【ECO】マイナーネトゲのエロパロ総合【MoE】

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「ん……んぅ」
もぞもぞと身体を動かすと、柔らかな毛布に包まれているのが分かった。
「……あ、あれ? ここは……」
薄く目を開ければ、そこはベッドの上。控えめな照明が、バニーを照らし出している。
コンコンと、左手のドアがノックされた。咄嗟に身を竦める。
彼女の返事を待つでもなく、ドアは勝手に開いた。
「……お? 起きた? おはー」
水の入ったグラスをお盆に乗せ、懐っこい笑顔でひらひらと手を振る目の前の人物は、自分よりも、少し年上に見えるキャットだった。
「……う、うん。おはよう、ございます……」
良く分からなかったが、とりあえず挨拶を返す。キャットは満足そうに微笑むと、サイドテーブルにお盆を置き、バニーの傍らのスツールに腰掛けた。
「覚えてるかしら? 覚えてないほうがいいと思うけど、あなたは眠る前にどうしていたのか。……されていたのか」
「え……あ、……っ!」
狼狽するバニーの横で、キャットはあくまで穏やかな表情をしていた。
「あいつから話を聞いて、大体事情は掴んだけどね……あそこはスケベな奴らが多いから、低レベルのうちは無理しちゃ駄目よ〜」
「……ぅ」
何も言い返せない。何も言い返せないが、それでも反駁したくなる。
「ば、売店に行くくらいだったから、大丈夫だと思って……」
途端に、キャットの目が冷ややかになった。
「ふうん。行くくらい、ね。……わたしが言いたいのは経緯じゃないわ。結果なの。
売店に行く、それくらいのことで、あなたはあんな奴らに強姦されたってことよ。
それだけのことって、あなたは割り切れる?」
「……」
バニーはキャットの瞳を見ることが出来なかった。あまりにも――あまりにも本気で諫めてくれている彼女に、今度こそ、返す言葉が無かった。
「まぁ……あいつに感謝しなさいな。学園のマッドサイエンティスト野郎をぶっ飛ばした帰りに、たまたまあなたに気付いたんだから」
「あいつ……って」
記憶は、自分が飛ぶような感覚に襲われたところで途切れていた。
「あ……もちろん、あなたを綺麗にしたのも、服を脱がせたのもわたしよ? あいつから電話があったときは驚いたけど、さすがにあいつはそんなロリコンじゃないしね」
くっくっと、さも愉快そうにキャットは笑う。そこで初めて気付いた、自分が下着以外、何も身に付けていないことに。
「そっか、気絶してたんだっけ。生徒指導員と警備員をやっつけたのは、バッファロー。わたしのパートナーよ。……今は、『カスタム掘ってくるから後は頼む』とか言って、タバスコだけどねー……照れ隠しが下手なツンデレなんだから、あいつも」
ここにはいないバッファローのことをパートナーと呼ぶキャットの表情には、確かな愛情が浮かんでいた。
802775:2006/05/09(火) 23:01:04 ID:eU3UaiB8
「バッファロー……さん」
「ええ、服を選んでいくあたり、優しいっていうかキザっていうか……
 ほら、あなたの服、ボロボロでどろどろになっちゃったじゃない? 
 さすがに、あれは着ないほうがいいだろうってことで……ね」
キャットは腰を浮かせ、ドアの向こうに消えた。
すぐに戻ってきた彼女が抱えていたのは、淡い黄色をしたフード付きのTシャツ、ピンクのギャザースカート、水色のショルダーバッグだった。その中にはシューズが無かったが、足元を見ると、前のものとは色違いの、白い靴が置かれていた。
「これはあげるわ。あなたが持ってた荷物とかは別にして向こうに置いてあるから、
 それと、他に何か入り用だったら言ってくれる?」
「――あの」
バニーの呟きを聞いて、キャットが「うん?」と首を傾げた。
「なんで……ボクにこんなに優しくしてくれるの?」
少し考える素振りを見せ、彼女は言った。
「いいから。ビギナーは、上級者のことを気にしないものよ? 
 あなたがもうちょっと強くなって、わたしたちの視点から見えるようになったら……きっと、分かるときが来るわ」
キャットは再度立ち上がると、ドアの向こうへと消えた。
バタン、と扉が閉まり、部屋にはバニーだけが残される。
(……くやしい)
ぽろ、ぽろ、と無意識に涙がこぼれていた。
悲嘆の涙でも、歓喜の涙でもないそれは、言い換えるなら、決意の涙だろうか。
(いつか……ボク、だって……!)
彼女は、ぎゅっ、とシーツを握り締める。


彼女の冒険は、まだ始まったばかり。

</>
803775:2006/05/09(火) 23:05:58 ID:eU3UaiB8
これで終わり。長々とスレ占有スマンカッタ

そして俺は名無しに戻るわ……
おまいらいい夢見ろよ

【東尋坊】λ............
804名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 23:11:28 ID:VfeS97t0
GJ!
あんたすげーよ。

確かに長かったが、長さを感じさせないいいSSだった。

トイKOEEEE!

