青い小鳩亭 inソードワールド 8号店

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1名無しさん@ピンキー
いらっしゃいませ、『青い小鳩亭』へようこそ!
当店では、青い果実からとろりと甘く熟した果実まで各種取り揃えております。
肉料理や各種酒類もありますのでお気軽にご注文くださいね。
(ヒース「レアな焼き鳥1つ!」ぼごっ「ぐはぁ!」)

今宵もまた吟遊詩人さんを大募集しております。
特に男女の艶話を扱った叙事詩が大好評を得ておりまして、
毎夜毎晩それを目当てにご来店する方も数多くいらっしゃいます。
異国の歌も大歓迎です。
十人の子供達、草原の国に賢者の国、陰謀の街、そして混沌の大地――――
彼の地には如何なる歌があるでしょうか。

(酒場の片隅から弦を爪弾く音が聞こえてくる。それと共に辺りは静寂に包まれる。)

あら、演奏が始まったみたいですね。
それでは、ごゆっくりお楽しみください。

関連施設(スレッド)は掲示板(>>2-10)を参考にしてくださいませ♪
2名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 03:53:51 ID:Hxsr1rBN
前スレ:
青い小鳩亭 inソードワールド 7号店
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1126869407/

過去スレ:
青い小鳩亭 inソードワールド 6号店
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1122277369/l50
夜の青い小鳩亭 inソードワールド 5号店
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1116533654/
夜の青い小鳩亭 inソードワールド 4号店
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1109001950/
青い小鳩亭 inソードワールド 三号店
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1097640743/
【青い】ソード・ワールドエロパロ【小鳩亭】2号店
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1083737371/
【青い】ソード・ワールドエロパロ【小鳩亭】
http://pie.bbspink.com/eroparo/kako/1072/10728/1072800780.html

フォーセリア関連スレ:
ロードス島戦記のSS2【クリスタニアも】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1083410959/

その他関連?スレ:
ライトノベルキャラで抜こう! 5th
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1126973679/
卓上ゲームエロパロ総合スレ8
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1129894446/

本家スレ
SW - ソードワールド短編集 -その72-(ライトノベル板)
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1132074318/
ソードワールド 134th(卓上ゲーム板)
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/cgame/1131974524/

2chエロパロ板SS保管庫
ライトノベルの部屋3
ttp://sslibrary.arings2.com/ranobe3.html
3名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 06:13:10 ID:bINfjqm5
新スレ開店祝いにSSを投下させて頂きます。
ずいぶん前から「書きたい」と言ったままになってたアドベンチャーのボウイもの。

タイトル「扉を開けて〈武闘家編〉」
前スレ969-974(こちらは舞踏家編)と同時進行という趣向になっております。
4名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 06:13:40 ID:bINfjqm5
「イー」「シャ」「さ」「まー」
「「「「お待ちくださーい」」」」
半地下都市ザーンの街頭に、非音楽的男声四部合唱がこだまする。
不協和音が次第に遠ざかっていくことに、舞踏家から借りた服を着た少女が安堵の息をつく。
「……おかげで助かったよ、シャディ」
薄暗い路地裏に身を潜め、だぶついた上着が肩からズリ落ちそうになるのを気にしながら、少女武闘
家イーシャ・レン・ギルガメッシュ──ボウイは仲間の友情に感謝した。

ナイトブレイカーズが「岩の街」ザーンを訪れたのは、この街最大の劇場(ベルダインなら中堅程度
の大きさだが)で演奏会を開くためだった。昔はこの街で冒険者をしていた〈ロッド楽器店〉の店主
夫妻に紹介を頼んでみたら、意外にすんなりと実現したのだ。
舞台を明後日に控え、本日の練習を午前中で切り上げた彼らは、午後は観光を楽しむことにした。
放っておくと借金を増やすリュクティに留守番を任せ、お目付としてレイハが一緒に残り。
恋人へのお土産を探すティリーに、助言者としてサティアが付き添い。
あぶれた女二人──少女武闘家と女舞踏家とが連れだって歩いていたら、遠くオランから家出娘を追
ってきた“イーシャ様連れ戻し隊”と鉢合わせした、という訳だ。
ここで騒動を起こして演奏会に差し支えたら、ロッド夫妻にまで迷惑をかける。一計を案じたシャデ
ィは、ボウイと服を交換することで四人組をペテンにかける役割を買って出たのだった。

「だけど、これってシャディの体型だから着られる服だよねぇ……」
真っ赤なコスチュームを見下ろして、ボウイは嘆息した。
露出度の高さには、それほど抵抗を感じない。親友であるレイハと違って、胸元とか太股くらいだっ
たら人目にさらしたって平気だ。
問題は、彼女とシャディとではプロポーションに差がありすぎることだった。ハーフエルフとしては
恵まれた体格でも、メリハリにおいては勝負にならない。
5名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 06:14:42 ID:bINfjqm5
下着姿よりマシと思って身に着けてみたものの、これで往来を歩くにはかなり度胸が必要だ。
「きっと、ユリウスもこの街に来てるんだろうしなぁ……」
ユリウス──幼い頃からの喧嘩相手にこんなみっともない格好を見られたらと想像するだけで、悔し
くて臓腑が煮えくりかえりそうになる。
「そうだ! アンラッキー!」
その喧嘩友達から譲り受けた使い魔を思い出して、ボウイはパチンと指を鳴らした。
宿に残っているレイハに連絡を取って着替えを持ってきてもらおうと、ひとりで遊ばせておいた黒猫
と感覚をリンクさせた──瞬間。
「ひゃあん!」
いきなり背筋を駈けのぼった感触に、彼女はすっとんきょうな声をあげてしまった。
五感を共有している黒猫が、自分の背中を撫でさする青年の顔に目を向ける。するとボウイの網膜に
も、親が勝手に決めた婚約者の面影が映し出された。
「ちょ、ちょっと……や……やめ、ろ……」
肌が粟立ち、鼓動が早まり、膝からが力が抜け、腰の奥がきゅんと疼いた。未経験な衝撃が全身を不
規則に走り回って、ボウイをその場にうずくまらせてしまう。
主人の変調を感じ取ったアンラッキーに案内されてきた青年に肩を揺さぶられるまで、彼女はへたり
込んだきり動けないままでいた。
「おい、イーシャ? どうしたんだ、その格好は?」
「ぼ、ボク……ボク……」
立ち上がろうとして脚をもつれさせたボウイは、ユリウス・サーバインの腕の中に倒れ込んだ。
──それから数分後。
布が少なめな服を着た少女と、彼女の肩を支えて歩く青年に、通行人たちから冷やかすような視線が
送られた。当人たちの気も知らないで。
「私が悪かった。イーシャがアンラッキーと意識をつなぐなんて、予想できなかったんだ」
「…………」
6名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 06:15:17 ID:bINfjqm5
沈黙したままうつむき歩く少女に、ユリウスは悪口ほどには達者でない言い訳を並べ立てる。
「お詫びはするから、機嫌を直してくれ」
その一言に、ハーフエルフの尖った耳がぴくっと反応した。そして彼女は、自分の足下で心配そうに
している使い魔の方に振り返り、抑揚のない声で命じる。
「アンラッキーは先に宿に帰っていて。ボクは、ユリウスの部屋で休ませてもらうから」
「イーシャ?」
困惑するユリウスを、少女武闘家が睨み上げた。
「お詫び……してもらうからね」

「なんだか、殺風景な部屋だね。遊び人ぶってるクセして」
いかにも『寝に帰るだけの場所』といった風情をかもしだす木賃宿の一室を見るなり、ボウイはどこ
か無感動な様子で呟いた。
そんな彼女に戸惑いながらも、ユリウスは肩をすくめて答える。
「あの四人と同室というのは遠慮したいからね。私一人なら、こんなものさ」
連中には偽情報を流して無駄足を踏ませている(今回は嘘から真が出てしまったけれど)から、一緒
にいたら少しは罪悪感だって覚えるし、と、口にするより早く──
「……ぅぐっ!」
いきなり押し倒されたはずみで後頭部を床にぶつけたユリウスは、呻き声を上げていた。
床に組み敷かれた青年の顔を、熱く揺らめく炎のような視線が見下ろす。
「お前なんか大っ嫌いだ……」
泣き出しそうな声で呟いたボウイは、大嫌いな喧嘩友達に覆い被さった。唇を押し当て、相手の肺の
中身を根こそぎ奪い取ろうかという勢いでむさぼる。
自分の方が窒息しそうになってようやくユリウスを解放したボウイは、ふうっと深呼吸した。いや、
それは溜息だったかもしれない。
「なのに、ボク……初めてはユリウスじゃなきゃ、イヤなんだ……」
7名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 06:16:07 ID:bINfjqm5
「イーシャ……」
ユリウスは、わざと相手を怯えさせるような乱暴さで、幼馴染みの胸をまさぐる。だが、彼の手が脇
腹や腰を撫で回し、尻へ、内股へと伸ばされても、ボウイは逃げようとしなかった。
「本気なんだな?」
覚悟を問われてコクリとうなずいたボウイに、ユリウスは言った。
「その服、借り物だろう? 汚さないうちに脱いだ方がいい」

「あ? だめだよ、そんなトコ……」
自分の一番恥ずかしい場所をなでさする指を、ボウイは弱々しく拒んだ。
けれど、それは言葉だけのこと。彼女の“女”の部分は歓喜の雫をにじませて、ユリウスの愛撫を迎
え入れてしまうのだ。
「ボク……ボクのからだ……おかしく、なっちゃった……」
「おかしくないさ。それが当たり前なんだ」
諭すようにささやいたユリウスは、力なく投げ出された両脚を左右に割る。そして、猛々しい分身を
その部分へとあてがった。
「怖がらなくていい。誰だって、いつかは経験することなんだから」
「あっ! ユリウス……ああっ!」
生まれたての仔馬みたいに震える少女の中に、男性自身が埋め込まれていく。
未踏の花園への侵入は、ユリウスが予想していたほどに強い抵抗を受けなかった。俗に、激しい運動
をしていると処女膜は失われるというけれど……
──これでは少し物足りない気もするな。
サーバイン家の放蕩息子は、胸の奥でこっそりと呟いた。
そうとも知らず、ボウイは彼の背中に腕を回し、ぎゅっとしがみつく。
「あぁっ! 入って、くる! ボクに……ボクの中に!」
むせび泣く許嫁を愛おしむように抱き返しながら、ユリウスはゆっくりと腰を前進させていった。
8名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 06:16:41 ID:bINfjqm5
ボウイを奥底まで征服したユリウスは、そのまま腰をグラインドさせ始めた。
少しずつ動きを早めて、いつしかそれは激しい往復運動となる。
「不思議な、感じ。ボク、どうなってるの? こんなの……こんなの、ボク、わかんない!」
容赦ない揺さぶりにボウイは激しく悶え、両足の指をきゅっと絞り込んだ。
右腕はユリウスの首に、左腕はユリウスの肩に、右脚はユリウスの腰に、左脚はユリウスの股に──
四肢の全部を使って女身を絡みつける。
二人は肌をぴったりと密着させて、お互いの鼓動を感じ合う。
「あっ、うン! あぁっ! へ、変だよ! ボクの前にユリウスがいて! ボクの中にもユリウスが
いて! ああ、ボク……ボクっ!!」
徐々にかすれだした声が、生まれて初めての絶頂が近いことを予告していた。
「イーシャ……いくぞ!」
叫ぶと同時にユリウスが渾身の一突きを送り、ボウイは必死でそれを受け止めた。
「ぅあっっ!」
つながりあった腰が脈打つように打ち震え、胎内で繰り広げられる射精の激しさを物語る。
「熱い! ボクの中で、ユリウスが、弾けて……熱い、よぉっ!」
甲高い悲鳴をあげながら、ボウイ──イーシャ・レン・ギルガメッシュの意識は、どこまでも落ちて
いくような、同時にどこまでも浮き上がっていくような感覚に翻弄された。
二人はお互いの汗にまみれ、まるで一つの生き物のように絡まり合ったまま、しばらくはベッドから
起き上がることさえできなかった。

「や……やい、ユリウス!」
借り物の服をあたふたと身にまといながら、ボウイはことさらに声を荒げる。
「い、一回くらい抱かれたからって、ボクがお前のモノになったなんて思うなよ!」
「なにを有り得ないことを……」
ようやく普段の調子を取り戻した幼馴染みに、ユリウスはどこかほっとした様子で悪態をついた。
9名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 06:17:17 ID:bINfjqm5
「一人前の女みたいな台詞は、その服が似合うようになってからにしろ」
「それが、ボクの処女を奪っておいて言うことか!」
憤然としながら、ボウイはある事実に気付いてヘソの下に手を当てる。
「あ……ああっ? 中に出したな! ひどいや! 赤ちゃんがデキちゃったらどうするのさ?」
「私のせいじゃない! しがみついて離れなかったのは、お前だろう!」
「ボクは初めてだったんだぞ! 遊び人ヅラしてて、それくらいの気遣いもできないの!」
「初めてのクセに、あんなに乱れる方が悪いんだ!」
「なんだとぉ!」
激しい言葉の応酬は、ボウイの強襲──鮮やかな上段後ろ回し蹴りによってピリオドが打たれた。
「ぐ……! お前ってやつは……口で勝てなくなると、そうやって……」
「へん! そっちこそ、口でしかボクに勝てないクセに!」
捨て台詞を残したボウイは、側頭部を押さえてうずくまるユリウスに背を向けた。
「私たちは、まだ喧嘩友達のままみたいだな……」
呻き声に紛れてこっそり呟いた青年に見送られて、ボウイは部屋の扉を押す。
なんという偶然であろうか? 狭い廊下をはさんで向かい合うドアがほとんど同時に開け放たれ、二
枚の扉板が絶妙のタイミングですれ違った。
ばったりと出くわした相手の姿に、彼女は鏡をのぞき込んだような錯覚に陥る。
自分の普段着に身を包んだ若い女をしばし眺めやり、ようやく現実を認識した時、彼女は──彼女た
ちは、いっそう目を丸くした。
「ぼ……ボウイ?」
「しゃ……シャディ?」
舞踏家の格好をした赤毛の女武闘家と、武闘家の格好をした金髪の女舞踏家は、お互いの名前を呼ん
だきり、あとは呆然と立ちつくしていた。

     完
10名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 10:37:01 ID:Kk3eHgFv
前スレのと合わせて乙でGJ。
どちらの組み合わせも1度読んでみたかった話だったから小躍りですよ。
きっかけがイーシャ様連れ戻し隊というのも懐かしい。
11名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 20:58:04 ID:EzmKauOn
ユリウス×イーシャって、ヒーイリに通じるトコがあって好きだったんだよね。
GJ!!
12名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 04:57:34 ID:waDKdsz3
前スレのモンスターネタ、レジィナで書いてみました。
なんかかなり救いようのない話かも。
ちょいグロ、モンスター姦(@強姦)が苦手な人はスルーしてください。
13名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 04:58:05 ID:waDKdsz3
「水中でもうなれ、アーチブレイド!!」
「ジャベリーンッ!」
「よっしゃ、足ゲットにゅう!」
 そんな威勢のいい声と共に、ちょーんと何かぶっとい触手のような物がぶった切られ、沈んでいく。
 ここはアノス沖の海中。ということは、上の会話も海中で行われているのである。
 会話をしているのはバブリーズと呼ばれる成金冒険者ども。カネに物を言わせた魔晶石で水中呼吸と水圧軽減を使っているというわけである。
 そこまでしてやっている依頼の内容は、沈没した船の積荷のサルベージ。
 現在、船が沈んだ原因であるジャイアントオクトパスと戦闘中だ。
 ジャイアントオクトパスといえば、すべての船乗りに恐れられている、触手だけで10メートルを越える、まさに海のバケモノである。
 そんな船さえも沈める大蛸の触手をぶった切ったのは――恐るべきことに、身長1メートルたらずのグララン。大蛸以上のバケモノである。
 そう、彼らバブリーズは財力だけでなく、その実力も確かなのだ。彼らにかかれば大蛸も瞬時に海の藻屑となってしまった。
 だがひとり。人知れず苦渋を舐めさせられていた少女がいた。
「じたばたじたばたじたばた」
 レジィナである。
 戦闘開始早々、大蛸の触手に巻きつかれてしまったレジィナは、口ではそんなマヌケなことを言いつつも、身に迫る危険に必死に抵抗していた。
(きゅ、吸盤がっ……!)
 胸に巻きついた触手の吸盤が、レジィナの体を容赦なく締め上げると同時に、その小振りな胸を強力に吸引していたのだ。
 鎧は強く圧迫され、変にゆがんで留め金が壊れ、すでにレジィナの体を離れてしまった。
 薄いアンダーウェアの上から吸盤がレジィナの胸を容赦なく苛める。
(んぐっ……くはっ!)
 戦士として鍛えた肉体は、体にダメージがないような体勢を取ることができた。しかし、ダメージはなくても奇妙な感触だけは延々と続いている。
 まるで即席豊胸装置(=別名トイレのスッポン)で思いっきり胸を絞り上げられているような、快楽とも苦痛とも言いがたい、奇妙な感触。
 じたばたともがき、抵抗を続けるが大蛸はなかなか触手を放してくれない。
 しかも、ついに締め上げる力に衣服の方が耐え切れなくなり、ビリリと大きな裂け目が走った。
「あくっ!!」
 露出した乳首が直に触手で擦られ、レジィナが短く悲鳴を上げた。
 さらに吸盤が乳首にしゃぶりつくように張り付き、キュウキュウと吸い上げる。
「ふぁっ……んっ!! くぅぅ……っ!!」
 今度は奇妙さ、苦痛よりも快楽が勝ってしまった。思わず漏れた喘ぎ声を、必死に飲み込むレジィナ。
 幸い、仲間たちは結果的に無力化されたレジィナには構わず、思い思いに戦闘を続けているから、気付かれてはいない。
 だがいち早く脱出しなければ……。
「じたばたじたばた……きゃうっ!」
 もがけばもがくほど、触手はきつくレジィナの体を締め上げ、乳首を吸い上げてくる。
 断続的に与えられる快感に、すでにレジィナの乳首はコリコリに硬くなっていた。それがさらに吸い上げられるものだから、休む暇なく快楽が襲い続けている。
「んあっ……はぁはぁ……くぁっ!」
 まだ締め付けられてからそんなに時間は経っていないはずなのに、体中が熱くなるほどになっていた。
 体の奥が自然とうずきだしているのが自分でも分かる。
(こ、こんな蛸相手なのにっ!)
 正直すぎる自分の肉体を恨みながらも、どうにか脱出しようと手足を動かすレジィナ。
14名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 04:58:35 ID:waDKdsz3
 その動きが気に入らなかったのか、はたまたうずきだした性の衝動を察知したというのか、蛸の触手の先端がレジィナの下半身に延び始めた。
「そっ、そこはっ!! ああああっ!」
 蛸の触手は、レジィナの下半身を覆い隠すパンツの薄布を、簡単に引き裂いてうねうねといやらしく蠢く。
 直に海水に触れた秘所が、まるで初めて低温の海水を浴びせられたかのような錯覚を覚え全身を震え上がらせるレジィナ。
 だが、震えたのは錯覚のためだけではないだろう。これから起こるだろう事態を考えると、泣き出しそうにすらなってくる。
「い、いやっ! やめっ……」
 足をぴっちりと閉じ、蠢く触手から必死に身を守るレジィナ。
 だが、体の自由を奪われたままでは、できる抵抗もその程度だった。足を割って入ってくる触手の剛力に、次第に股が開かれていく。
 ふっさりと茂った陰毛が海流にそよぎ、そして。
「あぎいいっ!!!」
 メリメリと音を立てるように、巨大な触手の先端がレジィナの秘所を引き裂かんばかりに押し広げ、侵入してきた。
「い、いだいいだい……っ!!」
 少し遅れて、赤い破瓜の鮮血が辺りの海水に溶け込んで広がっていく。
 レジィナは蛸の触手に齧りつき、悲鳴を押し殺す。ついでに離してくれれば万々歳だが、蛸の触手は噛まれた程度では痛みは感じないらしく、ギリギリと締め上げ、そしてレジィナの初々しい膣内を突き進んでいく。
「むぐうううっ!! ひぎぃぃぃっ!! んぐあああっ!!」
 口から大量の空気の泡を吐き出し激痛を訴えるレジィナ。
 蛸は噛まれた痛みを感じていないようだが、レジィナの感じる痛みはハンパではないようだ。
 当たり前といえば当たり前だ。初めて膣内に異物が入っている上に、準備もなにもされていないところを、明らかに許容をオーバーした極太の触手が掘り進んでいるのである。
 破瓜だけでなく、本当に秘所が裂けて流血している。それでも蛸の触手は容赦ない。
 レジィナの膣内で触手の先端をぐにぐにと動かしながら、硬い膣壁を割って奥へ奥へと進んでいく。
「いぎいいいいっ!! あぐっ、ひぐっ、んがああっ!!」
 涙を溜めた目をカッと見開き、それでも根性で触手を噛んで悲鳴を最低限に抑えながらレジィナは呻く。
 一方、レジィナの中を掘り進んだ触手は、ついに終着駅に到着したようで、その最深部の壁をごつごつと叩く。
「あぐうううっ!! しっ、しぎゅうが叩かれでるぅぅっ!!」
 すでに聞き取りすら困難な悲鳴を搾り出すレジィナ。足の先から手の指の先までがガクガクと震える。
 先ほどまで快楽を感じていた乳首も、すでに快楽を通り越して痛みすら感じない。
15名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 04:59:02 ID:waDKdsz3
(いっそこのまま力を抜いて、死んだほうが何倍も……)
 ついにはそんなことまで頭をよぎり始めたとき、
「もがあああっ!?」
 触手から口を離したその隙に、唐突に何かが口内につっこまれた。顎が外れそうになり、息が詰まる。
 それがもう1本の触手だと気付いたのは、それが前後運動を始めたときだった。
 そう、触手ははじめから、2本襲ってきていたのだった。1本は回避に成功したからすっかり忘れていた。
「むぐううううっ!! んぐうううっ、ふぐうううっ!!」
 口にぶち込まれた触手は、レジィナの喉の奥へとその先端を延ばし、前後に激しく動き回る。
 喉の奥へ、食道を越え、まるで胃の中にまで達しそうな強烈なピストンに、両目を見開き気を失いそうになりながらレジィナはどうすることもできず、犯され続ける。
 子宮をノックし続ける下半身の触手のほうも、激痛の峠を越えだんだん感覚すらなくなってきているようにも思える。
「むぐっ……!! おげっ……むぶぇっ!!」
 不意にレジィナの口から触手が引っこ抜かれた。
 散々に口内を犯されたレジィナは、そのショックで胃の内容物を海中にぶちまけた。だがそれもすぐに海流に流され霧散していく。
 ようやく飽きたのだろうか。それとも仲間が蛸にトドメを刺したのだろうか。もしそうなら身なりを少しでも整えたい。
 だが、そうではなかった。2本目の触手も、レジィナの下半身に向かっている。
「ま、まさ……いぎゃあああああっ!!」
 予感的中。2本目の触手は、レジィナの小さな肛門に狙いを定めると、触手の先を器用に使いながら肛門を押し広げると、一気にその中心をブチ抜いた。
 膣内よりも狭い直腸を、同じサイズの巨大な触手が突き進んでいく激痛は、筆舌に尽くし難い激痛だろう。
 痛覚が失われつつあった膣にも、その激痛がよみがえってくる。
「あぎっ! ひぎっ! んぐあっ! がはっ!!」
 押し進む触手が、肛門を裂く。新たな血が溢れ出し、さらに膣の傷からも出血しっぱなしでレジィナの周囲はまさに血の海だ。
 だがそれでも動きを止めない触手たち。
「あぎゃああああっ!! ご、ごわれるっ! ごわれぢゃうううっ!! おま○こもお尻の穴も、ボドボドになっぢゃううっ!!」
 ついにレジィナの中で何かが崩れた。
 涙を流し、よだれを垂らし、普段は口にしないような淫語を口にしながら泣き叫んだところで――
 不意に触手から力が抜けた。
 ずるりと膣内から、直腸内から触手が抜け落ちる。どうやら仲間の誰かが蛸にトドメを刺したらしかった。
 それだ誰だかはどうでもよかった。
「じたばた……じたばた……」
 体にはまだ触手が巻きついている。その体には、まるで胎児を出産した後の妊婦のようなガバガバに広がりきった膣口が、拳ひとつくらいなら余裕で飲み込めそうなほど口をあけた肛門が。
 痛々しい傷跡を残しながら、レジィナの身体が海底へ向けてゆっくりと沈んでいく。
「じたばた……じたばた……」
 血と汚物を撒き散らしながら、レジィナの意識も暗い海の底へと落ちていった。

おわり
16名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 00:22:04 ID:oheUWox1
レジィナきてたGJ!
エロたこさん素敵すぎ。触手イイ。
17外伝 ◆9QlRx9nooI :2005/11/26(土) 20:36:40 ID:pzy95ARD
テイワズ×ベルカナ14歳父娘近親相姦を投下します。
「へっぽこ冒険者と緑の蔭」収録の「レイニー・メモリー」直後のお話です。
近親相姦注意。黄色い電気ネズミ惨殺注意
18テイワズ×ベルカナ14歳父娘近親相姦:2005/11/26(土) 20:38:10 ID:pzy95ARD
 それは、ベルカナ14歳、初めての野外活動。

 ベルカナの「冒険者になりたい」という気持ちが、ある事件をきっかけに本物だと気付いた父テイワズは、
彼女を連れてロマールの外へと連れ出す。
 三日ぐらいの連休を取ってのお出掛け。ただし宿は取らない。
 持って行くのはテントと毛布と鍋だけ。
 冒険者に必須の、野外での生活を教える為だ。

 街道を進みながら、ベルカナは父の大きな背中を見ていた。
 『鋼の風』と呼ばれる凄腕の傭兵だった父。四十路目前の今でも、その腕に衰えはない。
 逞しくて頼りになって、でもどこか不器用な父。
 ベルカナの大好きなお父様。

 一方、そのテイワズはちょっと緊張していた。
 自分で言い出した事とはいえ、年頃の娘との二人旅。
 母親のウィンディアに似て、ベルカナは美しく成長した。
 髪の色は父親譲りのチョコレート色。だがそれ以外は、亡くなった妻の面影を十分に思い出させる。

「お父様?」
 道の真ん中で物思いに耽る父に、ベルカナは疑問の声を掛ける。
 その声音も涼やかで、いつまでも聞いていたい。
「あ、ああ。なんでもない」
 ごほん、と咳払い。それから本来の目的を思い出す。
「よし、ベルカナ。これから、食べられる草と食べられない草の見分け方を訓えるぞ」
「はい。お父様」
 そして父娘は街道を外れ、森の中へと。

 冒険者にとっては食料の現地調達は基本中の基本。
 保存食が尽きたからといって、悠長に町に戻っていては冒険者失格。
 そして森の中で、テイワズは食べられる草と食べられない草の見分け方を、せっせと教えてやる。
「ん、ちょっと待て」
 と、不意に立ち止まり、しーと口に指を当てて「静かに」と合図してから、前方を指差す。
「あら?」
 父が指差した先。
 ベルカナの膝の高さぐらいの大きさの、黄色いネズミがちょこんと座っていた。
「あらあら。可愛いですわ」
 大きな瞳に、まん丸の体。全身から、これでもかと愛嬌を放つナマモノ。
「ベルカナ。じっとしてよく見てなさい」
 言うと、テイワズはソッと腰のバスタードソードを抜き、
「狩りの勉強だ」
 猛然とダッシュ!
「ぴかー?」
 突然草むらから飛び出し、こちらに掛けて来る人間に、黄色いネズミは小さく首を傾げる。
 その仕草がまたカワイイ。ベルカナは内心「きゃー」と喜声を上げていた。
 だが、身の危険を感じたのか。
「ぴかー!」
 いきなり全身から電撃を放つ。
 黄色いネズミはただのネズミではありません。黄色い電気ネズミです!
19テイワズ×ベルカナ14歳父娘近親相姦:2005/11/26(土) 20:39:06 ID:pzy95ARD
「お父様!」
 父が電撃に撃たれ、ベルカナはさっと身が凍る思いがした。
「ぬおー!」
 だがテイワズは電撃になどビクともせず、むしろ勢いをつけて、黄色い電気ネズミに斬りつける!

 ザク

 剣の先端が、黄色い電気ネズミの大きな瞳を突き、ぐちゅっと白目を潰す。
「ぴっかー!」
 目玉に穴を開けられ、黄色い電気ネズミは背中を向けて逃げ出そうとした。電光石火の速さ。
 だが逃げ出すよりも早く、黄色い電気ネズミのお尻に、長剣をが突き刺さる。
「ぴ、ぴかーーーーーーー!?」
 テイワズはそのままお尻に突き刺した剣を、さらにそのまま奥へと進ませる。
「ぴか! ぴかー!!!」
 黄色い電気ネズミのお尻が限界を超えて拡張され引き裂かれ、内臓まで鋼鉄の刃が押し通り、ピンクの臓器をぶちまける。
「ぴがあー! ぴかーーーーーー!」
 大きく叫ぶ口から、剣の先端が突き出す。体を下から貫かれたのだ。
「ぴ、ぴか……。ぴか…ちゅ…」
 剣に串刺しにされ、黄色い電気ネズミはそのままピクピクと痙攣し、やがて動かなくなった。
「ほらベルカナ。今日のおかずだ」
 串刺しにした黄色い電気ネズミを、誇らしげにベルカナに見せ付けた。
 大きな目玉に穴が開き、白目は白い汁となってこぼれ、貫かれたお尻からはピンクの臓器が今も蠢いているのが垣間見えた。
 大きく開いた口からは剣の先端が飛び出し、黄色い電気ネズミの可愛い顔を血で染め上げる。
 血に染まりピクピク痙攣する黄色い電気ネズミを、ベルカナは冷めた視線で平然と見ていた。
 どんなに可愛くても、死んでしまえばナマモノもただのモノ。

 その日はその場所でテントを張り、ご飯の支度。
「ほら、ベルカナ。黄色い電気ネズミは、まずほっぺたの電気袋を取り除くんだぞ。
 そうしないと、電気で舌が痺れるからな」
「はい。お父様」
 黄色い電気ネズミを三枚に卸す父親を、ベルカナをしっかりと見届ける。
その可愛い顔も、皮を剥げばただの肉の塊。
 黄色い電気ネズミと食べられる草を夕食にして、後は寝るだけ。
 もちろん、夜の見張りも怠らない。
「それじゃ、ベルカナ。先に俺が見張りに付いてるから、寝ておきなさい。時間になったら起こすから」
 先にベルカナを寝かせておくのは、テイワズなりの気遣いだった。娘をより多く眠らせ、休ませようと。
 だが、ベルカナはテントには入らず、毛布をまとったまま、テイワズの側にピタッと寄り添う。
「ベ、ベルカナ?」
 焚き火に木をくべる手を止め、テイワズはつい上擦った声を出してしまう。
寄り添うベルカナのしなやかな温もりに。
「星が、綺麗ですわ」
「あ、ああ。そうだな」
 唐突な言葉に、むしろホッとする。
 見上げれば、ベルカナの言う様に、木々の合間から星空が覗いていた。
うっすらとかかる雲を、月が明るく照らす。
20テイワズ×ベルカナ14歳父娘近親相姦:2005/11/26(土) 20:40:02 ID:pzy95ARD
 そのまま、テイワズとベルカナは寄り添いながら、焚き火に当たっていた。
「ベ、ベルカナ。もう寝なさい」
 ベルカナは何も応えない。ただ沈黙するだけ。
「お父様」
と、ベルカナはすっと父の逞しい胸に頬を寄せる。
「お、おい……」
 突然の娘の行動に、テイワズは麻痺したかのように止まってしまった。
 心臓の鼓動すら止まってしまうかのような緊張。
 胸に頬を寄せる娘を、突き放すことも、抱きしめることも出来ずに、ただ硬直する。

 風が父娘を通り過ぎ、炎が揺れ−

 ベルカナの手が、そっと父の股間に触れる。
「ひっ!?」
 ビクッ、と震動するテイワズ。娘の柔らかな手に触れられ、それだけでテイワズの男根は覚醒を始める。
「ベ、ベルカナ。そんな所、触っちゃダメ……」
 屈強の傭兵とも思えない震えた弱々しい声。
 ベルカナは潤んだ瞳で父を見上げ、妖艶に唇に笑みを浮かべる。

「いいのですよ。お父様」

 手が、覚醒する父の男根を優しく包み、撫で回す。
「な、なにを」
「お母様が亡くなって、お寂しかったのでしょう」
 ごく、とテイワズは生唾を飲み込む。
 妻ウィンディアが亡くなって四年。男として寂しくなかったといえば、嘘になる。
 そして目の前には、妻の残した美しい娘が、今は誰も居ない森の中。

 邪魔者はいない。あとは倫理と理性の問題。

「お・と・う・さ・ま」

 妖しく、美しく、ベルカナが囁く。

『汝の為したいように為すがよい』

 ああ、そうか。とテイワズは悟った。
 娘を愛するのは、父親として当然の行為だと。

「おいで」
 そしてすでに胸の中の娘を両手で優しく抱きしめる。
 男としてではなく、父親として。
 テイワズは娘を抱く。

 目の前に突き出される可憐な桜色の唇。そっと唇を重ねると、とても甘い味がした。
 ああ、これはウィンディアの香り。妻との初めてのキスと同じ感動に、テイワズは、
娘に妻の姿を重ねていた。
 ベルカナは、初めてだろうか。キスをどう想っただろうか。
 聞いてみたいが今は無理。
 口はキスで塞がってるから。
 父と娘の唇は合わさったまま、互いの温もりと想いを交換する。
21テイワズ×ベルカナ14歳父娘近親相姦:2005/11/26(土) 20:40:52 ID:pzy95ARD
 長い長い接吻。自然に唇を離すと、白い唾液が二人を結んでいた。
「どうだった? ベルカナ」
「何がですか?」
「キスだよ」
「臭いでしたわ」
 正直に告げる娘。父の唇は黄色い電気ネズミの肉の味がした。
「そうか」とだけ言い、テイワズは娘をお姫様抱っこで抱え上げる。
 父を信頼し、身体を預けるベルカナ。
 テイワズはそのままテントの中にベルカナを運んで、そっと優しく横たえた。
「見張りはいいんですの?」
「いいさ」
 横たえたベルカナの唇に軽くキス。
「何か来たら。すぐに叩き返してやる」
 父の手が、服の上から娘の胸に触れる。
「あっ」
「大丈夫かい」
「だ、大丈夫ですわ」
 慣れない感触に、実を震わせたベルカナだったが。
 すぐに覚悟を決めて、目を閉じて力を抜く。
「どうぞ。お好きなように」
 娘の緊張を肌で感じ、テイワズは「ふふ」と笑った。
「今までも、こういうことしたことは?」
「あ、ありません!」
 即答。それから低い声で、
「お父様以外の男なんて。考えられませんわ」
「そうか」
 安心して、テイワズは娘の上に覆い被さる。
 服の上から小さなまだぺったんこの胸を撫で回し、その白い首筋にキスの雨。

「あっ……あん…」
 微かな嬌声。ベルカナの太股がせわしなく、擦り合わされる。脚に地価t\らが籠もってしまったのだ。
 服の上から触れる娘の膨らみは、まだ小さくほとんどぺったんこだった。
 14歳という年齢を考えても、平坦な胸。
 テイワズは小さな胸を手の平で撫で回し、続けて指の間でツンと小さな突起を挟む。
「はぁん」
 乳首を挟まれる刺激に、ベルカナは背中を仰け反らせた。
 紅潮する頬を舐め、さらに耳たぶを甘噛みしてチュッチュッと舐め上げる。
「…うっ……んんぅ」
 乳首を指で挟んでこね回しながら、もう片手は股間へと伸びた。
「やっ……!」
 大事な部分に触れられる恐怖に、ベルカナは本能的に怯えた。
 スカートの中、パンツの上から手で覆うと、そこはすでにしっとりと湿っていた。
「ひゃっううん」
 ビクン、と腰を持ち上げてしまうベルカナ。
 そのまま父は、娘の耳を舐め、乳首を愛撫し、股間をパンツの上から圧迫していく。

「ひゃっ……! ああ……ああう、あうぅ」

 ひく、ひくと震動し、切ない喘ぎを漏らしてしまうベルカナ。固く閉じたままの目から涙が零れる。
 切ない官能の涙。
 それはベルカナが初めて感じる「濡れる」という感覚。
22テイワズ×ベルカナ14歳父娘近親相姦:2005/11/26(土) 20:42:09 ID:pzy95ARD
「はっ………ああっ」
 徐々に高まる娘に、父も昂ぶりを抑えられなかった。
「ベルカナ。いいね」
「は、はい。お父様。来てください」
 スカートの中に両手を入れ、するっと白いパンツを脱がす。
 隠すものが無くなると、ベルカナは何も言われずとも股を開いて、父を迎えた。
 テカテカと輝く桃色の割れ目。固く閉じた一本のたて筋だが、もうしっかりと濡れている。
 その美しさにテイワズはごくっと生唾を飲み、ズボンから己の男根を取り出した。
 天に向けてそそり立つ強大な男根。準備完了。

「お、お父様…」
 ベルカナは固く目を閉じたまま、脚を開いて父を待つ。愛撫が始まってから、目はずっと閉じたまま。
「ベルカナ」
 そっと名を呼び、唇を重ねる。
「んっ」
 そして、性器も合わせる。
 野太い剛棒が、可憐な花弁を引き裂いて、膣肉に突き刺さった。
「んんー!」
 痛みに仰け反る娘を抱きしめ、キスしたまま、テイワズはゆっくりと侵入していく。
 ゆっくり、ゆっくり。
 膣肉が割れるように開かれ、その度にベルカナを激痛が襲った。閉じた目から涙が溢れる。
「んー! んんんー!!」
 娘の悲鳴をキスで塞ぎ、テイワズは遂に最奥までたどり着いた。
 男根の先端に丸い輪っかが感じられる。だがテイワズの男根はまだ半分も埋まっていない。
 それでも、ベルカナの膣は父を熱く締め上げ−
 娘の膣の一番奥。その感触に、テイワズは全身を震わせる。
「ん……! んんんー!!!」
 キスしたままのベルカナも、父に合わせて、体を小刻みに震わせる。
 そして唇を離し、父娘は同時に達した。
「出すぞ!」
「アアアアああーーーーーーーーーー!!!」
 ドクン! 強烈な射精がベルカナの膣に打ち込まれる。
 歓喜の声がテントを越え、森に響き渡った。
「はぁ……はぁ」
 熱く吐息漏らすベルカナを、テイワズは微笑んで見下ろす。
「大丈夫か、ベルカナ」
「は、はい」
 ようやく開くベルカナの瞳。父を真っ直ぐに見詰める。
「すまなかったな。中に出して」
「「いいえ」
 気丈にも、ベルカナは微笑んで見せる。目に涙を浮かべて。
「嬉しかったです」
「そうか」
「だから」
 ベルカナは自ら、服をはだけた。
「もっとお願いします」
「ああ」
 今度は裸になって、父娘は交じり合う。
 
 父と娘の交尾は三日三晩続いた。

(おしまい)
23名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 20:53:02 ID:j/lF83vf
GJ、ベルカナエロい!
まさに魔性の女だよ…。

そして黄色の電撃ネズミに笑った。
エレクトリック・イエローラットの名でアレクラストにいそうだなw
24名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 01:42:20 ID:MzfiqnA4
>>17-22 外伝さんGJ!!
リクエストに答えてくれてアリガトー!!

しかしまだ欲しい…。
頑張って自分でも書いてみようかな…。
25名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 03:51:30 ID:G3yx4QNQ
行け!書くんだ24!

ついでにブック×シャイアラも頼むw
26魔薬:2005/11/29(火) 03:07:46 ID:oSRgJB0t
ヒースはある日、とある薬品の調合を内密に任された。
自白や拷問に使うらしい『刺激を倍加させる』というその薬を、ほんの少しイタズラ心からから行為の最中に使ってみる事にした。

いつものヒースの部屋。呼び出されやって来たイリーナ。
酒に溶かした微量のそれを、キスのさなかにイリーナの口に注ぎこむ。
「ん…」
程なくイリーナの様子がおかしくなってきた。
体が沸々と、ピリピリとする感覚。
ヒースに抱かれ触れている場所が体がモドカシイ。
その感覚が次第に強くなって立って居られなくなってきた。
「…ナニか、お酒に…っ!?」
床に蹲り、震える。小刻に身震いする。
「ちょっとした薬だ。拷問や自白に使うらしい。『刺激に敏感』になるらしい。
快感も倍加させるかと思ってな。イリーナで試してみる事にした。」
ふっくらとした紅い唇から、溢れる吐息は、かすれながらも甘い。
「…ヒド…い…っ…」
それでも気遣われる様に背にヒースの手が触れられる。
それだけで身体がウズく。火照って身を捻る。
「…ほんの微量だ。イリーナなら、簡単に解毒出来るだろ…?」
耳元で、甘く低く囁かれて、背筋がぞくぞくする。
「…しないのか?…ん?」
耳の中に息を吹き入れられて、身体がビクビクと反応する。
耳朶を甘く咬まれる。堪らずに声を上げた。
27魔薬:2005/11/29(火) 03:51:42 ID:oSRgJB0t
ナニかが触れるたび、肌が、恐いほど反応する。
まるで身体が全て性感帯になったみたいに。
『恐い…こんなの…シラナイ…。…でも…せつない…セツナイ…の』
小さな身体は燃え、心は彷徨う。
「ヒース兄さん…セツナイ…の…たすけて…」
震えて崩れそうな身体を抱き締めて、イリーナはすがりつく様に、熱っぽくヒースを見上げた。
透き通る茶色の瞳は潤み、ヒースを映す。
再び重ねられた唇は、優しく滑る。より深く口内を侵し、優しく舌を貪る。
舌も頭の中までも、とろけるようだ。唾液が混じる。名残惜し気に飲み下す。
まだ服の上から、撫で回しているだけなのに、イリーナは、身悶え、喘ぐ。
イリーナの上々の反応にヒースは半分残した、薬入りの小瓶の酒を自分で飲み干す。
沸々と肌の粟立つ感覚が襲い始める。
自分のモノをズボンから、引き出して陰茎からそっと撫であげてみる。
『うわ…スゲ…っ。生殺し大絶頂…っ』
その感覚ひとつで、全身が総毛だった。
『これで…抱いたら…どうなるんだ?』
微かな恐れは、好奇心の前に吹き飛んだ。
28魔薬:2005/11/29(火) 04:51:47 ID:oSRgJB0t
イリーナの紺のミニスカートの中に手を滑らせ秘所を探ると、既にパンティの上からでもビショビショに濡らして染みを作っている事が感じ取れた。
イリーナがいつもより更に興奮し感じてる証拠だ。
ヒースは意地悪く口の端をあげた。
「イヤラシイな。イリーナ。お漏らししてるみたいダゾ?」
笑いながらイリーナの尻を引き寄せ、パンティを引きずり落とした。
健康的な小麦色のフトモモと引き締まった臀が目前に現れる。
突き射されるためだけに、突き出されている。それはあまりにも煽情的だ。
ピンク色にヒクつき、誘う禁断のワレメにヒースはゆっくりと指を指し込む。
ヌプりと温かい粘液に指が沈む。
滴る。零れる。ピクピクと蠢く。
臀肉をムニりと広げさせ、息を吹き込む。
ムセ返る様な女の匂いの中に、ヒースは顔を埋めた。
舐める。すする。響かせる。
「ハァ…ぁん。…兄さん…いやぁ…お願い…します…ジラさないで…
セツナスギて…死んじゃいます…兄さんの…にいさんの…はやく…はやくぅ…」
身体はくたりとベッドに突っ伏しながら、喉を仰け反らせ、可愛い尻を天高く突き上げて震わせる。
「…お前のクチからそんなオネダリが聞けるとはな。…どんな顔してそんな台詞吐いてるんだ?ああ?」
29魔薬:2005/11/29(火) 05:30:36 ID:oSRgJB0t
ヒースは笑いながらイリーナの身体をひっくり返し、
かえるの様にだらしなく足を開いたままの女陰に、チロチロと舌を這わせ持て遊びながら顔を窺う。
イリーナは泣きそうな顔で、片腕で身体を支え、もう片方軽く握り結んだ手でクチを覆い、熱く潤んだ瞳で見返してきた。
「…おねが…い…」
その可愛さに、ヒースの性欲も限界に達した。

部屋の空気を震わせるイリーナの甘い嬌声。ヒースの苦悶の声。
侵し、押し込む。引き抜き。押し広げ、犯す。突き上げる。
奥まで、繋がる。子宮を打つ。
今まで感じたことのない、心も身体も、壊れそうな、契り。
喜悦。陶然。恍惚。
絡む腕。密着する汗ばんだ肌。
全身で絡みつく滑らかな小柄な四肢。
震える尻を割る逞しい両腕。
断続的に刻む。擦り付ける。幾重にも、掻き回す。
丹念に、繰り返し。終わりなく、責めたてる。
互いに繋がった股間から、溢れる。泡立つ。噴き出す。

上も下も、ひとつに繋がる。
心から身体まで溶けあう感覚。
その行為は、何処までも妖しく、淫靡。
そしてツガイの獣の様に、美しい。
30魔薬:2005/11/29(火) 06:03:24 ID:oSRgJB0t
重ね貪ぼる舌の内から、苦悶の声。
身体に這わせる指の先には、熱く充血した欲望。
貫くその刺激。快楽。痛み。猛り。
欲情と劣情。本能と愛慾。
総ては、ただひとつの行為に。
煽り。疼く。うめき。悶え。
強く抱き締めて。
魂までに響く音。
キガトオクナル。
暗闇に拡がる心地良さ。
閉じた視界に散る光景は。
狂い咲きの華華に似て。

髪が滲んだ汗で額に張り付く。不快さも倍だ。
苛ただしく払う雫はイリーナの身体に小雨の様に降りかかった。
イリーナはヒースの身体にしがみつき、いやいやをする。
「あああぁ…っ!…おね…が…っ…んくぅっ」
瞳に涙を浮かべて、ヒースの腰に絡む震える足の先は強く握りこんでいる。
「にい、さん…も…ダメ…やだ…ゆるして…」
イリーナの懇願をヒースは獰猛な獣の笑みで退けた。
「…もう少しだ…イリーナ…っ」
31魔薬:2005/11/29(火) 06:38:48 ID:oSRgJB0t
呼吸はもう人ではないモノの様に浅く、低く、速く、深く。
それでも息をこらしているかのように、空気が足りない。
イリーナの吐息が触れる肌が、熱い。
身体に回す愛しい腕の熱さも、まるで灼熱。
「…壊れ…っ…ああっ…ああっン…死ん…じゃぅゥ…っッ」
「…いくぞ…っ…イリーナ…出すぞっ…!…く、はぁ…っっ!…!」
「…あああああァアっ…っ!!…アゥァッ!あ、熱いっ…熱い…っ!
にいさんの…ミルク…熱いよぅ…っ!灼けちゃうぅゥっ…!」
二度三度と、イリーナの中でビクつき吐き出した精液の熱さにも、過剰なまでに反応するイリーナの身体。
強すぎる快楽の刺激は――苦悶
それはヒースも同じこと。
『ヤバイ…これは…キツ過ぎる…っ!』
予想外の薬の効果にヒースは驚異を覚えた。
いつもよりキツい、焼き切れるような感覚、苦痛。
それが、止まらない。一度迎えた絶頂の後も、谺し続ける余韻。
それが終わらないうちに下半身に再び血が巡る。
快楽に溺れるからだは、さらなる欲望を求めイリーナの中で突き動く。
『ダメだ…コレイジョウは…ヤバい…壊れ…』
残された理性が悲鳴を上げる。
快楽の涯のソノ先。ヒースは狂喜の果ての深淵を覗いた。
32魔薬:2005/11/29(火) 06:59:56 ID:oSRgJB0t
止まらなケレバ。
イリーナの吸い付く様な体内に、身体は突きあげすり落とす。
男性自身は、ヒースのペニスは止まらない。
正気という名の大地ヲ、足が離れた気がシタ。
堕ちる。底知れぬ深淵に、呑み込まれて…。
「…だ…め。」
ずっと遠くで、声が、シタ…気がシタ。
現実には、ほんの耳元で、イリーナが喉の奥でウメイタ。
「ファリス…さま…お力…を『キュアーポイズン』…!」

――意識が、明滅する。

光りが、意識が戻る。精も根もつきはてて。ヒースは繋がったママのイリーナの上に、崩れ落ちていた。
あの狭間で、イリーナが二人に放った解毒の呪文。
その薬が抜けてもまだ、頭の中がガンガンくらくらとする。
過剰な血の巡りが、毛細血管のひとつやふたつぶち破ったのかも知れない。
33魔薬:2005/11/29(火) 07:30:50 ID:oSRgJB0t
漸く自分がイリーナの上に乗っていることに気づき、気遣う。
「…大丈夫か?イリーナ?」
ゆっくりとペニスを引き抜き、身体をイリーナの隣へと転がす。
イリーナは浅い呼吸のまま、涙を溢れさせ、虚空をみつめていた。
「…悪かった。」
その僅かにくせのある茶色の髪をくしけずり、くちづける。
「…もうこんなことはしない。」
流れでる涙をそっと掬う。
「…すまん。イリーナ。」
まるで独りぼっちの子猫の様に震えるその身体を、ヒースはそっと抱き締めた。
イリーナの瞳から涙が、溢れ落ち、そしてそっと伏せられた。

それにしても、とヒースは思う。
『ヤバイ薬もあったもんだ。』
刺激を倍加させる。
この魔薬の性能なら自白や拷問も効果を上げるだろう。
どんな犯罪者ヤツに使われるのかは知らないが、ヒースは少しソイツに同情した。



その頃、小さな酒壺に魔薬を溶かし、届けられたことを確認すると
すっかりと雰囲気の『ヤバいモノ』へと変わったリジャール王が、王妃メレーテと襲いかかっていく声を後に聞きつつ、
宮廷魔術師ラヴェルナは、ため息をひとつついて、その場を去った。



34名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 08:02:02 ID:ESlOzSII
GJ!
35魔薬:2005/11/29(火) 22:06:26 ID:oSRgJB0t
投下しておいて何だが、
自分でも萌えポイントをどこか、外してる様な気がしてならない。
自分じゃようわからんので、ツッこみ歓迎。
36名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 23:10:24 ID:ESlOzSII
GJと言っといて何だが、こだわってる部分が分かりにくいかな。
思いついたアイデアを練りこまずにそのまま出したような・・・でも楽しめたよ。
これだけ長い文章が書けるんだからその辺は自身を持ってもいいかと思う。
今後も期待してます。
37名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 17:27:32 ID:Qa9a6zN5
d。
練らずに投下…そのとおり…orz
書いてる時は、早く投下したくて、ウズウズするんだが。
やっぱり暫く放置しておいて、もう少し捻りや萌えネタが、湧いて来るまで待ってた方が良かったかな。
アリガトさんでした。
38名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 00:52:13 ID:hw6v6fCR
だが忘れるな
お前のその衝動が数多くの人間に楽しみを与えることを

まあ何が言いたいのかというと……GJ!
39名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 00:56:38 ID:gIObxqMj
GJ! GJ!
40エスノア@日光浴中 ◆lX/3zqtk/U :2005/12/01(木) 08:08:04 ID:gIObxqMj
>前スレ904

はーやっと書き終わった。
つ【http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1128085762/163-186
鬱展開でマロウ女体化・輪姦・精神ブッ壊れ。
男の体の方が良かったんならスマンヌ。
41名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 12:12:32 ID:XjFgFGgZ
DMで連載なんてしなくていいからさっさと5巻を出してくれい
42名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 13:29:14 ID:NxMNtnOP
>>40
読んだよ、乙!
次は是非とも女二人の方を……ハアハア
43名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 14:21:43 ID:3FRwXhKv
>>40
お、女二人も。ハァハァ
44名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 15:11:38 ID:B5PI7vWB
>>40 エスノア日光浴サマGJGJ!!
ハァハァ(#´д`)…ベルカナ、シャイアラ編もヨロシク。
バーゼルのオシオキ希望です。



フォース距離10bがちょっと惜しかったな。ツッコミ体質でスマン。
45エスノア ◆lX/3zqtk/U :2005/12/01(木) 19:37:36 ID:ZDufKYCj
…………(ルルブ確認中)
フォース接触じゃneeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!
大変申し訳ございませんでしたー!!!

女二人、バーゼル絡めれば書けるかも。
ヒントサンクス!
46名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 00:27:34 ID:aRzVlhmq
トリック3を観てたら、どんとこい上田の喋りが、脳内ヒースと被っていて、ちょっと驚き。
頭はイイが、スットコどっこいで、金持ち美女に弱く、長身世話焼き薄情偉そうなトコも、なんとなく。
巨根は?だし、喧嘩強さは?だけどね。
マイヒースは、巨根にするかな。
イリーナは「ファリスは、すべて(まるっと)おみとおし!」な台詞吐いてるしw
47名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 00:42:33 ID:4fvv9QoE
イリーナは無意識で兄さんラブラブ光線出してる感じがたまらなく好きだなあ。
リプレイ10巻の扉とか長編の97Pとか。
増刊の方で長編第二巻を匂わせる記事があったので期待。
48名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 00:52:46 ID:tBT72aJ9
>>46
言われてみると、なんか凄いはまってるように思えてきた(笑)
これから、トリックみたら思い出し笑いしてしまいそうだーw
49名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 01:36:07 ID:aRzVlhmq
>>42 イリーナは無意識にヒースを頼ってるし、尊敬してる。
ヒースは無意識に世間の冷たい風や汚れから、イリーナの白さを守ってる。
イイ、コンビです。

そういう意味じゃ正直ガルガドさんより、バスの方が世慣れていてヒースのサポートに回りやすい。
SSでも使い安いっすね。
50名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 01:41:47 ID:aRzVlhmq
アンカー間違えた…。orz
クソ、今日はモウネル!
51名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 03:35:07 ID:OkFXcD2L
山田…仲間…イリーナ……

大草原のちいさなm(ごすっ
52名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 12:01:08 ID:tXzNolga
山田バナナ
53エスノア@ニート万歳 ◆lX/3zqtk/U :2005/12/03(土) 01:26:02 ID:J54HG4XW
無双かよw


また投下させていただく。
書きかけ見つけたので完成させてみた
短いブック×シャイアラ浴槽プレイinファンドリア宿屋。
54ブクシャイ浴槽プレイ 1:2005/12/03(土) 01:26:32 ID:J54HG4XW
小さな部屋の中にピチャピチャと水音が響く。
石造りの室内には浴槽がひとつ。入浴している者が動くたび、水が小さく跳ね石の床に落ちる。
「こら、動かないの」
小さい弟を優しく叱るような、しかしどこか艶を帯びたような声が、部屋の中に響く。
ブックは目の前でいたずらっぽい微笑みを浮かべているシャイアラを見つめた。
シャイアラの手が握ったタオルが、ブックの肌を滑っていく。
いつも自分の身の回りの事をブックに任せているシャイアラだったが、
入浴の時だけは、自ら望んでブックの体を洗おうとしていた。
向かい合って入っていた浴槽は二人で入れるほどは広い。なのに、二人は肌が触れ合うほど近くにいた。
「…うぁ!」
ひんやりとした長い指に触れられ、ブックは思わず声を漏らす。
ビクンと体が揺れ、レンズの無い眼鏡がずれた。
「ちゃんと、洗っておかなきゃね?」
そうは言うが、シャイアラの指は直にブックの男根を擦っている。
子供のような外見のブックに相応しくない、立派な男性器だった。
「…姐さん」
ジトッとした目でブックはそう呟くが、
シャイアラは彼のその様子がさも面白いかのように鼻歌交じりで指を動かしている。
すぐにブックはため息をつく。ついたそのままに顔を近づけて、シャイアラの唇に自分のそれを重ねる。
「ん…ン…ぅ…」
舌が絡み合うくちゅくちゅという音の合間にどちらともない嬌声が漏れる。
口内に広がる温かさとシャイアラの舌の柔らかさにむず痒い快楽が湧き上がってくるのを感じていた。
55ブクシャイ浴槽プレイ 2:2005/12/03(土) 01:26:52 ID:J54HG4XW
手を伸ばし、ブックはシャイアラの胸に触れる。
『ふつうのエルフよりはぽっちゃりめ』と言うその言葉の通り、シャイアラの胸は柔らかく盛り上がっていた。
巨乳、と言うほどではないが、手に丁度収まる程度で、しかしとても柔らかい。
口付けをしたまま焼く前のパン生地のように暖かく柔らかい胸の感触を楽しみつつ、
空いているもう片方の手をシャイアラの下半身へと伸ばす。
浴槽の中で狭く折り曲げられている脚の間を探ると、やがてうっすらと生えた繁みが指に絡んだ。
非常に薄い。元々あまり体毛の生えないエルフの体である。
すぐに指にヌルリとした感触がまとわりつく。ブックはそのまま閉じられた割れ目に指を入り込ませた。
「ふ…うっ…ん…」
身悶えしながら、シャイアラは浴槽の栓を外す。ゴポゴポと音を出しながらお湯は流れていった。
その様子を頭の隅で理解しつつ、シャイアラの体に集中する。
「姐さん…」
呟くと、眼前のシャイアラが挑発的な笑みを浮かべているのが見えた。
同時に、対抗するかのように、シャイアラの指がブックの男根に絡まる。
「うぁ…」
思わずブックはシャイアラの胸に顔を埋めた。暖かく柔らかい感触に頭がボーッとなる。
それでもシャイアラの秘裂に差し込んだ指を動かすのは止めない。
そのせいか興奮が高まり、ブックの指の動きは乱暴に内部を掻き乱すようになっていく。
「っあ、ン…ね、ブック…気持ち、いい?」
「は…い…」
シャイアラの胸に顔をうずめたまま、ブックは答えた。
むずがるように揺れる度、顔に硬くなった胸の先端が当たる。
56ブクシャイ浴槽プレイ 3:2005/12/03(土) 01:27:16 ID:J54HG4XW
もう少しこの感触を楽しんでいたいような気もするが、そろそろ限界でもある。
ブックはシャイアラの胸から顔を離すと秘裂に差し込んでいた指を引き抜き、
シャイアラの頬に手を当てて、そっと顔を近づける。
「…入れたいです…出す前に…姐さんの中に…」
耳元でそう囁くと、もう一度口付けた。
舌を絡ませ唾液の絡む音を立てて深く口付けをしながら、
すらりとした脚を割ろうとすると、シャイアラは両手を伸ばし、ブックを制する。
「ここじゃだめ。いま外に出るから…」
言って浴槽に手をかけて身を乗り出そうとするシャイアラの腰に、ブックはしがみ付く。
「…だめ!」
シャイアラは拘束から出ようともがくが、やがてずるずると浴槽内に落ちていく。
水かさの少なくなった浴槽内で、犬のような格好で尻を突き出す姿となった。
「ボクの身長では、そうやっていてもらえないと困ります、姐さん」
そう告げて脚を割る。
水滴が流れ落ちる滑らかな肌奥の、秘裂を探り花弁を広げると、
ぐちゅ、と音を立ててぬるりとした液の筋が流れる。
「ひっ…」
小さく悲鳴を上げて、シャイアラは浴槽の底に顔をうずめた。
「姐さん…」
呟き男根を宛がう。くちゅ、と音がして先端に暖かく柔らかい感触が触れる。
そのままブックはシャイアラの秘裂に男根を押し込んだ。
「あぁ…!!」
顔を横に向けて、頬を底につけた状態で、シャイアラは嬌声を上げる。
57ブクシャイ浴槽プレイ 4:2005/12/03(土) 01:28:00 ID:J54HG4XW
「ね、姐さんの中…すごく、あったかいです…」
思わず声が上ずる。あったかい、あったかくて、柔らかい。
夢中になってぎゅ、とシャイアラの腰にしがみ付きながら、ブックは夢中で出し入れを続ける。
体を覆っていた湯が無くなり半濡れの体は冷たいはずなのに、体中が、とても熱い。
「んう、っふ…おっき、おっきい…ブックおっきぃよぉ…」
うわごとのようにシャイアラが快楽を訴える。
ぐちゅ、ぐちゅと粘膜が擦れる音と一緒に、浴槽の底に残った水がぴちゃぴちゃ音を立てる。
「あっ、ああっ…も、ダメぇっ…!」
シャイアラが小さく叫び声を漏らして達した後、それを追うようにブックもシャイアラの膣内に射精する。
ビクビクと断続的に小さく震えるシャイアラの余韻を感じ、ゆっくりと自分の男根を引き抜いた。
「ブック…」
ゴロリと仰向けになったシャイアラが、微笑みを浮かべてこちらを見つめている。
顔を近づけて口付けると、すらりとした両腕がブックを引き寄せて優しく抱きしめる。
ブックは彼女のプラチナブロンドの髪に手を伸ばし優しく撫でると、もう一度シャイアラに口付けた。

おわり
58エスノア@ニート万歳 ◆lX/3zqtk/U :2005/12/03(土) 01:28:41 ID:J54HG4XW
どんだけでかい浴槽やねんと。
そして場所が浴槽な必要はあまり無いなあと思いました。まる。

書けるか分からんけど二人の陵辱はちょっと待ってて下さいまし
59名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 01:34:56 ID:l5/rTEQk
エルフとグラランでは子供できないから中出しし放題?
60名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 02:31:43 ID:ivYTjOuR
>>58 乙!

