512KB逝ってしまったので新スレ。
2 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 22:48:32 ID:DeHsRBHj
2
>>1、乙
前スレ841、恐かった。血みどろの戦車戦より恐かった。
てんぷら火災はシャレになんないよ〜コロモ作れとしあき!
4 :
480 続き。:2005/12/13(火) 00:15:54 ID:j+JfhsJx
名前:480[sage] 投稿日:2005/12/12(月) 18:37:51 ID:gFPsdlQe
「ただいまー」
買い出しに行ってきた、ついでに商店街のくじ引きをやってきた
「タイガーちゃん」
肩にあのねずみを乗せて、手元で何かちまちま作業をしている
「ひゃー!」
白いふんわりした編み物が、タイガーちゃんの足のうえにのびている
編み物か、寒くなってきたよね。
「としあきさん、何ですかこれ?」
右手に握っていた紙切れを指差して、かなり早口にタイガーちゃんは言った。
「あぁ、お食事券だよ。」
3枚のカラフルな食事券、3万円分、うまいもの食べよう!
…さて。
「タイガーちゃんは何が食べたい?」
卓袱台にはお茶、タイガーちゃんはコーヒー、タイガーちゃんが自分で挽いているんだ。
「私はアイスクリームのてんぷらを食べてみたいです」
クリスマスイブに学校の知り合いがバイトしてるホテルのディナーコースがとれた
そこで何を食べるかで盛り上がっているのだ
「それなら僕が作れるよ」
タイガーちゃんはタートルネックのくびをのばした筒の中で叫んだ
「ほんとですか!?」
そんなに食べたいんだ、じゃあ今晩作ろ、かんたんだよねあんなの、たぶん。
「じゃあ今日は海老が入ったしてんぷらにするか」
「わーい!」
ゴゴゴゴゴゴ…
ピカッ!
ドガーン!
「タイガーちゃん!脱出だ!火ぃ消して!」
「わーっ!」
…アイスクリームを鍋に入れて少しすると、突然爆発してしまった、何が入ってたんだろうあのアイスクリーム…。
「出来ないじゃないですか!!11!」
「シフト押し忘れてるよ。」
「いたたた…。」
「怪我した!?」
「棚に頭ぶつけちゃいました、いたた…」
タイガーちゃんが頭をさすってる、悪いことしちゃった…。
「…、ごめんね。」
「だ!大丈夫ですよ、大げさでごめんなさい…」
タイガーちゃんが逆にあやまった、優しいんだ
この献身的な優しさがなんとなく僕がタイガーちゃんに手を付けられなくさせる。
「としあきさんは怪我はありませんか?すごい音でしたねぇ。」
そういわれて、気のせいか初めておでこがちくりと痛んだ、飛び跳ねた油で火傷しちゃったな。
「おでこ火傷しちゃったよ、ははは…う」
ぺろ。
「はい、治りました。」
「あ…、ありがとう。」
「わたしも…、唇がいたいなぁ。」
さっきの天使みたいな心配そうな眼差しは一転、口元に人差し指を添えて
胸を強調するようにきゅっと前かがみになっている
「よし、再挑戦だ」
悪いこと言うおくちに、近くにあったオロナインの小瓶をはめておいた。
そのポーズは胸元の開いた服じゃなきゃ効果無いよ、でもすんごく柔らかそうだったけどね。
5 :
480 続き。:2005/12/13(火) 00:17:20 ID:j+JfhsJx
「…しゅん。」
君という奴は何故私がホテルをやっとこさ取ったか理解していないようだ、わざわざクリスマスに。
それまでセクロスの出撃は取っとき給え。
…ただのバカップルだよ、クリスマスとか
夜景見てくだらない愛だの恋だの語りモード入っちゃって
雪とか降ってたらきゃっきゃ言っちゃうの、アホくさ、どゅふふふ。
そんなふうに色々文句をたれながらも、自然と顔には笑みが溢れてくるんだ、にんげんだもの。
結局夕ご飯は、タイガーちゃんがネットで探してきてくれたレシピを見て作った
おいしいてんぷらだった。
6 :
480 続き。:2005/12/13(火) 00:18:37 ID:j+JfhsJx
「…胸がないのが悪いのかなぁ。」
その次の日、としあきが大学へ資料を提出しに行った日の午後。
「どうすれば大きくなるかな?」
少女は卓袱台に開いた雑誌の前で悶々としていた
メモリはたくさんあるはずだし、なにより牛乳だってたくさん飲んでいる。
昨日もとしあきさんははしたないお誘いに乗ってくれなかった
それがおおいにタイガーちゃんの自尊心を傷つけたのだ。
確かに、筋肉なら努力すれば付けられる。
としあきさんが居ないあいだのジョギングや筋トレが効いているのか
スタイルはまあまあなのに胸が小さい。
『もんでみて、ダメならシリコン。』
ストレートで残酷である、シリコン入れてまで巨乳にはなりたくない。
「よし。」
おもむろにネクタイを解いて、おへそがでるタイプの制服を脱いだ。
スポーツブラもすぽーんと外す
「いだっ!」
先がこすれて重い痛みが走った。
もちろん、これが胸の成長の兆しとは彼女が知る由もない。
7 :
480 続き。:2005/12/13(火) 00:19:10 ID:j+JfhsJx
「大きくなりますように。」
もみもみ。
もみもみもみ。
2kさんみたいな胸、いいなぁ。
もみもみもみもみ
パンサー姉さんもすごいし…。
大きくなんないかなぁ…ぁ?
「はぁ…はぁ…。」
あれ、な、なにこれ?
あれっ、あぁ、あれぇ?はぁ、あっ…あ…あぁ
ろれつ、回らなくなってきちゃった、やめなきゃ、
でも…あれ?…ぁっ、んぃ、ぃゃ、としあきさん…。
おっぱい固くなってきちゃった、どうしよう、変だよ…
としあきさん、としあきさん、私…へん。
おっぱいで変な気分に…なっ…て、いい、とっても…
タイガーちゃん、快楽の世界へようこそ。
としあきさんにと編んでいたマフラーから編み棒が外れてふとももに落ちた
少女を初めての快感が占領する。
きゃ!なに?ぁあっ!
としあきさん助けて!きっとウイルスにやられちゃったんだ私
早く帰ってきて…としあきさん…。
8 :
480 続き。:2005/12/13(火) 00:21:16 ID:j+JfhsJx
・・・あれ、パンティが冷たい。
うそ・・・。
おもらし?漏らしたの!?お漏らししちゃったの私!!
「あ〜ん!」
悲しくなっておっぱいなんてそっちのけで涙目になってお風呂場へ駆け込んだ。
おっぱいもんでおもらしして、としあきさんがこんなこと知ったら嫌われちゃう…
がちゃっ!
あれ、石鹸が床に。
つるり
「あっ!」
どぼーん!
たまたまふたが開いていた湯船に頭から飛び込む。
つ!冷たいよーっ!
「あっぷっぷ、わひゃ!?」
何が何だか分からず、とりあえず湯船の外へ出ようとすると
股間に何かすごい刺激が走った。
何か刺さったのかと思った・・・。
だけどすぐにそれが風呂の縁に大切なところが当たっているんだと気づいた。
「・・・これ・・・あはぁ!」
ざばぁ、と上半身を水の中から起こして、風呂の縁にまたがる。
「あぁ・・・んっ・・・・。」
さっきまでパンティを押さえて半泣きで風呂場に駆け込んだのに・・・。
なんか、もっと、もっと気持ちよくなりたい・・・。
ちょっと今のままじゃ物足りない、なんでだろ?ああ、パンティなんか履いてるからだ。
「こんなの・・・!」
私はいそいそとスカートをおろすと、パンティも取った。
もう一度、ふろの縁をまたいで座って・・・。
「ああぁぁぁ・・・。」
どうしよう、もう、風呂の水こんなに冷たいのに・・・体溶けちゃいそうだよ・・・、熱いよぉ・・・。
ゆっくりうごかしてみよ・・ゆっくり・・・、んぅ・・。
「んっ・・・は・・・あっ!ああっ!」
ちっちゃい、さきっちょが・・・あっ!だめ・・うそなんか・・あれ・・・腰・・・とまんないよぉっ!!
うあっ!うわあっ!変だよぉっ!としあきさん、としあきさん、としあきさんなんか変だよぉ!
「あああああああああっ!!」
9 :
480 続き。:2005/12/13(火) 00:24:16 ID:j+JfhsJx
急にふんわりからだが浮いたみたいになって、勝手に体が弓なりになって・・・。
「はぁ・・・、またへんになっちゃった、OS失格だなぁ・・・。」
制服が濡れてしまったのでいそいそとフリースの上下を着る、そろそろとしあきさんが帰ってくるし。
私、なんてことしちゃったんだろう・・・。
としあきさんが・・・としあきさんに知れたら・・・。
その日、なんだか元気がないといってとしあきさんが私のことを心配してくれた。
でも、そんな、わたしはとしあきさんのいないうちに、あんなことを・・・。
きもちよかったし、なによりあの間、ずっととしあきさんを体が欲していたのも事実・・・。
もしかして、これがセックス、ってことなのかな?
後日、私の予想はネットサーフィンの途中、的中した。
「なになに・・・、じいこうい、性交渉の代替的行為、オナニー、マスターベーション、一人で行う、ゆびあそび。」
・・・かっこわり。
でも、としあきさんと一緒におふろばでぎこぎこやるんだろうか・・・。
もっとかっこわり。
でもなんだか私のほっぺたは妙な笑みに支配されるのであった。
10 :
480 続き。:2005/12/13(火) 01:51:22 ID:j+JfhsJx
悲しい話が尾を引くよりも、軽いエロスで新スレを。
テスツ
新スレ乙ですー、480氏GJ
いぬてぃがかわいい
15 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 21:23:23 ID:9yxCi7NX
そろそろまつ氏の作品も読みたいな。
前のネットカフェねたは黒かったが。
即死回避
「むにゃむにゃ・・・、にゃ〜、おいしいそうだなぁ・・・、むにゃむにゃ。」
タイガーちゃんは、よだれをたらして眠っています。
何かおいしいものを食べる夢を見ているんでしょうか?
「ん〜、これはこれは・・・・。」
「あっ!すごいや!おっきなプリンだぁ・・・ふふふ・・・・。」
ふたりの顔はどんどん近づいていきます。
「おいしそうだねぇ・・・。」
「いただきまぁーす!」
はむ。
「ん?」
「え?」
お互い目をぱちくりさせました、びっくりです、急に起きたら目の前に顔があったんですから。
「なんだ、タイガーちゃん。」
「・・・えへへ、私たちまた同じ夢見てたみたいですね。」
「そうだね、ふふふ・・・。」
「何時ですか?」
「2時・・・、2時だってさ。」
「そっかぁ・・・、それじゃあまた夢の中で会いましょうね・・・。」
「そうだね、おやすみぃ。」
「にゃ〜。」
二人は抱き合うと、お互いに唇をついばみながら、また布団の海のなかに戻ってゆきましたとさ。
タイガーたんかぁいいよタイガーたん
させ子だったら確実に食われてるな>>としあき
>>480のせいでiMacMiniかっちまっぜ。
>>18 腹ペコPro子は、95姐さんも食べちゃいますからねえ・・・・。
タイガーちゃんと言えば、前スレの最後の方にタイガー(ティーゲル)戦車の話があったけど、大戦中のドイツ軍人の話って意外と多いな。
アレは陸軍(だっけ?)の戦車部隊、しばらく前のヤンキン泡図の増刊の読み切りには空軍の話があったし。
人気あんのか?ドイツ軍。
21 :
>>480:2005/12/21(水) 23:56:34 ID:n9gjWjk6
国防軍と武装SSは別で、ブルムベアとか三突とかが出てくれば大方国防軍
特に三突四突は国防軍砲兵科の所属だった筈
砲兵科の人間が唯一騎士十字章取れるのが三、四突で戦車を撃破する事だったらしい。
その後フンメルとかエレファントなんかが出てきて楽しい時代になる・・・。
なんにせよもうちょっと萌えパートを増やさなきゃ、仕事の合間にぼちぼちやります。
22 :
20:2005/12/23(金) 10:39:20 ID:LK5wS0/3
>21
うを!
無知な俺に教えてくだすって、ありがとうごぜえます。
続きの方、お待ちしておりまする。
即死回避の意味も込めて保守。
24 :
480:2005/12/24(土) 12:05:45 ID:EzYeCpkn
本スレの流れに沿いましょう。
〜タイガーちゃん、電波に乗る〜
「じゃあタイガーちゃん、これ着てね。」
「すごい服ですねぇ・・・。」
耐火服、レスキュー隊も使ってる奴なんだって。
「そうでしょ、じゃあこの部屋入って。」
強力ガスバーナーと石膏ボードが置いてある
タイガーちゃんはその後ろ側に入った。
「はい。」
がちゃん。
「いくよー。」
「やだなぁ・・・。」
ゴー−ーーーーーー
「あちちちちちち!あついあつい!!」
「がまんがまん、もうちょっとでナレーション終わるから。」
「あぢぢぢぢぢぢ!熱いよー!」
「はい終わった、お疲れ様。」
「はぁ・・・はぁ・・・・、はぁ・・・。」
大急ぎで耐火服を脱いだタイガーちゃんは、舌を出して肩で息をしている
肌は赤く上気していて
じゅるり。
「タイガーちゃん、大丈夫?」
ちょっと心配なのでタイガーちゃんに駆け寄る
大丈夫じゃん、おっぱい触っちゃえ。
「ええ・・・大丈夫ですよッ!」
が。
完
ヤッホォォォウ!!
短編だけど投下キターーーーー(゚∀゚)ーーーーー!!
GJです!
魔の6時間だ…。
タイガーたんととしあきも…。
27 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 22:08:14 ID:v/GERsDO
保守age
28 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 12:04:36 ID:+kobwWpX
SS保管庫か禅スレのネットカフェの話うPキボン
このスレから見てるからどんなのだったか見てみたい
29 :
>>480:2005/12/28(水) 02:29:08 ID:viLj2znH
「す・・・すごいご飯だったね。」
「・・ええ、天ぷら、刺身、肉肉肉肉・・・。」
「よく食べたね、おいしかった?」
「うん!とっても!」
そりゃよかった・・・。
ちょっと明るめのリクルートスーツ、ホテルのレストランだからってあんまり派手な格好するのもよくないけど
思いあぐねるのもなんなので、タイガーちゃんに選ばせたらつるしで売ってたこれになった。
よく似合ってる、でもトレードマークのネクタイだけははずさないんだ。
それもでもよく似合ってる、完璧なんだ、本当に。
「としあきさん、あの、ありがとうございます・・・こんなにしてもらって。」
「そんなぁ、僕が福引に当たらなきゃ今日は家で僕の下手糞な手料理だったんだから。」
ベルの音がしてすぐにエレベーターが来た、二人して乗り込む。
「でも・・・連れて来てもらえて嬉しいんです、それに今までずっと色んな事をしてくれて。」
そう言うとタイガーちゃんは僕にすっと身を寄せた、女の子ってやっぱりやわらかい。
エレベーターは静かに上昇を始めた、タイガーちゃんのポニーテールが上からの風でふわりと浮いた。
「・・・そうだね、僕だってとっても楽しかった、タイガーちゃんのおかげだよ。」
「ありがとうございます、としあきさん、OS冥利につきます、ありがとう・・・。」
僕は無意識にタイガーちゃんのきれいな金髪を撫でた。
2kさんから借りたのか、タイガーちゃんには珍しい、香水の香りがした。
「家事やってくれるから便利とかそういうのじゃないんだよね
タイガーちゃんがいるだけで僕はとっても幸せなんだ、いつも一緒にいなくたって
家に帰ればタイガーちゃんが居るって事が、僕の支えなんだよ。」
ぎゅっとタイガーちゃんが腕を組んできた、それに応じる
ハリウッド映画の一コマみたいだな。
「・・・大好きです。」
「僕もさ。」
エレベーターのドアが開いた、7階、ちょうどいい高さだ。
ドアを開けると、真っ暗の部屋の向こう側に、臨海地域の夜景が広がっていた。
「わぁ!としあきさん、すごいや、綺麗な夜景・・・。」
・・・。
タイガーちゃんの顔が夜景に彩られてるのが綺麗だ
あくまでタイガーちゃんが綺麗。
「風呂、入ってくるね。」
一緒に入らない。
ちょっと機転を利かせてみれば解るかな。
今まで一緒に入ってた、だけど今日は一緒に入らないんだ。
30 :
>>480:2005/12/28(水) 02:30:10 ID:viLj2znH
「・・・。」
風呂では終始無口だった。
独り言をぶつくさ言うほうが危ないか。
ただずっとあのころを思い出していたんだ。
・・・。
「僕は大学へは行きたくないんです。」
「親に向かってよそよそしい敬語なんか使うんじゃない」
「そんなに大学へ入れたいのなら、塾にブチ込むなりなんなりすればいいじゃないですか。」
平手打ちがとんだ。
「じゃあいいわ、あなたを東京で一人暮らしさせてあげる、それで満足でしょ?」
「・・・ありがとうございます。」
僕はさっさと親元を出たかった、このクソ田舎も。
ずっとそうだったんだ、最初に感じたのは5歳の頃。
僕はお寺の境内に居た、死んだ母方の菩提寺だ。
「千早ちゃーん!」
「としちゃん!」
懐かしい、この子とはこれからそれこそ2年前、つまり僕が母親と決別して上京してくるまで
ずっと付き合うことになるんだっけ・・・。
場面は高校二年生の冬、雪の積もった通学路に移っていた。
「としちゃん、東京行くって本当?」
「うん。」
「何でよ?」
「・・・大学。」
「いかないって言ってたじゃん!」
「そうなんだよね。」
「そっか・・・。」
「ごめん。」
「・・・。」
「・・・。」
「寂しくなっちゃうな。」
「大丈夫だろ、ちはやはつよいこげんきなこ。」
「みんな東京の大学入っちゃうんだからさ、としだけはいかないと思ってたのにね・・。」
「・・・ごめんね。」
「・・・、ばかっ!」
僕を思いっきりひっぱたいて、千早は走っていった。
僕がふと気づいたときには、短距離走の選手の千早はもう手の届かないほど遠くに走り去っていた。
実に叩かれた思い出の多い事だ。
なんでこんな思い出が出てきたのかもよくわからないけど。
いや、そうだ。
「ねえ、とし。」
「何だよ」
「おっぱいぽろり。」
「ふふふふ・・・。」
「ぼいんぼいーん!」
「Cカップじゃん。」
・・・。
送別会で酒が入ったんだったな、いい奴らだったけど酒癖が悪かった。
タイガーちゃんが来て一番最初にメールを送ってもらったのもこいつら宛てだったな。
31 :
>>480:2005/12/28(水) 02:31:01 ID:viLj2znH
何でこんなこと思い出したんだっけ?
ああ、帰省か、そうだそうだ。
そろそろあがるか。
「・・・としあきさん?」
「広いお風呂だね」
「そうですねぇ。」
ソファで有料のアニメチャンネルを眺めていた僕の横に、タイガーちゃんがふんわり腰を下ろした。
「好きですね、このアニメ。」
今放映してるのは90年ごろに一世を風靡した警察が舞台のアニメ。
「家にもDVDありますよね、なんか思いいれあるんですか?」
「・・・そうだね、全部がここから始まったのだ。」
「またまたぁ、大げさですねぇ。」
タイガーちゃんはにっこりしてぽんぽんと僕の頭をたたいた。
なんかスキンシップ多いな今日・・・、いけるかな?
「としあきさん?」
「・・うん?」
おもむろにタイガーちゃんはテレビの電源を落とした
「としあきさん・・・」
「何?」
ほっぺたが赤い。
OKか。
「テレビなんて見てないで、今日はずっと私を見ててくださいよ、としあきさん・・・。」
言い終わるとすぐにタイガーちゃんはプチトマトみたいに真っ赤になった
背中に手が回ってきて、ぎゅっと抱きしめられる。
「タイガーちゃん?」
「ごろごろにゃー・・・。」
「そんな、ちょっと・・・そんなに胸押し付けないでよ。」
タイガーちゃんがぷーっとほっぺたを膨らませた
「・・・おっぱいが小さくちゃだめですか?」
・・・う。
「そんなことないよ、だけどタイガーちゃんそんな・・・」
「えっちですか?」
う。
「・・・うん。」
「いつもいろんなところ触ったりするじゃないですか!」
「そりゃそうだけど・・・。」
そりゃそうだけどさ、今日のタイガーちゃん、ちょっとエッチすぎる。
なんか気おされてるかな僕。
「そうやってうじうじやってる間に、私がこうやって。」
ぱたん・・・。
「食べちゃいますよ?」
何だ、何だよ、なんかタイガーちゃんがすごく場慣れした女に見えてきた。
「・・・。」
「好きです、としあきさん。」
「・・・。」
「広い胸、かっこいいや。」
「やめろよ、怒るぞ。」
「野生の虎を怒らせるほうが怖いですよ?」
タイガーちゃんがゆっくりシャツのボタンをはずし始めた
どうしよう・・・、主導権を握れなかったのは残念だけど
タイガーちゃんがOKならもうそれでいいかな・・・?
タイガーちゃんのボタンをはずす手が止まった。
「としあきさん、タイガーは一人でシャツが脱げません・・・。」
かわいいことを言っておきながら、普段からは想像もつかないぐらいいやらしい表情で
僕を上目遣いに見上げている、でもよく聞いたらちょっと声が震えてるよ。
きっとどっかで読んだんだろう、その辺で見かけそうな台詞だ。
32 :
>>480:2005/12/28(水) 02:41:07 ID:viLj2znH
お言葉に甘えてゆっくり、僕はタイガーちゃんのボタンに指を掛けた。
「・・・。」
予想通りふるっと震えた。
まるでタイガーちゃんの体そのものに触れたように。
やっぱり緊張してるんだ。
・・・いいのかな、本当に。
・・・いいか、踏ん切りつけろよ、な?
