お姉さん大好き PART3

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1名無しさん@ピンキー
すべてのお姉さん萌えの人々に幸あらんことを。。

前スレ お姉さん大好き PART2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1100864019/
前々スレ お姉さん大好き
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1080659392/

まとめサイト
http://sslibrary.gozaru.jp/


関連スレ
いもうと大好きスレッド!
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1077717174/

【友達≦】幼馴染み萌えスレ5章【<恋人】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1117897074/
2名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 02:36:00 ID:YyrTePVN
前スレがリレーの盛り上がりすぎで埋まってしまいましたので
僭越ながら立てさせてもらいました。

保守
3名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 02:44:05 ID:/DeFi/6o
>>1
乙可憐!

リレーSSだけど、とりあえず一旦終了にしない?
ずるずる続けてどこぞのスレのように飢狼伝化するのもどうかと思うし。
やるとしても新しい題材で再スタートの方がすっきりする。
4前スレ909:2005/08/06(土) 02:48:32 ID:qYaXuiTV
リレーSS後日談 続き

「ど、どうして姉ちゃんがここに?」
「ん?大家さんに『姉です』って言ったら合鍵くれた。」
「・・・まじかよ。父さんと母さんには何て?」
「会社辞めたらから、次の仕事見つけるまで翔ンところに泊めてもらうって言ったら、『ああ、それなら安心だ』だァってさ!笑っちゃうゥ〜〜〜」
「・・・・・・全然安心じゃないっつうの。っていうか、会社辞めたの?姉ちゃんのマンションは??」
「引き払ったよ?んで、あたしの荷物はソコ。」
 
 姉ちゃんが指差すと、俺の狭いアパートは姉ちゃんの持ち物と思しきダンボール箱で埋め尽くされていた。
 
 
 まあ、琴美姉ちゃんと一緒に住むことになったのは、正直すごく嬉しい。
朝・晩と作ってくれる食事も、すごく美味いし、生活の面倒を見てくれるし、なんだか中学生の頃に戻ったような気分だ。
 
 ・・・それはいいけれど、中学生の頃と違うのは、二人っきりで暮らしてるってことなんだ。
  ・・・姉ちゃん、いくらなんでも遠慮なさすぎるよ・・・
 もともと、実家に居た頃も風呂上りにバスタオル一枚でうろつくなんて姉だったが、ここに来てとうとう完全に開き直ったらしい。
  暑い日なんて、一日素っ裸で過ごしている。
 
  『お願いだから何か着てよ!』って言うと、
  『大事なところを隠せば良いんでしょ?』
と、姉ちゃんが選んだのはエプロン一枚。はぁぁ・・・
 
 そして・・・なにより・・・
いくらなんでも姉ちゃん、激しすぎるよ・・・
 一晩に5回を一週間ぶっ続け、しかも休みの日は朝から晩まで。
・・・いくらなんでも俺死んじゃうよ・・・
 
  重い気分で今夜も我が家のドアを俺がくぐると・・・

こんな感じで続けてみました。
お気に召せば続けて下さいませ。住人の皆様
5前スレ909:2005/08/06(土) 02:49:51 ID:qYaXuiTV
>>3
すみません、>>4は忘れてください。もう止めますので。
6名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 03:19:13 ID:38eLh7fD
>>1乙華麗。

別にいいんじゃないか?止めないでも。
飢狼伝化したならそこだけ完全無視すればいい話。
少なくとも俺は翔と琴美のラブラブ生活をもっと見たいのだが、

勿論、歴代のネ申達の投下も心待ちにしているぞ?
7名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 06:47:59 ID:elkbpxbm
>>1乙佳麗

前スレでお姉ちゃん腹ボテENDという素晴らすぃオチを用意してくれたので、
いかに濃ゆ〜いエッチで姉弟の愛の結晶が宿るに至ったか
を懇切丁寧に解説して頂たひと思ふw

まあ、続く続かないは、次に投下して頂けるネ申の御判断によるのかな
8名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 07:14:23 ID:yV8aSESl
>>1乙彼樣。
9名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 11:21:33 ID:kjEyohY2
このスレにゃ『麿の茶室』の失われた姉みたいなノリは・・・
NGだよね
10名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 12:24:45 ID:9CwKKBuG
ここか。
よし早速VIPあたりに宣伝してくる。

麿の茶室
http://maronochasitu.hp.infoseek.co.jp/
11名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 12:56:25 ID:5afZjgIS
ぐはぁ読んじまったorz

めっちゃ凹んだ

神様どうか助けて
12名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 18:52:05 ID:yV8aSESl
大丈夫さ。ここの作品は、皆、ラブラブだから。


あ〜何か俺つくってみようかな?
13名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 20:06:47 ID:8A/WkwhU
>>12
是非とも!!
期待して待ってます
14名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 21:55:31 ID:VaE5H8qy
お姉ちゃん孕ませラブラブライフ、
熱帯夜だしパンツ脱いでまってるよ〜
15名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 00:12:31 ID:yaWhF6y9
>>9,10
なんて代物を教えてくれやがったんだ
ラブラブ分を補給しないと氏んでしまうではないか
リレーSSの続き読みてーよー
16ガ○マ:2005/08/07(日) 00:49:15 ID:QWbog3Rg
前スレのリレーSSの875と868を書いた無駄死にした男だが。
いつの間にか前スレ落ちてるからこちらに保守+感想を書かせてくれ。
特に障害とかも無く、このリレーSSを終わらせられたのはみんなの姉への愛情(読み手も書き手)もが感じられたよ。
一時はバッドエンドになるのかと思えたが腹ボテハッピーエンドで一段落ついたの嬉しい限りです。
これから後日談出したり、名前すら出ない弟の彼女を使って姉の嫉妬をかって修羅場ったりと色々しちゃて下さい。
今は諸事情により漏れは筆を置きROM(たまにかくかもしれないが)ります。
初めてのリレーSSでこんなに良い想いが出来てよかったです。








皆姉スキーなんだなとつくづく思えたよ
あぁクソ。目に汗かいちまったよ。
りはんする俺が言うのは悪いが
がんばってくれ。
とりあえず1乙は言っておこう。
うれしかったよ。世の姉スキー達に栄光あれ!!!!!
ノシ
17名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 01:55:00 ID:7A3NzBxE
>>9
麿的な流れだと・・・

オンボロアパートの大家(臭蔵(仮名);56歳、独身)の近況

『まったく最近の若いモンと来たら・・・ギシギシギシギシ、床が抜けそうになる勢いで良くやるわい。一晩中聞かされる孤独な中年の身にもなってみろッてんだ。』

『お、二人仲良くお買い物か?あれ、あの小僧のとなりにおるのは、この前鍵を借りに来た、えらいベッピンのお姉さんじゃないんか??
・・・どういうことじゃ? 部屋には他に人が居ないみたいじゃが・・・』

『・・・帰ってきよった。どれどれ、ちょいと覗いてみるか・・・
ふおおおおッ、あの姉さん、部屋じゃ弟の前で裸エプロンかい!
ん・・・弟の手を引いて・・・ありゃ、ベッドに押し倒しよったぞ!!
ウヒォッ、ななな、なんちゅう激しいコトしよるんじゃ・・・』


『こりゃ間違いない、あいつら姉弟でヤッとるんじゃ。こりゃひょっとして脅してみたら、美味しい思いが出来るかも知れんぞ。ヒヒヒ・・・』

ピンポーン
『ああ、大家ですけど、弟さん、今お出かけ?
じゃあ、ちょっとお姉さん、話があるんじゃが、部屋に入れてくれんかの?
・・・そう時間はとらせんよ、ちょっと見てもらいたい物があるだけじゃ』


ゴメンちゃい
18名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 02:29:49 ID:FyOQCAXJ
じゃあ俺も何か単品いっとくか
一ヵ月後くらいに保守
19名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 04:07:01 ID:x2q3pvFR
>>17
琴美姉ちゃんなら容赦なく大家をぶちのめしそうだな。
20名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 06:31:28 ID:PdjTfcS5
ままままさか、お姉ちゃんのお腹の子って・・・ガクガクブルブル
21名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 08:15:01 ID:fHduHXnD
も、漏れみちまったんだべ…ゴミ以上廃棄物未満になった大家さんを…








「腹の子供は、弟の子よ!!悪い!?」っていう怒号と共にな…
22名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 08:52:56 ID:wn5TYluI
ちなみにお隣りさんは、オカマとオナベのカップルと、妹スレのあの二人らしい
23大家さんの受難1/2:2005/08/07(日) 17:20:56 ID:EuJ/UHIV

「じゃ、ちょっと中に入れてさせてもらいますよ。
あぁ、この時間帯、弟さんはお仕事かい?
そんじゃあ、お姉さんに話を聞いてもらうかな。まあ、あんたも関わりあることだしね。
最近、両隣さんから苦情が来てね、わしとしても対応に困っとるんだ。
・・・うン、苦情ってのは、あんたらの部屋から漏れてくる、その、あー、騒音のコトなんじゃ。」

「・・・なんのことですかって? ふむ。
夜になると、あんたらの部屋からギッシギッシと、
床がきしむ音が聞こえてくるんじゃ。心当たりはないんか?
それからな、これはお隣さんの話なんじゃが、その、声も聞こえてくるっちゅーんじゃ。
・・・それが、またなんとも聞いてるコッチが恥ずかしくなるような声が、一晩中響いてくるんじゃと。」

「・・・ほォ・・・
じゃ聞くが、この部屋にはあんたら二人以外に人が住んでいたりはせんのかい?
あんたと、あの線の細い弟さんだけ、か。
・・・そりゃおかしな話じゃのう・・・
いやね、わしのところに来た苦情なんじゃが・・・
・・・お姉さんみたいな若くて綺麗なお嬢さんに聞かせるのはちょっと憚られる話なんじゃが・・・
要するにじゃ、あんたらの部屋からアレしてる声が聞こえてきてたまらん、っちゅー苦情なんじゃよ。」

「・・・なにィ? アレって何、じゃと?
カマトトぶらんでもええじゃろ。ふへへ、アレいうたら男と女がナニしよるこっちゃ。
はぁ?寝言じゃと?お姉さん、あんまり大家を馬鹿にしたらいかんよ。
ホントのこと言うてみい。あんたら、実際どういう関係なんじゃ?」
24大家さんの受難2/2:2005/08/07(日) 17:22:24 ID:EuJ/UHIV
「・・・な、な、何という・・・あんた、開き直りよったな! 
しかもあんた、お腹にゃ子供がおるじゃと?
あ、あのやせっぽちの弟が、あんたを孕ませよったっちゅーんかい!!
くそっ、うらやまし・・・いやいや、そりゃアレだけ毎晩激しくヤッとったら、デキもするじゃろうて。
ま、まあ、じゃがな、あんたらみたいな関係、世間様にはおおっぴらには出来んちゅーことくらい、
お姉さんもわかっとるじゃろ?
・・・大事に育てた娘さんと息子さんが、下宿先でこんなことになっちまったって知ったら、
親御さんはどう思うかのう?」

「・・・ウチは放任主義だから、別に何にも言いません、じゃと?
・・・弟の子を妊娠して何が悪いって・・・そりゃアンタなぁ・・・!
・・・・・・まったくふざけた親よ。どういう躾をして育てたんじゃ・・・
じゃがのう、こういうのは許されん話よ。まぁ、そんなに珍しくはないがの。
でもな、例えばだ。
・・・弟さんのお勤め先の人達が、コレを知ったら、ちょっと困るんじゃないかのぅ?
・・・あんたの可愛い弟さん兼彼氏さんが、な。」

「・・・まあまあ、そんなに怖い顔して睨まんといてくれ。折角の美人さんが台無しじゃ。
あんたら、親に勘当されたんと違うんかい。
あんたの気持ちはよう判る。間違いを犯した弟さんをかばってそんな強気な態度取ってるだけじゃろ?
わしも男じゃ、弟さんの気持ちもよう判る。
そりゃあ、こんな美人でぱっつんぱっつんのええ体したお姉さんがすぐ傍におってみぃ、
むらむらしてもうたまらんじゃろ。
・・・そこでじゃね、ちょっと取引っちゅうコトで、口止め料を払ってくれんかのォ?
・・・・・・お姉さんも大人の女なんじゃ、あの頼りない弟さんが初めての男っちゅうわけでもあるまい??
・・・ふッふッふ、じゃあ詳しい話はわしの事務所で、か。
物分りのえぇお姉さんだ。」

「・・・お姉さん、あんたえらく落ち着いてるねえ。
ひょっとして、他にも体を許しとる男がおるんじゃあ無いのかい?
たしかにイケメンじゃが、あんな細っそいガキじゃあ、あんたのような大人の女は満足させられんじゃろ?
・・・ちょうど腹ン中にゃあ種付けも完了しとるんだ。
ここでちょいと他の種を受け入れるくらい、口止め料としちゃあ安いもんじゃて。
・・・わしのはデカイぞ・・・お姉さん、やみつきになっても知らんで・・・ふへへへ・・・
まず座れって?ふむ、そう来たか・・・
ちょ、何を・・・
おい、何するんじゃ!
待て、やめ・・・殺す気か!!
・・・・・・・・ほんの冗談のつもりじゃ・・・ぎゃぁああああああああああああああああああああ!!!」




「ただいまー。
大家さん、救急車で運ばれたみたいだけど、琴美姉ちゃん何か知ってる?
あ、そうなの? まあ、それならいいけど・・・
安定期に入ったからって、無理しないでね、お姉ちゃん。」
25名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 09:57:37 ID:1g9dGB0o
無理すんな、って言われても夜のアレは無理矢理するんだろうな>琴美
26ある日の会話(1/4):2005/08/08(月) 23:40:38 ID:mXVNfg2V

待ち合わせ場所にて

「翔、遅いぞー。何分待ったと思ってんの?」
「ごめん姉ちゃん。急に残業言い付けられちゃって・・・」
「もぅ。連絡くらい入れてよね〜。
あんたを待ってる間、ナンパがしつこくってうざかったんだから。」
「・・・アハハ。ごめんなさい。」
「まぁいいわ。じゃ、行こっか?」
「うん。でも外食なんて、どうして?お金大丈夫??」
「まだ退職金の残りが結構あるし、大丈夫大丈夫。心配しないで琴美姉ちゃんに任せなさい!」
「あ、有難う・・・でも・・・ひょっとして・・・また何か企んでない?」
「・・・まったく翔ってば、働く弟を一途に思う健気な姉の好意を信じられないっていうの!
・・・まぁ、強いて言うなら、最近バテ気味のあんたに、たっぷりスタミナ補給をしてもらおうかなぁ、ってコトよん♪」
「・・・・・・え?ど、どゆこと??」
「判ってンでしょう、全くもぉ・・・いちいちお姉様に言わせンじゃないわよ・・・
たっぷり食べてもらうからね、期待してるわよ、今夜は♪」
「ちょ、ちょっと、それいくらなんでも・・・この前の連休明けなんて、俺ホントに死ぬかと思ったんだよ?」
「『もうダメ、姉ちゃん、もう勘弁して!!』って悲鳴あげてたもんね、あんた。 ンふふッ♪。」
「何笑ってんだよ! ちょっとは俺の身にもなってみてよ!!」
「ひどいわぁ。お姉ちゃんの体、もう飽きちゃったの? しくしく・・・」
「なぁに変な声で変なコト言ってんだよ!人に聞こえたらどうすんのさ!!誤解されんだろ!!!」
「・・・誤解じゃないじゃん。事実じゃん。翔と、Hしまくってるのは♪」
「・・・・・・はぁ・・・(俺の憧れていた姉ちゃんは今どこに・・・)」
27ある日の会話(2/4):2005/08/08(月) 23:43:10 ID:mXVNfg2V
レストランにて

「あ、すいませーん!」
「オーダーの方、お決まりになりましたでしょうか?」
「う〜ん・・・ねぇ、スタミナメニューみたいなの、無い?」
「す、スタミナ・・・メニューですか?」

『ちょっと姉ちゃん、それじゃ露骨すぎだよ・・・』

「そ。なんかこぉ、精力がつくヤツ、無い?」
「せ、精?」
「なんかお勧めない? この子、最近バテ気味だからさぁ・・・」

『姉ちゃん、お願いだからもうそれ以上何も言わないで・・・
俺もうこの店恥ずかしくて二度と来れないよ。』

「え、えー、夏バテなどでしたらこちらのセットメニューなど如何でしょうか?」
「うーん・・・ニンニクの串焼きにレバ刺しかぁ・・・なんか効きそうじゃない?」
「・・・(小声で)そ、そうだね。」
「じゃ、これ3人前お願いしまーす!!」
「・・・なぜに3人前?」
「あんたには今夜、2人分頑張ってもらうから♪」
28ある日の会話(3/4):2005/08/08(月) 23:47:55 ID:mXVNfg2V

アパートにて

「ん・・・あム・・・あン・・・ふウッ・・・もっと、舌突き出して、ほら・・・」
「うわッ、玄関入っていきなりって・・・むフッ・・・ひぇえひゃん、ひょうひゅのあひがひゅる(姉ちゃん、しょう油の味がする)」

ボカッ

「いってぇ! 殴ることないろ!!」
「まったく、ムードってもんが無いわね、あんたは!」
「・・・それはお互い様だろ・・・」
「えへへ。さっきのお店の人に、『私達、これからHします!』ってバレちゃったかな?」
「琴美姉ちゃん、すげえ露骨なんだもん。エロオーラが発散してたよ?」
「・・・今夜はお姉ちゃん、本気出しちゃうわよン♪ だからほら、さっさと服脱いで」
「ちょ、ちょっと・・・シャワーくらい浴びようよ?」
「はぁ?あたし達姉弟よ?今更そんなかっこつける必要ないじゃん。」
「・・・いや、それ以前に普通の姉弟はこんなコトしません。」
「あーもー、ごちゃごちゃ言わない。大体翔ってば、いっつも『姉ちゃんの匂い、スゴク興奮するんだ』って言いながらクンクンしてるじゃん」
「・・・もう俺泣きそうだよ・・・」
「ほらさっさと・・・あたしはもう準備オッケーだしさ・・・お?おおッ♪なんかいつもよりスゴくない?」
「え?そ、そう?」
「なーんだ、あんたも結構興奮してんじゃん。こりゃ今夜は楽しめそう♪♪」
「姉ちゃんそれオヤジ臭すぎ。うわッ、姉ちゃん、これ・・・凄え・・・」
「そんな、いちいち言わない・・・ね・・・来て・・・うッ・・・そのまま一気に・・・」
29ある日の会話(4/4):2005/08/08(月) 23:54:50 ID:mXVNfg2V
翌朝アパートのベッドにて

「も、もうだめ・・・姉ちゃん休ませて・・・」
「えぇ〜 あんたまだ十代でしょうに・・・根本的な体質改善が翔には必要ね。」
「・・・抜かずに8発、さすがにもう無理だよ・・・
バイアグラをドラム缶で飲まなきゃ、性欲魔人の姉ちゃんに付き合い切れないよ・・・」

ボカッ

「・・・痛っでぇなぁ、もぉ・・・」
「・・・ね、翔、あんた小2くらいまでオネショしてたの、覚えてる?」
「な、何言い出すんだよ、こんな時にさ!」
「・・・でさ、あんたが隠そうとしてるのを、あたしが見つけてさぁ。『お母さん!翔がお漏らししたぁ!』って言いつけて。」
「もぉ、やめてよ。ちっちゃい頃の話なんて・・・」
「・・・今度帰ったら、言いつけちゃおっかなあ。
『お母さん!翔があたしの中でお漏らしした!』って。」
「・・・ちょっと、なんてこと言い出すんだよ姉ちゃん!!」
「『お母さん!翔ったら遠慮無いんだよ、ほら見て、こんなにすッごいお漏らしするんだよ!』って言ったら、母さん、どうなるかなあ?」
「もう姉ちゃん、変なふざけ方しないでよ・・・」
「あれぇ、あんたひょっとして、興奮してる? で、どう?遠慮なく思いっきり姉に中出しする気分は?」
「・・・だ、大丈夫なの? その、妊娠とか・・・?」
「うーん、さすがにヤバイかもね、この量じゃあねぇ。」
「ええッ!ど、どうすんの?」
「ウソよ、ウソウソ。今日は大丈夫って言ったじゃん、もお。」
「・・・ホントに?」
「・・・・・・翔さぁ、もしあたしが妊娠しちゃったら、どうする?」
「・・・えッ!で、でも孕ませたの俺だし、約束したから・・・責任とるよ。」
「責任とるって、どうするの?」
「俺が琴美姉ちゃんと、生まれてくる子供の面倒を見る!」
「ほんッとに?」
「・・・うん。だって・・・俺・・・琴美姉ちゃんのコト・・・その・・・」
「な〜に?もっと大きな声で!!」
「・・・俺、琴美姉ちゃんが世界で一番大事だから・・・
だから、どうなろうと守っていくよ・・・」
「ああぁン、翔! お姉ちゃん感激!! もう一生離さないからねッ!!!
・・・あれ?翔、気絶しちゃった?
ちぇっ、だらしないなあ。
ま、いっか。覚悟は聞けたから♪」

琴美の妊娠まで、さほど時間はかからなかったのであった。
30名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 00:31:38 ID:QDTJL/Wh
ナイスグッジョブ!ただエロ描写が少なかったのが惜しいね。
31エロなしスマソ:2005/08/09(火) 12:48:14 ID:FdPbIA94
大家さん+お漏らしでキュピーンってきた漏れが保守ついでにSS

ある日の会話。
翔と琴美が実家に帰った。
「ねぇねぇ、母さん聞いてよ。」
「なあに?琴美。」
「翔がさぁ、小さい頃よくお漏らししてたでしょ?」
「そうねぇ、確かにあの子は、よくお漏らししていたわねぇ…」
「でね、翔ったら、今でもお漏らしするんだよ、恥ずかしいよねぇ」
「でも、琴美。あなたの中とかにでしょ?」
「えっ…なんで、母さん分かったの!!?」
「まぁ、あんたの行動とか、翔の行動とか見てればわかるわよ。
だてに、あんた達の母をやってたわけじゃないのよ。」
「でもね、琴美。これだけは覚えておきなさい。
確かに、翔の物は大きいわよ、でもね、父さんの血筋だからね
物凄い早漏&持久なしなのよ。どうせあんたのことだから、
一晩で8回とかなんでしょうけど、翔にとっては、きついんだからね。
考えて、絞り取らないと翔が駄目になちゃうわよ」




勝手に設定スマソ
32名無し@ピンキー:2005/08/09(火) 23:55:50 ID:sbzzJTcO
>>31
いいんじゃまいかん?
ささ、どんどん逝きましょどんどん
33お風呂にて(1/2):2005/08/10(水) 22:29:53 ID:967XEdEI
実家にて

『はぁああ・・・やっぱ実家のお風呂は広くていいなぁ・・・
アパートだとシャワーだし、
いっつも姉ちゃんが乱入してくるから落ち着けないし・・・』

「翔、いるんでしょ?あたしも入るわよ?」
「ええッ!ち、ちょっとマズいって!!
父さんと母さんにばれちゃうじゃないかあ!!!」
「・・・だぁ〜いじょうぶだって。二人とも今でかけてるから」
「でも何時帰ってくるかわかんないし・・・あ、あ、ちょっと待ってよぉ・・・」

『・・・ホントに入ってきちゃったよ。
でも、いつ見ても、すげェイイ体してるよなあ、琴美姉ちゃん。
さすが中高ずーっと水泳少女だっただけのことはあるよ・・・
・・・しかも一緒に住むようになって、ますますエロい体になっちゃうし・・・
あんなに綺麗なおっぱいに、いっつも顔を埋めてるなんて、なんだか信じられないなぁ・・・
やっべ、昨日あんなに搾り取られたのにまた勃って来ちゃった・・・』

「・・・一緒にお風呂入るくらいきょうだい仲が良い、ってことなんだから、父さんも母さんも喜んでくれるわよ、きっと。」
「いくらなんでもそんなわけないと思うけど・・・(ゴクッ)」

「んん?何ジロジロ見てンのよ、翔?
お姉ちゃんの素敵な体に、見とれちゃった?
昨日もあんなに激しく愛し合ったっていうのに、翔ったらHねン♪」

「あ、あのさ・・・見慣れてても、なんかこぉ、やっぱりドキドキしちゃうっていうか、日々新しい発見があるのって・・・どうしてだろうね?」

「・・・おいおい、言ってくれるじゃないのよぅ?
そんな可愛いコト言ってくれちゃうと、お姉ちゃんまたリミッター外しちゃうぞ♪」
「あ、アハハ・・・お手柔らかにお願いします」

『性欲魔人の姉ちゃんのせいで、まじで寿命が縮まっちゃうよ・・・最近貧血気味なのも、間違いなく姉ちゃんのせいだ』
34お風呂にて(2/2):2005/08/10(水) 22:36:43 ID:967XEdEI

「・・・でもなぁ、お姉ちゃん、最近ちょーっと不満だなぁ。
たまには翔から積極的に来て欲しいなぁ・・・?」
「せ、積極的に?」
「だぁってさぁ、誘ってあげてるのって、いっつもあたしのほうじゃん?
たまには、お姉ちゃんを泣かせるくらいの勢いでかかってきて欲しいよぅ・・・」
「う、うん・・・努力してみる・・・」
「あとねえ、正直言っちゃうと・・・早い。
それから・・・ぶっちゃけ持ちが悪い。」
「・・・・・・・・・・・(ガックリ)」
「・・・まぁ、うちの男が早いってのは遺伝らしいから。」
「え?そ、そうなの?(誰がそんなこと教えたんだ??)」
「血がつながってるだけに身も心も相性は最高なんだから、ちょっとは頑張って欲しいな♪ お姉ちゃんも鍛えてあげるから、」

『・・・姉ちゃん、さりげなくスゴいこと言ってるな・・・
今更何を言っても遅いけど・・・』

「揚がっておいで、翔。背中流してあげるよ。」

「・・・あ、じゃ俺も流したげるよ」
「・・・ん? きゃはは、なぁーーにあんたのチ○ポ!
明るいところで改めて見ると笑っちゃう〜〜」
「・・・え?な、なんか変??」
「だってさぁ、翔ってば童顔で細身のくせに、チ○ポが真っ黒でいかついだもん。ぶっははは、似合わねーー」

「(かぁぁああ・・・確かにグロテスクな色になっちまったよなぁ・・・
スマン。息子よ。ふしだらな父を許しておくれ・・・)
だっ、誰がこんなチ○ポにしちまったと思ってるんだよ!!」

「はぁ〜〜い!お姉ちゃんのあたし、でぇ〜〜す!!
大好きな弟のチ○ポ、これからもっとスゴい色に染めちゃいま〜〜〜す!!!」

『・・・・・・ガックリ・・・俺、弟じゃなくて、妹だったら良かったのにな・・・でも性別が逆だったら、俺は間違いなく孕ませされてるだろうなぁ・・・』



エロもオチも無くてすみません

でも単発ものって妄想しやすいし面白いですね
35名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 23:53:08 ID:g8AmcfJY
このサイトのスレってどこにあるの?http://www.geocities.co.jp/Bookend-Christie/6446/index.html
36名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 00:55:14 ID:+lundYdT
>>35
エロ毛ネタ板。

甘エロ〜い単発SS、キボン
37名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 20:13:19 ID:Mq6LJz4k
>>36
ありがと
38名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 16:07:27 ID:DUY4DIgc
ほしゆ
39名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 00:15:17 ID:7afAm+lU
この沈黙は・・・
スレ住人ごとネギ板へ引越しか?
40名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 01:09:21 ID:ct+3soTD
多岐川の〜の人まだかな〜?
41名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 04:58:31 ID:vaYmCHkA
てか、546さんも見当たらない(T_T)
42名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 09:44:16 ID:7SOlsplx
リレーSSがこのスレ最後の灯火だったのか・・・
43名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 14:58:47 ID:HJbN+5wn
神もお盆休みで家族サービス中・・・と信じたい
44名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 19:17:01 ID:pAjLu3mO
マドンナメイトの「巨乳姉」の姉はスケベだけどいい姉だった。
45名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 20:59:34 ID:Z70gtXV9
お姉さんがチアリーダーってやつ?感想キボン

昔、女友達の結婚式に呼ばれて行ってみたら、新郎の姉が出てきて
祝詞を読みながら泣き出したのをみたけど、あれは結構衝撃的だった・・・
46名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 23:19:36 ID:ThIKtABP
>>45くわしく
47名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 01:41:32 ID:RSP2QDNi
>>43
ただ今執筆ちぅです。
あまり期待せずにまっててくだい!
48名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 01:39:39 ID:fA8s6zYn
浅見馨 『巨乳姉』 マドンナメイト

異母姉への思慕の念を幼い頃から持ち続けてきた弟。
姉は眉目秀麗な帰国子女で、絵に描いたような華麗な経歴を持ち
エリートコースを歩むキャリアウーマン。

姉の方も弟のそうした感情を憎からず思ってはいて、弟が連れてきた
彼女(姉を吹っ切る為にあえて選んだ)との情事を覗いていたり、
初めてなので失敗した弟を慰めてあげ、かつ性の手ほどきを施す。

弟はそんな姉に夢中になるのだけれども、姉はやはり弟のことを
男として見る事への戸惑いがあり、そうしてはならないという
常識的な理性もあって弟を完全に受け入れはしない。

しかし、婚約まで済ませた男が複数の女性を手玉に取って、
相手の弱みを探り恐喝を繰り返すような事を行っていたのを知り
姉はショックを受ける。
そこで弟が「あんな男の事は忘れさせてやる」攻撃を行い、
姉もついに弟の事を受け入れる。


全体に、出来すぎというかご都合主義的な展開をするところがあり、
話の流れとしてはあまり褒められたものではない作品です。
姉の性格や態度も必ずしも好みではないですし、弟も姉への感情は
それはそれとしてちゃっかり彼女を作ってヤル事はヤってるという
行動も否定的に捉えられる材料ではあります。
4926-29:2005/08/19(金) 22:40:03 ID:YZlzuGMs
>>48
多謝!
ちと興味が在ったのですが、回避するとします。

同じ時間を共有してきた姉弟の雰囲気こそが姉萌えのキモであって、
エロはそれ程重要ではないのかなぁ・・・とか思ってました
むしろ、エロの後の甘い語り合い、それこそ子供時代の思い出話とか
肉体も含めてお互いを隅々まで知り尽くしているという雰囲気のほうが
エロいな・・・と思っていたのですが。
やっぱそういう意見て少数派なんでしょうね
50いつでもどこでも名無しさん:2005/08/20(土) 00:27:29 ID:ecw7Tk+J
>49
まあ実用性も重要でありましょうよ。
51名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 03:12:46 ID:QW6OO17R
ぅぉおおいぶきいいぃぃ
52名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 11:18:42 ID:QW6OO17R
誤爆したスマソ
53名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 22:34:01 ID:ECu32N4H
>>46
ぶっちゃけ元カノの結婚式に、未練たらしく行ったときのことです。
相手の男はかなりのイケメンでした。
新婦新郎の友人知人親戚達がそれぞれに祝詞を読み上げてゆきました。
大半はどうでもいいような話や、新郎がはじめてAVを見たときの反応とか
つまらない暴露話ばっかりでした。
その後で、20台後半くらいのそれはそれはとても綺麗な女性が登場しました。
新郎の知人(の男)の間からどよめきが上がりました。
ひょっとしてわけあり女登場?とか思って期待しましたが、お姉さんとのことでした。
聞けばお姉さんは2歳?だっかた年上で、まだ独身とのことでした。
彼女は弟さんの子供時代の話を読み上げていきました。
まぁどうってことない話で、泣き虫だったとか、うざいくらいついて来たとか、
中学あたりからモテはじめて調子こくようになったとか、そんなエピソード
でした。
でも美人さんだからか、みんなそれなりに盛り上がっていました。
ところが、だんだん彼女が声を詰まらせるようになりました。
そして遂に声をあげて泣き出しました。
会場は静まり返りました。司会者もなんとフォローしてよいのかわかりません。沈黙の中、聞こえるのはお姉さんの嗚咽だけ。
新婦の知人(特に女衆)は、「何アレ、気持ちわる〜〜」と囁きあっていました。
新婦本人はポカーンとしていましたが、そのうち明らかに機嫌が悪くなりました。
新郎はうろたえていました。
とうとうお姉さんを両親と司会者が連れ出しました。
その後の式は、非常に気まずい雰囲気でした。

何故、弟の結婚式で姉は泣き出したのか・・・
僕は今でもいろいろと想像を巡らせています。
54名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 01:37:58 ID:UwB9Bl62
このスレでは「実姉、義姉」以外等は駄目ですか?
55名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 02:34:37 ID:gidWkmYa
>>54
それ以外の姉ってなんかありましたか?
5654:2005/08/21(日) 02:47:42 ID:UwB9Bl62
投下したく、妄想してみるものの「世に言うお姉様」とか
「友人の姉」とか「姉の友人」とかばっか浮かんじまうんだ
まあ、最後のはここのスレの職人様の影響受けだが…
57名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 03:11:07 ID:LQEF2KwX
その姉の相手が弟としか見れない存在とかならアリなんじゃない?
とオモウ...
5854:2005/08/21(日) 03:39:41 ID:UwB9Bl62
>>57
レスサンクス
実際ブツは完成してないので、投下はもうちっと様子を見てからにしようと思う
59名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 09:37:31 ID:+2uKZA2d
姉保守
60名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 10:29:44 ID:9J00jn0V
>>53
それって普通に弟想いの姉というだけじゃないか?
別におかしくはないと思うんだが。

俺も結婚する時に、妹に泣かれたが気まずくはならなかった。
61名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 18:07:14 ID:hHd1TXph
ここの住人にとっては姉は巨乳な方がいいか?
つつみあかりの作品ではそうなってるし
62名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 21:05:47 ID:VJ5UUJ/3
まとめサイトで「掌」読んでものすげー鬱になったorz
63名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 23:32:14 ID:Ppcg1S9m
>>60
マジであんた羨ましいな
オレなんか妹に生ごみと呼ばれ、オレの彼女は妹に生ごみ収集車とよばれている
「くっせえな〜生ごみ、さっさと氏ぬか生ごみ収集車に早く回収してもらえよ
くそ生ごみキモいんだよ」
↑うちの妹は朝から晩までこんな感じ
仲の良い異性の兄弟なんて正直信じられん
ましてや結婚式に泣くなんて、想像もできん
64名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 23:51:52 ID:ciemXRsu
>63
いや仲いいのが普通だろ。
俺の場合姉とだけど、いっしょに買い物に行ったり飯食いに行ったりしてるし。
妹さんにそこまで言われるなんて、よっぽどの事があったんじゃない?
65名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 00:25:53 ID:x0cCgxX+
>>64
マジですか・・・羨まし過ぎる・・・
多分ウチの場合は、経済的にゆとりが無いということじゃないかと
残念ながら貧困は人の心を荒ませるからね
あと、ウチの妹は自分の容姿に強く不満を持っていて、似た顔を見るのが
我慢ならないらしい(そう言ってた)
酔っ払うと泣きわめきながら「うっぜぇなー顔を見せんなよキェ〜〜」
と奇声を張り上げて物を投げつけてくる
しかも高校中退してから無職・・・オレと親父が養ってるってのに・・・
きっと>>53>>60>>64は、それなりにゆとりがある家庭で、
両親の性格も破綻が無く、美男美女の兄妹姉弟なんだろうなあ・・・
66名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 01:05:46 ID:GsZW0OxZ
俺も妹とは仲悪いよ。姉だと仲いい人が多いのかもしれないね。
ウラヤマス・・・。
67いつでもどこでも名無しさん:2005/08/22(月) 02:10:15 ID:ArQzhrPY
>67
そこでツンデレですよ。
68名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 02:19:36 ID:CZsxYZ9u
姉妹からは何て呼ばれる?
ウチは○○ちゃんor○○くん(○○は名前ね)
69名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 03:35:14 ID:jjknWZE8
ウチも姉と仲良い方だな
ちょくちょく一緒に出かける程度で
(荷物持ちとかそういうのじゃなく)
呼ばれ方は
名前の頭文字+「ー」(伸ばし棒)
70名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 21:41:09 ID:CZsxYZ9u
68だけど
ちなみに妹です
71名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 22:19:30 ID:kRzbc6eJ
昔は「お兄ちゃん」だったが、今は二人称で呼ばれる事が滅多にねえです。
お互い別々のとこへ上京してるので、一年でする会話のうち90パーセントがメールになってる。
72名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 23:33:38 ID:JiUGZn8Z
ガキのころからうちはずーーーっとちゃん付けです
73名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 07:31:07 ID:gKZ95Ktp
昔は名前+くんだったけど
高校ぐらいから苗字+くんで呼ばれてる、姉なのに・・・
かなり変わってると思う
74名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 13:01:42 ID:ia33hTEe
漏れも妹を名前+「ちゃん」づけで読んでるぞ。
75名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 22:12:32 ID:LJcHA9df
>>74
何かエロいな

でも姉はちゃん付けが理想
76名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 00:26:11 ID:rrFNR7Nd
お互い呼び捨てだな。
今更お姉ちゃんなんて恥かしくて呼べない。
77名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 02:59:17 ID:JYC9HTry
姉ちゃんでいいじゃん。「お」を取れ
78名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 12:41:28 ID:s8AoJ3z5
愚弟ですか何か。
79名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 00:09:46 ID:bR/4dTkR
姉貴って呼ぶ人はいないのか?

(呼び方)   (姉のイメージ)
姉さん    → 大人っぽい感じ
姉ちゃん  → 普通のお姉さん
○○ちゃん → 子供っぽい感じ
姉貴     → 強い感じ

自分の中ではこんなこんな感じ
80名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 00:16:13 ID:O84+qN6o
俺は名前にさん付けで呼んでるん
だが、これはどうだろうか
81名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 00:29:06 ID:bR/4dTkR
>>80
○○さんて義姉っぽいな・・・
これも大人っぽい感じかな?年が離れてるイメージがある
名前の呼び捨ては明るい(友達っぽい)感じ
8280:2005/08/25(木) 23:27:47 ID:gqEDTyY+
でも実姉で、離れてるのは4歳だけだったりする…
83名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 01:20:18 ID:0PB1uaCS
何かエロいね
84名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 18:04:01 ID:7jNWgWYO
ノシ
漏れはお姉たんだ。
85名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 01:55:37 ID:sdTUWZBQ
うちの姉は、思春期の頃かなり情緒的に不安定で、なにかあるとすぐ
俺に当り散らしていた。
あるとき、俺がプリンを黙って食べてしまったことを知った姉(当時中3)は、
俺(当時小4)を問い詰めて平手で何度も殴った。
俺が泣きながら白状すると、今度は俺の腹を思いっきり殴った。
俺がゲェゲェ吐くと、「あたしの買ってきたプリン、こんなゲロにしやがって」
と逆上してさらに殴りつけた。

もう10年も前になるけど、今では姉とも仲は良い。
この前一緒に飲みに行ったとき、ぽつりと、
「あの頃はごめんね・・・」
と姉は言った。ちょっとホロっとしたけれど、でもやっぱり思春期の頃に
やさしい姉だったらなあ、と思う。
86名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 03:26:16 ID:GwFhAisw
(((;゚Д゚)))
87名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 08:17:01 ID:dZR7vWXt
それをネタに襲ってしまえ!!
88名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 10:19:58 ID:puiW4AmL
感動した
89名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 21:12:15 ID:4u+dYuLg
うちの姉はチンコの事をおちんぽと呼ぶ。
本人は上品に言ってるつもりらしいが、
むしろそっちの方がエロいよ姉ちゃん。
90名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 23:49:01 ID:mnUWYQFA
養子だったからか、姉とはものすごく仲がわるかった。
そのためか、高校の時から一人暮らしを始めた。しかし、今は一人暮らしではない。
東京に来た姉が住むとこないからと言ってかってに住み着いているから。
だからだろうか、このスレのような姉たちを羨むのは。
91名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 00:29:49 ID:oLA88hrN
血が繋がってないからヤりまくり
それを望んでるんですよ姉たまは
何故気付かないッッッ!!!
9290だが:2005/08/29(月) 06:08:03 ID:8M/enVIt
>>91
誰も「ヤってない」とは書いてないぞ。
つーか、年から年中の口喧嘩を除けば夫婦にみえるらしい。
実際、近所のおばさん方はそう思っていたらしい。〔同姓&他人の前では演技で仲良し〕
93名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 10:21:11 ID:ukj0Q83G
>>92
ちょ、おま、まさか
9490だが:2005/08/29(月) 20:58:44 ID:8M/enVIt
>>93
早とちりするな、ただ >>91があんなことを言ったから乗ってみただけだ。
確かに、客観的にみるとかなり美人な姉だが、性格がブスでは、
ヤル気も起きないわ。ワシのタイプは美人かつ性格美人だからな
95名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 22:15:37 ID:AbKm6KMF
なーんだ。マギラワシ

結構長い間同居してるみたいだけど、
俺なら我慢できずに出て行くか追い出すな。
96名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 22:17:24 ID:YWLXQgD+
高望みするな!ウヤラマシス!!

性格ブスでもいいから、
襲 っ て し ま え !!
97名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 23:34:57 ID:rVvSQPuo
お姉ちゃんのお腹ポンポンにしちゃえポンポンに

ここまでくると誰かの体験談(>>53あたり)を
ネタに膨らませてSS書きたくなるね
98名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 00:14:08 ID:8i3TbhxX
書いて下さい。
宜しくお願い致します。
9990だが:2005/08/30(火) 06:29:28 ID:IUtwYeMn
>>95
厳密に言うなら「ヤッた」
なんで、こんな表現になるかというと、それこそ何時だったか、忘れたが
酒を飲みながら、いつもどうりに口論していて、俺が姉に襲っちまうかもしれないから
出ていってくれみたいなことを言ったら姉はあんたの早漏包茎もんでうんたら言ったから
だったら自分で確かめろみたいなことを言っておしたおした。記憶はそこまで。
ただ、次の日の朝に全裸で抱き合っていた。そんだけさ。ちなみにそれ以降はしていないぞ。
100名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 10:44:16 ID:7Z+NKRyz
うひょ〜

でもそれで出て行かないのはやっぱり…
もっと先を望んでるのかもしれないし
毎日ひーひー言わせてたら性格も変わるかもしれないぞ
101名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 16:31:44 ID:Q9ZG/PEu
あ うらやましい
102名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 16:58:50 ID:/tGxC45F
うん、とりあえず板違いな。えっちねたへどうぞ
103名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 22:44:08 ID:ZjhfwAfk
なんだか前スレ後半の倦怠期のような雰囲気に・・・

やっぱSS投下が無いと駄目なのか

いっちょがんばるか
104名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 01:49:37 ID:GcGpmlYX
期待age
105名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 10:11:32 ID:3Z7cyZ+k
12歳年上で、別にロリ顔ではないのに30をとうに超えてても高校生と言って通じるような姉を持つ自分は幸せ者か?(自分と同じ血を持っているとは思えない美人。)
106名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 10:44:41 ID:677OhmvD
>>105
さあ?状況次第じゃないの。
107名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 12:20:00 ID:GcGpmlYX
ちんちんしてくれるのならッッッ!!!
10885:2005/08/31(水) 22:52:07 ID:HUmeJK2N
気に入らないことがあると夜中に起き出して、
悲鳴が漏れないように弟の口を抑えてハンドボールで鍛えた腕力で
思いっきり何度も腹を殴ったり、

エクソシストのリーガンみたいな顔で、「言いつけてみろ、殺すぞ」と実の弟に凄んだり、

家に呼んだ友達に、「こいつ面白いよ、いくら殴っても我慢すんの。火つけても多分大丈夫だよ」
と言って一緒になってタバコの火を弟の腕に押し付けたりする

そんな姉でなければ、外見なんでどうでもいい。
少年時代に良い思い出をくれる優しい姉が欲しかった
10990だが:2005/08/31(水) 23:12:11 ID:SBTLXdVk
>>108
なんだ!そいつは!でも、俺の姉もすごかった。
いまでこそ、どんなに怒ってても口論だけだけど、合気道の達人だったからなぁ
骨外すのよ。抵抗できないように。で、投げたり、殴ったりするわけ。
おかげで、右腕はいまだにうまく動かせない。利き腕だったのに今は、左が利き腕
俺は、対抗手段として空手をならい、黒帯になれた。だから、口論だけですむのだが。
110名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 00:50:57 ID:18HgZEhs
あぁぁ姉貴とやっちゃった
どどうしよう
111名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 08:17:56 ID:9tMLQwg1
>>110
ふ〜ん

>>108-109
お、お姉ちゃんそこは出すところだよう
きゅうりなんか入らないよう
112名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 15:10:10 ID:xS6tAp31
真の姉は心の中にいる。時に創作物として稀に似た姿を見せる。
113名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 20:39:23 ID:Ug7A8u2d
最近のレスを読んで姉萌からサヨナラできそうです
114名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 20:55:14 ID:y4pCM7G5
不幸話を延々とされてもね…いい加減ウザイ
115名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 22:13:17 ID:6GPGFjU1
>>97
三十路直前くらいでフェロモン汁がダクダク溢れるような
姉と、結婚をひかえた弟のねちっこくエロいSSキボン

>>108
マジレスすると、思春期の暴力衝動ってのは性的抑圧から生じるそうだよ
おまいのお姉ちゃんは、おまいさんとHしたかったのかも
116多岐川・・・の人:2005/09/01(木) 22:22:39 ID:CCbayaYT
どうも、“多岐川・・・”の人です。
えー、投下しても宜しいでしょうかー? 流れを断ち切ってしまいすいません。
もうパート3になっててビックリです。 >>40様有難うございます。
117多岐川龍也22歳大学生の決意 1:2005/09/01(木) 22:24:16 ID:CCbayaYT
 今日は俺の誕生日。晩飯もそこそこに紗綾のプレゼントをいただくことにした。丁重に。有り難く。
 プレゼントなんて最後にもらったのはいつだっただろう。
 何しろずっともらい損なって・・・もとい、ずっと無視して、彼女の存在ごと拒絶していたのだ。
 過去の行いはどれもこれも最低最悪。思い返すたびに胸かきむしるほどの後悔に襲われる。
 心無い態度で何度も傷つけて、哀しませて。勝手な感情で散々貶めてきた。この罪を、俺は償わなければならない。
 これからはずっとそばに居る。望むことは何でもする。誰よりも愛してる。
 今迄できなかった事を、これから2人でいっぱいしていこう。な、紗綾。
「・・・・・・ってさ、プレゼントならもっと豪華なのにしてくれよ」
「・・・ち、ちょっと・・・」
「それか、カワイイのとかさ」
「・・・龍也っ・・・」
「センス最悪」
「プレゼントは、こっ・・・!!」
「勝負下着持って無いのかよ。紗綾のブラ地味すぎ」
「人をプレゼントにするのは止めなさーい!!!!」
「ま、問題は中身だしな。ん。手触り良し!」
「人の話聞ぃんんー!!」
「んー」


 ずっと、姉が嫌いだった。
 不器用で、ドジ。格好悪い。何かと母親に叱られていてみっともない。
 ウザい。キモい。はっきり言って邪魔。見てると神経が逆撫でされる。イライラする。
 それでいてしっかり男にもてる。仲間内でも人気が高い。・・・何でだよバカみてー。
『大人しいキャラで男を釣っては遊んでる。手酷く捨てられた男が何人もいる』って噂、俺が知らないとでも思ってるのかよ。
 仕草一つ一つがいちいちムカつくんだよ。一体今迄何人騙してんだ?
 口喧嘩とかしたこと無いけどそれは単に無視してるから。姉弟らしいことは何1つしていない。
 近所や親戚に“昔はあんなに仲良かったのにねえ”なんて言われるのがすげ嫌。
 あんなのと“姉弟”なんて現実、絶対認めねえ!!
 あんな奴を“お姉さん”なんてどんなに間違っても絶対ぇ呼ばねえ!!!

 ・・・って、そう、マジでそう思ってた。自分の、本当の思いを、思い出すまで。
118多岐川龍也22歳大学生の決意 2:2005/09/01(木) 22:25:31 ID:CCbayaYT
 紗綾はやたらと恥ずかしがりやで、いつも俺から逃げようとする。逃がさないけど。
 どんなに不安がっていても“優しく抱き締めて”、“優しくなだめて”やるとちゃんと大人しくなるんだ。
「あんっ! あっあっ・・・いやっ!! やあああっ!! ・・・ああ、ふ、・・・は・・・、・・・うぅ」
 ほら。
「イクならイクって言わなきゃ、だめだろ」
「・・・ひ、ひど、い・・・よ、・・・酷い・・・」
「1回イっとかないと暴れるから。紗綾は」
 爪を立てるように内壁をくすぐった。涙声で抗議しても余計そそられるだけだっての。
 小さい悲鳴を挙げ、身を捩る恋人。・・・赤くなった頬、濡れた瞳が堪らない。んー、可愛い。
 キスはさっき食ったケーキの味がする。文字通り甘いキスだ。
「うう・・・まだ食べてたのに・・・」
「食うの遅いのが悪い」
 大人しくなったところで本番。邪魔なものを全部除けて肌を味わっていく。硬い鎖骨。柔らかい胸。・・・ケーキよりこっちの方が良い。
 キスマークが出来るように少し歯を立てる。ここも。ここにも。
「い・・・痛い・・・」
「ん。気にしない」
 ゆっくりと、そして確実に、下へ舌を這わせていく。いや洒落じゃなくて。
「あっ! だ、だめそこっ! 舐めちゃ」
「今更恥ずかしがらない」
「!!!」
 これからお邪魔するところは特に念入りに。もっとよく濡らさないとな。まだキツイから。
 でも本音言うと結構ヤバい。早くシたい。
 少しして脚を突っ張らせた後、また良い感じに蜜が溢れてきた。・・・も、そろそろいいかな。俺も限界。
 紗綾の下に俺のシャツを敷き、いつものように“優しく”身体を重ねた。
「あああっ!! くっ・・・う・・・、・・・やぁ・・・」
「は・・・、・・・ああ・・・。紗綾・・・」
 あの時もこうやって抱いて、やっと自分を取り戻せた。もしそのタイミングが遅かったらと思うと今でも身が凍る。
 もしも忘れたままだったら・・・、紗綾を失う意味を理解できないまま満たされない感覚に悩まされ続けていただろう。
 最悪の場合、女喰いまくった上に男ともヤってたかもしれない。あの、よく飯奢ってくれるカメラマン、ゲイだって噂だし。
119多岐川龍也22歳大学生の決意 3:2005/09/01(木) 22:27:55 ID:CCbayaYT
「紗綾ってあと2〜3日で生理なんだよな?」
「・・・何でそれ」
「生でシたいから」
「・・・だから、・・・どうして・・・」
「大体排卵が終わってる時期だから」
「・・・・・・」
「排卵してから生理が来るまでは生でしても大丈夫なんだよ」
「・・・・・・いやぁぁぁぁー・・・・・・」
「ほら、それ以上逃げるとソファー、ひっくりかえるぞ」
「・・・あうぅ、う・・・」
「良い子だ」
 喘ぐ表情と繋がっているところを交互に見ながら行為に耽る。
 これがすんだらお風呂に入って、もう1回シて・・・、
 生理来ちゃったら暫く出来なくなるから、今夜はもー、思いっきりイチャイチャしよう。

 
 親父の容態が急変して、やれ手術やら入院手続きやらで一騒動。ようやく落ち着いたときに突きつけられたものは、
 『仲の悪い姉と二人きりで暮らす』現実。
 俺は大学で、あいつはOL。生活サイクルはずれている。しょっちゅう顔を付き合わせることは無いものの、気まずいことこの上ない。
 ま、いつも通りに無視してりゃいいんだけどな。女や仲間のトコに泊まるのもしょっちゅうやってる。週末は当然外泊。
 姉も仕事を増やしたらしく、帰りが遅い。やっぱりあいつも俺と居るのが嫌なんだろう。・・・・・・・・・ムカツク。
 そういう、1日1回すれ違うかどうかという日常の中の、・・・ある週末。
 一つ二つ期限の迫ったレポートがある事を思い出し、取りに戻ると、玄関口で早々に紗綾と鉢合わせした。
「・・・・・・」
「あ、お帰りなさ・・・」
 一時、目をこちらに向け、直ぐに受話器に視線を戻した。
 何か言いたげだが、それどころではないらしい。
「あ、はい、今弟が帰ってきたんです。それで・・・・・・はあ。・・・で、でも、私、まだそんな・・・」
 眉を寄せて、・・・っていうか、眉毛が典型的な八の字になっている。相当困ってるって顔だ。
 ・・・別に紗綾が困っていたって、俺には全く関係ない。無関心に脇を通って2階に向かった。
120多岐川龍也22歳大学生の決意 4:2005/09/01(木) 22:31:06 ID:CCbayaYT
「でも美紀おばさん・・・」
 美紀おばさん?・・・ああ、あのやかましい伯母さんか。紗綾に一体何の用だよ。
 部屋を出てもまだ、でもでもと電話が続いている。・・・・・・っとにウゼぇ。嫌な電話ならさっさと切れよ。
「・・・・・・は、・・・はあ・・・。・・・はい、じゃあ、・・・会うだけなら・・・」
 今日もどっかテキトーに泊まるつもりなのは判るだろう。わざと音を立てながら階段を降りて、家を出た。
 ・・・意味不明の絶叫を、聞きながら。
「ええぇっ!!?? あ、あっ、明日ですか!?」
 
 日曜夜遅く家に帰ってきた。
 大学へは自宅から通った方が便利ってだけで、断じて昨日の電話が気になって戻ってきたわけじゃない。
 帰る時間はいつもこのくらいだ。
 ただいまも言わず扉を開け、2階に上がろうとして、・・・その異変に気付いた。 
「・・・?」
 家の中、リビングも、階段も、廊下も電気が点いている。
「・・・・・・」
 妙な、・・・嫌な予感がする。あいつは寝るとき、不要な電気を点けっぱなしにはしない。
 トイレにも電気が点いていた。扉も開けっ放し。・・・無性に気になって覗き込むと・・・!!
「紗綾っ!!??」
 もう寝ていると思っていた姉が、便器にしがみ付いていた!!
「おい!!!???」
 肩を掴んで揺さぶった。小さな身体が小枝のように揺れる。
「・・・・・・うう、ぅ・・・・・・」
「おい! しっかりしろ! 紗綾!!」
「・・・・・・ゅ、・・・や・・・? ・・・・・・ぉかぇぃなはぃ・・・・・・」
 意識はあるようだ。・・・しかしトイレに倒れこむなんて!?
「何やってんだよ!!」
「・・・・・・吐いてたの・・・・・・」
 ・・・それは見れば判る!!
 服にも零したんだかプンプンしてるぞ。酒の匂いとかすっぱいのとか!!
「・・・こんな時間に何飲みすぎてんだよ!!」
 姉の、こんな乱れた姿を見たのは初めてだった。真っ青な顔色。焦点の合わない眼。涎の跡に涙の跡。これは相当苦しかったろう。
「・・・・・・・・・」
「おい? ・・・おい大丈夫か?」
「・・・・・・・・・ぅ、・・・気持、ひわゆぃ・・・、・・・うう!!」
「おい!!!!!」
121多岐川・・・の人:2005/09/01(木) 22:38:19 ID:CCbayaYT
お待たせいたしました。以前にリク頂いたSSです。リクな ん で す が ・・・
いざ作ってみたら『かなりダークな』話になってしまい、軌道修正+変更+読み物としてそこそこ見苦しくないもの
にするのにかなり掛かってしまいました。
っていうか、・・・実はまだ所々で悪戦苦闘中です。続きもう少し待ってください。
  
他の神々のご降臨待ちしております。
122名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 22:40:52 ID:kMcQAqBa
>>121
GJ!紗綾タソ(*´д`)カワイイ
12390だが:2005/09/01(木) 22:47:10 ID:LQVfBdz0
リアルタイム投下来たーーー!!!
ぐっじょぶ!!ぐっじょぶ!!
あ〜俺も、罪滅ぼしにSS書いてみるか。それにしてもPSPつかいにくいなぁ
124名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 16:24:01 ID:qQiKD5Za
あと2〜3日で生理、が一番妊娠しやすいと思われ…
生理後、排卵までがしにくいんじゃなかったっけ?
話はすごくGJGJ!いいね。
125名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 21:18:48 ID:ZizHoPCJ
な、生殺し……続き待ってます

>>124
厳密に言えば生理の直前直後が一番安全
生きのいい精子や生きのいい卵子は長生きするから
126名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 21:35:05 ID:ZizHoPCJ
突っ込み入れられる前に直しとこ

× 生理の直前直後
○ 生理の直前〜終わった直後 な
127名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 22:25:35 ID:XWNsG5o3
ってことは・・・
紗綾お姉ちゃん、妊娠しちゃった??
128名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 23:21:19 ID:uhyrns2L
◆5mSXuZ5GjE氏の作品はあの場所で打ち止めなのか?
129名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 00:33:31 ID:fAOFbyPr
>>125-126
そうみたいだな。オギノ式、無知でスンマセンでしたorz
>受精しなかった卵子は
>排卵後おおよそ12〜24時間経過後、女性の体内に吸収されます。
調べてたらこんな文があって驚愕した。生理で一緒に出店のかと
130名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 08:45:37 ID:PNvDOTEW
生理は
「妊娠しなかった場合、妊娠する準備のために用意したもんを捨てる」行為だしのう。
131名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 15:27:00 ID:67wiu7ab
このスレでは敬遠されがちかもしれないが…

女の子が女の子をいじめるお話
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1092212174/l50

ここの404氏のSSが姉モノとしてはなんかよかった。
132名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 01:37:05 ID:24fEKxWT
生理中ムラムラする人も居るらしい
でも身体がだるいから動くのは億劫なんだって
133名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 07:52:52 ID:fkirMNAC
保守ついでにアゲ
134名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 00:35:50 ID:zTJEcWUQ
自分でも書いてみようと思ったがどうだろう
135名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 02:14:00 ID:+cyQpaET
すごく期待してまってますぅ〜〜

とでも言って欲しいのか?
黙って書けばええじゃろが
136名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 02:30:34 ID:PNs7nge1
とりあえず是非書いてみて下さい
どうだろうと聞くのはそれからでも遅くはないさ
137名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 23:40:16 ID:B7WZZDnp
|∀・).。oO(読みたいYO・・・
138名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 00:00:47 ID:JbY66iXZ
あえてここらで鬼畜モノキボンとか言ってみる
139名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 07:48:48 ID:zGyfeiwQ
保守
140名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 10:30:48 ID:3unQqHAq
あげ
141名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 18:57:11 ID:dluxlgww
伊東美咲好きだし「危険なアネキ」はちょっと楽しみ
142名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 04:10:10 ID:iNsWXs1G
やっと時代がこのスレに追い付いたのか!と期待してる
143名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 00:39:09 ID:jaKlF8s+
保守
144名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 19:26:36 ID:wPtx83g0
>>141
危険なアネキは、弟を溺愛する姉とそれをウザがる弟の共同生活っていう話らしいねw
まさに最近の流行じゃんw
145名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 00:50:03 ID:kQyPiVa8
やべー!
俺の姉貴が11月で結婚しちまうよ!
他の男の者になっちゃう。

…ぶっちゃけ、イラネけどw
146名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 03:55:14 ID:PXDo/TfO
多岐川・・・の人まだかな…(´・ω・`)
147名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 18:47:17 ID:trMTpa7h
ほとんどの方が脳内お姉さんだと思います。
その脳内お姉さんの外見、雰囲気教えてくださいー。
髪型とか服装(なに系か)教えてくれたら地味にイラスト描きます。

うちは可愛い系じゃなくてキレイ系で髪はふんわりパーマ。
甘えさせてくれる感じ(*´ー`)ほわーん
148名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 20:47:31 ID:5M7vnTAD
>>147
角煮に行け
149名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 07:58:11 ID:FUPyDPNE
>>148
君の言ってることはとても正しいわけだが、
それでもあえて言わせてもらう。


無 粋 な や つ め
150名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 16:28:25 ID:K/DMXl+F
>>148-149
ヘイYOU達、同じお姉さん大好きな仲間だろ?
もっとマターリいこうぜ
151おきゃんぴー:2005/10/06(木) 22:38:37 ID:GQGBM+Qt
「良彦くん」
と、呼ばれて振り向いた川瀬良彦の前には、素行が悪い事で有名な同級生が二人い
た。ノッポで痩せぎすな野田と、がっちりとした体格を持つ塩野。この両名が、優等生で
通っている良彦を呼び止めたのである。

「な、なにかな」
良彦は逃げたい気持ちを抑えて、二人に向き直った。どちらも嫌な顔の持ち主だ。粗野
で下卑てて醜い奴等である。これでも自分と同じ高校生なのか。良彦はよっぽど怒鳴っ
てやりたかった。しかし、教師も恐れを抱く不良少年の二人を相手に、啖呵など切れる
はずも無く、良彦はただ、曖昧な笑顔を見せるにとどまっている。

「あのさあ、良彦。今日、お前ん家に遊びに行っていいか?」
野田がへへへ、と嫌な笑いを見せながら言った。次いで塩野が、
「いいだろ?まさか、嫌とは言わないよな」
そう言って、握り拳を作る。遊びに行っていいかと尋ねておいて、その実、有無を言わさぬ
態度である。もし断れば、こいつをお見舞いされるに違いない。
「う、うん・・・別にいいけど」
暴力に弱い良彦は、うなだれながらもそう答えざるを得なかった。
152おきゃんぴー:2005/10/06(木) 23:07:08 ID:GQGBM+Qt
「おい、良彦。姉ちゃんに電話しとけよ」
「う、うん」
野田にせっつかれ、良彦は携帯電話を取り出した。かける相手は、姉の知代である。

「あ、お姉ちゃん?僕だけど・・・うん、今日も友達が一緒なんだ。・・・そう・・・ごめんね」
良彦は目を瞬かせながら、落ち着かない様子で電話をしている。それを野田と塩野が
いかつい顔で見つめていた。
「良彦、姉ちゃん家に居たか?」
「・・・うん。待ってるって」
「そうか。じゃあ、急がなきゃな。おい、タクシー拾おうぜ」
塩野が大通りまで走って行き、流しているタクシーを拾った。ずんぐりとした体格の割に
は足が早い。いや、良彦の家へ遊びに行くのが楽しみで仕方が無いので、つい足早に
なっているのかもしれない。それに対し、良彦の足は遅々として進まなかった。出来れば
帰りたくない。そんな風に見えた。

タクシーは間も無く、良彦の家へ到着した。その料金は、良彦が払う。不良二人は、金
など持ち合わせていないのだ。
「おかえりなさい」
玄関の前に知代がいた。良彦より三つ年上の二十歳で、地元の有名大学へ通ってい
る。細面の美しい女性で、今年の学園祭ではミスキャンパスにも選ばれた。
153おきゃんぴー:2005/10/06(木) 23:22:48 ID:GQGBM+Qt
「良彦、自分の部屋に行きなさい。あなたは、勉強があるでしょう?」
知代が良彦に一瞥だけくれて、野田と塩野に近づいた。この二人は美貌の友人の姉
に迫られ、柄にも無く相好を崩す。

「へへへ、お姉さん。また遊びに来ました」
「俺たち、もうすっかり知代さんのファンで・・・」
お世辞を述べる野田と塩野をちらと見遣った後、知代は踵を返した。
「二人は、あたしの部屋へ」
あまり感情を込めない物言いだった。知代は薄手のドレスシャツにジーンズという姿で、
量感たっぷりのヒップを揺らしながら、玄関の中へ消えていく。

「お姉ちゃん!」
たまらず、という感じで、良彦が叫んだ。すると知代は見返して、
「・・・お姉ちゃんに任せなさい。もう、誰も良彦をいじめないようにしてあげるからね」
と言って、僅かに微笑を浮かべた。
「お姉ちゃんは、良彦が顔にあざを作ってきたり、泣いて帰ってくるのを見るのが、もう
嫌なの。いい?すべてお姉ちゃんに任せればいいのよ」
凛とした知代の声を聞いて、良彦は言葉を詰まらせる。すると、野田と塩野の両名が、
「そうそう。お姉ちゃんの言う事は、ちゃんときかないとな」
「くれぐれも知代さんの言いつけは守れよ」
そう言いつつ、知代の後を着いていった。
154おきゃんぴー:2005/10/06(木) 23:34:52 ID:GQGBM+Qt
知代の部屋は二階の奥。外に面した窓には厚いカーテンが引かれ、もう夕暮れも近い
というのに、灯かりが落とされていた。
「どっちからやるの?」
六畳ほどの部屋に、知代と不良少年が二人、ベッドに腰掛けている。知代はすでに服を
脱ぎかけ、ジーンズのボタンを外していた。

「へへへ、いつもの通りでお願いします」
野田がへらへらと笑った。いつもの通りと言われると、知代は衣服を脱ぐのをやめ、ベッド
の上に身を投げ出した。
「・・・好きにするといいわ」
「へっへっへ・・・そうこなくっちゃ。おい、塩野。あれを出せ」
「よし」
塩野が野田に言われ、懐から油でなめしたような縄を取り出した。ずいぶん使い込まれて
いるようで、縄は浅黒く変色している。

「すいません、お姉さん。今日も縛らせてもらいますね」
野田がしずしずと知代の背後に回り、後ろ手を取った。そして手首から順に、肘、そして鎖
骨から胸元へ、縄を滑らせていく。
「女ひとりとするのに、縛らなきゃできないわけ?」
「いえ、これは、単なる俺たちの趣味です」
呆れ顔の知代に、塩野が言い訳がましく答えた。そうしている間に、知代は着衣のまま、荒
縄でみっしりと縛られていく。
155おきゃんぴー:2005/10/06(木) 23:47:37 ID:GQGBM+Qt
「ちょっと、失礼。おっと、お姉さんノーブラですか」
「・・・どうせ、すぐに脱がされるから、外しておいたのよ」
「そうですか。ご配慮に感謝します」
野田の手が、ドレスシャツの胸元をはだけさせた。縄を打たれているので脱げはしない
が、ブラジャーを着けていない生の乳房が半分くらいはお目見えする。野田はそこに手
をやり、つんと上向いた乳首を指で摘んだ。

「お姉さん、今、どんな気持ちですか?」
「・・・知らないわ」
知代の顔は、見る見る紅潮した。若い女性が胸元をはだけさせられ、乳首を摘まれれば
どんな気持ちか分かろうものだが、野田はあえてそこが聞きたいのだろう。醜い顔をさら
に歪ませ、いやらしく乳房も揉み始めた。

「あッ・・・」
「ふふ、いい声で鳴く」
上半身を縛られた知代の背後に回り、野田は執拗に乳房と乳首を弄んだ。時に強く、時
に優しくと緩急を使い分け、恥らう知代を心身ともに追い詰めていく。
「い、いやッ・・・」
「乳首が硬くなってきましたね」
親指と人差し指で揉むように、野田は乳首を責めた。この男、女性の胸に執着があるよう
で、知代の豊かな乳房は顔と同じく、肌を赤らめていった。
156おきゃんぴー:2005/10/07(金) 00:01:55 ID:GQGBM+Qt
「俺は下半身を責めるぜ」
今度は塩野が身を乗り出し、知代のジーンズを引っぺがした。ジーンズの下は白いショ
ーツ一枚のみで、真ん中のあたりにうっすらと若草が透けて見える。塩野は生唾を飲ん
だ後、一気にショーツを引き降ろしにかかった。

「おや、知代さん。パンティ、糸引いてますよ」
下着を毟り取った塩野が、その中央にある股当てを指差して笑った。確かにそこには粘り
気のある液体が染み、布地のねじれを辿るように糸が引いている。それを見せられ、知代
はいよいよ身を焦がすような羞恥にかられた。
「感じたんですね、知代さん。野田の乳首いじりで」
「・・・だからどうしたって言うの?女だったら、当たり前よ、そんな事」
気張って言ってはみたが、知代の体は震えている。縄で自由を奪われ、乳房と乳首をしつ
こく弄ばれた挙句、女を濡らしてしまった。その事が、彼女の心を追い詰めている。

「いい加減、可愛い女になった方が、いいんじゃねえのか?知代さん」
塩野が知代の股を割った。そして二本の指で若草を掻き分けて、恥ずかしい涎を垂らした
女の中を抉る。
「ひッ!ああッ!」
ひときわ高い知代の悲鳴が響いた。指は第二関節の辺りまで、容赦なく埋められている。
その上、塩野は指を回転させ、女穴をねちねちと掻き回し始めた。
157おきゃんぴー:2005/10/07(金) 00:18:45 ID:7r83+V2W
(お姉ちゃん・・・)
良彦は自室で、間断無く響く姉の悲鳴を聞いていた。知代が二人と部屋に消えてから、
もう三十分は経つ。その間、美しい姉は、ああ、いや、と、甲高い声で泣き続けた。
(ごめんね・・・僕がもう少し、しっかりしてたら・・・)
良彦は落涙しながら思う。自分にもっと力があったら、不良に脅され、姉を供奉しなくて
も良いのにと。しかし、良彦はあまりにも非力で、且つ、弱い心の持ち主だった。


時は流れても、知代は相変わらず二人の慰み者になっていた。体に打たれた縄は解か
れたが、前からは野田、後からは塩野と、まるで淫獣さながらに犯されている。
「おお・・・いいフェラだぜ。チンポが蕩けそうだ」
「ンン・・・ンッ」
野田は痩せぎすな割には剛物の持ち主で、知代にそれを舐めさせるのが好きだった。
一方、塩野は四つん這いになった知代を背後から犯し、尻の穴を指で弄るのを、最上の
喜びとしている。興が嵩じれば、このまま知代はその後穴まで犯される事になる。

「オマンコもすげえ締まるぜ。ああ、やっぱり生チンで犯るのはいいな」
塩野が背後から知代の体にしがみつき、乳房を握り締めながら腰の動きを早めた。もう、
幾度目かの射精が近づいてるようだ。
「あ、ああ〜・・・」
野田の剛物を咥えていた知代は、背後から凄まじい勢いで抜き差しされる塩野の責めに
音を上げ、身を伏せた。そして、頭をいやいやと振りながら、今際の時を待つ。
158おきゃんぴー:2005/10/07(金) 00:38:23 ID:7r83+V2W
「出るぞっ!知代、こっちを向け!」
女穴から男根を引き抜き、塩野は知代の髪を掴んだ。そして、美しい顔に子種を放出
する。
「俺もイクぜ。ダブル顔射だ」
野田も自ら剛物を扱き、知代の顔へ子種を浴びせ掛けた。生臭い不良少年の男液は
大量に飛び、知代の顔だけではなく肩や乳房にまで及んだ。


それからしばらくして、秋が深まったある日の事。夕方近い時間に、良彦は知代と帰り
が偶然、一緒になった。
「良彦、今、帰りなの?」
「うん。お姉ちゃんも?」
「ええ。一緒に帰りましょう」
そう言って寄り添う姉は、少し痩せたような気がする。しかし、美しさには一層、磨きがか
かっていた。

「良彦、もう学校でいじめられることは無くなった?」
「・・・うん」
「そう、良かった」
最近の知代は、帰宅時間が遅くなっている。親や良彦には、アルバイトを始めたと言って
いるが、本当の所は分からない。
159おきゃんぴー:2005/10/07(金) 00:51:19 ID:7r83+V2W
たまに、野田と塩野が良彦に話し掛けてくる事がある。その時、二人は上機嫌でこんな
事を言うのだ。
「今、お前の姉ちゃん、俺たちの間を回ってるんだ」
「すげえ人気者だぞ。毎日、予約殺到ってところだ」
良彦も校内に巣食う、不良少年たちのグループは知っている。二人はきっと、その事を
言っているのだろう。そして美貌の姉は──

(やられてるんだ。僕のために)
この頃の良彦は、以前のように顔にあざを作ったり、泣いて帰宅するような事はない。
もし、良彦がいじめられれば、野田と塩野が黙ってはいないからだ。実際、良彦を少し
からかったある少年が、手ひどく痛めつけられていたりもする。そう言った所で言えば、
良彦の学生生活は安穏としている。

「お姉ちゃん」
良彦が声をかけたとき、知代の携帯電話が鳴った。短く三回ほどコールをすると、電話
はすぐに切れた。まるで、何かの符号のごとく。
「ごめん、良彦。先に帰ってて。お姉ちゃん、アルバイトが入っちゃった」
知代は薄く微笑んで、良彦の傍から離れていく。そして、薄闇の中へと姿を隠してしま
った。
160おきゃんぴー:2005/10/07(金) 01:08:14 ID:7r83+V2W
僅かに残った陽が逆光となり、知代の輪郭をかたどった。もう秋も深まったのに、知代
は薄めのトレーナーを着ている。しかも、丸みを帯びた乳房の先端が尖っていた。ボト
ムは白のミニスカートで、たっぷりとした桃尻が歩くたびにブルブルと震え、一見して、
ノーブラ、ノーパンだと分かるほど、その姿は軽装だった。

姉を見送った後、良彦は懐から写真の束を取り出した。今日、帰り際に野田と塩野がく
れた物だった。
「これでマスでもかけよ」
そう言われて手渡された写真には、何人もの男の中で身悶える姉の姿があった。何日か
に分けて撮られた写真のようで、知代はシャッターを切られるたびに、相手が変わってい
る。

背景は薄汚いアパートの一室だ。知代はそこで素っ裸にされ、幾人もの不良少年たちと
体を重ねているようだった。美しいと評判の顔を淫らな笑いで歪め、嬉々として男を受け
入れる姉の姿が、良彦にはたまらなく刺激的である。
(お姉ちゃん)
気がつけば良彦の股間は熱く滾っていた。姉を想い、自然とそうなった。そして家へ向か
って歩き出す。足早に、しかし、気持ちはゆっくりと。

おしまい
161名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 09:01:11 ID:9rJKCkVX
寝とられSSは嫌いです。でもGJ!

