でここが濡れてるんだ?」
空いているもう片方の手がブレアの下半身に伸びていき、指でまだ生え揃っていない秘所の縦スジに人差し指と中指を這わせた。
もう既にぐちょぐちょになっている彼女の秘所はとても滑りが良く、指の第一関節までニュルっと入っていった。
「あ、ああん!」
「ほら、やっぱりエッチじゃないか」
くちゅ、くちゅ、と厭らしい音が指を出し入れする度に聞こえる。
彼女はクレインの指が動くとピクピクと身体を震わせて激しくよがる。また一段と愛らしくなる彼女は、クレインの欲望を増大させた。
「あ、あの…クレインさん…」
「ん?どうした?」
「その、そろそろ私…」
ブレアは自分の秘所に触れている方のクレインの手首を掴むとゆっくりと指を引き抜くと、ぐしょぐしょになっている秘所からトロ〜ンと指先に愛液が糸を作った。
「いいのか?」
「はい…お願いしますわ…私の初めてを…奪ってください」
ベットの上でゆっくりと股を開きクレインを見つめるブレア。
クレインは彼女の決意に頷き服を脱ぐと、それを床に落とし憤り起った自分のペニスを彼女に曝け出す。
140クレイン×ブレア:2006/07/01(土) 08:43:48 ID:oYi89qUi
「きゃっ…す、凄いですわ…それが…クレインさんの…」
想像していたものよりも、大きく逞しいクレインのペニスに少し恐怖を感じた。しかし、早くクレインと一つになりたいと思うブレアには大した恐怖でもなかった。
クレインは待ち遠しくしているブレアの股の間に入ると、彼女の足を自分の肩に乗せてペニスをまだ幼い部レアの秘所に当てがった。
「じゃあ行くぞ…」
ズニュっと先端だけを挿入すると、ブレアが小さく震える。痛いのだろうか?進めていたペニスを止めると、ブレアは首を横に振ってクレインの手を引いた。
「大丈夫ですわ…んっ…だから、もっと…」
ブレアは自ら腰を動かしてクレインとの結合を求めている。クレインはそれに応えようと彼女の膣内を進んでいった。
さすが処女だけあってクレインのペニスの進行を拒むように、ギュゥ、ギュゥと締め付けてくる。
「くぅ…きつ…」
奥にたどり着く前にイッてしまいそうになる。だがそれを耐え抜こうと更に進めていき一気に腰を突き上げた。
「―!」
ブレアは唇を噛み締めて散り逝く処女の痛みを堪える。だが、その表情は直ぐに弱い笑みに変わりクレインを見つめてきた。
「はぁ…あぁ…こ、これでやっと…私…」
クレインさんのものになったんですわね。と言う。それを聞いたクレインは妙に気恥ずかしくなり、顔を赤くして俯いた。
「ま、まだ痛むか?」
「いいえ…もう大丈夫ですわ…」
「じゃあ…そろそろ…いいか?」
「はい…」
限界近くなっていたクレインは覆い被さるようにしてブレアを抱くとゆっくりと腰を動かし始めた。
141クレイン×ブレア:2006/07/01(土) 08:48:30 ID:KJY66Phl
「はぁ…んぁ…ああん…」
甘いブレアの声が耳に響く。その声は聞いているだけでも満足出来そうなくらい淫猥で、可愛らしさも混じっていた。
「くっ…ブレアの膣内…キツくて…」
「んぁ…ク、クレインさんのだって…凄い…あっあっ!」
ブレアの腕がクレインの首に纏わりついて、もっと深くまで抉るように懇願する。クレインもそれと同じで、もっとブレアを犯したいと欲望が湧きあがり、自然と腰を振る力が強くなっていた。
「はぁぁ、はぁぁん!もっと、もっとぉ!クレインさん、クレインさぁん!」
「ブレア!俺もブレアを!」
瞳が合った瞬間、クレインはブレアに口付けし深い愛を刻み込んでいった。それは最初にした甘いキスではなく、完全にクレインが彼女を蹂躙しているくらい激しい口付けであった。
「んんっ…んー…ぷはぁ…はぅ…」
ねっとりとした唾液が絡み合う。それに伴いピチャ、ペチャと音が鳴る度にクレインの腰の動きは加速していった。
キツくて、それに柔らかいブレアの膣肉は堪らなく気持ち良い。挿入すると全体を強く締め付け、抜こうとすると程よい感触が伝わってくた。
「ブ、ブレア…もう射精る…」
「んぁ…いいですわ…沢山…私の膣内に…」
ブレアの誘惑の声に更に射精感を増していく。だが本当に膣内に射精しても良いのだろうか?そう思ったが、思考が完全にブレアの愛くるしさで麻痺しているクレインは直ぐに忘れていった。
「ああん!あん、あっ、あっ!早く!早く射精してください!」
ブレアは羞恥と悦びを交えた表情で自らも腰を振ってクレインに快楽を与える。感極まったクレインはとうとう耐え切れない欲情にまみれていき、ブレアの膣内に収まっているペニスの亀頭の括れまでを抜くと、腰を思いっきり彼女の膣内へと打ちつけた。
「あっ、あー!ク、クレインさん、クレインさぁーん!」
強く腰を打ち付けると、絶頂に達し、ドピュ、ビュル!と激しく白濁した体液をブレアの膣内へと注いでいく。
142クレイン×ブレア:2006/07/01(土) 08:49:18 ID:KJY66Phl
熱く、ドロっとした精液。それを受け止めている彼女の顔はとても妖艶で美しかった。
「はぁ…はぁ…熱い…ですわ…」
「ブレア…」
膣内を染めるように何度も流れ込む精液。ブレアは小刻みに震えると、クレインに軽くキスをする。
「クレインさん…好…き」
その言葉をクレインに告げると、ブレアは抱きついたまま目を瞑り、もう一度、今度は深くキスをした…。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
「ブレア、本当に大丈夫だったのか?」
「はい?」
「いや、思いっきり中に射精しちまったけど…」
いくら、「好きです」と言われたからといっていきなり性を交わして、中に射精すのはヤバイのではないかとクレインは思ったが、ブレアは気にもせず。
「大丈夫ですわ!できてしまったら、できてしまったで!ちゃんと責任は取ってもらいますわよ!」
「い、いや…そういう問題じゃなくてな」
いつもの調子に戻っているブレアにタジタジになる。もうこうなっては彼女のペースに乗らないように対応するしかない。
「はぁ…この年で父親かよ…」
「それは仕方ない事ですわ。手を出したのはクレインさんの方ですもの」
「そうだよな…」
ガクっと肩を落として項垂れる。もはや逃げようにもないクレインは大きく深呼吸をした。
「まぁ、いいか。過ぎた事グダグダ言ってても仕方ないしな」
「えっ?」
キョトンとする彼女を見てクレインは決意した。その目にはもはや迷いなど無く透き通ったような耀きを見出していた。
「これからも宜しくな、ブレア」
クレインの言葉にブレアは一筋の雫を流しこう応えた。
「…はい、クレインさん…愛してますわ」

だが、そんな至福の時間も長く続くわけも無く、この後、クレインはリィタ、ビオラ、ブレアの三つ巴を喰らう事になる。
そのお話はまた今度…。
多分、続かない…。
143ひゃく:2006/07/01(土) 08:54:12 ID:cWRCrAMb
駄文スマソ…グランの方はクリアしてからで…。
最初はユラが良かったのだが、妹も良くなってきてしまって姉妹丼決定だべか…。
ノエインもフェニルも…どうすっぺ。
144名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 08:56:40 ID:3NuwcYOK
リアルタイム最高!GJ!
グラン組は全部食っちまえw
145名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 18:27:03 ID:ihF0K+ig
イリスでおkw
146名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 21:43:32 ID:7CYlGWYN
GJすぎるよ!
エッジは黙々と攻めそうだな
147名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 23:08:06 ID:3NuwcYOK
姉妹丼超期待
148名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 10:10:10 ID:fECdohir
G、GJすぎっ!俺ノエイン好きだから>>119みたいな展開をキボン!
149おっぱい星人:2006/07/02(日) 15:57:03 ID:45pvcBzp
フェニル×エッジみたい
150ひゃく:2006/07/02(日) 16:14:45 ID:7NruhAEU
感想ありがとう。…ユラがキャラ薄いね…。
だからこそ妄想しがいがあるんだっぺ。
さあて…イリスにネルにユラにギルド長(ノエイラだっけ?)にエバにアナに…
つーかストーリー進むごとに増えていく…ルフィーナもいるんだっけ…
もう駄目だっぺよ…。あぁ…そうか、マーナとエアもいるんだべ…。
フェニルも…。
スマソ…頭パンクするから気に入ったキャラだけを…全部書いたら死ぬべ…。
パパルもかぁorz
151名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 21:01:19 ID:JfKBW9cW
おお!久しぶりに来たら投下されてるジャマイカ!
>150
迷うなら死ぬ気で全部書けば何の迷いもないぞ。
152名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 21:55:54 ID:10c5+xKp
エッジ×イリス書こうとしてるがなんかな・・。
誰か1回GFネタ書いてくれんかね・・・。
153名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 22:00:18 ID:mMyo9S6j
>>143
クレブレキター!!
やっぱ良いですね〜、こういう雰囲気。大好物です!
次も期待しています!ともあれGJ!!



ところで話とは全然関係ないが昨日グランものの夢を見た。
アナがエッジを誘って行為を行おうとした所をイリスとネルに見つかりそのまま4人で・・・、てな感じの夢だった。
起きたとき自分の想像力に感謝した。それだけ。
154名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 23:03:47 ID:HvwrDfVr
お菓子好きな雑貨屋の店主の名前なんだっけ?

エッジが瞬撃で次々と女の子イかす姿想像してしまった
155名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 12:23:45 ID:/v479zN6
ちょっと質問いい?
非エロなSSってどこに投下したらいいんだろうか・・・
フェニルたんので浮かんでるんだけど、漏れにはエロは書けないみたいだorz
156名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 15:51:30 ID:yLzfvUWk
別に非エロでもOKだろ。
アルトネリコスレも非エロ投下してるし
157ひゃく:2006/07/03(月) 17:22:20 ID:2hKaBn0I
クリアしてないが、ネルとユラが仲良しこよしになったから姉妹丼の準備完了だべ。




それともクリアしてからの方がいいと思う?
158名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 18:05:20 ID:985tNwfa
>155
最初に「非エロ」って断っておけばOKじゃね?
あんまり流れが速いスレでもないし(最近はにぎわっていて嬉しい)

>157
ほとばしる情熱のまま投下をオヌヌメしたい。
クリアしたらもしかしてつじつまが合わなくなる可能性も無いとは言えないが、勢い大事でしょ!
159名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 19:16:28 ID:/v479zN6
>>156 >>158
レスさんくす
さっそく書いて満足できたら投下してみるよ


つか、GF萌えキャラ多くてイイネ!
160名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 21:33:28 ID:BwydAI5x
クエスト
【お腹の子の父親を探してください】
ノエイラ。

イリス「どうする?」
エッジ「…ガクガクブルブル」
161名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 21:34:19 ID:QhpxkFMP
うはwwおkwww
162名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 21:35:58 ID:QhpxkFMP
あげたお。スマソ。
163ひゃく:2006/07/03(月) 21:40:37 ID:3W7QsakW
>>160
酒場で酔っ払っている二人に絡まれ、そのまましてしまったエッジを想像してしまった。
ノエイラ「エッジくぅ〜ん、私寂しいのよぉ〜」
エッジ「や、止めろ!お、俺はまだ所帯は…う、うわぁー!」

ちゅん、ちゅん…

ノエイラ「あー、頭痛い…」
エッジ「ぐすん…えぐっ!…ひっく!」

3ヵ月後…

クエスト
【お腹の子の父親を探してください】
ノエイラ。(ただしとても危険な任務の為、エッジ君にのみ受注可能)

ネル「…これって」
イリス「どうしてエッジだけなんだろうね?」
エッジ「…ガクガクブルブル、ゲフッ…」
164名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 01:47:45 ID:tk9w2trG
>エッジ「ぐすん…えぐっ!…ひっく!」
なんだその乙女っぽいエッジはw
165フェニルとエッジ(非エロ注意) 1/9:2006/07/04(火) 15:33:25 ID:QJ/MQj7H
保守代わりにれっつらどどどどどん

【前置き】
公式設定を知らないので、フェニルは一人暮らしって事にしてます。
16歳と19歳が同棲。18歳と15歳が二人旅をしてる世界なので、12歳でも一人暮らし出来ると言う事で。


「んーっ…はぁ。今日も疲れたわ」
あたし…フェニル・ニートはミストルースが居なくなったギルドで大きく伸びをした。
窓から外に目をやるとあたりは夕闇が迫っていて、涼やかな虫達の声が響いている。
夜と夕方の狭間、その幻想的な空間に吸い込まれる虫の声。
あたしの意識は”向こう側”へとトリップしかけていた。
「………ニル。おい、フェニル」
「…へ?きゃっ!」
いつの間にかあたしの傍には赤髪の男が立っていた。
名前はエッジ・ヴァンハイト。
最近名の売れてきたミストルースで、人の事をチビ扱いするむっつり男だ。
今はそのむっつり顔に少し心配の色を浮かべている……様な気がする。
「珍しいじゃないかボーっとしているなんて。どこか悪いのか?」
どうやら予想は当たったらしい。でも、こいつからこんな言葉が出るなんて正直”予想外”だ。
「へー。あんたでも人の心配なんかするんだ。異世界でぷにぷにが異常繁殖しちゃいそうね」
「それだけ言えれば大丈夫だな。昼頃に受けた討伐クエストの報告に来た」
え?もう討伐してきたって言うの!?決して簡単なクエストでは無いはずなのに…
「確かにデスナイトの鎧破片ね…まあまあやるじゃない」
驚きを隠しつつ報酬を用意する。
166フェニルとエッジ(非エロ注意) 2/9:2006/07/04(火) 15:34:07 ID:QJ/MQj7H
「はい、これが報酬。しかしなんでこんな遅くに報告に来たのよ。帰ろうと思ってたのに仕事を増やさないで欲しいわ」
「それはすまなかった。イリスが調合にどうしても必要だと言ってな。それで取りに来たんだ」
報酬を確認しながらそう話すエッジ。
「ふ〜ん。で、そのイリス達はどうしたのよ?」
「意外と骨の折れるクエストだったからな。先に帰らせた」
エッジは手を止め、こちらを見た。
「確認した。報酬、確かに受け取った」
「はいはい。それじゃ早く帰りなさいよ。あたしが帰れないじゃない」
そうあたしが言うと、エッジは顎に手を当て何事か考え始めた。
「フェニル。もう直ぐに帰るのか?」
「当たり前じゃない」
「そうか。なら送って行こう」
「……………は?」
一瞬何を言っているのか分からなかった。
「俺が来た時はまだ明るかった。その時であれば問題無いが、今はもう暗いからな。流石に女の子一人では危ない」
うわ。大真面目だ。てゆーか…
「子供扱いしないでくれる!?これくらい慣れてるわよ!」
これは嘘じゃない。後処理等で遅くなる事なんて結構ある。
「俺が納得出来ないんだ。この日にもし何かあったら、悔やんでも悔やみきれない」
な、なんだか今日は”予想外”な言葉が多いわ。
「…しょ、しょうがないわねー!そこまで言うんだったら、送らせてあげなくもないわ!」
「そうか。では表で待っている」
そう言うとエッジはギルド入り口へと歩いて行った。
167フェニルとエッジ(非エロ注意) 3/9:2006/07/04(火) 15:36:51 ID:QJ/MQj7H
更衣室へ行き、モゾモゾと着替えを始める。
「あいつ、結構良い所あるじゃない。ただのむっつりでは無いみたいね」
「あら。そんなに急いで着替えてどうしたの?」
「べ、別に急いでないわよ!あいつの為なんかじゃ……ふえ!?」
驚いて視線を更衣室の入り口へと向ける。
ノエイラが壁に背を預け、こちらを見ていた。しかもドア全開で!
「ちょ、ちょっとノエイラ!ドア開けっ放しは止めて!早く閉めてよ!」
急いで持っている制服で体を隠す。
ふふっと笑うノエイラ。
「大丈夫よ。もう殆ど人は残ってないわ。それよりフェニルに聞きたい事があるの。この討伐モンスターについてなんだけど…」
「ちょ、ちょっと!あたしはもう仕事終わってるんだけど!」
「いいじゃない。ちょっとだけ…ね?」
ダメだ。答えるまで開放してくれそうに無いわね…
「…はぁ。しょうがないわね。で、どの件なの?」


「はぁ…やられた…ノエイラのばか…」
あれから仕事をいくつか押し付けられ、気付けば外は真っ暗になっていた。
重い足取りでギルド入り口へと歩て行く。
「あのむっつり、流石に怒って帰っちゃってるよね…」
こんな時は過度な期待はしない方がいい。ショックが小さくて済むから…
ギルド入り口のドアを開けると、そこには……予想通り誰も居なかった。
「…はぁ」
ため息を一つ吐き、帰路につこうとした時、コツンと後ろから頭を小突かれた。
168フェニルとエッジ(非エロ注意) 4/9:2006/07/04(火) 15:37:27 ID:QJ/MQj7H
「遅い」
「あ…」
そこに居たのは、赤髪の男…エッジだった。
「流石に待ちくたびれた。早く帰るぞ」
「え?ちょ、待ちなさいよ!」
さっさと歩いて行くエッジの後を急いで追いかける。

黙って歩いているエッジの隣を、あたしは下を向いて歩く。
今まで通り顔を見れない…だって、あたしの想像していた人物像と全然違うんだもの。
他人に興味を示さない朴念仁かと思ってたら、実はちょっと優しい…のかしら?
歩調もあたしに合わせてくれてるみたいだし…
「ね、ねえ…」
「なんだ?」
ちょっとだけ気恥ずかしくて、顔を上げられないまま尋ねてみる。
「ずっと待ってたの…?」
「ああ」
「どうして?」
「送って行くと約束したからな」
「…怒ってないの?」
「ああ」
簡潔ながらも、しっかりと答えてくれるエッジ。
なんか、調子狂っちゃうな…
169フェニルとエッジ(非エロ注意) 5/9:2006/07/04(火) 15:38:03 ID:QJ/MQj7H
「そういえばフェニル。アナから聞いたんだが、お前一人暮らしなのか?」
「へ!? え、ええそうよ。あたしはあんた達と違って、自立した女だからね」
突然振られた話題に、バッと顔を上げる。
「一人…か」
そう呟いたエッジは、また顎に手を置き、考え始めた。
「…今度は何を考えてるのよ」
「ん、いや。こんな遅くから料理をするのは大変だろう。どうだ、ウチで食べて行かないか?」
「はぁぁぁぁ!?」
な、何言ってるのこいつ!?
「い、嫌よ!なんであんたなんかの家に行かなきゃいけないのよ!」
「そうか。なら良い」
「うあ!もう引き下がってるし!あんた本気で誘う気無いでしょ!?」
「誘う気がなければ声は掛けないさ。ただ無理強いをしたくないだけだ」
く…!屁理屈を…!でも、確かにお腹すいちゃってるし…今から料理するのメンドクサイし…
「良いわ…あんたの誘いに乗ってあげようじゃないの!その代り、ご飯マズかったら容赦しないわよ!」
「…覚悟しておこう」
そういってエッジはふっと笑った。
「あ…」
なんて…優しい笑顔…
「どうしたフェニル。工房はこっちだぞ」
「!? わ、分かってるわよ!」
ふ、不覚だわ!こんなむっつりに一瞬とはいえ見とれちゃうなんて!
170フェニルとエッジ(非エロ注意) 6/9:2006/07/04(火) 15:38:32 ID:QJ/MQj7H
「ただいま」
ガタガタと大きな風車の回る家のドアを開けるエッジ。
ここがイリスの工房。あたしは実際に中に入るのは初めてだ。
「エッジ遅いよー!もうお腹ペコペコー!」
奥からイリスがパタパタと小走りで近づいてくる。
「あら?あなたは…フェニルちゃん!?」
あたしに気付いたイリスが驚き、声を上げる。
「えええ!?フェニルー!?」
さらにその奥からも可愛らしい声が上がった。
またもやパタパタと言う足音が近づき、ネルが姿を現す。
「わ!ホントにフェニルだ!」
「こ、こんばんは…」
そういってペコリと頭を下げる。
いつもギルドの受付越しに見ている顔ではあるが、プライベートで会うとちょっと緊張する。
「ねね、エッジ!一体どうしたの?まさかナンパでもしてきたとか!?」
「ええ!?ねぇエッジ…流石にフェニルちゃんは犯罪じゃ…」
「そんな訳あるか!ご飯を食べないかと誘っただけだ!」
「や、やっぱりナンパだよ!イリス!エッジが人の道を踏み外してるよぉ!」
「エッジ…あのね、自分で言うのもなんだけど、私も結構幼い方だと思うんだ…だけど、ダメなの…?」
「えー!?年齢的に言えば近いのはあたしの方だもん!ね?そうだよね、エッジ!」
「エッジ、そうだったの…?」
「お前等が何を言っているのかさっぱり分からん!」
そうやってワーギャーと喚く一流ミストルース達。
普段とのギャップに笑いが込み上げてくる。
おかしくて、おかしくて、思いっきり笑った。
こんなに笑ったのは久しぶり…
171フェニルとエッジ(非エロ注意) 7/9:2006/07/04(火) 15:39:12 ID:QJ/MQj7H
あの後誤解もなんとか解け、みんなで遅い晩御飯を食べた。
おっきなステーキが出て来たけど、おいしかったー。
イリスが作ったらしいから、今度イリスにお肉の仕入先と作り方を聞かなきゃ!

「さて、それじゃそろそろ寝ようか」
「うん、そうだねー」
「…あれ?エッジがいないみたいだけど?」
「あ〜。エッジはいつもお稽古してから寝てるんだよ」
「へー…そうなんだ。ちょっと見てきてもいいかしら?」
「いいと思うけど…邪魔しちゃダメだよ?」
「分かってるわよ。それじゃちょっと行ってくるわ」
「はーい。暗いから気を付けてねー」

外に出るとひんやりとした空気が肌に触れる。
イリスが言うには家の裏手側、風車の下あたりで稽古しているとの事だ。
少し歩くとブンッという空気を切り裂く音が聞こえてきた。
黙々と大きな剣を振り回すエッジ。
時には流れる様な動きで。時には荒々しく大振りな一撃を。
月明かりの下、まるでダンスを踊っているかの様だった。
「ふぅ」
剣舞を止め、近くに置いてあったタオルで汗を拭うエッジ。
あたしはその場から動けず、ずっとエッジに魅入っていた。
「…フェニル。そんな所でどうした?」
「ふえ!?」
き、気付いてたのね…
172フェニルとエッジ(非エロ注意) 8/9:2006/07/04(火) 15:39:48 ID:QJ/MQj7H
「あ、あんた、いつもそんな事してるの…?」
「ああ。探索は時に命に関わる。後悔する前に、やれる事は全てやると決めているからな」
なるほどね。この人達がミストルースとして成功しているのも頷けるわ。
弛まぬ努力…他人に対する優しさ…それらを持っているのですもの。
「それでどうしたんだ?イリスとネルは寝ているみたいだが…まさか、お前眠れないのか?」
「そ、そんな訳ないでしょ!ただ、あんたがいないから、何してるのかなーって思っただけ!」
「そうか」
短く答えるとエッジは地面に腰掛け、空を見上げた。
「あ、あのさ…」
「ん?」
空を見上げたままのエッジの隣にあたしも座る。
「今日、誘ってくれて、その…」
「………」
「あ、ありがと…」
恥ずかしい…まともなお礼を言うのは久しぶりだわ…
きっと真っ赤になっているであろう顔を見せない為に下を向いていたあたしの頭に、ぽんっと温かいものが触れた。
ちょっと顔を上げてみると、相変わらず空を見上げたまま、エッジがあたしの頭に手を置いていた。
頭に置かれた手には不思議と不快感はなかった。
いつもなら子供扱いされた事に怒る所だけど、今日は、なんだかとても心地良い。

何故だろう…ずっとこうしていたいと思った。
何故だろう…胸が熱くなってくる。鼓動が早くなる。
でも、とても幸せな気分…
173フェニルとエッジ(非エロ注意) 9/9:2006/07/04(火) 15:40:19 ID:QJ/MQj7H
「さあ、体を冷やしすぎると毒だ。そろそろ戻ろう」
頭の上から、温もりが離れていった。
「あ…」
「ん?どうした?」
「な、なんでもないわよ!」
さっと立ち上がり、お尻のあたりの草を払う。
「ねえ」
「なんだ?」
「また…遊びに来てもいいわよね…?」
「ああ。もちろんだ」

夜空が綺麗…今日はとてもいい夢が見れそうだ…


〜 fin 〜
174名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 16:27:38 ID:PHa2jQtp
>>173
すごく良かった!素直に感動!
GJ!!
175名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 06:56:18 ID:9s4XEBF4
エッジ×イリス書いてください。
1761/4:2006/07/05(水) 12:50:02 ID:wSFYkaIO
水上都市ゼー・メルーズ。
その一角にある酒場に一人の青年が訪れていた。
”CLOSED”と書かれているプレートを無視し、青年は酒場の中へと入って行く。
カランカランとドアに備えてある鐘の音が店内へと鳴り響いた。
「あ、来てくれたのね。エッジくん」
中へ入ると一人の女性が青年−エッジを迎え入れた。
「名指しでクエストを依頼されれば、来ない訳には行かないだろ」
「ふふ。ごめんなさいね。どうしてもあなただけにしか頼めない仕事だから」
そう言って女性−エバは自分が座っているテーブルへエッジを招いた。
「それは構わないのだが、何故俺一人だけなんだ?」
「言ったでしょう?あなただけにしか頼めない仕事なの」
エバはくすっと笑うと、エッジの顔を見つめた。
どこかいつもと違うエバの雰囲気に、エッジは軽い悪寒を感じた。
「それで、イリスちゃんとネルちゃんはどうしてるの?」
エバはじっと見つめたまま問い掛ける。
「あ、ああ。別のクエストをやってもらっている」
その視線に耐え切れず、エバから視線をそらしつつ答えるエッジ。
「あら。二人だけで大丈夫なの?」
「その点に関しては心配ない。以前に一度達成しているクエストだし、二人の能力も十分に高い」
「うふふ。それなら気兼ねなく依頼出来るわねぇ」
エバの異様な雰囲気が3割増しとなり、エッジの感じる悪寒も3割増しとなるのであった。
「そ、それでエバ。俺にしか出来ないクエストとは一体なんだ?」
嫌な予感を感じつつ、エッジはクエスト内容を問う。
「そんなに急いでるものじゃないから、ご飯でも食べながらゆっくり話さない?お昼ご飯、まだでしょ?」
「あ、ああ…」
エッジのその返事を聞き、満足そうに笑顔を浮かべながら、エバは奥へと消えていった。
1772/4:2006/07/05(水) 12:50:28 ID:wSFYkaIO
奥から戻ってきたエバが並べたものは、魚のソテー、サラダ、スープ等のごく一般的昼食だった。
見た限りでは至って問題無い。
と言う事はクエスト内容は”新種生物の毒見”や”新商品の味見”ではなさそうだ。
美味しそうな料理を目の前にして、エッジのお腹がくぅとなる。
「さ、食べましょ」
笑顔でそう言い、エバはスープへ口を付ける。
それを見て、中身にも問題無いと判断したエッジは料理を口に運び出した。
その瞬間にエバが口の端をニヤリと持ち上げた事を知らずに。

「味の方はどうだったかしら?」
一頻り食べ終えたエッジへ感想を求めるエバ。
「ああ、おいしかった。ご馳走様」
「良かった。うれしいわ」
コロコロと笑うエバ。
「それで、クエストの話なんだが…」
昼食を食べ、少し落ち着いたのかエッジはいつもの様に話始める。
「今回の依頼はね、私、デザートが食べたくなったの」
「…デザート?」
「ええ。ねっとりとして、苦くて、濃ゆ〜いミルクを…ね」
三度悪寒が駆け巡る。
「ミ、ミルクは甘いものしかないと思うが…」
「うふふ。ここからぁ搾取するのよぉ」
そう言ってエッジの股間へと触れる。
「うあ!エバ何を……う、動けない…!」
「効いてきたみたいね…特性のお薬が」
「ま、まさか、俺の食事にだけ…」
「ご明察〜♪私が先に食べたから、警戒心も緩くなるなっていたみたいね。もう、逃げられないわよ?」
1783/4:2006/07/05(水) 12:50:54 ID:wSFYkaIO
じゅぷ……じゅる……
「はぁ……ん……」
誰も居ない酒場でエバがエッジの股間に顔を埋めている。
股間から飛び出したものを愛おしげに口に含んでいた。
「ん……はあ、おいひぃ…」
「くあ…!エバ、やめろ…」
指先一つさえ動かすことが出来ないエッジは、唯一動かせる口で抵抗の意を示す。
「ダメよ…こんなモノを見せられちゃったら、もう止められないわ」
男根の根元から先まで、スーッと舌を這わせる。
「うあ!」
「それに、まだミルクを飲ませてもらっていないわ」
先端を口に含み、カリ周辺を舌先でくすぐる。
「ああ…エッジくんの感じてる顔、素敵よぉ。もっと、もっと見せてぇ」
エッジの先走りをなめ取り、一気に頬張る。
「くああ!」
激しいピストン運動にエッジから一層大きい声が上がる。
「んふ…ん…ん…」
ぐじゅ…じゅぷ…じゅぽ…
エバももう何も喋らず、ただ一心不乱に男根を貪る。
「やば…!エバ、出る…!出ちまう!」
「ん…!ん…!」
そのエッジの言葉は、エバの動きを激しくする為のものでしかなかった。
「もう…ダメ…だ…!うあああ!」
「んんんん!」
絶頂を迎えたエッジから放たれる精の塊。
エバは恍惚な表情でその全てを飲み干した。
1794/4:2006/07/05(水) 12:51:21 ID:wSFYkaIO
「んく…んく…ぷはぁ。やっぱり見越したとおり、エッジくんの精子は最高ね♪」
「はあ…はあ…」
射精感と自分が襲われたのだという事実により、ぐったりとなるエッジ。
「で・も・まだまだ終わりじゃないわよ?もちろん分かってるわよね?」
「ク、クエストは終了だろ…!もう、いいじゃないか」
「うふふ。下のお口にはまだミルクを貰ってないわ」
「!! そ、それはマズイだろ!」
「安全日よ。心配しないで」
「そ、そういう問題じゃない!」
「もう我慢できないの…エッジくんもまだまだ元気みたいだし、いくわよ〜♪」
「う、うわああああ!!」

数時間後、見事にクエストを達成したエッジは、
合流したイリスとネルが本気で心配する程、疲れきっていましたとさ。
おしまい。


「エバ…あなた、またヤったでしょ?」
「だって、彼見てたら我慢出来なかったんだもの」
「もう!だからソレする時には私も呼んでって言ったじゃない!」
「うふふ。ごめんなさいね。でもノエイラ、また機会はあるわ。必ず…ね」
「しょうがないわね。それまで、一人で我慢するわ」
「彼、すごかったわよ」
「…ゴクリ。楽しみだわ…うふふふふ」
180名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 14:24:37 ID:F2EL7Sdl
>165 >176
GJ!GJ!非エロもエロも読めて、なんて素敵なスレなんだ。
181名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 17:32:09 ID:3TWul2mf
>>165>>176
てらGJ
いいよいいよー
182名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 20:11:51 ID:9s4XEBF4
次はノエイラ来るのかと期待しちゃうジャマイカ。
183名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 21:02:25 ID:X+znlWW+
エジエバGJ!次も期待!!
184名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 21:33:57 ID:Z6n5uwz6
コボルトファイターのアタックが剣先でスカートめくりしてるようにしか見えないね
185名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 17:41:05 ID:GMhmybzy
ユラとネルの姉妹丼マダー?
186初体験 −イリス視点− 1/6:2006/07/06(木) 20:31:20 ID:BmONiZ7t
私とエッジがミストルースになって数ヶ月。
ランクも2に上がり、何度か危ない目に合ったけれども概ね順調。
でも、ミストルースになってからすごく困っている事があるの…それは…
「イリス。風呂が空いたぞ」
「え!?あ、う、うん…」
腰にバスタオルを巻いただけのエッジが浴室から出て来る。
そのエッジの姿を見ると、すごくドキドキしてくるの…

これが最近私の悩み…エッジを…彼を”男性”として意識してしまう様になった事。
前はそんな意識なんて全然無かった。
兄妹同然に育ってきたから、あんな格好も平気だった。
でもミストルースになってから、
私がドジしてクエストに失敗しても「次に成功すればいい」と慰めてくれたり、
偶然強敵に遭遇してしまった時、まだ戦いに慣れていない私を庇って大怪我をしたりもした。
そんな普通の日常では見れない彼の優しさ、男らしさに触れ、私の心の中に変化をもたらした。
今では、”妹として”ではなく、”一人の女”として彼を慕っている。

ふと彼の上半身へ目が行く。
彼の背中には大きな傷があった。
彼に近づき、そっとその傷に触れてみる。
「ん?どうした、イリス」
首だけをこちらへ回すエッジ。
「この傷…オウルベアに襲われた時、私を庇ってくれた時のだよね…?」
「ああ。だがもう痛みはないし、戦闘にも支障はない。前にも言ったが、気にするんじゃないぞ?」
この何気ない優しさが、私の心に染み渡っていく…
187初体験 −イリス視点− 2/6:2006/07/06(木) 20:31:53 ID:BmONiZ7t
「なんで…そこまで気に掛けてくれるの…?」
分かってる。彼から返ってくる答えは、分かってる…
「それは…イリスは大事な家族だからな」
やっぱり…彼は私を未だ”家族”…妹としてしか見てくれていない…
エッジの背中に置いていた手を前へ回し、しっかりと彼を抱きしめる。
「お、おいイリス…」
エッジが驚き、体を硬直させる。
「エッジ…私、もうヤダよ…もう妹としてあなたの傍にはいられない!」
「…どういう意味だ?」
「私を…イリス・フォルトナーを一人の女として見てよ!」
彼を抱く腕に力をこめる。
下手をすれば、もう二度と感じる事の出来ない温もりを、少しでも感じたいから…
「好き!あなたが大好きなの!」
もう、引き返せない…
「………」
エッジは一言も話してくれない。
やはり、私は妹以上にはなれないみたいだ…
188初体験 −イリス視点− 3/6:2006/07/06(木) 20:32:17 ID:BmONiZ7t
「なあイリス…」
諦めかけていた私に、エッジが優しく…今まで以上に優しい声で囁いた。
「なあに…?」
「俺は、無愛想だぞ?」
「うん、知ってる」
「ミストルースだから危険が付きまとうぞ?」
「私も強くなるから大丈夫だもん」
「錬金術には詳しくないぞ?」
「傍でずっと見守って。それだけでいいよ…」
「そうか…」
エッジはそれだけ呟くと、私の手を解き、正面から抱きしめてくれた。
「好き…大好きだよ、エッジ…」
体を離し、お互いに顔を近づけていく。

そっと唇が触れ合う。
数秒の間、唇の感触を味わい、離れる。
けれどもまたすぐに触れ合う。
触れては離れ…触れては離れ…
だんだんとその行為はエスカレートし、唇とは違う感触が私の口に触れた。
閉じていた口を開き、別の感触…エッジの舌を口内へと迎え入れる。
お互いの唾液を交換し合い、ぴちゃぴちゃという水音が聞こえてきた。
この音が脳内をだんだんと麻痺させていき、もっと激しく舌を絡め、唇を貪りあう。
189初体験 −イリス視点− 4/6:2006/07/06(木) 20:32:37 ID:BmONiZ7t
「イリス…」
唇を離し、エッジが同意を求めるかの様に名前を呼ぶ。
「ダメ…まだ私、お風呂入ってないよ…」
「構わない。今すぐイリスを感じたい」
「もう…しょうがないなぁ」

ギシィ…と木製のベッドが軋む。
いつもは一人で寝ているベッドに二人で乗ったせいかもしれない。
衣服は既に脱ぎ、何も身に着けていない。
ものすごく恥ずかしい…恥ずかしいけれども、エッジにもっと見て欲しい…!
「月並みだけど…綺麗だ…イリス」
その言葉だけで、体が、心が、全てが熱くなる。
「エッジ…」
胸を隠していた腕をどける。
その場所へエッジの腕が伸びる。
「はあ…!」
触れられ、揉まれた瞬間に声が漏れてしまった。
「い、痛かったか?」
「違うよ…なんだか、おかしな気持ちが溢れてきちゃって…」
狼狽するエッジへ、優しく否定の言葉を返す。
「もっと…もっと触ってエッジ…私から、体を離しちゃヤダ…」
この言葉を皮切りにエッジの動きは激しさを増した。
190初体験 −エッジ視点− 5/6:2006/07/06(木) 20:33:17 ID:BmONiZ7t
「はあ…はあ…んんん…!」
胸に顔を埋め、乳首を吸い、時には乳輪を舐める。
「あああん!」
乳首を押し込まれる事が弱点らしく、舌で押し込む度にイリスは大きな声を上げる。
「はあ…はあ…」
胸が唾液でテラテラと光り、イリスの表情から少しずつ緊張の色が薄れていく。
体を上方へとずらし、イリスの唇を吸う。
「んむ…ん…!」
先程よりもさらに激しく舌を絡ませ合う。
空いている手を下腹部へと伸ばし、イリスの柔らかな下草へ触れる。
「!! ん!」
唇を塞いでいる為、イリスは声を上げられない。
一時下草の感触を楽しんだ後、秘所へと指を這わせる。
くちゅという音が耳に届く。
既にイリスの秘所は愛液で濡れそぼり、俺の指の侵入を容易く許した。
「んーーー!」
イリスが体を弓なりにそらし、ビクビクと痙攣する。
ぐちょぐちょの秘所を指で撫で、擦り、ただただ蹂躙する。
上体を起こし塞いでいた唇を離す。すると
「ふあ!ああん!」
堰を切ったかの様にイリスが喘ぎ声をもらす。
「エッジ…わ、私…」
「イリス。行くぞ…」
股間の一物をイリスの秘所へとあてがい、ゆっくりと入れていく。
191初体験 −エッジ視点− 6/6:2006/07/06(木) 20:33:38 ID:BmONiZ7t
「いっ…!あ…!」
初めて異物を挿入された秘所は、キュウキュウと締め付け、侵入を拒む。
「大丈夫だ、イリス。ちゃんと俺を見ろ。俺の名前を言うんだ」
「ああ…エッジ…エッジぃ…」
少しだけ緩くなり、また少しずつ侵入を開始する。
「エ、エッジ…好き…好きだよぉ…」
「イリス…」
奥まで挿しいれ、今度は少しずつ腰を動かして行く。
「あっ!あっ!」
「く…キツ…」
グチュグチュという卑猥な音が聞こえ、腰の動きま速さを増していく。
「エッジ!エッジ!エッジ!」
腰を打ち付ける度に一際大きな水音響き、俺とイリスのが混じりあった液が飛び散る。
行為中、ずっと俺の名を呼び続け、初めての痛みと感覚に必死で耐えるイリス。
愛しくて…可愛くて…艶やかで…
イリスをぎゅっと抱きしめる。
「あ…エッジ!なんか…なんかヘンだよ!」
「う…!イリス!俺も…俺も…!」
「エッジ!エッジぃ!」
「イリス!!!」
「ふあああああああああああ!!!」


行為を終え、相当疲れたのかイリスは俺の腕の中で眠っている。
すやすやと眠るその顔は、俺の心の奥深くへ刻み込まれる。
イリス…お前はこの手で守ってみせる。
ずっと、ずっと一緒だ。
192名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 20:40:10 ID:MMW2oixZ
GJGJGJGJGJ!!!
193名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 22:10:40 ID:LD0n+aIF
おうきたな!
194名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 23:20:06 ID:iv0BkIDt
つ、ついにこの時が!
GJ!!!!
195名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 00:40:13 ID:qY6p2u6F
神降臨GJ
イリスかわいいよイリス
196名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 03:34:30 ID:kNjh1rMC
GJ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
197名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 14:01:33 ID:ovWPlcBo
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
198名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 15:43:36 ID:5DGjT1cj
質問ですいません
SSスレでの虹絵の投下は控えた方がいいでしょうか?
アルトネリコとアトリエとかで結構分けられてるっぽくて
どこの場所がよいのやら・・・
199179の続き 1/8:2006/07/07(金) 15:53:08 ID:Qu5bw+jd
「エッジ。またエバさんからクエストの依頼みたいだよ?」
その一言で俺は硬直する。
仕事を探しにギルドへ来たのがついさっきなのだが、
よもやまたクエストを依頼してくるとは…
「あ、今回はちゃんと内容が書いてあるね。えーと『デザートをちょーだい(はぁと)』だって」
「な、なんだと!?」
掲示板に張り出されている用紙を剥ぎ取り、内容に目を通す。
ほ、本当に書いてある…!
周りには意味が分からないとは言え、堂々と書く事じゃないだろ!
「ねえねえエッジ。このデザートって何?前も同じ依頼だったの?」
ネルが最もして欲しくない質問をしてくる。
「ま、まあそうだな…」
言葉を濁し、なんとか打開策を考える。
「あ、分かった!酒場の新作デザートの研究してるんだね?いいな〜」
ナイスだイリス!流石は天然ボケ娘。助かる。
「そうなんだ。あまり公にしたくないらしくてな。俺一人で手伝っているんだ」
「それならなんで『ちょーだい』なのかな?普通『手伝って』だと思うけど…」
ネル…なんで今日はそんなに鋭いんだ!
「き、きっと『手伝ってちょーだい』って言いたいんだと思う。ま、間違えたんだろ?」
「あ〜、そっか〜」
納得してくれたか…
「それならまた私達は簡単なクエストに行ってるね」
笑顔でイリスが言う。
「…ちょ、ちょっと待て!俺はこの依頼を受けるとは一言も言ってないぞ!」
「えー?でもエッジ以外には秘密なんだし、新作デザートを早く食べてみたいの。だから、エッジ頑張って」
くぅ…!イリス…お前の笑顔がまぶしい…!
200179の続き 2/8:2006/07/07(金) 15:53:34 ID:Qu5bw+jd
さて…この依頼、どうしようか…
イリスとネルは既にクエストに出発してしまい、俺一人がギルドで途方に暮れていた。
……ん?そう言えばノエイラはエバと友達だったはずだ…
このままエバの下へ行っても現状は変えられない…むしろ悪化するかもしれない。
ならば相談してみるか…
「よし!」
一言気合をいれ、ギルド長の部屋へと一歩を踏み出す。

「あら、いらっしゃい。一人で来るなんて、めずらしいわね?」
ノエイラがいつもの柔和な微笑みで迎えてくれる。
「今日は折り入って相談がある」
書類等が積まれている机の上に、先程掲示板から引き剥がしたクエスト用紙を置く。
「あらあら。この用紙はクエスト達成時まで張っておいてもらわないと困るのだけど?」
「知っている。だが今回は緊急だったんでな。このまま持って来させて貰った」
「まあギルド長である私が在所を知っているのであれば問題ないかな?」
「そう言ってもらえると助かる」
いいのよ。と言ってくすっと笑うノエイラ。
「それで、用件は何だったかしら?」
「ああ。その用紙に目を通してくれないか?」
机の上に置いていた用紙を手に取り、ふむふむと読み始める。
「エバからの依頼で、内容は『デザートをちょーだい』ねぇ。なんだか不明瞭な内容ね」
「それと似たような依頼を以前にも受けたのだが…その…」
「?」
言いよどむ俺に、ノエイラはどうしたのと視線で問いかけてくる。
201179の続き 3/8:2006/07/07(金) 15:53:58 ID:Qu5bw+jd
決意を固め、この前酒場で起こった事を話す。
もちろん体を重ねた事等の詳細は省いたが…
「エバは俺の体を目的としているみたいなんだ。多分今回もそうだと思う」
「……なんと言うか、まぁ…」
流石のノエイラもこの話には驚きを隠せないようだ。
「だから、エバの友達であるノエイラ…あんたにこんな事は止める様に言って欲しい」
「…分かったわ。モラルに関わる問題ですものね。私が話をしてあげるわ」
「そ、そうか…」
ノエイラの言葉をここまで頼もしいと思ったのは初めてだ。
不覚にも少し感動してしまった…
「是非、宜しく頼む」
そう言って俺は頭を下げる。
「気にしないで。それじゃさっそく行きましょうか」
イスから立ち上がり、ケープを羽織るノエイラ。
「い、今からか?」
「ええ、今からよ。善は急げってね。それに、イリスちゃん達に聞かれる訳にもいかないでしょ?」
「…そうだな。よし、行こう」
ノエイラと共に部屋を出る。
これから待ち受ける苦難を知らずに…
202179の続き 4/8:2006/07/07(金) 15:54:18 ID:Qu5bw+jd
”CLOSED”のプレートが掛かっている酒場の前に着いた。
前回と同じようにドアに鍵はかかっておらず、カランカランと鐘が鳴り響く。
「エッジくん。来てくれたのね♪」
エバがこちらの姿を確認し、うれしそうに立ち上げる。
「エバ」
俺の後ろにいるノエイラがエバへ声を掛ける。
「あら?ノエイラ…」
エバの顔に多少の陰りが見える。
やはりノエイラに相談して正解だったみたいだ。
「エバ…あなた…」
「そうだ。言ってやってくれ」
ちょっとだけ態度が大きくなる俺。………空しい。
「あなたの思惑通りね。正直、恐れ入ったわ」
「……は?」
ん?えーと…あれ?
「ごめんね、エッジ君」
後方から口を押さえられる。
それと同時に、口の中へ錠剤らしきものを放り込まれ、飲み込んでしまう。
「く…!ノエイラ、何を…!」
ノエイラを振りほどき問いただそうとしたが、突然視界が歪む。
立っている事が出来ずに、その場へ片膝をつく。
「もう分かったと思うけど、またまたお薬を飲んでもらったわ」
妖艶な笑みを浮かべ、エバが近づいてくる。
「なっ!ま、まさか…」
「ごめんなさいね。最初から知ってたの」
ノエイラがエバの隣へ並び、俺に言い放つ。
203179の続き 5/8:2006/07/07(金) 15:54:41 ID:Qu5bw+jd
「そん…な…」
頭の中に、まるで霧がかかったかのような感覚…体も熱い…!
「この前のお薬をさらに改良してね。媚薬効果も持たせてみたの♪どんな感覚?」
エバが問いかけてくるが、答える気が起きない。
「ちょっと効き過ぎちゃってるみたいね…」
そう言って俺の目の前に立ったノエイラは、自分のスカートをたくし上げる。
下には何も履いておらず、黒々とした恥毛が現れる。
それを目にした途端、ドクンと鼓動が大きくなる。
「さあ、舐めて…」
足を拡げ、俺を誘う。
何の抵抗も覚えず、言われるがままに舌を伸ばす。
「あっ!」
じゅる…じゅるるる
おいしい。女性の愛液がこんなにまでおいしいなんて…
もっとだ。もっとくれ!
「ひああ!ちょ、激し…!」
クリトリスを探し当て、そこを重点的に舌でつつく。
するとどんどんと愛液が溢れ、それを飲んでいく。
「はあっ!あああっ!」
ノエイラの脚がガクガクと震えだし、もう立っていられなくなったのか、ぺたんと尻餅をついた。
だが、それでも俺は舐める事を止めない。
むしろM字に脚を拡げる形になり、舐めやすくなったくらいだ。
「ダメ!エッジく…!お口で…お口だけでイッチャウ…!」
じゅるるるる…じゅるっ…じゅる
「あ!あっ!ダメ!イッチャウ!イッチャウよぉぉぉぉ!!」
プシャっとノエイラの秘所から汁が勢いよく飛び散る。
204179の続き 6/8:2006/07/07(金) 15:55:02 ID:Qu5bw+jd
「はあ…はあ…」
ノエイラはその場に仰向けに倒れ、うっとりとした表情でヒクヒクと震えている。
「これは想像以上だわ…」
様子を見ていたエバが後ろから俺の首に腕を回す。
衣服は身に着けていない様だ。肌の温もりを直接感じる。
「エッジくん。次はあたしね」
言うが早いか、俺の唇へ吸い付いてくるエバ。
キスをしたまま俺の服を脱がし始める。
俺はエバにされるがまま、あっという間に全裸にされる。
服を脱がせても、エバは俺から離れる様子がない。
正面から首に腕を回し、顔の至る所にキスをし、舌を這わせていた。
俺は左手でエバの胸を鷲づかみにし、逆の手を股間へと伸ばした。
「んふっ!」
その豊満な胸は形を変え、指の隙間から柔らかな肉が盛り上がる。
「もっとぉ…もっと強くしてぇ!」
胸の先端を摘む度に喘ぎ、右手の指を動かす度に体を震わせる。
「指だけじゃ、ダメ…!お願い、ちょーだい…エッジくんのオチンポちょーだい」
先程のノエイラの様に、脚をM字に拡げるエバ。
「はあ…!はあ…!」
俺のモノも我慢の限界に達しており、パンパンに膨れている。
「行くぞ…!」
溢れる愛液のお陰で、易々と侵入していく。
205179の続き 7/8:2006/07/07(金) 15:55:24 ID:Qu5bw+jd
「いいよ…動いて…激しく、突いてぇ!」
言われるまでもなく、奥まで入れたモノをギリギリまで引き出し、思いきり突きこむ。
「ひあっ!!あああ!」
相手の事など何も考えていない。
『射精がしたい』
ただそれだけの為に一心不乱に腰を突き動かす。
「ああ!んっ…んっ…!ふああ!」
エバも自分から快楽を求め、腰を動かし、俺のモノを締め付ける。
「すご…!すごいよぉ!はあん!」
「ぐ…!エバ、出るぞ…!」
腰の動きを速め、射精感を高める。
「膣内に…膣内に出してぇ!」
「くっ!」
エバの腰を思い切り引き寄せ、中へ精の全てを放出する。
「あぁ…出てる…出てるよぉ…」
モノを引き抜くと、こぽこぽと秘所から精液が流れ出てくる。
「お疲れ様。でも、今度はあたしも気持ちよくしてもらうわよ?」
いつの間にか復活していたノエイラが、俺のモノを咥える。
まだまだ、狂乱の宴は終わらないらしい…
206179の続き 8/8:2006/07/07(金) 15:55:52 ID:Qu5bw+jd
「…あのさ、エッジ。なんでデザート作りでそんなに疲れて戻ってくる訳?」
ぐったりとしてソファに座る俺に、ネルが疑問を投げかける。
「…凶暴な獣に襲われてな…」
…まぁあながち間違いじゃないだろう。
「材料集めかなんかで?うひゃ〜。大変だったんだね〜」
「でもさ、そんな材料を使うデザートってどんなのだろうね?楽しみだね」
無垢な笑顔を見せるイリス。
「これが”癒し”、だな…」
「え?何か言った?」
「何でもない」
イリスとネルの”デザート予測談義”は何時までも続いた。
二人の笑い声を聞きながら、俺は眠りへと落ちていった。




うん、俺最近書きすぎ。自重しまつm(_ _)m

>>198 俺は投下OKだと思ふ。スレを活性化させる事が出来るかもしれないし
ごめん。俺がただ見たいだけです
207名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 17:09:01 ID:ovWPlcBo
>>206
GJ!
書きすぎっていうほどでもないような・・・。
てかむしろどんどん投下して欲しいんだが。俺は。
あとさっきageスマソ。
208名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 20:55:10 ID:/jEGccJP
それじゃあ投下してみますよ

「こ、これはクエストの報酬なんだからね!!」とフェニルタン
ハイリスクな討伐クエストほどリターンは大きくなってくんですよ
ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi43079.jpg.html

209名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 22:10:33 ID:E9ilPO/U
>>206
エジエバ第二弾キターーーー!!
書き過ぎ大歓迎です!!どんどん書いてもらって構わないと思いますよ。
次も期待しています!
GJ!!!

