ツンデレにこれって足コキだよなって言ったら

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63379 冷照(9/9) ◆sKDRdae3Hs :2006/05/22(月) 02:54:09 ID:04zIP9rL
三日後。部室にて。
チトが選んだほうの服が、何故か無くなっていたんだが・・・?
あのあと俺は力尽きたから何も知らなくて。
・・・とにかく。
ハロ「しのたん、誕生日おめでとう!」
し「ありがとーございますー。なんですかこれ?」
ハロ「服だ」
気に入ってくれるとありがたいんだが本当に。
袋からボーイッシュな衣裳が次々と取り出されますがニヤけるなよ蕪雲てめえ。
し「これ、先輩が選んだんですか?」
年貢の納め時か?
ハロ「そうだ」
半生\(^o^)/オワタ
し「それにしてはなかなかいいですね」
ハロ「・・・え?」
それなんてお世辞?
ま、まあ良かった・・・。
?「しのた」
聞き覚えのある声が背後から。
し「ち、チト先輩!?」
蕪「神光臨中につきktkrwww」
チト「これ・・・」
そして見覚えのある袋を差し出すチト。
し「え・・・これ」
チト「私が選んだ服だ。気に入ってくれると嬉しいが」
し「気に入らないわけ無いですよ!ありがとうございます!!」
しのたは袋をギュッと抱きしめて深く礼をした。
チト「ま、まあ喜んでもらえて何よりだ。それより・・・」
し「何ですか?」
チト「その・・・今度どこかへ出かけないか?」
し「え・・・ええええええ!?ぼぼぼぼぼボクなんかとぉ!?」
『ぼ』が多い。
し「勿論です!ご一緒させていただきたく!」
チト「そうか」
よしよし。これにて一件落着・・・。
し「で、蕪雲先輩のは何ですか?あまり期待はしてないんですけど」
蕪「ぇ」
ハロ「『ぇ』じゃねえwwwww」
蕪「・・・強いて言えば『幸せなひととき』だお」
ハロ「用意してないんだな」
し「しっ、信じられない!何もいらないけど!」
チト「これで何度目か・・・」
蕪「ちょ」

  ウボァー

チトはレベルが上がった!
63479 質問XXI ◆sKDRdae3Hs :2006/05/22(月) 02:54:54 ID:04zIP9rL
ハロ「さあさあやってまいりました、『ツンデレにこれって足コキだよなって言ったら』質問とか色々コーナー!」
蕪「今週は、二通の葉書と一枚の色紙とトランプのカードとクワガタと?ブ○ックとド○えもんの尻尾?と・・・ぜえぜえ」
79「落ち着け」
蕪「シャープと銀行券そのほか券と三倍が・・・届いたお・・・おまいら判断に困らせるなお!!」
ハロ「読み上げ乙。ゲストチト」
チト「案外何でも届くんだな」
渋「私が届けている、と言っただろう。不可能は無い」
(´・ω・)つ【】<そろそろ3P 4Pがあってもおかしくない状況だと思わない?
ハロ「と申されましても」
蕪「(^ω^#)お?」
チト「いや、その理屈はおかしい」
ハロ「だっ、だよな。その通り」
チト「なぜ動揺してるんだ」
(`・ω・)つ≡<>[<ツンのフェラマダー
蕪「死亡フラグ確認」
ハロ「いや待てチト話せばわかるわか・・・くぁwせdrftgyふじこlp;」
(´・ω・)つ[?]<ついに女教師登場!今後の展開にwktk
79「まさか出た女性みんなアレしちゃまずいだろ」
蕪「居たのかお?」
79「質問に答える人が今大変な目に遭ってるから已む無し」
(´・ω・)つ[]<(画像)
蕪「保存した」
79「やっぱ脳内ではイメージにばらつきあるんだなーと感心」
ハロ「ゲホッ、いい足コk」
チト「おい」
ハロ「すいませんもうしませんゆるしてくださいできればおしおきも兼ねて・・・ウボァー」
(´・ω・)つю<幼少時代見た〜い
79「それは・・・ハロがいずれ語るでしょう。ツンとの出会い、ユリとの出会い、そして――」
蕪「漏れとの出会い」
ハロ「水を差すな」
(´・ω・)つ#<新スレいつ〜?
79「今週にしようかと思ったんだけど色々忙しゅうて・・・来週になるかなー」
(´・ω・)つ[]<しのた×ゆりってどうだ?
ハロ「おにいちゃん聞き捨てなりません」
79「・・・は?そんな、そんな事、あるわけないじゃないか。突然何を言い出すんだ君は」
チト「汗びっしょりだな」
(´・ω・)つ[]<蕪雲に子供銀行券で
蕪「いらんお!(#^ω^)」
ハロ「ちょwwwwww」
(´・ω・)つ[]<毒男に地域振興券で
毒「・・・もらっとく('A`)」
(´・ω・)つ[]<渋沢さんに旅行で余った5ドル札(NZドル)
渋「5j・・・実に意味深だ。ふむ・・・5j・・・」
(´・ω・)つ□<お嬢!お嬢!
79「お嬢と言えば鈴香。懐かしいなー・・・。鈴香ルートは自分で言うのもなんだが素晴らしかった」
蕪「何の話だお?」
79「一、二年前キャンバスノート数冊にわたって書き上げた恋愛ADV的小説があってな。それの話」
(´・ω・)つ[]<ツンに10000円
ツン「い、壱万円!?そんなの急に受け取れるわけないじゃない!・・・え?もらっていいの?・・・あ、そう。あり、がと・・・」
(´・ω・)つ<79氏にш専用ザク
79「通常の三倍いらない。置く所無いし・・・」
チト「赤くて目立つな」
ハロ「お前の髪ほどじゃないがな」
チト「・・・そう思うか?」
蕪「ま、待つお!殴るなら俺を必要以上に殴れお!」

