日本一ソフトウェア総合4

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1名無しさん@ピンキー
来たる2月23日に待望の新作『魔界戦記ディスガイア2』が発売される
日本一ソフトウェアのゲーム全般について、エロいコトいっぱい考えるスレッドです。

ハオ、マールから流行り神まで、遠慮せずにドゾー!

過去スレ
【本当のエロパロの】日本一ソフトウェア総合【何たるかを】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1110025409/l50
【ペタンコ】日本一ソフトウェア総合【ムチムチ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1071033947/l50
ディスガイアのエロ小説
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1047711913/l50
2幸せ家族生活:2006/02/12(日) 02:21:37 ID:s2+BPZ6V
彼女は走っていた。
後ろだけでも気配が2つ。いずれも殺意を含んでいた。後続の部隊も居るだろう。
彼女の白い着物も所々擦り切れ、純白の肌には幾分か血が付いている。
魔王の軍に追われ、ここまで逃げてきたのだ。
(…ここで捕まると、何をやられるか想像はつきますね…)
暴行、強姦、そして一生慰み者にされるか殺されるか。
生憎だが、彼女はまだそんな未来は見たくない。
(まったく、こんな事になるなら殿下の元で自堕落な生活をしていればよかった…)
頭の中でそんな事を考える。そうしないと、ある感情に染まりそうだったから。
すると、目の前に一筋の光。
出口だろうか。
多少の安堵感が体を駆け巡るが、足を動かす事に集中する。
あと少し…
3幸せ家族生活:2006/02/12(日) 02:23:44 ID:s2+BPZ6V
その時…
足に激烈な痛みが走った。
(!?)
何が何だか分からず、その場に倒れ伏す。
足を襲う灼熱の痛み。
見ると、太股から血が吹き出していた。
「一撃で仕留めるかよ!!」
「なぁに、足狙えば一発よ一発!!」
下卑た笑い声と話し声。近付いてくる。
幸いまだ遠くだ、木陰に身を隠し、止血する。
袴の布を裂き、出血部分のやや上に巻き付けて血を止めた。
その間に、右腕に抜き身の刀を握り締める。
手が汗で湿っている。
近付く気配が一つ。木の陰からそっとそちらをうかがう。
手にはライフルが握られているが、引き金ではなく銃口を握っていた。
完全に油断している。
彼女は立ち上がり、刀を両手で握り締める。
身長が低いことが幸いしてか、草木に隠れてまだこちらに気付いていなかった。
先手必勝。
腰を深く落とし、疾風の如き速度で肉薄。
斜め下から上へと銀閃が煌めき、断末魔の声を上げる間もなく倒れ伏す。
視界の隅にもう一人。こちらには既に気付いている。
跳躍。
ガトリングガンが火を吹き、空気を裂いてこちらへと迫り来る銃弾。
4幸せ家族生活:2006/02/12(日) 02:25:40 ID:s2+BPZ6V
小さな舌打ちをしつつ、弾をかいくぐる。
頬を霞め、腕にめり込む銃弾
だが、戦闘という極限状態で気分が高揚している彼女にはさしたる痛みではない。
相手の肩を蹴り飛ばして転倒させ、すかさず首をはねる。
鮮血が、白い着物を赤く染めた。

気付けば、辺りが赤く染まっていた。
腕は血みどろで動かせず、胸元ははだけ、乳房があらわになっていた。
いたるところに銃創と切り傷、もはや誰の血かも分からない。
それでも、彼女は笑っていた。
また、気配がする。今度は一人。
(…どうせなら、闘って死ぬ)
決意と共にゆらり、と立ち上がる。
ろくに力が入らない腕で布を胸に巻き付ける。
刃の欠けた刀を腰だめに構え…
5幸せ家族生活:2006/02/12(日) 02:27:23 ID:s2+BPZ6V
「…んぅ」
彼女…ルウは目を覚ます。
目を擦りながらも辺りを見回す。
家の中。横にはディルが安らかな寝顔を見せていた。
(確か…無理矢理やっちゃったんでしたっけ…)
ムードも何もなかった。少し反省する。
(…それにしても)
あの頃を夢に見るとは思わなかった。
前線で刀を振るい、剣の達人として敵を斬り伏せていたあの頃。
なにより…
(…あの人が、まだ生きていたんでしたね…)
懐かしい気持ちになる。
何となく立ち上がり、壁に立掛けてあった刀を手に取った。
鍔元も、切っ先も、反り身の刀身も全て、新品同様。
(…久しぶりに訓練しますか)
今夜は、眠れそうになかった。
6名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 02:31:59 ID:s2+BPZ6V
長々と間を開けてスイマセン。
幸せ家族生活がやっと書けました。
理由が色々とあるのですが、言い訳は嫌いなのであえて何も言いません。
ただ、すいませんと言っておきます。

スレを立てていただいた虹板の人達や相談にのってくれた攻略板の人々へ、この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
7名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 02:40:51 ID:MPLohO3P
保管庫
ttp://sslibrary.arings2.com/
ゲームの部屋その4

>>1
乙!

>>2-5
(・∀・)イイヨイイヨー
8名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 04:28:35 ID:465r+Wrb
>>6
>理由が色々とあるのですが、言い訳は嫌いなのであえて何も言いません。

貴様の理由なんてどうでもいい
言い訳してんなよ

>ただ、すいませんと言っておきます。

悪いと思っているのならば素直に謝るべき
「ただ」や「と言っておきます」は余計
9名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 08:40:31 ID:JrZ9lffh
>>1スレ立て、本当に乙!!有難う!
>>2GJ!終わってしまったか…寂しいな…。
個人的には、娘さんとクラスメートが大好きだったよ。
10名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 00:57:48 ID:2ZE9cEws
おつ
11名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 01:58:31 ID:HnjX06yS
もうすぐディス2が発売なわけだが。
ロザリンドで一つ頼むぜ(*´Д`)ハァハァ
12名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 21:53:06 ID:4ANSuzHg
糸冬 了
13名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 00:20:06 ID:fHs1lyRm
ほしゅ
14名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 02:11:21 ID:ppLgwtb/
hosyu.
15名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 01:15:13 ID:fMdMssHH
想定の範囲内っす
16名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 22:33:33 ID:IkHLzogB
保守
17名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 22:26:36 ID:SCPPU2Ze
女帝フロンの続きを楽しみに待つ。
…実はゲームの名前すら知らないんだけど、たまたま覗いて「女帝フロン」のギャグとエロのこんびねーしょんパワーにハマった。
エトナの天使一号とラハールたんがすんげーカワイイ。チャコの「ビッグバン」発言に腹抱えて笑った。
エトナはどうなっちゃったのかなー、と続きが気になるので、別に急かさないからそのうち続きを投下してもらえたらいいな、と希望。
18名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 22:38:00 ID:tVoMyTTq
明後日にはディスガイア2が出るぜ
19名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 23:29:50 ID:WHVBmoSC
俺はアデルのママで充分抜けるので、ママがゼノン召喚の儀式の材料として息子の精液をしぼりとるSS希望。
20名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 02:08:59 ID:R8o6m5yL
上げる
21名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 09:54:31 ID:I5fXXB3P
タローの健康牛乳がどっからでてるのか気になる
22名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 00:10:54 ID:5kOS2psp
そりゃもう、t(ry
23名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 08:17:03 ID:KD6rN+4o

                  y-、,,,            ,r-、,,_           y-、,,,            ,r-、,,_
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24名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 17:34:46 ID:Cv3kf4vu
やべーロザリー可愛すぎ
25名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 22:29:49 ID:t05DDDHT
間接キスを指摘されて笛をティンコにブッ刺すロザリーきぼん
26名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 00:44:07 ID:oRv2HTWk
タローの弟子をくの一とか魔法剣士とか魔物使いとかムチムチ系ばっかにして
妄想している俺ソルバッドガイ
27名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 19:49:27 ID:8zqSMN4z
アデルに犯されるタロー………とゆう夢を見た
orz
28名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 20:03:15 ID:WYuFEVnO
誘導
日本一ソフトウェア総合スレ@801
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1112592134/
29名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 20:50:45 ID:24DH9Vyk
しかしゼノンが悲観系ツンデレキャラだったとはな
30名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 22:19:40 ID:oPuBkk96
ゼノンおっぱいでけーよ
31名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 00:00:56 ID:45QVvwOI
ゼノンたんにレジェンド馬のチンチン装備させてふたなりにしたい
32名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 00:06:27 ID:fguKxAhI
ロザリンといえば男装
33ひとりぼっちの少女 1/4:2006/02/28(火) 01:11:48 ID:8Rt+Xycb
「…っ」
 苦痛に歪むロザリーの顔に、アデルは動きを止める。
「…痛いか? 一度止めるか?」
「だ、大丈夫じゃ…! いいから、続けろ… …ッ!」
 歯を食いしばり、眉を潜めながら大丈夫もあったものではない。
 諦めようと腰を引きかけるアデル。 だがロザリーがそれを止めた。
 首にしがみつき、離れまいと引きとどめる。
「いいから… このまま…」
「馬鹿、無理するな」
 制止の言葉も聞きはしない。
 目端に涙を浮かべながら腰をゆっくりゆっくりと近づける。
「…置いて…行かれるのは…もう御免じゃ…」
 ぽつりとロザリーが呟く。
 痛みの中、もう自分が何を口走っているのかもわかっていないのだろう。
 ただ、脳裏に浮かんだ言葉を口にしているだけ。
「余を、もう一人ぼっちにしないでくれ…」
 それが、彼女の本当の思い。

 ただ一人の屋敷。
 ただ一人の部屋。
 ただ一人の世界。

 唯一の救いであった、いや、救いであると思っていた父親すら虚構の中に消えた。
 光の見えぬ暗闇にただ一人座り込む少女。
 ただひとりの寒さに身を震わせる少女。 
 そんな少女が出会い、共に歩んできた炎こそアデルなのである。
 その炎こそ光だった。
 その炎こそがぬくもりだった。
 少女が抱える闇、自らで封印した闇すらも包み込むほどのぬくもりをもった炎。

 アデルがそのことを自覚しているのかはわからない。
 だが、その言葉に彼は覚悟を決めた。
 彼女への愛しさに、最後まで遣り通す決意を固めたのである。
「…わかった。 ちょっとだけガマンしてろよロザリー」
「あ、ああ… 余に恥をかかすでないぞ…?」
 と、腰を突き入れようとした寸前、ロザリーが悲鳴のように叫んだ。 
「ち、ちょっと待てアデルっ…」
「ど、どうした? …今更もう止まらないぞ」
 もうアデルの中の導火線には火が付いている。
 いくらなんでもここまでの覚悟を決めてからのおあずけは男として無理だ。
 そんなアデルを恨みがましく見上げ、ロザリー曰く。
「…さっきよりちょっと大きい気がするぞ」
 屹立したアデルのソレは、覚悟の量に比例して硬さと大きさを増していたのであった。
「…あ、あれだ。 …愛の大きさが増したんだよ!」
「…阿呆か」
 口下手なアデルの言葉を聞いて。
 辛らつな言葉とは裏腹の笑顔に、目端に浮かぶ涙が一筋流れた。
34ひとりぼっちの少女 2/4:2006/02/28(火) 01:12:30 ID:8Rt+Xycb

「入った…のぅ…」
 荒い息を抑えつつ、信じられないといった様子でロザリーが呟く。
 アデルの背中に痛々しい爪痕を残しながらもどうにかここまで導けた。
 腰の異物感と温もりがロザリーにはむしろ誇らしい。
「入った…な」
 感慨深くアデルも呟く。
 苦労もあった分、愛おしさが増してくる。

 しばしの沈黙。
 どちらからともなく互いに目が合う。
 と、脊髄に微弱な電流が走ったようなむずかゆさが二人を襲う。
 顔が紅潮する。 鼓動がやけに早い。 身体の熱が高まっていく。
「…動くぞ?」
 沈黙に絶えられずアデルが申し出た。
「…ち、ちょっと待て!? おぬしは余を殺す気か!?」
 入れるだけであれだけの騒ぎだ。 動くなど想像だにしたくはないだろう。
 焦るロザリーに、しかしアデルは引かなかった。
「やめるのか?」
「…う」
 真剣な顔で問いかけるアデルにロザリーは返す言葉がない。
 だが、どう考えても無理だ。
「…悪いが、俺は止める気がない。 最後までやる、そう誓ったからな」
 真っ直ぐな目でロザリーを見据えるアデル。
 一度決めたことをアデルが翻すはずもない。
 そのことをロザリーはよく知っていた。
 そんなアデルの決心に、ロザリーの心は痛みへの恐怖よりも安らぎで満ちる。
 受け入れようと決めた。 アデルと共にならやり通せると信じた。
 だから、肯定の意思を告げる。 切実なる願いをそっと篭めて、願う。
「優しく…じゃぞ?」
 自らの中のモノの体積が増して、ロザリーは逆効果であったことに気付くのだった。

35ひとりぼっちの少女 3/4:2006/02/28(火) 01:13:19 ID:8Rt+Xycb
 肉の打ち合う音と、水の跳ねる音、荒い息の音が響く。
 初めての痛みにロザリーが耐えていられるのもローゼンクイーン商会特性のローションのお陰なのであろうか。
 アデルは少しづつ少しづつ、腰の速度を速めていく。
 摩擦の快感に流されそうになる心を抑え、ロザリーの身体を気遣う。
 それでも身体を合わせているという興奮が、少しづつ精神をケダモノへと近づける。
 ロザリーの息にすこしだけ甘いものが交じる。
 それは肉の快楽ではなく、愛しい人と一つになっているという陶酔である。
 だが、偽りもそこではまた真実。 胸の高鳴りがアデルの腰の動きと同期をとって高まっていく。
「…う」
 アデルが呻く。 限界が近い。
 ロザリーがアデルの手を取り、指と指を絡める。
「いっしょに…」
 初めての肉体は達することはできなくても、心だけは一緒に。
 頷き、腰を引こうとするアデル。
 だがロザリーはその手をきつく握り締めて拒絶する。
「…お、おい」
 意図がつかめず狼狽するアデルにロザリーは微笑むと言った。
「中に…出せ…」
 予想しない一言に驚き固まるアデル。 ロザリーは続ける。 
「お前を… アデルを… 胎内(なか)で… 一番傍で感じていたい…」
 アデルは口をパクパクと開閉し、何か反論しようとしたが。
 真剣なロザリーの目に返す言葉もなく。
 ただ答えとして真剣な眼差しを返すしかなかった。 
 覚悟など、とうの昔に決めていたのだから。

 腰の動きが早くなる。
「う… あ… あ、アデル!?」
 予想を超えた速度と、これまでで一番大きく硬くなったアデルのそれにロザリーは驚く。
 驚くだけならともかく
 耐え難い痛みが襲う。 同時に脊髄に響くような甘い痺れもある。
 暖かい。痛い。愛しい。痛い。 
 唇をかみ締め耐えるロザリーに、アデルは出来る限り優しく声を懸ける。
「安心しろ… 大丈夫だ…」
 激情に身を焼かれながら、それでも優しく優しく。
 誓うように囁いた。
「俺はいつだってお前の傍にいるから…」
 
 
 アデルがロザリーの中で達する。
 ロザリーがアデルと共に達する。
 放たれた精の温もりに、その幸せに気を失いそうになるロザリー。
 だが、今宵はまだ始まったばかり。
 その幸せは一晩中尽きることはない。
 一晩中どころか、ずっとずっと、いつまでも。
 少女は暖かな炎とともに在るだろう…
36ひとりぼっちの少女 4/4:2006/02/28(火) 01:14:43 ID:8Rt+Xycb
 後日。
「兄ちゃーん」
「お、どうしたハナコ?」
「えーっとねー、兄ちゃんとロザリンに新しい罪状来てたよー」
「む、おかしいな? パラメータも他のもまだ足りないはずなんだが…」
 身に覚えのない罪状に眉を潜めるアデル。
 無邪気にハナコは罪状を読み上げる。
「『超ヤりすぎの罪』だってー。 なんだろーねこれー」


---+++---


「おや? ハナコ、アデルはどこにいったか知らんか?」
「んー、なんだかわかんないけど『出歯亀野郎を焼いてくる』ってアイテム界潜りにいったよー」
 
 その言葉にロザリーはため息をつく。 
 なにがあったかは知らないが昨日の今日でもうこれか、と
 思い立ったら即行動。
 その直情さには呆れ果てるばかりである。
 だが、そこがアデルの好ましいところなのではあるが。

「…ふぅ、相変わらずの戦闘マニアよな」
「んー、おいてけぼりにされてさみしーのロザリン?」

 瞬時に、ロザリーの顔が赤に染まる。
 動揺も、必死の言い訳も、ハナコにはこうとしか思えないのであった。
 ロザリンかーわいい♪   

37名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 04:23:09 ID:TSQSlcqg
>>33GJ!! 仕事早ぇな!
38名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 07:21:06 ID:tnOgOsj6
>>29-30ゼノンがツンデレ巨乳キャラってwwwwwwwwwwww
>>31ふたなりってあのマッチョオジン、実は女なのか?
39名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 21:34:00 ID:LLPRTA3L
>>38
ネタバレになってもいいなら詳細語るぞ。
ちなみにマジだ>ゼノンが女
40名無しさん@ピンキー:2006/03/01(水) 00:52:04 ID:Q/OJRkCa
>>39マジか?マッチョは借りの姿で実は美女だったっていうオチ?
41名無しさん@ピンキー:2006/03/01(水) 00:56:28 ID:KipJOMMm
とりあえず本編クリアしようぜ
42名無しさん@ピンキー:2006/03/01(水) 22:23:38 ID:Sff2Ts3o
日々平穏なる魔王城@

先の魔界と天界の騒乱も終わり、平穏な時が魔界に流れていた。
魔王城の主ラハールは溜まりに堪っていた書類整理に一日中終われる毎日
そして側近のフロンとエトナは、
天界からの留学生天使見習達の世話と大忙し……

しかし戦いが無くなれば、家来の戦闘員たちは時間を余す事になる。
ある者は武者修行に出たり、ある者は故郷に一時帰郷したり
ある者は堕落した生活を営む…悪魔達はそれぞれ自分のしたいように時間を過ごしていた

そしてここにも……

「うふふ…もぅ最高…」
「……」
「ああぁ…貴方の事が好きです」
「……」
「愛しています」
「……」
「私の気持ちを受け取ってください!!」
「……アヤネ。アンタが呆けるのも妄想に浸るのもアンタの勝手だけど!
いい加減あたし達の部屋で変な事口走らないでよ!!!」
「何よ、別にいいじゃないミユキ」
43名無しさん@ピンキー:2006/03/01(水) 22:32:08 ID:Sff2Ts3o
日々平穏なる魔王城A

ここは魔王城の一室、
戦闘員のサムライ娘アヤネ、
同じく戦闘員のルーンナイトミユキが共同生活している二人部屋。
最近では二人の怪しげな噂が流れて百合の部屋と呼ばれている。

「よくないわよ!!アンタの言動のせいで私達は他の連中に変な目で見られているのよ」
「えっそうだったの?」
「あのね…アヤネ。そんな事する暇があったら修錬でもしたら」
「ああぁ…でもあと少しだけ…お願い、ミユキ」
「ラハール様にお近づきしたいのなら強くなるしかないのよ」
「それは分かっているわよ!絶対に側近になってラハール様に告白するの!」

アヤネは名槍ロンギヌスを愛しげに頬擦りしていた。
この槍は彼女の師匠であるラハールから譲り受けたもの
アヤネは魔王であり師匠であるラハールに恋をしていた。

そんな彼女の思いとは別にラハールは全世界最強の槍グロリウスを手に入れたので
今まで使っていた名槍ロンギヌスが必要でなくなった。
自分の他に実力に見合う槍使いが居なかったので 
たまたま自分の弟子のアヤネに譲っただけなのだ・・・
もっともアヤネの中ではラハールが愛用していた名槍ロンギヌスを譲り受けた事で
自分にも脈ありだと勘違いしてしまい。
今までも充分に酷かった妄想がさらに飛躍してしまった。
そしてその妄想に頭を悩ませるミユキと言う構図が出来上がってしまった。
44名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 16:38:17 ID:BTQrVJ7K
ハナコのツンデレロザリーへの「かーわい」に彼女の本質を見た
45名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 20:45:29 ID:+5AyVMec
メモリーカードにパーティー保存して友達のパーティーと対戦とかできねぇのかなぁこの手のゲーム
46名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 07:21:57 ID:dtgaM4DO
前ゼノンに萌えるのは俺だけか?
47名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 12:31:26 ID:g/+SQ4up
本編クリアしたらアデル×ロザリー投下予定。
33氏のような神の後で恐縮だが。
48名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 14:33:10 ID:pprvKdXn
俺的ベストカップルは


ヒーラー×咎人 なんだがどうよ?

あと咎人に"オルステッド"とつけた俺ガイル
49名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 21:48:08 ID:mruHFbZW
昨日買ってきた俺は戦士♂×盗賊かな。ステージクリア時のイラストで萌え上がった。
一番好きなのは獣使いだけど。

クリアしたら何か書いてみるよ
50名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 00:14:59 ID:MLnV61Yv
斧雪×雪丸の妄想が止まらねぇ。…書けないけど。
51名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 00:50:09 ID:tiak8h5H
俺は愛子先生の妄想が止まらない
52名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 03:05:46 ID:eH3OeRtG
兄者は乱れ吹雪の舞ィィがギャグの領域
53名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 03:28:49 ID:1nB3DV4t
今回人型キャラがいつもより少ない気がしたが、
その分良デザインの奴多いな。
咎人と盗賊が俺のツボにきたぜ
54名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 09:37:46 ID:F7JdehJi
ぶっちゃけ、雪丸と斧雪の話は蛇足だったような気がする。
もうちょっと別の話を入れてくれればネタになったのに……。
55名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 06:13:42 ID:WWJeL5cZ
ゆきまる可愛いから問題ない
56名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 06:28:53 ID:cuAS0Yzz
ゼノンが友達に裏切られて陵辱される話が読みたい
57名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 09:54:51 ID:5H1JZIRa
アデルとロザリーの声優見て、(´・ω・`)ショボーン
58名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 10:46:30 ID:sKL0rBOM
声優の顔は極力見ないほうが良いよマジで。
まぁおっさん声系の人なら俺は平気だが
59名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 12:07:55 ID:1ieDXBuS
蛙で姫を凌辱なんてあったらサイコー
60名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 16:38:42 ID:cuAS0Yzz
>>56賛成
61名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 19:59:07 ID:PuNjkiBD
姫様えろーい。
雪丸えろーい。


雪丸はあの見た目で二十歳ですか。
なにそのロリ姉さん。
62名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 20:29:26 ID:zF4PzTdG
タローと同じくらいに見えるのにアデルより年上ってのが良いよね。
一族の復興なんて斧雪と子供作らなきゃ無理っぽいよね
63名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 20:55:47 ID:7f1qQKTy
メーベルMkIIの暗い瞳を持つ少女という解説に
妄想が掻き立てられてうぎぎ
64名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 22:47:51 ID:PuNjkiBD
ロリあねさん女房雪○

なんか馬鹿なこと考えてたら興奮してきた。
65名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 01:39:52 ID:eA5jgJ2n
「アっアデル殿ダメでゴザルよアデル殿にはロザリー殿が…」
「アイツの事は関係ない今俺は全身全霊を掛けてお前だけを愛したい!」
「アデル殿…」

「あっあでりゅ殿!あんっソコは!」

「にっにん!にんにん!!ごっごさるぅ〜〜〜〜」

ゴメン萎えた…
66名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 05:08:30 ID:jyrekBsp
>>65途中まで、すごく萌えたのに…
67名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 17:51:58 ID:KvrH3tfx
今月の電撃マ王、ディス2のロザリンが、随所で雌豹のポーズとかとってる件について。
なんか、おっぱいを強調してますよ?
68名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 00:07:51 ID:YvoenSen
アデルと雪丸で子供沢山作って村復興


ってネタはどう?
69名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 00:26:18 ID:DSGcjSJ3
おっきした
70名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 01:35:44 ID:vHS7sr8E
 ネタ被るけど

 魔王ゼノン(偽)の脅威も去り平和を取り戻したホルルト村……。
 そこに一陣の風と共に一人の少女が現れる。
 拙者の名は雪丸、雪一族の最後のくノ一でゴザル!
 本来ならば一族の復興のために兄者に協力せねばならないところでゴザルがこの気の迷いを抱えたままでは雪一族の再興などままならぬ状態でゴザル。
 なんとしてもアデル殿と既成事実を作り一族に招き入れるでゴザルよ!にんにん♪


 っての書こうかと思うんだがどう?
71名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 01:59:24 ID:vJ7j8F1z
>>70それ・・・・・、すっごくいい!!



72名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 01:59:45 ID:bg9fVH2m
>>70
微妙に魔王→雪一族に転生したっぽいロザリンも絡めて書いてくれ
73名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 02:21:47 ID:DSGcjSJ3
じゃ、一夫多妻の方向で。
74名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 02:25:02 ID:vHS7sr8E
俺の書く駄文でいいなら書き始めるけど俺レベル200良綱作ってる途中だから投下は当分先になんぜ。

75名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 02:28:18 ID:DSGcjSJ3
じゃ、ぼくも何か書くー!
どんなアホな話になるかわからンから、予定は未定だけど。

つーか、本来はこういう主旨のスレだということを忘れていたぜ。
76名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 11:25:48 ID:cOaNcACJ
咎人にリーガルとつけた俺が来ましたよ
77名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 11:52:24 ID:5bl9em+i
話の流れとしては、

アデルの両親がヴェルダイムに来る
 ↓
99体の魔王を虐殺してゼノン消息不明に(18年前)
 ↓
雪一族にロザリーが生まれる(16年前)
 ↓
ゼノンを追って名無しの魔王がヴェルダイムに来る。(15年前?)
 ↓
名無しの魔王、ロザリーを攫いついでに雪一族を滅ぼす。
そして、力を手に入れるために人間を悪魔化。
アデルの両親が名無しの魔王に戦いを挑む(15年前)


……こんな感じ?
78名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 12:34:54 ID:6Nv7C8hl
真ゼノンが裏切られて輪姦される話マダー
79名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 17:19:43 ID:VAGqy9Mm
そっか。雪一族に転生したから、雪○が「同郷かも」って言ってたのな
>>76
おいおい、お前は俺か
80名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 19:18:31 ID:rOHz3iAb
咎人が男版プラムにしか見えない
81名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 21:45:00 ID:zS0WpHzU
何故か拙者の袴の切れ込みに殿方の視線が集中しているでゴザル の巻

ティンク殿がしきりにタロー殿の健康牛乳を拙者の顔にかけたがっているでゴザル の巻

アデル殿はアーチャーと盗賊しか配下にしていないでゴザル の巻

髪コキとは何でゴザルか の巻
82名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 23:02:27 ID:NrOq+QDa
タローの健康牛乳は毎朝ママさんにSP分貰ってると妄想
83月夜の雪 1/3:2006/03/09(木) 00:36:22 ID:zyS2oGtG
「ふっ…うん…はぁ…ぅうん…」
 月夜の山中。
 静かな山に女性の甘い吐息が微かに響いていた。
 鞘の先端を淫核に擦り付け、蕩けた表情を浮かべる幼い少女。
「いい…いいでゴザルよ… もっと…もっと…うぁっ…」
 だらしなく着崩した衣服、淫らな喘ぎ声はいつもの気丈な彼女からは想像もできない。
 
 だが。 外見からは想像だにできないことではあるが、雪丸も二十歳の女性なのである。
 「詐欺だ」「金返せ」「でも毛はまだ生えてないよね?」等のペタンコ好きの罵倒もなんの意味も無い。
 彼女もいい年。 火照った肢体と性欲を持て余して自慰行為に浸るのになんの不思議もない。
 アデルとロザリーが若さにまかせて毎日ヤり狂っているのだからなおさらだ。
 居候しているアデルの家では流石に遠慮して修行と偽ってまで山に篭ってやっているのだから、礼節の元の行為と言っても過言ではない。
「んっ…んっんっんっんっ…ふあっ…ふああああっ…」
 鞘を動かす手の動きも早くなる。
 ちかちかと閃光の走る脳の中で、一人の男が微笑んでいた。
「アデル殿… アデル殿っ… あ、あ、あでるどのぉぅ…ふわっ…!」
 アデルとロザリーが愛し合っていることはわかっている。
 それでも、雪丸には兄者以外で始めて出会った、心の底から敬愛できる男性である。
 いけないこととはわかっている。 けれど、その背徳感が一層雪丸を高めていく。
「…あでるどのっ… いくっ… いくいく… あでるどののもので…いくっ…!」
 背を逸らし、今まさにイこうとする雪丸。
 


 それを止めたのは、雪丸を呼ぶ声であった。
 聞きなれた、茫洋とした声が山中に響いた。
「雪丸ーっ、ねー、雪丸ーーっ いないのー?」
「…た、タロー殿っ!?」 
84月夜の雪 2/3:2006/03/09(木) 00:36:59 ID:zyS2oGtG
 夜の山道は心細い。
 不安げにあたりを見回すタローの前に、急いで姿を現す雪丸。
「ど、どうしたのでゴザルか、タロー殿…」
「あー、雪丸ーっ。 修行中ごめんねー。 ちょっとお願いがあってー…」
 と、最後まで続けられずにタローが固まる。
 無理も無い。
 一番良いところで思いがけない声を聞いた雪丸は、あせりすぎて着衣の乱れも適当にしか直さずに推参してしまったのだ。
 肩ははだけ、ろくに巻けてもいないサラシの隙間に覗く桃色の蕾。
 サラシで隠れた部分も汗でべっとりと密着し、小ぶりな胸の形をありありと浮かびあがらせていた。
 片側がずり下がった袴、その脇側から覗ける光景もいつもの太股だけではない。
 無論下着は履かない派である雪丸の、毛一本無い秘所がほんのわずかに見えるのだった。
 自分の格好に雪丸は気付かない。
 直前でおあずけを食らった身体をもてあまし、荒いだままの息をどうにか抑えようと必死なのだ。 
「ゆ、ゆ、ゆ、雪丸…!?」
 顔を真っ赤にし、今にも鼻血を出しそうな勢いでタローがうろたえる。
 その反応にやっと自分の姿に気づいた雪丸。
「――――っ!」
 羞恥心が脳を直撃する。 真っ赤になって両手で胸を庇う。
 脈が早鐘のように響く。
「あ、あの…こ、これは…ち、ちと修行が激しくて…こ、このような見苦しい格好に…っ!」
「そ、そっか… た、大変だねニンジャも…」
 ありえない言い訳ではあるが、年端のいかぬタローはあっさりと信じる。
 いやらしいこと考えて申し訳ない、そう書いてある顔に、雪丸の羞恥心はどこまでもくすぐられる。
 申し訳ないのは拙者だ、と。 はしたないのは拙者のほうだ、と。
 恥じ入るごとに湿度を増す自分の秘所に、雪丸は気付かない。
「そ、それで何の用でゴザルか…?」
「あ、そうだ、ご、ごめんね …えっとおねがいってのはね…」
 言いにくそうに口を濁すタロー。
 そんな姿が雪丸には可愛く見えて仕方が無い。
 火の付いた身体が、少年とはいえ、男性を求める。
 だが、しかし。 雪丸は頭の中でかぶりをふる。
「(タロー殿はまだ年端もいかぬ少年…っ! そのような邪念を抱いてはならぬのだ…!!)」
 そう自らを律しようとする雪丸。
 だがそんな思いも次の言葉で吹き飛ぶ。
「姫様と兄ちゃんがさ… 最近夜にその… いっぱいしてるよね…」
「…っ!?」
 まさに第二次性兆期。 恐るべし破壊力を持ったタローの一言に雪丸は言葉を失う。
 雪丸の脳内を、盗み見した全裸のアデルとロザリーが占める。
 腰に妙な熱が篭る。 腰が砕けて座り込みそうだ。
「ぼくも…男の子だから…そういうこと興味があって…」
「そ、そそそそうでゴザルな、そうでゴザルよな! タロー殿も男の子、当然でゴザルよな!」 
 淫らな妄想が頭を駆け巡るも、刃の下に心の精神で必死に耐える。最後の理性を振り絞る。
「(たたたたタロー殿は純粋な好奇心からして問うてるわけで拙者は拙者は年長者として含蓄ある答えをば…っ!?)」
 だが、瓦解寸前の雪丸の自制心は必要以上の打撃をもって破壊される。 


「でも姫様は… 兄ちゃんの…だから…ぼく諦めるしかなくて… だから、雪丸にお願いしよーって思って…」


 ぼむ。
 一撃死。
 雪丸の脳と理性がプリニーのように爆ぜた。
85月夜の雪 3/3:2006/03/09(木) 00:37:47 ID:zyS2oGtG
 月夜のアデル宅。
 その屋根の上で一人体育すわりで月を見上げる雪丸がいた。
「…なにやってるんだ雪丸?」
 見下ろせば、玄関口にアデルの姿。
 力なく微笑みかける雪丸。
「…少々…たそがれていたでゴザルよ…」
「ど、どうした? なにかあったのか?」
 心配そうに声を懸けるアデル。
 その優しさに癒されながら、雪丸は月を背負った山を見る。
 タローと兄がいるはずの山を。

---+++---

「ああああっ! ひめさまぁっ! いい! ケツマンコいい!」
「…私も良いぞ… 素晴らしい名器だぞタロー殿…」
「ひめさまぁ! もっと! もっと そう…そのまま飲みこませてぇぇぇ! 姫様のエクスカリバーぁぁぁぁっ!」
 
---+++---

 あのときタローは言った。
 姫様は兄ちゃんのものだから、だから雪丸にお願いがあるんだ、と。
「姫様に変化した兄者に後ろから掘るように頼んで…でゴザルか…」
「ん、なんか言ったか雪丸?」
「…なんでもないでゴザルよ」

 笑顔で返す雪丸。
 その笑顔は、童顔の彼女には似合わない、だがしかし年齢相応の疲れた笑顔であった。


---+++---

 月夜の山にタローの牛乳が降り注ぐ。
 それはまるで雪のように優しく、繋がったままの二人に降り注いでいった。

<完>
86名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 00:50:21 ID:zyS2oGtG
sageミスすいません…orz
87名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 00:55:24 ID:L4L6cvT+
タロー受けかよっ!?
88プリニーさん@ピンキー:2006/03/09(木) 04:08:59 ID:3T1rTklv
GJっス!
89名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 07:52:49 ID:kBxA+DHX
GJ!

だがしかし……orz
この2レス目までの高まりをどーすればw
90名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 17:07:59 ID:8o+X+q2F
姫「どうしたのじゃ、アデル?剣など持って?」
アデル「いや、なんとなくな………虎牙破斬!」
姫「声優ネタか……」
アデル「一度やってみたかった。後悔はしてない。」
91名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 17:20:26 ID:L4L6cvT+
ティンク「ぎゃふっ!?」
姫「痛っ!? ……ティ、ティンク!? しっかりせい!」
ティンク「……はっ。ひ、姫様」
姫「ドラゴンの一撃で余の方に叩き飛ばされたのじゃ。動けるか?」
ティンク「ええもちろんですとも。……で、今気付いたんですが」
姫「なんじゃ」
ティンク「このドレス、胸元と谷間は生なんですねー。ああ温かいー」
姫「なっ!? ななななな」
ティンク「この服なら着たままでパイズリ可能ですねー。機能的ですよあははははっ」
姫「星になれッ!!!!!!」
ティンク「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

〜本編クリア後〜

姫「のう、アデル」
アデル「うん?」
姫「きょ、今日は……その、な。おぬしに少し変わったことをしてやろう」
アデル「か、変わったこと?」
姫「フフ……。いわゆる着衣プレイというやつじゃ」




続きはおっぱいの神様が書いてくれるよ


        ハ_ハ  
      ('(゚∀゚∩ くれるよ!
       ヽ  〈 
        ヽヽ_)
92名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 17:55:32 ID:35QJyS15
生殺しとは汚いなティンクさすが汚い
93名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 20:08:33 ID:1ALy5JXI
アデル「真神煉獄殺!」
94名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 23:17:40 ID:RVS6QbPZ
ゼノンの所在ついに判明!!

「…だってよ。どうする?」
7畳半の部屋にちゃぶ台とテレビ一つ。決してアクターレの実家ではありません。
そのテレビの近くにあぐらをかいて座っている戦士♂。
剣がやや弱体化したのと拳の強化で序盤使いにくい印象を受けた彼…ディンゴはテレビを見ながら呟く。
あぐらの上には今回胸が揺れてるのか揺れてないのか分からない立ち絵と「ぽこん☆」で一大センセーションを巻き起こしそうな星魔法使い♀…ミルがすやすやと眠っている。
とても幸せそうで、その寝顔は大きなお友達が見たら親衛隊を作りかねない勢いだ。
「決まってる」
部屋の片隅でひたすら魔王の剣を研ぐ一人のソードマスター。
いくら敵が強くても無明殺なら殺れる!!と意気込んで攻撃が当たらず返り討ちに遭うのもお約束。
「ゼノンを倒してこの7畳半の部屋から抜け出す。マイホームは俺の夢だ」
装備にギブスと靴が常時付いている彼…バウトは研ぎ終えた剣を鞘に納めて口を開く。
「そんなに抜け出したいならその剣を売ればいいんじゃないですか?」
「うんうん。僕もそう思う」
外からのドアを開けてアーチャーと盗賊が姿を表す。
今回弓の復活でステージクリア後に涎を垂らしながら喜ぶ姿が印象的。
それでありながら、説明書では胸がペタンコである事に理由がつけられた悲しい職業。
「断る。これは武士の魂だ。無くした時は自害する」
バウトがアーチャー…エリィに反論するが、横の盗賊がすかさず口を開いた。
「それじゃあ、どれで自害するの?」
「…包丁で十分だ」
「まっさか〜。武士は体面社会なんだから、幕府とかに「包丁で自害しました」とかいうのはみっともないよ」
「…むう」
ふふん、と勝ち誇らしげな顔を浮かべる盗賊と黙りこむバウト。
幕府がそもそも無いから体面社会もへったくれもないのだが、ギブスを付けているせいか、そこまで頭が回らない。
うはうはハンドを大量に購入→レジェンドアイテムゲットに一役買っている盗賊。
SPDとHITを強化すれば後方から狙撃の鬼と化す。そんな彼女…マリナ。
「そんな事やってる場合じゃないだろうがよ。今頃ゼノン倒すために魔王がわんさか来てるぜ」
テレビの電源を切ってこちらに向き直るディンゴ。無論、ミルは膝の上。
「…どうします?」
鋭い瞳のエリィの言葉に、笑みを浮かべて立ち上がるバウト。
95名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 23:23:08 ID:RVS6QbPZ
鋭い瞳のエリィの言葉に、笑みを浮かべて立ち上がるバウト。
「何の為に今までアイテム界に潜ってきた?移動力を上げ、射程を上げ、上昇率を伸ばし、セラフィックボウを一度はペタンコアロー、二度目は貧乳の弓と改名した」
「それは余計です!!」
顔を真っ赤にして叫ぶエリィ。横からまぁまぁ、とマリナがなだめる。
「…それもこの日の為だ。どうせやるならデカい事で夢を達成したい。そのワガママにみんなよく付き合ってくれた」
みんなが真剣な表情をするなか、ミルだけが寝息を立てている。とてもかわいい。
「…さて、もう思い残す事はないな?」
一名を除いて皆が頷く。
「よし…行くか!!」



「アクターレ氏の嘘だったらしいですよ」
『ええぇぇぇぇっ!?』




アデル達の戦いの裏には、こういった人々がいたのかもしれない…

勢いで書いた。謝罪も反省も考えていない。
もしかしたら続きを書くかも

あとポーションあんま美味くないな
96名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 01:03:58 ID:DtYgcasC
夕闇照らすホルルト村……

 村の家々からは死角となる場所で重なり合う二つの影。

「ア、アデルさん!いけません私達は師匠と弟子の関係でそれ以上は…」

 赤魔法使いのマジ子タンに迫る筋肉ネクタイ。

 「だっダメです!!こんな…外ででなんて…」

 「ならベッドの上でならいいのかな?嫌な訳ではないんだろ?」

 とろける様な甘い声色で囁く、上着はピッチリしたの派バトルマニア。

 「そんな聴き方は卑怯です…」

 涙を浮かべながらも激しい胸の高まりに頬を紅く染め、自分の敬愛する師匠の逞しい腕に抱かれる。

 「やっ…優しくしてください………」
 震えながら言葉を紡ぎ出す。

 「…俺もそんなに経験がある訳じゃない…保証は出来ない……」

 文字通り今一つになろうとする影………

「あっ…あぁん!!」





 「あっいやん!あんっ!ぽっぽこん!あぁん!!ぽっぽぽぽ、ぽこーーん!!!」


 また萎えた
97名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 01:14:27 ID:DtYgcasC
>>95
すんません空気読めてなくてレスがつく前に駄文書き込んじゃいました。

 本当にすいませんゴメンナサイ。
98名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 03:17:46 ID:JVkaQvMW
両方とも面白かったからいいんじゃね?w
99名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 05:53:39 ID:qoh2o1RX
「ロザリー、ちょっと武器貸してくれないか?」
「む、なんじゃ?まぁ、別に構わんが……ホレ」
「お前を殺す」
「……何を言っておるのじゃ?」
「いや、スマン。なんでも無いから忘れてくれ」
100名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 06:23:26 ID:HBE7EeIR
いじりやすいな、アデルってかグリーンリバー
101名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 06:53:21 ID:HBE7EeIR
アクタレ「ミュージック、カモン!」
♪ガガガ ガガガ ガオガイ………
アクタレ「ゴルディオン…ハンってちがーーーーう!!オレ様は勇者王じゃない!ダークヒーローだ!もう一度いくぞ!ミュージック、スターート!!」
♪嵐の中で輝い……
アクタレ「ストーーップ!!オレ様は『銃身が焼き付くまで打ち続けろ!』なんて言わないぞ!」

アデル「あの馬鹿、何やってるんだ?」
姫「さぁな?馬鹿のすることはわからん」


檜山さん大好きな俺今年23
102名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 07:31:25 ID:HBE7EeIR
ガガガつながりでもう一つ

姫「天龍神!光と闇の舞!」
アデル「なんか言ったか?」
姫「はちみつくまさん」
アデル「………オレは住人をやればいいのか?」
姫「コタローくーん!」
アデル「もう知らん!」


コアなネタ待ってます(何
103名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 10:47:58 ID:6S1k3fRG
ロザ「悪発見!」
アデ「悪はお前だろ」
104名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 12:12:52 ID:D/liPpFE
アデル「絶影!」
ロザリー「カズくん・・・」

後☆がいれば完璧な素暗い奴なのに・・・
105名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 12:36:38 ID:n8wi2Xei
グリーンリバーで

姫「どうしたのじゃ、アデル。珍しく剣などを持って。」
アデル「・・・魔封剣!エーテルちゃぶ台返し!!」
姫「・・・お?新たな技を練習中か」
アデル「・・・嘘。」
姫「・・・・」
106名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 16:13:15 ID:TQQRa5kA
……エロは?
107超魔王さん@ピンキー:2006/03/10(金) 19:30:04 ID:J+YHolSK
ハーッハッハッハッ!!
貴様ら、エロスはほどほどにな。
欲求不満だからといって調子に乗ると

腰を痛める

ぞ。
108名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 19:53:43 ID:FujLNh7n
最初に雇われた♂戦士の名前が「おっさん」だったんだ。
今ではアデルを押しのけてエースに輝くおっさん。

ロザリーとかママとか弟子がおっさんにやられてるの覗いてハァハァウッなアデルに需要はあるか。
109名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 21:29:14 ID:R0vcDFcH
アデルじゃだめ
タローちゃんで
110名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 05:57:46 ID:FF7abC8D
予言者エレノアにのっかられて鼻血だらけになる少年アデルの話マダー?
111名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 16:20:17 ID:NmOTcjfe
>>95
乙。
あとポーションは薬であって清涼飲料水ではないので美味しくなくて当たり前(と思って自分を騙せ)。
112名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 17:40:41 ID:3c/jO/xp
化学合成された梅干の煮汁ですよ。
113適当に妄想:2006/03/11(土) 21:43:08 ID:64ehq3GP
「ははは……本体を取られちゃったよ」
「個性が出てよかったじゃない」
『おっぱい大好きー』
「パ、パパ!? こんな昼間から……それに、アデルちゃん達が頑張っているのに……でも、たまにはいいわよね」
「ママ。それはボクじゃないよ」
『おっぱいー』
「そうだっけ? 刺激ができていいじゃない。あんっ、胸、激しすぎよぉ」

こんなホルルト村の午後。
114名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 22:27:52 ID:1KBmlZMB
ガガガネタでエトナの出番がないのは納得がいきません!”
115名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 00:19:12 ID:OSbP1x1o
>>114
そこは勇気で何とかして下さい
116名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 04:33:40 ID:LDb8CCzM
エトナ「ゴルディオンハンマー・セイフティリバース・リリーブ!!」
アクターレ「ゴルディオンッッッハンッッッマーーー!!!」

こうか?
117名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 03:07:43 ID:Jry7kY37
2周目もあったらこのゲーム最高なんだがな…

118名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 12:14:50 ID:t0mPbiVb
えっ!?
119名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 12:55:10 ID:85XC6W4r
無印ラピュをプレイしているんだ、きっと
120名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 13:52:59 ID:Jry7kY37
誰かロザ×タロー書いてくれ
121名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 21:40:36 ID:L+yRpYfb
>>105
テラワロスw

>>116
どうでもいいがセイフティデバイスだとつっこんでみる
122名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 08:52:23 ID:uSnIkDym
>>121
「ホラ、今って版権とかイロイロ五月蝿いじゃない?だからこうやって、変えないと怒られちゃうのよ。
 まぁったく、世知辛い世の中になっちゃったわよねぇ…」

って、ディレクターが言ってたよ
123名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 14:03:20 ID:XoCIcMgy
博士萌え
124名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 17:01:37 ID:gfGVmPeW
戦士♀萌え
125名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 18:22:05 ID:P+b5gVQF
〜前回までのあらすじ〜

アデルがロザリンを妊娠させました
126名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 18:23:31 ID:DH6PSln6
>>125
kwsk
127名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 18:32:06 ID:w0P8JGd8
勃ちあがる時が来た感じだなっ!!
128名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 20:48:12 ID:D2+nB12R
>>126
雪丸も妊娠させました
129名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 00:03:26 ID:k3rb08Vo
>>120
同志。
タロー×姫様、キボン
130名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 00:14:33 ID:m4xka16U
このタイミングでラハエトを主張してみる
131名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 02:32:18 ID:SrhNNZl7
いや、ここでアデ×ロザを
132名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 02:56:39 ID:vOCrt612
雪丸×ロザリン
……駄目ですか?
133名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 05:29:17 ID:JfDSyvKr
雪丸×斧雪でしょやっぱり
134名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 05:30:20 ID:TnuwMcEq
アデル×ゼノン
最強になっても結局ヘタレ入ってる姫様萌え
135名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 06:31:09 ID:DYvEcV62
>>120>>129ナカー(゚д゚)人(゚▽゚)人(゚∀゚)ーマ!!
自分もタロー×ロザリンが一番好きだ。大好きだ。
136名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 08:27:07 ID:aj+Lx8QG
ロザリンがアデル好きで、でもタローがどうしてもって言うから
後の穴でプレイって言う話ならすぐ想像できる自分にorz
137名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 12:50:08 ID:eyjBvMqg
保管庫働いて無くない?
138名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 18:53:42 ID:k3rb08Vo
>>136
それ、かなりイイ(゚∀゚)
後ろの方がより過激なのに、
「後ろなら・・・」と許すロザリンの天然萌え
139名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 20:43:18 ID:VKs1drWz
アナル帝国ばんざーい
140名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 21:38:28 ID:Lv+K/hg2
>>136
>>138
それってさ?
既に後ろを半裸ネクタイに開発済みって事にならんか?
141名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 21:51:03 ID:k3rb08Vo
>>140
こうしよう。貞操を重んじるロザリンは前だけは許されぬと思っている。
それで、天然ボケを発揮して「じゃあ後ろなら・・・」と考える。
タローを見た限りそんなに下半身の男の子は大きくないという予想もあって、
小さそうだから大丈夫じゃろう、と余裕の笑顔。
だけど、露わになった肉棒はアデルとは比べ物にならないほどの立派なイチモツ。
[ショタキャラでありがち↑]

(牛だから?)
と顔面蒼白にさせるロザリン。
「姫様、嬉しいですぅ」
無邪気に大きなモノを挿れようとする。

とかなw
142名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 22:30:00 ID:sfAgH+G7
ラァァァァァイ!!
是非続きを
143名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 01:30:10 ID:7ecWzy1j
今日中に神が降りてくることを期待しつつage
144名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 12:23:45 ID:eDpfCTeS
書き捨て御免。

タロ×姫ネタ
「姫さまぁ〜ぼく嬉しいですー!」
「タ、タロー…ちょっと待て、待つのじゃ。いいい一体そのサイズは…くはッ」
満面の笑みで。涙さえ浮かばせながら、タローはロザリーに正面から抱きつく。
勢いで、簡単にベッドに押し倒され、焦るロザリー。
「ま、待…」
「わぁすごいなー。黒スパッツの下は、白のレースなんですねー」
タローは丁寧に、しかし迅速にロザリーの下着を脱がせていく。
「こ、こら聞いておるの…やっ!?」
「何処だろう? あ、ここかなー?」
タローは、ずるムケ凶悪ペニスをアナルではなく、ヴァギナにあてる。
「ちっ、違うタロー! そこは…ぐぅっ」
「え、ここは? ここは…何ですか?」
「いっ、痛…!そ、こ…ぅ、痛ああ、あッ!!」
否定しようと開けたロザリーの唇から、出てきたのは悲鳴ばかりだ。

※※※※※※※※
って書いたところで病院の時間だ。ごめん。
145名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 12:26:51 ID:VeX7hnef
>>144
尿管結石かい?
146名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 18:03:43 ID:10NMvSTG
初代で「コソドロの・・・・」を書いていた者ですが
実はプラウザの更新を忘れて二代目、三代目スレを
見つけられなかったアフォでもある。

・・・・・みんな凄すぎる、続き落とせねー
147146:2006/03/16(木) 18:13:47 ID:10NMvSTG
間違えた、落としていたのは三代目だ・・・披見闇夜を受けてきます
148名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 23:41:25 ID:eDpfCTeS
>>144の続き
「うぅ…姫さまの中、キツイかも」
「…ひ……ぃ、…タろー…ッ止……ッ」
激痛のため、言葉もろくに話せないロザリー。
乱れた髪に涙が染み、それが彼女の頬へ張りついた。
「…す、すごいや姫さま、この感じが『絡み付く』って言うんですねー」
止む事無く腰を打ちつけながら、少年は感嘆する。
その声は屈託なく、無邪気そのものであり、純粋に行為を楽しんでいるように思われた。
「じゃあ今度は、ぼくの肩に足を乗せてください」
「……な、何じゃと…?」
しかしタローは、問いに答えず、ロザリーの左膝の内側を手に取ると、自分の肩へ上げる。
片足だけ持ちあがった彼女の体は、腰でねじ曲がり、脚部は、大きく広げられた。
「っ、…ぐ…っ…っつ!」
「あ、やっぱり思った通りだ。斜めに入ってくと、違いますよ。姫さま…」

ロザリーの悪夢は続く。


「背後からだと、こんなに早く出来ますよ。姫さま」

「まんぐりがえしって、これで良いのかな。姫さま」

「大丈夫です、ぼく下から動かしますから。姫さま」
149名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 23:44:38 ID:eDpfCTeS
…そして。驚愕と苦痛で、意識が遠くなりかけていたロザリーの耳に、驚くべき言葉が告げられる。
「…姫さまぁ…ぼ、ぼく…」
「…まさ、か…ダメじゃタロー!中に出してはダ…!」
「…っく…ふ!」
「い、いやっ…!!」
いつもは不遜な表情をしている顔は恥辱に歪み、色白の頬を赤く染め、身を震わせるロザリー。
そんな彼女に、タローはにこやかに言った。
「出してないですよ、姫さま。てゆうか、出ないです」
ほら、と自らの下半身を指差すが、見えるはずも無い。
「始まる前に、自分で根元、縛ったんです」
えへへと笑った後、姫さまには沢山楽しんで欲しくて、とタローは続ける。
ロザリーは少しだけホッとしたが、すぐに、自分はまだ窮地に立っている事に気付いた。
「姫さま!ぼく、まだまだ頑張りますー!」
「いやぁ――!!アデルっ、助け…アデル!」

その頃、当のアデルはというと。
「斧雪……雪丸やプリニーだけじゃなく、オレもお前をアニキと呼ばせてくれねぇか――ぐはっ!」
「帰れ!気色の悪い!」
気持ち良く、斧雪にぶん殴られていたそうな。

【めでたし、めでたし】
資料無しで書いたから、多分色々違ってる。スマソ。

>>145 いや、糖尿です。
150名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 00:50:49 ID:Jfk5I/la
オチのアデルがよく分からなかったけど

テラGJ!!
151名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 02:20:10 ID:g/WuOB+Y
超兄貴
152名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 23:27:59 ID:AAx0BUon
ディス2発売して間もないってのに過疎ってんな
153名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 03:23:18 ID:Lu4H4gmH
>>152
みんなやり込んでいるのさ
154名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 08:09:44 ID:56yj/HgV
[ディス2]が手に入らないため話についていけない
コソドロが来ました。OL

とりあえず、続き書いてくる。
155名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 16:35:02 ID:Had0VcPa
>>114
セーフティーディバイス・リリーブしたエトナがアクターレのゴルディオン・ハンマーでヘル・アンド・ヘブンするのか?
156('A`):2006/03/19(日) 22:05:32 ID:SjrgRkPF
攻略スレで見かけるコピペの続きを書いてきました。
拙いですが、投下させてもらいます。
157('A`):2006/03/19(日) 22:06:56 ID:SjrgRkPF
ロザリーと部屋で談笑してて、少し、話がそういう方向にいったんだ。
そしたら、突然ロザリーが、「どうせ全部えっちぃ本からの知識なのじゃろう、アデルは童貞ではないか」
とか言い出して、俺は腹が立って「うるせ〜な、寝込み襲うぞ」
って怒ったら、ロザリーは「アデルにそんな度胸あるわけなかろう。余は魔王の娘じゃぞ」って笑ってたのだ。
ムカついたから怖がらせてやろうと思って、押し倒して両腕押さえつけたら、
驚いたような顔で俺のことを見てるじゃないか。そして、俺が冗談で顔を近づけたら、
「なっ! なにをする…!」って叫んで顔背けて、少々やりすぎたか、と思ったら、
「余は…初めてなのじゃぞ……」って小声で囁かれて、
俺は冗談のつもりだったんだが、ロザリーの可愛さに耐えられなくなり

(省略されました。続きを読むには「ロザリンかわゆす^^」と書き込んで下さい)

「賛成!」
「賛成!」
「さんせ〜」
「ロザリンかわゆす^^」

「続きを読む」が可決されました!
158('A`):2006/03/19(日) 22:07:48 ID:SjrgRkPF
俺は冗談のつもりだったんだが、ロザリーの可愛さに耐えられなくなり、少し強引に唇を奪った。
「ん……っ」
ロザリーは最初こそ驚いたようだったが、すぐに目を瞑ってたどたどしく舌を絡めてきた。
舌と舌とが唾液を通じて一体化したような感覚。
俺の一部とロザリーの一部が触れ合っているという事実だけで、俺は例えようもない高揚感に包まれていた。
俺は興奮に身を任せ、乱暴にロザリーのドレスの胸元を引き下ろす。
「ば、馬鹿者! も…もっと優しゅうせい……」
「あ…ああ。すまん」
ロザリーの言葉に、もう少し優しくしようと思ったんだが…
俺は、露になったロザリーの陶器のように白い肌、豊満な乳房を前にして自制心が限界を迎えていた。
「悪い……実は、俺も経験がないんだ。だから、上手く出来るかどうか自信ねぇけど…」
「お主……レディの扱いがなっておらぬと思うたら…」
「……何だよ。お前だって初めてじゃねぇか」
「こ、この無礼者め! 余を誰じゃと心得ておる。余は魔王ゼノンが一人娘…」
「ふん。そんな格好で言われても説得力ねぇっての」
俺がそう言った後、ふと二人とも我に返っちまって……ロザリーは顔を真っ赤にして胸を手で隠したまま黙っちまった。


「…………」
「…………」
沈黙が気恥ずかしい。一度やりだしたことを引っ込めるのは男じゃねぇ。
だが……二人の関係のためにもここは冗談で済ませちまったほうが…
「何をしておる……余は、構わぬと申しておるのじゃ。男ならばそれくらい察せい」
意外な一言がロザリーの口から出た。顔は相変わらず真っ赤なままで、目を逸らしたままだけどよ…
「いいのかよ…俺、止まんねぇぞ」
「よい……アデルとなら、余は…」
俺は言葉を遮るように強くロザリーを掻き抱いた。
胸を隠す腕を払いのけると、首筋から乳房にかけて貪るようにキスを繰り返す。
「はぁ……あぅっ…ア、アデル…」
俺は乳首を強めに吸いながら、反対側の乳房を手の平で弄ぶ。
時に激しく揉みしだき、時に優しく撫で回しながらその感触を十二分に楽しむ。
「先のほうはダメじゃ……余は、余は…」
「じゃあこっちならいいんだな?」
長いスカートを一気に捲り上げると、既に染みができているショーツに指を這わせる。
じっとりと湿ったその部分を指で摩ると、粘着質な音が聞こえてくる。
「くぅっ……あぁ…!」
ロザリーの羞恥と快楽が入り混じった声に興奮した俺は多少てこずりながらショーツを下ろした。
顔を赤くしたまま顔を背けるロザリーに声をかける。
「その…何て言ったらいいかわかんねぇけど、綺麗だぜ」
「…馬鹿者……」
159('A`):2006/03/19(日) 22:08:57 ID:SjrgRkPF
ジッパーを下ろし、既に我慢が利かないモノを取り出す。
ロザリーの目が俺の下半身に釘付けになる。
そこには張り裂けんばかりに大きく膨らんだモノが、くっきりと天井を向いてそそり立っていた。
……そんなに見るなよ。恥ずかしい。
「な、なんじゃそれは……そ…そのような大きなものが入るわけないであろう」
「じゃあ、ここで止めるのか?」
膨れ上がり、硬くなったモノをロザリーの秘所に擦りつける。
これも、ロザリーの言う「えっちぃ本からの知識」なんだが。
「あぁ! ハァ……ハァ…!」
だが、ロザリーの快感を煽るには十分だったみたいだ。
泣きそうな顔―― それでも本人は精一杯強がっているんだろうけどな ――でこう言ったんだ。
「こ、これ以上レディに恥をかかせる気かお主は……無礼者…ぶれいもの…!」
「わかったよ。それじゃ……いくぞ?」
腰の下に手を入れ、少し下半身を浮かせると濡れそぼった秘所にモノをあてがった。
そして腰を一気に突き入れると……僅かな抵抗感を先端に残して、ロザリーの処女は散った。

「〜〜〜っ!!」
ロザリーが背中に爪を食い込ませてくる。
だが、コイツが感じている痛みに比べればこんなもの……
「…大丈夫か?」
「く……ふ…っ あ……よ、余を誰じゃと心得ておる…」
「魔王ゼノンの一人娘、だろ。わかってる」
「まだ動くでないぞ……そのままじゃ…」
「このままだな?」
「手を…繋いでおれ……」
「いいぞ」
「余と……これから先もずっと共におれ」
「ああ…って、それ…お前…」
「何度言わせる気じゃ。レディに恥をかかせるでない」
破瓜の痛みに耐え、涙を流しながらの告白。
その姿がいとおしくて堪らなくなった俺は、
ロザリーを抱きしめたままゆっくりと腰を動かし始めた。

「っ! 痛……い…あっ ああぅ!」
「すまん……だが、俺は…うっ」
中はキツく締め上げてくる上に、熱くて…油断するとあっという間に出しちまいそうだ。
快感と情欲に身を任せ、何度も腰を打ち付ける。
「はぅ……あ、ああぁっ…! んはぁっ…」
ロザリーの声に甘い響きが混じる。
コイツも気持ちよくなってるんだ、とわかったら俺の頭は白くぼけていって……
「あっあっああぁ! アデル! アデル!」
「……くっ 出すぞ!」
「熱…! あっふああぁ……ぅ…」
ひときわ強く腰を打ち付けると、奥に何度も熱い白濁を放った。
長い長い射精が終わると、俺はそのままロザリーの横へ倒れこんだ……
160('A`):2006/03/19(日) 22:10:28 ID:SjrgRkPF
何事もない朝。いつもどおりの家族との食事。
「今日の朝は何じゃハナコ。余はハラペコじゃ」
「今日はねー、元気が出るものにしておいたよっ」
はぁ? 何で朝っぱらからこんなクドそうなものが出てくるんだ?
「ふふふ。アデルちゃんたらもう大人ねー。ママ、早く孫の顔が見たいわ」
「ははは…ママ、そんなにからかったら本人たちに悪いじゃないか」
ま、まさか……昨日の晩のこと…!
「馬鹿者……この犬小屋のような家でどうして他の者に気付かれぬか」
ロザリーが顔を真っ赤にしてこっちをにらんでる……やべぇな。
「アデルさん、むっつりスケベでケダモノだったんですねぇ。女の子なら誰でもいいって感じですか?」
「そ、そんなんじゃねぇよ! 俺はアイツのことだけが…!」
そこまで言って俺は自分の失言に気がついた。家族の連中がニヤついてやがる。
俺は視線に耐え切れなくなり、別の意味で顔を赤くしたロザリーの手を引いて家を飛び出した。
冗談じゃねぇ!

――アデルとロザリーが走り去った後、わいわいと騒ぐ一同の中で二人だけが何も理解できずにいた。
   雪丸とタローである。

「やっぱり朝は牛乳だねー。ところで、みんな何の話してるのかなー?」
「さぁ……拙者にもよくわからないでゴザルよ」

     END

161('A`):2006/03/19(日) 22:11:42 ID:SjrgRkPF
自分にとっての初エロSSでした。何ていうか、色々とすいませんorz
あんまりエロくならなかったんで、勉強して次に活かしたいと思います。
長々とホントすいませんっス。
162名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 22:38:44 ID:QVx9dr6t
一言だ。
一言で済むから聞いてくれ。

愛してる(*゚∀゚)=3
163名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 22:53:13 ID:dOeFiwZb
162は何かに目覚めたようです。
超GJ!
164プリニーさん@ピンキー:2006/03/19(日) 23:12:47 ID:fFxnQd0Z
ストーリーが好みっス。
GJっス!
165名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 23:24:06 ID:Had0VcPa
ロザリーの部分を雪丸とかママン(は無いな)とかタローとかに置き換えれば一粒で二度美味しいSSに^^
166名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 00:40:56 ID:Mn80873z
>>157
前科50犯。
167名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 01:40:37 ID:dggo4Ip+
咎人×盗賊の最初はぜんっぜんエロくないのを執筆中なんだが、もし完成して希望があって尚且つ気が向いたら乗せてみたいと思う
168名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 02:25:49 ID:EZTYo/mZ
>>167
なんでしょう、その誘い受けは?
喧嘩をお売りになさっているのですか?
169名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 02:56:30 ID:dggo4Ip+
>>168
いいえ、嘘です。
こうしたら誰かが
「じゃあ俺も」ってなるのかしらと思ったんですよ
170名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 03:05:07 ID:EZTYo/mZ
>>169
そうですか。失礼なことを書きこんでしまって申し訳ありませんでした。m(__)m
171名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 04:55:57 ID:nnGAEQw4
>>167すげー勢いで超期待している。書きあがったら是非読ませてくれ!
…って思ったのに嘘なんだ…。3日凹むくらいガッカリ。
172名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 01:35:54 ID:TcuaRFEO
うーん
age?
173試しに:2006/03/21(火) 03:25:43 ID:QwrOetCB
悪魔だけあって、前科はそのまま勲章へと変わる。
人間の世界じゃ不名誉なことでも、悪魔にとってはそれは名誉だ。
そうしてどんどんと前科を重ねた悪魔ほど、尊敬され、同時に畏怖の対象ともなる。
だからこそ、俺たち「咎人」は異端だった。
悪魔の中で、さらに「罪人」と認定されたものたち━━



俺はいつから、どうしてここにいるんだろうか。
「咎人」を収容する刑務所だった。
霊素《ジオ》との交流を絶つ「沈黙」のジオエフェクトで、外界と遮断された部屋の天井を仰ぐ。
天使や悪魔なら見えただろう。魔導の心得が多少あるならば人間にも見えるはずだ。
憎たらしい、この「沈黙」の霊素の奔流が。
俺たち「咎人」には、それすら許されない。
ただの、黄ばんだ壁でしかない。
174試しに:2006/03/21(火) 03:26:51 ID:QwrOetCB
俺たちの「罪の償い方」は、あのペンギン共と似ている。
ぶっちゃけ肉体労働だ。
……今日通達があった。俺の所属する「咎人A−8班」は、一時的に釈放され、その代わりそれぞれの雇い主に協力しろ、と。
俺の行き先はヴェルダイムという世界だった。
雇い主は人間らしい。
ヴェルダイム━━どこか懐かしい響きだ。
俺はいつか、行った事があったのだろうか。



今日、あたし達のパーティに新しい仲間が加わった。「咎人」のレダって言うらしい。
人選は師匠。
因みにパーティの内訳は、盗賊出身のあたし。悪魔にあるまじき僧侶のフラウ。女戦士のまるさん(本名は教えてくれないのだ。だから師匠が名前をつけたけど、正直ネーミングセンスを疑う)それからプチオークのオス、ロウくん。
175試しに:2006/03/21(火) 03:28:19 ID:QwrOetCB
「はじめまして」
爽やかに、リーダーらしき男が挨拶した。俺は適当に「ああ」と返す。
どうせすぐに別れる。意味はない。
そうして俺は密かにメンバーを観察した。
女戦士、プチオーク、僧侶━━盗賊。
そのうち、盗賊とだけは目があった。
流石、なかなかに鋭い。


予想通り「咎人」さんは素っ気ない。
あたしも師匠に倣って「ジニーだよ、よろしく」って挨拶してみたけど、名前だけ言って終わり。つまんない。
……でも、一度だけ目が合った。
とてもとても疲れ切った瞳に、あたしは少しの違和感と懐かしさを見つけた。
176試しに:2006/03/21(火) 03:30:57 ID:QwrOetCB
…こいつらと旅を続けて1ヶ月になる。
前のパーティでは「俺の距離感」を汲み取れない奴らばかりだったが、今回は違う。居心地がいい。
何も考えずに、こうしてモンスターと戦う日々。楽だ。これ以上、俺が求めるものはない。
しかし盗賊……ジニーと言ったか。
あいつはそれをことごとく無視する。
そして今夜も俺に絡んできた。



レダは時々不安定だ。何も喋らない割に、目はじっとしていない。
あっち見たりこっち見たり。戦闘中も上の空。
……今日も野宿だった。眠れなくて外に出ると、レダが一人でいた。
みぃんな寝てる。夜空は、満月。
「やっほー」
じろり。おしまい。
177試しに:2006/03/21(火) 03:32:03 ID:QwrOetCB
そんなジニーに、俺はひとにらみする。しかし彼女はめげなかった。
「ねぇ、「咎人」なのはなんで?」
「忘れた」
正直に答える。
変化の無い世界の中で、記憶はもう風化してしまった。
「……なにそれ」
呆れたような拍子抜けしたような調子で言い、ジニーは近くの岩に飛び乗った。



「シシっ」
頬を撫でる風の感触に、自然と声が漏れた。
両手を広げ、くるくる回る。気持ちいい。
「じゃあ、いつ戻るの?」
「あと一週間だ」
少し残酷な質問だったかもしれない。
……あたしは目を閉じた。こうすると、感覚が新鮮になる。
微風に身体を任せると、まるで空を飛ぶように━━世界から転落した。
「ありゃっ?」
あたしは足を踏み外し━━
178試しに:2006/03/21(火) 03:33:24 ID:QwrOetCB
とっさに手が出る。ジニーから伸ばされた右手をしっかり掴み、引き寄せる。
勢い余って俺に激突、そのまま胸の中に収まった。
「大丈夫か?」
訊くと同時に、柔らかな香りが俺の鼻をくすぐる。自由な彼女は、思ったより華奢で、何よりとても……温かい。

何百年も忘れていた衝動が、俺の中で頭をもたげる。
「ジニー……」


(中断されました。続きを読むには「シフ子最高でシシシ」と書き込んで下さい^^
続きが読めません)
179名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 06:04:22 ID:2QnT2Dt1
シフ子最高でシシシ
シフ子最高でシシシ
シフ子最高でシシシ
シフ子最高でシシシ


>>178
GJ!!
続き読みてぇw
180名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 16:44:12 ID:OTlce80J
シフ子最高でシシシ

くやしいっ……
こんなにも続きが気になるなんて……!
181名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 17:04:29 ID:4ysmuBRB
はっ、そんな恥ずかしいセリフ…



シフ子最高でシシシ
シフ子最高でシシシ
シフ子最高でシシシ
182名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 17:50:14 ID:VsI7Ri2l
ワッフルワッフル!
ワッフルワッフ…

…シフ子最高でシシシ!
  シフ子最高でシシシ!
183名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 20:07:16 ID:QwrOetCB
あのー、期待してくれてるところ申し訳ない。
俺にエロは無理でした…ッス。さよなら〜



(あひゃ〜っ!)
何だかとても恥ずかしい事になってる。
今どき有り得ない、漫画的展開。
あたしはレダの胸にしがみついたまま、身動き出来なかった。
口も開けない。頭全体が焼けるように熱い。
それが向こうに伝わっているかと思うと、殊更に熱くなる。

突然。
あたしは抱き締められた。
「ひゃあっ!?」
変な声をあげた事もどうでもいいくらい、鼓動が早くなった。
184名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 23:00:24 ID:UOX4NETD
シフ子最高でシシシ
シフ子最高でシシシ
シフ子最高でシシシ
シフ子最高でシシシ
シフ子最高でシシシ
シフ子最高でシシシ
シフ子最高でシシシ
シフ子最高でシシシ
シフ子最高でシシシ
シフ子最高でシシシ
185続き:2006/03/22(水) 00:25:34 ID:A1EpY2aL
「あぅ……」
唇と唇が触れ合う。
誰かの温もりを感じたい。俺は、そんな感情で一杯だった。
それをエゴだと理解していながら。
視界に広がるジニーの顔は、真っ赤だった。
動揺からか、見開かれたその目と俺の目が合う。
深い青。

「は……ぁっ」
ジニーの顔が離れる。息すら忘れていたらしく、息が荒い。
「はぁはぁ……」
少し、気まずい沈黙が降りる。
先程まであった俺の黒い衝動も、収まりかけてきたその時
「あたし……あまりこーゆーの、慣れてないんだから」
「優しくしてよ……?」
186続き:2006/03/22(水) 00:27:41 ID:A1EpY2aL
陳腐だって、笑われるかもしれない。
でも、一番最初、レダと目があったその瞬間に。
(「そうなってた」んだ……)
無愛想だった彼が、今あたしにはとても愛おしく見える。
ずっとずっと、誰かに触れたくてしょうがなかった……迷子みたいに。
レダが触れる。それだけでとても幸せな気持ちになる。
「あっ……!」
ザラザラした何かが、あたしの……その、秘所に触れる。
「ま、待って……あぁうっ」
舌の感触が蠢いてる。身体の芯がうずうずして、どうしようもない。
頭の中がまっしろ。気持ちよさといっしょに、腰が浮き上がりそうになるのを、あたしは必死でこらえた。
なんだか少し怖くて、でもこのまま任せていたい。
反発した感情がせめぎ合ってる。
187続き:2006/03/22(水) 00:28:58 ID:A1EpY2aL
侵入したい。
シグナルが俺を貫いた。

彼女に触れていたい。
彼女を犯したい。
ぬるい感情と、黒い衝動が、点滅するように入れ替わる。
「いいよ……あたしは……遠慮しなくていいから……」
見計らったように、声が降ってきた。
俺はハッとして顔をあげる。
また、目が合った。
青色の瞳は真っ直ぐ、無邪気なまま俺を見つめている。

……俺はもうはちきれそうなソレで━━━彼女の中へと入っていった。
188続き:2006/03/22(水) 00:30:02 ID:A1EpY2aL
「あっ……はぁ……ダメっ……だよ……」
レダのが……動いてる。あたしの中で。
摩擦される度に、気持ちよさが膨れ上がっていった。
水の跳ねるような音。肉の打ちつける感触。
あたしの上で、あたしの中で。
「ぁん……やぁっ」
声が漏れた。
(あたし……すごい……いやらし……)
それを認識した途端、何かが決壊したような気がした。
「あぁ、ふぅっ」
「ぅう……ひぃ」
「ふぁぁああ……っ!!」
あたしは、何度も何度も声をあげていた。
189続き:2006/03/22(水) 00:32:08 ID:A1EpY2aL
ジニーの秘所は、俺のモノを波打つように締め上げていく。
段々と熱を帯び、今にも放出してしまいそうだった。
それに耐え、律動を繰り返す。余りの快感に、我を忘れそうだった。
「う……ぐぅ…」
限界が近い。
上り詰める快感は、俺の全身を駆け巡り━━ジニーの中へ放出された。
190続き:2006/03/22(水) 00:33:19 ID:A1EpY2aL
「服」
不意に、隣に座っていたジニーが言った。
「汚れちゃった」
「……すまない」
正直に応えた。
踏み荒らされたような草の跡は、そこで行われた「行為」の激しさを物語っている。
「みんなに言い訳出来ないよ、これ」
立ち上がり、彼女は呟いた。
そこに、ちょうどジニーの好きな風が吹いた。
猫の耳をかたどった帽子は少し形が崩れ、月光に透けた金色の髪が、さらさらと流れる。
191続き:2006/03/22(水) 00:34:15 ID:A1EpY2aL
……火照った身体を、風が撫でた。あたしは目を閉じ、両手を広げる。
瞼の暗闇を、あたしは飛んでいた。
今、とても、自由。
「ねぇ」
あたしは振り返り、レダに話しかける。
今度は睨みつけられない。大丈夫。
「また、旅しよーね」
「………ああ」
しばらくの間を置いて
「そうだな」
笑った。

━━シシシっ
192名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 01:01:07 ID:QYNgAqsK
乙&GJ!