>>208
こっちもキターーーーー!!
フェニル絵GJ!!!
210名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 10:04:02 ID:UZsLkwaE
>>206>>208
GJ!
職人さん来ないとすぐ過疎るな。
職人さんドソドソщ(゜Д゜щ)コォォォォォォイ!
211名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 10:42:24 ID:PxrT8Fld
>>208
100万回保存した GJ!
それにしてもイリスの工房にはメイド服からバニーガールまでの衣装が
そろっているのな。どうみてもイメクラです。本当に(ry
212名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 15:12:43 ID:v58F+NrT
姉妹丼!姉妹丼!
213名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 20:29:05 ID:UZsLkwaE
age
214ひゃく:2006/07/08(土) 21:55:24 ID:KXCQn+u9
こんばんは。一応姉妹丼が途中まで出来たのだが、もうちょっと書いて納得したら月曜日の朝辺りに投下するべ。

215名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 00:26:45 ID:8bGefivn
姉妹丼大期待(;゚∀゚)=3ハァハァ

>>163
「ぐすん…えぐっ!…ひっく!」
ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi43244.jpg.html
こうですか?わかりません!
月曜までのつなぎにどぞ
216名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 01:26:41 ID:J4vERz/J
グラファンで盛り上がっているところ流れが読めなくて申し訳ないですが
今さらクライス×マリーって需要があるんでしょうか……
アニスで萌え復活でつい書いてみたのですが。
217名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 01:37:20 ID:yKH+bcEu
もちです!よろしゅうたのんます
218名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 01:47:28 ID:xsxSymZ1
>>214
おぉ、ついに姉妹丼が・・・・・・、
むっちゃ期待しています!!

>>215
もう良すぎです!
あなたのおかげで飢えを凌ぐ事が出来ます。
有難うの意味も込めて、GJ!!

>>216
何決まり切った事を・・・・・・、あるに決まってるじゃないかwww
こちらも期待しています!!
219クライス×マリー:2006/07/09(日) 02:36:17 ID:J4vERz/J
「マルローネさん、いますか」
 職人通りの片隅にある赤い屋根の工房をクライスが訪れるのは昔からある光景だ。
 今日もクライスはマルローネたちの工房へ依頼に訪れる。
 七月のザールブルグの熱気はまるで火竜がブレスでも吐いたかのようだ。クライスは額に滴る汗を拭った。こんな暑い日でも、神経質に日焼けを嫌う彼は長いローブを脱がない。
 アトリエのドアが開き、看板が揺れる。「マリーとエリーのアトリエ」と書かれている手作りの看板は見慣れたもので、クライスはその看板がまだ「マリーのアトリエ」だった頃から彼女の工房へ通っていた。
「はーい」
 返事と共に現れたのはマルローネ。長い金髪がまばゆいグラマラスな美人だが、服は調合の汚れでよれよれ、その顔は睡眠不足なのか憔悴している。……いつものことだ。きちんとしていれば誰もが振り向くほどの容姿なのに。
 見慣れた姿だが、もうちょっとどうにかならないか、と思ってしまうのは不可抗力。
「なーにクライス」
「マルローネさん、目にくまが出来ていますが、また徹夜ですか」
「しょーがないでしょー、酒場の依頼が三件締め切りぎりぎりで……ふわあああ」
 クライスの――仮にも異性の前だというのに、遠慮の無い大あくび。
 クライスは内心ため息をついた。色気の欠片も無い。
「じゃあ私の依頼は無理ですかね。中和剤緑を七個ほどなのですが」
「あ、その程度ならだいじょぶ。今取ってくるね」
220クライス×マリー:2006/07/09(日) 02:36:59 ID:J4vERz/J
 と、マルローネが工房に戻った時だ。
 工房の中が見えた。
「……マルローネさん」
「ん?」
 クライスは思わずマルローネを呼び止めた。マルローネは怪訝そうな声を出したものの、中和剤を探している。
 ……とてもとても汚い工房の中で。
「中和剤緑……えーっと、この辺だったかな」
 がさごそがさごそ。
 ゴミなのかメモなのか分からない紙切れがいっぱいとっちらかる中を手探り。
 たくさんの薬ビンが無造作に置いてある中を確認。
 飲み干した栄養剤の空瓶がごろごろと転がるのに転びかける。
 試薬の作成中なのか、試験管やビーカーが無造作に床に放りっぱなし。
 まして、その実験器具の近くにフラムや燃える砂が平気で置いてあるのはどういったことか。
「…………マルローネさんっ!」
「なによー!」
 クライスの眼鏡がぴくぴく揺れる。神経質な青筋が浮かぶ。
 これが、賢者の石をも作り上げた伝説の錬金術師の生態なのだというから、信じられない。
221クライス×マリー:2006/07/09(日) 02:37:42 ID:J4vERz/J
 研究者が持たなければならない繊細さというものを微塵も感じられない。
 ほこりや塵は実験結果を変えるかもしれないというのに、がさつ極まりない。
 そして、こんな部屋で平気で生活していられる神経が許せない。
 彼女のがさつさは知っていたが、今日はまた特にひどかった。
「……どれくらい掃除していないのですか?」
「え? えっとー、二ヶ月くらいかな」
「貴女という人は!」
「へ?」
 クライスは工房にずかずかと踏み込んだ。マルローネが怪訝そうな顔をするのも気にせずに、眼鏡を直して嫌味に言う。
「依頼の締め切りがどうとか言う前に、掃除をしたらどうですか! こんな部屋ではどんな調合も成功しませんよ!」
「そんなこと無いわよ! だってもうこの状態になってから一月近くだし」
「自慢げにそんな事を言わないでください!」
 言い切ると、クライスは手近なほうきを手に取った。多分、生きてるほうきの悲しき死骸だ。このほうきは、あまりにもあまりなこの汚い部屋を掃除しきることもできず、泣く泣く死んでいったのではないだろうか。
 クライスはほうきの無念を受け止めるように強く握り締めた。
「掃除しますよ」
「は? 締め切り抱えててそんな暇どこにもな……」
「そっちも手伝いますから、掃除します! 全くこれだから貴女という人は……っ!!」
 青筋を浮かべながら掃除を始めるクライスに、マルローネは妙な気迫を感じ、反論が出来なかった。うー、と暫く唸ってから、
「わあかったわよ! もうっ」
 と、随分と使ってなかったはたきに手を伸ばしたのだった。
222クライス×マリー:2006/07/09(日) 02:38:20 ID:J4vERz/J
 工房は、まさに腐海もいいところだった。
「マルローネさん、このどろどろとした液体はもしや……」
「あー、液化溶剤零して放置してたかも」
「……っ!! こっちに零れてるのは……ガッシュの木炭の失敗作ですか!」
「あはははー、ガッシュの枝触ってたらうっかり調合中に寝ちゃって大失敗」
「三種の中和剤がブレンドされたような謎の液体が……」
「あ、それねえ、結局どの属性の中和にも使えないのよね。不思議で不便よねえ」
「……腐った卵の匂いがするんですが、黄金色の岩はせめて密閉して保存してください」
「違う違う、それ千年亀の卵のなれの果てっぽい」(作者注:千年亀の卵は確かエリーにしか出てこないですが)
「尚悪いです!! 貴女という人は……っ!!」
 今日二度目の「貴女という人は」を青筋を浮かべながら吐き出しても、マルローネには全く反省の色が浮かばない。
 マルローネがはたきを動かす手際の、なんて悪いこと。掃除しようとして、別の場所を散らかしたりするのはお約束だ。ほこりが飛ぶが、そのほこりの色が目に悪い。赤い煙幕みたいなほこりが立ち上ったのにはぞっとする。一体どんなおぞましい汚れを吸っているのだろうか。
「エルフィールさんやアニスさんもこれじゃ苦労しますね」
「……そういえばアニスに前怒られたなあ。『先輩はどうして掃除が出来ないんですか!』って。アニスと一緒にいると工房がなぜか汚れないし」
 それはアニスがマルローネの分まで掃除をしているからだ。
「……どうして掃除が出来ないんですか」
 繰り返したクライスに、マルローネは、
「だって苦手だし、妖精さんがやってくれるしね!」
「それが駄目なんです!」
 あっけらかんと自分の駄目なところを言う。頭を抱えるクライス。
 いつものやり取り。
 彼女と出会って、工房に通うようになって――あの頃から、変わらない。
 変わらずに、あの頃から、ありのままに生きるマルローネ。
223クライス×マリー:2006/07/09(日) 02:38:52 ID:J4vERz/J
「はあ……」
 ついたため息は、いったい何が原因だろう。
 この工房のあまりの汚さへの呆れか、それとも変わらない彼女への安堵か。
「どしたのクライス?」
「なんでもありません。ほら、手を休めない!」
「えー!」
「『えー』じゃありません。大体、帰ってくるエルフィールさんをこの腐海で向かえるつもりですか!」
 何かあるとサボろうとするマルローネに嫌味をいいつつ、手早く手を動かすクライス。
 その手際はなかなかこなれている。根が神経質な分、綺麗好きなのだろう。
 窓を熱心に拭いて、桟をこすって汚れがついていないのにちょっと笑顔を見せる。
 綺麗になるのは良いことだ。研究は、誤差が入らないように清潔な場所で行うべきなのだ。
 と、クライスの手が床に無造作に散らばっている紙くずに伸びた。
「これは……メモですか?」
 捨てようとして、中身を見て呟くとマルローネが慌てた。
「あー! それは捨てちゃ駄目!! あたしの旅の成果!!」
「ほう」
 捨てられたくないくせに、扱いがひどすぎてくしゃくしゃになっている紙を丁寧に伸ばすクライス。
 乱雑な文字の並びを良く見ているうちに、クライスの顔は――みるみる真剣になった。
 先刻までの嫌味さが消え、真に高みを目指す怜悧な光を目に宿す。
 錬金術師としての業が、彼の目をメモから離させない。
「これは……」
 クライスの表情の変化に、マルローネははたきを放り出して満足そうに言った。
「分かる? さすがクライス」
「……貴女という人は、どうしてこれをゴミと一緒にしておくんですか!」
 メモに書かれていたのは――マルローネの研究の切れ端だった。
 彼女が異国で得た様々な情報が書き留められている。ザールブルグやケントニスで得られる情報に通じていながらも、新しい風と観点を宿す智識。物質の本質の、新しい見方。
 炎と、風と、水と、緑。水銀と黄金色の岩と。哲学者の卵。マグヌム・オプスへ至る道への新たな解釈。
224クライス×マリー:2006/07/09(日) 02:39:23 ID:J4vERz/J
 クライスがまだ見たことがない種々のタブレットの暗号の解読理論まで記してある。大雑把な字とは裏腹に綿密な計算式が並び、先人が苦悩と共に書き記したであろう、深き智恵の端々を確かに解読していた。
 思わず掃除を忘れてしまうほどに、そのメモの記述は興味深かった。眼鏡を直して、まじまじと読みふける。
「……トリスメギストスに通じる誰かによる記述の解読ですか」
「恐らくはね。あたしもね、それを見たときは寒気がした」
 三重の敬称をつけて敬われた錬金術の始祖――トリスメギストス。
 実在が定かではないトリスメギストスだが、その智識の切れ端は多くの錬金術に夢と希望と欲を与えた。
 全ての錬金術師が抱く幻想へ至るきっかけを切り開いた始祖の一人。
 その少ない軌跡を、旅の最中に得ていたとは――クライスは改めてマルローネという人間へ感心を覚えた。
「貴女という人は……」
 今日何度目かとなるその台詞を、今度は感嘆を持って呟く。
 がさつで、大雑把で、掃除が出来なくて、平気で徹夜明けの顔を人にさらせて、生活力もないのに。
 ――錬金術に対して抱く情熱の激しさを、こうしてさらりと見せ付けてくる。
 彼女の瞳は自分が得た未知への扉に冴え冴えと光り、どこまでも高みを目指す力を宿してクライスを見つめる。その姿もまた、マルローネという人間の本質のひとつだ。
「あたしも、ケントニスを出てからサボってたわけじゃないわ。いつだって、クライスとは違う方向で自分の錬金術を探してる」
「……そのようですね」
 認める言葉は素直に零れた。喧嘩ばかりしていても、クライスはマルローネを認め、またマルローネもクライスを認めている。
 優れた錬金術師として、同じ高みを目指すものとして。
 ――だからこそ……彼女をずっとずっと好きなのだ。
 ふいに心臓の辺りが熱くなった気がした。
 こうして再び彼女と共にあると、ふつふつと、新たな刺激を受けて彼の心臓は鼓動を増す。一人で研究していては決して得られない新鮮な喜びは、いつだってマルローネによってもたらされてきた。
225クライス×マリー:2006/07/09(日) 02:39:54 ID:J4vERz/J
「ケントニスを出て得たものは多かったようですね」
 彼女と離れていた時間は決して短くなかった。
 そしてクライスもまた、彼女と離れている間は自らの研究に深くのめりこんだ。マルローネと離れたことはさびしかったが、クライスもまた孤高なまでに研究者気質を忘れられない人間だ。
 マルローネのことを想いながらも、研究に打ち込む日々。ケントニスの設備はザールブルグよりもはるかに充実している。才能を存分に生かせる環境で、彼は思う存分に己が知識欲を満たしてきた。
 その間、マルローネはマルローネなりの錬金術を旅や工房で求めた。
「ええ。あたしはあそこを出てよかったって思える。クライスと離れたのはちょっとさびしかったけどね」
 違う時間を生きた二人は、正反対の方法を用いて、錬金術の高みを目指している。
 その道は、いつも交わるわけではないけれど、今みたいにこうして時折重なり合う。
 近くない、遠くない。正反対、でも目指す場所は同じ。
 それが、今の二人の関係だ。
 クライスはふと、力を抜いて笑っていた。
「……さびしいと思ってくれてはいたんですか」
「まーね」
 クライスの言いたいことを感じ取ったのか、マルローネも笑った。
 その顔は、今度は珍しく、少し薹が立ってはいるものの――研究者としてのマルローネではなく、女としてのマルローネだった。
「……あたしみたいなのをずっと好きでいてくれるのって、あんたくらいじゃない。これでもあたし、クライスのこと好きなのよ。錬金術の次くらいに」
 ひどい言い方だ。クライスでは、彼女の心を繋ぎ止められない。
 彼女を真に魅了しつなぎとめておくのは、錬金術という先の見えない学問だけ。
 そう思うと、錬金術が少し憎らしくて――ふと、錬金術もマルローネも自分にとって同じ感覚で自分を支配していることに気がつく。
 突き詰めようとしても、一度手中にしたと思っても、結局すり抜け彼を突き放す。錬金術もマルローネも、どうしてそうなのだろう。
 そして――錬金術よりマルローネの方が、自分にとって存在が大きいから、より始末が悪い。
226クライス×マリー:2006/07/09(日) 02:40:31 ID:J4vERz/J
「……ずるいですね。私は、錬金術と貴女なら、貴女の方が好きなのに」
 ほうきを放り出して、手を伸ばす。
 引き寄せて、抱きしめる。
「クライス」
 マルローネは抵抗しなかった。
 柔らかい彼女の身体。長い金髪に指を差し入れて、ゆっくりと梳く。細くて綺麗な髪は、彼女がどれだけ不摂生をしてもその輝きを失わず、クライスの手の中でほどけていく。
 久方ぶりの感触だった。以前彼女をこの胸に抱いたのは、彼女がケントニスを出る前の話だ。
 再会は予期せぬ形で訪れ、こうしてまた、ひと時彼女の傍に居られるときが来るとは。
 ――本当はひと時などでは、物足りないが。
 ずっとつなぎとめられないなら、つながっている今をせめて貪りたい。
「マルローネさん……」
 口付ける。一度目は浅く、二度目は深く。舌を差し入れて、彼女のそれを絡め取る。
「んっ……んんっ……クライス……っ」
 甘い唾液を味わうと、長い間満たされなかった情欲に火がついていく。
 こんなことをしたいと思うのは彼女だけ。
 離れても、ケントニスアカデミーで多くの女性に言い寄られても、彼はマルローネだけを想い続けていた。
 マルローネと自分の思いが等価ではないと知ってはいても、彼女以外の女性を愛することなどできない。
 時が経ってもハリを失わない彼女の胸元に手を伸ばし、反応をうかがいながらもみしだくと、マルローネの顔に上気の紅が差した。
「はあっ……やっ……、だめ……」
「やめていいんですか?」
 意地悪く言って、服の中に手をもぐりこませ、すっかり固くなっている先端に触れようとして――
「だめだめだめだめ!! ほんとに駄目!! 今それ以上されると依頼の締め切りがパーよパー!!」
「!」
227クライス×マリー:2006/07/09(日) 02:42:47 ID:J4vERz/J
 どんっ、と思いっきり突き放されてクライスは思わずよろけた。
 そこに、片付けきれていなかった栄養剤のビンがあり、足が思いっきりもつれる。
 倒れそうになって、身体を支えようとして、腕を伸ばした途端――
「あ! クライスっ!」
「……っ!!」
 棚にバランス悪く手を突いてしまい、がっしゃーん、と落ちた中和剤赤が頭を直撃。
「…………マ・ル・ロ・ー・ネ・さん……っ」
 銀色の髪から血の涙のように赤い雫を滴らせ、さっきまでのいい雰囲気など木っ端微塵に消え飛んで、クライスは怒りとむなしさで肩を震わせた。
「……いくらなんでもこの寸止めはひどすぎやしませんか!」
「ごめんごめんごめんごめーん!! 今拭く物持ってくるから!!」
 流石に謝るマルローネがバタバタとタオルを取ってこようとして、同じようにつまづいて、さっき掃除した場所がまた散らかってしまい、泥沼。
 そんなマルローネを見て、クライスは高ぶってしまった自分をどうしようと思案してため息をつくが、それでも……
(こういうところこそがマルローネさんなのだから仕方ない)
 と奇妙な安心を覚えて、微苦笑が漏れた。
 マルローネは今、ここにいる。
 暫くはこの工房で彼を迎え入れてくれる。
 そして――自分をまだ、好きだと言ってくれる。
 それが確認できただけでも、今日は上々だ。
 だから、焦ってつなぎとめようとしなくても、まだ大丈夫だと信じられる。
 落胆と安堵に少し呆けて、ごしごしと乱暴にタオルで髪の毛をかき回されるのに身を任せていたクライスだが――
「……さっきの続きは、依頼をこなしたらね」
 ……随分な不意打ちに、クライスの胸は安直に高鳴ってしまった。
「分かりました。その言葉、お忘れなきよう」
 クライスは眼鏡を直すと、早速掃除の続きに取り掛かった。
228名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 02:44:12 ID:J4vERz/J
ここでいったん切れて、以下蛇足。
エロ苦手……すいませんorz
229クライス×マリー蛇足:2006/07/09(日) 02:45:24 ID:J4vERz/J
「あ、あっ……クライスぅっ……」
「もうこんなに濡れてますよ、マルローネさん」
 後ろから抱きしめられる形でクライスに弄ばれているマルローネの身体は既に上気に染まっていた。
 依頼を見事な手際で片付けたクライスは早速彼女を脱がし、その身体を求めたのだ。
 服を全て脱がすのももどかしいとばかりに、中途半端に乱れた着衣のまま、事に及んでいる。スパッツを脱がし、すっかり熟れた花びらを愛撫していた。
 クライスの指はマルローネの秘所に差し入れられ、中をかき回している。指が動くたびにつぷつぷといやらしい音が響き、マルローネを耳からも犯していく。
「あんっ……はあっ……ああっ……!」
 マルローネの反応をうかがいながら、彼女の声が高くなる場所を集中的に攻める。
 片手は休まず胸を弄っていた。桜色の突端をつまはじくと、まるで楽器のようにマルローネが啼く。量感ある柔らかさと、コリコリとした先端の感触のギャップ。
「久しぶりだというのに、随分と感度がいいですね……それとも久しぶりだからこそ、ですか?」
「そ、そんなの知らなッ……ひあんっ!! だ、だめ、あ、あ、あああ」
 軽くつねると背筋がびくんとのけぞった。昔から、彼女は胸が弱い。
 こういうことは、何年経ってもしっかり覚えているものだ。
「だ、だめ……む、むね……ああ、やぁっ……」
「私と会えない間、こうして慰めていたのですか?」
「ち、ちがっ……」
「嘘はいけませんね」
「あっ……」
 つぷり。
 指が中からさし抜かれると、マルローネは潤んだ瞳で後ろのクライスを見上げる。
「……く、クライスぅ……」
「ちゃんと言わないと続きはしません」
 胸を弄っていた手も、敏感な場所を避けて焦らすようにゆっくりと動かした。
 すっかり感度が上がっていたマルローネにとって、これは辛かった。
「あ、や、ひどい……そんなあ……」
 もどかしい指の動きに、マルローネの瞳から涙がこぼれる。
 その雫を舐め取って、耳元で囁く。
「……教えてください。それとも……」
 こんなに感度がいいなんて、他の男と付き合っていた?
 その言葉を何とか飲み込んで、クライスは焦らしを続ける。
230クライス×マリー蛇足:2006/07/09(日) 02:46:42 ID:J4vERz/J
「そんな、恥ずかしいこと……っ」
 正直、自分の方も挿れたくて仕方なかったが、どうしても聞き出したかった。
「せ、切ないよぅ……ずるい……おかしくなっちゃう……!!」
 桜色の先端に触れるか触れないかの場所をこすり、秘所の敏感な場所の周囲を円を描くように弄る。
 先に根負けしたのは――マルローネだった。
「……し、してたよ……クライスのこと思い出しながら……しちゃってたよ……!」
「どれくらい?」
 答えられた彼女にごほうびのキスをして、焦らしていた先端をまたつねり上げる。
「ひあああん!! あっ、あっ……週に、二回くらいっ……!!」
 マルローネが自分の名前を呼びながら自慰にふけっていた想像に、クライスの体温が跳ね上がった。
 指先で、秘所の蕾をすりあげる。
「はああああん!!」
「自分でするのとどっちがいいですか?」
「クライスがイイっ!! ああぁぁ!」
「じゃあこれからは週に三回は抱きましょう。お互いの精神安定のためにもね」
 嬉しい言葉に、もう我慢出来なかった。
 マルローネを四つんばいにさせると、ついに後ろから貫く。
「あああ!!」
 久しぶりの侵入は、少しの抵抗のあと、すんなりと進んだ。
 熱い。
 彼女と一つになる。
 待ち望んだ瞬間だった。
 一番奥まで貫いて、すぐに思い切り動きたいのを堪えながら腰を使った。
 ずぷずぷと、クライスのモノがマルローネの中をかき回した。
「ふあっ……! 熱いよ……」
「マルローネさん……」
「ああっ! あああんっ……!! もっと激しくしていいよっ」
231クライス×マリー蛇足:2006/07/09(日) 02:47:29 ID:J4vERz/J
 久しぶりの行為に、マルローネも高ぶっていた。中は適度にクライスを締め付け、射精をいざなってくる。
 長くはもたなそうだった。
「はあん、はあん、はあん! 奥がイイよぉっ……! ああん!!」
「マルローネさん……!!」
 気がつけば、もう一心不乱に腰を振ってしまっている。
 愛する人とひとつになっている――久しぶりのマルローネの感触に、最初こそ彼女を気遣おうとしていたものの、たがは簡単に外れてしまった。
 気持ちよくて、どうにかなってしまいそうだった。
「ああ、イっちゃう……!! んああ、あたしもうだめえっ!」
「いいですよ、私ももう出ますっ……!」
「来て! ああ、出してっ! あああああああああああ!!」
 ひときわ強く奥にたたきつけると同時に、白濁を解き放つ。
 マルローネの身体もびくびくん、と大きくふるえた。
 二人一緒に絶頂を向かえていた。
「あっ……出てる……いっぱい……」
「当たり前じゃないですか。何年分溜まってると思ってるんですか」
 なかなか終わらない射精に、マルローネが呟くとクライスは少しだけ恨みがましく言った。
「……しょーがないなー、もう」
 熱い感触の余韻に浸って、少し蕩けた瞳のマルローネ。
 こんな顔を見るのも久しぶりで……また自身が元気になってくる。
 それを見たマルローネは、
「あたしも溜まってるから、つきあったげる」
 と彼にキスを返してくれた。
232名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 14:46:18 ID:hTPcjNQf
GJ!マルローネいいな。
233名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 19:39:08 ID:yKH+bcEu
217です。
速い仕事に感謝です。GJ!
234名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 06:19:11 ID:yzBw8Zcz
エバノエイラ話まだかな。
235名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 23:26:56 ID:1LYJiW+4
GJ!!やっぱクラマリは良いな!
236名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 14:07:47 ID:oobFgsz6
wkwkdkdktktk
237名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 19:56:29 ID:0QDPpjP+
流れが途切れたな・・・
238名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 22:51:02 ID:C/q3OXFG
ヴェルリリほしー
239名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 11:56:15 ID:DOExroXj
天使の肌着と小悪魔のパンツでエッジを誘惑するイリスとネルまだー?
240名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 21:43:01 ID:e/l33J5j
ランクが上がったら報酬も変わりました
「擦るだけなんだからね、射精したら噛み千切るわよ」とまだツンな様です
ttp://akm.cx/2d/src/1152707291491.jpg

職人さんクラマリGJっすー
しかしやはりSSスレに絵があると微妙ですね
241名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 23:07:39 ID:hY2xzbU8
>>239
ガンガレ!俺は応援してるぞ。
242名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 23:08:19 ID:Jdfve5Ny
新作マダー?
243おっぱい星人:2006/07/12(水) 23:55:56 ID:LuxdBBpH
>>240
GJ!
エッジのでかくて入りそうもないですなw
フェニル最高!
244名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 00:02:32 ID:OQHKYtsX
>>240
GJ!いい絵だわ〜
絵に関してはアトリエの虹スレがないからしかたがないんじゃまいか?
245名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 04:00:00 ID:wSfv6J/k
>>240
いい
次にランクあがったときはやっぱり足コキですかね?
246名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 12:12:51 ID:tg2MHZcN
>240この後の展開
フェニル「う、後ろならいいわよっ!別にアンタが好きでやってるわけじゃないんだから!」
エッジ「なら、頂く!」
247名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 18:25:43 ID:+6y3ZwYr
>246
エッジ「えぐっ…ひぐっ…」
イリス「い、一体何があったんだろう…」
ネル「さ、さあ…?」

ノエイラ「うーん…3ヶ月って所かしら」
フェニル「産休貰うわよ」
248名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 20:42:21 ID:cueCF1XX
エッジ×エルエス姉妹期待age
249名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 21:24:57 ID:vfHX3Fwx
過疎って参りました・・・
250名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 21:34:49 ID:UVDRqCRt
これでもいつもより流れが早いくらいだ
251名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 21:59:42 ID:5zQN42Yn
昨日さ、工房でぼんやり機械剣の手入れをしてたら、
「エッジ…」
って風呂上りでバスタオル一枚のネルが、にやにやしながら部屋に入ってきた。
最初のうちはドキッとしたけれども、この手の悪戯は前にもされててさ、
下にはちゃんと水着とか着てる。
しょうがないなネルは…とか思ったけど、コッチもふざけてやろうって気持ちに
なったんだ。
「うらっ」
って感じでバスタオル剥ぎ取ったら何も着てない、全裸の、まっぱのネル。
「きゃ!」
むこうも俺がいきなりバスタオル剥ぎ取るとは思ってなかったみたいで、
手で体隠して、顔真っ赤にしながら俺に突っ込んできた。
ネルも混乱してたんだろうけど、俺もパニクってたからネルを受け止め切れなくて、
もつれ合うようにそのまま倒れこんでしまった。

鼻先10cmくらいのところにネルのびっくりしてる赤い顔。
床の上では俺がネルを押し倒してるような状態で、間近で見詰め合ってる。
動くに動けない、というかパニック続行中だから、頭真っ白。
びっくりしてる顔って新鮮だな…とか考えちゃってる。

そしたら何考えたのか「ん…」とか言って、ネルが目を閉じちゃってさ。
そうなっちゃうと俺も自然に頭が降りていって、ネルの唇に重なるように俺の唇が

(省略されました 続きを読むにはすかいらーくすかいらーくと書き込んでください)
252名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 22:13:50 ID:7h8RGRBw
すかいらーくすかいらーく

>249
大丈夫、このスレ本当に過疎って来たら、「過疎って参りました」すら書く人いなくなるから。
253名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 22:15:38 ID:JyFHuZYD
すかいらーくすかいらーく
・・・なぜか釣られたような気分になるんだが・・・・
254名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 22:15:52 ID:vfHX3Fwx
すかいらーくすかいらーく

>>252
成る程ね・・。
姉妹丼はまだ期待していて良いのだろうか?既に生殺し気分だ。
255名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 22:18:27 ID:UVDRqCRt
おまいらコピペ改変に釣られるなよw
256名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 22:21:20 ID:vfHX3Fwx
>>255
文字通り、藁にも縋りたい気分なんだよw
257名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 23:04:13 ID:7h8RGRBw
>256
同意ー。

姉妹丼、って言った人じゃないけど、ちょっと書いてみた。

(今の私に、どれだけヤれるかしらね)
自分の手の中でどくどくと脈打っている、赤黒く怒張したエッジのペ○スを見てユラはつばを飲み込んだ。
ゆるゆると指を動かしながら思い出すのは、力を分け与える為の儀式と称してクロウラーが彼女に行った
淫猥な行為、身体に与えられた歪んだ快楽。
「おねぇちゃん……」
姉の瞳に浮かんだ不安を読み取ったのか、ネルが気遣うようにつぶやいた。
「見てごらんなさい。こうやって、ほら」
妹の前だといつも気丈になる彼女は、口を大きく開けて舌を出し、ソレをぺろり、と舐め上げた。
(もう、イヤらしい汁が染みだしてきてる……、何てイヤらしいの)
先端の亀裂からこぼれている粘りけのある液体を舐め取り、じゅるっ、と大きな音を立てて飲み下す。
「美味しい。いいこと、ネル?まずは私がこれを挿れて見せるから」
緊張した面持ちで、ネルは小さくうなずく。
「そうしたら、次はネルの番。お手本を見せた後なら、できるわね?」
「でも、こんなに大きいなんて、怖いよ、お姉ちゃん」
「大丈夫よ。私がしっかり濡らしておいてあげるから」
男のモノを受け入れるのは久しぶりだった。クロウラーより大きいソレを、身体の中に受け止める事ができるのか。
しかしそんな恐怖心より、ソレを飲み込んだ時にお腹の奥からこみ上げてくる狂おしい程の快感を求める
気持の方が強まっていく。
ユラは身体を起こすと、エッジの上にまたがった。
「んっ」
ペ○スを口に含んだだけで濡れそぼってしまった秘所に指を這わせ、更に水を誘う。
蜜を垂れ流している中心にエッジの先端を合わせ、くちゅくちゅ、と馴染ませる。
「いくわよ……、んんっ!」
そして、一気に腰を落とした。

エッジ「ぐすん、えっく……、ひっく!」
258名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 23:20:29 ID:c49leffa
もうこのスレでのエッジの扱いは完全に乙女だなw
259ひゃく:2006/07/14(金) 23:50:59 ID:u25YlVDE
すまん…月曜に投下するとか言っといて、内容が変になっちまったから途中から書き直しした。
今度こそは大丈夫だから…多分。
260名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 02:01:54 ID:NQXcNjX2
すかいらーくすかいらーく

>>251
この続き気になるーー!

>>257
果たしてエッジはどんな凄いことを受けたのか・・・。そこが問題だwww

>>259
期待して待ってます!
いつまでも待ってます!



ちょっとした小ネタを・・・
読みにくいと思いますが暇つぶし程度にどうぞ。
261名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 02:02:35 ID:NQXcNjX2
こねた




<夕方:ギルド>



アナ「あ、エッジさん。今日もお疲れ様です」
エッジ「ああ」
イリス「アナもお疲れ様」
ネル「お疲れ〜」
アナ「はい、有難う御座います」
ネル「聞いてよアナ〜、今日のクエストさ〜」
アナ「はい」
エッジ「あまり長話はするなよ」
ネル「わかってるって」
エッジ「やれやれ・・・」

262名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 02:03:10 ID:NQXcNjX2
〜数十分後〜


ネル「でね〜、・・・うん?・・・・・・ねぇイリス、これ何?」
イリス「どうしたのネルちゃん?・・・なになに、
『ギルド主催、第八回:今年度ミストルース人気投票祭り・結果発表、詳しくはお近くの受付係まで』・・・アナ、これは・・・」
アナ「はい。これはですね、毎年ミストルースの方々には内緒で街の皆さんに今年度一番人気のあるミストルースを決定する、
というギルド主催のイベントです。結果と合わせて公表するようにしてるんですよ」
ネル「ふ〜ん」
イリス「・・・・・・そんなものがあるなんて全然知らなかった。・・・で、一位は誰になったの?」
アナ「あ、はい。私もまだ確認していないので・・・、今確認しますね・・・。えっと・・・、あ!」
イリス「どうしたの、アナ?」
ネル「まさか、あたしがトップだったりとか!?」
アナ「いえ、そうではなくて・・・・・・。一位の方は・・・、エッジ・ヴァンハイトさん、です」
エッジ「俺が?」
ネル「ええぇぇぇ〜!!」
エッジ「五月蝿いぞネル。そんなに驚くことか?」
ネル「だってエッジが一位だなんて・・・。依頼主に対して愛想が悪いし鈍感だし人の好意に気付かないしそれにそれに・・・」
エッジ「愛想が無いのは元からだ。・・・というかお前の言ってることが全然意味が解からん」
イリス「まあまあエッジ。ネルちゃんだって本気で言ってるわけじゃないんだし、ね、ネルちゃん?」
ネル「うん、多分・・・」
エッジ「多分ってなんだ」
アナ「あ、でも理由があるみたいですよ」
ネル「え、そうなの?へ〜、どんな?」
263名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 02:03:43 ID:NQXcNjX2
アナ「え〜と、例えばですね・・・、『仕事が的確で早い。また頼むぜ』・・・これは武器屋の店長Hさんからのコメントですね。
あ、ここでは名前は解からないようにイニシャルで掲載されていますね。
あとは、『あんさんらのおかげでウチの商売ウナギのぼりや!!』・・・え〜とこれは雑貨屋の店長Yさんのコメント。
他にも、


『ねこのけんではおせわになりました』・・・噴水公園前Pちゃん
『おれ、ぜったいみすとるーすになってみせるからな』・・・同じく噴水公園前K君
『この前のクエスト、本当に有難う御座いました。またお菓子ご馳走しますね』・・・食材品店店員Mさん
『マーナが信用してるし、おっちょこちょいの幼馴染みも世話になってるし、
それに・・・・・・、べ、別に何でも無いわよ!』・・・古書店店長Eさん
『今度、一緒にお酒を飲みましょう。未成年だけど大丈夫でしょ、酒場で待ってるわ』・・・酒場店主Eさん
『まだまだワシにはかなわんが、なかなか頑張っとるな』噴水公園Gさん


など他様々なコメントを頂いてますね」



エッジ「・・・なんだか理由になってないものがあるな」
ネル「そだね・・・。それに名前、イニシャルにしても意味ないし」
イリス「でも良かった〜!皆、エッジの事大好きなんだね、私は嬉しいよ!!」
エッジ「イリス・・・」
アナ「あ、あと一位の方には豪華賞品があるんですよ」
エッジ「賞品・・・?」
ネル「どんな?」
アナ「題しまして『ギルド長と逝く三泊四日異世界巡り子作りツアー!!』、です」
ネル「・・・なにそれ・・・」
イリス「なんだか変な言葉が入っていたような・・・」
エッジ「・・・・・・俺は絶対に行かんぞ」


<その頃ギルド長室>


ノエイラ「うふふ、エッジくん。私が嫌と言うまで一杯付き合ってもらうわよ。ふ、うふふ・・・」
フェニル「ノ、ノエイラが壊れた・・・」


<完>
264名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 02:05:38 ID:NQXcNjX2
以上です。
最後まで読んでくれた方、有難う御座います。
265名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 06:22:03 ID:3IaZsXCi
このスレのノエイラさんには逆らえねー(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

ttp://akm.cx/2d/src/1152911067960.jpg
高難度のクエストで失敗したら罰を受けろと言われました
「あんたそれでもミストルースなの?
あれだけ射精したいって言うからイカセテあげてるのに、
今度は出したくないなんて・・
次は私の足を汚した罰だからね」

絵がSSスレの活性剤にでもなってくれれば幸いです
266名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 07:18:47 ID:KGfbQBgX
ちょwww子作りで突っ込まないイリスネルワロスwww
267名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 10:13:32 ID:gwywdDU+
エッジ「一体今度は何だ…」
ノエイラ「何よ、重大な任務を任せようと名指ししたのにその態度は」
エッジ「お前の任務は重大すぎて嫌だ…」
ノエイラ「まぁまぁ、そんなに怒らない怒らない。それに今回は私も同伴よ」
エッジ「ギルド長のお前がか?」
ノエイラ「ええ、今日はデビューの日だもの」
エッジ「デビュー?なんだまたミストルースに戻ったのか?」
ノエイラ「違うわよ、私のデビューじゃなくてこの子よ」
エッジ「ん、子供?…誰から預かったんだ?」
ノエイラ「何言ってるのよ、私の子よ。ほら、髪の色なんか貴方そっくりじゃない?」
エッジ「は?どういう意味だ?」
ノエイラ「ほ〜ら、パパでしゅよ〜」
ノエイラとエッジの結晶「ぱぱ…」
エッジ「ブクブクブク…!」

フェニル「あの女(アマ)…先に手をつけてるなんて…」
アナ「エッジさん…可哀想…」


268名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 10:48:29 ID:j4bzrtHv
既にエッジはノエイラの餌食になる運命なのねw
とにもかくにも
エッジ「おい、アナ」
アナ「はい、何ですか?」
エッジ「拡張してやろうか」
アナ「えっ?あ、きゃ、きゃあーーー!」

フェニル「何してんのよ!」
エッジ「見れば分かるだろ、ここ最近ミストルースが増えて小さな受付じゃあ何だからって拡張してやってるんだ」
フェニル「な、何…そういうことだったのね…」
エッジ「何を期待してたんだが…ならお前を拡張してやっても良いぞ…」
フェニル「えっ!ちょ、ちょっと!何考えてんのよ!この変態!」
エッジ「ふっ、夜道は気をつけろよ」

次の日…
エッジ「えぐっ…ひぐっ…もう嫌だ!オンナコワイ!」
フェニル「まぁ、責任とって貰うわ」
ノエイラ「うふふ、フェニルちゃんもやるわねぇ、手組んでよかったわ」
エバ「ホント、エッジくん最高だわ」
アナ「あ、あのエッジさん…昨日は愉しかったです」
ノエイラ「じゃあ、今日も頼むわね、名指しのクエストで貼っておくから」

エッジ「嫌だー!助けて!」

その後、噴水広場で投身自殺を慣行しようとした馬鹿な赤髪の青年がいたと言う…。


269名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 12:04:14 ID:KGfbQBgX
ちょwwwwワロスwwwwwwGJ!
270おっぱい星人:2006/07/15(土) 20:51:14 ID:gtEkm2tv
>>265
至高の足コキきたー
GJ!!!
271名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 13:22:24 ID:2ODIVCHu
щ(゜Д゜щ)カモォォォォォン
272名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 03:07:17 ID:eA3GtOxg
このスレのエッジくんはほんと輝いてますねwwwwwwwwwww
273264:2006/07/17(月) 03:15:43 ID:iUSR1BVx
またこねたを投下します。
また読みにくいお話です。・・・すみません!

あとこれは非エロです。読むなら上のものと同じく暇つぶし程度に読むことをお勧めします。
あと、キャラクターの性格が多少、ていうか大いに違うかもしれません。
そこも・・・、勉強不足です。すみません・・・
274264:2006/07/17(月) 03:16:35 ID:iUSR1BVx
こねた2




「今日もお疲れ様です」


そう言いながら今さきほどクエストを終えたミストルースの方に声を掛けます。
その声に対して見せる皆さんの笑顔が私、アナことアナストラ・セルヴァテイカにとって何よりも掛け替えの無いものなんです。
毎回出されるクエストをいつも全力で成功させ、疲れ果てた皆さんの一人一人違った笑顔で返してくれるその心遣いが、
私の中では凄く嬉しいことなんです。






『人気受付嬢の気持ち』






今日ももうそろそろ仕事が終わる、そう考えながら私は知らず知らずため息をついていました。

・・・・・・今日も遅いな、・・・また何かあったのかなぁ?

頭でそんな事を考えつつ、私はあるミストルースの方の姿を思い出していました。
275264:2006/07/17(月) 03:17:14 ID:iUSR1BVx
・・・実は私、今どうしても気になる方がいるんです。

その方はいつも無愛想な顔をしていて周りから見たら怖い人だと思われそうですが、
本当は誰にでも優しく接してくれる、楽しい方なんです。

最近、私は何故か彼の笑顔を見るだけで心にモヤモヤッとした気持ちが生まれちゃいます。
フェニルに聞いてみると「そんな事も解からないの?あんたってホントに鈍感ねぇ。でも・・・、ふ〜ん、そう・・・」
と、言って足早にその場を立ち去って行きました。
・・・何だか、不機嫌そうな感じになっていたみたいだけど、何でだろう?


「・・・アナ」


それにしても・・・・・・、
こんな気持ちのままじゃ彼にあったとき平常心を保っていられるか・・・


「・・・おい、アナ。大丈夫か?」


最近ではし、下着も見られちゃったし、しかも連続で二回も。
・・・・・・ああ、思い出すだけで恥ずかしくなってくる。
ま、まあ、あれは私が転んだのが原因なんだし、彼の所為じゃない。
・・・それにしてもあのあとのフェニル、物凄く怒ってたなぁ。何でなんだろう・・・?
私、フェニルに何か悪いことでもしたかなぁ・・・・・・

そうやってさらに考えの渦の中へ入り込もうとしていると・・・、


「アナ、しっかりしろ!」
「・・・え?」


前方から聞き覚えのある声が聞こえました。
そこには特徴的な赤髪と背中に背負っている大きな剣がトレードマークのギルド期待の一流ミストルース・・・、
エッジさんことエッジ・ヴァンハイトさんが私の前で心配そうに私の顔を見つめていました。

と、というかど、どうして!?いつの間に!?ってそんな事より、ま、まずは平常心を保たないと・・・・・・


「アナ・・・、本当に大丈夫か?」
「は、はい!何でしょう、エッジさん」
「・・・なんだか様子がおかしいが・・・、何か問題でもあったのか?」
「だっ、大丈夫です!心配をお掛けして大変申し訳御座いません!」
「ならいいが・・・」
276264:2006/07/17(月) 03:18:08 ID:iUSR1BVx

そう言いながらエッジさんはまだ私の事を心配しているのか、
心配そうな目で見つめてきます。

・・・エッジさんは本当に優しいなぁ。この優しさが彼の魅力の一つなんだろうな・・・、
ってあれ?そういえば・・・


「エッジさん、イリスさんとネルさんは・・・?」
「・・・あの二人なら外でユラと一緒にいる。今ごろは三人で盛り上がってるんじゃないか?」
「・・・?ユラ、さん?・・・・・・ああ!前にネルさんと一緒にミストルースを組まれていた・・・」
「そうだ」


確か以前、イリスさんが言ってました。
ユラさんというのはネルさんのお姉さんで、
ユラさんはネルさんと一緒に家を建て直すためにミストルースをなされていたとか・・・。
脅威的なスピードでランクアップしていくその姿は、当時新人の中でも天才クラスとまで言われていました。

そういえば、最初の頃のユラさんはどこか焦っているような・・・、そんな印象を受けていましたが最近のユラさんからは、
焦りなど微塵も感じられず、以前よりなんだか言葉では言い表せない暖かな感じがします。

私もあんな感じの雰囲気が出せる受付嬢になるよう頑張らないと・・・。そう心の中で決意を固めていると、


「ところで、アナ。今回のクエストの報告をしたいんだが・・・」
「え・・・、あ、はい!わかりました。少々お待ちください」


そう言って私は今回のクエスト内容が書かれた用紙を見つけることにしました・・・。



・・

・・・

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
277264:2006/07/17(月) 03:18:45 ID:iUSR1BVx

・・・

・・



報告の手続きも終わってからふと気が付きました。

そういえばフェニルに新しいお皿を買ってやらなきゃいけないんだった。
明日は代わりの人が受付をしてくれるし、早速買いにいかなきゃ。
・・・・・・そういえばエッジさんって明日もお仕事なのかな・・・?聞いてみよう。


「あの、エッジさん」
「何だ」
「・・・あ、明日もお仕事だったりするんですか?」
「ん?いや、明日は特にクエストを受けようという予定は無いが・・・、それがどうかしたのか?」
「あ、いえ・・・、その・・・」


明日暇なんだ・・・、そう、なんだ・・・。
・・・そうだ!明日、一緒にお買い物に付き合ってもらおう。
私だとまたうっかり落としちゃうかもしれないし・・・。
エッジさんとはギルドの中ではこんなに一杯会うのに街では全然会わないもの。
・・・一度は街中でのエッジさんにも会ってみたいと思う。普段どんな服を着ているんだろう・・・?

・・・それに、この気持ちに気付くにはエッジさんの協力が必要不可欠。
だったら・・・、今言うしかないよね!

大きく深呼吸・・・、すぅー・・・、はぁ〜・・・、よし!!


「あ、あの!エ、エッジさん!」
「?だから何だ」
「あ、明日わ、私と一緒にお買い物に付き合って・・・」
「・・・あら、エッジくんじゃない」


そこまで言いかけると、突如後ろから聞き覚えのある声が聞こえました。
エッジさんを呼んでいるこの声・・・、まさか!!


「ギ、ギルド長!!な、何でこんなところに!?今は会議の真っ最中のはずじゃあ・・・」
「会議なら予定時間よりも早く終わっちゃったのよ。
こちらが予想した以上に事がスムーズに運んでね。ホント、面白いくらいに話が進んで助かったわ。
・・・・・・ところでさ、エッジくん。明日、暇?
今の会議が予定より早く終わっちゃったから久しぶりに暇が取れそうなの。ね、一緒に付き合わない?」


ギルド長、それ私が言おうとした事なんですが・・・。
それにエッジさん、さっき暇って言ってたし、OKしちゃうんだろうな・・・。
そうだよね・・・。はは、頑張って勇気を振り絞ったんだけどなぁ・・・。
そんな感じで沈んでいると、前方から驚くべき言葉が聞こえました。



「・・・・・・すまない、明日は予定があるんだ」
278264:2006/07/17(月) 03:20:06 ID:iUSR1BVx

・・・・・・え?



「そうなの?残念・・・。じゃあ、今度、私が暇な時は有無を言わさず一緒に出かけてもらうわ。約束よ」
「ああ、わかった」


そう言うとギルド長は奥の通路に消えていきました。
ギルド長、まだ仕事するのかな?あの方は仕事熱心ですから、体調には気を付けて欲しいです・・・。
ってそうじゃなくて!


「エッジさん、何でギルド長の誘いを断ったんですか?それにさっき、明日は暇だって・・・」
「・・・・・・さぁな、何となくだ」
「何となく、ですか・・・?」
「ああ、何となくだ。・・・・・・ところで、アナは明日も仕事があるのか?」
「え?・・・い、いえ、明日は代わりの者が受け付けをすることになっていますが・・・」
「そうか・・・。なら明日、俺と付き合ってくれないか?」
「・・・へ?」
「実はな、急遽少しアイテムを買い足さなきゃならなくなったんだ。
イリスとネルには、今日のクエスト、結構頑張っていたからな。久しぶりの休みだからしっかり休ませてやりたい。
・・・それに一人で行くより二人で行く方が何かといいだろうしな」
「エッジさん・・・」
「駄目か?」
「い、いえ!喜んでお供いたします!!」
「そうか。・・・じゃあ、明日の朝、工房まで来てくれないか?」
「は、はい。わかりました」
「それじゃあ、明日な」
「はい!!」


そう言いながらエッジさんは足早にその場を去って行きました。
少し顔が赤かったのは気のせいでしょうか・・・。




それにしてもエッジさん、気を使ってくれたんでしょうか・・・?エッジさんの事だ、きっとそうなんだろうな・・・。
・・・やっぱり、エッジさんは優しいな。私が言おうとしていた事をあえて自分から言ってくれるなんて・・・。



・・・・・・こんな素敵な人と一緒にいられる二人が羨ましいな・・・。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
279264:2006/07/17(月) 03:21:21 ID:iUSR1BVx
家に帰ってきて、普段通りに過ごしつつ明日の事を考える。
・・・まだ寝るには時間は早いが明日のために早く寝ようかな。
はっきり言って、今日は眠れるかどうかわからない。でも出来るだけ早く寝るように努力しよう。
またエッジさんに心配して、迷惑をかけちゃいけないし、ね。
そう思いながらベットに横たわり、目を瞑る。

明日は最高に御粧ししなくちゃ!・・・あと何着ていこうかな。普段着じゃ、駄目だよね・・・。
・・・ここはやっぱり、露出の多い服にしようかな。あんまりそんな服持ってないけど、最近暖かくなってきたし・・・。
あ、あと常に平常心も保たなきゃいけないし、お化粧もいつもより気合を入れて頑張ろう。
それと下着は以前買った黒の勝負下着で・・・・・・・・・って、わ、私何考えてるのよ!?もう!!



そんな事を考えながら私は、いつの間にか眠りについていたのでした・・・・・・


<完>
280264:2006/07/17(月) 03:21:56 ID:iUSR1BVx
おまけ


<深夜・ギルド通常受付カウンター前>


『そうか・・・。なら明日、俺と付き合ってくれないか?』
『・・・へ?』
『実はな、急遽少しアイテムを買い足さなきゃならなくなったんだ。(中略)
・・・それに一人で行くより二人で行く方が何かといいだろうしな』
『エッジさん・・・』
『駄目か?』
『い、いえ!喜んでお供いたします!!』
『そうか。・・・じゃあ、明日の朝、工房まで来てくれないか?』
『は、はい。わかりました』
『それじゃあ、明日な』
『はい!!」』



ガチャッ!!
録音テープ終了・・・



????「やっぱり、こんなこともあろうかとカウンターに音声録音機(イリス作製)を仕掛けといて正解だったわね」
????「そうね。・・・にしてもあのスケベッ!何を企んでいるか知らないけどアナに手を出すなんてッ!
     ・・・で、どうするの?」
????「もちろん、私達も合流するわよ。ばったり会っちゃったみたいな感じで登場するの。
     アナには悪いけどエッジくんは誰にも渡せないわ」
????「ちょ、ちょっと!何勝手な事言ってるのよッ!彼は私が・・・」
????「うん?私が?」
????「ッ!?な、何でもないわよッ!・・・で、あの二人はどうするの」
????「そうねぇ〜、面白そうだし、呼んじゃいましょう。じゃあフェニル、
     この事をイリスちゃん達にも早急に伝えて。いいわね」
フェニル「わかったわよ、ノエイラ」
ノエイラ「ふふ、明日が楽しみね・・・」
フェニル「・・・ええ、ホント楽しみ・・・」



ノエイラ・フェニル「「うふふふふ・・・・・・」」




男性警備兵「あ、あのっ、ギルド長・・・、それにフェニル。・・・・・・こんな所で何をやってるんですか・・・?」



<おまけ・完>
281264:2006/07/17(月) 03:28:29 ID:iUSR1BVx
以上です。

・・・何だか微妙な出来ですがこんなのでも読んでくれると嬉しいです!
今回、アナの気持ちの部分を多く使っていますが、
ゲームやっててアナってエッジに関してこんな風に考えてるんじゃないかなとか思ったり思わなかったり・・・。
ハッキリ言って自分、かなり妄想部分が激しいですね・・・。
出直してきます・・・。
282名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 09:42:05 ID:59ztPZuF
ちょwwGJ!!!
続きщ(゜Д゜щ)カモォォォォォン
283名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 09:42:34 ID:rew4bdOS
グッジョやけどネタじゃなくてマジでノエイラ×エッジが読みたくなってきた
284名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 16:08:45 ID:59ztPZuF
このSSで漏れはエッジ×アナが・・・
285名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 23:56:48 ID:B1tXOkBe
グッジョブ!
続き激しくキボン
286名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 18:36:17 ID:La52kjO9
続きコォーイ。
287264:2006/07/19(水) 02:47:51 ID:MBC2B9Dd
感想くれた方、あと読んでくれた方・・・、こんな駄文を読んでいただき、有難う御座います!!
感想をくれた方へ、この話を書いた当初はこのスレの活性化に繋がればと思い書いたので、
その後について全然考えていませんでした。なので今現在、この話の続きを書こうとは思っておりませんが、
暇とテンションが上がれば書くかもしれません。(最近暇がない。あとリアルで嫌な事がありすぎて少し鬱です・・・)
・・・レプレの歌でも聴いてテンション上げるか・・・・・・。(あの歌聴いて癒されたのは俺だけじゃない、はず・・・?)

