強制女性化小説ない?Part23

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126名無しさん@ピンキー
今までROMってましたが、SS投下したいと思いますよ?
エロは初めてなもんで、読みにくいかも知れませんが。
ドゾ、よろしく。
127名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 01:36:04 ID:zk/ugldk
〜誰が為にベルは鳴る?〜

それは突然の話だった。
大学の同じゼミに所属するリョウタがアパートを追い出された。
お互い大学卒業まで1ヶ月を残し、来月からは社会人一年生になるというのに、
リョウタは家賃未納で退去を余儀なくされたというのだ。情けない。
「来月入社したら、社員寮あるからさ。それまでオマエのアパートで住ませてくれよ。」
と、電話口に軽く言うリョウタに殺意を覚えつつ、ここでひとついたずらを仕掛けてみることにした。

怪しい露天商から買った怪しい商品。「setting bell」
5センチくらいの大きさの、一見なんの変哲も無いベル。
しかし、これを使うと他人を自分の思い通りに設定できるっつー魔法アイテム。
姿・形・性格・性別、なんでも変えられると、露天商は言ってた。
正直魔法なんて信じちゃいないが、これが本当なら面白い。
うかうかとオレのアパートに転がり込んだリョウタに使ってやろうと。

梱包を解くと、黄色いベルがころりと転がった。本当にただのベルにみえる。
ベルの中には小さな、しかし分厚い説明書が入っていた。


[1.1 最初の注意]
デバイスが悪用されないよう、基本設定が実装されると本書は消えてなくなります。
設定を始める前に本書を熟読することをお勧めします。
[1.2 使用上の注意]
デバイスを使用するにあたって、十分人権の----
128名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 01:37:13 ID:zk/ugldk
あー、やめやめ。注意事項なんて後回し。
実践の使い方、使い方、と。
はじめに「基本設定」をベルに入力して、ベルを待機状態にする。
待機状態のベルをはじめに鳴らした人間に、基本設定が実装されると。
つまり、リョウタに実装する設定をあらかじめ入力しておいて、アイツにベルを鳴らせればいいんだな。
あらかじめ考えておいた設定をベルに入力し、アパートの蛍光灯の紐にベルを吊り下げる。
「基本設定、待機」
オレがそう言うとベルがじわっと震えたように見えた。たぶんこれが待機状態なんだろう。
リョウタがオレのアパートに来るまであともう少し時間がある。
オレの狭いアパートに鎮座しているコタツに入り、厚い説明書を読む。


[2.1 設定について]
設定は「基本設定」「補足設定」に分類されます。
[2.2 基本設定]
対象者の姿・形などをあらかじめベルに設定します。基本設定はデバイスが有効な間、固定されます。
[2.3 補足設定]
基本設定が実装された後、補足設定としてある程度の設定を付け加えられます。
補足設定の制限事項については4章で説明します。----
129名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 01:38:06 ID:zk/ugldk

 ―――ぴんぽーん
「ぅぉーい、開けてくれ」
リョウタが来たようだ。これから起こる事態を想像してニヤニヤしつつ、扉を開ける。
「あ〜、オマエのアパートって駅から遠いのな〜。」
「住まわせてやるんだから、文句をいうんじゃぁないっつに。」
「へへ、お世話ンなりま〜す。」
先にリョウタを部屋に入れ、リョウタの後ろについた。
ヤツにベルを鳴らせるべく、リョウタの背中を押そうと迫った。
(くらえっ!)
「あ、トイレ借りるぜ。」
くるっと方向転換したリョウタはオレのタックルをかわし、
勢いのとまらないオレは部屋の真ん中にダイブ。
右手が吊ってあるベルを弾き、金属音が鳴り響く。

 ―――ちりん
『基本設定・実装開始』

ベルが光りを放ち、オレの視界は白一色になる。


「ん・・・んん?」
目を開ける。いつものオレの部屋だ。しかし、体にまとわりつく違和感。
下をみて全てを悟る。オレが入力した基本設定だ。
紺色のミニワンピース、白いエプロン、腰まで届く黒髪、細い手。
グラビアアイドルに負けないような美しい体、自己主張の激しい胸。
広がっているスカートからは絶妙にパニエの白がはみ出している。
顔とか、頭は見えないけど、ひらひらしたヘッドドレスが乗ってる感触。
右のこめかみあたりに黄色いあのベルが見える。髪に編みこまれるようにしっかりとついてる。
そのベルが体を確認するごとにちりちりと金属音をたてる。
メイドだ。
どう見たって、メイドだ。
「オレがメイドになってるーーーーっ!」
振り向くと「普段どおり」のリョウタが怪訝な表情でオレを見ている。
「ちょ、おま・・・何者?」
「何者? っじゃねぇ!!どうして避けるんだよっ!
 バッキャローーーー!!!」
―――同居人メイド化計画、失敗。
130名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 01:39:31 ID:zk/ugldk

「で、どういうことか説明してくれるよな?」
長々とトイレを済ませたリョウタと共にコタツにはいり、状況を確認する。
「オレのアパートに来る、オマエをメイドにしてやろうと思ったんだよ。」
しぶしぶ、同居人メイド化計画の説明をする。
「ぬぁ、なんてことを!」
「どーせ、オレのアパートで一ヶ月のんべんだらりと過ごす気だったんだろ!
 メイドにすればお前もきちっと働くだろうと、な?」
「なぜにメイド・・・」
「オレが好きだから」
リョウタが視線をそらしつつ、「そうか・・・」とつぶやいた。
「顔まで変わってるしなぁ・・・。その、setting Bellって、本当に性別までも変わるのか?」
頬をぽりぽりとかきつつ、おそるおそる聞くリョウタ。
「変わってた。しっかり女だった。さっき確認した。」
俯いてしゃべるオレ。うぁ、顔、赤くなってんだろうな。
「ぜひ、オレにも確認をさせてくr 」
―――うなれ!鉄拳!
反射的に放ったストレートはリョウタの顔面にヒット。
「うぁ、テンプルきてる。テンプル。」

「ところで、その、setting Bell って外せるんだろ?」
リョウタがオレの頭、ベルを指差して言う。
「それがなー・・・さっきから説明書が見つからないんだ。外し方がわからん。」
オレは右手で頭の上のベルを弄びつつ、答える。
「説明書が消えてなくなるとか何とか、書いてあったような気がする。」
「マジかよ・・・。ほかに説明書のこと覚えてねぇのか?」
「んー、補足設定とかってあったな。対象に向かって『設定』って言った後に、実装したい設定を言って、
 ベルを鳴らすとか、なんとか」
「へぇ・・・ 設定、オレのことをご主人様と呼ぶ」
「え?」
リョウタの言葉の後、オレの右手で弄んでたベルが鳴る。

 ―――ちりん
『補足設定・ご主人様と呼ぶ・実装』

金属音がオレの脳に響く。
「な、何してんだ!ご主人様っ!」
ご主人様っ!? なんでオレ、そんな言葉で!?
「うわ、マジで設定とかって効くんだな! ほれ、もっかいオレを呼んでみ?」
「ご・・・ご主人様・・・」
「「うわー!!」」
二人で同じ叫び声をあげる。
リョウタは感激の叫び。オレは恐怖の叫び。
131名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 01:40:55 ID:zk/ugldk
「お、おいっ!ご主人様っ! これ以上変なこと言ったら追い出す!」
「ふふん、こんな可愛いメイドさんなんて怖かないぜ〜」
「ぐっ!いい加減にしろよ!ご主人様!」
「設定、オレが主人でオマエがメイド」
「おいっ!」
猛然と立ち上がったオレの頭でベルが鳴る。

 ―――ちりん
『補足設定・リョウタを主人とし、メイドとして仕える・実装』

「ぁ・・・ぅぁ・・・」
「ほら、ご主人様にお仕えする挨拶は?」
「ご主人様の、み、身の回りをお世話をさせていただきます。よろしく、く、お願いいたします。」
口が、体が勝手に動く。
立ち上がったオレは紺のワンピースの裾をつまみ、ひざを曲げて身を沈める。
映画とかで見たことある「おじぎ」の作法だ。
「うぉ、かっわいいなぁー!ヤバイよ、オマエ!ホント、メイドさんだよ!」
興奮したご主人様がオレを見て萌え転がっている。
萌え転がっているご主人様の原因が、オレにあると気づいた途端に恥ずかしくなってきた。
「やめんか!ご主人様っ!」
「はーはー、堪能した。ホント、今のオマエって可愛いぜ?」
「・・・そういう風にオレが設定したんだっての・・・」
「とりあえず、そろそろ夕飯の用意してよ?」
「はぁ!?か、かしこまりました。ご主人様。
 ってふざけんなぁっ!」
どうしてもご主人様の言うことを一度了承してしまう。これがメイドのなせる設定か・・・。
「オレを嵌めようとした罰だよ。
 そうだなぁ、メイドの名前も必要だよな。・・・ベル・・・鐘・・・すず・・・、よし。
 設定、名前は鈴(すず)。」

 ―――ちりん
『補足設定・名前は鈴・実装』

とんとん拍子でオレの設定がなされていく。
「しばらくヨロシクね〜、鈴ちゃん」
「こ、こちらこそ、ご主人様」
132名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 01:44:06 ID:zk/ugldk
今日はここまでってことで。
次からエロです。

洗脳系もちょっと入るのかなぁとか、思いつつ。
いろんなラノベの影響も受けてるよなぁとか、思いつつ。
133名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 01:49:53 ID:B/hH7aAL
>>132
いいねいいね〜。今後に期待。
134名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 02:35:09 ID:1hXXXNCM
>>132
お、久々きたら早速期待できるのが!
wktk
135名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 10:18:27 ID:R5b+X/38
うまいっす きたいきたい
136名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 11:22:33 ID:fLueVWNn
>>132
乙!!!
スピーディな展開でいい感じですな。


それにしても洗脳系とTSはよく馴染む。
もっと増えろ〜。
137名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 21:14:48 ID:TW+nvKw+
GJだぜ。
タイトルで「カエルの為に鐘は鳴る」思い出した。
138名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 22:57:52 ID:mTk3e23r
>>132
ブラボー!おお、ブラボー!メルシーポークー
続き期待しております
139名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 23:24:12 ID:RUMQaNjf
>>132
GJ
140132:2006/03/04(土) 01:40:36 ID:34bfTuUY
なんか沢山レスついてるっ!?

〜誰が為にベルは鳴る?〜 二回目投下です。
141132:2006/03/04(土) 01:41:36 ID:34bfTuUY

もとから料理は得意なほうだった。あまり裕福とは言えない冷蔵庫の中身を使って、
食事を作るのはそんなに苦じゃなかった。自分の格好を除いて。
――はぁ・・・なんだってオレがメイド服で料理しなきゃならんのだ・・・。
改めて自分の格好を思い浮かべると、恥ずかしさがこみ上げてきた。
股がスースーする。そりゃスカートだもんなぁ。
胸がずっしりと重い。結構大きそうだし。
股間がぴったりと覆われているのも変だ。ちなみにご主人様に隠れて見てみた。
青と白のしまパンを履いてた。
――ベタだなぁ・・・。や、これ設定したのオレなんだけど。
少し身動きするたびにひらひらするスカートも慣れない。
頭を動かすたびに、例のベルがちりちりと鳴る。
さっき髪ごと切ってベルを取ろうとしたら、キッチンに入ってきたご主人様が
「設定、鈴は自分でベルを外せない」

 ―――ちりん
『補足設定・自分でベルを外せない・実装』

「ぁ、・・・あぅー・・・」
右手でベルをつまみ唸るしかなかった。
142132:2006/03/04(土) 01:42:30 ID:34bfTuUY

「ほら、できましたよ。ご主人様。」
「オムライスか、いいねぇ〜。ケチャップとかで絵を描いたり?
 あぁ、悪かったよ。睨むなよ。拳を構えるな。」
オレ特製オムライスを一皿、ポテトサラダも一皿、コタツの上に差し出す。
「? 一皿ってオレの分だけ?」
「使用人は主人と食事を同席しない、のですよ。
 って違う!口が勝手に・・・。」
そう、メイドとして設定されたオレは、体が勝手にメイドとして振舞う。
無意識のうちに、自分の分は別に用意していた。
「フフン、鈴ちゃん、オレと一緒に食おう」
「あ、ありがとうございます。ご主人様。
 って、当然だろーが!居候め!」
オレの分のオムライスもコタツの上に置き、ご主人様の向かいの席に座る。
「メイドさんとコタツに入って、オムライス食うってのもなかなか無いよなぁ・・・。
 んじゃ、いただきます」
「好きでメイドになったわけじゃねぇよ・・・
 いただきます」
と、言いつつオレはご主人様がオムライスを口にするのを見守る。
「ん、うまいよ?鈴ちゃん」
「ほ、ほんとですか?ご主人様!?」
「ん、あぁ、うまいって。」
「よかったぁ」
ほんとよかった。ご主人様が笑顔で食べてくれるのを見て、安心すると同時に嬉しくなる。
「ほら、鈴ちゃんも食いなって。」
「あ、あぁ・・・Σ オレ今、メイドになってた!?」
「さっきからずっとメイドじゃないか。」

食事中にこれからの事を少し話した。
説明書が無ければ、あの露天商だ。ベルをオレに売った露天商しか今のところ当てが無い。
明日から露天商を探し、設定を解く方法を聞きだす。
―――早いとこ、元に戻ろう。

食事の後片付けも終わり、オレのアパートにはゆっくりとした時間が流れていた。
ご主人様はコタツにあたりつつ、テレビを見ている。
オレもコタツにあたりつつ、何となくテレビを眺める。
背を壁につけて、ぼーっとテレビを見ていると、じわじわと眠くなってきた。
――これぞコタツの魔力。や・・・ほんと眠い。
いつしかうつらうつらと船を漕ぎ出した。
143132:2006/03/04(土) 01:43:27 ID:34bfTuUY

リョウタが鈴を見ると壁にもたれかかって、すっかり眠っていた。
すやすやと静かに寝息を立てるメイドは、やはり可愛い。
「・・・鈴ちゃーん・・・風邪ひくぜー・・・」
鈴の反応無し。
すっと、コタツの暖気が逃げないように立ち、鈴のそばに行く。
(・・・元男とは思えないくらい、きれいだ・・・)
寝息に合わせてメイド服を押し上げている胸が上下している。
たわわに実った胸はきれいな曲線を描いていて、
(触ったらやわらけーんだろうなぁ)
自然に手が伸びる。
ふにっ
(うぁ、すげぇ。やわらけー)
むにむに
(起きる?さすがに・・・起きるか?)
「ん・・・ぅん・・・ すーすー」
(まだセーフ!)
鈴がまた静かな寝息を立て始めたのを確認し、リョウタは調子に乗る。
(っつーか、同じ部屋に女の子、しかもメイドがいるのが悪い。うん、そうだ。)
脳内で滅茶苦茶な理論を組みつつも、手は鈴の胸をこね続ける。
下半身がコタツに埋まっている鈴をまたぐように、マウントポジション確保。
こね続けている胸がじわりと熱をもってきているのを感じつつ、鈴の寝顔を確認。
「ふぁ・・・ぁ・・・ ん・・・」
(やべ、この表情はエロい!)
静かだった鈴の寝息は熱っぽく、表情も色っぽくなっている。
(吹き飛べオレの理性!)
鈴の豊満な胸に顔を埋める。やわらかい感触と、女の子の匂い。
「ん・・・んにゅ・・・」
ハッと、リョウタが鈴の顔を見上げる。
鈴の眠そうな表情が一瞬にして緊、覚醒する。
「こ・・・このエロご主人様!!!!!!!!」
144132:2006/03/04(土) 01:44:41 ID:34bfTuUY

怯んだご主人様をさらに睨み付け、右拳を固める。
「うわ!せ、設定!エッチなことが好き!」
とっさにご主人様が叫び、オレが跳ね起きようとしてベルが鳴る。

 ―――ちりりん
『補足設定・エッチなことが好き・実装』

な!何を設定された!?や、なんとなくわかる。体が勝手に求める。
体の火照りが求めている。さわって欲しい。揉んで欲しい。シテ、欲しい。
「ゃ・・・ぁん・・・や、やだぁ・・・」
自分の体が求めていることに、メイドとしての人格が恥ずかしがる。
「うわ、ごめ、ほんとごめんっ!」
ご主人様が慌てて身を離そうとする。オレの変化に気づいていない。
しかし、離れようとするご主人様の手を、オレの手が掴んで、再びオレの胸にあてる。
「や・・・やめないで・・・その、いい、から」
「へ・・・?」
は、恥ずかしい。顔から火が出るほど、熱い。けれど、体は自然と求める。
「その・・・もっと・・・」
「す、鈴ちゃん?」
「ぇ、えっちなこと・・・して、いいよ・・・」
体の疼きが止まらない。もう、我慢できない。
「すげー・・・設定効いてるぜ」
「! ご主人様が設定したんだろうがっ!
 しょーがないだろっ!」
束の間、地のオレの性格が出る。
「うんうん、しょーがないな、うん」
「うぁ、エロイ顔して・・・」
ご主人様はすっかり開き直りやがったみたいだ。
ひょいと、オレをお姫様だっこで持ち上げ、コタツ脇のベッドに寝かす。
お姫様だっこされていることに、恥ずかしいやら、嬉しいやらで胸がいっぱいになる。
体がこれからされることを想像して、熱を持つ。
「んぁ・・・からだ、あつい・・・。
 こんなの設定した責任、ちゃんと取ってよぅ」
胸がドキドキして、うまく動けない。ご主人様になにか怒鳴ってやろうとしても
誘うような哀願にしかならない。
「鈴ちゃん・・・エロイよ?」
「い、言うなぁ」
145132:2006/03/04(土) 01:46:32 ID:34bfTuUY

ベッドに寝かされたオレに、ご主人様が覆いかぶさる。
ご主人様と顔が近くなり、オレは自然に目を閉じる。
「ん・・・んむ・・・ちゅ・・・」
ご主人様に、キス、されたぁ。胸が幸せでいっぱいになってる。
「はむ・・・んちゅ・・・っふぁ・・・」
目が潤んでるのがわかる。ほんとにエッチなメイドを体現してる。
オレの脳は既に、羞恥心の抵抗が無くなり、体の求めるままに動いている。
「さわって、イイヨ? ご主人さまぁ。」
「うん。」
むにゅっ と、オレの胸が形を変える。
そのままご主人様はオレの胸に顔を埋める。
ご主人様の息が胸にあたって、そこからじわぁっと熱が広がる。
「ぁ・・・ん・・・」
気づくとご主人様はオレの背中に腕を回していた。
片腕でオレの体を抱き上げ、もう片方の腕が探すのはメイド服のジッパー。
じじっ、と軽快な音がしたと思うと、するりとメイド服が脱がされていく。
じかにご主人様の手に触られる。あったかくて、どんどんエッチな気分が高まっていく。
―――もう、えっちなことしか、かんがえられない。
ふと気づくと、既に上半身、下半身共に下着のみになっていた。
急にメイドの性格が出てきて、羞恥心を呼び覚ます。
「あ、あまり、見んなよぅ」
「きれいなんだってば。手をどけて?鈴ちゃん。」
「ぁ・・・はい。」
メイドなオレは素直に従って、手を自分の顔の横に置く。腰まである髪がさらさらと手に当たる。
「恥ずかしい・・・よぅ・・・」
「きれいで・・・エロイね?」
エロイ。その言葉でご主人様の要求を満たせていると感じて、オレの中のメイドが喜ぶ。
「おっぱい、やわらかいし。」胸を揉む。
「ふやぁ!」
「からだ、きれいだし。」腰をなぞる。
「ひゃんっ!」
「ここ・・・濡れてるし。」下着の上から触る。
「はぁん!!」
「鈴ちゃんは、エ・ロ・い・メイドだね」肉芽をさする。
「やっ、ちょっ ふぁああっ!!」
体中を電気が走る。
イ、イっちゃった・・・のか。
ご主人様がエロい表情で満足気に頷くのを見て、またオレも嬉しくなる。
「じゃ、いくよ?」
「うん・・・」
ご主人様の体に手を絡める。ご主人様の背中に置いた手で掻き抱く。
このまま胸のドキドキが続くと、体がどこかにいってしまいそうだから。
146132:2006/03/04(土) 01:59:36 ID:34bfTuUY
といったところで、以下明日。
がんがって書きます。

>>136
自分で読んでてこれくらいかなー、って展開の速さにしてるんだけどね。
「淡白だね」って結構言われるよ。
もともと10〜20行くらいの掌編ばっか書いてたからかな。

>>137
隠れた名作だね?好きなんだけど認知度低すぎるんだと思うんだ。
で、そんな兼ね合いも合ってタイトルは「ベル」と「鐘」で迷ってたりした。

>>138
どーいたしましてw
147名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 12:30:21 ID:C28fS5MU
>>146
淡白というかこなれてて無駄があまりない感じの文章ですな。読みやすい。
あと予告通りのエロ投下乙でした!
個人的にはもう少し和姦成分が薄いほうが好みだけどこれもアリです。
なにしろエロい。これでもう十分ですわ。
148名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 16:04:32 ID:oGQ7XpVq
GJ! 激しくツボだ
149名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 16:28:23 ID:B1Zu+HX4
>>146
この先にwktk

>そんな兼ね合いも合ってタイトルは「ベル」と「鐘」で迷ってたりした。
マジでか。なら目欄のゲームオヌヌヌ。
150名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 16:46:22 ID:nCRRnDcg
アルタソ
151名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 17:45:31 ID:mgcQnguu
152名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 19:50:59 ID:jmbQBcYs
>>146
ベネ!(いい)ディ・モールト・ベネ!(とても素晴らしい)
続き期待であります
153名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 20:49:28 ID:Bqm9Jl9E
>>146
GJ!!!!!!
154263:2006/03/04(土) 21:48:04 ID:yCFseEnA
『ぼく』が軽い挨拶のつもりなのか右手を上げてみせた。
ぼくは買い物カゴを床に放り投げていた。『ぼく』だけを見たまま、走る。
巡ってきたチャンス。元に戻るための答えが手の届くところまできている。
距離はおよそ20メートル。
一心に『ぼく』捕まえることだけを思う。逃がさない。絶対に!
『ぼく』はまだエスカレーターの前に立って余裕げにこっちを見ていた。
(いける!)
聞き出す。何をしてでも。何があっても。

あと10メートル。
依然『ぼく』は動かない。

あと5メートル。
ぼくに向き直る。

あと1メートル。
笑った。

あと…………

その距離がゼロになることはなかった。
ぼくは手の届く直前で失速し、完全に止まってしまっていた。
(どうして!)
いくら動かそうと思っても足が前に進まない。それどころか足からは力が抜け、膝をついてしまう。
その姿を見てか『ぼく』がまた笑う。ぼく自身「こんな顔ができるんだ」と発見するほどの酷薄な笑みだった。
「あれ、そんなに走っちゃって。母さんから『はしたない』って言われなかった?」
揶揄が混じった声音。
(うるさい!)
けど、その声は声にならなかった。ただ肺から空気が吐き出されただけに終わる。
どんなに口を大きく開けて喉を振り絞っても咳の音ひとつでなかった。
「もう女の子なんだから、もっとそれらしくしないとね」
(そんなにしたのはどこのどいつだ)
声の代わりに思い切り睨みつける。
「そんな怖い顔しなくたっていいのに。せっかくの可愛い顔が台無しだよ?」
(同じ顔のクセに)
「ま、いいや。また近いうちに会うことになるし。話したいことがあったらそのときにね。じゃあ、また」
くるりと、膝をついて動けないぼくにあてつけるように軽やかに回れ右し、歩き出す。
(待て!)
手を精一杯伸ばす。けど、手はむなしく空を切るだけだった。
チャンスが逃げる。
追いかけて追いかけて追いかけて。口を割らせなければいけないのに。
手がかりが、答えが、逃げてしまう。
ほんのすぐそこにあるのに。背中はすぐそこなのに。
なんで足が動かないのだろう。
なんで声が出てくれないのだろう。

────ぐらり

何の前触れもなく、世界が揺れた。
155263:2006/03/04(土) 21:50:49 ID:yCFseEnA
座った状態なのに、その体勢も維持できそうにないくらいの激しい揺れ。
でも世界が揺れているのではなく、自分の『中』が揺れているのだとおぼろげながら理解する。

────ぐらり

また揺れた。
もう誰かを追いかけるとかそういうレベルの話ではなくなっていた。
とにかく気持ち悪い。乗り物に酔ったときのようなこみ上げる不快感が胸を圧迫する。
動くなんてとんでもない。口を真一文字に閉じて、目を固く瞑り、意識を強く持たないとすぐにでも吐いてしまいそうだった。
(いったい、どう、なって…)
こうなってしまった経緯を考えるなんて高度なことはいまのぼくにはできなかった。
気持ちが悪すぎて頭が巡らない。1+1しか計算できなくなった電卓のように『なんで』を繰り返すことしかできない。
いっそ吐いてしまおうか。吐いたら楽になれる。
胸の奥に存在する嫌なわだかまり。それを解消できるなら恥も外聞も捨てても構わない──
そういった甘い誘惑を断ち切るように、吐き気の波が遠ざかっているあいだに閉じていた口を薄く開く。そして胃に冷たい空気を送り込むように軽く深呼吸。
すると、胃のものが押し戻されるような感覚があって、吐き気が少しおさまる。
繰り返し同じように深呼吸することで、ありがたいことに吐き気は改善へと向かっていた。
(吐き気はなんとかなりそうだけど)
依然として不快感は消えない──それどころか別の『症状』が出ていた。

身体が、熱い。

揺れたときと同様に、唐突だった。
骨も肉も内臓も、皮膚以外の中身全てが炎と入れ替わってしまったように中から、
無数の太陽に囲まれて、その中心にいるように外から、
燃え尽きてしまいそうなほどに熱くなっていた。
熱い。
吸う息にも吐く息にも、思考にも、感情にさえも熱が宿っていると感じる、どうしようもないくらいの熱量が際限なく湧き出てくる。
熱い。
湯煎にかけられたチョコレートのようにどろどろに融けてしまいそうだった。
いや、もう融けてしまったのかもしれない。自分が固体であるか液体であるか、そんなことさえわからなかった。
熱い。
もう息をすることさえも、苦しい。
意識が、思考が、どこまでも、拡散して、
まとま、らない、
どう、し、て、
死、んで、しまう、のか、な、ぼく、
死、?、
もと、にも、どる、って、きめ、たの、に、

……
…………
……………………
156263:2006/03/04(土) 21:52:26 ID:yCFseEnA
「──です─?」
どこからか声がする。
誰の? どこからの? そもそもぼくに言ってるのだろうか?
「──大丈夫ですか?」
今度ははっきり聞こえた。意識が深いところから浮上し、しだいに物を考えられるようになる。
そして思い出す。
ぱっと目を見開く。けど、あまりの眩しさにまた閉じてしまった。
ゆっくりと薄っすら目蓋を持ち上げる。今度は大丈夫だ。視界に景色がぼんやりとだけど結像する。
女の人だった。
「あの、大丈夫ですか? 急に倒れられたみたいですけど…」
倒れた? ああ──そうか。思い出し、意識がさらにクリアなものになる。
『ぼく』に会って、動けなくなって、酷い吐き気がして、身体が凄く熱くなって……
結局そのまま気を失ってしまったらしい。傍から見ていたらさぞかし危うく見えただろう。見ず知らずとはいえ、誰かが急に倒れたら驚く。
「大丈夫、です」
喉が渇いてか、いつもより低くかすれた声だった。
身体のほうは重いと感じるくらいで他はなんともなさそうだ。立つときにふらつきはしたものの、もう動ける。
「本当に救急車とか呼ばなくていいんですか?」
女の人の申し出を丁重に断り、丁寧にお礼を言うと、ぼくはトイレへ向かう。額に手のひらを拭うと、べっとりと脂汗がついてきた。顔でも洗わないと気持ち悪い。
各関節にアンクレットでも入れられてしまったかのように重い身体を引きずるようにして歩く。
赤い人が描かれたほうの入り口から入り、洗面台の淵に手と体重を乗せ一息つく。
顔を洗えば少しはよくなると信じ、前かがみになって蛇口に手を伸ば────

──?

間違いがあった。
それもとんでもない規模で、クイズならすぐに見つけられるような難度の。
少し前まで、ぼくはストンとした体型だった。間違いはない。なにしろ測ってもらったばかりだ。数値だって言える。
でも、いまのぼくは──
「大きい…?」
見るからに違っていた。膨らみを手ですっぽり隠せる程度の大きさだったものが、手に収まりきらない。
見事な凹凸ができていた。ぶかぶかな服を着たところで絶対に隠し通せない『山』が二つ連なって胸の位置にある。
「…………」
何も言葉が出てこない。
(そうだ! 顔は!?)
ハッと思いついて顔を上げる。
鏡に自分の姿が映る。
「うそ…………」

別人が映っていた。

今朝見たのとはまるで違う『女』の容貌。
誰? と思ってよく見てみると『元の自分』の面影があった。でも面影だけ。
見る人が見ればぼくだとわかる。けど、それは間違っても『男のぼく』ではなかった。
他人のいうところの中性的、ぼくのいうところのどっちつかず──な顔は完全に『女』の側に傾いていた。
声も心なしか高い。
157263:2006/03/04(土) 21:56:36 ID:yCFseEnA
誰がこんなことをした?
疑問が自然と頭の中に浮かぶ。

決まっている──『ぼく』だ。

3日前、『ぼく』に会って、ぼくは変わらされてしまった。
そして今回、やはり『ぼく』に会って……この様。
確信するには十分すぎた。

すべての元凶は『ぼく』だ。

まだ心のどこかで、この一連の出来事は偶然の産物ではないだろうかと思っていた。
けど、ここまできてまだそんな痩せた考えを押し通そうとすることは、生ぬるく甘いと言わざるをえない。ぼくという状況証拠がある以上、推定無罪はもうありえない。
と、ひとつの可能性に思い当たる。
(『ぼく』に会わなかったらこんなことにはならなかったのかな)
避け続ければ、あるいはこの事態からは逃れられたのかもしれない。
──でも、会わなければ元に戻る手立てはわからないままになる。
どの道、こうなることは避けられないようだった。
そう考えれば少しは諦めがつく………………
(わけないよなあ……)
思い直して、改めて全身を確認する。
いまのぼくは、顔や胸どころか全身変わってしまっているようだった。
まず髪の毛は襟足が伸びて肩にかかっていた。お尻は余裕で入っていたはずなのにキツキツだ。腿のあたりも窮屈感がある。
何より一番大きかったのは、ぱっと見『丸みをおびた』感じになっていることだった。
保健の授業で習ったことがある……たしか二次性徴後の女性の体つきだ。
「女が、『進行』した……?」
本来長い時間の流れで起きるはずのことが、こんな短時間に劇的に変わるのはありえないことだ。でも2度目で、最初に男から女になるという大きな変化を済ませてしまったということもあってか、ショックは前ほどは大きくなかった。
慣れというのは恐ろしい。
(それにしても『進行』させる『ぼく』はいったい何者なんだろう?)
超能力者? お化け? 宇宙人?
思いつく、実行可能な特殊な職種(?)の人たちは、どれもがそれらしいようで嘘っぽかった。

158263:2006/03/04(土) 21:58:26 ID:yCFseEnA
顔を洗ってトイレを出る。落ち着いたのか身体の重さはそれほど気にならなかった。
「ちょっと重いかな…」
それとは別に胸が気になる。明らかに重いのだ。バランスが崩れるほどではないけど、重心が少しだけ違う。
そして、大きくなったということは。
「すみません、もう1回サイズ測ってもらえますか?」
成人式くらいまでないと思っていた次の採寸は、驚くほど早くにあった。
それどころじゃない事態だとは思うけど、それが採寸しない理由にはならない──母さんならきっとそう言う。そのつもりで母さんも来てるし、目的を果たさないまま帰るなんてたぶん……いやきっとできない。
「そんな場合じゃないと思うけどね……」
一、士道に背きまじきこと、ではないけど、敵前逃亡はいつの時代でもできないようだった。

------------

「はい、もう着られて結構ですよ」
店員さんの鉄壁のはずの営業スマイルは崩れかけ、そんな馬鹿なことがあってたまるか、みたいな心情が見え隠れしていた。
「すぐに成長しますよ」と言っておきながら、まさか1時間も経たないうちに成長されるとは思いもしなかっただろう。コントかギャグの域だ。
「さきほど来られたのは妹さんですか?」と聞かれたのも無理からぬことだった。
それでも仕事はきちんとこなす、プロフェッショナル精神。
今回、そのプロから告げられたサイズは、
「B、ですか?」
「はい、お客様のカップサイズはBとなります。といいましても、BとCのちょうど中間ですが。お客様がお望みでしたらCでも結構ですよ」
「い、いえ……Bでいいです」
バストのサイズはいきなりの1段階アップ。逆にウェストは細くなって、ヒップはやはり増。
着ているTシャツは胸で持ち上がっていたしデニムも締め付けられる感じがしているので、かなりの変化があったとは思っていたけど、さすがにこれはいきすぎだ。
それに店員さんに指摘されて気づいたことがあった。
背が低くなっているのだ。
さっきまで同じか、ぼくが少し低いくらいだったのに、いまは目線が明らかに違う。
男女で平均身長に差があるとはいえ、身長まで下げる必要があるのかどうかは謎としかいいようがない。……ただでさえ低いというのに。
「こちらがそうです」
当然ながらさっきとは違う並びに案内された。
でもやっぱり選択肢は無限と思えるほどにあるわけで。
「あの……いくつか見繕ってもらえませんか?」
勇気を振り絞って助けを求める以外に、この広大な下着の海から目的のものを見つけ出すことは、火ネズミの毛皮を探してくるのと同じくらい無理なことだった。
「これなんかどうです?」
こうなると店員さんは完全にペースを取り戻し、次々に薦めてきた。
新作です。いま人気の。可愛いデザインが注目されて。
営業トークは冴え渡る一方で、女性用下着について何も知らないぼくは素直に頷くしかなく、どれもが良いものに思えてくる。
結局。
上下揃いのを4着買うことになった。
白色のシンプルなデザインのと、水色と白のシマシマ(ストライプ?)のと、レースというのだろうか、ヒラヒラのついたのと、
「なんでこんなの買っちゃったんだろ……」
黒。
無駄とさえ思えるほど精密な刺繍が施された真っ黒の下着。
もちろんぼくが希望したわけではない。絶対にない。店員さんのセールストークにわけもわからず頷いていたら、そのなかに紛れ込んでいたのだ。紛れ込まされた、といったほうが適当かもしれない。
でも、買ったからといって絶対に絶対に着けることはない。あってたまるか!
159263:2006/03/04(土) 22:01:16 ID:yCFseEnA
「それにしても……もっとシンプルなのはなかったのかな。リボンとか花の刺繍なんての要らないのに……」
デザイナーに文句をいうつもりはないけど、オーソドックスなタイプの下着にはワンポイントとしてリボンがついているのが多く花柄の刺繍もよく見かけた。下のほう──専門用語でショーツと言うらしい──も上のほうも。
ぼくとしてはなるべく何もないのがいいのに、そういうのはないようだった。
「若い方は可愛いのをよく買われていきますよ」と店員さんに言われた通り、何もついてないとスルーの対象になるのだろう。価値観の違い。
「ありがとうございました。またお越しください」
店員としての本懐を遂げ、物凄い笑顔になった店員さんに送られ、下着売り場を出る。
警備員のかわりにアマゾネスが弓を構えて守っていたとしても驚かない女性の絶対的領域を抜け、なんか達観した気分になっていた。
手には紙袋。中にはさっき買ったばかりの3着と、来るとき着けていたけどサイズが合わなくなってはずした旧・下着が入っている。
(…それにしても)
夢の中で行動しているかのように現実味のない買い物だった。目が覚めたらそんなものは買ってなかったとしても、ああそうかで済ませられるような。 
ともあれ、最大の用事は済んだ。
足早に売り場から離れる。中年男性とすれ違ったけど、ぼくを見るなり慌ててどこかへ行ってしまった。やっぱりここは『よそ者』は排斥される場所だ。
(もう二度と来たくない…)
ぼくの中での、ジェットコースターと観覧車に並んで近づきたくないリストの上位にランクインしたのは間違いなかった。

エスカレーター横に設置されている椅子のところに母さんがいるのを発見する。
用事が終わったことを言いにいこうとして…………足が止まった。
「どう説明すればいいんだろ…」
ここまで変わってしまっては隠し通すのは100%無理だ。かといって正面きって話すのも気が引ける。
母さんの視界に入らないよう遠回りしつつ、声のかけ方と話の切り出し方を考える。もしかしたら卒倒してしまうかもしれないので、いまのうちに救急車も呼んでおいたほうがいいかもしれない。
エスカレーターをぐるっと迂回して背後に立つ。相手が13の名のつく殺し屋なら殴られても文句のいえない立ち位置だけど、いきなり目の前に現れるよりはぼくも母さんもショックが少なくて済むぶんマシだ。
「か、母さん…?」
紙袋で胸を隠しながら声をかける。顔は俯かせたまま。
「あら、陽ちゃん。もう終わったの?」
「うん。一応ね……」
二の句が継げない。
勇気を奮い立たせる。虹の彼方の魔法使いに頼らなくても勇気なんかどうにでもなる。ただ一言口にすることなんて大したことでもない。そう、大したことでは全然ない。別に愛の告白をするわけでもないのだし。
「ねえ、母さん…」
「どうしたの?」
顔を上げ紙袋をゆっくり下ろす。現れる二つの山。

「成長…………しちゃった……」

何故か乾いた笑いがこみ上げてきた。この不幸な境遇についてなのかギャグみたいな展開についてなのかはわからない。どちらにしても所在なさげな笑いというのは事態を好転させることなんてできないのは確かだった。
「陽ちゃん…………ちょっと見ないうちに可愛くなっちゃって! これならどんなお洋服でも似合うわね」
……どうやら母さんにとってはまったく問題にならないどころか、むしろ嬉しい出来事だったようで。
下着売り場には及ばないものの、男払いの陣が敷いてある婦人服売り場への扉は、母さんという案内人を得て大きく開け放たれ、ぼくを待ち受けていた。
160263:2006/03/04(土) 22:02:49 ID:yCFseEnA
今回は以上です。

前回から間があいてしまって申し訳ないです…。
161名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 00:19:46 ID:BLaKEPhQ
>>160
いいね、何だかじわじわくるよ。これからの展開に期待。
162名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 00:28:21 ID:u66VAJeQ
GJGJGJ!!
163名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 00:54:55 ID:jj9n2Hng
ディ・モールト・グラッツェ!
続き期待であります
164名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 01:05:10 ID:nCXjcU48
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1141124243/l50#tag5
とりつき、乗っ取り、入れ替わり
165名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 01:07:28 ID:buDoaMht
132氏に263氏乙です!
両氏共の作品にwktk
166名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 01:41:15 ID:EbVVvu6/
ボブ富井氏はいなくなっちゃったの?
167132:2006/03/05(日) 03:16:36 ID:u/EnXKGE

ぐっとご主人様の体が動いて、オレにのしかかる。
「っひゃ!」
ぬるっとオレの入り口をペニスがさわる。
「んんぅ!」
今度は上から下へ。
「は・・・はやくぅ・・・挿れてよ。」
「そうは言っても・・・見えないしなぁ。腕解いてくれないと。」
「や、やだっ!」
「どうしろ、と」
「んにゃっ!」
下から上になぞられた。
「は、離せない。腕。怖いんだよぅ。」
「んー・・・よっ!」
じゅぷっ
「ひうぅっ!!  ・・・は、入って、きたぁ。」
「処女・・・なのかな?一気に行くよ?」
疑問形だったけどオレが答える前に、ご主人様は体重をかけてくる。
体の中から ぶつっ と音がしたように感じた。
「にゃうううううっ!!!」
痛い。痛くて、壊れるかもしれない。
不安になってご主人様を抱く腕に力を込める。
168132:2006/03/05(日) 03:17:41 ID:u/EnXKGE

「やば・・・鈴のナカ、キモチいい。」
「んっ、 んっ、  んふっ。」
ナカに入ってきたご主人様のペニスがビクビクするのにあわせて、浅い呼吸を
して震えることしかできない。
「鈴?どんな感じ?」
「っは、 お腹ん中、びくっってぇ、動いて、はぁんっ! 熱い、よぅ。」
「痛くない?」
「ん、 っは、もう、ちょっと・・・待って。」
「それ、結構難しいぜ。」
「うぅ、あと、・・・1分。」
「あー、無理。1分は無理だ。」
ご主人様がオレの首筋にちゅ、と軽くキスして、
「鈴、もう動くよ。」
「ちょ、まっ! ひゃああんっ!」
じゅぶっ ぬりゅ じゅぼっ くちゃ
―――すご、キモチいっ。
ペニスが一番奥に当たるたびに背中・首筋を通って、ぞわぞわしたものが走り抜ける。
最初から2、3突きはゆっくり確かめるように。
次第にご主人様のスピードが上がってくる。
すでにオレの発する声は形になっていない。目も映像を写していない。
「んあはっ!うあっ!はんっっ!ふぇぅ!」
オレが喘ぐたびに頭のベルがちりちりと鳴る。
ぐじゅっ ちりん じゅぶっ ちりん じゅぼっ ちりり
「んーっ!でる、鈴んナカに!うくっ!!」
「んにゃぁああああああああっっ!!」
体中に稲妻が走って、脚がビクビクと震える。
視界の全部が白になって、深い眠りに落ちた。
169132:2006/03/05(日) 03:18:36 ID:u/EnXKGE

―――寒い。
しょぼしょぼする目をこすりながら、ベッドから半身を起き上がらせる。
布団の中ではリョウタがこっちを向いて寝ていた。
・・・なんで、リョウタがここにいるかな?
「んー・・・ん、おはよう。鈴」
「んにゅ・・・おはようございまふ。リョウタ。」
「朝乳・・・いいねぇ・・・」
リョウタの視線を追うように、目線を落とす。
ちりんと、ベルがなる。
覚醒する。頭が冴えてくる。
「ぅわああっ!!!」
慌てて布団を胸元に掻き抱く。その際、肘が硬いものにあたったけど、気にしない。
「っつー・・・朝エルボーもまた、よきかな。がくり。」
「効果音つけて倒れてる場合じゃないっ!ぅわっ、うわー!!!」
どんどん昨日の夜の光景を思い出す。
「女になっても朝は弱いのなぁ・・・。って・・・あれ?」
「うぅぅ・・・あんなこと設定されたとはいえ、リョウタと、寝るなんて、信じられん・・・」
布団に顔を埋めてぶつぶつつぶやくオレを尻目に、リョウタは起き上がった。
「鈴?今オマエ、オレのことなんて呼んだ?」
「・・・リョウタ?」
「「ああーっ!!!」」
元に戻ってる!や、体は女だけど、ご主人様とか呼んでない!
「なんてこった・・・。設定って・・・時間がたてば消えるもんなのか?」
「そうなのか?あ、でも、違う気が、する・・・。」
「んー、鈴、朝食の用意を。」
「かしこまりました。リョウタ様。
 ・・・メイドの設定は残ってる。」
「残る設定と、消える設定があるってことか。」
いそいそと、朝食の支度をするべく起きだすオレ。自分の股間を見て、昨夜のことを実感する。
「・・・朝ご飯の前に、風呂、入る。」
「ぉ、オレも一緒にぶるがっ!」
鉄拳の冴えは今日もよさそうだ。
170132:2006/03/05(日) 03:25:54 ID:u/EnXKGE
〜誰が為にベルは鳴る?〜 第一幕終了です。
まだまだ続きますよ?次回からはもうちょっと書き溜めて、一気に掲載しようかなと。

>>147
自分、和姦大好きですんでw

>>149
うぁ、面白いヨ。これw
というか、このゲームのせいで投下が遅れました。
なんて事をしてくださりやがりますか。dクス。
171名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 07:47:46 ID:b+suJUEq
両氏ともGJです!
263氏のは正直忘れてました。が、一気に思い出しました。がんばってください。
172名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 10:54:11 ID:u+JYf5d8
すまん、水を差す。気に障ったらスルーしてくれ。

>>132氏の話、TSの意味が無いように見える。
最初にTS描写がなければあとのは普通にヤッてるだけのシーンで、普通の男女にしか読めなかった。
俺はもっと男相手の違和感や屈辱感が描写されてないと主人公が男だったのが感じ取れない。

単なる普通の一エロシーンにしか見えないんじゃこのエロさがもったいない。
俺的には、もう少しの工夫で良TSエロになる気がする。

ええと、すまんかった。
173名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 13:32:01 ID:qRi+tj12
>263氏
初見は保管所です。投下直(?)後に来ることができて光栄です。
God Jobと書いて神業と読んでやる。
私は変化前・変化後の差よりは変化中に一番惹かれる人間だと思う。
TSの重さを表現できてるのもいい。
さりげない小ネタも好き。フラッシュマンに笑った。
なにはともあれ、続き期待。
174名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 14:20:34 ID:vSoYc5DS
>>132氏、GJ!
和姦TSは大好きなので、エロシーンも楽しませてもらいました。
個人的にはこのノリでいってほしいところですが、>>172氏のような意見もあるので、
そこらへんのさじ加減も楽しみにしながら次回も期待しています。
175名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 20:54:12 ID:jj9n2Hng
>>132
GJ!!!!!!!
とりあえずは自分の書きたいようにでいいと思います
続き期待しております
176132:2006/03/06(月) 00:06:20 ID:u/EnXKGE

とある大学の敷地内。数人の男女が話している。
「あれ?リョウタ、あんたアパート追い出されたんじゃなかったっけ?」
と、聞いてくるのは眼鏡をかけた女の大学生。肩まで伸ばした髪を綺麗にまとめている
知的美人といったところ。セーターに青いジーンズ。
「あぁ、今アイツのアパートに仮住まいってところだ。」
答えるのはラフな格好をしたリョウタ。
「ほんとにアパートに転がり込んだのっ!?それって同棲!同棲なのね!?」
「同棲・・・っつーか、同居だ、ミサト。」
「うあぁ・・・なんてこと。 不潔ね!男同士で昨夜はあんなことやこんなことっ!」
朝からうるさく喚くミサトを尻目に、缶コーヒーのプルタブをあけ、
―――まぁ、男同士じゃないが、あんなことやこんなことはやったなぁ・・・。
一口飲む。
―――鈴、可愛いもんよ。 エロイし。
「男同士で、そんなこたぁする趣味無いネ。」
「あぁ〜、このカップリングならどっちが攻め?や、アイツは攻めってよりは受けが似合うかも
 いやいや!意表をついて攻めってのもクるわねぇ〜・・・。」
「おい、ミサト。暴走する前に俺の話を聞け。」
「何よッ!今新刊のインスピレーションが来たんだから黙ってなさい!!」
「・・・いい加減、身内をネタに本を作るんじゃない・・・。」
ミサトはヲタだ。やおい同人界では知らないものはモグリという、ちょっとした有名人。
時々妄想に入って話を聞かない癖があるが、基本的に良い友達だよな、とリョウタは思う。
姉御肌で、面倒見が良く、サークル仲間から頼りにされている。
「はぅあっ!ってことはもしかして、アイツの操はすでにリョウタによって奪われたと、
 そういうことね!この見境なし!!」
「どっちが見境なしだ、バカ。」
―――実際奪ったけど。
「で、アイツは今日どうしてんのよ。サークルに顔出すって言ってたじゃん。」
「鈴・・・じゃなくてアイツは、その、風邪だ。うん。」
―――メイドになって、オレの帰りを待ってますなんて言えねぇし。
「風邪ぇ?」
「熱出してな、40度、やばいんだって。」
「ぇ・・・それほんと?」
急にミサトの表情が曇る。ここぞと、リョウタはごまかす。
「あ、あぁ!マジマジ!」
「っ!バカッ!なんで看病するとかしないのよ!」
だっ、と駆け出したミサトをリョウタは追いかける。
「おい、待てって、 っよ!」
飲み終わった缶コーヒーをゴミ籠に放り投げ、
カーンっ!
外れる。
「あぁ、くそ!」
缶を籠に入れなおして、周りを見渡しても、ミサトの姿はどこにも無かった。
177132:2006/03/06(月) 00:07:22 ID:JUNrbVHr

リョウタの洗濯物を干しつつ、
「はぁ・・・。」
本日40回目の溜め息。
掃除、洗濯、炊事。メイドとして命じられた家事を無難にこなす自分に落胆する。
「こんなことしてる暇ないのになぁ・・・。」

だんだんこの体にも慣れてきたように感じる。
ちょっとした仕草も女の子みたいで、無意識に耳の髪の毛をかきあげた時は怖くなった。
・・・こんなことで本当に男に戻れるのかな・・・。
リョウタが今日、あの露天商を探すとか言ってたけど。たぶん、アイツじゃ無理だろなぁ。

家事中にこのベルについて、いろいろ試してみた。
分かったのは、自分が補足設定を言っても無効になること。
ただし、録音して、それを聞いたうえでベルを鳴らすと設定が追加されること。
一度追加された設定に対して、矛盾した設定は無効になること。
追加された設定は、しばらくたつと消えること。
実際に設定の宣言をMDに録音して試してみた。
『設定、「シェー!」のポーズをする。』

 ―――ちりん
『補足設定・「シェー!」のポーズをする・実装』

「うあっ! ちょっ!」
体が勝手に動く。右足を宙で曲げ、左手を横に、右手を上へ掲げる。
「んーっ! つ、辛い・・・。」
続けて2つ目の設定を再生する。
『設定、自然体のポーズでいること。』

 ―――ちりん
『補足設定・自然体のポーズをする・実装不可能
 permission denied』

「も、だめっ!」
30秒ほど姿勢が固定されたところで、バランスを崩して盛大にこける。
「いっつー・・・。」
お尻をさすって、ふと気付く。
―――ポーズ、固定されていない。
―――んー、やっぱ設定によって効果時間が変わってくるのか。
―――無理な設定ほど、短い。逆に自分が自然に思うような、馴染んだ設定の硬化時間は長いのか。
「というか、シェーはないだろ、自分。」
ぽつんと、一人ツッコミ。どうしたものか。
178132:2006/03/06(月) 00:08:47 ID:JUNrbVHr

今は昼過ぎ。
メイドらしく家事全般をこなし終わったところ。さて、お茶でも入れますかとキッチンに入ったところ
 ―――ぴんぽーん
インターホンが鳴る。
リョウタ、帰ってきたのかな?
「はーい、今開けますよ〜?」
と、玄関のドアを開けると、よく見知った眼鏡の女子大生。
「ミ・・・ミサト・・・?」
「・・・アンタ、誰?」

「だからって・・・メイドにならなくても。しかも可愛いし。」
ミサトがカップに口をつけつつ、言う。
今、オレとミサトはコタツに入って紅茶をすすっている。
オレの愛人だとか、リョウタが昨日呼んだヘルス嬢だとか、喚くミサトを何とか宥めて状況を話した。
とはいっても、昨夜のリョウタとのセックスまでは話すことは出来ないけど。
ミサトが落ち着くまでに一時間。さすがにオレもぐったりしている。
「そんなに言うなよぅ・・・。」
「そもそも、なんで女になっちゃうのよ、バカ。」
「なりたくてなったわけじゃないっつに・・・。」
「はぁ〜あ、アタシの人生プラン台無しよ?どうしてくれんのよ。」
「人生プラン?ミサトにもあったんだ?」
トポトポと、空になったミサトのカップに紅茶を注ぐ。
「あるに決まってんでしょ!稼ぎがまぁまぁ、顔もそこそこイイ男と結婚して、
 アタシは同人やりつつ主婦やんのよ。で、お金がそこそこ溜まったら・・・。」
「・・・それって・・・何でオレが女になったから台無しに?」
「うわあっ!このニブチンっ!!」
顔を真っ赤にしたミサトが机をバンッとたたく。思わずビクッと身をすくめ、
「オレ・・・なのかっ?!」
「そーよっ!バカバカバカ!!」
―――うわぁ、思いもよらない所からの告白だ。
涙目に激昂するミサトをみて、ふと悪い気がした。
「ごめん・・・なさい・・・。」
「うっ!・・・可愛いのがまた癪にさわる・・・。」
ミサトは、所在なさげにカップを持ち上げ。
何かを決断したように、一気に紅茶を飲み干す。
「ふぅ・・・この際、やるとこまでやるわ。あなたの操はアタシがもらうっ!」
「えぇー!?」
179132:2006/03/06(月) 00:09:52 ID:JUNrbVHr