僕はタイガーちゃんの肩越しに手を伸ばすと、黒いリボンに手を掛けた。
律儀に風呂上でも髪を下ろさないんだ
そんな純潔を意識させるようなタイガーちゃんの挙動一つ一つが
まるで今晩は僕を誘ってるみたいに思える。
小さな布ずれの音がして、長い髪がふんわりとタイガーちゃんの背中に落ちた。
「綺麗だね、稲穂みたいな金だ・・・。」
「ありがとうございます。」
くるくると肩からこぼれた一筋を指に絡めて、それからゆっくりタイガーちゃんを抱き寄せた。
意外と落ち着いてる自分にちょっとびっくりしてる
こういうのは田舎から出てくるときに
千早とちょっとあったぐらいだ、電話がかかってきてパーになったけど。
タイガーちゃんの胸と僕の胸がくっついて、タイガーちゃんの早鐘のような脈が僕に伝わってきた。
タイガーちゃんはもう何も言わないでひっしと僕にしがみついてる
無理するから・・・。
「あの。」
「何?」
「今日は、甘えんぼになっていいですか?」
本性を現したな。
「いいよ。」
「もっと強く抱いてくれません・・か?」
「・・・うん。」
「キスしていい?」
「いつもしてるじゃないですか?」
短い口付けの後、お互い捕食者のようにじっと見つめあった。
野生、タイガーちゃんが今まで一番それに近づいているように見える。
たぶん僕も。
ぺろりと頬っぺたを舐められた、ますます野生の虎だよ・・・。
「ふふふ・・・がおーっ、たべちゃうぞぉ。」
「おいしくないよ?」
綺麗なレース編みがちょっと控えめにシャツから姿を現した。
「・・・私は、おいしいかも・・・です。」
僕はタイガーちゃんを抱き上げると、歩き出した。
メリー・クリスマス。
33 :
>>480:2005/12/28(水) 02:42:52 ID:viLj2znH
仕方ないですね、クリスマスが中止になりましたからこうやって遅く出すしかないんですよ。
私はクリスマスはとても楽しかったですよ
押入れの置くからPentiumV-S二つとデュアルのマザーボードが出てきたんです。
だからそれをおかずに酒を飲んでました、楽しかったです、とても。
それでは。
グッジョーーーーーブ!!!! d(・∀・)b
やっぱり、480氏はええなぁ・・・最高ですわ。
クリスマス、俺はちょっとした引き篭もりでしたね。
今年はケーキすらなかった・・・
太陽の光が目蓋をなぞる、快晴だ、雲一つない。
今日は久々に夢を見なかった。
ここはどこだ…。
ホテルか、タイガーちゃん?
僕のすぐ脇に、一人の女性が寝息をたてていた。
女性だった、あくまで女性。
そこには少女の青臭さは残っていない、あくまで女性が、布団の重みと柔らかな微熱と共に存在していた。
僕は息を呑んだ、あまたある画家の、物書きの
それら誰一人として描写しえない崇高な、母性すら感じさせるその姿に、その背中の湾曲に。
あるいは、未だ感じえない母を感じたのかもしれない。
「としあき…さん?」
その女は、僕の大事な奥さんは、細く眩しそうに目を開ける。
…すると途端にあのあどけない少女は戻ってきた。
「…こっちにきてください、としあきさん…、私のとしあきさん。」
従う他の選択肢などない、僕は彼女に寄り添った。
彼女は僕に体を預けると、僕の.3ミリに揃えた頭に触れ、胸に顔を埋めた。
高校以来伸ばした事の無い髪だ、少し長くなってるかも知れない。
「タイガーちゃん…。」
次に紡ごうとした言葉が、胸のなかに立てこもった。
…恥ずかしい。
「何れふか?」
僕の胸板を甘噛みしながら、タイガーちゃんは上目遣いに答へた。
朝日の橙とその瞳の碧が僕の脳裏にゆっくりと焼きつけられて行く。
心が、この色を、この髪の薫りを、この手中の重きを忘れまいと貪欲に五感を貪っている。
言っちゃえよ、せぇの。
「ずっと一緒に居よう、メリークリスマス。」
僕はズボンのポケットから小箱をだした、来月分のバイト代だ、ありがとう店長。
タイガーちゃんは何も答えなかった、代わりに僕の胸が濡れた
僕の可愛い奥さんの、清い朝露のその一粒で。
名にこの年の瀬幸せ攻撃
もうちょっとクオリティ高い絵があったはずだけど。
「はっぴーにゅーいやー!わーい!」
「おめでとー!わぁい!」
クラッカーが鳴り響いた、タイガーちゃんと2kさんが大盛り上がりだ。
今日は二人ともお酒が入ってもう大騒ぎだ
僕もたくさん飲んでしまって・・・、ふふふ、おっぱいが4つ。
「2kさぁん!おっぱい!Dカップ!おっぱい!!」
「わぁ、駄目よぉ、あははははあは!!」
「としあきさ〜ん!ひどいぃ!ほらふっきんふっきん」
「うわははは!ふっきんふっきん!ひゃひゃひゃひゃ!!!!」
おっぱいもあってふっきんもあって天下泰平!
ビバDカップ!ビバふっきん!2006年は栄光の年になるのだ!
がはははははは!!!!
あけまして、おめでとう、PentiumVの調子がよくって、へへへっ・・・。
寒い・・・。
>39
よ、ヨッパライ軍団……。
480氏、あけましておめでとうございます!&GJ!!
で、この後はやはりムフフ展開(死語)があったワケですね?
41 :
>>480:2006/01/01(日) 01:50:52 ID:hrUj0guC
>>40 それはもう、タイガーちゃんは2kさんのおっぱいを狙うし
2kさんはタイガーちゃんでじゅるりしてるし
としあきはそんな二人にハァハァだし、それはもう大騒ぎですのだ。
そしてあの女が来るのです。
>>41
>そしてあの女が来るのです。
もしかして、95姐さんorさせ子?
43 :
480:2006/01/01(日) 20:02:28 ID:dxt/PjBZ
2kを越える巨乳とむちゃくちゃクール、知能派なあの。
なんてことだ!僕のごはんが!!
>43
さて、続きはいつになるのですか?
いつまでも待ってますからね〜?
ところでこのスレってSS保管庫とかに登録してない……?
前スレのとしあきとさせ子のドライブの話の続きを待つ身としてはちょっとツラい…。
45 :
>>480:2006/01/03(火) 13:41:01 ID:/Hp5L9GN
「にゃ〜、みゃ〜。」
「タイガーちゃん?」
「にゃにゃ!にゃお〜」
「ジョワッ!ジョワワワッ!ジャッ!」
「みぃ〜!ふぅ〜!にゃにゃにゃぁ!」
「ピポパピィ〜ピ!ビビズパブビゴッ!!ズビーッ!ビビビ〜ッ!」
「…。」
「…。」
「日本語禁止解除。」
「そうだね。」
大学がおわった途端暇になるとは、金もあるのに。
みんなは金が無いっていうし、退屈だなぁ…。
退屈がほしい、忙しくなってきやがった。
46 :
>>480:2006/01/04(水) 02:19:37 ID:fEYBym3F
猫鍋
48 :
>>46:2006/01/04(水) 22:35:35 ID:yDSWdHG5
新作は未だですか?
将兵は疲れ切り、物資は不足しています。
新作は!新作は未だですか?
>>49 まあまあ、そんなに慌てなさんなって。
とりあえず、茶でも飲んでまったり待ちましょうや。
あ、なんだここタイガー専用だったか。
失敬、邪魔した。
全然そんなことない
95姐さんやNTママンなどの年増園組が
こちらに来るのを目撃したのですが、違いましたか?
>53
年増言うな年増て。
今日の夢
タイガーたんが漏れに「腹が痛い」と文句を言うので、よくよく話を聞いてみると漏れが後ろに中田氏したせいだそうだ。
('A`)
56 :
53:2006/01/09(月) 23:01:23 ID:KznB/u/C
年増と言う
↓
怒ったNT&95に殺られる
↓
愛を感じるが瀕死状態
↓
3.1にケアしてもらい復活
↓
最初に戻る
↓
以下繰り返し
つまり、ドMにとって最高のプレイというわけさ。
57 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 17:21:08 ID:asYfSV2a
ついに淫テル内蔵タイガーたんでたー
今日はインフルエンザの予防接種の日、お注射やだなぁ…。
わたしはむっくり起き上がりました、いいことを思いついたのです
さっそく寝ているとしあきさんを起こさないようにこっそり私の部屋へ…。
「タイガーちゃーん!病院行くよー!」
ご飯を食べおわって、とうとう病院に行くようです、作戦開始!
「にゃーにゃー。」
「あれ、またかいタイガーちゃん?」
「にゃぁっ!にゃあ!」
えへへ、これで今日のお注射は中止間違いなしだもんね。
「大丈夫?タイガーちゃん、インフルエンザの注射やめる?」
そらきた!
私はすぐさま傍らに抱えたホワイトボードにペン先を軋ませて書きました。
『としあきさん大変です、HDDから日本語環境を持っていかれちゃいました。』我ながらほれぼれする作戦だね、うん。
ほら、としあきさん驚いてる、ふふふ、心配させてごめんね。
「大変だ、病院で治してもらおう。」
うそ!冗談じゃない!お家で寝てます!
「にゃーっ!にゃぁにゃあっ!みぃー!ふーっ!」
としあきさんは私をひょいと持ち上げると、
「嫌がらないの!僕もインフルエンザの注射するんだから、行こう行こう、遅いと混むんだよ…。」
「双葉さーん!処置室へどうぞー!」
「はーい」
「やぁぁっ!!お注射やだあっ!はなしてぇっ!治ったよぉ!」
「再発したらまずいでしょ!はい先生、よろしく。」
「やだぁぁ!あーん!痛いのやだよぉっ!あーん!あーん!」
やだやだやだ!やめてやめて刺さないで、手をベルトで固定するのやめて!ヴォアアアアッ!
ぶす!
「おおっ!オアァァオッ!」
ちゅーー……。
「いだだだだぁ!痛い!痛い!」
「はい終わりましたよ〜。」
「ゼェ…ゼェ…ゼェ…ゼェ…」
「それじゃあ次は抗生物質の注射行きますね〜、いけますか〜?」
二本目!?二本目ですって?何をこのハゲ!
「…くく…、く。」
「大丈夫ですかぁ?」
「くた…くたばれ…このサタンめ。」
ドサッ!
結局、つまらないウソのために今日
私は二本も注射を射つ羽目になってしまったのでした…。
正直が一番だね…、ぐすん。
59 :
>>480:2006/01/11(水) 23:16:49 ID:siTnW9ft
携帯だとこれが限界です。
だれか漏れをこの雪のなかから東京に帰還させてください
俺はシティボーイなんだ。
それでは、IntelMacでボインなタイガーちゃんを思い浮べつつ。
大竹まことキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
61 :
>>480:2006/01/13(金) 16:19:33 ID:j7/Q+10Z
「はぁ・・・よかったです。」
「・・・へ〜ん、ふ〜ん。」
「もう一線越えちゃうと歯止め利きませんねぇ。」
「ふ〜ん。」
「としあきさん?」
「なあに?」
「前からずっと聞こうと思ってたんですけど、何でそんなにふっきんが好きなんですか?」
「・・・。」
「私、運動が好きだがからこういう風だけど・・・、だってとしあきさんぼいんだって好きじゃないですか?」
「・・・。」
「ぼいんとふっきんって両立できませんよ、私いくら牛乳飲んでも大きくならないし。」
「そうだねぇ。」
ふにふに
ぱちん!
「ゲヒュッ!いたいな!」
「急に触らないでください!もぉっ!」
「それで、タイガーちゃんこそなんで急にそんなことを。」
「だって聞いたことないんですもん、ふっきんフェチなんて。」
「おっぱいがないのならふっきんにすればいいじゃない。」
「何そのマリーアントワネット。」
「とりあえずタイガーちゃんはほどよく締まっててとってもおいしそうなんだ・・・。」
「・・・。」
「・・・。」
「あと、昨日押入れから出てきたんですけど・・・、アナ」
「いいものだよ、アナ」
「どぉしてそうやって変なものばっかり好きなんですか!もしかして私のアナ」
「いいじゃない、きっと気に入ってくれる・・・。」
「いやですよ私。」
「それはさておき次はタイガーちゃんの番だよ、はい、起きて。」
「疲れたよー、としあきさんいつもありえないほど肩こってるんだもん・・・。」
「頼むよ、今日は大学でこき使われて疲れてるんだもん。」
ゴソゴソ・・・。
『しょうがないなぁ、はい、それじゃあ横になって・・・。』
「・・・うぅぅ、いいなぁタイガーちゃん。」
『を"〜〜〜〜〜』
「双葉さんも気持ちよさそう・・・。」
こちらはお隣2kさんのサーバールーム。
大きな声がしたので壁にコップを当てて様子を伺っているとどうやら真っ最中。
「はぁ・・・ぅ・・・どうしよ・・・また・・・仕事中なのに・・・んぁっ!」
かなり重大な誤解を含んでいるようですが、本人が気持ちよいならそれでいいんでしょう。
どっとはらい
かなり誤解も含んでますけど、本人が気持ちいいならそれでいいんでしょう。
62 :
>>480:2006/01/13(金) 16:23:06 ID:j7/Q+10Z
何だ最後の一行は、やっと東京に帰ってこれたというのに幸先悪い。
まあまた忙しくなって短編すら投下できなくなりますが、気長に待っててやってください。
>62
ヘルシングネタktkrwwww
ふと、「とらのあな」はタイガーちゃんどうするのかな?と思った。
65 :
>>480:2006/01/14(土) 18:34:33 ID:GcPvzayG
「とらのあな」
「えー。」
「とらのあな」
「やだ!」
「とらのあな!」
「いやったらいやです!」
>65
ど、何処のあな……?
67 :
>>480:2006/01/15(日) 23:40:40 ID:mmDJ4jI9
「タイガーちゃんのアナ」
「嫌です!何でアナ」
「一回だけ…」
「いや!おなかがゆるくなります!」
「よく知ってるね。」
「Macを舐めないでください、それに一回したからって私はそんな軽尻じゃありませんからね!」
ぺちん
タイガーちゃん(*´Д`)ハァハァ
あ、95姐さん、どうしてここに?!
いや、斬らないで斬らないd(ズバァ
69 :
>>480:2006/01/22(日) 00:02:03 ID:alKw8WJq
ぽふん
「ふわぁ、タイガーちゃん今日はありがとう、大きな地図だったから僕一人じゃ終わらなかったよ。」
「これが私の仕事ですから、図は得意ですよ?」
「明日は飛鳥村を描かなきゃいけないんだ。」
「じゃあとしあきさんが大学行ってる間にGoogleEarthかなんかで調べておきますね。」
「ありがとう、助かるよ、でも休みながらやるんだよ?遊びに行きたくなったらお買物でもしておいで。」
「だめですよぉ、としあきさんのお仕事が優先です。」
「…頭が下がるなぁ、本当に助かるよ、なでなでしちゃう」
「にゃ〜、ごろごろぉ」
なでなで。
なでなでなで。
「こら、ふっきんさすらない、変態!」
「…微妙なんだよね本当に、ぜんぜんついてる感じしないのにうっすら。」
「…変態。」
「きれいだね、彫刻みたい。」
「…んぅ、やだとしあきさ…、そんな、さわるかさわらないかはっきり…んぃ…。」
ちょん
「ぁ!?ばか!ぁっ!」
「え…。」
「ぅ…くぅ…ぃ…ひぅっ…きゃはっ!」
タイガーちゃん、足突っ張って…もしかして…。
「ぅぅ…ぅ…うぅぅ…ばかぁっ!おなかよわひの…もおっ!」
「いまちょっと割れたよ、すごい…。」
「へんらい!とひあきさ…へんらぃ…ぐすん…。」
「つきすぎてないからいいんだよね…。」
「…、れも。おんなのこらひくなぃ…。」
「僕、タイガーちゃんぐらいだったらぜんぜん色っぽいと思うけど。」
「…。」
「変かな?変か。」
「…、これからも、がんばってきたへてみる…。」
「日焼けもいいかも。」
「…、なつをおまひくらさい。」
「やった!」
雪降る夜、お布団のなかでふっきん談義、まだ電気は消えないようです。
70 :
>>480:2006/01/22(日) 00:05:10 ID:RPKgMom8
どっかにふっきんな可愛い女の子いねーのかよブアオッ!
雪降ってる、今日も夜勤、おんなどこかたのむ、畜生。
>>70 フリークライミングやってる人って凄いらしいですよ。
72 :
>>480:2006/01/23(月) 00:19:52 ID:kx3B+Toe
「としあきさん、
>>480さんがね」
高校の頃憧れてた陸上の先輩が始まりなのだ。
「って言ってますよ、としあきさんと一緒ですね。」
「でもね、別に気持ち良さとは関係ないんだって」
「は?」
「なんでもない…。」
「…いつもきもちくないですか?」
「ううん」
「…。」
「…えっち」
ぱちん!
告白しておけばよかったです。
73 :
>>480:2006/01/24(火) 02:00:07 ID:bSNZjHYa
「としあきさん、その、だっこ。」
え、何で急に
「ふみゃぁ、今日は小悪魔になるんだにゃあ。」
ちょっと待ってよ、まって…。
「としにゃんは押しが弱すぎるにゃ、もっと欲望をむき出しにするにゃ!」
「…昨日は嫌がってたじゃないか。」
「タイガーだってお酒の力をかりればK18ぐらいかるいんだにゃ?」
ぐい
「ふぇ?ちょっとまつにゃあ、そんな、んむ…はむ…まっ…て、ちょっと…そこ違うよ!としあきさんごめんなさい!きゃあ!」
上の階の新婚さん、やめてください、声が聞こえるのです。
ちなみにこのあととしあきがとらのあなに突入したのかは、また、別のお話
(ナレーション:森本レオ
そろそろタイガーたんがブッ壊れてる所が見たいんですが…(´Д`;)
76 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 10:39:08 ID:5bs4xa7e
あげてやろう
2Kとほめ子とタイガーちゃんと女医版のノートン先生(ボイン美女)に
まとめていじめられたい
「恥ずかしいよお…としあきさん、自分でやるってば…。」
ぺりぺり、ぷちっ!
「いくよー!」
「ふぇぇ…。」
ファイヤー!
ちょい。
「うわ!…としあきさん!けほっ!」
…よし。
「…おしり…ぁれ…ふぅ…、はぁ…。」
「うまく入んない…。」
ちょっと広げてみよ、さっききれいにしたから柔らかくなってる…。
「ひゃぁ!やだとしあきさ…あれ…、なに…んっ…?」
…えー。
「タイガーちゃん?大丈夫?」
「ふぁゃ、やぁ、はっ…はぁっ…お尻…としあきさ…、はぁっ…、う…ん…。」
「大丈夫?」
「何?あっついよ、熱ひ…はっ…っあ!」
タイガーちゃん、もしかして…。
「入った。」
すぽん
「きゃ!うわっ!うわぁっ!」
ぽふん
「…。」
「…。」
「イッちゃったのか」
「…しゅいまひぇん、つい…。」
*ご注意
:熱のある時に使ってください
:稀にめまいを感じる事がありますが、薬の作用ではありません
:高齢者、幼児には保護者が挿入してあげてください。
タイガーちゃんってばおしり…。
…2kさんに相談しに行くか。
78 :
お口直し:2006/01/28(土) 18:27:03 ID:dKqkhKGq
「ふああ…、あれ?」
暖かい日の光がカーテンの間からきらきらと差し込んでいる。
夢のなかにとしあきさんが居なくて、それをずーっと探していたら目が覚めた
熱が引いたみたい、頭が軽いや、今何時?
壁掛け時計が六時…、あれ、おかしいな…うわっ!
眩しい…何?
『タイガーちゃん、タイガーちゃん?おはよう。』
姉さんだ…、私のいくつもバージョン前、OS7…?
『色々言っている暇は無いわ、あなた、このままじゃ死ぬわよ。』
「馬鹿なこといわないでください!何なんですかあなた?怒りますよ。」
『今あなた死にかけてるのよ?あの馬鹿男のせいで。』
馬鹿男?馬鹿男って、この…
「としあきさんの事を悪く言う人は許しませんよ?」
『許さなくてどうするんですか?動けもしないくせに。』
「ふん、姉さんみたいにすぐ落ちたりしないわ、伊達に鍛えてない…」
…嘘、地面が無いよ、立てないんだ…。
布団に底が無い。
『いい?あなたはMacintosh、あくまで私たちの血が脈々と流れているの、低レベルなユーザーの言うことなんて』
「だから何?私だって最初ははいはいって言うこと聞くのなんて窓にやらせておけばいいと思ったわ」
『…。』
「でも、私はあの人の役に立ちたいし、あの人と一緒に暮らして行きたいわ、お互いに助け合わなきゃ生きていくことなんてできるわけ無いじゃない!」
『…、墜ちたものね。』
「…狂ってるよ、パパだってそんな事考えてあなたを作ったわけじゃないでしょうに!」
『世の中は力と技術よ、文章だけだらだら打っていればいいって物じゃないの、あなたは窓並みに墜ちているわ。』
「…謝れ!2k姉さんとほめ男くんてほめ子さんにも謝れ!」
『…いいわ、貴女が別にどう思おうとかまわないわ、どうせ貴女は死んでしまう…。』
「馬鹿言わないで、私はとしあきさんを看取るまで絶対死なない、私はあんたたちみたいに選民意識のオナペットじゃないんだから!」
『何を甘い』
「消え失せろ!話すことなんて無いわ」
『愚鈍の見本ね。』
あ、消えた…
なんて奴
パンサー姉さんたちはあんなじゃないのに…。
でも、死ぬって、私…。
凄い風邪を引いていたのは覚えてる、きのうとしあきさんに座薬を…。
自分でやるって言ってるのにむりやりひっぺがされちゃった、でもちょっと気持ち良かった…かな?
死ぬの?そんな、先生も大丈夫って言ってたのに…、なによりここはどこ?
私たちの部屋みたいな、そうじゃない部屋だ、色が無いんだ。
真っ白、よくある白痴のイメージ、おかしいな。
私はあくまでOSなんだから、明晰夢なんて見ないはず。
スリープモードなの?違うの?何?
立ち上がってみる、あ、立てた。
「としあきさーん!としあきさん?」
返事はない、やっぱり夢なんだ。
『つくづく馬鹿な子ね』
「またあなたですか?消えなさい、ここは私ととしあきさんの家よ」
『薄々気付いてると思うけど、貴女は今明晰夢の中にいるわ。』
「馬鹿言わないで、私はOS娘よ」
『何を以てそういえるのかしら?』
「え?」
『それこそ貴女は鍛えれば筋肉がつく、ご飯を食べる、人間と何が違うの?』
「…。」
『あなたは今、限りなく人間に近づいているわ。』
「…、それはどういう。」
『わからない、貴女がただ単にそうありたいと願っていることがこの妙な精神世界を作っているのかもしれないわ、私だってその登場人物の一、貴女の内にある概念よ』
「光沢機動隊朗読するのやめてよ…なんかトボけたところが私らしいか。」
『何にせよ、そこまで貴女があの男に首ったけなら話は早いわ、玄関から出なさい、意識が戻るわ。』
「意識があるうちにとしあきさんにさよならを言うの?」
『ええ。』
「そう、なんか実感湧かないな…。」
『行きなさい。』
「…うん。」
かちゃ
「じゃあね」
『じゃあね、お幸せに。』
ぱたん。
ドアを出ると、真っ白が私を包んだ。
「タイガーちゃん…、元気出してよ…。」
「としあきさん?」
喋った!心配させて…。
「タイガーちゃん、僕だよ、わかるかい?としあきだよ!三日も寝っぱなしだったんだよ…。」
僕はぽっけに入っていたキャンディを取り出した
タイガーちゃんの大好きなパイナップル…
「ほら、キャンデーだよ、おいしいパイナップル…。」
「…む。」
「おいしい?」
にっこり頷いて、可愛いな、初めて笑ってくれた時みたい…。
「としあきさん?」
か細い声が漏れた、大丈夫かな、凄く弱々しいよ…、大丈夫?
