ガンダムSEEDエロ総合スレ Part21

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939名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 22:31:35 ID:/N7hLVkc
ディアミリ,ヨウルナ乙!
職人様の降臨お待ちしてます
940名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 02:54:15 ID:e8jey037
ゴミーア厨死ね
941名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 07:23:03 ID:8fqvYljC
>>940
どうしたの急にw
942名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 10:01:08 ID:aNH290Sr
でもシンルナ厨はマジうざい。
シンルナ→シンルナ→またシンルナな流れで同じカプが連続で投稿されてきてたのに
シンルナマダーシンルナマダーて本当にうざかった。
943名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 11:23:17 ID:A6GPjGUJ
シンルナ、アスルナいらね。消えろ。
944名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 12:09:12 ID:8fqvYljC
新シャアでもエロパロでも最低の汚物だな。シンルナとシンルナ厨はw
もうだれもシンルナ書かなくていいよ。
作品もそれみてガキ以下の感想しかいえない厨も
見てるだけで吐き気するし
945名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 12:26:08 ID:Oxee+lJz
>>912
ヨウルナ小説、よかったです。
ヨウランの優しさが読み手に強く伝わってきてた。
946名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 12:53:49 ID:9RUQwmhA
このスレもう本格的にダメだな・・・
職人さんもこんな雰囲気悪いとこに投下するぐらいなら他のとこに行っちまうよ。
947名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 15:55:52 ID:yEqQWmUJ
>>944
そんな言い方してる時点でお前もガキだってことに気づこうな
批判するならもっと紳士的に、ここは大人のスレだぞ
よくいうだろ他人のふり見て我がふり直せと…
948名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 15:58:40 ID:EOPJfk2A
「もうダメ」ってまだいけてると思ってたのかねえ、>>944は。
949名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 16:23:57 ID:3Zcw0gH4
厨を排除しようとすればする程荒れるってことになぜ気付かん



と言い続けて1スレ埋まっちまったな
950名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 16:43:40 ID:L2Mp5pZN
黄昏さんとか昔もシンルナは結構投下されてたんだけどね
ていうか新キャラのSSはほとんどはシンルナだった
それも知らない>>944は新参なんだろうな
>>944みたいな馬鹿のせいで職人さんがいなくなるのは悲しいな
951名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 17:19:26 ID:kFkdBhY4
…は?
シンステもアスルナも普通に投下されてたが?
ファントムペインのエロも普通にあったが?
どこ見てんだ?というか釣りか?
952名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 17:50:27 ID:oY94HquR
>>951
シンステアスルナファントムペインが
投下されてない、なんて950は一言も言ってないぞ。
どこ見てんだ?というか釣りか?





返し技w
953名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 18:23:42 ID:Xns3jQ4N
>>950
>>ていうか新キャラのSSはほとんどはシンルナだった

シンルナ以外も結構あったのに、ほとんどシンルナかよ。
さりげなく他カプSSを馬鹿にしてるのな。
954名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 18:27:14 ID:E15SmzPe
はいはいぬるっとスルー
955名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 18:41:56 ID:aNH290Sr
>>953
言われてみると確かにそうだな。
別に他カプを馬鹿にしてはいないだろうけど殆どがシンルナだったな…
新キャラは少ないからかな

956名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 18:43:41 ID:8fqvYljC
ほんと、いつまでいるつもりなんだろうね
どこに行っても迷惑かけるシンルナ厨…
正直早く失せてほしい
君らがシンルナマダーって必要以上に言ったり
シンルナの駄作SSかくせいでこのスレが
こんな状況になったってこといい加減気づけよ、ボケどもが
957名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 18:45:11 ID:JNPbSqgd
>>955
旧キャラに喰われて描写が少ない為
958名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 18:53:41 ID:QdveN0K9
真面目な話、新スレいると思う?
959名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 18:56:25 ID:EOPJfk2A
>>958
ただ放置しておくとアンチシンルナが勝手なテンプレ作って立てる悪寒はする。
960名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 18:58:21 ID:gMwVeQJg
>>958
職人さんの
ディアミリとかヨウルナの続きあるし
一応たてないか