がばっ、とミサトが動く。オレの顔を掴んで、真顔でささやく。
「リョウタなんかにやるもんですか・・・。えーと・・・、」
ミサトは少し考え込んでから、オレの顎を右手でくっと持ち上げる。
ミサトの綺麗な目がオレを映している。
ミサトの目が閉じられ、唇が近づいてくる。オレも反射的に目を閉じ、
「設定、あなたはアタシから離れられない」

 ―――ちりん
『補足設定・ミサトから離れられない・実装』

ちゅっ―
軽いキス。しかし、オレの気は動転している。
「ちょ、何設定してるんだよっ!」
「ふふん、あなたが悪いのよ?すずちゃん、だっけ?」
「ちゃんと考えてから設定しろっ!!」
叫ぶオレは既に正面からミサトに抱きついている。
「ぅわっ!鈴ちゃんってば大胆なのね!?」
「ち、ちがっ!! ・・・離れられないんだよ。」
「・・・え?」
「ミサトがそういう風に設定したから。」
ミサトから離れられない。体が触れ合っていないと、不安になる。怖くなる。
もう・・・離したくない。


「うぁ、えっと、せ、設定!アタシから離れられるようにするっ!」

 ―――ちりん
『補足設定・ミサトから離れられるようになる・実装不可能
 permission denied』

「離せないって・・・。既に設定した事と矛盾するようなことは、設定できねぇの。」
「なんですってぇっ!! ってことは、ずっとアタシ達、抱き合ったまま!?」
「設定が消えるまで・・・かな。」
「いつ設定消えるのよっ!」
「わっかんねぇよっ。オレが馴染まなければすぐに消えるかもなぁ・・・」
「うー・・・参ったわね。」
「たぶん、こんな無茶苦茶な設定はすぐ消えるだろうけど。っつーか、消えろぉー・・・。」
オレ達は抱き合ったまま唸っていた。
「ふぁあっ!ちょっと、どこ触ってんのよ!」
ミサトが突然叫ぶ。
「え?どこの事だよ。」
体全体で抱きついているので、「どこが」いけないところなのか分からない。
もそもそと、姿勢を変えてみる。
180132:2006/03/06(月) 00:11:47 ID:JUNrbVHr

「ひゃあっ!ば、ばか、動くなっ!」
「そう、言ったって。 んしょっ。」
「ば、動くなぁっ!」
おれの胸とミサトの胸がぶつかって、互いに形を変えているのがわかる。
「んはぁ・・・」
―――気持ちいい・・・。
胸がだんだんドキドキしてくる。昨夜リョウタに設定されたのが効いてるみたいだ。
設定のせいだとわかっていても、体はミサトに擦り寄る。
「あ・・・あのね?」
ふと、ミサトが呟く。
「トイレ、に行きたいんだけど、離せない、かな?鈴ちゃん。」
「・・・無理だよぅ。」
「うー・・・参ったわ。せ、せめて妥協して手だけ繋ぐってのはどう?」
「手・・・なら、なんとか・・・。我慢してみる。」
オレ達は二人、抱き合ったままトイレに向かう。酷く滑稽なんだろう、とか思いつつ。
「手、繋いでるから、トイレの外にいなさいよ。」
「あぁ。」
「間違っても、トイレの中に入ってくるとかしないでねっ!」
「うぅ・・・、がんばります。」
「がんばるって・・・。 ふぅ、しょうがないか。」
しぶしぶと、オレはミサトから体を離す。
―――怖い。不安が首筋に這い上がる。
「は、はやく、して、ね。」
「あーもー、ちょっと黙ってなさい!」
ミサトがトイレの中で、ごそごそと用を足す。
―――怖い。怖い。怖い。 得体の知れない恐怖が手にまとわりつく。
―――不安。不安。不安。 手が、震えている。
「・・・やぁ・・・。」
ミサトの体温が感じられない体に震えが感染する。
もしかして、ずっとこのまま一人なのでは?
いきなり女になって、ミサトやリョウタからも捨てられて、この一人ぼっちの
冷たさの中、ずっと生きていって。
「やだぁ・・・っく、ぐすっ・・・。」
ミサトと繋いでいる右手はそのままに、左手で胸を抱きかかえる。
左腕にオレの涙が落ちる。
―――泣いてる。
「ひぐっ・・・ぐじゅ、っつ。」
水の流れる音がする。ミサトが用を足し終えた。堪らなくなって、トイレのドアを開け放つ。
「みーざーとーっ!!」
「うひゃぁあっ!なに、開けてんのっ!  って、なんで泣いてるのよ、ちょっとちょっと。」
ミサトの胸に顔を埋めて、オレの泣き声は嗚咽に変わる。
「ひどいよぅ、こんな設定したのに!ぅわ〜〜〜んっ」
「あー、アタシ・・・のせいなのかね・・・。鈴ちゃん。」
「ひっく、、なに?」
「せめてズボン履かせてくれないかな?」
181132:2006/03/06(月) 00:19:36 ID:JUNrbVHr
毎度おなじみ「〜誰が為にベルは鳴る?〜」第2幕投下です。
エロは次の投下までお待ちください、と。

>>172
うぉ、ホントだ普通のエロだw
指摘dクス。もうちょい勉強してみるよ。
ここはひとつ、「エッチなことが好き」って設定に、鈴が流されてたってことでひとつ、ヨロシク。

>>174
ん、がんがってみるよ。
第二幕のエロは、期待に添えられるかなぁ、とか。

>>175
イエス!すでに好きなように書いてるぜ!
メイドさんとか好きだからッ!
182名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 00:51:01 ID:q6NYPuKt
毎度GJ
183名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 07:17:24 ID:lNzlph0B
>>132
萌えた  GJ
184名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 17:09:45 ID:J8qaWEWJ
アルタン元気かなぁ
185名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 18:07:30 ID:caYKGIlx
保管庫で蜜柑星の作品って続き出ないのかな
すっごく読みたいのがある
186名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 19:33:35 ID:xXd4Daki
萌エロで突っ走れ!
187名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 20:40:56 ID:eV8IDWpm
三姉妹マダー
188名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 21:15:20 ID:BfFiW66w
カイトとゆうのは保管庫のどこにありますか?
189名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 21:53:45 ID:GIiXRqBN
190名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 23:15:11 ID:BRMYGJRH
ぐっじょぶ!
191名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 05:43:42 ID:wU+DpkrS
カイトは俺の中では神なんだけど最後まで書いて欲しかった・・・
192名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 10:15:49 ID:nid4d61P
カイトは凄く良かった。逃げ出すところまで。でも逃げてからは別の話と思えばそれはそれで良かったです。
193名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 15:10:55 ID:bhT4WSYn
>>263
前スレで萌えた瞬間エールを送ろうと
思ったのですが1KBもありません。
専ブラの更新・検索を使い慌てて
新スレに来たのですが前スレの店員さんのセリフが
綺麗な複線になってることに驚きました。
慌てて『俺だって書けるさ!』と自分に言い訳したのですが
どう見ても才能のが違いすぎです。
本当にありがとうございました

>「成長…………しちゃった……」
コレだけで萌え死ねるw
正直前スレの『ぼく』との邂逅で
「クライマックスか!!でも弟以外もフラグありみたいな事言ってなかったっけ……?」
と、思ってたら更なる女体化…
月曜に学校に向かう陽タンにwktk
194132:2006/03/09(木) 02:28:24 ID:A3cTvHpp

「ズボン、履く必要、無い。」
「え?」
「責任、取ってもらうから。」
「せ、責任・・・ってどうやって・・・。」
あぁ、こんなにも、ミサトってあったかい。
体温を確かめるように、顔を上げ、ミサトにキスをする。
「んちゅ  はむ  ちゅ」
初めは戸惑っていたミサトだったけど、次第にオレの舌を受け入れ始める。
「ぷはぁ・・・ベッドに、行こう。
 こんな設定したんだから、いろいろ酷いよ?」
「ぅぁ・・・はい・・・。」
ミサトが赤くなって、素直にオレに従う。
両手をしっかりと握り締める。普段冷たいミサトの手が、今はこんなにあったかい。
途中ミサトの服を脱がし、下着姿となったミサトをベッドに転がす。
仰向けにオレを見つめるミサトに、すっかり興奮したオレがのしかかる。
まずは、キスから。
唇は徐々に、ミサトの体を下へと進む。
首筋、胸元、おっぱい、乳首、おなか、へそ
唇を進めるごとにミサトが反応する。
「うわ、ミサト、もう、こんな、濡れてる。」
「ちょっ、 やぁ・・・、こんな、アタシ、受けに回るなんてぇ。 ひゃあぁっ!」
「ちゅ  ミサトのここ、綺麗だ。」
オレはミサトの秘部を味わう。膣に舌を差し込んだり、肉芽をなぶったり、息を吹きかけたりもした。
「っ、 はっ、 んあん、 や、やら。」
ミサトが女の子らしく喘いでいる。普段はあんなに頼もしくみえるのに、こんなにかわいくなる。
オレの後頭部を押さえているミサトにイジワルしたくなる。
「ミサト、嫌?」
「やっ!嫌なわけ、ないっ ん!
 いいよぅ、キモチ、いいよっ!!」
「ふふ、ごほうび。」
ミサトの肉芽を強く吸う。
「きゃふあっ!!!!!」
びくびくとミサトの足が震えている。イったんだ。
195132:2006/03/09(木) 02:28:55 ID:A3cTvHpp

「オレの顔、ぐちゃぐちゃだよ?
 でも、まだまだ、終わらないから」
無意識に崩れた前髪を耳に掻き分け、身を乗り出す。
浅い呼吸をしているミサトの口を無理矢理ふさぐ。
「ふむっ ちゅ ふぁ んん!?」
それまで受け一辺だったミサトの舌が、突如オレの口内に入る。
「っぷぁ す〜ず〜ちゃ〜ん? よくもやってくれたじゃない。」
色っぽいミサトの魅惑的な口調に、ドキッとする。
「今度は、女の子の悦びをア・タ・シが、教えてあげるわ。
 そもそも、あなたの操を、アタシがもらうんだからねっ!」
どうやらミサトの”スイッチ”をいれてしまったようだ。
ふと、ミサトは自分のバッグからなにやら、黒いものを取り出す。
黒いもの、2つあって、そのうちひとつはベルトのようなもので股間にYの字に固定される。
もう1つ、黒い棒をベルトの接合部に接続。
―――ぺ、ペニバン!?
「なんでそんなものっ!?」
「リョウタにアンタの操が奪われるくらいなら、アタシが奪う。
 そう言ったでしょ?ほら、アタシって攻め専門だからぁ、万が一のためって。」
「オ、オレが男でも使うつもりだったのかよっ!?」
「モッチロン!」
―――おかしいですよ、ミサトさん。
背筋が凍って身動きが取れないでいるオレを、ミサトが優しく押し倒す。

「まずは、さっきのお返しからね?」
「んんぅっ!」
さっきオレがやったように、ミサトは唇でオレを愛撫していく。
「元男のくせに、 ちゅ 、アタシより、 んちゅっ 反応してない?」
「ふぁああ・・・んひっ!」
ぬらぬらと、ミサトが舐めたところに熱が集中していく。
ミサトの口がオレの秘所まで来るころには、オレの体は快感で動けなくなっていた。
「あなたが男じゃないのが、 んぷ、悔しいけど、 ちゅー 、
 レズってのも、 いいかも、ちゅっ 」
「あはぁっ、 やぁ・・・焦らす、なんて。」
さっきからミサトはオレの秘所のまわりばかり舐めている。
オレの秘所からはとろとろと、愛液が出続けている。
196132:2006/03/09(木) 02:29:46 ID:A3cTvHpp

「可愛いわよ?鈴ちゃん。
 こんなにツユ出して、恥ずかしくない?」
「ちがっ! オレはぁっ・・・違う。こんなの、違う。」
「強情ねぇ。いいから、1回イってね?」
強く吸われる。
「ふああっ んあああああっ!!」
びくびくと、脚が震える。
女のミサトにイかされたことに、なんだか酷く敗北感を覚える。

「ふふ、お待ちかねの、コレ。挿れて上げるわ?」
「ふあっ、 やめ、挿れるのは、オレなのにぃ・・・。」
「はいはい、今アンタは挿れるモノ持ってないでしょ。」
「ぅぁ・・・。」
ミサトはオレの愛液を指ですくって、ペニバンに擦り付ける。
仰向けに、足はM字に開かされたオレに、黒い棒が良く見えるように、見せ付けるように
ペニバンを撫で回す。ミサトに生えているみたいで、ひどく淫靡だ。
「そんなカオしないの、はじめて、なんでしょ?」
「ぇ・・・? あ、うんうんっ!はいっ、もちろんっ!
 だからっ!やめ、挿れるのはやめろっ!」
「もしかして・・・はじめて、じゃないの?」
唐突にミサトがオレの秘所に指を突っ込む。
「んひゃああっ!!! ふぁっ、うご、動かさない、ふぇっ!」
一通りオレの秘所を蹂躙したかと思うと、指を抜く。愛液にぬれた指をまじまじとみて、
「・・・とりあえず、前から行くわ。」
「とりあえず・・・って、 はあんっ!!」
やはり唐突にペニバンでオレの秘所を貫く。
「て、手を、繋いでぇ。」
「イ・ヤ・よ。 どうしても握りたいなら、ほら。」
ミサトは少し体を倒して、オレの胸の上に手を置く。置くだけでなく、さわさわと揉んでいる。
「ふぁ・・・やぁ・・・ んあああっ! 入って・・きたぁ」
「顔、すごいエッチな表情よ?」
ミサトが腰を打ち付けて、同時に胸を揉む。
オレの秘所ではペニバンがぐちょぐちょと音をたてている。
「あんっ はっ やはっ!」
思わずミサトの手に、オレの両手を添える。
間接的にオレの手が、オレのおっぱいを揉んでいる。
「やはぁっ!む、むねぇっ!揉まないでっ んはあっ!」
「鈴ちゃんが、揉んでいるんじゃ、ないのぉ?」
ミサトに腰を打ち付けられるたび、胸がぷるっと震えて、手の中で転がる。
「ふぁっ んぁ、 んにゃっ!」
197132:2006/03/09(木) 02:32:01 ID:A3cTvHpp
「〜誰が為にベルは鳴る?〜」、エロ途中ですが投下です。
やっぱエロは難しいですなぁー。
198名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 20:19:41 ID:q9o12Uow
>>197
この作品のせいでスカウターが壊れました。


毎日でなくてもいいから区切り区切りで  や  ら  な  い  か
199263:2006/03/09(木) 22:19:09 ID:RP1QJVlW
------------

それから。
間違いなく童心に帰った母さんによって、ぼくという人格は完璧に無視され、着せ替え人形の境遇を味わうことになった。
何着試着しただろう……。
30までは数えていたけど、そこからは数があいまいだ。
店員さんとタッグを組んだ母さんに「これもいいわね」とか「あっちもいいかも」とか言われながら着たり脱いだり着たり脱いだりを繰り返していたら、いつのまにか昼食どころかおやつの時間まで過ぎてしまっていた。
一段落がついたのがその頃で、売り場を出たときのぼくの格好は、当初のTシャツとデニムとは材質が布であること以外まるで共通項のない純白のワンピースになっていた。
軽いうえに服と身体のあいだに隙間ができすぎて頼りなく感じる。スカートの部分もちょっとした風でめくり上がってしまいそうだ。
機能性を捨てデザインに特化した見本を着せられ、ぼくは縮こまって俯いて、なるべく自分の存在を小さくするように努めていた。
本当はそんなことはなく自意識過剰なんだろうけど、常に誰かに見られているような気がしたのだ。
(光学迷彩か消え去り草が欲しい……)
いま進路志望を聞かれたら『イリュージョニスト』と即答する。できることなら今すぐこの場からカッパーフィールドのように消えてしまいたい。
両手いっぱいの手提げ袋を抱え、やっぱりこんなところに来るんじゃなかったと、ぼくは今更ながら後悔した。

家に帰ってからも、また大変だった。
父さんにはまた叱責されたし、雪には付きまとわれるし。
説明することにはしたけど、にわかに信じられるようなことでもないので最初から最後まで猜疑心の塊だった父さんを完全に説得することはできなかった。
ただ母さんが『そういうこと』として無理やりに納得させたことによって、それ以上の追及はなくなり、以後この話題を出すことはタブーになった。
父さんと母さんの絶対的な力関係を見せ付けられ、父さんがなんで女になったぼくを認めたがらないか、なんとなくわかった気がする……。

------------

ベッドに寝転び、今日あったことを回想する。
今日の一大事は、女が進行したこと。
「なんか毎日一大事が起こっているような…」
16年生きてきたなかで、ここまで密度の高い一日を送っていたことは記憶にない。連続となればなおさらだ。激動ともいえる人生の中の幕末。
ちらと視線を落とす。たゆんだシャツの胸元から体重に押しつぶされてできた谷間が見えた。その先には変に寝返りをうったせいでめくれあがったスカートが。
「はぁ……」
何回ため息をついたことか。男のときなら嬉しいシチュエーションのはずなのに、何故かそうは思えない。それどころかせっかく前向きに考えていこうという気風だったのに、今回の一件で一気にマイナスに傾いてしまった。
(こうやって穿きたくもないスカートをはいているのもそうだけどね)
着せ替え人形にされて疲れ果てて帰ってきたところにまたプチファッションショーをさせられたのだからたまらない。疲労度倍化。
足は棒のようだったので締め付けられるようなパンツルックは無理。かといって今回買ってきたもののなかにあるパジャマを着るにはまだ早い。
部屋着にすればいいのだろうけど、何故か男のときに着ていたものは一切合財なくなっていた。……もしかしたら母さんはイリュージョニストかもしれない。
そういうわけで妥協と折衷の結果、身体に優しいノースリーブのシャツに薄手のスカートという格好になった。
夏ではあるし本当ならショーツだけでも良かったけど、それは口に出すまでもなくNG。ぼくは全然気にしてないのに、他の人が気にするからダメとはおかしな話だ。
200263:2006/03/09(木) 22:21:17 ID:RP1QJVlW
なんとなく手持ち無沙汰になって、イースト菌で発酵したパン生地ような胸をちょんと突いてみる。
高い弾力で指を押し返された。
自分のものなのに自分のものだとは思えない変な感覚。
「はぁ……」
ため息の回数も増えようものだ。

『そんなにため息ついてたら幸せが逃げちゃうよ』

「逃げるだけの幸せもない気がするけどね」
窓のほうから聞こえてきた声に応える。ごろりと寝返ってベッドに腰掛ける形で起き上がる。
『ぼく』がいた。
「格好もそうだけど、ずいぶん女の子らしくなったね。見違えたよ」
「そういう君だってかなり変わったよ」
『ぼく』は変身といっていいいほどに形が変わっていた。
端的に言えば『男らしい』。
ぼくが女性側に傾いたのとは逆に、『ぼく』は男性側に傾いた──そんな感じだ。
目だった筋肉はついていないものの、顔の輪郭、立ち振る舞い、雰囲気は完全に男のものになっている。
まるでぼくから男の部分を吸い取ったみたいだ。

──吸い取った?

「自分自身すごく荒唐無稽だと思うんだけどさ。……ぼくから『何か』を取った……よね?」
思い至ったぼくの予想は、理屈の上では簡単そうに見えて、でも実現は絶対に不可能なものだった。けど、ぼくが女になったこと自体実現不可能なことである以上、現実を考慮する必要はまったくない。
だからこそ何が原因でもありえる。
「ご名答だよ、陽ちゃん。たしかにぼく──いや俺は、お前から『男』を吸い取り、『女』を押し付けた。だからこうなった。これ以上の説明もいらないくらいに簡単な話だね」
「君は……誰?」
「最初に会ったときに言わなかった? 俺は半田陽──つまりお前自身だ、って」
そんなことは最初からわかっていた。だからこそ『ぼく』という呼び方をしていたのだ。
「双子、じゃないよね」
「似たようなもんさ。──陰陽って知ってる?」
「安倍清明?」
「いや、もっと古いほう。まだ日本に伝わってない頃の。あー、なんて言ったっけ? ……そうそう、太極図。そっちのほうがわかりやすい」
「あの勾玉みたいなのが二つくっついたの?」
「そう。ぶっちゃけた話、俺たちは『それそのもの』さ。本来ひとつだったものがわかれてできたもの。片割れといってもいいかもね。
陰陽だからこそ、お前が『陽』で俺が『陰』…………だった」
最後の「だった」を強調した。つまりは、過去形。
「陰陽では、『陽』は男、『陰』は女を表す。だからお前は『陽』だったけど……今の姿は、一目瞭然だよね?」
201263:2006/03/09(木) 22:22:54 ID:RP1QJVlW
……なんだかとんでもない話になってきた。鵜呑みにはできそうもないけど、まるっきり嘘とも思えない。なんといっても、この状況自体嘘みたいな話だし。
それを差し引いたところで、偶然にも自分の名前が『陽』というのは、できすぎている気がとんでもなくしていた。納得のいかない点も挙げればいくつかある。
「でも、なんでぼくなの? ぼくじゃいけない理由なんてないと思うんだけど」
一番わからないのがこれだった。何故ぼくなのか。人間なんてたくさんいるというのに。
「思い出してみたらわかると思うけど『どっちつかず』な感じだったでしょ? 言い換えれば不安定ということなんだけど、だからこそ俺みたいなのがうまれる余地があったってことさ」
思い返してみれば、確かにぼくは男にも女にも見られていた。ただそれだけで終わればよかったのに──まるでぼくが悪いみたいな言い方をされると余計にそう思ってしまう。
「で、何がやりたいの? ぼくが女になって、君が男になって」
「決まってるでしょ、それは。乗っ取るんだよ──お前を、俺が」
「でもそれじゃぼくが女になる理由にならないよ」
「それはもちろん──」
『ぼく』が顔を近づけてくる。
「そうする必要があるからだよ」
両肩を掴まれ、押し倒された。
「な、なにを……!」
「男と女がやることっていったら、ひとつでしょ?」
「ひとつって…………んっ!」
あまりに突然のことで、胸を触られ掴まれているとわかるのにちょっとしたタイムラグがあった。
「揉みごたえがあるね、成長させた甲斐があったよ」
ない部分を掴まれるというのは不思議な気分だった。しかもすぐ近くに自分の顔があるというのは。
「成長、させた…?」
聞きなれない単語に、ぼくは眉をひそめる。
「『男を吸い取り女を押し付けた』ってさっき言ったよね。でも、それだけじゃ面白くないから、ついでに俺好みのにオーダーメイドさせてもらったよ」
「人をそんな人形みたいに…」
「人? いまのお前は俺にはただの人形にしか見えないよ。それにわかってるでしょ。お前のその姿はお前自身の好みでもあるってことをね」
思い当たる節はあった。鏡を見るたび、心に何かが引っかかっていた。その何かの正体は結局わからなかったけど、言われてみれば……そういえなくもない。
「嬉しいでしょ? 理想の女になれたんだから」
「違う! ぼくはそんなことなんて望んでない!」
勝手にそういうのにならされて嬉しいわけがない。たとえそれが理想の姿であっても。
「こうされても?」
「──ひゃう!」
『ぼく』の手がシャツをまくりあげ、あらわになったブラジャーの下にするすると潜り込んだ。たったそれだけのことなのに、じんじんとした甘い刺激が突き抜ける。
「こうやって刺激に敏感に反応する女が欲しかったくせに。実の弟の幼稚な愛撫でさえ感じてしまう、ね」
202263:2006/03/09(木) 22:24:04 ID:RP1QJVlW
「ぼくは、ぼくは……!」
否定したいはずなのに、口からは『違う』と出なかった。
「あうぅっ!」
先端を摘まれ、さらにも増して刺激が衝撃となって脳内を駆け巡る。
いますぐやめないと、取り返しのつかないことになってしまう──そう直感的に感じた。
「もう……やめて……」
「やめて? なに言ってんの。まだ始めたばっかりの序の口だってのに。それにこれは『儀式』なんだから、途中でやめられるわけないよ」
「ぎし、き…?」
「さっきも言ったでしょ、そうする必要があるって──これはお前を俺のものにし、俺がお前になる儀式」
ブラジャーが胸の上に押し上げられる。現れたふたつの山はほんのりと紅潮していた。
「そ……んな、吸っちゃ……!」
胸を先端ごと強く吸われ、舌先で舐められ……声が抑えきれない。快感の強さが胸の小さかったときの比ではなかった。
『ぼく』は唇だけでなく、頬や首筋や耳や鎖骨や胸にまで口付けの雨を降らせた。そしてそのどれもが気持ちよさに変換されて身体に伝わった。
「さて、次はこっち、と」
「そっ、そこは……! 触らないで!」
夢と現実の狭間にいるようにぼーっとしていた脳に冷水を浴びせられたみたいに意識が現実に引き戻される。
「こんなにとろけさせて、……むしろ触ってもらいたいんじゃないの?」
「そんなこと……ない」
精一杯の強がり。実際には疼いてしょうがないところまできていた。
どうしてもっと触ってくれないの、とどこかで望んでいた。アソコを触られる快感を身体が覚えているのだ。もう一度味わいたい──欲望が勢力を広げようとしている。
「強情だね。まあそうやって顔を赤らめて必死に耐えてる姿はそそるものがあるけど。……でも、それだけじゃ済まないよ?」
何の前触れもなくスカートの中に手を差し込まれたと思ったら──
くちゅりと湿った布が立てる音よりも早く快感の奔流がぼくのすべてを真っ白にさせた。
遅れて全身が一度大きく震え、強張り、弛緩する。
「あっ、あっ……! も、もう……やめっ…!」
指が割れ目をショーツ越しになぞりあげる。そのたびに認めたくない水音がはっきりと聞こえた。
「否定していてもこんなになってたら説得力ないよ。『身体は正直だな』って、本当に言うときがくるとは思わなかった」
そんな嘲りも、ぼくの耳にはどこか遠い。
「はあっ、はあっ、うんっ……はぁぁ…」
自分の乱れた呼吸だけがやけにはっきりと耳に入り込んできた。
「だいぶよくなってきたようだね」
「──やあぁっ!!」
反応を確かめるように、時折強い刺激を与えてきた。胸を文字通り鷲?みにされ、先端を摘み上げられ、ショーツ越しに指を浅く入れられ──
身体が、熱い。
主に下腹部から生まれた熱はじわじわと、でも確実に末端まで行き届こうとしていた。
203263:2006/03/09(木) 22:28:21 ID:RP1QJVlW
「もう洪水だね。たったこれだけのことなのに涎を垂らすほど感じて……。俺がそうしたとはいっても、さすがにやりすぎたかな」
そう言いながら顔は愉悦にゆがんでいた。どこかで見たことのあるような表情。
「ま、いいや。……じゃ、そろそろ本番に行こうか」
本番。
その言葉はぼくの全身を凍りつかせた。
「い、いや……それだけは……!」
ぼくが『男』であるための最後の一線。そこを踏み越えてしまったら、もう戻れない──そんな気がする。
.「残念だけど、いくらお願いされたってこれだけはやめられない」
ショーツを剥ぎ取られた。暑いくらいの室温のはずなのに、ひんやりとした空気が下半身を撫でた。でもすぐに見られていることを自覚して熱を取り戻す。
割れ目に何かがあてがわれる──硬いような軟らかいような、生暖かくも熱い、何かが。
(これは…!)
思い出した。
さっきの嗜虐心に満ちた『ぼく』の顔もこの感触も、覚えている。
(今朝見た夢と同じ、だ)
だとすれば偶然や考えすぎではなく、あの夢すらも『ぼく』の差し金ということになる。何を意味するかはわからないけど、少なくとも『それ』に沿って事を進めようとしていることだけはわかった
けど、それを止める手段は、ぼくは持ち合わせていなかった。
ただ弱々しく首を左右に振るくらいで、
拒絶の言葉を薄く吐くだけで、
「もう観念したのかな?」
突っぱねるほどの動きは、できない。
身体が先に諦めてしまったせいか、反抗しようとか抵抗しようとか思っているのに、身体がそれに従わなかった。

──みしり

聞こえないはずの音が、激痛と一緒に一瞬にして脳髄にまで達した。
204263:2006/03/09(木) 22:33:53 ID:RP1QJVlW
今回は以上です。
中途半端なところで区切ってますが、続きは近いうちに投下できると思います。
205名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 22:35:45 ID:VbQ6G4fG
リアルタイムキター!
GJ!!
206名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 23:43:59 ID:HiDTaHCD
続き早く読みたい…
207名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 23:53:26 ID:ZTiYz9M3
208名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 00:52:28 ID:RHmcmfvj
みしり

それは凡そ一切のエロ小説で、聞いたことも見たこともない奇怪な擬音語であった
209名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 01:41:39 ID:uj5/oeJ3
みしり エロ小説

でググったら「ひとみしり〜」とかばっかりでがっかりした。
でも肉棒へし折るときには使うよねこんな擬音
210名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 01:43:39 ID:qDi88Zyf
お美事、お美事にございまする
相変わらず完成度が高くて素晴らしい
211三姉妹:2006/03/11(土) 01:10:41 ID:8LtfVuwz
ファーストキッスをまさか妹に奪われるとは思わなかった
しかも女の体で、しかも執拗なディープキッスを受けるなんて…
「っんんふぅくぅ〜、くぁあぁっふんんん〜〜」
舞は容赦なく舌を口内に入れる、舌や頬の内側に歯茎、あちこちを嘗め回す
ねっとりと、じっとりと、だが荒々しく口の中を犯してくる
妹とこんなことしてはいけないと強く思うが、逆に相手が妹であり
なまじ舌が潜り込んでいるため、皮肉なことに晶は相手の舌を気遣い下手に暴れられない
この状態であまり動いたり、歯を使ったりし抵抗すれば舞の舌を噛みそうだった
抵抗しないことをいいことに、舞は器用にキスで犯しながら
晶の体を跨ぎマウントポジションのような体勢を取る

「ふぅぅん、んんぅ…」
しばらくすると、強張っていた晶の体から力が抜け始め
それにあわせて声にも抵抗だけではなく、艶やかさが混じってくる
(だめだ…頭が溶けていくみたい…キスなのにすげぇいい気持ちになる)
寝ている間につけられたクーラーで冷えた体が、火照っていくのがわかる
だが、甘ったるい快感に翻弄されながらも必死に抵抗していることもあった
舞が晶の上に圧し掛かりながら行為をしているため
舌を伝わりどんどん舞の唾液が晶の口の中に注がれている
晶は口に溜まっていく舞と自分の唾液を飲まないように、健気に抵抗していた
それに気づくと、舞は飲み込めと言わんばかりにさらに唾液を送り込んでくる
212三姉妹:2006/03/11(土) 01:11:11 ID:8LtfVuwz
どんどん増えてくる量と激しい舌の攻めで、少しづつ唾液が喉に流れ込んでくる
「んぐぅぅ…ううぅぅ…ふぅぅふぅぅ…」
中途半端に喉に流れてこんできているため、余計に苦しくなってくる
苦しさと気持ちよさ、そして妹である自分との行為への罪悪感
そんなごちゃまぜな感情で、悩ましげな表情を作っている晶をみて舞は
(本当に可愛いわ姉さん、舌だけでこんなにとろけちゃってる)
情けない兄、いや姉の姿で嗜虐心を煽られ、さらに興奮していく

とはいえ、この元兄が強情なのを知っていたので、少々強攻策をとる
「ふぅぅふー、!!んぐぅあ…んふぅんぐ、ゴクゥ…ゴクン、んふぅーーー」
舌で犯され惚けて油断したいた所に、一瞬だけだがいきなり両乳首を強くつねられる
急な痛みと痺れに似た快感に襲われ、思わず我慢し貯めていた唾液を全て飲んでしまう
(ああぁ、飲んじゃった…せっかく我慢してたのにあっさり飲まされた…)
一度我慢をやぶられると抵抗する事無く、次々送られてくる唾液を飲んでしまう
「ふくぅぅ…あふぅん…ああ、っくぁぁ…」
反抗心も一緒に崩れたのか、されるがままになり、声も大きくなっている
素直になってきたことに気をよくした舞は口づけをいったんやめる
「ん…?ぷはぁ…、はぁー、はぁはぁ…」
いきなり唇が離れたことに戸惑い、息を整えながら切なそうに舞をみる
「あら、どうしたの?もっとして欲しかった?」
悪戯っぽく笑いながらそう問いかける、家族や友人だけに、たまーに見せる表情だ
(いつもはまだ小悪魔みたいで可愛げがあるけど、今はまるで…悪魔みたいだ)
実際やっている仕打ちはいくら兄妹、例え姉妹でも洒落になってない
213三姉妹:2006/03/11(土) 01:12:51 ID:8LtfVuwz
結局逆らうこともできずに弄ばれることは、わかってはいたが
一応兄としてのプライドもある、先程の問いに対して、かろうじで顔を背けて答えた
「…やっぱり強情、こんなに乳首立たせているのに…っね!」
そう言いながら、シャツを一気に捲り上げるとふっくらとした乳が姿を見せる
「ひぃ…こ、こら馬鹿やめ…?!うわ…」
捲り上げたシャツをそのまま晶の頭にかぶせて、顔をシャツですっぽり覆う
目の前の視界がシャツで覆われ、他が全く見えなくなる
頭を何度か振るがはずれそうにない、振る動作にも力が入らず息もしにくい
視界が塞がれたので、舞が腹に馬乗りになっていることしかわからないが
間違いなく胸をせめてくると予想がつき、嫌でも神経が胸に集中する
「ふぅー、ふぅー、ふぅ…ふひゃん、んふぅ」
しばらく何もしてこず、疑問に思うといきなり乳首に息を吹きかけられた
「見えないから何をされるかわからないでしょ?
手足拘束されて、おまけに目隠しもされてるのにこんなに感じちゃって
いじめて光線もだしているし、絶対マゾだと思ってたけど、やっぱりね」
「マ、マゾなんかじゃ…ない…この変態…妹め…」
「反抗してくれたほうが燃えるからがんばってね、じゃ胸を頂くわ」
「ひぃぃーーーーーー、くぁああ…んんんぅ…」
いきなり乳首を口に咥えられ、思いっきり吸われた
そのまま乳首とその周辺も口に含まる、さらにただ吸うだけではなく
そのまま喉を鳴らし、まるで物を飲み込むような勢いで吸い付いてくる
言葉どおり胸を頂かれた…食べられたようだ

しばらく吸い続けると吸う力を緩め、今度は乳首を舌で転がしだす
さらに空いているもう片方のおっぱいも指でせめる
「はぁふぅ…ひぃぃい、ふぁぁん…ぁん」
両胸をいじくられ、だらしなく舌を出しながら涎を垂らす晶
しかし、シャツがピッタリと顔を覆っているため、口の部分に涎が染みこみ
息が苦しくなってくる
214三姉妹:2006/03/11(土) 01:13:41 ID:8LtfVuwz
そのまま数分、息苦しさと快楽の間で揺れ動かされる
秘所が濡れ、もうベトベトになっていることを自覚しながらも、わざと無視していた
しかしそこよりさらに奥が熱くなってきた、この感覚は…
(ああ…イっちゃう、イク…このままじゃ胸で…イっちゃう)
なんとか歯を食いしばり耐えようとするが
「くぅぅ…んん…ふぅぅ…あぅあぁ…いぃぃ…」
「あれ…まさかもういっちゃうの、まだ胸だけなのに
ん〜、さっきから体触ってて思ってたけど、晶姉さんすごく敏感ね
それでも、胸しか弄っていないのにイキそうなんて…淫乱ね」
いきそうなのを舞にあっさりと見破られ、さらにねちっこく攻められる

「ゆるひへぇ…おねがぃ…やめふぇ…」
風呂場での自慰とは違い、他人によって絶頂に導かれることに
なんともいえない漠然とした不安がこみ上げてくる
おまけに目隠しもされているため、さらに怖くなってくる
それが恐ろしく、許しをこうように情けなく哀願する
食いしばった歯からはすでに力がぬけ、カチカチと音を鳴らし震えている
「そんなに怯えないで、大丈夫よ」
先程までと違う優しげな口調で言うと
体に暖かく柔らかいものが押し当てられてくる
舞が抱きついてきて体を絡めてきたみたいだ
胸への愛撫は相変わらず続いているが
舞の温もりと抱擁感が伝わり、心地よさと安堵感が生まれてくる
「ひぃふぅぅ…あふぅぁぁ、もっと…強く…くっつい…」
「だいじょうぶ、ずっと一緒にいるから安心して」
舞はそう答え、さらに強く抱きしる
晶はそれに安堵し、舞から与えられる快感と安心感
それらに我を忘れてすがり、舞をどうしようもなく求めてしまう

「ああぁ、イイよぉ…イっちゃう…ひっちゃふぅ…んん、イク!!」
最後、晶は全く抵抗することなく愛撫を受け、イってしまうと
舞の中で、体をヒクヒクと痙攣させながら意識を失う

舞は意識を失った晶の拘束をとき、シャツやパンツの後始末をしながら
「今度はこっちもちゃんと使おうね」
そういいながら秘所をなで、寝ている晶に再度口付けをする
215三姉妹:2006/03/11(土) 01:15:04 ID:8LtfVuwz
「まいぃ〜、もうだめぇぇ…したはだめ…んん、ふぁああ〜あ」
目が覚めると目の前には壁
いつも壁を向き、横になって寝る晶にとっては見れた壁
「あれ、ああ…んん?」
記憶がごっちゃになっている、寝る直前のことがすぐに思い出せない
(えっと、たしか今日は学校休みだったよな?で、それで…
ああ、そうだ女になっちゃったんだな)
そう思いながら胸を見て、それが夢でないことを確かめる
(それで…響も女になってて、飯食って…それで、それで…!!!)
そこまで記憶を呼び起こしながら考えると
先程の舞との出来事が脳裏にフラッシュバックする
「あれも現実か…舞にあんなふうにされて結局…あああ、もう!!!」
色々な考え、感情が頭の中に浮かんでくるが、その中で妙な考えが浮かぶ
舞は生まれた時から一緒で毎日見ている
そのせいか、あいつが世間一般的に見て美人だというのは、まぁ…わかってはいた
わかってはいたがそういう意識はなかった、だけど

「だけど、改めてみるとやっぱり…あいつめちゃくちゃ色っぽいな」
「そうハッキリといわれると照れる」
「ひぃぃーーーーーー!!???」
背後からの声に悲鳴を上げて驚き、壁に頭をぶつけながらも振り返る
「なんでおまえここに?!」
「体を拭いた後も晶姉さん、怯えたみたいに震えていたから添い寝したのよ」
「な、くっ、あんなことされたら普通おびえるわい」
「だから添い寝したのよ、抱いてあげたら落ち着いて寝てくれたし」
寝ている間にもそんなふうに、情けない痴態をさらしていた自分を恨めしく思う
216三姉妹:2006/03/11(土) 01:15:52 ID:8LtfVuwz
「とにかくベットからおりろ」
「最後はとっても素直だったのに」
ボソっと、わざと聞こえるぐらいの声で囁く
「なにが素直だ、大体アレは…反則だ、反則!!」
「さっきから怒鳴ってばっかり、もしかして情緒不安定になってる?」
図星だった、とはいえ普通女になり、いきなり襲われたら普通はそうなる
「だとしたら、半分はお前のせいだと思うぞ」
「だったら責任取るわ」

きゅぅぅ〜〜〜〜〜〜
責任をとるといって舞がしたのは、晶の顔を胸に抱きしめることだった
「なあ!!お、おい放して…」
?てっきり突き飛ばすぐらいして、抵抗すると思っていたが
しおらしく、抱かれるままになっている晶を舞は不思議に思う
(うわぁぁ、こいつノーブラか?胸が顔に…)
妹とはいえ、女として十分すぎるほどに立派な膨らみ
薄いシャツごしに伝わる柔らかさ、温もりにうっとりしてしまう
「そのままゆっくりと深呼吸して、気分を落ち着けて」
言われるがままに深く息を吸うと、とてもいい香りが鼻腔を通り抜ける
胸の感触と香りにつられ、赤ん坊のように甘えて抱きついてしまう
「おっぱいが母性の象徴だからかは知らないけれど、落ち着くでしょ?」
舞の言うとおりとても心地よく、気分が穏やかになる
気持ちよさにまた眠気に襲われる
「ふあぁぁ、ああぁぁ…」
「お休み、私も…眠くなっちゃった」
そのまま抱き合ったまま、姉妹そろって眠りに落ちてしまう
217三姉妹:2006/03/11(土) 01:20:59 ID:8LtfVuwz
以上です
エロが予想以上に難しいく、以前注意された句読点も
使い方あっているかどうか不安です
とりあえず次、もう一度話進めてさらにその次に学校に登校
といった具合に考えてますが、予定ですのであしからず

暫く来ない間に色々良作が投下されていて大満足です、GJ
218名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 01:52:13 ID:vek3FOif
三姉妹キタ━(゚∀゚)━!!
219名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 01:09:18 ID:fuHssNRh
age
220名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 00:38:30 ID:dwGJuAu5
221名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 05:41:57 ID:JvquhX/q
☆の呪いのせいでどこの板に居場所を見つけようとしても荒らしがついて回るようになった
それとも☆、荒らしているのはおまえ自身か?
腐女子の執念は恐ろしいな。あれから何ヶ月も経つのに未だに恨みが晴れていないとは
俺がお前にしたことといえばただ一言二言苦言を呈しただけだぞ
しかしお前がそれに対する呪いの文句を吐いたのはしたらばの☆板だった。
自在に証拠を消せる自分の巣でな。
「あなたの文章の特徴は一生忘れない、2ちゃんねるのどこへ行ってもあなたは不快な思いをするようになる
 何故なら私の作品に唾を吐いたからだ」
だいたいこんなような内容だったか、問題のスレは6時間ほどで消えてなくなったが
その後「私はエロパロのスレにはもう関わっていません」というレスをこれ見よがしに書きつけ証拠を隠した
どこまで卑怯なんだ?☆。ネットストーカーはとっとと地獄に落ちろ。
222名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 19:21:57 ID:rFNlt8eX
季節の変わり目には変人が多いな。
223名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 23:19:02 ID:1hvCcXhg
春だな
224名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 02:06:11 ID:Gs+8rfcW
そう思えないくらい寒かったな、昨日は。
225名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 02:13:37 ID:dJwFg4M8
☆=レズスキー とかいうオチだったらすごいよなw
226名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 02:19:05 ID:qjPWU9C1
ふと思ったが、スレの進みは遅いけど結構作品が投下されてるよな
昔は雑談でかなり消費していた気がする
227名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 02:33:45 ID:84rzkDJ9
>>226
だから漏れが毎日三時間ごとにこのスレをチェックしているんジャマイカ
228名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 02:48:07 ID:RjMqS7j/
>>226
はっきり言ってしまえば、色々な事で荒れてたからな。
229名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 19:41:26 ID:dJNnypLO
>>228
ゴメン
230名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 03:24:32 ID:od+vyfpk
最近作品投稿が多いのは嬉しいけど、熟女ものが少なくて寂しい限り。
やっぱ熟女TS物って需要少ないのかなぁ(´・ω・`)

熟女TS好きな人いる?
熟れた女性になりたいひと〜?
231名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 04:21:24 ID:MBcbnMi/
熟女って聞くと
サッチーとか思い浮かべちゃうからダメだわ。
まあエロエロな体って言うのは分かる
232名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 05:22:35 ID:AzHX4ee5
熟女といろいろするのは読んで見たいが、自分が熟女化するのはあんまり
興味ないなぁ…投下する分には別に構わないのだけどね。
233名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 06:24:24 ID:xJkPQ+vG
熟女とか言われると己のかあちゃんが思い浮かぶのでNG
こう思うのは漏れが自分はまだ若いと思ってる証拠だろうか
234名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 09:36:23 ID:oHDEmlgE
TSは好きだけど、女性になりたいとは思わないからなぁ。
ちなみに熟女ってどのくらいの年代からなんだろう?
235名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 12:53:39 ID:4Hs1WhVI
俺は熟女は好き。なってみたいとも思う。
で、あんまりガツガツしてない年代くらいのガキんちょをからかってみてぇ

熟女って、今はもう歳はあまり関係ないような希ガス
文字どおり熟れてるかどうか、かな。早けりゃ20代後半から熟女っつってもいんじゃね?
236名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 15:06:35 ID:AzHX4ee5
自分のイメージとしては三十代以上の既婚女性という感じだけど、二十代後半も
ありかな。
237名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 16:45:57 ID:+YD6FxvT
やっぱ俺は少女が良いな・・・。
238名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 17:31:52 ID:Do6lKsx7
俺的には美少女から美女までかなぁ
239名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 00:42:14 ID:KuYn9b34
これ♂、、、、かわええ?
http://newhalf.net/photo/annex/5452_Field11.jpg
240名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 00:46:56 ID:WMiKHKVC
熟女って言うと、サッチーとかの婆直前のあの辺りを思い浮かべちゃうからなぁ
241名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 02:53:42 ID:zfOARaJ4
熟女化ものが少ないのは確かだよね。
俺も好きなので読んでみたいけど、職人さんで熟女化もの好きな人が少ないのかな?
できたら熟女ものの投下お願いします(`・ω・´)
242名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 04:20:31 ID:r1wskFIh
漏れ的には開発されていて感度が良い=熟女だからなぁ…。
243名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 12:36:22 ID:Oi/Sf2qJ
感度のいい美少女ならいいじゃない
244名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 12:37:35 ID:KuYn9b34
じゅくじょ。。。

ジュク女=ジュクジュクに濡れた女。
塾女=塾通いの女生徒。
十九女=19歳の女。
245名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 13:31:01 ID:2SynWhD9
ここに投稿されてる作品は基本的に変身モノだから、大人の女になるのは滅多にないね
246名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 14:52:17 ID:gUfdYge9
アルタンげんきかなあ
247名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 21:58:47 ID:M04v4Otz
変身した主人公の母親だすのはちょっと違うよな?これなら書けそうだが
既婚した家族持ち30才前の会社員が変身とかは書く自信ないな
248名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 23:37:29 ID:7YyZvbtc
30越えるとグロが入りそうで怖い俺ガイル
249名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 00:05:47 ID:7NCXdtRE
なんかこんな雑談久しぶりだなぁ
250名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 00:19:12 ID:qAOnA1/u
その辺をクリアするためには、憑依ものか義体ものでいろんな体を乗り継ぐのはどうでしょう?
その中に熟女が入っている形なら。
251名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 03:06:27 ID:QI/+aC+C
たまに母親と入れ替わってヤってるTSものとかあって個人的には好きなんだが、
ふと自分の母親と、と思ってしまうと妙に萎える。

それでも読んでみたいけどね。
252名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 03:06:35 ID:1KpkaB4K
そもそも熟女の定義がよくわからん
学生卒業したOL、主婦、子持ちとかか?
それとも大人の色気を持った妙齢な女か、妙齢っていくつぐらいだ…
しかし、たまにはこういった雑談もいい気がする
253名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 07:53:44 ID:pmY7OlL7
>>252
妙齢な熟女はおかしいだろう
妙齢って、若いって意味なんだから。
熟女は熟れきった女

熟れきった青い果実って位変な話
254380 ◆PKEHY060jY :2006/03/17(金) 22:57:15 ID:dby/5Vl4
三十代で熟女とか、へたをすれば二十代で熟女とかテレビでやってたりするからねー。
やっぱり熟女ってのは、四十代以降でしょうな。

……四十過ぎの男が同年齢の女になって、というシチュを脳裏に浮かべて、

「書けない_| ̄|○……」

となりました。私には熟女TSものは無理のようです。
255名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 01:08:16 ID:Cpi8V7C7
熟女を書くのはけっこうキツイな…書くとしたらせいぜい11歳〜29歳
40過ぎの男が11歳の少女になるってのなら以前構想したことはあるけど…
256名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 01:50:26 ID:S3DY/iQG
でもまあ10代とか20代の男が30代後半の熟女と入れ替わってしまうっていうのは
結構いいな。
全然性の知識がないのに、夜毎旦那に責められる熟女になってしまった少年。
ていうかどっかでそういうの読んだことあった気もするが。

ここは是非とも職人さんに期待!
257名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 02:07:18 ID:af/RqHXt
                     _ ___
    / ̄ ̄ ̄ ̄\,,      /−、 −、    \
   /_____  ヽ    /  |  ・|・  | 、    \
   | ─ 、 ─ 、 ヽ |  |   / / `-●−′ \    ヽ
   |  ・|・  |─ |___/   |/ ── |  ──   ヽ   |
   |` - c`─ ′  6 l   |. ── |  ──    |   |
.   ヽ (____  ,-′   | ── |  ──     |   l
     ヽ ___ /ヽ     ヽ (__|____  / /
     / |/\/ l ^ヽ    \           / /
     | |      |  |     l━━(t)━━━━┥

258名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 11:22:21 ID:oePJmA7Z
むしろ俺は13歳未満になってほしい
259名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 15:40:23 ID:y77RCVWS
職人さんに期待!って無駄だろ。
彼らは書きたい物を書いてるわけだし、だからこそツボを押さえた物になる。
書きたくない作品を書いても良作になるとは思えない。

まずは自分で書いてその魅力をアピールした方がいい。
そうすれば、職人さんの創作意欲をかき立てられるかもしれない。
260名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 15:45:00 ID:6mxx3eDm
ハードなスカトロもの誰か頼む
261名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 18:13:09 ID:XWUa2bak
それで このスレは TSから かけはなれていくわけか!
じょうだんじゃ ないぜ!