やはり姉は弟とやるのが一番ですよ。
162名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 12:12:25 ID:X7YNCF7k
NTRは事前に注意書きが欲しかった……弟の逆襲が始まるのかと思って、最後まで読んじまったい。
でも内容はGJ!
163名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 15:45:36 ID:PFzJJT7H
クオリティは素晴らしいが、正直このスレで寝取られものは見たくなかった
164名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 16:34:12 ID:F0AH8F/d
同意。
GJだがきつい。
165名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 17:43:10 ID:kJ35Vgvc
野田と塩野は自ら腹を切るべきだ
氏ぬだけでは終わらない
すべての姉萌えの手で地獄に落とされる存在だからだ
166名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 21:51:17 ID:hXm3+9yf
むしろ良彦がだろう
167名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 23:00:31 ID:lTCe8YNI
いやいや野田と塩野だ
168名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 23:02:48 ID:l7+l6YVE
寝取られは事前に書いてよ・・・
169名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 01:25:47 ID:mwXfo/HS
俺はちらっとしか見なかったけどGJぽい。NTRは鬱になるから個人的にきつい…
170名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 01:43:08 ID:y0dL/bol
GJ!!
ここまで俺を鬱勃起させてくれたのなら、
ラストの締めも、野田達に孕まされたお姉ちゃんの中絶のため、
泣きながら産婦人科へ付き添う良彦キュンの超絶へたれっぷりで
どん底に突き落として欲しかった
171名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 00:21:36 ID:7FQnnKyO
昔これに似た作品を商業版で読んだ事がある。
まだ官能小説を読み始めた頃で、寝取られというジャンルがあることも知らず、
不良が性犯罪に走るだけの不愉快な内容だと感じてすぐ捨てた。
172名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 01:38:49 ID:eB+/RF0S
なんのかんの言ってこのレスの多さは

みんなお姉ちゃん寝取られシチュが好きってこと?
173名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 02:42:42 ID:UW/997TK
いやいやw寝取られは注意書きよろって言ってるだけじゃないか?俺は寝取られはきついから普通に姉と弟のSSが見たいよ
174名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 06:54:09 ID:QgHa+m7c
うむ。誰かベタ甘な姉弟SSでも書いてくれんかのう
175名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 10:05:50 ID:6u3w3vzS
え〜と、要約すると、つまり

最初べたべた甘甘の姉弟ラブだったのに、
お姉ちゃんが弟の友達に身も心も寝取られる

って話ならOK?ってこりゃ東鳩の向坂姉弟だな
176名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 10:23:05 ID:sc5lmidq
実は俺は寝取られものが大好物だ
177名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 14:22:03 ID:5sKr8UWz
姉が二人いたらかなりぜいたくだな
178名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 15:22:57 ID:PDjQVeQC
寝取られまでいかなくても友人の姉とスワップというシチュもある
179名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 21:56:49 ID:+F0OX6iA
欝作品で、微エロなのですがよろしくお願いします。
180名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 21:58:24 ID:+F0OX6iA
2003/12/15
AM2:15
弟がまだ帰ってこない。
10時過ぎにジョギングに行くと出て行ったきりだ。
最近、こんなことが多い。どうしてだろうか。いや、本当は理由なんて分かっているのかもしれない。知らないふりをしているだけだ。逃げてるんでしょ。私から。今更なのにね。


部屋で何もすることがない。眠れもしない。TVはただ騒音を流すだけ。
このまま弟が帰ってこなかったらどうしよう。どうしようかな。
とりあえず明日、普通に大学に行って、友達と会って、買い物でもしよう。
欲しかった服もクリスマスプレゼント用に取って置いたお金で買おう。

と、そこまで考えると弟が帰ってきた。ドアのノブが音を立てずに回る。
彼はいつもそうして帰ってくる。私を起こさないように、そっと。
弟は私を見ると一瞬、変な顔をした。それから青い顔で「まだ起きてたのか」と言うとトイレに向かった。
吐いている音がする。そんなに辛ければやめればいいのに。
181名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 22:12:30 ID:+F0OX6iA
弟がトイレから出てきた。相変わらず青い顔をしている。
「そんなになるまで何で走るのよ。吐くくらいなら止めればいいじゃん。」
弟は何も答えず、友達から貰った小さい冷蔵庫をあけるとビールを取り出し一息に飲んだ。
「そんなんじゃ、中年になったらビール太りするよ」
すこし、からかうように茶化してみる。
「そんなになっても傍にいてくれるんだろ?」
弟は少し笑いながらワンルームの一つしかないベッドにもぐりこんできた。当然私もいる。
そのままTシャツをめくられ胸を手で強く愛撫される。走ってきた後の弟は半ば強引だ。
「義孝・・・・。明日は早いから今日はやめて・・・・」
そういい終わらないうちに唇が重ねられた。ビールの味がして少し嫌だ。
そうこうするうちに生臭い息が首筋にかかった。明日は首を隠す服を着ていこう。
182名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 22:42:45 ID:+F0OX6iA
じっくりと触られることもなく、弟は私の中に早急に侵入してきた。少し痛いので身をよじると、余計に興奮するらしくさらに速度を上げて突いてくる。
「痛いよぉ・・・。もっとゆっくり・・・」
そうは言いつつ私自身も興奮してきて、いつの間にか声を押し殺して弟にしがみついている状態になる。
本当は電気を消してもらいたいのだけど、今の全部見られた強引に挿入されている状態で
濡れている私はマゾなのかもしれない。いっそこのまま死んでしまいたいとも思う。
今までの事を全て忘れて、私を義孝の手で壊して欲しかった。
「義孝・・・義孝・・・いっ・・好きよ、好き・・・。」
手で口もとを押さえつけながらも、必死に伝えようとする。義孝もそろそろ終わりが近いようなのか我慢している表情だ。
「いいよ、お願い・・・義孝・・もう・・・」
「美香・・姉ちゃん・・・」

 快楽の余韻を楽しんでいると、弟は私から自分自身を引き抜き、後始末をしだした。
「コンドームなんてしなくていいのに。私ピル飲んでるんだから」
身を乗り出して義孝に抱きつく格好をする。すると、私の手を振り払いながら真剣な顔で説教をし始めた。
「あのな、たとえピルを飲んでるからって100%とは言い切れないんだぞ。もし美香が飲み忘れたって場合もあるだろうし、第1、美香だけに負担をかけるような事はしたくない」
「そう考えてくれるのは嬉しいけどさ、でも昔はそんなの関係無かったじゃん。もう一度・・・・」
「美香!!!」
今度は本気で怒られてしまった。昔は私の後をいつでも追っかけてくる子だったのに生意気になったものだ。
183名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 22:43:32 ID:+F0OX6iA
導入部分はこんな感じです。
184名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 22:48:42 ID:mLula3it
ハァハァ
185179:2005/10/13(木) 02:31:29 ID:YmUrgKYx
2003/12/15
PM1:25
結局、翌日はだるくて自主休校にしてしまった。
あんなに夜遅くまで起きてたのに学校に行った美香はバカがつくほど真面目なのだろうか。昔から規則には無理やりにでも従っている姉だった。どんなときでも優等生然としていて間違った事なんてした事ないという顔を周囲には見せている。そういうのって疲れるのにな。
 
手元の携帯をいじくっているとメールが届いた。同じクラスの立川だ。
この間の飲み会から妙に絡んでくる。
嫌いじゃないんだがどう扱っていいか分からないから適当にあしらってはいるのだが・・・・。
画面には女の子らしい絵文字が並んでいて正直見づらい。
でも、今日休んだのを心配してくれている内容だった。
 立川に直接言ったことはないが、こういった日常を与えてくれる存在は有難かった
何かしら社会と、日常と結びつけるものがなかったら駄目になっていたかもしれない。
返事を簡単に返すとすぐに電話がかかってきた。この時間だと授業中のはずなんだけど・・

「何で休んだのー?ヨシがいないから暇だよー。」
「だるくって。っていうか今授業中じゃん。」
「暇だから抜けてきちゃったよ。」
「おいおい・・・」
「そうだ!今からそっち行っていい?確か一人暮らしだよね?」
「あ、ごめん。俺、姉と同居してるんだ」
「あ・・・・そうなんだ。今、お姉さんいるの?いなかったら行ってもいいかな?」

この部屋に人が来そうになる時、いつも背中が凍るような感覚になる。
“この部屋に人は入れてはいけない”
それは二人で暮らしていく上での暗黙のルールだった。この部屋は二人だけ。他人は入れない。例えそれが親でさえも。この部屋は俺たちがまだ幼かったころの押入れと同じだ。
立川には過った後、俺はまたジョギングに行く用意に取り掛かった。
186179:2005/10/13(木) 02:33:15 ID:YmUrgKYx
2003/12/19
 AM1:00
また弟が帰ってこない。
ジョギングから帰ると必ず吐くようになったのはいつからだろう。
いつからジョギングに行くようになったんだっけ?

 暗い部屋にいるとまるで世界に自分一人だけのような気がしてくる。
私は12歳で、本当は弟なんかいなくて、いつまでも一人で押入れの中に立てこもっているんじゃないだろうか?

こんな夜は昔を思い出す。


 最初はどちらが誘ったんだっけ?私か弟か。
いや、誘ったのはきっと私だ。当時、弟は10歳だった。そんな知識はなかったはずだ。



私たちの両親は仲が悪く、いつも喧嘩ばかりしていた。
連日連夜続く罵り合いに私たち姉弟は怯え、いつも和室の押入れに立てこもっていた。
うっかり両親に顔を見せると子供を立てにとり泣く母親と、それをなじる父親の犠牲になったからだ。
狭く暗い密室は子供心に甘く、目が慣れるとともに浮かび上がってくる弟の姿はぼんやりとして、
その姿は日の光の下で見る弟とは違い、私を全て分かってくれる友人だった。
それは弟もそうだったようだ。私たちは外にいる大人たちの喧騒を忘れ、お
互い甘え甘えられるという暗闇の楽園にいた。
187179:2005/10/13(木) 02:55:35 ID:YmUrgKYx
その子の兄が持っていた漫画で始めて性の知識を視覚的に知った日だった。
どことなく体は熱くなり、体の奥がムズムズとする体験だった。
友人は、いつか私達も同じような経験をするのだというが、
私を含め他の友人達は信じられないように頭を振るしかなかった。
私の中に異物が入ることは想像できず、いずれ妊娠して子供を生むのだと言うことが
空想の中の出来事のその日、私は少しおかしかった。
保健体育の授業で男女のしくみについて習った後、友達の家に行き、
ように思われた。
裸の男女の画を見ながら、こんな事が本当に起こるのだろうかと
友人達とからかいながらに語った。
結論は、「あるだろうが当分先」という結果になった。
この事は私たちが身も心も大人になってからで今することではないのだ。
私もこの意見に賛成した。




・・・・ただ、体が、特に下半身が熱を帯び震えるのは止められなかった。
188179:2005/10/13(木) 02:57:16 ID:YmUrgKYx
改行間違えた。
難しいな。
189 ◆.tF/XA505U :2005/10/13(木) 09:53:37 ID:zbfY6XvT
ガンガレ。俺は期待している。
190名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 01:26:27 ID:wA9kDPN+
おう、なんだお前か。
こんなスレで会うとはな。
・・・なんだよ、逃げんじゃねえよ。
お前の姉ちゃんとは今でも付き合ってるんだからよ。
・・・・・・うー、腰痛て。
はぁ?何でかって?
弟のくせにそんなこと聞きてえのかよ。

・・・お前の姉ちゃん、よっぽどHが好きなんだろうな。
いくらヤリチンの俺でも、お前の姉ちゃんに腰使われちゃあ、たまらねえよ。
俺がもう出ないつったら、しゃぶりつきやがってよぉ・・・
あいつがイク時のあのすげえ声、弟のお前に聞かせてやりたいぜ。
・・・まあ、聞くこたぁ、一生無いだろうけどな。

・・・なんだよその目は。
お前の姉ちゃんが、いかにH好きかって、
彼氏の俺が話してるだけなんだぜ。
・・・・・・そうだ、気になることがあるんだよ。
あいつ、こないださんざんヤリまくった後、寝言でお前の名前、呼んでたぜ。
しかも泣いてやがったし。
なんで彼氏とラブホでHした後で、泣きながら弟の名前を寝言で言うんだよ、
お前の姉ちゃんは。
なんかおかしなことしてるんじゃねえか?
・・・まあ、どっちにしたって、お前の姉ちゃんは俺無しじゃいられない体
だからな。
こんなくだらない男にひっかかった方が悪いってことで、お前も諦めるんだな。
191179:2005/10/17(月) 02:09:32 ID:LoM0Qu42
>>187の訂正

その子の兄が持っていた漫画で始めて性の知識を視覚的に知った日だった。
どことなく体は熱くなり、体の奥がムズムズとする体験だった。
友人は、いつか私達も同じような経験をするのだというが、
私を含め他の友人達は信じられないように頭を振るしかなかった。
私の中に異物が入ることは想像できず、いずれ妊娠して子供を生むのだと言うことが
空想の中の出来事のように思われた。
裸の男女の画を見ながら、こんな事が本当に起こるのだろうかと
友人達とからかいながらに語った。
結論は、「あるだろうが当分先」という結果になった。
この事は私たちが身も心も大人になってからで今することではないのだ。
私もこの意見に賛成した。


・・・・ただ、体が、特に下半身が熱を帯び震えるのは止められなかった。
192179:2005/10/17(月) 02:11:15 ID:LoM0Qu42

 家に帰るとすでに弟は帰っていた。
今、考えてもその時すでに私たち姉弟の関係はおかしかった様に思える。
家にどちらかがいないと落ち着かず、どこかヒステリックになった。

頭をふらふらさせながら、昼間起こった出来事を反芻し夕食を食べていると
めったに早い時間に帰宅しない父親が帰ってきた。母親の表情が固まる。
私も昼間の熱は冷めたように弟を見る。今日はどうも全ての調子が狂う。
いつも通りそそくさと食事を済ますと義孝と二人で子供部屋に引きこもった。



私が住んでいたマンションは築5年のまだ新しい建物ではあったが
既に生活臭が溢れ部屋の所々に染みができていた。
2LDKの部屋はそれぞれ夫婦と子供用に分けられ私たちには北側の6畳が与えられていた。

当時、私たち姉弟の間でわざと誰も見えない所に傷を付けていく事が流行で
、机の裏側や押入れの中ははさみで付けられた傷跡で一杯だった。
その日もリビングから罵声が聞こえ始めると
私は弟を誘い懐中電灯を片手に押入れの中に外界からの隔離という名の逃避をおこなう。
193179:2005/10/17(月) 02:13:09 ID:LoM0Qu42

「今日はどこをひっかこうか?」
「そうだね、もうすみは全部傷付けたと思うし・・・・」
「もう見つからない所なんてないんじゃないかな」
「じゃあ別のものをひっかこうか」
義孝はふざけたように子供用に作られたはさみで私の服を切ろうとしてきた。
密室になると、とたんに気温があがる。既に秋口だとはいえ私たち二人は薄着だった。
肌にあたるはさみの冷たさが気持ちよく私はしばらく義孝の好きなようにさせ、じっと動かずにいた。
義孝は面白そうにはさみの腹で体のあちこちを撫でてくる。
むき出しの腕や足、そしてわき腹にまでその軌道は渡り、次第にはさみは熱を持つようになっていった。

 私はまた友人の家で見せてもらった裸の男女の淫らな画を思い出していた。
頭の中が溶けるような、体の奥が震えるような感覚を義孝のはさみが更に手助けしていた。
その時の私は確かにおかしかったのだ。
194179:2005/10/17(月) 02:14:21 ID:LoM0Qu42
「よしたか、電気消して!!」
突然の私の命令にびっくりしたようにはさみの動きが止まった。
「え、うん、いいけどさ・・・・」
新しい遊びを中断されたように義孝ははさみを手から離し懐中時計のスイッチを切った。
微かな明かりに慣らされた目が突然の暗闇に戸惑う。
私はぼんやりとしか見えない人影に擦り寄った。


「ねぇ、今からすることはみんなにはナイショだよ?」
「いいよ、なにするの?」
「・・・・・誰にもいわないでね。約束よ」
「いいってば。何するのさ」
私は義孝に抱きついた。直に触れる肌はとんでもなく熱く湿っていた。
土ぼこりの匂いがした。昼間、サッカーでもしていたのだろうか。
「ねぇってば、なんの遊びするの?」
無言のまま、義孝の手を取りTシャツの下に導くと義孝は困ったように頭を振るのが暗闇のなかでも分かった。
195179:2005/10/17(月) 02:38:31 ID:LoM0Qu42
義孝の手はとても熱いようで冷たく、私自身の火照った体とはまったく違った。
まだ大人の女とはいえない、固く膨らみかけた胸に義孝の手を持っていく。

「お姉ちゃん・・・・何してるの?」
「う・・・ん・・。ちょっと黙ってて」
「でも・・・・」
「うるさい。黙って」

少し語調を強めると義孝は怯えたように黙り込んだ。
私は動かない弟をそのままにしながら自分の履いている短パンを膝までおろし、
初めて明確な意思を持って性器に触れた。
そこは、普段体を洗うときとは別物のように驚くくらい熱を帯び湿っていた。
今まで意識しなかった割れ目をなぞり、
自分の指を突起に滑らすと痺れるような快感が襲ってきた。
ここが体の震えの原因だと私は本能で分かっていた。


「うぁ・・ぁん」
「どうしたのお姉ちゃん?くるしいの?」

堪らず声を漏らすと義孝が黙っていろと言ったのに心配そうに聞いてきた。
この指が自分のものでなく、他人の指だったらどんな感じなのだろうか。
私は自分の胸に置いてある義孝の手を下に持っていった。

「ねぇ、ちょっとここもさわって・・」
「・・・・ここってどこ?」
196名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 18:41:28 ID:L4CWgq6Y
ここの住人はもちろん月9はテレビに釘付けだよな?
197名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 20:11:26 ID:GjUw8aUp
みたいのにその時間仕事中
録画もできないし
(´・ω・`)カナシス
198名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 10:46:30 ID:vvhhKVLI
俺はもうちょっとおしとやかな姉ちゃんがいいんだよなあ
ま、見てるけどさ
199名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 14:27:06 ID:xDPQJRXH
友人んとこは姉のお出かけに弟がついてったり
2人で旅行に出かけたりしてる
姉の友人達とも弟は仲良くしてる

ちょっと羨ましい
仲の良い姉弟っていいな
200名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 18:47:25 ID:GZWcz76o
妄想でもなんでもなく、俺は自分の姉貴ほど可愛い女はいないと思っている。
喧嘩ばっかしてるけど急に甘えてきたりもする。
こないだ何故か一緒に映画見に行こうとか言ってきて、
俺は仕事があったから姉貴とは時間差で小さい駅で降りて映画館へ
向かったんだが、いつまでたっても姉貴は映画館にこない。
んで仕方なく駅に戻ったら、なんとそこに泣きながら俺を捜す姉貴が…。
曰く、「○○(俺)の事だからこの駅から映画館までの道分かんないかと思った」
何歳児だと思ってんだ…。半年前から見たい見たい言ってたくせに…。
なんか泣きかけた。馬鹿な姉貴。
だからチケットをネットで落として今度は俺が誘ってやろうと思う。


201多岐川・・・の人:2005/10/18(火) 18:47:30 ID:/UQDkcLy
おお! 神々乙です!!
こちらも負けず、続きを投下します。・・・・・・・・・少しなんですが。
202多岐川龍也22歳大学生の決意 5:2005/10/18(火) 18:48:55 ID:/UQDkcLy
「・・・くくっ・・・」
「・・・龍也?」
「ん? ああ、・・・ちょっと思い出し笑い」
 恋人の、まだ余韻が抜けない頬を撫でながら。絡みつく体勢を少し変えて。
「・・・」
「紗綾と、こんな風になれるまでいろいろあったよなぁ、って」
「・・・・・・ね、龍也」
「何」
「・・・ね、こんなふうにって、嬉しそうに言ってるとこ・・・悪いんだけど・・・」
「だから何?」
「・・・何度も言うけど、これは、近親相姦っていってね?」
「だから?」
「・・・・・・だ、だから・・・・・・、だからっ! これは」
「これって、・・・“これ”?」
「あっ、ああっ!」
 話が長くなりそうだから、繋がっているところを押し付けてみた。ったく紗綾ってば本当に恥ずかしがり屋なんだから。
 吐き出したばかりの身体も今ので発射準備完了。こんなこと余程相性が良くないと出来ないんだぜ?
「そうか、これが欲しかったのか。それならそうと早く言えよ。・・・いくぞ」
「え?? や、違・・・だ、め・・・だめ・・・」
 力無く、それでも精一杯にかぶりを振って“恥ずかしがる”仕草にそそられる。っていうか誘ってるだろそれ。
「だめじゃない。いくぞ」
 1回目と体位を変えて、さっきよりももっと深く、深く。
「やああっ! お願っ、そんな、あっ! りゅっ、やあ・・・ああ!! ・・・っんん!」
「な、さあや。覚えてるか? ・・・あの夜、このソファーで・・・」

 紗綾は俺に好きだって言ったんだ。
203名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 18:50:17 ID:4MiA4tp/
>>200
ttp://ex10.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1129474732/

VIPはイケるクチか?大丈夫ならこんなスレをおすすめしてみる
204多岐川・・・の人:2005/10/18(火) 18:52:29 ID:/UQDkcLy
あ、すいません割り込んじゃって。
205多岐川龍也22歳大学生の決意 6:2005/10/18(火) 18:53:40 ID:/UQDkcLy
「ほら、これ飲んどけ」
「・・・ありがとう・・・」
 薬箱を開けたのは久し振りだった。・・・トイレ掃除したのって中学校以来か?
 紗綾も着替えが出来るくらいには回復した。まだフラフラだが。
 俺だって苦しがる女見捨てて寝るほど鬼じゃねーよ。
「弱いくせに何一気に飲んでんだよ。ありえねーよ。バカ」
「・・・うん・・・。ごめんなさい・・・」
 トリプルソファーに、パジャマ姿でコップ両手で持って、頼り無げに座る紗綾。
 ただでさえ小柄なのに、そうやっているとどこまでも幼く見える。『ちょこん』なんて効果音まで聞こえてきそうだ。
「もう、大丈夫か?」
「うん・・・。・・・ありがとう・・・」
 さっきから似たような返事ばかり。色々と言いたいことがある、が・・・、あーも、寝るか。
「じゃ、俺、寝」
「・・・今日ね、お見合いだったの・・・」
 同時発声。・・・ったく。俺は眠いんだよ。何があったのか知らないけど、お前の事情なん、・・・・・・か・・・・・・?
「・・・え?」
 今、何て言った? 今・・・え? ・・・オミアイてなに・・・?
 突然、目の前が暗くなった。
 停電!? いや、電気は煌々と点いている。
 ・・・な、何今の!? ・・・・・・あー、やっつけでレポート仕上げたし、夜も遅いからな。・・・疲れてんだわ、俺。
 吐くほど飲んでたって事はその、何? 見合いだっけ? つまりそいつが玉砕完敗大失敗だったわけだろ。
 あー! ビビらせんなよ。全く。
 紗綾は俯きがちに、コップの中に零すように、ぽつり、ぽつりと話し続ける。
「・・・昨日、美紀おばさんに進められて・・・、・・・今日、朝早く・・・。・・・服、選ぶ暇も・・・無くってね」
 それでんな古臭いスーツ姿だったのか? ・・・・・・コイツのセンスは問題があるぞ。
「んな有り得ねえ格好でのこのこ出てったら、速攻フラれんの分かんねぇ?」
「・・・・・・」
 座る背が更に小さくなった。
206名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 18:53:42 ID:4MiA4tp/
>>204
いえ、わりこんだのはこっちですよorz
続き、ワクテカしながら待ってますw
207名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 18:54:17 ID:4MiA4tp/
もうホントすみませんorz
208多岐川龍也22歳大学生の決意 7:2005/10/18(火) 18:57:04 ID:/UQDkcLy
「何? ・・・フラれたのがそんなにショックかよ?」
「・・・違うの・・・」
「は?」
「フラれたんじゃ、ないの」
「・・・・・・何それ・・・・・・」
「・・・それがね・・・」
 突然付き付けられた見合いで、当然乗り気はしない。親父の事もあるしそれ所ではない。
 見合い相手にも家の実情を話し、結婚する気はないと伝えたものの、
『せめて友達として、お話だけでもさせてほしい』『今日一日だけ付き合ってほしい』
 などとと懇願され、仕方なく付き合って、夕方、
「・・・やっと解放されると思ったら美紀おばさんが『式は早い方が良いわよね?』なんて切り出してきて・・・」
 その場全員を乗り気ムードに持っていっちまったんだそうだ。
 慌てて何度も断ったが一笑に伏されてしまったらしい。
 そういやあのババァ・・・、結婚相談所とかやってなかったか?
「うん。・・・私でちょうど100組目なんだって・・・。だから余計に張り切っちゃっててね」
 “こういう大変なとき、支えてくれる人が絶対に必要なのよ”
 “あなたもう25でしょ? ちょうど適齢期じゃない”
 “そんな服着て嫌われようとしたって駄目。あちらはお写真差し上げた時点で大変気に入って下さったのよ?”
 “これ以上良い話はどこにも無いのよ!!”
 次から次へとまくし立てられ、取り付く島も無かったそうだ。・・・とどめの一言が、これがまた。
 
 “これでお父さんも安心するわ。早く白無垢姿見せてあげましょうね”

「・・・・・・そんなに変な服かな。・・・一応、お気にだったんだけど」
 変だよ。
209多岐川・・・の人:2005/10/18(火) 19:05:10 ID:/UQDkcLy
>>206様 >>207様、こちらこそ本当に申し訳ありませんでした orz

で、・・・・・・すいません、続きもう少し待ってください。 orz
210名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 22:16:00 ID:y0ERozpv
>>201
超GJ!!待ってて良かった
211179:2005/10/20(木) 01:55:20 ID:cbyHkCks
自分の手よりも小さい手を股に滑らす。目の前の影がつばを飲み込む音が聞こえた。
小さな指がまだ毛のはえていない割れ目をなぞり、ひだを押し広げていた。
私はたまらずにわずかに喘ぎ声をもらす。するとぴくりと影が揺れ、「なんかぬるぬるしてる・・・」と呟いた。
羞恥のあまり声を塞ごうと顔を影に近づけるが唇の場所が分からない。
舌先で相手の顔の輪郭や頬をなぞり唇を探すと自分唇で口を塞いだ。
顔に湿った鼻息がかかり息をするのが苦しい。
唇をあけて息を吸い込もうとすると互いの歯がかちあってカチャカチャという音が響いた。
 義孝の指は秘所をぐちゅぐちゅとかき混ぜたりひだを引っ張ったりと玩具のように弄んでいる。
クリトリスに指の先があたると私が呻くのが分かると義孝はそこを中心に遊び、私の頭の中は真っ白になった。
 


 人生で初めての絶頂を迎えた私は目の前にいる影に抱きついた。私は秘密をもった。
今度は義孝にも秘密を持たせなければいけない。

 いまだに興奮して私の秘所を弄っている手を掴み、右手で影を押すと簡単に倒れた。
その勢いで義孝のズボンを脱がそうとすると以外にも抵抗する動きがかえってきた。
「何するんだよ。やめてよ!!」
私は無言で義孝の腕を振り払うと一気にズボンを下げた。体重をかけ足を動けなくすると
今度は上半身が揺れ動いた。気にせずにブリーフも下ろす。手探りでペニスを掴むと昼間見た画のように口に含む。
少しアンモニア臭がしたが、汚いとは感じなかった。ただ思ったよりも硬く細いものなのだなと思った。
「うぅあ・・なにすんだよ・・やめてよ姉ちゃん・・・」
半泣きになったような声で義孝が私の頭を抑える。
私は何も答えずに一心に義孝のペニスをアイスキャンデーのように舐めまわした。
212179:2005/10/20(木) 02:10:07 ID:cbyHkCks
2003/12/19
AM1:48

帰るとまだ姉が起きていた。ドアを開けると明かりをつけずTVの光だけがある部屋からお帰りという声が聞こえる。
その瞬間が嫌だった。まるで明日にでも自殺をしに行くような姉の青白い顔はとても不健康でもろく見えた。
 急に走りすぎのせいなのか吐き気が襲ってくる。ただいまと答えると俺はトイレへと向かった。

それが俺の今の日常だ。大学に行きバイトに行きジョギングに行き姉と寝る。それが俺の現実だった。



 トイレの中で吐き終ると顔を洗いに洗面所にいく。今年の3月から比べてずいぶんと痩せてしまった。
太るよりはマシだとは思っていてもそうは言っていられなくなってきていた。周りの連中も気付きだしている。
自分の異常さは分かっているはずだった。でも全てを捨てきれない事に苛立ちがある。誰にも言えない事をして8年になる。
まだ自分が正常だと思っていたい。
213179:2005/10/20(木) 02:46:39 ID:cbyHkCks
 それが消えたのは俺の小学校卒業式の翌日だった。
学校が無いため遅く起きた俺は台所に誰もいない事に気が付いた。
時刻は10時過ぎ。父や姉が会社や学校でいないにしても、本来は母が家にいる時間だった。
そこで俺はテーブルに一枚の紙を発見する。離婚届だ。
母の欄は埋まっていた。確かに自分の両親は仲が悪かったが、離婚などドラマかなにかの
出来事だと今までは思っていた。
それが実際に現実になった時、諦めるという以前に理解ができなかった。
ただ寂しいという気がした。あんな親でも自分の母親なのだ。ただ何も言わず自分たちの前から
姿を消した母親をずるいと感じた。


 夕刻になると姉が戻ってきた。俺は無言で姉に紙を見せる。
姉も無言でその紙を受け取った。姉は予感していたのかもしれない。俺とは違って人の顔色を
見てきたやつだから、母親のちょっとした違和感も分かっていたのだろう。
 姉は紙を丁寧に折りたたむとテーブルに戻し、それから俺を部屋に連れて行った。
何をするのかは分かっていた。姉は紺のセーラー服を脱ぐと押入れを開け俺の手を取った。
外から帰ってきたせいかとても冷たい手だった。

 本当はもう、押入れの中に二人でいることは無理だって気付いていた。
それぞれに体が伸び、既に窮屈になってきている。もうあと何年かでここに二人でいることは
できなくなるだろう。それでもこの時はそんな事は考えなかった。
今できる事はお互いを抱き合う事しかないと思ったからだ。
214名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 18:45:38 ID:ixzhZtsD
保守
215名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 22:57:10 ID:A6WLnk8h
保守
216179:2005/10/26(水) 00:50:05 ID:Zxa9Tx8a
 自らも服を脱ぎ、暗闇の中に入る。今日はいつもとは違うのだと思うと自然と鼓動が
早くなった。いつも通り背中を丸め姉の秘所を弄る。背中を丸めるときに天井とぶつかっ
て痛かった。もうそこまで体が大きくなっていたのかと我ながら驚く。柔らかな穴を丹念
に舐めると程なく甘酸っぱい蜜が流れ出してきた。姉が太ももがぴくぴくと痙攣をさせ
ながらくぐもった声で鳴く。普段ならばここで姉が俺のペニスを咥えるために起き上がる。
しかしいつまでたっても姉は布団の束に頭をのせたまま動かなかった。俺も何も言わな
かった。今日は最後までいくんだ。いっていいんだと自分に言い聞かせながら頭を少し
起こしずりずりと姉に巻きつくように上へと移動させた。姉の冷えた柔らかな体は気持ちが
良く硬くなったペニスを擦り付け、思わず自分の口からうめき声が漏れる。ふと目を向ける
と姉は相変わらず口元を手で覆っていた。明かりを取り入れるために襖を少し開けていた
が、ぼんやりとした輪郭の中で目だけが異様に輝いて見えた。
 その瞳の中に俺は映っていたのだろうか。暗くてそこまでは確認できなかった。
なによりも姉の手が俺の首を掴み強引に唇を合わせてきたせいでもある。初めの頃は呼吸
の仕方が分からなくて鼻や歯をぶつけていたが、今はコツがつかめたようで口をあけ舌を
絡ませ互いの唾を飲み込む事ができるようになった。姉の唇は冷たいのに内は驚くほどに
熱い。夢中で咥内を探り唾液を味わっていると姉が俺の首に回していた手を下ろし、太もも
に擦り付けていたペニスに触れた。その冷たさに驚き、一旦唇を離すと姉の目が燃え、手は
さらにいきり立つようにと上下にしごいていた。限界が近かった。何でもいい、中に入れたい。
出したいという射精感が高まる。俺が苦しそうに喘ぐと姉はペニスを自分の膣口へと導いた。
亀頭と膣口をすり合わせくちゃくちゃという卑猥な音が暗闇の中に広がる。でも姉の手はそれ
以上奥には導かない。自分で入れろと言う事なのだろうか。我慢の限界で腰ががくがくと震えだす。
217179:2005/10/26(水) 00:52:42 ID:Zxa9Tx8a
もう駄目だ入れたいと思った瞬間、俺は腰を一気に進ませ力任せに姉の中に入っていった。
「ぐっ・・・ぐあぁ」あまりの快感に目の前が真っ白になる。姉の中は想像していたよりも狭く熱
くどろどろとしていた。口の中とは全然違いペニス全体が圧迫される。腰を動かす事も無く
貫いただけでどくどくと姉の体内に一回目の射精をしてしまった。
腰から下の力が抜けてしまい、体がいうことを聞かず酸欠状態のようにぐったりと体を横た
える。衝動的に目の前にあったまだ硬い姉の乳房を掴むと「あうっ」と小さな声が頭上から
聞こえた。見上げると歯を食いしばって目をかたく瞑ったまま泣いている姿が見えた。最初は、
胸を強く掴んだせいだと思った。姉の乳房は当時発達中で強く触られると痛いのか、あまり
触れさせてくれなかったせいでもある。破瓜の痛みなんて知らなかった。

「ごめん。胸、痛かった?」
「ううん」
姉は少しため息をつくと、閉じていた目をうっすらと開け俺を見る。
「義孝は泣いてないんだね」
「うん」
「気持ちよかった?」
「うん」
「お母さんがいなくなって寂しい」
「・・・・うん」
「大丈夫。私がお母さんになってあげる。あんたを守ってあげる」

そこまで言い終わると自らの胸へ俺の頭を抱えなおして言った。

「ねぇ、おっぱい吸ってもいいよ・・・・」

いいの?と、まだ勘違いしている俺は姉の乳房をやわやわと撫でると、それに答えるように
強く乳房を俺の頬に当てた。すこし躊躇いながら乳首を舐める。姉の体がピクンと跳ねた。
さらに空いた手で片方の乳房をもみしだきながら音を立てて乳首を吸ってみた。まるで赤
ん坊の頃に戻ったようだ。姉は俺が強く吸えばすうほど口に手を当てて声を出さないように
堪えていた。萎えていたペニスがじょじょにいきり立つ。上体を起こすことなく姉の体に抱き
ついたまま、今度はすぐにイかないようにゆっくりと腰を動かす。ペニスが膣の奥まで入る
ごとに姉の頤が反り涙がぽろぽろと頬をつたった。膣内はまだきつく痛いほどだったが、そ
こまで時間をかけることなく俺はその日2回目の精液を姉の膣にぶちまけた。


 
218179:2005/10/26(水) 00:54:11 ID:Zxa9Tx8a
 今、目の前で一人の女が俺の前で快楽を得ようと浅ましく蠢いている。
こいつは誰だ?声を漏らさないように自らの咥内に指をつっこみ涎をだらだらと垂らして
尻を振っているいる女は?ペニスを引き抜くと恨めしいようにこちらを振り返り「いじわるね」
というと進んでずぷっと腰を落としてきた。「淫乱だな、お前は」と言いながら激しく挿入する
と、さらに汁を垂らしながら尻をくねらせる。火のように熱い体を後ろから抱き付いて乳首を
抓ると、咥えていた指を吐き出し美香は枕を口に詰め込んだ。尻はこれ以上に無いほどに
高く突き出されている。
 背中には俺が落とした汗と美香自身の汗が溜まっていた。「んん・・ぁ・・ぐぅうぁ」声に
ならない喘ぎ声を枕を口いっぱいに詰めた所から吐き出す。乳首を更に強く掴むと背中を
そらし膣壁を思いっきり締めてきた。美香の膣とペニスの間にあるゴムに俺は思いっきり
精液を吐き出す。吐き出しながらまた美香の体に打ち付けた。美香は快感による涙を止め
処もなく流していた。



 姉はどこにいったんだろう・・・・・冷たい体を持ち潔癖で快楽に震えて答えた俺の姉は・・・・
219名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 02:28:14 ID:CjDqMzAa
扱きながら待ってます
220名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 16:17:26 ID:GNVXDegY
読みにくいんで、ちょっとそこら辺も検討してほしいなっ
221179:2005/10/28(金) 01:10:14 ID:tMucD1XG
>>220
ごめん
次はもっと簡潔にします
222名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 01:28:41 ID:M3Dr7rfl
改行を工夫するだけでも読みやすくなると思う
期待してるんでガンガレ!!

つか、よろしくお願いします!
223名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 23:34:34 ID:d5ejiiRh
このスレと関係ないけど幼なじみのスレおちた?
224名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 00:07:13 ID:AVUB5A1o
>>223
落ちたのは容量満タンの前スレ
次スレが立ってる。

【友達≦】幼馴染み萌えスレ6章【<恋人】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1130169698/
225名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 03:06:34 ID:D8vTyuOS
保守
226名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 02:48:15 ID:SpxdTiaH
過疎りすぎじゃないかと
227名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 10:21:21 ID:1RJpdmst
とりあえずこのスレの住人に挙手を求めたい
228名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 10:27:45 ID:r4xNWq6z
ノシ
229名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 10:40:27 ID:bYzyNlDn
230名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 12:49:48 ID:OOuRJ8mR
ノシ
231名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 16:46:12 ID:MRewHo22
ノシシ
232名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 18:03:18 ID:Y1LaUz1y
ノシシシ
233名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 18:05:36 ID:Ii/173Fx
234名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 18:22:19 ID:o5WNRe42
多岐川〜の人まだかなぁ(´・ω・`)
235名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 23:41:22 ID:iR2dvDOB
236名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 01:13:38 ID:0YUNFGgg
■ノシ
237名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 02:59:35 ID:pzgMWjBu
ノシ
238名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 03:18:50 ID:GWMGdkWZ
ノシ
239名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 07:35:13 ID:5we3ZJ0S
ノシ
240名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 20:57:39 ID:e27zYcio
ノシ
241名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 13:19:30 ID:EqEyP3FX
ウホッ
242多岐川・・・の人:2005/11/13(日) 23:55:52 ID:RAKbpxTY
ノシ

・・・って、投下しに来たんだった!!
>>234様 ならびに待ってくださっている皆様、遅くてすみません。ご迷惑おかけします。
243多岐川龍也22歳大学生の決意 8:2005/11/13(日) 23:58:03 ID:RAKbpxTY
 窮する胸のうちを聞いてもらおうと友人に相談メールをしてみれば、『おめでとう! すごーい』、などと祝福されてしまったそうだ。
 皆でお祝いするからその見合い相手を連れて来い、ときたもんだ。
 肝心の親父も話が出来る状態じゃない。誰も話を聞いてくれない。
 どうすればいいのか分からなくなって、どうにもならなくなって・・・
「で、酒飲んでたのか」
 吐くまで。
「・・・うん・・・」
「・・・・・・」
 ・・・打ちひしがれて俯く姿に掛ける言葉も見つからない。結果、重い沈黙が辺りに覆う。
「・・・・・・私、どうしても結婚しなくちゃいけないのかな・・・・・・」
 紗綾がまた、ぽつりと話し始めた。いい友達を持ったことには同情するが、だからって、そんなこと俺に聞くなよ・・・。
 退場する機会をまたもや失い、どう答えればいいのか分からないまま居続ける羽目になった。
「結婚して、子育てして、年取って、そのまま・・・」
「・・・」
「・・・・・・死ぬのかな・・・・・・」
 え?
「・・・やりたいこと何一つ、何にも出来ないまま・・・」

 ・・・・・・死んじゃうのかな・・・・・・

 ええ??
 独白は思いがけない方向へ転換した。
 いきなり何言い出すんだよ? し、死ぬ、って、んな・・・
 強く握っているのか、指が妙に白い。僅かに震えている。ここに俺が居るのに、俺を見ていない。コップばかり見つめて、自分ばかり見つめて。
 そのまま消えてしまいそうな果敢なさでそんなことを言われると、本当に・・・
「はぁっっ!!??」
 近所迷惑になりそうなくらい素っ頓狂な声を出してみた。紗綾も驚いてこっちを見た。
244多岐川龍也22歳大学生の決意 9:2005/11/14(月) 00:00:49 ID:RAKbpxTY
「お前そんなこと考えてたのかよ!?」
「・・・龍也・・・」」
 だーっ!!! もー、何だよこの重っ苦しい空気! 通夜みたいになってんじゃねえかよ!
「何考えてんだよ!? いきなり死ぬって何だよ、親父が大変なときに!!」
 勢いを保ったまま、怒鳴ってみた。
「・・・・・・」
「くだんねぇ事考えてんじゃねーよ!! 似合わねーよバカじゃね? オーゲサ過ぎだっつーの!!」
 半分むきになって強く捲くし立てた。・・・他に方法が無いような気がして。
 姉は何か言いかけたが、少し考え・・・、
「・・・・・・本当ね。何、大袈裟に、・・・考えてるんだろうね・・・」
 笑った。
 泣きそうな顔をして。諦めに似た表情をして。
「・・・そうよね。もっと違うこと考えなきゃ!」
 どうにもならないことを考えてもしょうがないよね。そう言うとまた少し考え込んだ。
「・・・そーだ。私、龍也に言いたいこと、あったんだ。ね!」
 暗かった口調をガラッと変え、何事かと戸惑う俺に向かってソファーをポンポン、と叩いた。
「ね、龍也。ちょっとここに座りなさい」
「・・・な、なんだよ・・・」
 何か、いかにもこれから・・・。
「龍也」
 涙が残る上目遣いに逆らうことも躊躇われて、何となく座ってみた。・・・紗綾の、隣に。
 説教口調に変わるや、日頃の生活態度の注意が始まった。・・・予想通りに。
 何か、ヤブヘビやっちゃった、って感じ?
 内容は、いつもどこに泊まってるの、とか、どこでご飯食べてるの、とか。・・・やれやれと思いながら話を聞き続けた。
「今家にはそんな余裕、無いのわかってる?」
「・・・・・・」
「そりゃ私も働いてるし、お父さんも稼いでいたから蓄えが全く無いわけじゃないけど、いつまでもあるなんて思わないで」
 強気な態度で小言を並べてくる。さっきの弱気はどうしたんだよ。
「お父さんのことこれから大変なのよ? 病室、月に何万も掛かるし、あの機材だって・・・・・・」
「保険だって利くし、親戚も協力してはくれるけれど、今迄のような贅沢は出来ない状況なのわかる?」
「食費のことだって考えてよ。カレーライス一杯だって、店で食べるより家で作ったほうが何倍も安いのよ?」
 決して大きくは無い身振りが、その振動がソファーを伝って来る。俺のところに。
245多岐川龍也22歳大学生の決意 10:2005/11/14(月) 00:06:48 ID:W76vaPKe
「私の料理、不味いかも知れないけれど、食べてよ。外食ばかりだと栄養だって偏るのよ。味盲になっちゃうのよ」
「・・・み、みも・・・?・・・」
「あと、自分の部屋はちゃんと掃除するとか、洗濯物を洗濯籠に入れるとか。この位の協力はしてよ。私結婚したら、ここ、龍也しかいなくなるんだからね!?」
 肩が派手に上下した。前傾姿勢で俺を睨みつけて。
「・・・ねえ、龍也ぁ。分かったあ!?」
「・・・あ、ああ・・・」
 返事を聞くと大きく息を吐きながら肩を落とした。

 さっきから見たことの無い姿の連続だった。・・・何だか今の口振りは美紀ババアに似てたぞ? あえて言わないが。
 言いたい事全部言ってすっきりしましたって顔で、また俺に視線を向けた。
 酔ってるとは思えない程真っ直ぐな眼差し。俺は何も言えなくなる。
 いきなりくすくす笑い出した。何だよ気色悪ぃ。酔っ払いの特権にも限りがあるぞ。
「ふふふ・・・ねえ、久し振りだね。こんなに話、したの」
「ああ?」
「んー、違うな。ええと、・・・こんなに話、したこと、なかったね。・・・かな?」
 話? あ、ああ、そうだな・・・って、お前が一方的に喋ってるだけだろ?
 まだ笑ってる。結構酒癖が悪いぞ、こいつ。
 一頻り笑った後、またじっと俺を見る。・・・惹き込まれそうなくらい、深い、澄んだ目。
「龍也」
「・・・なに・・・?」
「私ね、龍也のこと、・・・好きだよ?」
246多岐川・・・の人:2005/11/14(月) 00:13:09 ID:W76vaPKe
で、これまたすいません続きもう少し待ってください。orz

179様GJ!
247名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 11:21:57 ID:w9t43gPc
>>246
ちょwww生殺しwww
でもGJ!続きも楽しみにしてます
248名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 23:17:20 ID:kO6p7Kfw
>>多岐川・・・の人様
GJです!!
続きを〜〜っ!!
249名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 14:40:29 ID:Yi0winS1
250名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 14:43:30 ID:Yi0winS1
専ブラで読めなかったのでアンカーつけてしまいました。
GJです!続きお待ちしています。
251名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 01:01:13 ID:IYP3oH9j
幼い時に両親の再婚で兄弟になったので、実の兄弟と思い込んで
許されぬ愛と悩んでいる弟とゆうのはどうですか?
姉は一周りぐらい年上で全部判っていて弟を愛しているが、弟より
ずっと年が離れている事で、弟が自分を相手にするとは思えないの
でいる。誰か書いて下さい。
昔の告白本で、継母に義姉を愛している事を告白した義弟が、好きな女は
実力で物にしろと姉の部屋の鍵を渡されて姉をレイプする話があったが、
今売っている本には連れ子同士とゆう部分がカットされている。
実の兄弟では、母の発言に無理がある。
252名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 07:25:33 ID:e5bXULS+
>>251
3行で
253名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 11:17:10 ID:23X7bPni
>>251
                       レイプ
                      カット
パイプカットに見えた。
254名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 17:36:36 ID:e5bXULS+
>>251
でも書いてくれるんだったらぜひとも
義姉も姉だし結婚も出来てよりリアルw
255名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 09:08:02 ID:BkpA79Cv
娘の態度を歯痒く思った母親が、娘を刺激するために義息子を誘惑する。
256名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 02:31:56 ID:HXP0AMcW
世界中の姉好きのために保守
257名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 02:51:16 ID:coUoucVv
分かるかただ
258名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 10:48:02 ID:srb3YVmg
俺の姉のために捕手
259名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 21:27:00 ID:WxYV70Yl
君の綺麗で優しいお姉さんを俺にくれ。
というか貰う。
260258:2005/11/22(火) 12:26:31 ID:YF46Rg1d
お互いもう大人だからなかなか会えないが、あったら必ず「今回だけやで」っていいつつも
いろいろ世話をしてくれる我が姉を、俺から奪えるものなら奪ってみるがいい!
261名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 21:57:53 ID:3rMXjen3
「…こ、今回だけやで? ほんとはこんなんいかんねんから」
「ねーちゃん毎回それ言ってるな」
「あたりまえやぁ。あんたがいつも強引に…」
「そうは言ってもねーちゃんのここは俺を締め付け…(ry



…という想像を俺に掻き立てさせる258のエッチ!
262名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 17:12:39 ID:7ssshyOT
実の姉より人の姉のほうがいいよな

うちのねーちゃんは宝塚ヲタでキモイ…orz
友人のねーちゃんはムチムチしてて超エロいのに(´・ω・`)
263名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 19:15:13 ID:b5t6vyfN
 ぴんぽーん

 太陽が水平線に沈んで少し時間が過ぎた頃、滅多に響かない音が、6畳一間の
我が家に鳴り響いた。
 誰だ?っていうよりなんだ?新聞の勧誘なら即刻お帰りいただきだ。心の中で
つぶやきながら、玄関の覗き窓に顔を近づけるとそこには
「姉さん?」
 しばらくぶりに見る、姉の顔があった。
 あわてて鍵を開け、ドアを引く。すると。
「トーーーーーーモーーーーーーー!」
 物凄く酒くさい姉が、思い切り抱き着いてきた。多少よろめきながらもしっか
りと受け止める。
 しかし。俺も結構いける口だが、姉はそれに輪をかけて酒好きだ。にもかかわ
らずゴールデンタイムに差し掛かるか掛からないかどうか、という時間帯に、こ
こまでキてる状態なのは初めてだ。
 台所まで引きずって行き、冷蔵庫からミネラルウォーターのペットボトルを出
して渡す。それを一気にゴクゴクと飲み干したあと、俺の顔を睨んでこういった。
「なんでお酒じゃないの……」

 完全に出来上がっている姉を風呂場に叩き込み、俺はいそいそと部屋の掃除に
取り掛かった。煎餅布団を押し入れに上げ、隅に転がっていたちゃぶ台を部屋の
中央に据える。それと……あった。タンスの奥から高校の時分に使っていた
ジャージを取り出し、脱衣場に持っていく。
「姉さ〜ん、着替え置いておくよ〜」
「ぅぃ〜」
 酔っ払って湯舟に沈んでないことを確認し、脱衣場に脱ぎ散らかされた姉の
スーツと下着を拾っていく。ついさっきまで身に着けられていたそれはまだ暖かい
かんいかん。下着とシャツを洗濯機に放り込み、スーツをハンガーにかけたところ
で、ジャージを着込んだ姉が風呂場から出てきた。
「トモ、これちょっと小さい。胸苦しい」
「文句言わないでよ、姉さんの体型に合いそうなサイズってそれしかないんだから」
「いいわよ別に合ってなくて」
 そう言うと、姉のスーツの横にかけてあった俺のYシャツをハンガーからむしり
取り、ジャージのトップを脱いでシャツを羽織った。そのとき俺の目に飛び込んで
きたのは、風呂上りでほんのり赤みを帯びた、下着を着けていない綺麗な背中
だった。

「あー……ごめんね、突然押しかけてきて」
 熱さましにもう一本ミネラルウォーターを飲み干して、姉はそういった。
「確かにずいぶん急だね。今度はいったい何?」
「思い出したくもない。あんな脂肪どもと酒飲んだら、酒がかわいそうだ」
 さしずめ、上役か営業先での接待だろう。しかし、腹に据えかねるのはわかるが、
都心から多少離れているこの家は、姉の住んでいる地域とは真反対に位置している
わけだが。
「で、何で俺の家だった訳?」
「なんとなく」
 即答された。
「まぁたまにはいいじゃない。あ、晩御飯まだでしょ?迷惑かけたから何か作って
あげる」
「あ」
 俺が止めるまもなく、姉は冷蔵庫を開ける。そこには
「ビールと水と、クレームドカシス。あんたもやるわね」


264名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 19:16:18 ID:b5t6vyfN

 結局、冷蔵庫の奥に転がっていた賞味期限ぎりぎりの野菜や、つまみ用の豆腐、
冷凍庫で凍り付いていたひき肉などが発掘され、どうにかありあわせの料理が完成
した。炊き立てのご飯、インスタント味噌汁とともに、ちゃぶ台を彩る。
 食卓に華を添えるのは、普段あまり会うこともなく、連絡もなかなか取り合わ
ない姉弟の、近況報告。曰く、最近姉は昇進し、それに伴い下らない雑事ばかりが
増えてきてフラストレーションがいつになく溜まっていたりだとか。俺も、この
まま進めば学校を無事卒業出来そうな単位の取得ペースだとか。

「それにしてもさ」
 食事も済み、二人で洗物をしていると、ふいに姉が切り出した。
「二人とも関西出身なのに、なんで標準語で喋ったりしてるかな?」
 言われてみて、納得する。二人とも関西から上京してきてそこそこの年月が
経っている。言葉など、それだけあれば変えてしまうほどに。
「戻してみぃひん?」
 姉が笑いながら提案してきた。
「せやな」
 俺も同意した。

 久々に、姉弟に戻った気がした。


「さってと」
 時計の短針が10を指したころ、姉が風呂場に干してあった下着の様子を見に
行った。確かに、そろそろ家を出ないと終電を逃してしまうころだ。

 立場が、俺たちを引き裂く。

 足音を立てないように、息を殺して脱衣場に入ると、既に乾いた下着だけを
身に着けた姉の後姿が見えた。ゆっくり近づいて、後から腕ごと抱きしめる。
「ひゃあ!トモ、なにすんの!?」
 驚いた姉は、俺の腕の中から逃れようと体をゆするが、少しきつく抱きしめる
と、観念したのか首だけこちらに回して動きをとめた。
「離してーや。アタシ明日も仕事あんねんから……学生のあんたとはちゃうねん
で……」
「帰んなや」
「あんたとアタシは姉弟なんや!せやから、こんなんあかんむっ!?」
 涙を流しながら、離してと哀願する姉の台詞を唇でふさぐ。不意のことに体を
硬くした姉を正面から抱きなおし、今度は深く、舌と唾液を交わらせるように
キスをする。数分ほど口の中を犯してから、抵抗しなくなったことを確認した後、
ようやく唇を離す。
「帰んな」
 今度はもう少し強く、命令するように言い放った。
 すると姉は、頭を俺の胸に埋めるように抱きしめ返してきた。
「今回だけやで……」
 そういって、再び目を閉じて顔をこちらに向けた。それに応えるように、俺も
もう一度口を塞ぎにかかった。


 でも姉さん気がついてる?「今回」って、いつも言ってるよね。



265以上、258でした。:2005/11/23(水) 19:17:35 ID:b5t6vyfN

「んはぁっ!」
 茂みと肉に埋もれていたルビーを指で押しつぶすと、姉は体を硬直させたあと
脱力した。
「イってもた?」
 後から抱きしめ、少し意地悪い質問を耳朶を噛みながらする。
「そんなん聞かんといてや……」
 オルガスムスに揺られながら返ってきた言葉は、少しだけ震えていた。
 姉の膣に少しだけ指を刺してみると、そこは火山もかくやというぐらいに、
熱く潤っていた。
「ちょっと待っててな」
 腕の中にいた姉を布団に横たえ、俺はタンスに入れておいてあるスキンを取りに
行こうとした。しかし、膝立ちになった俺の腕を姉が取る。
「今日、大丈夫やから……」
 台詞の意味を理解した俺は、腕を握ってきていた姉の手を掴みかえして覆い
かぶさり、そのまま一息に挿入した。久しぶりにもぐる姉の中は、やはりとても
気持ちがよかった。

 自分の分身の先端で姉の子宮口をえぐりながら、顔を寄せて精神までも
攻めていく。
「姉さん、姉さんの中すごく気持ちいいよ。そんなに俺のチ○ポおいしいんか?」
「ちゃうもん、こんなんあんたのせいやんかぁ……」
「俺のせい?」
「あたりまえやぁ。あんたがいつも強引に…」
「そうは言っても姉さんのここは俺を締め付けまくってるじゃないか。弟の
チ○ポくわえ込んで、おいしそうに涎垂らしてるじゃないか!」
「ちゃうもん!……んぁあ!ちゃうねんもん!」
「安全日だとか言って、本当は狙ってきてるんだろ!?俺とセックスしたくて
来たんだろ?ご丁寧に言い訳こさえて、弟くわえ込みにきやがって、この変態!」
 そう叫んだとき、姉の体が震え、俺を締め付けてきた。それに逆らわず、
俺は自分を姉の最奥に差し込んでから精液をぶちまけた。直接子宮に注ぎ
込むように。俺と姉の新しい絆が出来るようにと願いながら。


 早朝、扉が閉まる音とともに俺は目を覚ました。また見送ってやれなかった。
 あの後、姉の理性を吹き飛ばし、さらに3回ほど姉に注ぎ込んだ。普段会えない
秘密の関係の二人、それぐらい交わったって罰は当たらないだろう。いや、
この関係がばれれば、罰どころではすまなくなるだろうが。
「姉さん……」
 まだ布団にほんの少しだけ残る姉の温もりを、全身で抱きしめる。次はいつ
会えるかわからない。見送れば、引き止めてしまう。いつか姉も、俺から離れて
しまう。


 台所の奥にしまってあるタバコを取り出し、火をつけた。瞳から流れる水に
消えないように注意しながら。





>>261
こうですか?わかりません!
266おきゃんぴー:2005/11/23(水) 20:33:09 ID:FZXPeB5s
都内にあるアパートしおれ荘には、関西から出てきた一組の姉弟が住んでいる。姉、
梅田裕美は大阪在住時、ゴボ天のおひろと呼ばれるほどのうどん食いで通った女傑
で、上京してからは関西風セルフうどん店で雇われ店長をしていた。

そして弟の久樹は、近くの大学に通う学生である。たとえ姉弟とは言え、年頃の男女
が一緒に住むのはいかにもまずい感じがするのだが、二人は家賃の節約のために
と、他人の目も気にせず共に暮らしている。

「姉ちゃん、ソース取って」
「あいよ」
六畳一間のアパートの中で、姉弟はちゃぶ台をはさんで昼食を共にしていた。ちなみ
にメニューはお好み焼きとご飯、それに味噌汁である。大阪では炭水化物をおかずに
して炭水化物を食すのは当たり前の事で、何も受けを狙っている訳ではない。
「姉ちゃんは今日、仕事ないんか?」
「うん。有給休暇もろてん。休んで金貰えるんやで。ええやろ?」
「メチャ得やな」
「おまけにな、お店の残りモンもろて帰れるしな。ええ仕事やで。東京モンは味にもうる
さないしな」
姉弟は顔を突き合わせて笑った。
267おきゃんぴー:2005/11/23(水) 21:06:18 ID:FZXPeB5s
「ま、ウチらはこの東京に一旗上げる気で来たんや。慎ましい生活せんとなあ」
裕美は昼食を平らげると、すぐさま横になった。食後、体の右側を横にして寝転ぶと消化
が良くなると聞き、それを実践しているのである。そして、今が土曜の午後という事もあり、
裕美はテレビを何となくつけてみるのだが──

「あーん、こっちの方、吉本新喜劇やってないのがかなわんなあ」
「スカパー入れれば、見えるんちゃう?」
「アホ。そんな金使うくらいやったら、中華なべアンテナにしてBS見たるわ」
裕美は今時の若い娘には珍しく、かなりの吝嗇家である。とにかく、金を無駄遣いする事
が嫌いで、平素から慎ましい生活を好んでいた。もちろん、それは弟の久樹にも強制して
いる。

「あー、東京に出てきた芸人はみんなおもろないし。大人の絵本も見られへんなんて、か
なん!(かなわない)」
「姉ちゃん、大人の絵本なんてもうとっくに終わってるで」
「・・・お前は、ホンマにお笑いのセンスないな。終わってるのは分かってるんや。けど、姉
ちゃんの溢れるリビドーを沈めるようなギャグのひとつでも言えてこそ、芸人といえるんや
で。今のお前は、面白い事を言った時の村上ショージと同じやで。凡人や」
裕美が呆れ顔で言うので久樹は、
「そんなん言うても、俺、芸人ちゃうし」
と、口をとがらせるのであった。
268261:2005/11/23(水) 21:06:49 ID:7DxdFxF0
>>258
そんな感じだコンニャロオメー。
GJだぞコンニャロー!

