Twelve 〜戦国封神伝〜 のエロパロ

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1名無しさん@ピンキー
KONAMIから好評発売中のPSPオリジナルタイトルTwelve 〜戦国封神伝〜のエロパロスレです。

敵味方問わずどんとこい!純愛陵辱問わずどんとこい!
とにかくエロを!萌えを!

というわけで、始まりと御座候〜。
2名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 23:33:53 ID:OURM4KTx
2げと
3名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 02:30:40 ID:WrIfaMgC
3ゲトー
4名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 02:58:50 ID:xFADsLlq
このゲームでひとつでも作品が上がることがあるのか・・・
5名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 13:19:29 ID:cggKb4LB
微妙だなー。ゲームは面白いけどマイナーだから。


とりあえずエロ要素がそこはかとないユキさんハアハア。
6名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 14:33:29 ID:TwciFdbu
とりあえずヤマト辺りにミノリたんをねちねちいぢめさせてみたいんだが皆さん的にどうですかよ?
7名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 18:07:34 ID:y09De8pc
マサヒメかわいいよマサヒメ
8名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 21:48:50 ID:yidhdIwn
>>6
カモーン
9名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 23:16:39 ID:p3yteadC
>>6
来い来ーい。

俺もなぁ…ネタは思いつくんだよ。
ただそれが、
「切腹」って言うたびに女性陣からエロ仕置きされるセイショウとか
人質時のティエン陵辱とか
お姉さんが教えてあ・げ・るなミノリ(もしくはユキ)×セイショウとか
6が言っているようなネタで相手がヤマトじゃなくてムメイだったりするやつとか

という何ともいえないネタばっかりなんだよなぁ…
しかも何気にセイショウ率高いよおいorz
10名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 01:09:34 ID:J4ftLjYA
ありがちかもしれんが、ミノリとシナオしか浮かばない。
11名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 02:11:42 ID:T3M+1x67
基本的に主人公×攻略キャラはどのパターンでもありでしょ


寝たきりになったカシンを風呂にいれるミノリとか
12名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 08:35:05 ID:cvqn5ZP8
介護プレイかよw
13名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 10:12:54 ID:Ya8lnb4X
つーかいきなり究極だなオイw
14名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 13:07:48 ID:QlPYq7GR
とりあえず>6の降臨を待ちつつ自分でも何か書いてみようかなぁと思ってたりする。
15名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 00:10:01 ID:SUog+Eo+
>>6>>9>>14もワクテカしながら待ってます。
ところでこのゲーム、買うか迷ってるんだけど、このスレ的にはどんな感じ?ヒビキでもミノリでも妄想できそう?
16名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 18:46:20 ID:2x30o/03
攻略本が出たら少しは状況変わるんだろうかなあ・・・
17名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 22:30:40 ID:LD4Mxxhr
>9ですが思い切って何か書いてみることにした。

で、おまいらに聞きたいんですが…
やや強気ながらもエロに翻弄される責められミノリと
積極的な責め責めミノリと、どっちが見たい?
(注:例えなので俺がそういう風に書けるとは限りませんw)
2,3日様子見て多いほうを書くよ。(住人少ないと思うけど)

つーかヤマトの船の中の各部屋って和室なんだろうか、洋室なんだろうか。
そこが今一番気になる。

>>15
妄想って言うか、補完っていうか…。主人公かなり薄いから(濃いのはティエンとかムメイとかか?)
主人公が目立つのは最初とシナオ関連と神剣修復くらいか。
まあ、ゲームとしては面白いと思われ。キャラが大体皆個性的って感じ。
18名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 23:31:16 ID:OUrW4p3g
生意気なミナルをシめてやるッ!セイセイが見守る中(ry

ってな展開
19名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 00:15:10 ID:xrn5MPQ5
>>17
正直に言うと、どっちも読んでみたいです。先生!
どちらかなら攻められキボン。
20名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 16:53:30 ID:MRbib9kk
楽しみに待ってる。という訳で
つミノリ責められ

ついでに保守age
21名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 22:59:22 ID:nZBsWeVP
>>19 >>20
ありがトン。
二人とも攻められるほうで一致なのでとりあえずこもってくる。
攻めるほうは今回のを投下して様子見したあとまたいずれ。
でもおそらく時間がかかってすぐには投下できんと思うので気長に待っててオクレ。
22名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 23:10:45 ID:qFD2DwQV
>>21
神降臨に超期待
さて、その間にもいっかいPlayしますか・・・
23名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 23:12:07 ID:qFD2DwQV
すまん・・・ageてもうた・・・ orz
24名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 23:28:55 ID:ksbWU8Hy
即死回避支援
25名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 23:35:35 ID:ILtDbW9Z
ワクテカしながら待ってます。
26名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 19:28:15 ID:ZU1+4oHL
>>10を見て、
男版シナオ×他キャラエンドミノリ
の鬼畜陵辱モノしか思い浮かばなかった自分はどうするべきでしょうか?
27名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 19:56:49 ID:Pxdv6yDP
>>26
投下まってます

このスレ、ミノリ人気が高くていいな。
28名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 20:16:14 ID:6IZXpxUw
>>18
ごめん。「生意気なミノルをシめてやる」に見えた。
川上氏がシめられるのかよ、と恐れ慄いた。
29名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 20:53:36 ID:6nICVmy9
>>26
書いてくださいお願いします。
鬼畜でも目の前で寝取られでも3Pでも何でもこーい。
30名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 19:34:33 ID:GjeSBCCf
今日買ったから今からプレイするよ
しばらくしてネタが浮かんだら投下する
31名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 21:27:37 ID:/y6ur0mW
>>30
お前さんすでにIDがGjですよ
32名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 10:45:06 ID:UO19KR31
>>30
GJ!
33名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 23:51:40 ID:o1ZXYhgy
職人さん期待待ち保守。
>>26のネタ、自分も読んでみたいな。
34名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 22:30:32 ID:CFfmOm6j
保守しときますね。

もう見てないかもだけど>>9
お姉さんが教えてあ・げ・るなミノリ×セイショウが読んでみたい。
3526:2005/09/23(金) 00:25:47 ID:usEBo3XJ
うわあ要望多い……ちっと頑張ってみようかと思うけれど
ぶっちゃけ書き中の>>6>>26はどっちを優先させたほうがいいですか!
36名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 05:02:52 ID:pTb6Wl/c
個人的には、ヤマトは萎えそうなので後者がいいなぁ

そんな俺はクロウ一筋なわけですg
37名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 15:13:22 ID:ropOUL8J
>>35
どちらからでも、職人さんの好きなようにどうぞ。片方ずつ確実に完成させて欲しいかな。
両方読みたいので無理しないようにガンガレ。
38名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 19:00:13 ID:9TiW+5hP
>>35
自分もどっちとも読みたいので、どっちからでもどうぞ!
でも>>6のが書き途中なら、まずそっちから完成させてみてはどうでしょうか?
正座して完成を待ってるよ。
39名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 22:10:28 ID:CnCUhh9v
保守
40名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 08:49:30 ID:NjpfETPL
主人公が目立たねぇよ……
目立ちすぎなティエンにおしおきしてください
41名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 21:30:20 ID:cPMGNM+B
保守アンド上げ

6も9も期待しております
42名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 22:24:08 ID:J4KO8uBG
目立ち過ぎたティエンに鬱憤をぶつけるミノリとか
もちろん凌辱
43:2005/10/03(月) 00:02:36 ID:eLknvJxj
>>42
そのネタ軽くいただき。
しかし先にやることやらないとなw
44名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 15:01:23 ID:7deb8u+n
ティエンに悪戯する黒ミノリ
ユキさんに悪戯される白ミノリ
45名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 12:36:37 ID:VJ3meVF+
保守あげ
46名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 22:16:58 ID:X/iJIN6e
よしよし、誰もいないな
こっそり一番乗りで投下してしまおう
設定を思い出しながら書いたんで口調とか細かいところにミスがあっても許してください
47名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 22:17:47 ID:X/iJIN6e
───相模家城内某部屋

「コタロウ、準備はできましたか?」
「はい、シナオ姫。準備は先刻から万全です」
「ご苦労さまです。では見せてもらえますか?」
「はい、ただいまお運びいたします」

そう言うとコタロウは部屋の奥から人の大きさほどもある物体を持ち運んできた。
その物体をシナオの前にまで持ってくるとコタロウはそれを覆い隠していた布を剥ぎ取
った。それを見たシナオの目が見開かれる。

「……これは…………素晴らしい出来ですね、コタロウ」
「はい、相模家の技術を総結集させて出来る限り精巧に作ったものです」

少し興奮気に言葉を発するシナオとは対照的にコタロウの声はいたって平坦だった。

「これなら申し分ありません。……早速今から始めたいと思います」
「ですが、姫。人形とはいえ相手はあの剣士と同様の力量に設定してあります。もし姫
に万一の事でもあれば───」
「大丈夫です。そのくらいでなければ訓練になりませんから。それに私は”人形姫”で
す。自動人形に遅れをとるようなヘマはしませんよ」
「ならせめて後ろに控えさせてください。いつでも助けに入れるように」
「コタロウ」
「はっ!」
「私の力量が、相模家次期当主の力量がそんなに心配ですか?」
「い、いいえ。滅相もございません!」
「なら下がっていてもらえますか?」
「は、はい!」
48名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 22:18:16 ID:X/iJIN6e
冷たい響きが混じったシナオの言葉を受けてコタロウは慌てて部屋を後にした。
残されたシナオはコタロウが部屋を出て行くのを確認すると、ふぅ、と息をつき、

「困ったものね、コタロウの心配症も」

と独りごちる。
シナオの目前にはヒビキを象った人形が置いてある。先日、葵の姫の一向と一戦交えた
際シナオの心を打った張本人がヒビキである。その戦いで敗れたシナオは敗れた理由を
「自身の心の弱さ」と銘打って今度再戦する時には勝てるようにと、部下たちにヒビキ
人形を作らせたのである。まぁ、ウソではない。
その戦いでヒビキに心を打たれただけでなく心を奪われてしまったのも事実。シナオは
人形の出来具合に満足している。まさに本人の生き写しとも言える人形の顔を自身の顔
を赤らめながらしばし見つめる。
そしてシナオはヒビキ人形のスイッチを入れて自分と戦うように命令を入力する。
ヒビキ人形の目が開く。相手であるシナオを視認すると腰の剣を抜き、構える。
シナオも気を引き締め両手に獲物を携えて構える。

「行きますよ、勇者様!今度は負けません!!」
49名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 22:18:53 ID:X/iJIN6e
ベンベン

───さて、ヒビキ人形と戦いを始めたシナオ姫。ヒビキ人形は相模家の人形技術を惜
しげもなく使った最高傑作品。その力量は本人を凌駕するとかしないとか。
先に仕掛けたのはシナオ姫。両手で獲物を扱うシナオ姫は手数の多さで勝負に挑みます
。しかし、ヒビキ人形はこれをことごとくかわします。さすがは大和一の相模家の人形
技術といったところでしょうか。
そしてシナオ姫の一瞬の隙をついて、とうとうヒビキ人形がシナオ姫を捉えます。
シナオ姫は降参の意思表示を見せますが……
とあまり多くは語りますまい。
シナオ姫はどうなってしまうのか。ヒビキ人形はどうしてしまうのか。
だいたい想像はつきますが……
それは見て確認することにしましょう。
それでは第105章第3節「甘い糸」
始まりと御座候。

ベンベン
50名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 22:19:24 ID:X/iJIN6e
「……っああ!!」

最前まで目にも止まらぬ速さで繰り出されていたシナオの短剣を弾くとヒビキ人形は剣
の切っ先をシナオの眉間にあてがう。軽い音を立てて短剣が床を転がった。雌雄を決す
るのにかかった時間はわずか五分に満たない。
シナオは一つ息を吐き、自嘲の笑みを浮かべる。

「私もまだまだ未熟者ですね。参りました。降参です」

そう言ってシナオは両手を挙げる。
だが剣の切っ先は未だにシナオを捉えて動かない。

「分からないのかしら?降参です。あなたの勝ちです。だから剣を収めてくれませんか?」

シナオは先ほどよりも大きな声でヒビキ人形に向かって声を発する。が、俄然ヒビキ人
形は剣を下ろす気配を見せない。
───まさか、故障?
シナオがそう思った直後、ヒビキ人形はすっと剣を下ろした。ほっとすると同時に胸を
撫で下ろす。
そして反省する。

「やっぱり勇者様は私よりもはるかに強い。もっともっと精進する必要がありますね。
……よし、もう一度勝負です勇者様!」
51名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 22:19:59 ID:X/iJIN6e
拳を握り締めて意気込みながら再度勝負を挑むシナオを前にヒビキ人形は動く気配を見
せない。
そしてシナオは自身の異変に気付く。
ふと視線を落とすと、あまり大きくない自分の乳房が露になっているではないか。
先ほどヒビキ人形が剣を下ろしたのは剣を収めるためではなくシナオの衣服を切断する
ことが目的だった。

「き、きゃああぁぁぁ!!」

とっさに両手で胸を隠してその場にしゃがんだシナオは「い、いったいどこを狙ってる
のですか!?」と叫ぼうとしたがその叫びは口から発せられることはなかった。
しゃがんだシナオの顎に手をあてたヒビキ人形が自身の唇で相手の唇を塞いだためだ。

───!!!

いきなりの事で目を白黒させていたシナオだが目の前にある顔がヒビキだということを
再認識すると急に顔を紅潮させた。唇の感触は人形のような硬度ではなくまさしく人間
のそれだった。
52名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 22:20:58 ID:X/iJIN6e
(ゆ、勇者様……)

もはやシナオにとって目の前のヒビキ人形は人形ではなくヒビキそのものだった。
シナオはヒビキに対して恋心を抱いている。もはやこの接吻を拒む理由などどこにもな
い。
先刻まで戦闘によって昂ぶっていた気持ちはこの接吻によって全部違う方向───ヒビ
キに注がれることになった。一旦注がれた気持ちは一方通行。逆流することを許さない
。流れた気持ちの終着点はヒビキでありヒビキとの行為にある。
もうシナオは止まらない。いや、止められないと言った方が正確か。
シナオはさっきまで必死で胸を隠していた両手をヒビキ人形の身体に回した。胸を露出
していることの羞恥心はどこか遠くの地に行ってしまったらしい。そして目を閉じヒビ
キ人形の口内を舌でまさぐる。同時にヒビキ人形の舌もシナオの口内に侵入し、互いの
舌は蛇のように絡み合いながら粘膜の感触を分け与え、甘い唾液の交換を幾度となく繰
り返す。
53名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 22:21:33 ID:X/iJIN6e
唇を離すと互いの唾液で形成された一筋の糸が互いの唇を結ぶ。
シナオの顔はすっかり上気し、目はヒビキ人形を上目遣いで見つめたままトロンとして
いる。一方、ヒビキ人形の方はあくまで人形。無機質な目がシナオを捉えただけだった
。しかし、シナオの目はヒビキ人形を通り越してヒビキ本人の瞳を見つめているかのよ
うだった。

「勇者様……」

シナオは上擦った声で囁きかけるがもちろん返答はない。

「私は……シナオはもう、我慢できません!!」

そう言うとシナオは、失礼します、とヒビキ人形の下半身を脱がし、一物をさらけ出す。これが本当に人形のものか?と目を疑いたくなるほど精巧な陰茎がそこにはあった。し
かも怒張を含んだそれは天を仰いで堂々と屹立している。臭いまでが男性特有のものだ。
シナオはそっと手を伸ばしそれに触れてみる。
熱い。そして、
────硬い。
手で包むように軽く握ると、どくんどくん、と脈を打っているのが分かる。
人形なのに陰茎が付いていて勃起もするとはどういうことか分からないが今のシナオに
そんな些細なことは脳裏の片隅にもなかった。
54名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 22:22:21 ID:X/iJIN6e
何かに駆り立てられるようにシナオは陰茎を唾液でいっぱいになっている口内に含んだ。口内で舌を巧みに動かし陰茎を刺激する。同時に口をすぼめてピストン運動を繰り返す。
その度に部屋の中にちゅぱちゅぱという淫猥な音が響き渡る。
すでに陰茎はシナオの唾液で全体がぬめぬめに光っている。
およそ並大抵の男なら耐えられなくなったであろう、長寿族のテクニックを前にしても
ヒビキ人形は抵抗するでもなくその無表情を変えることもしなかった。
それでもシナオの暴走は止まらない。
シナオの上半身は切り裂かれたため裸だったが下半身は未だに外気に晒されてはいなか
った。自ら下半身の衣服を剥ぎ取る。シナオの白く細い足が露出する。普段は厚い服装
のため確認することはできなかったがこうして裸身を見るとスレンダーで綺麗なプロポ
ーションをしているのが分かる。そして自身の性器が露になる。今までの行為ですでに
シナオの性器からは愛液が溢れ出すように滴り落ちていた。
ヒビキ人形に馬乗りに跨るとシナオは秘部に陰茎をあてがった。どちらもシナオの体液
によって十分に潤ってトロトロになっている。つまり準備は整っている。

「勇者様……入れますからね」
55名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 22:23:22 ID:X/iJIN6e
シナオが腰を少し下ろして秘部の入り口を確かめるように亀頭のほんの少しを入れる。
微かな割れ目に亀頭の一部が吸い込まれる。それを確認すると何の躊躇いもなく一気に
腰を下ろして陰茎の全てを飲み込む。

「ひゃっっ!!……あ、ああぁぁぁ……ぁん」

勢いよく挿入したために結合部で愛液が飛び散る。身体中を小刻みに震わせてシナオは
ヒビキ(人形だが)と繋がれた喜びと快感に浸っていた。しかし余韻に浸っていたのも
わずかな間だけだ。すぐにさらなる快感を目指し、シナオはヒビキ人形の上で腰を上下
させて陰茎を何度も何度も膣奥へと導く。

「す、すごい勇者さ……ま。あン、奥に当たってますぅ!!き……気持ち……っ、あん
っ……良い……ッ!!」

硬くなっている陰茎を柔らかく熱い肉壁がキツく締め上げる。
膣奥に到達した陰茎で子宮口を直接刺激するようにシナオは腰を激しく動かす。陰茎が
ざらついた膣内を擦る度に膣壁全体から体温よりも熱い液体が溢れてきて膣内とシナオ
の心を満たす。
56名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 22:24:11 ID:X/iJIN6e
顔は紅潮し、水平に伸びた長い耳は全体が真っ赤になり、口からは荒い呼吸が漏れてい
る。全身が汗まみれになるのも気にせず一心不乱にリズム良く動く。
それでもヒビキ人形は全く動かずに無表情な瞳をシナオに向けていただけだ。これでは
ヒビキ人形の陰茎を使用したシナオの自慰行為ととれなくもない。確かに人形に性感が
あるのかも怪しい部分ではあるので。
そんな事は全く頭に無いシナオは自分に快感を与える行為に没頭している。

「わ、私……も、もうダメぇ!!……っ……イ、イキそうです!!」

全身を縮めるようにしてシナオは絶頂へのカウンダウンを開始した。
今までよりも速く、いやらしく、そして力強く動く。ヒビキ人形は全く動いてくれない
ので腰だけでなく全身を使って自らを到達点にまで運ばなければならないのだから。
膣内がひくひくする。

「あ、ああ!!…………って?あら?か、感触が……」

今しもシナオが絶頂に達しようとした時ヒビキ人形の陰茎は見る間に小さくなっていく
。しかし、射精した様子が感じられない。そもそも射精までできるのかどうかは疑問だ
が。そしてヒビキ人形の瞳の光がプツンと糸を切ったように消えた。

────ね、燃料……切れ……?

ガーーーーーーーーーーン

「あ、あともう少しでしたのに……」

シナオは目に見えてショックを受けている。ヒビキ人形に跨ったまま両手をついてうな
だれる。体勢としては先ほどと大して変わらないが違うのは小さくなった陰茎が濡れそ
ぼっている膣口から出て、糸を引きながらだらんとしている所だ。

「こ、こうなってしまっては自分で処理するしか他に方法はないのでしょうか……はぁ
……」
57名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 22:25:10 ID:X/iJIN6e
コタロウが遠慮がちに部屋に入ってくる。

「失礼します。シナオ……姫?」
「あぁ、コタロウ。この自動人形の燃料が切れてしまったのです。悪いけど後で補給し
ておいてもらえますか?」

すでに衣服も整え、先ほどまでの淫らな行為の余韻を微塵も感じさせない慇懃な態度で
シナオはコタロウに対応した。

「燃料切れ?」
「はい。燃料切れです」
「すごいじゃないですか、シナオ姫!!」
「は?」
「あの剣士を模した自動人形相手に燃料切れまで互角に戦うなんて!!」
「え?」
「勝敗は決まらなくてもシナオ姫の力は証明されたようなものです!!」
「そ……そうですか?」
「そうですとも!私でもあの人形相手にそこまでは戦えませんから!」
「そ、そう」
「我が相模家の未来は明るいですね!!」
「それはちょっと言いすぎじゃ……」
「次に葵の姫の一向に会った時はこてんぱんにしちゃいましょう!!」
「…………」

まさか負けた後に性行為に及んで燃料切れにさせたなんてとても言えない。
勝手に持ち上げられて困ったシナオは聞きにくそうにコタロウに尋ねた。

「と、ところでコタロウ。あの自動人形は何か特別な機能がついてるのですか?例えば
……その…………く、く、口封じとか………う、受身が上手いとかマグロが好きとか…」
「私にはちょっと分かりませんが中に埋め込まれている仙玉は神戸の商団から購入した
ものらしいですよ」
58名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 22:26:08 ID:X/iJIN6e
ベンベン

───と、今回はここまで。
さて、ヒビキ人形と互角に戦った(?)シナオ姫。
来るべき再戦の時に向けて今日も一人で自動人形相手に訓練を繰り返しています。
当初の目的をすっかり忘れている様子。
相模家の未来はどうなるのか?シナオ姫の未来はどうなるのか?
巡る消えない想いは淡い一夜にも似て候。
次節「果てない夜」
にてまたお会いを。

ベンベン
59名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 22:29:42 ID:X/iJIN6e
えーだらだらとお目汚し失礼。コタロウってこんなキャラだったかどうかも怪しいです
もう少し時間かけて作れば良かったかなぁ、と。なんかめちゃくちゃ…
間違いなく続きません
60名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 22:38:26 ID:7t8P3YCY
キタコレwwwwwwwww
是非とも続いて欲しいと思う。それも激しく。
61名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 02:04:47 ID:m5OIdCnh
よーし、GJ!
第105章・・・って、なげええええええええッ!!
貴方に本編終了〜105まで要請するwwwwそして続け
そして、ベンベン笑ったwww
62名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 02:19:17 ID:mBKwgZ9l
一番乗り乙、そしてGJ!続きも期待していいですか?
63名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 09:43:38 ID:ahN0+tlh
GJ!
64名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 09:47:46 ID:LJcapWn5
おい、GJだ!
>受身が上手いとかマグロが好きとか
>仙玉は神戸の商団から購入したもの
不覚にもちょいワロタ。弁士いい味だ
つ、続きをーーー!!
65名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 15:16:16 ID:2DF0NfPc
弁士含めてよかったですよー
66名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 21:33:04 ID:HeSSQpHO
神キタヨ神GJ!
ぜひとも続きをキボンヌ。

そういえばこのゲームってセリフと音声で呼び方が違うんだよなぁ…書く場合どっち使えばいいんだろ。
67名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 22:30:38 ID:Sz/q0TbB
GJ!シナオも何気にエロイなぁ。一番乗り乙でした。
>>66
個人的に音声の方だとよそよそしく感じるかなぁ。名前で呼ばれて欲しいかも。
6859:2005/10/10(月) 22:39:27 ID:5ouErgRz
読んでくださったみなさんに感謝です。ありがとうございます
意外と住人が居たのと続きをキボンする方が多くてびっくりしました
続きは考えてませんがネタと気力さえ湧けばあるいは
確かに105章は長かったかww
69名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 23:51:45 ID:QSkdO/8c
>>68
ワロタwwwww
70名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 08:41:36 ID:EIpZbTJ1
>>69
ちょwwwおま、マジで?
71名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 18:02:17 ID:3Bo4NQoO
GJ!
色々妄想する余地があって良いな。
72名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 19:37:48 ID:mj6KGFBm
ひさしぶりに来たら神キテタ!!
お疲れ様でした!続き期待してます!