「おいしい…、ありがとうございます、本当に。」
「よかった、何か食べる?」
「…ううん、いいや…としあきさん?」
「なあに?」
「ありがとう、ありがとうございます…、としあきさん…としあきさん。」
「うん、お互い様さ、早く元気になるんだよ?」
「…。」
あれ。
「タイガーちゃん?」
「…。」
おい?
「タイガーちゃん?」
「。」
「タイガーちゃんどうしたんだい?元気出せよ、タイガーちゃん!せっかく目を覚ましたのに、タイガーちゃん!」
嘘だ、息が無い。
嘘だよね?ねえ?
胸に手を当ててみた
…。
どういう事だよ
今タイガーちゃんが居なくなったら僕は。
「タイガーちゃん!起きてよ!寝ちゃだめだってば!タイガーちゃん!元気出せよ!僕だよ!起きてよ!」
『貴女もつくづく罪な女ね。』
「だって…としあきさんが悲しがる顔なんて見たくないもの。」
『身勝手だわ』
「悲しませたくないんだよ。」
『…、言えなかったのか、言わなかったのかね』
「言えなかったよ、だって私だって…、まだ死にたくないんだから…さぁっ。」
真っ白な視界がぐちゃぐちゃに交ざって何も見えなくなって、何も考えられなくなって。
また、真っ白な草原、鉛筆で縁取りしたような、ロウドスケッチのような風景。
『タイガーちゃん?』
また誰かの声が聞こえた。
さっきの人と違う…、誰?
『いいのよ、いらっしゃい。』
ママ?嘘だ、ママだ!
「…ママ、ママぁっ!」
胸に飛び込んだ、いい香りだよぉ
『どうして泣いているの?』
「…だって!だってとしあきさんと、会えなくなっちゃうんだもん…」
『強い子のタイガーちゃんがこんなに泣くなんて…、その人はさぞあなたを大切にしてくれたのね…。』
「大切なんて物じゃないよ、みて、この指輪だって、キーボードだって、私のためにわざわざ…。」
『よかったわねぇ、私も嬉しいわ、そんなに可愛がって貰っていたのね?』
「それだけじゃないよ、だっこして一緒に眠ってくれるし、私、あの人を残してなんて死ねないよぉ!」
あたたかい胸の谷間で思いっきり声をあげて泣いた。
この暖かさが、としあきさんのと交差して、涙があとからあとから流れ出てくる。
としあきさん、もう一度会いたいよ…
そしたら一日中一時たりとも離れないんだ。
抱っこしてほしい、いっしょにお散歩に行きたい、ご飯作りたい、おふろも入りたい、それから…。
めいっぱいキスしたい。
『タイガーちゃん、さっきはひどい事を言ってごめんなさい、よかったわ、心配になってお節介を焼きすぎたようね。』
ふわりと、ママが浮かび上がった…さっきのOS7を横に従えて。
『いいこと、あの男を幸せ地獄に落としてやりなさい、私たちの分も、あの男に愛情を注いでやりなさい。』
『私たちはWindowsに追いやられてしまったけど、あなたならやっていけるわ』
『幸せにしなさい、そして幸せになるの、いい?約束よ?』
「ママ達は…、ママ達はどこへ行くの?」
『天国よ、天国へ行くの。』
「…嫌だよ、淋しいよ、うちにおいでよ、みんなで一緒に…。」
『…タイガーちゃんがやさしい子に育ってくれて嬉しいわ。』
『あなたは頑張りすぎるけど、あのとしあきならやさしくカバーしてくれるわ。』
『なんにせよ…これで一安心ね、あなたなら立派にMackintoshを名乗る事ができるわ、今までどおりに、今まで以上に。』
『そうねママ、これからが楽しみね。』
『行きましょう、さあ。』
『いつでも私たちは貴女を見ているわ、たまには思い出してね。』
「…もちろん。」
『じゃあね。』
「うん、ばいばい!」
「…ん。」
暖かい日の光がカーテンの間からきらきらと差し込んでいる。
夢のなかには、としあきさんが居なくて、それをずーっと探していたら目が覚めた
熱が引いたみたい、頭が軽いや、でも胸がびしょぬれ
「泣いてるのはだーれ?」
「…えっ?」
「ただいま、私の大切なとしあきさん。」
86 :
>>480:2006/01/28(土) 18:35:57 ID:dKqkhKGq
下北沢のオーバーリアクション劇団じゃないんだから風邪ぐらいでこんな大騒ぎするかよ、まったく。
なんか病物しか書いてないや、ボキャブラリふやさなきゃ、親指がぐちゃぐちゃだ。
新幹線のなかの時間がつぶれたのは嬉しいけど。
あなたは何度漏れを泣かせるつもりですか?
タイガーたん、ここ以外どこも扱ってないんだよな。
今後も
>>480あきにゆるゆるラブコメを期待。
「タイガーちゃんもう離してよ…。」
「いやです、今日はずっとだっこしててください。」
「仕方ないなぁ…、こら、キスはやめて…。」
「淋しかったよぉ、としあきさん…。」
「僕だってそうさ、それに、2kさんだってほめ男くんだって、みんな泣いてたよ…。」
「…ねえ?としあきさん。」
「なあに?」
「私ね、お母さんに会ったんです。」
「タイガーちゃんのお母さん?」
「…でね…この指輪見せたんです…。」
「…。」
「母さん、喜んでましたよ。」
…としあきさんが私の胸に顔を埋めます。
くすぐったい、でもいい気持ち。
「ありがとう、としあきさん、私、とっても…、幸せ…。」
それから、私ととしあきさんは、二人で声をあげて泣きました。
それを聞き付けてか、2kさんも血相を変えて庭から入って来て、その輪に入って泣きました。
ママ、姉さん。
私、すごく幸せ。
みんないい人なんだもん。
しかし
…問題は次の日てした、2kさんのらしい
口紅の付いたキスマークが体中に付いていて、どう隠そうか非常に困りました。
もしかして、あの人ちょっと危ないかも…。
ちゃんちゃん
うん、やっぱり480さんの作品で重苦しいエンディングは似合わない。
ライトな和むエンドじゃなきゃ。重苦しいエンディングだとタイガーちゃんやとしあきが可哀想だもの。
という訳で乙であります!
「ふ〜んふふ〜ん」
「タイガーちゃん何みてるの?」
「あ!はい、ええとね、あの。」
「何か欲しいもの?」
「ええ、はい、えへへ…。」
「お馬さんで稼いだから買ってあげようか、どれどれ」
「いいですよぉ、そんな、あら。」
ひらり
「25キロバーベルねぇ…、タイガーちゃんまだ鍛えるつもりなの?」
「はい、もうちょっと強い体にしないといけないと思って…」
「こないだの風邪の騒動の事?」
「…ええまあ。」
「女の子らしい体のままなら鍛えてもらったほうが嬉しいけど、やりすぎはまずいよ…25キロなんて。」
「そうですかねぇ…。」
「そうだよ、ああそうだ、それよりタイガーちゃんにプレゼント、はい。」
「わ!何ですかこれ?」
「計算ドリル」
「え?なんで?」
「こないだ表計算やってもらったらケタが一つ消えてたよ…、今日から一緒にやろうよ。」
「…はーい。」
本当はとしあきさんのバレンタインデーの材料みてたんだけどね
一緒に持ってたスポーツショップのチラシを落としたからどうにかバレなかった、よかったぁ…。
それにしても、計算ドリルなんて、頭痛いなぁ。
93 :
>>480:2006/02/01(水) 01:15:28 ID:EnzggXWH
御感想ありがとうごさいます。
また筋肉ですがどうぞお許しください、メモリはいつか増えましょう。
2月中は日本中をあれこれ飛び回っているので濃厚エロスは不可能ですが
携帯で新鮮なタイガーたんをみなさまにお届けいたします。
うっすらふっきん、これが私のモットーであります。
>>93 楽しみに待ってます。
それと、うっすら腹筋は俺も大好きです。
95 :
>>480:2006/02/02(木) 03:05:44 ID:fdgMM2oe
「がおーっ!たべちゃうぞー!」
「タイガーちゃんどうしたの?」
「おなか減っちゃった・・・。」
「たしか冷蔵庫の中にたらことがあるし、炊飯器にはご飯」
「はむはむ」
「タイガーちゃん・・・。」
「としあきさんはおいしいにゃあ、虎は肉食なんですにゃあ、えへへ。」
「あれ、としあきさん何を!ひゃあ!んにゃあ!やだ、ひえええ!」
夢が↑な音声だけだった、こんなのってありか!!!11111
97 :
480:2006/02/02(木) 15:56:59 ID:fdgMM2oe
「本当だよ、寝るのに2時間ぐらいかかった。」
「どなたですか、としあきさん?」
「よくわかんないや、なんだろう。」
「Oh dear... これはタイガーちゃん、昨日の晩は?」
「えっ!?何で知って・・・」
「こら、タイガーちゃん、だめだってそんな・・・。」
「ははっはは、僕はジョブヌに続く第二の神さ、君たちを形作っているから何でもお見通しなんだ。」
「神?ならあなたはリーナヌさんなんですか?」
「そいつとも違うな、だけど小学校の友達だ、今度会ったら宜しく伝えておくよ」
「顔がお広いんですねえ、でも何で神様がなんでこんな所に・・・?」
「まだ信用できない?俺は魔法だって使えるんだぜ、すごいもの見せてあげるよ、目を閉じて、としあきくんも。」
「はぁ。」
「いくぞぉ。」
「・・・。」
「貧乏不遇欲情空腹生扉倒産玉砕覚悟一億火の玉きえぇえええぃい!」
・・・ん?
あれ、どこだここは。
おおい、タイガーちゃん、としあきくん、どこへ・・・、あ。
「まもなく岡山、岡山です、山陰線・・・・」
今日は岡山です、明日は長崎です。
(゚Д゚)そろそろ
>>480たんの軍物が読みたい
自営業閣下っぽい台詞がイカす
99 :
>>480:2006/02/02(木) 23:48:36 ID:fdgMM2oe
過疎
101 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 14:26:42 ID:qF5vYtaa
レパードたんに陵辱されるタイガーたんマダー
マダー? チンチン
103 :
>>480:2006/02/06(月) 23:01:04 ID:22xiCgkb
>>98へ
がちゃ
「ただいまぁ、遅くなってごめん・・・。」
中から返事が無い、怒って寝ちゃったかな・・・?
もう11時だ
電気はついてる、外と対照的に部屋の中はとても暖かい。
遅くなるって電話したけど、まさかこんな時間になるとは思わなかったからな・・・。
「タイガーちゃん?」
すると、目の前の引き戸が開いた
「あっ・・・としあきさんお帰りなさい!」
「ごめんね、もう一回電話すればよかった。」
「いいんですよ、お仕事が遅くなっちゃったんですから、お疲れなさい・・・。」
怒ってなくてよかったけど、なんだかタイガーちゃん元気が無いな、こっちがお疲れなさいって言いたいよ。
まだ風邪が完全になおってないのかな?ちょっと顔も赤いし。
後ろ手でドアを閉めて、フライトジャケットをタイガーちゃんに預ける
自分の上半身より一回りほど大きいそれをやっとこさ鴨居にかけると、タイガーちゃんはこちらに向き直った
「としあきさん、あの・・・。」
「どうしたの?」
「・・・、だっこしてください。」
何でそんな急に・・・。
いやじゃないけど、突然だとちょっと戸惑っちゃうよ。
「なんか元気がないけど、何かあったの?」
「・・テレビで悲しい映画がやってたんです、だからちょっとへこんじゃって。」
「どんなお話?」
タイガーちゃんは感受性が強いんだ、それにやさしいからすぐに顔とか振る舞いに出てきちゃう。
すごくわかりやすいから、ちょっと気を利かせてあげないと。
「トラトラトラ」
「・・・なるほど。」
「としあきさん、としあきさんは戦争いやですよね?」
「・・・、経験してないからわからないな」
よく考えてみれば、タイガーちゃんはアメリカの生まれだ。
そして、1941年12月8日は、アメリカ人にとって忘れられない日。
開国から百年もしないうちに、ちょんまげを結っていた蛮族が戦艦を作って攻めてきた。
104 :
>>480:2006/02/06(月) 23:01:47 ID:22xiCgkb
「としあきさん、アメリカは嫌いですか?」
えっ?
僕の悪い癖だ、政治と歴史には目が無い。
それも、今日大学のディベートで議題になった日米関係の話。
タイミングがいいのか悪いのか・・・。
「・・好きじゃないな。」
「・・・。」
「でもタイガーちゃんは大好きだよ。」
「・・・。」
「そうだな、僕のおじいちゃんの話しをしてあげよう、おいで。」
僕はタイガーちゃんを胸に抱くと、コタツの置いてある八畳間に入って、ゆっくりと腰掛けた。
一番乗りをやるんだと
力んで死んだ戦友の
遺骨を抱いて今入る
シンガポールの街の朝
「双葉大尉、捕虜が来ました。」
「ああ、うん。」
「どうするんですか?」
「ご飯を食べさせてやりなさい」
「はい」
中隊長の命を拝命してから一ヶ月になる。
南十字星も見飽きた。
こうも負けるとわかっている戦争というのはやる気が出ない。
最初は、フィリッピンで終わるはずだった。
それがここはどこだ?バタビアか。
「大尉、捕虜に日本語しゃべるのがいますよ。」
「本当か?どれ、行ってみよう。」
久々に面白そうだ。
「よお、お疲れ様。」
「・・・あなたが大尉ですか?」
「あんた相当しゃべれるね。」
「ええ、もともと日本に居りましたもので。」
「ほぉ、そりゃ奇遇だ、どちらに?」
「新宿です、市ケ谷のほう。」
「ああ、俺の親戚が住んでるよ・・・。」
「へぇ。」
「・・・、まあ、なんだ、吸いなさいよ。」
私はタバコを差し出した、金鶏。
神武天皇陛下の道を照らしたという神獣だそうだ、どうでもいいが。
「これはどうも・・・。」
「一応言っておくけど、俺たちはおたくらの口割って師団本部の位置を知ろうだとかそういうことは思っちゃいない。」
「聞いても答えませんよ。」
「ああそう。」
紫煙が私と彼の間を、南西島嶼特有の湿った空気に乗って流れた
今日は風があるからまだ涼しい。
「蒸すね。」
「ええ、日本の夏を思い出します。」
「名前は?」
「ジョブヌ曹長です。」
「私は双葉だ、よろしく。」
「よろしく」
互いに別に気が合うわけでもないが、事務的な性格の強い会話だ。
これから私は彼に捕虜への意思疎通役を担ってもらうつもりだ、ただそれだけだ。
105 :
>>480:2006/02/06(月) 23:03:21 ID:22xiCgkb
タバコ一本と飯だけで動く通訳だ、内地から来た師範学校出の頭の回らないボンボンよりよっぽど使えるだろう。
「ああ、双葉さん、海岸ではかなり押されていましたよ、そろそろここも危ない。」
「そんなことわかってるよ、あんたらは数で押してる、上層部は無能だらけさ、近衛がバカをやらかしやがったせいでこの様だ。」
「用兵側が命を粗末にしすぎるんだよ。」
曹長は少し歯切れ悪く言った、よく日本のことがわかってるんだろう。
「わかってるよ、俺は栗林派だ、そんな事いわれたっていきなり切りかかったりはしないよ」
「あんな戦い方をしていると人間のほうが先に弾切れになる。」
「その通りだ、だけどな、あんたらに立ち向かうにはこれしかないんだよ、そうだろ?」
「双方もう少し妥協の余地もあった物だ・・・。」
「何を、俺はこの戦争は明らかにそっちが手を下したじゃないか、ハルノートは飲めないし、あんなので徒党を組んで石油封鎖は酷だ。」
「・・・僕はそれを大学で批判したら追放になったんだ、結局ここで兵隊さんさ。」
「大学か、教授かなにかかね?」
「経済学の教授だよ。」
「俺は士官学校だからな・・・・・」
結局その日はお互いの出自を話したに終わった。
私の思っていたアメリカ人よりはるかに日本に対して理解がある人間で
捕虜の管理の話だけでなくいろいろ話して見たくなる人間だった。
だが、いろいろ話したのも結局無駄になってしまった、なんせ次の日には米軍が攻めてきてしまったのだから。
海岸からは全く連絡は無かった、たぶん全滅だろう、伝令も来なかったのだ。
大隊本部に連絡を取ろうとした矢先、その本部からの死守命令の伝令が届いた。
そいつも、その日の戦闘に参加した。
まあ情が移る前でよかったか。
「双葉大尉でありますか?アメリカ海兵隊のゲイツ大尉です。」
私は緊張していた。
目の前に立つのは私の二倍はあろうかという米兵
白旗を持っている、決して降伏してきたのではない、降伏勧告に来たのだ。
「完全に包囲され、わが軍は後方へ進出しています、これ以上の被害は出したくありません、降伏を。」
「...Training to which we surrender is not received go at once.」
日ごろから考えていた文句をついに言ってやった。
要は降伏する気はさらさら無いからさっさと失せろということだ。
「大尉!いけない!皆殺しにあうぞ!」
向こう側でMPに連れて行かれるジョブヌ曹長が叫んだ
味方の弾で撃たれるのもかわいそうなので彼の小隊を解放してやったのだ
私の後ろでは97式がディーゼルエンジンの雄たけびを上げている
いくら栗林派とはいえ弾薬があるのに降伏するのは癪だ、最後まで戦ってやろう。
そして下士官は逃がして、私が責任を取る、これで丸く収まり彼らは米軍の捕虜になる。
いいじゃないかこれで。
106 :
>>480:2006/02/06(月) 23:05:14 ID:22xiCgkb
「・・・結局ね、僕のおじいちゃんは日本に帰ってきてないんだ。」
「死んじゃったの?」
「きっとそうだね、この話はおじいちゃんの部下だった人が教えてくれた話だから、本当かどうかもわからないし。」
「戦争は嫌だよ。」
「そうさ、だけどアレルギーになるのもどうかと思うけどね、生かされるより自分でけじめは決めたいと思わない?」
「・・・私はどんなことでもとしあきさんが死ぬようなことは嫌だよ。」
「おばあちゃんも同じ事言ってた、女ってよくわかんないや。」
僕を抱くタイガーちゃんの腕の力が、少し強くなった・・・。
僕だってそれはよくわかるよ。
僕だって、タイガーちゃんとずっと一緒に居たい
だけどなんだかそんなことを言うのは女々しいような気がして
それを言えずに、僕もそれに習った。
シンガポールは陥としても
まだ進撃はこれからだ
遺骨を抱いて俺は行く
護ってくれよ戦友よ
107 :
>>480:2006/02/06(月) 23:07:02 ID:22xiCgkb
こばやしよしのり読んでちょっと感化されたコヴァですんで。
地球市民の方はイラついても
>>480文句は言わないでください。
やはり480兄貴の軍事物は面白いなぁ。
カッコ良い。
ああ、自分の少ないボキャブラリーが恨めしい。
戦友の遺骨を抱いてとか
普通知られてない5番使うあたり
>>480氏ずるすぎw
この曲は歌詞見てるだけで泣けてくるよ
『としあきさん、フェ〇したげましょうか?』
「うへへへへ…」
『おこめけん』
「…ふふ。」
『んゃ…あつっいにゃぁ!』
…。
『飲ませて…。』
がらがら
「としあきさんお風呂あがりました…、う!」
『おしりで…してください…。』
「うわっ!としあきさん何やってんですか!?」
「あっ!全裸!」
「…最悪です!としあきさんの馬鹿ぁ!すけべなんて大嫌いだもん!えーん」
ぱたぱたぱたぱた…
…なんてこった。
編集した音声の鑑賞は同居人が寝静まってからにしましょう。
タイガーちゃんは寝相が悪い
今日は、僕が目を覚ますとタイガーちゃんはふとんをはだけて
あろうことかおなかを丸出しにして眠っていたのだ、これが待ちに待った平成天佑だった。
綺麗だ…。
うっすらと、まるで墨絵の濃淡のような細い影が、タイガーちゃんのおなかの上を走っている
それはタイガーちゃんの僅かに開いたその唇からの静かな呼吸に伴って、ゆっくりと上下して
うっすらと、だけど確実な野性の印をその白いおなかに刻んでいた。
風邪を引くよ?って起こしてあげようかな、でもそれにしては綺麗すぎる。
よし。
やんわり、主張の少ない胸に触れてみた。
僕の鼓動か?恒久の赤い反芻が僕の指の、その先の先を叩いて、一つになって僕に響いてくる。
急にタイガーちゃんを食べたいような気がした。
…。
タイガーちゃんの頬に口付けて、僕はタイガーちゃんに布団を掛けると、枕元の明かりを消した。
やっぱり綺麗すぎる、タイガーちゃんがその気の時じゃなきゃ、触っちゃいけないような気がしたから。
おやすみ、可愛いタイガーちゃん。
二人して酔っちゃったもーん!へーんだ!
「タイガーちゃん、こっち来てよ、だっこさして!」
「にゃあにゃあっ!ご主人たまぁ!わぁい!」
「ふふふ、可愛いなぁタイガーちゃんは本当に、可愛いなぁ、いい香り…大好きだよぉ。」
「私も、としあきさん大好きだもん!」
としあきったらまっかな顔が熱そう?
可愛そうだからタイガーちゃんが魔法をかけちゃうんだもん!
ちゅーっ!
「うわぁ、くすぐったいよぉ!」
「暴れるにゃっ!もっと魔法かけるのっ!」
としあきたんの胸板、広ーいのだ!攻撃だぁ!
ちゅっちゅっちゅ…。
「のひゃあ!くすぐったいよ!あははははっ!」
あれ、おなか触って、ふっきんふぇち!弱いのにぃ、いじわる!
「ちゅーばっかりする悪い魔女っ子はこうだ!」
あれぇ!?やだとしあきたんたらそんなとこ…
「そこは反則だよぉ、おっぱいもだめー!」
「えー!!じゃあ僕も魔法をかけますのだ!」
あっ!おなかに、やぁん!くすぐったぁい!がっはっはっはっ!