と、話は唐突に変わりますが何気にキャラクター図鑑でネタ探してる時気付いた。
・・・・・・アナの名前間違ってるーーーーっ!!←リアルで叫んでしまった・・・。隣人の方々、マジごめん!
え〜・・・、文章中にはアナストラ・セルヴァテイカと書いてますが、
正しくはアナストラ・セルヴァティカです、多分・・・。何故多分かは下で書きますが兎も角、
・・・こんな初歩的な間違いをするなんて本当に申し訳ないです・・・。

しかし、念の為ガストホームページ・グランのキャラ紹介を見るとアナストラ・セルヴァテイカとなってるが、
ゲーム中のキャラクター図鑑にはアナストラ・セルヴァティカ・・・。
これってどういう事なんだろう・・・?まあ、一応私はゲームの方が正しいと認識していますが、間違ってたらすみません。

あと一応現在、他にも何個かネタ系のSSを考えてはいますが、なにぶん亀なのでいつ終わるか・・・。
あとネタ系は嫌いだ、ちゃんとしたSS持ってこい!!とか言う方もいるかと思いますのが、
・・・私はネタしか書けません。なので・・・、そのっ・・・、力不足ですまん!!
まあ兎に角、期待しないで待ってやってください・・・。宜しくお願いします・・・。
288マーサ:2006/07/19(水) 05:58:07 ID:bSCgIYJE
はじめまして。エバ・ユラ・アナ・フェニルのダーク系【凌辱系】をおねがいします。
もしやって頂けるなら挿絵をかかせてもらいます。
289マーサ:2006/07/19(水) 06:30:01 ID:bSCgIYJE
http://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi44671.jpg

↑とりあえずエロじゃないけど描いたやつ
290名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 18:01:28 ID:tKTowjrM
>>287
いや、期待させてもらいまつ。ガンガレ。
>>289
お前これ書いたのか?・・・すごいな。
あと直リンはなしな。
291名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 18:46:05 ID:sO87MNJd
>>264
壮絶にGJ!
292マーサ:2006/07/19(水) 19:37:38 ID:bSCgIYJE
ありがとうございます。
掲示板に書き込むのも、画像貼り付けるのも初めてだったんで・・・すいません。

なにかアイデアとかこんなん描いてほしいとかあったら言ってくださいな。
293名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 22:49:47 ID:C4I8tUhO
フェニルとエッジが恋仲になった後の話。
しかし流石に12歳相手は色々まずいので、
他の連中には2人の関係は内緒でいつもこっそりと(?)情事に励んでいたが。
ある日野外プレイをしていたら、うっかりアナに見つかってしまう。
アナは密かに憧れていた男性と自分の大切な友達が絡み合っているという異常な状況に失神。
フェニルとエッジは気絶したアナをとりあえずフェニルの家に運び込み。
口封じと称して目覚めたアナを弄り倒す。

とかそんな話を思いついたり思いつかなかったり。
294名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 23:23:53 ID:tKTowjrM
>>293
逆のほうがよくね?フェニルとアナ。
295マーサ:2006/07/20(木) 00:58:15 ID:zUZl+xjm
293さん
それやらせてもらえます?もしやらせてもらえるなら、ちょい聞きたいことが・・・
その話ってゲームのキャラの性格に沿ってるものだったりします?
296マーサ:2006/07/20(木) 01:32:06 ID:zUZl+xjm
自分けっこうゲームのキャラの性格とかこだわりたいんですよね。
既存のゲームやアニメの後日談とか想像の場合、キャラの個性を反映させるかさせないかで
だいぶかわってくるんですよ。まじに。
それに完全空想ものより、よりゲームの内容に近いもののほうがぐっ!!!っと
きません?例えば、この話だと、エッジはそういう関連に奥手で関心薄そうだけど、
フェニルは好奇心旺盛で強気に出てエッジをいいくるめる・又は無理矢理巻き込むとか。
ディープなプレイをするようだったら、フェニルの背後にノエイラかエバがいるとか。
297名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 01:50:16 ID:RJaVVmkk
なんつーか、空気を読んでほしいなあ
298名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 03:02:17 ID:ScbQJ0E8
>>296
まず半年ROMれ
299マーサ:2006/07/20(木) 05:41:23 ID:zUZl+xjm
・・・なんか、すごいですね。いきなしROMれって・・・。
けっこうきましたよ。心にぐさっと。
なんというか、こういうとこでの意見とか感想はNGっていうか禁句っぽいですね。
とりあえず冷めちゃったんで、しばらくROMってましょう。

300マーサ:2006/07/20(木) 05:46:00 ID:zUZl+xjm
ROMるってことなんですけど、いい感じのシナリオがあったらたまに
イラストUPさせてもらいますんで、そん時はよろしく。
301名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 05:49:36 ID:t1I8DleI
ん〜。全部ageてるところ見ると
2ch暦浅いかな?
まずはかしこまらずにラフにいこう。
2chでの丁寧は逆にまだるっこしいから。
302名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 07:02:31 ID:kIHqNfcl
メール欄にはsageをブチ込む。なるべくコテを名乗らない。
敬語はむしろ逆効果。適度に崩した方が好まれる。
あと半年ROMれは空気を読んで発言しようの意。ローカルルールとテンプレも熟読しよう、な?
303マーサ:2006/07/20(木) 07:09:38 ID:zUZl+xjm
フォローありがとうございます。ちょっと救われた気分です。
えー、2ch暦なんですけど、浅いというかないんですよね。
全く興味がなかったんで・・・。就職希望先のガスト関係のスレってことで
のぞいてみたんですよ。そしたらすごいことやってるじゃないですか。
つい興奮しちゃって・・・。
とりあえず、週に1回か2回エロイラストUPさせてもらいます。
304名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 09:43:42 ID:wqQdid/n
興奮するのは構わないけど、善意でカキコされてる内容を全て無視するとは
なかなかのTSUWAMONOだね


クマー
305名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 10:45:53 ID:t92Gv2jM
age
306名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 10:51:30 ID:sKWAtT+L
ダークSSがあると聞いてすっ飛んできました
ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi44829.jpg.html

なにはともあれパロスレが
盛り上がってまいりました!
307名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 12:00:03 ID:rfI5u3Mj
まあいいんじゃないかね過疎ってるよりは。
ただ注意は素直に受けようぜ。せめてsageを。
>>306
GJ!!!!
308名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 12:16:33 ID:wqQdid/n
>>306 GJ!!

『アナの穴があああ!!!!』

とか思ったヤツ挙手  ノ
309名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 12:58:51 ID:rfI5u3Mj
ノシ
310マーサ:2006/07/20(木) 13:59:50 ID:zUZl+xjm
とりあえずユラです。いちおう相手を挑発している感じです。

ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi44844.jpg.html
ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi44845.jpg.html

sage
311名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 14:04:34 ID:rfI5u3Mj
うまいな、GJ!!
あとsageは「E-mail(省略可)」という欄に記入な。
312マーサ:2006/07/20(木) 14:07:02 ID:zUZl+xjm
302さんへ
   書き込みが終了してからそれを見た感じです。
  なので、私は決して融通のきかないやつじゃ〜〜ない!!!んですよ。
  まぁ、そんな訳でなんかおかしいとこがあったら言ってください。sage
  
313マーサ:2006/07/20(木) 14:12:10 ID:zUZl+xjm
なんですとぉ!!
うは・・・いきなりですか・・・いやぁ、すんません。
314名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 16:19:40 ID:EKA+ThRK
>>306
これはいい穴奴隷ですね^^
>>310
フトモモエロス
315名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 17:41:28 ID:t1I8DleI
ふ、普通に上手えwww
すごい画力じゃん!
316名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 17:45:00 ID:wqQdid/n
>>310
GJ!!!
このスレの絵師は神やね

あと、>>313が萌えキャラだと言うことは分かった
317マーサ:2006/07/20(木) 19:07:51 ID:VDDlrfHl
310以降のユラをどーしましょう・・・
挑発にのるか・・・・はたまた・・・。
自分としては、かなりヤバ系にいきたいんだけど・・・そぉねぇ〜。
ここの人達は免疫あるんかね〜・・・追い出されそうで恐いです。
318名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 19:12:55 ID:iQwLkwc8
スレが伸びてるから新作きたー?と思ったら別の意味で新作が来てたw
319名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 20:34:43 ID:rfI5u3Mj
>>317
そんなコト気にせずにщ(゚Д゚щ)カモォオオオオン
320マーサ:2006/07/20(木) 21:27:47 ID:VDDlrfHl
いいんか?好きなキャラが輪姦されたり、モンスター【リザード系・ベア系・
ティーゲル(トラ)系】にヤラレちゃったりとか・・・。あ、あと寝取られとか。
ほんとに君はそれでいいのか!!!???
321名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 21:38:12 ID:RJaVVmkk
内容明記すりゃみたくない奴はみないから問題ないんじゃね?
322マーサ:2006/07/20(木) 21:48:12 ID:VDDlrfHl
包茎!【OKってこと】
じゃ、2,3日中にUPしますわ
323名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 21:54:49 ID:rfI5u3Mj
wkwkdkdktktk
324名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 23:01:06 ID:mTqZDR8u
>>マーサ
なるべく名前つけないほうがいいぞ。
何かあると噛み付く人がでてこないとも限らない。

まぁ絵を出してくれる時はひと目で誰かばれそうだから
(良い意味でな)名前つけるのもありかもしれないが、普通に
雑談に混ざるときは名前消したほうがいい。
325マーサ:2006/07/20(木) 23:50:07 ID:VDDlrfHl
324さんご忠告感謝します。
  そーですね、雑談するときはなるべく名無しでいくようにしますね。
 自分けっこうデリケートなんで、引きずることが多々あるんですよ。
 だもんで、雑談以外のときは悪性度の高いやつは勘弁してくださいな。

 ただ、絵に関するダメだしとかはしてもらってかまいません。
 参考にさせてもらうんで、むしろ歓迎???
 
326名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 00:04:01 ID:9rpXUhOM
>>325
そう言うと調子にのるのが2ちゃんねらー。
まぁダメ出しするくらいならてめえ書けやくらいの気持ちでやればいいんでね?
しかもうまいんだから。まぁ期待してる。
327264:2006/07/21(金) 01:35:15 ID:AYy/kALh
>>290>>291
お二人とも、有難う御座います。
今現在新たなストーリーを展開中。近日公開出来るかどうか・・・。
もしかしたら一生公開できないかも・・・。そのときは、すまん。
正直微妙な話になっています。それでもいいなら・・・

>>306
もう、何ていうか・・・、GJにも程がありますよ!!!
アナの表情とか『えっじ専用』の部分とか・・・、ホント良い仕事してますねwww
これからも期待しています。

>>マーサ
GJ!!!
絵、全部見ました。正直・・・、上手い、上手すぎる!!
今後も期待しています!

このスレの絵師レベルは本当に高いですね。
・・・私はエロの才能がないので、ましてや凌辱系・・・。もう夢のまた夢ですね。本当に・・・。
328名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 01:57:20 ID:ancwgtld
ここって、近年稀に見る平和なスレだねぇ。
いつまでもこの平和が続きますように……。
329マーサ:2006/07/21(金) 03:35:11 ID:+fiuQEqj
グラファンでもりあげってるとこなんですけど、ちょい聞きたいことが・・・
『メル 〜死闘虚しく〜』 をかいた人ってまだいたりします?
330マーサ:2006/07/21(金) 03:55:06 ID:+fiuQEqj
それと、こんな感じのシナリオをリクエストしたいんですよ。
【ゲームの部屋5】→【グローランサー・ラングリッサーのエロパレ】
→【『ミシェール輪姦陵辱』】
    これをグラファンのキャラでやってもらえることを激しく希望します!!!
331マーサ:2006/07/21(金) 04:09:49 ID:+fiuQEqj
少し荒らしたかもと思ったんで、今日中に3・4枚【かなり昔描いたやつ】
をあげさせてもらいましょう。ただ、エロゲーの構図とか他人の絵のポーズ
をぱくったもんも含まれてるんで、少ししたら削除させてもらうので悪しからず。
←なんか著作権うんぬんでなんか恐いから・・・
332フェニル、アナかいた人:2006/07/21(金) 05:44:30 ID:kxigd9C9
>>264
エロの才能というかやはり何度も書くことが大切でしょ、そのうち実力もついてくると思うし
自分もエロ絵ってのを書き始めてから違うスレで練習投下してましたし・・

>>マーサ氏
うおっ凄えー
むっちり感とか線が細かいとことかGJ!
自分もこんなの描けたらいいもんだなぁ

333マーサ:2006/07/21(金) 07:31:18 ID:+fiuQEqj
332さん
  描けますよ。ただ、何の知識を取り込むかによってかなり変わります。
 自分の場合は主にファッションデザイン【体のラインと胸・股間などの位置】
 と人物デッサン【骨と筋肉のつきかた】でしたけど。
  格闘ゲームとかと違って、エロ絵の場合だと上記がそこそこできてれば大丈夫
 ですよ。エロゲとかだと、筋肉とかほとんどついてないから。
  線が細いってことに関しては、線が乱れないようにできるだけ1本にして、
 その線にめりはりをつける。ってとこですかね
     
  まぁー、そんなこんなでグラファンのヤバ系お願いします。

 
334名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 07:37:04 ID:oxBUikG/
>>331
おーけー分かった
ワクテカして待つから、お前さんは寝ろwwwww

連投やら他人の意見聞くのは控えめにしときな
ちょっとウザク感じる人もいるからね
あと、>>324でも言ってるけど、コテハン(つまり「マーサ」の事ね)は
雑談する時には入れない方がいい
出る杭はなんとやらって言うやろ?
打たれ弱いなら尚更だ
あんたの絵は好きだから、変なことで消えてほしくないからね〜
335名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 14:34:16 ID:9rpXUhOM
SSはこねーのかーーーーーーーーー?
336マーサ:2006/07/21(金) 18:46:10 ID:5hLAuYsF
なんていうか・・・俺が絵描きじゃなかったら消されるって匂いがプンプンと・・・
ま、それはさておき、贅沢はいわないのでシナリオを希望します。

ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi44999.jpg.html
ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi45000.jpg.html
ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi45001.jpg.html
ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi45002.jpg.html
ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi45003.jpg.html
ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi45004.jpg.html
   
001と002はベタです【塗る気力がなかったんで、ここで打ち止め】
337名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 20:31:30 ID:j5/IIa2O
>>336
神降臨!とはまさにこのこと!
全部保存させてもらったー!
338名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 21:11:08 ID:9rpXUhOM
何のキャラかわかんない俺は負け組orz・・・。
339名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 21:13:51 ID:sNRiT9Ql
>>336
GJ!
ところで『ミシェール輪姦陵辱』をグラファンで希望との事だが……
340名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 21:15:01 ID:sNRiT9Ql
 くぐもった少女の悲鳴が人気の無い路地に響いていた。男達の下卑た笑い声がそれに混じる。
 ゼー・メルーズの奥まった場所にある廃倉庫は、人が訪れることなどほとんど無い。
 しかし今、薄暗いその中には十人近い男達が輪を作っていた。いずれも粗野粗暴な態をし、輪の中心へ向けて情欲に満ちた目をぎらつかせている。
 輪の中心で少女が犯されていた。普段は折り目良く整えている受付嬢の制服を、無惨にも引き裂かれた姿で。
 破れた衣服の合間から染み一つ無い白い肌が浮かんでいる。薄闇にその白さが際だち、いっそう扇情的だった。
「へっへっへ……まだまだこれからだぜ嬢ちゃん」
「いやぁぁぁ!」
 少女は髪を振り乱して泣き叫んだ。目の前の男は、そそり立つ肉棒で正面から幼い秘芯を貫き、前後左右に揺さぶる。こねくり、ぶち込み、欲望のままに腰を動かす。いたわりなど欠片もない。周囲の男達から淫らな歓声が上がる。

 不幸としか言い様がないだろう。少女……フェニルがこんな目に遭っているのは。
 この男達はミストルースだった。といっても、その中でとびきり性質の悪い連中である。
 ランクを無視して依頼を受けるのはまだ序の口で、他のミストルースや異世界の現地住民に強盗まがいのマネをする奴までいる。中にはミストルースの資格すら持っていない、本当のならず者もいた。
 そんな連中であるから、普段からマナーのいいはずがない。
 たまたま街に出掛けていたフェニルが、たまたま連中がたむろしている所に出くわし、たまたま市民に迷惑を掛けているのを注意し、たまたま彼らの怒りを買った……そして今に至る。
 彼らの中に、ギルドの受付嬢フェニルに対して少なからず劣情を抱く者がいたのも不幸の一端であった。

 暴悪に処女を散らされたフェニルは、その後も執拗にいたぶられていた。何人もの男に代わる代わる犯され、精液を浴びせられ、まだ男達のそれにへばり付いたそれを口で処理させられる。
 逆らえば殺されるかもしれない……その恐怖が、気丈なフェニルから抵抗心を奪っていた。いかに強気でも、まだ十二歳の少女なのだ。
「助けて、誰か……」
 涙と精液で汚れた顔を苦痛に歪めながら、か細い声で助けを乞う。聞き届ける者はいない。
 俯せになっていたフェニルの尻を男の両手が掴んで引き寄せた。逃れようとするが、敵いはしない。
 男のいきり立ったものが、フェニルの後ろから突き立てられた。陰毛も生えそろわない幼い花弁が、容赦なく蹂躙される。
「いやっいやあっ……!」
 何度目かも分からない痛みと不快感に叫びを上げる。その開いた口を幸いと、別の男が肉棒を口中に押し込んだ。
「んっ!? んぅ……っ」
 醜悪な匂いと味に吐き気を覚える。しかし、拒絶すればさらに何をされるか分からない。
「おら、しっかり舌を使わねえか」
「無茶言うんじゃねえよ。ついさっきまで処女だったんだぜ」
「それもそうだ」
 また下卑た笑いが広がる。
「うおっ、出るぞ」
 後ろからフェニルを犯していた男が激しく腰を揺さぶり、奥に突き入れたまま白濁の液を存分に放った。
「うぅ……」
 自分の中で男の精液が広がる感触に、身を震わせる。しばらくすると、口を犯していた男も精液を放った。
 前後から精液をぶちまけられ、汚された体に、また別の男がのし掛かってくる。
(……お願い……誰か…………)
 フェニルに出来るのは、ただ助けが来るのを祈るだけだった。
341名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 21:15:33 ID:sNRiT9Ql

こんな感じ? お目汚し失礼。
フェニルにしたのは何となくで。鬼畜は苦手なんで、これ以上は難しい……

完成したSSじゃないので、保管庫には収録しないでください。
342マーサ:2006/07/21(金) 21:27:47 ID:5hLAuYsF
いけてる!!!あんたはめちゃイカしてるぜ!!!
この先が見たいよ。まじに!
子宮とか受精とか、なまめかしい用語をばんばん使ったやつがみてぇ!!!
麻波25も真っ青の速さで脳内麻薬だしまくりだぜ!!!

新しいシナリオ出てくるまでイラストUPは避けるつもりだったが、気が変わった。
そのイラストの挿絵に今から取り掛からせてもらおう!!!
343名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 23:35:40 ID:+jmtQs+H
>>342
>>334のレスちゃんと見た?
正直、今の流れは他のスレだったらありえない。

絵は上手いし、色付きでも見たいなと思ったりもするけれど、
まずは必要最低限のこと(sage、コテハン、レスアンカーの付け方etc)を調べて
半年ROMって2chの空気を理解しろ。

自分の絵を見てもらって、評価してもらって、SSをつけてほしいだけなら
別の場所に行ったほうがいいよ。
344名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 23:46:59 ID:3Vtxw0RW
最近、進みが速いから期待して来てるのに毎回肩透かしだ。
変なのが居付いちゃったもんだ・・・
345名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 00:48:20 ID:qkrASsrZ
ここでヴェルリリを!!!
346マーサ:2006/07/22(土) 00:52:56 ID:FuNjmadn
う〜ん、何から説明したものか・・・
 まず、コテハン【名前】のことなんだけど、絵をUPするとき以外・・・主にリクエスト
するときなんだけど、ここ最近でダーク系とか希望してるのが自分以外にいないってことで、
すぐに誰かわかってしまうからいいかな、と。
 絵をUPすることについては、他のレスでリクエストばっかしてる人に【何もしてないくせに
言いたい事だけいうなよ】と、あったのを見て、ギブ&テイクということで、
リクエストするかわりにUPしようと考えたわけで。

そーゆうことでとりあえず、書き込むのはちょっと控えますね。
347名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 01:01:21 ID:VaHXlGOX
>>346
「マーサ」って名前は、絵、もしくはSSを投下する時だけ使うのがいいと思います。
他の雑談の時は名無しのまま活動しさえすれば、特に問題は無いかと。



まぁ、これだけではなんなので……非エロ短編です、スイマセン

「はぁ……やっちゃった」
(まさか二回も転ぶことになるなんて……)
(しかもエッジさんにし、下着を見られちゃいましたし……)
顔が熱い。きっと今の私の顔はトマトのように赤くなっているだろう。
こんな時は無心で仕事に集中するに限る。
(けっこう書類も溜まっちゃってますし……)

もくもくと書類にペンを走らせていると、足音が近づいてくるのがわかった。
ふっと顔を上げると……
「……っ!?」
(エッジさん!?)
こちらに用事があるわけではないらしく、私の前を通り過ぎようとしているようだ。
が、突然エッジさんはこちらに目を向けた。
目を合わせるわけにはいかない。
今目を合わせたら、私はどうにかなってしまいそうだ。

それは、とっさの判断だった。
回れ右。
エッジさんに背を向ける。少なくとも、これでエッジさんと目を合わすことは無い。
向こうからすれば、私は後ろの戸棚から書類を取っているようにしか見えないだろう。
が。
後ろを向いた瞬間、妙な音が。
「ぶっ!」
(ん?今なんか、何かを吹き出したような音が……)
不思議に思い、振り向くと、エッジさんが顔を押さえていて……その指の間からは……血!?
「エ、エッジさん!?大丈夫ですか!?はわわわわわ……えっと……こんな時は……」
私たち受付嬢には、急病や怪我をしたミストルースのための緊急用マニュアルが配られている。
確か、後ろの戸棚に入ってたはずだ。
思うと同時、エッジさんに背を向け、後ろの戸棚へと目を向ける。
その瞬間。
「ぶっ!!!」
また血を吐いたのだろうか。また何かを吹き出す音が。
急いで再びエッジへと振り向く。
「エ、エッジさん!しっかりしてくだ……さ……い?」
(あれ?)
よく見ると。
「エッジさん……えっと……鼻血……ですか?」
348名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 01:01:51 ID:VaHXlGOX
肩透かしを食らったような気分だったが、まぁ何もしないわけにもいかない。
(後ろの戸棚にティッシュが入ってたはず……)
思い出し、戸棚に振り向こうとした瞬間。
エッジさんに肩をつかまれた。
「エ、エッジさん?」
「アナ……俺から目を離すな。俺だけを見ていろ……絶対に後ろを向くんじゃない」
その美しい瞳に見据えられ、私は動くことができなくなった。
(え?え?これって……告白?)
頭がついていかない。いったい、エッジさんは何を考えているのだろう。
「アナ、手を腰の後ろへ当ててみてくれ」
「へ?」
(なんなんでしょう……)
そう言いつつも、言うとおりにする。
手にかえってきた感触はスカートのすそだ。
(べつにおかしいところなんて……ん?)
腰に手を当てていて、手に触れたのはスカートの「すそ」。
これはどういうことだろう。
「エッジさん……これっていったい」
「どうやらさっき転んだ時に、腰のリボンに引っかかったらしい。その……早く直してくれると助かるんだが」
(つまり……今私のスカートの後ろ側は腰まで捲れていて……下着が……見え……て)
私が後ろを向くたびにそれはエッジさんの視界に入ったはずだ。

一拍の間をおいて。

「きゅうぅぅぅ」
恥ずかしさのあまり、私は意識を手放した。




以上です。文才無いなぁ……私orz
女の私でも、アナは可愛くて抱きしめたいような守ってあげたいような感覚に囚われてしまいます(爆)
そして、焦ったアナはもっと可愛い……と(核爆)
それでは、このスレの発展を願って(ー人ー)合掌
349264:2006/07/22(土) 01:56:02 ID:6F1WlE77
>>332
そうですよね。やっぱり何度も練習しなきゃ身に付かないですよね。
そういう事なら頑張って書いてみようと思います。挫折するかもしれませんが・・・。
ご指南、有難う御座います!!

>>336
萌えた!GJ!!
文才力が無いなんてとんでもない!
これからも何か短編でも何でも良いので是非書いていって欲しいです。
それにしても・・・、エッジって良いポジションにいるなぁ〜。羨ましい・・・

それと新作が出来上がったので、投下してもよろしいでしょうか?
何も問題が無ければ、2時位に投下しようと思います。
350264:2006/07/22(土) 02:05:41 ID:6F1WlE77
問題なさそうなので投下したいと思います。

ここで注意しておくと、

・非エロが嫌いな人
・ベタな展開が苦手、駄目な人

↑の項目に一つでも当てはまる人はスルーして下さい。
あと文字脱字等、いっぱいあると思います。
一応確認はしたのですが見落としがあるかもしれません。
その時は、すみません。
それではどうぞ・・・
351264:2006/07/22(土) 02:06:18 ID:6F1WlE77
最初会った時は何とも思わなかったのに・・・

私は彼の事をどう思っているのだろう・・・


・・・もしかしたら私は・・・・・・





『面影』






「シャアァァッ!!」
「・・・ハッ!」


そう気合を込めながら私は手に持っていた剣を相手に向かって思いっきり落とす。
とたん叫びにも似た、耳を塞ぎたくなるような声と普段聞くことのない、何かが砕けるような音がした。
後ろでは若いミストルースが地面に腰を突かせ、足を震わせながらただ何かを叫んでいる。
・・・何を叫んでいるのかは知らないが、少しは静かにして欲しい。・・・戦闘に集中できない。
そう心の中で思いつつ、もう何体目かもわからない魔物に剣を食い込ませる。

・・・まったく、守りながら戦うっていうのはなかなか骨が折れるな・・・。・・・兄さんもそうだったんだろうか・・・

っと、こんなことを考えている場合じゃない。早くこの状況を打破しなければ・・・!
しかし・・・、一体これで何体目だ?まったくキリがない。

そう考えながら私は、何故このような事になってしまったのかを冷静に確認することにした・・・



・・・

・・・・・・

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
352264:2006/07/22(土) 02:06:54 ID:6F1WlE77
街中の殆どが水の上にある都市、ゼー・メルーズ。その中心に位置する所にその建物がある。
ミストルースギルド・・・、通称ギルドは、私達ミストルースにとっても、
そして、この街の人々にとっても今では無くてはならない場所だ。

そのギルドに私、クルメーナ・ネジュは今日も一般受付近くにあるクエスト掲示板をただ何気無しに眺めていた。

さて、今日はどんな仕事を請けるか・・・・・・・・・、うん?これは・・・


【綺麗な水晶を探しています】

・どなたか異世界にある、透き通るような水晶を取ってきてもらえませんか?報酬は弾みますので、宜しくお願いします。


水晶・・・、クロム水晶の事だろうか。
水晶の類ならダカスクス水晶谷かな。あそこなら水晶の一つや二つ、すぐ取れるだろう。
簡単なクエストみたいだし、報酬も難易度に関わらずなかなかのものだった。

・・・兎に角、まずは依頼主に会ってみよう。依頼主の場所は・・・、酒場か。
ということで、私は酒場に行くため早々とギルドを出ることにした・・・



・・

・・・

・・

353264:2006/07/22(土) 02:07:27 ID:6F1WlE77
ギルドを出るとそこには見覚えのある三人組の若者がいた。
一人は清楚な感じが印象的な、それでいてその見た目からは計り知ることの出来ない、芯がしっかりした少女。
その少女の反対側にいるのはいかにも活発そうな、元気が取り柄の女の子。
そして二人の真中で佇んでいるのは、少し黒みがかった赤い髪に、
私が背負っている『それ』とは比べ物にならないくらい大きい『それ』を平然と担いでいる、現在街中でも評価の高い青年。

この三人は現在このゼー・メルーズにて、ミストルースとして一目置かれる存在だ。
彼らを知らないという住民はもう殆どいない事だろう。
彼らの働きぶりはそれはまさに他のミストルースより的確で迅速だ。それは私だってよく知っている。
実際、私が出したクエストを何回か請けてもらったことがある・・・

・・・本当にあの時の私は兄の事を考えるだけで精一杯だった。
毎日夢に見るあの出来事から開放されたくて、ただただ兄の死から逃げていた。
しかし、彼らのおかげで、私は兄の死を真っ向から受け入れることが出来た。今でも、本当に感謝している。
今思えば・・・、彼らが私のクエストを請けてくれて本当に良かった・・・
っと、感傷に浸っている場合ではないな。

なにやら話し込んでいるみたいだが・・・、ふふ、楽しそうだ。
・・・私も混ぜてもらうとしよう・・・


「やあ、エッジ。イリスにネルも」
「あ、メーナさん。こんにちは」
「ふふ、こんにちは」
「メーナはこれから仕事?」
「ああ、ちょっと依頼主の所までね。・・・エッジ達も今から仕事かい?」
「・・・ああ」
「そうか・・・。頑張ってね」
「はいっ、有難う御座います!・・・メーナさんもお仕事、気を付けてくださいね」
「ふふ、有難う。それじゃ、また・・・」


そう言って私は三人と別れる事にした。
後ろから聞こえる「頑張ってくださいね〜」という言葉が私の心にいつまでも響いてくる。

本当に感謝してもし足りないくらいだ・・・



・・・

・・・・・・

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
354264:2006/07/22(土) 02:08:28 ID:6F1WlE77

・・・・・・

・・・



依頼主の話では、急遽水晶類の鉱物が必要になったとの事だった。
それを何に使うとか、どうしようとかは聞いていない。
聞いてもしょうがないし、そういう事には何かしら事情があるのだろう・・・、口を挟まない方がいい。

依頼主の話を聞いた後、出来るだけ早く持ってきて欲しいという要望から、
簡単な支度をしてさっそくダカスクス水晶谷の方へ向かうことにした。

・・・ダカスクス水晶谷。ここには何度も足を踏み入れてはいるが、この美しさには来る度、目を奪われてしまう。
他の異世界でもそうなのだが、ここは一際目に映るもの全てが綺麗で・・・、実に神秘的だ・・・
それも偏にこの世界の殆どが水晶で構成されているからだろう。

・・・探索し始めて一時間位。水晶が沢山ある、ここら辺では比較的広い場所に着いた。

さて・・・、この辺りでいいか。
依頼主は去ろうとする私に、『あと出来るなら純度の高い水晶を取ってきて欲しい』と言っていた。
なのでここいらにある中で出来るだけ純度が高い水晶を選ぶ事にする。

・・・これなんか良さそうだな・・・

それは大きさこそ少し小さかったが、この場所の中では一際透き通った水晶だった。
さっそく水晶を切り取るため、慎重に作業に取り掛かることにした。



・・

・・・

・・


355264:2006/07/22(土) 02:09:03 ID:6F1WlE77

無事切り離した水晶を、腰に付けた革製の小箱の中へ丁寧に入れる。
あとは戻って依頼主に渡すだけだ。・・・さっさと戻ることにしよう。
そう思い、歩き出そうとした・・・、その時・・・


「た、助けてくれーっ!!・・・」
「・・・・・・うん?なんだ・・・」


何やら誰かの叫び声が聞こえる・・・
しかし辺りを見渡しても特に何も見つけることはなかった。
気のせい・・・、って訳でもないだろう。この耳でちゃんと声を聞いたわけだし・・・
少し早足で歩きつつ周りの様子を窺う。
少しして、その叫び声の主はすぐ発見することが出来た。だが・・・


「あれは・・・」


そこにはトカゲみたいな容姿にザラザラとした鮫肌が特徴的で強靭な肉体を持つ。
常に群れで行動し、手には様々な武器を持っている。
ここら辺では珍しくない魔物、リザード族がそこにいた。


襲われているのか・・・?


そう思ったとたん、
私は背中に背負っていた『それ』を引き抜くとその場所に向かって勢いおく走りだしていた。

機械剣の性能は種類によって様々だ。一撃に重点をおいたものや、剣の重さを軽量化し素早い攻撃を可能としたもの。
相手に向かって炎を出せるものがあれば氷、雷など、実に戦いに関してはバリエーションの多い武器といえる。
私の機械剣は機動性重視の造りになっており、それ故一つ一つの攻撃力こそ低いが扱いやすく、
またその攻撃力の低さを補う、様々なものをこの剣には搭載してある。

走りながら剣を平行に保ち、
今まさに男に切りかかろうとするリザードを私は薙ぎ払うようにして剣を相手の体に食い込ませ、そのまま横に力いっぱい振り切る。
とたん相手の胴体は真っ二つになり、そのまま地面に崩れ落ちた。


「シャアッ!?シャアアアァァッ!!」
「あ、あなたは・・・?い、いや兎に角・・・、た、助け・・・」
「・・・・・・下がって」


そう言って男を後ろに後退させる。

・・・少し、数が多いな・・・
私一人だったらなんとかなるだろうが・・・
だが、そうも言ってられないか・・・

・・・さて


「シャアアァァァァッ!!!」
「・・・容赦はしない・・・、いくぞッ!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
356264:2006/07/22(土) 02:09:36 ID:6F1WlE77

・・・・・・

・・・



そして冒頭に戻るわけだ。

・・・さすがにもう小一時間は戦っただろうか。
例えそのぐらい経ってなかったとしても、何だか時間の流れが速く感じる。


「シャアアアァッ!」
「・・・くッ!」


まったく相手の数が減らない・・・。一体倒せば一体現れの繰り返し・・・
さすがに私も体力の限界が近づいてきた・・・

そのとき不意に一体だけ、体の大きさも色も違う、リーダー格みたいなリザードが、
手に持っていた剣で私の剣目掛けてもの凄い力で攻撃してきた。そのとたん・・・


キィーーーーーンッ!!


・・・剣は勢いおく弾かれ、そのまま空へ優雅に飛んでいった・・・


「しまったっ・・・!」
「シャアアアアアァァァッ!!!」
「ッ!?ぐぁっ・・・・・・」


剣に気を取られていた隙に一体のリザードが私目掛けて渾身の突進を仕掛ける。
突進は見事私の腹の中心にヒットし、私はそのまま地面に腹を抱えて蹲った。

幸い吐きはしなかったが、くぅ・・・、凄い吐き気だ・・・。あとお腹にかなりの痛みが走る・・・

・・・まずい・・・。相手はまだ五、六体位いるだろうか・・・
・・・ああ、リーダー格の奴も含めると七体位か・・・。ってそんなことはどうでもいい。
くそっ!武器が無ければこの状況を打破することは出来ない・・・。このままでは・・・


「シャアッ!シャアアアァァァッ!!」


そういう叫び声と共に奴らは一斉にこちらに向かって走り出してきた。

ああ、もう、駄目なのか・・・
最後に、できれば最後に彼らに会いたかった・・・。エッジ・・・、兄さん・・・、ゴメン・・・・・・
357264:2006/07/22(土) 02:12:16 ID:6F1WlE77


「奥の手・・・、行くぞッ!!!」
「・・・えっ・・・?」


その時声と共に何か、回転する何かがリザードの胴体を一瞬にして引き裂いていた。
後で気付いたがあれは私達機械剣を使用する者にとってその殆どが剣の中に仕込んでいる、
四方に分かれた両刃の剣。いわば機械剣特有の仕込み武器・・・。

あ、あれは・・・。それにこの声・・・・・・


「メーナッ!!大丈夫かッ!?」
「・・・・・・ああ、何とか、な・・・。しかし、なん、で・・・?」
「話は後だ。イリス、治療を頼む」
「うん、任せてっ!・・・待っていてください。今お薬を出しますから」

「ここはあたし達に任せてッ!行くよ、エッジッ!!」
「ああッ!」


・・・それからは怒涛の反撃だった。エッジ達は近くいるリザードを蹴散らしつつ、
中央にいたリーダー格のリザードを撃破。
その後のリザード達はリーダーが倒れたことを知ったとたんチリチリになって逃げ出していた。


「すごい・・・」
「メーナさん、ここ、傷が・・・。?メーナさん、・・・メーナさんッ!」
「・・・・・・・・・」


そんな彼らの戦いとイリスの呼び声を聞きながら、私は自然と意識を失ってしまっていた・・・・・・



・・

・・・

・・

358264:2006/07/22(土) 02:13:23 ID:6F1WlE77

何だろう・・・、妙な浮遊感を感じる・・・
でも、決して嫌じゃない・・・。何なんだ、この感覚は・・・
そう感じながら、私は少しずつ目を開けていく。そこには・・・


「ッ!?エッ、エッジッ!!い、一体何を・・・」
「目を覚ましたか。・・・身体の方は大丈夫か」
「身体・・・?・・・う、そういえばまだ痛むな・・・。ってそうじゃなくてっ!」
「?」
「エッジ、一体何をしているんだ」
「何って、ただ運んでいるだけだが・・・」
「い、いや、そうではなくて・・・」


・・・驚くのも無理はなかった。何故か私の目の前には、エッジの顔がすぐ近くまで迫っていたからだ。

・・・じょ、状況を把握してみよう。ここは・・・、まだダカスクス水晶谷みたいだな。
身体は今現在・・・、浮いてるみたいだ。
何だか、背中の部分と太股の部分に妙な感触があり、私の前にはエッジの顔がある。
これに該当するものって・・・・・・、まさかっ!!
じゃ、じゃあ、私は今いわいる・・・・・・、お、お姫様抱っこっ、というものをされているのか?そ、そうなのか?
・・・急激に顔の部分が熱くなっていることに気が付く。・・・凄く恥ずかしい。


「?メーナ、どうかしたか?」
「い、いやっ!・・・何でもない・・・」
「そうか・・・」


・・・昔、まだ兄さんがいた頃、こういう事はしょっちゅうあった。
私が怪我をすると兄さんは何も言わずおんぶをしてくれた。あの時の私はおんぶされて街に帰る時間がとても好きだった。
しかし、兄さんがしてくれた時はあくまでもおんぶだけだったけど、お姫様抱っこというのは生まれてこの方、・・・初めてだ。
何故だろう・・・、すごくドキドキする・・・


「・・・・・・」
「・・・・・・」


うっ、なんか・・・、気まずい・・・
359264:2006/07/22(土) 02:14:52 ID:6F1WlE77


「なっ、なあ、エッジ・・・」
「ん?なんだ」
「その・・・、私、重くないか」


・・・会話がないからって何聞いているんだろう、私は。
こんな時、自分にボキャブラリーが無い事を少し恨む。
しかし、エッジは真顔で、


「いや、そんな事はない。後ろの二人より全然軽いぞ」
「そ、そう・・・」
「エッジ〜っ、それってどういう事!」
「そうだよっ!イリスは最近間食ばっかりでしょうがないと思うけど、
あたしは最近、全然間食してないからメーナより重くないもん」
「・・・ネ〜ル〜ちゃ〜ん。ちょ〜っとこっちで秘密のお話しましょうね〜」
「え・・・。や、やだな〜、冗談だよ、冗談。だ、だから、・・・うわぁ〜んっ!!御免なさーいっ!」
「待ちなさいっ!ネルちゃんっ!!」
「おい、あまり遠くまで行くなよ・・・、って聞いてないか・・・」
「んふふ・・・」
「?どうした、メーナ」
「いや、何でもない・・・。ふふ」
「?変な奴だな」


そう言って、再び彼は無言のまま前を見上げる。

何だろうな、この感じは・・・

久しぶりに・・・、本当に久しぶりに・・・

幸せな、気分だった・・・・・・



・・・

・・・・・・

・・・


360264:2006/07/22(土) 02:15:40 ID:6F1WlE77
ここはギルド前。あの後なんだかんだで無事、元の世界に戻ることが出来た。
身体の痛みも前より随分と引いてきたが、まだだいぶ痛む。
しかし、さすがに街中でお姫様抱っこというのもいかないのでエッジに無理を言って降ろしてもらった。

太陽はすでに東の空へ姿を隠そうとしている。
私がダカスクス水晶谷に出かけたのはまだ太陽がその光を自慢するかのようにキンキンと光っていた時だ。

・・・ずいぶん時間を掛けてしまったな・・・

そう思いつつも私はどうしても聞いておかなくてはならない事を口にした。
それは、何故彼らがダカスクス水晶谷にいたのか。・・・彼らの話を要約するとこういう事である。
彼らは私と別れた後、ギルドで討伐クエストを請けた。
討伐場所はもちろんダカスクス水晶谷。
彼らはその帰り道、遠くから男の叫び声が聞こえた。
一体なんだと思いそこへ行ってみれば、そこには私が丁度剣を弾かれ、体当たりを食らった所だったそうだ。


「もう、エッジったら凄かったんだよ〜。メーナが倒れた瞬間、いきなり走り出してさ〜」
「そう、だったの・・・。有難う、エッジ」
「・・・・・・」
「あっ!エッジったら、照れてる」
「別に照れてない」
「そんなこと言って〜、本当は嬉しいんでしょ」
「・・・ネル。・・・今度は俺が話相手になってやろうか」
「えっ!・・・遠慮しときます・・・。ご、御免なさ〜いっ!!」
「こら、待てっ!・・・まったく」
「ふふ」
「あっ!そういえば」
「どうした、イリス」
「メーナさん、実は・・・」
361264:2006/07/22(土) 02:16:12 ID:6F1WlE77

イリスの話はあの若いミストルースの話だった。
彼は低ランクにも関わらず奥の方まで進んでしまい、そのまま魔物と遭遇。
逃げていくうちに逃げ場所と体力を無くし、おまけに魔物まで多く引き連れてしまった。
何度か助けを求め、もう駄目だと思った矢先に丁度そこへ私が彼の目の前に現れた・・・。という事だった。
ちなみにその若いミストルースは私が気絶している間に時間がきてしまったらしい。


「彼、消える前に言ってました。
『済まない事をした。心から反省している・・・。あと助けてくれて、あ、有難う御座いましたッ!!』って・・・」
「そう・・・」
「『もう二度とこんな無茶な事はしない』とも言っていたぞ」
「あと、『あなたに惚れました〜。付き合ってくださいー!!』とも言ってたね」
「え・・・」
「それは言ってない」
「もう、ネルちゃんっ!!」
「ご、御免なさい・・・」
「ふふ、いいよ。・・・そうか」


・・・ほんと、この三人といると楽しいな。ついつい時間を忘れてしまう・・・
ずっとこの空間にいたい。だが・・・


「今日は有難う。助かったよ」
「別に礼を言われる事はしていない」
「そうですよ。困った時はお互い様です」
「そうそう」
「ふふ。・・・なら、ここでお別れだ。私は依頼主に依頼品を届けなくてはならないから」
「・・・そうか」
「まだ、クエストの途中なの?」
「まぁね」
「そっか〜、残念だね・・・」
「傷口は大丈夫ですか?あと気分も・・・」
「うん、有難う・・・。大丈夫、イリスの薬が良く効いているみたいだから・・・。
それじゃ、今日はこれで・・・。さようなら」
「ああ・・・、じゃあな」
「さようならー」
「じゃあね〜」


そう言って彼らはいつまでも私に手を振ってくれた。
・・・一人は手を振ってないけれど・・・

それにしても時間が掛かり過ぎたか・・・。早く依頼主に水晶を渡さなければ。


そういえば・・・

今思えばエッジって兄さんに似てるな・・・。外見ではなく内面的な所が何処となく・・・
でも・・・、エッジはエッジだ。兄さんじゃない。だから・・・
一瞬、ほんの一瞬だけ、私はエッジの事を・・・


私はそう思いながら静かにその場を立ち去ったのだった・・・・・・

<完>
362264:2006/07/22(土) 02:22:15 ID:6F1WlE77
以上です。
読んでくれた方、有難う御座います。

当初はこんな感じじゃ無かったんですが、
何故か本人も知らぬうちにこんな感じになってしまいました。
こんなものでも腹の足しになってくれたら幸いです。
それでは、お休みなさい・・・・・・
363名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 10:07:18 ID:/eCaEq3Q
>>347
焦るアナが可愛いに激しく同意。
ぺこり。の動きのキャラチップもいいけど、
あの慌てたポーズでもちまっと動けばいいのになあと思います。

>>362
ベタネタGJです。
そんな事はない、はまあお決まりとして後ろの二人より全然軽い……って、
そんなわけあるかこの天然プレイボーイっ。
後でこんなんあるかも、とか思ってしまいました。

「あたしがメーナより重いかどーか、確かめてもらおうじゃない?」
「待て。勝手に前からしがみつくな」
「そーれっ。さ、どーだ!」
「重い。わかったらさっさと降りろ」
「むっかぁ〜。イリスっ、イリスも後ろからとびのっちゃえっ」
「えぇっ? でも……ねえエッジ、大丈夫?」
「聞きながら背中に上るんじゃない……。
 ああ、わかったわかった。十分軽い。だから早く降りてくれ」
「えぇ〜? 軽いんだったら、しばらく降りなくってもいいんじゃないのかな〜?
 それとも、すぐに降ろすくらい体力無いの? エッジってば貧弱ぅ〜」
「ね、ネルちゃん。ごめんねエッジ、わたし、すぐ降りるから……」
「いいや、いい。飽きたら降りるだろうからそれまでじっとしていろ」
「えへへー。よっ、エッジいい男ーっ。次はイリスと前後交代するからね〜」
「えっ、えっ? いいの?」
「……もう好きにしろ」
絶対に支える手を離して落とすことはしないエッジクォリティー。

……で、連続しすぎるのも何なんだけど、ネルの一人プレイ書いた。
見てたら早くて一日一作くらいのペースで投下されてるんだけど、
このスレってどれくらい作品の間空ければいいのかな?
364名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 10:32:09 ID:a8IKP7lK
別に間を空ける必要はないよ。
どんどん来てくれ。
毎年この時期くらいしか活発にスレが進むことってないしな。
3650/12:2006/07/22(土) 11:01:42 ID:/eCaEq3Q
おk。んじゃ投下します。

注意:ネルの一人ものです。えちぃところは真ん中あたり。
   
3661/12:2006/07/22(土) 11:03:19 ID:/eCaEq3Q
ゼー・メルーズ西住宅街。ここに一軒の家がある。周囲の住人のいくらかからも、
その大きさや外観にちょっとした羨望を向けられる家。
時折、煙突や窓から料理とは思えない煙や匂いが立ち上るこの家だが、
今現在、その家に向けてじっと羨ましげな視線を送る少女も、
錬金術という一般にはほとんど知られることのない技術を用いた釜からの煙も、
家のすぐ隣で妖タクがせわしなく小銭を稼ぐ動きも、全く無い。
ただあるのは静かに流れる川の音と、さやかに降り注ぐ月の光だけだった。

その錬金術師、イリスの家の二階に微かに動く影がある。
薄い掛け布団をもぞもぞと身体に引っ張り寄せながら、淡く寝息を立てるその姿は、
つい最近になって新たにこの家の住人となった、ネル・エルエスだ。
壁際に置かれたベッドの、その壁に向かう端に寄っていくように、ころりと寝返りを打つと、
小柄な身長とは不釣合いともいえる豊かな胸がうつ伏せになった拍子に柔らかく形を変えた。
しばらくはその体勢のまま、微かに眉をしかめながらもじっとしていたのだが、
「んむぅ〜……」
ベッドからの反発と自らの身体に押さえつけられる感覚に苦しくなったようで、
小さく声を洩らしながら無意識の内にさらにころりと身体を回す。
途端、先ほどから壁に向かって転がり続けていたせいで、
ネルの身体は、さして広くも無いベッドの終点にあっさりと到着してしまった。
軽く丸めた身体の後ろ側、壁にちょうどお尻からぶつかるように、とす、と。
「ふあ?」
思わぬ衝撃に、小さく声を上げながら反射的に目を開ける。
何度かまばたきを繰り返すうちに、自分の体勢と壁の感触に気付いて納得がいく。
けれども、だんだんと暗さに慣れてきた目と、突然のことにはっきりと覚めた意識は、
もう一つ、ネル自身のこと以外への疑問を呼び覚ました。
――イリスがいない。
3672/12:2006/07/22(土) 11:04:58 ID:/eCaEq3Q
あれ? あれ? と頭に疑問符を浮かべながら、ネルは床に就くまでのことを思い出す。
今日達成したクエストはとんでもないもので、合戦場のあちこちを文字通り飛び回ることになった。大砲で。
(イリスだけはおおはしゃぎだったけど、エッジはもう何も言う気力も無くて。
 あたしだってすっかり疲れきってたから、ちょこっと早めに寝たんだよね)
と、自問する。上下に分かれた寝巻きに着替えて、家にたった一つのベッドの端に潜り込んだことも覚えている。
そう、この家には一つしかベッドが無い。ネルがここに住むことになった日にはそれはそれは驚いた。
ゼー・メルーズに来るまでのユラとの二人旅では、涙を飲んでの節約のために、
一つのベッドを二人で分け合ったこともある。
けれども、この家にもともと住んでいた二人はエッジとイリスなのだ。
一体これまでどうしてたんだろう、とか、本当にお邪魔しちゃっていいのかな、とか、
まさか、ミストルースランクを競っていたときに聞いた二人の評判とはうって変わって、
夜はとんでもなかったり、もしかしたら、二人目として連れ込まれたんじゃあ……とか、
慌てて手が分身するほどにぶんぶかと想像をかき消していたものだけれど、
その疑念はあっという間に立ち消えになった。
「それじゃエッジ、お休みなさい」
「ああ。お休み。……ネルも、な」
どうなることかと思っていたネルを、イリスは、
「じゃあ、ネルちゃんはこっちだよ」
と手を引いてはしごに向かわせたからだ。ぶっきらぼうに挨拶をよこしたエッジに、
「お、お休みなさい」
と返すと、まるで、かしこまらなくてもいいと言うように軽く肩をすくめながら頷いてくれた。
そのまま一階に置いてあるソファに横になるエッジを見て、二人で二階に上がったのだ。
その様子はごく自然で、普段から眠る時はきちんと分かれていることがすぐに分かったし、
一つのベッドをイリスと分け合うことはユラとの生活を思い返して、
悲しいのか嬉しいのか複雑ではあったが、最終的には暖かさの方が勝っていた。
3683/12:2006/07/22(土) 11:06:34 ID:/eCaEq3Q
けれども、今は目の前にいるはずのイリスの姿が無い。
考えられることはそれほど多くなく、水でも飲みに行ったか、それとも、
(ん〜? お手洗いかなぁ?)
と、ネルが普段夜中に起きる原因をあげるくらいだ。それなら別にたいしたことではない。
寝相で引っ張り込んだ掛け布団をもう一度整えて、
イリスにぶつかるような転がり方をしなかったことに安心しながらもう一度静かに目を閉じようとした。
が。
「ぅ、くっ」
階下から、男性のくぐもった声が微かに届く。
それもそのはず、一階と二階に分かれているとは言え、
はしごの通る穴は常に開かれっぱなしで、街の喧騒も無いこの時間では防音効果などほとんど無い。
一体なんだろうと耳を澄ましていると、再び男の声が聞こえてくる。
「い、イリス……っ! もう少し、優しくできないか……?」
それはもう聞きなれたエッジのもので、さらには、当のいなくなったイリスの声までが続いてきた。
「じゅうぶん優しくしてるよ。ちゃんと我慢してちょうだい」
その上、何やらぴちゃぺちゃと肌を打つような水音がネルの耳にまで響いてくる。
(ええぇっ!?)
突然聞こえてきた声と音に、ネルはびくんっと身体を震わせてパッチリと目を見開いた。
真夜中に響く男女の潜めた声と、漏れ出る水音。
何をしているのか確かめたい気持ちが、急激に高まった拍動と共に湧きあがるようにも感じるが、
もしも二人に見つかってしまったときの気まずさや、
その後、明日からどう接すればいいのかといった考えが、ネルの身体をベッドに留め置く。
しかし、顔や頬に血が上っていく感覚を得ながらも、
ネルには下から洩れる微かな明かりや音を無視することはできなかった。
声の聞こえ方からして、イリスがエッジに対して何事かをしているのは明らかで、
その中身を想像するしかないネルの頭の中では、
この街に来る前に、ユラに連れられて行った安酒場などで聞きかじった――そういうことを
吹き込んできたガラの悪い男どもは特大ハンマーの餌食になったが――秘め事の光景が展開していた。
3694/12:2006/07/22(土) 11:08:17 ID:/eCaEq3Q
ズボンも下着も取り去ったエッジの股にそっと愛しげに顔を寄せ、
ふっくらとしたつぼみのような唇と舌を使って、包み込むように愛撫を重ねるイリス。
そのイリスの上気した顔がエッジを見上げながら優しく動くたびに、
相手から聞こえてくる声に目元を緩め、少しだけ意地悪に強さを変える。
途端に、強すぎる刺激に負けたように懇願を洩らすエッジを抑えるように、
笑みを浮かべて、ぴちゃり、ぷちゅり、と別のところをまた柔らかな動きで撫で上げる。