ってか避難所みたいなのは作れないものか…
961名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 19:46:06 ID:oJQOchuN
したらばでよければ借りてこよっか?
962名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 20:15:57 ID:9RUQwmhA
ID:8fqvYljC は真性なのか?
963名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 21:36:11 ID:hBQAW1WQ
夏の時と同じ、シンルナアンチだかシンステ厨だか知らんがスレの空気を悪くするのが
目的なんだろう。スルー
964名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 22:08:24 ID:T4ik9aBP
965名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 22:46:31 ID:UVICGjYS
保存庫の更新、ずっと止まってる?
966名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 23:12:27 ID:12d8PMTu
21歳未満は出て行けと
967名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 23:52:58 ID:w26wcH49
シンルナって結局投下数は格段に多いのに、何であんなにもの欲しいオーラを続けるのだろう。
シンルナが連投されてシンルナ漬けな日々を望み、他カプSSが投下されるとすぐシンルナキボンとか、
職人帰ってきてとか雑談始めて流れ止めるし。

他カプが普通に落とされると「シンルナ忘れないで」と思うのかなと想像しているが、
強烈なシンルナメモリーはここの住民は永遠に忘れないから安心しる。

で、シンルナに限らず自ら書く気が無いない人々が幸福を得るの一番の近道は>>936
好きなカプでスレを埋め尽くしたいなら、ピンク難民か新シャア(エロ禁止だが全く削除されない)に専用スレ立てなよ。
968名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 00:01:55 ID:E15SmzPe
職人キテ━━━(;´Д`)━━━ !!!!
969名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 00:20:06 ID:lP8s1pwq
新シャア板のキララクスレ(とDAT落ちしたSSスレ)の保管庫を作っている者です。
もし許可が頂けるのならこちらの作品も転載したいのですが。
http://s3.artemisweb.jp/logs/
970名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 00:29:55 ID:zaleXzwx
もう次スレイラネ
971ヨウルナ1/10 ◆VD8DX/Tl/M :2005/10/21(金) 00:31:50 ID:6m/ZI1OZ
やはり希望は過去にしかないのだろうか。

>>969
すみません。過去のSSは修正したいところがあるので、自分のはスルーしてください。

ヨウルナの続き投下します。自分のSSで流れが変わったことはないですが。
ディアミリ読みたいので、どなたか次スレ立てていただけるとありがたいです。
書き手が立てるのはあんまり良くないらしいんで(根拠はわからないが)、お願いします。