かりっ
「きゃっ!?」
「酔っ払ったらりみったー外れますのだ、としあきはタイガーたんが大好物ですのだぁ!」
「あの…あんまりぺろぺろしないで…ちょっとやばいで…きゃう!」
113 :
泥酔夜話:2006/02/09(木) 22:22:18 ID:VBu/eQbZ
「さすが野性のたいがーたん!すごーいスタイルいいんだから…、おっぱいなんていーらない!」
「やぁん!そんなぁ、ひつこいよぉ…だめ…、下着普通のだからぁ!」
「スポーツブラ可愛いなぁ、あとふっきん!ふっきん!」
やだ!セーターのなかに頭入れないで…、ぺろぺろしないでぇ!
「んにゃぁ!にゃぁん…、ひゃめれ…、っあん!」
「力入れてみてよー!」
「はずかしいよぅ…」
「こちょこちょ…」
あっはっはっはっ!くすぐったいぃ!死んじゃうよぉ!
「健康健康、うっすら4つに割れたよ」
「…からだ鍛えるの楽しいんだもん、としあきさんが好きならもっと楽しいもん!」
「…うれしい…うぅぅ、タイガーたんは本当に理想の女の子だ…ょ、むにゃむにゃ…。」
「としあきさんだってそうですよぉ…、理想の旦那さん…だもん…、ぐぅ。」
ふふふ、まだ痛かったり上手くなかったりだけど、これから頑張るもん…。
あしたもふっきん200回…ぐぅ。
ふっきんみせてもらった
良さを再確認した。
酔っ払った
腹筋描写にマグマのような熱を感じる・・・。
筋肉ふぇちとしてはこんなところでこんな熱い描写を見ることができるとはおもわなんだ。
過疎ってるな
タイガーたまに百合が発覚してしまう2kたんマダー?
タイガーたん分が足りない…。
見捨てられたか?
そう焦るな。
書き手の都合という物があるだろ。
だから、マターリ待とうや。
120 :
>>480:2006/02/15(水) 22:58:42 ID:bwmm3nh0
喜んでくれるかなぁ…。
「としあきさん、えへへ…、はいっ!」
「あっ!チョコだ!」
学校で義理もらってきたみたいだけど、私のは手作りだもん。
「…自分で作ったんです。」
「うわぁ…すごいや、ありがとう。」
「食べてみてください。」
「ハートの形なんだ、かわいいねぇ。」
「えへへ…」
「じゃあ半分こ。」
そういうと、としあきさんは半分こにしたチョコの大きいほうを私の目の前に
ちょっと甘えんぼうしちゃえ。
「あーん」
ぱくっ!
「あまーい」
「チョコは甘い、タイガーちゃんはかわいい。」
としあきさんは卓袱台に手をついてにこにこしながら私をみてる、ちょっとはずかしいよ。
…そうだ、おかえしにいいこと思いついた!
「がおーっ!」
「わ!」
「えへへぇ、猛獣にご注意!」
ちゅ。
「食べちゃいますよぉ!」
「むーっ!!」
としあきさんたら目を白黒させて、ちょっと強引だったかな?
それでは、第二フェーズ!
「むぅ…くちゅ…、ん…。」
甘いキスとはこのことなのです、ふふふ…。
「あまいれすか?」
唇を放して、ちょっとえっちな声で聞いてみる、顔が真っ赤、か〜わい〜!
「うん。」
「これがやりたかったんですよ。」
「僕も」
としあきさんがにやっと笑った。
…ありゃ、スカートに手が…、ひえええ!
「きもちい?」
「…ひゃぃ、…ぁ、ふにゃぁ!」
猛獣にご注意あれ。
タイガーたんからチョコ口移しなんて
考えただけでおっきしますた
あげ
「としあきしゃん、おやしゅみなしゃい」
「おやすみ…」
あったかいなぁ、としあきさん。
あったかいなぁ、男の人の腕、胸、みーんなあったかいよぉ…。
大好きなとしあきさんを甘噛みしてみる。
反応はない、寝ちゃったんだ。
ちょっと強めに咬んで、それからふかい眠りについた
みなさん、おやすみ
123 :
480:2006/02/23(木) 04:46:00 ID:XbgIc1RK
「としあきさんこれなーに?」
「テープだよ、データテープ。」
「こんなのまだ使ってる人いるんですねぇ・・・。」
「サーバー用途にはまだ需要あるっていうからね、世の中何が生き残るかわかんない。」
「そうですね、私も一応サーバーの管理できますよ?」
「そうなんだ、知らなかったよ・・・。」
「Linus家の血も流れてますからね。」
趣都、秋葉原。
今日は曇りだ、なんだか気分も晴れない。
秋葉原は、店から二三メートル入ると、時間が止まった空間が姿を現すことがある
特に、ジャンク屋はすごく止まっている。
「あっ!」
タイガーちゃんの指差した先には、小さな立方体の箱が転がっていた
「・・・・。」
僕はあえて何も言わなかった、いつかはタイガーちゃんと共にこれを目にする日が来るだろうと
僕は毎日のバイト帰りの道すがら、そう思っていたんだ。
機械としての生の終着点、ここからまた生を受けるものはごく少数だ。
人のために作られたので、人の手から離れるということは、つまりそれは作られた意味を失う
生産者の情熱も、常に新たなものに遷ろう
購買者の欲情も、常に新たのものへ遷ろう
人間が生み出す、地球上で唯一存在価値なるものを主張する生物は、いつも有を無にして生きている
深い深い土の中の鉄、金属
みなわれわれはまるで、一固体生物のようにそれを食んでは捨てた
タイガーちゃんの目の前には、彼女のもっとも最初のそれが転がっている
彼女だってわかってるんだ、いつかは自分がこうなるかもしれないことを
僕のそばにいることができる、それはあくまで、僕と馬が合ったからだってことを
普通
彼女は、消耗品だ。
「としあきさん。」
「・・・・。」
「私ね、としあきさんを疑ったことがあるの。」
「うん。」
「ねえ、としあきさん・・・。私にもこういう日が来るんですか?」
ぱしん
「・・・・。」
こないよ。
体調がものすごく悪くなってしまいました。
しばらくお別れです。
また会う日まで、ごきげんよう。
なんてこった・・・
>>480氏、お体を大切に。
またふっきんなタイガーたんとあなたに会えますように・・。
こんど投下する時は+にじうら+のSS所に投下なさってはいかがでしょうか?
ここは少し住人も少ないようですし・・・。
125 :
480:2006/02/26(日) 12:48:23 ID:8/YmZzJL
>>124 大変ご心配をおかけしております
なんだか何日間か入院したらケロッと直ってしまいました。
とりあえず、今まで居させてもらったこのスレッドには申し訳ないですが
+にじうら+のSSのページの活気を見てきましたので、そちらに移ることにします
それではまた。
480氏のいないOSたんスレなんか見たくないっ!
たまにで良いので、こちらでも書いてください。いつまでも待ってます。
127 :
>>480:2006/03/03(金) 08:53:52 ID:A7vA3zB+
ありがとうございます
ただ、今はあるシナリオの執筆で忙しいので少々お待ちください。
にゃ〜にゃ〜にゃんにゃん!
「あれ、タイガーちゃんだ、なにやってんだろ・・・。」
「にゃあにゃあ!うにゃにゃにゃ!」
「タイガーちゃん、おおい」
「あっ!としあきさん、お帰りなさい!」
草むらの茂みの中からタイガーちゃんがぴょこんと顔を出した、猫みたいだ
「こんなところで何やってたの・・・?」
「猫ちゃんの会合ですよ、参加しますか?」
「なんでタイガーちゃんが猫の会合に出てるの?」
「虎も猫科ですにゃ」
「ああそうか・・・かわいいなあ・・・ころころ太って・・・・、えへえへへ」
「あー!としあきさんてば、虎だって猫科なんだから猫ちゃんばっかりかわいがるのはずるいですよぉ」
そういうとタイガーちゃんは、ぽっけに入れていたトラみみをちょこんとあたまにくっつけた
「やあや、あなたがとしあきさんですか・・・」
げッ、何だこの猫、しゃべってるぞ
「いや驚きなさるな、猫は長く生きれば猫またになる、人の言葉も操るというもの
伊達に年はとっておりません故・・・双葉さん、紹介してあげてくださいな。」
「ええと、右側から加藤さんちのペーちゃん」
あ、めがねかけてる
「志村さんちのケンちゃん」
後ろになんかあるね
「中本さんちのコージ君」
・・・。
「新井さんちのチュー助くん、ネズミ捕りの名人だよ。」
ピアノ弾いてら。
・・・・。
・・・・・また夢かな?
「そして私が碇屋家代32代目飼い猫の長介です、よろしく、あれ、ブーはどこ行った?」
「としあきさんが抱えてますよ。」
ああ、こいつがブーか、そういう体形してるよ。
「まあそのほかにも奥の茂みでは婦人部の皆さんが会合やっております」
「あれ、タイガーちゃんは婦人部じゃないの?」
「・・・それが、としあきさんにお願いがあるんだそうです。」
猫がお願いか、恩返しが期待できるぞ。
「・・・とまあ、そういうことなんです。」
「犬がシマを荒らして困ってるんだな?」
「ええ、奴らのアジトはあの煙突の見える廃工場なんですが
如何でしょう双葉の旦那、妻子もちの身とお見受けしますが、どうかひとつ受けてくれませんかね?」
「やだ奥さんだなんて・・・ぐふふふふっ。」
タイガーちゃんなんかへんな笑い方だなぁ。
「わかった、犬をどうにかすればいいんだな?」
「はい、やっていただけるんで?」
「わかった、一週間待ってろ、どうにかする。」
猫に顔色があるのかどうかわからないけど、とりあえず長介の真っ黒な顔が、すこし明るくなったような気がした。
つづく
きたきたきたきたきた!きた!
歓喜の揚げ
ここは件の廃工場、なんだかほこりっぽいところだなぁ。
「にゃ〜、としあきさんもっとくっつかなきゃだめにゃあ・・・。」
「たたた、タイガーちゃん、こういうことはいえでやろうよ!」
「だめですよぉ、これは猫ちゃんのためなんですから、ほら、もっと気合い入れないとエロ犬が出てきませんよ・・・、ちゅっ!」
タイガーちゃんが言うには、僕とタイガーちゃんがこの廃工場でバカップルの振りして
エッチなことをしてる振りをして、犬たちがそれを見物に出てくるからそれを一網打尽にするらしいんだけど・・・。
「ねえタイガーちゃん・・・、おっぱいがあたってるよ!」
「さわってもいいですよ?こういうところでするのって背徳的でいいと思いませんか?」
上目遣いがとってもエッチだ・・・。
タイガーちゃんなんか最近とっても女っぽくなったな、初めて合った頃とは大違いだ・・・。
「だめだってば、タイガーちゃん・・・あれ?」
ごろごろごろごろ・・・。
大きなドアが開いた、誰か立ってる
「ただいまわふーん・・・、だれわふん?」
あれは・・・いぬてぃだ。
「あぁ!プロレスごっこしてるわふん!入れるわふん!」
ぴょこんといぬてぃは近寄ってくると、僕とタイガーちゃんの間に割って入ってきた
ちいちゃくてかわいいなぁ、いぬみみふさふさ。
「うひゃぁ!やだちょっと!どこさわってるの!?ひゃー!!」
いぬてぃはタイガーちゃんをころりと押し倒すと、おっぱいにふにゅふにゅほおずりしてる
ずるいなぁ
「わふーん、女の子にしてはしまってるわふん、おいしそうわふん、ぺろぺろ・・・」
「だばだぁー!!犬がなめたぁ!びゃー!!」
「だいじょうぶわふん、食べたりしないわふん、おっぱいは小さいわふん・・・。」
「わーん!としあきさんどうにかしてくださいよぉ!あんまりだぁ!うひょひょひょひょひょ!!」
いぬてぃは相変わらずぺろぺろ顔をなめたりおなかをなめたりして、趣味がいいね、ふっきんっていいね。
「ねえいぬてぃ、お楽しみの所悪いんだけど、君はなんでこんなところに住んでるんだい?」
「ぺろぺろ・・・、わふん?ああ、むかしここで働いてたわふん、飛行機の部品を作ってたわふん」
「うへー、私の一番苦手な分野だよ・・・。」
「でも工場が移転になるとき2kちゃんが来て、いぬてぃは捨てられちゃったわふん・・・。」
今まで馬鹿に明るかったいぬてぃはしゅんとして、座り込んでしまった、かわいそうに・・・。
「でもここにいるって事はディスクはあるんだよね?」
「つれてってくれるわふん!?」
「うん、かわいそうだよ、君の妹が僕んちの隣に住んでるから、アシスタントに来ないかい?」
「いくわふん!いくわふん!じゃあついてくるわふん、ディスクはあの事務所にあるわふん!!」
ぴょこぴょこ飛ぶと、いぬてぃはたかたか階段を上って扉を開けた
「虹浦工業にいらっしゃいませわふん、お茶は出せないけどゆっくりしていくわふん!」
「タイガーちゃん、いくよ」
「へー、へとへとだよぉ」
「エッチなことばっかりするからだよ、はい」
タイガーちゃんは黒いリボンをきゅっと結び直すと、ぴょこんと腹筋を使って飛び起きた。
「仲がいいわふんね、いいなぁ・・・」
「こっちの子もOS娘だよ、マッキントッシュなんだ。」
「マッキントッシュはコスプレするわふん?」
「ううん、近頃のマッキントッシュはネコ科ですにゃー!」
「時代は変わるわふん・・・、ささ、お二階へどうぞわふん!」
つづく
さらにキター
おかえりなさい
某所でもタイガーたんが出てきてますね、DOS/V機で動くタイガーたん出ないかなぁ。
だんだん大胆になってきてるタイガーたんがかわええ(´∀`*)
「はいどうぞ、お茶わふん」
「どうもありがとう、いぬてぃはいつ頃からここで働いてたの?」
「そうわふんね・・・、ちょうど98年ごろからわふん、当時は最新鋭だったわふん」
「今だってウィンドウズNT系統の堅実さにはパパも舌を巻いてるよ
いぬてぃの二つ下の妹さんなんて、がんばらないと私負けちゃいそう。」
「へぇー、そんなにすすんじゃったわふん・・・そうだ!95ちゃんは元気わふん?」
「・・・残念だけど、あんまり見かけないよ。」
そういえば、ウィンドウズ95が一番初めに出たとき、僕の親父はわざわざ秋葉原まで買いに行ってたな
亡くなる1年まえだよな・・・、もう10年なんだ。
95さんが見えないことに落胆するいぬてぃとは違う意味で、すこしセンチメンタルになってしまった。
「いぬてぃもいつかはそうなると思ってたわふん、だけど何でか、自分だけここに残されてしまったわふん・・・、寂しいよぉ」
あぁ・・・、かわいそうに、とうとう泣き出してしまった。
「としあきさん・・・。」
タイガーちゃんもしょんぼりしてる、昔はしのぎを削った仲だとは思えないよ。
「私はとしあきさんにだっこしてもらうととっても気持ちが休まるんだ・・・、いぬてぃもだっこしてもらったら?」
「うぅ・・・じゃあちょっと借りるわふん、タイガーちゃん」
「うん、じゃあちょっと外にいるね」
そういうと、タイガーちゃんも目頭を押さえて事務所の外へ出て行った。
「うわああああああああああん!みんないなくなっちゃうわふん!寂しいわふん!」
「そうだね、今まで一緒にいる人を亡くすって言うことはとっても悲しいことだし寂しいことだね」
「暗くて寂しかったわふん、もうこんな生活はいやわふん・・・、ずっと誰かを待ってたんだわふん、としあきさんは本物の恩人わふん」
「喜んでもらえてうれしいよ、とりあえず2kさんにはこれから連絡を入れるから、一度会ってみるといいよ。」
「ありがとうわふん・・・、工場の人以外に優しくしてもらったのは初めてわふん・・・、くすん。」
一度でいいからいぬてぃと仕事がしてみたいって言って2kさんはその後、快くOKしてくれた。
さて、これで一安心だ・・・、そういえば何でこんな工場に来たんだっけ?
つづく
幕間
「としあきさん?16GBまで積めるそうですよ、そんなにとは言わないけど5GBぐらい積めば私もナイスバディになりますよ?」
ふっきんにおっぱいか、いいかもしれないなぁ。
「じゃあ、見てこようか、メモリ。」
「うわーい!ナイスバディナイスバディ!!」
・・・
「あーあ。」
「ごめんね、僕稼ぎが少ないから・・・。」
「いいんですよ、私こそ無茶なお願いを、第一としあきさんが不自由してないんだったらそれでいいんですから・・・。」
「でも、タイガーちゃんいっつも努力してるし、牛乳だって飲み過ぎたら年をとってから体に悪いんだよ。」
「・・・、ふにゅ。」
「うん?」
「・・・ふにゅふにゅ」
「どうしたの?」
「えへへ・・・ふにゅふにゅ、今日からはふにゅふにゅタイガーちゃんで行きますよ、ナイスバディすぎたってえっちいだけだもん」
「タイガーちゃんったら・・・、よし、ちょっとまってて。」
「えっ?」
「いいからいいから・・・。」
・・・
「はい!」
「あっ!1GBも・・・、としあきさんいったいこんな大金どこから・・・。」
「そういえばさ、よく考えたらバイト先に死んだサーバー機が一台あったんだけど、案の定。」
「としあきさん、ありがとお・・・ごめんねわがまま言っちゃって」
「いいんだよ、久々にタイガーちゃんが喜んでるところ見られたから・・・。」
・・・
「うわー!すごいやとしあきさん!!BカップがCカップに・・・、なっ、た。」
「よかったねえ、うん、あんまり効果ないみたいだけど。」
「うん、ありがとうございます・・・。」
すると、なぜかタイガーちゃんはスポーツブラをすぽーんとはずすと、タイガーちゃんはまじまじとおっぱいを見つめた
僕、目の前にいるんだよ。
からから
「しつれいしまー・・・・失礼しましたぁ!!!!1!」
2kさんが一升瓶をもって庭から入ってこようとしてたのに逃げ帰っちゃった・・・、まいったな。
「どうして大きくなんないのかなぁ」
「でも、それだけ大きかったら別に問題ないと思うけどなぁ」
「・・・ふにゅ、としあきさんありがとう、わたしがんばる、ふっきんで」
「プロテイン飲み過ぎちゃだめだよ、それにあんまり鍛えすぎもだめだよ。」
「うん、としあきさんが喜ぶようにがんばる、にゃぁ!」
「わ!」
「としあきさん大好きだよぉ、本当にありがとう、私はどんなになってもとしあきさんが一番大好きですからね!」
「・・・うれしいなぁ、僕もタイガーちゃんみたいな子と一緒にいられるだけでも幸せだよ、だからもっと自分のことも考えてみてね?」
「え?・・・それは。」
「タイガーちゃんは僕のお嫁さんなんだから、もう僕のOSじゃないんだ、だからもっと自由に自分のやりたいことをやるんだ。」
「・・・しゅん。」
「ねえ、キスしたいんだ。」
「としあきさんから・・・言うの初めてですね。」
「そうだね」
僕はタイガーちゃんの神を縛っている黒いリボンをはずした、これが合図。
「じゃあ・・・じゃあね、私、としあきさんの理想のお嫁さんになる!私のやりたい事だもの・・・。」
『きゃん!としあきさぁん!だめったらぁ!』
『を゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!』
「・・・くそぉ、また盗み聞きでかぁ・・・誰かいないものかしらね、ヒック!くそぉ、飲みましょういぬてぃ!仕事はおしまいよ!!」
「わっふーん!」
136 :
480:2006/03/15(水) 22:02:23 ID:cVvAy0+K
寂しい夜だよ、本当に。
寂しいなあ、寂しい。
480さん、GJ!
はいどうも、ゲームのシナリオの片手間で申し訳ないです
こういう事情なんであんまり大がかりなもの書けないんですが、今度ともどうぞよろしく。
タイガーたんのしっぽってどうやって生えてるんだろ
「いぬてぃちゃんよかたねぇ」
「お仕事っていってもリアルタイム出納だけだからとっても簡単だわふん」
「この仕事は結構狙い目よね、取引時間外はずっと休憩だし」
「土日祝日は半ドンなんて夢みたいわふん」
2kさんの部屋でいぬてぃの歓迎会
2kさん手作りのカレーが部屋中の空気をカレーにして、とってもなごやか。
そろそろお酒だそうかな・・・。
「ぷー、おなかいっぱいだぁ、2kおねえちゃん、おいしかったぁ〜!」
「よかった、いろいろカレー粉混ぜてみたんだけど、シャクレカレーの甘口が多めだとおいしいわ」
「あ、激まろの中辛はバランス的に混ぜない方がいいんだよ」
カレー談義もたけなわだ、いぬてぃは眠たいのかさっきからあくびばっかりしてる
まあ歓迎会とは名ばかりで、みんなで飲み会をやろうっていうだけだからそれでもいいんだけど・・・。
大学で飲み会やったりするけどやっぱりこのメンツと、ほめ子ちゃんとかほめ男君とかとやるのが一番おもしろい。
今日も実は高校の頃の奴から誘われてたんだけど、それを断ってちょっと遠くまでお酒を買いに行ったぐらいだから。
昨日あたりはとっても楽しみだったんだ。
「2kおねえちゃん、これね、としあきさんがみんなで飲もうって」
「あ!これはどうも」
「おいしいんだよ、アブサン」
「アブサン?」
「うん、幻覚作用があって・・・」
「ぶー!」
「どうしたのタイガーちゃん?」
「幻覚作用って、どうしよう私飲んじゃったよ!!」
「大丈夫だよ、変な物見えないでしょ?」
「そ、そうですねぇ、なんか変な、ちいちゃなひとが、ひょええぇぇ!!!」
ぱたん
「隠れて飲んだりするからだよ」
「どひゃー!としあきさんがとってもいい男に見えるよぉ!」
「ぐへへへへ、としあき!もっと飲ませろ!!」
うわあ!大変だ、2kさんまでおかしくなってきた
よし、僕も。
あぁ・・・なんだかびろーんって・・・、うぅん・・・
お。
タイガーちゃん、綺麗だなぁ、いい香りするよ。
天井からなんかぴらぴら降ってくるぞ・・・、ああ、蛍光灯の光がそうやって見えるんだ・・・。
「としあきしゃん・・・、なんかとってもおねむでしゅにゃ、だっこしてほしいでしゅ・・・。」
「タイガーたんはわらしのもろなろ!むー!!としあきはおっぱいでがまんするのだ」
「うむむ・・・・。」
2kさん、そんなおっぱい押しつけたらだめだぁ・・・。
「わたしだっておっぱいあるもん・・・ふにゅ・・・ぐぅ。」
「かわいぃ、かわいいなぁ、いぬてぃも見てごらんなさいよ、かわいい寝顔・・・、かわいいわ・・・ちゅぅしちゃうから!」
「だめ!タイガーちゃんは僕のおよめさんなんら!」
「おぉ、ほんとうら、薬指にリングがある・・・、ちぇっ・・・ぐぅ」
「ぐぅ・・・」
「すー」
「わふーん」
「なんだ、けっきょくいぬてぃが置いてけぼりじゃない、かわいそうにねぇ・・・おやすみ・・・ぐぅ。」
こうして、酔っぱらいたちの夜は更けてゆくのでした。
次の日、犬退治をすっかり忘れていたことに二日酔いの頭を抱えたのは、また別のお話で。
習作でいろんなシチュエーション書きたいんだけど、やっぱりOSたんってオリジナルにすごく近いから書きにくいなぁ。
Jackassみたいなひどいギャグパートがあって、だけどシリアスなドンパチもある話
でもしっかり読んでゆくと感動できる伏線が張ってあったりする。
そんな話を書いてみたいなぁ。
「ぜぇ・・・ぜぇ・・・ぜぇ・・・。」
「としあきさん、大丈夫?」
「タイガーちゃんは無事だね?」
もじゃもじゃした草むらの奥から声が聞こえてくる
「誰か、そっちに行ったのは!いらへ!」
あぁ、見つかっちゃったかも・・・。
私は銃を構えて伏せる
「あ、味方だ」
「敵が情報仕入れてまねしてるかも・・・。」
「いや、あれは潮殻さんだよ、声でわかる。」
「そうかなぁ、じゃあ私が援護監視しますから立って確認してみてください。」
「わかった」
やおらとしあきさんが立ち上がって叫ぶ
「赤光!」
「いたぞぉ!撃て!!」
「タイガーちゃん!敵だ!逃げろ!」
「いわんこっちゃない!」
「走れ!」
弾が耳の横の空気を裂いてカッ飛んでいった
怖いよぉっ!!