「もう、こんなにしちゃってどうするの? このままじゃ、明日も大変だよ?」
「……から自分で……。……見つかるとは……なかった」
想像に、より現実感が湧くような声が、エッジの洩らす途切れ途切れの声と一緒にネルの耳を打つ。
かあっと、目元が痛くなるほど頭に上ってきた血と、息苦しくなるほどに高まった心臓の鼓動が、
どくどくとネルの身体と視界を揺さぶった。
(やっぱり、普段見せたりしないだけで、やっぱり、エッジと、エッジとイリス、って……)
自分でも気付かない混乱具合を示すように、何度か同じ単語を繰り返しながら、
階下の二人に想像をめぐらせる。頭の中でのイリスは、エッジのものに静かに手を添えて緩く擦りあげていた。
息苦しい。でも、あまり大きな音で息をするわけにもいかない。
けれど、ものすごく胸が苦しい。何だか喉も渇いてくる。
ネルは大きくなりがちな息を、顔を枕に埋めることで抑えようとする。
すると、ネルの顔から枕へと、静かに吸い込まれるものがあった。
(あ、あれ? あたし……)
ゆらりと枕から顔を離すと、揺れていた視界が僅かな時間だけ元に戻り、
すぐに再びじんわりと滲み出した。
(……泣いて、る?)
どうして、だろう。と、途切れがちな思考の中で、ネルはまた枕に顔を埋めた。
3705/12:2006/07/22(土) 11:09:44 ID:/eCaEq3Q
ユラに別れを告げられ、どうすればいいか分からなくなったとき、ここに連れてきてくれた。
その日、二人が別々に眠ることにほっとしたのは何でだろう。
お休みなさい、と言ったとき、エッジが頷いてくれたのが嬉しかったのは何でだろう。
それからずっと、軽くお休みー、と二階に上がるとき、エッジが頷いてくれるのを見るのは何でだろう。
愛想もよくないのに、クエストを依頼した人のことを一番気にかけるほど優しい、と分かるのは何でだろう。
それに、今日だって。大砲に乗るときに、何も言わなかったけど支えていてくれたと思える。
――いつの間にか、ネルの思考の中でエッジと向かい合っている姿はネル自身のものになっていた。
(エッジ……)
そのことに気付いて、ネルは枕に吸わせるように細く、長く息をつく。
これだけの短い時間で、これだけ惹かれている自分がいるんだ。
これまで長く一緒にいたイリスが、エッジのいいところに気付かないはずもない。
そう思いながらも、イリスにだって同じくらい、いっぱいいいところがあるのも分かってる。
だからネルは、頭の中でイリスにごめんね、と思う。
けれどネルは、今の想像をかき消そうとはしなかった。
「んぅ……」
そっと枕から顔を離して、先ほどのように、ただネルとイリスを入れ替えた姿を夢想する。
さらに異なることは、姿を思い浮かべるだけではなくて。
ネルはゆっくりと自らのしなやかな人差し指を口元へと持っていき、ちぷ、と舐めながら含んだ。
大きくなってからは実物など見たことも無いけれど、エッジのはどんななのか。
そう意味もなく思いながら、さらに中指をも唇をわって侵入させる。
「ちゅ、む。ん、れろ、ふぅ、ぁ、ちゅる……ふぅ、ん」
(ぅ、えっと……おっぱいとか、触るんだよ、ねぇ……?)
どこぞで仕入れたつたない知識のままに、想像の中でネルはエッジに自身を貪らせていく。
右手の指に唾液をてらてらとまぶしながら、空いた左手を静かに寝巻きの胸元へと滑り込ませる。
3716/12:2006/07/22(土) 11:11:31 ID:/eCaEq3Q
階下からの声をさえぎるように、身体を横向きに丸めて、掛け布団の中に潜り込み、
たぷ、むに、と周りからほぐすようにネルは自らの乳房に触れていく。
目の前に思い浮かべたのは、年上のイリスよりも大きな胸に、
ちょっとした自信をこめて、恥じらいながら隠すようにしていた胸を
エッジに向けてさらけ出した光景だ。そのまま、エッジの手は胸元を撫でるように下がり、
手のひらで持ち上げるように軽く揉み始める。
「ふあぁっ、ぁ、あ、ん。ん〜〜〜っ」
知らず知らず口から洩れた喘ぎを、とっさに口を閉じて封じ込める。
それでも、鼻から抜ける音と吐息には甘いものが混じっていた。
普段、風呂などではただ柔らかい肉に触っているだけだという感覚なのに、
触れられている相手を頭に浮かべるだけで受けるものは全く違う。
きっとエッジの手はもっと硬いんだろうとか、指だってこんなに細くもないんだろうなぁとか、
そう考えるたびに、思考の中のエッジの動きがより近く感じられていく。
徐々に手の動きを大胆に変えて、片手で行っていた胸への刺激を、
両手によるものへとして、撫でるものから揉みしだくものへ。
柔らかな乳肉の形を思い通りに歪め、引っ張り、押し込み、揺らす。
その内に、今までは手のひらで時折掠めるようにしているだけだった桃色の先端を、
人差し指と中指の間に挟むようにあてがい、乳房ごと、ぎゅっと絞るように握った。
「ぅぁっ、〜〜っ」
しかし、慣れない動きに、まだどうすれば快感になるのかすら理解しきれないままの行いに、
しっぺ返しのようにやりすぎた痛みが襲い掛かる。
「はぁ、ぁぁ、もっと、優しく、して、ぇ……」
3727/12:2006/07/22(土) 11:13:45 ID:/eCaEq3Q
ネル自身への文句を、想像の向こう側へと押しやることに悪気を感じながら、
すまなそうな顔つきのエッジを頷かせて、乳首への愛撫を再開する。
指先で、触れるか触れないかの微妙な刺激を、突起の周囲に与えていくと、
くすぐったさと同時に、ぞくりとした感覚が背筋を通る。
何度かそれを感じ続けていると、ぴくり、ぴくりと先端周りの肌が粟立つように思えてきた。
つられるように、弾力はあっても柔らかなままだった乳首が、だんだんと充血し固さを増していく。
「ぅん、気持ち、いいよぅ……もっと、強くてもいい、からね……」
今度は親指と人差し指で挟み込んだ後、こり、こり、と緩く捻りこむ。
すると突然、はっきりとした気持ちよさが身体を駆け抜け、ネルは驚いたように全身を震わせた。
「くぅんっ。……お、おっぱい、ばっかりぃ〜」
(じゃあ、だめ、なんだっけ……?)
熱っぽくなった思いのままに、恐る恐るお腹からおへそのそばを滑らせ、寝巻きの下をずらして、
下着の上から軽く割れ目に沿って人差し指を這わせる。
(あ……これ、って……)
触れてみるまでは自覚も無かったというのに、幾度かゆっくりと指を往復させると、
僅かににじみ出ていたらしい秘所からの液が下着に吸われて、ネルの指に湿りを伝えた。
快感とは違った、恥ずかしさの火照りがネルの身体に灯る。
それでも、一度見出した気持ちよさから抜け出すことはまだできずに、
けれどさっきの痛くなってしまったことを思い出して、いきなり触れることはせず、
内腿から脚の付け根に向けてゆっくりと撫で回したり、
下着の上からむにむにと最も柔らかな唇を緩く揉みつづける。
「いぃ、よ。もうちょっと、だから……ぁ」
続けるうちに、じんわりと股間が熱を持ったようになるのが分かってくる。
3738/12:2006/07/22(土) 11:15:27 ID:/eCaEq3Q
もう一度、今度は少し強く、と割れ目を撫でるように指を滑らせたとき、
先ほどよりもほころんだその上端で膨らみかけていた肉芽を、
知らずのうちに僅かに引っ掛けるように擦ってしまった。
「ひぅっ!?」
痛みにも似た急な刺激でもあったが、
一度過ぎ去った後に残っていたのはびりびりと震える余韻の方が多い。
「あ、いま、の……きもち、ぃ……」
確かめるようにゆっくりと指を滑らせて、改めてつつくように、
くに、くに、と触れてみると、その度に丸めた背中がびくびくと震えてしまう。
それを繰り返しているうちに、だんだんとネルの息が上がる。
口の端からつぅっと一筋の唾液があふれ出て、あごから首元へと流れ込んでいく。
「んっ、ふぁっ、その、ままぁ……さわって、よぉ……」
既に無言となっている空想の指が、下着を押し分けて直に柔肉をほぐし始める。
布の上からでは湿り気くらいしか感じられなかった水気も、
いつの間にか指にまで絡むほどに滲み出ていた。
思わず、股間を這う手を太ももで挟み込んでしまうが、
それでも指先は快楽を求めて刺激を与え続けている。
脚に入った力を抜こうと、右手に集中しっぱなしだった意識を別のところ、
胸元に残る左手にも向け、さらに汗ばんで吸い付くような手触りになった胸も同時に弄っていく。
「あぁっ、そんなのぉ……だめ、だよぉ……つよすぎる、よぅ〜……」
決して相手を拒むわけではない声を上げながら、
布団の中でネルはゆるりと力の入っていた脚を開く。
十分に愛液をからめた人差し指をさらに奥へと潜り込ませようとじわりと進め、
その指先がとうとう自身の中への入り口にたどり着く。
3749/12:2006/07/22(土) 11:16:57 ID:/eCaEq3Q
「ぅうっ、い、いいよっ。い、いれ、てぇ……」
蜜の滲む入り口をくちくちと広げるように弄ってそんな言葉を洩らしながらも、
全く慣れてもいないそこは、ネル自身の細い指さえもまだ受け入れることはできない。
微かに潜り込もうとする感触を得ながら、痛みを避ける本能から、
今の状態でも気持ちよさを感じられる方へと自然に指が動いていく。
「うんっ……や、やっぱりそこがぁ、いい……っ」
指を上側へ滑らせていき、こちらもまだ未成熟に包皮の中で膨らもうとしている肉芽を摘むようにして、
きゅぅっと、ぎりぎりの加減を図りながら幾度となく弄りまわす。
同時に、胸だけを触っていたときよりも張り、乳首の硬さも増したような双乳をも、
残った左腕全体で、身体を駆ける快感に合わせるように揉みしだいていく。
「ううぅっ、あ、ああぁぁんっ……ふぅあぁっ、ひあっ……っ!」
きっと抑え切れてはいないだろう喘ぎ声を、布団の中に引っ張り込んだ枕に顔を埋めて閉じ込める。
身体の上下でもたらされる快感に、ネルは徐々に白くなる意識の中、
これまでは頭の中だけで留めていた言葉が、もう耐え切れずに洩れ出るのを自らの耳で聞いた。
「えっ、じ……きもち、いいの……っ。いぃんだよぅ……えっじぃ……っ!」
ぽろぽろと零れ落ちる涙と、熱い吐息とが枕に吸われて、その水気と熱をネルの頬へと返す。
どうか、枕に吸われて二人には届きませんようにと願いながら、
名を呼ぶことで一際強く上ってきた快感に、ネルは一番大きく身体を震わせた後、くたりと身体を弛緩させた。
37510/12:2006/07/22(土) 11:19:07 ID:/eCaEq3Q
はぁ〜っ、と大きく息をついた後に湧き上がってくるのは、なんともいえない脱力感と、
やはりじわじわと溢れてくる涙の粒と、こんな事をしてしまったという自己嫌悪だ。
上手く力の入らない身体を徐々に動かし、ベッドの中に潜り込んでいた頭を外に出す。
階下では、二人はどうなっているんだろうと、取りとめもなく考えてみる。
二人でするのはもう少し時間がかかるのか、それとも、ソファで仲良く眠っているのか。
……途中で止めて、こちらの様子を窺っていたのか。
その三つ目の考えに、びくっと身体を硬直させたネルは慌てて階下に耳を澄ます。
すると、はしごの穴から聞こえてきたのは。
「はい、おしまい。ホントににどうして黙ってるのかなぁ。身体中打ち身にあざだらけだなんて。
 クエストから帰ってからも元気が無かったのもそのせいなんでしょう?」
「モンスターにやられたわけじゃないんだ。心配することも無いだろう」
「もう。大砲の一番奥に詰まってた人がそんなになるなんて知らないで、
 楽しんでたわたしが悪いんだから、手当てくらいしてもいいじゃない」
「リフュールポットをぺちゃぺちゃ塗りたくるのが手当てなら、な」
がばっ。という擬音がぴったりのように、ネルの身体が跳ね起きた。
そうして、前に聞こえてきた言葉の端々を改めて捉えなおしてみる。
とんだ早とちりと勘違いの積み重ねで、自分は何てことをしてしまったのか。
ぽかぽかと自分の頭を自己嫌悪のままに叩いているうちに、
かっと全身が熱くなった上に、今までとは違う意味で汗が吹き出る心地がする。
エッジ、イリスそれぞれに思いっきり頭を下げ続けた上に、
うゎ、うわぁ、と頬を押さえたり頭を抱えたりと身悶えを繰り返しながら、
やがて、今なお、ややねとつく右手の指を左手で押さえつけた。
そんな階上の様子も露知らず、更にイリスとエッジが言葉を交していく。
「それに。一人で治療しようとしてたのって、
 心配かけたくなかったのがわたしだけじゃないからでしょう?」
「……別に」
37611/12:2006/07/22(土) 11:21:04 ID:/eCaEq3Q
「射ち出されるときだけじゃ、そんなにいっぱい怪我しないよ。
 おっかなびっくり飛んでて、ちゃんと着地できなかったネルちゃんをかばったりもしてたものね」
「怪我人が二人になるより、一人のほうがましだろう。それだけだ」
それを聞いた途端に、居ても立ってもいられずにぴょこんとベッドから飛び降りて、
ネルははしごの穴から頭を出して、一階に顔を覗かせた。
「エッジ、何か怪我してるとか聞こえたけど、だいじょーぶ!?」
その目に映るのは、想像の中とは全く違い、しっかりと寝巻きを着込んだイリスと、
裸の上半身にくるくると包帯を巻かれたエッジの姿だ。
「あ、ネルちゃん。えーっと、起こしちゃったのかな」
エッジの方を見て、イリスは申し訳なそうに眉を寄せる。
対するエッジはやれやれとばかりに肩をすくめるだけだった。
頭を引っ込める代わりに、脚をはしごの中ほどにまで勢いよく落とし、一息に一階へと跳び下りる。
「ねーねーエッジ、あたしもお詫びにお薬、塗ったげよっか?」
「いや、いい。それよりいつから起きて聞いてたんだ。……ん?」
「あれ、ネルちゃん、何だか目が赤いけどどうしたの?」
「えぇ? えと、な、何でもないよ、何でもー」
答えながら、ネルは左手で目元を擦ってふるふると手を横に振った。
どうやら、本当に二人とも怪我の手当てで上の様子は知らないらしい。
なおも心配そうにネルに声をかけるイリスに向かって、エッジは、
「放っておけ。怖い夢でも見て寝られなくなってたからこっちの様子を聞いてたんだろう」
とだけいって腕を組む。
「ち、ちがうもん! えぇとでも、ちがうことも無いの、かな?」
悪い想像を夢にしてしまうのなら、と目を逸らしかけたところで、
ちょっとだけ元の調子の悪戯心が湧いてきた。
エッジに向かい、にやっと目元をゆがめながら言ってみる。
37712/12:2006/07/22(土) 11:23:01 ID:/eCaEq3Q
「そ、そう。だから、一人でトイレに行けなくって〜。誰かぁ、ついてきてく・れ・る〜?」
「知るか」
「ね、ネルちゃん、そういうのならわたしが居るから……」
呆れたようにそっぽを向きながらも、内心の動揺を隠し切れずに顔色を変えるエッジと、
ぽっと頬を赤らめながらごにょごにょと言葉を濁すイリス。
よくよく考えてみれば、こんな二人が二階に人が居る状況であんなことを始めるわけもないじゃないかと、
改めて自分の考えの暴走っぷりに情けなさがやってくる。
(そんなエッジを相手に、あたしってばいろいろ……っ)
さらに襲い掛かってくる羞恥を二人に悟らせないように、
「じゃ、ちょっと行ってくるねーっ」
ネルは身を翻すようにしてさっさと部屋を出る。
寝巻きのポケットには、降りてくるときに突っ込んだ新しい下着がある。
手を洗って、何事もなく穿き替えてしまえば多分大丈夫、だろう。
妙なフライングをしてしまったようだけれども、
エッジへの気持ちに気がついたというところまで歩みを戻せば、
イリスとも正々堂々と張り合えるだろうし、そうなれば負けてなるものかという気にもなる。
自然に力の入る身体と紅潮する頬を感じ、ネルは気合を入れるように握った拳を天に突き上げた。

さらにその後。同じベッドで。
「ねえ、ネルちゃん? 今日のベッドなんだか熱気がこもってたり、
 湿っぽいんだけど……明日お布団干したほうがいいかなぁ?」
「う、うん、そうだねぇ。お天気なら、ぜっっっったいに、干そう、ね?」
378名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 11:24:50 ID:/eCaEq3Q
終わります。
寝るときの服やらトイレやらがどうなってるかはゲームからは分かりません……
適当に、川の上にでも張り出した小部屋とかがあるのかな、位のイメージ。
379名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 15:28:07 ID:T21Iov/5
>>378
グレイトォ!
嫉妬するネルが見られるとわ・・。
エッジネルはゲームで叶えられないのでSSで見れて良かったです。
380名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 15:46:19 ID:JhA8aoZU
ID:sNRiT9Ql
ID:6F1WlE77
ID:/eCaEq3Q
ネ申 降 臨 GJ!!! 
381264:2006/07/23(日) 02:44:27 ID:jrmRfoop
>>378
エジネルGJ!!不覚にもネルの勘違いに萌えた!
本編ではエッジに対するネルの気持ちの描写が全然無かったので>379と同じ、
このSSを見れて本当に良かったです!
382名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 07:35:46 ID:RNIUhZAn
ネ申スゲ--Σ(゚Д゚---!
383378:2006/07/24(月) 00:40:10 ID:WxtAKYR3
ご感想ありがとうございました。
PCキャラだと言うのに、ネル&エッジで絡めるイベントが少ないんですよねぇ。
メーナ誕生日イベントでケーキ食わせまくって楽しんでますが。
お楽しみいただけたなら幸いです。では、また何かできるまで名無しに戻ります。
384名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 00:51:21 ID:WxtAKYR3
スマソ、PC「キャラ」ってかぶってら……
385名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 06:27:26 ID:FqCzxjKo
次回までwktkしながら待ってまつ。
386続きキボンヌ:2006/07/24(月) 23:48:27 ID:UEfKBh/g
210 名前:おっぱい星人 :2006/07/24(月) 23:29:13 ID:GIQ2F6Bk
イリス「エッジの




211 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/07/24(月) 23:29:51 ID:g3mxBb/w
股間が腫れてるよ?


212 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/07/24(月) 23:33:53 ID:9jLhIaXA
だから海外で遊ぶ時はちゃんと着けろと…


213 名前:おっぱい星人 :2006/07/24(月) 23:36:07 ID:GIQ2F6Bk
ネル「わたしこう見えても医学の心得あるんだよ〜エッジちゃんとみせて〜」
387名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 06:36:34 ID:hM3PLVvK
('A`)・・・・・・
職人来ないと過疎るなぁ・・・。
388マーサ:2006/07/25(火) 20:47:33 ID:TO1/bLbg
こんなんどうよ???
 
   
 物語途中から暗躍し始めたクロウリー・・・。
世界の破滅を望む彼は、それをより確実なものにするため動き出す。
それは系譜に名を連ねるものの崩壊・・・。

 彼の望みを唯一阻む事のできるものを絶望の淵に追いやるため、身近な者から
手中に収めることにする・・・。第一の標的・・・ギルド受付嬢フェニル【340のSS】

    ⊃ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi45591.jpg.html
 首尾よくフェニルをものにした彼の次なる標的は・・・

    ⊃ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi45592.jpg.html
389あんま意味ないな・・・やっぱ:2006/07/25(火) 20:57:15 ID:TO1/bLbg
一応、第二の標的はアナ・・・ということで。
その次はエバ・ノエイラってとこですかな・・・
【このスレにあったノエイラ妊娠というのを取り入れてみようかと】


それと【錬金術で作成したアイテム】でダーク系をリクエストー!!!
例として、↑でノエイラを堕とした後で、イリスにアイテム作らせて
それを使って・・・みたいな。

390名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 23:16:57 ID:3WkVaYZA
>>388
ウホッ いい陵辱
391名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 18:03:53 ID:ai9uOlSR
>>388
本当に絵がうまいな。陵辱なら
フェ二ルだけでなくイリスも頼む。
392名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 18:30:33 ID:xQnIIxe7
>>388
何故か見れない・・・
ファイル名とか書いてあるページに行ってそれからが解らんのだが。
393名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 20:43:15 ID:ai9uOlSR
>>392
下のダウンロードを押すんだ!
この人の絵は絶品。
イリス陵辱絵をぜひ書いて欲しい。
394名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 20:50:55 ID:xQnIIxe7
>>393
d
395名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 22:22:34 ID:8qcN7jFU
そういってもらえると絵師冥利につきます。
ただ、見る側として普通に、いや、かなり他の絵師やSSが見たいですわ。
【なんていうか自分の絵やSSじゃ抜けないっていうか、あまり感じるものがないから】

 さて、イリスの凌辱ですが、388のあらすじからいうとラストターゲットになりますね。
他の人が書いたSSに絵をつけるっつーことなら別だけど・・・【←つまり凌辱SSが見たいという僕の願望?】

 今んとこ、次の標的はエバ or ノライエですかね。【こいつぁ、孕ませるよ!?】
396名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 22:37:35 ID:ai9uOlSR
>>395
おお!ラストターゲットとは・・それならなおのこと楽しみです。
凌辱SSが見たいんですか?下手でもよければ書きますよ。
397名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 06:23:13 ID:quZyUBOr
是非書いてください!!!【330】みたいなやつをば・・・。

 レイプされ最初は激しく抵抗するものの、犯されるごとにいつの間にか体が快楽を求め・・・
次第に自分からねだるようになる。最終的には、そいつにメロメロ・・・。

んん〜、これぞマイ・フェイバリット・シナリオ!!!

あー、そうそう388の最後はハーレムエンドですよ。!!!
398名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 17:58:10 ID:tM8jyjC0
夜になり周りの明かりも消えかけたころ、ギルドの受付の仕事も終わりを迎えていた。
「ふう・・やっと終わったわね。」
受付の小柄な女性フェ二ルは今日の仕事を終えたところだ。
「フェニルちゃんお疲れ様〜。」
受付の大人しそうな女性アナも丁度仕事を終わらせたところだ。
最近女性を狙う物騒な事件が町で起きているためギルド長は今日は直々に町長と話をするため出かけている。
もう夜も遅くギルドに残っているのは二人だけだ・・。
「アナもご苦労様。」
「あのフェニルちゃん・・。」
「なに?」
フェニルがアナのほうを向くとそこには一人の男が立っていた。
「あの・・もうギルドは閉店なんですが。」
男は無言のままアナの前で止まった。
「ちょっと!アンタ話聞こえてる?」
フェニルがわけのわからない男に詰め寄る。
399名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 17:59:01 ID:tM8jyjC0
「くっくっくっ・・・。」
「あの・・ギルドはもう・・ッ!?」
ビリィィイイ!!
「きゃぁぁ!!」
アナが悲鳴を上げる。男が突然アナの服を破り捨てたのだ。
「なにすんのよッ!?」
バキィ!
「うっ!!」
片手でフェニルを殴り飛ばす男、あまりの怪力にかなり遠くへ飛ばされるフェニル。
男はそのままアナの胸の膨らみを乱暴に揉み始めた。
「いやぁ!!いたい!」
「くくくっ!この町はいいぜぇ!こんなに良い獲物が居てさぁ。」
「いたい・・やめてぇぇ!だれかぁ!」
男は胸だけでなくアナの太股なども慣れた手付きで弄る。
「俺は様々な町の女を狩るレディーキラーさ!無駄な抵抗はやめな!」
「やめ・・ッ・・はぁ・・・あぁッ!」
嫌がって男の手を振り解こうとするアナの口から甘い声が漏れはじめる。
「へへっ・・だいぶ気持ち良さそうじゃねぇか。」
「うぁッ・・こん・・な・・私・・ぃゃッ・・」
男がアナの股に手を入れようとした時だった。
400名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 18:00:08 ID:tM8jyjC0
バキィ!!
「ぐぁ!?」
「アナから離れろ!!」
フェニルが男の足をイスで殴りつけたのだ!
「アナ!今のうちに逃げて!!」
「でも!」
「いいから早く!」
フェニルはさっき殴り飛ばされたとき足をぶつけて走れない状態であった。
フェニルの必死の言葉にアナは戸惑いつつも助けを呼ぶため一人逃げ出した。
「くそ!このガキ!!」
ググッ!
「うっ!・・ああ!」
首を絞められ喘ぐフェニル。
「しょうがねぇ・・お前で我慢するか!」
「・・あんたなんかに負けな・・ッ!?」
ビリィィイイ!!
いっきにフェニルの服を破り捨てた。
「へへっ!思ったよりいいじゃねぇか!」
「!!・・やめなさいよッ!」
「うるせぇよ!このガキ!!」
フェニルの胸を掴み乱暴に揉みまくる。
「うぁ!いたい!やめッ・・なさい・・。」
「へへっ・・こいつをぶち込んでやるぜ!」
男の巨大な物を目のあたりにして強気だったフェニルの顔が一気に青ざめる。
「・・いゃ・・やめて!」
「いくぜぇ〜!!」
男は一気にフェニルの処女を破り突き上げた!!
401名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 18:00:52 ID:tM8jyjC0
「いやぁぁぁああ!!!!」
「うお!きっついなぁ!」
「いゃああ!やめてぇ!!いたい!いたいよぉ!!」
「オラオラ!まだだぞ!!」
男のフェニルの子宮をなんども突き上げる巨大な物はフェニルの腹部からもその激しい動きがよく分かる。
「うおおお!!」
「いやぁぁぁッ!!!」
男は獣のような叫びとともにフェニルの子宮に精液を欲望のまま放った。
「そん・・な・・ぃゃ・・ッ・・」
身も心もボロボロにされ強気な彼女の姿はもうそこにはなかった。
だが男は容赦なくフェニルを突く。
「うぁ・・あ!やめ・・てぇ!お願い・・助けてぇ・・!」
「いやだね!お前のせいでせっかくの獲物を逃しっちまったんだ!」
「・・・あぁ・・ぁぅ・・。」
精液を体に浴びせられ犯されたフェニルは目が虚ろになりもうなんの抵抗力も無くなっていた。
「ちっ!もう壊れやがったか!」
男は苛立ちながら自分の物をぐったりしたフェニルの口に押し込み綺麗にする。
「まぁいい・・まだこの町には美人と噂のギルド長と錬金術士の娘が居るらしいからな!」
アハハハハハハ!!!!
ギルドに男の笑い声が響く。

「フェニルちゃん!・・・!?」
エッジといっしょに帰ってきた彼女が見たものは、精液塗れにされた虚ろな目をしたフェニルだった。

「さ〜て!次は誰を喰うかな・・。」

おわり。

適当に書いてみた。
初めてなんで設定もしょぼいが我慢してくれ。
しかしこんな小説書いたのはじめてだw
俺も終わってるな。
402名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 18:53:40 ID:Cve2Z+FN
>>398
レディースキラーGJ!
あんたぁエスパーだよ、突き上げる巨大なものは〜のくだりとか
まさか前から描いてたフェニル絵にピタ一なSSが出るとは・・
男は適当です、アシカラズ
ttp://akm.cx/2d/src/1153993403782.jpg

403名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 20:11:48 ID:tM8jyjC0
>>402
本当にその絵がピッタリだw
404名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 21:00:01 ID:QFNiF1Gy
>398と>402の間にフラグが立った。

GJGJ!いい物見せてくれてありがとうございます。
405名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 22:16:48 ID:quZyUBOr
なんか盛り上がってきたーーー!
しばらくこんな感じでいきますように・・・【合掌】チーン
406名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 23:56:18 ID:GqvOOwnX
陵辱ktkr!好きなんだけど書けないから、読めて嬉しいです。

ところでラブラブいちゃいちゃ方面で書いてみたいのですが、何かリクエストありますか?
グラムとイリスが得意です。
407名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 00:26:13 ID:ThfbGGoO
>>406
フェルヴィゼかケイトレが読みたいなぁ〜。
書いてみようっていうその意欲に乾杯だ
408名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 02:51:10 ID:k8n3cSI4
自分はフィーとフェルトの話が読んでみたいです
国を背負って立つ存在でありながら同時に一人の少年に恋をした少女の物語
ヴィーゼという正ヒロインがおりますが
二人の思いの間で揺れ動くフェルト・・・三角関係
ラブラブではなくドロドロの展開になりそうorz
409名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 08:49:23 ID:O5tpJEkn
姉妹丼!姉妹丼!
410名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 17:08:05 ID:rxuS2ldm
ここにあるSSって主にヒロイン・サブヒロインをからめた恋愛系がメインっすね。
最近凌辱系も出てきていい感じです。ジャンルに幅が出て、飽きがこないですね。
ここで一つ! コメディー・コメディーからめたものがほしい。グラファンでノエイラ×エバの愚痴もとい雑談
みたいな感じのやつをおもしろおかしく書いてほしいです。主人公系がからまないのは意外で新鮮???みたいな〜〜〜〜。
411名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 17:13:29 ID:6gpHegtz
流れをぶった切って悪い。
投下する。
412名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 17:14:21 ID:6gpHegtz
あの悲劇の事件から一週間が経とうとしていた。
あれ以来フェニルは精神的ショックから壊れてしまい、今は病院で精神治療を受けている。
エッジとノエイラは怒りに震え、犯人を探し出すため全力で調査を進めている。
一方アナは自分のせいでフェニルを傷つけたことにショックを受けギルドを辞めてしまった。
何も出来ずに友人を見捨ててしまったアナも心に深い傷を負っていのだ。
それ以来アナは朝から夜まで毎日フェニルの傍にいて謝り続けていた。
そして今日もフェニルの傍にいたアナだがもう夜も遅いので帰らなければならない。

「フェニルちゃん・・また明日きますね。」
「アナ・・もういいよ。」
「でも・・。」
「アナのせいじゃないから・・。」
「フェニルちゃん・・また明日ね。」
「・・・・・・。」

アナは自分のことをずっと責め続けていた。
これが夢ならいいのに・・現実から逃げたい気持ちでいっぱいだった。
今日も涙目になりながら帰りの道を歩く。

「・・・うぅ・・フェニルちゃん」
「アハハハ。随分と落ち込んでるじゃねぇか!」
「え!?」
「捕まえたぜぇ!」
「う!?」

突然後ろから何か薬品を嗅がされ意識が途切れ崩れ落ちるアナ。
413名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 17:15:12 ID:6gpHegtz
「うぅ・・・ここは・・」

アナが目を覚ましたのは大きな城のかなり高い端にある固結された部屋だった。
周りは薄暗くて扉はなくベットが一つと窓が一つだけの部屋だ。
奇妙な形をしたランプが部屋の上で妖しく光っている・・。
窓から見える景色は異世界のものだった。
しかしこんな異世界は聞いたこともなかった。
よく見れば窓からこの部屋と同じように城の端に固結された部屋がいくつもある。
そんなとき突然扉もないこの部屋に扉が現れて開いた。
一人の男が入って来たあと扉はまた消えて壁になった。

「おやおや・・お目覚めかい?」
「あなたは!!」

そこに現れた男はあの時の男だった。
アナの表情が恐怖で染まる。

「おう!久しぶりだな!」
「・・そんな・・いゃッ!」
「へっへっ!この前は逃しちまったけど今度は逃さないぜ!」
「いやッ!近づかないでください!」

必死の抵抗も空しくあっさり腕を捕まれてしまうアナ。
414名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 17:16:04 ID:6gpHegtz

「いやだね!せっかく手に入れたんだ、これからたっぷり俺色に調教してやる。」
「いやです!離してくださいッ!」
「まずはこいつを飲みな!」
「うぅ!」

無理やり顎を上げられ妙な薬を飲まされてしまうアナ。

「くっくっくっ・・・こいつは俺特製の媚薬だぜ!」
「・・・ぁはッ・・あぁ・・んッ!?」

薬を飲まされたアナは突然の体の異変に混乱しはじめた。

「なに・・はぁッ・・これ・・ぁッ・・」

赤らめた頬と荒いだ息使いがなんともいやらしい。

「はっはっはっ・・・いやらしいなまったく!」
「そん・・ぁ・・な・・こんな・・の・・嫌ッ・・。」
「さぁ!お互い楽しもうぜ!」

そう言うと男は後ろから片手でアナの顎を持ち上げ唇を重ねる。
そしてもう片方の手でアナの胸を揉み始める。

「くちゅ・・くちゅ・・」
「う・・んッ・・・はぁ・・」

胸を揉まれる刺激で頭が変になりそうな感覚を必死に抑えるアナだが媚薬の効果がそれを許さない。
舌を絡められ口の中を犯される感覚に涙目になっていたアナだがその口からは甘い声が漏れはじめる。

「はぁ・・・うっ・・んッ・・」
「ふっふっ・・気持ちいいか・・もっと気持ち良くしてやるぜ!」

男はアナを抱き上げベットに押し倒す。
そしてアナの服を器用に脱がした、アナの豊富な胸が露になる。
舌を絡めながら剥き出しの胸を揉んでいく。
415名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 17:16:40 ID:6gpHegtz
「ぁんッ・・・はぁはぁ・・ッ・・あんッ!」
「期待通り良い女だぜ・・そろそろいくか!」
「はぁ・・ッ・・私・・おか・・ッ・・しく・・あんッ・・」
「無理をしずに俺にすべて委ねちまえ!悲しいことも忘れさせてやるよ!」
「・・・・うぁッ・・あはぁッ・・」

とても強力な媚薬でもうアナは自我を保てない状況であった。
フェニルのことを忘れてこのままこの感覚に身を任せてしまいたくなっていた。
そしてもう限界だった。

「はぁはぁ・・気持ち良く・・ッ・・して・・ぁ・・ください・・」
「くっくっくっ・・・もう素直になったな。こいつをぶち込んでやるぜ!」
「はぁはぁはぁ・・・」

肩で息をしているアナの下着を破き陰部に自分の肉棒を合わせる。

「いくぜ!」
「ああぁぁぁ!うぁああ!」

男は一気にアナの処女を貫いた!

「くぅ!締まるぜ!」
「ぁあ・・・ッ・・あぅッ!」
「すぐ気持ちよくなるぜ!」
「うぁ・・ぁッ・・んッ・・・はぁッ!」

苦痛に顔を歪ませるアナに容赦なく男は肉棒を突きまくる!
最初は痛がっていたアナだが徐々に甘い声が漏れ始める。
416名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 17:17:17 ID:6gpHegtz

「・・ぁぅッ・・気持ち・・良い・・ぁ・・です・・」
「俺も気持ちいいぜ!」

もうアナは媚薬に屈服してしまっていた。
すべてを忘れこの男の与える快楽にすべてを委ねたいと思ってしまっていた。
快楽に身を任せ、口からはいやらしく唾液を流し、頬は赤く染まりなんともエロい。

「うぉッ!そろそろいくぜ!!」
「はぁッぁあああ!!!」

ドビュ!ドビュ!ドビュ!
男は欲望のままアナの子宮に精液を放った!

「ふぅ・・満足したぜ!」
「・・・・はぁ・・はぁ・・」
「さてと・・今日はこのくらいにしとくか。」

ビクッビクッ!
男はぐったりして痙攣しているアナの口に肉棒を押し込み綺麗にする。

「うぐッ!・・・ぅんッ!」

突然口の中に肉棒を入れられ息が出来ずに苦しみに顔を歪ませるアナ。
必死に舌で肉棒を押し出そうとするがそれさえも相手に刺激を与える意味しかない。

「お!気持ちいいぜ!今度やるときはたっぷり舌で扱いてもらおうかな。」
「・・・ぅ・・ッ・・うッ」
「おっといけねぇ・・。」

男は肉棒をアナの口から抜く。

「げほッ!・・・はぁはぁ・・げほッ!」
「さて・・また今度な、俺の異世界は時間が止まっているからな。」
「はぁ・・・はぁ・・」
「永遠に俺のコレクションの一人としてまた楽しませてくれよな。」
「はぁ・・はぁ・・」
「アハハハハハ!!」
417名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 17:18:04 ID:6gpHegtz
城に男の笑い声が響く・・男はぐったりしているアナをそのままにして自室へ戻る。
自室に戻った男の見ている鏡にはノエイラやイリスが映し出されている。

「くっくっくっ・・・次は誰を俺の物にするかなぁ。」
「ご主人様。あの子をお風呂に入れてまいります。」
「おう!それとベットも綺麗にしといてくれ、また今晩やるから。」
「はい。お任せください。」

この異世界では彼には逆らえない、今では昔自分の物にした女性は彼の虜だ。
人数は今はアナを外して2・3人程度で少ない・・彼は自分の認めた女性しか無闇に手に入れないのだ。
強力な錬金術師で闇の魔法で自らの時間さえも止めてしまっている。
品のある女性を自分の物にしこの城のメイドなどに使っている。
彼にとって自分の手で清潔な女性が堕ちていく姿はたまらないようだ。

「逃さないぜ・・・俺のコレクション・・俺と共に永遠の宴を楽しもう。」


おわり。

適当に書いてみた。

また書いちまったw
もうめちゃくちゃだw
どんどん終わってくな。

ところで、絵師さんに頼みがあるんだが。
イリスの凌辱やハーレムエンドも楽しみだけど、それとはべつにもう一つリクエストしたい。
無理もしくは嫌か駄目ならいいんだけど、
クロウリーに後ろから片手で首を絞められ、もう片手で胸を触られてるイリスを頼む!
服は有りで表情は苦しげに、呪いでネチネチといたぶる感じでよろしく頼む。
上半身さえ映ればいいので足まで全体は映さなくていいです。
どこ探してもイリスの絵ってないんだ・・。
418名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 17:19:15 ID:+X0I/ibU
ないな。ふろ○んとじ〜に期待してたんだが・・・。
ともかくGJ!!!!!!!!
419チ○コフォンデュ:2006/07/28(金) 17:32:44 ID:rxuS2ldm
・・・なんとも俺好みなやつを!!!ありがたや〜、ありがたや〜・・・【合掌】
OK。やりましょう。では、早ければ今日あたりノライエといっしょに投下させてもらうっしょーーー。
420名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 17:35:22 ID:6gpHegtz
マジか!?それは楽しみだ!
また暇が出来たら書くよ。
今度はもっとうまく書ければいいが・・。
421名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 18:01:59 ID:6gpHegtz
すまん。一つ言い忘れた。
帽子は付けてくれ。
422406:2006/07/28(金) 18:07:13 ID:SHfBWZeQ
>412
ナイス陵辱っす。本当にこのスレ、いろんな話が読めていいスレだね。

とりあえずフェルヴィゼ書いてみます。しばしお待ちを。

あと、なんかガンガン投下されていい流れになってるので、
書くのをためらってるとか、投下しようかどうか迷ってる人がいたら、
今がチャンスなのでどんどん投下するといいと思うよ!
423名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 18:54:55 ID:+X0I/ibU
ついでに余計なことを言えば ノ エ イ ラ な。
424名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 20:20:32 ID:6gpHegtz
覚えにくい名前だよな。ノエイラ・・。
425チ○コフォンデュ:2006/07/29(土) 02:01:40 ID:i3vpuGMH
ん〜、前に書き込んだ時は間違えなかったのだが・・・南無

ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi46077.jpg.html
ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi46078.jpg.html
 
そんなこんなで3人目の標的・ノエイラです。次はエバといったとこなんですが、
資料がないですね・・・困った困った。とりあえず、etsのメーナ・マーナ・エア・パメラの
いずれか・・・かな。

  
2つ目がリクエストのあったやつです。・・・やっぱ色がないと遠近感が・・・
426名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 02:40:21 ID:aZAb7wvW
>>425
GJ…乙です

> etsのメーナ・マーナ・エア・パメラのいずれか・・・かな。
パメラおねがいします(`・ω・´)
427なんだかなぁ:2006/07/29(土) 03:37:17 ID:i3vpuGMH
なんか・・・なんかよろしくないですね。
さっきから何回か見直してんだけど、エロくない気がする、肌の露出少ないし・・・アングルも・・・
想像してたのと違ってたらごめん、悪い、許せ。

 パメラをヤルとしたら錬金アイテム使うか幽体離脱するか、はたまた強大な力にものいわせて無理矢理するか・
・・・【大股で100歩ほどワキにそれて、悪魔【ツィーゲルコップとか、女魔族のフタナリ】
に襲わせる・・・・・・ワタクシ的には4番目がお勧め?
428名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 12:33:57 ID:Py/MgPbB
>>425
クロウリーがかっこよす。
429名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 12:34:41 ID:Py/MgPbB
>>427
霊同士で肉体があってはできないようなシーンきぼん
430名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 13:09:56 ID:u6K5sz0y
>>428 よす?よすぎ?・・・ほんとはちょっと体いじっちゃおうかと思ったンだけどねー【人間→真の姿・第二形態みたいに】

>>429   それ・・・難いなぁ・・・内臓が透けて見えるとか?グローーー!!!ありえな〜〜〜い!!!
     
431名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 19:50:22 ID:U1v7H+TZ
>>425
素晴らしい!!
わざわざリクエストに答えてくれて感謝してます。
しかし相変わらず上手いですね!
ボリュームを無くさずに足まで書いてくれてなお嬉しいです。
クロウリーも上手く悪役感が出ていて素晴らしい!帽子も良い!
本当にありがとうございました!
432名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 20:01:13 ID:U1v7H+TZ
>>425
もし良かったら早速前の小説の続きを書かせてもらうが。(誰を陵辱します?)
出来たらまたイリスをリクエストしてもいいですか?
貴方の絵は病み付きになる!!
これほどの絵師に逢えるとは・・運が良い!!
ノエイラの続きも楽しみだ!
433名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 20:45:26 ID:u6K5sz0y
>>432
キャラ絵を始めて3年あまり、ここまで言ってくれる人は初めてですね・・・。
期待を裏切らないでよかったです。正直ほっとしました。
あと2・3ヶ月は絵漬けの生活をおくらにゃならんので、いつでもいいですよ。
ただ、エロは専門じゃないんでお手柔らかに。

では、早速リクエストをば。アナの続きをたのんます。エピローグみたいな感じで、完全に堕ちるまでをお願いします。
434名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 21:13:31 ID:u6K5sz0y
>>429
 一応考えまくってみました。
幽霊限定で出来るものは空中でのプレイぐらいしかないと・・・。
それに凌辱を組み合わせてとなると・・・。
 とりあえず、自分がいいと思ったやつをやってみます。
@・【錬金術で作成した縄《拘束具含む》で縛り、MP打撃が出来るであろうモンスターに襲わせます】
A・【幽霊に効く催眠術やそれと同等の効果をもつアイテムを使用し、露出&散歩その後、犬の幽霊と獣姦】

  パメラは幽霊になってめちゃ長いので、大抵のことでは堕とせないということで変態的なものをば。
逆に生前、お嬢様というか天然だったので、経験はおろか知識すらないのでは?と思うとこもあったりなかったり・・・。
普通にHして堕とすというのはつまんないんで変態趣向で・・・ファイナ○アンサー!!!
435名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 21:36:14 ID:U1v7H+TZ
>>433
アナの続きですね!了解です!遅くても明日には投下します!

それではもしよろしければ早速リクエストを一つ。
今回はイリスを正面から見たいのでクロウリーはイリスの背後に、
あと前にリクエストした絵と同じように、
クロウリーに真後ろから左手で喉元を絞められ、(食い込みを書いてくれる嬉しい)
右手は後ろから抱きしめるようにイリスの左胸を鷲摑みにして、
イリスの右手はクロウリーの右腕を掴んで離そうとしてる感じで、
左手は締められている首に前にリクエストした絵のように伸ばしてる感じで頼む。
顔はやはり苦しげで少し頬を染めてる感じでエロく。服と帽子は今回も有りで頼みます。
顔の角度は少し斜めに仰け反っている感じで頼みます。
前と同様に上半身さえ映ればいいので足まで全体は映さなくていいです。

前のリクエストと似ていますが、よろしくお願いします。
自分はこのようなシチュエーションはすごく好きなんだw
本当に貴方の絵のクオリティは素晴らしいですから期待してます。(嫌なら無理には頼みません)

436名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 22:24:27 ID:u6K5sz0y
OKです。前のやつを正面からのアングルに直して上記のリクエストを加えればいいですね。
それとリクエストしてくれるときはキャラの表情を【苦しみ・快楽等】比率で表してくれると助かります。
こんな感じで  【苦しみ:快楽=7:3】

あと、服が破けているかいないかとかも
437名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 23:06:29 ID:U1v7H+TZ
了解です。
今回のリクエストは服は破けていなくていいです。(多少破けていてもOK)
表情はそのまま「苦しみ:快楽=7:3」でお願いします。
しかしここまで細かくリクエストに答えてくれるとわ・・。
有難すぎる。小説は上手く書けませんが今書いてます。
438名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 01:09:19 ID:dgXfJJND
なんとか今出来た!
投下する。
439名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 01:10:14 ID:dgXfJJND
アナが行方不明になってからもうどれだけの時が経っただろう。
町は静けさを取り戻し、あの噂のレディーキラーの脅威は消え去ったように思える。
ギルドのギルド長室にてエッジとノエイラの会話が聞こえてくる。

「未だに犯人の足取りが掴めないのか!?」
「ええ・・・不思議なことに犯人の手掛かりがまったくないのよ。」
「くそッ!アナまで居なくなって、いったいどうなってるんだ!」
「これだけ手掛かりがないなんて・・・まるで突然どこかへ消えたような。」

ノエイラにもこの不思議な事件の足取りがまったく掴めないのだ。

「まるで神隠しね・・・。」
「くッ!犯人の居場所さえ判ればッ!」
「とにかくギルドも引き続き調査します。」
「ああ・・頼む。アナはかならず俺が助け出してみせる。」

ギルドを出るとすぐにイリスとネルがエッジの元へ駆けつける。

「エッジ・・アナの事でなにか分かった。」
「いや・・・なにもわからない。」
「そうかぁ・・・。」

あれ以来イリスやネルもアナのことが心配でしょうがなかった。
エッジと一緒に異世界でアナの捜索もよくしている。
だが、未だになんの情報や手掛かりも掴めないでいた。
そして今日も手掛かりや情報も無く空しく時が過ぎていく・・。

「もう遅い・・・今日は帰ろう。」
「・・・そうだね。」
「アナ・・・・。」

今日も三人で落ち込みながら薄暗くなった帰り道を歩いていく・・・。
明日もクエストと捜索をしなければ・・。

次の日エッジ達は再びアナを探し異世界へといく。
440名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 01:11:02 ID:dgXfJJND

一方こちらはあの男の城。

「ふぁッ・・・あん・・ぁあッ!」
「いいぜぇ!その調子だ!」
「あぁッぁ・・あッ・・ん・・」

ここはアナの固結された部屋、まだ昼間だというのに今日もアナの甘い声が部屋に響く。
頬を紅く染め、体を震わせて快楽に溺れる。
月日を重ねるごとに二人の行為は段々激しくなっていった。

「おお!いくぜぇ!!」
「ふあぁぁぁッ!!」

ドビュ!ドビュ!と男の精液がアナを犯す。
ビクッビクッと痙攣し快楽に身震いするアナ。

「はぁ・・はぁはぁ・・」
「ふう!今日も良かったぜ!」
「・・・んっ」

肩で息をしているアナの唇に舌を絡ませキスをする。
口を離しそのまま片手でアナの陰部を撫でる。

「はぁッあんッ・・。」
「それじゃ・・また明日な。」
「はぁ・・はぁ・・」

男は部屋から出ていく。

「はぁ・・はぁ・・」

男が壁に消えていく姿を名残惜しそうに見つめてゆっくり瞳を閉じる。
何度やってもアナの体は体力が無くすぐ睡魔に襲われてしまう。
アナは相当疲れたのか、そのまま深い眠りについてしまった。
・・・・・・・
・・・・・
・・・
どれだけ時が経っただろう周りはとても静かで外は漆黒の闇に覆われている。
441名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 01:11:47 ID:dgXfJJND

「ぅ・・・私・・」

軽くなった体を起こして体を洗いに城の風呂へと向かう。
この城ではなぜかいくら犯されても寝て起きると体の疲れが取れてしまう。
現在では夜になるとアナはある程度城の中を動くことが許されている。
ただし掛けられた呪いのせいで主の居る上の階層にはまだ行けないのだ。
夜の城を乱れた服のまま豊富な乳を丸出しにしてふらふらと歩くアナ。

「・・・・あ。」

ふらふらと歩いていたアナの耳にあの男の声が聞こえてくる。

「そら!いくぜぇ!」
「あぁぁッ!!」

どうやらいつものメイド達と少し上の部屋でやっているようだ。

「・・・・・。」

無意識のうちにあの男の声のするほうに足を進めてしまうアナ。
あの男に毎日犯される日々のせいですっかり性感帯になってしまった。
欲望のままに自分を犯すあの男をなぜか愛おしく思ってしまう自分がいることに気づいたのはいつからだろう・・。
あの男は自分を必要とし、愛してくれている。普段の日常では感じられないこの思い。
これでも城での生活はとても豪華だ。
豪勢な美味しいご飯に自分にあった服、メイド達も何かと自分に世話を焼いてくれる。
なにより彼に与えられる快楽はもうたまらない。
心は彼に愛されたいと思いながらもあの男にまだ素直になれないでいた。
フェニルやイリスやノエイラのことをまだ忘れられないのだ。
扉の陰からメイド達と彼を見てどこか寂しさを感じる・・・あの中に自分も入りたいと思ってしまう。

「・・・私は。」

ガタッ!
「あ。」

思わず壁に掛けてあったメイドの箒を倒してしまい気づかれてしまう。
442名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 01:12:37 ID:dgXfJJND

「ん?アナか。」
「アナさん。」
「どうしたんですか?こんな夜に。」

メイドが精液に汚れた姿で近づいてくる。

「・・違います・・・私は・・お風呂に」
「ふっふっふっ・・・あなたもこっちに。」
「そうそう。」

そう言われメイド二人にあっさり両腕を捕まれてしまう。
身動き出来ないまま男の前まで連れてこられる。

「なんだよ。アナも起きてなら早く来れば良かったのに。」
「ふぁッ!・・・あんッ・・あッ!」

メイドに両腕を取り押さえられたまま乱れた服から剥き出しの胸を両手で鷲摑みにされる。

「へっへっ!気持ち良いだろ!」
「あんッ・・・ぁッ・・ふぁッ!」
「本当に綺麗ですね・・・アナさん。」
「ひゃぁッ!・・・はぁッ!」
「ええ。・・・綺麗ですね。」
「ぁあ・・・ッ・・ぅぁッ・・」

メイド二人に陰部と首筋を撫でられ、さらに胸を揉まれる。
一気に来る快楽に頭が変になりそうだ。

「んっ・・ぅッ」
くちゅ・・くちゅ・・くちゅ・・。

口に舌を入れられ言葉が出ない。
その間にもメイド二人と男はアナの体を触り弄る。

「アナさん・・・良いですよ。」
「良い胸をしてますね。」
「んんーーーッ!!」

ビクンッ!ビクンッ!
快楽でアナの体が痙攣し跳ねる。

「はぁ・・はぁ・・はぁ・・」

メイドは膝を付き苦しそうに息をするアナの服を肩まで脱がし、髪を掴んで顔を上げる。
苦しそうに男を見上げるアナに男は自らの肉棒を取り出した。
443名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 01:13:41 ID:dgXfJJND

「はぁ・・はぁ・・」
「よし!アナにはこいつを扱いて貰おうかな。」
「では私達は胸を・・。」
「ぁあっ・・・ふぁッ・・」

アナはメイドに胸を揉まれる刺激に耐えながら男の肉棒を見上げる。

「はぁ・・あんッ・・」
「さぁ・・舐めてくれアナ。」
「・・・はい・・ぁッ」

男に言われるがままに男の肉棒を舐めるアナ。
もうアナはこの男の虜になっていた。

「・・はぁ・・はぁ・・んッ・・」
レロッ・・レロッ・・ピチャ・・
「ふぁぁッ!・・はぁッ!」
「おうおう!良い感じだぜ。」
ピチャ・・ピチャ・・レロッ・・
「はぁッん・・・んッ・・」

メイドに胸を揉まれ男の肉棒を咥え込み必死にしゃぶるアナ。

「うおぉぉ!!いくぞ!!」
「むぐぅ!!」
ドビュッ!ドビュッ!ドビュッ!
「うッ・・・んッ・・っ」
ごくん・・ごく・・・ごく・・・
アナの喉が上下する。口から精液が飲みきれずに垂れる。
「・・はぁ・・はぁ・・」
「ふぅ!次は仕上げだな!」
「お任せください。」
「わかりました。」
「・・・はぁ・・ふぇッ!?」
444名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 01:14:27 ID:dgXfJJND

ふらふらとするアナの体をメイドが支え、股を開き服と下着を破く。
ポタッポタッと精液が垂れる。アナの陰部はもう濡れ濡れだ。
陰部に肉棒を当てて一気に貫く。
「さぁ・・続きを楽しもうぜアナ!」
「・・・ぁッ!あんッ!」
「気持ち良いぜ・・・。」
「・・ぁんッ・・・は・・い・・ぁッ・・」
「もっと気持ち良くしてやるよ!」

男は一気に腰を動かし始める。

「ふぁぁあッ!!・・・ぁあッ!」
「そらッ!それッ!そらッ!」
「ああーッ!・・ッ・・うぁッ!」
「アナ!」
「ふぁぁああッ!!!!」
ドビュ!ドビュ!ドビュ!
ビクッ!ビクッ!ビクッ!