【破軍星 後編】

 紅の髪の間にヨウランの浅黒い指が入り込む。ぐったりしている彼女を労るように髪を梳いていく。
優しくて、安心する――頭が、ぼうっとする。
「……あんまり良くなかった……?」
 ピントのずれた質問をするヨウランを、ルナマリアは肩越しに軽く睨んだ。
「ど…して……そんな……」
 この脱力した躰を見て、何故そんな質問をしてくるのかさっぱりわからない。
「だってあんまり、声、聞かせてくれないから」
「……初めてのときとは違うわよ」
 あのときは見境無く叫んでしまったっけ、とルナマリアは頬を染めた。
「ふうん……声を抑えたりすることも、もう覚えたんだな」
 ヨウランは僅かに嫉妬を滲ませて言った。
「誰に教えられたんだか、そんなこと」
「別に誰でもないわよ。あたしが勝手に」
「何でそんなことすんの?」
「だって……恥ずかしいじゃない」
「恥ずかしくなんかない。もっと聞かせろよ、ルナマリア」
「やだ」
 照れながらまたシーツに顔を埋めたルナマリアの後頭部を、ヨウランはそっと撫でた。その優しい
動きにルナマリアの気持ちが和んだのは、ほんの一瞬に過ぎなかった。
972ヨウルナ2/10 ◆VD8DX/Tl/M :2005/10/21(金) 00:33:42 ID:6m/ZI1OZ
 まだ挿し込まれたままの分身の先で、ヨウランはルナマリアの奥地をつん、と突いた。
「はぅ……っ」
 ルナマリアは顔を横にぶるっと振った。
「誰がこんな敏感な躰にしたのかねぇ」
「う、るさい……っ」
 深く貫いていたものが抜かれる感覚にルナマリアはまた身を震わせたが、今度は声をあげなかった。
ヨウランは力を失ったその躰を仰向けにさせた。
「ん……何、今度はこっち、向くの……?」
 紫紺の瞳を半眼にして弱々しく囁くルナマリアの唇に、ヨウランは触れるだけのキスをした。
「そ。ルナのイクとこ、今度はちゃんと見たいし」
「そういう台詞がヘンタイだって言うのよ……」
「なぁんでだよ。男なら普通、見たいと思うけどなぁ。シンは何て言ってる?」
 他の男の名前を出されて、ルナマリアは可笑しいほど動揺し視線を泳がせた。
「シ、シンは……ヨウランみたいにお喋りじゃないもの」
「ん? じゃあエッチの最中も何も言わないの?」
「何にもってことはないけど……ヨウランは喋りすぎだと思うわよ」
「おまえらが子供なんだろ? 閨の睦言を楽しまないのは語彙の欠如以外の何物でもない。艶のある
人生に於いてそれは必定足るべき男女の」
「ああもう! だからそういうのはいいってば!」
「へぇへぇ。そんなに急かさなくても、今してあげるからさぁ……」
 言いながらヨウランはルナマリアの耳介にかぷりと歯をたてた。
「あっ……ヨウラ…ン……」
 無言のまま愛撫を繰り返すと、ルナマリアは不安そうにしがみついてくる。喋りすぎだと不満を
口にしても、いざ沈黙が訪れるとどこか怯えている。
「やっ、何か……言っ…て……」
「はぁ?!」
 さすがにヨウランは呆れた声を出した。
「喋りすぎだっつったり、何か言えっつったり、どっちなんだよ?」
「だ、だって……あたし……」
「しゃべってばかりじゃ、こういうこと、できないだろ?」
 言うなりヨウランは、尖らせた舌先をルナマリアの耳の穴に突っ込んだ。
「あ、あ……!」
 身を捩って逃げようとしても反対側から頭を抱えられて動きを封じられる。細い孔の中でヨウランの
舌は器用に動き、左右に捻りながらルナマリアの躰を緊張させ、また解していく。
973ヨウルナ3/10 ◆VD8DX/Tl/M :2005/10/21(金) 00:35:30 ID:6m/ZI1OZ
 ルナマリアはヨウランの背中に両腕を回し、強くしがみついた。舌が動く度に力が抜け、焦れったく
なるような刺激にまた溜まらなくなってしっかりと掴む。それをただ、繰り返す。
 開けたり閉めたりされている。鍵穴の中で鍵が何度も回されてる。何度も、何度も、開けては閉め、
閉めては開ける。そして最後には、開けっ放しになる。
「うぅ……ふ……っ! は、ぁん……」
 ルナマリアの腕が力無くシーツに落ちると、舌は別の鍵穴に移動した。胸の先端で丸く勃っている
2つのスイッチの片方を入れる――。
