スラムダンクでエロパロ

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1名無しさん@ピンキー
なんでもいいからとりあえず書いてみようぜ
2名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 03:31:12 ID:ajkTRX9/
2get
3名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 03:34:53 ID:jjaiLQ7c
ここ落ちたら↓こちらでドゾー

【新連載】ジャンプ総合エロパロスレ【過去の名作】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1087321322/l50
4名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 03:37:09 ID:8aR/KMK3
スレが立った当時の>>1は何も持たないスレ主だった
少なくとも私にはそう思えた

何度も何度も落ちそうになるスレに、エロパロは到底無理だと私は言った。
スレ主にはショックな言葉だ

悔しくないのか・・・?
そうではなかった

その日から毎日、ひたすら小説を投稿する>>1を見て
>>1が何も持たないスレ主ではないことに気づいた
51:2005/07/29(金) 11:07:34 ID:3po3BE49
じゃあまず晴子で何か一発書きます。
が、相手がまだ決まってないんですが誰がいいでしょか?
特に希望がなかったら適当に決めますが。
では今はちょいと時間がないのでまた夜に〜。

>>3
そんなスレあったのか・・〇| ̄|_
6名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 11:49:21 ID:iVKQQVjr
>>1のIDがナイス
7名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 11:58:25 ID:tUXFDeug
ハルコだったら花道か流川かな〜。
リョータとアヤコさんも読みたいハァハァ
というか女性キャラが少ないよなこのマンガ
8名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 18:20:36 ID:JJlTAsov
晴子、アヤコ、松井さん、藤井さん、彦一の姉ちゃん、対山王試合の受け付けの子、安西先生の奥さん、流川親衛隊、一巻冒頭で花道振った子、リョータを振った子、、、
この位しか思い付かない
9名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 19:03:50 ID:2zO4VeJN
流川×綾子が読みたい。
禿しく読みたい。


……自分だけかな。
10名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 19:08:44 ID:X+YNNlSS
リョータ×綾子が良いな
11名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 19:59:06 ID:AU5b1nJo
>9自分もだ!
12名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 21:06:54 ID:boKL8Dtu
あとは鉄夫×三井とか
13名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 21:36:34 ID:AANCFmEJ
    _, ,_  パーン
 ( ‘д‘)
  ⊂彡☆))Д´) >>12
14名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 21:40:59 ID:FXNuEOfe
はじめ、>>12を鉄男×綾子と読んで、
おお、陵辱もの萌え〜と思ったから
>>13で何故はたかれているのか分からず「?」
となって、自分の間違いに気付いたorz
>>13d
15名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 21:53:23 ID:qQMhWAlp
>13
かわいい。

私的にミッチー×彩ちゃん。
16名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 21:58:37 ID:6J1kKEVV



171:2005/07/29(金) 23:43:23 ID:3po3BE49
半分ぐらいまで書けたので投下してみます。
>>7ででてた流川と晴子で。つってもエロ一歩手前ですが(´・ω・`)
二人ともだいぶキャラ壊れた感があるので苦手な方はスルーよろしくです。
181:2005/07/29(金) 23:44:05 ID:3po3BE49
彼にとって、わたしの第一印象は最悪だったはずだ。
あの、屋上での出来事はまだ覚えてるし、思い出すだけでも心のどこかがぎゅっと押しつぶされるような気がする。
それでも、彼に近づきたかった。もし嫌われていたとしても、それを覆すぐらい印象をあげればいいだけだ。
彼は他人には興味があんまりなさそうだからそう簡単にいくはずは無いと思うが。

意を決して体育館の扉を開けた。
部活の時間はとっくに終わっている。だけど、その後彼はいつまでも体育館に残って練習しているのをわたしは知っていた。

「流川くん」

流川くんは、わたしの声に気が付いてドリブルをやめてこちらを見た。
目があうだけで、どきりとしてしまってうまく喋れない気がする。
スポーツドリンクの入ったビニール袋をぎゅっとにぎりしめて精一杯の言葉を声にした。

「あ・・あの・・練習みててもいい?」

彼は怪訝そうに目を細める。

「・・・なんで」
「え・・いや・・あのホラ、上手い人のプレイ見るのがすきなのよう!あと差し入れも・・はい」

と、彼に近づいてビニール袋からついさきほど買ってきたばかりのスポーツドリンクを取り出した。
流川くんの方へ手をのばし、ドリンクを差し出すと、彼はどうも、と短い言葉を残してそれを受け取った。
こうして近づいてみると彼は遠くでみてるときよりも大きく感じられた。そして、遠くでみるよりかっこよく見える。
ドリンクを飲む仕草さえ、すきだなあとおもうけれど、こんな気持ちは彼には一生知られないだろう。
というか、知られたところでなんにも変わりやしないはずだ。
ドリンクをすこしだけのこして、彼はコートへ戻っていった。
191:2005/07/29(金) 23:45:33 ID:3po3BE49


ずいぶん長い間彼のプレイをみていた。きれいなフォームで放たれるシュート。
勢いのあるドリブルとか、素早い動き。彼が動くたびに飛び散る汗。
彼は最後に一本シュートをきめてから、ボールをカゴに直した。

「・・もう帰るけど、お前はどうすんの」
「あ・・ああ!わたしも帰らなきゃ。練習見させてもらってありがとう」

じゃあ・・といって扉を開けて去ろうとすると彼は突然あ、とちいさな声を漏らした。
ちいさな声は、わたしと彼以外に誰もいない体育館には大きく響いて。
わたしはなんだろう、と振り返ると何かいいにくそうに目を泳がせている。

「・・・・・暗いし遅いし、スポーツドリンクももらったし、」
「え、いやいいのいいの!そんなの安いし・・」
「じゃなくて、俺は男でお前は女だ」
「え?」
「・・・だから・・その・・送るからそこで待ってろ」
「ええっ!?」

彼はすっと顔を背けて部室のほうへと向かっていった。
わたしはさっきの言葉がうまく理解できなくて頭のなかをいろいろ整理しているうちにどんどん顔があつくなっていくのがわかった。
送っていく、っていうのは一緒に帰る、っていうのと同じような意味でとらえていいのだろうか。
そう考えるとますます心臓の動きがはやくなっていく。
201:2005/07/29(金) 23:46:46 ID:3po3BE49


流川くんと並んで、夜のにおいがする道をひたすらに歩いていた。
彼は隣で自転車を押している。
一緒に帰れたはいいが、わたしは興奮のせいかうまく言葉を話せずにいた。
いいたいことはやまほどあるはずなのに、なんにも言葉にできない。
そんな自分にもどかしさを感じながら、さっきまで話していた話題を変えた。

「流川くんは、夜、すき?」
「朝よりかは」
「わたしは、夜、すごくすきなの。昼まで見ていたものが、まったく別のものにみえるでしょ?
 まるで、別の世界に入ってしまったみたいで、すごく、どきどきする。
 だから、夜の行事もすき。お祭りとか、花火とか。
 うち門限厳しいんだよね・・・でもそういう行事があるときは大目にみてくれるから、
 長いこと気にせずに外にいられるのよね」
「なんか・・わかりそうでわかんねえ」

そう、流川くんはぼそっとつぶやいた。わたしはそうだよね、わかんないよね、と笑ってその話を流した。

「また、練習みにいってもいい?あ、差し入れももっていくから!」
「・・べつにいいけど・・」

そっけない返事だったが、わたしはそれだけでも十分うれしかった。
まだまだ長い道のりをふたりでならんで歩いていく。
211:2005/07/29(金) 23:47:58 ID:3po3BE49


それから、数日たって。
流川くんとはだいぶうまくはなせるようになったし、話す機会も増えた。
彩子さんにも、

「あんたら最近仲いいわよねえ」

といわれて肘をつつかれた。
なんでかはわからないけれど桜木くんと流川くんの口喧嘩
(というか桜木くんが一方的にふっかけてるだけのような気もするが)
も最近よくみかけるようになった。
221:2005/07/29(金) 23:49:02 ID:3po3BE49


いつもの部活のあとの長い練習が終わり、わたしは流川くんといっしょにモップがけをしていた。
おにいちゃんは汚いのが嫌いだから、コートを使わせてもらった分モップがけは念入りにやらなければならない。
ほこりや髪の毛を注意深くとって、一箇所にゴミをあつめてちいさな箒でちりとりに入れる。
ようやくモップがけがおわり、モップをいっしょに体育館倉庫へ直しに行った。

「モップ、貸せ」
「あ、ありがとう」

先に中に入っていた流川くんにモップをわたそうとして手をのばした。
すると、彼はモップではなくわたしの手を勢いよく引き寄せた。
ぐい、と彼の胸に引き寄せられたかとおもったら、唇が彼の唇によってふさがれていた。
手に力がはいらなくなり、思わずモップを手放すとガン、とモップは床に落ちた。

「ん・・んふぅ・・っ・・んっ」

口内に舌が入り込んできて、無理やりわたしの舌をからめとられる。
変なかんじがした。息ができない。彼はなんでこんなことをしようと思ったのだろうか?

ようやく唇が開放されて、わたしはその場にへな、と座り込んだ。
231:2005/07/29(金) 23:50:41 ID:3po3BE49
ここまでです。
あんまりエロくならないような予感〇| ̄|_
これが終わったら彩子関係で何か書こうかなあ。
24名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 04:29:11 ID:tfpqSGO3
おーわーりーですーかー?

ツヅキщ(゜Д゜щ) カモーン! ですよ!
25名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 06:59:39 ID:CNBWXlsW
>>1おっ津。続きも楽しみにしとります。

仙道×彩子ってとてもエロいと思う。接点薄いけど。
26名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 07:10:15 ID:2mBvWVlB
センドーいいな。彩子さんは主メン誰とでもいいな。眼鏡君でも赤木でも三井でも。
27名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 08:56:46 ID:WXn6wXOz
>26
アヤちゃんみたいな姉御タイプは誰とでもハマるなハァハァ
リョータはもちろん、3年メンバーとか花道でもいけそうだ。
あと流川と中学校時代の思い出とか。
28名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 11:53:22 ID:P3yRHKgd
ここ見てコミック読み返してみたら初期の流川ってやけに綾子と親しげだ。
人気がでなかったら綾子と晴子のダブルヒロイン制で
展開させるつもりだったのかな……と邪推してみる。
291:2005/07/30(土) 12:11:42 ID:u/n2LS+S
自分もこないだ読み返してたらなんとなくゴリ←彩子(←リョータ)もいいんじゃないのかとか思ってしまった。
晴子と彩子の女の子同士とかも・・・脳内腐ってるな(´・ω・`)
30名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 12:13:18 ID:j9nvURB7
スラムダンクだけは、誰と誰がくっつくなんてのはどうでも良くなる漫画だよな。

弥生さんとかいいなあ・・・
31名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 16:10:43 ID:ITCVs7Nz
>>25
仙道×彩子良いなあ。
大人のにおいがプンプンする。
321:2005/07/31(日) 02:08:06 ID:enkXtJow
続きできました。
短いけど投下します。エロシーンは書いてて恥ずかしくなるのは自分だけか・・?
(思うように文章がすらすらかけない・・・)
331:2005/07/31(日) 02:09:14 ID:enkXtJow
「な・・なに・・?どうしたの・・?」
「・・・お前がいつか夜のはなしをしてたときの顔がすきだった、あんな顔すんのかって」

わたしは驚いた。あんな他愛もない話、流川くんならすっかり忘れているとおもったのに。
あのとき、わたしはどんな顔をしていたんだろう。どんなふうな顔をして、あんな話をしていたのだろう。
いろいろと頭の中で整理をしていると、彼はすっと押し倒してきた。
これから何が起こるのかはなんとなくわかっていた。その行為が嫌ならば、すこし抵抗すれば彼は離してくれるだろう。
なにも抵抗しない自分がわからない。

「そんで・・なんかわかんねーけどお前とあのどあほうが喋ってるところをみるとなんかもやっとした。
 こーしてやりてー、てずっとおもってた。けど、我慢してた。こういうの、やるべきじゃねーて思ったから。
 でも、ずっと我慢できるほど俺は大人じゃなかった」

そういって、首筋に顔をうずめられた。舌で首筋をなぞられ、思わずびくっ、と反応してしまった。
341:2005/07/31(日) 02:09:59 ID:enkXtJow
制服に手をかけられ、それが捲くりあがっていくのがわかった。
流川くんはなんともないような顔で、わたしの身体を見下ろしている。
ブラのホックがわりかし慣れた手つきではずされ、いよいよだ、とぎゅっと目をつぶる。

「ふ・・あ・・っ・・・・」

胸がゆっくりと揉まれる。彼のごつごつとした手の感触を肌で感じる。
ふと指先で先端にある突起物を弄られ、思わず声を出してしまう。
もう片方にある突起物は、彼の舌によってくちゅくちゅ、と音をたてられて濡らされている。

「ひっ・・!・・・んあっ・・はあ、ん・・・」
「・・・・少しずつ声、出るようになってきてんぞ」

突起物を弄っていた指は、いつの間にかスカートの下へ入り込み、太ももあたりに指が這っていた。
そして、その指は秘所を覆っている布に行き着いた。
351:2005/07/31(日) 02:11:06 ID:enkXtJow
「湿ってる・・・」
「い・・いやぁっ・・・そこはっ・・・」

とうとう布の隙間に指が入り込み、秘所をその指がなぞった。
今まで感じたこともないような感覚に、わたしはがくがくと足がちいさく震えだした。
足を持ち上げられて、下着をあげられ、秘所が露わになる。
彼は持ち上げられた足を下ろしてくれなかったので、彼からみるとわたしの秘所は丸見えだっただろう。
ぐい、とさらに足を開かされる。俗にいう、M字開脚のようなかたちだった。

「や・・・やめて・・おろして・・っ・・はああんっ!」

流川くんはわたしの必死の抵抗をもろともせず、そこをなぞるように舐めだした。
いやらしい、水音を立てながら。
さっきよりもおおきな衝撃により、わたしの声もよりいっそう変な声になってしまう。

「ひあぁんっ・・はぁっ・・・だ・・だめぇっ・・舐めないでっ・・」
361:2005/07/31(日) 02:14:24 ID:enkXtJow
短い・・短いよ!(´Д`;)
ていうか他人のも読みたいとか思ってしまうのは贅沢かな?
他に書き手さん現れてホスィ・・。
このスレ現時点で何人ぐらいいるんだろう。

とりあえず晴子さんはどちらかというと髪長いときのほうがすきです(´∀`)
37名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 10:26:50 ID:F2KO9i5u
以下スレは重複です
強制女性化小説ない? Part20
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1122706289/

強制女性化小説ない? 論議スレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1122616924/

>【この板の趣旨】
>一般向け作品(漫画/アニメ/ゲーム/小説/ドラマ等)のエロ妄想・萌え談義、
>およびオリジナル・パロディを問わないエロ小説創作等を行う板です。
議論の為のスレは板違いです。

エロパロとしての議論スレッドだからこの板で良いということはありえません。
以下に誘導できるよう、エロパロ板の皆さんで協力してください
ぴんく難民(仮)@bbspink掲示板
http://sakura02.bbspink.com/pinknanmin/
PINKのなんでもあり@bbspink掲示板
http://pie.bbspink.com/eromog2/
38名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 16:09:22 ID:HS2i4ys9
>15 同じーく!!

三井×彩子お願いします
39名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 18:35:59 ID:Z/BsuYM5
流川×彩子さん! 攻められる流川…
40名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 19:45:24 ID:+eF46KlU
攻められるってことは、彩子×流川ってことだな!
41名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 21:36:05 ID:FZdGdq3d
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 三井!三井!
 ⊂彡
42名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 21:57:41 ID:Q1jic84N
三井×彩子だとリョータ彩子流川でグチャグチャしてるトコを
横からかっさらうというのが萌えるかな。

とにかく、彩子が好きです。
431:2005/07/31(日) 23:54:00 ID:enkXtJow
彩子人気だなあ・・・。ミッチー彩子は気になるが・・。
晴子すきなの自分だけ?自分だけ?(´・ω・`)

読んでる人いるかどうかしらんがちょいと今夜は小説休みますー。
やらないかんことありすぎ(´Д`;)
44名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 10:43:00 ID:aq8o4yfy
>>43 乙カレー
また暇な時書いてね(`・ω・´)
451:2005/08/02(火) 01:26:27 ID:KRETcrXy
おわりまでかけました。
つうわけで投下します。
流川をどう喋らせればいいのかわからない・・。
461:2005/08/02(火) 01:27:05 ID:KRETcrXy
ぺちゃぺちゃ、と彼が舌でわたしの秘所をなめている音が妙にリアルに耳に入る。
こういうことに関してはすこしぐらいは知識はもっていたが、ここまでするとは思ってはいなかった。
いやだと拒絶している反面、どんどん快楽におぼれていっている自分がいる。

舌が離されて代わりに指が中に入ってきた。初めての異物感。
人差し指でぐちゃぐちゃと中をかき乱される。

「うっ・・うう・・あぁっ・・・ああんっ・・!」

止めようとおもっても声が出てしまう。
こんないやらしい声、彼にも聞かせたくはなかったし、わたしも聞きたくはなかった。
ふと、彼の指が頬に当たる。彼の指は、踊るように頬をなでたあと、わたしの髪を優しくさわった。
ぎゅ、と、何も見るまい、とおもっていた目をすこしだけ開けてみると、彼は今まで見たこともないような顔をしていて。
471:2005/08/02(火) 01:28:16 ID:KRETcrXy
彼の唇が、かわいい、という言葉をなぞるように動いた。
もちろん、声には出してはいなかったが。
わたしは、少しずつ目を開けていく。状況は、わたしが想像していたよりもリアルに行われていた。

「ふうあっ・・あっあっんやっ・・!!」

指が二本に増やされ、激しく出し入れをされる。初めての異物感にはもう慣れきっていた。
声が止まらない。次第に大きくなっていく。すごく、気持ちがいい。

「・・・いいか?」

彼は指を抜いて、迷うように聞いてきた。
わたしは、もうとっくに覚悟をきめていた。

「・・・・んっ・・・いいよ・・・」
「わかった」
481:2005/08/02(火) 01:28:59 ID:KRETcrXy
指なんかより、もっとおおきなものが、ぐい、と波が打ち寄せるように入ってきた。

「ああぁあっ!いた・・・あっ・・あぁん!」
「・・・っ・・・動くぞ・・」

すべて入ったかとおもったら、いきなり激しく突かれ、変な感覚に陥る。
現実なのかただの妄想なのかがまったくわからない。

「はああっ!!ぁ・・やああっ・・だめっ・・変なかんじっ・・!」
「・・・・・・・・・・・・・う・・っ・・!」
「あぁ・・っ・・!!」

頭のなかも、目の前も真っ白になった。
もしかしたら、これは夢なのかもしれない。
そう、意識が遠のいていく途中に、思った。
491:2005/08/02(火) 01:29:34 ID:KRETcrXy