シフ子最高でシシシ^^
193名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 01:43:06 ID:75Kb8m0O
「あ、あの、師匠、これは…」
拘束されている魔法剣士。名はフェイ。
粘液したたるあやしい触手に捕われた彼女の前に立っているのは、師匠のマスターシーフ…ミナ。
「何って…暇だから遊ぼうかなーって」
シシシと笑うミナ。だが、その顔は妖艶に染まっていた。
「そ、そんな…むぐぅ!!」
全身を縛っていた触手が一斉に蠢動し始める。ある一つは豊かな胸を、またある触手は口内を。
「さっさとそいつらをイカせたら終了だからね。まぁ、LV200だからそう簡単には…って聞いてないね…」
すぐに服は乱れ、豊かな乳房が露になる。脚は粘液に汚され、とてもエロティック。
「ぷ…はぁ…。し、師匠…これ以上は…」
口を攻めていた触手を吐き出し、息も絶え絶えに口を開く。
だがミナは更に笑みを深くし、指をパチン、と鳴らした。
途端、動きを止めていた触手が再動し始める。
「…むぐっ!!ふ…ん…ふうぅっ!!」
「ほらほら〜。さっさとやらないと、アデルさん達が来ちゃうよ〜?」
その言葉に真っ赤になるフェイ。
ミナは知っていた。彼女がアデルに好意を抱いていることを。
多少だが、その事に妬きもちを妬いてしまったのかもしれない。
何故なら、彼女は弟子で同性である彼女に、好意を抱いていたのだから…
そして今、目の前で彼女が乱れている。
知らず知らずの内に、喉が唾を飲み込む。
再度、指を鳴らし…
ビュルルッ!!ビュクゥッ!!
「…んぐぅっっ!!!!」
白濁の液体が、彼女を白く染めた。
口を、身体を、そして全てを。
溢れでた液が、口の端から一筋流れでた。
口から抜かれた触手が、唇と糸を造る。
「もういいや…」
「…師匠…」
互いに上気した顔を近付ける。
そのまま口付け。
「…ちゅ…ふ…ん…ふはぁ…」
「ん…ふ…んむ…はぁ…」
フェイの目の焦点が定まっていない。
「…私が、堕として上げる…」
「…いやぁ」
身をよじるフェイ。だがそんなことはお構い無しに、服を脱がせていく。
白く美しい肢体が空気に触れる。
一旦触手を下がらせ、胸の谷間に顔を埋める。
「…羨ましいなぁ。食べてるものはおんなじなのに、こんなに違いがあるなんて…」
胸をまさぐりながら、そんな事を口走る。
「んうっ…あ…うぅん…」
右手は乳首を、左手は胸全体をまさぐる。
「感じて来たの…?」
口に乳首を含み、舌全体で刺激を与える。
194名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 01:46:46 ID:75Kb8m0O
すると、彼女の体がビクン、と震えた。
「ふぁっ!!そ…やめてくだ…ひぅっ!!」
「だーめ」
指でしこり立った乳首をピンと弾く。
「つぁっ!!」
「もっともっと、感じてもらわないと…」
今度は乳首を重点的に、強くこねまわすように愛撫する。
「ふぁ!!…っふぅ!…い…やぁ…んっ…」
その度に身体が震え、高揚していく。
不意に、片腕を這わせる。
下腹部から、誰も触れたことのない茂みへ…
「…やっ…そこは…」
察したのか、逃げようとする。
だが、それはやらせない。
人指し指と中指の二本を割れ目に沿って撫で上げる。
…クチュ…
「んくぅっ!!」
あまりの快感に、身体が大きく震えた。
「もう濡れてるよ…」
愛液に濡れ、テラテラと光る指を見せ付けるように動かす。
恥ずかしそうに顔を背けるフェイ。
指を口に含み…
もう一度、唇を重ねる。
「む…ふぅん…ん…ちゅ…」
舌と舌が絡み合い、唾液と愛液、そして触手の白濁液が絡み合う。
「…ぷ…はぁっ…」
唇を離し、顔を見つめる。
既に何をやっているのか、何がなんだか分かっていないのだろう。
195名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 01:47:38 ID:75Kb8m0O
秘部に指を這わせながら、口を開く。
「…ねぇ…フェイ…」
「んッ…やッ…あうぅ…あン…」
「もっと…気持よくなりたい…?」
「…あッ…や…う…んぅ…」
絶頂へと登りつめる寸前で、指の抽送を止める。
その度に、もの欲しそうな、そんな視線をフェイは送ってくる。
ゾクゾクと、背筋が震えた。
「じゃあ…私に全てをあげるって言って?」
数拍の間に沈黙が流れ…
「…欲しい…です…」
「ん?聞こえないよ?」
わざと意地悪に。
「…あげます!!私の全てを…!!」
言った口をすぐさまに塞ぐ。
「んうぅぅっ!!」
「ぷはぁ…」
恍惚とした表情で弟子を見つめるミナ。
上気した顔で師匠を見つめるフェイ。
「…フェイ…大好き…」
「…私も…です…」
196名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 01:50:11 ID:75Kb8m0O

「んっ…は、入ってきたぁ…」
「やっ…お、奥に…」
二人の秘部を、触手が繋ぐ。
だがミナには秘部の一本のみ。フェイの身体全体に触手が絡んでいる。
そして抽送を始める触手。
「ふぁっ!!あっ…あっあ…!!」
「ん…くぅ…あっ…あ…ん…」
互いに感じながら、快楽を貪る。
「し、ししょ…ぁん!!私…もう…」
「だーめだよ」
乳首と乳首を擦りあわせる。
「まだまだ…私がまだなんだから…」
「そん…なぁ…ひぐっ!!」
フェイに絡まる触手が、抽送を速くする。
それと同時に、絡まった触手が白濁液を放出した。
「あ…あぁ…んぅん!!は、はげし…ひぁっ!!」
ミナも肌を擦り付ける。
白濁液が泡立ち、全身を染め上げる。
「これいじょっ…は…むりで…ひぁぁん!!」
ピンクと白に染まった豊かな肢体を、グロテスクな触手と小さな体が攻め立てる。
197名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 01:50:56 ID:75Kb8m0O
「…!!!!!!」
それが止めとなったらしい。
「あっ…あっ…ぁあああっっ!!」
ビュルルゥッ!!
胎内を白濁液が満たしていく。

全身は液体に濡れ、目は虚ろ。
「…何時でも、私が隣にいてあげるから…」
そう言ったあとに唇を再度重ねた。


「…のを見てしまったのでゴザル…」
「…ほ、ほぅ…」
「…」
「…」
「…ろ、ロザリー殿…」
「ゆ、雪丸…」

百合カップルが二組誕生しました!
198名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 01:53:35 ID:75Kb8m0O
ヤケ酒の勢いで書いた。
今は酔っぱらっている。
199名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 01:54:45 ID:kDjZuzK6
メチルアルコール飲ませてでも続きを書かせるぜ!
200名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 02:20:17 ID:75Kb8m0O
しかも前の作品にレスがつかない内に投稿…何をやってるんだ俺はorz
首吊ってくる…
201名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 02:46:22 ID:A1EpY2aL
>>200
駄文なんで気にしないでも良い……ッス;^^
エロ初挑戦だったので、見苦しいもの見せてこちらこそすみません
みたいな。ッス。
202名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 11:10:55 ID:zzCNS7z6
>>200-201
二人ともおつかれさま
203名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 23:35:04 ID:JIuY/RQ5
>>199
殺す気か!!と突っ込めは良いのだろう
204名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 00:02:04 ID:JWVk/SpN
情けが身に沁みる・・・(´・ω・`)  (´・ω:;.:...  (´:;....::;.:. :::;.. .....
205名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 16:26:16 ID:FLSRlUbV
雪丸最高でござる^^
206名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 21:10:57 ID:uEjhmrRh
ツンデレ女忍者のエロい話マダ―?
207名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 22:00:04 ID:+hq6Ai95
雪丸最高でゴザル^^
208名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 21:37:47 ID:91b9oBR3
どうも〜、真夜中にこんばんは。
ロザリンの弟子のシーフの『えうろぱ』だよ。
偽物のゼノンを倒したり、ロザリンとアデルくんがキスしたり
アデルくんが実は悪魔だとわかったり、その後ちょっぴり荒れたアデルくんと
ロザリンが二人きりになって二人して帰ってきた時にロザリンがややがにまただったりとか
半年前は色々あったよ〜。
うん、そう。
アデルくんとロザリンは今や名実ともにカップルなんだよ。
いや、皆の前じゃ以前と変わらないように振舞っているけどね。
さて、そんなバカップルにあてられたのか、ボクたち弟子ーズの中にも
人間関係変化の嵐が吹き荒れちゃって、夜中のホルルト村はうかつに散歩に出ると
桃色吐息の阿鼻叫喚、子供の教育に悪いよねって感じで、片思いしてた、咎人の『ティーガー』が
姉弟子で親友のヒーラーの『るな』とくっついちゃってボクはあぶれちゅうなのだ。
そんなわけで木の上で寝てたら、真下に真夜中のデートのつもりっぽりアデルくんとロザリンが来て、
始めちゃったから軽くパニックってるボクなのさ。

「月が、きれいだな」
「ああ、そうじゃな」
うわ、うわ、あのアデルくんが月がきれいだって。
しかもロザリンの肩を抱きながら。
あの熱血格闘バカくんがすごい進化だよ、ジョグレスだよ。
「……ロザリー」
「アデル」
うわ、はやっいきなりキスですか。
何でだよ、もしかして月がきれいだからキスなのかな?
まぁ、お互い十七歳でやりたい盛りだしね、花見てキッス、月みてキッスな感じかな。
209名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 21:39:02 ID:91b9oBR3
……舌入ってるね、もしかして始めるつもりですか?
ボクの真下で始まっちゃうのかな?かな?
「ア、アデル、そんなに激しくするでない……」
「どうしてだ、俺はもっとしたいぞ」
「バ、ばかもの!そ、う、あ、へ、変な気分になってしまうではないか」
……。
独り身にはつらい会話だな〜
「変な気分になるのは嫌か?」
「ぐっ、お、お主、性格変わっておるぞ」
「へっ、変えたのはお前だぞ……」
「ん、また、ん、んっ」
おお、アデルくんちょっと強引にいきました。
まぁ、ロザリンも抵抗してないけどねー。
あっ、離れた、うわーよだれで橋が出来ちゃっていやらしいんだ。
「ロザリー、その、家に行くまで我慢できねぇ、ここで……いいか?」
我慢しなよアデルくん。
「……………ょぃ」
許可したー!
デレデレですかロザリン。
アデルくん何か手馴れた感じでロザリンのパジャマ脱がしてるし。
うわー、二人とも真っ裸、うーん、着衣Hはまだだね。
「ん、あっ、はぁ、あぁ、あァ!」
アデルくん、胸を、ロザリンのあの胸を責めております。
後からうなじにキスを落としつつ、下から救い上げたり、横から揉みしだいたりしております。
すごっ、『るなねぇ』魔法戦士の『ラプター』くノ一の『あかぼし』も大概だけど、ロザリンのもすごい。
それがぐにぐに、ふにふに、と形を変えちゃっておりますよ。
と思わず口調が変わっちゃうくらいすげぇ。
「あん、アデル、あ、あっ、まあ胸ばか、り、アッぁ」
また胸ってアデルくん実はおっぱい星人?
210名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 21:39:51 ID:91b9oBR3
いや、まぁ、女のボクでも巨乳に触ると気持ちいいと思っちゃうからなぁ、
男の子ならしょうがないよねー。
うーん、そんなこと思ってるあいだにも胸への責めは続いてるね。
あ、乳首つまんでる。
「ひゃ、あぁ、や、やめよ、そ、それは変になってしまうっ」
「なってもいいんだ」
いいのかな?
ロザリン膝がくがくしてるよ?アデルくん。
「あぁ、だめじゃ、も、もう立てぬ」
唐突にガクンと、力が抜けたみたいにロザリンがアデルくんによりかかる。
アデルくんはさすがにレベル160の貫禄でロザリンをキャッチ、全裸で。
「っと、悪ぃ」
「はぁはぁはぁ、べ、別によい、それより」
「どうした?」
ロザリン、膝をあわせてもじもじさせてるね。
実は感じやすいたちだったのかな。
こっから見ても地面がびしょびしょに濡れてるしね。
「その、早うせい」
「え、あ、ああ、じゃ、じゃあ、そこに手をかけて」
「ぬ、またこの格好か、お主実は変な趣味ではないか」
「そ、そんなわけあるか!」
立ちバック?
いやー、ロザリンみたいなナイスバディの立ちバックってすごいよね。
いつも白い肌の背中はピンク色で、むっちりしたお尻はもう全部見えちゃって、
たぷんって感じに胸が揺れてさ、ボクが男だったらもう5秒で犯すね。
211名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 21:40:33 ID:91b9oBR3
「いくぞ」
「ああぁ、そ、いきなりなど、ひゃ、あぁぁぁ」
あ、1秒もってない。
おお、アデルくんのがロザリンの中に入ったり出たり。
っていうか出し入れスピードが半端なく速い。
そういえばSPD高かったね。
「あひぃ、ひぃ、ひぁ、あ、あぁぁ、あぅ、アデルっ、はひぃぃぃ」
なんかもうすごいね、ズバンズバンって音がここまで響いてるもん。
あ、ロザリン力が入んないのか手を地面についちゃった。
けどそうすると繋がっている腰、つまりお尻を高くあげたよりエロい姿勢になっちゃうよ?
「ひぁ、ああぁ、こ、壊れてしまう、アデ、アデル、余は、余は!」
「ああ、壊してやる、壊れちまえ!」
「んぁ、あぅ、はぁ、あひぃ、うぁぁ」
快楽の涙を流しながらよだれを垂れ流すロザリン、えろっ!
そんな壊れかけのロザリンに遠慮なしで壊しにかかるアデルくん。
後からぐにぐにと胸を揉みながら、腰はずっと動いたまま。
「んっ、んぐ、んんっ、く、来る、きて、きてまうぅぅぅ」
「くっ、ロザリー、中に、出すぞ」
「んぁ、あ、ぁ、ゆ、ゆるす、じゃから、っあ」
んー、フィニッシュ?
「っ、ロザリー」
「あ、アデルっ、あ、あひ、ひぃ、ひあぁぁぁぁぁぁぁ」
カクンと力が抜けたみたいに息をつく二人。
ほおー、ロザリンの大事な所から白いのが逆流してるのが見えます。
やったね、さすがシーフのボク、夜目がきくぅ。
「あ、あいかわらず、お主のは熱いな……」
「はぁ、はぁ、すまねぇ、最初に謝っとく」
「な、なんじゃ、その不穏当な言葉は」
「まだ足りない」
「ば、ばかもの、これ以上したら、余が壊れてっ、あっ、ああ」
うぇーい、第二ラウンドだよ。
212名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 21:41:39 ID:91b9oBR3

「も、もう、ダメじゃ」
「ぁ、……アデル、余はホントにもう」
「っ………」
「……!…………!………!」

おは、シーフのエウロパだよ。
結局昨日は二人で六回もしてたよ、若いよねー。
つーか猿だよねー。
おかげで寝不足でしょうがないよ。
これはもうロザリンをからかってうさを晴らすしかないよね。

「ねぇロザリン師匠〜」
「む、どうしたのじゃ、えうろぱ」
「シシシ、えっとねぇ………」



 おしまい
213名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 21:58:36 ID:Piu2bcKZ
面白い。そしてエロい。前科80犯とキノコじるを進呈する。
214名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 00:38:41 ID:p1bzjGsU
GJ!
215名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 03:21:59 ID:UrVeG2Yn
ナッなんてエロいんだーGJ
216名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 04:54:08 ID:MIcM/33s
シフ子を無理矢理犯っちゃうのはアリですか?
217名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 05:26:07 ID:dr4/ml2n
GJ! エロいっス!
218216:2006/03/27(月) 08:06:39 ID:MIcM/33s
反応ないけど気にせず特攻してみる

構想3分、製作30分のシフ子ネタ
ド素人なんでへたれなのを多目に見てもらいつつアドバイスなんかくれると嬉しい
219216:2006/03/27(月) 08:09:51 ID:MIcM/33s
「ギルトぉ…痛いよぅ…やめてよぉ……」
組伏せられて悲痛な声をあげる盗賊、シャル。
「駄目だ。お前は罪を償う必要がある」
咎人、ギルトは聞く耳を持たない。
「…もうしないからぁ…許して…」
許しを乞うシャル。端から許す気などない。無言で答えてシャルの深くに己が凶器を突き立てる。
「痛ッいた…いよぉ…やめてぇ…」
ろくな前戯もなしに強引にこじ開けられたシャルの秘部が悲鳴を上げる。
純潔の証で紅く染まるそこに強引に何度も腰を打ち付けられ、その度にシャルの苦悩の声が漏れる。
とてつもなく長い(ように感じた)、苦痛の時間の後、ギルトが口を開いた。
「お前…月の日は?」
束の間の苦痛からの解放に安堵する。と同時にシャルはおそるおそる疑問を口にする。
「…そんなこと聞いてどうするの…?」
「なに、それによっては勘弁してやらんこともないからな」
確か先月は…と、すぐにシャルはそれに思い至る。今日は……危険日だ。
220216:2006/03/27(月) 08:11:52 ID:MIcM/33s
「…そうかそうか」
シャルの顔を見れば誰でも予想が付いたであろう。にやりと笑うギルト。途端にシャルは血の気が引いていくのを感じた。
「…ギ、ギルトぉ…さっき勘弁してやる、って…」
「安全日なら見逃してやろうかと思ったが…運が悪かったな」
「ひどいよ…だめだよお願いギルトぉ…あぅッ!」
再びシャルの未発達な体に不釣り合いなギルトのモノが叩き込まれた。大きすぎるそれはシャルの中に収まりきらない。シャルの体を引き裂く度に一番奥をえぐられる痛みに、苦悩の息が漏れる。
「たっぷり注いでやるよ…フゥハハハハハハァーーッ!」
「…いたいよぉ…やだよぉ…やめてぇ……」
もはや心身共に限界のシャルは抵抗する気力もなくただ涙を流すだけだった。
シャルの涙にさらに嗜虐心を煽られたギルトの快楽も加速度的に増していく。入り口まで引き抜き、一気に突き立てる。それに呼応してシャルが力なくうめく。
狭すぎるシャルの中はギルトが達するのには十分すぎた。ギルトがシャルの一番奥に押し当て、動きを止める。
「お前が孕むまで何回でも犯してやる…いくぞ」
勢いよく熱いなにかが流れ込んでくる。
「…あ…ぃ…嫌…嫌嫌イヤイヤいやいやぁぁぁぁっ!」
泣き叫ぶシャルをよそに最後の一滴まで奥にあてがったまま白濁を吐き出し続けた。
「…ぁ…あぅ…ぎるとぉ……」
ゆっくりシャルの中から自身を引き抜くと僅かに紅の混じった白い汚液がゆっくり流れ出してた。
放心するシャルを尻目にギルトはその場を後にした。
221名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 08:15:26 ID:MIcM/33s

後日談

これでシャルも「罪」を償えたことだろう。「俺が残しておいたコーヒーゼリーを盗み食いした」という罪を。

あの次の日、シャルがしばらくパーティから抜けるということを聞いた。

それから数日…
なんだか釈然としない日々が続いた。
大体あいつはいつも俺にひっついてイタズラばかり……そう、俺は悪くない。自業自得だ。
グギッ!
嫌な音がして視界が青空から地面に切り替わる。
前にもこんなことがあった。あれはいつだったか…
「俺の頭に飛び付いたバカはどいつだ」
「ボクだよギルトぉ〜久しぶり〜」
頭の上から少しだけ懐かしいシャルの声が響いた。
人様の頭上から挨拶する非常識なバカ猫を振り落とし、自分の首の安否を確認する。
「あやうく死ぬところだった。そんなにまた犯されたいのか?」
「…………………うん」
…きっと最近耳掃除をしてないから幻聴が聞こえたんだろう。そうに違いない。
「……だってギルトはボクに子どもができるまで…その…するんでしょ?ボク…ギルトのこと好きだから…いいよ」
「……は?」
「それにしてもギルトの『心』を盗んだのは良かったのに…ある程度は覚悟してたけどまさかギルトがあんなに激しいなんて…」
「…………は?」
これは夢だ、夢。そうだ隠しとっておいたヨーツンヘイム限定食神パフェでも食べて落ち着けば……
「……ない」
「あっ…………」
「………………」
「……シシシ!」
222名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 08:21:01 ID:MIcM/33s
上位を立ってるつもりなのに実はシフ子の手玉に捕られてた咎人ヘタレ
そんな俺は若本スキー

極端に短いけどこれがヘタレの限界です。なんでもいいんでアドバイスお願いいたします…
223名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 21:45:47 ID:4e6ESdTP
極められよ

この道を
224名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 22:18:10 ID:wetDpecl
君にしてあげられるアドバイスは一つ……










陵辱系は好きじゃn(ry
225名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 23:35:29 ID:MIcM/33s
>>224
そいつはすまなんだ。>>216でそれとなく触れたが予め「鬼畜モノにつき閲覧注意」とか宣言しとくべきだったか

>>223
極めるには読者様のアドバイスが必須でさぁ
というか、これは誉め言葉として受けて良いのか?見るに耐えないから修行してから出直してこい、とかだったら(´・ω・`)

今更だが>>208乙。
他の人のも楽しみに待っとります
226名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 00:44:23 ID:i8dIxeTp
今までの作品を挙げてみる


アデ×ロザ
>>33-36
>>157-160
>>208-212

アデ×雪(´・ω・`)
>>65

タロ×雪……?
>>83-85

エロ無し
>>94-95

ぽこん
>>96
227名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 00:47:09 ID:i8dIxeTp
今までの作品を挙げてみるその2


タロ×ロザ
>>144>>148-149

咎人×盗賊
>>173-178 >>183 >>185-191
>>219-221
228名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 09:27:37 ID:dc+lercs
>>219見てたらなんか思いついたので投下します
レイプ物なので苦手な方はスルー推奨


アルケシティ……。それは昔、錬金術師たちによって繁栄したが、今は見る影もなく衰退した都市である。
その街に、真理の扉を開き腕や足を持っていかれた人がいたかどうかは定かではない。
しかし、今やこの街は無法者や魔物らの恰好の棲み処と化していた。
この街の一角にある廃墟で寝息をたてている少女がいた。彼女は盗みを生業とする者で名をシルフィといった。
「zzz……ぅぅん……?」
シルフィは薄っすらと目を開け周りを見渡す。
「なんで私床に寝てるんだろ?」
そう言ってから、ここが自分の見知っている場所ではない事に気がついた。
「えっ!?なんで?……え、えと…確か道を歩いてて…突然後ろから・・・・・・」
「おっ!?やっと目を覚ましやがったか。やっぱ議会御用達のクロロフォルムは効きがいいな」
そう言いながら戦士(男)が部屋にずかずかと入ってきた。その後から咎人も部屋に上がり、
最後は忍者が入り口を塞ぐように立った。その間シルフィはオロオロと戸惑うばかりで何もできなかった。
三人ににらまれ、その息苦しさに耐えかねたシルフィが恐る恐る声を出した。
「あ、あの……私に何か用でも……?」
「用?……用だと!?大有りだよ!!あるに決まってるだろ!?あるから拉致ったに決まってるだろうがYO!!」
シルフィの言葉に戦士が声を荒らげる。そばにいた咎人が戦士をなだめつつシルフィに問いただす。
「お前、俺達の顔に見覚えあるよな?」
シルフィは小さく首を振る。
「はぁっ!?忘れたってのか?ふざけんな!!あれだけのことをしておきながらよ!!」
「お前は少し落ち着け。……おい盗賊、お前が忘れたというなら思い出させてやる!お前の悪行を」



229名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 09:28:18 ID:dc+lercs
忍者の場合

あれはある晴れた日の午後。拙者が宝箱を開けたら、後から盗賊がやってきて言い掛かりをつけてきたのでゴザル。
「それは私が先にダメージを与えていた宝箱だから中身を渡して」
確かに、宝箱は少しHPが削られていたが、あれはおそらくモンスターがつけたものでござった。しかし、証拠も
なかったので勝負をしようと持ちかけたのでゴザル。正々堂々と戦えば後腐れもないだろうという考えでござった。
それに拙者には自信があったのでゴザル。盗賊ごときの攻撃ならかわしてみせると、さすれば反撃回数の差で
拙者が勝てる見込みでござった。しかし、奴は試合開始と同時に拙者の健康を盗んだのでゴザル。それからの展開は
一方的で、奴は拙者が毒にかかったと見るないなや距離をとり始めたのでゴザル。拙者は必死に追いかけたが差は
一向に縮まず、拙者が弱ったところにとどめを刺したのでゴザル。まさになぶり殺しというにふさわしい結果でござった。


戦士(男)の場合

あれはある晴れた日の午後。俺はモンスター狩りまっていた。俺にはどうしても金が必要だった。
だから俺は毎日毎日ヘル+50%のジオパネルの上で敵を倒しまくって金を稼いでいたんだ。そんな俺の横を
盗賊が通り過ぎていったんだ。なにやらその盗賊は少し疲れた様子だった。
「変な奴に絡まれてHP減っちゃったよ……エクレア食べたいな〜」
とかつぶやいていたのを覚えているよ。その時は俺には関係ないことだから気にしないで倒し続けて
たんだけど、あらかた倒してそのときになってようやく気付いたね。俺のへそくりが無くなってたんだよ。
落としたのかと思って周りを捜しても1ヘルも見つからなかった。もしかしてと思ってよろず屋の店員に
聞いたんだよ。そしたら、
「さっき盗賊さんがエクレア大人買いしていきましたよ」
とか言われて俺は確信したね。盗んだのはヤツだ!絶対そうだ!!おい、どうしてくれるんだよ!?
あのへそくりは愛しの愛子先生にプレゼントを買ってあげようって思って貯めてた金なんだぞ!!
そしてプレゼントを開けている隙にクロロフォルムで眠らせせて、いたずr……


咎人の場合

あれはある晴れた日の午後。俺は芝生の上に大の字で寝転んでいた。この日の俺は最高に清々しい気分だった。
なぜかというと、今日やっと俺の刑期が終わったのだ。今思えば、刑務所の中は魔界の中でも1、2を争う
地獄っぷりだった。刑務所には俺なんか足元にも及ばないくらいの凶悪な奴らがゴロゴロいるし、裁判所から
一声掛けられれば死地に赴かなければならない。我ながらよく生きていたと思う。もう二度とあそこには入りたくない。
さて、今日から俺は自由だ。手始めに転生でもして気分一新でがんばるか。そう俺が考えているときだった。
突然、周りの雰囲気が変わった。空は暗くなり、大気が濁り始める。空に浮かぶ太陽が禍々しいものに変わってる
のを見て、やっと自分が裏面に引き込まれたことに気付く。なんで?何が原因でゲートが開いたんだ?
そんな感じでパニッくていた俺に盗賊が駆け寄ってきたんだ。
「あっ!ちょうどいいところに」
そう言いながら俺を持ち上げたんだ。そして奴は俺を持ち上げたまま天に昇りやがった。俺の目前にものすごい
勢いでダーク太陽が近づいてくる。正確には俺たちがダーク太陽に近づいていった訳だが、そのときの俺には全てが
突然すぎて状況を理解できなかった。そんな俺に追い討ちをかけるように奴は俺を掴んでいた手を離した。
「それじゃがんばってね〜!バイバーイ」
そう言いながら奴だけ地上に降りていった。俺は勢いに流されるまま天を昇り続け、そしてダーク太陽と衝突した。
「ふぅ…危うく次のターンでダークキャノンをくらうところだったよ……」
という声を、俺は砕かれたダーク太陽の欠片と共に薄れていく意識の中で聞いた。

230名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 09:29:04 ID:dc+lercs
「………というわけだ」
「それから、俺たちはお前に復讐するために集い、今日ようやくその復讐を果たすチャンスが巡って来た」
シルフィは自分の置かれた状況をやっと理解し、そして身の危険を感じて恐怖した。
「……あ、あの…もしかして私殺される……?」
「はぁっ!?死んだくらいじゃ罪が償われないことくらいあのペンギンもどきを見てれば分かるだろうが!」
殺されないのなら何をされるのだろう?といった顔をしているシルフィに戦士がニヤッと笑みを浮かべた。
「……自分が何されるか知りたいか?知りたいなら教えてやるよ。…その体にな!!」
戦士はいきなりシルフィに掴みかかり覆いかぶさるように押し倒した。
「えっ!?きゃぁぁ!!何を…?」
「まだわからねぇか!?お前は俺たちに輪姦されるんだよ!」
「つまりレイプだな」
シルフィはこれから起こることを想像し、顔から血の気が引く。
「い…いや!やめてっ!!……いやぁぁぁあああ!!!」
ジタバタともがくが所詮その華奢な体で男の拘束を振りほどくのは不可能だった。
「・・・っと、こら暴れんな!・・・・・・あぁもう、ちょっと上押さえていてくれ」
咎人にシルフィの腕を押さえるてもらっているうちに、戦士はシルフィの服を脱がし始める。
未だにもがく足と悪戦苦闘しながら、なんとかショートパンツを足から外した。次はショーツというところで顔を上げた。
「……半脱ぎのほうが萌えるって人いる?」
と言いながら咎人と忍者の顔を見る。
「……ああ、はいはいわかりました。全員一致で可決ね。」
戦士はショーツを片足から脱がすだけにとどめた。
「…ぅ……ぃゃ………やめて……やめてよぅ…もう許して………ヒック…」
シルフィは既に抵抗する気力を失い、ただただすすり泣くばかりだった。
「まずはご開帳」
戦士はシルフィの足を掴み大きく開かせる。
「うわっ、ちっこいだけあってアソコつるつる。匂いは……クンクン…ちょっと小便臭いぞ。恐くてチビったか?」
「いやああああああ!!見ないで!言わないで!嗅がないで!」
「じゃあ触ってやるよ」
シルフィのぴったりと閉じているアソコを指で広げる。クチュッと粘膜が擦れる音がした。
「結構きれいな色してやがる。それにまだ膜があるな。お前ならSEXすら利用するかもと思ってたんだが……」
「わ、私はそんなことしな……痛ッ!」
「まぁ処女だろうと非処女だろうと犯されることに変わりはないけどね。締まりが良くてラッキーって程度だし…」
戦士の無骨な指が無理矢理シルフィの膣内に押し入る。そしてそのまま乱暴に弄り出した。
「ヒッ!…グッウウウウ……イタッ…痛いよ…やめて!壊れちゃう!!」
「おいおい、雑に扱ってせっかくの処女膜破るなよ?」
「大丈夫だ。そのくらいの加減はわきまえてる。それにほら…」
戦士が指を大きく動かしてやるとチュプッと卑猥な水音がした。その音を自分の秘部が
たてたことに気付き、シルフィは顔を朱に染める。
「…え?え?……なんで……?」
「そんなの簡単だろ?ただお前が淫乱ってだけのことだよ」
「……い、いんらん?…わたしが・・・?」
シルフィの反応は、ただの体が自身を守るために愛液を分泌させただけに過ぎないのだか、
戦士はこれを期とばかりに堕としにかかる。
「そうだよ!お前は淫乱なんだよ。ほらほら聞けよこの音!」
わざとグチュグチュ音をたてるように動かしてやる。
「…ハァ…あく…ぅ…や、やだ……んんんっ…」
「普通、知らない男にいじられてここまで濡れないぜ?しかも処女なのに」
「いや!いやいやっ!!……あう…ぅぅぅ…わ、私…淫乱なんかじゃ……きゃふっ…」
「否定できるのか!?感じてるくせに!!この淫売が!」
「ち、ちがっ…」
「違わないね。お前は淫売だ!根っからの淫乱なんだよ!!」
「……いんらん……わたしはいんらん……」
「わかったか!?わかったなら淫乱は淫乱らしくさっさとイけ!!」
戦士は膣内に指を入れたまま親指でクリを潰した。
「っ!!!!…ひぁぁぁああああああ!!」
シルフィの膣からピュッと愛液が飛んだ。
「……ハァハァ…ハァハァ…っぅぅぅ………」
231名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 09:38:03 ID:dc+lercs
「なんだよ一回イったくらいでもうグロッキーか?まだまだ本番はこれからなんだぞ?」
声を掛けてもシルフィは一向に反応しなかった。
「無反応かよ。ったく勝手に始めちまうぞ?」
そういって戦士は自分の物を取り出した。
「じゃあ、約束通り俺が一番な」
「ああ、いいぞ」
「てか、さっきから見張りばっかで参加しなくていいのか?」
と入り口に立っている忍者に声をかける。
「拙者は最後でいいでゴザルよ。それに拙者がゴザルゴザルと言っていては萎えるでござろう?」
「うっ…確かにきついものがあるな……わかった。じゃ遠慮なくやらせてもらうとしよう」
戦士はシルフィの膣口に狙いを定め、一気に突き上げた。
「ぃっ!……はぅうううう……」
処女膜は一瞬で散り、シルフィの股からは一筋の血が流れた。
「さすがは初物いい締まりしてやがる。これなら何発でもいけそうだ」
戦士は一切相手を気遣わずに一心不乱に腰を振った。
「いたっ…いたい…や、やめ…くぅぅぅぅぅぅぅ!!」
狭い膣内を肉棒が削岩機のごとくえぐっていく。
「やぁぁぁぁ!・・・お、おく…奥に当たってるぅぅぅぅ・・・」
何度も何度も子宮口に亀頭が突き刺さる。
「やだぁぁぁぁ!!お腹に響くよぉ……」
血と愛液、そして戦士のカウパーがシルフィの股を濡らしていく。
部屋にぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅとオスとメスの交わる音だけが響く。
「くぅぅ、こいつ良すぎ…もう出そう……」
「…はぁん…ぅぅ……で、出るってもしかして……」
「そう、俺の子種汁。たっぷり中に出してやるよ」
「…い、いやぁぁぁぁ!!やめて!出さないで!!いやいやいやぁぁぁ!!」
妊娠の危険を察し今まで以上に暴れるがびくともしない。むしろその動きが射精を早めてしまう。
「うっ!!」
ドプゥゥゥッドクドクドクッピュッピュ
「あっ!あああああああああああああああああああああああ!!!!」
膣の最奥、子宮口に向かって大量の精液が吐き出された。
「ハァハァハァハァ……」
「……ぃゃ…ィャィャ……あかちゃん…赤ちゃんできちゃうよぉ……」
「ハァハァ……これぐらいでなに言ってだ。まだまだ注いでやるよ!!」
戦士はシルフィの膣内から一度も抜かないまままた腰を振り出す。
「やだぁぁぁ!!やだよぉ・・・もう出さないで……」
「はははははは……いやだね。最低3回出すまで抜かないぜ」
「おいおい、ちょっと待て。じゃあ俺はどうしたらいいんだ」
自分の番を今か今かと待っていた咎人が耐えきれずに不平をもらす。
「あーっと……とりあえず舐めさてておけば?」
戦士はシルフィを四つんばいの体勢にさせる。
「ちっ、しゃーねーな」
咎人はズボンを脱ぎ、肉棒を露出させる。咎人のそれは既に隆々と上を向いていた。
「ほら口をあけろよ」
肉棒がシルフィの頬をペチペチとたたく。しかし、ギュッと口をつぐみ開く気配がない。
咎人は無理矢理押し入れようと何度も唇にこすりつける。
「くぅぅ、唇がぷにぷにしてこれはこれで………うっ」
ビュッドピュッドピュッ
シルフィの顔に黄色みがかった半固体の物質が降り注ぐ。
「いやぁ、くさいぃ……ふぐぉぉぉっ」
232名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 09:39:35 ID:dc+lercs
あまりの臭いに思わず口を開けてしまったシルフィ。それを、これ幸いと咎人の肉棒が侵入する。
「ふぅ……やっと口を開けやがったか……」
「てかお前出すの早っ!!」
「しゃーねーだろ!こちとら最近まで監獄生活で溜まってんだから」
咎人がシルフィの頭を掴み前後に振り出す。
「ふぐぅっ!ふごっふごっ……ぐぅぅぅ」
「だから俺の特濃精液をたっぷりごちそうできるぜ?うれしいだろ」
「ふぅふぅ……はぐぅっ」
「ぐぁっ!!なにしやがる!!」
シルフィが肉棒に噛み付いたのだ。咎人が必死に引き抜こうとするが、思いのほか顎の力が強く離れない。
「くそぉぉぉぉっ!いい加減に……しやがれぇぇぇ!!」
咎人の腕がシルフィの喉を掴み締め上げる。
「ぐが……があぁぁぁぁ」
シルフィはその息苦しさに耐え切れず口を開いてしまう。そして首を締め上げられたことにより、
シルフィの意思に関係なく膣が収縮した。
「!?……うおぉぉぉっ」
ドピュッドプドプドプッ
咎人が肉棒を引き抜いたのと戦士が射精したのは同時だった。
「……な、ないすあしすと」
「くそっ、お前だけいい思いしやがって……」
悪態をつきながらシルフィの首から手を離す。
「げほっげほっ……ハァ…ハァ…」
「おいっ!さっきはよくもやってくれたな!見ろ!!お前のせいで血が滲んでやがる」
咎人の性器にはくっきりと歯形がついていた。
「ちゃんとお前が舐めて手当てしろ。おっと、今度妙な真似したら顎を外してやるからな」
シルフィは渋々舌を出し、自分の歯形がついたところをペロペロ舐める。
「…ん…んん……んちゅ……」
「そうそう、ほら先の方もしっかり舐めろ」
亀頭は先走り液でテラテラとしていた。シルフィは顔をしかめつつ丁寧に舐めていく。
「そうだ……お前がおとなしくしていれば痛い思いもしないんだ」
「…ペロッ……ちゅ…ふぅ……あむっ…んんん…ちゅぽ……」
咎人が自分の物を舐めさせている間も戦士は休まずシルフィの子宮を突き上げ続ける。
「……へへへ…フェラしながら感じてるのか?さっきからお前の中がグネグネ動いていい感じだ」
「……ちゅぱっ……ち、ちが…ふぐぅぅぅぅぅぅ」
「ほらほら、休んでないでしっかり舐めろ」
咎人の肉棒がシルフィの喉奥まで押し込まれる。そしてそのまま腰を振る。
「ふぐっふぐっ…ふごっ、ごほっ」
「ハァハァ、こいつの口ん中最高だ…ハァハァ…ほらいくぞ。」
「ごふっ……んんんんんんんん!!」
ドププッドクドクドクッ
シルフィの口の中を精液が満たす。精液を出し終えても肉棒は引き抜かれない。
「……飲め」
「…ん……んんん…」
ゴクッゴクッとシルフィの喉が鳴る。それを確認してようやくシルフィの口から肉棒が抜かれた。
233名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 09:42:20 ID:dc+lercs
「おい、そろそろ換われよ」
「ちょ…まって…ハァハァ…さすがに三回目ともなると………そうだいい事思いついた」
そう言ってシルフィの膣から肉棒を引き抜いた。膣口からゴプッと精液があふれる。
「え〜と……この辺だな…それっ!」
戦士の肉棒がアナルに挿入されていく。
「くぅ〜〜〜〜〜」
「うわっ、すげーきつい。これならすぐイけそう」
「ったく、お前バックバージンまで持ってくのかよ」
「すぐ終わすからそういうなよ」
戦士が腰を動かすたびミチミチと音がする。
「っぅぅぅううう……ふとい……っかは…」
後ろの穴を犯され、その異物感によりシルフィは息も絶え絶えになる。
「くっ、これキツすぎ……出したくても出せなくなりそ……」
「おいおい、冗談じゃない。これ以上待てっかよ」
咎人はシルフィの体を起こし、空いている前の穴に挿入する。
「やっ…ちょっと……ふぁぁあああああああああ」
「すげ…なんの抵抗もなくすんなり入った。しかもウネウネ絡みついて……最っ高」
「くぅっ、拙者もう辛抱堪らんでゴザル」
今までずっと傍観していた忍者の我慢がついに決壊する。慌てて猛りきった物を取り出し、
唯一空いている穴、口に挿入する。
「……ハァハァ……ハァハァ……このザラッとした舌がたまらんでゴザル」
「いいね。いいね。三つ穴同時攻めか……」
「ふっ……あむっ…ふぁん…んちゅ…ああん…ちゅぅ……」
「てか、ゴザルって言うな!黙れ!!」
3人に全ての穴を塞がれ、犯され、シルフィの性感は否応なしに上がっていく。
それは、他の3人にも当てはまり、この異様な状況に興奮し今にも射精寸前だった。
「…ふぅ……ちゅぽっ……ぁぁぁあああああああああ!!」
そして、シルフィの絶頂が引き金となり、3人同時に達する。
ドプッドプドプドプドクッドピュドピュッドクドクドクッブピュッピュッピュッピュッ
三方向から満遍なくシルフィの体が白濁に染められる。
「……ハァハァ…ちょっと休憩……」
戦士は立ち上がり壁に背を預ける。
「…ハァハァ…俺は少し休むから……その間好きに……」
そう言いかけたとき、忍者がドサッと倒れる。
「zzZ」
「…何こんぐらいでダウンしてんだよ……なぁ?」
戦士は咎人に同意を求めたが、その咎人も眠っていることに気付く。
「…え?……なに?…どうなってんの?……」
「まだわからないの?」
戸惑う戦士の目にゆらっと立ち上がるシルフィが移る。
234名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 09:43:06 ID:dc+lercs
「私がこいつらの意識を盗んだの」
シルフィが一歩一歩戦士の方に歩いていく。
「あなた運いいね。いやこの場合悪いのか……だって、楽に殺してあげられないもん」
シルフィがにやっと笑う。
「……く、くそぉぉぉおおおおおお!!!!」
身の危険を感じシルフィに殴りかかる。しかし、全てMISS。
「攻撃が遅すぎ。そんなHITじゃ私にあたらないよ」
「ちくしょう!!」
戦士は自分の武器である剣を取ろうと走り出す。しかし、
「だから遅いって」
回り込まれてしまう。
「あんまり動かれても面倒だからなぁ……えいっ!」
「!!」
戦士は自分の体がまったく動けないことに気付く。自由を盗まれたのだ。
「さて、どうしてやろうかな……」
シルフィが楽しそうに考える間、戦士は震えることもできないでいた。
「あっ!そういやこいつにせっかく治した処女膜破られたんだっけ」
「!?」
「じゃあとっておきの技使ってあげるから覚悟してね」
「!!!!!!!!!!!!」
アルケシティ全体に断末魔が響き渡った。


郵便屋を営む赤ドクロにはいつも数々の罪状が届けられてくる。郵便屋の仕事は届けられた罪状を
仕分けして、本人が取りにきたら渡すことだ。取りに来なかった場合、その罪状は本人が
この世から消えるまで保管しなければならない難儀な仕事だ。今日も新たな罪状がたくさん届けられた。
赤ドクロは仕分け中にその罪状の中に見覚えのある名前を見つける。
「ああ、またこの人だ。ついこの前転生したばかりなのにこんなに罪状きてるよ……」
赤ドクロはため息をつきながら作業に戻る。その人が早めに罪状を引き取りに来ることを祈りながら……
235名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 21:28:49 ID:hWABuVcn
キュロット×アルエットのシリアスきぼんぬ
236名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 21:58:17 ID:qnl7Q4di
女戦士の貧乳とスパッツと無毛にこだわったエロきぼんぬ
237名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 22:13:31 ID:nDEC0uuH
雪○と女忍者のエロスリットから手を入れてアンアンいわせる豚の話キボン
238名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 22:24:55 ID:I/Q1V5KI
>>228
GJ!!シフ子大人気だな
>>226
>>193-197を忘れてないか?
239名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 12:47:49 ID:ByKFNG4r
最近人気の成分解析をしてみた。

アデルの成分解析結果 :

アデルの69%は純金で出来ています。
アデルの17%は陰謀で出来ています。
アデルの11%は乙女心で出来ています。
アデルの1%は知恵で出来ています。
アデルの1%は鉄の意志で出来ています。
アデルの1%は魔法で出来ています。

・・・・・・。

鉄の意志はともかく、乙女心って・・・。
240名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 12:50:17 ID:ByKFNG4r
ロザリンドの成分解析結果 :

ロザリンドの75%は気合で出来ています。
ロザリンドの21%はやらしさで出来ています。
ロザリンドの3%はビタミンで出来ています。
ロザリンドの1%は電波で出来ています。

やらしさは身体を見ればわかる。
気合はアデルの範疇だろう。
241名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 12:54:32 ID:ByKFNG4r
雪丸の成分解析結果 :

雪丸の36%は波動で出来ています。
雪丸の23%は白い何かで出来ています。
雪丸の14%はやましさで出来ています。
雪丸の9%はミスリルで出来ています。
雪丸の5%は赤い何かで出来ています。
雪丸の4%は欲望で出来ています。
雪丸の4%は記憶で出来ています。
雪丸の3%は濃硫酸で出来ています。
雪丸の2%は言葉で出来ています。

まあ雪丸の雪は白だし、服の紐みたいなものは赤いし。
雪○で解析したら、

雪○の成分解析結果 :

雪○の67%は宇宙の意思で出来ています。
雪○の11%はハッタリで出来ています。
雪○の7%は濃硫酸で出来ています。
雪○の5%は明太子で出来ています。
雪○の5%は着色料で出来ています。
雪○の3%はカテキンで出来ています。
雪○の1%は罠で出来ています。
雪○の1%は呪詛で出来ています。

・・・濃硫酸って・・・。
242名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 12:56:50 ID:ByKFNG4r
ドクロの成分解析結果 :

ドクロの58%は汗と涙(化合物)で出来ています。
ドクロの24%は利益で出来ています。
ドクロの10%は回路で出来ています。
ドクロの6%は根性で出来ています。
ドクロの2%は濃硫酸で出来ています。

まあ、勤勉な性格だから汗と涙(化合物)と根性は認める。
利益うんぬんで動くことはないだろうね。
243名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 12:59:38 ID:ByKFNG4r
魔法使いの成分解析結果 :

魔法使いの71%は赤い何かで出来ています。
魔法使いの18%は海水で出来ています。
魔法使いの10%は波動で出来ています。
魔法使いの1%は鉛で出来ています。

まあ、リボンで魔力を受信するから波動はいい。
ぽこんで調べると、

ぽこんの成分解析結果 :

ぽこんはすべてカテキンで出来ています。

・・・健康体なのか?
244名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 13:01:11 ID:ByKFNG4r
僧侶の成分解析結果 :

僧侶の37%は欲望で出来ています。
僧侶の30%は赤い何かで出来ています。
僧侶の20%は毒電波で出来ています。
僧侶の6%は純金で出来ています。
僧侶の3%はハッタリで出来ています。
僧侶の3%はカテキンで出来ています。
僧侶の1%は苦労で出来ています。

苦労はともかく、毒電波?
245名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 13:02:07 ID:ByKFNG4r
プリニーの成分解析結果 :

プリニーの半分は血で出来ています。
プリニーの45%は魔法で出来ています。
プリニーの4%は微妙さで出来ています。
プリニーの1%は勇気で出来ています。
246名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 13:03:35 ID:ByKFNG4r
ティンクの成分解析結果 :

ティンクの37%は回路で出来ています。
ティンクの33%は陰謀で出来ています。
ティンクの21%は玉露で出来ています。
ティンクの3%は呪詛で出来ています。
ティンクの3%は電波で出来ています。
ティンクの2%は蛇の抜け殻で出来ています。
ティンクの1%はお菓子で出来ています。

陰謀と電波はわかる。
蛙なのに蛇って・・・。
247名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 13:04:40 ID:ByKFNG4r
ハナコの成分解析結果 :

ハナコの66%は白い何かで出来ています。
ハナコの20%は元気玉で出来ています。
ハナコの9%は花崗岩で出来ています。
ハナコの3%は怨念で出来ています。
ハナコの2%は睡眠薬で出来ています。

元気玉はいいよ。
9歳児に怨念はないだろう。
248名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 13:06:09 ID:ByKFNG4r
タローの成分解析結果 :

タローの71%は雪の結晶で出来ています。
タローの13%は知識で出来ています。
タローの7%は毒電波で出来ています。
タローの4%は睡眠薬で出来ています。
タローの2%は記憶で出来ています。
タローの2%は勢いで出来ています。
タローの1%は元気玉で出来ています。

勢いと元気玉はわかるけどね、
毒電波は受けていないだろう。
249名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 13:07:32 ID:ByKFNG4r
アーチャーの成分解析結果 :

アーチャーの61%は勢いで出来ています。
アーチャーの20%は真空で出来ています。
アーチャーの7%は勇気で出来ています。
アーチャーの4%は微妙さで出来ています。
アーチャーの3%は運で出来ています。
アーチャーの2%は度胸で出来ています。
アーチャーの1%は果物で出来ています。
アーチャーの1%はマイナスイオンで出来ています。
アーチャーの1%は雪の結晶で出来ています。

マイナスイオンがあるからみんな癒されるのかね?
250名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 13:09:02 ID:ByKFNG4r
盗賊の成分解析結果 :

盗賊の55%は見栄で出来ています。
盗賊の18%は野望で出来ています。
盗賊の14%は波動で出来ています。
盗賊の11%は勢いで出来ています。
盗賊の1%は度胸で出来ています。
盗賊の1%は媚びで出来ています。

野望と勢いと度胸は必要。
波動はいらんだろ。
251名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 13:10:34 ID:ByKFNG4r
ゼノンの成分解析結果 :

ゼノンの86%は信念で出来ています。
ゼノンの8%は毒電波で出来ています。
ゼノンの3%は呪詛で出来ています。
ゼノンの2%は努力で出来ています。
ゼノンの1%は言葉で出来ています。

まあ、信念と呪詛があったからここまで来れたんだろう。
やっぱりあったか毒電波。
252名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 13:12:03 ID:ByKFNG4r
斧雪の成分解析結果 :

斧雪の30%は優雅さで出来ています。
斧雪の29%は回路で出来ています。
斧雪の25%は愛で出来ています。
斧雪の11%はやらしさで出来ています。
斧雪の5%は覚悟で出来ています。

覚悟はわかる。
愛は雪丸に対するものだろう。
・・・やらしさはないと思う。
253名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 13:13:25 ID:ByKFNG4r
アクターレの成分解析結果 :

アクターレの89%は勇気で出来ています。
アクターレの6%は優雅さで出来ています。
アクターレの4%は白インクで出来ています。
アクターレの1%は電波で出来ています。

馬鹿は含まれていないんだね。
254名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 13:15:00 ID:ByKFNG4r
盗賊をシフ子で再解析。

シフ子の成分解析結果 :

シフ子の85%は汗と涙(化合物)で出来ています。
シフ子の5%は呪詛で出来ています。
シフ子の3%は夢で出来ています。
シフ子の2%は白い何かで出来ています。
シフ子の1%は気合で出来ています。
シフ子の1%は毒物で出来ています。
シフ子の1%は歌で出来ています。
シフ子の1%はビタミンで出来ています。
シフ子の1%は希望で出来ています。

歌? 希望?
255名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 13:15:59 ID:ByKFNG4r
ラハールの成分解析結果 :

ラハールの84%は食塩で出来ています。
ラハールの7%は罠で出来ています。
ラハールの6%は白い何かで出来ています。
ラハールの2%は歌で出来ています。
ラハールの1%はカテキンで出来ています。

ラハールはオンチだと思う。
256名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 13:16:34 ID:ByKFNG4r
エトナの成分解析結果 :

エトナの37%は血で出来ています。
エトナの32%は宇宙の意思で出来ています。
エトナの31%は罠で出来ています。

欲望はないんやね。
257名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 13:17:45 ID:ByKFNG4r
フロンの成分解析結果 :

フロンの79%は魂の炎で出来ています。
フロンの7%は媚びで出来ています。
フロンの7%はスライムで出来ています。
フロンの7%は純金で出来ています。

魂の炎はヒーロー好きだから持っているのかも。
スライムは・・・。
258名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 13:18:45 ID:ByKFNG4r
堕天使フロンの成分解析結果 :

堕天使フロンの66%は濃硫酸で出来ています。
堕天使フロンの26%は愛で出来ています。
堕天使フロンの3%は歌で出来ています。
堕天使フロンの3%は乙女心で出来ています。
堕天使フロンの1%は気の迷いで出来ています。
堕天使フロンの1%は見栄で出来ています。

やっぱり愛と乙女心は含まれていたらしい。
259名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 13:21:35 ID:ByKFNG4r
中ボスの成分解析結果 :

中ボスの79%は運で出来ています。
中ボスの15%は時間で出来ています。
中ボスの5%は犠牲で出来ています。
中ボスの1%はアルコールで出来ています。

ビューティー男爵の成分解析結果 :

ビューティー男爵の45%は大阪のおいしい水で出来ています。
ビューティー男爵の42%はアルコールで出来ています。
ビューティー男爵の7%は気合で出来ています。
ビューティー男爵の3%は不思議で出来ています。
ビューティー男爵の3%は大人の都合で出来ています。

クリチェフスコイの成分解析結果 :

クリチェフスコイの76%は心の壁で出来ています。
クリチェフスコイの18%は微妙さで出来ています。
クリチェフスコイの4%は度胸で出来ています。
クリチェフスコイの2%は歌で出来ています。

・・・ろくなもんじゃねぇ
260名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 13:23:53 ID:ByKFNG4r
姉御プリニーの成分解析結果 :

姉御プリニーの76%は波動で出来ています。
姉御プリニーの19%は呪詛で出来ています。
姉御プリニーの2%は時間で出来ています。
姉御プリニーの2%はかわいさで出来ています。
姉御プリニーの1%は情報で出来ています。

かわいさはプリニ―だからだろう。

ラハールの母の成分解析結果 :

ラハールの母の57%は勢いで出来ています。
ラハールの母の18%は大人の都合で出来ています。
ラハールの母の10%は海水で出来ています。
ラハールの母の8%は優雅さで出来ています。
ラハールの母の3%は税金で出来ています。
ラハールの母の2%は時間で出来ています。
ラハールの母の1%は魔法で出来ています。
ラハールの母の1%は罠で出来ています。

魔法は魔女だったからだね。
261名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 13:27:38 ID:1gFNkAKK
成分分析自重しろ
262名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 13:57:55 ID:ip8sO/tz
ツンデレの成分解析結果 :

ツンデレはすべてやさしさで出来ています。



こんなん出ましたが・・・
263名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 13:59:12 ID:ip8sO/tz
61 :名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 13:27:38 ID:1gFNkAKKの成分解析結果 :

261 :名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 13:27:38 ID:1gFNkAKKの75%は欲望で出来ています。
261 :名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 13:27:38 ID:1gFNkAKKの21%は宇宙の意思で出来ています。
261 :名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 13:27:38 ID:1gFNkAKKの4%はやさしさで出来ています。



>>261の成分解析しちゃいました
264名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 15:01:23 ID:omMwL4Sc
過ぎたるは及ばざるが如し
自分のレスを見て自分ならどう思うか考えろ
まぁ他板で見かけるのを含め何故貼る気になれるのか理解できんが



>>216
>>228
GJ!どちらも賊子の魅力満天です
265名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 17:34:19 ID:E1S330ed
これは…あのスレから感染したのか?
266名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 14:28:14 ID:P0P8S+Y1
唐突にタロロザですー;SS管理人様、保管は勘弁願います。


ベッドの上、タローはロザリーの下半身に顔をうずめていた。
「ん…くふぅ…」
滑った舌が愛液を流すそこの下、つまり掬門を舐めている。
ほんの悪戯心だったのだ。
アデルが一人修行に行ってしまったので、タローを誘い、たぶらかした。
それだけだったのに。

「姫様、ここ、美味しいですねえ」
タローが顔を上げ、にかっと笑う。
267名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 14:31:01 ID:P0P8S+Y1
――おぬし、余を抱いてみたいか?
――はいっ
――ならばここを舐めてみろ…。うまく出来たら、抱かれてやっても良いぞ。

その話をしたのは先ほどだった。
ロザリーは顔を曇らせ、タローを見つめる。
「気持ちよくなかったですかー?」
「…いや、いいぞ…。タローは素質があるな」
ベッドの上、ロザリーはタローの頭をなでてやる。
268名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 14:36:46 ID:P0P8S+Y1
「今度は余がしてやる」
「えっ?」
ベッドに押し倒すと、ズボンを脱がせ、ペニスを取り出した。
勃起していてもアデルとは大きさが違う。剥けていないそれは小枝のようだ。
口腔に含み、そっと亀頭を刺激する。
「うぁっ。と、溶けちゃいますよう、ひめさまぁ」
シーツをぎゅっと握る。甘い悲鳴に構わず、ロザリーは舌での愛撫を続けた。
「んっ…んぅう…」
「あー…」
ロザリーの息が腹部に触れて、タローは震える。
自分とは身分の違う姫様に、こんなことをされているなんて、
それだけで果ててしまいそうになった。
269名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 00:19:30 ID:RXIJ8Gp4
続きはマダガスカル?
270266:2006/04/02(日) 17:18:37 ID:9TgJ5VN7
「ふふっ。タローは本当に可愛いやつじゃのう」
ぴちゃぴちゃと唾液が音を立てる。体が火照って何も考えられない。
「ひめさまぁ、これ以上されたらおかしくなっちゃいますう」
「それでよいのだ。余の好きなところにかけてよいぞ」
「でもぉ…」
顔をさらに赤くしてはにかんだ。ロザリーも薄く笑う。
「顔か?胸か?どこでもいいぞ。
 クク…余を見るたびにぶっかけたところを思いだすが良い」
返事を待たず再びくわえ、歯で先端を刺激する。

271名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 17:22:13 ID:9TgJ5VN7
「ひゃぁっ。で、でちゃいます、出しちゃいますううっ」
体が大きく震え、肉棒から並々と精液が噴出した。
タローの手がロザリーの頭を押さえ込む。逃げられなくなったロザリーは
もがくが、それもままならず青臭いそれを飲み込んだ。
「ん、んぐ、ううっ」
「気持ちいい、みるくびゅーって、きもちいいですう!
 姫さまぁ、ボクのみるく、いっぱいのんでくらしゃいいいっ!」
「んんんんっ」
アデルのものよりも量が多いそれを、涙目になってロザリーは飲み干した。
苦い味がノドに絡みつく。
272名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 17:26:22 ID:9TgJ5VN7
「ぷはっ。けほ、けほっ」
やっと頭から手が離れ、ロザリーがむせる。
ちらりと盗み見すると、タローのペニスはまだ萎えていなかった。
むしろ前よりも大きくなったような…。
タローは深呼吸をし、シーツで汁まみれの肉棒を拭った。そのまま下着を着けようとして
ロザリーの手が伸びる。
「まだ、おわっとらんじゃろう?」
273名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 12:14:27 ID:H3BHeEdC
投下もまだおわっとらんじゃろう?続き期待!
274266:2006/04/05(水) 22:16:15 ID:A6ZVRyon
投下が遅くてすみません;;明日には完結させますです。
余談ですが>136の発言も自分です…。
275名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 23:13:13 ID:7NVClv09
これはひとりごとなんじゃが・・・
完成してから投下してくれるとウレシイ
276名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 00:02:23 ID:uhKmGWmw
きっとこの後には
ろざりんとしちゃったのがアデルにバレて二人まとめて(ry な超展開が待っているに違いない。
277名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 05:13:40 ID:Xwj5eG1l
ところが、アデルも雪丸としちゃってるのがバレて、大変な展開に(ry …に違いない。
278名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 14:32:41 ID:jlvAb90X
深夜、隣の部屋でアデルとロザリーが何をしているのかは知っているが、
ほんの少しの性知識しかないタローには、何をどうするのか分からない。
俯いていると、あごを上向かされ、そして口付けをされた。
「んっ」
胸とは違う柔らかな感触に触れられ、そして滑った舌が唇を舐める。
くぐもった声を上げるとそれが口内に入ってきた。
先ほど出した精液の苦い味がする。思わず顔をしかめた。
「タロー、余の中に来い」
赤い瞳が妖しく光る。
頭の中がぼんやりして、誘われるままロザリーの体を俯かせた。
尻を突き上げ、四つん這いになる。
「ココにボクのを入れるん…ですか」
恐る恐るペニスを掴み、先ほど舐めた穴へあてがう。
シーツを掴み、ロザリーが悪戯っぽく笑う。
「一度出しておるのだから、すぐに終わるでないぞ?」
「が、頑張りますう」
腰を押し進め、中に異物が入ってくる。その感触にため息を零した。
唾液でほぐしたとはいえ、入り口は狭い。
279名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 14:36:27 ID:jlvAb90X
根元まで押し込むと、細い腰を捕まえてタローが動き出す。
「くうう…ッ」
「だ、だいじょうぶですか?」
押し殺した声が漏れ、タローが挿入をためらう。抜こうとすると腕を掴んだ。
「平気じゃ、タロー…。好きに動いてよい」
それを聞き、背中にしがみついて動いた。
「ひめさまぁ、これぇ、きもちいいですっ」
自分の感じるままに運動する。
「んんっ…。いいぞ、上手じゃ、タロー…」
ロザリーの声も上ずっていた。自ら胸を揉み、腰をくねらせる。
その様が淫らでタローは胸が熱くなった。
「ボクやっぱりもう無理ですううっ」
先走った液体がにじみ出て滑りやすいせいか、肉棒がロザリーの中を引っ掻き回す。
「バカ、我慢せよ!まだじゃ!」
「んあぁあああっ」
制止の声を無視し、前のめりになって再び射精する。
体を震わせ、最後の一滴まで出した。
しおれて小さくなった肉棒を抜き、ため息をつく。
初めてのセックスが大好きなひめさまで良かったと思ったのはここまでだった。

「余はまだ満足しておらんぞ」

タローを捕まえ、今度は上に覆いかぶさる。
たわわな胸に抱きしめられ、タローは慌てた。
「お主、今夜は寝かせんからな」
クックッと妖しく笑う。その顔を見てタローは思い出した。

アデルがいつも、やつれた顔で起きてくることを。
280名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 14:37:05 ID:jlvAb90X
中途半端ですみませんが一応終わりです。
書き逃げ失礼しました…。
281名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 09:14:53 ID:S1nnk4ut
お疲れ様でした〜。素敵なエロスをどうもです!