 唇でピンクから朱に変わろうとしている場所を摘まれて、ルナマリアの背が弓なりに反った。
「……っ!」
 声を出せず、息を飲んだ。もう片方のスイッチにはまたあの器用な指が伸びている。一方は唇で
包まれたまま舌でこねられ、もう一方は爪の先で弾かれる。軟らかいものと固いものが、どっちが
感じるか試している。
 固く瞼を閉じ、大きく仰け反りながら、ルナマリアは掠れた声を出した。
「ヨ、ヨウラン、ぁ……っ、声、出していい……っ?」
「えっ?」
 胸に与えられていた刺激が唐突に止み、ルナマリアの背が真っ直ぐに延びる。大きく息を吐いた
ルナマリアが目を開けると、ヨウランが驚きを隠せない顔で見下ろしていた。
「もっと聞かせろって言ったのに、何で我慢するんだよ?」
「あ、あたし……今、何言い出すかわからないから……怖くて」
 顔を見ては言えないのか、横に視線を逸らしたルナマリアの頬をヨウランはそっと撫でた。
「……他の男の名前、呼んだりとか? シンとか……アスラン……とか」
「……」
 辛そうに目を閉じたルナマリアの横顔に、ヨウランの明るい声がかけられる。
「なら俺も他の女の名前、呼んじゃおうかなぁー」
「えぇ?」
 気まずさも忘れて、ルナマリアはヨウランの顔を正面から見据えた。さっきまでは切なげな半眼に
なっていた紫の瞳が、丸く見開かれた。
 辛そうな顔なんか見たくないんだよ。
 ヨウランは驚いているルナマリアにニンマリと笑いかけ、芝居がかって少し大きな声を出した。
「ラクス様ぁああああ!……とか」
「……それはやめて欲しい……」
「じゃあルナの知らない人ならいい?」
「初めての人、とか?」
「そうそう……って、何でルナの知らない人とだってわかるわけ?」
「だってアカデミーであたしとその……したときは、経験済みだったでしょ? いくつのときだったの?」
 何も答えずぺろりと舌を出したヨウランを見て、ルナマリアは微笑んだ。
 自分のダメな部分を、こんな風に冗談にして忘れさせてくれる男は他にはいない。
974ヨウルナ4/10 ◆VD8DX/Tl/M :2005/10/21(金) 00:37:02 ID:6m/ZI1OZ
「男の人にとってそういうのって、やっぱり忘れられないものなの?」
「……女は、違うの?」
 ルナマリアは目の前にいる“初めての男”を改めて凝視した。
 忘れられるわけがない。
 普段は悪友で、憎まれ口ばかり叩いていて、凡そ色気のない間柄。愛情など感じていなかったのに、
性に関して出遅れている自分を認めたくなくてヨウランと関係を持った。
 でも、それを後悔したことはなかった。
 今もルナマリアはヨウランを甘える相手に選んだ。遠慮もプライドもなく、全て晒け出してしまえる
のはどうしてだろう。決して嫌われない自信があるから?――違う。
 ヨウランが自分をどう思っているか、ルナマリアは薄々気づいていた。彼も気づかれていることを
知っている。ルナマリアが他の男ばかり見ていることも知っている……知っていて。
 それでもなお気持ちを変えず、一歩下がって友人としての気安さを守り、焦らず騒がず丁度良い
距離で側に居てくれる。
 ――大人なんだ、ヨウランは。自分よりずっと。
 大切な人の前では、態度を抑制できるくらいには。
 普段はそのことに気づかずにいられるよう、彼の気持ちに応えられない罪悪感を感じないよう、
プライドが傷つくこともないように、バカばかり言ってる。まぁもともとそういう性格でもあるの
だろうし、気を遣わなくていい場面では失敗もしているが。おそらくヨウランは、常に頑張るタイプ
ではない。どこで力を出したり抜いたりするべきか、彼なりに配分している。
 そして今は、ルナマリアのためにヨウランは精一杯自分を抑えている。
 あたしにはできない。自分の苦しみに圧し潰されそうで、支えてくれる手を必死に求めている。
その対象はシンに定めた筈なのに、彼の手が逆に縋るような動きを見せると、自分から離れてしまい
そうになる。そして他の誰かを求めて、ここに――。
 いけないとわかっているのに。ヨウランの気持ちを弄んでいると言われてもしかたないのに。
 だからだろうか。自分より優秀だとは思えないヨウランに、いつも負けているような気になるのは。