アナと男は同時に果てた。


次の日

「だめだ・・今日も手掛かりはなしか・・。」
「アナ・・どこに行っちゃたの・・。」
「今日はもう遅いから帰ろ。」
「そうだな・・・また明日だ。」
「・・・・アナ。」

またなにも見つけれずに帰っていくエッジ達・・。



今日も漆黒の闇に包まれている夜の城

「さぁアナ!今日も楽しもうぜ!」
「はい。」



おわり。


適当に書いてみた。


またまた書いちまったw
もう駄目だ・・。
445名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 01:17:14 ID:dgXfJJND
もう眠いから寝る。
最近ネタが切れてきた(汗)
446名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 11:31:30 ID:dgXfJJND
朝起きて見直してみた。
もうアナなのかさえわからんw
よく見ると酷い出来だな・・。
修行不足だったと後悔してる・・。
447名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 11:54:25 ID:TTsTBYIp
そのスレに書いてしまった後悔と羞恥心を
新たなSSにこめるんだ!
448名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 11:56:56 ID:dgXfJJND
了解した!
もっと上手く書けるようになれればいいんだが・・。
449名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 14:02:18 ID:0Xg7u0zk
すいませんが誰かエバの資料もってないでしょうか?【立ち絵で服の模様とかがわかるやつ】
もしありましたらUPお願いします。【←パメラの次はエバを凌辱します】
UPじゃなくても、エバの絵が載ってるホムペのURLでもいいんで。

>>437 は、早いですね・・・リクしてからすぐじゃないですか。
    申し訳ないんですが、リクしてもらったイリクロ、たぶん・けっこう遅れます。
    昨日の今日なんだども、急にやる気が・・・。
450名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 15:36:09 ID:dgXfJJND
>>449
わかりました。
気長に待ちます。楽しみにしてるのでその時まで!
適当に書いたもの投下します。
451名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 15:36:53 ID:dgXfJJND
あのウロボロスとの戦いから何日経っただろう。
ここはイリスの工場。夕日は沈み夜の静けさが町を覆う・・。
イシュタル大庭園の魔物を倒すクエストをこなし帰ってきたところだ。
負傷したネルの怪我をエッジが治療する。

「こらネル、動くんじゃない。」
「・・・うん。」
「ネルちゃん大丈夫。」
「・・・・・。」

治療の為とはいえエッジが自分の腕を掴んでいるのにドキドキしている自分がいる。

「今度からは気をつけろよ。」
「ありがと・・。」

何時からだろうエッジのことを好きになったのは・・。
その気持ちに気づいた時、自分の心に不安が広がったのはなぜだろう。
ウロボロスとの戦いでイリスが死んでエッジはかなり落ち込んでいたのを知っている。
そしてイリスが戻ってきたときの彼の喜びも・・。

「まったく・・・最近お前は戦闘中にもぼ〜としてることが多いぞ。」
「うん・・ごめん。」
「何かあったのか?」
「・・・・べつに」
「ネルちゃん・・悩みがあるのなら何時でも相談してね。」
「・・・・・。」

あの時・・イリスが死んだ時、ホッとしたのはなぜだろう・・。
これでエッジの隣は自分のもの・・・。
そしてそんなふうに思ってしまう自分が本当に最低だと思った。

「・・・エッジ。」

イリスと一緒に楽しそうに食事の用意をする彼の背中を見つめながら心が痛くなるのを堪える。

「ネルちゃん、もうすぐご飯出来るからね。」
「・・・・・。」

食事の時もエッジとイリスが楽しそうに話してるのを見ると心が痛くなる。
自分は元々この工場の人間じゃない・・。
エッジがうちの工場に来ないかと言ってくれたからこそ今自分はここに居られるのだ。
昔からエッジの傍に居たイリスにはやはり敵わないのかもしれないと思うとまた胸が痛む。
452名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 15:38:13 ID:dgXfJJND
漆黒の闇が空を覆う夜。
いつもエッジを想い切なく過ごす時。
だが日々仲良くなっていくエッジとイリスの関係を見てきたネルはもう我慢出来なかった。
イリスのことをどう想っているのかはっきりさせたい。
エッジの部屋の扉を開けて中へ入る。

「ネル・・こんな夜遅くにどうしたんだ?」

彼はいつもどうりに武器の手入れをしていた。

「エッジ・・あの。」
「なにか俺に相談でもあるのか?」

優しく自分を心配してくれるエッジに自分の心が熱くなるのが判る。
だがますますはっきりさせたい思いが強くなり、思い切って聞いてみる。

「悩みがあるならなんでも言ってくれ。」
「エッジはイリスのこと・・・どう想ってるの?」
「・・・え?」
「エッジはイリスのこと・・・好きなの?」
「なッ!?・・・どうしてそんなことをッ!」
「好きなんだね・・。」

エッジの慌てぶりにすんなり彼の心を理解するネル。
予想していたこととはいえ瞳から涙が溢れてくる。

「ネル!?急にどうしたんだ!」
「・・・エッジ・・ッ・・」
急に泣き出したネルにわけが分からず混乱するエッジ。

「エッジ!あたしッ!」
「ネル!?」

急に抱きつかれてますます混乱するエッジ。
453名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 15:38:56 ID:dgXfJJND

「あたしエッジが好きなの!!」
「ネル!?」
「エッジのこと好きなのッ!!」
「・・・・俺は。」
「えいッ!」
「うわッ!?」

ネルに勢いでベットに押し倒されるエッジ。
目を開けるとネルの顔がすぐ傍にあった。

「ネル・・・何をす・・ッ!?」
「んっ・・・」

急にネルにキスをされますます混乱するエッジ。

「ふはぁっ!」
「エッジもあたしのこと好きにしていいんだよ・・。」
「ネル・・ちょっとまて!」
「イリスよりあたしの胸のほうが大きいよ。」
「!?」

エッジの手を自分の胸に持っていき掴ませる。
一気にエッジは顔を真っ赤にする。

「ネ・・ネルッ!?」
「好きに揉んでいいよ・・。」
「ネル・・ちょっと・・・うぁッ!?」
「エッジのここ・・もう硬いよ。」
「これは・・違うッ!俺は・・。」
「無理しなくて良いよ・・感じてくれてるんだ・・嬉しいよ。」
「ネル・・。」
「今もっと気持ち良くしてあげるね。」
454名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 15:39:48 ID:dgXfJJND

ネルは顔を真っ赤にして狼狽えるエッジのズボンを下ろし肉棒を口で扱き始める。
時には激しく時には優しく肉棒を舐めたり咥えたりする。
レロッ・・レロッ・・クチュ・・クチュ・・

「・・うぁっ!」
「エッジ・・・ふぁっ・・気持ちいい?」
「うわぁッ!!」
ドビュ!ドビュ!ドビュ!
「うぐぅッ!!」
ゴクッ・・・ゴクッゴクッ・・

一気にネルの喉に精液を噴射するエッジ。
それを全部必死に飲み込むネル。
しかし飲みきれずに口から漏れてしまう。

「けほっ・・けほっ・・」
「・・・ネル・・大丈夫か!?」
「大丈夫だよ・・。」
「ネル・・。」

とんでもないことをしてしまった・・そんな罪悪感がエッジを襲う。

「・・すまない。」
「いいよ。それよりエッジが気持ち良さそうでよかったよ。」
「・・・ネル。」
「それより続きしようよ。」

ネルは自分の陰部にエッジの肉棒を合わせて沈めていく。

「ネル!?・・うぁっ!」
「うっ・・!・・くぁッ!」

エッジの肉棒はネルの処女を貫いた。
自分の肉棒に突かれて初めての痛みに顔を歪ませるネル。
それでもネルは笑顔でエッジを見つめる。
そんなネルを見てここまで自分のことが好きなのかと想うエッジ。

「エッジ・・はぁ・・はぁ・・」
「ネル・・くはぁ・・うぁ・・」
「あたしの中は・・うぁっ・・気持ち・・いい。」
「ああ・・・気持ちいい。」
「あたしも・・ぁっ・・気持ちいいよッ!」
「ネル!」
「ふぁあッ!エッジィィ!」

ネルの胸を揉みまくりながら一気に腰を振り始めるエッジ。
455名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 15:40:21 ID:dgXfJJND

「あんッあんッあんッ!」
「ネル!俺をもっと感じろ!」
「ふぁあ!うぁっ・・あんんッ!!」
「いくぞ!ネル!!」
「エッジ!エッジィィ!」
「くッ!!」
「はあぁっ!エッジィィ!!」
ドビュ!ドビュ!ドビュ!
ビクンッ!ビクンッ!

ネルの子宮に精液を大量に噴射して犯すエッジ。
快楽に溺れビクッビクッと痙攣するネルの体。
二人は同時に果ててそのまま深い眠りに付いた。


次の日

「エッジ、ネルちゃん、おはよう。」
「ああ。」
「イリス、おはよう。」
「今日は二人とも遅いね。どうしたの?」
「それは昨日・・むぐぅ!」
「い・・いやッ!べつになんでもないッ!」
「??」

咄嗟にネルの口を塞ぐエッジ。

「私、買い物いってくるね。」
「あ・・ああ!よろしく頼む。」

今日はクエストは休みだ。たまには休まなければ体がもたない。

「さ〜て今日は何にしようかな。」
「あ・・イリス。」
「マーナ。」
「今日は買い物?」
「うん。」
「ところでエッジさんとはどう?」
「えッ!?ど・・どうって。」
「もう打ち解けちゃった?」
「な・・何を言ってるの。マーナッ!」
「ごめんなさい。冗談よ。」
「・・・もうッ!」
「またね。」
「うん。またね。」
456名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 15:40:56 ID:dgXfJJND

買い物を済ませ工場へ帰るイリスにふっとエッジの顔が浮かぶ。
いつも傍に居てくれるエッジにイリスも恋心を感じているのだ。

「エッジ・・・。」

頬を染めながら愛おしげに呼ぶ彼の名前・・。
今日はエッジと再会してから丁度一年だ。
いつも自分を見守ってくれている彼にこの思いを伝えたい。
イリスはエッジに自分の思いを込めたプレゼントを用意していた。

「エッジ・・受け取ってくれるかな・・。」

そんな不安を感じながらもプレゼントを大事に持って工場へ帰宅する。

「ただいま〜。」
「ああ。」
「おかえり〜。」

食材を置きプレゼントを持ってエッジのところへ行くと
楽しそうにネルと一緒に武器の手入れをするエッジが居た。

「あの・・エッジ。」
「イリス・・どうかしたのか?」
「どうしたの?」
「ちょっと話したいことがあるの。」
「なんだ?」
「なになに。」

ネルが居る前じゃ、さすがに云いたい事は言えない。

「エッジ、こっちに来て・・二人だけで話したいの。」
「ああ。わかった。」
「えーッ!なんであたしは駄目なの?」
「ごめんねネルちゃん、どうしてもエッジと二人で話したいの。」
「なんで!」
「ネルちゃんには関係のないことだから・・。」
「だめッ!関係なくないもん!だってあたし夕べは・・・」

「エッジのベットにいたんだからッ!!!!」

「!!??」
ドッサ!


イリスの手から滑り落ちるプレゼント・・。
今日は再会の日・・・。


完結!!
457名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 15:41:43 ID:dgXfJJND
・・・・・どう。(´・ω・`)
458名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 16:09:21 ID:dgXfJJND
>>449
エバの画像探してみたんですが、どこにもありませんね。
ところでイリクロは一週間以上かかりますか?
459名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 18:15:52 ID:dgXfJJND
さすがに修羅場SSはきつかったかw
すまんかった。
460名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 19:30:56 ID:Cr31cikM
ちょwwイリスカワイソス゚・(ノД`)・゚・。
461名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 21:12:35 ID:Y6nYaOLv
>>458
う〜ん、単品でUPするとしたら最高で2日くらいあれば大丈夫だと。
 一枚一枚スキャンすんのがめんどいから単品UPは今までしなかったんだけど、
 すぐUPしてほしいということなら、やりましょう。
 ただ、自分のやつ描いてるだけで力尽きるんだよなー、最近。やる気の有無も激しいし・・・。

なんか最近レスする人が少なくなりましたねー。みなさんノーマルのほうがいいんでしょうかね。
凌辱系をひろめてしまったのはまずかった???
462名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 21:59:56 ID:dgXfJJND
>>461
わざわざリクエストに時間を削ってくれてすみません。
次のアップまでいいです。

=なんか最近レスする人が少なくなりましたねー。
凌辱系をひろめてしまったのはまずかった???=

いや・・そうではないと思います。
恐らく俺の書いた小説に問題があったのだと思います。

463名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 00:11:46 ID:Iwqio98y
いや、もともと流れの遅いスレだし、何がまずいとか問題とか無いんじゃね?
もし気になるようだったら、レスのペースを落とすと他の人も書き込みやすくなると思。
464名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 03:02:31 ID:4uE/8hyR
修羅場きたあああああ
ささ、殺りやっちゃってください、ふたりともおお
465名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 08:10:58 ID:E8s3zga8
>>461
すいません。
やっぱり次のアップまで相当時間が掛かる様なら出来れば速めにお願いします。
>>463
アドバイスありがとうございます。
このレスを最後にレスのペースを落とします。
昨日は休みだったのでつい連続投下やレスをしてしまって・・。
>>464
修羅場好きの人がいて良かったです。
もっとジャンルの幅を広げようと思ったのですが、
これはまずかったかなと不安になってたのでありがとうございます。
466名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 07:10:03 ID:YLSEUW0D
職人待ち
467名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 10:02:47 ID:+Y1pCfsS
投下はどんだけハイペースでも有り難いもんなんだけどな、
スレのふいんき(ryがいきなり厨臭くなって若干引いて遠巻きに見てる。
ダウンロード数を見ての通り人は居て、画像も小説もありがたやーと拝んではいるものの
この流れじゃ会話に混ざりたい気持ちにはならんということじゃないか?

適当に書いた、酷い出来、やる気でない、レスが少ないのは俺のせい、
そのつもりはなくとも誘い受け('A`)ウヘァ以外の何物でもない。
468名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 10:26:35 ID:jI5pL5bW
評価が気になるのは解るが正直ウザイ。
少なくとも俺は投下してくれればなんでも良いのでぶっちゃけ作品以外いらん。
勿論、これは極端だけど今のこのスレの雑談も極端過ぎだと思う。
469バーリトゥード:2006/08/01(火) 14:03:08 ID:likSo1rH
>>465   ようやくですね。ちょい、注文とちょい違うけどUP。
    
      ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi46585.jpg.html

>>467・468
    自分でやったことながら・・・【ウザっ!!!】と、思う俺【客観的に見てだよ】
    419あたりからほぼ2人のやり取りになってっからな〜。これじゃー、引くわな。
    凌辱SSという極上の餌に食いついてしまった自分に馬乗りパンチ。アグワッ!

しかし、ここはいいとこだね〜。親切に言ってくれっから。
470名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 20:50:15 ID:C2tgJ/wK
>>469
最後までリクエストに答えてくださりありがとうございます。
しかも三種類も書くとは、本当に最高の絵を二枚も書いてくれて感謝してます。
ここまで好みの絵を見れたことに感激しております。
絵師さん本当にありがとうございました。
このスレでは迷惑そうなのでもう余計な書き込みはしません。すみませんでした。
471名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 21:39:28 ID:C2tgJ/wK
>>469
もし良かったら三種類の右上のイリクロを単体でアップしてくれませんか。
容量が大きすぎて・・。お願いします。
472名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 21:43:59 ID:C2tgJ/wK
>>469
頼みごとばかりですいません。
出来れば真ん中のイリクロもお願いします。
前のリクエストの絵と同じサイズでお願いします。
473名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 21:45:41 ID:NYXR3klR
トゥルーエンドで空白の一年間にエッジはイリスのいなくなった心の隙間を埋めてくれた女性と関係を持ってしまう
そして依存だったのがやがてその女性を愛するようになるエッジ
しかしそこへ帰ってくるイリス
名付けて「君が望むグランファンタズム」・・・
でもイリスじゃ無理か。真相知ったらあっさり身を引きそう。
474名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 00:10:53 ID:e8PIZCaG
>>473
相手はエアかルフィーナ、ノエイラが合うような気がする
475バーリトゥード:2006/08/02(水) 00:54:59 ID:1JdBq+xA
>>472   真ん中のイリスです。右上・左上とも失敗作なのでUPは無理っす。

    ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi46669.jpg.html

>>470   うーん、あんま人のこと言えないけど、気にしなくていいんじゃない?
     簡単な節約術として、言いたいこともリクも要点をまとめて簡潔にレスすれば問題はないでしょう。
     見る側としては、はっきり言って468さんの言うとうり作品意外どーでもいいと思っちゃったり。
476名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 09:36:49 ID:zMviAig9
>>475
早いですね。わざわざありがとうございます。
右上・左上が失敗作だなんて・・十分上手いですよ。
特に右上はかなり好きだったんですが、どうしても無理ですか?
477名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 22:38:19 ID:ZhKXhqZS
age
478名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 07:36:38 ID:ayvCBNxX
保守
479名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 23:43:42 ID:yNjlZnEn
最近忙しくてなかなか投下出来ない。
やはり右上は無理なのか・・残念だ。
とりあえず投下する。
480名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 23:44:40 ID:yNjlZnEn
「エッジのベットにいたんだからッ!!!!」

「!!??」
ドッサ!

ネルの言葉を聞いた瞬間目の前が真っ暗になったような気がした。
心臓が跳ね上げ、胸がすごく痛い・・。
手に大事に握っていたプレゼントがスローモーションのように床に落ちる。

「・・・・え?」
「イ・・イリス・・違うんだッ!」
「なにが違うのッ!エッジ昨日あたしといっぱいエッチしてくれたじゃない!」
「ネルちゃんと・・・エッジが・・」
「あ・・いや・・その・・」
「そうなの!だから関係なくないよ!」
「・・・ッ・・そう・・なんだ。」
「イリス・・・昨日は・・その・・」
「ッ!!」
タッタッタッタッタッ!(プレゼントを拾って涙目で走り去るイリス)
「イリス!!」
「バイバイ〜。」
「くッ!!」
「エッジ!!」

イリスを追いかけようとするエッジをネルが押さえる。

「ネル!離してくれッ!」
「やだッ!・・・あたしのこと嫌いなの?」(上目遣いでエッジを見つめる)
「なッ・・そうじゃない!」
「あたしじゃ駄目なの・・イリスじゃないと駄目なの?」
「・・・ネル。」
「エッジ・・あたしのことは遊びだったの?」
「ち・・違うッ!・・あれはネルが!」
「エッジ・・あたしを愛してよッ!」
「ネル・・俺は・・んッ!?」
「ん・・あッ・・」
クチュ・・クチュ・・クチュ・・

舌を絡めてエッジの言葉を塞ぐネル。
エッジはネルを離して距離をおく。
481名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 23:45:20 ID:yNjlZnEn
「エッジ・・・。」
「ネル・・俺はお前のことを嫌いなわけじゃない・・。」
「じゃあ・・なんで?」
「自分でも誰が本当に好きなのか解らないんだ。」
「そっかぁ・・分かった!あたしは何時でもエッジを待ってるよ!」
「ああ・・すまない。ちょっとイリスのところに行ってくる。」
「・・・・・。」

そう言って工場を出て行くエッジ。

「エッジはイリスには渡さないから!」

一人になった工場で固い決意を決めるネル。

「イリス・・どこに行ったんだ!」

一人で町を探し回るエッジ。だが、イリスの姿は見つからない。
そんな時に突然誰かに声を掛けられた。

「おお!エッジじゃないか!」
「ん!・・・あんたは?」
「丁度良かった・・俺はギルドに頼まれてあんたを探してたんだよ。」
「ギルドが俺を?」
「ああ・・ギルド長があんたにまた異世界探索の護衛を頼みたいってな。」
「ノエイラか・・。」
「どうしても今から自分の目で見ておきたい場所があるんだと・・。」
「そうか・・わかった。」

イリスのことは気懸かりだがギルド長の頼みとなれば仕方ない。
エッジはギルドに向かうことにした。

「あら・・ずいぶん遅いのね。」
「いきなり頼まれたんだ・・仕方ないだろ。」
「ふっふっ・・冗談よ。」

ここ最近の異世界では魔物の異常発生やミストルースを狙う不審者などが多く。
ギルド長としてこれらの原因や異世界での異変をもっと詳しく知るために
自分から異世界に行くようになったノエイラ。
だが、彼女の魔法はイリス程度の魔力でたいしたことがない。
そこでよくエッジがノエイラの護衛として異世界へ行くことが多い。
このことはノエイラとの二人だけの秘密という約束でイリス達には内緒だ。
この探索を始めてから築いたノエイラとの絆はかなり深い、戦闘のコンビネーションも完璧。
並大抵の敵ではこの二人には敵わない。異世界もその実力でどこでも行ける状態だ。
482名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 23:46:03 ID:yNjlZnEn
「それで・・今日はどこに行くんだ。」
「今日はイシュタル大庭園に行きましょう。あそこの遺跡は興味深いわ。」
「遺跡を探索しに行くんじゃないんだぞ。」
「ふっふっふ・・・わかってるわよ。」

まったく・・異世界での探索を楽しんでいるようにしか見えないな・・。
そう思いながらもノエイラと共にイシュタル大庭園の奥深くに進んでいくエッジ。

「ふぅ・・・そろそろ休憩しましょう。」
「そうだな。」

かなり奥まで来ただろう・・もう人影は無く、ただ静けさと風の感触が体を覆う。

「ねぇ・・エッジはイリスちゃんのことやネルちゃんのことは好き?」
「なッ!?・・・なぜそんなことを聞く!」
「どうも想ってないの?」
「・・・・・。」
「わからないのね・・。」
「ああ・・・俺は一体どうしたらいいんだ。」

正直、イリスもネルも家族として大事に想ってる。誰が好きとかは考えたことがないのだ。
だがネルを抱いてしまったのは事実だ・・。

「そう・・だったら私があなたの恋人になってあげるわ。」
「えッ!?」
「私はエッジのことが好きだし、妹というのとも違うでしょ?」
「ま・・まて!ノエイラ!」
「私が大人の恋というものを教えてあげる。」
「ノエイラ・・んッ!?」
クチュ・・クチュ。

突然舌を絡められ頬を紅く染めるエッジ。
そのまま押し倒され、舌を絡めながら服を脱ぎ始めるノエイラ。
服を半分脱ぐと豊富な大人の胸が露になる。
そのままエッジのズボンを下ろす。
483名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 23:46:40 ID:yNjlZnEn
「ノエイラ!?」
「エッジ・・気持ち良くしてあげるわね。」
「ちょ・・うぁっ!!」
クチュ・・クチュ・・レロッ・・
「うっ・・・んッ・・はぁッ!」
「うわぁ!・・くッ!」
時には優しく時には激しく胸と舌を使ってエッジの肉棒を扱くノエイラ。
「・・ぁ・・うっ・・んっ・・」
「うわぁぁ!!」
あっという間に精液をノエイラの口に噴射してしまうエッジ。
ゴクッ・・ゴクッ・・ゴクッ・・
エッジの放った精液を飲み干すノエイラ。
「・・くッ。」
「気持ち良かった?」
「ノエイラ・・!」
「それじゃ・・続きいくわよ。」
「ま・・待って!」

真剣な顔になるとエッジの静止も聞かずに自らの陰部にエッジの肉棒を沈めていく。

「うぁ!?ノエイラ!!」
「くぁっ・・あぁッ!エッジ・・ッ!」
エッジの肉棒で処女を突き破り、苦痛に顔を歪めながら奥に沈めていく。

「きついわね・・。くぁッ!これ程とはね・・。」
「ノエイラ・・大丈夫か!?」
「大丈夫よ・・もう慣れたから。」

そう言って腰を振り出すノエイラ。
快楽が二人を覆う。

「うぁあ!俺はッ!くぁ!」
「ぁんッ!あんッ!くぁっ!」
「ノエ・・イラ・・うぁあ!!」
「ぁぁッ!エッジ・・うぁッ!ぁんッ!」
「もう・・うあぁぁぁ!!」
「私も・・・ああッ!!」
ドビュ!ドビュ!ドビュ!
ビクッ!ビクッ!ビクッ!

二人は同時に果てた・・。
484名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 23:47:34 ID:yNjlZnEn

そのころイリスは・・。

「うぅ・・エッジ・・なんで・・。」

イリスはエッジとの思い出を思い出していた。
隣に居てあたりまえの関係・・それが今は崩れてしまっている。

「なんでッ・・ネルちゃんと・・酷いよ・・。」

ネルとエッジの関係を考えるだけで胸が物凄く痛くなる。

「苦しいよ・・エッジ・・私はこんなにエッジが好きなのにッ!」

改めて思い知った自分のエッジへの気持ち・・もうそれは抑えられなかった。

「絶対・・ネルちゃんにエッジを取られたくないッ!!」

私がエッジの隣に・・傍に居たい!自分を好きでいて欲しい!
そう強く想ったイリスは立ち上がり涙を拭く。

「そうよ・・あそこは私とエッジの工場だもん・・。」

ネルへの敵対心を燃やし工場へ帰宅するイリス。

そのころ工場では。
485名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 23:48:09 ID:yNjlZnEn
「あ・・エッジお帰り!」
「ああ・・。」(疲れた様子で帰宅するエッジ)
「どうしたの?何かあったの?」
「い・・いや!なんでもない!!」
「・・・イリスと何かあったの・・。」
「いや・・違う!」
「エッジ!」

ガチャ!
丁度そこに帰宅するイリス。

「イリス!」
「・・・エッジ。」
「イリス・・。」
「・・・ネルちゃん。」

イリスを心配して傍に駆けつけるエッジ。

「イリス!どこに行ってたんだ!!」
「エッジ・・心配掛けてごめんね。」
「おかえり・・・イリス。」
「・・・・・。」
「イリス・・・その・・」
「エッジは少し黙ってて・・ネルちゃん。」
「・・・・何?」
「悪いけど・・・・」

「この工場から出て行ってッ!!」

「!!??」
驚きの表情で固まるネル。




完結!!
486名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 00:28:15 ID:lR/42DcA
工房だと思うんだ
487名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 07:47:01 ID:PKarYcVv
変なところで完結ですか・・・・。
488名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 20:47:25 ID:To34DLG3
どうにかしてくれ。
機械剣調合していたら間違って電動バイブを調合してしまったイリス。
何に使うか分からない三人組。とりあえず忍者エッジの装備品と決めて使うことに。
調合素材、ル・メルーの歯車、ぷにぷにグミ、八方行スプリング、激雷針。
効力、女性系に大ダメージ(性的な意味で)。男性系にも大ダメージ(アッー!)。
んで光の柱の情報を手に入れて異世界へ。そこに現れたユラ。
対峙するエッジ一行。無論その手には電動バイブ(付属効果(素材無視):武器祝福・チャージ大)。
耳年増なユラはエッジの獲物を見て顔真っ赤。
一方エッジはペルソナコールで分身。二倍ニバーイ。
一人が硬直しているユラを押さえ込み、もう一人がユラの顔にバイブを突きつけて降伏勧告。
ユラ降伏。武器をしまおうとするエッジだが、逆にエッジのモノを取りだしご奉仕タイム。
何が何だか分からなくなる一行。で、ユラの説明が入り、電動バイブ(攻撃力0721)の使用方法が判明。
大慌てする一行だったが、おかまいなしにエッジのモノを愛撫するユラに触発され、イリスとネルもなし崩し的に参戦。
多重ペルソナコール(消費:全)でレッツ乱交。見事三人を孕ませました。

な妄想をどうにかしてくれ。
489名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 22:47:17 ID:8fmicR/k
グネウニョ棒(オリカ命名)
かたこりに効くよ〜
490名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 09:12:56 ID:00gudQom
age
491名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 18:17:22 ID:MluWpTv8
夕刻…いつもの様に明日のクエストを下見にギルドにやってきたエッジだったが…
アナ「あっ、エッジさん」
エッジ「ん?何か用でもあるのか?」
アナ「はい、実はギルド長がエッジさんに用があるとの事で、こちらに来られたらギルド長室に着て欲しいと…」
エッジ「何だか…また嫌な予感が…」

エッジ「…今度はどういった用件…」
ノエイラ「ちょっと!これどういう事なの!?」
エッジ「な、何だいきなり」
ノエイラ「貴方の名前よ!」
エッジ「俺の名前…?言ってる意味が分からないんだが…」
ノエイラ「これを見なさい!」
エッジ「…?ミストルース変更届…エッジ・エルエスだって!?な、なんで俺の姓があの姉妹の姓に変わってるんだ!」
ノエイラ「酷いわ…私と子供がいながら…」
エッジ「待て…俺は何も知らん…それにお前との間に子供をもうけた覚えは無い…」
ノエイラ「まぁいいわ、じゃあ今日は寝かせないわよ…目標は10ラウンド…たっぷり搾り取ってあげるわ」
エッジ「は?お、落ち着け…う、うぐぁぁぁーーー!」

その頃…
アナ「…?何?今の声…」
フェニル「あの女…今日という今日は許さない!」
アナ「あ、待って私も行きます」

ユラ「ふぅ、これでエルエス家の再興も目の前まで来たわ」
ネル「ねぇ、お姉ちゃん…最近あたしたち太ってきてない?」
ユラ「ふふ…大丈夫よ…もう少しでお腹もすっきりするわ」

次の日…
街人A「ひそひそ…あれが噂の最強のミストルースよ」
街人B「腕は確かだがあっちの方も確かだって言う噂のか?」
街人C「ええ、もうこの街に何人の子供がいるのかしらね…」
エッジ「ヤッパリオンナコワイ!モウコノマチニカエラナイ!」
と言いながら荷物を纏めて旅に出ようとした赤髪の青年がいたという。
492名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 20:26:37 ID:MzDE7Jb0
もはやエッジ最強!
あなたの話は相変わらず面白い。
493【百合モノ注意。マルローネxシア】:2006/08/06(日) 20:43:35 ID:iONBCmdL
初投下させてもらいます。
レズモノなのでその手が苦手な人はスルー御願いします。
ってここはレズNGなのかな?

マリーとエリーしか知らないんでイリスはまったく分からないんですが
古いネタでよければどぞ召し上がってください。
一応マリーはクライスのことが好きってことでまだ付き合ってない状態

再度言いますがレズものなんで苦手な人はスルーで
NGなら次回は書かないようにします。荒れるのは嫌なんで
作品名は【お薬の間違った使い方】あぼ〜ん、する人はそれでよろしくです
494【お薬の間違った使い方:1】:2006/08/06(日) 20:44:16 ID:iONBCmdL
「むにゃむにゃ...シア、やっとできたよぉ...」
外が白味始め、工房の中に朝の光が差し込む。
部屋の中で無造作に寝転ぶ妖精達と同じくマルローネはその重くなった瞼を閉じた。
胸には先程完成したであろうエリキシル剤の入った薬瓶を右手に握り締めながら...

「はっはっ...はっはっ、はっはっ」
街中を髪を揺らしてマルローネが駆ける。
昨晩、明け方まで合成に励んでいた彼女が目覚めたのは日も高く上がった正午前のことだった。
エリキシル剤完成に喜んだのもつかの間、夜中に友人宅を訪れるのをためらった彼女は朝まで少しの睡眠を取ることに決めた、
までは良かったが案の定彼女は予定の時間を大幅に遅れる失態をしてしまう。
それでも必死の思いで彼女は走っていた。
病床に伏せている親友の家を目指して。
鞄を大事そうに胸に抱え、その中には昨日作り上げたはずの薬瓶が入っていた。

「シアー!シアー!」
「あら?どうしたのマルローネー?そんなに息を切らせて?」
シアの部屋のドアを開けるなりむせ返るマルローネ。
「そ...そん...のより...」
息切れが酷いマルローネは言葉がつながらず、抱えていた鞄をシアに手渡した。
「れで...びょ、びょうき...から」
「落ち着いて、マルローネ。今、お茶を淹れるから...」
ベッドから起き上がり床に立ち上がろうとするシア、マルローネはそれを手で制し大きく深呼吸を繰り返した。
「と、とにかく!完成したのよ、シアの病気を治す...エリキシル剤が」
「...!」
息を飲むシア。
495【お薬の間違った使い方:2】:2006/08/06(日) 20:44:53 ID:iONBCmdL
落ち着き始めたマルローネがシアに手渡した鞄を受け取り、その中から薬瓶を取り出した。
「...?」
少し違和感を感じたものの、マルローネはそれをシアに手渡しにっこりと微笑む。
「今日の明け方に出来たんだけど、寝坊しちゃって...」
「あ、ありがとうマルローネ!」
シアは両手で薬瓶を受け取り中の溶液を揺らしてみる。
大き目の薬瓶の中にはピンク色の液体が入っておりラベルは貼っていなかった。
「それ、全部飲んじゃって。量が多いけど...そうすればシアの病気も治るはずだから!」
「う、うん」
確かにマルローネの言うとおり一度で飲むにはその量は多かった。
コップ3杯分ぐらいありそうな量にシアはためらう。
「コップもらってこようか?」
「ううん、大丈夫」
気を使ってくれる親友を止め、シアは薬瓶の蓋を開けた。
中からは甘い匂いが彼女の鼻腔をくすぐる。
「だ、大丈夫よね?」
不安げに呟くシアに対してマルローネは胸を張り、大げさにそれを叩いて顔を近づけ小声で呟く
「私を誰と思ってるの、シア?前回の試験でアカデミートップ成績のマルローネ様よ?」
「そ、そうよね。マルローネーったら昔とは違うもんね。ご、ごめんね、私ったら...」
シアは意を決して両手に持った薬を飲み始める。
ゴク、ゴク、ゴクッ
四分の一程飲んだところで一度シアは薬瓶から口を離した。
「これ、全部飲まないとダメなの?」
「う、うん...そうだけどぉ、ちょっと量多いよね?」
マルローネは首を傾げて頭を掻く。最初に抱いた違和感はそれだったのだ。
496【お薬の間違った使い方:3】:2006/08/06(日) 20:45:24 ID:iONBCmdL
昨日完成時には片手で掲げ上げ喜んだことは記憶に残っていた。
通常のグラスより一回り小さいぐらいに感じていたものの、今シアがもっているのは明らかにそれより二回り程大きく感じられたからだ。
「で、どう。シア?」
シアはマルローネに対して微笑を浮かべ答える。
「ふふっ、そんなに早く効き目がでたらびっくりするでしょ?それにまだ少ししか頂いてない...」
言い終える前に彼女は体の異変に気がついた。
おなかを押さえ俯くシア。
「えっ、どうしたの?シア!?」
「...おなかが...」
「大丈夫!?横になって!!」
薬瓶の蓋をしてテーブルの上におくとシアのベッドに近寄る。
突然のことにマルローネは驚いていた。
自分の調べた文献ではエリキシル剤には副作用があることは一言も載っていなかったからだ。
シアはマルローネの言うとおりにベッドに横たわり、腹部を両手で押さえていた。
「シア大丈夫??シア...」
半分泣きながらパニックになっているマルローネはシアの腹部を手の上から優しく撫でる。
「大丈夫?大丈夫?」
覗き見えるシアの顔は赤く火照っており熱を帯びた吐息を吐き出した。
「マルローネー、もうちょっと下...」
「え?この辺り?」
腹部を撫ぜていた手を滑らせ、下腹部へとそれを運び撫ぜる。
「ううん...もっと下辺り...」
苦しそうにシアは言葉を紡ぐ。
「えっと...この辺り?」
マルローネはなおも下に手を落とし、脚の付け根辺りをさすった。
497【お薬の間違った使い方:4】:2006/08/06(日) 20:46:05 ID:iONBCmdL
しかしシアは首を振り彼女の手を掴んだ。そして自分の股間へとそれを導く。
「!?...シア?」
マルローネの手があてがわれたのは紛れもなくシアの大事なところだった。
「マルローネ...こんな薬使わなくても言ってくれたらよかったのに...」
「へっ?」
あっけに取られマルローネは間抜けな返事を返す。
「マルローネはエリキシル剤って言ってたけど...これ媚薬でしょう?」
シアは起き上がり先程の薬瓶を両手に抱えた。
「えっ!えええー!!!い、い、いつのまに!??」
驚き戸惑うマルローネ。その様子から見ればわざと仕込んだわけではないことは一目瞭然だった。
シアは不敵に笑いマルローネに先程の薬瓶を渡した。
「私だけ、って言うのは不公平よね?」
普段のシアからは想像できないほど彼女はマルローネに妖艶に迫ってくる。
「あ、あの、あのっ!ほ、ほら、シア?わ、私には、クラ、クライすが居るし!シ、シアもっ」
声が裏返りながらマルローネはシアの申し出を断ろうと口早に否定する。
それでも構わずシアはベッドから起き上がりマルローネの首に腕を回した。
そして彼女の持っている薬瓶の蓋を開け、自分の口に含む。
「ね、ね?シア?ほ、ほら。こ、今度はちゃんとしたエリキシ...んぅ」
マルローネが必死に話しかけるもシアの唇がそれを塞ぎ二人は口付けをする。
首に回されているシアの腕に力が篭り、マルローネの唇を抉じ開けて彼女の舌が侵入する。
しかし舌だけではなく、唾液に混じって口に含んだ媚薬がマルローネの口腔内を満たしていた。
「んっ...んぅ......んん......」
「ちゅぱ...レロ...んんくぅ......ふぁ...ん......」
シアはマルローネの口の中で彼女の舌を見つけ、それを自分の舌で絡め、吸い、舐めあげた。
マルローネはシアの媚薬交じりの唾液を嚥下し、彼女の口付けに酔っていた。
498【お薬の間違った使い方:5】:2006/08/06(日) 20:46:39 ID:iONBCmdL
やがて二人の唇が離れ、唾液が糸を引く。
「マルローネ、少しじゃダメでしょ?それ、もう少し飲んで...」
大事そうに持っている媚薬の入った瓶に指を挿す。
マルローネは四分の三ほど残っている媚薬に口を付け、それを一気に飲み干してしまった。
「だ、大丈夫?」
驚いたのはシアのほうだった。
わずか四分の一で自分にこれほどまで効果を与えたものを彼女はその三倍の量を一気に摂取してしまったのだ。
空になった薬瓶がマルローネの手から滑り落ち、フローリングの床の上を転がった。
「ゔ〜シアアァ、しらんないんわよぉおお」
背筋にぞくりと何かを感じながらもシアは満面の笑みで彼女を両手を広げ歓迎した。
「いいわよ、マルローネ。あなたとなら......」
だが彼女はマルローネの豹変振りに後悔することになる。
マルローネは俯いたまま念仏のようにぶつぶつと小言を呟いていた。
「マルローネ?」
変に思ったシアは彼女に近寄り顔を見ようとしたから仰ぎ見た瞬間
「ゔがああ〜!」
急にうなり声を上げてマルローネはシアに襲いかかり、そのまま彼女をベッドに強引に押し倒した。
ばふっと質感の良いベッドの上で二人の身体は重なりそのままマルローネはシアの身体にまたがる。
「あ〜れ〜」
冗談っぽく笑いながら悲鳴を上げるシア。その唇を塞ぐようにマルローネは彼女に口付けをする。
先程とは変わり、マルローネの舌がシアの口を蹂躙し媚薬の甘い香りと味が伝わった。
「んんぅ...ふぅ...はぁ...あっ、あん......ん......」
「はぁ、はっ、はっ...ん、んっ......っ...くっ...」
シアの零れる吐息とは反対に獣のような荒々しい息遣いがマルローネの口から聞こえる。
ビリィィイイ!
499【お薬の間違った使い方:6】:2006/08/06(日) 20:47:17 ID:iONBCmdL
生地が破れる音と共にシアの体が露になる。
口付けを続けながらもマルローネはシアの服を強引に破り、脱がせていく。
「んっ!?マ、マルローネッ!?んっ...んふ......ふぁっ......」
あまりの行動に注意を促そうとするもののマルローネの舌は別の生き物のようにシアのものに絡みつき、言葉をさえぎった。
やがてシアはショーツさえも剥ぎ取られあっという間に裸にされてしまう。
マルローネの唇がは蛭のように彼女の口から顎へ、そして首筋にかけて滑り落ちていく。
丁度首の付け根に達した頃、マルローネはそこを力強くすい始めた。まさしく蛭のように...
「あ、マ、マルローネ!だめぇ」
シアは慌てて両手でマルローネの顔を外そうと頑張るものの彼女の力は予想以上に強くコトを達成するまでそこからは離れなかった。
首筋にくっきりと分かるほどの真っ赤な痕がそこに残っていた。
「こ、こんなところにキスマークなんて...服で隠せないじゃない......」
ぷうとすねるシアに悪気がないように微笑むマルローネ。
そしてマルローネは再び動き始める。
彼女の鎖骨辺りを舐め、そのまま腕へ、そして脇へ
さすがのシアもこそばさに身を捩じらせマルローネの頭を撫ぜる。
「そ、そんなところじゃなくて...こっちを...」
彼女はマルローネの顔を両手で掴み自分の胸元に誘導させる。
病弱の彼女は胸の膨らみも同じ年頃の女性に比べると貧相に見えるものだった。
それでも胸の突起は彼女の興奮の度合いを示していた。
マルローネの舌はそれこそネコがミルクを舐めるようにぺロペロと舐め、しゃぶり、転がす。
「あ...あっ...マ、リ...そこっ、いい...んんぅ......」
シアは快楽を訴えて自分の右手の小指を口に含んだ。
まるで指をマルローネがしていることと同じく自分の舌で舐め、時には甘噛みし、しゃぶり始める。
「あぁぁ...マルローネー...ん、ちゅぷ、ちゅぱ...あっ...くぅん......」
シアのそれは硬くしこり立ち、舌先で潰され、指で擦り、抓られるたびに体を捩じらせ快感を訴えた。
500【お薬の間違った使い方:7】:2006/08/06(日) 20:47:54 ID:iONBCmdL
やがてマルローネの唇は次なる獲物へ向かって彼女の身体を滑り降りていく。
わき腹からおへそへ、そして徐々にそこから下へと茂みの中を彼女の唇が降り、シアの大事なところまで進んだ。
「だ、だめ...」
マルローネの頭にシアの手があてがわれるがその手にはまったく力が篭っていなかった。
些細な抵抗にも構わずにマルローネの唇は蠢き、シアの大事なところへと到達した。
じゅる...
そこから大量にあふれ出る蜜を音を立てて舐めあげる。
「あぁん!」
シアは快楽に身体を震わせ、嬌声を上げた。
じゅる、じゅるる...ちゅぱ、ちゅぱ...ぺちゃ、じゅぷ...
わざとらしくも音を立てマルローネはシアの蜜を舐め始める。
両手で彼女の脚を掴み、その手は万力のように強く彼女が閉じようとする力を制した。
「いや、マ、マルローネ...音、音たてちゃ...だめっ!くぅん!!」
それでもマルローネは彼女への愛撫を止むことなく続け、時には蜜を吸い、シアは甘い喘ぎを零す。
やがて抵抗のなくなった脚から手を離し、マルローネは手を使って彼女の大事なところを広げて中を伺う。
とめどなくあふれ出る彼女の蜜を舌を差し入れかきだすように、奥へ奥へと舌を差し入れた。
マルローネはシアの大事な部分にある真珠のような小さな宝石を見つけるとそれを被う薄皮を指で剥き露にさせる。
そこへ舌で一舐め...
「ひゃうぅぅ!」
シアの腰が大きく跳ね、そこが彼女の弱点であることを赤裸々に体が語った。
そこに狙いをつけたマルローネは執拗に責め立て、逃げようとする彼女の腰を力強く掴んだ。
「あっ!!あんん!!だめ、だめよっ!...マルローネ...そ、そこっ...だめ、わた、わたし!!...だめっ!」
シアは必死にマルローネの髪を掻きむしり、ベッドシーツを強く掴む。
「...あっあ、ああっ!!だめ、マルローネ...そこ、ばっか...りぃ、だ、んんん!!んっ!あっ、はあん!」
シアの部屋の窓は開け放たれており、外に聞こえる程彼女の嬌声は大きく、身体も激しく暴れていた。
501【お薬の間違った使い方:8】:2006/08/06(日) 20:48:25 ID:iONBCmdL
大量に溢れる蜜は零れ落ちシーツを濡らし始める。
マルローネはそこにも指を入れ、内側からもシアの身体を刺激しはじめた。
ただでさえ限界が近かったシアは一気に頂上へと登りつめ、それをマルローネに知らせる。
「あああっ!!マルローネーだめ!!ダメェエエエ!!いく、いっ......イクイくぅ、イっちゃうー!...くー!!」
マルローネの髪から手を離し両手で力の限りシーツを掴むと彼女は弓なりに体を反らし絶頂へと達していった。
ビクン、ビクンと体が大きく爆ぜ、後に小さな痙攣を繰り返した。
股間からマルローネは顔を上げると、口の周りだけでなく全体をシアの蜜で濡らしていた。
シアは惚けながらも彼女の顔をペロペロと舐め綺麗にしていく。
「今度は、私が...」
シアはマルローネに口付けをし、どちらからともなく舌を絡める。
「ん...ちゅぱ...んふん...」
「はっ、はぁ...はっ...」
マルローネの息遣いは最初と同じくまだ荒く、まるで獣の様にシアの舌に吸い付く。
あまりの激しさにシアは自分から唇を離すと彼女の首筋に舌を這わす。
愛撫を続けながら唇を滑らせ、マルローネの服をずらせながら彼女の豊かな胸を舐める。
おかしなことにマルローネからは喘ぎ声や吐息は漏れてこずに彼女は自分のショーツを脱いでいた。
「マ、マルローネ?気持ちよくない?」
首を傾げるシアをベッドに押し倒しマルローネは彼女の足首を掴んだ。
「えっ?」
彼女の脚の間に自分の脚を割って入り、お互いの大事なところが触れ合うこととなった。
「マ、マルローネ?」
マルローネからの返事はなく、彼女は腰をゆっくり動かし始める。
まるでやわらかい布で大事なところ全体を撫で回されるような感じにシアは再び歓喜の喘ぎを漏らすこととなった。
「あっ...ああん!マ、マルローネっ!!わ、私は良いから...んっ!あ、だめっ、感じ...ちゃ...んんっ!」
互いが出す蜜が潤滑油となりその動きは滑らかに、そして徐々に激しくマルローネは腰を動かす。
502【お薬の間違った使い方:9】:2006/08/06(日) 20:49:04 ID:iONBCmdL
シアの右足を肩に担ぎ、閉じることも動かすこともできなくなった彼女はただ、マルローネから与えられる快楽に溺れるだけとなっていた。
「やっ!あぁん!!...さ、さっき...イったから、あふっ!!また、ま...きちゃぅぅ!」
部屋にはぐちゃぐちゃといった音とシアの喘ぎ声が満たし始め、徐々に彼女の声は切羽詰ったものに変化いく。
マルローネの腰は一定のリズムで早くなり、また遅くなって再び早く動かす。
それはシアの気持ちを昂ぶらせては鎮め、鎮めてはまた昂ぶらせる。そんな行為で彼女の感覚を操っていた。
「んんぅ!...はぁ、はぁ...マ、マルローネ...も、イかせて...んっ...ああぁん、あ、あふぅ...」
限界の声を上げると彼女の腰はまたもたもたと動きを和らげる、そんな責めにシアは精神的に限界を感じていた。
また絶頂間近になり、シアははしたなくも彼女から激しく腰を動かし始める。
「マルローネ、イカせて!イカせてぇえ!も、もぅ...意地悪しなぃっ、ぃんでぇえ!」
彼女の乱れる姿を見てマルローネはうっすらと微笑すると絶頂へ導くように腰を動かしお互いの蜜が激しく当たりに飛び散った。
マルローネは彼女の求めるように今度は律動を鎮めず一気に頂点へとシアを昇らせた。
「イ、イク..イクイィィっ!ちゃ、ぅん!!んんーー!!」
二度目の絶頂と同時に彼女の大事なところからは大量の蜜がベッドのシーツを汚していた。
まるでそれはおしっこのように染みを作り大きな円を描き始める。
一度目と同じようにかすかに痙攣する腰と薄れていきそうな意識で絶頂の余韻をシアはまどろんでいた。
し・か・し
「シア?私まだ絶頂ってないんだけどね?休憩にはまだ早くないかなあ?」
ぞっとして見上げた彼女の顔は普段のマルローネの優しさをまったく感じさせてはいなかった。
「あぁあぁぁ...」


その頃工房では
「あら?ご主人様ったら昨日のお薬おいたままだよ〜」
妖精が忙しそうに合成を楽しんでいた
                    おしまい
503名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 21:31:18 ID:00gudQom
「あぁあぁぁ」
吹いたwwwwGJ!!
504名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 21:43:15 ID:9YShtKoh
(・∀・)ニヤニヤしますた
505名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 15:54:12 ID:Jd5Djb5/
gjage
506名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 00:38:53 ID:jlAVMdXy
書く前の気遣いといいSSといい神来た(・∀・)!
507名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 01:27:45 ID:/WhUByJq
マリーさんきたあああああああ
508名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 19:16:45 ID:4yS+JnIa
コネー('A`)
509名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 11:04:21 ID:MdYFT/Ow
うわ・・・ちょっと見ないうちにずいぶんとまぁ・・・

>>476  無理っぽいですわ。中途半端に胸上しか描いてないし・・・。
    自分のことにつきっきりで描いてる余裕がない状況なんで・・・許せ。
    暇が出来たら・・・メイビー・たぶん・ひょっとして描くかも。 
510名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 22:06:45 ID:ZMaAWNt1
ザールブルグに戻ってきた(*´Д`*)
ザールブルグ万歳!!
511名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 18:46:15 ID:JW3w06ht
>>509
お久しぶりです。
この前はリクエストに答えてくれて感謝してます。
絵師にリクエストしたのは初めてだったのでマジで嬉しかったです。
それと中途半端にしては上手すぎる。胸上だけでも良いもの見せてもらいました。
暇が出来て気が向いたらまた書いてください。楽しみにしてます。
512名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 07:45:20 ID:AdVS/H94
age
513名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 08:10:54 ID:B89qK8TC
職人('A`)コネー
514名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 23:03:32 ID:0I5sJzjI
クライス×マリーとダグラス×エリー好きな俺に神の手を…(-人-)ナムナム
515名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 19:40:51 ID:hol54H+S
ネ申コネーーーーーー('A`)ーーーーーーー
516名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 22:33:26 ID:JoU60UDQ
神じゃなくて悪いんだが。
何年も前に読んだマリーエロ小説が見つからん…
ザールブルグに帰ってきたマリーがクライスに犯られて、その後エンデルクにも、みたいなやつ。
知ってる人、まだ存在するのかどうかだけでも教えてくれないか…?