チト「いや殴るつもりは無かったが」
ハロ「蕪雲も本望だろう」
79「おまいらヒドスwww」
63579 番外 お賽銭 ◆sKDRdae3Hs :2006/05/22(月) 02:56:00 ID:04zIP9rL
ウ「ふい〜・・・」
戸を開けて外に出ると、夜の空気が私を包んだ。
葉っぱの匂いがする。夏の、夜の匂いだ。
ウ「さて、と」
日課の賽銭箱チェックだ。
今日はやけに人が多かったみたいだけど、たくさん入ってるかな?
つ◯ウィッシュにお賽銭
ウ「あ、入ってる!」
100円だ。幸先いいなあ。
つ◎ウィッシュがハロとご縁がありますように、5円で。
ウ「五円玉だ・・・」
験かつぎかもしれないので、それを手にとって眼を閉じる。
こうすれば、込められた想いが・・・
ウ「・・・え?・・・そ、そんなわけないじゃん!バカみたい私・・・///」
サッ、と五円玉をしまう。
つ◯ウィッシュにお賽銭(家を売って用意[500])
ウ「す、すごい。五百円玉だ・・・」
景気いいなあ。
ウ「・・・『家を売って』!?えええそんなの受け取れな――全然景気良くないよ!?大丈夫かなこれ!?」
今日はいろんな想いが込められてるなあ。後が不安だけど。
つIウィッシュにお賽銭
ウ「あ、よかった普通の十円玉・・・」
何で賽銭ごときでこんなにドキドキするんだろ。
つ5000
ウ「ってえええええ!?ご、五千円札!?」
おろおろして左右を見渡す。
えーっと、えーっと、ごめんなさい?
ウ「う、受け取るよちゃんと」
うん、それでいいよね。

賽銭箱の(秘密の)蓋を閉め、鍵を掛ける。
ウ「では、みんなの願いが少しでも多く叶いますように・・・」
そう言って、私は目を閉じてしばらく祈りを捧げた。
・・・・・・。
63679 ◆sKDRdae3Hs :2006/05/22(月) 02:59:55 ID:04zIP9rL
  8回裏
処理終了

チト、プレゼントは自分で渡そうと思って持ち帰ることにする

ユリ帰宅、玄関でチトと鉢合わせ、まあ難なく擦れ違う

呼んでもなかなか来ないおにいちゃん

ユリ、部屋で気絶しているおにいちゃん発見
637名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 03:23:52 ID:1MIPUKq1
GJ!GJ!!
タイトルは「ツンデレ」ってことか?
チトカワユス(*´Д`)

つwwwwwwwwwww ウィッシュをお願いしますビーム
賽銭祭りに便乗。ウィッシュかわいい。
638名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 04:08:19 ID:q5kte/UX
いつもながらの素晴らしさに激しくGJ!
639名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 04:13:44 ID:oa2DEzdV
つ[]ハロになりたい
640名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 06:42:02 ID:YIud67OG
つ[]百合の予感がする
641名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 07:19:17 ID:jMKk91Sk
つ[]ツンになりたい
642名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 09:35:30 ID:cuMfbKWt
誰よりも(ry失敗