 「声、出したいなら好きなだけ出せよ。何も気にしなくていいから」
 ヨウランは少し照れたような顔をして話を戻した。
「初めてのときのことを思い出せば、他の男の名前なんて呼ばないさ」
「――うん」
(俺が呼ばせないって、そんなもん……)
 そこまでは口にせず、ヨウランはルナマリアに口づけ、舌を差し込んだ。
 初めての大人のキスに泣いていたルナマリアはもういない。彼女の舌は、おずおずとではあるが
ヨウランを受け入れ、その動きに合わせようと自ら絡んでくる。薄目を開けてこっそり窺った頬が
ほのかに染まっているところを見ると、初な性格が完全に失せてしまったわけではないのだろうが。
 こんなときにまで彼女の心を占めている他の存在なんか、追い出してやる。
 そうしなきゃ、ルナマリアだって楽になれない。俺の側にいるときくらい、楽にしてやったって
何も悪いことはないだろう。
 シンもアスランも、暫くどっか行っちゃっててくれよ。――別に独占するわけじゃないんだ。
 寧ろ俺のものになってくれる時間なんて、ほんのちょっとなんだから、さ。
975ヨウルナ5/10 ◆VD8DX/Tl/M :2005/10/21(金) 00:39:34 ID:6m/ZI1OZ
 さっきよりも大きさを増した分身をヨウランは中に進める。まだ張りつめてはいない。最後の
仕上げはルナマリアの中に収めてしまってからだ。
 入っていく感触を思い知らせるようにゆっくり進む。少し進んでは動きを止め、ときどき戻ったり
しながら徐々に奥へと入ってゆく。
 まだ焦らす気のようだと悟って、ルナマリアは唇を震わせ欲望を素直に口にした。
「ヨ、ヨウラン……はやく……」
「待てないの、ルナマリア?」
「も……待てない……待ちたく…ない……のっ」
「じゃあ、こうするのはどう?」
 言うなりヨウランはただでさえのろい動きを止め、ルナマリアの入り口近くの肉の間を指でつついた。
「んっ! あ、あ……!」
 触れられていなかった小さな蕾が盛り上がっているそこを、ヨウランは続けて突いた。突かれる
たびルナマリアの躰が弾んで応える。
「い、いや……そこは、いいから……っ!」
「気持ちいいくせに。上のもまた反応しちゃってるぜ?」
 ヨウランはルナマリアの胸の突起に舌を重ねた。わざと中央に窪みを作ってまた固くなっている
乳首をめりこませ、上下に擦り上げる。もう片方を空いている手で覆って指の間に頂点を挟み込み、
両側からきつく締め上げる。
「あぁっ、イヤ……! もう、そこ……いやぁ……!」
 一番欲しい場所には中途半端に挿入したまま何もせず、それ以外の3点を一気に責められて、
ルナマリアはヨウランの望むままに声をあげた。さっきまでとは全く違う。逆らう気持ちも溶き
解されて、思いきり感じていると訴える。そうして良いとヨウランは言った。
 もっともっと聞かせろとばかりに責める手が早くなる。乳首を挟んだままの指が乳房自体を
ぐいぐいと引っ張りあげる。舌を宛ったまま唇が吸いついてきて、音がするほど強く啜る。下半身の
蕾を捉えた指先は回転しながら逆に押し込んでくる。
「う、あ……あ……あああッ!」
 ルナマリアはヨウランの肉棒に吐きかけるように蜜を迸らせ、内壁を収縮させてきゅっとそれを
捕まえた。達すれば次の段階に移るかと思ったのにヨウランは動きを止めず、同じ場所への攻撃を
繰り返す。今度は息を詰めながら続けて達し、ルナマリアはひきつる躰をさらに左右に捩った。
「はぁう……あ、あぁうぅ……っ……く…ぅ……あ!」
 余韻に酔って弱々しい声を出していたルナマリアは、ヨウランの分身が活動を開始した途端に
また、声を大きくして目を見開いた。
 入ってくる。さっきよりも大きくなったものがスピードを上げて。
「やっ、ヨウラ……ああっ、待って……あァ!」
 ヨウランは今度は待たせなかった。逡巡するルナマリアの腰を両手でしっかりと掴み、内側を
締めて抵抗しようとするのを強引に押し広げていく。
 以前受け入れたときよりもそれは大きく、固くなっているような気がした。
(せ、成長するのは女だけじゃないって……こういう……こ…と……)
「あッあ……! あ……! ヨ、ヨウラ……あぁは……ッ!」
976ヨウルナ6/10 ◆VD8DX/Tl/M :2005/10/21(金) 00:41:00 ID:6m/ZI1OZ
 ルナマリアの思考は自らの声で遮られる。ヨウランが突然、腰を左右に振り始めた。縦に跳ねる
自分の躰の動きと相まって、ルナマリアの中を埋め尽くすほど膨張したそれが、不規則に壁の
あちこちを圧迫し始める。中の痙攣が止まらない。ヨウラン自身がぶつかるたびにビクビクと震えて、
自分からその固いものに触れたがっているようだ。
「あぁんっ! あんっ! や、やめ……は、げし……す…ぎ……っあぅ!」
「さっきは早くって、急かしてたじゃんか」
 ヨウランは額に汗を滲ませながら、激情のままに喘ぐルナマリアを満足げに見下ろした。
「イイんだろ、ルナマリア……もっと乱れて……好きなだけ、叫べよ」
「んっく……! も、もう、じゅう…ぶ……ッン! はぁんッ!」
 また達したのか、ルナマリアは顔を左右に激しく振った。赤い髪が揺れる。嵐にあったように
乱れて顔にかかる。その向こうから夜明けの紫が、求めるようにヨウランを見つめている。
 言葉で拒んでも瞳は正直だ。まだ足りない、もっと感じさせてと訴えている。
 震える手がヨウランに差し延べられる。指を絡めてそっと口づけ、もう一方の手で震えっぱなしの
ルナマリアを抱き寄せる。しっかりと躰を重ねて、最後の瞬間を迎える姿勢を作る。
 そう、好きなだけ声を出して、何とでも叫べばいい。今度は俺も好きなようにするから。
 ヨウランは軽く唇を咬み、野蛮な程に固くなった分身を蜜の底に思いきり撃ち込んだ。
「ア、ア……ッ! あッ、ヨ…ウラ…ン……ああん! あん! あああぁ…ん……ッ!!」
 極限まで張りつめたヨウラン自身に連続して突き上げられたルナマリアは、悲鳴のような声を
何度もあげて泣き叫んだが、とうとう最後まで他の男の名は呼ばなかった。
 呼ぶまで何時間でも抱いて、いやらしいことをいっぱいして、もう虚勢など張れないくらいに
壊してやろうかと思っていたのに。
 ルナマリアは、呼ばなかった――シンのことも。アスランのことも。