とりあえず258.やっぱりお前はエッチだ(w
269おきゃんぴー:2005/11/23(水) 21:21:51 ID:FZXPeB5s
食後、三十分ほどしてから久樹が不意にこんな事を言った。
「なあ、姉ちゃん。携帯、買うてエエ?」
「なに、携帯?携帯言うと、アレか。電話かけるやつか」
「それ以外に、何があるっちゅうねん。そうや。正式名称は携帯電話や」
自分も大学生になり、携帯電話が欲しいと久樹は懸命に姉を口説くのだが、裕美は首
を縦には振らなかった。

「携帯なんて、買うモンと違う。借りるモンや。無駄遣いはやめとき」
裕美は携帯なんぞ、必ず友達や知り合いが持っているだろうから、買う必要は無いと
言う。しかし、それでは人づきあいに支障も出よう。久樹は食い下がった。
「なあ、頼むわ。俺だけなん・・・携帯持ってへんの。俺かて友達とメールやお喋りした
いんや」
「あかん。ウチらは東京で一旗上げて、大阪に錦を飾るんや。いつか通天閣のド天辺
に梅田裕美、久樹の旗をなびかせたるて誓ったやないか。我慢しとき」
頑なに願いを退ける裕美を見て、ついに久樹は泣き落としで篭絡する事にした。浪速人
は情に訴えかけられると弱い。そこを突こうとしたのである。

「実は俺、彼女できてん・・・そんでな、その子がメアド交換しよう言うねん・・・」
久樹が涙ながらに言うと、
「ハア?」
裕美は顔を歪め、さもくだらないとでも言いたげな表情を見せたのであった。
270名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 21:32:14 ID:k1k+xMFy
関西弁キモイ
271おきゃんぴー:2005/11/23(水) 21:38:32 ID:FZXPeB5s
「彼女なんて金のかかるモン、携帯以下や。すぐ、別れて来るんや」
裕美が語気を荒げてそう言うので、久樹は目を丸くした。何という言い草だろう。わが姉
ながら、その物言いに久樹は驚いた。

「携帯以下て・・・姉ちゃんだって、彼氏おったやないか」
「確かにおったけど、ウチはデートの時でもビタ一文、銭払わんかったで。しかもエッチ
するたび、一回につき二万円もろてたし」
「姉ちゃん、それ、援交と違うか」
「援交違うわ!デートして、たまたまお金貰ってただけや!」
ああ言えばこう言う。まことに裕美は弁の立つ女である。またこういう性格だからこそ、
久樹はなかなか抗う事も出来ないのだ。

「俺の彼女、エッチの時、金なんて取らへんよ。姉ちゃんの恋愛観は間違ってるで」
「それは人の勝手や。ウチは貰えるモンなら、何だってもろとくで」
裕美の恋愛観、いや人生観は独特すぎて、久樹には理解が及ばない。まあ、理解でき
るのは、世界でも数人程度と思われるので、それも止むを得ないことだろう。
「でも久樹、お前も結局、エッチがしたいだけなんやろ?だったら、姉ちゃんがさしたるわ。
だから、彼女なんて作るのやめとき」
と、言うと裕美は部屋のカーテンを閉め始めた。その姿を見て久樹は呆然としている。
272おきゃんぴー:2005/11/23(水) 21:52:50 ID:FZXPeB5s
「じょ、冗談やろ?」
「ウチが冗談言った事あるか?久樹、お前も脱ぐんや」
薄暗くなった部屋の中で、まず裕美が着ている物を勢い良く脱ぎだした。何故か大阪の
人々がよく着ているスウェットの上下、そしてブラジャーとショーツもその身から脱ぎ捨
て、あっという間に生まれたままの姿になる。

「うわあ、姉ちゃん洒落にならんて!」
「洒落と違うわ。お前もはよ脱ぎ」
「お、俺、近親相姦は嫌や!」
久樹は這いつくばって部屋から逃げようとしたが、それを阻止すべく裕美が背後から
襲い掛かった。

「逃がすか、アホ」
「勘弁してえな」
「お姉ちゃんも最近はご無沙汰だったし、ええタイミングやと思ってたんや。さ、はよポコ
チン出し」
裕美は久樹のズボンから無理矢理、一物を取り出した。しかし、禁忌の交わりに恐怖し
たのか、それはぐにゃりと萎えたままである。
「えらい元気ないな。ペレか、お前は」
「姉ちゃん、もうやめてえな」
「しゃあないな・・・」
裕美は弟の股間に顔を近づけると、萎えた肉棒をそっと唇で包んでやった。
273おきゃんぴー:2005/11/23(水) 22:07:29 ID:FZXPeB5s
「姉ちゃん・・・」
温かな舌先で肉棒が優しげに撫でられると、久樹はそこへ血が流れ込む事を感じ取っ
た。比べては悪いが、その技術は彼が今、付き合っている彼女よりも格段に上である。

「久樹、どや?気持ちエエか?」
「・・・うん」
「現金やな。もう固なってきたで」
口唇愛撫を受けるとすぐ、久樹の肉棒は硬化し、天を突かんばかりに反り返った。若さ
溢れる、素晴らしい剛物だった。
「恥ずかしいくらい、大きいな」
裕美は弟の肉棒を手にしながら嘆息する。実際、久樹のそれは茎の部分が野太い上
に、肉傘がばっと開いて、まるで松茸を思わせる風貌だった。

「これ、彼女は喜ぶやろ」
「うーん、どうやろ・・・初めは何だか、大変そうな顔しとったけど・・・」
「女だったら、これにやられたらもう、メロメロに決まってるで。たとえ処女でも、一月もす
れば風俗嬢やれるようになる」
「俺は女衒かいな」
「まあ、それだけいいモン持ってるってことや。おとんとおかんに感謝しい」
裕美は肉棒を持ったまま久樹を畳の上に寝かせ、自分はそこに覆い被さった。騎乗位
で交わろうというのである。
274おきゃんぴー:2005/11/23(水) 22:26:22 ID:FZXPeB5s
「入れるで」
「もうどうでもいいけど・・・姉ちゃん、ゴム着けんのか?」
「今日は安全日やから、いいわ」
裕美は屹立した肉棒の上をまたぎ、片膝をつきながら徐々に腰を落としていく。

「あ、ああ・・・アソコがぐっと開かれる・・・」
「ああ、俺・・・ホンマに姉ちゃんとするんか・・・ケダモノや」
姉弟はそれぞれの思いを持ちながら、体をひとつにした。裕美が両膝を突いた瞬間、久
樹の肉棒はずずっと奥まで入っていったのである。
「ううッ・・・」
目を半開きにさせ、裕美は弟と交わす肉の契りを深く味わった。花弁が捲られるような感
覚の後は、襞が肉傘で抉られていく。

「姉ちゃんのココ、むっちゃキツイで。俺の彼女より、狭いわ」
「狭いけど、吸い付くやろ?」
「うん。なんか、不思議」
裕美の女穴はすでにぬるんでいたが、野太い肉棒が出入りするには、そこはあまりにも
狭く感じた。しかし、中で奥へ奥へと送り込まれるような蠢きが断続的にあって、しっかり
と包み込んでくれている。特に肉傘を刺激する動きがたまらなかった。
275おきゃんぴー:2005/11/23(水) 22:41:39 ID:FZXPeB5s
「なあ、姉ちゃん。出したくなったら、どうしよう」
「出せばええやろ。別に金は取らへんから・・・」
「そういう事やなくて、子供出来たらとかの話や」
「さっきも言うたけど、今日は大丈夫な日やから・・・遠慮せんと出しいな・・・」
裕美は少し仰け反って、ハアハアと息を荒げながら腰を使った。弟にまたがり、自ら腰を
振る姉の姿は久樹にとって、何とも淫らな感じだった。

薄暗い部屋の中に姉弟の息遣いと、肉の混じりあう音が響く。いつしか姉は腰砕けになり、
弟に身を任せるようになっていた。
「あ、あかん・・・少し、休ませてえな」
裕美は柔肌に汗を浮かせながら、なおも挑んでくる久樹の胸板を押し返そうとする。もう二
人は幾度目かの交わりだった。
「なんや、姉ちゃんから誘っといて」
「お前がこんなに強いとは思わんかったんや。そろそろ、勘弁して・・・あッ!」
裕美は座位で女穴を貫かれていた。そのため、逃げようにも逃げられず、久樹の肉棒で
田楽刺しにされたまま、いやいやと頭を振るだけであった。

「ああ・・・久樹、もう堪忍してえな」
「いやや。俺はまだ、出来るで」
細い姉の体を抱きしめ、逃げる事を許さない弟。ただ、彼自身も裕美が嫌だと言いつつも、
肉棒を咥え込んで離さない矛盾には気がついている。姉もまた、満更ではないのだ。
276おきゃんぴー:2005/11/23(水) 22:56:56 ID:FZXPeB5s
「ああ、もう知らん・・・ウチ、どうなっても知らんから」
裕美はうわ言を繰り返し、久樹の頭を小突いたりした。しかし、手に力はこもっておら
ず、その姿は甘え上手な女が駄々をこねているようにしか見えない。

「どうなるもこうなるもないで、姉ちゃん。これからはずっと、姉ちゃんにエッチさせても
らう事になるんやからな」
久樹は座位から正常位に移り、体重をしっかりかけて姉の中をかき回した。次の絶頂
は淫らに歪む姉の顔を見ながら果たすつもりだった。
「あ・・・あんッ・・・ウチ・・また・・・」
「いくんやろ?何回でもいけばええで」
裕美も高みに達すると見て、久樹は激しい肉棒の抽送を開始した。

「あ・・・ひんッ・・ひッ、ひッ・・・あんッ・・・いくうッ!」
弟に引導を渡され、姉は官能の坩堝にその身を溶け込ませていく。この時、久樹は激
しく射精する肉棒が、禁忌の関係に打たれた楔のようになっている事を感じていた。

おしまい
277おきゃんぴー:2005/11/23(水) 23:00:30 ID:FZXPeB5s
関西だとこんな感じかなあ、と思います。
278名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 00:29:05 ID:i7KcFvVE
なんか下手な関西弁が腹立つ

内容は嫌いじゃない
279名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 00:33:59 ID:mirrkjEv
GJ
京都人だけど、
これは大阪弁かな?
280名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 00:50:22 ID:XK8urH52
>>279
大阪弁…
大阪弁というと「おんしゃあ何してけつかねん」とかいう離し方じゃありませんでしたっけ?
281名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 00:56:53 ID:mirrkjEv
>>280
そんなコテコテの人は会った事無いです・・orz
ただ、京都の関西弁が緩いだけかも・・・
そんな事も無いかorz
282名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 01:17:12 ID:0VMg26Lm
いや、これは下手すぎるだろ

とりあえず大阪弁使いたいとか言う職人は大阪来てから使てくれ
余計に誤解される
283名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 01:18:10 ID:PYmWKru8
方言ってのはアクセントとリズムが命だから、
文字にするとうそ臭くなるのは仕方ない。
内容は面白かったよ。
284名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 01:18:17 ID:0VMg26Lm
いや、これは下手すぎるだろ

とりあえず大阪弁使いたいとか言う職人は大阪来て半年ぐらい
生活してから使ってくれ
余計に誤解される
285名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 01:19:48 ID:0VMg26Lm
二重すまん
286名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 23:40:48 ID:4S0n5rqQ
>>262
隣の姉はエロく見える。古くから言われる格言だ。
どうやら、俺の姉に関しても、同じ事が言えるらしい。
うちの姉貴が、友人から「あの目が艶っぽくていいよな」とか噂されるのを聞くのは、正直驚きだ。
オイオイ、あの宝塚ヲタで、男役見てキャーキャー言ってるあの姉貴がカッコイイだ?無知って怖いな。

「お前な、そりゃ贅沢ってもんだぞ。あんな美人で知的な、カッコイイお姉さんを持てただけでも、十分以上の幸せだぞ?」
正直な想いを話すと、友人からそんなツッコミを受けた。
「お前の方がもっとオイシイ環境じゃねぇか!あんなエロイ体して優しそうな姉がいるくせに、他人の姉の方がいいのか?」
そう、コイツのお姉さん、相当な美人なのだ。穏やかな表情、綺麗な黒髪、肉感的でエロティックな唇、そしてあのムチムチでエロいボディ…
「あー、俺、姉貴に欲情するのは無理。だって脳みそやおい同人誌でできてるような女だぜ?」
「……お互い、大変だな」
「……これなら、無知な方が幸せだわ」

現実は、結構厳しいようだ。
287名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 12:23:30 ID:9plEyM+G
SS投下後にレスが伸びてるから感想いっぱいうれしいな、と自意識過剰な俺が来ましたよ。
直後にSSかぶされると結構ションボリしますね。


>>270-284
関西弁はやっぱりだめですか?自分は神戸出身なので摂津弁になるわけですが。
やっぱり微妙なニュアンスのアクセントとかは文章じゃ表現しきれませんねごめんなさい。


とりあえず俺がエッチなのは当然ですが、なにか?w
288名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 04:40:52 ID:IzQT3wlL
>>287
まぁ…
関西弁も色々あるし
方言を文章として
取り入れることは
結構難しいからさ
そんなに気にすんな。

あとさ
次書いてくれる時に
関西弁使うつもりなら
もう少し普通というか
弱めというか
あっさり目で頼むわ。
289名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 18:26:53 ID:r7Bire+x
>>287=258
GJ!と叫びにきた神戸人な俺ガイル。身近に感じてかなりエロス。

>>288
縦読み。
3レスの内半分以下しか使っていない関西弁をさらに弱くしたら
もうそれ関西弁じゃないぞwww
290名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 01:42:28 ID:2mGOOuwE
とりあえず、284がすごく間抜けに見える。
291名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 11:46:42 ID:EhuNbYje
姉のために(以下略)
292名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 13:52:03 ID:aUZRGwhI
258さんのは好きっす。
293名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 02:24:04 ID:iCxR3PhP
とりあえず関西人と関西弁に変なイメージ持ちすぎ
こち亀の関西弁より酷くてイライラする
今の関西弁は標準語に近くなってきてるからそこまでコテコテじゃない

すまん、我慢できなかった
294名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 11:44:40 ID:kBRvG1So
パンおいしいねん!
295名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 15:11:43 ID:4CY/zbrs
まぁまぁ

そんな俺は東北なまりorz
296多岐川・・・の人:2005/12/04(日) 22:22:25 ID:PeXOywkT
話中のとこ、えろうすいません、ほな、投下しまっせ
この言い方正しいでしょうか? ・・・・・大阪弁って難しい・・・・・・
297多岐川龍也22歳大学生の決意 11:2005/12/04(日) 22:24:21 ID:PeXOywkT
 ・・・・・・っはああ!!!???
 いっ、いきなり何言ってんの!? おっ俺弟で弟に好きなんてお、おと、何そんな気色、わる、わ、・・・・・・おい。
「でも龍也は私のこと嫌いだよね?」
「っああ!!??」
 動揺してるところにそれはそれは冷静に、強烈な追い撃ちをかけて来た!!
 ・・・酔いに任せた言葉にしてもおいおいおいおいおい、おい。
「・・・ねぇ、どうして?」
「・・・・・・」
 灼熱した爪で心臓を鷲掴みにされた気分。全身に汗が滲む。・・・声が出ない。
「龍也・・・どうして?」
 間近に迫ってくる視線に耐えられず、無理矢理搾り出した。・・・・・・薄っぺらい、くだらない答えを。
「・・・・・・ウザイ、から」
 咄嗟に口に出す言葉にしても何でこんな言い方しかできねえんだ? 小学生か俺は。
 相手は酔っ払いだぜ? 適当にあしらって、いつもみたいに無視して部屋に戻っとけばいいじゃねえか。なのに・・・・・・
 身体が動かない。何でだ? ああ、喉が渇いているんだ。・・・カラカラで干乾びて、死にそうだ。
「どういうところが?」
「そうゆーところが。つか全部ウザイんだよ! 気色悪ぃ!! キモいってそれ!!」
 ああもう、しつこく聞いてくんなよ!!! 
「・・・そう・・・」
 視線を外して、俯いて、また、おれを みた。・・・な、泣いてねーだろうな・・・って、何で俺がそんな心配・・・
「でも私、龍也のこと好きなんだよ? だって、龍也は私の、たった一人の弟なんだもん」
 ・・・とても、大事な、大事な私の“弟”・・・
「・・・・・・」
 ・・・・・・弟・・・・・・。

・・・ああ、そういう意味ですか。
298多岐川龍也22歳大学生の決意 12:2005/12/04(日) 22:25:59 ID:PeXOywkT
 大きく溜息をついた。ソファーにもたれて髪を掻きあげる。・・・落ち着け、俺。
 禁断の衝撃告白かと思いきや、麗しき姉弟愛の話ですか。・・・・・・たく、紛らわしいんだよそんな潤んだ瞳でよ。
 如何してくれるんだよ、この心臓。・・・なんか、氷の棘が刺さったような・・・。
「昔さ、台風来たとき、お父さんと一緒に雨樋直してくれたことあったよね。手際も良かったし凄く頼もしかったよ」
「・・・・・・」
 今度は何だよ。
「龍也って、私のこと名前でしか呼ばないし、すっごく冷たいようだけど、それでいて家族のことちゃんと想っててくれるんだよね」
「・・・んなこと勝手に決めんな。あん時はたまたま」
 俺の都合もお構いなしに昔話を並べる。やれ頼まれごとはしっかり出来ていたとか、中学校も高校も成績優秀だったとか。
 年寄りじゃねえんだから止めてくれよ。
「仕事だって応援してるよ。よく龍也使ってくれてるあの雑誌ね、お姉ちゃん必ず買ってるの!」
「なっ!!?? 買っ!!????」
「こう、折り目つけといてね、開くたびため息ついてるのよ。あー、カッコイイなあって」
 そう言って、雑誌を抱き締める格好をとる。だー! ガキじゃねえんだから!
「こんなカッコイイ人が弟だなんてお姉ちゃん本当に嬉しいよ!」
「・・・やめてくれよ・・・」
 本当、頼むから!!
「ふふふ・・・」

 そして・・・
 またじっと俺を見る。・・・まるでこれが見納めだとでもいうように。
「・・・ねえ」
 私のこと、嫌いなままで構わないから。
「・・・・・・」
「最後くらい、姉弟らしいこと、しようよ。何でもいいから、話とかしようよ」
 フリでいいから。嘘でいいから。
「・・・嘘って・・・」
「そうなったら、私、1つでもそんな思い出が出来たなら、もうどうなってもいい。誰のところにだって、何処にだってお嫁にいける」
「・・・・・・」
 今、直ぐ目の前にいる紗綾が、遠い。
299多岐川龍也22歳大学生の決意 13:2005/12/04(日) 22:27:03 ID:PeXOywkT
 おい、自分が今何を言っているのか判ってんのか? どうなってもいいって、マジで死にに行くみたいじゃないか。 
 問題発言のオンパレードだぞ?
「あ、そうら!」
 いかにも閃いた感じに手を叩き、両腕にしがみ付いてきた。
「花火大会! 行こ。一緒り」
「ああ?! なんで!!」
「いいれしょ? 昔みたいり手ぇつないれさ・・・」
「冗談じゃねえ、誰が!」
「嫌いなまま・・・いいから、・・・私の片思いでいーか・・・ぁん・・・・・・」
 急に呂律が回らなくなり、勢いがしぼんだと思ったら、そのままころん、とひっくり返った。
「・・・さ、さあ、や・・・?」
 そのまま動く様子が無い。
「・・・・・・ぐー・・・」
「!?」
 耳を近づけると小さな寝息を立てている。
「・・・おい・・・」
 
 勝手なことばかり言って、言いたい事だけ言って、さっさと寝ちまいやがった。
「おい、本当に・・・寝てんのかよ?」 
 肩を揺らすとソファーに脚を乗せ、小動物みたいにうずくまった。
「・・・ったくよ・・・」
 不思議と、日頃の嫌悪感が無くなっている。まあ、ここまで話に付き合っちまうとな。
「・・・おい、メイクまだ残ってる。そのまま寝ると肌に悪いぞ」
 強めに声をかけても無反応。熟睡している。頬に触れてみてもその目は開かない。・・・ダメだこりゃ。
「・・・ほっとくわけにもなぁ・・・」
 こんなところで一晩明かしたら風邪ひいちまう。
 抱え上げた。親父の部屋の方が近かったが2階の部屋まで運んだ。なんとなく、そうしたい気分だった。。
 ・・・軽い。ちゃんとメシ食ってんのかこいつは。食い詰めなきゃならないほど傾いてないだろ?
 久し振りに入る姉の部屋は、ずいぶんと狭くなっていた。・・・って、俺がでかくなっただけか。
 ベッドに降ろす。見ないようにしていた涙の跡をつい、見てしまった。
「・・・嫌ならきっぱり断れよ。んないじけてんなよ。・・・なあ」
 んでもあのババァ、強引だからな、押し切られちまうのも分かる。ったく。紗綾のうろたえ振りが目に浮かぶぜ。
 太刀打ち出来ねぇか。
300多岐川龍也22歳大学生の決意 14:2005/12/04(日) 22:28:13 ID:PeXOywkT
「・・・・・・」
 結婚したら、此処を出て行く。当然、当たり前だよな。
 もし、そうなったら俺は、・・・・・・俺は?
「・・・あれ? また、・・・停電・・・?」
 紗綾がいずれ嫁に出るのは当たり前だろうが。・・・結婚すれば落ち着いて、男癖の悪さも納まるだろ。
 何よりもらってくれるヤツが居るなんてありがたいことじゃないか。それが・・・・・・

 それが何で親父が倒れた事よりショックでかいの? 
 
 俺はずっとコイツを嫌ってたんだぞ? 居なくなって清々するじゃないか。ずっと・・・・・・
「俺は、ずっと・・・・・・?」
 紗綾のことを・・・、紗綾のことが・・・
「・・・きらい、・・・で・・・」
 どうして? どういうところが? コイツの何を 嫌っていた?
 男受けが良くて、見かけ地味なくせに結構遊んでいて、・・・違う、そうなる前から、オレハ・・・・・・ そうなる前に、何があった?
「・・・だって・・・」
 だって?
「だって さあやが いけないんだ」
 そうだ さあや が いけないんだ。さあやがあんなこというから、だから・・・
「あ、あんなこと・・・? 何・・・・・・?」
 考えがまとまらない。混乱している。でも答えは直ぐ傍にある。目を閉ざし眠り続けている。
 昔、紗綾に酷いことを言われた? だから、嫌いになった?
「・・・そうだ、さあやが、・・・あんなこと言うからいけないんだ・・・。さあやの、せいだ。さあやの・・・」
 小さかった頃、いつも一緒に遊んで、凄く大事にしてくれて、喧嘩しても必ず謝ってくれて、俺を包み込んでくれて・・・。
 俺は、とても、さ、あ、や、の、こ、と、が ・・・
「・・・さあ、や・・・」
 紗綾の顔が段々大きくなる。大きくなっていって・・・・・・
「!!??」
 緊急事態発生!! 口を押さえて慌てて部屋を出た!!
 自分の部屋に駆け戻り、後ろ手で鍵をかけた! 心臓が早鐘を打つ。冷や汗が全身を伝う。世界が点滅を繰り返す。
 震えながらもう一度、・・・とんでもないことをしでかした唇に、触れた・・・。

 何今俺何何何何々? 俺、・・・・・・今、俺キスしたっ!!??
301多岐川龍也22歳大学生の決意 15:2005/12/04(日) 22:30:07 ID:PeXOywkT
 翌朝、
「ど、どうしようー。顔ボロボロー・・・目、腫れぼったいー・・・」
 洗面台で見事に変貌した瞼を嘆く姉が居た。・・・あれだけ泣けば当然そうなる。
「うー頭痛いー」
「・・・・・・」
“アサリの味噌汁でも飲めば? 魚介の何かの栄養分が二日酔に効くってさ。”
 なんて気軽に声が掛けられたら・・・、なんて悩んでる自分がバカみてー。
 準備が整わないうちに目が合ってしまう。
「あ・・・お、おはよう、龍也」
「・・・すっげーブス・・・」《意訳:大変顔色ガ悪イデス。具合ガ悪イノデハアリマセンカ?》
「・・・・・・あ、あの、・・・昨晩、は・・・・・・その、・・・あり」
「それで会社行く気?」《意訳:無理ヲシナイデ会ヲ休ンデハイカガデショウカ?》
「・・・・・・」
「・・・・・・」《意訳:アナタノコトガ心配デナリマセン》
「・・・・・・仕方、ないでしょ? ・・・・・・も、行かないと」
 視線を下に移して、それっきり。俺と眼を合わせなくなった。
 慌しく仕度を済ませるとぱたぱたと出掛けていく。
「・・・・・・」
 ただ1人残されて、情けなく玄関を見つめる俺。
 どうしてああいう言い方しか出来ないんだろう。・・・いつにも増してキツイ言い方になってなかったか?
「畜生・・・」
 頭を抱えて天を仰ぐ。昨晩の混乱がまだ続いている。
 酔って吐いて、泣き疲れて眠る姉に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・きすしてしまったのだ。
 無論相手に意識は無かったのだが、正視できる訳が無い。
 徹夜なんざ物ともしないが、あれから熱が収まらない。
 脇を通り過ぎた時、少し手を伸ばせば簡単に・・・、そのまま抱き寄せて・・・・・・。・・・・・・それだけじゃなくて・・・・・・
「うう、ぐっ! うう・・・・・・、・・・はぁ、・・・やぁ・・・」
 全く淫乱にも程があるぜ。よりによって・・・・・・・・・・・・・・・あいつに!!
「・・・・・・何、考え、てん、だ、よ、俺!!??」
 一限目捨てる羽目になっても、テーブルのトーストとハムエッグとコーヒーが軒並み冷めちまっても。
 ・・・中々トイレから出られなかった。
302多岐川龍也22歳大学生の決意 16:2005/12/04(日) 22:34:02 ID:PeXOywkT
「あ、あのとき好きって言ったのは、お、弟だからって意味で、決して」
「思えばそれのせいだな。俺がこんなになったの。紗綾、責任取れ」
「・・・そんな・・・それに責任ってどうやっ」
「もう1つ。昔言ったことの責任もとれ」
「・・・え?」
「紗綾は俺に酷いこと言ったんだ」
「・・・酷い・・・こと? ・・・ごめんなさい・・・。でも・・・、お、覚えて、・・・無い・・・」
「ああ。俺も忘れてた」
「・・・龍也・・・」
 見に覚えの無いことでもまず謝ってしまう。それが紗綾。よくからかったりしたんだよな、昔。
 “思慕”を“嫌悪”と勘違いして、損した年月を考えるとどうにも切なさが止まらない。
 また熱が込み上げてきた。・・・これも紗綾のせいだと言ったらどんな反応するだろう。
「・・・次、どんな風にする?」
「え?・・・ぁんっ! やっ、・・・・・・やだ!!」
 弾かれたように身体をしならせて、腰を掴んだ手を遮られた。
「・・・」
「お・・・お願い、龍也・・・。もう・・・」 
「紗綾」
「・・・駄目・・・、本当、もう、駄目なの・・・」
 切羽詰った声。滲む涙が体力の限界を訴えている。・・・これ以上は無理、か。
「紗綾体力無さすぎ」
「・・・龍也がありあまってるのっ。そもそも」
「ったくしょうがねーな。・・・よっと」
「えっ? あ、ああっ、ん・・・・・・きゃああっ!?」
 名残惜しく身体を離す。収まりきらなかった白濁がソファーに零れるのをシャツで遮りながら、愛しい人を抱き上げた。
「出来ないのにいつまでもこうしてたら風邪ひいちゃうだろ。風呂、入るぞ」
「や、やだこんな・・・お、降ろし」
「却下」
「・・・・・・龍也ぁ・・・・・・」
303多岐川・・・の人:2005/12/04(日) 22:37:58 ID:PeXOywkT
で、本当すいません続きもう少し待ってください。orz

304多岐川・・・の人:2005/12/04(日) 22:50:30 ID:PeXOywkT
しまったミスがありました。 15のところ、

×無理ヲシナイデ会ヲ休ンデハ
○無理ヲシナイデ会社ヲ休ンデハ

大変失礼致しました。
305名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 00:02:41 ID:xTiQgYrR
GJ!!!!!!!!!!!
306名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 01:20:38 ID:2bfXElbs
GJ!!!!
続き楽しみに待ってます!!
307名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 04:21:32 ID:0WycKdsT
>>304
GJ!!!!!
続き期待してます
ガンガレ! 超ガンガレ!!
308 ◆5mSXuZ5GjE :2005/12/14(水) 02:31:07 ID:NLfQ+t8a
弁解のしようがないくらい遅くなりましたが。
すでに忘れ去られているであろうお話の続きです。
309 ◆5mSXuZ5GjE :2005/12/14(水) 02:34:29 ID:NLfQ+t8a
 5

 次の朝、巧はおそらく今までで一番恥ずかしい思いをすることになった。
 床に直接広げたシュラフの中は、確かに意外と寝心地が良かったが、あまりにすっき
りした寝覚めに不思議な気分だった。なぜか妙に中が狭い。
 腕の中で、背中を巧に押しつけて小さな寝息を立てているのは都だった。
(ま……いっか)
 巧はいつからか驚かなくなり、こうやって姉が来てくれるたびにくすぐったいものを
感じるようになった。慎重に荷重を調節して自分の頭を動かし、姉の髪の毛の中へうず
め、甘酸っぱい香りをかぐ。その綺麗な黒髪は腕の中一杯に広がっていて、丁寧にかき
上げる巧の右手をさらさらと流れていく。
 都の枕代わりになっている左手には微かに痺れを感じるが、そのままにして右手で姉
の身体を包むように抱え込む。背中を軽く曲げて身体を密着させると、まさにジャスト
フィットする。
 奇妙な感じだ。
 環とは、逆に向かい合わせで絡まるように抱き合った方がフィットする。そういうと
ころも二人は全く違っている。本当に面白いように違う。
 笑い方や話し方、歩き方、手の繋ぎ方。髪型も服装も体つきも、触れたときの感触も、
抱いているときの反応も。形式的な立場さえ全く違う。それなのにどちらも巧にとって
は唯一無二の宝物のように感じられる。
(これを例えるなら……)
 そうこうするうちに、身体の前面に触れるパジャマ越しの姉の身体に刺激され、頭が
くらくらして来ていた。もとより朝の生理現象で巧のものは都のお尻に張りついている
のだ。
 巧が身体を寄せたことで少し窮屈になったのか、都は少しだけ息のリズムを乱し、お
そらく無意識に右手で巧の左手を握り込んだ。
(お尻にくっついてるの、なーんだ?)
 巧は、心の中で馬鹿な語りかけをしながら、密着しているお尻を腰でつつき、姉がち
ゃんと眠っているのを確かめると、そろそろと手を胸に持っていった。横向きになった
身体の前面でたわんだ二つの胸肉を掌の上に乗せて泳がせてみる。
310 ◆5mSXuZ5GjE :2005/12/14(水) 02:35:30 ID:NLfQ+t8a
 改めていうまでもなく、理想的な弾力を伴って、柔らかい。股間を直撃する刺激を巧
は心地好いものに感じた。
 都の意識がないと思うと、性欲以上に悪戯心が沸き起こってくる。
 起こさないように柔らかく柔らかく手を這わせ、ひたすら質感を楽しむ。手の中で自
在に形を変え、どちらかと言えば華奢で硬さのない巧の手を緩く押し返してくる。
 姉の反応がないので調子に乗り、胸の中心にある蕾に挑戦しようとした時、巧は気付
いた。
 いつのまにか三分の一ほど開いた引き戸から、ミネラルウォーターのミニボトルを咥
えた環が見ていたのだ。口元はボトルで隠れていたが、目は完全に笑っていた。
 そして問題は、環が都を見ていたことだった。
 この時環は薄目を開けていた都と目が合ってしまって、巧が都と環の両方に気付いて
いないので吹き出しそうになっていたのだ。
 巧が気付いた瞬間、環はひっくり返って、それでも声を出さずに部屋の中に転がると、
戸を閉めてから向こう側で声を出して笑いだした。
「み、み、み……」
 巧は一瞬で、とてつもなく恥ずかしくなって顔を真っ赤にしていた。もちろん環が笑
った理由にも完全に気付いていた。
 手を引っ込めて上から姉をそろそろと覗き込むと、
「おはよ」
 天使のような微笑みを浮かべた都が精一杯首を捻って巧にくちづけた。その捻れた首
筋の輪郭がとても艶かしかったが、巧にはそんなものを見ている余裕はなかった。
(見られた……)
 幸いトイレを覗かれる程の恥ずかしさではないことがわかって一安心だったが、恥ず
かしいのには別の理由もある。姉に悪戯しているところを恋人に見られてしまったのだ。

 やけくそで姉の身体の向きを変えさせると、その頭を抱え込んで唇を合わせ直す。
 それからすぐにシュラフを引きはがすと、反射的に洗面所に向かい、思い直して環の
部屋に乗り込むと、姉と同じようにかぶさってキスをした。
 環は何事もなかったかのように受け入れ、熱く巧に応える。ひとしきり貪りあうと、
姉がシュラフから這い出してキッチンへ歩く音を聞き、ゆっくり離れた。
311 ◆5mSXuZ5GjE :2005/12/14(水) 02:36:23 ID:NLfQ+t8a
「畜生〜、いつか仕返ししてやる……」
 巧は笑いながら環の胸を掴んだ。
「あん……えへへ、ごめんね。都に見つかっちゃったから、巧くんにも見つかってみま
した」
 屈託のない笑顔だった。巧はさっきのことよりも自分の了見の狭さに恥じ入りたくな
った。すべてが、もうこの女性の中には織り込まれているのだ。
 姉は? 自分を信じるならば、二人の、さっきの口づけに込められた思いはそれぞれ
本物だったと思える。
 顔を洗いながら巧は、東京に来てからの自分の事を少し考えた。
「環さん、愛してる」
「姉ちゃん大好き」
 なぜかはわからないが、自然とそういう言い方になる。それが二人の違いだ。
 初めてちゃんと三人揃ってとった朝食で巧は、知らないリズムで動く二人をじっと眺
めていた。一カ月暮らしてきて、二人ともすでに、生活に合った自然な行動を行えてい
るように見える。巧の胸は少しだけざわざわとする。
 色惚けしたままで地元に帰るのはとても怖い。そういう意味で、昨日自制を試みて全
うしたことにほんの少しほっとする。それが姉の力に拠るものだったにしてもだ。
 昨日、巧の知らない都に、巧は会った。
 性急さと硬さが薄れ、優しさが満ちている。その微笑みは心に刺さった。
 もちろん巧は知っている。それを姉にもたらしたのは巧だ。それでも、振り向かせて
おいて遠ざかる姉に、ぶつけてしまいたい思いが膨らんだ。今日は昨日のように大人し
くできないだろうと巧は思っていた。
 後片づけをしている時に、環が巧に声をかけた。
「巧くん、今日時間ある? おごるからさ、後で店に食べに来てくれるかな。んー、巧
くん一人で来てくれた方が話が早いけど、別に都と一緒でもいいよ」
「話が早い?」
 巧は都を見る。その顔が平静なところを見ると事情は知っているようだ。
「もしかしてまた、ありがちな話?」
「ありがちな話」
312 ◆5mSXuZ5GjE :2005/12/14(水) 02:37:12 ID:NLfQ+t8a
 環は肩をすくめて薄く笑った。まだ一カ月なのにもうこれである。次から次へと問題
が尽きない。
 普通環ほど身長のある女性はあまりもてない。そして、同性にもてる女性も一般的に
はもてない。他にも男を尻込みさせる要素がてんこもりだったり。そういう意味でも環
は破格だった。
「仲間? お客?」
「仲間」
「うわー……ご苦労さまです」
 巧がオーバーアクション気味に環を労うと、環はそれに苦笑した。泡で濡れた手で、
腕だけ使って器用に巧を抱き寄せ、おでこをぶつける。
「協力してよね、彼氏さん」
「もちろん。普段通りでいいなら」
 巧はうまいリアクションを思いつけず、ただにっこり笑った。
「まあ、それがベストだよねー……」
 巧がちらっと見ると、都はただ黙って聞いている。
 それから、環が洗い物をする間、都は掃除機をかけていた。それが終わると風呂場と
トイレ。どうやら巧は手伝ってはいけないらしかった。巧は行儀悪く床に転がって二人
を下から見上げていた。
「なんで二人ともズボンなのよ」
「踏むわよ」
「ズボンでいいです」
 カーゴパンツ姿で風呂掃除を済ませた都が、それでもスカートに着替えて出てきたの
を見て、巧は嬉しくなった。それから、都はそのままお湯を沸かしてお茶のセットを並
べている。あらかた仕事を片づけたところで、環が巧の隣に腰を下ろした。
「巧くん」
「なんでしょう?」
「巧くんって、すごいエッチだよね」
「あのね……、…………ごめんなさい」
 最後はちょっと小さい声であやまった。
「ううん、そうじゃなくてさ。スイッチ入ってるのか切れてるのか、すごくわかりやす
いの、だから人よりエッチに見える」
313 ◆5mSXuZ5GjE :2005/12/14(水) 02:37:53 ID:NLfQ+t8a
「あーそれはどーゆー……、いや、男がみんなやらしいのはそう思うけど、それでも俺
ちょっとエロすぎかなって思ったり」
「そんなことないんだな。たしかに淡白な奴もいるみたいだけど、世の中いろんな奴が
いるわけよ」
 そこまで話して、環は大きく息をついた。
「というか、そこが大事なとこじゃなくてさ、巧くんは貴重だなって話」
 巧は少し溜めをつくってから聞く。
「さっきのって、やばい話?」
「うーん……別にやばくない」
「すぐに連絡してくれたら、その、いつでも来たのに、俺」
「うれしいけど、そういうのはだめ」
 環は本当に影のない笑いを巧に見せた。嬉しそうというより、楽しそうな笑いだ。
「他人の裏表につきあわされるってのは本当に疲れるんだわ。うん、ほんとに。私の話、
実感こもってると思わない? 巧くんとこうやってると、そういうの、何もかもなかっ
たことにできる」
 そっと巧の身体にもたれかかり、腕を巧の背中に這わせながら抱き締めた。
「というわけでよろしく」
「なんか気分乗らないなあ……」
 一応もう引き受けた話だが、それはそれ、半分照れ隠しのようにニヤニヤしてためら
ってみせると、環はノッて両手をあわせ、身体をくねらせる。
「そこをなんとか!」
 結局は巧の今日の予定はそれに決まった。
 気がつくと、いつのまにか都が真面目な顔で正面に座っていて、巧は少しぎょっとし
た。

 §

 そのイベント自体は思いの外簡単に片づいた。
 巧と都は、比較的客の少ないブランチタイムに、お茶を飲みに『ガルテンサンク』を
訪れた。
314 ◆5mSXuZ5GjE :2005/12/14(水) 02:38:44 ID:NLfQ+t8a
 ファミリーレストラン特有の『一階が駐車場で店は全部二階』の階段を上って、自動
ドアを抜けると、地元の女子高生風のリトルグラマーなウェイトレスが出迎える。
「いらっしゃいませ〜! お二人様ですか? ご案内いたしますので少々お待――」
 ノリノリの黄色い声が途中でブツ切れたと思うとそのウェイトレスは、巧と都の顔を
交互に見て、それから目を点にして、大げさにのけぞって変な声を出した。
「うわ、浮気???」
 いきなりなんの話か。巧と都はそろって目を剥いた。
「うちのクラスにもいたな、こういうの。つーか、なに言ってんだこいつは」
 巧はその少女を押しのけると、きょろきょろと他の店員を探す。
「あっ、あの、私がご案内、いたしますので〜、その〜、二股ですか?」
 巧は頭を抱えた。すぐに事情は飲み込めたが、かきまわされずに済むのか、はなはだ
不安だ。
「とりあえず、外岡さんを呼んでいただけると嬉しいんですが?」
「ひゃ! わかりました、今すぐ! ……ひゃ〜」
 目を白黒させながらその少女が厨房の方へ抜けるのを見送りながら、巧は都をちょい
ちょいと呼んで耳打ちした。
「今日は環さんのために来たんだからな」
「わかってるわよ」
 都が睨むので、巧はさっさと目を逸らす。店内は時間帯の割にそれなりに盛況で、家
族連れもいれば高校生や老夫婦のような客も見受けられた。結構広い店だ。
「環さん、全員に俺の写真見せてそうで怖い……」
「別に問題ないじゃない」
「不満は、ない」
 巧が少女が消えた方へ視線を向けるとすぐ、思ったとおり笑いをこらえながら環が出
てきた。
「おっかしー! 裏まで聞こえた、もう、あいつ最高でしょ?」
 環は他人事のように言うが、巧はあまり笑えない。
「さ、お仕事――禁煙席の方、ご案内いたします」
「おお、ウェイトレスだ……」
 巧が、環の流れるようなマニュアル動作に感心しながらついていく。都は少し遅れて
それに続く。
315 ◆5mSXuZ5GjE :2005/12/14(水) 02:39:19 ID:NLfQ+t8a
「この格好は、どう? 巧くん」
「あのね、俺はコスプレマニアじゃない……」
 反応の悪い巧に、環は一瞬だけ膨れてみせ、片足を座った巧の方へ進めた。
「でも視線がこっちだけど」
 ミニスカートの下の生足は太股をしっかり露出させている。170弱の長身に併せ、
店内で目立つこと甚だしい。限りなく視線が飛び交っている。『ありがちな話』は仲間
だけですむのだろうか。巧は気が気ではなかった。
 その巧の心の動きを、環の目の奥が読んでいた。そして一つの行動に走らせていた。

「巧くん、手」
「手? こっち?」
「てのひら上に向けて?」
「はい……」
 思わず丁寧語になった巧が、まるで環に向かってなにか要求しているような、そのポ
ーズを取らされて頭を悩ませていると。
 突然環が、そのまま前に進んだのだ。巧の座るシートの足にヒールのつま先が当たる、
硬い音を聞きながら巧は、ぎょっとして環を見上げた。環はその視線を受ける前にさっ
と身を引き、メニューボードをテーブルに並べた。
 水を運んでくるさっきの奇天烈ウェイトレスと入れ替わるように身体を翻すと、「お
決まりになりましたら、お申しつけください」とさっさと引き上げてしまった。会話を
する余裕もなにもない。しかも環は振り返ることなく厨房へ消えた。
 巧にも言葉を並べる余裕は初めからなかった。
 それは一秒もなかった。その瞬間に知りたいことは全部わかってしまったのだ。
 都の方を見ながら、巧は変な汗が出てくるのを感じた。
「あのー、つかぬことをお伺いしますが」
「なに?」
 都はこの日は淡いピンクのブラウスを着ていた。胸元に金色のアクセサリを光らせな
がら、緩く微笑んで巧を見ている。それを綺麗だと思って、巧はあわてて意識を本題に
戻して、姉に押しつけた。
316 ◆5mSXuZ5GjE :2005/12/14(水) 02:39:56 ID:NLfQ+t8a
「あのほら、アレは姉ちゃん、どうしてる?」
「?」
「ボディロック。今着けてたりしないよね」
「あれはタンスの中。環のは私のプレゼント」
「…………はい?」
 ゴン、と音を立てて巧はテーブルに突っ伏した。
 さっき一瞬指の腹で受けた感触は、間違いなくそれだったのだ。下着の下の人工的な
手触り。傍目にもはっきりと、巧の手は環のミニスカートの中に入り――
「なんてこった」
「公平でしょ」
「いや……、そうじゃないでしょ……、そういうことなんだけどさ、筋が違うでしょ、
ていうかさ」
「なに言ってるのか全然わからない」
 うつ伏せたままもごもご言っているので、都が巧の言葉に珍しく突っ込んだ。
 巧はなかなか起き上がれなかった。この二人の頭の中はどうなってるのか。
「ぜってー環さん裏で大笑いしてるよ」
 その一言でやっと、むっくりと上体を起こすと、そこでは都が手招きで呼び寄せた中
背のウェイターがオーダーボードを構えていた。
 都がてきぱきとオーダーを済ませてしまったので、それに救われるように巧はメニュ
ーに飛びつき、最初に視界に入った鉄火丼を頼んでしまった。
「と、アイスレモンティー」
 思い出して速攻でお茶を追加するとこれもちぐはぐになり、また頭を抱えた。
「だめだ、今日は俺もう、ダメ。降参」
「ごめんね」
 都が諭すように謝るのだが、全然すまなそうには見えなかった。
「いじめだよな、コレ」
「お茶しに来たのにどうして鉄火丼なの?」
 この姉の反応もどうなのだ。
 いや、確かに楽しいのだ。中学時代に経験した女の子からのアプローチや反応は、巧
にとって全く物足りなかった。家での都やはるかとのやり取りが何よりの刺激だった。
317 ◆5mSXuZ5GjE :2005/12/14(水) 02:40:53 ID:NLfQ+t8a
そこへ姉が招待してきた二人の魔女もまた、巧の「快楽」のあり方に深く食い込んでい
たのだ。
 巧は窓の外の人や車の流れを眺めながら、久しぶりに心の古傷に触れた。
 巧が、姉が頼んだピーチティーと同じスピードで、丼とレモンティーを片づけている
と、都の携帯がテーブルの上で震えた。
 都がメールを確認すると、そこで巧はご飯をかき込んでいた箸を止められた。
「蹴らなくても言えばいいじゃん……」
「ちょっと触りたかったの」
 都は靴を脱いでいた。足で巧の脛をなぞっていたのだ。環の影響を受けているらしい。
もう反応する元気はなかった。
「任務完了だって」
「そうなの? あれま」
 巧は残りを平らげると、店員たちの様子を伺った。厨房の方へ目を向けると、二人を
見ていたらしい頭が五つほどいっぺんに引っ込んだ。
「ありえねー……。で、もう帰っていいのかなあ」
 姉に懇願するように訴えると、
「まだお茶終わってない」
 都の返事は現実的だった。確かに家で飲めば原価10円以下の飲み物だ。
「失礼いたしま〜す」
 さっきの奇天烈ウェイトレスはまた別の、今度は利発そうな細身のウェイトレスが、
軽快な動きで二人の水を補充して行った。その時しっかり巧の顔を確認していくのがわ
かった。
「こちらお下げしてよろしいですか〜?」
 にこやかに、注文を取った時のウェイターが空になった食器を片づけていく。こっち
はさっき見たから確認しないらしい。今フロアに出ているのは四人のようだ。
 都がお茶を飲み終わって口を押さえているのを見ているうち、巧は限界に達した。
「出る」
「あ、うん」
 都が立ち上がって普通に伝票を取り上げてすたすたとレジへ歩き始める。
 巧はその後ろ脚の白く細いラインを目でなぞった。
318 ◆5mSXuZ5GjE :2005/12/14(水) 02:41:31 ID:NLfQ+t8a
(ちくしょう……、あとでああしてこうして)
 やっぱりすぐに思考がそっちへ流れていく。姉を追いかけながら店員の姿を探すと、
環が両手に湯気の上がった料理を運びながらにっこりと笑った。そういう帰り方は少し
残念だったが、口パクしながらあとでね、と巧は手を振った。
 目ざとくレジカウンターに飛んできたのは、奇天烈ちゃんだった。
 勘定をしているのは都なのに、彼女は巧ばかり見ていて、「ありがとうございました
〜」のあとに「がんばってくださいね!」と一声。力コブシをつくっていた。
 最後までその調子だったので、巧は外へ出たとたん無意識のうちに深呼吸をしていた。
(なにも起こらなくてよかった……)
「あー、シャバの空気って感じ」
「巧、ありがとう」
 そう言うと、都は顔を隠すようにさっさと前を歩いていく。その労いの言葉は、巧の
耳の中に心地好く響いた。今の恥ずかしがった姉は今までの姉だ。
 一度だけ振り返って、姉の後を追った。今日環はいったい巧を人に見せたかったのか、
巧に自分を見せたかったのか。
 店から完全に見えなくなってから、都が巧の腕をそっと取る。
319名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 06:37:01 ID:X5F1yrPg
か、か、神様

   ┃   ┏━┃              ┃┃
 ━┏┛ ┏━┃ ━━(゚∀゚)━━┛ ┃┃
 ━┏┛ ┛  ┃              ┛┛
   ┛       ┛              ┛┛

お待ち申しておりました。
あなた様の登場は何時でも大歓迎です。
そして相変わらずの神様ぶりに感謝します。
320名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 09:41:34 ID:LMp/A0c8
保管庫で読んでファンになりました。
つづきは・・・無いのかな、と思っていたので、いや、嬉しい驚きであります。
GJ!
321名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 10:08:32 ID:Z1n/sy2k
正直もう続きはないもんだと思ってた
イキテテヨカッタ……
322U-名無しさん:2005/12/14(水) 15:51:44 ID:FqTNAR+e
キタアアアアアアアア!
GJ
正直諦めかけてたが、お帰りなさい職人様。
323名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 17:11:39 ID:hBAOpadV
あああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
きたきたきたよこれは!!!!!
是非いもうとスレに(ry
324名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 04:08:41 ID:uiwjdEMy
God job!
帰ってきてくれて
かなり嬉しい。
325名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 20:11:48 ID:LSClDMa/
神様GJ!!!
貴方を忘れるわけが無いです
326名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 23:39:13 ID:uMhgsOiA
キタアァアアァァアァアアァアァァアアァァアァアアアァアァアアァァアァアア
(´∀` )お久しぶりアンド神降臨って感じ
327名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 16:13:20 ID:VF3DdEo0
職人キテタァァァァァァァァァァ!!!
328名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 16:15:59 ID:yamO107L
GJ!!!
329名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 00:43:12 ID:PKDQwsfW
だれか俺にやさしくてきれいなお姉ちゃんください
330 ◆5mSXuZ5GjE :2005/12/18(日) 05:06:14 ID:btYaMW4r
自分にも下さい。
いや、温かいレス本当にありがとうございました。(結構ドキドキしてました)
もうすぐクリスマスだというのにGWが全然終わりません。
331 ◆5mSXuZ5GjE :2005/12/18(日) 05:06:54 ID:btYaMW4r
 6

「このまま帰っちゃう?」
 巧が、この後環が帰るまでの予定を尋ねたとき、振り返った都はすでに平静に戻って
いた。それでもやはり以前より表情が柔らかい。
「お買い物したい」
 最寄り駅の高架下をくぐりながら、都が信号の向こうのスーパーの看板を指差した。
「食材?」
「それとキッチンタオルと、洗濯のネット」
「あ、俺、コロコイーノの新譜欲しい」
「自分で買いなさい」
 都が、巧がわがままを言うのを待っていたかのように、ジロッと睨む。それに、もち
ろんそんなものはスーパーには売っていない。
「今月苦しいんだよなー。食費削ったらはるかがまた暴れるし」
 それを聞いて、都はしばし黙り込んだ。
 巧は交通費を使って来ている。往復でCDが買えてしまう距離。それに気付いた巧は
慌てて、余計なフォローをした。
「コンドーム買っちゃったからな、コンドーム! コンビニでコンドーム」
 ガツン、と鈍い音と同時に巧は飛び上がった。
 都が向うずねを蹴り上げたのだ。「いでで! こら……、なにその硬いつま先」
 よたよたとガードレールを頼り、すねを撫でながら巧は都を追いかける。
 デパ地下風のスーパーマーケットのエスカレータを下りながら、都は巧を見ることが
できない。街の中でスイッチが入りそうになった自分に驚き、無意識のうちに弟から身
体を遠ざけた。
 慣れなければいけない刺激。都は少しずつではあったが、対処法を身につけていた。
「ちゃんと食べないとだめ。それにはるかのことももっと考えてあげて」と、生活のた
めに思考を割いた。

「てことは、散財したらご飯抜きってこと?」
 環は前日よりは元気に帰ってきていた。そこで巧は、環の質問に答えて、待鳥家の家
計の仕組みについて説明している。
332 ◆5mSXuZ5GjE :2005/12/18(日) 05:08:14 ID:btYaMW4r
 家では、家族全員の食費と、姉弟妹の小遣いが三人それぞれに一元化されている。つ
まり十日分の食費プラスお小遣いを毎月もらって、それを回すのである。お小遣いの部
分で、年の差の分、多少色が付いている。
 毎日交替する食事当番がメニューを決めて、買い物も自分でする。うまいことやりく
りして食費が節約できれば、自由に使えるお小遣いが増えるのだ。その代わり、その節
約の仕方によっては他の者から苦情が出ることは必至。ちゃんと栄養のバランスや過不
足も考えなければならない。巧は最初のうちまったく要領がわからなくて、安上がりな
100円ショップの冷凍食品やレトルトで原価を稼いで、あとの二人のヒンシュクを買
っていた。
「しょうがないときは親父に申し立てて、臨時予算が下りることもあり」
「巧は臨時予算ばっかりじゃない」
 冷ややかな都の隣で、環が感心しながら夜食をほおばっている。
「なんか面白いやり方だね、ソレ。そういうのも教育なのかな」
 両親が健在な家庭ではそういう事はない。環は独立した暮らしを始めた今だからこそ、
巧たちの苦労とそういう生活ならではの楽しさも想像できるのだろう。巧は、昼間のこ
とを考えつつも、新しく参画した環の、生活面での存在感を意識した。
「つーか、あれでよかったの? 姉ちゃんいたからどうかと思ったけど」
「都は私の親友、巧くんが私の彼氏、だから。間違ったことは言ってないでしょ?」
「重大なことが抜けてるけど」
 巧の突っ込みに都がそっぽを向く。
「それ言っちゃおしまいでしょ。――厨房の人とあのウェイター君だったんだけど」
 さらっと環がまた聞き捨てならないことを言ったので、巧は口の中のニラたまを吹き
出した。「二人??」
 あまりの行儀の悪さに都がピコピコハンマーを食らわす。巧が問い直すと、
「えへへ、二人」
「つーか……ウェイターって、あれでしょ? 全然そんな感じは」
「しなかったでしょ?」
 環は真面目な顔でゆっくり言葉を使った。「食い下がるもんだから、結婚の約束して
るって言っちゃったけど。……まずかったかな?」
333 ◆5mSXuZ5GjE :2005/12/18(日) 05:09:12 ID:btYaMW4r
 とても珍しい、環の上目使いを巧は見た。巧の表情を見てあっと言う間に元に戻って
しまったが、巧は下半身がたまらなくなる。環の肩を引き寄せて、ぎこちなく軽く、唇
を頬に触れさせた。
 環がそれに応えようとすると、都がさらっと話に割り込んできて、牽制した。
「環は考えなしに誰とでも仲よくしすぎ」
 環はそれを聞いてとても楽しそうに肩をすくめ、今度は都の腕の中に入り込んだ。
「あと一日、明日働いたら終わりだから、そしたら巧くん返してもらうからねー?」
 異常接近に都はがたがたと音を立てて椅子を引いて逃げる。
「そ、そんなの」
 関係ない、という言葉を口の中で潰し、都は巧の方を見る。うっかり見てしまったと
いう感じだった。巧もその熱っぽい姉の顔をまともに見てしまった。
 都は、初めて巧と環の前で、欲情して上気した表情を晒していた。

 §

 巧は環を見た。
 朝のことを思い出す。今、環の眼の中の火はどうなっているのか。それに興味があっ
た。それを知るためになら、巧が捕らわれている羞恥心を捨てる事など、小さな事だと
思える。
 巧の心理的抵抗ひいては羞恥心は、『天の邪鬼な小心者』の上に立脚している。いつ
かは慣れなければいけないことだ。環と目を合わせたまま姉の手を引き寄せた。
「巧、やだ――」
 言葉だけの抵抗を見せて、都は巧の懐に身を預けた。中途半端な荷重移動で足をよろ
めかせると、すぐに巧は都の身体全部を自分の膝に乗せて、後ろから大きく抱き締めた。
 都が声もなく吐息で喘ぎ、目の前の環に訴える。
「ごめんね……」
「環さんは動かないで」
 巧が、都の後に言葉をかぶせた。環の表情が微かに動いて、そして、その視線に媚び
るような色が浮かんだ。
334 ◆5mSXuZ5GjE :2005/12/18(日) 05:10:02 ID:btYaMW4r
 それを、巧ははっきりと見た。巧の一言はまちがいなく環にも火をつけた。それを確
信しながら、姉の胸元をゆっくり下から撫で上げていく。都は片手でテーブルを掴みな
がらもう一方で巧の手首を捉え、一度大きく全身を震わせると、巧を力の限り制した。
「ごめん、環、ごめん!」
 だが、都がそうやって環の視線に注意を奪われたことが、巧に効率的に事を運ばせる
ことにもなった。巧が交差させた両手で都の両胸の膨らみを、裾野から激しく握り込ん
だ瞬間に、鮮烈な快感が都の全身を襲う。暴力的に首を後ろにひねったところを待って
いたように、巧は唇とその内側の舌を一度に奪った。都の両手が、テーブルや巧の足や
手の上を激しく行き交い、さらに彼女の肢体は弟の身体の上で悩ましくうねり、それで
も逃がしきれない快感にただ震えて耐えていた。

 ほんの数分の間に快楽の頂点まで駆け上がったその美しい姿を、環は戦慄をもって見
守っていた。巧の言葉に縛られ、動くことができない。
 巧の両手は都のブラウスをスカートから引っ張り出し、そのまま裾の下から肌の上へ
と潜り込んでいた。巧の肘が持ち上がって、そのシャツから覗く腕の筋肉が動き、その
度、都の口から熱い息と声が漏れる。機械的な仕組みでもあるかのような、規則的な反
応がかえって悩ましかった。
 その間にも口づけは濃密になっていた。
 ふたつの唇は密着して離れず、舌を吸いあいながら絡ませ続けている。熱い息を隙間
から洩らして、二人は絶え間なく求めあっている。
 環の身体の奥から興奮が噴き上がった。
 手も足も動かさず触れず、視覚情報だけで、だが間違いなく身体の性感は持ち上がっ
ていた。下着に滲んだ染みは薄布の堤防をすぐに越え、さらに硬いジーンズの鎧から染
み出し始めていた。
 恐ろしいまで欲情。目の前の二人の姿態が、環を捉えて離さない。
 環は、テーブルの向こうの二人の下半身が見えないことに焦れて、露骨にも立ち上が
ってしまっていた。

 §

335 ◆5mSXuZ5GjE :2005/12/18(日) 05:11:08 ID:btYaMW4r
 巧は何がなんだかわからないままに環を挑発し、暴走していた。そうさせたのは、突
然欲情した姉だ。甘い毒を含んだその吐息を吸って、そうして巧は、ちっぽけなプライ
ドからしばし解放された。
 禁を破って立ち上がった環に気持ちを見せようと、悪戯っぽい行動に出る。姉にも反
応してもらうために。
 片手をさりげなく下へ逃がすと、室内用のルーズパンツは簡単に巧の腰からずれた。
都が本能的に腰を浮かせて協力したので、少しためらった。姉は、何をしたのかわかっ
ているのだろうか。
 扇情的な絵だけを追及することで、巧はおそらく初めて環への攻撃衝動をあらわにし
た。ダイレクトに環の脳裏に刻みつけたいと思ったのだ。そして、露出したモノを、姉
のスカートの中でそびえ立たせた。形がはっきりわかるよう、布地をかせぐために姉の
両脚を一度広げさせてから若干閉じる。
 立ち上がった姿勢のまま、環が両手をテーブルにつき、熱い息を吐いた。
 巧にもその環の情動は伝わっている。都が股間の悪戯に気付き、お尻を強く巧の腹に
押しつけたので、巧のものはまるで都から生えているかのように、しっかりとスカート
を持ち上げていた。それは環の視界にはっきり映し出されているはずだった。
 環の眼が怪しく揺らいだ。
 環は、薄く笑いながらゆっくりテーブルを回り込んで、二人の目の前に立った。
 巧は引き寄せられるように視線を落とし、それを見た。環のジーンズの股間が濃厚に
変色し、ジッパーの真下から粘ったものが雫になろうとしていた。
(ボディロック、一体どこでつけはずししてるんだろう)
 そんなトボケたことを考えていないと、目も逸らせなかった。
 今この自分達は傍目にいったいどんなふうに見えるのか。
 環の顔はすでに真っ赤になっていた。
 だが、巧にはわかる。環の顔の紅潮は、羞恥に全く拠らないのだ。
 巧は気持ちを持っていかれるのを意識した。結局勝てないじゃないか。心の中で苦笑
して、そんなときにとびっきりの仕返しを思いついた。
「明日の夜、楽しみにしてるから。だから、今夜は環さん、一人でもしちゃだめだよ。
……今から両手で何もしないこと」
「……それはちょっと辛い」
336 ◆5mSXuZ5GjE :2005/12/18(日) 05:11:54 ID:btYaMW4r
 平気な声で抗議する環に、巧も負けるわけにはいかない。
「だめ、勝手に動いたから。服は俺が脱がせてあげる」
「脱がせて……」
 環はさらに巧に近づいた。都とは目と鼻の先だった。片足を二人の両脚の間に入れ、
濡れた股間が都のスカートをずり上げて、太股の上へ――
「姉ちゃん、部屋で待ってて」
 巧が姉に対する愛撫をやめて促したが、環はまだ止まらなかった。止める暇がなかっ
た。環は、都のスカートをまくり上げて頭をスカートの中へ入れると、両手で椅子ごと
二人の腰を抱え込んだ。逃げられない。
「やっ、……環!」
 声を出したのは都だった。環の上唇が、都の秘裂の上の蕾を、下着の上から擦ってい
たのだ。だが、よりきつく身体を硬直させていたのは巧だった。同時に環の舌は、巧の
ものを、それも一番弱いくびれたところをぐるりと舐めあげていた。
 巧は素股に近い状態で、最高に張り詰めたものを都と擦り合わせていたから、それだ
けでもう保たなかった。強烈な快感に引き込まれて、放出していた。
 環の口腔の、とろけるような熱いぬかるみの中へ。環が口を薄く開いて受け止めたの
で、同時に都の下着と蕾の辺りを少しぬめらせた。と思うと、環は唇を引き絞り、巧の
ものを締めつけて勢いよく身体を引くと、立ち上がって巧から届かないところまで下が
っていた。
「都ごめんね〜。この後ちゃんと巧くんのお仕置き受けるから」
 口の中の精液を感じさせる、粘りつく言葉を残して、環はトイレへと逃走した。

「ち、ちくしょう……」
 巧の完敗だった。またしても環に先手を取られ、それでも動きを禁じ、負けっぱなし
で終わらないために、速攻で追いかける。
「絶対絶対、すぐ復活するからな!」
 言葉は都に向けられていた。都は汚れた下着を抜いてから、考えて、スカートをはい
たまま部屋へ向かった。顔は緩んでいる。
337 ◆5mSXuZ5GjE :2005/12/18(日) 05:13:28 ID:btYaMW4r

 §

 濁った変な鼻歌を聞かされながら、巧は環についてトイレに入っていた。
 振り返った環は、上気した顔のまましばらく口をもごもごさせていたが、ごくんと飲
み込んで、にっこりと笑った。
「ごめんね」
 巧には邪悪な笑いにしか見えない。
 巧は後ろに下がって、目の前でトイレの扉を閉じた。
 水音がして環が出てくると、その場へ環を封じ、服を脱がせ始めた。
「動かないで」
 巧の言葉に、今度は環は逆らわなかった。巧は緊張する。迂濶なところに触らないよ
うに、慎重に上から順に脱がせていく。全部こうやって脱がせるのは初めてだった。
 動くなと言ったのでじっとしている、環の服を脱がせるのは、難しかった。にやにや
しながら、環は布が引っかかるたび甘い声を出し、巧を慌てさせた。
 環がその目の覚めるような肢体をすべて巧の前に晒したときには、巧はもうそのまぶ
しい肉体を見ることができなくなっていた。
 内腿を伝う透明な液体が、次々にあふれて、ふくらはぎからくるぶしへ、そして最後
にはビニールタイルの床に届いたのである。
 身体の中心からも、直接床へぽとりと落ちる音がした。
「どうしてこんなに感じるのかわからないの」
 環の声は震えていた。
 巧が覗き込むと、環は今度ははっきり羞恥によって顔を赤くし、目で訴えた。
「巧くん……」
 これは逆転のチャンスだ。巧は巧の明日のため、未来のために子供みたいに心を踊ら
せる。
 脱衣所から持ってきたタオルで環の足を軽くぬぐうと、それだけで環は身体を震わせ
た。手を取って環の部屋へそのまま導く。
 ベッドサイドに環を立たせ、巧がベッドメイクをした。
「環さん」
338 ◆5mSXuZ5GjE :2005/12/18(日) 05:20:40 ID:btYaMW4r
 巧が促すと素直に環はベッドに横たわった。裸のまま、時々身体を小さく震わせ、潤
んだ目で巧を見上げた。容赦なく、巧は環に布団をかぶせた。裸なので、一枚追加して
やる。最後に呪文のように言葉のおさらいをする。これはさっきされたことへのお返し
である。先に電気を落とした。
「明日まで、一人でするのも禁止です」
 環の抗議の視線は、今は心地好かった。姉のところへ。それが環に対するご褒美のよ
うなものだ。
「俺が姉ちゃんと、あの人とどんなふうにするかちょっとだけ教えてあげる」
 そう言って、巧は扉を開けたままで都の部屋へ移った。

 巧には、環が巧の言葉を守るという確信があった。
 これまでもそうだった。相手の目の前では平気で逆のことをしてくるくせに、影でこ
そこそするようなことは絶対にしないのだ。
 気がはやる。早く姉の方へ。
 できる限り音を立てて姉を抱く。環を精神的に犯す興奮が巧を包んだ。
339U-名無しさん:2005/12/18(日) 12:12:34 ID:pOJicTEc
やべぇエロ北これ。
今までで一番エロい。
超GJです。次回が楽しみ。
340名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 13:47:48 ID:SWMCGn6p
GJ!!!
だけど...生殺しですかorz
341名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 13:58:00 ID:n4C2DpyG
GJ〜!!
無駄撃ちしてしまったけどゴム使い切るって設定はまだ生きてるのかな
巧死ぬなよw
342名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 15:58:02 ID:C7IwBFh7
GJ!
そして>>330
GWまであと半年ある、大丈夫w
343名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 19:28:14 ID:N9wNMJkv
得ろ過ぎてたまらない。・゚・(ノД`)・゚・。
エロい。
マジでエロい。
リアルよりもエロい。
344名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 20:02:55 ID:oKQ2FpgK
GJGJ!

ファイアーエムブレムにも(ry
345名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 02:00:18 ID:rnqXnALu
エロい・・・
346名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 03:09:22 ID:cqSJOGOl
(*´Д`)ハゥゥ
347名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 20:39:45 ID:FvXGubKJ
久々に神の降臨か・・・・・・・・・半年以上ぶりかな?
相変わらずグッジョブ過ぎて言葉もでないw
348名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 01:09:24 ID:7BNhzmxQ
つ「GJ!」
349名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 15:03:28 ID:AUWVdlGQ
正直イマイチ
350名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 19:05:26 ID:e8qyGGfF
>>349
三日待ってやるからお前が書け

>>338
GJ!!
351名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 19:46:19 ID:o8nZLVqj
久々にみたら◆5mSXuZ5GjEさん来てたwGJ!です
保管庫みたら妹のはるかのも書いてたんすね
352 ◆5mSXuZ5GjE :2005/12/23(金) 01:15:38 ID:NhzLgnaY
いつもレスありがとうございます。えろプレッシャーには押され気味です。
次は来年になる予定です。メリークリ(略)

>>344
も、もしかして、あれを読んだのですか。
353 ◆5mSXuZ5GjE :2005/12/23(金) 01:16:21 ID:NhzLgnaY
 7

 敷居をまたぐと、都はベッドの掛布団の上に、うつ伏せで枕に顔をうずめていた。
 はだけたブラウスとスカートの下は素足で、靴下が床の上に適当に脱ぎ捨てられてい
る。投げ出された身体が、暗やみの中で、ぼんやり光って見えた。
 巧が近づくと、都の両手が縮こまるように枕を抱え込んだ。
 長い髪が大きく広がっている。まるで今交わっているようだ。そのときの姉の姿その
ものだ。まだ手も触れていないけど、都はすでに巧に抱かれているのだ。
 環の奇襲で吸われてしまったが、巧はすでに鉄柱だった。
 二人まとめて「もうだめ」と言わせて、まだお釣りがきそうなぐらい鉄柱だった。そ
のエネルギーを全部使って姉を抱けるのだ。
 頂点の夜の記憶は薄らいでもいない。巧は、あの姉にもう一度腕の中で出会えるとい
う期待に震えた。一瞬。昔巧たちの前で、中学校の制服を初めて着てみせた、恥ずかし
そうな姉が、視界によぎった。
 心の余裕がないというのは正にこういうことだろう。巧は、いきなり姉のスカートを
めくって、舌先でその部分を捉えた。
 にちゃりと透明な音がして、瞬間くぐもった嬌声が空気を裂いた。
 環がそれに反応したような気がした。

 都は巧の舌に恐ろしいまでの反応を見せていた。巧の脳裏に、さっきのあふれていた
環の股間が蘇る。同時に二つの女の身体を狂わせる興奮。巧は、のたうつ姉のブラウス
の背中を両手で押さえると、舌先に全神経を集中して姉の内側をえぐった。息のできな
い、無理のある体勢をすぐに諦めて、お尻だけを持ち上げて前に押した。都の背中がい
っぱいに反る。巧は舌だけで姉の股間を押していた。
「んうっっっっ〜っ!!」
 都の、可聴域を越えた高音を含む叫びが、巧の身体をも灼いた。
 さすがに攣りそうになった舌の代わりに、巧は口全体で姉の股間を吸った。
 そのまま両腕全体で姉の尻を抱え込んで、徐々に吸引と舌を使ったしつこい責めに変
えていく。姉の性感を休ませるつもりはなかった。
 余裕のできた片手は背中に這わせ、もう一方を都の下腹部の茂みへ忍ばせる。吸うの
をやめて舌の腹で念入りに襞を擦りとった。
354 ◆5mSXuZ5GjE :2005/12/23(金) 01:17:02 ID:NhzLgnaY
 姉の腰が崩れそうになると、また両手を戻して支え上げる。そしてまた責めを分散さ
せる。手を入れ替え、刺激に緩急を加えて予測の外を行き続けた。
 都はことごとくに全身で反応した。
「んん、んっ!」
 都が自ら腰を持ち上げ始めると、刺激を太股や尻の丸みに逃がす。そして腰を引きか
けたところへまた刺激を擦り込んで行く。都はそのひとつひとつに震えて耐える。かと
思うと動物的に大きく跳ねる。淫らな下半身の動きは、巧をただ酔わせた。
「んうっ、ん! うんん……」
 都の声を聞きながら、ころあいを見て、巧はまずシャツを脱いだ。
「ふ、ん、ん、ぁん、んっ」
 闇に慣れた巧の目は、カーテンの隙間からのわずかな光で、姉のすべてを捉えていた。
青白く浮かび上がった背中のラインが、一定のリズムでうねる。
「はっ、あ、……あっ、う、んっ」
 感覚に余裕があるときには、都は頭を浮かせて荒い息づかいを巧に聞かせる。そして
それがまた巧の次の責めの呼び水になる。
「んあっ!」
 何度か上げかけた声は、すぐにくぐもった喘ぎに変わった。
「んっ、うんんっっ」
 巧は姉が催促するのを待っていた。

 そして、巧が弱めた刺激を追いかけるように、姉の白い尻肉がもどかしく左右にくね
るのを巧は確認した。
 巧はもう初心者ではなく、今自分がやっていることをしっかり意識していた。姉の腰
を押して布団に落とし、うつ伏せの尻の上に体重を乗せていく。経験で知った、最高の
快楽を得るための姿勢。そこから巧は姉の背中を責めた。
『弱点』を這い回る熱い舌に、都が上体をのけ反らせる。それでも枕を離さない。巧は
快楽のつぼを掘り続ける。刺激が、今まで無刺激だった上体へ集中したことで、都の身
体は混乱に陥る。
 背中だけでイケる姉を、巧は丹念に舐めあげた。巧が舌を離す度に都は震えた。
355 ◆5mSXuZ5GjE :2005/12/23(金) 01:17:40 ID:NhzLgnaY
「あっ! あ、はっ、んんっ」
 漏れ出る声の大きさが巧にはたまらない。姉の背中にのめり込む。しつこく、何度も
姉の上で働いた。
 ついに都はダイレクトに鳴いた。
「あ、あ、ああっ、いやっ! んあ、い、いっ!」
 その呼吸は荒く、全身で感覚の急上昇を訴え始めていた。ここからイクまでの都を見
てからそこに溺れたいと巧は思う。首を打ち振る都の髪は激しく乱れ、巧はなんどもそ
れをかき上げた。背中を責めながら、初めて指を秘裂に送り込んだ。
 熱した泥流の渦。そこへゆっくりと中指を差し入れ、引き抜く。ゆっくりと差し入れ、
引き抜く。もう内側を軽く擦るだけでよかった。
 イキはじめた都の身体は、押さえつける巧の下で暴れ、巧はそれに耐えて姉を責め続
けた。
 寸前の叫びが消失したときが、頂点の瞬間だった。
 突っ張った両足と縮めた両手を完全に硬直させている姉を見て、巧はすかさずベッド
サイドの膨らみすぎの箱に手を伸ばした。無理やり詰め込まれたのを一つだけ取り出す
のに難儀し、力任せに引っ張るとばらばらと散らばってしまった。なぜかミシン目が全
部切り離されているのだ。考えるのは明日の朝にして、巧は裸になると、迅速に『儀式
』を終わらせた。すぐさま姉の、硬直が解けたばかりのところへ埋め込んでいった。

 §

 これに都が上体を跳ね上げた。
 やや身体を傾けていて、うつ伏せの身体のお尻と背中に弟の肌触りを感じるや、いき
なり股間に膨れ上がる圧迫感に跳ね上がった。瞬く間に全身を突き上げる快感に、都は
身をよじっていた。
 巧はある意味幸福の絶頂にあった。それは姉を、環を抱く度に訪れるものだったが、
飛び抜けていた。理由を考えるまでもなく環の扇情的な立ち姿が浮かんだ。
 硬さを測る方法があるなら、数値を記録に残したいくらい硬いのがわかる。
(モース硬度とかで測れるのかな?)
 それを姉に与えられるのが誇らしい。馬鹿みたいだが、そういうものだ。
356 ◆5mSXuZ5GjE :2005/12/23(金) 01:18:30 ID:NhzLgnaY
 巧は姉に絡めとられるままに肉体を委ねていた。イッたばかりの姉の全身の火照りが
心地いい。軽く抱きしめながら形を確かめる腕の中で、熱く、柔らかく、都の身体は巧
の望むままの肉感を与えている。
 巧の剥き出しの感覚すべてが、姉を味わうことに酔っていた。律動による即物的な快
楽を忘れてしまうほどに、肌がなじんだ。

「どうして動かないの」
 姉の咎めるような声を聞いたとき巧の中でセーフティが外れた。溜め込んでいたもの
が一斉に腹の底から突き上げてくる。
「なんでだと思う?」
 巧は意識的にはっきりと声に出した。満足に動かせないのを承知で、その位置から奥
へ腰を押し込む。髪を緩くかき分けて首筋に軽く口付けると、そのまま脇から前に腕を
回していった。姉を両手に抱え込んで、力を込めていく。全身を押しつけると、せり上
がった姉のお尻の肉が、余すことなく巧の下腹に密着する。
 どちらかというと浅い挿入だったが、都は巧の体重を完全に受け止めていた。足を閉
じた都の下半身は、巧のものを根元まで、しっかりと包み込んでいた。
 さらに都が催促をした。
「動いて」
 巧は、姉が締めつけてきたのに気付いた。気付くどころか、気を抜いたらそれだけで
持っていかれそうな、たまらない肉壁の感触だった。都はすでにそれが弟に対して武器
になることを知っている。だが、巧はまだ姉に溺れずにいた。
 巧は、どことなく張り詰めた空気の中に、環の視線を感じている。
 見られているわけではない。
 熱い息を吐く姉は、今巧を虜にしようとしていたが、それ以上に、恋人を辱める興奮
が巧にあった。それが、姉に対する直接的な行為とは違うベクトルで、巧をつき動かし
ていたのだ。
「動いて」
 お尻を振ったり、締めつけに強弱を加えたり、都は満たされない快楽のために恥を忘
れて巧に訴えかけた。それに応えるのは簡単なことかもしれない。姉と環への二つの欲
情が、巧の中でせめぎあう。
357 ◆5mSXuZ5GjE :2005/12/23(金) 01:19:02 ID:NhzLgnaY
(早く突きたい。姉を狂わせたい。姉の身体にぶちまけたい)
 その欲求には嘘偽りがなく、だからこそ巧は今、姉の身体を使って環を抱くことがで
きると思った。環のすぐそばで環を忘れる。姉に溺れなければ、それは成し得ない。
 そして――
 巧はその時確かに、環の微かな息遣いを聞いた。
「始めるよ」
 環に言った。都の身体が、巧の腕の中で熱く踊った。

 §

 隣の都のベッドが一度大きく軋む音を聞いて、環は反転して、布団の中でうつ伏せに
なった。
 両手両脚を開いた。脚を開くとき、シーツの上に熱いものが、どうしようもなく広が
っていくのを感じた。
(明日はまず洗濯だー……)
 どれだけのものを洗うことになるのか、まだわからない。
 環に出来るのは、巧の言いつけを聞くことだけだった。
 やがて、くぐもった微かな声を聞いた。
 それが親友のよがり声であることは疑いがなく、環は初めて接する都の本当の姿に胸
を熱くした。だが、それ以上のことは全くわからなかった。
 欲情したまま、自分で慰めることも出来ない環には、気を紛らわせる方法はない。む
しろ環は、巧の教えてくれるものにもっと向き合いたかった。
 ベッドの軋みも、衣擦れの音も、息遣いも、すべて洩らさず感じ取ろうとした。
 裸のままの身体がシーツに触れる新鮮な感覚にも助けられ、神経が研ぎ澄まされる。
暗闇では音は雄弁だ。足りない情報が記憶に補完されて、環の身体は、都とシンクロす
るように巧の『愛撫』に震えた。
 両手でシーツを握り締めて、都の声を聞いた。不器用で乱暴者で意地っ張りで、でも
誰よりも美しい同級生。彼女が今、巧に狂わされているのが、はっきりとわかる。
 巧がシャツを脱ぎ捨てる。都の身体を押しつける。わかるときにははっきりとわかっ
た。そして脳裏に再現する情景が、環の胸を灼く。そして、
358 ◆5mSXuZ5GjE :2005/12/23(金) 01:19:51 ID:NhzLgnaY
「始めるよ」
 突然、そう聞こえた。

「あ……うあ、ああ……ん、あ、あ! あ! ……あ!」
 都が鮮烈に鳴いた声は、環をも狂わせた。
 リズミカルに肉を叩く音。後ろから巧が都を貫いている音。
 チュッ、チュッ、とついばむ音。巧が都の首筋を吸い上げる音。
 呼吸を整える、愛しい巧の息遣い。
 嬌声は、ときに悩ましい口づけに取って変わる。
「んっ、んっ、んっ、んっ」
 抉られながら、唇は吸いあう。
 お互いを呼びあうのも一度や二度ではない。
 ギシリとベッドのスプリングが鳴って、二人の体位が変わるのを教えた。
 すぐに都が声を上げ始めた。
 肉を叩く音よりも交接する二人の水音がよく響く。
 さらにベッドが軋んで、そのままギシギシと大きく軋みはじめた。
 強く弱く、都は弾けた。

 壁を挟んで向こうにいる巧に、環は犯されていた。記憶の中の巧のオスが、環の脳内
で膨れ上がった。声も出さず、何にも触れられもせず、環は巧に応える。環の代わりに
都が嬌声を上げさせられ、環の代わりに都が巧に貫かれている。
(して、して、して、奥がいい、一番奥、入口の上と、後ろからも、横からも)
 都の声を触媒にして、巧はうつ伏せで耐えるだけの環を犯し抜いていた。
(奥、奥、全部、もっと……)
 隣の動きが速くなると、環の呼吸も苦しくなった。だが、やはりイクことはできそう
になかった。入れて欲しいと言うことはできない。
 堪えて、二人の声を聞き届けようとした。
「は、う、あ、あ、いやっっ!」
「姉ちゃん、ほらっ」
 巧の声が心臓に届く。「イッていいよっ、ほら、イッて、…………イッて!」
359 ◆5mSXuZ5GjE :2005/12/23(金) 01:20:44 ID:NhzLgnaY
 巧がそんなことを言うのか。
 巧の声の強さに環は震えた。イケないはずの身体がマグマを吹き出した。巧の言葉に、
一番奥を激しく抉られていた。
「放さないで、放さないで! 巧、私っ、私っ、い、いやっ、イク……い、いやっ、あ、
……あ! …………っあ!!」
 都の絶頂の声を、環は、魂を震わせて聞いていた。
(――巧くんがまだイッてない)
 環の身体はシーツから糸を引いて、浮き上がった。
 その瞬間、オスの満足感を含んだシンプルな声が、環を貫いた。
「い、いく……」
 都が余韻の中で追随するのを、環は認識できなかった。すでにめくるめく陶酔の中に
放り出されていたからだ。

 §

 環は、かつて味わったことのない特別な幸福の中にいた。何が起こったのか、自分が
どうなっているのかわからない。イッたのかどうかもわからない。ただ自分が幸せだと
それだけは思う。なぜ思うのだろう。自分は今涙を流しているというのに。
 そこで泣いている自分に気付いた。
 理由は全くわからない。嬉しいというのと、何かが違う。でも、これだけははっきり
している。身体の一番底に刻みつけられた感覚を、環は反芻した。
(もう絶対、巧くんから離れられない)

 だが、まだ早かった。
 環はこれで解放されるわけではなかった。
 隣で、またギシリとベッドが鳴る。環の耳に入ってくるのは、巧が都をいたわってい
るというような音ではない。
 環に判別できるのは、愛撫の水音。期待を含んだ都の甘い吐息。そしてピリ、とスキ
ンの袋を破る音。
「始めるよ」という巧の声が聞こえる。

360名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 01:37:33 ID:sGSrCJZa
>>359
乙&GJ!
361名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 06:05:52 ID:SHtvGyDE
鉄柱(*´Д`)カタス


乙でした、よいお年を〜
362名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 11:34:24 ID:Qehcg+9G
(*´Д`)環さんハァハァ
363名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 13:06:48 ID:8t7oqC8W
乙乙

はじめるのか・・・はじめてくれ巧っ
364U-名無しさん:2005/12/23(金) 16:02:19 ID:GXBRM8XO
都姉ちゃんハァハァ・・・
365名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 18:01:31 ID:Rx7XzPba
↓ 下を見ている

やべーココにも鉄柱が。
366名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 02:57:55 ID:XnH3myaG
アナタハ、ワタシヲ、コロスキデスカ
ホントネ、モウ
グッジョヴッテイウカ
ゴッジョヴテイウカ
( ▼Д▼)
/\ \フォー!
> >
367名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 11:48:21 ID:iHsVeVGg
\( ▼∀▼)/お姉さんフォー!!
  ((■ ■))
  <  >
368名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 20:03:51 ID:Zxa8yv90


465 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2005/12/27(火) 22:22:57 sXOM2e2t
757 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2005/12/24(土) 19:34:58 ID:BIijDotn
ここの1さんは書きこみを見てもわかるように
荒らしを監禁スレに誘導してこっちを繁栄させようと必死ですがw
こんな腐った性根のスレ主の立てたスレに投下はないとおもいまちゅ
投下するのはここの1の改変糞コピペくらいですw
間違い無い!!