この調子でスレがもっと盛り上がるといいなあ
他の職人さんも頑張れ!いつでも正座して待ってるよ!
73名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 22:17:08 ID:3GjKVd/9
今日amazonからtwelveの攻略本が届きました
全会話が掲載されているものと勝手に判断し、これをきっかけにSSが書ける!
と思っていたのに


会話一つも載ってねーよorz
ティエンの手記は良かったがな
74名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 03:41:14 ID:YbB6EBxy
マサヒメ×ヒビキが見たい。
マサヒメが攻めでw
75名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 23:04:06 ID:vDpNfTIQ
マサヒメ攻めなのかよw
とりあえずアゲ&保守
76名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 05:53:30 ID:96yyzbNM
マサヒメ×ティエンが見たい。
マサヒメが攻めでw
77名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 23:11:38 ID:oiYaNT+Q
相手がヒビキかミノリでノーマルな作品が読んでみたい。
78名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 20:09:33 ID:61Ga7iM4
頑張るからもう少し待っててくれ
79名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 22:39:57 ID:s0/rqdZ6
>78
期待してるぞw
80名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 20:45:54 ID:DZ7XWH/l
このゲーム買ったんで、現在プレイ中。
とりあえず、クリアしたらなんか書きます。

マサヒメの性格が想像してたのとはだいぶ違った。
この性格ならマサヒメが責めというのも有りかもw
81名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 19:53:17 ID:LPuSql+W
クリアしました。
とりあえず、これから何か考えます。

ちなみにSSという程の物では無いですが、プレイ中頭に浮かんだ妄想を。

十勇士と決戦前のマサヒメとの会話より

マ:えっと、本気でやっちゃっていいのかな?皆、それで平気なのかな?
ヒ:マサヒメ、落ち着いて聞いてくれ。君、今『やっちゃって』って、ど、どんな漢字でいってた?
マ:えっ?やだ、お母さんはよく『殺っちゃって』って言いますけど、私のは普通に平仮名ですよ。
ヒ:平仮名?よし、マサヒメ。君は正常だ。母さんの方はちょっとストレートすぎだけど。此処は全力でいくのが礼儀だし、本気でいこう。
マ:あっ、でも、お兄さんが相手なら少し違います。
ヒ:ちょっ、なんで僕がでてくるのさ!?
マ:お兄さんが相手なら『犯っちゃって』ですね。ジュル。
ヒ:聞いてないし!ってゆうか、今の『犯っちゃって』って!?それと『ジュル』って一体!?
82名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 21:48:42 ID:9z0777Zw
むぅ、これはかなり期待できそうなSSが投下されそうですね
しかしマサヒメが攻めというのは……かなり良い!ジュル
83名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 22:47:06 ID:gqJuGaID
よしよし、また誰もいないな
こっそり新作を投下してみよう
始まりと御座候
84名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 22:48:13 ID:gqJuGaID
「ヒビキ様、ちょっとよろしいですの?」
「あぁ、いいよ。入って」

ティエンが部屋の戸の向こうからヒビキに声を掛けてきた。ヒビキがそれを快く了承するとテ
ィエンは、失礼します、と素早く引き戸を開けてそそくさと部屋に入り、開けた時と同様に素
早く戸を閉める。それなのに物音は一切立てなかった。なかなか熟練した技だ。
ヒビキの部屋に現れたティエンはいつもの服装ではなく、淡い緑を基調とした浴衣を身に纏っ
ていた。風呂上りなのか少し上気した顔が色っぽい。少し異国風な外見にも浴衣はよく似合っ
ていた。


月も天頂に昇り人々がそろそろ寝静まったと思われる深夜。
夏とは言え深夜の外気は冷たい。窓から流れてくる夜気がそう教えてくれる。
せっかく暖まったティエンの身体が冷えないようにヒビキはさりげなく窓を閉める。
なぜ、ティエンがこんな夜遅くにヒビキの元を訪ねたのか。
ティエンがこの時間にヒビキの部屋を訪れる時、することは決まっていた。
それは二人の間で交わされた暗黙の了解───
85名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 22:49:09 ID:gqJuGaID
ティエンはヒビキに差し出された座布団に座った。二人はちょうど向かい合う形で鎮座してい
る。居心地悪そうなティエンはすぐそばに敷かれた布団にちらと目をやりヒビキの様子を窺う
かのような声音で話しかける。

「あ、あの……いつもの……をお願いしたいんですの」
「いつもの?」
「だ、ダメでしょうか?」
「ダメじゃないよ。僕の方からもお願いしたいし。それにティエンと抱き合うのすごい好きだ
からさ」

ヒビキは何の照れもなく恥ずかしいセリフを笑顔でさらっと言う。
一方、ティエンはヒビキが言ったセリフに赤面している。ヒビキから目を逸らして次の言葉を
必死で探す。

「そ、それは……真にありがとうございます」
「いいえ、どういたしまして。……じゃ、そろそろ始めようか?」
「は、はい。では……よろしくお願いいたします」
「あのさ、ティエン。いつも思ってたけどいちいち改まらなくてもいいよ、もっと気楽にさ」
「あ、つい。でも、それは私の性格上の問題ですので……」
「普段がそうなんだから僕と二人でいる時くらいもっと肩の力抜いていいんだよ」
「別に肩肘張っているわけでは───きゃっ」

短い悲鳴。
一瞬の内にティエンがヒビキの腕の中に収まる。
86名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 22:49:44 ID:gqJuGaID
「ま、そういうとこも含めて可愛いんだけどね」
「あ、あまりからかわないでください……」
「からかってなんかいないよ。僕は本気でティエンが可愛いと思ってるんだから」

そう言ってヒビキはティエンの髪をかき上げ、おでこに軽くキスをする。
洗ったばかりのティエンの髪からは甘い香りが漂って鼻腔をくすぐる。
ティエンは耳まで赤面した顔をヒビキの胸にうずめる。

「ヒビキ様から優しい言葉をかけられると、胸が……苦しくなってしまいます」

ティエンはぷぅ、と頬を膨らませた。本人は照れ隠しで怒っているつもりなのだろうがその子
供っぽい仕草には全然迫力がなく、むしろ可愛いさを増長させているだけだ。
そのまま栗鼠のような顔で言う。

「この胸の苦しみをどうしてくれるんですの?責任とってください」

顔を上に向け、両目を瞑る。

「次は……唇にください」

ヒビキは何も言わなかった。
そして二人の唇の距離がだんだん短くなっていく。
10センチ、
5センチ、
1センチ、
互いの唇の距離がゼロになる。舌が絡む。

87名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 22:50:21 ID:gqJuGaID
部屋の電気は消してあるため光源は窓から差し込む月の光だけだ。
2ヶ月前、ティエンがヒビキに操を捧げた時から二人の関係は続いていた。普段忙しくて(主
にティエンが)なかなか二人きりの時間が作れないのでどうしても会う時は深夜になってしま
うのだ。それに二人の関係は仲間内にも内緒にしているので深夜にしか会えないというのはあ
る意味では好都合だった……が数名を除いてもはやバレバレだった。ティエン本人もバレてい
る事に気付いていない。


「あっ、……は……んっ」

ヒビキは自分の腕の中に居るティエンの胸の膨らみを優しく愛撫する。浴衣の隙間から手を入
れて触れていたが、やがて浴衣が徐々にはだけてきて二つの乳房が外気に晒される。あまり大
きくないが形がとても良い。白い肌と浴衣の淡い緑に挟まれたピンク色の乳首が妙に目に映え
る。つんと上を向く乳首にそっと触れるとすぐに身体全体で反応が返ってくる。優しくつまん
で指先で軽く弄うと可愛い声を上げた。舌先で軽く刺激すると身体をくねらせて抗議の声を上
げる。しかし、本気の抵抗ではない事は分かっていた。舌先に触れる感触が硬度を増したから
だ。
88名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 22:51:07 ID:gqJuGaID
ゆっくりとヒビキの指が下半身に向かって降りていく。
指先でティエンの身体のラインを浴衣ごしになぞる。
と、ヒビキはすぐ異変に気付いた。
異変に気付いたのは下着があるはずの場所から柔らかい繊毛の感触が伝わったからだ。

「ティエン、どうしていつものように下着を付けていないんだい?」
「だ、だって浴衣ってそういうものですよね?」
「上はともかく、普通下は付けておくと思うけど」
「あ、いえ、それは知っていたんですの。でも……」
「でも?」
「は、早くヒビキ様に触れて欲しくて、し、下着も付けずに来てしまいましたの……」
「……」

「こ、こんなはしたない女は嫌いですか……?ヒビキ様だからこんな大胆になれるんですの」
と赤面したティエンは言おうとしたがそれはヒビキの指によって遮られティエンの口から発せ
られることは永遠に無かった。
89名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 22:51:58 ID:gqJuGaID
ヒビキはティエンの要望に行動で応えた。指を移動させ、足の間にある性器に触れる。
指が入るだけの準備はとうに出来ていたらしい。さほど抵抗もなく指は膣穴に消えていく。
熱い肉壁の圧力を指全体で感じながらゆっくり奥へと進める。

「あっ、ん……んんっ!は、ああぁぁっん……んん!」

軽く出し入れするだけですぐにぐしょぐしょになってしまった。
侵入させた指は膣壁の歓迎に会い奥へ奥へと招かれる。帰ろうとすると引き止めるかのように
入り口がキツく締まる。膣の中だけでは収納できなくなった愛液が膣口からトロトロと流れ出
ていて止まる気配はない。ティエンの秘部はヒビキの指を食べる事で排泄物として愛液を出し
ているようにも見えた。だが、指は前菜に過ぎない。メインディッシュを食べないことには満
腹中枢は満たされないのだ。

「気持ち良いかい、ティエン?」
「は、はい……と、ても、気持ち良いで……あぁんっ」
「すごいね。もう、僕の手がティエンでこんなに濡れちゃったよ」
「それは、ヒビキ様の指がとても良いからですの……いつまでも触れていて欲しいです」
「指だけでいいのかい?」

少しの間、潤んだ瞳でヒビキを見つめる。

「ヒビキ様……私、身体が切ないです。もう耐えられません。だ、抱いて欲しいんですの……
強く、強く私を抱いてください」
90名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 22:52:46 ID:gqJuGaID
ヒビキはティエンを布団に仰向けにさせる。
浴衣の帯を一気に取り去り、浴衣の前面をはだけさせる。
まだ男の前で裸を晒すのには抵抗があるのか少しだけ恥ずかしそうにしたティエンが何だか愛
しい。だが身体を隠すようなことはしない。

「ティエン、足を持って自分で開いてごらん」
「こ、こうですの?」

ティエンは両足の太ももを持ち足を左右に広げて秘部をヒビキに見せやすいようにする。
ティエンはまるで産婦人科の医者に性器を検診してもらうような体勢になっていた。一国の主
のこんな姿を見たら部下や民衆は倒れるかもしれない。根が真面目なティエンは素直にヒビキ
の指示に従っているだけなのだが。
もう早くヒビキを受け入れたいティエンの秘部はだらしなくよだれを垂らしたままだったが、
月光の下に照らされたティエンの秘部は神聖で不可侵な場所のような気がした。
ヒビキはしばらくティエンの裸体に見入っていた。

「ヒビキ様の要望でも、こ、これはとても恥ずかしいです……っ!」
「とても綺麗だよ、ティエン。まるで女神様みたいだ」
「も、もう手を離してもよろしいですか……?」

ティエンがヒビキの方を見た時目に入ってきたのは、いつの間にか服を脱いだヒビキの股間─
──太く、大きく、屹立している男性器だ。作り物のように立派なソレからティエンは目を逸
らせなかった。
ヒビキがティエンの足の間から覆いかぶさってくる。

「僕もこんなティエンを見たらいつもより興奮しちゃったよ。僕も耐えられない……入れるよ、
いいかい?」
91名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 22:53:25 ID:gqJuGaID
男根を露になった割れ目にゆっくりと挿入する。

「あ、あぁぁ…………んっ、んん」

そして肉壁を掻き分け、陰茎を根元まで全て沈める。
常人よりも大きいヒビキの性器は当初のティエンにとっては悩みの種だったのだが今ではすっ
かりこの大きさに慣れていた。むしろこのくらいの大きさでなければダメなくらいだ。

「どう、痛くない?大丈夫?」
「はい……大丈夫です」
「じゃあ動くよ」

全て挿入した陰茎をゆっくり動かして出し入れする。
ティエンの腕がヒビキの身体に回される。
ヒビキの動きが早くなり、硬い陰茎でティエンの中を掻き回す。
ティエンの声が自然と大きくなる。

「んっ、んっ、はぁっ!……ひゃあああうんっっ!!」

さほど広くないヒビキの部屋はティエンの嬌声と性器が擦れあう卑猥な音で満ちていた。
92名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 22:54:23 ID:gqJuGaID
しばらく抱き合ったまま行為に耽っていたが、ふとヒビキが陰茎を抜き取る。
急に下半身への刺激が無くなった事を不審に思ったティエンがヒビキに尋ねようとしたが、
次の瞬間。
ティエンの身体はヒビキによって四つん這いにさせられていた。
ティエンがその事に気付いた時には、一旦抜かれた陰茎は再び膣の中に収まっていた。


「い、いやぁっ!こ、こんなはしたない格好でなんて……。これでするのですか?これでは犬
猫みたいですの……」
「ほら、動かすよ」

ヒビキはティエンの腰を両手で掴んで激しくピストン運動を繰り返し、何度も膣奥を亀頭で刺
激する。奥に当たる度に膣全体がきゅっと締まり、ティエンが先ほどよりの快感を得ている事
が分かる。両手は先刻まで着ていた浴衣をぎゅっと掴んでいる。
当然ながらその反応は火に油を注ぐようにヒビキの興奮を増長させた。

「あっ!ああんっ、あぁぁんっんっ!」
「何だかいつもより声が大きいよ、ティエン」
「だ、だって、はぁんっ、こ、この格好だと……ひうっ、あ、……いっ!」
「え、何?この格好だと何だって?」
「す、すごい奥に当たってしま……あんんっ!……ますの……だ、だから……」
「すごい感じちゃう?」
93名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 22:55:10 ID:gqJuGaID
もはやティエンは言葉を紡ぐのも困難なほど快感を得ているためヒビキの問いに対して頷く事
しかできなかった。そしてそれで十分だった。
後背位でいつも以上の快感を得たティエンをヒビキは容赦なく攻める。
腰を打ち付ける度にヒビキの下腹部がティエンの臀部に当たり、ぱんっぱんっ、という渇いた
音が木霊する。
ヒビキは陰茎をギリギリまで引き抜き膣から抜けると思った直後、一気にまた奥まで深く突く。
この格好だとよく締まる膣壁が陰茎に引っ張られてめくれる様子が観察できる。結合部のわず
か数センチ上にある菊門がひくひくしていて卑猥な生き物を連想させた。
今となってはシーツ代わりとなってしまったティエンの浴衣が互いの汗やら体液やらいろんな
もので汚されている。




振り返るティエン。
「ま、待ってください、ヒビキ様」
「どうしたの?イキそう?」
「わ、私、こんな……こんな格好では終わりたくありません。最後の時はヒビキ様の顔を見な
がら、抱き合いながら……果てたいんですの」
「……」
「だ、ダメでしょうか?」

感じすぎて涙目になったティエンの顔を見ると、そのまま最後まで到達してしまいたいという
欲望の衝動が現れたがヒビキは残った理性をフル動員させてその衝動を抑えることに成功した。
94名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 22:56:59 ID:gqJuGaID
ヒビキは陰茎を膣から引き抜く。
そしてティエンを仰向けに寝かせて両足を開く。
ヒビキはティエンに覆い被さり再び挿入する。

「ヒビキ様……手を、私の手をしっかり握ってくださいませ」

差し出された両手をしっかり握り、指を絡ませて二人は絶頂へと昇りつめる。
もはや二人の行き先は同じだった。
流れ落ちる汗も気にせず一心不乱に快楽を貪る。

「ヒ、ヒビキ、さま……ぁっ。あぁ私、もうダメですの、ダメですのっ!!」
「くっ、ティエン僕もイ、イキそう……だよ」
「い、一緒に、一緒に……」
「イ、イクよ、ティ……エンっ!!」
「ヒビキさまあああああああぁぁぁっっっ!!!」
95名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 22:57:51 ID:gqJuGaID
痙攣する膣と陰茎。
刹那、ヒビキはティエンの膣奥に白い欲望を数回に分けて射出した。
ティエンは薄れかかった白い意識の中で確実にそれを身体の奥に感じた。
それは二人が愛し合った証。

───熱い

ティエンはその熱の中に快感と嬉しさを感じていた。
女しか感じることのできない、体内に射出された熱。
のしかかるヒビキの体重が心地良い。

二人の息は荒く言葉すらまともに紡げないほどだった。
精液を吐き出したヒビキの陰茎が膣から抜けるとそこからは大量の愛液と精液の混合物がとろ
りと溢れ出た。やがて液体はシーツに落ちてシミを作っていた。



二人の息がようやく整った頃、ヒビキとティエンは抱き合って接吻を交わしていた。
激しい運動をしたため、口が渇き唾液の粘性が高くなっていた。だがそんな事はお互い全く気
にしていない。いや、気付いてもいないのかもしれない。
やがて先に言葉を発したのはティエンだ。

「私、ヒビキ様だったら何度でも構いませんの。でも───」

───四つん這いの格好もまんざらではありませんの

直後、陰茎は再び力を取り戻す。硬さが戻ってきていた。
96名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 23:00:36 ID:gqJuGaID
はい、終わりです。長い上に下手な文でお目汚し失礼でした
今回からは弁士カットです、面倒なんで
ただティエンに浴衣を着せたかっただけです
ではまた来週の週末に
97名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 01:10:48 ID:1/37QroN
キタ━(゚∀゚)━!GJ!!!!!
98名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 01:23:52 ID:VgP0yXEN
職人さんGJ!浴衣…(;´д`)ハァハァ
次回作も楽しみに待ってます。
99名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 01:31:48 ID:O4uSYCW3
大精霊が降臨なされた
100名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 22:00:17 ID:WnlTTu+E
ら、来週にまた投下してくれるのか……!?
信じていいのか?とりあえずGJ上げ
101名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 22:51:13 ID:qPAJF1fZ
もうなんだろう…一言で言うとあんた神ですよ。
また来てください。楽しみにしております。
102名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 20:01:19 ID:rLfS+nIe
職人さんGJ!!

俺も書いてみよっかな〜…でも、職人さんみたいに上手く書けなさそうだorz
103名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 22:33:50 ID:1BC8c7NQ
>>102
大丈夫だ。怖いのは最初だけでじきに良くなる
と、職人でもないオレが言ってみる
一つ言えるのは職人さんが増えると嬉しいってことだ
104名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 12:51:17 ID:fdadaZwQ
GJでした
105名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 17:30:26 ID:Vu6JI7uh
大精霊GJ
さて、いろいろネタを考えながら正座して
あと十人ほどの精霊達(職人達)をまとうかの・・・・・・ジュル
106102:2005/11/09(水) 00:18:36 ID:t8Y7tFQm
>>103
ありがとう、思い切ってチャレンジャーになってみるよ。


今、ミノリ×セイショウで書こうとしてるんだけど…

ミノリ、お口でセイショウの筆下ろし→セイショウ暴走→セイショウ、無理矢理ミノリを押し倒し…

とか、どうかなあ?
107名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 02:18:48 ID:PlGCnXeo
>>106
オチは涙ながらにセップクですか?(笑)
108名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 17:28:28 ID:5FER+8l6
仲間の女性キャラ全員手篭めにした挙句各国を転戦する中で破った女性武将達を次々に肉奴隷にしていく長編鬼畜王ヒビキきぼん

とか言ってみる。
109名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 15:56:35 ID:Liuv6QCS
それ、なんてア○スソフト?
110名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 23:13:49 ID:bFn3jyqz
誰もいない土曜の夜に投下
111名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 23:14:47 ID:bFn3jyqz
「ん〜、今日は何だか夜更かししちゃった。もう寝ようかな……と、その前にトイレに行って
こなくちゃ」

マサヒメはトイレに向かって暗い廊下を歩く。
夏とは言え深夜の夜気は肌に寒い。

「うぅ、冷えるなぁ。なんかこの城って広い上に複雑で迷っちゃいます。さすがにみんな寝静
まってますね?」

と、偶然にヒビキの部屋の前を通る。
ヒビキの部屋の電気は消えているのに何やら気配がする。

「ん、何だろ?」

怪訝に思うマサヒメ。
そっと引き戸をほんの少し開けて中の様子を確かめる。



「あっ!ああんっ、あぁぁんっんっ!」
「何だかいつもより声が大きいよ、ティエン」
「だ、だって、はぁんっ、こ、この格好だと……ひうっ、あ、……いっ!」
「え、何?この格好だと何だって?」
「す、すごい奥に当たってしま……あんんっ!……ますの……だ、だから……」
「すごい感じちゃう?」
112名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 23:15:30 ID:bFn3jyqz
マサヒメはしばらく口を開けて放心した。
裸で抱き合うヒビキとティエンが戸の向こう側にいた。
意識が戻ってきて改めて赤面する。

(お、お母さんとヒビキさんって恋人だったの!?)