当時「エロ&小説」で検索して偶然見つけたような気がする。若さって怖いな。
517名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 18:08:06 ID:gTSEeE8m
レスもこないな。
518名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 21:46:40 ID:R2X37w3+
質問版に行ってみたら?
519名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 22:52:58 ID:X1AJ0KBD
>>516
多分、だけど、そのサイトは閉鎖したと思う。
エンデルクにやられたときは城に連れ込まれて、でなかった?
18禁二次、絵と小説が置いてあったサイトでアンジェもあったら多分そうだと思うけど・・・。
古いアトリエサイトは閉鎖が多いよね・・・。
私も通いつけてたとこがある日突然「404」になったときはちょっとorzになった。
520名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 14:13:29 ID:7B71E7Ri
>519
多分それだ、ありがとう!
俺もorzってなったからちょっと妄想に浸ってくるよ。本当にありがとう。
521【クライスxマルローネ】:2006/08/18(金) 00:05:01 ID:QaoJ4JnR
ご無沙汰していました493です
昨日まで電波の届かない山奥で過ごしておりました
前作に賞賛のレスいただきありがとうございます!
次回作への糧とさせてもらいます。

といいつつ早速作品を投下させてもらいます
神ではないですが>>514さんの期待に少しでも答えられればと執筆してみました。
今回のネタはマルローネxクライスです。


*注意事項*
1.この設定はこう!あの設定はこう!でないとって人にはオススメしません
2.些細なギャグでも「ふっ」と笑ってくれる人、「ふぅ」はな方はオススメしません
3.クラマリを容認できない人はオススメしません。マリxシアな人は前作をオススメ!(違っ
4.肌の露出嫌いな人オススメしません(たとえば白装束を常時きないといけない人等etc...
5.束縛恐怖症の人(いるのか?


以上、使用上の注意、用量、用法を正しく守って楽しくお読み下さい
もし「orz」となっても当方は一切責任を負いません
甘めなラヴエチです ちなみにマルローネとクライスは付き合い中ってな感じの話
522【静かな湖畔で:1】:2006/08/18(金) 00:06:03 ID:QaoJ4JnR
「クライス〜!クライスってば!」
静かな湖畔の森の陰から聞き覚えのある女性の声が聞こえる
僕は手に持った書物に目をやったまま意に介さず読書を続けることにした
そして一寸経過して
「クライスー!ちょっとクライス!」
再度彼女の声が僕に呼びかけてくる
声の主は見えず、茂みに目をやるもその場所までは確認することは出来なかった
おもむろに読書を続けようとした所へ再三彼女の声が聞こえる、これまでとは違った艶を帯びた声が...
「やっ、ダメェ!クライスんぅ!やっ、ちょっ、ちょっとクライス助けてっ!!」
彼女ことマルローネの要望で僕はへーベル湖の採集へと付き合うことになったが
現地での助力はモンスター退治だけであり、それ以外の時間は自由行動という契約だった
むろん僕が今ここで読書に耽っていたとしても別段問題ない話なのはずだが...
もし、モンスターが彼女を襲ってきたのなら話は変わる
あくまで僕は彼女の護衛なのだから助けないわけにはいかない
といってもこの付近のモンスターなら彼女一人でもなんの問題もなさそうなのだが...
などと考えながら僕はずれた眼鏡を掛けなおし、声の聞こえてきたほうの茂みに歩を進めた
彼女の姿は見当たらないものの茂みが音を立てそこに何かいることを示していた
「マルローネさん?」
揺れ動く茂みに向かって声を投げかける
「クライス?こっち、こっち!」
音を立て茂みは大きく動いた。
用心深く一歩、一歩と足を踏み入れ覗き込むように上から眺める。
「っ!」
マルローネは確かにそこにいた...けども何者かによってロープで拘束されていたのだった
「どうしたのですかっ!?」
523【静かな湖畔で:2】:2006/08/18(金) 00:06:37 ID:QaoJ4JnR
慌てて僕はマルローネの傍へ駆け寄り、彼女の元に膝を付いた。
「あは...あはは...と、とにかくロープを解いてもらっていいかなぁ」
バツの悪そうに乾いた笑いと照れが入り混じった表情のマルローネ
「盗賊でもいたのですか?貴方ほどの腕前ならこんなことには...」
僕は問いかけながらもすばやく彼女に絡まっているロープを解き、そしてなぜか彼女の胸元にあるぷにぷに玉を遠くへ放り投げた。
にしてもまるでこの場所で合成をしようとしたかのように材料が散らばっていた。
ぱっと見渡したところで、シャリオミルクにはちみつ...それと先程投げ捨てたぷにぷに玉
「いったい...こんなところで合成ですか?」
「ううん、あのね...笑わないかなぁ?」
「内容によりますね、それに貴女がすることですから...きっと笑うというより呆れるとは思いますが?」
「うぅ、クライスのいじわる...」
マルローネは口を尖らせながら両手の人差し指を胸の辺りで交差させてもじもじと動かす
彼女は意識してはないその行為が僕の心をくすぐっていた
それにロープを解く際に開かれた胸元からかすかに谷間が除き見え僕は視線をごまかすように俯きながら目元を擦った
突然に僕の目の前に一冊の書物が現れる
それはマルローネが差し出したものだった
「...ザールブルグ発Yan an?」
あぁ、目にはしたことがあったもので女性用のファッションの本で確か季刊ものだったような気がする
彼女は僕の目の前でその書物をペラペラとめくり、中央の小冊子になっている部分で手を止めた
「ん?読者が選ぶ、あきのよながの、おともは?ベスト5?」
いかにも女性らしいピンクの紙に文字が連ねられていた

*一位 生きてる縄
 二位 はちみつ&ぷにぷに玉
 三位 シャリオミルク&ぷにぷに玉
524【静かな湖畔で:3】:2006/08/18(金) 00:07:24 ID:QaoJ4JnR
「だってクライスったらいつも読書ばっかりで相手してくれないんだもん」
彼女の呟きをよそに僕はその記事に目を走らせていた
秋の夜長のお供と言えば読書や音楽鑑賞などと相場は決まっているもののここで書いている意味がまったく予想とは違っていた
つまるところ『秋の夜長、独り身の女性のお供』とは自淫に使われる道具特集だったのだ
道理で先程散らばっていたアイテム群がここに書いてあるものと一致していたことに合点がいく
それと同時に僕は自分の顔が熱気を帯びて紅潮してるのが手に取るように分かった
「マルローネさん?」
「......」
彼女は沈黙。僕は言葉を続けた
「どうし...」
「クライスだって悪いんだよ!いつも読書読書読書で!私がシグナルを送っても気が付かないんだから!!」
問いかける僕の声を掻き消すように彼女は一気に大声でまくし立て立ち上がった
肩を怒らせながら僕の前から立ち去ろうとするマルローネ
僕はすばやく立ち上がると急いでマルローネの後を追い彼女の背中から抱きしめた
「まったく...貴女という人は...」
「なによ...」
怒った声色の彼女の声、振り向かないままの彼女の表情は伺い知れない
「自分勝手で、怒りやすくて、どじで、おっちょこちょいで...」
「なによそれっ!」
僕の腕を振り払い振り向いたマルローネ
「それでいて可愛い人だ」
言葉と同時に彼女に不意打ちで唇を重ねる
彼女の目は驚きでまんまるに見開かれ、僕の視線を受け止めていた
マルローネの手が僕を突き放し、彼女は俯いて小さく呟く
「ばかぁ」
525【静かな湖畔で:4】:2006/08/18(金) 00:08:06 ID:QaoJ4JnR
彼女の顎に手を当て、こちらに振り向かせると再び僕は唇を重ねた
そして今度は彼女の唇をねっとりと味わい、それを割って自分の舌を彼女の口へと進入させた
彼女は拒まず、僕の舌を受け入れ、自ら舌を絡ませてくる
性急さに任せ、彼女の開いた胸元へと手を忍び込ませていく
「......んんぅ...やっ...クラ...ィス」
彼女の手が僕の腕を掴み拒絶を示す
もちろんそのつもりは最初からないとしても些細な彼女の理性による抵抗
「...ダ、ダメ...クラ、ス...ん...んん...ぅん...」
舌を絡めながらも彼女は必死に言葉を紡ぐ
「どうしてです?」
ワザと僕は手を休め、唇を離した
「だ、だって、誰か来るかもしれないじゃない」
「ほほぅ、先程までここで一人エッチをしようとしていた貴女がそんなことを言うとは」
口の端を歪め、陰湿な笑みを浮かべながら彼女の瞳を見つめる
「...っ!」
「それとも?僕にその現場を見て欲しかったのですか?」
「そんなわけないでしょ!!」
顔を朱に染めながら彼女は僕の顔を睨みつけた
「クライスは分からないでしょうけど、工房では妖精さんたちが日夜ちょこまかしてるんだから...」
ぷいっと口を尖らせ、彼女は僕から再び目をそらした
その彼女の不意を付き、すばやく彼女の衣服に腕を差し入れ豊満な乳房に触れる
「やっ!ク、クライス!」
すでに時は遅く、僕の手は胸の頂にある突起に触れた
それは己を主張して『つん!』としこり勃っていた
まるでグミのような触感を楽しみながら人差し指と中指に挟んでそれを転がした
526【静かな湖畔で:5】:2006/08/18(金) 00:08:45 ID:QaoJ4JnR
「だ、だめだ...ってぇ、クライ..んんぅ」
またしても些細な彼女の抵抗が行われる
僕の腕を阻止しようとしているのだろうけど、それは手は単に腕に触れ、愛おしく擦っていただけだった
熱気を帯びた甘い吐息を吐き出すマルローネの唇を僕の唇で塞ぐ
焦らす様に唇で唇を愛撫し、僕は舌先で唇を舐める
「んっ...はぁ、はぁん......ん、ちゅぷ、ちゅぱっ...ク...ィス」
今度は彼女から積極的に舌を差し入れ絡めとる
その舌は貪欲に、まるでヒルのように僕のものに吸い付き唾液を送り込んできた
「ちゅぱ...んんっ...ふぁ、ああん...うぅん...ちゅぱ...ぴっ...りゅ...」
彼女の熱い吐息が僕の顔にかかり、情欲を盛り立てる
キスに集中しておろそかにならないように彼女の胸の豊かさを僕の右手は感じていた
焼きたてのパンのように柔らかく、そして温かい彼女の双丘
指が食い込むたびに形を変え、先端の突起はこれ以上ないぐらいに硬く指で弾けるほどになっていた
もちろんそれは彼女だけではない
僕のモノも先程から苦しげにズボンの中で硬度を増し、一時も早く開放を願っているようだった
「マルローネ...」
唇を離し彼女の耳元で囁きながら柔らかい耳たぶを甘噛みする
そして左手で彼女の右手を掴み、僕のモノへと誘導する
ズボンの上からでもそれははっきりと分かるほどに膨れ、彼女の手が布越しに触れた
一瞬手を引くもののすぐに触れなおし、開いている片手が右手に追加され僕のモノを包み込んだ
「マルローネ...して、...ほしいな」
彼女の耳に言葉を堕とす
まるで魔法にかかったのように彼女はその場に膝をつき、僕のズボンに手を掛けをずり降ろした
開放を待っていた僕のモノは勢い良くその姿を彼女の前に現す
彼女に抵抗の意思は感じることなく、そっと顔を近づけ反り返るモノを舌でゆっくりと舐めあげた
527【静かな湖畔で:6】:2006/08/18(金) 00:09:26 ID:QaoJ4JnR
一度先端まで舐め上げ、下から僕の顔を見上げてくる
僕は目を細め彼女に微笑みかけ、彼女もそれに答えるようににこりと微笑むと再び視線を戻しそれを咥えた
彼女の口腔内は柔らかく温かな唾液が絡みついてくる
さきっぽ全体を舌で舐め回し、舌が徐々に鈴口へと滑り僕のモノが彼女の口の中へと飲み込まれていく
一度根元まで咥えるとゆっくりと顔を動かしまたカリの付近を舌で愛撫する
「ちゅぱ...んん...んぐぅ......んはぁ、くちゅ...ちゃぷ...ぁん、ちゅぱちゅぱ...」
僕の指も彼女の奉仕に答えるように指を動かし、胸を愛撫する
口だけでなく彼女の手は竿の下の袋を撫ぜ、舌を使うときは手でモノ全体を擦っていた
先走りとも、唾液とも区別がつかない液体が大量に僕のモノ全体に付着し、潤滑油となって彼女の動きを滑らかにしていた
「じゅぷ...じゅぷ、ちゃぷ、んん...りゅっ...ちゅっ、ちゅぷ」
静かな湖畔に淫猥な音と混じり小鳥のさえずりが響いていた
「マリーっ!」
言葉と同時に彼女の頭を掴み強引に僕のモノを喉の奥まで咥え込ませた
刹那、彼女の口腔に僕の中に溜まっていたモノが爆ぜる
ドク、ドクッ...ドクドク...ドクッ...
それは彼女の喉に直撃するほどの勢いで放たれ、大量の白濁した液を出した
ビクン、ビクンと動く僕のモノの動きが収まるまで彼女はその姿勢で動かず目を閉じていた
「ゴクッ...」
大きく彼女の喉が上下に動き、その後一瞬間を置いてコホコホと咳き込んだ
「ご、ごめん」
とっさに詫びて彼女に申し訳のない表情を浮かべる
「ううん、私こそ。...まだなれないって言うか...むせちゃうのよね」
苦笑いを浮かべる彼女の口元から一筋の白濁した線が垂れ始める
僕は言葉に出さずに自分の口元を指で撫ぜて彼女にその存在をアピールする
その様子を見て彼女も察し、自分の口元を手の甲で拭って手についた精液を服に擦り付けた
528【静かな湖畔で:7】:2006/08/18(金) 00:10:03 ID:QaoJ4JnR
僕としてはぜひとも服ではなく舐めて欲しいなどという欲望を感じつつも、無理強いせずそれを黙認する
「今度は貴女の番ですね」
「わ、わわわわ、私はいい...いいから。...クライスのが欲しいなぁ...って」
言葉を濁すも愛撫するというのも僕の楽しみの一つということで、しばらく彼女には御預けしていただくことにする
「そうはいかないですよ、マルローネさん。それにイッタ後すぐは男性の立場からして大変なのです。理解していただかないと」
あえて彼女とキスを避け、胸元へ口付けをする
そのまま唇を滑らせながら衣服をずらし、彼女の豊満な胸を露出させた
先程までの馴合いで彼女の性感帯は刺激され、指が、唇が、舌が、触れるたびに身体を震わせていた
「ん...いゃ...だめ、クラィス、だめ...やっ...あっ、あん......はぁあん」
楽器のように乳首を甘噛みすれば『あっ』、指ではじけば『はぁん』とマルローネは甘美な声を上げ反応していた
彼女の両手が僕の頭を掴み、髪を撫ぜ、首筋に指を滑らせていた
ばさぁ
巧みに気が付かれないようにベルトを外し、スカートをずらした
彼女が普段つけている白の下着は今日は履いていなかった
「マルローネさん下着は、どうしたのですか?」
「っ!」
おそらく先程、一人での戯れの際に脱ぎ捨てたことを忘れていたのだろう
彼女はカノーネ岩の様に顔を真っ赤にして僕から眼鏡を奪い取ってしまった
「だめ!クライス!みちゃだめえぇっっ!」
眼鏡を取られたせいで一気に僕の視界がぼやけ、彼女の輪郭さえも滲んで見えてしまう
「...まったく」
彼女は僕の眼鏡を自分で掛け、ゆっくりと草の上へ腰を下ろした
ド近眼な僕が眼鏡を外すと視界がぼやけるわけで、その眼鏡を視力の良い彼女がつけることによって
彼女もまた視界がぼやけるという、それで立場上同じと合点のいかない説明を昔されたことを思い出す
「クライス...」
529【静かな湖畔で:8】:2006/08/18(金) 00:10:47 ID:QaoJ4JnR
切なげな声をあげ、彼女が僕を誘う
無言のまま彼女の股間に体を割りいれ、大事なところに顔を近づける
たとえ眼鏡をしていなくても多少の輪郭はおぼろげながらもつかめるわけで僕は彼女の茂み付近に舌で触れる
「あっ...」
短く喘ぎ、彼女は体を震わせた
徐々に舌を滑らせ、彼女の大事なところへと進めた
「ちゅぷっ」
舌先が触れたとたん水音がなる
そこには彼女の中から溢れた蜜が大量に濡らしていた
「あっ...あぁん、んん...ふっ、んぅ...はあん!!」
「ちゅぷ...ちゅぷ...ちゃぷ...ずりゅ......ズルズルズル」
丁寧に、丁寧に舌先で愛撫し、ワザと音を鳴らしてその蜜を吸い取った
「いや...音たてちゃ...」
口に溜まった蜜をごくりと嚥下し、べとべとになった口の周りを舌舐めずりする
すでに僕のモノも再戦可能なほどに元気になり彼女の中に沈めたい衝動に駆られていた
「ガサ...ガサガサ...ガササササ」
「!!」
今まで静かだった茂みから物音がなり、半分裸の状態ながらも僕はその方向へと身構えた
彼女もその音に気がつき脱ぎ捨てられたスカートで体を隠すように覆っていた
徐々にこちらに近づいてきているのは音の進みからからして間違いなかった
わずか数メートルという距離に近づいたそれは一気に反動をつけ僕の方向へと飛び掛ってきたのだった
「!?」
それは一本の縄だった
「あっ!」
彼女が感嘆の声を上げる
530【静かな湖畔で:9】:2006/08/18(金) 00:11:29 ID:QaoJ4JnR
僕にも心当たりがあった。そう、先程まで彼女がお楽しみに使おうとしていた「生きてる縄」だったのだ
もちろんそれは敵対意思などあるはずもなく僕の足元でウネウネと蠢いたいたのだった
「ん〜びっくりしましたね。もしかしたら...」
「もしかしたら?」
彼女は考え込む僕の隣でその言葉を反芻する
「仲間にいれてほしかったのかもしれませんね」
「へ?」
間抜けな声で答えるマルローネ
僕は足元の縄を手に取り彼女の胸元にそれを巻きつけた
「えっ?ええ??」
瞬く間に縄は彼女を絡まり、双丘を強調するように縛り付けていた
「ほら、やっぱり」
「ちょっ、ちょっとぉ!」
腕ごと縛られた彼女は抵抗できずにごろんと草原に転がった
彼女のつけている眼鏡を取り、持ち主の元に返す
持ち主といっても僕自身で普段通りの視界を取り戻し、気分のよさについ短い口笛を吹いてしまう
「ちょっと、クライス。解いてよぉ」
「自業自得ですね、たまにはこういった趣向も良いものではありませんか」
とんだ闖入者のおかげで中断されたものの僕のモノはまったく萎える気配がなかった
むしろ今のマルローネの姿により一層、欲情するものを感じてしまっていた
「やだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだああ!!」
まくし立てる彼女には構わず、僕は彼女の両脚を広げ、その間に身体を割り込ませた
「貴女のココはそうは言ってませんよ?」
先端を彼女の入り口にあてがい、上下に揺らし彼女の蜜と自分の先走りするものを絡めた
「あん...」
531【静かな湖畔で:10】:2006/08/18(金) 00:12:07 ID:QaoJ4JnR
挿入せずに入り口を探すようにモノを動かしていると彼女の腰が動き始めた
「クライスぅ...」
「行きますよ」
返事を待たずに彼女の中に侵入し、ゆっくりゆっくりと腰を進めていく
「あっ...クライスが、が...入って、あっ、ってきてる...あっああん...んぅ」
彼女の柔肉が僕のモノに絡みつき、その柔肉を掻き分けるように奥へ奥へと進んでいく
やがてコツンと彼女の最奥をつつき、止まった
それでも温かく包み込む彼女の中はもっと奥へ奥へといざなう様に蠢き僕に快楽をもたらしていた
いったん一呼吸を置き、彼女の子宮をつついたまま腰をグラインドさせる
「はぅ!んっんん!奥、おっくに、あた...あっあたって!ん...はぁあああん」
円を描くようにゆっくりと、一度腰を引き、突きながらも円を描く
普段はぼやけてはっきりと見えない彼女の双丘が目の前で揺れ動き、縄によって搾り出されるように揺れていた
ピンク色の頂を口に含み、ちゅうちゅうと音を立てて吸い上げる
縄の刺激によるものなのかそのぽっちりは普段以上に大きく、硬く、胸は妊婦のように張り出していた
「いぃよお!クライス!きもちぃ...いいのお!あん...あっ、あぅあっ!あっ...はあん!!」
パンパンと肌と肌が当たる乾いた音が湖畔にリズミカルに奏で、低音でじゅぷじゅぷと淫靡な水音が細波の音に紛れ聞こえていた
普段見ることのない光景に僕の心は昂ぶっていた
口からは涎とも、唾液とも分からないほどのものが零しながら喘ぎ、嬌声を漏らすマルローネ
突くたびに大事なところからあふれ出る蜜
その入り口の先端に充血し、真っ赤にはれている小さな真珠を見つけそれを指先でそっと撫ぜてみる
「ひゃあん!」
ビクンと大きく身体をのけぞらせ彼女はあられもない声を上げた
と同時に僕のモノをキュンキュンと締め付け、搾り取るように蠢く柔肉
「だ、だめぇ...そこさわっ...っちゃ、だめ...」
「だめと言われたら、尚更気になるのが人のサガっていうものでしょう」
532【静かな湖畔で:11】:2006/08/18(金) 00:12:49 ID:QaoJ4JnR
僕は再びその真珠に指で触れ、今度は押しつぶすように少し力を加え擦る
「ひゃん!だめだめえぇえ!」
指を動かすたびにマルローネはのけぞり、全身を大きく震わせた
もちろんそれは彼女の中にも通じ、今まで味わったことのない強くそれでいて優しく僕のモノを締め付けた
僕は背筋に走る閃光を感じたときに調子に乗りすぎた自分を悔やんだ
彼女の反応を楽しむあまり自分の限界が近づいてきていたことを知るのが遅れてしまったのだ
「くっ、マルローネ...さん、そろそろ...くっ」
パンパン、パンパンと勢いを上げ彼女を突き上げる
脳裏に閃光が走り、いよいよ限界を悟り始める
「あっ!ああぁん!!きてっ、きてぇ...クライス、くらいすぅ!」
彼女の両脚が僕の腰に絡みつき、僕を束縛する
「だ、大丈夫!あぁっ、きょ、今日は、いいっ...からあん!」
張り出された両胸を手で掴み、僕はさらにピッチを上げ彼女の最奥を何度も何度も突き上げた
「クライス!クライス!!一緒、いっしょにぃぃい!」
「い、イキますよっっ!!」
僕は語尾に力を込め、同時に彼女の中で熱い精を放って果てた
「ああぁあぁぁぁぁぁああ」
マルローネが少し遅れて絶叫に似た絶頂の声を発した
ドクドクと僕のモノが脈を打ち、彼女の中で何度も何度も尽きるまで精を吐き出していた
彼女の中もそれを飲み込むように幾度も僕のモノを締め付けて搾り取っていた
まるで二人の絶頂を感じ取ったかのように生きてる縄の拘束は解け、その場でただの縄になってしまう
その縄を遠くへ放り投げ、僕は彼女にキスの雨を降らせながら余韻に耽っていた
彼女の中からモノを抜き取った後、まるで満腹で食べきれない分を吐き出すかのように彼女の中から僕の精が零れ出ていた
そんな光景にエロスを感じつつも、悟られないように再び彼女に甘い口付けをする

♪静かな湖畔の 森の陰から 男と女の声がする♪...おそまつ


                               おしまい
533名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 06:34:50 ID:JARVVwL5
GJ!
534名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 21:02:24 ID:gAH9QnRs
神が降臨したというのにこの過疎っぷり。
535名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 23:34:14 ID:JARVVwL5
正直どうかとは思うがな
536名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 15:02:49 ID:u/tljzR6
マナの足りないリイタとセクロスしてマナを回復させるという電波が飛んできました。
537名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 17:13:29 ID:Xv01rpMU
既出
538名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 17:33:11 ID:CA9+KVIP
ならばノアの配下の女モンスターに集団逆レイプされるディスティーン。
539名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 17:40:14 ID:uypnhAGj
マナといえば、シルウェストとエイテルが出てくるワタシ。
・・・・・・この二人と契約したら両側から○○ズリ&ダブルフ○○させますよ!
540名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 20:15:06 ID:Xv01rpMU
GFイリス陵辱マダー?
541名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 22:15:40 ID:FhHelC9w
GFイリスレイプ陵辱マダー?
542名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 00:28:54 ID:YiIiqbP1
まだ。
543名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 01:22:49 ID:5WKSwOD/
させんぞ!俺のイリスにそんなこと!!
544名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 12:36:42 ID:0zAb070e
>>541
絵師のほう?SSのほう?スレ読んだ感じだと絵師だと思うんだけど
545名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 12:54:20 ID:YiIiqbP1
SSキボン。
546名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 04:20:16 ID:ADvQwdU0
    76 :バリバリトゥード:2006/08/18(金) 17:32:01 ID:???
    俺がいきます!・・・いきますっていうか、もういってるけど・・・。
    デザイン志望なんだけどね。
    今のアトリエシリーズは、キャラとか背景・音楽とかプラス面もあるけど、
    シナリオとか調合とかマイナス面がありすぎ!!!
    だもんで、もし就職できたら、イリス以前のアトリエみたいな、
    調合メインなやつ【ヴィオラートのアトリエのような】をゲープラ【企画】を
    通すつもりでいる。ちなみに現状で、【アトリエのパンドラボックス《仮》】ってやつ
    を企画中。     ・・・オレはオタじゃーーーないよ。


すみません。なんかこちらの絵師が迷い込んできたみたいなんで引き取ってもらえますか。
547名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 10:31:30 ID:mNUKrG91
イリス、イリス。
548名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 11:55:54 ID:1i3XDffP
>>546
あいつバカだ・・・。名前パクッて文章似せれば嫌でも疑われるだろうに。
しかもアトリエ関係のスレで・・・それにまだあの企画やってんだ・・・・・・
連投失礼します。
他の職人さんが来るまでの繋ぎと思って呼んでいただければ幸いかと
イリスGFはやりはじめでこの相手しか陵辱相手が思考できなかったのでご理解の程を
自分は実際こいつに負けちゃいましたし…

閑話休題


陵辱物で、暴力的表現はありませんが若干痛々しいシーンなどあります。
それらが苦手な方、嫌いな方は回避御願いします。
作品名は【散華】です。
550【散華:1】:2006/08/22(火) 18:29:18 ID:uD3n9TZD
エッジとイリスは光の柱と宝玉調査へと古城世界グリモア捜索に赴いていた。
そこで遭遇したのが自分達と同じミストルースのバージゼル・クローネと名乗った剣士だった。
彼は自分の名前を名乗るや否や半ば強引に勝負を挑み、イリス達に襲い掛かって来たのだった。
二対一で優勢なはずが、バージゼルの予想以上の強さに二人の状況は劣勢に追い込まれていた。
やがて彼の機械剣の前にイリスは片膝を付き、その場に倒れこんだ。
「エッジ…がんばって」
搾り出すようなか細い声でイリスはエッジに激励を送る。
その声はぶつかり合う機械剣の金属音にまぎれ、空しくもかき消されてしまった。
彼女が最後に見たのはエッジがリフュールポットを飲み、空になった瓶を投げ捨てる姿だった。


暖かい温もりを感じてイリスは目を覚ました。
「……」
うっすらと瞼を開け、状況を摸索した。
自分は上半身を抱きかかえられている…イリスはネクタルの効力で目覚めたことを悟った。
ぼんやりと霧掛かった視界には自分の顔を覗きこむ輪郭がうかがい知れる。
「…エッジ」
短くかすれた声で一言零す。
「残念だったな」
その声は明らかに自分が知るエッジではなかった。
焦点が定まり、その声の主の顔がはっきりと見えるようになる。
間違いなくそいつは自分達に対し戦いを挑んできた男だった。
「俺の名前を忘れたか?言ったろ、バージゼル・クローネと」
「っ!」
イリスは彼の腕から身を捩じらせて逃げようとした
551【散華:2】:2006/08/22(火) 18:30:00 ID:uD3n9TZD
…が思った以上に自分の体が衰弱し、挙動一つ一つがままならなかった。
それだけではない、イリスは自分の両腕が頭の上でロープで拘束されていたのだった。
「エッジ!エッジ!」
必死に相方の名を叫ぶエリス。
バージゼルの腕の中で首を動かし、辺りを見渡すがエッジの姿は見当たらなかった。
「ん?やつか?…やつなら、ほら、あそこだ」
イリスを抱えたままバージゼルは顎をしゃくる。
彼の言った方向を目で追いかけると、そこには地面にうつ伏せに倒れるエッジの姿があった。
「エッジ!!!」
イリスは声を張り上げエッジの名を叫ぶ…が指一本動かすことなく彼はまるで眠ったように動かなかった。
「残念だったな、あの男は今頃良い夢でも見ながらこの世とあの世をさまよってるんじゃないか?」
バージゼルが不敵に笑う。そしてイリスの服の胸元辺りに手をかけ力任せにそれを引っ張った。
細い肩紐が切れ、彼女の胸が露になる。イリスは悲鳴を上げ拘束されたままの自分の両腕で胸元を覆った。
「キャーっ!な、なにするのよ!」
顔を真っ赤に染め恥ずかしさと共に怒りの色を浮かばせていた。
「なにって?ナニするにきまってんだろ」
バージゼルはイリスの上着を剥ぎ取ると今度はホットパンツに手を掛けずり下げた。
「ちょ、ちょっと!!いい加減にしないと本気で怒るわよ!!」
声を荒げるものの意に介さずバージゼルは彼女からホットパンツを奪い取った。
破かれた服同様、純白のショーツが彼の目の当たりに晒され、それだけが彼女の体を隠す唯一の物になっていた。
「怒ってどうすんだい?抵抗するならまた痛い目をみてもらうことになるぞ?」
「ぅ……」
イリスは言葉を詰まらせた。
「覚悟ができてたか?そろそろいただくぞ?」
バージゼルはイリスを床に寝かせると自らベルトを外し、ズボンを脱ぎ始める。
552【散華:3】:2006/08/22(火) 18:30:36 ID:uD3n9TZD
上着を脱ぎ捨て、服、そしてパンツを脱ぎ捨てた。
素っ裸になった彼の股間にはいきり立つモノが己を主張し、イリスは彼の体から目をそらす。
迂闊だった、今の隙に少しでも彼から離れておけば逃げ出せたかも知れない。
しかし、今のイリスにはその体力すら残っていなかった。
バージゼルは再びイリスに近づき、喉を鳴らした。
「良い体してるじゃねぇか。いつも楽しんでるなら俺がつまみぐいしたって構わないだろ?」
「…い、イヤ……エッジ、たすけてぇ…」
消え入りそうな声で呟くイリス。
彼女の腕の間から手を忍ばせ、バージゼルはイリスの双丘を掴んだ。
力強く揉むと、それは柔らかく彼の指にあわせ形を変えていく。
「…やめて、許して…」
嗚咽を漏らし哀願するイリスにバージゼルは狡猾な笑いを浮かべ応えた。
「な〜にとって食おうってわけじゃないんだ。少しの間我慢すればちゃんと帰らせてやるよ」
感触を楽しみながらバージゼルはイリスの胸をもてあそんでいた。
イリスはただ嗚咽を漏らすだけで、目を伏せ、そこにうっすらと涙を浮かべていた。
彼の手が胸から腰へ滑り、彼女のショーツに手がかかる。
「だめっ!」
彼女は慌てて胸を覆っていた腕を下ろそうとしたがその行動はロープによってさえぎられてしまう。
イリスの両手を拘束しているロープの端は近くの柱に結ばれており、彼女の動きを抑制していた。
「往生際が悪いな」
バージゼルは指に力を込めると一思いにショーツを引きちぎった。
慌ててイリスは大事なところを太ももを閉じてで隠す。
「ダメ、これ以上は……御願い許して…」
バージゼルの冷たい視線がイリスを捕らえ、口を歪ませてクククと喉で笑った。
「ピクニック気分でココに来たお前達の…そうだな、勉強代と思って大人しくはあきらめな!」
553【散華:4】:2006/08/22(火) 18:31:41 ID:uD3n9TZD
バージゼルはぴっちりと閉じているイリスの脚を強引に開き、そこに身体を割り込ませる。
秘所を隠す両脚を開かせることは彼にとって動作もないことだった。
彼の目の前に映った花弁は貝のように閉じ、まるで侵入者を拒んでいるようだった。
「ふ〜ん、綺麗なものじゃないか。たっぷりと俺が可愛がってやるぜ」
「やめて!エッジ!エッジィー!」
目に涙を浮かべながら必死に叫ぶイリス。
しかし彼女の期待に答えることなくエッジの身体は床に伏せたままだった。
「だまれっ!」
一括するバージゼル。だが、イリスの叫びは止まず最愛の人の名前を呼び続けた。
大きく開かれている口に布切れを押し込まれイリスの声は途絶えた。
「んー!」
バージゼルは手短にあったイリスのちぎれたショーツを丸め、彼女の口の中に詰め込んだのだった。
「やっと静かになったな、じゃ遠慮なく頂くぜ!」
「んー!んんー!」
くぐもった呻きを漏らしイリスは首を必死に振る。
彼女の秘所にはバージゼルのイチモツがあてがわれ、秘唇を徐々に押し開いていくのだった。
イリスは初めて見た男性器の大きさ、太さに驚き唾を飲み込んだ。
(そ、そんなもの入るはずが!?)
バージゼルは彼女の腰のくびれを掴み、徐々に自分の腰に力を込めて花弁の中へと自分のモノを挿しいれていった。
「きっついな、唾でもつけて濡らしておくべきだったか」
バージゼルはそう呟きながらも腰を進め、彼女の中へ中へと侵入していった。
身体を中から拡げられるような痛みを感じながらイリスは憎むべき男の顔を睨みつける。
そしてカーテンを破られるような一瞬の感覚の後イリスは全身を引き裂かれるような痛みが襲った。
「んんんんーー!!!」
イリスの目に涙が溢れ、それが流れ落ちる。
554【散華:5】:2006/08/22(火) 18:32:16 ID:uD3n9TZD
男に犯された悲しみだけではなく、耐え難い痛みによるものだとバージゼルは悟った。
「ん?お前まさか処女か?」
それは愚問だった。バージゼルは動きを止め自分と彼女の結合部分に目をやると
イリスの秘裂からは一筋の緋い血が流れ、床へと滴り落ちていた。
「ふははっ!こりゃ〜良いぜ!まさにこれこそ通行料だな!!」
(痛い…エッジ助けて…痛いの……体が裂けるように痛い)
「どうだ女?俺様に処女を捧げた気分は?これでこそ俺様の名前を忘れることがないだろう」
バージゼルは感想を聞こうと彼女の口からショーツを抜き取った。
「うぅ……エッジ…ごめん、ごめんね……」
イリスにはバージゼルの言葉は届かず、ただ純潔を失ったことを詫びる言葉を零すだけだった。
それは嗚咽交じりに何度も何度も繰り返される。
「ああ!やめ、やめてっ!痛いっ!痛いの!!」
バージゼルの動きが再開されイリスは再び先程と同じ痛みを味わうことになった。
たとえ破瓜の血が膣を濡らし、些細な潤滑油となるとはいえ彼の乱暴すぎる動きにはほとんど意味を成さなかった。
「た、助けて!…やっ、やめてぇ!ごめん、ごめんなさいぃぃ!!」
涙でぐしゃぐしゃになった顔で哀願するもバージゼルは彼女の申し出を受け入れず、自分の欲望に任せ腰を動かし続けた。
荒い息遣いとイリスの声、それに混じって二人の結合部からはぐちゃぐちゃという水音が漏れ始める。
イリスの破瓜の血と裂傷を抑えるために自己防衛本能による愛液が混じりその音が静かな部屋に響いた。
「なんだ?イヤだ、イヤだって言ってるわりには濡らしてんじゃねぇか?」
「…い、痛い……もう許して……もう…」
「ちっ、仕方ねえな。そろそろおしまいにしてやるよ!」
その言葉と同時にバージゼルは今までゆっくりと動かしていた腰の律動を早め、力強くピッチを上げて彼女に腰を打ちつけた。
「んん……くはっ、んっ、んん……くっ、はっ、はぁ…」
イリスの口からはくぐもった吐息が漏れ、顔をしかめながら痛みに堪える苦痛の呻きが混ざる。
「ちっ!そろそろイクぞ!!…くっ!ほら、たっぷり味わえっ!!」
555【散華:6】:2006/08/22(火) 18:32:55 ID:uD3n9TZD
彼女の最奥を突き上げるようにバージゼルの腰が力いっぱい押し込まれた。
「え!?中は、中はだめぇええ!!」
イリスの絶叫と共に彼女の中に熱い精が放たれ、子宮を直撃する。
ドク、ドク…
「あ……やだ、あかちゃ……できちゃ…ぅ」
エッジのためにと大事にしていたものをすべて奪われ、半ば放心状態になりながらイリスは呟いた。
ずるりと今まで彼女を犯していたものが引き抜かれ、その後を追って血の混じった白濁液が彼女の秘所から滴り落ち始める。
バージゼルは彼女の胸の上にまたがり腰を下ろすと、イチモツを掴みイリスの顔の前に差し出した。
「ほらよ、お前を大人の女にしたものだ。その口で綺麗にしなよ」
それはまだ硬くそそりたち、血や愛液、そして精液まみれになり不気味にぬめり光っていた。
「おい?もう痛い目は見たくないだろ?」
バージゼルはイリスの髪を掴みそれを口元にあてがった。
「うぅ……」
頬を滴り落ちる涙を拭うこともできず、彼女はバージゼルのモノを舌で舐めあげた。
むせ返るような匂いと味に嗚咽するも、イリスの頭を掴みバージゼルは強引にそれを口に含ませた。
そのまま頭を前後させ柔らかくなり始める男性器を強制的に愛撫させる。
「っ!」
さすがにイリスも口の中の彼のものが再び力を取り戻し硬くなってきていることに気が付く。
バージゼルは満足気に鼻を鳴らすと、奉仕させていた彼女を払い再び脚の間へと自分の身体を滑り込ませた。
「いや、もう…やめて……痛いのは…やめてよ」
「うるせえよ!お前は黙って俺のすることをに答えてりゃいいんだよ」
再びバージゼルはイリスの秘裂に自分のモノをあてがい、挿し入れようとしたところで彼女の体の変化に気が付いた。
胸の双丘に手を伸ばし、その頂にあるピンクの乳首を指で挟んだ。
「おいおい、お前しっかり感じてんじゃないか?」
彼の言葉どおりイリスのそれは固くしこり立ち、存在を主張していた。
556【散華:7】:2006/08/22(火) 18:33:27 ID:uD3n9TZD
「あの男も自分の女がこんなに淫乱だったと知ったらさぞがっかりするだろうな」
下卑た笑いを浮かべ、指で挟んでいるイリスの乳首を力を込め捻った。
イリスは苦痛に耐えながら言葉を発せずに堪えていた。
反論するたびにこの男は自分に更なる追い討ちをかけてくるに違いない。
そう思ったイリスはバージゼルのなすがままにしておくのを最良の方法と考えがまとまっていた。
何も言わないイリスに呆れ、彼は再び秘裂にあてがったイチモツを彼女の中へと進ませていった。
すでにいろんなもので満たされていた彼女の中はスムーズに彼を向かいいれた。
かといって苦痛を感じないということでもなく、先程の破瓜で裂傷を伴った部分はヒリヒリと痛むものがあった。
しかしそれは耐え難いものでもなく唇を噛み締めて彼女は彼の行動に無反応を装って耐えていた。
胸の愛撫も加わり荒々しく自分の欲望を果たすための彼の行動には心地よさを感じるものはなかった。
「うっ、……んん……はっ……ん…ぅん……」
イリスの口からはくぐもった吐息しか漏れてこなかった。
先程と違うのは痛みを訴えるような声は出てこないことだった。
…ただ
「…んっ、あっ……んん……はぁん……」
イリスは自分の身体を、口を疑った。ただ無機質に自分の中で蠢くそれに対し彼女は甘い感覚を覚え始めていたのだ。
その感覚につい吐息とは違った喘ぎ混じりの言葉が漏れる。
彼の動きが止まる、もちろんバージゼルはそれを聞き逃しはしなかった。
「ん?具合がよくなってきたか?」
イリスは口を一文字に結んだまま彼の問いかけに答えず遠くを眺めていた。
「そうか…答えたく無いなら体に聞くのが一番だな」
「んはぁ!」
バージゼルのものが最奥を突き上げ、同時に彼女は甘美な声を漏らす。
「ほらな、気持ち良くなってきたんだろ?」
バージゼルはイリスに顔を近づける。
557【散華:8】:2006/08/22(火) 18:33:59 ID:uD3n9TZD
そして唇を重ねようとするがイリスはそれを拒み首を曲げた。
「あぁん……んっ…くふん……」
再びバージゼルの腰が律動を始め、侵食し始める快楽にイリスは甘い声を上げる。
もはや押さえきることが出来ないほど彼女は甘美の世界に身体を蝕まれていた。
「我慢することはないぜ。お前がだまってりゃあの男にはばれやしないんだ」
(エッジ!)
「だから、どうせなら楽しまなきゃ損ってもんじゃないか?」
バージゼルの言葉に抵抗を示すものの、与え続けられる快楽に彼女の思考は麻痺し嬌声を上げ続けるだけとなっていた。
頃合良しと見たバージゼルは再び彼女に唇を重ねようとした。
(ごめんなさいエッジ…)
心で詫びながらも彼女はバージゼルとキスをする。
もはや快楽の虜となった彼女は最愛の人を思いながらもその渦に身を投げ淹れるのだった。
体が蕩けそうになる口付けに酔いしれ、痛みを伴う荒々しい胸の愛撫も次第に彼女の体は快感として受け取り始めていた。
彼女の口から零れる声は、情欲に溺れる女の喘ぎしか発しなくなっていた。
バージゼルの荒々しい息遣いとイリスの甘美の喘ぎ、それらが入り混じり静かな空間に響いて聞こえていた。
「くっそろそろ出すぞ!」
バージゼルの切羽詰った声がイリスの耳に届いた。
絶頂が近いことを彼が悟り、彼女に訴えたのだ。
「な、中だけは!駄目!駄目えぇぇ!!」
イリスは彼の腰に絡めていた足を解き両手でバージゼルの身体を押し出そうと力を加えた。
しかしバージゼルの身体はあっさりと彼女の中から逃げると、胸の辺りをまたいで彼は立っていた。
そして数秒後…
ドク、ドクッ!ドク!
男性器から迸る精が彼女の顔めがけて降り注いでいた。
粘り気を帯びた白濁液がイリスの顔を、髪を、体を汚していった。
558【散華:9】:2006/08/22(火) 18:35:07 ID:uD3n9TZD
「あぁ…」
イリスの短い感嘆の声
「中だけはだめだったんだろ?ちゃんと俺のものだって印をしてやったぜ」
顔に付いた精液が生臭い香りを鼻腔に運ぶ。
口元に、目に、鼻にそれらべったりと付着していた。
「ほら、俺も物だって証にしっかりとそれを飲み込みな」
バージゼルは彼女を跨いだまま上から見下ろしていた。
「お願い……エッジ…エッジには内緒にしておいて…」
彼の目を見ながらイリスは言った。
それに対しふんと鼻を鳴らすバージゼル。
「あぁ、俺の言いつけを守ってりゃ内緒にしておいてやるぜ」
イリスは目を閉じ小さくうなずくと顔のあちこちに付着している精液を指で救っては口に運び彼に忠誠を誓った。


これがイリスの不幸の始まりだった。


    おわり

559名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 23:36:19 ID:mNUKrG91
GJ!!
560名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 09:29:21 ID:mV3QHQGQ
GJ(゚∀゚ノ!!
561名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 07:48:13 ID:InHccUCD
神来てるのにこの過疎りっぷりは異常。
562名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 08:07:02 ID:VZN6mZPH
陵辱は守備範囲外なんで
563名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 18:25:39 ID:3GjhKFcm
お薬の〜、静かな〜、散華を書いた493です

自分の作品がスレストしてしまってるみたいで…
過疎の原因っぽいので失礼しときます。
レスくれた方ありがとうございましたm(_ _)m
564名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 03:56:09 ID:MVf471Wa
調合に失敗して催淫効果のあるガスが発生するネタとか……思い付いたけど文章に出来なかった…
565名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 19:50:26 ID:YV0TSvx/
563さん。
君は悪くない。
作品投下した人が悪いことはない。
ただそういうスレなだけ。
566名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 20:50:16 ID:VuxcgEit
>>564 こんな感じ?

「ラフ調合、かぁ…。オリジナル調合より気楽にできそうだなぁ」
ボロボロのノートを手に、エリーが一人ごつ。
本棚の裏から見つけたそれは、かつての住人の忘れ物『私の錬金術ノート』。
偶には大掃除もしてみるもんだね、等と続けながら、作業台の上に錬金素材を並べていく。
ズフタフ槍の水、ズユース草、乳糖、中和剤(緑)。
「…で、これだと安眠香になるから…ズフタフ槍の水を差し替えれば良いのかなぁ?」
薬ビンに入ったそれと入れ替えに、置かれるのは魅了の粉。
愛しい男を惑わす為の、魔法の品。
「えっへへー、待っててねー」
想い人を脳裏に思い描き、にんまりと笑む。
「作っちゃうんだから、『魅了のお香』。SSブレンドの威力見せてやるっ」

続かないけどね。それより>>563さんの続きが読みたいよ。
567名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 23:11:21 ID:nMTY0HGf
>>566
禿同。>>563щ(゚Д゚щ)カモオオオオオオオン
ここはもともと過疎ってるからきにしないで戻ってくるんだ。
568名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 11:17:32 ID:SLll0IWA
age
569名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 16:10:23 ID:J1iWnr5q
いくらなんでも過疎りすぎ。ネタないのか?
570名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 22:38:14 ID:VcWevAxR
ネタならある。だが書けない。
571名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 09:52:34 ID:ZhU04I5K
何もできないので、せめて応援します。

が ん が れ !!
きっといいものになるぞう!
572名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 22:39:00 ID:YO2wz/t5
いっそ皆でネタを投下して妄想大会開催。

そんな俺はフラグだけ立ってゲーム中なんの接点もなかった
ケイオスとトレーネの妄想がここ最近激しい。

トレーネはあの手この手を使ってケイオスを
振り向かせようとしていたと想像。
でも全然気がつかない鈍感ケイオス。
だんだんエスカレートして夜這いまでしかけるトレーネ。
(でもケイオス夜這いするトレーネって前もネタとしてはあったな)

他の人のネタもぜひききたい。
573名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 00:10:12 ID:sj66LuR0
話を振られてもこの過疎っぷり…一体このスレに何があったんだ…

あ、俺はグラファン分からんからスマン
574名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 00:13:06 ID:j6/57USd
リイタタソが赤水晶でオナヌー
赤水晶だめならクレインの試験管とか?









リイタは嫌いだがなw
575名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 20:16:28 ID:MmTV4QHT
もう一度イリス陵辱コオオオオイ
576名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 00:28:28 ID:qGSkhkry
>>574
じゃあ何故リイタを指すんだw
577名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 19:23:27 ID:lf0Sohxw
イ・リ・ス。
578名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 20:27:11 ID:c/kFcTtg
久しぶりに来てみた。
【散華】良いですね!いいものを見せてもらいました。(なかなかの完成度ですな)

しかし前にここにいた絵師の絵は最高だったな。
最後のイリス陵辱絵が見れなかったのが残念だったけど。
リクエストに答えてもらえたのはラッキーだった。
579名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 23:22:43 ID:DebUL7UA
神求む。
580名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 13:14:47 ID:KEsX1vry
【求】ザールブルグ神
【出】俺の愛
581大量虐殺兵器野郎:2006/09/09(土) 20:47:50 ID:zPgitdau
>>578
まだ、おるよーー。病弱だけど・・・。フォー イグザンポォー!
例えていうなら、末期ガンのご老体・・・なんちて


もうここに書き手はおらへんのかえ〜〜〜?
書き手がいないとUPする意味が・・・
582名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 23:30:05 ID:q6/bzSHX
イリス陵辱カムバック
563ですが、たまにここにはROMしに来てたんですが...寂しくなっちゃいましたね
居てもよさそうなので保守代わりに投下します。
先日よりちょこっとだけプレイ時間取れて三章まで進みました。
「まだ三章かよ!」って突っ込みは歓迎します(苦笑

若干暴力的表現を含むのと百合物になる「予定」です。
まだ途中ですがあまりにも特殊なので需要なしかもです...

