513 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 21:44:35 ID:gLuT/Sqd
アンゼルモのその後が見たい件
514 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 00:37:07 ID:qJn57B57
ロミオのブツは通常の三倍
>>509-512 GJ。アンジェレッタにぴったりな綺麗な話ですね!
久々に長編が読めて嬉しい限りです。
>>513 アンゼルモ単体なら思いっきりひねくれたやつが見たい。
唯一残された仲間(?)超マイナーキャラ「パン屋のカルロ」と組むとか…。
516 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 01:30:06 ID:gzVKe82u
アンジェレッタカワイスage
517 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 00:24:19 ID:5hD9JsnL
ロミオのおち〇ちん美味しい
ってアンジェレッタやニキータが言うやつで三回は抜いた。
この場を借りてゴメンなさいorz
てかロミオはモテ過ぎ
しかし今年のコミケでもロミオ本とかでてたんかな?
518 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 05:25:22 ID:5hD9JsnL
今年の最後のレスがこんなんだと悲しいwので
アンジェレッタの切ない系非エロSSをキボンしておきます
519 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 04:29:42 ID:89AyCnAe
ageましてオメデト。
ニキータカワイスでことよろ
保守
521 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 23:06:22 ID:k8N3qFmf
ボッキアゲ!
522 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 01:14:40 ID:IsPwSPIO
↓あなたの話を聞かせて
「ふわぁー眠ーい…」
夏のソノーニョ村はとても過ごしやすいので、アニタは昼寝をしていました。
『今度パリでアンジェレッタに会いに行くんだ!』
アニタはやな気分で起きる
「もう、やな夢見ちゃったなぁ!ロミオは私という美少女がいながら、アンジェラ・ゴソウだっけ?もうしらん!もう寝る」
『また、ビアンカから手紙だ。わぁ本も入ってるやー』
機嫌がさらに悪くなって起きる
「また変な夢…ヒアルロン酸か何か知らないけど、あの浮気野郎めー」
「アニタねーちゃん!」
「ん?その顔はピエトロかえ?」
「アニタねーちゃんいつまで見間違えるの…カルロだよ」
「今日の私は機嫌が悪いの!どっちでもいい!てか何?」
「あの…その…」
「早く要件言わないと寝るよー」
「ロミオ兄ちゃんが呼んで…」
ロミオの名前がでた途端アニタの眠気はすっかり覚め、飛んでいったのでした
「るんだけど…ってあれ?」
「わぁここがソノーニョ村なのね!」
「そうさ。何もないけどね…」
照れ笑いのロミオ
「ローミオ!」
「へっ…ウゲッ」
飛びつくつもりが飛び蹴りを喰らわすアニタ
「ロミオ何へばってるの?ってこの女、誰?」
「いきなりアニタ、飛び蹴りしないでくれよ…」
その瞬間ロミオは感じていたのだった…女の戦いの始まりを…
‐続かない‐
>>10の加筆修正版
リナルド→アンジェレッタ(&アンゼルモ)
エロ無し
>>20の加筆修正版
ジョバンニ×ニキータ
エロ無し
共に一話完結です。内容の大筋はそのまま
復活?で書き込みます〜
街、偶然リナルドとアンゼルモは遭遇した
アンゼルモは目をあわさないようにするがリナルドはそれに構うことなく近付いていく
「おいアンゼルモ、お前に妹がいるって聞いたんだが?」
手紙の話が何となく気になっていたリナルド
「妹?いるよ。家でひきこもって絵ばっか描いてる、つまんない奴さ」
あんな奴何にも思わない…思うこともない。アンゼルモの中でアンジェレッタの名前は禁
句のようなもの
「ハッハッハ、お前に似て、嫌な奴なんだろうな!一度見て笑い飛ばしてやりたいぜ」
嘲笑するリナルドを前にアンゼルモは言い返すことはできない。
アンジェレッタのことはどうでもいいが、自分のことをとやかく言われるのは腹が立つの
が本音。
しかし、腕力勝負なんかを挑んだ日にはボコボコにされるのは目に見えてる。
相手にしないのが一番賢いのさ、と自分を言い聞かせる。
「バーカ、お前なんて…くたばれ!」
リナルドがその場を去って5分後小さくアンゼルモは吐いた。
「ああ気持ち悪っ。タキオーニの野郎安い酒かっぱらってきやがって!」
酒に酔ったリナルドはいつのまにかどこかの横丁に入っていた
「道を間違ったか…どこだここは?」
道の真ん中で困る赤毛を部屋から見下ろす一人の少女…
視線に気付くリナルド
「おい、すまねぇがここがどこか教えてくれないか?」
大声をあげるが返事はない。
「ったく…何が悪いんだ」
「どうかされたの?」
赤毛の後ろに立つは天使?
