他スレに投稿した「ホイホイさんVer.15イチゴ(仮)」
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1129137625/567 の続きです。
こちらの方がより相応しいと思ったので引っ越してきました。
オレはその日も、彼女とのチェイスを繰り広げていた。
BB弾の砲撃をかわしつつ、その誘導に乗らずになんとか食器棚の裏に飛びこんだ。
そして裏面を駆け登ってから、その天辺に出る。
イチゴの奴も、床よりもペースを落としつつも壁と食器棚の裏に手をついて慌ててよじ登ってくる。
「待ちなさい」
「やーだよー」
いつものやりとりの後、いつもの様にオレは部屋の中の空間へと飛び立つ。
後からの砲撃を気にしつつ、優雅に空中を舞って挑発する。
が、今日の彼女は違った。
「ふっふっふ。今日はそうはいかないわよ」
そう言って、勢い良く食器棚の上を駆け出す。
おいおい、まさか。
「くらえっ。大ジャーンプッッッ」
おそらくは事前に屋上にしかけたのだろう、そこにはバネとジャンプ台があった。
「わっ、馬鹿、止めろっ!」
ピョーンと大きく飛び跳ねた。
ゴンッッッッッ!!!!
イチゴの奴は、派手に天井に激突した。
日本の家屋事情だと、食器棚の上からジャンプするってのは、よっぽど角度を調整しない限りそうなる。
「あーあ、だから言わんこっちゃない。って……あ、あぶなーい」
そのまま、アイツはまっ逆様。
ポッチャアーーーン。