466 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2005/12/27(火) 22:23:30 sXOM2e2t
430 名前:名無しさん@ピンキー 本日のレス 投稿日:2005/12/25(日) 03:23:00 GlJ9x/Ud
>>755
ヒャハハw


431 名前:名無しさん@ピンキー 本日のレス 投稿日:2005/12/25(日) 03:24:04 GlJ9x/Ud
もっとコピペしろぉ!スレを荒らせぇ!自作自演をしろぉ!
煽れ煽れぇぇ!
釣りもファビョりもまだ甘い!
もっと絶望を!もっと悲しみを!もっともっとだ!


432 名前:名無しさん@ピンキー 本日のレス 投稿日:2005/12/25(日) 03:25:50 GlJ9x/Ud
>>762-763
おいおい、私は違うぜ!

もっと私を楽しませろぉ!私はお前を見るのが楽しくて楽しくて楽しくて楽しくて
仕方がないんだよぉおおおお!!





コピペされた分はきっちりとお返ししますw
これぞまさにゴミ職人バリアスパイラル
ご協力感謝しますwww
369名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 20:04:36 ID:Zxa8yv90
124 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2005/12/25(日) 00:32:12 Z3QOZyAe
>>123
荒らしの温床になるだけの、望まれない次スレを建てた時点で、お前も荒らしな?
ちなみに正統な次スレはこっち
【監禁・調教】M男シチュSSスレ【輪姦・露出】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1110203203/l50

このスレに投下する事は>>1にような荒らしに餌を与える行為と同等で、叩きの対象になります。
また、このスレは削除待ちですのでコレ以上のレスも荒らし行為と見なされます。
良識ある住人の方々は速やかに上記スレに移動してください。




125 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2005/12/25(日) 21:51:52 iwFf6yjW
>>124
なんで俺がスレ立てたことになってんの??WwwwwwwwwWW
立てたの俺じゃねえよwww 脳内エスパー乙wwww
ついでに自治厨乙wwww

あまりにリアルの生活が惨めだからって2chに当たるのやめろよwww
2chでどれだけ勝った気になっても
オマエのリアルの生活が惨めなのは何一つ変わんないんだぜwwwww


126 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2005/12/26(月) 21:32:21 kqkiKK+X
保守しとこ


127 名前:名無しさん@ピンキー 本日のレス 投稿日:2005/12/28(水) 00:30:23 dGS2+dLq
>>125
これが池沼っていうやつか。
( ´,_ゝ`)プッ 




128 名前:名無しさん@ピンキー 本日のレス 投稿日:2005/12/28(水) 00:45:58 YLn4uyV0
>>127 粘着必死ですね


129 名前:名無しさん@ピンキー 本日のレス 投稿日:2005/12/28(水) 13:34:58 OMnQaeUz
>>125
…頭大丈夫?


兄弟を虐待する姉妹のSS 二日目
370名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 20:07:11 ID:Zxa8yv90
エゴマゾどもの巣窟見つけたあw
371名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 23:42:30 ID:+qqx4LTP
誤爆?餅ケツ
372名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 01:12:13 ID:Ag+zx81f
おねえぱい
373名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 06:06:44 ID:JjFueM66
新年あけましておめでとうございます
と新年のご挨拶がてら保守
374名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 15:55:52 ID:uJOkY00+
375名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 01:32:00 ID:1n2FLJVg
誰かいない?
376名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 01:32:19 ID:gShMzXgz
>>374
すげーオメガモエス(;´Д`)続き気になって寝れねー
377名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 01:33:43 ID:gShMzXgz
>>375
あら?ノシ
378名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 02:54:40 ID:4WFZFdNG
姉age
379名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 19:42:43 ID:rDpi8Jwj
姉からメールがきた

いつもの店で買い物してる、荷物もちに来い
急がなくていいから車に気をつけて早く来い
待たせるな

        とりあえず・・・走っていきます
380名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 20:03:22 ID:qSG079qj
ボスケテワロスw
381名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 09:28:29 ID:5ROSx1wP
お姉さんください
382名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 19:49:30 ID:n+jjMq4o
>>381 俺もほしい

このスレにいる人たちは姉や妹はいないのかな?
俺は妹がいるが今は家族バラバラ、
子供の頃、もっと仲良くしとけば良かったと思う今日この頃

ところで
1・友達のような姉
2・母親のような姉
3・恋人のような姉
4・他人のような姉
どれが一番多いんだろ?

>>379は1の友達のような姉かな?
このスレみてたら仲の悪い姉弟けっこー多いことがわかった

最後に一言、都さんのような姉ほしい
383名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 00:22:08 ID:Pze3O8mn
379じゃないが俺んトコは1だな
2人して趣味もほぼ一緒だしよく出かける
384名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 03:40:12 ID:zHCN196D
>>392
うちは姉2人とも2だな。年が離れまくってるからなんだろうけど
だからこそ変則的な性格の姉が欲しいと切実に憧れますよ

しかしなんで妹が欲しいとは思わないんだろうな…
385名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 18:38:49 ID:D1p6hoyF
俺の姉は、多分、4かな…
でも、時たま(と言っても3日に一辺ぐらい)酒をハチャメチャ飲んだ挙げ句のはてに
「寂しいから…眠れないの…」とかのたまいながら、人のベッドに侵入するがね
でも、普段は俺のこと空気か、ゴキブリ以下の存在として認識してるなありゃ。
実際、一緒に一日中家にいたことあるけど話した会話は
「飯は俺が作ろうか?」「別に」
だけだったしな。
386名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 19:04:56 ID:12Psot0A
職人さんを待つ間に・・・

すまん>>383、384、385
姉といくつ歳が離れているか教えてくれ
387385:2006/01/13(金) 19:37:32 ID:D1p6hoyF
3歳だね。姉は25歳ですよ。
今は、姉が、俺のところに住んでいる。
元々、一人暮らしは俺がしていたからな。



















えっ?俺?…………彼女いない歴22年の22歳童〇野郎ですが、何か?
…………姉でも落として彼女いない歴にストップをかけようなぁ…………
388名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 22:06:03 ID:QdJEpPIH
>>387
言質取りました、>>385は今から姉を落とすそうです
389383:2006/01/13(金) 23:48:19 ID:Pze3O8mn
ウチは4つ上だったかな
オサレでメガネかけやがるから年上&メガネ萌えの
俺にゃキツい
390384:2006/01/14(土) 02:20:50 ID:zzC8M5lt
11歳と8歳離れてる
みんな歳が近いのウラヤマシス…落ち着きすぎていて姉というよりやや母ぽいし
2、3歳差ぐらいの姉が欲しかったよ。叶わぬ夢なわけだが
391名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 12:09:35 ID:xc0JU+QA
こないだ姉ちゃんに肉じゃが作ってって頼んだら
「そんなん自分で作れ!」って返された
でも次の日Googleの検索履歴見たら

肉じゃが
おいしい肉じゃが
最高の肉じゃが
究極の肉じゃが
至高のにkjはd
至高の肉じゃが

ってあってワロタ
392名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 13:48:43 ID:M78VHxVq
弟のために作ろうと奮闘したのだとしたらかわいすぎだぞねーちゃん!
でも、現実は「肉じゃが… 肉じゃがか… そういえばあたしも食べたくなったな…」とかだと思う。
393名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 14:10:04 ID:lb1Eh6h4
>>391
妄想乙。
おまえみたいなキモオタに姉は存在しない
394名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 15:33:05 ID:0zIq3Ezf
>>361は前にも見た
395名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 15:33:42 ID:0zIq3Ezf
間違えた
>>391
396名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 17:36:03 ID:tt3qQOz4
383-385と姉の歳の差から
あまり離れていると萌えにくいとゆーことがわかった

384の言うとおり 2、3歳差ぐらいがちょうどいいのかも
383よ、おまいは幸せものだ・・・
397名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 19:46:05 ID:lb1Eh6h4
>>391
コピペか?それともいつまでも同じこと繰り返し言ってんのか?wwwwww
398名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 22:53:04 ID:swSxSxBo
385です。
今、姉と一緒に食事をしたぜ!!しかも、めっちゃ高級な料亭で。姉のドレス姿マジエロス!!
さすが俺だ、宣言してから3日で姉を落とすとは…
カッコイイ弟っうのは罪だな。アハハハハwwwwww




実際は見合いを断わる材料としてつかわれただけだが。
俺は良かったと思っている。あんなブ男に自慢の姉を渡してたまるか!!
ザマみやがれ仲人ババア!!なにが「そこの方より貴方にお似合いですよ」だ!!
絶対俺の方がお似合いだって。
しかも、やんわりとしかしはっきり「お断り」と伝えたのに
「また、ご一緒しましょう」だと?しかも見ている前で二月、三月の計画まで一方的にしていきやがった!


愚痴ってすまなかった本当、今終わったとこでな。マジで怒り心頭なんだ
せっかくだ、三月まで姉を死守したらなんかSS書くよ。
SS書くよっても初めてだから巧いかどうか、分からないけど。
あぁ、早く帰って姉を寝かしてやらないと。
399383:2006/01/15(日) 22:54:30 ID:c0lZx2Eo
>>396
ああ。
だがその趣味がオタク趣味だってのが問題だw
20後半まで腐女子のまま、と誰が予測出来ただろうか。
400名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 22:57:47 ID:c0lZx2Eo
お、385乙
頑張れお前なら出来る!

そしてSSを書くのだ
401名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 23:19:00 ID:swSxSxBo
上げたかも。すまん。orz
>>400
軽く死守してみせるぜ!!しっかしマジでウザイ奴だ。
「送りますよ」っうから最初は断わっていたら、ぜひなんて言うから
折れて、でしたらって俺と姉が乗ろうとしたら
俺に向かって「貴方は違いますよ」だと?しかも、「私の妻に触らないでくれ。」
ハァ?頭オカシイんじゃないですか?頭の精密検査どうですか?それとも精神科ですか?
で、結局は知り合いの代行をよんで今京都駅裏で、姉を膝枕しているわけだが。
代行…遅すぎ。奴らの今出ましたはいったいいつのことなんだ。
姉が風邪でもひいたらマジで見合いの奴をぶっ殺す。ついでに代行の友達もだ。
と打ってる最中に代行来た。づはまた明日。ノシ
402名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 23:35:53 ID:olwOojpY
>>401
でも相手を完璧に断る言質が取れたからいいジャマイカ。

「一度お会いしただけなのに、『私の妻うんぬん』などと発言する
 おかしな方とはお付き合いできません」ってさ。

さて、今回の実話を元にしたSSを期待してるよw
403名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 01:10:29 ID:eBdtbkQO
>>385
うだうだ言ってねぇーで書くならはよ書けや。そんなだからネェちゃん守れねぇんだよwwww
404名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 01:31:48 ID:eXqWZW3s
この根性無しめm9(・∀・)
405名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 03:23:13 ID:RR0VFnFD
>398
もうエチーはしたんか?
406名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 07:27:08 ID:aqL7E2iA
断る材料なのに抱いてるわけねーだろw
407名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 16:42:09 ID:eBdtbkQO
>>405
馬鹿?
ちゃんと読んでから発言してくださいね(;^_^A
408名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 20:20:50 ID:qisZ+X94
流れを変えるためにここは一発





ぬ る ぽ
409名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 21:12:17 ID:aqL7E2iA
あえてスルー
410名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 22:28:44 ID:eBdtbkQO
>>409
しかしキモオタどもにまとわりつく>>408のぬるぽ攻撃!!もう逃げられないwwww
411名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 03:01:07 ID:eBZos9n5
>>410
お前も 帰 れ
412名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 22:49:43 ID:F78iOtAZ
多岐川・・・の人まだかな?
続き待ってます・・・
413名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 15:39:33 ID:AYIuC3p/
黒髪、ってどこにある?
414名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 02:48:23 ID:3K0f5HEI
明日の夜頃にSS投下しようかなと思ってます
今は携帯なので…
415名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 13:03:31 ID:GFikn4qu
今からフルチンでワクテカしながら待ってます
416414:2006/01/23(月) 02:40:55 ID:/OxSq0Nw
ちょっと遅れそうです…明日とか
いつになったら終わるんだOrz
417名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 10:50:42 ID:G7apohQ8
早くしてくれんと>>415のブツが臭くてかなわん
418名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 14:00:25 ID:MRLLmD4/
唐age食べたい
419名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 19:38:55 ID:2k08T5v8
バイトも終わり、自宅に着いた頃には夜の十二時をまわっていた。
仕事はキツイし、勉強も大変だが、あの頃に比べればずっとマシだ。
このオンボロアパートにも愛着がわいてきたし。
玄関のカギをあけ、ただいまー、と一人ごちる。
もちろん答えてくれるひとはいないが、習慣だ。
部屋の明かりをつけ、バックを置こうとした瞬間。
「――ヒッ」
悲鳴をあげそうになった。
部屋の隅、女がすわっていたから。
見覚えのあるその女は、忘れたくても忘れられない
俺の人生を狂わせた
「…おかえり、しゅうちゃん♪」
最低で、最悪で
「まちくたびれて……寝ちゃいそうだったよ」
最愛の
「お、おね……」
――実の姉だったから。
420名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 19:41:36 ID:2k08T5v8
「フフッ、しゅぅちゃ〜ん♪」
小動物のような愛くるしさで抱きついてくる
その柔らかな抱擁は、真綿のような鎖をおもわせた。
「ど、どう、どうし…」
どうしてここがわかったのか?
両親と親友以外知るはずないのに
絶対にわからないように逃げてきたのに
ぜったいに わからないように にげてきたのに!!
「しゅぅちゃぁ〜ん、あいたかったよぉ。すごぉく、すごぉぉぉく、あいたかったぁぁ」
甘ったるい、間延びする声で囀りながら、少しづつ、抱擁をきつくしてくる。
「ねぇ、しゅうちゃんもそうでしょ? そうだよね? そうだよぉ〜〜絶対ッ!
すごぉぉくあいたかったよね♪ ね! おねぇちゃんもそう。
もうね、寂しくて寂しくて、寂しくて寂しくて寂しくてぇぇッ!
死にそうだったの!! 死にそうっ! 死んじゃいそうだったのぉぉっ!! ……ね♪」
ボロボロと涙を流しながら語りかけ
まるでヘビのように、体全体で俺を絡めとる。
締めつける体は熱くうねり、逃れることはできそうになかった。
「でねっでねっ、それでね。 お父さんとお母さんにね、しゅうちゃんの引越し先を聞いたの。
……でも教えてくれなかった……教えてくれなかったのぉ! ひどいよね?! ねぇ? 
ねぇ、ひどいよねぇ?! しゅうちゃん!! お父さんとお母さんいじわるして!!
しかもね、わたしのこと病院に連れてくっていうの! ……あはっ♪ あははっ♪
おかしいよねぇっ? どこも悪い所なんてないのに。 ほんと、いじわるばっかして!」
421名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 19:43:51 ID:2k08T5v8
たえず涙を流しながら語る姉は、どこか現実離れしていた。
まるでわるい夢のようだ。
「……だからね、お姉ちゃんもいじわるした。 いじわるを、ね、ちょっとね♪ ちょっと。
そしたら教えてくれたの! しゅうちゃんの居場所! フフッ♪ それでね、すぐにきたの。
しゅうちゃんが寂しくて泣いちゃうといけないから……ねっ! しゅうちゃん♪」
ニパッっと笑うと、頬で、腕で、足で、全身をこすり付けてくる
しゅうちゃんしゅうちゃんと、まるで俺の体内に入り込もうとするかのように。
「でもこれで安心! 安心だよしゅうちゃん♪ お姉ちゃんはもうどこにもいかないから。
ね♪ ずっといっしょだよ! ずぅっとずぅっと、っずぅぅぅぅぅっと!! ……いっしょだよ♪」
最後にそうつぶやくと、俺の唇をむさぼり始める。
水音をたてながら、歯といわず舌といわず激しく吸いたてる姉のそれは、昔と変わっていなかった。
気づけば俺は、その愛撫にこたえはじめていた。
なつかしい味に酔わされたのだろうか?
それを受けていっそう激しくなる姉の口淫。 
まるでわるい夢のようだ。
とろけるように甘い姉の唾液を飲み下しながら
夢なら醒めてほしいとおもった。
おもった……そう……おもった……はず。
422名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 20:23:36 ID:gipq0iPk
キタ!!!
なんだか新しい これからの展開も期待してます
423名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 21:00:13 ID:1T6auHoB
愛くるしい壊れ系(?)の姉とは珍しい。続き楽しみにしてます。
鬱展開な予感もするけど (*゚д゚)ドントコイ!
424名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 03:32:52 ID:c4zapIHt
ちょwwww半端なくキタ!(・∀・)

正直出だしだけで鬱な匂いの気がするが…
個人的には鬱展開にはして欲しくないですよ
425名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 16:08:48 ID:5GO0Y21T
鬱にもギャグにももっていけそうな出だしかも

おねーさんが両親にしたいぢわるというのは
くすぐりの刑だったとか・・・
426名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 18:46:41 ID:Ptiwsm6I
>>422-425 レスありがd 
でもこれって一発ネタのつもりで書いたのよ。
だから続きなんて……っとおもったけど、なんかレスが付くの嬉しいから書いてみるわ。
書くのに時間かかるから、気長にまってて。
427U-名無しさん:2006/01/26(木) 22:44:42 ID:oZJtVOrW
期待してます。
428421続き:2006/01/27(金) 23:04:40 ID:jkGiq8RW
夢じゃない
これは夢じゃないんだっ!
うれしい。
うれしくて死んじゃいそうっ!
しゅぅちゃん
しゅうちゃんしゅうちゃんしゅうちゃぁぁぁん♪
「ンんん...ぁふ..はぷっ..んん..ん〜ンン♪..チュプ」
おいしぃぃ。しゅうちゃんのキスすごくおいしぃよぉぉ。
しゅぅちゃんの舌ざらざらで気持ちいぃ やんッ! もっともっとぉぉ
もっと動かしてぇっ おねえちゃんのお口もっと犯してぇぇっ♪
「ジュプ..んやぁ..しゅぅちゃ..ンプ、もっと..チュプ..もっと、ね?」
ぁぁ、しゅぅちゃん答えてくれてるぅぅ! うれしぃぃ♪ おねぇちゃんのベロ吸ってるぅぅ
すごいよぉぉしゅぅちゃぁんっっ きもちいいぃ おいし、おいしぃぃ、あんっ♪
しゅぅちゃのツバあまぁぃ♪ もっとのむのぉ しゅぅちゃんのつばぁ しゅぅちゃっしゅぅちゃっ♪
あっ! しゅぅちゃぁ、つば流しこんでくるぅぅ うれしぃぃ、うれしぃぃぃぃっ!!
「ング、ングゥ..ヂュプ..ゴクッ、ッッ..ングッ..んん..ン〜ん..ッはあぁ、はぁぁ、
おいしぃ♪..おいしぃよしゅぅちゃん..しゅぅちゃんのキスだぁ〜いすきぃ! ね♪ 
しゅうちゃんもキスすき? おねぃちゃんのキス、すき? きもちいい?」
しゅぅちゃん、しゅぅちゃっしゅうちゃっしゅうちゃ♪
「ああ」
〜〜〜〜〜〜〜〜ッッうれしぃぃぃっ!!うれしぃぃよぉっ!!しゅうちゃぁぁんっっ
しんじゃいそぉぉっ! しゅぅちゃんだぁいすきぃ! だいだいだいだいだぁ〜〜っっいすきぃぃ♪
「うれしぃぃっ! おねぇちゃんうれしぃぃっ! しゅぅちゃんだぁいすきぃ ねっねっ
もっとキスしよっ! キス、ね、キスもっと♪ もっともっといぃっっぱぁい♪ ねっ♪」
あぁぁ♪ うれしぃ イっちゃいそうぅっ! わたしのエッチなとこがぁ ぁんっ もぅ
っ! ぁぁ、しゅぅちゃん 自分からキスしてくれたぁぁ! うれしぃぃ しゅぅちゃぁん♪
「ハプ..ンんん..チュル..ジュプ..ぁはぁッ..チュッ..もっとぉ、しゅぅ..ングゥ♪
はぁっ..もっとはげしくぅぅ..っ!ンんん〜..ビュチュ..チュブ..んんん〜〜♪」
あまぁぁい、はぁぁ ベロがふやけちゃいそう♪ でもでもぉ、もっとしたいよぉぉ
しゅぅちゃんのキスゥ、はげしくてぇ、やさしくてぇぇ、おいしぃぃのぉぉ♪
あっ! ヤダ。 やだやだぁ、やあぁぁぁ
「っ!..ンんあっ..しゅ、しゅぅちゃっ..チュプ..ぁぁ..めぇっ..チュル..」
イっちゃう! イっちゃうよぉぉ! そっなぁ キスだけでぇぇ あぁぁっ! キスだけでえぇぇ!
ダメぇ。 だめだめだめだめぇぇ♪ しゅぅちゃぁぁん ンんん、そんなに吸ったらぁぁぁ♪
きもちイすぎてぇぇぇ しゅぅちゃしゅぅちゃ! あぁぁっ! イっちゃう! イっちゃうぅぅぅっ♪
「〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!..ふっ!..あっ!、あぁっ..ンぁぁぁ..ゃぁ..ン〜〜〜ん♪」
はぁぁぁっ しゅぅちゃん しゅぅちゃぁぁん♪
429名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 23:05:37 ID:jkGiq8RW
「ぷぁっ……ふぅ、おねえちゃん……もしかして?」 
アアンッ! きもちぃぃぃぃ しゅぅちゃぁぁん♪
「ンぁぁっ..ッフフ、ウフフ♪..イっちゃったぁ..しゅぅちゃんのキスでね、イっちゃったの♪
おねぇちゃんイっちゃったのぉ..しゅぅちゃんのキスゥ、気持ちイすぎて..っね♪ ほらっ」
みてぇしゅぅちゃん♪ おねぇちゃんのエッチなとこぉ びちゃびちゃぁ〜って♪
めくったスカートにまでほら 糸ひいちゃってるよぉぉ こんなにぃぃっ しゅうちゃん♪
あンっ、すこしはずかしぃよぉ♪ 足首までながれてきてるぅぅ
「……ッゴク」
あっ♪ いましゅうちゃんゴクっていったぁ〜 ウフフッ、エッチなんだぁ〜♪
ずっとおねぇちゃんのエッチなとこみてるし〜 ♪ しゅぅちゃんカワイイっ! だいすきっ!!
「すごぉぉくぬれちゃってるでしょ?..っね♪..しゅぅちゃんのキスがきもちイくってぇ、
おいしくってぇ、がまんできなかったのぉぉ..ごめんね、おねぇちゃんだけズルイよね..ね?
おねぇちゃんばっかりきもちイイのはダメだよねぇ〜〜 ウフフッ、だ・か・らぁ〜♪」
しゅぅちゃんのズボン、こんなにテントはってぇ、すぅっごくおっきぃくなってるよぉ〜♪ 
「しゅぅちゃんのおちんちんもぉ〜 きもちイくしてあげるねぇ〜♪」
430名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 23:06:46 ID:3461gF6S
ヒィィィィィィ
姉視点だから怖ぇぇ
431名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 00:07:37 ID:D8CClbCD
珍しい着眼点でおもしろいです
432名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 00:17:42 ID:dtY8+4CI
(((゚Д゚;;)))ガコガコベロベロ
433名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 03:03:56 ID:+5XNBiHW
個人的にはこの恐怖すら覚える愛され具合が良いおw
GJ!
434名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 17:16:33 ID:oDxSUhQx
>>421GJ!
前スレから続いてるリレーSSって
どっかに収納されてないの?
すっげーハァハァしたんだけども
435名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 18:53:58 ID:VqHVcGR7
>>421すげぇGJ
でも姉視点怖し。
弟の方もたのしみ
436名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 08:15:07 ID:AGZm4Wvj
>>430-435 ありがd 遅くてごめんね
437名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 08:15:46 ID:AGZm4Wvj

 長い黒髪、整った顔立ち、大きく愛らしい目。
小さな体には柔らかく豊満な胸。少し大きめのヒップを支える美脚。
身体だけじゃなく、頭脳明晰、スポーツ万能、芸術面でも隙がない。
 おねえちゃんは最高だとおもってた。
俺の誇りだったし、憧れだった。
そしておねえちゃんに愛されることがなによりも、なによりも嬉しかった。
 だから俺も愛した。
寝ても醒めても考えることはおねえちゃんのことだけで、
いつだってどこだって一緒だった。
おねえちゃんが喜ぶことならなんでもした。
そのたびに褒めてくれて、愛してくれた。
おねえちゃんの喜びは俺の、俺の喜びはおねえちゃんの。

一心同体だった。

 ……だけどいつからか、俺は怖くなってしまった。
いったい何が怖いのか。 
両親? 世間? ……確かに。
血のつながった姉弟の、正しい関係ではないだろうし、
だからこそあの事件が起きたのだから。
俺の人生を狂わせた事件が。
 でも、そうじゃない。
俺が怖いとおもっているのは、両親でも世間でもない。
『しゅうちゃん』
俺が怖いのは
『しゅぅちゃぁん♪』
本当に怖いのは
『だいすきだよっ! しゅぅちゃん♪』

――おねえちゃんだ。
438名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 08:16:38 ID:AGZm4Wvj

「ぅぁっ! おねぇちゃ、やめ…」
ウフフフッ だぁぁめっ♪ しゅぅちゃんのおちんちんペロペロするのぉ〜
ほらほらぁ もぅっ、しゅぅちゃんたらぁ ムダな抵抗はよしなさい♪
「やんっ、うごいちゃだめぇぇ..こらぁっ、しゅぅちゃんっ」
あ、とまったぁ フフッ♪ 
「よろしいっ♪ 素直なしゅぅちゃん だぁぁいすきっ! さぁ、ぬいじゃお〜ね〜♪」
あぁぁぁ なつかしぃにおぉい しゅぅちゃんのおちんちんのにおいだぁぁ♪
はやくはやくっ でてきてよぉ〜しゅぅちゃんのぉ〜カワイイおちんちんっ♪
ふぁっ! ッフフ ウフフッ! でてきたでてきたぁぁっ おいしそぉぉなおちんちんんんっ!
「ぁはっ! でてきたよぉ〜しゅぅちゃんのぉぉ おちんちんっ♪ フフッ、すごぉいよぉぉ
しゅぅちゃんのぉぉ こぉぉんなにおっきくしてぇ〜♪ 」
ゃぁぁんっ えっちぃぃ♪ さきっちょからでてるよぉぉ あははっ 糸ひぃちゃってるぅぅ♪
「エッチなしゅぅちゃんっ♪ もうさきっちょヌルヌルだよぉ? しかもほらぁっ.ピチュ..っね♪
糸ひいちゃってぇ〜..チュッ..フフッ エッチなんだからぁぁ♪..チュピ..」
あぁんっ しゅぅちゃんカワイイィ♪ はずかしがってるぅぅ♪ すんごぉぉくカワイイ〜っ
ん〜ん …ウフフッ♪ ちょっといじわるしぃ〜ちゃおっ!
「チュッ..もうっ しゅぅちゃんてばぁ〜、ちゃぁんとオフロはいってるぅ? しゅぅちゃんの
おちんちん..フー..すぅぅっごぉぉく..フンフン..くちゃいくちゃいだよぉぉ♪」
なぁ〜んちゃってねぇ♪ ほんとはぁぁ良いにおいだよぉぉ おいしそぉでぇっ♪
「っ! ぁ、ゴメ、おねぇちゃ..オレ..あの、昨日今日バイトで..ゴメ」
!! やぁぁんっ! しゅぅちゃぁぁん、かわぃぃぃぃぃっ!! たべちゃいたいよぉぉぉっ!
そんなにはずかしそぉぉなかおしてぇぇっ あやまるなんてぇぇ! かわいすぎぃぃっ!
おねぇちゃんうれしくなっちゃうぅぅっ♪ だいすきぃぃっ しゅぅちゃぁぁんっ!
「あんっ! いいのいいのぉぉ♪ だぁぁいすきなしゅぅちゃんのおちんちんだもぉんっ♪
おねぇちゃんはぁぁ、そんなのきにしなぁいよぉ? ウフッ、ウフフッ♪ だってだってぇぇぇ
こぉぉやってぇぇ..チュプ..きれぇぇにぃ..ジュプ.きれぇぇにすればぁぁ..いいんだもん♪」
しゅぅちゃんのぉ しゅぅちゃんのおちんちんんん♪ なつかしぃぃ、うれしぃぃ、おいしぃぃぃっ!
「うあっ!..おねぇちゃダメだ..きたないって..っ」
やだやだぁっペロペロするのぉぉ、ぁんっ しゅぅちゃんのからだにぃぃきたないとこなんてぇぇ
ないんだよぉぉ♪ ないのぉっ ないないっ♪ あるのはぁぁ〜〜こんなふうにぃぃ〜
「グプッジュッ..ンンゥ..ぷぁっ..フゥンッ..ジュピュ..ンンンッ..ングッゴクッ..ピチュ..」
おいしいところだけ♪
439名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 08:18:07 ID:AGZm4Wvj

「んぷあっ..おいしぃぃ..ペロッ..しゅぅちゃんのおちんちんおいしぃぃぃっ!..ジュプ!」
ふぁぁっ かたくってぇぇおっきくってぇぇ、ッアン! おねぇちゃんのおくちぃぃ ぃいっぱいでぇ
入りきらないよぉぉ♪ もっともっとぉ しゅぅちゃんのぉぉ おくまでほおばりたいのにぃぃ♪
んんんっ! のどのおくにぃ、おくにあたってぇ、あんっ! オェってなっちゃうぅぅ♪
「っ!おねぇちゃん!..そんな奥まで..吸ったら..」
しゅぅちゃぁぁん♪ せつなそぉにこえだしてぇぇっ かわいんだからぁ♪
おちんちんもビクビクゥ〜ってふるえてるよぉぉ? それじゃぁ こうやってすいこむとぉ〜?
「ジュプッ..ズズッ!..んんんっ♪..グプン..グププ..チュルルチュゥッ..ジュル..」
すごいぃぃっ!おくちのなかでぇぇおちんちんあばれてるぅぅん♪ しゅぅちゃしゅぅちゃっ♪
ぁぁっ おねぇちゃんのぉエッチなとこもぉ もうビショビショだよぉぉ♪
エッチなオツユがぁぁ んんっ! ビチョビチョォってぇぇ もうとまらないのぉぉ♪
しゅぅちゃんもぉ しゅぅちゃんもすごいビチョビチョなんだよぉ〜♪ 
こんなにビィチョビチョでぇぇ ピクンピクンッってぇぇ♪ んんっ! あぁんっ♪
フフッ もっとすいこんでほしぃの? ねぇもっとぉ? もっとなのぉぉ? しゅぅちゃぁぁん♪
「ジュプンッ..はぁぁっ、んふっ♪ もっとほしい? しゅぅちゃもっとしてほしい?おねぇちゃんの
おくちでぇぇ..チュッ..ふふっ、ねぇねぇぇしゅぅちゃぁぁん しゅぅちゃぁぁん♪」
しゅぅちゃんのおちんちんビクビクだぁぁ♪ フフッもーすぐ、イきそぉなんだよねぇ♪
おねぇちゃんはぁ、しゅぅちゃんのことならぁ、なぁんでもしってるんだよぉぉ♪
「うぁっ……おねぇちゃ、オレ……」
ほらほらぁっ! おねぇちゃんのみぎてだけじゃあ、せつないでしょぉぉ♪
「しゅぅちゃぁぁん♪ どうしてほしぃぃのぉ? おねぇぇちゃんにぃぃ おしえてぇぇ♪」
はやくはやくぅっ おねぇちゃんががまんできなくなっちゃうよぉぉ〜♪ しゅぅちゃしゅぅちゃぁ♪
「ぅあっ……おねぇちゃ、んに……もっと……し、してほし…しい…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!! ああっ! ああぁぁ♪ しゅぅちゃぁぁぁぁんんんんっ♪
しゅぅちゃんしゅぅちゃんしゅぅぅぅちゃぁぁんっ♪ しあわせぇぇっしあわせだよぉぉっ♪
「んんんんっ!..ジュプッ..グプゥ..ングッ、ンフゥ..ンンン♪..ひゅぅひゃ..チュルチュルッ!..
ひゅぅひゃぁん♪..ング..ゴクッ..ヂュルルッ.んぐぅぅんん♪..おいひぃぃぃっ♪..んぶぅっぅ」
しゅぅちゃしゅぅちゃ♪ おいしぃぃおいしおいしぃぃぃっ!! ほらほらぁっもぉっとぉ
もぉっときもちいくしたげるぅぅ♪ もっといっぱぁいすってぇぇベロでなめなめしてぇぇ
おちんちんたべちゃうくらいにぃぃっ!! んんんんんっ!! んんんんん〜〜〜ん♪
「おねぇちゃっ! そんな、に…っ くぅ…うあっ もっと…おねぇちゃん、もっと!」
440名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 08:19:26 ID:AGZm4Wvj

んふふふっ! そぉんなにすってほしぃ〜んだぁ♪ んんんん! んん! こぉんなぁっふうにっ♪
「んんふぅっ!..グプッグプンッ..チュルチュルッ..ひゅぅひゃぁっ..ふぅっ..ジュルゥチュッ..んん♪
んぐぅぅ♪..っ! イきそう?..ジュルッ..ひゅぅひぁぁん..ヂュルゥ..イきそ、うなのぉ?」
おちんちんっ! ビクビクゥ〜ってぇぇすごいよぉぉっ♪ しゅぅちゃぁぁイっちゃうんだぁ〜♪
あぁぁっ はやくのみたいよぉぉっ しゅぅちゃんのぉぉこいぃぃ〜いミルクゥ♪
はぁくはゃくぅぅっ♪ しゅぅひゃぁんのみるくぅぅっ おねぇちゃんのおくひにぃ〜〜
おくひぃにだしてぇぇぇ♪ びゅくびゅくぅぅってぇぇ、んんんっっ!! しゅぅちゃぁぁぁっ♪
「ジュプッ!ジュプ..ヂュルヂュルッ!..んぐぅぅん♪..ンフゥッ..ビチュッ!..ゴクッ..ヂュルルッ!
ヂュルルルッ!..チュル..チュルチュルル..ンフゥフゥ♪..ン〜ンッ!..ヂュルルルルッルルッ!!」
「うあっ! だめっおねぇちゃん! で、でるっ! うぁぁっ!」
んんんんん〜〜〜〜〜っっ♪ ひゅごぃぃぃぃぃっ!! でてるでてるぅぅぅ♪ すごいよぉぉっ!
ひゅぅちゃぁん! あっつぅぅいぃぃぃ! やけどしひゃぁぅぅぅぅっ♪ 
おちんちんあばれてぇぇっ! びくびくんってぇぇ! しゅぅちゃしゅぅちゃぁぁぁっ♪
「んんんっ♪..ゴクンッ..ゴクッ..ヂュルッ..ンフッ..ングッングゥウ..フゥゥン..ゴク」
すごいすごぉぉいぃぃ♪ のんでものんでもぉぉでてくるよぉぉ♪ ああぁぁおいしぃぃぃ♪
おいしいぃぃよぉしゅぅちゃぁん♪ おねぇちゃんのためにぃぃ こおぉんなにいっぱいぃ♪
くちゅくちゅぅぅってぇぇあじわってのむからねぇ〜♪ しゅぅちゃんのおいしぃぃみるくぅぅ♪
「クチュクチュ..ンプアッ..ハァッ..ンフフフッ おいしぃぃ♪ しゅぅちゃんのみるくおいしぃよぉぉ♪
こうやってねぇクチュクチュゥ〜ってねぇ、おいしぃからぁ、あじわってのむんだよぉ〜♪ っね?」
ほらみてぇぇ♪ おねぇちゃんこぼさずにぜぇぇんぶのんだんだよぉ♪ しゅぅちゃんのね、
あいじょうたぁ〜〜っぷりのみるくぅ おいしくておいしくてぇぇっこぼさずぜんぶぅ♪
「チュル..ンフフッ ぜぇ〜んぶのんじゃった♪ みてみてっ! こぼしてないよっ!
しゅぅちゃんがだしてくれたみるくぅ んふっ♪ こぼさずのんだよぉ! おねえちゃんエライ?」
ほめてほめてぇ〜♪ しゅぅちゃぁぁぁん♪
「……ああ、えらいよ。 えらいえらい」
うれしぃぃぃっ!! しゅぅちゃしゅぅちゃぁぁっ!!
「うれしぃぃっ! じゃあねじゃあねっ! きもちよかった? おねえちゃん ちゃんと
おしゃぶりできたぁ? しゅぅちゃんきもちよくなれたぁ? ねぇねぇ♪」
しゅぅちゃんしゅうちゃんっ!!
「ああ、気持ちよかった。 すごく…気持ちよかったよ。 おねえちゃん」
あああっ! ないちゃいそうだよぉぉ! うれしくてぇうれしくてぇぇぇっ !! ……っっあ
「フゥッ..んん..フゥッ..んぁぁぁ」
しゅぅちゃんキスしてくれてるぅぅ
あたまナデナデしてくれてるぅぅぅ
ああぁ ああああぁぁ あああああああああぁぁぁぁぁぁ〜〜〜!!!!
しんじゃうぅぅぅっっ!! うれしぃぃぃぃっ!! うれしいぃしんじゃうよぉおうれしいいぃぃ!
しゅうちゃああぁあいしてるあいしてる!あいしてくれてるああ!!うれしもうっああ!!しゅぅちゃ
しゅぅちゃしゅうちゃぁぁぁんあいしてぇすきすきいぃぃだいすきあいしてるよぉぉっああ!!

「!!っ..ンァ!..ンアァァ!..ッカハァ..ハァッ!..ハァッハァァァ..んんん♪」
――しゅうちゃん
「プハァ..おねえちゃん……もしかして……また?」
――愛してる
「ハァッ..フフッ……またぁ……イっ・ちゃっ・た♪」
――狂いそうなほど
「もっとぉぉ……してぇぇっ……しゅぅっちゃぁん♪」
――愛してるよ
441名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 09:34:56 ID:7wT+DkVs
・・・
KOEEEEEEEEEE!?
442名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 13:51:05 ID:iUnLSStl
実は「狂いそうなほど」と冷静に狂ってるのがさらに怖い。
443名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 15:35:03 ID:kETonRJV
頭脳明晰の姉が・・・

一体・・・orz
444名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 16:38:17 ID:1uk7Vusa
なんだっ……このっこのっ…背筋をっ何処までもっ…奔るっ
深い甘美っ……そして這い寄る戦慄は……っ!!
破滅が……っ、明確な破滅が……あると確信しながら……っ!!
手放す事が出来ない……っ!そんな……欲望……っ!

これが……これがっ、姉萌……っ!姉萌だと……いうのか!!
445名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 19:21:42 ID:hfwO/psB
みさくらなんこつ思い出した
446名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 23:24:41 ID:1IExTxst
ボイスドラマ化してー
447名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 07:10:49 ID:kgzTchq0
>>444
ざわ・・・ざわ・・・
448名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 18:01:56 ID:xRMbfnZB
見づらい
449名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 23:40:59 ID:xjUX+IuX
友達の姉のオナニー現場に出くわしてしまった・・・
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/base/1130936876/
450名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 03:48:48 ID:FbvDO5qa
妹スレのを姉に変えただけじゃん!

さぁまた押すか
451名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 19:58:31 ID:LKHVAxuk
ねーちゃん、バレンタインのチョコくれ!
452名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 20:55:05 ID:JRQe0/ej
最近来たばかりなので、過去ログを読んでみたいのですが、どこかに無いものでしょうか?
453名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 22:21:12 ID:CmvOyOvp
過去ログはないと思うけど、保管庫ならある。
>>1参照
454名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 03:55:45 ID:3CcFe/9+
全国の姉好きのためにage
455名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 16:10:51 ID:9G71+KMA
〜inter mission〜

学校では、そのあまりに醜い容姿からブタ人間と呼ばれ蔑まれて生きる姉貴
その積算された鬱憤を弟に放出するようになったのは…

つい最近の事だった

                  ー 姉貴の暴走は今日も止まらない




456名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 20:51:53 ID:fl0ox+8P
職人様降臨しないなぁ
457名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 13:15:07 ID:GUatSUoh
都姉ちゃんに会いたい・・・
458名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 14:39:56 ID:/X/rmmcp
>>457
今俺の横で寝てるぞ。
459名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 03:24:20 ID:Kve3g/tI
保守&age
460名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 00:43:01 ID:YOzr+war
狂った姉に期待
待っとりますぜ・・・
このまま終わりなんて
俺は信じませんぜ・・・
461名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 02:14:52 ID:6srK3rOC
大丈夫。俺も信じてないから
是非ともお願いしまつ
462名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 01:41:42 ID:8Vf4Ytw3
保守
463名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 11:54:17 ID:lD0tSV0r
駄文投下させていただきます。

 少年が一人、ベッドの上に横たわっている。彼は穏やかな顔で寝ていたが、やや血色が悪い。その脇には少女が二人、ひとりは不安げな表情、もうひとりは憮然とした表情で座っていた。
 「全く、どうして道弥を倒れさせたりしたのよ」
髪の長い方の少女が咎めるように言う。
「私が倒れさせたんじゃないよ。道弥が勝手に倒れたんだよ」
とショートカットの少女が言い返す。
「またそんなこと言って。美代も道弥が体が弱いのはよく知ってるでしょう」
「ちょっと後ろから脅かしただけだもん。千代は過保護すぎるんだよ」
長髪の少女の名前は千代、ショートカットの少女の名前は美代といった。
二人の顔はとてもよく似ていた。彼女達は双子の姉妹で、姉が千代、妹が美代である。
そして現在、ベッドで眠っている少年、道弥が二人の弟だ。彼は元々貧血気味で、今日は美代に後ろから、わっと脅かされたのに驚いてくらりといってしまったのだった。
「過保護で結構よ。道弥のことが心配じゃないなら、私に任せて自分の部屋に行ってたら?」
と千代が言う。
「し、心配じゃないなんて言ってないじゃない。一応私のせいなんだからちゃんと見てないと気になるでしょ」
「あら、さっきは道弥が勝手に倒れたとか言ってたくせに」
「むーっ、いいでしょ別に! 千代こそ関係ないんだからどっか行ってなよ」
「関係ないことはないでしょ! 大体、美代に任せてたらちゃんと看病できるか怪しいものだわ」
「そんなことないもん!」
「あるわよ!」
二人の口げんかはヒートアップし、横で道弥が寝ていることを忘れて大きな声を出している。
464名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 11:54:53 ID:lD0tSV0r
「……ぅぅーん……」
とそのとき、道弥が小さくうめき声を上げた。千代と美代は、はっと彼に目を向け、慌てて口を閉じる。
「もう、大きな声を出さないで。道弥が起きちゃうでしょ」
「千代だってうるさくしてたじゃん」
千代の言葉に対し、美代も小声で言い返す。
「……ぅぅ、姉ちゃん……」
道弥が寝言を呟いた。それは小さな声だったが、二人の姉の耳はその言葉を聞き逃しはしなかった。静かに、だが素早い動作で道弥の側へ近づく。
「どうしたの? みーちゃん」
「なぁに? みーくん」
千代と美代は同時に道弥に声を掛けた。その言葉がぶつかり合い、二人はお互いを睨み付ける。
「さっきのは私を呼んだのよ」
と千代。
「私を呼んだんだもん」
と美代。
睨み合う二人の間で見えない火花が飛び散る。緊張に満ちた無言の空間を打ち破ったのはまたしても道弥の声だった。
「千代姉ちゃん……」
その言葉が聞こえた瞬間、千代の顔は輝き、美代は愕然とした表情を浮かべた。
「ほら、やっぱり道弥は私のことを呼んでいたのよ」
美代の顔が悔しそうに歪む。
「いいもん、別にっ!」
美代はそう言って部屋を出て行った。千代はやや心配げな顔でドアの方を見つめていたが、すぐに道弥に顔を向けた。
「一体どんな夢を見てるのかしら」
道弥が寝言で自分の名前を呼んでくれた。それだけで胸の奥をくすぐられるような甘酸っぱい気持ちが湧き上がってくる。美代の顔に自然と笑みが浮かんだ。そっと顔を近づけると、弟の頬は赤みがかり、顔色は先ほどより良くなっているように見受けられた。
ふと悪戯心が芽生え、指で彼のほっぺたを突いてみる。ふにっ、とまるでマシュマロのような感触が指先に伝わった。
女の子みたいに綺麗な肌……。千代の胸は高鳴り、頬が赤く染まっていった。
頬から指を滑らせ、ぷにぷにと唇を刺激する。軽く開いた道弥の唇を見て、千代は自分の体がかっと熱くなるのを感じた。そしてちらりと扉へ目をやり、ちゃんとと閉まっているのを確認すると、愛しい弟の体の上に自分の身体を重ねていった。
465名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 11:55:31 ID:lD0tSV0r
ぴちゃ……ぺちゃ……

道弥が目を覚ましたとき、耳慣れない音が聞こえていた。加えて口の中に何やら異物感がある。朦朧としたまま、それを舌で口外へ押し出そうとすると、ぐにゅり、と軟体動物のような感触が伝わった。
何だこれ――!? 道弥の意識が急速に覚醒する。彼がまず認識したのは、眼前いっぱいに広がった誰かの顔だった。耳元を長い髪の毛がくすぐっている。そして口の中のこの感覚は――!
「んんっ!」
それに思い至った瞬間、思わず道弥は声を上げていた。ようやく覆い被さっていた人物が顔を上げ、口が解放される。
「ぷはっ」
涎で口元はべとべとだ。
「ち、千代姉ちゃん?」
信じがたい思いで道弥が声を掛ける。
「ごめんね、みーちゃん。我慢できなくなっちゃった」
千代は妖しい手つきで髪をかき上げた。彼女の瞳は艶やかに光っている。
「ね、もう一回しよ」
「ちょ、姉ちゃ――」
有無を言わさず唇を塞ぐ。舌を入れられ歯茎から口蓋まで道弥の口内はくまなく蹂躙された。はね除けようにも腹の上に跨られていては思うように力が出せない。そもそも普段から道弥は姉よりも力が弱いのだ。
自分の舌で姉の舌を押し戻そうとしたが、逆に絡め取られてしまう。縦横無尽に動き回る舌先に翻弄されて、いつしか道弥は抵抗を忘れていった。
「ねぇ、気持ちいい?」
千代が尋ねると、道弥がこくりと頷く。美代は嬉しそうに顔をほころばせた。
「もっと気持ちいいことしてあげる」
彼女は道弥の着ているシャツのボタンに手を掛けた。道弥がぼぉっとしているうちに、あっと言う間に彼の上半身は裸にされてしまった。
綺麗な身体……、そう思いながら千代がじっと彼の裸体を見つめていると、道弥は恥ずかしそうに身をよじった。
「くぅーっ、可愛いわぁ」
がばっ、と千代が抱きついてくる。
「わ、わっ、ちょっと千代姉さ――んっ!」
彼の言葉は途中で嬌声に変わってしまった。千代が彼の乳首にむしゃぶりついたからだ。
「ちょっ、そん、な、とこっ」
こり、こり、ちゅぱ
舌で舐め上げ、歯でやさしく甘噛みし、口に含んで激しく吸い上げる。道弥の小さな乳首は竜巻に巻き込まれたかのように徹底的に蹂躙された。
「みーちゃんの乳首勃ってるよ」
千代が笑いながら軽く指を這わす。
「あんっ」
と道弥はまるで女の子のような声を上げてしまう。
466名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 11:57:37 ID:lD0tSV0r
「こっちも勃ってるね」
千代は後ろに手を伸ばし、道弥の股間を撫でた。
「あっ、そこは駄目っ」
そう言うものの、猫を思わせる敏捷さで千代が動き、瞬く間にズボンと下着をはぎ取られてしまった。
「大っきい」
恍惚とした目でペニスを見つめながら、千代はその手を幹に這わす。
「ね、姉ちゃん、駄目だって」
「千代って呼んで」
え、と道弥が聞き返す。
「千代って呼んでくれないと、みーちゃんのここ食べちゃうよ」
「ち、千代ねぇ」
「それじゃダーメ」
にんまりと笑って千代はペニスを口に含んだ。
ちゅぱ、ちゅぱ、れろっ
舌でペニスの先端を舐め回す。千代にとって初めての経験であるためその性戯は拙いものだったが、同様に経験のない道弥にとっては十分過ぎる刺激だった。
「うっ、出る、出ちゃうよっ」
千代は先を吸い上げながら、幹を手で包み上下にしごいた。
「ち、千代っ、千代っ! よ、呼んだからっ。あっ、もう出るっ――」
びゅく、びゅく
道弥は千代の口内に濃い性を放った。彼女は始めそれを飲み込もうとしたが、初心者にとっては荷が重く、大部分を口から零す結果となった。
「あぁん、もったいない。ごめんね、みーちゃん。全部飲めなくて」
はぁはぁ、と荒い息を吐きながら放心している道弥の上に再び千代がのしかかってきた。口元の白い精液を指先で拭いさる仕草が色っぽい。道弥はそんな彼女の様子をぼんやりと見つめていた。
「ねぇ、みーちゃん。最後までしちゃおっか」
と千代が尋ねる。
「え、最後って……」
「セックスしちゃおうかってこと」
「だ、駄目だよ」
道弥が慌てて否定すると、千代は不満げに口を尖らせた。
「どうして? 私はみーちゃんのことこんなに好きなのに」
「い、いや、僕も姉ちゃんのことは、好きだけど、それとこれとは――」
そもそもなんでこんなことになってるんだ、と道弥は心の中で嘆息する。
「ほんと? 嬉しいっ」
“好き”というその一語だけに反応して千代が抱きついてくる。
「ちょっと、姉ちゃん。僕たち兄弟だし」
「道弥まだ戸籍とか見たことないでしょ。DNA鑑定とかもやったことないし、ひょっとしたら血が繋がってないかもしれないじゃない」
いやそれはない、と道弥は思う。姉のあまりの強引さに、彼は冷静な思考を取り戻しつつあった。
その時、
「千代ー、道弥起きたー? もうすぐご飯できるわよー」
階下から母親の声が響いてきた。
ふぅっ、と千代が溜息を吐く。
「残念。今日はここまでね」
「今日は、って……」
千代は道弥の頬にそっと口づけをすると、唖然としたままの道弥を残して颯爽と部屋を出て行った。
――千代姉ちゃんはもっとおしとやかな人だと思ってたのに。これから僕、どうなっちゃうんだろう。
二人の姉に愛される少年はベッドの上で悶々と悩み続けるのであった。
467名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 16:42:23 ID:hbZyR0Vl
>>466
wktk
468名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 03:21:48 ID:xvNI5TWd
ちょ…滅茶苦茶GJ
続きがとても読みたい
469名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 15:00:41 ID:7kOjNDYw
保守
470名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 21:33:03 ID:ps4x4ARo
多岐川・・・の人、まだかな?(´・ω・`)
471名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 23:38:37 ID:jbPTCaSU
(*´д`*)パッション!!
472名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 17:22:48 ID:LZox/432
保守age
473名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 16:32:18 ID:u75ElnnT
(*´д`*)パッション!!age
474名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 22:52:32 ID:yxJEFYFz
このスレ見つけてから保守とパッションくらいしか新着がない。
475名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 23:57:31 ID:PZ5k+4vt
環さんと都姉さんと匠くんマダー?
476名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 00:23:20 ID:dzjVKYtn
>>474
だったら君が期待の星になればいいじゃなーい
477名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 00:44:31 ID:n703rGsG
保守
ついでにage
478名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 01:16:03 ID:Ya+sP/mC


479名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 14:42:49 ID:oEBeVw5Z
補給は、補給はまだかぁッ!!
480名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 21:35:34 ID:Scyg+oqm
|´д`)ゝ” 誰も居ない?
481名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 00:30:07 ID:r1ZWcBFD
>>480
壁|・) ジー
482SS保管人:2006/04/09(日) 13:22:47 ID:+NZHQftj
>>452

亀でスマンが↓に過去ログを置いときました
http://www9.atwiki.jp/eroparo/
元ネタ別索引→シチュエーション総合→姉
483名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 03:16:57 ID:iLUorquK
姉age
484名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 00:05:12 ID:5IbyQjQm

485名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 20:45:26 ID:gOtv2m7u
姉のためなら保守
486名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 01:13:40 ID:OqM4zcMm
えーんやほすほす
487名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 18:11:47 ID:xswdUyJi
ちょ、ホントやばいんじゃ・・・
488名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 12:12:53 ID:vOmdR+n0
難儀してますゴメンナサイ orz
489名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 21:11:43 ID:ZQNUa6Iv
>>488
どのSSの作者さんかは知らないが、がんばれ。
スレは俺たちが守ってるから。
保守で(笑)
490名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 12:15:06 ID:JXFtAnuh
今日、明日くらいに落とそうと思うが
誰も予定無いだろうか
491豊 満太郎:2006/04/24(月) 16:38:49 ID:FLAyOM2V
 駄文です。スマン。

 かれこれもう二十分近くなるが、陽一は机の上のテスト問題から目を放さずにいた。
 問題ができないわけではない。とっくに答えはわかっている。普段の陽一ならとうにそうしただろう。
 理由は陽一のそばにいる人であった。
 私立高校の受験を目指している彼にとっては、今の学校のレベルでは不安なので、父親に頼んで家庭教師をつけてもらっていた。
 陽一の母親はもともと病弱だったこともあり、彼が3歳のときに亡くなっている。以来、父子家庭で乗り切ってきた。
 ところが、一月ほど前、父親から再婚の話があった。新しい母親となる人は三十九歳で、隣町で雑貨屋を営んでいるという。そして、彼女には十九歳の連れ子がいたのだ。
 自分にいきなり四歳年上の姉ができるという衝撃は、思春期真っ只中にいる陽一にしてみれば、うれしかった。
 そして新しい姉と対面した陽一は、脳天をハンマーでぶったたかれたような衝撃を受けた。
 それは、彼の家庭教師をしている菜美であった。
「いくらなんでも……よりによって、先生が姉さんだなんて……」
 当の姉となった菜美は、普段着の格好である。姉となって、家庭教師という仕事面は解消したが、責任感の強い菜美は、今も家庭教師の時間通りに陽一の勉強を見てくれていた。
「どう、できたかしら?」
 菜美が聞いた。今日は普段着の格好である。したがってスーツ姿の時よりも胸のふくらみが目立っていた。
「どうすりゃ、いいんだよ……」
 すでにトランクスの中のモノが硬くなりはじめていることを陽一はわかっている。姉相手に起っちゃったことが菜美にわかれば、軽蔑されかねない。
「陽ちゃん、そろそろ時間よ」
 菜美が壁の時計を見ながら言った。(続)

  
492名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 22:17:42 ID:XipYYoaa
さぁ、早く続きを!
493豊 満太郎:2006/04/25(火) 15:06:49 ID:blEhepwZ
「え、ま、待ってよ」
「ダーメ。テストの時間は決まっているのよ。さあ見せて」
「え、で、でも……」
 陽一が必死に抵抗すればするほど、彼の股間のモノは元気になっていく。
「どうしたのよ。あのくらいの問題、陽ちゃんなら簡単に解けるはずでしょ。家庭教師をしていたときに出題した問題の応用編よ」
 テストの問題も解答もとうにわかっている。いや、むしろ自分の股間の元気よすぎることが何よりも問題であった。
「はい、時間切れ。じゃ、採点するから」
 菜美が手を伸ばした瞬間、あわてていた陽一が椅子の向きを変えようと体を動かしたので、菜美はよろけてしまった。その拍子に彼女の手は陽一の股間に触れてしまった。
「しまった」
 よりによって一番恐れていた事態になってしまい、陽一は混乱した。とうとう姉に知られてしまった。いったいどんなエライ目に遭うのか予想がつかない。
「……」
 菜美も突然のことで呆然としている。
 姉から罵声ひとつ浴びせられず、黙っていることが陽一をさらなる混乱に陥れていた。怒られてひっぱたかれるならまだよい。姉に無視されることは一番の苦痛であった。
「あ、あの……」
 この場をなんとかしたいと思いにかられ、陽一は切り出した。
「なに」
 低めの声が返ってきた。
「す、すみませんっ、そ、その……ぼ、ぼく……」
「いつからなの?」
「え?」
「勉強始めるから起ってたの? 聞いてるの陽ちゃん答えなさい」
「は、はい、す、すみませんっ」
「謝る必要はないわ。健康な男の子なら異性を意識するのは当然よ」
『どうやら、陽ちゃんには性教育の授業も必要みたいね』
 菜美は心の中でそう思っていた。(続)
 
494名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 14:41:06 ID:cQOxA05X
家庭教師の保健授業、楽しみに待ってます。
495名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 05:26:00 ID:AM3SN/dk
GWage
496名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 07:14:34 ID:qxyzU099
>>495
ここ
tp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erocomic/1119139551/
だとお姉ちゃんがずたぼろに犯られてるぜッ!!
抜けるけど、すっげぇ鬱になるぜッ!!
497495:2006/05/04(木) 06:56:49 ID:YRmMmHLY
知らんがな
498名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 15:14:13 ID:sojyg+36
何かこのスレ見てたら、
東京に旅行に行ってる姉に逢いたくなってきた。









姉ちゃんのパンツをオカズにしても怒られないかな?
499名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 17:19:20 ID:prpi0cjn
大事なのは中身だろ
500名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 02:56:02 ID:bVVreV3O
現実はウゲッだが、妄想でなら大好き
現実でも妄想でもどっちでも大好き
リアルお姉ちゃんハァハァ、妄想だけでは満足出来ない

貴方はどれ?
501名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 06:30:00 ID:OTAXHSxe
>>500
現実にはいないので一番上派。
502名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 21:59:23 ID:Ux7XKRta
>>500
現実にはいないけど真ん中。
503名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 14:42:04 ID:6vXLm5wm
主人公(男)が朝起きると、姉と中身が入れ替わってた、なんて話どう?

言い換えると、転校生みたいに外見が入れ替わる感じ
504名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 19:37:54 ID:1ueF4/cK
TSスレいっぱいあるんだしそっちでやればいいんじゃね?
505豊 満太郎:2006/05/16(火) 17:37:32 ID:VvqLh8WB
 菜美はそういうとズボンの上から陽一のペニスに触れた。
「カチンカチンじゃないの。これは一度すっきりさせないと無理ね」
 菜美は陽一のズボンのジッパーを引いた。縞のトランクスが露出する。
 予想だにしない出来事に、陽一はどう対応したらいいか、わからない状態であった。
「じゃ、出すわね」
 菜美はそういうとトランクスの中に手を入れて、中のモノをつかみ出した。
 大人の男性のものには及ばないが、それでも一人前を自負するかのように屹立している。
 菜美が鼻を近づけると精臭が鼻をついた。
「陽ちゃん、お風呂でオチンチンの中まで洗ってないでしょ。ダメよ、オチンチンはいつも清潔にしておかなきゃ」
 優しく諌めると菜美は、まだ完全に剥けきっていない包皮に目を向け、ペニスをつかんだ。(続)
506名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 00:19:05 ID:AhG4o7xa
レッスンの続きまだぁ〜?(AA略
507名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 21:36:50 ID:5GSUKWmp
下がりすぎ!
508名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 19:09:46 ID:SmOhVQSl
電車に乗ってたら美人のお姉さんに声掛けられたよ(;´Д`)ハァハァ
509名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 09:31:12 ID:Exwlt34v
>>508
何て言われたの?
「痴漢!やめてください!」とかw
510名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 22:53:00 ID:5uqzGOiB
>>509
やべ、笑った。
あんたセンス有り過ぎ。
511名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 03:48:38 ID:VshdKz6F
上に参ります
512名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 17:59:17 ID:d3uPVcgQ
>>463さん、続き書かないのかな?
凄い良作品でずっとwktkしてるんだが
513名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 02:37:03 ID:d2gaZKPO
age
514名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 13:35:30 ID:cgrEhhZR
515おきゃんぴー:2006/06/12(月) 17:50:47 ID:jY2awz2z
東京から実家へ帰る途中、酒井則之は姉の好きな銘菓ひよこを買った。九州名物のく
せに、東京名物のような顔をしているこのお菓子を、姉の紗江子は好きなのである。

電車をいくつか乗り継ぎ、地元の駅に着いた時は、すでに故郷は薄暗くなっていた。祭り
があるのか、どこかからお囃子が聞こえてくる。
「そうか、夏祭りだ」
たかだか四年、故郷を離れただけで、そんな事も分からなくなっている自分を則之は笑う。
都会に毒されているつもりは無いが、心のどこかに田舎を笑う気持ちが芽生えているのか
もしれない。土産を手にしながら、則之は実家へ向かって歩き出した。

大通りからつま先上がりの細い道へ出る。ここは、子供時分から何千回と歩いた道だ。姉
と共に、小学校、中学校、高校と・・・その間、姉はいつも弟と手を繋ぎたがった。それを則
之は、子ども扱いだと嫌った。友達にお姉ちゃん子と笑われるのに耐えられなかったので
ある。
「でも、温かかったな、姉ちゃんの手」
たとえば冬の寒い最中、姉が凍えそうな自分を抱き寄せるようにして、コートの中へいざな
ってくれた事があった。また、暑い夏は一本のペットボトルを回し飲みしながら、家路を辿っ
たものである。身内ゆえ、間接的に唇が触れ合う事にも、何の抵抗も感じなかった。

駅から十分も歩くと、民家もまばらとなる。道はさらに細くなり、辺りは閑散とする。田舎ゆ
え、追いはぎの心配も無かろうが、それでもどこか心細くなる。と、その時、道の向こうから
提灯の明かりが近づいてきた。
「則之」
静かだが、透き通るような美声だった。それを聞き、則之は身が竦む。
「姉ちゃん」
「ああ、やっぱり・・・駅長さんが、電話をくれたのよ。あなたに似た子が電車を降りたって」
にっこりと微笑む紗江子は、白地に花を染め抜いた浴衣姿。則之にとっては四年ぶりに見
る、美しい姉の艶姿であった。
516おきゃんぴー:2006/06/12(月) 18:13:00 ID:jY2awz2z
「生憎、お母さんたちは出かけてるけど、早くお入りなさい」
「うん」
紗江子は則之を先に玄関へ入らせ、自分は弟の靴を揃えてから家に上がった。裾が
乱れぬよう腰をゆっくりと沈めつつ、袖を気に留めながら──

「縁側へ行くといいわ。涼しいから」
「あ、うん」
まとめ上げた髪を、品良く整える姉の姿にあてられた訳でもないが、その動きが則之に
は気になった。なんて綺麗なんだろう。身内びいきを差っ引いても、そう思える美しさが
紗江子にはあった。

「お酒は、飲まないんだったわね」
「うん。麦茶でいい」
「すぐ用意するわ」
縁側に座った則之は、とっぷり暮れた夜空に満月を見る。都会暮らしをしていると、空を
見上げる機会が少なくなるが、その理由はやはり情緒の違いであろう。都会で見る月は
寂しげだが、ここで見る月は夜空を照らす力強さを感じるのだ。そう、夜道に迷わぬよう、
弟のために提灯を下げて迎えに来てくれる、姉のごとき頼もしさを・・・

「お待たせ。枝豆もあったから、食べるといいわ」
「ありがとう」
夏の定番、麦茶と枝豆。それらを紗江子が御盆に載せて持って来てくれた。則之は少し
はにかみながら、冷えたグラスを手に取った。
「そういえば姉ちゃん、裕子はどうしたの?」
裕子とは紗江子の娘で、今年四歳になる女の子。当然、則之の姪である。
「お母さんたちが、祭りに連れて行ったわ。孫が可愛くて仕方が無いみたい」
「そうか。じゃあ、この家には」
「私とあなた、二人きりよ」
この時、少し離れた場所で花火が打ち上げられた。ドーン、パラパラ・・・という音がした
後、紗江子は則之の隣に座った。
517おきゃんぴー:2006/06/12(月) 18:28:44 ID:jY2awz2z
「二時間は帰って来ないでしょうね」
紗江子は則之の手を取った。
「姉ちゃん」
「今だったら、ここで何があっても・・・花火の音がかき消してくれるわ」
握られた手に力が込められている事に、則之は動揺した。

「俺の部屋は」
「昔のままよ。行ってみる?」
「うん」
姉弟は立ち上がり、縁側から離れへと向かう。その様はどこか悪戯っぽく、楽しそうで
あった。

廊下を進む間、姉弟は無言だった。紗江子が手を取り、則之がそれに従う様子は、幼少
の頃から重ねた愛情の結果である。その証拠として、共に無言のはずなのに、思いは同
じだった。
「姉ちゃん」
「あっ・・・」
部屋の前まで来た時、則之は紗江子を後ろから抱きしめた。まるで湯上りのような姉の
まろやかな香りが、則之の理性を焼こうとしている。

「則之」
紗江子も身を入れ替え、弟と向かい合うと同時に唇を重ねた。そして舌を絡め、互いの
体をまさぐりあうのである。
「ンッ・・・姉ちゃんの唇、甘い」
「ウフフ・・・こんな事もあろうかと、ガムを噛んでおいたの。どう?姉ちゃんのキス、美味
しい?」
「うん、美味しい」
「可愛い子・・・さあ、一緒にお布団へ入りましょう」
紗江子は則之を全身で抱き込み、部屋に続く襖を開けた。その時、またもや花火の音
が──しかし、今度は遠くに聞こえた。
518おきゃんぴー:2006/06/12(月) 18:45:13 ID:jY2awz2z
冷房の無い部屋だが、窓を開け放してあるので暑くは無い。隣近所に家も無い田舎屋
敷ゆえ、どれほど騒いでも気に留める必要も無い。則之は紗江子の浴衣の帯に手を
伸ばし、それを解こうとしていた。

「俺、東京にいる間、ずっと姉ちゃんの事、考えてた」
「私もよ。さあ、早く奪って」
明かりを落とした室内で、紗江子は月明かりに照らされている。浴衣が畳の上に落ちる
と、ほどよい大きさの乳房と悩ましい腰のラインを包む、白いショーツが露わとなった。
則之は姉の前に傅き、女臭を漂わせる下半身へと縋った。縋り、救いを求めるように腰
を抱く。

「ああ、姉ちゃんの匂いだ」
「いやね、鼻息がすごいわよ」
紗江子は口に手を当て、笑いをこらえるように囁いた。
「姉ちゃん、姉ちゃん・・・」
「まるで駄々っ子ね。ちょっと待って、ショーツを脱ぐから」
腰にしがみつく弟を哀れみつつ、姉は尻を振って下着を脱いだ。わざと扇情的に、則之
をもっと興奮させようとしている。

「姉ちゃん、オマンコ舐めていい?」
「いいわよ、その間に髪を解くから。ああ、座ったほうが良いかしら」
「俺、寝転ぶから、顔をまたいでよ」
「フフ・・・いいわよ。そのかわり、アヌスも舐めてね」
「うん。もちろんさ」
部屋に敷かれた布団に寝転ぶ則之の顔を、紗江子はまたいだ。ちょうど、顔面騎乗の
状態である。
519おきゃんぴー:2006/06/12(月) 19:05:24 ID:jY2awz2z
姉の性器を目の前にすると、則之はすぐ二枚貝を舌で掻き分け、肉の密集地を狙った。
血の繋がった肉親の秘部を啜るという行為に、何の躊躇も見せぬ浅ましさである。
「あ、あーん・・・いいわ、その下品な舐め方・・・」
見苦しい中年男がカップ酒を啜るような音を立てながら、則之は紗江子の女肉を味わっ
た。ちょうど、鼻先が桃尻の真ん中にあるので、小さなすぼまりから僅かに異臭もする
のだが、それがかえって則之に愉悦を齎すのである。

「じゃあ、私も・・・舐めてあげようかな」
解いた髪を揺らしながら、紗江子は前かがみとなって勃起した則之の肉棒を手にした。
そしてこちらも何の躊躇も見せず、すっぽりと唇で包み込む。
「ああ、姉ちゃん・・・気持ちいい」
肉棒はずずっと吸われたかと思うと、唇で甘く噛まれたり舌先で雁首をチロチロとやられ
たりするので、則之はたまらない。自分も負けじと姉の女肉を責めてみるが、どちらかと
いえば押され気味だった。

「ああ、臭いオチンチン・・・こんな物を、姉ちゃんに舐めさせるなんて」
「そう言う割には、すごく濡れてるね、姉ちゃんのここ」
則之は指で二枚貝を開き、その奥から流れてくる粘液を舐め取った。さらに、その上に
ある小さなすぼまりにまで舌を這わせ、穴を穿つのである。