仲間内で最年少のマサヒメはヒビキとティエンの関係を知らなかった唯一の人物である。
マサヒメが日頃から“お母さん”と呼んで慕っているティエンがまさかあんな事を。
マサヒメの胸中は複雑だった。声を上げて驚きたかったが今はそれができる状況じゃない。

早くこの場を離れなければいけない。
こんな場面は他人が見ていいものじゃないのだから。
そう思うが何故か視線は外せなく、身体も動こうとしない。
必然的にマサヒメは二人の行為を覗くという形になった。
113名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 23:16:51 ID:bFn3jyqz
しばらく裸の二人の営みを黙って見つめるマサヒメの視線は自然と局部───二人の性器が繋
がっているあたりに釘付けになる。結合部は二人が愛しあっている証拠に粘性の高い液体で覆
われていた。陰茎を動かす度に糸を引く愛液。男性器を飲み込み広がる女性器。
どれもがマサヒメの網膜には映し出されたことのない過激な映像だった。

「ヒ、ヒビキ、さま……ぁっ。あぁ私、もうダメですの、ダメですのっ!!」
「くっ、ティエン僕もイ、イキそう……だよ」
「い、一緒に、一緒に……」
「イ、イクよ、ティ……エンっ!!」
「ヒビキさまあああああああぁぁぁっっっ!!!」


(い、行く?こんな深夜にどこへ?デート?あ、動かなくなっちゃった)

マサヒメが勘違いしてる事も知らずに愛し合った二人は声を上げて到達する。ティエンの中に
出された大量の白濁液が膣内に収まり切らず、愛液と混じって溢れ出す。

(な、なんだろうアレ……)

マサヒメは未知の液体について必死で考えを巡らすが答えは一向に出てこない。
白い液体といえば牛乳くらいしか知らないのだから当然だ。
───と、
マサヒメの思考を遮ったのはひたひたと廊下を歩く足音だ。マサヒメは相当驚き、飛び上がら
んばかりに身体がびくっ、となった。
誰なのかは分からない。が自分の方に近づいてきているらしい。
偶然とはいえ、恋人の行為を覗くという何とも不道徳な行動を見られたら弁解の余地が無い。
少し開けた引き戸も閉めずにマサヒメは風の如くその場から去っていった。
114名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 23:17:19 ID:bFn3jyqz
「ふぅ、びっくりしたぁ」

まだ熱さの取れない顔を手でぱたぱた仰ぎながらマサヒメは盛大な息をついた。
顔が熱い理由には二つ。
ヒビキとティエンの行為を偶然目にしてしまったから。
覗いてたのが誰かにバレそうになったから。

(でも、覗こうと思って覗いたわけじゃないもん。これは不可抗力ってやつよね)

と自分自身に言い訳を開始。

(で、でも……すごかったなぁ、さっきの。お母さんもヒビキさんも何だかすごく気持ち良さ
そうだった。あんなの初めて見ちゃった。あれが……えっち、だよね)

先刻の事を思い出すとなんだか下半身ムズムズしてきた。もちろん痒いわけではない。
身体の深い所から来るような疼きにマサヒメはごく自然に手を自分の股間に伸ばした。
さっき見たティエンとヒビキが繋がっていた箇所にパジャマの上から触れてみる。擦ると最初
は違和感があったがだんだん慣れてきた。
パジャマの中に手を入れてパンツの上から同じように割れ目を擦ってみる。

(な、何だか気持ち良い……?)

何だか変な感覚にマサヒメは身体を委ねた。

115名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 23:18:30 ID:bFn3jyqz
ふとマサヒメは自分の性器がどうなってるか鏡で確認してみようと思った。
パジャマとパンツを一緒に脱いで下半身を外気に晒す。
そして床に鏡を置いて体育座りのような格好で鏡に自分の性器を映した。

(あ、あれ?お母さんのとちょっと違う……?色とか、ビラビラの大きさとか。っていうかど
こにも穴なんかないし)

マサヒメは初めて見る自分の性器をつぶさに観察し、先刻見たティエンの性器と比べていた。
割れ目の下の方では透明な液体がぬらぬらしている。

(これさっき、お母さんからも出てたやつ?でも白い液体とは違うのかな……?)

(お母さんのここにヒビキさんのあんな太いのが入ってた……。男の人の初めて見たけどあん
な大きくて、あんな色と形してるものだったんだ)

好奇心からメサヒメはまだぴったり閉じたままの筋に指を這わせる。
下着ごしからは考えられないほどの強い刺激が全身を伝って弾けた。
116名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 23:19:20 ID:bFn3jyqz
(ど、どこにあんなものが入るんだろう?)

どこにも異物が入りそうな穴は見当たらない。不思議に思ったマサヒメは両手で筋を左右に広
げる。鏡には淡いピンク色の粘膜が映る。まだ穢れの知らない少女の小さな秘部は快感を欲す
る液体によって光沢を伴っていた。男を知らない少女が分泌する液体は官能的だった。
少女は広げた秘部の下部分に微かだが確かに穴らしきものを発見した。どうやら透明な液体は
そこから排出されているらしい。

(こ、ここに入るのかな?でもこんな小さい所にあんな大きいのが入るのかな?)

先刻の二人の結合部を思い出す。
すごく大きくてたくましいヒビキの陰茎。
奥深くまで挿入されて陰茎と同じ大きさに広がったティエンの秘部。
鮮明に思い出すことができる。忘れろと言う方が無理だ。マサヒメにとってあれほどの衝撃は
生まれて初めてだったから。
そして思い出せば思い出すほど心臓の鼓動が速くなり、下腹部には何とも言えない感覚が集ま
っていく。
117名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 23:20:07 ID:bFn3jyqz
指一本ほどの大きさもない穴にマサヒメは人差し指で触れてみる。敏感になった秘部は軽く触
れただけでも強い刺激が波となって伝わる。
指先に少し力を入れてみると、入らないと思っていた指が膣口の圧力を押し分けて入っていく。

(あ、は、入る……?)

マサヒメの小さくて細い指が第一関節まで入った。
マサヒメはそのまま徐々に指を奥へ進めようとしたがそれは突如訪れた激痛によって遮られた。

「あっ、い、痛っ!」

つい声を出してしまったマサヒメは慌てて指を抜いて口を押さえる。
マサヒメの指先は自身の穢れ無き身体を証明する唯一の証───処女膜へと到達していたのだ。
少女の指がいかな細いといっても処女膜を破らずに通過できる程の細さではない。
マサヒメは急に現実に引き戻された気がした。さっきまで感じていた快感よりもさらに上の感
覚を得ようとして激痛に襲われたのだ。
マサヒメは少し怖くなった。
さすがに指をこれ以上奥に入れることは抵抗があった。恐怖心が優位に立つ。
しかし、勇敢な少女はこの経験からどの程度までの深さなら痛みが訪れないかを知った。
先ほど痛みに驚いて抜いてしまった人差し指を再度膣口に宛がう。そして軽く力を入れて指先
を穴の中に滑りこませる。膜に触れないギリギリのラインである第一関節まで。
再度、ヒビキとティエンの性行為を思い出す。
それに倣って指を膣の入り口付近で出し入れしてみる。

(あ、やっ、なんか変な感じ……)

決して膜には触れないよう細心の注意を払いながらマサヒメの指は動き続ける。

(でも、嫌な感じじゃない……、ううん、むしろ、き、気持ちいい)

指を動かす度に膣口から愛液がトロトロと流れだす。溢れ出した愛液はすでに布団のシーツに
染みを作るまでになっていた。
118名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 23:21:35 ID:bFn3jyqz
───もうマサヒメは止まらなかった。
少女は布団の上で身を縮め、目を瞑りながら必死で指を動かして快感を得ている。
愛液の溢れた秘部からは何やら淫猥な音が奏でられている。時として速く、時として遅く、そ
んな一定しないリズムの中で確かな波が生まれていた。

「ん、んんっ……ん……」

先刻から指を動かす度に意図せず口から可愛い声が漏れてしまっていた。それだと周りにこん
な事をしているのがバレそうなので今は解いた帯を口に咥えて必死で声を押し殺していた。
指の動きに合わせて生まれていた快感の波がやがて収束して一つの波になった時、全身を流れ
る快感が身体を突き抜け、天に昇るような感覚に襲われていた。

「んんんんんっっっ!!!」

びくん、びくんと身体を小刻みに痙攣させながらマサヒメは到達した。
膣口からは大量の愛液が溢れると同時に潮を吹いていた。
あまり飛距離のない潮は小さな軌跡を描いてシーツに大きなシミを形成した。

少女は絶頂の意味も存在も知らないまま自身で到達した。
マサヒメはそのまま意識を失いゆっくりと布団へと身を崩れさせた。
口からは荒い息を吐いたまま。
119名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 23:22:19 ID:bFn3jyqz
翌朝。

「あ、あれ?私どうしたんだっけ……?」

目を覚ましたマサヒメはしばらく昨日の記憶を無くしていた。
寝ぼけ眼をこすりながらどこを見るとでもなくぼ〜っとする。

「くしゅんっ」

気付けば身体が冷えている。布団を掛けないままで寝たからだろうか。
ふと視線を下げると下半身に何もはいていない事に気付き、慌てて衣服を装う。
そして、稲妻の如く蘇る昨晩の記憶。
初めての行為で初めての絶頂。
本人はそれらが意味する本当のことを知らないまま妙な罪悪感だけを心に残している。
ふと、足元の感触がいつもと違うことに気付く。
マサヒメは視線を下げるとそこには大きなシミが出来ていた。

「き、昨日トイレに行けなかったから……お、おねしょ……しちゃった。14歳にもなって…
…。か、仮にも青葉の当主なのに……」

マサヒメはがっくりと肩を落として落ち込んでいたがやがて思考を切り替える。

(このままではいけない。こんなものを他の誰かに見られでもしたら絶対一生言われ続けられる
に違いない。特にヤマトさんには要注意だわ。それより早くこれをどうにかしないと……)

「おーい、マサヒメ。起きてるかー、飯だぞー」

噂をすれば当の本人であるヤマトがマサヒメを起こしに来た。
120名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 23:23:12 ID:bFn3jyqz
(ど、ど、ど、どーしよーー!?なんでよりによってヤマトさんが!?)

マサヒメが内心で焦っていると、

「なんだー、まだ寝てるのかー?おーい、入るぞー。」

マサヒメの応答が無かったためにヤマトが戸を開けて中に入ってくる。

「朝飯ついでにお前も食べちゃうぞ〜……と、ん?なんだ、ちゃんと起きてんじゃん」

マサヒメはシミのついたシーツを必死でヤマトの視線から守るように身体の向きを変える。
ヤマトのさわやかなセクハラ発言も全く耳には入っていなかった。
ヤマトの目が怪しく光る。

「お前何か隠してるな?」
「な、な、な、何も、何も隠してなんかいま、いま、せせ……」
「そんだけ動揺するったぁ何かすごいもん隠してるな?どれどれ、お兄さんに見せてごらん」
「な、な、な、何もないですからっ……!」

マサヒメの制止を無視してヤマトはマサヒメが必死で隠してあるシーツを覗いた。
ヤマトがそのシミを視認できたかどうかは知らないがその直後、

「こ、こ、これで終わりですっ!!」

突如現れた業火の炎がヤマトと布団ごとシーツを一瞬にして黒コゲにしてしまった。
目撃者もろとも物証も隠滅したマサヒメはほっと胸を撫で下ろした。
やられた〜、という声が聞こえたどうかは定かではないが。

「最初から燃やせば良かったんですね」

と晴れ晴れとした顔と足取りでマサヒメは朝食へと向かった。


1時間後、ヤヨイはマサヒメの部屋で黒コゲになったヤマトを発見する。
次節で全回復するから別にいいじゃないですか、というのがマサヒメの弁解だったらしい。
121名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 23:25:00 ID:bFn3jyqz
一応宣言通り投下しました。微妙に続いてます
が、こんなオチでいいのか?お目汚し失礼でした
ともあれまた来週の土曜に
122名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 23:46:59 ID:qjAGXVbJ
GJ!続き物だったのか!
宣言通りの投下も読み手としては有り難い。来週末が楽しみだ。
ところでヤマトはまな板でもいいんだろうか?
123名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 00:48:48 ID:0f9Lyk1j
GJっす。
来週も楽しみにしてます!

鬼畜王ヒビキか・・・読みたいなw
124名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 01:16:34 ID:Yi3h6Exx
キタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!

来週が待ち遠しいぜぇw。(*´Д`)ハァハァ
鬼畜王ヒビキも俺的にはおk。
125名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 05:14:50 ID:QYYxO0GM
ヤマトは平らの方がいいだろ
ヤヨイとかムメイとか
126名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 10:45:47 ID:NxktRfIW
>ムメイとか
ちょっw
127名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 13:21:15 ID:9HVaoXsw
これで終りですっ!のトコ上手いなー、おもしろかったです!
128名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 17:02:31 ID:1TjufrTp
大精霊GJ
シリーズ化するのかな、かな?

>ムメイとか
光秀! おまえってヤツはああぁぁあぁッ!!
129102:2005/11/13(日) 20:35:55 ID:ZSnlXFoN
大精霊様GJでした!


俺も、暇さえあれば筆を走らせてるんだけど…なかなか思うように進まないorz

大精霊様を見習わなくちゃ
130名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 00:37:01 ID:/Zg8PYR2
GJ
マサヒメ(*´Д`)ハァハァ
そして>>102氏にも期待
131名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 01:49:18 ID:DjgAZCjT
ニコニコと笑顔のまま鬼畜な所業に及ぶヒビキが用意に想像出来るのは何故だ
132名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 21:16:47 ID:IRJa1f4/
誰もいないはずの土曜に投下
なのに気配を感じるのは気のせいか?
133名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 21:17:09 ID:IRJa1f4/
あの日───初めて自分を慰める行為を覚え絶頂に達してしまった日以来、マサヒメは不定期
に自慰をしていた。その周期はやがて短くなり、1ヶ月経った今では毎日のように自分を弄っ
て慰めている。当初感じていた自慰に対する妙な罪悪感も徐々に薄れつつあった。それに代わ
って性に対する興味は日に日に増していく一方だった。


マサヒメはティエンが深夜にヒビキの部屋を訪れる時はえっちをしているんだと知った。
あれから時々ヒビキとティエンの行為をこっそり覗きに行き、そして自分の部屋に戻って火照
った身体を自分で慰めるという行為を続けている。
男が絶頂に達した時、あの白い液体が出るということも知った。
「イク」というのは絶頂に達する事だということも遅からず知った。
自分の部屋に戻るのも我慢できない時があり、覗きながら廊下で自慰をした事もあった。
マサヒメは自分でもおかしいと思う。

(私、どうしちゃったんだろう……。こんなえっちな事ばっかりするなんて)
134名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 21:17:40 ID:IRJa1f4/
特に数日前のヒビキとティエンの交わりは凄く、マサヒメは1、2回の自慰じゃ済まなくて翌
日には寝不足になるという事態に陥った。それなのにティエンは寝不足や疲れた気配もなくケ
ロっとしていた。むしろ元気になったように見えるから不思議なものだ。
その代替としてヒビキは二日酔いのようにぐったりしていたらしいが。


男に興味はたくさんあるがいろいろ考えた結果、マサヒメはある結論に達した。

(男の人の液を飲んでみたいなぁ。一体どんな味がするんだろう?)

どこをどー間違ったらこんな結論に達するのかはちょっと分からない……。
あんたそりゃ大神写本も開けませんってば。

135名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 21:18:24 ID:IRJa1f4/
そしてマサヒメは意を決して行動する事にした。

深夜、ヒビキの部屋の前に来る。
ティエンは明日会議が朝早くからあるみたいなので今夜来ないことは知っていた。
そっと戸を開けて部屋の中に入る。ヒビキの寝息を確認。

(あ、良かった。ぐっすり眠ってますね)

と、マサヒメは内心でホッとする。
ヒビキが寝ている布団の足の方に移動する。そしてそ〜っと布団をめくる。
ヒビキの下半身が布団から現れる。
ヒビキは寝る時にはハーフパンツを着用している。聞くところによると相当年季の入った長年
の愛用物らしい。
マサヒメはドキドキしながらヒビキの足の間に座る。
そして早まる鼓動を抑えながらハーフパンツの側部を掴んで少し下にずらしてみる。
思ったより抵抗は少なくハーフパンツは割と簡単にずらすことができた。きっとサイズが少し
大きめなのだろう。
ハーフパンツを下げる時、同時に下着も下げることに成功した。狙ったわけではなく全くの偶
然だが。邪魔なものが早めに無くなったので目的を遂行できる確率が上がった。これは幸運だ。
マサヒメの目的が成就するように天も味方しているのかもしれない。

───そう、マサヒメはヒビキが寝ている間に精液の味を賞味しようとしている。

136名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 21:18:59 ID:IRJa1f4/
ハーフパンツと下着を膝の辺りまで下ろした。
そして露出されたヒビキの陰茎はいつも見るより小さかった。
いつも───ティエンとえっちしてる時のヒビキの陰茎は凶暴なくらい大きくて天を仰いでい
たのに。

(これが俗に言う『通常時』ってやつなのかな……?)

指で軽くつついてみる。
初めて触る男性器はなんだかふにゃふにゃしていた。
今度は指でつまんでみる。
変な感触。だが体温よりも高い熱が伝わる。
つまんだまま持ち上げるとその下に広がる嚢が見える。
陰茎とは種類が違う。けどそれもれっきとした男性器。
二つの丸みがなんだか淫猥だ。

指につまんだままの陰茎は骨の無いソーセージと同じで柔らかい。
色は少しこげた感じ。
上に少し引っ張ってみると進行方向に伸びた。
まるで新しいおもちゃを与えられた子供のようにマサヒメの目は好奇心で満ち満ちている。
だんだん興奮してきて自然と息が荒くなってしまう。
寝ている男性の性器を弄っている。その不健全な行為が余計に興奮を煽るのだろう。
しかも相手の男性は自分が常日頃から慕っている女性の恋人。

137名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 21:19:48 ID:IRJa1f4/
なぜ、自分の目的遂行の相手にヒビキを選んだのかと言うと、男性器を見たことあるのはヒビ
キしかいないからだ。見たと言っても覗きだが。やはり知らない性器よりは知っている性器の
方が良いと思うのは当然の心理かと。
そこにはヒビキに対する恋心なんてものは存在しない。
多少の好意はあるのだろうが。
大部分を占めるのは性の関心から来る男への興味なのだから。
138名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 21:20:32 ID:IRJa1f4/
マサヒメはこないだ見たティエンの真似をして陰茎を口に含む。初めて口にする男性器は少し
しょっぱくて不思議な味がした。ふにゃふにゃしてるので口の中で縦横無尽に遊ぶことができ
る。口で吸引すると伸びるし、適度な肉感が口の中に心地よい。まるで牛の乳を吸っているよ
うな錯覚に陥る。もちろんそんな経験は無いのだけれど。

(何だか面白いかも……)

口の中でちゅぱちゅぱしてるとやがて海綿体に血が巡って陰茎が硬く大きくなる。
一旦血が巡ってきた陰茎の膨張は止まらない。
むくむくと大きくなる陰茎の感触を口の中で感じてマサヒメはちょっとびっくりした。

(うわ、凄い。こんなに膨らむんだ……)

一気に膨らんだ陰茎の硬さは「男」を連想させた。
やがていつも見てるのと同じ形状になった陰茎は口の中に入り切らなかった。マサヒメの小さ
な口ではかろうじて半分まで入る程度だ。

(お母さんは全部入れてたけど私にはちょっと無理かな)
139名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 21:21:07 ID:IRJa1f4/
奥まで飲み込めないがマサヒメは小さな口を一生懸命動かして陰茎を刺激する。
こうすれば精液が出ることをこの前ティエンを見て知ったのだ。
それは1週間ほど前だろうか、いつものようにマサヒメがヒビキの部屋を覗いていたらティエ
ンがヒビキの陰茎を口に咥えて動かし始めたではないか。そしてヒビキは気持ち良さそうに、
そのままティエンの口内に精液をドクドクと射出した。口に出された精液を飲み干すティエン
の表情は恍惚としていてとても綺麗だったのを覚えている。
それはマサヒメにとって衝撃以外の何者でも無かった。
そしてその光景はマサヒメに新たな種を植え付ける結果となった。
───白い液体の味を知ること。
口に出されたティエンを見てマサヒメが最初に思ったのは、どんな味がするのだろう?だった。



ティエンはヒビキの大きな陰茎を全て口内に収めてしまう。特別ティエンの口が大きいわけで
はない。口内の大きさなんて誰しも大差無い。
では何が違うのか?
ティエンは陰茎を口内だけではなくノドまで飲み込むことができるのだ。
もちろんノドまで飲み込んでしまうと吐き気を伴うがティエンは訓練の末にそれを克服した。
ノドまで飲み込んだ後、嚥下運動をすると陰茎には強い刺激が加わる。
この前マサヒメが見た時ティエンはこの技を使ってヒビキを口で昇天させていたのだ。