夢ではなかった。
起き上がったら体育館倉庫のなかにいて、服はちゃんと着せられていたが、
動くと昨日散々突かれたあそこが鋭く痛んだ。
入口に、流川くんが突っ立っていた。

「・・・立てるか」
「・・っ・・なんとか」

「・・・その・・・昨日は悪かった・・やりすぎた」

流川くんは照れくさそうに目線を伏せながらいった。
彼が謝るなんてことは滅多になかったので、わたしは驚きを隠せずぽかんとした。
そして、あわてて平静をとりもどす。

「・・あっ・・ううん、大丈夫・・・で・・あの、今何時くらい・・?」
「お前が寝てる間にもう夜中になっちまった」
「えええっ!?」
「見回りにバレなかっただけでも運が良い」
501:2005/08/02(火) 01:30:54 ID:KRETcrXy
運が良いとかそういう問題ではない。
家はどうしてるのだろう。お兄ちゃんとか、お母さんとかお父さんとか。
大きな騒ぎになってる可能性だってないはずはない。

「・・・今更帰るに帰れないなあ・・言い訳でも考えなきゃ・・流川くんは?」
「俺は・・今帰ってもなんも言われねーけど、やっぱ帰るに帰れねーからお前の言い訳考えるの手伝う」

夜という時刻は別の世界をつくりだす。
夜の体育館も、昼の体育館とはまた別世界だ。
窓の外の、薄暗い欠けた月でもみながら、必死の思いで言い訳を考えよう。
彼とふたりで、下手な言い訳を。
511:2005/08/02(火) 01:34:03 ID:KRETcrXy
なーんか終わりがすごくグダグダだなあ・・(´・ω・`)
流川むずいよ流川。(ていうか最後のほう喘ぎ声のパターンがなくなってきてどうしようかと)

次はミッチー彩子さんな予定ですが、都合により盆あたりまで来れないかもです(´Д`;)
保守ぐらいなら来れるんですが・・彩子さん好きな方スイマセー。
52名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 01:39:04 ID:XAVIdZ5n
乙です。
GJでしたよ!
53名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 02:05:48 ID:IiX9XiC9
グッジョブグッジョブグッジョブ!!
晴子さんスゴくかわいい!萌えた!!
流川は十分らしいですよ〜
54名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 03:09:57 ID:nWmIUyC9
GJ!!よかったYO!!
他にも誰か書き手さんはいないのかー?
55名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 10:21:00 ID:IoxL6iJ5
メガネくんが好きなので彼のSS書きたいんだが、
彩子さんくらいしか相手がいないような・・・。
紳士にエロく攻めるメガネくん・・・いいかもしれん。
私だけだったらスイマセン。
56名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 13:37:20 ID:hBm3kVR1
↑いいね!見てみたい。
57名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 22:00:05 ID:59OxRnj/
イロッポ姐さんの彩子さんはやっぱ人気あるなぁ。どうでもいいけど、静岡での合宿女の子一人で三泊も無事だったのだろうか…よばいとか。インハイでのホテル生活も。リョーちんが貫徹で見張ってそうな気もするけど…
58名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 23:12:03 ID:8p+NiMl8
age
59名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 16:29:01 ID:7b1t5vpH
>57
想像したらなんか萌えって言うかネタ的な面白さがw
合宿の時にアヤちゃんの部屋に遊びに行こうとするミッチーと
それを阻止しようとするリョーちんのお馬鹿な争いとか。

インハイの時は、みんなピリピリしててそれどころじゃなさそうだけど。
60名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 18:01:04 ID:dA2yxR3j
1さんグッジョブ!
晴子も流川もらしくて、萌えました。

三晴、流彩も萌え。っていうか、晴子も彩子も誰とでもいけそうな気がする。
61名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 00:59:03 ID:fSYj4rwj
またまたage
62名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 10:28:03 ID:Lel4IAlx
流川×晴子、私も読んでてすごくいいと思いました!
クールなのに内面は熱い流川に思わず胸キュンです。
純情で恥ずかしがり屋な晴子も可愛かったですvv
631:2005/08/06(土) 11:46:23 ID:HBa4ZZfL
しばらくこないうちに感想がいっぱい・・(ノ∀`)マリガトウ
55さんのメガネくん彩子さんがみたいです・・こっそり期待。
火曜あたりでいちおう落ち着くのでまたSS再開したいとおもいまっす。
6455:2005/08/06(土) 13:21:53 ID:kCIqtKua
>>1
木暮さん&彩子さんのコンビって仲良さげでいいですよねvv
大人の雰囲気を醸し出してて憧れます。
しかし原作最後に読んだのずいぶん昔なのでキャラが・・・
どんなだったっけ?(おい

弟よ、ハマるのは結構だが
せめてメガネくんが3ポイント決めた巻くらいは返してくれ・・・
65名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 13:22:26 ID:iHDMPn24
いろんな組み合わせ考えてみると面白い。
彩子×花道が以外に楽しい。

「ちょっっ…あああアヤコさん!?」
「おとなしくしなさい!桜木花道。」

フルネーム呼びが萌える。
66名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 04:45:29 ID:gl67Wt5Y
>>57 ウケるけど、練習で皆疲れてそれ所ではないのでは?あ、でも以外とヤスあたりが行ったりして…
67名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 12:59:44 ID:+kfok+mF
そういえば、「中学高校の部活動は”昇華”って言うじゃん」と偉そうに言っていた
高校の同級生は当時バスケ部だったが、ちゃっかり彼女がいたな・・・
681:2005/08/15(月) 00:30:13 ID:P6RBWhVQ
微妙に過疎ってるな・・お久しぶりです。

超スローペースになるかもしれないけど、三井彩子をかこうとおもったところ、
三井が彩子をどう呼んでるのかがわからん・・・。
原作にあったっけ?
なんて呼ばせたらいいかなあ・・うーん。
69名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 00:38:33 ID:PUtql1ip
>>1
おっ、楽しみにしてるよ!
フツーに「彩子」でいいと思うw
70名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 00:57:09 ID:0VuSwUB9
花道×藤井さんきぼん
71名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 12:51:02 ID:zOiyDibO
久々の>>1降臨だ(∩´∀`)∩
楽しみにしてます
72シンジンサトウ:2005/08/15(月) 20:00:22 ID:jK+8WqFF
『ズット…こう、したいって思ってた‥』
私は今部活が終わってみんなが帰った後、片付けをリョータとしていただけ。でも何で?!「ねぇ‥リョータ?ちょっと放してくれない?!」いきなり切ない声、表情で後ろから抱き締められたら、いつもハリセンでバシバシ殴ってるリョータじゃナイみたい…
73シンジンサトウ:2005/08/15(月) 20:03:13 ID:jK+8WqFF
『彩ちゃん‥この前サッカー部のキャプテンに告られたって本当?そいつと付き合うの?それとも、もう付き合ってる?』そう言うとリョータは更に力強く抱き締めてきた。「リョータ…」そんなに私の事を思ってくれてたなんて‥
74名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 20:19:41 ID:jK+8WqFF
リョータの声と手は微かに震えていた。好意を持たれてるなとは思ってたけど、いつもそんなリョータの口から真剣に言ってもらった事なかったから適当に流してたのに…
75シンジンサトウ:2005/08/15(月) 20:21:17 ID:jK+8WqFF
「私‥付き合ってもナイし付き合う気もナイよ。告られた時にもう断っちゃった!実際その人の事、私よく知らないってか、むしろあんまりしゃべった事ナイしさぁ〜」何で私こんなに言い訳みたいな事言ってンだろ…まるでリョータにフォロー入れてるみたいじゃない!!
76シンジンサトウ:2005/08/15(月) 20:27:14 ID:jK+8WqFF
そんな事を考えてたら突然目の前にリョータの顔が…『彩ちゃん、それホントッ?!』「ん…うん!ホントだよ。」『よ‥よかった…』脱力したかに見えたリョータだったが今度は向かい合わせに、またキツく抱き締めてきた。
77シンジンサトウ:2005/08/15(月) 20:29:24 ID:jK+8WqFF
さっきの切ないリョータの声に刺激されてか‥はたまたリョータの胸の心地よさのせいか…リョータの腕を私はふりほどけずにいた。どのくらい時間がたったんだろう。
78シンジンサトウ:2005/08/15(月) 20:30:02 ID:jK+8WqFF
「リョータ、片付けもまだ途中だし、そろそろ帰らないと‥」反応がない。「リョータ?」もう一度呼んでみた。するとリョータは突然私の耳にキスをし始めた。「……んッ!ちょッ!!リョータッ?!」我に返った私だったがリョータはヤメてくれなかった。
79シンジンサトウ:2005/08/15(月) 20:52:46 ID:jK+8WqFF
そしてリョータは私の唇にもキスをした後ようやく口を開いた。『あ、彩ちゃんゴメン!!でもオレ彩ちゃんを他の男になんか渡したくなくて‥いっつも彩ちゃんオレの事を男として見てないから…オレ本気で告れなくて。でもオレはホントに彩ちゃんが好きだから!!
80シンジンサトウ:2005/08/15(月) 20:53:36 ID:jK+8WqFF
彩ちゃんがいたから藤間も牧も深津も相手にしてこれた!!‥と思う』突然のリョータの真剣な思いに私の目には涙が溢れた。こんなにも熱烈な告白は初めてで…私から男の子にキスをするのも初めてだった。
81名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 21:16:24 ID:scCSVPcM
リョータ彩子キタァ
で、できれば改行よろです
82シンジンサトウ:2005/08/15(月) 21:24:58 ID:jK+8WqFF
ほんの数秒間の私からのキスの後『彩ちゃん…』と言ったきりの放心状態のリョータに私は「私も‥リョータを誰にも渡したくナイって今スゴくそぅ思ったよ」そう言い終わるか終らないかリョータは私を押し倒し
83シンジンサトウ:2005/08/15(月) 21:26:53 ID:jK+8WqFF
『ヤバい、オレ止まらない!もう彩ちゃんをオレの物にしてイイ?!』そう言うリョータに「もぅダメだって言っても止まらないンでしょ?イイよ!リョータの物にして!!」
84シンジンサトウ:2005/08/15(月) 21:28:22 ID:jK+8WqFF
リョータは小さく頷くと短くキスをして首筋を舌で触れるか触れないかくらいに這わせ、素早くブラをハズし小さな乳輪に円を描くように愛撫をしてきた。「ンんッ‥はぁッ」私の方もそれに応えるかのようにリョータを迎え入れる為の腟の潤滑ぶり、クリの勃起ぶりは万全だった。
85シンジンサトウ:2005/08/15(月) 21:29:33 ID:jK+8WqFF
リョータの唇は私の唇から乳首へ指は両足の間へと移っていった。ぴちゃぴちッ‥「ぃやぁ‥はぁッんッン…」リョータの丁寧な乳首責めに私の愛液はすでにパンツをビショビショに湿らした。さらにリョータは私のスパッツの上からクリを刺激し続けた。
86シンジンサトウ:2005/08/15(月) 21:32:15 ID:jK+8WqFF
私もパンツごしからリョータのモノをしごきながらリョータの唇に沿って舌を這わせた。くちゅッ…ちゅッくぷッちゅぷ‥お互いの粘膜を十分に刺激し体育館には二人の愛液が響いていた。『あッ彩ちゃんッ‥入れるよッ!!』「ぁはぁッ!んッうんッ!!」
87シンジンサトウ:2005/08/15(月) 21:42:07 ID:jK+8WqFF
次の瞬間貫かれるような衝撃が走りリョータと、ついに一つになれた。『んッあぁッ彩ちゃんスゴい締め付けッ!!』「リョータぁッあッスゴッおっきぃッ!!ぁあッんンッ」
88シンジンサトウ:2005/08/15(月) 21:46:52 ID:jK+8WqFF
私もいつの間にか思いっきり腰をフッてリョータの思いに応えていた。リョータは腰を大きくグラインドさせ私の中を突きまくった。『あぁッヤバイ!!でッ出る』と言いリョータは私の中で大量の精を放ち私の上に果てた。
突然の駄文スミマセン。感想批評お待ちしてます。
89名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 22:02:17 ID:ygGEGoHs
えっと、内容以前にアドバイスを失礼。
まずメール欄に半角で「sage」、これは2ちゃんで暗黙のルール。

次に、出来たらもう少し纏めて投稿した方がいいかな。
あまり長時間占領している形になると、他の人が書きにくいから。
携帯からでも、コピペ等を駆使すれば出来るはずなので。
ついでに、1レスにもっと長文入るから、もう少し入れてもいいと思います。
目安としては、あなたのレスの5個分くらいは余裕で入るはず。

それと、携帯からでも改行は忘れずに!
基本はPCで見る人が多いから、横に長いと読みづらくなっちゃう。
30文字くらいで改行すると見やすいので、次はぜひ宜しくです。

苦言ばかりで、気を悪くしたら申しわけない。
書いてくれる人はありがたいので、がっかりしないでくれると嬉しいです。
長文失礼しました。
90シンジンサトウ:2005/08/15(月) 22:16:02 ID:jK+8WqFF
アドバイスありがとうございました!!なにしろ2ちゃん自体投稿するのは初めてなので…スミマセンでした。
91名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 23:00:26 ID:UTtmOM9u
がんばれ!一つ一つ慣れてけばいいっす
921:2005/08/15(月) 23:03:05 ID:P6RBWhVQ
三井彩子、すこしだけできたんで投下投下。
エロなんてこれっぽっちもないですが(´Д`;)
相変わらずエロまで前振り長いです・・すみません。
それと、ミッチーがすげくヘタレです。なにこのウジ虫!というくらいに。

>>シンジンサトウさん
リョ彩素敵でしたースラダンエロ作品が少ないだけにおなかいっぱいです(´Д`*)ハァハァ
携帯(?)だと大変そうですが、また投下してくれるとありがたいです。
931:2005/08/15(月) 23:03:52 ID:P6RBWhVQ
俺が、バスケ部に殴りこみにいったときは別に、そんな好きとかじゃなかった。
ただ、鉄男たちと一緒にヤってやりゃ面白いかな、とか、それぐらいの気持ちで。
あの頃は何かをぐちゃぐちゃに壊して汚すのが大好きだった。
でも、あの頃の俺はもういない。髪を切って、すっぱりと過去を消し去ったはずだ、俺の中では。

「三井先輩ナイッシュー!」

スリーポイントを決めると、彩子は大きな声で声援をあげた。
きっと、彼女もあのことはまだ忘れきってないはずなのに、いつものように接してくれる。
ただし、それは他の奴らにも同じ態度ではあったが。

だいたい部内恋愛なんて後々とても面倒なことになるだろう。
第一宮城は彩子のことを一番に想っているし、アプローチも大胆だ。
彼なら、彩子と付き合ったとしても周りもああ、付き合ったんだ、と納得するだろうが、
それが俺となるとまた話は別だ。宮城に、もしかしたらまた喧嘩を持ちかけられるかもしれない。
(安西先生の前ではもう喧嘩はしないといったが)
だから、俺は隅っこでひっそりと彼女のことを想っておくのだ、あんな湘北を一度でも汚してしまった俺は、
そんな立場がお似合いなのである。
941:2005/08/15(月) 23:05:20 ID:P6RBWhVQ


思い悩んでいた。
もしかしたら、俺は彼女の眼中には入っていないのでは?
それなら、話は早い。告白して、すっぱりと振られて、また次の恋の切り替えればいいのだ。
だから俺は告白することを決めたのだけれど、いかんせんタイミングがつかめない。
相手は同級生でもないから校舎は違うし、部活のときだって練習は多いし練習後は宮城がつきまとっていて、
ふたりきりなんていう都合のいいシチュエーションにはなかなか出会えないのである。
男なら、意地でも二人きりのシチュエーションにもっていくところだが、俺にはそんな根性はない。
恋愛経験だってそんなに多くはないし。

「はーあ・・・」
「何悩んでんですか?セーンパイ」
「うわっ!」

いきなり隣から顔を覗かせた彩子に俺はみっともないくらいに驚いていた。
望んでいたシチュエーションがとうとうやってきたのである。
ここは、正門前からすこし離れた花壇。下校時刻なんてとっくにすぎていて、正門からでてくる生徒の気配はない。
今だ。
俺は直感的にそうおもった。いや、誰でもそう思うだろう。
今が絶好のチャンスだ、今いわなければいつ言うのであろうか。
俺は、意を決して口を開く。

「あ・・あのさ・・」
「なんですか?」
「き・・・き・・気になるヤツとかいる・・か?」
「えっ?」
「あああ!いやいや、あの、その、今のバスケ部に将来的に気になるっていうか・・伸びそうなヤツ・・」
「うーん・・そうねえ・・世間的に言ったら気になるのは流川だけど、やっぱアタシは桜木花道が一番伸びそうな気がするわね、うん。
 あの子はきっと伸びるわ。シュートもドリブルもヘナチョコだけど、あの身体能力は・・」

ちがう、こんな答えが聞きたいわけじゃない。
ぺらぺらと隣で彼女は将来的に気になる桜木花道についてつらつらと語っている。
なんというヘタレた人間なんだ俺は、隣でしゃべっている彼女の言葉すら耳に入らない。
また別の意味で頭を抱えていると、彩ちゃーん、という聞きなれた声が遠くから聞こえた。

「・・・って、ことになるわけよ。あっ、リョータ。じゃー、センパイ、そろそろアタシ行きますわ。また明日もがんばりましょーね」

まぶしいくらいの笑顔を俺にぶつけてくる。
それはただ、俺の苦痛でしかなかった。
ひょこひょこと彼女がスキップをするように歩く先には宮城がいた。
いつも、部活では彼のアプローチなんてさも気にも留めず、ハリセンでばしばしと殴っているように見えたが。
案外、まんざらでもないのかもしれない。