うさLOVEの俺様は今後よるな、さわるな、と叫びながらトイぶっころすぜ!
万一うさ使って負けたらこうなるのかと思ったら負けられねえ。
805名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 00:49:34 ID:pygrHOVZ
ウサで奴らを殴り飛ばしてきます。
806名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 01:56:58 ID:6xmPMQKc
GJ!今からうさでトイ片っ端からしばいてくる
807774:2006/05/10(水) 03:36:57 ID:d/PrMa4U
牛が(・∀・)カコイイ!!
と思った俺とにかくGJ!!

ちなみに例のネタは発展して
実らぬ恋モノ♀獅子×>>761の羊たんになったんだが、作者様許可されるだろうか?
808761の人:2006/05/10(水) 07:04:29 ID:UzR0M/Vn
>>807
まじっすか。
是非plz!
809807/lost-T:2006/05/10(水) 11:59:12 ID:WoEK7uBY
モットモットクダサイ…


カバリア島には時空の歪みによって普通では辿り着けない場所があるのはご存知だろうか?
辿り着く方法はただ一つ、キャンプを開いて閉じる際の位置情報のズレを利用するのみ

「おはよう。今日も来たよ」
そんなとある歪みの一つに降り立った影が一つ。
白銀に輝くロングヘアーに漆黒のコート、洒落のつもりか縁なし眼鏡をかけた獅子である。
他キャラクターの気配もないのにその獅子は歪みの奥に挨拶をした。
「ぁー」
気配がなくともそこには人がいた。どうやら少女のようである
だんごに結っていたであろう髪は今やほどけ、手入れもしていないのか枝毛も目立つ。
立派なフリルがついたワンピースは早々にはぎ取られ、服とも呼べないような襤褸布がかろうじて体を覆う程度。眼の焦点も何処か合っていない
それでも獅子がこの少女が吟遊詩人だとわかるのは、ひとえに監禁された当日にこの少女を見かけたからだ。
「今日はロールパン持ってきたよ。つっても露店で買ったやつだけどね」
苦笑。しかし少女は笑わない。感情が欠落しているのだ。
「あーあー、あいつらったら…よし、これで完璧っと」
コートのサイドポケットから櫛とゴムを取り出し、少女の髪を結びなおしてあげる。

しばらく少女の世話をした後、
「…ごめんな」
ぽつりと獅子はそんなことを呟いた。

〈以下独り言〉
♀獅子とか言ってるのに全然♀っぽくねー
先に言うとエロはないです。あと携帯から書いているせいで一度にどれだけ書けるかさっぱりですorz
810名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 12:17:19 ID:WoEK7uBY
監禁された当日云々〜獅子のセリフまでのとこ一文抜けてるorz

そう、監禁なのだ。少女の所持していた携帯を全て取り上げ、さらにはイビルフレイムでフレンドリストまで燃やし尽くしてこの場所に彼らは少女を閉じ込めた。
絶対に逃げられれないように…
811761の人:2006/05/10(水) 17:59:22 ID:iOt/beXe
<投下ぶった切り失礼>
wktk期待sage
携帯から投下するのきついし、誤字脱字が目立っても脳内あぼーんするよ。
<以下何事もなかったかのように続きドゾ>
812名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 23:16:33 ID:LDrs80Vw
そろそろ500kb。次スレ立ててきます。
813名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 23:23:08 ID:LDrs80Vw
立ててきました。

【トリスタ】マイナーネトゲのエロパロ総合2【ECO】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1147270823/l50
814809:2006/05/10(水) 23:41:21 ID:WoEK7uBY
続きを↑に投下してきました
815名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 00:25:42 ID:8CXkeIDg
乙ぬめ!
816名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 00:26:19 ID:wd5VN2L4
>>809
乙。
…1スレ目で500kb行ったのか。
817名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 00:29:18 ID:e+NFon2z
ほんとだ、AAスレ以外で500規制喰ってるの初めて見た・・・・
818816:2006/05/11(木) 00:51:39 ID:wd5VN2L4
普通にアンカーミスしてたねorz
まあレスとしては成立してるけど…
>>809もだけど、>>813も乙。
819名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 12:19:49 ID:/bPhPfio
ボス:黒服黒マント転職姉御
中ボス:黒服赤マント転職牛
雑魚:白服赤マント転職獅子&赤服赤マントですの
怪人:黒服シルク帽子黒マント転職どらこ
インチキ手品師:赤マントシルク帽子たぬぬ