ちょwwwwチトと誕生日同じwwww
親曰く『苦肉の「作」』wwwww

(`・ω・)つ≡<>[<そろそろ雪姉がツンに手を出すとかださないとか
643名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 10:47:15 ID:vuNU9ykT
つζ 次はチトがパイズリを習得で
644名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 16:30:59 ID:Uu5Fc3CK
つ[]3Pはすでにある(気がする)ので4Pでお願い

つ◎5円 ハロとウィッシュが幸せに慣れますように

いつの間にか24話を越えていた74氏頑張ったな
645名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 17:49:32 ID:kOvCakYs
ゼロアニメーションが最高です。
646名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 17:59:16 ID:Ubd53Yyf
本家の祭りに参加した人挙手!!
647名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 18:00:48 ID:zaPXS7qe
ノシ
648604:2006/05/22(月) 19:22:39 ID:4BnZaV3K
クラスメートをお許しいただいたので、そのまま投稿させていただいきます。
79氏ありがとうございます。
649604 ふっとジョブ 1/7:2006/05/22(月) 19:24:34 ID:4BnZaV3K
『これ以上進むと・・・憑き殺しますよ』
 俺の目の前に居る女性。
 全体的に青白く、和服を着ていて、脚がない。それに、目を覆いたくなるほどの醜い傷のある顔。
 世間一般的に言う幽霊だろう。
「どうぞ」
 俺は幽霊に向かってそう言った。
『どうぞって。憑き殺されると貴方は成仏できないんですよ?』
「別に。成仏したっていいことあるかわからないし」
 俺はこの先の湖に自殺をしに来たのだ。
 三文小説のような俺の人生の最後は、つまらない自殺よりもそっちの方がいいかもしれない。
『怖くないんですか?』
「自殺しに来たんだ。殺してくれるってのなら、ありがたいくらいだよ」
『・・・自殺』
 幽霊は俯いて何か考え始める。
 そして、意を決したように拳を握ると、顔を上げ俺の眼を真剣に見てきた。
『自殺なんてダメです。私に話をしてみて下さい。人に話すことで思い留まれるかもしれません』
 その顔は先ほどまでのように傷のある顔ではなく綺麗な顔だった。
 20前後だろうか。かなりの美人だ。
「まさか、幽霊にそんなこと言われるとは思わなかったよ」
『ここだと落ち着かないので、こちらへ』
 俺は幽霊に導かれるまま、道なりに進む。
 そして、森を出た先は俺が人生を終わらせようとしていた湖だった。
 綺麗だ。月の光が湖面に反射し、森全体が光っているようにも見える。
 そして、それを背に立つ美しい幽霊。
『何があったんですか?』
 時間はあるんだ。死ぬ前の一時を彼女と過ごすことにしよう。
「笑うなよ・・・ふられたんだ。4年間付き合ってた彼女にさ」
 大学で知り合い、そして、来年の春に結婚も約束していた。
「優しすぎるって言われてさ。優しすぎるのが逆につらいって。で、3日後には他の男と歩いてるのを見たわけだ」
 幽霊は真剣に聞いてくれている。
 最初はそんなことで自殺するのかと笑われるかとも思ったが。
650604:2006/05/22(月) 19:26:12 ID:4BnZaV3K
>>649
ごめんなさい。誤爆ですorz
何を考えてるんでしょう俺は。次からが本物です
651604 ふっとジョブ(1):2006/05/22(月) 19:27:21 ID:4BnZaV3K
 俺こと副主公人(ふくす きみひと)は、ぼーっとしながらある人物を見ていた。
「離れなさい!」
「なんで、アンタにそんなこと言われなきゃなんないの。ねぇ」
「ハロもニヤケ顔ダメ!!」
 教室の後ろで月岡と長岡が江口を取り合っている。
 俺は最近、ある理由があってよく江口を見ていた。
 某掲示板に書かれているSS。そこに江口らしき人物をモチーフとした作品があるのだ。
 そこに書かれている江口を中心とした人物郡。それは俺の知る彼の友人たちに完全に当てはまる。