「・・・・やっぱ付き合ってんのかなあ・・アイツら」

隣には誰もいなくなった花壇の上で、ポツリと一人つぶやいた。
空はオレンジ色の上は青紫色に染まっており、今にも夜が落ちてきそうだ。
951:2005/08/15(月) 23:07:15 ID:P6RBWhVQ
片思いミッチー長くなりそうです・・ごめんなさいほんとなかなかエロ入らなくて。
場所が・・どこでやらせりゃいいんだこいつら?(´Д`;)
片思いミッチー書くの楽しすぎます・・しかしずっとこんな調子だとエロが(ry
96名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 23:38:46 ID:Eq3ch3+C
1さま、乙!!みっちー、可愛すぎます!!
これからこの可愛いみっちーがどうケダモノになっていくのか楽しみにしております〜。
97シンジンサトウ:2005/08/15(月) 23:53:11 ID:jK+8WqFF
>>95
これからも期待してますよ〜!!そして感想どうもありがとうございました!!
みなさんから良いアドバイスと感想を頂き感謝しております!!
批判がたくさん来るのでは…と思ってましたので。
98名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 00:02:11 ID:zOiyDibO
>>1 乙 ミッチー可愛い(*´∀`*)
気長に待ってます
99名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 00:31:08 ID:XNKJ9VAv
>>1乙です!!続き待ってます(;´Д`)場所は部室とか?それとも屋上などはいかがでしょう?
100名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 00:41:41 ID:O2XRI0B4
>>1さん乙です!
ミッチー好きなので楽しみに待たせていただきます。

それと、再度重箱の隅をつつくようで申し訳ないのですが、
>>97のシンジンサトウさん、メール欄に半角で「sage」を。
荒れないようにするための措置なので、どうぞよろしくです。
101名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 16:46:00 ID:XwJJVvbN
1さんのミッチーが終わったらメガネ君×彩子を書いてみようかななんて思ってみたり
流川×ハルコ書いてみようかななんて思ってみたり…
102名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 17:25:08 ID:Tu5KzIIs
>>101(・∀・)ワクワク
1031:2005/08/23(火) 00:19:16 ID:R+NVsHes
また一週間放置してしまった・・〇| ̄|_
>>101さん
自分今週いっぱい書けなさげなんで、終わったら、といわずに今投下してくれたら
このスレ的にもありがたいですヽ(*´ー`*)ノ
メガネくん彩子さんも流川晴子も期待してますよ!(・∀・*)
104名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 18:06:16 ID:+ga4I49z
夢の中でなんの接点もないけど

相田弥生×花道の

CPみました

105名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 03:49:56 ID:P5SSYesi
やっぱ王道の赤木とアヤコ
かなり難しいと思うが花道とハルコが見たい
106名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 02:18:47 ID:sD2jdx6z
  、、、、
 ミ・д・ミ<ほっしゅ
  """"
1071:2005/09/09(金) 01:14:20 ID:rJkMQECZ
保守保守(´Д`;)
ミッチー彩子の続きかけなくてすみません・・
もし見ている方がいたら気長に待っててくださればありがたいです
108名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 21:56:28 ID:g7qKb7i2
ミッチー彩子期待してます
1さんガンガレ(;´Д`)ハァハァ
いつまでも待ってる!
109名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 18:56:20 ID:QOn/J/Z+
保守!保守!
1タソ気長に待ってるよ!
110名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 19:23:43 ID:8AifUmdK
hy
111101:2005/09/14(水) 23:44:15 ID:hZbWIQql

「桜木くん、私・・・気づいたの、桜木くんがすきだって・・・」
「は、ハルコさん・・・!とうとうこの天才・桜木のよさに気づいたんですね!」
「桜木くん・・・」
ハルコがゆっくり桜木に近づいてくる。そしてそっと肩に手を置き、目を閉じた。
(こ、これは・・・!)
「は、ハルコさん、それはまだちょっとはやいような・・・」
(あぁ・・シャンプーのいい匂いが・・・!たまらねー、もうダメだ!)
「ハルコさん・・・・・・っ!」
桜木は(もともと強くない)理性の糸が切れたように晴子を押し倒し、本能のままに身体をまさぐった。
「桜木くん、晴子うれしい・・・」
「ああ、ハルコさんいいにおいだ・・・ちょっと胸が小さいというか・・・カタイけど・・・そんなハルコサンも好きです!」
「あぁ、桜木くん、ハルコもうダメ・・・はやく・・・」
「早く・・・?」
「早く・・・」

「早く起きんかーーーーー!!!」

「ハルコサン!!!」
桜木がはっと気づくと、Tシャツを胸までまくりあげ、血管をピクピク震わせている赤木(ゴリのほう)の上に乗っていた。
「ぬ・・・ご、ゴリ・・・・・・!!」
「寝過ごした上に俺の妹の名前を呼んで、何の夢をみていたっていうんだ?え?」
「ぬ・・・?あれは・・・ゴリ・・・・・?」

「バカモーーーーーーーン!!!!!」


頭に大きなタンコブをつけ、罰として旅館の周りを20週させられている桜木を見ながら、彩子と流川がつぶやいた。
「まぁ、兄妹なんだから同じシャンプー使うのは当然よね・・・」
「・・・・・・どあほう・・・・」
全国大会の真っ最中、とある朝の出来事であった。



1さんを待ちながら保守がてらお目汚し、エロくなくてすまん。

112名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 00:51:01 ID:OqheYuPy
>>111
GJ!
113名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 01:10:49 ID:ohokN7Vt
乙カレー
114名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 13:58:08 ID:m2C0+k/v
>>111
GJ!なんだか微笑ましいな。(*´∀`)
彩子×花道考えてるんでまとまったら投下します。
115名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 02:25:42 ID:K++5BOCz
遅ればせながら・・・
>>111
GJ。おもしろです。
>>114
彩花一番見たいと思ってました。嬉。
マターリ待ってます。
116名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 23:15:49 ID:K0x8yRXb
>>114です。最近人少ないね…(ノД`)
携帯からなんで読みづらいかもですが、彩子×花道まとまった分だけ投下させて頂きます。
117彩子×花道:2005/09/26(月) 23:16:47 ID:K0x8yRXb
花道はいつもの如く授業中の静かな教室の中で居眠りをしていた。その時見た夢が全ての元凶になるとは、誰が予想できただろうか。

「ハ・・・ハルコさん・・」

なんと、花道は学校にいるにも関わらず「自分と晴子がセックスをしている」という夢を見てしまった。
授業終了のチャイムで目を覚ました花道は、洋平の「どうした?」という声も聞かずに一目散に走り出す。あんな夢を見てしまった為、花道の棒は端から見て分かる程に膨張してしまっていた。

「(これは一発抜くかしねーと・・・やべーぞ・・!)」

最初はトイレの個室で済まそうと思ったが、自分が個室に入る所を誰かに見られてしまうのは耐えられない。
散々悩んだ末に辿り着いたのが、部室だった。
鍵を壊して中に入り、ドアを閉める。急いでベルトを外し下着から棒を取り出した。
花道の焦りの表情が少しずつ緩んでいく。
118彩子×花道2:2005/09/26(月) 23:17:50 ID:K0x8yRXb
「・・・はぁっ・・・ハルコさん・・」

先ほどの夢を思い出し、自慰を始める。我慢したせいかすぐに限界が来た。

「あーっ・・・ハルコさ・・ん・」

その時

ガララッ

「っ!?」

扉が開く音がした。花道は自分の聞き違いだ、と願いながらゆっくりと後ろに振り向く。

「アヤコ・・さん・・・?」
「・・・・・」

願いもむなしく、其処には薄笑いを浮かべた彩子が立っていた。
全身から汗が吹き出ような感覚に陥る。男なら誰しも見られたくないと思う所を見られてしまったのだ。
花道はしどろもどろになって弁解を始める。

「こっ・・これはですね・・・その、あの〜〜・・天才が自ら編み出した・・・その、特訓といいまして・・・あの、決して厭らしいことでは・・・」
「・・・ふーん、そうなの」

薄笑いを浮かべたまま彩子が花道に近寄る。ドアはいつの間にか閉められていた。花道は恐怖というか、それに近いものを感じつつも未だ動けないでいる。

「さっき、特訓って言ったわよね?」
「えっ・・?あ、その・・・」
「じゃあ私、その特訓付き合ってあげるわ・・・!」
「えええっ!?あっアヤコさん!?」

119彩子×花道3:2005/09/26(月) 23:19:25 ID:K0x8yRXb
花道が驚くのをよそに、彩子は花道の棒を手にし始めた。先から出る汁を手に絡めて、少し早く手を動かす。

「そんなっ・・・あ・・・」
「こうすると、気持ちいいでしょ?」
「はぁっ・・・う・・・」
「フフ・・・」

彩子は少し笑うと手にした棒を舐め始めた。先を吸ったり、裏スジを舐めたりして花道の反応を楽しんでいるようにも見える。亀頭を口に含むと花道は思わず声を上げてしまう。自分でやるのとは全く違う。
「はぁっ!・・あや・・こ・・・さ・・」
「(どうしよう、なんか興奮して来ちゃった・・・)」

彩子は口に含んだ部分を軽く歯を立てて、さらに責める。
暫く繰り返していると花道の限界が近いことを感じ、最後に少し強めに噛んだ。

「うっ!は・・ぁ・・・」
「んっ・・・!」

どろ、と彩子の口の中に精液が流れ出す。予想以上の量と濃さに彩子は顔をしかめながらも飲み干した。

「あっ・・すっスミマセン!マズかったんじゃ・・・」
「うん、平気。大丈夫。それより・・・」
「えっ?あっあ〜〜!!」

花道は思わず大きな声をだしてしまった。
それもそのはず、彩子は花道の目前で上の服をのボタンを外し始めたからだ。ブラを取ると、彩子の大きめな胸が表になる。
花道には女子と付き合った経験が全くない。ましてや、女性の裸などというのは幼い頃見た母親のものと、本やビデオでしか見たことがなかった。
花道はそこから目が離せない。
その花道を見ながら彩子はスカートの中に手を入れ、下着を降ろす。花道はこれは夢なのだろうかと思いながらも、まだ目を離すことができない。
120彩子×花道:2005/09/26(月) 23:20:26 ID:K0x8yRXb
今日はこれで終わりです。明日できたら続きを投下します。
121名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 20:03:59 ID:mcgROYaJ
>>彩子×花道
122名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 20:05:01 ID:mcgROYaJ
GJ!
123彩子×花道:2005/09/27(火) 23:23:53 ID:GXDiVjrs
続き投下します。
124彩子×花道4:2005/09/27(火) 23:28:14 ID:GXDiVjrs
「ね、指入れてみなさい・・?」
「ぬ?あ、ハイ・・・」

花道は傷がついたりすることを心配しながらも、人指し指をゆっくり埋めて行った。

「んっ・・あぁっ!」
「一応全部入りましたけど・・・い、痛いっスか!?」
「大丈夫よ・・ゆっくり動かしてみなさい・・・」
「・・・ハイ」

言われた通りに花道は指を動かし始めた。ぎこちなかったが、返ってそれが彩子には良かった。

「はっ・・ぁんっ・・・(すごい、動かし方が・・・気持ちいい・・)」

彩子はそろそろかな、と呟くと立ち上がった。顔の上にあった秘部が無くなり、花道は名残惜しそうな顔をして上半身を起こした。
彩子は既に固くなった花道の棒の上に座ろうとしたが、何かを思い出したように腰を上げる。

「桜木花道、あんたゴム持ってる?」
「ぬ?ごむ・・・?」
「もう!コンドームの事よ!」
「おお!持ってます!」

花道は自分のロッカーまで行くと、中を探りスキンを一つ取り出した。

「・・・なんで持ってるの?」
「いやミッチーがくれたんスよ!『男なら常に一つは持っとけ』みたいなこと言ってました!」
「そ、そう・・・」

いったい後輩に何を教えているんだと三井に呆れながらも渡された袋を破き、手早く花道の棒に着けた。

「なんか、変な感じするんですけど・・・」
「我慢しなさい!妊娠したら困るでしょ!」
「は、ハイ・・・」

予想以上に怒られ、花道は少し小さくなる。

「さぁ、覚悟はいい?」

花道はごくり、と唾を飲み込む。自分は今から、生まれて初めてセックスをするのだ。
125彩子×花道5:2005/09/27(火) 23:29:51 ID:GXDiVjrs
「行くわよ」

ズ・・・ップ

騎乗位の体勢で彩子が動き始める。

「う、あぁ・・・」
「っ、どう?脱童貞した気分は」
「く・・ぅ・」

花道は少しの感動と、大きな快感が頭の中で混ざり合い、何も喋れなかった。
彩子が動き適度な締まりが花道の棒を心地よく締め付け、それが初めての花道にはこたえられない。

「あっ・・ん・・ふぅ・・・う・・」
「(触ってる時は意識してなかったけど・・・)」

彩子は自分で動き、花道と自分の快感をコントロールしながら考える。

「(今までした中で、一番大きいっ!)」
「あぁ・・・ぁんっ・・・・はぁっ・・」
「あっアヤコさん!もうダメですっ・・!!」

自分も限界が近い。彩子は花道の言葉を聞くと、腰の動きを速めた。

グチッ、ズチュッ

一層部屋に妖しい水音が響く。そのうちに花道が少し大きな声を上げた。身体を震わせながら。

「ぅ・・・あぁっ!!」

花道の棒が小刻みに震え、薄い壁越しに射精したのを感じた彩子は少し遅れて絶頂を迎えた。

「んっ・・あっ・・ああぁぁぁ!!!」

彩子はぐったりとしている花道の上に、繋がったまま倒れる。花道の顔は虚ろで、目は焦点が合っていない。彩子はその顔を見て少し笑った。
そして身支度を整えて花道に近寄る。

「起きなさいっ」

バシッ

「いてっ!」

彩子はいつものハリセンで花道を叩く。花道は飛び起きた。
126彩子×花道6(完結):2005/09/27(火) 23:31:18 ID:GXDiVjrs
彩子は既に身支度を整えているというのに、自分はまだ下着をおろしたままだ。花道は慌ててズボンを上げる。その時、授業終了のチャイムが鳴った。

「一限サボっちゃったわね。忘れ物を取りに来ただけだったのに。」
「あっ、スミマセン・・・」

花道は自分のせいかと思い、彩子に謝る。

「いいのよ別に」

彩子はドアに手をかける。出て行こうとすると、思い出したように後ろを向いて花道に言った。

「みんなには黙っててあげるわ。それから・・・」
「ぬ?」
「また特訓したくなったら、何時でも言いなさい?今日みたいに協力してあげるわ。」
「・・・えっ?ちょっ、アヤコさん!!」

彩子は軽くウインクし、部室から出て言った。花道は唖然としながら、暫く動けないでいた。


そして、彩子は・・・

「(あの子、素質あるのはバスケだけじゃなかったのね・・・これから仕込めばかなりのヤリ手になりそうだわ・・!)」

それに、と呟くと更に考える。

「(かなりのサイズだったし・・・。まさかアレって身長に比例するとか?あっ!それじゃあ赤木先輩は・・・!!)」

想像し、今日も部活に行くのが楽しみな彩子だった。


おしまい
127名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 14:55:48 ID:4mZqE3PM
彩子姐さんGJ  今まで何人頂いたんでしょうね?
128名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 19:24:09 ID:oRTLGnlK
おっつー
久々の書き手さんで嬉しかたよ。
129名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 04:50:17 ID:W2wepAwN
GJ。その後も見てみたいなと思いました。
あとこの彩子さんの男遍歴も垣間見たいですね。
130名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 18:19:34 ID:4M/uTgP8
流川はやる時も無言なんだろう
「・・・足、ひらけよ」
って流川に言われ、顔まっ赤にしながらゆっくり足を開いていくハルコちゃん
がいいなぁ。もちろん制服着たまんまで。
131名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 22:15:16 ID:uBI4RWc6
>>130
それいい。誰か書いてくれないかな。
132名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 22:03:42 ID:wyKEF9K2
神待ち期待age!!
133101:2005/10/12(水) 00:03:57 ID:VXDBf0dc
うわーしばらく見ない間に神が・・・!
ぐぐぐGJ!!!その後も見てみたいに激しく同意。

そして流×晴を今ちょっとだけ書いてるけど、>>130さんのネタをお借りしてもよろしいか?
そして保守がてらちょこっとうp。
134流川と晴子@101:2005/10/12(水) 00:05:09 ID:VXDBf0dc
どうしてこんな事になったんだろう。
今、私の隣で自転車押してるのは、まぎれもなく流川くんで。

「ね、ねぇ、流川君の自転車、なんかがたがたしてない?」
「ぶつけた、朝、車に」
・・・全部単語だし。
「えっ、だ、大丈夫なの?怪我とか・・・」
「別に」
・・・会話終了。
もーぅ、間が持たないのよぅ!これというのも彩子さんが変な気まわすから・・・っ!