中田氏放題ですね。
純愛モノだと、反って切ないんですが。

バート・シラルム・(SWPC・SFC・SFC2の男主)×プラム とか。
ヒース×アルラウネとか。
?×ミンクス。セギー×ニニ。などなど。
ネタとして、浮かんだけど、形にならず今に到る。
61エスノア ◆lX/3zqtk/U :2005/12/03(土) 14:17:53 ID:s71MWHXd
うはw>60氏、ぜひセギニニを形に!
セギニニ、読んでてかなり切なくなった覚えが。

ちなみに↑は恋愛じゃなくて大人の関係目指してみましたので
中田氏し放題バンザイでニュアンスはOkです。
62名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 22:23:15 ID:WhqBxL84
ふと思い付いたんだが、ダークエルフってツンデレ?
63名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 22:41:22 ID:6Q5ogpVY
>>62
そうだよ
64名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 23:04:36 ID:ivYTjOuR
ダークもノーマルエルフも、プライド高いからなあ。
自然ツンになる。
デレるかは、男の手腕次第か。
65名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 00:25:00 ID:ojS2EgSe
黄金の車輪の主人公とか。
66名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 00:49:39 ID:5RFS9tgt
イリーナ凌辱書いた人にリクエストー。
堕ちたイリーナのヒース誘惑弄落が、めっちゃ読みたいです!
凌辱モノはみんな、仲間に知られ関わりをのを避けてるパターンが多いので…。
67名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 14:52:01 ID:r/UC6Bva
さて、今月のドラマガでベルカナが奴隷商人に捕まった件について。

檻の中で女の子たちにもみくちゃにされるベルカナハァハァ
68名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 15:16:02 ID:ojS2EgSe
女の子たち×ベルカナかよw

ちょっとクレスポの安否が気にかかったオチでした。
69名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 16:40:14 ID:P+pe98By
一昔前なら高ビーなお嬢が、って展開は需要があったけど。
70名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 20:11:09 ID:4LZiuikp
いやいや、今でも需要は有るだろ。


俺とか。
71名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 21:33:18 ID:ojS2EgSe
これがツンデレ萌えってやつか…
72名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 22:31:36 ID:5RFS9tgt
しかしロマールなら、奴隷や闇市、剣闘士の暗部は是非やっていただきたい。
甘甘ご都合じゃないブラック歓迎。

一部ペラペラの財布と娯楽は、他人の血と命を楽しみに膨れたり、萎んだりしてるからね。
為れる側のスリルも重要
73名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 22:39:34 ID:ojS2EgSe
黒い事言ってくれるじゃないの。

そして一部でなく大部分だったりする。
4/5だからなあ…
74名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 23:38:25 ID:5RFS9tgt
なぜ、ここに阿部さんが!?
は、早苗?!早苗たん(ほもネタ)繋がりだからか?!
75名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 00:08:31 ID:YO1w5JPO
さなえたんはぺらぺらに戦闘させたいみたいだけどそれは間違ってると思う
戦闘はあくまでおまけで謎解きとか陰謀とかそっちに力入れたほうが面白くなるよきっと
76名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 00:10:01 ID:Xc2+sCSw
藤澤:だって阿部さんってくそみその人ですよね? 私、ノーリアクションでそれ思いついたんですけど。
ブック:うーん…w
シャイアラ:まあ、藤澤GMの磁場だからw
藤澤:磁場って何ですか!ヽ(`Д´)ノ

さなえたん萌え。
77シャイアラさんLOVE:2005/12/05(月) 02:05:39 ID:8RAnQ92K
「シャイアラさん」
「んー……あと5分……」
「シャイアラさん、美味しいレストランを見つけたんですのよ。ランチをご一緒しましょう?」
「おひるごはんー? ん、いくー」
 もぞもぞ……
「あれー? ベルカナ? ブックは?」
「ドナートさんの家で読書三昧ですわ。たまには女性同士、二人きりで食事でもいかがかと、誘いに来たのですけど」
「めずらしー。うん、いいわよ。どんな店? たのしみー」
「ふふふ……」
「んー???」
「ん……んん……?」
 低いうめき声がした。
 どうやらお目覚めのようね――読んでいた魔術書を閉じ、ベルカナは簡素な椅子を回して音の方に向き直った。
「おはようございます、シャイアラさん」
 悠然と微笑む女魔術師の視線の先には、彼女の仲間であるエルフの姿がある。
 鎧こそないものの、衣装は普段どおり。だがエルフにしては豊満な肉体は、×字型の拘束具に手足をがっちりと固定され、
殆ど身動きが取れなくされている。
「ん……え? な、なに?」
 しばらく寝ぼけ眼でぼうっとベルカナを見ていたシャイアラだったが、さすがに自分の置かれている状況の異常さに気付い
たか、目を丸くしてきょときょと辺りを見回し始めた。
 彼女の視線を追うように、ベルカナも改めて自分たちがいる部屋を見やった。
 ランタンの明かりに照らされた薄暗い小さな部屋だ。窓はなく、部屋は鉄格子によって仕切られている。それだけならば地
下牢、という表現が一番しっくりくるだろうが、部屋の隅におかれた三角木馬やその他大型の器具、壁にかけられたムチや焼
き鏝、棚の上の蝋燭や浣腸器は、この部屋の用途が囚人を閉じ込めておくだけなんて生易しいものではないことを物語っている。
「べ、ベルカナちゃん……? こ、ここどこー?」
 半笑いでシャイアラが尋ねる。
「盗賊ギルドの拷問室ですわ」
 微笑で答えるベルカナ。
「ごっ、拷問室っ?」
「ああ、いえ……今はちょっと違いますわね。調教室のほうがしっくりしますわ」
「調教って――」
 シャイアラの頬を、つ、と汗が流れ落ちる。口元はまだ笑顔を保っているが、目には明らかな怯えの色がある。それを見て取
って、ベルカナは満足げに頷いた。
「あのレストラン、私の直営ですのよ。料理に眠り薬をもらせて貰いましたの」
「え? ちょ、直営ってどういうこと?」
「実は私、盗賊ギルドの幹部になりましたの」
「ええっ!」
「私がギルドでの地位を求めていたのは知っていたでしょう? 念願かなって、今ではロマールでも5本の指に入る最高幹部で
すわ」
「そんなっ……こんな短期間にシーフギルドの幹部なんて……」
79つーか、電波っぽいっつーか、中途半端:2005/12/05(月) 02:14:21 ID:8RAnQ92K
「とっても簡単でしたわよ? 適当な女の子を見繕って、調教して売り飛ばすとびっくりするくらいの収入になりますの。ふふ
ふ……私、天賦の才があるみたいですわ」
「なっ……」
 絶句するシャイアラ。無理も無いだろう、彼女が知るベルカナは、少しは黒いところもあったかもしれないが、一応は立派な
お嬢様だったはずだ。少なくともパーティの仲間には、自分の活動を悟られるようなヘマはしていない。
「うふふふ……驚きました? 表向きはぺらぺらな冒険者、しかしてその正体はロマール盗賊ギルドの最高幹部……この二重生
活、とても気に入ってますの」
「そ、そう……あははは、それは凄いわね」
 シャイアラが引きつった笑いを浮かべる。
「し、知らなかったなー、ベルカナちゃんっていつの間にか、そんな偉い人になってなのねっ、あははは! と、友達として鼻
が高いかも……」
「ええ。友人として自慢してくださっていいですわよ」
「そ、それでさぁ、友達をこーんなふうに捕まえて、ど、どうするの……?」
 恐怖のせいか、最後の方は聞き取れないくらい小さな声で、シャイアラが尋ねた。
「わかりません? シャイアラさんほどの方なら、今の状況を見れば察しはつくと思いますけど……」
「えー、わ、わかんないなー……えへへへ、ねぇ、とりあえずこれ、はずしてよ……ね?」
 言いながら、手首を固定している革の拘束具をぎちぎちと鳴らす。無論、エルフの筋力でどうにかなる代物ではない。
「あら、外したら大変ですわ。精霊魔法の恐ろしさはよく知ってますもの」
「や、やだなー……ベルカナちゃんに魔法なんて使うわけないじゃないのよー。友達でしょ?」
「ええ、友達ですわ」
「ならさ、ほら、友達にこーんなことしちゃだめよね? ね? だから……」
「外せませんわ」
「なんでよぉ!」
 シャイアラが絶叫した。
 頬を紅潮させ、瞳には恐怖と怒りが入り混じっている。まあ、当然の反応だろう。友人に騙され、調教室なんて部屋で拘束さ
れて、怒らないはずがない。
「お得意様がエルフの奴隷をほしがっていますのよ」
 ベルカナは嫣然と微笑み、答えを口にした。
「え、エルフなんていくらでもいるでしょー! アタシじゃなくてもいいじゃないのよ!」
 シャイアラの言分も最もだ。身勝手な気もするが、ベルカナ自身が身勝手なことをしているのだから、それを責める筋合いは無い。
80つーかどうでもいいや。ごめんなさい:2005/12/05(月) 02:15:33 ID:8RAnQ92K
「だって……かわいそうですもの」
「かわいそうって……な、なによそれ、アタシがかわいそうじゃないのっ?」
「ええ。そのお得意様、奴隷を猫かわいがりすることで有名ですのよ。凄い贅沢が出来ますわ。怠け者のシャイアラさんにはピ
ッタリだと思いましたの」
「そっ、そんなのっ!」
「酒池肉林ですわよ。ご老人ですし、夜のお相手もそれほどハードではありませんわ」
「い、いや! イヤったらイヤ! そんなジジイの相手してまで贅沢なんかしなくていいわよっ!」
「あら……意外ですわ。シャイアラさんなら喜んで奴隷になると思ったのですけど」
「ふざけないでよねっ! アタシにはプライドってものがあるの。わかったらさっさとコレ外してよ!」
「……プライド?」
 シャイアラの言葉に、ベルカナがくすくすと笑った。
 椅子から立ち上がり、ゆったりとした足取りでシャイアラに近づく。
「プライドですって? シャイアラさんにそんなものがありまして?」
「な、なに……」
「自堕落で怠惰で高慢ちきで身勝手で我侭で博打好きな女に、プライドなんてあるものですか」
「ひっ――」
 ベルカナが腕を伸ばし、シャイアラの胸を服の上から掴んだ。手のひらから僅かにこぼれるほどの柔らかい膨らみは、エルフと
しては十分に巨乳だろう。
 人間ですらこれよりも小さなサイズで悩んでいるものがいるというのに――そう考えると、ベルカナの胸の内にふつふつと小さ
な怒りが湧き上がってくる。
「随分と大きな胸ですわね。エルフは華奢なのではなくって? どれほど怠惰な生活をなさったら、こんなぷくぷくになるのかしらね?」
 ぎり、と胸を掴む指に力を込めると、シャイアラは苦痛に顔をゆがめた。
「いっ――痛いっ、やめてぇっ」
「ふん。毎日毎日食っちゃ寝食っちゃ寝、私たちがぺらぺらなりに頑張ってる間も、だらだら適当に過ごしてらっしゃるんでしょう?」
 エルフのクセに――怒りに任せ、指に力を込めて乳房を捻るようにぎりぎりと締め上げる。
「そっ、そんなことっ……あづぅ!」
「こんな贅肉、いらないでしょう? 贅肉なんか千切り落として差し上げますわ、ええ。エルフらしいスリムな体系にして差し上げますわよ」
「ひぎぃっ……やっ、ほんとに千切れるっ、痛いっ、いや、いやぁぁっ!」
「――ちっ」
 シャイアラが涙をぼろぼろとこぼし、狂ったように手足の拘束具を軋ませ始めたのを見て、ようやくベルカナは冷静さを取り戻した。
 これから奴隷として売り飛ばすのに、傷物にするわけにはいかない。手を離すと、シャイアラはまるで童女のようにめそめそと泣きはじめた。
「うぐっ、うう……ぐすっ、ごめん、ごめんなさい、ごめんなさい……」
「……何を謝ってらっしゃいますの?」
「ひぐっ。ぐす……あ、アタシが悪かったわよぉ。もう怠けないから……ブックにもみんなにも迷惑かけないし、ちゃんと掃除も
洗濯も自分でします。冒険のときもちゃんと働きます……だから許してよぅ……許して下さい……」
 ベルカナは耳を疑った。
 シャイアラが素直に謝っている? 意外な反応だ。もっと激しく抵抗すると思ったのだが。
 泣きじゃくり、必死で謝罪と反省の言葉をつむぐシャイアラの姿は、元からの美しさもあって、ベルカナの庇護欲を疼かせる。
 かわいそう――助けてあげたい――ベルカナは首を振り、くだらない迷いを振り切った。相手は海千山千のシャイアラだ。芝居でないと
どうして断言できる? それに本当だとしても――友人を裏切ることなど、盗賊ギルドでの出世を望んだ時点でありふれた選択肢の一つに
成り下がったじゃないか。
81とにかくシャイアラLOVE:2005/12/05(月) 02:16:22 ID:8RAnQ92K
「――もう遅いですわ。私の商売を知られてしまいましたし、今更仲間ごっこなんかできません。あきらめて肉奴隷になってくださいな」
 シャイアラを肉奴隷にする。それ以外に選ぶべきことなどない。
「やだぁ、やだよぅ……そんなのやだぁ……」
「みんな最初はそういいますわ。でも最後には、男の醜い肉棒を嬉しそうにしゃぶる変態に改造されるんですの。蝋燭を垂らされて喘ぎ、
鞭打たれて悦び、三角木馬で女性器を引き裂かれてるのに愛液を垂れ流し、浣腸されて公衆の面前で糞尿を撒き散らしながら絶頂を迎える
頭のおかしな変態に……あなたもなりますのよ、これから」
「ひっ……そ、そんなのなるわけ……」
「それが、なりますのよ。今は信じられないでしょうけど、3日もすれば自分がどんどん狂っていっていることに気付けますわ。おかしい
でしょう? 馬鹿な男どもは、女には潜在的にマゾヒストの素質があるからだ、なんていいますけど……私は少し違いますわね。嗜虐趣味
なんて、調教で後から植えつけてやるものだと思いますわ」
 ベルカナがシャイアラの乳房に手を添える。さっきの責めを思い出したか、シャイアラが一瞬体を硬くするが、ベルカナは指に力を込めず、
優しく乳房を愛撫してやった。
「やっ……やめ……」
「心もそうですけど、肉体も改造できますのよ。例えばこの胸、ドナートさんが開発したお薬を使うと、子供もいないのにお乳が出るよう
にできるんですのよ?」
「なっ……」
「それに……うふふふふふ! 覚えてらっしゃいます? 出あってすぐの頃ですわね、偽物事件。スカートの中の細長くてごつごつしたもの……
今は魔法とお薬で、本当にソレを生やすこともできるんですのよ、ここに……」
 そう言ってベルカナは手を下ろし、シャイアラのスカートを捲り上げるようにして下着の上からクレヴァスをなぞった。
「あっ……」
 とっさにシャイアラは脚を閉じようとするが、拘束具に阻まれそれもままならない。無防備な割れ目を何度か指で摩ってやると、
下着のその部分がじんわりと色を濃く染めた。
「感じやすいのはいいことですわ」
「ううっ……」
 怯えて伏せている長い耳に吐息をかけるようにして囁くと、シャイアラはぞくぞくと身を震わせた。
 今のシャイアラは、ベルカナの玩具だ。大事なところを弄り回されているというのに、抵抗も逃げることも出来ない。それだけではなく――
「あ……」
 ベルカナが指を止めると、シャイアラは驚いたような目つきで彼女を見やった。
「あら、どうしたんですの?」
 くすくす笑ってベルカナが問いかける。
 無論答えはわかっている。シャイアラは、ベルカナが愛撫を中止したのが不満なのだ。中途半端に責められた体は激しく火照り、
絶頂を求めて疼いていることだろう。無意識にか、シャイアラはみっともなく腰をもぞもぞと動かしていたりする。だが拘束されていては、
自分で慰めることすら出来ないのだ。シャイアラの全てが、拘束具のせいでベルカナに支配されているのだ。
「いきたいですか?」
「……」
 こくん、とシャイアラが頷いた。
「あら。ほんとに素直ですのね。なんだかシャイアラさんの意外な一面を覗けた様で嬉しいですわ」
 ベルカナは嬉しそうに言って、再び愛撫を開始した。今度は胸と膣の二箇所同時攻めだ。もちろん服の上からである。直接触ったほうが
感じるのだろうが、布越しのもどかしさも、拘束されて弄ばれているという心理的な快楽を与えることだろう。
「シャイアラさんは私の玩具。それでいいですわね?」
「ん……うん、ふぅっ……」
「あらあら……聞えてませんの?」
 くちゅくちゅと音を立て、ベルカナの指がシャイアラの花弁を弄ぶ。溢れる愛液はすでに下着を越して、大腿を伝わって足首までたれていた。
 シャイアラの息は荒い。もはや抵抗する気も無くしたか、ベルカナの愛撫を素直に受け止めている。彼女が絶頂寸前なのは明らかで、
ベルカナはちょっと考えてから、素直さに免じてちゃんとイかせて上げることにした。
「うあ、はぁ……いくっ、いくぅ……」
「ふふ。ほんとにいやらしいエルフですわ」
 クレヴァスの頂上辺りにある、小さな突起を見つけ出し、ベルカナは容赦なく指先で挟み、こりこりと擦り上げてやった。
82シャイアラLOVE:2005/12/05(月) 02:17:06 ID:8RAnQ92K
「ひぐぅ! あひいいいいいいいいいいああああ!」
 突然の強烈な刺激に、シャイアラが奇声を上げて身悶えた。ギシギシと拘束具が悲鳴をあげる。
「あはははは! シャイアラさん面白ーいっ」
 クリトリスをぎゅ、と指で潰すように力を込めると、シャイアラは一際高く悲鳴をあげてビクビクと全身を震わせ、それからがっくりとうなだれた。
「ふふふ……イってしまわれたのね。可愛い……」
 ベルカナがシャイアラの頬を両手で挟み、そっと持ち上げた。
 紅潮した頬に、痛々しい涙の後。虚ろな切れ長の瞳を見つめながら、ベルカナは彼女の唇に自分の唇を重ねた。
 軽い、ついばむようなキス。ただそれだけのことなのに、シャイアラが身悶える。
「……あら? キスで感じました?」
 何も特別なことはしていないのに――だが次の瞬間、シャイアラはベルカナの想像を完全に上回るようなことを口にした。
「ファーストキス……ベルカナに取られちゃった……」
「――」
 ぼんやりと、虚ろなままの心で何気なく発したのだろうが、それだけに彼女の告白は衝撃的だった。
(ファーストキス?)
 心の中で今の言葉を繰り返す。
(ファーストキスですって?)
「しゃ、シャイアラさん……あなた、まさか……」
「……?」
「……処女なの?」
 ベルカナの問いに、何を思ったか、シャイアラは突然顔を真っ赤にして、恥ずかしそうにそっぽを向いた。
「ちょっと、何をいまさらカマトトぶってやがりますの。あれだけ藤澤GMやクレスポさんのセクハラ発言に絡みまくってたくせに、処女ですって?」
 こくこく。
 恥ずかしそうにシャイアラがうなずく。
「……はぁー。経験豊富なふりをして実はオボコでしたとは……これが耳年増ってやつですのね」
 ベルカナが溜息をつく。
「こんな派手な格好であんな怠惰な生活してたら、誰だって遊んでると思ってしまいますわよ……それにしても200年以上も生きてきて、
一度も経験が無いなんて。まさか初めては文字通りの初夜、なんて夢でも見てるんじゃないですわよねっ?」
「そんなの当たり前じゃない! 初めては旦那様にささげるに決まってるでしょ!」
「……」
「な、なによ……」
「……あなたといい、あの方といい……エルフというのは、貞操観念が硬いのですね」
「……? あの方、って……?」
「ダークエルフですわ。ほら、ミノタウロス消失事件の」
「ああ……自害したって……ま、まさか……」
「ええ。あの方、顔もスタイルも抜群でしたし、調教して売り飛ばそうとしたら、”あの人以外に抱かれるくらいなら死ぬ”と言って……
愚かですわ、死んだら何もならないというのに」
「な、なんてことを……」
「うふふふ……エルフの知恵というのも底が知れてますわね。裸男魔術師のレナさんや、私たちが始めて会ったときの女盗賊さんは、賢く生きてますわよ」
「ベルカナっ! アンタぁッ……!」
「いいじゃないですか。所詮、連中はギルドの掟を破った犯罪者ですもの。本当なら晒し首ですわよ? そうそう、ほら、あの遺跡にいたスキュラ、
死んだと思ってたら気絶していただけだったんですのよ。本を読みに行っていたブックさんが教えてくれたので捕まえたんですの。
まあ……あの方に関してはあそこで死んだほうがマシだったような気がしますわ」
 スキュラは現在、鬼畜獣姦ショーの見世物にされている。グールの群れだの魔法生物だのデーモンだの、ろくでもないのに輪姦させ
られるという低俗な内容だ。ショーのたびに泣き叫び、助けを請う姿はあまりに哀れだが、彼女のようなモンスターの方が、へたな奴隷
よりも高く売れるのだから仕方ない。恐らくアソコがズタズタになるなり、精神が壊れるなりして使い物にならなくなるまで、ゴミクズ
のように扱われるのだろう。
83シャイアラLOVE:2005/12/05(月) 02:17:35 ID:8RAnQ92K
「くっ……ベルカナ、どうしちゃったの……? 昔のアンタは……確かにちょっと腹黒だったかもしれないけど、人のいい世間知らずの
お嬢様だったじゃない……」
 シャイアラがベルカナを見つめて涙を流す。
 理不尽な仕打ちに泣いてるわけでも、助かるために哀れみを誘おうと泣いてるわけでもないだろう。
 彼女は――多分、本気でベルカナのことを思って泣いている。
 それが――不快だった。
「……あなたに何がわかりますの?」
 ベルカナがすっと目を細めた。
 いままでのからかうような視線ではない、殺意にも似た暗い感情が瞳に宿る。
「私、もうお嫁にいけませんの」
「え……?」
「ネィプ……あの人形好きの変態っ……あいつが……あいつ、金の力ですぐに釈放されて、それで、私っ……!」
 思い出すだけで寒気がする、体が震えだす。
 震えを止めるために、自分の体を抱くように両腕を回して、袖をしっかり握る。
 涙が止まらない。嗚咽が漏れる。
 だって、だって……
 ベルカナの胸をどす黒い炎が焼く。萌える。萌やされる。あいつに萌やされる。
「べ、ベルカナっ、どうしたの?」
「私、あいつに捕まって……初めてだったのに! 私だっていつか好きな人に抱かれたかったのに、助けてってお願いしたのに、あいつ、
あんな……化け物……下賎な庶民の相手は化け物が丁度いいって、前も後ろも、口も! 全部塞がれて! 泣くしかなかった! 痛かったのに!
 必死で助けを呼んだのに! クレスポもマロウもブックもシャイアラも、誰も助けてくれなかったぁ!」
「ベルカナっ、そんな……嘘でしょ、あいつ……ちくしょう……あのとき殺しとけば……!」
「誰も……誰も助けてくれなかった……怖かったのに……痛かったのに……」
「ベルカナ……」
「子宮……取られちゃったの……」
「えっ……」
 ふふふふ。
 自分でも知らないうちに、ベルカナの口元には笑みが浮かんでいた。
 ふふふふ。
 この話をするのは初めてだ。
 ふふふふふ。
 なんで笑えるんだろう。
 うふふふふふふ。
 涙はまだ止まらないのに。
「悟ったっていっていた。リサの代わりを作ればいいって……人と同じ人形を作るために、女性のパーツが必要なんだって……だから私、子宮、取られちゃった」
 うふふふ……
 笑える。
 なぜか知らないけど、笑える。
 おかしてくしょうがない。
 だって……今の私には子宮が無い。子供が作れない。こんな女の子、誰もお嫁さんに貰ってくれないよ。
 ねえ。
「さっき……殺せばよかったっていってたけど……シャイアラさんは優しいですもの、そんなこと無理ですわ」
「ベルカナ……?」
 涙はまだ止まらない。
 口元はまだ笑っている。
「ええ。ですから私が殺しましたの。だってあの人、何度も私を呼び出して、虐めるんですよ。苛いと想いません? ですから、
メイスでね、後ろから。ぐしゃーって。ふふふ……死体は処分しましたから、表向きは失踪ですわ。人形好きの変態、しかも前科
ものですものね、官憲もそれほど必死に捜査はしませんわ」
 それでも私の子宮は戻らない。
 私の恋は戻らない。
「もう……こんなことしか、することないんです。こんな私なんか、盗賊ギルドの幹部になるくらいしか夢もてないんですの。私、
何もなくなっちゃったから……だから……」
84シャイアLOVE:2005/12/05(月) 02:20:16 ID:8RAnQ92K
 シャイアラさんは、
 怠惰で、
 我侭で、
 高慢ちきで、
 なのに綺麗で、
 純潔で、
 ブックという使い走りがいて、
 クレスポに慕われてて、
 マロウと仲良くて、
 私は真面目に学院で頑張ってきたのに、
「持ってる人が……むかつきますわ」
 シャイアラを睨むと、彼女は「ひっ」と声を上げて身悶えた。
 涙はもう止まった。
 微笑みも消えた。
 今は、嫉妬と憎悪だけがある。
「予定は変更ですわ、シャイアラさん。お得意様には、別なエルフを見繕いましょう。あなたは――」
 さあ、どうしよう。
 女エルフの肉感的な肢体を見つめ、ベルカナは無表情のまま考える。
 結末は一つしかない。考えるのはどうやってそこに至るか。
 早すぎてはいけない。遅すぎても、ブックやマロウに気付かれるかもしれない。じっくり、だけど効果的に。
「た、助けてくれるの?」
「――まさか。ですけど、肉奴隷なんて生ぬるいこともしません。ズタボロに犯しつくして、萌えた後どころか……萌えカスにしてさしあげますわ」
 そこまで言って、ようやくベルカナは――心の底から嬉しそうに、にっこりと微笑んだ。
85シャイアLOVE:2005/12/05(月) 02:22:40 ID:8RAnQ92K
エロが全然なくてすみません。
次は必死にエロがんばります……
86シャイアLOVE:2005/12/05(月) 02:37:31 ID:8RAnQ92K
いま何気にリプレイを見直したら口調が全然違うorz
87名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 04:39:43 ID:0spZU6tW
壊れたべるかなイイ、乙!!
萌えた後の後日談ですね?!
イイとこで、終わってるけど…続きはあるんですよね?
期待して待ってます。
88名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 09:38:26 ID:lrEtC3/p
ベルダインに新しく出来た喫茶店での、吟遊詩人っぽい男と背の高い女の会話。断片じゃないが。
男「やっぱり綺麗だなぁ・・新しいもんな。なぁ?(超笑顔)」
女「出来たばかりなんだから当然だろうな」
男「まぁまぁ。ほら、メニューメニュー」
女「いい。もう持ってるから」
男「そっか。何にする?今日は奢るぞ?あ、俺はこのケーキセットにするけど」
女「・・これでいい(指差す)」
男「え?いいのか?飲物だけ?遠慮するなよ?」
女「してない」
随分無愛想な女だな・・と思った。つーか男、健気だ。
しばらくして注文した物が運ばれてくる。
男「ウマいぞこれ。ちょっと食う?」
女「いい」
男「そっか。−−あのさ。もしかして不機嫌?ってか、今退屈してる?」
女「いや・・そんなことはない」
女は本当に楽しんでいるつもりらしい。
男「無理すんなよ。俺がいきなり誘っちゃったんだしさ。わりぃな。」
女「・・」
女の子、いきなり男にキス。さすがに凝視できなかったけど、多分口に。
男「((゚Д゚)ポカーン)」
女「分かってくれたか?」
男「(声が出ないらしく、激しく何度も頷く)」
女「今日はもうしないから・・(わずかに照)」
男「いや、マジ、どうしよ、超嬉しいんだけど。うわー。ヤバい。うわー。」
女「・・早く食べろ(頬を赤らめてそっぽを向く)」

そこで恥ずかしくなって喫茶店出ちゃったけど、凄くいいシーンだった。
この話を知り合いの踊り子にしたところ、なぜか突然大声で笑い出した。
89名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 19:14:36 ID:+sbktVuk
>85
真っ黒なベルカナ、迫力ありますねぇ。
90名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 20:46:06 ID:cWEBSE5J
>88
夜壊達?
いいもの拝ませていただきました。
91猟奇スレ住人:2005/12/05(月) 21:01:22 ID:cWEBSE5J
>シャイアLOVE氏
読了。本当にいいものを読ませていただきました。
各種調教だの販売後のプレイだのもお願いできませんでしょうか?
92名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 22:03:23 ID:Wn4yMxhP
>>85
何この滴り落ちるようなドス黒さ
93名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 22:10:59 ID:FhOEZgiB
>>77-86
ぺらぺらNPCの使い方スゲー
ちゅうかこういうブラックなのマジで好き。
これで終わりでもいいけど続きも見たいような…

あとシャイアラさんめっちゃかわいかった。
口調は全然気にならなかった。萌え。
94名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 23:26:06 ID:vzCVNE0z
>>88
その後、踊り子にいじられる二人を見たい。
95名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 23:45:42 ID:0spZU6tW
人間の男に操立てて死んだ、ダークエルフの姐さん萌え。
96名無しさん@ピンキー:2005/12/06(火) 08:39:42 ID:6g7jn33e
ブラックベルカナのことだから、死姦好きな変態貴族にダークエルフを売ったに違いない
97名無しさん@ピンキー:2005/12/06(火) 19:16:37 ID:IcQEXlPL
>>88
そのコピペを初めて見たとき、同じシチュを想像した俺ガイルwww
98名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 01:02:58 ID:zUCEx2sp
ペラペラは来月出るからいいよね。
…はやく、ヒーイリ燃料補給したいよぅ…。
99名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 01:21:48 ID:z+4c2WP1
ぺらぺら5巻の表紙っぽい画像、富士見に出てた。
お色気おねえさんとロリっぽ天使(フェザーフォルク?)少女、
その真ん中にクレスポ。

新キャラか?
100名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 14:46:39 ID:MlLIyCyg
どちらかが角川の紹介文にあったコルネリアか?
考えてみればコルネリアは女性名っぽいな
101名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 15:25:44 ID:UKe2UKOI
リジェネーションの魔法で体内の欠損って回復できるのかな?
子宮とか処女膜とか。

マーファ神殿で暴行された女の子にかけてあげるって事はあるんだろうか?
102名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 16:09:13 ID:w0eKxHbp
リジェネーション可能な司祭の元に年頃の娘が行くというのは珍しいのでは。

やること自体は可能とは思うが、行くこと自体が暴行を受けたと触れ回ることになるんじゃないかな。
103名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 18:05:41 ID:cfVO+yPw
金も地位もある貴族が娘を政略結婚の道具にする際、処女じゃないと世間体が悪いってんでチャザあたりに金を積んで内々に掛けてもらう……とか。
チャザにしても両家の交流をスムーズにするためならOKかも試練。
104名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 18:34:55 ID:zUCEx2sp
んな、金かかることせんでも、「処女膜破れて痛がる演技」でええやん。
ついでにシーツを汚す血でも用意しとけや。
105名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 18:42:53 ID:ZvMZjcbE
そこでユニコーンの角
106名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 19:55:44 ID:zUCEx2sp
なぜに? ユニコーンの角では、リジェネも処女判定も出来んぞ?
107名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 21:28:05 ID:AYCqlJvb
万全を期す事を考えると、はした金な気はする
108名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 21:43:48 ID:lcUyvtQN
>100
コルネリア、太った脂ぎったおっさん思い浮かべてたよ。
それはコルネオだな。

コルネリアは美女のほうとして、フェザーフォルクは何なんだろう。
護衛対象?あんま好きじゃないんだよなあ、護衛シナリオ…
109名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 22:18:03 ID:zUCEx2sp
闇市の商品とか。
110名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 22:34:40 ID:lcUyvtQN
幹部昇進の条件が闇市の商品の取引の護衛

商品とは、フェザーフォルクの少女だった!

少女に同情してドゥーデント半島の巣まで逃がそうとする五人

追っ手がかかる

とかいう糞シナリオじゃないだろうな。
111名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 23:02:34 ID:zUCEx2sp
マロウが仏心だしそうではあるが、世界一の盗賊ギルドを敵にまわすかな?
(藤澤磁場である限り、抜けまくってて、付け入る隙ありまくりだが)
ベルカナ、クレスポ、シャイアラ、ブック全員、出世欲と長いものには巻かれろ精神だよ。
シビアにお仕事して出世するだろうな。
112名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 23:28:41 ID:lcUyvtQN
そこまでブラックなイメージないんだよな、ぺらぺら。

クレスポ→相手がかわいい女の子である時点で仏心出す可能性アリ
ベルカナ→一番の壁。他のメンバーがノッてしまえば溜息ついてついてくるかも。
シャイアラ→ミノ事件の時の発言見ると、人道に反する事に全く無抵抗な訳ではなさそう。
ブック→反対意見を主張はしないが、ベルカナと同じで溜息ついてついていきそう。

奴ら、悪人や『ムカつく』性格の奴には手厳しいけど、
善人キャラにはめっぽう弱いし。
113名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 23:34:28 ID:5ndjrRSh
>110
無事送り届けても、任務放棄(=ミッション失敗)につき、経験点は0or500ですね。
114名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 23:51:40 ID:H3SGcsnj
五巻に幼女がいますように。いますように。
115名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 23:57:41 ID:W+tXPHeX
ぺらぺら、黒いとか言われてるけど、実際には結構情に厚い方だと思う
トエルの無事を優先して、悪魔の壷の代金ン万ガメル棒に振ったし
行き場の無くなった連中に、口利いてやるから盗賊ギルドに行ってみろ、と何度も救済してるし

112の言う様に、嫌いな相手には容赦しないだけでは
ライオーとかバーゼルへの対応がそうだったようにw
116名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 00:06:05 ID:lcUyvtQN
スレイヤーズ方式だな。
「悪人に人権は無い」
117名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 00:09:21 ID:/ZArbf9s
バーゼルもライオーも、ケチ、偉そう、馬鹿だっただけで悪人という訳じゃないだろう?
118116:2005/12/08(木) 00:11:18 ID:f/hwW2Ql
なんか外れてるなと書き込んでから思ったw
119名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 01:12:15 ID:/ZArbf9s
俺は萌えたいんだ!


気のせい?最近寂しいっす。
120名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 03:58:03 ID:f/hwW2Ql
すまん、ついこっちで普通の話をしてしまうなw

ここでライオー×ベルカナ希望。
強姦でなくベルカナがほだされる方向で。
121名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 11:58:15 ID:P82BLn9V
>>117
まて! 二人ともケチではないぞ!!
ライオーは高価なアイテムをポンと報酬に出してるし、バーゼルも仕事を効率的に済ませようとしてるだけで、報酬を値切ったりはしていない(筈)。

…バカには容赦なしですか、そうですか…。
122名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 12:26:19 ID:VVfgMusA
バカというより、カモじゃね?
123名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 12:55:13 ID:uH0PXFr6
ふと思った。
ヒースがスチャラカのあのモンスターの森に言ったらどんなリアクションをするんだろうか?
124名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 12:57:21 ID:acDvGYBm
とりあえずハーピィにダンスに誘われて高いところから落とされる
フォーリングコントロール?もちろん1ゾロですよ
125名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 13:59:31 ID:Xqtlm0rC
>121
多分二人とも最初の印象が悪かったんだよw
ライオー=バカ、態度でかい
バーゼル=ケチ、態度でかい
以上最初の印象。
126名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 17:52:18 ID:/ZArbf9s
>>123 ツッコミ体質スマソ。
スチャラカはモンスターの森(デルヴァ砦)を保護した当事者。
ヘッポコは、ゴブとコボには容赦ないあたりがネックだな。
しかし、あこの妖魔はファリスの教えを受けてファリスの聖印ぶら下げてるんだ。
サテュロスをそう設定したから、多分。
悲劇の生き残りマンドレイクやアルラウネや竜司祭とフレンドリーだから、
一部で期待されているようだが、葛藤しても、虐殺はしないだろう。
127名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 18:13:36 ID:mlaXys+l
あのハーピーに手を出してしまうか、と言うことジャナイカ?
128名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 18:44:45 ID:H3rL7N50
ごめん、勘違いしてた。
ユニコーンの角に備わっている癒しの力で処女膜を治すのね。
てっきり
129名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 20:38:33 ID:Xqtlm0rC
今さっき中古(通販)で買ったシナリオ集の
「ユニコーンの探索」を見たんだが…

どうやら、体の欠損部分は治せないらしい。
(片腕のNPCが生やす為にユニコーン探すが
 できませんって言われて断られるエピソードがあった)
130名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 21:02:34 ID:GOjzpMpu
>>129
そしてケイオスランド逝き確定ですよ。
131名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 22:01:07 ID:oQ2QyRe7
なんで生命の精霊力しか使えないユニコーンの角に、神聖魔法「リジェネレーション」にしかない効果があると思うんだか…。
そもそも、処女膜が何で治るかは微妙だけどな。
132名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 00:11:53 ID:C8yhJksy
>>131
>>129のシナリオ集のことなら、精霊使いでもない一般人にはワカランだろうからなぁ。
133名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 00:41:33 ID:xcIcfIvk
へっぽこにクレスポが入ればいいんじゃね?
優秀な盗賊がほしいんでしょ
戦闘じゃなければ優秀だし
134名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 00:56:43 ID:9ckzdQHx
…確かに前線はいらんし戦力はこと足りてるから
へっぽこ行ったらクレスポかなり優秀だな。
ヒースも自分より馬鹿がいれば真面目になるし一石二鳥。

話変わるが、
イリーナ(ファイター/プリースト)
ガルガド(ファイター/プリースト)
ベルカナ(ソーサラー/セージ)
マロウ(ファイター/プリースト)
スイフリー(シャーマン/セージ)
パラサ(シーフ/レンジャー)
こんなパーティに組み合わせたいw
135名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 00:59:18 ID:J6pFEtqh
>130
漏れなくツンデレエルフがおまけについて来ます。
136名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 01:34:43 ID:WJVv8j5s
>>134 それただ単に濃ゆいパーティにしたいだけか?
絶好パーティ内で意見が別れてパーティ内戦闘始まるぞ?
137名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 01:37:42 ID:4Grr2oAX
ガルガドさんカワイソス
138名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 01:39:42 ID:WJVv8j5s
>>133 バスさんの方が尋問できるし、戦闘出来るし、精神力タンクだし。
ノリスの方が女装可愛いし、精霊魔法で戦闘補助できる。
いらん。くるな。

ペラペラの方にこそ、グイズノー入れたら丁度いいぞ。能力値と戦法がな。
139名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 02:03:10 ID:5rreN+a/
ヒースとベルカナが同じパーティーに居たら、展開が凄そうだと思うのは気の所為か…?w
ベルカナに罵倒され捲くる展開か、行き当たりバッタリな対応で難問をクリアしていくイリーナ達にアイディンティティーを崩されるベルカナって展開だよな…
140名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 02:44:23 ID:9ckzdQHx
ひでー拒否反応だなw
ぺらぺらとへっぽこの間の軋轢を垣間見たw
つか俺普通にグイズノー好きなんだけど。
敏捷ボーナス3あるし入っても別に問題ないな。

>>134は普通に能力値がいい人をバランスよくピックアップしただけ。
ベルカナとスイフリーは気が合いそうだ。
ま、PTは分解しないほうがいいな。
強い弱いに関係なく、そいつらが集まってるからこそPTなんだし。
141140:2005/12/09(金) 02:50:00 ID:9ckzdQHx
…なんか俺の書き込み感じ悪いな。
すまん。

PT分解話は簡単に振らないようにする。
空気悪くして大変申し訳ないです。
142名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 02:53:12 ID:RA6hneZl
バランス良いっていっても、イリーナ・ガルガドに比べて戦士としても神官としても微妙だろ、マロウ。
143名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 02:56:14 ID:9ckzdQHx
二人ずつ取ってって選抜作ったらおもしろいなーと。
サイ目のよさしかいいとこないけど。
144名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 04:15:57 ID:WJVv8j5s
アーチー
クレスポ
スイフリー
ベルカナ
イリーナ
ノリス

他の普通の冒険者が組むと、胃が痛くパーティメンバーを集めてみた。
145名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 06:58:40 ID:GXXeJLxg
すちゃらかとか、歴代PTから1人ずつひっぱってきてみるとか。
実際はどうとかともかく、面白そうだなー、とは思うなw
146名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 17:24:57 ID:bZHMUAsi
>>144
メインファイターで善人、と言う意味で、イリーナはレジィナと被ってると思う。
147名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 18:05:15 ID:WJVv8j5s
レジィナは暴走しない世間と常識をわきまえた良い子だから。
イリーナは神殿育ちの神官の分世間離れしていて、こうと決めたら突っ走るから単品だと危険。
ヒースやガルカド、バスのフォローがあって、世間と折り合いつけられてる。
盗賊ギルド関係とかとね。
148名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 18:40:23 ID:Jww8PSju
>>144
アーチーは別に胃も痛くならんだろう。
ノリスは3巻くらいから大分マシになってきたから大丈夫では?
ベルカナは周囲によって自主規制できるんじゃないの。

その三人消して、ヒース・ミンクス・ケッチャ入れてみてくれw
149名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 18:41:05 ID:O8EVpoMt
アリシアン
フィリアン
マウナ
シャイアラ
ボウイ
サイア

誰かさんのためにエルフ&ハーフエルフ娘を集めてみた。
150名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 19:07:19 ID:j6kQFUpd
アリシアン
フィリス
ミンクス
マウナ
シャイアラ


文句は言わせない。
151名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 19:38:46 ID:dJ0Fpx8Q
最強を考えるなら

ラーン
リトルーカム

あとダイス強いのは…………
152名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 20:44:40 ID:O8EVpoMt
>>151
マロウは戦闘になれば妙に強いような。
153名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 21:47:09 ID:neaHYjlF
怪力娘の影に隠れてイマイチ印象が薄いが、
地味に歴代リプのメインウェポンの中でも最強クラスの実力を誇るザボさん
154名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 22:53:27 ID:mfpjArmv
>>153
ファイター技能に一本槍で、確かレベル5だからねえ。
さらに敏捷19(3)+ラージシールド装備で、回避力も高い(イリーナの天敵!)
筋力も17あるので、1点上げることができればさらに強く。

しかも知力が意外と高く、知力19(3)あったはず……あれは惜しかったな。
セージあたり持っていれば、活かしようもあったと思うのに。
155名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 23:05:21 ID:B6nH9Fev
とりあえず、みやびタンをPTに入れておけば良いんじゃないだろうか。
(ダイス運)
156名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 23:12:48 ID:ja98bkP0
とりあえず、みんなここが何板なのか思い出せ
157名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 23:14:36 ID:neaHYjlF
えっと、確か…卓ゲ板
158名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 00:53:20 ID:CtWfJQCt
リプレイ・ルルブの疑問ならココで質問したのが
卓藝板よりすばやく丁寧なレスがつくというオチ

むろんユニコーンの角は一人ジョーズのための高価なギアなのだ
159名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 01:09:33 ID:yw28yQj9
実際本スレは非難の応酬も多いし、ある意味ここが避難場所とも言える。
160名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 01:27:59 ID:ipVu0YFT
ラノベ板だと嫌がる奴も多いが、なぜかここだと丁寧応対
161名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 01:41:22 ID:zLMmMVRB
まぁ、みんな大人だからな。
162名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 04:02:11 ID:JrDzIAOD
そろそろエロを思い出そうぜ(笑)
163名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 10:15:04 ID:/T0PQlkE
つまり、エロくなる組み合わせを考えろと
164名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 11:50:56 ID:ePrOQjRu
盗賊アリシアン
(趣味でシャディでも可)
精霊使いフィリアン
(シャイアラでも可)
神官戦士アラシャ
(趣味でミンクスやジーニ、イリーナでも可)
野伏シア
魔法戦士ラーン
(ボゥイ)
男主人公。
てのは?


私的に入りたいハーレム
イリーナ
マウナ
シア
アリシアン
ラーン
メリッサ
165名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 11:53:49 ID:ePrOQjRu
魔法使いフェニックスもいいな。
166名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 11:58:15 ID:WIhNs56+
フェニックスいいよな!
167名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 12:02:58 ID:fKtUso8Z
フィリアンとメリッサとアラシャとレイハとベラは俺のもの
168名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 13:00:34 ID:r6KSoFde
チームツンデレ
・ベルカナ
・メリッサ
・アラシャ
・アーチー
・ヒース

ごめん、途中でわかんなくなってきた。
169名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 13:02:08 ID:bBSFn7pn
ケッチャ!ケッチャ!!
170名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 13:40:48 ID:M2h5bi4M
チームエロイナ

イリーナ
チビーナ
マウナ
レジィナ
ラヴェルナ
ベルカナ
ノリーナ
171名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 13:45:46 ID:M2h5bi4M
ヒース
フィリス
マイス
ミンクス
ノリス
ローンダミス
……
だめだ、このパーティー
172名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 14:00:34 ID:klXYHe9S
今更ながら思ったんだが
ヒースってギャルゲーの主人公にぴったりだな
ややひねくれ物でツッコミ体質、ピンチになるとかっこよくなる。
173名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 14:59:27 ID:JrDzIAOD
つまり、ギャルゲーのヒロインっぽいキャラでヒースを囲めばいいのか?
174名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 16:56:04 ID:idw5bW1x
そうか、さりげにチーム名まで韻を踏んでいるのか
175名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 17:19:56 ID:qT3oWZnl
>>171
不思議だ・・・・ヒースが一番マトモそうに見える・・・
176名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 17:22:09 ID:UF58ykzV
>173
幼馴染、妹属性はイリーナか。
他に委員長、めがね、ドジっ娘は?
177名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 17:26:01 ID:xhGfUwMj
眼鏡っ娘→アイラさん
委員長→ルーシィ(アイラさんも捨て難いけれども)


ドジっ娘→ノリーナw
178名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 18:00:36 ID:9SUAsvy4
ツンデレキャラが難しいな。
基本的に相手とセットになる属性だから他の小説やリプからは引っ張りにくいし。

つーかヒースがSWシリーズで一番ツンデレキャラな気も。
179名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 18:02:42 ID:CtWfJQCt
>176-177
クレアさんは(風紀委員n)イリーナと被るか・・・

世話焼きで絞まり屋だったりすると、マウナもそうなんだが
生活感というか所帯じみてるというか、あんましギャルって感じではないなあ

  ドジっ子というと某ラヴェルナさんが。
180名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 19:27:55 ID:ePrOQjRu
>>172 残念だがハーレムエロゲー主人公には、ヒースは悲しいかな体力が足りない。
せめて筋力と同じ16は欲しいものよ。


んと、やっぱり
イリーナ(妹幼馴染み)、マウナ(お姉さん)、メリッサ(お嬢様)、フェニックス(お姉さま)がいいな。
ソフト調教に弱そうなのばかり集まった。
181名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 20:39:54 ID:lHsUOvPR
凌辱、調教系エロゲ主人公は黒マロウな。
182名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 22:35:41 ID:XioyxTjl
>>178ツンデレはアンジェラさんで良いじゃないか。
183名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 00:20:28 ID:wV5USM9H
クレスポは女好きでノリの軽い(そしてモテない)
主人公の男友達
184名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 00:23:07 ID:LoqrNpCj
女の子情報とか持ってくる人?
185名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 01:09:59 ID:lyejv/lk
クレスポ「チェックだ!チェックぅ!」
186名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 02:36:08 ID:2fx9Angs
それ、何処の早乙女好雄?
187名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 02:49:46 ID:3TDfbjHi
リーシャ(姉弟子、人妻、初恋のお姉さん)
アネット(イリーナの友達、不幸)
カレン(元貧乏、金持ち)
ルーシィ(貴族のお嬢様、ドジっ子、敬語)
188名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 04:07:34 ID:lyejv/lk
なんだかんだで、けっこう華盛りなヘッポコ脇。
しかもヒースは、ヘッポコSS世界じゃ一人勝ちか、かなりの数相方にしてるな。
ペラペラはベルカナシャイアラの二大美人が強すぎるから、かな?
アイリも複数のお姉さんたちも名無しが多くて、イマイチ大事にされてない。
189名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 12:12:39 ID:T4GjNNMA
GM的に大事にされてるNPCはライオーだしなぁ
複数回シナリオ出てるという意味では、ライオーに次ぐのはバーゼルだし……
ミノのお姉ちゃんが再登場して依頼とか、ギルド紹介組が問題事持ち込むとかしたら話しふくらむんだが
190名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 13:14:50 ID:LoqrNpCj
女NPCで重要なポジションのキャラがいないからな。
村娘とか敵の魔術師とかばっか。
ファンドリア盗賊ギルド幹部のリズさんとか、
本来ならクレスポが食いつきやすいキャラなのに
若年性健忘症のせいですっかりギャグキャラだし、
ファンドリアで指名手配になるヘマやらかしたせいでもう会う機会無いし。

だからこそコルネリアとフェザーフォルクの少女に期待してたりする。
あと、レナさんと、スカウトした女魔術師は部下になって再登場するのだろうか?
191やっぱりシャイアラさんが好き:2005/12/11(日) 18:41:57 ID:uTN7jXVU
 いまリプレイ1話の女盗賊とブラックベルカナの話を書いてるんだが、
なんか無駄に長くなってる……(クライマックスで23K)。
 とりあえず明日の昼ごろに投下できると思うんですけど、長くても大
丈夫でしょうかー。ちなみに前のシャイアラ×ブラックベルカナで17k
ぐらいでした。
192名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 18:51:02 ID:LoqrNpCj
個人的には問題なし。
今回もやっぱりブラックですか?楽しみだ。
193名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 21:55:31 ID:lyejv/lk
>>189 藤澤GMの趣味がホモネタ寄りで、
クレスポ好みの可愛いキャラ美しいキャラを出すと
シャイアラとベルカナプレイヤーが霞むというか臍曲げる?
194名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 22:53:19 ID:yWStwm65
かわいいNPCが出ただけで臍曲げるPLって、どこの厨房だよ…
195名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 01:18:38 ID:zRMi/E+W
PLがバーゼルをコキオロス心理と、たいして変わらない。
かっこいい、可愛いのはPCの役♪ て事だね。
SSでマイキャラを出す時には、PCより有能高LVで美形で、なんてザラだ。
気にしない気にしない。
196名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 02:23:13 ID:SQ2gQDLc
>>190
ファンドリアで部下にした女魔術師再登場激しく希望!!
197名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 04:46:24 ID:zRMi/E+W
イリーナのイラストを見るとイリーナって、首輪してるんだよね。
チョーカーというには、あまりにゴツい。
あれをネタに何か浮かばないかな〜? と
ここしばらく、頭を捻ってたんだけど無理だった。
浮かぶヒト、ヨロシク。
198名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 05:27:29 ID:FxU7tunP
チョーカーか…
ネタとしては
 ・キスマーク
 ・ヴァンパイア
程度しか思い付かないな〜
199名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 05:29:54 ID:FxU7tunP
…あぁ
 ・古傷
 ・刺青
 ・変わった形状の痣
とかも在るか?
でも、公式設定をあまり壊さずにネタに使うなら、厳しいよな…
200名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 06:57:10 ID:iEP9VkGW
>195
…お前それ本気で考えてんならヤバいぞ。
201名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 14:11:50 ID:zeOJqdOc
これだけ住人がいるんなら、変な奴が一人くらいはいるさ。
構うな。
202名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 14:23:57 ID:bjTDzxxh
「はぁ……」
 何度目になるか分からない溜息をついて、女盗賊はぼんやりと虚空を見上げた。
 ロマール盗賊ギルドの地下牢に放り込まれてから、すでに一月が過ぎている。
 尋問にはすべて正直に答えたし、裁判なんてまどろっこしいものが盗賊ギルドにあるわ
けもなし、なんだってこんなに長いこと拘留されるのだろう――そう疑問に思って飯を
持ってきてくれる看守に尋ねたら、「あんたを捕まえた若いシーフが女には手荒な事はす
んなって煩くてな、そいつが意外とギルドの有望株なもんで対応にあぐねいてんのさ」だ
という。
 そんなこというなら、さっさと釈放してくれたらいいのに。黴臭い地下牢に閉じ込めら
れっぱなしでは、肉体的にはともかく、精神的に参ってしまう。
 仲間たちは別の牢に放り込まれているが、無事だろうか。看守は知らん、とそっけな
かったし、自分を捕まえシーフも”女は”と言っていたそうだから、彼女より酷い目に
あっている可能性は決して低くない。
 どうしてこんなことになってしまったんだろう。
「はぁ〜……」
 抱えた膝に額を押し付け、女盗賊は長い溜息をついた。
203名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 14:24:26 ID:bjTDzxxh
 彼女は元々はレイドの賢者の学院の生徒だった。だがそこの師匠が女好きで、言い寄ら
れて抵抗した際に誤って大怪我をさせてしまい、追放されてしまったのだ。その挫折が彼
女を不良にし、犯罪者へと貶めてしまった。
 裏通りの酒場で知り合った薄汚い身なりの小男から盗賊ギルドを紹介してもらい、一通
りの盗みの技や戦闘術を学んだ。そして2、3度簡単な仕事をこなし、気の置けない仲間
も出来て、それなりに順調な第二の人生に満足感を覚え始めたときのこと――

「ロマールでの仕事がある」
 小さな仕事を終えて、酒場でささやかな祝宴をあげていた彼女たちに、大柄な戦士風の
男が囁いた。一応顔見知りではある。以前盗賊ギルドに盗みの依頼を持ってきて、それを
彼女がこなしたことがあった。
「ロマール?」
 女盗賊は首をかしげた。なにゆえロマールでの仕事を、レイドの盗賊である自分に持ち
かけるのか。そもそもギルドを通さないで、直接自分に話を持ってくる意図がわからない。
 大男はさっと周りを見回し、聞き耳を立てているものがいないことを確認してから、話
を続けた。
「ギルドには知られたくない仕事なんだ。それに目当ての家はロマールのギルドに保護料
を払ってるから、どのみち掟を犯すことになる」
「ちょっ……なにいってるのよ、そんなヤバそうなの……」
「報酬は前金で2千、成功したら8千。合計で1万ガメルだ」
「――」
 女盗賊は耳を疑った。駆け出しの彼女には見たことも無いような金額である。危険だと
分かっていても、興味が湧いてしまったのは仕方が無いのだろう。
「そ、そんなに……でも」
「やる気があるなら、明日の昼ごろに街外れの廃屋に来てくれ。依頼主に会わせる」
 それだけ言うと、男はさっさと店を出て行ってしまった。
「ど、どうするんですか?」
「い、1万っていったら、2年は遊んで暮らせるぜ」
「話だけでも聞いてみましょうや。やばそうならお断り、ってことで」
 仲間たちも、1万ガメルの誘惑には勝てないようで、興奮した口調で囁きあっている。
 嫌な予感はする、だが虎の巣に飛び込まなければ虎の子供を捕まえることが出来ないの
も事実だ。
「……わかったわ。とりあえず明日いってみましょう」
204名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 14:24:57 ID:bjTDzxxh
 翌日、廃屋を訪れた女盗賊はすぐに自分の選択を後悔した。
 彼女たちを待っていたのは昨日の大男と、魔術師風の男、それから――
(ダークエルフ……)
 魔術師の傍らに無表情で立つ、黒い肌の女。学院の書物で学んだ知識によれば、ダーク
エルフは闇の神に従った邪悪な妖魔、精霊魔法や暗黒魔法にも通じた恐るべき暗殺者だ。
そんなのが依頼主なのだとしたら、この仕事は相当ヤバいことに違いない。彼女の3人の
仲間も、ダークエルフの知識は無いにしろ、相手の禍々しい雰囲気に飲まれてすっかり竦
みあがっている。
「あの……話はやっぱり……」
 話を聞いて後戻りが出来なくなる前に断ろう、そう思っておずおずと切り出そうとする
が、魔術師の冷たい視線に睨まれ、彼女は「ひっ」と言葉を飲み込んでしまった。
「ふん……素人に毛が生えたようなものではないか」
「ええ、まあ。ですが……」
 呆れたような魔術師の言葉に、大男がこそこそと耳打ちをする。聞き耳を立てた女盗賊
には、彼が「丁度いい」とか「どうとでもなる」と言っているのが聞き取れた。まるで自
分たちを使い捨てにでもする様な会話だ。
(なんでこんなことに……)
 ちょっと欲を出したせいで、とんでもないことになった。
 泣きそうになるのをぐっと堪え、どうにかこの場を無事に切り抜けられないかと思考を
めぐらせていると、
「いいだろう。お前たちに頼むことにする」
 魔術師がそう言った。
「え、や、その……」
 断りたいし聞きたくない。そう思うのだが、魔術師は構わずぺらぺらと話を続ける。
「お前たちに盗んできてほしいものは<うろこの仮面>という魔法の道具だ。ロマールの
ある商家に飾られている」
「調べではそれほど厳重な警備は無い。ギルドに保護料を収めているという油断だな。そ
こが付け入る隙だ」
 大男が言葉を引き継ぐ。
「そ、それを盗んでくれば、いいだけなんですか?」
 意外なほどあっけない依頼に、女盗賊は恐る恐る聞き返した。
 緊張すると敬語になってしまうのは、学院の生徒だったころの名残だ。不良と化して家
出はしたものの、もともとの育ちは悪くないのだ。
「ああ。お前たちのような素人に多くは望まん」
 一言余計だ、と思いつつも、実際に下っ端である彼女には言い返すこともできない。
「でも、やっぱり……ギルドに内緒というのは……」
「安心しろ。うまい作戦がある」
 大男がにやっと笑う。腕は立ちそうだが、頭は決してよいように見えない男の作戦に、
どれほど信頼が置けるものか。
 女盗賊が悩んでいると、苛立たしげに魔術師が杖で床を叩いた。
「別に断っても構わんぞ。ただし、話を聞かれたからには生かしては返さん」
 くい、と魔術師が顎をしゃくると、ダークエルフが一歩前に進み出た。その手が腰の獲
物に伸びる。女盗賊は慌てて手を振った。
「ひぃっ! や、やります! やらせてくださいっ!」
 ダークエルフとやりあったら、万が一にも勝ち目は無い。もはや従うしかなかった。
205名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 14:25:25 ID:bjTDzxxh
 <うろこの仮面>は水中で呼吸が出来るようになる道具だ。そんなものを盗んでどうす
るのか。湖底に沈んでいる遺跡でもあるのだろうか。
 元魔術師として多少の興味はあったが、そんなことを聞いて依頼主の怒りを買っても面
白くない。女盗賊は大人しく自分の仕事に専念することにした。
 仕事自体は簡単だ。スミスという豪商の屋敷に忍び込んで、仮面を盗み出す。万が一に
供えて数千ガメルほどの貨幣も鞄に詰め込んだ。見つからなければよし、見つかった際に
は似た容姿の人物にガメル入りの鞄を押し付け、官憲や盗賊ギルドの目がそちらにいって
いる間にロマールを脱出するのだ。どちらにしろ、オラン辺りまで逃亡し、もう二度とロ
マールの地を踏むことは出来ないだろう。
 とりあえず仕事は半ばうまくいった。仮面は盗み出せたし、姿を見られたものの、大男
の策に従い、コロシアムの前にたむろっていた連中に罪を擦り付けられた。あのエルフの
女性には悪いが、冤罪だということはすぐに分かるだろうし、そんなに酷い目にはあわな
いだろう。あとは仲介人の大男と接触し、さっさと街を脱出すれば終わりだ。
206名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 14:26:04 ID:bjTDzxxh
「まったく……本当に素人だな、おまえらは」
 青ざめて震えている女盗賊に、剣に付着した鮮血を拭いながら、大男が罵声を浴びせる。
彼の足元には乞食風の男が横たわっていた。背中の切り傷からはだくだくと血が溢れてい
る。呻き、身悶えているが、放っておけば死に至るだろう。
「尾行にも気づかず、しかも自分たちのねぐらまでご丁寧に教えてやるとは……」
「ご、ごめんなさい……」
「にしても、さすがはロマールだ。ギルドの動きが早い……のんびりとはできんな。今日
にも街を出るぞ」
 すたすたと歩き出した大男に、女盗賊が声をかける。
「ちょ、ちょっと待ってくださいっ、このままじゃこの人……」
「ああ、そうだな……放っておいても死ぬだろうが、念のために止めを刺しておくか」
「や、やめてっ」
 大男が、一度収めた剣の柄に手をかける。その腕を女盗賊は必死で掴んだ。
「こ、殺すなんてあんまりです! 盗みだけって言うから――」
「騒ぐなっ、人が――くそっ」
 いくつかの足音が近づいてくる。大男は女盗賊の手を振り払い、逆に彼女の細い腕を掴
んで、アジトの方へと走り出した。
207名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 14:26:32 ID:bjTDzxxh
 その後は散々だった。アジトを襲ってきたのは、女盗賊が罪を擦り付けた連中だった。
抜け道から逃げ出そうとしたら回りこまれ、スリープクラウドで眠らされ、目が覚めたら
今度はシーフのムチに絡め取られてしまった。
「これが魔法の発動体ですわね。いいものを手にいれましたわ」
「ふぅーん。ベルカナもこんな風に笑うんスねぇ」
「盗賊ギルドのおでましだー! 神妙にしろー!」
「このタイミングはご都合っスよー!」
「ベルカナ、指輪隠しちゃえ」
「そうしますわ」
「あ、こら! そこ! 犯人の持ち物は全部ギルドで没収だ!」
「ちっ――ですわ」
 そんなこんなで女盗賊は捕まってしまった。
208名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 14:27:05 ID:bjTDzxxh
 尋問にはすべて正直に答えた。ダークエルフの報復は恐ろしいが、抵抗すれば酷い拷問
を受けて結局吐くことになる。素直に協力したせいか、それほど手荒い扱いは受けず、尋
問はわずか3日ほどで終わった。
 ちょっと変わったことといえば、尋問が終わった次の日、3人の男たちに小さな部屋に
連れて行かれ、衣服を脱ぐように強要された。
 犯される――そう思ったが、逆らえるはずもなく、震えながら彼女は服を脱いだ。男た
ちに言われるまま、ベッドにうつぶせに横たわる。
 ベッドは四隅に鉄の棒が生えていて、皮製の枷が鎖で繋がっていた。男たちは慣れた手
つきで、女盗賊の手足に枷を嵌めていく。
「やっ、やめてっ、抵抗なんかしないから、ひどいことしないで……」
 見ず知らずの男たちに犯されるのはイヤだが、拷問じみた真似をされるのはもっとイヤ
だ。ムチだの蝋燭だの、痛い思いをするくらいなら、大人しくセックスの相手になったほ
うがいい。
「お願いっ、なんでも言うこと聞きます――むぐっ」
 だが男たちは女盗賊の懇願に耳を貸さず、その口をボールギャグで封じてしまう。変態
プレイの生贄にされるのは間違いない――女盗賊は震え上がった。
 枷に繋がれ、四肢を四方に引き伸ばされるようにして、ベッドに横たわる女盗賊。長く
美しいプラチナブロンドの髪、自重で押しつぶされ、ほんのわずか体の脇にはみ出してい
る豊かな乳房、くびれた腰のライン、ぷりっと突き出たヒップ、経験の浅いピンク色の秘
部――豊満だが意外なほど初々しい女盗賊の肢体に、男たちの視線が突き刺さる。
(怖い、怖いよぅ)
 涙をこぼしながら、女盗賊は震えた。犯される。しかも、物凄い酷いことをされるに違
いない。盗賊なんて擦れた商売をやる以上、ある程度の事は覚悟していた。それでも、実
際に捕まって裸に剥かれ、拘束され、複数の男たちの前に晒される恐怖というのは計り知
れないものがある。
 がたがたと震えている彼女の背中に、男たちのごつごつした手が触れた。女盗賊が緊張
に体を硬くする。だが男たちの次の行動は、彼女の予想を完全に裏切っていた。
 ものさしで、彼女の背中の毛の長さを測り始めたのだ。
(なっ、なに?)
 ワケが分からない。ゴツイ指のわりには驚くほどの器用さで、摘めるほども無い彼女の
背中の毛を丁寧に測りとっていく。
 くすぐったさに身じろぎすると、二人の男が彼女の体を押さえつけた。それでまた恐怖
がぶり返したが、やはり男たちは毛の長さを測るばかりで、胸や尻には触れようともしな
い。
209名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 14:27:33 ID:bjTDzxxh
(なに、なんなのっ?)
 常識を超えた男たちの行動に、別の恐怖がわきあがる。女の裸を前にして、目の色を変
えることもなく黙々と背中の毛の長さを測る男たち。不気味すぎる。
 1時間も過ぎただろうか、何本もの毛の長さを測定し終えた男たちは、記録した羊皮紙
を厳重に包むと、女盗賊の戒めを解き放った。それから服を着せられ、再び地下牢へと戻
されてしまう。
(……なんだったの?)
 狐につままれたように呆然とする女盗賊だったが、結局それが何の意味を持つのか、教
えられることは無かった。
210名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 14:31:45 ID:bjTDzxxh
「――ん」
 いつの間にかうとうとしていたらしい。
 女盗賊は顔を上げた。少し頭がぼうっとする。
 ぼんやりと視線を彷徨わせて、鉄格子の前に人が立っていることに気付いた。
 人影は二つ、見慣れた看守と――もう一人は、可愛らしい少女だ。冷たい目でこちらを
じっと見下ろしている。彼女の顔には見覚えがあるが――
「あなたは……あのときの」
 思い出した。アジトに乗り込んできて自分を捕まえた魔術師の娘だ。だがいまさら何の
用があってこんなところまで来たのだろうか。
「あら、覚えていてくれたんですの? 私は今日ここに来るまで、貴方の顔なんか忘れて
いましたけど」
 少女が薄く笑う。その笑顔に、女盗賊は体を震わせた。凍えるような冷たさ、なのに瞳
の奥には煮えたぎるような憎悪が潜んでいる。まともな人間の見せる表情ではない。すく
なくとも、自分を捕まえに来たときの彼女は、歳相応の笑顔を見せていたはずだが。
「な、なんの……用?」
「ふふっ……考えてみれば、仕返しはまだでしたわ」
 女盗賊の問いに答えるというよりも、楽しいことを思いついた、といったように少女が
呟く。
「し、仕返し?」
「ええ。貴方たちを捕まえたのは、あくまでも身の潔白を証明するためとギルドの依頼で
すから。罪をかぶせられたことへの仕返しは、また別がよろしいですわ」
211名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 14:34:05 ID:bjTDzxxh
 看守が鍵の束を取り出し、鉄格子の扉を開けて中に入ってきた。怯える女盗賊の腕を掴
み、引きずるように牢の外へ連れ出す。少女が歩き出し、看守がその後をついていく。
「っ、いたっ、自分で歩きますっ」
 女盗賊は抗議の声を上げるが、看守は意に介さず、彼女の腕を引いていく。
 辿りついた突き当りの扉を少女が開けると、看守が突き飛ばすように女盗賊を部屋の中
に押し入れた。バランスを崩し、冷たい石畳の床に倒れこむ。
「つ……」
 打ち付けた膝の痛みに呻きながら体を起こし――女盗賊は息を呑んだ。
 ランタンの明かりに照らされた広い部屋には、三角木馬やムチ、蝋燭といった、女性を
責め立てる為の器具が所狭しと置かれている。雰囲気は拷問室、というよりも奴隷の調教
室か。そんなところに連れてこられたということは、つまり――
 呆然と眺めていた女盗賊を、看守が背中からのしかかるように押さえつけた。慣れた手
つきで彼女の両腕を背中で縛り上げる。
「つっ――なに、なにするのっ」
「さっきも言ったでしょう? 仕返し、ですわ」
 少女が冷たく笑う。それからいくつかある拷問器具を見渡し、「あれがいいですわ」と
呟くと、三角木馬の方へとことこ歩いていった。
「んっ、重いですわね」
 ずりずりと部屋の真ん中の方まで三角木馬を引きずり出し、少女がほうっと息を吐いた。
その様子を震えながら見ていた女盗賊だったが、看守が彼女の体を軽々と持ち上げたとこ
ろで、ようやく悲鳴をあげた。
「いやあああ! やめてっやめてぇ!」
 脚をばたつかせ、体をよじり、必死で看守の手から逃れようとする。だが看守のごつい
腕は彼女の細い肢体をがっちりと掴み、逃さない。
「いい声で泣いてくださいな」
「いやっ、いやあああ!」
 看守が無造作に女盗賊の体を三角木馬に乗せた。布越しに鋭角の先端が股間に喰い込む。
「ひ――ぎっ――」
 敏感な場所への痛みに、女盗賊は半ば無意識に内股に力を入れた。ふとももで木馬を挟
み、腰を浮かせるようにして自分の体を支える。
「うっ、ううー……」
 魔術師も盗賊も、力仕事とは縁が遠い。彼女の筋力で自重を支え続けるには限界がある。
ものの5分もしないうちに、再び木馬の鋭角が女性器を抉るだろう。
212名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 14:35:08 ID:bjTDzxxh
「お、お願い、おろして……」
「だめですわ。ちゃんと堪能していただきませんと」
 そう言うと、少女は部屋の隅から鉄球つきの足枷を二つ持ち出してきた。人の頭ほども
ある大きさの鉄球だ。重しとしては十分すぎるだろう。
「そ、そんなの、なにするんですかぁ!」
「見て分かりません? これを今から、貴方の足に付けて差し上げますわ」
「ひっ……や、やめてくださいっ、そんなのつけたら死んじゃう――」
「死にはしません。でもあそこはズタズタになるかもしれませんわね」
 さらりと言い捨て、少女は女盗賊の脚に枷を取り付けた。ずしりとした重みが、左右の
脚を引っ張る。
「――っ!」
 歯を食いしばり、増大した重力に逆らう。だがもとより不自然な体勢だ。努力の甲斐な
く、木馬を押さえる大腿はずるずると下がって行き、鋭角が下着越しの割れ目へぐいぐい
と喰い込んでいく。
「あっ――ああああああっ!」
 敏感な花弁を完全に抉られ、女盗賊は悲鳴をあげた。
 自分の体重と重りの全てを、鋭い木馬の先端に押し付けた女性器一つで支えている格好
である。生半可な痛みではない。全身に玉のような汗が浮かび、視界が涙でにじむ。
「ひぐっ、おねがいっ、おろして、おろしてぇ!」
 女盗賊の悲痛な訴えにも耳を貸さず、少女は壁にかけられている鞭を手に取った。
「貴方はたしか、クレスポさんの鞭で絡め取られてしまったんでしたわね。鞭がお似合い
ということにいたしましょう」
 サディスティックな笑みを浮かべ、少女が鞭をしならせた。ぴしん、と高い音が床を打
つ。それだけで女盗賊の心が砕けた。
213名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 14:35:44 ID:bjTDzxxh
「いやあああああああああああ! 助けてっ、たすけてぇ!」
 狂ったように泣き叫び、少女から逃げようと必死で脚をばたつかせる。当然股間への食
い込みが酷くなり、悲鳴をあげ、激痛から逃れようとさらに必死で体をゆする。悪循環に
陥っていることにも気付かず、女盗賊は木馬の上でもがき続けた。
 そんな滑稽な姿をくすくす笑いながら、少女は女盗賊の背中に鞭を打った。容赦なく放
たれた一撃が、薄手の黒い衣服を引き裂き、その下の柔肌に鮮血を滲ませる。
「あああああああああああっ!」
「あら、ちょっとやりすぎましたわ。加減が難しいんですのね」
 再び鞭が唸り、むき出しの大腿に当たった。びしっと皮膚が裂け、細かな肉片と赤い雫
が石畳に飛び散った。
「ひぎぃぃぃぃっ! いやっ、いやああああああ!」
「むーっ、納得いきませんわ。クレスポさんにうまくできて、なぜ私には扱えません
のっ」
 ぴしぃっ!
「あづっ!」
 加減の効いた一撃が、女盗賊の腕に赤い線を走らせる。少女は満足げに頷くが、女盗賊
にしてみれば、痛いことに代わりは無い。
214名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 14:36:05 ID:bjTDzxxh
「ふう。難しいですけど、丁度いいですわ。あなたに練習台になっていただきます」
「いっ、いやあああっ!」
「それっ」
 ぴしぃ!
 ぱしぃ!
 少女が微妙に力加減を変えながら、女盗賊の体に鞭を降ろす。強すぎて衣装ごと肌が裂
けることもあれば、うまく痣を残す程度ですませることもあった。どちらにしろ、木馬の
上で鞭打たれる女盗賊にとっては拷問以外の何ものでもない。
「ひぐっ、うう……お、お願い、もう許してくださいっ……こ、これ以上されたら、死ん
じゃう……」
 ぐったりと木馬にもたれるように前かがみになった女盗賊が、息も絶え絶えに訴える。
服はあちこちが引き裂かれ、白い肌は鮮血と蚯蚓腫れの跡に埋め尽くされている。木馬が
ぎっちりと喰い込んだ白い下着にも、赤い染みが広がっていた。
「あと一回ですわ。多分、完璧にコツをつかめた気がしますの」
「うっ……あ、あと、一回……?」
「ええ。あと一回だけ。それで今日は終わりにしますわ」
 終わり――あと一回で終わり――その言葉が、絶望の淵にあった女盗賊の心を幾分か癒
した。あと一度だけ我慢すれば解放してもらえる、そんな甘い考えが彼女を支配する。当
然、『今日は』という言葉の意味など、考えている余裕は無い。
「ううっ……」
 観念し、うなだれた女盗賊の背中に、ぴしっと綺麗な鞭が入った。衝撃で体がゆれ、木
馬が股間へとぎりぎり喰い込む。その痛みと、これで終わりだという開放感が交じり合い
――
 しゃああああああ……溢れた出した暖かな液体が木馬を伝い、床に染みを広げていく。
ほかほかと湯気を上げるそれを見たのを最後に、女盗賊は意識を失った。
215名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 14:36:47 ID:bjTDzxxh
 翌日も、少女は牢へやってきた。
 全身包帯だらけ、衣装もずたずたのままの女盗賊を再び調教室へと連れ込む。
「どうして……」
「はい?」
「どうしてこんな酷いことをするんですか……?」
 抵抗しても無駄――たった1日でそんなことを悟り、女盗賊は諦めの浮かんだ顔で、三
角木馬を用意する少女に尋ねた。
「酷いのはそちらですわ。私たちに罪をなすりつけたでしょう? 危うく晒し首になると
ころでしたわ」
「……」
 言い訳は出来ない。まさか罪をかぶせた相手が、ギルドの体面のために見せしめにされ
るとは考えが及ばなかった。そのときの少女たちの恐怖を思えば、自分への憎しみが強く
ても仕方が無いのかもしれない。
「ごめん……なさい……」
「謝らなくても結構です。その分は昨日お返しいたしましたので」
 少女がさらりと答える。
 昨日のように、看守が女盗賊の腕を縛り上げ、体を持ち上げる。
「じゃ、じゃあ、今日は――」
「今日からは、正式に調教させていただきますわ」
「ちょ――」
 調教?
 おぞましい言葉に女盗賊が目を見開いた。
「申し送れました。わたし、ベルカナといいます。昨日からロマール盗賊ギルドの女性奴
隷の管理を担当することになりましたのよ」
「ど、奴隷って、そんな――」
 女盗賊を抱えて、看守がゆっくりと三角木馬の方に近づいていく。
「当然ですわ。あなた、本当ならギルドに逆らった愚か者として晒し首ですわよ? 命が
つなげるだけありがたいと思いなさい」
 それは――それはそうだけど、でも――
 言い返す言葉も見つからないまま、女盗賊の体は三角木馬に乗せられた。癒えきってい
ない女性器に、再び鋭い先端がぎりぎりとめり込む。
216名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 14:37:27 ID:bjTDzxxh
「あっ、ぐっ……」
 歯を食いしばり、必死で痛みに耐える。今日は重りは無い。足で踏ん張れる分、まだな
んとか悲鳴をあげずにすむ。それもいつまで持つか――
 不意に、ノックの音がした。
「きましたわね」
 ベルカナが返事を返すと、扉が開いて別の看守が入ってきた。その後に、ロープで繋が
れた3人の男たちが続けて部屋に入ってくる。
「ああっ!」
 男たちの顔を見て、女盗賊は声を上げた。
 同時に、男たちも女盗賊を見つけて息を呑む。
 彼らは女盗賊の仲間たちだった。共に囚われ、今まで安否が分からなかったが、どうや
ら無事ではあったらしい。
「感動の再会ですわね」
 ベルカナが可笑しそうに笑った。
「ど、どうして……っ」
「どうしてでしょうね? まあ、ギャラリーがいようがいまいが、同じことですわ」
 ぴしぃ、とベルカナが鞭をしならせる。
「ひっ……」
 その音に、昨日の拷問が脳裏をよぎる。傷も癒えきっていない体に打たれたら、どんな
ことになるか。
「や、やめてください……おねがい、鞭は許して……」
「だめですわ」
 冷たく言い放ち、ベルカナが鞭を振るった。皮の鞭が高い音を立てて女盗賊の背中を打
つ。
「ひぎぃっ!」
 じんわりした痛みが走る。2発、3発と、続けざまに鞭が振り下ろされ、女盗賊は悲鳴
をあげた。
「どうですか? そろそろ鞭が快感になってきたのではなくて?」
「そ、そんなこと……」
 とっさに答えたが、しかし――女盗賊は心の中でだけ首をかしげた。昨日よりも痛みが
少ないような気がする。昨日の肌を切り裂く激痛に比べれば、今日のは平手で打たれてい
るようなものだ。
 ベルカナの鞭を振るう腕が上達したのだろうか。だがそれだけではないような。
 疑問に思っている間にも、ベルカナの容赦ない一撃が加えられる。
217名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 14:38:25 ID:bjTDzxxh
「あぐっ、ひはぁ……」
 じわじわと広がる痛みに、女盗賊が呻く。ベルカナは満足げに頷いて、彼女の背後に近
づいた。
「ふふっ。こちらの痛みも、多分それほどではないでしょう?」
 木馬が喰い込んでいる秘部に、ベルカナが指を這わせた。細い指が下着越しに肉芽を擦
る。ぞくっとする快感が、女盗賊の背筋を走りぬけた。
「あっ……く」
 漏れそうになる甘い声を噛み殺す。
 確かにベルカナの言うとおり、性器に突き刺さる痛みも、昨日に比べれば穏やかなもの
だ。重りが無いとしたって、これほど違うことは無いだろう。
「それがマゾヒスト、というものですわ」
 女盗賊の耳に息を吹きかけるように、ベルカナが甘く囁く。
「ま、マゾ……?」
「ええ。あなたは拷問されて喜ぶ変態ですのよ」
「そ、そんなこと……」
 ぴしぃっ!
 女盗賊の言葉を遮り、豊かな乳房に鞭が振り下ろされる。
「あぐっ!」
「そんなに痛くないでしょう?」
 たったいま鞭打ったばかりの胸に、ベルカナが手を伸ばした。昨日の拷問で引き裂かれ、
白い乳房がこぼれ見える服の上から、そっと撫で回す。
「んっ……!」
 じんじんと痛む箇所を優しくさすられ、女盗賊は息を漏らした。不思議と痛みが和らぎ、
落ち着いた気分になる。
「気持ちいいでしょう?」
「……」
 見透かされたような気がして、女盗賊は唇をかんだ。
 ベルカナは彼女の乳房を丁寧に揉みしだきながら、もう片方の手を再び股間に伸ばす。
218名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 14:38:49 ID:bjTDzxxh
「あ、やめっ……」
 ベルカナの指先がクリトリスに触れた。下着越しの甘い感覚がじわりと広がる。だが割
れ目には三角木馬の凶悪な刃が突き刺さってもいる。痛みと快感、その二つに同時に責め
立てられ、女盗賊は苦痛の呻きとも嬌声とも取れない声を漏らす。
「んっ……はうぅっ……」
「ふふ。認めてしまいなさい。認めてしまえば、楽になれますわ」
 昨日の拷問で引き裂かれ、塞がったばかりの傷口をベルカナの指先が軽く引っかく。ぴ
りっとした痛みが走るが、すぐにそれは優しく撫でる手のひらに癒されてしまう。
 同時にクリトリスへの責めも続いている。指で摘まれ、転がされ、こすられ、その刺激
に、木馬がぎちぎちと喰い込んでいるはずの膣から愛液が溢れ出す。
 状況の異常さもあいまって、女盗賊の感覚は狂い始めていた。もはや何が痛いのか、何
が気持ちいいのかが分からない。言われてみれば、鞭打たれた傷のじんじんとした痛みや、
あそこに喰い込む木馬の鋭い痛みも、ぞくぞくするような快感なのかもしれない。
 ためしに女盗賊は自ら腰を動かした。鋭角が股間をする、その痛みがクリトリスへの刺
激と共にじんわりと広がる。
「ぁはっ……あっ……」
 堪えきれず、女盗賊は甘い吐息を吐き出した。
 ベルカナは愛撫の手を休めず、彼女の耳元に唇を寄せた。
「気持ちいい?」
「は、い……」
「三角木馬にあそこを抉られるのは?」
「あそこが、痛くて……でも……」
「鞭を打たれるのは好き? もっと叩いてほしい?」
「う……は、はい……いいです……もっと叩いて……」
「ふふ。えらいですわ」
 ベルカナが女盗賊から離れ、再び鞭を振り下ろした。
 びしっ、びしぃっ!
 何度となく振り下ろされる鞭が、女盗賊の肌を打つ。だが昨日ほどの痛みも無いそれは、
むしろ心地よくさえある。
「あうっ、ふああっ、痛いっ、痛いぃっ」
 痛い、といいながらも、その声には艶があり、身悶える体もどこか淫靡だ。実際、溢れ
出る愛液は下着に染みを作るだけでは収まらず、木馬や大腿を伝って滴り落ちているのだ
から。
219名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 14:42:57 ID:bjTDzxxh
「り、リーダー……」
 ぼそっという呟きに、女盗賊ははっと目を見開いた。
 すっかり忘れていたが、彼女の仲間たちが見ているのだ。その目の前で、こんな痴態を
晒すなんて――
「いっ、いやっ、見ないで!」
 女盗賊の声に、食い入るように見つめていた男たちが慌てて顔を背ける。ベルカナは小
さく舌打ちし、鞭を打つ手を止めて女盗賊に歩み寄った。
「見てもらいなさい」
「そんなっ……」
「あなたの仲間でしょう? あなたの本当の姿を見てもらわなくて、どうするのですか」
「い、いやっ……」
「本当は見てもらいたいくせに」
「な、なにを……」
「見てほしいんでしょう? 三角木馬に跨って、鞭打たれて、あそこをびしょびしょにし
てる変態の姿を、たくさんの人に見てほしいんじゃないのですか?」
 ベルカナの言葉責めに、女盗賊の背筋がぞくぞくと震える。恐怖のためか、それとも別
の感情のせいなのだろうか。
「あなたたち」
 ベルカナが男たちの方に声をかける。
「しっかり目を開いて、彼女の淫らな姿を見てくださいな。そうしないと……この女を、
刃物付きの処刑用三角木馬に跨らせますわよ」
「――っ」
「や、やめろぉっ!」
 男の一人が悲鳴のような声を上げた。
「ちゃんと彼女を視姦しますか?」
「う……うう、わかった」
「よろしい」
 にっこり笑って、ベルカナは再び鞭を手に取った。
「す、すまねぇリーダー」
「許して下さいっ……」
 口々に謝りながら、男たちが女盗賊を涙目で凝視する。
220名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 14:43:25 ID:bjTDzxxh
(い、いやぁ……)
 見られている。
 鞭打たれ、喘ぎ声を上げながらあそこを濡らす姿を見られている。
 彼女が盗賊になってからの知り合いである以上、それほど長い付き合いというわけでは
ない。それでも彼女を慕って集まってきた仲間だ。生死を共にし、苦楽を分かち合ってき
た。それなのに――
「ふふっ、見られてますわよ。あなたの大事な仲間に、あなたが恥ずかしいおつゆをこぼ
してる姿をばっちり見られてますわ」
「うっ……うう……」
 嘲るような言葉に、女盗賊は硬く目を閉じた。せめて見られているということだけでも、
意識の外に押し出してしまいたい。なのに、ベルカナは彼女のあごをつまんで、男たちの
方へと顔を向けさせる。
「貴方も目をそらさずに、しっかり御覧なさい」
 言われるまま、恐る恐る目を開けた。
 男たちは――顔を赤くし、熱を帯びた目つきで彼女の方を見つめていた。さきほどまで
の恐怖や申し訳ないという気持ちは、もう感じられない。あれは間違いなく、牝を求める
飢えた男の目だ。
「あ……ああ……」
 女盗賊の視線が下がる。男たちの股間のあたりが、むっくりと盛り上がっていた。鞭打
たれて悶えている自分を見て、興奮している――彼女の体の芯が、じくんと疼いた。
「ふふ……あの人たち、あなたを見てあんなになっていますのよ。嬉しいでしょう?」
「そんな……」
「体の内が熱いでしょう。恥ずかしい、という感情が貴方を興奮させているのですわ――
貴方たち」
 ベルカナが男たちに呼びかける。
「自慰をなさってけっこうですわ」
「なっ――」
 戸惑ったように顔を見合わせる男たちに、ベルカナが続ける。
「一月も牢に閉じ込められて、相当溜まってるでしょう? どうしてもしたくない、とい
うのなら構いませんけど……こんな美しい女性が痴態を見せていらっしゃるのですから、
素直になるのが礼儀というものですわよ。それとも貴方たちは彼女があまりお美しくない
とお考えかしら?」
 ベルカナの甘言に初めの内こそ躊躇っていた男たちだったが、半ば自棄になったように
一人がペニスを取り出すと、他の二人もそれに習った。木馬の上の女盗賊に熱っぽい視線
を送りながら、自らの手で扱き始める。
221名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 14:43:53 ID:bjTDzxxh
「もう……やだ……」
 女盗賊の目から、ぼろぼろと涙が零れ落ちる。
 仲間たちの晒し者になったあげく、オナニーのおかずにされる――これ以上に無い屈辱
だ。なのに、
「熱いでしょう?」
 体の内が熱い。ベルカナはそれが快感なのだという。自分が変態であることは確からし
いのだから、それだって本当のことなのだろう。
「仲間が貴方を見て自慰をしてますわ。ほら、あんなに激しく……貴方のいやらしい姿に
興奮してるんですわよ。嬉しいでしょう? ゾクゾクするでしょう?」
「……は、い……嬉しいです……見られて、ゾクゾクします……」
「ふふっ。まるで雌犬ですわ」
「ううっ……はい、私は、雌犬ですっ」
 いまさら、なにを言ってもいいわけにしかならない。女盗賊は全てを諦めた。
 ベルカナの言うとおりだ。自分は鞭打たれて悦ぶ変態で、大事な仲間の慰み者になって
悦んでいる雌犬だ。
「雌犬には、きちんと躾をしなくてはいけませんわねっ」
 ベルカナが鞭を振るう。女盗賊は嬌声を上げた。もう守るべきものなど何も残っていな
い。鞭の痺れるような痛みも、三角木馬の苛烈すぎる刺激も、今の彼女にとっては快感で
しかない。
「ひぃっ、いいですっ、もっとぶってぇ、あそこをめちゃくちゃにしてくださいぃっ」
 痛い、痛い――もっと痛く、もっと叩いて、もっとアソコに喰い込ませて――女盗賊は
苦痛に甘く喘ぎ、秘芯に喰い込む木馬の上で身悶えた。息は荒く、顔は涙とこぼれた唾液
でぐちゃぐちゃだ。全身を大粒の汗が流れ落ちていく。溢れる愛液は白い下着を股間に
べっとりと貼り付け、さらに伝った雫が木馬の端からこぼれて、床に染みを広げていく。
「貴方たちも、もっと近くで雌犬を観察なさいっ」
「はっ、はぁあっ……!」
 だらしなく口を開け、それこそ犬のように荒く息を吐きながら、男たちが女盗賊の周り
に群がる。彼らが絶頂を迎えるのも近いようだ。そして彼女も。
「これでイきなさいっ、雌犬!」
 バシィィィン、と一際強く打ち付けられた鞭に、女盗賊は弓なりに背をのけぞらせた。
「あっ――ああああああああああっ!」
 苦痛がもたらす快感に、びくっと体が痙攣し、それから開放感にも似た筋肉の弛緩が広
がる。
 ――ぷしゃああああああああ!
 悲鳴と共に、黄金色の暖かな液体が派手に迸った。殆ど同時に、男たちも果てる。「あ
ううっ」と情けない悲鳴をあげて、一月以上溜めた濃厚な白濁液を女盗賊の肢体にぶちま
けた。
 どぷっ、どびゅるっ!
 降り注いだ精子が、女盗賊の綺麗な髪や顔、豊かな胸元やむっちりしたふとももを汚す。
どろどろの体液は糸を引き、重力に従って蚯蚓腫れの浮かんだ彼女の体を流れ落ちていく。
 酷い臭いと、粘つく感触。だが、仲間たちが自分への欲情の果てに吐き出したものだと
思うと、それさえも愛おしく感じられる。
「は、ぁ……みんな、大好き……」
 唇に垂れた精液を舐め取り、口の中いっぱいに広がる饐えた臭いに酔いながら、女盗賊
はゆっくりと意識を失った。
222名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 14:44:21 ID:bjTDzxxh
 看守に後片付けをまかせ、ベルカナは調教室の外へ出た。
「見事なものだな」
 入り口の脇に立っていた男が、無感動に声をかけた。ベルカナが足を止めて男を半眼で
睨む。
「覗き見ですの? ギルドの幹部様はお暇な上にお行儀が悪いのですね」
「タネを教えてもらいたいな」
 ベルカナの悪態にも慣れているのか、男――バーゼルは涼しい顔のまま尋ねた。
「気付かれないようにプロテクションをかけてましたの。鞭の加減もありますけど。後は
うまく心を騙してあげればいいだけですわ」
「君は詐欺師の才能もあるようだ」
「どうも」
 そっけなく言い、ベルカナはすたすたとその場を立ち去った。背中にバーゼルの視線を
感じなくなったところで、小さく舌を鳴らす。
(やはり監視してましたのね。余計なことを言わずに正解でしたわ。あの方をベルカナ派
に引き入れるのはまた今度ですわね。可愛そうですけど……しばらくは調教師としての足
場を確保しなくてはなりませんし)
 バーゼルへの叛意を胸に秘め、ベルカナはギルドを出た。特に予定も無いのに、脚は自
然とアイリが働いている冒険者の店へ向う。あそこに行けば――
(……)
 慣れない鞭を振り回し、慣れない言葉を使ったせいで、体も心も疲れきっている。こう
いうときになぜか頭に浮かぶのが、女好きのひ弱な盗賊の顔だったりする。多分、ボコボ
コにするなり罵倒するなりして、ストレスを発散しろ、という本能の訴えなのだろう。
(はぁ……)
 あのバカのことを考えていると、精神的な疲れは紛れるが、だんだんイライラしてくる。
ベルカナは思考を切り替えた。彼女には成すべきことがある。
 まずはギルドでの地位を確保すること。そのうえで、捕虜の背中の毛を測るなどという
馬鹿な体制を打ち砕く。今はそのための手駒が必要だ。利用できるものならば、例え仲間
であっても容赦はしない。そうして最後には自分が、ロマールの盗賊ギルドを支配するの
だ。
(……狂ってますわね)
 ベルカナが自嘲する。アレクラストでも最大の規模を誇る盗賊ギルドで、こともあろう
にクーデターを画策している。うまくいく確率は低いだろう。そもそもそんなことに意味
など無いのだ。命を無駄にしている。
(でも――)
 それしかないのだ。
 あの人形好きの愚かな魔術師に萌えた後にされた今、すべての夢を打ち砕かれ、何ひと
つ手に入れることが出来なくなった今は、それくらい馬鹿馬鹿しく大きな目標でもなけれ
ば、生きていけない。笑うことすら、出来なくなってしまう。
「ふふっ……うふふふふ……」
 楽しくも無いのに浮かぶ微笑が、なぜか酷く、悲しかった。
223名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 14:56:08 ID:bjTDzxxh
というわけで>77-84の続きとゆーか、そんなものを書いてみました。
「俺のリプレイ1話の女盗賊はこんなキャラじゃないやい!」という方はスミマセン……
次はレナちゃんの細くてごつごつしたものをカキたいと思ってます。
「俺のレナちゃんはこんな(r」という方は(r
224名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 15:03:33 ID:mqw+hjCU
ブラックベルカナ、乙!
225名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 21:30:20 ID:hH7WwTvr
乙です。いいもの拝ませて頂きました。
それにしても背中の毛には笑わせて頂きました。
あと、ベルカナ本人も気付かないクレスポへの思いもいい雰囲気を醸し出してて良かったです。