 廊下の向こうから近づいてくるその姿に、ヨウランは足を止めた。
 相変わらず朝は弱いのか、寝惚けた顔をしている。髪の寝癖が直っていない。
 ――直してくれるルナマリアが一緒ではないからか。
 フェイスに任命され、名実共にザフトのエースパイロットとなった今でも、軍服の襟は緩めたままだ。
 外見上は何一つ変わっていないように見えるのに。
 シン・アスカはヨウランの姿に気づくと、出かかっていた欠伸を引っ込めた。困ったような申し訳
ないような顔をして一瞬立ち止まり、弱味を隠そうと表情を引き締めてまた、近づいてくる。
 ヨウランはいつもどおりの曖昧な笑みを浮かべながら、その場に立ち止まってシンが近づいてくる
のを待った。
977ヨウルナ7/10 ◆VD8DX/Tl/M :2005/10/21(金) 00:42:38 ID:6m/ZI1OZ
 そのまま通り過ぎるかどうするか。
(シンの性格なら立ち止まるんだがなー……今は、どうかな?)
 内心ヨウランが密かに賭けをしていることなど露知らず、シンは近づいて来て、案の定立ち止まった。
 満足げにニヤニヤし始めたヨウランを、シンは少しきつい目で睨んだ。
「何だよ」
「何でもねぇよ。……おはよう」
「……ああ」
 気まずそうに返事をしたシンはヨウランの顔から目を逸らしたが、いつまでもこんなことを続けては
いられないと思ったのか、親友の顔を見た。
「話、あんだけど……ちょっといい?」
「いいよ」
 シンは周囲を軽く見回し、レクリエーションルームに行こうとヨウランを促した。
 ちょうど朝食の時間帯で、レクルームに人気はない。
「ジュースでも飲む?」
「いや……今はいい」
 ヨウランの言葉にシンは気のない返事をする。
(殴り合いになったら邪魔だから、とかじゃねぇよなぁ……)
 パイロットのシンと白兵戦になったら勝ち目はない。訓練にかける時間が違いすぎる。本能的に
ヨウランは半歩下がって、シンとの間に距離を作った。
 ヴィーノとシンが殴り合えばと考えたりはしてみても、自分自身は修羅場に踏み込みたくはない。
キャラクターが違うのだ。実際的なヨウランは、自分の性格ではその方法に効果がないことを知って
いる。
 警戒しているヨウランの態度には気づかず、シンは話を切りだした。
「ルナマリアのことなんだけど」
(そら来たよ)
 昨日の夜ルナマリアとずっと一緒だったと知っているのかどうか、顔色を読みとろうとして
ヨウランはシンをじろじろと見た。自分の真意を読まれる心配はしていない。ポーカーフェイスは
得意だし、シンはあまり洞察力には長けていない。
 後ろめたいことなど何もない筈のシンの方が、動揺して僅かに狼狽えた。
「な、何だよ……俺の顔、何かついてる?」
「ついてないけど面白い」
「は、はぁ?」
「で、ルナマリアのことって?」
「あ、ああ……その……」
 シンはますます動揺したようだったが、少し心細そうに声を低めて言った。
「ヨウラン……俺のこと、怒ってる?」
「ええ?――何言ってんの? おまえ」
978ヨウルナ8/10 ◆VD8DX/Tl/M :2005/10/21(金) 00:44:00 ID:6m/ZI1OZ
 予想外の言葉にヨウランはシンを鼻で笑った。さすがにムッとしてシンはヨウランに詰め寄った。
殴られるのではないかとヨウランが身を引くと、その分をさらに詰めてくる。
「真面目に聞けよ! 俺は真面目に言ってんだぞ!」
「ま、真面目だよ、俺だって! 何でそんなこと、俺に聞くの?」
「だってそれは、ヨウランが……!」
 シンはそこまで言ってさすがに黙った。
 アカデミー時代からヨウランがルナマリアのことを好きだと知っていて、『横取り』した俺を、
怒っていないのか。
 シンの言いたいことなどわかってる。
 怒ったところで、何も言う資格はないということも。
 黙ったまま自分を睨みつけているシンに向かって、ヨウランは少し嫌みったらしく、大げさに
肩を竦めて見せた。
「ルナマリアのことで俺がおまえに文句は言えないだろ。恋愛は自由なんだから」
「そうだけど……でも!」
「自由なのは恋愛だけ、だからな。俺達にとっては」
 ヨウランの言葉に込められた皮肉に気づいて、シンはまた黙り込んだ。
 そう、自由なのは恋愛している現在だけだ。未来は違う。
 ――結婚は、違う。