ちょうど一時間前。
天気のいい日曜日なのに、バスケ部は今日も部活で。
「ハロー!差し入れでーす」
これもいつもの事で。でもきょうはいつもとちょっと違ったの。
「晴子ちゃん!ちょうどよかったわあ、頼まれて欲しいんだけど!」
いつみても上手な文字でびっしりと書いてあるメモと年季の入ったやたらと大きいがま口を渡された。
「今日チエコがセールなのよね、いっぱいで悪いんだけど部活終わってからじゃ間に合わないし、
ウチはまだまだ弱小で部費もあんまりでないしね・・・ああそうだ、ちょっとー、流川きなさーい」
シュート練をしてた流川くんがめんどくさそうに、「何すか」と言いたげな顔でこっちに来た。
もちろん、その視界に私はうつっていな・・・
「おつかい。流川もついていきなさい」
「え!彩子さん?!」
私もびっくりしたけど、流川くんも一瞬目を丸くして、でもすぐいつもの顔で
「なんで。先輩」
彩子さんはタオルを渡しながら、
「荷物持ちよ、自転車だもの。アンタいっつも朝から晩まで自主練してるものちょっと抜けてこれぐらい頼まれなさいよ」
「イヤダ。めんどい」
チクン。小さなとげがささる。
「い、いいわよう!私一人で行ける「その量持って歩いてくるの?」
うっ・・・
言葉に詰まった私を、流川くんははじめてチラッと見て、ふうー、とため息をついた後、すたすたと歩き出した。
「え、流川く・・・」
「さっさと行くぞ。どあほう」
135流川と晴子@101:2005/10/12(水) 00:05:48 ID:VXDBf0dc
・・・・・・で、こうして歩いてるんだけど・・・
会話が続かない・・・気まずい。屋上で初めて話した時に怒らせちゃったから、ううん、きっとそれさえ覚えてないんだわ。
チクン。チクン。
ふたりっきりなんて夢みたい、夢みたいに嬉しいはずなのに、どうしてこんなに胸が痛むの?
流川くんはいつもどおり、バスケの事しか頭に無くって、いつもどおり喋らなくって・・・。
私はいつも、背中ばかり見てる。私だけが見てる。
そんな事を考えてたら、ほとんど言葉を交わさないままチエコスポーツに着いちゃった。
慌ててうっすら滲んできてしまった涙を手でぬぐう。
「じゃ、じゃぁ、私買ってくるから、流川君ここで待ってて?」
気を遣ってそういったつもりだったのだけど、お店の中は結構混んでて、メモ全部揃えるのに思いのほか手間取った。
見かねた?流川くんがどこからか品物を持ってきてポンポン私のもってるカゴに入れていく。
「あ・・・ありがとう」
「別に。レジ」
私からカゴをひょいと取り上げ、レジに乱暴に置いた。
桜木くんにバッシュを安く売ってくれた店長さんだ。
「お願いしまーす」
「あ!あんたはたしか、湘北の・・・今日はあの赤い兄ちゃんとデートじゃないのかい?」
「え!い、いやだ、桜木くんはそんなんじゃ・・・あっ、流川く・・・」
「ダルイ」
そういって、流川くんは一人店を出て行ってしまった。
「あれ、もしかして悪い事言っちゃった?俺。あの彼、湘北の期待のルーキーの彼だろう?こっちが彼氏?機嫌悪くしちゃったかな」
私はあわてて首を横に振る。
「そんなんじゃないんです、本当に・・・流川くんは私のことなんてなんとも思ってなくて・・・」
分かってはいるけど、実際言葉にするとどうしようもなく惨めになって。
じわっと、涙が出てきた。
「おい、なくのはいいけどよ、おねえちゃん後ろつまってんだけど」
レジ待ちのお客さんに催促されて、
「あっ!は、はいっ、すみません・・・っ」
とっさに財布の中身を全部レジ台にあけてしまった。
「・・・・・・」
店長さんと後ろのお客さんが一瞬固まる。
「あの・・・?」
「えーっと・・・お嬢ちゃん、これはしまっときなよ」
「え?」
ふとレジ台を見ると、お札と少しの小銭と、コンドーム。
・・・・・・コンドー・・・ム・・・?
「きゃああ!ち、ちがうのよう、これは、えーっと、何で?何ではいってるのよう!」
かぁーっと、頭に血がのぼる。
「だって、自分じゃ買ったこと無いし!保健で習ったときとお兄ちゃんの筆箱に入ってるのくらいしか見た事ないし!
お兄ちゃんだって三井さんに貰ったって言ってたし!そういうんじゃなくって、あの、あのーっ」
「わかったわかったから、落ち着いてソレしまっときな?ね?」
店長さんになだめられ、後ろのお客さんに「ソレ」をがま口にしまってもらって、私は今度こそホントに涙が出た。
ああ、流川くんがいなくて、こんなとこ見られなくて、良かった・・・。
136流川と晴子@101:2005/10/12(水) 00:06:28 ID:VXDBf0dc
フラフラになって店を出ると、私に気づいた流川くんがイヤホンをスポっと耳から抜いてポケットにしまいながら
「遅い」
「ご、ごめんなさい・・・!」
「戻るぞ」
袋を自転車のハンドルにひっかけて、すたすたと先に歩いていってしまった。
私は慌ててそれを追いかけるけど、がま口のアレを意識してしまうともう恥ずかしくてどうしようもなくて、
流川くんの顔が見れなくて、話しかける事もできなくて・・・お互い何も喋らずに
近道だし涼しいから、行くときにも通ったちょっと大きな公園。ここを抜けると
「彼氏と」
「え?」
ふいに、流川くんが口を開いた。
「どあほうと来れば良かったんじゃねーの」
・・・もしかして、桜木くんのこと?
「ち、ちがうの!桜木くん、バッシュ持ってなかったから、それで・・・」
「二人で練習してた。朝」
「朝?」
「公園で」
「!見てたの・・・?」
こくんとうなずく。
「だって、あれは偶然会って・・・つきあってなんかいないわ!私、だって私・・・」
「?何」
(私が好きなのは流川くんだもの)
その一言がのどに張り付いて出てこない。少しの沈黙の後、私の声はひどくかすれて。
「流川くん、私のこと覚えてないんだと思ってた・・・」
「知ってる。アカギハルコ」
「!」
私の名前が流川くんの口から出てきた事にびっくりして顔を上げた。
だって、私は「赤木の妹」って呼ばれるのがふつうで、名前をちゃんと覚えてるひとなんてあんまりいなくて。
流川くん、私のこと覚えてないわけじゃないの?頼まれたもの探してくれたり、荷物持ってくれたり、優しいのは・・・
「どあほうとばっか話してる」
もしかして、気になるの?気にして、くれてるの?
「ち、違うのよう!桜木くんは私がバスケに誘ったんだし、お兄ちゃんもあんな態度だけど期待してるし、まだいっぱい覚える事とか・・・」
「もういい」
でも、私の話を遮った流川くんの目はとても冷たくて・・・
「おめー、気にくわない」
「流・・・川くん・・・?」
すうっと血の気が引いていくのが分かった。目の前が暗くなって、耳鳴りがする。
私、バカだわ。ちょっとでも、期待してしまったなんて。
そうよ、一緒に買い物するのだって彩子さんから言われたからだし、一人で店でてっちゃったのも私と恋人に見られたのが迷惑なだけ・・・。
だから桜木くんとくればなんていったんだわ。私、バカ。うかれちゃって、本当に嫌われてしまった。
足がアスファルトに張り付いたみたいに動かなくなって、3メートルくらい離れて流川くんがふりむいた。
「・・・何してる。さっさと・・・」
言いかけてやめたのは、きっと乾いてるはずのアスファルトに落ちた水滴が、私の涙だって気づいたから。
みっともない。泣いたって困らせるだけってわかってる。もっと嫌われちゃうってわかってる。でも。止まらないのよ・・・。
「ごめ・・・流川く、先に・・・」
しゃくりあげながらやっとの思いでそれだけ言うと、流川くんがふぅ、とため息をつくのが分かった。
同時に、ぐいっと腕を引っ張られて、私は流川くんの胸に引き寄せられた。
「・・・・・・!!」
そのままバランスを崩し、自転車ごと植え込みに倒れこむ。袋からバラバラ物が散らばるのが一瞬だけ見えて、スグに目の前が真っ暗になった。
「ん・・・・んむ・・・?!」
何かに唇が塞がれた。頭には流川くんの手が添えられてて・・・目が合った。コレは・・・もしかして・・・
「・・・・・・・・・・!!!」
137流川と晴子@101:2005/10/12(水) 00:09:42 ID:VXDBf0dc
とりあえずここまで、次回こっからエロ行きます。
流川喋んないから進まないよ・・・
138名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 04:12:31 ID:vX9XbdvF
キタ---(゚∀゚)---!!
禿しく萌えさせていただきました!!
流川×晴子…一番好きだー
続きも期待してます
ワクワクテカテカ
139名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 14:47:25 ID:l5K6eTM2
>>133さん
GJ!!
毎回それぞれのキャラの特徴をうまく表してくれているので萌えます!

それにしても、何気にみんなにゴムを配ってる三井にワロスw
140名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 03:23:28 ID:YyFf9aGt
初めまして。
あんまり人いないみたいなんですが投稿します。

自分でもどうすればいいかわからない。
アイツの事はただの「後輩」だと思ってたから...

最近イライラしっぱなしだった。
マネージャーになった晴子ちゃんは、流川のプレイを毎日嬉しそうに見てる。
流川と言葉を交わせたとか、声を掛けてきてくれたとか、あたしに報告してくる。
最初は、そんな晴子ちゃんが可愛らしくて、微笑ましかったけど、ここ最近はそれが鬱陶しくて
仕方がなかった。
その理由が今日やっとわかった。自分の気持ちに気付いてしまった。
それは練習の休憩中、あたしはまたイライラしてて、一人になりたくて水飲み場でボーッとしてた。
急に人の気配がして振り向くと、流川が汗だくで立ってた。
「るっ、流川!水飲みに来たの!?すっごい汗じゃない。今日暑いもんねぇ。。。」
びっくりしたのと、急に早くなった鼓動のせいで、早口になってしまった。
「センパイ、何ビビってんすか?」
「えっ!?あ、べ、別に何でもないわよっ!」意味もなくムキになってしまって、何も言葉が出てこなくて、
そのまま俯いてしまった。
と、突然流川の細く、引き締まった腕が、あたしの頭に伸びてきた。
あたしの体が、反射的に強ばった。
「アタマに、葉っぱ、ついてる」
流川がそう言って、あたしに、取ってくれた葉っぱを見せてきた。
あたしは、髪に触れてきた流川の手とか、近づいてきた体から出る汗のニオイとか、思い出して
また、鼓動が早くなる。
なんとか平静を装って「アリガト」と、呟いた。多分顔は赤くなってた思う。
そんないつもと少し違うあたしを見て、流川は少し微笑んだように、
「ドウイタシマシテ」と言って体育館に戻っていった。
あたしは、そんな後ろ姿を見ながら、いつまでたっても戻らない鼓動の早さと、いつのまにかイライラを
感じなくなった自分に「あぁ、あたしアイツが好きなんだ」と呟いた。

とりあえずここまで頑張ってみました。
全然エロパロじゃない。。。
ごめんなさい。もうちょっとしたらエロに突入します!
141名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 17:04:42 ID:Y4ZWl1pQ
いい!!!
続き楽しみにしてます!!
142名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 00:00:53 ID:6zcFARXn
GJ!!!!
続きに期待
143?流川x彩子:2005/10/19(水) 21:33:50 ID:mvBiYWrB
続き書いてみました。良かったら読んでみてください。
休憩が終わってからというもの、あたしは流川から目が離せなかった。
自分でも気付かないうちに流川の事を目で追ってて、晴子ちゃんに名前を呼ばれてるのにも気付かなかった。
「彩子さん、彩子さん。」
「あっ、晴子ちゃん。ごめん、ごめん。それで何だっけ?」
「もう、彩子さんてば。あの流川くん好きな人とかいないのかなって。」
「えっ?」自分の胸がドキッとした。
「さ、さぁ・・・アイツにはバスケしか見えてないから」
自分で自分に言い聞かせてるみたいだった。流川のこと好きになったってしょうがないのに。心の中でそう呟いて、また流川を見る。
ふと、流川がこっちに気付いてあたしの視線とぶつかる。
目を逸らす事ができなくて、アイツも目を逸らさなくて、見つめ合ってしまう。
急に水飲み場での事を思い出して、顔が熱くなってくるのがわかった。限界を感じて、思いっきり顔をそむけてしまった。
”ヤバい。心臓に悪いわ。しかも何よ、この不自然な態度は!!”
あたしはその後なんとか無事に部活を終えることができた。

あの水飲み場での出来事以来、あたしは流川となるべく接しないようにしてきた。これ以上好きになりたくなかったから。
だから今も、なるべく早く明日の練習試合の用意を終えて、部室から出たかった。
今日は、晴子ちゃんは風邪でお休みだ。最近こういう仕事は晴子ちゃんに任せてたから中々思うようにいかない。
「えーっと、スプレーのストックはどこだっけ?」
独り言をぶつぶつ言いながらごそごそやってると突然部室のドアが開いた。
びっくりしてそちらに目をやると、そこには流川がいた。
「るっ、流川!アンタまだ自主練してたんだ。」
「うす」
流川が自主練してたの忘れてた。他の部員達は、明日が練習試合ということもあって今日はいつもより早く、練習を切り上げたんだ。
そーいえば、あの問題児3人も今日は早く上がってたっけ。
えっ?じゃあ、残ってるのは流川とあたし二人だけ?気まずくなって、
「あんた着替えるわよね、あっ、あたしまだ明日の用意終わってないから、とりあえず外にいるわ。
終わったら教えて。」流川の顔を見ないようそう伝えて、部室から出ようとした。
「手伝う」
「えっ」
「用意。手伝うっす」
「いっ、いいわよ。あんた疲れてるでしょ?それに明日は練習試合だから今日は早く帰って休みなさいよ。
それにこれはマネージャーの仕事なんだから。もう終わるとこだったんだし。」
「でも、これ」
そう言って流川が指差したのは、早く終わらせたいのと、目当ての物が見つからないのとで焦って散らかした部室の一角。
「あっ・・・これは・・・」
あたしが言い終わる前に、流川はこっちに来て用意の手伝いを始めた。
「二人でやった方が早い」
「そ、そうね。ありがとう」
あたしは流川を説得するのを諦め、早く終わらせようと用意を再開した。
二人だけっていうのを意識しないように、流川に自分の気持ち気付かれないように、あたしは、明日の用意に集中した。
暫く沈黙が続いて、流川が口を開いた。
「センパイ」
「えっ、何、流川?」ドキドキする。
「最近オレの事避けてる」
「は、はっ?そんな事ないわよ、何言ってんのアンタ」
「イヤ、なんかおかしー」
「変な事言わないのっ!あんたはバスケの事だけ考えてればいいんだからっ!」
思いっきりあたしが否定したのを見て、流川の顔がムッとしたのがわかった。
「なんかあったんすか?」
流川があたしの顔を覗き込むようにして聞いてきた。少し心配そうな顔をして。
急に近づいてきた流川の顔に少し見とれてしまって、あたしは何も言えなくなってしまった。
胸が苦しくて、彼を困らせたくなくて、でも自分の気持ちはどーにもできなくて。
そんなあたしを見て、流川が「センパイ?」と声を掛けてきた時には、あたしは大粒の涙を流してた。
144名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 22:24:12 ID:kW3kc/oU
晴子カワイス!!vvv
植え込みに倒れこんでキス…!!
の続き待ってますよぉ〜(.^o^.)
145流川x彩子:2005/10/19(水) 22:55:39 ID:mvBiYWrB
「センパイ」
その声で、あたしは涙がでているのに気付いた。ハッとして
「な、何でもないから!もうこんな時間だし、あたし帰るわ!これは、明日早く来てあたしやるから。
このままにしといて。ありがと。じゃあ、流川も早く帰るのよ!」
それだけ早口で捲し立て帰ろうとした。けどできなかった。流川があたしを抱きしめてきたから。
「ちょっと何してんのよ!!さっきのことなら何でもないから!あんたは気にしなくていーのよ」
「よくねー」抱きしめる力が強くなったのがわかった。
「あんたには関係ない事なのよ!」
「関係なくねー」
流川はそう言って、あたしの顔を見た。とても辛そうな顔をしてた。あたしは、止まったはずの涙がまた溢れてくるのがわかった。
流川の手があたしの頬に触れて、涙を拭う。あたしはこれ以上自分の気持ちを隠す事ができなくて流川にぶつけた。
「あたしアンタが好きなの」
流川は黙ったまま、ただあたしをジッと見つめている。
「でも、別にいいの。あんたの気持ちはわかってるから。あんたにはバスケがすべてだし。あたしの事ただのセンパイ
としか見てない事も。ごめんね、あんたのこと困らせるつもりはないから」
「センパイ、オレ・・・」
「返事とか欲しくないから」
流川の口から何か聞くのが怖くて流川の言葉を遮った。でも流川は続けた。
「オレ、バスケだけがすべてとかじゃないから!オレにだってタイセツなものある」
「そう、ごめん。あたしが言いたかったのはそれだけだから。」
あたしは早くこの場から逃げ出したくて話を切り上げようとした。でも流川は納得できないようで、またあたしを抱きしめた。
「オレの話聞いて。センパイはもう何も言わなくて言いから。・・・オレも同じ気持ちだから」
「流川?」びっくりして涙が止まった。
「ずっとセンパイのこと好きだった。センパイのことバスケと同じ位大切。だからセンパイの気持ち聞いてすっげーウレシイ」
「流川、好き」あたしは、流川の顔を見て、涙目のまま微笑んで言った。
その言葉を聞いて、流川はあたしの涙を舌ですくう。あたしはびっくりしたけどそのまま流川を抱きしめた。流川があたしをきつく抱きしめて
そっと部室の床にあたしの体を寝かせる。
流川の唇があたしの唇に重なる。あたしもそれに答える。最初はぎこちなかったキスも段々と熱を帯びて、濃厚なものに変わる。
舌を絡め、お互いの唾液が混ざり合う。息をする暇もなく、お互いの唇を重ねる。
146名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 23:07:12 ID:REPRN133
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●●●●●●●●●●●●●●●●不合格●●●●●●●●●●●●●●●●●
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●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
これを見た人は確実に【不合格】です。これをコピペでどこかに1回貼れば回避できます。
これは本当です。やらないと一年無駄になります.