「ああ…」
その姿に言葉を失う。
天使は不思議そうな顔でこっちを見る。
ふと我に帰るリナルド
「あ、あのなぁ、ここがどこかわかるか?とりあえず聖バビラ教会あたりまでの道を教え
てくれればいいんだが」
「聖バビラ教会ね…私も行ったことはないんだけど、ここはボルゴ横丁だから…」
説明するその姿に目を奪われ、本末転倒にも道を聞き損ねる
「わかったかしら?」
「…え?ああ、名前を教えてくれないか?」
「アンジェレッタよ」
「アンジェレッタか…いい名前だ。君の幸福を祈ってるよ」
キザにきめたリナルドはその数分後同じ場所にいた
「なぜだ…」
そこを通るアンゼルモ
リナルドの眼が光った
その日アンゼルモは腹が痛いと飯を食べず、アンジェレッタは通りすがりの少年の話でロ
ミオと盛り上がったのでした。
ニキータは花を髪に飾りながら鏡を見ている。
「アルフレド。お前が逝っちまって4年か。今の黒い兄弟の奴らもそれなりに立派にやっ
てるけど。お前がいなきゃ…
いや、今の奴らは今の奴らか」
“コツン”“コツン”
「誰だ、こんな朝早く」
ニキータの部屋の窓に外から誰かが石を投げる。そこにいたのはジョバンニだった。
「どうしたんだ?」
「ニキータ、一緒に…行かないか?」
ジョバンニの顔色はどこか複雑
「今日…行くんだろ?」
「アルフレドの命日だもんな…一緒に墓参りに行くなんて」
「ニキータ、あの、なぁ」
ジョバンニの様子はモジモジしていて、ニキータが何かを話してもあまり聞こえていない
ようだ。
「どうしたんだい?ジョバンニらしくない。ハッキリしな」
「髪…髪飾り似合ってる…」
ニキータは顔を赤らめる 「な、何か変だぞジョバンニ!」
「お、俺は…」
その先が言えない。
アルフレドの墓の前
花を添える二人
「ニキータ…アルフレドとの勝負…」
ぶつぶつと独り言のようにつぶやくジョバンニ
「なぁ、やっぱ今日はお前おかしくないか?」
少し軽い感じで聞くニキータ。
その瞬間だった
「ニキータ、お前が…欲しい」
突然ニキータの唇を奪うジョバンニ。ニキータは咄嗟のことで一瞬思考が停止する。
が、反射的にジョバンニの体を強引に引き離す
「な、何しやがる!」
「俺はアルフレドに勝ちたい!ニキータ?お前が俺を選んでくれれば…」
心の中の悩みを吹き飛ばすように心情を吐露する。
「ジョ、ジョバンニ、どうしたんだ?何かおかしいんじゃないのか…お前」
動転しているニキータも自分で何を言ってるかもわからない。
「ニキータ、今までずっと想ってきた…」
一旦引き離された体を引き戻し、また強く抱きしめるジョバンニ
「一年前の今日、気付いたんだ…ニキータ、お前を愛してるって」
耳元の囁き。初めは冗談と思ってた…でも、その温もり…不器用なジョバンニが見せた精
一杯の告白。
本気なんだな…
「ジョバンニ…バカ」
そっと、ジョバンニの唇にキスをする。ジョバンニの顔は驚く。
「お前が好きとか、そ、そんなの知らねぇけど、キスくらいはもっと上手く…な」
ジョバンニはニキータを強く抱きしめる。
暖かいジョバンニの中、ニキータは笑顔…
過疎ってるかとおもったら2つも投下されてて嬉しい限りです。みなさま乙です。
>>523 ちょっとおばさん根性のアニタ萌えwリレー小説にしてもいいかも。
>>525-526 最近、狼団の男共が人気無かったので、これは嬉しい。レベルアップな復活GJです。
アルフレド×ニキータ(エロあり)で真面目な話を書こうと思ったのですが、どうも
うまくいきません…。ということで、全然関係ありませんが、
>>469-471で書いた
アンジェレッタ→アンゼルモの続きを書きましたので、投下します。
相変わらず歪んでるので注意。まだ続きますが、どこまで続くかは不明。
ロミオは悲しくて悲しくて仕方がありませんでした。初めのうちは耳を塞いでじっと目を閉じて
いました。けれど、それでもアンジェレッタの悲鳴のような声が頭に響いてくるので、一体部屋
ではどうなっているのか気になって、牢屋にあった鏡を使って、アンジェレッタの部屋の中を
見てしまったのです。ドアは開いていました。
「あーっ、んああーっ、だめっ、お兄ちゃん、ああーっ」
そう叫びながら、アンジェレッタはうつ伏せになって、アンゼルモに身体を押さえられながら、
よがっていました。ロミオは顔を真っ赤にして、目をそらしました。
そういえば、ロミオはこの家に初めて来た日も、鏡ごしにアンジェレッタの部屋の方を見たも
のです。あの部屋から聞こえてきた、オルゴールの美しい音色と天使のような歌声。ロミオは、
なんだかそれが、遠い遠い昔の日のことのように思えました。
けれど、アンジェレッタの気持ちも、わからないでもありませんでした。アンジェレッタは、やは
りアンゼルモのことが好きなのだと、ロミオは思いました。アンジェレッタが、ああして乱れてい
るのは、アンジェレッタがアンゼルモを心から愛しているからこそだと思いました。
(僕はいいんだ…アンジェレッタがそれで幸せなら)
ロミオは泣きながら、そう自分に言い聞かせました。ロミオは最後まで、アンジェレッタに優し
かったのです。
ロミオの思っている通り、アンジェレッタはアンゼルモを深く愛していました。ロミオに申し訳な
いと思いながらも、刺すような快感に、熱くなった身体はいうことをきかなくなっていました。
そして最後に、壁に手をついて下から突き上げられたときなど、頭が真っ白になって、そのま
ま崩れ落ちてしまうほどでした。
しかし、アンゼルモは違いました。アンゼルモはアンジェレッタを愛することは、もう出来ませ
んでした。アンジェレッタを手酷く抱きながらも、一方で死にゆくロミオを想像しては、楽しんで
いたのです。
アンゼルモはぐったりとしてしまったアンジェレッタを置いて、ロミオのいる牢屋へ行きました。
「やい、悔しいだろ、ロミオ」
鉄格子のの隙間から覗き込んであざ笑うアンゼルモを、ロミオは黙って睨み返しました。
自分はこんなことでくじけたりはしないしないと、言わんばっかりのロミオを見て、アンゼルモ
は更に苛立ちました。
「ふん、これですむと思うなよ」
そう吐き捨てて、アンゼルモは自分の部屋に戻りました。
アンゼルモは、ロミオをこの家から追い出してしまおうと思いました。自分が狼団から追放さ
れたのは、みんなロミオのせいだと思いました。そんなロミオを、アンゼルモはまだこんな程
度で許すことができません。
そしてその晩、アンゼルモはすぐに行動に移しました。家のお金を盗んで、その罪をロミオに
着せたのです。
警察がやってくると、ロミオは天窓を破って逃げ出しました。けれど、アンゼルモは逃げられ
るはずはないと、確信していました。アンゼルモはもうひとつ、罠を仕掛けていたのです。や
がてロミオにだまされたと勘違いした狼団に、取り囲まれてしまうでしょう。
アンゼルモは、もう狼団の誰だって、顔も見たくもありませんでしたが、強さだけは認めてい
ました。腕っ節の強い、ジョバンニやリナルドやタキオーニ。悪知恵の働くリオ。純朴そうに振
舞って敵を惑わすファウスティーノ。そして、色仕掛けを使うニキータ。そんな狼団に、ロミオ
が敵うわけがありません。
529 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 01:49:50 ID:yum26Vnu
皆乙
エロありでもエロなしでも楽しみにしてるよ。
当初のスレよりも人は少ないようだが、まだまだ燃えてるねぇ
アルフレド×ニキータの話は諦めていたら
こんなに投稿されていたなんて・・・!!!