個人的趣味デハ女×女ナラバモチットレズッポクシテホスィ
226名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 21:32:09 ID:LQB/aqkn
いやいや、正直SMは苦手だったのですが、こりゃ十分楽しめました。
なにはなくともブラックベルカナですねぇ。
227名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 21:46:21 ID:zRMi/E+W
乙ー!
228名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 22:49:15 ID:zRMi/E+W
>>200 え? アレが周囲のPLさんとの、妥協点だったんだけど?
もしかしてオイラ知らない内に、自覚なく…壊れてた?
229名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 02:58:44 ID:Q8u2Arm/
マウナ「愛が足りないわ。」
230名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 15:50:14 ID:g0gyPOiY
エキュー「そんなっ!僕からのマウナさんへの愛はこんなに溢れているのに!!」
231名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 15:53:43 ID:oiYj6KYn
別のもん溢れてそうだなw
232名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 22:49:56 ID:bmkXHPtj
エキュー「付け耳邪悪なり…っ!!」

いつのまにかセンスイービル(対象固定)を身につけているエキュー。
233名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 23:01:03 ID:hljdEmvT
イリーナ「ん……、あっ。く…。ヒース……兄さん……は、邪悪です(プイと横を向く)」
234名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 02:29:41 ID:ZAUGDBsb
ヒース「…俺様のモノをキュウキュウに、絞めあげながら言っても説得力ないぞ?イリーナ。んん?」
235名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 00:37:12 ID:7hTcaGP9
バス「ある意味、放置プレイですな。」
236名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 02:09:05 ID:IdIAjRZo
ローンダミス「ウチのカミさんにそれしたいなぁ・・・」
237名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 05:41:41 ID:Vh1+HbOu
ヒース「お前ら、覗くならもっと奥ゆかしくしろ」
238名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 05:45:16 ID:d0E/lP4k
ローンダミス「こ と わ る」
239名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 06:53:14 ID:GkiVxUJ5
ローンダミス「このローンダミスの最も好きなことはうちのかみさんとはできないプレイをしているカポーを覗き見てハァハァすることだからだ」
240名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 11:00:09 ID:L6V3A3TP
ヒース「あ、あんたの後ろに魔女が」
241名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 11:48:32 ID:CcavRh44
ラヴェルナ「覚悟は、いいかしら?」
242名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 13:33:43 ID:7hTcaGP9
イリーナ「…汝らは邪悪なり…(涙目。顔真っ赤)」
243名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 13:48:19 ID:2HojkCo4
ローンダミス「(腰が引けながら)やあラヴェルナ。今日の君も綺麗だね」
244名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 18:26:34 ID:7hTcaGP9
男の声「…ギャァァァァ…!!!…」
245名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 19:29:35 ID:RVCTtvf0
こうしてオーファンにその名ありと知らしめた騎士、ローンダミスは愛妻とファリスの猛女の手によってその儚い命を終え…。

ローンダミス「…終えてたまるかっ(血まみれになりながらも何とか復活)!」
246名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 19:47:18 ID:niy7I0Kp
ラヴェルナは家で二人きりのときはローンダミスのことをご主人様って呼ぶツンデレ牝奴隷。
247名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 00:01:13 ID:kcF+Yose
>246
「ご主人様」と呼ばれる度にガクブルなローンダミス萌え。
248名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 00:11:26 ID:TzKG2WFV
>>246
では、そういうシチュで一作頼む!
249名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 01:01:03 ID:eqZVMQGT
むしろノリノリでご主人様をするロンダミ希望
250なんか変な電波きた:2005/12/17(土) 09:13:04 ID:KNWGYyYA
マーファ「カーディスちゃーん」
カーディス「……なんだよ、またおまえか」
マーファ「昨日ね、ヴェーナーお兄ちゃんからね、おいしいケーキもらったんだよ。いっしょに食べよ?」
カーディス「うるさいな……アタシに構うなっていっただろ」
マーファ「ケーキ嫌いー?」
カーディス「嫌いじゃないけど……違う、そうじゃなくて。何度も言うけど、アタシは破壊神なんだよ。悪い神様なの」
マーファ「わたしは大地母神だよー」
カーディス「だから……つきあっちゃだめなの。ほら、またファリスのおっさんとかに怒られるから、さっさと帰んなよ」
マーファ「ファリスのおじさんなんか怖くないもん」
カーディス「ばかっ。前だって、ミルリーフのバカと遊んだのバレて、物置に閉じ込められてわんわん泣いてただろ!」
マーファ「でもカーディスちゃん助けてくれたもん」
カーディス「もうっ……いいから、帰れよ。アタシなんかほっとけよ」
マーファ「やだ。一緒にケーキ食べるの。それともカーディスちゃん……わたしのこと、嫌い?」
カーディス「う……き、嫌いじゃないけど……」
マーファ「じゃ、好きなんだー」
カーディス「そ、それは……」
マーファ「ちゅっ」
カーディス「!?!?!?!?!?」
マーファ「えへへー。ふぁーすときす、だよー。カーディスちゃんもふぁーすときす?」
カーディス「あわあわあわ」
マーファ「やったー、そうなんだー。うれしいなー。カーディスちゃんの初めてもらっちゃったー。恋人? 恋人?」
カーディス「な、なにいって……うううー」
マーファ「ね、ね、早くケーキ食べよー。沢山もらっちゃったから、食べきれないのー。おいしいお茶もいれるからー」
カーディス「うー……わかった、わかったよ。一緒に食べる。それでいいんだろ」
マーファ「わーい。カーディスちゃんすきー」
カーディス「はぁ……いいのかなぁ……」
251名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 10:04:22 ID:zUORRJ8T
>250

後にロードス島を大陸から引っぺがす大喧嘩は実は
カーディスたんを独占したいマーファたんの欲求から引き起こされたという神々の大戦説
252名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 12:42:05 ID:38v9y95F
>>250
電波萌え。
253名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 13:30:05 ID:wZRPAA8+
マーファかわいいよマーファ
254名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 19:15:55 ID:BdG3cQ2+
カーディス・・・・報われねえ・・・(つД`)
255名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 23:01:40 ID:q9feeoH5
昔、卓板スレの方でギャルゲー的ハーレム(学園もの)SSがあったな。
ファリスが委員長で、狂気が電波で、最後に拗ねた不良っ娘のガネードと屋上で仲直りってのだったな。
256名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 03:42:45 ID:M70HIU5O
なかなか良い味出してますね〜
257名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 09:51:13 ID:7V7+Zd99
今回のリプは巨乳少女。さなえタンが撒き餌をしてますよ。
258名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 13:59:06 ID:vQMnFi4K
あんま食いつかなかったね、巨乳少女。
かわくが書いた着せ替えのベルカナがかなり良かった。
シャイアラさんは…

そういえばシャイアラとブックは実にナチュナルに同棲生活始めようとしてるんだが
誰からもチャチャ入れが入らないなあw
259名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 21:46:44 ID:v6ff6he1
黒ベルカナにアラシャ姐とか暗殺モードのキティとかフィリス調教させたら楽しいのがかけそうだとは思わないか
260名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 00:22:32 ID:5RHmJ8yP
しつもーん。
ノリーナネタってありまつか?
ないですかそうですかみたかったです。
261名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 00:34:17 ID:lPsr54YG
>>258
シャイアラさんは押入れから出てきた昔のセーラー服感がな……w
262名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 00:50:38 ID:CRm/Qq5S
>>261
何故かセーラー服姿のイリーナが思い浮かんでしまった。
ベルカナはブレザー、シャイアラはOLの制服姿かな…。

ちなみにマウナは割ぽう着w
263名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 01:28:15 ID:us+n5XSJ
八重歯セーラー元気っ娘はある意味最強だしなあ……

ベルカナはあれデフォルト服で「制服」と言い張れないか?エロゲなr(ごすっ
264名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 02:30:25 ID:X8RPOrto
セーラー服というのは元々水夫のための服なんだぞ。
というわけでセーラーが服が最も似合うのはセイラー技能持ちのクレスポくぁW背DRFTGYふじこLP;@:「」
265名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 02:49:05 ID:XNByEzbn
>>263
学院の制服です>ベルカナ
後出し優先の法則により只今(ry
266名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 09:11:39 ID:eDwzHBdH
>>262
マウナはナース似合いそう。
シャイアラさんにタイトスカートとかストッキング系いいな。
267名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 09:48:03 ID:6iCcImya
ジーンはドジっ子属性で萌える
クレスポはベルカナなんてやめてジーンにしとけ
268名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 10:59:26 ID:M+Ym2pyi
今回のベルカナを、男をたきつけて奮い立たせて盛り立てようとする内助の功の
賢妻なツンデレっ娘と脳内変換した。ほら、出世させようとそれに協力するとか
言ってるしー。さらに「美人な上司に褒められる以外の出世には協力する」とか
言っているあたりも。
269名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 11:04:52 ID:NiGMI/3l
>>259
キティ姐さんはさすがにベルカナの命が危ないから
やめておいた方が懸命
他の2人も結構危険だけどそっちは数日経ったら
なぜかベルカナと友情築いて終わりそうだ
270名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 11:18:30 ID:4Px2xBn1
>>268
功名が辻か。

あの二人の場合はどっちかというと巧妙が辻。
271名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 12:43:54 ID:ZqOrXkH2
巧妙に辻斬り
272名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 12:52:31 ID:16cTfpjc
新刊読了。
使い魔を撫で回されて街中で聞き込みの最中に発情するベルカナ……という妄想がW
273名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 13:28:12 ID:oAYXrtHN
ソ・レ・ダ!
シャイアラが猫を抱いて離さなくて、
ベルカナが誰かに聞き込んでる最中にナデナデっとw
274名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 14:05:40 ID:4enju/gY
きもちわるい
275名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 14:56:14 ID:jdNjNfjh
まぁ冷静に突っ込めば使い魔との感覚リンクは術者側の任意で切れたと思うけど。
つまりベルカナは わ ざ と 切っていないわけでうわエr(ry
276名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 15:57:20 ID:16cTfpjc
使い魔の体をイヂリまわす使い魔オナヌーに耽るベルカナ(*´Д`)ハァハァ
277名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 17:32:01 ID:bwX/pcya
>>267 同士発見
ジーン出番増えないかな。次巻が楽しみだ。
ベルカナも好きだけど。
278名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 20:16:27 ID:Z5KXZpWw
キメラに対して
シャイアラ「マロウパンマンをちゅーちゅーしていいのは私だけなの!」

とかってのはどうよ?
279名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 21:23:08 ID:eDwzHBdH
ベルカナもちゅーちゅーしておった。

ずるずるずびびか?
280名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 23:22:39 ID:06VAZQiY
今回の一番の爆弾発言はこれ↓だろう。


「半裸マッチョがピンセット持ってフンフン抜いてるのかも(笑)。」


ふじさわ!
ふーじーさーわ!!!
281名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 23:56:26 ID:FCJsYJVT
使い魔かぁ
お嬢様ネタの定番、破滅願望があるかな

どこぞの街中で交尾してるイガーに、路地裏で無理やりレイプされてる自分、というイメージを重ねてベッドで悶えてる、とか
282名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 01:27:07 ID:1m1FCkah
>>279
マロウパンマンにダブルフェラする二人想像したw
283名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 11:19:44 ID:HXS1p1E+
最近の流れをみて、イガーの背中の毛を刈られて微妙な感覚にもだえるベルカナという結論に達した。
284名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 12:51:21 ID:vhW15XfN
>>267
クレスポは元々ベルカナ狙ってないぞ。
ベルカナがクレスポを狙ってるんだ。
285名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 13:11:45 ID:D+pkhYtY
傀儡か
286名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 14:22:30 ID:8Li5qCzc
聖夜にリボンで不器用にラッピングした自分をヒースにプレゼントするラブラブイリーナが読みたい。

とか書いてみる。

集客アップのためにミニスカサンタのマウナにちょっかいかける赤メイド服(ふわふわつき)エキューとか
287名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 14:58:54 ID:1Ocfk5TD
きもち
288名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 15:59:52 ID:89r115Jr
>>286 某サイトのバレンタイン・イリーナさんを知らないウチは書いてたかもなあ。
今は二番せんじ、パクりが怖くて書けません。

でもクリスマスに投下予定です。
289名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 17:34:06 ID:c8WLkO+S
>>286 の趣向とはちょっと違うけど、クリスマスネタを1本。
相変わらずちょっとバカっぽい? っていうか俺もバレンタインイリーナって知らないかも・・・。

 身を切るような風が吹きすさぶ12月某日。
 ここはやっぱりファリス神殿のイリーナの私室。
「おいイリーナ。今日は……」
「12月24日。明日は原始の巨人から神様たちが生まれたとされる日で、今日はその前祝をする日、ですよね」
 何気なく話を振ったヒースだったが、イリーナから返ってきた意外な答えに、硬直してしまう。
「おかしいな。イリーナが賢そうなことを言ってるぞ」
「……失礼ですよヒース兄さん。わたし、一応神官なんですから」
「自分で一応、って言っててむなしくならないか?」
「……」
 至極真っ当な答えだったが、そこでもすかさず突っ込むことを忘れないヒース。
 とりあえずこのツッコミで、イリーナへのジャブは成功といったところだろう。
「まぁ、知ってるなら話は早い。前祝っていうことで、今日はこういうものを持参してきた」
 と、ヒースが取り出したのは、来室したときから手に提げていた藤の籠。
 イリーナが興味津々といった様子で覗き込もうとすると、それよりも早くヒースはその中身を取り出した。
「あ、ワインですね」
「おう。ちょっとオシャレに決めてやろうと思ってな。しかもこれは普通のワインじゃないぞ」
 フッ、とカッコと勿体をつけてからヒースはラベルを見せた。
「ロマールコンティ470年モノだ」
「え、ホントですか!? それってちょっとエセっぽい名前ですけど、超高級なワインですよね?」
 さりげなくつっこんでから目を輝かせるイリーナ。
「ま、これくらい軽いもんだ。ま、とりあえず乾杯といこうじゃないか」
 そのとき、一瞬だけ見せたヒースの怪しい笑顔に、舞い上がったイリーナが気づくはずも無かった。


(ふっふっふ。イリーナをべろんべろんに酔わせて酔いどれプレイ、第1段階成功だな)
 心の声。
 この作者の書くヒースにエロ心を抜きにして物事を進めるなんてことは不可能だった。
 そしてヒースの作戦通り、飲みやすいワインを次々と空けていき、程なくしてイリーナの頬は真っ赤に、目はとろんとしてきたのだった。
「あはは。ヒースにいさん、顔がぽかぽかしますよぅー」
 へにゃへにゃと力の抜けた表情で、ヒースにしなだれかかってくるイリーナ。
 その腑抜けようといったら、こいつがファリスの猛女ですといっても誰も信じないくらいだ。
「よし、作戦は順調だな」
 すりよってくるイリーナの頭をなでながらほくそ笑むヒース。次の作戦に移ることにした。
「ところでイリーナ。前祝には、恋人にプレゼントを贈るという習慣を知っているか?」
「ぷれぜんとですか?」
 ほにゃ、と赤く染まった顔を上げて繰り返すイリーナ。目を細めてうーんと考え始める。
 さてどんな反応を見せるか。
 というか、どういう反応を見せようが、適当に理由をつけてプレゼントはお前だ、などと前時代的なノリで押し倒すつもりなのだが。
「そうですねー。じゃあプレゼントはわたしですー、えへへ」
「……」
 ヒース、一瞬の硬直。
 まさか自分からそういうことを言い出してくるとは思わなかった。しかもここで押し倒したのではいつもとあんまり変わらないじゃないか。
 おもしろくない。
 などと不謹慎なことを考えた末、ヒースが導き出したアドリブは、
「そーか、お前がプレゼントか。なら、ちょっとプレゼントらしくしてやるからじっとしとけよ?」
「はいー?」
290名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 17:34:40 ID:c8WLkO+S

 数十分後。
「よし、イリーナプレゼントの完成だ」
「ほにゃー」
 ベッドの上には、パンツだけ残してすっぽんぽんに服を剥かれ、ヒースがどこからか調達してきたリボンによってラッピング、もといSMチックに拘束されたイリーナが転がっていた。
「お前はプレゼントなんだからな。暴れてリボンが解けたり千切れたりしたら、容赦なくペナルティだぞ?」
「ふぁーい。わかりましたぁ。で、で、ヒースにいさんは嬉しいですか?」
 やはりたるんだ表情でにへっと笑って、イリーナはヒースの言いつけに頷いたあと、たずねてきた。
「おう、嬉しいぞ。それに可愛いしな、イリーナ」
 ヒースは酒気を帯びて心なしかほんのりピンク色に染まったイリーナの全身に手を這わせて答えた。
「んっ……んくっ……あは、そういってくれるとわたしも嬉しいですぅ」
 ぴくんぴくんと刺激に身を震わせながらイリーナが微笑む。
 そんな反応を見ているうちに、ヒースジュニアが鎌首をもたげてくる。
「んじゃ、プレゼントになったイリーナに俺が何をしようと問題はないよな」
 わざとらしく質問しながら、ヒースの手がイリーナの極小の胸に伸ばされる。
「あんっ……はい、モウマンタイですー……ひんっ」
 妙な言葉でそれを肯定し、イリーナは喘ぎ声を上げる。
 くりくりとイリーナの乳輪をなぞるヒース。だが、いつもならすぐに乳首攻めに入っているところだというのに、乳首には少しも触れようとしない。
「ああん……んっ…・・・ヒースにいさん、もっと真ん中、触ってほしいです……ん」
 だが、ヒースはその訴えを無視して、乳首を避けるように胸を揉みしだく。
「あふ……い、言わないとしてくれないんですか……? ひ、ヒースにいさん、わ、わたしの…その、乳首も……もらってください……お願いですから…あぁ」
 最近みっちりヒースに調教されてきたせいか、要求もされていないのに自分からいやらしく哀願するイリーナ。
 だが、ヒースはそれを聞き入れない。気持ちよくないというわけではないが、もどかしい快楽に体をもじもじさせるイリーナ。
「ひ、ヒースにいさん……もどかしいれす……も、もっと強くしてください……ち、乳首とか……そ、そのえと……あそことかぁ」
 酒気だけでなく顔を真っ赤にしながら、多少ろれつの回らなくなった口調で必死に哀願する。
「だーめ。ふっふっふ。今日はじんわりいたぶってやるぞ。せっかくのプレゼントなんだからな」
 ヒースはにやりと邪悪な笑みを浮かべ、じわりとシミが広がりはじめたイリーナパンツに目をやりながら答えてやった。
「そ、そんにゃあ……ふぁぁ…・・・」
 リボンを千切らないように体の動きを抑えながらベッドで悶えるイリーナ。
 快楽の喘ぎ声に加え、もどかしさのあまり涙が流れ始めるのにそう時間はかからなかった。

 それからさらにヒースのじわじわ攻撃は続けられた。
 気持ちいのにイクほどじゃない。イキたいのにイけない。そんな執拗な弱攻撃に、イリーナの意識はすでに朦朧としはじめていた。
「よし……そろそろか」
 ヒースは再びにやりと笑うと、イリーナのぐちょぐちょになったパンツをずり下ろし、充血したクリトリスと乳首に狙いを定めた。
「ほれっ」
 今までのもどかしさを忘れさせるかのように、ヒースはイリーナの乳首に吸い付き、同時にクリトリスを少し荒っぽくつまみあげる。
「ひあっ!? あああっ、うああっ、んくああああっ!!?」
 唐突に襲ってきた強い刺激に、朦朧としていたイリーナはびくりと体を大きく震わせ、快楽の絶叫を上げた。
 その衝撃でリボンがぶつぶつと千切れ、少し送れて、

 ぷしゅああああっ!!

 イリーナは勢いよく潮を噴き上げ、絶頂を迎えた。
 びくんびくんと弓なりに体を仰け反らせ快楽をむさぼるイリーナ。ヒースはさらにイリーナの膣内に指を突っ込み、ぐちゅぐちゅと愛液を飛び散らせる。
 程なくして潮の噴出が収まり、どさりとイリーナがベッドに倒れこんだ。
「はっはっは。そんなによかったのか、イリーナ? それよりリボンが千切れたからペナルティを……お?」
 手にびっちゃりとこびりついたイリーナの愛液をなめ取りながらヒースはイリーナを抱き起こそうとして気づいた。
 お仕置きと称してまた別のプレイに興じようと思っていたのに、当のイリーナがすーすーと寝息を立てているではないか。
 あまりの快楽に気を失って、というか朦朧したなか気持ちよすぎてそのまま眠ってしまったのだろうか。
「……えー。放置プレイ?」
 ギンギンになったジュニアに視線を落とし、ため息をつく。
291名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 17:35:48 ID:c8WLkO+S
 寝ているイリーナに突っ込むというのもそれはそれで乙なのだが、どうにもエロさに欠ける気がしてやる気がおきない。
 しかし、こんなに幸せそうな寝顔を見せられては、起こす気にもなれない。
 最悪自家発電?と思ったところで、
「……ヒースにいさん……」
「お、なんだおきてたのか」
 ぼしょり、と自分の名を呼ばれヒースはイリーナの顔を覗き込んだ。
 だが、まだくーくーと寝息を立てている。
「……あぶないです、ヒースにいさん……そっちにはモンスターが……」
「……寝言?」
 冒険をしている夢でもみているのだろうか。ヒースは再びがっくりと頭を垂れた。
 だが、不意にイリーナの手がヒースの手をつかんだ。
「指から血がでてます……大丈夫、これくらい魔法をつかわなくてもだいじょうぶです……」
 と、まだ若干イリーナの愛液にまみれた指をぱくりとくわえちゅーちゅーと吸い始めるイリーナ。
 夢の中で怪我の治療でもしているのだろう。
「お、おおう……これはまた……」
 指先に広がるなんともいえない感触に、ぞくりと背筋を振るわせるヒース。
 だが、どうせならジュニアをしゃぶってもらうほうがいい。
「なぁイリーナ。こっちも怪我したんだが、治療してくれないか?」
 指をイリーナの口から引き抜いて、代わりに手にジュニアを握らせてささやいてみる。
「ふぁい……わかりました……んちゅ」
「お、うは……」
 まれに眠りながら意味もわからず会話を繰り広げる人がいたりする。
 その応用(?)なのだろうか。イリーナはヒースに言われたとおり、握らされたヒースジュニアに何の疑問を抱かずにそれを口に含んだ。
「じゅる……じゅぷぷ……んちゅ……」
 いやらしい水音を立てながら、イリーナは丹念に、まさに傷口を舐め清めるようにヒースジュニアをしゃぶる。
 次第に唾液の量も増えていき、イリーナの口の横からたらりとよだれが垂れ始めるが、それも気にせずイリーナはただひたすら舌を這わせ唾液をまぶしていく。
「ん……んむぅ……ぴちゅ……くちゅる……」
 意図してかせずしてか、イリーナは自分の口いっぱいにほおばったまま、口をすぼめちゅるちゅると吸い上げる。
「はぁ……んん……むぅ……」
「うお……こいつホントに寝てるのか……」
 口の中で舌がちろちろと動き回る。そろそろ限界が近い。
「んん……じゅるるるる……っ」
 イリーナがいっそう強く吸い上げた次の瞬間、
「うっ…!」
「ふぐっ……んぐ………んくんく……」
 イリーナの口の中でヒースジュニアが爆発した。熱い精液がイリーナののどの奥をたたきつける。
 イリーナは一瞬顔をしかめたものの、すぐにこくんこくんと喉を鳴らしてそれを飲み込んだ。
「……ひーすにいさん、このお水、腐ってます……」
「…失敬な」
 夢の中では水袋の水を飲んでいるのだろうか。イリーナは精液の味を腐った水だと表現してむにゃむにゃとまどろんでいる。
 とりあえずすっきりはしたものの、このままおやすみ、というのも面白みが無い。
 ヒースはイリーナの寝顔を見ながら再びニヤリと笑った。
「イリーナ。実はそろそろ精神力がきつい。魔法を使いすぎた」
「ほにゃ……そうでふか……ならわたしがとらんすふぁーします……」
「おう、頼むぞ」
 思ったとおりの寝言が返ってきたので、ヒースはイリーナの下半身に顔を近づけた。
「よし、じゃあトランスファーだ」
 ヒースはくくくと口の中で笑い、イリーナの割れ目を思い切り広げ、口をつけてちゅーちゅーと愛液をすすった。
「ふあっ! んんんっ……くにゃあ……」
 びくん、と震えて無意識に腰を引くイリーナ。だがヒースはその腰をしっかりとつかんでじゅるじゅる音を立ててイリーナの割れ目を啜る。
「イリーナの精神力、ちゅーちゅーさせてもらってるぞ」
「ふぁぁぁ……んっんっんっ……ひ、ヒースにいさんに精神力ちゅーちゅーされてます……んぁ」
 膣穴に舌をねじ込まれ、喘ぎ声をあげびくびく震えるイリーナ。
 クリトリスを鼻先で擦られさらなる愛液を垂れ流すイリーナ。
 だが、それでも目を覚まさず夢の中でトランスファーされているイリーナ。
 ぐちゅぐちゅという水音が静かな部屋の中を満たしていく。
292名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 17:36:38 ID:c8WLkO+S
「ふにゃ、ふあっ、んぁ、ひんっ、あんあん……」
 ヒースが激しく攻め立てるたびに、足の先まで震えながら喘ぐイリーナ。
「今にも寝ながらイキそうだな、イリーナ」
「ふぁ、ふぁぁぁぁぁぁぁんっ!!」
 とどめとばかりにヒースが指を使ってクリトリスを押しつぶし、舌を奥まで差し込んだとき、

 ぷしっ!! ぷしょろろろろろろろっ!!

「うわっぷ!?」
 イリーナは再び絶頂を向かえ、今度は黄金色のおしっこを噴き出した。
 ヒースが慌ててそれを回避したものだから、イリーナのおしっこは容赦なくベッドの上ではじけ飛ぶ。
 ワインを飲んでいたせいか、その勢いはなかなかとどまるところを知らず、大きなシミを、さらに吸収しきれなくなった水溜りをベッドに作っていった。
 
 じょろろろろろろ……。

 イリーナの失禁はとても長く、1分ほどにも及んだだろう。程なくして勢いが収まると、ベッドには巨大な湖が出来上がっていた。
 部屋中にツンとしたアンモニア臭が立ち込めている。
「結構すごいものを拝ませてもらったな。眼福眼福」
 イリーナの尿まみれのあそこにファリスの印を切るヒース。なんとなくバチあたりである。
「さて……どうすっかな……」
 イリーナは完全に眠りの世界に落ちたようで、すでに寝言もいっていない。
 このまま後始末をして帰ろうか、とも思ったが、不意にまたヒースの嗜虐心がわきあがってきた。
「ふふふ……ペナルティ、ペナルティだな」


 翌朝。
「うにゃ………ふぁぁぁぁぁ……わたしいつの間に寝ちゃったんだろう」
 イリーナは窓から差し込む日差しで目を覚ました。
 まどろみながら体を起こすと、乱れているものの服はきちんと着ていたが、それはパジャマではなかった。
「あのあと眠っちゃったのかな……」
 そういえば、少し頭がガンガンする。あとでキュアポイズンで酒気を抜いたほうがいいだろう。
 サイドテーブルを見ると、見慣れたヒースの文字で、「酔いつぶれたみたいだからかえる」とだけ簡潔に書かれたメモがあった。
「……ヒース兄さんに悪いことしちゃったかな」
 せっかく二人だけでお祝いをしていたというのに。そんなことを考えていると、だんだんと意識が覚醒してきた。
 同時に、下半身に感じる冷たい感触。
「……?」
 このなんともいえない気持ち悪さ。じんわりと、股のあたりから足、お尻にいたるまで広がるこの嫌な感触。
 それは幼いころに味わい、二度としないと誓った、あの感触。
「ま、まさか……っ」
 ばっと布団を跳ね上げる。
 そこには、立派な地図が広がっていた。ヒースの裏工作により、ご丁寧にパンツやスカートまでぐっしょりになっている。
「い、いやーんっ!? お、おねしょ!? こ、この年になって……っ! ど、どうしよ……っ!?」
 眠気や酒気など一気に吹き飛び、顔が真っ赤に、そして次第に真っ青になっていく。
 もちろん、昨夜のことなどこれっぽっちも覚えているわけがない。
 動揺し、ベッドから飛びおり下半身を気持ち悪く攻め立てるスカートをパンツを大急ぎで脱ぐ。これは洗濯すればなんの問題もないだろう。
 問題はシーツと布団である。
「どどど、どうしたらっ……こ、こんなの表になんて干せないよう……」
 下半身すっぽんぽんのまま頭を抱え、涙目になるイリーナ。
 こんなもの神殿の物干しスペースになどかけて置こうものなら、どんな噂をされるのか、考えただけでも舌を噛みたくなる。
「ふ、ふぇぇぇ……」
 精神まで幼児退行したように泣き出すイリーナを、扉の隙間からひそかに観察するバカが一人。
「ふははは……ペナルティ、ペナルティだよイリーナくん。にしても……」
 下半身丸出しでおねしょシーツを前に泣きじゃくるイリーナを見て、
「……可愛いけどどうフォローしよう」
 後先考えていないヒースであった。

☆ ☆ ☆

 というわけでちっと短いけど、クリスマス&いたずらヒーイリですた。
293名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 18:18:40 ID:89r115Jr
>>289-293 GJGJ!!GJ!!
あー、久しぶりのヒーイリで嬉しいなあ。ありがとー!
というか、ヒースも文も、かなり磨きがかかってて良い感じ!
また是非読ませてください!


バレンタイン…は、五四○●さんとこの、2/14 のつもりでしたが、全然被ってません。大丈夫です。
294名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 18:25:39 ID:8Li5qCzc
キター!
おねしょイリーナ可愛いよおねしょイリーナ
295名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 21:17:16 ID:74SU39p9
>287
>明日は原始の巨人から神様たちが生まれたとされる日
野暮は承知でツッコムぞ。
始原の巨人が死んだのは12月30日、神々が生まれたのが1月1日。
(ちなみにフォーセリアでは毎月が30日迄、1年360日)
参考『西部諸国シアター 熱血!爆風プリンセス』収録「時の果てまでこの歌を」by山本弘
よって、SWでやるなら(西洋的に陽気に騒ぐ)大晦日〜元旦。
296名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 21:58:06 ID:Zn6eWe3s
それはつっこみっていわない。無粋な茶々といいます。
297名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 22:15:57 ID:89r115Jr
まあまあ。同じくツッこもうと冒頭読んで思ってたけど、後にはすっかり忘れてたヤツもいるし。
気にしない気にしない。
298名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 23:33:28 ID:eRb5Jw0q
>>289-293
うっはー、甘々ヒース×イリーナ!
そしておねしょイリーナ萌え!
GJです!
299名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 23:49:39 ID:kn2CIivO
夜尿(´Д`*)ハァハァ
畜生、古代王国の遺産に「映像を記憶しておく水晶」とかないのか!?
300名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 00:03:55 ID:Hz7YHFVN
>>299読んでラレラレ石がうかんだ俺はエロゲ板に帰ります
301名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 00:28:13 ID:rsEoBOdq
>>299
ありそうだな。
そしてそこには古代魔法王国時代の男女の絡みが……ああ、AVだな
302名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 01:14:26 ID:X8kkW069
ヒースの記憶と5レベル幻影魔法で永続リピートも可能だけど…?
3レベル魔法なら一時間。
色々と致した記憶からもピックアップ可能だし。
想像妄想からでも、いくらでも作れるなあ。幻影魔法。
303名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 02:36:50 ID:z/cTbp46
>>302
ロードススペシャルの「トリガー」も組み合わせれば
再生停止も思うがまま……停止はダメか。
しかし、記憶に頼るとどうしても自分の描写がおろそかになるから、
ハメ撮(ry みたいになるんじゃなかろうか。

いずれにせよイリーナに見られたら、物理ダメージ最高記録更新は確実だが。
304名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 13:18:07 ID:X8kkW069
他所サイトさんで、大学生ヒース×セーラー服女子高生イリーナがあった。
良いな、セーラー服。
305名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 13:22:18 ID:YEKRCEGj
えー、前にヒース×イリーナで書いた者です(ヒースのエロ本疑惑を書いたイリーナ一人称のアレです)。
セーラー服イリーナに触発されてSSを書きました。

間髪入れずの投下、失礼します。
性懲りもなくぶっかけ・おもらし入ってますので苦手な方はスルーをば。

では、どうぞ。
306名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 13:23:17 ID:YEKRCEGj
ちちち、と宿の外では小鳥の群れが朝のあいさつを奏でています。
私はそれを聞きながら心地よい睡魔に身を委ねていました。
「こらイリーナ、もう朝だぞ。いつまでも寝てると学校に遅れるぞ?」
耳元に入ってくるいつも聞く大切な人の声。
さらにほっぺたをつんつんと突付かれる感覚に、私はまだ残る眠気と格闘しながら重いまぶたをゆっくりと開けました。
「ふに〜…」
ああ、そういえば今日からだったんだ…。
そんな事を思いながら緩慢な動作のままベッドからのそりと起き上がります。
「制服はクローゼットに置いてあるから早く着替えろよ。遅刻しちまうぞ」
「ふぁ〜い…」
兄さんが入れてくれたのだろう、ホットミルクの入ったマグカップを手に取りまだ朝もやがかる外をぼうっと見ていました。

ことの起こりは2日前。
私と兄さんは巡礼の旅を終えて、アノスで結婚式を挙げた後のことでした。

あ、実は夫婦になっても私は『ヒース兄さん』と言ってます。
何だかいつもそう呼んでいたから癖になっちゃって。
兄さんも『いつもの呼び方でいい』って言ってくれたから今でも兄さんって呼んでるんです。

えーっと。そうそう、結婚式の後の話ですね。
私たちは新婚旅行を兼ねてアノス市内の観光をしていました。
そして市内の商店街を一緒に買い物をしていた時に、見たことのない格好をした女の子たちが私の横を通り過ぎて行ったのです。
紺色の襟と白の生地で出来た上着に同じ紺色のスカート、胸には赤いリボン。
何故かその格好が可愛らしくて、私は思わずヒース兄さんに尋ねていました。
「兄さん、あの女の子の格好…」
「ああ、あれは神学校の生徒たちだな」
「神学校?」
初めて聞く言葉に私は首を傾げます。
「神殿が神の教えを説く人材を育てる為に作った学校だ。いわば魔術師ギルドの神殿版、といったところか」
「へぇー…」
私は街角を歩く女の子たちの姿を見ながら呟いていました。
「そういえばイリーナはこういう場所に通った事は無いんだったな。俺様がお前の家庭教師をしていたからな」
兄さんの言葉に私はこくり、と頷きます。
「でもギルドとは違ってあんな衣装を着るんですね」
「国によって違うけれどな。ああいう風な格好も珍しいかもな」
そこまで言って兄さんは口元をにやつかせてこっちを見つめてきました。
307名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 13:24:01 ID:YEKRCEGj
「…イリーナ、ひょっとしてああいう服を着てみたいとか思ってるんじゃないか?」
「え、何で分かったんですか!?」
心の中を読まれたのでしょうか、私は驚きの声を上げてしまいました。
「いや、お前の視線がずーっとあの女の子のほうに向かっていたからな…」
何だか恥ずかしくなってしまったのか、私の顔がちょっと赤くなっていくのが分かります。
「よし、ちょっと待ってろ」
そう言うと兄さんは近くの露天商のおじさんに二言三言話しかけると、私を連れて歩き出しました。

「…成る程、事情は大体分かりました」
「ただこちらもあまり長居は出来ないので、出来れば1週間程の体験をお願いしたいのですが…」
あの後に連れて来られたのは、何と先ほどの女の子たちが通っている神学校でした。
受付で私たちの名前を告げると中に通され、そして学園長らしき女性の方と兄さんが話し合いを始めたのです。
「もちろん結構ですよ。はるばる遠方から巡礼に来られた方が、さらにファリスの教えを学ぶ為に当学校に興味を持たれた事は
我が神学校としては大変名誉な事ですから」
学園長は笑顔で頷きます。
「では早速明日から…」
「そうですね…。服の採寸とか教科書の配布もありますので明後日からお越し下さい」
「という訳だ、イリーナ。1週間ほどじっくり勉強して来いよ」

「…ほへ?」
あまりの出来事に私は間抜けな言葉を発してしまいました。
308名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 13:24:53 ID:YEKRCEGj
そして宿に戻る帰り道。
「兄さん、あまりにも唐突すぎますよ」
少しじと目で兄さんを見つめる私。
「すまんすまん。でもこれで憧れの衣装を着る事が出来たから、まぁいいんじゃないか?」
そう言って兄さんは軽く口笛を吹く。
「まぁここの生徒よりお前さんのほうが神官としての徳は高いからな。気楽に学んで来いよ」
「…兄さんは?」
私が質問を投げかけると兄さんは少々ふて腐れた顔になりました。
「授業料代わりにここの少等部の指導を頼まれちまったよ。だから一緒に学校に通う事になるな」
「少等部ですか。兄さんは子どもが好きですからねぇ」
兄さんの言葉に私は軽く微笑みました。
「そんな事無いぞ、俺様は孤高の魔術師を目指してイルンダカラナ?」
私の言葉に動揺しているのか、言葉の語尾がギクシャクしています。
その姿に私の顔はますます緩んでいくのでした。

そして今日から1週間ほど、私とヒース兄さんは学校に行く事になったのです。
着替えを済ませ、兄さんの前にその姿を見せます。
一昨日に見た神学校の生徒の姿。
今、私は彼女たちと同じ格好になっています。
そんな私の姿に兄さんは一瞬びっくりした表情になっていましたが、すぐに平静を取り戻し言葉を掛けてきました。
「…あ、ああ。まぁ全身筋肉ダルマの『ファリスの猛女』も衣装が違えばそれなりに見えるんだな」
「さりげなくひどい事言ってませんか!?」
全く、素直じゃないんだから。
そう思いながらも、抗議の声を上げる私をさらりとかわして兄さんは教師用のローブを羽織りそそくさと外に出て行きます。
「早くしないと遅刻するぞー」
「ま、待ってよ兄さん〜!」
私は慌てて後をついて行くのでした。
309名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 13:25:23 ID:YEKRCEGj
「じゃあ兄さん、行って来ますね」
学校の校門の前で私と兄さんはそれぞれ違う校舎に移動します。
「ああ、頑張って来いよ。お前の事だから授業中に居眠りとかするんじゃないかと心配だが」
「もうー、そんな事ないです!ちゃんと授業受けます!」
そんな頬をぷっくり膨らませる私の頭を微笑みながら撫でる兄さんを見てると何故か嬉しくなってしまって。
「兄さんもしっかり頑張って下さいね!」
そして私は学校に向かって走り出していきました。

「イリーナ・フォウリーさんです。今日から1週間、ここで皆さんと一緒にファリスの教えを勉強していただきます」
学校に着くなり、担当になる教師に教室まで連れられ皆の前で自己紹介をする羽目になりました。
「えっと…イリーナ・フォウリーです。オーファンから来ました、短い間ですがよろしくお願いします」
そして用意された席に座り早速授業を受ける事になりました。
授業はいろいろあって、ファリス神の定義を学ぶ授業やアレクラストの歴史、さらには聖歌合唱や
私の苦手な数学の時間までありました。

あ、もちろん頑張って全部しっかり聞きましたよ?
…数学の時間はちょっと睡魔と戦ってましたけど。

さらに休み時間になるとやはり初めての生徒に興味を示しているのか、私の周りにはいろんな人が集まってきました。
「ねえねえ、オーファンってどんな所?」
「私たちと同じ歳なのに巡礼の旅ってすごいねー!」
「朝に校門の入り口で喋ってた男の人、あなたの恋人?」
次々と出てくる質問にしどろもどろになりながら答えていく私。

結局、学校が終わる頃には身も心もくたくたになっていました。
「が、学校ってこんなに大変なところなんだ…」
そして肩も凝っていないのに肩をぐるぐる回して首をこきこきと鳴らしてしまいます。
「何を年寄りじみた事してるんだ?」
突如、後ろから聞こえる声。
私はびっくりしてその声の主の方向に振り返りました。
「ヒース兄さん!」
「その様子だと相当大変な目にあったみたいだなー」
いつもの笑顔で私に語りかける兄さん。
「本当に大変でした…。授業は良かったんですけれど、いろんな人から質問されて…疲れました」
兄さんは私の愚痴を聞きながらうんうんと頷いています。
「でも満更でもないって顔しているぞ?」
「えへへ…」
そう言って私は苦笑いをする。
事実疲れる事も多かったけどそれ以上に楽しい事も多かったし。
「さて、今日はもう宿に帰って休むか…」
兄さんの言葉に私は頷くと夕焼けに照らされる街並みを手を繋いで帰りました。
310名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 13:25:57 ID:YEKRCEGj
夕食を取って部屋に戻り、ゆっくりとくつろぐ私たち。
そう、この時間は私とヒース兄さんだけの時間。
いつも兄さんは私に「ん」とだけ囁いてお互いの身体をぎゅっと抱きしめてキスをしたり、そのままベッドで愛し合ったり。
私にとって一番幸せな時間です。
「兄さん、今日はどうするんですか?」
私はベッドの上に寝転んでいる兄さんの隣に寄ってその顔をじっと見つめます。
「んー…。確かお前、その服の替えはあったよな?」
少し兄さんの表情が妖しくなります。
「ひょっとして…この格好でしちゃうんですか?」
私の言葉に兄さんは顔を赤くしながらそっぽを向いて僅かに頷くだけ。
恥ずかしがるその姿に何だか愛しさを感じちゃいます。
「…いいですよ。いつもとは違う格好だから私もどきどきしちゃいます」
そしてその唇をゆっくりと塞ぎました。

兄さんに抱きかかえられるような格好になりながら首筋に優しくキスをされます。
「ふぁっ…」
全身にぞくっとくる感覚が気持ちよくて思わず声が出ちゃいました。
その手は服の上から私の胸をゆっくり触っていきます。
「あっ…」
その度に私の口からはいつもとは違う、いやらしい声が漏れるのです。
「いつもと違う格好だからなー、俺も何かどきどきしそうだなー」
もう、はぐらかしちゃって。
兄さんの心臓はすごく早くなっているのが背中越しに伝わっているのが分かります。
胸、首筋、太もも。
いろんなところを触られる度に身体がじんじんしてきて。
私の大事な部分はもう下着から染み出すほどエッチなお汁が溢れ出てきちゃいます。
「イリーナ…」
「ヒース兄さん…」
もう一度交わす、情熱的なキス。
舌を絡めあって、お互いの唾液に塗れて。
311名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 13:26:27 ID:YEKRCEGj
そして兄さんはそっと私のスカートの中に右手を入れてきました。
「お前の中、やけどしそうな位熱くてびしょびしょだぞ?」
「いやっ、恥ずかしい事言わないで下さい…」
兄さんの言葉でさらに出てくる熱い蜜。
それはスカートにも染み出していき、兄さんの身体にも付いてしまいます。
「兄さんが、汚れちゃいます…」
「お前のものなら汚れても構わない。もっといっぱい出しちまえ」
そう言って私の恥ずかしい部分を何度も弄くります。
「ああっ!」
あまりの快楽にぴゅる、と音を立てて噴き出す液体。
「兄さん、気持ちいいです…!」
「すごいな、まるでおもらししたみたいだな」
兄さんはそんな言葉を私の耳元で囁きながらぐちゅぐちゅと音を立てさせて私を攻め立てます。
もうスカートは濃い紺色の染みが出来ていて、太ももの内側も恥ずかしい液体で溢れていました。

兄さんの左手は私の胸を服の下から強く揉みしだきます。
私の胸の先っぽの部分を抓られる度に全身を快感が支配していくのが分かりました。
「にい、さん…!」
まるで熱にうなされたような感覚。
もう下半身は私のものであってそうじゃないみたい。
口から出てくる言葉はいつもの私からは想像も出来ないものでした。
「駄目ですっ、いっちゃいます…!」
兄さんの声が聞こえてきます。
「いいぞ、いつもの様に思いっきりいっちまえっ!」
その右手が私の一番敏感な部分を抓りあげました。
「ああっ!いくっ、いくっ!」
あまりの気持ちよさに私の意識が断続的に途切れました。
下半身が一瞬強張り、そして。
312名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 13:27:24 ID:YEKRCEGj
ぷしゅうううう…!
スカートの中から出てくる温かい液体。
「あ、あああ…」
快楽とか恥ずかしさとか、いろんな気持ちが混ざっているのに口からはちゃんとした言葉が出てこない。
私のスカートは濡れていないところは無いほどにぐしょぐしょになり、足もその液体に塗れて。
シーツも黄色く染まり、何より下で私を支えてくれたヒース兄さんのズボンが同じように濡れてしまいました。
「おー、そんなに気持ちよかったのか?」
嬉しそうな顔で私を見つめる兄さん。
でも私は兄さんの身体を私のもので汚してしまった申し訳なさでいっぱいでした。
思わず目から零れ落ちる涙。
「兄さん、ごめんなさい…」
「何で謝るんだ?」
私の嗚咽に混じった言葉に兄さんは向かい合う形になって、そっと舌で涙を舐めとります。
「だって、兄さんの服汚しちゃった…」
「いいよ、お前の気持ちいい姿が見れたんだから」
そう言うとおもむろにズボンのチャックを開ける兄さん。
「わ…。すごく大きいです…」
「お前の姿を見たらこうなったんだ」
そして私の目の前にその大きなものを突きつけます。
「いつものように…いいか?」
兄さんの言葉に私はこくり、と頷くとゆっくりそれを口に含みました。

熱く脈打つ兄さん自身。
「んっ…ふうっ」
自分の舌と手を使ってそのモノをしごき始めます。
「うぉっ…」
兄さんの口から漏れる声に私は上目遣いでその顔を見ます。
(兄さん、気持ちよさそう…)
顔を赤らめ、本当に気持ちよさそうな表情を浮かべる兄さんを見て、私の大事な部分がまた疼き始めました。
私はぴくぴくと波打つ兄さん自身を何回も愛撫し、唾液塗れにしてあげます。
先っぽをぺろりと舐めて、根元から先端に掛けて舌を這わせ。
その度に兄さんの色っぽい声が耳に入ってきます。
私にしか見せない表情、そして甘い声。
兄さんの言葉がまるで魔法がかかったみたいに私の身体を蝕んでいく。
でも決して嫌な気持ちじゃなくて。
再び私の下半身からは熱い蜜は溢れ出し、スカートから染み出していきます。
313名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 13:27:56 ID:YEKRCEGj
「イリーナ、もう出ちまう…」
兄さんもそろそろ限界に近づいてきたみたいです。
それでも私は兄さん自身を前後に激しく動かします。
「う、わっ…!駄目だっ…!」
兄さんの喘ぎ声と同時に、私の口の中に熱いどろっとしたものが溢れてきました。
「んっ!んぷっ!」
口の中が一気に兄さんの出したもので一杯になり、思わず兄さん自身を離してしまいます。
それでもまだ出し足りないのか、自身の先から白い液体を噴き出させて私の顔や髪の毛、上着とリボン、
さらにスカートにまでかかり、服も私自身も白く汚れていきました。
それと同時に痺れるような快感に私の下半身が反応して、残っていた泉がまたスカートの中に溢れます。
お漏らしをしながらも私は口の中に残っていた兄さんの出したものをごくり、と飲み込みました。
「イリーナ、お前…!」
驚いた顔で私を見る兄さん。
「…えへへ、飲んじゃいました。ちょっと苦いですけど…でも兄さんのだから美味しいです」
笑顔で答える私を見て兄さんは何も言わずその身体を押し倒してきました。

「イリーナ」
真っ直ぐな視線で私を見つめるヒース兄さん。
もうその顔を見るだけで私は全てを捧げたくなります。
「兄さん…私の中に、兄さんを入れてください…」
多分淫らな表情になっているであろう私の言葉に兄さんはゆっくり頷いて、また大きくなった自身を
私の熱い部分に擦り合わせます。
「あ、んっ…」
いやらしい声を上げる私。
その部分からまた蜜がぴゅっと噴き出しました。
そして兄さんのものが一気に私の中に入っていきます。
「ああんっ!」
私を抱きしめながら何度も激しく突きたてる兄さん。
「イリーナ、イリーナっ!」
「ヒース兄さんっ…!」
お互いの名前を叫びながら求め合う私たち。
もう着ている服は私たちの出したものに塗れて、とても悲惨な状態になっているのにそれが何故か嬉しくて。
激しいキスを交わしながら、私の奥まで兄さんのものが入っている。
私はもう何回いったのだろうか、それでも足りなく感じてしまう自分がいました。
314名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 13:28:30 ID:YEKRCEGj
「にいさんを、わたしにっ…!」
腰からは激しい水音が聞こえ、お互いの身体は大きく上下に動いていく。
もう頭の中は真っ白になって、何を言っているのかも分からなくて。
「いりー、なっ…!」
「にいさ…あああっ!」
そして、お互いの身体を痛いほどに抱きしめながらも、まるで弓のように身体をそらす私。
兄さんのものが私の中に溢れ、私から放たれたものが私と兄さんを再び汚していきます。
私たちはそのままベッドに倒れこむように横たわり、荒い息をつきながら彷徨の表情の兄さんの唇を塞ぎました。
「兄さん、好き…愛してます」
その言葉に兄さんは照れくさいのか、激しいキスでお返しをしてきます。
私もまた同じように舌を絡め合うのでした。

学校の体験が終わってもたまにその格好で愛し合います。
どうやらヒース兄さんが気に入ったみたい。
私もそれを着て出かけたりする時があります。
だって何だか女の子っぽくて可愛らしいんだもん。
そして、その格好になる度に兄さんから『うむ、何もしなければ女の子っぽく見えないことも無いな』とか言われます。
もー、本当に素直じゃないんだから。

でも、こんな兄さんだから私は好きになったのかもしれません。
こうやって一緒に居れる事が一番の幸せなんです…。
315名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 13:30:18 ID:YEKRCEGj
以上です。

アレクラストに神学校があったのかとか定義が違うのではないのかとかいう突っ込みがあるかと思いますが、
生ぬるい笑みで流してやって下さい。

ではでは。
316名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 14:11:56 ID:Og38VhGi
6ゾロ級GJ
317名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 15:20:28 ID:X8kkW069
うわー!悶え転がり(ゴロゴロゴロゴロゴロ)
GJGJ!!!
あああああ、幸せだなぁ…。
イリーナの学園生活や、教授ヒース兄さんのインテリ姿もみたかったかも、だけど、GJ!
318名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 15:43:28 ID:Og38VhGi
ソードワールドで学園ラブコメする切り札


つ「魔族の幻覚」
319名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 15:58:29 ID:3j63zkZf
ウヒョー(・∀・)!
クリスマスヒーイリもプチ学園ヒーイリも激しく萌え転がりました!
本当に6ゾロクリティカルものです!

320名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 22:22:02 ID:X8kkW069
高校教師ヒース×女子高校生イリーナ 〜放課後の甘い罠
とか
なんだか読んでて、色々と妄想が広がるー。
321ひーいりかいたひと:2005/12/24(土) 01:09:51 ID:GCP02J43
うひゃー…まさかSWで学園もの読めるとは。GJ!
萌えますたヽ(´▽`)ノ

それから神様の誕生日については正直スマンかった。
西部諸国シアターは持ってないのよ…ルルブにも乗ってたりしたらそれこそスマンかった。詳しくよんでねぇ…。
まぁ24日はファリスの教祖だか聖人の誕生日ってことで脳内変換よろしくですorz
322名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 01:44:38 ID:Ra5dkiuO
 G J !!
2日ぶりに見に来たら2本も…!!
萌え転がりそうだー!!
323名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 03:17:39 ID:wKIfYmzW
萌え殺されそうだ…
324名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 12:21:46 ID:VMCsatn+
ところでイリーナはケコーンしてもフォウリー姓のままなのか?
325名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 12:37:58 ID:oHydbR51
実兄さんが勘当で、帰って来ない場合はフォウリー姓のままかもな。
セイバーヘーゲン家はヒースの他に、兄弟姉妹いるから。
326名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 12:40:34 ID:3+uoMSLl
>>324
夫婦別姓もあるのかなー?
ちなみにローンダミス&ラヴェルナ夫妻の場合は彼女は「ラヴェルナ・ルーシェン」、ロンダミは姓が無かった…。

SWで学園モノが見れるとは!
しかもセーラー服イリーナデスカっ!
さらにぶっかけ&おもらしデスカっ!