おい、>>262
じぶんがTSするのと たにんがTSするの
どっちが すきだ?
262名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 18:26:40 ID:LwCD0cNe
じぶん
263263:2006/03/18(土) 23:14:30 ID:cyZumWM7
「う、ああ……あああぁぁぁぁぁぁ……っ!!」
身体が、軋む。何かが、物凄い、圧力、で、ぼく、押し潰し、て、
「さすがにキツイね。でも、そんなに力入れていると痛いばっかりだよ」
痛い。痛い。嫌。痛い。
「やめて…! 抜いて……抜いてぇっ!」
首を絞められてもいないのに窒息しそうだった。痛みが呼吸をすることを妨害して、半ば叫びのように搾り出した声は、喉に引っかかってかすれた。
身体が完全に拒絶しているのに、『ぼく』はさらに奥へ進めようとしていた。
試行錯誤するように、右に左に『それ』が規則性もなく動く。そのたびに下半身に殴られたような鈍痛が走り、神経を滅茶苦茶に引っ掻き回す。
一際大きな力が加わって、その衝撃は肺から空気を搾り取った。
「全部入ったよ。おめでとう……破瓜だ。これでお前も『大人の女』の仲間入りだね」
太ももの内側をなぞられ、その指についたものを見せられた。
血。
喪失してしまった。なくしてはならないものを。
ぼくは呆然と天井を見上げる。どうしてこんなに視界がぼやけているのだろう。涙があふれて止まらない。痛みに燃え滾っていた胸の内は、いつの間にか冷たく空虚なものでいっぱいになっていた。
「なんて顔してるの。一生に一度しか味わえないことなんだから、もっと喜んだら? ただ入れるほうから入れられるほうになったってだけでしょ」
ぼくの応えを待つこともなく、ぼくにめり込んだモノが動き始める。傷口を抉られたみたいに激痛がぼくを襲った。
削り取られている──物理的にも精神的にも。
『ぼく』のモノが前後に動くたび、痛みと一緒にぼくの中の『男』の部分がなくなっていくのを感じた。波打ち際に作られた砂の城みたいに、少しの抵抗もなく確実に。
「もう、あぅっ……やめてぇ……」
これ以上されたらきっともう戻れない。痛みをこらえ、涙声混じりに懇願する。喉が渇き熱くなっていた。
「痛いからそう思うだけだよ。気持ちよくさせてあげようか?」
「え──」
刹那、目の前が真っ白になった。
何か叫んだような気がしたけど、そんな実感がないほどに強烈な衝撃が感覚全てを塗りつぶした。
「どう、クリストリスよかったでしょ?」
ぼくは応えない。応えられない。
入れられている痛みも苦しみも、どこか別の人が受けているのではと思うくらいに感覚が一時的になくなっていた。次第に代わりとばかりに別の感覚がやってきて、居座る。
それはわずかばかりの快感だった。
まだ圧倒的な割合で痛みが身体に充満している。その中にあって、すぐ消えてしまいそうなほど弱々しい快感が確かにぼくの中に存在していた。
264263:2006/03/18(土) 23:15:33 ID:cyZumWM7
「あ、いい具合に力が抜けたね。じゃ、また動くよ」
──ずちゅり
「あんっ! あっ! はうぅっ!」
これまで理性による自制で声を出さないように歯を食いしばって耐えてきた。痛みならそれもできた。
けど、このわずかな快感には適わなかった。ほんのわずかだったのに。そのほんのわずかをまた得ようと身体が求める。
もう身体に理性の支配は及ばない。すでに受け入れようとしていた──スムーズに出し入れができるように愛液を分泌し、気持ちいいところを探り当てるように腰を動かす。
痛いより快感のほうがいい。当たり前だ。誰も痛みなんか望まない。この2択があれば絶対に後者を選ぶ。
「だいぶよくなったようだね、陽ちゃん。でも、初めてなのにちょっと感じすぎじゃない?」
「感じて、なんか……!」
受ける刺激がだんだんと曖昧になってゆく。
出し入れのたびに発生するいやらしい音と、ぼくのであってぼくのでない高い嬌声が、そのもやもやを晴らし、ひとつの形に収束させる。
「そろそろ認めちゃえば? もし気持ちがいいって認めたら、もっとよくしてあげるよ」
「もっと……よく……?」
「そう、もっと。比べ物にならないくらい」
だったら、もっと、よく、なりたい。もっと、もっと。
「気持ちよく…………して」
負けてしまった。
惨敗といってもいい。
ぼくは、負けていけないものに負けてしまったのだ。
その答を聞いて『ぼく』が満面の笑みを浮かべる。
「お前の望むとおりにしてあげるよ」
止まっていた挿入が再開される。凪いだ水面に石を投げ入れたみたいに快感の波紋が全身に広がった。
「ん……んむっ……んんん……」
濃厚なディープキス。嫌悪しか感じなかったはずのそれも、舌を絡め吸われ口の中の隅々まで舐められて唾液を交換して、それだけで高まっていくように感じた。
唇が離れると、勢いよく腰を打ち付けられた。回数が増えるにつれ、痛みと気持ちよさの比率が変わっていった。いまは快感が痛みを逆転し、さらにその領域を拡大しようとしている。
「あ、はっ、んっ、あっ、あうっ」
口はぼくの意思とは無関係に、感じたものそのままを発する。
もし何も声を出せなかったら身体が中から爆発してしまいそうだった。溜め込むことなんてできないのに、男のときとは比べ物にならないほどの多量の快感がぼくなかに入り込んでくる。
「はじめてでそこまで感じるなんてね。陽ちゃんってすごい淫乱なんだね」
「ち、ちがっ……! 君が…あっ……そうした、って……あふっ、だから…!」
突き上げられ、途切れ途切れになりながらも否定する。
265263:2006/03/18(土) 23:18:21 ID:cyZumWM7
「そう? だったらやめちゃおうかな」
言って『ぼく』が動きを止めた。そして、ぼくから抜こうとする。
感じていた快楽の波が突然やみ、ぼくはすぐに物足りなくなっていた。ぼくのアソコが『ぼく』のモノを逃すまいと締め付ける。ぼくがどう思おうと、身体がどうしようもなく求めていた。
抜いてほしくない。もっと突いてほしい。
身体に引きずられるように、思考もそれ色に染まっていく。
「抜いちゃ……いやだ」
恥ずかしさのあまり、顔をそむける。伝わったかどうかはわからない。でも伝わっていることを願って『ぼく』の反応を待つ。
「おねだりしてくれたら、またやってもいいよ。『自分は淫乱で、もっと気持ちよくさせてほしいです』ってね」
ぼくは男だ。
なのに女の自分を完全に認めてしまうようなセリフを言えるわけがない。
──でも。
気持ちよくなるには、言うしかない。
ふたつの思いがせめぎあう。
戻れるかどうかわからない『男』にしがみつくか。
圧倒的なまでの気持ちよさを求めて『女』になるか。

「ぼくは、淫…乱です。だから……だからもっと突いて、気持ちよくして!」

認めてしまった。
『女』である自分を認めてしまった。
でも、もうどうでもいい。この気持ちよささえ続けば、もっとよくなれば──そのことに比べたらどうだっていい。
きっと男にだって戻れない。だったら、もういい。
「ああっ! いいっ……あはっ、いい、それぇ…!」
激しく出し入れされ、腰と腰とがぶつかる音と、さっきまで以上の水音がぼくの鼓膜を震わせた。
ぼくは何も考えず、ただ快感だけを貪るように受け入れる。
ぶつかるたびにクリトリスが刺激され、落雷ほどの電気が身体の中を走る。胸を形が変わるほどに掴まれ、先端を摘まれても、痛みはまるでなく、むしろそれすら気持ちよさに変換された。
腰を持たれ、出し入れのスピードが上がる。絶頂が近いのだろう。『ぼく』の顔から余裕が薄れる。
そういうぼくも限りなく高まっていた。何かのきっかけがあれば絶頂に達しそうだった。
「そろそろイきそうだ。中に出すよ」
「──! だめぇっ! 中に、中に出さないで!」
『ぼく』の一言に一抹の理性が蘇る。あるかどうかはわからないけど、まだ生理は始まっていない。でも、最悪の結果はないとも限らない。
「ダメだよ、陽ちゃん。こういうのは最後までしないとね」
さらにペースが上がる。衝撃がぼくに口を開かせることを許さない。否定も肯定も、言葉にすることができなかった。
「や、やめっ──い、いやあぁぁぁぁぁぁああぁぁぁ!!!」
下腹部にじんわりと熱が広がって──それが引き金になって──ぼくも絶頂に達した。
266名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 23:24:56 ID:lS8hK3KU
GJ
267263:2006/03/18(土) 23:25:04 ID:cyZumWM7
今回は以上です。
いつも以上に短くて申し訳ないです。
それから近いうちと書きながら、1週間以上も経ってしまったことについても…

次はこんなに間があくことはないと思います。
ノシ
268名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 23:27:40 ID:waz2K6rM
>>267
お疲れですー
負担にならない程度で、ゆっくりで良いのでお待ちしてますー
269名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 23:35:46 ID:lwJ0BI9O
乙&GJ!
263から始まったからなにかと思ったw
270名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 08:21:43 ID:2mH2IOM3
GJ!いつもながら唐突な始まりですな
271名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 18:44:54 ID:GTDz0TUE
>>263
はかったな たいさー


いまの あんたが いちばん かがやいてるぜ
272名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 05:43:47 ID:hfU2MrTF
>>267
乙です〜
できれば最初に少し状況説明があると分かりやすいのですが…
273名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 20:59:46 ID:Zb9ZdYXI
>>272
少し前のレスを見る。過去ログを見る。

後は推して知るべし。
274名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 14:19:28 ID:5uky9PW6
誰もいない。
λ......カエロ
275名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 14:43:17 ID:FntSDtOg
なんだ 静かだな・・・
276名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 14:44:08 ID:FntSDtOg
スマンあげちまった・・・orz
277名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 16:14:42 ID:vFBZhDvg
毎日5回目は見ている俺は異端児ですか
278名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 16:40:01 ID:rLndnHaj
いや、多数派だと思う
279名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 17:43:44 ID:noh6gEJ7
仕事の合間、ギコナビを起動するたびに見ている私はぎりぎり多数派?
280名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 18:13:00 ID:BVpnjcQQ
俺は一日の終わりに数十分ネットをしていて
最後の締めくくりとしてここを覗きに来ているな
ここ一週間作品も投下されてなくて寂しいな、せめて雑談ぐらい欲しい
土日の間には何とか続き書き上げてだしたい
281名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 20:54:20 ID:QxvY9/9L
俺も何か書こうかな〜。
未完作から随分ご無沙汰だし、新規一転何か書くか。
282名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 22:19:06 ID:Hn/QzBUy
……だから?
283名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 00:25:29 ID:wdixdCtv
ネタでも出し合うか?
284名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 00:26:43 ID:0PLbPMaG
少年、御浜悠(みはまゆう)には、人には言えない趣味が有った。
此処は某県某所、道行く人々全てとは言わないまでも十人中七人は彼を見て振り返る。
「へぇ…」
「あの子、結構可愛くね?」
「背ぇ低いなー…守ってやりてぇタイプじゃん」
悠は男性としては極端に身長が低く、150pにギリギリ届かない位だ。
そして、顔立ちも幼くくりっとした瞳が印象的であり、服装次第では充分可愛らしい女の子にも見えてしまう。
そんな彼が、こうして女装して街を練り歩く様になったきっかけとは、大きく歳の離れた二人の姉による物である。
勿論、これは秘密の趣味であるので学校のクラスメイトにばれてしまわない様に学区からは離れた所に来ていたのだが。
「ねえねえ、あの子…御浜君じゃない?」
「マジかよ…あー、よく見りゃあ御浜だな、あれは」
たまたま遊びに来ていたクラスメイト達に見つかってしまった。
「っ……!」
咄嗟に悠は走り出す。
既にバレてしまった、今更逃げ出す事には何の意味も無い。
しかし、思わぬ所で見つかってしまった。そんな衝撃を受けた彼にまともな判断をする事は出来なかった。

続きます
285名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 00:56:45 ID:0PLbPMaG
悠は泣き出しそうな衝動に駆られつつも、何とか家までたどり着く事が出来た。
しかし、家に着いた途端悠の視界は急激に歪む。呼吸が上手く出来ない。
悠は声にならない泣き声を漏らしながら自分の部屋に入る。そして、扉を閉じる事も忘れてベッドに飛び込むとその泣きっぷりは更に増して行く。
「…っぐ、ぇ…どうし、…どっ……しょ、うぇ…ふぇ…っぐ」
涙でぐちゃぐちゃになった顔をシーツを押し付けていた為、悠の顔は酷い様になっていた。
そんな普通では無い様子に気付いた、悠の二人の姉の内の一人、二女の二葉(ふたば)が彼の部屋に入って来た。
「悠…どうかしたの?」
ベッドで丸くなり泣き寂っている悠を慰める様に背中を撫でながら二葉が声を掛けてやると、悠はぐちゃぐちゃの顔を漸くさらけ出し二葉の胸に飛び込んだ。
「二姉ぇ…バレ…ちゃったぁ…っぐ、えぇ…どう、しよ…も…がっこ…行けないよぉ…っ」
よしよし、と赤ん坊をあやす様に悠の頭を撫でながら二葉は『そう』と小さく頷いた。
それから暫くして、泣きやんだ悠は二葉に抱き付いたままか細い声で呟いた。
「二姉と…一姉のせいだからね…」
続きます
てかエロ無くてすいません。その内きっと来ますから勘弁して下さい。
286名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 01:20:06 ID:0PLbPMaG
その台詞に二葉は一瞬二の句が続かなかったが、急に意地の悪い笑みを浮かべると悠の目尻に浮かぶ涙を舌で舐め取った。
「それは違うわ。女装する事を強制したのは最初だけだもの、それ以降はお洋服を用意してあげただけよ…?」
実際、二葉の言う通りだったので悠は言葉に詰まり、そして再びその瞳には涙が滲んできた。
「でもっ…誰のせいだって僕が学校に行けなくなった事に変わりないじゃないか…!」
「そうね、幾ら辱められるのが大好きな悠でもさすがにクラスの子にバレちゃったら学校になんて行けないわよねぇ…」
「僕っ…そんなの、好きじゃないよ…」
二葉の言葉から悠は羞恥に顔を朱に染め上げ、俯きながら否定の言葉を呟いた。
「何にしても、一葉姉が帰って来てから考えましょう。姉さんならきっと良い解決策を考えてくれるわ」
だから、と付け足して二葉は悠の頭をくしゃりと撫でながら柔和な笑みを浮かべた。
「取り敢えずお風呂に入りましょう…?折角の可愛い顔が台なしじゃあ一葉姉だって驚いちゃうし、ね」

続きます
287名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 01:32:32 ID:CkLrfAUg
乙乙
288名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 13:14:08 ID:1+OeV7ro
wktk
289名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 14:25:07 ID:/rpPLqTj
wktk
290名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 15:56:28 ID:bth7Ya9c
wktk
291名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 22:45:18 ID:vg3zR5J5
そう、wktk
292名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 23:32:05 ID:MucPpOGk
全くwktk
293名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 23:47:09 ID:Q2Ra1bno
ああ、次はwktkだ
294名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 13:37:09 ID:WoN2lCKg
歴史上の人物を強制女性化する小説のスレないのかなあ。
295名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 16:35:22 ID:gutiYhMP
俺はそういうのはカンベンだな。一番萎えるパターンだ
296名無しさん@ピンキー :2006/03/26(日) 16:37:26 ID:6DucOZ/y
謙信ぐらい可能性があれば強制女性化しても許せる。
297名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 20:55:35 ID:mZND5qzy
それは女性化じゃなくて女体化なんじゃ・・・
298名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 21:32:18 ID:4Y9N0+E+
>>297
強制女性化って事は、敵方や政敵の陰謀による妖術や忍術、バテレン魔術とかで
変身させられるって事だろう。
299名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 22:37:05 ID:2GygJeDm
過去にやんごとなきえらい人を女性化させたらえらい叩かれてた記憶があるのだが…
アレ、続き楽しみだったのになー
300名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 22:58:26 ID:gutiYhMP
Part12な。
301名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 23:14:34 ID:HVK6I0Be
一人称小説で書いてたら破綻した;;
そのまま 俺を名前に置き換えて三人称にしてみたら
すっげー変になってしまった
どうすればいい(´・ω・`)
302263:2006/03/26(日) 23:22:12 ID:kVPHiRgh
「よかったよ、陽ちゃん」
ぼくから『ぼく』のモノが引き抜かれる。と、どろりとした生暖かいものがぼくの中から出てきた。
それが何であるかは知っている──今のぼくの身体では絶対に作れない液体。でも、それが何であるかわかっていてもどうしようもない。
まだ全身が快感の余韻に震えていた。
さっきの絶頂を思い出したかのように、時折身体が痺れる。
胸をさらけ出し足を広げたままの状態だというのに、羞恥より余韻に浸っていたいという思いのほうが勝っていて、身体を動かそうとかそんな気は全然起こらなかった。
「おかしい……なんで何も変わらないんだ?」
『ぼく』がぼんやりとした視界の片隅で首を傾げていた。
「まだ完全じゃない…? あの女がウソついたってことはないと思うけど……。しょうがない、」
独り言から一転、ぼくに向き直る。
「また来ることになると思うよ。まあその『また』がいつになるかはわからないけど。もしかしたら1日後かもしれないし、1ヵ月後かもしれない。
でも、今回の儀式が完全だってわかったら1万と2千年経っても来ないけどね」
熱がでたときみたいにぼーっとして、頭がはっきりとしない。
結局来るのか来るのだろうか、来ないのだろうか──よくわからない。
それよりも、何か、すごく、眠い。
自然とまぶたが下がってくる。気を抜いたら一瞬で眠りに落ちてしまいそうだ。
「────」
『ぼく』がまだ何か言っている。
大事なことを言っているような気がするのに、聞こえない。いや、聞こうとしてない。そんな気力はもうなく、残ったのは強い眠気だけ。
気が遠くなる。
気が──
…………
……………………
………………………………

------------
303263:2006/03/26(日) 23:23:54 ID:kVPHiRgh
ゆさゆさと揺すぶられているような感じがして、目が覚めた。
「陽姉ちゃん、夕飯だよ。起きて〜」
雪が結構な強さでぼくを揺すっていた。もうちょっと優しく起こしてくれればいいものを…。
「あ、起きた? お母さんたち待ってるから、早く降りてきてね」
窓の外を見ると、空は黒に近い赤い色に染まっていた。昼寝にしては長時間寝てしまった。買い物での疲れはかなりのものだったらしい。
雪を連れてダイニングへ向かう。
「陽姉ちゃん、おっぱい大きくなったね」
ちらちら程度に胸に視線を送るだけならまだ可愛げがあると思うのに、こう直球で言われると呆れるしかない。
一桁年齢に特有の遠慮のない言動をするということは、雪の精神年齢もそれくらいになる。
誤差程度の差だし年相応といえなくもないけど、もっと遠慮というものを覚えて欲しい。
……そう諭したところで聞く耳持ちそうもないけど。
無言タッチにくる手を払いのけながらダイニングに入ると、さすがに攻撃の手はなくなった。
やっぱり無視が一番だ。

昼寝をして明日が日曜だったけど、夜更かしする元気どころかテレビを見る気力もなかった。
こういうときはお風呂でリラックスして、そのままの気分で寝てしまうに限る。
思い描いたプランのまま浴槽の中でだらーっと過ごす。こうしているだけで今日一日の疲れがお湯に溶けていくようだ。今日は疲れた。特に買い物が。
……あれ?
ほかに何か大事なことがあったような気がする。けど思い出せない。
「……うーん」
ダメだ。朝から今にかけて時系列に沿って思い返しても、それらしいことは1件もヒットしなかった。だとすればそんなに重要なことでもないのだろう。
頭の中を切り替え、面接とかで尊敬する人物を聞かれたらお風呂を発明した人と答えよう──そんなことを考えながら湯に浸かっていると、
──ガラガラッ
「陽姉ちゃん、一緒におフロ入ろ」
雪が何の脈絡もなく浴室に入ってきた。
304263:2006/03/26(日) 23:25:02 ID:kVPHiRgh
なんで?
入ってくる理由がわからなかった。昔は一緒に入ってはいたけど、それはもう何年も前の話だ。
ここ数年は一緒に入ろうとかいう言葉すら聞かなかった。それなのに何故?
「陽姉ちゃんとおフロに入りたかったから」
理由は簡単でよくわかった。
「ダメ」
だから答えも簡単だ。即断即決で却下。これ以外の答えはありえない。
男のときでさえためらうと思うのに、いまの身体を見せようと思えるわけがない。
「えーなんで?」
「なんででも」
種を詰め込んだハムスターのように頬を膨らませる雪。愛嬌があるといえなくもないけど、前を隠してないせいで酷く滑稽だ。
強硬に反対したおかげか、雪は「わかったよ」と引き戸に手をかけてくれた。
話せばわかるものだ。……まあ、そう言った人は話のわからない人に殺されてしまったわけだけど。
ガシャッと引き戸が閉まる音がして、静寂が戻ってくる。
邪魔されたけど、これでまたリラックスして──
「えいっ!」
──バシャーン
激しく水が弾ける音がして、ぼくにも何か重たい物体がのしかかってきた。
「雪!?」
勢いよく湯船に飛び込んできたのは紛れもなく雪だった。というかいま出て行ったはずなのに、なんでここに存在しているのだろう。
「フェイクだよ、陽姉ちゃん」
作戦が成功したことがそんなに嬉しいのか満面の笑みを浮かべる。
どうやら全然わかってくれてなかったようで……。
「ゆ、雪、狭──」
ウチの湯船はお金持ち仕様じゃないので、当然一人用だ。そんな広さしかない中に小柄とはいえ2人が一緒にいてしかも二段重ねとなると、下にいるぼくは身動きできない。
「陽姉ちゃんのおっぱい大きくてやわらかいね」
それをいいことに、雪はぼくの胸をむにむにと揉んできた。向き合った状態なのでそうすることも簡単にできる。
「なに触って──!」
ふりほどいて湯船から出ようとして、やっぱりできなかった。背中を湯船に押し付けられ真上に30キロ近い重しが載っているのだ。縁に手をかけ力を入れてもびくともしない。
その間も雪は執拗に胸を揉んでくる。
「前よりこっちのほうがいいよ」
正直そんなことはどうでもいい。それよりもいまのこの状況をなんとかする必要がある。
まだ『感じる』までは行ってないけど、今後理性のタガが外れないとも限らない。前みたいなことになることは絶対に避けたかった。
「陽姉ちゃん、いいにおいがする……」
「──!」
雪が首筋に顔をうずめてくる。呼吸するたびにぞわりと鳥肌が立った──怖気からではなく気持ちよさからくる鳥肌が。
305263:2006/03/26(日) 23:31:31 ID:kVPHiRgh
今回は以上です。

去年みたいに毎日とはいかなくても、もっとペースを上げたいものです…。
ノシ
306名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 23:53:54 ID:wiHC9QOC
1万と2千年ってww
とにかくGJ
307名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 00:25:24 ID:Q+JtMKbA
GJ

正直、こういう本気で怒られることはないとわかってて調子に乗るガキが一番嫌いだ
痛い目を見せて分を弁えさせたくなる

でもエロも見たいジレンマよ
くそ、もうちっと可愛げがある弟だったら許せるのに
308名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 01:13:02 ID:d+IA4BI2
>307 感情移入しておるな?
309名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 04:24:44 ID:pyZEnj9M
不覚にも307に萌えてしまった
310名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 07:03:06 ID:7cqzR8xf
このまま姉×弟の濃厚セクース展開を望んでる漏れが来ましたよ
>263氏 ぐっじょぶ。今後の展開期待してます
311名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 09:09:20 ID:dO7RA7Vk
がんがれ弟くん、今度はドコまでいけるのか。
312名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 04:08:44 ID:1HDz90TZ
エロ弟(・∀・)イイ!!
313名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 17:14:17 ID:6LhiNhoF
テカりすぎてピッカピカになっておりました
GJ!!
314名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 18:34:31 ID:E/Xgq052
>>263
今回もGJ!続きを激しく希望w

>>294
そういえば昔、現代の青年が平安時代にタイムスリップして
藤○彰子にされるSSを書こうとしたことがある。
315名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 20:06:03 ID:k8+LtZFj
>>294
資料集めの段階で挫折したが
信長が本能寺の祟りで女性化するやつを考えたことがある
316名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 20:07:48 ID:FMkT+chU
所詮は難しいって事だな。
317名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 22:30:25 ID:yieTMM0Y
信長は女性説もあったかな。
甲高い声とか髭が薄いとか。
318名無しさん@ピンキー :2006/03/28(火) 22:54:06 ID:AzO+4kGV
信長アンドロギュヌス小説ってあったな。
319名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 01:01:15 ID:ZWl7kSJF
信長はどんなトンデモ設定でも本当にみえるから困る。
320名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 01:19:51 ID:vTUTWXnk
戦国無双とか?
321名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 01:35:47 ID:+gy2eHku
のぶなが
322名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 17:08:09 ID:uNJyRcZE
家康たぬき説
323名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 18:53:47 ID:4VJz/3wz
秀吉サル説
324名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 19:36:27 ID:etYh83XO
おまいら女性化説
325名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 19:40:46 ID:R/nxWDuJ
     ↑
汝を女にしてしんぜよう。
326名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 20:12:42 ID:MykN+1S7
>>317>>322
おまいらの意見を二つ合わせて
狸の妖怪にとりつかれた家康が最大の脅威の信長を女性化して
犯すってのはどう?
327名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 00:15:59 ID:9Iox9KrK
第六天魔王の御力でお乱を女性化して毎日ズコバコやってるんだろうな。
って史実と変わりないがな。
328名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 03:16:16 ID:zfNYVNmJ
森蘭丸女性化してギシアン
329名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 09:09:23 ID:XoMYqHHi
いいかげん小説投下されるの待ちません?
330名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 13:10:31 ID:u4Riu8+j
誰かの作品のすぐ後じゃ投下しにくいだろうから雑談で
適当にスレ進めてた方が投下しやすいんじゃない?
331名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 18:13:44 ID:uTSiOePC
雑談しようにも誰もいない
とりあえず、番号ォオ!
1ノシ
332名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 18:29:59 ID:txRfwXCC
2ィィィィィィイイ!
333名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 21:10:16 ID:uR4B4Jns
最後ッ!

カウント無駄に増えるだけだから止めようよ。
334名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 21:16:15 ID:uTSiOePC
じゃあ、何か話題をくれ
335名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 22:29:28 ID:lSrq/L+4
雑談聞いているとアイデアとかヒントがあふれているから
ありがたいんだよ
336名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 22:44:17 ID:gzu0wNrT
下校途中事故に会い大量出血、特殊な体質だった主人公は身体の
防衛機能により出血に強い女体に…って無理か、
同じ部活の親友と後輩による主人公争奪戦、禁断の夏合宿
337名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 23:30:56 ID:vpZOInU4
うふふ
338名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 03:14:58 ID:FG7/SsGW
軍の実験の副作用で女体化とか
339名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 10:48:26 ID:vC156ldV
340名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 14:08:18 ID:h4PPlyjK
あぁ〜、3月32日という空間の歪みで朝起きたら女になってた…
341名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 15:44:44 ID:t7Qs6p4l
ど、どうしよう
朝起きたら、10歳くらいの少女になって、おねしょしちゃてた
今はとりあえず、おしりにバイブ入れて、おまんこにローター入れて、紙おむつをして、おしっこおもらししてる
これから、おむつを替えて街に出かけます
スリップを着けて、フリルのついた水色のワンピースを着てます。髪は四角い髪飾りの付いたゴムでツインテールにしてます。おむつでおしりが膨れてます。
見かけたら、犯してください。
342名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 17:10:28 ID:iE91g+uq
おまいら嘘ついていいのは、4月1日だけだよ。
3月32日は嘘ついちゃダメなんだよ。
343名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 20:20:12 ID:uERARfKz
なんかおきたら、ちみっちゃくなっていた、8歳ぐらいだろうか、
部屋のインテリアも少女趣味満開なのですが・・・

342さん嘘ついたらどうなるのー?
344名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 20:33:47 ID:t7Qs6p4l
嘘つくと女の子に変えられちゃうよ
345名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 21:32:07 ID:0JdEl0Xa
それ本当なら喜んで嘘を吐くよ
僕は女だ〜ってねw
346名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 22:03:54 ID:uVnipQGv
>>345
何言ってるんだ?
お前もともと女じゃないか。
347名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 22:04:40 ID:qACMk54q
みんな、嘘をつくとウホッでマッチョな蝶兄貴になっちゃうぞ!!
348名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 23:54:42 ID:h4PPlyjK
>>347
君ぃ、女の子がそんな事言うのはお兄さんどうかとおもうなぁ
349名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 00:14:49 ID:eTpG7eqK
そういえば、「地獄先生ぬーべー」にそんな妖怪いたよな。
言った事と真逆のことが起こるってアレ。

あれで美希が男になった時はちょっと美味しいな、思った。
350名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 01:10:59 ID:vGAXzQZh
某板805氏を待っている俺が来ましたよ
351名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 07:01:32 ID:NaUDPaIQ
>>349
むしろ性別が女性か男性のどちらかに固定される重要な時期に転向してきたという両性具有の悪魔がいたな

最終的にヒロシに惚れて女体化してたけどまじでハァハァだった
352名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 10:27:00 ID:muWKy9ma
>>351
今日の深夜にテレ東でやるシムーンってアニメがもろに
該当するシチュエーションだぞ
見てみろ
(・∀・)
353名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 10:44:07 ID:cNn74FiM
シムーン録画した。
354名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 12:28:18 ID:bKhhb4vZ
シムーン・プロローグ

舞台となるのは、地球とは違うどこかの星。人々は、自らの星のことを『大空陸(だいくうりく)』と呼ぶ。
ここでは、人間は必ず『女性』として生まれてくる。そして17歳になると『泉』へ向かい、そこで性別を選び『大人』になるのだ。
時は戦時下、主人公たちが暮らすシムラークルム宮国がもつ孤高のエンジン「ヘリカル・モートリス」を求めて隣国の侵攻は日に日に激しくなっていた。
その迎撃のため、宮国はやむなく儀式用複座式飛行艇「シムーン」を戦闘にも使えるように改造する。
そのためまだ性別化されていない“巫女”である少女たちが、引き続きパイロットとして『コール』と呼ばれる戦闘小隊に再組織化される──。

「シムーン」を操れる数少ない少女たちは『シムーン・シヴュラ』と呼ばれ、その特殊能力ゆえに、自分で大人になる時を選ぶことが許されていた。
しかし、戦争がはじまってからは、彼女たちは優秀であるがゆえに、迎撃用戦闘機「シムーン」の操縦士を続けることを、つまり、“少女であり続けること”を強要されることになった……。

戦争は続き、ネヴィリルの率いるコール・テンペストからも多くの犠牲が払われる。
その補充人員として召集されたパイロットの中に、不思議な空気を漂わせた少女、アーエルがいた。
355名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 12:29:00 ID:bKhhb4vZ
これって・・・スレ違いだろ?
356名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 15:58:06 ID:R8XobXo5
逆なら該当したのに・・・w
357名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 22:15:14 ID:muWKy9ma
本来男として生まれるべき人間が女として生まれて来てると考えれば
強制女性化にも当てはまるよ
しかも全人類強制女性化
壮大でいいじゃない
358名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 22:27:35 ID:6jtGM2J1
俺達はそんなもの望んじゃいない!!
359名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 01:27:57 ID:aCRbXqJX
強制女性化の52%は根性で出来ています。
強制女性化の48%はむなしさで出来ています。
360132:2006/04/04(火) 01:34:24 ID:WGi/Ftjx
久しぶりに誰がためにベルは鳴る を投下です。
前回は196までですね。
361132:2006/04/04(火) 01:35:30 ID:WGi/Ftjx

「・・・やっぱり・・・。」
ふと、ミサトが腰を止める。
―――なんで、とめるのぉ?
「処女じゃない・・・、! リョウタ!あいつかぁっ!!」
「んにゃ・・・?」
―――とめないで、 もっとぉ
ミサトが何か叫んでいたけど、オレの脳はそれを理解できていない。
「許せない。こうなったら、鈴ちゃんには立てなくなるくらいイってもらうわ。」
「ぇ、ちょ、ちょっと、まっ うああああぁん! んはっ! あはぁっ!」
ミサトが半ば自棄に腰を激しく打ち付ける。
「は、はげしっ! ま、まってぇへっ!」
「待たないわっ! イきなさいっ!」
「 っく、んにゃぁあああっ!!」
―――これでイくの、何回目だっけ・・・。

さっきの衝撃で気絶していたみたいだ。窓から差す光りを見て、
それほど気絶していないことを確認する。
「ん、 んー? ふぁっ!」
いつの間にか体制がうつぶせに変わっている事に気付く。さらに股間でもぞもぞと、嫌な感触。
「あ?気付いたぁ?」
「ミ、ミサト!なに、やって ひゃっ!」
「あまりにも鈴ちゃんがかわいいからさ、今のうちにじっくり見ておこうかと。」
「やっ、やめろっ! は、恥ずかしいし・・・。」
「なに?リョウタなら良いっての?」
「そんなわけないっ!あれは、その、設定されたせいで・・・。」
振り向いてミサトを止めようにも、さっきイったせいで腕に、体に力が入らない。
「ふむ・・・。オシリは初めてよね?」
「ふぇ? ちょ、ミサト?」
ミサトに腰を持ち上げられる。
お尻をミサトに突き出す格好になる。
「な、なんで?ミサ、ト?  んひゃっ!!」
オレのお尻、アナルをミサトの指がなぞる。
「や、そんなとこっ!きたなっ! んやっ!やだやらっ!」
嫌だ!女に変わって、散々イかされて、なおかつ掘られるなんてっ!
反面、「エッチなことが好き」という設定のせいなのか、体はミサトの行為を許している。
「あなたの「初めて」じゃないと、アタシの気がすまないわ?」
ミサトがオレの愛液でぐちゃぐちゃになったペニバンで、アナルの入り口を撫でる。
「こんなとこも、綺麗で、可愛いわよ?鈴ちゃん。」
「やっ、やめっ! んあぁあああっ!!!!」
ミサトのものが、オレのお尻に侵入してくる。
「うぁっ ぁっ ぁっ!」
アナルの感触がへそを通って、胸にこみ上げてきて、脳を突き上げる。
「あー、アタシが、奪ったンだぁ、へへ・・・。」
ミサトのご満悦な声が響くが、オレはびくびくと震えて動けない。
362132:2006/04/04(火) 01:36:50 ID:WGi/Ftjx
「・・・さすがにアナルにいきなりはきついか。
 ん、そうよ、これがあったわね。
 設定、お尻でも感じられる体」
そう言って、ミサトはオレの頭のベルを指で弾く。

 ―――ちりん
『補足設定・アナルが性感帯になる・実装』

「ふああああっ!!??なっ、なにこれぇっ!」
「うわー、すごい効き目ね、やっぱ。」
「お、おしりっ、すご、 はぁあっ! しゅごいっっの!」
嫌なはずのアナルの感触が一気に熱を持つ。発生した熱は脳を溶かす。
「挿れてるだけで、これだから。
 動いたらどうなるかしらね?」
「ひゃあああああああっ!!うご、動かないでっ!!」
ぬるっ、とオレの体の中で棒が動き出す。
ペニバンが抜けていく時は、オレのお尻の肉が棒を名残惜しそうに咥える。
ペニバンが入ってくる時は、圧迫感で体がびくびくと震える。震えるのにあわせて、頭の上でベルがころころと鳴る。
「んああああぁっ、 ぬけ、 ひゃあぅううう! ぬいてぇへぇ!」
「鈴ちゃん、かわいいっ!! 一気にイきなさいっ!」
「んあっ! うああっ! んにゃぁあああああああっ!!!!」
激しく体が痙攣する。目にはバチバチと火花しか見えない。
火花が終わるころ、オレの視界も暗くなって、気絶した。


「っふぅ・・・。」
ぐったりとした鈴からペニバンを抜き、一息つくミサト。
「ほんと、女になっちゃったのね・・・バカ・・・。」
鈴の寝顔を見つつ、一人ごちる。
「結構、本気だったんだから。」
すっと、目に浮いた涙をぬぐって、
「・・・レズ本ってのも、売れるかな?」
ベルを指で弾く。
金属音は切ない音に聞こえた。

ミサトがざっとシャワーを浴びて着替え終わったころ、リョウタがアパートに帰ってきた。
リョウタを見るなり、ミサトから怒りのオーラが出る。
―――うわ、俺、死ぬかな?
「りょぉーた〜? よくも騙したわね?」
「や、その、な?」
しどろもどろに答えるリョウタ。まさかミサトがアパートに踏み込んでくるなんて思いもよらなかった。
「アイツを女にして、しかも操まで奪うなんてっ!」
「う、奪ったには奪ったけど、 っておい!なんで鈴が裸で寝てるんだよ!?」
「そ、そりゃぁ、 鈴から誘ってきたんだからっ!」
「ホントかよ・・・。 しっかし、幸せそうな顔で寝やがって・・・。」
リョウタは鈴の寝顔をみて、ミサトもそれに釣られ視線を移す。
「・・・ほんと・・・。アンタ、これからどうすんのよ?」
ため息ひとつ、ミサトがリョウタに振り向き問う。
「どうって・・・まだ学校もバイトもあるしなぁ。鈴と一緒に暮らすしか!」
「反対っ!好きでもない男と女で、一緒に暮らすなんてっ! 実際、アンタ、鈴とヤったんでしょ?」
「うぐ・・・。」
「だったら、ここはひとつ、鈴はアタシの家に来ると。」
「なんでそーなるんだよ!同姓ならいいってもんじゃないだろ!
 それに、もとはアイツ男なんだしよ。」
怒鳴りあう二人は、互いの言葉でさらにヒートアップしていく。
「んー・・・んにゅー・・・なに、どしたの?」
鈴がおきる。
「「・・・可愛い」」
「?」
裸で首をかしげる鈴が、完全に覚醒したのは10秒後だった。
363132:2006/04/04(火) 01:38:43 ID:WGi/Ftjx
オレはメイド服に着替え(というかこれ一着しかない。)コタツに入る。
オレとリョウタ、ミサトでコタツを囲み、これからのことを話す。
「というか、そんなことで言い争ってたのか。」
「鈴ちゃん?これは大事なことなのよ!?
 こんな変態スケベ野郎と一緒にいたら、大変なんだから!」
「自分だって襲ってきたくせに・・・。」
「あれは、鈴ちゃんが最初に誘惑したんでしょ?
 と、ゆーことで、鈴ちゃんは私の家に来ると。そのほうがいいわ!」
「やだよ、ここはオレのアパートなんだって。」
「ぅ〜、でもっ!!」
「まぁまぁ、落ち着けミサト。」
「「というか、オマエが出て行け!」」
「・・・ごめん。」
二人のツッコミにうな垂れるリョウタ。
「そりゃ、リョウタと一緒だと夜な夜な何するか分かったもんじゃないしさ。
 エッチなことが好き なんて、設定されたし。」
「ぁー!!そんな設定したの!?この、変態!バカ!チーズ!ゆで卵!」
ミサトが右隣のリョウタを殴りつつ、貶す。
どんどんしょぼくれていくリョウタをみて、オレはミサトを嗜める。
「ミサト、落ち着いて貶せ。」
「いや、貶すなよ。」

「とにかく、元に戻るために、露天商を探さなきゃ。」
オレは頬杖を付きつつ、話す。
「ふむ、その露天商を探して問い詰めて、元に戻れるわけね!?」
「露天商って言ったって、見つけるの難しいぜ?」
リョウタが水を差す。
「ふっふーん、 この、大学一の情報通ミサトちゃんを舐めないでほしいわね?
 ちょーっと色んな友達に頼んで、見つけ出して見せるわ?」
「ほんとか、ミサトっ!!」
がばっとミサトに抱きつく。
「任せなさい?鈴ちゃん。アタシが「なんとしてでも」見つけてみせるわっ!」
「あー、無駄にオマエ交友関係広いもんな。」
「無駄って言うな!」

それから2週間、オレは女のままで生活し、おおむね平和に過ぎていった。
オレの狭いアパートを二つに区切り、オレとリョウタが別々に生活している。
ミサトが二人で住むなら、ってことでむりやり囲いを作った。部屋の奥の部分はオレが、
玄関に近いほうにリョウタが住む。リョウタは奥に入っちゃいけない。そんなルールを作った。
あれからリョウタは大学やバイトにほぼ毎日出かけ、帰り際露天商を探してくれている。
オレはメイドらしく家事をこなし、時間が空けばミサトから借りた服を着て露天商を探す。
しかしあれから露天商の手掛かりすら見つけ出せず、焦りが出てくる。
それにまだ「設定:エッチなことが好き」が有効のようで、些細なことから
体が快楽に溺れようとする。そのたびになんとか自分を抑えてきた。
―――オレは男 オレは男 オレは男!
昨夜も、シャワーを浴びつつ、ずーっと自分に言い聞かせていた。
―――うー、 我慢我慢我慢!
狭いアパートでは風呂場の音も聞こえる。ここで自慰でも始めたら・・・また・・・。
気を抜くと、手が股間や胸に伸びる。シャワーの湯を弾いている胸を見ると、じわじわと興奮してくる。
「鈴〜?爪切りってどこにあるんだ?」
リョウタがドア越しに声をかけてくる。ふと、リョウタを中に呼び入れたい、そんな考えがよぎる。
―――駄目だ駄目だ駄目だ!
「こっちくんなぁっ!!」
ドアを僅かに開け、まだ中身が沢山入っているシャンプーのボトルを投げつける。
「ごはっ! み、みぞおち・・・」
なんとか自分を抑えたのにホッとする反面、残念な気がする自分を嫌悪する。
「・・・まったく・・・。」
リョウタが近くにいる、それだけで胸の動悸が早まる。
「なんなんだよぅ・・・。こんな気持ち・・・。」
胸に手をあてて、しばらくシャワーを浴びた。
364名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 02:05:35 ID:wK0sg/Dh
待ってましたよ、いいねいいね〜。続きに期待。
365名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 06:19:14 ID:V7BUlypT
GJ!
毎日見てた甲斐がありました
366名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 00:18:00 ID:9wVt6tg5
保守、と。
367名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 20:28:08 ID:7mXZKF63
久しぶりに覗いたら
GJ!!!!!!!!!!!!!!!
368名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 09:46:08 ID:Fke5MhRz
ごめん、ちょっとこのスレから離れてた。
その間に作品投下が来てたとは……GJ!
369名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 22:47:48 ID:hYE6jWF6
アダルトTSF支援所が落ちてる・・・・・・・・・
370名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 23:11:58 ID:jz6BGDRv
>369
うん…
続きwktkとかかかれてたから、続き書こうとしたのに前の話が引っ張り出せなくて…
371名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 02:31:02 ID:wrvgKhKV
age
372名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 02:46:09 ID:+C2l+UfJ
毎日呪いに一生懸命ですね、☆さんは。
373名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 18:04:08 ID:4Ghq+Cr/
374名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 23:37:04 ID:4Ghq+Cr/
375名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 23:40:42 ID:Oil6PWOn
age
376名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 00:01:22 ID:fnGXs7Vt
女性化小説の定番といえばなんだろうなぁ・・・、自分としてはまず下着類の買出しが浮かんだぜ。
377263:2006/04/16(日) 01:05:14 ID:cdzwhXW8
普段ならくすぐったいで済む話だ。でも、このシチュエーションはいつもとは違うふうに受け取ってしまう。
雪はそんなことを気にしていないのだろうけど、ぼくからすると、女が男に胸を揉まれるというのは……『そういうこと』の一部になる。
行為自体はぼくの意思ではないにしろ、それに流されるのがこれまでのパターンだ。
(やめさせないと……!)
それにこんなことは実の兄弟でやることではない。義理ならまだしも…………いや、それもまずいか。
やめさせるべく一心不乱に胸へ攻撃を加える雪に『口撃』を試みる。
「いい加減やめないと……怒るよ?」
最初にして最後の通牒を告げる。自分のできる範囲で低く静かに威圧する感じで言えたはずだ。
「そんなこと言ったって、ぜんぜんこわくないよ」
マル暴の人たちのような凄みがぼくにあるとは思っていない。その100分の1でもあってぼくが怒っていることが伝わればよかったのだ。
顔も『怒っている』ようにしたと思っていたけど、雪はまったく動じていない。むしろいまので侮っている様子さえあった。
試しに壁に備え付けてある鏡に向かってさっきやったのと同じ顔をしてみる。
「…………」
実際やってみてわかった。この顔で誰かをひるませることなんてできない。
鏡に映った顔はとても怒っているものではなかった。
拗ねている──そんな表現がぴったりあてはまる。こんな顔で怒られたところで痛くもかゆくもないどころか、和んでしまいそうだ。
言葉と威圧でダメなら、あとは実力行使しかない。やるべきことはシンプルで簡単だ。力任せに起き上がるのができないなら、上にいる雪をずらすかしてどかせばいい。
胸に掴みかかる手をガードしていた両手を伸ばし、雪の両肩を掴む。そのまま押し出すように力を込めて────
(びくともしない……!?)
何も変わらなかった。無理な体勢で力がうまいこと腕から先に伝わらない。体重を使えばこんなことにはならないだろうけど、使えるよう体勢を変えるには湯船は狭すぎた。
378263:2006/04/16(日) 01:07:03 ID:cdzwhXW8
残るは、足。
いま雪は合わせたぼくの膝の上に半分乗っている状態だ。バランスは不安定。それを手で押しやることはできなかったけど、足ならできる。なぜなら足は腕の3倍の力が出せる──と何かの本に書いてあった。
足のどこか見えないところには赤いツノがあるのだろうかと考えていると、ぐらっと頭の中が少し揺れた。
ふわふわと浮遊しているように感覚が定まらくなっている。のぼせたのか感じているのか、どちらにしても時間はないようだ。
膝を曲げ、力を溜める。いくら女の力でも思い切りやれば動かせるはずだ。そう信じて実行に移す。
「せーの……っ!」
いまだに胸に夢中な雪を湯船の上に跳ね上げる──イメージ的にはそんな力を出した。
「うわっ!」と雪が驚きの声を上げて、確かに積載物が持ち上がる。水の浮力万歳。
しかし。
結果を見てみれば、ぼくの思惑通りにはならなかった。
力の入れ具合が悪かったのか、ぼくの両足の間に雪の身体が完全に入り込んでしまっている。明らかな状況悪化。
湯船の横幅は短い。そこに雪の身体、ぼくの両足で完全にふさがって、もう足を閉じることどころか動かすこともできなかった。期せずしてなった『受け入れる』体勢に、お湯にあてられている以上に顔が熱くなる。
「ねえ、陽姉ちゃん。どうして女の子にはオチンチンがついてないの? ほら、陽姉ちゃんにもついてないし」
雪がのぞきこむようにしてぼくの下半身を見ていた。
「────!」
足を閉じようにも閉じられない、手で隠そうにも雪の身体が邪魔で隠せない。
しかもお湯は入浴剤を入れてないので無色透明。水面が揺れているぶんはっきりとは見えな──いや、湯船の底まではっきり見通せる。どうして白骨温泉の素を入れなかったのだろうか。
さっきよりも顔の温度が上がる。湯気よりも熱くなっているのは間違いなかった。
「ねえ、なんで?」
恥ずかしさに内心悶えているぼくに、雪はマイペースに「ねえねえ」と聞いてくる。
ぼくはそれどころではない。さっきまでは応える余裕はあった。けど、いまはそんなものはどこにもない。
何とかさっきよりも悪くなった状況を打破打開しようと頭を巡らせる。
「教えてくれなきゃ、じぶんで調べるからいいよ!」
(調べる?)
するりと雪の右手が湯の中に潜った。その指が向かう先は──
「そこは触──!」
すべてを言い終わる前に、何をするか気づいて手を伸ばしガードする前に、雪の指はアソコに到達していた。
379263:2006/04/16(日) 01:07:55 ID:cdzwhXW8
「うわー、ほんとにないんだ……」
触られたときの衝撃に、止めに入ったはずの手が止まる。邪魔がないのをいいことに、指が探るように指が股間を動き回り、そのたびにくすぐったいような気持ちいいような変な感じが身体中に広がった。
「そ、んなとこ触、るな……!」
触らせてはいけないところを触られている。すぐにやめさせないといけないのに、何故か腕に力が入らなかった。
「あれ? なんかぬるぬるしてきたよ。陽姉ちゃん、これなに?」
指は割れ目を上下に擦り、それに反応するように何かが自分の中から染み出していた。
……それが感じた結果の産物だとは言えるわけがなく、ぼく自身信じられなかった。
「もしかして、気持ちいいの?」
不意打ちだった。雪から出ることはないだろうと思っていた言葉。
「そんなわけ……ない」
「うそ。だってボクがじぶんで触ったら気持ちよかったもん。陽姉ちゃんもそうなんでしょ?」
「ち、ちが────あっ!」
指の動きが早くなる。回数を重ねるごとに力がこもり、少しずつ割れ目の中に入り込んでいった。
(ダメだ…。これ以上されたら……)
だんだんと理性が融かされていく。
口には出していないものの、心の中では喘いでいた。これを声に出したらどんなにいいことだろう。たまる快感は吐き出されず、爆発してしまいそうだった。
「陽姉ちゃん、気持ちいいんでしょ?」
雪がぼくの顔を覗き込む。昔のぼくに似た雪の顔。
(……あれ、前にもこういうことが……?)
ふと思い出した。前にもこうやって誰かに迫られたことがあった気がする。
でも、いつだったのか、どうなったのか、はっきりしない。
(ぼくの……顔? ──そうだ!)
欠け落ちていたパズルのピースがはまるように記憶が修復され、次いで脳の神経回路がその記憶に直結し、ビデオのように映像となって再生される。

(ぼくが、『ぼく』に、犯され、た……?)

忘れていたのが信じられないくらいの重大な出来事。
でも、初めてを奪われた────そんなことよりも今はこっちが大事とばかりに『アレ』を突き入れられて迎えた絶頂のことをより鮮明に思い出していた。
思い返すだけでアソコが熱くなった。あの快感は何物にも替え難い。こうやって触られているのなんか問題にならないくらい。

──もう一度、あの快感を味わいたい。

そんな考えが自然と湧き上がった。
この際、相手が誰だろうと構わない。快感が得られるなら、たとえ弟でも。
もう身体に火がついてしまった。理性は融けきり、幸か不幸か妨げるものは何もない。
見ると、雪のモノは固く大きくなっていた。
それが挿れられることを想像する。どんなに気持ちよくなれるだろうか。想像するだけで身震いする。

「雪……ぼくをもっと気持ちよく……させて……」

無意識のうちに、ぼくはそんなことを口にしていた。
380263:2006/04/16(日) 01:20:05 ID:cdzwhXW8
今回は以上です。
やっと時間が取れたと思ったら、こんなに間があいてしまいました…。

次はいつになるかわかりませんが、なるべく早くにしたいと思いますノシ
381名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 01:24:26 ID:UqWEEhRJ
おもいっきり生殺し乙 otz<とりあえずオナ禁しときますね
これで寸止め食らったらすごいことになりそう・・・・
382名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 01:30:19 ID:p5/kyZo1
>>380
乙。ジャストタイムで楽しませてもらったぜよ
383名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 04:00:06 ID:ZqVT5NhS
続きキタキタキタ━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━!!!!
GJ!
384名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 13:42:30 ID:DuQ5Uhd1
>>381
すんどめオナ禁、3ヶ月続けたら
たまったおちんぽみるくが
からだじゅうにまわって
おにゃのこになれるよっ!
385名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 19:15:52 ID:8A/23Geq
GJ!
386名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 19:50:38 ID:K4wnw4O8
修羅場スレと掛け持ちしてる奴いたのか。
パターンが違う(このスレ的には浮気男がTSさせられて、凌辱とか奴隷扱いとか。
修羅場スレ的には何が何でも女同士の仁義なき戦い)から、
てっきり自分くらいだと思い込んでた俺ザンギ
387名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 23:56:55 ID:7leqQGNJ
GJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
続き期待
388名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 10:19:23 ID:TO5pO9oe
>>380
素晴らしいタイミングで止めますね。
この後の展開を想像して楽しんでます。

それにしても、
積極的な雪きゅん、可愛いぃぃ〜〜。一緒にお風呂とか素敵すぎる。
389名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 20:48:53 ID:mxhXUv2M
自分の妹みたいだ…雪タソ。
390380 ◆PKEHY060jY :2006/04/17(月) 21:11:02 ID:wYngirWb
 滝田鈴(たきた・りん)は、十七歳の高校三年生である。
 将来は美人になるだろうと誰もが予感する、愛くるしい顔立ち。
 誰もが羨む見事なボディ。
 だが、しかし。

 彼女は、『彼』だったのです……。


 滝田鈴のケース : Episode3

 「はじめての○○○」



 天高く馬肥ゆる秋。
 最近、急激に身長が伸び始めた鈴は、久し振りに味わう全身の成長痛に悩まされな
がら、電車のドアの近く、座席とドアの間にある空間に身を寄せて学校へ向かってい
た。

(朝飯を欲張って食べ過ぎたかなぁ……)

 納豆にオクラを混ぜたやつであつあつの丼飯を二杯。それにイワシのツミレ入り味
噌汁を二杯、大根下ろしにじゃこを入れたものと、鰯の丸干しを五匹、そして昨晩の
残りのトンカツを父と奪いあいながら一枚。止めに牛乳を一リットルと杏仁豆腐のマ
ンゴーソース掛け苺添えを食べていたら、つい、いつもの電車に乗り遅れてしまった
のだ。

「いぃぃぃってぇき、まぁぁぁっ、すっ!」
391380 ◆PKEHY060jY :2006/04/17(月) 21:11:35 ID:wYngirWb
 奥の台所で出かける前の後片付けをしている姉に向かって言うが早いか、ダン、ダ
ンダンッ! と床板を踏み抜くような勢いで廊下を突っ切り、玄関にきちんと揃えて
あった茶色の革靴にすぽんと足を突っ込み、つまずくように前のめりになりながら、
徒歩十分少々、駆け足三分弱の駅までスカートをひるがえして白のパンツをちらちら
と晒しながら駆けてゆく。急行も特急も止まらない駅だから、今度の各駅停車を逃す
と次の電車は十数分後。これを逃すと遅刻は免れない。
 校門で待っている、つるっ禿(本人は剃っていると言い張っているが)で脂ぎった、
いつも女子生徒ばかりを狙ってセクハラ紛いのタッチを繰り返している体育教師の嘉
曽邑(かそむら)にねちねち言われて尻を撫で回されるくらいなら、ぱんつが見えるく
らい、どうってことはない。
 幸いにも、鈴は遅刻ぎりぎりの電車に間に合い、ドアの隙間に体を滑り込ませて乗
車することができた。胸がドアにひっかかり、慌てて体をドアの横に空いていた空間
に移動させる。危うく胸をはさまれるところだった。
 自分がその身になって、初めて鈴は、巨乳のどこがいいんだろう? という疑問を
もつようになった。男だった時は大きな胸のアイドルに夢中になったものだが、今で
は彼女達に同情と共感を感じてしまう今日この頃である。
 なにしろ最近、また胸が大きくなったのだ。
 どうにもブラがきつくてたまらないので、先週、姉と下着を買いに行き、店員に計
り直してもらったらGカップだと言われて、鈴は愕然となってしまった。五月頃まで
はEカップだったというのに、半年もたたないうちに二つもサイズアップ――つまり
五センチもバストが増量してしまったのだ。
 しかもアンダーバストは変わらずに。
 普通なら喜ぶところなのだろうが、鈴は元々、男である。つい先日、急に生理が始
まった時に、ごく自然に生理用品を持っていないかと美羽に聞いてしまった時は、あ
とで激しく落ち込んだ。肉体の成長と共に、どんどん女性化が進んでいるとは言え、
まだ男であるという意識を捨てきってはいない。
392380 ◆PKEHY060jY :2006/04/17(月) 21:12:08 ID:wYngirWb
 だが、それはそれ。これはこれ、である。いつもの店にはFカップまでのブラジャー
しか置いていない。ようやく慣れかかった店だったのに、別の店に行くしかなくなっ
た鈴は、同じビル内にある大きな下着を専門に扱っている、姉の行きつけの店に引き
ずられるようにしながら向かった(ちなみに有沙の3サイズは、身長百七十六センチ、
102(Hカップ)・62・105。体重は秘密だそうである)。
 一枚で福沢諭吉が何枚も飛ぶような値札のランジェリーの数々に目眩をおぼえなが
ら、鈴はしぶしぶ姉の着せ替え人形となって試着をし、二十枚以上の上下お揃いの下
着を購入した。店員も鈴と有沙の見事なスタイルに羨望の視線を隠さなかった。
 透け透けのセクシーな下着は頑として拒んだのだが、姉の涙目に負けて三枚買う羽
目になった。もちろん、全部姉のポケットマネーからで、鈴の懐はちっとも痛んでは
いない。
 だが、心底まいった。精神的に疲労困憊となってしまった。これに加えて、
「鈴ちゃんも早くお婿さん貰えるようになればいいわね」
 などと言われたら、何と答えていいのかわからない。家族で一番頭が上がらないの
は末っ子の妹の香菜だが、この姉もつかみ所が無い。いつの間にか彼女の言うままに
なってしまうのが不思議だ。
「うー……お、俺は」
「女の子は、わ・た・し!」
 胸をぎゅむっ! と握られて、鈴は思わず姉の手を払いのけ、両手で胸をガードす
る。
「有沙姉(ねぇ)、それ、セクハラ!」
「あらぁ。姉と妹のボディ・コミュニケーションよ?」
 まだデパートの店内で、こういうことをする姉の神経がよくわからない。
「とっ、とにかく、外でこういうことをするなよな」
「じゃあ、お家でならいいのね? うふふっ♪ 鈴ちゃんに似合うかなぁーって思っ
て買っておいた服が十着ほどあるから、帰ったら鏡の前で試着しましょうねぇ〜」
 などと話を進められ、家に帰ってから三時間以上もあれやこれやと着せ替え人形の
ようにされてしまったのが、昨日の話。十着どころか、三十ほどもあったのだから呆
れる。
393380 ◆PKEHY060jY :2006/04/17(月) 21:12:50 ID:wYngirWb
 ようやく姉の部屋から逃げ出して寝床へと潜り込んだものの、妙に気が高ぶって眠
れず、頭の中に浮かぶ鏡の中の自分の姿を追い払いながら、やっと眠りの世界に旅立っ
たのは夜中の三時頃だっただろうか。
 結局、いつもより三十分以上も寝過ごしてしまい、ゆっくり食べられたはずの朝食
をブルドーザーのごとくかきこんで、鈴は駆け足で駅に向かったのだ。
 フルカップのブラでしっかりとホールドされているとは言え、走るとぶるんぶるん
と揺れる胸がジャマでしかたがない。その上、満腹になるまで詰め込んだ朝食が胃の
中でシェイクされ、少し気持ちが悪い。それでも、授業の途中でお腹がきゅるるっと
鳴るよりは、ずっとマシだ。どうやらこの体は、新陳代謝がかなり活発なようだ。
 秋だというのに列車内には冷房が入っていた。たとえ外がさわやかな秋の空気であっ
ても、押されたら肉まんの具が(いや、卑猥な比喩ではなく)割れ目から(だから卑
猥な比喩じゃあないんだったら!)ずっぷん! と出そうなくらいの殺人的混雑の中
では、真夏の亜熱帯人間ジャングル地獄と化してしまうのだ。

(ううっ……気持ち悪ぃっ)

 蒸れた体臭と様々な整髪料や香水が入り交じった匂いで、鈴は吐き気をもよおして
きた。しかも運が悪い事に、学校がある駅までこちら側の扉が開くことはない。以前
通っていた男子校ならば、電車で一駅という近さだったのだが……。
 学校がある最寄りの駅まで、あと十分少々。
 悪夢のような時間が過ぎてゆく。
 いいや。鈴にとっての本当の悪夢は、まだ始まっていなかった。
 鈴は人ごみに背を向けて、座席の高いしきりと壁の間にあるコーナーに顔を埋める。
最近、少し短くなったと感じているスカートのうしろが気になるが、人の背に顔を向
けるよりはずっとマシだ。
 身長もわずか二か月と少しで百四十三センチから百四十八センチになったし、もう、
ちんちくりんのアニメ体形と言わせない(と思っているのは本人だけだが)。その分、
スカートがかなり短くなって、勢いよく走るとパンツがしばしば見えてしまうのが気
がかりだ。これでウエストが細くなっているのだから、クラスメートに羨望と嫉妬と
欲望が入り交じった視線で見つめられるのは当然だろう。
394380 ◆PKEHY060jY :2006/04/17(月) 21:13:24 ID:wYngirWb

(早めに、制服のスカートを買い直さなきゃいけないなぁ……)

 などとぼんやりと考えていると……。

 びくんっ!