 オーブではどうだったのかは知らないが、プラントは婚姻統制の敷かれる社会だ。
 コーディネイター同士の恋人達の前に、必ず立ちはだかる壁。彼ら自身の遺伝子故の。
 ルナマリアが子供を欲しがるかどうかはわからないが、そうなったときに彼女の相手がヨウランで
ある可能性は低い。もちろん、条件はシンも同じだ。
 所詮、宝くじを買うような儚い望みでしかない。ずっと一緒にいたいなんて。
 自由に相手を選べるのは今だけ。限られた時間。体だけでなく心も大人になる前の。
 その貴重な『今』を他の男に費やさせるのは甚だ遺憾だが、子孫を残すためだけに好きでもない
男に抱かれるルナマリアを想像するよりは余程ましだ。彼女もシンを求めているのだと、納得する
ことができる。――納得させて欲しい。でなければ今すぐにでも、奪ってしまいたくなる。
 女連れで脱走したいのはこっちの方だ。
「いいのかな……ルナのそばにいるのが、俺で」
 ヨウランの思いに気づかず、シンは最近には珍しく悩み事を打ち明けた。我に返りシンの顔を
見たヨウランは、出逢った頃の面影を見出して口元を緩めた。
「なーに言っちゃってんだよ、おまえ」
「……俺より、ヨウランといる方がルナは」
「 シ ン 」
 聞き分けのない弟を咎めつつも宥めるような口調でヨウランはシンを制した。
979ヨウルナ9/10 ◆VD8DX/Tl/M :2005/10/21(金) 00:45:48 ID:6m/ZI1OZ
「おまえはルナマリアと一緒にいたくないとでも言うつもりか? 怒るぞ」
「そりゃ俺は……でも、ルナは」
「おまえといた方がいいんだよ。少なくとも、今は」
「俺といたって、ルナは笑ってくれない。無理して笑顔を作ってるだけなんだ」
 シンの瞳に自棄な色が浮かんだのに気づいて、ヨウランは傷ましい気持ちになった。
 そんなに鈍感じゃない。シンだって、ルナマリアのことをちゃんと見ている。
 好きな女の子に無理をさせたい男なんていないんだ。
「今は笑うより、大事なことがあるだろ」
 ヨウランは恋のライバルを慰めようとしている自分に呆れて溜息をついたが、シンのことも無碍には
扱えず、弱味を見せた英雄を諭した。
「何だよ、それ」
「……俺と一緒にいたら、ルナマリアはどんどん弱くなる」
 今度はヨウランが自棄な笑みを浮かべ、シンがはっとする番だった。
「そりゃ、俺といる方が楽だろうさ。俺はルナのこと何でもわかってるし、あいつほど傷ついても
いない。辛いことは忘れさせて、甘やかして、笑わせることだってできるさ。でも――今はそれじゃ、
ダメなんだよ」
「ヨウラン……」
「平和だったら、おまえなんかに渡すもんか」
 ヨウランは一瞬だけ真面目な顔でシンを見つめ、その後また相好を崩した。
「本当の勝負は戦争が終わってからだと俺は思ってるよ。今まで待ったんだ。焦ることはないさ。
だけどおまえらに何かあったら、勝負どころじゃないからな。……ルナマリアは、おまえといる方が
強くなれる。今はそれが必要だろ?」
「……うん」
「おまえも、ルナマリアがそばにいた方が強くなれる」
「ああ」
「ちゃんとルナマリアを守れよ、シン」
「えっ……あ、ああ……」
「ルナマリアのことを一番よく知ってるのは俺だけど」
 ヨウランは悲しげに微笑みながら呟いた。
「守るのは……側にいないと無理だからな。あいつが一番危ないときに、側にいるのはおまえ、だろ?」
 そこまで言われて、それ以上何も言い募れる筈もない。
「――わかった」
 シンは短くそう応え、約束すると言うように頷いてレクルームを出て行った。
980ヨウルナ10/10 ◆VD8DX/Tl/M :2005/10/21(金) 00:47:24 ID:6m/ZI1OZ
 その背中を、ヨウランはあまり穏やかでない視線で見送った。
(ルナマリアに何かあったら、俺はもう止められないからな……自分のことも、ヴィーノのことも)
 心の奥底に眠るその思いを、ヨウランは口にしなかった。
 いつもの空気の読めないブラック・ジョークではない。……本気だ。
 本気で、ディスティニーのケーブルを2、3本引っこ抜いたり、ミサイルのスイッチを自爆装置に
繋いだりしかねない。油断しているシンを後ろから刺すことだって。
 白兵戦では叶わなくても、そういう分野ならパイロットに引けを取る技術屋ではない。
 卑怯者と罵られることを恐れなければ、手段はある――いくらでも。
(頼むぜ、シン。俺の中のドス黒いものを起こさないでくれよ……)
 誰のことも憎んだり恨んだりしたくはない。ましてや彼らは、心を通わせた仲間だった。
 今は違う方を向いていても、いつかは戻って来て欲しい。かつて居た、同じ場所に。これ以上は
もう誰も欠けることなく。
 命さえあれば取り戻せる。やり直すことはできなくても、取り戻すことはできる筈だとそう信じて
いる。
 ヨウランはルナマリアの命を、パイロットとしてのシンに賭けた。
 この賭けには、勝たなければならない。絶対に。