140名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 21:22:07 ID:IRJa1f4/
マサヒメは陰茎を口いっぱいに頬張ったまま頭を一生懸命動かす。陰茎の先がノドの奥までき
てしまうと思わずむせ返りそうになってしまう。それを何とか耐えて頭を振り続ける。
陰茎はマサヒメの唾液でぬるぬるになっていて良い感じに滑りやすくなっている。時折、意図
せずにちゅぱっという音が出てしまう。

(こんな感じかな?だんだん慣れてきたかも)


ふと、陰茎を口に含むマサヒメの頭に手が添えられた。
マサヒメの身体は反射的にびくっとなり、そっと顔を上げるといつの間にか目を覚ましたヒビ
キとばっちり目が合ってしまった。
マサヒメは一瞬、石になったように硬直したがすぐに自分のしている事に対しての弁護を始め
た。

「マサヒメ……」
「ほ、ほえはひはうんです!(こ、これは違うんです)」
「いつも僕らの様子を覗いていただろう。そんなにソレに興味があったのかい?」
「は、はのははし……(あ、あの私)」
「あぁ、まずソレを離してから話さないと何言ってるか分かんないよ」
141名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 21:22:39 ID:IRJa1f4/
ヒビキに言われてマサヒメはようやく気付いた。自分が卑しく陰茎を咥えながら話していた事
に。慌てて陰茎を口から離す。唾液が糸を引く。
マサヒメの顔がかぁ〜っと赤くなる。

「わ、私その、あの、お、男の人の、し、白い液体の、あ、味をですね、その、知りたいだけ
で……あ、う、その……」

マサヒメは顔から火が出そうな恥ずかしさを堪えて顔を伏せたまま必死に自分の行動の真意を
伝えた。確かにウソ偽りはない。


(へ、変な女の子だって思われたかな?夜中に勝手に部屋に忍びこんでお、おちんちんを口に
咥えてるんだし。白い液の味を知りたいだけ、なんて弁護したけどそれって弁護になっていな
いよね?ふ、普通の娘はそんなこと思わないだろうし。っていうか覗きに来ていることバレて
たの!?うわ〜〜〜〜、き、嫌われちゃったかな?ど、ど、ど、どうしよう〜!?助けてお母
さ〜〜〜〜ん!!!)
142名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 21:23:38 ID:IRJa1f4/

しかし、マサヒメの心配とは裏腹にヒビキの表情は何も気にしていないかのように穏やかだっ
た。

「いいよ。マサヒメが嫌じゃなければそのまま続けてもらおうかな」
「え?」

言葉の意味が良く分からずにしばらく沈黙するマサヒメ。

「マサヒメ〜、聞いてる?」
「あ、は、はいっ」
「……え〜っと、続きをしてもいいよって言ったんだけど」
「え、あ、つ、つ、ツヅキ?」
「うん、そう。精液の味を知りたいんでしょ?だったら続きして良いよ。それにこんな状態の
ままだったらとても寝れないからね、はは」
「あ、う、そ、それは、つまり……」
「マサヒメに口でして欲しいってことだよ」
「い、いいんですか……?」
「いいよ。マサヒメなら」
「あ、で、でもお母さんに悪いような……」
「相手がマサヒメなら怒らないと思うよ。ティエンもマサヒメに覗かれてるのを知っているし
ね」
「え!?お母さんにもバレてたんですかっ!?」
「最初に気付いたのは僕だけどね。教えてあげたらすごい恥ずかしがってたけど最近はまるで
マサヒメに見せ付けてるようにすごい激しいんだ。ティエンは見られてると興奮するタイプな
のかもしれないよ」
「そ、そうなんですか……」
「だからマサヒメがこういう行動を取るのはティエンにも少なからず原因があるって事だから
気にしなくていいと思うよ。それにティエンもマサヒメに怒ったりはできないだろうし」
「……わ、分かりました」

マサヒメはヒビキの足の間にちょこんと座る。

「そ、それでは、失礼ながら……え〜っと、口での行為を続けさせてもらいますね」
「うん、どうぞ好きなように」

ヒビキの陰茎は先ほどと何も変わっていなかった。ただ、付着していたマサヒメの唾液は乾い
てしまっていた。
そして陰茎は再び小さなマサヒメの口内に収まる。
143名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 21:24:33 ID:IRJa1f4/
もうマサヒメに迷いは無かった。
自分が咥えている性器の持ち主がこの行為を容認している。
なら、迷う必要も行為を制御する必要も無い。
先ほどはヒビキが寝ていたため少し控えめだったが、今は何も気にする事は無い。
陰茎から精液を搾り取る。ただそれだけに集中すればよかった。
我知らずマサヒメは大胆になっていく。
亀頭を舌全体で舐め回したり、頬の粘膜に強く擦りつける。
歯を当てないように注意しながら執拗に先端への刺激を与え続ける。
陰茎は根元までマサヒメの唾液で湿っていた。
口に咥えきらない所を両手で掴んでぎこちなく上下にしごく。
暖かい口内と柔らかい手のひらがヒビキに快感を供給する。
144名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 21:25:09 ID:IRJa1f4/
(ん?何だかしょっぱい味がする。これがアレなのかな?)

マサヒメの口撃でヒビキの陰茎からは先走り液───カウパー液が分泌されていた。
マサヒメは一旦陰茎から口を離して観察するが白い液体は見当たらない。
どうやら精液とは違うものだと判断するとすぐに陰茎を咥えて続行する。

「マ、マサヒメ……とっても上手だよ。初めてとは思えないくらいに……っ」

ヒビキはマサヒメに賞賛の言葉をかける。マサヒメは陰茎を咥えたまま視線だけを上げ、上目
遣いで嬉しさを表現する。
そして目で語る。

(もっと、もっと気持ちよくさせてあげます。そして……)

マサヒメは薄い唇を力一杯すぼめて亀頭の出っ張り、一般にカリと呼ばれる部分を重点的に刺
激する。やがて常に力を入れてすぼめるよりも口の奥に入れる時にすぼめた方が快感を与えら
れる事を学習した。天性の才能ではないかと思わせる成長ぶりだ。
気持ち良くてヒビキの腰が自然と浮いてしまう。
マサヒメの頭を掴んで思い切りのどの奥まで陰茎を突っ込みたい衝動に駆られる。
さすがにマサヒメの事を考慮してその衝動は何とか抑えたが。
ますますヒートアップするマサヒメの口撃にヒビキが堪えられない時がやってきた。

「う……くっ、マ、マサヒメ、で、出るよ……」

───!!!!
145名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 21:25:51 ID:IRJa1f4/
絶頂に達したヒビキの陰茎から白い液体が勢いよく口の中に発射された。
陰茎はビクビクしながら数回に分けて大量の精液をマサヒメの口に注ぐ。
マサヒメは射精の勢いをのどの奥で感じた。
大量の精液は口に入り切らずに口元から流れ出す。


ようやく念願の白い液体の味を堪能できる時だ。
口に出されたヒビキの精液をマサヒメはのどを鳴らしながらコクコクと飲み干した。

「何だか苦くて少ししょっぱい。変な味。でも……不思議と嫌いじゃないです。あ、でもちょ
っとノドに引っ掛かるのが嫌かな」

マサヒメは初めて飲んだ精液への素直な感想を述べる。
ヒビキはそれを微妙な表情で見やった。

「あの、どうもありがとうございました」
「はぁ」
「おかげで疑問が一つ解決しました」
「それは何より」
「それで、あの……お願いが、あるんですけど……」
「ん、何だい?」
「あの……時々でいいんで、また飲ませてもらっても……いいですか?」
146名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 21:26:22 ID:IRJa1f4/
自室に戻ったマサヒメはすぐさま布団に潜り込んで裸になる。
脱ぎ取った白いパンツは大きな染みを形成して透けていた。
口にはまだ先ほど出された精液の味が残っている。
それに息をする度に精液特有の匂いが鼻腔を通過する。
思い出す。
陰茎の硬さ。
陰茎の味。
陰茎の匂い。
陰茎の熱。
そして精液。
マサヒメはヒビキの陰茎をしゃぶっている時、自分がすごい濡れているのに気付いていた。
陰茎をしゃぶりながら自分の性器を指で激しく弄りたかった。が、さすがにヒビキの前でする
のには抵抗があった。
マサヒメは布団に潜り込んですぐに自慰を始める。
今日は初めての体験。初めて精液を飲んだ日。初めて男性器に触れた日。
また寝不足になりそうだ。

147名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 21:28:37 ID:IRJa1f4/
はい。続きでした。
次回は少し寄り道します。その後、この続きに戻る予定です。
それでは懲りずにまた来週の土曜に。
体調悪いのでもう寝ます。
148名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 22:04:10 ID:3ki6mEha
GJ!!!!!!!!!!!!
149102:2005/11/19(土) 22:33:08 ID:emC+g2c8
大精霊様、GJでした!!


大精霊様のと比べたら、俺の書いた奴は稚拙過ぎ&イタ過ぎで、うpするのが憚られますよ…(つд`)
150名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 00:24:50 ID:U31yp6Qw
GJ!エロイよ。ヒビキもティエンも大物だなぁ。
102のも待ってる。
151名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 16:08:22 ID:Es5/ifag
このスレッド読んでいて、原作のゲーム買っちゃったよ。
ネタが出来たら小説書く!!
152名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 23:22:55 ID:zTdT0S8/
GJ!!マサヒメエロいよ
>>151
まさか大精霊様のSSに販促の付加能力があったなんて!
もっとtwelve人口が増えるといいな
もちろん102のも腰を据えて待ってるぞ
153名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 09:12:12 ID:PFNDL00E
体調悪いのに次作は土曜に間に合うのか?
154151:2005/11/26(土) 21:29:43 ID:iXHSsRvx
男主人公とユキさんで一作書いたわけだが、毎週土曜日の人がいるしちょっと待つ。
155名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 22:17:38 ID:NyMuYPc3
>>151
気使ってもらってすまん。
オレも今回はユキさんなので微妙にかぶってしまうが相手が違うので許してくれ
職人さんが増えるのは喜ばしいことです
つーわけで投下
156名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 22:17:58 ID:NyMuYPc3
「ユ、ユキ……ちょっといい?」


夜中、ユキの部屋を訪れたのはトウグウだった。

「なぁに、トウグウ様〜?」
「一緒にトイレに行ってくれない?」
「ん〜、トイレくらい一人で行けなきゃこの先困りますよ〜?」
「いや、余もそう思うけど何か、妙な声が聞こえてくるから怖くって……」
「妙な声?」
「うん。さっきからどこからか聞こえてくるんだ」

ユキは考えを巡らすが分からない。
何か獣でも城内に侵入したのだろうか?
別に一緒にトイレに付き添うくらい問題無いから妙な声について考えていたのはほんの一瞬だ
けだった。ユキは快諾する。

「分かりました。それじゃユキさんと一緒に行きましょうか、トウグウ様」
「あ、ありがとう、ユキ」
「それじゃ、ちゃちゃっと行ってきちゃいましょう」

ユキはトウグウの手を取って優しく握ってやる。
そして二人は手を繋いでトイレまでの路を辿る。

157名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 22:18:28 ID:NyMuYPc3
急にトウグウがユキの手を強く握り、身体を寄せてくる。

…………

───変な声が微かに、だが確実に聞こえてくる。

「ユ、ユキ……。聞こえてる?」
「ええ、確かに何か聞こえてきますね」
「な、何の声かな……?」
「さぁ、そこまではさすがにユキさんでもちょっと……。万が一に備えてユキさんの傍を離れ
ないでくださいね」
「う、うん」

一体何の声だろうか?
城内に何が侵入したのだろうか?
トウグウをトイレに連れて行くよりもこの奇妙な声の正体を探ることの方が先決だ。
ユキはトウグウを後ろに控えさせながら声のする方へと足を進めて行く。
ユキは奇妙な声に対して何の恐れも抱いていない。さすがユキさんと言うべきか。一方、トウ
グウはさっきから怯えっぱなしである。声がする度にビクビクしながらユキの後を着いてくる。

158名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 22:19:10 ID:NyMuYPc3
廊下の一角を曲がった時ユキは急に声の正体に気付いた。

(あ、これは……、そういう事か。ふ〜ん、若いっていいわね〜)

この声の発信源はヒビキの部屋だ。相手はティエンに違いない。
つまり、そういうことだ。
正体が分かってしまったユキは安堵と残念が混じった気持ちになってしまった。
と、ヒビキの部屋の前を横切ろうとした時、誰かが奥の角を曲がったのが目の端に映った。

(あれは、ひょっとして……マサヒメ……?何してるんだろう?)

ユキが消えていった人影に思索を巡らせていたのを遮ったのは横にいるトウグウだ。

「ユ、ユキどうしたの?早く行こうよ……変な亡霊かもしれないよ」
「大丈夫ですよ、トウグウ様。問題は全て解決しました」
「え?でも、まだ声が聞こえるよ。さっきよりも大きくなってる気がするけど……?」
「ええ、楽しんでるみたいですね」
「た、楽しむ?」
「ちょっとうらやましいなぁ……な〜んて。あ、そうだ……(ブツブツ)」
「ユ、ユキ。声の正体が分かった……の?」
「ええ」
「じ、じゃあ正体は何なの?」
「愛、かな」
「……は?」

何やら自身たっぷりに言い放つユキにトウグウは怪訝な表情を作る。

「さ、行きましょうか」
「ち、ちょっと、ユキ?」

トウグウは何やら納得のいかない顔をしていたがユキに手を引かれたので素直に後に続く。
その時にはユキの顔には何かいたずらを思いついた子供のような表情をしていた事にトウグウ
は気付かなかった。
159名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 22:19:46 ID:NyMuYPc3
「じゃあ、ユキさんはここで待ってますからトウグウ様は用をお足しになって下さいね〜」
「うん、分かった。絶対待っててね」
「大丈夫ですよ」

トウグウは一人でトイレの中に入って行った。
中には小用の便器と個室がいくつかある程度だ。夜間は電気が消えてるのでまず電気のスイッ
チを押さなければならない。手探りでスイッチを探し当て、電気をつけるとさほど強くない明
かりがトイレ一面を照らした。
夜一人でトイレに行くと手洗いの前にある鏡が何となく怖い。トウグウは鏡を見ないように小
用の便器に近づくと袴を下げて用を足そうとする。
が、どういうわけか尿が排出されない。
今まで我慢してたから尿意はある。しかし、尿は出ない。先刻まで妙な声に対して恐怖を抱い
ていたからだろうか?
おしっこをしたいのにできないもどかしさにトウグウは何だかそわそわした。
いつもならこんな事ないのに、と思う。
早く済ませないと外で待ってくれているユキに悪い。
だが、焦燥する内心とは裏腹に一向に尿が放出される気配は無い。

ふと、背後に気配を感じた。

───ゆ、幽霊!?

背後を振り向く。
いつの間にか後ろにユキがいる。
160名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 22:20:40 ID:NyMuYPc3
「ユ、ユキ!?」
「トウグウ様、さっきの変な声の正体教えてあげましょうかぁ〜?」
「い、いやそれよりっ……」

慌てて袴を上げようとするが何かの抵抗があって袴が持ち上がらない。
ユキがトウグウの袴を掴んでいる。

「ユ、ユキ、お願い、離してっ!」
「ん〜、ユキさんそのお願いは受け入れられないなぁ〜」

次の瞬間、ユキは露出されたままのトウグウの陰茎に背後からそっと触れる。

「あっ、うわあっ!」

初めて性器を他人に触られる感触に思わず声を上げてしまう。

「ふふ、トウグウ様のおちんちん可愛い〜。ぷにぷにですね〜。まだこんなに皮が余ってます
よ〜」
「い、いや、ユキ……やめて……」
「おしっこまだ出てないんでしょう?このまま寝たらおねしょしちゃいますよ。ユキさんが手
伝ってあげますからちゃんと出しましょう、ね」

ユキはもはやトウグウがいくら拒否しようが止める気は微塵もない。
細い指先でトウグウの陰茎を弄る。
手のひらに包むようにして尿を促すように刺激する。
と、みるみるうちにトウグウの陰茎は大きくなった。
大きくなっても亀頭の半分は皮に包まれていて完全には露出しない。
大きくなった陰茎を掴んで余った皮を亀頭に戻すような動作で軽く上下に擦ってやる。

「おしっこ出そうですか、トウグウ様?」
「んん……っ!あ、うわぁぁ、で、出ちゃうっ、出ちゃうよぉ!!」
161名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 22:21:15 ID:NyMuYPc3
トウグウが叫んだ直後、陰茎から大量に射出されたのは尿ではなくトウグウの精液だった。
便器にぶちまけた大量の精液をトウグウは奇妙なものでも見るような目で見る。

「こ……こ、れ……何?おしっこじゃないよね……?よ、……余は……余の、おちんちんは…
…おかしくなっちゃった、の……?」
「ん〜、濃いのがたくさん出ましたね。やっぱり初汁はこうでなくっちゃっ」
「ユ、ユキ?」
「大丈夫ですよ、トウグウ様。トウグウ様は病気でも異常でもありません」
「ほ、ほんと……?」

ユキは陰茎の先についた精液を指ですくいとる。精液を出したばかりで敏感になっている亀頭
に触れられたトウグウの身体はビクッと反応する。
そしてユキは指に付いた精液をトウグウの目の前に持っていく。

「トウグウ様、これは精液と言って正常な男性なら誰でも出せるものなんです」
「せ、せいえき……?」
「そ。精液です。これが出せるならトウグウ様はもう大人ですよ」
「余、余は正常なんだね?」
「もちろん。これは男性の人がすごく気持ち良くなって興奮してしまうとおちんちんの先から
出てしまうんです。トウグウ様も気持ち良かったでしょ?」

トウグウは何も言わずに顔を赤くして頷く。

「で、この精液の中には精子と呼ばれるものが含まれています」
「せいし……?」
「そうです。精霊の子と書いて精子と言います。精子は赤ちゃんを作る元になるんです」
「精霊の子……まるで余と同じだね」
「そうですね」
「ね、ねぇユキ、このせいしからどうやって子供が出来るの?」
「ん〜知りたいですか?」
「うん」
「どうしても〜?」
「……うん」

それじゃ、とトウグウの手を取ったユキの顔は満面に笑みを浮かべている。
こっちの思惑通りだ、と言わんばかりに。

「ユキさんともっと気持ち良い事しましょうか」

162名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 22:21:50 ID:NyMuYPc3
大用の個室へと移動する。そこには隅々まで綺麗に掃除された洋風の便座がある。
トウグウを便座に座らせる。この時分に誰かが入ってくることは無いだろうが、念のためにド
アに鍵を掛ける。
ユキはまだ射精の名残りでピクピクしてるトウグウの陰茎を口に含む。

「あぁっ、ひゃああうっ」

初めて感じる口の中の感触にトウグウは可愛い声を上げる。
じゅるじゅると音を立てながら尿道の中に残った精液を吸い込むように口をすぼめて吸引する。口の中で舌を巧みに動かして亀頭に被った皮ごと刺激する。やがて亀頭を包んでいた皮の間に
舌を滑り込ませ、皮を少しずつ剥いていく。
直接受ける刺激にトウグウは爆発寸前だった。先ほどと同じような感覚が身体を駆け上ってく
る。

「ユ、ユキ!も、もう、ダメだ……よっ!」
「ちゃんとおちんちんの皮を剥かないと汚くなりますよ。ほら、汚くてイヤらしいカスが溜ま
ってますよ」
「そ、そんなこと言ったって……」
「ほら、もう少しで亀さんが全部出ますからね」

ユキが舌と口を使って徐々に皮を剥いていたが最後にはずるんと一気に剥き、とうとう亀頭が
全部露になる。

「は……あ、あぁもうダメ……あ、あぅああぁぁっ!!」

次の瞬間、亀頭を露出させられたトウグウはユキの口内に精液を次々と射出していた。
ユキの口が大量の精液でいっぱいになる。全ては口に入りきらず口の端から粘性の高い白濁液
が糸を引いて地面に落ちる。
口を離してもトウグウの射精は止まらず、ユキは顔面いっぱいに精液を受けることになった。
トレードマークのメガネが白い液で汚される。
163名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 22:22:29 ID:NyMuYPc3
「ん〜すごい量ですねトウグウ様。まだまだ萎えないみたいですね。それにこの濃くて若い匂い。何だかユキさんもえっちな気分になっちゃいます」

先ほど2回も立て続けに射精したにも関わらずトウグウの陰茎は勃起を抑えることは無かった。

「では、トウグウ様本番です」
「ほ、本番?」

ユキはトウグウの見ている前で袴を脱いで自身の性器をトウグウに見せる。
薄い毛の奥には艶かしく光る肉ビラが見える。

「ユ、ユキ……これがユキのアソコなんだ……。ん?何かで濡れてるよ?」
「これはユキさんが子供を作る準備が出来たことの合図です」
「子供ってユキと余の?」
「そうですよ。ユキさんがトウグウ様との子供が欲しくてこんな風になってるんです」
「で、でも結婚もしてないのに子供なんて……よ、余も子供なのに……」
「大丈夫です。子供なんてそんな簡単に出来るものじゃありませんよ」
「そ、そうなの?」
「ええ、要は気合いの問題です」
「き、気合い!?」
「そうです。気合いがあれば妊娠なんかしないものなんですよ〜」
「そ、そうなの……?ユキって意外と体育会系なんだね」
「ん〜、そうかも。それに……」

ユキはトウグウの上に跨る。

「子作りはとっても気持ち良くて楽しいんですから」

言葉を言い終える前にユキは腰を下ろしてトウグウの陰茎を割れ目に吸い込ませる。
164名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 22:23:10 ID:NyMuYPc3
「う、うわぁぁ。おちんちんが食べられちゃうよ!」
「うん、ユキさんその表現は悪くないと思うな」