ところで、俺も書いてみようかなと思ったんだが、もりもり長くなる
一方なんだ。皆どのくらいの長さまでなら我慢できる?
あと、書き込み1回にいくつまで改行が出来るかわかる人いる?
282名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 20:47:08 ID:Wkk5gG0e
>>280
乙華麗夏〜

>>281
個人的にはどれくらいでも……。
ただ、最高でも8レス以内ぐらいの方が良いと思うよ。
改行の方は分からない。
283名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 22:31:38 ID:hWp8YihC
http://homepage2.nifty.com/074/machi1003.htm


 すでに男のそこからは先走りの粘調な液体がたら〜りと流れ出、それがナメクジが這ったように、ロザリーの白い肌の上に縦横無尽にあとをつけていくではありませんか。
 卑劣漢はそうやって十分以上にわたって、貴族令嬢の肌の触れ心地を堪能したのでした。
「ああっ、アデル、もう、もうやめて!」
 美しい眼を恐怖のあまり吊り上げたロザリーが、愛していた筈の男に悲痛な叫びを浴びせます。
284名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 22:52:19 ID:owICm7y+
ところで住人に聞きたい
エロさえあれば長編でも良いのか?
285名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 22:58:43 ID:qI4sKEcu
あんま長いと読みづらいからtxtでうpしてくれ
とか考えてしまう俺ガイル
まぁ好きにしる

あと、改行は60行までいける
286名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 02:20:57 ID:IY6tcoz6
短い&暗い&エロ無し
ダメ三拍子がそろってます
ディスガイア1のラハール死亡エンドの後のつもりです
嫌いな人はスルーよろ



何か、温かいものに包まれて目が覚めた
血だらけで倒れている大天使様と私を見つめる悲痛な目
そして・・・まだ温かい、私を抱きしめる大切な人
何度その人の名前を呼んでも、何度抱きしめ返しても目を開けてくれない
誰にも言われなくても、分かる
この人の命が私の中にあることを
私がこの人を殺してしまったということを

なぜ、あなたが死んでしまうの?

なぜ、私が生きているの?

なぜ、私を生かせたの?

なぜ、私は生かされているの?


ラハールさんっ・・・

287ラハール:2006/04/09(日) 06:04:16 ID:5lAL+1Xh
ん?何?呼んだ?
288名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 07:25:44 ID:Hxavgass
ポエム?これ続くの?
289名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 18:43:02 ID:yK7y0lKV
しかし小説版は、雪丸を完全カットしたな。
どうせなら後日談でも書いてくれれば良いのに。
290名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 03:51:21 ID:n5ZvsBS3
がしゃん。

「へ?」
突然巻かれた首輪に、タローは間抜けな声を上げた。
目の前に立つ人影を見上げる。義兄が、暗く笑っていた。
「アデル、兄ちゃん?」
腹の底が冷えたような感覚。全身に嫌な予感が走っていく。
「なあ、タロー。ロザリーとのセックス、気持ちよかったか?」
完全に━━━目の前が真っ暗になった。


「アデル兄ちゃん……許して……」
「人の女と寝といてそれだけか?」
「ごめんなさい……もう、しません……」
「ダメだ」
「あぅぅっ」
アデルは、タローに付けた首輪から伸びる鎖を乱暴に引いた。
床に手を付く事も、座る事も許さない微妙な高さに調整された首輪。
衣服は剥ぎ取られ、裸のまま何回その光景が繰り返されたか。
「なんだ、勃ってんのか」
「……っ!」
嘲笑を込めてアデルが言い放つ。
「憧れのお姫様に恥ずかしい姿を見られて、興奮したのかよ?」
振り向いた視線の先にはロザリーがいた。
手足は縛られており、自由の利かない姿で。
俯きながらロザリーは呟く。
「……タローは悪くない。余が誘ったせいじゃ!」
「……へぇ」
無感情な声。だがすぐに愉悦を含み、放たれる。
「なら、ロザリーにお仕置きしなくちゃ、な」
アデ
291名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 03:52:45 ID:n5ZvsBS3
「ああぅ……くっ……くぁ……ぁんあぁ!!」
途中から喘ぎ声が混じる。ロザリーの理性が壊れかけている事は明らかだった。
前戯無しのいきなりの挿入でも、ロザリーの秘所はなんなくアデルのモノを受け入れる。
それは「既に準備が出来ていた」証に他ならない。
「ははははは!!なんだよ、お前も我慢出来なかったんじゃねーか!」
なじるアデルの言葉さえ届いていなかった。
「変態お姫様の変態っぷりを見て貰えよ」
言い放ち、アデルは体勢を変えた。
床に座ったまま、後ろから抱きかかえる。
窓からの弱い月光でもはっきり結合部が見えた。
反射的にタローの喉が鳴る。義兄が憧れの姫を犯す。性交を直接見せつけられる。
その背徳的な興奮で、まだ成長途中の一物は、痛いくらいに膨れ上がっていた。
下から突き上げられ、湧き上がる快感に、ロザリーはもう逆らえなかった。
見られている事も分からない。
快楽が、完全に羞恥心に勝っていた。
「あ、あひぃ……アデルぅぅう!!」
アデルの名ばかりを、ロザリーは叫び続けていた。
恐らく限界が近いのだろう。アデル自身にも限界が迫っていた。
「ほらっ、イくぞ!」
それに反応したのか膣内が収縮し、アデルは白濁を放った。
292名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 20:16:14 ID:n5ZvsBS3
勢いに任せて書いたら文章がすごい事になってorz
これで一応終わりです。
>>278-279の続きをイメージしてみました。
293名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 23:58:44 ID:yeJbOZlt
ちょいとした質問ですが、キャラクターが戦士やらアチャ子の場合、
戦士、アーチャーとクラスで表現するのと一郎、さんごと名前をつけるのでは
どちらの方がいいですかいね?
294名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 00:11:19 ID:ymZmZAl2
>>293
名前付けて書いてる人のが多い気がする
295名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 06:17:41 ID:aqGlat1H
>292さん
>278-279の執筆者です。何か照れました。
296名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 22:55:19 ID:gBdoZKW7
これまでのお話
むちむち克服の為に力ずくてロザリンを手込めにする殿下だったが、フロンやエトナにばれてしまったからさぁ大変。
一方、傷ついたロザリンを前に自分自身を責め続けるアデルだったが、そんな時ハナコと雪丸がそのつるぺたボディで文字どおりアデルを慰めるのだった……
297名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 05:18:49 ID:d3SCaUxb
こーゆー斬新なの大好きだ。
スゴい面白い。作品としてしたためて、投下して欲しいよ。
是非読ませていただきたい。
298名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 17:26:41 ID:00ILgxkS
ラハール・・・お前には修正が必要だな・・・。
                                     ,,,,,――====、'''二 ̄'''''''゜゜-n
                                     ''-、7` ̄'┐二二ヽ___ヾヽ\
                                      /・ヾ  ┃      Ц┌了 ̄
                               _,,,,,,――'''%  ヾ___┃____ロ_|__|____
                               '―,┘' ' 个|_ /'''n ヾ_ヽ_,,,,,,,、、,,,,,,―''''''-,_.     ___    
                                /,'┃  !!./)ノ|||λ 回コ,,,,,]⊃ |α] .ト-,,,___ヽ―==/ └┘ ヽ‐‐‐-----、
                                >、Д,,―'>!iiヘ从/| ┃ 戸ノ・┌ ━,,,フ― ''i ̄ヽ ̄ヽ ̄=二二ヽ-‐‐'''' ̄
                               ∠_1二厂゚`卅幺人ノ_ノ-へ、,_彡―''''二 イ  Π ┌┤ })  } 戸
                         ,,,,,,,―' ̄_ 了二|E=三夬=ト ┛'―| ̄∪ )  )  ____Ц   ̄! ノノ__ノノ _______
            __,,,,,,,、、――''''''' ̄ ]--Ц√∞弋 ̄   \ア/―三≡=-┘、_个―'―,_/二ノ___ノ-------   ̄    二!    ]
 _,,,,,,―― '''''''__二、、、――''''''''''''' ̄ ̄  ̄'''''―-二\个-冖-'――, ̄'へ,__ノ_  | 冖-く  小,,,,,,,  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄┃) ̄] ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(),  ―'''''' ̄ ̄                       '-、\ ̄ ̄>'∈三 ̄==!  '-A),   \ ノ    ̄'''''''、、,,  ノ.ノ ̄
                                  ヽ<二--== ̄'ヽ  |'―,qイ >,―-' ̄'''''''―、、,,,,,,,--. ̄ ̄'''''''――、、,,,,,
                                     ̄  ̄ヽ|\q=ヽ_|`'―' < λ ̄ ̄'''''≡、、,,,,,,,_ ̄'''''''――、 '''‐-、 __\
                                            ヾ、 <   \、 ヽ           ̄'''''''`    ̄ '''''''― >
                                             ヾ、 |    \、ヽ
                                              ヾ、|     \ヽ
                                               У       ̄
299名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 17:10:38 ID:BFORM2uU
そして時は動き出す
300名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 17:43:41 ID:N7sxULsW
300get!!
301名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 22:56:48 ID:g9yQB+uv
>>298・・・お前には修正が必要だな・・・。

                                     ,,,,,――====、'''二 ̄'''''''゜゜-n
                                     ''-、7` ̄'┐二二ヽ___ヾヽ\
                                      /・ヾ  ┃      Ц┌了 ̄
                               _,,,,,,――'''%  ヾ___┃____ロ_|__|____
                               '―,┘' ' 个|_ /'''n ヾ_ヽ_,,,,,,,、、,,,,,,―''''''-,_.     ___    
                                /,'┃  !!./)ノ|||λ 回コ,,,,,]⊃ |α] .ト-,,,___ヽ―==/ └┘ ヽ‐‐‐-----、
                                >、Д,,―'>!iiヘ从/| ┃ 戸ノ・┌ ━,,,フ― ''i ̄ヽ ̄ヽ ̄=二二ヽ-‐‐'''' ̄
                               ∠_1二厂゚`卅幺人ノ_ノ-へ、,_彡―''''二 イ  Π ┌┤ })  } 戸
                         ,,,,,,,―' ̄_ 了二|E=三夬=ト ┛'―| ̄∪ )  )  ____Ц   ̄! ノノ__ノノ _______
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(),  ―'''''' ̄ ̄                       '-、\ ̄ ̄>'∈三 ̄==!  '-A),   \ ノ    ̄'''''''、、,,  ノ.ノ ̄
                                  ヽ<二--== ̄'ヽ  |'―,qイ >,―-' ̄'''''''―、、,,,,,,,--. ̄ ̄'''''''――、、,,,,,
                                     ̄  ̄ヽ|\q=ヽ_|`'―' < λ ̄ ̄'''''≡、、,,,,,,,_ ̄'''''''――、 '''‐-、 __\
                                            ヾ、 <   \、 ヽ           ̄'''''''`    ̄ '''''''― >
                                             ヾ、 |    \、ヽ
                                              ヾ、|     \ヽ
                                               У       ̄
302名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 22:51:41 ID:VgSwyScd
ミソラーメン梅ー
303名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 22:54:53 ID:VgSwyScd
ミソラーメン梅ー
304名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 23:40:14 ID:ifvHHcbW
即興で書いた。だが私は謝らない

『汎用キャラ座談会』

〜男戦士〜
男戦士(ディス1)
「記念すべき最初の戦士が俺だな」
ファイター(PB)
「まぁ、最初だな」
男戦士(PK)
「そしてお前の次が俺で…」
男戦士(ディス2)
「今んとこ俺が最後、と」

ディス1「まぁ一番最初に作られやすいよな」
PK「俺も結構リーダーになりやすい」
ディス2「俺なんか強制加入だぞ」
PB「俺は…外見的に避けられてる気が」
ディス1「…まぁ、声とか結構アレだし、オウル系が使いやすいし」
PK「お前は侍や魔人に出番取られるよな」
ディス2「そういうお前もソードマスターに出番奪われる」
PB「お前は…序盤剣が使い辛いらしいぞ」

『……』

『('A`)』
305名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 23:42:19 ID:ifvHHcbW
〜女戦士〜
女戦士(ディス1)
「私たちって結構槍比率高いよね」
レディファイター(PB)
「…そうかしら」
女戦士(PK)
「援護として最適だからじゃない?」
女戦士(ディス2)
「確かにね」
ディス1・PB・PK「…」
ディス2「な、何よ…」
PK「やっぱディス2は声が…ねぇ」
ディス1「うんうん。そう思う」
PB「結構ランク落としたわよ。あなた」
ディス2「あ、あんたに言われたくないわよ!!あんたも負けず劣らず悪いじゃない!!」
PB「私は姐御って感じがするでしょ。あなたは…」
ディス1「風邪で喉が痛い」
PK「もしくはやる気がない」
PB「それよ」
ディス2「…うぅ…」

PK「それにしても…私達はいつもどこかがエロいわね。私はちゃんとシャツ着てるけど」
ディス1「はーい。胸ベルトー」
ディス2「私も…」
PB「私…パンチラ…」

ディス1「……」
PK「…」
ディス2「痴女はお帰り下さい」

「真の魔砲流星群食らってみるかぁ!?」
「そっちこそ、頭に真槍真理落としてやろうかぁ!?」

ディス1「勝ち気なのは共通してるよね…」
PK「えぇ…」


たとえ中途半端でも私は謝ら(ry
306名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 23:46:23 ID:+3gOyUks
>>301仕返しです。
                 ,,,,,/  ,, <~               /|      ~~=-,,,
                ,,,/ //\// /               / |         ヽ
          _,,ー、 / ///\  /               ,,,|i ~~=-,,       ヽ
       _,,,,|l | | | |/ ///  /  >            ,,,,,,,/ | >.=-,, ~-,,ヽ___ヽ|
     .,,-^  /~/=--,-,,○ | | \/  /  _   ,,,     / /  '7 /' ~~=-i____,,,|ヽ
    /  [ ]  | i ( / /ヽ\,,/~~==,,,-|「」|-=~     /  //二/ / \          |
    /    |二ヽl  / /ヽ\/~~ / /~=[]=~iヽ _   < //二/,,.,/,,   | ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|~^|i-,
    il     |二ヽ",,◎/\/===/  ゝiヽ|處i/,,|8||,   >"  //-_|ヽ  |     △    |->
    |   [ ] >   ./二\/_//~/四ヽi|[h]/ii  四/iー-/  ,,,,|/-_| |  |     .▽    | |
   /--__/   // /\_,///  /, ̄,iヽ---/|~=-, \/ //_,|  |  |  | ̄ ̄~~V ̄~~| | |
   /i |i |   ,/// / /_//| | ’ /__| |   |i |_,,,|[] ヽ //_,,|  /  |  ~~~\   /^ .| |
  / | il |   il// / /_// -|/|- -| □ |ヽ--=~ヽヽ__II,,|__| ./  |      ヽ /   |,,,」
 ./  | il/,,,/// / /_ノノi--/ "-=|,,---"-,,|(0),,> /   i| | |===- /   .|      'V    |/
../   |//i::::// /   /| i |_|   | |'''''O ̄i_|/」"   | il|  /二_____/|       |    |
/ヽ  /  |::// /--,, /,,/----,,---=~~ヽ_,,ノ  |''|_,,,,,,┌=>>_|__ ヽ, ヽ          /
]\/~|-、 // /  ヽ[]-,-"  /,, /(二(ー,--,,"-)二)//i]-//     /ヽ,, ~,, ヽ        /ヽ-
ヽ    .| .// /   /⊃i|,,」  / // --'//_/ }=i_/|◎/~~--,,,,,,  // ~-..ヽヽ_|__|_/  > ~>,
 "中.中”// /~~-,, /|二]/ ,,-~ //   i| ,, | |i    |~~|~~==-,,,,,,,二~~=-,,,  ヽ/__,,,,-=^~ // |
  li----// /   /i |   ̄  .| |,   .i|   .| |   , | .|     |[] ~---,,,,^~--,,  __  //   |
  i|_,,// /   / |/      I/|\_i|---┘|i,,i,,--~i |     |i     ~~=-,,,ヽ \/  |ヽ"・   |l
    // /~~-. /""       /\_/ヽi---"|_,/ .|     |        ・~|      | |    |i
   .// /   /         |    / ./    ヽ   |     |i         .|      | |    |
  // /,    /         /,,,   / ./     ヾ  |               |      / /    |
 // /~~-, ./        ,-//,,,>-,//、     ヽ/|               |     / /    |
 // /   >'         / '-,,,,,,,,,>/,//      「,,,,|i             ・ |     ヽ/ ̄~--/
.// /    /         ヾ     ノ/|i       |i,,,,|,,             ./    _,,,  ̄7 ̄
./ /--,,  /          /-,,_[~~/ |-|i       {--i~~=-,,  []        ,,,=----^^^,,,,..ヽ,/
.../   ~ /        /-/-[,,/,//| /       |~|--|~~||~=-,,,,    .,,/ /// ̄~~//ヽ
/    /         /| .//  |~~|}/~|ヽ      'ヾ|/ヾ'」i |i ~~=--~  /        |~i
ー,  ./         / / //   /  |}/~>ヽ      ヽ| |  |/|  |~=- /         .//
307名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 23:13:27 ID:oXQ2BsZM
>>304-305
小ネタGJ。
書けたら別の汎用キャラもキボンw
308名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 23:38:22 ID:gvz1/9RE
対艦兵器と戦術核兵器がけんかしてるのはこのスレですか?
309名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 23:54:21 ID:rvKaKxL+
ええい4号機は何を(ry
310名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 00:39:24 ID:y/VFDhEB
メイキングキャラのCPだったら何か好き?
何か書きたいがネタが思いつかん
311名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 04:13:48 ID:iWApxVMq
発情した猫娘に♂キャラ(自分の妄想では侍)が襲われるという
ありがちなのを妄想したわけだが。
ぺたんこスキーかムチムチスキーかで好みが分かれるわけで。
312名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 07:35:25 ID:88IT9/7G
先生、エトナ×ラハールが見たいです
313名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 20:14:04 ID:XwC/6tSE
>>312
自分で書けや
314名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 23:37:26 ID:lFBR1ZEJ
今週の電プレの付録、ディス2コーナーの盗賊の解説に
「盗むでシシシ」と書いてあったんだが、このスレ見てたんだろうか
315名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 04:39:23 ID:zLWa7bQf
エロパロ発じゃねえだろw
見てるとしたら、本スレか攻略スレ。
316名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 02:10:15 ID:WyfV06de
>>315
マジレスカコワロス
317名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 16:22:39 ID:VxZ8wW0X
318名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 02:36:48 ID:RdQZIYFm
hosyu
319名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 10:20:50 ID:kEVx/ah/
保守
320名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 13:52:12 ID:orJkWE/R
先生、ラハールタソが戦士♂に犯されています
嗚呼、肉棒のささったラハールタソのお尻から白い液体が溢れています
321名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 21:43:47 ID:H5RIm9mY
不覚にも萌えた
322名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 22:12:01 ID:orJkWE/R

    禿 同
323名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 22:59:38 ID:ngquTmgI
今日はショタの日だっけ?
324名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 00:45:34 ID:5D2gsHci
もうすぐGWも終わりだな。
だれか書いてくれ・・
325名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 17:23:26 ID:IRKC38Ct
>>324
何を?
326名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 17:48:54 ID:euB3fEJC
ゼノン化したロザリーを元に戻そうと不意打ちキッスを試みるアデルだったが、そのままゼノンロザリーにディープを決められ腰砕け。

五分近いディープから解放され息も絶え絶えのアデルに対して冷たい眼差しを向け無言で股間を踏みつけるツンデレロザリー
327名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 19:55:43 ID:IRKC38Ct
ガンガレ ダレカ
328名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 23:23:03 ID:mhZTJ4D6
>>327
ダレカジャナクテオマエガナ
329名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 00:08:21 ID:X30vGthc
ラハールタソハァハァ(*´д`)
330名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 01:38:16 ID:Mfg80oGa
ショタよりロリがいい。
331名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 03:41:48 ID:j6F7NQ5o
欝エンドで別な意味でハナコ食うアデルとか
332名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 02:20:36 ID:yFkAWB0C
タロータソハァハァ(*´Д`)
333名無しさん@ピンキー :2006/05/08(月) 21:25:05 ID:QgzBZl+c
別な意味でタローを食うアデル
別な意味でハナコを食うアデル
別な意味でママを食うアデル
別な意味でパパを食うアデル

いろんなアデルを見てみたいね。
334名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 23:11:26 ID:UTiCgB5T
全部アデルかよ(w
335名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 23:43:29 ID:Ag6Z3Fyg
じゃ、
別な意味で殿下を食うアデル
336名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 00:18:29 ID:3m5EzUxf
>>335
“じゃ”って,全部アデルじゃないか
337名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 02:16:46 ID:rbYvfLXS
じゃ別の意味でティンクを食べるゼノン(アデル)。
338名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 09:03:31 ID:h2C15ccV
別な意味でオゾンに食われる殿下
それを見ていたフロンにやはり別な意味で食われる殿下

これが見たいんだが
339名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 16:36:04 ID:eeUYHwKX
職人さんは降臨されないかな…やっぱディス2で忙しいんだろなぁ
340名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 21:52:11 ID:EQSyaRFK
女帝フロン書いてた人、暇があったらまた書いて下さい。
続き楽しみにしてます。
341sage:2006/05/11(木) 23:50:51 ID:GXxAb4Ki
ところでママンが生きてた頃の殿下ってやっぱ今とは違うのかな・・・
色々ネタはあるのに書く力と勇気が無い…orz
342名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 23:52:00 ID:GXxAb4Ki
あ、やっちゃった
343名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 08:22:02 ID:ADyn7eQg
344名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 22:09:55 ID:hQFWxyjD
2の殿下にガッカリ
345微エロならなんとか……?:2006/05/12(金) 22:23:45 ID:UybOxjkr
俺はアデルパパに雇われた戦士♂。名前は噛ませ犬。
「はあ……」
安い給金で猪突猛進バカの面倒を見る毎日に飽き飽きしていた俺は、深いため息を吐く。
不満というかストレスというか鬱憤というか。とにかく、溜まりに溜まったマイナスの感情を少しでも外に吐き出したかったのだが……効果は期待できないな。
はあ……何か、そう、せめて可愛い子のお尻に腰を叩きつける系のイベントでもあれば満足なのだが。
「あの…」
「ん?」
声を掛けられ後ろを振り向く。そこにいたのは……
「美少女……!」
「え?」
俺の呟きにクエスチョンマークを浮かべるのは、見知らぬ魔法使いだ。新人だろうか?
「いや、今のはなんでもない忘れてくれ。それより……もしかして新人?」
「あ、はい。えっと、わたし、セラフィーナと申します。噛ませ犬さんの弟子になるようにとアデルさんに言われて来ました」
346反応あれば来週までには続きを……:2006/05/12(金) 22:25:08 ID:UybOxjkr
「……弟子? 俺の?」
「はい。今日からお世話になります」
にっこりと微笑むセラフィーナ。
か、かわゆい……なんかこう、悪戯したくなる系の可愛さだ。時代はやっぱりロリだな!
「お、おう。こちらこそよろしく。わからないことがあったらなんでも聞いてくれ。手取り足取り腰取り教えてやるから」
「はい、ありがとうございます。……その、早速で申し訳ないのですが、弟子とは具体的に何をするものなのでしょう? わたし、こういう関係は初めてで……」
「……」
ヤバイ可愛すぎ。ムラムラしてきた。
い、悪戯しちゃおうかなあ……理屈をこねれば簡単に言い包められそうだし……
うん、悪戯しよう。
「噛ませ犬さん?」
「あ、うん。まあそれについては向こうで話すから。こっち来て」
俺はセラフィーナの手を引っ張り、人気のない林へと向かった。
347名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 00:07:27 ID:a+x0M9S6
>>341
見てみたい
348名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 20:26:43 ID:19P2HZSn
>>345
続きが気になってきます
349名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 21:42:45 ID:qKnRxa5S
>>346
ぐは、無知で無罪な子に悪戯しようなんて…この、悪魔!
350名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 22:15:49 ID:GkcuUiAM
>>349
ありがとう、最高のほめ言葉だよ
351名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 22:14:09 ID:Bg1nAxfQ
しかしPK物が圧倒的に少ないな・・・
「いいか? まず俺のことは師匠、または先生、それかお兄ちゃんと呼ぶように」
「はい、わかりました。――師匠」
ちぃっ! 本命はお兄ちゃんだったのに……! そう内心で舌打ちするも、すぐに思い直す。
今重要なのは「お兄ちゃん」という不思議ワードにこいつが無反応だってことだ。
ふっふっふ、これは相当無茶な要求も通せそうな予感がするぜ。
「それで、だ。さっきの質問、弟子がするべきことの答えだが……えー……………
師匠の信頼を得ることだ!」
「信頼、ですか?」
「そうだ! エクストラゲインは知ってるな? 弟子の能力を師匠が得るってアレだ!
おかしいと思わないか? 普通は弟子が師匠の能力を得るはずだろう!?」
「そ、そう言われると……そうですね」
「実はこれには秘密がある! 弟子は師匠に貢ぐことで信頼を得て、えーっと一子相伝? の超必殺技を覚えることになっているんだよ!」
「そ、そうだったのですか? それは凄いですね!」
俺のテンションに感化されたのか、興奮気味に瞳を輝かすセラフィーナ。
「その、超必殺技とはどのような――」
「ストップ! 言っただろう? 俺の信頼を得なければ、それを知ることは出来ない」
「あ……そ、そうですよね。会って一日も経っていないのに、わたし……」
恥ずかしげに顔を伏せるセラフィーナ。よし、ここだ!
「しょっ」
噛んだ。
「……そんなに超必殺技が気になるなら、師匠の信頼を得るとっておきの裏技を教えよう」
353341:2006/05/15(月) 18:35:10 ID:2rVc6gvT
>>347
じゃ出来る範囲でネタだけ。

殿下が今と激しく違う上に超マザコン。
でエロなしですがそれでもよかったら。てゆーかエロ上手く書けんヘルプ。




「夜魔の娘達は追い払いました、もう大丈夫ですよラハール。危ない所でしたね…。」

「…母上…」

「…どうしたのです?」

「…私は、母上に助けて頂かなければ自分ではどうする事も出来ませんでした…
あんなやつらにされるがままなんて…あのような情けない姿…母上にだけは、見られたくはなかったのに…」

「……そんなことで苦しまないで。私は貴方が無事で本当に良かった。…それともひょっとしてお邪魔だったのかしら?」

「そんな!助けて頂いたのは本当に嬉しかったです。…でも……母上は私の一番だから…その」

「ふふ、嬉しいことを言ってくれますね」

「もうこんな目に会うのはコリゴリです…なんだったのですか、あれは?」

「……知りたいのですか?」

「はい」

「……少々早い気もしますが……今後同じ状況に陥らぬとも限りませんし……そうですね……」

「取り敢えずまず城に戻りましょうか」
354341:2006/05/15(月) 18:39:53 ID:2rVc6gvT
これだけ。スペース要らなんだな;;
だれか殿下とママン書いてとか願ってみる。
355名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 15:36:38 ID:dSsj84PE
やっべ、素直な殿下 超カワイス
356名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 21:14:03 ID:GDj+o3At
「本当ですか? ぜひお願いします!」
パッと明るい表情になり、頭を下げるセラフィーナ。
俺はゴクリと唾を飲み込み、力強く頷く。
さあ言うぞ。変態の烙印を押される可能性は無視して言うぞ。
「その方法とは…………ズバリ! 『スカートを捲り上げる』だ! わかったか!?」
「はいっ! ……はい?」
一度は元気よく縦に振られた首が、ゆっくりと横に傾いていく。
くそっ、流石に疑問を覚えたか! だが、俺はもう退けないんだ!
「これは恥ずかしいトコロを師匠に見せることで信頼関係を一気に深めることが出来る画期的な裏技だ!
別にスカートに限らず、恥ずかしいことなら割とOK! 具体的にはボディタッチとか、他にも――」
「わ、わかりました! わたし、やります!」
「水着の撮影会とか……え?」
「それで信頼してもらえるなら……す、スカートを……その……」
「……マジ?」
「はいっ」
ビバ天然!
357名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 21:14:51 ID:GDj+o3At
前科者街道まっしぐらな俺の前方約1メートル地点。
「し、師匠……よろしいでしょうか?」
そこでセラフィーナは顔を真っ赤に染め、絞り出すように声を出す。
「おう! こっちの準備は万端だ、いつでも来い!」
「で、では……」
セラフィーナは震える手でスカートの端を掴み、ゆっくりと持ち上げていく。
おお……なんて愛らしい膝小僧なんだ。男のごつい膝とは大違いだぜ畜生!
そして次第にあらわになる太股……その先から現れるのは当然――
「はぁ……あの、師匠……や、やっぱり恥ずかしいです……」
「なにぃ!? ここまで来てやめるなんて先生許しませんよ!」
「あうぅ……」
羞恥に顔を赤く染め、緊張のせいか息も荒いセラフィーナ。その潤んだ瞳の破壊力は核爆弾1000発分に相当すると思われる。
正直この表情だけでご飯三杯はいけるのだが、ここで終わらせるわけにはいかない。
「セラフィーナ。――頑張れ!」
「既に頑張っていますけれど……うぅ」
俺の超簡単な激励が効いたのか、再びスカートが持ち上がっていく。
残り3センチ……2センチ……1センチ……!
そしてついに! スカートという神秘のベールに包まれていた禁断エリアが今、俺の目の前に――
358名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 21:15:30 ID:GDj+o3At
ぱんつはいてない。
な、何を言ってるのかわからないと思うが、俺にも何がなんだかわからない……。
頭がどうにかなりそうだ……。
目の錯覚とか妄想の具現化とかじゃあ、断じてねえ。
もっと素晴らしいものの片鱗を味わってるぜ……!
無毛のそこには、まるで子供のような筋が一本走っているだけだ。グレイト!
しかも見られることで感じていたのか、僅かにキラキラと光る液体が漏れ出ているではないか。ミラクル!
「ん……あの、もう、下ろしても――」
やめろまだ早いもう少し目に焼き付けとかなくてはもったいないだろうってかあわよくばこのまま本番に突入だろう!
俺は全力で目を見開き、網膜にこの光景を焼き付けようとして、
「グフッ」
大量の鼻血を噴き出してぶっ倒れた。
「――え? し、師匠? どうしたのですか? 大丈夫ですか?」
赤に塗りつぶされた視界の中、慌てて駆け寄ってくるセラフィーナが目に入る。
ローアングル……最高!
薄れ行く意識の片隅でそんなことを思い、俺は気を失った。
359名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 21:16:20 ID:GDj+o3At
アデル邸。
「――で? 結局あの子はなんでパンツはいてなかったの?」
「故郷の風習だと」
「ふうん……。それを聞いた時のあんたの反応、当ててみせようか」
「は? 予言者でもないくせに、何を――」
「『そこは天国か? ぜひ行ってみたいな!』」
「……」
「変態」
大きめの机を挟んで俺と向かい合うのは、戦士♀のロリエッタ。
俺と同期のヒーラーの弟子で、憎まれ口を叩き合える悪友だ。
聞くところによるとヒーラーと禁断の愛を育んでいるらしいのだが、俺がそのことを聞くと
「馬鹿じゃないの? そんなの事実無根、荒唐無稽な単なる噂よ! あたしが好きなのは……その……この鈍感! 馬鹿!」と逆切れされる。何故だ?
まあそんな話は置いといて。
昨日――
鼻血を出して気絶した俺は、すぐに魔界病院に運ばれた。
もちろん運んだのは非力なセラフィーナではない。その時たまたま近くを通りかかった、このロリエッタだ。
セラフィーナから俺の行いを聞いたこいつは、意識を取り戻した俺に容赦なく魔砲流星群をぶちかましてきた。
「警察沙汰にはしないであげるから感謝しなさいよ」などと無い胸を張っていたが、当事者でないこいつにそんなことを決める権利があるのか甚だ疑問だ。
まあ、セラフィーナは俺に騙されたことに全く気付いていないようだったし、この件はこれにて一件落着ということに無理矢理しよう。
「はあ……可愛い子のお尻に腰を叩きつける系のイベントはいつ起こるのやら」
「血の気の多い童貞野郎になびく女なんていないわよ」
「……」

完。
360名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 21:17:43 ID:GDj+o3At
気が向いたら続きを書くかも知れませぬ。
……需要無いか。
361名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 23:31:48 ID:1YaakyN2
いや、需要あるぞ!
おもしろかった。さりげなく戦士♀萌え。
とにかくGJ!
362名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 23:43:44 ID:4I5kcpe9
むしろ、需要がありすぎて供給が追い付かないっす。
363名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 16:12:42 ID:8fPbacDj
インフレインフレ
364名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 21:14:01 ID:FlpGw/xO
♀戦士moe
365名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 23:50:52 ID:YfDRfobx
ヴェルダイム・ホルルト村の林の奥に密かに開かれたもう一つの施設がある。
そこにいるのは2人の男の戦士達に僧侶が一人。
「ん、あむぅ・・・」
僧侶が男の肉棒を口に含む。
「いいぜ…もっと気持ちよくしてくれよ…」
「おいおい、俺の方も早くやってくれよな」
もう一人の男も下半身のペニスを硬くして今か今かと待っている。

ここは凡用兵の間にのみ知られているもう一つの魔界病院。
アデルやロザリーや、彼のパパやママも知らない秘密の施設。
病院と言っても戦闘で負った傷や失った精神力を回復させる表の病院とは違う。
こちらでは連続の戦いで満たせない欲望を満足させる裏の病院。
僧侶のユリアが男達の性欲を満たすために今日も奉仕が始まった。
366名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 23:52:50 ID:YfDRfobx
今日は男の戦士が2人、カイとヴェイである。
ユリアは二人のペニスを片方を口で、もう片方を手で奉仕している。
「ちゅう、ちゅるる・・・」
「くう、ユイナの舌使いがたまんねー!」
口で奉仕してもらっているカイ、それに対し手で奉仕されているヴェイは
「手、手もいいけど・・・やっぱり物足りねーよ・・・」
とやや不満があるようだ。
「お前はさっきまでしてもらってただろ!」
「んふう・・・落ち着いてください・・・私は逃げたりしませんから・・・あむぅ」
そう言ってユリアはヴェイの肉棒を銜え始める。
「はむ、んふう…くちゅくちゅ…」
「ああぁ、やっぱりユリアの口って気持ちいい・・・」
「こっちにも早くしてくれよ」
ヴェイの方に移ればカイが、カイに移ればヴェイが口を出す。
「ああ、もう・・・仕方ないですね・・・」
ユリアは2人の身体を寄せる。
「これで・・・どうですか?・・・ペロ、ぴちょ・・・」
彼女は2人の肉棒を手で支え、ギリギリまで接近し合う両方の先端の亀頭に舌を添える。
うまい具合に舌を使って2人同時に奉仕を始める。
「うああ、これ・・・すごくいいよ・・・」
「ユリアって、本当にエッチなんだね」
「ペロペロ・・・ん、はい・・・私はお肉棒が大好きなんです・・・
ああ、お2人ともこんなに硬く・・・あむ、んん、ちゅうう!」
ユリアは2人のペニスを口に含み、Wフェラで奉仕する。
「くう!すごいテク・・・2本一緒にしゃぶるなんて・・・」
「僧侶なのにこんなにエッチだなんて誰も思わないよな」
「くちゅ、ちゅる、ちゅうう、ジュプジュプ!」
ユリアは急に口の吸い付きを強め始める。
「うああ、そんな急に強くするなんて・・・」
「でも、そろそろ中に入れたいよなぁ」
そう言われると彼女は2人のペニスから口を離す。
「では、どうぞ・・・私の中に入れてください」
367名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 23:54:43 ID:YfDRfobx
「さあ、どうぞ。お口でも、おマ○コでもお尻でも…好きな所にお肉棒を入れてください…」
ユリアはローブをたくし上げ、下半身を露にする。
ローブの下には下着なども一切着けておらず、股間は陰毛から割れ目までくっきりと見えてしまう。
「じゃあ俺はマ○コに入れさせてもらうかな」
「はい・・・では・・・」
ユリアはカイの腰の上に跨り、ゆっくりと腰を下ろしていく。
慣れた手つきでペニスの先を秘所に宛がい、何の躊躇もなく腰を落とす。
「おお、ユリアの中に・・・入ってるぞ」
ゆっくりと亀頭が、そして竿の部分が少しずつ、そして肉棒全体が飲み込まれる。
「あああ!あ、あそこに・・・お肉棒が、全部入りました・・・」
ズッポリとペニスが挿入され、2人の腰と腰が密着する。
「じゃあ俺は・・・こっちに入れるか・・・」
1人余ったヴェイは彼女の後ろに回り、お尻の穴にペニスを宛がう。
快感と興奮で彼女の菊門がピクピクと震えている。
「よし、入れるぞ・・・くう!きつい・・・」
明らかにサイズオーバーな肉棒が無理矢理お尻の中へ侵入する。
前の穴の中よりも窮屈で狭く、中の締め付けがとてもきつい。
「ああ、あああ・・・お尻の穴にも・・・おチ○ポが・・・入ってきてる・・・」
さすがのユリアも前後に同時の挿入に思わず身体を仰け反らせる。
肉壁の締め付けに進入を阻まれながらも、ヴェイは力任せにペニスを突き入れる。
「お、お尻の奥にまで・・・届いてる・・・」
ついにヴェイの肉棒もお尻の中に納まりきった。
2人の肉棒が両方の穴へ入りきると、ユリアが腰を動かし始める。
「うあ、自分から動くなんて・・・気持ちいいよ、ユリア・・・」
ユリアが腰を動かしたために前後の肉壁の締まりに波が出る。
「お、俺も・・・動いてやるぞ・・・」
後ろから突いているヴェイも動き始める。
腰を叩きつける様に動かし、肉と肉のぶつかり合う音が林に響く。
「な、中の締りが・・・本当にエッチだ・・・」
「中で、あたしの中で・・・お2人のお肉棒が・・・擦れあってます・・・」
ユリアの中の肉壁越しにカイとヴェイのペニスがゴリゴリと擦れ合う。
「いいぞ、ユリア・・・もっと、激しくしようぜ・・・」
368名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 23:55:36 ID:YfDRfobx
更なる快感を求めて3人の動きは激しさを増していく。
股間ではグチュグチュと、お尻ではパンパンと音を立てる。
ユリアも力が抜け、全身をカイに預けるように身体を重ねる。
彼の胸板の上で豊満な胸が前後にスライドし、2人は思わず唇も重ね合う。
「ん、んちゅ・・・んん」
舌を絡ませ、腰を絡ませ合い、3人の行動も一段と激しくなり…
「ああ、も、もう出そう・・・中に、出すよ・・・」
「は、はい・・・私の、私の中に・・・熱い精液を・・・いっぱい出してください・・・」
「よし、たっぷりと・・・注いでやるぞ・・・」
3人の動きもラストスパートに入る。
「くうう、だ、出すぞ・・・う、くああ!」
「お、俺も・・・ユリアの中に・・・う、ううう!」
ユリアの前後の穴の中に、肉棒の先からドピュドピュと音を立てて精液が注ぎ込まれる。
「あ、あああ・・・ドクドクって・・・私の中に・・・熱いのが・・・」

2人の肉棒が穴から出てくると、肉棒と共に精液も溢れ出てくる。
「あはぁ、お2人とも…こんなに出したのですね…」
「まあ、ユリアが気持ちよくしてくれたからさ」
精液は前後の穴からドロリと流れ落ち、太腿から脚に沿って垂れ落ちていく。
「また機会があったら頼むぜ」
「はい、また・・・いっぱい出してください」
もはや彼女の身体と心は、男の精液を求めるようになっていたのであった。
その後も彼女は、神から授かったその肉体で男の精液を求めていく。
369名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 02:31:48 ID:mKSKza37
お前ら3人ともエロエロなんだよGJ。
370名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 12:19:02 ID:zznbvEjU
「はぁっ、くぅ・・・あぁっ」
「殿下、さっきまでの強がりはどうしたんですか?がっかりさせないで下さいよ」
「やかましいっ。俺様、は、こんなものでは、ない、わ」
「本当ですか?じゃ、もっと腰動かして」
「んっっぁっ」
「ふふ、その程度ですか?何なら、俺が動かしてあげますよ。」
「ひあっ、う・・やぁ・・・ん」
「随分といやらしい声がしますね。もしかして、ほかの悪魔ともあるんですか?」
「なっっ」
「図星ですか?エトナさんもフロンさんもいなくなったものだから、ほかの家来とやってたんでしょう」
「ち、違う!」
「なら、その辺の下等悪魔どもか、ゾンビですか?どちらにしろ腹が立ちますね」
「だから、ちがっっ、そんっな、激しく動かすなっ」
「もういいです。そんなに俺としたくないのならそろそろ終わりにしますよ(ニヤリ
「?!まさか、やめっ、中はやめろ!」
           ドピュッドピュ
「やぁぁ、熱いぃっ」
「ふぅ、よく出ました。またしましょうね、殿下。」



はい。戦士♂×殿下です。なんとなく自分の趣味で書いただけです。会話のみなんで分かりにくいよ。 
371名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 14:14:35 ID:txHlbhBu
>>370
801板でやれ
372名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 22:28:04 ID:ekXCx7da
>>370 GJ!!眼福です!
でも出来ることなら、過疎りつつある801板に投下していただきたかった……!
373名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 13:24:45 ID:hGAZdqVe
>>371-372
日本一に801板あったっけ?
374名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 13:41:01 ID:i033fFwo
ていうかへたくそだよ。
375名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 14:05:23 ID:XF1J8SgW
と、このように801は基本的に受けがよろしく無いのでここではやらないほうが良い
俺も嫌いだし
376名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 19:43:48 ID:C3AmhmFA
折角書いて見たからザコでも良かったらこれでお口直ししたって


はー、はー、はー…
くちゃ、ぺちゃ、ちゅ、じゅる〜
荒い息使いに、クチャクチャという水音。
空間にエトナの疲れきったような声がこだまする。
「…殿下ぁ〜、あたし、やっぱも、無理です〜…」
「…まだ終わっては、おらぬのだぞ、貴様一人先に抜けようなどと、このオレさまが許す、とでも思っていたのか?」
同じような苦しげな声で、素っ気無く返すラハール。
「そんなこといって、言い出しっぺのフロンちゃんなんか、もうダウンしてんじゃないですかっ・・」
「いーから、有り難く、食らうが良いわ、このオレさまが、折角こーして、手を貸してやっておるというにっ」
「貸してくれてるの、手じゃないし、それに、ちっとも有り難く、ないですよ、こんなのっ…」
二人の目の前にそびえ立つは、フロンが二人を仲直りさせるために用意した高さ2mはあろう超巨大プリン。
「そんなこと、作ったヤツに言てくれ…」
「プリンなんて、もう見たくない…」
そういいつつも、手と口を休めずプリンを口に運びつづける健気な二人であった。

377名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 20:14:58 ID:uzvvCb5e
ワロスw
思わせぶりGJ!
378名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 23:02:43 ID:ttAJ3y1A
>>370
こちらでドゾー
日本一ソフトウェア総合スレ@801
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1112592134/l50#tag967
379名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 19:45:27 ID:uHcqMDlb
ageてみる。
380名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 23:22:05 ID:eskjhLkc
誰も居ない……
381名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 23:28:54 ID:CEde8mQW
踊るなら?
382名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 14:01:30 ID:Tighalig
愚か者どもよ
383名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 14:23:02 ID:e3b4DHP/
殺戮の共演に?
384名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 15:30:01 ID:2Ucq3AI5
花びら舞い散らすほど?
385名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 18:58:47 ID:1Hdg6c++
輪廻の夜を飾る甘美な花園?
386名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 19:45:09 ID:E1t6C8e3
獲物誘って狂わせる
387名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 19:46:53 ID:QkLxqYyW
大凶じゃ!
388名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 00:02:37 ID:0WuyUufv
罪な薔薇〜♪で終わり

>>387空気嫁
389名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 09:49:56 ID:aw6Xk8IG
どこかの戦士♂♀カップルの会話

「お、転生したのか」
「うん。マナもたまってたしね」
「どーせ転生するなら魔法剣士とか女忍者とか、もっと胸デカいのに転生すれば良かったのになあ」
「う、うるさいわね!ほっといてよ!」
「・・・そういえば、前から疑問に思ってたんだが」
「何?」
「転生って、新しく生まれ変わることだよな?」
「・・・今更何当たり前なこと言ってんの?」
「いや、そうじゃなくてだな。・・・お前、処女じゃなかったよな?」
「!!しょ、処女じゃないも何も、あ、あたしの初めて奪ったの、ア、アンタじゃない!」
「だろ。だけど、転生して新しい体になったお前は処女に戻ってるんじゃないか?」
「つまり、・・・前から疑問に思ってたことって・・・」
「転生したら、破れた処女膜って、どうなってるんだ?」
「・・・つくづく、くだらない事気にするわねあんたは」
「くだらなくないぞ。処女に戻ってたら、お前、また痛い思いしなきゃならないじゃないか」
「まあ・・・確かにそれは困るけど・・・どうやって確かめるのよ?」
「え?そりゃ、一回やってみるしか・・・」
「ここで!?ち、ちょっと!やめ・・・ま、待っ・・・」



勢いで思いついて書いた。反省はしていない。
390名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 13:40:06 ID:LMrBMYe+
>>381-388
おまいらいい連携ですね

>>389
GJ。これはいいツンデレですね(*´д`)
391名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 21:50:53 ID:f3/6RwkP
誰かラハフロかアデ雪の書いてくれ、頼む。
392age!:2006/05/28(日) 01:34:42 ID:Bw1Vmcue
アデ雪希望!age!age!
393名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 01:35:34 ID:Bw1Vmcue
>>389
イイねイイね
394名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 07:52:10 ID:oZ2MUZdD
グリーンリバーライトか。
あの人も色々とやってるからなー。
…つか過疎りまくってねぇ?
395女帝書いてるアホ:2006/05/29(月) 17:27:40 ID:ct+I7pQ+
過疎って人がいないうちにこそこそと……

まだ待ってくださってる方もいらっしゃるようで、非常にありがたいです。
女帝フロン、六月九日ぐらいに更新できそうです。
長い間が空いてしまって本当にスミマセン。
少しでもクオリティの高いものを出せるよう努力しますので、ご期待ください。
396名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 17:35:58 ID:wjwys3Hu
うわぁ、懐かしい!
まだ書いてくれてたんですね!
うわー。もうめちゃ楽しみ。
397名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 21:34:07 ID:pQhUwn6b
アデロザ前提の雪アデならば書けそうな予感
それでもよいならしばしお待ちを
398名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 15:51:31 ID:aMWBmPkW
wktk
399名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 18:51:51 ID:2YLyqLRT
>>397 マジすか!? 是非お願いします!正座して待ってるよ!
400名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 19:06:31 ID:B5EdzKmD
ワクテカワクテカ
401名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 03:34:08 ID:fkMUXZmJ
ではその繋ぎにでもとラハフロ投下。キャラが違ってたり文章が稚拙だったりしますがそこは目を瞑って頂けると幸いです。


 仕事を終えて、溜息を吐きながら椅子に深く沈み込む。
 愚痴の一つも言いたくはなるが、最早そんな気力も無く。
 とっとと寝てしまおう、などと思っている所に、気配を一つ感じて。
 しかしそちらを向く間も無く、
 「ラハールさんっ♪」
 「うおっ!?な、何だいきなり!!」
 「えへへ〜」
 声と共に抱きついてきたのはフロンである。
 顔を赤らめながらも、嬉しそうに、楽しそうに。
 ラハールに抱きついたまま、幸せそうに微笑っている。
 いきなり抱きつかれたラハールは驚き、慌てているが、フロンは意に介さず。
 「いいじゃないですかぁ〜。最近ラハールさんのお仕事が忙しくて、全然愛を確かめ合えなかったんですよぉ?」
 甘える様にラハールの肩に頬を擦り付けながらそう言ってくる。まるで人懐っこい猫の如く。
 「…いや、だからなフロン。あまり愛を連呼するのは…」
 「え〜何でですかぁ〜。愛が足りませんよっ!!ラハールさんっ!!」
 「あのなぁ…」
 むぅぅっ、と頬を膨らませてのフロンの台詞に、げんな
りした様に溜息一つ。
 そんな会話を交わしている間でも体勢は変わっておらず、互いの顔は赤く。単なるじゃれあいにしか見えないのは、間違いでは無いだろう。
 フロンは離れようとしないし、ラハールも振りほどこうとはしない。
 膨れているのに飽きたのか、またごろごろと猫の様に懐いてくるフロンに、苦笑して。
 「全く…仕方の無い奴だな」
 その声音が存外に優しかったのには気付かぬ振りで。
402名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 03:38:50 ID:bFPSmqR3
 未だ抱きついたまま、甘えているフロンの後頭部に手を添える。
 「え、あ?…んっ」
 ふいに訪れた手の感触に、戸惑った様な声を上げ、その後に何か意味を持つ言葉を口にするより早く、そのまま頭を引き寄せられて唇が塞がれた。
 「ふっ…んぅ」
 驚いて一瞬目を見開くものの、フロンは抵抗もせずに静かに目を閉じる。
 最初は触れるだけだったそれは、呼吸する為に離れ、角度を変える度に段々と深くなっていく。
 無意識の誘いか、純粋に呼吸の為としてのものか。
 薄く開いた唇の隙間から侵入したラハールの舌は、フロンの口腔内を這い回る。
 歯列を丁寧になぞり、歯茎まで舐め上げて、震える舌を絡め取り。
 互いの唾液が奏でる水音が耳に響く。それは今自分達が何をしているのかを強く意識させて。
 身体も心も、共に昂ぶる。
 力が入らなくなってきたのか、フロンの膝がかくりと落ちる。それを見て、後頭部に添えられた手はそのままに、片方の手は腰へと。
 頭だけではなく身体ごと引き寄せたラハールに縋り付くかの様に身を預け、受ける刺激を甘受する。
 絡まる舌は、双方に熱と甘さを与えて。
 漸く満足したのか、ラハールがフロンの口腔から舌を抜き、赤く色付き、唾液に濡れた唇を舐め上げてから、少々顔を引いた。
 「……っはぁ…ラハールさぁん…」
 とろりと潤んだ瞳には情欲の色。呼ぶ声には熱っぽさと艶。
 上気した顔を向けられ、ラハールはニヤリと笑う。
 「…どうだ、満足したか?…これが欲しかったのだろう?」
 「そ、そんな」
 「…確かめ合いたかったのだろう?」
 「うぅ…ラハールさん、いじわるです…」
 恥ずかしげにぼそぼそ呟くフロンに、ラハールは愉しそうに笑ったまま。
403名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 03:42:07 ID:qb4+5dC/
 「ふふん。オレ様は悪魔だぞ?第一、お前こそ腰が揺れているではないか」
 「ゆ、揺れてませんっ!!」
 「それにさっきのキスの最中もいやらしい顔をしておったぞ?」
 「み、見てたんですかっ!?」
 「なかなか楽しめたな」
 「うぅぅ…ラハールさんのいぢわる〜っ」
 顔を真っ赤にしながら、涙目になるフロン。しかしそうは言いつつも、離れるどころか抱きついたまま、しかも本人的には抗議のつもりなのか、頭をぐりぐりと肩に押し付けている。
 …紛う事無くバカップルのじゃれあいだ。
 フロンとて、嫌では無いのだ。先程の行為も、ラハールに意地悪な事を言われて煽られるのも。ただ恥ずかしいだけで。
 そして、幾ら恥ずかしいと思っても、これだけで満足出来る程健全な関係ではなかったりする。
 堪えてはいたのだが、これより先の事を経験している身体には足りなくて。
 無意識に内腿を擦り合わせ、どこか期待を含んだ熱っぽい視線を寄越してくるフロンに、ラハールはほくそ笑む。
 (さぁ、どうしてくれようか)
 そうは思いつつも、ラハール自身もそう経験豊富という訳でも無く。
 それでも取り敢えず優位はそのままにしておきたいもので。
 「…誘ってみろ、フロン」
 余裕がある様に、を心掛けて。しかし心の底から面白そうに、愉しそうに。
 「…してやるぞ?」
 ラハールは笑みを浮かべて言い放った。
404名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 03:46:04 ID:EQDQhAW0
 「っん…くふぅ…」
 吐息に混じって聞こえるのは、堪え切れない喘ぎ。
 見られているという羞恥と、それによって引き起こされる興奮に、知らず漏れてしまう。
 いつもならば仕事を片付ける為の、常時書類等に占領されている机の上。
 その上で、フロンはラハールの言った通りの事をしていた。
 仰向けになり、足を開いて、ラハールの雄を刺激する。
 すなわち。
 「んぅ…ラハールさぁん…まだ、駄目、ですかぁ…?」
 「ふん、まだまだだな」
 「やぁん…」
 己の秘部を晒し、見せつける事で、誘おうと。
 自身の指でそこを刺激して、溢れる蜜を、いやらしく開いた穴を、収縮を繰り返す中身を。
 粘質的な音をわざと響かせて、ラハールの眼前に。
 「ラハールさぁん…お願いですからぁ…んんっ…」
 最早懇願の涙声。
 それでもラハールは動かない。
 別にフロンが誘えていないという訳では無い。
 ただ、限界まで待った方が快楽は強まると言う事を知っている為だ。
 (…そろそろいいか)
 だが、そう長く耐え切れるものでも無い。
 何せ、目の前だ。
 音を立てて秘所を掻き回す白い指が濡れる様も、蜜を溢れさせて甘い香りを放ち、早く己のモノを突き立てたいと思わせるそこも。
 奥に潜む窄まりさえ無防備に晒されて。
 そんな卑猥な光景に、反応しない筈も無く。
 「それではいくぞ、フロン。…いい声で鳴くのだぞ?」
 「あぁ…はいぃ、ラハールさぁん…」
 熱く滾るそれを押し付けられ、ひくりと身を震わせるフロン。
 それでも律儀に返事をし、挿れやすい様に身体の力を抜いた。
405名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 03:48:18 ID:yC3Esqj+
 従順なフロンの様子に満足そうに笑いながら、ラハールが腰を進める。
 「んっ…あぁっ」
 「くっ…熱い、な…」
 ぐぷ、と音を立て、ラハールの肉棒が溢れる蜜を更に溢れさせながら、フロンのナカへと入っていく。
 そのまま最奥までナカの熱さを堪能しながらゆっくりと押し入り。
 「っ、ふぅ…。どうだ、フロン。オレ様を感じるか?」
 「んぅ、はぁっ…。ラ、ラハール、ひゃんっ…。なんか、いつも、より、お…おっきぃ、れふ…」
 「おいおい…。この段階でそんなに感じてしまっていると、もたんぞ?」
 「ら、らって…あつくて、とろとろれふぅ…」
 「ココを蕩けさせて、オレ様を締め付けているのはお前だろうが…。まぁ、いい」
 ラハールは、この上無く愉しそうに笑う。
 「オレ様がいいと言うまで、離さんからな。覚悟しておけ、フロンよ」
 「は、はいぃ…ラハールさぁん…」
 そして室内は、熱気と嬌声と粘質的な水音に支配されるのだった。


 後に。
 「へ〜殿下もなかなかやるじゃん♪慣れてきたって言うべきかしらねー。…あたしも後で混ざろっかなー♪」
 何処ぞで覗き見していたこのエトナの言葉通りの事態になったのかは、誰も知らない事である。
406名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 03:49:14 ID:yC3Esqj+
終わりですー。お目汚し失礼致しました。
407名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 08:14:25 ID:ifiE1pjl
>>406
GJ!
408名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 18:22:07 ID:LIGiLw0R
>>406
グッジョブ!
フロンエロかわいいよフロン
409名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 18:46:14 ID:1mQw8n51
>>406
GJ! ろれつが回ってないフロンはマジで可愛い
410名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 22:55:53 ID:ovpz73wP
おいおい、これでつなぎだったら、
真打ちはどれだけクオリティ高いんだよ。
なんにしても、ようやく活気が出てきたみたいでよかった。
これからSSが大量投入されるのに期待する。
411名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 01:07:24 ID:PllPwyfn
hossyu!
hossyu!
hossyu!
412名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 19:57:39 ID:ILkOk0WN
これは>>406を見て勉強せんといかんかも分からんね
413名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 22:17:52 ID:dIrlNCF2
うは、萌えてきたよ。
……何か書いてみるか…。
414名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 01:57:47 ID:qY3b1uCF
夜、町が寝静まってもアデルは修業をしていた
拳を突く動作
そんな単純な動作に雪丸は見入っていた。
(拙者は…何をしてるのでゴザル…?)
ドアを薄く開け、気付かれない様
そっとアデルを見る雪丸は最近不可解な気持ちに悩まされていた。
(何かの病気でゴザろうか、それともゼノンの呪いでゴザろうか?)
アデルのことを考えると胸が苦しくなり、息が荒くなる。
(拙者は一体どうしたのでゴザル…)
頭で考えながらも目は
アデルのこと追うのをやめない。
「せいっ!はっ!……ん?」
しばらくそうしていると気配に気付いたのか
アデルがドアの隙間に目をやる
(あわわわでゴザル!!)
別に悪いことなどしていないが雪丸はその場から立ち去ろうとした、が
ギィ
「あぶっ」
覗いてる時に不安定な態勢を取っていたせいで
体重が前に掛かったままドアが開き、倒れこんでしまった。
「…そんなとこでなにしてんだ、雪丸」
「あ、いや、その!拙者は別に!何も怪しいことは…」
「いや……今めちゃくちゃ怪しいぞ?」
雪丸は自分のあまりの挙動不振さに気付き赤面する。「で、どうしたんだ?」
アデルは雪丸の隣に座り顔を見つめる
「そ、その…拙者、アデル殿に相談したいことがあるのでゴザルよ」
顔を下に向け、視線を合わせず頭に浮かんだ話を切り出す
「相談?なんのだ?」
すうっと息を吸い、雪丸は淡々としゃべりはじめる
「拙者…最近不可解な気持ちに襲われるのでゴザル
アデル殿を見てると胸が苦しくなって、アデル殿が近くに居ないと不安になったり…
拙者は!拙者は一体どうなってしまったのでゴザル…?」
夜の月明かりに照らされた雪丸の顔には涙が浮かんでいた。
いつのまにか今まで感じたことの無い気持ちにへの不安が爆発した。
「そ、それって―――

て感じなの見たいなぁ
415名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 14:14:10 ID:qY3b1uCF
いちおう言ってみるか
続きを見たい方は「雪丸最高でゴザル^^」
と書き込んでください。
エロ初挑戦の私が頑張ってみます。
416名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 14:31:39 ID:WWjAdUDO
雪丸最高でゴザル^^

…初挑戦でも良い、頼むよ。
417名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 16:42:22 ID:Qgr3pnu1
雪丸最高でゴザル^^
ここが正念場だ!
418名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 16:53:58 ID:xEao31Ay
雪丸最高でゴザル^^

初挑戦だろうが何だろうが俺は見たい。
419名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 17:40:04 ID:JfhGdRTQ
雪丸最高でゴザル^^

>>414の初モノハァハァ
420名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 17:54:49 ID:95gFMcHh
女帝フロン楽しみでゴザル^^
雪丸最高でゴザル^^
421名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 18:02:59 ID:qY3b1uCF
「それって………いや、よくわかんねぇや」
アデルの言葉に雪丸は気を落した。
何を言ってほしかったのか
何を期待していたのか
自分でもわからない
「………そうで、ゴザルか
ありがとうでゴザル、アデル殿に話して少しだけ
スッキリしたでゴザルよ」
「別に俺はなにもしてねぇだろ」
「いや、悩みを聞いてもらっただけでも拙者は満足でゴザル
拙者、もう寝るでゴザル」
雪丸の姿が家の中へ消えていったのを見届けた後
「まさかな…」
アデルも悩んでいた
アデルは雪丸の欲する答えを持っていた。
だが、教えたとしても雪丸の気持ちに答えることが出来ただろうか
雪丸は仲間だ、それ以上でもそれ以下でもない。

―――それから雪丸は毎日のようにアデルの修業を見にきた。
アデルも嫌ではなかった
「月が…綺麗でゴザルな」
「あぁ」
「どうでゴザルか?拙者のニギリメシ」
「あぁうまいぜ、お前料理も出来たんだな」
「そ、そうでゴザルか!頑張って作ってきた甲斐があるってものでゴザル!」
ほんとはニギリメシしか作れないが雪丸にはそれだけで満足だった
「ふぅ、ごちそうさま」
「あ、まつでゴザル」
アデルの頬に付いたご飯つぶを指で取り自分の口に運ぶ
「あ、おお、ありがとう…」
そう言われると雪丸はニパッと花の様に笑った。


ベタだなぁ('A`)
続く?
続かない?
422名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 19:14:07 ID:YnNBtxKN
いいからいっきにかけや



雪丸最高でゴザル^^
423名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 20:52:42 ID:qY3b1uCF
「?、どうしたのでゴザル?」
「な、なんでもない」
見惚れてしまった、笑った顔が、すごく可愛く見えた

しばらくの日が経ち
雪丸はママにこの不思議な幸せ気持ちを相談した。
「それはね、好きって言うのよ」
すっきりした答えだった
でも言われてみればたしかに好きという
気持ちと簡単に理解できた。
「好きで…ゴザルか」
「んふふ、アデルちゃんも幸せ者ね
こんな可愛い子に好かれるだから♪」
「そ、そんなかわいいなんて!で…ゴザル…」
雪丸は顔を真っ赤にして俯く
「せ、拙者はこれにて!」ママの言葉にいたたまれなくなったのか
雪丸は部屋から逃げるように抜け出した。

その夜
またいつかの様に雪丸はドアの隙間からアデルの様子を見ていた。
「ん?なにしてるんだよ雪丸」
「っ」
早々と見つかり逃げようとするが
「ぶっ」
またも頭からずっこけてしまう。
「いててゴザル…」
「…何してんだよ、見せてみろ」
雪丸の顔に手をあて覗き込む
「ぁ…」
「……大丈夫みたいだな」
アデルと目が合う
「アデル…殿」
――それはね、好きって言うのよ
頬にあるアデルの手に自分の手を合わせる。

「…好きでゴザル」

424名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 21:47:59 ID:qY3b1uCF
近くにあるアデルに顔にさらに近付き、口付けをする。
「ん…」
アデルの思考は一瞬停止する
雪丸からの強引なキス
「っ!い、いきなりなにするんだよ!」
慌てて引き離す、息が荒くなり顔が熱くなる。
「言った通りでゴザル、拙者はアデル殿が好きでゴザル」
「だからって!いきなりは無いだろ!
これじゃ俺の流…」
泣いていた
恋をしたことが無い雪丸が必死に出した答えなのだろう
その姿を見てアデルはいままでの自分の気持ちに気付く
「あ、アデル殿は…拙者のこと嫌いでゴザ…あっ」
「き、嫌いじゃねえよ」
耐え切れず抱き締める
「ただ…泣くな…そんな顔はみたくねぇ」
「アデル…殿」
背中に手をまわし、胸に顔を埋め
しばらくそうしていた。
「…その、泣きやんだら眠くなったきたでゴザル」
「あ、あぁ部屋まで送る」
家に入り、雪丸達の部屋まで送る。
「お休みでゴザル」
「ああ、また明日な」
ドアが閉まるのを見た後、自分の部屋へ行きフトンに潜る
目を瞑ると修業の疲れかすぐに眠気が出る。
浅い眠りの中、ギィと戸が開く音がした。
「アデル殿…」
雪丸の声
「アデル殿…」
「ん…雪丸…?」
「あ、アデル殿…起こして申し訳ない…」
視点が整わない目で雪丸を見る
「どうした…?」
「そ、その今日は…今日だけは一緒に寝ていいでゴザルるか?」
「あ、あぁ」
アデルはベットの隅に寄る
雪丸は枕を置き、アデルに寄り添うように寝る
425名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 22:00:48 ID:SriHeh18
雪丸最高でぽこん!
426名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 22:56:28 ID:qY3b1uCF
眠気が一気に飛び雪丸とは逆の方を向き目を瞑る
「アデル殿?寝てしまったでゴザルか?」
起こそうとはせず、小さな声で問い掛ける
「いや、起きてる」
「その今日はすまない…無理矢理とはいえ接吻をしてしまい…」
「いいよ、俺は嫌じゃなかった」
「そうでゴザルか、よかったでゴザル」
雪丸が近付く
が、アデルは壁にあたりそうなほどにベットの端に寄る
「なんで逃げるのでゴザルか?」
「いや…」
「やはり…拙者のことが嫌いでゴザルか…?」
「そんなことはない!」
「でも」
後ろを向き、肩を抱き、キスをする
「あっ…ん…」
雪丸も手を後ろにまわし
ついばむようにキスを繰り返す。
「あ、アデル殿…」
雪丸の股に手を伸ばす
だが雪丸は身を捩る
「嫌…か?」
雪丸は首を横に振る
「………いいでゴザルよ」
服を脱がそうとする
「あ、自分で脱ぐでゴザル!」
後ろを向き雪丸を待つ
服が地面に落ちる音がした。
「…いいでゴザルよ」
そこには月明かりに照らされた幼さの残る体…
それを見て、堪らず雪丸を押し倒す
首筋にキスをし、秘所を強弱をつけ刺激する
「んっ…あっ、アデル…殿…」
さらに刺激を与えるため指を入れ、動かす
「濡れてきた…」
「あ…う…そ…んな…こと言わ…ないでほしいでゴザ…ル」
愛液が溢れだし、シーツを濡らす
よがる姿を見て耐え切れず
アデルは痛いほど膨れた自分をジッパーから取出す
「…す、すごいでゴザル」
雪丸は初めて見る物に驚愕する
こんな物が入るのか不安になる
「…入れるぞ」
入り口に当てそのまま挿入する
「あっ!…入ってきた…!」
「く…きついな…」
そのまま奥に進めるとさらに抵抗が強まる
427名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 23:56:31 ID:qY3b1uCF
「ここが……雪丸」
「な、何でゴザルか…?」
「先に謝っとく………ごめん」
「え?…な、なんで……痛っ!!」
一気に雪丸の処女が散る
繋がった場所からは鮮血が滴り濡れたシーツを赤く染める
「ひっ……痛い…でゴザル」
「だ、大丈夫か…?」
「う、なんとか…」
アデルは破瓜の痛みが和らぐまでしばらく動かず雪丸の様子を伺う
「……う、動いていいでゴザルよ」
「いいのか?」
「少し…痛いけど大丈夫でゴザル」
「………動くぞ」
腰を後ろに引き、また奥に入れる
「っう……あぅ、あっ!」
ゆっくりそれを繰り返し
「大丈夫でゴザルよ……拙者のことは気に…せず」
「…痛いんだろ」
「ほんとに少しだけでゴザルから……拙者、もっと…アデル殿に気持ち良くなってほしいでゴザル…だから」
「―――っ!」
雪丸の言葉が引き金になり腰を激しくうちつける
「んあっ!んくっ!あっ、ああっ!」
快感を求め腰を動かす
「あぁっ!ふあっ…んくぅ!あ…んんぅ!」
深く突くたびに雪丸が声を漏らし、アデルの聴覚を刺激する
「んあぅ…ああぁ!んふっ!んあっ!」
「くっそろそろ…!」
射精感が強まり更に腰を速く動かす
「ああああぁっ!んっ!あっ!」
寸前、アデルは雪丸から引き抜く
「うくっ!」
吹き出した白い精液が、雪丸の体を汚していく
「あ…ん……うあ…はあ…」
雪丸の肌の上を精液が流れる


「アデル殿………気持ち、良かったでゴザルか?」
「あぁ最高だった」
そう言うと雪丸は静かに寝息を立て始めた
アデルも暫らく後処理をした後、雪丸の隣に寄り添い、抱き締めて寝た。


朝、朝食の中遅れて雪丸とアデルが来る
「ねぇねぇ雪丸ちゃん」
「なんでゴザルか、ハナコ殿」
「なんでガニマタなの?」

   END
428名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 00:01:10 ID:qY3b1uCF
執筆に休み一日かけてた…('A`)
メモ無いのでかけたら投稿法式にしてました
お目汚ししつれいしました。
429名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 00:16:21 ID:8gOpxGv8
雪丸最高でゴザル^^

あなたの初めては素敵でしたわ
430名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 00:40:05 ID:E31oK6wW
なんかヤな言い方だなw
でも俺も言っとこう