 電流が走ったような感覚に、鈴の体が思わず硬直する。
 今のは一体、何だったのだろう?
 鈴が身を強ばらせていると、次の刺激が彼女を襲う。
 背中を這っているのは、明らかに男の手だ。背中のブラジャーのラインを執拗にな
ぞっていたかと思うと手はだんだんと下がってきて、やがて鈴のお尻にまでたどりつ
く。

(まっ、まさか、痴漢!?)

 まさかもなにも、痴漢そのものだ。たじろいでいる鈴をよそに、痴漢はスカートの
布地の上から、ツン! と張り出している豊かなヒップを撫で回し、こともあろうに
わしづかみにして揉みしだき、その張りのある感触を楽しんでいるようだった。
 鈴は声を出そうとして気がついた。
 震えている。
 こともあろうに、『男』である自分が怯えている!?
 呼吸すら小刻みに震えているのがわかる。口を開けるだけでも多大な努力が必要だ。
声を出す? とんでもない。富士山の頂上までスキップして登山しろと言われた方が、
まだ楽だと思えるほどだ。声すら出ないのに、身体を動かすなんて今の鈴には不可能
だ。
 頭の中に、二か月程前の『あの』光景が蘇る。
 震えが止まらない。
 男は鈴が何もしないのにつけあがったのか、スカートの裾をまくって中にまで手を
入れてきた。
395380 ◆PKEHY060jY :2006/04/17(月) 21:13:56 ID:wYngirWb

(気付け! 誰か、『俺』が痴漢に遭っていることに気付いてくれ!)

 鈴は心の中で必死に念じるが、超能力者ではない彼女にテレパシーなどあるはずも
ない。ましてやこの電車の中に超能力者がいて彼女の思念を感じ取り、助けに来てく
れるなど、絶対にありえない話だ。
 うつむいて必死に耐える鈴に、背後に陣取っている男は電車の揺れに乗じて彼女に
覆い被さってきた。
「ひっ!」
 口から小さな悲鳴が漏れるが、電車の音に紛れて背後の男以外には聞こえなかった。
男の手はスカートの後をまくりあげるようにして、ヒップを縦横無尽に触りまくって
いる。豊かなふくらみを揉んだりさすったり、つまんだりして、肉の張りとつやを楽
しんでいるようだ。
 鳥肌が鈴の両腕を埋め尽くしていた。
 気持ちが悪い。吐きそうだ。
 鈴は荒い息をついて、壁に頭を押しつける。頭の中に、過去の情景がフラッシュバッ
クして彼女を苦しめる。それなのに体は刺激に反応して、男を受け入れる体勢を整え
始めている。吐息が甘い性の悦楽に染まっていくのがわかるのが、悔しい。
「そんなに気持ちがいいのかい?」
 若い男の声だ。だが、少年ではない。二十台から三十台だろう。声に張りと深みが
ある。鈴の返事が無いのを肯定だと受け取ったのか、男の無遠慮な手は勢いを増し、
ついに彼女の下着の中にまで手を突っ込んできた。
「――ッ!」
「ほんとうに綺麗な肌だ。まるで赤ん坊のようだ。それなのに……」
 男が指の腹で鈴の恥毛を撫でつける。
「ちゃんとヘアも生えてる。大人なんだね」

(ナニ、間抜けなこと言ってやがる!)

 鈴は心の中で罵倒するが、体が緊張してすくみ、声が出ない。男の太い二本の指が、
鈴の花びらを、すっと撫でた。
396380 ◆PKEHY060jY :2006/04/17(月) 21:14:39 ID:wYngirWb
「あンぅッ!」
 鋭いパルスが走った。
 望まない行為をされているというのに、体は男の愛撫を受け入れてしまっている。
快楽は自分の意思では止められない。
「君のオマ○コがひくひくしてるよ。ああ、きっときれいなピンク色をしているんだ
ろうね。そんなにびらびらしてないところをみると、処女なのかな?」
 ゆっくりと小陰唇をさすり続けながら、男は背後から鈴の耳元に囁きかける。
「大きなおっぱいだ。触ってもいいかな?」
 びりびりと痺れる快感が股間から伝わってくるのをがまんするだけで鈴は精一杯だ。
いいとは返事をしていないのに、カバンを持った左腕の上から抱きかかえるようにし
て、男の手が鈴の胸に伸びてくる。
 手に余るほどみっしりと蜜の詰まった塊に触れた男の手が、止まった。
「すごいおっぱいだ。大きいのに張りがあって、ぷるぷるしている」
 指を広げてボールを握るように、男の手が鈴の胸を鷲づかみにする。指に力が入る
度に、胸に痺れが走る。
「チ○ポをはさんだら、さぞや気持ちがいいだろうね。それに、オマ○コもすごく濡
れてるよ。本当に感じやすいんだね、君は……エッチな子だ」

(し、死んじまえ! なに間抜けなコトを言ってやがんだよ、コイツはッ!)

 心は拒絶して嫌悪感を感じているというのに、体はすっかり男を迎え入れる体勢を
整えてしまっている。脚を閉じようとする力も萎えがちで、その事実が鈴をいっそう
不快にさせる。
「オマ○コがとろとろだ。そんなにチ○ポが欲しいのか?」
 男の口調がだんだんと乱暴になってくる。耳元に熱い息が吹き掛けられ、ヒップの
上あたりに何かのこわばりが押し当てられているのがわかる。
 三本の指が鈴の入口付近を縦横無尽に動きまわり、責めたてる。
「あ、あふ……あ、はぁ……」
 体が反応してしまうのを止められない。徐々に体の力が抜けてゆく。
397380 ◆PKEHY060jY :2006/04/17(月) 21:15:24 ID:wYngirWb
「中が……ブツブツしてて、指を喰い千切りそうな締めつけだぜ。くそぅ……チ○ポ
を入れてぇなあ! 俺のぶっといチ○ポを、お前の濡れマ○コに突っ込んで、かき回
して、ひぃひぃ泣かせてやりたいぜ」
 腰ががくがくと震え、太腿がヒクヒクと痙攣する。
「びらびらの色は何色だ? この淫乱め。こんなにすぐにぬるぬるになるマ○コなん
か、初めてだぜ。よっぽど男に飢えていたんだな。俺の濃いザーメンで子宮を一杯に
してやろうか?」
 言葉と指で鈴を嬲りながら、男は責め続ける。
「ああ、本当に大きなクリトリスだな。毎日指で弄りまくっているのか? それとも
男に吸わせているのか、どっちなんだ」
「はっ……はっ……やぁっ……」
 陰唇の内側から膣口の入口付近を撫で続ける男の指に、鈴は小さな喘ぎ声を漏らし
ていたが、ふと横からの視線に気がついて我に返った。
 三十台だろうか。眼鏡をかけたサラリーマンは鈴が自分の視線に気づいているのを
知ると、慌てて顔を横に背けた。それだけではない。その周囲にいた男達が皆、一斉
に視線を外したのだ。

(こ、こいつら、俺が痴漢されているのを知っているのに、見て見ぬ振りなんかして
やがる……!)

 背筋にぞわっと怖気が走った。
「どうした? そんなに周りの人に助けてもらえないのが気に入らないか? ……み
んな臆病なんだよ。そのくせに刺激が欲しいのさ」
 男の指が鈴の奥の方まで突っ込まれた。
「んぁ……あはンっ!」
 カーブでごとん! と電車が揺れたので鈴の上げた声はそれほど目立たなかったが、
一瞬、車内に妙な緊張感が走った。
 ツーンと鼻の奥がきな臭くなる。
 軽く、イってしまった……。
398380 ◆PKEHY060jY :2006/04/17(月) 21:15:56 ID:wYngirWb
 車内の静寂を破ったのは朝っぱらから眠そうな、車掌のアナウンスだった。
「まもなくぅー、台馬場ぁ〜、次は台馬場に停車いたしますぅ。JR冠北線にお乗り
換えの方はこちらでお降り下さい。また、どなたさまも御忘れ物などないよう、御気
をつけ下さい。台馬場ぁ〜、次は台馬場ぁ〜」
「その制服だと、次の駅で下車か。……また会おうぜ」
 アナウンスの声に、男の手が鈴の体からするりと抜けてゆく。鈴は床にへたりこみ
そうになるのをぐっと堪え、振り向いて男の顔を見ようとする。だが、満員の乗客に
ぎゅっと押しつけられた体は容易にそれを許さない。
 一分もたたないうちに列車は駅に着き、扉が開く。
 鈴は人の流れに押し流されるように外に出て、男の顔を確認しようと後を見ようと
した。だが、体が強ばって首が回らない。
 恐怖が彼女の体を縛っているのだ。
 鈴はそのまま階段を降りて駅のトイレに駆け込み、洋式の個室に入った。中腰になっ
て急いで下着を下ろす。
 二重のコットン地を通り越して、表面まで染みが浮かんでいた。ねっとりとした液
体は、まるで澱もののようだ。カバンからポケットティッシュを取り出して下着を拭
き、次いで股間をそっとぬぐった。
「んうっ!」
 思わず声が漏れてしまう。
 ビリビリと痺れる。内腿全体が少しでも何かが触れれば反応してしまうほど、敏感
になっている。まるで脚がすべて陰唇にでもなってしまったようだ。
「お、俺は男なんだぞ……女子トイレで、こんなことをしたら……へ、変態だ……」
 小さな声で自分に活を入れ、指を挿れて中をむちゃくちゃにかき回したい欲求を、
ぐっと押さえつける。それでも、濡れきったティッシュを離すことができない。
 いけないいけないと思いつつ、鈴はゆっくりと指をスリットに添わせて長楕円を描
くように指を動かす。
「あ……はぁぁぁぁっ!」
 体の中に残っていた芯が溶けてゆく。ティッシュがぐずぐずに濡れて、ラヴィアに
まとわりついてゆく。毛羽立った紙の感触が、ぱっくりと花開いた敏感な内側の粘膜
を刺激する。膝が砕けそうになるのをがまんしきれず、便座に腰を落してしまった。
「ひゃん!」
399380 ◆PKEHY060jY :2006/04/17(月) 21:16:28 ID:wYngirWb
 冷たい金属製の便座が鈴のヒップをつるりと撫でる。その拍子に、鈴は軽いアクメ
に達してしまった。
「あっ……はぁ……ふぅ」
 心臓がどきどきする。乳首がブラジャーの下で痛くなるほど固くなっているのが自
分でもわかる。シャツの下から手を差し入れ、ブラジャーをずらしてゆっくりと胸を
揉み始める。
 こんなことをしてはいけない。
 頭ではわかっているのに、止められない。
 胸のドキドキがおさまらない。
「このまま、じゃ……学校に、行け、ない、もん……な」
 頭の片隅で、それは詭弁だと主張する声を封殺して、鈴は胸をまさぐっていた左手
を上着のポケットに突っ込み、ハンカチを取り出して口に咥えさせた。
「ふくっ……」
 これなら声もあまり漏れなくなる。
 鈴は大きく脚を広げ、右手をゆっくりと、大きく膨らんだ肉の真珠に伸ばした。
「んはぁっ!」
 指が触れた瞬間ハンカチを取り落としそうになって、慌てて口を引き締めた。敏感
な部分がすっかり剥けて、指先の軽い刺激だけで漏らしてしまいそうになっていたの
だ。トイレに駆け込まずに学校に行っていたら、歩きながら衆人環視の下でイッてし
まった可能性が高い。
 下着の内側にきらきらと光る分泌液の跡を見て、鈴の心に被虐的な感情が芽生える。

(俺って……変態だ。男に触られて、興奮しちまうなんて)

 乳首がきゅうっと音を立てて締めつけられるような錯覚を感じた鈴は、その感覚だ
けで再び軽く達してしまう。全身がすっかり受入れモードになってしまっていた。
 危なかった。
 あのまま電車に乗っていれば、本当に犯されてしまっていたかもしれない。
 あの夏の日以来、鈴の体は日に日に女性としての成熟度を増している。クラスメー
トに剥かれ、襲われ、いやだいやだと言いつつ彼女達の淫らな遊びにのってしまう鈴
は、確実に女性としての道を、本人の意志とは裏腹に歩み始めているのだ。
400380 ◆PKEHY060jY :2006/04/17(月) 21:17:27 ID:wYngirWb

(変態だ変態だ、ヘンタイだ……。こんなに胸を膨らませて、女子トイレでオナって
いる“男”なんて、世界中に俺一人だけだ)

 股間にやった指が動き出す。
 一度だけ。
 もう一回だけイッたら、学校に行かなくちゃ。
 その思いとは裏腹に、背徳の快感を長く楽しもうと指を内側に入れようとはしない。
唇に例えられる輪郭の部分を指でなぞったり、慎重にクリトリスを避け、その周囲を
いじったりしながら、もっと深い快感を呼び覚まそうとする。本当に気持ちよくなろ
うとするならば、内側を刺激しなければいけないのは鈴にもわかっている。
 わかっているけど、できない。
 もっと長く楽しみたいという気持ちがあるのを、鈴は理解していた。
 だが、秘唇をまさぐる緩慢な指の動きは、女子トイレに入ってきた新たな女性(以
外入ってくるはずも無いが)の足音によって、ぴたりと止まった。
 足音は鈴が入っているトイレの前を横切り、すぐ横の個室の扉へと入っていった。
鈴は息を殺して隣の様子をうかがう。やがて、鈴の耳に密やかな音が聞こえてきた。

(と、隣で小便をしている……)

 再び乳首から内側に向かって、ずきゅん! と刺すような鋭い刺激が走った。
 いつの間にか指の動きが復活していた。空いた手で制服の下に手を伸ばし、ブラジャー
をずらして直に乳首を指でつまむ。固く尖っていた。手で乳房を覆うだけで、気持ち
がよくてたまらない。
 俺は変態だ、というフレーズが頭の中でぐるぐると駆け回る。
「ん、ふっ!」
 腰が思わず跳ねてしまうほどの快感を堪えることができず、鈴はつい、声を漏らし
てしまった。隣の個室の音が止み、こちらの様子をうかがっているような雰囲気が伝
わってくる。
401380 ◆PKEHY060jY :2006/04/17(月) 21:18:13 ID:wYngirWb
(ああ、だめだ。こんなこと……こんなことしているのがバレたら、俺……破滅だ。
皆に後ろ指さされて……はぁぁっ!)

 情けない、という心の中に生じた黒い淀みから鈴を誘う声が聞こえてくる。

 堕(お)ちちゃえ。
 どうせ男なんかに戻れっこないし、男に犯されちゃった記憶だって消せないでしょ。
それに、毎日オナニーしないとがまんできないこの淫乱な体ときたら! 痴漢に遭う
のなんか当たり前よ。
 みんなに羨ましがられるこの体で、もっと楽しまなきゃ。クラス中の女の子とエッ
チなことができるなんて、男だったらムリでしょ。
 だから、遠慮なんかしなくていいの。
 もっと素直に、もっと淫らになって楽しもうよ。
 気持ちいいこと、しちゃってもいいの。
 女の子なんだから。
 ね?

(そんなの……そんなの、ダメだ……。だって……だって俺、男なのに……)

 いつの間にか隣の個室から人が出ていったようだが、そんなことはもう、鈴にとっ
てはどうでもよくなっていた。

(はあ、すごい……クリトリスもいいけど、おま○このなか、ゆびをまげて……クリ
のうらをぐいっと……! あはぁ、はぁ……しるが……しるがあふれて……。ああ、
もっと、もっとふといのが……ゆび、さんぼんくらいじゃ、ものたりない……。ふと
いの……かたくて、あついの……でも、おれ、おとこなのに……はぁ……。ち、ち○
ぽほしがるなんて、おれ、へんたいだよぉ……)

 鈴は心の中で自らを苛(さいな)みながら、半年前とは比べ物にならない巧みな指
使いで快楽の、深い井戸の中へと落ちていった……。
402380 ◆PKEHY060jY :2006/04/17(月) 21:18:45 ID:wYngirWb
 ***

「痴漢は許せねぇ! 絶対滅殺する!」
 がうがうと学校で吠える鈴のまわりに、女子達が輪を描いて囲んでいる。
 ホームルームが終わって担任が退出した頃になってようやく教室に到着した鈴は、
入ってくるなり、ガーッ! と叫んだ。何があったのかと宵子が聞くと、鈴は眉にし
わを寄せてぶるぶるっと震えてみせた。
 痴漢に遭ったと聞いて彼女のトラウマが蘇らないか心配して集まったクラスメート
達も、やがて元気な様子の彼女に安心し、突っ込みを入れ始めた。
「やー。あたしもさぁ、チカンにあったコトあるけど、アレたまんないよね。ギュウ
ギュウ押されていると、誰が犯人だかわかんないしぃ〜」
「誰でもいいから突き出しちゃえばいいのに」
 などと、とんでもないことを言っているのは守口智佳(もりぐち・ともか)だ。
「ちかりん、そりはまじゅいにゅう……」
 紅葉が椅子の背にあごを預けながら言う。
「乙女の純潔を汚す輩を放っておく周りの男も同罪! まとめて死刑よ、死刑!」
「あ、それは言えてるかもな」
 鈴がぽそっと言った。
「なんか周りのやつら、俺が痴漢されてんのに気付いていたようなんだけど、見て見
ぬふりだったんだよ。それも腹が立つんだ。俺なら放っておかないぜ?」
「おぅ、リンリンもついに女のミリキ(魅力)に目覚めたってコト? やったじゃん、
リンリン。これで名実ともに女の子認定だねっ!」
「えぇ〜? りんりんは前からぁ、フェロモン全開みゃう〜」
「なになに? チカンさんと被害者の女の子とで3Pしたいって? わぉ♪ なかな
かハードなプレイじゃないの♪」
「人の話をっ、聞けぇっ!!」
 鈴が吠えた。
 だが、鈴と過ごした一年半あまりの間に、クラスメート達は鈴の怒りの発作にもすっ
かり慣れてしまっていた。
403380 ◆PKEHY060jY :2006/04/17(月) 21:19:18 ID:wYngirWb
「耳に毒だから聞かねぇよ」
 女子の輪の外から、耳を押さえたままの間垣亨が言った。
「あー、でも滝田を襲うチカンの気持ちもわからんでもない」
 他の男子生徒が言った。
「元が男だと知らなきゃ、ぱっつんぱっつんの美少女だもんなあ。ああ、でもしゃべっ
たらボロが出るか」
「うう……痴漢されて感じている滝田の姿を想像して勃っちまった。鬱だ、死のう」
「おぅ、死ね死ね、どんどん死ね」
 鈴が男達に向かって言う。
 これは一種の浄化の儀式とでも言おうか。鈴のストレスを発散させるには、ほどよ
く怒らせるのが一番なのである。溜めて不意に噴火されるよりはずっといい。
 鈴の憤りがいったん収まったのを見て、宵子が言った。
「ねえ、鈴ちゃん。痴漢は本当に許せない?」
「当たり前だ。絶対許せねえ!」
 男だった時には痴漢物のAV(ただしソフトコアだが)を見ながら××××をして
いたこともあるのだが、今となってはその記憶も宇宙の彼方へと叩き飛ばされている。
「痴漢を捕まえたい?」
「もっちろんだ!」
「なら……」
 宵子が眼鏡の真ん中のフレームを伸ばした人差し指と中指で持ち上げ、某アニメの
ヒゲ面オヤジそっくりに微笑んだ。
「餌が必要ね」
 レンズが、きらりと光を放つ。
「餌?」
 鈴が問い返す。
 宵子は黙ってうなずいた。
 嫌な予感がした。

 もちろん、その予感は見事に的中したのである。
404380 ◆PKEHY060jY :2006/04/17(月) 21:20:13 ID:wYngirWb
 ***

 その後。
 囮役として、ミニに仕立てあげられた制服を着て登校すること十日。鈴は再び痴漢
に遭遇し、見事現行犯で犯人を警察に突き出すことになる。
 本人は痴漢などしていないと主張していたが、男性器をモロ出しにして、鈴にしっ
かり“それ”を握られて捕まったのだ。しかも、“偶然にも”証言者の同級生が何人
もいた上に、写真まで撮られていたのでは言い逃れなどできるはずもない。
 だが、犯人逮捕時に女性警察官に指摘されるまで、鈴は犯人が射精した精液を握り
締めたまま気付かずにいたという。

 数日間、鈴が激しく落ち込んだことは言うまでもない。


 Episode3 おしまい
405380 ◆PKEHY060jY :2006/04/17(月) 21:21:22 ID:wYngirWb
 お久しぶりです。
 本当はこの3倍以上の量だったのですが、どうしてもうまくまとまらないのでざっくりカット。
 もしかするとアップ時にミスをして抜けとかあるかもしれません。その時は笑って許してね。

 それじゃ、また〜。
406名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 22:11:23 ID:PN8oyP8x
380 ◆PKEHY060j氏、GJ♪

いつも楽しく読ませてもらってます。
続編に期待してますよ〜〜〜。
407名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 22:22:59 ID:WbUjg0yH
乙&GJ
後半ざっくりカットは本筋(エロ)とは関係ないのでこれでよかったかとw
408名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 22:47:12 ID:I/XzsRYC
うぉぉ。まさか復活されるとは。
滝田鈴の話は好きだったので嬉しかったです。
続編にも期待しております。
409名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 23:10:00 ID:PN8oyP8x
滝田鈴の話は私も好きです。

TS小説に興味を持つきっかけになった作品
なので、続編が出来て嬉しいです。
410名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 00:21:22 ID:DD45iaDN
滝田鈴って確か第2話で陵辱されたんだよなあ
哀れ
411名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 01:45:33 ID:AzgkJ6Jj
第一話みたいけど保管庫あります?
412名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 02:44:52 ID:GmC14o0t
GJ!
有沙姉さんとの絡みを期待して待ってます。
413名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 05:37:43 ID:u5loprzs
ぜひ、過去のエピソードも読んでみたいのですが…
保管庫にはバレンタインしか無いので。
414名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 08:02:54 ID:M0Kr3gFT
ttp://yellow.ribbon.to/~tseross/ の保管庫って

1話 バレンタインなんか大嫌い
2話 七夕の晩に……

両方あるけど?
415名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 12:17:55 ID:e/0SnKYM
>410
そういうのがまた良いのだ、俺的には。

元気にやってるのを見てちょっと嬉しかった。
ところで、美羽との付き合いはどうなったので?
416名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 16:16:33 ID:KUJ0wLP5
男としての自我を残しつつ、身体に引っ張られるのに抵抗しているというのは良いですね。
有沙姉さんの真の目的が気になります。
417名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 00:06:03 ID:eXJfXjwJ
この世には、時として予想だにしない出来事に遭遇することがある。
彼、一条朔太郎だった人物も『それ』に遭遇した一人である。
彼の場合は……

「まいったな……。」
 清々しい朝の日差しを浴びて、目覚めの一言がこれである。さわやかさの
欠片もない、後ろ向きな言葉である。それは仕方のない、しかし一般人に
しては冷静だと思う。
「どう見ても胸…だよなぁ〜。」
 体を見下ろすとあるはずのない膨らみ。股間の物足りなさ。色々なところが
昨日寝る前と変わってしまっている。
 何となく落ち着かないので視線を離す。視線を上げると別の視線とぶつかった。
「ようやく気がついたか。」
「………ダレデスカ?」
 小柄な女の子がいた。長い黒髪と白い肌が目を引く人形のような子だった。
「我の名はサクシヤだ。悪いが貴様に憑かせてもらうぞ。」
「わかった!これは夢だ!そうに違いない!だから俺が女になってて訳分か
らん奴が出てくるん…あいた……」
「目が覚めたか愚か者。次はこのカッターを投げるぞ?」
 手近にあったものを投げつけて言い放つサクシヤと名乗る女。
「くそっ、お約束の現実逃避ぐらいさせやがれ。」
「だまれ、そんなことではこの先生きていけんぞ?」
 起伏のない胸を反らし、偉そうに語るサクシヤ。正論のような気がするが起き
たら性別が変わっているなんてこと、すぐに受け入れろというのが無理なのだ。
少しは常識ってものを考えてほしい。俺はただの小市民なのだ。
418名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 00:11:14 ID:eXJfXjwJ
突然のことに言葉を失っていると、
「朔ちゃん起きてる?………えっと〜どなたですか?」
 気まずい沈黙という混沌な状況に新たなる混沌が現れた。哀れな乱入者の名
前は紅葉という。二つ上の大学生で、傍目にはどこにでもいる姉である。ただし、
趣味が呪術というどこにでもいない趣味を持つ、変わり者の姉である。
「よく知らないんだけど朝起きたらいたんだ。悪いけど追い出してく…」
「お前が誰だ。」
 追い出してくれないかと言おうと思ったのだが……最後までしゃべらせてもらえなかった。
「……朔ちゃんはどこ?」
「朔太郎ならそこにいるではないか。まあ、多少姿形が変わってはいるがな。」
「またまたそんな嘘ついちゃって〜」
「この邪神サクシヤの名にかけて断言しよう、嘘ではない。我が手を下したのだ、間
違いは起こらん。なんなら本人に確かめればよいだろう。」
 どうも軽く落ち込んでいる間に話に置いていかれたようだ。邪神だとかそんな物騒
な言葉が聞こえたような気がしたが気にしない。気にしたら負けだ。
「サクシヤって昨日朔ちゃんがくれた本に出てくる神様の名前よね?」
「そうだ。あの本を媒介にこちらにやってきた。こやつに馬鹿にされたのでな、少しば
かり仕返しをさせてもらった。保管してあった呪薬を使わせてもらったぞ。」
 話が見えん。紅葉は何か気づいたようだが、俺にはまったくわからん。
「馬鹿にしたって言われても覚えてないんだが…」
「あれだけ酔えば仕方あるまい。あれほど純度の高い呪薬を飲み干すなど正気の
沙汰ではない。だからこそ力の弱った我にも術が使えたのだがな。」
 呪薬ってあれの事か?紅葉が作る怪しい液体…もといアルコールの入った
ジュースのことか?
419名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 00:12:28 ID:eXJfXjwJ
「あれって酒じゃないのか紅葉?」
「アルコールなんて入ってないわよあれ……」
「呪薬に酔っているのだ。呪いの効果を設定してないから力が体に溜まって
しまうのだ。」
 ……もう訳が分からん。そろそろ脳もオーバーヒートしてきた。ここで意識を手放し
ても誰にも責められはしないだろう。
「悪い、頭痛いから寝る。」
「つまりあの術薬は成功していたと…」
「あれほどのものはなかなかお目にかかれんぞ。その筋の奴に売ればかなりの
額になるはずだ。」
 当事者がすっかり蚊帳の外か…。もうちょっとかまってくれてもいいと思うんだがな…。
420名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 00:13:50 ID:eXJfXjwJ
何となく書いてみた。
見たいって人がいたら続き書く。
421名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 00:38:59 ID:Eih4DHFf
見たい
422名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 00:43:01 ID:pBVG2R8Q
新作キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
勿論続き、期待します!!


実は、俺も投下予定作品があるんだよね。
前置きしか書いてないけど(しかもやたら長いOTL)
423名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 00:44:00 ID:989DKwmU
続きキボン
424名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 01:40:16 ID:4pALQiEh
続きキボーヌ
425名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 02:15:29 ID:un11C1I7
>>422もキボーヌ
426名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 02:26:15 ID:DBGNWHWL
>>420>>422
おながいします
427422:2006/04/21(金) 08:08:28 ID:pBVG2R8Q
まだまとまってないので、もう少し熟成させてからにします。
遅かれ早かれ投下はするつもりです。
428名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 14:21:54 ID:JSrWDr2X
アルタン元気かなあ
429名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 18:53:26 ID:PFzTFpRg
新作&続き待ち
430名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 21:09:44 ID:ACBZpVss
皆って正直異性になりたいと思った事ってある?
431名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 21:26:04 ID:DK+hC+ve
常にある
432名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 23:08:03 ID:eAfe4pO5
同じく
433名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 23:13:54 ID:PwUiM383
まったくない
434名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 23:34:42 ID:1IaN+dPK
魔女カーミラの続きってまだですか?
435名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 01:19:23 ID:oBNPIyEh
期間限定なら、性別変わっても良いかなぁとは

突然変わって、現実問題として困るのはちょっとねぇ
436名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 01:38:58 ID:rPvV74iw
異性にかぎらず
違う身体になってみたい、ってのもあるな自分は
だれにでもあると思うけど
437名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 01:40:12 ID:xYXIK0SK
その困ってる姿がイイ!

もう二度と戻れないようにされて
徐々に心まで調教されていく・・・・

最高ですw
438420:2006/04/22(土) 01:40:21 ID:pBoU9nLy
「つまり酩酊状態に陥った俺が、お前のこと…というかお前が作った本のことを馬鹿にし
たと。それでその本の力を見せようと俺をこんなにしたわけか?」
「その通りだ。ちなみに馬鹿にしたのは136ページの術だ。」
 その言葉を聞いてパラパラと本をめくる紅葉。
「あった。えっと……性別反転術だって。」
 そういえばそんなこと出来るわけ無いと笑った気が…
「だから俺の性別を変えて本当だと証明しようとしたわけか。だったらもう戻してくれよ。
なんかすげー落ち着かないんだこれ。」
「えーっ、その体の朔ちゃんも可愛くていいのに〜」
「うるさい。俺は男だ、可愛いといわれて喜べるか。それに顔はあまり変わってない。」
「だから朔ちゃんの顔は、女の子っぽいってことでしょ?」
 くそっ、こいつ人が気にしていることを…後で覚えとけよ。元に戻ったら思い知らせてやる。
「……今はそんなことはどうでもいい。さっさと元に戻してくれ。」
別に気にしてない風を装ってさらっと流す。
「……………」
 何で何もいわないんだこいつ。妙に神妙な顔して……あっ、今目そらしやがった。
「まさかできないなんて事は……」
 沈黙に耐えかね一番考えたくない、しかし一番可能性のある言葉を口にする。
「はは…はっ……ま…まさかな………そんなわけ」
「そうだよな…まさかな……はは」
 引きつった笑みを浮かべ笑いあう二人。そんな二人を見ていた紅葉が、
「要するにできないってことね。」
 言いやがった。認めたくなかったのに、心の準備もできてないのに。
「……すまんな。我もここまで力が衰えているとは思わなかった。」
「戻る方法はないのか?」
 せめてもの期待を込めて聞いてみる。
「それは大丈夫だ。今までお主の体に溜まっていた呪薬の力で術が成功したのだ。だから
それと同程度の力を溜めれば元に戻せるはずだ。」
「つまり紅葉の作る薬を飲み続ければいいんだな?それくらいなら楽勝だ。紅葉、早速作って
くれ。できるだけたくさんな」
 戻る方法があると聞いて、部屋の隅でうなだれている紅葉に声をかける。何故そんなに落
ち込んでいるのだこいつは。
439420:2006/04/22(土) 01:45:04 ID:pBoU9nLy
「無理。」
「おいこら。どういうことだ。」
「あれ作るのには時間かかるの。それに今の朔ちゃん可愛すぎて元に戻すのもったいない。」
 な…何を馬鹿なこと言ってるんだこいつ。あまりのことに頭痛くなってきた。
「お…お前いいかげんにしないと怒るぞ?」
「やっぱり可愛い〜。やっぱ怒った顔もいいね。ちょっとカメラ取ってくるからそのまま動かないでね。」
 ドタドタと階段を駆け上がる紅葉。呆れて何も言えない。
「お主も苦労するの。」
「……もう慣れたよ。昔からああだからな、とっくの昔に諦めたさ。」
 何せ紅葉の奇行は今に始まったことではない。物心ついた時から十年以上も弟(という名の
おもちゃ)をやっているのだ。奴の前で常識などないのだ。そんなものあったら女装させて買い物
なんて行かせないし、喧嘩したら裸で閉め出したりしない。あっ…思い出したら気が滅入ってきた。
「お主……その…強く生きろ。」
 勝手に人の心を読まないで欲しい。絶対に他人に知られたくない秘密なのだ。
「それよりも、学校とやらはいいのか?」
 気まずくなったのか話を変えてきた。思ったより話のわかる奴かもしれない。
「あ〜…行けるわけないよなこれじゃ。」
 背丈は縮んでるし、出るとこは一応出てる。絶対に気味悪がられるって…。
「ふむ……一時の感情とはいえ実生活に影響するとなると我の良心が痛むな。」
「邪神にも良心があるのか?」
「茶化す出ない。何とかしてやろうというのだ、素直に聞け。」
「なになに?何の話?」
 戻ってきたのか…。さっさと呪薬を作ってればいいものを。
「ちょっとな…。まだ呪薬は残っておるか?」
「少しだけなら余ってるけど…元に戻すのに使うならあげないよ?」
 ………こいつはだめすぎる。
「元に戻すのには全然足りん。ちょっと生活しやすくするだけだ。」
 もうどうにでもなれだ。やるならさっさとやってほしい。嫌な事は最初に済ましてしまう性質なのだ。
「何でも良いからすぐにやってくれ…。」

こうして彼、朔太郎は非日常へと巻き込まれていった。
果たして彼は元に戻ることができるのか?
440420:2006/04/22(土) 01:49:07 ID:pBoU9nLy
これでプロローグ的なものは終わり。
次からエロ書いていくつもり。だけどあんまり激しいのは
書けないからそこのとこは我慢してくれ。
リクエスト…っていうかネタを提供してくれれば助かるかも
441名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 02:22:30 ID:PCw2nlKb
GJ!
続きはマターリ待ってるから焦らなくておk
442名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 02:30:34 ID:OVBl3DT/
443名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 02:38:26 ID:JbHVIu04
乙です。
電車での痴漢プレイ希望…
444名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 10:36:06 ID:aNaEuCVB
いや、基本としてまずはおにゃにーでしょ
445名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 14:38:16 ID:/otaJaMj
確かにオナヌーは基本中の基本なんだろうが、まずはオナーヌという流れが食傷気味な気がしないでもない。

うん、たんなる俺のわがままだな(;´Д`)
446名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 18:57:06 ID:WBbvktD/
んじゃ心の準備が出来る前に いきなり強姦ってのは?
男のつもりで危険地帯を通過中
背後から襲われ公園のトイレの中でムリヤリ
抵抗するが 思ったように力が出ない、
早く終わって欲しい一心で 精一杯喘ぎ声を上げ続ける
447名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 19:08:01 ID:nipipXIc
元に戻るクスリを作るためにという名目で、邪神と邪神より邪悪な姉にあんなことやこんなことを…
448名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 20:00:41 ID:J87GVqcZ
        ('(゚∀゚∩_ おいらをどこかのスレに送って!
      /ヽ   〈/\ お別れの時にはお土産を持たせてね!
     /| ̄ ̄ ̄|.\/
       | .モツ煮..|/
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レトルトカレー・ スマートにいこうぜ・西ハム平・LIFE ・シジマール
449名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 22:11:07 ID:aNaEuCVB
う〜ん…こゆーバカなやつに乗っかるやつ結構いるんだな
まぁ…最初に持ってたのがどこまでかわからんが
450名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 23:43:18 ID:kI6732fU
とりあえず

 「トイレに行ったら勝手が違うせいで、スカートをぬらしてオロオロする。」

に一票
451名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 15:36:50 ID:yu0etjJV
んじゃあ、好きな女の子とお風呂に入ったら
胸を揉んできたのでお返しに揉み返してやるなんて。
巻いてある好きな娘のタオルを剥ぎ取ったりして
もめてるうちにプルンプルンと肌の触れ合いになったり。
452名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 16:01:54 ID:EBkBPLpT
>>451
そうだね。
男の時では紅葉は素直になれなかったが、女になったら好きな気持ちを抑えられなくなるなんていいな。
さらに男ではかなわなかったが、紅葉に逆襲し攻めまくりつーのがいい。
近親だろうと同性だろうと紅葉はメロメロになってしまうとか。
453名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 17:47:32 ID:fQKmWCAp
おまいら、先読みし過ぎると作者さんが困るっつのは考えないのかい?
454名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 18:13:10 ID:FZXYlup4
まぁリクエストを聞いてきた時点で、そこら辺は作者もわかってるんじゃないか?


オナヌー飽きたとか書いてゴメンさい。
455名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 18:48:17 ID:4c6tPb5I
朔太郎が女の子同士の気安さで、クラスメイトにスカートめくりとか
抱き付いてパフパフとか、顔をムニュムニュと動かすと、つい感じちゃったりして、
そのままにHになだれ込むとか。
456名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 19:57:53 ID:73vqcjVT
>455
>453
457名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 20:11:08 ID:VkT/ktRX
ネタ提供を求めてるわけだし、ある程度取捨選択して作ってくれるだろ。
と勝手に妄想。
458420:2006/04/23(日) 21:51:31 ID:+CK4y4uV
「朔ちゃん起きて〜。」
 布団を剥ぎ取られる。4月も終盤に差し掛かってはいるものの、朝は寒いものである。仕方
ないので体を起こす。胸にある重みが、昨日の出来事が嘘でないことを実感させた。
「とりあえず、出来た分の薬持ってきたから飲んで。」
 時間がかかるとか言いつつ、すぐにできてるじゃないか。
「なんだ…もうできてたのか…。」
 いつもの朝と感覚が違う。男の時は、スパッと起きることができたんだけど……。
「ちゃんと起きて飲まないとこぼすよ。ほら、私が飲ませてあげるから。」
「いいって……自分で飲めるか……!!!!」
 柔らかい何かに口を塞がれ、と同時にぬるい液体が口の中に浸入してくる。ドロッとした粘
液が口の中に溜まって、たまらず飲み込んでしまった。さらに、とどめとばかりに動く何かが舌
に絡んでくる。体に染み込むような感覚の後、カッと体温が上がった気がした。
(口移し!?)
「ん…あめ……や…んあ…っ……くるしっ………。」
 状況はつかめてきた。だが、払い除けようとしても、体に力がはいらない。それどころか、徐々
に火照ってきて、思考も浅く同じことを何度も考えてしまう。気持ち良いと。
「……っん……もっ…と………ぷはぁっ………はあ…はあ……。」
 解放され、呼吸が苦しいことに気づく。自分はいったい何をしてたんだろう。
「体…熱い……紅葉…なんとかして……。」

(ふむふむ…これはもしかすると……)
 トロンとした目つきで、懇願する朔太郎。明らかに様子がおかしい朔太郎を見て、紅葉は
ひとつの仮説をたてる。
「知らないわよそんなこと。私は薬を持ってきただけだから。そんなにしたいなら一人でオナニー
でもしてれば?じゃね〜。」
「あっ…。」
 冷たくつき放し部屋を出て行く。朔が切なそうな目で見ていたが、これから起こるであろう
出来事に比べたら、振り切ることは簡単だった。
459420:2006/04/23(日) 21:54:26 ID:+CK4y4uV
「行っちゃった…。」
(いつもなら必要以上にかまってくるのに…)
「紅葉…なんで……。」
 紅葉が去り際に残した一言、『一人でしてろ。』という言葉。火照った体と快感を欲する朔太郎
には、とても魅力的な言葉だった。
「一人で…する……。」
 理性など荒れ狂う本能の前には、砂上の楼閣のごとき脆さだった。意識の根底に残っていた
男としての理性が、意地が、矜持が、何もかもが崩れていく。
「…ふぁっ……っん…はっ……あぁ…」
 溢れだした欲望の奔流が、愛液となって秘裂から流れてくる。
「あっ…きもち……いっ…い……。」
 すでに男だったということも忘れ、女としての快楽を貪る朔太郎。ドアの隙間から覗く視線にも気
づかずに。

(やってるやってる…あ〜もうかわいいな〜…もうちょっと意地悪しちゃおうかな?)
「あぁん…いいっ……イクっ……あっ……イっちゃ」
(よし、今だ!)
ドアの向こうでチャンスを窺っていた影、紅葉はドアノブに手をかけた。
「はい!そこで終わり〜!」

「うわぁ!!な…なな…なんで……。」
 あと少しでイくところで、突然の乱入者に思わず手が止まる。
「いやらしいわね〜朔ちゃん。まさか朝からオナニーだなんて…。」
 ニヤニヤと楽しそうに言う紅葉。まるで、そうなることがわかっていたかのような言い回しも(実際
わかっていたわけだが)今の朔太郎には理解できなかった。

「なんで……そんな…見られた…?」
 先ほどまで自分という存在を押し流していた快楽も、今はもうどこにもなかった。最初からなかった
かのように消えている。
「驚いてるところ悪いんだけどこれ、何かわかる?」
 手に持った黒い物体、俗に言うビデオカメラを操作しながら問いかける。
「まさかっ……撮って…たのか?」
「正解〜。これは後でじっくり使わせてもらうね?」
 最悪だ。オナニーを見られただけじゃなく、ビデオにも撮られたなんて。
「………。」
 もうおしまいだ。あれをネタに一生遊ばれ続けるんだろう。
「………うっ……消して…お願いだから……。」
 何故だか涙が出てきた。普段ならこれくらいでは絶対泣かないのに。
460420:2006/04/23(日) 21:56:52 ID:+CK4y4uV
「あれっ?うそっ、泣いちゃった?」
 まさか泣くとは思ってなかった紅葉は、あわてて傍にかけよった。
「消して…お願いだから……消して…。」
 泣きながら同じ言葉を繰り返す朔太郎を見て、紅葉はやりすぎたか…と反省する。だけどただ消す
には惜しい。
「わかった、消してあげるから泣くのやめなさい。」
「ひっく……ほんと?」
 ああもうかわいすぎっていうか反則だ。これが元男っていうんだから世の中絶対間違ってる。まあ
男のときからかわいいのは変わってないが。
「ただし!ひとつだけ条件がある。朔ちゃんはこれから朔羅に改名ね。」
「はっ?」
 さすがに唐突すぎたか。そりゃそうか…。
「だから、改名するの、か・い・め・い。朔はそのままで、悪鬼羅刹の羅ね。女の子が太郎っておかし
いもんね。」
「ちょっと待ってよ!無理に決まってるだろ!それに例えが嫌過ぎるよ。」
「大丈夫よ。あなたはもう女の子なんだから。経緯はどうであれ、ね。」
 オナニーまでしちゃったしね…という言葉は飲み込んでおく。また泣いてしまうかもしれない。
「それに、パパたちに頼めば何とかしてくれるだろうし。」
「わかったよ…。もう好きにしてくれ。だから早くそれを…」
「もう消したわよ。なんなら確かめてもいいわよ。気が済んだら返しにきてね。」
 ビデオを放り投げて部屋を出て行く紅葉。振り返った顔がニヤリと笑ったことに朔太郎…もとい朔羅
は気づかない。
(ま、知らないほうがいいこともあるってことね。)

その日の午後、朔羅の体質についての会議が行われた。
紅葉が気づいたその体質とは、「呪薬を飲むと発情する」ということ。
何がどう影響してこうなったかは不明だが、とにかくそういうことらしい。
どうやら朔羅の受難はまだまだ続きそうだった。
461420:2006/04/23(日) 22:04:09 ID:+CK4y4uV
時間軸的にはプロローグの翌日だと考えてくれれば幸いです。
そんなわけで(どんなわけだ)420です。
今回は休日の朝編です。サクシヤがでないのはわざとです。

>>453
自分も先を考えてないので大丈夫です。ただ、面白いネタがあったら
そのまま使わせてもらうかもしれませんが。

その他感想、ネタなどをレスしてくれた人ありがとう。
それでは次のネタで会いましょう。
462名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 00:18:16 ID:piBLGA6M
おつかれッス。次も楽しみにしてます。
463名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 03:32:23 ID:R7sXyyUB
続き楽しみに待ってます
464名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 08:46:13 ID:g/0sQY04
TS学園2006年度期末試験。

問3
以下の画像はTS娘とクラスメイトという典型的なシチュエーションである。
画像から想定されるストーリーを作成しなさい。
文章の長さは問わない事とする。
(10点)

ttp://tsadult.s7.x-beat.com/cgi-bin/picbbs02/src/1145635487283.png
465名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 08:53:48 ID:mkv8mkmG
支援所のモノを持ってきてどうする気だ?
支援所でやってることが不満なのか?
466名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 09:25:13 ID:6LUYFKUF
>>465

支援所は2ちゃんのサブサイトだろ?
いい画像があってそれを使っても別にいいじゃん。
467名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 09:46:35 ID:NBi97TgU
棲み分けができているのに、わざわざ引っ張ってくる神経がわからない。
支援所に厨が土足でなだれ込んでも構わないと考えているのなら別だが。

おおむねROMってる者として、お前さんの物言いに危惧を抱くわけだが。
468名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 22:15:08 ID:9Dz/+xmP
支援所の方が痛い奴多い気がしないでもないがな

といってみる
469名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 22:40:50 ID:kKZiaBHm
支援所は双葉の方の派生かと思ってたけどな・・・
どっちにしろあまり波風を立てるようなことは感心せんぞ
見てる人間も被ってるのが多いだろうし
470名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 22:53:05 ID:jg7K4qY1
SS書いているんだが、やっぱTS後のオナニーは必需品?

380氏や他の方のSSを読んで見ると、必ずしもその描写があるわけでも
ないので・・・。

471名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 23:28:57 ID:W8Vkhb73
人それぞれ
472名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 23:41:28 ID:gGc3oJla
>>470
自分の思うがままに書いてくれ。wktk
473380 ◆PKEHY060jY :2006/04/24(月) 23:44:43 ID:cZUQF80g
>470
自分のリビドーに正直に。

胸に手を当てるのではなく、股間に手を当てて考えましょう。
さすれば自然に答えは出てくるでしょう。

「さすれば=こする」ではありません。いちおう、念のため。
474名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 00:08:27 ID:T1neFbI7
>>470
強制TS要素入っていれば百合だろうが男相手の純愛だろうが
陵辱だろうが何だろうがOKだと俺は思っている
475名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 00:23:22 ID:1v98U4GJ
ところで、男がサキュバスになる話ってどれくらい需要あるんだろ。
476名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 00:30:50 ID:LGMa3pdU
需要で書くな。
自分の好きなのを書け。
477名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 00:30:59 ID:M02c0FmH
>>475
需要1
478名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 01:08:46 ID:/Yg5j3g4
一人見かければ三十人は居る……
479名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 01:08:53 ID:q5ehQ+yh
>>475
需要2
480名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 01:26:26 ID:BDeUWSSw
>>478
Gみたいだな…
481名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 01:50:05 ID:zgxtVzYS
>>480
IDにSSキタコレ

せっかくだからセナガアナバチに操られるGをヒントに何か書いてくれ
482名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 02:41:03 ID:R8SPL2D+
>>475
需要3
483名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 02:48:45 ID:CQ3QuJau
>>475
需要4!!!!!!!!!!!!!!!1111
484名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 03:43:19 ID:+zspbgra
だから「魔女カーミラ」の続きを〜
いや新作も歓迎ですが。
485名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 08:09:09 ID:l7pJ8Pr6
主人公が2ちゃん用語使ってたら正直引く奴挙手
486名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 08:27:06 ID:iqhF+HWQ
ノシ
487名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 11:30:15 ID:EYPiAkz9
アルタンの最後まで気になる
488名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 11:32:05 ID:ROj/yG+5
>>475
需要5
こうなんというかもうバトルファックスレみたいな
男喰いまくりでも なんでもok

そういやサキュバスで検索してたら
サキュクエのTS版みたいなの作ろうとしてたサイトがあったなぁ
489名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 15:50:55 ID:QoVnCXk3
>>475
需要6
というか、サキュバス化は俺的に激ツボ
湧き上がる淫欲に精神が蝕まれ・・・な展開もおkだし、
徐々にサキュバス化する身体に翻弄され・・・な展開もいける
つーか、ぜひ書いてください orz
490名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 20:53:14 ID:R5Ji0Lht
需要があれば、供給するのは当たり前か。
書いてみる価値はありそうだな。
491475:2006/04/25(火) 22:30:05 ID:fY0TYJfE
んじゃ、授業中にでも書くか。
492380 ◆PKEHY060jY :2006/04/25(火) 23:24:01 ID:ITnCllOy
>490
それは私に対する挑戦と見ても良いのだな?