文字通りトウグウを深くまで食べたユキはトウグウに手を回して軽く腰を動かす。

「あぁっ、あ、あ、す、すごい!すごいよ、ユキ……っ!」
「初めてのえっちはどうですか、トウグウ様?」
「ユ、ユキの中ざらざらぬるぬるしてて……あぁ!も、もう出ちゃうぅぅっ!!」

挿入したばかりなのにユキが軽く動くとトウグウはものの10秒も経たずあっけなく果ててし
まった。ユキの体内へ精液をドクドクと射出した。

「トウグウ様、これが子作りですよ」
「……こ、これが……?」
「ええ、そうです。ユキさんの中に精液を出す。これが子作りです」
「そ、そうなんだ」
「気持ち良かったですか?」
「うん、すごい気持ち良かった……。ユキも気持ちよかった?」
「ん〜、ユキさんはそれほどでも無かったかな。すぐ終わっちゃったし」
165名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 22:23:41 ID:NyMuYPc3
トウグウの陰茎はユキと繋がったまま萎えずにまだ突き刺さっていた。
トウグウがユキの腰を掴んで下から突き上げるように陰茎を動かす。

「きゃっっ……あんっ、んっ、はぁんっ。ど、どうしたんですか、トウグウ様?」
「よ、余はまだできるから。余はさっきすごい気持ち良かったから、今度はユキが気持ちよく
なる番だと思って。どっちも気持ちよくならなきゃ不公平でしょ?が、頑張るから」
「トウグウ様……」

ユキはトウグウの健気さに胸がきゅんとなった。自分はショタコンだったか?なんて疑問が頭
の中を飛び回った。ま、可愛い男の子には弱いのは女の性って事で結論付けた。
そしてトウグウをぎゅっと抱きしめる。

「ユキさんのことは気にしないで思い切り動いて気持ちよくなってください。そうすればユキ
さんも気持ちよくなれますから」
「そ、そうなの?じゃあ余の好きなようにえっちしていいの?」
「いいですよ。ユキさんでたくさん気持ちよくなって、たくさん出してください」
166名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 22:24:11 ID:NyMuYPc3
初めての性体験はトウグウの幼い陰茎には刺激が強すぎた。しかし、それを補って余りある若
さゆえの精力、回復力は陰茎が衰えることを許さなかった。
トウグウは何度も動き、何度もユキの膣内に精液を吐き出した。
初めてユキの中に入ってから一度も抜く事無くすでに数え切れないほど射精を繰り返している。
最初は射精までの時間が短かったが後半は刺激に慣れたのか射精までの時間が飛躍的に長くな
った。そしてただがむしゃらに突いていただけの単調な動きにも変化が出てきた。強弱や緩急
をつけてユキの膣をかき回す。そんな知識があったわけではない。ただ、そうすることでユキ
が気持ち良さそうな声を出す事を知ったからだ。体位もトイレの個室でできる限りのパターン
をやり尽くしていた。
何回目からかユキもとうとうトウグウにイカされた。1度絶頂に達してからは続けざまに快楽
の波が押し寄せてユキの身体に絶頂を刻む。
二人の結合部は精液と愛液がぐちゃぐちゃに混じりあってマーブル模様を作っていた。
やがて二人の子作りが終わった時にはトウグウは意識を失っていた。
ユキはかろうじて残る意識とふらふらになった身体でトウグウを運んだ。

167名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 22:24:46 ID:NyMuYPc3
翌日の夜。
今夜も妙な声が聞こえてくる。

「ユキ、今日もトイレ一緒に行ってくれる?」

ユキは少し考える素振りをする。
目を伏せて不安そうなトウグウの表情を横目で見ると満足気な顔で、

「いいですよ」

トウグウの顔がぱあっと破顔する。
二人の性器は熱くなっていた。

168名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 22:29:29 ID:NyMuYPc3
終わりです。ちょっと寄り道しました
ショタ物が嫌いな人ごめんなさい、ただ自分が書きたかっただけなんで
来週の土曜の投下で最後になります。けっこう長くなりそうですが許してください
次回はまたマサヒメ編に戻ります。ではまた
169102:2005/11/26(土) 22:40:53 ID:ZDNQJpow
大精霊様、GJでした!!
体調の悪い中であっても、予告通りにうpして下さって…本当にありがとうございます!m(_ _)m

俺も、早く書き上げないと('A`)

ただ、期待してくれてる人には申し訳無いけど、期待添える様な作品になってないです…面目無い…orz
170赤い垢すり ◆ojEY7H1URU :2005/11/27(日) 00:28:03 ID:xBHwwhud
小生、>150でございます。

男主人公でのユキ・エンディングその後などというベタな小説を書いたので発表します。
ゲームを一度クリアしただけの勢いが、吉と出るか凶と出るか。

いざ、はじまりとござそうろう――
171名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 00:30:04 ID:xBHwwhud
復興作業の真っ最中の京へとやって来たヒビキはユキの家へと誘われた。
ご飯を食べさせて上げる、という名目だがユキの本音は別に有る。ヒビキも男なのでそ
のくらいの事は分かっていた。

座敷に食事の御膳が用意された。量は少ないが種類は多く、酒もある。
「体を暖めるのにはいい! あぁ、味噌汁が有りますね。好きなんですよユキさんの味
噌汁」
「ヒビキクン、先に食べていていいよ。ユキさん着替えてくるから」
と、ユキは暖簾を勢い良く捲くって隣の部屋へと消えた。
(そこはユキさんの寝室でもあるのだろうな……。布団、敷いてるのかな?)
ヒビキは内心わくわくしながらゆっくりと飯を食べた。
喉が渇いて、酒に手を出そうとしたところに、
「はぁい、ユキさん戻ってきましたよ」
と、白地の夜着に着替えたユキが入ってきた。それからヒビキに近づいて屈む。ユキの
波打つ髪がヒビキの鼻をくすぐった。
(匂い。何か、付けたのかな。甘いような……)
目を細めうっとりした表情をヒビキは見せた。
「ん? お酒飲んだの? でもお銚子濡れてないし。あぁ! ラッパ呑みしたの!?」
「えっ? してませんて、飲んでませんて!」
「だったら、飲みねえ。ユキさん注いで上げるから」
「あっ……こりゃどうも」
と、ヒビキは頭を掻き腰を低く、杯を向けるのだった。その動きに合わせ、ユキは徳利
を傾けて酒を注いだ。
その仕草は女らしい柔らかさのあるもので、ヒビキは見とれた。視線に気づいたユキは、
髪を掻き揚げて、ヒビキを見つめ返した。
「ん……どうしたの?」
「見とれてました」
「それは分かるけれど……それだけなの?」
ヒビキはその問いに言葉では答えず、顔を近付けてユキにキスをした。直ぐに舌を入れ
るとユキもそれに応えて、二人の舌はお互いの口内を行き来し絡まった。
「なんか、ぼうーっとしてふらふらするなぁ、ユキさん」
と、言うユキの体勢がくずれて着衣がはだけた。
下着は着けていない。支えを失った乳房が外に出て揺れた。ヒビキは黙って、それに手
を沿えてこねるように揉んだ。
「これ以上するなら、場所変えた方いいよね。お掃除大変だもの」
「ん? うん、御免。気づかなかった」
と、ヒビキはユキを抱えてさっき彼女が向かった部屋の方へと歩いた。
「こっちでいいんでしょう?」
「あらぁ、分かるの?」
「付き合い長いですし」
案の定、そこには布団が敷かれていた。一人用には少し大きい。
172名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 00:31:32 ID:xBHwwhud
布団に寝転がってから、またキスをする。今度はよりねちっこく。ツバが溢れて二人の
頬を濡らした。
「お口だけじゃなく、こっちの方もすすって欲しいかなぁ」
そう言ってユキは片足を上げて、夜着の裾を捲くった。ヒビキの視線はその白い綺麗な
足を滑り、透明な液体の溢れる秘所を捉えた。
「ああ、ユキさんのお汁がいっぱいだ……」
「味噌汁、ごちそうするよ」
「はいっ」
ゴクリ、と喉を鳴らしてからヒビキはその汁をすすり出した。
ジュバ、ズチュ、ズズズッ――。
「あうぅん! お行儀悪いな、ヒビキクンはっ」
「ユキさんの、吸っても吸っても出てくるんですから、しょうがないでしょが」
と、文句を言いつつもヒビキは喜んでいる。ユキが感じているのが分かるからだ。
「はぁはぁ、そろそろお腹も暖まってきた所なので……」
「ん? ふうん、メインデッシュはユキさん――なんてね、きゃー!」
「分かってるなら口に出さないで下さいよ。聞いてるこっちが恥ずかしい」
そしてヒビキは服を脱いだ。彼の裸はよく引き締まっており”男”をユキに感じさせた。
「逞しいのねぇ。大きいんだぁ……」
ユキはヒビキの物を手で包み込んでしごいた。その動きはぎこちない。
「んっ、ユキさん、初めて?」
「言わなかった? 旦那様とは書類上だけの関係で……彼とはキスもしなかった、って」
確かに、そんな事を聞かされた覚えがあった。ヒビキは緊張した。
「僕も初めてなんですよ、実はっ!」
多少、上ずった感じで言った。
「あらぁ〜初めて同士? でも、なんとかなるっしょ。ほら、ヒビキクンのこれ、もう
準備万端みたいだしぃ」
ユキの手が止まった。
先ほどまでは小刀というべきヒビキの物が、今や太刀となっていた。
「な、なんとかやってみます」
「そうそう、人はそうやって大人になるんだから」
ユキは楽しげに布団に横になり、足を広げた。その間へヒビキは体を移動させ、腰の物
の狙いを定めた。
歯を食いしばって無言で突いた。
「んっ! く、っあぁぁ」
ユキが悲鳴を上げた。顔をしかめ、ヒビキと同じように歯を食いしばった。
ヒビキの目には血が見えていた。ユキがたったさっきまで純潔だった証だ。
赤い、初めて人を斬って、血を見たときもその赤さにびっくりしたものだが――
と、ヒビキはやけに冷静に思った。
「あ、あのう。ユキさん、痛くないですか? 血が、すごいですよ」
「くぅ、ちょっち苦しいかな? でも、なんとか。あはぁ、セックスって痛い事だった
んだね。ユキさん知らなかったなぁ」
笑っているが、ユキの目の端には大粒の涙があった。ヒビキはちょっと、胸が痛んだ。
173名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 00:32:38 ID:xBHwwhud
それでも、一度始まった繋がりがそう簡単に離れる物ではない。本能が異性を求めるか
らだ。
「ユキさん、我慢してくれ」
ヒビキはユキへの攻めを再開した。前後の動きを繰り返すうち、ユキの気持ちも楽にな
って来たのか、高く甘い声が上がった。
「あっ、あぁぅ! ヒビキぃ、ヒビキくんっ。あぁんっ!!」
ユキはヒビキの背中、尻の辺りに足を絡めて、深い繋がりを求めた。ヒビキは体を密着
させてそれに応えた。
目の前でユキの乳房が揺れている。その頂に小さく膨らんだ突起がある。それをヒビキ
は口に吹くんで、舌で弾いた。
(乳首……。コロっとして、小さいのだな)
その間も、腰の前後運動は止む事がなく、ズバン! ズバン! と、激しい音を立てて
いた。
やがて、愛撫をする事もなくなり一心不乱に性の快感を二人は求め合って――
「あっっ! はぁぁん、あうぅぅん!!」
絶叫を上げたユキは仰け反り達した。それを見届けてから、我慢に我慢を重ねたヒビキ
もまた己の剣を抜き取り、放った。
「ユキさんに今必殺の、精霊インパクトぉぉぉっ!!」
白い液体が、大きく一度飛び出してユキの体に降り注いだ。それから二度、三度と、小
分けに白濁液が降った。
ヒビキが出し終えてぐったりした頃に、ユキはにっこりとした表情で起き上がった。
「よかったよ、ヒビキクン。でもさあ……」
と、ユキはヒビキを後ろから抱きしめて、彼の物を握り締めた。そしてそのまま、しご
き始めたのでヒビキは仰天した。
「あう? ユキさん、何やってんの!?」
「もう一回! もう一回ぃっ!!」
イタズラっぽい笑みを浮かべるユキに対して、ヒビキは強い眩暈を感じるのだった。

終わり
174名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 00:37:20 ID:xBHwwhud
御免、>170間違えた。
小生は、>151。
175名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 09:58:06 ID:BgFpoau4
大精霊様GJ
>>151GJ
まさか一日で二つの作品が読めるなんて……マイナー(?)ゲームなのに嬉しい限りです

ユキさん祭りか!とてもいい(*´Д`)ハァハァ 
176名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 19:41:58 ID:BmP9I2D8
サロクにお口で奉仕させた挙句、顔射したい。
テルヒメを後ろから抱きしめて、あの大きなおっぱいを思いっきりわしづかみにしてやりたい。
マリアの服を破って、嫌がるところをムリヤリっ!!!

原作ゲームやり始めてから、そんなえっちな想像をしてしまうようになって、苦しい。
177名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 07:46:40 ID:K+riy7Ik
>テルヒメを後ろから抱きしめて、あの大きなおっぱいを思いっきりわしづかみにしてやりたい
ここだけ同意。テルヒメはよい

そんな想像を文章化してはいかがだろうか?
178名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 23:21:07 ID:npKo8TKL
精霊神器使いの誰かをリストラしてテルヒメを仲間に入れて欲しかったな。
179名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 23:35:41 ID:7tsbKNNe
リストラするとなると…同じ扇子使いということでマサヒメがリストラされるがよろしいか?
関係ないがテルヒメが武闘派だったのは以外だったな。
180名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 03:32:45 ID:+zGWcuSu
イラナイ子ナンバーワンは武っ血義理でカシンお爺ちゃん
181名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 07:47:46 ID:eMVyTzj5
バスクもいらんね
182名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 23:53:04 ID:M0Ccsekh
土曜ですね
この過疎っぷりがたまりません
とりあえず無駄に長いですが投下(最終回
183名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 23:53:42 ID:M0Ccsekh
お馴染みの夜。
マサヒメはもはや習慣化されたようにヒビキの部屋へと足早に向かう。
だが、今日はいつもとは違う事が一つ。
ヒビキの部屋からはティエンとヒビキが性行為を行っている気配がしない。

「し、失礼しま〜す」

マサヒメはそう言ってヒビキの部屋に入る。いつもは音を立てないようにこっそり引き戸を少
しだけ開けて覗くだけなのに今日は堂々と部屋に入ってしまう。
引き戸を開けるとそこにはヒビキとティエンがただ鎮座しているだけだ。ついさっきまで行為
をしていたような雰囲気すらもそこには感じられない。今日の二人の目的はどうやら違う所に
ありそうだ。

「あぁ、マサヒメ待ってたよ。よく来てくれたね」
「こんな遅くに呼び出してごめんなさい」

ヒビキとティエンは笑顔でマサヒメを迎える。

「あの、用事というのは一体……?」

マサヒメは恐る恐る二人に呼び出された理由を問う。今さら覗いていた事に対して糾弾される
のだろうか?そうじゃなくても覗いていた事に関することだろう。そうでなければこんな夜中
、この二人に呼び出される理由が分からない。

「マサヒメ、今夜は僕らと一緒に過ごそうか」

全く予想だにしない返答が返ってきた。

184名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 23:55:17 ID:M0Ccsekh
空白。


「そ、そ、それはどういう事ですか……?」

マサヒメが混乱するのも当然だ。

「いや、この前ティエンといろいろ話したんだ」
「そう、マサヒメ……あなたの事についてヒビキ様と話し合った結果、こういう事になりまし
たの」
「こういう事……って」
「あなたが私達の行為を覗いていた事は知っての通りです」
「あ、それは……」

改めて面と向かって『覗いていた』なんて言われるとマサヒメは今さらながら羞恥心でいっぱ
いになってしまう。もはや弁解の余地も無いので恥ずかしさに耐えるためマサヒメは俯くだけ
にした。

「この前、ヒビキ様の部屋に侵入して精液の味を賞味したそうですね」
「……」
「マサヒメがそういう行動をとってしまった事は私達にも原因があります」
「…………」
「そんなわけで今日は3人で楽しもうって事になりましたの」
「………………」
「ま、とりあえずそういう事だよ。だから今日は皆で一緒に楽しもう」


どういう経路を辿るとこの結論になるのか?
この人たちの神経回路がどうなってるか分からない。
一応マサヒメの事を気遣っての行動なんです。
多分……。
185名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 23:55:55 ID:M0Ccsekh
「…………」

マサヒメは先ほどから言葉を失ったままずっと固まっている。
マサヒメの思考回路はフル回転していたが途中から回転が止まってしまった。自分で止めたわけ
ではなく脳がこれ以上思考する事を止めてしまったのだ。
つまり、ある種の防衛本能。

マサヒメを石化から解いたのはティエンだった。
ティエンがマサヒメの前に座ったかと思うと、マサヒメの顔を両手で優しく包んで息がかかるくらい顔を近づけて───

唇と唇が触れる。
マサヒメはティエンからキスされた。
ヒビキの陰茎をしゃぶったり精液を飲んだ経験があるマサヒメだが、実はこれがファーストキ
スだったりする。

(お、お、お、お母さんとファーストキス……?)

ティエンは優しく微笑んで本物のお母さんよろしくマサヒメを見つめる。

(で、でも相手はお母さんだし、第一同姓からのキスってカウントされるのかな?これはノー
カンでも良い気がするけど……?)

マサヒメがファーストキスに対して考えをめぐらせている間にティエンは離れた唇を再度マサ
ヒメの唇に重ねる。
186名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 23:56:33 ID:M0Ccsekh
(あ、あ、ウソ……入ってくる?)

先ほどとは違う感触がマサヒメの唇を打つ。
閉ざされた唇をこじ開けようとする感触。ソレはあっさりマサヒメの防壁を破って口内に侵入
してきた。
互いの舌と舌が触れる。
何とも言えない感触。
少しくすぐったいような、それでいて優しく、いやらしい感触。
嫌な感じではない。
ティエンの舌はマサヒメの舌を容赦なく舐めまわした。
するとマサヒメはティエンの動きに合わせてぎこちなく舌を動かした。
その反応がティエンにとって嬉しかったのだろう。ティエンはマサヒメをぎゅっと抱いてさら
に強くマサヒメの舌を求める。
マサヒメもティエンに腕を回して二人は自分達の世界に入っていった。
世界の入り口は互いの舌が触れ合う感触。

(あ、お母さんいい香りがする)
187名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 23:57:04 ID:M0Ccsekh
やがてティエンの唇がそっと離れる。名残惜しそうに口からは唾液が糸を引いて互いの舌を繋
いでいた。

「ふふ、気持ち良かったですの?」
「は、はい。あの……とても」

顔をかぁ〜っと赤くして素直に答えるマサヒメ。

「私も気持ち良かったですわ。マサヒメの唇ってとても柔らかいんですもの」
「あっ!?」

マサヒメを押し倒して服を脱がせ始めるティエン。マサヒメは微かに抵抗するがティエンに見
つめられるとその気が雲散霧消してしまう。優しい眼差しの中に有無を言わせない見えない力
がある。
マサヒメの上半身がはだけて色白な双丘が露になる。
膨らみきっていない乳房を軽く愛撫して可愛い乳首にキスをする。

「……ん、あ、……ふ、ぅん……」

唇で乳首に触れられるだけのくすぐったいような感覚。
普段からの自慰のおかげでマサヒメの身体は性的感覚に対してすっかり敏感になっていた。
もちろんキスだけで終わるはずがなくそのまま舌や唇でマサヒメの乳首を攻める。
唾液をたっぷり帯びたティエンの舌はマサヒメの乳首を優しく包んで舐る。
マサヒメの口からは先ほどよりも大きい声が息と共に漏れる。
やがて乳首の硬度は上がり膨らんで体積を増してきた。
ティエンの手が下に伸びる。
188名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 23:57:50 ID:M0Ccsekh
「あ、ダ、ダメですっ……あぁっ!」
「……マサヒメも立派にお年頃だったんですね。ほら、こんなに」

と、ティエンは愛液の付着した指をマサヒメに見せる。

「下着ごしでもこんなに濡れていますよ。そんなに気持ち良かったんですの?それともこの後
を期待してこうなったんですの?」

ティエンは下着ごしからマサヒメの割れ目を優しくなぞる。
それだけでマサヒメの身体は素直な反応を返す。
再度下に伸びたティエンの手はマサヒメの下着を脱がして性器を外気に晒す。
下着を脱がすと透明な愛液が糸を引く。
性器と接触していた部分は綺麗に濡れていて透けている。
14歳相応の可愛らしい下着は女の匂いを撒き散らしていた。

「今度はお互いに気持ちよくなりましょうか」

裸になったティエンは頭を逆向きにしてマサヒメに覆いかぶさる。
次の瞬間、マサヒメの眼前にはティエンの秘部があった。
いつも夜中にヒビキとティエンの行為を覗いていたが同姓の性器をこんなに傍で見るのはもち
ろん初めてだった。マサヒメはティエンの性器をつぶさに観察する。やっぱり自分の性器とは
微妙に違っている。具体的に言うとビラビラが大きいし、陰毛もある。妙に艶かしくて、いや
らしいのだ。
189名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 23:58:28 ID:M0Ccsekh
「こ、これがお母さんの……ああんっ!」

マサヒメが可愛い声を上げる。
股間の間にいるティエンがマサヒメの足を広げて、その間にある割れ目を舌でそっとなぞった
のだ。

「ふぁっ、ああ、……そ、そんなところ、き、汚い……あっひぁぁっ!」

マサヒメの抗議をティエンは全く受け入れない。
その代わり、自分の性器を舐めなさい、と言わんばかりにマサヒメの顔にグリグリ性器を押し
付ける。
性器を舐められた事は無い。覗いた時にヒビキがティエンのを舐めていたのを見たことはあっ
た。自分の指で刺激するのとは全く違う。ティエンが割れ目に舌を這わせる度に暴力的な快感
が全身を叩き、痺れるような感覚を覚える。


マサヒメは負けじと押し付けられたティエンの性器を舐める。
もちろん同姓の性器を舐めることは初めての経験だ。
しかし、さすがに女の事は女が一番よく知っているのだろう。すぐにティエンの性感帯を見つ
けだして丹念に舌で刺激する。
ティエンは膣が感じるらしく、マサヒメの舌がティエンの膣穴に侵入すると艶声を出し始める。
膣の中は少し酸味がある。精液とは全く別物の味だ。
本来ならば男性器が挿入される場所に舌が挿入されている。温かくて柔らかいのに締め付ける
感触がある。襞のざらざらした感触が舌を伝う。

(えっちする時は男の人ってこんな感覚なのかな?)