あなたの初めては素敵でしたわ

いやー、しかしいい雰囲気だね
431名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 01:47:29 ID:yDmuWIm9
GJ!
あなたの初めては素敵でしたわ
432名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 03:49:30 ID:s5FkDo2o
流行りは純愛か・・。
純愛はあまりうまく書けないなぁ
433名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 06:22:33 ID:ckXahR7k
鬼畜を所望。
434名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 07:27:48 ID:0/KBQ9GA
凌辱を熱望。
435名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 12:27:35 ID:EpS6oRmT
>>428
GJ
雪丸最高でゴザル^^
436名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 13:02:34 ID:s5FkDo2o
アイテム界のぼったくりバーと言う店にやってきた。
よく分からないが休む事が出来るかもしれないと言う事で10000ヘル払って入店したアデル達。
店には色気たっぷりの女性型の魔物・夜魔族のエンプーサやサキュバスや猫娘族のエルバッキーがあちこちに。
中には外見こそ女っぽいが中身は男の妖花族のアルラウネまでいる。
夜魔族や猫娘族は中身は魔物でありながらもスタイルだけはむちむちで抜群な種族。
特に胸は自慢とも言わんばかりに見せ付ける。
女が苦手なアデルやパーティーの女性達は別だが、凡用兵の男達は思わず見入ってしまう。
彼らはそのままバラバラに別れ、お酒を注いでもらったりと楽しくひと時を過ごす。
437名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 13:03:21 ID:s5FkDo2o
その中で緑ドクロのレルクは受付のエンプーサ・エイミアから差し出されたジュースも飲まずに
ずっと無言のままソファーに座り、股間をもぞもぞとしている。
勿論トイレに行きたいわけではなく、色気たっぷりの女性に思わず興奮しているのだ。
勉強熱心の少年でも、やはり男であるため女の身体にも興味はある。
その隣で、エイミアは両腕で胸を押し寄せて、見せつけるようにして彼を誘惑してくる。、
思わず彼女の身体を見つめたくなるが理性がそれを拒否し、心の中でひたすら葛藤を続ける。
「君、こういうお店って初めてでしょ?」
エイミアは色気を漂わせながらで話しかける。
「そんなに怖がらなくていいのよ、何も魂とかいただくわけじゃないの。
そうね。君だったら、特別に…とっっても気持ちいい事してあげる」
わざとゆっくりと話す言い方がいやらしく聞こえてくる。
仲間の女達から普通に話してもらった事はあるが、
こんな風に色気たっぷりに話しかけられた事は初めてであり
レルクはあまりのますます恥ずかしさに黙り込んでしまう。
エイミアは彼の反応を楽しむように話しかけ、ゆっくりと身体を近づける。
「・・・ぁ・・・ぁ」
むちむちのダイナマイトボディがゆっくりとレルクに接近する。
パーティーで一番スタイルのいいロザリーですらここまで来る事なんてなかったのに。
「ふふふ、ここ…もう勃起しちゃってるわよ」
恥ずかしくても欲望は抑えきれない物…ペニスはズボンの上からでも分かるほど自己主張をする。
そこをエイミアはゆっくりと優しく撫でるようないやらしい手付きを見せる。
「あ、ああ…あの…これは…」
ますます恥ずかしくなりは言葉が出てこない。
とっっても気持ちいい事・・・いやらしく股間を撫でる手付き・・・
こんな事はいけないと思い逃げたいが、身体は緊張のあまり金縛りに掛かったように動かない。
だが、すぐに身体の奥から感じる期待と欲望に身を任せ始める。
「恥ずかしがらなくていいのよ。お姉さんが…こうしてあげるから…」
彼のズボンを降ろし、ビンビンに勃起したペニスを手で扱き始める。
レルクは彼女の絶妙な扱き具合に思わず射精しそうになる。
「だ、ダメです・・・そんな事・・・」
レルクの顔は恥ずかしさで赤くなっていて、必死に下半身に力を込めて射精をこらえる。
「うふふ、かわいいわぁ。必死に我慢しちゃって…」
2、3回扱いただけで彼のペニスは一気に硬直する。
「でもすぐイかせるのもつまらないわね。せっかくだから、お姉さんの身体、見せてあげる。
本当はお店でもいけない事だけど、君はとってもかわいいから…いっぱいいい事いてあげちゃうわ
でも、みんなには内緒よ…仲間の人達にも・・・ね」
438名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 13:04:03 ID:s5FkDo2o
エイミアは手コキをやめてレルクをソファーに寝かせ、彼の腰の上に跨り上半身をゆっくりと倒す。
そのまま彼女の身体が接近し、目の前でたわわに実った果実がぷるんぷるんと揺れる。
レルクはそれをじっと見つめ、彼の目の焦点は完全に目の前の果実に集中し始める。
「ほら、あなたの好きにしていいのよ…?」
エイミアは彼を挑発するように上半身を軽く揺らす。
軽く動いただけでも振動は彼女の巨乳をぶるんぶるんと揺らす。
無意識のうちに眼前で大きく動く彼女の胸に彼の手が伸びていく。
そっと手のひらにぷにゅっと音を立てておっぱいが触れる。
柔らかい・・・単純な表現だがそうとしか言えなかった。
力を込めればどこまでも指が沈み、緩めればまた元の膨らみを戻していく。
レルクはただひたすら彼女の胸を揉み続けていた。
「どう?私の・・・おっぱいは・・・」
「すっごく・・・柔らかくて・・・気持ちいいです」
レルクも女のおっぱいがこんなに柔らかいとは予想もしてなかっただろう。
何度も何度も飽きずに彼女の胸を弄り続ける。
「ああん、初めてなのにずいぶんと気に入っちゃったのね。じゃあ、こんな事してあげちゃおうかな」
エイミアはレルクの頭を胸に押し寄せてくる。
「ん、んん・・・むぐぐ・・・」
レルクの顔全体にに胸の感触が広がる。
気持ちよさもあるが、口も塞がれるため息苦しさが目立ってきた。
「む、むうう・・・い、息が・・・く、くる・・・しい・・・」
彼女が力いっぱい抱きしめるためおっぱいから逃れる事は出来ない。
このままじゃ本当に胸の中で窒息しそうになるため、エイミアは力を抜く。
「・・・ぷはぁ、はぁ、はぁ・・・窒息するかと・・・思いました・・・」
「でも、気持ちいいでしょ?仲間の人達だって…こんな事してくれないでしょ?」
「そ、それは・・・そうですけど・・・」
彼の仲間には女魔法使いや女戦士とペタンコが多く、唯一の巨乳の女性はロザリーぐらいしかいない。
そもそも女の人がこんな事をしてくれるなんてまずありえない。
「ほら、時間はたっぷりあるんだから、続きをしましょ」
女の人と戦うようになって女の身体に興味を持ち始めていた彼は勉強のように熱心に彼女の胸を弄り始める。
力を込めてギュッと握ってみたり、優しく円を描くように揉みしだいてみたり…。
それはまさに変幻自在のおもちゃのようで、彼の心を快感で満たしていく。
「あ、あふぅ・・・意外と、上手なのね・・・ああ・・・」
レルクの丹念な愛撫にエイミアは思わず声を上げる。
439名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 13:04:40 ID:s5FkDo2o
彼の愛撫に感じながらもエイミアはちらりと彼の股間を眺める。
レルクのペニスは何もしていないにもかかわらず興奮で硬さを保っている。
まるでこっちも構って欲しいと言わんばかりに硬直させて自己主張をしている。
「はぁ、はふ・・・こっちが寂しそうね。じゃあ、こっちはこれで…してあげる」
エイミアの尻尾の先端が筒のような物に形を変える。
レルクはおっぱいに夢中であり、彼女の身体の向こうの出来事に一切気づいていない。
尻尾は勃起したサイズより一回り大きい空間を作り、その中にペニスを入れる。
彼もやっと肉棒に違和感を感じたと思うと同時に、その筒のような物が一気に締まる。
「うあ、な、何か・・・あそこが、変な気分です・・・」
突然肉棒全体に襲い掛かる不思議な感触に思わず困惑する。
「ああ、うう・・・い、一体何を・・・」
「ふふふ、教えて欲しかったら・・・また気持ちよくさせてね」
エイミアは彼の身体に覆いかぶさるように身体全体を押し付ける。
そしてそのまま乳房が再びレルクの顔を挟み込む。
「ぶう、む、うむう・・・」
顔を身体全体で押さえつけられレルクは何が起こったのか理解できない。
一度彼女を起こそうとしてそのまま彼女の両胸を掴む。
そのまま指を沈め、苦し紛れに彼女の胸を愛撫する。
「ああ、いいわ。そのまま続けて・・・」
彼女の声が届いたのかレルクはそのまま愛撫を続ける。
むにゅむにゅと音を立てて彼女の胸は何度もいやらしく形を変える。
「く、苦しい・・・も、もう・・・うう・・・」
「はぁ、あぁ・・・分かったわ・・・じゃあ約束通り・・・」
エイミアはゆっくりと身体を起こす。
それでも股間からは今も未知の感触が伝わっている。
「どうなってるか・・・見てみたい?」
「は、はい・・・でも、何だか不思議と・・・気持ちいいです・・・」
「ふふふ・・・本当にかわいい子ね」
エイミアは身体を横にずらし、彼に肉棒の様子を見せる。
彼女の尻尾は筒のようになっていて、その中にレルクのペニスが飲み込まれている。
その筒はまるでオナホールのようで、機械のようにひたすら上下運動を繰り返す。
「気持ちいいでしょ?いっぱい出させてあ・げ・る」
彼女は尻尾の上下動を加速させる。
中では無意識のうちに先走り汁が出ているのかくちゅくちゅといやらしい音を立て始める。
「な、何だか・・・変な気分です・・・」
「あら、もうイクのね」
「あ、くう・・・い、イクって、何ですか?」
「すぐに分かるわ。いっぱい出しちゃいなさい」
エイミアは尻尾の動きをさらに加速させる。
レルクは彼女の言葉の意味を理解できぬまま絶頂を迎える。
「すごいわ、中でおちんちん・・・ピクピクしてるわよ」
射精寸前で肉棒は何度もピクピクと痙攣をする。
「ああ、ああ・・・何だか、もう・・・くああ!!」
レルクの全身がビクビクと震え、包まれた亀頭からドピュドピュと精液を出す。
「うう、うあ、あ、あああ!」
中に次々と精液が溢れ、隙間から収まりきらなかった精液が出てくる。
チュポンと音を立て、尻尾を肉棒から離す。
「うふふ、初めてなのにこんなに出しちゃって・・・」
半分以上はエイミアに吸収されたが、それでも彼の肉棒は精液まみれになっていた。
「ああ、はぁ、はぁ・・・」
レルクは初めての絶頂で全身の力が抜けていく。
目は焦点が合っておらず、単調な息遣いで何とか呼吸を整える。
しかし、やっと意識が戻ってきたかと思ったらエイミアはすでに次に進めようとしていた。
「まだまだ、今度は、女の身体で・・・イかせてあげちゃうから」
「そ、そんな・・・まだ僕、イったばかりなんですけど・・・」
「でも、ここはもうカチカチになってるでしょ」
まだイったばかり…にも関わらず彼の肉棒は準備万端といわんばかりに硬さを保っている。
「こうやって・・・いっぱい出させてあげる」
440名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 13:06:39 ID:s5FkDo2o
こんだけ書いてみた。
続きの流れも考えてはあるから出来たら載せるよ。
いつ出来るかは分からないが…
441繋ぎに(またアデ×雪……:2006/06/04(日) 23:26:55 ID:pdtvls/F
「お、おい…!?」
雪丸はアデルの手を取り自分の胸に押しつけた。
「感じるでゴザルか?拙者の鼓動……
アデル殿に触られると、もっと速くなるでゴザル」
「やめろよ……」
拒絶の言葉は聞き入れられず、胸に押しつけられる力が強くなる。
アデルも逃れようとはせず、小さなその胸に押しつけられる感覚を感じる
「今宵だけでいいのでゴザル……、明日、拙者は一族復興のため里に帰る…」
懇願の混じる小さな声
「だから今宵だけはっ、……今宵だけは拙者だけを見てほしいでゴザル」
アデルにはロザリーが居る
それはわかっていた、だが諦めきれなかった。
兄以外に初めて認めた男、アデル
最初は仲間だった
だが彼の存在は日に日に雪丸の中で大きくなっていき
――そしていつのまにか自分にとって欠かせない存在にまでなっていた
「雪丸……」
「お願いでゴザル……今宵だけはロザリー殿ではなく拙者を――」
たった一日で、雪丸の心は救われるのだ。
この想いを、捨てられるのだ。
「っ!」
アデルを見つめる目は涙で潤み、頬は赤く紅潮する。
そんな姿が可愛く見えた
「俺は―――」


・雪丸を拒絶する

・雪丸を受け入れる

アナタの選択で話が進みます。
選んでください。
442名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 23:46:09 ID:OzGX6NMr
・雪丸を受け入れる

本心言うと拒絶したいがそれするとなぁ・・・
なので
443名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 23:58:11 ID:LXgKB240
・ロザリーいれて3P



これしかない
444名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 23:59:04 ID:VB7/GElN
俺も
445436:2006/06/05(月) 01:25:35 ID:V0STn3lR
441氏の続きに期待。
とりあえずガンガレ
446名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 02:05:20 ID:Ujv/kzWR
個人的には436氏の続きも読みたいのう…
441氏の話は拒絶するとどういう方向になるのかちょと気になるなw
447436:2006/06/05(月) 02:53:07 ID:V0STn3lR
とりあえず、完成はしてるから暇つぶしにどうぞ
ついでに自分も受け入れるを選んでおこう

エイミアは自慢の胸でレルクのペニスを挟む。
「ほら、おチ○ポ・・・お姉さんのおっぱいの中に、沈んじゃったわよ」
レルクの勃起ペニスはほとんどが彼女の乳房に埋もれ、亀頭だけがわずかに顔を見せる。
「挟むだけじゃないのよ。ほら、こうして・・・おっぱいで、おチ○ポ扱いたら・・・どう?」
彼女は両手で胸を押さえつけて、パイズリマッサージを開始する。
おっぱいが肉棒の上を何度もスライドし、先の亀頭が谷間に見え隠れする。
「ど、どうって・・・す、すごく・・・気持ち、いいです・・・」
両サイドから肉棒を逃がさないように押し潰すように圧力をかけながらも
巧みに乳房を動かしてのパイズリマッサージにレルクはただ喘ぎ続けるばかりである。
「ほらほら、お姉さんのおっぱい・・・とっても、柔らかいでしょ?」
「はぁ、はぁ・・・は、はい・・・柔らかくて・・・き、気持ちいいです」
一番敏感なペニス一点に集中する乳圧がたまらなく気持ちいい。
「う、うぁ!」
少し速度を上げ、力を強めるだけで思わず声を上げてしまう。
「それじゃ、そろそろ一気に・・・イかせてあげるわ」
彼女は亀頭をパクッと銜え、そのままパイズリとフェラのWセットで彼を攻める。
「ん、んちゅ・・・・ジュル、ジュルル!ちゅぷ、ちゅぷ・・・」
竿から根元は暖かい乳圧が、亀頭には強烈なバキュームが襲い掛かる。
「あ、ああ・・・そ、そんなに強く・・・されたら・・・」
両方のテクを混ぜたパイズリフェラの生み出す快感はすさまじい物である。
柔らかな弾力を持つ胸、その圧力を自在に伝える手、亀頭を包む唇、そこに這い続ける舌。
彼女の全てが快感を与える武器となってレルクのペニスに集中攻撃を仕掛け、
例えようがないと言うよりこの世の物とは思えないと言えるほど気持ちいい快感が何度も襲い掛かる。
448436:2006/06/05(月) 02:53:56 ID:V0STn3lR
「ペロペロ・・・ちろ、ちゅる、ちゅくちゅく・・・」
エイミアは彼の射精に備えるように鈴口を丹念に舐める。
「そ、そんな所・・・舐められたら・・・」
「ちろちろ、はぁ・・・じゃあ、こんな所・・・舐めちゃおうかな」
彼女は舌を鈴口から裏筋へ移動させ、今度はそこを丁寧に丹念に舐める。
敏感な裏筋を徹底的に攻められてますます射精感が強まってくる。
「とっても気持ちいいでしょ?好きな時にイっていいのよ。
ん、あむぅ、ジュルル・・・チュポ、チュポチュポ・・・ジュポジュポ・・・ペロペロ」
亀頭を口に銜えて再び強烈なバキュームを繰り出しながらもその中で舌が集中的に裏筋や鈴口を舐める。
フェラテクを披露しながらもおっぱいの刺激も忘れていない。
おっぱいで何度も何度も肉棒全体をギュウギュウと締め付け、
その柔らかな感触はまるで精液を出口まで優しく導いてるようだ。
さらに発射口の向こうからは早く出してと言わんばかりに強烈なバキュームが待ち構えている。
さすがとしか言い様のない彼女のテクにレルクの我慢にも限界が来る。
「げ、限界です・・・で、出ます・・・もう、イっちゃいます・・・」
「んん、ジュル、ジュッポジュッポ!じゅぅぅ、ちゅるるる!」
エイミアは構わずそのまま濃厚なパイズリフェラをひたすら続ける。
「あ、ああ・・・、も、もう、出ます!ううう!!」
レルクの腰がビクビクと震え、肉棒から溜め続けた快感を一気に爆発させる。
鈴口から放たれる精液の量は、パイズリの快感を大いに物語っている。
ペニスを包む乳房、亀頭を攻める舌や彼女の口の中から綺麗なピンクの髪までも精液まみれになっていく。
レルクは痺れるように全身を痙攣させ、何度も何度も精液を噴射させ、
彼女のパイズリフェラにレルクは身体が蕩けるような快感に酔いしれる。
「わぁ、すごい・・・まだ出てくるのね・・・」
すでに出してるにも関わらずビクビクと震える肉棒を再びギュッと胸で押さえる度に
鈴口からは面白いほど精液がピュピュッとあふれ出てくる。
エイミアはそれを根元からゆっくりと丹念に扱き、精液が出なくなるまでマッサージを続ける。
結局レルクはそのまま胸の中でもう一度絶頂を向かえ、2度目の射精をしてしまうのである。
449436:2006/06/05(月) 02:56:32 ID:V0STn3lR
「ジュル、ジュルル・・・じゅううう」
「も、もう・・・出ないです・・・」
もはや射精を耐える力もなくなり、肉棒を吸えばストローのように中に残った精液が出てくる。
大量の射精の後始末にエイミアはレルクのペニスを口で掃除している。
「ちゅるる、ちゅう・・・ジュル・・・ふぅ。はい、綺麗になったわよ」
そして彼のペニスはようやく彼女の身体から解放される。
「こんなに出しちゃって・・・あたしの身体、ザーメンでドロドロじゃない・・・」
エイミアは身体にかけられた精液を指で味わっていく。
レルクは射精に続く射精の連続で、戦闘よりも体力を使い果たしてしまった。
肉棒も連続の射精で少しずつ硬さを失っていく。
「はぁ、はぁ・・・すごく、変な気分、です・・・」
「もう、本当にかわいいわね。初めてにしてはよく頑張りました」
エイミアはレルクの頬にキスをする。
「でも・・・とっても気持ちよかったでしょ?」
「は、はい・・・すごく、気持ちよかった・・・です・・・」
レルクは体力の限界が来て、そのまま眠りに落ちてしまった。
「あらあら、ここを出したまま寝ちゃうなんて・・・よっぽど疲れちゃったのね」
エイミアは彼のズボンをしっかりと穿かせ、剥き出しのままにされたペニスを閉まってあげる。
「仕方ないわね。せっかくだしこれもサービスよ」
彼女は夜魔族の癒し魔法「イビルヒーリング」で少しだけレルクの体力を回復させる。
心身ともに癒され、そのまま彼は気持ち良さそうに眠り続けた。
450436:2006/06/05(月) 03:00:50 ID:V0STn3lR
「また来てね。君だったら、またいっぱいしてあげるから」
「・・・もうあんなに出せないですよ・・・」
あれだけの行為をしただけあって、その後の2人はだいぶ仲良くなっていた。
初対面の時はあれだけギクシャクしていたレルクも今では打ち解けあったように話している。
「挟んであげた時の君の顔…とってもかわいかったわよ」
レルクは思わず赤面する。
「でも、また来てくれたら・・・もっと気持ちよくしてあげるから。もちろん…君だけの特別メニューで」
「・・・・・・は、はい」
もっと気持ちいい事…今の彼には想像も出来ないだろうが・・・
次にここに来た時はきっと以前よりいい事をされるのであろう。
レルクは期待に胸を膨らましてアデル達とアイテム界へ戻っていく。

とりあえず、終わり。
今度はこれの続編か鬼畜物とか書いてみようかなっと・・・。
451441:2006/06/05(月) 19:43:46 ID:N/AWgab/
→雪丸を受け入れる


アデルは涙ぐむ雪丸を抱き締めて、覗き込むように顔を近付ける
「ん…」
唇を重ね、少しして舌先で雪丸の唇に触れる。
腕の中でぴくんと震えるが、差し出された舌は拒まれず、口の中に舌を侵入させていく。
舌を誘い、絡め、さらに体を密着させる
唾液を奪いながら、舌を引いて唇に隙間あけると、濡れた唇が小さく音をたて、雪丸が甘い声を漏らす。
またすぐに舌を入れて、繋がった唇を摩擦するように往復する。
「ぁ……んぁ…ん、あ……」
されるがままだった雪丸もアデルを求め、積極的に舌を絡めてくる。
キスだけでは物足りず雪丸を近くの木に押しつけ、袴の隙間に手を忍び込ませる
「なにを……あぅっ…」
疑問の言葉を紡ぎだされる前に、アデルは薄布に隠れた股の割れ目を擦る。

「んぁ…あぅ!ふぁ………んん!もっとっあぅ!あ、アデル殿ぉ…」
これでは足りずアデルにおねだりをする
「あぅん……んあ、んッ…あっ…」
布をどけ秘所に指を入れる
「すげぇ濡れてきた…」
迫り来る快感に膝がガクガクと震え、折れそうになるところアデルが腰を掴み支える。
「はぁ…嬉しい……でゴザル、…毎日……んぁ…アデル殿のことをっ…考えて…ん……自慰してたで…ゴザル…」
愛液が袴にまで染みをつくり周りと色を変えていく。
その淫らな姿の雪丸とロザリーを裏切る背徳感とが、かすかに残っていたアデルの理性を奪いとる
「……わりぃ、我慢できそうにない」
服を乱暴に脱がし、奪い取っていく
ジッパーをおろし自分のを取出して、雪丸の股を抱えてペニスを秘所に押しつける
止まることなくそのまま一気に貫き、雪丸の処女を散らす
「んあッ!!」
処女の痛みが体を走り、アデルにまわされた腕が爪を立て背中に食い込む
だが興奮状態のアデルにはそんな些細な痛みなど関係なく、快感を求めて腰をひたすら打ち付ける。
「痛っ!んあっ!あっ…んん!痛いっ!ア…デル殿!!」
必痛の叫びもアデルには届かない
だが、叫ぶ中雪丸の声にも少しずつ色が混ざり始める。
「あぅッ!!い、いいでゴザル!気持ち……いい!」
グチュグチュと音を立て掻き出される愛液は血が混じり、痛々しく見えるが
二人にはもはや滑走をよくするための物以外なんでもないのだ。
「アデル殿っ!中に…中に!!」
そしてアデルを自分の中に出させれば勝ちなのだ
「くっ!!」
ドクドクと中に注ぎ込まれる精液が、意識を落ち着かせ
雪丸の勝利を確信させる。
しばらくの時間が立ち、雪丸はあるビンをアデルの目の前に差し出す
「コレなんだ?」
「ローゼンクイーン紹介特性の妊娠薬でゴザル♪」
「なっ!?」
    END
452441:2006/06/05(月) 19:51:37 ID:N/AWgab/
いつか言ってた既成事実もので書いてみました
駄文すんません…


436氏乙です!
パイズリ大好物ですよ!!
453名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 21:28:10 ID:wG95pWj4
>>436さん、ぜひ続きを書いて欲しいです。
そして441さんもGJ
454名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 18:36:00 ID:3fKPG0Ow
441氏GJ!
できればオマケみたいな感じでその後も書いてほしい
嫉妬してるロザリンを見てみたい
455名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 23:19:47 ID:JCCPx+Fr
さて、虹板が落ちたわけですが。
456406:2006/06/07(水) 05:30:45 ID:tZJetwx0
前回好評だった様で良かったですー。調子に乗って流れを読まずに再度投下。
枯れ木も山の賑わいという事で。需要があるのか解りませんがー。
前の続きみたいな感じでラハフロエトです。…本当に需要なさそうだ…。


 「全く、本来なら仕事する為の執務室でナニやってんですかねー。もー、殿下のス・キ・モ・ノォ♪」
 「ええいやかましい!!お前も後から加わっただろうが!!」
 「いーじゃないですか。フロンちゃんだけじゃ受け止めきれませんよー?殿下の性欲も大したモンですよねー」
 「黙らんかー!!」
 エトナの軽口に顔を真っ赤にして怒鳴るラハール。
 羞恥と怒り、半々だ。
 最中は経験を積んだ為か男の意地というものか、それなりに余裕を纏っている癖に、普段はこんな感じである。
 それはそれで、可愛いやら揶揄い甲斐があるやらと、フロンもエトナも好ましく思っている節があるのだが。
 「とにかくちゃっちゃと仕事して下さいねー。ま、つい先日あんな事したばっかりですから、思い出しちゃっては
かどらないかもしれませんけど〜」
 「黙れと言っておる!!」
 怒声に肩を竦めて見せて、エトナはラハールを執務室に残し、退散する。
 しかし扉を閉める前に、
 「仕事終わった頃にまたフロンちゃん寄越しましょうかー?爛れた関係も魔王ならステータスの一つですよー♪」
 「とっとと行けーーー!!」
 ラハールの怒鳴り声も何処吹く風で、エトナはけらけら笑いながら今度こそ退散するのだった。


 数時間後。
 仕事を終わらせ、私室へと戻ったラハールを待っていたのは、予想通りと言うか何と言うか。
 「今回は最初からあたしも来てみましたー♪」
 「え、えっと…。ふつつかものですが、宜しくお願いします!!…でいいんですよね、エトナさん」
 「んー、本当は殿下と二人っきりの時に言った方が楽しい事になったと思うんだけどねー」
 「…お前らな…」
 フロンとエトナの要望で置く羽目になったキングサイズのベッドの上で呑気に会話をする二人に、ラハールは疲れた様に溜息を吐いた。
457406:2006/06/07(水) 05:47:09 ID:6MJMRn5a
 ぴちゃ、くちゅ……ちゅぷ…
 「ん、む…ふ…はむ…」
 苦し気な息遣いと、漏れ聞こえる喘ぎに似た声。
 そして、それに伴って響くのは水音だ。
 唾液と精液が混じり合い、淫猥な音を室内に響かせている。
 口淫という名の奉仕だ。
 しかし、重なる様にもう一つの水音もする。
 こちらは舌同士を絡め、唾液を交換し合い、啜る音。時に熱を含む吐息混じりの声を漏らしている。
 「んむ、ふ…。ん、ぷ、はぁっ…。エ、エトナさぁん…やりにくい、ですよぉ…これぇ…」
 そこから口を離して訴えるフロンに、エトナも行為を中断して、笑みながら言葉を返す。
 「ん〜?なーに言っちゃってんの、フロンちゃんたら〜。そのもどかしさがいーんじゃないの♪ねー、殿下♪」
 「…お前は鬼か」
 話を振られて、呆れやら何やらを含んだ溜息を吐くラハール。
 もどかしいのはこちらも同じだ。何せ、いつもよりも受ける刺激が少ないのだから。
 状況のせいか、フロンの口や舌の動きもたどたどしい。それはそれでいいものだとは思うのだが、一番楽しんでいるのはエトナだろう。
 思う様に刺激を受けられず、与えられないでいる二人の姿を楽しんでいるのだ。
 半眼で睨んでみるが、今更エトナに通じる筈も無い。
 「いやですねー。殿下も何言ってんですか。あたしは悪魔ですよ♪」
 「…この性悪め」
 言いながら、再び舌を絡ませる。
 「うぅ…狡いですぅ…」
 涙目でそれを羨ましそうに見上げながら、またラハールの怒張を口に含む。
 先走りの液を吸って、奥まで頬張る。幹に舌を絡ませ、頭を前後に動かし、懸命に刺激を与え様とする。
 その動きがもたらす快感にラハールは眉根を寄せるが、エトナと唇を重ね、舌を絡ませ合っている為に声を漏らす事も出来ず。
 それでも、フロンの事もきちんと気に掛けているという意思表示か、褒美のつもりなのか。さらさらと流れるフロンの金髪を柔らかく撫でながら。
 上と下で奏でられる水音は、三人の鼓膜を震わせて、より一層の興奮をもたらし、情欲を掻き立てる。
 「く、んふ…はぁ……エトナさぁん…手、自由に、して下さい…よぅ…」
 飲み込み切れなかったラハールの精液を唇の端から零しながら、潤んだ瞳をエトナに向けて、再度フロンが訴えかける。
 対してエトナはラハールと舌を絡ませ合いながら、目だけを向けた。
 その瞳が細められ、フロンの腕を拘束していたそれが、きゅ、と強く締まる。
 それが答えなのだろう。エトナの口元が、ラハールとキスを交わしながらも笑みの形に歪められた。
 「くぅん…」
 切なげにフロンが鳴くが、拘束が緩められる気配は無い。
 諦めて、ラハール自身への愛撫を再開させる。
 ラハールが苦笑したのが気配で伝わってきた。
 次いで慰める様に頭をぽんぽん、と軽く叩かれ、少しばかり嬉しそうに頬を染める。
458名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 05:54:54 ID:Ng/G105B
 フロンの腕は、エトナの尻尾に絡め取られ、後ろ手に拘束されていた。この行為が始まった時からずっとである。
 まぁ、ラハールの言った通り、鬼だ。
 しかし、その拘束も遊びの様なもので、解く為にはそう力がいる訳でも無く。
 結局はフロンもこの状況を楽しんでいるのだろう。意識的か無意識なのかはともかくとして。
 暫くは口だけでの奉仕が続く。
 髪を撫でられる心地良さと、ラハールのモノを愛しているという想いに震えるが、強い刺激が無い為に絶頂までには至らない。
 一方、ラハールの方は大変だ。
 上の口と、下の己自身を愛撫されっぱなしなのだから。
 それでもフロンの髪を優しく撫でる事は止めないし、エトナのヒクつく秘所も焦らす様な動きでゆっくりと愛撫していたりする。
 エトナも舌を絡ませ、口腔を愛撫されながら、自分でも胸や己の感じる部分をまさぐり、快感を引き出そうとしていた。
 「んっ…」
 エトナのくぐもった声が漏れた。
 熱っぽく、艶やかなそれは、ラハールの指の動きと連動するかの様に、間断無く。
 くちゅくちゅと音を立てながら、奥から溢れる愛液を掻き出す様に、激しく指が動かされる。
 浅く、深く。入口で悪戯する様に撫でられたと思えば、次の瞬間には指の根元まで一気に突き入れられる。
 「ん、ふっ…はぁっ…」
 堪え切れなくなった様に、エトナがラハールのキスから逃れ、息をついた。
 互いの口を繋ぐ唾液で作られた銀の橋をぼんやりと眺めながら、エトナは身体の奥が疼いているのを自覚する。
 いつもはガキンチョなラハールにそんな状態にされているのは少々悔しいのだが、直ぐに快楽を求める己の欲望に身を任す事に決めた。
 申し訳程度に身に付けているいつものレザーの衣装さえもが動く度に肌に擦れ、微かにでも刺激をもたらしてくるのだ。堪え切れるものでもないし、この場ではその欲求は自然なものだろう。
 行為の中で隠すべき所を隠す物でもなくなってしまっているその衣装を、この先邪魔だし脱ごうかと思いながら、フロンへと目を移す。
 フロンとて似た様なものだ。
 純白の衣装は変わっていない。
 ただ、その下には何も付けていないだけで。
 頭の上で踊るリボンと、胸元を飾り、両腕の外側で揺れるリボンはそのままだが、それがまた羞恥を煽り、快楽へ堕とす一因ともなっているのだろう。
 (…半脱ぎ状態の方がエロいかしらねー)
 そんな事を考えて、取り敢えずそのままにしておく。
 因みにそのフロンはラハールの股間に顔を埋め、未だ口でのみの愛撫を続けている。最早瞳から理性の光は感じられない。
 (フロンちゃんも染まったわねー)
 いや、フロンならば、これも愛の一環です、などと顔を赤くしながらも断言しそうだが、と思い直して苦笑して。
 「…どうした、エトナ。随分と余裕だな?」
 「ひうっ!?」
 声と共に、ぐりゅ、と指がそこを掻き回す。
459名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 06:00:33 ID:o5YrGqxG
 思わず声を上げたエトナだが、直ぐ様不機嫌そうにラハールを睨む。
 「ちょっとフロンちゃんのえっちっぷりに気を取られてただけですよー。んっ…。女のコはもーちょっ、と、優しくっ…ん、ぅんっ…扱う、もんですよ…殿下ぁ…」
 「何が優しくだか…。フロンに感化されたか?エトナ」
 素っ気無く言いながらも、指は踊る。
 陰核を撫で、襞をなぞり、ナカを抉る様に掻き回す。
 内壁を軽く爪で引っ掻いてやれば、エトナの口から嬌声が漏れた。
 「ふっ…も、殿下も、エロエロですねー」
 顔を紅潮させ、息を荒くさせながらもそんな返しをしてくるエトナに、にやりと笑って。
 「お前に言われたくはないが?」
 「んぅっ」
 ずるりと指を引き抜いて、エトナの愛液でどろどろに濡れたそれを、ゆっくりと見せつける様に舐め上げる。
 「…こんなにしておるクセになぁ?」
 「…殿下、凄い悪魔っぷりですねー…」
 流石に恥ずかしかったのか、声音に力が無い。顔を赤くし、微妙に目も逸らしている。
 その様子に満足したのか、くっくっく、と喉の奥で笑って。
 「…それでは、そろそろ本番といくか。フロン、もういいぞ」
 「…ふぇ、あ…?」
 ラハールの声に、とろんとした瞳を向け、首を傾げるフロン。
 口からラハールの棒は引き抜かれたものの、唇の端から零れ落ちる精液と唾液の混じったそれはかなりの量の様である。フロンの顎を伝い、重力に従って下に落ち、フロンの膝を汚していた。
 「…ちゃんと聞こえてるか?」
 「ん、く……ふぁ……。はぁい、ラハールさぁん…何ですかぁ…?」
 口の中に残っていた液を飲み干して、柔らかな、だが淫らに艶を纏う笑みを浮かべ、聞いてくる。
 しかしラハールの声は聞こえていても、意味を理解している様には見えない。
 理性が溶けたのか、頭が働いていない様だ。
 代わりに情欲に満ちた、快楽を欲する視線をラハールに向ける。
 その表情と視線に、ただでさえ熱が集中していた場所の質量が増した。
 (…強烈だな…)
 冷静さを保とうとはしているが、今回はまだ一度も熱を外に出してはいないのである。
 そろそろ限界が近い。
 「理解力低下、ってカンジですねー。いや、思考力の方かなー」
 「まぁ、これも悪くはないが…。取り敢えずエトナ、もう手は自由にして構わん。背中支えてやれ。…足を開かせてな」
 「…殿下…。フロンちゃんが先ですかぁ?」
 不満そうな、面白くなさそうな顔と声を向けてくるエトナに、ラハールは意地悪く笑う。
 「何だ?そんなに欲しいか?これが」
 随分と固く、太く育ったそれを見せつける様にして。
 エトナは顔を赤らめつつ、ラハールを睨みつけながら、口を尖らせ。
 「…フロンちゃんが言ってましたけど」
 「ん?何だ」
 「殿下って、ほんとーにいぢわるなんですね…」
 「フッ…何を今更。第一それは褒め言葉だろうが」
460名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 06:05:51 ID:vSSX1N5Z
 「あーはいはい!!解りましたよ、もー!!じゃ、フロンちゃん、いくわよー!!」
 「ふぇあ!?な、なんれふかっ!?」
 面白くなさそうにラハールに返して、苛立ち混じりに声を上げた後、フロンの背後に回り、有無を言わせずがばぁっと足を開かせる。
 フロンの秘所は触ってもいないのに蜜が溢れ、ヒクヒクと物欲しげに収縮を繰り返していた。
 「ふん…。もう準備は終わっている様だな。オレ様のモノを咥えていただけのくせに、ここまでとは…。淫乱だな、フロン」
 「あ、やっ…ち、ちがいまふ…」
 ストレートな言葉で言われると、半ば忘れかけていた羞恥心も刺激されるのか、身を震わせながら否定する。
 だが、身体の方は欲望に正直だ。
 「そんな事言って〜…腰揺れてるよ〜?フロンちゃん♪ここもぱっくり開いちゃってるしさ〜」
 「ひゃん!?あ、あぁ…やぁ、エトナさっ…らめぇ…」
 エトナの指が、フロンの入口を押し広げる。
 蕩け、潤みきっていたナカから蜜がどろりと溢れ、流れ落ちた。
 その感触に震え、受ける視線に羞恥を強く感じるが、足を閉じる力も無く。
 「ひゃうぅ…。そん、な、らめ、れふぅ…」
 自由になった手でそこを隠すものの、力が入らない為に、あまり役に立っているとは言い難い。
 それ所か液に濡れ、震える白い指だけでも欲望を増すのに一役買っている。更に指の隙間から隠し切れない蜜の滴りと赤く熟れた秘肉が覗いているのだから、逆効果というものだ。
 「…こんな事言ってますよ〜。どーします、殿下ぁ?」
 目の前の光景のあまりのいやらしさに反応が遅れたものの、気を取り直してエトナがいつもの調子で尋ねる。
 しかしその声が熱を帯び、微かに掠れている事は自覚していない様だ。
 「ふむ…。ならば、そのままで構わないと言うのだな?フロンよ」 
 エトナの様子には気付きつつも一旦無視し、少々の逡巡の後、意地の悪い笑みを浮かべながらフロンに問うラハール。
 「ふぇ?」
 未だ頭が働いていないのか、首を傾げるフロン。しかし、そのまま見逃してくれる筈も無く。
 「だからさー、このまま放置プレイって事よ。どう?いいのかなー、フ・ロ・ン・ちゃん♪」
 「あぅっ…」
 耳朶を甘噛みされながら囁かれ、言葉に詰まる。
 この状態での放置は辛い。
 そういうプレイを楽しめる程、慣れている訳でも無い。
 「やぁ、ですぅ…」
 「うん?聞こえんなー」
 「あうぅ…。い、いれて、下さいぃ…」
 真っ赤で涙目。恥ずかしそうに紡がれた哀願の言葉に次いで、手がおずおずと退けられる。晒された秘所が誘う様に蠢いていた。
 「ふん…。まぁ、いいだろう」
 目を細め、満足そうにラハール。
 「殿下こそ、実は早く挿れたかったくせにー」
461名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 06:11:49 ID:fhMOOmsy
 「…お前は一言多い」
 エトナを睨みそう言ってから、己の棒を、フロンの入口に馴染ませる様に擦り付ける。
 「んぅ…」
 「うわー、エロー。…モロだわ」
 「エトナ…お前少し黙れ」
 じゅぷん、と音を立てて、ゆっくりと押し入っていく。
 「ふ、くぅ…」
 壁を擦られ、熱と質量に内部を犯され、快楽に溺れ、支配されていく感覚。
 それに愉悦を感じる自分を、堕ちたのだと幸せの中で自覚する。
 「はっ……あぅ………」
 熱い吐息と喘ぎ。艶を纏うその表情と、眼前で隠される事無く行われるその行為に、軽口を叩きながらも目が離せなかったエトナが喉を鳴らす。
 「…いつもより熱いな?見られて感じておるのか?フロン」
 「そっ…んな…こ、とっ…」
 「あー凄いねーフロンちゃんのココ♪殿下の締め付けて、はなそーとしないよー?」
 「やぁん…」
 ラハールの棒を呑み込んで震える秘肉を指先で撫でながら、エトナが揶揄う様に言う。
 そうしながらも、頬は染まり、瞳は潤んで、息は荒い。
 自覚があるかは解らないが、興奮はしている様だ。秘所からは蜜が溢れ、ベッドのシーツを濡らしているし。
 「いやらしい身体になったものだな…。ナカが絡み付いてきて凄いぞ?」
 「はうぅ…ふ、二人共いぢめっこですぅ〜……」
 「悪魔だからな」
 「悪魔だからねー」
 「うぅぅ…ラハールさん達のいぢわるぅぅ〜…」
 「フッ甘いな。意地悪とは…こういう事を言うのだ!!」
 「きゃふっ!?」
 いきなり強く突かれ、衝撃に思わず声を上げる。
 反射的に締め付ける力が強まり、そのキツさにラハールの顔が歪むが、どうにか快感の波をやり過ごす。そして、ずるりと精液と蜜の混じり合った液をナカから零しながら入口ギリギリまで棒を引き抜き、一気に根元まで突き入れた。
 「ひぃんっ……!!」
 フロンが一際高い声を上げ、細かく震える。
 「っ…ん、はぁっ…」
 痙攣の後、脱力し、弛緩した身体は背後にいるエトナに凭れ掛かる。
 「あーららー。フロンちゃん、イッちゃった?」
 フロンの身体を優しく受け止めつつ、揶揄う様にエトナ。
 「ふ…んんっ…らってぇ、ラハールひゃんがぁ…」
 「むぅ…オレ様より先にイクとはいい度胸だな、フロン」
 「あぅ…ご、ごめんなひゃい…」
 「男の方が先にイクのもどーかと思いますよ、殿下ー」
 「しかしオレ様の精液を注ぎ込まれんと満足出来んと言っておったぞ」
 「い、いっちゃらめれふ〜!!」
462406:2006/06/07(水) 06:18:18 ID:SnPRsLyc
 「わ〜、フロンちゃんたらだいた〜ん♪えっち〜♪」
 「エ、エトナさんだってそうりゃないれふか〜!!」
 ろれつが回らない状態で、大した力も出ないにも関わらず、じたばたしながらエトナに抗議。
 「きゃうん!?」
 その動きにずちゅう、と音を立て、ラハールのそれが抜き出される。
 「…少し考えろ、お前は」
 ラハールが苦笑する。色気だの淫靡さだのには欠けまくるが、こういう雰囲気は嫌いでは無い。
 「はうぅ…ごめんなひゃいぃ…」
 棒を抜かれた秘所から糸を引いて流れ落ちる白濁液だけで、目に映る淫猥さならお釣りがくる気もするし。
 「まぁいい。…次はエトナだ。フロン、お前はまた後でな」
 「…はぁい…」
 物欲しげに指を咥えつつも、素直に従うフロン。
 自分ばかりしてもらっている訳にはいかないし、とエトナの前から横に移動する。
 「あららー。いいんですかー?」
 「ふん、お前こそ限界だろうが。欲しくて仕方が無いと顔に書いておるぞ」
 「…フロンちゃんじゃあるまいし」
 「どーゆー意味ですかっ!!」
 「…どっちもどっちだと思うぞ?」
 そう言って、ラハールの視線は下へ。
 「ココもこんなだしなぁ?」
 にやり、と笑って、蜜を流し続けるエトナの秘部へと手を伸ばす。
 「んっ…」
 くちゅ、と音を立て、ナカの潤い具合を確かめて。
 「…取り敢えず寝て足開け」
 「わひゃっ」
 柔らかく押し倒し、未だ硬さを失わず張り詰めた自身をそこに押し付ける。
 「…たっぷり鳴けよ?」
 「う、うわー、鬼畜なセリ…ふあぁっ!?」
 顔を赤らめつつ軽口を叩こうとしたエトナの台詞を遮る様に、ラハールが一気に突き入れた。
 「ちょ、ま、んあぁっ!!」
 止まる事無く抽送を繰り返し、一気に昂めていく。
 「うわぁ…激し…いいなぁ…」
 横手からそんな熱っぽい、羨ましそうな声が聞こえた。
 エトナは内心苦笑しながら、与えられる刺激と、快楽に溺れ、酔う。
 喘ぎも嬌声も隠す事無く。
 ラハールの迸りを最初に奥に叩きつけられるのは自分だという事に喜びを感じながら、瞳を閉じて、その時を待つ。
 「くぁ、ひあぁぁんっ!!」
 そして膣内でそれが弾けた時、その迸りの熱さにこの上無い至福を感じ、気を失った。
463406:2006/06/07(水) 06:22:28 ID:vwznRT0Y

 結局あの後も行為は続き。
 ラハールも何回か達し、フロンやエトナもその激しさに気を失ってベッドに沈んだりしつつもいつの間にやら復活して、それぞれに体力が無くなるまでヤりまくった為に。
 「…今日は仕事サボろう」
 朝、先に起きたラハールが両隣にすやすや寝こける二人を眺めながら疲れた様にそう呟いたのは、仕方の無い事なのだろう。


終わりですー。本当に長々とお目汚し失礼致しました…。
464名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 08:24:45 ID:W5a/1F12
素晴らしい!!まさに愛!!!殿下にはこれからも二人を愛し続けるでしょう
465名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 18:05:19 ID:PS60UjyU
だからこれで枯れ木だったら枯れてない木のクオリティはどれだけ高いんだと(ryとにかくGJ。最近は毎日のようにSSが来てるな。今日も期待してしまいますよ。
466名無し@ピンキー:2006/06/07(水) 21:41:25 ID:Rzl6YGXs
これで需要がなかったら自分の奴はどうなるんだか・・・。
とにかく406さんGJでした。
467魔王の家来さん@ピンキー:2006/06/07(水) 21:51:58 ID:/prnIUrq
殿下ーぁ。たまには出没しないと皆存在忘れちゃいますよ〜?
468名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 18:33:13 ID:drdTJ1nW
もはっwフロン超エロー
406様GJ!
…しかし2人相手にヤりまくって起きんのが一番早いなんて殿下スゲェー。
469女帝書いてるアホ:2006/06/09(金) 22:16:39 ID:FU20uMyP
今日中では間に合わない……!(汗
すんません、明日の夜まで待ってください!(土下座
休みにゆっくり仕上げて投下します。
待っていただいてる方には本当に申し訳ないです……
470名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 22:24:14 ID:X8qEdKpj
投下予告キター!
今回はどこからスタートなんですか?
471女帝書いてるアホ:2006/06/09(金) 22:28:55 ID:FU20uMyP
投下予告……確かに、明日にはほぼ確実に投下できそうですが。
ちねみに、始まりは前回の続きからです。
具体的には、フロンに捕まっちゃったエトナがいろいろされるとこからです。エロ展ですね。
……だいぶ間が空いてるからあらすじとかつけた方がいいんでしょうか。
それと、話の都合上、これから先エトナが物理的に痛い展開になる恐れが大ですが、

「 だ が 私 は あ や ま ら な い ! 」

で押し通すつもりですのでよろしく! そんでは頑張って書きますー。
472名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 22:32:40 ID:X8qEdKpj
見てない人にはSS保管庫で今までのログを見てもらいませう。
痛い系かー。ライトにお願いします。
メンタマ飛び出るとかだったら恐くて見れないかも
473女帝書いてるアホ:2006/06/11(日) 02:37:51 ID:OVDkfq/8
大分遅くなりましたが、今から投下を開始します。
まだそれ程痛い展開ではないので、その辺りはご安心てご覧ください。
474女帝フロン:2006/06/11(日) 02:38:28 ID:OVDkfq/8
 首筋に、冷たいなにかが落ちてきた。
(水滴、か)
 エトナの意識がゆっくりと覚醒していく。
(雨漏り? いやね、一号に直させないと)
 そう考えたところで、エトナはいくつかおかしいところに気がついた。
 雨漏りにしては雨粒が窓を打つ音が聞こえない。それに、自分が寝ている場所。ベッド
にしては柔らかくない。いや、それどころか、ごつごつしている。石の床に横たわってい
るらしかった。そこまで判断したとき、
「いつまで寝てるんですか」
 柔らかい声と共に、腹に鈍い痛みが生まれた。衝撃で目が開く。蹴られた、と認識する
より先に、息が詰まりそうになって激しく咳き込む。胃の中身を吐き戻しそうになるほど
の強い蹴りだった。
 うまく呼吸ができずに苦しみながら、エトナは周囲を見回した。薄暗く、苔むした臭い
のする、石造りの部屋だった。照明は、壁付き燭台に差し込まれた小さな蝋燭一本のみ。
あとは窓一つない。そんな薄暗い視界の中に、誰かの細い足が見える。まだ痛みから回復
できずに這いつくばったまま、エトナは目玉だけを動かしてその人物の顔を見上げた。
「なかなかお似合いの格好ですよ、エトナさん」
 フロンだった。いつものような、のん気にすら感じる穏やかな微笑を浮かべて、こちら
を見下ろしている。言葉の内容の割に、侮蔑するような口調ではない。それがかえって不
気味に感じた。
「なんのつもり、フロンちゃん」
 威圧を込めて言ったつもりだったが、声はまだかすれていた。フロンは特に動じず、少
し首を傾げて返してきた。
「あれ、説明しませんでしたっけ」
 エトナは、意識を失う前の記憶を手繰り寄せた。
「女王と、奴隷?」
 頭に浮かんだ言葉を口にする。フロンは胸の前で両手を合わせ、嬉しそうに笑った。
「そうですそうです、なんだ、覚えてるんじゃないですか」
「でも説明にはなってないわよ」
 ようやく、うまく声が出せるようになってきた。四肢の感覚も蘇ってくる。そうして腕
を動かそうとして、エトナは気付いた。うつ伏せに横たわっている自分の体を、数本の黒
い鎖で繋がれた枷が拘束している。思いきり力をこめて引きちぎろうとしたが、金属がぶ
つかり合う重苦しい音がしただけで、鎖はびくともしない。
475女帝フロン:2006/06/11(日) 02:38:57 ID:OVDkfq/8
 フロンが口元に手を当てておかしそうに笑う。
「無駄ですよエトナさん。その鎖、重い罪を犯した人用に、かなり頑丈に作ってあるそ
うですから。あ、それと、魔法を封じる効果もありますから」
 フロンは両手を広げた。
「たとえ魔法が使えても、この部屋を壊して逃げるなんて無理な話ですけどね。バール
が暴れても壊れない、が売り文句だそうですので」
 フロンは両手を膝に置いて屈みこみ、エトナの顔を覗き込んできた。絹糸のように柔ら
かな金髪が無骨な石床に垂れて、かすかな音を響かせる。フロンは、にっこりと実に優し
げに笑って宣言した。
「つまり、これからはここがエトナさんのお家になるっていうことなんです」
 小さな子供に語りかけるように、首を傾げてみせる。
「なかなか素敵な豚小屋でしょう。エトナさんにはぴったりですね」
 頭が熱くなった。沸騰した血液が逆流しているかのように、全身が激しく震えてくる。
しかしエトナは、今にも口から飛び出しそうになる罵声を必死に押さえつけた。冷静にな
れ、と胸の内で呟きながら、小さく長く、息を吐き出す。そうやって頭を冷やしたあと、
エトナは頭上のフロンに向かって余裕ありげに笑ってみせた。
「ちょっと背伸びしすぎなんじゃない、ガキくさいフロンちゃんにしてはさ」
「はい、わたし、頑張っちゃいました」
 皮肉に気付かなかったのか、それとも無視したのか。フロンは両頬に手を添えて、ほん
のりと顔を紅潮させた。
 育ちのよさすら感じさせるほど、のんびりとした穏やかな物腰。動くときの癖を一つ一
つ上げてみても、今のフロンにおかしな素振りは感じない。ただ、行動と言っていること
の内容だけが、普段のフロンとはかけ離れている。
 もう少し様子を見た方がいい、とエトナの冷静な部分が警告してきた。
「それで、結局なんのつもりなわけ」
 フロンは腰に両手を当てて頬をふくらませた。
「もう。だから、女王様と奴隷ですよ。あ、それともわたしの格好がそれっぽくないで
すか?」
 特殊なつくりをした白いワンピースの裾をつまんで、しげしげと眺める。いちいち論点
がずれていくことにイライラしながら、エトナは問いただす。
「そんなことはどうでもいいってのよ。こんなふざけたことしてる、その理由を聞いてる
の」
 フロンは不満そうに唇を尖らせた。
「口の利き方がなってないですよエトナさん。ま、そういう態度もその内改まるでしょう
から、今はいいですけど。そうですね、理由ですか」
 少しの間唇に指を当てて考えてから、フロンは小さく笑った。
「やっぱり駄目。教えません。こういうところから立場というものを分かっていただかな
いと」
476女帝フロン:2006/06/11(日) 02:42:44 ID:OVDkfq/8
 まるで茶化すような言葉だ。エトナは怒りをこらえ切れずに歯を剥いて叫んでいた。
「なによそれ、ふざけてん」
 言いかけたところで、頬を張られた。乾いた音が脳を直接揺さぶり、一瞬意識が飛んだ
首の骨が折れたのではないかと疑ってしまうほどに、強い力がこめられていた。
「女王様に口ごたえは許しませんよ」
 フロンは小さく首を傾げる。
「分かりましたか。分かったらちゃんと返事をしてくださいね」
 エトナは頬の痛みをこらえながら、フロンを睨み返す。フロンはその視線を正面から受
け止め、全く動じる気配を見せない。
「なかなかいいお顔ですよエトナさん。そうでなくては調教する意味がありませんものね

 フロンは嬉しそうに目を細めた。胸の前で手を組み合わせ、両手の人差し指を突き出し
印を組む。どこかで見た姿勢だ、とエトナが訝るのとほぼ同時に、フロンは短く叫んだ。
「ニン!」
 声と共に、フロンの体から四つの影が飛び出す。影はそれぞれ空中で一回転したあと、
危なげなく着地する。四つの人影はしばらく片膝を突いたまま微動だにしなかったが、や
がてゆっくりと顔を上げた。エトナは目を見張る。彼女らは皆、フロンと全く同じ顔をし
ていた。
「どうですかエトナさん。ドッペルゲンガーを応用してみたんです。名付けて忍法分身の
術です」
 フロンがウインクすると同時に、四つの影が薄ら笑いを浮かべてエトナに近寄ってきた
エトナは何とかして彼女たちから遠ざかろうとしたが、すぐに拘束されてしまう。四人と
も、この細腕のどこにそんな力があるのかと疑うほどに強い力で、エトナの四肢を押さえ
つけている。
「それじゃ皆さん、やっちゃってください」
 フロンが指を立てて宣言すると同時に、四つの影が一斉に動き始めた。影たちは手早く
エトナの服を引き剥がし、肌に手を這わせ始める。エトナの背筋を悪寒が這い登った。ま
るで、全身に蛇がからみついているような不快感である。
477女帝フロン:2006/06/11(日) 02:43:55 ID:OVDkfq/8
「離れろ、このっ」
 渾身の力で振り払おうとするが、影たちは離れるどころかますますエトナに密着し、探
るように体を弄り続ける。エトナはなおも声を張り上げようとしたが、すぐに口も塞がれ
てしまった。思い切り噛み付いても、口を押さえている影は微笑を浮かべたままだ。まる
で、痛みという感覚を忘れてしまったかのような、不気味な異様さを感じた。
 影たちは最初こそ腕や脚をくすぐるように触るだけだった。しかし、その内に腋の下に
潜り込み、乳房の上を執拗に這い、陰唇を押し開いて膣内をかき回し始める。全身の至る
ところで不快な感触が暴れ回り、エトナは何とか影たちから逃れようともがいた。しかし
エトナが抵抗すれば抵抗するほど、影たちの力は増していき、責めも容赦のなさを増して
いく。
 その上影たちは、エトナが特に感じやすい部分を触られたときに示す反応を目ざとく捉
え、じょじょに責める範囲を狭めていく。全身が熱を帯び、頭がぼうっとしてくるまで、
ものの五分もかからなかった。
「そろそろOKですね」
 さらに二十分ほど経ったころ、フロンは軽く指を鳴らした。エトナに絡みついていた影
たちが、フロンの体に吸い込まれるように消えていく。
 激しい責めからようやく解放されて、エトナは激しく喘いだ。体の至るところから汗が
噴き出し、肺が自分の意思とは無関係に収縮を繰り返す。視界が涙で潤んでいた。頭がぼ
うっとして、物をうまく考えられない。
「あらあらエトナさん、ずいぶん苦しそうですねえ」
 エトナの視界に影が落ちる。見上げると、フロンが屈みこんでこちらの顔を覗き込んで
いた。白く細い指先がエトナの顎を上向かせる。フロンは顔を近づけてきて、エトナの唇
の端から垂れている涎を舌でゆっくりと舐め取った。
「わたしが静めてあげますね」
 にっこり笑ったフロンが立ち上がるのを、エトナは息を荒げたまま見つめることしかで
きない。
 フロンは両手を大きく横に広げ、短く何かを呟いた。透き通った声音に呼応するように、
フロンの小さな翼が不自然に蠢き始める。純白の羽一枚一枚が先端から姿を変え、細長く
伸びた。蛇のように這いうねる、暗い緑色の物体。
「触手プレイ、なんて言うんですよね、こういうの」
 嬉々とした口調で言いながら、フロンは背中から伸びた触手の一本を蠢かして口元に持
ってきた。どうやら、フロン自身の意思で自在に動かせるらしい。
478女帝フロン:2006/06/11(日) 02:44:48 ID:OVDkfq/8
「これをどんな風に使うか、エトナさんなら分かりますよねえ」
 フロンの舌が、愛しげに触手の表面を撫ぜる。触手は喜びに身悶えするように細かく震
えた。目の前の光景のあまりの異様さに、エトナは身震いした。それを見たフロンが、並
びのいい歯を見せるようにしてにんまりと笑った。
「それでは、儀式の始まりですよ」
 フロンが宣言すると同時に、背中から伸びた触手がゆっくりと石の床を進み始める。細
かくうねりながらエトナの方に向かってくる様子は、さながら獲物を取り囲む蛇の大群の
ようである。エトナは何とか触手に対応しようとしたが、力の抜けた体はうまく動かず、
四肢を拘束する鎖を小さく鳴かせるので精一杯だ。
「あ、これは邪魔ですよね。ごめんなさい」
 フロンが小さく指を鳴らすと、エトナを拘束する鎖が悲鳴のような音を立てて弾け飛ん
だ。一瞬で体が軽くなったのを確認するや否や、エトナは後ろに退くのではなく前に向か
って突進した。迫る触手を踏みつけ、その勢いのまま、フロンの喉元めがけて全力で手刀
を突き出す。
「はい、残念でしたー」
 フロンが眉尻を下げ、肩をすくめてみせる。フロンの喉元まであと少しというところで
エトナの腕は数本の触手につかまれ、押さえつけられていた。間髪いれずに無数の触手が
全身に巻きつき、エトナの体を空中で固定する。
「もう、エトナさんったら、往生際が悪いですよ」
 フロンは片目を瞑って、エトナの額を軽く突ついた。歯噛みするエトナを、実に機嫌よ
さそうに眺めてくる。
「だけど、合格です。最初反抗的な人ほど、屈服させたあとは従順になるって教科書にも
書いてありましたから。さて、と」
 フロンは一息吐くと、エトナの体を床に打ちつけた。触手を操り、エトナの両手と両足
だけをがっちりと固定する。そうしてからフロンはエトナの背後に回りこんだ。
「もう、エトナさんたら初日から反抗的なんですから。たっぷりお仕置きしてあげなきゃ
いけませんね」
 冗談めかした声音が、耳元で響く。エトナの眼前で、触手の先端が興奮しているように
激しく蠢き始める。
「あらあら、この子たちも早くエトナさんの中に入りたいって言ってますよ。さ、優しく
受け入れてあげてくださいね」
479女帝フロン:2006/06/11(日) 02:46:50 ID:OVDkfq/8
 エトナが抗議の声を上げようと口を開いた瞬間、一本の触手が凄まじい勢いでエトナの
口腔に突っ込んできた。噛み千切ろうと顎に力をいれるが、触手は見た目に反してかなり
固く、エトナの歯を通さない。そうしている間にも、唇をこじ開けて無数の触手がエトナ
の口腔に入り込んでくる。太さも大きさもバラバラだったが、どの触手もみな、しゃぶり
つくすような勢いでエトナの口腔を這い回る。粘り気のある触感と口の中を異物が蹂躙す
る嫌悪感に、エトナは嘔吐しそうになる。
 だが、フロンの触手による責め苦はそれだけに留まらない。口の中を満たす異物感と必
死に戦っていたエトナは、不意に太ももの辺りにねばついたものを感じた。驚いて下を見
ると、数本の触手がゆっくりとエトナの脚を這い登ってきていた。その先端が陰唇に触れ
たとき、エトナはたまらず悲鳴を上げていた。いや、上げたつもりだったが、口を塞がれ
ていたため声にはならなかった。
「ほらほらエトナさん、少しは抵抗してみてくださいよ。これじゃちっとも面白くありま
せんよ」
 背後からエトナの胸に手を回しながら、フロンが囁く。しかし、エトナは先ほどから四
肢に全力をこめて拘束から逃れようとしていた。それでも、触手を引きちぎることは愚か、
身をよじることすらできないのでいるのだ。
 そうこうしている内に、一本の触手の先端がエトナの陰唇を押し分け、膣に侵入した。
己の体を侵す異物感に、エトナは体を強張らせる。
「あら、こんなに濡れてるのに、思ってたよりもキツいですね。エトナさんなら当然ガバ
ガバだと思ったんですけど」
 場違いにおっとりした口調でフロンが呟く間にも、数本の触手がエトナの膣をかき回す。
その内の一本の先端が、ついに膣の一番奥に達したのを、エトナは確かに感じ取った。
「子宮の入り口に到着ですねえ。エトナさん、ここ自分で触ったことあります?」
 エトナは首を振ろうとしたが、首にも触手が巻きついているせいでうまくできなかった。
だが、否定の気配は伝わったらしい。
「そうなんですか。じゃあ、エトナさんにとっても未知の領域なんですねえ」
 にんまりと笑っているのが、見なくても分かるような声音である。
「エトナさんが赤ちゃんを育てる場所はどうなってるのかしら。触手さんに調べてもらい
ましょうか」
 数瞬、エトナは息を止めた。そんなことをされるとどうなってしまうのか、想像するの
も恐ろしい。さらにフロンはエトナの首筋に舌を這わせながら囁いた。
「なんだったら、そのまま卵でも産み付けてあげましょうか。産みの喜び、エトナさんに
教えてあげますよ」
 冗談でも言っているような口調だったが、フロンの力ならばそれが十分に実現可能であ
ることを、エトナは知っていた。だが、緊張に身を強張らせるエトナの背後で、フロンは
小さく笑う。
480女帝フロン:2006/06/11(日) 02:47:45 ID:OVDkfq/8
「嘘ですよ。そういうのは、もっと進んでからすることですものね。わたしだって勉強し
てるんですよ」
 得意げに言うフロン。内容は理解しがたかったが、少なくとも子宮を犯される心配はな
いらしいと悟り、エトナは内心ほっと息を吐く。
「その代わり」
 だが、からかうようなフロンの声に、再び体を強張らせた。何をするつもりなのか、と
疑った瞬間。
「今日は、こっちの具合を確かめさせてもらいますね」
 言葉とほぼ同時に、一本の触手がエトナの肛門を一気に押し破った。文字通り言語を絶
する痛みに、エトナは眼球が飛び出しかねないほどに目を見開く。
「びっくりしましたか? いい機会ですからエトナさんの汚い腸をきれいにしてあげます
よ」
 楽しげに笑いながら、フロンはさらに触手を推し進めた。エトナの腹の中で、触手が激
しくのた打ち回る。腸を破りかなねい勢いで押し進むそれは、動くたびにエトナの腹部を
内側から波立たせる。同時に口を塞ぐ触手と膣を犯す触手も蠢動を再開し、手足を拘束さ
れているエトナは悲鳴を上げることもできずにただ弄ばれるしかない。
「いい顔ですねえエトナさん。ほら、鼻水垂れ流しになってますよ、みっともない」
 フロンの笑い声が聞こえたが、今のエトナには表情を取り繕う余裕すらない。ただ、襲
い来る激痛と、それに反して脳髄を駆け上る快楽の波に必死に耐えるしかない。
「さて、そろそろ、もう一度聞いてみましょうか」
 呟くと同時に、フロンはエトナの口に入り込んでいた触手を全て後退させた。口腔を圧
迫していた異物感が一息に消失し、エトナは激しく咳き込む。そんなエトナの顔を後ろか
ら覗き込み、フロンは優しい声音で囁いた。
「どうですかエトナさん。わたしの奴隷になってくだされば、こんなに苦しい思いをしな
くてもすむんですよ」
 激しく喘ぎながら、エトナはぼんやりとフロンの顔を見た。真横に、感情の読めない青
い瞳があった。
「反抗的になって苦しむよりも、大人しく従って気持ちよくなりましょうよ。ほら、こう
いうの、そんなに悪くはないでしょう」
 フロンはエトナの膣に侵入している触手をゆっくりと蠢かせる。緩やかな刺激に背筋が
震え、エトナは熱っぽい息を吐いた。
「気持ちいいですか。エトナさんが素直になってくだされば、もっともっと気持ちよくし
てあげますよ」
 天使の口から、悪魔の囁きが漏れ出る。その間にも、フロンは触手を動かし続けていた
快楽と苦痛が脳の中でグチャグチャに混ざり合い、視界が濁り始める。まるで空を飛んで
いるかのような浮遊感の中、エトナは小さく、頷いた。
481女帝フロン:2006/06/11(日) 02:48:37 ID:OVDkfq/8
「そうですか。奴隷になって下さるんですねエトナさん」
 フロンが喜びに満ちた声を上げる。エトナはもう一度こくりと頷き、甘えるように背後
のフロンにもたれかかった。
「もっと気持ちよくして」
「はい、もちろんです」
「あ、でも」
「なんですか」
 きょとんとしたようなフロンの声に、エトナは目をとろんとさせながら答えた。
「こんな体勢じゃイヤ。フロンちゃんの顔を見ながらイキたいの」
「我侭な奴隷さんですね。でも、いいですよ」
 苦笑気味に言いながら、フロンは一度触手の拘束を解いて、ぐったりしたエトナの体を
自分の方に向けさせた。涙に滲むエトナの視界に、ぼやけたフロンの微笑が映りこむ。
「さ、エトナさん。これでいいですよね」
「うん、お願い、フロンちゃん」
「駄目ですよ、奴隷さんがそんな言葉遣いじゃ」
 フロンがエトナの腰を軽くつねる。エトナは小さな嬌声を上げながら、こくりと頷いた
「はい、ごめんなさい、ご主人様」
「よろしい。可愛いですよ、エトナさん。ご褒美にたくさん可愛がってあげますからね」
 フロンがゆっくりと、エトナに顔を近づける。その瞬間を、エトナは見逃さなかった。
(くたばれ)
 心の中で怒声を張り上げながら、ありったけの力を振り絞って口を開け、フロンの喉笛
目掛けて首を伸ばす。タイミングは完璧、体勢的に、阻まれる恐れもないはずだった。
 しかし、エトナの牙が捕らえたのは、フロンの喉ではなく、左腕だった。あり得ないほ
どの反応速度で、とっさに喉をかばったのである。エトナは悔しさを覚えながらも、フロ
ンの左腕を噛み千切った。
「痛いですね」
 フロンは噛み千切られた左腕を見下ろす。血が流れて骨がむき出しになっている様は見
るからに痛々しいが、フロンは微笑を保ったまま眉一つ動かさない。エトナはフロンの左
腕の肉を少し噛んでから、持ち主目掛けて吐き捨てた。
「やっぱ、薄汚い奴の肉なんて食ってもマズイだけね」
 挑発するように言い放つと、フロンは少しだけ悲しげに眉尻を下げた。
482女帝フロン:2006/06/11(日) 02:49:12 ID:OVDkfq/8
「嘘吐いたんですねエトナさん」
「当たり前でしょ。このアタシが誰かの奴隷に? ハッ、馬鹿なこと言わないでよね」
 会話の最中も、フロンの触手はエトナの膣と腸を嬲るように動き続けている。しかし、
エトナはその痛みをこらえながら、余裕の笑みを浮かべてみせる。
「大体ね、ケツの穴犯したぐらいでアタシを屈服させられると、本気で思ってたわけ? 
ナメんのも大概にしなよ、嬢ちゃん」
 ドスの利いた声で喋りながら、エトナはフロンをせせら笑う。
「ま、何の苦労もなく育てられた甘ちゃんじゃ、このぐらいが精一杯よね。お子様にしち
ゃよくやったって褒めてあげてもいいけど、この調子じゃアタシを跪かせるのは一万年か
かったって不可能よ」
「そうですか」
 フロンは落ち込むように小さく肩を落とした。エトナは舌打ちする。目の前の天使が何
をしたいのか、未だによく分からないのだ。
「でもエトナさん」
 言って、フロンは一部が欠けた左腕を掲げてみせる。
「お友達の喉を噛み千切ろうとするなんて、ひどいんじゃありませんか。そんなことされ
たら死んじゃいますよ」
「お友達?」
 エトナは高らかに笑った。嘲笑は石壁に弾かれ、狭い室内で何重にも反響する。
「馬鹿なこと言わないでよね。アタシはあんたのことを友達だと思ったことなんて一度も
ないわよ」
 別にあんたに限ったことじゃないけどね、と心の中で付け足しながら、エトナはフロン
の反応を見る。
 さっきの一言は、フロンの心を大きく抉ったらしかった。あからさまにショックを受け
た様子で、目には涙が溜まっている。
「ひどいですエトナさん。わたしはエトナさんのために」
 言っていることとやっていることが支離滅裂だ。エトナは今だ消えない違和感に苛立ち
ながら、フロンを鼻で嘲笑う。
「馬鹿じゃないの。この世界ね、力が全てなのよ。あんたみたいななよなよした奴、あた
しにとっちゃ都合のいい駒でしかないのよ。お友達ごっこしてたのだってそのために決ま
ってんでしょ」
「そんな」
「悔しかったら、あたしを力で屈服させてみなさいよ。もっとも、あんたが浅知恵振り絞
ってケツ犯そうが子宮かき回そうが無駄な話だけどね。何度だって騙して、絶対にその喉
笛噛み千切ってやるわ」
 声にありったけの殺意を込めながら、エトナは言い放った。先ほどまで成すがままにさ
れていたことで、思っていた以上に怒りが溜まっていたのかもしれない。
 だが、これは一種の賭けでもあった。実際に子宮を蹂躙されたりしたら、果たして意志
が持つかどうか。
483女帝フロン:2006/06/11(日) 02:49:45 ID:OVDkfq/8
(いや、弱気になるな、エトナ。あたしは誰よりも強い悪魔。こんな、苦労知らずのお嬢
なんかに負ける訳がない)
 自分に言い聞かせ、エトナはフロンを睨みつける。腕力や魔力ならともかく、精神力や
気合で負けるつもりは毛頭になかった。
 こうやって、怒りを露にして睨みつければ、大人しいフロンは必ず引き下がるはずだ。
この部屋から抜け出せさえすれば、後はいくらでも策の練り様はある。
(とにかく、今はこいつをビビらせて)
 そう考えたところで、エトナは目の前の光景にギョッとした。
 フロンが、こちらを見ていた。ただ無表情に、じっとこちらを見つめている。濁りのな
い湖を連想させる、澄んだ青い瞳で、じっと。いや、湖というより、それは沼だった。ど
こまでも青く透き通っているくせに、いくら目を細めても底を見通すことのできないほど
に、深い深い底なし沼。
 どれだけ怒りをぶつけようと、どれだけ殺意を投げつけようと、全てを飲み込まれてし
まう気がした。
(なんなのよ、こいつ)
 エトナは小さく身震いした。喉がカラカラに乾き、胃の辺りがぎゅっと収縮する。
 それは、いつものフロンのはずだった。立ち振る舞いも口調も、癖の一つ一つを取って
みても、目の前にいるのがフロン本人であることは否定できない。
 だが、だというのに、嫌悪感すら呼び起こす違和感が、どうしても拭いきれないのだ。
 緊張に身を強張らせるエトナの前で、フロンはゆっくりと立ち上がった。エトナの体か
ら全ての触手を引き抜き、再び翼に畳みなおす。
 そうしてから、無言で部屋を出て行った。
(逃げた、の)
 エトナの理性はそう判断した。自分との睨み合いに耐え切れなくなったフロンが、まだ
余裕のある内に逃げ出したのだと。
 しかし、本能はそれを否定していた。このままで済むはずがないと、体の奥底から何か
が警告をよこしているのだ。
 そして、理性ではなく本能の正しさが、すぐに証明されることとなった。
484女帝フロン:2006/06/11(日) 02:52:01 ID:OVDkfq/8
「エトナさん」
 扉の向こうから、声が聞こえてきた。返事をすることもできず、エトナは次の言葉を待つ。
「ごめんなさい。わたし、失礼でしたね」
 見かけだけは木製の扉が、蝶番をきしませてゆっくりと開いていく。外部から意外なほ
ど明るい光が差し込み、エトナは眩しさに目を細める。
「そうですよね、女王様と奴隷の関係を築くには、それ相応の覚悟がいりますよね」
 強い逆光の中を、フロンは悠然と歩いてくる。
「分かりました。わたしも今まで以上に真剣に、あなたを調教します」
 エトナの少し前で立ち止まったフロンの背後で、扉がゆっくりと閉まっていく。
「わたしの力であなたを屈服させて、身も心も完全な奴隷に作り変えて上げますから」
 再び訪れた薄暗がりの中で、フロンは手に握った棘だらけの鞭を叩き鳴らして、にっこ
りと微笑んだ。
「覚悟してくださいね。これも、愛のためです」
 その瞬間、エトナは違和感の正体を直感的に理解した。
(やっぱり、これはいつもどおりのフロンちゃんなんだ)
 愛を広めることに命を賭ける、愚かなほどの情熱を持った見習い天使。
(でも、いつもとは違う。この子は今、どうしてだか分からないけど、愛っていう物以外
が何も見えてない状態なんだ。ううん、その愛の形が歪んでいることにすら気付かない、
気付けない状態)
 痛めつけて屈服させ、快楽を体に刻みつける。
 そんな、明らかに異常な方法を、欠片も異常だと思っていない。
 だから、エトナに愛を教えるという目的に従って、手段を選ばずなんでもする。
 重傷の一号を放っておいたり、エトナを無理矢理監禁したり、有無を言わさず陵辱した
り。
 それが正しい方法だと信じ込んでいるのだ。この行動の先に、エトナが会いに目覚める
ことを確信しているのだ。
 今自分が何をしているのか、本当にこの方法が正しいのかと疑う思考回路自体が、完全
に遮断されている。
(どうしてこんなことに)
 エトナには、フロンがそうなってしまった原因が少しも分からなかった。
 分かるのは、今のフロンがとても危険な存在であるということと、そんな存在の手の平
に、自分が成す術もなく転がされているということだけ。
「さ、それでは始めましょうか」
 床に鞭を叩きつけながら歩いてくるフロンを見つめて、エトナは大きく体を震わせた。
485女帝書いてるアホ:2006/06/11(日) 02:54:47 ID:OVDkfq/8
 今回はここまでッスー。
 思った以上に時間がかかってしまい、予定の半分しか進んでませんorz
 しかも右端そろえたつもりが全然揃ってなくてかえって読みにくいし。
 何と言うか、いろいろすんません。こんな体たらくですが、何か反応くださると嬉しいです。
 次回更新は七月十五日ぐらいを予想しております。
 かなりゆっくりなペースで、いつ完結できるか分かりませんが、何とか頑張ろうと思いますのでよろしくお願いします。
486名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 10:18:27 ID:+cSMRm6W
過去ログ見なくてもなんとなくあらすじが読み取れるし
エロエロで激しくGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJ
487名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 11:47:31 ID:O5hNoCil
フロンちゃんがフロンちゃんらしくて可愛くて怖くて(;´д`)ハァハァ
自分も初見だったけど過去ログ見なくても大体解りました
でも過去ログも読んでくる(;´д`)ハァハァ
488名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 12:26:07 ID:/PFm11Bz
GJ!
どんなに時間が掛かろうと完結まで付き合わせてもらいます。
489名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 15:57:22 ID:VNUuRquG
この後、どの展開になるんだろう?