 つまりはノンフィクションと言うことだ。
「もしそうなら、うらやましいをとっ越して、恨めしいぞ」
「なにブツブツ言ってんのよ」
 突然背後から声をかけられる。
 聞き知った声なので特に驚きもせず、ゆっくりとそっちを見る。
「ナノ」
 そこには腐れ縁の友人の伊水士菜々乃(いすいし ななの)が立っていた。
 決して幼馴染とは言わない。そんないいものでもないし。
 俺と同じ日に同じ病院で生まれ、家が隣で、小学校から今の今まで同じクラスだなんて、明らかに人生の確立を無視した女だ。
 これを腐れ縁と言わずして何を言う。つうか、もう勘弁してくれ。
「ツンたちのこと見てたの?」
「まぁな」
「仲いいよね」
「だな」
 俺はまた視線を江口の方に戻す。
 後輩に妹まで現れて混乱を極めていた。ざまぁみろ。
「にしても、なんであんなツンデレっぽいのばっか集まるんだ?」
「ツンデレ?」
「普段ツンツンしてるけど、二人きりになるとデレデレになる人」
「ふぅん。じゃあ、私もそうかな?」
 ナノは確かにツンだ。
 口調もきついし、少なくとも俺以外の男共とまともに話をしているところを見たことが無い。
「お前にはデレがないだろ。ツン。もしくは鬼嫁。って相手居ないから鬼だな。鬼女だ鬼女」
「・・・死にたい?」
 空手をやってるこいつが言うと洒落にもならん。
「ごめんなさい。あ、俺になんか用事あったんじゃないのか?」
「そうだった。先生から明日は6時から朝練だからなって伝言たのまれた」
「げ。マジかよ。朝型だからなぁ、あの人」
 俺は野球部に所属している
 顧問が今年度で退職だから、学生よりも力が入っている。迷惑なことだ。
「なぁ、明日も起こしに来てくれないか?」
 朝の弱い俺はナノによく起こしてもらっている。
 普段ならなんとかなるのだが、朝練となれば目覚ましでも起きる自信はまったく無い。
「また私を目覚まし替わりにする。おばさんでもいいじゃない」
「親父もお袋も3時に家出るの知ってるだろうが」
「はいはい。私も朝練あるから起こしてあげるわよ」
「サンキュ〜」
 他の男たちにとは違い、ナノは俺には結構やさしかったりする。
 まぁ、大きく見ればツンデレと言えなくもないかな。
652604 ふっとジョブ(2):2006/05/22(月) 19:28:44 ID:4BnZaV3K
 ん。なんか、股間の辺りがもぞもぞする。
 昨日出してないからかな。
「起きた?」
 ん?ナノの声。あぁ、そういや昨日起こしてくれって頼んだっけか。
「おはよ。ナノ、さんきゅ〜」
「うん」
 けど、この痛いような気持ちいいような感触は。
「はい終了。ん〜。弟より反応よくないなぁ」
 ナノは俺の両足首を持っている。
 ナノは俺の両脚の間に入っている。
 ナノは自分の足を上げている。
「何してた?」
「ん?電気アンマ」
「おい」
 思わず即効で突っ込んでしまった。
 寝ぼけてたのも一発で吹き飛んだぞ。
「だって、弟にこれやると一発で起きるんだもん」
「弟って、小学生だろうが!」
「そだよ」
 この女は。
「あのなぁ・・・ガキじゃないんだし。それに、それって足コキだよな」
「足こき?」
 ナノが首をかしげる。
 そりゃそうか。そんな言葉を知ってるわけないか。
「ちょっと耳かせ」
 俺の口元に耳を近づける。
 お、シャンプー変えたな。一丁前に大人の香りって感じだ。
「ゴニョゴニョ。で、足で、ゴニョ」
 ナノの顔が見る間に真っ赤に変わっていく。
 当たり前か。
「ば、バカじゃないの!!そんなの、なんで思いつくかな!!」
「なんでって」
 まさか江口が月岡にしてもらっているからともいえず。
「愛かな」
 何を口走ってるんだ。俺は。
 けど、その一言はナノに相当な衝撃を与えたらしい。
「あ、愛って・・・私、だよ?」
 耳まで真っ赤にして俯き、モジモジと手と体をよじっている。
 う。普段、男勝りなこいつがこういうことをするのってギャップあって萌えるんですけど。
 は!?これか、これがツンデレ萌えなのか!?
653604 ふっとジョブ(3):2006/05/22(月) 19:29:45 ID:4BnZaV3K
「ナノ」
「・・・なによ」
「続きして」
「え。で、でも」
「して欲しい」
「うぅ。変態だよ、それじゃあ」
「ナノだからして欲しい」
「私だから?」
「うん」
 ナノは何かを決心したかのように一回大きく頷き、俺の足首に手をあてる。