前半なのでエロイ部分はほとんどないです。
この後は調教という形で書いてみたいと思っています。
いつも通り苦手な方、許容外の方はスルーもしくはあぼ〜んで荒れない方向へ御願いします。
作品名は【一輪の清光】(いちりんのくわう)です。
584【一輪の清光:1】:2006/09/10(日) 09:51:17 ID:IWyJ8fSO
むずがゆい感触に蝕まれイリスは意識を取り戻した。
ポスポリア合戦場......
そう、ここでイリスとエッジは光の玉を見つけ、同時に襲いかかってきたユラ達と戦闘を繰り広げることとなった。
終始順調なペースで戦いを進めていたもののネルを倒し、ユラ一人に追い込んだまでは上出来だった。
しかしユアストライクの前にエッジは土を舐めることとなってしまう。
その後はイリスとユアの一騎打ちとなるが明らか過ぎる力量の前にイリス自身もエッジの後を追う形になってしまったのだった。

先程から感じている違和感、むずがゆい感触はイリスの身に起こっていた。
気だるい体に活を入れ、その原因を探ろうと目を開け、周囲を見渡した。
「おはよお!気がついたあ?」
無邪気な笑顔と共に挨拶を投げかける少女、紛れも無くそれは自分達に戦いを挑んで来たネル、当人だった。
おはようと言ってきたもののすでに辺りは日も沈み煌々とした月明かりが二人の姿を照らし出していた。
「あ、あなたは!」
「おきたあ?」
年端も行かないネル。彼女が投げかける笑顔はとても楽しそうな印象を受ける。
彼女の手はイリスの胸に伸び、乳房を掴んでいた。
彼女が指を動かすたびにその形を変え、イリスへ先程から感じる感覚を送り込んでいた。
「ちょっと!」
驚くことにイリスは服を着ていなかった。目の前にいるネルが脱がしただろう事は想像に容易かった。
しかし意味が分からない、今の状況が把握できずにイリスは当惑した表情を浮かべる。
それでも遊んでいるかのようにネルは笑いながらイリスの胸を愛撫していた。
しかしそれは気持ち良くは無かった。
ただおもちゃのように弄ばれる行為に悦楽など感じるはずも無く、中断させるためにネルの腕をイリスは掴んだ。
刹那
585【一輪の清光:2】:2006/09/10(日) 09:52:16 ID:IWyJ8fSO
イリスに激しい痛みが襲い全身を駆け抜けた。空を切るような音と共に再びイリスを打ちつける。
「あぅっ!」
二度、三度とイリスに制裁が加えられる。
イリスは気がつかなかったのだ。もう一人の存在を...

イリスの戒めた原因はネルの姉、ユラだった。
彼女は長い鞭を手に、それをイリスに打ちつけたのだった。
「じっとしてなさい!」
そういって放たれる鞭の一撃は「びゅん」と空を切る音を奏でた後、「ぱしぃん」と肌に叩きつけられ渇いた音を立てる。
そうして鞭がなぞった後にイリスの体には赤い軌跡が残る。
それはやがてぷくりと膨れ、文字通り蚯蚓腫れ(みみずばれ)となって体に痕を残していた。
抵抗力の無いイリスにユラは幾度と無く制裁を加え、その顔は肉食獣が獲物を捕食を楽しむような狡猾な表情を浮かべていた。
襲いかかる激しい痛みを堪えるようにイリスは体を丸め小さく震えていた。
唯一彼女ができる逃げ道、鞭の雨が止むまではこうして耐えるしか残っていなかった。
「お姉ちゃん、かわいそうだよぉ」
ネルの言葉でユラの制裁は止まった。
すでにイリスの体には無数の蚯蚓腫れが刻まれ、彼女は恐怖心から来る体の震えが止まらなかった。
体を丸め、怯える姿はまるで捨てられた子猫のように薄弱、希薄だった。
「無駄に抵抗をしようたとした罰だもの、痛くて当然だわ!...私もね...」
ユラが怯える彼女に近寄り、腰を下ろした。
赤い傷痕を触れるか触れないかの間隔でそっと指で撫ぜ、その後をユラの舌が撫ぜた。
「っ!」
思わず体を強張らせ、イリスは口に溜まった唾液を嚥下した。
まるで火傷のあとを撫ぜられるような痛みを伴い、しかしどこかしら心地よい感触を覚えていた。
586【一輪の清光:3】:2006/09/10(日) 09:53:26 ID:IWyJ8fSO
「抵抗をしなかったら傷つかずに済んだのに...」
ユラの舌が愛おしげにイリスの無数の傷を舐める。
丹念に丹念に、傷の数だけ彼女の愛撫は繰り返されていた。
体に傷が無ければ恋人同士の愛撫にも見えるその光景。
それでもイリスは強張った体を解き放とうとはしなかった。
「お姉ちゃん!」
ユラの行為を遮ったのはネルの声だった。
妹はぷくっと頬を膨らませて、いかにも不服そうな顔でユラの行動を見守っていた。
さながらおもちゃを取られた子供のような感じを思い受ける。
「悪かったわね...」
ユラは立ち上がり、地面に転がる鞭を拾い上げた。
イリスの震えは止まっていた。しかし体は硬直したままその姿勢は変わっていなかった。
「...でも、イリス?さっきみたいに痛い目に合いたくなかったら素直に私達に従うことね」
「ことね♪」
姉の語尾を真似てネルが続いた。
イリスは答えることも出来ず口からは嗚咽を漏らすだけだった。
「聞こえて!?」
ユラが荒げた声と共に地面に鞭を打ちつける音がイリスの耳に入ってくる。
イリスはビクッと大きく体を震わせた後、首を何度も縦に振り震える声で答えていた。

つづく?
587名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 12:53:21 ID:8ssRmhBs
いよっ、待ってました。
縮こまって震えるイリス萌え。
588名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 20:19:38 ID:+vtnVPSg
>583
GJ!ユラのお姉様っぷりとおびえるイリス、無邪気だけど何か含んでるっぽいネル良いですね。
書き始める前の注意書きの心遣いもGJ。
できれば続きも読みたいので、是非お願いします。つーかまだ三章かよ!さっさとゲームすすめれw

自分もSS投下したいんですが、明記しておくのは
【カップリング】、
【陵辱】、【百合】の有る無し
あと何か、「これは先に書いておけよボケ!」みたいのありますか?
589名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 20:48:19 ID:strbc+us
>>581
おお!あの時の絵師さん!
この前はお世話になりました。

>>583
ユラが鞭を持っても違和感がないから怖いw

>>588
自分は陵辱でも百合でもOK!ぜひ投下してくれ。
590563:2006/09/11(月) 22:27:33 ID:uHr1O0Ql
期待のレスありがとうございます。
すばらしい突っ込みも頂き、さっそく昨日はプレイして進めてきました(笑)
といってもクエスト一つ終わらせただけですが...あんまりゲームに時間取れないんで
今はSSの続き書いてます。
遅くても明日には完成して投下できるかと...

>>588
ん〜明記しておくのはノーマルじゃないのを書いたときに表記しておくといいかもです。
自分の場合は普通のプレイ以外は注意書きはするようにしています。
主立って言えばプレイのジャンルとか、ネタバレになる可能性もありますが
荒れるよりはましかなと?
読むのも自己責任とはいえ回避できるなら回避したいことでしょうし

詳しいジャンルは分かりませんがプレイでは
【SM】【凌辱】【スカトロ】【グロ】とか極端になると【獣姦】とか
組み合わせでは【やおい】【百合】【複数】とかじゃないですかね?
とりあえず思いついただけで上に挙げたものかなと 【寝取られ】って良く分からないんで...
お待たせしました?563です。
先日途中まで投下した分の続きを完成させてきました。
前回で3までいったので4〜始めます。

自分的には書いててイリスを可哀想なぐらい虐めてるので
いつもの通り苦手な方はスルーあるいはあぼ〜んでの回避をお勧めします。
作品名は前回同様【一輪の清光】です。

ジャンルは凌辱、百合、アナル、異物挿入、SMとを含んだ感じです。
一応前作【散華】を踏まえての続きということで了承の程、お願いします。

凌辱が続いたので次を書くことがあれば甘い物を書きたいなと...(あくまで予定ですが)
考案しているのはパメラxウィナーかエッジxイリスかイリスxネルのどれかで
592【一輪の清光:4】:2006/09/12(火) 18:03:34 ID:bvyLc3jy
再びネルの腕がイリスの双丘を弄び、その行為を感触を楽しんでいた。
しかし今度はイリスを弄ぶ人物は一人だけではなかった、姉のユラが彼女の元に座り込み体をまさぐっていた。
「ほら、しっかり腰を上げて!」
ユラの命令が飛ぶ。
イリスは彼女の言葉に従い、心持ち腰を浮かせた。
ユラはイリスの下半身を覆い隠すホットパンツに手をかけ、スルスルと脱がせたのだった。
ホットパンツだけではない、同時に彼女のショーツを掴んで脱がせようとした。
「いやっ!」
イリスの手が伸び、咄嗟にショーツを掴みユラの動きを阻止する。
愚考、まさに愚行だった。ユラの眉が釣り上がりイリスを睨みつける。
「痛いのと、気持ち良いのとどっちがいいかしら?三秒だけ猶予をあげるわ...3、2、1ッ!」
イリスは一瞬にして自分のすべき行動を悟り
掴んでいたショーツから手を離すと、即座にごめんなさいと小さな声で謝るのだった。
「時間切れ!......と言いたいところだけど今回だけは許してあげるわ。感謝なさい」
「お姉ちゃんを怒らせると怖いよ?」
チロッと舌を出し片目をつぶるネル。
イリスは抵抗の無意味さを思い知り、忌々しい記憶がよみがえっていた。
バージゼル・クローネ
あの男に処女を散らされ、体を蹂躙された記憶。
あのときからすでに彼女の抵抗という牙は折られたに等しかった。
「あら、なに貴女。もしかして感じてたのかしら?」
イリスが記憶の残滓に思いを巡らせている間に彼女のショーツは奪い取られ、ユラに最も恥ずかしい部分を晒すことになっていた。
彼女の言葉は秘所からあふれ出す蜜のことを言っていた。自分でも信じがたいことにイリスのそこは濡れ戯っていた。
「違います!」
それは久しぶりにイリスが嗚咽、喘ぎ、呻き、そして謝罪以外に発っした種類の言葉だった。
否定、しかしそれは今の彼女は行ってはいけない事だった。
593【一輪の清光:5】:2006/09/12(火) 18:04:31 ID:bvyLc3jy
「あら?何か言ったかしら?」
高圧的な物言いのユラ。彼女はそのまま言葉を続けた。
「イリス、貴女は鞭で叩かれて感じる淫売だったのよね?ねえ?」
「...はい」
心無く呟くイリス。たとえユラの言葉が偽りだとしても従うしか道は残されていなかった。
「ん?イリス、貴方は鞭で叩かれて感じる『い・ん・ば・い』なのよね?」
再度同じ内容をユラが言葉を荒げイリスに問いかける。
「......」
意図することは分かりながらもイリスは戸惑い、躊躇していた。再びユラの言葉がその背中を押した。
「私が訪ねてるのよ?...3、2、い...」
「私はっ!......私はむ、鞭で叩かれて...っ、か、感じる淫売で...す...ぅっ」
言葉に嗚咽を混ぜながらイリスは自ら口でそう告げた。
「いんばい?ってなぁに?」
胸を弄ぶのに飽きたネルは首をかしげてユラに問いかける。
「そうね、ほらココをさわってごらんなさい」
ユラはイリスの秘所に人差し指を入れ、ぐちゅぐちゅと中をかき混ぜた。
イリスは不意の愛撫に、思わず声が漏れそうになるのを両手で押さえ堪える。
「ほらね、こんなになってるわ」
ユラの指が抜かれると、それにはイリスのものである蜜がたっぷりと掬われ、彼女の秘所から糸を引いて指を追いかけていた。
ユラは人差し指に親指を添え、つけたり離したりしてその蜜が粘り気のあるものだとネルに見せ付けていた。
「うわぁ、ばっちぃ」
怪訝そうな顔を浮かべるネル。いかにも汚いものを見るような目で姉の指を一歩下がってみていた。
この少女は本当に何も知らないかの様に問いかけ、答えに対して様々な反応を見せている。
「ネル、ちょっと見てなさい」
いつの間にか鞄から取り出したものを手に、ユラはイリスの前に座り込み閉ざしている両脚を拡げた。
594【一輪の清光:6】:2006/09/12(火) 18:05:04 ID:bvyLc3jy
再びユラの前にイリスの秘所が露にされ、秘唇は自ら分泌する蜜に月明かりを受けわずかに光を反射していた。
長い棒状のモノがイリスの秘所にあてがわれ、そのまま彼女の中へと挿し入れられていった。
イリスは胎内に入った異物感を感じ、それでいてそこから感じる妙な感覚を唇を噛んで我慢していた。
「きゅうり?食べちゃうの?」
ネルの問いかけ。ユラが手に持っていたのは何の変哲もない緑色のただのきゅうりだった。
「違うのよ。これを何度も出し入れするとね...イリスが面白いことになるからやってみなさい」
「えっ?」
「あ、面白そう!」
ネルはユラからきゅうりを受け取るとそれをユラがやっていたようにしきりに動かし、イリスの体を弄っていた。
ユラはそれを見届けた後満足そうに笑みを浮かべ、二人の前から姿を消した。
そんなことには意に介さずネルは新しいおもちゃに目が無く、楽しそうにその行為を行う。
最初は我慢していたものの、ついにイリスの口から喘ぎと嬌声が漏れ始める。
「...んふぁ......あぁああ......んっはぁあん」
秘所からは動きに合わせ、ぐちゃぐちゃと水音が漏れていた。
ネルの腕が速度を上げ、イリスの秘所を責め立てる。
イリスの声も我慢することなく、ネルの動きに喘ぎ、身を捩って快楽に溺れ始めていた。
徐々に激しさを増し、出し入れにあわせてイリスの秘所からは蜜が漏れ、地面に滴り落ちていた。
イリスは口から涎を垂らし、無意識のうちに自ら手で両脚を拡げていた。
ところがネルの動きが急に止まり、イリスへの心地よい悦楽が途絶えた。
「あ...も、もっとぉ...」
はしたなくもイリスは腰を振って再開を促した。しかしネルは彼女の期待に応えてはくれなかった。
「疲れちゃった」
口を尖らせネルは呟いた。生憎彼女は飽き性だったのだ。
「えっ?そ、そんなぁ...」
納得いかないイリスは不服を口にしてしまった。
595【一輪の清光:7】:2006/09/12(火) 18:06:01 ID:bvyLc3jy
そう、またしてもイリスはもう一人の、ユラの存在を忘れてしまっていたのだった。
「どうしたの?」
反射的にイリスは身を強張らせ、驚きの眼差しでユラを見つめた。
二人の前から姿を消したユラがいつの間にか戻ってきていたのだ。
「うん、このお姉ちゃんがもっとして欲しいって...私疲れたんだけどなぁ」
ネルの言葉に優しい笑みを見せるユラ。彼女はイリスを一瞥し、視線をネルに戻した。
「で、イリスはちゃんとネルに御願いしたかしら?」
「ううん」
ユラに手と首を振ってネルは応えた。ネルは一挙一動の仕草が大げさに振舞う癖があった。
「イリス?ちゃんと立場を弁えて、ネルに御願いしてみたらどう?」
「うっ...」
イリスは言葉を詰まらせた。そして頭の中で考えをめぐらせ始める。
きっとユラはこの後、自分になんらかしらの制裁を加えてくることは予想できた。
なら、少しでも感じる悦楽を貪ることは決して悪いことじゃないと......
「お、御願いです...わた、わ、私を...イ、イカせてください...」
ユラはその言葉に腕を組んで口の端を歪めた。
「え?それじゃ何をどうしてほしいのかネルは分からないでしょ?分かるようにお願いしないと」
「わかるよ?私そこまで馬鹿じゃないもん」
「黙ってなさい!」
短い姉妹のやり取り。ユラに一括され、ネルは口を尖らせながらも姉の言葉に従い黙り込んでしまった。
「さあ、イリス。ちゃんと御願いしてみなさい」
躊躇い...しかし意を決してイリスはあられもない言葉を口にしていた。
「私の...いやらしいアソコをきゅうりで弄ってください...」
「アソコってどこ?」
ネルがイリスに尋ねる。含み笑いをしているのはその顔から読み取ることが出来ていた。
596【一輪の清光:8】:2006/09/12(火) 18:07:07 ID:bvyLc3jy
「...お...お○んこを...」
それ以上言葉を紡ぐ事は出来なかった。イリスは悲しさのあまり顔を手で覆い、声にならない嗚咽を漏らしていた。
彼女の自尊心を砕くには二人の行動は十分すぎたのだった。
それと引き換えに彼女の体に再び弾けるような悦楽が駆け巡る。
ネルの行為が再開されたが、とても荒々しく痛みさえ伴うほどの強さでイリスを責め立てていた。
「あああん!!...うっ、はぁん!あっ、あっ!...くぅ...はああん!!」
しかしイリスにとってその痛みは快楽に変わり始めていた。
痛いはずがどこかしら気持ち良く、下半身を中心にして迫り来る快感に緊迫の糸が張り詰めるのを感じ始めていた。
頭の中で白い光が瞬き、四肢の先端までもがまるで蕩けるように甘美の池に溺れ始めていた。
「あっ!もっとぉ!!もっとっ!!あ、いい...いいのぉぉお、もっ...ああああん!」
体に浮かぶ玉のような汗が空に浮かぶ清光(くわう)に照らされ、キラキラと光っていた。
もはやイリスの体は限界に達し、背中を弓なりにそらし手で拳を作り目前に迫ってくる絶頂に全身を震わせていた。
その姿勢が悪かったのだ...
鈍い音を立て、イリスは臨界点の目の前で快楽の提供が途絶えることになる。
「あ...」
ネルは自分の手にある責具を見つめていた。
7割をイリスの体内に残し、残り三割になったきゅうりをまじまじと見つめる。
「折れちゃた」
チロっと舌をだし悪気の無い笑顔をネルは浮かべた。
「そ、そんなぁ...」
イリスは全身の昂ぶりを我慢しきれずに悲しそうな顔で呟いた。

597【一輪の清光:9】:2006/09/12(火) 18:07:48 ID:bvyLc3jy
「さてと...イリス、物足りないんでしょ?」
ユラは腕を組んだまま挑発的な瞳で彼女を見下していた。
イリスはユラを見上げると腰の付近で目が留まる。
彼女の腰部には黒いショーツ、それの中心辺りにまるで男性器を模造したものが反り返り、本物の男のもののように見えた。
「また返事できないのかしら?」
脅すときの声色でユラがイリスに問いかける。
「は、はい!......からだが疼きます...」
ふふんと鼻を鳴らしユラは彼女に近寄って腰を下ろす。
「ほら、して欲しいなら四つんばいになりなさい」
もはや彼女の命令に従順になった彼女は膝をつき、犬のように四つんばいの姿勢になった。
形の良いイリスのお尻をユラが平手で叩くと、パチンと渇いた音が静かな荒野に響く。
なんらかしらの潤滑油が塗られている張り型は暗い中に不気味に鈍く光っていた。
ユラはイリスの後ろに立ち二、三度先程と同じように彼女のお尻を張った。
そしてその尻肉を手で掴み、スリットに張り型を擦り蠢かす。
「あら、そういえばさっきのモノがまだ入ったままね」
ユラが言ったとおりイリスの中には先程折れてしまったきゅうりがまだ排出されずに残っていた。
「じゃぁ...」
スリットを擦っていた張り型が移動し、イリスの排泄口をつつきはじめた。
「えっ!?そ、そこは!?」
わずか一瞬だった。
ユラは一気に腰を進め、イリスの体内へと挿し入ってしまう。
「あはぅう!!」
意表を突かれた行動に素っ頓狂な声を上げるイリス。
しかし不思議と痛みは無かった、おそらく張り型に塗られた液のおかげだろう。
どことなく違和感を感じるもののなぜかそれは嫌なものではなかった。
「んっ...ぐ、んはぁ...あぁ...んっ、くっ...」
598【一輪の清光:10】:2006/09/12(火) 18:08:33 ID:bvyLc3jy
喘ぎだけではなく溜まった空気を搾り出すような息遣い。
逆を言えば漏れる声に痛みの色はまったく無かった。悦楽とは言い切れない微妙な感覚...それがなぜかイリスには心地よかった。
自然と背筋を反り、お尻を突き出す体勢でイリスはユラの行為に身を委ねていた。
そのイリスの髪を引っ張り、顔を上げさせる人物が居た。
ネル。そう、ネルがイリスの前に立ち彼女に顔を上げさせる。
丁度イリスの顔の位置にネルの股があった。彼女は腰を突き出し、恥丘をイリスに突きつけるような姿勢になっていた。
ネルは下着を着けていなかった。まだ産毛と呼べるほどの少ない恥毛が風に揺れる。
「さっきの御褒美は?」
ネルの言わんとしてることは理解できる......がさすがに同性の性器を舐めることはイリスに出来るはずもなかった。
ピシィン!
躊躇うイリスの背中に容赦の無い鞭の一撃が振り下ろされた。すぐに真っ赤な筋が描き出され、わずかに膨れ上がる。
「3、2...」
「しますっ!しますぅ!」
冷酷なユラのカウントダウンに思わずイリスは声を上げ、ネルの恥部に舌を伸ばした。
幼さからかどことなく鼻を突く香りがイリスの鼻腔を刺激する。
恐る恐る舌を伸ばし、スリットを舐め上げ先端の肉芽を舌で転がした。
「あぁ...いいよお、もっと...もっとぉ」
気持ちよさそうに目を細め、ネルは快楽を訴える。
とはいえイリスもそれに集中することは出来なかった。
「あぅ...ふぁぅ......くぅ、あんん!」
ユラの腰使いに嬌声を上げ、悦楽に全身を振るわせる。
しかしイリスが愛撫を中断すると、ネルはすぐさま顔を掴み催促する。
喘ぎを漏らしながらもネルに奉仕し、時折不備で生じる制裁の痛みですらイリスの体は快感を感じ始めていた。
「ぺちゃ...ちゅぱ......りゅっ...あぁ、あぅ...ぺろ、ぺちゃ...あう!!んはぁ...」
徐々にユラのピストン運動もスピードを増し、イリスの排泄口からも淫靡な音を奏で始めていた。
599【一輪の清光:11】:2006/09/12(火) 18:11:40 ID:bvyLc3jy
ぐちゃぐちゃ......ねちょねちょ......ぺちゃぺちゃと淫靡な水音が共演し辺りにその音色を響かせていた。
自分でも信じがたいことにイリスは先程のネルの愛撫で感じたような緊迫した快楽が体を犯されていたのだ。
それは瞬く間に広がり、一気に昇りつめ、歓喜の声を漏らす。
「ああぁあああ!イ、イクッ!!...イ、いっちゃぁ...イクッイクイクぅ!!!」
我慢するまでもなくイリスは絶頂に達し、体をわななかせた。
彼女の体は弓なりに硬直し、下腹部が小さな痙攣をおこしていた。
途端に意識が薄れ、景色が滲む。
ピシィン!ピシィン!
すぐさまユラの鞭が降り注ぎ、彼女の意識を留めた...がしかしそれも一時的なものでイリスの意識はそのまま失われていった。
「どうやら失神しちゃったみたいね」
「ぶ〜まだまだ物足りないのにぃ」
不服を申し出るネルの声も残念ながらイリスには届いていなかった。
ユラもイリスの中に埋めていた張り型を抜き取ると辺りに散らかった道具をネルと二人で片付け始めた。
その横ではイリスの体が時折ビクンと無意識で大きな痙攣を起こしていた。

空に浮かぶ満月だけが三人の姿を照らし映していた......


          終劇
600名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 21:19:08 ID:D+CSW348
GJ!!
俺の希望はエジイリでつ。
601煌めく瞬間に捕らわれて:2006/09/13(水) 00:35:22 ID:A6iw1dYz
>>591
ブラボー! ブラボーーーー!!!
各々のキャラの魅力がいい感じに出てて、かなりエクセレント!

なかなかいい感じになってきたんで、ここでオレっちもいっとこうかな。
かなり前に言ってたパメラをば・・・
602煌めく瞬間に捕らわれて:2006/09/13(水) 07:21:17 ID:A6iw1dYz
  
ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi52399.jpg.html

煌めく瞬間に捕らわれて、ついついやっちゃいました
603名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 15:42:43 ID:dQjDMoSn
パメラキター!
相変わらず上手いです。敵キャラまで上手いw
久しぶりにこっちも煌めきましたw
604名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 22:21:37 ID:fTWMUqUW
2人ともGJ!!
>>591エッジキボン
605跳弾跳弾無月ライジングインペリオール:2006/09/14(木) 00:36:17 ID:fqOq9ze2
マーナとノエイラって関係ありましたっけ?姉妹だったような記憶が
ないような・・・あるような

次はネルがターゲットになるわけですが・・・どんなプレイがお好み?
例として、錬金術で作成した薬かアイテムを使って、エッジの容姿を得て、入れ替わり
ネルをヤルといった感じ・・・
【↑ これを描く場合、擬態がとけかかってるエッジもどきに気付かず快楽におぼれ、
中田氏をねだるネル】←←← 《プレイでいうと寝取られに該当》
606名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 10:20:08 ID:4zgVopZS
マーナとノエイラはゲーム中に絡みはなかったが、
たしか姉妹だったと思います。

マーナを人質にとられてなすすべもないノエイラとか・・。
607名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 15:41:05 ID:8HGjR+Sa
個人的にエッジは感情移入できるタイプじゃないから
寝取られ陵辱ドンとこいっすわ。
608名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 17:53:11 ID:ItXAqwYY
563さんいらっしゃいますか?
普段は陵辱苦手な自分も思わず引き込まれてしまう素晴らしい作品ありがとうございます。
実はこのイリスちゃんを使って一つネタを思いついたのですが、投下してもよろしいでしょうか。
563さんに遥か及ばない作品になるのは重々承知しているのですが・・・。
不幸なイリスの束の間の幸せ、という感じで甘甘になる予定です。
相手はエッジ以外のある男性キャラです。
あくまで著作権(?)は563さんにありますし、陵辱ものではないので雰囲気を壊されるのは嫌だ、
という意見がでても当然だと思っています。
掲載許可が出ましたら執筆に取り掛かりたいと思います。
不躾ですみませんが、返信よろしくお願いします。
609563:2006/09/14(木) 21:12:19 ID:LjpnLNvF
二日ぶりです563です。
エッジxイリス、了解しました。ただ他のものを書いているところなのと今週末に
PCが無い環境になるので作品の執筆は遅くなります。

>>608さん
お褒め頂きありがとうございます、書き手冥利につきます。
自分は一向に構いませんよ!そして応援します。
作品完成を頑張ってください!
次作予定のイリスxエッジは少し甘く...の予定にしてますが陰りのある甘さにするつもりなので
608さん、イリスを幸せにしてやってください。完成を楽しみに待っています。
610608:2006/09/14(木) 22:23:12 ID:ItXAqwYY
563さん
掲載許可のみならず励ましのお言葉までいただき、ありがとうございます。
早速執筆に取り掛からせていただきます。へたれですので、何卒ご期待なさらぬよう。
イリスを幸せにできるかどうかは・・・自分の力量では約束できませんが、がんばりたいと思います。
563さんのお話もお待ちしています。
611名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 21:20:30 ID:3HwXBw8a
ガンガレ!ガンガレ!
612名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 03:26:56 ID:Qu7nMGhw
なんかガストからアトリエのマガイモノが出てるよ?
613608:2006/09/17(日) 06:40:29 ID:RKs7I/8C
563さんの素晴らしい「散華〜一輪の清光」シリーズの三次創作です。
辛い記憶に一人苦しむイリスが女ったらしに優しく慰められる話です。
陵辱ではありませんのでシリーズとは全く雰囲気が異なります。
へたれ作者ですので、肝心の描写もかなり弱いです。
というか基本的に女性視点ですので、受け付けない人も多いかも・・・。

「散華〜一輪の清光」シリーズが苦手だった方、
逆に好きすぎてあの神雰囲気を壊されるのが我慢が出来ない方、
エッジ以外との甘甘なんか見たくないぜ!という方は、何卒スルーの方向で。

どんなタイプの話でもばっちこーい!という方のみお読みくださいますよう、平にお願い申し上げます。

カップリング 【ユアン×イリス】 雰囲気 【寝取られ?甘甘 ベースは散華シリーズ】 タイトル 【sweet fantasm】 です。
あぼーん指定はタイトルで。長くなりそうなので分けます。前半は6レス続く予定です。
よろしくお願いします。
614【sweet fantasm 1】:2006/09/17(日) 06:41:40 ID:RKs7I/8C
工房で一人リフュールポットを手にしながら、イリスは屈辱と悲しみに肩を震わせる。
白い肌に色濃く残る蚯蚓腫れを見るたび、辛い記憶が甦る。
震える手でそれを塗りこもうにも、涙が邪魔をして一向に手当てがはかどらない。
本来であれば傷口に塗った途端染みて痛みを感じるはずだが、今のイリスにはそれすら感じられなかった。
ただ、エッジには知られたくない、その気持ちだけで手を動かすのだった。

今日は風邪っぽいと嘘をつき、エッジには一人でクエストに行ってもらっていた。
それほど難しいクエストではない。予定通り彼は明日帰ってくるはずだ。
それまでにこの傷を何とかしなければ・・・。

今なお自分を苛む悪夢と穢れてしまった自分、そして耐え難い孤独に絶望し、イリスは何度目かの嗚咽を漏らした。
工房のドアが優しくノックされたのは、そんなときだった。
615【sweet fantasm 2】:2006/09/17(日) 06:42:49 ID:RKs7I/8C
「イリスさん、いらっしゃいませんか?この前お話しした錬金術の本を持ってきました」
落ち着いた柔らかい声がドア越しに響いたが、今は誰にも会う気分ではない。
息を潜めようと顔に手を当てようとして、イリスは近くのテーブルに思い切り手をぶつけてしまった。
ガタリと大きな音がする。
「どうしたんですか?具合でも悪いんですか?誰か呼んできましょうか」
いるはずなのに一向に開かれない扉に、幾分強くノックが繰り返される。
このまま放っておいて本当に誰か呼ばれたら余計困ることになる。それに、大人の彼ならきっと秘密を守ってくれる。
意を決して立ち上がり、青いストールをしっかりと肩にかけてドアに向かうと、ほんの少しだけそれを押し広げた。
「ごめんなさい。ユアンさん。傷の手当てをしていたんです」

傷の手当てというにはあまりにも雰囲気が変だ。最初呆然とイリスを見つめていたユアンは、ふと我に帰ると
きょろきょろと後ろを振り返り、道からイリスの姿が見えないように体の向きを変えた。
その僅かな気遣いに、イリスがまた嗚咽を始める。それほど彼女は優しくされることに飢えていた。
「入ってもよろしいですか?話をするだけでも楽になれるかもしれない」
穏やかな声にイリスは無言で何度も頷く。たった一人で背負うにはあまりにも酷すぎた。
懲りずに繰り返されるデートの誘いには困っていたが、基本的にイリスにとって、
ユアンは困ったときに手を差し伸べてくれる大人の男性だった。
ドアが一瞬開かれ、閉められる。ユアンがイリスを優しく抱きしめるのとイリスがわっと泣き出すのは同時のことだった。
616【sweet fantasm 3】:2006/09/17(日) 06:43:37 ID:RKs7I/8C
しばらくイリスを泣かせるに任せ、落ち着いてきたときを見計らって、ゆっくりと背中を撫でさすってやる。
ユアンの手がストール越しに傷口に触れ、イリスがびくんと体を震わせた。
「あ・・・、ごめんなさい。ここを怪我したんですね」
怪我であればどんなによかっただろう。そんなイリスの内心を知らず、ユアンが軽やかに言葉を継ぐ。
「背中じゃ一人では薬を塗れないでしょう。エアちゃんを呼んできたほうがいいですね」
ユアンの言葉にイリスがはじかれたように顔を上げ、真っ青になって何度も首を振る。
ただならぬ様子にユアンの目が見開かれる。一体何が起こったというのだ?肩を掴み、真剣な表情で問い詰める。
「見せてください。決して誰にも言いませんから」
イリスを促し、部屋の奥まで連れて行くと、後ろ向きに立たせてそっとストールを取り外した。
白い肌に縦横に赤い痕が走っている。
女性経験の豊富な彼には、それがどのようにしてつけられたかは一目瞭然だった。
「ひどい・・・」
傷に触れるのにも構わず、ユアンが後ろから強くイリスを抱きしめる。ぎゅっと目を瞑り、上を仰いで辛そうに声を振り絞る。
やり場のない憤りから細かく震える腕の温かさに、イリスの目からまた涙が零れ落ちた。

背中が大きく開いたイリスの服は、着たままでも薬を塗りこむのに支障がない。
ここまで見せたらもう同じだ。2階のベッドにうつぶせになり、ユアンに傷の手当てをしてもらう。
女好きである事が信じられないほど、イリスの背中を伝うユアンの手つきは優しく紳士的だった。
そっと薬が塗りこまれるごとに、イリスは体の傷だけではなく、心の傷まで癒されるような、そんな気分に陥っていた。
「さ、できましたよ。これでもう大丈夫です」
あくまで軽くにこやかな口調は女性を気遣うというより、子供の世話をする調子に近い。
「ありがとうございます、ユアンさん」
ベッドの端に座ったユアンを見上げると、イリスは初めて弱々しい笑みを見せる。
ユアンが慈愛に満ちた眼差しでしっかりと彼女に頷き返した。
617【sweet fantasm 4】:2006/09/17(日) 06:44:30 ID:RKs7I/8C
そこが治療に一番適切だったとはいえ、ベッドの上に異性と二人でいるのは決して好ましいことではない。
イリスは素早く立ち上がってそこから降りる。
しかし、ユアンはベッドに腰掛けたまま、先ほどとは打って変わって暗い表情で俯いていた。時折深く息を吐き、頭を横に振る。
「体の傷は薬で治すことができても・・・。それでもあなたの心に残る傷は癒えてない」
痛ましそうにイリスを見あげ、その手をそっと取って自分の右に座らせる。
おずおずとその頬に片手を伸ばし、壊れやすい宝物に触るように手を触れる。
まるで自分が責めを受けたかのような痛々しいユアンの表情に、イリスはすっかり警戒心を解いていた。
「かわいそうに・・・。どんなに辛かったことでしょう」
しかし、イリスが辛いのはそれだけではない。乱暴にされただけなら相手を恨めばすむ。
イリスを本当に傷つけたのは別のことだった。
「私は・・・!」
(それでも感じてしまったんです。もうどうしようもなく汚れてしまったんです)
口には決して出せない懺悔。
悲痛な叫び声をあげるイリスを優しく押し留め、ユアンはゆっくりと首を振った。
「何も言わなくていいですよ。自分を追い込むことはない」
自責の念に駆られる青い瞳をじっと見つめ、ユアンは真面目な口調で告げた。
「あなたは綺麗です。ボクが保障します」
イリスの体の中にその言葉が染み込んでいく。闇に閉ざされた心に一点の明かりが点る。
ユアンは頬に置いていた手を横にずらし、イリスを見つめながら、艶やかな黒髪を何度も撫でてやる。
そして、やおら頭の後ろへとさらに手を伸ばし、ぐいとイリスの頭を抱き寄せると、ユアンはそっとその額に口付けた。
そのままユアンの胸に抱かれると、甘く軽い香りがイリスを包む。
優しく肩に置かれた手にまた泣きたいような気分になり、ぎゅっと口を引き結ぶと、すがるようにユアンを見上げる。
真剣な表情で見つめ合った後、どちらからともなくその目が閉じられ、二人は引き寄せられるように唇を合わせていた。
618【sweet fantasm 5】:2006/09/17(日) 06:45:07 ID:RKs7I/8C
一度のキスであれば戯れですむ。
もし女性がその後顔を背けるようであれば、それ以上強く踏み込んではならない。
もし女性がその後見つめ返してきたら、そのまま押しても大丈夫だということだ。
果たしてイリスはその目で自分をこの地獄から連れ出してほしいと訴えてきた。
ユアンは余裕のある大人の表情から一転して少年のように照れた笑みを見せ、次いで熱っぽく口説き始める。
「こんなに美しい花なのに・・・。蕾のまま手折られ、散らされるなんて見過ごしておけない」
優しいだけだったユアンの目に男の色気が宿る。
「・・・ボクが綺麗に咲かせてあげますよ」
イリスの頭に添えた右手に力を込め、ユアンはイリスに深く口付けた。

バージゼルに一度口内を犯されただけのイリスと、ゼー・メルーズ中の女性に手を出しているユアンでは
経験に天と地ほどの開きがある。 
甘く熱く絡められる舌。逃げようとすると追われ、絡み返そうとするとすっと解かれて歯茎を舐め上げられる。
くすぐられ、吸い上げられ、余すところなく犯されるその感覚は、例えようもなく甘美だった。
思わず腰が引けそうになるイリスを、ユアンは体をずらし左手でしっかりと支えてやる。
イリスの手が救いを求めるかのようにそろそろと上へ伸ばされ、やがてしっかりとユアンの首に回された。
「・・・くふっ・・・ん・・・」
イリスの口から悩ましげな声が漏れると、その声につられたかのように、ユアンの舌の動きが更に勢いを増した。
項を撫で上げられ、髪の毛を指に絡められる。その刺激が更にイリスを煽る。
窒息しそうなほどのその快感に、頭の中が真っ白になり、腰ががくがくと震えだす。
さすがにまずいと判断してか、ユアンは徐々に動きを緩め、最後に舌を巻きつけて静かにイリスの口に別れを告げた。
かといってすぐに体を離すのではなく、名残惜しそうに何度か唇を優しく押し当て、時には歯で唇を甘噛みしながら、
イリスが落ち着きを取り戻すまで待ってやる。
薄目を開けたイリスを甘やかに捉え、右手をイリスの項で遊ばせたままそっと上体を立て直した。
今まで経験したことのない激しい口付けに、イリスは怯えにも似た表情を浮かべ深く肩で息をする。
ユアンを見つめる熱っぽい瞳は涙で潤み、体はまだぴくぴく震えている。
ユアンはそんなイリスににっこりと笑いかけると、今度は微かに触れるだけの優しいキスを落とした。
619【sweet fantasm 6】:2006/09/17(日) 06:46:00 ID:RKs7I/8C
唇を離すと、ふとユアンは首をかしげ、イリスの顔を真剣な表情で覗き込む。
「背中・・・大丈夫ですか?」
何を意図して言われたかはイリスにもすぐにわかった。
イリスが関係を拒否できるとしたら、これが最後のチャンスだっただろう。
しかし、大切に扱われることに全く免疫がない上に、体の悦びだけは知っているのだ。
先ほどのキスでぽーっとのぼせ上がった頭は、イエス以外の選択肢を持たなかった。
「・・・はい。大丈夫です」
恥ずかしそうに小声で言われた言葉。それはイリスがムードに流されたわけではなく、
はっきりと自分の意志でユアンとの関係を望んだことを意味していた。

いとおしそうにふっと笑いかけ、今度は啄ばむように何度もキスを繰り返す。
そっとイリスの胸に手が伸ばされ、ゆっくりと愛撫が開始される。
ぞくぞくする快感にイリスが身を震わせ首筋をのばすと、つとそこを舌が走った。
「ひゃあん」
思わず声を上げ、力が抜けたところをそのままゆっくりと押し倒される。
慣れた手つきで服を脱がされ、みずみずしい肌が露にされていく。
イリスが戸惑ったようにユアンを見ると、何度も目だけで「大丈夫だ」と告げられる。
その度ごとにイリスははにかんだように笑い、異性の前に裸体を晒す羞恥心と快感に体を震わせるのであった。
やがてイリスの体を纏っていたものを全て取り去ると、ユアンは手早く自分も生まれたままの姿になった。
左肘をイリスの右肩の上につき、右腕で額にかかる髪の毛を押し上げて、青い瞳をしっかりと捉える。
目の前の少女に愛しさがこみ上げ、首を細かく振りながら感極まった口調で言う。
「綺麗です・・・イリス。あなたは汚れてなんかいない。こんなに美しいんですから」
自分を求めてやまない男の目にイリスの心臓がぎゅっと掴まれる。
この人がわたしをあの地獄から助け出してくれる―
イリスの頭の中から想い人の姿が消え、彼女はただ目の前の救いに身を任せるのだった。

つづく
620名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 15:29:04 ID:pHNCv+Kf
なるほどユアンとはな・・。
ユアンに落ちたイリスというのも悪くないですなぁ。
見事!
621名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 00:02:50 ID:sVhDDyYp
GJ!
もとのお話も、今回のお話もすごく良いですね。
SS板ってこういう連作(とはちょっと違うか)読めるのがイイネ!(・∀・)
622【sweet fantasm 続き ユアン×イリス】:2006/09/19(火) 19:19:23 ID:J7i+k7NV
608です。
お褒めのお言葉ありがとうございます。大変やる気が出ます。
調子に乗って書いていたら長くなってしましました。
後半も6レス続きます。前回と同じようにスルー、あぼーんよろしくお願いします。
623【sweet fantasm 7】:2006/09/19(火) 19:20:19 ID:J7i+k7NV
口付けの合間に頬や鼻を舐められるのも、背中を撫で上げられるのも、耳元で囁かれるのも、全て初めての経験だった。
男性のエクスタシーは一つだけだが、女性のそれは一つではない。
いくら体の悦びを知っていても、心が満たされるのはまた別の快感だった。
優しく包まれる感覚に今までの辛い記憶が溢れてきて、イリスはいつのまにか嗚咽を始めていた。
そんなイリスにユアンは愛撫をやめ、しばし両腕でしっかりと彼女を抱きしめてやるのだった。

イリスの気持ちが落ち着くのを待って、またユアンはイリスを愛し始める。
ユアンの口が、イリスの唇に、首筋に、鎖骨に落とされていく。
羽のようにそっと触れられたかと思うと、舌だけで淫猥に舐めあげられる。
快感にイリスが体を震わせると、すかさず強く吸われて紅い痕を残す。
変幻自在に与えられる愛撫の間にも、ユアンの左手が一定のリズムを保ってイリスの右胸をまさぐり続ける。
やがてユアンの舌がイリスの心臓の上を捉える。華奢な体の中で一番柔らかなそこは、やや小ぶりながらも張りがあり、
つんと尖った桜色の突起が快楽を知った大人の女であることを主張していた。
それでも彼女を愛撫する男のほうがずっとうわてで、ユアンは周りにキスを落とすばかりで一向にそこに口を寄せてくれない。
しかし決して忘れているわけではない証拠に、時折ぺろっと側面を通過するものがある。
そのたびにイリスは快感ともどかしさに苛まれるのであった。
ユアンの舌がだんだん頂点に近づいていき、とうとうその部分を捕える。
強く吸ってほしいのに、じっくり舌を這わせたり、舌先でちろちろと舐めたりして散々に玩ばれる。
嬲られているのはあの時と変わらないのに、どうして泣きたくなるほど幸せなんだろう。
指と舌で両胸を刺激され、イリスは快感の波にたゆたいながらだんだんと高められてゆく。
ようやく待ち望んでいた刺激がもたらされたとき、イリスは軽く極まってしまった。
「んんっ・・・はぁん」
快楽に溺れつつもずっとどこかで嫌悪感を感じていた自分の声。喘ぐことがこんなに気持ちがいいなんて知らなかった。
イリスが声を震わせるごとに、ユアンの手と舌が熱を帯び、その結果イリスの声が更に艶めく。
二人の息がだんだん上がってゆき、ずっとイリスの胸に置かれていたユアンの左手が下へと伸ばされた。
624【sweet fantasm 8】:2006/09/19(火) 19:20:53 ID:J7i+k7NV
そっとその部分に触れられただけでくちゅり、と水音がした。恥ずかしさに目を瞑り顔を背けるイリス。
胸を舌で舐め回しながらも上目でイリスの様子を窺っていたユアンは、一度愛撫を中断し、
右手で優しくイリスの顎を掴むと、その顔を彼のほうに向けさせた。
「だめです。ちゃんとボクを見て」
いたずらっぽく、しかし有無を言わさぬ調子で言われた言葉にイリスがおずおずと目を開く。
その先にはにっこりと微笑んだユアンの顔があった。
「可愛い。イリス」
そう言ってわざとチュッと音を立て、イリスにキスをする。
自分よりずっと年上の男性があどけない表情を見せて戯れる姿に、イリスの胸がきゅんと鳴った。
「ね?ほらリラックスして。ボクに全て預けて」
音楽のように軽やかに紡がれる声。左手だけ再開された動きに体がふわふわ浮くような感じがする。
溢れ出る泉は留まるところを知らず、先ほどよりずっと大きく卑猥な音を立てているのに、それが何だかとても心地がいい。
掬われ、敏感な部分へと塗りたくられ、捏ねくりまわされる。
あの恐怖の時間の中でも自分を魅了した感覚が全身に甦ってくる。
もっと聞きたい・・・もっと感じたい。なのに時々抑えきれずに漏れてしまう声がとっても恥ずかしい。
羞恥心と快楽がせめぎあうイリスの表情を見、ユアンは最後の後押しをする。
「声出して・・・聞きたい」
耳元で囁かれたぞくりとするほど色っぽい声音に、イリスの羞恥心は粉々に砕け散り、ただ快楽に身悶える。
体も心も全て砂糖で出来たみたいに甘く、それが熱せられて溶け出していく。
「やっ・・・ああん・・・わた、わたしおかしくなるぅっ!はぅん!」
ユアンは答える代わりに右の胸に吸い付き、左手の指を秘所に潜らせて抜き差しを繰り返しながら
右手で巧みにもう片方の胸を揉みしだく。
嬌声と共に雫がシーツに滴り落ち、広がっていった。
625【sweet fantasm 9】:2006/09/19(火) 19:21:33 ID:J7i+k7NV
絶頂へと導かれ、涙目になりながら荒い息を繰り返すイリスに、ユアンは優しく微笑んでやる。
傷ついた少女を癒すには、何よりも相手が大切だと心と体で伝えてやらなければならない。
煽る、苛める、迫る。いずれも今までの努力を無にしかねない誘い文句だ。
ユアンは慎重に言葉を選びながら、キスの合間に言葉を紡ぐ。
「ねぇ、イリス。あなたをもっと感じたいんです。いいでしょう?」
普段の柔らかな物腰はそのままで、視線だけは淫猥にねだる。
それが女性にどのような効果を及ぼすか、彼は十分に知っていた。

慈しむようにユアンがイリスの中に入ってくる。重なったその部分が焼けるように熱い。
一番奥まで差し込むと、イリスをぎゅっと抱きしめ、そのままその全存在をいとおしむ。
中でちょんちょんと動かしてやると、イリスが恥ずかしそうに嬉しそうに笑みをこぼし、
そのまま二人はまた長いキスを始める。
舌を絡ませたままゆっくりと抽送を始め、イリスにたっぷりと愉悦を味わわせてやる。
ちょっと体をずらし、左手と右の肘で体重を支えて半身だけ触れ合うような形をとる。
耳朶を甘噛みし、耳の裏に息を吹きかける。
優しく首の下にもぐりこませた右手でそっと項を撫でる。
前後する動きに合わせて胸板全体でイリスの胸を擦る。
全身にくまなくもたらされるその刺激にイリスはなすすべもなく翻弄されていく。
部屋中に二人の息遣いと喘ぎ声、そして絶え間なく打ち付ける力強い音が響き、
しなやかで均整の取れた二人の体から発散される熱で空気が段々とこもっていった。
626【sweet fantasm 10】:2006/09/19(火) 19:22:13 ID:J7i+k7NV
十分にイリスが高まってから、ユアンは体を起こし、イリスの両膝を立てて責め続ける。
円を描くように中を掻き回すと、イリスも声を高くあげ、腰を揺らせて応えてきた。
繋がって捲りあげられた部分に指を当ててじっくりと先端へと沿わせ、その腹で挟んで揉む。
その耐え難い刺激にイリスが甲高い声を一声あげて、体を弓なりにそらせ、細かく震わせた。
それは彼女の内側にも顕著な反応を及ぼし、殊更にユアンを締め付け、撫で上げた。
二人は一点で繋がったまま、しばし目を強く瞑って天を仰ぐ。
イリスは絶頂の余韻に浸るために。ユアンは射精感を抑えるために。
前後して普段の呼吸を取り戻すと、ユアンは両手をつき、一転して激しく律動を開始した。
打ち付けるごとに蜜が溢れ、引き抜こうとすると柔らかく絡み付く肉がある。
今までの行為で達しやすくなっていたイリスがまた頂上に近づき、体が強張ってゆく。
四方から押し寄せるあまりにも強い締め付けに、さすがのユアンも欲望を我慢しきれなくなっていた。
「もう限界です・・・。抜きますね」
体内から去ろうとするユアンの背にイリスは必死でしがみつく。
「はあっ・・・あん!・・・だめぇっ!中に、中に出してぇ!」
今までのように強制されるのではなく、今日のように求められるのではなく、イリスが初めて自分から口に出した願い。
最後まで愛されたかった。この目の前の男に。
技巧を尽くされ、その体の虜となっていた純粋な少女は、この瞬間心までも落としたのだった。
「イリス・・・」
掠れるユアンの声に、もはや今までの余裕はない。
しかし、その呟きはそれがしっかりとユアンの心にも届いたことを意味していた。
その願いに答えるべく、最後に向けて更に狂ったように突き動かすと、イリスも急激に昇りつめていく。
「・・・っ、ぁぁああああっ!!イクッ!!イ、イっちゃう!!!」
声が段々高く強く上げられ、臨界点に達する。
今までとは比べ物にならない激しい絶頂を迎え、体が跳ねるようにびくびくと痙攣する。
彼女に悦びを与えたものを引きちぎるかのように強烈に収縮するその更に奥に、
ユアンは今まで抑えていたものをたっぷりと注ぎ込んだ。
627【sweet fantasm 11】:2006/09/19(火) 19:22:49 ID:J7i+k7NV
じんと痺れる頭でも、温かいものが自分の中に広がるのがわかった。
イリスがこの感覚を経験するのは初めてではない。
しかし、恐怖と絶望をもたらした相手と、かりそめでも心を交わした相手とでは、
想い人とは異なる男性によってもたらされたという点では同じでも、その効果は正反対だった。
初めて男に愛された。それは辛い記憶に苦しむ彼女にとって何よりの慰めだった。

どさりと自分の上に倒れこんだ体の熱さと重みに、イリスは体の余韻だけではない喜びを感じる。
普段の穏やかさからは想像もつかない荒い息遣い。大人の余裕を保っていた彼の早い動悸がただ嬉しかった。
やがて甘美な時間から覚めた二人は、互いの姿と現実を認め、照れくさそうに笑いあう。
この人とこんな風になるなんて思わなかったけど・・・でも、しちゃった、のだ。
むず痒いような恥ずかしさがこみ上げ、イリスが思わず顔を逸らす。頬にそっと、上を向くよう促す唇があった。
「すっごく綺麗です、イリス。ね?ボクの言ったとおりだったでしょう?」
「ユアンさん・・・」
乱れた髪をいとおしそうに梳る手に、二人の瞳が甘やかに絡まる。
「ずっとこの関係を続けてくれますね?」
微笑みながら言われた言葉に、イリスは恥ずかしそうに、しかししっかりと頷く。
青い瞳に恋情にも似た熱が宿るのを確認し、ユアンはイリスの頬を両手で包んでそっと口付けを落としてやった。
628【sweet fantasm 12】:2006/09/19(火) 19:23:26 ID:J7i+k7NV
















イリスがそのまま満ち足りたまどろみに落ちるのを待って、ユアンは今まで身に纏っていた雰囲気を一変させる。
億劫そうに上体を起こし、フン、と一つ息を吐く。
「やれやれ、あっけないものですね。もう少し手ごわいほうが落としがいがあるというものですが」
ちらりとイリスに蔑みの視線を落とした後、ふっと笑って髪をかき上げる。
「まあ、ボクならこのくらい当然、ということですかね」
稚拙な少女に合わせた行為は女ったらしの彼には物足りなさすぎる。
ユアンは手近なガールフレンドの家を頭の中で確認しながら、ベッドから抜け出し服を着始めた。

身支度を全て整えると、大切にされたと信じ込んでいる人形のようなあどけない表情を、この上なく冷酷な目で見すえる。
「これからはボクの人形になってもらいますよ、イリス」
にやりと笑ってそう呟くと、ユアンは身を翻し、工房を後にした。
629【sweet fantasm あとがき】:2006/09/19(火) 19:24:13 ID:J7i+k7NV
どこが甘甘なんじゃ、ボケェっ!とお叱りを受けそうですが・・・。
幸せと見せかけて余計不幸に陥るイリスのお話でした。ごめんなさい。
しかし、こればかりは前書きに書くわけにもいきませんしね。
実はタイトルがネタバレになっていたりしました。
散華シリーズが大丈夫な方であれば、このラストも受け入れられるとは思ったのですが、
これを読んで不快な気分になられた方がいらっしゃいましたら、心よりお詫び申し上げます。
個人的に散華シリーズの救いようのない暗さが大変気にいり、ちょっと別の角度から書きたくなった話です。
智者&女ったらしであれば、これくらいはやってくれるんじゃないかと・・・。
ユアンがどこから計算で動いていたかは皆様のご想像にお任せします。
お粗末さまでした。そして本当にすみませんでした。
630名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 19:41:40 ID:qfuSJWre
GJ!!
何気にユアン初登場か・・・。
631名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 22:01:44 ID:hNQphg1Q
いや・・こっちのほうがいいって、ユアンが本気になるとは思えん。
イリスもユアンみたいな男には弱そうだしね。
イリスは話上手な男なら話に流されてすぐ男に抱かれそうだよね。
なにが言いたいかというと・・キャラの個性が良く出来てるな。
632名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 06:14:01 ID:oyO9SxD1
こちらはつくってもらえるだけありがたい。
これからもよろしくお願いしまする >イリスシリーズ
633名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 12:52:56 ID:GEHswkdo
GJ!ストーリーも良いし、肉体的な描写やイリスの感情の表現もすばらしい。
オチも良かったです。イリスって薄幸似合うね。
634名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 16:36:26 ID:BJmWCsfH
608さん、素晴らしい出来ですね。GJです!
ご無沙汰してます563です。精進して自分も次回作の執筆頑張ります。

きっとイリスも幸せでしょう。何も知らない今のうちは...
ユアンのキャラも生きてますね、今後が楽しみな程に
そしてイリスxエッジの構想中なのですが
608さんの【sweet fantasm】後の話として今後進めていってもいいでしょうか?