快楽に負けてフロンに従う→
ノーマルエンド。結局ラハールも屈し、のちにフロンの命令でゼノンを倒しに行く。
ディスガイア2でのコント(?)はフロンの命令のひとつ。

快楽に負けずに挑み続ける→
精神崩壊エンド(バッドエンド)。
ラハールも支配される。
フロンは魔界の女王になり、ラミントンの願いはそこで止まる。
ディスガイア2には続かない。

フロンを救いたいという気持ちが芽生え、
エトナなりの愛でフロンを呪いから解放→
ラブレズエンド(グッドエンド)。何事もなかったかのようにディスガイア2に続く。
490名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 17:24:34 ID:7G3+n+wX
ラブレズエンドいいね!
ていうか一号ちゃんまた出てきてほしい。無理か。
491名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 17:59:09 ID:LZoyfm81
せんせー
おっきしましたー
492名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 21:10:04 ID:nTovs2tn
やべぇ、超萌える。GJです。
493名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 10:28:15 ID:n5fTMylH
ラブレズエンドいいね
ディスガイア2には続いて欲しい
494名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 19:34:54 ID:ske7cGM7
みんなに質問なんだけど、1と2じゃフロンの服はどっちがいい?
495名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 19:57:05 ID:48QrbKlO
1の赤フロン
ニーソだから
496女帝書いてるアホ:2006/06/12(月) 22:18:22 ID:QLeRq25a
自分は1の方。ワンピースとか書いちゃいましたが、見返したら違いましたゴメンナサイorz

で、少し遅れましたが、皆さん感想ありがとうございます。
489さんの予想ですがどれも外れっつーか、多分予想の斜め上をいく展開になるかと。
いい意味で皆さんの予想を裏切れるよう努力します。
その内、一号やチャコ等、今まで登場したキャラはまた全員再登場します。

次回はフロンの調教始め(後編)です。
物理的痛い指数はまだ低めなので、怖がらずに読めるかと。(駄目っぽいときは警告します)
それでは、次回の女帝フロンにご期待ください。
497436の人:2006/06/12(月) 22:51:52 ID:NCO5ZJMy
じゃあ自分は2の方と言っておこう。
498名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 19:53:44 ID:ySjBe/m7
フロン×殿下を激しく希望
499名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 23:09:53 ID:HzhsEIL6
1の堕天前だなー。見慣れたというか懐かしいというか。

ところでマフラープレイという電波を受信したんだが。
500名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 00:05:10 ID:Lkcbw5vh
500get
501名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 00:05:26 ID:5l63k7lB
ラハールのマフラーとかフロンのウサミミリボンとか
敏感そうだよな
502436の人:2006/06/14(水) 00:12:30 ID:5XuzdKIo
アデル達は今、アイテム界にいる。
今回はやや強めなアイテムに潜って戦力の強化を図っている。
その分敵もどんどん強力になっていき、
苦戦も多く…戦闘不能に陥りそうになる事も少なくない。
もちろんその見返りも大きい。
倒した経験値によって目に見えてパーティーのレベルも上がっていく。
手に入るボーナスも村のショップでも売っていないレアなアイテムもよく見かける。

とある階層にて不思議ゲートを発見。
「くそ、一度あそこへ潜る。一度態勢を整えるぞ!」
その階層は敵の数も多く、ジオシンボルも味方ダメージ20%、超敵強化3倍が2つなど
その階層のジオシンボルまで敵の味方をするかのような配置ばかり。
ジオを操れる賢者が仲間にいないので一度不思議ゲートへ入るアデル達。
その中にはいつぞや見かけた夜魔族や猫娘族などの女性型の魔物達。
そう、その時空ゲートでたどり着いた先は通称「ぼったくりバー」と呼ばれる酒場だった。
パーティー達としては治療を出来る病院が出てきてほしい所だったが、
それでも魔物達と戦わなくてはいけない魔物部屋でなかった分贅沢は言えない。
以前は施設の事が分からなくてそのまま入ったが、
女達が多い、治療は出来ない、金は掛かるなどでアデルはすぐにアイテム界へ戻ろうとする。
が、金は掛かるが次のステージのボーナスゲージが溜まるから、治療は出来ないが一休みできるからなどと、
パーティーの男達からの入店希望の声が多いのでアデルは仕方なさそうに10000ヘルを支払う。
男達はバーへ入っていくが、パーティーの女性達からの視線が痛いのは気のせいとしておこう。
男達は今回も夜魔族や猫娘族と一緒に酒を楽しむ。
女達は無言で視線は痛いままだったが、酒が回ってからは女達だけですっかり盛り上がっていく。
そしてレルクは受付嬢のエイミアに会い、客用の個室へ2人で入っていく。

「また来てくれたのね。お姉さん、嬉しいわ」
そう言ってエイミアはいきなりレルクの頬にキスをする。
2人は中のソファーに隣同士で座り、エイミアは彼をじっと見つめる。
「ふふ、分かるわ・・・。以前よりだいぶ強くなったのね。それに・・・」
エイミアはいきなりレルクのズボンをずり降ろす。
「・・・ここもとっても立派になってるじゃない・・・すごい臭いね・・・男の人の臭いがするわ・・・」
彼の肉棒はビンビンに勃起していて、いつでも準備OKの硬さを保っている。
優しく声をかけ、エイミアは彼のペニスを見つめる。
「今日もいい事…いっぱいしてあげるね」
503436の人:2006/06/14(水) 00:14:14 ID:5XuzdKIo
エイミアは指で皮を剥き、口でレルクの肉棒に奉仕を始める。
前回は尻尾で奉仕してもらったり、パイズリのついででの奉仕だった。
さらに今回は亀頭や竿の部分ではなく、根元や袋の部分へ奉仕を始める。
「せっかくだけど、最初は立って…お願い」
彼女に言われレルクは身体を垂直立ちさせる。
肉棒を手で支え、まずは根元に優しく舌で舐める。
ペロペロとわざとらしく音を立てる。
その舌使いはいつ見ても何度見ても実にいやらしい。
そしてそのまま舌は移動していき、ぶら下がった精巣の袋に向かっていく。
「そ、そんな所まで・・・」
ペロリペロリと丁寧に舐めながら唾液を付着させる。
さらには袋を丸ごと口に含み、ゆっくりとじっくりと袋の味を味わう。
「あ、はぁ・・・き、気持ちいいよ・・・」
「・・・じゃあ、こんなのは・・・どうかな?」
エイミアは長いピンク色の髪の毛をグルグルとペニスに巻きつける。
「え、エイミア・・・な、何を・・・!?」
レルクは予想外の出来事に思わず驚く。
「私の髪の毛で扱いてあげるの。興味ない?」
彼はあまり気持ちいいとは思えないが、彼女の行動に興味があるために首を横に振る
エイミアはそのまま髪の毛を絡ませ、レルクの肉棒はまるでピンク色に染まったかのように全体に髪が巻かれる。
普段はあまり気にしない髪の毛の些細な感触も勃起しきった敏感なペニスには十分な快感に変わる。
さらに巻きつけた髪の毛の上から肉棒を手で扱き始め、髪の毛が肉棒の上をスライドする。
手でもなく、舌でもないこのザラザラの感触がたまらなく気持ちいい。
「す、すごい・・・すごく気持ちいいよ・・・エイミア・・・」
「ふふ、嬉しいわぁ。それじゃあここも、してあげないとね」
髪の毛で扱きながら再び精巣の袋を銜える。
今度は味わうだけでなく唇に挟んで引っ張られ、
まさに肉棒全体が彼女の身体で奉仕をされている。
そして唇の奉仕の次は開いた側の手で袋を優しく握る。
オナニーを手伝うような優しい手つきがますます彼の射精感を促していく。

「ご、ごめん・・・も、もう・・・出る・・・」
「あら、もう出ちゃうの?もうちょっと我慢できない?」
レルクも必死に射精をこらえようとするが、刺激を受け続けた自分のモノはもはや抑えきれない。
「でも、もう本当に・・・げ、限界だから・・・」
鈴口から先走り汁が溢れるように出てきている。
レルクが必死に射精をこらえているのが目に見えて分かる。
「仕方ないわね。じゃあ、私のお口に・・・いっぱい出してね」
エイミアは巻きつけた髪の毛をすぐに解き、彼のペニスを一気に根元まで銜えこむ。
さらに手で再び袋の部分を優しく摩ったり、マッサージして射精を促す。
「ずず、ずじゅ、じゅるるるる!」
頬を窄めながらの強烈なバキュームフェラ。
こうもいきなり強く吸われたら思いっきり精液を吐き出したくなる。
「ジュボジュボ!ん、んん、ズチュ、ズチュ・・・」
淫靡さだけを感じさせる吸引音を立てながらおいしそうに肉棒をしゃぶってくる。
まるで掃除機に吸われているような強力な吸い付きがたまらない。
「え、エイミア・・・そ、そんなにされたら・・・う、うああ!!」
肉棒は噴火を起こしたように次々と精液を出す。
彼女の口の中はあっという間に熱いザーメンで満たされ、
中に収まりきらない分は隙間から溢れ出たり、喉の奥へ押し込まれたりする。
「んん、んぐぐ、ぐ、ぐう・・・ん、うう・・・」
後からの刺激が強すぎて思った以上の量の精液が出てくる。
予想以上に溢れてくる量だが、エイミアは必死に精液を飲み干していく。
出したばかりの濃い精子ミルクはとても熱く、口の中や喉に絡みついてくる。
「うぐ、ぐ、んぐぐ・・・ん、んん、う・・・ゲホ、ゲホ・・・」
エイミアは口の中の大量の精液を一滴残らず飲み干す。
あれだけの量で、熱い濃厚のザーメンを飲み干したため思わず咽てしまう。
「だ、大丈夫!?」
さすがに出しすぎたかと思い、レルクも思わず彼女を心配そうに見つめる。
「大丈夫よ・・・レルクのザーメン、とっても濃くて・・・おいしかったわよ・・・」
504436の人:2006/06/14(水) 00:14:57 ID:5XuzdKIo
レルクは射精を終えると一度ソファーに腰をかける。
肉棒を出したままソファーに凭れかかる。
すると、いきなり肉棒が柔らかさと暖かさに包まれる。
この例えようのない柔らかさの正体は…間違いなく彼女のおっぱいだった。
「ん、んしょ・・・」
エイミアは胸で肉棒を包み、彼の射精からまだ間もないうちにパイズリを始める。
「あ、ちょっと・・・エイミア・・・まだ、イったばかりなのに・・・」
「だから、こうして連続でイかせてあげちゃうわ。たくさん、出してね・・・」
彼女は肉棒を逃がさないように胸でしっかりと、根元から肉棒を包み直す。
肉棒に吸いつくようで、マシュマロよりも柔らかそうな乳肉。
そのおっぱいによるパイズリの感触は計り知れないくらい気持ちいい。
「イったばかりなのに・・・これはまだ勃起したままね。だったらまだ、いけるでしょ?」
ムギュ、ムギュと聞こえそうなくらいにきつく胸を押し寄せ、
両手からの圧力で乳房が何度も歪な形に変形する。
胸の間でレルクのペニスが息苦しそうにして、谷間から亀頭が何度も見え隠れする。
「え、エイミア・・・あ、ああ・・・き、きついよ・・・」
「本当、おチ○ポが早くイきたくて苦しそうね。ん、んしょ・・・私も頑張って、おっぱいでイかせてあげるから」
「そ、そうじゃないのに・・・う、うああ!そ、そんなに、強くしないで・・・」
連続で射精するのは辛いのはエイミアも分かっているが、あえていじわるしてパイズリマッサージを続ける。
また、レルク自身も辛そうだが…肉棒は何度もヒクヒクしながらも射精を必死にこらえている。
口では嫌がっても快感を求める心は決して嫌がってはいなかった。
「ん、ん、んしょ・・・あ、はぁ・・・あ、あぁ・・・」
両手でリズムよく圧力をかけて、ただひたすらおっぱいで奉仕を続ける。

何度も射精をこらえる内に先走り汁が鈴口から出始める。
そして谷間へ流れ込んでいき、やがてその汁が潤滑油となっていく。
「あ、おっぱいの滑りが・・・よくなってきたよ・・・」
エイミアは潤滑油で滑りがよくなってきた事をいい事に、マッサージをどんどん速めていく。
肉暴と乳房の摩擦がさらに激しくなり、先走り汁はさらに溢れてくる。
溢れた汁はそのまま潤滑油となり、さらに快感を足していく。
くちゅくちゅと小さな音もそのマッサージによりさらに大きく、さらに淫靡に奏でられる。
先走り汁はさらにどんどん溢れていき、そして彼女の谷間でペニスがビクビクと震える。
「う、エイミア!もう、だ、ダメ・・・!ああああ!!」
そのままレルクは身体を大きく仰け反らせて2度目の絶頂に達する。
そして鈴口からからは先走り汁ではなく、白い精液がドピュドピュと解き放たれる。
2度目にも関わらずペニスは元気よく精液を飛ばし、精液はまるで弾丸のように発射口から出ていく。
そしてそのまま彼女の顔を目掛けて飛び散って、彼女の顔は精液まみれになる。
「すごぉい・・・こんなにたくさん、それにすごく濃い・・・」
エイミアはうっとりとした顔で精液を浴び続け、濃い精液ミルクを指で掬ってゆっくりと味わう。
505436の人:2006/06/14(水) 00:15:57 ID:5XuzdKIo
「あら、エイミアの言うとおり…ずいぶんかわいい子ね」
「わ、わあ!」
射精を終えて一息ついた所に、急に部屋に入ってきたのはエルバッキーの猫娘。
みんなには内緒の行為だったのでレルクは思わず驚くが彼女の様子を見ると、事情はあらじかめ知ってるようだ。
「ごめんねレルク。他のみんなには内緒だけど、エリスも呼んじゃったの」
夜魔族はエイミアを見てきたが、猫娘族を近くで見るのはこれが初めてである。
獣に近い種族なので身体はやや筋肉質な所があるが、露出度は夜魔族にも劣ってはいない。
大事な所も僅かに毛皮で隠しているだけで、胸はほとんど覆っておらずこちらはほとんど裸に近い。
と言うより乳首が見えてしまうため胸はエイミアよりも目のやり場に困りそうだ。
「あら、ずいぶんかけてもらったのね。ザーメンでパックなんてしちゃって」
「これでも2度目なのよ。でも、ほら…まだこんなに硬いまま」
エイミアの言うとおり、レルクのペニスはエリスが現れてからまた硬さを取り戻している。
「で、エイミアはさっきは何でしてあげたの?」
「勿論、おっぱいでイかせてあげたわ。レルクはパイズリが大好きなのよ」
女2人の会話にレルクは1人置いていかれる。
「じゃあ、アタシのおっぱいも・・・味わってみる?」
気づけばエリスは絶頂に達したばかりのレルクのペニスをいきなり胸で挟んできた。
夜魔族に負けず劣らずの猫娘族の自慢の胸でいきなりパイズリを披露する。
彼女の方が力はあるために、ギュッと押し付ける乳圧は彼女の方が上である。
「すごいわぁ。勃起チ○ポが、おっぱいの間でピクピクしてる・・・」
エリスの胸に挟まれる事を喜ぶようにレルクの肉棒がビクビクと震える。
エイミアに負けず劣らずの大きく柔らかい乳肉が優しくペニスを包み込む。
「太いし、硬い・・・エイミアったらこんなおチ○ポ独り占めしてたのね・・・」
そう言って彼女は胸に一際強く圧力をかける。
「あ、ああ、そんなにされたら・・・う、うう・・・」
彼の身体が思わずピクピクと震え、射精感を感じ始める。
思わず射精してしまいそうだったが、何とかこらえる事が出来た。
「やだ、本当にかわいい。せっかくだから舐めてあげる・・・ちろちろ・・・」
エリスは谷間から僅かに顔を出す亀頭に舌を這わせる。
まるで子猫がミルクを舐めるような舌使いで、いきなり裏筋を攻める。
「ペロ、ぴちょぴちょ・・・ちろちろ、ペロペロ・・・」
パイズリだけでイきそうになってる所にフェラチオの追い討ち。
もはやレルクが3度目の射精を迎えるのも時間の問題である。
「はぁ、はぁ・・・く、うく・・・」
先走り汁はドロドロと溢れている…が何度も射精をこらえる続ける。
「もう、じれったいわね・・・」
エリスは苛立ち、まるで谷間を覗こうとするように顔を埋めて肉棒を銜え込む。
フェラチオも本格的な攻めに入り、エリスは一気に彼をイかせようとする。
「ほら、いっぱい・・・だひちゃいなはい・・・んん、ちゅう、ジュル、ズジュルル!」
形振り構わずに下品な音を立てながら強烈なバキュームを仕掛ける。
「ジュブ、ジュルル!ちゅるるる!」
口と胸の同時攻撃に肉棒には強烈な射精感が訪れ、もはやこらえる事も出来ない。
そして肉棒はパイズリへの御褒美のように彼女に精子たっぷりのミルクを勢いよくかける。
「やあ!レルクの精液・・・すっごく濃い。ザーメンの臭い・・・染み付いちゃいそう・・・」
エリスは猫のように舌で付着した精液を舐め取っていく。
506436の人:2006/06/14(水) 00:17:26 ID:5XuzdKIo
「まだまだよ…せっかくだから…こんな事…してあげる」
「ふふ、エイミアったら、こういうエッチな事はすぐ思い浮かぶんだから」
2人はゆっくりとレルクの肉棒を中心に身体を寄せ合う。
お互いの胸と胸が密着し合い、その隙間には肉棒が添えられる。
エイミアとエリス、2人の巨乳と巨乳によるWパイズリ。
それぞれ1人ずつに挟んでもらった事はあっても2人に挟んでもらう事は初めてである。
「どう?アタシ達のおっぱい・・・柔らかくて、気持ちいいでしょ?」
サイズと肉質に違いを持つ4つの乳房の感触と
2人の女達に自分のモノを挟ませる状況が彼を大きく興奮させる。
さらに身体を寄せ合うと彼女達の乳房がお互いを押し合い、圧力で潰れ、楕円形へと形を変える。
乳肉の密度もますます高まり、それにレルクも連鎖するように思わずビクッと反応する。
「あら?こんな事されると・・・感じるの?」
エイミアがその反応を見て、さらに身体全体を寄せ付ける。
「す、すごく、気持ちいいよ・・・2人とも・・・」
2人の乳房の狭間でレルクのペニスは何度もビクビクと痙攣する。
「ほら、こうして動かしてあげたら・・・もっと気持ちいいでしょ?」
そう言ってエリスが胸を上下に揺らし、エイミアそれに続く。
それぞれの乳房がまるで意思を持っているように動く。
狭い空間の中で彼女達の乳房がもぞもぞと動くその様は、とても淫らな光景である、
視界に映る光景と不規則に襲い掛かる快感がレルクの射精を促し続ける。
「んん、レルクのここ、舐めてあげる・・・ちゅ、ペロリ・・・」
「じゃあ、アタシも・・・ぴちゅ、ぴちょぴちょ・・・」
さらに追い討ちをかけるように2人で亀頭をフェラチオで集中攻撃を仕掛ける。
くびれ、鈴口そして裏筋を丹念に…。
「ちゅ、ちゅ、ちゅるる。ジュルル・・・」
交互にペロペロと舐められ、亀頭はあっという間に唾液まみれになる。
「ほら、早く出して・・・ずじゅるる、ちゅうう・・・」
「ダメ、で、出ちゃう、出ちゃう・・・ああ、で、出るぅ!!」
ドピュ、ドピュピュと音を立てて、レルクは勢いよく射精する。
その鈴口から精液が発射される様は、もはや噴水と言うより火山に近い。
精液はまるでマグマのように2人の乳房の上を垂れ流れていく。
「きゃ、すごい・・・こんなに出てきた・・・」
「とっても濃いのが、いっぱい・・・」
強烈な快感を与えられたペニスから放たれる大量の精液。
とても4度目の射精とは思えないほどの量が解き放たれる。
顔、髪の毛、胸…彼女達の上半身を白く汚し、辺り一帯に精液の臭いが漂う。
「こんなに出せるなら・・・まだいけるでしょ?」
「あ、ああ・・・も、もう、無理です・・・」
4度目の射精でレルクの体力はかなり消耗している。
それでも彼女達はおっぱいに肉棒を挟んだまま離そうとはしない。
「ほらほら、お姉さん達のおっぱい・・・気持ちいいでしょ?」
「ねぇ、もっとザーメン出して・・・ん、ん、濃いの・・・もっと」
結局そのまま彼女達はWパイズリで再度彼を絶頂へ導いていく。

「あ、ああ・・・くぅ、うう!」
彼女達のおっぱいに挟まれて何度目かの絶頂を迎える。
もはや辺り一体を越えて部屋全体にきつい精液臭が漂っている。
あれから消耗した体力をイビルヒーリングで何度も回復させて、射精を強要され続けた。
2人のおっぱいを利用して普通のパイズリから、縦パイズリ、下乳パイズリ、逆パイズリと
ありとあらゆるパイズリプレイで絶頂へと導かれてきた。
「どう?パイズリってとっても気持ちいいでしょ?」
レルクは言葉を出す気力もなく、首を上下に動かして意思表示する。
「はい、お疲れ様。いっぱい出したわね。ザーメンの臭いがすごくきついわ」
「部屋のアタシ達が後始末はしておくから、ゆっくり休んでね」
「は、はい・・・そうします」
レルクは疲れきった身体を引きずって部屋を出て行く。
それでもあれだけのパイズリを堪能させられたために、その後も肉棒からはおっぱいの感触が離れなかった。
そのためしばらくはレルクの肉棒はずっと勃起したままであった…。
507436の人:2006/06/14(水) 00:19:11 ID:5XuzdKIo
流れ読まずに投下してみました。
おっぱい大好き、パイズリ大好きの436です。
とりあえず、前回の奴の続編みたいな奴と考えてもらえればいいです。
508名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 16:03:26 ID:9Sk8oaHA
おっぱい!おっぱい!(AA略
テラGJ
509名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 21:57:28 ID:n0cKKQkJ
>>436氏ってパイズリの前科持ち?
510436の人:2006/06/14(水) 23:15:45 ID:5XuzdKIo
パイズリしてほしいなぁ…。
してくれる人なんてまずいませんが。
511名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 01:11:56 ID:1Eabq0UL
>>436氏よ、男達がバーへ入って、女達が酒で盛り上がってたとき、アデルは何をしてた?
それが気になる
512名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 11:33:36 ID:jLyy/YDh
>>511
寝てたんじゃね?
513名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 13:56:36 ID:x73IUa8I
ロザリーと二人でどっかへ消えてました。
514436の人:2006/06/15(木) 21:54:11 ID:idcvvGis
多分ロザリーと一緒じゃないかな。
タローやハナコもいたらさらに追加だな。

個人的には雪丸酔わせてみたい…殿下とか絶対入れなさそう。
515名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 22:29:54 ID:p7ShbHF+
そこであえて殿下バージョンキボン
516名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 00:35:50 ID:8jhbhrQK
>>514
>>多分ロザリーと一緒じゃないかな。
いや、あんたが書いたんだろ?
517436:2006/06/16(金) 01:09:12 ID:Em/B3oKj
>>516
すまん、吊ってくる
518名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 21:47:00 ID:MzBw1pY6
いやいや、何も吊らんでも。

ところで、疲れたと言って「ご休憩○○HL」を文字通りと勘違いして突撃する
世間知らずロザリンと、何故か意味を知っていて慌てて止めようとするアデル、
そしてどういう訳か勢い余って休憩ならざる休憩に雪崩れ込む羽目になる二人…
という電波を受信したのですが。
519名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 00:39:41 ID:cNRuAF9P
保守
520名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 23:19:57 ID:OmBtLRG0
女帝の続きまだかなー?
521名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 20:41:31 ID:sp8142kK
>>518
それは書くと言うことで受け取っていいのかな?
522名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 23:06:06 ID:+RoYW1xB
>>521
いや、さり気なくリクエストしたつもりなのでは
523名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 23:08:31 ID:a3xFdJZ7
じゃあ、どこかの職人さんに再発信しないとな

ネタは浮かぶけど文章にならないんだよね
524518:2006/06/23(金) 23:09:09 ID:WlZRshTZ
書いてもいいんなら書きたいな。
反応ないんでどうしようか迷ってたけど、今アデロザが無性に読みたい気分…
そりゃ、自家発電より神降臨の方が嬉しいが、呼び水にでもなればと思って。
525名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 23:18:04 ID:qrcwg7b3
ばっちこーい!
526名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 23:23:26 ID:+yu8Y/Dq
是非書いてくれ!
エロ無ししか俺はかけないしなー
527 ◆vhvmQ9e0Kw :2006/06/24(土) 02:31:10 ID:QJdbUFIi
あげ
528名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 21:00:55 ID:aaLMWSyj
書きかけのアデロザがちょっと前から放置・・・
仕上げようと思えばすぐ書き上げられるはずなんだがorz
529どっかのアホ:2006/06/25(日) 00:06:21 ID:aeLfZc/d
「女帝書いてるアホ」だと呼びにくいだろうと思いましたので改名しました。
これから私のことはアホとお呼びください。

っつーわけで、予定よりちょっと早めに女帝フロン更新です。いろいろあったんです、はい。
物理的痛い度は低めですので、心臓の弱い方も安心してお読みください。
530女帝フロン:2006/06/25(日) 00:07:21 ID:aeLfZc/d
 身震いするエトナを牽制するように、フロンの手が動く。しなる鞭がエトナの目の前の
床で跳ね返り、乾いた音を立てた。
「駄目ですよエトナさん。これからは、わたしの許可なしに動いちゃいけません」
 フロンは小さな唇を尖らせる。余裕を見せつけてやるつもりで、エトナは笑った。
「冗談。あたしがいつ何をしようがあたしの勝手」
 言いかけたエトナの頬を、フロンの鞭が素早く叩く。狙いは正確だった。頬の表面と唇
の端の肉が擦り切れ、焼けるような痛みがじわりと広がっていく。
「汚い言葉を吐くのはこの口ですか」
 小首を傾げたフロンが、口を開こうとしたエトナの顔に鞭を叩きつける。先ほどと同じ
ところを再び叩かれ、あまりの痛みに声を上げそうになった。フロンは歯を食いしばって
痛みに耐えているエトナに素早く近づくと、容赦なく傷口を蹴り飛ばした。衝撃でエトナ
の体が吹き飛ばされ、頭から壁に叩きつけられる。一瞬、意識を失いそうになった。頬の
痛みと頭の芯を揺らす鈍痛に耐えながら、エトナは必死に顔を上げる。フロンは右手に鞭
を持ったまま、ゆっくりとこちらに向かって歩いてくる。彼女はエトナの目の前で屈みこ
むと、心配そうな表情でエトナの頬の傷にそっと左手を添えた。
「女の子の顔に傷をつけちゃうなんて。ごめんなさいねエトナさん、鞭使うのって初めて
なんですよ。痛かったですか、ひどい傷ですよ」
 エトナは鼻を鳴らした。
「そう思うんだったら汚い手で触んないでよね」
 フロンはにっこりと笑った。その表情のまま左手の爪を立て、エトナの傷口をさらに深
く抉る。エトナは悲鳴を上げた。
「汚いのはエトナさんの言葉遣いですよ。もう、あんなに警告してあげたのに。やっぱり
エトナさんみたいなお馬鹿さんには、体の方にしっかり教え込まないとだめみたいですね」
 不満げに言いながら、フロンはエトナの顔から手を離した。脇腹を無造作に蹴り飛ばし、
エトナをうつ伏せにする。激しく咳き込むエトナを気遣う様子も見せず、フロンは短く何
事かを呟いた。小さな声に反応して、石壁から鎖つきの手枷が現れ、エトナの両手をがっ
ちりと押さえつける。フロンは鎖を引っ張り上げてエトナを立たせると、ちょうど彼女が
立ちっぱなしになるぐらいに鎖の長さを調整した。
531女帝フロン:2006/06/25(日) 00:08:16 ID:aeLfZc/d

 両腕を支点として、鎖で吊り上げられたエトナは、フロンに背中を向けたままの姿勢で
立ち尽くすしかない。背後から、フロンの含み笑いが聞こえてきた。
「エトナさん、お尻が汚れてますよ」
 ストレートな表現に、エトナは顔をしかめる。フロンの触手に腸をかき回されたままの
状態だ。生温かい感触から想像するまでもなく、腸液や血で肛門の周りがひどい状態にな
っていることは疑いようがない。下手をすれば、排泄物がかき出されている恐れすらあっ
た。しかし、フロンはぴったりとエトナの背中に身を寄せ、鞭を足元に放り投げると、
「えい」
 と冗談のように呟きながら、エトナの肛門に右手の人差し指を差し入れてきた。反射的
に背筋を反らすエトナの耳元で、フロンが笑う。
「敏感になりましたねエトナさん。それに、お尻の穴がずいぶん広がっちゃってるみたい
ですよ、ほらほら」
 声に合わせて、フロンの指が小刻みに蠢く。触手に嬲られたときほどではないものの、
異物が直腸を無遠慮に動き回る不快感と痛みに、エトナは歯を食いしばって必死に耐えた。
反撃しようにも、この体勢では噛みつくことすらできない。フロンは人差し指だけでは飽
き足らず、中指も躊躇いなく突っ込んできた。肛門が無理矢理押し広げられる痛みに、食
いしばった歯の隙間から荒い吐息が漏れ出す。フロンが無邪気な歓声を上げた。
「すごいすごい、指二本すっぽり入っちゃいましたよ」
 フロンはエトナの耳に顔を近づけると、悪戯っぽく囁いた。
「いっそのこと、腕全部いれてみましょうか」
 横目で睨みつけると、フロンは吹き出した。
「冗談ですよ。いきなりそんなレベルの高いことする訳ないじゃないですか。そういうの
は、後のお楽しみです。ですから」
 フロンは、エトナの直腸に差し入れた二本の指を鉤のように曲げ、思い切り持ち上げた
肛門の内側から無理矢理下半身を持ち上げられ、エトナは痛みに小さく声を漏らす。フロ
ンはちょうどエトナが爪先立ちになるぐらいの位置まで彼女の臀部を持ち上げると、舐め
るような声で囁いた。
「まずは指だけで気持ちよくしてあげますね」
 制止する間もなく、フロンの指がエトナの直腸を激しくかき回し始める。二本の指を握
りこむだけの単純な動かし方ではない。腕ごと回転させたり、さらに深く指を突き込んだ
り、あるいは一気に引き抜いたり。逃れようにも、下半身から力を抜くと肛門がフロンの
指に引っかかって更なる痛みがもたらされるため、エトナは否が応でも爪先立ちを続ける
しかない。無理な姿勢と断続的な痛み、そしてわずかな快感に体が震え、半開きになった
口から、荒い息が零れ落ちる。耳をくすぐるフロンの吐息もまた、興奮したようにかすか
に弾んでいる。
532女帝フロン:2006/06/25(日) 00:09:04 ID:aeLfZc/d

「どうです、なかなか気持ちいいでしょう」
「こんなの、少しも」
 肛門に差し入れられた二本の指が強く曲げられる。エトナは反論を続けることができず
にくぐもった声を漏らした。
「我慢しなくてもいいんですよ」
 楽しげに呟きながら、フロンは二本の指を一息に引き抜いた。ようやくつま先立ちから
解放されて、エトナは大きく息を吐く。だが、気を休められたのはその一瞬だけだった。
ほとんど間髪いれず、エトナの眼前に、背後から二本の指が突き出される。フロンの右手
の、人差し指と中指。先ほどまでエトナの肛門を蹂躙していたそれらは、水っぽい腸液に
よって、鈍く光っている。その視覚的な嫌悪感と、わずかに漂ってくる悪臭に、エトナは
顔をしかめた。
「エトナさんのお尻の中をかき回したせいで、指がこんなに汚れちゃいました」
 困ったようなフロンの声音は、すぐに嬉しそうな響きに変化する。
「きれいにしてくださいね」
 フロンが言わんとすることは、いちいち確認するまでも理解できた。舐めろと言ってい
るのだ。冗談じゃない、と内心で憤慨し、エトナは固く口を閉じる。フロンが肩越しにこ
ちらを覗き込んできて、困ったように眉尻を下げた。
「舐めてくださらないんですか」
 当たり前だ、という意志をこめて、エトナはフロンを横目でにらみつける。そんなこと
をするぐらいなら、鞭で叩かれる痛みに耐えた方がまだマシだとすら思う。するとフロン
は、落胆したようにため息を吐いた。
「もう、何度も何度も言ってるじゃないですか。エトナさんは、わたしの言うとおりにし
なくちゃ駄目なんです。ほら、お口開けてください」
 催促するような声に、エトナは従わなかった。それどころか、さらに固く唇を引き結ぶ。
「仕方ないですね」
 フロンは苦笑するように呟き、左手でエトナの口をこじ開けた。下顎に全力を込めても
びくともしないほどの、凄まじい腕力。焦るエトナの背後で、フロンがくすぐったそうに
笑った。
「ほら、エトナさんが素直に言うこと聞かないから、今度は左手が涎でべとべとになっち
ゃうじゃないですか」
 言いながら、フロンは右手の人差し指と中指を、ゆっくりとエトナの口内に近づける。
エトナは必死に身をよじったが、下顎を固定するフロンの左手の力は想像以上に強く、頭
だけがどうやっても動いてくれない。汚れた人差し指と中指が口内に侵入してくるのを、
エトナはただ震えるような心境で受け入れるしかない。
533女帝フロン:2006/06/25(日) 00:09:50 ID:aeLfZc/d

「はい、エトナさんのお尻の中の味、たっぷり味わってくださいね」
 どこまでも優しい声音で言いながら、フロンは二本の指をエトナの舌に擦りつけようと
する。逃れようとして必死に舌を引っ込めたが、フロンは容赦なくエトナの舌に指を擦り
つけた。今まで味わったことのない、吐き気を催すほどに不快な苦味が、舌の上にじわじ
わと広がっていく。ぎゅっと目を瞑るエトナを横目に、フロンはさらに数度ほど二本の指
をエトナの舌にこすり付けた。
「どうです、おいしかったですか」
 満足げに言いながら、フロンが指を引き抜き、下顎を解放する。エトナはこみ上げる嘔
吐感に任せるまま、数回咳き込んだ。嘔吐こそしなかったが、いま舌に残っている苦味よ
りなら、胃酸の味のほうがよほどマシに思える。背後でフロンが笑った。
「さ、準備運動はこのぐらいにしておきましょう」
 嫌な予感を覚えて振り向くと、フロンは拾い上げた鞭を手の中で短く鳴らしたところだ
った。
「いい声、聞かせてくださいね」
 にっこり笑いながら、フロンは勢いよく右手を振る。空を切ってしなる鞭がエトナの臀
部をしたたかに叩き、乾いた音と共にひりつくような痛みをもたらした。歯を食いしばっ
て痛みに耐えるエトナをあざ笑うかのように、フロンは再度鞭を振るう。
「ほらほら、ご主人様の言うこと聞かない悪いワンちゃんには、たっぷりお仕置きしちゃ
いますよ」
 フロンは軽やかな笑い声を上げる。数を重ねるたびに、エトナの体を打つ鞭の勢いは強
さを増していく。悪いワンちゃん、という形容に従ってか、フロンは特にエトナの尻を重
点的に叩いた。鞭についた棘によって、じょじょにエトナの臀部の肌が擦り切れていく。
奥歯を噛んで悲鳴をこらえていたエトナだったが、痛みをごまかすことはできなかった。
出来ることといえば、鞭の痛みから少しでも逃れるために、下半身をよじることだけであ
る。
「エトナさんたら、そんな風にお尻振っちゃって。本当にいやらしいんですから。鞭が欲
しいんでしたら、まだまだたっぷりあげますよ」
 それこそ犬と遊んでいるときのような楽しげな笑い声を上げながら、フロンはさらにエ
トナの尻に鞭を打ちつける。
 あまりの痛みに目に涙が滲んできたところで、ようやく鞭の雨が降り止んだ。エトナの
目には見えなかったが、臀部がかなり無残な状態になっていることは想像に難くない。こ
うしてただ立って、空気に傷口をさらしているだけでも尻全体がひりひりと痛む。
「あらあら、エトナさんのお尻、真っ赤になっちゃって、まるでお猿さんみたいですよ」
 フロンが、エトナの尻にそっと手を添える。ただ触れられただけだというのに、反射的
に体が反り返るほどの痛みが尻の表面を駆け回る。
 勝手に溢れてくる涙を拭うことすらできず、エトナは血が出るほど強く唇をかんだ。そ
うやって尻の痛みから意識を逸らさないと、とても耐えられそうにない。
534女帝フロン:2006/06/25(日) 00:10:55 ID:aeLfZc/d

「痛いでしょう、エトナさん。さあ、そろそろ素直になってもいいんじゃないですか」
 フロンは穏やかに語りかけてくる。エトナは内心恐怖に震えた。もしもここで首を横に
振れば、今度は尻に爪を立てられるかもしれない。この状態でそんなことをされたら、ど
れほどの痛みが襲ってくるのか想像することすらできない。
 しかし、そう予想していながら、弱味を見せることは絶対に出来ない。エトナは覚悟を
決め、無理矢理唇を吊り上げた。涙の跡は隠しきれないだろうが、それは諦めるしかなか
った。
「馬鹿じゃないのあんた。散々脅してくるからどんなことするのかと思ったら、所詮この
程度ってわけ。期待はずれってやつね。こんな調子じゃ、千年経とうが一万年経とうが、
このあたしに頭下げさせるなんて不可能よ」
 声が震えないか心配だったが、意図したどおり余裕たっぷりの声音を出すことができて、
エトナは少しだけほっとした。あとは、すぐに襲ってくるであろう激痛に耐えるだけだ。
 しかし、数秒経っても、フロンは何の反応も見せなかった。爪を立てるどころか、尻を
叩くべく手を振り上げる気配すらない。不思議に思って肩越しに振り返ると、フロンは例
の中身のない微笑を浮かべたまま、じっとこちらを見つめていた。
 次にどうするべきか、考えているのだ。エトナがそう気付いたときには、フロンはもう
踵を返して歩き出していた。身を強張らせるエトナの前で、フロンはゆっくりと壁に歩み
寄った。この狭い部屋唯一の光源である壁付燭台の蝋燭を、見せつけるような優雅な動作
で取り外す。エトナは目を見開いたまま硬直していた。フロンが何をするつもりなのか、
いちいち考えるまでもない。爪を立てる、などという生易しいものではなかった。
「SMの定番といえば、これですよねー」
 フロンは楽しそうに、手の中の蝋燭を少し上げてみせる。周囲を頼りなく照らし出す炎
はとても小さく頼りなげだった。しかし、放たれる熱気は肌を焦がすほどに強いように、
エトナには感じられた。
 フロンはエトナのすぐ後ろに立つと、尻の傷跡の中でももっとも傷つけられた部位の上
で、蝋燭を傾けた。しかし、蝋はすぐには垂れてこない。
「ごめんなさいね、これ普通の蝋燭ですから」
 フロンが申し訳なさそうに言う。しかし、答えている余裕はエトナにはなかった。想像
を絶する痛みをもたらすであろう、小さな蝋一滴。それが眼前で垂れ落ちるのをただ待っ
ているしかないというのは、精神がヤスリで削り取られるような凄まじい苦行であった。
「あ、そろそろ落ちるみたいですよ」
子供のようにはしゃいだ声。エトナは先ほどよりもさらに必死で身をよじろうとしたが、
それよりも先にフロンに臀部を押さえつけられた。
「駄目ですよ。お仕置きはちゃんと受けていただかないと」
 フロンの笑顔に気を取られたその一瞬、エトナの尻に凄まじい痛みが走った。激痛、と
いう言葉で表現できるようなレベルではない。空気に触れるだけでも痛みを感じる、むき
出しの肉に熱い蝋が垂れ落ちたのだ。こらえることなど到底できずに、エトナは全身の力
を振り絞って絶叫した。そうでもしないと気が狂いそうだった。
「ああ、なんて素敵な悲鳴かしら。やっと聞かせてくださいましたね、エトナさん。ほら、
もっといい声を聞かせてくださいよ」
 うっとりとしたフロンの囁きが、やけに遠くに聞こえた。溶けた蝋がさらにニ滴、三滴
と垂れ落ちてエトナの肉を焦がしていく。体の中身が全て飛び出しかねないほどの勢いで
何度も絶叫している内に、エトナの意識はいつの間にか途切れてしまった。
535女帝フロン:2006/06/25(日) 00:11:26 ID:aeLfZc/d

 かすかに、金属がこすれる音が聞こえた。無機質な冷たい感触が全身のいたるところを
刺激し始める。エトナはこじ開けるようにして、重い瞼を押し上げた。すぐ目の前に、フ
ロンがいる。上機嫌に鼻歌を歌いながら、エトナの体に鎖を巻きつけていた。エトナの両
腕は相変わらず手枷に押さえられたままだった。だが、手枷から伸びる鎖は天井に打ちつ
けられている。エトナは先ほどとは違い、両腕を天井に向けて伸ばした姿勢で立たされて
いるのである。
「あ、やっと起きたんですね」
 フロンは一度作業を中止して背を伸ばすと、咎めるように唇を尖らせた。
「駄目ですよエトナさん、いくら痛いからって、調教の最中に気絶するだなんて。おかげ
で折角の蝋燭が無駄になっちゃったじゃないですか」
 そう言われて、ようやく意識を失う前の記憶が蘇ってくる。蝋が傷口を熱するあまりの
痛みに、気を失ってしまったのだ。ひりひりと痛い尻の表面に、固まった蝋がこびりつい
ているのを感じる。エトナは唇を吊り上げた。
「なに勘違いしてんのあんた。気絶したんじゃなくて、寝てたのよ。あんたが一生懸命考
えた調教とやらが、あんまりにもありきたりで退屈だったもんだからね」
「あんなにいい悲鳴を上げてたのに」
「ない知恵絞ってもあれだけしか考えつかないあんたがあまりにも可哀想だから、ちょっ
と付き合ってやったのよ。ありがたく思いなさいよね」
 エトナの嘲笑を、フロンは微笑で受け止めた。
「それでこそエトナさんです。次も頑張ってくださいね」
「次、ね。今度はあんまり退屈させないでよね」
 表面では欠伸混じりの態度を崩さないまま、しかしエトナは内心の動揺を抑えるのに必
死だった。
 エトナの体を何重にも取り巻いている鎖は、いずれもぴんと伸びきった状態で壁に打ち
付けられている。エトナは身じろぎすらできない状態である。間違いなく、暴れられるの
を防ぐための処置だった。つまり、これからフロンが行おうとしているのは、あまりの苦
痛にのた打ち回らざるを得ないほどの行為だということである。フロンが薄暗い壁際で屈
みこんで何かを探しているのを、エトナは固唾を飲んで見守った。小さく上下する喉仏の
上を、生温かい汗がゆっくりと流れ落ちていく。
「あ、ありました」
 フロンが小さな歓声を上げて振り向く。その小さな手に握られているものを見て、エト
ナは体を固くした。
 それは、何の変哲もない、黒い鉄の棒だった。
「これから、エトナさんに印をつけてあげますね」
 黒い棒の先端を手で撫でながら、フロンはゆっくりとこちらに近づいてくる。
「エトナさんは家畜ですから、わたしのものだっていう証明を、きちんと体に刻んであげ
ないといけないんです」
 説明しながら、フロンは小さく詠唱し、鉄の棒の先端に火を灯した。火は鉄の棒を熱し
て、十数秒ほどでほどで消えてしまう。フロンは陽炎により空気を揺らめかせている鉄の
棒を槍のように構えると、エトナの胸の辺りに突きつけた。
536女帝フロン:2006/06/25(日) 00:12:05 ID:aeLfZc/d

「まず一つ目です」
 鉄の棒が、ゆっくりとエトナの肋骨の間に押し付けられる。エトナは必死に悲鳴をこら
えた。フロンは押し付けている鉄の棒をひねり、さらに強くエトナの体に沈み込ませてく
る。十秒ほどそうしてから、フロンは押し付けたときと同様にゆっくりと鉄の棒を離した。
見下ろすと、肋骨の間に小さな印がついているのが見えた。一対の、開いた翼を象った印。
「二つ目」
 間髪いれず、フロンはエトナの太ももに鉄の棒を突きつけてきた。次いで、胸、腕、手
の平、脇腹など、数か所に、フロンが言っていた印が焼き付けられる。エトナは歯を食い
しばって耐えるしかない。とは言え、先ほど蝋を垂らされたときに比べれば苦痛は少ない。
少なくとも、悲鳴をこらえられる程度には。
「十二個目です。次で最後ですよー」
 エトナの肩に押し付けていた鉄の棒を引き寄せたあと、眉尻を下げたフロンは、唇に人
差し指を押し当ててエトナの全身を見回した。
「最後はどこにしましょう。迷いますね」
 しばらく眉根を寄せて考え込んでいたフロンは、不意にエトナの下腹部の辺りに目を止
めると、嬉しそうに大きく頷いた。その視線を追ったエトナは、極限まで目を見開いた。
「最後ですから念入りにやりましょうね」
 フロンは機嫌よく笑いながら、空中に出現させた炎の中に鉄の棒を差し入れている。エ
トナの全身から血の気が引いた。心臓が肋骨から飛び出すほどの勢いで暴れ回り、喉の奥
がからからに乾く。だというのに、背筋には幾筋もの脂汗が滲んできている。右手に持っ
た鉄の棒を丹念に熱し終えたフロンは、エトナのそばに屈みこむと、空いた左手をエトナ
の股に伸ばす。成す術もないエトナの陰唇を優しい手つきで押し広げ、フロンは含み笑い
をもらした。
「さ、エトナさんの大事なところに、素敵な印をつけてあげますからね」
 熱された鉄の棒がゆっくりと近づいてくるのを、エトナはただ見下ろすしかなかった。
理性が耐えろと命令を下しているが、本能がその命令を全力で拒絶しようとしている。激
痛の恐怖が迫ってくるにつれて、エトナの瞳に涙がせり上がってきた。半開きになった口
から細かく震える呼気が絶え間なく漏れる。そんなエトナの恐慌を楽しむかのように、フ
ロンは鼻歌を歌いながら、鉄の棒の先端を近づけてくる。そして、戯れに虫を殺す童子の
ような声で、言った。
「えい」
537女帝フロン:2006/06/25(日) 00:12:46 ID:aeLfZc/d

 エトナが耐え切れずに目をつむったのと、腹部の辺りから激痛が襲ってきたのとは、ほ
ぼ同時だった。しかし、その痛みは腹の内部からではなく、表面から発生している。痛み
と恐怖に晒されながらエトナがゆっくりと目を開くと、こちらを見上げているフロンと目
が合った。
「なんちゃって」
 少し意地の悪い口調で言いながら、フロンが小さく舌を出す。鉄の棒は、エトナの下腹
部に押し込まれていた。さらに力をこめて数回ひねったあと、フロンはエトナの体から棒
を離した。
「はい、おしまいです」
 笑顔で言いながら、フロンが鉄の棒を床に放り投げる。乾いた音を立てて転がるそれに
は見向きもせず、フロンは惚れ惚れとした表情で顎に手を当て、十三箇所に印が焼き付け
られたエトナの全身を眺め回した。
「我ながらいい仕事をしましたね」
 数度満足げに頷いたあと、フロンは悪戯っぽく微笑みながら、エトナの顔を覗き込んだ。
「ごめんなさいねエトナさん、そんなに怖かったですか」
 子供をあやすように言いながら、フロンはエトナの後頭部に腕を回して顔を近づけてく
ると、彼女の目尻に残る涙を優しく舐め取った。ねっとりとした感触に、エトナは顔をし
かめる。
「よしよし、よく頑張りましたね。偉いですよ」
 どこまでも優しい声音で囁きかけながら、フロンはエトナの頭を愛しげに撫で回した。
「これでエトナさんはわたしのもの。痛いのが気持ちよくなるように、しっかり調教して
あげますからね」
 わずかに顔を紅潮させながら、フロンは何度も何度もエトナの顔に口づけする。温かく
湿った唇の感触と、頬を撫ぜる熱い吐息。心の底からの愛情がこもった、情熱的なキスだ
った。それだけに嫌悪感は凄まじく、胃の底から吐き気がこみ上げてきたほどだった。
 フロンは涎でべとべとになるほどエトナの顔にキスを浴びせたあと、ゆっくりと顔を離
した。少し潤んだ瞳を穏やかに細めながら、エトナに問いかけてくる。
「どうですかエトナさん、わたしの奴隷になってくださいますよね」
 エトナはフロンの顔に唾を吐きかけた。どこまでも優しい微笑を湛えるフロンの頬を、
泡立った涎が滑り落ちる。フロンは表情を崩さないまま、袖で涎を拭った。
「いいですよ。時間はいくらでもありますからね」
 フロンはそっとエトナの頬を撫で、踵を返した。同時に、エトナの体に巻きついていた
鎖が音も立てずに消失する。唐突なタイミングで体の支えを失い、エトナは膝から崩れ落
ちた。自分でも驚くほどに、体に力が残っていない。苦痛の時間がようやく終わったと認
識したことで、緊張の糸が切れてしまったのかもしれない。エトナはうつ伏せの姿勢のま
ま何とか顔を上げ、閉じかけた扉の向こうからこちらをのぞきこんでいるフロンをにらみ
つけた。
538女帝フロン:2006/06/25(日) 00:13:34 ID:aeLfZc/d

「それでは、また、今度」
 優雅にすら見える仕草で一礼して、フロンは扉を閉じる。外から差し込んでいた光が遮
断され、部屋に元の薄暗さが戻ってきた。フロンがいなくなり、その靴音が遠ざかってい
くのを確認してから、エトナは顔をしかめた。強くを保つ必要がなくなった瞬間、全身を
苛む様々な痛みに、勝手に涙が零れ落ちる。涙と鼻水を流しながら、エトナはうめき声を
漏らした。
「ちくしょう、ちくしょう」
 痛みと悔しさに唇を噛みながら、エトナは扉を睨みつける。
「あのクソ天使、絶対ぶっ殺してやる」
 怨嗟を吐き散らしながらも、エトナは冷静に思考を巡らせる。
 とりあえず、今回は何とか屈することなく耐え切ることができた。素直に従う振りをし
ておいて復讐のチャンスを狙うという選択肢もあったが、一度その策が失敗している以上、
事は慎重に運ぶ必要がある。
(まずは、限界まであいつの調教に耐える。そうしてから従う振りをすれば、心の底から
服従を誓ったと思わせることができるはず)
 そうして完全に油断したところで、殺してやればいい。
(だけど、あたし一人じゃ無理だ)
 エトナは舌打ちした。フロンが想像以上の化け物であることを、先ほど思い知らされた
ばかりである。たとえ相手が完全に油断していたとしても、エトナ一人で殺すのはおよそ
不可能に思える。
(ゼンだ)
 エトナは、部下の中でも一番の力を持つ魔人の、厳しい顔を思い浮かべる。
(しばらく調教に耐え抜いたあと、従順に従う振りをして、まずは外に出る。そうしてか
ら、ゼンに命令して機会を窺えばいい。殿下を適当に騙せば、チャコの力だって利用でき
るかもしれない)
 城内の強力な悪魔を集めれば、いかにフロンが馬鹿げた力を持っていようとも、必ず殺
せるはずだ。力が全ての魔界なのだ。強大な力を持ち、なおかつ天界の思想を魔界に持ち
込もうとしているフロンの存在を、目障りに思っている悪魔は必ずいるはず。
(やれる)
 エトナは自分の企ての成功を確信して、一人唇を吊り上げた。
(あたしは、あのふざけた天使を必ずぶち殺せる)
 一つ問題があるとすれば、自分がフロンの調教に耐え抜くことができるか、ということ
。調教と称している以上、フロンにはこちらを殺すつもりはないはずだ。とすれば、結局
は精神力の問題になってくる。
「それなら大丈夫。あたしは強い悪魔でしょう、エトナ。誰よりも、強い悪魔。あたしは
強い悪魔。強い悪魔であるわたしが、あんな腑抜けた女に負けるはずがないんだ」
539女帝フロン:2006/06/25(日) 00:14:24 ID:aeLfZc/d

 声に出して自分に言い聞かせている内に、少しは気が落ち着いてきた。同時に、忘れか
けていた痛みが再び全身を苛み、エトナは歯軋りする。特に尻の痛みがひどい。空気に触
れているだけでもひりひりするのだ。ひどい状態になっていることは想像に難くない。
(大丈夫ですか、エトナ)
 尊敬する前魔王の優しい声を思い浮かべて、エトナは微笑んだ。泣きじゃくる自分の頭
を撫でる、大きな手の平。だが、前魔王の声は、いつしか違う声に置き換わる。
(大丈夫ですか、エトナ様)
 不安げな女の声。こちらを恐れつつも心の底から心配しているのを感じさせる、聞きな
れた声音だった。
「なんで、一号の声が」
 必要以上に苛立っていることを自覚しながら、エトナは弟子の声を頭から追い出そうと
する。しかし、声が消えるどころか、一号のイメージはさらに明確に形を持ってくる。
(大丈夫ですか、エトナ様)
 泣きそうなほど不安な声音が、頭の中で響く。目を潤ませながら、救急箱を手にしてお
そるおそるこちらに歩み寄ってくる、薄汚れたクズ天使の姿すら、見える気がした。苛立
ちをつのらせながら、エトナは頭の中で反論する。
(うっさいなあ、このぐらいかすり傷だっての)
(でも)
(うっさいって言ってんのが分かんないの。頭悪すぎんのよあんたは。あたしの視界から
消えないと殺すわよ)
 脅しつけると、一号は悲鳴を上げて陰に隠れてしまう。だが、それでも心配そうな表情
で、こわごわとこちらを覗いているのだ。最終的にエトナは根負けして、ため息混じりに
言ってしまう。
(ほんっとにうざったいわね。いいわよ好きにしなさいよ。そん代わり失敗したらお仕置
きだからね)
 すると、一号は顔を輝かせてこちらに近づいてきて、いそいそと傷の治療を始めるのだ。
繊細な手つきで軟膏を塗り、優しく包帯を巻きつける。痛くないですか、大丈夫ですかと
いちいちうるさく聞きながら。そうして治療を終えると、最後にもう一度聞いてくる。
(大丈夫ですか、エトナ様)
(いちいち聞かないでよねうざったい。大丈夫に決まってんでしょ、大した傷じゃないん
だから)
 そうやって邪険に扱って、お礼どころかねぎらいの言葉すらかけてやらなくても、一号
はこちらが無事であるというその事実を確認しただけで、心底ほっとした嬉しそうな笑顔
を浮かべるのである。
 そういった一連のイメージが、意識して考えることもなく自然と頭に浮かんでくること
に、エトナは苦笑した。
「馬鹿じゃないの。今更あのクズ天使に何を期待してるんだか。今だって、ひどいことす
るあたしがいないのにせいせいして、思う存分羽を伸ばしてるに違いないんだから」
 口ではそう言ってみるものの、心の底で「そんなはずはない」と否定している自分がい
ることに、エトナは自分で驚いていた。
「なによ、あんな奴。クズでグズで頭は悪くて、あたしのストレス解消以外には役に立た
ないくせに」
 一応、格好をつけるためにそう呟いてみたが、言葉の内容とは裏腹に口元は微笑んでい
る。悪くない気分だった。
 そのとき、不意に間抜けな音が響き渡った。エトナの腹の音だった。
(お腹すいたな)
 意識を失ってからどのぐらい経っているのか分からないが、朝飯を食べて以来、何も口
にしていない。
(すぐになにかお作りしますね)
 また、一号の声が脳裏の蘇る。いそいそとエプロンをつけて、炊事場に向かっていく背
中もすぐに思い浮かんだ。
(まずかったら承知しないからね)
 口ではそう言いながらも、今日は何が出てくるんだろうと期待している自分がいる。食
後の紅茶も楽しみだ。
 そうやって取り留めのないことを考えている内は、ほんの少しだけ痛みが和らぐような
気がした。満ち足りた気分に包まれながら、エトナはいつしか深い眠りに落ちていった。
540女帝フロン:2006/06/25(日) 00:15:12 ID:aeLfZc/d

「参りましたねー」
 壊れかけた窓から差し込む月明かりのみが光源の、薄暗い廊下を歩きながら、フロンは呟
いた。
「さすがエトナさん、やっぱり一筋縄じゃいきません」
 周囲に人影は見えない。魔王城の下層部分、今では使用されていない一角だ。魔王の気
まぐれで広さや構造が頻繁に変わるとすら言われる魔王城だから、こういう部分も数え切
れないほど存在している。そういった場所を探検するのもフロンの楽しみの一つで、エト
ナを閉じ込めていた部屋もそういう経緯で発見したものだった。もっとも、そのときは実
際に使用することになるとは想像もしていなかったが。
「あの部屋から出られるはずはないから、時間はたっぷりあるんですけど」
 気まぐれに姿を消すことなど日常茶飯事のエトナだ、行方不明になったからといって探
そうとする者などいないだろう。フロンはそう考えている。
「うーん、だけど、どうしたらいいんでしょう」
 フロンは首を傾げた。一応、今日の調教で、今まで学んだ知識は全て出し尽くしたつも
りだった。これだけやれば自分に屈服して奴隷になるだろうと踏んでいたのだが、エトナ
は少しも屈する気配を見せない。
「どんな風にしたら、エトナさんは骨の髄まで肉奴隷になってくださるのかしら」
 フロンは腕を組んで考えたが、いい考えは少しも浮かばなかった。自分にはそういう方
面の知識が著しく欠けているのだ、と、今更ながらに気付いた感もある。
「どうして今までちゃんと勉強してこなかったのかしら」
 それが、非常に不思議に思えた。
「お困りのご様子ですな」
 不意に後ろから声をかけられて、フロンは振り向いた。いつの間にか、夜の闇の中に三
つの人影が佇んでいる。
「どなたですか」
 首を傾げながら問うと、三人は窓から差し込む月明かりの中に出てきた。まるで、闇か
ら溶け出してきたかのような、薄暗い印象を持った三人組だ。真ん中に立っていた老人が、
深々と礼をする。
541女帝フロン:2006/06/25(日) 00:16:23 ID:aeLfZc/d

「我々は皆、あなた様の理想に共鳴する者です、天使フロン様」
「まあ」
 フロンは胸の前で手を組んだ。自分が掲げる愛の理想に賛同してくれる悪魔がいるとは、
驚くと同時に嬉しい事実だ。改めて、三人の姿を観察する。
 声をかけてきた老人は、引きずるほど裾の長いローブを着込んだ、魔術師だった。落ち
着いた声音と礼儀正しい物腰から考えて、かなり高位の魔術師らしい。だが、それ以上に
特徴的なのは、右と左の目玉が全く違う方向に向いていることだった。その上、どちらの
目もこちらを見ていない。この二つの瞳のせいで、老人はどこか正常さを欠いた、不気味
な雰囲気を漂わせていた。
 老人の右隣にいるのは、髑髏を象った頭巾を被った、中肉中背の男である。頭巾は頭部
全体を覆っているが、目と口の部分だけが少し大きく開いており、それ故に男がにたにた
と笑っているのが見て取れた。薄汚れた地味な色の服に身を包んでおり、ベルトの両脇に
吊った、大きな道具袋が印象的である。
 老人の左隣にいるのは、闇と同化するような黒衣の男だった。全く装飾のない、ぴっち
りとした黒い衣服に身を包んでいる。頭を剃り上げているらしく、毛髪が一本もない。し
かし均整の取れた長身と背筋を伸ばした立ち姿、そして刃物のように鋭い瞳は見事な調和
を保ち、全体的に研ぎ澄まされた刃のような雰囲気を与えていた。
 頭巾の男はエド、老人はゲイン、黒衣の男はルーカスと名乗った。
 三人とも、フロンにとっては見知らぬ者達である。その上、三者三様にどこか異様な雰
囲気を漂わせていた。
 だが、フロンは全く疑うことなく彼らを信用していた。元々あまり人を疑ったりはしな
い性格であるが、今回はそもそも疑うという考えすら抱かなかった。
 まるで、昔から彼らを知っていたかのような信頼感が、フロンの頭の隅に存在している。
(どうしてだろう)
 フロンはほんの少しだけ、不思議に思った。だが、
(気にしなくてもいいか)
 すぐに、そんな風に考えが修正された。
 そう、重要なのは、協力者が得られたということだ。彼らに相談すれば、もっといい知
恵が出せるに違いない。フロンは微笑みながら、彼らに事情を話すべく口を開いた。
542女帝フロン:2006/06/25(日) 00:17:13 ID:aeLfZc/d

             次  回  予  告  !  !

    夜魔族のラミアによって病院に運ばれた一号は、ベッドの上で目を覚ます。
         包帯だらけで目覚めたクズ天使が取った行動とは!?

      1.エトナの身を案じ、大怪我をものともせずに探しに出かけた。

      2.エトナに犯されかけたことを思い出しながら自慰に耽り始めた。

      3.そばにいたラミアに犯されかけた。

            3つの選択肢の内、一つだけが正解だ!
   次回予告クイズ、全問正解者にはサンドバッグにもなる等身大一号人形が
          プレゼントされるぞ! 頑張って脳みそ絞れ!

    それでは次回、七月十五日頃更新予定の女帝フロンに乞うご期待!