「きゃッ!い、いいわ・・・」
「姉ちゃん・・・ケツ・・・舐められるの好き・・・だもんな」
「変態っぽくて、いいのよ・・・」
アヌスを舌で犯されると、そこがキュッキュッと広がったり、すぼまったりした。則之は
姉が後ろの穴弄りが好きな事を熟知しているので、たっぷりと可愛がるつもりだ。
「ねえ、則之。そろそろ、あなたのを入れてよ」
「うん。バックからでいいかい?」
「私がそれを好きな事、知ってるくせに・・・さあ、思いっきりやってちょうだい」
姉の乞うままに則之は膝立ちとなり、肉棒を女肉へあてがった。濃厚な愛撫で解された
そこは、淫らな蜜を溢れさせながら、逞しい異性を待っている。
520おきゃんぴー:2006/06/12(月) 19:25:11 ID:jY2awz2z
「入れるよ」
「ああ・・・入ってくる・・・」
ギリギリと反った肉棒が、紗江子の女穴を深々と穿つ。柔らかくて、温かい。則之が今、
侵したそこは、かつて触れていた姉の手と同じ優しさに満たされていた。

「もっと、奥まで・・・壊れてもいいの」
「姉ちゃん・・・ああ、アソコでチンポをフェラされてるみたいに気持ちいい・・・」
紗江子は則之を迎え入れた瞬間、軽い絶頂を感じた。この弟に肉棒を突き込まれると、
いつもこうだった。そしてこの後は、決まって寄せて引くような快楽の波に、体が飲み込
まれていく。交わる相手が肉親だからこそ得られる、禁忌の愉悦だった。

「の、則之・・・姉ちゃんを、無茶苦茶に犯して・・・死ぬほどキツイのがいいわ」
「分かったよ」
則之は這い蹲る姉の体に己の体重をかけ、乳房を乱暴にまさぐった。そして、腰を激しく
動かし、それこそ渾身の力で、紗江子を犯すのである。
「あううッ!ひいッ!す、すごくいいわ・・・ああ、死んじゃうかも・・・」
まるで獣に圧し掛かられているような錯覚を紗江子は得た。だが、ドスン、ドスンと体ごと
ぶつかってくる弟の激しさを、姉はすべて抱きしめてあげたいと願う。

たとえ犯され死のうとも、微塵の後悔さえしない。むしろ、それこそが本望とでも言わんば
かりの貪欲さだった。
「姉ちゃん、姉ちゃん」
「いいわ・・・すごくいいの・・・」
激しく体を揺さぶられながら、紗江子は舌なめずりをする。自分の女を弟で満たされ、心
底、嬉しかった。乳房を乱暴に弄ばれても、赤子が母を困らせるために、悪戯をしている
くらいの気持ちでいられる。そう、姉にとって弟は人生の中で初めに愛する赤子なのだ。
521おきゃんぴー:2006/06/12(月) 19:44:06 ID:jY2awz2z
「姉ちゃんの中、気持ち良すぎて・・・もう、駄目だ」
「イクのね?いいわ、精子は全部、姉ちゃんの中に出すのよ」
則之は姉の尻を掴み、小刻みな動きで絶頂に達しようとした。一番、感じる場所、雁首
を女肉で擦りあげ、激しく子種を放つつもりなのだ。

「出るッ!」
姉の膣内に、則之は己が子種を放出した。腰が抜けるほどの勢いで肉棒が痙攣し、尿
道を塊のような精液が流れ行く。二度、三度・・・まるでポンプのようにそれらは送り込ま
れ、そのすべてが紗江子の子宮を目指す。
「ううッ・・・す、すごいわ、則之の射精・・・ドクドクいってる感じ・・・」
膣口を締め、一滴も漏らさぬよう紗江子は努めた。弟の子を身ごもるかもしれないという
不安は無く、ただただ貪欲に則之の肉棒を愛するだけであった。


いつしか花火の音は消え、則之の部屋に静けさが戻っている。姉弟は布団の上で重な
ったまま、気がつけば世間話に興じていた。
「そんなに裕子って、俺に似てるの?」
「ええ、あなたの子供の頃にね。間違いなく、うちの血を引いてるって、みんな言ってるわ」
「俺の子だったりして」
「分からないわ。あなたも旦那も血液型、同じだし」
ふふ、と紗江子は口元を歪めた。冗談とも本当ともつかぬ態度である。

「どうして俺たち、姉弟なのかな」
不意に則之が言うと、紗江子は悲しげな顔をした。これまでにも二人が何度かぶつかった
問いであった。
「・・・姉弟だから、こうして一緒にいられるんじゃない。バカね」
「でも、ずっと一緒にはいられないじゃないか」
「だから、私をおいて東京へ?」
「あの時は、姉ちゃんが結婚するっていうから・・・耐えられなかったんだ」
則之は紗江子の胸の谷間に顔を伏せ、泣いた。
522おきゃんぴー:2006/06/12(月) 19:57:08 ID:jY2awz2z
「ねえ、則之・・・今、思えば子供の頃って・・・幸せだったわね。誰はばかることなく手を
繋いで、一緒に笑って泣いて・・・なんて贅沢な日々だったのかしら」
紗江子の頬を涙が伝う。その真珠のような滴は、月明かりに弾かれて悲しく輝いた。

「姉ちゃん」
「何も言わないで・・・あと少しは・・・こうしていられるから」
「裕子・・・本当は・・・」
「それ以上は、言っちゃ駄目よ。あの子は、旦那の子・・・それでいいでしょう」
紗江子が則之の背に爪を立て、頭を横に振った時、夜空では流れ雲が月を隠し、この姉
弟が紡ぐ罪を隠してくれた。

そして、祭りの終了を意味する最後の花火が打ち上がり、大輪の花を咲かせたのである。

おしまい
523名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 21:03:44 ID:aX5xuwM3
やばい・・・・・・・・・GJッ!!
524名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 21:09:56 ID:TNKxT41S
切ないなぁ……。
GJです!
525名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 22:50:19 ID:VqNM+ygo
ヨカッタ GJ!
526名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 22:55:08 ID:AxIv0Ivq
エチシーンの入り方がいきなりでやや性急な感があるけど
終わった後の描写や会話がとてもよかったです。

GJ!
527名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 22:59:50 ID:nSxr1K7M
ああ・・・こういうのもいいなあ・・・
528名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 19:54:36 ID:Y0ntCfze
ハッピーエンドな実姉モノってムリなのかな・・・
529名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 02:53:23 ID:Nv38T8EX
投下をします。風俗でのお姉さんと童貞くんのお話です。
楽しんでもらえれば幸いです。どうぞ。

ラブホテルの一室、少年は1人複雑な表情でベッドに座り込んでいた。
心臓は早鐘の様に鳴っており、自分の心音にさえ違和感を感じていた。
ドアをジッと見つめているとインターホンが鳴り、
少年は慌ててドアを開け目的の女性を迎え入れた。
ドアを開け視界に入った女性は腰まで伸びた長い黒髪に整った顔立ち、
服の上からでも分かる整った体型。そして大人の女性が放つ色香が少年を誘惑した。
少年は戸惑いながらも女性を部屋へと迎え入れた。
「初めまして泪(るい)です。へぇ結構かわいいね、幾つ?」
「21歳です……」
少年は震える声で泪に答えた。明らかに緊張しているのは分かり、
それを解そうと泪は続け様に質問を続けた。
「何、デリヘルとか初めて?」
「ハイ……風俗も今日が初めてです」
「あっそう。顔かわいらしいけど彼女とか居なかったの今まで?」
泪が言う通り、少年は億劫な表情を浮かべているが整っている部類に入った。
栗色の無造作ヘアーで女性的な顔立ち、
適度に筋肉が付いた体格はTシャツとジーンズと言うラフなスタイルが強調した。
威圧する様子も無く、フレンドリーに泪は話し掛けるが少年は変らず億劫なままであった。
だが、それでも泪は態度を変えず接した。
「もしかして、まずい事、私聞いた? だったら、ごめんね」
「いえ……そんな……」
「お客さん、何て呼べば良い? 別に『お客さん』でも良いけど……」
「修二です。宮川修二(みやがわしゅうじ)です。泪さん」
修二はここで初めて泪と会話らしい会話をした。
会話が出来た事に泪は気を良くして続いて話を続けた。
「修二君って言うのね。この呼び方で良い、一応、私の方が年上だから」
「あ、ハイ。大丈夫です」
「因みに私幾つ位に見える?」
「え? そんな事言われても……」
「ハハ、そんなに緊張しなくても良いよ、私26歳、
初めてなのにごめんね、こんなオバさんで」
「そんな! とんでもないです!」
「ありがと。じゃあ、そろそろ始める?」
「あ、ハイ……泪さん」
530名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 02:56:05 ID:Nv38T8EX
「あ、ハイ……泪さん」
修二の返答を聞くと泪は着ていた服を手早く脱ぎ始めた。
ワンピースを脱いで行き地面に落とした。洋服が体から離れ、
露になった体に修二は見惚れそうになった。
黒で統一されたブラとショーツは泪の魅力を際立たせた。
見惚れて呆けていた修二を見て泪は軽く妖艶な笑みを浮かべ修二に近付いて行った。
「女の人の、こう言う姿見たの初めて?」
「ハイ……」
「大丈夫だから、私に任せてくれれば良いからね」
「ハイ……」
「脱がせるよ良い?」
「ハイ、お願いします」
修二の了解を取ると、泪は慣れた手付きで修二の服に手を掛け脱がして行った。
瞬く間に服を脱がして行き最後の1枚であるトランクスを脱がして行くと
半ば行為が出来る状態となっていた。
修二の顔を見ると頬を赤らめ恥ずかしがっているが、隠そうとする様子は無かった。
全てを脱がし終えると立ち上がり話し始めた。
「結構良い物持っているよ」
「ど、どうも……」
「私も脱ぐからね、楽しもうね」
そう言い泪はブラジャーに手を掛けてホックを外し床へと落とした。
中から現れたのは豊満な胸であり、それによって修二の物は反応を示し、
泪はそれを見て軽く笑った。続いてショーツの端に親指を掛け下ろして行き、
足から抜き取った。初めて見る薄い恥毛に覆われた恥部を見て、
修二は限界にまで反応を示した。
互いに全てを脱ぎ終えると泪は修二の手を取りシャワールームへと連れて行った。
「先にシャワーね」
「ハイ……」
引かれるまま修二と泪はシャワールームへと入って行き、
泪の手によりシャワーをやんわりと体に浴びせられ、
修二は心地良さにここで初めて柔らかな表情を見せた。それを見た泪は軽く笑って、
再び修二に優しく話し始めた。
「気持ち良い?」
「ハイ……」
「緊張しなくて良いから、任せてね」
「ハイ……あの……」
「何?」
ここで修二の方から何かを話そうとして来たので、
泪は客を満足させる為にこのチャンスを逃そうとしなかった。
「何? 何でも聞いて」
「い、嫌、あの……やっぱ良いです」
泪と目が合い修二は気まずくなったのか慌てて目を逸らし、
その後は泪のされるがままになり修二は一言も発さず先にシャワールームを出た。
腰にバスタオルを巻き、
ベッドに腰掛けた修二は相変わらず億劫な表情のままであった。
少しの間の後、バスタオルを体に巻いて泪が出て来て修二の隣に座ると、
泪は修二の物をタオル越しにやんわりと撫で始めた。
531名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 02:57:39 ID:Nv38T8EX
「うう……」
「気持ち良い?」
「ハイ……」
「そろそろ始めようか」
そう言い泪は巻いていたバスタオルを取って、
再び魅力的な裸を修二の前に見せた。
時間が経ち先程まで収縮していた物は瞬く間に硬度を保ち、
バスタオルの上からでも男を証明した。泪は修二のバスタオルを取り、
互いに全裸の状態で修二を押し倒し修二の唇に自身の唇を近付けようとした。
「ま……待って下さい!」
ここで初めて修二は力強く発言をした。
多少、妙に思いながらも泪は行為を止め修二の話を聞く事にした。
「何どうしたの?」
「あの……話を聞いて下さい」
「良いよ何?」
「僕は見下されるべき存在ですか?」
突然、思いも寄らなかった質問をされ、一瞬、泪は目を丸めたが、
すぐに元の妖艶な表情に戻すと子供をあやす様な口調で修二に接した。
「何でそう思うの? ここは法で認可された場所だよ何の問題も無いわ」
「けど……」
「大丈夫よ本番以外なら可能な限りプレイには応えるから」
「そうでは無いのです。聞いて下さい」
修二は弱々しく泪の肩を掴んで、自分から離した。
左隣に泪を置いた状態で修二は悲しげな表情を崩さないまま話し始めた。
「先程、泪さん聞きましたよね、僕に彼女が居るかどうかを」
「うん聞いたね」
「居ました。ほんの1週間程前まで」
あの沈黙は自分の状況に絶望しての物だと思っていた泪だが、
思いもよらない答えに多少、驚きながらも、話を聞き続けた。
「それで何が原因で別れたの? 愚痴でも何でも聞いて上げるよ」
「やはり僕にあったのだと思います」
「何で? 修二君、女の人大切にしそうだし、
私が彼女だったら修二君が彼氏だと言うのは誇りに思うよ」
「それは私の中にこういった欲望があったから、彼女は身を引いたと思っています」
修二が言う『欲望』と言うのが性欲だと言う事が泪にはすぐ理解出来た。
だが話が今1つハッキリと見えない状況に泪はやきもきして
詳しく修二から話を聞き出そうとした。
「どう言う事、恋愛にセックスは必要でしょ」
「そうなのですか?」
修二は目を丸くして心底驚いた様子で泪に尋ねた。
自分のペースに持っていた事に一筋の光を見た泪は続いて修二から話を聞き出そうとした。
532名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 02:59:57 ID:Nv38T8EX
「それはそうよ。修二君の年齢なら当然の事よ」
「でも、そればかりではダメですよね?」
「それは当然よ、セックスは2人でする物だからね、
独り善がりに勝手なのは只のオナニーよ私から言わせれば。
気になるけどさ修二君はセックスに関してどう思っているの?」
ここで一気に話の全容を掴もうと泪は行動に移した。
「正直に話して欲しいは修二君のセックス感と言うのを」
「セックス感と言うのは良く分からないですけど、
人を愛する為には資格が必要だと思います」
「資格って?」
曖昧な修二の言葉に泪は疑問を感じて、詳しく聞き出そうとした。
「それは……軽蔑されない事。役目を果たしている事。人として真っ当に生きている事。それと……」
「わ、分かった。もう良いから」
今の話で泪は全てを察した。彼は必要以上に人の目を気にする人なのだと、
それが原因で彼女とも上手く行かなかったのだと泪は憶測した。
対応策が泪の中で出来上がると仕上げに修二と彼女との経緯を聞く事にした。
「時間も勿体無いし、彼女とのエピソード聞かせてもらって良い?」
「ハイ、話すつもりでしたから」
修二は億劫な表情を崩さないまま話を始めた。彼女とは同じ大学で出会い、
彼女の方から告白をされ2人は付き合い始めた。
修二に取って初めての彼女だった事もあり、
修二は必要以上に大切な扱いをして来た。体を求める事は勿論。
手を繋ぐ事さえ彼女の方から求める事で得た程である。
話をある程度聞いた泪は軽く表情を曇らせた。
「それは少し行き過ぎでは無い?」
「僕は大切にしたかったのです。彼女を傷付けたくなくて」
そして別れは突然に訪れた。
半年付き合ってもキスの1つも求めようとしない事で
彼女は修二をまともに見る事が出来ず別れを切り出した。
だが修二はそこでも『傷付けてごめん』と言い彼女の要求をあっさりと受け入れ
2人は破局したのであった。
全てを聞き終えると泪は修二の元にゆっくりと近付き真剣な表情で話し始めた。
「それは彼女、傷付くよ……自分が必要とされないのは修二君だって嫌でしょ?」
「ですが……」
「修二君はセックスが醜い物だと思っていない?」
的を得た泪の発言に修二は体全体を震え上がらせ驚いた。
その意見に修二は完全に押し黙って俯いた。
そこから自分のセックス感に付いて修二は話し始めた。
「セックスその物が醜いとは思っていません、只……」
「只、何?」
「そう言う物を必要以上に求めようとする自分自身が醜いと僕は思っています」
修二の真意に泪はこれまで以上に表情を真面目な物として、
修二の話を真剣に受け止めた。
533名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 03:01:40 ID:Nv38T8EX
「言うならば繁殖行為なのですから、遊びでやって良い物では無い筈です。
それなのに自分の中では醜い感情が波の様に襲って来て。
何時もそれに苦しめられていた。彼女に対してそんな事をしては行けない。
そう思って接した筈なのに知らず知らずの内に僕の醜い欲望が彼女にも伝わって、
この様な結果に終わったのだと僕は思っています」
自分の意見を全て言い終えた修二は俯き黙り込んだ。全てを聞き終え少しの間、
泪は真剣な表情を崩さずにいたが、少しすると、再び妖艶な表情を浮かべて、
修二の股間に顔を埋めて、
すっかり元気が無くなった修二の物を口に咥え舌全体を使って包み込む様に舐め回した。
「あ! そんな……泪さん……」
「気持ち良いでしょ」
泪の舌は蛇の様に修二の物に絡み付き、修二に至福の一時を与えた。
修二が限界にまで達し肥大化するのに時間は必要無く、
瞬く間に泪の口内は修二で埋め尽くされた。
「ふむぅ……おっきぃ……」
「ああ……泪さん……」
修二は涙目で自分の物を愛撫し続ける泪を見る事しか出来なかった。
こう言った行為を望んで、今、ここに居る筈なのだが、
修二の中には、後悔。後ろめたさ。快楽等、様々な感情が入り混じった状態であり、
単純に快楽へと溺れる訳ではなかった。感情の方は安定しないが、
肉体の方は快楽へと一直線に突き進んでいた。
「ダメです。もう僕……」
「出るの?」
泪の問いに対して修二は情けない表情を浮かべながら頷く事しか出来なかった。
それを聞くと泪は修二の物から口を離し、
舌先のみで絶頂感を保させたままの修二にとっては拷問に近い状態を取った。
「そんな……ああ……」
「口では哀れだから胸でイカせてあげるね」
そう言うと泪は修二を寝かせ、反り返った物に対して豊満な胸で包み込むと、
そこから上下に動かして行き修二に口とは違う柔らかな快楽を与えた。
「ひゃあら! ハァ……そんな……」
「出したい?」
「ハイ……」
「良いよ。出しても、気持ち良くなってね」
泪は胸の動きを早め、時折、乳頭で先端を責めたりして、
修二を絶頂へと導こうとした。そして、2人が求めた瞬間はあっさりと訪れ、
修二は泪の胸で爆発をし、大量の精液が泪の胸と顔へ降り注いだ。
泪は修二の思いを全て受け止め修二は最後まで泪の胸で暴れ続けていた。
泪は胸から修二の物を離し、
立ち上がり、口の周りに掛かった精液を軽く舐め取りながら妖艶な表情を浮かべ、
眼下に居る涙目の修二に話し始めた。
534名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 03:03:44 ID:Nv38T8EX
「気持ち良かった?」
「ハイ。ごめんなさい。こんなに大量に……」
修二は涙目で小刻みに震え上がりながら子犬の様に怯え、泪に許しを扱いた。
そんな修二に対して泪は余裕と表情を崩さず、
ウエットティッシュで精液を全て拭き終えると、修二に乗り唇を奪った。
突然の事に修二はどうする事も出来ず、泪の成すがままになっていた。
泪の舌は強引に修二の口内へと潜入して行き、縦横無尽に修二の口内を味わった。
修二も口の中に広がって行く泪の味に翻弄される事しか出来なかった。
存分に修二を味わうと泪は唇を離して修二に話し始めた。
「気持ち良いでしょ?」
「ハイ……」
「そうでしょ、今、この瞬間だけは理屈何て必要無く、
快楽に溺れるだけの時間なのだから。さぁ、追いで修二君。
女の味をたっぷりと教えて上げるわ」
言い終えると泪は体を入れ替え、自分が下となった状態で修二を誘った。
修二は泪に興奮をして言われるがまま泪の体に溺れて行った。
自分から唇を求めてねっとりと舌を絡ませ合った。
舌を通じて伝わって来る泪を十分に修二は味わった。
出来る事ならずっとこの感覚に酔い痴れていたかったが、
呼吸が苦しくなるとそれも出来なくなり、
修二は唇を名残惜しそうに離して呼吸をして酸素を取り入れた。
それを見た泪は笑っていた。
「バカね。鼻で呼吸すれば良いでしょ」
「そうでしたね……」
痛い所を突かれ、修二は照れ臭くなり、胸へと体を移動させて、
泪の豊満な胸を揉み始めた。
「んふぅ……良いよ修二君……」
自分の行為で泪が快楽を感じてくれている事に修二は嬉しくなり、
手の中でも余る程の大きさな胸を揉み続けたが、
時間が経つに連れて胸に変化が現れ始めた。手の中に固い物を感じて一旦、
手を離すと乳頭が隆起していたのが目に入った。
それを愛しく感じた修二は赤子の様にそれへと吸い付いた。
「あはぁ……良いよもっと吸っても」
甘い吐息にも興奮をして、飴玉を舐める様に泪の乳首を舐め続けた。
胸が修二の唾液塗れになった所で修二は泪の胸から離れ、下腹部へと体を移動させ、
花の蜜に誘われた蜜蜂の様に泪の恥部へと顔を埋めて行き、
恥部に舌を挿入して行った。
「いぐぅ! ああ……はぁ……」
最も感じる部分に直接、伝わる刺激に泪は言葉も忘れて快楽に酔い痴れた。
修二はそれが最高に嬉しく、舌で恥部に侵入して行き、
最奥を目指して舌を進めて行った。
「ぬぐぅ……そこ良いよ……」
535名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 03:05:56 ID:Nv38T8EX
舌から伝わる泪の新しい味に修二は新たな興奮を覚え、貪る様に求め続けた。
そうしている内に自分の股間に再び痒い違和感を覚えて股間に目をやると、
修二の物は再び男を証明しており、苦しささえ感じた。
修二は舌を離すと物を手でやんわりと包みながら泪の元へと向かった。
「泪さん……」
修二が何を求めているかと言うのは泪には即座に理解が出来た。
だが泪はすぐに行動を起こそうとはせず、一旦ベッドから離れた。
待たされている修二は何が行われるのか不安であったが、
同時に新たな快楽を与えてもらえるかもしれないと言う期待もあった。
少しして自分のバッグから取り出したのは1つの避妊具であった。
泪はそれを取り出し、修二に装着させようとした。修二は若干、
痛みに苦しんだが泪の行為を受け入れ、急所に伝わる痛みに耐えた。
そのお陰で修二の物にはしっかりと避妊具が装着された。
されるがままになっていたが今になって泪が取った行為の意味が分からず
修二は質問をした。
「あの……一体?」
「本当はダメだけどね、良いよ修二君、かわいいし、
それに人生の先輩として色々と教えたい事もあるしね」
それだけを言うと泪は修二の物の上にゆっくりと腰を下ろしていき、
恥部に物を宛がった。恥部と物が当たるのを確認すると、
そこからゆっくりと下ろして行き、少しづつ物を自分の中へと入れて行った。
まるで蛇が獲物を丸のみにするような様子に修二は唖然となって見つめる事しか出来なかった。
半分が入ると泪の方にも異変が現れ始めた。
「あああ……本当に大きい……」
泪は快楽に酔い痴れながらも全てを受け入れ様と引き続いて、腰を落として行った。
そして全てを自分の中に受け入れると、そこから少しづつ腰を動かして行き、
ゆっくりと自分と修二に快楽を与えて行った。
「あはぁ……凄いよ修二君の中で暴れて最高……」
「ああああ! 泪さん!」
泪の方には余裕があったが修二は避妊具越しでも伝わる泪の温度と感覚に酔い痴れ、
涙を流しながら感じていた。その様子が泪は最高に愛しく、
少しづつ速度を上げて行き、修二に更なる快楽を味わってもらおうとした。
「はぁ……ああ……良いよ、修二君も腰、動かして」
「泪さん!」
言われるがまま修二は乱暴なまでに腰を突き上げた。急激な速度の変化に泪は驚いたが、
一杯一杯の修二にそれを指摘するのは酷だと思い、
敢えて黙って快楽を感じようとした。
修二のペースに合わせる様に泪も強く打ち付け、
そして双方、共に限界を迎え様としていた。
536名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 03:08:20 ID:Nv38T8EX
「泪さん! ごめんなさい! 又、出る!」
「良いよ出しても……けど1つだけ良い?」
「ハイ?」
修二は快楽の余り涙でクシャクシャの状態になっていたが、必死に理性を働かせ、
情けない声と表情で泪に接した。
「私の名前はね、泪では無いの」
「え?」
「私の本当の名前はね。加奈(かな)って言うのよ、だから加奈って呼んで、
それだけ」
「あああ! 加奈さん! 加奈さん! 加奈さん!」
修二は言われるがまま、本名である加奈を狂った様に呼び続けた。
本当の名前を言われ気分が最高の物になった加奈は修二の物で絶頂を迎え様としていた。
「そろそろイクよ修二君。良いね?」
「ハイ! イキます! あがぁう!」
修二は物が見えなくても感覚で自分が避妊具の中に大量の精液を排出したと言う事が分かった。
溜まっていた物を全て放出し、
漸く落ち着きを取り戻した所で加奈を見たが加奈はまだ修二の物を離す様子は無く、
目を強く閉じ、小刻みに震えて快楽に耐え抜いていた。
「ごめんね……後、もう少しで私もイクから……ああぁ!」
加奈は未だに硬度を保っている修二の物で修二よりも少し遅く絶頂に達した。
物を引き抜くと修二の予想通り、大量の精液が避妊具の中に放出されていた。
これだけの物を放出した事に驚きと羞恥を覚え、
修二は思わず加奈から目を反らした。避妊具を修二から外し、
それをゴミ箱に捨てると加奈はそんな修二を愛しく感じて頬に軽く振れるだけのキスをし、
事を終えた。
「どうだった初体験の感想は?」
その後、加奈が用意してくれたバスタオルに体を包んだ状態で2人は話し合っていた。
加奈の方は良いセックスが出来た事に満足げな表情を浮かべていたが、
修二の方は最中、余りに自分の情けない姿を思い浮かべ、自己嫌悪に陥っていた。
加奈はそんな修二の頭を優しく撫で上げ慰め始めた。
「そんなに落ち込まないでよ、それとも私とするのは嫌だった?」
「そ! それは違います! 加奈さん綺麗ですし! それに……えっと……」
「気持ち良かった?」
「ハ、ハイ! そ、その……凄かったです!」
修二は顔を赤らめながら率直な感想を加奈にぶつけた。
それを見て加奈は優しく微笑み、引き続き修二の頭を撫で上げた。
「良かったでしょ」
「ハイ」
「皆セックスの虜になるのは分かるでしょ?」
加奈の正論に修二は黙りこくった。
先程まで自分が感じていた至福の一時を言葉で否定は出来なかった。
修二は俯き、黙りこくった所を加奈は真面目な表情で話し始めた。
537名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 03:10:03 ID:Nv38T8EX
「さっき聞いていたけどさ、
醜い欲望が彼女に伝わって逃げられたと修二君は思っているのでしょ」
「ハイ」
「それは違うよ。
彼女が逃げたのはもっと恐ろしい欲望が修二君から感じられたから、
逃げられたのだと私は思っているよ」
思ってもいなかった加奈の言葉に修二は目を丸くして驚いた。
自分はあの時、今の快楽は知らなかった。
それなのにどんな欲望が彼女を苦しめていたのか修二には理解が出来ず、
加奈に答えを求めた。
「それは一体、何ですか?」
「自分1人が特別でありたい。自分だけが全てでありたいという欲望よ!」
加奈は力強く断言をしたが、
修二には言っている意味が理解出来ず困惑の表情を浮かべた。
修二の疑問を解消する為に加奈は説明を始めた。
「聞いて修二君。修二君の考え方は一見すると女性を大事に扱い、
大切に思っている様に見えるかもしれないけど、そう見えるは第三者だけよ」
「何でそうなるのですか?」
「何一つ求めようとしない何て……彼女必要?
何の為に彼女はそこに居るの?
彼女は修二君を満足させるだけの人形ではないのよ」
加奈の意見に修二は押し黙って聞く事しか出来なかった。
修二の謝った考え方を正す為、加奈は一気に決着を付け様とした。
「修二君は気持ち良いでしょ。浮気もしない。常に優しくしてあげる。
彼女の要望は何だって受け入れる。でもね彼女の方は息苦しいだけだよ」
「何でですか?」
「子供の内はそれでも満足よ、けどね大人になるとね不安なのよ。
欲望の赴くがままに行動だけは出来無いのよ」
「そんな事は無いでしょ」
「あるわよ! 食べたいだけ食べ続ければ成人病のリスクを伴う事になるし、
眠りたいだけ眠れば生計は立てられない。
それと同じ様に只、優しくされるだけだとね多大なリスクを背負う事になるのよ」
「何ですか? そのリスクって?」
「その人にだけ依存して自分がダメになる事よ!」
加奈の力強い発言に今まで少しは反論していた修二も押し黙った。
ここで一気に終わらせようと加奈は話を続けた。
「永久不変の優しさは誰だって欲しい物よ。私だって欲しいわよ。
けど、それが永遠である保証なんて何処にも無い。
無くなった時はどうすれば良いの?」
538名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 03:11:49 ID:Nv38T8EX
「それは……」
「欲望は怖い物よ、幾等でも増幅する事が出来て、止まる事を知らない。
そして1回増幅した欲望を制御する事はほぼ不可能よ、
それはニュースを見れば理解出来るよね?」
「確かに姿形だけ大人な人達が色々としでかしていますね」
「そう。世の中はダメな人間に対して冷たい物よ。
このまま付き合ったら修二君も彼女もダメになる。
そう思ったから離れたのでは無いの?」
口調こそ優しいが加奈の言葉に修二は押し黙った。
修二は真剣な表情で加奈が言いたかった事を自分の中でまと纏め上げた。
そして1つの結論を出して加奈に話した。
「これは僕なりに出した結論ですが聞いてもらえますか?」
「良いよ言ってみて」
「確かに僕は失敗しました。でも次に同じ過ちは繰り返さないつもりです。
今度、そう言う事になった時は今度こそ2人で歩められる様にがんばっていきます」
修二は加奈の目を真っ直ぐと見て、力強く断言をした。
それを聞いた加奈は修二を優しく抱き止め自分の胸の中で一言優しく言った。
「良く言えました。がんばりなさい」
「ハイ」
修二は加奈の胸に安らぎを覚え、柔らかさに包まれ安らかな表情を浮かべていた。
その後、2人でシャワーを浴び、服を着直し、ホテルの玄関まで2人で歩いて行き、
玄関で2人は別れた。修二は加奈に手を振って元気に歩いていた。
加奈は修二の背中が見えなくなるまで優しく微笑み手を振り続けていた。
そして願っていた。この先、修二が色々な欲望と戦い、
立派になって行く事を加奈は祈っていた。

以上です。長文にお付き合い下さり、ありがとうございました。
539名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 12:02:14 ID:Lsrq7uX5
エカッタGJ
540名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 14:22:42 ID:xpkYlZNb
包容力溢れるお姉さんすばらしい!
541名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 04:18:52 ID:3wTn/DjB
>>515
横チン課長GJ!w
逆パターンで姉寝取られ&孕ませ
も、いつか機会があったらお願いすます!
542名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 22:37:34 ID:0iiL7oRO
>541

それをやらかして、気まずい雰囲気を作りました。

詳しくはこのスレの151辺りに。
543名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 19:20:57 ID:lYbefZS7
保守
544名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 21:07:29 ID:G7Ujm80x
保守
545名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 03:02:44 ID:Fk+wLk8J
保守
546名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 01:47:27 ID:Kch7XXwl
保守
547名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 07:36:48 ID:Ja2F+dKB
保守
548名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 18:49:15 ID:PKtYAUWA
保守がてら投下させていただきます。

太陽は既に地平線の向こうへ沈んで久しく、時刻は真夜中。
ふと時計に目をやると時刻は11時59分、日付の変わり目だった。

「てっぺん」って言うんだっけ、どこかの業界では。
机に向かって座っていた少年はそれまで読んでいた本をぱたりと閉じて、うーんと思い切り背筋を伸ばした。

両親はもう寝入っているのだろう。家の中は静まりかえっている。
隣の部屋にいる姉ならまだ起きているかもしれないが、
彼女は夜中に大きな物音を立てるような人間ではない。
それでなくとも普段から物静かな人なのだ。

その静けさを打ち破ることを躊躇うかのような控えめなノックの音が部屋に響いた。
「どうぞ」
すっと扉を開いて顔を覗かせたのは隣室の姉だった。
理知的な顔立ちをした彼女は、普段頭の後ろで結んでいる髪を今は背中まで垂らしている。
「おじゃまします」
そう言って彼女は部屋へ入ってきた。
「どうしたの、クー姉。こんな時間に珍しいね」
クー姉と呼ばれたその少女――本名はクミという――は滑るように部屋を歩き、
椅子に座った少年の隣に立った。彼女がちらりと時計を見ると時刻はまさに深夜0時を迎えた所だった。

「誕生日おめでとう、セイジ」
「え? あ、あぁ、そっか。うん、どうもありがとう」
セイジという名のその少年は、唐突な彼女の台詞に戸惑ったが、
すぐに今日が自分の誕生日だということを思い出した。
すっかり忘れてた、と思いながらクミに尋ねる。
「でもどうしてわざわざこんな時間に」
「セイジの誕生日を一番に祝いたかったから」
クミは毛ほども恥ずかしがる様子を見せず真顔でそう言い切った。
一方のセイジは顔を赤くしてあたふたしている。
相変わらずだな、姉さんは。表情を変えない姉を見ながら、セイジは心の中で呟いた。

クミは何を考えているか分からない人だった。
感情が全くと言っていいほど表情に表れないことに加え、
常人を超越した思考回路がその原因だ。
頭は非常に良いのだが、たまに突拍子のない発言をしては周りを困惑と笑いの渦に巻き込むのだった。
クールビューティーかつ天然、それが周囲のクミに対する認識だ。
549名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 18:50:15 ID:PKtYAUWA
「それはともかくとして、今夜はセイジに重要な話があります」
とクミは言った。
一番に祝いたいとか言っておいてその話題はあっさり流すんだな、
とセイジは思ったが何も言わずに大人しく続きを促した。
クミと付き合っていくには細かいことに拘らないことが肝要だと、長年弟をしてきた彼は悟っているのだ。
「とりあえずこっちに座りなさい」
クミはぽんぽんとベッドを叩いた。
「ん? ここじゃだめなの」
「卒倒して椅子から転げ落ちたら大変ですから」
そんなにとてつもない話なのか、とセイジは若干不安を感じたが素直にクミの横に座り直した。

「さて」
と言ってクミが真っ直ぐにセイジの目を見つめてくる。
相変わらず表情筋は微動だにしていない。
まるで全てを見透かしているかのような彼女の目を怖いという人もいるが、彼はその澄んだ瞳が好きだった。
「実はセイジはうちの子ではありません」

脳がその言葉を理解するまでにしばしの時間を要した。
真っ白になった頭の中で、僕は今、呆然としてるんだな、と頭の片隅に残った冷静な自分がそう思った。
「えーっと、それってどういう意味?」
「一言で言えばセイジは養子ということです」
俄には信じがたい話ではあった。しかし――。
「姉さんがこんな嘘を吐くとは思えないし、ましてや冗談を言うなんてもっとあり得ないし。でも養子?」
「私が冗談を言うことと、セイジが養子であることとが、同じくらい現実味が薄いと思われている点はいささか不本意ですが、
嘘を吐いているわけでも冗談を言っているわけでもありません」

クミは包み込むようにセイジの手をとった。
セイジは、確かにベッドの方に座ってて正解だったかもしれないな、確かに転げ落ちててもおかしくない話だった、とどこか的はずれなことを考えていた。
「一応言っておきますが、血のつながりがないからと言って、
私を含めた家族全員の愛に疑いを差し挟む余地はありません。たとえ養子であろうと、
セイジが私の弟であり家族だという事実に変わりはありませんから、そこの所は忘れないように」
クミはいつもと変わらない口調でそう言った。
そしてどこか遠くを見つめているかのようにぼんやりとしていたセイジの瞳がようやく焦点を結んだ。
「えっと、うん、そうだよね。ごめん、ぼーっとしてた。ちょっと信じがたい話だったけど、まぁ、クー姉がそう言うならそうなんだろうね」
「もう大丈夫?」
「これから先、もっと時間を掛けて少しづつ、そうなんだなって実感していくんだろうとは思うけどさ、
とりあえず今日は平気。クー姉のことはこれからも姉さんって呼んでいいんでしょ?」
「うん」
セイジはにっこりと微笑んだ。
このときはクミの顔にもほんの少し笑みが浮かんでいるように思えた。
550名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 18:50:55 ID:PKtYAUWA
「でもびっくりしたよ。いきなりなんだもん」
柔らかくなった空気の中でセイジが言った。
「セイジが16歳になったら伝えることになってたの」
「……それって父さんたちは明日、っていうかもう日付的には今日だけど、夕食を食べた後にでもゆっくり話すつもりだったんじゃないの?」
セイジの額をたらりと汗が流れ落ちる。
まさか両親もこの天然姉が、弟が16歳になった瞬間に家族の重大事を一人で伝えてしまったとは思うまい。
明日どんな顔してればいいんだろう、と悩む弟に対して姉は涼しい顔をしている。

「さて、セイジと私との間に血のつながりがない、ということを理解してもらった上でもう1つ重要なことがあります」
「まだあるの!?」
「というよりここからが本題です」
この姉はどこまでも想像の斜め上を行く。もはや感心するしかない。
「まぁ、今日はもう大抵のことには驚かないと思うけどね……。一体何なのさ」
クミは軽く息を吸い込んではっきりとした口調でこう言った。
「血のつながりがないからといって、家族としての絆が少しも弱まるものではない、
ということは先ほど言った通りだけど、それは別の意味で私にとっては好都合です。
セイジ、私はもちろん姉としてあなたが好き。そしてそれ以上に、愛しています。女として」

飛び上がるほど驚く、という表現が決して大げさではないことをセイジは初めて知った。
びっくりしたら本当に飛び上がるもんだなぁ、とまたしてもどこかで冷静な自分が呟いた。
そして椅子から下ろしたのはこのためかぁ〜、と感心した。

とはいえそのような妙に冷静な思考は一種の現実逃避でしかなく、改めて言葉の意味をしっかりと把握すると
「えっと、でも姉さんが、いや、それは――」
と言葉にならない言葉しか出てこないのであった。
「別の言い方をすれば、私はセイジを男として意識しているということです」
「で、でも僕たちは姉弟だし」
「義理よ」」
「それを知ったのはついさっきだし」
「私は10歳の頃から知ってた」
「そ、そんな、でも、僕は急に言われてもっ」
「セイジも私のことを女として見ている部分はあるでしょう」
ぎくっ、とした。ないとは言えない。しかしここで、あると言うわけにもいかなかった。
「ないよ、そんなの!」
「中学生の頃、私の下着で自慰をしたことがあったじゃない」
――!!
「ど、どうしてそれを……」
恥ずかしさやら情けなさやらでセイジは下を向いてしまった。
そんな彼を覗き込むようにしてクミが声をかける。
「セイジ、安心して。軽蔑なんてしてないよ。むしろ私としては嬉しかった」
「真顔でそんなこと言われても〜」
彼は何だか泣きたい気分になった。
「私は既にこの状況を何千回もシミュレートして今日この場に臨んだの。逃げ道はないから観念して。私はセイジの気持ちが聞きたい。セイジは私のことをどう思ってるの」
もちろん姉として好きだった。だが女性として意識したことがあるのも事実だった。
「す、好きに決まってるよ」
「どっちの意味で?」
「お、女の人としてもだよ」
半ばやけっぱちな気持ちでそう告白した。
551名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 18:51:50 ID:PKtYAUWA
その言葉を聞いたときのエミは、弟のセイジさえもこれまで見たことがないほど、自然な微笑みを浮かべた。
思わずセイジがその顔に見とれている隙に、クミはちゅっと彼の唇に口付けた。
キスされた。そう認識した途端、セイジはぼっと顔を赤らめた。
「い、いきなり何するのさ」
「ファースト・キス?」

実はこの姉は天然などではなく全部分かった上で無表情にからかっているんじゃないだろうか、と思いつつも彼は顔がますます赤くなるのを止められないのだった。
「何千回もシミュレートしたってことは、毎晩毎晩このキスのことを考えてたってわけだ。クー姉って意外とエッチなんだね」
それは苦し紛れに出た台詞だった。だがその言葉に反応してクミはふいと目を逸らし、
あろうことかうっすらと頬を桜色に染めているようにさえ見えた。
それはセイジが初めて見る姉の「照れ」の表情だった。
反撃のチャンス。脳裏でそんな言葉が踊った。
「一体どんな妄想してたのかなぁ」
そう囁きながら体を寄せる。ふっと耳に息を吹きかけると、ぴくっとクミの体が震えた。
セイジとしては戯れのつもりだった。
思いの外可愛らしい表情を見せる姉の姿に彼は十分満足していた。

だから次の姉の言葉にはまたもや唖然としてしまった。
「優しくしてね」
と小さな声で彼女は言った。
「は?」
「自分から積極的に襲わなければならないかと思っていたが、セイジがその気になってくれて私は嬉しい」
「な、何を言ってるのかな、クー姉」
「既成事実を作る必要があるということ」
「な、なんでそんな話になるんだよ」
くっつけていた体を引き離してセイジは言った。
「好き合っている者がそういう行為に及ぶのは当然だと思う」
彼の体を追うようにクミが身を乗り出す。
「いくら何でも急すぎるよ」
姉さんはいつもそうなんだ。セイジはそう言いながら押されるようにずりずりとベッドの上を後退していく。
「セイジの性格からいって、ここではっきりさせておかないと、ずるずると煮え切らない態度をとり続けることになる。だから逃げ道を塞いでおく必要がある」
彼女がそう言ったとき、セイジの背中は部屋の壁に突き当たり、まさに逃げ場はなくなっていた。
552名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 18:52:25 ID:PKtYAUWA
クミの顔がそっと近づいてくる。彼女の視線はまっすぐにセイジの瞳を捉えており、逸らすこともできず魅入られたように彼も彼女の目を見つめた。
ヘビに睨まれたカエルってこんな感じなのかなぁ、とぼんやり思った。
唇が触れ合う。2回目のキスだった。
それは1回目よりも遥かに深いものとなり、2人は舌を絡ませあった。
どちらからともなく唇を離した荒く息を吐いたとき、2人の顔は赤く上気していた。
今日は色んな姉の顔を発見できたな、とセイジは思った。それらは彼がこれまで想像だにしていないものだった。
そしてもっと色々な顔を見てみたい、という欲求が彼の中に湧き起こった。

セイジの手が姉のパジャマへ伸びる。
震える指でボタンを外していくとレースの付いた色っぽいブラジャーが現れた。
「いわゆる勝負下着というもの」
「わざわざそんなの言わなくていいから」
姉の言葉に思わずセイジは吹き出した。
そして少し落ち着いた気分でクミの服を脱がしていった。
何年ぶりだろう、お互いの裸を見るのは。
クミは一糸まとわぬ姿で横たわり、黒髪をベッドの上に扇状に広げている。
小学校の高学年になるまでは一緒にお風呂に入っていたよな、とセイジは思った。
今彼の目の前にあるクミの体は、彼の記憶にあった幼い少女のものから大きく変化していた。
そこにあるのは成熟した女性の肢体だった。

セイジはクミの首筋にそっと口付け、優しく乳房に手を触れた。ゆっくりと性感帯を刺激していく。
「ふうっ」
わずかに漏れ始めた喘ぎ声に後押しされるように彼は愛撫の手を強めていった。
「上手。どこでこんなこと覚えたの」
「もう、これでいいのかなってヒヤヒヤしながらやってるんだから」
やがてクミの準備が整った。
「クー姉――」
と呼びかけたセイジの眼前に指を立てて制止する。
「こういうときは名前で呼ぶこと」
彼女の言葉に頷き、改めて姿勢を整えた。
「いくよ、クミ」
体の中心を割り開かれていく痛みに、クミは声を押し殺して耐える。
まるで時が止まってしまったかのような長い一瞬が過ぎ去り、セイジはクミの最奥に辿り着いた。

「大丈夫?」
「うん。想像はしていたけど、想像通りかなり痛い」
目尻に涙を滲ませて彼女は言った。
「こんなときまでクミは冷静なんだね」
セイジはくすりと笑った。彼のその言葉に対し、クミは優しく微笑みながら言った。
「そんなことはない。幸せが体の奥から溢れてきそう。やっとひとつになれた」
それは本当に幸せそうな笑顔で、いまだかつて彼女のそんな顔を見た者はひとりもいないだろうと思われた。
そして彼女のその微笑みを向けられたただ一人の男は、思わずその笑顔に見とれてしまったのだった。
彼が16の誕生日を迎えて、まだ2時間も経っていない真夜中過ぎのことだった。

「クール姉さん、略してクー姉」おわり。
553名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 19:28:09 ID:4Bfl6KsP
>>552
GJ!
なんと素敵な素直クールなお姉様でしょうか。
554名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 10:12:43 ID:QT72oT9O
マジでこんな姉がほしいよ・・・
555名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 02:11:55 ID:621EJwj8
保守
556名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 12:09:52 ID:9pgtCe7S
姉を待ちながら保守
557名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 21:02:00 ID:F7iPJf6k
初めてなんですけど、練習も兼ねて書いてみますね。
558名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 21:56:33 ID:srOlEBAZ
>557
つたなくてもかまわん。全弾投下せよ!!

いや、して下さい。
559朋恵と智基1:2006/07/17(月) 22:08:23 ID:F7iPJf6k
「私なんかに優しくしないでよ!!好きになっちゃうじゃない!!」
どこかで聞いた事があるようなセリフを言われた。
先程のセリフを言った女性を見てみる。
綺麗。
その一言に尽きる。
髪は濃い黒色で肩の下くらいの長さ。一本一本がピシッと気を付けしているのに、少しの風で曲線を作る。
その美しい髪に包まれている顔はパーフェクトというしか無い程整っていて、また目の下にある泣きボクロが良い味を出している。
身長は168センチと女性にしては高めであるけど、体つきはあくまで女性であって男には無い丸みがある。
けど太っている訳では無く、痩せている訳でも無い。
言うなれば着物なんかを着れば女性特有のラインが自己主張しすぎの感が有るほど女女してる訳だ。
もう一度その女性を見てみる。
綺麗だ。
その事実だけであるなら僕は迷わず
「ばーか。好きでも無い人に優しくしたりなんてしないよ。だから好きになってもらっても構わないよ。」
なんて気持ち悪い事を言うだろう。
けど、そんな事は言えない。だって、
「好きになるって、何言ってんの?ねーちゃん。」
そうなのだ、姉なのだ。
園田 朋恵24歳。
物心付いた頃からの唯一の家族。
二人きりの家族。
560朋恵と智基2:2006/07/17(月) 23:25:50 ID:F7iPJf6k
朋恵サイド

両親が亡くなった時、私は17歳で智基は11歳だった。
両親が亡くなった理由なんて、どうでも良い。
ただ、両親がいなくなったという結果だけが私を苦しめた。
幸い、保険と両親の残してくれたお金で何年かはやっていける位のお金は手元に残った。
親戚連中は私達を引き取らない代わりに何も持っていかなかった。
気付いた時には家とお金と弟しか残ってなかった。
先の事を考えると不安になった。
横を見ると智基が笑顔で私を見ていた。
腹がたった。
何がおもしろいのかと。
私は苦しいのに。きっとこれからお前のせいで苦労するだろう。
なのにお前は何が楽しいのかと腹がたった。
だから、攻撃してしまった。
口で攻撃した。力で攻撃した。
なのに、智基は笑顔だった。
あー、智基は壊れたんだと思った。
壊れていたのは私のほうだったのに。
両親が亡くなった日から一週間位して、高校に登校した。
この日で何回「可哀想」という言葉を聞いただろう。
腹がたった。何が可哀想だと。同情なんてされればされるほど惨めになっていく気がした。
それが耐えられなくなって早退した。
家に帰ると、智基の靴があった。
攻撃しようと思った。
今日からは学校に行こうと約束したからだ。
智基を探した。
両親の遺影の前にいた。
智基は遺影に向かって言っていた。
「お姉ちゃんは僕が守るからね。」
11歳の子供が暴力を振るう姉を守るのだと言う。
訳が分からなかった。
ただ涙が溢れてきた。声を出して、泣いた。
智基が私に気付いて振り向いた。
そして、ちょっとオドオドした様子で
「ごめんなさい。」
ごめんなさい?何が?
「学校行こうと思ったんだけど足が動かなくて。」
私が今朝攻撃した足を擦りながら言う。
やっと後悔した。
そして死にたくなった。
「ごめんね。ごめんね。ごめんね智基。ごめんね。ごめん。ごめ……。」
智基を抱きしめながら、その単語しか知らないかの様に「ごめん」と言い続けた。
すると、智基はいつも通りの笑顔で
「へへへ、いつものお姉ちゃん。」
いつもの笑顔なんだけど目からは涙が溢れている変な表情でそう言った。
そこでやっと気付いた。
壊れていたのは智基では無くて私だったんだと。
561朋恵と智基2:2006/07/18(火) 00:50:36 ID:E214cWtY
朋恵サイド続き

智基を背負って病院に行く途中。
後ろから笑い声が聞こえる。
「何?どうかした?」
「へへへ、お姉ちゃんの背中良い匂い。」
「何、言ってんのよ!」
と、一応怒ってみるが。
背中で頬擦りしながら甘えてくる智基の事を愛しく思えた。
気付いたら智基が後ろから私の顔を覗き込む様にして顔を近づけていた。
綺麗だと思った。
どこか中性的な美しさがある。
決して美少年という訳では無いのだけれど、それでも女好みのする顔だと思う。
ただ、その顔にあるアザが私の心をひっかいた。ごめんねと心の中で謝る。
「あー。さっきは笑顔だったのにー。」
え?笑ってた?わからなかった。
「私、笑ってた?」
「うん。」
きっと、甘えられて嬉しかったんだろうな。
「やっぱり、お姉ちゃんの笑顔は男殺しだね。」
どこで覚えたか、そんな事を言ってくる。
「智基、生意気!!」
後頭部で軽く、後ろの智基に頭突きしてやる。本当に軽く。
もう二度と綺麗な顔を傷つけないように。
「いってー。家庭内暴力だよ。お姉ちゃんー。」
両親が亡くなる前の姉弟の様な気にさせてくれた。
「あははは。」
今度はわかった。
「へへへへ。」
私は今、笑顔だ。

決意した。
この関係を守るのだと。
智基は一生、
私が守るのだと。
それが罪滅ぼしであり
私の生き甲斐なのだと。
「智基。」
「なに?お姉ちゃん。」
「愛してるよ。」


この言葉の意味が変わるのに、そう時間は掛らなかった。
562名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 02:03:08 ID:E214cWtY
中途半端ですけど、今日は此処までにしますね。
下手くそですみません。
続きを書いても良いですかね?
563名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 02:21:11 ID:0p2iCiyZ
いちいちそんなこと言わないと約束できるなら続きを書いて
564朋恵と智基3:2006/07/18(火) 21:38:35 ID:E214cWtY
「智基。なんで喧嘩なんてしたの。」
高校の帰り道で聞かれた。理由は単純だった。
僕がお姉ちゃんを愛していたから。 
だから、許せなかった。
 
「あーSEXしてー。」
「勝手にしたら。」
くだらない会話。
「はー!?智基だってしたいだろ?」
「いや別に。」
この手の話は嫌いなので早く終わらしたかった。
「あー、智基は興味ないよね。」
三人で居た内のもう一人が言う。 「なんで?」
「だって智基ホモじゃん。」
本当くだらない。
「マジで!?」
「マジマジ。だって智基から女の話なんて聞かんし、告られても片っ端から振るもん。」
だからホモか。くだらない。
けどホモの方がまだノーマルだろうな。
姉に欲情する様など変態のイカレ野郎よりは。
死にたくなった。
「もったいねー。」
まだ続くのか。吐き気がする。
「もったいねーよ。智基の姉ちゃん綺麗なのに。」
お前ごときがお姉ちゃんを語るなよ。
「なあ、智基。お前は興味無いんだろ。じゃあ俺に犯らせろよ。」
殴ったね。
殴り合いの喧嘩はした事無かったけど
一発決まってしまえば次々に決まった。
「お前ごときが汚しちゃ駄目だよ。」
お姉ちゃんを。

565朋恵と智基3:2006/07/18(火) 22:06:57 ID:E214cWtY
お姉ちゃんが少し前を歩いている。
「お姉ちゃん、ごめんね。仕事中だったんでしょ?」
「んー?気にしんさんな。けど、何で喧嘩なんてしたの?」
それは、好きな人を汚された様な気がしたから。
「ごめん。」
そんな理由言える訳が無いけど。
「まあ、良いんだけどね。けど、フフフフフフ。」
なんか、笑ってる。
「お姉ちゃん?」
「あ、ゴメンゴメン。学校に呼び出されるなんて初めてだったからさ。」
「そうだっけ。」
「そうだよ。初めてだよ。で、なんか改めてね私と智基は家族なんだなって。
私は智基のお姉ちゃんなんだなって。へへへ。」
………。
「私、智基の保護者だってー。へへへ。」
…………。
「ずーっと保護してあげるからねー。ん?智基?どうしたの?」
お姉ちゃんが立ち止まって僕の方を振り返る。
「……お姉ちゃん。…ごめん。」
涙が止まらない。
あ、お姉ちゃんが駆け寄ってきた。
「智基、どしたん?私は、もう怒ってないよ。智基が喧嘩したのには理由があったんよね。だから謝るなら喧嘩した友達にね。謝った方勝ちだからさ。ね?」
違うんだよ。そんな事じゃないんだ。
お前ごときがお姉ちゃんを汚すな?お姉ちゃんを汚してたのは
566朋恵と智基3:2006/07/18(火) 22:47:28 ID:E214cWtY
お前ごときがお姉ちゃんを汚すな?
汚してたのは僕じゃないか。
一番汚してはいけない立場にいる僕が。
最低だ。吐き気がする。
「智基。」
お姉ちゃんが、ぎゅっと抱き締めてくれた。
駄目だよ。汚れちゃうよ。
けど暖かいな。
「泣いても良いよ。
誰にも見えない様にしてあげるからね。」
お姉ちゃんが僕の頭を両腕で包んで胸にうずめる。
暖かい。
これは、家族に与えられる下心の無い優しさ。
綺麗で美しい、一点の濁りも無い純粋な優しさ。
それなのに、おっぱい大きいななんて思った僕は死んでしまえ。
これ以上はお姉ちゃんを汚せない。
お姉ちゃんの腕を剥いで少し離れる。
「智基?」
「もう大丈夫だから。ありがとう。
ねえちゃん。」
ならないと。
「そっか。良かった。……
ん?智基今、ねえちゃんって言った?」
普通の姉弟にならないと。
「帰ろ。ねえちゃん。」
少しずつ。
呼び方からでも何でも少しずつ。
567朋恵と智基4:2006/07/20(木) 20:54:39 ID:pEQDhnOQ
朋恵サイド

今日は智基の誕生日だった。
だから、仕事を早くあがらせてもらい、祝ってあげる事にした。
「ケーキも買ったし。智基の好きな、豚カツの材料もバッチリ。フフフ。喜ぶだろーな、智基。」
智基の喜ぶ顔を想像すると自然に笑顔になる。
「あ!」
ケーキ屋さんを出た所で先を歩く智基が目に入った。
一緒に帰ろうと思って、駆けだそうとしたのだけれど、足を止めた。
「誰、あの娘?」
智基と一緒に女が歩いていた。
たぶん、智基よりは年上。
大学の先輩か何かだろーか。
それよりも問題は
「近い。」
二人の距離が余りに近い。
その距離が嫌にも私に問いかけてくる。
彼女?
かな。やっぱり。
「アハハ。」
渇いた笑いが口から出てくる。
別におかしな事では無い。
大学生にもなれば彼女の一人や二人いても。
想像が止まらない。
「嫌。」
なのに想像してしまう。
きっと、これから二人は智基の誕生日を二人きりで祝うんだ。
「嫌。」
なのに、想像。
祝った後二人はきっと。
私が何年も望んだ行為を……。
ふと、両手のケーキと買い物袋を見る。
「バカみたい。」
わかってた事なのに。
私は智基の姉としてしか智基の傍にいられないと。
いつか、智基は私の傍からいなくなるって。
なのに、なのに、
「嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌。」
呟きながら駆けていた。
智基と、汚れた女が一緒にいるのを見たくなかった。
気付いたら私は家のソファーに突っ伏していた。
「智基。智基。どこ?」
二人で誕生日を祝うはずだったのに、私は一人。
智基は今、あの女と。
「嫌だよ。そんなの嫌だよー。智基ー。」
いなくならないでよ。
ずっと一緒にいてよ。
「智基智基智基智基智基智基。」
ただ、ただ泣いていた。
568名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 21:02:43 ID:i/tJPlWk
もしかしてキモ姉か!!!キモ姉なのか!!!超期待!!
569朋恵と智基5:2006/07/20(木) 21:59:51 ID:pEQDhnOQ
帰る方向が一緒だからと無理矢理ついてきた先輩と別れて家に帰った。
「あれ?鍵が開いてる。」
閉め忘れなんてしないし、
もしかしてお姉ちゃんが帰ってきてるのかな?
「ただいまー。」
…………。
けど、靴があるし。
リビングの扉を開ける。
……泣いてる。
だから返事できなかったのか。
「ただいま、ねえちゃん。」
なんで泣いてるの?
なんて、理由もわからない奴に聞かれてもうっとうしいだけだからね。
いつも通りが、優しささ。
「……智基。」
「ん?なに?ねえちゃん。」
「帰って来るの早いね。」
「いや、いつも通りだけど。それよりねえちゃんの方が早いよ。」
わかってたらサボったのに。
「一人で帰ってきたの?」
なんで、そんな事聞くんだろーな?
「いや、先輩が方向が一緒だからって無理矢理付いて来てさ。」
「……そっか。」
お?若干、元気になったかな。
「智基、今日、誕生日でしょう。」
あ、だから早く帰ってきてくれたのか。
「憶えててくれたんだ。ありがと。」
「当たり前でしょ。智基の事は私が一番知ってるんだから。」
確かにそうだと思うけど。
何でそんな事言うんだろ?
「でね。ケーキ買って来たんだけどね。」
ソファーの前にあるテーブルを指差す。
「あ、僕の好きな駅前のケーキ屋さんの。ありがと、ねえちゃん。」
「なんだけどね。ごめんね。多分ボロボロ。」
箱を開けて中身を出してみる。
「本当だ。ボロボロだ。」
「ごめんね。食べられないよね。」
なぜ!?
確かに洋菓子は見た目も大事だけど、やっぱり一番は味でしょ。
「そんな事ないよ。確かにボロボロだけど、味は変わんないし。」
「本当?食べれる?」
うーん、弱ってるな。
何があったのか気になるけど、
僕に出来るのは詮索じゃなくて、一緒にいてあげることかな。
「あ!そうだ、ねえちゃん、ケーキ今食べちゃおっか。」
「………。」
何も言わない。
まあ、良いか。とりあえず、ケーキを二人分に分けてと。
「はい。ねえちゃんの分。」
テーブルの上にケーキを置く。
「ありがと。」
僕は……。
やっぱり一人にしといた方が良いのかな?
うーん、こういう場合、僕なら一人はきっと、嫌だな。
よし!傍にいよう。
自分の分のケーキをテーブルに置いて、自分はねえちゃんが突っ伏しているソファーの端に腰掛ける。
570朋恵と智基6:2006/07/20(木) 22:35:06 ID:pEQDhnOQ
「………。」
「………。」
二人で黙々とケーキを食べる。
「ねえちゃん、コーヒーか何か入れようか?」
「………。」
すんげえ、弱ってるよ。
仕方無い。とっておきのを出そう。
………
「ねえちゃん。はい、ココア。」
デパートで買った、輸入品。高かった。確かベルギー産?
試飲したら美味しかったから奮発して買った。
ゴク。
お姉ちゃんがカップを口に運んで喉に流す。
「おいし。」
当たり前さ!!
なんてったって、
デパートで買った輸入………危ない、また説明しそうになった。
「………。」
「………。」
黙々とケーキとココアを交互に口に運ぶ。
「………!!」
しまった。食べ終わってしまった。
僕がここにいる理由が無くなる。
けど、今はお姉ちゃんを一人に出来ない。
……。
「ねえちゃん、テレビつけていい?」
「………。」
うーん、空気が痛いな。
今までで、こんなの初めてだ。
「つけるね。」
………。
カチャ…。
お姉ちゃんがケーキを食べ終わってフォークを置いた。
「フエッ。エッ、エン、ウエン。」
そして、今まで以上に泣き出した。
落ち着いたのかな。
「ねえちゃん。」
以前に僕がしてもらった様に、お姉ちゃんを抱き締める。
「ねえちゃん。泣いても良いよ。誰にも見えない様にしててあげるから。」
誰もいないけど。
「………ね。智基。」
「え?なに?ねえちゃん。」
「優しいね、智基。」
僕にはお姉ちゃん以外の人間に優しくする必要が無いからね。
「けどね、駄目だよ智基。」
ダメ?何が?
「智基。」
「なに?」
「私なんかに優しくさないでよ。好きになっちゃうじゃない。」
そう言って、
お姉ちゃんが覆い被さってきた。
571名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 23:29:29 ID:onBQUZw1
結構好みの文章
近親はこのじりじり感がたまりませんな
がんばれー
572朋恵と智基7:2006/07/21(金) 00:25:14 ID:dxULI8kl
何だ?この状態は。
近い!!お姉ちゃんの顔が近い。
「好きになるって何言ってんの、ねえちゃん。」
好きになるって、どういう意味だよ。
「私ね、ずっと前から智基の事好きだった。」
「………。」
何だよそれ。
「けど、ずっと抑えてた。私達、姉弟だもんね。」
何だよそれ。
「けどね、智基が女の子と歩いている所を見て、智基がその娘の所に行っちゃう様な気がして。私の前から居なくなっちゃう様な気がして。凄く怖くなったんだよ。」
だから、泣いてたのか。
「ねえちゃん。僕はどこにも行かないよ。」
「嘘!!信じられない!!」
そう言って、お姉ちゃんが唇を僕の唇につけた。
「ちょっ、ねえちゃん。」
僕が下にいるので、逃げられない。
「ともきー」
お姉ちゃんの舌が閉じた僕の歯をなぞる。
開けてとノックする様に軽く舌で叩く。
「智基、開けて。」
「ねえちゃん。」
理性の部分では駄目だと分かっているのに。僕の心底がお姉ちゃんを受け入れてしまう。
だから、開いてしまった。
お姉ちゃんの舌が僕の口の中の形状を把握したいかの様に動く。
全てを舐め尽される。
歯も歯茎も舌も何もかも。
ズズズズズ
舌を吸われた。
そして離れて、熱くほてった目で僕を見つめて。
「へへへへ、智基の味。」
みとれてしまう。
「智基は、してくれないの?」
そりゃ、したいけど。
「智基は、やっぱり私の事嫌い?他の女の所に行っちゃうの?」
僕もお姉ちゃんの事は好きだ。けど、こんな事したらさ。
「姉弟としての関係が壊れるよ。」
そんなの嫌だ。
「壊れないよ。もし、智基が私を拒否しても私が智基の姉だと言う事には変わりない。
死ぬまで世話焼いちゃうんだから。」
なんだよ。なんで。
「なんで、そんな事言えるの?ねえちゃん。」
「だって、私は智基を愛してるんだよ。弟として愛して愛して愛してるの。私には智基しか居ないんだよ。変態だよね私。弟を愛して弟と結ばれたいなんて。」
変態って…。
バカみたいじゃん僕。
「僕なんて、一番古い記憶の時点でお姉ちゃんの事愛してるんだけど。」
「ほんと?」
「うん。」
「へへへ、私達、変態姉弟だね。」
「お姉ちゃん。」
「へへへ、いつの間にかお姉ちゃんに戻ってるし。」
「好き。」
「おいで、智基。」
今度は僕からキスをした。
573名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 00:41:46 ID:dxULI8kl
初心者ごときを褒めて頂きありがとうございます。
誤字もあるし設定もあやふやだし。
でも、読んでくれてる人がいるなら頑張ってみますね。
続きは明日また書きます。
それでは。
574名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 10:33:22 ID:35gaCH2C
期待age!
575朋恵と智基8:2006/07/21(金) 20:29:18 ID:dxULI8kl
「お姉ちゃん。」
お姉ちゃんの唇に唇をつける。
「んっ……」
呟くというか、音が漏れた様な声を発して、僕の頭を抱えこむ。
ほぼゼロ距離で、見つめ合う。
先程の涙が残ってるのか、それともただ唇を重ねるだけのキスに熱を上げたのか瞳がうるんでいた。
理由はわからないけど、ただただ美しい。
そのまま時間が少し経って、鼻だけで息をする事が苦しくなったのでお姉ちゃんに抱えこまれている頭を振る。
「ん?智基?」
唇が離れたのが酷く名残惜しいのか今にも泣きそうだった。
「ちょっと、苦しくなっちゃって。」
ちょっと休憩しないと死んでしまう。
「智基、ごめんね。」
ごめん?何に謝ってるのだろう?
「これ……。」
そう言って、右目の上にあるキズを優しく触る。
「ああ、これ。」
両親が死んで間もない頃にお姉ちゃんにつけられた傷だ。
「綺麗な顔なのに、キズ残っちゃったね。」
僕の顔は綺麗なのだろうか?
なんて考えていると
レローン。
「うわっ!!」
キズのある部分をお姉ちゃんに舐められた。
そして、その部分を撫でながら
「痛いの痛いの飛んでいけー。」
胸キュン。
「今更なんだけどね。何か痛々しくて。」
そう言って、もう一度舐めた。
レローン。
気持ち良い。頭が働かなくなっていく。
「あ、うわ。」
恥ずかしい声が漏れてしまう。
「へへへへ、智基、声が出ちゃってる。」
嬉しそうに言う。
「うっ、だって気持ち良いから。」
気持ち良すぎ。
「そっか。じゃあ、もっと舐めたげるね。」
レローン。
そう言って、舐めてくる。
凄い。洗っても無い顔を何にも躊躇なく舐めてくれる。
「お姉ちゃん。」
すごく愛しい。
「智基。」
両手で僕の頬を触りながら、顔全体を舐めていく。
「あ、」
何かに気付いてお姉ちゃんが声をあげた。
「ん?なに?」
「鼻の頭が乾燥しちゃってるよ。」
肌弱いからな。
「ほんと?」
「うん。ちゃんと、お手入れしないとね。カプッ。」
576朋恵と智基8:2006/07/21(金) 21:34:12 ID:dxULI8kl
カプッ?
「うわっ!ちょ、お姉ちゃん。」
鼻がお姉ちゃんの口の中に!!
「フフッ、ちょっと、しょっぱい。」
う、それはきっと鼻水。
「汚いよ。お姉ちゃん。」
「だいひょうぶ。」
大丈夫と言って、鼻全体を舐めあげていく。
少しして、鼻から口が離れた。
すー。鼻で酸素を吸う。
ムワッ。
お姉ちゃんの唾液の匂いがダイレクトにする。
「あ、……もしかして嫌な匂い?」
心配そうに聞く。
決してブランド物の香水の様な素敵な香りでは無い。
けど、嫌な匂いでは無い。それに、何か体が熱くなる様な。
「ううん。なんていうか、いやらしい匂い?」
「アハハ何それ。」
「お姉ちゃん。」
「ん?なに?」
「お姉ちゃんの唾液飲みたい。」
「うん、智基。」
そう言って、お姉ちゃんが唇を僕の唇につけてきた。
「うわっ。」
自分から言った事なんだけど、余りに早くて驚いてしまう。
「んっ。」
お姉ちゃんの舌が僕の口内を自由に動く。ファンタジスタだ。
負けてられない。お姉ちゃんがファンタジスタなら、僕の舌はストライカーさ。
舌をねじ込む!!
「ん、うわっ、チャパチュレロ、んっともひー。」
お互いの舌が絡まる。
気持ち良い。
「ん、レロ。おねえひゃん。」
お姉ちゃんの舌が、僕の歯を一本一本確かめる様に舐める。
「ん…ともひー。」
「ん、うわ、おねえひゃん。」
熱っぽい声でお互いの名前を呼ぶ。
お姉ちゃんの舌が散々僕の口内を犯した後、自分の住処に戻っていく。唇はつけたままで。
「ん?おねえひゃん?」
口内が寂しい。なんて思ってると、僕の口内が自分の唾液以外の水分で満たされていく。
お姉ちゃんの唾液が流し込まれてきた。
「んっ……チュパ。」
流し終ると、唇を離して
「飲んで、智基。」
僕の頬を擦りながら、優しく言う。
「うん。」
ゴクッ。一気に飲み込む。
「お姉ちゃんの、おいしい?」
「うん。おいしい。」
正直、おいしいとは思わないけど、お姉ちゃんのだと思うと嬉しくてそう答える。
577朋恵と智基8:2006/07/21(金) 23:09:59 ID:dxULI8kl
気付いたら、頭の後ろにお姉ちゃんの腕が回されていた。
「智基。」
「ん?」
「智基のも欲しいな。」
「うん。」
と答えるのよりも速く腕に力を込めて、唇をつけてきた。
「ん…チュパ、レロレん、ともひ。」
「ん、…んわ、おねえひゃん。」
お姉ちゃんは、仰向けの僕に覆い被さる様にいる為、唾液を送り込むのも一苦労だ。
「ん…。」
重力に逆らいながら、少しずつ流し込む。
「ともひ…。」
お姉ちゃんが、おでこをつけてくる。
「お姉ちゃん。」
もう、唾液が生産できない位に流し込んで言う。
「お姉ちゃん、僕のも飲んで。」
「うん。」
ゴクッ。
お姉ちゃんの喉がなる。
「おいしい?」
「うーん、おいしくは無いかな。」
確かに、そうだとは思うけどさ。
「けど、うれしい。」
そう言って、腕を回して唇をつけてくる。
「ん、おねえひゃん。」
「ともひー。」
そうして、しばらくキスし続けた。

しばらくして、お姉ちゃんの唇が離れる。
「……智基。」
「……お姉ちゃん。」
見つめ合いながらお互いを呼ぶ。
「…智基。」
「…お姉ちゃん。」
だんだんと、お姉ちゃんの目が熱をおびてくる。
「智基、しよ。」
「…お姉ちゃん。」
……しよ。
きっと、というか絶対にSEXの事だ。
「私、智基を離したくない。だから…。」
もう体は、お姉ちゃんを求めてる。
僕の性器は完全に勃起してるし。けど
「僕、お姉ちゃんの事、愛してるよ。」
「私も、愛してる。智基の事。ずっと一緒にいたい。だから…。」
「駄目だよ。僕、お姉ちゃんの事、愛してるから、お姉ちゃんには幸せになって欲しいんだ。」
「私の幸せは智基と一緒に暮らして、ずっとずっと智基と姉弟でいる事。そして、愛しあっているなら抱かれたい。たとえ姉弟でも。」
「これ以上したら、戻れなくなるよ。姉弟で入れなくなる。」
キスしといて何だけど。
「変わらないよ。今までの姉弟の関係に、時々キスしたり時々一つになったりってのが上乗せされりだけ。
今まで以上に智基を愛するだけ。」
そう言って、キスをしてくる。
「ん…んわ。おねえひゃん。ん、チュパ。」
「ともひ、ともひ、ともひ、すき、すきなの、ともひー。」
ヤバイ、溶かされる。お姉ちゃんの顔を両手で持って、離す。
「智基?」
ごめんね。
「お姉ちゃん、やめよ。」
「………智基、私達本当の姉弟じゃ無いんだよ。」
578朋恵と智基9:2006/07/21(金) 23:53:08 ID:dxULI8kl
朋恵サイド