とても良かったです。またエロなしでもありでも
読めれば嬉しいなぁ。。。
ロミオは結局、狼団に捕らえられ、アジトに連れて行かれました。ロミオはその場で殴られそ
うになったのですが、警察に見つかりそうになったため、ジョバンニたちは慌ててロミオをアジ
トまで連れて行ったのです。
「何かの勘違いだ、僕はなんにもしてないよ!」
「嘘をつけ。お前は狼団を警察に売ったんだ」
ロミオは必死で誤解をとこうとしましたが、誰も信じてはくれませんでした。
そしてアジトに入ると、ニキータがさも退屈そうな様子で、階段に座って待っていました。
「あれ、連れてきたのかい?この、トーヘンボク」
ニキータはあくびをしながら尋ねました。
「ああ、ちょっと警察に見つかりそうになってな」
ジョバンニはそう答えると、ロミオの背中を突き飛ばすように押して、中に入れました。
「僕は何もしてない!何かの誤解だよ!」
「しつっこい野郎だな。痛い目にあいたいのか」
何度もそうわめくロミオに、タキオーニが殴りかかろうとすると、ニキータは眠そうな顔で、頬
づえをつきながら言いました。
「やめなよ」
「なんだ、ニキータ」
タキオーニは殴ろうとする手を止めて、ニキータの方を見ました。
「やっぱりさ、あたし、こいつがやったんじゃないと思うよ」
「どうしてだ?」
「うーん、なんとなくだけど…こいつがそう言ってるし」
「嘘ついてるに決まってんだろ」
タキオーニがまたロミオに殴りかかろうとすると、ニキータは不敵な笑みを浮かべて、また続
けました。
「本当かどうか…あたしが吐かせてやってもいいけど?」
するとリオがにやにや笑い出し、ジョバンニとリナルドも、フッと笑って顔を見合わせました。
「さ、わかったらみんな出てってよ。やりにくいから」
「はいはい」
ニキータが立ち上がると、他のメンバーは笑いながらアジトを出て行ってしまいました。
「ニキータ、明日の朝までだ。ゆっくり遊んでやれ」
ジョバンニはそう言って、最後にドアを閉めました。
「あーやれやれ、やっといなくなったよ」
ニキータはそうつぶやきながら、ロミオに近づきました。
ロミオは何がなんだかわかりませんでしたが、逃げられるチャンスだと思いました。今、この
アジトにはニキータしかいません。夜も遅いですから、きっとジョバンニたちは家に帰ってしま
ったことでしょう。
しかし、ニキータは逃げ出そうとするロミオの腕を掴んで、優しく言いました。
「あたしはわかってるよ、お前じゃないってさ」
「え?」
ロミオは驚いて足を止めました。てっきりと、ニキータもまた何か暴力をふるったりしようと考
えているのだと、疑っていたのです。
「ニキータ、君…」
「うん…」
「ありがとう」
すると、急にニキータの優しい口調が元に戻りました。
「でも、このまま帰したりはしないよ」
「な、なんだよ」
「早い話がさ、あいつらとやるのも飽きちゃったんだ。相手してくんない?」
ニキータはロミオの首に手を回して、強引に引き寄せると、無理矢理に無い胸を押し付けま
した。
532 :
某作者:2006/01/08(日) 01:08:09 ID:AxSXhAaJ
>>531 乙。
毎回ドキがむねむねしてます…ニキータはどうなるか!期待してまする
>>530 一週間に三話くらいくるから、リクエストすればよほど飛んだ話でない限り誰かが書いてくれると思うよ。
ここの書き手の人はアンジェレッタ関連が好きな人が多いようだけど、本線と外れてさえいなければ、アルフレド関連も大丈夫…なはず。
また気が向いたらどうぞ
(注意)
ニキータが無理矢理ロミオを最後まで…という展開です。苦手な方は回避よろしく。
----------------------
「なっ、何するんだ、ニキータ」
「見ての通りだよ、トーヘンボク」
ニキータは、腕を振り解こうとするロミオを押さえて、素早くズボンの中に手をすべらせると、
慣れた手つきでロミオのものをさすり始めました。
「ニキータ、や、やめ…」
「なんだい、せっかく助けてやったってのに。逆らったら、あいつらにやっぱりお前がやったん
だって言いふらしてやるから」
それでもロミオが腰を引いて逃げようとすると、ニキータは物凄い勢いでロミオを突き飛ばし、
のしかかるようにして身体をすり付けました。
「こないだもさあ、さそり団のクラウディオの奴が、反乱を企てようとしたんだよ。ジョバンニに
こてんぱんにやられたってのに、性懲りもなくさぁ…」
ニキータはロミオのズボンを引き下ろすと、もどかしげに自分の下の服も脱いでいきました。
「でも、あたしが教え込んでやったら、すっかり大人しくなっちゃって…ハハッ」
ロミオはどうすることもできないまま、にやにやと笑うニキータの顔を見上げました。ニキータ
はどうして好きでもない相手とこんなことができるのかと、ロミオは怖ろしくなりました。いくらな
んでも、ロミオは、今日ほど酷い目にあったことは、ミラノに来てから一度だってありません。
ニキータも、アンゼルモも、みんなロミオには理解できなほど狂っているのです。
「けど、さそり団の奴らなんて、あたしの趣味にあわないんだよね。不細工だし。まあ、お前な
らけっこう好みだからさ」
ニキータは、仰向けになったロミオの上にまたがると、滴り落ちそうなほどの液にまみれた自
分の場所に、すでに堅く勃ち上がったロミオのものをあてて、しゃがみ込むようにして奥まで
入れました。
「はぁんんっ…いいだろ?トーヘンボク…」
アルフレドの顔が脳裏に浮かびました。ロミオはなんとかしてアルフレドに会いたいと思いまし
た。もしアルフレドに会えたら、きっとあの優しい表情で、傷ついた自分を励ましてくれるに違
いありません。