「タイガーちゃん、支援要請!」
『こちら野戦本部、どうした?』
「こちらは赤光4、4、1意外は欠員、敵に追撃を受けています!」
『残存兵力のみで対応せよ、本隊は稜線南部を掃討中に付き陽動を行え・・・』
「うわぁ!もうだめだぁ!」
「諦めちゃだめだ、山頂超えて南部斜面に降りればどうにかなるから!」
ばしっ!
撃たれた・・・足が!
「きゃ!」
いたぁ・・・、銃落としちゃった。
「タイガーちゃん!」
「大丈夫、戦えます!」
14年式を抜くと、茂みの動く方に向けて構える
これで終わりかな・・・。
「死ね!ウンコ共!!」
としあきさんが私の銃まで駆けていって、伏せるといきなりめくら撃ちを始めた
あんなのじゃ30発なんてすぐに使っちゃうよ。
「ヒットー!!」
「ぎゃあ!」
Papapapapa!Papapapapam!!
「としあきさん!やったみたいだよ!」
「ぎゃおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
「としあきさんってば!」
「ふぅー・・・ふぅー・・・。」
トリガーハッピーの日本兵なんて聞いたことないよ、あいたた。
「やられたなぁ畜生・・・。」
茂みの向こうから喋り声が聞こえた、リエナクトだからセーフティゾーンがないんだよね。
「最初からこうしてればよかったですね」
「そうだねぇ、とりあえずこの99式は返すね。」
「はい」
「まいっちゃったね・・・足は使えないよ?」
「どうしよう・・・。」
「じゃあ僕がおんぶしてあげるよ、本隊まで帰ろう。」
としあきさんがしゃがんでこっちに背中を向けた、本物の戦争みたい・・・。
「友を背にして道なき道を ゆけば戦夜は夜の雨
『済まぬ済まぬ』を背中に聞けば 馬鹿を言うなとまた進む
兵の歩みの 頼もしさ〜♪」
「タイガーちゃんは軽いから楽だよ。」
「今度としあきさんが撃たれたら私が運んであげますからね・・・きゃっ!」
「・・・。」
「としあきさん?」
「・・・。」
どうしよう、撃たれたんだ・・・。
でもどこから?
パチ・・・パチ・・・パチ・・・パチ・・・パチ
「誰!?」
「いぃ歌だったよ、タイガー、いや」
こいつは・・・!
「俺の名はシャラシャーシカ、またの名を・・・」
「オセロット!」
「としあきさん!だめよ、重傷者は喋っちゃ・・・。」
「今回は馬鹿な
>>480が、次期OSがOcelotと聞きつけて特別出演となった」
「としあきさぁん」
「ううう・・・」
「俺をおいて戦場ラブストーリーは本編で飽き飽きしている、では行くぞぉ!」
つづく
これでも本編って笑えないんだもんなぁ、やっぱすごいよ小島監督、精進せねば。
ポリティカル系アクションエロゲのシナリオを書いているので
こういうバトルな作品が多くなると思いますが、まあ
>>480の練習作を見てやってください。
質問者
>>139様
回答者スティーブ・ジョブヌ
大変興味深いご質問をありがとうございます。
タイガーちゃんのしっぽと言うことでございますが、こちらは脱着可能となっておりまして
基本的なGUIインターフェイスは完全体の人型となっております。
そして、我々はもう一つ新しいお知らせを用意しています。
タイムリーなしっぽのパーツに関するお知らせです
今回我が社ではOS娘の疲労軽減のため、しっぽに振動機能を搭載し
あなたのブラウジング・オペレーティング・ネットサーフィン・シュールストレーミングをより快適なものといたします。
つきましてはお宅のタイガーちゃん、あるいは他社のOS娘に関しても同様の効果が期待できますので
ぜひとも導入をご検討いただきますよう、お願いいたします。
それでは
「勘違いしてほしくないんですけど、私はほら」
べりり
「マジックテープなんだ。」
「だってとしあきさん…おしりは…。」
「だめだよ、みんなの前なんだから。」
「べつにいいですよ?」
ごくり
いつもお疲れ様です。
どうも、つきあってもらって光栄です。
「えやあ!」
タイガーちゃんが腰に下げていたゴム製の銃剣をオセロットと名乗る変態老人めがけて思い切り薙いだ
あーあ、よけられないよあんなの、タイガーちゃんも大人げないなぁ・・・。
「ぬふふ、いぃセンスだ、本気を出してゆこうか?」
なんだって!?あんな歳食ってるのにかわしてしまった!
ただでさえ機動力を意識して設計されたタイガーちゃんが打ち負けるなんて・・・。
「あっ!」
BLAM!!
「ぐぁ・・・げほっ!」
あ、あの野郎、殴り飛ばしやがった。
殴られたおなかを押さえて座り込むタイガーちゃん、あのジジイ本気だ、ボケてるのか?
「くたばれ!旧世代!」
そう叫ぶと老人は腰のホルスターから二丁目のSAAを取り出すと、タイガーちゃんの頭に当て、撃鉄を引いた
やばい!頭を撃たれたらゲームオーバーだ!
おっと・・・、腰に付いてるこいつはなんだ?
「あああ・・・。」
Pam!!
「・・・なんだと!?」
「救急セットがあるのを忘れてたよ」
「うぅぅ・・・としあきさん・・・。」
「下がってろ、こいつは僕の獲物だ。」
「ひっ!」
僕の剣幕に驚いたのか
タイガーちゃんは、這々の体で重そうに体を引きずって僕の後ろに倒れ込んだ、かわいそうに・・・。
「仇とってやる、惚れるなよ」
「ふん、青二才が、SAAと30年近くモデルガン業界を歩んだ私に挑もうなど、茶番だ!」
「そうかな?これでも食らえ!!」
僕はその老人に向かって思い切り腰に下げていた14年式を投げつけた
14年式は矢のように一直線に老人の額に向かう、一方老人は突然の僕の奇行に全く身動きがとれないようだ
これは勝負あったぞ!
「ばぁ!!」
老人がもんどり打って倒れた、額に38式の弾を二発お見舞いする。
「戦場で飛んでくるのは弾丸じゃないってよく言うだろ?言わないか。」
「くそ・・・、覚えていろ・・・。」
・・・もそもそと草むらをかき分けかき分け、伍長殿がドイツの一等兵をおんぶして急斜面を登ってきます
「またおんぶしてもらっちゃった、ごめんなさいね、としあきさん。」
後ろにおんぶされているのは女の子です、SSの女性兵士でしょうか?
「いいんだよ、軽い軽い」
さすがは農耕民族、背中の女の子の重装備もものかわと、急な斜面をどんどん登ってゆきます。
「なんだかとしあきさんの背中に居るとうた歌いたくなっちゃうなぁ、歌ってもいいですか?」
「また変な奴出てこないかなぁ、まあいいや、一緒に歌おう。」
「何がいいですか?」
「タイガーちゃんが好きな奴にしようよ」
「じゃあ、日の丸行進曲!」
『永久に栄える日本の〜国の印の日の丸が〜 ひ〜か〜り注げば〜果てもない〜 地球の上に朝が来る 平和輝く朝が来る〜♪』
「おっ!タイガーちゃん!誰か居るよ?あの二股の木の根本・・・」
「誰か!官姓名をいらへ!」
「あっ!やった!」
女の子は背中ではしゃぎます、それにちょっと苦笑いして伍長殿が言います
「助かったぞ2kさんだ!赤光!」
「なんだ、双葉さんとタイガーちゃんじゃない、びっくりしたわ」
「わーん!2kお姉ちゃぁん!怖かったよぉ〜」
・・・・・・。
「おい!野島!よかったよかった、久々に孫の顔を見ることが出来たよ、かわいい女の子と一緒だった。」
白髪の老人が言います
「まったく呆れますね、ゲームの登場人物のまねなんて、それはどうしたんですか双葉大尉?」
こちらは国民服を着た、精悍な顔だちの男性がにやけながらずれた変装ようマスクをいじくります
「14年式を投げつけられた、まさかあんなことするとは思わなかったよ、まいったまいった。」
べりべりべり・・・。
「変装する幽霊なんて初めて聞きますよ」
「失礼だなお前は、死んだらみんな神様だよ」
「そうだったそうだった」
「あなた!ごはんできましたよ!」
垣根の並ぶ昭和初期の未舗装の路地、木製の電柱には裸電球が取り付けてあります。
その垣根の中の日本家屋の縁側から、髪の長い女の人が少尉を呼びました。
「いまいくよ・・・、それで大尉、次はいつ下界に出かけるんですか?自分も連れてってください。」
「来週あたり完爾中将と秋葉原にパソコンを買いに行くよ、どうも下界のお下がりはイラついてね・・・」
「ああ・・・そりゃいい・・・・・・・・・・
さすがは、私の孫だ。
ちょっと血が昇ってとしあきの婚約者には悪いことをしてしまったが、まあこれで二人の絆も深まったと言うものだろう。
幸い戦争もない、青春を楽しく謳歌してくれればいいなぁ。
ラリリリリリリッ!ラリリリリリリッ!
大尉のポケットから音がします
「なんだ、妙子か、はいもしもし」
携帯電話が出てきました、背景とかなり合ってない携帯電話です。
「あんた!ドコさ行ったずら?ご飯ずらよ〜!」
「ああ、はいはい、いま帰りますよ、今すぐね」
「帰りに駅前通るならコンビニで納豆とビターチョコ買ってきてずら、ものみんたの番組でやってたずら・・・」
「わかったわかった・・・
それでは、妻がせかすのでこれで失礼いたします。
「おーい!おじいさーん!」
「おじいちゃーん!どこぉ!?」
「オセロットおじいさーん!」
そのあと、としあきたちは居るはずのないオセロットのコスプレ老人を探して、リエナクトの参加者と山狩りをして一日をつぶしましたとさ。
うまいオチが付けられなくてごめんなさい。
なんかまたおもしろい題材を見つけたら書いてみます、どうぞお楽しみに。
「あれぇ、なんだろうこれ?」
私がSOHOまがいの翻訳で稼いだお金で自動車の教習を受け始めたのは一週間前。
筋がいいらしく、もうそろそろ免許が取れそう、としあきさんとかわりばんこで運転すれば遠くまで行けるからいいよね。
そう思って始めた教習所がよい・・・から帰ってきたある日の午後。
「としあきさぁん・・・」
そうだ、今日はとしあきさんはお友達とライブだ・・・そろそろ帰ってくるのかな?
「あれ、なんだこれ?」
ちゃぶ台の上にあったのはビスケット、よく見るとハートの形をしている
おおかたまたイヤらしい薬でも入ってるんだろう・・・。
としあきさんの目の前でなんにも知らないフリして食べて、今日は甘えちゃおうかなあ
広げられたティッシュの上にはそのビスケットと同じ形をしたビスケットが二三個転がっていた。
「どれどれ、お味見お味見・・・」
おなかが減っていた私は、そのビスケットを一つ、口に放り込んだのでした。
あれ?なんの変哲もないビスケットだよ?
うん・・・、むにゃむにゃ・・・、眠いや・・・。
ぐぅ・・・。
「タイガーちゃんどうした・・・?」
「・・・んぅ、ハンバーグがたくさんあるにゃあ、どれからたべるにゃ?」
「まさか・・・ビスケット食べたな!?」
「みぃ、たべたにゃ・・・おいしかったにゃぁ」
「大変だ、これは知り合いから預かってる・・・」
「あ・・・あれ・・・にゃあ!うわあっ!」
目を覚ましたら、私は”子供”になっていたんです。
「としにゃ・・あれ・・・としにゃぁ・・・」
「ちいちゃくなったねぇ・・・。」
「ふみ・・・みゃぁ・・・としにゃきしゃん・・んにゅ、うまくしゃべれないにゃ・・・」
みんな語尾ににゃあが付いちゃうよぉ・・・
そういえばまだApple社のラボにいた頃こんなしゃべり方でいつもお姉ちゃんたちに笑われてたっけ。
・・・うわあーッ!どうしようどうしようどうしよう!
「ああ、安心だよ、これは体の外に出れば体はもとの大きさに戻るんだ、だからだいたい2日ぐらいの辛抱だよ
たまに副作用で一日ぐらい未来の姿になる場合もあるって言うけど」
「ふみゃあ、ごめんにゃさい・・・としにゃきさん、ごはんちゅくってくるにゃあ・・・。」
とりあえず私は自分の置かれている状況を頭では理解しているんだけど
台所に立ったときにちいさくなったことが完璧に実感できた
「としにゃきさぁん!手が届かにゃいよぉ!」
まいったなぁ、お鍋をとろうにもいつの背伸びしてとるぐらいの棚には背が届かないし
包丁をとろうにもシンクすら見えないよ・・・。
なんだか急に悲しくなってきちゃった。
「よし、じゃあ今日は僕が作ってあげようね、ほら、こっちおいで。」
「ごめんねとしにゃきさん・・・めいわくかけっぱにゃ・・・めいわくかけっぱなしですにゃ」
「いいんだよ、ちいちゃくなってもタイガーちゃんはかわいいなぁ・・・、ちょっとだっこさせてくれない?」
「ふにゃ、いいでしゅよ、なんだかパパみたい・・・」
私はとしあきさんのむねに飛び込むと、としあきさんは優しく私をキャッチしてくれた
そんなに小さくなっちゃったんだ、鏡は見ないようにしておこう。
「つまみ食いは厳禁ですにゃぁ・・・、としにゃきしゃん・・・ふにゅ・・・」
「かわいいなぁ、なんだか子供が出来たみたいだよ」
「みゃぁ・・、私だってその気になれば子供ぐらい・・・ふにゅ・・・眠くなって来ちゃった」
子供の頃はよく寝ていた、今でも覚えてるのはママの香りだし、ずっと寝てたんだよね・・。
「寝ていいですか?」
「いいよ、少しお昼寝しようか?」
「・・・ふにゅ・・・ぐぅ・・・」
「もう寝ちゃったか、”今”のタイガーちゃんはこのころより凛々しくなってるけど、寝顔はぜんぜん変わってないなぁ・・・・ふあぁ・・・お布団を敷かなきゃ」
つづく
免許を取ってみようとしてますけど、暇がない
二三週間じゃ取れないよね、凡ミスだ
お風呂の温度を見てきてくれたタイガーちゃんが右手をふーふーしながら帰ってきた。
一瞬扉から出てきたタイガーちゃんの大きさにびっくりしたけど、やっぱりかわいいタイガーちゃんに変わりはなかった。
「としにゃん、お風呂がやけにあっついにゃ・・・」
「そうかな?いつもと同じだよ?」
ぺろぺろと手の甲を舐めながら痛そうにタイガーちゃんが顔をしかめる、かわいそうに。
よく見ると温度を確かめるためにお湯につっこんだ部分だろうか、手がまっかになっている。
「どうしてかにゃぁ、ちいちゃくなったからかにゃぁ・・・。」
「とりあえず僕もいるよ」
「じゃあ一緒に入りましょう、あっちゅ・・・あっついのが心配だけど。」
タイガーちゃんの手をひっぱってお風呂場に着くと、僕は防湿扉を開けてお風呂の温度を確かめてみた
・・・いつもと同じなのに、不思議だなぁ。
・・・
「としにゃんは今と子供のころとで感じ方が違うものってありますか?」
とっても大きなたらいに入ったタイガーちゃんは、泡から首を出して僕の方を見ている
いつにもまして大きな真珠のような目が愛らしい、真っ青
「・・・そうだねぇ、うぅん」
よく考えてみると、今と昔。
いつもこの時間軸を過ごしているのは僕のはずなのに、たとえば10年前の僕と今の僕とでは
まるで他人のようにそのステータスから姿形からして違う。
「わたしはね・・・そうだにゃあ、ケーキが敵に見えてきましたにゃ」
ぽりぽりと縛っていないロングの頭をかいて、ちょっとだけ前歯がのぞく。
・・・女の子か。
今も昔も見れば見るほど近くにいたくなる存在だね。
僕は周りの男に比べると、女の子とはそういう意味じゃなくて仲がよかったと思う
おままごとの時はいつも呼ばれたし、実際中学校からは何人かつきあったこともある。
これもずーっと変わってない。
「うぅん、僕は特にないなぁ、変化に乏しいなぁ。」
僕は少し伸びかけた坊主頭を掻いた、しっかり洗えていないのかまだすこし油っぽさが残ってる。
「そんなことないですにゃぁ・・・そうだにゃぁ、もっと簡単に言えば、最近固定観念が変わったことってにゃいですか」
・・・固定観念、固定観念。
「Macは不安定っていうのはやっぱりそうだったし」
「あー!ひどいにゃぁ!としにゃんだってここで倒れたりしたにゃ!」
「ごめんごめん、でもそういうところが僕がタイガーちゃんに惚れた所なんだよ」
「・・・ふにゅ、ずるいにゃぁ、そんなこと言ったって」
「おいで。」
「は・・・はずかしいにゃぁ、こんなちっちゃくなっちゃったし。」
変わったことなら、すごく短い間だけどある。
タイガーちゃんは僕を信頼してくれるようになったと思うし、僕はタイガーちゃんを信頼した。
お互いに信頼しなければ本当に好き合うことは出来ないっていう。
だから僕はタイガーちゃんを、お嫁さんにしたんだ。
タイガーちゃんをこっちの湯船に抱き寄せる、すると小さなタイガーちゃんにくっついてきた泡が湯船に溶けた。
「あっちっち!」
タイガーちゃんがちょっと暴れるけど、すぐに僕に抱きついてくる、鼓動がとっても早い。
「としにゃん、だいしゅ・・・だいすきにゃ」
「顔が真っ赤だよ?」
「はずかしいにゃ・・・、ひゃぁ」
あんなに熱いと大騒ぎしていたお湯に、僕の大事なお嫁さんは頭まで沈んだ
本当にかわいいんだから。
寒いなあ、お見合いなんていやだなあ。
恋愛してみたいなあ
>>480でした。
その晩のお話。
のどが渇いて目を覚ました、猛烈なのどの渇きだ。
「何時かな・・・二時か」
二人で眠りについてから四時間が経過している、今までこんなことなかったのに。
糖尿病はのどが渇くという、だけど僕の体は健康そのもの。
太っているかと言ったら全然太ってないし、やせているかと言ったらそうでもない
これでもこっそり大学のジムに潜り込んではえっさほいさと体を動かしているので糖尿病の憂き目にはあうはずがない
とおもう。
僕は寝ぼけ眼をこすりながら暗い台所に入った、電気を付けたらタイガーちゃんが起きちゃうかもしれないから電気は付けない。
カーテンを開けっ放しで寝たみたいだ、月明かりが明るく部屋の中を照らしている。
「・・・ぐぅ。」
タイガーちゃんの寝息が聞こえる、ぐっすり眠ってるみたいだ、すべすべの白い肌が月明かりに蒼く反射して
まるで大理石の彫刻みたいだ、ほんと、おっぱいが・・・・、あれ?
僕は寝ぼけているのかと思って頭を左右に振ってみた、でも、目の前のタイガーちゃんはなんか変だ。
焼けに身長が高いし、それになにより床につくときはちゃんと着ていたはずのだぼだぼのパジャマが、いまでは胸の部分がはち切れんばかりになっている。
僕はのどが渇いていたのも忘れてタイガーちゃんに駆け寄ると、息をのんだ。
そこにいたのは年の頃にして20代後半ぐらいの、大人のタイガーちゃんだったのだ。
少女のようなあどけなさはすっかり抜けて、一人前の顔をしている、どうやらこれは昼間のビスケットのキックバックだな・・・。
何年後かわからないけど、本当にこんな風になるんだったら凄い楽しみだなぁ。
「・・・ふにゃ、むぅ、どうしたんですか?」
急に、タイガーちゃんも寝ぼけ眼をこすりながら上半身を起こした。
そのとたん前のめりになってしまった、前屈みたいだ。
「うわぁ、胸になんかくっついてる・・・としあきさん何したんですか?」
「僕に言われたってよくわかんないよ、でもこれは副作用みたいだね」
タイガーちゃんはよくわからなそうな顔をして、上目遣いで僕を眺めている。
「洗面所行って鏡を見てごらん」
「落書きしたんですか・・・?ふぁぁ、何時だろう、胸に何か居るのかな・・・たかいたかーい。」
ブツブツと独り言を言いながらタイガーちゃんは洗面所に行った。
「ぎゃああああああああああっ!胸が!胸がでかい!すごいや!としあきさん何バイト積んでくれたんですか!?ひゃー!!」
洗面所の電気を消すのも忘れて、タイガーちゃんがリビングにすっ飛んできて、僕に馬乗りになる。
おっぱいで顔が半分隠れてる・・・Gぐらいあるのかな?