「いくよ」
 そして、足首を持ち上げ俺の股間に自分の足を。
 うおうおうお。またも、先ほどのモゾモゾとした感触がよみがえってくる。
「これでいい?」
 小刻みに震える足が適度に刺激を繰り返し、今までに感じたことのない快感が俺を襲った。
 スカートからスラリと伸びる脚は、引き締まっていてすごく綺麗だ。
 そして、その付け根の小さな布。かすかに見え隠れするそれがさらに俺の性欲を煽る。
「ぉぉっ。んっ・・・」
 思わず声が漏れる。
「や〜。変態だよ。バカ、マゾ、変態変態変態変態ぃぃぃぃ!!」
 ナノは小刻みな震えを、グニグニと踏みつけるように変えた。
 や、ナノさん。それ逆効果。
 ここで俺の悪戯心が動いた。
「え?」
 ナノが驚くのも無理は無い。
 彼女が足を休めた瞬間を狙ってズボンを下げたのだ。
 もちろん、そこにはそそり立つ俺のペニス。
「私・・・これ、踏んでたんだ」
 ナノが俺の脚から手を離し、ソレに顔を近づける。
 ちょ、それは予想外。
 息があたる。
「ナノ。ごめん!」
「きゃっ」
 ナノの顔目掛けて精液が勢いよく飛び出た。
 あの刺激の後に暖かい吐息はさすがに我慢できなかった。
654604 ふっとジョブ(4):2006/05/22(月) 19:31:04 ID:4BnZaV3K
「うぅ。バカ!顔にかかったじゃないか」
「だからごめんって謝ったろ」
「でも」
「ほら、拭いてやるから」
 ナノが四つん這いになって顔を俺に近づけうる。
 俺の精液にまみれたナノの顔は今までに見たことが無いほど淫靡で情欲的な顔だった。
 ティッシュで顔を拭く。
 目を閉じ、俺の前に突き出された顔は綺麗さと可愛らしさを両方備えていた。
 気づいたら俺はナノにキスしていた。
 ナノは最初はびっくりした顔で俺を見ていたが、すぐに目を閉じて俺の呼吸に合わせ唇を動かしてきた。
 1分以上。ずっとお互いを感じていた。
「・・・バカ」
「ごめん」
「謝らないでよ」
「うん」
 時計が時を刻む音だけがそこを支配した。
 それを破ったのはナノだった。
「なんで。こんなことしたの?」
 俺は首を横に振った。
「そっか」
「さっきは、わかんなかった。でも、今はわかるかな」
「え?」
「今さらかもしれないけど、俺・・・ナノが好き。みたいだ」
「好き?私を?」
 多分そういうことなんだろう。
 俺はもっとずっと昔からナノが好きだったんだ。
 けど、近すぎてそれがわからなかった。
「よかった」
 ナノがほっと胸をなでおろすように小さなため息をつく。
「願いかなっちゃった」
「願い?」
「近くに神社あるの知ってる?昔ね、あそこでお願いしたことあるんだ・・・公人とずっと一緒にいれるようにって」
 初耳だ。
 ってことはナノは俺のこと昔から・・・あれ、神社?なんかひっかかるような。
「でも、公人はツンたちの方が好きそうだったから」
 俺はナノを抱きしめた。
 もう、ナノを悲しませないと自分に誓いながら。
「ねぇ」
 俺の耳元でナノが呟く。
「ん?」
「江口くんのことうらやましいって言ってたけど・・・私一人だと不足・・・かな?」
「全然。俺にはナノ一人で十分。ううん、ナノだけに居て欲しい」
「よかった。ありがとう」
655604 ふっとジョブ(4):2006/05/22(月) 19:31:48 ID:4BnZaV3K
 当然ながら俺たちは朝練に遅刻した。
 どうやら、ナノは顧問に怒られてしまったようだ。
 俺の方は他にも遅れているやつが居たせいか注意程度で終わったのだが。
 昼休みの屋上。まだ肌寒いとうこともあって俺たちのほかに1グループ居るだけだ。
「ごめんな。俺のせいで怒られちゃって」
「まったくよ。はぁ、起こしにいかなきゃよかった」
 な、ナノさん?
 頬を膨らませたまま、パンを頬張っている。
「次から遅刻しそうになったら!容赦なく置いていくからね」
 そんなに厳しく怒られたのだろうか。
「ごめん」
 屋上のドアが開く。昼飯を食べていたもう1つのグループが校舎に戻っていった。
 急に肩に重みがかかる。
「ナノ?」
 ナノが俺の肩に頭を乗せて目を瞑っている。
「ごめんね。怒ったりして」
「へ?」
「なんでもない!むぅ」
 俺はナノの頭を撫ぜる。
「ん・・・公人・・・大好きだよ」
656604 ふっとジョブ:2006/05/22(月) 19:34:04 ID:4BnZaV3K
誤爆本当に申し訳ありませんでした。
つ○みなさんに許してもらえますように。