肝心のゲームは3章の毒の精霊ジフトスとの契約まで進みました......orz
635名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 17:13:42 ID:Ep5BkQ7E
ドゾー
636608:2006/09/20(水) 19:34:31 ID:89961lpg
皆様、GJコールありがとうございます。作者冥利に尽きます。
そしてなにより原作者の563さんに気に入っていただけて光栄に思っています。
ただの甘甘を書きたいのであれば、なにも三次創作にする必要など全くなく・・・。
イリスを本当に幸せにしたいのであれば、相手はエッジ以外にはないわけで。
やはり思わずいたぶりたくなってしまう563さんの魅力的なイリスと素晴らしい雰囲気あってのお話でした。

エッジ×イリスはシリーズとは別の話になるのかと思っていましたので今回投下したわけですが、
「もしや563さんの構想の邪魔をしてしまったかな?」という不安と
それ以上の「自分の設定を使っていただけるのかな?」という喜びがない交ぜになっております。
自分は今後少なくともこのシリーズでは決して投下いたしませんので、
もしよろしければ563さんでも他の方でもご自由にお使いくださいませ。
それでこそこの板の醍醐味ですものね。621さんもおっしゃっていましたが。

では名無しにもどります。最後にもう一度、お読みいただきありがとうございました。
637名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 18:45:11 ID:NDraKqhi
最近進んでなかったGFを久しぶりにやって第8章まで進んだ。
最初はイリスが一番かと思っていたが、最近はノエイラが可愛くてしかたがない。
誰かエッジ×ノエイラかマーナを人質に取られて強気な彼女が
弱気になっていくSSを書いてくれる神職人はいないか!
638名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 19:39:25 ID:WWTpBEkV
イリスクリアファイルエロ杉。
639名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 20:18:06 ID:TuardaVk
どんなの?
640名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 20:29:01 ID:rZpe0F7a
641名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 20:51:32 ID:TuardaVk
>640
d
どっかで見た事あると思ったら、公式ビジュアルガイドブックに載ってたやつだね

童顔にあのオパーイは犯罪
642名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 21:26:12 ID:LumKGSXn
連投になるので避けたかったのだが、ノエイラと聞いて、いてもたってもいられず・・・。
神ではないし、637さんが求めているものとも違うだろうが、ノエイラ→エッジの気持ちを書いてみた。
続きは考えてないので、他の職人さん、どんどん投下プリーズ。
久々に乙女エッジも読みたいと思う今日この頃。
(ちなみに、書くほうからすると「神降臨キボン!」は非常に投下しにくい。気持ちはわかるがこっちの気持ちもわかってくれ)


「いやあっ!はあ・・・あぁ・・・」
叫んだ自分の声で起き上がった。時計を見ると2時半をさしている。
白銀の鎧に身を包まれた、赤毛の男性がモンスターの餌食になる場面。
ノエイラは自室のベッドの上で荒く息をついた。
この夢を見るのは初めてではない。むしろ、ここ数年何度も自分の眠りを妨げてきたと言ってもよい。
恋人が目の前で亡くなったのだ。それは遺された者の神経を蝕んで当然と言えた。
あれから何年が経過しただろう。彼の遺志を継ぎ、ギルド長になってからもあの悪夢は絶えずノエイラを襲ってきた。
それでも、ここ最近はその夢を見ることもだんだん少なくなくなってきていた。
特に、彼が遺した剣を処分してからは、意識的にも彼の存在を消してきていたのだ。
(なんで、今になって・・・)
答えが明白な問いをノエイラは自分に問う。
昔の自分と同じ目を持つようになった人間。昔の自分が惹かれたのと同じ雰囲気と容貌を持つ人間。
自分よりずっと年下の、自分に向くはずがない人のことを考えて眠りについたことが原因なのだ。
一つため息をつき、気持ちの悪い汗を流すために、ベッドから抜け出した。
643名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 21:27:25 ID:LumKGSXn
「ん・・・」
湯を浴びながら自分の体を慈しむようにすっと撫でると、今でも恋人に愛された記憶が甦る。
その後男性を受け入れたことがないわけではない。
亡くなった人を忘れようと、半ば積極的に関係を持ったことすらあった。
しかし、その度に感じた昔の恋人との違和感は、ノエイラを異性には縁のない、厳格なギルド長の顔のままに閉じ込めたのだった。

タオルで長い金髪を包んでいると、脇の大きな鏡が目に入った。
豊かな胸。優美な腰。引き締まった尻。すらりと伸びた脚。
友人のエバほど肉感的ではないにせよ、男を虜にするには申し分のない体がそこに映し出されていた。
ノエイラが最後にその体を武器にしたのは、もう数年も前のことだというのに。
親から結婚をせっつかれていようとも、酒を片手に冗談交じりに友人と愚痴をこぼしながらも、今の生活には満足していた。
それでも、一人佇むこんな夜は、ふと弱気に襲われる。
644名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 21:28:20 ID:LumKGSXn
初めて見たとき、似ている、と思った。
言葉を交わすうち、やはり違う人物だとつくづく思い知らされたし、相手に心に決めた人がいるのもわかった。
だからずっと、弟のような気分にさせられていたのだ。年齢差もあいまって。
その相手は今大切な人を失い、心を闇に閉ざしている。昔の自分と同じように。

恋に落ちたのか、幻影を追っているだけのか。同情なのか、共感なのか。
年齢への焦り、単なる体の慰め、傲慢な気まぐれ。若さへの郷愁。
理由などいくら考えてもわからなかったし、もはやそんなことはどうでもよかった。
ただ、彼に抱かれたい。それが今のノエイラの真実だった。

睡眠薬代わりにリキュールをあおり、ノエイラはもう一度ベッドにごろんと横になる。
僅かに疼く体を鎮める術を知ってはいたけれど、もっと自分が寂しくなりそうで、やめた。
せめて夢の中では幸せになれるように願い、ノエイラはそっと目を閉じた。


以上です。
エロ無しで大人の女性のセクシーさが出せれば、と思ったのだが・・・。駄文スマヌ。
645名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 23:06:54 ID:WWTpBEkV
甘い。クリアファイルを実際見ればわかるが、胸が・・・・・。
646名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 17:07:47 ID:eBijDYjV
>>642
「神降臨キボン!」は今後言いませんね。
ノエイラの話をアリガトウ。
心理状態を十分上手く表現出来てると思う。
俺的には鬼畜エッジ×ノエイラか弱気なノエイラが見たかったのだが、
恋人を亡くした者同士という慰め合いもまた大人の味がありますな。
647名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 07:11:50 ID:W/5vF0cD
職人町。
648名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 17:22:47 ID:rpO3Izhg
住人ムラムラ。
お久しぶりです563ですが、前回お尋ねした結果のイリスxエッジを書きました。
ですが...まだ前半部分でエロに突入してません。
散華シリーズということで後半も明るいLOVEにはなりません。
「散華」⇒「一輪の清光」⇒608さんの「sweet fantasm」を踏まえていただくと楽しめると思います。
後半はまだ構想段階ですがエッジが暴走する「予定」です。

いつも通り苦手な方、または エジイリ で甘い二人を望む方はスルーしてください。
お約束ですが今回はやりきれない欝っぽい話なので
許容外の方はスルーもしくはあぼ〜んで荒れない方向へ御願いします。
エロも無いので興味なしの方も(汗

作品名は【薄氷の刃】(うすらひのやいば)です。
続きは週末には投下予定です。
608さんのお話を思う存分使わせていただいております。ありがとうございました。
650【薄氷の刃:1】:2006/09/26(火) 22:44:06 ID:Wj1cU+j+
部屋の中に温かい夕暮れの日差しが少し空いているカーテンの隙間から入り込んでいた。
ベッドの上には一人の女性の姿が合った。この工房の主、イリスだった。
彼女はどれぐらい夢の世界にいただろうか?今だに規則正しい息遣い、それにあわせて胸が小さく起伏していた。
イリスは今まで感じたことの無い心の充実感、それとまどろみの中の気だるさ
そして一筋の救いの光による幸せを感じ、意識が眠りの世界から現世に戻ろうとしていた。

カタッ……

部屋の中には動いている人の気配を感じることが出来た。
彼が身支度をしているのだろうか?
極力物音を立てないように部屋の中を移動している様がイリスの惚ける頭の中でも感じ取ることが出来た。
重い瞼を擦りながらその人物に声を投げかける、想像以上の脱力感が寝起きの良い彼女の思考を靄を掛け鈍らせていた。
「ユアンさん…」
「……」
無言で息を呑む呼吸音が彼女の耳に届く。
途端に突き刺さる氷のような冷たい視線…
「イリス」
吐き捨てるような言葉で男は彼女の名を呼んだ。
イリスは頭の靄が消し飛び、一瞬にして気だるさや自分を包んでいた幸福感が取り除かれた。
その声はユアンではなく自分が一番知る人物、あるいは一番身近な人の声だった。
「エッジ?」
「あぁ…体調が悪いならそのまま寝ておけ」
驚きの眼差しで見つめ返すイリス。その視線を受け止めながらエッジは淡々と言葉を紡いだ。
「思ったより簡単なクエストだった。お前のこともあったから早めに切り上げてきたところだ」
651【薄氷の刃:2】:2006/09/26(火) 22:44:43 ID:Wj1cU+j+
しかし言葉には感情を表さないものの彼の目はイリスの体を何度も何度も舐めるように足の先から頭のてっぺんまで往復していた。
上体を起こしたイリスはベッドのシーツに身を隠し、エッジを直視できずに床に視線を落としていた。
その視線の先にはイリスの衣服、そして丁寧にたたまれた下着が置かれていた。
よりによって相手を確かめもせず別の男の名を口走ってしまったことを後悔する。
しかも一番間違ってはいけない人物にだ…
「だ、大丈夫…」
長い沈黙が続いた中、我慢しきれずに彼女は呟いた。
何に対して大丈夫なのかは自分でも分からなかったが、とにかく彼女はその言葉をエッジに伝えるだけで精一杯だった。
「……」
しかし男は何も返事を返さなかった。平素から彼はこのような対応をすることは多かった。
またしても彼は無言のままイリスに突き刺さるような視線を投げかけていた。
彼女は身じろぎ一つできないまま再び沈黙が訪れ、外から聞こえる小鳥の囀りが唯一部屋の音源となって静寂を破っていた。

どくん…

イリスは自分の体内から零れるものを感じていた。
今日ユアンを受け入れ、そして自ら求め願った彼の分け与えた残滓。
熱く滾っていたそれは彼女の秘所から太腿へと、昼間の情事を思い出させるかのようになぞった。
焼けるように熱かった彼の精は今では湧水のように冷たくぞくりとした感触をイリスに与えるのだった。
「…ごめん」
沈黙に耐えかねたイリスが再び口を開いた。
その言葉をきっかけにエッジはベッドへと一歩、また一歩近づいてくる。
「ごめんエッジ!ごめん…私、わたし…」
エッジはベッドの傍まで到達すると呪文のように謝罪の言葉を吐き続けるイリス
652【薄氷の刃:3】:2006/09/26(火) 22:46:35 ID:Wj1cU+j+
まるで拝むように胸の辺りで掌を合わせ、そこに額をつけて体を小さく震わせていた。
エッジの目にはイリスの華奢な体が寄り一層小さく、脆いものに映った。
自分の頭に取り巻く猜疑心をうち払うかのようにエッジは彼女の合わせる両手の手首を取り、その祈りを解いた。
そのままエッジはベッドに腰を掛け、じっとイリスの顔を見つめる。
イリスは恐る恐る瞼をゆっくりと開くと、吐息が掛かるほど近くにあるエッジの顔に思わず彼女は息を飲んだ。
真剣に見つめるエッジの黒い瞳、それはまるでイリスの瞳から心の中を覗き込むように凝視していた。
イリスは言葉で問われるより辛い目による尋問に耐え切れず顔を逸らした。
しかしその行動をエッジは許さなかった。彼女の細い顎に手を添え、強引に自分のほうへと向かせた。
「イリ…ス」
彼の淡々と紡ぎ出す低い感情のこもらない声。
イリスは自分の小さな心の壁に限界を感じていた。
緊迫した空気、終わりが見えない最愛の人の問いかけ、なにより彼を裏切って一時の逃げ道を選んでしまった自責の念に心が押しつぶされそうになっていた。
「エッジが…エッジがいけないのよ!だから私ッ、…私!」
追い詰められた鼠が猫に噛み付くように突然イリスはエッジに矛を向けた。
彼女の昂ぶった感情は留まることなく目の前の男に吐き出された。
「あの男に犯され、そして優しく包んでくれる彼に体を委ねて何処が悪いのよ!?」
蒼い瞳から涙が零れ落ちる。自分が醜く感じながらもエッジに責任を擦り付けることで心を締め付ける鎖がほどけて行くのが分かった。
だからこそ彼女はありったけの不満を彼にぶち当てていた。
「エッジは私のことなんて何もわかっていないの!これっぽっちも!」
たとえ殴られ、暴力を振るわれたとしても、それは自分の心を理解してくれる存在を見つけた彼女が選んだ選択だった。
叫び声に近い訴え、イリスの体を隠していたシーツははだけ下着を着けていない裸体を
そして暗幕に包み隠していた傷ついた心を自ら曝け出していた。
「エッジが私を……」
繋ぎ早に繰り出されていた声が途絶え、それ以上は言葉が続かなかった。
653【薄氷の刃:4】:2006/09/26(火) 22:47:13 ID:Wj1cU+j+
イリスはエッジに何を望んだのか、どうして欲しかったのか不条理すぎる言い訳が思い浮かばなかったのだ。
彼女の言葉が途切れるのを待っていたかのようにエッジの手が動く。
手首を掴んでいた彼の手が離れ、指がそっとイリスの頬をなぞった。
涙を拭ったその手はイリスの細く震える肩に置かれる。
「すまない」
イリスが想像していなかった謝罪の言葉。掠れた声でエッジはそれを彼女に告げた。
彼ならきっと頬を叩いて自分を叱ってくれると思っていたイリス。
そしてイリスの肩からエッジの手が離れ、彼は立ち上がり背を向けた。
「……」
エッジは声にならない唇が動いただけの謝罪の言葉をもう一度吐き出した。
一歩一歩重い足取りでエッジは離れていった。
その動きは体だけではなく心も共に離れていく様をイリスは感じ取っていた。




無念、失望?……絶望。
エッジは自分の感情の整理がつかないまま身支度を整えていた。
もはや自分がイリスに必要とされていないことを痛感した彼は誓いを破る決意を固めていた。
「イリス…」
自然と彼女の名前を口走ってしまった。しかし、呼びなれたその名前を口にするのがとても心苦しかった。
心の中で立てた彼女を護ると言う誓い、自分の力量不足からなしえなかった目標……いや、夢となり崩れた彼の志。
共に過ごしてきた時間が脳裏を過ぎり、その手が止まる。
楽しかった日々、辛く感じた異世界での冒険、充実感に溢れた他愛の無いやり取り。
654【薄氷の刃:5】:2006/09/26(火) 22:48:04 ID:Wj1cU+j+
彼女の見せた錬金術の素晴らしさ、命を懸けて護ろうとしていた二人の絆…

ガタッ……

机に何かが当たったような音。おそらく故意に発せられた音のだとエッジには感じとれた。
彼は背後から聞こえた物音に振り返りもせず音の主に問いかける。
「イリスか?」
「…うん……エッジなにしてるの?」
見れば分かるだろう、とエッジは返事を口にせず飲み込んだ。
イリスの到来で彼の止まっていた手が動き出し、ただ黙々と作業を続けていた。
「エッジ…ごめんなさい」
イリスの呟き。
「あぁ……」
エッジは彼女を見ずに曖昧な返事を返した。
「わたし…」
「世話になったな。今日でここを出て行くことにした」
イリスが話し始めるのを待っていたかのようにエッジは彼女の言葉を打ち切って自ら意思を伝えた。
「…っ!」
息を呑む音が小さく聞こえた。イリスは口に手を当て床に視線を落としていた。
何か悩んだときにする彼女の癖。エッジは今まで何回、何十回と見てきたその仕草。
しかし今日はその姿を見ないようにそのまま工房の扉を見つめていた。
後ろ髪引かれる思いをしないように彼は一瞥もせずに立ち上がると外へ続く扉へと足を進め始めた。

タタタ…
655【薄氷の刃:6】:2006/09/26(火) 22:48:48 ID:Wj1cU+j+
イリスの足音が静かに、それでいて早く床の上に響きエッジの前に立ちはだかった。
「エッジ!」
俯いていたエッジを覗き込むように彼女は低い姿勢で上目遣いで見上げていた。
その視線をばつが悪そうにエッジはそらす。
視界にかろうじて入ってくる彼女の衣服。
いつもの白いワンピース……と思ったがしかしそれは彼女の衣服ではなかった。
ベッドのシーツに身を包んだだけの彼女。
もちろん靴は履いてはいない、冷たい床に彼女の素足が映った。
「エッジ、御願い聞いて…私、まだすべてを伝えてないの……」
「聞く意味がない、俺は行くぞ」
エッジは道を塞ぐイリスの体を邪魔な置物をどかすように手で薙ぎ払った。
彼女の体は予想以上に軽く力を入れすぎたエッジの行為にイリスはバランスを崩し床に倒れこむ。
「…ぃッ…」
小さく喘ぐがイリスはすぐ起き上がり再びエッジの前に両手を拡げて彼の道を阻んだ。
普段見ることの無い真剣なイリスの表情に男は唾を飲んだ。
何かを決心したような、覚悟を決めたその瞳。
イリスの鬼気迫る迫力にエッジは一瞬たじろいでしまう。
「…私…私…エッジのことが……」
言葉が詰まる。彼女が紡ぐ次の言葉はエッジにとって想像に容易かった。
なぜならそれはエッジもイリスと同じ感情を胸に抱いていたからだった。
工房には長い長い静寂と闇が敷き詰め二人の姿を包んでいた……


      おそらく つづく
656名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 11:05:32 ID:CdwdnWsv
散華キター!
鬱っぽいとの事ですが、悲しさとか切なさと相まって今回も凄くGJです。
657名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 07:11:29 ID:ldjmyJlp
町あげ
658563:2006/10/02(月) 22:07:36 ID:aqV6eOoD
お久しぶりです563ですが、先週末に続きを投下といっておいたんですが
モチベーションが上がらず執筆が滞っております。

もし他の職人さんが投下を考えているようでしたら気にせずに投下して下さい。
すいませんm(_ _)m
659【イリスxエッジ。薄氷の刃完成版】:2006/10/04(水) 16:57:55 ID:hE4T6ULl
563です。遅くなりましたが【薄氷の刃】が完成しました。
エッジxイリスの組み合わせですが過度な虐待表現?があるので
苦手な人にとっては目に触れるのもNGかと思いましたのでアップローダにて上げさせてもらいました。
内容についてはそちらで説明しております。
スレに書いた前半部分も修正し、後半を付け足しております。

ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi55145.txt.html


【sweet fantasm】を執筆された608さんおいででしょうか?
今回の【薄氷の刃】は608さんの【sweet fantasm】あってのお話なので
不躾なお願いですが自サイトでアップする際に608さんの作品を転載させていただいても良いでしょうか?
無理にとはいいませんので色良い返事をお待ちしています。
660名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 17:11:56 ID:YBgvVlS/
>563
GJ!まじGJ!!
661母チャリ:2006/10/05(木) 02:50:53 ID:HNtrbQW+
662名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 19:05:58 ID:ZgWd9q/M
相変わらず素晴らしすぎる!俺は貴方の絵が一番好きだ。
ネットでいろんな絵師を見てきたが、
これだけ体格良く一枚にまとめて描ける絵師はそうは居ない。

しかもノエイラとマーナとは・・俺が今一番欲しかった絵だw
前もリクに答えてくれたし、あんた最高だ。
663608:2006/10/06(金) 19:44:07 ID:TKr3/ykZ
563さん、シリーズ最終章にふさわしいものすごくGJな作品、堪能しました。
クロウリーやアッシュなどまだまだ面白そうなキャラが残っている時点での
シリーズ終了は正直寂しい気持ちもありますが、これ以上のラストはないでしょうね。
拙作をここまで昇華していただいてありがとうございました。
そして、サイト掲載のお話、嬉しい反面戸惑いも感じています。
できる限りのことはさせていただきたいと思いますので、
下記捨てアドまでメールをいただけないでしょうか。
そちらでお話させていただければと思います。
[email protected]
GFはゲームを進める時間がないとのことですが、
マリエリでも一向に構いません(というかむしろ歓迎)。
また563さんの作品がこちらで見られることを願ってやみません。
664名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 01:06:58 ID:SYjfKE1E
職人町。
665名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 06:29:39 ID:fEIulYfL
>659,661
 リンク先がアダルト系になって見れないのだが、どうすれば見れるの!?
666名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 18:56:48 ID:Cv01jrV0
職人町。
667名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 18:29:54 ID:u1k3dNrZ
age
668名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 23:06:52 ID:PS3vum+Z
シリーズではこっちの作品が多いのにアルトネリコスレより過疎ってるな…
669名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 00:49:06 ID:LqlEhmp6
新作出ると盛り上がるんだけどね。

グラファン、もう少しキャラ同士の絡みがあると良かったんだけどな
フュナン×イリスとか考えたんだけど、お魚釣って渡すくらいしかしてないし。
670名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 20:56:57 ID:u7q3uHOo
キャラ愛語りとかだけでも見てると楽しいぞ
671名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 01:45:58 ID:CO++PHb1
じゃーお題。
アトリエシリーズの中で上手な人って誰だと思う?
男女キャラともに意見よろ。

自分はロマージュとかかなり慣れてるんじゃないかと。あと意外なところでシスカとか。
672名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 09:11:14 ID:cu/7av4T
エンデルクはものっそい経験豊富な気がする。
ザールブルクに流れてくる前には何してたかも気になるしwww
酸いも甘いもかみ分けてるような感じ。
武器屋のオヤジ(ゲルハルト)も侮れない気がする。
リリー時代はともかく、それからの経験は・・・?

女性では、ロマージュさんに賛成。
新しいのはしてないのでこの辺でしかわかんない。
673名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 19:37:46 ID:Bh89gmeD
女性ではヘルミーナも侮れない気がする。
男性ではヴィトスとか、汚れ仕事っぽいことやっているので経験ありそうな感じ。
674名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 21:14:43 ID:XWtPy4UC
男だとマックスとかさり気なく神技持ってそう。
女だとトレーネが笑顔で攻め立ててきそうな感じ。
ヘルミーナ侮れないに一票いれたい。
675名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 22:36:58 ID:NPGk9Czo
あえてミューを推す
676名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 19:40:27 ID:YKildNHa
クライスやノルディスは知識ばっかりの頭でっかちで、
色々試されたりして相手のおにゃのこが大変そうな予感。
677名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 22:45:48 ID:G2Erckfk
お姉ちゃんとお兄ちゃんの情事をこっそり観察して
妙に知識が増えた子供イリスとか
678名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 03:02:01 ID:kG4Yjcxc
>>673-674
ヘルミーナなら旅中で体売って金稼ぐか森で犯されてるじゃねかと
いつの間に経験値が積まれて侮れなくなるw

アカデミーに戻ってきたあとはイングリドに「あなたまだ処女なの?」と煽る
679名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 00:02:38 ID:XvmuCCN4
確かにロマージュは手練れっぽいw
マリーは大胆そう
680名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 21:36:58 ID:MEv9lbrv
イングリド先生も愛人の一人や二人囲ってるはずだ
681名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 02:01:19 ID:ywDX1oyk
シアは素で天才なイメージがある
682名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 16:54:56 ID:f5EDtxOd
じゃあ次の質問。
好きなカプ何?
俺はマリー〜やってるが割りと最近の作品のが好きカプ多いな。
イリス2のポウミツェとかケイトレとか、マイナーだけど。
やっぱダグエリとかクラマリが人気ダントツなのかな
683名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 23:10:17 ID:lQ0h1OmM
クラマリ好きです。
もともと最初にサターン版のマリーをやって、クラマリにはまったのでした。
強気でSなクライスと、クライスの前ではしおしおになってしまうMマリーが好き。
684名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 23:27:08 ID:xTXedFm+
グレゴール×ルディが好きすぎてどうしようもない。
685名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 15:41:33 ID:QwJfwjKZ
ダグエリストな漏れが馳せ参上〜
エリたんの清楚で奥手っぷりに1票!
頑張れダグな感じが好きだー!!
686名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 00:13:06 ID:UdwKbIQx
>>684
誰かと思ったらヴィオの蜂蜜村の二人か!

グレゴール=GFのじいさんだと思ってしまったせいでルディが誰か分からず
本気で半日ほど悩んだ。
687名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 05:20:20 ID:v3zl5kn/
イングリド×ヘルミーナかなぁ、俺の脳内ではこの二人ラブラブですよ!
で、それに影響を受けたアイゼルがアイゼル×エリーに持ち込んだり〜とかいろいろと…
688名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 13:39:16 ID:ojlg3ewG
クラマリ、ダグエリ、エリアイが好きです
アイゼルは受けがいいです
689名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 23:04:33 ID:AwTHuSuF
ノルエリストです

ええ、例えオフィシャルに裏切られたとしても
690名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 00:40:18 ID:62U8A7n8
>689 ナカーマw 人気があるからっておもねりすぎなくていいよ公式は
ダグとかヴェルとかも好きだけど特別扱いされすぎも萎える

衝立のみで寝室共有の幼なじみ二人の夜も気になるな
今までは平気だったのに意識したら寝息ひとつにあたふたとか
思わずとかうれしはずかしのもよんでみたい
691名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 01:11:27 ID:G85J8fBD
ヴィオたんがいいね。
お兄ちゃんやら幼なじみやらのからみに期待。
んでもってアイゼルもいる。
だか一番好きなのはブリギット
692名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 01:15:27 ID:DtvNQ4xK
あっ・・・ハセヲさんっ・・・
ダメ、気持ちいいっ、イっ、イクっ、あぁっああぁぁぁ〜〜〜〜!!!!
693名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 02:13:07 ID:beROT0ya
シュワルベとマリー案外いいんじゃないかと言ってみる
アニスのイベントとかいいぜ
694名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 03:00:10 ID:3VJWQxSk
ユーディーとヴィトスがいいと思う
公式?の漫画でも押せ押せだったのに、あんまり人気がないのだろうか。
ゲーム内でももうちょっとイベント欲しかったな
695名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 03:13:28 ID:DA/AGZKb
ルーウェンとマリー好きっていないよね…年下だからダメなのか?
ゲーム内で最初に出会う男だし、ずいぶん冒険者としてお世話になったし、
好きなんだけどなあ。
696名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 20:25:39 ID:Alk/j7i4
>>695
クライスも年下ですよ。
ルーウェンは最初公式で『公認か?』と思うほどプッシュされていた。
クライスのメガネ人気に押されてどんどん影が薄くなってしまって残念だった。

エロさで勝るのはエンデルクマリーだといっている漏れも通させてください。
697名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 21:28:39 ID:KiX2egkL
エンデルクは見るからにむっつりで絶倫っぽい
698名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 22:41:23 ID:gviV0Yzj
ルーウェンとノルディスが当初、公式の本命で
それをクライスとダグラスが人気で打ち破ったイメージ

本命を当て馬が打ち破った例は少なく無い
ラムちゃんも元々当て馬だったしなー
699名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 17:08:40 ID:3hH4AuyO
公式と言えば、昔、マリーのアンソロでルーウェン×フレアさんの
漫画があったような気がするんだが、マリーの頃には
ハレッシュ×フレアのフラグは立ってなかったんだろうか
(まあ、公式とアンソロは似て非なるものだけど)

>698
>ラムちゃんも元々当て馬
えええッ!?
700名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 17:44:27 ID:DtomgrAB
>699
有名な話。もとはしのぶがヒロインで、ラムは当て馬だったけど
ラムの方が人気が高かったのでひっくりかえったと
あとは少女漫画だけど花より男子とか有名だよね<逆転
701名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 19:45:54 ID:FoIjx7QM
イリスのアトリエの小説版を楽天で探したら1作目しか無いのな。
ストーリーを思い出したりするのに便利なのに(´・ω・)
702名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 19:59:26 ID:O6eFI8qx
イリスのアトリエのゲームと小説はほとんど別物のストーリー
おおまかなところはゲームにそってないこともないが
703名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 21:06:35 ID:HU4gqCfX
SS投下が無いね。
704名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 01:00:38 ID:rcZiAPcQ
リリーって人気ないのかな?個人的には一番好きなんだけど・・・。
705名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 01:38:51 ID:b056Z75U
>703
だって投下すると過疎るんだもん(;ω;)

書き手の勝手なつぶやき
 レスが付かないのは自分のせいだからともかく(もちろんあるととても嬉しいが)、
 最初に「○○×△△、内容は〜〜」って書いてあるのに
 「〜〜は嫌い」って書き込みされるのもちょっと。
 苦手なカップリング、シチュはスルーして頂けるとありがたいです。
706名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 19:29:38 ID:RMP+4y+M
>705
特定のキャラやカップリングを非難するレスなんて今までこのスレであったか?
他のスレでそんなこと言われたのか?
たとえ自分の好みじゃないカップリングのSSが投下されても
黙ってスルーなんてのは言われんでも当たり前のことだろ
707名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 21:05:48 ID:vGBUpnV2
その当たり前のことが守れない人も多いからな最近。
アトリエ関係では見ないけど。
708名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 00:40:55 ID:h7eXeVsi
あたしはアトリエ好きだから、アップしてほしいな。まぁ、スレが荒れたり過疎ったりは2ちゃんだし。
とりあえず自分も含めてSS楽しみにしてる人がいるということで。
709名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 11:17:20 ID:iGDLm4Jh
乗り遅れたけど一言いわせて。
シュワルベ×マリー大好き。歴代アトリエカプで一番好き。
いまさらアニスのアトリエプレイして再燃した。
過去の盗賊団からみの件で、マリーが心配そうにシュワルベに構うのが堪らん。
710名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 19:53:50 ID:GxJ5aRPG
「外に居辛かったらいつでも工房へきていいからねっ」
「…余計なお世話だ」
「何よぉ、あんたのこと心配してあげてるのに!」
「それが余計だと言っている」
「……いつも護衛してくれて助けてもらってるから……
 あたしもあんたの力になりたいと思ってるのに…」
「む…」
「もう知らないもんね!あんたなんか捕まっちゃえー!」

その夜、シュワルベの足は工房へ向かう―――




みたいな?みたいな?(;´Д`)ハァハァ
711名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 20:21:00 ID:0+NzpncR
>710
何その萌え萌えカップル

マリーさんて甘え上手なのか下手なのか分からんが可愛くていいね。
712名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 22:12:10 ID:bMDYp9w4
リリーとヴェルナーのカップリングが一番好き。
713名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 18:56:41 ID:mIvLUJlE
「せんせ〜、お客さんですよ〜」
「あらヴェルナー、こんにちは。今日はどうしたの?」
「依頼だ」
「今度は何を御入り用?最近依頼が多くて手間がかかるものは
 ちょっと時間がかかりそうなんだけど…」
「お前だ」
「え?」
「お前がほしい」
「はぁ?」
「悪いが、ちょっとの間お前さん達の先生を借りるぜ」
「きゃっ!?」
「あっ、せんせ〜!」




みたいな?みたいな?(;´Д`)ハァハァ
714名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 22:02:37 ID:aHtLokzS
>>713
GJ!ヴェルナーのぶっきらぼうな感じとリリーの世話焼きな感じの組み合わせが大好き。
715名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 03:55:10 ID:+NBbAXGS
まぁ〜!子供たちグリ、ヘルがいる前で。
ヴェルナーったらあくっぴろげ、じゃなく積極的だ(*^_^*)
716名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 20:12:25 ID:xflVM88Q
保守
717名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 22:06:57 ID:JsqDvvy9
セシル(ダグラスの妹)とルーウェンのカップリングを考えてみたり
なんかルーウェンいつもかわいそうな感じで
718名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 19:53:40 ID:9ARhj5B8
>>717
・・・・いいかも知れない
719名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 22:35:47 ID:pEOXN65P
セシルは冒険者が寄る酒場(宿屋?)勤めだし、接点がないわけでもないなw
ダグエリに触発されて好奇心いっぱいになったセシルが…とか。…いいかも。
720名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 06:25:48 ID:+hlw3K7/
ロマルーとか考えてたんだが、それもありだな
721名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 04:33:57 ID:lJHQv0PI
リリーならウルリリと言う人はおらんか
722名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 21:26:10 ID:tXgiFCPm
UDならオヴァールユーディ。
もともとUDがらみサイト少ないし、さらにこの組み合わせ…。
723名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 21:55:00 ID:HCBLwfoN
ヴィオならローヴィオよりローブリが好き
同士求む
724名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 00:57:16 ID:AGQflkma
>>721
同士よー人
ファミ通の小説で既に悶絶だた
725名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 02:15:56 ID:onLlCyZl
>>723
ノシ
兄貴とクリエムンヒルトさんが好きな俺がいる。
726名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 02:22:51 ID:WTN8NvKl
バルテルをクラーラさんとくっつけるのは望むところだが、
クリエムヒルトさんをクラップとくっつけるのはものすごく抵抗がある。
727名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 17:52:33 ID:3kvW9ULC
別に無理して村の中でくっつける必要もなかろう。

と言いながら、自分はオッフェンさんとクリエムヒルトさんの
大人な関係とか想像してたわけだが。
728名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 18:16:22 ID:+yP0SLBK
>722
是非氷室プレイとかやって欲しいものだが(どんなプレイだ
寒い氷室でおしりを突き出しながら、ぶるぶる震えるUDを妄想して萌えた。
729名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 01:12:32 ID:pxhuMZIO
氷室プレイって
ガラスの仮面で主人公とライバルの女の子が押しくらまんじゅうしてた
アレみたいのか
730名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 12:06:57 ID:e4XHSjKa
>729
速水顔のオヴァールを想像してしまって笑いが止まらない訳だが
731名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 11:57:16 ID:MYFPOdfc
UD好きにはたまらないネタの宝庫だな。
大体のカプがヴィト×UDかラステル×UDだから、他のカプもみたい。
例えばアデルベルトとかオヴァールとかバクチな人物で。
732名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 20:10:47 ID:re1l4gVo
>>731
アデ×UDはいいと思う
733名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 20:19:41 ID:rr6WMatq
以前話に出ていた、マルティン×UDもいいと思うんだ。
734名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 18:00:01 ID:3wATLT1V
マルティンってあのリサの畑の人?だよな?
確かゆーでぃたんとの関わり少なかったよなぁ。
735名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 23:33:15 ID:Jve7AvpY
マルティンは同じリサ出身ってことでメルとの絡みを期待してたんだけど
欠片もなかったなぁ…。

料理苦手なメルがマルティンのところに料理教わりに行くとか、
リサの女神の呼び名にプレッシャーを感じるメルを
マルティンが優しく励ましてくれるとか。
736名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 17:51:58 ID:AoFIZzF4
>>735
>リサの女神の呼び名にプレッシャーを感じるメルを
マルティンが優しく励ましてくれる

今までそのカプは考えたことなかったが、そのシチュはめちゃくちゃ萌える。
リサコンビSS書くから待っててくれい。
737名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 17:16:18 ID:uzv5vI2r
wktk
738735:2006/12/22(金) 19:32:28 ID:rrkhFlYz
マルティン×エスメラルダ完成した。
しかし必要以上にウェットな上、エロ少ないorz
まぁ、久々のSSということで大目に見てくれ。
7レス消費するので、スルー、あぼーんの方はよろ。
739マルティン×エスメラルダ 1/7:2006/12/22(金) 19:34:33 ID:rrkhFlYz
また今年もこの日がやってきた―
跪き目を瞑ると、あの時の光景が甦る。火炎を吐きながら襲い掛かってくる魔物たち。
薙ぎ倒される木々や家。その間を逃げ惑う人々。悲鳴と怒号と身の毛もよだつ恐ろしい唸り声。
しかし、本当の悲劇は村を襲った魔物たちが去ったあとに彼女を襲ったのだった。
瞼の奥にこみ上げてきた涙を抑え、意を決して立ち上がったとき、背後で草を掻き分ける音がした。
「よおっ」
「マルティン」
「その……悪かったな。邪魔をするつもりはなかったんだが」
振り返ったメルの瞳に深い悲しみが宿っているのを見、マルティンは素直に詫びの言葉を口にした。
いかつい体に不似合いな花束を抱え、決まり悪そうに頭をかく昔馴染みに、メルは無理やり顔に笑みを張り付かせる。
マルティンはそれきり何も言わず、墓前に花を供えて天に祈りを捧げた。どうか彼女がこれ以上思い悩むことがないように。
やがて立ち上がった彼の小さな眼の奥に心配そうな光を認め、メルは先ほどよりは自然な笑顔をマルティンに向けた。
「ありがとう」
「いや……。なんでもないさ。これくらいは」
そう言って振り返り風雨にさらされた墓標を見つめる。
「俺もあの日のことは忘れられんよ。毎年今日が来るたび、今の平和なリサを護りたいと心から思う」
僅かな逡巡のあと、マルティンは何気ない調子でその言葉を口にした。
「まぁ、俺たちにはリサの女神がついているがな」
気を許した仲間の前では強がる必要も、本心を隠す必要もない。
メルはきゅっと唇を噛みしめると、俯いて首を振った。
「私は……女神なんかじゃないわ」
迷いはまだ晴れぬのだ。
一番大切な人を護れなくてどこが女神なのか、と。
あの時、他に何か道はなかったのか、と。
740マルティン×エスメラルダ 2/7:2006/12/22(金) 19:35:35 ID:rrkhFlYz
治りかけの傷は放っておくのが一番いい。それは承知していてもそれを実行できる人は少ない。
本当に治ったかどうか知りたくて引っかいてしまう。
そしてそこから血が流れるのを見て、更にその身と心を痛めつけるのだ。
理不尽であってもそれが人間というものである。
今のマルティンはまさしくそんな状態だった。
過去の記憶が、その呼び名が彼女に枷を嵌めていることは知っている。
全く、その通りだ。
聖女が、女神が、こんなに寂しそうな顔で微笑むわけがない。
彼女のその表情を見るたび、マルティンは自分の手で彼女にいつもの笑顔を取り戻してやりたいという気持ちと
それを実行できない自分への苛立ちで板ばさみになるのだ。
マルティンにとってメルは祀り上げて崇める存在ではなく、一人の生身の女性だった。全身全霊をかけて護りたくなるほどの。
「今日は家で飯を食っていけ。一人ではいたくないだろう?」
彼女を抱きしめたくなる衝動を抑えて、マルティンは彼に出来る精一杯の慰めの言葉を口にした。
741マルティン×エスメラルダ 3/7:2006/12/22(金) 19:36:35 ID:rrkhFlYz
「味は期待するな」
と言うがなかなかどうしてマルティンの料理はかなり美味しい。
もっとも彼に言わせれば、それは彼の料理の腕によるのではなく、丹精込めた野菜のおかげだとか。
マルティンの性格そのままに、飾らず素朴でありながらじんわりと優しい旨みが広がるスープに、メルの頬も自然とほころんだ。
「その……な。俺には上手いこと言えないんだが」
沈黙を破ったマルティンに、メルもスプーンを運ぶ手を止め、静かな瞳で彼を見やる。
「どれだけ心を込めて野菜を育てても、いっぺん嵐が来りゃあ、作物は台無しになっちまう。
そうかと思えば、あまり手間をかけなかったものが美味しく仕上がることもある」
脈絡のない話にも彼から視線は逸らされない。その瞳をしっかりと受け止め、マルティンは彼女に力強い視線を返した。
「まぁ、つまりだな。こっちがどう思っていても、自然は俺たちの思うとおりになんてならない。
他のものをどうかしようなんて考えちゃいけないんだ。俺たちに出来るのは、ただあるがままに自然を受け入れることだけなんだ」
メルの心に温かいものが広がる。それは瞬く間に溢れ、彼女の双眸から流れ出た。
「だから、お前も、他人の思惑なんかに振り回されないで、自分の思うとおりに生きろ」
マルティンのがっしりとした体が滲んでぼやけていく。
ずっと誰かから言ってほしかった。
ありのままの彼女でいいのだと。あの選択は間違ってなかったのだと。
ずっと泣くことすらできなかった。
後悔に苛まれて。リサの女神という名に相応しくあるために。
あの日から数年の時を経て、やっとメルは自分の感情を素直に表に出すことが出来たのだ。

涙が頬を伝うに任せていると、マルティンが隣に来た気配があり、太陽の匂いがするハンカチを渡された。
そのぬくもりに更に涙腺を刺激され、メルはひとしきり泣きじゃくった。
マルティンはそんな彼女をただ黙って優しく見守っていた。
メルがようやく顔を上げたのは、一日の終わりを告げる鐘の音がリサの町に鳴り響き、人々のざわめきがすっかり途絶えた頃だった。
742マルティン×エスメラルダ 4/7:2006/12/22(金) 19:37:29 ID:rrkhFlYz
リサの夜は深い。
月が雲に隠れるとあたりは漆黒の闇に包まれ、ただ木々をそよがす風の音と時折森の奥で鳴く鳥の声だけが静寂を破る。
時折部屋に差し込む月光が、互いに触れるか触れないかのところで寄り添う二人をぼんやりと照らし出す。
妙齢の男女が二人きり。しかもお互い憎からず思っている。
意識すまいと思えば思うほどかえって動作がぎこちなくなる。
密やかな息遣い一つにも欲望の色が表れてしまいそうで、二人は身じろぎもできずにただ相手の存在のみに意識を傾けていた。

どれくらいそうしていただろうか。
やがてマルティンは一つ大きく息を吸い、そしてそれを吐き出した。
「俺は……、見張り台で寝る。お前はここで休んでいけ」
そう言って立ち上がり、精一杯の慈愛の眼差しをメルに向ける。俺たちは仲間だ。これ以上は許されない。
しかし、その言葉にメルは縋るようにマルティンの前に立ち、彼を見上げた。
月光が彼女の顔を照らし、その瞳の奥まで差し込む。澄みきった、綺麗な目だった。
彼の全てを包み込むように温かく、彼に全てを委ねるように儚い、黒い宝石。
手を触れたらすぐに壊れてしまう月晶石。しかし、触れずにはいられない魔力を持っていた。

突然の抱擁と押し当てられた唇に、メルは一瞬驚愕したものの目を閉じてそれに応えた。
自分に体をもたせかけた柔らかい存在に、マルティンははっと身を離したが、堰を切った想いは止まらなかった。
一度、そしてもう一度口付けを繰り返す。互いの背に回された手に力が込められる。
おずおずと、だが明確な意志を持って唇を割った舌が、同じものを見つけ、それを捕えた。
もどかしく絡め合う舌が二人が同じ思いでいることを告げる。
唇が離れ、互いの目がかち合ったのも束の間、二人はまた引き寄せられるようにキスを交わしていた。
743マルティン×エスメラルダ 5/7:2006/12/22(金) 19:38:56 ID:rrkhFlYz
「メル……、いいのか」
すらりとした体を抱きしめ、マルティンが聞く。いちいち口に出して確認するところが農作業以外のことには疎い彼らしい。
メルはぎゅっと目を瞑り、声が震えぬよう注意しながら答えた。
「今晩一緒にいてくれる?あなたに包まれていると安心するから」
それは半分は本当で半分は嘘だった。
これから自分の身に起こることを考えただけで身体に緊張が走る。メルは未だ男を知らなかった。
回された腕が一際強くメルの体を締め付け、そして解放する。
服が床に落とされる音だけが部屋の中に響いた。

温暖なリサで力仕事に従事するマルティンは、普段から上半身殆どを露出させている。
農作業の合間に下着姿同然になっているところを見たこともある。
しかし、全てを晒した男の体躯はメルに顕著な反応をもたらした。 
メルがよく知る土の匂い。その大地から大樹がそそり立っている。
初めて見るものであっても、それが並外れた大きさであることくらいはわかる。
本能的な恐怖を感じ、身震いをするメルを、マルティンはしっかりと抱きしめた。
こんなときに女性にかけるべき言葉を彼は知らない。その代わり瞳に強い意志を込めて大切な人を見つめ、深く口付ける。
最初抵抗するように身体を強張らせていたメルから、段々と力が抜けていった。

何一つ纏わぬ白い裸体を抱き、寝台に横たえる。
鍛え抜かれた身体には痣一つなく、あくまで美しく滑らかだった。
こんなにほっそりとした体のどこからあんなに強い力が出るのか、とマルティンは感嘆にも似た気持ちを抱く。
抱きしめただけで折れてしまいそうで、でもその身に自分の印を刻み付けたくて、もどかしい思いでメルの体に手を沿わせていく。
これほど自分を惑わせる彼女は確かに女神なのかもしれない。リサの町の、ではなく、彼だけの。
そんなマルティンに、メルはそっと全てを預けた。
ぎこちなく身体を伝う手はお世辞にも上手とは言えなかったが、彼女を抱きしめる腕はどこまでも力強く、
彼女を見つめる眼差しはどこまでも優しかった。
時折感に堪えぬように空を仰ぐメルの、密やかな茂みが雨に濡れた。
744マルティン×エスメラルダ 6/7:2006/12/22(金) 19:39:44 ID:rrkhFlYz
その時が訪れたことを知り、二人は静かに瞳を見交わす。
長年冒険者として共に戦ってきた、愛する町を守ってきた二人だから、甘い言葉も狂おしい熱も要らない。
肥沃な小麦畑を渡る風のようにメルの肢体がたおやかに揺れる。
豊かな実りを育む大地のようにマルティンはそれをしっかりと受け止める。
そうして二人は自然に身を寄せ合い、唇を重ねた。

舌を絡めあったままマルティンは体を起こし、メルの秘所に自分のものをあてがう。
ゆっくりと押し広げ、その身を沈めていく。
身を切り裂かれる痛みに、メルの整った顔が歪む。
そして、破れる。
「メル、お前……」
一つに繋がったところから流れ出るものの存在に、しばしマルティンは動きを止め、目を見開いて眼下の女性を見つめた。
「俺でよかったのか?」
普段の豪放さが信じられぬほど不安げな声だが、間近で覗き込む瞳はメルを逃してはくれない。
メルは一つきっと唇を引き結ぶと、マルティンの顔にそれを近づけ、優しく押し当てた。

それだけで何も考えられなくなった。
豊穣の実りを生み出す巨大な体が力強くうねる。
迷いなく剣を操る引き締まった体が柔らかくしなる。
清らかなせせらぎが豊かな大河へと姿を変え、二人を押し流していく。
彼らを慈しみ育んだリサの肥沃な大地そのままに、二人は互いを包み、一つとなった。
745マルティン×エスメラルダ 7/7:2006/12/22(金) 19:40:36 ID:rrkhFlYz
長身のメルがすっぽりと収まる逞しい肉体。
マルティンの広い胸に抱かれていると、まるで自分が小さな女の子に戻って両親に包まれているような、そんな気分がした。
優しく甘く懐かしい感覚。初めての男性にそんな気持ちを感じる不思議さを噛みしめていると、上から声が降ってきた。
「なあ……。お前は町の英雄だが……農家のおかみさんになる気はないか?」
突然のプロポーズに、メルは一瞬目を丸くすると、いたずらっぽい眼差しを向けた。
「マルティン……。あなた私に一度も好きだって言っていないのよ?」
「そ、そうか。いや、ちゃんと伝えたつもりだったんだが……」
途端にしどろもどろになる様はどこまでも不器用で、愛しさと可笑しさが抑えきれず、メルは声を立てて笑い転げる。
「あ……いや、その……。メル、俺は、お前を……その、愛して……いる」
ぼそぼそと紡がれる愛の言葉に、メルはマルティンの腕の中で大人しくなり、じっと目を伏せて聞き入ったあと、きっぱりとした瞳で彼を見上げた。
「私もよ。お話、お受けするわ」

悲しみに彩られた日は喜びに満ち溢れた日へと変わった。
辛い過去も、二人でなら乗り越えられる。強く優しい二人なら、きっと。

FIN
746名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 23:43:07 ID:D5CJJHMF
♪熱い熱い熱い熱い エスメラルダ〜

GJ!
747名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 22:00:04 ID:ozxjriEI
GJ!ですた
748名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 22:22:47 ID:H2HfYYhg
リサコンビSS、GJ!
まさか本当にマルティン×メルが読めるとは〜


ところでヴィオでメッテルブルグに行けるようになった時、
途中リサの村にも立ち寄らせろや!!と思ったのは自分だけだろうか。
749名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 01:01:59 ID:6sDkP0ij
メルとカタリーナの合体技見たかった
あったとしたら、ダブル・アインツェル or  メルリーナの切り裂きおとぎ話EX
750名無しさん@ピンキー
リサコンビSS美味しく頂かせてもらいました(なむ〜)