「よし。次はサキュバス化対決ということじゃな。まったく、楽しみじゃわい!」
「では、24時間後に」

……もちろん、嘘です。
493名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 23:25:07 ID:i2Ew5ybR
隣から見られて赤っ恥
なんてコトにならんように気をつけなよw
期待して松
494名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 00:37:21 ID:Um/03lcr
380氏もktkr!
皆さんの完成を、サキュバスになる夢を見つつ待ってます
495名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 01:58:17 ID:EjhjurF2
>>470
必需品というよりは、全く別の体になったわけだから
気付いた直後に探索に走るってのは、極自然な流れだと思う。
何度も何度も女の体に変る主人公なんてのは、全体から見て小数なんだから

複数作品を目にしてる読者・視聴者にとって陳腐に見えても
個々の作品ごとに見た場合妥当性の高い流れで、それ故に多用されて陳腐化する
そういう性質のもんだと思う。

キャラの性格的にとてもできないキャラとか
自分で探索始める前に、誰かにやられちゃってる展開とか
そんな暇はねえってな、TSそっちのけの展開でもない限り
一度は通っておくのが自然なんじゃないかと思う。
話として書くか書かないかとは別問題としてな。
496名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 04:03:28 ID:Etpq6N9m
サキュバスについては精液の美味しさや自分の体に吸飲されてく甘美さに
ついて細かく描写してくれるとありがたい
497名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 08:52:02 ID:5rucGVdR
それはちょっと勘弁。
498名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 11:26:14 ID:DIhfaxxG
こんな液に夢中になるなんて…
      …おいしい…
ビュク ビュク
499名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 18:05:43 ID:PghZUg6o
びゅっびゅっ

あ、あ・・・気持ちいいです・・・
500名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 18:39:14 ID:byjTb/2n
気持ち悪いのに…

もっと…飲みたいよお…
501名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 20:16:34 ID:dG+TtmSU
どっかのサイトに男→サキュバスってのがあったな
502名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 20:58:47 ID:nLOaTfLL
保管庫にもあるし結構メジャーなジャンルなのか
503GLAY ◆7Cj3xa/Uuc :2006/04/26(水) 22:16:32 ID:hk7QfX9k
アルタン投下します
3章はこれで終わりです
4章は大部分訳してあるので早めに投下できると思います
これでやっと全体の三分の二程です
504アルタン王子の敗北 第3章:2006/04/26(水) 22:17:22 ID:hk7QfX9k
彼の抵抗の意思は有限だったが、彼の脚の間の感覚は無限に感じた。
将軍と、女の体が与える快感に降伏し、シーツを強く握り、快感に喘ぐだけだった。
将軍は、彼の奥深くまで擦り上げた。
ランジェリーを着て、女の悦びを感じることに比べれば、
将軍に体を弄ばれる屈辱などはどうでもいいことだった。
男の下に横たわり、彼の女陰を愛撫されていると、
無力な女になったことを強く意識させられた。
505アルタン王子の敗北 第3章:2006/04/26(水) 22:18:03 ID:hk7QfX9k
彼はぼんやりとした意識のまま、将軍が彼の新しい名前を言う様要求しているのを聞いた。
絹のランジェリーを着て、ストッキングを履き、艶かしい体を持つ彼は、
美しく、官能的なエラナ姫だった。
彼は、喘ぎながらエラナであることを認めた。
彼は、彼の新しい性を認めた。
エラナは自分から動きだし、将軍の物を彼女の膣で締め付けた。
彼女は白く、ほっそりとした手を伸ばし、将軍に抱きついた。

将軍の舌は、エラナの口の中を自由に動き、彼女は悦びをもって熱い吐息をもらした。
将軍は、彼女の両手首を彼女の頭の上に押さえつけた。
そのまま、将軍は彼女と共に、大きく動き出した。
506アルタン王子の敗北 第3章:2006/04/26(水) 22:18:35 ID:hk7QfX9k
将軍が深く出入りすると、彼女は無力な女性としての快感を感じた。
より深く将軍を感じようと、ストッキングを擦りつけるように将軍に脚を巻きつけた。

将軍は、彼女の脚を大きく広げ、片手で彼女の両腕を押さえつけ、もう片手で胸を愛撫した。
彼女は全身を完全に将軍に支配されていた。
抵抗が全く出来ない事が分かると、彼女は支配される背徳的な快感に酔った。

エラナは、彼女に打ち寄せる絶頂に耐えられず、涙を流した。
これほどの快感に耐える準備は彼女に出来ていなかった。
507アルタン王子の敗北 第3章:2006/04/26(水) 22:19:08 ID:hk7QfX9k
少しでも動くと、彼女はなめらかな絹に愛撫されているような快感を覚えた。
将軍に犯されているだけではなく、彼女に触れている服にさえも犯されているようだった。
男根が彼女を削り取るように出入りするたびに、彼女は身悶えし、快感に嬌声を出した。
彼女は無理矢理に女の体を与えられ、今では無理矢理に女の快感を与えられた。

将軍はエラナに更なる快感と屈辱を与えようと、大きく動いた。
かつての憎んでいた敵を、こんな風に好きにしている事を考えると、
彼の物はより一層硬さを増した。
彼の終わりが近い事を知ると、
将軍は口紅の味がする彼女の柔らかい唇にキスをし、
押さえつけていた彼女の両手を放すと、将軍は尻を掴み、これまでに無いほど強く打ち込んだ。
アルタンは、女の体に捕らえられたまま、逃げようのない快感に泣き、悦んでいた。
アルタンと将軍は、ほぼ同時に声を上げ、絶頂へと至った。
508アルタン王子の敗北 第3章:2006/04/26(水) 22:19:48 ID:hk7QfX9k
エラナは、彼女の中で将軍が大きく膨らみ、体の内側に熱い物を注がれるのを感じた。
将軍が引き抜いた後も、収まらない快感に、彼女は朦朧としていた。
彼女は将軍の太い腕を撫で、小さくなった将軍の一物を撫でた。
彼女は胸を押し付けるように将軍にキスをし、将軍は彼女の口の中を舐めまわした。
キスをしながら、将軍が彼女を愛撫すると、彼女は嬌声で答えた。

アルタン王子の意思を完全に服従させた事を知り、将軍は満足そうに小さく笑った。
彼が撫でるように彼女を愛撫すると、彼女は小さくうめき、将軍の手を受け入れた。
将軍の手が内股に達すると、彼女は再び小さく震え、快感を表現した。
情婦のように将軍にキスをし、愛撫されている彼女の姿はアルタン王子とはかけ離れた姿だった。

彼はじらすように彼女の秘部の周りに触れた。
それはエラナにとって快感だったが、彼女が満足する刺激ではなかった。
将軍は彼女から快感をねだる言葉を待っていた。
彼女が耐えられなくなり、将軍にねだると、直接秘部に触れ、報酬を与えた。
509アルタン王子の敗北 第3章:2006/04/26(水) 22:20:39 ID:hk7QfX9k
将軍の命令に従い、彼女は将軍に跨るように乗り、体をゆっくり舐めて降りた。
男根に行き着くと、ゆっくりと亀頭まで舐め上げた。
彼女の長い金色の髪は、彼女の肩から、将軍のそれを隠すように垂れ下がった。
将軍が再び大きくなってくると、彼女は口の中にそれを招き入れ、舌で愛撫した。
その動きに満足した将軍は、彼女の脚の間への愛撫を再開した。
その快感に反応し、彼女の腰は将軍の手に押し付けられるように動いた。

彼女は将軍の物を口や舌で愛撫し、将軍は彼女の秘裂の中まで指で愛撫していた。
この時代、女性には選択権はなく、命令されたように動き、主人の淫らな欲望に従うことが全てだった。
自分もそんな無力な女の一人だと認識すると、背徳感でより一層快感が高まった。
510アルタン王子の敗北 第3章:2006/04/26(水) 22:21:11 ID:hk7QfX9k

将軍とのシックスナインを続けていると、彼女は快感を抑えられなくなってきた。
将軍への愛撫は止まり、将軍の思うように声をあげ、体を震わせることしかできなかった。

アルタンが快感で嬌声を上げているのを将軍は黒い喜びと共に見ていた。
将軍は腕を伸ばし、アルタンの胸に触れた。
柔らかなその感触を楽しみながら、彼は指をゆっくりと動かした。

エラナは、ゆっくりと女性器を愛撫する将軍の手を感じた。
将軍はエラナが達しないようにじらし、エラナは快感のことしか考えられなくなっていった。
そして、もっと快感を得ようと腰を将軍の手におしつけ、男性器をより情熱的に愛撫した。
将軍はエラナの反応に満足すると、じらすようだった愛撫を急に激しくした。
十分に高まっていた彼女の体は、あっという間に絶頂へと導かれた。
511アルタン王子の敗北 第3章:2006/04/26(水) 22:22:26 ID:hk7QfX9k
エラナが達したにも関わらず、将軍は愛撫を続けたので、彼女は体を震わせて快感に耐えた。
彼女は女の体がここまで感じるとは思っていなかった。

男の頂点は一瞬だったが、女の体は、快感の頂点が断続的に襲ってきた。
彼女は苦痛にも近い快感を感じ、将軍に止めるよう訴えたが、彼は聞かなかった。
彼女の体は、完全に力が抜けてしまっていて、抵抗できなかった。
将軍は彼女を仰向けに寝かせ、脚を開き、愛撫を加えた。
もう片方の手では、彼女の痛いほど勃起した乳首を愛撫した。


将軍は、アルタンに掛けた魔法が、どのように働いているかをウィザードから聞いていた。
女性として性的な経験をすればするほど、
女性として長く過ごせば過ごすほど、心も女性化していく。
今のアルタンの心は、かなり女性側に近づいているようだった。
512アルタン王子の敗北 第3章:2006/04/26(水) 22:23:34 ID:hk7QfX9k
将軍は彼女に圧し掛かると、彼女を貫いた。
彼女の脚は、大きく広げられていて、彼女の力では閉じる事ができなかったので、
彼女はその恥ずかしい姿勢に耐えなければならなかった。
彼女をしっかりと押さえつけ、将軍は何度も強く、深く彼女に入った。
自分の口から、艶かしい喘ぎ声が出るのを止められないまま、彼女はあまりの快感に苦しんだ。
将軍の物が中に入っていると、体中をいっぱいにされたように感じた。

彼女は以前、将軍と剣での一騎打ちを互角に戦った事もあった。
しかし、今では将軍の下に押さえつけられ、将軍を体に受け入れていた。

突然将軍は、彼女の中で達した。
彼女の中にはポンプで注がれているかのような勢いで子種が注ぎ込まれた。
彼女の中から引き抜かれると、彼女は大きく息をしながら横たわった。
何も考えられえないまま、快感の余韻にひたっていた。

少し休むと、将軍はもう服を整え始めていたが、彼女は疲れ果てていた。
これからのことに思いを馳せながら、将軍が部屋から出て行く音を聞いた。
513アルタン王子の敗北 第3章:2006/04/26(水) 22:24:13 ID:hk7QfX9k
アルタンの体を覆う熱が引き始めると、いつものように男の心が戻ってきて、
結局将軍とのセックスを楽しんでしまった事への後悔が彼を苛んだ。
彼は座りなおし、部屋に置いてある服を着るためにベッドから降りた。
将軍の気を損ねないように、先程と同じピンクのドレスを身に付けた。
将軍に体を好きにされるのは屈辱だったが、女性の衣服を着る事は、むしろ楽しみでもあった。

簡単に身なりを整えると、彼は何も指示されておらず、するべきことが無い事に気づいた。
ドアから廊下を覗くと、驚いた事に、番人は全くいなかった。
彼は慎重に廊下に滑り出し、歩き始めた。
廊下を曲がると、外へと開け放たれているドアがあった。
周りに人がいないことを再度確認すると、彼の心臓は一際大きく跳ねた。
514名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 22:25:00 ID:hk7QfX9k
以上です
515名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 22:44:27 ID:RGqlTCk3
>>501
ttp://fps01.plala.or.jp/~hiku/index.htm (佐樹の屋根裏部屋)の娘悪魔?
516380 ◆PKEHY060jY :2006/04/26(水) 22:59:54 ID:WSUfFHvY
あるタンキタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!

で、24時間たとうとしてますが、うわははは、こりゃもう全然終わらないわー。(涙)
ごめん、ちょいと無理。前・後編になっちゃう。
517 ◆ACiNmI6Dxs :2006/04/26(水) 23:06:05 ID:PghZUg6o
>>514 アルタン乙!

380氏!期待してますよーー。

518名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 23:51:47 ID:j4ke8V+Z
380氏 うは マジっすか

GLAY氏 アルタンいいね 激しくGj
ここに来て四部はどうなるか激しく気になってきた
519475:2006/04/26(水) 23:57:55 ID:J5S9HUf5
ここってサキュバス化の話ってあまりないよな。
だからその手の需要あるのは俺だけかと思ったんだが、安心した。
>>491は完全にネタだが。
520名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 01:44:49 ID:MRYlOgU2
それなんて朗読?

要するにそういう事です
521名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 01:45:05 ID:HHdj2G24
サキュバス化祭りか?
嬉しすぎて踊っちまうぜ
522名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 16:35:59 ID:YyuWCyCf
>>504-513
セリフ無し、語尾がほとんど「た。」、状況描写だけ?
あいあいあー
523名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 20:18:01 ID:9nNSKcjF
>522 訳してくれるだけでウレシス(・∀・
原作も台詞全然ないしな・・・
524名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 22:01:12 ID:3kyrWsZF
>>522
うん 原作もこんな感じ、英文は女性言葉がないので
状況描写中心でセリフは意外に少ないよ。

"mmm yeah...that's good...yeah keep up with it...take it deeper..."
"Please...I need to be fucked...I need it so bad I need your big cock in my pussy."

剣と魔法のファンタジー系が好きだから
サキュバスもいける口です
525名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 23:00:05 ID:ksEOZnMA
>>522
その訳を足掛かりにさらに意訳し、妄想の翼をもっと大きく広げ場面をやらしく補完する
その余地がある。そう考えるんだ。
526名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 23:07:22 ID:YDy13wKL
すげーぜ>>524アルタン乙でし
527名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 23:40:05 ID:GSI/pVxh
>>525
まかせた
528名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 01:29:14 ID:EYpRnqXG
え、え??
アルタンってどっかに原作あんの??
529名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 07:56:06 ID:AFSW/7DR
530名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 20:52:40 ID:+e/vwQ6f
アルタンは直訳風味・セリフ無しなのが味なのでこのまま突っ走れ〜
531名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 17:46:51 ID:i01HpEn4
664 :名無しんぼ@お腹いっぱい :2006/04/28(金) 19:13:16 ID:CT9k6u+m0
荒木読んでる奴って


665 :名無しんぼ@お腹いっぱい :2006/04/28(金) 19:20:32 ID:zOVVf22UO
ちんちんおっきくて困ってそうだよな


666 :名無しんぼ@お腹いっぱい :2006/04/28(金) 19:22:10 ID:VXjS9bSw0
私女になったからもうちんちん無い


667 :名無しんぼ@お腹いっぱい :2006/04/28(金) 19:50:10 ID:lrJrjoPEO
グレート!
532名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 03:46:23 ID:mz4bono2
俺の名は宮下俊之。ごく普通の高校生だった。あの日まではな・・・

「さてと。そろそろ帰ろうぜ。」
俺は健二を促した。コイツ、中山健二は幼稚園からの幼なじみだ。
「おお、ちょっと待てよ。」

――同時刻 オカルト研究部――
「準備は終わったな。これで我々の念願が達成される!」
「遂に淫魔サキュバスの召還ですね!」
「行くぞ。3、2、1・・・」
そしてその瞬間が訪れた。

俺たちは靴を履き替え外に出た。
外は今日も雲一つない快・・・
『ゴロゴロ、バリバリ、ドーーーン!!』
ものすごい音と共に、俺は雷に打たれた。幸い意識はあるみたいだ。
「痛ぇ、何なんだ一体。」
「大丈夫か・・・って、お前俊之だよな?」
「何言ってやがる!当たり前だろ。」
でも、何かおかしい。声は高いし、胸も狭苦しい。
しかし異変はこれだけでは無かった。腰のほうが妙に落ち着かない。
触れてみると細長くて柔らかいものが尻の上から出ている。
これは間違い無く・・・
「尻尾が生えてる!!」
「えっ、しっぽ!?」
533名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 03:47:33 ID:mz4bono2
そこへ白衣を着た男が2人来た。
「実験は成功したようですね。」
「ああ。素晴らしい姿だ。」
「てめぇら!俺に何しやがった!もとには戻れるんだろうな?」
「降魔実験さ。サキュバスを召還したんだ。
精液無しでは生きられない淫魔だ。」
「あなたは運が悪かった。まあ、諦めてください。」
俺は怒りに任せて2人を蹴り飛ばした。

その時変な声を聞いた。
『気持ちよく・・・してぇ・・・』
急に身体の芯が熱くなってきた。心拍数もどんどん上がっていく。
頭もぼやけてきた。俺はその場にへたりこんでしまった。
「おい!?どうした?」
健二の声・・・健二から出るオスの匂い・・・
アソコがジンジンいってる・・・乳首も勃ってる・・・
チ○ポが欲しい・・・しゃぶりたい・・・
「あ、あのさ・・・、ちょっと頼みがあるんだけど・・・。」
「何だよいきなり。」
まだ引き返せるぞ俺。次の一言さえ言わなければ・・・
そんな俺の思いも虚しく、口に出してしまった。
「・・・チ○コ・・・・・・ちょうだい。」
さすがの健二も驚きを隠せなかった。
「もう一回言ってくれないか?」
「チ○コを、俺にしゃぶらせて・・・」
自分でも驚くような妖艶な声で、俺はねだった。
534名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 03:48:38 ID:mz4bono2
健二は明らかにためらっていた。
確かに、つい数分前まで男だった奴に
自分のモノが咥えられるのはいい気分じゃない。
俺は、何故か涙を浮かべていた。そして一言つぶやいた。
「くれないの?」
それを聞いて健二は、しぶしぶジッパーを下げた。
そこから、ビンビンに張った怒棒が顔を出した。
俺は生唾を飲んで、飛びつくようにしゃぶり出した。
既に俺の身体は俺のものではなかった。
舌は亀頭と裏スジを責め、右手で根元からしごく。
――気持ちいい・・・――
頭で感じられるのはこれだけだった。
「俊之、ヤバい。イキそうだ!」
一瞬身体が自由になった。
俺は慌ててチ○コから離れようとする。
お預けを食らった身体が、チ○コを求めて疼く。
『精液を飲ませて・・・』
また頭がぼんやりしてきた・・・
再び俺は口にくわえた。手のピストン運動を段々と加速していく。
そして、先端から勢いよく白濁液が噴出した。
俺は、それを全部口の中へ運んだ。
甘い・・・。蜂蜜よりも甘い味がした。
今までに食ったどんな食べ物よりも美味しい。
535名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 03:49:38 ID:mz4bono2
全ての精液を飲み干すと強烈な嫌悪感が俺を襲った。
逆らえなかったとはいえ、俺はフェラをして精子を全部飲んでしまった。
何より悔しいのは、それを「おいしい」と感じたことだ。
今までの男としての人生がまるで夢のように思えた。
『何グダグダ言ってんの?じれったいわね。』
誰かが囁きかけた。たちまち俺は身体の自由を失った。
『精液っていうのは、こうやって集めるのよ!』
そう言うと俺の身体は、おもむろにトランクスを脱ぎ出した。
その下では、したたるほどの愛液がぬらぬらと光っていた。
俺は割れ目をなぞりながら、健二を挑発した。
「俺のアソコに・・・入れて。」
さっき射精したばかりの肉棒が、また勃ち始めた。
「入れてもいいんだな?」
「早くいれてよぉ・・・気持ちよくして・・・」
健二はバックの姿勢から俺の膣に差しこんだ。
愛液でよく濡れていたせいか、案外すんなりと入った。
異物が進入するこの奇妙な感覚すら快感となって俺に届く。
健二は腰を強く打ち付けてくる。
チ○コが抜き差しされる度に、俺の膣がこすれる。
「あぁん!キモチイイ・・・はぁん、ふぅ・・・。」
快感が強すぎて何も考えられない。
先ほど感じた嫌悪感はほとんど無くなっていた。
今はただこの快楽に浸っていたかった。
「ひゃう!イク、イッちゃう!」
「俺もだ!!イクぞ!!!」
二人は同時に絶頂に達した。
膣は、1滴たりとも逃すまいと、チ○コを強く締め付ける。
『こうするのよ。今度からはやってあげないからね!』
余韻に浸る俺に、誰かがしゃべった。
もう気持ち良ければ何でも良かった。
なんだか・・・眠くなってきた・・・
バタリ。学校にいることも忘れて、俺は深い眠りに落ちた。
536名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 03:51:59 ID:mz4bono2
流れに便乗して作っては見たものの、やたら「・・・」が多い。
まあ、ちょっとした小ネタとして読んでくだせぇ。
537名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 07:19:36 ID:CFGvEsoC
導入は唐突だが悪くないねGJ
できたら次の話も作ってくれ
538名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 09:37:47 ID:Tq764M3H


聞き流してもらっていいんだがエロ入ってから急展開過ぎやしないだろうか?
539名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 10:14:02 ID:iOfIvpZm
サキュバス化への反応見る分にはこれでいいんじゃね
532、乙ですた
540名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 12:27:48 ID:wRt5aZPO
>>532
オレにもこれくらいの文才があれば
この頭の中のモヤモヤを文章に出来るのにww

オレの文才は例えるなら
どっかで、かわいい萌え絵を発見する。
頭の中には鮮明に像が浮かぶのだが
紙に書き写してみると
速攻でゴミ箱行きの落書きになってしまう。
541名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 12:57:11 ID:8M9uM05J
話が絵で浮かぶ人は漫画描いた方がいいかも
542名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 13:11:49 ID:iui1pQ/s
話が絵で浮かんでも画力が幼稚園レベ(ry
543名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 13:28:25 ID:kAN0AhVF
↓誰かこれのTSバージョンを作ってくれないか?
http://homepage3.nifty.com/yuki_nanotabi/
544名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 15:35:04 ID:y78GvMTC
絵で話を作る時の人物像がやりにくいと?
そんな時はこんなシチュエーション

住宅街を自分が歩いている
視界が悪い曲がり角を行こうとした時にそのオニャノコとばったり
脳内で状況説明ナレーターを出現させ、足下から見て最後に顔を見る
その脳内ナレーターをの言葉を書き写す

要するにその日までに培った妄想力が試されると(ry
545420:2006/04/30(日) 16:07:04 ID:Q6epRgOT
話の流れぶった切って悪いけどひとつ聞きたい。
朔羅、紅葉、サクシヤがメイン視点の3つ話し作ったけど
時間の流れにそって投下したほうがいいよね?
546名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 16:50:35 ID:w7WRbdls
>>420
お任せします。(;´Д`)ハァハァ
547名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 00:52:28 ID:nR8d2Ms3
>>532
非常によかったGJだ、ただどうしても気になることがあった


主人公の名前が俺と同じだということだ、漢字まで一緒だよ

しかしこれはこれで感情移入できてハァハァできるかもしれん
548名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 01:10:45 ID:mwVmVqkK
俊之さん乙
549名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 01:45:21 ID:TAuw/rvA
>>547
SSがアップされたら、テキストエディターで
主人公の名前を、自分の名前に変更して
ハァハァしながら読んでる自分は、どうしたら良いですか?
550名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 02:30:46 ID:c50Yr9ZN
俺は妄想スキルレベル高いからいちいち変換しなくても
脳内で自動置き換えしてくれるぜ☆






妄想力が凄まじいだけです
551532:2006/05/01(月) 08:17:47 ID:yn/9RBJP
意外と好評で良かった。
叩かれたらどうしようとか思って、昨日は全然寝付けなかったw
ネタを思いついたら、また続き投下する。ではノシ
552名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 22:13:52 ID:mfXLffuG
>544
一本作り上げてしまった俺はいったいどうしたら?
以前TSF支援所に投稿したけどサ…

私は絵をTRPGの世界観に当てはめて考えちゃうけどな。
ソードワールドというゲームなら性転換薬ってのがあるし、
それ以外でも超常なりし理に従って無理やり転換したり…
まぁ いろいろだ。

霊夢かわいいよかわいいよ霊夢
553名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 23:44:26 ID:iWuxOvqm
どうしたら?って?
それは…さらにがんばってください、お願いします。
554名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 03:49:21 ID:myO3p9Fz
>529
うおおお読んでくる
サンクス
555名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 18:07:26 ID:ls8kq7xf
( ´ー`)y━・~~~
556名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 06:13:15 ID:/lKy9DUH
アルタンって初めの頃は複数で翻訳してたよね
今は一人?
どっかにまとめがあれば便利なんだが・・・

それはそうと以前話題になってた熟女TS物に
に該当するSSが支援所にあがってるよ
リクエストしてた人は見てくるといい 
557名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 13:01:15 ID:WxZ0PNmY
性転換のサッキュバス物といったら↓コレがよかったなぁ
ttp://tosiex.hp.infoseek.co.jp/novel/fintxt/inma1.txt
558名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 13:09:30 ID:X8ScEgqz
>>557
そこ広めないでくらはい(´・ω・`)

一応リアル系に近い板なんで
ここの住人とは嗜好が微妙に違うし
叩かれて気分を悪くした人とかも避難してるし
お互い一線を引いてるんだから、関わらないで
559名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 19:34:24 ID:mtrWXnqh
>>556
画像掲示板のほうだよね?
あれちゃんと完結させてほしいなぁ作者さん。
あのまま消えるのは惜しすぎる(´・ω・`)
560名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 00:37:06 ID:k533dCSJ
>>558
別に関連として提示する分には構わないんじゃないの?
お互いが攻撃し合ったりする意味不明な状態になったら拙いが。
561名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 01:27:58 ID:EjzOHYbV
>>560
宣伝ウザイ! リアル返れ!
と叩きレスが来る事を予想して
叩かれる前に釘を・・・・。
562名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 09:00:25 ID:RW8exAww
>>559
そう、それそれ・・・・て、もう消えちゃってるね
563名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 00:25:23 ID:FQG/Uaug
新作期待age
564名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 14:09:41 ID:5beh7ZsT
 i i!i | | | i/ / | /  ii |!i!i 
/i/|ii!//|!/!i/´i/   .|i |/ノ!i
i i 川i!ハ/" _!   | │川!i 
ノ ノ/リ,,,,,,二三テ=''" ヽノル |ノノ
 /   ̄ ´~~゙''''    ゙''‐- ..,,_
,,イ|                i'"
 i | :::::::ヽ::::ヽ::::::ヾ::    ゙、   ふぅん。。。   
  i i \\\\\ヽ        何だか私・・・・
!  | i            ,,ィノ    女の子になっちゃったみたい・・
i!  i i!            /i/     ほら・・腰が勝手に・・・
゙i!  | i          /⌒ヽ'     んくっ・・・だめぇ・・男の子に戻れなく・・・
 i  i ゙!         ん、,,ノ,      なっちゃうょぅ・・。はぁっ!!あぁっあ!
゙、ii! ゙| i           ノ o      あっあっ!
ヾ!トl ゙iU          i       だめっぇ。もっと太いのがほしいよぅ。。
 iiミ! ハ             i ゚     いくっいくっもう少し・・・っ!
 i!ヾ!i ゙、!         , '      
 !ヽヾi  i゙、  ___,,,/    
、、iヾミヽ ヾ''~川リ i i゙、           
! | i ヾ、゙、 ヽ、!i i|ヾ ゙、゙、゙、            
ヾ ! ヾ、ヽ ゙ヽi |!iヾ、ヽヽヽ
565名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 19:15:45 ID:hpcLrUEk
誰か色っぽいお姉さんになっちゃった小学生の男の子のSSをヨロ。
566名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 01:29:53 ID:XNrEQua8
ボブ富井氏の『翔』の続きが読みてー!!
567名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 09:10:41 ID:UgCoufqW
568名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 19:55:51 ID:YHX+FGe8
改造か……獣耳はいいな。獣耳は
569名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 17:22:35 ID:NNwZi6WF
未完のままのってもう更新しないのかね。続きが気になる
570名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 18:13:51 ID:3ZYOQGhT
>>569
更新するっぽいけどあらしが入ってスレが埋まったみたい。
関連スレには今日更新するとある。
571名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 18:32:21 ID:gjwaUqPk
未完のままのって何?
572名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 19:09:22 ID:21CruEsV
保管庫の小説のことじゃ
573名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 19:10:27 ID:3ZYOQGhT
>>571
>>567のことだと思う。
574名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 19:23:13 ID:tYLRNu/c
>>571
車田正美の「男坂」だと思う
575名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 19:24:02 ID:NNwZi6WF
うん、保管庫の事。でもVIPも見てたから情報ありがと。
576名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 20:44:00 ID:Bwn0gCXV
スクールプレイに使われてる画像の出どころが分かんないわぁ
こういうのってどこで質問すれば良いの?
577名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 21:50:12 ID:hZ7OHg3C
>571
俺たちの戦いはこれからだ!って返すべきなのか?(汗
578571:2006/05/10(水) 22:20:05 ID:gjwaUqPk
まなさんありがとうございました!
579571:2006/05/10(水) 22:22:11 ID:gjwaUqPk
×ま
○み
もう最悪・・・
580名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 22:45:23 ID:gLGchXhB
教科書ですら誤植まみれのこんな世の中じゃ
581名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 23:07:54 ID:mAWSDt5R
POISON!
582名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 23:23:23 ID:rOfZCDAO
>576
エロゲの『そらのいろ、みずのいろ』だと思う。
583380 ◆PKEHY060jY :2006/05/11(木) 00:09:35 ID:G0AVkCkl
>575
すまん……orz
いろいろあってだな。ようするにモチベーションだとか身の回りのこととか。そんな個人の事情はどうでもいいか。
サキュバス話のあと、854さん陵辱物の続きを出せるかとおもいま。
途中まででいいならどちらもすぐ出せるんだけど、それでもいいのかな?

サキュバスの方はエロがにゃー、と。
実はクリスマス物もエロ以外はほぼできていたんだけど、エロで悩んでタイムアップ。
みなさん、エロはワンパターンでいいですか? それともだめ?
上のとあわせて、ちょっと聞いてみたい気分。
584名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 00:29:29 ID:7bnYY9F2
>>583
すみません、854さん陵辱物は何処で読めますか?
どんな物語かが分からないので気になる。
585名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 03:09:32 ID:NLxIe+6p
>>583
おぉ、380氏だ

私は途中まででも、完成版でも、どちらでも構わんですよ
特に854さん陵辱物は約1年ずっとwktkして待ってましたから、
読ませていただけるならもうそれだけでw

エロは、ワンパターンでもあまり気には
そこまでのシチュとかに萌える派なので
586576:2006/05/11(木) 03:29:15 ID:q7GhC/BO
>>582
感謝!
587名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 08:52:42 ID:WDZu/C03
俺もワンパターンよりもシチュエーションだね。
588名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 22:22:12 ID:G/PhL02a
「ホントに効くのかよこれ」
 6畳の狭いアパートに置かれたベットに腰を掛け、高橋京介は小さな
薬のビンを指で転がす。琥珀色の液体の入ったそれは一見小洒落た香水
の入れ物のようでもある。
「どうすっかな」
 そう言いながらベットに倒れ込みビンを蛍光灯にかざす。蛍光灯の光
に妖しく揺れるこの液体、これを彼に売りつけた人物は『男を女に、女
を男に変えてしまう魔法の薬』だと言っていた。
「・・・試してみるか」
 京介は不意に起き上がると携帯のある番号をコールした。




「あ、あの京介君。こんな時間に僕に何か用?」
 京介が電話を掛けてから30分後。彼の前にオドオドとした小柄の少
年が一人縮こまっている。
「何ビビってんだよ輝、別に殴ったりしねーって。ほら飲めよ」
 自分の前に置かれるジュースの入ったコップにビクッと身を竦める小
柄の少年、早乙女輝。彼と京介は同じ高校に通う同級生なのだが輝は一
見すれば中学生に見えるほどの童顔と華奢な身体付きをしていて不必要
に可憐な印象を感じさせる。
「あ、ありがとう・・・」
 輝はちらちらと京介を見ながらコップを手に取りちびりと口につける。
その様子を京介はベットに腰掛伺っている。
589名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 22:23:43 ID:G/PhL02a
「・・・あの、何か僕に話が−−ご、ごめんなさい」
「だからビビんなって言ってんだろ。とりあえずジューズ飲んじまえよ」
 京介の様子を伺うようにちらっと輝は自分を睨んでいるような目線を
受け身を竦める。そんな輝を京介は焦れったいと言った風に見ている。
輝は京介に『いじめ』を受けていた。京介は中学の頃表だっては優等生
として振舞っていたが影では世間一般で言う所の『不良』と呼ばれる行
為を数限りなく繰り返していた。そして京介は表の顔は優等生として進
学校へと進み、そこで自分とは別の意味で異色な輝に目を付けた。
「う、うん・・・」
 言われるがままにコクコクとコップを傾ける輝を京介は目を細め薄ら
と笑うように見つめていた。
 輝と同じクラスになった京介は輝にカツアゲからパシリ、ストレス解
消と称して殴りつけるなど同じクラスの生徒や教師にバレないように巧
妙に繰り返していった。元から大人しく気の弱かった輝は京介に抵抗で
きず、親や教師、友人に相談もできずにこれに従うしかなかった。
「あ、あれ?」
 ジュースが空になって10分ほどしてから、輝の頭がぐらりと揺れた。
まぶたがぴくぴくと痙攣し、倒れそうになる身体を力の入らない手で支え
る。
「きょ、京介君。ごめん、なんか・・・変だ」
「なんだよ、眠いのかよ。1時間くらいしたら起こしてやっから寝ちまえ」
「わうっ」
 京介は輝の腕を掴むと強引に立たせ投げつけるようにさっきまで自分が
座っていたベットへ寝かせる。
「だ、だめだよ・・・」
 意思の力を総動員させても抗う事ができない睡魔に押し流されながら輝
は京介がいつも自分を殴る前の嬉しそうな、自分にとっては恐怖でしかな
い笑顔を浮かべているのを見た。そして輝の意識は闇に落ちて行った。
590名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 22:25:19 ID:G/PhL02a



(暑い・・・)
 身体が汗で濡れているのがわかる。真夏の昼間にクーラーも付けずに
昼寝した時のような灼熱感に寝返りを打とうとして・・・失敗した。
「・・・え・・・・・・あ?」
「んだよ、やっと起きたのかよ」
 ぼんやりとする頭で輝が目を開けるとニヤニヤとした笑みを貼り付け
た京介の顔が見えた。
「ご、ごめん。僕寝ちゃって・・・あれ?」
 輝は慌てて起き上がろうとしてがくんと引き戻される。どうやら両手
が頭の上で縛られベットに括りつけられているらしい。
「え?ちょ・・・な、なんで?」
 そして自分が服を着ていない、下着すら付けていない全裸であること
に気がつく。少し自由になる首だけを自分の身体に向けると見慣れぬ双
丘が視界に入る。
「くっくっくっく・・・あっはっはっはっはっはぁ!ホントに女になっ
ちまうなんてなぁ。似合うぜ輝ぁ」
「な、なんで?」
 輝の姿を見下ろしながら嬉しそうに笑う京介と自分の置かれた状況に
混乱しながら何とか身体を起こそうとするが腕がかなりキツク縛られて
いるのか一向に自由にならない。
「きょ、京介君これはいったい・・・」
 笑い続ける京介に救いを求めるように尋ねながら普段より高くなって
しまった自分の声に気づき言いようの無い不安が輝の身体を駆け抜ける。
「いやな、今日街で変な奴から面白い薬買ってよ、量も少なかったしお
前で試してやったんだよ。高かったんだから喜べよバーカ。くっくっく」
「じゃ、さっきのジュース・・・うひぁっ!?」
 京介は喉で笑うと輝の大きく張った胸を乱暴にこねる。
「うおっ、すっげぇ。本物の女の胸じゃねーか。気持ち悪りやつだな」
「い、痛い・・・京介君やめてよ・・・うぁっ」
 ゲラゲラと笑いながら京介が輝の乳首に乱暴に爪を立てると輝は辛そ
うに身体をくねらせる。
591名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 22:26:51 ID:G/PhL02a
「エロい身体しやがって、お前ホントは女だったんじゃねーの?」
「そんなことない・・・あくぅ」
 京介がぐねぐねと両手で二つの膨らみをこねるまわすと痛みからか輝
の身体が押し殺したように跳ねる。
「でけー胸しやがってよぉ、へへへ・・・おらぁっ」
「うあぁっ!い、痛い、やめ・・・ひあっ」
 血走り興奮した目で荒く息をつく京介は輝に馬乗りになると胸の先端
を乱暴に抓り捻る。輝の反応に気を良くした京介は暴れる輝の下半身を
片足で器用に抑えると片手を輝の足の付け根へと移動させると指を輝の
中へ強引にねじ込む。
「あうぅっ・・・かっ・・・は・・・・・・やめっうああぁぁ!!」
 まったく濡れていないそこを京介の指がぐりぐりと抉り輝は感じた事
の無い異物感と苦痛に身体をビクビクと跳ねさせる。痛みから逃れる為
に力が入った輝の片足の膝が股間をまさぐっている京介の腕に強かにぶ
つかる。
「このっ・・・暴れんなおらぁっ!」
「っ!・・・つぅ」
 輝の口の中に鉄の味が広がる。京介が輝の顔を殴り飛ばしていた。歯
が当たったのか唇を切ったらしく輝の口の端から血が一筋流れる。
「お前は大人しくしてりゃいいんだよバカが」
「ううぅ・・・」
 痛みと混乱と恐怖からか輝はボロボロと涙を流し始める。大人しくな
ぅた輝を見て荒く息をつくと京介はズボンを下ろし輝の足の間に身体を
入れると赤黒く勃起したペニスに自分の唾液を塗りたくる。
「手間かけさせやがって。おらいくぞ」
「あ・・・やだ・・・・・・それだけはやめてぇ」
 下半身に熱い肉を感じ、自分の上で凶暴な笑みを貼り付けている同級
生に涙を流しながら懇願する。京介はそんな輝を見るとさらに唇の端を
醜く曲げた。
「うるせえよバーカっ!」
「あぁぅっ!」
 硬く閉じた秘唇を遠慮も気遣いも無い腰の動きでずぶずぶとこじ開け
京介はペニスを埋め込んでいく。硬く、狭い抵抗に京介は呻くと輝の腰
をガッチリ掴むと一息に下半身をぶつけた。
「うあっひああぁぁぁぁぁぁっ!!」
「うおっ・・・すっげぇ」
 輝の身体の中を激痛と高熱が駆け巡っていく。身体はつっぱり、口は
酸素を求めるようにパクパクを動く。
592名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 22:28:23 ID:G/PhL02a
「ああ・・・あうぅ、い、痛い。痛いよぉ・・・」
 二人の結合部から血が流れシーツを赤く濡らしていく。
「人のベット汚しやがって。ふざけんなおらっ!」
「あうっ・・・うぁ」
 京介が慣らすように腰を数度動かし、にわかに腰をガンガンと叩きつ
ける。
「ひぁっ!あっあ・・・うあぁっ!!」
 ずっずっとペニスが往復するたびに輝の身体がビクビクと跳ね大粒の
涙がこぼれる。そのうちに粘っこい水音がかすかに結合部から漏れ出し
輝の悲鳴にも甘いものが混じり始める。
「なんだよお前、感じてんのか?変態野郎が。あ、今は女だったな。悪
りい悪りぃ。ひへへへ」
「あっ、ちがっ・・・んぁ」
 京介の腰の動きが獣じみた早さになりパンッと腰を打ち付ける音に混
じりじゅっじゅっと派手な水音がとかすかな嬌声が京介の狭い部屋に響
く。
「やっぱりお前ドMなんじゃねーか?こんだけされてよがりやがってよ」
「ふぁぅっ・・・んん・・・あんっ」
 輝は高熱で浮れた頭でぼんやりと京介の言葉を聞いている。目は虚ろ
になり、唇を切った血の跡とは別によだれがだらしなく垂れている。
「そろそろいくぞっ!」
 京介は輝の両足を肩にかけるとさらに深く腰を、さらに早く突き出し、
輝を強引に絶頂へと高めていく。
「あっあっあぅっ・・・ふあぁっ!」
「おらぁっ!」
 ペニスを子宮口を抉るほどに叩きつけると熱い精液がびゅるびゅると
音が聞こえてきそうなほど大量に輝の膣内に迸る。
「うああぁぁぁぁぁっ!」
 その火傷しそうな迸りを受け、輝も絶頂を迎えるのだった。
593名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 22:29:59 ID:G/PhL02a




「何泣いてんだよ。早く帰れようぜぇ」
 戒めを解いた後、泣きじゃくる輝を京介は蹴飛ばす。
「う・・・うぅ・・・こんな格好じゃ帰れないよ」
「知るかバカ。戻す薬なんてねーんだよ」
 そう言い捨てると輝の服を投げつける。輝はしゃくり上げながら服を
手に取るとのそのそと服を着ていく。大きく出た胸でシャツがきつい。
 京介に追い出され、輝はふらふらと自分の家へと歩く。瞳からは止め
どなく涙が流れ続けている。
「僕・・・これからどうすればいいんだろう・・・」


                                        END
594名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 23:10:18 ID:zFr7Nf6X
鬼畜イイネーw
595名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 01:07:40 ID:WHV8EsTJ
うん、これはいい
596名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 01:12:49 ID:hiSqBEYg
GJ!
乙です!
597名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 02:10:34 ID:VzD3s87w
乙〜っこれはいい鬼畜

後、すまない出来れば輝←これのよみがなを教えてくれ
598588:2006/05/13(土) 02:19:06 ID:QbAZo0Ou
>>597
説明不足でスマソ
早乙女 輝(さおとめ あきら)です。
599名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 06:34:36 ID:VzD3s87w
>>598
ありがdこれでスキーリしたよ
600名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 08:36:07 ID:E0f/gsKx
GJ!
ツンデレ主人公かと思ってたら、最後までツンかよ。後日談に期待
601名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 15:18:31 ID:39fvAyvg
カワイソス。・゚・(ノД`)・゚・。
602588:2006/05/13(土) 19:01:06 ID:3Fff7fWs
昨日の続きーノシ



「・・・ちっ」
 京介は舌打ちしながら目線を右へそらす。教室の中、HRの前で騒が
しい生徒達の間に誰も座って居ない席が目に入る。
「ふん」
 面白くなさそうに窓の外へと目線を移す。しばらくして黒板の上のス
ピーカーからチャイムが流れ教師の扉を開ける音と自分の席へ戻ってい
く生徒達のざわめきを聞きながら京介はまた一つ『ふん』と鼻を鳴らし
た。
 結局、この日一日空いている席の生徒は姿をみせなかった。

「くそっ、めんどくせーな」
 京介のアパートから20分ほど離れた住宅街の一角の2階建ての家。
周りの家とさほど違いがなく空いた敷地に申し訳程度に作られた庭があ
る。表札に『早乙女』と書かれたその家を不機嫌そうに京介が見る。
 『ちっ』と舌打ちをするとチャイムを押すと数秒後、インターフォン
からザッと一瞬ノイズが走る。
『はい、どちら様?』
「高橋です。早乙女君いますか?」
『あ、京介君?ちょっとまってね』
 インターフォンから流れる女性の声が途切れると、玄関のドアの向こ
うからドタドタとくぐもった足音が聞こえてくる。ドアノブがガチャガ
チャと音を立てドアの向こうから人のよさそうな中年の女性が顔を出す。
どこかへ出かけるのか顔には化粧の後と、少し慌てている様子が見て取
れる。
「京介君いらっしゃい。ごめんなさい、輝風邪を引いたらしくて部屋か
ら出てこないのよ」
「ええ、そう思ってお見舞いにきました」
 京介は前もって作っておいた優等生の顔に人懐っこい笑顔を浮かべる
と左手に持つコンビニの袋を持ち上げる。
「あら、わざわざありがとう。輝も喜ぶわ」
 輝の母親は息子の友人がわざわざ見舞いに来てくれたと言う状況に純
粋に笑顔になると京介を家に向かえ入れる。
「ごめんなさいね、私急に仕事が入っちゃってこれから出かけなきゃい
けないの。輝は部屋に居るから行ってあげて」
「はい、そうさせていただきます。あ、鍵は僕が閉めておきますよ」
 バタバタと出かける準備をする輝の母親に京介はにっこりと笑射掛け
る。
603588:2006/05/13(土) 19:02:33 ID:3Fff7fWs
「本当に京介君はしっかりしてるわね。家の輝に見習わせたいくらいだ
わ」
 輝の母親は息子の良い『友人』に微笑むとヒールを履き「それじゃお
願いね」と出かけていった。京介はその後姿にヒラヒラと手を振りドア
に鍵を掛ける。
「能天気なババァだぜ。イライラする」
 ぺっと玄関に唾を吐くと乱暴に靴を脱ぎ2階へ続く階段を睨みつける。
「さて、自分の立場をちったぁ理解させてやらねーとなぁ」
 京介は口の端を醜く歪めると教科書の入った鞄を玄関の脇に投げ捨て
階段の先にある輝の部屋へと向かった。




「・・・・・・ううぅ」
 輝は布団の中に縮こまり嗚咽を漏らしている。輝の両親は共働きだっ
た為昨日家に帰りついた時は輝以外誰も居なかった。呆然としながらも
習慣からか寝巻きに着替えようとした時、自分の足の付け根から垂れて
来た京介の精液に麻痺していた心が元に戻り、輝は崩れ落ちた。それか
ら輝は部屋に閉じ篭り一晩泣き続けた。男の面影を残しつつも完全に女
になってしまった自分の身体を両手で抱きしめ真っ白な頭の中に沸き上
ってくる悲しみに押しつぶされそうになるのを泣きながら耐えた。
 朝になり、起きてこない輝を心配した母親に嘘をつき今の自分を見ら
れないように部屋に入ってくることだけは頑なに拒んだ。心配した母親
はパートを休んでくれたらしい。その事に罪悪感を感じつつも彼は何も
考える事ができなかった。
 しばらくして、輝の母親はどうしても仕事に行かねばならなくなった
らしく、夕飯は作ってあるのでちゃんと食べるようにと告げると出て行
った。その前に誰か来たような気もしたが今の彼は周りの事を深く考え
る余裕がなかった。そんな中で、誰も居ないはずの家を、自分の部屋へ
続く階段を上ってくる足音に気づき輝は言いようのない恐怖にかられた。
604588:2006/05/13(土) 19:03:58 ID:3Fff7fWs



 鍵を掛けてあるはずの部屋のドアがカチャカチャと音を立て、開く。
「よーう輝、何鍵なんか閉めてんだ?ええ?」
「きょ、京介・・・君」
 輝の心臓がどうしようもないくらいドクンっと一つ跳ねる。そこには、
いつも自分を殴る前のあの嬉しそうな顔をした京介が立っていた。右手
には何かのカードのようなものがヒラヒラと揺れている。
「ど、どうして・・・」
「お前の部屋のしょぼい鍵なんて簡単に開けられるんだよバーカ。それ
よりもてめぇ、誰に断って休んでんだ、あ?」
「ひっ・・・ご、ごめんなさい」
 京介は左手に持っていたコンビニの袋を輝に投げつけるとベットへと
近づく。
「何様なんだよてめぇ、おらっ!」
「げっ!・・・けふっ・・・」
 京介の視線にビクッと身を竦めた輝の腹部を思い切り蹴りつけると髪
の毛を乱暴に掴み上を向かせる。泣き続けて赤く腫れた双眸から新たに
大粒の涙がこぼれる。
「お前全部ばらしてやろうか?早乙女輝は女でしたって学校中に言いふ
らしてやろうか?あ!?」
「ご、ごめんなさい・・・許してください・・・それだけは止めてくだ
さい・・・うぅっ」
 京介は輝の事を誰かに言うつもりはさらさらない。そこから自分の事
がバレてしまったら彼としてもまずい立場になる。だが、学校を休み、
自分の親にさえ言った様子のない輝にカマをかけたのだ。
「お前は俺の言うことだけきいてりゃいいんだよ。バカが。明日からち
ゃんと、何事もなかったように学校に来い。誰かにバレるようなヘマし
やがったらホントにぶっ殺すからな」
「そ、そんな・・・そんなのどうしたら・・・あうっ!」
 髪を掴んでいる手を捻り上げられ輝の顔が苦痛に歪む。
「そんなの俺が知るわけねーだろうがバーカ。お前が考えるんだよ」
「うぅ・・・うぅぅ」
 掴んでいた髪の毛を離すと京介の口の端が醜く歪む。
605588:2006/05/13(土) 19:05:24 ID:3Fff7fWs
「おら、わかったかって聞いてんだよのろま!」
「ひっ・・・は、はい・・・」
 京介がガンッとベットを蹴ると輝の身体が条件反射のように竦む。京
介はそんな輝を満足そうに見ると部屋にあるイスを引き寄せ乱暴に座る。
「さて、俺にここまで迷惑かけたんだ。どうしたらいいかわかるよな?」
「・・・え?あ、あの・・・ひぃっ」
「脱げっつってんだよ!早くしろバカ!」
 京介がさらにベットを蹴りつけると輝は諦めたようにゆっくりと服を
脱いでいく。元々寝巻きだけの姿だったため時間を掛けたところですぐ
に一糸纏わぬ裸体を京介の前にさらけ出す。ベットの上に膝立ちの状態
で胸の先端と股間を左右の手で恥らうように隠している。
「何隠してんだよ!腕どけろ!」
「うっ・・・ぐすっ・・・はい・・・」
 顔を真っ赤にしながら両手を離す輝を京介はニヤニヤと見る。
「あ、あの・・・これからどうすれば・・・」
「ふんっ、つくづくエロいからだしやがって」
「あっ、ちょっとま・・・うぁっ!」
 京介はイスから立ち上がると輝をベットに押し倒す。
「ま、まってっ・・・京介君・・・ひあっ!」
 胸を掴まれ輝は声を上げる。昨日の強引なそれと違いゆるくこねるよ
うな手つきに輝の背筋がぶるっと震える。
「へっ、感じてやがる。ホントに女みたいだな。気持ち悪りぃ奴だ」
「うぁっ・・・んくぅ・・・」
 京介の両手が輝の胸をこね、指の間で乳首をはさむようにこする。す
ると輝は自分の意思と無関係に上がる声をこらえるように片手で口を抑
えベットのシーツをきつく握る。そんな輝を見て京介の顔は邪悪な喜び
に歪み、乳首を口に含み舌先で転がす。
「あくっ・・・ふあぁっ!」
 初めて湧き上がる快感にこらえ切れなくなった嬌声が上がり背中が反
り返る。差し出されるように突き出された胸に京介がむしゃぶりつく。
「お、なんだ濡れてんじゃねーか。この変態が。ははっ」
「あっ・・・ダメ、京介君やめてぇ・・・あうんっ!」
 京介が片手を秘唇へ伸ばすとそこは十分に潤い、京介の指を苦もなく
飲み込んでいく。そこを指の腹で摩り、指に絡むビラビラをつまんで擦
る。すると輝の身体は面白いように跳ね、隠す事すらできなくなった嬌
声が輝の口から上がる。
606588:2006/05/13(土) 19:06:47 ID:3Fff7fWs
 輝の身体を責めていた手が離れると輝は荒い息をつき、脱力する。そ
んな輝を京介は満足そうに見下ろすとチャックを下げいきり立ったペニ
スを取り出すと輝の秘唇にあてがう。
「おら、いくぞ。せいぜいよがれや」
「あ・・・・・・京介君だめ・・・ひぅっ」
 にゅるっと京介の亀頭がもぐり込み、その感覚にぞくぞくと強い快感
と、それと同じくらい強い異物感と嫌悪感が輝の背筋を伝い頭の先まで
駆けていく。
「ぐっ・・・本物の女より締め付けが言いなんて笑えるなぁ、ええおい」
「あ・・・あぁ・・・・・・」
 京介が腰を進めると決して小さくないペニスはあっさりと根元までが
埋まり込む。京介は膝を輝の両脇へと入れ込むと、その腰を抱かかえる
ように持ち上げ腰を容赦なく叩きつける。
「あぁぅっ!ひぁっんあぁぁっ!!」
 強制的に送られてくる快感に輝は全身をつっぱらせると頭を左右に振
り一段と大きく声を上げる。結合部からはじゅぷじゅぷと粘っこい水音
が響き溢れ出た蜜がベットに大きな染みを作る。自分の膣内を擦られ、
抉られ、貫かれる度に輝の中にどうしようもない切ない気持ちが湧き上
がってくる。その気持ちに恐怖を感じ、輝は自分の上で揺れている京介
に無意識に抱きつく。
「ぐ・・・うぅっ・・・」
「あっあっふあっああぁっ!」
 京介も考えることすら億劫になるような快感に自分が抱きつかれてい
るという事すら分からずにただ腰を振り続ける。そのうち、京介の腰の
後ろにじんっと痺れるような感覚が生まれ、強い圧力を持った精液が尿
道お迫上がってくる。
「いくぞっ・・・!」
「やっ・・・だめっ、京介君怖い・・・うあぁっ!」
 最後に、京介はこれでもかと腰を叩きつけると輝の奥でそれを爆発さ
せた。
「ひあああぁぁぁぁぁっ!!」
 輝も自分の中で、何かが弾けるのを感じ、意識を飛ばした。
607588:2006/05/13(土) 19:08:08 ID:3Fff7fWs