自分の舌を陰茎に見立てて想像を巡らし、ドキドキしてしまう。
肉壁の襞を舌で舐めまわすように刺激する。すると中が複雑な形状をしていることが分かる。
自分の性器もこんな構造をしているのだろうか?


ティエンの割れ目からは透明な液体が脈々と流れ出していた。マサヒメの口元はティエンから
溢れる愛液でべとべとになっていたが互いに何も気にしなかった。
190名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 23:59:21 ID:M0Ccsekh
一方、ヒビキはティエンとマサヒメのやり取りをただ見ていた。
そもそもティエンが自ら「最初は私に任せて欲しい」なんて言うもんだからなんだか完全に蚊
帳の外。母娘水入らずってことか?

(完全に忘れられてるよ……)

主人公の威厳もあったもんじゃない。これでは本編とあまり変わらn……おっと。

(女同士の絡みというのもなかなか興奮するけどこのまま忘れられっぱなしは癪だな。何とか
加勢しなきゃ)

そう思い、ヒビキはマサヒメの顔の方に移動する。
一生懸命ティエンの秘部を舌やら口やらで刺激するマサヒメの顔を見てこの間マサヒメが深夜
に忍び込んで来てフェラをしていった時のことを思い出す。
マサヒメはヒビキが近づいて来たのは見えていたが構わずにティエンへの愛撫を続ける。
191名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 23:59:54 ID:M0Ccsekh
ヒビキはマサヒメの舌に蹂躙されているティエンの秘部を観察する。

「あ、すごい濡れてるよ。よっぽどマサヒメが上手なんだね。それとも相手がマサヒメだから
興奮しているのかな?」

と独りごちる。

「マサヒメ、知ってるかい?ティエンはこっちも大好きなんだよ」

マサヒメは膣に舌を入れながらヒビキを見る。
ヒビキの指がティエンのアナルにそっと触れる。

秘部周辺に付着している愛液と唾液の混合物を指にたっぷり付けてそのままアナルに挿入する。

「あ、そ、そこは、ダ、ダメですのっ!……んああっ、はっああぁぁ!」

さすがにティエンもこの刺激には無反応ではいられなかった。
指がずぶずぶとアナルに吸い込まれていく。ティエンは腰を引くがヒビキの指は構わずアナル
に消えていく。腸内は火傷しそうなほど熱く、入り口は強烈に指を締め付けてくる。
やがて指が根元まで全部入る。
ゆっくり指を動かすとティエンの喘ぎ声は先ほどまでとは違う色を帯びていた。感じているの
は間違いない。アナルからは愛液とも違った液体が少しずつ溢れてくる。
まるで女性器のように振舞うアナルを見ると性器が二つあるような錯覚に陥ってしまう。
指を軽々と飲み込むアナルはまるで奇妙な生き物だ。

(う、うわ……すごい、お尻があんなに)

初めてみる光景にマサヒメは素朴な疑問をヒビキにぶつけてみた。

「あ、あの……お、お尻で感じれるものなんですか……?」
「う〜ん、アナルは個人差もあるからね。マサヒメも試してみるかい?」
「あ、い、いえ、私は……いいです」
「そっか。それよりまず前からだもんね。順序は守らなきゃ」
192名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 00:00:40 ID:M0Ccsekh
ティエンがマサヒメの身体を起こして後ろからマサヒメの足を開いてやる。
十分に濡れそぼった処女の性器が丸見えになる。

「あ、こ、こんな……カ、カエルみたいな格好……は、恥ずかしいですっ」
「この方が挿入しやすいから痛みも少ないんですの」


ヒビキは服を脱いでマサヒメの前に座る。
ヒビキの陰茎はいつでも性交できる準備が出来ていた。
天を向いて屹立する怒張。
ティエンはそれを愛しいものを見るような目でマサヒメの肩越しから見つめた。
一方、マサヒメにとっては恐怖を生み出すものでしかない。
そんなマサヒメの表情に気付いたのかヒビキは、

「怖いかい、マサヒメ?」

こくん、と頷くマサヒメ。

「大丈夫だよ。怖いものじゃないから。ほら、まずこないだみたいに口に含んでごらん」

目の前に差し出された陰茎を素直に口に含んでみる。
最初は先端だけを軽く咥える。
一旦口に含んでしまうと自然といやらしく舐めまわしてしまう。
ごく自然に舌を動かしたり口をすぼめたり甘噛みして刺激する。
咥えている内に陰茎に対する恐怖はだんだんと薄れていった。
ヒビキの陰茎を口に含むことで興奮してきた自分が存在する事を自覚する。
あの時もヒビキの陰茎をしゃぶりながら興奮して濡れていた。

───これは怖いものじゃない、気持ち良いものなんだ

マサヒメの脳が一つの答えを弾きだした。
マサヒメはすっかり陰茎のおしゃぶりに夢中になっている。
その目に恐怖の色が消えているのを確認したヒビキは陰茎をマサヒメの口から抜き取り、ティ
エンによって開かれたマサヒメの足の間に腰を下ろす。
ヒビキは陰茎を手で持ってマサヒメの秘部の下側───膣穴に亀頭をあてがう。

「マサヒメ入れるよ、いいね?」
「は、はい……」

(と、とうとう私もえっちしちゃうんだ)
193名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 00:01:22 ID:ugXTsdNp
ヒビキは腰にグッと力を入れて前に進める。
処女の膣穴は狭くヒビキの侵入を拒もうとする。
だが、今さら止めるわけにはいかない。
マサヒメは訪れるであろう激痛に備えて両目を強く瞑っている。
ヒビキがさらに腰に力を加えると亀頭の半分までが肉の割れ目にゆっくり吸い込まれた。
マサヒメにもまだ痛みは訪れていないらしい。
だがまだ目は堅く閉じたまま、両手はティエンの腕を強く掴んでいる。
ヒビキは全方向からかかる肉壁の抵抗を掻き分けるように陰茎を進める。
と、亀頭が全て飲み込まれた辺りで明らかに肉壁とは違った抵抗感に突き当たる。
マサヒメがまだ純潔を保っている唯一の物証。
いずれ失う事になる薄膜はマサヒメの操を今日まで守ってきた。
今日でその役目を終える事になる。
それだけマサヒメは成長したのだから。

マサヒメは初めて自慰をした日、この膜あたりまで指を侵入させた時に痛みを覚えた。
しかし、この膜を破った時にどれほどの痛みが訪れるのかは想像できなかった。

「少し痛いかもしれないけど我慢するんだよ」

ヒビキはそう言うとマサヒメの腰を両手で掴み、腕力と腰の力を同時に作用させて一気にマサ
ヒメの処女を突き破った。


───ぷつん、


マサヒメには何か薄い膜が破られる渇いた音が聞こえたような気がした。
当然そんな音はしていないしヒビキやティエンの耳に届くはずもない。
その音が自分の体内で響いたと思った刹那、鋭く激しい痛みが全身を伝う。
194名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 00:02:07 ID:ugXTsdNp
「────────っっ!!」

マサヒメが声にならない声を上げた。
よほど痛かったのか硬く閉じた両目の端からは二筋の涙が頬を伝っていた。
全身が震えている。

「マサヒメ大丈夫かい!?」
「マサヒメ!?」

ヒビキとティエンは二人同時にマサヒメの安否を気遣う。


「……だ、大丈夫……です。ち、ちょっと思ったより痛くて驚いただけですから……」

ちょっとどころの痛みじゃないのは明らかだ。

「だ、だから……お母さんにしているみたいに動いてくれて構いません、から……」


気丈に振舞うマサヒメにそう言われてもヒビキは動こうとはしない。
処女膜を突き破った勢いでマサヒメの膣奥にまで到達した陰茎は動かさないでそのまま静止さ
せておく。
マサヒメの後ろにいるティエンはマサヒメに腕を回して頬にキスする。
195名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 00:02:38 ID:ugXTsdNp
「お、母さん……?」
「よく頑張りましたわね。これであなたも立派な大人の女ですの」
「…………」
「よく頑張ったね、マサヒメ。今動かすと絶対に痛いからしばらくこのまま痛みが引くまでじ
っとしてなきゃいけないんだ」
「痛みが無くなれば後は気持ちよくなるだけですの」
「そうそう。だからもう少しこの状態でいるよ」
「……で、でも」
「でも?」
「何か変な感じです。身体の奥からかぁ〜って熱くなるような感じです」
「……ひょっとして、もう痛くないんですの?」
「少し痛いですけど……それよりも、う、動いて欲しいんです。身体が不思議と疼くんです!
えっちしたいって、身体の奥がそう言ってるんです」

ヒビキとティエンは驚いて顔を見合わせる。

「さすが、鬼と人の間に生まれただけある……ってことかな?」
「す、すごいですわね。私の時なんか動かせるまで相当時間が掛かったのに」

ヒビキはマサヒメの膣壁がきゅうきゅう締め付けてくるのを陰茎で感じた。
動かしていないのに気持ち良い。
これも才能だろうか?

「わかった。じゃあマサヒメの要望通りに動くよ。最初はゆっくり動くから痛かったらすぐ言
うんだよ」
「……はい」
196名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 00:03:09 ID:ugXTsdNp
奥にまで到達している陰茎を少しずつゆっくり動かす。
最初は少しの距離だけを往復する。
貫通したばかりの膣は硬かったが締め付けが強く経験豊富な性器とは違った快感が得られる。
マサヒメが大丈夫そうなのを確認すると膣全体を抉るように動かす。
これでもマサヒメは大丈夫そうだ。
少し動かすスピードを速くする。
さすがに痛みを感じるかな?と思ったがマサヒメはヒビキの動きに合わせて腰を動かしている。
もうすでに性交で快感を得ているらしい。

もうティエンはマサヒメの足を開いてあげる必要は無かった。
ティエンはマサヒメの足から手を離し、背後から結合部に手を伸ばす。
目的はマサヒメのクリトリス。
自己主張の薄いマサヒメのクリトリスを指先でこねるように刺激してやる。

「あっ、ひあっ、ああぁぁ、す、すごいっ!」

初めての性交で得られた快感はマサヒメの予想以上のものだった。
こんな快感は自慰でも経験した事がない。
ヒビキの陰茎が身体の奥まで突かれた時、ティエンの指が優しく陰刻を愛撫する時、
マサヒメの身体をバラバラにしてしまいそうなほどの刺激が襲う。

「あ、ああああぁぁぁぁっっ!!」

身体を思い切り仰け反らせたまま絶叫を上げてマサヒメの意識は遠のいていった。
197名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 00:03:39 ID:ugXTsdNp
───あれ、私どうしてたんだっけ?
ティエンの喘ぎ声が聞こえてくる。
いつもみたいに覗いてたんだっけ?
自分が裸でいる事に気付いて先ほど初えっちをしたことを思い出す。
どれくらいの時間気を失っていたのだろう?
貫通したばかりの割れ目から赤の混じる白濁液が流れていた。

(私の中に精液出したんだ……)

マサヒメはヒビキが精液を出したという記憶が無い。
ヒビキが絶頂に達した時には既にマサヒメの意識は無かったのだから。
マサヒメは精液を指ですくってみる。すでに熱は無かったが特有の匂いや粘り気は健在してい
た。
そして味は……
精液をすくった指を舌に乗せる。
この前の味とは少し違った。微かに血の味が混じっていることを除いても。
それがマサヒメ自身の愛液が混ざったために味が変わった事に思い至るのにはあまり時間を要
しなかった。
198名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 00:04:10 ID:ugXTsdNp
「あんっ、あ、はっ、ああんっ。そ、そこ、気持ち……あ、んんんっ!」

ふと目を上げるとヒビキとティエンがマサヒメに目もくれずに励んでいる。
マサヒメの初えっちを済ませただけでは互いの性欲は満たされなかったから。
ティエンは四つん這いになっていたが上半身はうつ伏せの状態だった。
両手が掴んでいるシーツに皺が寄っている。
ヒビキはティエンの腰を掴んで激しく打ち付ける。下腹部が臀部にあたる特有の音が規律的に
響く。
先ほどマサヒメを相手にした時とは激しさがまるで違う。
その荒々しいまでの行為にマサヒメは男と女の本能を垣間見た気がした。


マサヒメの位置から結合部が丸見えになっている。
結合部からはティエンから分泌された愛液が泡立てられて白くなり、糸を引いてシーツに染み
を作っていた。
199名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 00:04:53 ID:ugXTsdNp
(や、やっぱりすごい……)

いつも覗いていた行為だが自分が初えっちを済ませた事によって改めてすごさが実感できる。

(あ、あんなに激しく……すごいたくさん液が出てるし)

半ば呆然と行為に見とれていたマサヒメは我知らず自分の性器に手を伸ばしていた。
ヒビキの精液を潤滑油代わりにしてそっと指を入れてみる。
処女膜があった場所は熟知していたから指を入れる時は膜に到達しないようにしていた。
だがもう処女膜の抵抗は存在しない。
いつもより少し奥に指を侵入させる。
いつもなら訪れる痛みがない。
改めて実感する処女膜の喪失。
膣の中にどこまでも入っていく細い指。
やがて指が全部入ってしまう。
入れた指をゆっくり抜いてみる。
膣口が締まる。
鳥肌が立つくらいぞくぞくするような快感が味わえた。
200名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 00:05:28 ID:ugXTsdNp
「どうだいティエン、気持ち良いかい?」
「あ、すごい、すごい気持ち良いですの!」
「今日はいつも以上に締め付けてくるよ。さっきのマサヒメで興奮した?」
「そ、そんなこと……あ、あら?」

ティエンがヒビキの方を振り向いた時、意識を取り戻して自慰をしているマサヒメが目に入っ
た。
貫通したばかりの膣内を必死に弄って真新しい感覚に身を委ねている。

「マサヒメ」
「はははいいっ!」

マサヒメは急にティエンに名前を呼ばれて動揺した。

「そんな風に一人でしてないで私達と一緒に混ざりましょう」
「え、あ、でも……」
「何も気にする必要なんかありませんの」

そう言ってティエンはマサヒメに手を差し伸べる。

「さぁ、一緒に」

マサヒメは無言で頷いてティエンの手を取った。
201名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 00:06:09 ID:ugXTsdNp
ヒビキが仰向けになってティエンが下半身に跨っている。
ティエンはヒビキの腹部に手を付き、巧みに腰を振って膣内に快感を与えている。
とろんと目尻が下がり頬を紅潮させ息を荒げるティエンはとても淫らに見えた。
マサヒメはティエンに促されるまま向かい合うようにヒビキに跨り、ヒビキの顔に臀部を乗せ
る。肉付きは多くないが白くてキメ細やかな肌はすべすべしてて心地よい感触。
この状態だとヒビキの目の前にマサヒメの性器とアナルがある。
女性器特有の蒸れた匂いがヒビキの鼻腔を刺激する。



ヒビキは目の前にあるマサヒメの性器を舌先で刺激する。

「あ、ああぁんっ!」

先ほどまで自分で弄っていたためにすでに割れ目は愛液で満たされていた。
ヒビキはその愛液を全て吸い取るかのように激しくマサヒメの性器を貪る。
しかし、一向に愛液の量は減ることは無かった。
ヒビキが吸い取った分以上にマサヒメの女性器からは愛液が分泌されていたので、むしろ当初
よりも量は多くなった。
埒の明かなくなったヒビキは割れ目全体を咥えて強く吸引した。

「あっ、ひゃああっっ!?や、やんっ、何これぇっ!?」

今まで体感したことの無い刺激がマサヒメの神経を叩く。

(な、膣内が吸われて中身が出ちゃう……?)
202名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 00:06:58 ID:ugXTsdNp
ヒビキの口元はマサヒメから流れ続ける愛液でベトベトになっていた。

その間もティエンは騎乗位で腰を絶え間なく動かしている。
普段からシロマルに乗っているためかティエンは騎乗位が上手い。
ヒビキが自ら腰を動かす必要が全く無い。
お互いが気持ちよくなれる術を知り尽くしている。
そして絶頂へと。


「あ、あぁぁ、ヒ、ヒビキ様ぁっっ……も、もうイッて、しまいますの!」
「いいよティエン、一緒にイこう」
「あああぁぁあぁっっ!!!」
「う、くっ……っ!」

ティエンの方がヒビキよりも一瞬早く到達した。
ヒビキはティエンの膣が断続的に収縮するのを感じながらその奥に精液を吐き出した。
203名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 00:07:25 ID:ugXTsdNp
ティエンは布団の上に全身を投げ出し、荒い息を何とか整えようと必死だった。
ついさっき果てたにも関わらずヒビキの陰茎は射精する前と変わらぬ硬さと大きさを維持して
いた。その事をマサヒメは見逃さなかった。

「その……わ、わたしも……いいですよね?」

相手の意向を伺うような控えめな言葉とは裏腹にマサヒメはすでに騎乗位で交わる体勢になっ
ている。
もちろんヒビキもこの行動を拒む理由は微塵もない。軽く頷いてマサヒメを促す。
マサヒメの性器はヒビキの口撃によってすでに性交する準備は整っていた。経験の少ない故に
色素の薄い陰部が唾液と愛液でドロドロになっている様はどんなポルノよりも卑猥だ。

「えっと……こうかな?」

先ほどのティエンを真似てヒビキの陰茎を跨ぎ、腰を下ろして繋がろうとするがなかなか上手
くいかない。陰茎は膣に入らず割れ目を滑るばかりだ。

「あ、あれ……どうして入らないんだろ?」

何度も試すが一向に入る気配がない。
入れようとする度に陰茎が動くためなかなか狙いが定められない。
騎乗位の経験が無いマサヒメにはまだ難しかったようだ。

「ほら、これならどうだい?」

ヒビキは自身の陰茎を掴んで動かないように固定する。
マサヒメは自分の性器を見ながらゆっくり陰茎の上に腰を下ろし膣穴に先端を接触させる。
そのまま位置がずれない様に注意しながら徐々に腰を下ろしていく。
やがて音も立てずに亀頭が膣穴に吸い込まれた。
204名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 00:08:55 ID:ugXTsdNp
マサヒメの身体を異物が侵入してくる。
大きくて硬くて熱いものが。
マサヒメが腰を下ろした分だけソレは膣壁を掻き分けて身体の奥へと導かれる。

処女膜を喪失したマサヒメに、挿入時の痛みはもはや無かった。
あるのは身体の芯から震えるぞくぞくするような感覚───快感。
まだ陰茎は半分ほどしか挿入されていなかったがそれでも十分すぎるほどの快感がマサヒメを
支配していた。
火傷しそうなほど熱いのに神経に伝わるのは熱さではなく強い性感。
マサヒメはその感覚に逆らうことなく一気に腰を下ろし、陰茎を全部飲み込んだ。

なぜこんなグロテスクなものが体内に入ってきて気持ち良いのか?
それはマサヒメ自身にも分からない。
分かるのは入れて動かすと気持ち良いという事だけ。
それは本能。
それ以上でもそれ以下でもない。
そしてそれだけで十分だった。
205名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 00:09:47 ID:ugXTsdNp
マサヒメは腰を動かして何度も何度も膣に快感を与える。
動く度に愛液を介した性器の擦れ合いに淫猥な音がする。
これ以上の快感を貪って自分の身体は大丈夫なのか?という疑問が一瞬脳裏をよぎったが所詮
は脳裏。本能という表には対抗できない。

ヒビキはマサヒメの腰を掴んで激しく下から突き上げる。
互いの吐息に合わせる様に加速していく動きにやがて二人は同時に到達する。
今日だけで4回目の射精なのにヒビキの陰茎からは大量の精液が射出された。
マサヒメの膣内に注ぎ込まれた精液は結合部の隙間から漏れていた。



細かく痙攣するマサヒメの身体はヒビキの上に崩れ落ちた。
そっとヒビキの腕が回されマサヒメの身体を優しく包む。
二人の性器は繋がったままの状態で。


「ふぅ……、マサヒメ気持ち良かったよ」
「わ、わたしも気持ち良かった……です」

顔を赤らめながら素直に言うマサヒメが可愛い。
206名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 00:10:27 ID:ugXTsdNp
「また今度3人でしようか?」
「あ、は、はい。でもいいんですか?私邪魔じゃないですか?」
「そんなことないよ。ティエンもきっと望んでることだし」
「そ、そうですか。それならお言葉に甘えてもいいですか?」
「うん、いいよ」

お互いに微笑み合う。

「じゃあティエンも疲れて寝ちゃったし、僕も疲れちゃったから今日は終わりにしてそろそろ
寝よ……ん?」
「ブツブツ……」
「……?」
「ブツブツ……」

何やらマサヒメが奇妙な言葉を紡いでいる。
多分呪文か何かの類であろう事は想像できたがその詳細までは分からない。
何やら竜らしき物体の幻影が見えるんですけど。

「マ、マサヒメ何してるの?」
「で、出番追加ですっ」
207名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 00:11:17 ID:ugXTsdNp
はぁぁぁ〜〜っっ!?
う、裏フェーズぅぅ〜!?
しかも自分を応援しちゃったよ!?




「ヒビキさん、私まだまだえっちし足りないんです」
「……」
「ほらヒビキさんのココもまだまだ大丈夫って言ってますよ」
「……ぼ、僕もう動けないんですけど」
「大丈夫です。次は全部私が動きますから」
「……」
「任せてください。一緒に気持ちよくなりましょうね」

可愛く微笑むマサヒメ。目の奥の光が透明すぎて何となく怖い。

(僕死んだかな?)