「ジョバンニたちにはさ、お前がやったんじゃないって、ちゃんと説明しといてやるよ」
ニキータは優しい言葉をかけながらも、敏感になった自分の中をこすったり掻き回したりして、
気持ち良さそうな声をあげながら、ロミオのことなど一向におかまいなしに、好き勝手に腰を
振りたくりました。
視界に映る刺激的な光景と、二人の繋がった部分が発する卑猥な音。初めは抵抗しようとし
ていたロミオも、熱くなった自分のものに、ニキータのぬるぬるとした柔らかいものが絡み付
いてくるかのようで、あまりの気持ち良さに、あっという間に果ててしまいました。
するとその瞬間です。ドアの開く大きな音がして、懐かしい姿がそこに現れたのでした。
「ダンテ様の登場だい!こんなところにいやがったのか。ロミオ、助けにきたぜ!!」
「ダンテ!ダンテじゃないか!」
しかし、感激するロミオを尻目に、ダンテはそのありさまを見て、すぐに固まってしまいました。
「ロミオ、お前…」
ダンテは自分の目を疑いました。暗くてよく見えませんが、なんとあのロミオが、街で見かけ
た赤毛の男の下敷きになって、交わっているではありませんか。
「ロミオ、お前、おと、おと、おと、男とっ!」
「ダンテ、女だってば!」
「え、こいつ女の子だったの…?」
ダンテは唖然としてしまいました。ダンテは初めてニキータを見たときから、髪型や服装を見
て、迷うことなく男だと決め付けていたのです。
「なんでもいいから、助けてよっ」
「お、おう」
ロミオは、突然のダンテの登場に戸惑っているニキータからなんとか離れると、よろよろと立
ち上がり、乱れた服を急いで戻して、ダンテと共に逃げ出しました。
「ま、待てっ、このトーヘンボク!」
「はははーっ、あばよ、淫乱な姉ちゃん!また会ったら今度はおいらの相手を頼むぜ」
ニキータが服を着るのに手間取って、追いかけることが出来ないでいると、ダンテは笑顔で
手を振りながら、ロミオと一緒に逃げていきました。
この後知っての通り、馬車で逃げ出そうとしたロミオは、警察署爆撃事件に巻き込まれ、見
事に親方の命を救って名誉を取り戻します。ただ、アンジェレッタとの感動的な再開はなかっ
たことでしょう。ロミオはもう女など信じたくもなかったのです。けれど、心配はいりません。あ
と数ヶ月もすれば、そんなロミオを癒してくれる女の子──ビアンカに会えるのですから。
おわり
535 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 01:40:17 ID:Ca5kSoW9
乙ー。
いやはや、ニキータさんたら…まぁ
この人たちの年齢はおいくつなのかしら?w
ダンテ君…結局この後告白したんだよねー。
ダンテ×ニキータをこの流れでお願いしたいでつ。
アンジェレッタへあきらめかけた想いをぶつけるロミオも
536 :
夢の続き:2006/01/09(月) 04:11:38 ID:Ca5kSoW9
「ニキータ、おいら…」
ダンテの話す口を塞ぐようにニキータがキスをする
「ダンテ…お前の気持ちわかってるよ」
「ニキータ…」
「…はっ?」
そこに広がる見慣れた風景。
朝が来た。そう夢だった…
あんな夢、なんで今更。
真っ赤な髪をしたどこかの国のお姫様…その顔はニキータだった。
目は優しく包み込んでくれるように、そして少し残っている唇の感触…
キツかった煙突掃除の仕事。あれ以来ミラノに行ったこともないのに…
「何か…なぁ」
複雑な気持ち
ロカルノに帰っても結局帰る家はない。騙されていた…親は見捨てていたんだ…売られていたのさ。
でも黒い兄弟の皆と会えれば…
連絡の手段もなかった。
皆に会いたい気持ち…
ダンテは家をでる。家具を売り払い、仕事も辞めた
ミラノに行くんだ…そうすれば何かが見えるから…
歩き疲れたダンテはミラノにようやくたどり着く
どこにいけば?カセラ先生の所なら…
「…ょうぶ?」
「えっ…」
ダンテの目の前に懐かしい人物
「ピアさん?」
「良かった!もう、家の前に倒れてたから心配してたのよ」
疲れて倒れた…何でここまで。ロミオじゃないんだぜおいらは。
「ビアンカ、用意はできた?」
「ピアさん、私をいつまでも子供扱いしないでください!」
「ビアンカ!」
「?ダンテ!久しぶり…どうしたの?」
言葉に詰まるダンテ
「そっか、今日の結婚式に来たのね。」
「結婚式?」
「ニキータの結婚式よ…まぁ皆から便りもないし、ロミオも来ないから、知らなかったのも無理はないんだけど」
ビアンカの言葉にニキータの夢…
ダンテは寝ているベッドを飛び出しニキータの元へ…
『グー』
腹の音がダンテを引き止める。
「ニキータの相手?何も聞いてないけどジョバンニとかじゃないわ。」
ジョバンニやリナルドあたりかと思ってたのだが…
「ごちそうさま!」
ダンテはその言葉を発するや否やニキータの結婚式会場へ向かった。
“ガチャッ”
「ニキータ!」
「え?」
会場の新婦控え室。ニキータは着替え中。
「きゃあああ」
「しー。声が…」
ニキータは顔を真っ赤にしてダンテを部屋から追い出したのだった。
「今の…どこかで見たような…」
537 :
夢の続き2:2006/01/09(月) 04:44:02 ID:Ca5kSoW9
教会はその日の結婚式の準備をしていた
教会のシスターがニキータの部屋をノックする
「今、悲鳴があがりましたが?」
「あ…大丈夫です…何でも」
ニキータは何故か覗いた男をかばった…
今日は結婚式。
相手は父さんの仕事関係の人…
とってもいい人だし、仕事をこれからより円滑に行う意味でも重要…
「何で勝手に決まったんだろうなぁ…」
ウェディングドレスに着替えるともう何も後戻りできない気がする