私も最初は嘘だと思ったんですが、一応コピペしました。それでセンター私大に合格出来ました。
けどコピペしなかった友達がA判定とっていたのに、おちたんです。(慶応合格h.sさん)

俺はもうE判定で記念受験だったんだけど、コピペを10回くらいした途端に過去問が
スラスラ解けるようになって、なんと念願の早稲田に受かりました。(早稲田3学部合格r.kくん)

これを今年のセンター前に見てシカトしたら、センターミスって最悪です。(n.aさん)

信じられますか?この威力。
147名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 00:20:24 ID:d5v75TBi
彩ちゃんかわいい!!
148?流川x彩子:2005/10/20(木) 00:23:28 ID:7IEuu4xt
空気が吸いたくて、お互い唇を離す。けど、またすぐに流川のキスがあたしの唇に落ちてくる。
そのままあたしの首筋にキスをされ、流川のさらさらの髪があたしの頬に当たってちょっとくすぐったい。
長くて綺麗な指があたしのシャツのボタンをはずす。下着だけの姿を流川がジッと見てる。
「な、何?」
「センパイすげー綺麗」あたしは流川の口からこんな言葉がでると思ってなくて、顔が真っ赤になる。
「ちょっと、何言ってんのよ!」声が裏返る。
「この前の時と同じ顔してる」この前って、水飲み場の事?コイツあたしのことからかってる!
あたしが文句の一つでも言おうとしたら、流川があたしの鎖骨に口づけてきた。
「はぁっ、・・ん」思わず声が漏れる。流川があたしの胸に強く口づける、赤い跡ができる。
「これでセンパイ、オレだけのもん。ぜってぇー誰にも渡さねー」そう言って、あたしの胸の先を口に含む。
「あぁ・・はぁ、ル、ルカワ、好きよ・・」それを聞くと流川は、胸に触れながら先を舌で転がす。
声が大きくならないよう必死で耐える。そんなあたしを見て、流川は「かわいい」と呟く。
あたしは、押し寄せてくる快感のせいで突っ込むことができない。流川が体を起こし、自分のTシャツを脱ぐ。
流川の体に見とれてしまって、あたしも流川を誰にも渡したくないって思って、体を起こし抱きつく。
流川の手が背中に回される。あたしは、片手で流川の大きくなったモノを短パン越しに触れる。
ビクっと動いたのがわかった。そして、彼の手がスカートの中に入ってくる。流川の指が下着越しにあたしの
敏感な部分をなぞる。
「んんっ、はぁ、あ・・」あたしのアソコはもうビショビショに濡れてる。
あたしも短パンに手を入れ、流川のモノに直に触れる。流川から吐息が漏れる。
「セン・・パイ・・オレもう我慢できねー」流川があたしの下着をおろしながら言う。
「あたしも・・」流川の短パンと下着をおろす。
流川はあたしを寝かせ、自分のモノをあたしのアソコに擦りつける。
「センパイ、いい?」あたしが頷くと、そのままキスをして流川があたしの中にゆっくりと入ってきた。
「あっん、きもちいい・・ん、ん・・」
「あぁ、センパイ・・すげぇイイ」流川のモノが奥まで届いてあたしの腰も自然に動く。
「はぁ、はぁ・・センパイ・・オレもうイキそー」流川の腰のスピードが早くなる。いやらしい音がする。
 あたしももう我慢できそうになくて流川に頷く。
「あんっ、る・・流川・・イッ・・いっちゃう」
「イク・・んんっ」流川のが放たれたのと同時に、あたしも絶頂を迎えた。
流川はそのまま倒れ込んで、あたしの胸に顔お埋めた。あたしは、流川の頭を抱きかかえ、二人で呼吸を整えた。
149流川x彩子 おまけ:2005/10/20(木) 01:07:45 ID:7IEuu4xt
あたしは流川の胸に顔を埋めて、流川はあたしをしっかりと抱きしめてて、すごい幸せを感じた。
ちょっと前までは、胸が苦しくて堪らなかったのに。
目の前にいる無愛想な後輩がとても愛おしく感じて。頬に軽くキスした。
流川は目をまん丸にしてあたしを見つめてる。
「うふふ、なんか幸せだなぁって思って」あたしはそう言って、服を着ようとした。が、突然流川に手を掴まれた。
「オレもシアワセ。センパイのことタイセツにする」
あたしは嬉しくって、恥ずかしくて、また流川の頬にキスする。「あたしも」と呟きながら。
けど、流川は腕を離してくれなくて、「何?」と聞いた。
「もう一回してー」
「はっ?何言ってんのよ!明日は練習試合なのよ。それに守衛のおじさんが来ちゃったらどうすんのよ。もうこんな時間だし」
時計の針はもう8時半を指していた。
「だってセンパイが、んなことゆーから」流川はふて腐れたように言った。
「ダメなものはダメ!また今度ね。練習試合の前に体力使ってどーすんのよ!」
「じゃ、明日。終わった後。」
「えぇ??試合の後?疲れてて無理でしょ?」
「へーき。それとこれとは別。」呆れて断る気にならなかった。それにあたしも流川と一緒にいたかったし。
「じゃあ、明日、仙道に勝ったらね。そしたらいいわよ」
「ぜってぇー負けねぇ」あたしは「うふふ、がんばってね」と言って制服に着替えた。
帰りは、「あぶねぇーから」と言って流川が自転車の後ろに乗せてくれた。「平気だから」って断ったけど、
「彼氏だから」と言って無理矢理乗せられた。
でも、流川の後ろに乗る方がよっぽど危険だと思った。
あいつが漕ぎながら何度も寝そうになるので、あたしは家に着く頃には疲れ果てていた。
「じゃ、明日ね、流川。気をつけて帰るのよ。」
「うす。また明日。」
そしてあたしの無愛想な彼氏はフラフラになりながら帰って行った。
150?流川x彩子:2005/10/20(木) 01:11:37 ID:7IEuu4xt
長くなりましたが以上です。
初めて書いたので、あんまりエロになってないですが・・・
次回はもうちょっとエロ頑張ります
151名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 02:43:38 ID:d5v75TBi
150>>GJ!!!!
お疲れさまでした
よかったら また書いてください。楽しみにしてます
152流川x彩子:2005/10/20(木) 15:09:14 ID:xpurc1dL
昨日に引き続き、駄文ですが投稿させて頂きます。
今回はちょっと仙道がからんでます。よかったら読んでください。

今日は綾南との練習試合。桜木花道が戻って来てから初めての練習試合だから、あたしもワクワクしてる。
昨日の事があって、あたしは流川に会うのが何だか恥ずかしかった。でも、他の部員に怪しまれるといけないので
流川にもみんなと同じ様に接する。
「おはよ、流川」
「うす」
そうこうしてる間に綾南に到着した。あたしは、少し気が重かった。ここには会いたくない奴がいるから・・・
それは、2週間程前の出来事。部活が休みだったその日に、あたしは学校帰りに馴染みのスポーツ用品店に買い出しに来ていた。
「あれ?湘北のマネージャーさん?」店内をウロウロしてると、後ろから声がした。誰かと思って振り返るとびっくりした。
そこには、綾南の新キャプテンがいた。
「せ、せんどー?」思わず呼び捨てになった。
「あっ、ごめんなさい。仙道君?」
「こんにちは。確か・・彩子さんだったよね?」胡散臭い笑顔であたしに聞いてくる。
 っていうか、何であたしの名前知ってんのよ。あたしは、はっきり言って仙道が苦手だった。
バスケットは一流プレイヤーだけど、なんか軽そうなとこが好きじゃないから。あたしは無理矢理、笑顔を作って(多分引きつってたと思う)
「こんにちは。じゃああたしはこれで」仙道の事など無視して帰ろうとした。
「ねぇ、今日は部活休みなんでしょ?なら時間あるよね。お茶でもしない?」
「はぁぁ?」あたしは自分の耳を疑った。何コイツ?あたしがびっくりして黙っていると
「否定しないってことはOKってことだよね。じゃ、行こーか」あたしの腕を掴んで歩きだした。
「ちょっと!!あたし行くなんて言ってないわよ!」
「いーじゃん。奢るからさ。どーせ時間空いてるんでしょ?」コイツ何でこんな強気なの?
あたしは怒る気にもなれなくて、仙道に従うことにした。
「わかったわよ。でもお茶したらすぐ帰るからね!腕離して」
「マジ?いやぁ嬉しいなぁ。彩子さんとお茶できるなんて」あたしは、その胡散臭い笑顔を見て大きなため息をした。

仙道オススメ?のカフェに着いてからあたし質問攻めだった。
誕生日とか、趣味とか、休みの日には何してるとか、そんなどーでもいい事を聞かれて、あたしは適当に答えてた。
「ねぇ、彩子さんて宮城とつき合ってるの?」
「え?そんなわけないじゃない」
「やっぱり、宮城が彩子さんにぞっこんなだけか」仙道は納得したように、うんうんと頷く。
「じゃ、好きな人とかいないの?」咄嗟に流川の顔が浮かんでくる。
「いっ、いないわよ!それどこじゃないもの。」急に態度の変わったあたしを、仙道が不思議そうな顔で見てる。
「ふ〜ん」あたしは、これ以上色々聞かれたくなくて席を立つ。
「あたしもう帰るわ」仙道がびっくりして席を立つ。
「えぇ!?もう?もうちょっといいじゃん」
「いやよ。お茶したら帰るって言ったでしょ」仙道は、「え〜」と言いながら何か考えているようだったけど、諦めたのか
「わかりました。帰っていいですよ。そのかわりケータイ番号かアドレス教えてください」
胡散臭い笑顔で言われて、あたしはギョッとした。
「いやよ。なんであんたに教えなきゃなんないのよ」
「やっぱだめですか。じゃあオレの教えとくからメールください」
「いらない」仙道は苦笑いしながら降参のポーズをする。
「ははは、じゃあお茶つき合ってくれたんでお礼させてください」
「なに?」あたしがそう言うと。突然仙道の顔が近づいて来た。
頬に軽く触れるだけのキス。
あたしはびっくりして固まってる。仙道は軽く微笑んで、あたしを見てる。
「じゃ、今日はありがとうございました。また今度」伝票を持って行ってしまった。
あたしは、暫くそこから動けなかった。

あたしは、2週間前の事を思い出して、ため息がでる。
”でも、今日はみんながいるし大丈夫よね。” 心の中で呟いて、あたしは綾南へと入って行った。
153?流川x彩子:2005/10/20(木) 17:34:03 ID:LBjhflVw
綾南との練習試合は4点差で湘北が勝利した。試合が終わって、流川が真っ先にあたしの所に来る。
「センパイ、昨日の約束」耳元で言われ、ドキッとする。
「ちゃんと覚えてるわよ」あたしは笑顔で流川に答える。
「うす」流川は満足そうにそう言って、帰る準備を始めた。
あたしは綾南に勝った事と、仙道に絡まれずに済んだ安心感からホッとする。
綾南を出て、駅まで向かう道のりで、今日はこのまま直帰なので、湘北の問題児3人はこれからラーメンでも食いに行こうなどと騒いでいる。
駅に着いて、あたしはストップウォッチを忘れてきた事に気づく。
「晴子ちゃん、あたし綾南にストップウォッチ忘れて来ちゃったみたいなの。取りに戻るから先帰ってて。」
「えっ?あたしも行きますよ?」
「大丈夫よ。一人で。それに晴子ちゃん病み上がりなんだから、今日は早く帰ってゆっくりしなきゃ」
「は、はい。じゃあお願いします。みんなには、私から伝えておきますから」
「よろしくね。じゃあ、明日ね」
「はい、また明日」あたしは、晴子ちゃんと別れて、綾南に向かった。
綾南に着いて、あたしは体育館に向かう。ちょうど入り口の所に彦一君がいたので用件を伝えた。
「ちょっと待っててくれますか?」笑顔でそう言って、体育館の中に探しにいってくれた。
あたしは、流川に何も言わずに来てしまったのを思い出し、ケータイを取り出してメールをうち始める。
足音がこっちに近づくのがわかって、振り返るとそこにはストップウォッチを持った仙道が立っていた。
「お待たせしました」
「えっ?なんで・・・あ、ありがとう」
「わざわざオレに会いに来てくれたんですか?嬉しいなぁ」
「はいはい。早くそれ返してよ」あたしは目線をストップウォッチに落とす。
「あっ、彩子さんのケータイオレのと一緒だ。」あたしの話を無視して、仙道があたしのケータイを見る。
「そろそろアドレス教えて下さいよ」にっこり笑って仙道が言う。
「イヤだって言ってるでしょ」
「じゃあ、ちょっと触らしてください」
「ダメ、早くそれ返して」そう言ってあたしが伸ばした手を、仙道が掴んだ。
「何よ?早く帰りたいんだから返してよ」
「教えてくれたら返しますよ」何なのコイツは・・・
腹が立ってギャーギャー騒ぐけど、仙道は笑ってあたしの手を離してくれない。
ふと、仙道の顔が笑うのを止め、あたしの後ろを見てるのに気づき、あたしも後ろをみる。
そこには、いつもにも増して不機嫌そうな顔をしたアイツが立っていた。
「流川!どーしたのよ?」
「戻ってこねぇーから迎えにきた」そう言って、あたしの仙道に掴まれた手をチラッとみる。
「ぁんにゃろう」ボソッと呟いてこちらにくると、仙道を思いっきり睨みつけ、ストップウォッチを仙道から奪い、あたしの腕を掴んで歩きだした。
「ちょっと、流川!」
「おーい、流川〜」仙道が呼ぶのも無視して流川は歩き続ける。
流川は電車に乗っても、電車を降りても、一言も喋らなかった。そしてあたしの手も離してくれなかった。
あたしは、流川に引っ張られ住宅街を歩いている。
「ちょっと!流川ってば!どこ行くのよ?」
「・・・」
「流川!」
「オレんち、約束したから」あたしは昨日の約束を思い出し、顔が赤くなる。
「だって、家の人いるんじゃないの?」
「誰もいねー」そんなこと言ってる間に、流川の家に着く。とっても大きな綺麗な家。いや、豪邸。。。
あたしは、流川の後に続き家の中に入る。すぐに流川の部屋に通され「シャワー浴びてくるから待ってて」と言われる。
アイツらしい、シンプルな部屋。ダブルベットにテーブル。バスケの雑誌が少しと、コンポに、CDしかない。
あたしが床に座ってると、ドアが開き、上半身裸で短パンをはいた流川が入ってくる。髪からは雫が落ちている。  
154流川x彩子:2005/10/20(木) 20:49:29 ID:pCcLcoL3
あたしは、流川の雫で濡れた裸にみとれてしまう。
「センパイ?」
「あっごめん。アンタ髪ちゃんと拭きなさいよ。風邪ひくわよ?」
「面倒くせー。それより今オレに見とれてた」
「なっ、んなことないわよ!!」恥ずかしくて顔が赤くなる。
「顔アカイ」流川はそう言っていきなりキスしてきた。それは昨日とは違って、かなり力強いキス。
「んんっ・・はぁ・あぁ」二人の唇が離れる。
「どーしたのよ、いきなり」あたしは流川をジッと見る。
「なんで・・」流川が口を開く。
「えっ?」
「なんでセンパイ・・センドーと仲良さそう・・だった」流川がポツリ、ポツリと言葉を発する。
「あっ、あれ?別に仲良くなんかないわよ!ただ、アイツがアドレス教えろなんてしつこく言うから。本当迷惑よ」
あたしは言った後でしまった!と思った。案の定流川は、
「あのどあほう、ぶっ殺す」
「る、流川!妙な気起こさないでよ!あたしちゃんと断ったし、大丈夫だから!!」あたしが何を言っても、流川の怒りは収まらなくて、
「もう!流川機嫌治してよ。う〜ん、そうだ!流川のお願い聞いてあげるから言ってみなさいよ。だからそれで機嫌なおして、お願い」
あたしはウィンクして流川に言った。
流川はびっくりしてあたしをジッと見てる。そして顔を少しニヤニヤさせて
「じゃ、今日はオレとずっと一緒にいて。オレの言う事聞いて」素直にそんなことを言う流川が可愛くって
「うふ、いいいわよ」なんて軽く返事をしてしまった。
あたしの返事を聞いて、流川があたしの手をとる。そして手に口づけをする。
「どうしたの?」
「センドーが触ったから。消毒する」そんな流川が愛おしくって、思わず笑顔がこぼれる。
流川はそのままあたしの手にキスをする。指をしゃぶったり、舌を這わせたり。あたしは流川の唇と舌使いに
だんだんと力が抜けていくのがわかった。
「はぁ・・る・・かわっ・・」我慢できなくて声がでる。
そんなあたしを見て、流川があたしのシャツをまくり上げる。

今日はここまでです。読んで頂いてありがとうございました。
155名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 20:51:05 ID:1Wo6zvPt
陵南・・・
156名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 21:32:42 ID:oXYPwStO
GJ!!
157名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 22:01:13 ID:d5v75TBi
GJ!!!!
お疲れさまです
次々に続き投下してくださって うれしいです!!
またまた続きに期待〜
158名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 08:35:19 ID:/xBJmmxU
嫉妬している流川カワエエ
GJ! 次の投下お待ちしてます。
159?流川x彩子:2005/10/22(土) 03:27:36 ID:lWhScOMu
あたしの素肌を撫でるように手がゆっくりと動いていて、それだけであたしのアソコは反応しだす。早く胸に触れてほしくて、流川に目で訴える。
「センパイ、イヤらしい」流川の大きな手が胸を包み込む。
「ン、んっん・・・」
突起を口に含み、舌でころころと転がされあたしのソレはみるみるうちに固くなる。
「センパイ?オレのも・・」そう言って、あたしの手を流川自身の大きくなったモノへ導かれる。
「食べてもいい?」あたしは少し微笑んで流川に聞く。
「・・・じゃあ、オネガイシマス」少し恥ずかしそうに答えた。
”コイツ、かわいい!!”あたしは、流川をベットに座らせ、床に立て膝をつき、流川のモノに触れ、そのまま先を少し舐める。
「はっ、あぁ・・・」流川の反応を確かめてそのまま、全体を口に含む。
舌を絡めながら口を上下に動かし、流川のモノを愛撫する。
「あっ、んんっ・・・ん」彼の体に力が入っているのがわかった。
あたしは、流川のモノをたっぷり愛してあげたくて、舌と口を動かし続ける。
チュポ・・ジュル・・ッヌプ・・イヤらしい音が部屋に響く。
「セッ・・セン、パイ・・ダメ・・イキッ・・ソー・・」
あたしはスピードを早める。
「くっ・・うぅっ・・」流川自身があたしの口の中に広がる。
あたしはそれを飲み干して、ぐったりしている流川を見つめる。
流川は、そんなあたしに軽くキスをしてギュッと抱きしめる。
そしてすでにビショビショに濡れているあたしの突起物を、指で転がす。
突然の快感に立ってる事ができなくて、流川に寄りかかる。
すぐに限界がきて「はぁ・・イッちゃう・・」と言って、足をピクピクさせ果てた。
呼吸を整える暇もなく、ベットに四つん這いにさせられる。
「るっ、流川、ちょっと待って」
「待てねー、もう限界」そう言って彼は、自分の回復したモノをゆっくり後ろから入れてきた。
「あぁっっ!!」イッたばかりだからなんだかおかしくなりそうだった。
「セン・・パイ・・そんなっ・・締め付けないでっ」
流川があたしの胸を掴みながら言う。背中から彼の体温が直に伝わってくる。あたしは、あまりの気持ち良さから、自分から腰を振る。
腰を打ちつけあう音が早くなる。
「るっ流川の・・す、ごい・・奥まで、当たってる・・」
あたしはもうイキそうで、流川も限界が近くて、お互いの手を握りあった。
「もう・・ダメっ・・イっ・・くっ・・」
「セン・・パイ・・オ、レもっっ・・」
二人同時に果てて、荒い呼吸のまま、キスをたくさんする。お互い離れたくなくて、ぴったりと体をくっつける。
160流川x彩子:2005/10/22(土) 03:30:30 ID:lWhScOMu
言う事を聞くと言ったおかげ?で、あたしは何度も流川にイカされた。
体はすでにフラフラだった。
「る、流川、あたし今日はもう無理だからね」
「・・うす」隣で流川もハァハァいってる・・・
窓に目をやると、外は暗くなり始めていた
「もう、外暗くなってるじゃない。少し休んだら、あたし帰るからね」
「ダメ・・・今日はずっと一緒にいるってヤクソクした・・・」
「何よそれ。泊まってかないわよ。家の人だって帰ってくるんでしょ?」
「帰ってこねー。ばぁちゃんち泊まってくるって・・・」
コッ、コイツ!最初からそのつもりだったんじゃ・・・
「明日は、練習あるしっ、そ、それに着替えとか持ってきてないし、
そう!家の親、何気に厳しいのよ。だから泊まりなんて言ったら殺されちゃうわよ」
あたしは、断る理由を並べる。好きだから、あたしも一緒にいたいけど、今日の流川はすごく強引で、このままじゃあたしの体がもたないと思った。多分、仙道との事もあるんだろうけど。
あたしが色々考えていると、流川が口を開く。
「練習は午後から・・着替えは、今から取りに行けばいー。それに・・・
前にセンパイ、家は厳しくないとかなんとか言ってた・・」
あたしは、前に赤木先輩の家で問題児軍団の勉強合宿をした時に言った事を思い出した・・・”家は全然厳しくないんで、泊まりとか平気なんですよ!”っていうか、何でそんなどうでもいい事覚えてんのよ!
あたしは嘘を見破られ、申し訳なさと気まずいので、言葉がでない。
「センパイ?・・そんなにイヤなの?・・オレといるの」
流川があたしを真っ直ぐに見つめて、寂しそうに聞く。
あたしは胸がズキンっとなって、ゆっくり口を開く。
「ごめん、そうじゃないのよ。ただ流川が今日は強引だったから、なんか
戸惑っちゃって。一緒にいたいのは、あたしも同じよ」
「オレ、センパイが・・センドーと一緒にいたの見たら、すげぇームカついて、自分でも歯止め効かなくて・・ゴメン・・」
流川は小さくなってそう言うと、軽く頭を下げる。
急に素直になった事にびっくりしたけど、とても可愛く思えて、あたしは笑顔になる。そのまま流川の手を取って
「着替え取りに行くから、一緒に行こ」あたしは言った。
すると流川は顔を上げた。いつもとあまり変わらないけど、嬉しそうな顔をしてるのがあたしにはわかった。
その夜は、ご飯を作ってくれとか、一緒に風呂に入るとか、流川に甘えられっぱなしで、あたしは相当疲れてた。
でも、隣でスースーと寝息を立てて熟睡してる無愛想な彼氏を見ていると、とても幸せな気持ちになった。
161?流川x彩子:2005/10/22(土) 03:38:40 ID:lWhScOMu
今回も長くなってしまいましたが、お付き合い頂きありがとうございました。
今まで小説は書いたことなかったのですが、こんな駄文でも読んでくれる方がいると
思うと、書くのがとても楽しいです!
それと、誤字すみませんでした・・・
スラムダンク好きなのに、間違えてしまってちょっと恥ずかしいです。
162名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 17:43:40 ID:QW6kwLTN
gj!
163名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 00:08:47 ID:BnL0gdo3
>>161
お疲れさまでした
読み手としても 続きを読むのがすごく楽しみでした!!(・∀・)

まだ続いたりするのかな?続きでも、新作(新カプ)でも 楽しみにしてますので、よかったら また投下してください(^^)
164名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 11:19:55 ID:z1LoYX/J
流彩(・∀・)イイ!!161さんGJ!
165名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 19:43:48 ID:tLIZ0eAY
>>161
GJ!!アネゴ(・∀・)ステキ
このセンドーと彩子のカラミもいいなぁって勝手にハァハァしてしまいました!