やがて動き出すマサヒメ。
竜の時間は朝まで続いたらしい。
208名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 00:11:55 ID:ugXTsdNp
「う、う〜ん。とてもよく寝れましたわ」

ティエンは目を覚まして大きな伸びをした。
朝の日差しが眩しい。夏特有の強い日差しは生命力に溢れている。
陽が出てそんなに時間は経っていないはずだが早くも大気は夏の熱を帯びていた。

「今日も暑くなりそうですわ」

誰に言うでもなく呟く。

振り返るとマサヒメが気持ち良さそうに寝息を立てて眠っていた。
そのすぐ横ではミイラのようになったヒビキがいた。多分まだ死んではいないと思われる。

「今日も熱くなりそうですわ」

もう一度呟いた。
209名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 00:16:46 ID:ugXTsdNp
以上です。長かった。誰が読むんだ?定期投下は今週で終わりです。
新作が出来るまでROMります。テルヒメかミノリ×ムメイが書きたいな
〆切間に合ってよかった。それではまた今度。
210名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 00:20:29 ID:dE0WJ7V8
よく頑張った、感動した。

>主人公の威厳もあったもんじゃない。これでは本編とあまり変わらn……おっと
>裏フェイズ
>自分を応援
こういうネタ大好きだ。
211名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 01:38:43 ID:46VLcobQ
お疲れさま、そしてGJでした!マサヒメかわいいよマサヒメ。
取り敢えずゆっくり充電を。ミノリにハァハァしながら次回作待ってます。
212名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 02:17:47 ID:KhAnYAIR
ぐはっ、現在執筆中なんだが、裏フェイズネタを先に使われた。
他にも色々考えてたのに・・・
例えば、ヒビキは命中率が高いから避妊は気を使わなければならないとか、ティエンは自分を応援する事で確実に回避(避妊)できるとか、シナオ姫は続けて2回できるとか、後ろからでも平気とか・・・

マサヒメの裏フェイズネタが被っちゃうけど、このまま執筆しちゃってもいいかな?
213102:2005/12/04(日) 08:05:48 ID:CiZYgS+/
大精霊様GJでした!そしてお疲れ様でした、待ってます!


俺はミノリ×セイショウで書いてるけど、本編と関係無い設定が出来てる…書き直そうかなorz
214名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 10:22:16 ID:NFSzoRO4
>>212
面白そうだからかいて〜
215名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 12:40:32 ID:NStDuBwX
職人様GJ
216名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 20:57:14 ID:pH9eAAR9
何かすげーなぁ
スレに上がったSSを元に同人漫画を描いてくれる人っていないかな?
そんな職人はいないですかそうですか

>>212
そのアイディアいいね。期待して待ってる
217赤い垢すり ◆ojEY7H1URU :2005/12/05(月) 20:16:58 ID:W3Hp+X6u
そろそろ皆、落ち着いた頃かな?

小生も発表やらせもらいます。
数日前の雑談で発覚したテルヒメ人気に乗って、彼女の小説を書いたわけなのですよ!

『傷を舐めあうわけじゃなく』、始まりと御座候ー
218名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 20:18:22 ID:W3Hp+X6u
 フジヨシ軍の旗艦である”大阪城”には、バトル物漫画のような闘技場が設けられて
おり、真神器の使い手達はそこで精霊神器の使い手たちを足止めする配置についていた。

 中丸の第二関門の担当の一人、六文のシゲは、この配置に多少不満があった。
「大手門がゾンビの大将で、中丸の第一関門はうちの十勇士とはね……」
 前者は東西合戦の雄であるから、まだ納得もいくが、問題は後者。十勇士は精霊神器
使いに対するケズり役なのだ。
「それが戦争だ。かなしいけれどな」
と、言うのは郡山のテルヒメで、彼女も第二関門の担当である。
 もう一人、風魔のコタロウは闘技場の間欠泉をチェックするため、場を離れている。
「冷たいなぁ。あれは俺の家族見たいなモンだから、お前みたいに割り切れないな」
「ん……。この氷の仙玉がそうさせるのかもしれない」
 テルヒメはそう言って、扇の真神器に嵌った二つの仙玉をシゲに見せた。それがテル
ヒメの兄弟が転化した物だという事を、シゲも聞いていた。
「親や兄弟の犠牲で今の私があるなら、フジヨシの作戦が気に入らなくても、この戦い
最後まで見届けねばならないと思う……」
「うん? 気に入らない? 納得済みでないのは、テルヒメも同じかい」
「少し、喋りすぎた……。シゲさん、私は向こうへ行く」
 少し赤くなった顔を扇で隠し、立ち上がった。が、
「まってくれよ!」
 シゲが跳んで、テルヒメの腕を掴んだ。
「あんたは、いい女だな。冷たさを装ってるが、優しい言葉に照れて逃げようとする。
まるで無垢な少女だ。俺はさ、生きてる間に恋の一つも実らせて、小さな家庭でも家族
仲良く過ごしたいと思ってるんだ。でも、大名の、六文の名前がそれを許さない時代じ
ゃないか!」
「死ぬのを予感して、そんな事を言っているなら御免こうむるぞ」
「子供は、四人は欲しいな。戦争で沢山死んだから、戦いを指揮した俺達が埋め合わせ
するのは、義務だろう?」
「人の話しを聞きなさいな、六文シゲっ!」
「分かってるよ。別に、自棄になって言ってるんじゃない。ああ、もう、ストレートに
言うと、『俺の子供を生んでくれないか?』」
 一瞬シゲは、『早まった!?』と思ったがテルヒメは柔らかな表情を見せた。
「郡山も六文もない新しい世の中で、私とシゲが夫婦か。悪い提案ではないな」
 その返事に、シゲは素早くテルヒメの唇を奪った。
 それは大人のキスだったのでテルヒメは目を丸くしたが、これから起こる事と比べれ
ば些細なことであった。
219名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 20:19:53 ID:W3Hp+X6u
 二人は通りから離れた茂みに身を潜めた。テルヒメは、ネクタイを解いて木の枝にひ
っかけ、シャツのボタンを外し始めた。
 テルヒメはスタイルが良い。純国産とは思えない、豊満な肉付きはシゲを魅了した。
ボタンを外した衝撃で、胸が揺れた。堪らなくなったシゲはテルヒメの背後から、その
二つの膨らみを鷲掴みにした。
「ら、乱暴じゃないか! まだ、脱ぎ終わってないし……シゲさん、あんたなんで着た
ままなんだ?」
「ただ裸になって抱いても、盛り上がらないだろう。前フリがいるんだよ」
 そんな”状況に萌える”タイプのシゲは、ブラジャーに包まれたテルヒメの胸を絞る
ように手を動かした。
「乳が出たりしてな。ほら、なんだか湿っぽい」
 その言いつつシゲは、テルヒメの背骨にそって舌を滑らせる。それがまた、テルヒメ
の身を熱くした。
「馬鹿言って! 手の熱が伝わってるんだ。暑苦しいから、背中の金具を外してくれ」
「ああ、これね……。これはこれで、良い感触なんだけど。名残惜しいかな、ブラ」
と、舌が金具に触れたので、口で外した。その間、手は胸を愛撫し続ける。
 パチン! ザッ。ブラジャーが取れて、生の胸がさらけ出された。
「おっ? 器用なのね!」
 テルヒメが関心するのもつかの間の事、
「ひゃぁぁんっ!」
 甲高く甘い叫びが上がった。シゲの指がテルヒメの膨らんだ乳首を捻ったのだ。
「ふむぅ。乳房は大きく柔らかく、こちらは僅かな芯がある。まこと良い物を持った女
だなテルヒメっ」
 背後を取った時点で形勢はシゲに有利だった。だが、それで黙るような易しい女では
ない。テルヒメは反撃に出た。
「貴方の戦槌も随分と立派な物ですこと」
 何とか手を後ろに回し、シゲの股間を握り締めた。
「うっ? うぉぉおおっ!! こいつは。そのままむにむにっと、袋を刺激するように
頼む。優しくな」
「うーむ。なんだか、蒸し暑くなってきたようだが」
「空いてる手も後ろに回してさ、そっちは棒をしごいてくれ」
「うん、こんな感じか?」
 人差し指と中指で挟むようにシゲの竿に刺激を与える。
 そんな風に、お互い感じる部分を弄りあっていると、二人の体が小さく跳ねた。
「ん? 電気が走った!?」
「あぁ……。ギリギリ、堪えられたけれど。そろそろ、本番、行かないか?」
 シゲは震える手でテルヒメのスカートのベルトを緩めた。テルヒメも振り向いてシゲ
のズボンを脱がせるのだった。
 深夜の冷え切った空気が二人の肌から熱を奪う……。
220名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 20:21:33 ID:W3Hp+X6u
 全裸になったテルヒメは美しい。癖のあるショートヘアは金色をしている。別に染め
ているわけではないのは、陰毛と同じ色なのを見れば分かった。
 シゲは、その陰毛が欲しかった。
「生き延びるのをより確実にするため。君のお守り、欲しいんだ。郡山テルヒメ」
「お守り? 兄弟はやれんぞ」
「仙玉じゃなくてな、これだ」
と、テルヒメに体をくっつけ、しゃがみこんだ。シゲの鼻先にテルヒメの陰毛が擦れた。
「知らないか、こいつがお守りって言われるわけが。耳を貸しな……ヒソヒソ……ヒソ
ヒソ……」
 今度は顔同士くっつけて、”お守り”の由来を話した。『弾に当たらない』という、
それを。
「何、その冗談は? ふざけているの!」
「おやおや、真っ赤になって。可愛いね。でもさ、冗談でも、そういうのにすがりたい
んだよ。生きるか死ぬかなんだ」
「う……むぅ、むむむ」
 テルヒメは、唸って言葉濁した。が、ややあってからそっぽを向いて言った。
「1本だけ! 早く、抜いちゃって」
「有難い」
 ブチン! テルヒメの体に何とも言えぬ、痛みが走った。まるで脊椎にそって雷が落
ちたような。
「うほほ」
 シゲは奇妙な声を上げながら、掌サイズの巾着袋(所謂、”お守り”だ)に陰毛をし
まった。そんな事を素っ裸でやっているのだから、緊張感がまるで無い。
 そのシゲの尻を見ているうち、テルヒメにも欲が出てきた。
「なあ! 私にも、シゲさんのお守り、くれないか」
「男のは効果無いんだ。何故なら、洒落が成立しないからさ」
「理屈を言って! 私が欲しいんだ。貴方は女のお願いを聞いてくれない男なのか!?
一緒にすごしたい人の一部を持っていたいと思うのは、変じゃないでしょう」
「だったら、1本だけ。早く、済ましてくれよな!」
 今度はシゲがそっぽを向く番だった。
 笑いを堪えるのが大変だったが、テルヒメは手に入れた”お守り”をシゲと同じく巾
着袋にしまいこんだ。
「これで、安心だ」
「”袋”から生えたのを、抜く奴があるか! あぁ、震えが止まらん」
 痛みとも寒さともつかぬ刺激が、脊髄反射となってシゲの体を震わせていた。
221名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 20:23:00 ID:W3Hp+X6u
「ちょっと、回り道が遠かったが……」
 シゲはテルヒメとの距離を詰め、その腰に腕を回した。くっついた部分が暖かい。引
き寄せると、テルヒメの柔らかな胸が押し潰れるように形を変えた。
「この胸で、してもらえたらどんなに幸せか」
 その事を想像するだけでシゲの戦槌は先走り始めた。
「出来るだけ対処はするが、『胸で』とは?」
 テルヒメはパイズリを知らない。例によってシゲは「ヒソヒソ」と説明した。
「……!? お前は、何でそんな事ばかり知っている!?」
「別に俺が考えたわけ無いだろう。びっくりするのも分かるが、体格的な問題でこの国
の女にそうそう出来る物じゃない。それを出来るテルヒメは素敵だろう。と、思う」
「お世辞の上手い男だな……」
 テルヒメは自らの胸を手ですくう様に持ち上げて、困った表情を見せた。
「そんなに、してほしいのか?」
 その仕草に、シゲはムリヤリでもやってやろうか? という気になりかかった。喉が
乾く……。
「ん、あぁ。出来まいか?」
 するとテルヒメは目を瞑り、ため息をついた。それから観賞用の置き石を指差して言
った。
「それに腰掛けろ。する」
 石に座ったシゲは、まずその冷たさに絶句した。
「ごめん、なんか敷くわ」
と、取りあえずズボンを持ってきて石の上に敷いた。それでいくらか、尻が楽になった。
「もう、いいな?」
 膝立ちしたテルヒメは、広げられたシゲの足の間に入り込んで股間に近づいた。シゲ
の物を胸で挟みこみ揺すった。しばらく放置されていたせいで、萎えかかっていたそれ
は、すぐに『戦槌』と呼ぶに相応しい大きさと硬さを得た。
 目の前にそんな物が現れ、テルヒメは動転した。むわっと、香ばしい匂いが鼻を突い
た。それはすぐ傍の男の性器から漂ってくる匂い。
 ユサッ! ユッサユッサ!! 腰を浮かせるように上半身を動かしテルヒメはシゲに刺
激を与え続けた。
「うっ! くぅっ……うぅ」
「ん? 苦しいの? いや、感じているのか?」
222名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 20:24:29 ID:W3Hp+X6u
 シゲのうめき声に一瞬テルヒメは気を使ったが、すぐにそれが杞憂だと分かった。胸
に挟みこんだ棒の先端から、透明な汁が次々に溢れ出して来たからだ。それが男の感じ
方だと本能的に察した。
「これ、どんな味がするのだろう?」
 疑問を感じたら、調べたい。テルヒメはそんな賢い所のある女だった。逸物の先端、
縦に走る割れ目に沿って舌を滑らせた。その直後、
「おうっ! くぁああ。おおお……っ!!」
 シゲは絶叫し身を硬くした。『射精せよ』との命令が全身を駆け巡り爆発した。
 ブッ! ビュルッ! ビュルゥッ!!
 丁度、テルヒメは味見をしようと口を開けている時だった。その口内に大量の精液が
飛びこんだ。
「ん? んくぅっ! ごほっ……ごくん!」
 そして飲んでしまった。その後、テルヒメは酷く咳き込んだ。ようやく、落ち着くと
シゲが話しかけてきた。
「大丈夫か?」
 それは、とても心配した優しい口調だったのだが、
「……うーん。最初、しょっぱいような味だったな。次に飛んだ白い奴はなんだ?
あんな色をして、苦いなんて……わからないなぁ」
 テルヒメはケロっとしていた。

「それなら、これからたっぷりと味合わせてやるよ。胸はもういいから、ほらこっちに
来てな。足を広げて俺の腿に跨るように座って」
 言いながら、シゲはテルヒメの股間に手をやった。そこにはヌメりがあった。お互い
に準備は万端である。
「少し、不安なんだがな……私は」
「不安を消すためにも、こうしているんだろう。戦いの終わった後の世の中を楽しみに
してさ」
「うん。そう思えば、やれそうな気分。シゲ、いいよ。お願い」
「ああ」
 シゲはもぞもぞっと腰を動かし感触だけで狙いを付けた。
223名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 20:25:39 ID:W3Hp+X6u
『いざとなれば、お前だけでも生き残すさ。それが男の甲斐性よ!』

 それは聞こえるはずの無い、心の声である。はずが、
「ん? シゲさん? 今……」
 テルヒメが言いかけた瞬間、シゲの戦槌が突き上げられた。
 ズッズン!!
「きゃっ! わあぁぁぁっん!!」
 突然の刺激に、テルヒメは犬見たいに吠えた。彼女が討つべき相手は辰の精霊神器の
使い手マサヒメだが、この際そんな因縁はどうでもいい。
 今は、この性的な快感を貪り、また、与えるだけである。
「んっ! ふぅ! んん……おおっ!」
 シゲの唸りだって、全然羊っぽくは無い。ただ、突き上げ、時に目の前に揺れる二つ
の膨らみを鷲掴みにし、先端の桃色の突起を甘く噛む。それを繰り返す。
 と、その時だ。
 ドッ! ドウッ!! ゴゴゴッ!! 第一関門の方で強い光りが発せられ、続いて爆
音が響き、地面が揺れた。
 それらを断片的に捉えながらシゲは思った。『ああ、十勇士は壊滅したか』と。そし
て――シゲは射精した。今度はテルヒメの中にだ。
 まったくの勘だったがシゲは、『命中した』と予感した。
「奴らが来る……。戦支度だ」
「うん……。なあ、この暖かい感じ。また、戴けるかしら?」
 お腹をさすりながら言う、テルヒメの表情は柔らかい。彼女は精液の熱さを言ってい
るのではないだろう。分かっているのだ、自分の体に起こりつつある変化が。
「ん……。当たり前だろう。一発一人としても、後三回はやらないとな」
 シゲは冗談みたいに言った先の言葉を引き合いに出してきた。だからテルヒメは一瞬
わけがわからなかったが、思い出してそれから、
「いっそ、十二子でもいいかも」
そうポツリと言った。

 二人の今生の別れは近い。

終わり
224名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 23:04:49 ID:yoAVkVvU
GJ!!!
225名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 23:30:30 ID:7FLkvT/8
シゲテルキター。
切ない筈なのにあまり重くなくて寧ろ微笑ましかったよ。
GJ!
226名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 18:28:30 ID:9AEyHXCv
12月12日にSSが12作投下される
そんな風に考えていた時代もありました
227名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 20:29:53 ID:OlEoVXwP
いくらなんでもそんなに発表が被ったら、洪水で流されるよりも恐ろしい。

それはそれとして……。
効果が無い方のお守り貰ったテルヒメが生き残るんだから、世の中非常だなぁ。
228名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 13:40:54 ID:uP2c93+L
ほしゅ
229名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 18:06:55 ID:oMGV5Nuk
本スレでのシナオの扱いに泣いた
230名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 19:22:35 ID:BeIhLpKp
シナオタソにならカマ掘られてもいい。
231名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 23:58:33 ID:ffIPh17R
なにかいやな予感がするから書き込んどく
232名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 17:02:19 ID:S1Ef6nF4
ジュリーたんハァハァ
233名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 22:15:20 ID:2DEb/KXm
人いないな。なんかエロ談義しようよ
234名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 23:52:47 ID:pYvZQH0g
クロウたん良いよー
235名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 01:43:46 ID:9w4Y0TKb
マサヒメの可愛さは異常
236名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 03:20:43 ID:rNEMsamM
クロウの胴当ての脇から手を突っ込みたい
237名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 21:57:25 ID:e9hWRhoL
ほっしゅあげ
238名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 17:58:15 ID:uzICNM3D
保守…。人いねぇ…
239名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 09:40:59 ID:RXFPKns7
俺の保守しか見当たりません
240名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 22:30:13 ID:Cxy45UUV
ここにおるぞ!

今、新作執筆中なのよ。
原作ゲームが基本的に一本道なので、熱中してプレイする気になれないから
どうしても、ネタ探しからネタを温めて小説にするまで時間がかかっちゃうのよね。
241名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 12:13:36 ID:KlCgsmeY
見てるだけの香具師だっているだろう。
242名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 14:48:56 ID:2j8yhpnK
ようやっとクリアしたんで人生初エロパロ投下。舞台は京でのミナルとの初戦?。
ミナル×ティエン、ちょい陵辱です。
243名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 14:50:09 ID:2j8yhpnK
「ちょっと急ぎ過ぎましたわね・・・」
ティエンすこし後悔していた。皆から離れ過ぎて敵に囲まれてしまったのだ。
だが相手は歩兵ばかりだし、シロマルが居れば何とかなりそうだった。
「まだまだですわ!」
二人目を倒す。その時、シロマルが突然倒れた。
「きゃぁっ」当然ティエンも落ちる。
「この匂いは・・?ッ!」
地面に落ちて気づいたが、辺りが妙な匂いで満ちている。
その匂いを確かめようと軽く吸ってみた瞬間、ティエンの意識は薄らいで
いった・・・。
244名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 14:50:55 ID:2j8yhpnK
「特製眠り薬の効果はなかなかですね。」
少し離れた階段の上から見ていたミナルは微笑んだ。
「化学兵、ティエンを捕らえて退却!」
ガスマスクをつけた兵士がティエンを担ぎ上げる。
「しまった!」
ミノリ達はティエンが攫われるのに気づいたが、眠り薬が撒かれた一帯の前で
立ち止まらざるを得なかった。
245名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 14:51:37 ID:2j8yhpnK
「・・っ、ここは?」
目覚めたティエンは自分が目隠しされ、拘束されているのを感じた。
拘束といっても、壁にもたれかかる様にして万歳をした姿勢で手首と二の腕を
壁に固定されているだけなので、顔や足は動かせる。着衣にも異常は無い。
「目が覚めましたか、葵の姫」
女性の声が聞こえてきた。
「貴方は・・ミナル、さんですか?」
「そうです。」
「・・殺さないのですか。」
「それも良いですが、もう貴方の件は私に任されたので、ちょっと遊ぼうかと」
「遊ぶ?」
246名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 14:52:14 ID:2j8yhpnK
その時、ティエンは自分の髪に何かかかるのを感じた。
「ん?何ですの、これは・・」
「何だと思いますか?ふふ」
次は右頬。なにかの液体のようだ。
「温かい・・それになんだかねばねばしてるような・・」
次いで目隠しの上、口にもかけられる。
「苦いし・・なんだかイカ臭いですわ」
「あはは、そろそろ飲ませても良いぞ」
「誰か居るんですの?んぐっ、あ、あんえすのほれあ」
口に何か熱い棒が押し込まれる。吐息も聞こえてきた。
「んあっ、んちゅっ、ちゅぱっ、ちゅるっ」
少し苦いその棒を舌でなめてみる。吐息が激しくなり、棒がビクンと反応する。
その間にも顔や髪、手にまでかけられる。
(まさかこれ・・ッッ!)
「んむっっ、はあっ、いああっ」
ドピュドピュッ
ティエンは確信した。自分が今くわえさせられているのが男性の性器だと。
自分の周りに男性がたくさん、少なくとも十人は居ることを。
247名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 14:52:55 ID:2j8yhpnK
「いやっ、いやああ!やめてください!」
「はははは、やっと気付いたか。兵士たちも遠征で溜まっていたようだからな、私の
遊びと兵士の士気回復。一石二鳥といったところだ。お前達、気付いたみたいだから
もう好きにしていいぞ」
「やだっ、きゃあああ」
袴が無理矢理脱がされ、小袖も前をはだけさせられてしまう。
「や、ッ、おやめなさいっ!許しませんよ!」
「ぎゃーーっははは」
下卑た笑い声があがる。
「今ならまだ・・・痛ああっ」
服を脱がされて逆に凛としたティエンだったが、突然の挿入に悲鳴をあげる。
腰を持ち上げられて、激しく突かれる。
「やめ、やめて、ああっ、イタっ、痛い!、痛いです!」
「ああ、もう目隠しもとっていいぞ」
248名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 14:53:35 ID:2j8yhpnK
ベベンベン
ミナルの命令で目隠しを外されたティエンが見たものは。そしてティエンの運命は。
いずれの答えもまて次回。
それでは次節「次なる標的」にてまたお会いを。
ベンベン
249名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 14:54:22 ID:2j8yhpnK
ごめんなさい。午前中妄想したネタを勢いで書きましたが本番に入って悲鳴が書けなくて
力尽きました。悲鳴・喘ぎ声が書ける人マジ尊敬。
反響があればまた次回を書こうと思ってます。
基本設定はSミナルが女キャラを襲う陵辱ものになりそうです。
あと次どのキャラ書こうか決めてないんで希望&シチュ有ったら是非。
250名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 08:15:46 ID:amvtvEsx
久しぶりの燃料がきましたね。乙です。次作を期待していいのかな?
個人的にはまだネタにされていないクロウを見たいんだがどーでしょう?
キャラは多いから組み合わせは豊富だけどどんな性格だとか口調だとかは忘れがちになるよね。
251名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 00:32:27 ID:DCHuH/dq
ん?なんだこの過疎っぷり
おまいら生きてるのか?返事しろ
252名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 10:26:56 ID:CJsfs+0B
生きてるぞー。