勝手に決まった結婚。相手が悪いわけじゃないし、嫌なわけでもない…
でも…
狼団の奴らは皆祝福をあげてくれる
嬉しいさ…でも、何かが違う。何か…
「なぁ、ニキータ…」
どこからか声がする
「誰だい?」
「おいらだよ。ダンテ様さ」
「ダンテ?まーた懐かしい名前出しやがって」
「入って…いいか?」
ニキータは少し考えた後
「いいぜ…入りな」
「あの…」
「何だよ!」
ダンテの頭に浮かぶさっきの光景
ニキータのパンツは似合わない純白…
「似合ってないよな…」
「はぁ?」
「いや、あの…ほ、ほら、お前が結婚だなんてよ!」
「悪かったね…私が結婚して…」
少し長い間ができた。
「なぁ」
「何だよ…」
「お前本当に結婚するのか?」
「ああ。だから、私が結婚して…悪いのか?」
ダンテの表情は一瞬悲しそうになるがそれを隠すように大袈裟な笑顔を繕う
「ハッハッハ、お前みたいな強気な女に相手が見つかるなんて…おいら笑うしかないよ!」
隠したい気持ち…でも心の底から溢れだす
「笑うしか…」
目の前にいるニキータは昔と変わらない…いや夢の中で見た彼女よりも美しく…
「おいら…帰るよ」
ここに居場所はない…夢はなんだったのか。
「結婚式に来たんじゃないのか?」
「ニキータに会いに来ただけさ…幸せになれよ…」
そう言うとダンテは手を振り黙って部屋を出ようとする
「待って…」
「え?」
「いや…何でも…」
帰ろうとするダンテを止めようとしてとっさにでた言葉。
「じゃ…」
そうやってダンテが去ろうとした時、ニキータの中で何かが弾けた
「私を連れ去ってくれないか?」
ニキータは後ろから抱きつき、小さくつぶやいた
538 :
夢の続き3:2006/01/09(月) 05:28:01 ID:Ca5kSoW9
背中に感じるニキータの胸のふくらみ…意外と大きくて柔らかくて…
違う…そんなのどうでもいい。
「連れ去る…なんて」
「ああ…馬鹿さ…馬鹿だよな私…」
「結婚したくないのかよ」
「とってもいい人だし、別にいやなわけじゃないよ…」
ニキータの声が耳元に。
「じゃあ…何で!」
「そんなの…わかんねぇよ…」
「『わかんねぇ』じゃ…わかんねぇ…」
沈黙…
ニキータが何を考えてるのか
ここで振り向いて、『おいらが姫をお助けしましょう』とでも言えば
無理さ…
ニキータのこと…好きだから
「おいら…行くよ」
振り向かない…振り向いたらニキータの幸せを奪ってしまうような気が振り向かせない
扉の向こうにいけばニキータにはもう会えない気がする
でも…もう、会えなくたっていいんだ…
大好きなニキータに会えたから…気持ちが確認できただけで夢の続きが見られたはず。
おいらには何もない…ニキータには幸せになってほしいから、ドアを開けよう…
「待って!」
ニキータの声は今までに聞いたことがないほど女の子っぽかった。
その声にひかれるようにダンテは振り向いた…
その時唇と唇が重なる
虚空…
何もない…ダンテの頭には何もない。ニキータが大好きなことを除いては…
その日、結婚式会場から新婦は忽然と姿を消し、結婚式は中止となった。
新郎はこの知らせを聞いて淡々としていたと言う。なんでも、性格のきつい女性は苦手だったのだが、
周囲の押しの強さに強引に結婚に持っていかれたので、それがなくなって、ホッとしたとかしてないとか…
数年後‐ソノーニョ村
「ビアンカ、手紙が来てるよ…誰からか書いてないんだけど…」
「はぁい、ちょっと持って来てくれる」
大きなお腹をしたビアンカ
「もうすぐ二人目だからな…アルフレド、母さんに手紙持って行ってやんな」
「はい、母さん!」
「どうも、ありがとう。」
「早く僕の妹がほしいなー早く早くー」
「まだ妹って決まったわけじゃないわ。さて、手紙手紙…」
ビアンカの開けた手紙…
『ビアンカ、久しぶり!今、私はアメリカって所にいる。
ダンテが一緒にいこって言うからついて行ってるのさ!
また手紙をおくるよ、じゃあね!
ニキータ』
「結婚式抜け出してどこに行ったのかと思えば、ダンテとねぇ」
「ビアンカ、誰からの?」
ロミオを見てため息をつく。
「皆あなたみたいに無鉄砲なんだから…」
手紙を置いてつぶやいたビアンカは笑顔だった。
-おわり-
539 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 08:00:38 ID:Ca5kSoW9
>>533-534に影響されてニキータものを書いてしまった。夜中に考えさせた
>>533-534には責任とってもらって結婚してほしいぐらい。
いい嫁になるよw
ロミニキの
>>533-534のシチュエーションはいいよね
ただダンテとニキータの場合だと何か違うなぁ
と考えながら書いてみたよ。
>>533-534の違ったパターンの作品も読みたい
>>535の
ロミオ→アンジェレッタ
や
自分の書いたのとは違うダンテ×ニキータはもちろんお願いしたいのだが。
ビアンカ→ミカエル
とか
まぁ、気長に待ってます。
540 :
534:2006/01/09(月) 20:28:57 ID:tHes+Ixp
レスくださった方、ありがとうございます。嬉しくて涙がでます。
いつになるやらわかりませんが、書きかけのアルフレド×ニキータも完成したら投下します。
>>536-538 乙です!アメリカまでいっちゃうダンテがすごいw
ニキータとダンテが互いに振り回し合ってるところがいいね。
いいコンビでした。
>>535>>539 了解。あれの続きでダンテ×ニキータ書こうかと思います。
ロミオ→アンジェレッタは無理っぽいのでやめますが、ダンテ×ビアンカ
もその後の続きで書く予定。気長に待ってやってください!