続きや次回作ハァハァしつつ待ってます
166流川x彩子:2005/10/25(火) 18:35:41 ID:unZ6sjPt
またまた流彩です。すいません、こればっかで・・・
よかったら読んで下さい

流川とあたしが付き合いだして、もう2週間たった。
付き合ってからわかった事は、アイツがヤキモチ焼きだって事。
まぁ、そういう可愛いとこはあたしにしか見せないから結構うれしい。嫉妬した流川を宥めるのは
大変なんだけど、そこは1コ上の余裕?でうまくやってるつもり。
あたし自身は、あんまり嫉妬とかしない方だなって思ってた。
だから流川が、モテる事も平気なはずだった・・・

今日あたしは日直なので、HRが終わっても教室に残って日誌を書いている。やっと書き終えて「ふぅー・・」と一息つく。
時計の針は、すでに練習開始の時刻を指していた。
「やっばー!赤木先輩に怒られちゃう。早くこれ出して練習にいかなきゃ」
日誌を担任に提出して、早足で更衣室へ向かう。
ふと裏庭に目をやるとそこには、あたしの大好きなアイツが立っていた。
”アイツ、なんでこんなとこに?”不思議に思いながらも、声を掛けようと窓に手を掛けた。
でも、あたしは声を掛けることも、窓を開ける事もできなかった。
そこには、もう一人、あたしの知らない女の子が立っていた。

その子は、流川よりうんと背が低くて、髪はほんのり茶色がかってて、毛先だけくるんとカールしてる。
瞳はパッチリしていて、とても大きい。すごく可愛らしくて、守ってあげたくなるようなタイプ。
「そーいえば、クラスの男どもが、一年にすげーかわいい子がいるとか騒いでたわねぇ。きっとあの子のことだわ」
あきらかにあたしとは正反対な彼女は、顔を真っ赤にさせて、小さい体をもっと小さくさせて、流川の前に立っていた。
あたしは、二人の間に今何が起きているのか、すぐにわかった。
そして、胸がすこし痛む。
練習に行く事も忘れ、あたしはその場から動けずにいた。
彼女が、かばんから綺麗にラッピングされた袋を取り出して、流川に差し出す。流川は、それにチラッと目をやると、何か言った。
二人の声は聞こえないけど、流川が断ったのがわかった。
あたしはホッとして、裏庭に背を向け歩き出した。流川も彼女に背を向けて歩きだしていた。
「待って!流川君!」彼女が、大きな瞳から涙を流しながら叫んだ
それはあたしにも聞こえて、流川と同じように振り向く。
「・・・からっ!・・・ねがいっ」
彼女が一生懸命、流川に何か言っている。所々しか聞こえないけれど、声がとても震えていたのがわかった。
流川は彼女を無視して、その場から立ち去ると思っていた。中学の時からアイツは何度も告白されていたけど、
いつも冷たく断っていたのを知っていたから。
でもアイツは、ゆっくりと彼女に近づいて行った。
あたしは信じられなくて、頭の中が真っ白になった。
「る、流川?なんで・・・」
彼女の持っている袋に、流川の手が伸びる。
あたしはそれ以上二人を見ていたくなくて、更衣室へと走り出していた。
167名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 00:06:08 ID:sdSugrTI
続きだぁ!!(・∀・)
168流川x彩子:2005/10/27(木) 02:21:47 ID:t1Wy93wZ
その後の事はよく覚えてなかった。気づいたら、着替え終わって、体育館の前にいた。
なんだか流川に会いたくなくて中々体育館に入れずにいた。そんなあたしを見つけ、晴子ちゃんが声を掛けられる。
「あっ!彩子さん!遅かったですね」
「あっ、晴子ちゃん・・・。今日日直だったの。遅くなってゴメンね」頭には入ってなくて、事務的に答える。
中では既に練習が始まっていて、あたしは無意識の内に流川の姿を探してしまう。でもそこには、流川の姿はなかった。
「はっ、晴子ちゃん。流川はまだ来てないの?」
頑張って気を落ち着かせ、マネージャーの立場として、晴子ちゃんに尋ねる。
部員のみんなは、あたし達の関係を知らないから。
「流川君ですか?まだみたいですよ。めずらしいですね」
「あっ、そう・・・」そう小さく呟いて、裏庭での事を思い出す。
彼女とあの後何があったのか、すごく気になる。でも知りたくない自分もいる。もし流川が彼女を選んだら?
彼女はすごく可愛かった。女の子らしくて、優しそうだし・・・
そんな事を考えていると、「ちゅーっす」と声がして、あたしは声のした方に振り向く。
流川がいた。
アイツの姿を見た途端胸が苦しくなって、胸の辺りのTシャツをギュッと掴む。
アイツは、あんな事があったばかりなのに、いつもと全く変わらなくて、それがなんだかすごくムカついた。
あたしはこんなに苦しいのに・・・
流川はあたしを見つけると、軽く会釈をしてきた。だけどあたしは、腹が立っていてそれを無視してしまった。
こんな事したってしょうがないってわかってる。でもあたしは、この嫉妬をどうにも止める事ができなかった。
ゲーム中、やっぱりあたしは流川を目で追ってしまう。
ふと、流川の腕の見慣れないリストバンドに気づく。
真新しい、赤のリストバンド。流川はいつも黒のリストバンドだから不思議に思った。
そして思い出す裏庭での出来事。彼女の手にあった、綺麗にラッピングされた袋。それを受け取ろうとした流川の手。
認めたくなかった。あの流川が彼女からプレゼントを受け取って、それをしているなんて。
あたしの頭の中にはもう、流川が彼女を選んだ事と、流川に捨てられると言う事しかなかった。

「一緒に帰るから、自主練終わるまで待ってて」
一人で駅まで向かう途中、流川に言われた事を何度も思い出す。
あたしは、別れを切り出されるのが怖くて、流川を待つ事ができなかった。
途中、何度も鳴るケータイを出る事もできなかった。

家の帰ってもあたしは何もできなくて、ベットに座り流川の事を考えていた。
「やっぱりシカトなんてダメよね。ちゃんと流川に聞かなきゃ」
決心してケータイに手を伸ばす。すると、またケータイが鳴る。液晶をのぞくと、そこには“メール受信中”の文字。
流川からだと思い、深呼吸してからメールを開くとそこには、
“外見て”たったそれだけ。
あたしはまさかと思い、窓を勢い良く開ける。
下を見ると、不機嫌そうな顔で流川がこちらを見上げていた。
169名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 14:34:51 ID:7Q2gRFTr
久しぶりにこのスレ見たら、ネ申 降臨中ではないですか・・
>>168
GJです!続きも楽しみにしてます!!


あといつか気が向いたらで結構ですので、彩子×リョータもお願いします!
このままではリョータが報われないのでw
170?流川x彩子:2005/10/27(木) 18:24:36 ID:qZahnFYs
「る、流川っ!?今行くからちょっと待っててっ!」
あたしは、早くなる鼓動をなんとか抑えて、家族に聞こえないよう小声で流川に伝える。
制服のまま階段を駆け下りて、「コンビニ行ってくる!」と家族に言い、呼吸と髪を整え、玄関を開ける。
「うす・・・」急いで来たのか、うっすらと顔に汗をかいてるのが見える。
あたしは、胸が痛くなる。あたしが何も言えないでいると、流川が口を開く。
「センパイ・・・」
あたしは、自分の家の前にいる事を思い出して場所を変えようと流川に伝えると、
流川は自転車の後ろに乗るよう促してきた。
自転車の後ろに座り、あたしはいつものように流川の腰に腕をまわそうとしたけど、なんだか気まずくてできなかった。
すると流川の手があたしの腕をとり、自分の腰にまわさせた。
「ちゃんと掴まってねーと落ちる・・・」
「ごっ、ごめん」あたしはドキドキしながら、何とかそう言うと、まわした腕に力を込める。
それを確認したように、流川が自転車をこぎだす。熱くなった顔に少し冷たい風が気持ちよかった。
しばらく走って着いたのは、見慣れた海岸。
流川は自転車を止め、スタスタと先に行ってしまった。
あたしは流川の後を追いかけ、既に腰を下ろしている流川の隣に座る。
沈黙が続きあたしは耐えられなくて、口を開く。
「る、流川?あの・・ごめんね、先に帰っちゃって」
「なんで?」
「えっ?」
「なんで先に帰った?待っててって言った・・・」
流川の声が震えていて、怒っているのがわかった。
「な、なんか疲れちゃってて。待ってるのしんどいなって思って」
「ならそー言えばいい。電話にも出ねーし、すげー心配した」
嘘をついた事に胸が張り裂けそうになる。あたしはそれを隠すようにムキになる。
「別に一緒に帰る事ないじゃない?方向逆なんだし、流川だって、大変でしょ?」こんな事いうつもりじゃないのに・・
流川が驚いた顔であたしを見てる。
「なんでそーなる?オレと帰りたくないなら正直に言えばいい。嘘つく必要なんてねー」
流川に嘘を見破られ、あたしは溜った不満をもう我慢できなかった。
「自分は・・・自分はどーなのよ!?はっきり言えばいいじゃない!あっあたしと別れるつもりなら、さっさとそう言えばいいでしょ!」感情に任せて流川にぶつける。
流川は、訳が分からないという顔であたしを見てる。
「センパイ?何言ってんの?」
「とっ、とぼけないでよ!あたし見たんだから・・あの子からのプレゼント受け取ったんでしょ?・・・」目頭が熱くなる。
「センパイ見てたの?悪趣味・・」
「ちっ、違う!ただ通りかかっ・・・」
急に流川に抱きしめられ、大きな手で髪を撫でられる。
「それヤキモチ?可愛い・・・」耳が熱くなる。
「ちょっと!話逸らさないでよ」流川の体を離そうと暴れるけど、あたしを離すまいと、流川は腕に力を込める。
「もらってねー・・ちゃんと断った」
「え?だって・・・」
「大切な人がいるからって、その人以外考えられねーって言った」あたしは嬉しくて、涙が出そうになる。
「でもあんた、リストバンドしてたじゃない。新しい、見た事もない赤いやつ」上目遣いで流川を見る。
「あれは自分で買った。センパイが赤好きだから、赤にした」
流川が照れているのがわかった。あたしは申し訳なくて、流川をギュッと抱きしめる。
流川もそれに答えて、あたしの耳元でボソッと呟く。「センパイ勘違いしすぎ・・・」
お詫びも兼ねて、彼にキスをする。舌を侵入させ、流川の唇を食べ尽くす。流川も舌を絡ませあたしの唇を沢山愛してくれる。
今回の事は、あたしの勝手な勘違いで、流川を傷つけてしまった。だから流川が喜ぶようなことがしてあげたくて、思い切って流川に聞く。
「ねぇ、流川。あたしアンタの事気持ち良くさせたいの。イヤ?」
「えっ?ここで?」意味がわかったのか驚いた顔であたしを見る。
「そう、ここで・・」
あたしは流川の返事を聞かずに、流川の耳に舌を這わせた。

ちょっとダラダラしてしまいました。いつもエロまで時間がかかって申し訳ないです・・
次回エロです!あと、今回の流川x彩子が終わったら、違うカプの書こうと思ってます。
ただ、彩子好きなのでx彩子しか書けませんけど・・m(_ _)mなにかリクエストあったら言って下さい。頑張ってみます!
もちろんこの流川x彩子のシリーズでもOKです。その他の流川x彩子でもOKです。お待ちしています。
171名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 20:37:16 ID:/1zGZmya
2ちゃん初めて書き込みます。170さんGJです!
彩ちゃん大好きなのでどんなカプでも期待してます!!
172名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 20:44:08 ID:MJFw6aNv
>>170
GJ!
自分も彩ちゃん大好きなんで、すげー楽しみです!

で、リョータ×彩ちゃん禿しくキボン!
図々しいですが、よろしくお願いします!
173名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 23:13:29 ID:3tbbdfoh
>>170
仙道×彩子読みたいです!!
174名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 16:59:49 ID:DhpKDvEn
>>170 彩子×三井で宜しく。
175名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 00:01:35 ID:nnNpAE+P
>>170
初心に戻ってリョータ×彩子なんてのはどうでしょう?
…というか私がその組み合わせで読みたいだけなんですけどね。。
176& ◆/p9zsLJK2M :2005/10/29(土) 02:11:30 ID:8HPgg+Of
>>174氏に賛同して彩子×三井を。
でも逆も良さそうですな・・・。楽しみにさせていただきます。
177流川x彩子:2005/10/29(土) 03:20:10 ID:jWXXOvkG
誰もいない、もう暗くなった砂浜に、流川の吐息が響く。
「はっ・・・んっ・・あぁ!」流川が虚ろな目であたしを見つめる。
あたしはその様子を見て少し微笑むと、流川の首筋への愛撫を止め、彼のシャツのボタンをゆっくりとはずす。
何個かボタンをはずし、彼の胸に優しいキスをする。すると流川もあたしの髪にそっとキスをする。
そのまま流川の突起を口に含むと、彼の体が反応する。
あたしは、舌で転がしたり、甘噛みしたりして、彼の固くなった突起物を弄ぶ。
「はぁ・・あっ、ん、」男のくせに色っぽい声を出すので、あたしも興奮してくる。
そしてあたしは、そっと流川の下半身に手を伸ばす。
すごく固く、大きくなっててあたしはびっくりするけど、そのままズボンのファスナーを下げて彼の大きくなったモノを取りだす。
もう先っぽは濡れていて、あたしは流川に意地悪そうに聞く。
「流川、そんなに気持ち良かったの?先っぽ、濡れてるよ?」
「だって・・・センパイ・・・エロい」流川が虚ろな目のまま答える。
あたしは、急に恥ずかしくなって下を向く。
「センパイ・・オレ、すげーウレシイ・・もっとして」
あたしは黙って頷くと、彼の大きくなったモノを口に含む。そして上下にゆっくりと、頭を動かす。
「あ・・ん、はぁ・・はぁ・・」流川の声が少し大きくなって、
あたしはさらに舌を絡ませながら動きを早くする。あたしの唾液と流川の粘液が混じり合いイヤらしい音を出す。
     じゅぽ・・じゅぽ・・ぬぷっ・・
「もうっ・・・ダメっ・・センパイ・・イクっ!」
そのまま動いていると、流川の体がビクッとして、あたしの口の中にトロッとした液体が口に広がる。
あたしは迷わずそれを飲み込むと、流川の顔を見る。
すると、突然流川に肩を掴まれ彼の方に引き寄せられる。
「センパイ・・大丈夫?」息を切らしながら流川が聞いてくる?
「えっ?何が?」あんたの方こそ大丈夫?と聞きたくなったがやめる。
「だって・・飲み込んでたから・・」
「へーきよ。そんな事気にしないの!」でも、そんな心配をしてくれるのがすごく嬉しかった。
そして流川があたしの頬に、おでこに、唇に、たくさんのキスを落とす。流川の手があたしのスカートの中に伸びてくるのがわかって、咄嗟に手を払いのける。
「今日はダメよ!」強い口調ではっきりと言う。
「なんで!?」不満そうな顔であたしを見つめる流川に、ぼそっと呟く。
「・・・だから・・」
「はっ?聞こえねー」少しイラッとしてるのがわかる。
「生理だから!今日はダメって言ってんのよ!」突然怒鳴ったあたしにびっくりしたのか、
流川の目が点になっている。
「あっ、ごめん・・とりあえず今日は無理だから。今度ね」
「生理だとしちゃいけねーの?」コ・・コイツ・・
「だっ、だめにきまってんでしょ!!」あたしはまた怒鳴る。
そして流川は納得したのか「うんうん」と頷き、
「・・したら今度する時は、今日の分までたっぷりする・・」
とぼそっと呟いたのをあたしは聞き逃さなかった。
な、なんかコイツ目がギラギラしてる・・・あたしは少し怖くなった・・・
「攻められるってーのも悪くねーかも・・」
「はぁ?」
コイツ、まさかM?と思いながら、少し嬉しそうな顔をする彼氏の顔を見つめていた。

なんだかエロ少なくなっちゃいました。ごめんなさい・・・
とりあえず、この話はこれで終わりです。読んで下さってありがとうございました。
そして、リクエストたくさんありがとうございました!またがんばって書きます。
先着順ということで、リョータx彩子でいきます!
こんな感じで長くなってしまうと思いますが、大丈夫でしょうか?
178名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 05:36:08 ID:ccZ2VbyY
彩子×安西先生をひそかに希望
179名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 07:29:58 ID:QkK9xbn/
>>177
(;゚∀゚)=3ムッハー 最高でした!!