萌え死にますた…。
327名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 23:27:37 ID:XpnLedJo
ザボとケッチャの結婚が成立したらケッチャン?なんか更に凄ぇ名前だ。
328名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 00:37:31 ID:SxF9xoQ1
そもそもザボさんが騎士にでもなったら、ン家とかになるのか?w
329名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 03:59:53 ID:vbRcSbIl
新しい家名とか領地名でも、いいんじゃないだろうか?
ザボさん、リファールを出なければリファールの騎士の道や、
リュキアン姫のお相手の目があったと思うんだけどね。
折角、王室御用達冒険者だったのに。
330名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 04:43:18 ID:BRYmzsyu
それでもザボさんには一生ケッチャに仕えていて欲しいと思う
ケッチャをたまにからかいながら健気(?)に尽くすザボさん大好きだ
331名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 05:05:23 ID:vbRcSbIl
元旦ネタのことを考えていると、いきなり巫女衣装イリーナが浮かんだ。
神殿=神宮!
いやただ、それだけなんだけどね。
332名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 06:39:05 ID:2m5HDfpQ
>>331
必要筋力24のお祓い串・・・特大のフレイルだな(ボソッ
333名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 06:55:04 ID:NkPZTiQe
「悪即斬」と書かれた“破魔グレソー”(木製だがデカイ)が販売される>ファンのファリス神殿の正月
334名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 08:19:08 ID:NDlwtiGL
メリイィィィィクルシミマアァァァァァスッ!!!
まあクリスマスとは関係ないんですけど、
とりあえずこのへんにクラマウ置いていきますね|・ω・`)ノ
335名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 08:20:35 ID:NDlwtiGL
「それじゃあ、行ってくるからねー。マウナちゃん、クラウス、あたしらがいない間のことはよろしくね」
うきうきとした様子でシャナは手を振る。隣にはまんざらでもない顔をしたガーディ。
2人とも、いつもの見慣れたエプロン姿ではない。
動きやすそうな服装に、大き目の荷物。すこし離れた辺りには、乗合馬車が止まっている。
「いってらっしゃい、養父さん、養母さん」
2人に向かって、マウナは笑顔で手を振り返した。


きっかけは、イリーナがふともらした言葉だった。
「もうすぐあれから1年になるんですね。ほら、デュラハンと戦ったとき」
結婚30周年ということで、初めて夫婦二人で旅行したシャナとガーディ。
楽しい思い出になるはずの旅先で、彼らはデュラハンと遭遇し、死の宣告を受けてしまった。
デュラハンはイリーナ達の手によって打ち倒されたが、忙しい仕事の合間をぬっての
たった一度だけの旅行の思い出がそれでは悲しすぎる。
結婚記念日の良い思い出になるような何かをと相談の末、皆でお金を出し合って、
1週間ばかりの旅行をプレゼントすることにしたのだ。
「楽しんできてくれると良いんですけど」
イリーナはカウンター席に腰掛け、旅行に行った本人たちよりも嬉しそうな顔を見せた。
「まあ、またデュラハンが出たところで、今度は楽勝なんだろうけどね」
エキューの言葉に、ほっほっとバスが笑う。
彼ら2人は実際にはデュラハンと対面してはいないが、
バスの歌の題材として、当時の話は詳しく聞いている。
自分たちがパーティに加わった――デュラハンと戦ってから間もない頃――頃に比べると
段違いに強くなっているのだ。
「でもマウナ、2人だけで本当に大丈夫なの?」
イリーナは、店内を見回して心配そうにたずねてくる。
イリーナたちの定宿として知られている青い小鳩亭は、パーティの活躍と比例して
宿の名も売れていき、訪れる人間は日に日に増えてきている。
まだ開店時間から間もない店内には、店主夫婦の出発を見送りに来たイリーナとエキュー、
バス以外に客はいないが、もうしばらくすると目が回るほどの忙しさになるだろう。
「養父さん養母さんがいないとなるとちょっと大変だけど……
まあ、エキューナやノリーナに手伝ってもらいましょうか」
ふっふっふとマウナは怪しく笑う。臨時ウェイトレス達の愛らしい姿は、
その中身を知っている人間にも知らない人間にも、なかなか評判が良い。
彼らが居ると、店の客も1,2割増し位にはなる。――今客が増えても手が足りなくて困ってしまうが。
「マウナさんと一緒に働くことには文句なんかないんですけど……女装じゃなくちゃだめなんですか」
エキューは嬉しそうな、それでいて困ったような表情を見せる。
マウナと一緒に働けるのは嬉しいが、女装姿では男として接してもらえないのが悲しい、と
いったところだろう。
さらに言えば、ウェイトレス姿の時は、愛らしい姿に寄ってくる酔っ払い客の相手を
せねばならない手間も増えるため、ますますマウナに近づく機会は減ってしまう。
同じ場所で働く旨みなどほとんどない。
「まあ、がんばってもらいましょうか。エ・キュー・ナ」
輝くような笑顔のマウナに、エキューはがっくりと肩を落とす。
広い店内に、弾けるような笑い声があがった。
336名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 08:21:19 ID:NDlwtiGL
カランカランと、入り口のベルが音を立てる。
「いらっしゃいませ〜…って、あら。ヒースじゃない」
「いよう者ども。元気か」
見慣れた顔が尊大な挨拶をしながら入ってきた。
反射的に声を上げたマウナが、お客様かと思ったのに、と口を尖らせる。
「あ、ヒース。なんか随分見なかったような気がするけど」
「おう、提出せにゃならん課題とか論文とかいささか溜まっててナー。まあ楽勝だったが」
ふっと格好つけるヒースを尻目に、毎晩ずいぶん遅くまでがんばってましたよ、とイリーナが笑う。
魔術師の学院内でも、実力が上がるにつれてヒースの立場はあがっていっている。
試験で良い成績を残せばそれでよかった奨学生時代に比べ、やらねばならないことも随分増えたようだ。
「なんか作ろうか?」
「おう。水とレアなやきと……いや、本日のランチでオネガイシマス」
いつものようにマウナをからかうメニューを頼もうとして、
にっこりと笑いながら掲げられたフライパンに引き下がる。
しぶしぶグラスを傾けながら、
「それでお前ら。トートツで悪いが、依頼だ。学院から」
そう言うと、ヒースは羊皮紙を差し出した。

マウナの前のカウンター席に4人が並ぶ。エールを片手に、エキューが依頼書を広げた。
「魔術師の研究室の調査、ねえ……」
「隠れ家を見つけた冒険者から通報があってな。ご禁制の品色々置いてたらしくて、
目立ったモンは即回収されたんだが、詳しく調べようとしてたらゴーレムやらボーンサーバントやらが
うろうろしだしたそうだ。
 まーコトがコトだけに、一般の冒険者には依頼できないからな。俺らにお鉢が回ってきたと。
 で、早めに解決しろと言われてるから、予定がなければ今日中にでも出発したいんだが」
ヒースはぐるりと仲間を見渡す。
「あー、僕自身は用事はないんだけど……」
口ごもりながら、エキューはちらりとマウナに視線を走らせた。イリーナとバスも同様に、彼女へ顔を向ける。
一人事情を知らないヒースは、不思議そうに首をかしげた。
「ん? なんだ?」
「えっと……あのね、ヒースにはまだ教えてなかったと思うんだけど、今日から養父さんと養母さん留守なのよ。
 留守中あたしがお店預かってるから、お店離れるのはちょっと……」
「なに?」
ぽかんとしたヒースに、手早くイリーナが説明をする。渋面でヒースは唸った。
「なるほど、まだ半人前のはずのマウナがどうしてカウンターにいるのかと思ったら……」
「半人前とは失礼ね。依頼の斡旋とかはまだ無理だけど、調理ならほとんどまかせてもらえるんだから」
「ゴメンナサイマウナサン謝るからその調理が終わったばっかりのフライパンで
突っ込むのだけは勘弁してくれなさい」
じゅうじゅうと煙の上がっているフライパンを手に、マウナはふんと鼻を鳴らす。
養女になりたての頃は、サラダの味付け程度しかまかせてもらえなかったが、
この1年で、冒険者としてのみならず、料理人としても腕はそこそこになっているのだ。
「大体ヒース、あんただって旅行のお金出してくれたんじゃないの」
「あー、イリーナから、なんかそんな感じのことは聞いて金払った覚えはあるが……」
あんまよく覚えてねえ、とヒースは頭をひねる。課題で頭がいっぱいだったらしい。
337名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 08:22:06 ID:NDlwtiGL
「依頼を待ってもらうことは出来ないんですか?」
「1日2日ならまだしも、1週間だとさすがになあ。ギルドの方からは可能な限り早く解決しろと言われとる。
 ……仕方ないな。今回はマウナ抜きか」
「……ごめんね」
初めての冒険からずっと一緒に行動してきた彼らが危険な場所へと赴く間、
その帰りをただ待つだけというのが申し訳なく、はがゆい。ぎゅっと唇をかみ締めた。
「ま、いないもんはしゃーない。行けるのは俺様、イリーナ、エキュー、バス。
それからノリスとガルガドはどうだろな」
「私マイリー神殿いってきます。バスさん、盗賊ギルドにノリス来てないか訊いてきてくれますか?」
「わかりましたぞ。ついでに何か必要なものあったら仕入れてきましょう」
マウナの目の前で手早く役割が分担され、冒険への準備が整っていく。
普段ならその席に参加できるのに、と思うと、一抹の寂しさが胸を突いた。
「ヒース兄さん、日数的にはどのくらいかかりそうなんでしょうか」
イリーナの問いに、ヒースは虚空を見上げ、指折り日数を計算している。
「移動は片道半日弱、それから辺りの様子を調べて、探索して……。
 見取り図によればそう深い階層にもなってないし……そうだな、早くて3日ってとこか」
「ふむ……………ということは、青い小鳩亭では3日ばかりマウナとクラウスの二人きりですか」
ぽろろん、とリュートをかき鳴らしながら、ぼそりとバスがつぶやいた。
その途端、その場の空気ががらりと変わる。
「えっ………」
「………ほう」
ぽっと顔を高潮させるイリーナに、にやりと笑うヒース。
「そっ、そっ、そんなことは駄目ですマウナさあああああん!!!」
半狂乱になって飛びついてくるエキューをトレイで押しやりながら、マウナも動揺していた。
「べっ、別に! 二人っきりだからって、別に、なにも、ありゃしないわよ……」
はっきりと否定しようとしたはずなのに語尾が怪しくなる。そんな彼女を見て、ますますエキューは錯乱した。
びしりと片手を上げて宣言する。
「僕残る! 皿洗いでもウェイトレスでもなんでもしますから残らせてくださいマウナさん!!」
「馬鹿言え、何があるかもわからんのに、貴重な戦力減らせるか」
ぴしゃりとエキューの言葉を切り捨てるヒース。だが、その言葉の強さとは裏腹に、口元はにやにやと歪んだままだ。
「だったら僕が店に残りますから! しっかりお店を守りますのでどうぞマウナさんは」
「馬鹿言わないでちょうだい。第一エキューは料理できないでしょ」
「マウナさあああん」
本人からのすげない言葉に、エキューは滂沱と涙を流す。
なにがなんでもクラウスとマウナの2人きりは阻止したいらしい。
「別に、なにもありゃしないんだから」
そう言いながらも、マウナの頬は、ほんのりと紅く色づいていた。
なにもない、いつもどおり、と自分にも言い聞かせるも、3日もクラウスと2人きりということを考えると、
自然に鼓動は早くなる。
(そうよ、べつに、皆がいなくたっていつもどおり……)
青い小鳩亭で仕事をせねばならないのは、いつもとかわらない。
養父母がいないから、客の注文を伝えにくるのは間違いなくクラウスで、
料理が出来上がったときにそれを渡さねばならないのもクラウスで、
休憩時間にクラウスと話していても、それを邪魔しにくるような人間がいないだけだ。
何をしようと、邪魔は、入らない。
(………………)
マウナは耳の先まで真っ赤になった。
338名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 08:23:30 ID:NDlwtiGL
一人でわたわたしている彼女を尻目に、エキューは、
「いっそあいつをいまのうちに……」
槍の穂先を見つめ、暗い目をしてぶつぶつとつぶやいている。
いまならセンス・イービルにも反応してしまいそうだ。
幼馴染の兄妹は、あきれたような目で――どこか憐憫も入り混じった目で――それを見つめる。
「イリーナ、とりあえずあいつは簀巻きにでもしといてくれ。依頼引き受けるのは問題ないみたいだし」
「……了解です。このままだと邪悪認定しちゃいそうそうですし」



幸いなことに、ノリスとガルガドは呼びに行く前に青い小鳩亭へ姿を見せた。
彼らも予定は入っておらず、問題なく依頼を引き受ける。マウナ以外は全員参加できるということだ。
簀巻き状態から解放された後も、泣き落とし、恫喝、説得、力ずく、失踪などなど
あらゆる手段をつくしてオーファンに残ろうとしたエキューだったが、
ヒースとイリーナの説得、そして、
「ボク最近はギルドのお仕事ばっかだったから、久々に皆でどっかいけるのはうれしーなー。
 楽しみだねー。ね、エキュー?」
「くっ………! あれは偽物だというのに……!」
付け耳装備の“ノリーナ”の誘惑によって、とうとう陥落した。
冒険にいくとは思えないようなひらひらとした服をまとい、化粧もばっちりほどこされた姿は、
どこからどう見ても可憐な少女だ。
ハーフエルフであるマウナの耳よりも若干細長い、エルフ仕様の付け耳であるということが、
エキュー陥落のポイントだったのだろうか。
青い小鳩亭についた途端ノリーナに出迎えられたガルガドは、ひどく遠い目をしてため息をついた。
「あ、イリーナ。せっかくだからこれ持ってって。もうすぐお昼近いし」
「わ、ありがとうマウナ!」
イリーナは手渡されたお弁当に歓声をあげる。
「こんなことしかできなくてごめんね」
「とんでもないです! 美味しい食事あってこそ、全力を発揮できるというものです!」
がんばってきます!と胸をたたくイリーナの姿が、ちりちりと胸を焼く。
支度を終え、出て行こうとする仲間たちに何か言おうと口を開く。
ちょっとは気の利いたことを言ってやろうと悩んだが、
結局口をついて出たのは、ありふれた見送りの言葉だけだった。
「……気をつけて」
「はいっ、いってきます!」
「あああああやっぱ残りたいマウナさああああん」
泣き声をあげるエキューの首根っこをつかんでずるずると引きずりながら、イリーナは元気よく手を振る。
仲間たちが、次々と青い小鳩亭を出て行く。
最後に残ったヒースも、荷物の確認を終えて椅子から立ち上がった。
「それじゃ行ってくるが………マウナ」
「なによ?」
ヒースはぽん、とマウナの両肩に手をおくと、他の客を相手にしていたクラウスのほうへ視線を走らせる。
そして、これ以上ないほどのイイ笑顔で、
「……がんばれよ!」
きらり、と歯をきらめかせた。
マウナも笑顔を浮かべると、力いっぱい彼の顔にトレイを叩きつけた。
339名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 08:26:25 ID:NDlwtiGL
夜が更けてゆくと賑わっていた店内も一人減り二人減り、周りの店々が看板をしまい終える頃、
ようやく青い小鳩亭も終業時間を迎えた。
「つっかれたー……」
大きく息を吐き出しながら、マウナはカウンターにぐったりと身体をあずける。
特に客数が多いわけでもなく、問題を起こす客がきたわけでもなく。
むしろいつもより早めに店を閉めたくらいだ。
だが、たった4人しか居なかった働き手が半分になってしまった以上、労働量は倍になる。
「お疲れ様でした」
マウナと同じように働いていたはずのクラウスがいくらか余裕を残しているのは、やはり体力の差なのだろうか。
ことりと音を立てて、マウナの前に湯気の立つカップが置かれる。
カップを両手で包むと、その温かさに疲れきった身体がほぐされていった。
クラウスはカップを傾けながら、窓辺に近づく。真っ暗な窓の外に視線を向け、
「……今頃、あちらも休んでる頃でしょうか」
そう、ぽつりと呟いた。
その言葉に、マウナも窓の外――今頃、仲間たちがいるだろう方向へと想いを向ける。
イリーナが獲物を探してきて、意外と器用なヒースが手際よく料理をして。
鍋のそばで楽しそうな声を上げるノリスに、ちょっとは手伝えとガルガドが食器を投げつけて。
最後まで見回りをしていたエキューが皆の輪に加わると、バスがリュートを爪弾き出す。
いつもどおりの皆の姿。そこに、自分だけがいない。
そのことがちくりと胸を刺した。
「今度はちゃんと楽しい思いしてると良いんですけどね」
「え? あ、ああ……そ、そうですね」
クラウスが口にしていたのが、この街にいないもう一組――養父母のことだったと、一瞬遅れて気づく。
思考がかみ合っていなかったことにわずかに戸惑い、慌てて取り繕った。
「旅行先にいる知り合いにも、何かあったときはよろしくってお願いしておきましたし。
 きっと、いい思い出いっぱい作ってきてくれますよ」
そうですね、とクラウスも微笑む。
そして、そこで会話は途切れ、しん、と沈黙がおりた。
(なにか話すこと……なにか………)
普段なら、シャナやガーディが会話をつないでくれる。
よく喋ってくれる2人がいないと、何を話題に出せば良いかもわからない。
クラウスと出会ってから随分たつが、いまだに話すときはひどく緊張してしまう。
名前を呼ぶのも“さん”付けだし、崩した口調もあまり使えない。
なかなか親しくなれないのをさびしく思いつつも、『あとどのくらいたったら、
もう一歩を踏み込めるんだろう』と、どきどきしている気持ちもあった。
340名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 08:27:20 ID:NDlwtiGL
(……あ、そうだ)
会話の糸口になりそうなことを、ふっと思い出して顔を上げる。
「昼間……どなたかと話されてましたよね。お知り合いだったんですか?」
接客の合間に、珍しくクラウスが客と会話を交わしていた。
厨房と酒場を行き来しながらだったため、じっくり見ている暇などなく、どんな人なのかまでは覚えていない。
ちらりと見た感じでは、冒険者風だった気がする。
マウナの言葉に、ああ、とクラウスは頷いた。
「以前、パーティを組んだことがあった奴です。ここが親戚のやってる店だって教えたことがあったんで、
わざわざ顔出してくれたみたいで」
「へえ……その方とは、どんなお仕事とかなさってたんですか?」
そういえば、昔のクラウスについてはあまり聞いたことがなかったような気がする。
嫌がられるかしら、とも思ったがその様子はない。
遺跡めぐりや商人の護衛など、饒舌に語るクラウスにほっとしながら相槌をうつ。
だが、楽しげな声の途中、不意に紡がれた言葉にマウナの表情が固まった。
「それであいつ、今日来たときも、久々に一緒に組んでどっかいかないか、なんて」
「え………」
(出て、いっちゃう?)
どくん、と心臓が音を立てた。震える舌が、勝手に言葉を紡ぐ。
「そ、それで……そのお話、受けられたん、ですか?」
「ええ、まあ。今すぐじゃないですが、叔父さんたちが帰ってきたら
休ませてもらえるよう話してみようかと」
最近外に行ってませんし、あまり休んでると身体がなまってしまいそうですから、などと言いながら笑っている。
マウナの視界がぐにゃりと歪んだ。

クラウスは、元々固定のパーティを持たない冒険者だ。
最近は青い小鳩亭に滞在していることもあって、まれにイリーナたちが受けた依頼を
手伝うことはあっても、それ以外では特に依頼をうけたりすることもなかった。
だが、まだまだ冒険者を引退する気はないようであるし、そのうちまた誰かとパーティを組んで、
冒険に出ていったっておかしくはないのだ。

なんの理由もなく、いつまでも――それこそ、自分が冒険に出ている間も――
青い小鳩亭にいるものだと、信じて疑っていなかった。


ぐらぐらと揺れる視界が気持ち悪い。ぎゅっと唇を噛みしめ、目を閉じた。
クラウスはまだ思い出話を続けている。けれど、相槌も打てない。何を言えば良いのかわからない。
(馬鹿ね、何をそんなに動揺してるのよ。早く、何か言わなくちゃ)
こんなに長く黙ってたら、変に思われてしまう。
けれど、頭の中がぐちゃぐちゃで、考えがまとまらない。
早くなにか言わなくちゃ。何でも良いから、なにか、なにか――。
そして、ふっとひらめいた言葉に面を上げる。
341名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 08:28:40 ID:NDlwtiGL
――ああ、そうだ。これなら、引き止められるかもしれない。
――こうすれば、青い小鳩亭を、あたしの傍を、離れたくなくなっちゃうかもしれない。

それは、自分を救ってくれる、一筋の光明のようにすら思えた。
だがかすかに残った理性は、その手段を否定している。
それは取り返しのつかない愚策だと、必死に自分を止めようとしている。
けれど、突き動かされる衝動のまま、口を開いた。
「………クラウスさん」
ぎゅっと拳を握り締める。心の中でやめてと叫んでいる自分がいる。けれど、もう止められない。
数呼吸の沈黙の後、意を決して唇から言葉を送り出した。
「今夜、私の部屋に来ませんか……?」



自分の部屋への一歩一歩を進むたび、濁っていた頭がはっきりとしてきた。
どこか自分のことではないような、夢見心地のようなぼんやりした気分がどんどん冷めていき、
なんてことを言ってしまっのか、と、後悔と自己嫌悪が襲ってくる。
羞恥のあまり、歩調は徐々に早くなり、自室にたどり着いたときは
もう全速力で走ってしまっていた。
(ああもう馬鹿じゃないの! いきなり部屋に誘うだなんて!)
扉を力まかせに閉め、そのままの勢いでベッドに飛び乗る。
頬が熱くて、鏡を見なくても真っ赤に染まっているであろうとわかった。
自分への怒りに叫び出したい気分だった。
だが実際に叫ぶと宿泊客や近所への迷惑になる。唇を噛みしめ、ばふばふとクッションにこぶしを叩き付けた。
(告白もまだだってのに! あああもおおおおおー!!)
恋人同士になる前のあれやこれやを楽しんでいたのが、段階いくつもすっ飛ばして
いきなり夜のお誘いだ。己の正気を疑う。
本当に、レプラコーンに惑わされでもしていたんじゃないか。
正直今からクラウスの元へ戻り、土下座してでもなかったことにしてもらいたい。
ベッドの上を転げまわり、じたばたと足を振り回す。
クッションをこれでもかと叩きのめし、ひとしきり暴れ終えると、ぐったりとベッドに横たわった。
天井を見上げ、大きく息をつく。
(…………来て……くれるのかしら)
冷静にそれを考えると、全身にじわりと汗が浮かぶ。
誘いの言葉を口にしたあと、クラウスの反応も確かめずに部屋に逃げ帰ってきてしまった。
(来てくれなかったらどうしよう)
342名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 08:29:39 ID:NDlwtiGL
このまま1人で朝を迎えたとして、明日からどうやって顔を合わせたら良いのか。
いや、それはまだましだ。クラウスが部屋に来た挙句に、
「すいません、今日は用事があるのでちょっと……」なんて言われたら泣ける。
というか、書置き残して軽く1年くらいは失踪したい。
来てくれたとしても――
(ほんとうに、いいの?)
抱きしめて、キスされて、それ以上も。
心の準備など出来ていない。心臓がばくばくと音を立てていた。
本当に、なんであんなことを言ってしまったんだろう。
なんとか、色っぽい意味での誘いじゃなかったのよ、と伝えることはできないだろうか。
貯蔵庫からワインでも持ってきて、「飲み明かしませんか?」なんて、無邪気なふりをして。
いやだがしかし、もしもクラウスがその気になってくれていたなら、わざわざ呼びつけておいて
肩透かしを食わせるのも申し訳ないし。でもやっぱり恥ずかしいし。
うーうーと唸りながら、クッションに爪を食い込ませた。
大人しく待とうか、部屋から逃げ出そうか、無邪気に誤魔化してしまおうか――
ぐるぐると思考が渦をまく。
そのまましばらく百面相を続けていたが、
(………ええいっ)
意を決して、立ち上がった。


ノックの音は軽く、3度叩かれた。
「マウナさん…俺です。入ってもいいですか?」
扉越しにかけられた声に、マウナはベッドから立ち上がった。
「――どうぞ」
自分の声は震えてはいなかっただろうか。大きく深呼吸をして、高鳴る心臓を落ち着かせようとする。
「失礼します……マウナさん?」
戸惑った声は、部屋の中が真っ暗だったからだろうか。
窓から差しこむ月明かりだけでは、部屋の全てを見渡すことは出来ない。
闇の中でマウナは口を開く。
「ここです」
クラウスが手にしていたランプが、部屋の中に差し入れられる。
ぼんやりとした明かりにマウナの姿が浮かび上がった途端、クラウスは息を飲んだ。
視線を受け、マウナの頬が紅潮する。握りこんだこぶしの中に、じわりと汗がにじんだ。
「ま、マウナ、さん……」
死にたいくらいに恥ずかしい。
けれど、目論見どおりにクラウスが驚いている、ということがなんだかおかしくて、口元が緩んだ。
当然だ。クラウスにこんな姿を見せたことなんてない――クラウス以外にも見せたことはないけれど。
胸と腰……身体のほんの一部だけを隠した、下着姿。
こんな格好ではもう魂胆を誤魔化しようもない。
扉の前で動きをとめたクラウスに近寄る。胸元にそっと寄り添うと、彼の身体はびくりと強張った。
「抱いて、ください」
視線を合わせぬまま、甘く囁く。あまりに直接的な言葉に、頬が熱くなった。
部屋が暗くて良かったと思った。誘っておきながら緊張しきってるだなんて知られずにすむ。
だが、クラウスの様子も伺えない。動きを止めた彼が、嫌がっているのかいないのか――。
(………引かれてたらどうしよう)
たらりと額に汗が伝った。
343名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 08:30:35 ID:NDlwtiGL
彼女の言葉の後、沈黙が場を支配していたのはどれほどの時間だったのだろうか。
おそらくほんの数呼吸程度だっただろう。だが、マウナには1、2時間にも感じられていた。
拒否されてしまうのだろうか、と不安が身体を支配する。
彼女の頭の上で、大きく息を吐く音がした。ランプが傍にあった文机の上に置かれる。
「本当に……いいんですか?」
マウナの肩に、そっと指先が乗せられた。ひやりとした感触に背筋が粟立つ。
ああ――よかった。
とりあえずは、受け入れてもらえそうだ。――この後どうなるかわはわからないけれど。
頬に手が添えられ、上向かされた。軽く眉間にしわが寄っている。
唇を引き結び、どこか怒ったような表情。
「嫌だと言っても、もう止めませんからね」
顔が近づく。目を閉じると、唇が重ねられた。
ただ触れあうだけ。それだけで身体は熱くなった。
裸の背にクラウスの手が添えられる。抱き寄せられるまま、マウナは身体を預けていった。
素肌に彼の手が触れている。ごつごつした指に、筋肉質な腕に、強く抱きしめられている。
クラウスを待っている間に冷え切っていた身体が、芯から熱を帯びていった。
恥ずかしい。怖い。でも、うれしい。
彼の身体に全身を包まれながら、マウナは口付けに酔いしれた。



ランプの灯りが消える。うす暗さに慣れてきた目は、闇の中でもお互いの姿を捉えることができた。
首を反らし、真っ黒な瞳をじっと見上げる。
そして再び唇を奪われた。
「んっ……ん、う………」
先ほどのような唇をただ合わせるだけのものではない。何度も離れては角度を変えてまた吸い付く。
そのうち唇を割って、強引に舌が滑り込んできた。舌と舌とが触れ合った瞬間、マウナの全身に痺れが走る。
そのまま彼女の舌を絡めとり、クラウスはマウナの口腔を蹂躙していった。
「ん、はっ……あ」
息継ぎのタイミングもわからず、マウナは息苦しさに喘いだ。だが、空気を求めて唇を離しても
またすぐに頭を引き寄せられ、唇を重ねられる。
舌が擦り付けられ、唇に甘く歯を立て、唾液が混ざり合う。
唇を離し、クラウスの胸にくたりともたれかかったときには、マウナの息はすっかり上がりきってしまっていた。
彼女の身体を支えながら、肩口にクラウスは軽く歯を立てる。
「あっ…ぅん……」
鼻にかかった甘い吐息がクラウスの耳朶をくすぐる。
唾液にまみれた舌がぬるりと首筋を這うと、わずかにマウナの身体が震えた。
首から喉元へ、喉元から鎖骨へと、徐々にその位置を下げてゆく。
露になった胸元で、時折止まっては赤い痕を残していった。
344名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 08:31:44 ID:NDlwtiGL
「ふぁ、あんっ……」
胸元に強く吸い付かれた瞬間、マウナの唇から自分でも驚くほどに甘い声が漏れた。
それに反応したかのように、クラウスの動きは大胆になってゆく。
マウナの身体に舌を這わせ、甘く噛み、彼女が反応する部分を探す。
「あ、は、んっ……んんっ……」
いやいやと首を振りながらも、マウナに拒否の意思は見られない。
彼の服の胸元に爪を立て、がくがくと震える両脚を必死に支えている。
クラウスの大きな手が、マウナの乳房を包み込んだ。そのまま優しく揉みしだく。
「やあっ……」
ひくん、と彼女の身体が震える。
柔らかな肌に指を突き立てると、確かな弾力を持ってその指を跳ね返そうとする。
背筋が弓なりに反り、うっすらと汗の浮いた白い喉が月光にさらされた。
「んぁ、あ…や、あぁ……」
やわやわと揉みしだかれ、クラウスの手の中で乳房が形を変えるたび、徐々にマウナの呼吸が速くなっていく。
マッサージのような気持ちよさだと感じていた感覚が、徐々に別のものへと変わっていった。
わずかな不安と、それ以上の期待。もっと違う場所にも触れて欲しい。
クラウスの手が、口が、指が、舌が。自分に触れるたびに、身体は歓喜にうち震えている。
「ふぁ、あ…んっ……んあぁ……」
服を乱し、目元を赤く染め、甘い喘ぎをもらす。
(いやだ……あたし、はしたない……)
自分がまだ男を知らないということを、クラウスは気づいているのだろうか。
初めてなのに、ちょっと触られただけで、悦楽に溺れて喘いでいる。
はしたない女だと、クラウスに軽蔑されるのが怖い。けれど、嬌声は唇から絶え間なく漏れてしまう。
クラウスに触られることが、気持ちよくて、うれしくて、泣きたいくらい切ない。
堪えようと思っても堪えられない。堪えようと唇を噛んでも、別の場所を触られた瞬間、反射的に声が上がる。
くすぐったいような、気持ちいいような、心地よくももどかしい未知の感覚。
触れ合った肌はひどく熱くて、更なる熱を求めて疼いている。
(あ、や、やだっ……!)
まだ触られてもいないのに、下腹の辺りが熱くなっていた。
“なにか”が身体の中から沸き出してくるような感触。
知覚した瞬間、それはとろりと流れ落ちる。
(う、うああああああ………)
恥ずかしい。恥ずかしい。頭を抱えてのた打ち回りたい。
快楽を羞恥が上回る。愛撫を受けながら、マウナの顔は真っ赤に染まった。
345名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 08:41:23 ID:NDlwtiGL
ベッドに身体を横たわらせられ、クラウスが上に覆いかぶさってくる。
「ぁ、ん……」
見上げると熱に浮かされたような表情のクラウスと視線がぶつかった。
息を荒げ、苦しげにゆがんだ表情。欲情に染まった瞳に、マウナの姿が映りこんでいる。
普段の穏やかな様子とかけ離れた姿に、求められているのだという満足感が身体に満ちていく。
けれど、どれほど昂ぶっていようと、性急に彼女の身体を求めようとはしなかった。
触れてくる指は泣きたいほどに優しく、時折強引になりながらも、本気で彼女を怯えさせることはない。
素足にクラウスの手のひらが触れた。
「あっ……!」
すねから膝、腿へと撫でさすりながら、彼の手は両足の付け根を目指して進む。
(どうしよう、どうしよう……)
心臓が激しく高鳴っている。
触って欲しい。触られたくない。相反する気持ちがぶつかりあって、身体がすくみあがる。
だが、逡巡している間もクラウスの手は止まらない。下着の上から、クラウスの指が秘所に触れた。
「ぅあっ!!」
びくん、と身体が跳ねる。身を襲ったのは、紛れもない快楽。
「あ、や、あぁ! だ、だめぇっ!!」
下着の上からくにくにと指先が柔肉をえぐる。
秘裂をなぞり、陰核を探られるたび、マウナはあられもない声をあげた。
全身が突っ張り、足先がぴんと跳ね上がる。
知らず知らずのうちに両足が開き、秘所をクラウスの眼前にさらしてしまう。
「んひ、あ、やあぁっ……」
淫液が下着に染み出し、クラウスの指を汚す。
もう、羞恥を感じている余裕などなかった。
指がうごめくたびに喉から艶めいた声をしぼりだし、腰をくねらせ、愛しい男の愛撫に身をゆだねた。



不意にクラウスの指が離れる。
激しすぎる愛撫に息も絶え絶えだったマウナは、ようやく訪れた休息に安堵の息をつく。だが、
「直に、触りますよ」
耳元でささやかれた予告に、表情がこわばった。
「や、ちょ、ちょっと、ま……」
淫液に濡れて肌にぴったりと張り付いていた下着を引き剥がし、クラウスの手が柔らかな恥丘を這い回る。
柔らかな内腿に彼の指が食い込み、ゆっくりと両脚を開かせてゆく。
二本の指が秘裂を押し開くと、彼の指がマウナの中へと滑り込んだ。
「ひっ…………!」
痛みはなかったが、異物感に思わず息を飲む。強張った身体が、侵入を拒むように指をきつく締め付けた。
ぬるついた粘液を絡めながら、クラウスは更にマウナの奥へともぐりこもうとする。
「あ、や、ああ、あ」
彼の指が柔肉をえぐるたび、マウナはか細い嬌声を上げた。
気持ちいい。もどかしい。切ない。泣きたい。――もっと欲しい。
クラウスの身体にすがり、背中に爪を立てる。
熱すぎる体温に幻暈がした。
346名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 08:42:06 ID:NDlwtiGL
「んは……っ! あっ、ふあ、あ、あぁ……っ」
淫液に塗れた指と粘膜が擦れあい、くちゅくちゅと淫靡な音を立てている。
全身にぽつぽつと汗の玉が噴出した。うまく息を吸えず、酸素を求めて何度も喘ぐ。苦しさに涙がにじんだ。
「ひぁ――あ、はっ……やぁ、あ、あ……」
全身を貫くあまりにも激しい感覚に、マウナは泣き声交じりの声をあげる。
クラウスの指から、絶え間なく電流が流されてくるようだ。
敏感な粘膜が擦られる痛みすら、快楽へと変換される。
抑えきれない悦楽に、マウナの腰が何度も跳ねた。
クラウスの指が、自分の中で動き回り、肉壁を押し広げ、何度も突き立てられている。
溢れ出した愛液はクラウスの指を伝い落ち、シーツに大きな染みを作った。
「や…ぁ、あああ……ん、くぅ……」
指が動くたびに、粘ついた音がマウナの聴覚を犯す。
彼の指に反応して、自分の身体はこんなにも喜んでしまっている。
自分が知らなかった感覚を引き出され、刻み込まれ、何もかもを露にされる。
愛しい男にすべてを支配されていく。
ひときわ奥深くまでえぐられた瞬間、マウナの全身が硬直し、
「――ひ、あ、あ、あ、あああああっ!!」
悲鳴の終わりと共に、ぐったりとベッドに沈み込んだ。



「はぁっ、はぁっ、はぁっ………」
マウナは荒い息をつきながら、とろんとした表情で天井を見上げる。
全身にじんじんとした痺れが残っており、指先にすら力が入らない。
これが達したということなのだろうか。
呼吸を重ねるにつれて、ゆっくりと身体の熱が引いていく。
クラウスの痕跡が消えていくようで切なかった。
抱きしめられて、キスされて、身体を見せて、一番奥まで触られて――
けれどまだ満たされない。
もっと、もっと激しく。
快楽を刻み込まれるたびに、更なる快楽が欲しくなる。
この人の何もかもが、欲しい。
347名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 08:57:57 ID:NDlwtiGL
視界の端で、クラウスが服を脱ぎ捨てるのが見えた。
――まだ、終わりじゃないのだ。
仰向けのままマウナはゆっくりと上体を起こす。
汗に塗れて湿った下着はすっかりずらされ、もはや肌を隠す役目を果たせていない。
下着を身体から剥ぎ取ると、ひざを立てて両脚を開いた。
息はもう整っていた。だが、自分がしようとしていることを思うと、心臓は激しく高鳴り、呼吸も自然と速くなる。
「クラウス、さん………」
上半身を起こして名前を呼ぶ。その声音はひどく艶めいて、目が合ったクラウスが一瞬息を呑むのがわかった。
裸身に視線が突き立てられる。背筋がぞくりと粟立った。
ああ、自分は今どんな表情をしているのだろう。
両腕を差し出し、秘所を見せ付けるにして、まるで娼婦のように男を誘惑している。
口の中がからからに乾いていた。何度も唾液を飲み込みながら、誘いの言葉を唇に載せる。
どうか声が震えていませんように、と祈りながら。



両脚の間にクラウスの身体が割って入ってきた。
反射的に逃げそうになったマウナの腰を、クラウスはぐいと強く引き寄せる。
しっとりと汗ばんだ両腿をが抱えられ、秘裂に何かが押し当てられる感触にマウナは息を飲んだ。

――これ以上すすんだら、後戻りはできない。

そう自覚した途端、全身が怖気に凍りつく。
あんなにも熱かった身体の芯が、急激に冷えていった。
覆いかぶさっている男を、全力で跳ね除けたい思いにかられる。自分から誘っておきながら、と唇を噛んだ。
(怖い、こわい、コワイ)
クラウスのことが、怖いんじゃない。
ここから先の――子が、できてしまうかもしれない行為が、怖いのだ。



『仲良くしていられるのは今のうちよ。
 そのうち、寿命のせいで疎ましがられる。子供や、孫にね』
かつて出会ったハーフエルフの少女の台詞。
寿命の違う異種族でも、家族のようにすごしていけると思っていた自分を嘲り笑うその言葉。
言われたそのときは、気にしてないわ、なんて仲間たちにも平気な顔を見せることができた。
けれど、本当はずっとその言葉は自分を支配していた。
どれほど仲間と仲良くしていようと、どれほどクラウスを愛していようと
人間である彼らはマウナの寿命についてくることはできない。

だれかを愛して、子供ができてしまったら。
彼女の台詞どおりの未来が来てしまったら。

その思いが、マウナをひどく臆病にさせていた。
348名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 08:58:43 ID:NDlwtiGL
不意に、クラウスが身体を離した。
「――やめますか?」
「え?」
「身体、震えてます」
「あ………」
気づかぬうちに、全身ががたがたと震えていた。シーツに食い込ませた指は白く強張り、
己の意思で引き剥がすことすらできない。
途方にくれて視線を上げると、真摯な瞳に捕らえられる。
「怖いですか」
その表情からは、彼の感情は窺い知れない。
わかるのは、マウナが破瓜の痛みに怯えているんじゃないかと、気遣ってくれているということだけだ。
だが、マウナの秘裂にあてがわれた彼のものは熱く昂ぶり、早く彼女の中に入りたいと言う様に
ひくひくと脈打っている。
マウナの両足に添えられた手には汗が滲み、呼吸も荒い。
隠し切れない欲望を押さえつけながら、クラウスは彼女が意思を決めるのを待っている。
いっそ、強引に奪ってくれれば良いのに――そんな思いがちらりと頭をよぎった。
(やっぱり、怖い)
泣きたい思いを隠すように目を閉じる。まぶたの裏が熱くなった。
(でも)
跳ね回る心臓を押さえつけた。深呼吸を繰り返し、怯える心を落ち着かせようとする。
(このひとが、ほしい)
目の端から、一筋の涙がこぼれる。恐怖と愛しさ、相反する思いで胸がいっぱいになった。
身体の震えは収まらない。でも、こちらの意思さえ確認できれば、
多分クラウスはそれに気づかない振りをしてくれるだろう。
唾液を何度も飲み下し、乾ききった口の中を湿らせながら、そっと唇を開いた。
「――来て」
349名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 08:59:47 ID:NDlwtiGL
マウナの言葉に応えるように、クラウスは腰を進めてきた。
「ひあっ……あ、ああ……っ」
指よりもずっと太く、火傷しそうなほどに熱いものが、柔肉を押し広げながら進入してくる。
耐えられない痛みではない。だが、それよりも異物を体内に埋め込まれる恐怖感に、マウナは悲鳴を上げた。
「あっ……あ、や、あぁ……っ」
唇がわななき、胎内のものをきつく締め付ける。クラウスは痛みにか顔をしかめるが、腰を引こうとはしない。
マウナの抵抗を感じながらも、ゆっくりと己のものを埋没させてゆく。
「あ、あ、あ……っ!!」
「マウナさん、力を抜いて……」
ひくひくと震えるマウナに顔を寄せると、両腕が首に絡みつく。
引き締まった身体に押しつぶされて、乳房が柔らかく形を変えた。
痛みを堪える泣き顔はクラウスの嗜虐心を刺激する。
すがり付いてくる身体を、思うがままに蹂躙したい気持ちを理性でねじ伏せ、クラウスは彼女の唇を啄ばんだ。
「んぅ……ふ、んん……」
深く唇を合わせ、舌を滑り込ませる。マウナはそれにぎこちなく応えた。
甘い口付けに、固く強張っていた彼女の身体がほぐれてゆく。
彼女の様子を慎重に伺いながら深く腰を押し入れると、びくんとマウナの腰が跳ねた。
「ぅ、く……うぅ………」
合わせた唇の間から、くぐもった声。肉を裂かれる痛みに、真っ白な頬を一筋の涙が伝った。
両足の付け根から、脈打つような痛みが全身に広がってゆく。
マウナの体内を、隙間なくクラウスのものが満たしていた。
彼女をきつく抱きしめ、クラウスは彼女の首筋に顔を埋める。荒い息が肌に触れた。

マウナは彼の背に手をまわしたまま、必死に痛みを堪えていた。
痛い、苦しい、気持ち悪い。ほんとうにこんなことが気持ちよくなるのか。
冒険の中で、怪我をして痛い思いをすることなんていつものことだ。
時には死ぬ一歩手前というくらいまでいったこともある。
その時の痛みに比べれば、こんなのたいしたことない――はず。
そう思いながら、何度も呼吸を繰り返す。
呼吸のたびに、ずくんと身体に響いてくるようで、痛みの強さに泣きたくなる。
それが、純粋な痛みだけなら、堪えようとは思わなかっただろう。
激痛の中、ほんのわずかな幸福感が混じっている。
――己の身体が、クラウスのものになったんだと。
350名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 09:01:12 ID:NDlwtiGL
破瓜の痛みを乗り越えたあとは、純粋な快楽のみが襲い掛かってくる。
月明かりの射す部屋の中、快楽に悶える真っ白な裸身が浮かび上がった。
「んは……ぁん、んふ……」
鼻にかかった甘い吐息は男をますますいきり立たせ、それがさらに彼女の身体を苛む結果となった。
ゆっくりと腰を引き、倍の速さでまた埋め込む。じゅぷ、と濡れた音をたてて秘裂がかき回される。
突き上げられるたびに、マウナは髪を振り乱して身をよじる。白い乳房が揺れ、ひどく扇情的だった。
紅く色づいた乳首を指先ではじくと、官能に彩られた声音が空気を振るわせる。
絶えず沸き出す愛液は、腰が打ち付けられるたびに溢れ、シーツを濡らしていった。
幾度か往復を繰り返すと、その動きは徐々に滑らかになっていく。
ぬめる粘液に包まれながらそっと抽迭を開始させると、彼女の喉は甘い音色を奏ではじめた。
「痛みますか?」
「へ、いき…ですっ……ん、ああ……」
言葉どおり、彼女の言葉に悲痛な色はない。
マウナの言葉を受け、クラウスはだんだんと腰の動きを激しくしていった。
奥深く突き入れられるたび、結合部から粘ついた音が上がる。
「ふ……ぁ、んん……う、ん……」
じんじんとした痛みが、徐々に切ない疼きに変わってゆく。
酩酊感に近いような、意識をにごらせていく感覚。
ぬめぬめとした肉襞を擦り上げられるたびに、思考はどんどん鈍り、その反対に感覚は鋭敏になっていった。
突きこまれる楔の形すら感じ取れる。意識して締め付けると、幻暈がするほどの快楽が襲ってきた。
「っ……!」
ぞわりと肌が粟立った。背筋を駆け上っていく感覚は、ほんのちょっと前に体験した覚えがある。
びくん、びくん、と手足が痙攣しだした。
「あ、や、まっ……待って…ちょっとまって」
慌ててクラウスの身体に添えていた手を振りほどき、密着しきっていた身体を引き離す。
奥深くまで押し込まれたまま腰の動きが止まると、急激に高められていた快楽が、
すうっと身体から引いていった。
マウナは目をぎゅっと瞑って、何度も荒い息をつく。全身に汗の玉が浮いていた。
心配そうな表情で、クラウスが顔を覗き込んでくる。
「痛かったですか?」
「ご…ごめん、なさい……」
息を整えながら、痛かったわけじゃあないんですけど、とマウナは頬を紅潮させる。
クラウスは不思議そうに首を傾げた。
「いや、その……………ちょ、ちょっと…おかしく、なっちゃいそうだったんで………」
言うべきか言わざるべきか悩んだ挙句、随分と婉曲な表現を口にした。
一瞬悩んでから、ああ、と得心がいったような表情に、かあっと顔が熱くなる。
達したときの、気を失ってしまいそうなほどの強い衝撃。
危険などないとはわかってはいたけれど、意識を手放してしまうのは怖かった。
351名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 09:02:11 ID:NDlwtiGL
身体を小さくして恥らう彼女を眺めていたクラウスは、ふと悪戯めいた表情を浮かべた。
「おかしくって……どんな風にですか?」
「どん、な…って……」
思いもよらぬ質問に言葉を詰まらせた。
どこが、どう、おかしくなっていっているのか。自分の口から言えというのか。
とまどって顔を上げると、どこか楽しげな瞳とぶつかる。
――からかわれている。
「……………っ!」
マウナの顔が、火がついたように真っ赤になった。口元が歪み、泣き出しそうな表情に変わる。
「しっ……しりません!」
身体をねじり、彼に背を向けようとじたばたと暴れた。
だが、身体をつなげたままでは離れようにも限度がある。
身体を横にし、顔だけは辛うじて枕に押し付けられる。それが限界だった。
背後で笑う気配がする。
「自分の身体のことなのに?」
「んひっ!……ん、ぅう……」
うなじに強く吸い付かれ、びくりと背筋が震える。
マウナの背中で指先が踊る。不自然な体勢をあえて直そうとはせず、クラウスは背後から彼女の身体を愛撫した。
「ひぅ、あ……あ、ぁ……」
クラウスの動きが見えない、という不安が、彼女の身体を敏感にする。
後ろから伸びてきた手が、マウナの乳房に指を食い込ませた。
固くなった乳首を指先で挟むと、真っ白な背中が何度も跳ねた。
「別に、おかしなことなどないでしょう?」
耳元に顔を寄せ、優しく囁く。自分でも意地が悪いとはわかっていたが、
優しくしてやりたいと思えば思うほどに、彼女の泣き顔も見てみたくなる。
己のものを埋め込んだままの下腹部に手を這わせた。ただ撫でただけで、
彼女の秘裂は脈打つように収縮し、クラウスのものをきつく締め付ける。
「こんなに、感じているんだから。何度でもおかしくなってくれてもかまいませんよ」
「やっ……ぁあ、や……いじ、わる……」
眉を下げ、泣きそうな顔でマウナは震える声を上げた。ぞろり、と尖った耳を舐め上げられ、
その卑猥な音にますます彼女は表情を歪めた。
耳たぶを甘く噛み、乳房をやわやわと揉みしだく。
羞恥と困惑に苛まれながらも、マウナの身体は刻み込まれた快楽に甘くとろけていく。
身体をひくつかせながら、唇を噛みしめ、いやいやと首を振った。
「く…ぅん……ぅ………」
去ったはずの波が、再びじわじわと押し寄せる。
快楽が身体を侵食し、マウナの理性を飲み込もうとする。
きつく乳房をつかまれても、その痛みすら快楽に変わった。
352名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 09:03:38 ID:NDlwtiGL
愛撫に翻弄される頭の中を、徐々に侵食していく思いがある。
――もっとほしい。これじゃ足りない。
心の奥深くに押し込めていた、浅ましい欲望。
理性もなにもかも吹き飛ばして、愛欲に浸りたいと訴えている。
――もっと突いて。犯して。貪って。
けれど、そんなこと、口になど出せない。
目を閉じて快楽に耐えようとするが、五感の一部を遮った途端、ほかの感覚が鋭くなる。
ぴちゃ、と舌先が触れる音。
混ざり合った体液の匂い。
優しく愛撫してくる指先の感触。
なにもかもがマウナの全身を刺激する。
身体中の神経がむき出しになっているようだった。


執拗に繰り返される愛撫。教え込まれた快楽は、マウナの意思とは関係なしに、男の手に甘く酔いしれる。
その激しさに、唇がわななき、身体が波打った。
「や、あ、ああ…だ、め…だめぇ……!」
四肢が弛緩と硬直を繰り返す。視界が白く点滅し、汗がどっと噴き出してきた。
すがる場所を探して伸ばされた腕がわななき、そして、くたりとシーツに崩れ落ちる。
全身が脱力し、ただ喉だけが激しい呼吸を繰り返していた。
「はっ……はぁっ……はぁっ………」
気を抜いたら、あっさりと意識を失ってしまうんじゃないかという疲労感。
涙の滲んだ瞳で、クラウスへと抗議の視線を向けた。
やりすぎた、というような、ばつの悪そうな表情を浮かべている。
「すいません……ちょっと調子に乗りました」
謝罪の言葉を口にしながらも、さほど申し訳なく思っているようにも見えなかったが。
への字に口を歪めるマウナの額に、クラウスは唇を押し当てる。
「あなたを愛せることが嬉しいから」
「やっ……んぅ………」
たかだかその一言で、苛立ちはすとんと身体から落ちる。クラウスの唇が目元に降りて涙を拭う。
唇を重ねるとわずかに塩辛い味がした。
353名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 09:05:02 ID:NDlwtiGL
きつく抱き合って、抽迭が再開される。
はじめはゆっくりと、そして徐々に深く、激しく。
「く…ふ、んっ……は、あぁん……」
一突きされるたびに、一本一本神経が焼き切れていくように思えた。
あんなに恥ずかしい、はしたない、と思っていたのに、気がつくと声を止めることができなくなっている。
目の端から涙が零れ落ち、汗が飛沫となって飛び散った。
クラウスの舌が、指が、触れるたびにその部分から溶け出していきそうだった。
愛した男に抱かれるのが、あまりにも気持ちよくて、嬉しくて、幸せで、怖い。
終わりなどきてほしくない。
「ぁ、あ…んっ……クラウスさん……クラウスさぁんっ………」
うわごとのように何度も名を呼んだ。応えるように抱きしめてくれる腕が愛しい。
仰け反った喉元に、クラウスが唇を押し当てる。
打ち付けられる腰の動きを合わせると、更なる高みへと追い立てられていく。
熱を帯びた喘ぎに終わりが近いことを察し、クラウスが動きを早めていった。
クラウスになにもかもが奪われる。支配される。染まってゆく。
深く突き上げられた瞬間、マウナの唇からか細い吐息が漏れ、全身がびくびくと痙攣する。
自分のなかで、どくり、と脈打つ感覚を最後に、マウナの意識は白く塗りつぶされていった。





「………どうしよう」
寝台の上、途方にくれた表情でマウナはぽつりとつぶやいた。
窓の外にはすでに朝日がかがやき、もうすぐ起き出さねばならない時間だと知らせている。
だが、開店準備よりも先に、目の前の問題を解決せねばならない。
マウナの隣では、クラウスが静かな寝息を立てていた。
2人とも何も身に着けておらず、身体中に残った痕が、昨夜のことが夢ではないと教えてくれる。
さわやかな朝の景色の中、マウナの気分はどん底だった。
354名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 09:07:21 ID:NDlwtiGL
一度でも良い。身体の関係を持てば、青い小鳩亭から……
自分の元から、離れがたくなるんじゃないかと。
責任感の強い彼は、自分を置いて出て行けなくなるんじゃないかと。
そんな目論見から、彼を誘った。だが、
(うううう………失敗した)
相手から離れがたくなったのは、きっとクラウスよりも自分のほうだ。
クラウスが青い小鳩亭を出て行くことを考えると、それだけで胸が痛くなる。
彼に抱きしめられるのが、触れられるのが、嬉しくて仕方なく、
快楽に溺れて本来の目的を思い出すのすら忘れてしまった。

一晩を共にして得たものは、幸福感と、それ以上の後悔と自己嫌悪。
彼と一生を共にする覚悟はまだできていない。そんな半端な気持ちで、抱かれたりするんじゃなかった。

(あーもーこんなことするくらいなら、泣き叫んででも「行かないで」って
すがったほうがまだマシだったのに……)
頭を抱え、ぼさぼさになっていた髪をかき乱す。
本当に、昨夜の自分は何を考えていたのか。
別にクラウスが今すぐいなくなるわけでも、今生の別れというわけでもない。
それなのに、勝手に狼狽して身体使って繋ぎ止めようなどと、正気の沙汰とは思えない。
昨夜の自分をぶん殴ってでも止めてやりたい気分だった。


「寝てるうちに傷とかシーツとか全部始末して、なにもなかった振りが出来れば、夢だってことに……」
やっぱどう考えても無理よね、とマウナは頭を抱える。
体液に塗れたしわくちゃのシーツ、身体中に付けられたキスマーク、
全身に残る疲労感に、クラウスの背中の深い爪痕。
クラウスが起き出してくる前に、気づかれないようにすべてを消し去ることなど不可能だろう。
血のにじんだ背中を指でそっとなぞる。
「ヒーリングで、傷跡も消せるかな……」
だが、そんなことを口にしながらも、生命の精霊に呼びかける言葉が出てこない。
傷つけてしまったことを申し訳なく思いながらも、昨夜の痕跡をなくしてしまうのが惜しかった。
「……………どうしよう、かなあ」
やりきれない思いに、はあ、と大きく息を吐き出す。
これからどうすれば良いのか、どうするべきなのか、まったく考えがまとまらない。
手持ち無沙汰に、ぼさぼさになってしまった髪を手櫛ですく。
その拍子に、
「…………?」
視界の端で何かがきらめいた。部屋の中にある光りそうなもの……鏡の反射などでもない、もっと、小さな光。
怪訝に思って光源を探す。
そして、それを思いもよらぬ場所で見つけてしまった。
「え……? え………これ、って………」
左手の指に、見慣れぬ指輪がはまっていた。
以前クラウスから渡され、はめたことのある朱金の指輪に、どことなく似た装飾。
ひどい呪いがかけられていて大変な目にあったのをよく覚えている。
ぽかんと目も口も丸くして指輪を見つめる。意識を手放す前は、こんなものは間違いなくつけていなかった。
(あれって確か……解呪で、真っ二つになっちゃったんじゃなかったっけ……)
まとまらない思考で、そんなことを思う。
だが、実際のところは、指輪の装飾よりも、はめられている場所が重要なんだろう。多分。
呆然と指輪とクラウスを交互に見つめる。
ただ渡されただけなら、マウナだってさほど深い意味はない、ただのプレゼントとして受け取っただろう。
けれど、眠っていた間にはめられていたのは、左手の薬指。――永遠の愛を誓うための、場所。
355名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 09:14:01 ID:NDlwtiGL
じわりじわりと、その意味が胸に浸透していく。
(――いいの? そういう意味に取っちゃって、いいの?)
溢れ出してきた感情に、視界がぼやけていった。
胸に押し寄せる熱い衝動。笑い出したいような気分だった。
(なんて単純なの、あたし)
苦笑しようとした口元が、甘く綻んだ。
あんなにも未来への不安に怯えて、臆病になっていた心が、彼の行動一つで霧散する。
どん底まで落ち込んでいた気分が、光さす場所へと上っていった。
歓喜がマウナの全身を駆け巡り、全身に活力をみなぎらせる。
まったく明るいものとは思えなかった、クラウスとの――寿命の違う、人間との未来が、
とてもすばらしいものだとも思えてきた。
人間と比べれば、倍以上も長い寿命。
養父母を、仲間たちを、クラウスを、見送らねばならない日はいつかくるだろう。
でもその時は、笑顔で見送れるような人生を送ってやる。
出逢えてよかった、一緒にいれてよかったと、別れに泣くよりもそう笑いたい。
己の子供に疎まれるような生き方などしてみせるものか。
(100年後だって、笑ってみせるわ)
唇が笑みの形を作るのと共に、涙が零れ落ちる。
昨夜も何度も泣いたけれども、これは昨日とはまったくちがう涙だ。
不安も恐怖もひとかけらだってない。嬉しくて、楽しくて、幸せな涙だ。

「ねえ、クラウスさん」
眠り続ける彼に寄り添う。穏やかで、無防備な寝顔。
そんな安心しきった姿で自分の隣にいてくれたことに、笑顔がこぼれる。
今言ったところで聞こえないのはわかってる。
けれど、言いたいという衝動をもう抑えきれない。
今まで言いたくても言えなかった言葉が、唇からこぼれ出す。
幸せに顔を緩ませて、小さな声で、耳元へそっと囁いた。


「だいすき、よ」



end
356名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 09:15:36 ID:NDlwtiGL
以上です。長々と失礼いたしましたーッ。






そしてすげえどうでも良い後日談。

「ボクもう付け耳ヤダ………」
「どうしたノリス何があった!」
「……………………」
「エキュー、お前も見張りの組がノリスと一緒になったときから
なんかおかしいぞ……っておい! 逃げんなー!」

何があったかは神のみぞ知る。
357名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 09:17:23 ID:NkPZTiQe
マウナたん……幸せになるんだよ(っ∀`)
358名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 09:19:35 ID:LOFCWOD0
超GJ!
結構好きなんだ、この組み合わせ。
一見いかにも朴念仁だけど、クラウス意外に侮れねえ。

ところで、やっぱエキューのロングスピアがノリーナに炸裂したですか……?
359名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 09:55:21 ID:q2pLhajd
良い感じの話ですね。
後日談も笑った。

しかし、マウナが同行しなくても、全然問題ないパーティー構成になってしまったなぁ。
360名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 10:13:10 ID:LOFCWOD0
>>359
(´Д`;)ソレ、イッチャダメ!

男シャーマン>5レベルエキュー×
女シャーマン>3レベルノリーナ
回復>6レベルガルガド、他イリーナ、バス
レンジャー>ヒース(低いけど)

……やっぱり、小鳩亭の女将になるしか道はないのね……
361名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 11:35:27 ID:Z/PrRoiG
>360
>女シャーマン>3レベルノリーナ

一応突っ込んどこう……
362名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 12:11:44 ID:DrMX8SlQ
>一応突っ込んどこう……

ロンスピを?じゃ漏れはシャムシールで・・・
363名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 12:55:36 ID:vbRcSbIl
ロンスピを、ローンダミスのスピアと読んだしまったおいらは、逝ってヨシ!…ですかね…
364へっぽこホーリーナイト:2005/12/25(日) 14:54:10 ID:WNlGiMkE
投下します。ヒース×イリーナ、エロ控えめ。
365へっぽこホーリーナイト:2005/12/25(日) 14:54:52 ID:WNlGiMkE
今夜は聖夜。既に日は落ち、扉の向うは夜の闇。
剣の国オーファンは首都・ファンのファリス神殿。
「…ひーす、兄さんの、バカ…」
イリーナは私室のベッドの上で、パジャマの上に毛布を掛けて、膝を抱え込んでいる。
木製テーブルに用意していた、ケーキとプレゼントの包みを時折見つめては、溜息をつく。
冬の凍てついた夜気が忍び込む。
小さくなった暖炉の火では追い払えないのか、身体が小さく震えた。
わかってる。兄さんはこない。来るはずない。
約束なんて、なにもしてないんだから。
ヒース兄さんが、最近魔術師ギルドのお仕事で忙しいのはわかってる。
でもでも冒険に出かけても、帰ってきても、二人きりになれない日々がもう半月以上になった。
もう一週間もすれば、大晦日。世界の始まりとされる始原の巨人が亡くなった日。
そしてその翌日は、神々がその骸から生まれたとされる、元日。
そうすれば今度は、神殿に詰めて忙しくなるのは神官のイリーナの方。
だから、だから、せめて。
(今夜こそは、一緒にいてほしかったのに)
今夜は光の神々が使わした聖なる方々の、聖なる夜(ホーリーナイト)。
各信者団体では、某聖人聖女の誕生日だとか、結婚記念日だとか、死後の復活(リザレクション)記念日だとか、
大神降臨(コールゴッド)記念日だとか、イロイロと諸説はあるけれど、
…神々に連なる聖なる記念日というコトだけは一致している、聖なる夜。
隣人や家族、愛する人と愛を分けあう聖なる日の前夜。
お昼のうちに魔術師ギルドに連絡を取りに行っても、あいにくヒースクリフは近隣のギルドに出向中ということで、逢うことはできなかった。
逢えないとなると、返って逢いたい気持ちが募る。
「にゃあ」
白猫が頭を擦りつけてくる。
愛しい人の…ヒースの分身。使い魔のデボン・ロンデル。
小さな頭を、くりくりと撫でると、その生きた白い毛玉の暖かさに、わずかに慰められる。
それでも。淋しい。
「…兄さんのバカ…傍に…いて…ほしいよ…」
膝に顔を埋めて……。
366へっぽこホーリーナイト:2005/12/25(日) 14:55:53 ID:WNlGiMkE
そうして、どれだけの時間が過ぎただろう?
「にゃあ!」デボンが、尻尾をぴーんとたてて、再び鳴いた。
カチャリと、錠の外れ落ちる音がする。
イリーナが顔を上げると同時に、ガチャリと扉の開く音がして、凍える夜気が吹き込んだ。
小さく頼りなくなった、暖炉の明かりに浮かび上がるのは、黒いクローク(外套)にすっぽりと身を包んだ、長身の黒い人影。
フードを落とし、人影は落とした声を出した。
「よう」
象牙色の髪、深い青の瞳。皮肉気な、それでいて、とてもとても逢いたかった、笑み。
気がつくとベッドから飛び出して、抱きついていた。
ひんやりと冷えた黒いクロークからも腕が伸びて、イリーナの身体を抱え込む。
「…あ…っん…」
互いの頭を抱え込むように深く、物も言わずに、唇を重ねた。
触れるその手や肌や唇は、冬の凍える大気に晒されたせいか、酷く冷たい。
それでも厭いはしなかった。
暖かさを譲り渡すように、強く抱きしめて、深く深く…。
息が足りなくなって、蕩けるように熱くなったころ、ようやく、そっと身を離した。
「ホントに…ホントに、兄さん…?」
「俺にはお前がわかるってのに、お前には俺サマがわからないってのか? この味覚オンチ」
「…っ…もう! わかりますっ…わかります…。兄さんです。…ヒース兄さんです」
身を寄せる。黒いクロークからは、魔術師ギルドで使うのか薬草の匂い。
ヒース兄さんの、肌の匂いは安心する。
ヒース兄さんの舌の味と感触は、温かくて、とても優しい。
嬉しさに、きゅっと抱きつくと、頭の上に大きな手が置かれた。
「まったく。お前があんまりオレサマを恋しがるから…今日は特別だぞ?
朝には雪になるな。来るまでに随分と寒い思いをした。
…あったかくして、くれるんだろーナ?」
「あ! 気づかずにすみませんっ!」
ヒースの腕をすり抜け、慌てて暖炉前のラグに座りこみ、火の中に新しい薪をくべた。
その後ろでヒースがやや淋しそうに、手をくきゅくきゅと動かしている。
暖炉の火勢が大きくなるのを確認して、ほっと笑みを浮かべた。
「にゃっ!」「お、いつもありがとうな、デボン。偉いぞー」
解錠の際に精神力を借りた、イリーナのお目付け役の白猫の頭を、ぐりぐりと撫でクロークを着たままの腕に抱き上げる。
後ろで交わされる、ほのぼのフレンドリーな動物使いの会話に和みながら振り向き、その光景を目にして、動揺した。
367へっぽこホーリーナイト:2005/12/25(日) 14:57:01 ID:WNlGiMkE
暖炉の淡いオレンジの光に照らされた、薄い金色の髪の、長身の男の人。
身の丈にあった長い黒いクロークに白猫を抱えて、優しい笑みを浮かべている。
良く見知った相手。ヒース兄さん。そんなこと、わかりきっているのに。
しらない・ひと・みたい。
見惚れていた。
あまりにも逢いたいと願った心が見せた、一瞬の幻かもしれない。
それでも、綺麗だと思った。素敵な男の人だと、思った。
そしてその男の人が、自分の兄貴分で恋人だという事実に、いきなり激しく動揺した。
「どうした? 顔、真っ赤だぞ? 風邪っぴきを抱くのは流石にオレサマ、嫌だからな?」
デボンを抱いたままのヒース兄さんが近寄ってきて、私の目線までしゃがみこみ、心配気に額に手をあてる。
「ほれ」
クロークを広げパジャマのままの、私の身体を暖かく包んでくれた。
…息がとまる。
こんなこと、あるはずない。こんな、まるで奇跡みたいなこと。
あんなに傍にいてほしかったヒトが、今は隣にいてくれる。
こんなに素敵な恋人が。なんだか、泣きそう。
「…ごめんなさい、来てくれてありがとう…ヒース兄さん」
大好き、です。
素敵なぷれぜんと…ありがとうございます、ファリス様。
まだ、兄さんの顔をまともに見ることができず下を向いたまま、額を彼の胸に預けた。

そのまましばらく二人と一匹でラグに座込み、暖かい暖炉の火を眺めていた。
ようやく心と部屋が温まり、テーブルの上に置いたままだったプレゼントの包みを進呈する。
プレゼントは手作りの…ちょっぴり指で編んだような目の荒い…深い青色のマフラー。
「どこで、しろってんだ? 製作者、バレバレだろ」
ヒースが遠い目をして、首に掛けられたマフラーで窒息しそうになったり
ムダにならずにすんだ、手作りの胡桃と干無花果のブランデーケーキを、ヒースが命の危険を感じて回避しそうになったりした。
それでも逃れられる訳もなく、切り分けられたケーキを、もぐもぐと食べる。
「ふん、ま、風味づけの酒が少しきつい気がしないでもないが、意外に美味かったぞ」
ちらりと私を見て、偉そうに、でも照れ笑いしながら謝ってくれた。
「じゃ、メインディッシュな」「へ?」
「俺はお前を食べにきたんだぞ? 食わせてくれるんだろ?」
手を差し伸べられる。
「ほらこい。大人しく食べられてしまいナサイ」
そんなデリカシーのない、いつもの物言いが今は、なんだか嬉しい。
「…あ、えと…ハイ。…ワタシを、食べて…クダサイ」
おずおずと重ねられた手が、くいっと引っ張られて、座っているヒース兄さんの身体のなかに、ぽすんと、落ちた。
368へっぽこホーリーナイト:2005/12/25(日) 14:58:37 ID:WNlGiMkE
兄さんが私の耳朶を甘く噛んで、耳もとで囁く。
「ふ、とっとと自分の気持ちに素直になれよ」
「ぅくんっ…兄さんに言われたくありません」
軽く抱きしめられて、パジャマの上からちょっとだけ乱暴に身体がまさぐられる。
首だけで振り返り、鼻をすりあわせるような、ついばむようなキスをする。
次第に唇を優しく噛まれて、舐め上げられ、歯を割って兄さんの舌が滑り込む。
兄さんの心地よい温かさを、私は目を細めて迎え入れた。
深く貪られ、思うまま蹂躙されて、口のまわりが唾液でべたべたになってしまう。
それを兄さんの大きな手が拭ってくれた。
次第に兄さんのキスは、首筋へと移っていく。
私もヒース兄さんの象牙色の髪に、兄さんの香りの中に、頬を埋めた。
兄さんの指が、私の胸の先端を軽く擦る。私の胸を、じりじりとした感覚が焦がす。
「はぅ…」私は無意識の内に内腿を擦り合わせていた。
久しぶりのヒース兄さんの匂いに包まれて、恥ずかしいのに、どうしようもなく、嬉しい。
ひーす、兄さん…もっと私を…食べてクダサイ。
もっともっと、兄さんに…食べられたいんデス。
「イリーナ?」兄さんの不思議そうな声。
その不思議そうな声に、私自身怪訝な思いで見つめ返した。
すぐ傍に兄さんがいるのに、視界が像を結ばない。
知らずに私は、ぼろぼろと泣いていた。兄さんが雫を手の中で受け取っていた。慌てて涙を拭う。
「ん? どうした?」
「…来てほしかったけど…来てくれるとは思ってなかったの。
だから…今夜の兄さんは、私にとっては、ファリス様からのプレゼントです」
「あん? …ある意味さすがと言うべきか」「?」
兄さんが、ちら、と私を見る。
「…ぷれぜんと…プレゼントな。俺にもない事もナイが。…むしろお前にとっては災難かも…」
思案顔のヒース兄さんは、ベッドの脇に掛けられていた黒いクロークの隠しから、銀色の指輪をひとつ取り出し、私の前にかざしてみせた。
369へっぽこホーリーナイト:2005/12/25(日) 14:59:24 ID:WNlGiMkE
「呪いの指輪だ」
「ええっ?! …えっえっ?」
しれっとした表情で兄さんは私の手をとり、僅かに躊躇したあと、私の左手の中指にその銀色の指輪を嵌めた。
「イリーナよ〜、オレサマの〜精神力タンクに〜、な〜れ〜♪」
ヒース兄さんの、さも面白そうな表情になんとなく身の危険は感じつつも命の危険は感じなかったので…一応そのくらいの信頼はしているわけで…私はそのまま様子をみていた。
「えっ?えっ? ナンですかコレ?」
「【リンケージ・リング】という。ま、ふたつ揃いの魔法の指輪だ」

【リンケージ・リング】
知名度15 (イリーナでは6ゾロでない限り無理)
同種族・異性の間でのみ、精神点のやりとりができる、銀のペア・リング。
ただし、片方が精神に影響を受けた場合、両者に影響が及ぶ。
リンクするのも、互いの距離が1q以内の間である。基本購買価格64000ガメル。

「とーぶんナイショだぞ?
 いつもの手袋でも、ガントレットでもイイからして、隠しておけ。
あいつらにもな。揃いの指輪なんてバレると、イロイロとウルサいし」
そんな言い訳をしながら、ペア・リングに、実は内心かなり照れまくり。
ちなみにコレは元マイスイート・カレンお嬢経由のマジックアイテムで、友達割引が利いていても、ローン残金がまだ幾らか残っている。
「オレサマの方は必要がある時まで、ペンダントにでもしておく」
「ええ?」
「不意打ちをくらっての共倒れはなるべく防ぎたいからな。
だから、まあ、お前にとっては、まったくメリットのない呪いの指輪だがナー」
「…メリット…」
でもでも…お揃いのペア・リングで…ヒース兄さんと精神力がリンクする指輪…。
「兄さん! ちゃんと手袋で隠しますから、コレ薬指にしてイイですか?!」
(やっぱりそうなるか…)
「いいのか? 言っただろ。コレは呪いの指輪だ。薬指につけると酷い事になるぞ」
「…どうなるんです?」
「片割れが入っている墓場と、同じ墓場に入ってしまう契約の指輪だ」
「…なんだか恐い話ですね」
「そうだろう。よく考えろ」
「…」
「…」
「……でもでも、いいです! 呪われてもヒース兄さんの傍へ行けるなら!」
にぱりと、イリーナは笑った。
370へっぽこホーリーナイト:2005/12/25(日) 15:00:40 ID:WNlGiMkE
「…好きにしてクレナサイ」
その声には照れと、焦りの成分が混じっている。
「ふふふ。兄さんが付けかえてくれると、もっともっと嬉しいのになー」
そう言って自分で指輪を抜き取ろうとした手が、兄さんの手に包まれた。
顔を上げると、すぐ間近に兄さんの瞳。額がこつん、と当たった。
まるで私の心を見通す様な、深い綺麗な青。…吸い込まれそう。
兄さんの視線が、つっと、私の唇に落ちたのを見てとって、そっと瞳を閉じた。
唇に、兄さんを感じる。
それから見えない場所で、指輪が抜き取られて、ゆっくり嵌めなおされた。

時折キスを交わしつつ、互いの服を一枚一枚脱がせて、露わになってゆく肌に唇を這わせた。
軽く身を絡ませて、イリーナの小柄な身体を弄ぶ。
やや癖のある栗色の髪からは、欲望をくすぐる甘い香りがした。
首筋を責め鎖骨のラインを刺激して、女の肌から立ち昇る優しい匂いに酔いしれる。
コトあるごとに、丹精をこめて育てている(つもりの)、小振りの胸。
可愛いピンク色の頂きを口にふくみ、こりこりと噛み、転がす。
「はぅ…っん…あん…くぅん…」
甘い吐息が、俺の髪を揺らす。
イリーナの腕がするりと首にまわり、うなじや背を攻めてくる。
愛おしさに、下半身に血が巡り膨れるのを自覚した。
気恥ずかしく多少みっともない自分の姿に、頭の片隅で冷静な自分が苦笑している。
イリーナの身体を覆う最後の布を取り払うと、腰の上に打ち身のあざをみつけた。
内出血で、赤黒く変色している。
「…痛々しいな。どうしたんだ、これ?」
「あ、えと神殿の稽古でついちゃったの。みんな、まだ見習いばかりだったんだけど…」
俺がギルドの仕事で忙しい間、イリーナも神殿で後進の指導に余念がなかったようだ。
その格下の相手のラッキーヒットというわけか。
そうそうに消えるコトを祈り、いたわり舐めるくらいしかできない。
…そうか、迂闊だったな。俺が冒険に出ないからといって、イリーナの身は安全ではないってことだ。
事件があり神官戦士団に要請があれば、イリーナは俺のシラナイ所で、最前線に立たされる。むしろイリーナの性格としては、嬉々として立つ。
イリーナとしては本懐だろうが、俺としてはいい気がしない。
371へっぽこホーリーナイト:2005/12/25(日) 15:01:24 ID:WNlGiMkE
イリーナの精神。信仰のオーナーはファリスだろうが、身体のオーナーは俺だ。
仮にもオレサマのおんn(げふんげふん)…ハニー♪の身体だ。
シラナイ所でキズモノにされるのは、嫌だ。
…オレサマ、なにやら、多少、浮かれているような、気がしないでもナイが。
…まあ、いい。そのウチ、落ち着くだろう…。
「はやく治れよナー」箇所をさすり、微妙にあざに文句をつけた。
イリーナの身体を後ろから抱いて、指は気まぐれに肌を焦らし刺激しながら、さらに下方へと移動させた。
まだ淡い栗色の繁みの中に、指が潜る。
しっとりと湿気る恥丘の谷、敏感で弱いその箇所を軽く避けて、さらに奥。
イリーナの秘所その泉は、もうすっかり濡れて、俺を求め淫蕩な愛蜜を溢れ出していた。
口元がほころぶ。
何も知らない処女だったイリーナを、そんな淫らな身体に導いたのは俺自身。
俺が、そうさせた。より深くイリーナを貪る為に。逃れ様もなく支配する為に。
なにより俺自身が、こんな淫らなイリーナの姿をみていたかった。
どこまで俺を受け入れるのか。…愛してくれるのか。
親指人指し指中指の三本で、イリーナの秘所を、責める。
「ひゃぅんっ…!」
蜜をすくい軽くスリットにそって捏ね上げると、イリーナは甘く呻いて身じろぎした。