「……智基。私達、本当の姉弟じゃないんだよ。」
嘘。
「………どういう事?お姉ちゃん。」
悲しい顔しないで、智基。
大丈夫。私達は実の姉弟だよ。
けど、ごめんね智基。
「私と智基は血が繋がってないんだよ。」
嘘つかないと、智基が抱いてくれないから。
「嘘。嘘でしょ。お姉ちゃん。」
肩を揺らされる。
泣いてる……。
そんなに、私と姉弟でいたいの?
ごめんね。ごめんね。すぐに悪夢から覚ましてあげるからね。
「ごめんね、智基。本当なんだ。智基の本当のお父さんは、亡くなったお父さんの友達なの。」
だから、抱いて智基。
「……なんだよ、それ。なんなんだよ!!それって!!」
「智基。」
優しく抱き締める。
「お姉ちゃん。」
「智基。抱いて。」
「…お姉ちゃん。」
「一つになっても良いんだよ。私達。」
「お姉ちゃん、良いの?」
勿論だよ。早く、早く智基、智基智基智基。
「うん。」
目を見つめて優しく言う。
「抱いても変わらない?血が繋がってなくても変わらない?
僕達、ずっと姉弟でいれる?」
やっと、一つになれる。嬉しい!!
やっと、智基と。
智基と一つに。
智基と智基と智基
「当たり前じゃない。私達は死ぬまで一緒で、死ぬまで姉弟だよ。」
だって、血の繋がった姉弟だもん。
579名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 00:23:30 ID:rZi+Zowl
寸止めで申し訳無いですけど、今日はここまでにします。
ごめんなさい。
580名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 00:59:47 ID:yKIcxkP7
お姉ちゃんマジ外道w
581名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 17:54:13 ID:ehGe6/N7
たとえペテン師だとしても、一途でエロイ姉は良い姉です。
582名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 18:32:01 ID:LYIEqYi6
つーかなんでこう実姉弟ってだけでこんなに興奮するんだ・・・
姉弟モノってホントにいいよな?な?
583朋恵と智基10:2006/07/22(土) 22:17:56 ID:rZi+Zowl
血が繋がって無いと知った所で、
よし、お姉ちゃん。
さっそくSEXしよう!!
……………………………………なんて
思える訳も無く。
僕の頭は混乱していた。
それなのに、僕の太ももの上に馬乗りになっているお姉ちゃんは
「んしょと。」
服を脱いでいた。
「お姉ちゃん?」
僕はお姉ちゃんを抱くの?
そりゃ、抱いても問題無い間柄だとしても、
そんな急展開に付いていけてなくて、
だから
「もうちょっと、待ってよ。」
「ん?ああ、違うよ。」
ブラジャーのホックをはずしながら言っても全然、信用出来ないよ。
「ん…よしっと。」
お姉ちゃんの乳房が、ブラジャーの締め付けから放たれて、
プルンと揺れる。
「智基……見て。」
「……うん。」
言われなくても見てる。
「どう?綺麗かな?」
「すごく」
大きいのに、垂れていなくて、すごく柔らかそうで。 「綺麗だと思う。」
「ありがと。」
僕の目を見ながら。
僕の頭を撫でながら言う。
「びっくりさせちゃったね。」
お姉ちゃんが僕の涙を指で拭う。
優しい指の動きが、僕を落ち着かせてくれる。
「そりゃあね。」
何の脈略も無く、急に実の姉弟じゃないなんて衝撃の告白をされれば誰だって。
584朋恵と智基10:2006/07/22(土) 22:20:26 ID:rZi+Zowl
「智基。」
「ん?」
「おいで。」
「…うん。」
何をされるのか疑問に思ったんだけど、
お姉ちゃんの目があまりに綺麗だったから、
吸い込まれる様に自由な上半身だけを起こして、お姉ちゃんと向き合う形になる。
「智基、ごめんね。ごめんね。」
お姉ちゃんが今まで隠してきた事に対して謝る。
「ううん。ちゃんと話してくれてうれしいかったよ。」 何故、このタイミングで暴露を!?
と、思わないでも無かったけど。
「……智基、大丈夫?」
「うーん。ちょっと、いや、かなり混乱してるかも。」
正直に答える。
「智基。」
お姉ちゃんが両腕を前に伸ばす。
「なに?」
意図がわからない。
「おいで。」
「え?」
おいで?どこに?
「ここ。」
お姉ちゃんが、二つの乳房の間をペシペシ叩く。
「そこに?でも。」
エッチな事に突入するの?
でも、今はそんな気分じゃないんだよ。
……息子はギンギンだけど。
「もう!!」
迷っていると、お姉ちゃんが無理矢理、僕の頭を抱えて胸の間に埋める。
585朋恵と智基10:2006/07/22(土) 23:30:02 ID:rZi+Zowl
「んあっ、…ちょっと、お姉ちゃん。」
「じっとする!!」
「……うん。」
基本的に、お姉ちゃんには逆らえないので素直に従う。
「どう?」
お姉ちゃんが、片方の手で僕の頭を撫でながら言う。
「気持ち良い。」
率直な感想。
「智基が落ち着く迄、こうしててあげるからねー。」
「……ありがと。」
女の象徴であるはずのおっぱいに、
おっぱい聖人であるはずの僕が、
大抵のおっぱい聖人も唸るであろう
巨乳な美乳の二つの乳房に顔を挟まれいるというのに、
…………落ち着いていく。
なんというか、帰るべき場所に帰ってきたという様な感じ。
………………。
お姉ちゃんが、ずっと頭を撫でてくれている。
………………。
「智基。私達は、ずーっと死ぬまで一緒だよ。なんてったって姉弟だからねー。」
お姉ちゃんが呟く。
「……うん。」
疑う余地はない。
だって、僕は今こんなに落ち着いている。
お姉ちゃんだけが、僕をこんな気持ちにさせてくれる。
例え、血が繋がってなくたって変わらない。
「お姉ちゃん。」
「んー?」
「大好き。」
「へへへへ、私も智基の事大好きだよ。」
「うん。」
今、お姉ちゃんの顔は見えないけど、
586朋恵と智基10:2006/07/22(土) 23:34:08 ID:rZi+Zowl
お姉ちゃんの笑顔を想像するだけで満たされる。
「智基の髪は綺麗だね。」
お姉ちゃんは、ずっと頭を撫でてくれている。
落ち着く。
「…………。」
「智基、寝ちゃった?」
「……ううん、起きてるよ。」
「良かった。もう、落ち着いた?」
まだ、ここに居たいな。
「うーん、まだ。」
「んー?ほんと?」
お姉ちゃんが僕の顔を胸の間から剥がす。
「泣き止んでるね。」
お姉ちゃんの笑顔が目の前にある。
それだけで、
「うん、もう大丈夫。」
「そっか。」
お姉ちゃんが僕の顔に手を伸ばして、
目の下に残った涙を拭って、
その指を自分の口内に運ぶ。
「お姉ちゃん?」
チュパチュパ。
お姉ちゃんが指をしゃぶる。
その光景を凄くいやらしく感じる。
チュポンッ。
指を口内から出す。
その指が、お姉ちゃんの唾液でテカテカしていた。
「へへへ、しょっぱいね。」
「そりゃ、涙だから。」
当たり前だ。
お姉ちゃんがさっきまでしゃぶっていた指を、僕の口の前まで持ってくる。
「舐めて、智基。」
「……うん。」
舐めたいから舐めた。ただ、それだけ。
味がした。
お姉ちゃんの味だ。
そう思うと、
体が熱くなっていくのを感じた。
587名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 03:15:13 ID:tL2TjqNP
(*´д`*)
588名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 14:35:48 ID:KScyQbnU
ヤバイッ!姉良すぎるッ!!
589名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 18:05:09 ID:Cdduzpes
(*´д`*) パッションッ!!
590朋恵と智基11:2006/07/25(火) 01:56:29 ID:XaggTHyn
朋恵サイド

チュパチュパ。
リビングに、水気を帯びた音だけが響く。
「ん……。」
ただ、指を舐められているだけなのに声が漏れてしまう。
「……ん、チュパおねえひゃん……。」
「ん、んふ……あ、智基…。」
弟が、血の繋がった弟が二人で一つになる行為をする為に、
私の指を舐めながら気持ちを高ぶらせていっている。
「おねえひゃん、おねえひゃんおねえひゃん……。」
そう思うだけで下着が汚れていく。
「智基!!」
指を抜いて、智基を抱き締める。
強く抱き締める。
「お姉ちゃん?」
胸の間から、智基が私を見上げる。
「ずっと、一緒にいてくれる?」
抱き締める力を強める。
離したくないから。
「うん。」
笑顔で答えてくれる。
「私、弟と一つになりたいなんて思っちゃう様な壊れた女だけど嫌いにならない?」
智基に嫌われたら、生きていけない。
「お姉ちゃんが壊れているというなら、僕は小学生の頃から壊れてるかも。」
苦笑しながら答える。
「そっか……。」
嬉しい。すごく嬉しい。
私達、両想いだったんだ。
「……お姉ちゃん?」
「んー?」
「おっぱい、触っても良い?」
私の目を見て場違いな程、真剣に聞いてくる。
591朋恵と智基11:2006/07/25(火) 01:59:43 ID:XaggTHyn
朋恵サイドつづき

「へへへへ、良いよ。」
智基はいつだって、私を笑顔にさせてくれる。
愛しい。愛しい。愛しい。愛しい。
智基が血の繋がった弟が。
「……やらかいね。」
智基が、乳房に恐る恐るという様な感じで二つの乳房に手を添える。
「んっ……、もうちょっと強くても平気…。」
私の体はこんなにも敏感だったのだろうか?
ただ、胸を触られただけなのに熱っぽい声が漏れてしまう。
「じゃあ、もうちょっと強く。」
さっきより強い力で触るというか、揉まれる。
「うんっ、そ、それ位の…ち、力で…。」
もう止まらない。すごく、感じる。
「ここも、触るね。」
乳首を触ってきた。
「ひゃっ!!」
いきなりだったので、大袈裟な程感じてしまう。
「お姉ちゃん?」
心配そうな顔で私を見上げる。
「ううん、大丈夫だから好きなだけ触って。」
智基の頭を撫でながら言う。
「うん。じゃあ…。」
智基が乳首を指で摘んだりして触る。
「ひゃん。…あ…んっ、んふー。」
息が荒くなっていく。
「固くなってきた。」
「んっ、だ、だって、智基っ、に触られて、気持ち良いから。ひゃう、…嬉しいからー!……。」
もう止まらない。
止められない。
592朋恵と智基11:2006/07/25(火) 03:22:29 ID:XaggTHyn
朋恵サイドつづき

「お姉ちゃん?」
私の乳首を触りながら、さっきと同じ様な目線を送ってくる。
「んっ、な、なに?」
今度は、どんな注文だろう?
「舐めても良い?」
やはり、真剣に聞いてくる。
「良いけど、智基。」
「なに?」
「いちいち律義に聞かなくても良いの。」
何も知らない智基を愛しく思う。
「そういうもん?」
「そう。それに、これは今日から智基の物なの。」
胸をぺしぺし叩く。
「誕生日プレゼント?」
智基はいちいち私を癒してくれる。
「あはは、そう、誕生日プレゼント。だから、さあ!!好きにして頂戴!!」
両手を広げ、
来い!!の合図を送る。
「お姉ちゃん!!」
智基が私の胸に飛び込んでくる。
「智基!!」
ガシっと智基の頭を抱え込む。
「右かな、左かな…。」
智基が右の乳房か左の乳房か迷っている。
その眼差しが意外に真剣で笑けてしまう。
「智基、こうしたら?」
提案する。
「今日は右の乳房で、次は左のにするってのは、どう?」
暗に、次もしてね。という意味も含んでいる。
「それ、良い。」
そう言って、右の乳房の乳首を口に含んだ。
「ひゃうっ…、ん、あっ。」
チュパチュパ。
593朋恵と智基11:2006/07/25(火) 03:25:10 ID:XaggTHyn
朋恵サイドつづき

乳首を舐める。
「んっ、ともきー、おいしい?」
「………うん。」
それは、嘘だろうな。
だって、何も出ないもの。
チュパチュパ。
けど、私の乳首を嬉しそうに舐めている智基を見ていると
今度は生クリームでも塗ってみようかな、なんて考えて楽しくなってくる。
「んっ、…ふっ…ふ、ふふ、ともきー、おっぱい、すきー?」
余りに嬉しそうなので聞いてみる。
「僕、おっぱい聖人だから。」
「そっかー、けど他の女にしたらダメだよ。したくなったら私にね。」
智基は、私の弟だから。
私じゃないとダメだよね?
「んー、他の女どころか僕にとっての人間はお姉ちゃんだけだから。」
ようするに、私だけという事だよね。
それを、率直に嬉しく思う。
チュパチュパ。
「ひゃっ、お、おっぱいをね。ん…好きになってくれたのは、あっ、ん…
嬉しいんだけど…んっ…ひゃっ
私の一番恥ずかしい所見たくない?」
私の性器。
智基の性器が入る所。
チュパッ!!
乳首を口から放す。
「……見たい。」
へへへへ、
嬉しいな。
智基の頭を撫でながら智基の目を見て。
「見せたげる。」
智基。
もう、戻れないよ。
594名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 14:44:51 ID:KRqx+T4B
(;´Д`)ハァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!
595朋恵と智基12:2006/07/25(火) 19:39:46 ID:XaggTHyn
朋恵サイド

「脱ぐね。」
私が、ショーツに手を掛けると
「………うん。」
智基の喉が生唾を飲み込む動きを見せた。
「んしょと。」
ソファーの上に仰向けに寝ている智基の両足を跨いで立つ形になって、徐々にショーツを下に下ろしていく。
「…………。」
智基は無言で、徐々に露になっていく部分を見つめている。
「よっと。」
ショーツから左足を抜き、右足を抜いて脱ぎきったショーツを軽く投げる。
「これが、私の…。」
女の証。
「きれい…。」
正直、自分自身でさえ、グロテスクだなと思う性器を見て智基が呟く。
その、感想が決してお世辞では無い様に感じて、
「へへへ、ありがと。」
心から嬉しくなる。
「お姉ちゃん、触っても良い?」
やはり、律義に聞いてくる。
「まだ、だめ。」
本当はすぐにでも触らせてあげたいけど
「智基も脱いでからね。」
これから、私達はSEXをするのだ。
私だけが全裸では、オナニーショーくらいしか出来やしない。
「わかった。」
智基がシャツを脱ぎ始める。
筋肉質では無いが、それでも女には無い男性特有の引き締まった体が露になってくる。
二人でお風呂に入っていた頃とは違う弟に惹かれる。
「下は私が脱がしてあげるね。」
くるっと回って、智基におしりを向ける形になり腰をおろす。
「え!?うわっ!!」
いわゆる69の形になる。
「ひゃ、智基、腰浮かせて…。」
智基の息が当たるだけで感じてしまう。
「え…あ、うん。」
智基は言いつけ通りに自分が脱ぎきるまで触らない様だ。
「んしょっと。」
智基のジーンズを脱がせると、はちきれんばかりに膨らんでいるトランクスが露になる。
「へへへへへ。」
私を見て、私を感じて大きくしてくれていた事が嬉しい。
「ちょっ、お姉ちゃん何で笑うん?」
恥ずかしそうに言う。
「お姉ちゃんに欲情するなんてイケナイ子だね。」
「お姉ちゃんには言われたく無い。」
ごもっともな事を間髪入れずに返されてしまう。
「アハハ、ごもっともです。って、んっ。」
智基の鼻息が当たって、手が止まってしまう。
「ひゃんっ、ちょっと智基、鼻息荒すぎだよ。」
「だって…。」
酷な事だとは思うけど。
「二人で一緒にね。だから、もうちょっとだけね。」
智基のトランクスに手を掛けて一気に脱がす。
「トウッ!!」
そして、めいっぱい投げる。
596朋恵と智基12:2006/07/25(火) 21:27:37 ID:XaggTHyn
朋恵サイドつづき

目線を、智基の性器に移す。
…………うーん、
「おっきいね。」
「嘘でしょ。」
まあ、何と言うか、
「平均的だね!!」
「……やっぱり、大きい方が良い?」
心配そうに聞いてくる。
「ううん、智基のが良いの。」
というか、智基のしか興味が無い。
「智基、触るね。」
「僕も、触っても良い?」
「うん、智基に触ってほしい。」
お互いにお互いの性器に手を添える。
「んっ、智基のすごく硬いよ。」
「う…お姉ちゃんのはもうジュクジュク。」
それが、お互いの事を求めている様に感じてちょっと恥ずかしいけど
「アハハ」
「へへへ」
凄く幸せな気持ちになる。
「ひゃっ、ん…。」
指を入れられる。
「お姉ちゃんの中あったかい。」
「んっ、あふっ、も…もっと動かしても良いよ。」
智基が私のを見て私の中に指を入れている。
「あっ、ん…いい。ひゃっ…いいよ、智基。」
体が熱くなる。
「あっ、んふ…と、智基のも良く、したげるねっ…」
智基を感じるのに、触るのではじれったくて
口に加える。
「ひゃっ、お姉ちゃん。」
ジュポジュポ
「へへへへ、ともひー、きもひいい?」
「あっ、ん、うん。気持ち良いっ。」
597朋恵と智基12:2006/07/25(火) 21:28:25 ID:XaggTHyn
朋恵サイドつづき

へへへ、女の子みたいな声だしちゃって、嬉しいなー。
ジュポジュポ
「うっ…気持ちいいっ。」
気持ち良くなってくれるのは嬉しいけどさ、「こらー、ともひー、わたひもよくひてよー。」
「んっ、あ…ごめん。じゃあ、僕も。」
チュパチュパ
舐められる。
「やっ……、い、いひなりー。」
ジュポジュポ
「へへへへ、お姉ちゃんの声かわいい。」
チュパチュパ
「んあっ、こ、こへ(声)たへー(だけ)?」
ジュポジュポ
「ん…ううんぜ、全部。」
チュパチュパ
「ひゃっ、え、えへへへ、うれひいな。」
ジュポジュポ
安らぐ。
こんな行為をしてる最中なのにな。
たぶん、姉弟だから。
赤の他人じゃ、こんな気持ちにはならないと思う。
ジュポジュポ
ピチャピチャ
「んふっ、あー、もう!!」
口から智基の性器を出す。
「つッ…、おねえひゃん?」
胸が満たされる。
「智基の事が好きで好きでたまんないなー!!ってね。」
「同じく。」
あー、もう愛しいなー。
智基のお腹の上に座り、クルッ回り智基の方を向く。
「くわえた後でアレだけどキスして良い?」
「良いよ。僕のは清潔だから。」
「同じく。」
598朋恵と智基12:2006/07/26(水) 00:05:38 ID:iRO92K+J
朋恵サイドつづき

チュパチュパ
「んっ…。」
「あふっ…。」
智基の唾液が流し込まれてくる。
コクン。
それを躊躇無く飲む。
「ともひ…。」
唇を離す。
「ん?お姉ちゃん?」
見つめる。
私だって、わかってる。
いけない行為だって。
けど、
「智基を、弟として愛してるの。」
狂おしい程に。
「僕も、お姉ちゃんを姉として愛してる。」
ありがと。
けど、私わかんないの。
「弟が元気に健やかに成長して欲しいから料理をする。
それは、家族愛?」
「うん、そうだね。」
「弟に夢を叶えて欲しいから働いてお金を稼ぐ。
これも家族愛?」
「うん。」
「じゃあ、弟に気持ち良くなってもらいたいから股を開く。
これは家族愛?」
間違ってる?
「………。」
「でもね。本当なの
女として愛してるから、抱かれたいみたいな安い想いじゃないの。」
「お姉ちゃん…。」
「私はね智基のお姉ちゃんとして、
私の作った料理を食べて、智基が喜んでくれるのが、嬉しいのと同じ様に
智基が、私で気持ち良くなってくれると嬉しいの。」
普通じゃないの?
「それが正しいのかは、わからないけど。
お姉ちゃんは僕に対して見返りを求めずに愛してくれる。」
599朋恵と智基12:2006/07/26(水) 00:07:42 ID:iRO92K+J
朋恵サイドつづき

「だって、家族じゃない。」
当たり前だよ。
「だから、いつもありがと。」
「私はね、感謝してもらいたくて智基に何かしてるんじゃないの。
ただ智基に喜んでもらいたいだけなんだよ。」
「うん。」
「智基…。」
「お姉ちゃん。」
「私と……お姉ちゃんと気持ち良くなりたい?」
「…うん。」
智基は、私とは血が繋がって無いと思ってる。
「ありがと智基。
一つになろうね。」
けど、その方が良い。
罪の意識は私だけがもってれば。
「智基、気持ち良くなろうね。」
騎乗位で智基の性器を、私の性器にあてがう。
「あっ…。」
智基が声を上げてくれる。
それが私の喜び。
ヌプププ
ゆっくりと腰を下ろしていく。
「んっ……。」
私の中の異物感が気持ち良い。
「お姉ちゃん。お姉ちゃんと…。」
「そうだよ、智基。お姉ちゃんと一つになるんだよ。」
智基の髪を撫でながら言う。
「あっ…う、うん。」
ヌププッ。
腰を下ろしきる。
「んっ……ほ、ほら智基、全部入っちゃた。」
私は今、血の繋がった弟と繋がった。
600名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 07:52:12 ID:Nchr8oAD
真実を知ってブッコワレル、弟くんを想像すると叫びたくなるw
601名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 09:56:42 ID:kcOF1wgL
>600
弟君にはそのまま流されていって欲しいねw
602名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 11:53:26 ID:drfTjFl5
素晴らしいなぁ。もはや初心者だとか関係ない。才能を感じるよ。お姉さん萌えの才能。
やはり姉は強く、優しく、美しく。そしてエロくないとねw。
603名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 16:13:17 ID:RyUzFGOv
なんでオレにはこんな姉ちゃんがいないんだろう・・・
604朋恵と智基13:2006/07/28(金) 19:45:41 ID:jjep36s8
僕の性器が
お姉ちゃんの性器に
包まれている。
僕は……
「ずっと、こうなりたいって思ってた。」
けど、そんな思いは抱いちゃいけないと思ってたから。
「智基は我慢してたんだね。辛かったよね。」
繋がった状態で、
今までで一番近い距離で頭を撫でてくれる。
「けど、もう我慢しなくて良いんだよ。
うちにいる時なら、いつだって好きな時にしても良いんだからね。」
いつだってお姉ちゃんは僕を愛してくれる。
「私は、智基が気持ち良くなってくれると嬉しいの。
それに、同じ想いだから…ね、智基。」
僕は、お姉ちゃんから与えられる事しか出来ない。
それなら、それで良い。
与えられるものを全部もらってやる。
それが僕の愛し方。
それに、
「んっ、智基…動くよ…。」
血が繋がってないのなら…
「うん。お姉ちゃん。」
良いよね?
「んっ…。」
お姉ちゃんの腰が浮かされる。
それなのに、お姉ちゃんのなかが僕の性器を離したくないという風に、腰の動きと逆の動きをするから
「うっ…うわ……。」
恥ずかしながら童貞の僕には刺激が強すぎる。
「んっ、へへへ…気持ち良い?智基?んっ、あっ…」
僕が声を出すのが嬉しそうにしている。
「んっ、ふぅー、と、智基は何も考えなくて良いから、
気持ち良くなる事だけ…あっ…」
僕の声をもっと聞きたいのっ!!てな感じで
「んっ!!」
ギリギリまで腰を浮かせた瞬間、
それを一気に下ろす。
「んっ、うわっ、ちょっちお姉ちゃ………。」
……………
お姉ちゃんが腰を降ろした瞬間、
お姉ちゃんのなかは僕の性器に凄まじい快感を与えた。
お姉ちゃんのおしりが僕の腰に下りきった瞬間
パンッ。
と音が鳴った。
そして、それと同時に
ドクッ。
と聞こえた様な気がした。
「………………。」
まさか一往復で……。
それは、あまりにもカッコ悪い。
「と、智基………。」
お姉ちゃんが言葉を失っている。
これはマズイ!!!
な、何か気の利いた言葉を!!
「ぼ、僕まだイッテないよ……。」
馬鹿だ……。
僕は馬鹿だ…。
イッテないと言いながら僕の性器は白濁液を吐き出していた。
「………………。」
お姉ちゃんが何も言わずに僕を見つめている。
605朋恵と智基13:2006/07/28(金) 21:37:37 ID:jjep36s8
イヤッ!!見ないで…。
顔を背ける。
「……そ、そうだね。まだ智基の大きいままだもんね。」
僕の頬を撫でてくれる。
お姉ちゃんはどこまでも優しい。
確かに僕の性器は勃起してるけど
それは、お姉ちゃんのなかが気持ち良くてスグに回復したから。
けど、僕はお姉ちゃんの優しさを受け取る。
それが僕の愛し方だから!!
「うん、まだイッテないから続けよ。お姉ちゃん」
「うん続けよ。けど智基、次は膣に出しちゃダメだよ。」
………………
最高に恥ずかしい。
「……うん。」
「へへへへ、赤ちゃんが出来たら智基、困るでしょ?」
お姉ちゃんとの赤ちゃん……。
困るかな?
少なくとも、その子を愛せる自信はある。
というか、いつかは欲しいとさえ思う。
血が繋がってないから問題は無いし…。
「智基。」
「え?」
「続けよ。さっきのはノーカンね。」
ノーカウント。有り難い申し出。
「ありがと、お姉ちゃん。」
さっきと同じ様に、お姉ちゃんが腰を浮かす。
「んっ……。」
さっきほどではないが、やはり気持ち良い。
「あっ……。」
腰を下ろす。
パンッ
と音が鳴る。
ただの肌と肌がぶつかる音なんだけど
その音が今はひどくいやらしく聞こえる。
606朋恵と智基13:2006/07/28(金) 21:42:53 ID:jjep36s8
「んっ、んっ、んっ…。」
普段、聞かないお姉ちゃんの声。
気持ちが高ぶる。
「お姉ちゃん、お姉ちゃん、お姉ちゃん、お姉ちゃん。」
意味もなく愛しい人の名前を連呼する。
「んっ…へへへへ、と、智基わかる?
私と、智基のピッタリだよ…んっ、」
僕の性器がお姉ちゃんの性器に隙間無く包まれている。
「うっ……うん。わかるよ。くっ…。」
うまく、言葉を発声できなくて簡単な単語でしか話せない。
「んっ、んっんっ。」
お姉ちゃんが腰を上下させると。
僕の性器をお姉ちゃんのなかが摩擦する。
「あっ、あっ、う…。」
声というか音みたいな物を自分の意思を無視して自分の口が発している。
「ひゃっ、あんっ、んっんっあっ……」
お姉ちゃんも同じ様に音を発している。
それが、お姉ちゃんも僕と同じように感じていると思えて、嬉しい。
「んっんっんっ、智基?きもちいー?
私はすごく、気持ち良いよ。」
そんなの決まってる。
「あっく…す、すごい。すごく、気持ち良いよ。お姉ちゃん。」
パンパン。
お姉ちゃんは腰を上下させながら
僕の唇を撫でながら
「へへへへ。私って魔性の女だね。
智基はもう私から離れられないね。」
607朋恵と智基13:2006/07/28(金) 23:32:33 ID:jjep36s8
お姉ちゃんがいたずらな笑みをうかべる。
「こっちから、離れる気は無いよ。」
いたずらな笑みを返してやる。
「んっん、へへ、じゃあ一生、一緒…んっ……。」
「う、うんっ……一緒。お姉ちゃんと……。」
あー、良いな。この感じ。
繋がってる最中なのに
姉弟のままでいれる。
「ひゃっ、んっ、と、智基は…ほんと、シスコンなんだからっ…」
「あーあっ、 お姉ちゃんより、妹のっ…方が欲しかったなっ…。」
「あっー、ひどいーっ。」 パンパン
お姉ちゃんが腰を上下するスピードを速める。
「つっ…ん…。」
このままでは一方的に終わらされてしまう。
「へへへへ、どうだー
んっ?……気持ち良いかなっ…?お・に・い・ちゃ・ん。」
「24歳の人に言われてもね、っと!!」
お姉ちゃんの背中に腕を回して無理矢理、僕の胸に倒させる。
「ひゃっ、んっと、智基?」
近くにきたお姉ちゃんの唇にキスをする。
「ひゃっ…ともひ。」
抱いている力を強める。
お姉ちゃんの胸が、僕の胸の所でつぶれて気持ち良い。
「おねえひゃん。おねえひゃん。おねえひゃん。おねえ……。」
キスをしながら
交わりながら
体をひっつけながら
「ともひ、ともひ、と
608朋恵と智基13:2006/07/28(金) 23:35:22 ID:jjep36s8
もひ、ともひ、とも……。」
言葉でも一つになりたい
お姉ちゃんと。
「おねえひゃん…んっ…」
「ん…ともひー、わたひ、もうすぐ……。」
お姉ちゃんが腰を振る。
聞こえるのは、
キスと結合部の水気を帯た音。
肌と肌のぶつかる音。
お互いの名前。
見えるのは、
溶けた瞳。
感じるのは快感。
全てが、ひわいだった。
「くっ、おねえひゃん…んっ、僕も……。」
「いっひょ(一緒)。いっひょにだよ…ともひ…いっひょ…。」
「うっ、うん。いっひょ……。」
チュパチュパ。
ジュポジュポ。
パンパン。
「おねえひゃん、おねえひゃん、おねえ……。」
「ともひ、ともひ、とも……。」
もう、何も考えれない。
ただただ、お姉ちゃんの膣に精を放ちたかった。
「んっんっんっ。」
「あふっ、わたひ、もうっ…。」
僕も、射精感が込み上げてくる。
「おねえひゃんっ、僕もうっ……。」
「うんっ、うんっ…いいよ。いーよ。」
ドクッ!!
精がお姉ちゃんの膣に放たれる。
「くっ……。」
「んんっ―――――!!!」
………………………………………………
609名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 23:53:32 ID:jjep36s8
読んでくれてる方には申し訳ないないですけど今日はここまでにします。すみません。
610名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 23:58:12 ID:Q8N4yJo3
>609

GJ!おつかされまです〜
611朋恵と智基14:2006/07/30(日) 16:20:13 ID:Dvke0nTK
繋がったままの状態で理性が戻ってくる。
また、中出ししてしまった事に気付く。
「お姉ちゃん、ごめん。膣に出して…。」
お姉ちゃんが覆い被さったままで首を振る。
「ううん。さっきは、私も膣に出して欲しかったから。智基は悪くないよ。」
「そっか……。」
良かった。
「私、明日にでもピルもらいに行くね。」
ピル?
お姉ちゃんは、そんなにも……。
「お姉ちゃんは、僕との子供は欲しく無いの?」
聞けずにはいれなかった。
「違う!!」
お姉ちゃんが声をあげる。
「お姉ちゃん?」
「違うの……智基…。そうじゃなくて。」
「だったら、ピルなんて飲まなくても。」
お姉ちゃんが体に負担を掛ける必要は無いのに。
「智基…、私との子供欲しい?」
「お姉ちゃんの事好きだから。いつかは……。」
欲しいと思う。
「そう。私も智基の事、大好きだよ。」
強く抱きしめられる。
「けど、駄目だよ。智基」
酷く悲しい顔をする。「僕達、血が繋がって無いんでしょ?」
「うん。……けーど、智基はまだ大学生。」
急に笑顔に変わる。
「良い会社に就職して、お金を稼ぐ様になるまではダーメ。」
ごもっともです。
「私の、安月給じゃ、子供二人は養えません。」
「そうだね。けど、お姉ちゃんがピルなんて飲む必要は無いよ。ちゃんと避妊するし。」
僕は紳士だからね。
「智基、私は智基に気持ち良くなってもらいたいの。その為だったら、何だってしたいの。」
「お姉ちゃん……。」
僕は、お姉ちゃんの事が好きで好きでたまらない。
それを伝えたくて強く抱きしめる。
「へへへ、智基がおっぱいの感触を感じたくて強くしてる。」
それも無い事は無いけど。
「僕はお姉ちゃんのものだ!!」
普通は逆だけど
「そうだよ。だから、私から離れちゃダメだからね。」
お姉ちゃんとずっと一緒にいたい。
「お姉ちゃん、好き。」
「私も、智基の事好きだよ。」
キスをして
それを確かめあった。
612名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 16:24:13 ID:Dvke0nTK
今日はちょっとしか、書けなくてすみません。
たぶん、明日か明後日で完結出来ると思います。
それと、ママスレにも書いてみたんで、興味のある方は見てやって下さい。
613名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 17:16:43 ID:tT/1Q80U
GJ。
連日の投下お疲れ様です。

さて今夜も全裸で正座にて待つとしますか。
614名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 19:25:35 ID:H/kUxOqP
随分幼い大学生だね
615名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 17:47:06 ID:BJYimnWI
姉弟だからコレでちょうど良いといってみる。
あぁ、綺麗な姉に甘えたい・・・
616朋恵と智基15:2006/08/01(火) 12:06:30 ID:oCk64LCc
今日はお姉ちゃんの誕生日。
ケーキも買ったし。
お姉ちゃんの好きな、手巻き寿司の材料も買って来た。
プレゼントも買ったし
「ハハハ、お姉ちゃん喜ぶだろうな。」
お姉ちゃんの笑顔を想像するだけで笑顔になる。
「あれ?」
鍵が空いてる。
締め忘れなんてないし。
お姉ちゃんがもう帰ってるのかな?
「ただいまー。」
…………
けど靴があるし。
リビングの扉を開ける
あ、いた。
「ただいま、お姉ちゃん。」
…………
無視。
機嫌が悪いのかな?
「お姉ちゃん、誕生日おめでとう。今日は手巻き寿司しようね。ケーキもあるよ。」
…………
「あ、プレゼントもあるよ。安物だけど、指輪。ほら……。」
お姉ちゃんの指につけてあげる。
「おーなかなか似合ってるよ。」
…………
無視。
すごい怒ってるな。
「もしかして、思いだしちゃった?」
だから、こんなに怒ってるのかな?
「僕がお父さんとお母さんを殺した事。お姉ちゃん、その場面見てたもんね。」
…………
「お姉ちゃん、お父さんに犯されてたでしょ?だから……。」
…………
「お母さんは、ついでに。お母さんがいなくなれば実質的にもお姉ちゃんと二人きりになれるから。」
…………
何にも言わない。
「それが原因じゃないの?」
…………
もしかして、怒ってないのかな?
「何か言いたい事があるの?」
…………
「あ、わかった。
僕達、本当の姉弟なんでしょ。」
…………
「お姉ちゃんの顔見ればわかるよ。」
…………
「ねえ、そうなんでしょ?何にか言ってよ。」
…………
「ねえ、お姉ちゃん。何か言ってよ!!」
…………………………………………………………………………………………………
617朋恵と智基16:2006/08/01(火) 13:02:30 ID:oCk64LCc
朋恵サイド

妊娠………。
何で????
あの日から私達は何度も何度も体を重ねた。
けど、ピルを飲んでいる。
私達は姉弟なのだから妊娠する訳にはいかない。
ただ、初めての時…………。
流されるまま、感情のままに膣に出してもらった。
あの時の?
「だよね……。」
油断していた。
生理が来ないのはピルの効き目だと。
けど、違った。
「赤ちゃん、できちゃった。」
だから、生理が来なかったんだ。
気付くのが遅すぎた。
体調が悪かったので、病院に行ったら内科から産婦人科に回された。
そこで医師に言われて初めて気付いた。
「どうしよう………。」
血の繋がった弟の子供を妊娠してしまった。
「恐い……。」
そこにあるのは喜びではなく
恐怖だった。
「産むの?」
堕胎できる期間は、もうとうに過ぎている。
「………………………………。」
頭の中で色んな事を考える。
罪だ。
これは、私だけの罪。
智基に血が繋がってないと嘘をつき抱かせた、私の罪。
智基に罪を背負わせる訳にはいかない。
「それなら……。」
しか無いかな……。
「あ……。」
気がついたら、家の前にいた。
病院から、どう歩いてきたのか分からないのに体は自然に家に歩を
618朋恵と智基16:2006/08/01(火) 13:05:40 ID:oCk64LCc
朋恵サイドつづき

進めていたんだ。
「へへへへ。」
好き。この家が。
仕事が大変で疲れても、家に帰れば智基がいてくれた。
それだけで私は救われた。
この家で智基と暮らしてきた。
この家で智基に抱かれた。
それならやっぱり……「この家しか無いよね。」
他の場所は寂し過ぎる。
家の中に入って、息を鼻からいっぱい吸う。
「ん〜、いいにおい。」
智基と二人で暮らしてきた生活臭が心地よい。
リビングのソファーに飛び込む。
「へへへへ。」
思い出す。
智基に初めて抱かれた場所がこのソファー。
「ちょっと、せまかったよね。」
目を閉じて、その時の思い出を頭の中で巡らせる。
「…………………。」
はっ!!!!
「危ない、危ない。寝ちゃう所だった。」
何で、私はこんなにも落ち着いていられるのだろう?
智基の事を考えるだけで心が落ち着く。
それほどに
「愛してるよ、智基……。」
だからこそ……
智基を不幸に出来ない。
「ちょっと汚れちゃうけど、ごめんね。」
許してね。
丁度良い所にロープを掛けて、そのロープにある輪に首を通した。
遠くなる意識の中で考えるのは智基の事ばかり。
「ずっと一緒にいたかったな……。」
619朋恵と智基:2006/08/01(火) 13:22:27 ID:oCk64LCc
…………………………………………………………………………
トントン
「よし、出来た。」
テーブルの上に料理を並べる。
「お姉ちゃんー、食べよ。お姉ちゃんの好きな手巻きだよ。」
…………
お姉ちゃんを下ろす。
「もー、お姉ちゃん、この歳でお漏らしはマズイよ。ちゃんとトイレに行かないと。」
…………
「んしょっと。」
お姉ちゃんを席につかせ。
「それじゃあ、改めまして
お姉ちゃん、誕生日おめでとう!!」
…………
「そして、これからも一緒にいようね。」

おわり
620名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 13:24:26 ID:oCk64LCc
ごめんなさい!!
こんなオチになっちゃいました。
気分を害された方にはすみません。
すみませんでした!
621名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 13:27:28 ID:Is9SG2ja
・゚・(つД`)・゚・ 
622名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 13:30:18 ID:ATHEQzlr

       ヽ(・ω・;)/
      \(.\ ノ

623名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 13:50:02 ID:jlkau+EP
別に実姉弟でも、このスレ的にはハッピーエンドで良かったじゃない・・・
・゚・(つД`)・゚・ ナンデコンナオワリカタニスルンダヨゥ
624名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 14:03:05 ID:oCk64LCc
本当に申し訳ない!!
自分の力量では、ハッピーエンドに持っていけなかったんです。
このおわりかたが一番しっくり来てしまって。
ごめんなさい。
625名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 14:17:56 ID:Sa4ycMAn
くそう、この展開は予想外だぜ……
626名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 21:43:27 ID:qmB1ky6G
超欝になった
君には次回作はラブラブハッピーエンドを書いてもらおう
627名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 22:52:02 ID:oCk64LCc
欝…。
ごめん。
次は、ハッピーエンドになる様に頑張ります。
628名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 23:25:29 ID:ZcyxoulY
このスレって先輩後輩みたいな関係はNGかね?
629名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 00:41:15 ID:xledecMQ
>>624
鬱エンドどうこうよりも、最後の話がなんか急だし
安直すぎでちょっと興醒めかな…
630名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 07:29:26 ID:fjTuMXvi
いくらなんでもこのラストは・・・
631名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 07:36:50 ID:zUFJO0E+
これも姉弟愛だ
632名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 09:07:16 ID:3zDy94g6
テキトーすぎるw
633名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 14:07:51 ID:m9q+caUi
鬱…
姉に終始甘えまくりのベタベタなのが読みたくなった…

姉しよみたいな(´・ω・`)
634名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 18:46:20 ID:b9K2gjGC
やはり姉といえど処女じゃなきゃな。
635名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 00:32:06 ID:149PHw+c
>>633
迷えるお姉ちゃん子よ、ワシが一つそなたに救いの道を教えて進ぜよう
エロパロ板の孕ませスレに行ってみるがよい
そなたの気持ち、救われるやもしれぬ
636名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 06:10:55 ID:UCFbRau/
>>635
トンクス
637名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 20:43:44 ID:YgOhyIKl
この話すごい好きだったから弟にめちゃ感情移入してたのに。
どうすりゃ良いの・・・
638名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 21:02:43 ID:zqepSlq0
>637

君がラブラブハッピーエンド版を作るんだ!
639名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 21:09:04 ID:UCFbRau/
慕っていた姉に逆レイプされてドMに開発された挙げ句、首輪つけられてペットとして暮らす…ってゆーシチュがいいなぁと提案してみる…



…ダメ?(´・ω・`;)
640名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 22:33:05 ID:HoJnV40X
だめかどうかは知らないが、俺はスルーするからトリップつけたりしてくれ
641名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 13:29:51 ID:P/GdFU8h
いい加減甘甘ばかりも飽きてるからこんなのも全然おkだった
642名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 13:37:27 ID:8MJHmZ+S
投下してみますね。
ハッピーエンドにするつもりです。
643綺麗な姉1:2006/08/04(金) 13:41:00 ID:8MJHmZ+S
真っ青。
雲一つ無い空と言うのは、この事を指すのだと思う。
「気持ち良い……。」
空を見て気持ち良いという感想は自分でもおかしいと思うのだけれど、
綺麗な物を見ていると自分の汚れた心が洗われる様な気がして気持ち良いのだ。
こうしてると、時を忘れてしまう……………
「……し。」
後ろの奴に肩を叩かれる。
「…つし。」
邪魔だなー。
「篤!!」
「何!?」
ムッとして答えてしまう。
「怒られる筋合いは無いんだけどな。
お前、先生に指名されてる。」
「あ………。」
忘れてた。
今は数学の授業中だった。
「中谷君、答えれるかな?」
とりあえず立ってみるが、答えれるも何も問題が何かさえわからない。
「中谷君?」
先生が僕の顔をおかしそうに見る。
「なんでしょうか?」
「君は今、涙を流している様に見えるが。」
涙?
目の当たりを触ってみる。
「あ………。」
泣いてる。
理由はすぐに解った。
僕は綺麗なものを見ると感動して泣いてしまう。
ドラマや映画など、人の手の加わった物では全然泣かないのに、
綺麗な物にはトコトン弱い。
しかし今、
『あまりに空が綺麗で泣いてしまいました。』
なんて言えば先生の怒りを買ってしまうだろう。
そんな馬鹿正直に生きる程、僕は出来た人間では無い。
「すみません。両親の事を考えてしまいまして………。」
そう言って、下を向く。
「そ、そうか……。その年でご両親を亡くして君も辛いだろうが、お姉さんと二人で力を合わせて頑張るんだよ。」
「はい……。」
よし、成功。
「もう良いから、座りなさい。」
「すみませんでした。」
自分でも中々の演技だったと思う。
十年以上、偽りの自分を演じてきた副産物だろうか。
席につくと、周りの同情の目が痛い。
嫌だな……
なんて思ってると、チャイムが鳴って授業の終わりを告げる。
助かった。
終りの挨拶を済ませ、すぐにカバンを取り教室を出る。
「重苦しかった…。」
自分のせいなんだけど、あんな場所に長くはいれない。
「さっさと帰ろう。」
下駄箱を開ける。
「ん?手紙?」
可愛らしい模様の封筒に、包まれた手紙。
読んでみると
放課後、屋上に来て欲しいという内容だった。
644綺麗な姉1:2006/08/04(金) 14:46:07 ID:8MJHmZ+S
放課後、屋上、下駄箱に可愛らしい手紙。
思い浮かぶのは一つ。
愛の告白。
「めんどくさ。」
決まってる。
どうせ、僕はまた断るだろう。
今まで何回も告白されたが、全部断わってきた。
「きっと、今回の女も勝てない。」
僕は比べてしまう。
告白してくれた女と、手の届かない女性を。
その女性と比べてしまったら大抵の女は汚物に見えてしまう。
少なくともこの学校には、その女性と張り合える女はいないだろう。
「けど……。」
もしかしたら………
そう思い今日も屋上に歩を進める。
これはチャンスだ、僕の病気を治す。
屋上に出る鉄製の扉を開く。
キキー。
錆びた音。
風がふきつけ、目を開けられない。
少ししてやっと目を開けられる。
瞬間、涙が溢れる。
「綺麗………。」
真っ青な空。
それに同化した女性。
白い透き通る様な肌が青色に溶け込んで、まるで雲の様に違和感が無い。
風が長めの黒い髪をなびかせている。
その隙間から覗く顔が美しくドキッとさせられる。
何て綺麗なんだろう。
毎日毎日見てるはずなのに、時々こうして心を奪われる。
「馬鹿らし……。」
いるのだろうか?
この女性と比べても遜色の無い女が。
いるわけが無いと思う。
けど、いてもらわないと困る。
「あっ………。」
その女性が僕に気付き手を振る。
「あっくーん。」
「なに?」
ぶっきらぼうに答える。
「いや、あっくんだ、と思って……。」
酷く悲しそうな顔をする。
その顔は僕の胸をチクチクと痛める。
「姉ちゃんの横に来ない?風が気持ち良いよ。」
姉ちゃん。
この人が姉でなければなんて思わない。
姉でなければ、こんなにも好きにならなかった。
だけど姉だから
「いや、良い。待ち合わせしてるから。」
好きになってはいけない。
だから、僕は姉ちゃんを嫌いだと思い込む。
「そっか………。」
そうしないと、一緒にいれないから。
645綺麗な姉2:2006/08/04(金) 18:48:39 ID:8MJHmZ+S
葉月サイド
 
『下駄箱の手紙は実は姉ちゃんが出しました〜。へへへへへへ。』
って、おどけた感じで言える性格なら良かったのに……。
あっくんの不機嫌そうな声を聞いたら怖じ気付いてしまった。
あっくんの事が好き。
ずっと、ずっと、ずっーと前から。
それこそ、あっくんが生まれた瞬間からといっても大袈裟では無いと思う。
それなのに、あっくんは私の事を邪険に扱う。
そんなのは嫌。
だから変えたかった。
『あっくんの事が好きなの。』
なんて、言ったら困るだろうな。
実の姉が弟の事を好きだと言うのだから。
けど、困らせてやりたかった。
困らせて私の事を意識させてやりたかった。
離れた所にいるあっくんを見る。
「暑そう……。」
心配になる。
太陽がカンカン照りなのに、ひなたに立って
日射病にならないかしら?
「こんな事するんじゃなかった。」
後悔する。
「ごめんね…。」
カバンの中から水筒を出し良く冷えた麦茶を注ぐ。
「あっくん!!」
風の音に消されない様に出来るだけ大声で呼ぶ。
「なに?姉ちゃん。」
顔だけをこちらに向けて不機嫌そうな声で答える。
「こっちおいで!!」
手をパタパタとこちらに誘導する。
「なんで?」
646綺麗な姉2:2006/08/04(金) 18:51:23 ID:8MJHmZ+S
葉月サイドつづき
 
「良いから!!」
渋々とこちらに向かってくる。
「ここ座る!!」
日陰になってる、私の横をバンバンと叩く。
「何でなん〜。」
口では文句を言いながらも座ってくれる。
あっくんのかわいい所。
「はい、お茶。」
「のど渇いてない。」
もー、かわいくないなー。
けど、姉ちゃんはわかってんだよ。
「お茶!!」
「……ありがと。」
少し強く言えば、従ってくれる事。
あっくんがそれを一気に飲み干す。
「おいし?」
「……もう一杯いい?」
上目使い。
さっきいらないと言った手前、申し訳なさそうに私を見る。
「プッ、ハハハハ。」
思わず吹き出してしまう。
「やっぱ、もう良い。」
あっくんが立ち上がろうとするのを腕を掴んで止める。
「嘘、嘘。」
麦茶をコップに注ぐ。
そういえば、あっくんを屋上に呼び出した目的。
あっくんを困らせて、私を意識させる。
実行しよう。
コップに注いだ麦茶を私の口に流し込む。
「うわっ最低だ……。」
あっくんは騙されたと思って、不満をたらす。
けど、騙しては無いんだな。
あっくんの唇に私の唇をつける。
「え?」
あっくんは驚いているがお構いなしに麦茶を流し込んでやって
「おいし?」
647綺麗な姉2:2006/08/04(金) 20:08:35 ID:8MJHmZ+S
葉月サイドつづき

ファーストキスだー!!
私の中で小人が太鼓を打ち鳴らし、笛を吹き、万歳をする。
「………………。」
固まってるあっくんの頬をつつく。
「あっくん?」
あっくんがやっと、気を取り戻して怒りの目で私を睨む。
「怒ってる?」
「当たり前。」
「ファーストキス?」
に決まってる。
「こんなのキスに入らない。」
「じゃあ、良いじゃない。」
「くっ……。」
あっくんは何も言えない。
勝った!!
「へへへへへへ。」
「あー、腹立つ。」
立ち上がろうとするあっくんの腕を取る。
「離してや!!」
「日射病になるよ。」
本気で睨む。
本気で心配だから。
「だって……。」
「もうしないから。」
あっくんが疑惑の目で私を見る。
「しないから、待ってる人が来るまでここにいな。」
待ち人は実は私なんだけどね。
「……うん。」
観念して、あっくんは腰を下ろす。
「汗、かいてる。」
「そりゃ、暑いからね。」
カバンからハンカチを出して拭いてあげる。
「良いよ、そんな事しなくても。」
「誰も見てないから恥ずかしくない!!」
「……ありがと。」
カバンからうちわを出して風を送ってあげる。
「大丈夫だから……。」
648綺麗な姉2:2006/08/04(金) 20:11:29 ID:8MJHmZ+S
葉月サイドつづき

「ん?私は自分を扇いでんだけど。」
私を経由して、あっくんに風を送る。
「……ありがと。」
どうすれば、あっくんが素直に優しさを受け取ってくれるかはわかるのに、
どうすれば、あっくんが私の事を好きになってくれるのかは、わからない。
「ん?あっくん泣いてる?」
いきなりキスはやり過ぎただろうか?
「泣いてない。」
嘘にもならない嘘を前を見つめて言う。
なるほど。
「綺麗だね。」
空が真っ赤に染まってた。
「うん。」
私は、どんなドラマでも映画でも泣かないのに、ただの夕日で感動するあっくんが好き。
ハンカチを差し出す。
あっくんは黙って受け取って涙を拭ってハンカチを返す。
会話は無いけど、その一連の動作がお互いの事を解り合えている様な気がして嬉しい。
ここから夕日を見てるとフェンスが邪魔になる。
立ち上がって、あっくんに手を差し出す。
あっくんは私の手を掴んで立ち上がり、二人でフェンスの所まで小走りする。
フェンスの網の隙間から真っ赤に染まった街を見下ろす。
手を繋いだままで。
少しして夕日が沈んで、辺りは薄暗くなる。
「あっくん、帰ろ。」
「うん。」
繋いだ手はほどかれたけど。
今日は良い日だったと思う。
649名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 20:18:30 ID:8MJHmZ+S
今日はここまでにします。
前回みたいに少しずつ書いていこうと思います。
650名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 20:56:47 ID:j98c+zoC
GJ!でも意外な展開もばっちこいですぜ
651名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 21:10:16 ID:sihpsEYI
姉弟でラヴラヴになればどんな展開でもいいです。
652名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 18:15:30 ID:lN3VuWeN
最近『ロリ姉(実年齢より五歳以上は幼く見える)』が気になって仕様がない。
「おねーちゃんなんだぞー」って感じの空威張りタイプ、体は小さいけど精神年齢高めの「おねーちゃんがおしえてあげる♪」タイプ、もはや妹か娘の領域にまで達している依存症タイプ。
妄想がとまらないぜ・・・
653名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 02:30:36 ID:bahbcANL
酒に酔った姉に気の弱い弟が一方的に犯される
って感じの展開は?
654名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 02:38:40 ID:eesi9ODo
>>653
ちょー有りw
姉恋模様でぼろぼろになった俺の心をいやしてケロ
655名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 02:47:53 ID:bahbcANL
>>653ですが
逆ツンデレみたいな感じのは?
いつもは、ベタベタしてるのにHの時は、性格がSになる
656名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 07:03:32 ID:eesi9ODo
>>655
あーもーそれもあり、有りだってばさw
657名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 15:38:36 ID:GVPpPt/l
正直姉弟でハッピーになりゃ何でも良いんだよな。
658綺麗な姉3:2006/08/07(月) 19:12:51 ID:UDj8Kjrv
あたりは、真っ暗。
そんな中、僕は公園のブランコに一人。
いや、独り。
「姉ちゃんのバカヤロー!!」
近所迷惑にならない程度に叫ぶ。
本当に腹がたつ。
 
お風呂から出ると、姉ちゃんが携帯をいじっていた。
それは普段でも良くある光景なんだけど、
問題は………
その携帯が僕のだったという事だ。
「姉ちゃん?」
とりあえず、僕の存在を確認させる。
「ん?あっくん、もう出たの?夏だからってシャワーだけじゃ駄目だよ。ちゃんと湯船につからなきゃ。」
ピコピコ
僕が風呂から出てきた事を確認しても、携帯をいじり続ける。
何だ?
後ろめたい事をしてる訳では無い?
「姉ちゃん、何してんの?」
「ん?ああ、迷惑メール削除してあげてるの。」
「迷惑メール?」
そんなの自分で出来るって。
「んっ、出来たよ。」
姉ちゃんから、携帯を受け取る。
「………………。」
瞬間、言葉を失う。
受信BOXには、姉ちゃんからのメールしか残ってなかった。
「………………。」
嫌な予感がして、アドレス帳を見る。
残ってたのは
自宅
姉ちゃん
だけ。
しかも姉ちゃんがグループ分けで
『妻』
に登録されていた。
「あわわわわ。」
659綺麗な姉3:2006/08/07(月) 19:42:56 ID:UDj8Kjrv
あわわわわ
なんて、漫画かアニメの世界だけかと思っていた。
けど、本当に驚いたりした時には言っちゃうんだ。
「あわわわわ。」
って。
「あっくん?」
問題は姉ちゃんに罪の意識が無い事だ。
姉ちゃんが自分を、妻に登録したのは僕をからかう為だろう。
屋上で僕にキスしたみたいに。
いや、あれはキスでは無い。
唇レイプだ
唇は犯されても、心までは犯されないぞ!!
僕は僕は僕は
勝手に携帯を姉ちゃん直通専用にする様な
「姉ちゃんが嫌いだ……。」
そうだ嫌いなんだ
こんな理不尽な姉を好きな訳無いじゃないか。
血の繋がった姉を………
パンッ!!
「いたっ!!」
頬をぶたれる。
ん?
ビンタ?
なぜ?
僕、悪くないよね?
文句を言ってやらないと!!
「なんで、ぶつんだよ!!姉ちゃんが勝手にアドレスもメールも消すのが悪いんだろ!!」
「…………。」
だんまりかよ。
「何とか言えよ!!」
「だって!!だって………。」
あ、泣いてる………。
胸がキシキシと痛む。
「あっくんには、姉ちゃんだけで十分だもん。
他は全部、迷惑なんだもん……んっく…」
660綺麗な姉3:2006/08/07(月) 19:45:15 ID:UDj8Kjrv
何で、縛りつけるんだよ!!
僕が努力して、姉ちゃんの事嫌いになろうとしてんのに……。
そうやって二人きりの世界を作ったら姉ちゃんの事、好きになっちゃうだろ!!
姉ちゃんは僕の気持ちを分かってない!!
言ってやらなきゃ……
『僕を縛りつけるな!!』って………
「姉ちゃん、泣くなよ。」
なんて僕は情けないんだろう……………
「じゃあ、あっくん姉ちゃんの事嫌いじゃない?」
「…………嫌い……じゃない。」
嫌いな訳ない。
いつも、僕の事気遣ってくれて
底無しに優しくて
綺麗で
良い匂いで……
「ん?」
良い匂い?
「あっくん……。」
姉ちゃんが僕の腰に、腕を回して僕を抱きしめている。
「ちょっ、姉ちゃん。」
「良かった、嫌われないで。嫌われたら姉ちゃん死んじゃうところだったよ。」
179センチの僕より、少し背の低い姉ちゃんが顔を上に向けて言う。
顔が近い!!
唇が近い!!
非常にマズイ!!
「こんな事するから……。」
「ん?なに?あっくん。」
こんなに、姉ちゃんが不用意だから………。
嫌いだと思わなきゃイケナイんじゃないか!!
「姉ちゃんのバカー!!」
僕はパジャマで家を飛び出した。
661名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 20:23:17 ID:5QrSlBWd
うわああああああ
姉超うぜえええ

でもGJ
662綺麗な姉3:2006/08/07(月) 20:56:09 ID:UDj8Kjrv
「ドゥッ、ビー、ドゥ、ビー、ダ、ダ、ドゥー………」
ブランコに腰掛け、歌を歌う。
「何の歌だっけ?」
ああ……
「姉ちゃんの好きな歌だ。」
…………けっ
「情けな……。」
もう、姉ちゃんが恋しい。
まだ、家出して1時間もたってない。
昔から同じだった。
両親に叱られて家出してもこの公園。
姉ちゃんと喧嘩して家出してもこの公園。
家から時間で言えば30分位の距離の公園。
小学生の頃なんかは、この公園でも家出として成立したと思う。
けど、中学生になってもこの公園。
そして、高1の今でもこの公園。
最早、家出なんかでは無い。
ジョギングだ。
けど、この公園以外に行こうとは思わない。
昔から同じだし。
この先も、そうだろう。
「ハァハァハァ。」
荒い息遣いが聞こえる。
「ハァ昔から…はぁ……おんなじ。」
「今日は前より遅かった……。」
「ヘヘヘヘ、ごめん、ごめん。姉ちゃんも歳だからね。」
二つしか変わらない人が言う。
「帰ろ。あっくん。」
姉ちゃんが手を差し出す。
「うん……。」
姉ちゃんの手を握る。
はい、これで仲直り。
明日からは、いつも通りの姉弟。
昔から同じ。
の、はずなんだけど。
663綺麗な姉3:2006/08/07(月) 21:08:24 ID:UDj8Kjrv
姉ちゃんが手を握ったままで歩き出すから、
これだけが昔とは違う
「姉ちゃん……。」
「ん?まさか………。」
「おんぶ………。」
すねている弟が姉に甘えるのはしょうがない。
「あっくん、もう高校生……。」
「僕は高1で、姉ちゃんは高3。僕がいくら成長したって姉ちゃんが姉ちゃんである事が永遠変わる事は無い。」
「…………もう。」
姉ちゃんが背を向けて、腰を下ろす。
「ほら。」
姉ちゃんが、僕を促す。
「それでは、失礼します。」
姉ちゃんの胸の上辺りに腕を回す。
変な気持ちが起こる訳は無い。
今は、ずっと昔からの何にも変わらない姉弟だから。
「んしょっと。」
姉ちゃんが立ち上がる。
これで本当に昔から同じになった。
「あっくん、やっぱり重たいよー。もう私より背高いんだよ。」
文句を言いながらも歩を進めてくれる。
「大丈夫だよ。姉ちゃんも女にしては背、高いから。」
「そうじゃなくて!!」
姉ちゃんの首筋に頬をすりつける。
「昔から同じが良いから。」
昔の様に姉ちゃんを姉として愛せれば良いのに。
そうすれば、何にも問題なく姉ちゃんに甘えれるのに。
「同じか……。」
「うん、同じ。」
「姉ちゃんが、おばあちゃんになっても?」
「だって、姉ちゃんじゃん。」
「ヘヘヘヘ、鍛えとかないとね。」
「うん……。」
落ち着く。
今は、汚れた想いは全く無い。
この気持ちが、ずっと続けば良いのに……。
「あっくん、泣いてる?」
「泣いてない。」
「嘘だー。だって。」
姉ちゃんが上を向く。
「月がこんなに綺麗だし。背中冷たいもん。」
ほんと、続けば良いのに。
664名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 21:26:49 ID:UDj8Kjrv
今日はここまでです。
失礼します。
665名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 21:29:57 ID:Wlgbglyl
姉ヒドス
だがそれがいい
666名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 22:49:01 ID:hG+nRd+f
恋人でも許されない
だが愛する姉だから許される
667名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 00:53:07 ID:37UXcQBg
ワールズエンド・スーパーノヴァか?
668名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 12:48:12 ID:L8yiDGiw
ワールズエンドスーパーノウ゛ァが好きという設定は完全に自分の趣味です。
意味はありません。
つづきは今日の夜か明日の夜に書きます。
669綺麗な姉4:2006/08/08(火) 21:05:34 ID:L8yiDGiw
葉月サイド

「……葉月……。」
嫌!!!!
私を名前で呼ばないで!!
「……葉月さ…。」
やめてよ………
思い出すから。
私を『葉月』と呼ぶ人は、もういないはずなのに
私には『姉ちゃん』と呼んでくれる人だけで良いのに。
「……葉月さん。」
「やめて、やめて、やめて、やめて、やめてやめてよ!!!!!」
名前で呼ばれたくないの!!!!!
「中谷葉月さん?」
「あ……。」
そうか、今は選択授業中。
授業中なのに寝ちゃったんだ。
「中谷葉月さん、どうしました?」
選択授業は他のクラスと合同で、中谷が別にもいるから、フルネームで呼ばれる。
もう3年目なのに慣れない。
「えーと……。」
どうしよう。
周りの目が痛い、特に女子の。
まあ、いつもの事。
「両親の事を考えてしまいまして。」
言ってて腹がムカムカするけど、利用させてもらう。
「そう……。いっぺんにご両親共に亡くして、悲しいわよね。」
「はい。」
幸せです!!!!
笑いそうになる。
「もう良いから、座りなさい。」
「あ、はい。すみませんでした。」
座ろうと思ったのだけど、女子のクスクスという感じの嫌な笑いが聞こえる。
良い気味だとか
生理がはじまったんじゃない?だとか
ほんと吐き気がする。
死ねば良いのに。
男子は男子で私を好奇の目で見る。
気持ち悪い。
やっぱり死ねば良いのに。
みんな、死ねば良いのに。
そしたら、私とあっくんの二人だけの世界。
それは幸せ。
「ウフフ。」
「中谷葉月さん?」
しまった、余りの幸せに笑ってしまった。
誰かわからないけど、女子が言う
狂ってる。
そんなの、ずっと前から私は知ってる。
けど、あんた達も狂ってるよ。
私への嫉妬に狂ってる。
私の美に狂ってる。
けど、どうでも良いのあっくん以外は。
「先生、気分が悪いんで保健室に行っても良いですか?」
「そう……。一人で大丈夫?」
「はい。」
一人が良いんです。
どうでも良い奴らと、いるくらいなら一人が良い。
670綺麗な姉4:2006/08/08(火) 22:25:04 ID:L8yiDGiw
葉月サイドつづき

「あっ!!」
授業を抜けて屋上に来たら
「あっくんだ。」
あっくんがいた。
自然に顔がほころんでいくのを感じる。
「やっぱり一人は嫌。」
あっくんと二人が良い。
「あっくん!!」
授業をサボってる事を叱ろうと思って、ドスドスと近寄って行く。
「コ………。」
コラ!!サボっちゃダメでしょっ!!
って言うつもりだったけど………
やーめた。
だって
「ヘヘヘへへ。」
寝顔が可愛いから。
「寝ちゃってるね。」
横にいたネコに話しかける。
「にゃ〜。」
意味はわかって無いだろうけど返してくれた。
「キミ、かわいいね。」
けど、
「あっくんの方が可愛い。」
あっくんの頭を少し持ち上げ私は女座りをし、その膝の上にあっくんの頭を置く。
完成!!膝枕!!
「ヘヘヘへ、これこそ理想の姉弟の図。」
嬉しくなる。
普段は、甘えてくれないから。
こういう時位、無理矢理にでも甘えさせてやる!!
「安心な僕らは旅に出ようぜー、………。」
幸せ。
あっくんの髪を撫でながら歌う。
子守唄のつもりだったんだけど
「んっ……。」
あっくんが身じろぎする。
671綺麗な姉4:2006/08/08(火) 23:42:55 ID:L8yiDGiw
葉月サイドつづき

「起きちゃった?」
「姉ちゃんの耳障りな歌が聞こえたからね。」
「子守唄なのに?」
「もう、寝てた。」
苦笑しながら言う。
「そっか起こしちゃったね、ごめんね。」
「ううん、別に。」
あっくんが起き上がろうとするのを止める。
「まだ、このまま。」
「何で?」
「話したい事があるから。」
あっくんは諦めて私に膝枕されたままでいてくれる。
「体育の授業は?」
「生理。」
「そっか、じゃあ仕方無いね。」
「……………ごめん、嘘。」
「当たり前。」
生理は私の方だ……。
「入道雲が綺麗だったから。」
私の頭の上を見る。
「そっか、じゃあ仕方ないね。」
「仕方ないの?」
「ん?だって、雲が綺麗だったんでしょ?
あっくん綺麗なもの好きじゃない。」
「うん、まあ……。」
あっくんは綺麗なものが好きなのに、
私の事を好きになってくれない。
私、綺麗なのに……。
あっくんの為だけに綺麗なのに……。
672綺麗な姉4:2006/08/09(水) 00:09:38 ID:pkkNmdGo
葉月サイドつづき

「姉ちゃんは?」
「ん?」
何?
「授業は?」
「ああ、選択授業。」
「美術だっけ?」
あっくんが嫌そうな顔をして言う。
「そっ。」
「姉ちゃんは父さんと母さんみたいに画家になりたいの?」
「ならないよ。」
なるわけない。
あんな奴らと同じに。
「絵を描くのは好きだけど、職業にするつもりは無いよ。」
絵が好きなのは、あいつらの絵の影響だと思うけど授業で描くだけで満足。
「そっか……。」
あっくんの表情が柔らかくなる。
「あっくんは、そんなに画家が嫌い?」
「ていうか、父さんと母さんが嫌い。」
私もだいっきらい。
あっくんには言わないけど……。
心配させたくないから。
知られたくないから。
だから言いたくない。
673綺麗な姉4:2006/08/09(水) 00:11:43 ID:pkkNmdGo
葉月サイドつづき

「ていうか姉ちゃん?」
「ん?」
「何で、サボってんの?」
「生理。」
「そっか、じゃあ仕方ないね。」
「ヘヘヘへへ。」
「あはははは。」
あっくんといれば、今が良ければ良いかって思える。
昔がどんなに汚れてても。
「ねえ、姉ちゃん。」
「ん?なに?」
「このまま、寝ても良い?」
ほんとに私を幸せにしてくれる。
「ヘヘヘへ、良いよ。姉ちゃんの膝をたーんと堪能し。」
「ありがと。」
あっくんが目を閉じる。
「おやすみ、あっくん。」
「おやすみ、姉ちゃん。」
屋上には、あっくんと私だけ。
二人きり。
ここが世界の全てだったら良いのにって思う。
そしたら私の想いを咎めるものなんて無いのに。
「にゃー。」
ネコが私にすり寄ってくる。
「ああ、ごめんごめん、忘れてた。
うーん、キミはいてもいいよ。」
私達の世界に。
「にゃー。」
「ヘヘヘへへ。」
あっくんと、私と、ネコ一匹。
なんて素敵な世界だろう。
「安心な僕らは旅に出ようぜ…………」
思わず歌ってしまう。
「姉ちゃん、子守唄はいい。」
「ごめん、ごめん。もう歌わない。」
今は少しでも長く、この世界が続けばと思う。
「だから、眠って……。」
674名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 00:18:40 ID:pkkNmdGo
今日はこれで終わりです。
失礼します。
675名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 01:43:09 ID:Jjx8AGMr
GJ
676名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 01:48:27 ID:oFD53SW/
ヤンデレお姉ちゃんよすぎる(;´д`) ハァハァ
677名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 14:04:02 ID:bngvqpZY
「八雲立つ」の寧子姉さんに著しく萌えたのだが。
678名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 17:13:47 ID:zdgxzP7T
同作者の「朱鷺色トライアングル」なんか主人公は血縁者にしか欲情できない変態だぞ。
679名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 16:08:55 ID:6Vo6rkMO
「罪に濡れた二人」読んでたんけど、話しが欝すぎて途中でやめたorz
680綺麗な姉5:2006/08/11(金) 00:45:20 ID:3/2l0JG9
うちの両親はソコソコ名の知られた画家だった。
なんでも、赤色の使い方が絶妙だったらしい。
「確かに……。」
背景が真っ赤な一枚の絵。
その中心に描かれた唇の赤が印象的な裸の女性。
「綺麗……。」
完璧に描かれている。
この女性は、どう見ても
「姉ちゃんだよね?」
横を見れば
「こっちも。」
さっきのとは、絵のタッチが違うけど
やっぱり、赤をふんだんに使われた背景。
その中心には裸の姉ちゃん。
「なんで?」
訳がわからなくなる。
裸で描かれた姉ちゃん。
今、見た2枚だけではない。
何枚も何枚も何枚も何枚も何枚も何枚も。
「入るんじゃなかった。」
辞書を借りようと思って入った。
生きてる頃は、顔を合わせたくないから入った事のない部屋。
両親の部屋。
「クソッ、クソッ、クソッ、クソッ……。」
完璧に描かれた姉ちゃんの裸に反応してしまってる、性器を殴る。
けど、殴った所でどうしようも無い。
姉ちゃんを意識して、初めて見た姉ちゃんの裸。
絵であるけど、完璧すぎる。
それだけで今まで押さえられていた欲望が、止まらなくなる。
681綺麗な姉5:2006/08/11(金) 00:46:18 ID:3/2l0JG9
「ダメだダメだ……。」
理性は必死に止めようとするのだけど
身体は止まってはくれない。
膨れかあがった性器を
パンツの中から取り出し、
手を添え
上下させる。
「あっくん?」
なんて僕はベタなのだろう。
すぐ出るつもりだったので開けたままだった入口に、パジャマ姿の姉ちゃんが立っている。
「姉ちゃん……。」
すぐに、性器をパンツの中に入れるが
今更だ………。
「やめて!!やめて!!見ないで!!見ないでよ!!この絵で、そんな事しないで!!!」
姉ちゃんが、部屋中の絵を泣きながら壊していく。
「……ごめん。」
絵と同様に、僕らの姉弟の関係も壊れて行く様に感じる。
「なんで?」
なんでって………。
もう無理だ。
姉ちゃんとは一緒にいれない。
だから………。
「姉ちゃんに欲情してるから。」
壊してしまうしかない。
「え?」
結局、無理だったんだよ。
姉ちゃんといたいから、姉ちゃんを嫌いな弟を演じ続けてきた。
姉ちゃんを好きな弟だと近すぎて我慢できないから。
そんな無愛想な弟を姉ちゃんは愛してくれた。
けどそれも、もう終わり。
「姉ちゃんの大好きな弟は姉とSEXしたいと思う様な、狂った人間でした。」
チャンチャン。
「……………。」
無言の姉ちゃん。
それを答えと受け取り、僕はパジャマで家を飛び出した。
682綺麗な姉5:2006/08/11(金) 01:47:35 ID:3/2l0JG9
「僕らのせいだろ、そのはずだろ………。」
ブランコに腰掛け、歌を歌う。
もちろん、姉ちゃんの好きな歌。
「はー。」
ため息。
僕の芝居人生いつから始まったかは覚えてないが、ついさっき僕のNGで終わった。
姉が嫌いな弟と、弟が好きな姉の片思いラブドラマ。
いや、姉の『好き』は家族間のそれだからホームドラマか。
「終わりが自慰なんて………。」
情けなさすぎる。
「結局、この公園だし………。」
情けなさすぎる。
「そりゃ、もしかしたらって思うよ。」
けど……。
「ハアハアハア。やっぱり、ここだ。」
荒い息遣い。
「帰ろ。あっくん。」
姉ちゃんは手を差し出すが
「ううん。」
僕は差し出さない。
「さっき言った通り、僕は狂ってるから。」
帰れる訳無い。
「狂ってるか………。ヘヘヘへヘ。」
姉ちゃんが急に笑う。
「姉ちゃん?」
「横、座るね。」
姉ちゃんが横のブランコに腰掛ける。
「更生させようとしても無理だよ。」
「更生なんて、しないよ。」
更生しない?
「じゃあ、何で追ってきたの?」
「勘違いして、拗ねて家出した弟を連れ戻すのは姉ちゃんの役目だから。」
683綺麗な姉5:2006/08/11(金) 01:54:11 ID:3/2l0JG9
何だよそれ……。
いつもの家出とは全然違うし、
「勘違いって?」
「あっくんは、姉ちゃんとSEXしたいんだ?」
傷をえぐられる。
「実の姉とSEXしたいなんて狂ってるね。」
「………自分でも、そう思う。」
姉ちゃんは僕を傷つける為に追ってきたのだろうか?
姉ちゃんは、そういう人では無いと思うけど。
「けど、あっくんが狂ってるって言うなら。姉ちゃんは、きっと壊れてるね。ヘヘヘへ。」
姉ちゃんが壊れてる?
「それって、どういう意味?」
「姉ちゃんSEXどころか、あっくんとね×××××したり×××を×××たり、×で×××したり×××××××……………って思ってたんだ。」
僕の欲望の上をいく欲望。
「…………………。」
言葉を失う。
「ね?姉ちゃん壊れてるでしょ?」
信じれない。
「嘘だ!!」
「嘘じゃない。」
だって、
「じゃあ、なんで僕が姉ちゃんの絵で自慰してたの、あんな嫌そうに!?」
普通、自分をネタに自慰をされるのは嫌だと思うけど、姉ちゃんのそれは尋常じゃ無かった。
「あれは…………。」
姉ちゃんが悲しい目をする。
「家で教えてあげるから帰ろ。」
姉ちゃんが手を差し出す。
「…………うん。」
迷ったけど、僕は姉ちゃんの手を握った。
「おんぶしてあげようか?」
「いや、今日は手繋いで帰ろ………。」
そういう気分じゃないってのも、もちろんあるけど。
握った、姉ちゃんの手が震えてたから……………。
684名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 01:59:32 ID:3/2l0JG9
今日はここまでで失礼します。
685名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 02:29:13 ID:0c2Y0oGe
リアルタイムGJ.
キモ姉にどんなトラウマがあるのかワクテカ。
686名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 04:01:42 ID:9DlqSX2w
スーパーカー
687綺麗な姉6:2006/08/11(金) 23:39:43 ID:3/2l0JG9
葉月サイド