つ□新作Gjでした次もwktkして待ちます
657名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 19:36:27 ID:ZIVnf7cP
リアルタイムで見た!!
god job!!!
658名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 20:02:18 ID:Uu5Fc3CK
誤爆GJ

良い小説だ(正しいほう)
副主人公の名前に萌えた
そして実はあちらの世界でこちらの掲示板が見えていたとは…
まぁ良い小説だよこれからも書いてくれ


そして俺も書きたくなった
659名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 20:56:04 ID:mbF6cNDh
GGJ!!
そして誤爆の続きが激しく読みたいのは俺だけだろうか…
660名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 21:20:52 ID:Ubd53Yyf
誤爆の続き気になる。
もちろん正しい方も気になる。
661名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 21:22:43 ID:i6opdpaE
GJ!
なんというか、まずは話の切り込み方が凄いなぁ。一気に裾野が広がったというのかなんというか。
…ん?
「イスイシナナノ」?
カナミシイスイ…
まさかな。
662名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 21:35:34 ID:IZCjPys6
理解した、クーデレ→koodere→eredook→イスイシナナノか
やっぱツンツンデレデレを守った正当派ツンデレはええのう

最近はツン期→デレ期がツンデレになっているから困る
ま、それでもいいんだが
663名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 21:40:07 ID:4BUBjevV
GOOD!!Job

新しく604氏にキャラは同じでまた作ってもらいたい…

そして74氏と604氏の
二人で織り成すツンデレワールド…
ごめん意味不明だ

あと658の小説も見てみたいかも
664名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 21:42:07 ID:okBbG0W4
二人でなくもっといればもっといい
665名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 21:51:35 ID:YeLm0VjF
誤爆の方もおもしろそうで気になるなww
何か俺も書きたくなってきた…。
本編のキャラクター(毒男とか)メインで出すのは駄目かな?
666名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 22:14:36 ID:4BUBjevV
>>664
ここで>>658氏の出番
だから書いてくれ658氏
667名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 22:43:09 ID:jiVI39uM
かなり昔にSS書こうといっていた者です。そう、>>521の俺。
当初はゴールデンウィークにハロツン投下する予定だったんだけど、書きあぐねている内にあれよあれよと五月も下旬。
なんかレベル高いSS投下ラッシュになってにぎやかさも増して一住人としてうれしい限りです。
で、なんか便乗して投下する形になってるけど、書き出しは二週間ほど前なんだよなぁ。
遅筆です。週刊で連載してる79氏がホントすごいと何度思ったことか。
あ、長い前フリの前に対したことないSSですが、良ければどうぞ。
書きあがってはいますが一応推したり敲いたりしながら投下するので、微妙に間が空くかもしれませんがご了承くださいな。
668夢魔の業@:2006/05/22(月) 22:52:22 ID:jiVI39uM
 意識がぼんやりしていて、目を開けているのか、閉じているのかも分からなかった。
寝る前にカーテンをみんな引いてしまっていたので、部屋の中は本当に真っ暗だ。
枕元の目覚まし時計のスイッチに手を伸ばし、文字盤に目を遣る。
グリーンのバックライトに照らされて「02:30 AM」の文字が浮かんだ。何でこんな時間に…。
…目覚ましをセットし忘れていた。
違うわよ。
…丑三つ時だ。
違うってば。
とにかく汗で前髪が額に張り付いて気持ち悪い。窓は開いていたのに、どうも風が入ってこない。
こんな寝苦しい夜だなんて聞いてないんだから、なんて思いながら上半身を起こした私はぶんぶんと頭を振った。
髪が鬱陶しかっただけじゃない。私がこんな時間に目を覚ますことになってしまった原因を、頭から振り払おうともしていた。
「違う…違うわよ…」
絶対何かの間違いなんだから。でも…
それは見ていた夢のせいだった。夢でよかったと思うような、残念なような。
恐る恐るパジャマのズボンの中に手を入れてみる。
「嘘…」
口をついて出た言葉は驚いた風だったけど、本心は「やっぱり…」という感じで。
そりゃあ、あんな夢だったし。