身体を触られて、両脚の間が疼きはじめていた。
兄さんの指が、恥ずかしい部分に触れて、弄り責めはじめる。
「…ふぁ…、ぁあん…」
心地良さと、強くは責めてくれないモドカシさに、私は喉と背をのけぞらせる。
恥じらいもなく脚をさらに開いて、兄さんの指を、もっと深く受け入れようとした。
私の体はイヤラしい雫をしたたらせ、ぐちゅぐちゅと音をだして、私の羞恥心を煽る。
「ああんっ…!」
…ひーす、兄さん。兄さんも、感じてくれてる? 私をもとめてくれてる?
私は後ろ手にそっと、兄さんの股間に手を伸ばしました。
熱く、なってる。…大きく膨れて、くれてる。
私が触れたコトに気づいて、兄さんは少し、呻き声を漏らしています。
頬に掛かる、私を求める、兄さんの熱い吐息。
嬉しいです…。もっと、触ってクダサイ。もっと、私を、兄さん。
身体の奥が、きゅん、となって、どうしようもなく疼いて、とめどなく雫を溢れさせていきます…。
372へっぽこホーリーナイト:2005/12/25(日) 15:02:23 ID:WNlGiMkE

イリーナの秘所から溢れた愛蜜で、手をべとべとにしながら、イく寸前までイリーナの中を指で蹂躙し続けた。
程よくほぐれたと思われるところで、イリーナの身体を持ち上げ、イタイ程に張りつめた俺のモノの上に、落とす。
「ふぁんっ! あっつ …に、にいさん…イタイですっ…」
イリーナが苦痛の声をあげた。いつもなら苦痛なくおさまってしまう程に慣れたヒースのモノに、気恥ずかしさと僅かな誇らしさを感じるのだけど。
「んん? なんだ今更」
「その、なんだか、いつもより…大っきくて…痛いです…」
本当に痛そうで、恥ずかしそうに、俺を見る。
確かにイリーナの膣内が、窮屈になった…ような? むしろ俺様も痛い。
ご無沙汰の間に、イリーナの筋肉がまた発達してキツイ…と考えられなくもないが。
「いや…まさかな。育ったか?」「…育つものなんですか?」
「成長するものではある」
今までは『大きいことはいいことだ』と思っていたが、場合によるな。
必要以上に大きいと、苦痛しか与えなくなってしまうではないか。
一応、大事なハニー♪の体に、負担をかけるのは本意ではない。
「…そういえば、兄さんもここ暫くで随分成長しましたしね。当初とは随分と変わりましたしね。浜田絵師さんの兄さんの、顔も身体も体格も…ひゃっ!」
「そういう危険な事は、忘れろ! 今すぐ忘れろ! 記憶の彼方へ消せ!」
いきなり腰を容赦なく、揺らす。幼さの残る昔の自分と比較されるのは、好きではない。
「ひゃぅ! っんあ ひぃっ わ、忘れますっ! 忘れますぅ」
「なら、よし。仕方ないな。こなれるまでは加減してやろう」
動きを緩やかなものに変える。
…苛めすぎたか。イリーナの眦に涙が浮かんでいた。
意地の悪いコトに俺はそんなイリーナの顔も、好きだった。

373へっぽこホーリーナイト:2005/12/25(日) 15:03:26 ID:WNlGiMkE
私は目を閉じて、痛みから次第に与えられる、むず痒いような刺激に身を委ねてました。
気づけばいつもの、私の困る顔を見て面白がっている、ヒース兄さんの顔。
ムっとして、顔を見せないようにそっぽを向こうとした顔が、逃げられないように兄さんの両手に捕まってしまいました。
ちょっぴり強引な、幾度目かのキス。
息が足りない。頭がくらくらする…。
ヒース兄さん、キス、上手…。
頭も、身体も、ぼうっとする…。
最初は自分からも求めていくのに、蕩かされて、返ってきてしまう。
「…っふ。…はあ…ひーす兄さん、キス上手です。…上手、スギ…です…」
兄さんは、どこでこんなすごいキス、おぼえたんだろう…?
荒い息をつき、くたりと、ヒース兄さんに身を預けた頭で、ぼんやりと考える。
兄さんの大きな手が、私の髪を優しく撫でるのを感じた。
「そりゃ常日頃の研究の成果だな。俺はお前と違って、色々と毎回試してるから」
「…私で…?」
「まあな、例えば…こことか」
「はぅっ!?」
軽くさすりあげられた、その感触に、私の身体がビクリと跳ねる。
「…イキかけたろう?」
兄さんの声と目は、笑いを含んでいた。面白がってる。
びっくりして開いた目を潤ませて、睨んだ。
「…ヤダ…」
「ん?」
やり過ぎて不興をかったかと、ヒースの眉が寄せられる。
「…ヤダ…なんだか、悔しいよ…」
「俺に、やり返せなくて、か? そんなトコまで負けず嫌いだな、イリーナは」
ぽんぽん、と、子供をあやすように背が叩かれた。
「教えてやる。お前をオンナにしたのは、俺だ。…ゆっくりと覚えていけ」
それでもまだ不満気な私の様子に、ヒース兄さんは困った顔をした。
違うの、兄さんのせいじゃない。仕返しが、したいんじゃないの。
与えられるばかりで、兄さんになにも返せない、子供な自分が、悔しいの。
やっぱり兄さんは、私より頭が良くて、その分、大人で。
『研究』し尽くされた、子供なワタシは、いつかオトナな兄さんに、飽きられてしまうんじゃないかって。
でも、いっぱいいっぱいだった私は、そんな想いを言葉にできずに、ただ首を、ふるふる、と振って、兄さんを見つめるコトしかできなくて。
374へっぽこホーリーナイト:2005/12/25(日) 15:06:08 ID:WNlGiMkE
ヒース兄さんは黒いクロークにもう一度手を伸ばし、私の左手に嵌った銀のリングと同じものを取り出した。
自分の手で、するりと、自分の左手の薬指にリングを嵌めてみせる。
私の左手が取られて指が絡み、指輪同士が軽く触れて、チンと鳴った。
「薄々はわかっていただろうが、【リンケージ・リング】。
コレは古代王国期の宝物で、婚・約・指・輪、だ。
もう、コレで、お前は俺のモノで、俺の…オンナだ。
お前が仕返しする時間は、たっぷりとある。どちらかが、死ぬまで…ずっとな。」
そこで兄さんは、私をみた。左手の銀の指輪を示して。
「今、もう一度、聞く。俺と生きて、墓場までついてくる気があるか?」
その意味するコト。
一度に、胸と息が、詰まってしまった。
最上級の嬉しさと恥ずかしさに、声が出せない。
何度も何度も、呼吸を整えて、ようやく、声を絞りだす。
「…ハイ…! …可愛がって、ください…ね、ヒース、兄さん…」
へこり、と下げた頭が、上げられなかった。
胸にこみ上げた、嬉しすぎる、涙の痛さで。
ぽたぽたと、雫が落ちる。
下げられたままの頭の上に、さわっと、兄さんの手の温かい感触。
「ふ、そんな可愛い過ぎる科白、似合わないぞー? 規格外の猛女のくせに」
「…っ。もうっ!!!」「ぐえっ?!」
頭を下げたまま、クロス・チョップをお見舞いして、…しまいました。(赤面)
でもでもっ…ひーす、兄さんの…バカ…!!
こんな時まで、『猛女』ってヒドい!!
それでも、そんな兄さんが、結局、どうしようもなく、大好きで…。
「お前に渡したい物があるってこと…ファリスはまるっと、お見通しだったな…」
ベッドの上私のチョップで押し倒されたカタチのヒース兄さんが、天井を見上げて、ぼそりと言い。私は涙を拭って、笑ってしまいました。
そのまま、押し倒した兄さんに、身体を重ねます。
ヒース兄さんの腕が私の身体に絡み、抱き寄せられて…それから私は、容赦なく兄さんに貪られ、そして満たされました。
なんども、なんども、とろとろに溶けあって。
――「「 愛しい 愛しい 愛しい 」」
互いに裸の身体を 強く抱きしめて 胸のうちで くりかえすのは その想いばかり
――  求め 責めずには いられない・・・

その夜、ヒースは思う存分にイリーナを抱いた。
イリーナも心を尽くして、ヒースのすべてを受けいれる。
絡ませる互いの指に、銀のリング。
…身も心も 想いも 未来も それは永遠につながる約束…。

身体の中で、外で、イリーナはヒースの白く熱い精を受ける。
コドモが出来てもいいと、おもっていた。
それで二人の繋がりを、永遠にできるなら…。
375へっぽこホーリーナイト:2005/12/25(日) 15:07:10 ID:WNlGiMkE
残念ながら現在、激しすぎる運動量でイリーナの生理が止まっていること、その為コドモが欲しくても出来ない状態であることを、ヒースが知るのはもう少し後のことである。
「…まあ、人間の限界値外まで身体を鍛えてれば、そうなるわなぁ…。
…だから、少しは運動量を加減して、脂肪(特に胸希望!)もつけろ!と」
「だってだって、脂肪がつくと身体のキレが悪くなって、気持ち悪いんですっ!」
・・・・そんな会話があるのは、もっとずっと後のこと。

ヒースの予想通り、夜半過ぎから音もなく雪が降り始めていた。

ヒース兄さんに腕枕され、ベッドの中で私は、もぞもぞと何度も眠い目をこする。
「どうした? 眠らないのか?」
「せっかく、ヒース兄さんが一緒にいてくれるのに、惜しくて、眠りたくないんです」
「…身体に悪いだろーが。朝までいてやるから、寝てろ。」
兄さんは私の頭をかき抱いてくれた。
「ほら、ここにいるから」
「ふふ…。ファリス神官らしく、ないですけど、朝がくるの…名残惜しいです。
ずっと、ずっと…兄さんの…腕のなかに…いられたら、いいの…に…」
兄さんの素肌の温もりと言葉を、心地よく感じて、ほどなくして私は睡魔につかまってしまいました。
意識が、優しく暖かいところへと 静かに 落ちてゆきます…。
ずっと一緒の約束をしていても、いつまで一緒に生きてゆけるかわからない、危うい関係。
それでも今だけは、間違いなく幸せだから。

― ファリス様、見ていらっしゃいますか?
  どうかこの幸せが、いつまでも、いつまでも、続きますように…。―

昏い空から氷の精霊たちが舞い降りる。
雪が街を白く白く染めていく。
ファンの街は、白く白く薄化粧。
舞う雪は、氷の精霊・フラウたちお手製の、花嫁のベールのよう。
どこまでも、どこまでも、白くて清らかな…。

すべてが白く雪化粧した、翌朝。
デボンにも、ヒース兄さんとお揃いのマフラーを掛けました。
瞳と同じ深い青色が、白い猫にはよく似合います。
兄さんは来た時と同じ黒いクロークをはおり、青いマフラー、小脇にケーキの箱を抱えて、出立の準備も万全。
376へっぽこホーリーナイト:2005/12/25(日) 15:07:57 ID:WNlGiMkE
同じマフラーをして並んだ、兄さんとデボンの妙な可愛さに、思わず笑みが浮かびます。
朝の冷気に白い息を吐く兄さん。今日も近郊の街のギルドでお仕事です。
「じゃ、な。デボン、イリーナを頼むぞ?」「にゃっ!」
小さな白い騎士は、ちんまりと行儀よくお座りをして、ヒース兄さんに答えました。
そして兄さんは私を振り返りました。
微妙に首を傾がせて、私の様子を窺うように。
「じゃあ、またな。…ハニー?」
火を吹いた様に、真っ赤になった私を見て満足すると、ヒース兄さんはフライトの呪文で、黎明の空に飛び上がっていきました。
「……兄さんっ!」
思わず呆然と見送ってしまって、なんだかすごく悔しい。
精神がゴリゴリと削れるようなナニカを言いたくて、懸命に考えをめぐらせ、慌ててデボンをつかまえる。
今、ヒース兄さんとデボンの感覚が共有しているとは、限らないけれど。
それでも、かまわない。
満面の笑みで、デボン…の向うにいるハズのヒース兄さん…に、話し掛けた。
「じゃあ、またね。マイラバー・ヒース兄さん♪」


その頃、飛行中のヒースは、思わず失速していた。
「………俺は、お前の、グレソ並かよ!!!」
静かな夜明けのファンの街に、ちょっぴり悲しいヒースの声が響いた。

リーン…ゴーン………リーン…ゴーン…
聖なる日を祝う、神殿の天使(アンジェラス)の鐘が鳴る。
聖なる夜が明け、今日は聖なる日(ホーリー・ディ)。
もしかしたら後世、『ファリスの猛女・婚約記念日』と新たに言い伝えられるかもしれない聖なる日。
朝日が、雪化粧を施した街並みを照らし、粉雪が輝き舞う。
それはとてもとても、美しい朝でした。


愛しさ半分。からかい半分。
相手の精神をゴリゴリと削りあうような呼びかけをする、それはそれは見事な、バカップルができあがったとさ。

              Fin

377へっぽこホーリーナイト:2005/12/25(日) 15:09:21 ID:WNlGiMkE
すいません。エロ成分控えめです。お代官様、どうかお許しを(ヘコヘコ)
おかしい。いつもエロシチュ頑張ろうと書き始めるのに、またロクに書けなかった。
デボンをエロに絡ませる視姦ネタとか3P?とか、考えてたのに絡めない…。orz
ちなみに微妙にヒースがイリーナに対して、タラシモードスイッチON入ってます。
見てみたかったので。
くううっ、萌え転がり連作の後じゃ、ホントはエロの少ない駄作投下するの、辛いよ…(泣)  

では、皆さんの良いお年を、勝手に3分間、祈らせてください。            
378名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 15:12:38 ID:WNlGiMkE
>>333 むしろ、30分の1スケールのファリスの猛女、魔除けフィギュアや、
アクセサリー・破魔グレソの方が、売れて神殿の収入になるんじゃないでしょうか?
379名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 18:38:09 ID:NkPZTiQe
うは 聖夜イリーナキタコレ。

激しくGJ。


バス「新たなサーガを紡ぎたいのはワタクシもよくわかりますが、聖夜の神様からの贈り物は聖箱の日まで開けてはいけないはずですぞ」

などとなぜか秘め事を知っているバスに、イリーナの耳もとで囁いて欲しい私がいる(笑)
パニクるイリーナが見てみたい。


#ボクシングデー…12/26
クリスマスプレゼントの箱を開ける日
380名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 18:42:32 ID:K+1Gv+Di
二つもプレゼント貰っちゃって嬉しい限り。
381名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 19:09:01 ID:cSkmGphj
>>377
グッジョオオブゥゥ!!めちゃくちゃエロかったですよー。しかも、甘甘バカップル。
萌え転がりますた。
382名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 20:17:56 ID:joymmE2m
お疲れ様でした。
クラウスマウナ、イリーナヒースとオクタン価の高い燃料が投入されてうれしいです。

>356
ぜ、ぜひ801板のTRPGスレに外伝をば……。
383名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 20:31:53 ID:/d2sM8e8
か、神が降りてなさった……。
クラウスマウナ、ヒースイリーナと……。
ああ、もう大好きなカップルですし、マウナの不安がマウナらしくて……。
ヒース兄さん、かっこいいよ、ラブ。
384名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 22:45:17 ID:6GGPqBst
GJでごさいました。
マウナ、可愛いよマウナ!
しっかし、マウナ初えちーSSに続いて“久しぶり”のヒーイリとは……、とっくに先を越されてたのねW
385名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 23:02:50 ID:vbRcSbIl
>>384 ヒース×イリーナは一応、連続作品の形をとってるからね。
ラノベ保管倉庫で読める。
386名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 23:33:12 ID:vbRcSbIl
あ、幸せまったりしてて礼を忘れてた。
職人さん方、GJGJ!!
387名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 00:29:12 ID:ZjxzzOrG
一体どこの高司祭がコール・ゴッド連発したのか?とw

GJでございますよ、ホントに
388名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 01:16:03 ID:iIJH//rv
>>387
コール・ゴッドなわけないでしょ。んなことされたら魂があぼーんしちまうから次の作品を書いてもらえないじゃないですか……。




ハッ、まさか超英雄ポインt…
389名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 01:23:59 ID:nmbkFlwO
エロライター技能10レベル超ってか
390名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 01:43:41 ID:Atbhlg/X
>388
蝶・妄想ポイント高ス
391名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 02:02:43 ID:a7LzPoIy
超妄想ポイント持ちのヴェーナー高司祭あたりかな?
392名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 15:17:51 ID:0jt5HFPa
いやヴェラーナーで
393名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 16:15:02 ID:gM2e3Rfx
名も無き嬌気の神
394名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 21:44:46 ID:a7LzPoIy
投下ラッシュだったから、また暫くは、雑談スレになるんだろうなw
正月に期待かな?
395名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 22:29:37 ID:VrCn2H1R
時期もある所為だとは思うけれど、甘甘SSはやっぱりいいねぇ。
陵辱モノも捨て難いけれどね。
396名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 22:45:42 ID:iIJH//rv
>>395
キャラによるかな〜。例えばヒーイリやクラマウなら甘甘SSがいいなぁ。
凌辱が似合うのは……ベルカナとか? 一時期、連投されたこともあったしW
397名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 23:25:39 ID:nmbkFlwO
いっそヒースを常日頃疎ましく思っていた先輩どもが強制性転換→陵辱。
398名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 23:39:19 ID:VrCn2H1R
アンジェラ姐さんになったら、

先輩たちが襲い掛かる
→何故かスリープクラウドがよく成功するようになる(しかも6ゾロ)
→寝ている間に先輩どもの手足を縛る
→逆レイープ
「ワタクシを満足させるまで帰しませんよ!」

次の日ヒースつやつや、先輩たちげっそり。

いかん、陵辱じゃないw
399名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 00:19:38 ID:2EFbX3SV
実はまだちゃんと形になってない、イリーナ凌辱ネタが手元に転がってる。
やっぱ時期とキャラだろうね。
ついつい救済つけてしまいたくなるもん。
400名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 00:43:09 ID:6HXp3CmM
大晦日にはイリーナ巫女姿神殿手伝い


をテイクアウトするヒースのエロ甘いのとか落っこちてるといいな。
401名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 01:47:05 ID:2EFbX3SV
激しく以下同文
402名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 08:37:07 ID:sP1Bbb9i
いっそのこと、ヒースがアイラの特殊な実験で女性化(数日間はどんな手段でも解除できない)。

しょうがないからアイラがしばらくヒースの面倒を見る。

リウイ乱入。

3Pウマー
403名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 13:05:56 ID:2EFbX3SV
そんなにヒースがやられるの、需要があるのか?
404名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 13:20:04 ID:kXSsAB4H
ヒース以外のカップリングのイリーナが見てみたいのは漏れだけだろうかなぁ
秋田、とは言わないが正直新しい刺激が欲しいのです

……クラウス、とまでは言わないけどね
405名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 13:31:12 ID:Xb9dUjHS
デケーナとか?

個人的にはイリーナは陵辱ものが見たい訳だが。
キノコで普通筋力になったイリーナがチンピラに犯されるとか
406名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 13:54:29 ID:2aR6+5CJ
個人的にはヒースとマウナ、イリーナとエキューが見たい俺。
どーもクラウスは苦手じゃ。
407名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 14:01:31 ID:6HXp3CmM
マウナ×チビーナ
マウナ×デケーナ
が見たい漏れ
408名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 14:22:08 ID:hxpw2KVq
魔王の読み切りの絵ならまだ見れる
だけどへっぽこの絵はひどい
409名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 17:56:34 ID:Xb9dUjHS
ヒースとマウナは俺も見たいな。
クラウスは純愛一直線・少女漫画という感じだからな、それもいいが。
逆にエキューとマウナなら強姦モノとか見たかったりする。
410名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 18:56:54 ID:2EFbX3SV
百年後のシェイプチェンジかポリモルフヒース×マウナなら、クラウスイリーナ問題もないし問題なし!
411名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 19:09:42 ID:2EFbX3SV
ヒース「家族に気兼してストレスジワを増やしてるより、俺様とデーヴィス塔でBB共に囲まれた、のんびり田舎生活なんてどーだ?」
412名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 00:31:32 ID:2NgyI1uS
意外にさっくり断ってそうだ。
413名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 02:06:05 ID:1pAVQjCN
>>410
それじゃあヒース、ディスペル一発で老衰死じゃねーかw
414名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 07:54:59 ID:yphspZZd
つ「ノーライフキング」
415名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 08:51:29 ID:75kns8ox
不老化の儀式魔法は種別的に非解除になる。
最低でも呪いクラス。
もっとも、9LVとか10LV超の人以外使ったという記述見たこと無いがな(w
416名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 09:01:57 ID:75kns8ox
ごめん、上げちゃったorz
417名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 13:01:51 ID:6f95gciJ
>>413
「かくして魔術師はダンジョンの奥に引きこもる」という記述が
Q&Aブックにあったりするから、そういう物なんだろ。
418名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 18:11:14 ID:OGHUiH1S
つまりベルカナはクレスポが自分以外の女にモーションかけるのが許せないいわゆるツンデレっ娘なんですね
しかも相手が巨乳となればなおのこと捨て置けん、と
実は毎日風呂でおっぱい揉んでたりする?
419名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 18:31:48 ID:UI3UCfGd
ベルカナがクレスポを幹部にしようとしたのは、闇市で売っている豊胸薬を安く買うため。
420名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 18:49:08 ID:GyLtEF4y
クレスポに揉んで貰えば良い。
421名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 19:15:35 ID:1pAVQjCN
ベルカナの日華はバスとアップ体操
422名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 19:19:36 ID:2NgyI1uS
>>420 このスレのノリ的には、ベルカナの胸を揉んでほしいのはテイワズ!!
423名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 19:25:53 ID:GyLtEF4y
俺的にはシャイアラ
424名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 20:12:03 ID:KBjygQg/
マロウに。

つか、マーファ神殿ではそーゆーサービスはやってないのかな。
母乳が出るようになるマッサージとか。
425名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 20:23:41 ID:yphspZZd
サービスで子作りを手伝ってくれます
426名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 20:28:01 ID:GyLtEF4y
どこぞのエロゲみたいに、大地母神の神官は
腹空かせた子供の為に妊娠して無くても母乳が出るとか
427名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 20:49:56 ID:yzTrga9c
そういえばそろそろ大掃除の時期か。

おさんどん姿で大掃除するマウナ、お手伝いするエキュー。
掃除しているところを後ろからがっつり頂きます、と言わんばかりに襲い掛かるエキュー…。

年越しエッチ→姫はじめのコンボで。

妄想爆発だな、俺orz
428名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 23:58:54 ID:XMC3ky4O
>>427
あ、あれ、何故だか単語連想が姫-エキューで繋がったよ。
おかしいな・・・
429名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 10:57:45 ID:zxJf1AJu
私が『カルバニア物語』と出会ったのは、「エキュー 女装」で検索したことがきっかけでした……。
スレ違いだけど男運の悪い(ホモに偽装婚約を申し込まれたり)エキュー姫に笑いました。

もし主人夫婦が不在になって、ついでにクラウスも旅に出たりしてマウナが一人きりになったら、
きっとエキューは嬉々として「お手伝い」に名乗りを上げるんだろうなあ(たとえ女装してでも……)
貞操の危機を感じるマウナは、消灯後にエキューの寝室に“ロック”をかける。
そして翌朝、受身に失敗して窓の下の地面に突き刺さるエキュー。
マウナは泣きべそをかくエキューに“ヒーリング”をしながら「何で馬鹿なことをするのよ……」と呆れ顔。
はたから見れば気立てのよい姉といたずらっ子な弟?
430名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 20:07:17 ID:VSZz1xQs
へっぽこ的ラブ・ストーリーは突然に

何から伝えればいいのか わからないまま 時は流れて
浮かんでは消えてゆく ありふれた言葉だけ

君があんまり…だから、ただ素直に好きといえなくて
多分もうすぐ雨もやんで二人黄昏
あの日あの時あの場所(ファリス神殿)で 君に会えなかったら
僕らはいつまでも 見しらぬ二人のまま

君のために 翼になる 君を守り続ける
やわらかく君を包む あの風になる



スマン微妙に歌詞がヒットしてたので
431名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 00:18:29 ID:Zct0Fcx9
イリーナ的にはむしろ、
『グレートソードは突然に!!』
なんだろうな。

そしてヒースは、
『スリープクラウドは未然に……orz』
なんだろうな……('A`)
432狂夢:2005/12/30(金) 00:53:42 ID:iowYJh6V
ブラック版(ヒース×イリーナ)投下します。
正統派甘甘オンリーの方には、よろしくありません。スルー願います。

◇ ◇ ◇


青い小鳩亭の、のどかな昼下がり。
イリーナがヒースの袖をツイッとひいた。
「ヒース兄さん。後で二階まで来てもらえますか?お願いがあるんです」
最近どことなく艶っぽくみえるようになった、妹分は何か秘密の願い事をしたいようだった。

イリーナが小鳩亭に用意していた部屋に招かれる。
用件は何かと切り出す前に、いきなりイリーナにキュっと抱きつかれた。
イリーナに無邪気にこんなことをされるのは、ガキの頃以来だ。
「オイ?どうしたんだ?」
俺は内心の動揺を押し隠して問いかけた。
イリーナの胸が服越しに腹にあたる。その先端がたっているように感じるのは、気のせいだろうか?
茶色の髪から女の香りがする。温かい体と心地好い重みに、邪まな感情がゾクリと湧きかける。
その感情を振り払おうと、イリーナの肩に手をかけた、その時。
「私に、ヒース兄さんのを…おしゃぶり…させてください」「イリーナ…?」
俺を見上げるイリーナの瞳には、淫蕩な色。妖艶さすら漂う微笑。
433狂夢:2005/12/30(金) 01:39:07 ID:iowYJh6V
イリーナが唇を舌で舐め、湿らせる。その妖しい紅い舌の色が、俺を魅了した。
「兄さんが欲しいんです。一生懸命、奉仕しますから…ね?」
イリーナの手が俺の股間を優しく、卑猥にさすり撫であげる。
羞恥に顔が熱る。体が反応する。芯が疼きはじめる。
「くっ…う…イリーナ、お前いったいなにを…?」
「責任とれなんて、言いません。私が兄さんにシテあげたいんです。…受けてくれますよね。ね、兄さん?」
イリーナの手が絶妙に俺のものを刺激して、なぶり続けていた。
「兄さんの好きなようにします。望むように。兄さんが私を、好きにシテくれてかまいません。…だから、私に奉仕させてください…」
理性が欲望に負けてもイイと…思いはじめていた。
フラフラと後退り、ベッドへと座りこむ。
体は熱く興奮して、心は遠くさ迷う。
サワサワと、股間をまさぐられながら、イリーナの唇が重ねられた。充分に唾液で潤った珊瑚色の唇に何度も吸い付かれる。
イリーナの唇と舌が、俺の脳髄を甘く刺激する。イリーナの舌が歯を割り俺の中に侵入した。
「…っ!」
その感覚は俺にとって未知のもの。
温かくヌルヌルとしながら僅かにザラつく舌が、俺の舌に絡み、唾液を吸いあげる。
卑猥で、息もできない。唾液が混じる。舌が…頭が、蕩けるようだ。
唾液の糸をひいて、イリーナが唇を離す。指が俺の唇の雫を拭った。
優しくねだるように、囁く。
「ね?おしゃぶり、いいでしょ?兄さん。気持ちよくシテあげますからぁ…」
絡む視線。甘える茶色の眸が、光りの加減か一瞬金色に輝いて見えた。
もう息も絶え絶えに俺は、欲望にひきずられて、頷いた。
嬉しそうにイリーナは微笑む。俺の前に膝をついてしゃがみこむ。
その小さな手が、無器用に俺のズボンを下ろした。
すっかり興奮して大きくなっていた俺のものがとびだす。
「あ、すごい…おっきいです。兄さんの…うふふ、嬉しい…ヒース兄さんの…男の人の匂い…」
軽く手でシゴイてから、イリーナは躊躇いもみせずに俺のものを口に含んだ。
「あむ…ん」
大好物のお菓子に出会ったように、瞳を輝やかせて、夢見るように蕩けるようにイリーナは、俺の性器にむしゃぶりつく。
「うあ…」
じゅぼ…じゅむ…じゅる……。卑猥な音が部屋に響く。
434狂夢:2005/12/30(金) 02:27:09 ID:iowYJh6V
イリーナのヌメル舌が、からみつく。敏感な部分を丹念に舐めあげて、吸いつく。
手や指は陰茎の根元から輪をつくるようにシゴイて、時折袋をアリが渡るようにひっかき刺激して、口に含む。
身体が熱い。ものがはりつめて痛い程の快感。どうしようもなく心地好い…。
羞恥心が僅かに残る頭で考える。イリーナ、お前どこで、こんなことを。イリーナじゃ、ない。
こんなのは、俺が知ってるイリーナじゃ、ない。
潔癖なファリスの少女神官の面影など、微塵もない。
今、俺の目の前にいるのは、可愛い妹分の姿をした、淫乱で淫蕩な女。
「ヒース兄さんの…美味しい…」
うっとりと、首を傾げ俺を見上げる、妖しく濡れた瞳。
珊瑚の色の唇から覘く紅い舌は唾液で、てらてらとなまめかしく光る。
温かく淫靡に、紅いナメクジのようにヌルヌルと俺の肉棒に這いまわる。
堪えきれない欲望が、俺をつき動かした。
イリーナの頭を両手で掴み、前後から唇に抽出を繰り返させ、腰を振る。
「イリーナっ…イリーナ…っ。イイぞ…いい…っっ」
じゅる…じゅむ……じゅぼ……じゅむ……
徐々にこみあげてくる絶頂感。
「…ふ…イリーナっ…!でる…っっ!」
声をかけたにも関わらず、イリーナは構わず熱心に刺激を与え続ける。
「…ぅ、くっ…っ!」瞬間意識がトぶ。俺のものがイリーナの口の中で、ビクビクと震えて精液を噴き出していた。
ごく…こくん…んく…んく……
イリーナは俺が口の中に出した精液を、一心に飲み下していた。
嬉しそうに、蕩けるような恍惚の表情で。
まるで大好きな飲み物でも、飲んでいるように。
最後の一滴まで舐めとるように丹念に、舌を這わせ、先端から吸いとろうとさえする。
「うふふ、とっても…美味しいです。ヒース兄さんの。とっても熱くって、濃くって…兄さんの味がします…嬉しい」
紅い舌をちろりと覗かせ、口許についた白い精液を舐めとってみせる。
夢見るような笑みで、もっと、と潤んだ瞳がおねだりをしていた。
435狂夢:2005/12/30(金) 02:56:04 ID:iowYJh6V
どこかで鼻を刺激する匂いがすることに気づいた。
かぎなれた精液の匂いとは違うもの。
イリーナの足元に雫が滴っていることに、気づいた。イリーナの足、ふとももを伝い、スカートの中から。
俺の視線に気づいたイリーナは微笑んで、スカートを持ちあげてみせた。
「…っ!」
イリーナはスカートの中に何もはいていなかった。
イリーナの剥き出しの下腹の肌色が視界を覆う。
思わず喉が鳴る。
女の性器をこんなに間近に見たことは、はじめてだった。
もしかして朝から、ずっと?
イリーナはスカートを持ち上げたままクルリと一回転。イリーナの桃のようなオシリが目にはいる。
思わず引きずり寄せて、むしゃぶりつきたくなるような、美味しそうな引き締まったカタチの良いオシリ。
「兄さん。今度は私の中で気持ちよくなってください」
イリーナは俺の隣、ベッドに上がる。
嬉しそうに微笑んで、脚を大きく開いて、俺を挑発する。
イリーナの陰部に毛髪はなかった。そんな子供のような割れ目の奥から、淫蕩な愛液が溢れている。
溢れたソレはシーツに染みをつくり、拡がってゆく。
イリーナは自分の指で自分の秘所を割り開き、広げてみせる。
愛液をこぼれさせているピンク色の割れ目は、ヒクヒクとヒクつきうごめいて、俺を誘っていた。
「兄さんが欲しいって、私のココが疼いて、とまらないの。はやく、ヒース兄さんのオチンチンで…私の…おマンこを…可愛がってクダサイ」
上着も胸の上まで捲りあげ、まだ小さい胸の頂きのピンク色を晒している。
436狂夢:2005/12/30(金) 03:39:25 ID:iowYJh6V
そうして小首を傾げる仕草で俺を誘う。可愛くもあり、あまりにも扇情的だ。
「…い…りーな…」
俺は夢遊病者のように、イリーナに乗しかかった。
ぱっくりと脚を広げていた、その秘所に顔を埋めて、溢れる愛液をすすりあげる。
イリーナの腰と尻をがっちり掴んで、じゅるじゅると音をたてて夢中で、イリーナの雫す熱い愛液をすすった。
「…あ…兄さん…あん…やっぱり、ヒース兄さんは…優しい、ね。…今まで誰も…シテくれなかった…ふぁんっ…ああん…気持ちいい…気持ちイイ…兄さん…」
尻も足の先まで震えて身悶え、イリーナは俺ヲ秘所に押し付けた。
息もできないくらいにイリーナの股間に埋まり夢中で、舌を膣の奥にねじこんだ。
「ひゃうん…っ!は、あ…っ…兄さん…兄さんっ!お願い…兄さんのを、はやく…私に…入れて…はやく…兄さんと、ひとつに…なりたい…」
イリーナはあえぎ、悶える息の下から懇願する。
俺は愛液でべとべとになった顔を肩で拭い、イリーナの小さな腰を掴んだ。
恥じらいもなく大きく開いたイリーナの脚。その女の部分に俺の熱くはりつめそそりたつペニスをあてがい、一気に腰を押し進め、埋め込んだ。
「…ふぁ…ああぁんっ!兄さん…兄さん…嬉しい。兄さんのものが…中に…っ」
俺の精神や良心の抵抗など、もうどこにもなかった。
ぐちゅぐちゅと、柔肉をかきわけ奥まで突き通す。
抵抗らしい抵抗はなかった。
イリーナ…お前…やっぱり…失って…しまっていたのか…
どこか冷静な部分で、そんな気はしていた。
消失。落胆。そして、怒り。
そんな感情が、精神を蝕み、ジリジリと、確実に焼いてゆく。
イリーナが、俺の知らない、どこかの誰かに、あられもなく脚を開いて、嬉嬉として、男のペニスを受け入れ、喘えいでいた。
そんな事実を、突きつけられて。
腹ただしさに苛立ち、いきなり容赦なく、腰を叩きつけた。
振った。
イリーナは嬌声あげる。
「アァ…ヒース兄さんの、オチンチン…おっきくて、熱いよ…!!もっともっと…もっと…いっぱい突いて…クダサイ…!」
イリーナが嬉しさに、身を震わせる。
437狂夢:2005/12/30(金) 04:00:40 ID:iowYJh6V
許さない。
イリーナは。今、俺のものだ。
この身体は、今は、俺だけのものだ。
イリーナのスベテを塗り替える。
そんな決意をして、俺はイリーナを責め続けた。
責め続けた。
幾度も幾度も、イリーナの中で、白濁した欲望を吐き出して、イリーナの身体を満たす。
蹂躙する。
前も、後ろの穴も、口にも、タップリと熱い精液を注ぎこむ…。
後ろの穴の時など、イリーナは自分から尻を突きだして穴を押し広げ「もらってクダサイ」と、柔らかく笑った。
あらゆる場所に、紅い印を浮かばせ、噛み跡を残す。
イリーナは喜悦の表情で、すべてを受け入れた。




「ヒース…?イリーナ?食事は?清掃はいいの?」
終日部屋に閉じこもったきりで、出てこない俺たちにマウナが心配そうに声をかける。
「いい。そこに食事だけ置いておいてくれ。忙しい」
俺は全裸のイリーナを下に組み敷き、つながったまま、割れた声で乱暴に返事をした。
イリーナは俺が与える快感に涙を流しながら微笑み、マウナの声も聞こえていないようだ。
イリーナは微笑んで、俺をみつめかえす。
そうかイリーナ、俺に抱かれて嬉しいか?
俺もだよ。


━━━━それから俺は、拘束されイリーナと引き離されるまでの、まる4日間、イリーナを抱き、犯し続けた。

BAD END
438狂夢:2005/12/30(金) 04:11:45 ID:iowYJh6V
堕ち壊れたイリーナ、ヒースを誘惑するの巻。です。
某サイト、バルディアさんのイリーナ凌辱から沸いたネタです。
林間凌辱調教されたイリーナがヒースを誘惑するところが読みたい!…という妄想がこうなりました。
堕ちたイリーナのイービル・インパルスやルナティック・シードが、ヒースに発動…しているように書きたかったんですが…ムズい。
甘甘ヒース×イリーナも好きですが、壊れる程の愛や欲望?も好きです。…というかTRPGをしてると、そうなりませんか?
BADEND(←かまいたちの夜の曲を聴きながら、なんとなく)
439名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 12:24:59 ID:WvQ2vm45
イリーナ壊れてるなぁ。萌えはしなかったけどGJ!

それと、今月号のドラマガでクレスポとベルカナのフラグががが!?
ちょっとヒーイリだけじゃなくてクレベルも書きたくなってきたぞ。
440名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 12:29:27 ID:DTSFwdHZ
プレイヤーの了解得てんのかね
ベルカナの人は恋愛ロールあんまりやりたくないみたいだし
勝手にクレ×ベルなんて流れにしちまって
441名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 12:52:10 ID:iowYJh6V
まだ読んでないんだけど、そのクレスポラブなベルカナは、クレスポのどこに魅力を感じてるのかなね?
442名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 12:55:33 ID:DTSFwdHZ
自分以外の女に言い寄るクレスポを見てイラつくベルカナ
程度
443名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 13:04:05 ID:26fUbugx
まあ、普通に見るとベルカナはツンデレだもんねぇ。

真っ黒ベルカナのほうが好きだけど。
444名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 13:30:24 ID:gdG4AVHe
スレ違いだが、マロウ×クレスポなどと妄想する腐女子スイッチが入ったベルカナはなんかいやだ。
445名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 14:02:59 ID:WvQ2vm45
人工呼吸未遂っていうのもあったな。ラブとしては弱いけど、あれって明らかにラブ路線狙った短編なんじゃないか、って思うくらい?
あとカラーページでクレスポの世話を焼くベルカナとかあったな。
それはDMの毎度の企画(?)モノだけどな。
446名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 15:18:02 ID:jUqG/smh
クレベル萌えな俺にはモウマンタイ

そんなにクレベル駄目かー
非難ごうごうで何か悲しい。
まあ片や人気萌えキャラ、片や不人気キャラ。
くっつくのはイバラだとは分かってはいる。
447名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 15:41:27 ID:qfIQPHEE
クレベルは別に悪くないと思うけど
>自分以外の女に言い寄るクレスポを見てイラつくベルカナ
この時点じゃなんとも言え無いんじゃね?
・単にナンパのような軽薄な行為が嫌いなだけ
・自分の友人があまりにお猿さんだと自分が恥ずかしいから
・自分をほったらかしにするクレスポへの嫉妬
・クレスポの見境無さへの純粋な反感
少し考えるだけでこんだけあるからねえ
最も俺はまだ読んでないから他にあるのかもしれんけど
ベルカナの性格的に目の前でナンパする男友達を
綺麗に黙殺する事は出来そうも無いと思うけど
なんかその辺融通きかなそうだし


448名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 16:00:18 ID:iowYJh6V
自分中心じゃないと嫌な、女王、お嬢様体質というのも。
これは、ない方がいいけど。
449名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 16:43:13 ID:Ur7sYgrU
>>440
俺もこのスレ的には、DMぺらぺらどうだった?と聞こうと思ってたが

キャラのイメージとしては、ベルカナがツンデレってのはあながち間違いでもないと思うんだけど
リプでのキャラとはまったく別物なのに「GMが」恋愛ネタをやってしまったのが痛い
特集のクレスポ持ち上げまくりなカラーページ見ると、編集がこういった話を作れと煽ったのかも

変な話、それこそ、こういった場(同人・二次創作)だったら絶賛されてたと思う
450名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 19:14:49 ID:MGWt6e6H
かなーり前にこのスレであったクレ×ベルが俺のオフィシャル
路地裏でやっちゃうやつ。
あれで初めてぺらぺらが好きになったんだ…
451名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 21:14:27 ID:bONPQgAW
ブラック版(ヒース×イリーナ)GJ!黒エロ好きとしてはヒットだった。

読んでいて、某サイトのイリーナ凌辱の続きってこんなかんじだろなと思ったら、やはり意図していたのか。そのまま続編として掲載されても違和感無いと思う。
マウナ勧誘版はないのかなあ。
452名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 23:41:28 ID:QsVRQCLk
そもそもベルカナってルパン(クレスポ)に対するクラリスってーコンセプトで
中の人が作ってたはず。クレスポがアレなんで、あっという間に今の立ち位置に
スピンアウトしたが。なので個人的にツンデレは割りと妥当な妥協点だとおも。
453名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 01:03:20 ID:YPGb6bGY
>>452
最初から織り込み済みなわけね
だからリプレイで口では文句ばっかり良いながらもしっかり絡んでるのか

俺はリプレイをリプレイではなく物語として読んでるから幻想もないし
このまま突き進んでくれて問題ないな
454名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 02:26:19 ID:rdIPGQlP
さて今年も残すところ後一日なわけだが。
…なにか、こう、感慨はないのかい?
このスレ的には?
455名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 06:01:46 ID:GodG22Eo
姫始め楽しみにしてる。
456名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 09:10:56 ID:yxqzYBCs
>狂夢氏 

堕落イリーナGJ!
向こうのサイトのBBSでも続編風としてイメージ通りと喜んでたみたい。

457名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 12:27:58 ID:rdIPGQlP
今年は自分がまさか二次創作、しかもエロを書くとは思わなかったなー。
はっはっはっ。キャラ(ヒーイリ)萌え心、恐るべし。orz
458名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 12:36:47 ID:oIj6UN6V
俺も卒業研究で忙しいのに思った以上にネタを投下できたことにびっくり。
というわけで来年もヒーイリとかメインに書いていくつもりなんで、よかったらまた読んでくだちぃ。
459名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 15:14:25 ID:JOAmUcQs
私もヒーイリのSSを書けるとは夢にも思わず(風邪引きなのに投下もした事があったなぁ)。
しかも趣味満開(にょやS服とか着衣Hとか)は相変わらずだったし。

けどいろんなSSで萌えれたし、良かった良かった。
来年もまったりと書く予定ですので生暖かく見てやって下さい。
460名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 17:10:18 ID:rdIPGQlP
萌え転がらせてもらって、ホント有難かったです。
来年もどうぞ宜しくお願いしますね。
461名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 22:25:47 ID:q/V3sq5j
たくさん書けて幸せでした。
来年はヒースとイリーナ以外の人たちもいっぱい書きたいです。




ところで、ろりとしょたはOKですか?
462名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 22:51:27 ID:FCXoXmW/
サーラなら大歓迎だ。
サーラでなくとも大歓迎だ。
463名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 23:00:47 ID:l1PHAi4D
年賀状投下、どうみても間に合いません
来年もよろしくお願いします
464名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 23:35:42 ID:eUxBtg7h
今年はSS初挑戦の年。来年は発展の年……に、したいなぁ。
465名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 23:57:50 ID:EdRxnbt3
ゆくとしくるとし。
2005年最後の、そして2006年最初のSSとして年をまたいで2年投下としゃれ込むかな。
ちょっとSWとしては異質なネタだがカンベンしてくれると幸いです。

☆ ☆ ☆

 時は12月30日の深夜。
 まもなく1月1日へと日付が変わろうとしているころ。
「もうすぐ今年も終わりだな、イリーナ」
「そうですねヒース兄さん」
 またしても場所はファリス神殿内のイリーナの私室。
「今年もいろいろあったな」
「そうですね……わたしはヒース兄さんと今までよりも仲良くなれたから、とってもいい年でしたよ……」
 心なしかぽぽ、と頬を染めてとさっとヒースの肩に頭を預けるイリーナ。
「……そうか」
 思わずケツがかゆくなってきたヒースだったが、どうにかケツに伸びかけた手を押しとどめてイリーナの頭を軽くなでてやった。
 1月1日は神が原始の巨人から生まれたとされる日である。
 国教がマイリーであるオーファンでは、毎年マイリー神殿がそれに便乗して大きなミサを催していたりしている。マーファ神殿では、神が死んだとされる30日の深夜から1日にかけて、神々への鎮魂歌代わりに鐘を打ち鳴らしたりしている。
 だが、雨漏りを修繕する財力すら厳しいと噂されるファリス神殿ではそういった大規模な催しもなく、1日の日の出に行われる参拝までは静寂に支配されるという、ある意味寂しい運命にあった。
(だからこういうことができるんだけどな)
 ヒースは内心で邪悪な笑みを浮かべた。
 こうして二人っきりでしっとり過ごすのも悪くは無い。悪くは無いのだが、やはりやることはやっておきたいものである。
(つまり、ザ・姫はじめ!)
 ズドドーン、とヒースの心理描写内で書き文字が派手に浮かび上がり、初日の出をバックに断崖に立ったヒースの背後で波がはじける。
 しかも用意は周到である。この日のために丸秘のアイテムを用意してあった。
(でかい出費ではあったが、これをイリーナに使うとなればやすいもんだな)
 くっくっく、と声を押し殺して笑うヒースだったが、不運なことにそんなヒースのよからぬ妄想に気づくことなく、イリーナはしっとりとしたひと時を一人楽しんでいた。


 ゴーン。ゴーン。ゴーン。
 からんから〜ん……からんころ〜ん。
 マーファ神殿が打ち鳴らす重厚な鎮魂の鐘に混ざって、ラーダ神殿が鳴らす軽やかな時報の鐘が重なった。
 ラーダ神殿の鐘は日中に1時間ごとに鳴らしているのだが、12月30日だけは深夜、日付が変わるそのときにも鳴らすことになっている。
「年が明けたな」
「そうですね……」
 ヒースとイリーナは改めて向き直り、
「あけましておめでとうございます」
「おめでとう」
 昔からの慣わしどおり、頭をぺこりと下げて新年の挨拶を交わす。
「今年もよろしくお願いしますね、ヒース兄さん」
 ほにゃ、と笑顔を顔いっぱいに浮かべてイリーナがもう一度頭を下げる。
「違うだろ」
「え?」
「…その、なんだ。これからもずっとよろしく、だろ」
 頭をボリボリとかきながらそっぽを向くヒース。
「……はいっ! これからもずっとずっと、一緒です」
 その言葉に瞳を潤ませながら、満面の笑顔でヒースにしがみつくイリーナ。
 ヒースはさらに顔を赤くして鼻を鳴らした。ちなみに、これは邪念もなく本音だったりする。
(……やっぱ、こういうのはテレるな)
 だが、このままイリーナに主導権を握られっぱなしな我らがエロ大王ヒース師匠ではない。
466名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 23:58:48 ID:EdRxnbt3
 さっそく作戦に移るべく、ごほんと咳払いをした。
「あー、いりーなサン? 年があけた。新年の挨拶もした。これからのことも話した。じゃあ次は何をするかわかるか?」
「? …そうですね………あっ! ファリス様にお祈りですねっ」
 その返答に軽く脱力するが、なんとなく想像の範疇だったからどうにか体勢を立て直す。
「あー、それもそうだが、礼拝は早朝に家族みんなでやるだろう」
「うーん。それもそうですね」
 1月1日には、ヒースの故郷の山村からもヒースの家族がお祈りにやってくる。
 ファリス教徒というつながりのあるセイバーヘーゲン家(主に母親)とフォウリー家は、2家族合同で礼拝をするのが昔からの習慣である。
 ……完全な蛇足だから閑話休題。
「年があけて、恋人たちがまず最初にすることといったらアレしかないだろう」
「……コ、コイビト、ですか」
 意味を察したらしく瞬時に頬を真っ赤に染めるイリーナ。
「は、はい……わ、わかりました。こ、今年もヨロシクおねがいしまス」
 予想もしていなかったいきなりな展開に目をぐるぐる回しながらしどろもどろになってわけのわからない挨拶をかますイリーナ。
 何回突きあってもこのえちぃまでの流れになかなかなれないイリーナであった。
(だがそれがいい)
 ヒースは胸中でつぶやき、わたわたと服に手をかけるイリーナにまったをかけた。
「まぁ待て。せっかく新年なんだ。ということで、ちょっと趣向の変わったものを用意した」
「はい? なんです?」
 ヒースは用意していたものを取り出した。
「これだ!」
「……? これは……衣装ケースみたいですけど……」
「うむ、想像のとおりこれには服が入っている」
 鷹揚に頷くヒース。
「も、もしかしてプレゼントですか? ヒース兄さんが服を買ってくれるなんて、キノコ事件のとき以来ですね……っ」
 突然の贈り物に喜びを隠せないといった様子で、うきうきしながら衣装ケースを抱きしめるイリーナ。
「開けてもいいんですか?」
「おう」
 ヒースの短い返事に、イリーナはさっそく中をあけてみた。
 その中には、一着の変わった衣装が納められていた。ファリスを象徴する透き通るような真っ白な服と、対照的なほど目を引く真っ赤なスカート。
「変わった服ですね……?」
「ああ。それはアノスのほうからやってきたという行商人から買った服だ。なんでも、アノスの貴族だかなんだかがイーストエンドとの交易で手に入れた貴重な衣装らしい」
「いーすとえんど、ですか……?」
 聞きなれない単語に首をかしげるイリーナ。交易ということだから、おそらくは国なのだろうが、東方にそんな国なんかあったっけ、といった顔だ。
「東の果ての国といわれている、極東の海の向こうの島国だ。俺も詳しくは知らんが、なんでもこの服はその国の女神官の衣装らしい。ま、本当にイーストエンドのものかどうかの真偽は怪しいがな」
 得意顔でウンチクを語るヒース。イリーナは興味津々といった風にヒースの話を聞き、衣装をじっくりと眺める。
「へぇ……東の果ての国の女性神官服ですか……」
「女神官の神聖さと魅力を最大限に引き出す衣装らしいぞ。お前にぴったりだと思ってな」
 ヒースの真の作戦がそれだった。
 ザ・姫はじめwith異国の衣装でアンアン!!(どーん)
「そ、そんなに言われるとテレちゃいますよ」
 いやいやと頭を振りながらも、うれしそうに異国の神官服(以下、めんどくさいので便宜的に巫女服と表記します(ぁ)をぎゅーっと抱きしめるイリーナ。
「というわけで、それを着てもらって姫はじめをしようと思うんだが」
「えっ……で、でもそんな神聖なもので……そのあの……」
「大丈夫だ。今までだって神官服でやったことあるじゃないか。礼拝堂でだってしたし」
「あ、あれはだって聖水を作るためだしあの……っ」
「問題ない。イーストエンドでは、その服を着た神官とやることができれば今年1年いい年になるという信仰があるくらいだ」
 真顔でホラを吹くヒース。
「ほ、本当なんですか……?」
「ああ、もちろんだ」
 ぼそりと「一部で、らしいがな」と付け加える。
「うー……うー……」
 しばらく悶々と悩んでいたイリーナだったが、やがて観念したように、
「は、はい……わかりました」
「よし! じゃあこれがその行商人から聞いたその服の着方だ。俺は外で待ってるからきたら呼んでくれ」
「ひ、ヒース兄さん? そのガッツポーズはいったい……」
「はいはいはい、じゃあさっさと着替えてくれよー、外は寒いからなー」
 イリーナの疑問をオール無視してさっさと部屋を出て行くヒースであった。
467名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 23:59:24 ID:EdRxnbt3

「き、きれましたよ……」
「おう、どんな感じだ………」
 がちゃりとドアを開けて部屋に戻ってきたヒースは、巫女服を身にまとったイリーナを見て言葉を失った。
「ど、どうですか……?」
 もじもじと内股になりながら、手のやり場を探してさまよった挙句、口元に添えて上目遣いでたずねるイリーナ。
「ま……」
「ま?」
「マーヴェラス!」
「ま、まーべらすっ!? し、しかも発音がやたらといいですっ」
 ヒースの意味不明なGJサインに軽くツッコミを入れながら思わず後ずさりするイリーナ。
「いや、想像以上にいい出来だ……不覚にも心底かわいいと思ってしまったぞ……」
「か、かわいいですか……」
 上目遣いが一点、うつむいてもじもじと恥ずかしがるイリーナ。
 どこにあの強靭な筋肉を持っているのかわからないくらいの小柄な体、発育途上の平らな胸、筒型同然のイリーナの体には巫女服が意外にもマッチしていた。
(イーストエンドの女はみんなイリーナみたいなんだろうか?)
 初めて巫女服を着ている女を見たのに、そう思わせるほど違和感のない仕上がりになっていた。
 もちろん、そんな姿を見せられてセーブできるほどエロ大王モードのヒース師匠の理性は硬くない。
「イリーナ」
「は、はい……んむっ!?」
 イリーナを抱き寄せ、すかさず唇を奪い、舌をねじ込む。
「んちゅ……ちゅぶっ……くちゅる……くちゃ……」
 イリーナも控えめに舌を絡ませてきて、淫靡な水音が静かに部屋中に浸透する。
「ぷはぁ……」
「ん……エロかわいいぞイリーナ」
 さわ、とイリーナの髪をなでてささやくヒース。
「エロは余計ですよ……んっ」
 聞く耳もたない、といった風にヒースは胸元から手を差し入れ、イリーナの小ぶりの胸を揉みしだく。
「この服の構造は服を着ながら胸を触りやすいように設計されているらしいぞ」
「え、ええ……っ……そ、そうなんですか……あんっ」
 もちろんお得意の大法螺である。
「イーストエンドはマーファ的な母神信仰が強いらしいしな。イーストエンド大陸自体も、男神と女神がヤって大陸が生まれたっていう神話があるくらいだ」
「そ、その名残なんでしょうか……んあっ……」
 コリコリと硬くなってきた乳首を転がしながらヒースは胡散臭い文献でちらっと読んだことがあるような気がした話をホラに織り交ぜて耳元でささやく。
 イリーナはその話を信じきっているのか、しきりに感心し考察しながら愛撫を受け、喘ぎ声を上げる。
「ふっふっふ……胸だけでこんなにヨガって。この服のせいか……? ん?」
 ヒースは左手で巫女服の下の紐を緩めその中に手を突っ込んだ。
「ふあっ、そ、そっちは……っ」
「こっちはどうなんだ……お? イリーナ、ダメじゃないか。この服を着るときはノーパンで、って書いてあっただろう。生まれたままの無垢な体に衣装をまとうのがしきたりだ、ってな」
 言うまでもないがこれも大法螺。この後に控える羞恥プレイへ向けた複線である。
「だ、だって……の、のーぱんはやっぱり恥ずかしいですよ……」
「なにをいうか。いつも素っ裸を見せ合ってる仲じゃないか」
「そ、それとこれとは別ですっ! そ、それにもうヒース兄さんに純潔を捧げちゃってるのに無垢も何も……ぼしょぼしょ」
 自分で言ってることが恥ずかしくなったのか、だんだんと尻すぼみになっていくイリーナ。
「ま、まぁそれはさておき!」
 その言葉にヒースまでテレてしまったのだろうか。頭をかきながら話を変えるように声を張り上げる。
「とにかく、これから儀式をひとつやろうと思ってたところなんだ。とにかく脱げーっ!」
「い、いや〜んっ!?」
468名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 23:59:59 ID:EdRxnbt3
 強引グ・マイウェイなヒース師匠により愛撫も中断されパンツをはがれたイリーナ。
 中途半端なところでやめられたせいで微妙に体がうずいて仕方が無い。
「そ、それで儀式ってなんですか……?」
「うむ。えーと、手元の資料によるとだな。イーストエンドでは、新年に女神官が占いを行うそうだ」
「占い……ですか? でもわたし、そんなことできませんよ?」
「ああ、大丈夫だ。占い自体は女神官が清めたくじを引くだけという単純なものだ。これを見てみろ」
 ヒースが取り出したのは、棒が5本。それぞれ先端の側面を削って、◎、○、◇、△、×と書いてある。
 まぁ、ようするにリアル世界で言うところのおみくじである。
「先端のマークで吉凶を占うらしい。ご当地の文字はさすがの俺にも読めんし書けんし意味もわからんから、記号に置き換えてあるがな」
「はぁ……簡単なのはわかりましたが、くじを清める、っていってましたよね?」
「ああ。女神官の神聖な部分でじっくりと清めるらしい」
 ニヤリと邪悪な笑みを浮かべるヒース。ちなみにこれも大ボr(ry
「そ、それってもしかして……」
「もしかしなくてもそうだぞ、察しがいいなイリーナ」
「い、いやーんっ、だ、だめですっ、そ、そんなものこんなところにっ」
「はっはっは。いつぞやはグレソーだってくわえ込んでたじゃないか。あんなものにくらべればこんなもの……」
「そ、それは言わないでくださいーっ!!」
 つぷぷぷぷぷっ!!
「やっ、やぁぁん!! ヒース兄さん、汝は邪悪ですーっ!!」
 有無を言わさずイリーナの秘所に進入してくる5本のくじ棒。イリーナの涙声が響き、こぶしが振り上げられる。
「な、なにをいう。神聖な儀式だといってるだろ? なら極東の神が邪悪だっていうのか?」
「……う」
 さすがに信仰する神は違うとはいえ、神の話題を持ってこられると神官としては反論できない。
 われながらズルいな、と思いイリーナに心の中で謝罪しつつも、「エロいことを成すがよい」という名もなきエロの神の声に忠実に従うヒースであった。


「どうだイリーナ、気分は?」
「な、なんだかむずむずしますよ……」
 結局秘所にくじ棒を突っ込まれたまま、巫女服をきちんと着なおして外に出てきたヒースとイリーナ。
「じっくり、エロ汁で清めてやらないとな〜」
「え、えろじるなんていわないでください……うう……」
 にやにやと笑いながら深夜の路地を歩く二人。
 普段ならばこの時間ならめったに人通りのない路地だったが、今日はマイリー神殿やマーファ神殿の祭事のため、まばらながらにも人通りがある。
 すれ違う人たちは物珍しそうにイリーナの衣装を見て通り過ぎていく。
「ほら、イリーナ。あのカップル、じーっとこっち見てたぞ。お前がノーパンで棒を突っ込んでるのに気づいたんじゃないか?」
 ひそひそと耳元で邪悪にささやくヒース。
「ふぅぅ……そ、そんなことありません……うう……」
 確かに外から見ただけでは、イリーナがノーパンで、しかも棒をくわえ込んでいるなんてことは気づかれないだろう。
 だが。
「でもイリーナ。かすかに股の部分、湿ってきてないか?」
 ニヤニヤと指摘するヒース。ハッとなってイリーナが視線を落としてみると、微かながらに股に触れる部分に愛液がにじんできているようにも見える。
 ただ、これだけ暗ければランタンの明かり程度では目立つほどではない。
「くぅぅ……」
 だが当のイリーナには相当な羞恥のようで、耳まで真っ赤になって股を押さえて立ち止まってしまった。
「イリーナ。力を緩めたら棒が落ちるぞ?」
「っ……ひ、ヒース兄さん、いじわるです……」
 弱弱しく反論しながらきゅっと膣を締めて棒をしっかりとくわえ込むイリーナ。
 口ではそういっていても、歩くたびに中で棒がこすれ、自然と愛液が染み出してくる。見られていると思うと余計に体が熱くなってくる。
 もじもじと内股になりながら、イリーナは永遠とも思える深夜の散歩をヒースと続けていった。
469名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 00:03:06 ID:rG3XkUtj

「はぁ……はぁ……ひ、ヒースにいさん……も、限界です……」
「よしよし。よくがんばったなイリーナ」
 なんだかんだでそれから30分くらい散歩したのち、二人は神殿に帰ってきた。
 ちなみに現在イリーナが真っ赤な顔で横たわっているのは、以前聖水を作ったときの礼拝堂。今回は信者用の長机に横たえられている。
「どれどれ……おお。びちょびちょだな。しっかり清められたみたいだぞイリーナ」
 するするとイリーナから巫女服の下の部分だけを脱がし、濡れ具合をチェックするヒース。
 そこはすっかり大洪水状態。巫女服にもじっとりとしたシミが大きく広がっていた。
「や……言わないでください……そ、それにじっくり見ないで……」
 ヒースにされるがままになりながら、いやいやと首を振るイリーナ。
「じっとしろ。占いをはじめるんだから」
 ヒースはイリーナの足をがっしとつかんで大きく広げ、その中心から生えるくじ棒を慎重に品定めする。
 股間から愛液まみれの棒をにょっきりと生えさせるイリーナの姿は、ある意味滑稽であったが、深夜の礼拝堂で大股開きになったその姿は、同時にとてつもなく淫靡でもあった。
 ヒースはジュニアにエネルギーが充填されるのを感じつつ、1本選んでつぷりとそれを抜き取った。
「はぁぁぁんっ!?」
 異物が抜けていく感触にぞくりと背を震わせ、続けてぶるぶると痙攣したように全身を振るわせるイリーナ。
 さらに続けて、1本抜けたことで締めが緩くなったのか、ばらばらと残りのくじ棒がイリーナの秘所から抜け落ちた。
「ん? どうしたイリーナ。軽くイったか?」
「し、知りませんっ……」
 小さく笑いながら問いかけるヒースに、ぷんとそっぽを向いて拗ねるイリーナ。
「そう怒るなよイリーナ。俺たちは今年、絶好調らしいぞ?」
「……あ……」
 ヒースが引き当てたくじ棒には、◎と刻まれていた。
「まぁなんだ……こんな格好でつれまわして悪かったな」
 ちゅ、と軽く触れる程度のキス。ヒースがテレているときによく見せる、不器用な愛情表現。
 イリーナの胸に愛情が満ちてきて、きゅんと締め付けられるような心地よい感覚にとらわれる。
「大丈夫です……ヒース兄さんだから、なんだって我慢できますよ」
 ほわっとした笑顔でヒースを見つめるイリーナ。
「イリーナ…」
「でもものすっごく恥ずかしかったんですから……その分、たっぷり愛してくださいよ……?」
 ぼしょぼしょと小声で、だがしっかりと伝えて上目遣いでヒースを見上げるイリーナ。
「ああ。気絶するほどたっぷり可愛がってやるよ」
470名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 00:03:38 ID:rG3XkUtj

 ヒースはイリーナの巫女服をはだけさせ、その小さな胸に手を重ねた。
「ふぁ……ヒース兄さん……触るだけじゃ物足りません……わたしのおっぱい…た、食べてください……」
 ふにふに、くりくりと胸全体を揉みしだく愛撫で満足できないらしく、イリーナは泣きそうな顔で懇願してくる。
「よーし。据え膳食わぬは男の恥じ、っていうしな」
 ヒースはイリーナのおねだりの仕方が気に入ったらしく、ニヤリと笑い乳首を口に含み、それを舌でちろちろといじり倒す。
「ふぁぁあ……ヒース兄さん……いいよぉ……もっと、もっとかぷって……」
 ヒースはそのリクエストに答え、優しく歯を立てイリーナの乳首を甘噛みしてやる。
「ふみゃああ……ああ……そ、そこ……そこいいです……っ!」
 びくんびくんと体を跳ねさせながら、イリーナは快楽に悶える。
 ヒースは更なる刺激を与えてやるため、唇をイリーナの体に這わせたまま胸から腹、そしてへそをたどり、下半身へと移動させていく。
「はふぅ……あん……く、くすぐった……ひゃああっ!」
 笑い声になりかけていたそれも、恥丘にたどり着くころには再び喘ぎ声へと変わっていく。
「イリーナ、結構生えてきたな」
「……ふぇ? ……あっ! そ、そんな見ちゃダメで……んひっ!? ひ、ひっぱらないでぇ!」
 ヒースはイリーナの薄い陰毛をはみはみと味わってから、隙を見て何本かをつまんでひっぱってみる。
 以前、初めて生えたときに恥ずかしいから剃ったりとかひと騒動あったものの、結局は生やすことで落ち着いたイリーナの陰毛も、今では薄いながらもしっかりと生えそろってきた。
「まぁまぁ恥ずかしがるなよ。前もいったが、大人になってる証拠なんだから」
「だ、だからって……いじるのはナシですよぉ……あんっ!」
 ヒースが陰毛をいじるたびにぴくぴくと割れ目が震え、喘ぎ声がこぼれてくる。
「んじゃ、こっちをいじるとするか……っていうか、もういじる必要ないくらいだな」
 完全に濡れそぼっているイリーナの割れ目を指で押し広げるヒース。
 ぐちゅり、といやらしい水音とともに割れ目が広がり、奥から愛液があふれ出してくる。
「ひゃああん……ふぁあ……いいですぅ……も、もう大丈夫ですから……あああ……」
 指を添えているだけでも今にもイキそうなくらい快楽に打ち震えるイリーナ。
「そうか。じゃあ、遠慮なくいただくぞ」
 ヒースジュニアスタンバイ完了。拘束具、パージ。コンプリート。
 ヒースはイリーナの潤沢な割れ目にそれを押し当てると、突き上げるように一気に挿入させた。
「ふはぁぁぁん!! ひ、ヒース兄さんのおっきいのがっ……入ってきてるぅ……!!」
 イリーナの口から歓喜の悲鳴がこぼれる。
「ひあっ! あんっ、あ、あっっ、あああんっ!!」
 ヒースははだけたイリーナの胸をいじりながら、乱暴にイリーナの中をかき回す。
「んくっ! いいのっ、ヒース兄さんのきもちいいのぉ!!」
 イリーナも自ら腰を動かし、ヒースのそれをむさぼるように味わう。

 ぐちゅっ、ぎちゅっ、にちゅるっ、ぶちゅ、くちっ!!

 2人のものがぶつかりあい、結合部からいやらしい水音が鳴り響き、礼拝堂中に反響してそのいやらしさを何倍にも増幅させる。
「ひ、ヒース兄さんっ、も、もっと! わたしのあそこ、もっとズンズンってしてくださいっ!! んぁああ!」
 イリーナはさらに快楽を楽しむように腰をぐりぐりと回転させながらヒースの頬に手を伸ばす。
「くっ、イリーナっ!」
 ヒースは求められるままに強く、激しくイリーナの中へと打ちつける。
 イリーナからあふれ、飛び散る愛液が巫女服を汚していく。机に水溜りを作っていく。
「あっ、ああーっ、んふぁぁっっ!! ひ、ヒースにいさんっ!! ひーすにーさっ…!!」
 イリーナが絶頂に向けて一気に上り詰めていく。
「い、イリーナっ……お、俺ももう少しでっ」
「ふぁ、ふぁいっ、イ、イキそうです、イっちゃいますっ……!!」
 イリーナが切なげに両手を伸ばすと、ヒースはイリーナの小さな体を抱え上げ、ぎゅーっと抱きしめながら激しく腰を動かす。
「い、イリーナ! 出すぞっ!!」
「わ、わたしもイク……!! いっちゃう!! な、かにっ、今年最初のヒース兄さんのをっ、わたしの中にぃっ!!」
 ヒースがイリーナの最深部を突き上げると同時に、イリーナは強くヒースの体をカニバサミにする。
「ふぁあああああああっっっ!!! ―――うううっ!!!」
 びゅくびゅくとイリーナの奥で熱いものがぶちまけられた。
471名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 00:04:37 ID:rG3XkUtj
 イリーナはびくびくと全身を震わせヒースにしがみつき、やがてがくりと全身から力が抜け落ちた。
「ふぁー……イリーナ、今年一番すっげーエロかったぞ……」
「ふにゃあ……いわないで……くらはい……」
 ぜーはーと肩で息をするイリーナ。
 ヒースはハンカチでイリーナの秘所をふきふきしはじめ、ふともうひとつ、胡散臭げな文献で呼んだ知識を思い出した。
 イリーナの様子をちらりと伺い見る。はじめは嫌がっていたふきふきも、今ではすっかりと腑抜けた表情で受け入れるようになっていて、今も例に漏れず安心しきった様子でされるがままにされている。
(……よし)
 ニヤリと笑い、再びもたげた邪悪な考えを実行するヒース。
「うりゃっ!」
 しゅぴんっ!!
「いったぁぁ!? んにゃああ!?」
 ヒースはイリーナの陰毛を1本つまみ、勢いよくそれを抜いた。
 
 ぷじゅっ!! ぷしょろろろろろろろろろっ!!!

「うおっ……まさか聖水噴出とは………」
「ふぇぇ……」
 気の抜けていたときにその鈍い痛みが走ったものだからかどうなのか、陰毛を抜いた瞬間にイリーナの割れ目の端っこから勢いよくおしっこが噴き出した。
「な、な、なにするんですかっ!」
「いやー。なんでもイーストエンドでは、女神官の陰毛をオマモリという聖印の中に入れるらしいんだ。だから俺の聖印にお前の陰毛を結び付けておこうかとおもって……って、おい、いりーなサン?」
 ゴゴゴゴゴ、とジョジョっぽい描き文字と音が聞こえた気がした。
「だ、だからって……いきなり抜くなんてひどいじゃないですか……い、痛かったんですよ!? そ、それにお、おもらしまで……」
 どうやらさすがのエロ大王に感化されてきたイリーナさんでも、痛かったり恥ずかしかったりするのを、シラフのときにやられるのはダメっぽいらしい。
「お、おちついてくだサイ、いりーなサン?」
「ひ、ヒース兄さん……やっぱり汝は邪悪ですーっ!!」
「ぎゃぼーっ!!」

 ヒースの姫はじめ作戦終了。
 戦果:姫はじめ成功、イリーナの陰毛(新しいの)ゲット
 負傷:全治1週間の青アザ。

☆ ☆ ☆

 去年投下したネタを思い出しつつつらつらと。
 んー……やっぱり巫女ネタは無理があったかなぁ、って感じですかね。それに巫女とか巫女服のことぜんぜん知らないのに書くのはいろいろつらかったですわ。
 まぁ、今年もたまにネタ投下しますので、なにとぞよろしくお願いいたします。
 てゆーか何気に0時ゲット狙ったんだけど1秒たりなかった・・・orz
472名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 00:54:52 ID:yooZNP1j
>>471 あけましておめでとうございます。
今年最初の秘め事初めごちそうさまでした!!
GJ!! 幸せえちぃはエロ可愛いなぁもぅっ。
惜しかったですね。足りなかったのは1秒じゃなくて、0.01秒ッスよ…。
473名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 00:56:52 ID:42PHcX8E
あけおめ1番萌えたっ!!
GJでしたー!今年もよろしくお願いしますwww
474名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 01:35:00 ID:r1m/UzE9
あけましておめでとうございます。
新年から萌えっ!
GJでした!
475名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 02:40:16 ID:SNOnjZBA
あけてももかんたまt…

うお、ほんまに巫女イリーナキテタコレ!