リョ×彩ちゃん好きなので楽しみにしてます!
どんどん長くしちゃって下さい〜
180名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 18:10:51 ID:xJdWAkwH
>>177
おつかれ様です!
りょうた×彩子たのしみにしてます!
181名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 20:07:04 ID:sPjv5/9r
安西先生((((;゚Д゚)))
鬼でいくのか、ケン○ッキーの人なのか・・・
182名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 22:48:25 ID:xJdWAkwH
↑かなり気になるwww
183名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 15:03:29 ID:C3BrZTMi
先生と彩ちゃんか(w

安西先生と奥さんってのは意外にいいとおもう。いや、現在じゃなくて
知り合ったころね。白髪鬼みたいに自分の熱中していることに血が
上っているタイプは、何言われてもにこにこしているタイプの女には
割と弱いもんだ。

彩子さんと晴子も面白そう。彩子さんはあくまでクールかつさっぱり
目なんだが、裸に剥かれて悪戯されてる晴子がビックンビックン
感じてしまう。で、それを血走った目で覗いている花道。
184リョータx彩子:2005/11/01(火) 04:10:51 ID:gbmau1jQ
お待たせしました。リョータx彩子です。ただ、ちょっとリョータが可哀相な感じです・・
それでもよかったら読んでみてください。今回も長くなりそうです。よろしくお願いします。

外はもう真っ暗で、あたしは夜空を見上げながら、一つため息をついた。
赤木先輩と小暮先輩が引退してリョータがキャプテンになってから、練習の終わる時間が以前より少し遅くなった。
そして練習の内容も以前より厳しくなった。赤木先輩が抜けた穴と、まだ帰ってこない桜木花道の穴を埋めるように・・・
だから部員のみんなも練習が厳しくっても、帰りが遅くなっても愚痴を言ったりはしない。
でもあたしは、リョータがすごく悩んでるのを知ってる。キャプテンとして、みんなを引っ張っていけるのかとか、赤木先輩のようになれるのかとか。
だからあたしは、できる限りリョータの支えになろうと思った。そこに特別な感情はないけれど。
だからこうして今日もリョータと一緒に帰る為、学校の玄関でリョータを待っている。
リョータから一緒に帰ろうと誘われた時、最初は断ろうと思った。
でもリョータが顔を真っ赤にさせて、すごく一生懸命だったから、なんだか断るのがすごく悪くて、OKしてしまった。
あたしの返事を聞いて、リョータは泣きそうな顔してすごく喜んでた。
その時のリョータの顔を思い出して、胸が痛む。
ごめんリョータ、あたしアンタの気持ちには答えられないの。
アンタの事、友達としかみれないの。
あたしはまた、「ハァ〜・・」と溜め息をつく。

「彩ちゃんお待たせ」急にリョータの声がして、勢い良く振り返る。
溜め息が聞かれなかったかとドキドキしながらも、なんとか気持ちを落ち着かせてリョータに答える。
「ちょっと、リョータ遅いわよ!男のくせに支度に時間かかり過ぎなんじゃないの?」
「ひどいよ、彩ちゃん・・・これでも部室の鍵閉めて、ダッシュできたんだよ」
本当に急いできたのか、リョータの息が少し上がっている。
「まぁいいわよ。早く帰ろう」あたしはリョータをおいて歩き出す。
「あっ!待ってよ、彩ちゃん!」

いつもと同じ帰り道、練習での事や桜木花道の事などを話しながら歩く。
「ハァ〜〜」会話が途切れ、沈黙の後リョータが大きな溜め息をつく。
「どうしたのよ、リョータ。また悩んでんの?」
「いや、そうじゃないんだ。三井さんてやっぱすげぇーなーと思ってさ」
「三井先輩?なんでよ」
「うん。今日見てて思ったんだよ。ゲーム中も的確に指示出してさ、練習中ふざけてても締めるとこはちゃんと締めててさ。
周りがちゃんと見えてるって感じなんだよね。オレなんか終止ピリピリしっぱなしなのにさ」
リョータが少し自信をなくしてるのがわかった。
「三井先輩は確かにすごいわよね。でもリョータは今色々と模索中なんだし、慣れてくれば見つかるわよ。
リョータのやり方っていうのが。だから焦る事なんてないわよ」あたしは笑顔でリョータに言う。
「彩ちゃん・・・」リョータがまた泣きそうな顔になる。
沈黙がまた少し続いて、リョータが口を開く。
「彩ちゃん。ちょっと座って話さない?」
いつもと違う、真剣な顔のリョータに、あたしは断る事なんてできず、黙って頷く。
近くにあった公園のベンチに二人で座る。
でもリョータは何も喋らず、ただ黙っている。
あたしは沈黙に耐えられず何か言おうと考えていると、リョータが突然、あたしの方に体を向ける。
びっくりして体を後ろに反らすと、リョータがあたしの腕を掴んでくる。
「彩ちゃん、俺彩ちゃんの事大好きだよ」
リョータの気持ちはわかっていたけど、こんなふうにちゃんと言われたのは初めてで、あたしはどうしていいかわからずに、ただリョータを見つめる事しかできなかった。
185名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 16:49:45 ID:MdQpkXjJ
おお、リョータ×彩子きてる!!!
続きハァハァしながら待ってます。情景がセツナス・・・。

そして今完全版読んで神×彩子とかにハァハァしてる俺の脳内。
文章力があればいいのに・・・
186名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 20:42:33 ID:cPHC42Mw
>>185
お、俺も密かに神×彩子好きだ(;´Д`)ハァハァ

187名無しさん@ビンキー:2005/11/01(火) 21:03:23 ID:rUZZ4yTQ
俺も楽しみ!
188名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 22:37:40 ID:tT0IHBpy
神×彩子か…なるほど。
シュートのなめらかさ以外にも鳥肌の立つものがあるわけだな。
189名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 23:27:22 ID:5TaDocqU
りょうた×彩子がはじまってる!(・∀・)

牧のカプみた事ないな・・・
みてみたい!
190名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 23:45:15 ID:fX+MY2s7
修学旅行で牧が歌舞伎町に迷い込んだら大変なことになるな。
猛烈な(ホストの)スカウト合戦が始まるぜ。高校生かどうか確かめずに。
終盤はともかく、初登場のあの顔はやばすぎるからな。
191名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 01:24:02 ID:/eve5zoh
前に、るー×まついさんってのを読んだ事あるんだけど
それが何か良くて、自分の中では推奨カプw
流×松ってか、松×流かな。
192名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 15:08:09 ID:qY/O0lkF
リョータは三井先輩とは言わない。三井さんね。
193名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 23:06:07 ID:n7p+3Uhf
松井さんて、ハルコちゃんのとりまき2人のうちの髪短い方?
それなら洋平くんもイケないですかね?なんてーか、こう、お互い支えてるモン同士みたいな
てか
流川×晴子のつづきお待ちしてます  
194名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 23:45:49 ID:oDwzunSU
>>193
違う。髪の短いほうが藤井さん。たらこ唇の方が松井さん。
195名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 12:39:23 ID:D4oI2AN9
牧のカプか。
俺としては牧は年上キラーっぽいな。
スラムダンクで牧より年上女いないけどさ
196名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 12:43:50 ID:St88CnJT
>>195
弥生さんは…w
まぁ、先導にメロメロか。
197名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 19:59:57 ID:rN3Zo8xV
>>193
洋平もみたい!

洋平ってかなりかっこいいと思うんだけどなぁ〜
198名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 21:03:46 ID:+Z3GWJb4
確かに洋平はかっこいい
199名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 21:29:56 ID:fFgjIYf2
今、藤井×流川の話書きたいんだけど、
藤井さんの名前がわかんらん…
松井さんも…
だれか知らん?
200名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 21:36:51 ID:ZGUeyS4l
名前ないんじゃないか?
晴子も名字で呼んでたし。
201名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 01:46:46 ID:asxzyIdX
神奈川の高校生がなんで修学旅行に歌舞伎町なんだよw
202名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 10:25:26 ID:2mnQDzo2
東京に修学旅行→興味わいて迷い込むというパターンって
いいたいんじゃねえの?
203名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 15:12:42 ID:x8F+ELxd
修学旅行なのに近すぎないか?
204名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 22:25:30 ID:R1wBFxQ/
北海道でススキノでもいいな。牧をAV男優と勘違いしたホストの女の
牧の誘惑キボン。ハードボイルドな文になりそうだw
205名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 23:03:16 ID:xy0hyRfR
ホストの女!?ホステスだよな、そうであってほすぃ((((;゚Д゚)))
206名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 00:01:48 ID:BOMxtu7N
>>205 禿同www

りょうた×彩子の続きが待ち遠しい(;つД`)
207名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 01:08:47 ID:5kdH87QJ
だんだん活気づいてきましたね!
リョータ×彩ちゃん楽しみだ〜他に三角関係な話も読んでみたいな。
208名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 16:37:06 ID:ePuu+wkP
リョータって花道と彩子がつきあってると勘違いしたときあったな。
いろいろ卑猥な妄想もしてたんだろうなぁw 勝手に。
「彩ちゃん・・・身長もアソコもでかい方がいいのか。」みたいな。
209名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 00:44:23 ID:PG8cIV3k
小ネタの創作始めたけど、5分で挫折(;つД`)
小説かける人って、ほんと神だなぁ・・
210???リョータx彩子:2005/11/06(日) 00:47:33 ID:vCmjOafE
大変お待たせしました。忙しくてなかなか続きが書けなくてすみませんでした。
ここが盛り上がっていて嬉しいです。
でも読んでくれる方が増えるっていうのは、書く方としては少しプレッシャーですね・・・
これからも頑張って書くんで、よかったらよんでください。



あたしが何も言えないでいると、リョータはあたしの腕を更に力を込めて掴む。
「俺、彩ちゃんがいたからここまで頑張ってこれたと思うんだ。
 だからこれからもずっと傍にいてほしい。・・・
 友達としてじゃなく、俺の事ちゃんと男としてみてほしいんだ。
 俺、彩ちゃんの事、大事にするから・・・」
リョータがあたしの事を真っ直ぐに見つめながら、泣きそうな切ない顔をしながらあたしに言う。
お願いだから、そんな顔しないで。そんな顔されたら断れない。
リョータは大事な人だけど、それは友達として。でも今は、リョータの事傷つけたくない。
これ以上悩ませたくない。
あたしは、気持ちを落ち着かせる為、軽く息を吸い込んでリョータを見つめる。
「・・・いいよ」
「彩ちゃん?今・・なんて・・・」リョータが驚いて、あたしの顔を覗き込んでくる。
「リョータ、あたし達、付き合おう」
「彩ちゃん!本当?」
リョータの顔が笑顔でくずれる。でも目には涙が滲んでるのがわかる。
あたしは胸が締め付けられるような感じになって、何も言えなくなってしまう。
それでもリョータを傷つけたくなくて、黙ったまま頷く。
それを見て、リョータの腕があたしの体を包む。見た目より逞しいリョータの体にびっくりする。
そして戸惑いながらも、あたしはリョータの背中に腕を回す。これで良かったんだと自分に言い聞かせながら・・・
するとリョータが体を離して、あたしの肩を掴む。
その力が思ったより強くて、あたしはびっくりする。
「ちょ、ちょっとリョータ!なによ!?」
あたしは嫌な予感がして、リョータから体を離そうとするけど、リョータは更に距離を縮めてくる。
「彩ちゃん・・・」
目を閉じて近づいてくるリョータの顔に、あたしは思いっきりビンタをする。
    バシッッ!!!
思ったより大きな音がしたので、あたし自身も驚いてしまう。
「彩ちゃん・・・ひどいよ・・・」
リョータが頬をさすりながら、涙目であたしを見る。
「ご、ごめん!でもリョータ、アンタ調子にのりすぎよ!」
「ごめん、彩ちゃん。俺すげー嬉しくて。つい・・・」
「何言ってんのよ!あたし、もう帰るわよ。お腹空いたし」
「えぇ!?じゃあ送ってくよ!」
「いいわよ。家すぐそこだし。じゃあね、リョータ」
「彩ちゃ〜ん・・・」
あたしはリョータと別れて、家へと歩きだす。
これで良かったんだと、また自分に言い聞かせながら。
でもあたしのした事が、リョータの事をもっと傷つける事になるなんて、まだ気づいていなかった。
211名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 01:05:08 ID:3h51bfRM
イ………(・∀・)イイ!!!!!!!!!!
ハァハァ つづき たのむ
212リョータx彩子:2005/11/06(日) 04:47:19 ID:vCmjOafE
あれから1ヶ月経った。リョータに後ろめたさを感じながらも、あたしはまだリョータと付き合い続けている。
そして今、リョータの部屋にいる。テスト前で部活も休みの今日は、
「キャプテンが赤点で追試なんてしゃれになんねぇ」と言うリョータに頼まれて、勉強を教える事になったのだ。
初めて来たリョータの部屋で、少しそわそわしながらもお茶を入れに行ったリョータが戻ってくるのを待っている。
ふと机の上に写真立てがあるのに気がついて、写真立てを見てみると、そこにはあたしの写真が入っていた。
「何これ?なんでこんな写真持ってんのよ?しかもこれ、隠し撮り?」
明らかにスナップ写真じゃない。あたしは溜め息をつく。でも嫌な気はしない。
リョータからすごく愛されてるんだって実感した。だからって、あたしもリョータと同じ気持ちなのかっていったらそうじゃない。
複雑な感じ・・・
でも1ヶ月前とは何かが違う気がした。まだはっきりとはわからないけど。
「彩ちゃん、お待たせ〜」突然ドアが開いて、少しびっくりする。
あたしは写真立てを持ったまま振り向く。するとリョータがあたしの手元を見て、顔を真っ赤にさせる。
「リョータ!これ何よ?なんでこんな写真持ってんのよ!」
「あ!彩ちゃん!それは・・・」
真っ赤になったリョータが俯くのを見て、あたしはそれ以上追求するのを止める。
「まあいいわ。早く勉強始めちゃおう」あたしは数学の教科書を取り出してパラパラとページをめくる。
「彩ちゃん、ごめん」少し照れてそう言うと、リョータも教科書を取り出して、勉強を始める。
勉強を初めて1時間近く経った頃、あたしは少し疲れて、大きな伸びをしながらリョータに声を掛ける。
「ん〜・・ねぇリョータ、少し休憩しない?」
問題を解いていた手を止めて、リョータが顔を上げる。
「そうだね。あ、彩ちゃんなんか飲む?」
「ん?大丈夫よ。ありがとう」あたしはそう言いながら、近くにあったバスケ雑誌を手に取り軽く中を見る。
すると急に、リョータに肩を掴まれる。1ヶ月前と同じように・・
213??リョータx彩子:2005/11/06(日) 04:53:26 ID:vCmjOafE
この1ヶ月間、こんな場面は何度もあった。
キスしようとするリョータを拒むあたし。
拒まれてもリョータはいつもヘラヘラしてて、だから今日も同じだと思っていた。そしてあたしは、いつもと同じようにリョータのキスを拒んだ。
でもリョータはいつもとは違っていた。
キスを拒んだ後、俯いたまま顔を上げないリョータを見て、あたしは声をかける。
「リョータ?」
「そんなに・・・」リョータの声が震えている。
「そんなに俺の事嫌いなの?・・・彩ちゃん、俺の事・・本当は好きじゃないんでしょ?」
リョータの声がいつもより低くて、怒っているのがわかった。
「な・・何言って・・」
言い終わる前に、リョータに思いっきり押し倒される。
「ちょっと!リョータ止めてよ!」
「彩ちゃん・・・俺気づいてたよ・・彩ちゃんが俺の事、本当は
 好きじゃないってこと。でも、それでもいいって思ってた。彩ちゃんの事すごい好きだから。
 俺、すごい幸せだった。・・でも 彩ちゃんが嫌なら、俺・・諦めるよ・・彩ちゃんの事・・・」
リョータは今まで見た事もない位、悲しそうな顔をしてた。悲しくて辛そうな顔。
あたしは胸が痛くなった。リョータの悲しそうな顔と、諦めるって言われた事に胸が締め付けられるようだった。
諦めてほしくない・・リョータに好きでいてほしい・・あたしもリョータに傍にいてほしい・・・
いつのまにか、リョータを一人の男として好きになっている自分に気づいた。
「リョータ・・・今さら、こんな事言っても信じてもらえないかもしれないけど、あたし・・リョータが好きよ」
「彩ちゃん、もう嘘つかないでよ」
「嘘じゃない・・リョータが言うように、最初はリョータの事友達として好きだった。
 でもこの1ヶ月の間、あたしの中で何かが変わり始めてて、それが何か今わかったの。
 リョータに諦めるって言われて、すごく嫌だったの。あたし、リョータが好き」
「彩ちゃん・・・」
「リョータの気持ち考えてなくてごめんね。最低だよね・・リョータの事すごい傷つけた」
リョータは体を起こして、あたしを自分の胸に引き寄せる。
「リョータ?」
「彩ちゃん・・俺の事好き?」優しい声であたしに聞いてくる。
「好きよ」リョータの背中に腕を回す。
「俺も好きだよ、彩ちゃん」
リョータがあたしの頬にキスをして、体を離し今度はゆっくりと唇にキスを落とす。
リョータの唇が少し震えてて、なんだか可笑しくて笑ってしまう。
「フフフ・・・」
「何!?彩ちゃん?」
「だってリョータ、唇震えてる・・」
リョータは恥ずかしそうな顔をしていたけど、急に真剣な顔になって、
「彩ちゃん好きだよ」と呟きながら、あたしをゆっくりと優しく床に押し倒す。

今日はここまでです。次回エロで、終わりです。
長くなってしまいましたが、よかったらもう少しお付き合いください。
214名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 09:20:02 ID:KxERKJc/
>>213
乙&グッグッGJ!!!!
最高です!
プレッシャーを感じられてる様ですが、あせらず自分のペースで書いて下さい!