「・・・・・・あ」
 一瞬、自分が何所に居るのかわからなかった。まどろみから醒めると
部屋には自分しか居なかった。ベットの上は行為の後そのままに、自分
も裸のまま転がっている。ベットの周りには京介が使ったのかティッシュ
が数個、クシャクシャに丸められ転がっている。
 時計を見る。時間は夜の7時。両親はまだ帰ってきていないようだ。
「うぅ・・・うううぅぅぅぅ・・・」
 輝はどうしようもなく悲しくなり、また涙を流した。だが、悲しみにつぶさ
れそうな自分とは別に、どうしたら周りに知られずに生活ができるか冷静
に考えだしている自分が居ることに輝は気づかなかった。

                                        END
608名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 19:31:21 ID:+2cYaRji
GGGGJJJJ!!!!
609名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 20:09:29 ID:YpcOTzhW
(・∀・)イイヨイイヨー
610名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 20:18:47 ID:LgVImOl+
ちょっときついなぁ。
611名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 20:39:10 ID:XZpFhxdO
確かにちょっときついけど続きが読みたい。
612名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 20:43:26 ID:t5OBoTNF
京介を女性化させて復讐って続編を想像したら・・・
613名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 20:50:29 ID:o2Lensbx
ダークな作品GJ!
展開に注文つける野暮な事しないのでこれからも期待してます!
614名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 20:59:59 ID:1yDjT/pR
俺には少しきついが・・・それが良い。
GJ!!GJ!!
615名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 21:02:18 ID:UUipwiOv
GJ!
何故か京介がツンデレに見えてきたw
616名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 21:50:23 ID:E0f/gsKx
GJ!おっきしたお

個人的には復讐ルートよりツンデレ純愛ルートがいいな。あと一応ベット→ベッド
617名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 22:52:57 ID:G5iHKQXQ
スカトロ希望!
スカトロ希望!
スカトロ希望!
618名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 00:35:28 ID:ZT5+xK1M
俺もちょっときついな。
でも楽しみだ。
俺は復讐ルートが良いな。
619名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 00:57:03 ID:4775Puh0
GJ!!!
ツンデレ展開もいいし復讐展開もいいとすばらしいな
620名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 14:35:10 ID:M8WaVHyH
GJ!
いやいやこのまま鬼畜街道をつっぱしれ!
621588:2006/05/14(日) 18:33:38 ID:F4S/KppA
更に続きー。純愛になるか、鬼畜になるか、復讐になるか。書いてる本人
にもさっぱりわかりません。見切り発車ktkr


『遅ぇんだよのろま、早く財布出せ』
『う、うん・・・』
 おずおずと差し出された輝の手に握られている財布を京介が奪い、中
身を抜き取る。
『ふん、今日はこんだけかよ』
 抜き取った中身を学生服のポケットにねじ込むと空になった財布を輝
に投げつける。
『あ・・・あの・・・僕のお昼・・・』
『あ?』
『な、なんでもない・・・です』
 輝の両親は共働きの為弁当を用意する余裕が無く、輝は昼食に学食を
利用している。投げ返された財布にはその分すらも抜き取られていた。
『次はこれの倍もってこいや輝、ひへへ』
『・・・はい』

『おらっ』
『かっ・・・は・・・』
 学校の非常階段。右手をヒラヒラと振る京介の見下ろす先、輝がくの
字に折れ曲がり膝を付く。
『バカな教師共がうざくてストレス溜まるぜ・・・なぁっ!』
 京介の右足の爪先が輝の鳩尾にめり込む。
『げぅっ!・・・ごほっ』
 蹴られた腹を押さえ、輝は苦悶の表情を浮かべる。ここに呼び出され
る時、輝の気持ちは重く沈む。高校に進学してから教師の監視が厳しく、
中学の時のように動けなくなった京介はストレス発散と称して輝を非常
階段に呼び出し殴りつける。バレぬよう、顔などを避けて殴るため輝の
身体は青黒い痣が無数にある。
『あー、喉渇いちまったな。おら輝、ジュース買ってこいよ』
『う・・・うぅ・・・』
『早く動けよバカが!』
 京介は苛立ちに顔を歪め目の前にうずくまる輝の背中を数度蹴りつけ
る。
『ごほっ・・・』
 輝はのろのろと立ち上がると京介に背を向ける。その背中に
『30秒で買ってこいや。遅れたらわかってんよなぁ、ひははっ』
 さも愉快そうに京介の言葉が投げつけられる。涙で曇る目をごしごし
と拭くと輝は吐き気がこみ上げてきそうな痛みを無視して走りだした。
その耳には、嬉しそうに笑う京介の声が響き続けていた。
622588:2006/05/14(日) 18:34:57 ID:F4S/KppA




「・・・・・・」
 真っ暗な部屋。時計の音だけが耳に届く。夢を見ていたらしい。これ
までの、おそらく高校を卒業するまで続くであろう自分の日常だった夢
を。
 身体を起こし時計を手に取る。蛍光塗料の塗られた針が示してしるの
は真夜中の4時25分。学校を休み、京介に強引に抱かれた後、輝は前
日からの疲れに負け深い眠りに落ちていた。
「お風呂・・・入らなきゃ」
 ぼんやりと霞む、考えることを拒否している頭を抱え輝はのろのろと
部屋を出て行った。


 ぬるく設定したシャワーが身体を叩く。輝は目の前に掛かっている鏡
を呆っと見つめている。そこに映っている自分は、普段から女の子に間
違われる童顔にさらに女性の色が強く浮かび、人に顔をあまり見せたく
ないと伸ばしていた男にしては少々長い髪の毛がシャワーに濡れその顔
をさらに可憐なものにしていた。
「・・・痛っ」
 京介に殴られ切れた唇を指でなぞる。今まで顔は殴られた事が無かっ
た。京介にしては迂闊な行為だったが幸いに痣になっておらず、唇も中
が切れていたためぱっと見では気づかれないだろう。
 顔をなぞっていた指をそのまま首筋、鎖骨を経由して大きく膨らんだ
胸へと滑らせる。元々同世代の男達より薄かった胸は見る影もなく、女
性のそれへと変貌していた。その胸に残る京介が付けたであろう赤い痕
を見つけ、無意識に撫でる。
623588:2006/05/14(日) 18:36:09 ID:F4S/KppA
「・・・・・・・・・」
 輝の顔には表情と言うものが無かった。ただ呆然と、自分の身体を確
認していく。そしてなだらかにカーブを描くお腹を撫でる。蹴られ、鈍
痛が残るものの痣にはなっていない。そして更に細くなったウエストを
一つ撫でるとその手を足の付け根へと移動させる。その薄い毛で覆われ
た割れ目に指を這わすと膣内に残っていたのか京介の精液が絡みついて
きた。
 精液の付いた指先をじっと見る。その目が何かの感情に揺れるがシャ
ワーに洗い流されると同時に消えてしまった。
「・・・うう・・・うううぅぅぅぅぅ・・・」
 不意に、悲しさが込み上げてきた。何が悲しいのか自分でもわからな
い。シャワーに打たれながら、輝はしばらく肩を震わせ静かに泣いてい
た。



 リビング。真っ暗なその中を輝は両親を起こさぬように静かにあるく。
そして救急箱を見つけるとそこから包帯を抜き取り自分の部屋へと戻る。
その途中、母親が残しておいてくれたのかラップされた料理と空の茶碗
が目に入った。昨日から何も食べていなかった為確かに空腹ではあった
が食べる気にはなれず、心の中で母親に謝ると静かに台所を後にした。
624588:2006/05/14(日) 18:38:42 ID:F4S/KppA




「どうしたらいいかな・・・」
 部屋に明かりを付けその場に座り込む。今日から学校に行かねばなら
ない。顔は何とかごまかせるかもしれないが身体つきや、高くより女性
的になってしまった声等を何とかしなければいけない。
 ぼんやりと考えているとベッドの脇にコンビニの袋が落ちているのに
気が付いた。
「これ京介君が・・・」
 カサカサと音をさせながら袋を引き寄せて中身を見る。そこにはオニ
ギリが数個入っていた。
「あっ・・・」
 それは、輝が学校で好んで食べていたオニギリと同じ種類だった。お
そらく、京介がカモフラージュに買っただけで他意はない、偶然だろう
と自分でもわかる。だが、輝の胸は締め付けられるように苦しくなり、
この数日で何度目かの、だが今までで一番大きな涙がボロボロと零れ
落ちていた。
「うっ・・・く・・・な、泣きすぎだよ。僕・・・うぅ」
 コンビニの袋を抱きしめ肩を振るわせる輝。顔をくしゃくしゃにしな
がらも、何かの意思のようなものが芽生え初めていた。
(もう泣くのは今回だけにしよう。なんとかなる。なんとかなる・・・)
 窓の外は少し、明るくなり始めていた。

                               ―To be Continued―
625名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 19:15:20 ID:/vG+uOd6
さぁツン要素が見え隠れしてきました
626名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 20:01:33 ID:rM3WuyUr
GJJJJJJJJ!!!!!!!!!
627名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 20:14:52 ID:Kqv4/FJz
GJGJGJ!!wktkが止まらない!!!
628名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 20:19:44 ID:Ahv8io31
スカトロ希望!
スカトロ希望!
スカトロ希望!
629名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 22:21:56 ID:aJR7/Kyv
よっしゃぁぁぁぁぁぁぁ。乙っす。
630名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 22:42:59 ID:/s9dbccA
いいいいいいいいいいいいいいいい!!
Gj
631263:2006/05/14(日) 23:15:42 ID:4KWUvFIF
「もっと気持ちよくって、どうするの? こう?」
割れ目の浅いところを雪の指が走る。
「あっ……! そうじゃなくて……」
「じゃあ、どうするの?」
聞かれて、言葉に詰まった。
その先の言葉は卑猥で、知っていても口にするなんてことは今まで一度もない。迷う。そのおかげか、理性が少しだけ戻ってきた。
でも、その理性もすぐになくなってしまうほどに弱い。なぜなら、いまのぼくのほとんどは続きを望んでいるのだから。決定事項といっていい。
「…………」
続きがしたいなら、言わないといけない。
はっきりと、どうするのか。
そうしないと雪には通じないだろう。けど、今の今まで避けてきた直截的な名前を言うのには、抵抗がある。
抵抗はある。それでも────したい。
一度強く唇を引き結んで、開く。湿気はたくさんあるはずなのに、開いた唇と口の中はカラカラに乾いていた。
「……雪のオチンチンをぼくのココに挿れるの」
「陽姉ちゃんのどこって?」
「さっき触ってたところ。割れ目があったでしょ? そこ」視線でアソコを示す。
一度口にしてしまえばあとは簡単だった。よどむことなく口は動いた。
「ここ?」
雪の指は一発でそこを探し当てていた。無言でうなずくと、確認するように指の先が割れ目の中に入り込んだ。
「ああっ! 指じゃ、なくて……」
そう、欲しいのは指じゃない。指よりももっと気持ちのいいものだ。
固いものが今まで指のあった場所に押し当てられる。
そのままずぶずぶと中にそれが……!
「あ……ぁあああぁぁ……! ゆきのが、入ってく……っ!」
熱いお湯よりもまだ熱いモノが入ってきて。待ち侘びたそれを、愛液に濡れたアソコは何の抵抗もなく、歓喜をもって迎え入れていた。
632263:2006/05/14(日) 23:18:23 ID:4KWUvFIF
「陽…ねえちゃん……ぜんぶ、はいったよ」
「ん……じゃあ、動いて」
「う、うん……」
動き出す。ゆっくりと、ぎこちなく。
「あ……ぁ……」
「陽姉ちゃんのなか、熱くて、すごくきもちいい……」
雪は苦しそうな気持ちよさそうな、ふたつの感情が入り混じったような表情で腰を動かし続ける。どうやれば自分が気持ちよくなれるか試しているかのようなデタラメな動きで。
「あっ、そこ……、かき回されて……!」
予測のできない動きは、ぼくにもデタラメな刺激を与える。安定した快感はないけど、たまに不意をつくタイミングで『当たり』があった。そのたびに声を上げてしまう。
でも、それだけでは物足りない──
ぼくは自然と自分の胸に右手を伸ばしていた。
「あ……ふっ……」
柔らかな弾力を愉しむように自分で自分の胸を揉む。痺れるような快感が広がるたびに、この胸が本当に自分のものだと自覚する。と同時に、触ったこともなかった女の人の胸にどきどきしていた。
(自分のなのに……)
女として胸で感じようとする一方で、男して胸の感触を楽しんでいる。背反するふたつの意識が、興奮と快楽を高めてゆく。
「雪、もっと、いっぱい、動いて…!」
でも、動くだけではまだ足りない。自分でも気持ちいいところに雪のが当たるように腰をくねらせる。
「きもちよすぎて、なんか、頭がぼーっとするよぅ…」
言いながら、雪の腰の動きは止まらなかった。頭で考えなくても身体が快感を得ようとしているのだろう。ぼくと同じように。
でもペースは格段に落ちていた。ただでさえ水中では動くのに相当の労力がいる。しかも慣れないことをやっているのだ。受け入れるだけのぼくと違って疲れるのも当然だった。
もはやぼくの両肩を掴んでいた手からは力が抜けかけ、ぼくに体重のほとんどを預けかけるまでになっている。
633263:2006/05/14(日) 23:19:36 ID:4KWUvFIF
「はぁはぁ……んく……。いいよ、ゆきぃ、そのまま……」
「陽ねえちゃん、はぁっ、はぁっ、ようねえちゃぁん…!」
苦しそうに雪が呻く。限界が近いようだ。肉体的にも性的にも。
ぼくも絶頂へ行き着こうと、右手で硬くなっていた胸の先端を親指と人差し指でこねていた。一方で、右手で何もしてなかった左手を湯に沈める。
「──ひゃあっ! これっ、すごっ…!」
ぼくの口からひときわ高い声が出た。上からも下からも快感があふれ出て、身体中を満たす。先端もクリトリスも軽く触れただけで、信じられないくらいの衝撃だった。目や頭の中で火花がはじける。
少しだけでこの刺激。もし強く触ったら……。
ごくりと喉が鳴った。怖さからではなく、期待から。
またひとつ喉が鳴る。触りたいという衝動を抑えきれず、さっきよりも強めに2箇所を同時に刺激する。
「ふあぁぁぁぁぁ……っ!」
また火花が散った。前の倍とはいかないまでも、それに近い規模の。その衝撃でアソコが収縮し、雪のモノを締め付ける。
「ぼくもうだめ、おしっこ出ちゃう……!」
雪が出そうとしているのはおしっこなんかではないことはわかっていた。けど、止めようとは思わなかった。出すのを止めて気持ちよくなれるかといえば、そうなるとは限らない。
それに年齢的に出せないかもしれない。その『かもしれない』はとても甘美な響きだった。判断材料の決め手としてしまうくらいに。
だったら最後まで……!
「うんっ、ゆき、ぼくの中で出して……っ!」
両手に力を込め、先端とクリトリスをこれまで以上に強く刺激する。瞬間、世界すべてが真っ白になり、何かがぼくの中で爆発した。
「ようねえちゃああああぁぁん!!」
「ぼくも、くるっ……! はああぁぁぁぁぁぁああぁ!!」
絶叫と一緒にぼくと雪は絶頂を迎えていた。
634263:2006/05/14(日) 23:21:21 ID:4KWUvFIF
『はぁ…はぁ…はぁ……』
二人分の荒い息が浴室の中に響く。ぼくも雪もぐったりとしてその場を動けない。まだ繋がったままだ。
ぼくの下半身にはじんわりと熱い感触が広がっていた。量的にも質的にも、おしっこでないことがわかる。けど、そんなことは気にならなかった。
中に出されたこと以上に気持ちよくて、気が回らない。
雪にのしかかられた格好で快感の余韻に浸る。
「よう、ねえちゃん……だいすき」
これまでのように意識は飛んでないものの、薄い。そのせいか、雪の言葉の意味を理解できない。理解できないまま、身体は勝手に雪を抱きしめていた。
雪の細い身体の感触を感じていると、なんだか心が安らいだ。そうなる心の働きも意味もわからない。
考えることもできそうになかったので、
もう少しこのままでいることにした。
635263:2006/05/14(日) 23:28:48 ID:4KWUvFIF
今回は以上です。
今度は一月とかorz
書く時間がなかったうえに、書く予定がなかったシーンを書いていたのでこんな間があいてしまいました…

次はこんなに長くはならないと思いますノシ
636名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 00:21:14 ID:H1CHvABt
>>558>>263も乙&GJ
いいよいいよぉ〜
637名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 13:33:08 ID:ovdcfgB6
GJJJJJJJJ!!!!!!
638588:2006/05/15(月) 18:31:32 ID:/eG2My4A
続きの続きー
終わりが見えないwwwwうはっwwwwおkwwww



「おはよー」
「あ、由里子ー。おはよー」
 朝の教室。登校してきた生徒達がにぎやかに挨拶を交わしている。そ
の中を目立たないように、輝は自分の席へ向かう。元々活発な性格では
なく、京介からのいじめを受け内向的になっていた輝は周囲からは『暗
く付き合い辛い奴だ』と思われていた為、輝の事を気にする生徒は居な
い。輝は自分の席に座ると教科書を机にしまい鞄を横にかけ、左の方へ
と目線を向ける。そこにはクラスメイトに囲まれた『優等生』の京介が
笑いながら、ただしどこかつまらなさそうだと輝が感じる顔で話してい
た。
 その視線を感じ取ったのか京介が不意に輝の方を見と口を開く。
「やあ、早乙女君おはよう」
「あ・・・うん、おはよう・・・」
 にっこりと微笑む顔。その裏の顔を輝は敏感に感じ取り、小さく少し
高い声で挨拶を返す。そのまま、教師が入ってきてHRが始まり、京介
は輝から目をそらした。それから昼休みになるまで京介は輝を見ること
も、話しかける事も無かった。

「早乙女君、お昼を一緒に食べよう。屋上に行こうか」
「う、うん」
 昼休み。食堂に向かう生徒に紛れ目立たないように売店へ向かおうと
していた輝を京介が呼び止める。京介達は売店でパンと飲み物を買うと
屋上へと向かう。屋上は通常鍵が閉まっていて立ち入ることはできない。
その鍵は京介が壊してあり、別の鍵を付けてあった。その鍵を開ける事
ができるのは京介だけで、京介は昼食をここでとる事が多かった。
639588:2006/05/15(月) 18:32:45 ID:/eG2My4A
「くっ・・・ははっ。上手く化けたなぁ。ええ?おい」
「うぁっ」
 京介は輝の肩を掴むと壁に押し付ける。そして輝の身体を足先から顔
までを舐めるように見る。
「どうやってあのでけー胸隠したんだ、あ?」
「あ、ちょ、ちょっと・・・」
 学生服とカッターシャツの合わせ目に指をかけると強引に前を開く。
ボタンのいくつかが弾け飛び屋上に転がる。そのままカッターシャツの
下に着ていたシャツを引き上げると包帯に包まれた胸があらわになる。
「なんだよ、サラシのつもりかこれ?くくくっ」
「きょ、京介君・・・」
 輝はリビングから持ち出した包帯でひとまず胸を締め付け目立たない
位までにごまかした。その胸を押し付けている包帯を京介は指先で弄び
さも楽しそうに笑う。そして包帯の結び目に指を掛けると一気に解いた。
「はははっ!押しつぶされて真っ赤じゃねぇか。マジ笑えるぜ」
「んぁっ・・・ダメだよ・・・うぁ」
 逃げ出そうともがく輝を京介は片腕と片足で器用に押さえ付け赤く、
包帯の跡の付いた胸をこね、舌で唾液の線を引く。
「京介君・・・やめてぇ・・・」
「・・・ふん、そうだな」
 京介は輝から身体を離すと不安そうに揺れる瞳を見ると面白い事を悪
戯を思い付いた子供のように顔を歪める。
「しゃぶってくれよ。お前が俺を満足させられたらやめてやるよ」
「え?」
 言葉の意味が飲み込めなかったのか輝はきょとんとした顔になる。そ
の顔を見て京介の顔に苛立ちが浮かぶ。
「しゃぶれって言ってんだよ!のろまが、殺すぞ!」
 苛立ちのままに京介は輝の胸を掴むと思いっきり爪を立てる。
「うぁっ!い、痛い、ごめんなさい・・・」
 『ふんっ』と鼻を鳴らし京介が手を離すと胸に5つの爪の跡がくっき
りと浮かぶ。そしてチャックを開きまだ柔らかいペニスを取り出す。輝
は見慣れた、だか醜悪なフォルムを持つそれに目をやると少しうろたえ
る素振りを見せたが、京介の不機嫌そうな顔を一目見て膝を付きおずお
ずと手を添える。そしてゴクリと唾を飲み込むと意を決したようそれを
口に含む。
「ん・・・んん・・・」
 口に含んだ瞬間、尿の匂いが広がり、独特の塩味が舌先を刺激する。
それを無視し懸命に舌を動かす。少し被った皮に舌を潜り込ませ敏感な
部分を刺激する。そんな輝を京介は興奮した凶暴な笑みを浮かべながら
見ていた。
640588:2006/05/15(月) 18:34:02 ID:/eG2My4A
「んんんっ・・・ん、じゅる」
 その内、京介のペニスは輝の口の中でむくむくと大きくなりその感覚
に輝は小さく呻く。それでも口を離さず自分の記憶から『こうされると
気持ち良い』と思う場所を重点的に舐め上げていく。カリの全体を丹念
に舐め、尿道口を舌先でつつく。裏筋を舌を刷毛のように使い刺激しな
がら頭を前後に動かす。
「ん・・・じゅっ・・・じゅぷ・・・・・・んんん」
「うっ」
 しばらくそうしていると京介の喉が鳴り、ペニスの先から少し粘つい
た塩味のキツイ粘液があふれ出してくる。
「つっ・・・んだよ上手いじゃねぇか。誰かにやった事あるんじゃねぇ
のか?この変態が」
「じゅっ・・・じゅっ・・・んむ!?んんんっ!」
 京介は輝の頭を抑えるとペニスを輝の喉に押し付けるように何度も、
何度も前後に動かす。輝は息苦しさに呻き涙が目の端に浮かぶがそれで
も懸命にしゃぶり続ける。
「くっ・・・おら、出すから全部飲めよ!吐き出したら殺すぞ!」
「んんんっ!」
 京介が叩きつけるように腰を押し付けると輝の喉の奥を精液が打ち付
ける。輝はそれをこくこくの喉を鳴らし必死に飲み込んでいく。
「ん・・・ん・・・ぷぁっ、けほっけほっ」
 輝の口が離れ、銀色の糸が輝の口と京介のペニスの間にかかる。苦し
さから開放され咽ている輝を京介は腕を掴んで強引に立たせる。
「え?京介く・・・うわっ」
 京介は再び輝を壁に押し付けるとその首元に舌を這わせ片方の手で胸
をまさぐる。
「京介君、なんで・・・ひぁっ」
「誰が今ので満足したって言ったか?あ?」
 そう言いながら京介は輝のズボンと、その下のボクサーパンツを手と
足を使い完全に脱がしてしまう。
641588:2006/05/15(月) 18:35:13 ID:/eG2My4A
「そ、そんな・・・ひぁっ!?」
 京介の指が予告なしに輝の膣内に潜り込む。輝は自由になる方の腕で
ごく弱い力で京介の胸を押すが、京介はそれに逆に気を良くしたのかい
っそう激しく輝を責める。
「ひゃっ・・・ふぁっ・・・あん・・・うあぁっ!」
 2本の指が輝の膣内を踊り、親指が充血し、勃起したクリトリスをこ
ねる。その度に輝の身体はビクビクと揺れ、粘度の低い蜜が京介の手を
伝い屋上に染みを作っていく。
「はっ、学校でこんな大きな声でよがりやがって。変態が。今度今の格
好を誰かに見てもらうか?」
「やっ・・・それだけは許して・・・やぁっ」
 カリッと乳首に歯を立てられ輝が切なげに喘ぐ。京介はちろちろと舌
先で自分が付けた歯の痕を舐ると顔を上げ口の端を歪める。そして輝の
両足を抱きかかえるように持ち上げるとその中心にある、溢れ出る蜜に
濡れ、妖しく光り震える割れ目に射精したばかりでも固さを失わないペ
ニスを一息で押し込んだ。
「ふぁっ!・・・あぁ・・・」
「ちっ・・・くそっ」
 京介は360度全てを締め付けてくる感覚に呻くと輝を抱えなおし、
ガンガンと腰をぶつける。輝は自分の胸の中を埋め尽くしていく正体不
明の切なさと体勢の不安定さからか京介の首にすがりつき結合部から送
られてくる快楽に身を震わせる。
「あっあっんぁっひゃっふあぁっ!」
 容赦なく叩きつけられる腰に輝の足がゆらゆらと揺れ、京介の荒い息
と輝の嬌声が二人しか居ない屋上に響く。それが遠くから聞こえてくる
他の生徒達の話声、笑い声と混ざり屋上をひどく非現実的な場所へと変
えていく。そんな中、輝は獣のように腰を振り、荒く息を付いている憎
いはずの相手。自分を殴り、金を奪い全てを奪い、『自分』と言う存在
を滅茶苦茶にした恐怖と憎しみしか浮かばないはずの相手を何故か、と
ても弱い存在に感じ、首に回している腕にギュっと力を込める。その気
持ちも、加速度的に強くなって行く快感に押し流され何も考えられなく
なっていく。
 熱く硬い肉の塊に擦られ、掻き回されたそこから白く濁った液体が泡
立ち、輝の尻の肉を伝いぽたぽたと屋上に水溜りを作っていく。
642588:2006/05/15(月) 18:36:24 ID:/eG2My4A
「はぁはぁ・・・くそっ、この・・・」
「ひぁっ、あっひゃぅっ・・・んぁっ」
 お互いの腰がドロドロに溶け混ざり合っている。それほどの熱さを輝
は感じ、京介は歯を食いしばり何かに毒づくとただがむしゃらに腰を振
る。輝はとっくに限界を向かえ、腰を突き入れられる度にビクッビクッ
と派手に身体をわななかせている。
「ぐぅっ・・・このっ!」
 京介は輝の腰をガッチリと掴むとその一番奥で、猛った熱い弾丸を爆
発させた。
「あ・・・は・・・熱っ・・・」
 身体の奥で感じるその熱に、輝は身体をぶるるっと振るわせた。

「ちっ、てめぇのせえで昼飯食い損ねたじゃねーか。このバカが」
「・・・ごめんなさい」
 昼休み終了の5分前。京介は行為が終わると急に不機嫌になり、自分
に抱きついて肩で息をしている輝に気が付くと輝を突き飛ばし、不安そ
うに自分を見つめている半裸の輝に気が付くと不愉快そうに顔を歪め後
ろを向いてしまった。
 輝はそんな京介の様子に顔を伏せるとポケットティッシュで自分の股
間を丹念に拭き取り、包帯のサラシを巻き直す。
「ちっ、くそが・・・」
 京介は大きく舌を鳴らすと乱暴に屋上のドアを開け屋上からいなくな
った。輝は淡々と服を着込むと屋上にできた水溜りも拭き取り、汚れた
ティッシュをポケットにしまうと教室へ戻って行った。
 午後の授業に京介は顔を顔を出さなかった。

                               ―To be Continued―
643名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 19:07:39 ID:ovdcfgB6
超GJ!
良作ばかりで嬉しい限り!
644名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 19:08:35 ID:ovdcfgB6
超GJ!
良作ばかりで嬉しい限り!
645名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 19:37:54 ID:kwMoSmi0
>>588
GJ!!何でこんな良作が毎日書けるのかが不思議だww
646名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 20:04:13 ID:Jgji20cl
さて…壁とイベントはそろそろか
647名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 22:34:03 ID:ONFQHQde
GJ!
ノーマルプレイばっかじゃつまらないとわがままを言ってみる
648名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 22:45:20 ID:fku/0PTd
GJGJ!
ツンデレ純愛ルートきぼんぬ
649名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 22:51:48 ID:H1CHvABt
GJ
そろそろデレないかなー。持ち上げといて叩き落としてもいいから
650名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 19:32:09 ID:csLipo/N
a g e
651名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 20:00:33 ID:/+yX6kMJ
続き物は前回終了部をアンカーで表記してくださると嬉しい。
652名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 20:05:04 ID:aMgOHFWi
同意。前の忘れてたりしたときに便利。>>〜の続きです。みたいにしてくれたら嬉しい
653名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 20:46:25 ID:CjfggHpU
つ保管庫
654名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 21:29:02 ID:2xn0KZPT
>>653
最近のやつはさすがにまだあがってないからねえ
655名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 22:39:43 ID:9quA10ne
タイトルまたは作者名でレス抽出すればいいだけだろ?
656名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 23:09:34 ID:dN1XDX4h
657名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 23:55:50 ID:Vh7WCNf+
>>656
GJ!!!あんた上手すぎww
658名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 00:30:33 ID:YU+nEXL9
アンカー付けた方が便利なのは確かだね。
659名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 01:45:03 ID:np+GqN7N
>>656が神過ぎる
660名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 14:48:09 ID:6qFN2Nc6
ある男が女をレイプして、レイプされた女は性転換医に頼んでレイプした男を女にし、された女は男になる。
そしてレイプされた元女は元男をレイプする。

こんな作品キボンヌ
661名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 15:27:19 ID:1cpLFVOt
無い時は待つんだ
無い時は作るんだ
662588:2006/05/17(水) 18:05:52 ID:DVonTOou
昨日書くのさぼってしまいますた。ごめんちゃい。
>>656スゴスwwwww
それでは>>642の続きーノシ



「・・・うぅ」
 輝の額に汗が浮かび、どこか落ち着かないといった感じで微かに身
体が揺れている。教師が黒板に書き込んでいく数式を書き写している
シャーペンを握る手にクッと力が込もり押し殺すように息を吐く。そ
んな輝の様子を京介は黒板を見るついでといった感じで見ると口の端
を歪め机の中に隠してある手を動かした。
「くぅぅ・・・」
 その途端、輝の顔が苦しそうに、しかし小さく呻き身体を強張らせ
る。
「ふっ・・・くぅん」
 輝の足が震え口から漏れる声に熱がこもる。耐えるようにきつく握
られたシャーペンが押し付けられ机をカリッと削る。時間にして10
秒、そんな輝の様子に満足したのか京介は再び左手を机の中に入れ動
かすと輝の身体の緊張が解ける。
「はっ・・・はっ・・・ん」
 その瞳は熱に浮かされたように潤み、焦点が定まっていない。輝は
小さく肩で息をしながらちらりと左を向く。そこには実に楽しそうに
自分を見ている京介の顔があった。



 屋上で京介が輝を犯してから1週間。京介は『いじめ』行為自体こ
そ止めなかったが輝を無理やり抱くという事をしなかった。そして、
日に日に京介の機嫌は悪くなり輝に辛く当たるようになっていった。
 逆に、輝はますます目立たぬよう大人しくなり、そして従順に京介に
従うようになっていった。京介はそんな輝の態度が気にくわなかった。
 一週間前輝を犯した時に感じた正体不明の感覚。その正体がわからず
彼はイラつき輝に以前にも増して辛く当たるようになったが、それでも
そのイラつきは無くならず逆にイライラが増していく。だが優等生の仮
面を崩すわけにもいかず京介は自分でもどうしたらいいか分からなくな
っていた。そんな時、昔彼がお遊びで購入したある道具。一回使ったき
りで机の奥深くで埃を被っているその道具の存在を思い出した。
 これを使ってあいつで遊んでやればこのイライラも少しは無くなるか
もしれない。そんな思いつきに京介の顔は暗く歪んでいた。
663588:2006/05/17(水) 18:07:04 ID:DVonTOou



「ふぁ・・・ひん・・・んん」
 昼休み。『清掃中』の札の立てられた男子トイレの一番奥の個室。そ
こから微かに聞こえてくる少女の嬌声。その狭く区切られた中で窮屈そ
うに身を捩じらせ学生服をはだけさせている輝を後ろから抱きすくめる
ように愛撫する京介がいた。
「ふん、なんだよ。一週間おあずけ食らったくらいでこんなによがりや
がって。どうせオナニーしまくってたんだろうが。あ?」
「ひぅ・・・んん・・・は、はい」
「ちっ」
 自分が言った言葉に素直に応える輝に京介は不愉快そうに舌を鳴らす
と輝の愛液でぐしょぐしょに濡れそぼった指をその秘唇から抜きとる。
「こんなに汚しやがって。てめぇで綺麗にしろや、おら」
「はい・・・あむ、ちゅる・・・」
 目の前にかかげられた自分の蜜でテラテラと光る京介の指を輝は丹念
に舐めて綺麗にしていく。そして輝が舐め終わるのを確認すると京介は
ポケットに入ったある物を取り出した。
「輝、今日はお前に良い物をくれてやるよ」
「え?・・・ひゃぅっ!?」
 つぷっと輝の膣内に硬い物が埋め込まれ、その異物感に輝は戸惑う。
そして京介は再び指を抜き取るとポケットに入っているもう一つの物、
四角い小さな箱のような物を取り出すとそれに付いている小さな摘みを
カチッと音を立て倒した。
「ひやっ・・・んぁ・・・あぅんんん!」
 ヴンッと低い振動音が響き輝の身体から力が抜ける。京介はそんな輝
の身体を支えようともせずへたり込み自分の股間を押さえる輝を冷やや
かに見つめると小さな箱の摘みを元に戻す。
「んあ・・・はぁ、はぁ」
「バイブだ。お前今日一日それ入れたまま授業受けろ。いいな」
「そ、そんな・・・」
「口答えしてんじゃねーぞ!」
 京介は輝の背中を蹴りつけるとトイレの個室のドアを開け出て行く。
そして手に持つ箱を輝に見せ付け楽しそうに口の端を吊り上げる。
「あとこれ、そのバイブのリモコンだ。いつスイッチ入れるかわかんね
ーぞ?気抜くなよ。くくくく」
「う・・・くぅ・・・はい」
「・・・くそがっ」
 泣いて謝ってくるかと思っていた輝の、そんな輝の態度に少し湧き上が
っていた暗い喜びが消え去り京介はドカドカとイラつきを隠しもせずトイ
レから出ていった。
「京介君・・・」
 輝はそんな京介の後姿をどこか悲しそうに見ていた。
664588:2006/05/17(水) 18:08:17 ID:DVonTOou




「はっ・・・はっ」
 ローターを入れられてからすでに2時間。気を抜けば襲ってくる振動
と下半身にある異物感。そして教室で授業中と言う自分の置かれた状況
に輝の身体はまったく言うことを利かずふと手が股間に伸びてしまいそ
うになる。そんな自分の手を両足の太ももで押さえつける。下着はすで
にぐしょぐしょに濡れそぼり、学生服のズボンにまで蜜が染み出してき
ていた。教室の時計を見るとまだ授業が始まってから半分も時間は経っ
ていなかった。
 意識はかすれ、押し殺した肺と身体は酸素を求め喉が勝手に動きそう
になる。
「あぅ・・・くぅぅ」
 もう何度目か、自分の中にある異物が低く振動し暴れまわる。限界ま
で抑えられた快感はすでに苦痛に変わり真っ白なノートの上にぽたぽた
と汗が染みを作っていく。それでも輝は耐えている。しかしそれは、自
分の為ではなく京介を守る為の行為だった。
(今・・・僕の事が・・・皆にバレたら・・・京介君の事もきっと・・・)
 いつからそう思い始めたかは輝自身もよくわかっていなかったが、し
かし輝は自分ではなく京介の為に耐えていた。憎い、という気持ちは無
くなったわけではない。それでも今は京介の為にと思う気持ちが輝の心
を占めていた。
「はっはっ・・・はぁっ・・・くぅん・・・」
 だがすでに輝の身体は限界だった。声を出さぬために押し殺された息
は十分な酸素を肺に送れず酸欠状態の身体に拷問のように駆け巡る快感
の波。
「は・・・・・・ぁ・・・・・・・・・」
 それに2時間以上曝された輝の意識は電源を落とされたように闇に落
ちていった。
665588:2006/05/17(水) 18:09:28 ID:DVonTOou

(・・・なっ)
 ガタッと音を立て崩れ落ちる輝を見て京介の心は平常を失った。手足
は痺れ時間が止まってしまったような感覚に陥る。
 ここまでするつもりはなかった。輝の事がバレればそこから自分の事
までバレてしまう可能性もある。そんな危険を冒すつもりはなかった。
だが、必死に耐え続ける輝に京介は自分でも気づかずほどイラつき普段
ならば自制できるはずの彼の心は暴走していた。
『お、おい』
 耳の機能が戻ってきたのか周りの生徒達のざわめきが聞こえてきた。
(くそっ!まずい!)
 京介の行動は誰よりも早かった。輝へ駆け寄ると抱き起こしその汗の
浮く頬を叩く。輝の頬をぺしぺしと叩きながら京介は自分の中をえ得体
の知れない不安が暴れ狂っているのを感じた。
「早乙女君、大丈夫かい?」
「・・・ぅ・・・・・・んん・・・あ、きょ・・・高橋君」
 輝は朦朧としながらも京介を確認すると申し訳なさそうに目を伏せる。
かろうじて、だが意識のある輝を確認すると京介はほっと息をつく。だ

(・・・安心?俺が輝の無事を確認して安心しただと?)
 京介の心を別の種類の不安がざわつき始めていた。
 自分の授業中に倒れられた、と顔をしかめ近づいてくる教師に京介は
意思の力を総動員して優等生の顔を作ると先手を打つ。
「貧血かな。先生、早乙女君を保健室へ連れていきますね」
「あ、ああ。だが保険委員が・・・」
「僕も朝から少し体調が悪かったのでついでに薬を貰ってきます」
「わ、わかった」
 輝に肩を貸し足早に出て行く自分の背中にささる何とも言えぬ空気を
無視し京介は保健室まで無言で輝を運んでいった。
666588:2006/05/17(水) 18:10:39 ID:DVonTOou

「京介君・・・ごめん・・・なさい」
「・・・・・・」
 ベットに横になる輝が保健室に来てから無言の京介に声をかける。保
険医は輝をベットへ寝かし嘘をついて保健室に来た京介に風邪薬を渡す
と職員室に用事があると保健室を出て行ってしまった。
 それから5分程、京介は無言で立ち尽くし空を睨みつけていた。
「・・・かえせ」
「え?」
「バイブ返せって言ってんだ。殺すぞバカが」
 いつもとまったく違う淡々とした口調に輝は驚いた。輝は頭をハッキ
リさせるように頭を振るとベットの中でもぞもぞと手を動かし『んっ・・・』
と小さく呻きローターを取り出すとベットの横にあるティッシュで拭き
取る。京介はそれを確認すると輝の手からローターを奪い取り保健室を
出て行った。輝は京介の出て行った扉をまた、悲しそうな顔で見ていた。



「くそっ!くそっ!くそっ!くそっ!!」
 建設途中で会社が倒産し、不良債権として放置されたビル。そのビル
の一角で京介は毒づく。
「くそっ!くそっ!くそっ!くそっ!くそがぁっ!!!!」
 京介は足元に散らばる粉々に砕かれたローターを何度も踏み砕く。何
度も何度も。何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も。
「はぁ・・・はぁ・・・ぐうぅ・・・くそがああぁぁぁあ!!」
 それでも怒りが収まらず京介はコンクリートのむき出しの壁を力任せ
に殴りつける。何度も何度も。何度も何度も何度も何度も何度も何度も。

                               ―To be Continued―
667名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 18:19:44 ID:1cpLFVOt
こ、これは…!
輝キュンを変えた本人も人生を変えて逝くエロゲ?
668名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 19:04:11 ID:uwLYoOTa
GJJJJJJJJJJ!!!!!!!!!!!!
天才…いや神だ!!!
いいえ、超聖神だぁぁぁ!!!!!!
669名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 19:57:46 ID:hDaTaj2V
純愛路線か・・・
嬉しいような寂しいような・・・
670名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 21:12:08 ID:ymBU7Ut+
だがwktkしてるのもまた事実
671名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 22:41:54 ID:+r7RgOmz
純愛路線が好きな自分的にはGJ!
672名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 22:45:07 ID:ncDOFk7Z
GJ!
ぐしょぐしょになったボクサーブリーフを妄想してみました
673名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 07:59:01 ID:Xe2V6WcC
鬼畜にするときついと言い
純愛路線にすると残念がる
おまえたちは何を望んでるんだ
674名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 08:03:40 ID:smqtC/Ig
純愛好きは鬼畜にするときついと言い
鬼畜好きは純愛路線にすると残念がる
675名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 09:21:27 ID:O4fyyQwN
GJ!
純愛だろうが鬼畜だろうがどっちも楽しめる俺は真の勝者
676名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 14:17:36 ID:h0RpM28h
まだ鬼畜でも純愛でもどっちでもいけるだろ。
でも輝は壊れない限り耐えちゃいそうだから、
壊すにしろ愛するにしろ京介の敗北は確定だな。
677名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 14:41:39 ID:ntT08SGo
GJ!GJ!
678名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 19:34:11 ID:Ii4/vGED
<性同一性障害>これからの問題も… 兵庫の小2受け入れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060518-00000062-mai-soci
679名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 21:28:41 ID:MlyVRdyX
>>678
男体化はちょっと萎える(´・ω・)
680名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 21:36:51 ID:6RYMtM4k
完全なリアルはまったく興味ない(´・ω・)
681名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 02:43:26 ID:xNja2XWB
ていうか、これは望んで変わる訳でしょ。
スレの趣旨とは違うじゃん。
ここは嫌なのに無理矢理…ってトコやんけ。
682名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 06:48:53 ID:rNiT0pZd
しかもTSしてないしな。

元から?らしいし
683名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 07:26:19 ID:BQgCuM1L
ただの女装だろ
TSとはまったくの別物
手術とかホルモン投与をするならギリギリ・・・・・・いや、でもアウトだな
684名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 17:30:22 ID:dlF3OVj1
そもそも小説じゃないし。
ロリショタが娘が欲しかった母親に誘導されつつ無理矢理“完璧に“女性化させられる話を誰か書いてくれるなら別だが
685588:2006/05/19(金) 20:28:20 ID:JslJasJ0
はい、昨日もサボりました。ゴメンヨー。
後今日の短いです。さらにゴメンヨー。
そりでは>>666の続きー・・・不吉な数字だわ。



(おいおい、マジかよ)
 小峰達也はゴクリと唾を飲み込んだ。自分が居る個室の隣、そこから
聞こえてくる少女の嬌声。不意打ちともいえる事態に取り出したタバコ
が指から離れ便器の中に落ちた。
 昼休み、タバコを吸うためにトイレに行くと清掃中の札が立っていた。
他の階に移動しようとした彼がふとトイレの中を覗き込むと一番奥の個
室が使用中なこと以外誰かが居る気配は無かった。都合が良いと適当な
個室に音を立てないように入りタバコに火をつけようとしたとき、微か
に聞こえてきた女の声に彼の動きは止まった。
 狭い個室の中で息を殺していると何かを話している声が聞こえてくる。
個室が離れてしまっている上に向こうも声が小さいのか断片的にしか聞
き取る事ができないが、男が何か女に言っているらしいことがわかった。
(学校のトイレでおさかんだな、おい)
 そう思いながらも彼はひどく興奮していた。気が付けばギチギチに硬
くなったペニスを取り出し激しく擦り初めていた。そして、一際大きな
声が聞こえたとき、彼もトイレットペーパーに白濁液をぶちまけていた。
 身体にまとわりつく軽い虚脱感に荒い息を押し殺しているとドアを開
ける音が聞こえ彼の心臓は跳ねた。そして彼が息を殺して潜む個室の外
で荒い足音が瞬く間にトイレから出ていく。
(あ、あぶねぇ・・・)
 デバガメが見つからなかった事に安堵の息を付くと自分の個室のドア
を微かに開き外を見る。そこには彼が予想もしなかった人影が見えた
686588:2006/05/19(金) 20:29:31 ID:JslJasJ0
(あぁ?)
 はだける男物の学生服の間から除く女性のライン。混乱しているとそ
の人影も乱れた学生服を整えトイレから出ていった。
(なんだ?どういうことだ?)
 彼は5分ほどその場で考え込むと口の端を吊り上げる。自分の思いつ
きに満足するとすばやくトイレから出ていった。




 あの男の格好をした女を見つけるのは難しい事ではなかった。ちらり
と見えた上履きの色から学年を割り出すと残った昼休みを使いその学年
の棟を歩き回った。2往復もした頃、彼は目当ての人物を見つけ同じク
ラスの男を何人か捕まえさりげなく情報を聞き出した。どうやらあの女
は完全に男として周りに認知されているらしい。それは、自分が女であ
る事を隠していることに間違いない。彼はその結果に満足すると学校を
抜け携帯を取り出した。
「よお、おもしれー話があるんだけどのらねーか。あ?美味しい思いさ
せてやるって言ってんだよ、サボっちまえや。あぁ?だから詳しい話は
落合ってから教えてやるって。じゃ、何人か集めろよ」
 電話が終わると彼はそのまま学校に戻らず駅前へと歩いていった。
687588:2006/05/19(金) 20:30:42 ID:JslJasJ0





 チャイムの音が聞こえる。時計を見ると6時を少し過ぎていた。
「京介君・・・」
 保健室のベッドを抜け出すと自分の鞄がベッドの側に置かれているの
を見つけた。どうやら同じクラスの生徒か教師が持ってきてくれたらし
い。
「お、もう大丈夫か?」
 鞄を手に取ると同時に保健室のドアが開き保険医が戻ってきた。
「はい、ご迷惑おかけしました」
「お前の担任には言っておくから今日はもう帰っていいぞ」
「はい」
 輝は頭をペコリと下げると保健室を後にした。
(どうしたら・・・いいのかな)
 薄っすらと暗くなり街頭がチカチカと点灯し始めた帰り道を重い足取
りでゆっくりと進む。京介の自分に接する態度が変化してきているのは
わかっていた。それが京介が苦しんでいるんだとも無意識に理解してい
た。どうすればその苦しみから京介が解放されるのか、輝はそれだけを
考えるようになっていた。自分が京介にされている行為は前より辛くな
くなっていた。態度こそ変わらないが殴る回数が減っている事も気にな
っていた。
(どうすれば・・・)
 自分はまだ耐えられる。だがこのままだと京介がどうなってしまうの
だろう。それだけが心配だった。憎いと思っていた相手を何故そんな風
に思ってしまうのか。それは輝自身にもわからなかった。
688588:2006/05/19(金) 20:31:59 ID:JslJasJ0
(え?)
 そんな事を漠然と考えながら歩いているとふと違和感を感じ輝は立ち
止まった。
(誰か・・・居る?)
 遠い間隔で街頭が設置された薄暗い道。見回しても自分しか居ないは
ずなのだが何かの気配がする。遠くで聞こえる自動車の音すら不気味に
感じられ輝は駆け出した。それを−
「よお、逃げんなって」
 声をかけられ道を塞がれた。前から3人、後ろに2人。全部で5人の
男が輝をニヤニヤと見ていた。その中の一人、自分と同じ学生服を着て
いるが見覚えのない生徒が値踏みするように輝を見ると一歩前に出てき
た。
「2組の早乙女輝、だよな?ちょっと俺らとつきあってくれよ。断った
って別にいいけどよぉ、お前の秘密ばらすぜ?」
「な、なんで・・・」
 輝の瞳が驚愕に揺れる。そんな輝を追い詰めるように5人は距離を縮
めていく。
「どうすんだよ、あ?」
「わ、わかり・・・ました・・・」
 消え入りそうにそう呟く輝に5人は下卑た笑いを浮かべるとその腕を
乱暴に掴むと彼らの『溜まり場』へ連れて行くのだった。

                                ―To be Continued―
689名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 20:35:04 ID:piiEtj9F
キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!