ハロと私は。

「…ベッドの中に…」
ただ、いつもの様に私がハロに足でしてあげてた訳じゃなくて、私は、ハロの思うままにされて…、声を上げて…よがっていた。
ギュッと目を閉じて、シーツを掴んでいる自分を、ハロが揺らしていた。
って、これじゃあ私がいつもハロにあんなことしてるみたいじゃない!!
とにかくそんな夢を見てしまう自分が嫌になったが、どうしても悶々とした心地は体にまとわりついて離れようとしない。
「ばかぁ…」
昼間、唐突に欲求不満かとハロに茶化されたのだが、その時は相手にしないでとりあえず足蹴にしておいた。いつものハロの調子だったし。
でも、実際は図星をさされていたのだと思うと、誰も見ていないと知っていても消え入りたくなるほどに恥ずかしい。
絶え切れなくなって布団を被ろうとしたところで、掛け布団が見当たらないことに気がついた。

私は、寝相が悪い、らしい。自分ではあまり受け入れたくないけど。
私は、自分が思った以上にみだらな女なのかもしれない。

と同時に、ハロが恋しくなった。
頭が重くてぼんやりするが、仰向けになって目を閉じてもいっこうに眠くはならない。
いっそ、このまま一人で…しちゃおう。
669夢魔の業A:2006/05/22(月) 23:00:02 ID:jiVI39uM
「ハロが悪いんだからね…!」
私のせいじゃないんだから。
震える手でボタンを上の方だけ外して、その下のシャツをたくし上げる。
そしてブラジャーの上から、自分の胸に触れた。
「やだ…私…」
まだ何もしていないというのに、もう息が荒くなってきている。私ってそんなにやらしいのかな…。
そのままブラも上にずらして、直接乳房に指を這わせる。
いつの間にか指先は冷えてしまっていて、小さく声を上げてしまった。
そういえば、普段ハロはあんまりこういうことはしてくれない…様な。
って!何考えてるのよ…。
「あっ…」
指がたまたま乳首に当たってしまって思わず声が漏れる。
でも…気持ちいい…。
なんというか、言葉にはできないけれど、ハロとするのとはまた違った快感があった。
さっきより少し手に力を入れて、胸を揉む。
「はぁ…ぁっ…」
胸がドキドキしているのが分かる。
一人でこんなことをして興奮している自分を想像すると、かぁっと頬が熱くなると同時に、さらにその興奮が高まってしまう気がする。
「駄目…!もう我慢出来ない…」
息をつきながら下着の中に手を伸ばす。
私、ハロと同じぐらい変なのかな…
ふと過ぎったそんな思いも、快感の前にすぐに消えてしまった。
「んっ…あぁ!はぁん…」
入り口に指を当てて少し動かすだけで、胸の時よりもずっと強い快楽が訪れる。
しばらく私は、そのまま指を動かし続けた。
「あっ…!はぁぁ…あぁ」
もしかしたら、声が大きすぎたかもしれない。
ふと我に返った私は、慌てて胸の上で動いた左手で口を塞いで、息を止める。
「…はぁ…はぁ…っ」
いったん右手の指を下着のしたから抜く。その時にちゃっといういやらしい音がした。
これ、私が立てた音なんだ。
呼吸は落ち着いて来たけど、まだ、足りない。
今度は左手を股の間に差し入れる。
いくらハロのを受け入れたことがあってもそれとこれとは話が違う。自分の指を…その、腟内に入れるのには、些か抵抗があった。
少しの間悩む。
なんだか一線を越えてしまうような気がして。でも、このままじゃ眠れない。
「そうよ、眠るためなんだから…!」
というのはさすがに自分でも苦しかったが、大きく息を吸って、そのまま人差し指をぐっと腟内に挿れる。
「あぁぁ!はっ…はぁん!」
もう駄目。
指を中でかき回すだけでどんどん強烈な快感が襲って来る。
声が大きいとか、そんなことは一切気にならなくなっていた。
「気持ちいぃ!…っはぁ!」
だけどしばらくするうちに、慣れてしまったのか感覚が鈍ってきた。
「…もっと…もっとしたいよぉ…ハロぉ!」
いったん指を抜いて、次は中指も一緒に挿れる。
それでも、ツプツプと音を立てながら根元まで収まってしまった。
挿入の快感だけで半ば放心してしまっていたけれど、すぐに二本の指を出し入れする。
「ぁん…太いっ…」
最初はゆっくり、とおもっていたはずなのに、無意識の内にどんどん手の動きはスピードを増す。
「あっ!あん!はっ…ぁ!」
駄目!駄目!もう我慢できない!気持良過ぎて…
「ハロ!良いっ!…私もう!」
いつの間にか、私はハロに突き動かされていた。
「っぁ!…イく!もう!イっちゃう!!」
体中が一気に熱くなった。頭痛に似た快感。
「ぁぁ!っはあぁ…!!」
…しちゃった。ひとりで。
別に後悔はなかったけど、えもいわれぬような虚しさがあった。
「会いたいよ、ハロ…」
670夢魔の業B:2006/05/22(月) 23:00:30 ID:jiVI39uM
そのまま寝入ってしまったらしく、くしゃみをしたおかげで、自分があられもない格好だったことに気付く。
「…あ、風邪引いちゃう…」
再びぼんやりした頭でそんなことを考えた私は、急いでパジャマを着直し、どこかに行ってしまった掛け布団を探してきてその中にもぐりこんだ。