シナオ希望
253名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 05:01:10 ID:g/7TPyVq
たまに覘いてます
254名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 17:34:48 ID:JLU6WPyM
ティエンは周りを見て予想した通り自分がかなりの人数の男達に囲まれているのを知った。
思わず頭の中で最悪の予想をしてしまうが、それを必死に打ち消す。
だがミナルの冷酷な言葉がティエンに現実を突きつける。
「さて、一体何人目で許しを請うか」
「あぁっ・・・くっ、何を、んっ、言っているのですか!っあ!」
「簡単なことだ。遊びといっただろう。お前が許してください、もう逆らったりしませんと謝れば
解放してやろう」
「本当、っ、ですの?!」
「ああ、ただし」
ミナルが指を鳴らす。途端に今まで精液をかけるだけだった周りの男達がティエンの体に手を
伸ばして愛撫してくる。
「つっかえずに言いなさい?」
255名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 17:37:22 ID:JLU6WPyM
「え?やっ触らないで、嫌!・・ぁんっっ」
「もちろん妨害は入る。精々がんばれ」
「んぁっ!っあ、なんて、卑怯な、」
「うぁあもうイクぞ!」
「ぇ?や、やだ、やめ、中は!っぁあん中は!」
ドピュっドピュっ
ティエンの中に精が吐き出される。
(初めて、でしたのに・・)
精液まみれのティエンの頬を涙が伝う。
256名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 17:39:37 ID:JLU6WPyM
(もう嫌!はやく言ってしまわなければ・・)
「・・ゆるし、て、くだ、あぅうう!」
ティエンが許しを請おうとした瞬間、突然乳首をつねられる。
「はあぁん!ゆ、ゆるし、くぁあ!」
休む間も無く二人目が挿入してくる。
「い、ぐっ、あぁう、や、やぁぁぁ」
痛みと強制的な快感にまとまに言葉が出せない。
(む、無理!挿入されたらまともにしゃべれなくなっちゃう!)
「ふぁっ、ああっっ、なっ、いぁぁぁあ!」
257名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 17:42:45 ID:JLU6WPyM
「はっ、はっ、あん、あっ、ああん!」
ティエンがそれから数えて5人目の精を受けたとき。
(・・・!隙ができた!)
「ゆ、ゆるひてくらはい、もうさからっはりひまえんっ!!」
呂律がまわっていないが何とか言い切る。
(言いましたわよ・・)
ティエンは泣きながら、それでもミナルを睨む。
「いいだろう。解放してやれ」
周りの男達の手でやっと手と肩の枷が外される。
(やっと終わった・・・。・・・・?)
「解放はしたぞ?ゆっくり楽しむが良い、ははははは!」
ミナルが出ていく。
「そんな、嘘、うそ、いや、やめ、もうやめてぇぇ、んぐぅ!」
男達が群がる。今度は終わりは無い。
258名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 17:44:10 ID:JLU6WPyM
なんとか書いてみました。妄想で補完してくださいw
>>250
クロウ書いてみたいんですけどネタが無い・・何かシチュエーションの希望とかありませんか?
259無名:2006/02/12(日) 15:06:29 ID:QAVhgGfW
男主に喜べ婿にしてやる!みたいな希望
260名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 16:51:19 ID:R9ZKMUTp
クロウはツンデレとかどーだろ
照れたりしたらかわいいんじゃないか?
261名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 03:59:43 ID:1r+re1ZK
フジヨシに萌えちまったぜ…フジヨシ×ミナル、誰か書いてくれないかな〜
262名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 07:50:17 ID:pOyuv2bd
フジヨシ……猿のお面をどうするのかがポイント、か?
お面付けたままならちゅーもできないし
実際はどんな顔してるんだろね?

ミノリのSSがいいな
263名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 12:30:05 ID:MMU0pcWN
シナオエンド後の話とか……
264名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 07:46:21 ID:s0SOEVtJ
シナオエンドは見たことないなぁ
265無名:2006/02/14(火) 16:31:43 ID:ZvJxqqlm
こんなのどう?
クロウ「おい、ちょっと近よれ」
ヒビキ「? なんですか」
クロウ「もっと近くだ」
ヒビキ「こうですか?」
クロウ「よし」チュッ
ヒビキ「!!」
クロウ「さて、続きは奥でやるか」(あくまで冷静)
ヒビキ「や、やるってなに///をて言うかき、き、き」
クロウ「それくらいわかるだろう速くしろ」(ヒビキをひきずりながら)
ヒビキ「ちょ、ひっぱらなないで」
素人には、これ以上無理だ!誰かこんな感じで続きを〜〜
266名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 14:32:39 ID:Xn4LjLB5
クーデレとかいう類だな
267名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 08:56:34 ID:DtF691sC
ミノリ人気ナサス
268名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 17:16:38 ID:634mEqIc
ミノリ好きだ。ただヒビキと比べるとまともな相手が少ないな。
神職二人に人形と爺さんか。残りは戌と申と卯、あとシナオか?
職人さん、自分もミノリのエロ読みたいです。
269名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 19:16:54 ID:5Xgz1S5T
クロウ×ミノリで妄想してます
270名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 21:16:08 ID:MVr0l2Tq
来月になったらミノリ×ムメイを書こうかと思う
ただ今月は忙しくてむりだ
271名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 18:15:40 ID:4NAXv9Xq
242です。今ミノリ×クロウ書いてます。クロウ攻めの方が需要があるみたいですね(´・ω・`)
まだ投下は先になりそうなんでスレが落ちない様に祈っています。 (>>270さん期待してます
どなたか作品投下キボン。
>>269さん、その妄想を是非形に!
272無名:2006/02/25(土) 20:39:03 ID:z2o1du7T
マサヒメ「あの、ちょっといいですか?」
クロウ「?」
マサヒメ「セックスって気持ちいいって聞きましたけどほんとうなんですか?」
クロウ「・・・だれから聞いた」
マサヒメ「え・・ヤマトさんとお母さん(本当)です」
クロウ「そうか・・・私は未体験ゆえにわからん」
ヒビキ「あのね・・二人とも個人的にいろいろ思う所があるけど、その会話は、
二人きりの時にやってくれない」
クロウ「・・・・」ジィーーーー
マサヒメ「・・・ジィーーー
ヒビキ「??・・ッハ!そうだ!そろそろ寝ようかな」
クロウ「喜べ、お前に私の初めてをくれてやる」
ヒビキ「え、遠慮します」
マサヒメ「3P!3Pてやつですよね!!」
ヒビキ「マサヒメ!どこでそんな言葉覚えた!それからなんでそんな興奮してるの!
クロウさん!!服脱がさないで!!」
クロウ「叫ぶな、みんなが起きるぞ、」モゾモゾ
マサヒメ「やさしく・・・してくださいね」
ヒビキ「人の話をっく、クロウさん」

後よろしく クロウ好きです。
273名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 19:49:11 ID:0sGsCjnM
やっべ、この直球っぷりが超クロウっぽい(*´д`*)
274242:2006/02/27(月) 17:10:32 ID:/IA96n9o
>>272さん GJです!
ミノリ×クロウ、拘束ありです。今回は陵辱は薄め、というかほとんど無いですが、
百合+強制愛撫なんで嫌いな方は注意して下さい。
275242:2006/02/27(月) 17:11:20 ID:/IA96n9o
クロウが語気を荒げている・・・
「私が隠れ里での勝負のとき弓を使ったのは手加減だったというのに、何故未だに私が
弓を使わねばならんのだ!
刀を使わせろ、刀を。」
「それはいいけど・・。で、どうして私の鷹鏡を奪おうとしてるの」
「いや、刀が3人だと見た目がつまらんだろう。だからお前は弓を使え。」
「何を無茶な・・。」
「いいからよこせ」
「嫌よ。鷹鏡は私の相棒なんだから」
「む・・・それなら勝負だ。私が勝ったら鷹鏡をよこせ」
「しない。第一それだと私にメリットがないじゃない」
「メリットが有れば良いのだな?よし、それなら万が一お前が勝ったら、今日一日
お前の望みを聞いてやる。それで良かろう」
276242:2006/02/27(月) 17:12:12 ID:/IA96n9o
「・・・ふ〜ん?本当に何でも聞くの?」
「ああ。そんなことはあり得んがな」
クロウはミノリの目が妖しく光ったのに気付かない。
「良いよ。それで勝負って?」
「そうだな・・競争などはどうだ?あの山の頂まで先に着いた方が勝ちだ」
クロウは少し先に見える山を指す。
「スケールがでかいわね・・まぁ良いわよ。それで行きましょ。でも静には乗らないでよ」
「な・・そんな訳にいくか!」
「徒歩と騎乗じゃ勝負にならないじゃない。
じゃ、始めるわよ。みんな、暫くしたら合流するから!」
突然走り出すミノリ。
「ちょ、貴様、、」
静がいるからこそこんな勝負を提案したクロウは慌てるが、仕方なく降りて走り出す。
(まぁ体力勝負なら負けんだろう。)
ミノリが放浪していた時分に山の案内人兼用心棒で稼いでいたのをクロウは知らない。
277242:2006/02/27(月) 17:12:50 ID:/IA96n9o
一時間後。
クロウは自らの判断の甘さを呪っていた。
「長く静に乗っていたせいでなまっていたか・・!それとも彼奴が早過ぎるのか・・?」
「はい、おつかれー。私の勝ちね。」
クロウより実に二十分程早く到着していたミノリがにたりと笑う。
「こんなはずでは・・・。まぁ良かろう。望みはなんだ」
「そーねー。ちょっと目瞑ってて」
「ん?こうか?」
「はい、それで手を後ろにね」
がちゃり。手錠がかけられる。
「な、何をする!殺すぞ貴様!!」
「だっていくら望みを聞いてくれるっていってもクロウごねそうだし。」
「聞いてやるからこれを外せ!!というか貴様どこからこんなものを!」
「ふんふ〜ん、ふんふふ〜ん」
怒鳴るクロウを無視してミノリは草を取り出す。
278242:2006/02/27(月) 17:13:24 ID:/IA96n9o
「さっき良いもの見つけちゃったんだよね〜。これ何だと思う?」
「知るか」
「あー、そんな態度で良いのかな〜?これ使っちゃうよ?ま、どっちみち使うんだけど」
シャリシャリシャリ・・・手早く草をすりおろして酒に溶かし、糊状にする。
「なんだ、薬か?」
「正解。薬だよ?ちょっと特殊な。はい、ぬぎぬぎしよーね♪」
「や、やめろ!触るなこら!本当に殺すぞ!!」
手早く鎧の結び紐を解いて、服の前をたくしあげる。
後ろ手になっているため脱がせられないが、お腹の肌はさらされてしまう。
「やっぱり綺麗な肌ね」
「莫迦・・見るなっ」
「じゃぁお待ちかねのコレ、いこっか」
279242:2006/02/27(月) 17:13:54 ID:/IA96n9o
そういってミノリは手を鎧の隙間に差し込む様にして謎の薬をクロウの水月辺りに
塗り付ける。
更に水月から横に広げ、当然胸にも塗る。
「どう?気持ちいい?」
「そんな訳が有るか。気持ち悪いだけだ」
「ふ〜ん?じゃぁこれは?」
胸を軽くさする。揉むと言う程強くは無く、薬を塗り込むのに少し愛撫を混ぜた位だ。
「っ・・やめろ。」
クロウは驚きはしたものの、勿論気持ち良くは無い。
「わかった。じゃあ次ね」
あっさりと胸から手を放す。が、今度は腰の垂れをたくし上げて服の間に手を差し込む。
「太もも案外やらかいのね。あ、下着は白なんだ〜」
「やめろっ・・やっ・・」
クロウは抗議の言葉をあげようとするが、突然淫唇に塗り付けられた薬の感触に
思わず息が止まる。
280242:2006/02/27(月) 17:14:42 ID:/IA96n9o
くちゅ・・ちゅぷっ・・
「ほぉらクロウ、いやらしい音してるよ?」
「いやっ、やめろっっ」
「やめなーい。ほら、中まで塗ってあげる」
くぷっ。指が差し込まれ、薬を内側から執拗に塗り込む。
「はぁっっ、ぁっ・・。きさ、まぁっ」
「あ、まだそんな反抗的な態度とるんだったらこうしちゃえ」
中指を挿入したまま親指で乱暴に陰核をこすられる。
「いぁぁああっ?!や、やぁぁっ!」
「そうそう、良い声出せるじゃない。ほら、こっち向いて」
突然クロウにキスする。
「んむうっ?・・!・・んっ・・んくっ・・」
そのまま口移しで薬を飲まされる。
「ふぅ・・さてと。静、おいで。二人で乗ってもいいよね?」
「ヒヒーン!!」
激しく同意する静。状況が分かっているのか、いないのか・・。
281242:2006/02/27(月) 17:16:27 ID:/IA96n9o
一時間後。つまり試合開始から約三時間後。
カッポ、カッポ・・
クロウが前、ミノリが後ろの二人乗りで山道を歩いている。
手錠は前に回され、鎧は外されている。
「さすがに気付いてると思うけど、それ媚薬なの。
 どう?そろそろ効いてきたんじゃない?」
「効いてなんか、ない・・!」
否定するクロウだが、涙をためた熱っぽい表情、普段と違って女らしい口調が
効いているといっている。
実際、クロウの体はかつてないほど疼いていた。
媚薬を塗り込まれた上に、下着越しで一時間も静に揺られているのだから無理も無い。
「効いてないの?じゃぁ塗り足してあげる」
ミノリの左手が素早くクロウの腰にのびる。
282242:2006/02/27(月) 17:17:59 ID:/IA96n9o
「えっ?・・あっ、んぁああ!」
「ん、どうかした?効いてないんだよね?どうしてそんな声出すの?
 それにクロウがお汁たらすから静の背中まで濡れちゃってるよ?」
「んっ・・んくうっっ、はっ、はぁ、くぅぅっっ」
必死に口を閉じるクロウだが、どうしても甘い吐息が漏れてしまう。
「んむっ、んあっっ」
ちゅぱっ、ちゅぷっ・・。
口が開いた所にさっきまで自分の膣中に挿入されていた指をしゃぶらされる。
「どう、おいしい?自分の恥ずかしいお汁」
「そんな、事っ、ない・・ああん!」
「認めちゃえば?気持ちいいんだよね?だからやらしい声出ちゃうし
 こんなに濡れちゃってるんだよね?」
「んんっ、それはぁっ、ちが、ちがぁ」
「まだ認めないの?ほら、こうしたらどう?」
後ろからのしかかるようにして静の首にクロウの胸を押しつける。
「はあぁぁんっ、やっ、それだめっ」
283242:2006/02/27(月) 17:19:34 ID:/IA96n9o
「静、走って」
静の腹を軽く蹴ると、素直に走り出す。
馬上が激しく揺れる。
ミノリと静に挟まれてクロウの胸がこすれる。
「ああっっ、やっ、やあぁ、んはぁぁ!」
「どう?まだ認めないの?」
「・・・き、気持ち、良い・・いいですぅぅ!」
「良く言えました。ごほうびあげる♪」
そういって陰核を強くつまみ、つぶす。
「ぁっ、あっ、ああっ、ひゃぁあああぁあああんっっ!!
 っはぁ、はぁ・・・・。」
「気絶しちゃった・・。普段は無愛想だけど寝顔はかわいいよね。
 次は何しようかな・・そうだ、確かバイブ付き貞操帯があったような・・」
クロウの受難はまだまだ終わりそうに無い。
284名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 00:33:30 ID:okryIhIb
おっ、良いんじゃないですかー
285名無しさん@ピンキー:2006/03/01(水) 17:44:46 ID:RtRM7rie
242氏GJ!
次も是非この路線で〜
286名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 17:45:26 ID:TwReoHqv
保守
287名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 16:11:19 ID:PXRudvLz
ホス
288名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 17:33:42 ID:hVIO8z74
ムメイ×ミノリ神降臨期待
289名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 00:50:22 ID:aYGYhLVd
消えてなかったのか・・・
290名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 22:35:35 ID:fCZGm1VS
手抜きの会話だけなんであとは脳内補完してくれ

すまん、時間が無かったんだ
291名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 22:36:16 ID:fCZGm1VS
「ちょっと、ムメイ。こ、こんな所で……」
「ん、どうした?」
「どうしたじゃないでしょ。もっと時と場所というものを考慮しないと……人に見られたらどうすんのさ。……あ!人の気配が」
「俺は特に問題はないが」
「あぁ、もう〜」
「俺とは嫌か?」
「っ……、嫌とかそういう問題じゃなくて」
「ならば問題はなかろう」
「はぁ、分かってたことだけどあんたに口じゃ勝てないや。それに筋金入りの頑固だし。いや、この場合、頑固というより強引なだけか」
「む、人聞きが悪いな。それではまるで俺が無理やりミノリを押し倒しているという事に聞こえるんだが」
「半分正解だよね」
「そうか?」
「私はこんな場所で初めてを迎えたくないんだから」
「いい記念になると思うが?」
「……あんたマジで言ってる?」
「大丈夫だ。なるべく痛くないようにする……多分」
「多分ってなんだ!?そこは嘘でももっと自信持って言え!っていうか問題はそこじゃない〜っ」
292名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 22:36:57 ID:fCZGm1VS
「……んっ」
「接吻も初めてか?」
「う、うん。いきなり舌が入ってきたから……ちょっとびっくりした」
「そうか。嫌だったか?」
「ううん。嫌じゃない。むしろ……もっとして欲しいかも」
「分かった」
「えっ!?やっ、そこは!」
「ふむ、接吻だけでこんなに濡れたか」
「し、仕方ないじゃない。だってムメイのキスが……上手だったから」
「それで感じてしまったと?」
「……言わなくても分かるでしょ」
「これだけ濡れていれば申し分ないな」
「!?」
「挿入するぞミノリ」
「ちょ、ちょっと待った、待った!!」
「どうした?」
「そ、そんな大きなのが入るわけないでしょ!?」
「大きさの比較基準でもあるのか?」
「馬鹿っ!!私、男の人の見るのは、初めてなんだから……。それでも、それが大きいってことぐらい分かるわよ。で、そんなのが経験の無い私に入るわけないでしょーが!!」
「やってみなくちゃ分からんぞ。何事も経験だ」
「う……、正論だ。正論だけど……何か府に落ちない」
「では始めるぞ」
「す、すごく怖いんですけど……」
「大丈夫だ。俺に全て任せろ」
「う、うん。優しくしてよ?」
293名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 22:37:46 ID:fCZGm1VS
「う、あっああぁぁっ!!」
「やはり痛いか?もう少しで全部入るからちょっと我慢しろ」
「───っっ!!」
「分かるか?全部入ったぞ」
「……い、痛い」
「このまましばらくじっとしていれば痛みは治まるはずだ。もう少しの我慢だ」
「う、うん。でもムメイ」
「なんだ?」
「ムメイは動きたいでしょ?」
「まぁ、な。だがミノリが痛いなら仕方ないだろう」
「いいよ。私、このくらい我慢できるから。ムメイの好きなように動いて……私を抱いて」
「……分かった」
「さ、最初はゆっくり……あっ!!い、いきなりそんな激し……いっ!!」
「気持ちいいぞミノリ。お前の中は最高だ」
「あぁっ、ん、ほ、本当……っ!?」
「うっ」
「あぁ、ぅ……。うっ?」
「……ふぅ、気持ちよかったぞミノリ」
「え?」
「中で出してしまったが、いざとなれば俺が責任を……どうした?」
「あれ?も、もう終わり……なの?」
「見れば分かるだろう」
「あ、これが噂に聞く精液……って違う!!いくらなんでも早過ぎじゃないの!?」
「ん、いやこんなもんだろう」
「だって動き始めてから20秒くらいしか経ってないよ!!」
「女が細かいこと気にするな」
「気にするわ!!」
「仕方ないだろう。俺だって初めてだったんだから」
「……はああぁぁ〜〜っっ!?」
「何を驚いている?」
「だってあんた余裕な雰囲気醸し出してたじゃない!」
「俺が経験豊富だと言った記憶は無いぞ。接吻は散々してきたがな」
「あ、頭痛い」
「薬やろうか?」
「いらんわ、この早漏馬鹿っ!!」
「うむ。これにて終わりで候」
294名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 22:39:04 ID:fCZGm1VS
ムメイとミノリってこんなキャラでしたっけ?
ぐだぐだだけど。まぁいいか
295名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 01:42:05 ID:tgCAtsxl
∩(゚∀゚∩)age
296無名
誰か!俺が投下したヘボじゃなく高レベルなヒビキ×クロウ投下してくださーい