     ※読者の皆様へ

      この物語は二次創作です。
      設定、人物の性格等、原作と著しく異なる部分がございますが、
      笑って見逃せば何の問題もありませんっつーか見逃してください。
543どっかのアホ:2006/06/25(日) 00:18:54 ID:aeLfZc/d

次回予告がやっぱりずれたorz
そしてやはり右端が揃わない本文。おかしいなあ、ちゃんと揃えてるつもりなのに。
どなたか原因ご存知の方がいらっしゃったら教えていただけるとありがたいッスー。
544名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 02:50:52 ID:IQeyt9In
528さん、アデロザすごく読みたいです、がんばって仕上げてほしいです。
そしてアホさんの女帝フロンGJ。
545436の人:2006/06/25(日) 17:41:00 ID:9RutVFXO
おお、女帝フロンktkr
マジGJですよ
546 ◆IwfGtitdFg :2006/06/29(木) 01:07:10 ID:25lvBNf9
age
547名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 21:14:19 ID:Ci1T93Ea
4.みんなの肉奴隷化
548名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 21:58:29 ID:6Vz/tfBO
5.みんなを肉奴隷化
549名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 15:07:08 ID:HiZqRMqY
6、みんなで肉奴隷化
550名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 16:20:16 ID:Ooq2VeAB
>>549
やると思った
絶対誰かやると思った
自分もそう考えていたから
しかしそれではフロンの存在意義を無にしてしまう
551名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 18:03:01 ID:uXWCB8fD
真面目に考えりゃ1なんだろうけど、それじゃ何も面白くないしな。
552名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 21:22:44 ID:pip4VArV
「ロザリーィィィイッ!!」
「ア……アデル!?」
「タローをかけて俺と勝負しろー!!」
「………な?」
「女が苦手な俺にとって唯一のオアシス!フューチャー!サンクチュアリ!!」
「ちょ、ちょっと待っ」
「朝は優しく起こしてくれ!炊事洗濯掃除も完璧!夜は添い寝から夜伽の相手まで!」
「アデル?」
「しかし!!」
「(ビクッ)」
「最近はお前に懐いて俺には全然構ってくれない!正直俺は寂しいッ!」
「お、落ち着くのじゃ!余はタローをお主から取り上げようなど……」
「うるさいうるさいうるさーい!!くらえ俺の悲しみのバーニングフィストー!!」
「アデルッ!!」
「!?」
「余はその……タローを取り上げるつもりなど無い……あ、あの」
「ロ、ロザリー?」
「余はアデルが好きじゃ!!」
「ロザリー……」
「アデル……」
「ロザリー!」
「アデル!!」

正直勢いで書いた。しんでくる
553名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 08:12:25 ID:E0/DkOF8
…で、このあとタローを二人がかりで(ry
554名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 02:55:16 ID:1PBpfiEt
神でも仏でも誰でもいい、>552を生き返らせてくれ!
555名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 10:03:58 ID:YkgAsC/v
555get
556名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 11:27:50 ID:PIk2/vTB
>>552
勢いありすぎてよく解らんが激しく萌えた
557名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 18:14:59 ID:9XP1Kp7d
プリニーってやっぱり性欲あんのかな?
558名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 18:34:38 ID:oClFKdKe
>>557
ヒント、中の人もしくは前世

でも、性欲あってもあの格好じゃどうしようもない気がするけどw
559名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 21:26:44 ID:3FMUpfSf
だから刑罰なんだな。
560名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 00:14:35 ID:NKjp7mhn
>>559
つあやしい触手
561名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 18:00:36 ID:L2TgdMJ8
ラハールとアーチャーの純愛が見たいよぅ(☆゜ω゜★)
562436の人:2006/07/06(木) 21:08:31 ID:jDQyLDcF
「今日こそはエトナ様にリベンジするッス!」
エトナの目の届かない場所でプリニー達の作戦会議。
「このあやしい触手でエトナ様を陵辱するッス!」
エトナも魔神と言えども女、大勢で大事な所を攻めればイチコロ間違いなし。
「エトナ様にもオレ達の苦しみを少しでも味わってもらうッス」
「頑張るッス!」
「やるッス!」
「作戦実行ッス!」
プリニー隊は一丸となってエトナ陵辱作戦を実行する。


「ほらほらあんた達!サボってないでさっさと仕事しなさいよ!!」
エトナの足元にはボロボロになったプリニー隊。
「エトナ様…れ、レベルが高すぎッス…」
「所詮オレ達はこういう運命なんッスね…」
見るからに大差のあるレベル、魔神を名乗るだけあってLvも1000。
プリニー達は指一本触れる事なく一掃された。
レベルの差もあり、あやしい触手も武器としては弱い・・・
現実にはプリニー達も敵わなかったのである。
「いつまでも寝てないで…さっさと働けっつてんだろうが!」
「あ、アイアイサー!」
更なる怒りを受ける前にプリニー達はまたいつもの雑用を始めるのであった。



結局はプリニーでした。
563名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 21:13:43 ID:+8Uiudd6
プリニ−舐めるなよ!
プリニー神の軍勢さえ召還できれば魔神など…!
564436の人:2006/07/06(木) 21:44:14 ID:jDQyLDcF
プリニー神だといい勝負になりそう。

ただのプリニーでもLv1になったエトナを狙うとか…
修羅の国に逃げたプリニーを参加させるとか…
565名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 21:56:06 ID:+8Uiudd6
投げられて終わりってのもあるけどな
566プリニーさん@ピンキー:2006/07/06(木) 23:27:15 ID:y9E4+pvF
俺たちはは丁寧に扱ってくれっス。
567名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 15:18:03 ID:Woc/urM4
>>566
ダークキャノンはっしゃー
568名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 21:40:52 ID:zOMYF8+N
>>566
イワシの頭の価値もないくせに
569名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 00:30:38 ID:XbaV19uo
ディスガイア2はアニメ化しないのかな?ギャグじゃなくて原作に忠実に。
570名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 09:43:08 ID:cysaxmum
アニメ化して欲しい。しかし、原作に忠実だとつまらないので、
・ギャグ強化
・ストーリーに謎を追加(大どんでん希望)
・アデルの性格・行動の妙さを強調、もしくは主人公の座をアクターレに返還
……最低でもこの位する必要あるよな。
あと余力があれば、汎用にも活躍の場を用意して貰いたい。
571名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 13:20:37 ID:ZYjB6Gg0
主人公をアクターレに変換は無理があるだろ…
572名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 16:05:18 ID:cysaxmum
変換じゃなくて返還だよ。
もともとはアクターレが主人公だったんだからさ……
573名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 18:56:32 ID:OyIexLvc
2、アニメ化して欲しいか?
アニメのディスガイア、出来酷かったじゃん。
574名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 19:03:02 ID:nEI0hzhv
ゲーム内アニメもそうだけどキャラ崩れすぎ
漫画は結構萌え

アデルをLv1200にして
Lv9999のネコマタ、オブザーバー、カーミラ3体、リリス1体
作ったところで頓挫中
575名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 23:01:54 ID:fIZOPXAT
漫画版はロザリーも可愛すぎるが、アデルの好感度も意外に高いな。
ゼノンを倒すことを決意した切欠なんぞ、漫画版のほうが絶対いいって…
へかガイアを忠実に再現したアニメ版なら是非とも見たいw
OP並みのクオリティだったらDVDまで買っちゃうよ

アクタレ主人公版はちょっと気になるが、奴ではどう考えてもロザリーを救えない…
まあダークヒーローは孤高の存在だし、ヒロイン無しでもいいのかもな。
…潤いはないが。
576名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 23:46:24 ID:aWUiU6Su
寝取られゲーにしようぜ
577名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 20:58:26 ID:MXwALPEw
寝取られか…どれがいい?

1、エトナをフロンに寝取られるラハール
2、マローネをカスティルに寝取られるアッシュ
3、サロメとプラムをトレニアに寝取られた挙げ句にアレクに掘られるゼタ
4、ロザリーを雪丸に寝取られた挙げ句にタローとハナコに犯されるアデル

さあ選ぶがいい。
578名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 21:00:10 ID:Oh11+T3q
1か4で!是非!
579名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 21:09:47 ID:VZwodnnQ
>>577

1、3、4は寝取る方も寝取られる方の側室じゃないか?
580名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 23:07:03 ID:7Xhc3Ad4
>>577
是非とも 4 で


書いてくれると期待
581名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 23:58:55 ID:lyF8Xoh6
5 アデルママ(三つ目)×アデル
582名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 06:31:16 ID:OYhKkBt+
寝取られって普通、こうじゃないのか……?

6.ロザリーをアクターレに寝取られる、アデル
7.プラムをアレクに寝取られる、ゼタ
8.フロンをラミントンに寝取られる、ラハール
583名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 18:17:02 ID:+/Bnudyx
9.アデルママを胸のデキモノに寝取られるアデルパパ
584名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 18:23:32 ID:LX9/LKT2
体をのっとられてるから
寝取られるのを男の胸部のアングルで
眺めていなければならないのか

(;^ω^)
585名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 21:50:52 ID:Yz1w0NoG
>>582
>7.プラムをアレクに寝取られる、ゼタ

サロメカワイソス(´・ω・`)
586名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 22:13:43 ID:LeP6qD3m
サロメはなあ。ウェディングドレス着ちゃったり実は健気だったりで
かなり好きなキャラではあるんだけど、如何せん外見のねんれうわなにを(ry

でも真面目な話、やってることは怖いように見えてかなり可愛いよなサロメ。
587名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 22:48:48 ID:poPBkRXC
10.サロメをプラムに寝取られる、ゼタ
588名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 14:02:29 ID:446/FQQd
ここはエトナ×アデルという最強のカップリングでいこう
お似合いじゃない?髪の色一緒だし
589名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 14:03:31 ID:446/FQQd
エトナはツンデレ全開の方向で



職人に作品化されるの待ちage保守
590名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 14:18:25 ID:8pHEOMUd
>>588
いいなそれ
591名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 14:29:18 ID:VhwpCEvF
文章化したかったが2買ってないや・・・
どうせエロは書けないしいいか。
592名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 16:19:03 ID:UpRCYRSy
2積んだまま攻略本だけ読んでるけどアサギってキャラが気になる。
別ゲームの主人公ってなんなのー
593名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 16:51:58 ID:om3of2oH
>>592
えーと……ネタキャラ?
594名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 17:49:13 ID:7n5zB2DW
>>592
麻雀界の主人公
595名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 20:47:17 ID:Fy/L5fzV
age
596名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 20:01:20 ID:b2QCWdgb
そろそろ女帝様が帰ってくるかな?
597名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 20:43:27 ID:YXCX8AcE
女帝さんはいっちまったのさ…
均一なるマトリクスの向こう側へな…
598どっかのアホ:2006/07/16(日) 20:51:26 ID:KwFkOZYJ
どこですかそこは(汗
とは言え、予定よりちょっと時間がかかりそうなのは事実。
最近残業続きで時間がなかったんですと言うと言い訳になりますけども。
夜を徹して書くつもりですので、早ければ今日中、遅くても明日にはあげますですはい。
599名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 21:02:32 ID:YXCX8AcE
マトリクスから女帝さんが帰ってきたぞー!
600名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 09:33:59 ID:3qSQPB6p
600get
601どっかのアホ:2006/07/17(月) 16:05:05 ID:6W84+LQd
投下開始しまーす……が、エロパートまでいかんかったorz
うまくいけば今週末までには続きを投下できると思いますのでご容赦をば。
エロなしに興味ない方は読み飛ばしちゃってくださいー。
602名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 16:06:04 ID:6W84+LQd
 ふと気付いたとき、一号はエトナの部屋の真ん中に突っ立っていた。
(あれ)
 意識の焦点が、うまく定まらない。
(なに、しようとしてたんだっけ)
 ぼんやりと周囲を見回すと、テーブルの上に並べられた食事に気がついた。ベーコンエ
ッグにサラダ、出来立てのスープに焼きたてのパン。いつもどおりの朝食だ。
(ああ、そうか。エトナ様のご飯を用意していたんだっけ)
 どこか違和感を感じながらも、一号はようやく自分が成すべきことを思い出した。
 すでに、朝食は準備できた。後は紅茶を淹れるだけだ。一号は壁際の戸棚から、紅茶の
葉が入った瓶をいくつか取り出した。それぞれ種類の違うそれらは、全てローゼンクィー
ン商会で購入したものだ。一号は頭の中でブレンドを考えると、ティースプーンで紅茶の
葉を掬い取り、丁寧に量を計りながらティーポットにいれる。あとは、用意しておいた熱
湯を注ぐだけだ。
「よし、と」
 漂い始めた香りに、一号は満足と共に頷いた。今日こそ、エトナに「満足だ」と言って
もらえるかもしれない。
 一号は主のベッドを振り返った。ベッドの上で、毛布の小山が規則的に上下している。
エトナはまだ夢の中らしい。いつものことだった。
 一号が毎朝エトナを起こすときのパターンは、大体決まっている。
「エトナさま、朝ですよ。起きてください」
 ティーカップに紅茶を注ぎながら、そっと声をかけると、必ず布団がもぞもぞと動き、
眠たげな声が返ってくる。
「あと十分」
 いつも、十分なのだ。一号はきっかり十分待ってから、ティーカップを持ってベッドの
そばに歩み寄る。そして、こう囁く。
「早くしないと、紅茶冷めちゃいますよ」
 それを合図としたかのように、エトナは布団をゆっくりと剥がし、眠たげな顔を覗かせ
る。そうして、伸びを始めるエトナに、一号は控えめに紅茶を差し出す。
 いつもの朝の風景。一号にとっては、最も心休まる瞬間である。
603女帝フロン:2006/07/17(月) 16:06:37 ID:6W84+LQd

 一号は、ティーカップに紅茶を注ぎ始めた。
「エトナさま、朝ですよ。起きてください」
 主の眠たげな声を想像すると、自然に頬がほころんでくる。
 しかし、いつまで待っても返事は返ってこない。
「エトナさま?」
 何か、変だ。一号はティーカップを手に、おそるおそるエトナのベッドに歩み寄る。そ
して、気付く。いつものように盛り上がった毛布が、少しも動いていない。
「エトナさま」
 呼びかけるが、やはり返事はない。
 嫌な感じがする。不安に胸が高鳴り、背中に汗が滲んでくる。胸を塗りつぶすような不
安に任せるまま、一号は両手で毛布を引き剥がした。ティーカップが落ちて、床に紅茶が
ぶちまけられる。
 毛布の下は、もぬけの殻だった。震える手を伸ばして触れてみると、人のぬくもりを感
じる。
 自分の知らない間に、エトナはどこかへ行ってしまったのだ。
(どうして)
 凄まじい喪失感が、足をぐらつかせる。一号は頭を抱えた。
 いつもなら自分の声に答えて起きだして来て、紅茶を飲んでくれるエトナがいない。
 どこへ行ってしまったのか。何故行ってしまったのか。
(ああ、そうだ)
 思い出した。自分のせいだ。
(わたしが役立たずでエトナさまのお力になれなかったから、エトナさまは一人で、一人
ぼっちで行ってしまわれたんだ)
 頭の中に、一人で泣いている赤い髪の女の子の姿が浮かぶ。一号の目に涙がこみ上げて
きた。
「エトナさま」
 周囲を見回す。しかし、求める主の姿はどこにもない。一号は子供のようにぐずりなが
ら、必死で呼びかけた。
「エトナさま、どこにいらっしゃるのですか。わたしをおそばに置いてください。わたし
は役立たずですけど、どうかおそばに置いてください。おそばに置いてください」
 声をからして叫んでも、エトナは答えてくれない。それでも一号は、ただひたすらに叫
び続けた。
604女帝フロン:2006/07/17(月) 16:08:13 ID:6W84+LQd

「エトナさま」
 主の名を叫びながら、一号は目を覚ました。視界に映るのは、見慣れた感のある薄汚れ
た天井。病院のベッドに寝かされているらしかった。
「あ、目が覚めたのね」
 困惑する一号の視界に、一人の女が顔を出す。長い青い髪と、頭の両脇から生えた二本
の角が印象的な女だ。夜魔族、という単語が、一号の脳裏を掠めた。
 その夜魔族の女は、こちらを見下ろしてにっこりと笑った。
「良かった。ひどい怪我だったのよ、一号ちゃん」
 心底から安心しているらしい、優しい声音。初対面の人間の警戒心を解く穏やかさが、
声の裏から滲み出ているかのようだった。
 しかし、一号は不思議に思った。
 目の前の女とは、初対面のはずだった。だというのに、どうして自分の名前を知ってい
るのかと。
 一号の疑問を、表情から読み取ったらしい。夜魔族の女は舌を出した。
「ごめんごめん、自己紹介しなくちゃね。あたし、ラミアっていうの。見ての通りの女っ
て言えば、大体どんなかは分かってもらえると思うけど」
 いかにも柔らかそうな胸に手を添えて、ラミアはウインクしてみせる。
(エトナ様が見たら怒りそうだなあ)
 そんなことを考えながら、一号は挨拶しようと体を起こしかけた。しかし、すぐに全身
の至るところから激痛が襲ってきた。思わず苦悶の声を漏らしながら、再びベッドに逆戻
りしてしまう。
「慌てない慌てない。ひどい怪我だって言ったじゃない。寝たままでお話しましょうね」
 子供をあやすような声音で、ラミアが言ってくる。一号は痛みに涙を浮かべながら頷い
た。
「ありがとうございます、ラミア様。私、一号と申します。エトナ様の弟子というか召使
というか奴隷というか」
「知ってるわよ。飾らないのねえ、あなた」
 ラミアは口元に手を当てて、おかしそうに笑った。それから、少し一号に顔を近づけて、
悪戯っぽく目を細めてみせる。
「この城じゃ結構有名なのよ、一号ちゃん。あのエトナちゃんの弟子だっていうのでね」
「はあ、そうなのですか」
 どう返事していいか分からず、一号は曖昧に言葉を濁す。自分がエトナ以外の人間にも
知られているなどとは、想像したこともなかったのだ。
605女帝フロン:2006/07/17(月) 16:08:53 ID:6W84+LQd
「単刀直入に聞くわね」
 ラミアは、急に声を硬くした。
「その傷、エトナちゃんにやられたのよね」
 一号はぎくりとした。ラミアの視線は先ほどまでとは打って変わって厳しく、偽りを許
してくれそうにない。慌てて、目をそらしてしまう。
 正直に言うのは、まずい気がした。
 このラミアというのがどういう立場の悪魔なのか分からない。弟子を暴行した、という
のでエトナに咎が及ぶ可能性だってなくはないのだ。
(ここは誤魔化すの一手に限る)
 一号は無理矢理笑みを浮かべた。
「違いますよラミアさま。この傷は、なんというか、自分で」
「あのねえ」
 ラミアは呆れたようなため息を吐いた。
「どうやったら、そんな傷を自分でつけられるっていうの」
 もっともな意見である。しかし、ここで白状する訳にはいかない。一号は必死で言い訳
を考えた。
「こ」
「こ?」
「こういうプレイなんです」
 長い長い沈黙が、病室に満ちる。隣の病室から、数人が騒ぐ声が聞こえてくるほどであ
る。
「一号ちゃん」
 やたらと優しい笑顔で、ラミアは一号の肩を叩く。
「もうちょっと、説得力のある嘘を吐きましょうね」
「ごめんなさい」
 一号は素直に謝った。
「じゃあ、やっぱりエトナちゃんにやられたのね、それ」
 ラミアの声は、問いというよりは確認している口調である。
「でも」
 だが、一号は反論しようとした。
606女帝フロン:2006/07/17(月) 16:09:24 ID:6W84+LQd

「これは、その、確かにエトナ様からお叱りを受けてついた傷なのですけど、あの、理由
があるんです」
「どんな?」
 一号の言葉に興味を覚えたらしく、ラミアが身を乗り出してくる。しかし、一号は言葉
に詰まった。
「それは、あの、どう説明したらよいものかよく分からないんですけど。とにかく、私が
悪いんです。エトナ様は別に悪いことをした訳ではないのでして」
 肝心なところは少しも説明せず、一号は必死にエトナの無罪を主張する。明らかに無理
のある主張である。ラミアは、一号の主張が繰り返される度に、瞳に宿る疑念を深くして
いくようだった。
「ちょっと待って」
 数度目の主張が繰り返されようとしたとき、ラミアは少しきつい声音で、一号の声を遮
った。
「一号ちゃん。なんだか、さっきから聞いてると、ずいぶん熱心にエトナちゃんをかばっ
てるみたいだけど」
「いえ、かばっているのではなくて、わたしは本当のことを話しているのです。嘘じゃな
いんです。お願いです、信じてください」
 半泣きになって縋りつく一号を、ラミアは何か異様なものを見るような目で見下ろして
いる。それから、慎重に言葉を選んでいるらしい口調で、問いかけてきた。
「一号ちゃん、あたしの勘違いでなければ」
「はい」
 ラミアは口を開きかけて、一度、閉じた。一瞬目をそらして、考えた様子だった。ため
らっているらしい。まるで、これからしようとしている質問が、あまりにも馬鹿げていて、
あり得ない問いであるかのように。
「もしかして、あなた、エトナちゃんのことを心配してるの?」
 最初、一号は何を聞かれているのか分からなかった。だから、何も答えることができず
に、ただラミアの瞳を見返してしまった。その反応で、ラミアは何やら納得したらしかっ
た。
607女帝フロン:2006/07/17(月) 16:09:54 ID:6W84+LQd

「まさか、ね。てっきり、お仕置きが怖くて嘘を吐いてるんだと思ってたのに」
 そのラミアの呟きに、一号ははっとした。
(これは、ひょっとして誘導尋問というものなのでは)
 何か違う気がしないでもないが、とにかく、まんまと引っ掛けられたらしい。これでは
エトナが罪人になって臭い飯を食べることになってしまうではないか。
「違います」
 一号は叫んだ。
「わたしはあくまでも本当のことを言っているのです。いえ、エトナ様のことを心配して
いるという気持ちに偽りはありませんけれども、だからと言って決して庇っているのでは
なくて実際に悪いのはわたしなのでして」
 痛む両手を振り回しながら夢中で喋りまくる一号に、ラミアはそっと微笑みかけてきた。
「安心して、一号ちゃん」
「え」
「あたしも、エトナちゃんの味方だから」
 その言葉を聞いた瞬間、一号の脳裏にある光景が浮かび上がってきた。

 それは、ずっと前の、ある夜のこと。
 寝相が悪かったせいでずれていたエトナの毛布を直そうとしたところ、瞬時に反応した
主に床に叩き伏せられたのである。そのまま腕を捻り上げられて、
「いま、何しようとしてた」
 と、やたらとドスが利いた声で詰問された。
「毛布をかけなおそうとしていました」
 正直に答えても、エトナの瞳はますます疑り深く、細められるばかり。
「嘘つけ。あたしの寝首をかこうったってそうはいかないわよ。オラ、吐きな、このクズ」
 そんな風に、エトナはどうやら一号の言葉が本当らしいと分かるまで、ひたすら関節技
をかけ続けたのだ。
 それは、客観的に見ると笑える光景だったのかもしれないが、一号はそのとき痛みでは
なく悲しみによる涙を流していた。
 眠っているときにも、弟子である一号にすら、エトナは気を許していない。
 それは、世界中に信頼できる人間が一人もいないと、エトナが思い込んでいることの証
明だった。
 その心中を思うと、あまりの悲しさ寂しさに、一号は胸が張り裂けそうになってしまっ
たのだ。
 だから、自分だけは絶対にこの人を裏切らないと、そのとき心に誓ったのだ。
608女帝フロン:2006/07/17(月) 16:10:34 ID:6W84+LQd

 エトナからのお仕置きによる恐怖がなくなった今になって、急に主に対する爆発的な愛
情が胸に蘇ってきた。
(どうして、そういう気持ちを忘れていたんだろう)
 一号の瞳から、涙が溢れ出した。
「ちょっと、どうしたの一号ちゃん」
 慌てて声をかけてくるラミアの手を握り締め、一号は泣きながら言った。
「ありがとうございます、ラミア様」
「え、何が」
「ありがとう」
 自分はエトナの味方だと、そう言ってくれる人がいる。
 その事実が、一号には何よりも嬉しかった。

「ごめんなさい、取り乱してしまいました」
 しばらくして、一号はようやく落ち着いて話せるようになった。ベッドのそばの椅子に
腰掛けたラミアが、軽く苦笑する。
「あたしは未だに一号ちゃんが泣いた理由がよく分からないんだけど」
 それはそうだろう、と一号は少し気恥ずかしさを覚えた。
 あんな何気ない一言でここまで感情が爆発するものだとは、今の今まで知らなかった。
「でも、今度こそちゃんと事情話してもらえそうね。安心して、悪いようにはしないから」
 一号は小さく息を吐いた。今や、正直に話すこと自体にためらいはない。ただ、どこか
らどう話したものか。
 一号の戸惑いを見て取ったのか、ラミアは優しく微笑みながら、彼女の手をそっと握っ
てきた。
「いいわ、最初から全部、ゆっくり話して」
 少しほっとしながら、一号は懸命に、エトナに暴行を受けて意識を失うまでの顛末を話
した。エトナに犯されかけたところまで、正確にである。
 話し終えた一号は、そっとラミアの反応を窺った。ラミアは、顎に手をやって何事かを
考えている様子だった。
609女帝フロン:2006/07/17(月) 16:12:25 ID:6W84+LQd

「ということは、一号ちゃんもエトナちゃんがどこに行っちゃったのかは分からないのね」
「はい。少なくとも、わたしが意識を失うまではお部屋にいらっしゃったのですが」
 ラミアは小さく唸った。息を詰めて彼女の一挙一動を見守る一号に気付き、小さく笑う。
「心配?」
「はい、もちろん。あの、エトナ様は」
「大丈夫よ。この魔界、元々法律なんてあってないようなもんだしね。極端な話、たとえ
一号ちゃんが訴え出たところでエトナちゃんは痛くも痒くもないはずよ」
「そうなんですか。よかった」
 一号は心の底から安堵の息を吐く。ラミアは口元に手を当てて、小さく笑った。
「おかしな子ね、あなた」
「え、わたしがですか」
 何がおかしいんだろう、と一号は内心で首を傾げる。するとラミアは、不思議そうに、
一号の瞳を覗き込んできた。
「だって、今回のことだけじゃなくて、エトナちゃんにはいろいろとひどいことされてる
んでしょう」
「ええと、はい、そうなりますよね、やっぱり」
 さすがにその事実だけはフォローできず、一号は歯切れの悪い返事を返す。ラミアはま
た笑った。
「それなのに、少しもエトナちゃんのこと恨んでいないんだもの。それどころか、心の底
から心配しているみたい。自分のことよりも、ずっとね。相当おかしいわよ」
「そうでしょうか」
 一号は、じっと考え込んだ。
 日常的にお仕置きと称した暴行というか虐待を受けている、弟子というか奴隷。
 確かに、客観的に見れば自分はずいぶんおかしな心の持ち主なのかもしれない。
「でも」
 ぽつりと、一号は呟いた。
「やっぱり、わたしはエトナ様が一番大切で、一番心配なんだと思います」
「どうして」
 そう訊ねられたとき、一号の口から自然にこんな言葉が漏れ出した。
610女帝フロン:2006/07/17(月) 16:13:02 ID:6W84+LQd

「寂しいお方ですから」
 結局、それが全てなのだと一号は思った。
 エトナの寂しさを知っているからこそ、彼女の身を案じずにはいられないのだ。
「そうなんだ」
 どこか、遠くを見るように呟いたあと、ラミアは目を伏せた。
「やっぱり、エトナちゃんのことよく見てるのね、一号ちゃん」
「では、ラミア様も、エトナ様のことを」
「ええ。とても寂しい子だと思うわ」
 ラミアは悲しげに呟いた。
「元々、そんなに強い子じゃないのにね。あたしの知っているエトナちゃんって、やせっ
ぽっちで小さくて、いつも隅っこに座って泣きじゃくっているような女の子だもの」
 ラミアのその表現は、一号の心の中のイメージとぴったり重なった。
(ああ、この人は、わたしが知らないエトナ様を知っているんだ)
 そう思うと、一号の胸には心強さと同時に嫉妬めいた感情すら浮かび上がってくるので
ある。
「それでも、クリチェフスコイ様がいらっしゃったころは、そうでもなかったんだけどね」
「クリチェフスコイ様、ですか」
 聞いたことのない名前だったが、何故かどこかで聞いたことがあるような気がする、不
思議な名前だった。ラミアは笑顔で頷いた。
「ええ。前の魔王様よ。今のラハールちゃんもとっても可愛くて、それはそれでありだけ
ど。やっぱり、クリチェフスコイ様の方が魔王としてはご立派で、威厳があったと思うわ」
 そのいきいきした口調から、一号は、ラミア自身もクリチェフスコイのことを尊敬
しているらしいことを見て取った。
「エトナちゃんのこともずいぶん気にかけてくださってね」
「前の魔王様が、ですか」
「そう。エトナちゃんが今みたいに、ちょっと度が過ぎてるんじゃないかって思うぐらい
元気になれたのも、きっとクリチェフスコイ様のおかげ。だけど」
 ラミアは惜しむように唇を噛んだ。
「クリチェフスコイ様は、本当に大切なことをエトナちゃんに教える前に、逝ってしまわ
れたのよ」
 その、本当に大切なことというのが何なのか、一号には何となく分かる気がした。
611女帝フロン:2006/07/17(月) 16:13:45 ID:6W84+LQd

(もしも、エトナ様がそのことを教わっていたなら)
 少なくとも、今のようにはならなかったのだろうな、と想像して、一号はとても残念な
気持ちになった。
「あーあ、それにしても」
 ラミアは、漂い始めた沈黙を洗い流すように、急に明るい声を上げた。
「エトナちゃんでもないとすると、また調査は振り出しに戻るってわけね」
「調査、というと」
 一号が眉をひそめると、ラミアは少し肩を落とした。
「例の、ほら、城の中がとんでもないことになっちゃった事件よ」
「ああ」
 昨日の城中で繰り広げられていた光景を思い浮かべて、一号は恥ずかしい気分になった。
同時に、気付く。
「え、それじゃあ、ラミア様はエトナ様があの現象を起こしたと」
「もしかしたらそうかな、と思ってたんだけど。やりそうだし」
「いえ、それは絶対にありません」
 昨日、自分が戻ったときのエトナの反応を思い出して、一号は断言した。ラミアが苦笑
する。
「そんなに言わなくても、分かってるわ。心配しなくても大丈夫よ」
 一号はほっと息を吐いた。エトナが疑われていないのならば、魔王城内で繰り広げられ
ていた狂気の宴のことなどどうでもいい問題に思える。
「でも、確かにちょっと心配よね」
「なにがですか」
 急に深刻な顔つきになったラミアに、一号は首を傾げた。
「結局、エトナちゃん、行方不明ってことになるじゃない。一号ちゃんが目を覚ますまで
にわたしもちょっと探してみたんだけど、結局見つからなかったし。まさかとは思うけど」
 ラミアは冗談めかして続けた。
「誰かにさらわれた、なんて」
「今すぐ探しに行きます!」
 一号はベッドの上で勢いよく体を起こした。全身の至るところから痛みが襲ってくるが、
そんなことはどうでもいい。
 迂闊だった。確かに、そういう可能性もある。城内がエロイことになっていた影響が、
まだ残っている可能性だってあるのだし。
(そうだ。エトナ様はあんなに可愛らしくて愛らしくいらっしゃるのだから、馬鹿な男が
ハアハア言いながら徒党を組んで)
 そのおぞましい光景を想像すると、一号の顔からさっと血の気が引いていくようだっ
た。
(早く行かなければ)
612女帝フロン:2006/07/17(月) 16:16:38 ID:6W84+LQd

「ちょっと一号ちゃん、落ち着きなさいって」
 ラミアが慌てて止めようとしたが、一号はその手を振り払った。
「離して下さいラミア様。エトナ様を助けにいかなければならないのです」
「いや、まだ危ない目に遭ってるとは限らないって。拗ねて城の外に出かけただけかもし
れないし」
「ああ、それでしたら尚更飛んでいって抱きしめて差し上げたい」
「んなことしたらまた殴り飛ばされるのがオチだってば」
「構いません」
「足とか手とか、いろんなところの骨が折れてるのよ」
「ならば這ってでもいきます」
 一号の決意というか、暴走を抑えきれないことを悟ったのだろう。ラミアは深いため息
を吐いた。
「仕方ないわね」
 呟きながら、顔を近づけてくる。
「ねえ、一号ちゃん」
「なんですか」
 邪魔をするなら倒してでもいくぞと、一号はクズに似合わぬ覚悟でラミアをにらみつけ
た、が。
「あれ」
 ラミアの瞳を覗き込んだ瞬間、全身から力が抜けた。
 ラミアは、成す術もない一号を優しくベッドに寝かせなおし、微笑んだ。
「よかった。やっぱり効きやすいのね」
「何を」
「魔眼、っていうの。相手の目を覗き込んむことで精神を繋いで思うままに操るとか、そ
ういうの。ちょっと動けなくしてあげたから、しばらくゆっくり休んでなさいな。あ、大
丈夫よ、おしっことかいきたいときは看護婦さんを呼べばやってくれるから」
 何をやってくれるんだろうと少々疑問ではあったが、そんなことを気にしている場合で
はない。
 由々しき事態だった。
(ああ、これじゃエトナ様を助けにいけない)
 既に一号の中では、エトナが何者かにとっ捕まったことは決定事項だった。ついでにい
えば、あれこれとやられていろいろと大変なことになっている。
(わたしは、エトナ様を助けにいくんだ)
 一号は改めて決意し、少しも反応しない体を動かそうとした。
613名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 16:18:54 ID:oZGu9VDs
リアルタイム支援
614女帝フロン:2006/07/17(月) 16:21:14 ID:6W84+LQd
           次   回   予   告!

ねんがんのさいとうじょうをはたしたぞ! な一号ですが、
彼女のこの後の運命を想像してください。

1.ラミアを始めとするいろんな人たちに犯されまくる。
2.エトナを救出して、肉奴隷と化した彼女をいぢめまくる。
3.いつの間にかSに目覚め、アラミスとかその辺りの男キャラをいぢめまくる。

1〜3の内、どれか一つだけが不正解です!
正解者には特になにもありませんので気楽に挑戦してください。
それでは次回の女帝フロンに乞うご期待?
615名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 20:02:32 ID:20j9zoLX
1は絶対ある。つーかあってほしい。
616436の人:2006/07/17(月) 20:59:12 ID:hysYE88d
続きに期待してます
617名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 21:14:19 ID:eZ70pLtk
3を信じ、その男キャラに殿下を入れてほしい
618名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 21:23:47 ID:zSzsRjHM
女帝さんトコの殿下は、か弱いから死んじゃうよ…。
3は無しの方向で。
619名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 22:55:23 ID:7bMZoeXg
女帝さんに質問!殿下のお色気シーンはありますか?
620どっかのアホ:2006/07/18(火) 12:52:25 ID:1xZI16hH
殿下なら後でタシーロされますよ。
621名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 06:25:26 ID:gvS9Zfah
おーひるやすみはうきうきウォッチング
あちこちのぞいていいとっも♪
な事されちゃうワケですねらはーるクンは。
楽しみー。
622名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 23:16:53 ID:y9guedOS
誰も女帝にGJ言わねぇwww
623名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 23:37:53 ID:ktISCD0D
>>622
今回はエロがなかったからね。
それでも、自分は丁寧に作りこまれてると思うからGJと言いたい。
624名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 01:09:40 ID:vjVrwTJd
どれが不正解でもSになるのかw
625どっかのアホ:2006/07/24(月) 01:44:05 ID:ejPVMei5
女帝フロンの続きを投下します。
しかし、明日仕事だってのに、こんな時間にこんなことをやっていると正直人生に疑問を(ry
626女帝フロン:2006/07/24(月) 01:45:34 ID:ejPVMei5
 しかし、いかに力んでみても、顔に熱が溜まるだけで指先一本動かせない。歯を食いし
ばって唸り続ける一号を、ラミアは苦笑気味に見下ろした。
「女の子がそんな顔して」
「女の子である前に、私は一人の従者なのです」
 汗が滲んできても、一号はなおも体を動かそうと踏ん張り続ける。しかし、力はただ無
闇に拡散していくばかりで、少しも四肢に伝わってくれないのだった。
「まったく」
 ラミアは呆れ顔で、頭に手を当てた。少しの間目をそらし、右の角を撫でながら何事か
考えている様子だったが、やがて苦笑気味にため息を吐いた。
「仕方ないわねえ」
 それこそ仕方なさそうに呟きながら、ラミアはゆっくりと近づいてくる。一号は荒い呼
吸をしながら、一体なにをするつもりだろうと内心身構える。ラミアはベッドのそばに歩
いてくると、屈みこんでじっと一号の顔を覗き込んだ。一号はとっさに、ぎゅっと目をつ
むった。
「あら。ちょっと、一号ちゃん。どうしてお目目つむっちゃうの」
「その手には乗りませんよラミア様。また、あの魔眼というものを使うおつもりなのでし
 ょう」
 一号はずばりと言った。相手の企みを見抜いて、ちょっと得意げな気分である。しかし、
返ってきたのは苦笑だった。
「違うわよ。だいたい、一号ちゃんもう動けないじゃないの。これ以上魔眼でどうするっ
 ての」
 言われてみればそのとおりである。しかし、一号は目を開けなかった。
「その手には乗りませんよラミア様。そんなことを言って私を油断させるおつもりなので
 しょう。」
「だから違うわよ。頑固な一号ちゃんが疲れない内に眠ってもらおうと思っただけよ」
「ほらやっぱり。あの魔眼というもので私を眠らせるおつもりなのですね」
 一号は勝ち誇って言った。普段人を出し抜くことなど出来ない分、気分は悲しいほどに
爽快である。ラミアのため息が聞こえてきた。
「あのね一号ちゃん。そういうの、なんとかの一つ覚えって言うのよ」
「なんとかってなんですか」
「それを言ったら多分傷つくと思うから、言わない」
「なんだ、ラミア様だって知らないんじゃないですか」
「違うってば。なんかいきなり刺々しくなってない一号ちゃん。ひょっとして怒ってる?」
「当たり前です」
 叫びながらつい目を開いてしまって、一号は慌ててまた目蓋を閉じる。一瞬覗いたラミ
アの顔は、面白がっているようにも困っているようにも見えた。一号は何故か気恥ずかし
さを覚えた。
「勝手なことしてごめんね一号ちゃん。だけど、今の状態で動いたら本当に倒れちゃうわ。
もう少し、休養が必要なのよ」
627女帝フロン:2006/07/24(月) 01:46:09 ID:ejPVMei5

 ラミアはゆったりとした口調で語りかけてくる。一号は、髪を梳くようにそっと頭を撫
でる手の平の温もりを感じた。
(あったかい)
 そんな風に優しく頭を撫でられるのは、一号にとって初めての経験だった。心地よさに
気持ちが安らぎ、視界が閉ざされているせいか、だんだんと眠くなってくる。
「おやすみなさい」
 ラミアの穏やかな声音が遠ざかっていく。一号の意識はいよいよ溶け込んでいき、
「って、違う」
 一号は絶叫しながら、カッと目を見開いた。視界一杯に、驚きを露わにしたラミアの顔
が広がる。
「そんな、これでも眠らないだなんて」
「またなんか変な技使いましたね、ラミア様」
 睨みつけると、ラミアは痛切な表情で自分の手の平を見下ろした。
「夜魔族四十八手その七、夜魔が撫でれば魔王もおねむとまで言わしめたこの必殺愛撫が
 破られるとはね」
「ひょっとして適当に言ってます」
「ええ、割と。まあそれは置いておくとしても」
 ラミアは諦めのため息を吐きながら、一号に笑いかけた。
「凄いのね一号ちゃん。そんなにエトナちゃんを探しにいきたいんだ」
「当然です」
 一号は一片の迷いもなく断言した。ラミアはわずかに目を細める。
「少し休んでからでもいいじゃない。その間だって、あたしが代わりに探してあげるし」
「それでは駄目なのです。是が非でも、私自身が探し当てて差し上げなければ」
 そして、出来るならば、あの細く頼りない体を精一杯に抱きしめてやりたい。その思い
は、こうして体の自由を奪われても、いや、だからこそ尚更強くなってくるようであった。
「とにかく、ラミア様がどんなに止めたところで無駄なことです。私はエトナ様を探しに
 いくのですから」
 一号は宣言すると、また体を動かそうとあがき始めた。しかし、やはり前と同じく、無
駄に頭が熱くなるだけだった。
 そのかたわらで、ラミアはただ黙っていた。少し頭を傾けて、右の角をゆっくりと撫で
ながら何やら思案している様子だった。
「決めた」
 ほんの少し経って、ラミアは小さく呟いた。それでも少しためらう様子を見せ、「あん
まり、こういうことはしたくなかったんだけどなあ」などとため息混じりに呟きながら、
屈みこんで一号に体を寄せてくる。
628女帝フロン:2006/07/24(月) 01:47:36 ID:ejPVMei5

 何をする気だろう、と緊張する一号の前で、ラミアは手早く布団を剥ぎ取った。包帯だ
らけの体の上に、魔界病院特有の簡素なローブを羽織っただけの一号の体が露わになる。
「こうして見ると」
 ラミアはしげしげと一号の体を眺めながら言った。
「一号ちゃんて痩せっぽちよねえ。ちゃんとご飯食べさせてもらってるの」
「いいえ」
「即答されると余計に可哀想だわ」
 ラミアは哀れむように目を細めながら、ローブ越しに一号の体を撫で始める。ゆっくり
とした丁寧な手つきで、足のつま先から頭のてっぺんまで、全身をくまなく。一号は、か
すかなくすぐったさを感じた。また眠らせるつもりかと疑ったが、どうやら違うようだっ
た。そのとき、触れられた場所の痛みが和らいできているのに気がつき、一号は顔を輝か
せた。
「傷を治してくださっているのですか」
 しかし、ラミアは一号の問いに答えなかった。ただ、何かを企んでいると思しき微笑を
浮かべたまま、じっくりと一号の体を撫で続ける。一号は不安に顔を強張らせた。
「ラミア様、一体何を」
「一号ちゃんがあんまり頑固なもんだから」
 ラミアは笑った。
「お姉さん、ちょっと強引な手を使わせてもらうことにしたの」
 どこか含みのある口調である。一号はさらに緊張して、ラミアの一挙一動を注意深く見
守る。そのとき、不意にラミアが一号の体から手を離し、顔を上げた。深く透き通った青
い瞳と、目が合う。
(いけない)
 魔眼を警戒して、一号は再び固く目を閉じる。
「あら一号ちゃん、お目目閉じちゃっていいの」
「その手には乗りませんよ」
 先ほどの問答がまた繰り返されるかと予想したが、違った。
「そう。それじゃあ、こっちも好きにさせてもらうわね」
629女帝フロン:2006/07/24(月) 01:48:34 ID:ejPVMei5

 何のことだろう、と思う間もなく、一号の鼻先に熱っぽい吐息がかかった。驚き、目を
開けたときにはもう遅い。視界いっぱいにラミアの微笑が広がった。
「いただきます、なんてね」
 冗談っぽく呟くと同時に、ラミアは一号の唇に自分の唇を押し付けてきた。動けない一
号に、逃れる術などあるはずもない。ラミアは一号の後頭部に手を回し、さらに強く唇を
押し付けた。強引ながらも、巧みなキスだった。ラミアの舌は、まるでそれ自体が一つの
意志を持った生き物であるかのように、一号の口内にそっと侵入してきた。一号が舌を引
っ込めるよりも早く、絡みつき、吸い上げ、あるいはくすぐる。まるでこちらの感覚を読
んでいるかのような、絶妙な舌使いである。息苦しさ以外の何かによって、一号の後頭部
が熱を帯び始めてきた。その頃になって、ラミアはようやく顔を離した。二人の間に架か
った唾液の橋を指にからめ、さらに舌で舐めとる。その動作一つ一つが、やけに魅惑的に
感じられた。息を荒げている一号を見下ろして、ラミアは満足げな微笑を浮かべた。
「なかなかのお味じゃない。こっちの方はどうかしら」
 一号の反応を楽しむように話しかけながら、ラミアはそっと、一号が着ているローブの
胸元をはだけさせる。下には何もつけていない。服によって押さえつけられていた乳房が、
柔らかく震えながら外気に晒される。自分の肌が驚くほど敏感になっていることに気付き、
一号は小さく息を漏らす。ラミアが片眉を少しだけ上げた。
「あら、例によってぺたんこかと思ってたけど」
 面白がるような笑みを浮かべながら、右手の指についた唾液をこすりつけるように、一
号の乳房を撫でさする。
「結構グラマーなのね一号ちゃん。ほら見て、手の平からこぼれそうよ」
 ラミアは、ほとんど握りこむような力を手に込めてきた。ただでさえ敏感になっている
ところに強い刺激を与えられ、一号は小さな悲鳴を漏らしてしまった。
「やめてください、ラミア様」
 潤んだ瞳でラミアを見上げながら、途切れ途切れに弱弱しく抗議したが、ラミアはやめ
るどころかますます嬉しそうな笑みを浮かべるだけだった。
「そう言われると、ますます止めたくなくなっちゃうわねえ」
「そんな」
「そういう訳だから、ちょっとごめんね」
 ラミアはブーツを脱いでベッドに上がり、横たわる一号の両脇に膝をついた。そのまま
かがみこみ、一号に顔を近づけてくる。一号には、ラミアが何故そんな無理な体勢を取っ
たのかがよく分からなかった。
630女帝フロン:2006/07/24(月) 01:49:41 ID:ejPVMei5

 何のことだろう、と思う間もなく、一号の鼻先に熱っぽい吐息がかかった。驚き、目を
開けたときにはもう遅い。視界いっぱいにラミアの微笑が広がった。
「いただきます、なんてね」
 冗談っぽく呟くと同時に、ラミアは一号の唇に自分の唇を押し付けてきた。動けない一
号に、逃れる術などあるはずもない。ラミアは一号の後頭部に手を回し、さらに強く唇を
押し付けた。強引ながらも、巧みなキスだった。ラミアの舌は、まるでそれ自体が一つの
意志を持った生き物であるかのように、一号の口内にそっと侵入してきた。一号が舌を引
っ込めるよりも早く、絡みつき、吸い上げ、あるいはくすぐる。まるでこちらの感覚を読
んでいるかのような、絶妙な舌使いである。息苦しさ以外の何かによって、一号の後頭部
が熱を帯び始めてきた。その頃になって、ラミアはようやく顔を離した。二人の間に架か
った唾液の橋を指にからめ、さらに舌で舐めとる。その動作一つ一つが、やけに魅惑的に
感じられた。息を荒げている一号を見下ろして、ラミアは満足げな微笑を浮かべた。
「なかなかのお味じゃない。こっちの方はどうかしら」
 一号の反応を楽しむように話しかけながら、ラミアはそっと、一号が着ているローブの
胸元をはだけさせる。下には何もつけていない。服によって押さえつけられていた乳房が、
柔らかく震えながら外気に晒される。自分の肌が驚くほど敏感になっていることに気付き、
一号は小さく息を漏らす。ラミアが片眉を少しだけ上げた。
「あら、例によってぺたんこかと思ってたけど」
 面白がるような笑みを浮かべながら、右手の指についた唾液をこすりつけるように、一
号の乳房を撫でさする。
「結構グラマーなのね一号ちゃん。ほら見て、手の平からこぼれそうよ」
 ラミアは、ほとんど握りこむような力を手に込めてきた。ただでさえ敏感になっている
ところに強い刺激を与えられ、一号は小さな悲鳴を漏らしてしまった。
「やめてください、ラミア様」
 潤んだ瞳でラミアを見上げながら、途切れ途切れに弱弱しく抗議したが、ラミアはやめ
るどころかますます嬉しそうな笑みを浮かべるだけだった。
「そう言われると、ますます止めたくなくなっちゃうわねえ」
「そんな」
「そういう訳だから、ちょっとごめんね」
 ラミアはブーツを脱いでベッドに上がり、横たわる一号の両脇に膝をついた。そのまま
かがみこみ、一号に顔を近づけてくる。一号には、ラミアが何故そんな無理な体勢を取っ
たのかがよく分からなかった。
631女帝フロン:2006/07/24(月) 01:50:34 ID:ejPVMei5

「何をなさるおつもりですか」
 怯え混じりに一号が問うと、ラミアは苦笑した。
「そんなに怖がらなくても大丈夫よ。変なことなんてしないから」
「これが変なことでなくてなんなんですか」
 ラミアは、一号の顔を覗き込んできた。目を細めて妖しく微笑み、囁くように言う。
「気持ちいいことよ。とってもね」
 ラミアは四つんばいのような格好のまま器用に腕を動かし、一号の腹部の中心から乳房
の間までを、そっと指で撫でた。乾ききらない唾液が、一号の肌に細い筋を残す。一号は
くすぐったさ以外のなにかを感じて顔をしかめた。ラミアは先ほどよりもさらに執拗に、
一号の乳房を弄り始める。ただ揉みしだくだけではなく、撫で回し、あるいは乳首をつね
るように摘み上げた。慣れない刺激に一号が声を上げても、お構いなしに行為を続ける。
その内、一号の頭は未知の刺激に苛まれてぼんやりとしてきた。
(一体、ラミア様はどういうおつもりでこんなことをなさっているんだろう)
 わずかに残された思考力をかき集めて、必死に考える。
(強引な手をつかう、なんて言ってたけど)
 そのとき、一号の頭の片隅で閃くものがあった。
 ラミアは夜魔族である。彼らあるいは彼女らが、大抵は娼婦のようなことをして生計を
立てていることは、一号でも少しは知っていた。そして、彼らが精気を吸い取るという特
技を持っているということも。
(つまり、わたしの精気を吸い取って完全に動けなくしてしまおうと)
 一号は内心震え上がった。しかし、抵抗する術はない。
 ラミアはまだ、一号の乳房を弄り続けていた。一号の乳首を優しく、時に少し強くこね
回している。一号の脳がますます熱を帯びてくる。その内、一号の乳首が硬くなったのを
確認して、ラミアは満足げな微笑を浮かべて手を離した。
「終わりですか」
 わずかな期待をこめて聞いたが、ラミアはアッサリと首を振った。
「まさか。むしろここからが本番よ」
 ラミアはまだ一号の下半身を覆い隠していた掛け布団を完全に取り払った。ベッドに乗
ったまま体の向きを変えた。いかにも柔らかそうな曲線を描くラミアの尻が、一号の視界
を覆い隠した。そのせいでよく見えなかったが、一号はラミアが自分が着ていたローブを
さらに引き剥がし、ついに下着にまで手をかけたのを感じ取った。
632女帝フロン:2006/07/24(月) 01:51:30 ID:ejPVMei5

「やめてください、ラミア様」
 このまま精気を搾り取られてはたまらないと、一号は半ば無駄な抵抗を試みる。すると
ラミアは、ちらりと肩越しに振り返って、悪戯っぽく笑った。
「それじゃあ、競争しましょうか」
 言いながら、一号の下着をずらし下ろす。
「一号ちゃんが勝ったら、やめてあげる」
「なんの勝負ですか」
 頭も舌もうまく回らない状態で、一号は聞いた。ラミアは微笑みながら答える。
「イカせっこ」
 何のことだろう、と考える間もなく、一号の陰唇をラミアが押し開いた。
「ほら、一号ちゃんもやりなさいな。上半身は自由にしてあげるから」
 言われると同時に、上半身の自由だけが戻ってきた。一号は慌てて上半身を起こし、ラ
ミア同様彼女の服に手をかける。夜魔族特有の、下着のような衣服である。焦りながらず
り下ろし、夢中でラミアの尻を自分の方に引き寄せる。
「一号ちゃん、意外と乱暴なのね」
 ラミアの軽口に応じている暇もなく、一号はラミアの陰唇に指をあてがう。やり方はよ
く分からないが、一号とて女性である以上、どういうときに気持ちよさを感じるのかは分
かっていた。
「駄目よそれじゃ。もっと優しくね。こんな風に」
 たしなめるように言いながら、ラミアが一号の陰核を指で弄り始める。こんな風に、な
どと言うだけあって、その指使いは絶妙であった。一方の一号は、こういうことをするの
が初めてなのに加え、ラミアからもたらされる快感が想像以上だったために、うまく行為
に集中できない。遠慮がちに舌を這わせたり、ラミア同様陰核を弄ってみたりするのだが、
どうにもうまくいかなかった。その内に、熱と快楽で意識が混濁し始め、ついに一号は口
を半開きにして涎を垂れ流したまま、再び布団に倒れこんでしまう。ラミアの忍び笑いが
遠くに聞こえた。
「あらあら、一号ちゃんたら、だらしないのねえ。それじゃ、存分にお楽しみ頂こうかし
 ら」
 ラミアの責めは一段と激しさを増した。指だけでなく舌も使いながら、徐々に一号の意
識を昂ぶらせていく。一号は理性を飲み込もうとする快楽の波に必死に抗ったが、それも
限界があった。
(駄目、これ以上、そんな、おかしくなっちゃう)
 それこそ、意識を保つだけで精一杯な状態である。涙と涎どころか鼻水まで垂れ流しの
まま、一号は舌を出して必死に喘いだ。そのとき、かすむ視界の向こうで、ラミアが肩越
しに意地の悪い微笑を投げかけてきたのが見えた。
「苦しそうねえ一号ちゃん。ほーら、そろそろイッちゃいなさい」
 楽しそうに笑いながら、ラミアは今までよりも強く、一号の陰核を摘み上げる。その瞬
間、絶頂に導かれた一号は、今まで聞いたこともないような自分の絶叫を聞きながら、深
い闇の中に落ちていった。
633女帝フロン:2006/07/24(月) 01:52:04 ID:ejPVMei5

 水底から水面へと浮かび上がるように、一号はゆっくりと意識を覚醒させた。
(あれ。えーと、何がどうなって)
 意識を失う前の記憶を辿り、一号は瞬時に跳ね起きる。一体どれぐらいの時間気絶して
いたのか、と周囲を見回すと、傍らの椅子にぐったりともたれかかっているラミアと目が
合った。
「ああ、おはよう一号ちゃん」
 ラミアはどこか疲れたように笑いかけてくる。一号はラミアに文句を言うことも忘れて、
出し抜けに叫んだ。
「どのくらい寝てました、わたし」
 するとラミアは、辛そうによろよろと手を上げて、指を二本立ててみせる。一号は目を
見開いた。
「二日もですか」
「違うわよ」
「じゃあまさか、二十日とか二ヶ月とか、え、もしかして二年とかじゃないですよね」
 一号が焦って聞くと、ラミアは皮肉げな笑みを浮かべて答えた。
「ああ、確かに、そのぐらいの間介護生活続けてたら、このぐらいは疲れるかもしれない
 わね」
「どういう意味ですか」
「勘違いしてるわよ、一号ちゃん」
「なにを」
「二十分」
 一号は、ラミアを凝視しながら彼女の言葉を頭の中で反芻して、眉根を寄せた。
「は」
「だから、二十分」
 ラミアはため息混じりに答える。
「一号ちゃんが寝てた時間」
 一号はさらに十数秒ほど、無言で今の言葉を反芻した。隣の病室から、相変わらず数人
が騒ぐ声が聞こえてきている。実際、大して時間は経っていないらしい。
「ええと」
 何か言わなければ、と思い、一号は口を開いた。しかし、何を言っていいのかよく分か
らない。ラミアはただ疲れた様子で微笑んで、こちらを見つめている。
「だって、ラミア様、私の精気を吸い取ったのでは」
 不用意にそう言うと、ラミアはあからさまにショックを受けたように、口元を手で覆っ
た。
「ひどいわ一号ちゃん、あたしのこと、そんなひどいことする女だと思ってたのね」
「え。いや、そうではなくて」
 一号が慌てて弁解しようとすると、ラミアは口から手を外して小さく舌を出した。
「なんてね。冗談よ、冗談」
 安心させるように軽い口調で言いながら、ラミアは立ち上がって伸びをした。
「でも実際、思ったよりも疲れたなー」
 さらに、首を回したり肩を揉んだりして、何やら疲れを取っている様子だった。一号は
混乱しながらも口を開く。
「あの」
「なあに」
「ラミア様、一体どういうおつもりであんなことを」
 単刀直入に聞くと、ラミアはからかうような微笑を浮かべて、椅子に座り直した。悪戯
っぽく目を輝かせながら、首を傾げて一号の瞳を見つめてくる。
「あたしが一号ちゃんの精気吸い取って、動けなくしようとか考えてると思ってたでしょ」
「でも、あの状況ではそうとしか」
「ごめんごめん、別に説明しなくてもいいかなーと思って」
 ラミアは気楽に手を振った。
「実際は逆だったのよ」
「逆、ですか」
「そう。あんまり知られてないけどね、あたしたちって、精気を吸い取るだけじゃなくて、
与えることもできるのよ」
 初耳だった。よほど意外そうな表情をしていたのだろう、ラミアは一号の顔を見ておか
しそうに笑った。
634女帝フロン:2006/07/24(月) 01:52:40 ID:ejPVMei5

「知らなかったでしょ」
「はい」
「そうよねえ。実際、あんまりそういうことする夜魔っていないし。わざわざ体液の交換
とか、そういう面倒くさいことした上に自分の精気を分けてあげるなんて、どう考えても
割に合わないものね」
 そう言いながらも、ラミアの顔には穏やかな微笑が浮かんでいる。それは、自分のして
いることに、確かな自信や誇りを持っている顔だった。
「ごめんね、回りくどいことしちゃって」
「いえ、そんな。でも、出来れば最初から教えて欲しかったです」
 そうすればあんなに取り乱さなかったのに、と、一号は少し恥ずかしい気分になる。す
るとラミアは意地悪そうな笑みを浮かべて、足を組んだ。
「だって、教えちゃったらつまんないじゃない。役得よ、役得」
「つまんないって、そんな」
「可愛かったわよ、一号ちゃん。あんなに頑張って抵抗すると思ってなかったから、お姉
 さんも張り切っちゃった」
 自分が涎やら鼻水やらを垂れ流しにして必死に喘いでいたことを思い出し、一号は俯い
て布団の端を握り締めた。あまりの羞恥心に、顔から火が出そうだという表現が間違って
いないことを知る。
「でもね」
 椅子の脚が床と擦れる小さな音が、一号の耳に届く。思わず顔を上げた途端、一号は歩
み寄ってきたラミアに抱きしめられていた。
「折角だから、気持ちよくなってほしいって思ったのも本当なのよ」
 その声は、意外なほどに優しかった。一号は思わず、ラミアの胸の間から、彼女の顔を
見上げる。ラミアはにっこりと微笑んで、一号の頭を撫でていた。ほつれてぼさぼさの髪
を梳くような、ゆっくりとした手つきだった。
「魔眼を使ったときに、完全に意識を奪わなかったのはね、一号ちゃんがどれだけエトナ
 ちゃんのことを思ってるのか、確かめるためでもあったの」
「わたしの気持ちを」
「そう。完全に体の自由を奪われて、それでも諦めないぐらい決意が強いなら、あたしの
 精気を分けてあげてもいいかなって」
 ラミアは手を止めると、体を離した。一号を見つめる瞳は、深く静かな愛情に満ち溢れ
ていた。
「本当は、止めたかったんだけどね。あんなひどい怪我をしたあとだもの、ゆっくり休ん
 でいるのが一番なのよ」
「でも、傷は回復魔法で癒せるのでは」
 一号の反論に、ラミアは苦笑して首を振った。
「回復魔法っていうのは、いわば傷を塞ぐだけの応急処置的なものなの。骨折は治せても、
失った体力……今は精気って言った方が分かりやすいかな。精気までは戻せないのね」
「だから、あんなことをしてラミア様の精気を分けてくださったのですね」
「そう。まさかこんなに疲れるとは思ってなかったけど」
 ラミアは小さな吐息を漏らしながら、ベッドの傍らの椅子に座り直す。仕事をやり終え
た後の満足感が漂う彼女の姿を、一号はじっと見つめた。
(そう言えば)
 一号は、ラミアが行為の前に一号の体を撫でていたことを思い出した。
(あれは、やっぱり傷を治してくださっていたんだ)
 同時に、いろいろなことに気付き始める。
 たとえば、脱がされていたローブがきちんと直されていることや、意識を失っている間
ちゃんと布団を被っていたこと。それに、行為の最中、ラミアが一度も一号の体に跨った
り、のしかかったりしなかったこと。そうした方が、ずいぶんやりやすかっただろうに。
(あんな無理な体勢を続けていたのは、私の怪我を気遣って下さっていたからだったんだ)
 一号の胸の奥から、不思議な温かさが湧き上がってきた。その温かさは、じんわりと穏
やかに一号の全身に広がっていく。
635女帝フロン:2006/07/24(月) 01:53:27 ID:ejPVMei5

 一号は、椅子に座り、目を細めているラミアを見つめ直す。そうやって改めて見てみる
と、彼女が夜魔族という言葉の印象とはかなり違った雰囲気の持ち主だということが分か
った。
 確かに、体つきは起伏があるし、それを隠すどころかむしろアピールするかのような衣
装のせいで、性的な魅力はかなりある。
 だが、ラミアの顔は、頬のラインがふっくらとした優しい輪郭を持っており、美人とい
うよりは愛嬌のある顔つきと言う方が似合っていた。二重目蓋の目にはあまり鋭さがなく、
むしろ少し垂れ気味ですらある。
 要するに、快活で遠慮のない性格に反して、ラミアの外見は実に穏やかな印象を与えて
くるのだった。今の一号にとっては、そういう印象である方がむしろしっくりとくる。
(優しい方なんだな)
 そんな風に一号が見つめていることに気付いたのだろう、ラミアはきょとんとしてこち
らを見返してきた。
「どうしたの、なんだかぼんやりしてるけど」
「ラミア様」
「なあに」
 ラミアは小さく首を傾げる。一号はベッドの上で正座すると、勢いよく頭を下げた。
「ありがとうございます」
 ラミアは一瞬、垂れ気味の目を大きく見開いたあと、どこか照れくさそうな表情で手を
振った。
「止めてよそんな。あたし、大したことはしてないわよ」
「いえ、考えの足りない私に、エトナ様をお探しするチャンスを与えてくださいました」
「あのね一号ちゃん、あたしはたまたまここにいただけであって」
「いいえ、誰もがこんなには親切にしてくださらないことぐらい、頭の悪い私にだって分
 かります。ラミア様は、私にとても大きなことをして下さいました」
「いや、だから」
 ラミアはなおも反論しようとしたが、やがて唇をむずむずとわななかせ、耐え切れなく
なったように顔を赤くして、両手を大きく振った。
「分かった、分かったわよ。一号ちゃんがあたしに感謝してるのは分かったから、そんな、
尊敬するような目で見ないでってば」
「どうしてですか」
「そういう視線には慣れてないの」
 照れているというよりも、ほとんど怒っているような口調である。しかし、一号はなお
も食い下がった。
「どうしてですか。ラミア様はこんなに立派なお方なのに」
「だから、そういうの止めてってば。よし、分かった」
 ラミアはまだ顔を赤くしたまま立ち上がり、一号の肩を力強く叩いた。
636女帝フロン:2006/07/24(月) 01:54:17 ID:ejPVMei5

「あたしが精気を分けてあげたお礼として、ちゃんとエトナちゃんを探し当てること。い
 いわね」
「え、でも、それは」
「いいの。あたしだってエトナちゃんには聞きたいことがあるし、まあ万に一つもないと
 は思うけど、危ないことに巻き込まれてないとも限らないしね」
 そう言って、ラミアはようやく本調子を取り戻したように、明るく笑った。
「だから、一緒に手分けして探しましょう。ね」
 一号は少し考えて、大きく頷いた。
「分かりました。では、後できちんと何かお礼をさせて頂きますので」
「気にしなくていいってば、そんなの」
「いいえ、いつか必ず」
「はいはい。まあ、今はとりあえず、早くエトナちゃんを探しに行きましょうよ。あ、そ
 うそう」
 ラミアは狭い病室の隅に置かれている箱から、何かを取り出して一号に放ってきた。
「なんですか、これ」
「なんですかって、一号ちゃんの服よ。一応洗っておいたから。っていうか」
 ラミアは呆れたように続けた。
「凄い汚れまくってて、ニ、三回水に浸けてもまだ汚れが浮いてきてたんだけど」
「洗っていませんでしたからねえ」
「どうして」
「エトナ様が、『あんたには野良犬みたいな汚い格好がお似合いよ』と仰ったもので」
 さすがに、ラミアもその答えには呆れ返って言葉も出ない様子であった。一号は手早く
服を身につけた。そして、着ていたローブを丁寧にたたみ直し、ついでに乱れた布団もき
っちり直してから床に足を下ろした。
「それでは、早速出発いたしますので」
「うん。頑張って。わたしはちょっと休んでから行くから」
 椅子に座り直すラミアの横を通り抜け、一号は病室のドアの前に立つ。一度振り返って、
ラミアに頭を下げた。
「本当にありがとうございました」
「気にしなくていいってば。それより、ちゃんとエトナちゃんを探し出してあげてね」
「もちろんです。では」
 と、ドアノブに手をかけたところで、一号ははたと止まった。
「どうしたの」
 怪訝そうな声に振り返り、首を傾げる。
「いえ、どこから探せば良いのでしょう」
「ああ、そうか」
 ラミアは笑った。
「まずは分担を決めておかなくちゃね。なんの手がかりもないに等しいから、結局しらみ
 つぶしになりそうだけど」
 そのとき、隣の病室から、一際大きなざわめきが聞こえてきた。ラミアは少しだけ眉を
ひそめて、そちらの方を見やる。
「なんだか、さっきからヤケにうるさいわねえ」
 そう呟くのと、ほぼ同時に。
「お前、それ、エトナ様じゃないかよ」
 という叫び声が、ざわめきを突き破ってこちらの病室まで届いた。
「エトナ様」
 その単語に素早く反応し、一号はドアを蹴破らんばかりの勢いで病室の外へと飛び出した。
637女帝フロン:2006/07/24(月) 01:55:16 ID:ejPVMei5

「あーあ、行っちゃった。まあいいか、隣だし」
 一号が出て行ってしまったあと、ラミアは独りごちた。思った以上に疲労困憊していて、
しばらく動く気にはなれない。傍らのベッドが誘惑しているような錯覚すら覚えるが、さ
すがに横になって寝る余裕はない。
「それにしても」
 ラミアは眉根を寄せた。隣の病室の方をちらりと見ながら、呟く。
「あの子、どうしようもないクズのはずなのに」
 精気というのは、体力と言い換えてもいいぐらい、生き物が生きるのに必須とされる、
根源的な力のことである。
 それは悪魔だけでなく、小さな虫にも存在している。もちろん、悪魔の活動に必要最低
限な精気の量は、虫のそれよりもはるかに多い。
 だから、ラミアは一号に精気を分け与えても大丈夫だと考えたのである。
 ラミアとて、齢3000以上の悪魔。それに比べれば一号はまだ生まれたてに等しく、
なおかつどうしようもないクズである。だから、ほんの少しの精気を分け与えるだけで、
十分元気にしてやれると予測していた訳だ。
 だが、現実には、一号に精気を分け与えることで、ラミアは動くことが億劫になるぐら
いに疲れ果てていた。
「昨日の事件と言い、エトナちゃんの失踪と言い、何だか変なことばっかりだわ」
 そういった、いくつもの不可解な事実が、ラミアの心を妙にざわつかせる。
「悪いことが起きなきゃいいけどね」
 ラミアは小さく呟き、椅子に腰掛けまま目を閉じた。
638女帝フロン:2006/07/24(月) 01:59:45 ID:ejPVMei5

           次  回  予  告  !  !

      ドアを蹴破らんばかりの勢いで出て行った一号ですが、
         隣の部屋で彼女の身に起きた出来事とは!?

        1.たくさんの新キャラと遭遇する

        2.たくさんの新キャラに挿入する

        3.たくさんの新キャラに挿入される

       例によってこの中の一つだけが正解です。
    正解者には特に何もありませんので気楽に挑戦してください!
   それでは次回、八月十二日頃更新予定の女帝フロンに乞うご期待!