キャラクターの年齢は無視…というか、まあ本編の通りなんですが、
気にせずにむちゃくちゃに書いてしまいました…。
いくらなんでも無理ありすぎだけど、虚構の世界だと思ってお許しをw
541 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 01:32:06 ID:TS5axLfB
三人くらいいる書き手さん皆期待してるで!
アニメ本編のエロ系改造シリーズ(?)
アンジェレッタ→アンゼルモ
>>469-471 アンゼルモの罠
>>528 >>531 >>533-534 の続きです。カップリングはダンテ×ニキータ(というかダンテ→ニキータ)です。
---------------------------------------------
アンジェレッタをアンゼルモにとられ、泥棒の疑いをかけられたあげく、ニキータにまでもてあ
そばれたロミオ。そんな悪夢のような日々を這いずり回ったロミオは、やっとのことでアルフレ
ドに再会し、煙突掃除の子供たちのグループ「黒い兄弟」を結成したのでした。
今日も黒い兄弟たちは、狼団と戦うために、秘密会議を開いて作戦を考えていました。
「この前も、タキオーニの奴に、親方に頼まれた買い物の品をとられそうになったんだ」
「おれもさ。あいつが一番やっかいだよな」
「僕はねずみのリオに狙われてばっかりだよ…」
タキオーニとリオ──みんなは特にこの二人を恐れていました。実際のところ、やはりこの二
人組が、煙突掃除の子供たちを狙うことが多かったようです。
ロミオはなんといっても、一番恐ろしいのはニキータだと思いました。けれど、あの日のことは
ダンテしか知りません。ですから、彼女の本当の恐ろしさを、他の仲間たちはまったくわかっ
ていませんでした。
会議が終わると、ロミオはダンテにこそっと耳打ちしました。
「みんな、ニキータの本性を知らないみたいだね」
「ああ、あいつか。お前以外誰も被害にあってないみたいだな」
「ダンテも気をつけなよ?近づいたら襲われるかもよ」
「えーっ、おいらが?」
ダンテはそんなことは考えたこともありませんでした。けれど、言われてみればそうだと思い
ました。そしてダンテは、そんなロミオの心配をよそに、それならぜひ襲われてみたいと、興味
津々でのこのことニキータに会いに行くのでした。ロミオとダンテでは、もう根本的に考え方が
違ったのです。
次の日の朝、ダンテはニキータを街で見かけたので、さっそく話しかけに行きました。
「ようニキータ。おいらのこと覚えてっか?」
「げっ、お前はあのときの…」
「そうそう、覚えててくれたか」
「よくもあのときはあたしの邪魔してくれたね。せっかくの獲物が逃げちまったじゃないか」
「…ったく、どうしようもねえ女だな。男を食い物みたいに…今に痛い目にあうぜ」
「ふん、知るか」
「へへっ、まあ、そう怒るなって。じゃあさ、あのときの代わりといっちゃなんだけど…おいらな
んてどうだ?ミラノ一の色男、ダンテ様だ」
「お前と?…フウン…面白そうだな。よし、じゃあ今夜、相手になってやるよ」
「ひゃっほーい!じゃあまた今夜、この場所で待っててくれよな!」
約束を取り付けたダンテは、大喜びをしながら仕事へ行きました。
(ああ、もう、今夜はどうしようかな!)
そんなことを考えるだけで、身体が疼くような気がしました。しかしダンテは、昨日からニキー
タのことばかり考えていたので、大事なことをすっかり忘れていました。今日は前々から準備
していた、狼団に決闘を申し込む計画を実行する日だったのです。
昼ごろになるとようやくダンテは計画のことを思い出し、黒い兄弟の仲間たちのもとへ向かい
ました。ダンテは、こんなことは明るいうちに手っ取り早く終わらせて、早くニキータと熱い夜を
過ごしたいと思いました。しかし、事態はとんでもないことになっていったのです。
543 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 01:00:12 ID:EyuEjv01
乙。
初恋だなんて、エロもほのかに楽しみにしてます!
544 :
ハナ:2006/01/12(木) 18:37:39 ID:YDbcqCAV
わぁ〜、こんなスレあったんですね!! 昔に書いた文章ですが、投稿です!!