新年早々超GJ
476名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 03:08:01 ID:dtOSUqXL
今年の抱負

コールゴッドを習得し、影針×無用者の神を降臨させる。
でなければせめてベル×クレの神。
477名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 16:52:00 ID:yooZNP1j
これからペラペラの小説もリプも出るし、そのなかにクレベル萌えをティンダーするものがあったら職人も増えるだろう。
まず、20日な。
478名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 17:05:23 ID:brIBB4Re
クレベルでなくベルクレの神かよw
ぺらぺら増加祈願。何卒、何卒〜〜!!

>471
新年早々GJ!
479 【大凶】 【1417円】 :2006/01/01(日) 22:43:49 ID:LMrqjm3n
大吉ならベルカナのオパーイに成長の兆しが!
480名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 22:51:38 ID:yooZNP1j
ふふ…(暗笑)
481名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 22:53:00 ID:h3hSGvuI
ベルカナって何歳から胸が成長してないんだっけ
482479:2006/01/01(日) 23:09:45 ID:LMrqjm3n
>>481
ベルカナの自己申告によれば12歳から。



って、俺よりによって大凶かよW
483名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 02:16:55 ID:duD/cOlV
シクシク。
ヒース×イリーナな初夢を見ていられるはずだったのに。
日が代る直前で起こされた…。orz
484名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 10:20:54 ID:7SGlup1d
クレベルとくれば、麺棒プレイ・・・
485名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 11:36:53 ID:UMbceCZV
麺棒は太いだろう。
486名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 11:59:23 ID:5YsLpsvz
ベルクレならば麺棒はクレスポに・・・
487名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 11:59:57 ID:5YsLpsvz
sage忘れスマソ
488名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 12:29:54 ID:QUsoGTQD
>486
生死判定入るんじゃないか?w
489名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 14:47:43 ID:ZlIUvL60
麺棒はベルクレの伏線だったのか…
490名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 18:42:57 ID:KuN2qepp
生命力1クレスポだと、初体験で腹上死したりして。
491名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 19:07:26 ID:duD/cOlV
全力行動は生命力ラウンドまで…というルールを採用すると
クレポンは精だし果てる前に、生命力が果てる。
492名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 20:57:39 ID:I2veYoK9
そのルール採用すると猛女級の生命力の持ち主でも生命力尽きないか?
1R20秒だよな。
493名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 21:15:10 ID:CFPtKmZt
標準14(行為を始めてから4分40秒)
限界24(行為を始めてから8分)
クレスポ6(行為を始めてから2分)
ところでリプレイの最新刊でブックの筋力15ってのは誤植だよね?
494名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 21:19:02 ID:0wp5WRqB
誤植だね。今作のキャラシートには誤字が多い。
あと1R=10秒だよ。
495名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 21:26:49 ID:I2veYoK9
だと生命力24で4分、クレスポは1分か、どっちにしろダメじゃん。
496名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 21:37:29 ID:Nr++pa6Z
遅いよりも早いほうがマシ
497名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 21:39:19 ID:HAD1BRqj
しかし
三擦り半はダメだろう、流石に。
498名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 21:45:40 ID:CFPtKmZt
とりあえず6Rとして考えてみよう
1R:とりあえずキスしながら相手の部位の準備を行う
2R:キスを素早く中断し、相手のの部位の準備に専念する
3R:準備専念続行中
4R:準備完了、体位を素早く整える
5R:迅速に挿入
6R:すみやかに発射、クレスポ気絶
なんだできるじゃあーりませんか
499名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 21:57:29 ID:KuN2qepp
>6R
いや。「全力での運動」だろうから、挿入後のピストン運動の時間では?
それに騎乗位なら運動しなくてもいいし。
500名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 22:43:26 ID:ROGtwKGH
>>490-499

そんな、出すもの出したら死んでプカーッと浮きつつ
下流に流されていく雄鮭のような……
501名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 22:52:46 ID:Nr++pa6Z
挿入してから6Rなんじゃないかと好意的に考えてみる
502名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 22:53:27 ID:duD/cOlV
いや実にクレスポらしくて…笑える。ブププ
503名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 23:03:17 ID:KuN2qepp
マテ。
6Rというのは、「疲れて動けなくなるまでの時間」にしか過ぎない。
射精するまでの時間ではない。
よって挿入後6R後までに射精しないと疲れて動けなくなる。

局部の感度は……知覚に属するから、冒険者レベル+知力ボーナスか?
射精に至るまでにかかる時間は……肉体で筋肉じゃないから生命力か? 短そうだな(w
そして堪えるのは……やはり精神力か? 堪えられなさそうだな。
どのみち三こすり半か。
504名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 23:12:33 ID:Nr++pa6Z
やっぱりベルクレしかないのか
505名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 23:25:48 ID:KOxfOzEF
個人的にはギルドでの暗闘に破れ、それまで築き上げてきた地位と名誉と財産なんかを全て失い性奴隷にまで堕とされたベルカナがみたいんだけどな。
506名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 00:08:41 ID:oTv+jmxM
誰か書いておくれよ〜、雄鮭なクレスポ〜w
507名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 05:31:47 ID:M7wS/m3E
 えー、正月三が日、結構暇してたのでクレベル書いてみました。
 これもヒーイリみたく、暇があれば連載(?)していくつもりー。かもしれない。
 結構長いけどご容赦をば。

☆ ☆ ☆

「ひゃっほ〜、俺、幹部になれたッス!!」
「クレぽん、もうその話何度目だべ?」
 アイリちゃんの宿(仮称)のいつものテーブル席。そこでは5人のぺらっぺらな冒険者たちが飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎをやっていた。
 パーティの名目は、生命力なし精神力なし甲斐性なしのナイナイ尽くしの盗賊少年、クレスポの幹部昇進祝い。
 なんと冒険者史上類まれなる薄っぺらさの記録保持者であるクレスポが、このたびガチで幹部になれたのだ。
 クレスポはそれが嬉しくて、ここ数日、毎晩毎晩宴会騒ぎをやっているというわけである。
「今日は俺のおごりッスからどんどん食べるッス! アイリちゅわぁぁん、エールお代わりッスー!」
「はぁ〜い、ただいま〜♪」
 いつもはクレスポには鉄拳で対応するアイリちゃんだが、やはり金を落としてくれるときは手のひらを返したように愛想がよくなる。
 よくできた看板娘だ。
「どーしたんッスか、みんな? もっと飲んで食っていいッスよー?」
 へらへらと笑いながらアイリちゃんが注いでくれたエールをあおるクレスポ。
「もっと飲め、っていってもねー」
 シャイアラが飲みかけのワインの入ったグラスを手でもてあそびながらため息をつく。
「さすがに5日連続で飲み会やれば、飽きもしますよ」
 クイクイと眼鏡を動かすブックは、すでに料理にも酒にも手をつけず本のページをめくっていた。
「そうッスか? ベルカナはじゃんじゃん飲んでるッスよ?」
「………」
 話を降られたベルカナだったが、クレスポには反応を示さずに両手で抱えたエールのジョッキを傾けていた。
 クレスポが幹部になったという事実は、自分にとっても嬉しいことだった。
 思うように仕事を回してくれないギルド。回ってくる仕事といえば、あまり乗り気のしないものばかり。
 しかも報酬はすずめの涙程度。加えて、腹の立つことばかりな幹部。
 それならいっそ、自分でのし上がってギルドを牛耳ってやろうというのがベルカナ(黒)の野望だ。
 ギルド員ではあるが盗賊としての手腕を持たないベルカナは、クレスポを幹部にして裏から糸を引く作戦を取るつもりでいた。
 クレスポが晴れて幹部になったということは、その野望に大きく前進したことになる。
 なるのだが。
(なんだか面白くありませんわ)
 エールを一気に煽りながら胸中でつぶやくベルカナ。
 野望が少しずつ達成していくに比例して、面白くないことも増えてきた。
 ひとつ。クレスポが幹部になると時を同じくして、自分もようやく導師級にやっと届くかというレベルの魔術師になることができた。
 だが、新しい魔法を覚えたというのに、仲間の反応は「嘘ばっかりー」とか「またまた〜」とかいう淡白なものだった。
 クレスポが幹部になってこの騒ぎ(といっても半分以上は自分で騒ぎ立ててるだけだが)だというのにこの差は何なんだろう。
 これは純粋にプライドの問題なのでまぁおいておくとして。
 ひとつ。クレスポが幹部になったとたん、ギルドの下の方に属する女の子たちが急にクレスポに愛想よくなったこと。
 正式にクレスポの部下になったジーンちゃんが仕事を回してもらおうと躍起になっているのはともかく、まったく関係ない部署の女盗賊までクレスポにべったりなのだ。
 先日も、気をよくしたクレスポが女盗賊3人組と楽しげにランチを一緒しているところを目撃した。
 ちなみに、全員クレスポに恩を売っているつもりなのだが、クレスポ本人がその事実に気がついていないあたりが双方ともに痛ましい。
(って、なんで私はそんなことを……。別にクレスポさんが女の子と一緒にいようが関係ないことですわ!)
 クレスポの女好きは今までの付き合いでよくわかっている。
 だが、今までと違うのは、クレスポの地位に惹かれて向こうから擦り寄ってくる女が増えたということ。
 今までなんとも思っていなかったのに、どうしてこんな気持ちになるのだろうか。
 ひょっとして自分は……。
508名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 05:33:08 ID:M7wS/m3E
(……いいえ! そんなわけがありませんわ! 私がクレスポさんを? まさか!)
 クレスポは色気のあるお姉さんが大好きな色情魔で、自分を貧乳と罵る最低な男で、救いようが無いくらいお調子者。
 実力に体力がついていかず結果として大して強くもない。たくましいなんて言葉とは無縁。ちょっとだけ蓄えがあったが、ここ連日のどんちゃん騒ぎでそろそろ底が尽きてしまうだろう。しかも年下。
 自分と理想とはかけ離れた存在だ。
 だから絶対そんなことは……。
「ベルカナ? 確かにどんだけ飲んでもいいって言ったッスけど、さすがに飲みすぎじゃないッスか?」
「……!!」
 気がつくと自分の顔を覗き込むクレスポの顔が間近にあって、声にならない悲鳴を上げるベルカナ。
「そ、そんなことありまへん! 私、そろそろ失礼しますわ!」
 自分でも何を言っているかよくわからなかった。しかも呂律が回っていなかった。
 バシンとテーブルを叩きつけながら勢いよく立ち上がると、若干おぼつかない足取りで店を後にした。
「……」
「……クレスポー、あんた何かやったんじゃないの?」
 シャイアラがしばらくその後姿を呆然と見送ってから、ジト目でクレスポを睨みつけた。
「いい!? お、俺は何もしてないッスよ!?」
「ですが、クレスポさんですしね」
「クレぽん……」
 ブックやマロウまでが疑いの眼差しを向けている。
「お、俺は無実ッスー!!」


 すっかり日の落ちたロマールの通りを、1人自宅へ向けて歩くベルカナ。暗雲で月明かりも届かない中、ライトの魔法をかけた指輪が昼間のように路地を照らすが人通りはきわめて少ない。
(私、どうかしてます……)
 なんとも思ってない、むしろ自分が人形にしようとしてた人間相手に悶々と思考を巡らせ、認めたくはないが勝手にヤキモチを焼いて。
 長い間一緒に冒険をするうちに情が移ったのだろうか。いや、情などという生易しいレベルの感情ではない。
 短いようで結構長い付き合いをしていくうちに、クレスポの悪いところもいいところも見てきた。
 見ていて冷や冷やすることもあり、放っておけないと思ったことも何度あったか。
 もしかして、自分でも気づかないうちにそんな感情がどんどん――
(私、ひょっとして………)
 認めたくない答えを導き出しそうになったとき。

 ドン!

「きゃっ……」
「おおう……ねーちゃん、どこ見て歩いてんだよ!!」
 不意に2人組みの通行人とぶつかった。こんな時間に歩いている人だ、見るからに普通の人じゃない。
 具体的にいうと、茹蛸のような赤ら顔。片手に抱えた空の酒瓶。酒臭い息。
「す、すみません。ちょっと考え事をしていたので」
 咄嗟に謝罪し、まずいことになる前に早々と退散したほうがいいだろう。
 だが、そうは問屋がおろさないのが世の定石だ。
「考えごとだぁ? 歩きながらんなことやってんじゃねーよ!」
「せっかく気持ちよく飲んでたのに興ざめだぜー……ういー」
 赤ら顔を怒りにゆがめて因縁をつけまくってくるヤンキー共。
 ガン付けられながら、ジリジリと壁際に追いやられていく。もう口でなんと言おうと無駄だろう。
 こうなったら、愛用のメイスで脅しをかけるなりしたほうがいいのだろうか。もし実際に喧嘩になったとしても、相手は見るからにタダの下町のヤンキー。
 メイスさえあればまず負けることはない……と思う。
 そう思い腰に手を伸ばすベルカナ。だが。
「……ない!?」
 メイスの感触がなかった。今までどうして気づかなかったのだろう。そういえば、テーブルについてメイスを腰からおろしてから、出掛けに手にするのを忘れていた気がする。
「なにがないんだ、ああん!?」
「ま、確かにおめー、胸がねぇけどな! ギャハハハハ!」
 服の上からでもわかるベルカナの貧乳を指差し、ヤンキーBが下品に大笑いする。
「……ッ!!」
 パンッ!!
「お?」
 路地に乾いた音が響いた。ベルカナが怒りに身を任せ、張り手を放った音だ。
509名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 05:33:48 ID:M7wS/m3E
「んにゃろ! このアマ!」
「きゃあっ!!」
 叩かれたヤンキーBが逆上し、ベルカナを思い切り突き飛ばす。
 男と女の力の差か、はたまたこの逆境に運まで傾いたか、それとも酔いのせいか。
 おそらくそのどれもだろう。普段なら避けることもたやすいその一撃をマトモに食らい、よろめいて壁に頭と背中を打ち付けて崩れるベルカナ。
「よくもやりやがったな」
「へ、へへ……。よくみるとなかなかの上玉じゃねぇか。おい、やっちまおうぜ」
 下卑た笑いを浮かべベルカナににじりよるヤンキーども。
 そこで初めて、ベルカナの心に恐怖が生まれた。得物が無い心許なさ。男のやろうとしていることへの恐怖。
「ば、万物の根源たるまにゃ……んぐうう!!」
「うるせぇ! 黙ってろ!!」
 咄嗟に魔法を唱えようとしたが、難解な古代語をつむぎだせるほど呂律が回らなかった。さらにヤンキーAがベルカナの口をごつい手でふさぐ。
(も、もう……!)
 ベルカナを絶望が襲う。
 両目から涙が溢れてきて、全身がガクガクと震える。ヤンキーAの空いた手がベルカナの服にかかる。

 ゴスッ!!

「あいだ!!」
 ベルカナの服が悲鳴を上げかけたそのとき。ヤンキーAは突如苦痛の声を上げ、両手で後ろ頭を押さえた。
「な、なんだ……うわっ!!?」
 ヤンキーBが後ろを振り向いた瞬間、高速で飛来した何かがヤンキーBの体に絡みついた。
 バランスを崩しその場に倒れ、後頭部を激しく打ち付けるヤンキーB。
「ベルカナから手を離せッス」
「あ、ああぁん!? なんだテメー! 今のはテメーの仕業か!?」
「もう一度言うッス。ベルカナを離せッス!」
 片手に鞭を持ち、もう片手で石をもてあそびながら毅然として言い放った1人の男。
「く、クレスポさん……」
「ういッス」
 ベルカナのつぶやきに間抜けにも律儀に答えたその人、クレスポ。
 いつもは頼りないクレスポなのに。なぜか安心感が沸いてきた。胸が熱くなるのを感じた。
「な、なにボケたこといってやがるこのヒョロヒョロノッポ……はぐあっ!!」
 すごんでみせるヤンキーAの顔面に、有無を言わさずクレスポの投げた石がめり込んだ。
「何度も言わせるなッス! もう二度とベルカナに手を出すなッスよ。次に同じことやったら、盗賊ギルドが黙っちゃいないッスからね!」
 その一言でヤンキー共の戦意が見る見る喪失していくのがわかった。
「と、盗賊ギルドのモンか……!」
「や、ヤバイ……に、逃げろっ!!」
 ドケチで待遇が悪くても、ロマールの盗賊ギルドは大陸一だとも言われるほどだ。その影響力は計り知れない。
 ヤンキーAは流れる鼻血もそのままに、ヤンキーBはクレスポが鞭の拘束を緩めてやるとどうにか抜け出し、2人ともほうほうの体で逃げ帰っていった。
「やれやれ……。ベルカナ、大丈夫ッスか……」
 いつになくまじめにやったクレスポは、でっかい息を吐いてベルカナに歩み寄る。
「クレスポさん………はっ!?」
 ほっと安堵の表情を見せたのもつかの間、ベルカナは急に青ざめて口を覆った。
「こ、こないでください、クレスポさん!」
 急に態度を一変させ、狼狽しながら腰を抜かしたまま後ずさりするベルカナ。
「そ、そりゃないッスよ……。そりゃあ、白馬の王子様じゃないッスけど………ん?」
 がっくりとなったクレスポは目ざとくそれを発見した。そして、大してよくもない鼻がこの場に似つかわしくない匂いを嗅ぎつけた。

510名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 05:34:30 ID:M7wS/m3E
「べ、ベルカナ……まさか」
「い、嫌です……こないでください! 見ないでください!」
 ベルカナの指輪が放つライトの明かりがそれを照らし出している。
 ベルカナの足元から広がった小さな水溜りを。それはベルカナのスカートを濡らし、鼻につくアンモニア臭を漂わせていた。
「ベルカナ、も……」
 思わず口にしかけたクレスポだったが、どうにかその言葉を飲み込むことができた。
 両目をうるうるさせ、いっぱいの涙を溜めて羞恥に顔を真っ赤に染めている顔を見たら、そんなこと死んでも口にできない。
「こ、これは雨ですわ……っ! 雨がふってきたらか、だから……っ!!」
 必死に言い訳をするベルカナ。
 しかも都合よく、立ち込めていた暗雲からぽつりぽつりと小粒の雨が降り始めてきた。
「……そうッスね。雨ッスね」
「うう………うう……ひっく……」
 しとしとと小雨が降り始めた夜の路地で、ベルカナはぐすぐすと泣き出してしまった。



「落ち着いたッスか?」
「…………」
 扉越しにクレスポはベルカナに声をかけた。
 あれからすぐにクレスポはベルカナを引っ張り、宿に戻ってきていた。
 あの格好のまま、雨具もなしに自由人の街道を挟んだ上流、要するに貴族連中が住んでいてベルカナの家のある北区まで連れて帰るにはさすがに遠かったので宿に戻ったわけである。
 ベルカナにタオルと、なるだけ女が来てもおかしくないズボンを選んで渡し、クレスポは廊下で着替え終えるのを待っているというわけだ。
「ベルカナ?」
 だが、返事が無い。
 まぁ無理も無いだろう。弱みを見せたがらないベルカナが弱みを見せてしまったのだから。
(しかし、あのベルカナがおもらしするほど怖がるなんて……ちょっと意外だったかもッス)
 ぼんやりとそんなことを思いながら待っていると、
「……もう入ってきてもいいです」
 不意に中からベルカナの声がした。
「そ、そうッスか……?」
 クレスポはあわてて立ち上がり、注文しておいた暖かい紅茶を載せたトレイを持って、自室の扉をあけた。
「ベルカ………いいっ!?」
 がしゃん!
 クレスポは扉を開けた先の光景に驚き、思わずトレイを取り落としていた。
「……クレスポさん」
 ベッドの上にはベルカナが腰掛けていた。
 ただし、渡したタオルもそのままに、ズボンにも足を通していない。それどころか、雨でちょっとぬれただけの上着も、下着も脱ぎ去った素っ裸でだ。
「ななな、なにしてるんスか、ベルカナ!」
 思わず目を手で覆い隠し、自分でもびっくりするくらい狼狽した情けない声をあげるクレスポ。
「……責任とってください」
 ぼそりとつぶやくベルカナ。
「せ、責任ってなんスか!?」
「……あんな死ぬほど恥ずかしい姿を見られては、私もうお嫁にいけません……ですから責任とってください……」
 先ほどのことを思い出したのか、それとも素っ裸であることの羞恥からなのか、耳まで真っ赤になったベルカナが蚊の鳴くような声でささやく。
「あ、あれは不可抗力ッスよ、だから」
「……私、魅力ないですか?」
 そのか細い呟きに、クレスポの口がふさがる。自然と目を覆い隠していた手に隙間ができる。
 しなやかな肢体。雪のように白い肌。どう贔屓目に見ても17歳には決して見えない控えめな胸。その頂点はきれいな桜色。
 股間には髪と同じチョコレート色の陰毛が程よく茂っている。
 今まであれだけひどく言ってきたが、綺麗な身体だった。
「……そ、そんなことないッスけど…」
 しどろもどろになって答える。
「だったら……私を抱いてください……」
 やはりか細い声で、だがはっきりと言葉をつむいでいくベルカナ。
511名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 05:35:31 ID:M7wS/m3E
「だ、だけどベルカナ……」
「……あなたはいつもそうです。アイリちゃんやコルネリアさんにはへらへらしてるのに、私にだけは酷いことばかり言う……」
「い、いやそれとこれとは別ッス……」
「……私はこんなに……いつもいつも、自分でも気づかないうちにこんなに……」
 反論しようとするクレスポの言葉に耳も貸さず、ベルカナはぶつぶつと呟き続ける。
「べ、ベルカナ……?」
 だが、それでもおろおろし続けるクレスポに、ついにベルカナがキレた。
「も、もう! 女の子がここまでしてますのに! あなた、本当はシャイなんですか、それとも根性なしなんですかっ!」
「ちょ、ちょっと待つッスよ…!」
「いいえ、待てません! 私がこんなにも……あまり認めたくはありませんでしたけど、こんなにもあなたが……す、す…っ!」
 想いが溢れてくる。
 初めて感じたのは、盗賊ギルドに入ったばかりのころ、クレスポと2人で盗まれた指輪を取り返しにいったとき。
 実は新米の自分たちの戦闘力テストだったあのときの、クレスポと盗賊ララを見ていて胸に芽生えた言い表せないもやもやとした感情。
 心配させるごとに感じていたのは母性愛なんかではないことにも気づいた。バカをやって死んでほしくない。自分の前からいなくなるのは嫌。
 そして今日、助けに来てくれたのがすごく嬉しかった。
 認めたくなかったその感情をはっきりと気づかせてくれた。
「私はあなたが……好きなんですから……ッ」
「ベルカナ……」
 言った。言ってしまった。耳までどころか首まで真っ赤になる。
 ベルカナはうつむいたまま動かない。クレスポも無言の状態が続いた。
 バタン。ガチャリ。
 突然響いた音に、びくりと身をすくめるベルカナ。視線を上げると、クレスポが扉を閉めて鍵をかけた音だった。
「わかったッス。据え膳食わぬは男の恥ッス!」
 クレスポは腹を括ると、一息でベルカナの座るベッドに飛び込んだ。
「ちょ、ちょっと待ってください!」
「な、なにッスか? 怖気ついたッスか?」
「ち、違います! あ、あなたは私のこと、ど……どう思ってますの!?」
 せっかく一世一代の大告白をしたというのに、返事もなしに押し倒されるのも癪だった。
「そ、それは……」
「それは?」
「ま、まぁそのなんスか……ベタなんスけど……こんな身近に、こんな魅力的な子がいるなんて気がつかなかったッス……」
 ぼそぼそと、視線をそらしながら呟くクレスポ。
「そ、それじゃあ、私のこと、好きなんです……か?」
「た、たぶん……好き、かもッス……」
 いまいちはっきりしないが、とにかく今はそれで十分だった。
 本気で赤面しているところから、クレスポは意外とテレ屋なところもあるのかもしれない。意外な一面をしって、ようやくくすりと笑い声をもらすベルカナ。
「な、なんスか! 泣いたり怒ったり笑ったり忙しいヤツッスね!」
 クレスポは照れ隠しするように、ベルカナを後ろから抱きすくめた。
「きゃっ! クレスポさん! さ、最初にすることがあるでしょうに!」
「さ、最初に…ッスか?」
 思わず欲望に従って胸に手を伸ばしかけたクレスポだったが、その手が止まってしまう。
「い、言わなくてもわかるでしょう!」
 目を閉じて唇を心なしか尖らせるベルカナ。
512名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 05:36:24 ID:M7wS/m3E
「あ、ああ。そういうことッスか……」
「は、初めてなんですから普通にしてくださいよ……」
「大丈夫ッス。俺も初めてッスからそんなにマニアックなことは実はよく知らないッス」
「え、ええ!? そ、そうだったんですか……」
 いつも女の尻ばっか追いかけてるから勘違いしていたが、どうやらクレスポは追いかけるだけで相手にされないのは相変わらずで、結局チェリー君らしかった。
 クレスポはぎくしゃくとベルカナの唇に自分の唇を重ねる。
「んっ……」
「ちぅ……」
 ただ唇を合わせるだけのキス。
 し終わったあと、なぜか2人して硬直。
「え……と。それじゃあ……触るッスよ?」
「は、はい……」
 あれだけ強気に抱いてくれといったが、いざはじめるとなると胸がドキドキする。
 クレスポの手がベルカナの薄い胸に重なる。
「んっ……」
 ふにふにと無い胸を寄せたりしながら、やわらかいような硬いようなその感触を楽しむように揉みしだくクレスポ。
「あ、案外やらかいッスね……」
「あ……ん……くふっ……く、クレスポさん……っ!」
 しばらくその感触を楽しむうちに、ベルカナの桜色の乳首がコリコリとしこりはじめてくる。
 それに気づいたクレスポが、今度は乳首を重点的にいじる。
「あっ、あっ、うあっ……!」
 オナニーすらしたことのない少女の身体に未知の感覚が押し寄せ、ぞくぞくと全身を振るわせる。
「も、もっとベルカナの身体みたいッス」
「あっ、クレスポさん……きゃあっ!?」
 クレスポはベルカナの返事も待たず、右手は胸をいじったまま、左手を下半身に伸ばした。
 チョコレート色の陰毛を掻き分け、ベルカナの割れ目に指を這わせる。
「ひあっ! そ、そこは……っ、ああっ、だ、だめです……っ」
「ダメって、ここいじらないとできないッスよ。……おろ、しかもちょっと濡れてるじゃないッスか」
 その言葉に瞬時に顔を赤く染めるベルカナ。
「そ、そんな……だって……ひゃああっ!!」
 言い訳しようとするベルカナの秘所に、クレスポの指がつぷぷっと埋没する。
 そのままその中をかき混ぜるように動き回るクレスポの指。
「ひぅっ! や……そ、そんなかき混ぜないで……ああっ!!」
 にちにちと聞こえていた微かな水音が、だんだんとくちゅくちゅと大きくなっていく。
「ベルカナ、横になるッス」
「は、はい……ああんっ!!」
 クレスポはベルカナを横にすると、腰を持ち上げまんぐり返しにして秘所を攻め立てる。

 ぐちゅっ、くちゅっ、にちゅりっ、くちくちっ!!

「ふあっ、んあっ! こ、こんな格好……あっ……は、恥ずかしいですっ……!」
 クレスポはそれに答えず指を動かし、さらにころあいを見計らって口を近づけた。

 ちゅううっ……じゅるっ、ぐじゅっ!!

「ひゃああっ!? だ、だめっ、そんなとこ舐めないでくださ……っ!!」
「ダメッス、舐めるッス」
 クレスポはベルカナの足をつかむと、思い切り広げてその間の割れ目に下を這わせ、愛液をすすり上げる。
「あっ! あっ!! ひあっ! だ、だめっ、な、なんか……んくっ! き、きちゃいま……っ!!」
 ベルカナの矯正がどんどん高まっていく。
「ひっ! ひーっ!! あひゃあああっ!!!」
 クレスポの舌がクリトリスを執拗に舐め上げたその瞬間、ベルカナの身体が一際大きく震えて、続いてがくっと力が抜けていった。
「はーっ……はーっ……」
 クレスポが足を離してやると、くたりとベッドに突っ伏すように崩れ落ちた。
「えーっと。イッたみたいッスね」
 ベルカナは答えず、顔を真っ赤にして股間と胸を隠す。
「隠しちゃ続きができないッスよ」
「……は、はい……」
513名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 05:37:07 ID:M7wS/m3E
 クレスポは再びベルカナの足を掴んで軽く開かせる。
「じゃ、じゃあ入れるッスよ……」
 クレスポはクレぽんジュニアの先端をベルカナの割れ目に押し付ける。
「んくっ……!」
 ベルカナは一瞬びくりと震えたものの、それ以上の抵抗は見せなかった。
 ずず、とクレぽんジュニアが濡れそぼったベルカナの中に押し入っていく。
「あっ……ああっ!! ふぅ……んっ!!」
 ぬるりとクレぽんジュニアがベルカナの中に落ち込む。暖かい、いや熱いものに包まれたような感覚にうめき声を上げるクレスポ。
 それをこらえながら、肉を割ってベルカナの中をゆっくりと進むクレスポ。
「くぅ……い、痛っ……!」
 ベルカナが悲鳴を上げるとともに中の圧力が強くなり、ジュニアが押し戻されそうになる。
「うあ……す、すごいッス……」
「わ、私はすごく痛いです……ああぅっ!」
 身体の中をはじめて異物が突き進むその感触に、悲鳴を上げるベルカナ。
「あっ……だ、大丈夫ッスか? ぬ、抜いたほうがいいッスかね?」
 あわてて腰を引くクレスポだったが、ベルカナの足がクレスポをカニバサミにすることでそれを防いだ。
「だ、大丈夫……ですから……つ、続けてください……うあっ」
 ぐぐ、と足でクレスポの挿入を促したことで再び鈍痛がベルカナを襲う。
「くああっ……は、入ってきてます……っ……いたっ!」
 ぶつり、と何かを裂く感触。ベルカナの秘所から血があふれ出してくる。
「べ、ベルカ……」
「ほんとに大丈夫ですから……続けて……くぅぅ……かふっ!」
 苦痛にあえぎながら、健気に振舞うベルカナ。
「うっ……べ、ベルカナって、実はこんなに可愛げあったんッスね……」
 ギチギチとジュニアが締め上げられる。そんな硬いベルカナの中を必死に掘り進むクレスポ。
 血に混じりながら、ぐちゅぐちゅといやらしい水音も響いてくる。
「ふぅぅんっ……くはっ……あふっ!!」
 ベルカナも少しずつ、少しずつ痛みに慣れてきたのだろうか。苦痛の声に鼻にかかったあえぎ声が混ざり始めてきた。
514名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 05:37:44 ID:M7wS/m3E
 いよいよここから、と思ったそのとき。
「うあっ、も、もうダメッス!!」
「……ふあっ………え?」

 びゅくっ! びゅくびゅく! びゅるるっ!!

「ふはー……あー……」
「へ、へ!? も、もう出ちゃったんですか!?」
 お腹の奥で熱いものがはじける感覚。じわりと、内側から熱が全身に広がっていく。
 せっかく少しずつ気持ちよくなってきたかと思ったのに、これで終わり?
 ベルカナは急速に自分の中でしぼんでいくクレぽんジュニアを感じていた。
「も、もー限界ッス……」
 すぽっとクレぽんジュニアがベルカナの中から抜け落ち、そのままクレスポはベッドに倒れこむ。
「ちょ、ちょっと……わ、私はまだ気持ちよくなってません!」
「す、すまないッスー……で、でも体力が続かないッス……」
 けだるげな表情でベッドに大の字になるクレスポ。
「そ、そんな……」
 もどかしげな表情のベルカナ。
 痛々しく割れた秘所から、破瓜の血とクレぽんジュニアのザーメンが混じってピンク色になったモノがコプコプと逆流してきた。
 肝心のクレスポがグロッキーでは、イクにイけない。いまさら1人で慰める気にもなれないし、1人えっちの経験もないのでうまくイけるかもわからない。
「も、もうクレスポさん! しっかりしてください!」
「そ、そんなこといわれたって虚弱体質なのは前々からッスから……」
 がっくりと、すでに起き上がる体力もないのかクレスポがベルカナに揺り動かされながらようやくといった感じで答える。
「…………」
 呆然とクレスポを見下ろすベルカナ。
「……ふ」
 その口から、笑みがこぼれた。
「……ふふふふ。わかりました」
 その顔に、黒い笑みが張り付いた。
「ええ、わかりましたとも。これからはたっぷりと、クレスポさんが一人前の幹部に、いえ、男になれるよう、しっかり私が鍛えてさしあげますわ。それと、必ず私なしではいられないようにしてさしあげますから、覚悟してくださいね!」
 ブラックベルカナ、発動。
「まずは体力、いえ、精力トレーニングですわっ!」
 むんず、とへにゃったクレぽんジュニアを掴み、無理やりしごき立てるベルカナ。
「ひいいい! か、カンベンしてほしいッスー!」
 思いを告げて1日。
 さっそく立場が逆転しそうなカップルの誕生であった。
 
☆ ☆ ☆

 というわけで、クレベル、ベルクレの要望が結構あったみたいなので、個人的な書きたい気分も高まっていたことだし書いてみました。
 ちょっと与太話(非エロシーン)が長かったなぁ。
 こういう心理描写は特に苦手なので、なるたけスルーしていただけると幸いかなぁ。
 これからはいつものヒーイリみたいなバカっぽいノリになっていくと思いますので、堪忍してください〜。 
515名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 06:20:25 ID:1/CBfteR
GJ! ネ申キター!
与太話はイキナリエチーよりも盛り上がるので好きっス。
516名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 08:20:51 ID:E2niN4YJ
虚弱体質考えたら、後ろにマロウを置いてするしかないんじゃなかろうか・・・
517名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 10:33:01 ID:Z4FI2VQY
GJ!
この2人のこれからの夜の生活が大変だ…(生暖かい笑み)。
518名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 12:29:11 ID:X3OWBAKr
クレベルキター
けどさ、クレスポがスッス言いすぎじゃない?
519名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 12:40:19 ID:oTv+jmxM
乙! これから、どうなるんだろ、このヘンテコなカポー…。
520名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 13:04:15 ID:39bwNnzr
>>518
…じゃあクイクイ
521名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 13:07:17 ID:M7wS/m3E
>>518
うん、自分でもちょっと思ってた。言ってくれてありがとう。
次からはちょっと考えて書くよ。
522名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 13:07:32 ID:MQLp4mXg
お疲れ様。
クレスポを書くと、一番のネックはあの言葉遣いだな……。
523名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 16:06:19 ID:4AQZyN98
なんかベルカナ&クレスポに拒絶反応でた…やっぱりDM小説の仕業か…
まあ、そういうのもアリだよな、で済ましてたし、普通に読めてたのに

20日の小説版見たらまた酷い事になりそうだ
524名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 16:45:31 ID:SBBb4KNm
>>523
拒絶でるのは勝手だけど、それは卓上ゲーム板かなにかの
SWスレにでも書き込んでくれ…
525名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 16:55:41 ID:1/CBfteR
いまならラ板がいい具合に紛糾しているが。
俺はただワクテカして次の神を待つのみ。
526名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 18:05:17 ID:ZQhaaeN9
素直にヒーイリ巫女とか振り袖とか

アルラウネsのちび巫女にマウナ暴走とか

ヴェラーナーにお祈りしている
527名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 18:21:08 ID:oTv+jmxM
ヒーイリ巫女はあったじゃないか。
528名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 22:29:27 ID:b70LKxS3
イリヒーとか期待してみる。
529名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 23:24:36 ID:JwIlRW3N
>514
クレ×ベルよかった。
このスレ的にはこの二人の関係が固まった感じがする。
530名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 23:24:46 ID:oTv+jmxM
え?イリーナが攻めで?
甘甘?ブラック?
531名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 23:29:29 ID:VGV/q/J7
>このスレ的にはこの二人の関係が固まった感じがする。

そういう事言うな。荒れるから。
つい昨日、本スレでも同じ事言った奴いて荒れたばっかだ。
532名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 00:15:44 ID:mT/jy/nm
「荒れる元」そう言って自治風に叩いて荒らす。
533名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 00:28:35 ID:PI7wTmI5
荒らすな。
534名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 00:40:51 ID:r5vPxDSC
>>531
むしろ>>529は釣りだろ。
荒らすために言ってるんじゃないのか?

「このスレ的では」じゃなく「俺の中では」なら同意なんだが。
535名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 01:57:32 ID:hThhHstq
ブラックベルカナがコッソリとユニコーンの角を仕入れてて…
三擦り半でグロッキーなクレポンの前立腺突き立てて「まだ果てちゃダメよ〜」と言いつつ邪笑を浮かべるベルカナが思い浮かぶ…
536名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 06:34:45 ID:FVrLG2Fx
6ターンで生死判定だな・・・
激しく動かしたら即判定。
1クレスポは伊達じゃない!
537名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 10:53:59 ID:QQJhwFgF
>>530
たまにはイリーナが攻めでも良いと思うんだ。

きっとギャグにしかならんだろうがな!(笑)
538名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 11:27:49 ID:Rkk2INjM
>>514
最後の黒ベル発動が唐突すぎる
それまで純情っぽい展開だっただけに
惜しい
539名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 11:54:05 ID:DnREbGAj
>537
つ『ムーンライトドローン』
540名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 14:44:08 ID:H9FG5/L2
クレスポの早漏はオチとし残すほうが面白いかも。
それをアノ手この手で長引かせようと色々なシチュで話を作っていただければ。
541名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 15:19:44 ID:WdNy/dL/
流れをあえて読まずに言おう。




マロウ×シャイアラが読みたい。
542名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 17:32:38 ID:PI7wTmI5
マロウ×シャイアラ好きさんは、どれくらいいるの?
以前書いてくれた人は同じ職人さんのようだが。
ちなみに、男衆×ベルカナ総受けが好きだ。
543名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 18:51:36 ID:TyHgFKVf
ベルカナ凌辱が好きな俺。
本スレで出てた身売りするベルカナとか萌え。
544名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 19:27:15 ID:WUa9PAiT
あの五人はどう組み合わせてもいいよ
ブック×ベルカナとかはちと苦しいが
545名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 19:53:58 ID:7v3Sa+v0
保管庫にあったよーな。>>ベルカナ身売り
546名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 20:18:59 ID:PI7wTmI5
凌辱はエロいが辛いんだよなー。読後感が。
個人的にゃエロければ嫌いじゃないんだけど、純愛やほのぼのエロの方がが気は楽。
質の良い純愛ものSSは、嫌いなキャラでもカップリングでも、好きにさせる魔力がある。
547名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 20:33:47 ID:WUa9PAiT
陵辱で相手が顔ナシの一般人やモンスターだと最後まで楽しめるが、
相手の男が作品内のキャラクターだと、読んでてなんか恥ずかしくなってくる。

我ながらすさんでるなと思うけども。
548名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 01:04:56 ID:oA/d0l5M
>>547
俺は逆だな〜
作品内キャラクターじゃなくて名無し一般人だのゴブリンだのにやられるのは何か許せん。

でもモンスターつーか触手ものは平気。なぜだらう。
549名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 01:30:46 ID:PVgefByO
あ、だいたい同じ。
嫌度が
【少】一応好意を持っているキャラが無理矢理〉〉幻獣・植物・触手〉〉〉下卑たゴロツキ、ゴブリンの凌辱林間【大】
ちなみにエロさじたいは反比例する気がする。

凌辱ものでも、堕ちる過程がそそられるか重要だと思うけど。
身売りベルカナにしても、最初から娼婦じゃ物足りないし。
550名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 03:36:25 ID:RyLNLX3h
マロウ×シャイアラは俺も好きだっ!!
551名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 10:12:23 ID:HRjlsg4K
シャイアラ×マロウの方が好みだっ!
552名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 11:57:08 ID:7KQI+rTK
ブック×シャイアラが好きだ!

正直、ぺらぺらのキャラクターはみんなペラいから(スタイルが)
輪姦・陵辱されるのはちょっと物足りないねえ。せめてマウナくらいないと
そういうのはコルネリアさんみたいなキャラクターがいい。
553名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 15:07:42 ID:YJ5s+WY3
ダークなエチーなら輪姦・凌辱より監禁・調教とかのが好みだな。
マウナなら小鳩亭で夜の接客サービスを強要され、そういう風な技術を仕込まれる……とかw
554名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 17:30:17 ID:wyCYON6c
>>553はシャナおばさんに暗いところへ引きずられて行きました
555名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 17:36:13 ID:WGh/C6Zs
次の日、>>553はエチーナとして小鳩亭の裏サービスを担う事になりました
556名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 19:08:49 ID:WrREwGyb
>>555
まんまエッチーナの方がゴロがよくないか?
557名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 19:15:22 ID:5Y0yp+eg
そこは「エローナ」だろ
558名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 20:34:33 ID:PVgefByO
女装のメイドものって数字板扱いでわ。
559名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 21:04:17 ID:7KQI+rTK
ネタをネタと(ry
560名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 21:31:36 ID:PVgefByO
監禁とはちょっと違うんだが、エロなシチュとして
エヴァンゲリオンの加持×美里(大学時代の自堕落エロな一週間)や
阿倍貞事件のエロい日々ってのが好きだな。
昼間っから、食べて寝てエッチだけの生活を続ける、アレ。
王様だと後宮でてこなくなるパターンでエロい。
普通の人だと新婚での蜜月旅行になる…のかな。
とりあえず純愛だけど、やりまくる。エロい。
561名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 21:35:36 ID:7KQI+rTK
やるとしたらどのキャラだろう

ブックシャイアラ好きだけど、
普通に途中から本読んだり寝たりしそうなので
ラブラブ空間持続は難しいな
562名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 21:56:08 ID:PVgefByO
ラブラブ空間の持続は監禁設定と同じくらい難しいデス。
仕事が入るとか日常の用事や交際で、仲間が探しに来てしまいそうだから。
563名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 23:29:10 ID:VPtqAMTy
>ラブラブ空間の持続

リュクティとレイハで
ダンジョンの中で他の仲間とはぐれて身動きが取れず、
(OVAロードス第1巻のパーンとディードみたいな状況)
仲間が助けに来てくれるまで他にやることなくて……
みたいなシチュなら考えたことがある。
564名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 01:30:03 ID:zlalUdt0
アドベンチャーのサティアとその旦那なら考えたことがある>>ラブラブ空間
565名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 02:17:22 ID:WZLFvqvv
>>563
二人きりになりラブラブ空間を形成→助けに来たのがシャディ→皆の前で「こいつら二人っきりになったのをいいことに…」と
一部始終をバラされて顔真っ赤…というラブコメ展開も捨てがたいと感じる俺は少し変態入ってるんじゃないかと思う。
566名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 04:15:26 ID:D+TujxeO
なに、ピンクちゃんねるの住人ってだけで、既に変態に片足つっこんでるよね。
567名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 07:42:08 ID:VBj1erLQ
アドベンチャーならやっぱりティリーとシャリンかな。
・シャリンと仲直りしたいと相談を受けたシャディが(2巻)ティリーを調教
→バーサーク状態でシャリンの部屋に侵入
→突然のことに混乱して抵抗するシャリンを暗殺者仕込みの拘束術で手篭に。
みたいな感じ。
シャディがシャリンの姉さんでも良さそうだけど。

568名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 14:28:50 ID:AwwhyOqd
>>567
その場合、皆が助けに入った時に
「手篭の方法は仕込まれていなかった」とorzになっているティリーと
「まだかしら?まだかしら?」と内心ワクテカなシャリンの図でないとラブラブ空間にならんぞ
569名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 23:31:26 ID:F+XQnGIN
ttp://bouquet.cside.to/sw/swdiary/data/IMG_000305.jpg

巫女イリーナがあったから吟遊詩人の皆様の刺激になるかと思い持ってきますた
570名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 00:40:44 ID:NIriFIyk
みたいが携帯からではみれぬ。残念至極…。
571名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 01:00:05 ID:Nh19+AX4
うちの携帯(ふぉーま)では見れた。

ファリス巫女ハアハア
572名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 01:41:35 ID:UiXscmJJ
巫女フィリスも発見した。

つか晒すなw
573名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 02:02:40 ID:NIriFIyk
あ、いいな〜。英雄のWINだけどダメだった。
574名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 02:50:52 ID:MLunfPpU
>>572
うむ、晒すべきではない。

それはそれとして「無敵看板娘」マウナ&イリーナをハケーンしたw
・・・よくもこんなマイナーものの組み合わせを(つ∀`)ナケテクルゼ
575名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 12:37:43 ID:TGNhVDMX
>>573
俺もWINだけど見られるぞ。
576名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 14:10:37 ID:NIriFIyk
あれ?なにがいけないんだろう。機種W325Aはそんなに古い奴じゃないのに。
577名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 15:55:35 ID:rfnYYYcW
>>576
初詣できちんとファリス様に札を寄進したかね?
578名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 16:46:17 ID:8ZBzmXHv
正月にマーファ神殿行ったら神殿あげての姫はじめイベントの渦中でした。
579名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 17:05:36 ID:NIriFIyk
あ、観れた。(…dataをdetaにしてただけだった…orz)
ああ、可愛いな。巫女イリーナ。
赤い袴と白い羽織物と、ちょっと髪を結んだだけなのに。
ちょっと昔の吸血姫ぽいけど。
580名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 00:46:29 ID:tkFeE8fD
>>578
ブラックマロウ大活躍の予感。
581名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 01:32:27 ID:C96h/OxQ
ラーファ混じってるよ。
582名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 01:34:43 ID:4DibxSuo
>>576
ヒント:ブラウザ無対応?
583名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 01:37:58 ID:Lhj3urFE
>>578
むしろそれファラリス神殿のサバトなんじゃないかと。
584名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 02:06:26 ID:C96h/OxQ
>>582 どうやったら対応するのやら…orz。確かにみれないサイトやページが多いけどね。
585名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 04:17:22 ID:C96h/OxQ
そういやシャイアラって最近性格が変わって書きにくくナイすか?
油断のならない怠惰なエルフシーフから、かわいい系ポヨヨンエルフに。
586名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 09:48:43 ID:NxDNbMxA
最新刊最後の挿絵の泣きながら逃げるシャイアラはマジカワイス
587名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 10:11:04 ID:tsAcFYXj
>586
確かにあの絵はクレスポ他2名はかなりデフォされてるもんね。
絵師はシャイアラ、ブックペアが好きなのかも。
588名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 13:37:56 ID:Ay+PgrDJ
>>584
俺が使ってる機種はW22SAだけど、ピクトや通勤ブラウザ、ファイルシークなどを利用すれば
大抵の画像やHPは見ることができるよ。
589名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 14:17:58 ID:0lERE1KQ
>>585
いや、シャイアラはぽよよんエルフのほうがかわいい。
心開くまで高慢ちきぶってたけど段々心を開いてきたと思えば
微妙に萌え要素なツンデレに

女王様も好きだけどな。
590名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 20:44:30 ID:8YKk2Afc
>>585
シャイアラがダーク→ライトに転身していくのと、ベルカナがライト→ダークに転身していくのが、
妙にバランス取れてるのがなんとも。
591名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 01:11:36 ID:ZcrE2Kdy
592名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 01:17:41 ID:jiAfqAYE
>>584
機種忘れたけど漏れの前の携帯がそうだった。
どうにもならなくてハメラレタ思いだったし。
そのときは公式の中に有料でdocomo対応の携帯版につながるサイトがあったからそれ利用して非公式に入ってたけど、パケ放題が無意味なくらい金かかったorz
それでもかなり制限があるし、この際AH-K3001Vあたりへ機種変をすすめる。
593名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 02:29:13 ID:5NJaVYB2
>>588-592 d。
頑張っていろいろ試してみるよ!
…機種変してまだ三月だもんな。
日々退化してるぞ、携帯の古語漢字変換機能。
エロい漢字や和風の用語でてこね。
594名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 01:44:09 ID:hFdNTkTf
最近雑談も少なくなりましたね。
595陽維:2006/01/10(火) 03:45:44 ID:hFdNTkTf
ブラックテイストなヒース×イリーナ
ラノベ倉庫の『ブルーポイズン』の改訂です。
続編が浮かんでしまったので、もう少しマシな内容に差し代えさせてください。
596『ブルーポイズン』改訂:2006/01/10(火) 04:09:11 ID:hFdNTkTf
「…わたし、イリーナ・フォウリーは、これから夫に従い、…彼の花嫁となることを…我が神ファラリスの御前にて…誓います」
イリーナは、暗黒神ファラリスの聖印の前に膝まづいて、頭を垂れた。
『夫』は微笑み、彼女の身体を抱えあげると、初夜の寝台へと運び組み敷いた。
そうして、イリーナは純潔を失った。


【メラリア・ヴァルサス事件】
「…汝らは邪悪なり!!」
成敗した暗黒神信者と彼等をかくまっていたメラリア・ヴァルサスを護送した馬車を見送る。
「…ふぃ。なんとか、最悪の事態は免れたな」
それを見届けてヒースが親父臭く背を丸めて溜め息をついた。
その後でマウナとエキューが、そっと心配気で意味深な視線をかわした。
さりげなさを装い、マウナがイリーナに近づき並んだ。
隣のイリーナ以外誰にも聴こえないよう、小さな声で問掛ける。
「イリーナ…その、大丈夫…だった?」
「…ん。大丈夫」
イリーナは、小さく頷く。
囚われゾンビメイカーを飲まされ、自意識を失った、あの時。
マウナとエキューを残し、イリーナはあの執事に化けた闇司祭…リスリーと云っただろうか…その男に別室へと連れて行かれた。
次に会ったのは3時間程も後だったろうか?
その間イリーナにナニがあったのか、マウナとエキューは知らない。
「なんでもないよ。大丈夫、平気」
イリーナは微笑んで繰り返した。
しかしイリーナはこっそりと、自分自身の身体を抱き締め、支えていた。
身体の震えを、誰にも知られないように。
597『ブルーポイズン』改訂:2006/01/10(火) 04:38:01 ID:hFdNTkTf
イリーナはファンの街に戻ってきてから誰にも知られないように、湯を沸かし身体を、秘所を布で拭っていた。
惨めな思いが、胸を刺す。
毒を飲まされ、意識を奪われ、身体を操られて、闇司祭と暗黒神ファラリスの前に膝まづいて、婚姻の誓いをした。
僅かな時間とはいえ、あの執事に化けた闇司祭の男、リスリーと寝床をともにした。
初めて男とキスを交した。口内を蹂躙され、男の唾液を飲まされた。
初めて男に裸の身体を舐められ、自ら足を開き、男のモノを受け入れた。
いつかは好きな誰かとするかも知れないと、頬を染めたこともあるその行為が、毒を飲まされて自意識のないまま、邪悪な闇司祭に奪われるとは、想像もしなかった。
あの男のおぞましいモノを受け入れ、身体の中、胎内で精液を受けた…。
あの男の子供が、この身の内に出来てしまうかもしれなかった。
男のモノを口に入れられ、舐めさせられ、口の中に出された白濁した分泌液を、命令どおり飲み下した。
「…っ!!……っ……!!!」
そのえぐい味を思い出し、思わず口を覆う。
胸がむかつき、吐気がする。
イリーナは床に崩れ落ちて、声を出さずに泣いた。
鎧下に着ていた服や下着はすべて、炎の中にほうりこんで焼き捨てた。
熱い湯に頭までつかっても、清められた気が、まったくしない。
傷ついた身体を抱き締める。それでも、涙が止まらない。
ファリス様はまだ、お側にいらっしゃる。
それでも、恐い。
…心が揺らぎそう…っ!
ひとつの名前が浮かんぶ。
なぜ浮かんだのか、なぜすがろうと思ったのか。
それすら、わからなかった。
━━…兄さん…兄さん…! タスケテ…兄…さん…っ!!
598『ブルーポイズン』改訂:2006/01/10(火) 05:15:09 ID:hFdNTkTf
【ヒースクリフの自習室】

導師の心得講座の実技課題。それを徹夜明けで成し遂げたばかりの俺様を、イリーナが訪ねてきた。
イリーナは眼を伏せ、震える声で告げた。
「お願いします…兄さん。…私を、消毒…して、くれませんか…?」
イリーナは服をはだけてみせた。そこからみえるその裸身。
イリーナの小柄な身体に、幾つもの異様な傷痕と、朱色の内出血の跡が散っていた。
「イリーナ…お前、それ…?」
「闇司祭にゾンビメイカーを飲まされてから、わたし…」
ファラリスの祭壇の前で結婚の誓いを闇司祭とし、初夜と称して凌辱された。
ほんの2、3時間にも満たないその間に、イリーナは闇司祭に汚されていた。
家族にも仲間にも言えなかったその秘密を、幼馴染みの兄貴分にだけ、打ち明けた。
「…!!」
「…ダメですか?…汚れたわたしは、ヒース兄さんに、抱いてもらう価値、ない…ですか? …懸命に洗ったんです…痛くなるくらい…。でも、どうしても…男の人の匂い…が…とれない…」
伏せたままの顔。震える声。声に出さない、悲痛な鳴咽。
「…恐いんです…揺らいでしまいそうで…。…でも、もし兄さんならっ…これが、兄さんだったならって…」
痛い。
「もういい」
痛々しい。イリーナの痛みがそのまま移ったかのように、心が痛い。
「…ヒース兄さん…」
「もう…いい。わかった」
イリーナに触れる。
イリーナは一瞬だけビクリと身をすくませたが、俺が抱き寄せるとギュッと身を固くして、されるままになっていた。
年下の幼馴染み。その身体は意外なくらいに小さくて、頼りないものだった。
真昼の太陽のように明るくて快活で、時に容赦ない。
そんなイリーナが、もうドコにもイナイ。
それが、どうしようもないくらいに、辛かった。
「…わかった。…だが…」
抱き締め、栗色の髪に頬を寄せイリーナの顔を見ないまま問掛ける。
イリーナは小さく震えていた。
「本当に、俺で、いいのか?」
「ヒース兄さんじゃなきゃ…ダメです…ダメ、なんです」
腕の中でイリーナは、小さく泣き声を漏らした。
599『ブルーポイズン』改訂:2006/01/10(火) 05:48:26 ID:hFdNTkTf
あらゆる渦巻く感情を抑え、震える手で慰めを与えた。
イリーナの顔をとり、重ねる唇。震えているのは、イリーナだったのか俺だったのか。
怒りと悲しみと…初めての行為に対する…羞恥、と。
ちゅっ…と軽く唇を吸う。
知識ばかりで経験が伴わない状況に、多少困惑もしていた。
慰めのキスひとつ、どうすればいいのか、よくわからない。
それでも、俺にとってイリーナは『守りたい大切な相手』だった。
それが、汚された。守れなかった。
…そして今、俺に助けを…求めている。
拒むことなどできなかった。
優しくゆっくりと、キスを繰り返し、服をはだける。
イリーナの純潔を奪いイリーナの身体の所有権を主張する赤い傷痕。
この痕をつけた闇司祭の男だけは、未だ捕まっていない。
そいつを忘れさせる。俺が、忘れさせなければならない。
「イリーナ」「…はい?」
「この痕をは神聖魔法でけせないのか?」
「傷自体は治っているんです。…内出血は時間がかからないと…」
イリーナは哀しげに応えた。
「仕方ない。上書きするか」
闇司祭と間接キスなどという嫌な想像を振り払い、優しく舐めた後にくちづけ、強く吸った。
赤い色が、濃く…残る。
『イリーナ…』
怒りと悲しみに、思わずイリーナの身体にまわす腕に力が入る。
忘れさせるためには、もっと強く、荒く抱いた方がいいのか?
それともいたわるように、優しい行為の方がいいのか?
わからない。
赤いキスマークの上書きを重ね、俺はイリーナの肌を癒す様に舐め続けた。
イリーナの肌は張りがありみずみずしい。一方で若い娘の身体としては悲しいくらいに、残ってしまった傷跡がある。
イリーナはいつも、更に弱いものの盾として、この小さい身体で頑張ってきた。
人並み外れた力の持ち主であっても、分厚い鎧に守られ、ファリスの加護や癒しの奇跡があっても、その前にイリーナは一人の少女だった。
そんな当たり前のことに、気づかずにいた。兄貴分としても、失格だ。
600『ブルーポイズン』改訂:2006/01/10(火) 06:14:07 ID:hFdNTkTf
イリーナの顔を、身体を丁寧に舐め、癒し、『消毒』するその間ずっと、イリーナの身体は震えていた。
初めて自分の意思で、男に裸を晒し、くちづけられているのだから。
ついっとイリーナの恥ずかしい部分に、指を這わせる。
ヒッ…と声をあげ、イリーナの身体がビクリと跳ねた。
「…怖いか?」
問掛ける俺にイリーナは、ふるふると首を振った。
怖くないはずが、ナイ。
安心させるために、微笑みかける。
「大丈夫だ、まかせろ。…指、入れるぞ?」
イリーナはきゅっと、目をつむり首を縦に振る。
つぷり、と熱い、女の部分に指が入る。
イリーナの中が熱い雫を溢れさせるまで、ゆっくりゆっくりとこねまわす。
イリーナの息が熱くなるまで、イリーナの身体からこわばった力が抜けるまで。
次第にイリーナの息が荒くなり、俺に身体を預ける様子がみてとれる様になると、イリーナの秘所からも雫が溢れ始めていた。
「…気持ちイイのか? もしかして?」
意地悪な問いだったろう。
イリーナはハッとしたように、顔を赤らめて背けた。
「いいんだ。それで」
いつものイリーナらしい反応に、少しだけホッとする。
「本来エッチというものはだ、イリーナ。好きなモノ同士が、気持ち良くなるためにする、神聖な行為だからな」
ウムウム。と、偉そうにホラを吹こうとして、やや失敗した。
「…イリーナは、俺が、好きだったんだろ?」
そうでなければ『消毒』にはならない。
「気持ち良くなって、イイんだ」
そっぽを向いた真っ赤な顔をとり、そっと、こっちを向かせる。
「俺も、気持ち良くなってイイか?」
イリーナの目が泣きそうに細められて、こくん、と頷いた。
601『ブルーポイズン』改訂:2006/01/10(火) 06:34:10 ID:hFdNTkTf
俺は自分の男の部分を、イリーナの女の部分にあてがう。
「…いくぞ」
俺のモノをイリーナの中に、ゆっくりと埋めこんでゆく。
初めての女の身体の、熱さとか心地よさに溺れそうになりながら、それでも理性を手放すわけにはいかなかった。
己れの快楽と獣性に、同じく獣の様に歯を剥き出し堪え戦いながら、そうして俺はできるだけゆっくりと動き、優しくイリーナを導いた。
「…はぅっ!…にいさん…にいさん…っ!」
イリーナの小柄な身体が、ひとつきごとに大きく揺れる。
申し訳なさそうに、すがりつくように、イリーナの腕が俺の背にまわる。
イリーナの鳴咽と、互いの荒く甘い息と、粘着質な水音が響く。
「にいさん…ごめんなさい…ごめんな…ンンっ」
もうイリーナの謝罪の言葉も泣き言も聞きたくなかった俺は、イリーナの口を自分の口で塞いだ。
イリーナの身体の揺れが大きく、次第に激しくなる。
互いに汗ばんだ裸の身体を、次第に強く強く抱き締めて……そして意識が爆発した。
602『ブルーポイズン』改訂:2006/01/10(火) 07:00:37 ID:hFdNTkTf
行為の後特有の気だるさの中、ヒースの眼が導師の心得講座の実技補習と言い渡されていた机の上の小瓶を捉える。
事件後徹夜で仕上げた『ブルーロータス』の青い小瓶。
「魔法薬」「薬草学」の貴重な成果。
希少な青い蓮の実を原料とし、一定期間の記憶を遡り消すことができる。
希少なで、とても危険な魔法薬だ。
この薬の濃度なら、2、3日は軽い。
イリーナの身に起こった、この事件そのものをイリーナの記憶から消すことだって出来るだろう。
(忘れてしまえ。イリーナ。お前を傷つけた奴のことなんか、後生大事に覚えてる必要なんか、どこにもない)
起き上がり、小瓶を握り締めた手に、痛いほど爪がくいこんだ。
スマン、ハーフェン導師。
それでも、どうしても、今、守りたいモノがある。
『イリーナ』
俺の、身勝手な独断を許してくれよ。
(俺は…お前の記憶を…奪う)

無くすだろう記憶の『言い訳』を捻りだしながら、寝台で眠るイリーナを振り返った。


【いつもの青い小鳩亭】

「ごめんなさいっ!ヒース兄さんっっ!」
《青い小鳩亭》にイリーナの声が響きわたる。
机にかじりつき、ヤケ酒を煽る。結局、講座を落とし、課題も提出できず。
「いいんだ。サヨナラ、俺様の導師用ローブ…」
…賑やかに明るく、いつもと同じイリーナの声が響く。
「では『伝説の魔法・雷付与』の物語、どうぞご静聴下さいませ」
「静聴できるか〜〜〜〜っっ!!」


…そう『いつもと同じその声』に、ヒースはそっと笑みを浮かべた。




終 (多分、続く)
603名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 15:05:47 ID:ReWNLckC
乙〜。
いいなぁ、こういうSS。
604名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 18:36:08 ID:RtTOKdVh
ユリィお師匠が40代と知ってショックを受けた奴の数→
20後半〜30前半だと思ってたのに('A`)
605名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 19:04:28 ID:hFdNTkTf
いやいや魔術師ギルドで、ベルカナがのしあがる為には、年の近いレベル上の導師なんて邪魔なだけですよ。
ユリィ師匠だって有名女優さんのように年齢不詳にしたり、変身の魔法でピッチピチ(死語)になれるんだからさ。
606名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 19:23:42 ID:FyzWjKh3
>>604
平気。マロウなら全然平気。
607名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 19:34:42 ID:+RSo/w8S
最初出たときから、鍵おばさん(だっけ?)みたいな
天然系のおばさん想像してたから、
逆にティワズに調教済みのお師匠様SSとか見て
かなりびっくりしてたクチ
608名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 13:13:26 ID:f3KHtgYi
なんつーか、俺は女美人教師……みたいなイメージ持ってたんだよな。>>ユリィ導師
609名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 14:00:17 ID:RAmW+BAh
サモンナイトのアティさんみたいな感じか
610名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 01:17:15 ID:k0lb9Vwr
年齢も容姿も、まだ表示されてなかったから余計な期待はしてなかったな。
へっぽこのヒース師匠だって最初はヒースにライトニング打ち込んでたし。w
今とイメージ違う。
611名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 01:41:10 ID:4S3mfEn5
コルネリア×クレスポ

が見たい。
612名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 02:12:09 ID:HZXJ5Uyp
 ついこの間クレベルかいといてなんだが、またヒーイリでスマン。
 しかもちょいマニアックプレイだから、読む人選ぶかも。

☆ ☆ ☆

「あんっ、ひんっ、あ、あ、あっ、ああっ、ふあっ!!」
 今夜も嬌声が聞こえてくるのは、またまた飽きもせずファリス神殿のイリーナ部屋から。
 今夜もヒースとイリーナはハッスルハッスルである。
「そろそろいくぞ、イリーナ」
 ヒースのピストンが激しくなり、よりいっそうぐちゅぐちゅという水音が高くなる。
「あっ、あっ! ひ、ヒース兄さん、待ってください……んあっ! きょ、今日は危ない日……ああんっ!!」
 バックから激しく突かれるイリーナは息も絶え絶えに重要なことを告げる。
 だが、ヒースはにやりと妖しく笑ったまま、抜く気配を見せずイリーナの最深部をぐりぐりとこね回す。
「ひ、ヒースにいさ……っ! ほ、ほんとに……っ! あうっ!!」
「大丈夫大丈夫。そんな簡単にできやしないぞ」
 パンパンと腰がぶつかる音。ぐちゅぐちゅと響く水音。そして抑えようとしてももれる自分の嬌声に混じり、血の気が引いていくような音をイリーナは聞いた気がした。
「そ、そんなダメですっ! あんっ!! で、できちゃ……できちゃいま……っ! あああっ!! ふああああっ!!」
 悲鳴のように叫ぶが、ヒースの手はがっしりと腰を掴んでいて、すっかり出来上がったイリーナの力ではそう簡単に引き剥がせなかった。
 そうこうしているうちに絶頂を向かえ、膣全体が激しく収縮する。
「う……出すぞ、イリーナ!」
 びゅるるる、びゅくっびゅくっ!! 
「ふぁああああ……熱い……」
 じんわりと膣の奥から広がってくる熱さ。いつもは心地よいそれが、日が日なだけにあまりよい気持ちではなかった。
 頭の中を、ファリスの明るい未来設計という文字が躍る。いまどき、神にその身を捧げろ、なんていう古い考えは浸透していないが、まだ夫婦でない間に行き過ぎたことにならないよう、ファリスは厳しく教えているのだとかどうとか。
 まぁそんなことはどうでもいい。
「うう……ヒース兄さん、ひどいです……」
 ヒースジュニアが抜き取られると、ゴプゴプと音を立てて泡立った精液が逆流してきた。
「はっはっは。まぁ気にするな。それに、俺のじゃダメか?」
 あくまでいつもの調子のヒースだったが、最後にフッ、と斜め45度の角度でキメて一言添えた。
 それだけで、瞬時にイリーナの顔が真っ赤になる。
「あ……う……い、嫌じゃないです……」
「なら問題ないじゃないか」
 ふぁさーと髪をかき上げ、快活に笑うヒース。
「も、もう知りませんっ!!」
 真っ赤な顔でぷん、とそっぽを向くイリーナ。
 そんなに簡単にできない、と高を括っていたヒースだったが、世の中そう甘くないとわかるのはしばらく後のことだった。


「なに? 生理がこないだと? お前、もう生理きてたの……はぎゃめごっ!?」
 あれからしばらくして。
 真っ赤な顔で報告に来たイリーナの言葉に、軽いジョブを決めたヒースだったが、刹那顔面にイリーナの拳が突き刺さった。
「ど、どど、どうしましょう……! ほ、ほんとに出来ちゃいましたよ!?」
「俺の顔はどうなってもいいんですか、いりーなサン?」
 だくだくと鼻血を流しながら、ヒースが問うが、そんなことは眼中にないようだった。
「ヒース兄さん、聞いてるんですか!? 責任とってくださいよぉ……!」
「むしろ俺の話を、っていうか鼻血をどうにかしてほしいところだが……。よしわかった」
「?」
「イリーナ、結婚しよう」
 ぱっ、とどこからともなく指輪を取り出すヒース。
 その急展開に思わずぽかーんとなるイリーナ。硬直することやく30秒。
「え、えええええっ!?」
613名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 02:13:04 ID:HZXJ5Uyp
(ご察しのとおり、この先妊婦プレイ。嫌いな人はスルーしてくだちー)

 んでもって、また数ヵ月後。
「おー。イリーナ、ずいぶんハラでかくなったなぁ」
「そんなミもフタも無い言い方しないでくださいっ!!」
 マタニティーに身を包んだイリーナのお腹は、まさに妊婦さんといった感じに仕上がっていた。
 ぼっこりと膨らんだお腹。だが、美しさを損なわない妊婦特有の膨れ方。
 そしてもうひとつ。
「乳もずいぶんでかくなったよなぁ」
「うー……ヒース兄さんは毎日そればっかりです」
 思わず赤面して胸を覆い隠すイリーナ。
 その胸は、以前からは想像もつかないほど大きくなっていた。女性は妊娠すると胸が倍近くからそれ以上に大きくなるといわれているが、イリーナはその筆頭だろう。
 軽く以前の3倍から4倍ほど大きくなっていた。
「まさか巨乳イリーナを拝める日が来るとはなぁ。ファリス様様だ」
 うしろからイリーナを抱きすくめ、その大きな胸をたゆんたゆんともてあそぶヒース。
「ちょ、ちょっとヒース兄さん……そ、そんな触っちゃダメです……」
「まぁまぁ、いいじゃないか。もう安定期に入ったし」
 もにゅもにゅとその質感を楽しむように揉みしだき、そして乳首をくりくりと転がすヒース。
「だ、だんだんいやらしくなってきてますよぅ……」
「やらしくてしてるんだから仕方ないだろ」
「も、もうわけがわかりません!」
 と、毎度毎度のやりとりだったが、イリーナも妊娠してから結構ご無沙汰だったため、こんないじり方をされたら身体のほうが押さえが利かない。
 ただでさえ、妊娠するまでほぼ毎日、ヒースの気分の赴くままにいろんなプレイをしてきた身体だ。
 すっかり、身体がエロシチュエーションに順応してしまっていた。
「口では嫌といっていても身体は正直だな、イリーナ?」
 むくむくと勃起してきた乳首をつまみながらヒースがささやく。
「うぅ……ヒース兄さん、汝は邪悪です……ひんっ」
 ヒースは満足げに笑うと、イリーナのマタニティーと下着を脱がせると、そっと横たえた。
「や、優しくしてくださいよ!」
「わかってる」
 ヒースはイリーナにキスすると、口の中に舌をねじ込んでイリーナを味わう。
 同時に手を大きな胸に置くと、ゆっくりと揉みしだきながら不意をつくようにして乳首をこねくり回す。
「んちゅ……ぐちゅ……んちっ……うむぅ……ふんっ……」
 合わさった唇の間からくぐもったイリーナの喘ぎ声が漏れる。
「ふっ。すっかりエロエロ妊婦だな、イリーナ」
 唇を離し、ヒースが再びにやりと笑う。
「だ、だってヒース兄さんが……あんっ」
「いいからほら、足開いて」
 ヒースがイリーナのお腹を優しくぽんぽんと叩くと、イリーナはおずおずと両足を開く。
 恥丘に茂る陰毛は、僅かな間にすっかり大人のそれへと成長していた。
「身長は変わらないまま、身体はこんなに大人になって。だが、このアンバラスなのがいい」
 感慨深くしきりに頷きながら、ヒースはイリーナの秘所に手を伸ばす。
 
 にちゅ、ぐちゅり、くちゅくちゅ、ぶちゅり……

「ふあっ、んんっ……はぁぁん……あっ、あんっ」
 水音とともにヒースの指がイリーナの中に埋没する。
614名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 02:14:14 ID:HZXJ5Uyp
「濡れ濡れだな」
「ふぅぅぅん……」
 イリーナはシーツをかみ締めて羞恥に耐える。だが、ヒースの手腕が恥ずかしがる暇など与えるはずがない。
 空いた片手でイリーナの巨乳を再び攻め始める。ふにゅふにゅとその大きな胸が形を変え、乳首がこりこりと転がされる。
「あんっ、あうっ!! ひんっ、あっ、あっ、ああっ!!」
 その波状攻撃にイリーナはかみ締めていたシーツを口から離し、びくびくと全身を震わせて快楽に打ち震える。
「ひ、ヒース兄さんっ、きもちいいですっ……も、もっとしてください……っ!」
「ふふ。もっとほしいか、イリーナ?」
 つぷり、とイリーナの膣内から指を抜き尋ねるヒース。
「ふぁ……抜かないでください………もっと、もっとしてほしいです……」
 くねくねと自分から腰をくねらせておねだりするイリーナ。ぱっくりと口を開けた秘所から、だらだらと愛液があふれ出てきている。
「妊娠中にずいぶんと溜まってたようだな、イリーナは」
「は、はいぃ……えっちなの、いっぱい溜まってます……ヒース兄さんと違って、あんまりオナニーもできませんでしたもん……」
「う……知ってたのか」
 何気に自家発電現場を目撃されていたことにいまさら気付かされながら、それでもヒース師匠は言葉攻めをやめない。
「じゃあもっとエロくおねだりしてみ?」
「はふ……い、イリーナのえっちなおまんこに、赤ちゃん入ったおまんこに、ヒース兄さんの熱いの突っ込んで、ぐちゅぐちゅにかき回してください……」
 ついに自分から割れ目を指でぐいっと押し広げ、穴を全開にさせながら懇願するイリーナ。
 クリトリスが包皮から顔をだし、ヒクヒクと蠢く。穴が収縮して愛液がぴゅるぴゅると吹き出る。
「よーし。じゃあエロ妊婦イリーナさんにご褒美だ」
 ヒースジュニアがイリーナの割れ目に押し当てられ、にちゅりと粘っこい水音が鳴る。
「ふぁあ……はやく、はやくいれてください……っていうかエロ妊婦って言わないでくださいよぅ……」
「まぁまぁ。よし……ほら、よーく味わうんだぞ」
 にちにちと入り口で円を描いていたヒースだったが、イリーナの腰と膨らんだお腹に手を置くと、一気にその中を貫いた。
「ふにゃあああっ!! は、入ってくるっ、ひ、ヒース兄さんのおっきいのがっ、うあっ、お腹の中にっ!!」
 久しぶりのヒースジュニアに、全身を震わせてその心地よさをむさぼるイリーナ。
 瞬間、ヒースジュニアが強烈に締め付けられた。
「お? もうイったのか、イリーナ?」
 優しく腰を動かしながらヒースがたずねる。
「は、はい……あ、あんまり久しぶりすぎて……も、もう」
 だんだんと尻すぼみになっていく。そんな恥らうイリーナを見て、ヒース師匠の嗜虐心に火がつかないわけがなかった。
「はっはっは。そうかそうか、そんなによかったか。じゃあほれ、もっと味わえ」
 そういうと、ヒースは腰の動きを早める。
615名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 02:14:50 ID:HZXJ5Uyp
「ふぁ! ひんっ! だ、だめですヒースにいさっ……ま、まだイったばかりなのに……っ! そんなはげしっ!! あんっ!!」
「ダメ? その割りにずいぶん気持ちよさそうだぞー。ほれほれ、せっかくでかくなったおっぱいもいじってあげなきゃな」
 さらにヒースは、お腹に当てていた手を胸に移動させると、円を描くように揉みはじめた。
 もちろん、時折乳首をいじることも忘れない。
「ひあっ! ふぅ、ふぅっ、あんっ、あっ、あ、あ、あ!! も、そ、そんなっ!!」
 膣内と胸のダブルパンチに息も絶え絶えに喘ぐイリーナ。突かれるたびに豊かな胸がばゆんばゆんと揺れ、大きなお腹がベッドの上で踊る。
「ふみゃっ、あんっ、ひぐっ!! あ、赤ちゃんに届いちゃいますっ!! ひ、ヒース兄さんのがっ、奥までぇっ!!」
「ふむ。そしたら、エロい子供になるかもしれないな」
 膨らんだお腹をぽんぽんと叩いてから優しくなでながら、ぐりぐりと一番奥でジュニアをえぐるように回転させるヒース。その快感に足の指先までぞくぞくと震わせ、よだれを垂らして悦に浸るイリーナ。
「ほーれ、立派なエロ子供になれよー。なんつってな」
「うあああぁぁぁ……だ、ダメですっ、ほんとにもうダメですっ……あっ、あっ、そ、それいいですぅ!!」
 もうちょっとしたおふざけにも反応してくれなくなった。そろそろイリーナが限界近いようだ。身重の身体だし、これ以上イかせ続けるのもやばいかもしれない。
「よし、じゃあ俺も……もう少しだ、イリーナ」
 ヒースは片手で腰を掴み、もう片方の手はやはり巨乳を堪能するように胸をもてあそびながらラストスパートをかける。

 ぐちゅっ、ぐちゃっ、にちゅっ、びじゅっ、ぐちゅるっ、ぐぱっ!!