 心の統制を歪めた状態でミネルバは進む。
 今やザフトの期待の星――デュランダル議長の提唱する『平和な世界』への導き手となり、沈まぬ
船は戦いを続ける。揺るがぬ意志の力をもって、世界の行く末を指し示す存在となるために。
 だが、今はまだ誰も気づいていない。
 彷徨い人を迷わせぬためのその星のすぐそばに、破軍と名づけられた滅びの星もまた、あるという
ことを。

おしまい

981名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 00:53:09 ID:hsbGkYVx
GJ
要覧大人だな、テラカッコヨス

あなたの文体好きですよ
982名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 03:40:40 ID:Hu3b5cHn
読みごたえありました!GJ!
ヨウランいい男だね。
次作楽しみにしています。
983名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 07:16:34 ID:SQ1uCmQZ
GJ
シンとヨウランの会話がセツナス…!
お疲れ様でした。
984名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 23:15:21 ID:38AM7+Ut
新スレ

ガンダムSEEDエロ総合スレ Part22
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1129903653/
985名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 11:07:21 ID:xvnyjptT
984乙。
埋めに入ろうか・・・
986名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 12:49:54 ID:oh+4kk5V
ウメデトウ。
987名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 01:43:29 ID:+TFP8uHo
梅酒
988名無しさん@ピンキー
素麺

ヨウルナGJ!!
ヨウランテラセツナス…
ルナは両手に団子ですな。