   ※読者の皆様へ

    この物語は二次創作です。
    設定、人物の性格等、原作と著しく異なる部分がございますが、
    笑って見逃せば何の問題もありませんっつーか見逃してください。
639どっかのアホ:2006/07/24(月) 02:04:30 ID:ejPVMei5
ごめんなさい629-630で同じ文章連投しちゃって本当にごめんなさい許してくださいorz

えーと、今回はエロありだったから良かったものの、これからも構成上エロなしパートがくることも多いかと思います。
ついでに、女帝フロンばっかりで日本一スレを埋めてしまうのも非常に問題だろうと思いますので、
エロなしパートのときは出来る限り他のエロい短編も同時投入しようかなと考えております(間に合えばの話ですが)
今のところ考えてるネタのストックは↓のような感じ。

・ラハールがムチムチ嫌いになったきっかけのエピソード
・幼いエトナが王妃を殺そうとして返り討ちにあっていろいろされる話

他にもなんかリクエストとかあったらお願いします(書けるかどうかは別として)
ちなみに自分はディスとPBとPKしかやっとりませんので、できればその辺からお願いしますです。
640名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 06:13:16 ID:u2e/0p2T
だが断る!女帝さんの素の文も見たいのだ!
とかいって前回GJ言い忘れたけど。
とにかくストーリーが楽しみなんで、パンクしないように無理せんといて下さいな。
マジで。
641名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 15:37:13 ID:2UjdZP0/
GJ!
一号がたくさんの新キャラに挿入される展開を切に希望しつつ、別にエロなくても話が面白いからいいかとも思っている。
しかしエロあり短編も読みたいw
642名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 18:52:40 ID:AJEDYZN/
グッジョブ!
643436の人→パイズリ好きの人:2006/07/25(火) 00:23:50 ID:gbx4tkcy
GJです!
ストーリー重視の長編もいいですね。

・・・・・・・
途中止まりのままのネタの続きでも考えてこよう…。
644名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 00:31:26 ID:HDkSXVLI
801板日本一スレ落ちた…
645名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 01:16:18 ID:+b/0k+Ef
一部の勢いで建てるからそうなる。
かといって宣伝するわけにもいかないだろうしな。
そっちの都合はわかったけど、
もう勢いは無いだろ。はっきり言って。
646名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 02:15:15 ID:7mO+vZcs
vipが荒らしてる関係のが大きいと思う
647名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 15:28:18 ID:+b/0k+Ef
どうやらVIP経由で調べた情報によると、
VIP突撃班が潰したスレは削除人が戻してるらしい。
もし原因がVIPなら、削除人にかけあってみるのはどうだろうか。
そんなスレがあるかはしらんが…
まあ、200近いスレが落ちたようだ。
しかしVIP、本当あの板好きなんだな。
648 ◆omC0Ymp1y. :2006/07/29(土) 14:50:14 ID:21pgDzpy
644です。
先日はショックで醜態をさらしてしまい、失礼しました。
801の日本一スレは、元はこちらの前スレから派生したものなので、ここに書き込んでしまいましたが…浅はかでしたね。済みません。
今は元戻り、きちんと稼働しています。

で、今日は投下に来ました。
まだ前半だけなんですが、読んで頂けたら幸いです。
あ、腐臭は全くありません。ご安心下さい。
649 ◆omC0Ymp1y. :2006/07/29(土) 14:51:47 ID:21pgDzpy
「タキシードを着たクラウンと少女」1
(ティンク×雪丸→アデル)

「ティ、ティンク殿!これは卑怯でゴザル…ぞ!」
雪丸は体をくねらせ、吐息混じりに喘ぐ。
普段は清純そのもの、といった少女が今は、輝く瞳に涙をたたえ、部屋で一人、豊かな黒髪を振り乱している。
だが目を凝らせば、彼女の装束の内側を、30p程の生きものの這い回る様子が見てとれた。
「だからぁ雪丸さん。ぼくは元に戻りたいだけなんです。でも、お兄さんが術を解いてくれないから、妹さんの貴女にお願いしてるんじゃないですかー」
雪丸の背筋や脇腹に、ぺたぺたと触れつつ、動きまわる赤蛙。
両生類特有のヒヤリとした表皮は、彼女の肌を粟立たせた。
「けど貴女も意地悪して答えてくれないし? 仕方なく実力行使に出てるんですよーぼく」
「意地悪では……ないのでゴザル!あっ、兄者の術は…兄者にしか…っ!!」
胸部に辿り着いた蛙は、左右の乳首を交互につつく。
「そこは、蛇の道はへび? 何か方法あるでしょー」
雪丸は答えず、というか答えられず、ティンクを押さえるべく自分の胸を引っ掴む。
しかし──素早いティンクのこと、彼女の手を擦り抜け、今度は袴の裾から内部に入り込んだ。
「いたいけな蛙だから、大した事出来ないと思ってます?」
「や……嫌!」
太ももの上を、内股に向かって移動する感触に悲鳴をあげる雪丸。
このままでは、一番過敏な場所に触れられてしまう…その気配で背筋を凍らせた。
「待って下されティンク殿!拙者、一つだけ策があるでゴザ…って、申している、のにっあ、貴ッ、貴殿は聞ぃあ、ぁ…んぅぅ!」
力尽くで引き出されるまで、蛙は調子に乗り続けた。
650 ◆omC0Ymp1y. :2006/07/29(土) 14:53:19 ID:21pgDzpy
「タキシードを着たクラウンと少女」2

「…変化の術の重ね掛け、ねぇ〜」
空中で思案顔をするティンク。
ちっとも考えているように見えないのは、表情筋の不足だけではあるまい。
ティンクのエロセクハラから解放された雪丸は、乱れた呼吸を整えるのに忙しい。
「っはぁ、はぁっ…し、少々荒業でゴザルが、術を解く事が叶わぬ以上、それしか無いで…ゴザル」
ただ、雪丸は人型のティンクを知らないため元には戻せない。
だから、彼の希望に沿うよう意見を聞いたのだが…。
「ひゃっはー!誰にしよー!ムチムチな魔物使い!?バクニューな魔法剣士!?いーや、ここはやっぱり姫様にして、秘密の花園探険および制覇でひとつ!」
「……男性に限定させて貰うでゴザル」
「なんじゃと、ワレ!ティンク様の淡い期待を一言で切り捨てやがったなテメェ!!?」
赤い顔を怒りで赤黒くした蛙に凄まれながら、雪丸は、はたと気付く。
自分が、術に乗せて変化させれるほど、外見を見知っている男性といったら。
「兄者とアデル殿だけではゴザらぬか…」
その言葉に、ティンクは即座に反応した。
「斧雪ぃ〜!? あーんなバケモノに変化なんて最低最悪冗談ポイッ!それに、ぼくチン心眼使えないもんねー。折角人型になっても、女体観察の楽しみを奪われたら、死ぬしかねー!!」
確かに雪丸も、こんな蛙に、敬愛する兄の格好をさせるのは避けたかった。
651 ◆omC0Ymp1y. :2006/07/29(土) 14:54:54 ID:21pgDzpy
「タキシードを着たクラウンと少女」3

「あいわかった。では、アデル殿の外見になるよう術をかけるでゴザル……変化の術っ!!!」
ドロン!
やたらと古風な効果音とともに、部屋が白煙で満ちる。
術が形を成したのは、すぐに分かった。
ドサリと人が床に落ちる気配と、「ぐぎょー!」とアデルらしき声がしたからだ。
「大丈夫でゴザルか?ティンク殿」
「あーうちッ!ぼくチンのキュートな顔面が!……鼻?あ、これ鼻!?」
様子を確かめようと、雪丸が駆け寄った途端、煙が散った。
彼の容姿は、まさにアデルそのもので──至近距離で顔を合わせてしまい、彼女の心臓が高鳴る。
雪丸は即座に後悔した。
本人不在で造った像だというのに、あまりに似すぎている。…目鼻も、跳ねた髪も、発達した筋肉も。
「……戯れが過ぎたでゴザルな。お許し下されティンク殿、やはりここは別な手段を」
自分を見て態度を変えた雪丸にティンクは、心のなかであーらら、と呟いた。
雪丸がアデルに恋心を抱いていることくらい、仲間の誰もが気付いている。
知らぬのは当のアデルと、天然な姫様ぐらいだろう。
ティンクは、この状況を活かすべく、一計を案じた。

「…………雪丸」
術を解くため、組もうとしていた雪丸の両手が、止まる。
スッと伸びてきた男の手に、右の肩を掴まれ、少女は驚愕に顔をこわばらせた。
「ティンク殿!おやめくだされッ」
「……」
言葉は制止を要求する。なのに、簡単に振り払えるはずの手を、雪丸は避けようとしない。しかも、視線はアデル姿の自分に注がれたままだ。
彼女の細かな震えを、手のひらに感じながら、ティンクは思い切って、雪丸の腹部の蝶結びを紐解いた。

【続く】(後半は近日中に)
652名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 21:57:20 ID:EvNyEvW7
GJ!

続きが気になりまくる……
653名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 17:20:54 ID:a3MwWivn
余裕でGJ
654名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 11:59:20 ID:E3oEpAb7
655名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 12:25:49 ID:y8KYzKkH
656名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 12:28:26 ID:kJoHAbKW
アッー!
657名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 17:20:21 ID:LSpbgNsQ
女帝氏まだー?
>>649の続きまだー?
658パイズリ好きの人:2006/08/02(水) 21:40:12 ID:6ivN+3TA
「また、おっぱい触りたいの?」
俺は何も言わずに黙って頷く。
目の前にいるのは一緒に戦ってきた仲間の1人。
名前はリア、職業は魔法剣士で、俺たち2人の付き合いも長い。
そしていつしか俺達は恋の仲間になっていた。
スリムな体格で髪も綺麗で何一つ文句ないリア。
中でも一番目立つのは他の仲間達より一段と大きいバスト。
アーチャーのレナは…可愛そうだが無いに等しい言える小ささ…。
弓を扱う種族のため胸は邪魔になるそうだが、女であるからにはやはり憧れがあるようだ。
他にも女戦士のエリスや女魔法使いのメイがいるが、みんな揃って胸は小さめ。
彼女達は揃ってよくリアの胸を羨ましそうに見ている。
その中で彼女の巨乳は嫌でも目立ってしまう。
服装もピッチリと吸い付くような服装で、
そのエッチなボディラインが強調させるようでますます目立つ。
じっと見ているだけでも下半身が立ちそうになる。
俺は待ちきれず素早く彼女の背後を取った。
659パイズリ好きの人:2006/08/02(水) 21:40:51 ID:6ivN+3TA
「ほら、こうしてほしいんだろ?」
後ろからまるで痴漢のように彼女の巨乳に触れる。
さわさわと優しい手つきの愛撫に彼女は大人しくなる。
「あ・・・やだ・・・」
大人しくなって油断した所に、俺は手に力を込めて思いっきりリアの両胸を鷲づかみにする。
「きゃあ!やだ、おっぱいが・・・痛い」
胸でしか味わえない柔らかさ、そしてこの彼女の反応が何度見ても飽きない。
次は両手で押し潰すように圧力をかける。
最初の愛撫とは正反対の力任せの愛撫。
「はぁ、はぁ・・・お、おっぱい・・・潰れちゃうよ」
リアは早くも息が荒くなってきている。
彼女は胸が感じやすく、その証拠に乳首も勃起したように尖っている。
普段から重そうに揺れる乳房を下から持ち上げるように揉みしだく。
こうすると改めて彼女の胸の重量が分かる。
「リアの胸、結構重いな…」
俺はそっと耳打ちしてやる。
「やだ、そんな事・・・言わないで・・・」
リアは耳まで真っ赤に染めて恥ずかしがる。
たぷんたぷんと、弄れば手の中でぶるぶると揺れる。
今度は尖った乳首を重点的に、徹底的に攻めてやる。
指で何度も弾いたり、指でクリクリと捏ね回し、思いっきり抓る。
「ひうう・・・ひゃふう!・・はぁ、はぁ、ひゃあん!」
それぞれの攻めに対し別々の反応を見せてくれる。
本当にリアの反応は見てて楽しい物だ。
硬く勃起した乳首と一緒に柔らかな乳房も一緒に攻めると、
リアは快感漬けで何も考えれなくなっていく。
「やだ、お願いだから・・・」
何とか手を重ねてのけようとするが、力が全くこもっていない。
俺は逆にのけようとしてきた手に上から手を重ねて胸を弄る。
「やぁ、きゃふう!はあぁ、はぁ」
まるでリアが胸でオナニーしてるのを手伝ってるようでますます興奮が高まる。
興奮も高まるに連れて下半身のモノもどんどん元気になる。
「・・・やだ、あなたの硬いのが・・・お尻に当たってるよ・・・」
背後から身体を密着させてるため彼女も硬くなった肉棒に気づく。
「なら、今度は俺を気持ちよくしてくれよ」
リアは何も言わずコクンと頷く。
それを見て俺は付け足すように耳打ちする。
「勿論、リアの自慢のおっぱいで」
660パイズリ好きの人:2006/08/02(水) 21:41:39 ID:6ivN+3TA
「これでいいの?」
俺はリアに胸を身体ごと肉棒に押し付けるように言った。
リアは言われた通りに胸で俺の股間にプレスをかける。
彼女の胸がまるでクッションのように潰れる。
ズボンと服越しでもおっぱい独特の感触が伝わってくる。
彼女は何度も胸を押し付けて俺に快感を与えようと必死になる。
上から見える彼女の行動はとても淫靡で、その光景がますます俺を興奮させる。
俺もリアを興奮させたいため、ズボンのベルトを外し、ズボンを下ろす。
ズボンの中からはビンビンに勃起しきった俺のペニスが顔を出す。
「わあ、いつ見ても・・・大きい・・・」
今、ゾーンと呼ばれるその神秘的な瞳には、俺の汚いペニスが映っているのだろう。
そう考えただけで興奮が増し、その瞳がいやらしく輝いているのを見てるだけでさらに肉棒が勃起する。
「やだ・・・また大きくなったよ・・・」
彼女はすぐに胸をギュッと押し付けてくる。
「うお、リア・・・すごい気持ちいい・・・」
「どうかな?いっぱい・・・出せそう?」
気持ちよくないわけではない…が服越しではやはり物足りない。
「・・・直接してくれないか?」
出すには服越しでは無理がある。
そのため俺はリアに服越しを止めて直接パイズリ奉仕をしてもらうように頼む。
「じゃあ、こんな事されたら…どう?」
リアはゆっくりと胸を肉棒に乗せる。
最初は分からなかったが、気づいたら肉棒がどんどん胸に包まれている。
「ふふ、ここだけ…これ入れれるように、こっそり穴開けてあるの」
下側の谷間の入り口の部分にだけ穴を開けてあって、その中から肉棒が谷間の中へ入っていく。
661パイズリ好きの人:2006/08/02(水) 21:42:24 ID:6ivN+3TA
ずぶずぶっと少しずつ、そして俺のペニスは彼女のおっぱいの密閉空間に閉じ込められる。
元から窮屈そうな服を着ているため、胸の中も想像以上に窮屈だった。
狭い谷間に無理矢理押し入り、その間のペニスに柔らかさと乳圧がミックスされる。
「り、リア・・・やべぇ。すごい、気持ちいいぞ!」
「良かった。もっと、喜んで・・・私の身体で、感じて・・・」
自然の圧力に今度は彼女の両手からの圧力まで加わる。
まるで彼女の自慢のおっぱいが、俺のペニスを綺麗にするように扱いてくるようだ。
亀頭に圧力がかかってるかと思ったら、次は根元に…根元の次はまた亀頭…そして竿の部分…
リアの胸がチ○ポ全体を優しくマッサージしてくる。
気持ちよすぎて俺は何も考えれなくなる。
ぐちゅぐにゅ、ぬちゅぬちゅ、にちゅにゅる・・・
彼女の服の中からいやらしい擬音まで聞こえてくる。
「すごい・・・この中で、私のおっぱいと、あなたのおチ○ポが…いやらしく絡み付いてるんだね」
何度か亀頭が服を突き破りたいように浮き出てくる。
形が浮き出てきても中の様子は服が一切見せようとしない。
「すげぇ、中で・・・どうなってるんだか・・・」
いつもと違って見えない事が逆に中の様子の想像を膨らませる。
「あ、やべぇ・・・想像してたら・・・もう出そう・・・」
「分かるよ。あなたのおチ○ポが中でピクピクしてるから・・・」
リラは俺がイキそうと急に乳圧を強めてくる。
「ほら、出して!出して!この中に・・・ザーメン出して!」
「あ、げ、限界だ・・・だ、出すぞ!」
ドピュ!ドピュ!ブビュ、ビュルル!
服の中で肉棒が勢いよく射精している。
「すごい、たくさん出てるよ・・・」
きっと中では全体に精液が満遍なく広がっているんだろう・・・。

一度目の射精が終わってもリアは肉棒を解放しようとしない。
「まだまだ、おっぱいでもう一回!それに、あたしの中にもたくさん出してね」
リアは俺に期待の眼差しを向けながら再度パイズリマッサージを始めるのであった。
662パイズリ好きの人:2006/08/02(水) 21:47:35 ID:6ivN+3TA
残念ですが続きはありません。
魔法剣士との話を書いてみました。
男役は誰なのかは一切決めてないので想像にお任せします。
663名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 22:41:17 ID:i89UY78+
>男役
ズアーを想像して萎えた
664名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 18:22:08 ID:7TSidsqu
またパイズリか…
665名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 20:26:09 ID:aT1gX26D
まぁまぁ。
666名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 20:35:34 ID:29XZ1jJE
666get
667名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 22:55:46 ID:5wLQz1hh
>>664
そりゃ自分からパイズリ好きって言ってんだからw

>>657
>>638
668664:2006/08/05(土) 02:31:36 ID:rTylHx+V
メ欄でツンデレを演じてみたのに…
669名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 02:32:14 ID:rTylHx+V
sage忘れた、ごめぽ
670名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 22:44:42 ID:2fDlpjTr
ツンデレの次はうっかりちゃんか
これ以上俺を萌やすな
671 ◆omC0Ymp1y. :2006/08/07(月) 22:47:39 ID:JbK+CuM4
前編>>649-651の続きです。
「タキシードを着たクラウンと少女」4
(ティンク×雪丸)

ティンクは、思うように動かない体に、難儀していた。
不本意とはいえ、彼は30pの蛙姿に順応していたのだ。それがいきなり、180pの長身である。
また、格闘に特化した筋力は、意識していないと力加減を誤りそうで恐ろしくもあった。
ましてや、目の前にいる雪丸は、145pの小柄な体だ。
日頃接していたサイズとの違いに、さしものティンクも戸惑わずにはいられなかった。
「おやめ…下され……」
雪丸は唇を震わせ、やっとのことで言葉を発する。
「本当に嫌なら……オレは、無理強いしない」
アデルの口調に似るよう、ティンクは言葉を選ぶ。
雪丸は大きな瞳をギュッと瞑り、ぶんぶん頭を振った。
「拙者は、拙者には……」
もちろん、雪丸は自分をアデルでないことくらい、よく分かっている。
だが、狂おしいほど恋慕う男に…求められている状況で、拒む事が出来ないらしい。
その様子から、ティンクは自分にGOを出した。
(これはいける、いけます!チャンス到来ですよ!滅多にありつけねーゴチソウが!!)
腹の底で淀む黒い感情を胸に、心の中で薄く笑って、今度は背側の赤い紐を引く。蝶結びの、一方の羽だけが小さくなり、やがて消えた。
672 ◆omC0Ymp1y. :2006/08/07(月) 22:49:06 ID:JbK+CuM4
「タキシードを着たクラウンと少女」5

落ちた袴のなかには、火照った体があった。
「…あ…っ……」
右肩以外、何処も触れられてないのに、こんなにも反応──声を震わせ、顔を赤らめ、熱を発し──ている。
変化の前の悪戯中に、こんな様子は無かった。
ともすれば、少年に見えるほど、未成熟な外見を持つ雪丸。
17の姫様を基準に女性を見ていたティンクにとって、彼女が20才なのは、何かの間違いかと思ったほどだ。
だが今、内なる欲求をあらわにする肢体は、少女のそれではない。
押し倒すと、腰をよじる。吐息に小さく、甘い声を混じらせた。と、それに気付いた雪丸は急いで口を手で覆う。
不似合いで、ぎこちなく、見るのがはばかられる気持ちになるのに、惹きつけられて目が離せない。
「み…見ないで下され…こんな、浅まし……っ」
濡れそぼった布を剥ぎ取ると、内股を半透明の雫がゆっくり伝い落ちてゆく。
もう、前戯の必要は無かった。甘酸っぱい、女の匂いに我を忘れそうになりながら、急いで自分のズボンに手を掛ける。
…驚き過ぎて、危うくティンクは声を上げるところだった。
処女の知識の限界か…男性性器が、黒いすりこぎ棒だったからだ。
微妙な気持ちになったが、感度と排出穴はあるので、黙って女の秘部にあてがう。
雪丸の表情に、内面の葛藤が浮かぶ。
しかし、興奮したティンクに気遣えるほどの余裕は無かった。
半ば突き立てるような形で、身を押し進めた。
673 ◆omC0Ymp1y. :2006/08/07(月) 22:50:07 ID:JbK+CuM4
「タキシードを着たクラウンと少女」6

「い、嫌ぁ!!…痛…っ!……ひぃ…」
目を見開く雪丸。けれど、破瓜の痛みで、何も瞳に映らないようだ。
ティンクはというと、伝わってくる濡れた熱とすべらかな内圧に前後不覚となるほど、のめり込んでいた。
腰をひねって回転を加えれば、内側の壁の思わぬ場所を男性性器が押し込み、生まれた波紋が反動となって戻り、ティンクに手加減なしの喜悦を与える。
だが、彼の暴走を留まらせるものがあった。
雪丸の反応の少なさだ。
ティンクに触れぬよう体を引き、両手も床に逃げている。
求める気持ちが強過ぎて、刎ね退ける事が出来ぬ彼女。かといって、縋ることも叶わない。
雪丸の潔癖さが、彼女自身を苦しめているようだった。
腰を掴んで引き寄せ、ぶつけるように突き上げる。我慢強い雪丸も、衝撃に声を漏らした。
「っあ…あぁんんんっ!」
二度、三度とえぐる。雪丸ののどが、苦痛の呻きを発した。
「はぁぅ、っく…ティンク殿…っ」
「アデルだ、雪丸。アデルと呼べ」
「ティンク殿……貴殿は、アデル殿ではゴザらぬ」
聞かぬふりをして、ティンクは腰を繰る動作に集中する。
だが、苦々しさがひっかかり、気持ちが逸れてしまう。
雪丸の上気した顔、乱れる髪、熱い吐息、潤んだ瞳。
ティンクは、急につまらなさを覚えた。
(そうは言ったって、これはアデルさんと雪丸さんのセックスじゃないですか…)
いくら極上の快楽にありついているといえども結局、自分不在の──。
674 ◆omC0Ymp1y. :2006/08/07(月) 22:51:25 ID:JbK+CuM4
「タキシードを着たクラウンと少女」7

(考えてたって意味を成しませんよ。ここは全てに目を瞑って、快楽だけを…)
そう。こんな機会、二度と無い。
悪魔なら、盗れそうなものは奪うのが常。
それが、感度が良くて、いじらしくて、可愛い綺麗な女子なら、尚更──。
「…拙者は、ティンク殿を利用したくないのでゴザル…」
その言葉を聞き、ティンクは何故か、はらわたが煮えたぎるのを感じた。
ぬぷ…と、ゆっくり性器を引き抜く。
ホッと表情を綻ばせる雪丸を一瞥した後、彼女の足の間に顔を寄せる。
瞬時に雪丸は彼の目的を察知し、身をよじるが避けられない。
「駄目!そんな…やぁあッ!!」
ティンクは、花芯に舌を当てた。小刻みに、鋭く弾く。
なるべく大きな音を出し、羞恥心を煽るように、ぺちゃぺちゃと舐めた。
早く悦以外、何も考えられなくするべく。快楽の淵に引きずり降ろし、溺れさせてしまうために。
けれど、その思惑は、雪丸の渾身の抵抗によって阻まれた。
小柄でも、十何年と鍛えられた忍び。全身が闘う体になっていて、ティンクも今ある筋力で対抗するのが精一杯だった。

最後に、相手を組み敷いたのはティンクだった。
蛙には無かった歯の存在で口内は切れ、血がしたたっている。腹には蹴られたあとが何ヶ所もでき、手は爪キズだらけだ。
雪丸もまた、両手首を締め上げられ、小手の下は痣となっている。装束は端々がちぎれ、ハチマキとまが玉は、各々部屋の隅に飛ばされていた。
675 ◆omC0Ymp1y. :2006/08/07(月) 22:52:23 ID:JbK+CuM4
「タキシードを着たクラウンと少女」8

仰向けに押さえ込まれている彼女は、強姦の被害者を通り越し、リンチでも受けたぐらい、悲惨な有様になっていた。
ティンクは、思わず溜め息をつく。
(何で、こんなことに──…?)
自らの行いの結果とはいえ、うちひしがれるティンク。確かに邪な考えではあったが、雪丸に一時の夢を与えたかったのも事実なのだ。
(もう、どうでもいいですかね…)
強引に彼女の足を開かせる。耐久力の尽きた雪丸に、もう抗うすべは残っていなかった。
先の性交で、擦過傷の生じている秘部は、再度の男の侵入を堪え難い鈍痛と雪丸に伝えてくる。
しかし彼女には、体の痛みより、訴えねばならぬことがあった。
「…拙者は…!」
脱力し、揺さ振られるままになっている体に似あわぬ強い語気で、少女は言い放つ。
「シノビでゴザル!兄者にも一人前と認めていただいた、雪一族のシノビでゴザル!」
突然の宣言に、ティンクは唖然とするばかりだ。
「生きて使命をまっとうすること、決して諦めぬ心を学び申した。しかし、諦めるまいとする心が、他者を傷つける…。それは、許されぬのでゴザル!」
「それって、遠回しな非難ですか、雪丸さん?」
口調を造ることも忘れ、ティンクは聞いた。問いにかすかな苛立ちを含んでしまうが、どうしようもない。
「アデル殿の姿であっても、ティンク殿はティンク殿。拙者は自分を満たすために、貴殿を代用してはいけないのでゴザル。それにアデル殿はロザリー殿のもの…」
「何言ってるんですか!? ぼくのことなんて気にせず、楽しめばいいんですってば!」
雪丸は首を振る。そして、小さく笑った。
「拙者はもう、目を覚まさなければならぬのでゴザルよ」
「雪丸さんも──」 ティンクの本音が零れ落ちた。 「──ぼくが嫌なんだ」
676 ◆omC0Ymp1y. :2006/08/07(月) 22:57:50 ID:JbK+CuM4
「タキシードを着たクラウンと少女」9 (不自然な改行スマソorz長すぎた…)

「いや、いいんですよ、ぼく。ずーっと道化でやってきたんですから。これからもね、皆を笑わせる役目をするつもりだったんです。
ほら、小難しい顔して正論交わしてばかりじゃ、場は重くなるだけでしょ?誰かがバカバカしい、んなアホなーと思うぐらい、話をちゃぶ台返ししないと。
多少、呆れられたって、叩かれたって、それで姫様が元気になるなら…」
いつもの彼の、飄々とした顔が憎悪に歪む。
「なのに!!」
ティンクは力任せに床を殴り付けた。
「アデルさんが現れなければ!姫様はいつまでも、ぼくだけの姫様だったのに!今までも、これからも一緒だったはずなのに!
ぼくが一番姫様のこと知ってるのに…。小さい頃は、お一人でよく泣かれてたんですよ。
姫様は宮殿で大勢に囲まれてるのに一人ぼっちだった。だからぼくは、姫様に笑って欲しくて道化に撤してきたんだ。…なのに、あいつ!あいつはっ!」
雪丸の心の眼に、きらびやかなドレス姿の幼いロザリーが見えた気がした。すすり泣く少女の横で、彼女に一生懸命話し掛けるタキシードの少年も。
しかし、少年の顔は見えない。
(その子の顔が、見たいでゴザル…)
他者のものとなったアデルではなく、届かぬ想いを胸に涙を流す彼の。
ティンクの顔が、見たかった。
「ティンク殿、拙者は…」
「聞きたくないです!黙っ…!?」
雪丸は唇でティンクの喋りを封じた。
舌先で押し合ううちに、撫で擦って生じた快感が、互いの背に走る。
下手な息継ぎが、やけに口元を熱くくすぐった。
ティンクは心にも同じように、熱くくすぐったいものを感じ、とてつもない心地良さを覚えた。

その時だ。悦で少々溶けた雪丸の目に、それが映ったのは。
目を見開く。しばらく事態が認識出来ないでいたが、ようやく脳が理解した時、雪丸は自然と微笑んでいた。
677 ◆omC0Ymp1y. :2006/08/07(月) 22:59:06 ID:JbK+CuM4
「タキシードを着たクラウンと少女」10

「ティンク殿の髪は、金色でゴザったか」
「……え?」
ティンクは目を瞬く。それとは別に、変に体が暑く感じ…気が付いた。
自分が袖無しシャツではなく、タキシードを着ていることに。
両手首まで、ぴっちりと。長袖シャツに長袖の上着。首もとは赤ネクタイではなく、緑のリボン。
「瞳は鳶色なのでゴザルな」
ティンクは雪丸の瞳のなかに、かつての自分を見つけた。
雪丸はくすくす笑う。その目から涙が溢れた。
「あの兄者が、変化の術をキスで解ける仕様にしておられたとは」
瞳から止まらない雫を見て、出会った当初は、しょっちゅう涙ぐんでいた雪丸が、今日は、いま初めて泣いているのに気付く。
と、彼女が顔をしかめた。吐き出された息が辛そうで、原因が苦痛と知れる。
「ど、どうしました?雪丸さん」
「い…いや、何でもゴザらん…っう」
雪丸が目線を下げたので、ティンクもそれにならと、下腹部に行き着いた。なるほど。今は見えないが、確かにさっきのすりこぎとはサイズが違うはずだ。
「あっそーですね!もう抜いちゃいます?抜かなくていいってことは…無いですよね、残念!」
名残惜しいが、続けるわけにもいかない。腰を引こうとした時、雪丸が止めた。
「お待ち下され。……ティンク殿も、心に決着をつける時でゴザルよ」
そのあと、とても小さく…それに、そんな半端なことをされては困るでゴザル…と、呟いた。
はい…と、ティンクは戸惑いぎみに答えたが、ゴクゴクリと喉を二度も鳴らしたため、空気が微妙に台無しになった。
678 ◆omC0Ymp1y. :2006/08/07(月) 23:00:34 ID:JbK+CuM4
「タキシードを着たクラウンと少女」11

一心不乱に突き続ける。このペースでは保たないんじゃとか、角度くらい工夫しなきゃとか、考えが脳裏をかすめるけれど、拡げた彼女の白い太股が、自分の腰に絡んでいるのを見たら、止まらなかった。
「っふ、ぁ、あっ…んう、んんっ!」
大事にと思っても、雪丸の声に艶が出た瞬間、たまらなくなって激しく攻めてしまう。
「も、もうっ、駄目…でゴザ…はぁっ」
駄目とか止めて下されとか、否定語のなかに逆の響きを感じては、彼女の全身を揺らすほど、体をぶつけていた。反り返った胸の小さな朱に誘われ、摘むと内奥がキュウッと狭まる。
「い、嫌っ、やん…んあぁんん…っ!」
嫌だと言われるとは何度目だろう。しかし、先程の「嫌」なんかより、まるで違う声。
「もう少し深いのは、どうでしょうねぇ」
ティンクの言葉を聞き、雪丸の正気が蘇る。羞恥と困惑がないまぜとなる顔。それが、次の瞬間突き崩される。
雪丸の内側が、更に熱を増した気がして、確かめようと下へ伸ばそうとしたティンクの指が、組まれることで阻止された。
何か焦るように、忙しなく彼女の指が絡まる。
小さく柔らかい手が、汗と熱をまとわらせながら、キツく握り締めてきた。
腰を打ち付けていた音に、新しくぴちゃぷちゃと隠猥な音が連なる。
「っは、あ、あっ、っく、んっ、んんっ、あ、はっ」
ひっきりなしの喘ぎ。声は高まるばかりで、雪丸の頭の中は何もかもが、快楽で掻き消されているようだ。
だが、それはティンクも同じこと。
「っ…っ…!!ああああ──ッ!!」
極みに達した雪丸が仰け反る。いつまでも続く嬌声が、喜悦の深さを物語っていた。
679 ◆omC0Ymp1y. :2006/08/07(月) 23:01:26 ID:JbK+CuM4
「タキシードを着たクラウンと少女」12

痙攣のため、収縮する内部がティンクを捉え、追い上げる。
大きなうねりに、声をこらえられない。
「うっ、ぐ…」
去ったはずのうねりは、すぐまた訪れて、彼の性器を根元から先端まで、ねぶる。
逃れる事は出来なかった。四度目のうねりで、とうとうティンクは精を放った。
「──っ!!」
最後の一滴まで絞りだすと、そのまま床にくずおれた。

「…24、25、26、27…今日は27…ホッ」
雪丸が安堵の息をつく。卓上カレンダーを置き、両手で○をつくった。生理周期が29日の雪丸は、安全日だったらしい。
「良かったぁ…。…すみませぇぇん」
正座で平伏するティンクの手に、手が重なる。
「謝らんで下され。拙者にも、非はゴザル」
「非……?」
訝しげな視線を避け、あらぬ方角へ目をやる雪丸。
彼の腰に回していた足──それを、彼が逃げれぬほど絡ませてしまっていた…とは、さすがに言えないワケで。
咳払いをして、ティンクに向き直り、雪丸は一言発した。
「変化の術っ!!」
ドロン! 古めかしい爆音と白煙がティンクを包む。
煙が消えた時、そこにいたのは…。
「ウッキョーン!!何でまたカエルゥゥウ──ゥ!?」
「その、申し訳ないのでゴザルが、貴殿はアイテム界のエース。戻せば、移動力30超の逸材が失われてしまうのでゴザルよ」
雪丸は、屈託なく答えた。そして、笑顔で付け加える。
「アデル殿がガッカリされる姿は、見たくないのでゴザルゆえ」
「え、ええー!?ちょっ、雪丸さーん!!?」

こうして、結局変わらぬ日常に帰った、一人と一匹。
周囲に人がいない時、たまに「二人」になるとか、ならないとか。
【終わり】
680名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 23:05:35 ID:NxQ+Q+Al
うほっ
681名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 23:45:31 ID:E59Vs+Nf
>>671
GJ! エロかったと言うよりはいい話だったというか。二人ともいい感じだ。
682名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 01:23:30 ID:zXguZMQz
保管庫機能してなくね?
683名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 04:34:45 ID:/2W6tPRR
機能してない 結構前から
684名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 21:27:30 ID:2ETDzaCG
今は確か、掲示板で依頼しないと収納されないはず。
8月15日が来る前になんとか収納してもらいたいのだが、まとめ方が
よくわからん…orz
誰か頼む…
685名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 22:12:36 ID:lNudB3U0
じゃ諦めろ
686名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 15:41:56 ID:E67EFnGK
女帝待ち
687名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 22:12:54 ID:E67EFnGK
というのは嘘
688名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 00:17:41 ID:SfGD8MYm
何がしたいんだ君はw
689名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 09:44:52 ID:8Sx/0K5i
>>671
素直にGJ
690名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 10:30:20 ID:pLFmWtBW
GJ
691名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 19:05:53 ID:LIpPWLMG
女帝待ち。
692名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 21:59:02 ID:1VQOBpKX
また嘘かw
693名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 18:51:04 ID:mUYBUo88
ロザリーが林間される話キボン。
精神崩壊、肉体破壊までいくとGOOD。
694名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 22:07:19 ID:0auGtpXH
精神崩壊はいいといて、肉体破壊はどうかと思う・・・・
695名無し@ピンキー:2006/08/16(水) 03:16:58 ID:bSz2GHAC
精液便所と化したロザリーとか・・・
肉体破壊まではちょっとな・・・
696名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 04:09:15 ID:5eTq2dpJ
あの綺麗なドレスに、一度ぶっかけしたいとは思ってた。
697名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 16:46:23 ID:A4wilAxO
ラハール「いく」
エトナ 「ひぎぃ」


    完
698名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 17:58:11 ID:ljnp5W0C
>>697
gj
699名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 18:33:55 ID:pZRmk+6i
それだけかい!
700名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 19:52:57 ID:q3uNyqfh
700get
701名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 06:37:13 ID:Es1a6F2S
ある日、おいしくピザをいただいていたあたし、アーリア(戦士♀)の前にマヌケ面したヤツが一人。
「せ、拙者のピザが・・・」
そのマヌケ面した奴、侍のムサシは、あたしとピザを交互に見ながらこれ以上ないってくらい絶望した様子で、こちらにやって来た。
「拙者のとっておきがあぁあぁあぁぁぁぁああ!!!」その場で絶叫して倒れこむ。うわぁ・・・カッコわるい・・・。
「・・・・・・ごくん。うるさい!何なのよピザ一つで。また出前頼めばいいじゃない」
「うるさい、うるさぁい!今日はピザ鍋にしようと楽しみにしていたのに、お前という奴はぁ!!」
今度は泣きだすし・・・。普段の落ち着いた態度はどこえやら。
イケメン台無し。つか何?ピザ鍋?何、その趣味の悪いメニューは。なんで普通に食べないの?
そう思い、泣きながら怨みごとを言っているムサシの方を見る。仕方ないなぁ・・・。
「ゴメンゴメン。なんでもしてあげるから。ね」
すると、ムサシは顔を上げた。どうやら泣きやんだみたいだけど・・・。
「・・・なんでも、か・・・」
手がこちらに伸びてきた。
―――気がついたとき、あたしはベルト掴まれて地面に押し倒されていた・・・。

・・・うそ。マジで?

暇つぶしに書いた。多分続かない。
702名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 07:44:50 ID:GR0OKpue
続け
いやお願いします
703名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 13:31:21 ID:dIO4/RXH
女帝まだかいな。
704名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 18:31:59 ID:85PrG1kF
転生前の戦士な彼と彼女の話

「私、次の転生で侍になることになったんだけど」
「ちょ、お前、侍って男じゃねーか」
「仕方がないでしょ。あんたが斧を極めるって言うから私が剣を極める役にされたんだもん」
「そうかもしれないけどな……。お前の事は好きだけどさすがに男とイチャこくのは無理だ……」
「何言ってるの? 私が侍になっても今のままちゃんと付き合ってよ」
「無茶言うなよ。俺が男でお前も男になったらさすがにキツイだろ色々と」
「あんたもマナだいぶ溜まってるんでしょ?」
「だから何だよ」
「魔物型けっこう入れたしビーストテイマーが必要かなってアデルさんが」
「待て待て待て待て! 何となく次に飛び出す言葉が予想できたぞ!?」
「もっと胸大きかったら挟んだりして楽しめるのにって言ってたし、ちょうどいいんじゃない?」
「それは俺が楽しみたいって意味であって俺が楽しませるって意味じゃない!」
「一度認めた相手には、どこまでも忠実に従うって言うのがビーストテイマーらしいから色々と楽しみだね」
「あああああ、何が楽しみなのか聞きたくねぇー…」
「いいじゃん男女入れ替わったらお互いに感じる所が把握しやすくて。きっと気持ちいいよ?」
「お前本当にポジティブシンキングだな」
「うん」
「でも、今は俺が男だからな?」
「…………うん?」
「今度の転生で女にされるんなら今のうちに男としての思い出をたっぷり作っておくって事で」
「わ、ちょ、待っていきなり胸のベルト外しに」
「お前にも女としての思い出をたっぷり作っておくって事で」
「……もー…、たっぷりって言ったんだからちゃんとしないと転生してから酷いよ?」
「…オッケー分かった心得た」


ついカッと目覚めて書いた。今は反省していたい。
705名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 21:43:00 ID:vV1m/gMl
正直おっきした
706名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 22:51:10 ID:WoJ7P6tX
女帝さん待ちsage
707名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 07:44:23 ID:RjRArDsl
仕事前に女帝さん待ち
708名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 04:06:28 ID:FDp/NTSM
唐突だけど、ゼタ×サロメ読みたいなぁ・・・。
ツンデレとデレデレの新婚生活とか。
709名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 22:28:33 ID:/ES7kDwJ
age
710名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 09:54:33 ID:VA8NY7DZ
あげ
711女帝:2006/08/30(水) 13:27:04 ID:ilrReapq
あ〜だりい
712名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 19:27:24 ID:N7bfQb0k
まさか本人?
713名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 19:33:33 ID:BVyvjlsJ
偽名くらい匿名なんだから簡単に使えるだろ
714名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 20:00:20 ID:Y/jAwTui
というか本人じゃねえだろ
見せ掛けた釣りだよ
あの人は自分をアホ呼びしてるし。
まあアホとはとても思えないが。
715名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 20:08:28 ID:kwvrL78H
女帝フロンがいるんなら…悪魔アデルでも書いてみようかな…鬼畜路線出来るし何よりロザリーが従順だ(ごめん妄想)(ry
716どっかのアホ ◆0VOXtTopuM :2006/08/30(水) 20:16:22 ID:lkoV4oYq
一応トリップつけますねって初めてつけるからこれでいいんだかどうかいまいち分からんのですけども。

皆様お久しぶりです。一応>>711さんが自分でないことを証明するために出てきましたはい。
8月12日頃に更新するとかほざいといてずっと行方をくらましてた訳ですが、
だって仕方ないじゃん皆がアホって呼んでくれなくて寂しかったんだもん。
……いや冗談です。単につまっただけです。一回書き上げたけど新キャライパーイな上にエロなしパートなんで
「これじゃダメだろ」と何回も書き直してる内にこんな時期まで音沙汰のない状態になってしまいました。
一応、今週末には何かの形で復帰する予定です。女帝の続きかリハビリがてらのエロ短編かのどちらかで。
まだ見捨てないで下さっている方がいらっしゃいましたら、心苦しいのですがもうちょっとだけお待ちください。
717名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 22:13:04 ID:aoY4gaxC
>>715に期待
718名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 22:29:21 ID:Y/jAwTui
アホにちなんで坂田師匠とお呼びしていいですか
女帝さん
いや冗談冗談。で、お帰りなさい。
719715 鬼畜アデル宣言(予告):2006/08/31(木) 02:19:42 ID:od7oDV7Z
月の照らす晩。自らの部屋のベッドの上で苦悩する少年が一人。

何でなんだ…今までこんな思いなんて…
自分が純粋な悪魔だと知った日。その日から強くなる俺の闇の部分。今まで持ち前の情熱で抑えてきた。ニセゼノンを倒したとき悪魔は消えた筈だ。なのに…反比例するように高まる俺の闇。

しかも矛先は一番傷つけたくない筈の女。
「最悪だ…」
一人呟く。欲望が高まっていくのはわかる。自らの限界が近いのも。

そろそろ俺に代わってくれてもいいんじゃないか?

内から聞こえるのは間違いなく俺の声。俺でない俺がいる。

あの女を犯したいんだろ?

「やめろ…」
気がつけば汗が滲み出していた。俺との戦い。今日でもう何日だろう?丁度一週間位だろうか?

せめて少しの間位…タガを外してもいいんじゃないのか?

傷つけたくないんだ。

お前は俺だ。お前の意志を砕くくらい簡単なんだよ。

やめろ…お前は俺だ。

そうだ。俺の意志がお前の意志なら、お前も心の奥でボロボロにしてみたいと思ってるんだろ?

そんな…

その内、元に戻してやるよ。俺が。だから…


タガを外しな。


俺の正義は闇に閉じ込められた。


「な、何をするのじゃ!」

「今日からお前の体は全部俺がもらう」

馬乗りの態勢から見下ろし告げる。彼女の部屋のベッドの上に押し倒したのだ。
此処までどうやって、何故来たか思い出せない。わかるのは

湧き上がる黒い欲望。その欲望で彼女を汚したい事だけだ。


予告とか大層な事いってスマン。今からソコソコロザリー調教を書いていきたいと思う(案外甘いかもしんない)「こんなアデルはアデルじゃない!」と思った奴がいたら控えよう…orz
720名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 04:32:59 ID:GQLsyHd3
>>719 GJ!!超期待!!
そういう職人さんを、作品を待ってたよ!!
心の底から応援するッス、頑張って!
続きお待ちしております。
721鬼畜アデル宣言:2006/08/31(木) 11:54:50 ID:od7oDV7Z
「俺がお前の始めての男になってやるって言ってんだ。有り難く思え」
「そ…そんな…」
自分でも信じられない位冷淡な言葉。しかしその言葉は同時に俺も興奮させる。
寝間着のコイツも良いもんだ。解かれた金髪、はだけた胸元から覗く谷間、甘いシャンプーの香り。何より今の俺を興奮させるのはその怯えた赤い瞳。
予想以上の抵抗は見せない。いや、口で言うだけで抵抗は全く無いのだ。俺が怖いのか?それでも良い。今俺の頭にあるのはコイツを汚す(愛する)ことだけ。
「ど、どうしたのじゃアデル!お主はそんな…」
「黙ってろ」
唇を奪う。二度目のキス。最初の時とは違う、暴力的なキスだ。俺は知っている。この女を黙らすにはキスが一番良い。「ん…」
例え口の中をかき回し、どれだけ舌を絡め、どれだけ貪っても文句は言わない。俺は充分な唾液を飲ませてやった。

コク…
飲み込む時の彼女の喉の動きまで愛おしい。

「どうだ?俺の唾液は美味いか?」
「ア…アデル…どうして…」
「答えないならもう飲ませてやらない」
「え…」
そうだ。もうコイツは充分な俺の虜になっている。俺のキスを誰よりも望んだ女。今の反応でわかる。こんな状況でも目を潤ませていた。俺の唇を欲しがっていた。
722鬼畜アデル宣言:2006/08/31(木) 11:56:02 ID:od7oDV7Z
「もう一回だけ聞く。俺の唾液は美味かったか?」
顔を赤らめ、上目遣いに答える。
「…うん」
「もっとして欲しかったら舌を出せ」
そっと赤い舌を出した。

遠慮のない女だ。

俺には丁度良いけどな。
その舌を唇で挟み、しっかりと舐めてやった。コイツに拒否の意志は無い。もう一度唾液を流してやるとまた飲み込んだ。
「今日からお前の唇は俺専用だ。わかったな?」
「アデル…専用…」
「まあココだけじゃねえけどな」
寝間着のボタンに手を掛ける。
「ア、アデル!」
「今まで一度も拝ませてくれなかったんだ。今日は拝ませて貰う」
ボタンを外していく内に露わになる見事な隆起。
「ほらよ。お前のデカ乳。見せてもらうぜ」
「ひ、酷いぞ!」
「俺は好きだけどな」
「え…」
この女は「好きだ」とか「愛してる」に敏感に反応する。俺も嘘はついていない。この際はっきり言う。汚したいと思うのは

コイツが好きだから

だ。「今」の俺なりの愛し方がこれなのだ。それが例えレイプじみていようが、俺はコイツが好きなんだ。
俺の真意を知ってか知らずか何だかんだでコイツはすぐに言う事を聞く。
その健気さが可愛くて俺は更に歯止めが効かないのだ。
723鬼畜アデル宣言:2006/08/31(木) 11:56:47 ID:od7oDV7Z
始めてコイツの胸をちゃんと見る。あのドレス。露出度が高いあのドレスは何度俺を誘惑しただろう。その中身が今、晒される。

豊かな隆起。大きな果物が二つなっているようなサイズ。
白い肌、陽光を反射しそうな程の。
胸の膨らみの頂点にはさくらんぼの種よりまだ小さなサイズの突起。その乳房の大きさに合わないほどの小ささだ。その突起は桜の花びらよりまだ白みを帯びた色だった。

たまらず俺は鷲掴みにした。
「あ…」
俺の手をはねのけようともしない。ただもがくだけである。
実際つかんでみるとその弾力は良く、指の隙間からこぼれ落ちそうな程の柔らかさも持っていた。
俺のモノだ。
改めてそう思うと中指と親指でそれぞれの突起をつまみ、指の腹で擦って見せた。
「ひ…ひゃ」
巨乳の上に感度もいいらしい。傑作である。気がつけば彼女の突起は堅さを帯びて天井を指す程の勢いになっていた。
「おい」
「…?」
「勃ってるぞ。いやらしい胸だな」
「アデルが…」
「じゃあもう止めるか?」
「…」
どうやら俺に触れられる事が快感らしい。キツそうにしている突起を甘噛みしてやる。
コリッ
「ああっ!」
噛む力を調節しつつ舐めとる。少々乳首の色が痛々しい。
724鬼畜アデル宣言:2006/08/31(木) 11:57:58 ID:od7oDV7Z
「は…あ」
感じているのがわかる。しっかり唾液に浸すと濡れた色を持つ突起に仕上がった。
「余の胸が…」
「もっと弄って欲しいか?」
「…」
「自分でしてみろ」
両の乳房を持ち上げ、ロザリーの口に含ませる。自分で自分の乳首を口に含む姿がなんともいじらしい。
「味は?」
「甘い…どうして…」
「俺とお前の愛が混ざってるからだよ」
「アデル…」
益々虜になっているようで、気がつけばロザリーは夢中で自らの胸を貪っていた。そんな彼女を知り目に、俺はズボンに手を掛ける。
抵抗なくズボンを脱がせると、純白の絹の下着が最後の砦とばかりに守っている。
この下には彼女の大事な部分がある筈。

俺は一気にソレをはぎ取った。

金色の陰毛の中に隠れているのはタテスジ。柔らかな肉が二つくっつき、彼女の最深部はまだ見られない。逆に言えばコイツの男性経験がないのを物語っている。その頂点にはまだ皮を被ったままの突起。
まずはそれを剥いてやる事にした。
クリッ
「ひゃん!」
どうやらコイツはココに触れた事が無いらしい。中から姿を表したのは赤い肉芽。
「な…何なのじゃ…そこは…」
「お前キスが好きだろ?」
ソコを口に含み、吸い寄せ、舐め回す。
「あっ!」
口の中で堅さを帯びていくのがわかった。甘噛みしたり、舐めたりしてみる。
「アデル…!」
「唇とどっちがいいんだ?」
「り…両方…」
口を離せばすっかり充血し乳首と同じ状況になっている。俺の唾液で濡れていた。

ゆっくりと柔らかな肉に手を掛けた。フニフニとした感触は癖になりそうだ。慎重にその二つの肉の隙間を広げていく。

クチュ…

すまん。今ココまで。必ず次投下するから許しorz
725名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 23:15:55 ID:6pw/GFUr

やってくれるわ
726名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 09:05:38 ID:uxXk39/v
GJ!
727名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 09:42:49 ID:loYS3l82
うわぁ良すぎる
ここで切れてるのは生殺しッスか?
728名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 01:27:12 ID:YY0zRAFM
生殺しは芋で十分だというのにまったく…
729724:2006/09/03(日) 03:03:04 ID:cfg8LbUS
すまない…適当に自分のSSばらまいてたら需要が何故か大変な事に…続きは近く電撃投下しますorz
730名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 13:24:37 ID:YT+BLqjs
>>729
宣告したら電撃じゃねぇ!!
731名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 20:01:34 ID:7uG68MP7
>>730
宣言しても素早ければ電撃さ。
だが二日も経っては……>>729は電撃戦と言う物が分かっていないようだ。





偉そうに言ってすいません。いつまででも待ってますから。
732724:2006/09/05(火) 20:09:23 ID:9ZdXL9yp
皆さんまとめてゴメンナサイ(T_T)手当たり次第ににSS書いてたら急に需要が増えてしまってこのザマです!このスレはちゃんとみてますし、執筆中です!どうかご勘弁orz
733名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 06:55:28 ID:akUd0829
保守
アクタレ×ロザリーとか、斧雪×雪丸とか、やや無理な組み合わせが読みてぇ……。
734名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 00:38:41 ID:+b+8IqkZ
今更ディスガイアアニメを見たんだが、3話のラミントンに苛められるフロン(妄想)
で激しくラミフロに萌えた。
でもマイナーっぽいな。
735名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 00:47:40 ID:NxdobUh3
どっかのアホ様まだー?
736名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 13:01:08 ID:NKEF0v2a
>>735
何か、悪口言ってるみたいだw
737名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 10:07:01 ID:m96brc2O
女帝っ!女帝っ!
738名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 11:58:06 ID:ZRwDeEFb
女帝!女帝!
739名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 12:04:30 ID:NW621lXF
女 帝 !! 女 帝 !!
740名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 18:57:51 ID:4osc1dSS
オマエらノリで言ってるだけだろwwwwww
741名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 23:01:32 ID:ZRwDeEFb
いや、我々は待っているのだ!
女帝さんの来る日を!
742名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 01:58:23 ID:7Q/j9fHp
そうさ。落ち葉が舞う季節を過ぎても、我々は女帝を待ち続けるだろう。
743名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 10:41:01 ID:74FuP2mk
>>742
季節が一周したりしてな
744名無し曰く:2006/09/15(金) 19:17:25 ID:EFXTeNYU
「ふむぅ・・・そ、そんなに大きいのは入らんぞ・・・アデル・・」
「お前がしようって言ったからしてやってんだろ?」
「し、しかたないのう・・・なら、はようしてみせい」
「わかったよ・・・俺も初めてだから、上手くやれる自信ねーけどさ」
「・・・う、む・・・ンあぁぁ・・・アデルぅ」
「くあっ・・・ロ、ロザリー・・・」

2人がこんなになったのには、時間を少しさかのぼらなければいけない。
そう・・・あれは満月の夜のことだった。

「おいちちち・・・・」

ゼノン(であった男)を倒し、ようやく我が家に帰ってきたアデル一行。
死闘を繰り広げて帰ってきたのだから、体中はキズだらけだった。
病院で治してもらおうにも今日は病院は休みだという。
治癒師もSP切れ・・・仕方なく自分で手当てしようと、近隣の住民に包帯やらもらいにいったわけなのだが・・・

「・・っはぁ・・・ヤベぇな・・・体うごかねぇし・・・」

体力の限界が来たのか、木に寄りかかってへたれてしまう。
目にうつっているのは黄色い満月だった。

(今日はここで寝ちまおう)

そう思いながらゆっくり目を閉じていく。
だが、何かに月明かりがさえぎられてしまう。
遮蔽物になったモノは、元ゼノン。ロザリーだった。

多分続く・・・?
745名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 22:20:41 ID:qCgQZG8m
久々の新作ktkr
そしてwktk
746名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 23:28:34 ID:gqDoDK+Y
おー名無し曰く。
「○○の使い○」板でお前さんの復帰を何度もしつこく言った奴覚えてるか?俺。

相変わらずいい作品だな。GJ!
747名無し曰く:2006/09/19(火) 18:41:39 ID:wgOGEopx
投下するよ
748名無し曰く:2006/09/19(火) 18:42:37 ID:wgOGEopx
「こら、こんな所でへばっておるでない。バトルマニアのおぬしが」

月を背にして、ロザリーはアデルに向かって言った。
金髪が月光を跳ね返してキラキラと輝いている。
その美しさにアデルは息を呑んだ。

「どうしたんだ?お前こそ。こんな時間に出歩くなんてさ」
「うむ・・・少し、キモチの整理がしとぅてな。偶然おぬしを見かけたのだ」
「そっか・・・」

短い会話を交わしながら2人は場を和ませていく。
ふいに、ロザリーはアデルがもたれかかっている木の傍に腰を降ろした。

「いろいろあったのぅ・・・・・」
「ああ、いろいろあったな・・・・・」

アデルの脳裏に浮かんでいるのは、これまでロザリーとしてきた冒険。
支えあい、傷つき、真実を知り、そして乗り越えてきた。
一方、ロザリーの方も今までのコトを思い出していた。
一人きりだった頃の思い出、転生しあたたかい家族に出会えたこと、そしてこの隣にいる男・・・・
全てが走馬灯のように駆けていった。



長い沈黙があった。
でも、何故かそれが心地よかった。
ひょいとロザリーはアデルの体を見る。
古傷もあったが、今は露出しているキズ口の方に目がいった。

「おぬし・・・本当に大丈夫か?」
「ああ・・・とは言いたいが・・・どうもそうは言ってられねぇな。ケガが予想より酷いな」
「ちょっとじっとしておれよ」

そう言うと、ロザリーは木の根元付近に転がっていた救急セット一式を引っ張り出した。
中からキズ薬とガーゼを出しながらアデルに言う。
749名無し曰く:2006/09/19(火) 18:43:19 ID:wgOGEopx
「わらわだって処置の一つや二つぐらいできるぞ・・・というわけで手当てをさせてもらう」
「え・・・でもさ」
「いいから、どうせ動きたくても動けないのであろう?しかも、このままではバイキンが入るかもしれないではないか」

意外なまで真摯な瞳に見つめられ、アデルは反抗できなくなった。

「む・・・ぅ・・・じゃあ、お願いする・・・」

ロザリーはアデルの言葉を聞いたあと、素早く治療を始めていった。
キズ口の汚れを拭き、薬を染み込ませたガーゼをあてがう。そして、包帯で固定してゆく。
右腕の包帯を巻きながらロザリーはボソボソとつぶやいた。

「ありがとう・・・じゃ・・・わらわを家族と呼んでくれて・・・・」
「今までもそうだったろ?だから、もうお前は家族の一員だ。これからも・・・ずっと・・・・」

その言葉を聞いた瞬間、ロザリーの中で何かがはじけた。
どっ・・・と熱いものがこみ上げる感覚があった。
最初は何かわからなかったけれど、頬を伝う感触でそれがなにかとわかった。

自分は泣いていた

よくわからない・・・・ただ・・・ただ、嬉しかった。
冷たかった一人の頃・・・でも、今は違う。あたたかい家族がいる。
あの時欲しかったものが今手の中にある。
気がつけば、アデルの胸で声をあげて泣いていた。
アデルは、しゃくりあげるロザリーの頭を優しく撫でて優しく微笑んだ。


「・・・っく・・・ひっく・・・」
「もう泣くなって。な?」
「馬鹿者ぉ・・・わらわは泣いたりなどしておらぬ・・・・」

精一杯強がって見せるが、すべて虚勢に終わっていた。
・・・・・・・・・・アデルは言葉を紡ぎだした。
750名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 01:06:26 ID:wm/JcpuL
おお、続きktkr
よい話の予感がして楽しみだ
初々しさがなんともいえんw
ただ一つだけ気になるんだが、
ロザリーの一人称は「余」ではなかったかのぅ
751名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 10:41:59 ID:9tJKgAQ5
余の場合は自分が上で他が下
わらわの場合は自分が下で相手が上
このロザリーはアデルをうやまっているのだろう
752名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 10:01:05 ID:iFClIAMO
流れを無視してエトナ×アクターレとか考えてみた

・暇つぶしにアクターレにちょっかいを出すエトナ
・エトナの強さにビビって逆らえないアクターレ
・が、ビビってるが故に勃たない
・美少女悪魔としてのプライドを傷つけられ、怒りまくるエトナ
・さらに萎縮するアクタレ
・悪循環

だめだ、エロにならん
753名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 18:12:59 ID:lGgh0JGf
>>752
何言ってんだ!性交だけがエロじゃないぞ!?
・誘惑するエトナ
・逆らえないアクターレを弄ぶエトナ
・勃たせようとするエトナ
・怒りながらも、萎縮するモノをいじり続けるエトナ
・結局キレて、アクターレを殴り蹴り踏み付け、半殺しにするエトナ。
・しかし、暴力を振るわれて勃たせてしまうアクターレ。

どれをとっても、エロ過ぎです。
754752:2006/09/23(土) 00:39:43 ID:gwK9Qt1j
≫753
反応サンクス
そうか、確かにな
今夜はこれオカズにしてイケそうw
755753:2006/09/23(土) 04:36:00 ID:8nVkSFaB
>>754
お役に立ったようで、なにより。 つか自分もすでに使ってたりw
アクタレスキーに美味しいネタを有難う。
756名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 23:48:11 ID:vJ2kAzSq
・忍法・桃源凶を見た事が無いので教えて下さいと頼み込む魔法使い君
・異常に恥ずかしがって嫌がる女忍者
・何故ですか?としつこく聞く
・赤面しながら男の子には使えません
・じゃぁ一回僕にかけてくださいと
・頭から煙が出る位色々考えた挙句承諾
・お子様にはきつすぎてイっちゃう魔法使い君。

文章にならんがこんなのが脳内に浮んだ。
757名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 09:42:51 ID:WBL4wh50
そ れ だ
758名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 02:01:54 ID:HFnwz0FO
もうPBの王道カプは書いちゃいけないの…?
759名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 12:58:52 ID:egimtvOR
んなこたあない。
760名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 18:33:19 ID:Olr+0Day
俺はむしろ望む所だ。
761名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 19:23:18 ID:HFnwz0FO
「ん…」
アッシュは夢を見ていた。今まで、ファントムになってからと言うものそんな事は無かった。
目を閉じても意識が無くなるだけだったのだが、今回だけは違っていた。確かに今アッシュは夢の中にいたのだ。

真っ白な景色の中で、声が聞こえる。
「アッシュ…」
若い男の声。思いあたる相手は一人しかいない。
「ヘイズ?ヘイズなのか?」
別の方からも、若い女の声。
「アッシュ…」
「ジャスミン?ジャスミンか?」
姿は見えないが、確かに二人はソコにいる。アッシュは叫んだ。
「ヘイズ!ジャスミン!」
「時間よ…」
「時間だ…」
時間。
アッシュがいつか迎えなければならない時。アッシュが忘れている筈は無かった。
「時間…」
ポウ
光と共に、目の前には二人が現れる。
「ヘイズ!ジャスミン!」
「アッシュ。今までマローネを助けてくれて有難う…」
「私達の娘は逞しく成長したようだ。ここからだが、ずっと見ていたよ…」
二人はどこか憂えた目でアッシュを見た。
「二日だけだ…」
「え?」
「二日だけ時間をあげるわ。その間にお別れを済ませて…」
唐突すぎた。アッシュは返事に困る。
「二日…」
アッシュの動揺は声からも読み取れた。

マローネと別れる。

遂にその時らしい。目の前の景色は霞が解けるかのように消えていった。


「ん…」
朝日に目を刺されアッシュは起きた。階段の横の壁を背もたれにしていたようだ。
体に違和感を感じる。明らかに何かが体の中を流れていた。
それだけではない。自分の体越しに向こう側を見通せない。マローネはまだ寝ている筈。コンファインはしていない筈だ。
少しだけ手の甲をつねった。痛い。同時に体温を感じた。
「二日だけ…」
夢の言葉を反芻する。どうやらこれが二人がくれた最後の時間。
アッシュは二日間だけ、人に戻った。


762名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 18:51:02 ID:qUXU3dwg
超超期待
763名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 19:38:19 ID:RRT+m08d
核爆弾が発見されて人生最悪の48時間が始まるって展開だな
764名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 10:12:35 ID:zsRWr6Vk
うお…これはかなり気になる……
765名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 10:19:42 ID:HXnReOkU
2日間リムーブ禁止っすね。
766名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 09:56:59 ID:wM2B37aQ
「うーん…」
アッシュはテーブルで頬杖をついていた。時計をちらりと見ればまだ六時。マローネを起こすまで後一時間ある。
「どうしよう…」
アッシュは頭を抱えた。
人間に戻った事。
後二日しか時間が無い事。

人間に戻れた事は嬉しかった。ファントムと人間では時々すれ違いが起きる。食事など。それが無くなるのだ。
問題は後二日しか時間が無いこと。
マローネに素直に話すべきだろうか?ちゃんとお別れした方がいいのだろうか。
思い出したのはサルファーの一件が片づいた後の事。あの時マローネは抱きついてアッシュがここにいる事を確かめた。

今度は実際にお別れなのだ。どれだけショックを受けるのだろう。
それならいっそ黙って…と思うのはそれが理由だ。
残り二日が間違いないのならどう過ごすか?とも思う。
やっぱりマローネと一緒に居るべきか。それとも消息を絶ってその間に逝くか。
何故人間になったかも説明せねばならない。しかし、それを説明すれば「時間」にも触れてしまう。
アッシュの悩みは一つ一つが大きかった。


「うーん…」
気が付けば30分程経過していた。
(あ、朝ご飯作らないと…)
取りあえず頭を振り、朝食作りに取りかかる。
767名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 09:59:51 ID:wM2B37aQ
ガシャガシャ
ジュー
「ん…」
布団から上体を起こし、伸びをする。父親譲りの髪には寝癖が付いていた。ピンク色の少々だぶだぶの寝間着。
時計を見ればそろそろ起床時間だ。マローネは下へ向かった。

「ん…おふぁようアッシュ…」
欠伸混じりに階段の上から挨拶をする。アッシュは階段の近くの食器を取り出していた。
「あ…おはようマローネ…」
どこか曖昧に返した。マローネはまだ寝ぼけているのか足取りがおぼつかない。次の段を踏む、その時だった。
ガタッ
「えっ…」
「マローネ!危ない」
脚を踏み外し、盛大に転落した。アッシュは手の食器を放り出しその落下地点にまわる。
ドスッ
「あたた…」
「イテテ…」
マローネを胸に受け止める形でアッシュは下敷きになった。マローネはアッシュの胸に頭を載せ、アッシュに抱き締められる形で横たわっていた。
トク…トク…
マローネの耳には、存在しない筈の音が聞こえている。それだけではない。抱き締めた体が温かい。
「アッ…シュ?」
「大丈夫かい?マローネ」
「うん…それより…」
ガバッ
強くマローネは頭を載せた。
「マ!マローネ!」
「なんで?アッシュから心臓の音が…」
良くも悪くも、一つの悩みが片づくきっかけになった。
768名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 10:01:43 ID:wM2B37aQ
「ホント?アッシュ?」
「うん。事情があって今日と明日人間に戻れたんだ…」
マローネに事情を説明する。二日後にはどうなるかを隠して。
マローネは瞳を輝かせる。
「アッシュー!」
「うわっ!」
そのままマローネは首に腕を巻き付け、アッシュを押し倒した。全身でアッシュの存在を感じるように。
「アッシュが戻ったー!」
無邪気に首などを擦り寄せ、甘えるように飛びついている。
「マ、マローネ…苦しい…」
「あ、ゴメン」
少々青ざめたアッシュを見て漸くマローネは退き、アッシュは上体を起こした。
「さぁ、朝ご飯にするよ」
「はーい!」

カチャカチャと食器の触れる音。アッシュが作った目玉焼きをつつき、マローネは向かい合うように座っていた。
ぐぅ〜
情けない音が鳴る。
「あ…」
「アッシュ?お腹すいてるんじゃないの?」
その通り。人に戻った以上、生理現象は起きる。にも関わらずアッシュはいつもの感覚で一人前しか朝食を作っていなかった。
「だ、大丈夫だよ!」
ぐぅ〜
マローネにジト目で見られてアッシュはタジタジだ。マローネは少し考える素振りを見せると、おかずのウインナーを串刺しにした。
「マローネ?」
「あ〜ん」
ウインナーを片手にマローネはテーブル越しに迫ってきた。アッシュの口元にウインナーを持っていく。
「え…と」
「あ〜ん」
マローネは満面の笑みで迫る。
(ちょっと、恥ずかしいな…)
アッシュは目を閉じ、恐る恐る口を開いた。マローネはその口にフォークの先を突っ込む。
パクッ
「美味しい?アッシュ?」
「うん…美味しい…」
「じゃあもっと食べさせてあげる!」
「ええー!」
「やっと人間になったんだからこれ位してくれても良いじゃない?」
「わ…わかったよ…」
結局マローネと朝食は半分こにし、マローネが満足するまでアッシュは食事を「させられた」。

今日明日は仕事を入れていない。今朝いつも通りに起きたのは習慣のせいだ。
マローネは部屋に戻り、服を着替えている。
(アッシュが戻った…)
その喜びは大きかった。ファントムと人間では色々不便がある。でも今は人と人。男と女なのだ。
少々大胆でも責めて行く。マローネはそう決めた。

結局、1日目は家にいる事にした。

769名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 21:41:24 ID:XMfXa4t9
wktkわくてかワクワクテカテカ
770名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 06:11:50 ID:1YDQfwXY
わくわくどきどき
771名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 11:36:08 ID:uHLz4c3q
あまあま大好きです
772名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 05:33:25 ID:pNPeZ4WR
「鬼畜アデル宣言」の職人さん、待ってます。
正座して、続きを待ってます。
773名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 14:24:15 ID:H4YpqQh0
アシュマロktkr!!
774名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 22:59:52 ID:hbbrDSPc
>>768
それからは大変だった。
マローネは今までの希望を一気に叶えようと、アッシュに迫る。
アッシュがソファーに座っていればその膝の上に乗り、アッシュの顔を覗き込んで、ニコニコしていた。
また、読書などをしていればお茶を勧めに来た。
マローネとしては必死のアプローチなのだが、この少年は気付かない。
返す言葉は、
「ありがとう。マローネ」
という言葉ばかりで、
そうじゃないのに…
と、自分の意に気づいてくれないアッシュを恨めしく思った。

その内マローネは部屋に帰って、考え込んでしまった。
「どうして気づいてくれないのかな…」
机に頬杖をついて、溜め息を吐く。
もしかしたら、ずっと保護の対象としてしか見てくれないのではないか。
正直自分はまだ少女と言える年頃で、保護の対象でもおかしくはない。
それでも、アッシュに対し、はっきり思っていた事がある。
「好きなのに…ずっと側にいて欲しいのに…」
ポツリと虚ろな目で呟いた。幼い恋とはわかっている。
しかし、辛いとき、淋しいとき、必ず居てくれたのだ。いつしかその思いは、別の思いを芽生えさせた。
「アッシュ…」
言える訳が無い。面と向かってなんて。
そう思うとマローネはまた憂鬱になる。
775名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 23:00:23 ID:hbbrDSPc
このままでは絶対に思いを遂げる事などできない。
それが解っているからこそマローネは、それ以外の所で大胆に攻めて見たのだ。
結果としては…実らないようだが。

マローネが溜め息をついていた時、アッシュもテーブルに着いて、溜め息をついていた。
「やっぱり…応えてあげないといけないかな…」
マローネの行動は全て解っている。彼女が何を言いたいのか、何故そうしたのか。
マローネの心の底にある気持ち。
解っているのに、応えられない。堪らなくなり、頭をかきむしった。
マローネが嫌いな訳では無い。いや、
好きだ。
初恋の相手はヘイズの妻、ジャスミンだった(ファミ通文庫小説参照)。マローネが成長するのを実感した、その度にその姿が重なる。
ただ自分はファントムで、相手は親友の娘。そう思う事でその思いを自制して来たのだ。
しかし今度は時間が無い。ここで思いを告げても明日にはお別れである。
同時に最初で最後の機会か、体を戻して貰っているのだ。まだ10代のままの体を。マローネと釣り合う程に若い肉体を。
「マローネ…」
僕は、君が堪らなく愛おしいんだ。
そう言えば、幸せになれる。その分だけ、いや、それ以上の悲しみも与えられる。
マローネを悲しませたくは無い…
それが、アッシュの本能を抑える最後の砦になっていた。
気が付けば日が落ちようとしている。なんとかアッシュは席を立ち、夕飯作りに取りかかった。





タイムラグ長いんだけど…投下しました。スマンorz
776名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 12:20:55 ID:99A/jy86
ktkr!気にせず自分のペースで書いてくれたらいいよ
楽しみに待ってます
777名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 14:54:00 ID:gvNV80UQ
777フィーバー!!
778名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 12:22:14 ID:hlBktK7n
おや!
久しぶりに保管庫が更新されてるね

保管人さん、ありがとう
779名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 21:35:32 ID:FpRc3639
>>778
あ、ほんとだ
780名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 06:44:08 ID:ufR5KnpW
保管庫管理人さん、ありがとう!
読み逃してた作品の前半が読めたよ!
……自分の駄作が並んでいるのは、気恥ずかしいけどねorz
781名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 18:01:07 ID:sFibQuUT
>>780
全部読んでみたが駄作なんてなかったから自信持て
782名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 21:47:59 ID:BONLWqul
>>780じゃないが、そう言ってもらえると嬉しいな。

さて……久々に言うか。
女帝マダー?
783名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 22:03:54 ID:IR/esQH2
ほしゅ
続きマダー?
784名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 16:38:21 ID:5+gB0tDw
女帝サマ 書くの嫌になってしまってたりして…
785名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 15:04:35 ID:1K40B4Ti
女帝たま…まだお越しになってくださららないのでつか…
786名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 15:34:50 ID:vxs7KOnN
女帝さぁぁぁん!
顔だけでもいいから出してくれェェ!
787名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 15:47:47 ID:lcbCMKdE
>>786
文字は打てても顔は出せねぇw
788名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 18:02:12 ID:7u4zaid8
いいよ もうあらすじも思い出せん
789名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 12:43:30 ID:cVKo0DBN
789get
790名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 09:22:34 ID:gy71a4V0
どうでもいいがアニメ版のOPは捕らえ方によってはフロエトに見える
791名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 09:57:23 ID:ID+CO4Ne
「余は…」
荒涼たる世界。日の光まで赤く染まっていた。灼け付くような色だ。
一人、直立していた。
「もう余は!この世界の住人ではない!」
叫び声を上げた。ひとりぼっちなのに。ひとりぼっちになったのに。
「この世界の住人では無くなったのじゃ!」
地に転がる命の残骸を見ると気が狂いそうだ。
しかし、過去の事の筈。

「…!」
血だまりが目に入った。写し出されたのは「かつて」の自分ではなく…
「何故余が…」
ロザリンドとして、この世界に居た。
気が遠くなるのを感じ、頭を抱え、近くの石の上に座り込んだ。
「余はもう違う…余はもう違う…」
ただただ、そう呟いている。意識が徐々に遠退いていった。

息苦しさを感じ、目を開けた。顔が何かに押し付けられて、苦しい。
「むぎゅ…」
頭の後ろに回された手が、更に押し込んで来た。呼吸が辛くなる程の苦しさを覚えて、無理やりそこから離す。
「ぷはっ…」
「ん?」
「苦しいではないか!」
「…ああ。すまない」
ベッドの中は温かかった。自分の体温で温もったわけではない。
触れ合っている肌。それが温かかった。
「余を安眠させぬ気か?!」
「わかったわかった…」
何故かアデルは微笑んでいた。安心した様に。
ふと、自分
792名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 20:34:19 ID:zVyh84Bz
なんで切れてるの…?
793名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 23:22:32 ID:qMmjHYtF
切れてないですよ
794名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 23:30:54 ID:Ljn0Ygfw
つまり、次回を待て!ってことか…
795名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 01:48:16 ID:bvjTVQGu
>>791
ふと、自分の頬に流れている水に気付いた。
(こやつ…また気を利かせおって…どうせ慰めておったのじゃろう…?)
この男の考える事などすぐにわかる。例えそれが、嬉しい心遣いでも。
心の落ち着きを取り戻して、ロザリンドは更にアデルに密着した。胸で圧迫する程強く抱き付く。
柔らかな膨らみは、その固い体に押し付けられた。
「おい…」
「む?」
「俺は抱き枕かよ…」
アデルがうんざりした様に言う。しっかりとその腕はロザリンドの背中に優しく回されているのだが。
「ふん…しょうがない奴じゃ…」
仕方が無いと言う口調の割には、アデルから離れようとはしなかった。

(少しは褒美でもくれてやるか…)
たまには…と、妖しげな笑みを浮かべ、アデルの方を見上げる。
「…余を好きにしてもよいぞ…」
腕を外し、胸を持ち上げて谷間を見せた。こういう笑みは小悪魔に近い。
「…いいのか?」
「…よい」
「…」
素早くアデルは頭を下げて、ロザリンドの唇を奪った。
「むぅ…」
舌を使い、ロザリンドを楽しませようとそれを絡めていった。
「ぷはっ…」
息苦しくなったロザリンドが、唇を離した。アデルは微笑みを保っていた。
まるで「どうだ」と言わんばかりに。
「…卑怯者」
「俺は卑怯が大嫌いだからな…正々堂々…好きにする…」
「…ふん。したいならばいつでもそう言えばよい……相手してやらん事も…ないぞ…」


切れてたの今気付いたorz
796名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 07:07:32 ID:a932FNYb
寸止め系かと思ったら続きキテター……また寸止めかYo!
797名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 17:36:18 ID:Hye3w7Dj
ほしゅ
798名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 21:41:30 ID:OF6o/Q5E
書こうと思うんだけど
ホルルト村にいるキャラってどんなのいたっけ?
教えてエロイ人
799名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 06:31:29 ID:qBo5qTlq
誘い受け乙。
そんな事も調べない奴が、いったい何を書くというのか。

にしても、途中で投げ出す書き手、多過ぎ。
読み手を期待させて放置すんな。
800名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 10:09:15 ID:oha/WkVl
800get
801名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 14:12:46 ID:fj1I4ZGG
そろそろ消えそうなのでage
802名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 14:28:02 ID:NDXWER46
女帝!女帝!
女帝!女帝!
待つぜ!ひたすら!
803名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 21:54:38 ID:BilM7euI
真ゼノンってロザリーの夢にでてきた
二刀持ちの後姿の御方でおk?
804名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 02:09:40 ID:0xtlfcBB
そういや、魔王ゼノンって転生前は女性だったのだろうか。それとも男だったのだろうか
805名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 22:49:08 ID:nvzkZUQ1
言葉使いから察するに女性かと
806名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 19:10:11 ID:L9NTy2dF
ちょっと間を埋める意味でも一発ねた

アデル「これで10combo目だ…俺の攻撃を当ててみな」

ゼノン「ひ・・・ひとおもいに通常攻撃で・・・やってくれ」

(NO!NO!NO!NO!NO!)