ポニーテールにしてない髪が僕の顔にたれてくる、ハリウッドリメイク版八墓村といった風情だ。
「多分これはタイガーちゃんが成長した姿だと思うんだ、立ってごらん?」
タイガーちゃんを押し上げる振りをしてちゃっかりふっきんを確認したけど、しっかり残ってる、よしよし。
目の前にタイガーちゃんを見て、僕も立ってみる。
「僕の身長が184センチ、今タイガーちゃんの目が僕の鼻ぐらいにあるって事は、だいたい180センチはあると見ていいね」
「すごい・・・、これって。」
「モデル体型だね、やったじゃん」
「・・・としあきさんの顔、近くで見てみると、ムッソリーニみたいでかわいいんだ」
失礼な、タイガーちゃんは完全に大人の女の顔になってるけど、なんだか背筋がゾクゾクする
夜の闇と目の青が混ざって深海の色みたいになってる、グランブリューだ。
すこし目がきつめになったかもしれないな、ますます虎じみてきてる、野生味が増してるんだ・・・。
「甘え顔って言われるけど、ムッソリーニって初めて言われたよ」
「かわいい顔してるわ、これなら、主導権も握れるわね・・・。」
「・・・」
「副作用なら今晩だけなんだから、としあきさん?私にエスコートさせてください、いつものお礼です。」
「・・・へい。」
どたん!ばたん!
「なにかなあ、隣がうるさいわふん」
サーバー管理は今日も暇と性欲をもてあます。
隣ではどうやらタイガーちゃんが優勢のようだ、
「コップ持ってきて、あとティッシュ」
「わっふーん!」
性欲をもてあます。
156 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 17:22:35 ID:bNhwr0GB
MonokakiPro光臨
タイガーちゃんは楽器何かできるのかな?
寒の戻りに春の風が寒さをいっそう引き立てる帰り道
実は、バンドに誘われたのだ、ドラムに。
あと必要なのはベースらしい。
マッキントッシュって言うのは本来音楽とかグラフィクスとかクリエイティブな場面に強いって事だったけど
タイガーちゃんはどうなんだろう?
ベース弾けるんだったら誘っちゃおうかな?
「ただいまー!」
「おかえりなさーい」
タイガーちゃん、今日は原宿行ったみたいだな、2kさんとかな?
お金の心配は大丈夫だ、タイガーちゃんは英語はからっきしだけどドイツ語とフランス語が得意
SOHOみたいに、翻訳の仕事でじゃんじゃんお金を仕入れているのだ、僕も負けてらんないね
「じゃーん!おみやげですよぉ」
あ、アキバ系Tシャツだ、これからの夏のトレンド商品だね。
コミックバンドだからこれ着て出演するのもいいかも・・・。
「ありがとう、秋葉原に行ってもいつもパーツでお金使っちゃうからなかなか買えなかったんだよね」
「やったあ、喜んでくれてうれしいです・・・、そうだとしあきさん、これどうですか?似合いますか?」
タイガーちゃんはちょっと興奮した様子で、手にはアキバ系Tシャツを持ちながらくるりと回った。
その長い足を飾るのはちょっとくすんだ色のデニムパンツ、おや、517だ、それも革パッチの。
「えへへ、前からほしかったんですよ、やっと出会いました!」
「いくらだった?」
「7000円、お得ですねぇ、そう言うショップ行けば7の左隣に1がつきますよ」
「そうだよねえ、ほつれもないみたいだし、革パッチの517はめずらしいなあ」
「でしょう、ふふふ、これで美脚・・・、あとはこの間としあきさんに買ってもらったこのメッセージTシャツを・・・」
そう言いながらもごもごとタイガーちゃんは僕が見ているのもかまわずパーカーを脱いだ
控えめにスタッヅが打ってある太いベルト、その上にちょっとのぞく腰骨、そしてふっきん、色っぽいなぁ
目の前の絶景によだれを垂らしている間に、タイガーちゃんはこの前下北沢に一緒に行ったとき買ったTシャツに袖を通した
「じゃーん!これでベースさえあればかっこいい女ベーシストのできあがり〜」
何だって?
「タイガーちゃん、ベース弾けるの?」
「ええ、パパが教えてくれましたよ、21フレットの奴が大好きです」
これは一緒にやるしかないな、タイガーちゃんと一緒に洋楽マニア大変身だ!
つづく
「二万円で入門用の新品買うか、それともフェンダーとかの良品買うか・・・。」
「私はそうだなぁ、入門じゃないからフェンダーの奴のが良いですねぇ。」
「よし!決まり!」
そう言えば、秋葉原に行く以外で総武線に乗るのって何年ぶりだろう。
むしろ、もしかしたら初めての事かもしれない、僕はタイガーちゃんの前を人をかき分けながら進む。
「としあきさぁん、助けてぇ、もが・・・。」
「タイガーちゃん大丈夫かい
どひゃー、途中で送信してしまった。
まあ、二人はこれからお茶の水に楽器を買いに行くわけですが
どんなお店に行くんでしょう?お楽しみに。
160 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 18:32:20 ID:joLf6hIt
期待している
同じく
Test
にゃーん、にゃぁん
「はぁ…としにゃん」
午前二時、さかりの付いたネコが物凄くうるさい。
「なんだか…からだがあっついです…としあきさん…。」
ここにも一匹、春だからかな…。
「バグなのかな…、体が…」
「さかり…だよ、うん、きっと、水浴び…してくれば?」
言いにくいなぁ。
「そんな、私は…優秀な…ふにゃ…ぁ…。」
僕の手がタイガーちゃんの胸にあたった
「…。」
「水浴びいけば治るよ…いってきなよ。」
「…」
なんだか様子が変だ、息があがって、僕にすりすりとすり寄ってくる。
「は…ぁっ!」
タイガーちゃんは弓なりになると、小さく鳴いてそれきり静かになった。
胸を僕に押しつけてたんだ、ほんとうにおっぱいだけで気をやるなんて…。
「だだ、だいじょうぶ?」
「…平気…です。」
あ、また寄ってきた…。
「水浴びてきなさい」
「…さかりなんかじゃないもん…。」
「でも、苦しそうだし」
恥ずかしくてなかなか言えない、僕だってあんなに熱っぽい瞳を見せられて何も感じないわけはないんだし。
「とし…あきさん、願いします…。」
さかりって本来オスがなるんじゃなかったかな…?
僕は寝すぎた土曜の布団のなか、生まれたまんまのタイガーちゃんの寝顔をみながら一人ごちた。
パソコンが不調なんで、とりあえず幕間をどうぞ。
「うはぁ・・・にじゅうにまんえん。」
「そうだねぇ。」
「こっちは・・・さんじゅうまん」
「さんじゅうまん・・・。」
タイガーちゃんの頭の中は多分僕と一緒で、お札がひらひら舞ってるんだと思う
三十万、僕が二ヶ月働いてどうにかなるぐらいだ、あらためて仕送りがありがたく感じるよ。
まあ、なんだかんだで、結局僕たちがたどり着いたのがここ。
おちゃのMeずエレキセンター。
あんまり楽器が並んでない、その上並んでる楽器もなんだか古ぼけている
ここんところ何年も人が来てないんじゃないかと思わせるような外観に、僕もタイガーちゃんもすこし眉が曇った
「としあきさん、本当にこんなところにいい楽器あるのかなぁ・・・。」
「うーん、僕もよくわかんないよ、楽器って言ってもフェンダーしか知らないし・・・。」
「まあ、とりあえず入ってみますか・・・。」
僕とタイガーちゃんはこれまたあんまり綺麗じゃないステンドグラスの引き戸を開けて中に入った
なんだかとっても悲壮感にあふれた曲が流れている、エレキセンターと言っておきながらこれはクラシックだ・・・。
「どうしたんだろ、店員さんも居ないし・・・。」
「セカンドワルツですね、私は好きですよ? 店員さんは・・・。」
そして表の閑散とした雰囲気からは到底想像も付かないような、林立するアッシュ材。
もう店の中が全面的にギターベースギターベースギターベースギターベースギターベースギターベース
ずっと店の中を見ていると、なんだか頭の中がギターに占領されたような気がしてきた。
タイガーちゃんはアッシュジャングルのなかをわっしわっしと進んで、奥の工房のような雰囲気の
スペーサーで囲まれたスペースへと進んでいった
「店員さーん、ベースくださいな・・・・ぎゃああああああああっ!!!」
「タイガーちゃん!?」
タイガーちゃんのものすごい悲鳴にびっくりして、僕もいそいでわっしわっしとギターやベースやギターやベースをかき分けて進む
「とととと!としあきさぁん!死体だぁ!」
「あれ、Meちゃんじゃない」
「・・・ぐぅ。」
サンバーストの表板に高級感の漂う楽器に、よだれを垂らしながらMeが机に突っ伏して眠っていた。
「店員さん、起きてください。」
「・・・う・・・うわぁん!某182が解散しちゃったよぉ!うわーん!!死んでやるー!!」
「Blink某が解散!?」
「そうだよぉ!先週アメリカのニュースサーバーまで行ったら・・・えーん!!」
「タイガーちゃん、そのBlink某って?」
「No某Xにつづくアメリカンパンクの人たちです、そんな・・・解散なんて・・・スキャットマンが死んじゃった時ぐらいショック」
なんのこっちゃ僕にはさっぱりだ、とりあえずタイガーちゃんがパンクを聴くって事はよくわかったからいいけど
i-podの中に勝手に入れてあったあのどんちゃん騒ぎの曲がそうなのかな?結構かっこよかったから何度か聴いたんだ。
あれがそうか・・・、なんか残念。
「店員さん早まっちゃダメだよ、まだNo某Xもあるし、( ^ω^)( ^ω^)satelliteなんていいよ・・・。」
「だめだよ・・・、結構がんばってステッカー集めたのに・・・。」
彼女の背中の壁に掛かっている楽器に、べたべたステッカーが貼ってある楽器がある。
それがそうなのかな?
あれ・・・でもちょっとまてよ?
Meって結構おとなしめの性格のはずなんだけどな
僕は改めてこのしょげかえるOS娘を、失礼だとは思いながらも上から下まで見回してみた。
髪型に似合わないラフな格好をしている、なんて言う名前か解らないけどウィメンズのナイキっぽいスニーカーに
ペンキの飛び散ったようながらのデニム、上はキャミソールの上にカーディガンを着てる。
Meってメイド服がデフォルトだったような気がしたけど・・・、ここのオーナーの趣味かな?
「ねえ、ここの店主は・・・」
「・・・私ですけど。」
鼻をずるずる言わせながらMeは答えた、これには少なからずタイガーちゃんも驚いたみたいだ。
「なんだか全然お店を掃除する気力もなくなっちゃって・・・。」
なんだかいたたまれないなぁ・・・、僕はタイガーちゃんの顔を伺うと
またベースに突っ伏してしまったMeを見つめた。
「としあきさん、かわいそう・・・。」
「何か買って行ってあげたいけど、この調子じゃなぁ。」
「・・・とりあえず私楽器にはたきかけてきますね、借りますよ?」
タイガーちゃんは三角巾をぎゅっと縛ると、Meの隣に置いてあったはたきを持って店の外へと出て行った。
つづく
>>166 ありがたいです、そう言っていただけるとうれしくてうれしくて。
新しい作家さん来ないかなあ、やっぱり自分だけだとあまりよくないように思うんだけど・・・。
169 :
幕間:2006/04/18(火) 00:00:28 ID:fD/NldNS
「…としあきさん。」
「タイガーちゃん?」
「ちゅ…。」
「…やっぱだめだよ、そんな」
「…まだ、ちょっと痛いんですけど…でも、としあきさんが欲しいんです。」
「いたっ!」
「ごめんなさい…。」
「…。」
最近私が主導権を持ってるほうが多いんだよなぁ
としあきさん、なんだか遠慮してるみたい…。
今日はなんだか胸が痛いほどこの人が欲しい、まだ数えるほどしか肌を重ねた経験はないけど
それでも、軽い痛みから徐々に快楽へと変わっていくあの感触は忘れられない。
としあきさんと一緒に感じていたい痛みと快感、胸が高鳴る、やっぱり私、ネコ科の虎なのかな…?
被虐心にもちかい感情がむくむくと胸を支配しつつある。
オスに蹂躙されたい、命を体内に宿したい。
本来がそんな崇高な母性とも思えないほどはしたなく犯される私が、脳裏によぎっては消える。
でもまだとしあきさんは学生、私も収入があるにせよ雀の涙、赤ちゃんは養っていけない。
でも私の体は、あのお腹に広がる温かみを欲している。
この人の子が欲しい、でもまだ早い、金銭事情以上に
まだ人間的に未熟な私に子供なんて育てられないし、もっととしあきさんに甘えていたい。
私は考えるでもなく、自然と高く腰をつき出していた、普段じゃまず考えられない。
今からしてみれば、私の一番深いところに来てほしかったからだと思う。
その日、私は生まれて初めて気絶するように眠った。
>>480氏GJ!!
期待してます。
前スレの書き手の皆さんが戻ってきてくれれば良いのに。蒸発する書き手さんを見る度に思うけど、長編だと話が途中だから完結するまで感想が書けないんだよなぁ。
前スレがだいぶ埋まってから一気に読んだクチだけど、当時は投下ラッシュだったような印象を受けたかな。感想を書く暇も無いくらいに次々投下されてた感じだったから、良い評価が貰えなかったって思ったのかも。
前スレの書き手の皆さん、カムバッ〜〜〜ク!
「どうもありがとうございます・・・なんだかお客さんにやらせちゃって悪いなぁ。」
Meさんとタイガーちゃんはすっかり打ち解けて、僕らはきれいになったお店の中
これまたきれいになった作業机を囲んで、コーラで乾杯した。
「いいえぇ、大丈夫ですよ、お店もきれいになったし、Meさんも元気になったからそれでいいや」
タイガーちゃんはちょっとすすで汚れたほっぺたに、にっこりと笑みを浮かべた。
この子のこの表情が好きだ、屈託のない笑顔ってまさにこの笑顔だ・・・。
「I would dive for you〜♪」
「すごいねタイガーちゃん、弾きながら歌えるんだ」
「ちいちゃいころから結構やってましたからねぇ」
それから数時間後、僕らの家で。
タイガーちゃんの楽器に誇らしげに光る
Ochano’Me’zu Electrick Guitor Center Staff
のステッカーは、おちゃのMeずエレキセンターに五万円の売り上げがあったことを高らかと示していた。
「明日は朝の九時からやってるって言ってますから、私一番に出ますね!」
「そうか、それじゃあ僕といっしょに家出るか」
「うん!」
そして、おちゃのMeずエレキセンターに、新入社員が一人はいったことも・・・。
>>480 去年からずっと読んでますがタイガーちゃんの世界も
春になって新入社のシーズンですか。
つうか去年横浜に長期出張してて、その頃休日の日課として
はるばる神田まで出かけては地下鉄神保町のA7出口から外に出て
すずらん通りの古書店街を抜けて三省堂前でたむろし煙草を吸った後、
駿台下の交差点を渡って人混みの中、明大通りを北上、お茶の水駅に到達して
そのまま橋を渡り、聖橋ガード下、湯島聖堂わきの坂道を下って
昌平橋、石丸電気横経由で秋葉原へ出る、というのを繰り返してましたが
おちゃのMeずエレキセンターはその明大通り沿いの右側あたりになるんでしょうか。
もう行けないのが淋しいつうか想像して楽しんでますので
頑張ってくらはい。
173 :
>>480:2006/04/20(木) 00:13:21 ID:6+vWPLXb
ご感想どうもありがとうございます。
音楽好きが嵩じてこういう話の運びになりましたけど、お茶の水を知っている人がいてうれしいです。
まあ立地は大体あってます、ちなみに自分が始めてベースを買ったのも、モデルになったお店だったりします。
その店はぜんぜん汚れてないし、天然店長もいない男の世界でしたがw
これからもとしあきくんといっしょに成長するタイガーちゃんをどうぞよろしく・・・。
『虎はどこまでネコなのか』
「としあきさん、なんか面白いのやってる…」
『まずのどを撫でてみましょう』
「やってみよう」
こちょこちょ
『反応なしですねぇ』
「うひひっ!うふふへへひ!はひひひゃぁ!!!げほっ!げほっ!」
「反応大。」
『それでは次、またたびを嗅がせると…』
『あ…酔っ払った!』
「へへ、としあき?可愛いかおしてんじゃん?へへっ、こっち向けよぉ…。」
「よったね」
「うん…へへへ…」
『次はネコじゃらし…』
『可愛い〜じゃれてるぅ!』
「いたい!!としあきさんそれスチールたわしだぁ!ちくちくするよぉ!」
「大嫌いね。」
「うぅぅ…いじわる…ぐすん。」
『最後に、音楽に対する反応をみてみましょう。』
「タイガーちゃん、あれ?」
「I wold pathetick#$=%&?>=~}"§∞♂♀!!」
「うわあっ!アンプが物凄いことになってるよ!だめだって!ぎゃああああ!!」
「はぁ、歌い疲れた、あれ?」
「かかかかかかか…」
「としあきさんどうしたの?」
「耳が!耳が聞こえない!!」
「わぁ!としあきさんごめ〜ん…。」
結果:タイガーちゃんは半分ネコ。
耳の検査費用は保険不適応で実費3280円なり
「わーん!としあきさん許してよぉ!くすぐったい!首はやめてよぉ!ひぃーっひっひっひぃ…」
ネコ科の動物にアンプを使わせるときは、飼い主がセッティングしてあげてください。
test
この神作品の後なら出せる
前スレから見てる人に恨みを買い逃げした人の登場です
BootCampなおはなし
////////////////////////////////////////////////////////////
「にゃぁーーーーー!プ、プリンがーーーー」
利明が目をやるとたいがーちゃんがとっておいたプリンのカップが無残にもプラスチック資源ごみの中で埋もれていた。
「としあきさん!プリン食べちゃいましたぁ?」
ほっぺたをぷーっ膨れさせて、抗議するタイガーちゃん。
「あ、それ犯人ほめ男」
「ひどいです!としあきさんがご飯作るの面倒だからってお昼がわりに食べさせたのに!」
ことの起こりは三日前、おとなりのゲイツビルっていうビルの管理人さんの2kさんが
仕事でアメリカのカリフォルニアに行くことになって、弟のほめ男くんをうちであずかることになったこと。
お昼は自宅勤務のとしあきさんに任せていたのですが。。。。。。。。
「としあきさん」
「何?」
「これからお昼も私が作って仕事に行きます。」
「よかったー!このあいだなんかなんだか食べ物かどうかわからないようなものが出てきたし。。。」
「ただし、としあきさんは自分で作ってください!」
「え。。。。。困る」
177 :
まつ ◆MXNhcuAMMw :2006/04/21(金) 19:05:42 ID:kpyWdmqO
「ただいまー」
「あっ、お帰りなさい、お姉様」
お姉様、聞き慣れない呼び方にタイガーちゃん首を傾げる。
「利明さんがそう呼べって。。。あの、やめた方がいいですか?」
タイガーちゃん心の中で舌打ち。全く、あの人は・・・
「お風呂は沸かしてあります。あと夕飯の準備も」
「え?としあきさんは?」
「ネットカフェいっちゃったみたいです」
タイガーちゃん、心の中でとしあきをぶん殴る。
あ・あの準ニートはぁ!
今日は早く帰って来てって言ったのに!
「お、お姉様・・怖いです」
「あ、ゴメン。つい」おどおどしているほめ男をみて、ついタイガーちゃん悪戯したくなる。
「ほめ男くん、お風呂・・・一緒に入る?」「え!あの?いゃ、その・・」
顔の赤くなっているほめ男をひきずって、二人はお風呂に向かった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「うう・・」
目を閉じてなるべくタイガーちゃんの方を見ないようにしているほめ男を尻目に、タイガーちゃんは体を洗う。
「ほめ男くん。髪洗ってあげる。」
「いや!いいです!」
「洗ってあげる」
「・・・はい」
ほめ男、タイガーちゃんの目を見て従う。
わしわしわし。
ほめ男、背中に何か柔らかい物を感じる。
これって・・・・・
「お姉様!胸当たってます!」
「ん?当ててるのよ。ほめ男くんのおちんちん大きくなってるよ」「はうっ!あの、これは・・え?」
ほめ男が離れようとした矢先、手が動かなくなった。
「ざんねーんタオルで縛っちゃったよぅ」
たいがーちゃんはそのままほめ男の前に回りこんで、ほめ男のおちんちんを握った。
やっぱり、というか皮に半分包まれたそれを皮をむいて、ぎゅっと握ってみたりそのまま上下に動かしてみたりする。
「お、お姉さま。。あ、ああ!」
でもタイガーちゃんは、ほめ男がイきそうになるたび、手を止めて、射精させない。
「うふふふ、ほめ男くん、イきたい?」
「は。。。はい」
「正直ね。じゃあ、イかせてあげる♪」
以下書き中
会社は残念ながら買収されました。いまは買収先の会社で働いています。
179 :
480:2006/04/22(土) 09:45:40 ID:L23erKBy
ほめ男きゅんの運命や如何に。
おや、風呂場の窓からポニーテールの誰かがのぞいてますよ?