え〜と、最後のほうロミオとアルフレドがいちゃいちゃするので、苦手な方はご遠慮ください…。
というか、ボーイズラブ載せてもいいのかな…。一応、転載はしないで下さいね(誰もしないと思うけど…)
《永遠のぬくもり》
煙突掃除夫として、ミラノでの街で過ごしてもう2ヶ月
街にも、秋の色がほのかに見え始めたその頃― ロミオは、屋根の上で一人思いつめていた。
気がつかなければ良かった…でも、もう止められない、この淡い感情…。
「アルフレドと前会ったの、いつだろう…? 早く、会いたいな…。」
少年は、親友に恋をした。
初めて彼に会ったとき、とても温かなものが心の中に溢れた… 少年はそれを、友情だと思った。思っていた…。
彼と話をしていると、なんでも話すことができる。心が、安らぐ―。
たった一つしか歳が違わないのに、とても大人びた彼が持つ、包み込むような優しさ…。
思い出すだけで、また胸が苦しくなる…
「また、手を握ってほしいな…アルフレド…」
「…何だい、ロミオ?」
耳元で予期せぬ声が響き、ロミオは思わず驚いた。
「うわぁ!! ア、アルフレド!?いつからいたの!?」
「今さっき、かな。」
「さ、さっきって…もしかして、全部、聞いていたの…?」
「うん。」
545 :
ハナ:2006/01/12(木) 18:38:16 ID:YDbcqCAV
ロミオは、自分の顔が紅潮するのを感じた。 心拍があがる。
「…え、と…さっきのはね、なんて言うか…」
口篭っているロミオの手を、アルフレドは優しく握って横に座った。
「ロミオ、僕も…。僕も、ロミオと同じこと、考えてた。」
「え?」
「会いたかったよ。」
「…うん。」
違う。
僕の「会いたかった」と、アルフレドの「会いたかった」は、違う…。
アルフレドからの友情。今は、辛い…。
「…と、ところで、どうやってこの屋根まで?」
「ロミオがここにいるのが見えて、たまらずここまで来ちゃったんだ。道を歩いてる時はいつも、ロミオがいるかもしれない、って煙突のある家の屋根を見ているんだよ。」
「そうなんだ…嬉しいな…」
アルフレドはロミオの切ない横顔を見て、たまらず切り出した。
「ね、ロミオ。僕の話、聞いてほしいんだ。」
「何?」
「僕はね、今まで自分の心を表に出さずに生きてきた。でも、今は違う。
たとえビアンカにも、父さん達にも言えないようなことだって、ロミオには言える気がするんだ。
僕の弱い部分も、汚い部分も、君になら全部話せるんだ。
なぜだかわかるかい?」
ロミオはアルフレドを思わず見つめた。
「君に初めて会ったあの日…僕の心の中にあった冷たい部分が、一気に溶けたような気がしたんだ。」
「アルフレド…」
「君といるとほっとする。君の笑顔を見ると、何でも受け止めてもらえる気がする…
君の優しさは、僕を包みこんでくれる…」
「…違うよ。僕、そんな人間じゃない…。」
「ロミオは自分で気付いていないだけさ。」
「違うよ!!」
「…ロミオ?」
「僕、おかしいんだ…アルフレドの事見て、ドキドキしてる…
好きなんだ!!アルフレドの事が…!!こんな僕がアルフレドと一緒に居たって、迷惑なだけだ…!!」
「ロミオ…」
546 :
ハナ:2006/01/12(木) 18:38:46 ID:YDbcqCAV
アルフレドは堪らなくなり、ロミオを抱き寄せた。
「ア、アルフレド…?」
「そんな事で、悩んでたのかい…!?」
「え…?」
「僕だって、一緒だ…!!ロミオが愛しくて堪らない…!!今だって、ロミオに触れたくて、一緒に居たくて、ここまで来たんじゃないか…!!」
「アルフレド… 本当に?」
「ああ、本当さ…!!ロミオの事、好きで好きで堪らない…!!」
「…アルフレド!!!」
ロミオは嬉しかった。自分と同じようにアルフレドが感じてくれている…。
「僕、僕…!!!」
「もう、何も言わなくてもいいよ…」
そう言って、アルフレドはロミオの唇を、唇でふさいだ…。
どんなに長いキスだったのだろう…。ほんの数秒の事だったのかもしれない。けれどロミオには、その時間が永遠に感じられた…
「ア、アルフレド…」
「愛している、ロミオ…。」
「アルフレド…!!」
ロミオはアルフレドに抱きついた。力いっぱい…。
「夢じゃ、夢じゃないよね…?」
「ああ…!!」
「これからも、好きでいていいの…?」
「もちろんさ…これからも、ずっと…」
ずっと、僕たちは一緒だ
547 :
801バイトの返答:2006/01/12(木) 22:32:56 ID:EyuEjv01
>>544-546 はじめまして。
ボーイズラヴに関して
今はスレがないし、注釈も最初についてるから今はこのスレでいいと思うんだけど、
基本的に801・BLというのはスレ違いというか板違いだと思われます。(エロ無しですら下手すりゃ板違い…ましてや)
そんなわけでこの板の某スレではBLの名前をだすだけで非難をあびるケースもございましたので、注釈すらも否定!?ということになるやもしれません。
個人的には801もアリだが、書き手の方も女性ばっかりみたいなんで、別にいいのかなぁ。
本作品は801関連の人気が非常に高かったのでそっちの方が需要はあるかもですが。
作品に関して
乙…だけど、
作品へのツッコミとなるのですが、本編の描写から感じるにミラノに来て2ヶ月たつともう冬じゃないか?秋の色もほのかに消え始めてる。
アンジェレッタやらアルフレドとは逆に言えばわずかな短期間で生涯の親友となれるくらいの絆があったわけだけどね。
自分の意見の補完になりますが
801・BL関連は801板の「ビデオ棚」に投稿
どうしても801・BL話をしたいなら…801板の名劇スレかな?
作品を書いた場合はここで注釈つきで「ビデオ棚in801に書いといたよ」
と言えば、いいんでないかなと思われます。
801もクロスオーヴァーなのも鬼蓄もなんでも個人的には良いのだが、一応ここはエロパロ&文章創作板らしいので…
雨は強く弱く勢いを変化させながら、降り続ける。
アンゼルモは寝台に座り、アンジェレッタも続いて、救急箱を挟んだ位置に座った。
アンゼルモは片手を庇いながら箱を探る。
消毒液と、薬…。思ったよりひどい…血が。パルモのやつ…爪を切ってやる──。
「…貸して」「自分でやる」
アンジェレッタはアンゼルモの素っ気ない態度に構わず、消毒液を取り上げた。
そして、四筋の赤い線の滲む手を取り、マイペースで手当を始める。
「これは、…誰にやられたの」
アンジェレッタはポツリと指摘した。手以外の傷の事だ。
ほら、やっぱり来た──。
「ロミオだ」
「そう言ってたけど…、違うんでしょう?」
「でも、ロミオだ」
アンゼルモは、目を逸らす。
アンジェレッタは淡々と薬を塗り、上目使いにちらと見る。
「嘘ついても駄目…分かるから…」
また視線を落として、絆創膏を貼る。
「ロミオが来なければ、こんな目には合わなかった」
「本当に、そう思っているの?」
そうやって、解剖されたくない。今は──。
「お互い干渉しなければ、余計に煩わずに済むだろ。」
切りよく手当が終わったので、アンゼルモは箱を取り返し、言外で退室を促した。
「何故…」
アンジェレッタは、少し眼差しを強めて、挑む。
「心配したらいけないの?」
「お前のそういう態度が、重苦しいんだよ…!」
「…本当は妹じゃないくせに?」
アンジェレッタの口から出た意外な言葉が、アンゼルモの胸を、ちくりと刺す。
自身の卑劣な振る舞いを隠し、本人では変えようがない出自を持ち出して、アンジェレッタの願いを拒絶した。
そう自覚していても、アンゼルモは素直に謝ることなど出来なかった。
「…事実じゃないか」
自然、アンゼルモの表情は険しくなる。
「そうだね。でも…もうそんな事、関係ない…」
アンジェレッタは膝を持ち上げて、ゆっくり寝台に上がり、居座った。
薄暗い部屋で、アンジェレッタの白い輪郭がぼんやりと浮かび上がる。
一瞬その背にひらめいた羽根は、おそらく、幻影。
550 :
549:2006/01/13(金) 02:40:58 ID:B4gOk6Ld
>「アニタとかアニタとか」
このアニタ、凄い好みだ!カワイイよ!