>>588氏GJ♪
 輝ピーンチ!さぁどうなるどうなる?
 続き期待してますよ〜〜!!
690名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 20:50:50 ID:Zbf/1Zf1
続きが気になってしょうがないじゃないか。
691名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 20:51:13 ID:zdDBlznV
うはwww
超wkykwwww
続きが気になるな
692名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 22:46:04 ID:R4KwYmbC
生殺しGJ! w
693263:2006/05/19(金) 22:58:15 ID:Y8Prc21P
>>634の続き


朝から気が重い。
このネガティブぶりは、今日が月曜でしかも体育があることだけが原因ではない。
昨日は一日中ふさぎこんでいた。夕方から気晴らしに出た散歩でも、行った先の神社で男口調の巫女さんに巫女の格好をするバイトに誘われたという不思議な体験をしただけで、特に心が軽くなるようなことはなかった。
それでも一晩寝たら、重さは半分くらいにはなっていた。誰も入ってこれないようにカギをかけてゆったり1時間もお風呂に入り、ほかほかのまま寝たところが大きい。
でも、今日になってまた懸案事項が発生した。
他人にどう見られるかが気になるのだ。
ぼく自身『成長』するまでは体型はそんなに気にならなかったし、女装していることを除けばそれほど違いがなかったけど、いまのぼくはどこをどう見ても不自然の塊だ。
制服が窮屈に思える胸と動くたびに首筋をくすぐる髪が鏡を見なくても実感できる大きな違いで、細かいところをあげればキリがない。
こんなに変わってしまって、いったいクラスメイトはどう思うだろうか──そんなことを考えて、鬱ゲージが70%あたりまで上昇した。
開き直る度胸もなければ学校を休むだけの押しの強さもないとなると、その先の展開は見えるようだけど……。
結局は出たとこ勝負でやっていくしかないようだった。

お茶を運ぶカラクリ人形みたいに母さんから体操着の入った袋を受け取り、カタカタと家を出る。玄関マットがハッピープロムナードだったらどんなによかったことか。
湿度も気温も低く爽やかな朝だけど、それらもぼくの気分を盛り上げるには至らない。
いつまで経っても学校に着かなければいいと思っているのに、こういうときに限って学校は近い場所にある。謎だ。
694263:2006/05/19(金) 22:59:21 ID:Y8Prc21P
人がたくさんいるのに静かな教室というのは異様といってよかった。
授業中はそれが当たり前だけど、クラスメイトが思い思いの場所で談笑している途中となると話は別だ。
みんなの視線がぼくを追う。ぼくはそのどれとも合わさずに席に着く。椅子を引く音がやけに大きく聞こえた。それほどまでに教室内は静まり返っている。
どうしよう……目のやり場と立つ瀬がない。初日の状況リプレイ。
「よ、陽……くん?」
遠巻きだった距離からひとり抜け出たのは六条さ…………単ちゃんだった。
「……あ、おはよう」
とりあえず挨拶で返す。笑顔を見せているはずだけど、多少引きつっているかもしれない。
「どうしたの、それ……。本当に陽くんだよね?」
「う、うん。こんなになったけど……ぼくだよ」
すっかり別人になってしまったぼくに気づいてくれたのは、正直なところすごく嬉しい。
誰かがイタズラでぼくの席に座ったと考えていた人も少なくなかったはずだから。
「お、おい。ホントに半田かよ」
「ドッキリかと思ったぜ」
単ちゃんとのやり取りがきっかけになって、ギャラリーの包囲網が狭まった。
さらにそれをきっかけにしてアクティブな野次馬が押し寄せる。
「おっぱい揉ませろ」「ヤらせろ」「付き合って」
男子の発言はやっぱりセクハラブラックゾーンだったし、女子の発言もそれに似たようなものばかりだった。
写メの「ぴろりーん」が何度も聞こえ、メールに乗ってどこかへと飛んでゆく。耳聡い人は早くも見物に来ている。
もみくちゃにされながらも、ぼくの顔はほころんでいた。初日のときと一緒だ。
不気味がられて無視されるかもしれないと思っていたのに、フタを開けてみればその逆。
どんな形であれこうやって構ってくれるだけで凄く嬉しい。
今朝、懸案事項として心配したぼくがバカみたいだ。
──ぴろりぴろりーぴぴぴろりーん
(……やっぱりちょっとは離れてほしいかも)
どこかの撲殺天使の回復音みたいな写メの連続に、早くも心変わりしていた。
695263:2006/05/19(金) 23:02:04 ID:Y8Prc21P
第2次陽様ブーム(命名・明)の最中であっても普通に授業は行われるわけで。
2時間目は体育だった。男子が着替えるとあって女子は教室からも野次馬からも姿を消す。理論上半数がいなくなったことになるので、息苦しさが少しだけ解消された。
今朝受け取った体操着袋の中身を取り出す。
「…………」
いつもの短パンかと思って出して広げてみたそれは、紺色で下着みたいで──どう見てもブルマだった。そういえば体育祭の時には女子はブルマをはいていたなと思い出す。
「…………」
何の心の動きがないままそれを見つめる。うん、確かにブルマだ。
袋の中を探ってみても、それ以上なにも見つからない。ひっくり返してみても、覗き込んでみても、結果は変わらなかった。
でも「なんで?」と口にするまでもない。原因は明らかだ。
「わざわざ用意しなくてもいいのに……」
今頃母さんはしてやったりと思っているだろう。
大きくため息をつきつつまずは上着から脱ぎ、なるべく胸を見ないように乱暴に体操着を頭を通す。
でも結局ははっきりわかる胸の形が目に入って、テンションダウン。制服のときと違って身体に密着するので余計に大きく見えてしまう。ちなみにこの体操着も身体に合うようなサイズに変わっていた。
(内緒でもう一回り大きいのを買おう…)
母さんに知られないように洗濯する方法を考えながらスカートのホックをはずす。
次いでブルマを手に持って、凝視。いくら念じたところで短パンに変わったりしないことを見届けて、迷いためらい逡巡を経て覚悟を決める。
(どうせこれを穿く以外の選択肢はないんだし……)
696263:2006/05/19(金) 23:02:50 ID:Y8Prc21P
と。
「どうしたの、明。前かがみになって」
前で着替えているはずの明が妙に不自然な体勢でぼくを見ていた。
よく見ると教室の中と外にいるほぼ全員の視線がぼくのほうを向いている。しかも明と同じように前かがみで、しんと静まっている。不気味としかいいようがない光景だ。
「いや、女の生着替えを見ることになるとは思わなくって。つい身体が反応をな……」
「女の生着替え?」
どこそんな、と言いかけて気づく。
「確かに生着替えだね……。というか、気づいたなら止めてよ!」
今のぼくの格好といえば、上こそ体操着を着ているものの下は下着一枚──青白のストライプのやつだけだ。
「あんまりに自然に脱いでたからな、口出しできなかった。それにホラ、みんな期待してたし」
「そんな期待要らないよ……」
ピオリムがかかったような速さでブルマをはくと飛び出すように教室を出た。人垣を押しのけ廊下を疾走する。
顔が熱い。
自分は男だと思っていた。なのに、どうして着替えを見られてこんなに恥ずかしく思ってしまうのだろう。
(心まで女の側に傾いてる?)
『ぼく』に初めてを奪われて、そのときに女としての自分を認めてしまった。そこから何かが変わってしまったことは確かだった。
その結果としての心境の変化もありえない話ではない。……むしろ説得力がある。現にこうして着替えを見られて(というのは語弊があるけど)顔を真っ赤にしているのだから。
「どうしたんだろ、ぼく……」
自分が男なのか女なのか、だんだんわからなくなってきた。
男の意識がある一方で、女の意識も確かに存在している。でも意識してないところではまだ男のほうが強くでている。今のがいい例だ。
それがなくなったとき、ぼくは完全な『女』になるのだろう。そしてそうなるまでにあまり時間がないように思えた。
戻る方法がいる。男に戻る方法が。
『ぼく』がやってくるのを待つ余裕はたぶんない。だからまず何をするかを決めなければ。

──キーンコーンカーンコーン

……とりあえず、これからどうするかよりも目の前の体育のほうが優先度が高いのは確かだった。
697263:2006/05/19(金) 23:16:32 ID:Y8Prc21P
今回は以上です。

何か段々と1回の投稿分が短くなっていっている気が…
698名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 23:54:14 ID:R4KwYmbC
263氏GJ!
>玄関マットがハッピープロムナードだったらどんなによかったことか

ドラえもんネタキタ━w
699名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 05:07:19 ID:RIkr1LQu
お二人とも素晴らしい(;´Д`)ハァハァ
700532:2006/05/20(土) 09:22:32 ID:THQmf6qc
続きをチラ裏(本当にチラシの裏)に書いてみたんだけど、
折角のサキュバスがただの尻尾つき淫乱女になってしまった(´・ω・`)
それでも問題無いかな?良ければ今日明日中に投下できるけど。
701名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 11:54:43 ID:iTSgClcK
みんなGJだぜよ

>>700
俺淫乱女大好きだから無問題よ?
702名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 21:50:51 ID:bBCohHbh
>>700
まったくもって問題ありません。むしろ積極的に載せて欲しい…
703588:2006/05/20(土) 22:46:23 ID:AkFX/lDA
自分でも先が見えねー。どうやって終わらすっぺかー。
遅くなりましたー。今日の分いきまーす。
>>688の続きーノシ



 街の外れにある廃ビルの3階。昔は事務所として使っていたらしいそ
の場所は今は彼らの溜まり場として機能していた。その紙屑やジャンク
フードの袋、剥れた壁の塗料などが散らばる床に輝が投げ出される。
「うぁっ・・・痛ぅっ」
 バランスを取れず放置された作業用らしき机に強かに背中を打ちつけ
輝が苦痛に呻く。
「おい、こいつ本当に女なのか?男だったらマジ萎えるぜ」
 輝の知らない制服の一人が自分の着ている物と同じ制服を着る男に不
審そうに尋ねる。輝はその言葉にビクッと身を竦めると自身の身体を抱
きしめる。
「マジだって。なぁおい」
「なんで、こんな・・・ひっ」
 倒れ、怯えた目を向ける輝に達也は凶暴な笑みを浮かべると学生服の
襟首を掴み強引に引く。ブチブチと学生服とカッターシャツのボタンが
千切れインナーシャツが露になる。
「ったく、めんどくせーな」
 達也が学生服の内側から折りたたみ式のナイフを取り出し輝に突きつ
ける。その様子を遠巻きに見ている残りの4人が楽しそうに笑い口を開
く。
「おいおい、もっとやさしくしてやれって。ひひひ」
「うるっせーよ!」
「・・・あっ!」
 ビッとインナーシャツがナイフに切り裂かれ・・・そのサラシに巻か
れた胸に達也を除く4人が『おぉ』と声を上げる。
704588:2006/05/20(土) 22:47:58 ID:AkFX/lDA
「な?いったろ?」
「まだわかんねーって。おら、暴れんな」
「い、いやだっ!離して!」
 少年の一人が輝を羽交い絞めにするともう一人がサラシを強引にむし
り取る。そしてサラシの下から出てきたものに彼らは歓声を上げた。
「うほっマジだぜ!」
「すっげ、結構でかいぜおい」
 目立たぬようにと押さえつけられていた胸が外気とねっとりとしたお
ぞましい視線にさらされ輝は恐怖にもがくが両腕をガッチリと押さえつ
けられ輝の力では抜け出せなかった。
「暴れてもいいけどよぉ、ぜーんぶバラすぜ?ひひひっ」
「あ・・・」
「おらハセ、さっさと縛っちまえよ」
 達也は自分の一言で大人しくなった輝にニンマリと口を吊り上げると
輝を捕まえている少年にガムテープを投げて渡した。

「さてと、じゃ俺からだろ。もちろん」
 上半身を裸にされ両手を後ろに回されガムテープでグルグル巻きにさ
れた輝が顔を伏せ大人しくなったのを確認すると達也は輝のズボンに手
をかけた。
「これでチンコ付いてたら爆笑もんだな」
「気持ち悪りぃ事いってんじゃねーぞバーカ」
 4人の少年達は抵抗しなくなったが協力的でもない輝のズボンを脱が
すのに手間取っている達也を見ながら軽口を言いあい笑う。輝は聞こえ
てくる言葉と下半身から沸きあがってくる嫌悪感を歯を食いしばり無言
で耐えていた。
「ケツ上げろ!糞が・・・へへっ」
「うお、エロいなおい」
 強引にズボンとパンツを剥ぎ取られた輝の身体が暗い部屋のわずかな
明かりに浮かび上がり少年達は無意識にゴクリと唾を飲み込んだ。達也
は目の前にある、雑誌とビデオでしか見たことがなかった少女の裸体を
興奮しきった目で見ると自分のズボンに手を掛けもどかしそうにペニス
を取り出しまったく濡れていないそこへ押し当てた。
705588:2006/05/20(土) 22:49:26 ID:AkFX/lDA
「糞っ・・・このっ!」
「ひぐ・・・うあぁ!!」
 ミチミチと音を立て達也のペニスが輝の膣をこじ開けながら埋め込ま
れていく。その痛みと気持ちの悪さに輝は呻き、小さく悲鳴を上げる。
「おいおい、俺達も混ぜろって」
 4人の中の一人がそういうと観戦していた彼らも輝に近づいていく。
一人が輝の顔にペニスを向けると口へ強引にねじ込んだ。
「んぐっ!・・・ん、んん」
「歯立てやがったら殺すぞ?おらおら!」
 口の中にむっとする匂いが充満し輝は苦しげに呻く。それを無視し頭
を掴むと強引に腰を前後させ輝の口を犯していく。
「んん?んっ・・・んぐぅ!」
 達也が無理やりに腰を動かし輝を責め立てる。潤滑剤がまったく足り
ていないそこへの容赦のない動きが激痛を生み出し輝の身体を振るわせ
る。
「す、すげぇな・・・」
「あぁ・・・」
 残された3人の少年達は2人に強引に犯され揺さぶられる姿を見なが
ら誰となく自身のペニスを擦り始めていた。
「はっはっ・・・糞っ、出すぞ!」
「俺もだっ」
「んん!んーーーー!!」
 達也の身体がブルっと振るえ輝の膣内に精液が注ぎこまれる。その嫌
悪感に追い討ちをかけるように口の中にも生臭い精液が吐き出されてい
た。
「んぶっげほっげほっ・・・」
 口に押し込まれていたペニスが抜き取られ輝の口から精液が零れ出る。
「あー、もったいねぇ吐き出しやがったこいつ」
「あ・・・んぁっ」
 苦しさに咽ていると輝の膣内からも達也のペニスが抜き取られる。輝
の秘唇は無理やりな達也の動きで赤く腫れヒクヒクと震えていた。
706588:2006/05/20(土) 22:50:36 ID:AkFX/lDA
「つ、次は俺達だぞ」
「ひっ・・・んあぁ!」
 自慰行為に満足できなかった残りの少年達が輝に覆いかぶさり躊躇う
ことなく熱く勃起したペニスをねじ込んでいく。達也が吐き出した精液
が潤滑液代わりになりスムーズになった動きに輝の声が高くなる。
「おい、誰か後ろの穴も使えって」
 その言葉に輝の身体がビクっと跳ねる。輝の身体が貫かれたまま持ち
上げられ、その菊座にペニスが押し付けられた。
「あぐぅ・・・やっ・・・ぁ・・・やぁ・・・」
「ぐあっ、きっちぃ・・・この」
 グリグリと、まさに穿つように異物が激痛を輝に与えながら進入して
くる。その激痛に輝は目を見開き口は酸素を求め魚のように力なく動く。
「おい、写真撮っとけ。ひひっ、こりゃ他のやつも呼んでやらねーとな」
 もう誰が言っているのか輝にはわからなかった。そして、その目から
いつか流すまいと誓った涙が一筋こぼれ落ちた。

                                ―To be Continued―
707名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 23:13:09 ID:otgsyiqz
GJ!!
ただ俺は胸が痛い・・・
708名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 00:41:44 ID:+HWNkOx4
>>707
おっぱいの膨らみ始めは、だいたいそんな感じだ
触ると結構痛いぞ
709名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 01:32:36 ID:M4uaAxku
GJ!!
輝たん制服引きちぎられるの多いな。どっちのルートに分岐してるんだろ
710名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 06:12:12 ID:cq0FG9VT
>>708
ワロタw

GJでした。京介が来たりするかと一瞬思ったがそんなわけないか。
続きが楽しみだ。
711588:2006/05/21(日) 07:58:52 ID:LqnqD1k1
せっかくの日曜日なので早めに続き投下。
べ、別に眠れなかったから書いたわけじゃないんだからね!
と、言うわけで>>706の続きー

「ひっ・・・ぁっ」
 ボロボロのブラインドウの隙間から差し込む微かな日の光が乱雑に散
らばる床を照らす。その薄暗い空間に少女の、輝のかすれた声と複数の
息遣いが響く。あれから達也たちは仲間を呼び輝を犯し続けた。輝の身
体にはおびただしい精液がこびり付き何人もの男に何度も犯された膣内
は何箇所か傷つき輝に苦痛を与えてくる。だが、それすらも今の輝には
どうでもいい事だった。輝の口から機械的に漏れる苦痛の声、戒めを解
かれ無理やり握らされているペニスをしごいている自分の手、すでに収
まりきらず太ももまでおもべったりと汚している何人分もの体液。それ
ら全てを輝はすでに感じていなかった。涙は乾き、その瞳は暗く濁り虚
空を虚ろに見つめ続けていた。




「・・・くそっ」
 ホームルームが終わり授業が始まるわずかな時間。京介が空白の席を
睨み小さく毒づきながら教師の言葉を思い出していた。
『早乙女が昨日から自宅に帰っていないらしい。誰か心当たりのあるものは
いないか?』
(なにがあった・・・)
 京介の胸中に言いようのない不安が渦巻く。その不安を無理やり押し殺す
と京介は授業の準備を始めた。京介のその日の午前中の分のノートは白紙
だった。
712588:2006/05/21(日) 08:00:09 ID:LqnqD1k1
『電源が入っていないか、電波が届かないところに・・・』
「くそっ!」
 乱暴に携帯の通話ボタンを切ると京介は屋上のフェンスを包帯の巻か
れた右手で叩く。
「あのバカが、何をやってやがる」
 これまで、輝が京介からの電話に出なかったことはなかった。行方が
分からず連絡も取れない。そのことに京介は怒り、それ以上の不安に激
しく苛立っていた。
「くそがぁっ!」
 その苛立ちをフェンスにぶつけるように蹴りつけるとガシャンッとフ
ェンスがたわむ音がむなしく響く。京介は左手に握り締めたままの携帯
の液晶に表示された時間を見る。昼休み終了まで後10分。
「ちっ」
 最後に大きく舌を鳴らすと京介は駆け出していた。



「で、出るっ!」
「ひぁ・・・ぁぁ」
 輝の身体がビクンッと痙攣しだらしなく開いた口から唾液が垂れる。
もう何度目か、子宮口付近まで突き入れられ吐き出された精液が膣内を
逆流し結合部からゴプッと吹き出る。
「おい、そろそろ休憩させてやれって。うわっ、くっせ!」
「へへっ、そうだな。後の奴らにもとっといてやらねーとな」
「ぅぁ・・・ぁ・・・」
 輝を犯していた少年がペニスを引き抜くと何本もの粘つく糸が間に架かり
床に線を引く。むっとするほどの濃い栗の匂いに顔をしかめるもう一人の少
年が輝にボロボロの、雑巾のようなタオルを投げつける。
713588:2006/05/21(日) 08:01:22 ID:LqnqD1k1
「おら、向こうにシャワー室があるから洗って。お前くせーんだよ」
 ぐったりと動かない輝の腕を少年はタオル越しに掴むと乱暴に立たせ
部屋の奥にある外れかけたドア方へと突き飛ばす。足に力の入らない輝
はそのままヨロヨロと壁にもたれかかるように崩れ落ちる。
「言っとくけど逃げようなんて考えんなよ。写真ばら撒かれたくなかっ
たらなぁ、ひはははははは」
「腹減ったな。おい、飯買ってくるけどちゃんと見張ってろよ」
 今部屋に居るのは輝を含め3人。その内の一人が部屋を出ていく。輝
はしばらく呆然と座り込んでいたがノロノロと立ち上がると少年が『シ
ャワー室』と呼んだ部屋へと入っていった。
 そこは狭く、所々砕けた汚れたタイルで作られた部屋だった。簡易的
に作ったにしても乱暴すぎるそのシャワー室でも輝はただ呆然と立ち続
けていた。時間にして5分、輝は緩慢な動きで腕を動かすとシャワーの
蛇口を捻った。お湯など出るはずもなく、冷たすぎる水が輝の身体に叩
きつけられる。普通ならば飛び上がるほどの冷たさに輝の瞳に微かに光
が戻る。
「痛っ・・・い・・・」
 傷付いた膣内は下腹部に鈍い痛みを生み、全身にかけられた精液は大
半が乾きすさまじい不快感を輝に与えている。輝はそれを自分の手の平を
使い丹念に洗い落としていく。秘唇と菊座からは止めどなく精液が零れ落ち
シャワーの水に混じり排水溝へ吸い込まれていく。
「ぅ・・・く・・・うぅ・・・うあぁぁぁぁぁ」
 いつしか、輝は顔をくしゃくしゃに歪めその場に崩れ落ちていた。止まらな
い涙に構わず泣き続ける。
「ひぅ・・・うく・・・京介君・・・助けて・・・助けてよ・・・」
 何も感じなかった心が急速に元に戻り、輝は押しつぶされそうになる自分
を抱きしめ京介の名を搾り出すように口にした。
 しばらくして、輝は疲れ果てた身体を起こし冷え切った身体をボロボロのタ
オルで拭き取るとシャワー室の扉を開けた。
「おせーんだよバカ女が。これでも食って大人しくしてろ」
 シャワー室から出てきた輝の足元にコンビニの袋が投げつけられる。
その中には小さなパンが一つだけ入っていた。輝は袋を拾うと部屋の隅にう
ずくまるように座り込み携帯で連絡を取り始めた二人の少年を呆っと見続け
る。
 いつしか輝は深い眠りに落ちていった。
714588:2006/05/21(日) 08:03:00 ID:LqnqD1k1





「何やってんだ俺は・・・」
 駅前から少し外れた繁華街。京介は苛立ちのままに学校を抜け出しガ
ムシャラに走り回った。だが、当てもなく走り回ったところで輝を見つける
事ができるはずもなく気が付けばゲームセンターに入っていた。京
介はゲームをプレイするでもなくただぶらぶらと店内を歩き回る。スー
ツ姿のまま麻雀をプレイするサラリーマンらしき男。格闘ゲームに熱中
する青年。通路に座り込み馬鹿笑いをする男子学生と女子高生。タバコ
に煙る店内。そんな中を歩いているとトイレに入っていく自分と同じ学校
の制服を着た少年を京介は見つけた。京介は辺りを見回すとその後をつ
いてトイレの中に入っていった。
(いない?)
 狭いスペースに設けられたトイレに先に入ったはずの少年の姿はなか
った。
(なんだ、ウンコかよ)
 よく見ると個室の鍵の部分が赤くなっていた。京介がついでに用を足
そうとすると個室から携帯で話しているらしい声が聞こえてきた。
『なんでもやり放題の女捕まえてよ。今あの場所で皆で楽しんでんだ。
お前も入れてやるからこいって。嘘じゃねぇって!後悔してもしらねー
ぞ。ひははは・・・』
 その瞬間、京介は個室のドアを蹴り破っていた。個室に入っていた少
年、小峰達也は突然の事態に携帯を取り落とすとうろたえながら京介を
睨みつける。
「な、なんだてめぇ!」
「今の話、俺にも詳しく聞かせろや」
 京介の顔には凶暴な笑みが張り付いていた。

                                ―To be Continued―
715588:2006/05/21(日) 08:05:26 ID:LqnqD1k1
なにぶん手探りプラス思いつきで書いてるもので一回の投下
分が長かったり短かったりとむらがあったりします。後2〜3回
くらいで終わりになるはずですのでもう少しだけお付き合いくだ
さいませ。
716名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 08:59:43 ID:aT3UrJg3
何と言って良いのか・・・ここは最も神の域に近いスレ?お二方GodJob

>263氏
遂に近親相姦キトゥアアア。TS+近親のコンボ、テラスゴス・・・
雪がお猿さん化して、それに陽が流されてくれると悶え死ぬかもしれません

>588氏 手の早さまで神の域ですかアナタ。ナイスフィンガーテク
陵辱展開は京介の差し金かと思ってたのはさておき
遂に救いの手が来そうで、ひと安心・・・Σ(゜∀゜);ハッ
ラヴラウえちーぃを゙期待してよいってことですか!?

両氏共、希少なシチュで書いてくれてありがとう。
完結も近そうですがガンガッテクダサイ <__>
717名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 10:09:35 ID:8+Kv8iTo
僕の脳内にGJコールは止まない

よく思いつきでこんな話がポンポン出るな。神すぎる
718名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 10:37:36 ID:M4uaAxku
自然な流れで救出ktkr!
探してて偶然たどり着いた廃屋が…みたいなかと思ってたよ
719名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 12:32:14 ID:yfm6JpoR
すごい!凄すぎる!
なんという文才力!!!!
GJJJJJJJJ!!!!!
720名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 14:25:34 ID:j1H6DqOa
>凌辱展開は京介の差し金

ノシ


ちょっと京介に小一時間ほど土下座してくるのでその前に588氏に
GJと一言送っておきます。

つーかマジで輝…('A`)
下半身の痛さが伝わってくるよ…アイタタタ
721588:2006/05/21(日) 20:36:28 ID:4t6wX3G5
あれよあれよと言うまにクライマックス一直線です。
えー、次で終わります。多分。あとちょろっと長いです。
それでは本日二度目の投下。>>714の続きどぞー




 小峰達也は混乱していた。突然現れた奴が自分を殴りゾっとする笑顔
で淡々と感情のハッキリ分からない声で自分に話しかけてくる。その状
況が達也は訳が分からず動けなかった。
「なぁ、その楽しそうな場所俺にも教えてくれよ」
 ゾッとするような笑顔を、ちっとも笑ってると思えない笑顔を貼り付
け殴ってくる。怖い。顔に拳がめり込んでくる。拳と奥歯に頬の肉が挟
まれ裂ける。痛い。腹を殴られる。内臓がうねり昼に食べた物が逆流し
てくる。痛い。脇腹を蹴られる。あばら骨が軋む嫌な音が身体の中から
聞こえてくる。痛い。痛い。痛い痛い痛い痛い痛い・・・!
「や、やめへくれ!いう!いうからもうやめへくれぇ!!」
 気が付けば達也は泣き叫んでいた。目の前の相手がただ怖く、このま
ま自分は殺されると本気で思った。
「さっさと言えよ。殺すぞ」
「ぶぎゃっ!」
 達也の鼻に京介の容赦のない拳が叩き込まれ鮮血が吹き出す。京介の
右手の傷が開き達也の流した血と混ざりその手に巻かれた包帯を真っ赤
に染め上げる。
「ほら、どうした。言えよおい」
「まちふぁずれのは、はいビルのさ・・・さんかいに・・・げほっ、もうゆるしへくれぇ」
「ふんっ」
「ぎぎゃっ・・・が・・・」
 京介はそれだけ聞くと達也の頭を便器に叩き付けた。ガチンッと鈍い
音が鳴り便器が少し砕けた。その脇に達也が自分の血で濡れた床にずる
ずると倒れ込み気を失った。
「クソ野郎が」
 ペッと唾を気絶した達也に吐き掛けると京介はそのまま目もくれずに
ゲームセンターを後にした。
722588:2006/05/21(日) 20:37:40 ID:4t6wX3G5



「おら、立てよ」
「ぁ・・・」
 夢すら見ない暗い闇から強制的に覚醒させられ輝は小さく声を漏らす。
眠っている間に増えたのか自分の腕を掴んでいる少年を含め4人分の目
が自分の身体を欲情した視線を絡みつかせている。これから繰り返され
る苦痛と絶望に輝の心は再び闇で包まれていく。
「足開けよおら。へへっ、いいもん持ってきてやったぜ」
「・・・・・・っ」
 無理やり開かれ晒された輝の秘唇に冷たいネバネバとした液体が掛け
られその感覚にビクッと身体が跳ねる。
「お、ローションなんておもしれーもん持ってんじゃん。俺にも貸せって」
 一人がローションを自分の勃起したペニスに塗りたると輝の後ろに回り
込む。
「二本挿しだぜ。きひひ」
「お、いいね。お前らは口と手使えよ」
「俺らパス。散々犯ったから休憩だ」
「へっ、そうか−よっ!」
「くぁ・・・ん・・・・・・ぁ」
 前後からずぶずぶと進入してくる硬い肉の感触。その慣れる事のでき
ぬ不快感と苦痛に、それでも輝は小さな声しか漏さない。
「うほっ、すっげぇ締め付け」
「おまっ、あんま動くな・・・出ちまうだろが」
 下卑た笑い声を上げながら自分を突き上げる少年達を輝は光を失った
瞳で見ていた。
「んだよ、タバコ切れちまった。ちょっと買ってくる」
「ん、おお」
 そんな輝達と見ていた少年の一人が空のタバコを投げ捨てると部屋か
ら出ていった。
「なんか反応が少なくて気味悪りぃな。壊れちまったか?」
 そんなことを呟きながら階段を下りていくと見たことのない少年が一
人こちらに向かって階段を上がってきた。
「なんだ?お前も呼ばれたのか?今ちょうどお楽しみちゅ−」
 彼はそこまでしか喋る事ができなかった。目の前まで迫っていた少年
の手の平が彼の頭をワシ掴むと思い切り壁へ叩きつけていた。
723588:2006/05/21(日) 20:38:51 ID:4t6wX3G5
 京介の中でドス黒い感情が渦を巻き暴れ回っていた。途中で会った間
抜けな馬鹿は怒りのままに壁に叩きつけ気絶させた。トイレに居た奴も
あの間抜けな馬鹿も死んでたって知った事じゃない。京介は無言のまま
階段の上り続ける。以前より感じていた怒りと胸の中をうねるザワツキ、
今感じている自分でも制御できない凶暴な怒り。その全ての理由が分か
らなかった。だが、今はそれについて考えている余裕はない。ただ、た
だひたすらに全てを破壊してしまいたい衝動に京介は囚われていた。
 3階。何かの事務所だったらしい部屋のドアのノブに手を掛ける。そ
の手にギチギチと力がこもりドアノブを締め付ける。そして京介はドア
ノブを回しゆっくりと、開いた。

「ぁ・・・んん・・・」
 最初に目に飛び込んできた光景。それは京介の辛うじて保っていた理
性を吹き飛ばすのに十分だった。鼻をつく精液の匂いと床に飛び散って
いるおびただしい量の白濁液。何人に犯されたのか見るも無残にボロボ
ロになり虚ろな瞳で今もなお二人の少年に犯されている輝。
 その光景に京介は絶叫を上げそうになったが、喉は凍りつきその顔は
すさまじいまでの壮絶な怒りに歪んでいく。その怒りのままに、京介は
自分に近づいて来ていた一人の少年に殴りかかっていった。
「ぐがっ!てめっ、なにしやがる!!」
「な、なんだ!?」
 突然の闖入者に殴り飛ばされた少年は自分を殴った京介に怒りの声を
上げ襲い掛かる。輝を犯していた少年達も突然の事態に一瞬硬直するが
慌てて輝を放り出し殴られた少年に加勢するために駆ける。
「うあああぁぁぁああぁぁああ!!」
「くそっ!なんだこのイカれた野郎は!?ぎゃっ!」
「てめぇ!」
 叫びながら目の前の少年を渾身の力で何度となく殴りつける。傷付い
た右手が悲鳴を上げ激痛を京介に伝えてくるがそれを無視し右手を突き
出す。が、横から加勢に来た一人に体当たりされ縺れ合いながら床を転
がった。
724588:2006/05/21(日) 20:40:03 ID:4t6wX3G5
「きょ・・・・・・すけ・・・くん?」
 突然現れ少年達に殴りかかった京介を見て輝は不思議そうに呟く。
(なんで・・・だって・・・ありえないよ。京介君がなんで・・・)
「クソがクソがクソがクソがクソがあああぁぁぁぁぁ!!!」
「がっ・・・」
 体当たりしてきた少年の頭に自らの頭をぶつける。二人の額が割れ血
が飛び散る。それすらも構わずに京介は立ち上がると自分に向かってく
る二人に向かい殴りかかっていった。
(なんで・・・・・・)
 その光景を、輝はただ呆然と見ていた。





「はっ・・・はっ・・・ぺっ、クソが」
 荒い息をつき口に溜まる血を吐き出す。血で汚れた床に3人の少年が
倒れ、苦しそうに呻いている。それを無視しボロボロになった京介が輝
に近づいていく。
「輝、お前こんなやつら相手になにやってやがった・・・」
 切れた口の中を庇うように京介は口を開き輝の前にドスッと座り込む。
「いってぇ・・・くそが。おい、輝!」
「・・・・・・きょう・・・すけくん・・・」
 自分の前に居る京介を見て輝の瞳に徐々に光が戻ってくる。
「きょうすけくん・・・京介君京介君京介君っ!」
 そして大粒の涙をぼろぼろとこぼすと輝は京介の名を叫びながら抱き
付いていた。
「ぐあっ!いってぇこのバカ!」
「うああぁぁぁぁぁぁ!」
 打撲だらけの身体に走る激痛に京介は悲鳴を上げ、輝は京介の胸で泣
き続けた。そんな輝を京介は苦笑しながら、どこか安心した表情で見て
いた。
725588:2006/05/21(日) 20:41:13 ID:4t6wX3G5
「他の奴が来ないうちにここから逃げるぞ」
「う、うん」
 しばらくして京介はしゃくり上げる輝を引き剥がすと億劫そうに立ち
上がり輝の服を探す。上着はボタンが千切れてしまっていたがズボンと
一緒に部屋の隅に丸めて捨てられていた。服を投げ渡された輝はそれを
のろのろと着込んでいく。
「急げのろまっ!」
「ご、ごめん。身体に力がはいらなくて・・・」
 輝は申し訳なさそうに顔を伏せるとサラシがなくなった胸を押さえな
がら残ったボタンを留めていく。それを横目で見ながら京介はデスクの
上にデジカメが置かれているのを見つけた。操作して中身を見るとその
中には輝を犯す何人もの少年達の画像が記録されていた。京介は不快そ
うに顔を歪めるとそのデジカメを床に叩きつけ蹴飛ばした。蹴飛ばされ
壁にぶつかったデジカメはバラバラに砕け散った。その中からメモリー
スティックを探し出すと京介はそれも踏み潰し砕いた。
「どうした。さっさと立て」
「えっと・・・その・・・立てなく・・・なっちゃって・・・」
 長時間責め続けられた輝は心こそ京介のおかげで持ち直したが身体は
とっくに限界を超えていた。
「くそが、手間かけさせやがってバカが・・・」
「え?・・・わっ!」
 京介はガリガリと頭をかくと輝を抱き上げ背中におぶる。その意外す
ぎる京介の行動に輝は戸惑う。
「え・・・きょうすけ・・・くん?」
「がぁ、重てぇなクソが。いてぇ・・・」
 不機嫌そうにそう呟くと京介は廃ビルを後にした。
726588:2006/05/21(日) 20:42:24 ID:4t6wX3G5





 夕暮れの住宅街。京介は人通りの多い道を避け真っ直ぐに輝の家へと
向かっていた。額から血が流れボロボロになった学生服に同じくボロボ
ロの少女をおぶった京介の姿にすれ違う人間達がジロジロと無遠慮な視
線を向ける。それを無視し京介は無言で足を進めた。そんな京介に輝が
おずおずと声を掛ける。
「京介君・・・なんで、その・・・助けてくれたの?」
「ふんっ、お前は俺の玩具だ。他の奴が好き勝手するのが我慢ならなか
っただけだ。つまんねーこと聞くな」
「・・・・・・うん」
 輝はその背中に顔を隠し嬉しそうに微笑む。その様子を感じ取ったの
か輝は『ふんっ』と鼻を鳴らした。

「輝っ!」
 京介達が輝の家に着くなり輝の父親と母親が飛び出してくる。そして二人
のその姿をみると絶句する。
「お前・・・その姿はいったい」
「輝・・・よね?京介君もなんでそんなひどい怪我を・・・」
「父さん、母さん、これは・・・その・・・」
 二人の姿にうろたえ狼狽する両親を前に輝は必死に言い訳を考える。
その中、京介が静かに口を開いた。
「おじさん、おばさん、お話があります」
727588:2006/05/21(日) 20:43:35 ID:4t6wX3G5





 あれから3日、輝は病院に入れられ検査を受けていた。暴行された身
体は傷だらけだったが幸いにも感染症や妊娠の危険はないとの事だった。
女性になってしまった原因も調べられたが詳しいことはわからず医者達
も首を傾げていた。3日間、輝は休まるときがなかった。繰り返される
検査の合間に何度となく訪れる警察への事情聴取、露骨なまでの心配と
自身の立場への保身のために訪れる校長や担任の教師、そして同じクラ
スに居ながら輝が女になってしまった事に気付かなかった興味心むき出
しのクラスメイト達。安息の時の就寝の闇の中輝は深くため息をつく。
 京介は輝の両親に全てを話した。それから警察が呼ばれ京介は重要参
考人として警察に連れていかれた。ゲームセンターのトイレで気絶して
いた小峰達也もレイプ事件の首謀者として保護されたらしい。他校の生
徒まで加わったレイプ事件はニュースに大きく取り上げられ、輝の学校
はしばらくの間休校となった。
 輝は病室の薄暗い天井を眺めながら京介の事を考える。何故京介は全
てを話してしまったのか。京介は輝に繰り返していたいじめのことまで
全てを輝の両親に話してしまった。輝の両親は怒り、京介をののしった。
そして輝の身体が現代の医学では完全に元に戻せないとしるとひどく落
胆し、そして今の輝を受け入れた。
 全ては終わった。だが輝の心は晴れず、もやもやとした不安と京介へ
の思いが取り留めなく浮かんでは消えていった。

 レイプ事件の休校が終わり輝が学校に戻ると、京介は退学になり学校
だけでなく街からも居なくなっていた。

                                ―To be Continued―
728名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 21:07:01 ID:M4uaAxku
ちょwwww早っwwwwGJ!!!
ツンデレ確定。この後どうなるんだぁぁあああ
729名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 21:23:11 ID:8+Kv8iTo
きゃー!本日2度目のGJの嵐!ツンデレな神様は仕事が早いですね
ハッピーエンドだろうとバッドエンドだろうと俺は全てを受け入れる。ガンガッテ!!
730名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 21:52:05 ID:mWZugV5q
今日2回目の投下GJでした!!
続きが気になってwktkが止まらないwww
731名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 22:21:55 ID:8vvNYQpr
ツン神様GJ!!
もうwktkがとまらないww
732263:2006/05/21(日) 23:30:05 ID:iOcd10PG
>>696からの続き



どうしようもなく浮いていた。
それもそうだ。通常体育は男子と女子で分かれている。一緒に運動するのは体育祭か校内のマラソン大会のときくらいで例外は一切ない。ないはずだけど──今はあった。
大勢の男子の中に女子がひとりだけポツンといるのは、自動販売機でジュースに混じって並ぶブロックタイプのカロリーメイトと同じくらいに異質だ。丸の中に四角があれば目立ちもする。
さっきからずっと視線を感じていた。視線が物質化するなら、たぶんぼくの全身は矢印だらけになってる。全方位からの人の目はなんというか……居心地が悪い。
「各自準備体操!」
そんな状態であっても、一顧だにしない鬼頭先生はある意味すごい。……価値が無いことに変わりがないと思っているからかもしれないけど。
「じゃあ持ち上げるぞ」
いつも通りに二人組での柔軟。手首を掴まれ、胸反らし。胸が大きくなったとはいえ、今回は先端がこすれたりはしない。
そういう意味でブラジャーは偉大だ。ファッションや矯正のためだけにあるのではないと実感する。
それにしても、この柔軟はやっぱり気持ち良──
「やめろやめろ! なんだお前ら、やる気あんのか!?」
いい気分になっていたところに突然怒声が飛んできた。ジャイアンヴォイスは今日も健在だ。でも、準備運動はみんな黙って静かにやっていたはず。何が逆鱗に触れたのだろう。
「女のほうばっかり見てんじゃねえ!」
その『女』が指し示すのがぼくだと思い当たって、周囲を見回すとぼくの視線とぶつかる直前くらいに急いで顔を逸らされた。見た範囲で9割くらい。
……珍しさは授業の妨害にしかならないようだ。
「半田ぁ!」
「は、はいっ!」
突然の矛先の転換に、思わず身体が強張る。武器も持たずこんなに威圧できるのは、もしかしてメデューサの血でも引いているからかもしれない。
733263:2006/05/21(日) 23:41:30 ID:iOcd10PG
「お前がいると授業にならん。女子のところへ行け!」
「──え?」
「早く行け!」
問い返す間もなく、ジャイアンヴォイスに押し出される形でグラウンドから追い出される。
本当にそうしていいものかどうかまだ迷っていたので、後ろを振り向きながらゆっくりと走る。グラウンドの中央では「そんなぁ」とか「目の保養に」とか、かなり本気そうな不満の声があがっていた。
「お前らたるみ過ぎだ! 全員グラウンド20周!」
そんな不平も鬼頭先生の一喝で跡形もなく消し飛んだ。これでなお反抗する人がいたら、生きた伝説もしくは勇者もしくは英雄になれることは間違いない。
とはいえ、『英雄がいない時代は不幸だが、英雄が必要な時代はもっと不幸だ』──この授業ではどちらにしても不幸からは逃れられないようだった。

女子の体育は体育館でやることが多い。理由は簡単、鬼頭先生がグラウンドを占有しているからだ。
体育館に近づくにつれ、ゴムと床とが擦れる音が大きくなる。幾度となくボールが重くバウンドする音も聞こえたので、どうやらバスケをやっているようだ。
体育館の側面、渡り廊下校舎側の入り口からそろそろと扉を開ける。予想通り、2面あるコートで計20人が走り回っていた。
「あの……、鬼頭先生にこっちにくるように言われたんですけど」
入り口近くに立っていた女性教諭におずおずと声をかける。
「ん? 見ない顔ね」
ぼくに気づき向き直る。確か今年新卒で入ってきた六条茜(ろくじょうあかね)先生だ。活発さと爽やかさとフレッシュさと可愛い系の顔を併せ持つことからポスト嘉神との呼び名も高い──とは明の言で、ぼくは至近距離で見るのはこれが初めてだ。
確かに、ショートヘアがよく似合っていて、いかにも爽やかで活発そうな感じがする。
「B組の半田です」
「半田? もしかして、あの?」
「たぶん、その半田です。鬼頭先生にこっちに来るよう言われまして」
「まあそうだろうね。おおかた邪魔だって言われたんでしょ」
ずいぶんとハッキリものを言う人だ。怖いもの知らずというか、相手が誰であっても物怖じしそうにない。たとえあの鬼頭先生であっても。…勝手なイメージだけど。
「それで、ぼくは何をすれば……?」
「うーん、そうね。今は見た通りゲームをやってるんだけど……。適当にどこかのチームに入って参加してもらえればいいわ」
「それだけですか?」
「うん、それだけ。ホントは自己紹介でもやってもらいたんだけどね。でももうみんな知ってるだろうし、まあいいわよね」
情報修正。この人は大雑把なだけだ。ほとんどのことを「まあいいか」で済まし、1ドルは常に100円で、オマージュとかインスパイアとかリスペクトをパクリで一括りしてしまうような。
何故わかるかといえば、似たような雰囲気の人を知っているからだ。ちなみにその人は今グラウンド走っている名前に「あ」がつく。
734263:2006/05/21(日) 23:42:16 ID:iOcd10PG
で、適当、と言われてどこに行けばいいのか。
やっぱり見知った顔のところかと、その人がいるチームへ向かう。
それにしても見慣れない光景だ。下着売り場のときみたいに眩暈さえする。
女子ばかりが集団で運動している姿なんかお目にかかったことがないから当然だけど、新鮮味がありすぎて、現実感が薄い。高い声だけしか聞こえないのもその一因だ。
……ちょっと目のやり場に困る。
「あ、陽くん。どうしてここに?」
体育館を壁沿いに半周して目的地に到着する。見知った顔で話しかけられるようんま人といえば、単ちゃんしか思い当たらない。
「ちょっと追い出されちゃって…」
鬼頭先生の横ぼ……ワンマンぶりは有名だ。説明しなくても単ちゃんは理解してくれたようだった。話が早くて助かる。
「で、ここの先生にゲームに参加しろってことなんだけど、負けたらグラウンド10周とかないよね?」
「ホントに男子ってそんなことさせられてたんだ…。安心して、そんなのはないから」
ほっと胸をなでおろす。
「ねえねえ半田くん、その体操着はどうしたの?」
試合を目で追っていると、隣に座っていた女子に話しかけられた。見たことのない顔なので、たぶん違うクラスの人だ。
「これ? これは母さんが勝手に入れてたみたいで……。それより、なんでぼくの名前を知ってるの?」
「そりゃ有名人だもん。学校で知らない人はいないんじゃない? 困った顔した半田くんの写メ、携帯に持ってるよ」
「そ、そうなんだ…」
つられてぼくも笑う。笑えないけど、笑う。写真週刊誌に撮られた人もこんな気分なのだろうか。
「そういえば知ってる? 保健の嘉神先生のこと」
「嘉神先生?」
「そう。男子は知らないみたいだけど、あの先生レズなんだって。気に入ったコを見つけると見境なく保健室に連れ込んでるってウワサ」
「へ、へぇー、そんなことが……」
そのウワサが本当で、しかも手を出された後とは言えるわけがない。
「半田くんカワイイから、気をつけたほうがいいよ」
もう遅いです。
「それからこの話は男子にはナイショね」
ぼくも男子なんだけど……。
735263:2006/05/21(日) 23:43:31 ID:iOcd10PG
「それから、女子だけのウワサがまだあるんだけどぉ…。その人が一番美しい時に殺しに来るっていう不気味な泡──」
「そっ、それより、いいの? こんなにおしゃべりしてて」
このまま女子の世界に踏み込んで戻れなくなるのもイヤだったので、話を逸らすことにする。
鬼頭先生の体育では私語は厳禁だった。雑談するのを見られた日には、恐ろしいことになる。
「いいんじゃないの? 先生も注意しないし、1年のときからずっとこんなだよ。ほらみんなそうだし」
周りでは試合そっちのけで雑談に興じている。肝心のゲームのほうも、別段勝ちにこだわってやっているようには見えない。
何もかもが違う。地獄に対しての天国、バブルスライムに対するはぐれメタルほどの格差がある。当然こっちは天国ではぐれメタルだ。

──ピーーーッ!

「はーい、こうたーい!」
六条先生の、ジャイアンヴォイスとは対極にある澄んだ声が体育館に響く。
交代? どういうことだろう。
「はい陽くん、これ」
単ちゃんから手渡されたのは赤色のゼッケン。
「もしかして、ぼくも出るの?」
「当たり前じゃない。参加しろって言われたんでしょ?」
背中を押されコートに連れ出され、センターラインを挟んで相手チームと相対する。
(うう、居心地が悪い……)
体格や背格好が同じとはいえ、女子の中に男子がいるという感覚でいるので居た堪れない。
「相手チームにはバスケ部員がいるんだって。陽くん、期待してるよ」
『元・男の半田ならきっとなんとかしてくれる』と思っているのだろう、チームメイトからの期待の混じった視線がぼくに集まる。奇しくもゼッケンに描かれていた数字は7だった。
とはいうものの、体力も力も男のときほどにはないし、相手はその道のプロ(ぼくから見れば)──勝てる要素がひとつもない。
「はーい、はじめー!」
ホイッスルとともに、負け試合が始まった。
736263:2006/05/21(日) 23:44:47 ID:iOcd10PG
精も根も尽き果て、ぼくは体育館を出る。
「まさか本気でやってくるなんて……」
試合の結果は、やっぱり本職の人には勝てず、ダブルスコアの大差での負け。完全な負け。
正直ずるいと思う。どうやったところで素人が勝てるわけがないというのに。多人数でやるサッカーでさえ多賀君は活躍していた。人数が少なく個人技でどうにかなるバスケならなおさらだ。
大人気なく全力を尽くして狩りにきたライオンを相手にして、ウサギのぼくに『なぜベストを尽くさないのか』的な期待をするのは酷いとしかいいようがない。
ウサギにできることといえば、ライオンに全力を尽くさせるくらいしかないのに。
「どこ行くの?」
とぼとぼと足取りも重く教室に戻ろうとしているところで、単ちゃんに呼び止められた。
「教室だけど?」
「何しに?」
「着替えに、だけど」
「まさか体操着に着替えるとき、男子と一緒だったの!?」
「別に気にしてないし、いいよ」
多少誇張はあったけど、明日起きたら忘れている程度のことだ。そんなぼくの答えに単ちゃんは急に怒り出した。
「ダメよ! 陽くんは女の子なんだから、ちゃんと更衣室で着替えないと!」
「こ、更衣室で……?」
一瞬耳を疑った。この学校には更衣室は通常ひとつしか存在しない。女子更衣室だけだ。だから更衣室で着替えるということは、そこで着替えることに他ならない。
「でも、たぶんみんな許してくれないよ。それに制服は教室にあるし、教室がダメでもトイレがあるから」
姿は女とはいえ元々は男だったのだ。そんなのを入れるほど女子は甘くはないはず。
女子更衣室ハ神聖ニシテ侵スベカラズ──それに、この一文がたぶん憲法の条文のどこかに紛れ込んでいる。
だから、
「あっさり許可がでたのも何かの間違いじゃない?」
返ってきた答えは、入室許可。おかしい。金属探知機ゲートのない空港くらいにおかしい。
でも、許可が下りたからといって、堂々と更衣室に入れるほどの度胸はない。まだ男子に混じって着替えたほうがマシに思える。
「でも、制服が教室に──」
「飛鳥ちゃんが取りにいってくれるんだって。陸上の短距離選手だから早いよ」
そう言い終わるより早く誰かがぼくの横を猛スピードで走り抜けていった。あれが飛鳥ちゃんなのだろうか。というか、さっき話していた人だった。
まもなく、素晴らしい速さで戻ってきた。手には紛れもなくぼくの体操着入れと制服一式。
「はい、どうぞ」
「ありがと…」
渡されるということは、断る理由がないのと同じだった。
今期の通知表には「もっと主体性を持ちましょう」と書かれることになりそう……。
737263:2006/05/21(日) 23:49:42 ID:CsLuRbuC
今回は以上です。

エロがないと書くペースがあがる件について。
738名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 23:59:06 ID:TIDzSL88
>>737
GJ!!
もうね、GJと1000回言っても足りませんw
739名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 00:22:28 ID:gFWsop8O
GJ!(本日何回目だ?)
な、なんて面白い文章なんだ!陽たんが男のつもりな所が最高だ。
ちなみに脳内挿絵は何故かハルヒ関連
740名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 00:59:30 ID:ydXcScAu
急に保管庫の作品に繋がらなくなったと思ったら形式変換してたのね
中の人お疲れー
741名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 01:32:53 ID:mPIPzSME
やべー、神降臨祭りだ。
もうみんなGJ。
742名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 01:41:23 ID:Hwn1feVs
>>737
GJです。
不気味な泡のくだりから(うう、(ry)で吹いた。
743名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 01:51:26 ID:w1C5/FZj
何か、エロ無しでもいいですなぁ…
個人的にはかしましのはずむが浮かんできましたが。
744名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 02:17:17 ID:IDxOaL9L
>>740
うんうん保管庫の人には本当に感謝だよねぇ
745名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 02:21:28 ID:DRq2Z7Gw
GJ!GJ!超GJ!
最近ココを見る度GJが絶えない。1日に何回も来てるのにw
746532:2006/05/22(月) 06:28:02 ID:SAxY4UEM
>>535の続き・・・ってか2回目。


俺は辺りを見まわした。暗黒の世界が俺を覆っている。
「ここはどこ?」
「あんたの夢の中よ。」
どこからか声がする。俺の声にそっくりだ。
「お前はだれ?」
「私?私はメグミ。あんたのナビゲーターみたいなもの。
 さっきあんたに話しかけたのは私。」
「ナビゲーター?なら元の身体に戻る方法も知ってるのか?」
「もちろん。タブーを侵さなければ2〜3日で自然に戻るわ。」
なんだ自然に戻れるのか。心配しすぎたかな。
「なんだよ?そのタブーってのは。」
「オナニーでイクこと。あんたはまだ完全にサキュバス化してないから、
 誘惑に負けずに我慢できたら元に戻れる。」
「じゃあもし・・・、したくなったらどうすんだ?」
「ヤッちゃえばいいのよ。さっきみたいに。」
「男と・・・するのか?そんなの絶対嫌だ!!」
「別に女の子とでもいいのよ。汁さえもらえればね。」
男だろうが女だろうが、他人とセックスするなんてゴメンだ。
「とにかくオナニーでイカなきゃいいんだろ?そんなの簡単だぜ。」
「その言葉、ちゃんと覚えておくわよ。
 今まで私を含めて誰も成功したした事がないのに。」
「上等だ、俺が第1号になってやる!」
「まあせいぜい頑張ってみて。」
当たり前だ。こんな体からはさっさとおさらばだ。
あれ、まただ・・・。だんだん・・・眠く・・なって・・・。
747532:2006/05/22(月) 06:28:48 ID:SAxY4UEM
「と・・ゆき・・・」
聞き覚えのある声だ。
「おい、俊之起きろ!」
「・・・なんだか長い夢を見ていた気がする。」
「馬鹿言うな。あれから3分した経ってねぇよ。
 それよりもその格好どうにかしろ。まるで変態だぞ。」
顔を赤らめて健二が言う。俺は自分を見た。
げっ!学ランははだけてるし、下半身は丸だしだ・・・
俺は慌てて制服を着なおした。長い尻尾が邪魔でしょうがない。
「やっぱり女だなぁ。背も低くなってる。」
立ち上がってみると、身長の低さが目立つ。
視線が頭1個分違う。これじゃ150すら無さそうだ。
「家族には何て話そう・・・」
「大丈夫だろ、お前の家族なら。」
「どうだか。」
「俺も付いて行ってやるから安心しとけ!」
俺はため息をついて、とぼとぼと帰路についた。
748532:2006/05/22(月) 06:31:11 ID:SAxY4UEM
住宅街を歩くこと15分。俺の自宅に着いた。
いつものように玄関を開ける。
「ただいまー。」
「真由か?お帰り。」
「ちげぇよ、俊之だ。」
「はぁ?」
リビングから、次男の正浩が顔を出す。
一応大学生だけど家でゴロゴロばかりしている、いわばうちのガンだ。
これでモテるんだから憎たらしい。ちなみに『真由』ってのは一番下の妹。
って言っても高2だけど。
「俊之の彼女?んな訳ないか。」
「どういう意味だよ。じゃなくて俺が本人だ!」
「学校で、いきなりこんな格好になっちまったんだよ。」
健二もすかさずフォローに入る。
「とにかく、まずは兄ちゃんに連絡だな。まずはそれからだ。」
アニキはポケットから携帯を取り出し、長男の武史に電話をかけた。
外じゃないんだから、家ので掛ければいいのに。
1時間ほどして、妹の真由と同時に武史兄ちゃんが帰ってきた。
両親は海外に行ったまま3年家に帰ってこないので、これで家族集合だ。
俺と健二は、事のあらましを一部始終はなした。
こいつと・・・セックスしたっていうのは、さすがに言えなかったが。
「顔もいいし私より胸も大きいし。うらやましいなぁ、俊にぃ。」
「あのな、好きでなったんじゃないんだぞ。」
「オナニーさえしなきゃ、元に戻っちまうのか。つまんね。」
「正浩、他人事だからってそんな事言うもんじゃない。」
さすが兄ちゃん、ナイスフォロー!
家の中でマトモな人間はあんただけだ!!
「でも興味はわくよな。どんな構造してんだろ。」
前言撤回。この人も別の意味で危ねぇ。まだ俺が一番マトモっぽい・・・。
ダメだ、この場にいるだけで疲れがたまってくる。
体もベトベトしてるしシャワーでも浴びてくるか。
「あれ?俊之、どこ行くんだ?」
「風呂だよ。覗くんじゃねぇぞ。」
749532:2006/05/22(月) 06:32:30 ID:SAxY4UEM
俺はおもむろに制服を脱ぎ、浴室へと入る。
正面の鏡には、栗色でショートカットの少女が映し出される。
均整のとれた大きな胸、贅肉のないよく引き締まった腹。
丸みが誇張された尻、すらりと伸びた細長い足。
けっこう理想的なプロポーションだ。嬉しくもなんとも無いけど。
ショックが和らいできたのか、今度はこの体に好奇心が沸いてきた。
なにしろ、尻尾の生えた人間なんて聞いたことが無い。
「なんとか自分で動かせないかな。」
背筋の下の方に力をこめてみる。根元がピクリと動いた。
使い慣れない筋肉なのでなかなか難しい。
それでも慣れてくると、真上にピンと立てたりとぐろを巻かせたり、
自由に動かせるようになった。
「面白ぇ!実は手足より便利だったりして。」
1mほどもある紺の尻尾は革のようにスベスベしている。まるでムチのようだ。
根元から持ち上げゆっくりとなでてみる。
触れられてる感じはほとんどないが、手からは心地よい感触が伝わってくる。
そして先端まで指をすべらせた。
――びくんっ。―― 急に筋肉がこわばった。
根元にない分だけ、神経がココに集中しているみたいだ。
今度は局部をさすってみる。
「ひゃん!!」
今度は裏返った声が出た。
健二としてた時にも出ていたような、あの女特有の声。
750532:2006/05/22(月) 06:33:17 ID:SAxY4UEM
俺は徐々に動きを激しくしていった。
強く握ったり、指で弾いてみたり・・・。
明らかに、そこからは電流みたいなものが流れていた。
それはじわじわと全身へと広がってゆく。
俺の中の何かが音を立てて燃え出した。その火は俺の中心部分に引火しつつあった。

俺は余っていた手を胸に持っていった。
片手に収まりきらない乳房は強い弾力があり、押そうとするとはね返してくる。
下からすくい上げるように持ち、根元からじわじわと揉みしだく。
緩やかな快感と、指に吸い付くような肌の感触がたまらない。
気付けば口から漏れる吐息もかなり激しくなっている。
「どうしたんだろ俺・・・、止められない・・・。」
思いとは裏腹に、俺の行動はエスカレートしていった。
俺は両手を胸に回し、尻尾を使って陰部をまさぐっていく。
そして先端は潤滑液の出所を探し当てた。
入り口に先端を当ててみた。
まだ自由に使いこなせないせいで、少しズレてクリトリスにぶつかってしまった。
「ひゃふぅん!!」
あずき大の大きさしかないが、体の中でもひときわ敏感になっている。
手のほうも自然に乳首へと伸びていく。
751532:2006/05/22(月) 06:33:58 ID:SAxY4UEM
俺は不意に鏡を見上げた。そこには夢中で自慰に浸る少女の姿があった。
耳にはその女が出している嬌声が入ってくる。
俺は自分の、いやその少女の淫靡な姿に興奮した。
まるで、自分で動きを操作できるAVを見ているようだ。
「き、気持ちいい・・・・」
涙目の少女が喘ぐ。
俺は鏡に対して足を広げてみせた。
紺色のものが、割れ目の辺りを往復する。
粘液のついた先端は、ぬらぬらと底光りしている。
一瞬、鏡から目を背けたくなった。しかしずっと見ていたかった。

身体は何かが入れられるのを望んでいた。蜜壷も涎をたらし始める。
俺は尻尾をまっすぐ立て、そこに当てた。
――早く挿れて・・・。――俺は、自分でそんな事を口走った気がした。
ゆっくりと秘部に尻尾の先が埋まっていく。
クチュクチュ・・・、いやらしい水音がする。
中のひだからは異物が進入してくる感覚が、
尻尾からは熱い粘液の中を進む感覚が伝わってくる。
それに合わせるように、喘ぎ声が漏れる。
それらが全部混ざり合って、俺の神経を興奮させていく。
尻尾が子宮口まで辿り着くと、折り返すように引き抜きにかかる。
その動くスピードは、俺の興奮に合わせてだんだん速くなる。
膣内からは、刺激こそ鈍いが柔らかな快感が伝わる。
俺は今にも、絶頂へのらせん階段を登りつめようとしていた。
「うぅん、あぁん・・・。ひゃん!・・・イ、イク!!」
752532:2006/05/22(月) 06:34:56 ID:SAxY4UEM
『だめええ!!!!』
耳を引き裂くような声が頭に響いた。
俺は驚きのあまり、両手も尻尾も身体から離してしまった。
お預けをくらった陰部は愛液をたらしながら、快楽を求めてヒクヒクしている。
『だから言ったでしょ、誰一人として誘惑に勝てないって。
 まだ私がいたから助かったけど。本当にもう。
 何ボサッとしてるのよ。早く体を洗い流しなさいよ。』
俺は言われるままにシャワーを出した。
水は俺の肌で跳ね返って、感触のみを残して流れていく。
その感触は穏やかだが、刺激として中心部分に伝わる。
俺は無意識にシャワーを手に取り、下半身の局部へと・・・
『だからダメだって!!!!!』
俺ははっと我に返った。そして逃げるように浴室から出た。
体をタオルで慎重に拭いていく。布と肌がこすれるだけで感じてしまうのだ。
俺は必死に、今すぐにでもイッてしまいたい欲望をこらえた。
男に戻る為には、ココは堪えきらなければならない。
しかし達する直前で止められるのは、どうしようもなく辛い。
この最悪のジレンマに俺の頭は混乱した。
俺は細心の注意を払ってTシャツとトランクス、ジャージを着た。
ウエスト周りが小さくなった一方で、胸は前より大きくなっている。
そのため乳首がTシャツでこすれてしまう。
さらに、歩くたびに秘部が擦れあって快感を連れてくる。
俺はそういったギリギリの精神状態で、やっとのことでリビングに辿り着いた。
そこにはアニキの正浩の姿があった。
「あれ、もう出たのか?」
「アニキ、ちょっといいかな・・・。」
「どうした?」
「俺の部屋まで・・・一緒に来て・・・。」
753532:2006/05/22(月) 06:40:13 ID:SAxY4UEM
っていう所で一応終わり。
>>263氏と>>588氏が活躍してる中で、いきなり空気の読めないSSかもしれんな。
投下した後に言ってもしゃあないけど。まぁとにかく感想よろ。
754名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 07:45:17 ID:vxeDyuoo
ちゃんとサキュバスを絡めてるようだし良いんじゃないかな
755名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 08:23:00 ID:EyAOFrFP
寸止めの連続でムラムラ感を俊之と共有しつつ、ぐっじょぶ(・∀・
オナ禁・セクース推奨ばんざーい
756名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 16:07:22 ID:MvyUA9FL
なにこれ、GJだらけで読んでてたまらなくなる
757名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 19:57:39 ID:9pk9DZAH
ここ最近のこのスレと言ったらもう…GJ!!としか言えない!