「あんっ、ひんっ、ふぐっ、あぐぅっ!! も、も、うイっちゃいますっ!! だめっ、出るっ、出ちゃいま……っ、おっぱいでるぅぅ!!」
「ぐっ、イリーナっ!!」
 瞬間、ヒースジュニアがイリーナの最深部で爆発した。
 同時に、

 びゅるっ!! びゅるるるっ、びじゅっ!!

「うぁぁぁ……お、おっぱいでてるぅ……」
 イリーナの乳首から勢いよく母乳が吹き出た。
 ぴゅるぴゅると吹き出る母乳を顔に受けながら、イリーナはくてりと枕に頭を埋め、余韻をむさぼった。
616名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 02:15:55 ID:HZXJ5Uyp
 んでもって――。
「ふぐっ!! ひ、ヒースにいさっ……う、生まれそうです……っ!!」
「な、なに!? い、いよいよかっ!!」
 大慌てでヒースは部屋の隅においてあったものを持ってきた。
「ひぐぅ……ひ、ヒース兄さん、も、もうホントに出てきそうで………って、そ、それは何ですか?」
 ヒースが持っているもの。どうみても、巨大な注射器にしか見えない。
「知らんのか? 妊婦は出産の前にコレをするのがしきたりなんだ」
 イリーナは陣痛に伴った汗とは別に、冷や汗が流れるのを感じた。
「そ、それってもしかして……」
「浣腸に決まってるだろ。さぁー、ケツを出せ、イリーナ」
 言うが早いが、ヒースの手がイリーナのマタニティーをめくり、電光石火の早業でパンツをずり下ろす。
「ちょ、ちょっと待ってくださいヒース兄さんっ! そ、そんなのやってる暇なんてないですっ、ほんともう生まれちゃいま……」
「問答無用!」
 つぷり、と先端がアナルに突き刺さる。
「い、いやぁぁぁぁ!!」


 がばっ!!
「はっ!!」
 布団を跳ね除け、全身汗でぐっしょりになったイリーナが飛び起きた。
 冬の朝の室温が肌に突き刺さる。周囲を確認するが、浣腸器どころかヒースの姿さえない。
 あわてて自分のお腹に視線を下ろす。
「お、おっきくない……」
 子供なんて1人も入る余地のない、平坦なお腹。
 もちろん、胸だっていつものぺったんこなままだ。
「ゆ、夢……?」
 確認するように呟く。
 ついにやってしまった、夢オチ!!
「そ、そういえば部分部分が結構はしょられてたし、現実にはちょっとありえないかなーっていうノリだった気がっ」
 夢だとわかり、ほっと胸を撫で下ろすイリーナ。
 同時にちょっと残念だと感じたのは、ママになれなかったことだと納得しておくことにする。
 決して浣腸プレイに興味があったわけではない、絶対に! …よし。
「だ、だけど初夢がこんなだなんて……」
 さっそく、今年1年が不安になるイリーナだった。
 だが、同時に少しだけ期待しているのも事実だったりしたりして。

 余談。
「そういえば初夢は正夢になるっていうな。イリーナの初夢はどんn……んぎゃろごぐっ!?」
「そ、そんなの知りません! 知りませんったら知りませんっ!!」
 なぜか問答無用でぶっ飛ばされるヒースが観測されたりしたりして。

☆ ☆ ☆

 やっちまったぁぁ、夢オチ。
 しかもあんまり妊婦シチュエーションを生かせなかったし、後半明らかに減速気味だし。
 もっと精進せねばなぁ。
617名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 03:00:54 ID:k0lb9Vwr
GJです!!
「え?!妊娠して子供作ったらこれからのSSの続きはどうなるの?! 
でも滅多にない幸せエロいシチュだしな…」と思って読んでたから、
イリーナと同じく、夢おちで安心したような、残念なような気分を味わいましたですよ。
巨乳イリーナ…想像できんが、なんか楽しそうだ。
ヒースの母乳チューチューもあるかと思ったけど、きっとイリーナの中では、そこまで変態さんではないのだな、ヒース。
618名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 04:13:23 ID:nbEczTYh
夢…オチ…?
ワロタ〜

個人的には夢オチで起きた後のイリーナに萌えるw
619名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 05:56:04 ID:htXpShZj
GJ!
次は浣腸プレイを書かれるおつもりですかな?(笑)
変態なヒース兄さんシリーズ(?)凄い好きです。
そしてその被害?にあうイリーナが可愛いwww
620名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 14:30:01 ID:NxtDhdei
>>563と>565にインスパイアされて書き始めたが、何か変なのが出来上がってしまった。
というわけで投下します。


山道を行軍中、最後方を歩いていたリュクティの姿が見えないのに気づいたのは
本日の目的地である山あいの宿に到着する直前のこと。
「まー急ぐ旅じゃないんだし、待ってればそのうち追いついてくるでしょ。
……それよりさっさと宿に入ってメシにしようぜ。歩き通しで腹減ったよ」
シャディの意識は既に食事へと飛んでいる。まだ陽は高く、無理をすれば
先へ進めないこともなかったが、西の方を見ると何やら怪しげな雲が見え隠れしている。
この分だと、いつ一雨来てもおかしくはなかった。
「そうですね。……空模様も何だか心配ですし、今日はここまでにしましょう」
実質的なリーダーであるサティアの言葉に、全員異存なしと頷く。――リュクティ自身は
「ナイトブレイカーズのリーダーは自分」と思っているようだが、行動を起こすに当たって
実際に勘案、決断を下しているのは、ほとんどがサティア……という悲しい現実がある。
確かにメンバーも、リュクテイの言うことは聞かないことがあっても、サティアの言葉に
逆らうことはまず無い。年の功、長幼の序、と言えばその通りだが、それだけでないのは
明らかである。
「そんじゃ、チェックインしてくるよ。――部屋割りはいつも通りでいい?」
シャディの言葉に一同頷く。男二人で一部屋、女性陣はレイハとボウイ、シャディと
サティアで各一部屋……というのがナイトブレイカーズ流である。前にシャディが
「リュクティとレイハ」「ティリーと自分」「サティアとボウイ」……という部屋割りを
提唱したことがあったが、レイハのマジ切れであいにく実現までには至らなかった。
もっとも、レイハが部屋割りのどの部分に怒りを覚えたのは定かではないが……。
621名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 14:30:50 ID:NxtDhdei
――サティアの不安は的中し、先ほどまでの好天からうって変わって、今では雨粒が
窓を激しく叩き、その音が食堂中に響いていた。
チェックインを済ませた一行は、とりあえず部屋に荷物を置き、宿の一階にある
食堂で早めの夕食を摂っていた。
「歩いてる時に降らなくて良かったですね……」
ティリーの言葉には実感がこもっていた。雨降りの行軍、ましてやそれが山道ともなると
悲惨の一言に尽きる。体力を余分に奪われるのは勿論、ぬかるんだ道に足を取られて
思うように前へ進めなくなる。
「リュクティさん……大丈夫でしょうか」
窓の方を見やりながら、サティアがぽつりと呟いた。
「んー。大丈夫じゃない?ずっと降り続けるような雨じゃないだろうし」
夕飯の牛丼(三杯目)を頬張りながら答えるボウイ。確かに夕立ではあるだろうが、雨の中を
無理して追いつこうとすれば思わぬ事故も起こりかねない。
「おっかさんも心配性だねぇ。どうせあいつのことだから、何か良からぬことを思いついて
ふらっと自分から離れただけだって」
シャディの言葉に心配のニュアンスは微塵も含まれていない。
「だといいのですが……」
心配そうにしているサティアとは対照的に、その横に座ってるレイハは、先程から
我関せずといった風情で黙々と食事を平らげていた。その表情からは、いま何を思い、そして
考えているのか。窺い知ることは出来ない。
「……あんたは少しくらい心配してやった方がいいんでないの?」
「……何をだ?」
最後のスープを飲み干したレイハが顔を向ける。
「いや、いい。……聞いたアタシがバカだった」
シャディはこめかみを押さえながら冷えたエールをぐいっと飲み干す。
何ともガードの堅い事よ……シャディは感心するやら呆れるやら。下世話な話が
三度の飯よりも大好きなシャディは、こうやって時折、二人の関係を探るように
話題を振るのだが、レイハの方は表情一つ変えることなくそれを受け流す。
いろんなパターンで探りを入れても反応はいつも同じなので、最近は諦め気味である。
622名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 14:31:44 ID:NxtDhdei
食事を終え、することがないのでそのまま食堂でくつろいでいるレイハ、サティア、シャディの
三人。ボウイは雨がやんだのをいいことに、外でティリー相手にスタッフを振り回して
遊んでいる。……依然、リュクティは行方知れずのままだ。サティアは勿論、シャデイや
レイハもさすがにこれはおかしいと思い始めていた。
「……ちょっと外を見てくる」
「雨降りの後だぜ?やめとけって」
「そうですよ。外も暗いですし……」
シャディとサティアが揃って止めるが、レイハは「すぐ戻る」とだけ言い残し、そのまま
出て行ってしまった。
「あーあ。あいつも素直じゃないねえ」
ポリポリと頭を掻きながら、シャディがぼやく。
「心配なら心配だって言えばいいのにさ」
「まあまあ。レイハさんにはレイハさんなりの考えがあるんですよ」
サティアにはレイハの気持ちが何となくわかる気がした。自分もかつてはそうだったが
パーティ内での恋人同士というのは何かと周囲に気を遣うものである。
「でもさあ、あいつの場合、秘密主義が過ぎるっつーか、ねえ……」
シャディもサティアの言わんとすることは十分理解できるのだが、ことレイハの場合は
若干やりすぎじゃないか、という感じもするのだ。
「付き合ってる、とは言うけど、恋人らしいことはちゃんとやってるのかねえ」
そう言ってシャディはレイハと入れ違いのタイミングで戻ってきたティリーに視線を向けた。
その視線の意図するところがわからず、ティリーはどぎまぎしてしまう。
「あんた、リュクティと相部屋でしょ。実際どうなのよ、あの二人は」
「えっ……と、その……」
「言っちゃえ言っちゃえ。大丈夫。あんたが喋ったなんて誰も言わないから」
横のサティアとボウイは聞こえない振りをしている。……ボウイのほうは、普段から
レイハと同室なだけに、リュクティとの関係を含むいろいろな秘密を知っているのだが
友人としての信義もある。変に口出しして自分にお鉢が廻ってきては厄介なだけに
ここはティリーに犠牲になってもらおう……そういう腹づもりだ。
623名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 14:32:48 ID:NxtDhdei
「やっぱり、レイハは部屋に来たりしてるわけ?そうするとあんたは追い出されるわけだ」
矢継ぎ早に質問を浴びせるシャディ。一方のティリーは「ええ」だの「はい」と答えるのが
精一杯だ。
「へぇー……。じゃあ夜に追い出されちゃったりするわけだ」
「ええ……まあ」
「ふーん……あんたも大変だね。……でも、どうすんのさ。その間」
「えっ……あ、そ、それは……」
急に顔を赤くするティリー。シャディがこの隙を見逃す筈もなく、一気に畳み掛けてくる。
「ははーん……部屋の外に張り付いて、二人の声を聞いたりしてたわけ?
このむっつりスケベ!」
「そ……そんなことは」
「シャディさん……!」
見かねたサティアがシャディを一喝した。……サティアの顔もなぜか真っ赤である。
「ゴメンゴメン。……ま、あんたがそんなことするわけないか」
ティリーは内心ほっとした。……リュクティから「部屋を空けてくれ」と頼まれた時は
クラモンの屋敷に避難するなどしていたのだが、最初はリュクティが自分を
追い出して何をしているのか知らなかったし、とりたてて疑問にも思わなかった。
ところがある日、忘れ物を取りに部屋へ戻ろうとした時、中から聞こえてくる
二人の、というかレイハの声にを聞いた時に、すべてを理解してしまった。
……普段の落ち着いた声とはまるで違うレイハの悩ましい声は、純真なティリー少年を
動揺、そして興奮させるには十分すぎるものだった。
おかげで、しばらくはレイハの顔をまともに見ることが出来なかったのは勿論、部屋にいても
「この部屋であんな声を出していたなんて……」と思うと妙に落ち着かなかった。
それと同時に、シャリンという恋人が居ながら、別の女性――しかも姉のような
存在である女性――に欲情してしまったことを深く恥じた。……さすがにこれらのことを
シャディに話してしまうわけにはいかないので、話がここで流れたのは幸いだった。
しかし、ここまでの話のせいで、その時のレイハの声を鮮明に思い出してしまったのは
大きな誤算だったと言わざるを得ない。
(リュクティさんが帰ってこなければ、一人で処理しよう……)
シャリンへの罪悪感はあるが、それはそれ、男の悲しい性……という奴である。
624名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 14:33:35 ID:NxtDhdei
一方のレイハは来た道を遡って、宿に着くまでの最後の分かれ道に到達していた。
分かれ道とは言っても、一方は獣道に近く、人の往来が盛んにあるようには見えない。
事故に巻き込まれたなどではなく、シャディが言うように「ふらっと自分から離れた」だけなら
こちらに進んだ可能性も少なくない。――レイハは足下が悪いのを我慢して進み始めた。
しかし、一体何があったのか……現実問題、事故に巻き込まれたというのは考えづらい。
道を踏み外したなど、何らかのトラブルが起こったというなら、自分に限らず誰かが異変に
気づくはずである。
(あの馬鹿……一体どこで何をしてるのだ……)
恐らくは、最後尾を歩いていたのをいいことに、こっそりと集団から離れた……といった
ところだろう。理由は何であれ、黙ってパーティから離れるなど論外である。
……暫く進むと結構な大きさの洞穴に辿り着いた。道はそこで行き止まりになっている。
「?」
耳を澄ますと、中からリュートを爪弾く音が聞こえてくる。この音色――
(まったく……)
洞穴の中を暫く進むと、ちょっとした広い空間に行き当たった。
そこには、焚き火の前で呑気にストラトフォートレスU世を爪弾いているリュクティの姿が。
「……リュクティ」
「おっ……どうしたんだ?こんなところまで」
不思議そうにレイハを見つめるその視線から、自分が悪いことをしたという感覚は
微塵も感じられない。
「それはこっちの台詞だ……。一体何をやってるんだ」
「いや……ちょっとね」
「ちょっと、とは何だ。皆心配していたぞ」
自然と詰問口調になるレイハと、それにつられて言い訳口調になるリュクテイ。
「いや、ほら……わかるだろ。男には一人になりたい時があるんだよ……。
……いろいろと溜まる、っていうかさ……」
「……」
レイハは軽い眩暈を覚えた。こんな男のことを心配した自分が馬鹿だった……。
しかし、こんな男のことを好きになってしまったのは他でもない自分である。
625名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 14:34:39 ID:NxtDhdei
「いや、すぐに追いつくはずだったんだけど、急に雨が降って来ちゃって。
……雨の中、無理して追いつくことはないかな……って」
申し訳なさそうにはしているが、反省しているという態度ではない。まあこれは
いつものことと言えばいつものことなのだが……。
「そんなところに立ってないで、こっちに座ったら」
「断る。皆が待っている。帰るぞ……!」
「そんなに急いで帰らなくても。……ちょっと休んでからでいいだろ」
そう言ってリュクティは自分の隣に座るように促す。……渋々ではあったが、レイハは
ゆっくりと腰を下ろした。

言葉もなく、焚き火を見つめる二人。何か言おうと思っても、互いに何も
言い出せない――そんな微妙な空気が不意の沈黙を生んでいた。
「こうやって座ってると……あの時のことを思い出さないか?」
焚き火から目を離すことなくリュクティが呟く。
あの時――「冷たい泥の海」に落ちた時のことを言ってるのはレイハにもすぐ理解できた。
命より大事なリュートを見捨ててまで自分を助けてくれた。その捨て身の行動がなければ
命を落としていたのはほぼ間違いない。
「人生最大の失敗だったな」
「海に落ちたこと?それとも……」
「全部……と言ったらどうする?」
我ながら意地の悪い言い方だ――レイハは自嘲する。
「まあ、それは否定しないさ」
そう言ってリュクティは大きく息を吐いた。
「自分でも不思議に思うよ。……君から『愛してる』と言われた時も、正直、実感が
湧かなかった。――そりゃ確かに嬉しかったけどね。ただ、それが君の一時的な
気の迷いだったら……。今でも正直不安さ」
……不安。そのような言葉が返ってくるとは思わなかったレイハは、返す言葉を
探しあぐねる。
626名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 14:35:25 ID:NxtDhdei
「馬鹿だな……一時的な気の迷いだったら、あんなことまで許していないぞ」
あんなこと……言った方も言われた方も、今までの行為を思い出してしまい
二人同時に顔を赤くした。
「あー……いや、ゴメン」
なぜか謝ってしまうリュクティ。……思えば今まで随分といろいろなことをしてきた。
最初に裸を見てしまったのはハプニングだったとしても、それ以降のあんなことやこんなことは
さすがに「無かったこと」にはできない。こっちから「無かったことにしてくれ」と言おうものなら
フレイムブレードで一閃されること間違いなしだろう。
「……さあ、そろそろ帰るぞ。明日も早いからな」
微妙な空気を振り払うように、レイハは声を出して立ち上がった。
「どうした?」
反応のないリュクティに向き直ろうとしたその時――
「……!」
急に腕を引っ張られ、バランスを崩したレイハは、そのままリュクティに抱き締められた。
「こら……!悪ふざけは……んっ!」
口づけでの口封じ。抵抗しようにも、体が密着している上に、唇をきつく吸われているので
それもままならない。
思う存分唇の感触を楽しんだのち、ゆっくりと腕の力を緩めて唇を離す。
「……今日は駄目だぞ……」
上気した顔で伏し目がちに言われても説得力がない。
「いいだろ……?」
ここが勝負所と踏んだリュクティは抱き締める力を再び強くする。
「駄目だ……皆が……待っ……んんっ!」
再度の唇の蹂躙にレイハは抵抗を諦め、その身を委ねる。
(また……流されてしまうのか……)
踏みとどまろうとしても、このパターンでいつも流されてしまう。
この先、リュクティに貫かれ、そして彼のものを受け止める……そう考えただけで
体の疼きが止まらなくなる……。
627名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 14:36:51 ID:NxtDhdei
(私は……こんな……)
はしたない女だったのだろうか……。体を重ねるのは、リュクティがそれを求めてるから……
最初はそうやって自分を納得させていた。しかし、行為を重ねるうちに、それが嘘だということに
気づいた。ベッドの上でいくら酷いことをされても、いくらその場で腹を立てても
最後には赦してしまう――。そしてまた同じ行為が繰り返される。
(本当に……酷い男だ)
恥ずかしい格好をさせたり、危険日に何度も中出しをしたり、外でしたいと言い始めたり……。
けど、そんな行為を受け入れてしまうのは、心の底ではそうされることを望んでいるから――
そして今日も……。
「一度……だけだぞ」
妥協するふりをして、リュクティを受け入れる。

互いの感触を確かめ合うように、ゆっくりと動く二人。
騎乗位から対面座位に体位を変え、突き上げるような感じで腰を動かす。
「んっ!あっ……っく!」
声が洞穴中に響くので、外から誰か来ようものなら丸聞こえである。
なので必死になって声を堪えているのだが、リュクティはそれを見越して動き徐々に
早めていく。
「んっ……!声……がっ……!」
「いいっていいって。こんな所、誰も来やしないさ」
「馬鹿……誰か……っ!探し……にっ!」
リュクティだけでなくレイハまでもが帰ってこないとなると、それを案じて誰かが
探しに来る、ということは十分考えられる。だがリュクティの方は全く意に介さない。
「君も……誰かに聞いて貰った方が興奮するだろ。ほら、前もティリーに……」
「……!!」
リュクティ(とティリー)の部屋でしていた時、部屋に足音が近づいてきたことがあった。
部屋は階の端にあり、用事のあるもの以外が近づくことはまず無い。
「あの時も何だかんだ言いながら感じてたじゃないか」
「言うな……!」
628名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 14:37:48 ID:NxtDhdei
足音が部屋の前で止まった時、二人はティリーが戻ってきたことを察知した。
なのにこの男は緩めるどころか動きを激しくし、そのまま中に放ったのである。
……その時の声をすべて聞かれていたのは、その後のティリーの反応からして
間違いはなかった。
「ティリーの足音に気づいた途端、凄く締め付けて……っ痛ててっ!」
その先を言わせないように、背中に思いっきり爪を立ててやる。
死ぬほど恥ずかしい……というのはああいう事を言うのだろう。
「あの時の君は可愛かったな……必死に声を出さないようにしてさ」
その時のことを思い出し、リュクティの興奮が俄に高まる。
「うっ……そろそろ……イキそう」
最後のスパートとばかりに、腰の動きを加速させる。
「あっ……外……!んっ!」
何か言おうとするレイハの唇を、自分の唇で塞いでしまう。
腰をぐっと密着させ、一気に溜め込んでいたものを爆発させる。
「んんっ……!!」
何度も奥に叩きつけられる感触。それが引き金となってレイハも達してしまう。
唇が離れ、互いの息遣いだけが洞穴に響く。
リュクティはレイハを抱き締めたままの体勢で後ろに倒れ込んだ。
「ゴメン……ちょっと収まりそうにない……」
そのまま抜かずに腰を動かし始める。
「あっ!あ!っく……!待っ……!」
達したばかりのレイハは、動きを止めるよう懇願するが、リュクティは構わず
激しく責め続けた――。
629名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 14:38:20 ID:NxtDhdei
「……まったく。何度出せば気が済むのだ……」
ようやくリュクティから解放されたレイハは、自分の秘所から止めどなく溢れてくる
欲望の残滓を見てため息をついた。
「……そんなに危ない日だった?」
一回の筈が二回……三回……。結局五回戦。しかもレイハの「外に」という懇願を
無視してすべて中出し。さすがにちょっとやりすぎたか、という顔をするリュクティ。
「いや……そういうことではない……」
別に、出来てしまうのが困るわけではない。いや、まあ困ると言えば困るのだが
そこのところはなるようにしかならない。ただ……
「明日も行軍は続くのだぞ……。こんなに……出されると……」
「あっ、なるほど。垂れてくるってわけね」
「……!」
デリカシーのない言葉に、レイハの右手が一閃。
「痛っ……!何もぶつことないだろ……」
「お前はっ……!その……中に出して気持ちいいかも知れないがな……。
出された私の身にもなってくれ……」
「後になって垂れてくるのはそんなに気持ち悪いのか?」
レイハは答えない。というか答えられない。後になって下りてくると始末に困るのは
確かだが、別に気持ち悪いというものではない。ただ、不意に下りてくる刺激によって
前の日のことを思い出して、感じてしまうのが困るのだ。
……こうなった状態で、皆の前で平静を保つのはなかなか骨が折れる。
けど、これも結局は自分が望んだこと――決して口には出せないけれど。
「まったく……お前を愛してしまったのはやはり失敗だったな」
「……悪かったって」
さすがにしゅんとなるリュクティ。
「ふふ……冗談だ。……私をこんなにした責任は、ちゃんと取ってもらうからな」
「……ああ。今回の旅が終わったら……」
二人の関係に、新たな一ページが加わるのは、そう遠くない未来――。
630名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 14:41:28 ID:NxtDhdei
おしまいです。

まあ何というか、このカップルだとどうしてもこんな感じに……。
631名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 15:58:03 ID:vqPERZBl
うぅぅぉおおお! GJ!GJ!GJ!GJ!
ナイトブレイカーズSSイイヨイイヨ!!
不器用な照れ方のレイハタソ(*´Д`)ハァハァ。
632名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 17:47:51 ID:k0lb9Vwr
GJ!!
サッパリした大人の関係だなあ。
633名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 23:27:05 ID:+8ThpmnA
しかしアレだな…



シャディみたいなのが実際パーティにいたら…ウザいなw
634名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 00:29:24 ID:uuz3Awuz
人の嫌がるプライバシーを、詮索するんじゃネーヨって感じだな。
デリカシーないって嫌われやすいぞ。
635名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 00:55:46 ID:SpzcnnIq
シャディは耳年増っぽいからなぁ。身近な他人のは気になるんじゃろw
しかしGJ!!
いやー、ナイトブレイカーズはホント懐かしいよねぇ。
636名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 01:38:51 ID:owROtM2k
>>630
乙。やはりレイハさんはエロいな。完熟好きにはたまらん。

>>634-635
シャディはノリが噂好きのオバチャンだからね。
ウザイというか、憎めないというか…。本編でもティリーをからかって遊んでたし。
637名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 13:01:25 ID:oQBgoL/Z
5レベルファイター/バードと6レベルファイターの子となると
血統的には申し分無しだな。

男の5レベルファイターは別に珍しくないが、女の6レベルファイターは
女傑クラス。競走馬で言ったらエアグルーヴ級。
638名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 13:35:20 ID:I2aIh1/h
ならイリーナはエアグルーヴ+ヒシアマゾンのいい所を取ったレベルになるのかー(ファイター7だもんな)。

前にウイニングポスト96をプレイして「プリンセスイリーナ」って名前を付けた馬がGTをぽこぽこ勝って
ついた称号が「アイアンメイデン」。
思わず噴いたw

…スレ違いだな、ごめん。
639名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 13:39:39 ID:A2oWrqFd
男のレベル5ファイターもソードワールドの世界ではかなりの実力者じゃなかったっけ?
小国のトップレベルって話のはずだが
女のレベル6がすごいのは同意
640名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 15:04:17 ID:0w6UOE5n
だれかペアスケートネタヒーイリ書いてくれる芸術神官はいない?

イリーナ・スルツカヤ聞いてからスケートネタが頭をよぎる(笑)
リフトアップ“する方”が女性のペアで
641名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 15:12:34 ID:s3ZtygUR
SWって性別で能力値変わらないから
女も男も珍しさは同じかと思った
642名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 15:18:45 ID:DegbPHtd
>>リフトアップ“する方”が女
それ、どこの川原泉?
643名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 16:08:08 ID:jg5RHjZz
現実にもいるらしい。男をリフトアップする女。
どっかで画像も見たな
644名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 16:10:24 ID:SpzcnnIq
新ルールでバード5レベルだと、かなりの金額を稼げそうだなぁ。
<リュクティ
今の時代なら借金も普通に音楽活動で返せるのかねぇ。
645名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 16:14:07 ID:s3ZtygUR
短編集では、グィズノーがレィジナをバードとして貴族に紹介して
仲介料金をせしめようと企んでいた。
646名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 17:04:11 ID:DegbPHtd
何故だろう。SPTという単語が一瞬脳裏をよぎった。
647名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 17:09:25 ID:q/Xdzi3l
レイズナーか、懐かしいねえ
648名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 18:15:01 ID:9X+Gmszs
5LVクラスのファイターなら“ミの字”を相手にさせらせる。
それ以上なら,無の砂漠にいる“アの字”を相手にすることになるな。
649名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 18:25:08 ID:0w6UOE5n
イリーナの場合、雑魚で苦戦するだけでアの字はあっさりと回して倒しそうなので呼ばれない(笑)
650名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 19:31:47 ID:iD6Kx+jE
イリーナには対アの字の剣なんてマッチ棒みたいな軽さだろうから使いたがらないだろう
651名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 20:05:28 ID:0w6UOE5n
リの人には使えない人類の規格外サイズのア対策剣があるかもしれないジャマイカ。

上位古代語で「ゴーレム専用」とか書いてある馬鹿でかいふぁーr(ごすっ
652名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 20:20:49 ID:+Uss5H3d
>>651
「人類の規格外」はリ王子殿下様の専売特許だからダメです。
653名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 20:38:09 ID:quNlFZ4z
>>637
本人たちは興味なさそうだが、
タイデル王家の分家筋の次男(下手すりゃ王位継承権二十何位だったりするかもしれない)と
ミラルゴ有力部族の族長の次女(ミラルゴは有力部族の族長から国王を選ぶから下手すると未来の王妹)
というデミ・ロイヤルカップルなので
子供ができると結構微妙な立場だったりする。
654名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 20:42:13 ID:uuz3Awuz
>>638 まだイリーナは7LVじゃないっすよ。
長編小説でそうなってほしいとは思うけど。
アでなくてもいいから、リ王子に負けない大暴れ(&ロマンス)を希望。
655名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 02:09:57 ID:1DW/pvpD
>>653 牧歌の国のミラルゴを読む限り、レイハの一族に王位は回ってこないようだ。
現族長一族は強くて謀略にもたけていて、なぜか王位世襲状態で
英雄双角ディーノがお釈迦さんの掌の上の猿だったし。
656名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 04:46:47 ID:/7ilUm23
ていうか、レイハはもうミラルゴには帰らないような…

一回帰っても、また出て行きそう。
657名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 16:05:17 ID:nT5hcYEu
レイハは族長であるお姉さんを補助できる人間になるのが目的で
旅に出たんだから、一度は帰るだろう。
658名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 18:13:07 ID:3Xcc7hVH
>657
「やっぱり男が横にいないと女はダメになります」なんて助言をするんだろうか。
659名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 20:06:47 ID:1DW/pvpD
アドベンチャーは何故、ティリーとシャリンがくっついたのか、ようわからんかったな。
あのノリなら、リュクティ×ターニャ(ファンの少女)だってアリだったと思うんだがな。

Ifでリュクティがパーティ全員を食う事ができたら、どんな展開になっただろ?
660名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 20:28:08 ID:Gt1iMffz
「リュクティが浮気」…という展開なら考えたことがあるけど、全員を食っちゃうのはなぁw
一応「根が善人」「女は裏切らない」ということで通ってるから、なんか想像しづらいな。

全員がどこまでを指すかにもよるなw
661名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 20:34:56 ID:07vxa6aB
ティリーも食べられてしまうのか。
いや、あの世界はムーンライト・ドローンもあるか。

記憶喪失になる前は実は女の子だったんだよ、とかいう展開もアリといえばアリだったのか?
662名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 20:49:55 ID:v+Kue9Ot
>>660
浮気をしたときのレイハさんの反応が想像つかないな。

1.「男の甲斐性だ」で許し、寛容なところを見せる。
2.普通にブチ切れ。張り倒す。
3.意外にも、傷ついて泣く。

萌えパターンは3だが…

>>661
アッー!
663名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 20:56:45 ID:YjAjaACr
ナイトブレイカーズの場合、どっちかというとリュクティの方が食われる立場のような……
664名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 21:14:08 ID:2gzJ1ehb
>>662
4.お前を殺して私も死ぬ!
665名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 21:29:19 ID:Gt1iMffz
>>662
3は萌えだな。強い女にも弱点(?)がある…というシチュは萌える。
反則のような気もするけどw

>>664
「二度としません」と土下座して謝りそう。で、また浮気という無限ループ。
666名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 00:45:44 ID:r04d1WKA
根本的に運がないから「浮気」というところまで発展しなさそうな……
667名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 00:56:04 ID:fduoH+jY
レイハに選ばれてしまうあたりで、尻に敷かれるの確定だろ。
まだボゥイあたりなら、自分色に染める余地があったと思うけど。
668名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 01:47:26 ID:1vUIngI6
しかし暴威ではリュクティの好みから外れそう。乳にサイズとか



バコッ、ボキボキ、ズシャア
669名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 02:16:42 ID:S/Y0BzKX
リュクティ「なぁに、何事も経験だ」
670名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 02:37:12 ID:dSnJmIDM
ボウイの乳もまんざら捨てたものではないと思う。3巻などの挿絵を見る限り。

成長力に賭けるなら、今のうちに押さえておくのも(ry
671名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 19:07:43 ID:wofe6PmB
>>669
某女戦士「痛みを感じながら斬られるのと、痛みを感じる暇もなく斬られるのとどちらがいい?」
672名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 22:59:49 ID:YQq82WAZ
とりあえずバルキリージャベリンを撃ってから考える
673名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 01:14:34 ID:Za2jGynZ
>>667
男に対する免疫力のなさは、ボウイに勝るとも劣らないような…
日常生活での実権はレイハが握っても、それ以外のところでは染められまくりでは。
674名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 07:08:26 ID:sDjVqMTu
>>673
刺青された肌を白い粘液で?
675名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 12:59:49 ID:Y/TtJZYm
>>673-674

「こ……こんな格好……」
「別に恥ずかしくはないって。みんなこうやってするんだし」
「何だか……獣みたいで……」
恥ずかしがるレイハに構わず、リュクティは後ろから一気に貫く。

「くっ……!あ!んんっ……!!」
「我慢せずに声を出した方が気持ちいいぞ」
「あっ……・!そ……うなのか……?」
「そうそう。我慢すると体にも悪いって」
「でも……誰かに……!」
「聞かれたって構いやしないさ……」
そう言いながらリュクティはリズミカルに腰を動かす。

「……そろそろイクぞ」
「あ!膣内は駄目……!妊娠は……っ!!」
「大丈夫。この体勢なら妊娠しないって」
「んっ!本当……か?」
「心配するな……って!」
そう言って腰を深く差し込み、レイハの一番深いところへと注ぎ込む。


「……と言われたのだが……。これは本当なのか……?」
さすがに疑問に思ったレイハは次の日、恥ずかしいのを我慢して事の次第を
サティアに打ち明けたのだが……。
「えっと……」
サティアはさすがに面食らったが、気を取り直してレイハに「正しい知識」をレクチャーした。
「……そうか」
レクチャーを受け、すべてを理解したレイハの顔からは先程までの羞恥の色は消え
獰猛な戦士の表情になっていた。

その後、リュクティがどうなったのかを知る者はいない……。
676名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 21:54:53 ID:muiPXAbi
レイハはおかたくてプライド高いからな。
サティアに尋ねることでも清水の舞台ダイブっぽい。
677名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 23:13:48 ID:ViT/2R7I
痛みを感じながら斬られるパターンのようだな。

「私の痛みを味わってから死ね!」みたいな感じで。
そこでリュクティが「あんなに感じてたのに」と減らず口。
678名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 01:37:23 ID:U+Q7GC78
そしたらとりあえずサティアを呼んで
ナイトブレーカーズ版の
「フレイムブレードで頭を狙う」
「そこですかさずキュア・ウーンズ」
ですよ
679名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 01:53:12 ID:3It1X76v
キュア・ウーンズ1ゾロの予感wwww
680名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 11:04:14 ID:tQ/153FG
6レベルと5レベルのファイター
6レベルと5レベルのシーフ
6レベルプリースト
5レベルシャーマン


バンド活動なんかやめたほうが(ry
681名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 13:08:11 ID:rwY8rWNJ
>>680
それは言わないお約束。

さらにバンドに拘らずに普通のバードとして活動すれば借金なん(ry
682名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 14:25:50 ID:NvR6MQW3
素直に稼いでれば借金なんて直ぐに返せそうだよな〜
…と言うか、根無し草の冒険者に担保も無しに金貸すヤツ居るんだろか?
前提条件として異常な設定で始まってるし、言うては為らん事なんだろうよw
683名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 17:25:43 ID:P23eYT3p
ころしてでもとりたてる
684名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 21:13:39 ID:rBo7tdWv
ナイトブレイカーズにしろ、サーラの冒険にしろ、山本作品はなぜかエロい。
某巨人の湯煙デルたん(*´д`*)ハァハァ
685名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 21:24:14 ID:93WNXMxL
>684
>山本作品はなぜかエロい。
「ゴミは汚い」とか「砂糖は甘い」とか「花は綺麗」とかいうようなことを今更言われてもねえ……
TRPG業界じゃ「脱がせの山本」「ロリコン(ちゃんと自称している)」「エロの代表」みたいな事言われてるのに。
686名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 21:26:42 ID:4hThCJsa
自分達はアーティストだから冒険者のする仕事なんてしない、だっけ?

…あれ?最近のリプで同じような台詞を聴いた覚えが…

ところでナイトブレイカーズ関係のエロといえば
男性は激しい踊りで衰弱死、女性は発情というエロい呪歌があったなぁ
男は相手が出来る状態ではないからつまり、女同士で鳴きながら踊るように絡むと言う事に?
687名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 21:37:42 ID:s0sPAOtp
>>514
う〜ん
なんかリプレイのベルカナとは微妙に違う気がする
藤澤GMの手によるラブ仕様が施されたベルカナって感じ?
688名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 22:06:55 ID:tfBycjuj
このスレで今更それを言うかw
689名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 00:42:43 ID:xYsejHMZ
>>682
リュクティの場合、大口の貸主であるラディッシュや楽器職人たちは彼の音楽の才能を信じていて
(それでもバンドの経営権を担保にした人はいるが)、
それ以外は数十〜数百ガメルのツケが積もり積もって、という形なので
あれくらいの借金はできてしまう。
690名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 02:40:43 ID:T9ulM5Y1
酒屋や宿屋のツケなんてのもあるんだろうけど。
691名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 02:41:37 ID:5K1SlIp0
>>686 その台詞言った時点で、ファイター技能をマイナス2〜3レベルにしてほしかったです。
片手間修行でザボさんレベルですか?
そうですか。って感じさ。
692名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 03:33:13 ID:zsimYxPZ
そんなことを言ってるだけで、実際にやってることはまんま冒険者だけどなw
リュクティにしてもラディッシュの護衛を一年間させられ、レイハも元々は冒険者。
現実世界でもプロ顔負けの歌唱力を持つ関取や将棋のプロがいるんだから、そんなに変なことじゃないとは思うが。
693名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 11:31:59 ID:uDJ3hlMc
最大の障害Lv×500で経験点貰ってる、ってのもあるわな。…だよね?

ところで、クレスポ。
6レベルシーフだつーのに、2レベル戦士に(普通に)運が悪いと殺されかねないってのはすごいわな。
694名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 15:01:10 ID:HdvKKbzC
一般人の女の子相手にでも殺されちゃいますぜ
ええ、別の意味で。

とりあえず名も無き狂気のアイリちゃんの店での大放出サービス希望
695名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 15:29:13 ID:JbSjMf3V
ナイトブレイカーズは
“経験値は生まれ表を使わずに15000点”“能力値は合計100点以内”
というドンブリ勘定で作られたキャラだしステータスをとやかく言ってもしょうがないよな。
696名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 16:02:14 ID:jUwnoeRj
媒体が小説と最初から決まってたしな
メリハリのあるキャラを作りやすくするためだろう
敏捷度24は「ハイスピード系」のキャラという記号のようなもので
実プレイの感覚でみたらだめだわな
セッションであんなの持ってけねーよw

戦士系が全員革鎧なのは、正直どうかと思ったが
697名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 22:17:53 ID:TteWHeWn
前企画のフォーセリア・ガゼットからの流れで「最強魔獣」と戦わせることは
主人公キャラ募集の段階から念頭に置いてただろうし。
698名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 23:46:53 ID:JbSjMf3V
よく分からんのは最強魔獣との対決を念頭に置きながら何故ロックバンドなのか、ということだ。
699名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 01:09:34 ID:k3VjRcHB
>>698
その辺がピロシセンス。
700名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 01:56:04 ID:knIDCycz
選定の最終段階でふぁらりすタンに囁かれたんだろう。
701名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 05:53:34 ID:3E245Kks
まあ最初の設定はどうあれ、読者投稿といった愚にもつかないものを一応は形にしたんだからヒロシは偉いよ。
普通は破綻するだろあんなもの。
ちゃんと四人娘全員脱がせたのもポイント高い。
702名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 10:28:10 ID:zFxbJOR+
>>698
(´・ω・)つ【スーパースリー】【弱虫クルッパー】
703名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 19:33:25 ID:srNXbltM
>>698
つ【俺の歌を聞けーっ!!】
704名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 00:25:06 ID:a9fKmeRC
クレスポってファンドリアでジーンちゃんのスリーサイズ測ったっけ?
705名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 01:50:42 ID:blbOgunm
>>698
ヒロシがドラマガで連載してた頃、コラムで
「読者がリュクティのイラストを送ってきた。リュートをかき鳴らしてる絵を見て、フォーセリアにロックバンドを出したら面白そうだ。決定!」
と書かれていた。
706名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 03:13:43 ID:Esl/alRh
まあスイフリーの中の人よりムゴイやつはいないからピロシは安心しる。
707名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 12:51:00 ID:QFouuz2C
そういや、ナイトブレイカーズもので陵辱って見た記憶がないな。
シチュエーションは結構ありそうなんだが。
708名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 17:39:51 ID:mWMc+Gpu
ぺらぺら漫遊記買ってきた。
ベルカナカラーで微エロktkr!
709名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 18:30:49 ID:a9fKmeRC
やっぱりクレベルにしたいみたいね
710名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 20:38:04 ID:zSyIsn2i
入浴シャイアラ萌え

ベルカナのあれは
ナチュラルに凌辱ネタに繋げそうだな。
711名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 21:22:48 ID:6/4uFi2x
日頃から混浴してるシャイアラどんとブックに妄想を掻き立てられた。
712名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 21:43:41 ID:a9fKmeRC
これだけいるんだから一人ぐらい食っちゃってもいいじゃね?
いいんじゃね?

みたいな展開にはならないのか見張りよ
713名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 23:49:50 ID:gRw5X7Aj
でも一人くらい処女じゃなくても別にバレやしないしー
元から処女集めろって言われた訳でもないしー

食っちまえよぉぉぉ お行儀のいい奴だなぁぁ!!
714名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 00:31:17 ID:PTGtltkW
裸にひん剥いちまえば、とか言ってる癖に下着を残すなんて言語道断だよなぁ。

せめて処女かどうかを調べる、位の事はして欲しかったぜ。
715名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 11:06:37 ID:DQcIQJ2Y
ロマールの裏稼業で裸にひん剥いたらすることはひとつ。




背中の毛を数えるのだ。
716名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 17:55:54 ID:zv50W8D1
パンマンあれで終わりっスか?
なんかスッキリしねー
717名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 18:16:05 ID:eOTRl9jZ
つまり、
マロウの説得でアマラちゃんがキュンキュンになって
貰った愛情から二倍返しした夜這い…と。
718名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 19:22:27 ID:F+7+Alj2
マロウがすっきりしてどうする
719名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 00:43:53 ID:qqqPXNam
そこでペニバンの使用ですよ。
720名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 15:00:31 ID:7sSo+Qbq
赤ん坊×シャイアラのフラグは立ったかなぁ。
時系列的には、この先リプレイで再登場もあり得ると思うが。
721名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 23:40:41 ID:vq4YVhtl
>>716
パンマンの短さ、データセクションの長さから見て締め切くぁwせdrftgyふじこ
722名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 23:40:42 ID:L+9ITwuQ
短編キャラがリプレイに出てきたことって過去あった?
723名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 00:12:55 ID:aWmrM4EF
ジェライラさんはリプレイのほうが先か……。
724名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 00:24:55 ID:r5HmOd0a
長編キャラがリプレイにちょいと顔見せってのはあったな。
725名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 00:46:53 ID:sOx3mg5L
この際だからミシェールとか出しちゃえばいいのに藤澤
726名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 01:06:37 ID:0uijsuqi
へっぽことぺらぺらって時系列的にどうなってんの
ぺらぺら4巻では顔のないクランズはまだ健在っぽかったけど
727名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 01:14:57 ID:r5HmOd0a
全てアトン前の1年以内の事件ですがなにか。
728名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 09:56:05 ID:ry62ie+o
>>アトン前の1年以内
なんかやたら事件が多い年だなwww
729名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 10:31:56 ID:uhryFjtl
>>727
正確には違う。
年号が設定されていないのがほとんどで、リウイから逆算可能なのが多いだけ。
アトン消滅後に改めて、アトン出現から消滅までの約5年間の間に適宜に振り分けられる事になる。

ちなみにへっぽこのリプはアトン消滅から1年以内には入りきらんよ。
リウイ本編が魔力の塔建設から半年以上経ってるから。
730名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 17:05:53 ID:yAfvFGew
やっとぺらぺら〜ず漫遊記読んだんで来てみたら、そんなにネタバレ無かったみたいだなー。

そして今更シャイアラさんに目覚めた俺に、だれかブクシャイを恵んでくれ。
731名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 21:59:50 ID:zPbom0hm
いまブクシャイとかいわれるとブックがシャイアラの身体をくまなく測定する
プレイしか思い浮かばん。
つくづくさなえは測るのが好きだな。
もっともブックの興味を一番惹きそうな身体の持ち主はクレスポな罠。
732名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 22:19:07 ID:sOx3mg5L
ベルカナにも興味あるかもよ。
大きさが、年齢とあってないから。
733名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 01:41:15 ID:s3j/vKg7
さなえ他に計ったっけ?
734名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 11:14:09 ID:UVkszXy9
背中の毛を測ってなかったっけ?
735名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 15:58:31 ID:obqWDiss
ねえさんの感度を計測とか。
ベルカナと比較とか。
736名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 17:32:53 ID:SgY5+Aka
クレスポの骨密度とか
737名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 00:08:13 ID:CLvyCohi
【予告】
「ミゴリの掟」
父の敵討ちに燃える少女が辿りついた仇とは?
そして彼女が復讐の果てに掴むモノとは何か?

近日公開予定。
註:エロはありません。
738陽維:2006/01/25(水) 02:03:48 ID:toIKLJ1w
思い起こせば、使い魔メイドイリーナ、セーラー服イリーナ、巫女イリーナという、作品がありましたね。
ごちそうさまでした。
…で、悪ノリして書きます。
ヒーイリ食傷気味な方、スルー願います。

ちょっと卑怯な現代風パラレルで
Dr.ヒース×N'sイリーナ
739名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 02:38:38 ID:VONaA8zG
本スレでさ、マーファの教義では殺人を犯した人間を何の償いもさせずに許すのか
ってあったんだが。

殺人犯が女性なら、命を奪った人間の数だけ無理矢理子供を産ませる。
みたいな贖罪が頭を過ぎった俺はここから出られない身体になってしまったようだ……。
740Dr.ヒース×N'sイリーナの診療室:2006/01/25(水) 02:44:29 ID:toIKLJ1w
「これで、今日の分の診察は終わりだな」
ナースのイリーナが、入り口に鍵をかけた。
「後は…お前さんだけだな。イリーナ」
白衣を着たヒースが、スツールから振り向く。
「ハイ。…診てください、先生。ヒース兄さん」
ずっと身体が熱って、動悸がして、お腹の奥がキュンとするんです。
「ん」
ヒースの前に立ったイリーナを、ヒースが軽く服の上から指診をする。
頬を赤くして、ピクリと僅かに震えた。
ヒースに触れられて、イリーナの身体が熱を帯て、荒くなりそうな呼吸を抑えるように繰り返す。
「…んくっ…」
ふっくらと赤い唇から溢れる吐息は、甘い響きをたたえ診療室の空気を震わせる。
気遣われるように、背にヒースの手がそえられる。
「…どうした?…ん?」
耳元で甘く低く囁かれて、ゾクゾクする。
耳の中に息を吹きかけられ、身体がビクリと反応した。
「…ひゃぅ…ん」
耳を甘く噛まれて、思わず声を上げた。
イリーナの震えて崩れそうな身体を、ヒースは軽く抱き締めて支えていた。
イリーナは熱っぽくヒースを見上げる。
眸は、ヒースの指に与えられる刺激に、既に潤んでいた。
その顔に、両手をそえる。
「ほら。舌、出してみろ」
差し出された舌に舌を這わせ、優しく舐めつ味わう。
ぴちゃ、ぴちゃり…と、卑猥な音。
重ねられた唇。温かく優しく絡ませ、唾液を交わし、舌が蕩ける。
重ねる唇から、くぐもった喘ぎ。
ヒースの指や手が、イリーナを服の上から悶えさせていた。
イリーナは二人分の唾液を愛しげに飲み下す。
唇を離すと、唾液の糸が伝いひかって途切れた。
イリーナの唇についたそれを、顔にそえたヒースの手の親指が拭う。
「ん。ちょっと熱があるようだな」
ヒースは片手を、イリーナのパンストのフトモモ。白衣のスカートの中に潜りこませた。
その手をさらに上へ。キュッとしまったオシリのさらに奥。イリーナのイケナイ場所へと潜りこませる。
パンストや小さな下着の上からでも、シットリと濡れた感触がヒースの指には明白だった。
741Dr.ヒース×N'sイリーナの診療室:2006/01/25(水) 03:36:31 ID:toIKLJ1w
ヒースは意地悪く、口の端をあげる。
「熱冷ましの座薬が必要か? 脱がせるぞ?」
やや乱暴にイリーナの身体を引き寄せ、スカートの中からパンストとフリルのついた白い小さな下着をむしりとった。
診察台の上にイリーナの身体をのせ、そうして、おむつを替える赤ん坊のように脚を大きく開かせた。
「…はぅ…こんな格好は、恥ずかしいです…」
診察台のイリーナの上に影を落とし、ヒースが覗きこむ。
「お前のこういう姿を診るのは、俺にとっては嬉しいがな。
…こんな大事なところを…こんな場所で…おっぴらいて。
親と医者と恋人…信頼しているヤツにしか、見せられない恥ずかしい格好だよな? 
イリーナ。ん、エロ可愛いぞ」
ひきしまったフトモモと下腹部のイリーナの恥ずかしい場所が、冷えた空気とヒースの眼に晒される。
薄茶色い茂み。その奥がピンク色にヒクついて、イリーナの熱い欲情の雫を溢れさせている。
イリーナの禁断のクレバスと後ろ穴に、アルコールで消毒されたヒースの冷たい指が差し込まれた。
「…ひゃ…っん…」
軽くこねると指に雫が絡む。溢れて滴りこぼれた。
熱いイリーナの中が、ピクピクとうごめくのがヒースの指に伝わった。
その膣内をクチュクチュとかきまわし、持てあそびながらイリーナの顔を窺う。
イリーナの表情は、恥じらいと心地良さと、戸惑いと期待。
「やはり注射が必要なようだな」
薄く微笑んで告げるとイリーナの顔が、恥じらいと嬉しさに美しく染まる。
寝返りをうたせ、桃のような尻に舌を這わせながら引き寄せる。
イリーナの上半身は診察台の上でうつ伏せになり、下半身は尻を突き出すように床に立たせた。
そのイリーナの大事な場所を避けてツツっと指で軽く刺激を持たせてやると、もどかしげに、イリーナが頭だけで振り向いた。
「…兄さん、はやく、お注射シテ、クダサイ…」
「お前の口からそんなおねだりがきけるとはな。そんなに注射が欲しいのか?」
「先生の、お注射だから…お願いです…先生」
その言葉と共に、おしりが軽く振られる。
エロ可愛い。そんな愛しいナースの痴態に、ドクターの注射の先からも汁が滴る。
「仕方ないな。では、注射してやろう」
ヒースはズボンから既に勃起し、いきりたつ肉棒を引き出した。
先走りの汁に濡れているそれを陰茎から軽くしごいてから、ヒースに向けているイリーナのおしりに、慎重に位置を定めてから刺した。
742Dr.ヒース×N'sイリーナの診療室:2006/01/25(水) 04:30:21 ID:toIKLJ1w
「あ!…んく…っ…」
ズブリと深く刺さり、イリーナを貫いていく。
熱い粘液にヌプヌプと包まれる。
深く突き通し、ピタリと腰が重なる。
奥までスッポリとヒースの熱く太く硬いものが、イリーナの身体を満たす。
イリーナが甘く深いため息を漏らす。
「いくぞ」
その言葉をかけられてから、激しい抽出が始まった。
押し込み、引き抜き、打ちつける。突き上げ擦りつけ、叩きつける。
鈴口が子宮を打つ。
閉じた瞳の奥で、快楽物質のドーパミンが起こす、火花が散る。
「ああんっ!あん!…イイっ…!ヒース兄さんのお注射っ…気持ちイイ…っ…!!ふぁんっ!」
ヒースの腰がぶつかる度に、イリーナの小さな身体が揺れる。
身体に絡ませる腕、制服を捲りあげ、その下から肌に手を這わせて乳房をこねあげ、弄ぶ。
じわりと浮く汗に密着する肌が卑猥だ。
「…もっと…もっと…ぉ…」
イリーナも腰を振るわせて、ヒースのものを強く味わう…。
震える小さな尻に、逞しい腰が叩きつけられる。
時折浅く刻み、擦り付けて、円を描くようにかきまわす。
互いに繋がった股間から、互いの淫液が混じりあった飛沫が飛ぶ。
淫液が金と茶色の毛に絡んで、泡だち溢れた。
「ふぁ!あ!あ!あんっ!あっ…!ああ…っ!!」
互いの息遣いとあえぎに煽られ高ぶり、もっともっと、責めたくなる。
響く音と、体中に突き抜る、貫き、貫かれる刺激。
━━━ 快・感 ━━━
意識が遠くなる。
切迫したナニかが襲いかかってくる。
イリーナが半眼の端に涙を浮かべ、口から舌を突きだして、快楽に喘ぎ、悶えている。
愛しくて、熱い。身体の全てが、灼熱の快感。
イリーナのやけどしそうな程に熱いのに、優しく絞りあげ、吸い付く膣内に
熱く硬く猛々しく擦りあげ、突きあげ、打ちつけるヒースの男性自身は、次第に欲望を堪えきれなくなっていく…。
「っ!イリーナ…っ、出すぞ…っ!」「わ、私もっ…きちゃうっ…イっちゃうぅ…っっ!!!」
ビクビクと大きく震え、弓なりにしなるイリーナの身体。
…意識が、爆ぜた。
「あ!あ!あぅ!ヴ、ヴゥーーッッ!!!」
二度、三度シャクリをあげて、イリーナは膣内にぶちまけられた精液の熱さに、同時に絶頂を迎える。
あげてしまう絶頂の声をシーツで、噛み殺そうとして失敗していた。
「あ…あん…兄さんの…中で、いっぱい…でてる…ぅ……幸せ…ぇ…」
743Dr.ヒース×N'sイリーナの診療室:2006/01/25(水) 04:59:52 ID:toIKLJ1w
絶頂の刺激に、快楽の残滓にうち震えて、ヒースは繋がったままのイリーナの上に、軽く崩れ落ちた。
「…ふう。…大丈夫か? イリーナ?」
「…あ…ああん…」
絶頂に蕩けているイリーナはまだ応えられない。
イリーナの中から注射を抜き、脱脂綿を詰めこんだ。
「今日のところは、コレでいいだろう」
「…あ…ん。はい…ありがとう…ございます。ヒース兄さん」
「ん。身体は大事にしろよ」
柔らかな栗色の髪を優しく手櫛で櫛けずり、撫でる。
そのひと房を指に絡めて、くちづけてから、解放した。


ヒースが男性自身をしまっていると、扉が叩かれ控え目に声がかけられた。
「ヒースクリフ教授、おいでですか? アイラ教授が新型レーザーメスの説明でお集まりいただきたいとのことです」
「ん。わかった。すぐ行く」
「…ヒース、兄さん」蕩けた身体を起こして、不安そうな瞳を向ける。
「ん? なんだ、妬いてるのか?」
「…知りませんっ」
イリーナは顔を背ける。
アイラ教授は医療機器メーカーも傘下に収める大手企業グループの、セレブなお嬢様教授だ。
ほんの二年ほどの留学でドクター免許もスキップで持って、再びこのファンの黒い巨塔に現れた、ヒース兄さんの昔の憧れの人。
でも恋のライバルが、カーウェス院長の元養子で、20年前にこの国の内乱を治めた現代の英雄リジャール首相の認知された妾腹の息子じゃ、分が悪すぎると閉口している。
ヒース兄さんもこのファンの国立総合病院じゃ、5指に入るか入らないかくらいに有能で一番若い、将来性抜群のお医者様だけど、それだけに憧れるナースも多い。
不安はいつだってある。
「余計な心配すんな。今回は嬉しい呼び出しじゃない」
さて、今回は新型レーザーメスとやらに、いったい何時間かける気だろう?
ラヴェルナ教授やカーウェス院長が、同席していればいいんだが。
ヒースは白衣を整え直すと、ひとつ大きな伸びをした。
744Dr.ヒース×N'sイリーナの診療室:2006/01/25(水) 05:04:10 ID:toIKLJ1w
「カーウェス教授の総回診です」

…とか、やってみたかったな。
元ネタが白い巨塔と小早川伸木だから、このヒースは谷章風味。
いろんな女の人たちに手を出していそうです。
その内に、振り向けば奴がいる的に刺されるかも。
…あ、刺す筆頭はイリーナだから、問題ナシやね。w
745名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 07:44:37 ID:uQKBARgw
某所にベルカナイリーナ服交換絵が出てた。
下着は交換してなかったが、ぺらぺら漫遊記のベルカナ下着の高級可愛エロいのは興味がある。

ので、ベルカナに下着まですべてイリーナのと交換ネタ。イリーナも下着まですべてベルカナのと交換ネタ。

一緒ないしぺらぺら班のみ/へっぽこ班のみで物語を紡いでくれる芸術神官いない?
746名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 13:06:26 ID:rppRM7RP
某所とはどこなのか教えてくれなさいエロイ人。
747名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 13:10:04 ID:toIKLJ1w
検索キーワード教えてくれなさい。
748名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 13:20:13 ID:wo1A0wt5
ベルカナにファリスは超絶似合わなそう
749ヴェラーナー:2006/01/25(水) 19:29:45 ID:uQKBARgw
少し前の巫女イリーナをみてたどるがよい
750名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 22:13:50 ID:odHN9ceQ
>>745
正直、そのネタを書くには、どうやって下着まで交換にいたるまで持っていくかが一番の難関だと思う。
いい理由が思い浮かばねぇ……。服だけならいくらでも理由こじつけられるんだがな…才能ないのかもしらんorz
751名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 22:29:49 ID:4by9/7/4
>>750
一緒に温泉に入っていたところ、何らかの理由で慌てて出なければならなくなった。
そこで、互いの下着を間違えて着てしまう。
752名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 23:19:54 ID:CLvyCohi
>739
逮捕された連続殺人犯
「償いとして、コンドーム工場に忍び込み、針で穴を開けてまわります」

というジョークを思い出した。
753名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 00:27:45 ID:uoEWa+PZ
>>751
おまい頭いいな。
OK、時間があったらその方向で書いてみたいと思う。
754名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 00:31:32 ID:nX0zNugR
エルフより貧相ってベルカナカワイソス
755名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 01:14:09 ID:KDNkfkdi
どちらかといえば辛うじて女の端っこにryなイリーナ以下のつるつるぺったんなべるk(ぐじゃ バリバリバリ
756名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 10:25:53 ID:168aAmle
人の下着を着けるのは超微妙。
757名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 14:01:20 ID:+wSRJWlk
まあ確かに同性の下着なんか着たくはない。
たとえ美形でも清潔そうでも嫌だ
758名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 17:12:04 ID:u1N7xKci
>>757
ちょっと待て、異性の下着なら着たいのか?
757が男なのか女なのかによってまた色々変わってくると思うが
759名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 17:16:01 ID:16DMxWIT
>>758
ヒント:「それは私のおいなりさんだ」
760名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 17:19:10 ID:6Z++Xi/G
温泉入浴中出会う二人。
突如外から響いた悲鳴に、グレソと脱衣籠を持ってイリーナ猛ダッシュ。
その剣幕にあきれながらも、ベルカナも何事か様子を見に行こうと湯を出る。
が、脱衣所に残っていたのはイリーナの服が入った篭だった!
半裸で戦いに出て行けるくせにしっかり脱衣籠を持っていってしまったイリーナを呪いつつ
間違いに気づいて戻ってこないかと祈る。が、その気配もなく
自分から探しに行こうにも、タオル巻いただけの格好で人前に、なんて無理無理。
しぶしぶイリーナの服を着る。が、
「ひ、他人の下着なんて付けられませんわ!」


ぱんつはいてな(ry    イリーナの服ミニスカなのに。
761名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 18:08:52 ID:0ZYIHDPO
のーぱんでスパッツか・・・それもチャレンジャーだなw
762名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 18:39:55 ID:siwiB4hI
いくらミゴリ神官だからといって、職場の後輩というだけで復讐の代行をするものでしょうか?
しかも付き合いも短いのに。
というわけで、「ミゴリ様がみてる」というネタを思いついた。
思いついただけでSS化はできないが。
763名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 18:47:35 ID:KDNkfkdi
へっぽことぺらぺら共同戦線。
作戦上イリーナをベルカナに、ベルカナをイリーナに偽装する必要。
で、服を交換する二人に
ヒース「下着も交換しないとシルエットが変わるンジャナイカナー」
主にイリーナにベルカナのフリル下着を着せたい女性陣の後押しでなかば強引に決定。
764名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 18:59:47 ID:h4j2i9vX

 最終的な結果 → ノリーナ

765名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 19:28:34 ID:+wSRJWlk
>>758
いや、それはない。
そういう特殊な趣味もアリではないかなーとは思わなくもないが…
766名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 23:47:44 ID:iizgvq30
>>762 重度のお節介というか…殺しの依頼料貰わないだけ、アサシンや必殺仕事人より、でろでろに甘いというか…。
ミステリーの真犯人向けではあるよな。
「私が邪魔だ。いなくらればいいと思った人達が次々と死んでいく。でも信じて、私は殺してないの!」
的な。
767名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 00:52:35 ID:Rmsoe+TU
>>766
お前が邪魔なのか?と、思った。
>私が邪魔だ。
768名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 01:10:04 ID:VCfyyvZd
そこをエロ妄想ですよ。
二人はスールな関係で、ベッドの上でDVによる全身の傷痕や痣を見て、愛しいプティスールを護るためにお姉様は凶行に及んだ、と。
769名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 04:12:30 ID:u4+m00Lt
どっちかてぇとストーカーだよなミゴリ
770名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 16:04:59 ID:14laQEY+
>767
「私が『邪魔だ。いなくなれば(ry』と思った人たちが(ry」
ということかと。
771名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 16:58:59 ID:Rmsoe+TU
>>770
いや、さすがにカキコする前に判っちゃいるんだがw
ぱっと見、ね。
772名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 20:54:27 ID:KErhKOVW
下着交換ネタ、途中まで書いてみたがやっぱ納得いかねーや。
しかもこれをどうえちぃシチュにしたもんかという疑問も残る。
いつもと違う下着、他人の下着ってことで羞恥プレイにでもなるんだろーが……ダメだ、俺には荷が重すぎた。
このままサボテンにでもつっこんでリタイヤするわ。
773名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 22:33:17 ID:78QFEqGm
志しはわかったから、やめときなされ。
エロのないパロSSばかりが出来上がってく今日この頃。
774名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 23:36:48 ID:XEIGXHOW
未使用じゃ駄目か?
それぞれ、恋人からの内緒のプレゼントということで
同じ店に上着から下着まで一式注文したら、事故で入れ替わって届いてしまう。
注文した方は用事が出来て受け取りに関わらなかったので
イリーナ(ベルカナ)は恋人の趣味が変わったのかと疑問に思いつつ
いそいそと服を着て夜を待ってから恋人を出迎える。
相手の反応と説明でようやく違う服が届いていた事実を知るものの、
イリーナ(ベルカナ)の新鮮な姿によって大いに夜は盛り上がり、
返品と抗議はうやむやになったのだった。というのは。
775名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 01:56:12 ID:QP2IeKMn
頭イイ!
が、どっちみちへっぽことぺらぺら二つ分書かないといけないんだよな。
職人諸氏ガンバってw
776名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 02:10:10 ID:doD+u0Qo
ようするにベルカナフリフリ下着で猛女を着飾らせて複雑な羞恥に染めさせたいのである(はず)だから新品でもありだなや。

洋服店取り違えは楽しそーだね
777名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 08:46:12 ID:x4XberIs
ベルカナの下着がサラシになる事に意味は無いので、
ベルカナの下着は変えんでも大丈夫、
服のみなら組み立ては難しくなかろう。
(ギルドの作戦でファリス神殿進入とか)

イリーナは下着こそが重要だが、
それがベルカナの使用済み下着である意味は無いので
同じデザインの下着を、命を救った下着屋からプレゼントされて
それを着て盛り上がるというテもある。

両方ともありがちなネタになりそうなのは否めないが…
778名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 09:21:12 ID:doD+u0Qo
ベルカナ「スパッツがあるとはいえ、スカートが短すぎます。」
クレスポ「めくりがいがあるっス」
ブック「『英雄譚ファリスの猛女』にでてきた服とそっくりです」(クイクイ)
マロウ「ファリス様の神官服だべか?」
ブック「この本によるとかなり後になるまでスパッツはなかったようです。」
クレスポ「ないほうがいいっス!」
ごすっ。
779名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 19:14:11 ID:MsdFxeN6
ベルカナがイリーナのを着たら動けなくなるんじゃないか?
必要筋力25
780名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 19:40:22 ID:x4XberIs
鎧まで着てどうする
萌えも吹っ飛ぶわw
781名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 22:05:23 ID:99Y6ctFU
普段着ももちろん必要筋力25でsうわなにすrくぁswでfrgthyこんぼうp;@:
782名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 22:27:13 ID:TzBS9EwF
>>781
鎖でも服に編みこんでるのかw
783名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 22:50:11 ID:OD8nWbL/
な、おまいら、どんなキャラが萌えで、どんなカッコしてるのが萌えでつか?
784名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 23:06:55 ID:doD+u0Qo
イリーナにベルカナの高級フリフリ下着が萌える。

すっぱの恥じらいが皆無でもフリフリには恥じらいがでるだろう。熊娘であっt(ごすっ
785名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 23:52:11 ID:MsdFxeN6
下着も必要筋力25
786名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 00:36:31 ID:Cy7BpwMK
>>784 プレゼントされたフリフリ下着に恥じらう猛娘。
うむ、イイ。
どっちみちラブラブ空間は長く持続しそうにないが。
787名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 00:49:43 ID:ImzAXs57
>>786
「脱がしにくい」
その事実に気付くのは5分後であった。
788名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 01:05:53 ID:JLATR+OK
まいど。ネタが投げっぱなしジャーマンみたいなので、うまく仕上げられたかは微妙だけど書いてみた。
まぁいつものヒーイリのノリだがカンベンしてくれ。

★ ★ ★

「だれかいませんか?」
 まだ20台半ばほどの女ナナシーはちりりん、と使用人ベルを鳴らした。
 その音にすぐに反応してノックの音。入りなさい、というと1人の執事然とした老齢の男が入ってきた。
「セバスチャン。すぐにこの方たちを探し出してください」
「はっ、仰せの通りに」
 ナナシーが差し出した紙には、4人の少女の似顔絵が描かれていた。セバスチャンと呼ばれたいかにも執事な男はそれを恭しく受け取り目を通す。
 それぞれの似顔絵はグループ分けされていて、『イリーナ、マウナ。オーファン』『ベルカナ、シャイアラ。ロマール』とだけ簡潔に書かれていた。
 その似顔絵は実に特徴を捉えていて、まるで指名手配書のようにも見えた。
「可及的速やかに、ですよ。何せこの方たちは……」
 ナナシーは、オランでも未だ高級品であるガラスのはまった窓から、沈む夕日を眺めて、彼女の自信作を光にかざすように掲げた。
「わたくしの命の恩人なのですから」