>「アンゼルモの罠」
みんな黒くて素敵ですねw
この質でファウスティーノが見たかったりw
>「夢の続き」
なんか、花嫁を連れ去るというシチュに感動…!
アクティブな女、嫌いじゃない。というか大好き。
「嘘をついてみて」
指針がぶれて大変。泣きそうです。
あけましておめでとうございます。
>>549 13日の金曜日におぞましく乙…
アンジェレッタどうすんだ?
アンゼルモどう対応すんだ?
指針ブレても何でもいいです、続きが見たい!
アクティブな女性が大好きな筆者を分析するに、アンジェレッタはこの後…
まぁいっか。予想されると書きづらいもんだw
不安定な雨は二人の涙
>Last Kiss
イザベラの心境…どんなもんだろね。アンゼルモの心境…どうでもよくないが、この話には邪魔か。
>ヴァーミリアン
アンゼルモの役割はギャグ要員。アンジェレッタは瞬間移動使ってると思う。
>Smile
ジョバンニは恋愛に奥手だと思うな。ニキータは…奥手だと思うな。
>アニタ
何となく小麦ちゃん思い出した。魂狩の方だが。イメージとは少し違うな。悪い意味ではない
>アンゼルモの罠
ニキータのあそこの毛は何色ですか?ダンテの絡みんときはそこんとこ詳しくヨロw
アルフレド×ニキータではポッと赤くなる感じのエロさを期待
>夢の続き
こんときのアメリカって…南北戦争くらい?で、ニキータの毛は(ry
>永遠のぬくもり
もう少し、アルフレドとの別れを暗示する切なさがあれば二人の愛の儚さとかが表現できてぐっと良くなると思うよ。
552 :
542:2006/01/14(土) 01:09:14 ID:fF2rHhn5
>>549 乙です。アンジェレッタ…美しい!
アンゼルモもアニメの性格通りで映像が浮かんでくるかのようです。
SSの続きを貼ろうかと思ったんですが、どうやらスレの容量が500kbまでらしいので、
そろそろ次スレを立てても良いでしょうか?
テンプレの変更案とかいろいろあるかと思うんで聞きたいんですけど…
私個人の意見としては、
>>548さんの言われたとおり、
『801・BL関連は801板の「ビデオ棚」に投稿し、このスレで報告してください』
というのを追加したいんですが…どうですか?
553 :
テンプレ案:2006/01/14(土) 02:57:57 ID:T8ZD72/z
アニメ「ロミオの青い空」のSSスレです。
エロの有無に関わらず、二次創作はこのスレでやってください。
ただし、801・BL関連は801板の「ビデオ棚」に投稿し、このスレで報告をお願いします。
【注意】
エロの有無、カップリング、明かせる範囲でのシチュエーションの予告をお願いします。
読者はそれを読み、好みに合わなそうなものを回避してください。
名前欄には[タイトル/番号]を、お願いします。
荒らし、煽りは放置!相手にする人も荒らしとみなします。
SS作家への非建設的な批判レスは厳禁!
好みに合わない作品はスルーが基本です!
関連スレなどは
>>2-5で
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前スレ
(1スレ目のURL)
懐かしアニメ板の本スレ
(懐かしアニメ板のURL)
他の名作劇場SSはこちらで
(エロパロ板の名劇スレのURL)
というのはいかがでしょうか。追加、訂正等ありましたら、お願いします。
554 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 08:26:49 ID:hpAXkjCn
続きが見たいが、今は立てられんとです…
テンプレはそれで私はいいです
555 :
542:2006/01/14(土) 19:43:50 ID:fF2rHhn5
>>555 乙です!
住人の皆様、ロミオSS専用の保管庫は、必要でしょうか?
SS総合保管庫なるものがあるのですが、エロ無しは保管しない主義のようなので。
557 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 23:23:36 ID:hpAXkjCn
>>556 一応書きこまなくてもここは残るのか?
詳しくないので任せますが…
558 :
542:2006/01/15(日) 00:06:45 ID:wEPbtBNJ
>>556 作ってくださるんですか?私はぜひお願いしたいです。
>>557 まだ半分くらいしかレスは消費してませんが、もうすぐスレの容量が500kbを超すので、
書き込めなくなってそのうち沈んで読めなくなる…はずです。
559 :
556:2006/01/15(日) 22:22:19 ID:HQlG7UI+
「ロミオSS保管庫」
只今、HPスペース取得中です。
出来上がりましたら、当スレッドか次スレッドにて告知致します。
>559
アルフレドォォーーー!!
楽しみにしています。
ロミオのSSなんて、今じゃここでしか読めませんし。
感想書くくらいしか出来ませんが、
応援しています。
>>544-546のハナ様
転載禁止とのことですが、保管庫に掲載はしてもよろしいのでしょうか?