>>532
GJ!
758420:2006/05/22(月) 20:48:58 ID:p86RrWzp
(根回しは終わったしやることはもうないかな?)
(それじゃ…最後の仕上げに行きますか。)

 コンコン
「朔ちゃん、入ってもいい?」
 夕方、鮮やかなオレンジが薄暗い紫に追われるように空から逃げ、夜を迎え入れる準備を
始めるころ、私は朔ちゃんの部屋を訪ねた。
「入ってもいいかって聞くなら返事聞いてから入ってよ。」
 窓から差し込むオレンジに照らされた横顔が綺麗で少しドキッとするが、悟られないように
後ろに回り、
「何やってるの?」
と、聞きながら首に手を回す。
 元々小柄で華奢ではあったが、女の子になって一段と小さく感じる。
「勉強してるから邪魔しないで。」
 教科書とノート、参考書とせわしなく視線を移動させ、こちらを少しも見ない。
「勉強なんて後でいいから遊ぼうよ〜。」
 肩をガクガク揺らして抗議してみる。ここで退くわけにはいかないのだ。
「やだよ。テストだって近いんだ。俺は紅葉みたく優秀じゃないからギリギリなんだよ。」
 朔羅から漂う気配は本当に追い込まれた雰囲気だが、それならそれでこちらも苛めたくな
るというものだ。
「勉強なら後で教えてあげるからさ〜、ねっ?」
「ホントか?」
(おっ、もう食いついてきた。だけど…)
「でも…やっぱ邪魔しちゃ悪いから本でも読んで…」
「何して遊ぶんだ?」
 すばらしく早い変わり身で本を閉じ、こちらに振り返る。
「えっとね……実験でもしようかなって」
「実験ってなんの?」
 私の言葉の意味がわからないのか、小首をかしげている。
759420:2006/05/22(月) 20:49:37 ID:p86RrWzp
「そう、朔ちゃんが本当に女の子になったのか実験してみるの。」
 そう言って、不意に抱きつきキス。そのまま体を入れ替えてベットに押し倒す。
「昨日のアレだけじゃわかんないじゃない?」
 昨日のアレを思い出したのか、顔を真っ赤にして目を伏せる朔羅。
「あ…あれはっ……違くて…その…。」
 恥ずかしさのあまり押し倒されたという状況を忘れてしまったのか、抵抗のひとつもない。
「大丈夫、今日は私がしてあげるから。朔ちゃんは何もしなくていいよ。」
 まだ赤面している朔羅を見つめ、シャツを捲り上げていく。
「いくら服がないからってTシャツハーフパンツは誘ってるとしか思えないわ。しかもノーブラ
だし。」
 わざとらしく声を上げてみる。
「しょうがないだろっ!これしか入らなかったんだよ!」
 言葉に気をとられ過ぎである。油断してがら空きになっている双丘に手を這わせて、頂上
の周りを弄ぶ。
「ふぁっ!……どこ触ってるんだよっ!」
 こうして見てみると、普通の気の強い女の子だ。
(この路線に調教していこうかな?)
などとくだらないことを考えて、でもいいかもしれないと思いなおす。
「そんなこと言って強がってても気持ちいいんでしょ?」
 言葉で責めつつ首筋や鎖骨に啄むようなキスをしたり、耳を甘噛みしてみる。
「馬鹿、くすぐったいって…。」
 胸を遊んでいた手も、ツツーっとおなかの上を滑らせて、太ももを撫で回す。
「気持ちよくなってきた?朔ちゃんは淫乱だからもう濡れ濡れなんでしょ?」
「違っ!…なんでそんな……俺は男なんだぞ!」
 手を戻して胸の頂上で膨らんでいる乳首を、力を込めて捻る。
「痛ッ!」
「今は女の子なんだから『俺』って言うのは禁止ね。今度いったらもっとひどいことするから
ね?わかったら返事!」
「わかった!わかったからやめてっ!」
 その言葉を聞いて捻りあげていた手を離す。朔羅の目には少し涙が光っていた。
760420:2006/05/22(月) 20:50:35 ID:p86RrWzp
 それから延々と体を弄り続けて、すでに1時間が経とうとしていた。
「もみじぃ〜…まだやるのぉ〜?」
 2度ほどイかされて体力を奪われた朔羅は、息も絶え絶えといった感じでなすがままにさ
れている。
「まだまだ本番はこれからなんだけど……調子に乗って遊びすぎたかな?」
 そういって、一旦朔羅から離れて服を脱ぎだす。朔羅はぐったりと寝転びながらもその光
景を眺めていた。体は変わっても頭の中は急には変わらないって事だろうか。
「朔ちゃん、お姉ちゃんの裸見て興奮した?」
「ばっ!そんなんじゃ……」
 上気した顔も可愛くて、つい意地悪してしまう。これも朔羅の魅力だということにしておこう。
 意図的に上だけを脱ぎ、下の状態をギリギリまで悟られないようにする。さっきの言葉で
そっぽを向いてはいるが、チラチラとこちらを見ている視線から隠すようにパンツを脱ぐ
「チラチラ見ちゃって…見たいなら見たいって言えばいいのに。」
 脱ぎ終えて再びベットに乗り、朔羅に囁く。
「お姉ちゃんも気持ち良くしてくれるんでしょ?」
 手をとり片手を胸に、もう片方を股間に持っていく。
「ッ!?」
 股間にある、ありえないものに触れて驚きで言葉を失う朔羅。
「驚いた?朔ちゃんには懐かしいものだよね?」
 紅葉の股間に反り立つ肉棒握らされ、それを凝視する朔羅とニヤニヤと眺める紅葉。
「なんで……これが……?」
「朔ちゃんが本当に女の子か調べるために着けたの。おっきいでしょ?」
 それが本来の目的ではないのだが、本当のことを言ってしまうとつまらないので、あえて
ふざけて隠す。教えてもいいがそれでは素の反応が楽しめなくなってしまう。
「やっぱり奥まで調べないとわからないじゃない?」
 言いながら、すでに臨戦態勢にはいっている一物を握らせ、上下に動かす。
「扱い方はわかるでしょ?だったら私を気持ちよくさせてよ。」
「そんな事いったって…」
 驚きと時間を空けたことで快感の波が引いてしまったのか、徐々に冷静になってきてしま
ったようだ。
761420:2006/05/22(月) 20:51:17 ID:p86RrWzp
「手が嫌なら口でしてもらおうかな。」
 朔羅の上に覆いかぶさり、俗に言う69の体勢になる。男女の位置が逆だが。
「やりにくいかもしれないけどしっかり咥えてね。」
「うぐっ……」
 秘裂に舌を這わせると、再び蜜が溢れてきた。
「こんなにすぐ濡れてくるなんてやっぱり淫乱なのね。」
「ひがっ!ほれはっ!」
 淫乱だといわれたことを、必死に否定してる姿を見てさらに虐めたくなる。
「淫乱な朔ちゃんには舌じゃ満足できないよね?」
 体を移動し、足を開いて正上位の形で肉棒を秘裂に押し付ける。
「馬鹿ッ!そこはまずいって!俺は男なんだぞ!」
「俺って言っちゃったね?約束を破るような悪い子にはお仕置きしなきゃね。」
 取り付く島も与えず、次々と捲し立てる。
「お仕置きだから一気にいくよ。」
「ちょ…やっ……お願い…待って!」
 本気でやる気だと感じたのか、血の気の引いた顔をイヤイヤと左右に振って拒否の意思
を示している。
「最初は痛いけど、痛くしないとお仕置きにならないから遠慮はしないわよ。」
 すでに目に涙を溜め、未知なる恐怖に怯え、弱々しく震える体。
「ふふっ…朔ちゃんとっても可愛いよ。」
 呟きとともにその体を沈めていく。
「やめ…っくう……あぅ…い…たいよぉ……」
「やっぱきっつぅ…」
 狭い肉壁を押し広げる感覚とともに、擬似ペニスへの強烈な刺激が襲い掛かってきた。
だがその締め付けからくる痛みも、もはや快楽として理性を攻撃する。
 もう計画なんてどうでもいい。今はこの体を蹂躙することしか考えることしかできなかった。
「これっ……すごい…朔ちゃんホントに淫乱なんだね…絡み付いてきて……」
「やぁ……もう…やめて……ほん…とに……いたいからぁ。」
「だ〜め。まだまだ夜は始まったばかりなんだから。」
 欲望に忠実にただ貪る。傷つける。そこには一匹の獣しかいない。
762420:2006/05/22(月) 20:52:10 ID:p86RrWzp
「朔ちゃんは私のものになったの……いい?私の言うことは絶対よ。」
「なぁっ……はっ…はぁん……ぁう…。」
 紅葉の一方的な言葉も聞こえていないのか、答えはない。破瓜の苦痛か、溢れる快楽か、
あるいはその両方かもしれない。
 男としてのアイデンティティーを粉砕され心まで『女の子』に侵されていく様を見ていると、言
いようもない征服感に酔いしれ、まだまだ足りない、もっともっとと本能が要求する。
「もうだめ……気持ちよすぎて…っくう……イっちゃうっ!」
 次々と欲望が湧き上がってくる。しかし、体のほうは限界が迫っていた。
「中にだすよ朔ちゃんっ!」
 脳髄が痺れ、答えを聞く余裕もない。ギリギリまで耐えていた紅葉は、自らの精を朔羅に注
ごうとペニスを一番奥まで突き刺し、思いや欲望を流し込んだ。
「あぅぁ……なんかきてるぅ…。」
 他人事のように呟き、力なく横たわる朔羅。その朔羅に覆いかぶさるように紅葉も倒れる。
「まだまだよ。まだ朔ちゃんを感じたりないわ。」

 それから三度交わり、精を放出したころにはすでに日付も変わりしばらくたっていた。股間に
生えていたモノは消え去り、いつもと変わらぬ姿に戻っていた。
「疲れた…これはちょっと失敗だったかな……。」
 思い出しただけでも恥ずかしい。まさかあれほど効果があるとは…。
「あの新薬はまだまだ改良の余地ありね。」
 隣で眠る朔羅の表情は穏やかで微笑ましい。少しばかり罪悪感にさいなまれる。
「紅葉……。」
 唐突に名前を呼ばれ驚き、寝言だとわかると安堵する。
 改めて思う。自分は本気で好きなのだと。嫌われたくないと。
(やっぱりおかしいよね、こんなのって。)
 いくら考えても答えは出ない。結局のところ自分を信じるしかないのだ。
「さて、サクシヤちゃんのところに行ってきますか。」
 起こさないようにゆっくりと部屋を出る。朔羅の寝顔を照らす朝日が、何となく羨ましい。紅葉
は振り返り、そう思った。
763420:2006/05/22(月) 20:56:36 ID:p86RrWzp
リアルがごたごたしてずいぶんと遅くなってしまいました。
もう忘れ去られちゃってますね。きっと。

今日は余裕があるんで0時ごろにまた投下に来ます。
764名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 22:06:10 ID:xEKZIyeR
うおぉ、次から次へと神がやってくる
GJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
765名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 22:20:54 ID:+sRdzZeb
GJ!ここは神の多いインターネッツですね
766名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 22:22:30 ID:xY3JuuWp
何この神スレ!
もうPCから離れられないじゃないか!!
767名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 22:37:56 ID:T8HMdKzW
連日神ラッシュじゃん。

・・・・神になりたいでつ(´・ω・`)
768名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 23:00:06 ID:vcNKlDvP
ぺろーん
769名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 23:56:06 ID:7xnRU3W1
職人たちに一言だけ言いたいことがある




GJ!
770名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 00:08:02 ID:9yZh3LVP
wktk
二度目は明日に残して夢の世界へ
771420:2006/05/23(火) 00:37:14 ID:wx4Ko0od
(早く駅に着かないかな…)
 満員電車の中、押しつぶされないように耐えながら、ただ目的地に着くのを待つ。
(やっぱり薬飲んでくるんじゃなかったな…)
 出かける前に飲んできた呪薬のせいで体が敏感になっている今、満員電車は地獄だった。
(…っ!?……痴漢?)
 さりげなく、撫でる様に尻を触られる。怖くはないので無視。どうせ触るぐらいしかされないん
だろうし、と思っていると手を掴まれる。そのまま熱く、硬いものを握らされた。
(な…こんなところで……)
 意表をつかれ言葉を失う。まさか朝の電車の中で陰部を出している人間がいるなんて。しか
も自分は熱く反り勃ったそれを扱かされているのだ。
 しばらく放心しているとスカートをめくられ、短いうなり声とともにパンツに濡れた感触がした。
(スカートの中に出しやがった!)
「……き、○○駅〜」
 いいタイミングでアナウンスとともにドアが開く。すぐに走って逃げる。痴漢を捕まえるよりも
ネットリとした感触をどうにかしたかった。
「あった!」
 まっすぐトイレに駆け込む。中には手を洗っているサラリーマンが一人。目が合う。…サラリー
マン!?
(しまった!男子トイレに入っちまった!)
「あっ…失礼しましっ…あたっ!」
 振り返り出ようとしたら後ろの人にあたり、弾き飛ばされる。その間にサラリーマンは出て行
ってしまった。
「………。」
 謝ろうと顔を上げると、こちらを静かに見下ろす痴漢がいた。
(ここまで追ってきたのか!?)
「だめだよこんなとこきちゃ。怖いおじさんに襲われちゃうよ?」
 笑顔で話しかけてくる。その表情とは裏腹な言葉が不気味に耳の残る。
「くっ…」
 何をするのか大体予想はつく。何とか逃げなくては。が、それよりも早く引きずられ個室に
連れて行かれる。
772420:2006/05/23(火) 00:38:29 ID:wx4Ko0od
「離せっ…!やめっ…て…!」
 抵抗してみせるも所詮は男と女、力の差は歴然である。組み伏せられブラウスとスカートを
取られ、あっという間に下着姿にされる。
「声を出すなら出してもいいんだよ?こんな格好を他の親父たちに見られたいならね。」
 後ろ手に鍵をかけ、体を密着させてくる。
「卑怯者っ!」
 薄ら笑いを浮かべる顔を睨み、振りほどこうとする。
「ほら、人が入ってきた。」
 その言葉と足音に思わず動きを止める。その隙にブラのホックをはずされた。
「…っ!」
(くそっ!これじゃ声が出せない。)
 ブラジャーから開放された胸の先端に、男がしゃぶりつく。
「ひゃっ…んっ……く!」
(声が…薬のせいで感じちゃう!)
 先端を優しく舌で転がし、空いた手で反対の乳首を摘む。徐々に硬くなるのがわかった。
「無理やりされて感じているのか?乳首が硬くなっているぞ?」
 わざわざ耳元でささやく。右手では胸を弄るのを続けたまま、左手でパンツを下ろす。
「こんなに蜜を垂らしやがって、この淫乱メス豚がっ…」
「んふっ…違う……そんなんじゃ…」
 陰唇を撫でられ、さらに力が抜ける。
(このままじゃ犯される。でも体が…!)
「もう抵抗しないのか?本当は犯されたくてここに来たんだろ?」
「そんなことっ…あふっ…っんはぁ……」
(だめ…これ以上は耐えられない。)
 声がでないように下唇を噛み締める。
「だったらなんでこんなに濡れてるんだ?こうしてほしかったんだろ?」
 一言一言耳元で囁かれ、胸と秘裂を弄ばれる快楽で何も考えられなくなる。
「……っは…だめ…きもち……いいっ…」
「やっと素直になったか。ならご褒美にこいつをくれてやるっ…!」
 壁に手をつけさせバックの体制になる。ズボンのチャックを開け、天に反り勃つ肉棒を秘部
にあてがう。
773420:2006/05/23(火) 00:39:03 ID:wx4Ko0od
「離せっ…!やめっ…て…!」
 抵抗してみせるも所詮は男と女、力の差は歴然である。組み伏せられブラウスとスカートを
取られ、あっという間に下着姿にされる。
「声を出すなら出してもいいんだよ?こんな格好を他の親父たちに見られたいならね。」
 後ろ手に鍵をかけ、体を密着させてくる。
「卑怯者っ!」
 薄ら笑いを浮かべる顔を睨み、振りほどこうとする。
「ほら、人が入ってきた。」
 その言葉と足音に思わず動きを止める。その隙にブラのホックをはずされた。
「…っ!」
(くそっ!これじゃ声が出せない。)
 ブラジャーから開放された胸の先端に、男がしゃぶりつく。
「ひゃっ…んっ……く!」
(声が…薬のせいで感じちゃう!)
 先端を優しく舌で転がし、空いた手で反対の乳首を摘む。徐々に硬くなるのがわかった。
「無理やりされて感じているのか?乳首が硬くなっているぞ?」
 わざわざ耳元でささやく。右手では胸を弄るのを続けたまま、左手でパンツを下ろす。
「こんなに蜜を垂らしやがって、この淫乱メス豚がっ…」
「んふっ…違う……そんなんじゃ…」
 陰唇を撫でられ、さらに力が抜ける。
(このままじゃ犯される。でも体が…!)
「もう抵抗しないのか?本当は犯されたくてここに来たんだろ?」
「そんなことっ…あふっ…っんはぁ……」
(だめ…これ以上は耐えられない。)
 声がでないように下唇を噛み締める。
「だったらなんでこんなに濡れてるんだ?こうしてほしかったんだろ?」
 一言一言耳元で囁かれ、胸と秘裂を弄ばれる快楽で何も考えられなくなる。
「……っは…だめ…きもち……いいっ…」
「やっと素直になったか。ならご褒美にこいつをくれてやるっ…!」
 壁に手をつけさせバックの体制になる。ズボンのチャックを開け、天に反り勃つ肉棒を秘部
にあてがう。
774420:2006/05/23(火) 00:39:39 ID:wx4Ko0od
「ありがたく受け取りな!」
「あっ…がっ…。」
 一息に根元まで突き刺され、呼吸が詰まる。
「なかなかいい締め付けだ。もっと遊んでるかと思ったがな。」
「あっ…あはぁ…そんなこと……んいぃ…おっきいの…。」
 後ろから突かれ、胸が前後に揺れる。人が来るかも、ということは気にならなかった。自然
と声がでてしまう。
「時間が無いな…。」
 腰を激しく振り、乱暴に胸を鷲掴みにしながら語りかけてくる。
「そんなにいいのか?なら種も一緒にくれてやる!たっぷり受け取れ!」
「あんっ…膣中はだめ……外に…おねがい……。」
「だめだ!このまま膣中に射精すぞっ!」
 スパートをかけるのか、腰の動きを早くなる。
「…っん…はやいっ…だめ…イクッ…!」
「こいつでイっちまえ!」
 男は最後の一突きで果て、朔羅の膣中に大量の精液を吐き出した。
「はぁ…はぁ…あはっ……イっちゃった…はぁ…。」
 痙攣しながらぐったりと便器に座る朔羅。その秘部からは白い欲望が流れ出していた。

 しばらくして頭が働くようになり、男がいないことに気づく。
「ちっ、逃げられたか。」
 過ぎたことを気にしても仕方ない。今は濡れた制服と下着をどうにかしなければならない。
幸い体育用のジャージを持っているので服は何とかなる。
「下着が乾くの待ってたら…間に合わないよな〜。」
 仕方ないので下着は諦めよう。要はばれなければ問題ないのだ。
(紅葉のおかげでこんなことされてもあまりショックがないな…)
 先日紅葉に襲われ、処女を奪われた出来事を思い出す。きっと初めてだったらもっとショッ
クが大きかっただろう。体質という逃げ道もあるしな。
「ま、なんにしても今はここを出る方法だな…」

 人に見られずにトイレを出るのに手こずり、結局遅刻した朔羅はクラスメートたちにあれこれ
詮索されるのだった。
775420:2006/05/23(火) 00:43:37 ID:wx4Ko0od
二重カキコorz

ちょっと遅刻しましたが朔羅痴漢編(でいいのか?) です。
だいぶ前に書いたとおりサクシヤ編が残っているので、近日中には
投下します。

それではまた次回
776名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 00:57:06 ID:wGKAqnV5
>>775
ありがとう。明日への元気が湧いてきたナリ♪
777名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 02:13:25 ID:ONWd2bWQ
職人さんの中の人達って、実は裏で手を組んでないか?
この投下の集中は凄すぎる・・・(w
なにはともあれ、皆さんGJ!!
778588:2006/05/23(火) 06:58:59 ID:r/uiP1Hg
はいおはようございます。気が付けば朝になってました。ワーオ
それでは最後のお話を投下いたします。
>>727の続きドゾー





 桜が舞い散り校門からは卒業生から第二ボタンを貰うために勇気をふ
りしぼる女子生徒の声、卒業とともに友人とバラバラになってしまう悲し
みと同じくらいの未来への希望に溢れた声、バカ笑いをする生徒達の声
が聞こえてくる。そんな風景と賑やかな生徒達の声を聞きながら輝は独
り指で卒業証書の入った筒を指で転がしながら呆っと見ていた。
 事件の後、輝は見違えて明くなり自然とクラスに溶け込んでいった。
最初こそ物珍しさからちょっかいをかけてくる生徒が多かったがそういっ
た生徒達はそのうちに興味を無くし少なくなっていった。女子生徒達は何
も知らない輝にあきれたのか面白がっているのか様々なことを輝に教え、
今では少しではあるが輝は髪を伸ばし女の子らしいお洒落やお化粧をす
るようになっていた。両親や輝の友達は輝が事件を克服し明るくなったこ
とに大いに喜んだ。だが−
「・・・京介君」
 ほうっと小さくため息をつく。輝は事件の後京介が退学になり居なくなっ
た事を知ると教師達に京介の行方を尋ねた。しかし、教師達がそれを輝
に教える事はなかった。輝は諦めず、自分ができる限りの手を尽くし京介
の行方を捜したが結果として手掛かりの一つも知ることはできなかった。
その内に修学旅行などの学校行事や受験勉強に時間をとられ気が付け
ば卒業式の日を迎えていた。
「ちょっとアキラなにやってんのー。早く行こうよー」
「あ、うん。ちょっと待って」
 輝しか居ない教室のドアが開き女生徒が顔を出し輝を呼ぶ。輝はそれ
に笑顔で答えると最後に一回窓の外の景色を見ると教室から駆け出して
いった。
779588:2006/05/23(火) 07:00:48 ID:r/uiP1Hg


(あれ誰だろう)
 打ち上げと称した友達同士でのバカ騒ぎから解放された輝は自分の家の
前に壮年の男性が立っているのに気が付いた。その男性は呼び鈴を押すこ
とを躊躇っているような素振りをみせその手を上げたり下げたりしていた。輝
は少しだけ考えると思い切ってその男性に声をかけた。
「あの、どちら様ですか?」
「あ、いや。君が早乙女、輝君かい?」
「はい、そうですけど父か母に御用ですか?あいにく今留守で・・・」
「いや、君に用があるんだ。私は京介君の知り合いで木村宗次と言います」

 木村宗次と名乗った男を家に招きいれた輝は混乱する頭で紅茶を宗次に差
し出すとソファに座る。
「あの・・・それでお話って何ですか?」
「ああ、まず僕は京介の今働いてる仕事先の上司・・・になるのかな」
 そう告げると宗次は人の良さそうな笑顔を浮かべる。だが、輝の心は乱れ宗
次の言葉を上手く飲み込めないでいた。
「実は君が京介の事をずっと探していることをちょっとした人の伝で聞いてね。
お節介ながらこうして訪ねさせてもらったというわけなんだ」
「・・・え?」
「仕事柄顔が広くてね。あ、誰に聞いたかはプライバシー保護と言う事で宜し
く頼むよ」
 宗次はニカッと笑うが身を乗り出し迫ってくる輝に少したじろぐ。
「そ、それで京介君は今何所に!?」
「ちょ、ちょっと落ち着いて、正直僕は少し迷ったよ。あの『事件』の事は勿論
僕も知ってる。すまないが京介が君にした事も調べさせてもらった。そんな
君たちを会わせてもいいものかと思ったよ」
「でも・・・それでも僕は京介君に・・・・・・会いたい」
 自分の胸を震える手でギュッと押さえ搾り出すようにそう言った輝を宗次は
真剣な眼差しで見つめる。
「真剣なんだね。ま、中途半端な気持ちじゃあのバカタレの事を何年も探すな
んてマネできないだろうね」
 宗次は顔を崩すと嬉しそうにそう言った。京介の事を『バカタレ』と呼んだとこ
ろを見るに宗次も京介と色々あるようだ。
「さて、それじゃ君にこれをあげよう。今京介が住んでいるアパートの
住所が書いてある。ちなみに京介の出勤時間は朝の9時で8時30分くらいに
家を出てるみたいだよ」
 宗次は輝に封筒を渡し一つウインクをすると立ち上がる。そして玄関を出た
ところで何かを思い出したのか『あ、そうそう』と輝に笑顔を向けた。
「僕のことは京介には内緒にしてくれると嬉しいかな」
780588:2006/05/23(火) 07:02:00 ID:r/uiP1Hg




 封筒に入っていた地図を片手に輝の胸はドキドキと音が聞こえてきそ
うなほど高鳴っていた。輝は宗次から封筒を受け取った次の日早速京介
の元へ向かった。京介の住んでいるらしい場所は始発の電車を使っても
宗次から聞いた京介が家を出る時間ギリギリにならなければたどり着け
なかった。
「うぅ・・・落ち着け僕」
 輝は緊張のし過ぎで息苦しくなってきていた。地に足が着いていない感
覚と考えることを放棄しかけている頭を抱え深呼吸をする。
「よ、よし・・・」
 輝が覚悟を決め先ほどから睨みつけていたアパートの階段に足をかけ
た。だが2歩も足を進めないうちに輝の身体が固まる。ドアを開けこちらに
歩いてくる足音。
「あ・・・」
「ん?」
 視線が交錯し二人の声が重なる。髪が伸び記憶より少し痩せたように
感じるが服の上からでも分かる鍛えられ引き締まった身体、そして少年
から青年へと成長した顔つき。
「きょう・・・すけくん・・・」
「輝・・・か?」
 たった数年でかなり成長していたがそれは紛れもなく京介だった。
「京介君・・・やっとあえ−わっ」
 様々な思いが溢れ泣き出しそうな輝に京介が駆け寄るとその手に握ら
れた地図を電光石火で奪い取る。
「輝、お前これ誰から渡された」
「えっと・・・その・・・」
 いきなりのことに涙が引っ込んでしまった輝に宗次の言葉がよみがえ
る。困った顔をしてうろたえる輝を無視して京介は携帯でどこかへ電話
をかける。
「このクソ所長!なに勝手なことしてやがる!ご丁寧に筆跡まで変えや
がって・・・あぁ?なにが『バレてしまったか』だ!笑ってんじゃねえぞ!
・・・おい!ふざけ・・・クソがっ」
 切られてしまったのか憎憎しげに携帯を睨むと京介は輝に目を向けた。
「ちっ・・・とりあえず上がれ」
「う、うん・・・」
781588:2006/05/23(火) 07:03:10 ID:r/uiP1Hg
「何しにきやがった」
 ドカリと腰を下ろすと京介は不機嫌そうに輝を睨む。輝は京介の前に
おずおずと座ると真っ直ぐに京介の顔を見つめ口を開く。
「迷惑になっちゃうのはわかったけど・・・どうしても京介君に会いた
くて・・・」
「復讐にでもきやがったか?ご苦労なこった」
「そ、そんな!違うよ・・・」
「ちっ」
 大きく舌を鳴らす京介に輝の身体がビクっと竦む。
「なら何しにきやがった」
 その言葉に輝は一瞬顔を伏せると強い覚悟を秘めた顔で京介を見る。
そして自分の気持ちをハッキリと口にした。
「僕は京介君のことが好き。ひどい事色々されたかもしれないけど僕は
女の子として京介君のことが好きです。ただ・・・それだけが言いたか
った」
 その迷いのない告白に京介の顔が辛そうに歪む。それでも京介は突き
放すように輝を睨み口を開く。
「はっ!元男が何言ってやがる。気持ち悪りいんだよ!」
「うん・・・ごめん・・・・・・ごめんね」
 顔を伏せ、小さな声を震わせる。ポツポツとスカートに涙の痕ができる。
「ちっ」
「・・・え?んっ」
 不意に、京介の口が輝の口をふさいでいた。
「ん・・・んん・・・」
 京介の舌が強引にねじ込まれ輝の舌に絡まる。輝はそれを抵抗するこ
となく受け入れ自身も舌を絡め、二人の交じり合った唾液を飲み込んで
いく。1分ほどして京介の顔が離れる。
「クソが、なんで俺なんだよバカ野郎が」
「京介君じゃなきゃ・・・ダメなんだよ」
 京介の胸に顔を押し付け輝は静かに涙を流す。そんな輝を京介は無言
で抱きしめ回した腕にグッと力を込めた。
782名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 07:04:22 ID:r/uiP1Hg
「輝、抱くぞ」
「・・・うん」
 京介は輝の耳元で囁くと輝を抱き上げベッドへと運ぶ。
「あ・・・んっ」
 輝をベッドに寝かせると京介はその首筋にに顔を埋め舌先で刺激する。
そして輝の服に手を掛け脱がしていく。輝はそれを手伝うように身体を動
かす。下着だけになった時京介の動きが止まった。
「お前・・・もうちょっと色気のある下着つけろよ」
「だ、だって!・・・は、恥ずかしい・・・し」
 輝は肩まで真っ赤にするともじもじと身体を揺する。そんな輝見て京介
はニヤッと笑うと一気にブラジャーをめくり上げた。
「わっ、きょ、京介く・・・ひゃぅっ」
 京介は外気にさらされた胸の突起を口に含むと余った手でもう片方を
こねる。舌先で転がし歯で硬くなってきた乳首を甘く噛み、持ち上げるよ
うに胸をこね爪の先で乳首を引っかく。その刺激に輝の身体は敏感に反
応し口からは自然と声が漏れる。胸から手を離し下着の上から割れ目を
なぞるとじわっと蜜が染み出してきた。京介はその染みを広げるように指
を動かす。そのじれったい程の動きに輝は腰を動かし甘い声を上げる。
「あ・・・ふぁ・・・んく、んあぁ!」
 不意に指の先が下着越しにクリトリスを押し輝の身体弓なりに反る。
下着はすでにお漏らしをしたようにぐっしょりと濡れ指を動かす度にぬち
ぬちと音が鳴る。京介は胸からヘソへと舌で唾液の線を引くと下着を脱
がし足を広げる。
「あ・・・きょ、京介君そこは・・・」
「黙ってろ」
「や・・・京介君ダメ・・・やぁ」
 蜜にてかりヒクヒクと震える秘唇を京介は広げ舌全体を使い舐め上げ
音を立てながら愛液嚥下していく。
「んあぁっ!ひぁ・・・ひゃうぅっ!」
 輝の腰が跳ね耳に届く卑猥な音に顔を真っ赤に染めシーツを握り絞め
る。京介はそのまま舌を尖らすと輝の秘唇に差し込み指でその上部にあ
る突起を刺激する。
783588:2006/05/23(火) 07:05:47 ID:r/uiP1Hg
「輝、俺のもしてくれ」
「あ・・・うん」
 京介はベルトを外し勃起したペニスを取り出すと身体を入れ替え、シ
ックスナインの体勢になる。
「あむ・・・ん、んむ」
 輝は京介のペニスを口に含むと丹念に舐め上げ刺激していく。下半身
から上ってくる痺れるような快感にピクッと反応しながらもカリ全体とカリ
首を舌で舐め、顔を動かし上顎で擦る。口の中でさらに硬く、大きくなっ
ていく京介のペニスに苦しげに呻き、それでもさらに激しく熱に浮れたよ
うに舐め続ける。だが、京介の指が差し込まれ膣内の一部分を擦られ
たとき輝の背中に電撃が走り堪らず口を離し悲鳴を上げた。
「んっ、ぷぁ、京介君そこダメ・・・感じすぎて・・・あっ、ひぁっ!」
 京介は輝の膣の中のざらついた部分を執拗に擦り、さらに指でクリトリ
スを剥くと唇で咥える。その強烈過ぎる刺激に輝の身体はガクガクと揺
れ身体の奥から大量の愛液が溢れ出す。
「あ、ふぁっ、やっダメっ、京介くっ・・・んあ、あッ――」
 輝の身体が大きくビクンッと反り返り全身が硬直し、脱力した。
「はぁ、はぁ・・・」
 グッタリと脱力しベッドの上に全身を投げ出す輝から身体を離すと京介
は輝の足の間に身体を入れ込む。
「あ・・・」
「お前一人だけイってんじゃねーぞ」
 男を迎え入れる準備を整え震えるそこに京介は輝の唾液に妖しく光る
ペニスを当て一息で押し込んだ。
「ひあっくああぁぁ!」
 一度果てたばかりの敏感になった身体の一番奥、子宮口突き上げられ
京介のペニスがきつく締め付けられる。
「ぐっ、相変わらず・・・いい具合だな」
「ぁっ・・・京介君」
 輝が京介に抱きつく。
「んん・・・京介君のが中に入ってる」
 京介の胸の下で輝の柔らかな乳房がつぶれている。そのまま抱き合っ
ていると、柔らかさの中に押し込まれている、硬くなった乳首の感触が上
着越しに伝わってくる。京介はまだ輝の膣内にペニスを挿入しただけで動
いてはいない。だが輝の膣内は別の生き物がいるかのように、京介のペ
ニスに絡みつき、何箇所も同時に締め付け弛めてきた。その位置は連続
して変化する。微妙な動きと肉壁のひだの感触に京介は喉を鳴らすとゆっ
くりと腰を引いた。輝の中に入っていた京介のペニスがズルズルと抜け出
ていく。
784588:2006/05/23(火) 07:07:00 ID:r/uiP1Hg
「あ、やっ、抜かないで・・・」
 輝の中が京介を引き留めるようにキュッと締まる。もう少しで全部抜け
てしまう直前に京介は思いきり腰を突き入れた。輝の愛液を泡立たせて
京介のペニスは再び根元まで押し込まれた。
「はっ、あ、あ、あ、あぁっ!」
 輝は背を反り返らせて喘ぐ。
「行くぞ」
 それだけ輝の耳元で言うと京介は腰の律動を開始した。
「あっ!・・・あっ、あっあうっ・・・あっ!」
 輝は京介の腰の動きのリズムで喘ぎ、首が快感に耐えるよとするかの
ように左右に振れる。京介は輝の喘ぎを漏らしながら揺れる口を自分の口
で押さえ舌を押し込み、輝の舌に絡めていく。それに輝も積極的に絡め返
してきた。
「んくっ、んん、んっ、ん、うぅん、ん、ん、んっ・・・」
 お互いの口の中で舌がもつれ合う。しかし、下半身に刺激が加えられる
たびに輝の舌の動きが止まる。
「んふっ!う、うん・・・ふぅ・・・」
 京介は片手を伸ばしペニスが出入りしている割れ目の少し上に持ってい
った。柔らかい壁と、その間の固くなった小さなクリトリスに指が当たり、そ
れぞれを指で挟み込むと腰の律動と同調させてひねるように愛撫を加えて
ゆく。
「んんっ!・・・んっ、うん、んっ・・・んっ!」
 輝は塞がれた口で、声にならない、より大きな喘ぎを漏らした。
「んん!!・・・んんーんっ!」
 輝は横を向けて京介の口から逃れた。
「はぁっあはっ!・・・あっふあぁぁ!だ、ダメぇ・・・あぅっ!か、
感じすぎて・・・あっ!・・・壊れ・・・る・・・あぁっ!」
 だが、京介は指の動きも弛めず、腰の動きも速めてひねりを加え輝を更に
責め立てる。
「は・・・あっ!あぁっ・・・あ、あぅっ・・・ひあぁっ!」
 なんとか京介の動きについて来ようとしていた輝の腰の動きが痙攣したよ
うに震えた。それに続いて輝の意思とは無関係とも思えるほど腰が不規則
に動き京介が呻く。
「ぐっ、いくぞ・・・!」
「あっ!・・・はぁ・・・ぁ・・・」
 輝は絶頂の声も出せないほど急激に昇り詰めた。京介も輝の痙攣するよ
うな肉壁の動きに輝をきつく抱きしめると輝の膣内の一番奥に射精した。
785588:2006/05/23(火) 07:08:11 ID:r/uiP1Hg
「ふっ・・・はぁ」
「はぁ・・・ぁ・・・ぁぁ・・・」
 輝の身体はグッタリとなってベッドに落ちた。しかし、京介をくわえ込ん
だ肉壁はいまだに腸がぜん動運動をするようにペニスから体液を絞り
出そうと動き続けていた。その動きによる刺激に萎えかけた京介のペニ
スは活性を取り戻していた。そして輝の膣内で再び膨張を始めた。
「ふぇ?」
 京介は意地悪そうに笑うと輝の耳に口を寄せて軽く噛んだ。
「ひゃんっ!」
 京介を包む肉壁がキュンッと締まる。
「あ・・・ふぁ」
 輝の身体は今や全身が性感帯のようになっていた。京介のペニスは輝
の膣内で、すっかり元の大きさと硬さを取り戻している。京介は意地悪い
顔のまま腰を蠢かせた。
「ひゃぅっ・・・京介君ダメぇ・・・」
 声とは裏腹に、輝は敏感に反応し京介をヒクヒクと締め付けようとしていた。
京介は『ククッ』と喉を鳴らすと輝の耳元で囁いた。
「輝、もう一回やるぞ」
 輝は顔を真っ赤に染めると小さく頷いた。
786588:2006/05/23(火) 07:09:53 ID:r/uiP1Hg



「おはようございます」
「お、輝君おはよう。今日も可愛いねぇ」
「あの・・・その・・・あ、ありがとうございます・・・」
「ちっ、色ボケ所長が。朝から盛ってんじゃねーぞ」
 木村探偵事務所。その小さな事務所の所員はわずか3人。その事務所
の窓際に置かれ書類が積まれた机に柔和な笑みを浮かべた男、所長の
木村宗次が座っている。その前に置かれた二つの机の一つに機嫌の悪
そうな表情の京介が座っていた。
「コーヒーです」
「うん、ありがとう」
 宗次は輝の運んできた湯気の上がるコーヒーを受け取ると美味そうに
香りを嗅ぐ。
「京介君も」
「輝、お前今日大学はいいのかよ」
「うん、今日は午前中講義お休みだから」
 輝は京介と再会した次の日に輝は宗次から電話を受けていた。その電
話で京介が今探偵の手伝いをしている事を聞き、輝は宗次にアルバイト
させてもらえないかとお願いしていた。当然京介は猛烈に反対したが宗次
は二つ返事で輝を雇った。それから輝は大学の合間に京介たちの手伝い
のため事務所に顔を出していた。
 その時の電話で京介が輝の側から離れ荒れていたときに宗次に拾われ
探偵の手伝いを始めるようになったらしい事を聞いた。詳しいことは京介に
聞くといい、と宗次は言ったが京介は話そうとしなかった。輝もそれ以上は
聞こうとしなかった。
(きっと、京介君は僕のために居なくなったんだと思う・・・自惚れ過ぎかな?)
 そんなことを考えながら輝は微笑む。
「ちっ、輝お前いつまでここに来るつもりだよ。うざってぇ」
「ご、ごめん」
「京介、女性には常に優しくするようにと教えただろう。だからお前はバカ
なのだ。なあ輝君、このままうちに就職してくれたって僕は構わんよ」
「ふざけろ狸が。くそっ。こんなバカ所長にしてやられたかと思うと腹が立つ」
 どうやら宗次は京介と輝のことを調べたり京介と輝が再会した日に京介を
強引に休ませたりどこで調べたのか輝の携帯に連絡して京介の仕事のこと
や事務所の場所を教えたり、はてはアルバイトの事をそれとなく進めてみた
りと裏で色々動いていたらしい。京介はこんな所長を尊敬してはいるがそれ
以上に油断ならない相手だと認識し食ってかかるような態度をとっていた。
宗次もそんな京介のことを可愛がっているらしい。
 二人がいがみ合い・・・片方はニコニコしているが、そんな中輝がおずおず
と口を開いた。
「あの、僕はそのつもり・・・です」
 その言葉に二人は振り返った。
「なに!?輝お前ふざけんなよ!」
「おお、そうかそうか。この事務所も賑やかになる」
 京介が輝に詰め寄ろうとしたとき事務所のドアが鳴った。
「あ、はい。今出ます」
「輝てめえ!逃げんな!!」
「こら京介、お客様だ」
 がなり合う二人を背に輝は深呼吸をすると事務所のドアを開いた。
「はい、木村探偵事務所です」

                                         ―END―
787588:2006/05/23(火) 07:14:39 ID:r/uiP1Hg
以上、長々とお付き合いいただき本当にありがとうございました。
作品を呼んでくれた方々、感想をくれた方々も重ねてありがとう
ございました。特に皆さんの感想は執筆の大きな動力源でした。
万人に納得していただけるラストになったかは不安ですが読んで
いただけたなら幸いです。
それではまた次の機会があったらまたお会いしましょう。

今までの話を読み返すと誤字脱字に書き損じがイパーイ。
うはwwwテラワロスwwwwうぇwwっうぇwwww

・・・精進します。
788名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 07:23:14 ID:t1SM5v+C
うおおぉぉぉ、待ってました588神!!
朝起きてパソコン立ち上げてリロードボタン押しまくった阿呆が来ましたよw
らぶらぶえちぃご馳走様でした。
789名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 08:49:21 ID:cqkXbddv
ィヤッホォ―――――イ!!!!!!GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!

完結オメ!ハッピーエンド万歳!!
いやぁ良い作品でしたね。また書いて下さいね神様
790名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 08:52:18 ID:+Bvv5kyb
>>588
GJ&乙!!
自分的には良い終わり方だった。もし良かったら新作書いてくれw
本当に乙でした!!!
791名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 11:47:57 ID:iomvhNik
ハッピーエンドに不覚にも泣きそうになった俺ガイル
神様GJ!!
792名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 13:42:54 ID:KlIW2blU
うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!
全米が泣いた!!!!
いや全宇宙が泣いた!!!!!!!

全能神GJJJJJJJJJ!!!!!!!
793名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 16:30:47 ID:I+4NQJO5
jituhaotokotootoko.
794名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 18:27:29 ID:6CxN8ZF6
神!乙!GJ!
これ以外の言葉が必要だろうか・・・。
>787での自虐にちょっとワロタw
でも次回作期待しておりますよ。むしろ京介と輝の番外編でもry

いやしかしハピエンで良かった。ホッ
795名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 00:54:30 ID:i539omBJ
出来上がった作品を後から一気に読むのも良いけど
リアルタイムでwktkしながら読んでいくってのもそれとは代えがたいものがあるねぇ。
GJ、ご馳走様。
796名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 02:19:49 ID:46cWJKSf
GJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJ!!!!!!!
ザ・ゴッドジョブ!!皆よ泣け!
うぅ、輝たん幸せになれて('A`)ヨカッタ。所長が何気に気に入った。
797名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 08:12:47 ID:tp5+k84V
現在スレ容量484KB。500KBで容量オーバーになるんで
誰か次スレ頼む。俺はダメだった('A`)
798名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 09:48:23 ID:U3qFi9DR
つ強制女性化小説ない?Part24

http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1148431375/
799名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 12:32:16 ID:Y3snMdke
乙でござる
ー人).oO(今日もどこかで誰かが女体化されてますように・・・
800名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 15:30:52 ID:WzgJyrQk
誰かスカトロたのむ
801名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 19:50:40 ID:Zm9z4X3F
はっきりと言おう。今日、体育倉庫で40分ほどくすぐられ続けていた俺だがな、
本当におかしくなるんだなこれ…。
ホント、1日もとか考えられないですよ、えぇ。多分感覚がイカれるかと。


素人にはお勧めできない。ただ、さっきからなんか変な感じなんだが…何これ(´・ω・`)
802名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 20:03:52 ID:K0FhzctC
>>801
とりあえず落ち着け。
803名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 20:35:18 ID:b2Eh8iDP
>>801
くすぐられたショックで女体化でもしてんじゃね?
804名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 21:31:45 ID:tRuRaQzz
やばいな・・・余りの神展開に漏れのあれがナニで辛い・・・・orz
805名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 22:17:07 ID:K0FhzctC
でも588氏完結で、祭り状態も終わりっぽいね。
心なしか寂しい(´・ω・`)
806名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 00:49:59 ID:rEq+nQiz
>>802,803
よくそいつの番号をみるんだ。そこに全ての答えが詰まっている
807名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 01:24:24 ID:3aSr/dkZ
やっぱり
おちんちん
いらないよ

やめて
おまんこを
いじっちゃやだ

やくそくどおり
おしりのあなに
いれてあげる
808名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 01:56:17 ID:8ZBOeieo
>>807
やおいワロタ
809名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 02:14:42 ID:syAnOp7k
>>805
588氏の執筆速度があまりにも神速だっただけで普通はこんなに祭りにはならんのだから
普段に戻っただけだと自分に言い聞かせながら他の作品をマターリ待とうや
810名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 17:01:16 ID:2dz/DSE6
まずはこのスレを埋めよう
811名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 11:55:35 ID:dQBxsa64
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812名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 11:56:25 ID:dQBxsa64
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813名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 11:56:57 ID:dQBxsa64
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814名無しさん@ピンキー
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