ゼノン「じゃ、じゃぁ…紅蓮疾風拳ですか〜?」

(NO!NO!NO!NO!NO!)

ゼノン「も、もしかして・・・おらおら(烈火武神撃)ですか〜!?」

(YES!YES!YES!YES!YES!)

アデル「――おらおらおらおら、おらおらぁぁっ!!」

Total Damage 100万over !!
807名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 22:05:53 ID:o8Mc8n3b
あげってゆーかほしゅってゆーか…おまいらGJ!!
808名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 17:48:12 ID:UilrKyuo
満天の星空。
そんな安っぽい言葉が最高に似合う夜のことである。
「……ん?」
なかなか寝付けなかったアデルが気晴らしに外に出てみると、何やら妙な空気が漂っていた。
戦闘時のピリピリとした空気とは少し違う、しかし張り詰めた雰囲気。
これは一体なんなのか?
疑問に思ったアデルは神経を研ぎ澄ます。
すると、彼の鋭敏な聴覚が一つの息遣いを捉えた。
『はあ……はあっ……』
荒い呼吸。
それは右手の草むらのほうから聞こえてくる。
「……誰かいるのか?」
『!』
声を掛けると、明らかに慌てたような気配が返ってきた。
それに草の擦れる音、枝の折れる音が続き、最後に「ふみゅっ」とおかしな奇声が上がる。
気配を探った感じだと、どうやら転倒したらしい。
「だ、大丈夫か?」
誰かは知らないがとりあえず心配するアデル。
月明かりを頼りに、気配のする方へ近づいていく。
「ん?」
そこに、あられもない姿で倒れこんでいたのは――。

ネタないしエロ書けないし、誰か続き書いてくだしい。
809名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 17:50:07 ID:FYlS2qsf
タローだった
810名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 18:31:56 ID:RfvzP/XY
その横には全裸のママがいた。
戦闘中の牛乳はママの母乳だったのである
811名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 18:51:48 ID:UilrKyuo
「タロー?」
「こ、こんばんはー兄ちゃん」
あまりにも意外な登場人物に、アデルも一瞬呆気にとられる。が、すぐに復活した。
「お前、こんな時間に何をやってるんだ? しかも裸で……」
うつ伏せに倒れているタローはお尻が丸出しである。
前の方が悲惨なことになっていなければいいが、とアデルは思った。
「じ、実はー……」
微妙にもじもじとしつつ、タローは上半身を起こした。
そしてこう言った。
「お、お乳を搾ってたんだー」
「はあ?」
再び呆気にとられたアデルが間抜けな声を漏らす。
「乳って、お前は男で――」
言い掛けて口を噤む。
そういえばタローは牛型の悪魔だった。
一瞬それで納得しそうになったが、まだ説明されていない部分がある。
「……だとしても、下半身まで脱いでるのはおかしくないか?」
乳搾りなら上だけ脱げば事足りるであろう。
「それにはあたしが答えるわっ!」
「――!?」
突然横から響いた声に、アデルは咄嗟に拳を構える。
しかし視線を投げた先に立っていたのは、アデルもよく見知った人物だった。
「って、ママかよ……って全裸かよ!?」
慌てて目を逸らすアデル。
一方のママは気にした様子も無く、そのまま言葉を続けた。
「タローちゃんが下半身まで脱いでいるのはね――」

ネタないしエロ書けないし、誰か続き書いてくだしい。
812名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 01:04:54 ID:sYcQULc0
おまえら、投げっぱなしすんなよ……
リレー小説にしても、ルールってもんがさ…

「タローちゃんが下半身まで脱いでいるのはね――」
「いや、二度も言う必要はねぇだろ」
ノリの悪い子ね、と頬を膨らますママ。
「母乳の勢いが強すぎて、周りが乳浸しになっちゃうからなの。服なんか、着てたら乳まみれよ」
「はぁ!?」
アデルは目を逸らしながらも、ママの胸を見る。
「い、勢いったってよ……わざわざ、外で裸になって……」
「うーん、じゃあ百聞は一見にしかずって言うし。タローちゃん、もう一回しましょ」
「はぁーい」
ママが地べたに座り込み、膝に乗ったタローが、その胸を揉みしだく。
彼の手つきは愛撫のそれで、アデルを激しく動揺させた。
見てられなくて目を伏せると、足元に大量の水溜まりができていることに気付く。
「? ……まさか、これ」
アデルが振り返った瞬間だった。怒濤の勢いで、乳が放たれたのは。
うねる濁流が、アデルを地面に叩きつける。
次いで彼を飲み込むと、しぶきをあげながら、押し流していった……。


大してエロくもないけど、これがせいいっぱいだよ。許してくだせぇ。
813名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 23:54:33 ID:WeF60AEx
濁流乳汁…ごめんなさい、好きです
814名無し@ピンキー:2006/11/20(月) 22:53:54 ID:qbhQQMnL
ここはヴェルダイム・ホルルト村の長い事使われてない倉庫の中。
中を照らすのは小さな窓から入る太陽の光だけ。
そしてその薄暗い密室にいるのは4人の男の戦士と女の僧侶が1人。
彼女の名前はユリア、戦士・男のカイに呼ばれて倉庫の中へ入ってきたのだが、
扉には鍵を閉められて、中には4人の戦士の男達。
戦闘では頼りになる一軍の戦士達、逆にユリアは戦力不足ゆえに戦闘に出す事もなくなった影の薄い戦力。
性に飢えている男達は、パーティーで一番スタイルのいいユリアを倉庫に呼び、
彼女にはどこにも逃げ場はなく飢えた狼の餌に等しい。
815名無し@ピンキー:2006/11/20(月) 22:55:21 ID:qbhQQMnL
嫌がりながらも必死に抵抗するが、
レベルの差、力の差、男と女の差に負けてあっという間に捕まる。
男達はユリアを部屋の柱に両手を後ろ手できつく縛る。
「いやぁ。ほ、解いて!お願い!」
「安心しろよ。すぐにこれを入れてほしい身体にしてやるよ」
男達の1人、カイはいきなりズボンを下ろし肉棒を取り出す。
その肉棒は興奮ですっかり硬くなっており、痛々しいほどに勃起している。
「やだ・・・何!?何をするの?!」
初めて見る男の性器にユリアはすっかり困惑する。
「分かんねーのかよ…こうするんだよ!」
カイは彼女のパンツを力任せに千切り、彼女の大事な穴にペニスを宛がう。
「や、やだ・・・そんなの・・・」
「大丈夫、いっぱいイかせてやるさ!」
腰にゆっくりと力を入れていき
「おらぁ!」
「ぐうぅ!!」
前戯も何もなしにおマンコへいきなり突き入れる。
「こ、これが女の中か・・・ぬるぬるしてて、すげえ気持ちいいぜ・・・」
「い、痛い・・・奥に・・・ゴリゴリって・・・入ってくる・・・」
オナニーもした事のない純粋な身体が男のモノで汚されていく。
「ほら、早くしろよ!」
後ろで待ってる男達が文句を言う。
普段から溜めていた欲望が爆発しているため、全員が彼女を犯す事しか考えていない。
「バカか!今入れたばっかりなんだからもう少し待てよ!」
2人の交わる光景を見てて、他の男達も待ちきれなくなっている。
「う、う、くう!す、すっげぇきつい・・・」
「やぁ、あ、あひぃ!ひぐぅ!うふう!」
中の締め付けを何度も味わうようにカイは何度も肉棒を抜き差しする。
彼女はその快感に何度も身体を痙攣させる。
一突きされる度に全身がピクンと反応し、結合部からは血が流れ落ちる。
処女を失った痛みを感じるが、奥を突かれる快感も同時に混ざり、
彼女の頭は痛みと快楽で困惑する。
「ダメ、抜いてください・・・い、痛い・・・」
「そうは言っても、中はギュウギュウ締め付けてくるぞ!」
口で否定しても、身体はもっと突いてと正直に反応している。
「お前の中がこんなに締め付けてくるんだ・・・俺ももっとしてやらないとな!
カイはピストン運動をさらに早める。
肉棒がまるでドリルのように膣内を攻めてくる。
それに伴っておマ○コの肉壁との摩擦もより気持ちよくなっていく。
「や、やべぇ。こいつの中・・・気持ちよすぎる・・・」
性欲に飢えても経験がないカイには大きすぎる快感。
カイの方が一方的に攻め続けるが、彼の方が早くも絶頂を迎えそうになる。
「いいよ、さっさと中に出して変われよ!」
「いや!な、中に出しちゃ嫌!お願い!やめて!」
「まだ、あと少しは・・・うう、でもダメだ・・・もう中に・・・うう!」
ユリアの言葉を無視してカイは強引に膣内に精液を注ぎ込む。
中で肉棒がビクビクと震え、溜まった精液を思いっきり解き放つ。
「うう、うう・・・くああ!はあ、はあ!」
中にありったけの精液を出し終えてカイはペニスを引き抜く。
816名無し@ピンキー:2006/11/20(月) 22:56:18 ID:qbhQQMnL
「よし、次は俺だ!」
カイを下がらせて、ウェイが続いて彼女の膣内に肉棒を入れる。
「うおお、本当だ。こいつの中・・・すごい締まる!」
ウェイもカイのように彼女の膣内に強烈なピストンを何度も送り込む。
「お願いします・・・もう、やめてください・・・」
彼女の必死の懇願は彼等の耳には届く事などない。
「しかしうるせえな。念のため黙らせておくか」
カイは仲間からガムテープを受け取り、彼女の口をテープで塞ぐ。
「んむうう!むうう!」
「へへ、まだ騒いでるがだいぶマシだな。さて…お楽しみの続きといくか!」
彼女の膣内への強烈なピストンを再開する。
「うう!んん!うむう!むうう!」
どんなに嫌がっても腰を叩きつけられるようなピストンは止まなかった。

膣内を好きなだけ犯されて、最後にはカイと同じく中に出された。
それでも休む間もなく3人目のライアスが肉棒を挿入してくる。
「んん!」
彼女は必死に肉棒を追い返そうと下腹部に力を込める。
しかし、その圧力が逆に男達を喜ばせる材料となる。
肉壁のリズミカルな圧力が、ペニスにたまらない刺激を与える。
「何だよ・・・急に締め付けやがって・・・マ○コで、しごいてくれるのか?」
その締め付けに応えるように彼も強烈な一突きをお見舞いする。
ぐちゅりといやらしい音を立てて肉棒が奥まで入っていく。
『うう、お・・・奥に、子宮に・・・届いてる・・・』
ライアスは彼女の膣内の奥、子宮口をペニスでノックするようにゴリゴリと突き入れる。
彼女の身体はオナホールに等しかった。
肉製のリアルなオナニー道具、それ以外の価値などない。
男達は1人ずつ彼女のおマ○コにペニスを突き入れていく。
その中には手でする時とは比べ物にならない快感がたっぷりと詰まっている。
「さ、最高だ・・・女の中で、チ○ポしごけるなんて・・・」
一突き、さらに一突き、それを繰り返される度に彼女の雌としての本能が目覚めていく。
『う、嘘・・・お、おち○ちん・・・とっても、気持ちいい・・・』
最初は処女らしくきつく締めていただけの彼女の膣内も、
今では男の肉棒を食いついては離そうとしない下品な物へ変わっている。
817名無し@ピンキー:2006/11/20(月) 22:56:57 ID:qbhQQMnL
ライアスの次は残りのレニオスが中に挿入する番である。
が、1人ずつやっていると時間もかかるのでここから2人同時に攻める事になる。
ウェイは縄を切り、レニオスと共に彼女の服を脱がせる。
縄を切った時は彼女は一時的に解放されていたが、連続の快感に立っている事もやっとな状態であった。
まるで着替えも出来ない子供のようにユリアは彼らに服を脱がされ、生まれたままの姿にさせられる。
抵抗する事も逃げる事も出来ないまま彼等は彼女の身体を抱え上げる。
「こ、これが・・・女の、おマ○コ・・・」
初めてと言う事もあり彼はじっくりと見つめ、前の大事な穴にゆっくりと肉棒を宛がう。
「んん…ふぐう!」
『や、やだ…やめて、お願い…』
ユリアは必死に拒み続けるが、今更やめるはずなどない。
「安心しろよ。こっちにも入れてやるから」
もう1人はペニスを後ろのお尻の穴に宛がう。
「ふぐうう!うむう!」
前も後ろも準備は整う…そして…
「そら、よ!」
男の合図で両側の穴に肉棒が入っていく。
「うむうう!ふうう!」
めり、めりめりと痛々しい音を立てて2つのペニスが同時に前後の穴へ侵入する。
前の穴は4度目の挿入にも関わらず処女同様の締まりを保っている。
後ろの穴はそれ以上の締め付けを持つ狭い空間だった。
「お、おマ○コの中・・・ぬるぬるしてて、気持ちいい・・・」
「尻の穴もすげー・・・初めてのくせに、めちゃくちゃ締めつけてくる・・・」
2人は力任せに奥へと肉棒を入れ込む。
『ああ、お、おマンコと・・・お尻に・・・おち○ちんが・・・ああ!』
あっという間に両側の穴に肉棒が根元まで入る。
膣内、お尻の肉壁が肉棒を根元までギュギュッと締めつける。
「も、もう待ちきれねえ・・・俺は動くぞ・・・」
レニオスはさらに股間の感触を味わうために腰を動かし始める。
彼女の膣内で肉棒が勢いよくピストンを始める。
『う、動いちゃ・・・ダメ・・・』
前の穴は後ろにも入れられているため、今まで以上の締まりを誇っている。
その締まりに加えて肉壁との摩擦が絶大な快感を生み出す。そして…
「だったら、俺も動いて・・・やるよ!」
彼女の後ろからウェイも遅れてピストン運動を始める。
「うう!うむ!ふう!ふぐう!」
前後から不規則に突かれる度に彼女は塞がれた口で喘ぎ続ける。
818名無し@ピンキー:2006/11/20(月) 22:58:39 ID:qbhQQMnL
テープで塞がれた口で何度も喚き、涙も大量に溢れさせたが、何も変わらなかった。
「次は俺、俺だぞ!」
おマ○コ、お尻の中に出されてはすぐに変わってまたペニスを入れられる。
「ケツ穴もすげー…めっちゃ気持ちいい」
処女だった両方の穴も今では男のモノをおいしそうに銜えて込んでいて、
頭も絶え間なく続く快楽でどうにかなってしまいそうだ。
意識も途切れそうで、正気に戻った時はいつの間にか自分は床に転がっていた。
彼等は中に入れるのをとっくにを止めていた。
「今日はこの辺りでいいだろ」
「そうだな。また明日いっぱいしてあげるよ、ユリアちゃん」
全員が着替え終わると、彼等はユリアを立たせる。
「んん…うむう!」
かすかに漏らした声はとても小さく、全身に力が全く入らない。
彼女の身体は裸のまま、再び柱に縛り付けられる。
「ほら、次に来るまでさみしくないようにこれを入れてやるよ」
カイはどこに用意していたのか、2本のバイブを彼女の前と後ろの穴に差し込む。
「俺達が魔界の通販で買ったんだ。ありがたく思えよ」
奥深くまで入れて、バイブを起動させる。
さらにガムテープで何重にも貼り付けて、バイブをしっかりと固定する。
「むうう!うう!んふうう!!」
「さみしくてオナニーしなくてもそいつらが勝手にイカせてくれるぜ」
「へへ、俺達ってやさしー」
前後の穴の中でバイブが振動し、彼女は悶え続ける。
「ついでだし…その口にも少し貼っておくか」
ライアスは彼女の口にもテープを2枚程貼り付ける。
「せっかく気持ちよくなってるんだ。声が漏れて誰かに邪魔されたくないだろ?」
「まあ、村からかなり離れてるし…鍵は俺達しか持ってないから誰も来ないけどな」
彼等はユリアをそのままにして倉庫から出て行く。
勿論、扉にはしっかりと鍵をかけていった。

「んん…むう…ふぐ、ふう…」
出て行く途中にも何か言っていたが、彼女には届いていなかった。
早くも絶頂を迎えて、周りを気にする余裕などなかったからだ。
それからも機械であるバイブは彼女が何度絶頂を迎えようと止まる事はなく、
当然バイブを止めようとする者もいないので、それらはこれからも彼女に快感を与え続ける。
おマ○コからはまるでお漏らししたように愛液が垂れ流れ、
身体は電気を浴びているように痙攣していた。
絶頂を迎える度に、ピクピクと…何度も何度も…。

単に僧侶の輪姦ネタが書けたから…それだけです。
819名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 14:43:14 ID:VNSffFmF
>>818
ジ乙シンボル

ところで何気に斧雪は人気無さそうなのは気のせいだよな!
820名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 18:31:49 ID:50mwYpBL
>>818スカラー乙

斧雪は出番が多ければ違ったと思うよ
兄でなくて姉なら更に違っただろうね
でも俺は普通に好きだぜ!
821名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 03:27:15 ID:gd7aB4f0
あげ
822名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 00:27:43 ID:gPYzr+/G
おっπ帝国バンザーイな話マダー?
823名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 21:14:43 ID:dKxvgyVL
ホシュアゲ
824名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 22:57:55 ID:iKVOxn6s
じゃいじゃい
825名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 02:17:20 ID:8SRfQ0Gv
擬音師匠
826名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 13:14:29 ID:otzFS6/1
うわー過疎ってるー。ここで空気を読まずにどきどきシャッターチャンスのエロを希望と書いてみる
827名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 16:02:17 ID:Thp2wyLx
ぽこん!
828名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 21:40:29 ID:Rf5HKOo6
ぱこん!
829名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 00:57:00 ID:s6w0yMid
ぺこん!
830名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 09:39:31 ID:DmCA6cAz
女帝さんはどうしたんだろう。
ずーっと待ってるのに。
831名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 07:18:47 ID:n/1Wh4MN
女帝さんも忙しいんだろ。
俺も待ってるけどさ、仕事ばかりはみんなどうしようもないよ。
832名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 11:13:01 ID:rtaoX9bI
純愛…書いてはダメか?あんまり長いのは書けないんだが、書いてみたい。
候補は
1.アシュマロ
2.アデロザ
駄目か?
833名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 11:21:02 ID:R3kSgra4
2がいいな
834名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 11:23:39 ID:n/1Wh4MN
個人的に純愛はありがたい。
835名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 14:36:21 ID:l2PXpqmh
両方
836名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 15:25:39 ID:nJX3FUn4
望みが叶うなら2を
837名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 15:30:40 ID:jvvU05xB
おっぱいでけーよ!
2を大希望
838名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 17:30:18 ID:rtaoX9bI
「む…」
「…」
なんなのじゃこの男は?余が直々に出向いてやっと言うのに。
外は良い月じゃ、灯りはいらんな。…余まで緊張してしまうではないか…

もうあれ(ニセゼノン討伐)から一週間は経ったか?なんだかんだであの時の事を、しっかりと話せなかったのう。
この男の余に対する気持ちがわからぬ。余を助ける為、とは言っていたが…あれはないであろう…。
そ、その…キスなどと言う…だからわざわざ、皆が寝静まった頃を見計らいこの男の部屋に確かめに来たのじゃが…

「アデル、答えよ」と言った後、俯いたまま顔を上げぬ。余は沈黙が嫌いなのじゃが…余も何故か話せぬ。
赤い髪、鋭い碧眼、鍛えられた体。熱血バカをのぞけばこの男は良い男であるし…余も嫌いでは無い。むしろ…
「なあ?アデルよ?」
「…なんだよ」
「おぬしは誰とでもするのか?」
「何をだ?」
「その…キスじゃ」
「違う!」
取り乱して、勢い良く立ち上がる。…余はそれほど気に障る事を言ったのか?
「いいか!キスってのは最愛の人だけにするもんだ!」
両肩を掴まれ、いつもの、熱血バカの瞳が余を覗く。
…む?アデルが言っている事は…
「両親とか、兄弟にする場合もあるだろうが、最初ってのは…」
アデル?おぬし余が最初と言っていたような…
「家族愛とは違う好きで…って」
「ア、アデル?」
「なんだよ!」
「おぬし、余がその…ふぁーすときすの相手では無かったのか?」
「そうだ!」
「おぬし、自分の言ってること…」
「あ…」
こ、このマグナム阿呆め!勢いにのせてなんてことを!余に…余に…
「アデル、そんな言葉では余は納得出来ん!」
「何がだよ!」
「はっきり申せ…余に…どんな気持ちを抱いているか…」
余も…精一杯答えてやろう。
やっと落ち着いて、咳払い一つ。

「好きだ。ロザリンド」
「余もじゃ」
「…」
「…終わりか?」
「…ああ」
むぅ…突っ込みたくなるではないか。
そんな空気では無くなってきていると言うのに。
「アデルよ」
「…なんだ?」
「他になにか無いのか?」
「他に…なにを?」
「もっとする事があるじゃろう?」
「もっとする事…ってアレか?!」
「そうじゃ」
「まだ…早いような…」
「何を言う。余はいつでも良いぞ?」
「そうか…じゃあ」

こやつ、何を勘違いした。


書いててじぶんでノリがわからなくなって来た…わざわざ聞いてすまない(rz
839名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 23:53:20 ID:tn9gEFQ/
>838
ちょwGJ!
ロザリンかわゆすアデルアホスw
続き!続き!
840名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 21:15:35 ID:VUCcENQ7
当たれー!
841名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 18:24:30 ID:k7kKMqcm
「兄者」
「何だ」
「里の復興のため…拙者を抱いて下され!」
「雪丸…どこでそんな事を覚えた?」
「アデル殿に…教わったでゴザル」
「…あいつとやったのか?」
「してないでゴザル!…兄者でないと…駄目なのでゴザル!」
「雪丸…!」
「兄者…!」

クリアしてから半年位放置してたからよく覚えてない
でもやるならこんなノリなんだろうな
842名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 02:48:31 ID:tQG/N9U9
アデルと酔った雪丸で書いてみた
…多分どこか変だけど
843アデル×酔雪丸:2006/12/31(日) 02:49:13 ID:tQG/N9U9
「用って何だろ…?」
今日、俺は雪丸の部屋に呼ばれた。
確か…大切な話がどうとか…。
大事な事ならすぐに言ってもらいたいが、雪丸があまりに真剣な眼差しで頼んで来たので、とりあえず従う事にした。

自分の部屋を出て雪丸の部屋に行く途中、声を掛けられる。
「アデルよ、何処に行く?」
このタイミングでこいつと鉢合わせるとは…
「…雪丸の部屋だ。俺に来いって言ってるから」
「用?何の用じゃ?」
「知らん。大事な話があるらしい」
「…怪しいのぅ」
「…あのなぁ」
「まぁ良い、さっさと帰ってくるのじゃぞ。
お前の部屋で待っているからな」
…今夜も寝れないのか。


――一方、雪丸の部屋

「むぅ…アデル殿、遅いでゴザル」
どうにも落ち着かず、狭い部屋をとりあえずウロウロとする。
「今日こそ、アデル殿に本当の気持を…」
アデルにはロザリーがいる。
しかし、どうしてもアデルを諦める事が出来ない。
だから、せめて己の気持ちだけでも伝えたい、といった所だろうか。
「それで駄目ならば…潔く諦めるでゴザルか…。…それにしても遅いでゴザルな…」
ふと、透明な瓶が目に止まる。
「とりあえず、水でも飲んで落ち着くでゴザルか…」
844アデル×酔雪丸:2006/12/31(日) 02:51:08 ID:tQG/N9U9
――再び、アデル。

暗い廊下を進み、雪丸の部屋に着く。
やっと着いた…。やけに長く感じたな。
「おーい、雪丸。入るぞ?」
ドアをノックしながらそう言ってはみるものの、返事がない。
どうやらカギはかかってないらしいので、入ってみることにした。
すると、おもいっきりでかい声が部屋に響く。
「アデルどのぉー!遅いでゴザルよ!」
真っ赤な顔をした雪丸が、物凄い笑顔で飛び出してくる。
何だこいつは。めちゃくちゃ酒臭い。
「…お前、酔ってるだろ」
「何いってるでゴザルかー!水飲んでるだけでゴザルよー!…ひっく」
…水と間違えたのか。コイツ酒飲むと記憶がすっぽり抜け落ちるんだよなぁ…。しかも、大抵何かやらかすし。
「で、話って何だ?」
とりあえず聞いてみる。多分、今日聞くのは無理だろうな。
「話でゴザルかぁー?拙者は…アデルどのと結婚したいでゴザルよー…えへへへ」
どうやら、かなり重症らしい。
とりあえず、変なことする前に寝てもらうか。
「明日また聞いてやるから、今日はもう寝ろ」
そう言って、俺は雪丸を抱きかかえてベッドに横たわらせる。…思ったより軽いので、難なく運べた。
「じゃ、おやすみ」
「いっちゃダメでゴザルよー…今日は一緒に寝るでゴザルよー…」
雪丸の声だ。…頼むから帰してくれ。あいつに殺されるから。
「しょうがない、ちょっとだけだぞ」
どうせすぐ寝ると思い、俺は雪丸のベッドに座る。
…それが間違いだった。
845アデル×酔雪丸:2006/12/31(日) 02:52:30 ID:tQG/N9U9
突然、雪丸が俺に抱きつき、顔を胸にうずめてきた。
「えへへ…捕まえたでゴザル…」
長くつるつるとした黒い髪が、顎に当たる。
中々に良い感触だ。
…って、そんな事を考えてる場合じゃない。
「こら雪丸、離れろよ!」
「アデルどの、顔真っ赤でゴザルよー?」
酔っ払いには言われたくない。
とりあえず、脇に両手を抱えて引き剥がす。
「もー…アデルどのったら、胸触ったでゴザルなぁー?」
「ばっ、馬鹿野郎!そんなことしてないだろ!」
「ふふふ…かわいーでゴザルなぁ…」
そう言うと雪丸は、突然俺のズボンとパンツを引っ張った。
あまりの早業に、なすすべもなく俺の股間がお披露目される。
「うわっ、な、何すんだよ!」
「やられたら、やり返すでゴザル!」
そう言うと、雪丸は俺のブツを小さな手でしごき始める。
「おっ…こら…雪丸!やめろって!うぉっ…!」
「やめろって言う割には、息が荒いでゴザルよー?」
否定出来ないのが痛い。
俺のそれは、どんどん血が滾り、固さを増していく。
それにしても、慣れた手つきだ。
…まさか、尋問拷問の類で兄貴が教え込んだんじゃあるまいな。
「おっ……おい……雪丸……手を…止めろっ!」
「えへへ…じゃあ、次は口でしてほしいでゴザルかぁー?」
「んなっ!」
手だけでこれだ。口でされたら、それこそ即出てしまいそうな気がする…。
846アデル×酔雪丸:2006/12/31(日) 02:53:34 ID:tQG/N9U9
俺の抵抗も虚しく、雪丸の舌がちろちろとそれを舐める。
「う…」
先程とは違った、柔らかい感覚。
先端を、裏側を、丁寧に舐めていく。
そして、全体を銜えてゆっくりと顔を上下させる。
「んふ……んん…」
これはもう限界だ…。
顔はマズイと思い、とっさに雪丸を突き飛ばす。
その瞬間、白濁液が勢い良く飛び散る。
「わー…アデルどのの、すごい出てるでゴザルよっ!」
突き飛ばされた雪丸が、横になったままの体制でそれをまじまじと見つめている。
…完全に負けた気分だ。
しかし、俺のそれは衰えることを知らない。
天に向かって直立したままだ。
「ふふ…最後までしたいでゴザルかぁー?」
雪丸はそう言うと、己の衣服を手際良く脱いでいく。
すぐに、雪丸の裸体が外気に晒された。
年の割に、小さめな乳房。
毛が全く生えていない泌裂。
恥じらいもなく、全てをこちらに見せ付けている。
そうだ、確かこいつは…酒を飲むと記憶が飛ぶんだった。
いや、ロザリー以外の女を抱くなんて、俺の流儀に反するし、…何より命がいくつあっても足りない。
そんな考えが、俺の脳内を駆け巡る。
しかし今ここにいる雪丸は、男の欲望を掴んで離さない。
…俺の負けか。
847アデル×酔雪丸:2006/12/31(日) 02:54:37 ID:tQG/N9U9
「雪丸……!」
そう叫び、雪丸を押し倒して唇を奪う。
突然の出来事に雪丸は少し驚いた表情をしたが、すぐに俺の舌に絡んで来る。
とても、とても深い口づけ。
小さな部屋に、淫らな水音が響きわたる。

唇をそっと離すと、俺と雪丸の間に銀色の糸が引いて、消えていく。
先程とは違い、雪丸の瞳はとろんとしており、何とも言えない妖しさを放っているようだ。
そっと乳房に手を添えると、弾けるように柔らかい感触が伝わってくる。
それと同時に「んっ……」
という、熱を帯びた雪丸の甘い声。
俺は、その小さな膨らみをゆっくりと揉み始める。
「あっ……ん…………ふぁ……」
酔っていたのが嘘のように、やけに大人っぽく見える。
口に含み、突起を舌でころころと転がすと、雪丸の声はさらに大きく、さらに淫らになる。
「あっ……ああっ……んっ!」
口の中に、雪丸の胸がすっぽりと収まる。
何度も何度も、いやらしく全体を舐め回す。
その度に雪丸は快感に溺れ、体全体を震わせる。
そして俺は、雪丸の足に手を運んでいき、泌所を優しく撫でると、雪丸の体がびくんと跳ね、
「ひゃああっ!」と、一層甲高い声を上げる。
既にそこは濡れており、透明な蜜を溢している。
その部分に指を入れ、俺は奥へと進んでみる。
…ちょっと狭いな。
「雪丸……感じてるのか?」
「えっ…あぁっ!…あで…るどの……いいで…ゴザルっ……きもち……いい…!」
俺の問いかけに、素直に答える雪丸。
それがまた、俺の欲望を掻き立てる。
これは…もう我慢出来ない。
848アデル×酔雪丸:2006/12/31(日) 02:55:39 ID:tQG/N9U9
「雪丸…もう入れていいか?」
指を抜きながら、俺は雪丸を求める。
「ぁっ……きてっ……」
俺のそれは、さらに固くなり、熱を持っている。
そしてそれを手で支え、先端を雪丸の裂け目にあてがい、入っていく。
ゆっくりと、優しく。
雪丸を傷つけないように。
「あぁぁっ…やぁ…あぁ!あでる…どののが…なかに…!」
だか雪丸の中は、抵抗もなく俺を受け入れる。
…どうやら、初めてではないらしい。
「お前…初めてじゃないのか?」
「あ…あにじゃ……にっ……あぁっ!んぁっ!」
…今度会ったら絞めとくか。
しかし、今はそんなことどうだっていい。
くちゅ…くちゅ…と、何とも淫らな音を立てて、俺は挿入を繰り返す。
ただ、快感を得るためだけに。
俺が動く度に、雪丸の息遣いがさらに激しさを増す。
「はぁっ…あっあっ……あんっ!きも…ち…いいっ…もっと…あぁ!」
雪丸は涙と涎を垂れ流しながら喘ぎ、俺のそれを締め付けて離さない。
「雪丸…雪丸っ!も…もう…」
「あぁん!…あぁ…なかに……いいで……はぁっ……ござる……ふぁああっ!」
その言葉を聞いた俺は、最後の時を向かえる為に、がむしゃらに腰を振る。
「っ…ああっ…はぁっ…ああぁ!あでる…どの…い…いくぅ……あぁ…ああああああぁぁっ!!」
一気に射精感が高まり、雪丸に俺のそれを深く突き刺す。
そして、俺は全てを雪丸の奥底に放った。
収まりきらなかった白濁液は中から溢れだし、シーツを汚していく。
「はぁっ…はぁっ……はぁっ……ゆ…雪丸……」
雪丸の方を見ると、既に意識を失ってしまっていた。
きっと、酔いと疲労のせいだろう。
そして俺は後処理をした後、静かに部屋を出た。
849アデル×酔雪丸:2006/12/31(日) 02:57:18 ID:tQG/N9U9
「…はぁ。それにしても雪丸があんなに凄いとは…」
「……凄いとは何がじゃ?」
…聞き慣れた声。これ…もしかして…?
俺が恐る恐る右を向くと…
「う…うわああああぁぁぁーーー!」
「黙れ。うるさいぞ」
「なっ…ロ…ロザリンドさん………なんで…ここに?」
「何で…じゃと?よくもまぁ、そんな事を言えるもんじゃ……のぅ…アデル?」
ロザリーの嫌味たっぷりな声。
…あぁ、これは…俺の人生終わったな……。
そして俺は、ロザリーの気が済むまで…朝まで付き合わされたのであった。

―完―


おまけ
「…そういえば、何か大事な事を忘れているような…まあ、気にしないが一番でゴザルか!」
850名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 02:59:24 ID:tQG/N9U9
終わりです
まあ、日本語でおkな所は多目に見てくれ
851名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 03:01:37 ID:xrTauWC7
いい出来だと思うぞGJ
852名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 04:10:30 ID:skOKtkjN
おまいはよく頑張った。
乙!GJ!
853名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 21:56:51 ID:tQG/N9U9
>>843-849の続きでアデロザ書いちまった
朝までって下りのとこね
854アデル×ロザリー 1/9:2006/12/31(日) 21:58:10 ID:tQG/N9U9
「……して、何故雪丸と?」
ロザリーの怒った声。
…恐ろしい。答えたくねえ。
「………」
「答えろ、アデル」
「……すんませんでした」
「謝って済むものか!」
確かに、そうだ。
俺はこいつを愛しているのに、あんなことを…。
でも「男だから」とか「雪丸がエロいから」なんて言えるハズない。
…言えば殺される。
「アデルは……余の事が嫌いか?」
先程とは違い、声が震えている。
ヤバイ、もしかして泣きそう?
「違う!俺はただ…」
「ただ…何じゃ?」
再び、怒った声に戻る。
どうやら、墓穴を掘ったらしい。
いやこれは、図られたというのか。
考えろ、俺。何か良い言葉を…。
駄目だ。こんな状況で言い訳が出るのは、きっと浮気力+50%のジオシンボルが存在する時だけだろう。
とにかく、謝るしかない。
855アデル×ロザリー 2/9:2006/12/31(日) 21:59:08 ID:tQG/N9U9
「すまん…ロザリー。もう、絶対しないって誓う」
「……信用出来ん」
そりゃそうだ。俺だって、もしそんな事言われても信用出来ない。
「じゃあ、約束破ったらお前の言うこと一つ聞くってのはどうだ?」
こいつの言うことはかなりえげつない内容が多かったりする。元々姫だし。
まあ、かのプリニー虐待魔人よりはマシだが…。
「……今回の分は、今聞いてもらうぞ?」
「ああ、分かった」
「では……余の気が済むまで抱け」
「は?それって…」
もう二発撃った。持つのか、俺。
すると突然、床を破壊してプリニーが現れた。
「プリニーっス!」
「うわっ!どこから出てきてんだ!」
「床っス!いやー、お二人さん、お熱いっスねー!
そんなお二人さんに、これプレゼントっス!プリニー特製、性力増強薬っス!」
「おい、これドクロマークついてんぞ…」
「エトナ様のご趣味っス!」
「丁度良いのぅ、アデル。お前もさっさと飲め」
ロザリーは既に飲んでいる。
俺も目を瞑って一気に飲み干す。
苦い。苦すぎる。
…あ、息子が蘇った。早いなぁ…。
「じゃ、自分はこれでオサラバっス!」
プリニーが床の穴に消えていく。
…床、後で直さなきゃな。
こうして俺の長い夜が始まった。
856アデル×ロザリー 3/9:2006/12/31(日) 22:00:04 ID:tQG/N9U9
とりあえず、口づけを交す。
ロザリーの柔らかい金髪が俺の頬に触れて、少しくすぐったい。
愛を確かめるように舌を絡めていく。
本人としては、まだ許した訳じゃないんだろうなぁ…。
「んむ……ふっ……」
お互いの口腔を味わい、唾液を啜る。
何度も何度も、深い口づけを繰り返す。
そっと口を離すと、キラキラとした糸が引く。

ロザリーのドレスに手を掛けてずり下げると、雪のように白い肌と共に、豊かな乳房が姿を現した。
雪丸のそれとは違い、中々の大きさである。
「…アデルよ」
「ん、何だ?」
「その…雪丸と余の…胸…どちらが好みじゃ?」
「うーん……………ロザリーのかな……」
「な、何じゃ今の間は!」
「さぁ?」
「余を愚弄するかっ!」
「別にそんなつもりはないさ。俺は凄く綺麗だと思うけど」
「う……アデルはいつも…素直過ぎるのじゃ!」
顔を真っ赤にして騒ぐロザリー。
…お前は逆に素直じゃなさ過ぎる。まあそこが可愛いんだけどな。
857アデル×ロザリー 4/9:2006/12/31(日) 22:01:00 ID:tQG/N9U9
「と、とにかく今夜は寝かぁっ…ん……こ、こら…アデル…いきな…きゃっ…」
ロザリーが言い終わる前に、たわわに実った果実を丁寧にほぐしていく。
まずは、全体を掴んで揉みしだく。
「っ……あぁ……はぁっ……」
次に、膨らみを手で覆い、回すようにして動かしていく。
手全体に響いてくる、胸の感触。
感じているロザリーに、ちょっとした意地悪な事を言ってみる。
「お前…やらしい胸してんよなぁ。何かこう、揉んでくださいって感じの」
「ぁ……に……やぁ…アデ…ルの…ばかぁ……はぁ……っ」
息を荒げながら、ロザリーが弱々しく怒る。
予想通りの反応。
俺はたまらず、乳房に吸い付いた。
頂点の周囲を舐めていく。
段々と、その頂点に向かって。
「んん……ふぁ……んぁ…あぁっ…」
そして俺の舌が乳首に到達した瞬間、
「ひゃぁっ!」と、ロザリーの一層高い喘ぎ声が薄暗い部屋に響き、体を反らせる。
そのまま乳首を唇で挟み、舌で刺激すると、どんどん固くしこってゆく。
「あぁっあっ…やぁぁっ!はぁっ……あぁ!」
ロザリーは、目を瞑って快感に身を委ねている。
858アデル×ロザリー 5/9:2006/12/31(日) 22:01:48 ID:tQG/N9U9
「なぁロザリー…胸でしていいか?」
口で十分に堪能してから、ロザリーに問い掛ける。
それも、服を脱いで男根を握らせながら。
「…え……なにを…?…あっ……や…アデルの……かたぁい……」
先程の薬のせいだろうか。
俺のそれは、たった数十分前のように猛っている。
俺は仰向けのロザリーに馬乗りのように跨り、固くなったブツを深い谷間にうずめ、両手で胸を押さえ付けて腰を動かし始める。
先程の愛撫で既に谷間は汗ばんでおり、それが潤滑油の代わりとなっている。
「あぁ……あっ……やぁ…アデル……あん…余の胸……きもち…っ…よいか……?」
「……あぁ、良いよ」
次第に、腰の動きが激しくなる。
「あっ……なら…良い……んんっ……」
手の力を少し強めるだけで、陰茎を覆う快感は凄まじいものになる。
動かしているだけで、どうにかなってしまいそうだ。
それにしても、こいつの胸は本当にやらしい。
早くも限界が近付いてくる。
「くっ……もう出る…」
「んあぁ……あぁ…よいぞ……余の……胸に出せ…っ!」
頭の中が真っ白になり、俺はロザリーの胸に思いっきりぶちまけた。
「あぁ…アデ…ル……こんなに……」
驚いた顔で、ロザリーは白い液で包まれた自分の胸を見つめている。
俺はティッシュで、それを拭き取っていく。
859アデルロザリー 6/9:2006/12/31(日) 22:03:18 ID:tQG/N9U9
しばらくして、ロザリーが小さな声で呟くのが聞こえた。
「アデル……余も……良くなりたいのじゃ……」
「あぁ、今度は俺が感じさせてやるよ…」
俺はそう言って、ロザリーのドレスを全て脱がす。
そして下半身に目をやると、ショーツがびしょびしょに濡れている。
抵抗もしないロザリーのショーツを丁寧に脱がせて、目の前に持っていく。
「おい、こんなに濡れてるぞ」
それからは、透明な蜜が滴り落ちている。
「や、やめろ……そんなもの…見せるでない、馬鹿者!」
そう言って恥ずかしそうに目を瞑り、両手で真っ赤な顔を隠すロザリー。
こっちとしてはこれ幸いに、ロザリーの泌所に指を伸ばして、中をかき回し始める。
「ひぁ…ちょっ…と……あんっ!…いきなり……あぁっ!」
俺が指を動かす度に、ロザリーの中がひくひくと動く。
さらに指を進め、上の肉壁を丹念に擦っていく。
「や、あぁ…そっ、そこっ……はあぁっ!」
中指を入れたまま、親指で陰核に刺激を与えると、さらに激しく体を震わせる。
…あの薬、何が入ってたんだろ。
「はあぁ…ん……やぁ…も、もう……だめ…あぁっ!」
俺は左手で泌部を押さえ付けながら、右手と口を両の乳房に持っていき、三カ所同時に攻める。
「んんっ!あっあっあっ…はぁっあぁっ!んぁあ…くっ…っああぁぁぁ!」
ロザリーが嬌声を上げながら、絶頂に達する。
腰がガクガクと震えており、半端ない快感を味わっているようだ。
「はっ……はぁ…はぁ…はぁ…」
「おい、大丈夫か?」
指を抜いて、力無く倒れこんだロザリーに声をかける。
「だいじょ…はぁ…ぶ…じゃ…はぁ…はぁ…」
息も絶え絶えに、ロザリーが答える。
860アデルロザリー 7/9:2006/12/31(日) 22:04:02 ID:tQG/N9U9
「それじゃ…もういいか?」
「え…?」
こんな淫らな姿を見せられて、世の中の男どもが黙ってるはずがない。
俺は、ブツの元気な様をロザリーに見せ付けた。
「お前のせいだからな」
「なん…で……もとはといえば……」
そんな事言っときながら、やはり体は正直だ。
俺がそれを入り口に当てると、
「やっ…!」という、ロザリーの甘い声が耳に届く。
「じゃ、入れるぞ」
「しょうがない…奴じゃな………んんっ…あ…あぁ…!」
先端がどんどん沈んでいき、すっぽりと埋まる。
愛液の量が半端ない。
…何て薬だ。
「ふぁぁ……う…動いてぇ…」
ロザリーの要望に素直に応じ、口づけをしながら腰を動かし始める。
「んぐ……んっ…んん」
口の中から、ロザリーの息遣いが伝わってくる。
さらに舌を絡ませ、一段と卑猥な姿で俺達は感じ合う。
「んんんっ!……んむ…ぷはっ…くるし…あはぁ…っ!」
息苦しさに、たまらずロザリーが口を離す。
しかし、その代わりに自ら腰を動かし始め、俺のそれを激しく刺激する。
861アデル×ロザリー 8/9:2006/12/31(日) 22:04:50 ID:tQG/N9U9
部屋に響くのは、淫靡な結合音と、肌の当たる音、そして甘い喘ぎ声。
「あっ!あんっあぁぁ!…は、あっあぁっ!はぁっ…いい…ああぁっ!」
ロザリーの腰に手を回し、押さえ付けて何度も打ち付ける。角度を変えて、深く突く。小刻みに腰を動かす。
その度にロザリーは全身を震わせて、快感に溺れていく。
「おい…もう…やばい」
別に俺が早い訳じゃない。
こいつの締め付けがすごいだけだ。
「あぁっ……もう…な…なかに…だしてぇっ…んっあぁ!」
俺は渾身の力を込めて、激しく交じり合う。
そしてついに絶頂を迎え、俺は全てを放った。
「っぁあ…………あぁ!や、ああああぁぁぁぁっ!!!」
今までとは比べ物にならない快感が俺を襲う。
四度目なのに、これでもかと言うほどの白濁液がロザリーを汚していく。
「はっ……あっ……はぁ……すご……まだ…出てる……あぁ…っ」
中で俺のブツがビクンと動くのに合わせて、ロザリーの体も跳ねた。
射精が終わり、俺が引き抜こうとすると、ロザリーの細い腕がそれを引き止める。
862アデル×ロザリー 9/9:2006/12/31(日) 22:05:37 ID:tQG/N9U9
「……何だ?」
「はぁ…はぁ…今夜は……寝かさぬと……言ったはずじゃぞ……このまま……もう一度……」
「…分かった、とことん付き合ってやるよ」
というのも、薬の影響で俺の息子もまだ満足していなかったからである。
「ふあぁぁぁっ!あぁ!あ…んっんっ…んあぁ!」
俺が腰を動かすと、ロザリーの陰唇から、白い液体が溢れてくる。
先程の行為の名残。
それを指につけ、挿入したままロザリーの陰梃に押し付けてこねくり回す。
「んはあぁぁっ!あぁ!やっ……んんっ!あんっ!」
何度も絶頂に達しているにも関わらず、ロザリーの感度はさらに増していく。
これは…本当に寝れなさそうだなぁ…。
頑張れ、俺の息子よ。


――そして俺達は、朝日が昇るまでこの淫行を繰り返すのであった。


―完―


おまけ
「ねープリニーちゃん、この薬って何が入ってんの?」
「ふふ…企業秘密っス!あ、でも自分は飲みたくないモンっスね!」
「へぇー……そう言われると、飲ませたくなっちゃうもんじゃん?」
「え、エトナ様!?待……ぎゃああああああああああ――」
863名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 22:06:51 ID:tQG/N9U9
終わりです
連投だけど反省はしてない
じゃあまた来年
864名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 10:21:20 ID:ioizAjzf
あけおめー!
GJー!
年の瀬に超GJ級SSが来ていたとは…
プリニーの薬が気になりつつ
865名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 09:00:08 ID:PKF7Wb5p
・・・アホ様マダ-?
866名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 10:36:30 ID:8V1zmHVP
アホ毛!アホ毛!
867名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 16:10:14 ID:YDfJ7bXF
818の僧侶話は童貞が書いた話か
868名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 12:38:08 ID:0XLgoRY6
童貞と文才は関係無いな
869名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 04:53:47 ID:g+kv5OOV
生きる希望を持とうぜ
870名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 03:46:46 ID:4ozk8ggi
アデロザの続きが読めないと、生きる希望が持てない……
871名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 09:49:27 ID:3oEnrJD0
保守代わりにネタ吐き捨て。ディス2ED直前、アデルとロザリーの連携相性率が一瞬10%まで下がった時期を狙って。

「んっ、ああっ…あっ!」
「あんたの選択は正しいよ、姫君。そうさ、人間なんて短命な生き物…っ、何千年も何万年も生きる悪魔には…はっ…」
部屋には断続的な水音、派手な衣擦れ、髪の揺れる気配……そしてロザリーの喘ぎとアクターレの囁きが続く。
「大切にするぜ、姫君。ずっと、ずっと大事にな…。今のオレ様なら、あんたを……前みたいな宮殿に、住まわせてやれる…っ」
「あっ、あっ…あああはぁっ!」
背後から抱く自分を見ようともせず、ただ快楽だけを貪るロザリー。
付着した朱は処女の証だ。しかし、何処か投げ遣りな気持ちが内在する情交であることは確かで、与えれば乱れるが、それだけだった。
「判ってる、一人にはしないさ…。いつだってそばにいて、退屈もさせない」
「う、んんん!…あはぁっ…」
白く美しく、零れるほどの豊かな乳房を、柔らかく捏ね、丹念に愛撫する。
「…悪魔に一生を約束出来るのは、やっぱり悪魔なんだ。お前も、そう思うだろ?……アデル」
「!?」
ロザリーはドアを振り返った。そこには、愕然とした顔のアデルが立っている。
「や…あっ…アデル、これは!」
「おっと」
アクターレは腰をねじ込み、ぐちゃぬちゃと、湿った淫猥な交合音を響かせた。
耐えられず、アデルは無言のまま、部屋に背を向ける。
「や、嫌っ!アデル、待つのじゃ、アデルッ!!」
泣き叫ぶロザリーを、アクターレは強く抱く。だが、それは拘束に近いものだった。
「すぐに忘れさせてやるぜ、姫君。ほら、こうするとイイだろう…?」
「ん、んふぅ!あッ、ああああっ!!」

ロザリーに喜悦を加えながら、アクターレは密かに嘲笑う。
潔癖なアデルは、ロザリーを許さないだろう。もう二人の間に恋愛は有り得ない。
(バカだな姫君、こんな甘言に騙されて。折角…アデルに愛されてたのにな?)
自分が女なら。同じ立場なら。けして手放したりしないのに――。
(どうせオレ様にアイツは得られない。けれど、アデルも何も得られなければ…実質オレ様がアデルを手に入れたのと同じことだ!)
「あ、あっ、ふぁ…ああああ――っ!!」
「…くっ!」
白濁でロザリーの体を服を汚しながら、アクターレは嗤った。
【終わり】
872名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 11:52:09 ID:gnjoNboG
GJアッー!
873名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 00:21:24 ID:tuMU9hRh
>>871
お前なんでそんなに俺のツボを知ってるんだ
GJすぎる
874名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 15:21:38 ID:8NzhGFNl
age保守
875名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 18:32:50 ID:StK/Dcoq
あげあげ
876名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 00:43:30 ID:HtpC2lh8
保管庫無いの?
877名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 10:38:11 ID:yvfEGIkQ
あるアル
878名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 00:56:25 ID:e1WoBynp
どこドコ?
879名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 08:35:50 ID:VQKgC++T
エロパロ保管庫にある
880名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 10:44:05 ID:fghp8kp7
節分保守
881名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 23:35:34 ID:eIUcaK1g
あれ、なんでプラム凌辱モノのSSがないんだ?
882名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 02:38:24 ID:j011+yc6
プラムを凌辱したいと、誰も思わなんかったんだろ。
883名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 08:51:52 ID:gilIV+o2
プラムを陵辱できる奴なんて、誰かいるか?
884名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 05:15:37 ID:CWBUTD1P
トレニアなら、楽勝で凌辱できる。
885名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 18:51:06 ID:hjfDondS
というかPKネタがないのはなんでだぜ?
886名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 19:07:48 ID:CWBUTD1P
>>885保管庫に行かれてみてはどうでしょう。
887名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 12:27:35 ID:CJLReHJz
◆ソウルクレイドル エロパロスレ◆
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1171020541/
888名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 16:08:17 ID:8EvgfBEb
カンテーレ
889VALENTINE‘S DAY OF THE MAOH:2007/02/12(月) 03:50:40 ID:IfsDzgJL
2月14日は改めて云うまでもなくバレンタインデーである。
恋する乙女らは振り絞った泣け無しの勇気と溢れるほどの愛情をチョコに込め、
それを支えにして、想い人へ告白する神聖なイベントである。
この地球生まれの珍妙なる文化は、とあるローカルな魔界テレビ局経由で紹介されるやいなや
伝染病も真っ青の勢いで魔界全土に浸透していく事となった。
それは今や人間界のそれと変わらぬくらいの一大イベントとして定着しており
ここ辺境の魔界ヴェルダイムですら例外では無かったのだが――


「……アデルの阿呆――っ!」
空で耀いている太陽が転寝してしまうくらいの平和なホルルト村に
ロザリンドの甲高い怒鳴り声が突如として鳴り響いた。
次の瞬間、光速で繰り出された問答無用のビンタが空を切り裂いて唸る。
その攻撃は先程から呆気にとられていたアデルの左頬を
易々と捉えて、状況が今一つ飲み込めていない彼を隣家の壁へと深々とめり込ませたのだった…。
890名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 19:56:38 ID:Wjny2W2S
コメントのしようがない
891名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 22:19:31 ID:pTdWQev/
丁寧な書き出しだから、きっと続きがあると思う。
久々の職人さんですし、正座して待たせていただきますね。
892名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 11:40:05 ID:otO/1FrZ
>>889
バレンタイン期待wktk
893名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 02:03:47 ID:sl2gumsf
結局こうなっちゃったな。今考えると、先にマローネが意識してくれたのか、僕が意識したのかはわからない。

ヘイズとジャスミンが死んでから、僕の時は止まっていた。正直、僕はファントムなんて言う中途半端な形でこの世に居た事を恨んでいた。ヘイズ達と一緒に、逝きたかった。

今はそう思わない。僕の止まった時に、マローネの動いている時が追いついたからだ。しっかり、お互いがそういう対象として見ることが出来る。そんな事が出来る様になったから。

「うん…」
いつも先に眠るのはマローネ。余韻に浸って、そのまま眠りに落ちる。眠っている筈なのに、体をすりよせて来たり、僕の名前を呟いたりする。
明日の朝は、これをタネにしてからかってみよう。たまには年上らしい所も見せないとね。
勿論照れ隠しだよ。お互いに。

夜風が入ってくる。常夏みたいなこの島に、流れる風は温かい。僕達以外にはファントムしかいないから、ここの窓は開け放していても問題ないんだ。
むしろ、この風は僕達の正気を奪っている気がする。あまり言いたくは無いけど、僕達に歯止めは無い。人の目を心配する必要は無いし、声を聞かれる怖さも無い。
だから…マローネも沢山成長しちゃうよね。
今の風は心地いい。僕とマローネを醒ましてくれてるみたいだ。

「アッシュぅ…」
「…ん?」
一度眠ると、普通朝まで起きないマローネが、珍しく目を覚ました。寝ぼけてるみたいだ。この時間に起きる時、マローネはどちらかの行動しか取らない。
一つは寝直す。もう一つは…
「目が覚めちゃった…」
「…そうなの?」
「うん…このままじゃ寝れないと思うの…」
「…」
「…アッシュ?」
「…はいはい」
僕もしっかり起きないといけなくなったかな。まだまだ夜は長い…みたいだ。


終わり?orz
894名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 22:40:38 ID:LyhZwbkD
訳分からん
895名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 23:53:18 ID:S2pQyl2q
ロザリンのバレンタインは?
896名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 15:20:34 ID:Il/WnxLx
保守
897名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 01:10:18 ID:SINzUG2N
ダネットと主人公の子作り訓練はどうなっているのかね
898名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 11:11:19 ID:r/Tj4eyT
マローネたんにケツ穴調教されたい
899名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 22:18:26 ID:MsQTeDKc
アデロザでラハエトなのにエトアデでラハロザとか見てみたい
900名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 22:52:35 ID:hqEa26zc
900get
901名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 23:20:13 ID:v4F98CbA
◆ソウルクレイドル エロパロスレ◆
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1171020541/l50
が立ったみたいだけど
今のこのスレのペースを考えると
ソウルクレイドルのSSが来ても
流れ早すぎとかそんな問題は起こらないし
統合しないか?
【ソウルクレイドル】日本一ソフトウェア5【ディスガイア】
みたいにして次スレを検索しやすくして。
902名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 15:08:17 ID:jF8L9r7m
賛成。
903名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 16:48:40 ID:hjahUpky
>>901に賛成。
904名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 17:08:36 ID:0EPQXqCV
>>901-903
反対の賛成
905名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 21:13:46 ID:pCm0Vz6L
力ずくで可決
906名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 23:08:37 ID:+CvtURgs
>>905
全滅して否決。
907名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 06:23:22 ID:SDhS0MUs
お菓子大量に賄賂って、再チャレンジ
908名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 13:32:16 ID:SGdu6mXQ
>>901
ああ、ガムやるよ
909名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 18:42:57 ID:SDhS0MUs
わし、フロンタソのかんだガムが欲しいのぅ
910名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 19:11:00 ID:U+nGRBya
残念それはバールのおいなりさんだ
911名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 14:10:28 ID:l1WlrCtS
もちゃむちゃくちゃ……これは美味い!
912名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 15:08:53 ID:N/3glpwH
テーレッテレー
913名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 19:54:52 ID:wQhfISzN
それなんて●るねるねーるね?www
914名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 14:42:14 ID:4eWrhC2/
>>911

ペロッ…これは青酸カリ!
915名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 18:18:35 ID:eC6NM87C
>>914らめぇぇ!!青酸カリなんか、ひと舐めでも死んじゃう死んじゃうっ
916名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 09:57:06 ID:UcquhKtV
こうして>>914は伝説になった
917名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 20:11:41 ID:OtVAc7f1
>893
GJ!アシュマロ好きなので癒された…!!
アシュマロってマイナーなのか?いつも飢えてるんだ
918名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 23:47:29 ID:lita8LWH
>>917
そんなのゼタトレニアの俺に比べたら先進国並みに食えてるぞ!
919名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 13:55:54 ID:XhOfRivY
そういえば、ソウルクレイドルスレとの統合の話は結局どうなったんだ?
個人的には賛成なんだけど、今の状況じゃネタ振りも投下もしにくいんじゃなかろうか。
こっちでやるのもアリ?
920名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 14:37:39 ID:k68cCw67
どうせ単発スレじゃ持たないだろうし
向こうが完走するか落ちたら日本一総合ってことで
こっちに自然吸収だろな
921名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 09:08:38 ID:lbtYJTjO
最近エトナとフロンにサンドイッチされる殿下の夢見るわ
922名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 10:27:46 ID:hINGrck7
それ俺だ
923名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 21:15:42 ID:icsTs+A0
>>918
「ゼタ…感謝してるわよ」
今日はお礼をしにいくの。私に自由をくれた、宇宙最強なんてカッコ悪いフレーズをつける、心優しい魔王様。
身代わりになるつもりなんてなかったんでしょうけど、結果的には私に自由をくれたもの。だからそのお礼。

「どういう事だ?トレニア」
「良いからじっとしてて…」
「む…」
意外と素直なのね。魔法が簡単に効くもの。悪いけど体の自由は…
「う、動けん…」
「…途中で逃げて欲しくないの」
「は?」
「私は全知全能の書だから…こういう時、こんな気持ちになった時、一番したい事を知ってるの」

私がドキドキする理由もわかってる。ゼタ、貴方が好きだから。
…でも、今の貴方の気持ちなんて私には載ってない。それでも私、時間が無いの。だからこうしたの。

「ちゅ…」
「ん…」
無理やり唇を奪うのは、本当は悪いこと。相手に好きな人がいるなら…尚更。
それでも止めたく無い。

「トレニア」
「何?」
「お前は我の事を…」
「好きよ。だから無理やり奪うの」
「魔法を解け」
「いや。離したく無い」
「解…」
それ以上は聞きたくない。貴方の気持ち、どうせサロメにでしょ?私に振り向いてくれる筈が無いわ。
924名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 21:18:34 ID:icsTs+A0
「話を聞け」
「…黙って」
「…トレニア」
「黙ってよ…ゼタ」
「話を!」
「黙って!」
何度でも口を塞いであげる。私はこれで満足。貴方の気持ちが無くったって、こうしてるだけで…いいの。

…魔法が解けてきてる。ゼタが?

…解けちゃった。

「我の自由を奪うなど百年早い」
「や、やっぱり本調子の貴方には叶わないのね」
「トレニア」
「…いいわ。もうすぐ書に戻るから」

また、独りぼっちになるから。

「我の思いは…」
「もういいの…」
「お前にある」

え?

「書になってわかった。お前の悠久の孤独が」
「え?え?」
「お前の思いにはもっと早く答えてやるべきだった」
「…」
「お前を孤独にはさせまい。書に戻るとしても、お前には我の思いを捧げてやろう」
「…わけわかんない」
「我もお前が好きだ」

私は全知全能を得た時の中で、始めて他者を思い、始めてその者と繋がる事が出来た。


需要無しですが…
orz
925名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 21:53:04 ID:By3qSx3E
保守!!
926名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 01:15:48 ID:YGGM4PiR
本調子…
927名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 01:59:53 ID:o1846/dS
是非続きを!!
928名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 15:40:36 ID:+T7MOJBb
需要無いわけ無いじゃない
929名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 21:46:35 ID:26JTIUx5
「本調子」のゼタが本の状態なのか人の状態なのか一瞬悩んだ
930名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 09:04:19 ID:Ap0neqps
当然、人型と信じてたから気付かなかったよ>本調子
職人様、需要あるから是非きてカモン
931名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 15:13:28 ID:oDeh9Ofm
本調子なだけに本だったりして
932名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 12:16:36 ID:d1ZNDA78
931: 2007/03/30 15:13:28 oDeh9Ofm [sage]
本調子なだけに本だったりして

933名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 16:53:33 ID:gdpI1vkr
(;^ω^)
934名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 01:03:39 ID:eVVGd21V
去年から待ってた職人が来なくなっちゃった。
935名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 15:03:43 ID:XufC2vI3
流れぶった切って悪いんだが、今のうちに聞いておきたい。
「グリムグリモア」はこのスレになるのか?
936名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 19:24:38 ID:DxjjqOtD
>>934
死んだかな?
937名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 20:25:32 ID:sTJL9eFt
>>936
人参に転生しちゃったんだよな
938名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 02:33:52 ID:bnp/SGcD
>>937人参だってゼタ様に願い事ぐらいは書き込めるのに……。
他のスレにでも行っちゃったかな?
939名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 02:57:32 ID:HJvASOKP
むしろ人参に転生したのなら良い事だろう。
PKのキャラ育成の効率が飛びぬけて良い原因に
人参転生のマナ値・経験値の+80%補正がある。

つまりよりパワーアップして帰ってくると。
940名無しさん@ピンキー
学校でレベルうpを図るからどっちにしろ投下できません