 次の日の授業には、当然身が入らなかった。
一限目の現代文の時間に机に突っ伏して、起きたのは2限目の途中という有様。
何でハロも…先生も起こしてくれないのよ。
 終礼が終わったあと、早足に教室を出た私は校門の柱にもたれてハロを待った。
「あ、ハロ…」
なんとなくハロの目を見られなくて、視線を合わせないように少しだけ俯いて。
「なんで起こしてくれなかったのよ!」
「いや、なんか朝から疲れてるみたいだったし。愛ゆえに。みんなにも寝かしとく様に言ったのは」
「バカっ!」
やっぱりコイツのせいだったのね。私は立ち上がってハロを睨んだ。
「俺じゃないのに」
立ちくらみがする。寝不足のせいなのかな。
「ぁっ…。ま、いいわ。それと、ねぇ…」
「ん?」
「あのね…今日、家に寄ってかない?」
天気は良くないけど、悪くもない。なんとなく気だるい晩春の、午後。
671名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 23:05:53 ID:jiVI39uM
えと、目を通していただいた方、ありがとうございます。
で、事後になりますが79氏に謝罪。
反省はしても後悔はしないSS書きになりたいと存じます。
で、弁明に近いあとがき。

自分のSS(とくにエロパロ)はもうこっ恥ずかしくて読み返す気になれないんです。
これけっこう致命的だよなぁ。
後は思ったほど長い文章にならなかったのも。別に長さがすべてじゃないとは思うけど、
ほんと、中身のある長文を書くのは難しいんですねと感じました。
そして。
ネタがない。
評判がそんなに悪くなければ、ぜひ次回も書かせていただきたいなと思いますが、
いかんせんネタがない。
リクエスト(特にシチュ)があればずいぶん書きやすいと思うんだけど…甘いな自分。
ということで、失礼しました。

つ[2000]
皆さんが生暖かい目で見守ってくださいますように・・・
672名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 23:29:44 ID:YeLm0VjF
>>671
GJ!やっぱみんなレベル高いなぁ…。さすがです。
673名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 01:59:24 ID:pk82TFtu
お賽銭[10000]
このスレが10代目まで続きますように
674名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 03:08:42 ID:bc/eFkLc
図書券[3000]
ユリが大人の階段を昇りますように
675名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 08:14:53 ID:SMEwzyyF
賽銭
つ[10000]658氏もSS書いてくれますように
でも1番74氏のSSが1番だよね

つハロに質問
誰のどれが1番気持ち良かった?
676名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 09:30:34 ID:Q3BNX3/M
つ[かたたたたたたたたたたたきけん]
ウィッシュに。


つ[乳揉み券]
雪花姉さんに。(;´Д`)ハァハァ
677名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 09:55:17 ID:Na5r95zJ
>>674
図書券ってもうないんじゃなかったけ?
678名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 10:01:12 ID:Na5r95zJ
>>674
図書券ってもうないんじゃなかったっけ?
679名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 13:08:37 ID:SMEwzyyF
俺は使ってるぞ
680604:2006/05/23(火) 19:51:18 ID:irf/AMNU
みなまさ応援有難うございます。
これからもちょくちょく投稿させていただきますね。

>>誤爆ネタ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1142074376/l50#tag411
別なスレに落とすものだったんですよ。

>>671
GJ!!表現が凄く緻密で。見習わせてもらいます。
一緒に頑張りましょう。
681名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 20:34:21 ID:pk82TFtu
賽銭[5000]
太く短くてもいいからこのスレが続きますように。
682名無しさん@ピンキー
賽銭◎◎◎◎◎◎◎◎◎
四十五円で始終ご縁がありますように。