820ウァテス新人派遣:2006/05/12(金) 15:00:32 ID:yNwSWD7Z
「ごめんなさい、遅れましたっ!」
「ホントだよ…おかげでもう全快しちまったし」
「なんで今日に限って遅かったんだ?」
「あの…新人の私を派遣するかベテランを派遣するかで上が揉めて…」
「そんで?」
「…道に…迷って……」
「なんだ、あんたの落ち度でもあるんじゃないかよ」
「はい…ごめんなさい…」
「傷は治っちまったし、ペナルティってことで別のトコロを癒してもらうかなぁ」
「え……別?」
「こっちだよ」
「…!? やっ、んんっ!」
「あんたんとこのリングは前金制だし、狩りばっかで溜まってたとこだからなぁ!」
「んっ! んーーっ!!」
「そんじゃ、俺は下のお口で…」
「ひゃっ、ひゃへへぇっ!!」
「黙れよ、新人が」
「んぐっ! んんーーーーーー!!!」
「ってぇ…噛みやがったな」
「はっはは、処女もらっちゃって悪いな!」
「なんだ、泣けば許してもらえると思ってんのかぁ!」
「んぅ…ひゃへへぇ……」

「出る…全部飲めよぉ!」
「く、こっちもだ…!」
「――――!!!」
「はー…へへ、気持ち良かったぜ…」
「また頼むぜ、新人さんよ…」

「おなか…あついよぉ……」
821名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 15:01:36 ID:yNwSWD7Z
む…こんだけじゃ1kしか埋まらないのかorz
822名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 15:05:22 ID:yNwSWD7Z
埋めようとしてやった。
後悔はしていない。





でも思ったより埋まらなくて悲しかった。
823名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 23:24:04 ID:WOdLqx8o
埋め支援

『兎の服の使用期限が切れました』

うさ「え!?や、きやああぁぁあ!!」
たぬ「パンツキタ───(・∀・)───!!」
ぬめ「ちょwwwktkr」
うし「クマパン(*´д`)ハァハァ」
うさ「見るなバカぁ!!」
拳が顔面にめり込む音×3

『狐の服の使用期限が切れました』

姉御「ちょっと、やだ!!」
たぬ「巨乳キタ───(・∀・)───!!」
ぬめ「おっぱい!おっぱい!(AAry」
うし「黒下着(*´д`)ハァハァ」姉御「……お仕置が必要ね」
地雷の破裂音×3

『猫の服の使用期限が切れました』

ぬこ「ひにゃぁぁああぁぁぁあ!!」
たぬ「ノーブラキタキタ───(・∀・≡・∀・)───!!!」
ぬめ「うぇwwwっうぇwwwテラエロスwww」
うし「意外な白(*´д`)ハァハァ」
ぬこ「バカ!見んな!死ね!」顔面に蹴りが入る音×3


『羊の服の使用期限が切れました』

ですの「ふふふ……そんな事もあろうかと下に薄いワンピースを着込んでおいたんですの」
たぬ「( ´_ゝ`)ふーん」
ぬめ「空気嫁」
うし「微妙に透けてる(*´д`)ハァハァ」
ですの「……死刑ですの」
魔法の矢が飛び交う音×21
それでも彼等は一瞬の奇跡を求めて島を駆け巡る



マイキャラの服の期限が切れたので思い付いたネタ
824名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 00:49:20 ID:mMfMIDCT
『牛の服の使用期限が切れました』

うし「げ、やべええ!!」
うさ「ぎゃ! こんの、ヘンタイ!」
ぬこ「露出狂! ぶっ飛ばすわよ!!」
ですの「女性の目の前でハレンチにもほどがありますの!」
うし「ちょ、ちょっとまっ、不可抗力ぎゃぎゃぎゃ!!」
バキゴスザザザザザザザクッ。


『龍の服の使用期限が切れました』

龍「…!!」
ぬこ「な…肌、綺麗すぎ……」
うさ「すごいね、女の子みたいだねぇ!」
ですの「りゅ、龍さんったら…(ぽ」
姉御「殺す…っ!!(ちゃきっ」
龍「お、おいそこの狐――」
ぶしゅ。


『狸の服の使用期限が切れました』
うさ「ぶwwww」
ですの「き…着やせしすぎですの……」
ぬこ「いるわよね、脱ぐとホントすごいやつ…(赤面」
たぬ「は、ははは…」
姉御(でも、こういう人ほど肝心なものは小さいのよねぇ…)


『獅子の服の使用期限が切れました』

うさ「あれ? そういえばぬめ君は?」
ぬこ「おかしいわね、さっきまでいたのに…」
姉御「服で体の原型留めてたってこと…?」
ぬめ「ここだよぉ〜」
ぴちゃ。
ですの「寄るな人外、ですの(笑顔」
バリバリバリバリッ!!!



これで埋まるか?
便乗してやった。後悔はしていない。
825名無しさん@ピンキー
まだ足りなかった…orz

>>823
ウサ子はしまパン以外認めません。