学校から帰ると、服を脱がされた。
「綺麗だよ、葉月。」
「綺麗よ、葉月。」
両親は、私の絵を描いた。
両親は私の全てを描いた。
顔も、腕も、お腹も、背中も、足も、胸も、お尻も、性器も。
幼い頃は何とも思わなかった。
むしろ、両親に誉められる事が嬉しくもあった。
小学校の中学年頃から両親に裸を見られるのが嫌になった。
生理が始まった頃からは死にたくなった。
それでも耐えれたのはあっくんがいたから。
両親は私を絵のモデルとしか見ていなかった。
学校では、女子からいじめられた。
理由は『綺麗だから』
男子は私を性的な目でしか見ない。
それは、私にとって嫌悪でしか無かった。
だから私には、あっくんしかいなかった。
両親が私の絵を描かない時間。
その時間だけが幸せだった。
あっくんと話をする。
あっくんと遊ぶ。
あっくんと食事する。
あっくんとお風呂に入る。
あっくんと一緒に寝る。
あっくんと……
あっくんと……
あっくんと……
あっくんと……
私の楽しい事の全てはあっくんだった。
だから私の全ては、あっくんだった。
そんな、あっくんが私に抱きついて泣いた。
「お父さんと、お母さんは姉ちゃんしか愛してないんだ。僕の事は興味が無いんだ。」
悲しくなった。
そして、謝りたくなった。
あんな最低な両親でも、あっくんにとっては大切な両親なのだ。
あんな異常な状態とはいえ、私は両親を独占している。
けど、私は両親を離さない。
私には、あっくんしかいない。
あっくんを愛してるから
『最近、篤も綺麗になってきたと思わないか?』
『ええ、そうね。描きたいわね。』
こんな鬼畜な両親からは、私が守らないといけないと思った。
あっくんには、私の様な想いをさせてはいけない。
私は姉だから弟を守らないといけない。
だから、私は両親の興味があっくんに向かない様に
私は両親の目の前で服を脱ぎ続けた。
688名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 23:32:36 ID:YA9MaGCw
なんかまた欝展開な気がしてきた。
続きを読むのが怖い。
でもwktkしてる俺がいる
689綺麗な姉7:2006/08/14(月) 04:22:19 ID:Z9ovLyud
長い間入る事のなかった姉ちゃんの部屋。
好きな人の部屋。
けど、それを堪能する余裕なんて無い。
「こんな話するつもりは無かったんだけどね……。」
こんな話………。
姉ちゃんの過去。
僕は、姉ちゃんと両親は仲が良いんだと思ってた。
僕だけを両親は無視していたんだと思ってた。
正直、姉ちゃんを羨ましく思ってた時もあった。
けど、両親に無視されてた僕が幸せで、
両親と仲が良いと思ってた姉ちゃんの方が不幸だった。
「…………。」
わからない。
何て言えば良い?
守ってくれて『ありがとう』?
僕の為に不幸になって『ごめんなさい』?
わからない………
「姉ちゃん、汚いよね。」
汚い?姉ちゃんが?
「こんな話したら、あっくん姉ちゃんが可哀想で、姉ちゃんから離れられなっちゃうよね。」
姉ちゃんは僕のせいで不幸になった。
姉ちゃんには友達なんていなくて
姉ちゃんには、『姉ちゃんに守られてきた僕』だけしかいない。
「けど、姉ちゃんはね。あっくんが傍にいてくれる為なら、どんな汚い事だってしちゃうの。」
「姉ちゃん、僕は傍にいるよ。」
これは、罪滅ぼしだろうか?
わからない……。
けど、姉ちゃんに安心してもらいたくてそう言った。
690綺麗な姉7:2006/08/14(月) 05:06:27 ID:Z9ovLyud
「じゃあ………。」
ベッドに腰掛けてる僕を、後ろから抱き締めてる姉ちゃんの涙が首筋に落ちる。
「姉ちゃん?」
「今日みたいにいなくならないで………。」
今日みたい
家出の事。
「あれは……僕、姉ちゃんの事を傷付けたくなかったから。」
「傷付けたくないなら、いなくならないでよ!!今日のはいつもとは様子が違ったから、あの公園にいるか凄く心配だったんだから!!」
姉ちゃんの顔が僕の髪に埋まる。
髪を伝って水分が僕の肌につく。
その冷たさで、少し冷静になる。
「ねえ、姉ちゃん。」
「ん?」
「僕ねSEXしたいなんて言葉じゃなくてちゃんと言うね。」
「え?」
姉ちゃんの腕を離して、姉ちゃんの方を向く。
「姉ちゃんの事が好き。」
目を見て言う。
「………ヘヘヘへ、嬉しい。」
姉ちゃんが僕を抱きしめる。
「姉ちゃんは?」
「私には、あっくんしかいないんだよ。だから、好きになる人はあっくんしかいない。
大好きよ、あっくん……。」
姉ちゃんの唇が僕の唇につく。
ただ、唇を重ねるだけのキス。
「ははは。」
「ヘヘヘ。」
それが、凄く幸せにしてくれる。
「姉ちゃん。」
「ん?」
「ずっと傍にいるよ。」
「え?」
姉ちゃんはキョトンとする。
「だって、好き合って仲の良い姉弟が一緒にいるのは当然でしょ。」
罪滅ぼしなんかで、姉ちゃんの傍にいるんじゃない。
姉ちゃんが可哀想だから傍にいるんじゃない。
姉ちゃんが好きだから傍にいるという、ごく普通の理由。
「ヘヘヘへ、そうだね。」
姉ちゃんが満面の笑顔で抱きつく。
もう冷たいと感じる部分は無い。
691綺麗な姉7:2006/08/14(月) 12:10:04 ID:Z9ovLyud
「まさか、姉ちゃんまで僕みたいに狂ってるって思わなかったな。」
「私も、あっくんには好かれて無いと思ってた。」
お互い、苦笑する。
「ごめんね。今まで冷たくして。」
「姉ちゃんの事が好きだから冷たくしてたんでしょ?真相を知った姉ちゃんは、そんな優しいあっくんがもっともっと好きになったよ。」
姉ちゃんが頭を撫でる。
「………ありがとう。」
まずい、泣いてしまう。
「あっくん?」
姉ちゃんがそれに気付いて、心配する。
「ずっと、こうしてもらいたかった……。
本当は姉ちゃんに甘えたかったから……。」
「そっか……。我慢してたんだね。けど、もう我慢しないで良いんだからね。」
「うん。……ありがとう。」
「ヘヘヘ、どういたしまして。」
なんか、涙と一緒に色んな想いが口から出てくる。
「守ってくれて、ありがとう。」
謝罪では無いと思った。
きっと、姉ちゃんは後悔してないから。
「ヘヘヘ、だって姉ちゃんだもん。年上が年下を守るのは世の常でしょ。」
ほら、いつもの笑顔。
後悔してない。
それが、凄く嬉しい。
だから、余計に申し訳なくなった。
「あの絵で自慰して、ごめんなさい……。」
姉ちゃんの過去。
姉ちゃんにとって辛い物で僕は自慰してしまった。
「…………あっくん。」
急に姉ちゃんの声のトーンが落ちる。
「ごめん。」
それだけ嫌な事だったんだ……。
「何で、あの絵で自慰したの?」
「えーと、姉ちゃんが綺麗なまま描かれてて。現実の姉ちゃんに凄く近い感じだったから我慢できなくて……。ごめんなさい。」
正直に白状する。
「あっくん、姉ちゃんの事綺麗だと思っててくれてたんだ?」
「うん。」
感動して泣いてしまった事がある位。
「ヘヘヘへ、ありがと。けどね………。」
「姉ちゃん?」
姉ちゃんが震えている。 「けど、あの絵は本当の姉ちゃんじゃ無いんだ………。」
「え?」
けど、忠実に姉ちゃんが描かれてた………。
「本当の姉ちゃん見たら、綺麗だと思えないかもしれないよ。」
姉ちゃんがパジャマ代わりのTシャツを脱いでいく。
「姉ちゃん!?」
まさか、今から!?と思ったんだけど、それはすぐに消えた。
「ね?綺麗じゃ無いでしょ?」
姉ちゃんの涙が止まらない。
「あ、あ、あ……。」
僕の涙も止まらない。
692綺麗な姉7:2006/08/14(月) 13:28:59 ID:Z9ovLyud
寝る前だったからか、下着をつけていない姉ちゃんの上半身裸の姿。
見たいと望んでいたはずなのに。
なんで、なんで!?
喜べない………。
「本当の姉ちゃんは、こんななんだ。だから美化されてる、あの絵で自慰してほしく無かった。」
姉ちゃんの体には無数の痛々しい傷がついてた。
「姉ちゃんの赤色は綺麗なんだってさ……。」
姉ちゃんが一つの傷を撫でながら言う。
「………そんな…。」
両親の絵の赤は
姉ちゃんの血????
「姉ちゃんの事、綺麗だ綺麗だって言っときらがら、絵には本当の姉ちゃんを描かないんだよ………。嫌になっちゃうよね?」
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい………。」
何に?
僕のせいで傷だらけになった事に?
あの絵で自慰した事に?
わからない……。
けど、とにかく謝罪の気持ちしか無かった。
「あっくん、謝らないでよ。謝って欲しくて見せたんじゃないんだから。」
姉ちゃんが僕の涙を指で拭う。
「だって!!だって………。」
「こんな傷だらけにしたのは僕のせい?」
姉ちゃんが僕の想いを言う。
693綺麗な姉7:2006/08/14(月) 13:40:04 ID:Z9ovLyud
「………うん。」
「姉ちゃんにとって、あっくんは自分自身より大切だってだけの事。」
そんなの!!
「僕だって、同じだよ!!僕にとっても姉ちゃんが一番大切だから!!だから………ごめんなさい…。」
「悪いって思ってるんだ?」
「うん。」
「じゃあ、あっくんの良心を責めちゃう汚い姉ちゃんのお願い……。」
姉ちゃんが震えてる。
「こんな体だけどさ、姉ちゃんの事嫌いにならないで。あっくん、お願いだからさ……。」
泣いてる姉ちゃんを抱きしめる。
「嫌いになる訳無い。」
「ほんと?」
「こんなになってまで、僕の事を守ってくれてた姉ちゃんを嫌いになる訳無いよ。むしろ、好きで好きでたまらないんだから。」
「ありがと。」
姉ちゃんも腕を僕の背中に回す。
すると、二つの柔らかい固まりが僕の胸に密着して気持ち良い。
「あっくん…。」
「姉ちゃん…。」
姉ちゃんがおもむろに、目線を下にずらす。
「姉ちゃん?」
「こんな体なのに、大きくしてくれてる。ヘヘヘへ。」
姉ちゃんが、僕のいつの間にか勃起している性器を見て言う。
「ごめん。姉ちゃん綺麗だから……。」
「謝らないでよ。姉ちゃん、嬉しいんだから。」
姉ちゃんが満面の笑顔を見せてくれる。
「姉ちゃんね、あっくんにもっと綺麗なもの見せたいな。」
「もっと綺麗なものって?」
姉ちゃんの裸より綺麗なものがあるだろうか?
「姉ちゃんのね赤色。」
それって……
「嫌だよ!!僕、姉ちゃんに傷を付けたくない!!」
「ううん。違うよ。」
「違うって?」
どういう事?
「あっくんのこれをね。」
姉ちゃんが僕の性器をなぞる。
「姉ちゃんの膣に入れてくれるだけで良いんだ……。」
694名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 13:45:43 ID:Z9ovLyud
今日はこれでおしまいにします。
695名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 14:25:18 ID:yKeYg9U/
お姉ちゃんをくれ(;´д`) ハァハァハァハァハァハァハァ
696名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 16:21:16 ID:RJRSEYob
頼む・・・最後はラヴラヴのハッピーエンドにしてくれ・・・
欝エンドはもうイヤなんだ・・・
697名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 12:54:49 ID:Gqn+JjDw
続きが欲しくてお昼寝も出来ません。
698名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 15:06:21 ID:x3e6aYdI
とりあえずホシュしときます。
699綺麗な姉8:2006/08/21(月) 20:52:04 ID:HOFcU/C8
葉月サイド
 
「恐い?」
近親相姦。
それは、過ち。
けど……。
「ねえ、あっくん……。」
うつむいているあっくんを抱きしめる。
「姉ちゃん?」
「私達には、誰もいない。お互いだけよね?」
「うん。」
あっくんが肯定してくれる事がうれしい。
「私達がね、過ちを犯したとして、誰が悲しむ?誰が怒る?」
誰も居ない。
「私にとって意味のある物はあっくんだけなの。あっくんは?」
「姉ちゃんだけ。」
あっくんが私を強く強く抱きしめる。
「ヘヘヘへ、それなら二人きりの世界だ。」
私の望んだ世界。
「二人きりの世界?」
「だって、私達以外に意味は無いんだもの。
他人が何人いようと興味を持たないし、意識しない。
二人きりと同じ事よ。」
「そうだね。」
「少なくとも……。」
部屋を見渡す。
両親が残してくれた家。
それだけは両親に感謝できる。
だって…………
「ここなら完全に二人きりの世界よ。」
誰もいない。
ここは、私とあっくんだけの世界。
私達意外に誰も足を踏み入れない。
「二人しか居ない世界だったら、お互いに意義のある事なら過ちは過ちで無くなるよ。」
700綺麗な姉8:2006/08/21(月) 20:54:36 ID:HOFcU/C8
葉月サイドつづき

少し前まで、あっくんに抱かれたいという想いは、あっくんにとって嫌悪だと思ってた。
だから、普通の姉弟として永遠に一緒に居れれば良いと思ってた。
きっと、あっくんも同じ様に思ってたと思う。
けど、違ってた。
あっくんも私と同じだった。
だから……
「一緒に堕ちよ。」
交差点に
誰も居なくて
車も走ってない
だから
信号無視する。
それと同じ感覚で…………
「姉ちゃん……。」
うつ向いてた、あっくんが顔をあげ私を見る。
「だって……。」
あっくんの頭を抱き抱えて、キスをする。
唇を離して、あっくんの顔を見る。
「好きになっちゃったんだから仕方ないじゃない。」
なんだかんだで、これ。
好きだから抱かれたい。
そんだけ。
「ハハハハ」
あっくんが笑う。
「ヘヘヘへ」
私も笑う。
「僕も姉ちゃんの事、好きになっちゃったから。」
あっくんから私にキスをしてくれる。
「あ………。」 初めて、あっくんの方からしてくれた事が凄く嬉しい。
「こんな事しても仕方ないよね。」
私達は、これから堕ちていく…………
701名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 21:39:36 ID:HOFcU/C8
長いこと放置して、すみませんでした。
今日は、短いですけどこれで終わりにします。
つづきは明日か明後日には書けると思います。
702名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 06:03:55 ID:2+JRhzhy
期待age
703綺麗な姉9:2006/08/24(木) 00:08:08 ID:HbwZBjRK
「電気消すね。」
姉ちゃんが一度ベッドから立つ。
「あ、うん。」
これから、行為に及ぶという事を思うと緊張してしまう。
パチッ……
部屋の明かりは落とされ、部屋には窓から差し込む月明かりだけになった。
「緊張してるの?」
ベッドに腰掛けている僕の目の前に姉ちゃんの顔がくる。
「そりゃあね。」
妄想した事が無いなんていわないけど、実際に姉ちゃんとこうなるなんて一生無いと思ってたから。
「ヘヘヘへ、実は私も。」
姉ちゃんも同じなんだ。
「けど………。」
「あ、うわ!!」
姉ちゃんが僕を押し倒し、僕の腰辺りを跨ぐ様な形で僕に覆い被さる。
「それ以上に、嬉しいから止まれないんだ。」
そう言って、姉ちゃんは上から僕に唇を押し付け、この日何度目かのキスをする。
けど、それまでのとは違って僕の唇の隙間から湿った物体が入り込んできた。
「あっ、ひゃ。」
驚いて思わず声を漏らしてしまう。
「ん……。」
姉ちゃんは、僕の閉じられた歯を舌でなぞる。
姉ちゃんが大体の歯を舐め終わった所で、僕は歯を開き姉ちゃんの舌を誘う。
「んっ、んっ……あっくん………。」
僕の口内を異物が動く。
僕の口内に味が広がる。
姉ちゃんの味がする。
その味をもっと味わいたくて、僕も舌を姉ちゃんの口内にもっていく。
「んっ、ねえひゃん………。」
姉ちゃんの口内は多くの水分で満たされていて、温かかった。
その口内を、僕の舌が動くから隙間から唾液がこぼれ落ちる。
「んっ!……」
肌を唾液が伝わるのが気持ち悪かったのか姉ちゃんが一旦、唇を離す。
姉ちゃんの唇の下に唾液の流れが出来ていて、それに吸い込まれる様に唇を当て舌でそれをすくいとる。
「ヘヘヘへ、あっくん、おいしいの?」
姉ちゃんは嬉しそうに僕の頭を両腕で包んで、聞く。
「うん。」
そう答えると。
「じゃあ……。」
姉ちゃんは、また僕に唇をつけ
「ん………。」
僕の口内に唾液を送り込んできた。
そして、唇を離し
「はい、おかわり。飲んで……。」
僕の両頬を両手で包んで、優し言う。
「うん。」
コクンッ………。
と、姉ちゃんの唾液を飲み込むと。
「ヘヘヘへ。」
姉ちゃんは、僕の口から喉、お腹を順に指でなぞり。
「あっくんの中に、私の唾液が入っていってるんだね。」
嬉しそうに言って、
腹で止まっていた指はもっと下に降りて、性器に辿り着く。
「そして、これが姉ちゃんの膣に入るんだね。」
と、いたずらな笑みを浮かべた。
704名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 00:11:01 ID:HbwZBjRK
今日はこれで終わりにします。
今日も短くてすみません。
705名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 16:44:30 ID:Z50PLdHg
書き上げてくれるのなら、オレはいつまでも待つぜ。
706名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 00:34:31 ID:spoZ1LRV
今日は、綺麗な姉の続きを書く余裕が無いので
前に書いていたSSを投下してみますね。
これも途中までなんで、これからは綺麗な姉と同時進行していこうと思います。
707連鎖〜日常〜:2006/08/26(土) 00:39:38 ID:spoZ1LRV
「准、醤油」
目の前にある醤油差しを手に取り
「ん。」
姉ちゃんに渡す。
姉ちゃんは、それを受け取り目玉焼きに醤油を垂らす。
しかし、あまりにドバドバとかけるものだから
「美保、醤油かけすぎ。」
母さんが、それを注意する。
けど、姉ちゃんはそれを無視して
「あ!!今日、射手座1位だ。」
と、テレビの星占いを見て喜ぶ。
僕は、その隙に自分の皿に盛られたブロッコリーを姉ちゃんの皿に移す。
姉ちゃんは、テレビから皿に目を移し
「うおっ!!ブロッコリーが増えてる!!早速、良いことがあった!!ヘヘヘへ。」
と、喜んで好物のブロッコリーにマヨネーズをたっぷりかけ口に運ぶ。
姉ちゃんのブロッコリーの茎を噛む音に嫌悪してると
「准!!あんた、高校生にもなって好き嫌いなんてしんさんな!!」
と、怒りの矛先が姉ちゃんから僕にシフトする。
「母さんだって昨夜、人参食べんかったよね?」
母さんには僕の好き嫌いについて言う資格無いんだ!! という意味の事を言えば
「母さんは大人だから良いの。」
なんだそれ……。
「大人、汚い………。」
「汚くない!!」
母さんは自分の皿のブロッコリーを箸にとり、僕の口の前まで持ってきて
708連鎖〜日常〜:2006/08/26(土) 00:41:57 ID:spoZ1LRV
「准、あーん。」
と、高校生にもなった僕に子供じみた事をする。
「……………。」
2分程、無言の抵抗をしたのだけれど
「……………。」
母さんも、そのままフリーズしたままだったので
「あーん。」
と、観念して口を開けると
「あーん。」
母さんは、僕の口にブロッコリーを入れた。
モシャモシャと噛めば、草の様な味と茎の部分の歯ごたえが最低なハーモニーを奏でる。
「不味い……。」
と、感想を述べたら
「准も射手座なのにね。」
姉ちゃんは同情する。
「同情するなら……!!」
寒いギャグを言おうとしたんだけど
「あーん」
母さんが『ら』の部分で唇の隙間からブロッコリーを入れた。
「んっ!!」
口の中に、最低なハーモニーが広がり
「不味い……。」
と、感想を述べたら
「准も射手座なのにね。」
姉ちゃんは同情する。
「同情するなら……!!」
「あーん。」
以下略。
709連鎖〜日常〜:2006/08/26(土) 00:44:13 ID:spoZ1LRV
…………
「ごちそうさま。」
結局ブロッコリーを5個程食べ、朝食を終えた。
「准、美保。母さん、今日仕事で遅くなるかもしれないんだ。」
母さんが手を合わせて頭を下げる。
「ん、わかった。」
「晩御飯は私が作るね。」
いつもの事なのに
「ごめんなさいね。」
母さんはいつも申し訳なさそうに謝る。
謝る必要なんて無いのになと思ってると
「ううん。母さんには感謝してます。いつもいつも僕達の為に働いてくれてありがとう。」
知らず知らずの内に口から本音が出てしまっていた。
「准……。」
母さんが今にも泣きそうな目で、僕の所に寄ってきて
「ありがと。」
僕を抱きしめる。
最高に恥ずかしいのだけど
こんな母さんを剥がす訳にもいかず、そのままにしてると
一歩引いた所から見ていた姉ちゃんが
「やっぱり、今日は良い日だ。」
キシシシと、馬鹿にした様な笑みを浮かべて言うので
「姉ちゃんにも感謝してるよ。」
と、右手を広げれば
母さんは、左手を広げ
抱擁の輪に、姉ちゃんを促す。
「……………。」
姉ちゃんは、無言の抵抗をするのだけど。
「……………。」
「……………。」
母さんも僕も手を広げたままフリーズしているので
710連鎖〜日常〜:2006/08/26(土) 00:49:03 ID:spoZ1LRV
姉ちゃんは諦めて、ひょこひょこと寄ってくる。
それを、母さんと僕は、同時に抱き締める。
「二人ともいい子に育ってくれて、ありがとうね。」
母さんは、僕と姉ちゃんの顔を順に見て言う。
これを第三者が見ていたら、相当馬鹿な光景に見えるだろう。
けど、僕にとって、こんな馬鹿な日常が大好きで。
父親はいないけど、そんなのが苦にならないほど愛情に満ちている家族が大切だ。
なんて、最高にこっぱずかしい事を思ってしまう。
711連鎖2〜異常〜:2006/08/26(土) 00:53:11 ID:spoZ1LRV
「今日、射手座は1位のはずだよね。」
ボソリと、独り言を呟く。
『ラッキーカラーは赤色!!赤いモノを持ってれば今日はハッピーデイ!!』
星占いの画面に合わせて、女子アナがナレーションをしてた。
姉ちゃんに
『あんたも射手座でしょ。ホラッ!!』
と、真っ赤なハンカチを制服のポケットに突っ込まれた。
余りに、趣味の悪いハンカチで汗を拭きながら登校して
友人の少ない僕は、自分のクラスの余りにはっきりしてるグループ分けに息苦しさを覚え
一人になりたくて、屋上にきてみた。
「占いの通りにしたはずなのにな………。」
やっぱり、あんな適当くさい星占いなんて信用してはいけない。
だって、僕の目の前には絶対に幸福には結びつかない異常な光景があった。
「沢田?」
屋上には二人の先客がいて、その内の男の方が僕に気付いて後ろを振り向く。
「おはよう、前田。」
出来るだけ、目の前の異常を日常に近付けたくて僕は日常的な挨拶をした。
「あ、……ああ、おはよう。」
僕の、唯一と言って良い友人は戸惑いながらも日常を演じてくれる。
「純子先輩も、おはようございます。」
二人の内の、女の方ににも挨拶をする。
712連鎖2〜異常〜:2006/08/26(土) 00:55:01 ID:spoZ1LRV
「おはよ。沢田君。」
それだけで惚れてしまうような、綺麗な笑顔で挨拶を返してくれる。
よし、今日もいつも通り綺麗だ。
「純子先輩、好きです。僕と付き合って下さい。」
もう何回、同じ事を言ったか覚えて無いが、
前田にこの人を紹介された当日に告白してから、会うたびに同じ事を言った。
いわば、日常の挨拶の様なものだ。
「ごめんね。沢田君。」
これも、いつもと同じ。
「100回目だな。」
前田が苦笑しながら、僕に玉砕数を告げる。
「前田、知ってる?
101回目のプロポーズって言葉?」
「言葉というかドラマね。」
「何にしよ次だよ次。」
「次か………。」
前田の顔が、曇る。
「次は無いの。」
そう言って、純子先輩は前田の頬を両手で包み、自分の唇を前田の唇に寄せていく。
目の前で、二人のキスが繰り広げられる。
唇をつけるだけで無く、舌がお互いの口内を行き交う濃厚なキスが。
「な!!!!!」
もし僕が、この二人を知らない赤の他人ならば驚かないだろう。
けど、僕は知ってる
「んっ……姉ちゃん………。」
「琢磨……んっんふ……。」
二人が姉弟だという事を。
713連鎖2〜異常〜:2006/08/26(土) 00:55:53 ID:spoZ1LRV
「……………。」
言葉を失う。
姉弟でこんなキスをするなんて異常だ。
二人の関係も
二人がいる場所も
全てが異常だ。
「ごめんな、沢田。俺達、できちゃってるんだ。」
「ふふふ、ごめんね、沢田君。だから、私の事は諦めてね。」
二人は僕を通して世間に禁断の愛を見せつけ、手を強く握りあった。
「ちょっ!!」
僕はフェンスまで猛ダッシュする。
「僕達は許されないんだ……。」
フェンスの向こう側に立っていた二人は、一瞬だけ僕を振り返り言った。
「沢田といると楽しかったよ。」
「ありがと……。」
タンッ………
手を握りあった二人は
二人の関係が許される
世界に飛びたった。
「ほら…………。」
下を見れば
唯一の友人と
その姉が
潰れていた。
「これの、どこがハッピーデイだよ。」
二人の周りは真っ赤で
「何が、ラッキーカラーだよ。」
真っ赤なハンカチをぶん投げた。
714名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 01:02:31 ID:spoZ1LRV
ここまでしか出来ていませんが、
たぶん、このSSは欝要素がたっぷりあると思うんです。
続きを読みたい人はいますかね?
715名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 01:15:01 ID:USOU8fK3
突然の展開でビックリですがゼヒとも続きをば。
赤てそれか・・・
716名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 04:26:18 ID:y9srRsM1
漏れも続きは読みたい。

ただあんまり誘い受けな言動をすると叩かれるかもしれないから
淡々と投下するか一気に投下したほうがいいと思うよ。
717名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 10:20:31 ID:PDlBlu0q
書き上がったものを一気に投下して欲しい
718連鎖3〜ハッピーデイ〜:2006/08/26(土) 20:26:35 ID:spoZ1LRV
始業迄の退屈な時間を、窓から外を眺めて過ごしていた。
夏独特の真っ青な空と、ダイナミックな雲が私の心を癒してくれた。
そんな心を癒す景色の中に、突然手を繋いだ二人が入ってきた。
いや、落ちてきた。
「え………………。」
当然、私は何が起こったのか知りたくて窓まで走る。
二人は、笑顔で手を繋いでいた。
それなのに結末は
「うわ……………。」
見るにも悲惨なものだった…………
「自殺したんだ。」
死ぬ瞬間まで笑顔でいられる程、二人は愛していたのだろう。
そんな二人が、何故自殺しなければいけなかったのか気になり
二人が飛び下りたであろう、屋上を窓から身を乗り出して見てみる。
「ん?」
真っ赤なハンカチが上から降ってきた。
ヒラヒラとゆっくりと降りてくるハンカチ。
「これって………」
今朝、私が准に持たせたハンカチ?
どういう事かと思い、もう一度、上を見る。
人がいる。
緑色のフェンスの向こう側に、確かに一人いる。
「准?………」
いくら、距離が離れていたって見間違うはずが無い。
10年以上、共に過ごしてきた家族なのだ。
「つっ!!!!」
嫌な予感がした。
719連鎖3〜ハッピーデイ〜:2006/08/26(土) 20:27:45 ID:spoZ1LRV
もしかして、准は二人が飛び下りる瞬間を目の前で見たのでは無いだろうか?
そんなものを目の前で見るなんて………
なんて、辛い事だろうか。
「准!!!!!」
私は、准の事が心配になり、走った。
潰れた人間を見ようと、下に降りる沢山の野次馬の群れの間を縫って、私は階段を駆け上った。
そして、私は屋上に出る扉を勢いよく開ける。
「姉ちゃん?」
准は、後ろを振り向き私を見る。
「准…………」
准は震えていた。
そんな、取り乱した准は見た事が無かった。
いつもは余り、感情を出さないのに。
「姉ちゃん、姉ちゃん、姉ちゃん、姉ちゃん。」
やはり、二人が飛び下りた瞬間を見たのだろう。
准は酷く弱っていた。
私は、准を強く抱き締める。
「怖かったね。怖かったね。大丈夫、大丈夫。」
准を落ち着かせようと、背中を撫でてあげる。
「前田が………。」
「え……………。」
私は、余りな事実に背中を撫でている手が止まってしまう。
「姉ちゃん、姉ちゃん、僕、止めれなかった。」
私は、知ってる。
准は人付き合いが苦手で、准にとって、その人が唯一と言っていい友人である事を。
「琢磨君なの?」
「………うん。」
それは、あまりな事では無いだろうか?
720連鎖3〜ハッピーデイ〜:2006/08/26(土) 20:29:23 ID:spoZ1LRV
准が何か悪いことをした?
いいや、准は、とっても優しい良い子だ。
人付き合いは苦手だけど、どんな他人にも優しく接する事の出来る。
「准!!!!!
准は悪く無い。
准は悪く無い。」
正直、私は、琢磨君の事を恨めしく思った。
なんで、私の大切な家族を傷付けるの?
どんな、事情があって傷付けたの?
「僕が、前田と純子先輩の関係を認める事が出来たら、二人は死ななかったかも………。」
「純子先輩って?」
いや、きっと私はその人を知っている。
けど、自殺した二人はお互いに愛していた。
地面に叩きつけられて、潰れているのに手を繋いだままでいる程。
だから、准の言う純子先輩が、私の思ってる人な訳が無いと思った。
「前田の姉ちゃん………。」
そんな思いとは裏腹に、准の言う純子先輩は私の思った通りの人間だった。
前田純子。
私の唯一と言っていい友人。
自殺した二人は純子と琢磨君?
「うそ…………。」
だって、二人は姉弟。
姉弟が愛し合ってたなんて、信じれる訳が無い。
「二人が、僕の目の前でキスをしたんだ。」
信じれないけど、そんな事を聞けば、信じない訳にはいかない。
721連鎖3〜ハッピーデイ〜:2006/08/26(土) 20:33:22 ID:spoZ1LRV
「それを見た時、驚いて言葉も出なかった。
僕が二人の関係を笑顔で祝福出来れば…………。」
祝福出来れば?
そんなの、祝福出来る訳無いじゃない。
姉弟で愛し合うなんて、祝福出来る訳無いじゃない。
それを、分かってたから純子と琢磨君は自殺したんだろう。
だから
「准は悪く無いの!!准のせいじゃ無いんだから………。」
私は、准を落ち着かせる為に背中を撫でてあげるのを再開する。
「姉ちゃん………。」
准は、私の胸に顔をうずめる。
「大丈夫。大丈夫。大丈夫だからね………。」
私は、准の背中を撫でながら思った。
こんな風に、准が私を頼るのは随分久し振りだなと。
私は、それを嬉しく感じ
少しだけ……
ほんの少しだけ……
今日は『ハッピーデイだな』
なんて事を思った。
722名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 20:35:08 ID:spoZ1LRV
ご指摘、ありがとうございます。
これからは、淡々と投下しますね。
明後日くらいに、綺麗な姉を投下出来ると思います。
723名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 23:44:35 ID:ibpqlLRO
おまいらの1番エロイと思うシチュエーション
http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1156594000/
から転
てか書いてたら落ちちゃったみたい


1〜8とりあえずまとめてみた
最後まで書いて消えたのはここだけの話しだ

時は正月
俺はコタツでミカンを食べながら寝てしまったようだ
すると2階からトテトテと足音が聞こえてきた
姉「ね〜え〜弟〜もう起きてる〜?」
姉ちゃんが降りてきたようだ
姉「ねえ、カキフライとかおつまみとか残ってるけど食べるよね?」
ゲソを咥えながら姉ちゃんが訊いてくる
姉ちゃんは普段コンタクトなのに今はメガネをかけていた
よく見るとドテラにジャージ姿だ
姉、正月装備といったところか
弟「そんな油っぽいもの食べると太るぞ」
姉「大丈夫!今年は運動して鍛えるんだから!」
ああ・・・だから去年のクリスマスに鉄アレイなんか貰ってたのか
鉄アレイを欲しがる子供なんぞサンタも迷惑だろうに
もちろん姉ちゃんは頭も見た目もガキっぽいけど
高校生だから一応子供ではない
姉「なに?なんか馬鹿にしてるでしょ!
  ふんだ弟なんかあげないんだから」
弟「何も考えてね―よ
  腹減ったからなんかちょーだい」
今年も騒がしい1年になりそうだ
724名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 23:49:36 ID:ibpqlLRO
テレビではバーロー正月特別版をやっていた。
姉「お父さんたちは年始参りに行ったよ。明日まで帰らないみたい。」
弟「ふーん…じゃ今日は二人だけかぁ。」
姉「うん、だから・・・こないだの続きしよ・・・ね?」
弟「こないだみたいに鉄アレイで殴るのは無しだぜ?」
姉「もうしないよ、謝ったじゃない!
  それに弟入院したとき看護婦さんと変なことしてたでしょ
  すけべ!浮気者ー!」
クリスマスの夜子供シャンパンで酔った姉ちゃんは
あろうことか鉄アレイで殴ってきたのだ。
今でも痕が残っている。
弟「そんなのシラネ。
  あのときのお詫びに好きにして良いんだったらしても良いけど?」
姉「むー弟のイジワル!」

その時玄関のチャイムが鳴った。
「ギコ猫宅急便です」
姉「は〜い。えと、はんこどこー?」


姉「ねえ弟あたしの名前で何かきたよ?
  パソコン部品??て書いてあるけどこんなの買ってないよ?」
弟「それ姉ちゃんへの俺のプレゼント。
  ほら開けてみなよ。」
725名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 23:51:22 ID:f4mpxKvA
今日、中学から親友のヤツが姉と手つないで歩いてた。
俺は女兄弟いないからよくわからないが普通にあることなんだろうか。

どっちにしろなんていうかもっと仲良くなれそうだと思った。
726725:2006/08/26(土) 23:52:24 ID:f4mpxKvA
投下の流れぶったぎってすまんかった><
727名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 23:54:31 ID:ibpqlLRO
姉「あれれ〜?弟やさしいじゃん。ありがとー!」


姉「ちょっとこれ…」
弟「バイブ
  ちょうどよかったじゃんここで使ってみなよ
  きっといい気持ちだぜ」
姉「でも…弟にしてもらいたいし…」
弟「せっかく姉ちゃんが喜ぶと思ったのに…グス…ヒック…」
姉「あー!使う!使うから!
  だから泣かないで?ねっ?」

ふっふっふ
やっぱり姉ちゃんはエロチョロイ

〜小一時間後〜

姉「はぁ…あぁぁ…っん!」
姉ちゃんが恥ずかしいがったから服着たままバイブを挿入したが
下着のせいで奥深くまで刺さってしまっている
姉「もっもう良いでしょ!?
  お願いだから弟のでして…!!」
弟「だ〜めww
  せっかく買ったんだからもっと楽しんでよw」
姉「…くぅ…ふぅ…ぁ…ん…あ…いや…
  せめて…もっと強く…あはっ…してよ…!」
バイブの強さは弱のままだ
弱い刺激は姉ちゃんを刺激しつづけるけど
達するまでには連れて行ってくれないらしい
728名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 23:55:11 ID:ibpqlLRO
>>725
気にしないでくれ
下手なのをもったいないから勝手に置いてってるだけだし
729名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 23:57:51 ID:ibpqlLRO
俺の手の中のリモコンに手を伸ばしてくるが
力の抜けた姉ちゃんではそれもかなわない
姉「はっ…はっ…なんでこんな…イジワルなのぉ!?」
俺はうつむき目を閉じた
旗から見れば寝ているようだろう
弟「犯人はそう姉ちゃんですよ」
眠りの弟発動だ
弟「姉ちゃんがメガネなんかかけるから…
  姉ちゃんだって俺が3度の飯よりメガネ好きなの
  知ってるだろう!!!?」
姉ちゃんはあきれたような目で見てくる
弟「余裕あるみたいだね
  もうイっちゃって良いよ
  でもずっとイきっぱなし決定ね」
俺はバイブを最強に回し姉ちゃんの上に覆い被さった
手足を抑えて動けなくする
姉「……く、くぅ〜っ…んぁあひっ、あぁああぁんんんっ!」

普段の姉ちゃんの口調からは想像も出来ない
大人の女の声が口を突いて出た。
姉ちゃん白い肢体をのけぞらせ…思いっきり果ててしまった
730名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 00:02:17 ID:ibpqlLRO
姉「ふあっ!あぁぁぁ!んっ!んっ!んふぅぅ〜!」
イってもバイブは止まらない。
さすがオキシライド。
未来の電池だ。

暴れる姉ちゃんの手を握り押さえつけたまま強引にキスする。
姉「ふぁむ……あんっ!…はむ……ぁ…」
痙攣を起こしながら上と下の両方の口で感じているらしい。
姉「…うあ…あんっ!…はうぅ!!
  …やぁ…も…らめ…らめにゃあああ・・・!!」
俺は止めない。
まだまだ。
姉「あっ!?いやっ!!?
  …また…った来ひゃぁうぅふぅぅ!?
  …また…ひあぁっ!!や…ふああああああああああああっ!!!!!!! 」

気絶。
姉ちゃんと少なくない回数交わったが
気絶させてしまうのは初めてだ。
少し焦り気味にバイブを止め
姉ちゃんの無事を確かめる。
涙と涎と愛液で体中べとべとだが何とか無事らしい。
息も落ち着いてすひゃーすひゃーと
かわいらしい寝息を立てていた。

……俺はドテラとジャージを脱がせ
姉ちゃんをベッドに運んだ。
731名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 00:03:46 ID:ibpqlLRO
弟「参ったな目覚まさないぞ」
べとべとな体を拭いている間も
姉ちゃんは目を覚ます気配が無かった。
さっきのたこ足で耳の穴を陵辱?する。
まったく起きない。
ぷにぷにと二の腕をつついてみる。
俺はメガネ好きの二の腕好きだ。
ついでに年上とパンツスタイルスーツも大好きなのだ。

弟「そうだパンツも脱がせないとなー」
染みを作っている下着を取り払うと
姉「ううん…」
やっと起きたようだ。

弟「おはよう」
姉「あれ…?なんで弟と一緒に寝て…って裸!?」
弟「なにいまさら恥ずかしがってるんだよ
  あんなに喘いでたくせに」
姉「あっ…そうか…
  って弟ー!!止めてったいったのになんで
  あああんな何回もい・・いっちゃうまでするのよ!!」
ポカポカと殴ってくる姉ちゃん。
殴るのはいいが痛くないし何か着ろよ。
姉ちゃんは乳揺れの真髄を極めつつあった。
732名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 00:05:58 ID:ByxQn7Kl
とりあえずここまで
途中でスレが落ちたのを避難してきました。
スレ住人の好きなシチュを取り入れながらなので
文が変ですしそもそも書き方の決まりも
大して守ってないので見づらいでしょうが
勘弁してください。
733名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 18:29:44 ID:+ginq/ns
この際何でも良いです。(;´Д`)ハァハァできれば。
734名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 00:03:16 ID:FDicSOzh
>>732
変じゃないじゃないですか。
続き期待!
735名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 05:06:34 ID:YXcAr2yY
>>722
二つとも面白いです
期待してます。
736綺麗な姉10:2006/08/28(月) 18:52:20 ID:87PZ1hfV
「んっ………ふぅっ………。」
あっくんが私の身体を触る。
「姉ちゃん………。」
「嫌じゃない?醜くない?」
あっくんが、私の傷を撫でるので

私は、心配になる。
「だって、姉ちゃんの身体だもん。」
あっくんは、そう言って
私の傷にキスをした。
「ひゃんっ!!」
予想外の行動に驚き、私は普段より一際高い声を出してしまう。
「ん、ん、ん………。」
あっくんは、それを気にせず
私の傷に舌を添え、舐めあげる。
「あっくんっ…………」
見るたびに私を苦しめた傷を
愛しい、愛しい、愛しい、あっくんが舐めてくれる。
嫌がりもせずに。
私は、あっくんの行動に今まで感じた事の無い高揚感を感じた。
「んっと…………。」
あっくんは、私の傷を肌がふやける程に舐め唇を離した。
そして…………
「やっぱ、姉ちゃんは綺麗だね。心も、身体も全部。」
それは、あっくんの思い違い。
私は、心も、身体も汚い……
「アハハ……。」
けど、嘘を言ってないであろう、本心から綺麗だと思ってくれているであろうあっくんの照れ隠しの笑顔に
私は、私の身体にある傷の記憶から
救われた様な
解放された様な気持ちになった。
737名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 18:54:02 ID:87PZ1hfV
↑すみません。
上は、葉月サイドです。
738綺麗な姉10:2006/08/28(月) 18:55:07 ID:87PZ1hfV
葉月サイドつづき

「あっくん、あっくん、あっくん……………。」
私は、あっくんに抱きつく。
「姉ちゃん?どうしたん?」
「あっくん、好き。大好き。」
「僕も姉ちゃんの事が大好き。」
散々、お互いの気持ちなんて確かめた。
けど、何度だって『好き』と言うし。
何度だって、『好き』と言って欲しい。
「ヘヘヘへ………。」
「アハハハ………。」
心が嬉しい気持ちで満ちるから。
「好きだよ。好きだよ。あっくん。好き………。」
私は、あっくんの手を握って何度も言った。
「だからね………。」
握ったあっくんの手を、私の胸に持ってきて。
「もっと、もっと触って。」
温かいあっくんの手のひらを押し付けた。
「うん……。触るね。」
あっくんは、少し顔を赤らめて、弱い力で私の胸を揉む。
「んっ、あふ………。」
それだけで、私の身体は熱を帯びてくる。
「柔らかいね。」
初めて、触ったのであろう。
あっくんは、当たり前の様な感想を述べる。。
「ヘヘヘへ。」
新しい玩具を与えられた子供の様にあっくんは、私の胸を揉み続ける。
それが、おかしくて笑ってしまう。
「姉ちゃん?」
それを、あっくんは馬鹿にされたと感じたのか、下からあっくんは私を見上げる。
739綺麗な姉10:2006/08/28(月) 18:55:49 ID:87PZ1hfV
葉月サイドつづき

「あっくん、舐めたりもして良いんだよ。」
笑いそうになるのを、堪えながら言うと。
「そんな事知ってる!!」
と、怒って、乳首を口に含んだ。
「あっ……んっ……だって、触る事しか頭に無い様な感じだったからっ……っ。」
「ひゃって、姉ひゃんの胸おっきくて、きもひいいんたもん。」
あっくんは、何かを言ってるんだけど
乳首を口に含みながら喋る為、何を言っているのかわからない。
「んっんっ、あっくん何て?」
あっくんは、固くなった乳首を口から出すと。
「姉ちゃんの胸、おっきいから幾ら触っててても飽きないんだ。」
私は、あっくんの言葉を嬉しく感じた。
「ヘヘヘへ……。」
あっくんの頭を抱え込んで、私の胸に押し付ける。
「うわっ!!ちょっと、姉ちゃん!?」
「これは、あっくんのだからね。」
私は、あっくんの頭を撫でながら言う。
「………うん。」
あっくんは、心地よさそうな声を出す。
「だから、何でもしていいんだよ。」
「わかった……。」
あっくんは、右の乳房の乳首を口に含み
左の乳房を揉む。
「ヘヘヘへ、あっくん、私のおっぱい好きになってくれたんだね。」
740綺麗な姉10:2006/08/28(月) 18:57:21 ID:87PZ1hfV
葉月サイドつづき

あっくんの頭を抱き抱えて、胸の弾力があっくんの顔全体にいくようにしてみる。
「………うん。」
あっくんは、心底気持ち良さそうな顔をして言ってくれる。
「ありがとう。ずっと好きでいてね。」
あっくんに、私の全てを好きになって欲しいと思う。
あっくんに、身体の一部を好きになってもらえるのが
こんなにも幸せな事だと知ったから。
「うん。」
あっくんは、勿論!!
という様な感じで、私の願いを間髪入れずに肯定してくれた。
「ひゃっ……んふ…んっ……。」
私の腕の中で、あっくんは乳首を吸う。
その刺激は、今までに感じた事の無いものだった。
「きもひいい?姉ひゃん?」
あっくんは、目線だけを私の目にずらし、聞く。 「うんっ……気持ち良いよ。」
確かに、気持ち良い。
けど、あっくんの母親代わりでもあった私は、
あっくんの乳首を吸う様子に、愛しさを感じ
気持ち良いという思いよりも、安らぎを感じた。
私は思う。
幸せだな………って。
741名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 18:58:31 ID:87PZ1hfV
今日は、これで終わりです。
失礼します。
742名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 20:16:10 ID:uTTUd1gX
乙。明日も頑張ってください。
743名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 15:27:18 ID:xi+hpJye
マダー?
744連鎖4〜依存〜:2006/09/04(月) 20:49:02 ID:wAem5gSh
友人が一人死んだだけで、独りになった。
別に、独りは苦手では無い。
ただ、独りでは無い人間ばかりが居る空間に独りで居て、疎外感を感じるのは苦手だった。
だから、必然的に僕はここに来た。
屋上に出ると、あの時と同じ様に先客がいた。
「姉ちゃん、まさか…………。」
「飛び降り無いよ。」
姉ちゃんは苦笑しながら言う。
「准は?」
「たぶん、姉ちゃんと同じ理由。」
「そっか………。横、おいで。」
姉ちゃんが、座っているベンチの横をぺしぺしと叩く。
「ん、じゃあ失礼します。」
僕は、姉ちゃんの横に腰掛ける。
「ここも、元通りだね。」
昨日までは、テープやらが色々貼り巡らされていた。
まあ、自殺以外に考えられないんだから、捜査もへったくれも無い。
だから、それはすぐに無くなった。
「姉ちゃんは、どうやって入ったん?」
ただ、あの日から、屋上に出る扉の鍵はしめられた。
「小窓から。」
「そっか。」
「准もでしょ?汚れてる。」
小窓は低い位置にある為、歩腹前進で窓をくぐった時に汚れた袖をパシパシと姉ちゃんがはたいてくれる。
「ありがと。」
「どういたしまして。って……准?」
姉ちゃんが僕の顔を覗き込む。
「目の下も、真っ黒
745連鎖4〜依存〜:2006/09/04(月) 20:51:09 ID:wAem5gSh
「准!!!」
「うわっ!!」
耳元で大声を出される。
「なに!?大声出して。」
「さっきから何回も呼んでんだけど。」
「え?」
気付かなかった。
また、夜みたいに考えてしまってた。
「何か、考え込んでたんでしょ。」
「ごめん。」
「ばーか。」
姉ちゃんが、僕の頭を掴む。
「ちょっ、姉ちゃん!?」
「そんなんだから、眠れないの!!」
そして、自分の膝の上に僕の頭を乗せた。
「………姉ちゃん、恥ずかしいんだけど。」
周りには誰もいないが、そういう問題では無い。
高校生にもなって、姉に膝枕をされているという事実が恥ずかしいのだ。
「風が気持ち良いでしょ?」
けど、姉ちゃんは僕の羞恥心を無視して続ける。
「だから、きっと眠れるよ。」
「………………。」
寝る?ここで?
姉ちゃんは凄い事を言う。
「やっぱりここは、まずいか……。」
僕の顔を見て、姉ちゃんは苦笑しながら言う。
「んー、まあ前田の幽霊なら大歓迎だけど。」
「ははは、そっか。なら、寝てしまえ。」
「けど、授業は?」
「サボってしまえ。」
僕は、目を閉じる。
確かに、風が気持ち良い。
姉ちゃんの、ほどよい柔かさの太ももも気持ち良い。
けど、それより。
「准には姉ちゃんがいるし、母さんもいるからね。」
髪を撫でる姉ちゃんの手の優しさに安心して、
僕は久し振りの眠りにつけた。
746名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 20:53:31 ID:wAem5gSh
ごめん。失敗しました。さっきのは無視してください。
747連鎖4〜依存〜:2006/09/04(月) 20:54:37 ID:wAem5gSh
友人が一人死んだだけで、独りになった。
別に、独りは苦手では無い。
ただ、独りでは無い人間ばかりが居る空間に独りで居て、疎外感を感じるのは苦手だった。
だから、必然的に僕はここに来た。
屋上に出ると、あの時と同じ様に先客がいた。
「姉ちゃん、まさか…………。」
「飛び降り無いよ。」
姉ちゃんは苦笑しながら言う。
「准は?」
「たぶん、姉ちゃんと同じ理由。」
「そっか………。横、おいで。」
姉ちゃんが、座っているベンチの横をぺしぺしと叩く。
「ん、じゃあ失礼します。」
僕は、姉ちゃんの横に腰掛ける。
「ここも、元通りだね。」
昨日までは、テープやらが色々貼り巡らされていた。
まあ、自殺以外に考えられないんだから、捜査もへったくれも無い。
だから、それはすぐに無くなった。
「姉ちゃんは、どうやって入ったん?」
ただ、あの日から、屋上に出る扉の鍵はしめられた。
「小窓から。」
「そっか。」
「准もでしょ?汚れてる。」
小窓は低い位置にある為、歩腹前進で窓をくぐった時に汚れた袖をパシパシと姉ちゃんがはたいてくれる。
「ありがと。」
「どういたしまして。って……准?」
姉ちゃんが僕の顔を覗き込む。
748連鎖4〜依存〜:2006/09/04(月) 20:55:19 ID:wAem5gSh
「目の下も、真っ黒。」
「ん?ああ、なんかさ、眠れないんだよね。」
寝ようとしても、頭の中で色々考えてしまう。
あの時に受け入れてあげれば、もしかしたらって。
けど、通夜でおばさんに会った時にわかった。
『最期の二人は笑顔で手を繋いでました。』
キスをした。って事実は伏せて伝えた。
『そう………。最期まで、笑顔だったの………。』
伏せても、わかったんだと思う。
というか、二人が愛してた事も知ってたんだと思う。
『うっうぅぅぅ…………。』
一度、前田の家に行った事がある。
入る時に軽く挨拶して、
帰る時には
『また来てね、沢田くん。』
名前を覚えてくれていた。
柔らかな笑顔で、挨拶してくれた。
けど、そんなおばさんの笑顔は見る影も無かった。
きっと、二人の関係を知った時もこんな風に泣いたんだと思う。
だから、二人は自殺したんだと思う。
おばさんを悲しませた事を死ぬほど後悔するなら、何で姉弟なんかで愛し合うんだよ!!
って思う。
けど、愛してしまったのなら仕方ない。
だから、僕が二人の関係を認められれば…………。
わかんない。思考がループする。
そんな事ばかり考えて眠れない。
749連鎖4〜依存〜:2006/09/04(月) 20:56:40 ID:wAem5gSh
「准!!!」
「うわっ!!」
耳元で大声を出される。
「なに!?大声出して。」
「さっきから何回も呼んでんだけど。」
「え?」
気付かなかった。
また、夜みたいに考えてしまってた。
「何か、考え込んでたんでしょ。」
「ごめん。」
「ばーか。」
姉ちゃんが、僕の頭を掴む。
「ちょっ、姉ちゃん!?」
「そんなんだから、眠れないの!!」
そして、自分の膝の上に僕の頭を乗せた。
「………姉ちゃん、恥ずかしいんだけど。」
周りには誰もいないが、そういう問題では無い。
高校生にもなって、姉に膝枕をされているという事実が恥ずかしいのだ。
「風が気持ち良いでしょ?」
けど、姉ちゃんは僕の羞恥心を無視して続ける。
「だから、きっと眠れるよ。」
「………………。」
寝る?ここで?
姉ちゃんは凄い事を言う。
「やっぱりここは、まずいか……。」
僕の顔を見て、姉ちゃんは苦笑しながら言う。
「んー、まあ前田の幽霊なら大歓迎だけど。」
「ははは、そっか。なら、寝てしまえ。」
「けど、授業は?」
「サボってしまえ。」
僕は、目を閉じる。
確かに、風が気持ち良い。
姉ちゃんの、ほどよい柔かさの太ももも気持ち良い。
けど、それより。
「准には、姉ちゃんがいるし母さんもいるからね。」
髪を撫でる姉ちゃんの手の優しさに安心して、
僕は久し振りの眠りにつけた。
750連鎖5〜共依存〜:2006/09/04(月) 21:02:48 ID:wAem5gSh
「ごめんね。」
眠ってる、准の頬を撫でる。
「寂しいよね。」
准に友人が出来ないのは、私のせいだ。
准は学校中の生徒から、『ヤリマンの弟』だと見られてるから。
もちろん『ヤリマン』とは、私の事だ。
けど、
「ハハッ……。」
笑けてしまう。
「私、処女なんですけど。」
処女のくせに『ヤリマン』なんて、ちゃんちゃらおかしい。
私が『ヤリマン』になった日。
その前日に、クラスメイトの男子に告白された。
私は、断った。
その事を友人に話した。
その翌日に、私は『ヤリマン』になっていた。
その日から私は無視された。
純子の話によれば、
告白された事を話した友人が、私に告白してくれた男子の事を好きだったらしい。
まあ、その友人は女の私から見ても可愛いし、男子からも女子からも好かれる様な娘だ。
そんな娘が、私の事を『ヤリマン』だ、と皆に言えば皆信じてしまうのだろう。
事実、弁解の余地なんて無かった。
あんまりで無い?
けど、もっと可哀想なのは准。
私の弟だってだけなのに。
「ごめんね、准。姉ちゃんのせいで……。」
准の髪を撫でる。
綺麗な髪だ。
指がひっかからない。
私の髪質は少し堅い位なのに、柔らかい准の髪が羨ましくなる。
751連鎖5〜共依存〜:2006/09/04(月) 21:04:37 ID:wAem5gSh
「姉ちゃんのせいじゃないよ……。」
「えっ!?うわっ!?」
「いたっ!!」
驚いて、髪を撫でてた手が滑って、長めの爪で准の頬をひっかいてしまった。
「あ、ごめん。………ていうか、いつから起きてたの?」
「姉ちゃんが処女ってあたりから。」
准は、太ももの上で私を見上げながら、いたずらな笑みを浮かべる。
「なっ!!………。」
恥ずかしくて、言葉が出ない。
「どうせ、僕に友達がいないのは姉ちゃんのせいだと思ってんでしょ?」
だって………
「そうでしょ?」
「違うよ。例え、姉ちゃんが本当にヤリマンだとして。その弟だってだけで、近付いてこないような奴らと友達になるなんて、こっちから願い下げ。それに………。」
「それに?」
「姉ちゃんとこうしてる方が楽しいから、今は友達なんていいや。って思ってるかも………。」
そう言って、准は照れ隠しの笑みを浮かべる。
それが、准の本心だという事を証明している様で、それを見てると何かこみあげてくる物がある。
「ばーか。ばっかだね。准みたいな人間は、人生損ばっかりするよ。」
涙を見せたくなくて、おどけて見せる。
752連鎖5〜共依存〜:2006/09/04(月) 21:05:43 ID:wAem5gSh
「姉ちゃん、泣くなよ。恥ずかしいから。」
それでも、泣いてしまっていた様で准は苦笑する。
「泣いてない。」
それでも、私は認めない。
弟の前で泣くなんて、情けなさすぎる。
「泣いてる。」
「泣いてない。」
「泣いてる。」
「泣いてない。」
これでは、きりがない。
「あっ……。」
さっき、ひっかいてしまった所がミミズばれになっていて、少し血がにじんでいる。
「姉ちゃん?」
「痛い?」
その傷に、唇を寄せていく。
「え!?」
驚いている、准を無視して。
「んっ………。」
准の頬に唇をつける。
「……何してんの、姉ちゃん?」
准にとっては、頬にキスなんて何でも無い様なので。
「んっと、チュパっ………。」
舐めてやる。
「え?あっ……うわっ………。」
「んしょっと、消毒完了。」
唇を離して、准の頬に両手を添えて、私を見る様に固定する。
「泣いてる?」
いたずらな笑みを浮かべてやる。
「………泣いてません。」
「ヘヘヘへ。わかればよろしい。」
姉としての面目は保たれた。
「本当に痛くない?ごめんね。」
ミミズばれになっている部分を撫でる。
「ん?ああ、大丈夫。痛くないよ。」
「そう、良かった。」
本当に痛くないようなので、安心する。
「姉ちゃん……もう、大丈夫だって。」
私が頬を撫でるのをやめないので、准は恥ずかしいのか顔が赤い。
「こうしてるとね。昔を思い出すんだ。」
「昔って?」
「准が小さい頃、母さんの帰りが遅くて、寂しがってる時によくこうしてあげてた。」
「膝枕のこと?」
「そう。」
嬉しかった。
准の寂しさを私が消してあげれる事が。
「姉ちゃんなんかで良ければ、傍にいるから。寂しい思いはさせないから。」
「ハハッ、無理はせんで。」
「無理なんかしない。」
だって……
「姉ちゃんも、准といるの楽しいから。」
753名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 21:12:37 ID:wAem5gSh
今日はここまでです。
先週はちょっとしか書けなくてすみませんでした。
今週はコンスタントに書けると思います。
それでは、失礼します。
754名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 00:35:23 ID:khDyITYq
その日、夢を見た。
自分に姉が出来るという非常に奇妙な夢である。
姉は綺麗でスタイルがよく、そして妖艶だった。
姉は俺を優しく抱いてベッドに押し倒した。
そこから先があやふやなのだが、確かに覚えているのは姉の秘所に自分のモノを挿入したことだ。気持ちいいと夢の中で思った。
快楽の中をたゆたい、昂ぶっていく。
「きて・・・。」
姉のその言葉で頂点に達しようとした瞬間、目が覚めた。

「欲求不満かな?」
先ほど見ていた夢を軽く思い出しながら台所に行くと珍しく親父がいた。俺を見るなり待っていたとばかりに俺を向かいに座らせる。
珍しい。
親父が俺に話を使用なんてお袋と離婚して以来だ。
「お前に大事な話がある。」
「・・・何?」
あくびをかみ殺しながら答えた。
「実は、お前には姉がいる。」
「・・・は?」
「まあ、腹違いではあるのだがな。父さんは今までに3回結婚していてな、最初に結婚した女性との間に女の子を一人授かった。離婚してから母親のほうにいたのだが、先日交通事故で亡くなられた。だから娘を私が引き取ることにした。」
「・・・朝から何ともヘヴィな話だな。」
「それで今朝から来ることになっている。父さんはこれから会社行くから世話を頼んだぞ。」
「・・・は?おい!ちょっと待て!!」
「それじゃ、任せた。」
親父は言いたいことだけ言って出て行った。
「・・・俺にどないせぇっちゅうんじゃ。」
ピンポーン。
チャイムが鳴った。お話の通りの姉だろうか?返事をしながらドアを開けると女の人が立っていた。
綺麗でスタイルが良くて、妖艶。
そして何より今朝の夢に出てきた人と同じ女性だった。
彼女が微笑む。・・・もしかしたら今朝の夢は正夢なのかもしれない。

はい、割り込んだくせにエロなしです。
がっかりした?
755名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 02:57:49 ID:y6FZtZhl
がっかりなんてしないよ。
なにせSSを連載してくれる新しい職人が現れたんだからね。
756名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 03:03:26 ID:h/Zf4sfK
ああ。ここから30,40レスぐらい連載してくれるに違いない。
757名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 15:11:53 ID:galC7off
がっかりした?なんてコトは書いちゃいけない。誘い受けと思われちまうぜ。
なんにしろ続きがディ・モールト楽しみ。頑張ってください。
758名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 05:59:43 ID:FwMVuuVx
都姉様はもうこないのか…?
759秋良と美冬(1/2):2006/09/07(木) 02:21:44 ID:dPlTGSMI
このスレには初投下です。
どうぞよろしくお願いします。


* * *


「……ら、あきら。秋良ちゃん、起きて」
 控えめに肩を揺さぶられて、俺はうっすらと目を開けた。
見慣れない天井が見える。遠くからちゅんちゅんと鳥の囀る声が聞こえる。
まだはっきりとしない意識のままゆるりと視界を動かすと、心配そうに俺の顔を覗き込んでいる姉の姿があった。
「…………おはよ」
 眠さのせいもあり、かなりぶっきらぼうに呟く。
のろのろと上半身を起こし、髪をくしゃくしゃと雑に掻いた。
「あ、う、うん、おはよう。秋良ちゃん、あのね……」
 言いにくそうに言葉を濁す姉に、俺は少し苛立つ。
どうも俺の姉は少し気が弱いところがあるらしく、俺に対してあまりはっきり物を言わないことが多い。
「なんだよ、美冬。言いたいことがあんならはっきり――」
 言えよ、と言いかけたところで、俺の意識が一気に醒めた。
枕元に置かれた目覚まし時計。
それが指し示している時刻が、俺が起床するべき時刻を既に大幅に過ぎている。
「ちょ、おいっ! なんだよ、美冬、この時間っ!
 やべ、遅刻するじゃんか!」
 俺は弾かれたように布団から飛び出すと、壁にかけられていた制服を引っ掴んだ。
昨夜、美冬が丁寧にハンガーに通してくれた夏服のシャツ。
その袖を乱暴にハンガーから引き抜きながら、パジャマの上をむしり取るように脱ぎ捨てる。
「あっ、あの、ごめんなさいっ……。私、何度も声はかけたんだけど、
秋良ちゃんすごく気持ち良さそうに寝てて、だから……」
 背後からおろおろとした美冬の声が聞こえる。
「あーっ、もう!」
 俺はその声を振り切るように大きな声を出すと、上半身裸のまま勢いよく振り返った。
美冬は肩をびくっと震わせて、言葉と動きをぴたりと止める。
目をまあるく見開いて俺の姿を呆然と見つめた美冬は、数秒後、固まったままで、その顔をみるみる真っ赤に染めた。
「……あのな?」
 すう、と深呼吸をひとつして気持ちを落ち着ける。
「目覚ましが鳴っても起きなかった俺が悪いんだから。美冬は何も、気にしないでいい。
 いいから、もう、あっち行ってろって」   諭すように静かな声で言うと、美冬も落ち着いてくれたようだった。
赤い顔のまま素直にこっくりと頷くと、俺にくるりと背を向けて、襖の向こうの小さな台所に戻っていった。
760秋良と美冬(2/2):2006/09/07(木) 02:26:27 ID:dPlTGSMI
 
 小さなアパートだ。廊下なんて大層なものはなく、6畳の和室がふたつと台所、すべての部屋が襖で続いている。
俺は慌ただしく着替えながらも、美冬の後ろ姿を覗き見ることができた。
 まだ少し落ち込んでいるのかもしれない。
動作が緩慢で、なんとなく俯き加減だ。
 美冬みたいな性格ってなんて言うんだろう、と俺はぼんやり考える。
とにかく、気にしぃ、なんだ。やさしくて、面倒見もよくて。
でも……というか、「だから」なのか。起こったことを、自分のせいにしてしまいがちなところがある。両親の事故の時も、そうだった。
 俺たちの両親は、つい数週間前に、車の事故で他界してしまった。
強い雨の日で、視界が悪く、ハンドル操作を誤ったのだ。
その日、美冬は彼氏とデートに出掛けていて――その彼氏に下心があったんだかなかったんだか知らないけれど、かなり遅い時間まで引き止められて。
結局真夜中過ぎに、ようやく自宅の最寄り駅に着いたという美冬からの電話を受けた両親は、
ふたりで揃って彼女を迎えに行こうとして――そして、その途中で事故にあったのだ。

 そんなことを思い出しているうちに着替えを終えた俺は、バタバタと大きな足音を立てながら急いで玄関に向かった。
美冬は俺とは対照的に、ぱたぱたと小さな足音を立てながら俺の後ろをついてきた。
申し訳程度のたたきでスニーカーを足につっかけている俺に、美冬がおずおずと声をかける。
「あのね、秋良ちゃん、これね。……お弁当、作ってみたんだけど……」
 振り向いた俺の手のうえに、きれいに包まれた弁当箱がぽふりと置かれた。
俺はびっくりして、美冬の顔をまじまじと見る。
美冬は表情を少し翳らせて、自嘲的な笑みを浮かべながら言葉を続けた。
「お母さんのみたいに美味しいかはわからないけどね。よかったら食べ――」
 美冬の言葉が途中で止まった。
同時に、その頬がかあああっと真っ赤に染まる。
「あっ……あきらちゃ……!」
 数秒前の暗い表情は美冬の顔から消えて、今の美冬は目をまんまるく見開いて、驚きと恥ずかしさの入り混じった表情で硬直している。
俺はそれを確かめると、満足して、美冬の頬に口づけていた唇をゆっくり離した。

「サンキュウ、ハニー」
 俺は力の限りおどけた笑顔で美冬にウィンクしてみせた。
弁当箱をしっかりと、鞄の底に押し込んで。
「いいか、ひとつ忠告してやる。いつまでもさっきみたいな顔してると……、
……嫁の貰い手が、なくなるぞっ!」
 からかうように笑いながら言うが早いが、俺は玄関を飛び出した。
そして、アパートの前から始まる上り坂の天辺に向けて、勢い良く走り出す。
「あっ……秋良ちゃんの、バカーー!!」
 まだ夏の暑さの残る生温い風を受けながら走る俺の背中に、美冬の精一杯の悪態が投げられた。
俺は振り向かなかったけれど、その顔はきっと、茹でたての蛸みたいに真っ赤なんだろう。
 あいつにしては反応が早い、なんて思ったら、自然と顔が綻んだ。
 俺は小脇に抱えていた鞄をしっかりと両手で抱え直すと、地面を蹴る足にいっそう力を込めた。


続…けたい
761名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 04:14:20 ID:eZMqkB8R
続…けてほしい
762名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 12:13:29 ID:tasYL6Ei
続…けなきゃ
763名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 14:02:56 ID:jBB1iVWX
続…けないと
764名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 16:38:17 ID:Rfel5/x0
勝手に続けてみる

「おはよう、秋良ちゃん。日曜日だね」
「外は雨だし、静かだね」
 俺はゆっくり目を覚ますと窓の外を見る。
「ねえ…エッチしない?」
「美冬…なぜ下着姿?っていうか勝負下着だし…マジで?」
 姉がなぜカーテンを閉め始めてるのか不思議に思ったが、むしろ姿と発言の内容に驚く。
765秋良と美冬・2(1/2):2006/09/07(木) 23:17:21 ID:dPlTGSMI
 
せっかくなので>>764の続きで書いてみましたw
 
* * *
 
 掛け布団を剥いで、上半身はなんとか起こした。けれど俺の身体はそれ以上言うことを聞いてくれない。
 俺は呆然と、美冬の下着姿に見惚れることしかできなかった。

 動けないでいる俺に向かって、美冬は艶めかしい笑みを浮かべて近づいてくる。
 薄い掛け布団の上から、俺の脚の上にまたがる形でぺたりと腰を落とした。
 
「うふふ、秋良ちゃん、どうしたの?」
 
 美冬は悪戯に笑いながら、つい、と指先を伸ばした。その指先で、ゆっくりとゆっくりと、俺の頬を撫でおろす。

 なんなんだこいつは。なんかいつもと全然違わないか。
 なんでこんなに余裕しゃくしゃくなんだ。立場がいつもと真逆じゃねーか。

 思考が渦を巻いて、俺の額にはじっとりと嫌な汗が滲む。
 美冬が胸を突き出すようにして、俺に身体をすり寄せてきた。同じ分だけ、俺の身体は後ろに逃げる。
 美冬は淡いラベンダー色のベビードールのようなスリップドレスを着ていた。
 ふっくらとした胸の谷間が艶めかしいほど白く輝いている。
 ……これは。想像していたより、かなり大きい。それにすごく柔らかそうだ。
 まずい。吸い込まれそうだ。吸い込まれて、本能の赴くままにあんなことやこんなことをしてしまいそうだ。
 俺は慌てて、大きな声を出した。
 
「ちょ、おい、待て。待てって、美冬。
 俺たちはな、弟と姉なわけだし……」
 
 言いながら、魅惑的な胸の谷間から必死の思いで目をそらす。けれどそうすると、今度は美冬の脚が視界に飛び込んできた。
 太ももの途中に、白いフリル状のレースが留まっている。ガーターストッキングだ。 
 その存在のせいで、美冬のほっそりした脚も、妙に肉感的に見える。俺はごくりと唾を飲み込んだ。
 その太ももの先では、丈の短いスリップドレスの裾がすっかり捲れあがってしまっていて、脚のつけねまで露になっている。
 
 俺の視線に気づいた美冬は、切なげな吐息を漏らしながら、ゆるゆると腰を前後に揺らした。
 
「……ねえ、秋良ちゃん」
 
 今までに聞いたことのない甘くとろけた声で、美冬が俺の名前を呼んだ。
 掌で俺の両頬をやさしく包み、吐息がかかるほど唇を近づけてくる。
 その間にも、敏感な箇所を自ら擦りたてるように、腰をいやらしく前後に揺らしながら――
 
「……私ね、もう、濡れてるの。だから……お願い」 
 
 とろんと熱く潤んだ瞳で見つめられ、俺の心臓は壊れてしまうのではないかと思うほど強く、跳ね上がった。
 無我夢中で美冬の身体を抱き締めて、唇を貪る。
 美冬は嬉しそうに背中をしならせ、重なった唇の隙間からため息のような甘い声を漏らした。
 
766秋良と美冬・2(2/2):2006/09/07(木) 23:26:30 ID:dPlTGSMI
 
 唇を重ね合わせながら、薄く目を開いて美冬の顔を覗き見る。
 美冬はうっとりとした表情で瞼を閉じて、まるで俺との口づけに酔っているようだ。
 眩しいなあ。俺は美冬の顔を見て、そんなことをぼんやりと思う。
 ああ、本当に眩しい。目を開けていられないくらいだ。
 わあ、どんどん光が強くなるよ。眩しさも増し……て――?
 