 ナナシー・パンティーノはオラン屈指の豪商の1人である。
 扱っているのは、まぁその名前から察するとおり、女性専用の下着である。
 なんでもいつぞやの時代か曖昧なほどの大昔、彼女の先祖が現在の女性用下着の原型をデザインしたということで、下着の名の由来になったという由緒正しい(?)家系である。
 当初はその功績をたたえるために名づけられたのだが、今となっては少々、というかかなり恥ずかしい。
 だが、逆にそのストレートさがウケたのか、ナナシーの(正確には先祖代々続く)パンティーノ商会は女性専門下着だけしか取り扱っていないが、巨万の富を築くことに成功していた。
「かしこまりました。ですがお嬢様……あれほど、旅路は危険だと申されましたのに。以後、このじいを心配させることだけは決して……」
「わかっています。ですけど、わたくしのデザインした下着をはるか西部諸国まで売り込みに行くんですよ。本人が出向いたほうが……」
「それでも、です。道中、二度も賊に襲われたと聞かされたときは、寿命が縮む思いでしたぞ」
 およよ、と大げさに涙しながら悲壮感を漂わせるセバスチャン。だが、これはいつもの手なのでナナシーは、またかとため息をつくだけだった。
 だが、道中二度賊に襲われたのは事実であるし、命の縮む思いもした。
 しかし幸運にも、その危機を救ってくれた冒険者たちが2組いた。
 1組は、遥かタイデルまで向かう道中、オーファンで野盗に襲われたとき。近道を移動中、不意を撃たれ護衛たちが毒矢で動きを封じられてしまったが、あわやというところで巨大な剣を操る少女引き入る5人組の冒険者が嵐のように賊を蹴散らしてくれた。
 どうやらどこかの村へ向かう途中、たまたまその近道を冒険者たちも選んだようだった。
 その幸運を感謝し、とりあえずは手持ちのお金で謝礼を支払った。
 もう1組は、タイデルで無事商売を終え、帰り道のロマールで野盗に襲われたとき。さすがロマールの野盗だけあって、金を持っている馬車を鋭く選び抜いて襲ってきたようだった。
 人数自体はそう多くなかったが、馬車を落とし穴にハメられ、護衛たちもまんまと魔法で動きを封じられてしまった。今度こそダメだ、と思ったとき、まるで襲われていることを知っているかのようなタイミングで5人の冒険者たちが飛び出してきた。
 チョコレート色の少女の指揮のもと、まさに電光石火という言葉がふさわしいほどの早業で、魔法で、ネットで、鞭で、とにかく電撃的に賊たちを捕らえてしまった。
 再びその幸運を感謝し、再び彼らに手持ちのお金で謝礼を支払った。
 ちなみに、後者の冒険者たちが実は、最近無許可の強盗行為を行っているよそ者を捕縛するために派遣されてきた盗賊ギルドのメンバーで、ハナから賊をおびき出すためのオトリにひそかに使われていたという事実をナナシーは知る由も無い。
789名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 01:06:29 ID:JLATR+OK
「もう、お説教は散々聞きましたから。とにかくその方たちを探して、これを贈ってきてちょうだい」
 そんなナナシーがなぜ彼ら冒険者を、それも女性メンバーだけを探しているかというと、ここまでくると察しはつくと思う。
 感謝の気持ちを伝えるため、自分がデザインした下着をプレゼントしようというわけである。それがデザイナーとしての最大限の感謝の印だと思っている。
 彼女たちの名前は、戦闘中仲間が呼んでいたのでたぶん間違いないだろう。できればその人の個性に合った下着を作ってあげたかったが、あいにくかかわった機関が短すぎて、戦い方から推測するしかなかった。
(マウナさんとシャイアラさん。両方とも精霊使いで、どちらもエルフだったはず)
 ちなみに、マウナは正確にはハーフだが、まぁそれは些細な問題のようである。
 エルフらしさを表現した、レースで草花をあしらったものをデザインしてみた。
(イリーナさんは戦士、ベルカナさんは魔術師。イリーナさんは神官みたいだったし、ベルカナさんはお嬢様っぽかったかしら)
 あくまで推測だったが、実に的を得ている。それらを踏まえて、それぞれの魅力を引き立たせるようにデザインしたつもりだ。
 どちらも自信作である。
「気に入っていただけるといいけれど」
 ナナシーは完成した自信作を綺麗に包装し、メッセージカードに「あのときのお礼です」などと簡潔なメッセージだけを添えて、執事に手渡した。


 パンティーノ商会の荷馬車は、今度は順調な旅路をたどった。優秀な護衛を雇いなおしたのと、各地のギルドに顔の利くセバスチャン(お約束)をつれ、まずはロマールについた。
 元盗賊のセバスチャンがギルドに顔をつなぎ、事情を話し裏が取れたら、すぐに彼女ら――ぺらぺらーずの女性陣に例のブツを渡すことができた。
 ただ、老齢のセバスチャンが犯したミスがひとつあった。道中、馬車のゆれで剥がれ落ちてしまったメッセージカードを再び接着する際、ベルカナのそれとイリーナのそれを張り間違えたこと。
 不幸なことに、来たときと包みの色が変わっていることに気づいたものは誰もいなかった。 
 ロマールでの任を終えた荷馬車は、ごとごとと次の目的地、オーファンへと向かっていった。
790名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 01:07:28 ID:JLATR+OK
 side ヒーイリ

「すっごいよねぇ、あの時助けた行商人、実はオランの豪商だったんだね」
「ええ、びっくりです!」
 イリーナとマウナが、久しぶりに2人だけで青い小鳩亭でお茶していると、1人の老人が尋ねてきた。
 どうやら自分たちを探しているようである。
 今オーファンの冒険者で売り出し中ということですぐに見つかった、などと軽い世間話を挟み、手渡されたものが例のものだった。
「しかもお礼にプレゼントよ。あのときだってお礼金もらったのに、さすがお金持ちはやることがでかいわ」
 売り出し中でも貧乏人根性の変わることの無いマウナは、タダで下着をもらえたことにるんるん気分だ。
 もしあのとき助けたのが男で、女性下着をお返しにくれても同じように喜んでいるようなテンションだ。
「さらにすごいのが彼女がオランで有名なナナシーさんだったとはねー。驚きよね〜」
 もっとも、ただの下着ではなく、超有名ブランドともいえるナナシーのデザインだからということもあるだろう。
 反面、イリーナはお礼の気持ち自体に喜んでいるようだが、デザイナーの有名さにはピンときていないようである。
「そんなに有名な人だったんですか?」
「もー、相変わらずイリーナは無頓着ねぇ。ナナシーさんっていったら、そりゃあオランで右に出るものはいないってくらいのデザイナーよ。…下着専門だけど」
「へぇー……そうなんですかぁ……」
 やっぱりあんまりピンとこない様子で、手にした先ほどプレゼントされた包みを見る。
「あんまり色気の無い下着ばっかり着てるからよ。たまには違うのはいてみたら? ヒースも喜ぶかもよ?」
 うししって感じで、顔を覗き込むように肩を抱くマウナ。
「…っ! ま、マウナー!」
「あはははは! まぁアンタたちはそんなことしなくていいか、あっつあつだもんね〜」
「そ、そっ!」
「照れなくていいって、あははは〜。それじゃああたし、休憩終わりだからまたね〜」
 散々イリーナをからかって、マウナは厨房の奥に逃げ帰る。
 休憩室に包みを置いて、エプロンをしめなおす。
「うふふ……これで○○○(ぴー)に迫ってみようかな」
 ○にはエキューでもクラウスでも好きな名前を入れてお楽しみください。
 マウナの相手になどそれほど興味は(ry(全国のマウナーのみなさん、ごめんなさい)


 で、夜。イリーナの私室。
「はぁー……無頓着かぁ」
 昼間、マウナに言われたことを思い出す。
 思えば、自分は下着に限らずファッションにはつくづく無頓着である。
 いつもファリスの神官服だし、せいぜいがケープを羽織るとか、スカートの色を変えるとかその程度しかしていない。
 下着にしても同じだ。無地の白い木綿パンツ。それか、ちょっとワインポイント程度にリボンがついたヤツ。
 ブラジャーなんかサイズがないから、さらしを巻いているだけだ。町にいるときはノーブラなこともあるくらいである。
「色気ない……よね」
 改めて下着姿の自分を見下ろす。
 さらしを巻いたぺた胸。まるで3枚数ガメルで売ってるような白パン@無地。
 イリーナらしいといえばらしいのだが、やっぱり色気もへったくれもない。
「ヒース兄さんは特になにもいわないけど……」
 だからこそ、いつもと違ったものをつけていたらどうなるだろう。
 ふと、そんな考えがよぎる。現在、それを確かめるのに都合よく、もらったばかりの下着がある。まだ未開封だが、きっとオシャレなデザインの下着が入っているに違いない。
「……よし」
 イリーナは覚悟を決めると、いさんで包みを開封しにかかった。
791名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 01:09:22 ID:JLATR+OK

「よし、イリーナ。脱がすぞ」
「は、はい……」
 で。ヒースもやってきて、いよいよお楽しみの時間である。
 いつもの通り、世間話をして、キスを交わして、ベッドイン。
 今日は珍しく、ヒース師匠の変態チックな要求もなく、きわめて普通に愛撫が始まり、その手がイリーナのスカートのホックにかかる。
 すとん、とスカートが腰から抜け落ちる。
「……ん?」
 と、そこでヒースの手が止まった。
「……ぁ」
 そんなヒースの反応に、思わず視線をそむけ、頬を染めてもじもじするイリーナ。
「イリーナ、これ」
「あ、あの……その……ちょ、ちょっといつもと違った気分と思って……」
 いつも見られているとはいえ、それがちょっと違った衣装というだけですごく気恥ずかしくなってくる。
「え、えと……以前助けた行商人の方が実は……」
 照れ隠しなのか、この下着を入手するに当たったいきさつをぺらぺらとしゃべるものの、どうしてもヒースと視線があわせられないイリーナ。
 ヒースはしばらく言葉を失っていたが、何かを衝動に駆られたようにイリーナの上着を引っぺがす。
「きゃ」
「おお!」
 そこにはやはり、いつもの無愛想なさらしの姿は無く、パンツとおそろいになった小ぶりの胸を包み隠すブラジャーが当てられていた。
 素材は上下ともに上質なシルク。色自体はいつもの下着と同じ白だったが、例えるならいつものパンツが路地裏の白猫。そして今イリーナが見につけているパンツが、貴婦人の膝でなでられている血統書つきの白猫といったところか。
 縁にはふんだんにフリルがあしらわれていて、ものすごく高級なイメージを漂わせている。
 パンツのフロントとブラの中止にあしらわれたそろいのリボンは、淡いピンクで模様が刺繍された、やはりフリルつきのかわいらしいものだ。
 ブラは小さな胸を優しく包み込み、背中の紐を結んで止めるタイプ。パンツもふんわりと下半身を覆っていて、実に履き心地がいい。

(ベルカナさんはお嬢様っぽかったから……派手すぎない豪華さ。セクシーというよりも可憐に、レースよりもフリル、色は清楚な白とワンポイントにピンクを少し)

 ナナシーがイメージしたのはそれだった。
思惑がハズレ、着用者はイリーナになってしまったものの、普段からは想像のできないその姿は、ある意味アタリだった。
「あ、あのヒース兄さん……そ、そんなにじっと見ないでください……」
 感嘆の声を上げたきり視線をはずそうとしないヒースに、イリーナは下着姿を隠すように身を縮める。
 まだ脱がせただけだというのに、耳まで真っ赤になって恥らっている。
「……いい」
「え?」
「マーベラス!!」
「ま、まーべらすっ!?」
 そんなイリーナの初々しい反応と、フリフリ下着姿に大いに感動するヒース。
 ここのところ、開発……もとい、愛し合い続けた結果、なかなかのエロ神官が出来上がったものの、反面当初のような恥じらいが薄れてきていた。
 そこへきて、この反応とこの格好である。ヒース師匠、エネルギー再充填120%である。
「実にいい! その貧乏くさい体にミスマッチな豪奢な下着! 普段の粗暴さからは想像もつかないフリフリさ加減!」
「そ、それってほめてるんですか、もう!?」
 包みを開けてから、こんな豪華なのが自分に似合うのかな、と戸惑ってしまっただけあって、図星をつかれているようでつい反論してしまうイリーナ。
 だが、ヒースは聞いていない。
「そしてなにより! このブラジャーなんてはじめてつけましたって感じがモロバレなへたくそ結びの紐!!」
 びしぃ、とヒースが指したブラジャーの止め紐は、見事な硬結び。
「だ、だってこういうの本当に初めてなんですもん……」
 さらに頬を染めていじいじと呟くイリーナ。
「だがそれがいい」
 けどやっぱり、ヒース的にはツボらしい。イリーナを後ろから抱きしめ、首筋に唇を這わす。
「ひゃ……」
「いりーなサン、ちょっと俺さま、燃えちゃったぞ?」
 首筋に這わせた唇から舌を差し出し、つつつ、と耳まで舐め上げる。
「ひぁ……ちょ、ひ、ヒースにいさっ……」
 全身を駆け抜けるぞくぞくとした快感。
 さらにヒースの手が、フリフリブラの上からイリーナの平らな胸をまさぐる。
「ふぁ!」
「なんだイリーナ、もう乳首硬くなってるぞ?」
 ニヤリと毎度の笑みを浮かべ、ブラジャー越しにコリコリとその突起を転がす。手触りのいい素材とその下の突起のコリコリ感が、指の腹から伝わってくる。

792名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 01:10:22 ID:JLATR+OK
「ふっ……ふあっ……んっ、んっ、……くあっ!」
 ブラジャー越しのもどかしい快感に、喘ぎ声を押し殺すイリーナ。次第に下半身もじわじわと熱くなってきて、自然と腰がもじもじと動き始める。
「さらしだとこういうことはできなかったからなぁ」
 そういいながら執拗に乳首には直に触ろうとせず、ブラ越しの愛撫を続けるヒース。
 その微弱な刺激に、ぴくんぴくんと小さく体を震わせ、イリーナは悶え続ける。
「なんか、まるで高級人形みたいだな、イリーナ」
「ひ、ヒース兄さん……も、もどかしいです……切ないです……っ」
 耳元でそうささやいたヒースを潤んだ瞳で見あげるイリーナ。
「こら、人形はそんなエロい顔しないぞ。このままじっとしてたらご褒美やるよ」
 またなにかよからぬことを思いついたようなヒースの笑み。
 こうなったらどうあがいても好きにされてしまう。それを悟ったイリーナは、黙ってそれを受け入れ、もどかしさに甘んじる。
「ふっふっふ……しっかし、やっぱりお人形さんにブラジャーは早すぎたかなぁ。こんなにぺったんこなのになぁ」
 ヒースはぷにゅぷにゅと、あるかないかといわれたら、かろうじてあると呼べるだろう胸のふくらみを寄せて寄せて寄せまくって揉みしだく。
 いつもはそれこそ上側から手を覆ってもんでいるのだが、今日はわざと側面から無理やり揉んでいる。こちらのほうがより胸の無さを強調できた。
「いつかこのブラジャーがもっと活躍する日がくるといいんだがなぁ」
 耳元でささやきながら執拗に呟く。
 そんな言葉をささやかれるたびに、イリーナは羞恥で真っ赤になっていく。
 そう、今日のヒース師匠のプレイ内容は、ザ・言葉攻めである。
「ま、乳首だけはいっちょまえだよな。こんなにコリコリになって、ブラジャーで擦れるだけで感じるんじゃないか?」
「……ふああっ!!」
 きゅうう、と少し強めにつまんでやると、たまらずイリーナから嬌声が漏れ出す。
「ほれ、じっとしとけっていったろ? ん〜?」
「ふっ……んんっ……くふっ!」
 コリコリコリ、きゅううう、と連続的に乳首をいじめるヒース。そのたびにイリーナは身悶えし、嬌声を上げる。
 だが、どうにか動きを最小限に、声を出さないようにと、目を硬く瞑ってそれに耐えている。
 ヒースはイリーナを愛撫しながら、片方の乳首から手を放し下へと移動させる。

 にちゅ……。

「んー……? はっはっは、お人形さん、まだ下には触っても無いのに大洪水みたいだぞ?」
 ヒースの手がフリフリパンツの股の部分で止まった。
 まだ本格的には触っていないというのに、そこには大きなシミが出来上がっていた。指で軽く押すと、水音がしてじんわりと愛液の生暖かさが指先に伝わってくる。
「エロいなー、お人形さん。もうこんなに濡らしてるなんてな」
 ささやくたびに耳に息がふきかけられ、そして羞恥を煽る言葉に、イリーナは顔だけでなく身体全体を真っ赤に染めて打ち震える。
「せっかくプレゼントしてくれた素敵な下着なのに、一回履いただけでもうこんな大きなシミ作って。ほんとエロいなー」
「ふ……ふぅぅ……」
 唇をかみ締めてヒースを見上げる。相変わらず意地の悪い笑みを浮かべているが、その笑みはイヤではなかった。
 むしろ、言われれば言われるたびに、身体の奥が熱くなってくる。愛撫されているだけではなく、股の奥から愛液が溢れてくる。
 
 くちゅ、にちゅり、くちゅ、くちゃ、にちゃあ……

「また濡れてきた。これは中が気になるな」
 水音が増したのに満足な笑みを浮かべると、ヒースはフリフリパンツに指を引っ掛け、くいっと引っ張った。
 その瞬間、パンツの中にこもっていたイリーナの雌の臭いがむわっと漂ってきた。
「おー……すっげー臭いだな」
(〜〜〜っ!!)
 羞恥で死にそうになる。だが、同時に言い知れぬ快感が全身を駆け巡り、さらなる愛液を分泌させる。
「お人形さん、毛はやっぱり薄いんだな。これ以上はえてこないのかもな」
 パンツの中に無遠慮に手を突っ込んだヒースは、イリーナの薄い陰毛をしょりしょりと撫で回す。
「なんだ、もう毛まで愛液まみれだな」
「……ぁううう……はぁぁっ……」
 イリーナからあふれ出した愛液は、割れ目周辺だけでなく、すでに陰毛までぐっしょりと濡らしていた。
 パンツのシミは前面にまで広がり、製作者に申し訳が立たなくなりそうなくらいだ。
793名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 01:11:59 ID:JLATR+OK
 次第に陰毛をいじっていたヒースの手が割れ目に、そしてクリトリスをつまみ上げた。
「〜〜〜〜〜っっ!!」
 その瞬間、イリーナは越えなき悲鳴をあげてビクビクと仰け反った。
 そして、

 しゅるるるるるるっ!!!

「ふあ!?」
 布越しのくぐもった流水音。下半身に妙に暖かい感覚が広がっていき、全身から力が抜ける。
「おっと……おもらししたか。せっかくのパンツが尿まみれ、だな」
 トドメとばかりにささやくヒース。
「……っく……ひっく……ヒース兄さん、ひどいで……えうっ」
 パンツに、そしてシーツに広がっていく黄金水の水溜り。その中心に佇み、イリーナがついにすすり泣き始めた。
「はぁ……悪かったよイリーナ。かわいすぎてついな」
 ヒースはイリーナの性感帯から手を離すと、態度を改めると後ろから優しくイリーナを抱く。
 さらさらと髪の毛を梳きながらイリーナが落ち着くのを待つ。
「………かわいかった……ですか?」
「ああ」
「いつもより、ですか?」
「ああ」
「……やっぱり、色気のある下着のほうがいい……ですよね?」
 ぐすり、と涙と鼻をすすり、イリーナが呟く。
「アホ。まぁそれもないとは言い切れないが、下着よりもイリーナのほうがかわいかったぞ?」
 心の中で、なれない下着に恥らうところが、と付け加えておくが、まぁ概ね事実だった。
「俺はイリーナだからこうしてるんだ。ま、陳腐なセリフだが……お前が好きだし、まぁ、そのなんだ」
 なかなか泣き止まないイリーナに、つい本心を口に出してしまい、頭をボリボリとかくヒース。
 そんなヒースの照れ隠しに、ようやくイリーナがくすりと微笑をこぼした。
「……じゃあ」
「ん?」
「じゃあ、ご褒美、ください……。じっと我慢したんですから、ヒース兄さんのキモチイイの、わ、わたしのココにください……」
 そ、と愛液とおしっこで濡れた、割れ目の浮き上がったパンツに手を置くイリーナ。
「わたしだって、ヒース兄さんが好きだからこんなおねだりできるんですよ……?」
 ぽ、と頬を染めて上目遣いで呟くイリーナ。
「……」
「ひ、ヒース兄さん……?」
「マーベラス!!」
「ま、またですかーっ!?」
 ヒースの目がカッと見開かれる。
「それではイリーナさん、お待ちカネのものをあげようじゃないか!」
「け、結局そんなノリなんですかーっ」
 がばーっとイリーナを押し倒し、ヒースジュニアをセットアップする。
「ちょ、ちょっと! ヒース兄さん、ベッドは……! そ、その……おしっこでつめた……」
 押し倒された瞬間、背中に妙な冷たさが広がる。さっきもらして濡れた部分があたっているらしい。
「問題なし!」
「あ、ありますよーっ! せっかくの下着が汚れちゃいま」
「あとで風呂はいって洗濯するからよし! それに中で出せばそれで汚れる心配もなし!」
「そ、そんなーっ!」
 ヒースはイリーナのパンツに手をかけ、一気にずりさげようとしてそれをとどめた。
「……ど、どうしたんですか…?」
 仕方なく覚悟を決めたイリーナは、そんなヒースの行動に上体を起こしてたずねる。
「……うん。せっかくだ、このまましよう」
「え、こ、このままって……」
 ヒースはイリーナのパンツを横にずらすと、脱がせることなくトロトロにスタンバイされたイリーナの秘所をあらわにさせた。
「こうするんだよ……うりゃ」
「ひあああっ!?」
 そしてそのままヒースジュニアを挿入。トロトロの愛液に包まれ、灼熱するイリーナの胎内へと無遠慮に突き進むヒースジュニア。
「そ、そんないきなりふかっ………あああっ、あっ、ああっ、ふにゃあああああっ!!」
 容赦なくずんずんと突き進み、一番奥まで到達し子宮口をノックした瞬間、イリーナが身体を仰け反らせて絶叫した。
794名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 01:12:43 ID:JLATR+OK
瞬間、強烈に収縮する膣内。
「おお……なんだ、もうイったのかイリーナ?」
 ぐりぐりと膣内でジュニアさんをこねくり回しながら尋ねるヒース。
「ひぁっ……ひくっ……だ、だって……あ、んなに…我慢して……はっ……たんですからっ……ふぅっ!」
 びくびくと小刻みに身体を痙攣させながら、息も絶え絶えにうめくイリーナ。
「そーかそーか。だけど、まだ休ませないぞ?」
「ひっ……そ、そんなヒース兄さん、まだイったば……ひゃああっ!!」
 ヒースはイリーナの静止も聞かず、その腰を掴むとずんずんとピストンを開始した。

 ずっちゅ、ぐっちゅっ、ぐちゃっ、ずちゅあっ、びちゅぁっ!!

「ふあ! はんっ、くふぁっ、ひっ、あっ、ああんっ、んんんーっ!!」
 イったばかりの身体にさらに快楽が津波のように押し寄せ、イリーナはシーツを掴んで、よだれと涙を垂らしながらベッドの上で跳ね回る。
「すごい締まるぞ、イリーナ……それになんかパンツはいたままっていうのも新鮮でいいな」
 ずんずんと腰を動かし、いやらしい音を響かせながら動くヒース。さらに、パンツ越しに包皮から顔を出しているだろうクリトリスをぐにぐにと軽く押しつぶす。
「ふああああっ!! だ、だめでふっ、く、くりとりすはダメでふぅぅっ!! ひああっ!!」
 再び、きゅうと激しく締め付けられる膣内。
「うっは……イリーナ、いつもよりすご……はぁはぁ」
「わ、わたしも……っ、き、気持ちよすぎて、へ、変になっちゃいそうですぅ……っ!!」
 大きめにピストンしていたヒースの動きが、だんだんと小さく、早くなっていく。
 ぱんぱんという腰と腰がぶつかる音がだんだん大きくなっていき、部屋中に響き渡る。
「ひああっ、ああんっ、も、もっと……ゆっくりぃぃ……ぃいっ!!」
 イリーナが喉の奥から搾り出すように喘ぎながら懇願する。
「わ、わり、もう止められね……」
「ふああ……そ、そんなに突かれたら、ま、また、あああっ!!」
 イリーナの声からも限界が近いことがわかった。
 ヒースは両手でイリーナの腰をがっちりと掴むと、猛然とラストスパートをかけた。

 ずちゅずちゅずちゅ、ぐちゅちゅぶぐちゅずちゃっ、じゅぶじゅぶじゅぶじゅずちゅっ!!

「ふああぁあっ!! だ、ダメです、もうだめですっ!!」
「はぁはぁっ」
「お、おかしくなっちゃい、まふううっ!!  と、とんじゃいますうっ!!」
「イリーナっ、もう出すぞっ」
「ひゃああああんっ!! きゃあああああんっ!!」
 ヒースが力強く腰を押し出した瞬間、いっそう甲高いイリーナの悲鳴があがり、二度目の強烈な収縮。
 びゅるびゅるとイリーナの膣内で精がはじけ、そこを満たしてごぷりと逆流してくる。
「ふぁぁぁ……はふぅぅぅ〜〜〜………」
795名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 01:13:43 ID:JLATR+OK


 事が済んで、
「も、もう!! お風呂に入って洗濯すればいいって、よく考えたら今何時だと思ってるんですか!」
 ギャピー、とイリーナの怒声が響き渡る。
「ん、んー……よくはわらかんが、まぁ日はまたいでるだろうなぁ……がべぶぼらっ!」
 引きつった笑みを浮かべて答えたヒースの顔面に鉄拳が炸裂する。
「そんな時間に公衆浴場があいてるわけないじゃないですかーっ!」
 そう。さすがにそんな時間では、公衆浴場はあいていない。雨漏りファリス神殿には、常時湯を溜めておく設備などあるはずもない。
 要するに、汚れた下着やシーツは洗濯できたとしても、からだまでは完全に綺麗にできないのである。
「ヒース兄さん……」
「お、落ち着いてください、いりーなサン?」
「汝はやっぱり邪悪ですーっ!!」
 どごおおおん!! ばきばき! ごろごろごろっ!
「ぎゃぼー!」
 イリーナにぶっ飛ばされ、鎧戸を破壊して表に転がるヒース。
 さらに、どこからか取り出したのか、冷たい冷水をぶっ掛けるイリーナ。
「つめてぇぇぇぇ!!」
「成敗です! それと、表でティンダーで火をおこしてお湯を沸かしたら、あったかいタオルでわたしの身体を拭いてください!」
「い、イリー……」
「わかりましたか!?」
「わかりました、いりーなサマ」
 正義は勝つ。

 ちなみに、
「………やっぱりこの下着は、勝負下着っていうことにしてとっておこう」
 むしろ勝負の回数が多すぎて、後日新しいオシャレな下着を見繕いにマウナとでかけたとか、でかけてないとか。

 side クレベルに続く。

★ ★ ★

とりあえず、今のところヒーイリだけ完成させた。
こんな感じでよかったんだろうか・・・・・・。
このあとクレベルも書くつもりだけど、ひょっとしたらちょっと時間あくかもしれんがカンベンしてちょ。
796名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 02:28:48 ID:wJiSo2ei
マウナの相手に吹いた。
797名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 03:29:46 ID:Cy7BpwMK
>>788-795
GJGJ!!! マーベラスっ!!(←意味わからずに叫んでみる)

>>路地裏の白猫と貴婦人の膝の上の血統書つき白猫
素敵だ、この表現。
名前はアレだがイイ人だ、ナナシー・パンティーノさん。
ラブラブかつ、言葉責めヒースと泣いちゃうイリーナが、むっちゃいい。かわええ。

…終り方で、お風呂湯浴みでフキフキ、第二ラウンド期待しちゃったヨ。
(そろそろヒーイリ萌え廃人になれそうだ)
798名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 06:38:47 ID:f62z74/i
まーべらす、まーべらすたー(比較級)まーべらすてすと(最上級)!


エロ芸術神ヴェラーナー様、感謝いたします。
799名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 13:42:27 ID:W1i/xvow
謝れ! 全国のマウナーと俺様に謝れ!!
でもGJw クレベル期待してる。
800名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 21:09:18 ID:Cy7BpwMK
ふと、>>789のマウナがエルフと思われてるあたり…
ブラのサイズ合わないんじゃないかナー?とオモタ。
マウナはないんぺたんなエルフ用下着は、シャイアラ以上にきついハズ。
801名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 21:27:11 ID:f62z74/i
エルフと勘違いしていても、超一流下着デザイナー(勝手にデザインして贈るの大好き)の見立ては完璧だろう。

ノリーナやエキューナがいなくてよかったね(笑)

さて、超一流下着デザイナーによって
イリーナ胸=ベルカナ胸=0
が実証されたわけだg………
802名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 23:11:02 ID:MITboniH
しかしイリーナのブ厚い鉄板のような大胸筋は、
年端も逝かぬ少女を「ファリスの猛女」と恐れさせるまでに至った。

対してベルカナの草木も生えぬ荒野の如し大平原は、
貧乳萌えの変態を呼び寄せる誘蛾灯の働きしかせん。
803名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 00:05:10 ID:lr+RfFKJ
ナイナイと言われても、少しくらいあっていいよな。
12児並というベルカナは、デルとどっちが大きいのだろうか?
804名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 00:29:38 ID:B12X6gCj
胸の大きさがすべてじゃないと早く気付けクレスポ
805名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 00:29:54 ID:Fqjq4Jmb
バカだなぁ。デルの方が大きいに決まってるじゃないか。
806名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 01:36:34 ID:lr+RfFKJ
ベルカナの方が大きいと主張する、ベルカナ萌えはいないのか?
807名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 02:15:53 ID:1wdGe/Lc
ベルカナ萌えなヤツは、ベルカナの方が小さいと萌えるんじゃないか?
808名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 02:25:11 ID:j/Ju6ii4
うん。
809名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 06:23:11 ID:HfYhnrRm
ああ
810名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 06:58:52 ID:eNrae/GI
ところで、このスレすでに460KBを超えているんだが、
次スレ立ては480KBを超えた人が責任を持つ
ということでいいのかな?
811名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 11:12:50 ID:2yfLfHWd
もうそんな容量か。
そういえばこのスレは容量溢れて移行ってのは今までなかったような。
812名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 00:28:53 ID:/yQSo7k/
460k越えなら、投下するにはちと足りんかな……?
クレベルできたんだが、まぁ眠たいし投下は明日にしようかな。
813名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 01:36:29 ID:MKyMNumC
40kあんのか!?
814名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 02:31:12 ID:U5LxFGQS
大作の予感
ワクテカして待つ
815名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 02:41:12 ID:wAsrcIKo
同じくクレベル期待
816名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 12:18:18 ID:PKA0Lx7S
ああすまん、眠くて計算ミスってただけだw
大学から帰ったら投下するお。
817名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 22:10:54 ID:/yQSo7k/
ただいま。てことでクレベル編投下。
ちょっとイリーナ用の下着が思いつかんあまり暴挙に走った。今は反省している。

★ ★ ★

 side クレベル


 一方、こちらはロマール。
 せっかくバーゼルから解放されたのに、久方ぶりにバーゼルに呼び出されたぺらぺら女性陣。
 不満タラタラで出向いて、セバスチャンと名乗る老紳士に、お嬢様からいつぞやの礼だと包みを渡されたのがついさっき。
「なんでも、オランの超有名デザイナーなんだって」
「ええ。知ってますわ。もっとも、下着のですけどね」
 などという会話をしながらシャイアラの宿に帰ってきたのがちょうど今。
 せっかくだから見せっこしようと、毎度毎度な突発的に思いついたことをのたまったシャイアラに付き合うため、ベルカナもそこに立ち寄っていた。
 さすが怠惰な生活が大好きなシャイアラの宿だけあって、ロマールの中でもかなり豪華な宿である。
 扉で仕切られた生活空間が2つ、窓にはガラスがはまっていて、高そうな照明、しかもお風呂までついていて頼めばお湯まで張ってくれるという。
「ささ、ベルカナはそっちで着替えてね」
 エルフにしては結構おしゃれさんなシャイアラは、るんたるんたと小躍りしそうな勢いでベルカナを隣室に押し込み、いそいそと着替えを始めた。
「………もう」
 ここまでほとんど強引にプッシュされてきたベルカナだったが、ついにあきらめて包みを開封しにかかる。
 メッセージカードを丁重にはずし、脇にどけておく。
「……なっ!? こ、これを私に着ろというんです……か?」
 やがて姿を現した一そろいの下着を見て、ベルカナは驚愕の声をあげた。
 上質ですばらしいデザインだということは、一目でわかった。今つけている下着もそれなりの店で特注したものだが、これはそれ以上に上質だろう。
 そして前述した通り、デザインもいい。いいのだが――。
「ベルカナー、着替えたー?」
「ま、まだですわ、もうしばらくお待ちくださいっ」
「そーおー?」
 隣室からシャイアラの声。どうやら声から察するに、なかなか気に入ったもののようではある。
 その声にせかされるように、ベルカナは下着と隣室の扉を交互に見つめ、
「……せ、せっかくの好意ですから、着ないというのも逆に失礼、ですわよね……」
 意を決して、それを身に着けていった。
 


 その夜。
 結局あのあと、シャイアラにムダに爆笑され、そのわりに「そういうのもイイ」とプッシュされ、結局1日この下着で過ごすことになってしまった。
 その下着をつけたまま街へ繰り出したのだが、別にパンツ一丁で出歩いているわけでもないのに、ものすごく恥ずかしい時間だった。
 しかもなぜか、シャイアラが唐突に公衆浴場へ行こう、などと言い出し、そのまま浴場へ拉致された。
 脱衣所で服を脱いだ瞬間、周りの客の視線を痛いほど浴びてしまった。同性とはいえ、そんなにじろじろ見られてはたまったものではない。
 見ると、シャイアラは腹を抱えて笑いを押し殺していた。どうやら、それが目当てだったらしい。
「……疲れましたわ」
 夜遅く帰ってきて、倒れるようにベッドに突っ伏したベルカナ。父に軽くしかられたが、どんな注意をされたかすら覚えていない。
「寝ましょう……」
 ふらふらとクローゼットへ向かい、ネグリジェを取り出す。いっそこのまま下着も着替えてしまおうか、とも思ったが、疲労のあまりそんな気力もおきなかった。
 いつもならきちんとクローゼットへしまいなおすのに、脱いだ服をそのままに、ネグリジェに着替えてベッドにもぐりこんだ。
 この分なら、ぐっすり眠れてしまいそうだ。
 布団をかぶると、猛烈な勢いで睡魔が襲ってきた。
 だが、あいにくと神様はそう簡単には寝かせてくれなかった。

 ギッ、ギッ、ギッ……

「……?」
 窓の外から、何かがきしむ音が聞こえてくる。
 これは…ロープだ。ロープを伝って、誰かが壁を登ってくる音だ。
818名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 22:15:20 ID:/yQSo7k/
(まさか賊? そんなバカな)
 父テイワズは、盗賊ギルドにきちんと保護料を払っている。賊が侵入するということはありえない。
 もしそれがあるとするなら、余所者の仕業か。
 しかしそれにしても、ロマールの上流の家に忍び込むとは、恐れの知らないヤツだ。
 ベルカナはチェストにかけてあったメイスを探り寄せる。
「……にししし」
 窓の外から、かちゃかちゃと鍵をいじくる音と、忍び笑いが聞こえた。
(………この声)
 聞き覚えのある声に、ベルカナはメイスの変わりに小さく口の中で呟き始める。
 カチン、と鍵の外れる音。窓が音も無く開き、夜風が流れ込んでくる。
「……闇を照らす光となれ。ライト!」
 賊が窓を越え、すっと室内に侵入した瞬間。ベルカナは唱えていた古代語を完成させた。
 瞬間、広い室内を魔法の光が照らす。
「まぶしっ!?」
「……なにしてますの、クレスポさん」
 急な閃光に目を焼かれ、七転八倒するバカが1人。
 それを冷ややかな目で見下ろすベルカナ。
「や、やぁベルカナ。奇遇ッスね」
「奇遇じゃありませんわ! いったい何のつもりなんです!? ……っ」
 大声で怒鳴り散らし、はっと気づいて声を潜めクレスポに歩み寄るベルカナ。
 こんな時間に大声で騒いでは、父か使用人がおきだしてきてしまうかもしれない。
 父にこんな現場を目撃されたら――
(クレスポさん、殺されるかもしれませんわね)
 娘にダダ甘でいまいち頼りなく見える父だが、ダダ甘ゆえに男が忍び込んだとあれば、結果は容易に想像がつく。
 一応、一流傭兵の父の剣によって一撃ズンバラリンである。相手がクレスポだから、一撃というのは比喩でもなんでもない。
「それでっ! なんの用なんです!? こんなこと、ギルドや父に知れたら……」
 ベルカナは声をひそめ、クレスポの耳をつまみ上げてささやいた。
「い、いててて! だ、大丈夫ッスよー、仲間の家なんスからギルドにも言い訳できるし……」
「そんな甘いものではないでしょう! 仮にも幹部なんですからもう少し……それに質問の答えになってません!」
 くどくどと説教をしつつ、問い詰めるベルカナ。
「い、いやー。それがッスねー。シャイアラさんが、今晩ベルカナの部屋に忍び込むといいことある、っていうもんで……」
 ぎりぎりと首元を締め上げられ、あっさりと白状するクレスポ。
「しゃ、シャイアラさんったら……! どいつもこいつも……うちが保護料払ってるの知らないんですの!?」
 ついブラックになりながら心の中であのエルフの意地の悪い笑顔を踏みつける。
 しかもシャイアラの口ぶりから、自分がたちがつまりナニでそういう関係だということがバレバレのようではないか。
 そしてシャイアラのいういいこと、とはつまり……。
(しまった……面倒くさくても着替えておけば……)
 後悔先にたたず。
「それに、いつだったか、いつでも愛しにきてくださいっ、ああ〜っ! っていってたのはベルカナじゃないッスか」
 クネクネと身悶えしながら、ベルカナの真似をしているのだろうクレスポ。これっぽっちも似ていないが。
 そういえば、肌を重ねている最中、興奮するあまりそんなことを口走った記憶がないわけでもない。
「そ、それとこれとは……っ!」
 真っ赤になって張り手を振り上げるベルカナ。
「ベルカナ、夜はネグリジェなんスね。かわいいッスよ」
「……っ」
 先手を打たれた。いつもより3割は真面目な表情でそんなことをささやかれては、怒りよりも先に羞恥が勝ってしまう。
 頬の赤みが、怒りのそれから羞恥のそれへとかわって、思わず張り上げた手で己の頬を押さえて後ずさる。
「せっかくきたんだから、いいッスよね?」
 形勢逆転キタコレ!
 クレスポは心中で叫び、一気に間合いをつめた。ベッドに追い詰められたベルカナが、行き場を失ってベッドに座り込むように倒れた。
 シャイアラのいういいもの、とはなんなのか未だにわからなかったが、とりあえずせっかく着たからにはやることはやっておきたい。
 それに今まで何度もシてきたが、ベルカナの家でできるなんてこれからも滅多にそんな機会はないだろう。
「クレス……んっ!!」
 文句言いたげなベルカナの口を有無を言わさず塞ぐクレスポ。
 舌を差し込み、ベルカナの歯を、歯茎を、そして舌を舐めまわす。
「んちゅ……ちゅぐ………ぷはぁっ! ……も、もうクレスポさん……強引ですわ……」
「イヤッスか?」
「……べ、別にイヤとは言ってませんわ」
 クレスポはにまりと笑うと、ベルカナのネグリジェを脱がしにかかる。
819名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 22:20:12 ID:/yQSo7k/
「あっ、だ、ダメ……」
「脱がないと汚れるッスよ」
 だが、抵抗するベルカナ。ここで脱がれては、アレを見られてしまう。
 しかし、いまさらやめるわけにも、いったん追い出して着替えるわけにもいかない。クレスポが許してくれはしないだろう。
「抵抗する女の子を脱がすっていうのも、背徳感があっていいッスね」
「ば、バカなこと言わないでくださ……あっ!」
 一瞬の隙を突いて、クレスポはベルカナのネグリジェを剥ぎ取った。
 さらけ出されるベルカナのそれ。
「……うおおおっ!?」
「ああっ……み、見ないでくださいっ!」
 クレスポは、己の目に飛び込んできたそれに驚愕の声をあげた。
 ベルカナの薄い胸を包むのは、シックな漆黒のブラジャー。ふんだんにレースがあしらってあって、小さな胸を補って有り余るほど魅力的に仕上げてある。
 さらに下半身を覆うパンツも同じく黒。しかもかなりスケているうえに、サイドを紐で結ぶタイプで、さらに後ろはTバックに近いほど面積が少ない。
 ブラとパンツの中央に、リボン――ではなく、よく見ると十字架がワンポイントであしらわれている。

(神秘的な黒を基調に、神官らしく十字架をデザインして。神官でも女ということを強調した、厳粛と妖艶のギャップをイメージ)

 それがナナシーのイメージだった。
 一見、ファリス神官に黒は似つかわしくは無いが、神父やシスターの服にもあるとおり、黒は神秘的なイメージもある。
 さらに、神官の厳粛さと女の魅力の妖艶さのギャップ。同時に幼い身体に大人びた下着というギャップも、なかなか的を得ていたようである。
 もっともベルカナが着用したことで、後者はさておき、前者の神秘的なイメージというよりはまるで小悪魔を見ているようであった。
「………」
「だ、黙って見つめないでくださいっ!」
 ベルカナは真っ赤になってシーツを引き寄せ、身体を隠した。
「……イイッス……」
 ぼそり、と呟くクレスポ。
「……え?」
「イイッス! その平らなボディに似つかわしくないアダルティーなのが逆にいいッス! 子供が無理して大人ぶってるみたいでいいッス!」
「余計なお世話ですっ!!」
「いつものカボチャパンツも似合ってていいッスけど、これはすっげーエロくてイイ!! むひょー、辛抱たまらん!」
「エロいって言わないでくださいっ!」
 だがクレスポは話も聞かず、鼻息荒くルパンダイブでベルカナにとびかかった。
「きゃあっ!」
「むふー、むふー。この手触りもたまらんッス」
 ふんふんしながら後ろからベルカナの胸を撫で回すクレスポ。
「……んっ……あふっ……く、クレスポさんやめっ……」
「やめろといってやめるバカはいないッスよー、うりうりー」
 ブラジャー越しにすでにしこりつつある乳首をこねくり回すクレスポ。
「やっ……ふっ………く、クレスポさんっ……触り方がいやらしいですっ……」
 じんじんとしびれるような快感がベルカナを襲う。
「そりゃあいやらしく触ってるッスからね」
 クレスポはブラ越しのそのしこりの感覚じゃあ満足できなかったのか、すぐさまブラジャーをめくりあげて直に胸をいじりはじめた。
「うひょー。半ズレのエロ下着! イイッスね〜」
「ひゃうっ………で、ですからそんな……ああっ」
 執拗な乳首攻めにすでにベルカナのそこはびんびんになってしまった。
 それでもなお、クレスポは指先でこねくり回し、つまみ上げ、きゅうきゅうと引っ張る。
「んっ……はふっ………ああぅ……」
 熱っぽいため息がベルカナの口から漏れ出す。
「どうしたッスかー、キモチイイッスか?」
「も、もっと……」
「ほへ? もっとしてほしいッスか?」
 要望にこたえるように、さらに力強く乳首をつねり上げるクレスポ。
「い、イタッ…! ち、違いますっ! もっと……もっと優しくしてください……っ」
 キッ、と口をへの字に結んでクレスポを睨みあげたベルカナの目じりには、うっすらと涙が浮かんでいた。
「……う」
「そんな乱暴にされては気持ちいいものも気持ちよくありませんっ! もっと……そ、その……愛情込めて優しくしてほしいです」
 クレスポの手を振り払うように逃れたベルカナは、自分の腕で身体を抱き抗議した。
「……悪かったッスよ、ベルカナ。ちょっと興奮しすぎたッス」
 クレスポはうなだれ一言謝ってから、改めてベルカナに手を差し伸べた。
 一瞬びくり、と震えたベルカナだったが、クレスポがその身体を優しく抱きしめると、次第に力が抜けていった。
820名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 22:25:58 ID:/yQSo7k/
「もっと優しくするから続きさせてくれッス」
 さらさらとベルカナの髪をなでるクレスポ。
「……絶対ですよ」
「わかってる」

「くふっ……んんっ……ふはぁぁぁっ……」
 ぴちゅぴちゅと淫靡な水音がベルカナの私室に静かに響く。
 煌々と部屋を照らしていたライトの明かりは消され、その代わり小さなランプがベッドの付近だけを淡く照らす。
 そのベッドの上では、ブラをずり上げられたベルカナが胸全体を愛撫されながら、乳首を吸われていた。
「んちゅ……じゅ……ぢゅるるる〜」
 ベルカナの反応を窺いながら、クレスポは舌先で、口全体で乳首を攻め立てる。
「ふぅぅぅん……そ、そんなに吸っちゃ……くんっ……あ、赤ちゃんみたいです……っ」
 強烈に吸い上げられ、背中が仰け反るほどの快感が走り抜けた。
「うぁぁぁっ……んっ! ……ふっ、はぁっ……そ、そんなに吸っても……お、お乳でませんわっ」
「今はでなくてもママになったらきっと出るッスよ。そのときの練習ッス」
 いったん口を離し、再び吸い付くクレスポ。
「くはぁっ!! あ、赤ちゃんはそんなにエッチな吸い方しませんっ……」
「俺に似たらエッチな吸い方するかもしれないッスよ」
 そんな言葉に、いつになるかもわからない未来を想像して羞恥に頬を染めるベルカナ。
 ロマール上流の郊外に小さな白い家があって。そこでは幸せそうに子供を抱き、クレスポと肩を並べて微笑む自分が――

 くちゅりっ。

「ひゃあっ!?」
 そんな妄想も、不意に襲ってきた下半身からの刺激でかき消される。
「ベルカナ、こっちももう大変なことになってるッスよ」
 視線を下半身に向ければ、さっきまで胸をいじっていたクレスポの手が、ベルカナのパンツの股の部分を押さえていた。
 スケスケレースの黒パンのそこをさらに黒くするようなシミが出来上がっていた。
「ベルカナの毛もスケてるッスよ」
「……っ」
 わざとらしくベルカナの羞恥心を煽るような言い方をして、パンツ越しに陰毛を擦りあげるクレスポ。
「ベルカナは胸に比べてこっちは立派ッスからね〜」
 ぐにぐにとそこに当てた指をこねるように動かすクレスポ。
「んっ……ふあっ……うううっ……」
 クレスポの言葉通り、パンツ越しにもふっさりとした陰毛の感触が確かに伝わってくる。
 それも、指を動かすうちに次第に湿り気を帯びた感触へと変わってくる。
「もうこっちまで濡れてきてるッスよ。もう直接触ってもよさそーッスね」
 一応ベルカナの顔色を窺うと、羞恥で赤く染めた頬を見せないように俯きながら、しかし確かにこくんと頷いた。
 クレスポはパンツの中に手を差し込むと、まずは豊かな陰毛の感触を味わった。愛液で濡れたそれが指に絡み付いてくる。
 さらに指を中央の割れ目に伸ばし穴を探る。
「ふっ……あ……く、クレスポさ……そこは……っ」
 穴が見つからないフリをしてベルカナの秘所をじっくりとまさぐるクレスポ。
 その指先が、クリトリスに触れると、大げさに身体を震わせるベルカナ。
「みつかんないッスねー……ここッスか?」
 くぷ。
「ひっ!? そ、そこはダメですっ、絶対ダメ……っ!!」
「なんでダメッスか? ここ穴じゃないッスか」
 くにくにくに。
「だ、だってそこはおし………〜〜〜っ!! も、もうクレスポさんっ!!」
「申し訳ないッス」
 意地悪く聞き返しながらベルカナのそこ――アナルをまさぐっていたクレスポだったが、羞恥と怒りに頬を染めたベルカナに睨みあげられ、すぐさまそこから手を離した。
「もういじわるしないッスよ」
 耳元でささやき、今度こそベルカナの膣内に指を埋め込んだ。つぷつぷと肉壁を割りながら、暖かい胎内へと指が侵入する。
「〜〜〜〜あぁぁ……っ!! ふぁぁぁっ」
 クレスポの指が奥まで埋没した。中でくいくいと動かすと、それにあわせてベルカナの肢体がビクビクと跳ねあがる。
「ベルカナ、キモチイイッスか?」
「ふっ、はぁっ、んっ、あふっ、は、はいっ……な、中で指がっ……くにくにって…っ!」
 クレスポの指の動きが早まるにつれ、ベルカナのテンションも次第にあがっていく。
 じゅぶじゅぶと鳴る水音の間隔が狭まる。ベルカナの口から快楽に負けてよだれが垂れ始める。
「ふぁっ、ふぁっ、あんっ、あんんっ、きゃんっ、ふひっ、あひっ!!」
821名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 22:30:15 ID:/yQSo7k/
 苦しそうな息遣いで喘ぐベルカナに、クレスポはささやいた。
「ベルカナ、あんまり声がでかいとオヤジさんが起きるッスよ?」
「……っ!! ふぐっ……」
 びくんと一際大きく跳ね上がり、慌てて口元を押さえるベルカナ。
 すっかり出来上がるあまり、父の部屋が結構離れているから滅多なことが無い限りは聞こえないということにさえ気づいていない。
「しかしこの反応。もうイキそうッスか?」
「ふぐっ……んぶっ、ん、んっ!」
 口を押さえながら目じりに涙を溜めて、コクコクと激しく頷くベルカナ。
「じゃあイクッスよ。せっかくこんな下着つけてるんだから……ほれ、こうして」
 クレスポはベルカナの膣内から指を引き抜く。
「むーっ!?」
 どうして、といわんばかりのベルカナのうめき声。
 クレスポは変わりに、Tバック状の黒パンを引っ張り、ベルカナの割れ目に食い込ませて激しく動かした。
 きゅうきゅうと布地がベルカナの割れ目を、そしてクリトリスを激しく刺激する。
「ふぐううううっ!!? ふっ、はぐっ、んんぐぐうっ!!」
 股間を激しく摩擦され、クリトリスが包皮から顔を出す。さらに直にパンツで擦りあげられ、耐え難い快楽が津波となって押し寄せてきた。
「ふぎゅううううううっ!!!!」
 ついにベルカナは、シーツをぎりぎりとかみ締めながら絶頂を迎えた。
 
 ぴゅるっ、ぴゅるるっ、ぷしっ!!

 ベルカナの股間から潮が噴き出した。透明の愛液の鉄砲水がパンツを、ベッドを、クレスポの手を濡らしていく。
「うはー。すごいイキっぷりッスね。気持ちよかったみたいッスね」
「はぁー……はぁー……はぐぅ……」
 ベルカナは返事をするのも困難なようで、ぐったりとベッドに倒れて荒い息をついていた。
 しばらくそうしていたベルカナは、気だるげに上体を起こした。
「す、すごかったです………で、では次はクレスポさんの番ですわ……」
 大きく息を吸い込むと、ベルカナはクレスポに覆いかぶさった。
「わわわっ」
 どさっとベルカナに押し倒されるクレスポ。
 再び形勢逆転キタコレ!
「うふふ……もうこんなに立派になってますわ、クレスポさんの……」
「べ、ベルカナ、お手柔らかに頼むッスよ〜……」
「わかってますわ」
 ベルカナは今までされるがままにやられていたとは思えないほどの笑みを浮かべると、クレスポにまたがった。
「準備しますね……」
 ベルカナはクレスポにまたがったまま、パンツの紐を解き始めた。見せ付けるように、気分を高揚させるようにゆっくりと紐を解く。
 しゅるり、と紐が解け、片方がぺろりとめくれる。そして次に反対側。
「おおお……ベルカナ、ストリップのおねーさんみたいでエロいッスよ」
「……そんな人と一緒にしないでください」
 いささか減速気味に突っ込みをいれたものの、反対側の紐も解け、ぱさり、もとい、ぬちょりという粘っこい水音を立てて股間を覆っていた黒い覆いが解き放たれた。
 幼い割れ目が愛液でテラテラと輝き、チョコレート色の陰毛がぐっしょりと濡れそぼっている。穴からぽたりぽたりと垂れる愛液が、クレスポの腹に当たって生暖かい感触を伝える。
「では……いきますわ」
 ベルカナはクレスポジュニアに手を沿え、ぐちょぐちょに濡れそぼった自分の割れ目にそれを押し当てた。
「う……くっ」
「ふぁぁぁ……は、入ってきてますわ……ずぶずぶって……ああっ」
 腰をゆっくりと落とすと、まだまだ狭い膣の中に、外見からは想像つかないほど立派なジュニアが壁を押し広げながら侵入してきた。
 2人の営みは、挿入を境に立場が逆転する。
 何度か肌を重ねた末に、行き着いたのがこれであった。
 クレスポの貧弱さ加減は、夜の活動でも同様だった。極太、長大という自慢を持ったジュニアであったが、いかんせん持続力がない。
 初めてのときはベルカナを満足させることなくダウン。
 続けて、リベンジとばかりに挑んだ2度目は、より悪く、入れた瞬間に発射オーライ。
 3度目は前戯のしすぎで起たなくなった。
 そんな性生活の破綻の危機を、どうにか乗り越えることができたのが、クレスポには前戯をしないことと、その分たっぷりベルカナに前戯すること。
 そして、ベルカナが主導権を握っての合体だった。
「んっ、んふっ……はふっ、き、キモチイイです……わっ……」
 クレスポの胸に手を置き、ゆっくりと、ゆっくりと腰を上下させるベルカナ。
822名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 22:32:27 ID:/yQSo7k/
「うう〜……ベルカナの膣内、締まるッスー……」
 少しでもクレスポがやばそうになると、その動きを止める。クレスポの波が引くのを、キスをしたり胸を愛撫してもらいながら、ひたすら待つ。
「も、もういいッスよ」
「は……い……んふっ……ふあっ、うくっ……」
 そして再び、ゆっくりと動く。上下運動だけでなく、クレスポの下半身に己の下半身をこすりつけるように、ぐねぐねと腰を回したりもする。
「ふううううっ……な、膣内でぐにぐに擦れて……ッ」
 そうしていろんな動きで、さまざまな快楽をむさぼる2人。
 ギチギチと音が聞こえるくらい、ベルカナの膣内できつそうに暴れまわるクレスポジュニア。
「そ、それはキツイッスよ、ベルカナっ……」
「わ、わかりました……んちゅ……」
 再びベルカナは腰の動きを止め、クレスポにもたれかかると唇と唇を合わせ、互いの唾液をむさぼるようにすすりあう。
 他人から見ればもどかしくなるような行為であったが、激しいが一瞬の愛をはぐくむよりは、ベルカナはじっくり、ゆっくり愛を感じ取れるからこちらのほうが好きだった。
 だが、何度もそんなことをやっていると、クレスポも、そしてベルカナも我慢がきかなくなってくる。

 ぐりゅ……ぐちゅる……たら……ぐちゃちゃ……ちゅぐっ……ぶちゅる……とろ……。

「ふうふうふうふう………」
「はっ、はっ、はっ……」
 2人の息がどんどん荒くなっていく。
 結合部から断続的にいやらしい水音が響き、クレスポジュニアを伝ってとどめなく溢れるベルカナの愛液がベッドにプールを作っていく。
「べ、ベルカナ、もう我慢の限界ッス……」
「ふぁ、ふっ、はぁんっ、わ、私もっ、も、もう腰がと、止まりませっ……!!」
 その言葉を合図に、ベルカナは勢いよく腰を上下させ、前後させ、激しくぐにぐにと回転させる。
 クレスポもそれに呼応し、胸に置かれたベルカナの手を掴んで、腰を激しく動かし始めた。

 ぱんっぱんっぱんっ、ぐちゅっ、ぶちゅっ、ぶっ、ぐぶっ、みちゅっ、ごりゅっ、ごりりっ、ぐりゅっ!!

「ふぁぁぁっ、あああんっ、はんっ、ふきゅっ、く、クレスポさんのおっきいのがっ、お、奥で擦れてますっ!! ごりごりって、す、すごくっ!!」
「べ、ベルカナっ、すげーッス、めっちゃ締まってっ、も……出るッス!!」
 クレスポジュニアがベルカナの子宮を殴りつけた瞬間、

 びゅるるるっ!!! びゅぶっ、ぶびゅるっ!!!

「い、イキまっ、ああああああっ、ふあああああああっ!!! イクぅぅ――ッッ!!」
「うっ、くうっ!!」
 熱いものが膣内に叩きつけられ、ベルカナが弓なりに仰け反り空気と喘ぎ声を搾り出す。
 膣内からつま先までびくんびくんと数回痙攣したあと、ぐったりと力を失いクレスポの上に倒れこむ。
 クレスポも、気だるげに「あ〜〜〜」とうめき、倒れこんできたベルカナをきゅっと抱きしめた。


 そして翌朝。
「あ――っ!! く、クレスポさんったらっ……!!」
 朝っぱらからベルカナの部屋から怒声が響き渡った。
 あのあと、すっかり腰の立たなくなったベルカナに新しい下着とネグリジェを身に着けさせ、クレスポはふらふらと帰っていった。
 だが、疲労のあまり使用後の下着を部屋に備え付けの洗面所の水桶で洗うことで精一杯だったため、それに気づいたのは目を覚ましてからだった。
「ど、どさくさにまぎれて――私の下着をっ」
 クローゼットの引き出しから、お気に入りの下着が一組なくなっていたのだ。
 言うまでも無く、クレスポの仕業だろう。使用目的も、なんとなく想像がつく。
「ひっ、1人でやるくらいならそれを溜めておこうっていう考えはありませんのっ!?」
 それはそれでどうかと思うことを口走りながら、地団太を踏むベルカナ。
 そこでふと、引き出しに入れられていた羊皮紙に気づき、広げてみる。
『たまにはあーゆー下着もいいッスね』
 と、見知った字で書かれていた。
「……も、もう知りませんっ!!」 
 ちなみに、以来ベルカナのクローゼットの引き出しには、ちょっとエッチな感じの下着が増えたとか増えないとか、そんな話があったりするかもしれなかったりする。

★ ★ ★

ということで、イリーナに合いそうな下着が思いつかんあまりギャップで勝負してしまった。
どうなんだろう、これは…。ナシだったらスマソ。
823名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 22:34:55 ID:A9VwHq8/
GJ! 実にイイ!!

にしてもクレスポ……
回数を重ねるのも無理なのねw
824名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 22:38:55 ID:/yQSo7k/
で、480k越えたから新スレもたてておいたお。
思えばスレたてんの初めてだなぁ……ドキドキ。

ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1138714551/
825名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 22:42:53 ID:kZbSnjo4
GJ! すげーよかった。
キャラクター当人たちも楽しそうでいいんだけど、
それ以上に、作者が楽しそうに書いている姿がうかんじまったw

お疲れ様ですた( ´∀`)
826名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 23:18:52 ID:qaSMeVci
クレスポのエロさ加減が楽しいですねぇ。
827名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 23:28:34 ID:A9VwHq8/
>>824
スレ立ても乙。
ただし次からは関連スレ移行してるかどうか調べてくれw
828名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 23:41:01 ID:2CbZg+fB
ギャップGJ!
もし入れ替わってなかった時のヒーイリも妄想してしまった。
829名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 23:46:24 ID:QfWRbddv
何この読んでて微笑ましくなるクレベル
830名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 23:53:08 ID:/yQSo7k/
>>827
あ、スマソ、そこまで考えてなかった…。
つってくるわ…(AA略
831名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 06:20:28 ID:ueuCWa8T
マウナシャイアラ編も読んでみたい希ガス。

ノリーナエキューナ編も(笑)
832名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 22:30:51 ID:MD0v91E4
>マウナシャイアラ編
ハーフエルフ×エルフのズーレーものとは……なかなかマニアックですな
833名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 22:58:05 ID:rXi2srlf
下着の見せ合いっこしてるうちにそうなるんですな。
なんかいいぞ、新鮮で。
834名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 22:19:27 ID:mD+MONPI
500kbいく前に落ちちゃいそうだな。
835名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 17:57:42 ID:wHYldC3L
SWでおっぱいキャラってあんまおらんな。
貧乳とか筋肉ばっか
836名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 18:29:44 ID:2aW++SCo
フィリスは?
結構大きいと思うで。
837名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 21:41:50 ID:nU34Ntu0
ああ、たしかにドジさんなら巨乳に書くだろうな。
あと筋肉でもユズはでかかった気がするし、アリシアンも普通にでかかったのでは?
838名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 22:02:35 ID:wHYldC3L
いや、でかいっていう設定だけじゃなくて、
こう胸がでかい!って分かるような感じの挿絵をさ。
裸アーマーにしろとまでは言わないけど。

フィリスはでかいよな。けっこうきわどい衣装も着てたしいい感じだった。
839名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 22:06:11 ID:Yt7JcnuO
横田絵でイイじゃん。
840名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 23:14:59 ID:hycP9ajr
>>837
ユズさんは結構やわらかそうな胸だった。
田中絵だと更に。


ていうか、ユズさんは言うほど女離れしてなかったよなあ。
長髪とか「女の子が剣持って戦うのは美学に反する」とか、
女の子らしさにこだわる所がすごい女らしかった。
841名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 02:18:23 ID:AX5FAMWV
そこでシャディですよ。
推定Dカップ。
842名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 09:12:59 ID:BlM7AChO
赤いピアスのラージャはどうしてドルコンの愛人なんかしてるんだろね。
843名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 12:50:17 ID:VqvOT44I
巨乳は少ないが美乳は多い。

それがSWクオリティ。
844名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 14:41:24 ID:MsMDfufI
>>842
ドレックノールのスラムで生まれ育ってとてつもなく苦労していたところを、
拾われたという恩義があるから。
ドルコンからしたら拾った頃は色々な意味で将来有望そうな幼女か少女だったから
自分以外見向きしないようにすり込み入れたのかもしれん。
ちなみにラージャではなくてリージャな。
845名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 17:37:54 ID:hdtgQqQZ
ん?実の親娘じゃなかった?
846名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 18:47:54 ID:WmkFXQKP
>>親子
親子でもさ、手出してる気するな。
暗殺するためのテクニックのひとつ、と言う理屈で。
……少なくとも、初めてはどこの何たらより俺が、って感じで。
847名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 20:41:40 ID:UoAUWa9a
>>845
リージャとレアン(シャドーニードル)を勘違いしてないか?
848名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 01:17:14 ID:ByK4UQR0
レアンが永遠の処女っていう設定よりも、
最後の手段として、情事の最中、猛毒を帯びた体液で男を殺す暗殺者、
っていう設定にしてくれた方が良かった・・・・んだけど、
それじゃあSWが18禁になってしまふ・・・
849名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 12:40:38 ID:Ynqk75A2
>>848
そういう方向に持ってけそうな短編はあったよな。
毒婦の血で生まれたアルラウネを殺すヤツ。
850名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 13:04:39 ID:Hvq7CnRm
>>848はジャール君に縛られて放置されました
851名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 16:27:58 ID:zrDqjDfW
ふと思ったんだが、同じような育てられ方をした男なら大丈夫なんじゃ?

とすると、そーゆー二人の間に生まれてくる子って、どんなん??
852名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 19:51:15 ID:ITdwDGLU
ロードスでやってる最中に暗殺されそうになった奴が居たな。あれは
体液の毒じゃなくて中に何か仕込んであるって言うことだったと思うが。

>>851
たぶん孕まない。
もし孕んだとしても、流産する確率がかなり高いし、先天性異常を持って
生まれる可能性もかなり高い。
生まれながらの毒体質なら、ちょっと面白い設定にできそうだけど…。
853名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 20:07:50 ID:4SWK7t+w
シャドーニードルにはリフレッシュも効かないのかのぅ。
854名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 20:17:39 ID:9hkgvnsT
効かないんじゃなくて、効くと死んでしまう難儀な体質なんだな。
855名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 21:22:24 ID:Ynqk75A2
というか、普通に考えるとリフレッシュ効かないってのもおかしな話しだよなぁ……

って言い出すとなんかレスの応酬が止まらなくなりそうだなw
856名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 04:25:36 ID:NxOPhhAF
スイフリーが持ってる毒無効化の指輪があれば、
シャドーニードルと安心して勤しめますかね?
857名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 04:37:50 ID:MyRZLBVC
おまえあたまいいな
858名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 07:25:56 ID:RbpY7tGu
ソレダ。
859名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 10:03:02 ID:QXSHPYmk
>853-854
中島らもにそーゆーのがあったな。

時は幕末大坂は緒方洪庵が開いた適塾。
その門下生として知られた橋本左内がある日、ある蘭学者の娘に恋をした。
だが、逢瀬を重ねる度に弱って行く左内。
異変に気が付いた洪庵は、娘が『まんどれいく』で育てられた毒娘と見抜く。
洪庵が解毒薬を与えると、生れ落ちてより毒のみで育った娘は骨も残さず消え去った……
860名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 12:09:17 ID:dkRHjxL6
完全にスレ違いなネタだが、故山田風太郎の忍法帖にも
子宮の中に仕込んだ毒針で男を殺すくノ一が登場していた。
861名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 14:38:52 ID:mm/riT3k
それじゃあ毒無効化なジャール君×シャドーニードルで誰かひとつ。
862名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 21:20:29 ID:gMiG5hRt
>861
その場合、「あの」スイフリーが善意で貸し出すor譲るとは思えないので、
スイフリー(orバブリーズ)が何かとんでもない条件をつけるか、
ジャールが命がけの大冒険(?)でスイフリーから盗み出すか。

……純愛モノにするなら、後者かなぁ。
863名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 21:22:43 ID:QZiqOGbF
山風的には甲賀の陽炎な気がする。
864名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 23:27:53 ID:MyRZLBVC
あれが最後の毒無効の指輪とは思えない、第二第三の…
865名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 00:29:02 ID:ESewh7rj
>>860
何故かその話を聞くと「忍法暗黒洞」しか思い出せない。
866名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 00:49:29 ID:6o1lEkzm
風太郎でくのいちって言うと、手足の関節外されて天草四郎に犯されたシーンしか思い浮かばん。
867名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 20:05:00 ID:CsAcnLh4
やっぱり基本は忍法天女貝だと思う……って、なんで山風スレになってるんだ?
868名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 20:19:41 ID:Fc1pMzAm
山田風太郎の忍法帖はエロ凄い技ばかりだからな…。応用できんか?
モンスターとか敵に捕まったときの使用される技。
869名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 22:10:29 ID:KXrPPQwO
交合転生!交合転生!
870名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 23:56:42 ID:8zRmwYUA
>>869
そのネタは次スレですでに投下されてるような……
871名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 16:11:29 ID:K3sAWhye
>870
次スレかい。次スレに転生するのかい。
872名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 18:13:21 ID:UuXB104A
イリーナなら天女貝あたり使えそうだ。
873名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 18:24:37 ID:UuXB104A
残り4KBなんで改めて誘導。

青い小鳩亭 inソードワールド 9号店
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1138714551/
874名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 00:41:41 ID:bokI50ek
最近容量ギリギリになってもなかなか落ちないね。
875名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 20:49:21 ID:bbrPF/jk
>>872
ナニを圧し潰されたヒースの悲鳴が聞こえそうなw
876名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 21:09:23 ID:ji75uZeb
某最強魔獣から作られた少年が
二丁根銃で3Pってネタを考えたこともあるが、どうにもまとめきれなかった。
877名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 23:39:16 ID:vOZ+QTLr
ティリーの3Pの相手って……
シャリンと、もう一人は?

えっと、リュクティ?
878名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 00:13:38 ID:bDLGuxCF
シャリンの前にリュクティが挿入、二人の後ろに魔獣が挿入。

ヒィ。
879名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 01:06:46 ID:Bu5h6q8p
>878
   というか、 秘技ぃ
880名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 07:08:09 ID:jAIvOc5l
>>877

1,シャリン&カシニアで処女の盛り合わせ
2,シャリン&マーナで姉妹丼
3,シャリン&シャディで……スマン、オチが思いつかない
881名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 22:31:20 ID:5V3ebuev

   , '⌒⌒ヽ .  _     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   i. リノ=))).┌|i゚iii|  < 8号店、ラストオーダーです!
    |<|l.^ヮ゚ノ|>└||||||    \___________
   ⊂),|{H}i(つ ̄ ̄ ̄
    く〈l__i|〉
     し'ノ
882名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 22:39:50 ID:VVh2Bjao
おばちゃーん、エールとレアな焼き鳥〜。
883名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 23:07:23 ID:2P9wMKnB

       , '⌒⌒ヽ
       i. リノ=)))
       |<|l#゚Д゚ノ>   ドガ                    ∩  :・:∵
       と),|{H}iて.)    人                    ⊂、⌒ヽ∴: ゲハァッ
        く〈l__ ノエ三フ<   >   ===≡≡≡三三三三:⊂(>>882
        (^(        ∨                       V V
        ⊂D
884名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 10:43:32 ID:Tu46R8+Z
ティソダーひとつー
885名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 11:22:39 ID:1+d87rPW
AWACS tsundere head
<<>884 われわれにもひとつ…>>

<<>884 ひとつ重要なことをおしえてやろうか…>>
<<速やかに次スレに急行せよ。この艦は沈む>>
<<必ず生き残れ! マウナに犯られるなよ!>>
886名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 11:37:29 ID:Tu46R8+Z
BB1号発進せよ!
887名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 12:28:12 ID:CWehOyLQ
>>881
888名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 12:52:21 ID:1+d87rPW
Friend Aircraft carrier
<<BB1号の発艦を確認! 我々も退艦します!>>
889名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 19:07:41 ID:34A4xKUz
だが断る
890名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 19:18:39 ID:uZQ78uwK
マウナ萌え
891名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 20:10:37 ID:1sgKONJg
最後の書き込みは誰の手に?
892名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 20:13:42 ID:CWehOyLQ
>>881
>>883
だから誰
893名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 21:02:19 ID:1sgKONJg
マウナ……なんだろう。
適当なAAの使い回しな希ガス。
894名無しさん@ピンキー
似てねー