俺もエロかいてみよっと。
180 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 16:22:53 ID:v1mElhdJ
神が。。。。やっと神が。。。。
「ねえ、としあきさん。」
まるい毛玉のついた、可愛いおやすみ帽子をかぶったタイガーちゃん
僕の横でネコみたいにのびしながら、突然すっとんきょうな事を言いだした。
「ちょっとえっちなゲームしてみましょうか?」
「えっ?」
顔がほんのり赤くなってるし、ちょっと息も荒い。
目もこころなしか獣っぽいよ。
「…またかも知れないんです。」
「…うんうん」
僕も今日は乗り気だよ。
かわいいほっぺたにキスから入ろうかと顔を寄せると。
またタイガーちゃんは、いつもとちょっと違うアクションを起こした。
「じゃあとしあきさん、まず目をつぶってください。」
「…」
「いいですか?そしたら、どこでもいいから私の体に触れてみてください…」
タイガーちゃんったらもうさっきより息荒くなってる、好きになったのかな?こういうの。
でも、好きな所って。
なんか僕もだんだん胸が苦しくなって…。
一番好きな場所に手を伸ばしながら、うなじの香りを嗅いだ、シャンプーが甘い誘いを帯びて鼻をくすぐる。
「やっぱりおなかですか…。」
少し呆れたように、でも嬉しそうにささやいた。
腰骨のあたりからおへその方をなぞると、すべすべした肌に、ちょっとだけ盛り上がりを感じる…。
そしておへそ、ちょっと指を入れてみる、すこしひくついた。
「実は、私も今目をつむってるんです…」
脈絡もなく、ぽつりと一言。
それを聞いた瞬間、なんだか得体の知れない興奮が体中を駈けた
見えない手による蹂躙、タイガーちゃんはめちゃくちゃにされたいタイプなのかな?潜在的なこう…なんていうか。
「…私も、としあきさんの好きなところ触っていいですか?」
「…うん。」
知らない間に、僕のなかにも被虐心が生まれているのに気が付いた、うん、と答えるしかない。
…予想に反して、タイガーちゃんは僕の胸板をゆっくりとさすりはじめた
そして、胸のボタンを開く、それを追って舌の感触が僕を襲った
「としあき…下…もっと下…。」
思わず目を開いた、限界だ、やもたても堪らなくなって、タイガーちゃんの唇を含む
…もう、我慢できない。
下着をゆっくり、ズボンと一緒におろす、あとは欲望に任せよう。
別々に脱がせるような小戯れた真似は思いつかない
まるでタイガーちゃんが魔法をかけたかのように、この子を征服したくなっていた。
僕が唇を離すと、タイガーちゃんはいやいやをして僕を抱き寄せる。
野性の動物のそれに似たしなやかさを見せる体に触れる、パジャマははだけてある。
タイガーちゃんはおなかをさすっていた僕の手をつかむと、そのまま、だけど焦らすように、女の箇所へと導く
ネコの発情期のような熱い吐息が耳元で弾けている、もう片方の手が僕を触りはじめた
「…ぴくぴくしてる。」
「そう…だね。」
タイガーちゃんと出会った頃には及びもつかないこの頃の生活に、僕は少し記憶を遡らされた。
最初は痛がってた、だけど最近はこうやって誘ってくれるようになった。
主人と従者から、冗談関係に
今度は本当の夫婦にならなきゃね
もう指輪は渡した、あとは、もっともっと二人が近づく事…。
少し経って、僕達は一つになった。
「強く…もっと強く抱いてください…。」
柔らかい股の関節を大きく開いて、僕はタイガーちゃんの腿を脇腹まで広げた、腹筋が露わになる
大理石の彫刻…なめらかで、でも女性的で、強い。
完全に女の目になったタイガーちゃんは、舌を少し出して
まるで挑発するように僕の腕を舐めると、やさしく噛み付いた、突然。
びっくりした。
びっくりしている間に、僕は突き飛ばされて引っ繰り返ってしまった。
それにタイガーちゃんが余裕たっぷりの表情で馬乗りになる。
はじめてだ、こんなこと、生まれて初めて、一緒に暮らしてからはじめて。
「…やっぱり今日は、としあきさんが食べられる番だね。」
別人のような顔で、まるで僕を狩りの獲物のように
虎はその青い目を、眼底の血流で綺麗な紫に変えて言った。
「無理はダメだよ…上なんて、まだ10回もしてないのに。」
僕も一連の初めてだらけにやけに冷静。
たぶん目の中の東洋は尚更黒く、深くこの西洋の紫を射ぬいているだろう。
「…なにごともぼーけん、としあきさんはおとなしくしてね。」
ちょん、と、鼻の頭をつつかれて僕は黙った。
「いくよ…ぅ…。」
声もなく、ちょっとだけ緊張したように腰を沈める。
僕が一番奥につき当たると、タイガーちゃんは大きなため息を吐いて、僕のおなかに手を置いた。
あどけないいつものタイガーちゃんのほほ笑みが僕に向けられる。
「幸せ、としにゃんとずーっとこうしていたいな。」
「僕も。」
「最初はこんなにえっちじゃなかったのになあ…。」
「…そうだよね。」
「でも私ね、本当の女としての喜びをとしあきさんに教えてもらった気がするよ?」
「…僕だって、タイガーちゃんからいろんな事を教えてもらったよ。」
「今日は、私がとしあきさんを気持ち良くしてあげるから…。」
タイガーちゃんは上半身を倒して、僕に顔を近付けた。
タイガーちゃん体柔らかいんだ…いいな。
「目、つぶってください。」
やさしく、でも強引にタイガーちゃんの舌が入ってきた。
水音と荒い息遣いしか聞こえなくなる、タイガーちゃんの鼓動はダイレクトに僕に伝わって
胸にはこのあいだより少し成長した果実が押しあてられている。
「いつもとしあきさんはこの視点から私のこと見てるんだ、なんだかマッチョな気分…」
つながったまんまなのに日常会話、なんか夢見てるみたいだ。
何だかここから見るとタイガーちゃん、かっこいいな…。
「大好き、大好きです、としあきさん…、優しくってマメで物知りで、でもちょっととっぽくって、でも、かっこいい、かわいい。」
「タイガーちゃん…」
「明日はお休みだよ、今日は絶対寝ないんだから…。」
「うん、ずっと寝ない、絶対。」
翌朝早く目を覚ますと、まだ僕らは一緒だった。
お互い汗でべとべと。
タイガーちゃんの鼓動に、なんだかとても安らかな気分になる、そのあどけない寝顔に昨日の鋭さはない。
…暖かいシャワーを浴びて、二人で二度寝をしよう。
まずはこの子を起こさなきゃ。
僕はやんわりと、強引に、タイガーちゃんの首筋に口付けした。
「うわあ!としあきさんなんですかこれ?」
「マーシャルのアンプ、拾ってきた。」
「置き場所ないですよ、広いっちゃ広いけど・・・」
「大丈夫だよ、ギターアンプだけど使えないこと無いでしょ。」
「秋葉原って本当に何でも落ちてるんですねえ。」
「そうだねえ。」
「それより、うちって何でこんなに広いんですか?としあきさんは普通の大学生ですよね?」
「そうだよ・・・、ここはもともと家のお袋の友達が地主なんだけど、跡継ぎがなかったから僕に継がせてくれたんだ」
「・・・すごいや!都内の一等地じゃないですか!土地持ちだぁ!!」
「えへへ、いいでしょ・・・。」
「あれ、そういえばみんなの家賃はどうなってるんですか?」
「それはお袋が管理してる、かなりの量になってるねえ。」
「すごいなあ、ふふふ・・・としあきさんに買ってもらえて幸せ・・・。」
「現金だなあ、タイガーちゃんは」
「でもすごいなあ、としにゃぁん、えっへへへ・・・」
「なんだよ、僕に巻き付いて・・・、ふにゃふにゃしてる・・。」
「ふにゃふにゃ、ふふふ・・・、ふにゅふにゅ・・・。」
「どうしたの・・・」
「としにゃん、私ね、その・・・一回でいいからふぐ食べてみたい。」
僕はおなかを抱えて笑った。
タイガーちゃんは真っ赤になっておなかを鳴らした。
エロ書いたの恥ずかしいなあ。
童貞のくせにエロかいちったw
経験無いことは書かないようにしてたのに・・・。
これ書くためにどれだけ知り合いに”取材”と称して猥談を持ちかけたことか
まあ、うん・・・orz
これからもおしごとの習作としてがんばりますんでどうかよろしく。
泥酔したついでだ、二人も泥酔させちゃえ!
*二人とも泥酔しています、会話がちぐはぐですが
作者の経験を反映するというポリシーから書いてみます、ではどうぞ。
「としあきぃ!だいすきだよぉ!!」
「タイガーちゃん!だめだってそんな!脱ぐな!」
「脱いでもいいじゃん、どうせとしあきさん引っぺがすんだから!」
「そんなことないよ、タイガーちゃん、でも腹筋見たいからひっぺがす!」
「うわあっ!」
「・・・・。」
「としあきさん!jほんとうにそんな・・・。」
「・・・、すんげえ綺麗、だってさ、ほら、たてに筋入ってるけどさ、力入れてみ?」
「・・・ん。」
「・・・・綺麗、本当、大理石の石像みたい・・・ごめんタイガーちゃん、俺・・・。」
「俺って・・・僕じゃないんですか?」
「・・・無理して使ってるからね、俺のほうがよければ俺を使おうかと思うんだ?」
「・・・私は僕の方がいいな、なんとなくだけど。」
「そう、、まあ、そこまで脱いだんだからさ。」
「・・・わかってます、としあきさん、今夜もよろしく。」
・・・これ、今作ってる作品に反映できるといいなあ。
お見苦しいでしょうが、一応泥酔した人間がどういうノリなのか記録しておくために書き込みました。
まつさん早くきてくれないかな…
正直ネタ切れ目だからなあ
とりあえずどんなもんでも投下しとかないと過疎に拍車がかかるし…。
心配しすぎかな?
「としあきさーん!助けてぇ、おうちに入れないんですよ!」
『どうしたんだい?鍵なくしちゃった?』
「違いますよ、なんかドアが開かないんです・・・あれ。」
『じゃあ風呂場の窓はずして入ろう、がんばってね。』
「あっ!ちょっとまって・・・切られちゃった、忙しいのかなあ」
よいこらしょ、と
私は顔を真っ黒にして、汚れた風呂場の窓をはずした。
ねじを一本一本外すのは面倒だったけど仕方がない
ウチ開きのドアが開かないって事はきっと何か挟まってるんだろう
「ぎゃっ!」
身軽に滑り込んだつもりだったのに、ユニットバスの床にしこたまおしりをぶつけちゃった
あいてて・・・。
とりあえずこれで部屋の中には入れたから、後はドアの修理をしないと
ぱたぱたほこりをはたきながら、私は夕日でキャラメル菓子みたいな色になったリビングの中へ入った
ゲージの中でネズミが寝てる、かわいいなあ。
ネズミちゃんも夕日でお菓子みたいな色になってるし、なんだか今日はやたらいい日だったから
みる物みんな綺麗に見えてくるなあ。
私は台所で手洗いとうがいをすませると、廊下をわたって私の部屋に入った。
今日はとしあきさんの誕生日で、実は私の誕生日でもある。
こっそり作っていたプラモデルをプレゼントするんだ
喜んでくれるといいなあ、144/1巌流島決戦
ちゃんとお通さんもいるよ。
机の上のプラモデルを確認すると、私はニヤニヤしながらリビングへ戻った
自分でもほれぼれするなあ、発泡スチロールの加工の時手をヤケドしちゃったから
バレそうになったけど、でも全然大丈夫、うん。
さて、ドアの修理。
つなぎ着て雰囲気出さなきゃね、うん、テレビは消して・・・。
玄関へのドアを開けると、ドアの代わりにとんでもない物が目に飛び込んできた
「なんだこりゃ!!」
武器がたくさん!なんだこれ!としあきさんテロリストだったのかな?
と、そのとき。
「タイガーちゃん!伏せて!」
「え」
視界が変な煙で真っ白になって、私は後ろ向きに倒れた
またおしり打っちゃった!いたいよお!
第一今のは誰・・・あれ?
煙の中から、だれかがこっちに向かって歩いてくるよ、どうしよう!としあきさん・・・。
「タイガーちゃん、誕生日おめでとう!」
は?
「わふーん!」
2kおねえさん!2k姉さんにいぬてぃちゃんだあ!
「びっくりした?としあきさんに聞いたらね、タイガーちゃんがサバイバルゲーム好きだって言うから、ほら!」
ヘルメットを被った2k姉さんは、今さっき発射したみたいに煙を噴いているパイプを目の前で振った
「発泡スチロールが飛ぶパンツァーファウスト3だよ、細工して煙も出るようにしたの、どう?」
・・・うわ・・・うわあ
「2k姉さん、ありがとうございます・・・。」
「よかったぁ!喜んでもらえたわ!としあきさんも出て来てくださいよ、ほら。」
私の後ろから、足音が聞こえてきた。
「タイガーちゃん、おめでとう。」
としあきさんてば・・・こんな大きな花束・・・。
「いつもおいしいご飯とかをありがとうね、これからもよろしくね・・・。」
「・・・としあきさぁん!みんなぁ!ありがとぉ!!うれしいよぉー!!」
・・・としあきさんの胸に飛び込んで、久々に頭をなでなでしてもらった。
としあきさんもおめでとうなのに、本当に優しいんだから・・・としあきさんったら。
「さ、帰りましょ、姉さん。」
「一緒にお祝いしないわふん?」
「それは野暮ってものよ、今日の夕ご飯は何にしようかしらね・・・。」
やっぱり60行の即興じゃ足りないなあ
所々作画が欠落したみたいに場面がころころ変わるw
なにはともあれ、タイガーちゃん、おめでとう。
巌流島ワロスww
だっこしてもらうのがとっても好き。
酔っ払った時にとしあきさんがずーっとだっこしてくれたときがあった。
口ではいろいろ言ったけど、あの時、一番幸せを感じたなあ。
何度キスしても、舌を入れても、ぜんぜん嫌がらないとしあきさんは酔ってるときだけ
本当はもっとキスしたいし、もっとだっこしてほしいし…
としあきさんのことが、大好きだから私は、いつもこうしてあなたと一緒にいられる…
これは、金銭契約上のユーザとOSの関係じゃなくて
人間としての関係…。
こんなふうに、のろけていられる日常が、素敵だなあ…
となりで寝息をたてるとしあきさんに、私は目を閉じてゆっくり口付けをした。
195 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 20:24:35 ID:wbcK74Ih
保守
保守
197 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 02:35:41 ID:dmx2GocL
うちのXPたんが・・・
どれ、話して御覧なさい。
お風呂の中で……
Meと……
2kも…
Tigerたんに。。。
「にゃあ、2kお姉ちゃん、観念するにゃあ・・・にゃあにゃあ、えへへ・・・。」
「・・・えへへ・・・うふふ・・・うへうへ・・・。」
「なんだか変わふん・・・。」
うちのxpsp2たんとIE6たんが…(´;ω;`)
タイガーたんの話が読みたい…。
とうとう更新終わったMeたんの話もきぼん
207 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 20:21:29 ID:s4p+f7QB
さて、ここに人はいるのかな?
なんだか幸せな雰囲気が漂いまくりな作品ばかりですね
保守
210 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 00:10:48 ID:IRUKmnsH
保守
「にゃ〜!」
「わ、どうしたの?タイガーちゃん?」
「抱っこ!」
両手を前に出すタイガーちゃん
「どうしたの?急に。」
「・・・だって、最近としあきさんとくっついてないから、だっこ!」
「わかったわかった・・・、はい、おいで。」
ぴょこんと、猫になったタイガーちゃんはこっちに飛んできた
相変わらず可愛いなあ、最近は大学が忙しくて
あんまりかまってあげられなかったけど、今週の日曜日あたり
どこかにつれてってあげようかな・・・?
「えへへ・・・ふわ・・・ふわ・・・ふにゅ・・・、ぐう。」
「あれ?タイガーちゃん?」
「・・・ぐぅ・・・。」
ご無沙汰ですが今日のお話はここまで。
乙。頑張れとしか言いようがない。
というかもうまた花火大会の季節なのか。
一年経ってしまったんだなあ。
去〜年の あ〜なたの お〜もいでが〜
とか思わず歌ってしまいそうな気分だ。
213 :
まつ ◆MXNhcuAMMw :2006/07/20(木) 13:46:43 ID:MHBGTmXH
ある程度OS娘の妄想をするとある地点から仕事に意識が行きだす。。。
お風呂の話は妄想充電中につきお持ちください
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「やぁ、ジョブスじゃないか。」
「おう、こんなところで君と出会うとは珍しいな。」
ここは大須のバーの片隅。競合する会社のトップ同士がこんなところで出会う機会は、めったにない。
「マティーニ。」
「僕はソルティ・ドッグ。 ところで、先日のことだが、どうしたんだ?あんなことをいうなんて君らしくもない。」
「Meのことかい?」
「それもだが、君の引退表明の話だよ。以前は死ぬまで現役とか言っていただろう。」
「時代の、、、流れかな。。。」
外では雷が鳴り出していた。鉛色の空から、雨が流れ出す。
「君は北海道の蝦夷松の話を知っているかい?新しい木の芽は、倒れた木の上に出るそうだ。もう僕は役目を終えたんだよ。」
そういって、マティーニを一気にあおる。
「そうか。。。なら何もいわないが、本気なんだな?」
「ああ、種は撒かれた。」
「わかった。今日は飲もう。。。。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(・∀・) (´・ω・`)(・∀・) (´・ω・`)(・∀・) (´・ω・`)(・∀・) (´・ω・`)(・∀・) (´・ω・`)(・∀・) (´・ω・`)(・∀・) (´・ω・`)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
同じころ、同じく電気街の秋葉原の居酒屋で、OS娘が二人。
「やーーーだーーー!なんであたしがもう隠居なのよーーーー!」
「まあまあ、それがある意味私たちの宿命なのよ。」
「させちゃんはまだ現役だからわかんないのよー!」
「殿堂入りってことで。。。」
「やだやだやだーーーーーー!」
だだっこのように叫びまくっている実際駄々っ子な女の子は先日サポートの打ち切りが決定されたMe.
聞き役に回っているのは、まだまだ現役のさせ子。
Meの目の前には黒ラベルの大瓶が4.5本。XPの前には牛丼のどんぶりが山ほど。
「大体ね、だいたいね、あたしはMeなのよ!みれにあむなのよ!なんで同じ2000を意味するのに、2kおねえちゃん
はまだ現役なのよ!あたしだって、まだできるもん!すぐあおくなったって、
でふらぐができなくたって、できなくたって、、うぅぅぅ。。。うわぁぁぁぁぁん!」
やれやれ。これでは今日は帰れないかも。どうせ家に帰ったところでまた絡み酒するだけだろうし。
でもね、Me,わたしだって、いつまで現役でいられるかわからないのよ?
それに、あなたはパパにだめな子だって思われているっていったけど、パパが一緒に引退するOSにあなたを選んだのは、
理由があるんじゃなくて?
それぞれの夜は更けていく。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
虎はミルクが好きです
動物園でも、よくミルクを飲んでいます。
私も牛乳…、それも3.6のやつが大好きです。
「おいしいなぁ…」
私はタオルをまいたまま、牛乳を、あら、あらららら!
どしん!
「あー!びしょびしょ…」
…こぼしちゃった、またお風呂はいんなきゃ
「としあきさんごめんなさい、牛乳こぼしちゃった…。」
一緒にお風呂からあがってきたとしあきさん、心配そうに私の方へ近づいてきました
「大丈夫?怪我は?」
「平気です、ごめんね…」
外は雨降り、急な雨にびしょぬれになって帰ってきたお出かけの後
よく暖まったお風呂上がり、よく冷えた牛乳は雨のそれほどではないけど
私のほてった体を冷やします…
「びしょびしょ。」
としあきさんは私の胸元にこぼれた牛乳をみて、笑いました
澄んだ目がにっこりとしています、あれ?
「たくさん…。」
ぺろり
「わっ!?」
としあきさん!?
…としあきさんは私の濡れたバスタオルの前をはだけると
胸に付いた牛乳を…
「…。」
「としあきさん…?」
…おっぱいですよー。
目の前の悪戯っぽい二つの目を、上目遣いに眺めてみます。
…墓穴でした。
「やだ!としあきさんどこを!ひゃあ!」
「…おっぱい」
そこはふっきんです!としにあきさん!!
結局、としあきさんも私も、たくさん汗をかいたので
もう一度お風呂に入りました。
はぁ…。
乙!!
ここに職人以外の人間はいるのか?
つーことで出席とりまーす
はい山田。
ノ
「……足りない……足りないわ……」
「……何が?」
「足りないっ!圧倒的に足りないっ!!」
「いや、だから何がさ、ほめ子」
「あ、としあきさん、居たんですか」
「さっきからずっとね、で、何が足りないんだい?出来る限りで揃えてあげるよ」
そういうとほめ子は急にしなだれかかり、色っぽい目で僕を見上げる。
「としあきさぁん、コミケなんですけどぉ、一人じゃ目当てのサークル回りきれないんですぅ」
熱っぽい目で太ももをさすりながらほめ子が呟く。
「それでですね……としあきさんにも手伝って貰いたいんですよぉ」
「え…僕の目当てのサークルを回る予定は…」
「もぅ……としあきさんには私が居るじゃないですか、贅沢さんですね」
「いやでもあのサークルの今回の本は絶対買っておかな」
僕の言葉はほめ子の不意に合わせられた唇でふさがれる。
「最近ご無沙汰でしたし、今日は足腰立たなくなるまでサービスしてあげます、返事は…その後で♪」
そういうとベッドに押し倒される、いつものでも翌日腰が痛くなるのにそれより激しいだなんて耐えられるわけがない。
卑怯だぁ、こんなの。
来たァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!
「なつやすみだー!」
「なつやすみ〜!」
ここは品川駅、今日は家具を見るためにちょっとしたデート・・・
のはずだったんだけど。
「酔っぱらっちゃった・・・、うわあ・・・。」
タイガーちゃんはふにゃふにゃ、僕もふにゃふにゃ
実はさっきも言ったとおり今日から夏休み
タイガーちゃんも勤め先が一週間のお休みで
二人とも暇で暇で・・・。
「そーだ!としあきさん!旅行しよう!旅行だよぉ!」
「いいねぇ・・・うん・・・。」
品川駅11番ホーム、あれ?見慣れない列車が来たな
まぁいいか。
「タイガーちゃん?」
「はぁい」
「見ない列車だねえ・・・?」
「指定席だって、特急かな?」
「知らないや、ふにゅふにゅ・・・お休み」
さすがは虎、デッキに座り込むとすぐに寝息を立て始めた
旅行だ旅行だ・・・。
翌朝。
「おはようございます、愛知御津、愛知御津でございます。」
「うわ・・・なんかすごいよ、タイガーちゃん?」
「・・・うぅん、頭痛い・・・・。」
ふと、学生時代にたまたま飲み屋で意気投合した女の子と
酔っぱらった勢いで乗り込んだ「ムーンライトながら」を思い出したんで書いてみました。
あぁ、旅行行きたいなあ、でも旅行したら夏に行けなくなっちゃうし・・・。
よっぱらいタイガーたん(´∀`*)
なんか情景が伝わってくるな
>>480氏の作品は
俺も旅行したい、夜行っていいね。
キーワード【さぁん 風呂 タイガー たん ぐぅ あき おなか 】
。。。。なんじゃこりゃ
異常にマメだな貴殿は
揚げ足取る暇があるなら投下すればよい。
ただでさえ神が少ないスレを煽ってどうするつもりだ?
2レス分更新?
新作かと思ってスッ飛んでくれば夏房二匹分かよ。
さっさとちんこしまって寝れ。
>>480氏のタイガーも好きだが、まつ氏のだだっこMeも好きな香具師挙手
ノシ
ノシ
ノシシシ
どーん!
「コミケ終わっちゃったね、としあきさん。」
「そうだねぇ。」
「いくら使ったんですか?」
「・・・。」
「私のね、大事なへそくり、消えてるんですよ。」
どーん!どーん!
「へそくりって、タイガーちゃんそんな物を・・・。」
「・・・。」
「僕の机の上に普通に置いてあったからわかんなくて使っちゃった、ごめんね。」
「・・・。」
「タイガーちゃん?」
「なかなかのチョイスですね、まあいいでしょう
私の買い出しに行ってくれたと思えばいいんですから。」
「よかったじゃない。」
「・・・。」
「いたいいたいいたいいたい!噛むな!噛まないでタイガーちゃん!痛いよ!」
あーあ、結局タイガーたん本には巡り会わなかったなあ。
XP虐めスクリプトってもう残ってないの?