 ぱっちりと目を開くと、俺の顔の上に明るい日差しがさんさんと降り注いでいた。
 一瞬、事態が飲み込めなくて、俺は何度も瞬きを繰り返す。
 窓際で、開けたカーテンをまとめて留めながら、美冬がきょとんとした顔で俺のことを見ていた。

「おはよう、秋良ちゃん」
 にこにこと笑って、美冬は布団の横にすとんと座った。その姿を見て、俺はほんの少しぎくりとする。
 勝負下着のスリップドレスにはもちろん程遠いが、美冬は、肩にかかるストラップがかなり細いキャミソールワンピースを素肌に一枚で着ていた。
 けれども。美冬は、やわらかい薄茶の髪を、左右に一本ずつのゆるい三つ編みにまとめていて……残念なことにその姿は、お世辞にも20歳には見えない雰囲気だった。

「夢でも見てたの? なんだか、楽しそうに寝言言ってたよ」
「……え。な、なんて?」
「えーとね。笑いながら『美冬、気持ちい――」
「わあああああーーーーーー!!!」

 俺はぜえはあと肩で息をしながら、己の恥を力業でねじ伏せた。
 それから、きっ、と美冬を睨む。
「美冬、おまえはっ!なんで真夏でもないのに、そんな格好してんだよっ!」
「えっ。だ、だって……今日けっこう、日射し強いから……洗濯物干してたら、暑くって……」
 しどろもどろに答える美冬は、いつもの美冬だ。
 上に何か羽織ってこいよ、と伝えると、美冬は渋々と頷いて、隣の部屋に移っていった。

「なー、みふゆー」
「んー? なぁにー?」
 引き出しをあける音、がさごそと服を選ぶ音をさせながら、美冬はのんびりと返事をする。
「お前のさあ、勝負下着って、何色?」
「えー? えーとぉ……って、え、ええっ?あ、秋良ちゃん!? なんで、そんなこと聞くのっ!?」
 白いカーディガンに袖を通した美冬が、部屋の境目の襖に真っ赤な顔をしてしがみつきながら俺に聞いた。
「……別に。どうせ子供っぽいやつなんじゃねぇのかなぁと思って」
 からかうように笑いながら言うと、美冬は、むう、と頬を膨らませた。
 俺は気にせず、大きく伸びをして、布団から起き出そうとする。
 と。次の瞬間。背中に、ぽすんっと柔らかい感触がぶつかってきた。
「あ、あのねっ」
 美冬の声が、その呼気といっしょに俺の耳に届く。
 ぞくりとした。
 背中に、柔らかい塊が押しつけられている。
 「……いつか、見て、驚いたって知らないんだからねっ」
 俺はばくばく脈打つ心臓を抑え込んで、平静を装い、ゆるりと首をまわして美冬の顔を見た。
 目が合うと、美冬は耳まで真っ赤になりながら俺から身体を離して立ち上がり、隣の部屋へ駆け込んでぴしゃりと襖を閉めてしまった。

 俺は美冬のそんな態度が可笑しくて、笑いが零れそうになるのを必死で堪える。夢のなかの美冬の大人っぽさには、現実のあいつはかなり程遠いみたいだ。

 でもまあ、胸の大きさは、夢で見たとおりだったかなぁ、なんて不謹慎なことを思いながら。俺は今日の日曜日を、美冬と何をして過ごそうかと、立ち上がった。

* * *

以上です。夢落ちスマソw
767名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 23:39:25 ID:X1uun4vp
マジで 続き たのむ
768名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 23:48:29 ID:aLE57MWL
漏れも マジで 続き 頼む 
769名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 11:53:26 ID:ijGk1t7a
狂おしいほど マジで 続き たのむ
770名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 10:17:20 ID:RFE3cZKh
また勝手に続けてみる

 なぜ姉にあそこまで淫らな妄想を描いたのか分らないまま夜になり、
沸かした風呂に入る。ゆっくり湯船に浸かっているとドアの向こうで物音がする。
「ねえ、秋良ちゃん…一緒にはいろ」
「ちょ!…えっ?!」
 いきなりバスルームに美冬が入ってくる。髪をアップにして一応手を胸と股間を当てていたが、
軽くシャワーを浴びると隠すのをやめて戸惑うことなく湯船に入ってくる。
「こうやって一緒に入るの何年ぶりかな。今日、私が子供っぽいっていったね。今はこうやっておっぱいがお湯に浮くんだからねっ」
「でかっ!」
 美冬が俺を驚かせると言ってたのをようやく思い出す。確かにその大胆さと胸の大きさに驚かされる。
771名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 12:43:08 ID:ugxUL3qV
ちょwwwこれはさすがに続けるのが難しいw
いつか続けるので、とりあえず先に他のエピソードを書かせてくれw
772名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 12:48:11 ID:xg9gDIcL
ならば、他のエピソードをマジでたのむ
773秋良と美冬・3(1/5):2006/09/09(土) 19:14:39 ID:ugxUL3qV
 
 真夜中に、目を覚ました。
 
 天井から吊された照明を消してカーテンもしっかり閉めきっている室内は、真っ暗闇だ。
 枕元の目覚まし時計の針だけが、人工的な緑色の光をぼんやりと滲ませている。
 時計の針は2時を指していた。
 窓の外からはさあさあと、細い雨が落ちる音が聞こえている。
 夢を見ていた覚えはないのに、耳の奥がどくどくと不安げに脈打っている。
 疲れているのかもしれない。
 俺は肺いっぱいに息を吸い込み、それから時間をかけてゆっくりとその息を吐き出した。

「……秋良ちゃん? 起きてるの?」
 突然、美冬の声に呼び掛けられて、俺はびくっと全身を緊張させた。
 俺たちは、別々の部屋――と言っても、襖一枚を隔てた隣同士の部屋だが――で眠ることにしている。
 声の方向に視線を向けてみても、ふたつの部屋を仕切る襖はぴったりと閉じられていた。
 音は立てないようにしたのに、声だって洩らさなかったのに、何で――
 焦る俺の目の前で襖がすっと静かに開き、パジャマ姿の美冬が俺の眠る部屋の中に入ってきた。

 俺は慌てて掛け布団の縁を両手で掴み、頭の上までそれをひっぱりあげた。
 いくらなんでもわざとらし過ぎる。そうは思いながらも、顔をすっぽりと布団で覆って隠してしまう。
 かすかな衣擦れの音が近づいて、美冬が俺の枕元に座った気配がした。

「……眠れない?」
 掛け布団を掴んでいる俺の指先が、美冬の掌で柔らかく包まれる。
 ――あたたかい。
 安堵と。同時に不安と。心強さと。心細さと。
 美冬の指先の温もりは、俺の中に眠っていた相反する様々な感情を、一気に揺り起こす。
 俺の指先から、力が抜けた。

 美冬の指が、布団の縁を掴んだ俺の指をひとつひとつ丁寧に解いていく。
 無理強いはしない。やさしく、根気よく。
 ついにはすべての指が解かれて、俺の顔を隠していた布団が静かにめくられた。
 暗がりの中に、俺の顔が晒される。
 美冬は何も言わずに、そんな俺の額にそっと手を置いた。
 
774秋良と美冬・3(2/5):2006/09/09(土) 19:16:11 ID:ugxUL3qV
 
「……汗、かいてるね」
 美冬は泣いている赤ん坊をあやすようなやさしい手つきで俺の額を撫でる。
 口を開いたら、泣き言とか、弱音とか、向き合いたくない色々な気持ちが、堰を切ったように溢れ出てしまいそうだった。
 頑なに唇を引き結んで黙りこくる俺に、美冬は静かな声で言った。

「雨の日、だものね」

 労るような、やさしい声。
 不意打ちだった。
 目の端に、涙がじわりと滲む。
 鼻の奥に走るつんとした痛みを、俺は懸命に咽喉の奥に押し込んだ。
 
 表情なんて、見えないはずだ。だから大丈夫。
 早くなる胸の鼓動に気づかないふりをしながら、俺は自分に言い聞かせていた。
 本当は、暗やみに少しずつ慣れてきた俺の目には、俺を見守るように優しく微笑んでいる美冬の顔がぼんやりと見えている。
 だからきっと本当は、美冬の目にも――。

「……美冬にとっても、同じだろ」
 精一杯強がって、涙を誤魔化すように絞りだした声はすぐに、美冬の小さな笑い声にかき消された。
「私は、加害者みたいなものだもの。秋良は被害者。
 私のせいで、秋良のお父さんとお母さんは突然いなくなっちゃった……。……ごめんね」

 くすりと笑う美冬に、俺の心は苛立つ。
 そんなやり方で自分を責める美冬のことは、見たくないのに。
 どうせ自分を責めるなら、泣いて、喚いて、全部を俺に曝け出してくれたらいいのに。
 
 そして、俺は。叶うことなら、そんな美冬を受けとめたいのに――。

 自分が情けなくて、ついに涙が流れた。俺が鼻を啜る音でそのことに気がついたらしい美冬は、困ったように笑った。

「……秋良ちゃん。今日は一緒に寝よっか」
 母親みたいなやさしい声で、美冬は言う。
 けれど俺は、鼻をぐずらせながら、強い口調で即答した。

「いやだ」
 まるで子供扱いされているみたいだ。そんなのは、耐えられない。
 それなのに美冬は、俺の返事を気にもせずに、俺のすぐ隣に身体を滑り込ませてきた。
 俺は勢いに任せて寝返りを打ち、美冬に背中を向ける。拒否の意志を表明したつもりだった。

 それが、失敗だった。
 
775秋良と美冬・3(3/5):2006/09/09(土) 19:18:05 ID:ugxUL3qV
 
 美冬は俺の肩辺りにそうっと手を置いて、全身をぴったりと、俺の背中に寄り添わせてきた。
 首の後ろに、美冬の呼吸がかかる。背骨に、柔らかい胸のふくらみが押しつけられる。
 ふたりの身体の間に、ほんの少しの隙間さえなくそうとするように、俺の背後で美冬が何度も微かに身体を動かした。
 そのたびに、美冬の髪や肌から甘い匂いが立ち昇り、俺の鼻腔をくすぐる。
 理性と本能が、頭の奥でせめぎ合いを始めた。

「……嫌だって、言ってんだろ。子供扱いすんなよ」

 言葉にすることはできたが、行動で拒否することはできなかった。
 身体中の血液が、下半身に集まろうとしている。俺の声も、身体も、震えているかもしれない。
 俺は美冬に背中を向けたまま、全身を強張らせていた。じっとりとした汗が、背中を流れる。

「子供扱いなんて、しないよ」
 思わず、声をあげそうになった。囁く美冬の声が、耳に近い。

「……ねえ、秋良ちゃん」

 言葉の形に動く唇が、俺の耳を掠める。
 故意になのか、意図していないのかはわからないが、熱い吐息も言葉とともに吹きかけられる。

「…………しようか?」

 何を、とは聞く間でもなかった。
 美冬の片手が俺の腹のあたりを探るようにさまよったかと思うと、するりと下着の中に差し込まれた。
 俺の全身は、怯えたように、びくんっと跳ねる。
 美冬の指先は迷うことなく、すっかり硬く勃ちあがってしまっている俺のペニスの先端を捉えていた。
 細い指先が、きゅうっと、亀頭の周囲を握り締める。

「……ぅ、あっ……!」

 驚きと快感が入り交じって、俺は情けない呻き声をあげた。
 美冬の指先が、ぬるりと先端を滑る。
 
「ぁ……。秋良ちゃんも……濡れるんだね……」

 美冬は熱っぽい声で、どこか感心したように呟いた。
 我慢をすればするほど鈴口から溢れる汁を、美冬は指先で掬っては、俺の亀頭全体に塗り広げる。
 ぞくぞくとした快感が背筋を走り、俺は欲望を堪え切れなくなった。
 それでも、振り向いて美冬を押し倒さなかったのは、理性がかろうじて残っていたのだろう。
 俺は自らの手を下半身に伸ばし、ペニスを握る美冬の手に自分の手を重ねた。
 
776秋良と美冬・3(4/5):2006/09/09(土) 19:21:37 ID:ugxUL3qV
 
 美冬は一瞬、驚いたように、腕全体をびくりと震えさせた。だがすぐに、重ねられた俺の手に促されるままに、再びそこを握り締める。
 俺は美冬の手の上から、ゆるゆるとペニスを扱き立てた。美冬の手が、俺の手のひらの中で、その動きに倣う。
 美冬の手のひらは、温かくって、柔らかくって、俺はすぐに昇り詰めた。
 
「秋良、ちゃん……気持ちいい、の……?」
 美冬も興奮しているのか、言葉の合間にはぁはぁと、短く早い呼吸の音が混ざる。
 俺が無言で深く頷くと、美冬は握る手にきゅうっと力をこめて、何度も何度も上下に擦った。
 ひときわ大きな快感の塊が俺の背筋を走り抜け――そして、弾けた。

「……っあ……、み、ふゆ……ッ……!」

 俺は美冬の手のひらに、欲望のままに白濁液を発射した。
 どくどくと脈打ち跳ねるペニスに美冬の手のひらをしっかり押さえつける。
 美冬は拒むこともなく、後ろから俺の耳元に頬を擦り寄せながら、最後の一滴まで俺の精液をその手のひらに受け止めた。
 欲望を解放しきって深い溜め息をついた俺の頬に、美冬は無言で、ちゅっと口づけを落とした。
 その口づけに、俺はなぜか、とても懐かしい心地よさを感じていた。
 
777秋良と美冬・3(5/5):2006/09/09(土) 19:34:01 ID:ugxUL3qV

 数分後、俺と美冬は、照明をこうこうと灯した部屋の中で、向かい合って布団の上に座っていた。

 はっきり言って、お互いに、かなり気まずい。
 俺はボックスティッシュを箱ごと取ってきて、美冬に汚れた手をこちら出すように促した。

「あっ、あの。えーと……」
 美冬は素直にその手を差し出さず、何か言いたげに俺の顔を見た。
 今にも自己嫌悪に押し潰されそうになっていて、さっきまでのものすごい気持ち良さと同じくらいに苛立っていた俺は、ひどく無愛想に応えた。
「……なんだよ?」
「あ、あの……その……」
 美冬はぐずぐずと答えず、汚れた手のひらを握ったり開いたりしながら、赤い顔をしてちらりと俺を見た。
 そして、何を言うのかと思えば――。

「……あのね。これ……舐めちゃ、ダメ?」

 次の瞬間、俺は今が夜中であることも忘れて、近所迷惑な大声で叫んでいた。

「ばっ……ばっかじゃねーのか!おまえは!」

ひゃっ、と小さな悲鳴をあげて、美冬は肩を竦ませた。
 その手首を俺は強引に掴んで引き寄せ、手のひらにこびりついた俺自身の精液を、ぐしぐしと乱暴にティッシュで拭う。

「……二度と、こんなこと、すんなよ」

 むすっとして呟く俺に、美冬は珍しく、言い淀むことなく「いや」と即答した。
 
「だって、秋良ちゃん、気持ちよかったでしょ?」

 そう聞かれると、返す言葉もない。
 俺は、むむぅ、と言葉を詰まらせた。
 でも、だからって。反論し掛けた俺の声を、美冬の言葉が遮った。

「――気持ちいい間は、悲しいこと、忘れてられたでしょ?」

 俺はその言葉に驚いて、美冬の顔をまじまじと見た。
 美冬の顔は、今にも泣きそうに歪んでいて、縋るような眼差しで俺を見つめていた。
 膝のうえで握り締められている両手が、不安げにかたかたと震えている。
 
「…………ばーか」
 
 俺はぶっきらぼうに呟いて、美冬の身体を抱き寄せた。
 しっかりと、両腕で抱き締めてやると、美冬はようやく安心したように指先の震えを止めた。

「……どうせばかだもん」

 子供みたいに呟く美冬に苦笑俺は苦笑して、なだめるように美冬の背中を、ぽんぽん、とやさしく叩いてやる。
 そして、美冬の悲しいことはどうやって忘れさせてやったらいいかな、なんてことを、とりとめもなく考えていた。


* * *

以上です。
今日以降は投下のペースは落ちると思いますが、できれば完結まで書ききれたらいいなと考えています。
もちろんお風呂エッチの続きもw

778名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 00:43:15 ID:T7bT+EDw
乙&GJ!
気長に待ってるよ
779名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 15:58:32 ID:+wEjBZCK
GJ!
だが、やはり弟には「姉さん」「姉ちゃん」「姉貴」「○○姉」
に類することを言ってほしい・・・
780名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 16:19:10 ID:kX83gjuW
過疎ってるね
781名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 20:15:41 ID:vW+OqHtd
ま、こんな時もあるさ。
782名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 14:49:04 ID:5E13HBay
hosyu
783名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 08:09:19 ID:wND3BT9g
450KB?
784名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 20:52:59 ID:wR3GEQJb
姉、姉、姉! ジーク姉!
よし、俺が一本投下する。
785風邪ひき姉 (1):2006/09/20(水) 20:58:33 ID:wR3GEQJb
 とある土曜日の昼下がりの事である。
 学校から帰ってきた俺は、自室に鞄を置いて普段着に着替えると、姉の部屋に向かった。
「姉さん、具合どう?」
 ベッドに横たわった姉は、呆とした顔をこちらに向けて熱い息を吐いた。
 昨日から風邪をひいてダウンしているのである。

 うー、と唸る姉に体温計を咥えさせる。
 その間、目を瞑って大人しくしている姉の顔を、俺はぼんやりと観察していた。
 身内の贔屓目を差っ引いても、姉の容姿は平均以上に整っている。だが肩の辺りで切り揃えられた髪は寝汗で乱れており、パジャマの隙間か
らちらりと見える鎖骨にもうっすらと汗をかいていた。それでも、いや、それだからこそ、横たわる姉はむしろ妙に艶かしくすらあった。
 暫くしてピピピという電子音が部屋に響く。体温計は38.2度を指している。
「あちゃ。まだかなり高いな」
 病院には既に行った筈だ。ウチの両親は共働きだが、昨日の午後に母が仕事を早退して連れて行ったと聞いている。
 そうなると俺に出来ることは限られていた。精々、ベッド脇に置かれた洗面器の水を交換し、タオルを絞って姉の額に乗せるくらい。母の書置き
に従って、洗濯済みのパジャマの替えを持ってきたはいい物の、流石に1つ上なだけの姉を着替えさせるのは無理だ。俺は全く構わないとしても。
 換えのパジャマを置いて、さてどうしようと考えていると、姉が虚ろな顔でこちらを見ていることに気がついた。
「ぁ……熱さまし、あるんだけど」
「何だ。じゃあ早くそれ飲めよ。水持ってくるからさ」
 立ち上がって部屋を出ようとする俺を、姉はふるふると首を振って引き止めた。
「うん? 水いらんの?」
「……」
 コクリと、今度は首を縦に振る。そしてチラチラと勉強机の上にある小さな紙袋を視線で示した。
 病院で貰う薬の袋だ。我が家が昔から世話になっている近所の内科の。俺は特にどうという事もなく、それを手に取り、だが中身を見て絶句し
た。
 数種類の見覚えのある薬。これはいい。だがその中に一つ、一際目を引くロケット型の薬がある。これは――もしや。
「座薬?」
「……――ッ」
786風邪ひき姉 (2):2006/09/20(水) 20:59:59 ID:wR3GEQJb
 見まごう事無く、全く持って見事なまでに、それは座薬であった。
 痔の治療以外では主に解熱剤として処方される、真っ当で効果的な薬である。が、正直な所、年頃の娘さんが使用するには少々難易度が高
いと言わざるを得ない。
「あー、えっと。自分で?」
 一人でできるかにゃ? という意味を込めて姉を見やる。
「……――」
 だが向こうは無言でフルフルと首を振った。横に。
「参考までに聞くけど。昨日は?」
「お、お母さんが……」
 顔を鼻まで布団で隠し、涙目で俺を見て「うー」と唸る我が姉。
 唸られても困る。と言うか、俺に入れろと言っているのか、この姉は。
 禁断のアイテムと姉の顔を交互に見て、俺は葛藤した。

 そんな事をしたら――み、見えてしまうんですが。大変な所が、間近に。
 おまけに――さ、触ってしまうかもしれないんですが。大変な所を、部分的に。

 それでも――。
「俺が?」
 入れるんですか?

 姉はプルプルと震えながらも、コクンと頷いた。
 これはもうやるしかないね。
787風邪ひき姉 (3):2006/09/20(水) 21:01:41 ID:wR3GEQJb
 のろのろと掛け布団を脇に退け、枕を抱えてうつ伏せになった姉は、少しだけ腰を浮
かせた。元より熱でぐったりしているので、それが限界らしい。
 覚悟を決めた俺は横からそっと姉の腰に手をかけ、尻を持ち上げて膝を付かせた。
 布団の中に篭っていた匂いが鼻につく。決して嫌な物ではなく、むしろ俺の雄として
の本能をダイレクトに刺激する女の匂いだ。
 汗まみれの男なんて近づくだけで鼻が曲がるのに、どうしてこう、女の子ってのはこ
んな状態でも良い匂いなのか。
 思わず唾を飲むが、本番はこれからだ。恐る恐るパジャマのズボンに手を伸ばし、思
い切ってパンティごと、ゆっくりと下ろしていく。
 鏡で見る自分の物とは比べ物にならない程、白く綺麗な尻が徐々に姿を現した。
 女の子の服を脱がすというシチュエーションは散々脳内でシミュレート済みだった
が、初めての相手が姉で、且つこんな形になるとは思いもよらなかった。
 震えそうになる手を必死に押さえ、俺はついに姉のパジャマとパンティを膝まで下ろ
しきった。
 否が応でも目に入ってしまう。姉の、女性器。
 ピタリと閉じられた割れ目と、その向こうにある歳の割に薄い陰毛。
 更には上方に、今作戦の舞台である小さな窄まりが。
 姉の香りを感じた時から既に半勃ちだったペニスが「出番ですか?」とばかりに固く
なる。
「ねぇ、早く……して」
 か細い声で姉は先を促すが、俺は固まったまま動けなかった。
 こちとら健康な青少年である。真っ白な美尻と、初めて見た女性器を目の前に、どう
して監察もせずにいられようか。
 しかも相手は血の繋がった姉である。生まれて十数年を共に過ごし、でも決して手の
届かない存在だと思っていた姉である。
 この背徳感――。
 口の中に唾が溢れてしまうのも仕方ない、筈だ。
「ぁ、あの……早く、薬」
「へ? あ、悪い。今」
 自分の大事な所をじっくりと弟に見られていると悟った姉が、流石に泣きそうな声を
上げる。それで我に返った俺は、口の中の唾を音を立てないように飲み込み、慌てて例
の座薬のシートを手に取った。
788風邪ひき姉 (4):2006/09/20(水) 21:04:10 ID:wR3GEQJb
「じゃあ、入れるから」
「……うん」
 魅惑の薬の一粒を手の平に乗せ、指で摘んだそれを慎重に姉の菊座にあてがう。そし
てそのまま軽く押し込む。が、――入らない。
 ピタリと閉じられた門が異物の侵入を懸命に防いでいるのだ。
「ま、まだなの――?」
「あー、もっと力抜いてくれないと入らないって」
「うぅ……。ううぅぅぅ」
 どうにか力を抜いた姉だったが、俺が薬を入れようとすると、肛門がギュッと閉じて
しまう。
「ほら、もっと力を抜いて。な?」
 そっと手を伸ばして姉の白い尻に触れ、リラックスさせるつもりで優しく撫でる。

 後で思い起こしてみると、俺はこの辺りからおかしくなっていたらしい。
 どう考えても俺がやっていたのは愛撫の類だ。

 一旦座薬を置き、しっとりと汗をかいた滑らかな尻を掴むように、だが力はいれずに
手の平全体で撫でる。
「ぁんっ、――な、何で触って……」
「リラックス、リラックスだって」
 まぁ、実の弟に尻を撫で回されて落ち着ける筈も無いのだが。この時の俺はそれが最
善だと思ったのだ。下心抜きで。

 固く閉じた菊門の周りを、マッサージのようにほぐし、或いは柔らかな臀部を優しく
揉む。
「あ、ぁ。はぁ、んッ」
 そんな事をしていると、姉の体から力が失われていくのが見て取れた。
 頃合や良し。
 すっかり力が抜けたと見た俺は、再び座薬を取り、姉の菊門に当てた。スムーズとは
いかないが、最初のような抵抗もなく、ツプと座薬の頭が入る。
「んぁっ、ぁ。――そんな、いきなり……。う、うぁぁぁ――」
「あ。ゴメン姉さん。入れてるから」
「ぅ、ぁああ。やだ……やだぁ――、ん、んくッ!」
 途中まで入れると、門はキュッと窄まり、一気に座薬を飲み込んだ。
 ミッションコンプリートである。めでたい。
 目出度いのではあるが。目の前の光景はむしろ「愛でたい」と言うべきシロモノだった。
 姉の閉じた陰裂から、汗以外の体液がうっすらと流れ出ているのだ。
「ぁ……ぁあ――」
 更にあろう事か、姉の吐息は妙に切なげだ。
 ここまで来て、漸く俺は姉の状態を理解した。

 か、感じてらっしゃったのか――ッ!
789風邪ひき姉 (5):2006/09/20(水) 21:05:03 ID:wR3GEQJb
 やるべき事は既に終えているので、本来なら姉に服を着せてゆっくり寝かすべきなの
だが、それは俺の若さと冒険心が許さなかった。
 俺の目から見て菊座より下。最初に見た時と比べて僅かに開いた肉の花弁を、指で
そっと押してみる。
「あ、んっ! そ、そこはッ……」
 姉は熱の所為もあってか、身動きがとれないらしく、なすがままになっている。
 調子に乗った俺は、太ももから臀部にかけて幅広く撫で回した。時折、親指で掠める
ようにクレヴァスをなぞる。
「ぁん、だめッ。そ、そんな事されたら――んッ……」
 そんな風に繰り返し下半身を撫で回す内、姉のか細い声が次第に甘くなってきた。
 俺は俺で興奮が高まり、ズボンの中の物がいっそう硬くなる。
「ね、姉さん。……可愛い」
「なッ! あぁぁ、んぁっ。わ、私――」
 切なげに身をよじる度に姉の秘所は湿り気が増し、今でははっきりと愛液と呼んで差
し支えない物になっていた。
「凄い。姉さんのここ、濡れてる。と言うか溢れてる」
「ぁ、ぁ、ぁ……。ッだめ――。言っちゃ、だめぇ。あぁっ……」
 閉じた陰裂から零れた愛液が、ツツツと糸を引いて垂れ下がる。思わずゴクリと唾を
飲んだ。
 わが姉ながら、何てエロいんだ――。
 俺は我を忘れてその光景に見入ってしまった。
 ふるふると震える白い尻。シミ一つない綺麗な太もも。膝まで下げられたパジャマと
パンティ。そして、はしたなく涎を零す秘裂と、愛液に濡れる淡い陰毛。
 枕を抱いた姉の吐息は荒い。だが今は熱の苦しさより、切なさに甘く悶える物の方が
ずっと強い。
790風邪ひき姉 (6):2006/09/20(水) 21:07:46 ID:wR3GEQJb
 ヤバイ――。
 と思ったときには遅かった。
 俺は姉の熱がうつったように上気した息を吐き、気付いたときにはズボンとトランク
スを下げ、硬くそそり立った一物を曝け出していた。
「ね、姉さん。もう一つ入れるから」
「ぇ……? う、嘘でしょ? だめ……よ」
「そんな事言っても、姉さんのココ、凄い事になってるし」
 人差し指で濡れた秘所を割れ目に沿ってなぞると、姉の膝はガクガクと震えた。
 蜜の量も格段に増え、触った指に絡みつく。
「あッ……ぁぁっ。だめぇ……んっ、んぁぁ」
 さっきから下半身を触られまくっていた姉は、ダメとは言いつつも、完全に出来上
がっていた。
「じ、じゃあ、入れるから。力抜いて」
「んっ――ふぁッ! あ、ああ、だめ。……だめ」
 否定の言葉とは裏腹に、姉は僅かに足を開く。それをOKのサインと受け取った俺は、
膨張しきったペニスを姉の秘裂にあてがい、腰を掴んでズブと埋め込んだ。
「あ、あ! あぁッ、は、入ってくるッ。ダメなのに、ダメなのにぃッ!」
 見た目の柔らかそうな印象とは逆に、姉の内部は酷くきつく、そして何より熱かった。
 まるで焼きたてのステーキ肉(国産)でしごかれているようだ。
「あ、あンっ! だめッ、それ以上は――、うぁぁぁ! ヤダぁ、おかしくなるぅッ」
 狭くて熱い姉の柔肉を掻き分け、俺のペニスがズブズブと埋まっていく。
 途中、強烈な抵抗感があったが、ここまで入った以上は止められない。掴んだ姉の腰
をグイと引っ張り、俺はついにペニスを根元まで埋めた。
「うわぁッ! 姉さん、す、すげえッ気持ち良いっ」
 入れているだけだというのに、とてつもない快感がペニスに走り、それだけで射精し
そうになる。
 姉の膣内で痛いほどに締め上げられ、でもそれが全て気持ち良さとして伝わってくる。
 その間も、愛液の分泌は留まる所を知らず、姉の肉壷は加速度的にトロトロになっていく。
「動く、よっ! 姉さんッ」
「あ、ああんッ! あんッ、んっ。だめ……、わ、私、壊れるぅっ」
「ね、姉さんっ。……姉さんッ」
「はぁっ、アっ――あ、あぁぁッ」
 ゆっくりと味わおう。なんて頭の片隅で考えていたが、直ぐにそれは吹き飛んだ。
 一度半ばまで引き抜いて、また押し込んだ後はもう止まらなかった。
 姉の腰を痕がつくほど強く掴み、乱暴に引き寄せてはまた突き放す。
 白い尻が赤く染まるほど強く、何度も何度も自分の腰を叩きつけた。
 接合部から弾き飛ばされた蜜が、顔にかかるほど激しく、俺は姉の体を貪り食らった。
 だが、それも決して長くは続けられない。我慢はとっくに限界に来ているのだ。最早
いつ爆発してもおかしくない。
「出すよッ! 姉さんッ、出すよッッ」
「あっ、あぁっ……だめぇッ、中は……あ、あああッ」
「ご、ゴメンッ! 無理!」
「だめッ! あ、あああッ――んッ! だめ、なのにぃ……」
「うああっ、姉さん! 姉さんッ!」
「ぁ、あーー――ッッ!」
 がむしゃらに腰を叩きつけつつも、全力で射精感を堪えていたが、ついに俺の堤防は
決壊した。頭が真っ白になり、溜まりに溜まった欲望が勢いよく姉の膣内に放たれる。
 自分でも信じられない程の量の精液が、ドクドクと流れ出ていくのを尿道に感じた。
 精液を最後の一滴まで搾り出し、余す事無くたっぷりと姉の中に注ぐ――その間の、
全身を駆け巡る快感は凄まじく、いっそ吐きそうな程だった。
791風邪ひき姉 (7):2006/09/20(水) 21:08:52 ID:wR3GEQJb
「ぁ、ぁ、あ、姉さん……」
 射精が終わった後も、俺は暫く姉の膣内にペニスを奥まで差し込んだまま、セックス
の余韻に浸っていた。
 女の体内に精液を注いだ雄としての充実感。その相手が実の姉というゾクゾクする程
の背徳感。そして大きな仕事をやり終えた後のような、程好い倦怠感。
 総合すると、このまま死んでもいいと思うくらいの満足感。
「ん、はぁぁぁー……」
 ペニスを姉の中に入れっぱなしのまま、俺は目の前の汗と愛液に塗れた尻を軽く撫で
回す。未だ小刻みに可愛らしく震え続ける姉の体。俺はそこから離れる事が何よりも惜
しかった。

「姉さん。気持ち良かった……って、――姉さん?」
 姉は枕を抱いたまま、目を閉じてハァハァと相変わらず荒い息を吐いている。
 よくよく見れば全身の力が抜けていて、酷くぐったりとしていた。
 まるで病人のようだ――と思った。
「うお、しまった!」
 いや、まるで、所の話ではない。姉は38度の熱があるれっきとした病人である事を思
い出し、俺は慌ててペニスを引き抜く。
「うあ、何かエライ事に……。ちょ、姉さん。姉さんっ」
 急いで、且つ慎重にベッド仰向けにさせる。姉の股間からドロリと流れ出たセックス
の証拠が目に焼きつきそうではあった。
 俺の精液と、姉さんの愛液。その2つに混じる破瓜の血。
「ね、姉さん、初めてだったのね。は、ハハ。いや、俺もそうだったんだけど」
「――……」
 苦しげな姉に、わざと冗談めかして話しかけたが反応がない。ほっぺたを軽く叩いて
呼びかけても無反応だった。
 どうやら本格的に失神しているようだ――。
「あ、あーッ! ど、どうしよ!?」
792風邪ひき姉 (8):2006/09/20(水) 21:09:56 ID:wR3GEQJb
 どうにもこうにも気を失ってしまった以上は俺がどうにかするしかない。
 一先ずティッシュで出来るだけ2人分の体液を拭取り、脱がしたパンティとパジャマ
を上げ、布団をかける。
 次に、急いで部屋を出て階段を駆け下り、軽くお湯を絞ったタオルと乾いたバスタオ
ルを用意。取って返して布団を捲り、意識がないままの姉を全裸にさせた。
 尚、つけていると窮屈だったのか、ノーブラである事に今更だが気がついてちょっと動揺。
「うッ!」
 アレな体液は勿論だが、汗まみれのまま病人を寝かすのは良くないという判断だが、
ほんのりと赤く染まった姉の裸身は、正直魅力的に過ぎる。
 ムクムクと頭をもたげようとする欲望を必死の思いで押さえつけ、俺は濡れタオルで
姉の体を丹念に拭いた。
 じっとりと汗をかいた乳房を固唾を呑みながらも丁寧に。足を開かせて、陰部に残る
セックスの痕跡も、やはり丁寧に。
 必要以上の事は決してせず、ただ脳内メモリーに記録映像を残すだけにして姉の全身
を綺麗にし、残った水分をバスタオルで軽く拭取った。
「で、あー。……服、服」
 部屋の片隅に置いておいた猫プリントのパジャマを手に取り、着せようとしてハタと
気付く。
 ――先に下着だぁ。
 タンスを漁り、その一番下の段にあった下着を取り出す。何気に勝負下着もあって、
一瞬手に取ろうとしたが、思い直して木綿の柔らかいヤツを選んだ。元よりノーブラ
だったのでパンティだけを穿かせ、乾いたパジャマを着せる。
 後は寝かせておこう、と思ったのだが。あれだ。布団が――大変な状態になっている。
 これはシーツだけ変えてもしょうがない。
 俺は姉の体を部屋の隅に横たると、布団を自分の部屋の物と取り替えた。
 そして、姉を抱き上げてそっと寝かせ、ようやく一息つく。

「あ、あー。熱が上がってしまいましたーっ」
 眠っている姉の体温を計ってみると、体温計は39.4度という数字を表示していた。
 当然の結果と言えば当然の結果である。
793風邪ひき姉 (9):2006/09/20(水) 21:11:27 ID:wR3GEQJb
 姉の洗濯物を洗濯籠に放り込む。血のついたシーツを自分の部屋の押入れに隠蔽する。
汗まみれの布団をベランダに干す。など等、思いつく後処理を全て終えた俺は、姉の
ベッドの横に置かれていた洗面器の水とタオルを換え、その後はまっとうな看病に専念
した。
 酷く苦しそうな姉の寝姿に、一時は救急車も考えたが、暫くすると例の座薬が効いて
きたのか、熱は下がり寝息も安らかな物になった。

 その後、帰宅した母に看病の様子を褒められるという冷や汗物のイベントをこなしつつ、
今日という日は終わった。


 翌日。
 寝起きの俺が昼飯を食べていると、姉が寝巻きのまま下りてきた。一晩ぐっすりと寝
て回復したらしく、顔色も良く、足取りも確りしている。
 むしろ俺の方が青ざめているだろう――。
 何せこれから姉を犯したという大罪の裁きを受けるのだ。ノー弁護士で。
「あー、お腹減った。ご飯まだある?」
 が、どういうわけか。姉の態度は極々普通だ。
 ギギギとロボっぽい音を立ててゆっくりと首を縦に振る俺を尻目に、昨日の晩に母が
作った雑炊などを丼によそっている。
 そして、テーブルにそれを置くと、やはり普通に俺の隣の椅子を引いた。
「げ、元気そうでスね」
「うん? お陰様でね」
 だが何を思ったのか、立ったまま俺の背後に回り、おもむろにワシワシと頭を撫でて
きた。
「優しい弟が看病してくれたから」
「い、いや。当然の事ッスよー。ハハハ!」
 これはどうした事か。姉は俺の事を責めるでもなく、増して昨日の事に触れるでもなく、
ただ「えらいえらい」と俺の頭を撫で繰り回している。

 ひょっとして――熱の所為で、記憶が飛んでるのかッ!

「うん、まあ。元気になってよかったデス」
「そうね。『たくさん汗をかかされた』し『栄養もたっぷり取らされた』から、ねッ!」
「ぐはぁッ!」

 姉さんきっちり覚えてました――ッ!
794風邪ひき姉 (10):2006/09/20(水) 21:13:01 ID:wR3GEQJb
 その瞬間まで頭を撫でていた姉の腕が首に絡みつき、容赦ないチョークスリーパーが
極まる。おまけに体重をかけてギシギシいうまで首を捻られた。
「ちょ、ま、――死ぬ……」
「まったく。こっちは病人だってのにあんな事してくれちゃって」
「う。深く反省してます」
 三途の川がおぼろげに見えた辺りで、漸く解放されたが、姉の腕は未だ首に掛かって
いる。そうでなくとも反省してた俺は、素直に尻尾を丸めて恭順の意を表した。
「私、初めてだったのに……あ、あんなに乱暴にして」
「ほ、ホントごめんなさい」
「本当に反省してる?」
「はい。……心からデス。正直、刺されても受け入れる所存デス」
「むぅー」
 大変な事をしでかしたのは分かっているので、刺されても仕方ないというのは本心で
はある。死にたくはないけど。
 だから姉の気が済むなら、何でも受け入れるつもりだ。
 だってのに――これまたどうしたわけか、姉は俺の頭を今度は愛しげに抱きかかえた。
「じゃあ、良し。看病もしてくれたしね」
「え!? あの、姉さん?」
「でもねッ」
「は、はいっ!」
「……次は、優しくしなさいよ。――んっ」

 そう言って姉は、俺のほっぺたに軽くキスをした。


 うはwww、――姉ちゃん大好き。


 - * - * - * -

 割とオーソドックスだけど憧れのシチュだったり。
 この姉弟の名前は各自脳内保管でよろ。
「彼女」という代名詞をあえて使わずに書いてみたけど、ちっと姉姉うるさ過ぎたか?

 あー、近親相姦に抵抗のない可愛い姉ちゃん欲しかったー。
795名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 21:17:05 ID:soeQl/ME
私にも姉一つください ノ

GJハァハァハァハァ!
796名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 21:42:32 ID:rfqqymgg
ウホッ、いい看病!w

なかなかテンポのいい文章で面白かったっす。GJ!
797名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 22:07:11 ID:RUikVk9m
GJGJGJ!!!

>>795
レッドシスターからピンクシスターまで5人いるけど、どれがいい?
798名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 22:22:47 ID:uuRup3p1
うわー!!ええ話やった!エロい!姉ちゃん可愛い!!
スゲーGJ!!!
799名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 22:51:05 ID:yzs7dw6C
やばい、風呂に入る前にこんなもの読んだら…
浴 槽 を 赤 く 染 め そ う だ ! …鼻血で。

ともあれ、GJでした!!
800名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 00:43:26 ID:41Z/RfjC
>>794
絶妙なシチュに可愛らしい姉ちゃん、神!な作品を堪能させていただきました。
801名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 16:56:27 ID:gMo2MpeJ
いいなぁ・・・・・・・・・綺麗で優しい姉さん欲しいなぁ・・・・・・・・・(´;ω;`)
802名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 19:02:27 ID:oks1skhU
ここのスレの住人は愛されたい願望が強いんだな。
その願望が姉という形で具現化しt(ry



ようするにあれだ。
俺もだよ(´;ω;`)ウッ
803名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 18:09:40 ID:Am+nGwZI
(´;ω;`)人(´;ω;`)ナカーマ・・・・・・・・・
804名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 01:35:04 ID:hm8k+4vV
めいっぱい姉萌えを読みたい

弟が空なら姉は海
弟が人なら姉は大地
姉は痛む心を抱きしめてくれる慈愛
姉は弟のために献身的で本質M
姉は弟にツンデレでいじめっこ
姉はいつしか弟より躰が小さくなる下剋上システム

しまった!情熱のあまり思わずポエムを!
職人の投下待ってます!
805名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 02:23:32 ID:mrgmmJrz
姉は感情的で、残酷で、ときに暴力的だ。
それでも僕たちは信じている、姉の優しさを。
弟宣言。お姉さん大好きスレ。
806名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 03:50:52 ID:Q7zM78Te
姉の愛は、海よりも深く、山よりも高い
807名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 16:07:23 ID:wGw1IQcE
>>804-806
次スレのテンプレでおk?
808名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 20:26:12 ID:iEIDyFOw
hosyu
809保守:2006/09/30(土) 02:51:28 ID:jy55CKtu
ファミレスで「ホリエモン」とだけ
書いておいたら、普通に
「2名でお待ちのホリエモン様ー」と呼ばれた。
ほんと普通に呼ばれたので思わず吹き出してしまった。

「奥の席でもよろしいですか?」と聞かれたので、
「想定の範囲内です」と答えたら
店員が鼻水飛ばして
吹き出した
810名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 20:53:18 ID:3AMqopnn
いい話だ
だが、まあファミレスならお姉さんだが、
もしかするとお兄さんかも知れない
となるとスレ違いだ
こう直せばグッとよくなると思うぞ
「店員のきれいなお姉さんが鼻水飛ばして」

フェチシズムの盲進もますます盛んになるってもんだ
811名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 00:06:03 ID:bWJ+wmNP
>>809
コピペ乙
812名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 09:52:00 ID:kkHuKr2h
(*´Д`)
813名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 18:43:51 ID:IDjFLqZu
agehosyu
814名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 19:07:43 ID:cR55dwZO
お姉ちゃあ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ん!!!
あげちゃう゛よぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!!
815名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 02:16:52 ID:wSMuciqQ
お姉さんが攻めになる話が好き。
セックスそのものよりも主人公のチンチンを手でかわいがる感じが好き
816名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 15:34:15 ID:auofq+u8
可愛がられたい・・・・・・
817名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 23:12:12 ID:wSMuciqQ
主人公の男は何歳位がいいの?
俺的には10歳位かな。
818名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 00:12:59 ID:AeikmMg/
俺は高校生ぐらいかな?
819名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 00:17:02 ID:6RY/BSti
小さい時は姉ちゃんの玩具で
下剋上も萌え要素
820名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 09:30:52 ID:YFr5Ja7O
レンタルお姉さんとかこのスレ的にどうなん?
821素烈土澄突葉逢:2006/10/13(金) 00:54:14 ID:B4J/UDJq
かつて栄えし土地、人よりて川は速く流れし。
其は今は昔、面影すら残さず。
其に棲まいし者達はしかし過去に囚われし、
されど鎖は途切れ、川は流るるを休める。
幾夜の祭も霞し今の姿に、唯涙を流す
822名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 18:37:51 ID:eP967ORk
お姉ちゃん寝た
823名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 19:34:26 ID:Z/ZOFwMJ
姉弟が高校生以上でも、弟には「お姉ちゃん」と言ってほしい。
824名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 23:23:32 ID:8cely7lb
>>823
お姉ちゃん。
825名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 03:52:06 ID:eOJQQXWq
>>824
9秒早ければ
826名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 18:36:08 ID:aGqtv/2u
そうかな。
「おねえちゃん」が急に「姉さん」になると下剋上の始まりってゆーか。
捨てがたし。
姉がその日を境に弟を男として意識する展開は萌え。
しかしわざと甘える時だけ都合良く「おねえちゃん」
827名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 20:09:22 ID:0bp0jOz0
「姉さん」じゃない
「ねーちゃん」だ
828名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 21:13:30 ID:zSEzHQjZ
姉さまとかアネキとかは?
829名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 21:17:22 ID:UrDC0Smb
姉上
830名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 01:33:36 ID:bk3jPrYA
環さんマダー?
831名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 01:51:29 ID:Y5F4VDU9
ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi56871.jpg.html

二次元に操を立てるおまい等にこの壁紙を捧げよう。
832名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 13:37:56 ID:gc9isZGo
アネキ持ちの俺としては、ちょっとキモイな。
やっぱり、いもうとスレでいいや。
833名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 16:02:21 ID:GXxvoX60
姉も兄もいる妹な自分だけど
この手のジャンルは別次元として楽しむのが礼儀だと思ってる
834名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 16:36:57 ID:0EbetutU
実姉いるが、好みのタイプはお姉さんな俺もいる。


戸籍上の姉は鬼籍に入れたいが
835名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 19:46:54 ID:c4JSuyHu
実姉・実妹に萌えられるやつなんてそうはおるまいて。
836名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 22:41:02 ID:PGX5sLl7
実弟が可愛すぎるあまり本気で襲いそうになりかけた兄ならここに居ます
837名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 00:44:15 ID:T0QcPHp1
へ、変態!
838名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 02:38:51 ID:zyciX6ra
まぁ、とりあえずアッー!



ってゆーか変態だが実妹や実姉を襲うよりかはまし??かな??
子供できんし…まし…だよな???
839名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 03:30:01 ID:rZ/tQ5Yz
親が知ったらどっちがショックなんだろうな
840名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 10:06:53 ID:+wD4WWdD
>>836-838
腐女子、スレタイ読んでから素直に801板行ってくんない?
841名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 10:11:40 ID:oUwF4x45
・男のふりしてホモ推奨
・廃れた古いアッー!だのホモネタを好んで多用
・だらだらとホモネタ展開してスレ潰し
ここは過疎ってていいから腐の植民地にしないでください。

腐女子・ウザい女2ちゃんねらのガイドライン33
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/gline/1159710609/
842名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 10:14:59 ID:TJebXDcF
本当に腐女子?
843名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 10:27:24 ID:oUwF4x45
腐女子以外に廃れたネタとホモネタで盛り上がる馬鹿はいない
本物はこの板なんかにゃ来ない
844名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 11:19:49 ID:y3qQR6C/
vipperなら普通だがなw<アッー&近親
845名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 11:40:17 ID:5Yt9cf6w
ニュー速+でもこの程度の反応なら普通だぞ
記者の名前に『アッー!』て奴がいるくらいだ
それに秋巳きゅん(;´Д`)ハァハァの人かもしれないし
…まあ、どうでもいっか
846名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 11:47:30 ID:Eu0UlEVM
>>844-845
vipは腐女子だらけだろ
同一人物だろうが荒らすなよ腐女子

腐女子に腐マンコ乙って言うと
漏れは男だvipではアッー!はまだ普通と返してくるって腐女子ガイドライン通りだな…

頼むから801スレ逝ってこの聖域荒らさないで下さい腐マンコ
847名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 12:56:04 ID:/aZuKPr8
ちょっとした雑談だったはずなのだからいい加減スルーしようぜ
848名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 13:11:30 ID:vqw2r6vX
スルー以前に姉スレでホモ兄弟萌えなんて頭おかしいよ
普通に荒らしだろ
849名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 13:35:26 ID:fkcDrCSE
こんな寂れたスレ荒らそうと思わんだろ
850名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 13:47:19 ID:vs75Hz7j
いいや腐女子は自分達以外の女が嫌いだから平気で過疎スレも荒らす
851名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 14:34:48 ID:zyciX6ra
>>841
まぁ、つまり義姉を襲いなさいってこった
852名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 14:49:19 ID:OONvDvaU
女に市と書いて姉だからな
853名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 14:59:19 ID:3K7wVjQ/
まあていうか惨事のネタ提供とか素直にどうでもいい。
854836:2006/10/20(金) 23:58:54 ID:RJzs3kSW
なんか悪いコトしたな。すまん
855名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 02:29:29 ID:8SBpNL32
女市さん
856名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 19:13:59 ID:Y6Dh8Qta
木市さん
857名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 19:31:23 ID:rwnPBaPm
お市の方
妹なのに・・・・
858844:2006/10/22(日) 03:03:02 ID:NptOMMRE
>>846
VIPが腐女子だけって……。お前VIP行った事ないだろww
まあいいや、荒らしはほっといて

_ _ ∩
( ゜∀゜)彡おねぇぱい!!おねぇぱい!!
   ⊂彡
859名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 03:09:49 ID:LGxWjsf2
VIPに居るのは無職だよ
860名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 03:33:49 ID:NptOMMRE
>>859
確かにwwでも人妻とか学生とか社会人とかもいるからあながち全部が全部ニートとは言えないけどな。あいつらはノリが馬鹿っぽくて好きだからちょいちょい覗くが
861名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 07:42:33 ID:drUXgsEP
>>858
いい加減にしろよお前の腐ったホモレスで荒れてんのに
お前の大好きな801板とvipへ帰ってくれ腐女子

本当にここのテンプレ通りのレスしかしないんだな
腐女子・ウザい女2ちゃんねらのガイドライン33
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/gline/1159710609/
862名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 08:41:02 ID:hyyuFJKN
過剰に反応して扇動的なレスをし、かつageるお前はズバリ正義だ。全て正しい。
844もわざわざ終わった話題を掘り返さなくてもよろしい。
以上、喧嘩両成敗ってことで。
863名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 08:58:26 ID:drUXgsEP
大好きvipと801板に居ればいい話だろ
なんでわざわざこのマッタリ姉スレ?

お兄さん大好きにされるぞ
植民地だけはごめんだ
864名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 14:45:03 ID:NptOMMRE
ああ、そうだな。すまんかった。VIPの話題は止めるよ。俺の言いたい事は唯一つ


ジーク姉!!!
865名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 19:43:49 ID:q5i5tGYE
いい加減にしろ氏ね荒らし844
866名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 19:56:43 ID:qGbyV6Oy
つーかなんでこんな流れになってんだ?
867名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 20:08:57 ID:q5i5tGYE
姉スレなのにホモ萌えしてvipじゃ普通とか
しつこく居座る池沼腐女子844が居るから

みんなが流してもすぐ話戻しやがってさすがにぶちギレた
868名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 20:17:45 ID:odHqBJ6u
もう消えるって言ってんだから無視しとけ。
869名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 20:29:42 ID:q5i5tGYE
消えるといいつつ毎日荒らしに来てんじゃん

今回の件で腐女子がどんなにゲスな荒らしかよくわかった
870名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 21:33:40 ID:odHqBJ6u
孕ませスレでも暴れてるよな。
何がしたいんだ、あんた。
871名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 23:19:38 ID:xEmCwXcR
>>870
他スレの事なんて関係無いだろ
同じIP共有してるバイダもあるし

まあホモスレにしたい腐女子の煽りだろうけど
しつこいなぁ本当に
872名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 23:21:56 ID:yFn8ZDPN
腐女子が出てけばいいだけの話
ID:odHqBJ6u出てけ
873名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 00:54:15 ID:NY5X/JJF
不意にフェラチオされた。いや、されてみたい。
874名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 11:26:15 ID:C1d7UaZt
そんな事考えてるの…お前だけじゃないぜ
875名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 15:41:01 ID:2P72AYir
フェラで起こされるのは基本だろ。
876名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 15:53:37 ID:wJL7ik36
パイズリは応用ですか?
877名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 16:17:49 ID:hcDBD55i
>>870
実はこいつ、エロパロの中で結構広範囲で荒らしてまわってる
「地獄先生ぬーベー」スレでも自演と煽り繰り返して2スレにわたって荒らしてる。


もういいから職安逝けよ粘着
878名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 00:54:08 ID:SnH1k3H3
>>877
流しても流しても話戻して粘着しやがっていい加減にしろよ腐女子844
しかも私怨の他スレ話題まで出して来て本当に病気だな

おまえが陰湿でしつこくて粘着なのは解ったよ。荒らし腐女子
姉になんの恨みがあるんだか。
879名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 16:02:54 ID:KGt4AAH3
5 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2006/08/28(月) 00:10:29 ID:6ploDDn5
前スレ荒らしてんの、書き手にゴッキーと呼ばれている奴だ

1.ゴッキーはあちこちのスレで荒らし行為を行っている
2.主な活動時間は、平日午後八時から午前二時まで(休日は好きだけ貼り付いている)
3.まず作家に絡む(日をあけて分割投下する書き手は何度も絡めるオイシイ対象と見ている)
4.次に、とにかく女が悪いと騒ぐ(腐女子という言葉が好きらしい)
5.意味のない偉そうな批判をはじめる(途中から読み手のレスにも噛みつき始める)
6.批判に賛成のレス、批判に反発した作品擁護のふりで煽る(単発IDがぞろぞろ) ←現時点
7.単発IDでの空騒ぎを指摘されると同一IDで騒ぐこともある
8.反応すれば粘着します、どんなレスでも貰えれば い い ん で す(川平口調で読んでくれ)
9.要するにスレが過疎化する嫌がらせをして、注目されたいだけの可哀相な僕ちゃん
10.な ま あ た た か く ス ル ー し て 下 さ い ね (はぁと)

荒らしを叩いているレスも実はゴッキーのジサクジエンだったりするので気をつけろ
スレ住人は9を肝に銘じ、10を守ること
以上
880名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 21:50:54 ID:dWmk3ATQ
Infoseek ニュース 出会い系 小6女の子が使う 「カレシ募集」サイト  ふみコミュニティ
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/internet/story/20061026jcast200623564/

行方不明になっていた長野県小諸市在住の小学6年生の女の子(12)が、失踪から4日後に神奈川県小田原市で保護された。
マスコミでは「誘拐事件」と報じられたが、4日間も女の子が一緒にいた相手は、「メル友募集サイト」で知り合った「メル友」だった。

「小諸に住んでますwメール返事は絶対すルヨw メール待ってるよd(´・∀・`)モチッ ! 悪用にゎ使わないでねw カ レシ 募集」
「☆募集する性別→女性のみ ☆募集する年齢→小6 から 20歳 まで」
881名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 21:54:05 ID:oaegZpht
>>877
>>879
荒らしはおまえだっての844

気持ち悪い粘着ホモ好き腐女子に住み着かれたなぁ…
過疎でも良スレだったのに
882名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 22:03:19 ID:CkXy9L5j
荒らしはスルーが(ry
883パワフル姉さん 1:2006/10/28(土) 20:46:17 ID:tH/rfpd3
 誰も書かないので駄文投下。

「姉ちゃん、あれいないのか」
 直也は姉の部屋に入っていった。
 この部屋に入るのは2週間ぶりである。姉からもらった小遣いが足りなくなり、
金欠病の症状が出てきたので、少し融通してもらおうと思い、こうして部屋を訪
ねたわけである。
「それにしても、姉とは思えんなこの部屋は」
 ベッドのところにはシウバ選手のポスターが貼られ、本棚には格闘技関係の本
が並んでいる。いつの間にかその数が増えているようだ。
 姉の博美は、K1やプライドに代表される格闘技マニアであった。ダンベルが
置いてあるのはいたしかたないが、ここまで凝られるとさすがの弟でもある直也
も引くほどである。いつだったか勝手に部屋に入っているのを見つけられた直也
はその場でプロレス技をお見舞いされたことがあった。
884パワフル姉さん 2:2006/10/28(土) 20:47:53 ID:tH/rfpd3
 今日はそのことを考慮して、廊下から入らずにベランダから直接窓に飛び移
って、窓から覗いたのだが、誰もいなかったのである。
「なんで、姉ちゃんの部屋に行くのにドロボウみたいな真似をしなきゃならな
いんだよ。だいたい中学2年生の小遣いが隔週400円ってどういうことなんだ
よ」
 最近ではお気に入りの選手が負けているせいで、どんどん彼の小遣いは削ら
れていく一方だ。その様子はまるで巨人ファンの父親が巨人が負け続けていく
ことでだんだん不機嫌となり、ついには子供の小遣いまで削り、あげくの果て
に「巨人が勝てば小遣い倍増だぞ」と言われて、ついには無理矢理巨人ファン
に仕立て上げられる様子に酷似していた。
885パワフル姉さん 3:2006/10/28(土) 20:49:31 ID:tH/rfpd3
 直也は文句を言いながら、姉の部屋を物色しているとノートパソコンがおいて
ある机の1番上の引き出しが開いているのを見つけた。近寄って中を覗くとブラ
ンドものの財布があった。姉の財布である。そばには同僚と撮ったプリクラがあ
った。
「ほんとうにこんな性格悪いとはなあ」
 姉の博美の外見は、タレントの伊東美咲に似た美人なのに、ここまで性格がひ
ん曲がっているとは予想もしなかった。博美と直也は八歳も年齢が離れた姉弟で
ある。
 直也の父親は、外国航空会社のパイロットをしている。母親はチーフパーサー
をしていて、今日から2週間、二人そろっての勤務である。
886パワフル姉さん 4:2006/10/28(土) 20:50:36 ID:tH/rfpd3
つまり、今日から2週間は、この家に姉と二人きりなのである。
「見るだけならいいよね」
 直也はそっと財布を開けた。中には1万円札が3枚入っていた。
「なんだよ! 俺に1000円も寄越さないで、自分はキッチリ3万円も持っている
くせに」
 直也は腹が立った。そして1枚くすねてやろうと思った。
 そして手を伸ばそうとしたとき、
「ボカッ!」
 鈍い音がして、直也は猛烈な頭痛に見舞われた。目から星が出るとはこのこ
とであろう。
887パワフル姉さん 5:2006/10/28(土) 20:51:55 ID:tH/rfpd3
「まったく、人の部屋で何やってんのよ! このバカ弟。まんまとワナに引っかか
ったわね! わざと留守にして、財布を見やすい位置に置いとけば、ゴキブリホイ
ホイのように引っかかると思ったら、ものの見事に引っかかって。だからあんたは
単純なのよ」
 性格のひん曲がった伊東美咲こと、姉の博美が、スポーツチャンバラ用の竹刀を
持って背後に立っていた。
「痛えじゃねえか、姉ちゃん。俺を殺す気か!」
 さすがの直也も激高した。
「殺すわけないでしょ。あんた殺したって何にもならないわよ。1文の得にもなり
ゃしない」
888パワフル姉さん 6:2006/10/28(土) 20:52:52 ID:tH/rfpd3
「じゃあ、聞くけど俺の小遣い、なんで一月800円なんだよ。自分は3万円も持って
いるじゃないか!」
「あんたの価値が今、月800円だからに決まっているじゃない」
「ふざけんな! 俺のどこが月800円だって言うんだよ!」
「だって、早漏じゃん」
「見たのかよ!」
「3日前の晩。深夜の格闘技中継を見終わって、悶々としていたから、あんたの部
屋に忍び入ったのよ。そうしたら布団剥いで寝ていたじゃない。だから、ブリーフ
の中に手をつっこんでしごいてやったら、ものの1分持たなかったじゃん。あんな
んじゃ女の子にもてないわよ」
889パワフル姉さん 7:2006/10/28(土) 20:54:18 ID:tH/rfpd3
「嘘つけ! 俺の部屋はカギかかっているんだぞ」
「合鍵ぐらい、簡単に作れるわよ。あんたのプライベートなんかないも同然なんだ
から」
 そういうと博美は、ポケットからカギを取り出して見せた。まさしく自分の部屋
のカギであった。
「い、いつの間に?」
 なんて悪魔のような姉なんだと、直也は思った。
「かわいい弟が女にもてなかったら、わたしにも責任の一端があるからね。今日か
ら2週間たっぷりとプライベートレッスンしてあげる。むろん断ってもいいけど、
そうしたら来月は月80円になるだけよ、さ、どうする?」
「お、お願いします」
 博美は勝ち誇ったような笑顔で頷いた。

 本日はここまでです。続きはまた後日。
890名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 23:38:19 ID:8JUmB7GR
お疲れ様です。
作品投下が嬉しくてたまらない。
頑張ってください〜
891名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 00:33:17 ID:nJsUz/vc
>伊東美咲に似た美人
ここを読み飛ばしたせいで俺の脳内ではタカさん似にorz
892名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 03:29:18 ID:b7GaKYDN
頑張っておくれ
893名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 00:28:09 ID:TLwmQjAl
ロリ姉×ショタ弟キボン
894名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 14:39:01 ID:QJsTN1tI
>>893
( ゚д゚)



( ゚д゚ )
895名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 14:52:34 ID:U8NIdzXK
>>893
( ^ д^)



( ゚д゚ )
896タム:2006/11/03(金) 12:52:16 ID:JfeKAbFF
あれは今から8年前、ぼくが大学受験に失敗して浪人していたころのことだ。
897タム:2006/11/03(金) 12:53:23 ID:JfeKAbFF
自分勝手でわがままだったその女の子は、ぼくが通っていた予備校のクラスメイトだった。
当たり前といえば当たり前の話だが、最初のほうは特別仲がよいわけではなかった。ぼくにとって彼女は数多いるクラスメイトのうちのひとりにすぎなかったし、彼女にとってもぼくはそういったどうということのない存在にすぎなかったはずだ。
彼女と親しくするようになったきっかけは、ゴールデンウィーク前に開催されたクラスの飲み会ではなかったかと思う。
898タム:2006/11/03(金) 12:54:44 ID:JfeKAbFF
どんな話をしてどういうふうに意気投合したかはもはや記憶の彼方だが、その飲み会以来、彼女が授業のたびにぼくの右隣の席にすわるようになったことはたしかだ。
彼女はよくテキストを忘れる女の子だった。そして彼女にテキストを見せてあげるのは、左隣にすわるどこかのだれかではなく右隣にすわるぼくの役目だった。実をいうと、ぼくはそれが嫌で嫌でたまらなかった。

899タム:2006/11/03(金) 13:03:13 ID:JfeKAbFF
テキストを見せてあげること自体に特に問題はない。困ったときはお互いさまだ。喜んで見せてやろうじゃないか。 問題なのは、彼女がところかまわず香水の匂いを振りまいて歩く女の子だったということである。
彼女が放つ匂いはそれはもう強烈なものだった。というか、ぼくの嫌いなタイプの匂いだった。ぼくにとっては限りなく悪臭に近いものだった。だから彼女がテキストを忘れたときはまったく授業に集中することができなかった。
900タム:2006/11/03(金) 13:17:41 ID:JfeKAbFF
身体を密着させてひとつのテキストをふたりで使うという行為は、ぼくにとってほとんど拷問みたいなものだった。
いい加減我慢できんなくなったある日、ぼくは彼女に言った。

901タム:2006/11/03(金) 13:24:54 ID:JfeKAbFF
「下村、ちょっと香水きつくないか?」
「そう? これくらい普通やん」
その日以降も、彼女はなにも変わらなかった。暗に「もう少し香水を控えめにしてほしいなー」と言っているのに、彼女からはなんの変化もうかがえなかった。彼女はそういう女の子なのだ。
ほんとうに、彼女にはいろいろ振り回された。
902タム:2006/11/03(金) 13:34:48 ID:JfeKAbFF
突然、花火がしたいと彼女は言った。
ぼくらは授業をサボってコンビにまで花火を買いに行った。
どうせならアメ村よりも神戸に行きたいと彼女は言った。
ぼくらは予定を変更して地下鉄じゃなく新快速に飛び乗った。
ポケベルがないと不便だよねと彼女は言った。
ぼくは持ちたくもないポケベルを持たされるハメになった。
どうしても公開初日に見たいと彼女は言った。
ぼくらは夏の最中に朝の7時から並んで『もののけ姫』を観た。
ほんとうに、彼女には振り回されっぱなしだった。
903タム:2006/11/03(金) 14:00:40 ID:JfeKAbFF
その頃、ぼくには仲のよい友人がいた。同じ高校の出身で、同じ野球部に所属していた岸本というやつだ。運悪く予備校では別々のクラスになってしまったが、授業中以外はほとんどいつも一緒に行動していたような気がする。
その岸本のクラスメイトに、山田さんという女の子がいた。
904タム:2006/11/03(金) 15:20:20 ID:JfeKAbFF
大きな目とDカップの胸とあまり趣味のよくない服装と広末涼子みたいな髪型がチャーミングな、予備校の中でも比較的よく目立つ女の子だった。そしてラッキーなことに山田さんは彼女の、下村の高校時代からの友人でもあった。
そんなわけで、ぼくと岸本と下村と山田さんが行動を共にするようになったのは必然といえよう。この4人に岸本たちのクラスメイトで筋肉隆々のナイスガイ、哲雄をくわえた5人。浪人時代の前半は、いつもその5人でなにかをしてどこかへ行っていたような気がする。

905パワフル姉さん 8:2006/11/03(金) 17:50:56 ID:YpinT7Un
「まずは女の人の裸になれないとね」
 そういうと博美は、直也の手をつかんだ。
「ど、どこ行くんだよ」
「お風呂」
 博美は直也の手をつかんで脱衣場に入ると、ドアを閉めた。
「ここなら、裸でいてもおかしくないでしょ」
 博美が笑顔でいった。ピンク色の唇の隙間から白い歯がのぞいている。
「ち、ちょっと待ってくれよ、姉ちゃん。俺、中学生だぜ。姉ちゃんだってもう……」
 ボカッ!
 直也の次の言葉は、博美のげんこつ脳天直撃でかき消された。
「痛ぇ……」
 直也はあまりの痛さに言葉も出ない。
「なにが言いたかったのかなあ、直也くーん、遠慮なくいっていいわよお」
 まさに性格のひん曲がった伊東美咲は、猫なで声でいった。こんなとき本当のことなど言えるわけない。博美の恐ろしさは、直也が生まれたときから、身にしみている。実際に死に掛けたこともあった。
「い、いや、な、なんでもないです」
「そうなの、じゃ、お姉ちゃんの前で裸になりなさい」
 直也の家のお風呂は、二十四時間給湯式で、いつでも適温の湯に入れる。
906パワフル姉さん 9:2006/11/03(金) 17:51:39 ID:YpinT7Un
直也はしぶしぶ服を脱ぎ、パンツだけの格好になる。
「ところで、直也のオナペットは誰なの?」
「へっ?」
「オナペットよ。オナニーするとき、誰を想像してマスかいてんのよ?」
 博美に言われて、直也は言葉に詰まった。というのも彼のオナペットは一定ではなく、そのときによって変化するからである。
「まさか、アタシじゃないでしょうね?」
 黙っていると博美が聞いてきた。
「ち、違うよ!」
 直也はあわてて否定した。
「そんなら、いいのよ。弟のオナペットが姉だなんて、姉弟相姦になっちゃうもの」
 博美の意外な言葉に直也はまるで鳩が豆鉄砲食らったような顔になった。以外にもあっさり引き下がったのは姉らしくないと思った。なにせ顔立ちこそ伊東美咲に似ているものの、性格はまるで180度違うのだ。
「じゃ、姉ちゃんも脱ぐわね」
 そういうと博美は服を脱ぎだした。セーターを脱ぐとブラウス越しに豊かな胸元がのぞいている。以外とグラマーなのである。
 ブラウスのボタンをはずした。白いハーフカップのブラジャーが胸元に深い谷間を形作っていた。
907パワフル姉さん 10:2006/11/03(金) 17:52:51 ID:YpinT7Un
思わず、姉の肢体に見とれる。一緒に風呂に入っていたのは、姉が高校生のときまでだったから、あれから胸は大きく成長していた。
「姉ちゃんってこんなにオッパイ大きかったんだ」
 直也は思わずつぶやいていた。
「直也、オッパイ触ってみる?」
 博美はそういって、大きく胸を突き出した。
 直也はごくりと生唾を呑むと、恐る恐る手を伸ばした。やがて指の先端が博美のバストに触れた。
 ゆっくりとつかむ。まるでマシュマロのようにやわらかく、それでいてどっしりとした重みがあった。
 博美のバストは88センチのFカップあった。
「どう、直也。気持ちいい?」
「う、うん……」
「これが女の人のオッパイよ。じゃ、今度はゆっくりと揉んでみて」
 直也は博美の言うとおり、ゆっくりと揉み始める。不器用な感じなのはまだ緊張しているのだろう。
 ブラジャーをつけたまま、直也の無骨な手でだんだんと揉まれていくにつれ、博美は感じ始めた。
「そう、そんな感じよ。上手になってきたわ……」
 甘美な快感を博美は楽しんでいる。声も艶っぽくなっていた。

 今回はここまで。また後日投下します。
908名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 21:52:15 ID:fDCv/A8I
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                      , '   :::| :|  :|
` 、     ⊂ニ==ー‐-     , イ    ::::| :|  :|
909名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 22:11:03 ID:P9EL+JnN
910名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 15:22:19 ID:4t714rbC
hosyu
911名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 18:18:20 ID:MAoctlS6
(*´Д`*)
912名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 06:18:58 ID:K1jwsq16
新スレ立てときましたー

お姉さん大好き PART4
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1163193427/
913名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 21:19:40 ID:JflKRpQC
乙ー
914名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 19:01:17 ID:D2uoN5HR
埋め
915名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 11:15:41 ID:tNXXvjuE
投下しなければと思いつつ、うまく繋がらないところで悪戦苦闘。
・・・一年近く間が開いちまってるよカッコ÷杉・・・
916名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 11:47:12 ID:OvgRmBNv
うめ
917名無しさん@ピンキー