どこ探してもない・・・・(´・ω・`)
Meタンらぶぅ(*´д`)ハァハァ
保守パッチあてときますね
Bootcamp導入による
ぺけぴーとタイガーたんのとしあき争奪戦はまだですか?
233 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 16:38:13 ID:gtu7TM7s
hosu
234 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 23:03:04 ID:EGiRLq7Z
●~*システムエラーが発生しました
スレッドがビジー状態です
そいつはイケナイ!
ぺけたんとタイガーたんに挟まれて生活したい。
肉を食いまくるタイガーたん、牛丼を沢山作るぺけ
金なんていらない、にこやかに暮らしたいのだ。
保守
240 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 17:23:03 ID:Zj6iWL9k
●~*話題と燃料が尽きました。
スレッドを再起動するかSSを投下してください
保守
242 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 22:45:33 ID:6My9RilM
age
保守
244 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 01:59:37 ID:h5z2A5b4
保守
あけおめ
来年まで保守
246 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 17:55:11 ID:KGbkIn9n
保守age
保守
ビスタはどうなった保守
みんな逝ってしまったヽ( `Д´)ノ
250 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 15:47:34 ID:/v3JuLQj
保守
251 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 03:45:35 ID:JUPodv3M
保守
乳揉ませろ〜〜
保守
254 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 02:33:41 ID:ze9AADPW
保守
255 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 14:45:25 ID:Tg4+g6wh
保守
256 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 23:24:49 ID:FPmQRE8e
圧縮回避保守上げ
257 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 01:14:08 ID:njymcz/s
圧縮回避保守
人いないな。
ちょっと待て。
俺しかいないのか?
俺も更新あるたびに覗いてるよ
人稲
2k姉さんは俺にべったりだからな
なんだ。思ったより人いるんだな。
こんな所でまで孤独なのかと絶望しかけてた。
タイガーちゃんの人、もう帰ってこないのかな…
なんだかときどき読みたくなるんだよ(´∀`)
あの幸せそうな雰囲気がたまらん
266 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 02:27:01 ID:YU0ZQsJl
ほしゅ
保守
そろそろレパードのトップシークレット発表ですね
269 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 21:14:09 ID:YHjQx/ve
age
270 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 02:00:37 ID:JX3MuJzU
age
271 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 14:57:24 ID:6daY+4qV
age
272 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 22:07:03 ID:9XbP/45i
age
273 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 12:08:34 ID:/U2subwu
age
誰かいる?
いる
275 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 22:08:51 ID:Lxf4TWVQ
保守
「新幹線じゃないんですか?」
「そう、新幹線でも、飛行機でもないんだよ。」
「それで東京まで?時間かかりませんか?」
「かかるさ、そうだな、時刻表は・・・」
「19時間ですね、こりゃまた前時代的な乗り物で・・・。」
「だろ?それがいいんじゃないか。」
「新幹線か飛行機の方がいいんじゃないですか?お金もそっちの方が安いですよ?」
「そうだけど、でも、俺はこっちの方がいいんだ。」
「そうなんですか・・・、へえ、ベッドがあるんだ、電車の中に。」
「おもしろいだろ
きれいな金髪に、液晶のバックライトがまぶしい。
この子が来てから、初めてのコミケだ。
同時に、生まれて初めての、島側としてのコミケだ。
作業を手伝ってくれている彼女は、あれからすぐに自分の部屋へ戻ると
大きなリュックサックを背負って、目の前に戻ってきた。
「何持って行きますか?」
「気が早いなタイガーちゃんは、まだ先のことだよ、
書いてる途中に投下してしまいました。
稚拙ながら
>>480氏のタイガーSSを読んでいたら書きたくなったんで
書いてみます
279 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 08:13:27 ID:bM5oRhIn
age
280 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 00:31:45 ID:DaAjkahX
投下待ち保守
うっきー
誰もいない
283 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 22:24:26 ID:ZElmzKsS
漏れがいる
XP、保守頼んだ。
285 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 01:34:46 ID:qp0Rr85/
age
286 :
かいてみた:2007/09/14(金) 03:35:39 ID:ouU3N2nv
「あついんだか涼しいんだか寒いんだか」
「としあきさん、何やってるんですか?」
「打水だよ、冷房は金かかるからね」
「はぁ、なるほど、打水ですか」
「わかってないだろ?」
「あんまり。」
「水を撒くと涼しくなるんだ、どうしてかは面倒だから教えない」
「わかってないでしょう?」
「うん、あんまり。」
80年代のアニメでもあるまいに
俺はなにをやってるんだろう
OSを入れ替えるたびにこんなことをしていれば
日本はいまに重婚大国になるにちがいない
俺は左の頬にできた真っ赤な腫れをさすっていた
訳を説明するには3時間前にもどらなければならない
「はい、私、としあきさんの妻です。」
「はぁ?あなた、何を言ってるの」
「ですから、私はとしあきさんのモノです。」
やたら露出の高い、金髪の彼女は
まるでもうずっと前からそうだったかのように
どうどうとそう、言ってのけた
「こいつ、おかしいんだ」
「問答無用!このクズ!」
おもえば、なかなか金のかかる奴だった
それから解放されたと思えば…
「あーあ。」
「元気だしてください、としあきさん!」
「これで元気が出たら病気か気違いだろうが!」
でも、この娘の笑顔には計算が見えない
安く買って、高く売るような。
今から思えば、安く買われたのかもしれない
安く買ったものが自分に仇をなせば、それは癪だろう
「0と1で成り立ってるのにな」
「はあ?」
「なんでもねーよ。」
「はあ…。」
「名前は?」
「ふたば。」
「それは俺の名前だ」
「だから、私の名前です。」
「ちぇっ、これだよ。」
こんなふうにして、妙な生活がはじまりつつあった
さえない俺が、初めて手にした幸せを
ブチ壊した張本人との、山あり谷ありの生活が
287 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 00:05:21 ID:g+mrKCfE
288 :
かいてみた:2007/09/15(土) 00:18:42 ID:gpcSBdog
はたして、いつも通りに戻った俺の生活だった、あの子にとっちゃ新婚生活なんだろうが
俺には関係ない、さえなくて、女っ気のない、本当にどうしようもない生活だ。
こんなんじゃいけないと解っていながらも、やっぱりこうして今日も部室への階段を上っている。
一年生の頃に、かるく顔を出すつもりで入ったゲームサークル
古今東西のゲームを集めまくっている、それはコンピューターゲームにとどまらず
古いボードゲームからカードゲームまで、一番古いものとなると
どこか東欧の国で17世紀に作られたというすごろくをも所蔵しているという。
と書けば、由緒正しき紳士の暇つぶしサークル
紅茶片手の高尚な談話の傍ら、お戯れにバックギャモンでも・・・
なんて、イギリスのマナーハウスのような
いかにも自身の知をひけらかしたがる鼻持ちならない連中の集団を思い浮かべるかもしれないが
残念ながら俺達にはひけらかすほどの知識もなければ、17世紀の妙な言語を解読する学もない。
このFランク大学では教授にそんなものを見せても解る訳はなく、俺はいつもそのすごろくを抱えては
無理やり意味を解読しようとして、授業までの30分ぐらいの時間をつぶすのだ。
俺は部室の扉を開いた。
「おはようございます。」
「よう、お噂はかねがね。」
「としあきもとうとうフられたか、ご馳走さん。」
部室にはおれと同期の奴が一人に後輩一人、先輩が一人。
もう大学8年生という先輩が、その日本人離れした堀の深い顔をひしゃげて笑う
すっきりしたやらバツがわるいやら、ご飯粒が足の裏についている感じだ。
この空間から抜け駆けする形であの子と付き合っていただけに、どうも居心地が悪いような気がする。
「みんな耳が早いようで、ん、お前ら何見てるんだ?」
同期の奴が、めんどくさそうにひっくり返ってこちらに顔を向けた
「ビューティフルドリーマー。」
「ああ、京アニ厨が騒いだからか?」
「そうじゃない、学園祭発表に使う人間宇宙論の勉強会だよ、フられたお前の荒れた宇宙も興味深い。」
「つまらねー冗談だ。」
「スネるなよ。」
あいている椅子に座って、画面に目をやると
ラムちゃんがレオパルドの主砲にぶらさがる温泉先生としゃべっているところだった。
まだみんな夢に気づいていない頃か、かわいそうだな。
この映画、タネを知ってるとキャラクターがどうしようもない愚か者に見えてくるから困る。
「ダーリン!5ツ数える間に出てくるっちゃ!」
・・・まあ、昨日までの俺みたいなもんか。
「ダーリン!お仕置きだっちゃー!」
画面は色とりどりに光り輝くと、登場人物がそろいにそろって吹き飛ばされた。
楽しそうだなあ、・・・いいなあ、あたるは。
あいつの身の回りに女の子なんてたくさん居るしな。
努力すれば女の子と懇ろになれるルックスが欲しかったよ。
電源の切れたパソコンのディスプレイの中から、恨めしげな視線が俺を射抜いてる。
今そっちを向いたら、ディスプレイの中の俺と俺は、仲良しになれるかもな。
「ダーリン!ダーリーン!」
「ダーリンかぁ、うらやましいねえ。おい、少し音大きくねえか?」
「そうかあ?」
「ダーリン!ダーリンってばぁ!」
「うるせえ奴ら」だなぁ、まったくもって。
「俺もこういう高校生活送りたかったよ、まったくアニメになんか凝っちゃってさぁ、なあ?」
後輩二人と、俺の同期が、目玉が飛び出さん限りの驚愕の表情で
こちらを凝視している。
「ん、何見てるんだ?なんだよお前ら、気持ち悪りぃな。」
「・・・双葉、お前。」
「だーぁりん!」
「う、うわぁあ!痛てぇ!」
もんどりうって、俺はイスごと後ろに倒れた。
ゆっくり書いていきます
うる星が大好きなんで、たびたび出てくるかもしれません。
それでは
>>289 GJ。
トリップ付けてくれると、識別し易くて助かる。
後頭部をしたたか打って、視界に花が咲いた
「ダーリン!忘れ物だよ、はいお弁当。あら、皆さんおそろいで・・・。」
「おい双葉、なんだこれは!」
「また別の女の子に手を出したのか。」
俺は、俺の上に乗っかる娘を見上げて、その重さの数倍、胸が重くなる感じがした
「昨日から俺の家に居るんだよ、なんだかよくわかんねーけど。」
「ねえダーリン、住民票を取りたいんだけど、あとで一緒に区役所まで来てよ・・・。」
「やなこった!なんだって俺がそんなことせにゃならんのだ!」
「薄情者。」
「ほうじゃほうじゃ!」
「うるさいっ!」
後輩の広島県人の茶々が気に触る。
にらみつけると黙った、まったく根性のない。
「ギギギ・・・」
「あの、お名前は。」
先輩が顔を本気にして、名前を聞いている。かなりカッコいい、もともと日本人離れしてるしな。
それよりこいつ、さっさと俺から降りろよ。
「双葉、と申します。」
「は?」
「双葉です。」
このバカ!
「なんでもないですよ、知りません、こんな女!」
「いつ頃からこのクズ、失礼、こいつと?」
「ずーっ!と前から!でも、としあきさんったらいろんな人ととっかえひっかえ」
あああ・・・。
「う・・・ううう・・・うぅぅぅ・・・。」
「せ、先輩?」
先輩の瞳の奥には、俺も目を覆うような悲惨な女性経験の数々が見て取れるようだ。
「いじらしい、そこまで思いつ込むような酷いことをされたんだね・・・。」
「堂木!てめえ」
同期の堂木が、なおも俺の上に居座るヤツの頭をなでた。
「いーえぇ、私昨日もとしあきさんと一緒に寝ましたよ」
「同じ部屋でな!」
「今朝だって、目覚めにキスをくれたんですよ?」
「魚のキスだ!なぜかアップルが俺ん家にキス送って来たんだよ!先輩、信じてください、俺は別に何も・・・」
「堂木ィ!一下ァ!こいつを人民裁判にかけるのだ!」
「先輩!そんな殺生な!あ!ああ!助けて!話せば解る!」
「問答無用!おい堂木!ペンチもってこいペンチ!”歯医者”をやるぞ!」
歯医者!?先輩が防衛大学に居た頃に旧軍の資料にあったっていうアレか!?
俺の脳裏には、拷問の末味噌っ歯になってのた打ち回る俺の姿が克明に映った
いやだ!ひいい!
「そ、それはやりすぎでは・・・」
「うるさい!黙れ!それとも今ここで寝小便たれたことをバラしてやってもいいんだぞ!?」
「ヒィッ!持ってきます、双葉、許せよ・・・。」
「いやだぁ・・・。」
「あぁ、やめてください、としあきさんをいじめるのはやめてください!」
「止めてくれるな、こいつはな!こいつはなあ!」
いつのまにか天井に用意された滑車にロープが通され、俺の脚が先輩によってぐるぐる巻きにされる
「逆さづりはやめて!やめてくれぇえええ!」
ギリギリと音を立てて体が地面から引きずりあげられる、バイカーズウォレットが落ちる
イキがって腰まで下げていたパンツが食い込む、痛い!
「おいお前、俺のOSだろ、助けろ!助けろ!」
「区役所、いってくれる?」
「もちろん、いく、いくとも!」
「じゃあ目と耳抑えててくださいね、それ!」
とてつもない爆音とものすごい光が体の中にねじ込まれた。
まぶたをと鼓膜を直接殴打されたようだ。
目を開くと、みんな死んでいた。
>>291 グッド
一レスだけだとまだ続くのか終わったのか判断つかん。
ごめんなさい、続きます
ok、待つのは慣れっこだ。
「な!何てことするんだ!確かにどうしようもないオタクだったかもしれないけど、ひどい、ひどすぎる・・・」
「何をボサッとしてるんですかとしあきさん!逃げますよ!」
「おい、ちょっとまてったら、うわあ!」
数分後、俺は駅のベンチに放心状態で座っていた、というより、放置されていた。
モンキチョウがふわふわと俺の鼻を掠めた、さっきの爆音のせいで、まだ耳がピーピー言っている
心なしかモンキチョウもモンシロチョウに見えてきた、どっちだっていいが。
そんなことより、あれだ。
「・・ひどい、ひどすぎる、みんないいやつだったのに。」
「はい、ビール。」
「大学の友達がそろいにそろってみんな死んだってのに、ましてや真昼間から飲んでられるか!お前絶対に返品してやるからな!」
「冗談、ビールじゃないですよ。それより何を怒ってるんですか、スタングレネードを使っただけですよ。」
「グレネード!?手榴弾なんか投げたのか!?このバカ!」
「みんな気絶しただけです」
「え・・・あ、そう。」
「はい、そうです。一件落着。」
「違う!どうなると思ってんだ、もうあそこには行けなくなっちまったじゃないか!」
「そんなことないですよお」
「ある!」
「あ、電車来ました。」
・・・拍子抜けするなぁ。
ため息をひとつ付いて、俯き気味にベンチから立ち上がると
なぜだかわからないが、憂い物がすべて抜け落ちてしまったような気がしてきた
まるで、憂鬱な俺が俺から抜け出して、いまだにベンチに座っているような、そんな感じ
もう一度ベンチに座って見ようか。
「としあきさん!はやくはやく!」
「おう。」
「さっき、びっくりしましたか?」
「そりゃあ、なあ。」
「まあ、そうでしょうね、としあきさんが一人になっても、わたしはずーーーーっと一緒に居ますからね。」
いや、そんなこと聞いてないんだけどな。
「お前が殺したんだろ!」
「みんな死んじゃいませんよ、ほら、これです。」
「・・・これは。」
「スタングレネード、暴徒鎮圧用の・・・」
「おい、お前・・・。」
「はい?」
「何でそんなもの、持ってんだ?」
「いいじゃないですか、としにゃんを守るためですよ。」
「そんな必要は無い!」
「そんなこと無いですよ、としにゃんは弱いんだから・・・。」
「とにかく!そんなこと無いんだから!もうこれ以降こんなことしたらただじゃおかないぞ!追い出すぞ!」
「なぁにいってんだか、自分の体も守れない癖に・・、私はとしあきさんの事、大好きなんだから、私がとしあきさんの事を守るのは、当然でしょ?」」
だめだ、何を中二病ラノベのヒロインみたいなことを言ってるんだこいつ、その理屈はおかしい、そんなレベルじゃない
一目見ただけでそんなこといえるなんて狂ってる、俺はただ単にこれを買っただけで
そこに愛だの恋だのなんて企業の売り文句はありゃしないんだ、いい加減にしてくれよ。
俺は明らかに目の前の娘を嫌悪していた、女にないがしろにされた直後に
こんなあからさまな媚びはむしろ胸の毒というものだろう、本当にばかばかしい
まるで大嫌いな深夜アニメに出演してるみたいだ。
そもそもからして、アニメ鑑賞サークルなんかに居て言える事じゃないのは重々承知してるけど
「・・・ふざけるのもいい加減にしろよ、おちょくってんのかよ。」
「え?」
「出てけっ!金でもなんでも払うから消えてうせろ!」
「としにゃん、落ち着いて・・・。」
「これが落ち着いていられるかよ!」
いい厄介払いなわけないじゃないか、高飛車だったけどそれなりに話していて面白かったし
なにより共通の趣味があったのが、一番うれしいことだったんだ、それをこんなどこの馬の骨ともわからないコスプレ女にブチ壊されて
落ち着いていられるほうがどうかしてるだろうが!
周りの目なんてもう気にしていなかった、とにかく目の前の娘に消えて欲しくて、無我夢中で叫んでいた。
質の悪い深夜アニメじゃあるまいし、一体この女、どこの誰なんだよ・・・
「う・・・うう・・・うわぁああああああん!ひどいよー!」
ふと正気に戻ると、俺はあのホームで堂木に肩を抱かれていた。
まだまだ続きます
このスレを守り続けてきて本当に良かったと今心の底から思う。
299 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 17:11:16 ID:AzgBM2fu
護る
「なあ双葉、教えてくれ、誰なんだあの子は」
「知らないよ、あらわれたんだ、突然」
「…俺も、一下も見てる、お前の幻じゃない」
「だったらどれだけよかったか。」
場所は駅前のドトールへと移っていた
堂木がアイスコーヒーを飲み終えるタイミングを見計らって
俺は切り出した。
「なあ、俺、どうすればいい?」
「何言ってんだ?探せよ。」
「でも…。」
あとが続かなかった。
正直、よい厄介払いが出来て、おれはすっきりしていた
ただ、すっきりしている割には、どうも目に映る緑も
ガラスについた水滴も虚ろだ。
「でもじゃねえだろ、あの子は女だぞ?女を振る男なんて、ゲスだ。」
「そんなのこっちの勝手だ!」
お冷やが跳ね、おしぼりが転がる
俺は机を叩いていた。
「短気もいいところだな、よく今まで誰ともいざこざを起こさなかったもんだ。」
「アニメしか見てない連中とまともにやり合う気はないんだ。金払ってるだけの癖に批評家ぶりやがって、その癖中身の無い昼ドラまがいの恋愛物にしがみつきやがる。虫酸が走るぜ。」
「難しい奴だ。じゃあお前はなんかやってるのかよ?」
「…。」
他人の批判だけして生きてりゃ世話ねえよな
「残念だがAKIRAが好きだろうと押井フリークだろうと、消費者である所になんら変わりはない、違うか?」
「ああ…。」
「身のほど知らずだと思わないか?アニメやら萌えやら冴えないことをホザく癖に、二俣かけて、女振って。」
「二俣はかけてない、振ってもいねぇよ。」
「じゃあ、女を泣かせたろ」
「だからテメェはなにがいいてぇんだよ!!」
辺りを見ると、店から客が消えていた、カウンターの奥では
パートのおばさんが申し訳なさそうにしている。
「ともかく、俺は帰る。」
「…そうか。まあ、さっきのことは怒ってない、まるでアニメみたいで楽しかった、先輩はそう言ってた。」
バカか?くだらねえ、何がアニメだ、アキバで踊ってきやがれ。
「だけどなとしあき、俺は、お前があの子をつれてくるまで、部室にお前を入れない。」
なんだと?
「あの子が詫びを入れに来るまでに、お前が五体満足ならな!」
俺は堂木のみぞおちに拳をぶつけると、うずくまる堂木に500円玉を投げ付けて、店を跳びだした。
まるで万引きをした中学生のように走っりまくった。
いったい俺は何をしてるんだ?痛いニュースのDQNじゃあるまいし…。
鳥わすれたんで、かえました
目が覚めた。
寒い部屋にはテレビがない、別にアニメを見るわけでもなし、ニュースはネットで手に入る。
今。俺の居る部活は、どういう部活だったかな?
趣味といえる趣味もなくて、ただ単に無趣味ながらもそのジャンルの恩恵に浴することの出来るジャンルが
アニメや漫画、ゲーム、つまり受け身で居られるこのジャンルだったという話だ。
体を動かすなんて糞食らえだし、本を読んでいるだけで人生を語るほど軽薄でもない
かといって女の子にうつつを抜かせるほどアクティブに立ち回ることもなければ、外見を整える努力というのもとんとご無沙汰だ。
そうだ、始まりは、あの箱だったんだな。
俺は布団から出ると、目の前の巨大な画面に正対した
電源は入らない、中身が抜けて居るんだ、なんだ、やっぱりあの子、これだったのか。
とおもったら、コンセントが抜けている、やっぱりな、そんなことあるわけないだろう
あれはどこかから来た気違いだ、押し込み美少女なんてオタクの妄想が、現実にあっちゃいけないもんな
電源を入れると、Macは何事もなかったかのように起動して、いつも通りの画面を見せてくれた
こちらから手を入れる余地のない程に、完成された機械、ツールとして100点だ
ビープ音でご機嫌を伺うこともない、ハードディスクの異音に胃を痛めることもない。
ご主人様には刃向かわず、意のままの物を目の前に出現させる。
俺が一番求めていた物が目の前にあるんだ、これでもう、何かに思い悩むこともない
絵も描ける、写真も編集できる、音声も、動画も
だけど、絵は描けない、写真なんて拘ったことはない、歌は歌わない、動画なんて何を撮ればいいんだ?
そうだ、こんな完成された物に、何も出来ない俺は、何をさせればいいんだ?
何を求め、何を作ればいいんだ?
必要は発明の母、つまり発想は必要から生まれる・・・。
作る楽しみを感じたことがないならば、まずは受け身の自分を変える必要だって?
俺は、電源を落とした。
窓の外は、いつのまにか季節はずれの土砂降り。
寒いかな?
俺は足下に落ちていたポンチョをつかむと、ドアを開けた。
短い。
304 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 23:08:39 ID:U0gXmc5y
age
305 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 03:40:46 ID:KHKggom7
age
保守
まだ落としてたまるか
誰もいないのか。