続きも楽しみに待ってます( ´∀`)ノシ
215名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 02:09:34 ID:NmIuhXnb
日常感がすごくいい〜(*´∀`)
プレッシャーなんか感じることないすよ!このままの感じで書いてくれたら大満足!
216リョータx彩子:2005/11/07(月) 04:31:46 ID:66702pIa
あたしの髪を愛おしそうに撫でてから、リョータの唇があたしの唇に重なる。
さっきとは違った、激しい濃厚なキス。
何度も角度を変えあたしの舌を絡めとり、リョータの唾液が口の中に流れ込んでくる。
あたしはリョータのの首に腕を回し、そのキスに答える。
リョータがキスをしながら、腰の辺りを優しく撫でてきたので、あたしの体は一気に熱くなる。
お互いもう我慢できなくて、急かされるように服を脱がし合う。
そしてリョータは、あたしの胸に顔を埋め、すでに固くなった先端を口に含み、舌で優しく転がし始める。
「あぁ!ハァ・・んっ・・」何度も何度も、あたしの名前を呟きながら、リョータは先端を愛撫する。
そしてリョータの手があたしの下半身へ降りてきて、あたしの割れ目を指でなぞる。
「あっ・・・あぁ」あたしが敏感に反応するのを見て、リョータが指を上下に、撫で回すように優しく動かす。
「あぁ・・・はぁ、はぁ・・んっ!」指の動きが早くなる。
「彩ちゃん、すごい濡れてる・・気持ちいい?」
ピチャピチャと厭らしい音が、あたしを更に興奮させる。
「・・リョータっ・・もう・・だめ・・」
大きくなった突起物を攻められ、足がガクガクする。
「彩ちゃん、イっていいよ」リョータは動きを早めながら、あたしの首筋にキスをする。
「んっっ!!あっ、・・イっちゃう・・」
あたしは体を大きく反らし、快感の波に呑み込まれる。
頭が真っ白になりながらも、乱れた呼吸を必死に整えようとする。
「彩ちゃん、俺もう我慢できないよ。入れていい?」
リョータは自分の大きく反り立ったモノを、あたしのアソコの入り口に押しあてながら聞いてくる。
でもあたしは、まだ頭の中が真っ白で答える事ができない。
するとリョータは我慢できなかったのか、自分のモノを一気にあたしの中へ押し込む。
「あぁ!!ん・・ん・・」
イったばかりのあたしのアソコは、もうグチョグチョでおかしくなりそうだった。
「くっ・・彩ちゃんの・・中、すごい・・熱い・・はぁ、はぁ・・すごいいいよ・・」
奥まで突き上げられる。
「リョ・・リョータの・・すごい・・んんっ」
あたしの腰も自然と動きだして、リョータのモノを締め付ける。
何度も腰を打ち付けられ、あたしはもう限界が近くなる。
「あっ・・ダメ、ダメ・・もう・・イキそう・・」
リョータが更に激しく腰を打ち付けてくる。
「彩ちゃん・・・彩ちゃんっ・・」
「んん!イクっっ!」あたしは、果てるのと同時にリョータのモノを思いっきり締め付ける。
「くっ!・・あぁ、イクっ!」リョータが腰を打ち付けて、あたしの中に流し込み、そのままあたしに覆いかぶさる。

リョータに腕枕をされたまま、あたしは天井を見つめ明日のテストの事を考えている。
「俺、このまま死んでもいいかも・・」
ニヤニヤしながらそんな事を口走るリョータにびっくりして、体を起こす。
「はぁ??何言ってんのよリョータ」
「だって、すごい幸せなんだもん」デレデレしたリョータの顔を見て、あたしは溜め息がでる。
「はぁぁ〜」
「どうしたの?彩ちゃん?」リョータがあたしの顔を覗き込む。
「リョータ、そんな事言ってていいの?明日のテストどーすんのよ!キャプテンが赤点なんてシャレにならないんじゃない?」
机の上に開かれたままの教科書に、視線を落とす。
「げぇぇ!!まずい・・忘れてた・・どーしよう・・彩ちゃん」
今にも泣きそうな顔をして、あたしに助けを求めてくるリョータを見て、思わず笑みがこぼれる。
「もう!しょうがないわね。教えてあげるから、ちゃんと真面目にやんのよ!」
そう言って、教科書を手に取る。
「ありがと、彩ちゃん。がんばるよ」
そしてあたし達は、数学の勉強を再開した。

以上です。ここまでお付き合いありがとうございました!
次回は仙道x彩子です。
217名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 18:25:42 ID:NAk8Uh/O
GJです!
お疲れさまでしたぁ!(・∀・)
この2人は微笑ましいなぁ〜

仙道×彩子も楽しみにしてます
218名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 22:20:40 ID:/+jRx+ve
すごいいい!上手ですね!ドキドキしちゃいました。
仙道×彩子、かなり読みたい! 三井×彩子もいいなぁ
219名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 05:53:17 ID:FvlZK+C6
乙&GJです!
自分、リョータ×彩ちゃん希望した者ですが、本当に嬉しいです!
リョータ可愛杉…!

仙道×彩ちゃんも楽しみにしてます!
頑張ってください!
220仙道x彩子:2005/11/08(火) 23:10:38 ID:N67OaQf2
嬉しいお言葉ありがとうございました!
仙道x彩子です。今回はいつもより長くなりそうです。すいません・・・

まだ朝なのに、夏の日差しはとても強くてあたしは、雲一つない空を見上げる。
そこには、真っ直ぐと続く飛行機雲。
思い出したくないけど、思い出すアイツの事。忘れた方が楽だけど忘れる事なんてできない。
あたしも一緒について行きたかった。離れるなんて考えられなかった。でもあたしは、素直になれなかった。
流川がアメリカへ留学して2ヶ月経った。2年になってすぐに、流川から留学するという話をされた。
流川がアメリカに行きたいと思っていたのは前から知っていたけど、聞かされた時はしばらく食事もできず、ただ毎日泣いていた。
でも彼に夢を叶えてほしかったし、何よりもバスケをしている流川が大好きだった。だから笑顔で
「頑張ってきなさい!」と言った。流川は、あたしを抱きしめて、
「勝手かもしんないけど、俺の事待ってて・・ぜってぇー強くなって帰ってくるから・・なるべく会いにくるし、メールとか電話とかもする。
だから・・俺の事、待ってて」流川の言葉を思い出して、涙が出そうになる。
あの日からもう2ヶ月も経ったんだ。流川は毎日じゃないけどメールをくれる。
電話もたまにしてくるけど、時差があるからメールのほうが都合がいい。
それに流川には待ってると約束したけれど、電話で声を聞くと会いたくて泣いてしまいそうなのであたしにも都合がいい。
やっぱり会えないのは辛いし寂しいけど、もうすぐインターハイ予選も始まるので、悲しんでばかりはいられない。
流川が抜けたのは大変だけど、リョータも調子いいし、桜木花道も戻ってきたし、新入部員も入ってきたし、
それに・・・バスケ部に戻ってくる前の不良生活のせいで、出席日数と単位が足らず留年してしまった三井先輩もいるし、
今年こそは全国制覇よ!なんて一人で熱くなっていると、肩を叩かれ、なんだか嫌な予感がしたけど、とりあえず振り向く。
「おはよう!彩子さん」
「せ、仙道!またあんたなの?」
爽やかな笑顔で挨拶してくる仙道に、あたしは思いっきり嫌な顔をしながら聞く。
「だって、1日1回は彩子さんの顔見とかないと」
コイツは前からうるさかったけど、流川がアメリカへ行ってからはこうやって毎朝あたしの前にいきなり現れて、
湘北の校門までついてくるようになった。酷い時は、放課後学校の前で待ってたりもする。
最初は仙道に怒鳴ったり文句言ってたけど、何を言っても毎朝必ず来るので、最近はもう諦めて何も言わなくなった。
「はぁ〜アンタよく飽きずに毎日来れるわね?それより、もう湘北の校門まで来ないでよ」
「えぇ!?なんで?」
「なんでじゃないわよ!この前三井先輩に見られて、付き合ってるって勘違いされて大変だったじゃない!」
「え〜、いいじゃない。付き合っちゃおうよ!流川とは別れたんでしょ?」
「別れてない!それに嫌よ。アンタみたいな軽そうな奴。
あっ!それと、あたしと流川が付き合ってる事絶対誰にも言わないでよ!」
「わかってますって。そのかわり・・」
いきなり仙道の顔があたしに近づいてくる。
221仙道x彩子:2005/11/08(火) 23:15:04 ID:N67OaQf2
「ちょっ!ちょっと・・・」あたしが仙道にビンタをしようとしたその時・・・
「あ゛ぁぁぁーーー!!」突然大きな叫び声がして二人でそちらに振り向く。
そこには、いつもは朝練で既に学校にいるはずのリョータが、真っ赤な顔をして、薄ら涙を滲ませながら立っていた。
        まっまずい・・・
「リョっ、リョータ!!」
「彩ちゃん、仙道と付き合ってるって噂本当だったの!?そんな軽そうな奴のどこがいいのっ!?」今にも仙道に飛び蹴りをしそうな勢いのリョータをなんとか止めようと、あたしは必死になる。
「ちっ、違うのよリョータ!仙道の家がたまたまあたしん家の近くみたいで、朝よく会うのよ。ただそれだけよ!」
あたしは三井先輩や、仙道との関係を聞いてきた友達についた嘘をリョータにもつく。
「でも・・・なんかさっき、二人ともやたら距離近くなかった?」
「えっ?」あたしは、何て言えばいいかわからず、仙道の方を見る。
すると仙道は意味がわかったのか口を開く。
「彩子さんが、目に何か入って痛いって言うから見てあげただけだから安心しろよ、宮城」
何なのよ!!そのベタな言い訳は・・もう最悪・・
「なんだ・・・そっか。びっくりしたよ、彩ちゃん」
こんな言い訳で納得してしまうリョータにびっくりしたけど、あたしはホッとしてリョータに声を掛ける。
「そ、そうよ・・・それよりリョータ、朝練はどうしたのよ?」
「え?今日は寝坊しちゃってさ・・って、やばいよ!彩ちゃん遅刻するよ!」
リョータが時計を見て騒ぎだす。
「本当?早く行こう、リョータ!」あたしは仙道をチラッと見て、走り出す。
「あっ待ってよ、彩ちゃん!じゃあな仙道」
「ああ、またな宮城」
あたしは走りながら振り返り、また仙道を見る。こっちに手を振っているのがわかった。
「仙道が話を合わせてくれたおかげで丸く収まったわけだし、一応お礼でもしといた方がいいかしら?
でも元々は仙道が毎日あたしの前に現れるからいけないのよね」
そしてあたしは、リョータと走りながら学校へ向かう。
その頃仙道が「この借りは返してもらいますよ、彩子さん」なんて
言っていたなんて、もちろんわからなかった。

今日はここまでです。続きは近日中に書き込みます!
222名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 23:42:15 ID:hy1pEYj1
留年三井サンにどんまいw
続き楽しみす(*´д`*)
223名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 00:48:14 ID:7AqU53Yo
リョータは癒し系だなぁwww
仙道はテクニシャンっぽいから、エロ突入楽しみです!
224名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 23:52:56 ID:Kh6Tt+rB
流川を一途に思う晴子。
晴子やたくさんのファンの誘いにも興味を持たない流川だが、
実は大人な女の影が・・・
しかし それも流川の片思い。
その女とは、過去に肉体関係が一度だけあった。
しかし女には年上の彼氏がいて、
流川の気持ちを知りながらも、
大人な対応であしらわれてしまう・・・
晴子の思いが通じる事はない。
そして流川も・・


ふと思い浮かんだ妄想を報告してみたw
225名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 23:57:43 ID:5ciTc2Ws
このスレいいなあ・・・。保守あげ。

>>221さん
GJですな!楽しみにしてます。
リアルタイムで同人やってた頃を思い出したよ・・。懐かし。
226名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 02:19:36 ID:AA/VIflu
>>225
うp
227225:2005/11/12(土) 20:45:16 ID:o0dWmZmQ
昔のデータなんて残ってないし・・・。
今度、204が言ってた牧のススキノ物語を書いてみるか(笑)。
ススキノの女王に翻弄される牧ww
228名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 00:37:32 ID:nomqozyY
z
229名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 01:03:02 ID:KFqz+hDO
牧のカプ見たいって言い出した者です。

嬉しいです!
楽しみに待ってます(・∀・)
230仙道x彩子:2005/11/13(日) 02:04:45 ID:2NNtEt65
放課後、いつものように練習が終わって玄関を出ると、外はもう暗くなっていた。
自転車置き場の前を通りかかると、人影が見えて、思わず足を止める。
いつもこんな時間まで部活をしているのはバスケ部位で、他に残っている生徒なんて多分いない。
周りに人がいないのと暗いので、なんだか怖くなって立ち止まっているとその人影が近づいてくる。
「お疲れさま、彩子さん」近くに来て、人影が仙道だとわかる。
「なっ、何でアンタがいんのよ!?」
「いやぁ、朝あんまり話できなかったし彩子さん俺に何も言わずに、宮城と走ってっちゃうんだもん。
それに、朝のお礼まだしてもらってないし」
「は?話って、いつもアンタが勝手に一人で喋ってるだけじゃない。
それに遅刻しそうだったんだからしょうがないでしょ?
大体お礼っていうのも、アンタが来なければあんな事にはならなかったでしょーが!」
あたしが早口で捲し立てると、仙道はちょっとびっくりしていたけど、
すぐに笑顔に戻ってあたしの顔を覗き込む。
「でも彩子さん、あんとき俺に助け求めてたじゃん。
だから、少しくらいは俺に感謝してくれてもいいんじゃない?」
(相変わらず、なんでコイツはこんなに強気なのよ・・・)
そんな事を思いながらも、急に仙道の顔が近づいてきたので、あたしは不覚にも顔が赤くなってしまう。
「あっ!彩子さん顔赤いよ。もしかしてドキドキしてる?」
「ドッ、ドキドキなんてしてないわよ!」そんなあたしを見て仙道が笑い出したので文句を言おうとしたその時、
玄関の方で話し声が聞こえて反射的にそちらを見ると、問題児3人が出てくるのが見えた。
仙道もあたしの視線の先を追って、3人を見つけたのか「あっ」と声を出す。
そしてそのまま手を上げて、3人の方に「お〜い」と声をかけようとする。
あたしはギョッとして、思いっきり背伸びをして仙道の口と上げた手を抑え、
無理矢理近くの植え込みまで連れて行き、茂みの中に隠れる。
仙道は目を丸くしてあたしを見てるけどあたしは無視して、
仙道の口を抑えたまま3人が通り過ぎるのじっと待っている。
騒がしい声が通り過ぎたのがわかって、仙道を掴んでいた手を離し茂みから出ようとすると、逆に仙道に腕を掴まれる。
「な、何よ。帰るんだから離してよ」しゃがんだままの仙道を軽く睨んで、手を振り払おうとする。
「なんか忘れてない?」あたしを見上げながら笑顔で聞いてくる。
「離してよ」けれど手を離してもらえない。
「お礼してもらえるまで、離しませんよ」そう言って仙道は腕を引っ張って、あたしの体を自分の方へ引き寄せる。
231仙道x彩子:2005/11/13(日) 02:08:51 ID:2NNtEt65
急に仙道の大きな胸があたしの前に広がり、僅かに汗の匂いがする。胸の鼓動が一気に速くなる。
「ちょっと!!何すんのよ!」仙道の腕の中で暴れるけど力で勝てる相手ではないので、
あたしは諦めて仙道に声をかける。
「あ〜、もうわかったわよ!すればいいんでしょ?お礼。何してほしいのか言ってみなさいよ。
 あっ、変な事言ったら殴るからね。それと早く離してよ」
仙道はあたしの体をゆっくり離すと、満足したのかニコニコしている。
「メールアドレスと電話番号教えてください」
「あんた、やたらそれにこだわるわね」前にも聞かれた事を思い出し、少し可笑しくなる。
「だって彩子さん、全然教えてくれないじゃん」
あたしはかばんからケータイを取り出し、何度かボタンを押してから、仙道にケータイを差し出す。
「はい、いいわよ」
仙道は自分のケータイを取り出し、あたしのアドレスと番号を写している。
「アンタさぁ、練習はどうしたのよ?今日は休みなの?」
「終わりましたよ」仙道はケータイをいじりながら、顔を上げずに答える。
「えぇ!?早くない?アンタ一応キャプテンなんでしょ?そんなんでいいの?」
「今日は監督が居なかったから、早く終わらせたんだ」
そう言って、仙道があたしにケータイ差し出す。
「ありがと、彩子さん。毎日メールしますから」
「鬱陶しいから、毎日なんてやめてよ。朝だけで勘弁して」
あたしは、ケータイを受け取って歩き出す。仙道もついてくる。
「酷いな〜彩子さん」
一緒に帰るのは初めてではないので、仙道がついてくる事には何も言わない。
少しして、あたしは疑問に思っていた事を口にする。
「前から思ってたんだけど、アンタ毎朝あたしの前に現れるけど、学校には遅刻しないの?」
「授業に間に合えばいいんで、大丈夫ですよ。あれ?彩子さん、心配してくれてる?」
仙道があたしの顔を覗き込んで聞いてくる。
「し、心配なんてしてないわよ!ただちょっと気になっただけよ!」
そして、仙道が毎朝現れる場所まで来る。
「じゃあ彩子さん、おやすみなさい」
「うん。じゃあね」
家に着いてから、遅い夕飯を食べてお風呂に入る。そろそろ寝ようと思いベットに入ると、枕元でメールの着信音が鳴る。
寝転がりながらメールを開くと、知らないアドレスと題名には、“仙道です”の文字。
本文には、電話番号と“また明日”と書いてある。
一応アドレスと番号を登録して、返信しようか迷ったけどそのままケータイを閉じて、あたしは眠りについた。

なんだかまた長くなってしまいました。
もう少しエロまでかかりそうです。すみません
232名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 10:11:12 ID:KFqz+hDO
GJ!!
長いとその分楽しめるから自分は嬉しいです!
233名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 22:36:12 ID:NxKRWFwj
GJです!
仙道×彩子いいですね〜。続き楽しみにしてます!
234名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 22:41:51 ID:+pdy6gOx
GJです!
仙道イイ……!
長くてもいいです!
ワクテカして待ってますんで、頑張ってください!
235名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 23:22:13 ID:OMeXnuaL
wwワクワクテカテカww
236名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 00:51:43 ID:7jfAl5/5
あえて彩ちゃんとあまり接点がなさそうなキャラCP話を期待してみたりする。
237名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 15:55:21 ID:GR6TKCDg
彩×花形とか。
メガネキャラは、メガネはずして素顔でするのがいい。
238名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 18:41:25 ID:tbnF7Vp/
メガネの奥の芯の強さとかに惹かれるのも、またオツなものである…
メガネをはずした素顔にドキューンも捨てがたい…
239名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 21:01:12 ID:GR6TKCDg
>>238
禿同。
240名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 23:17:38 ID:8QzTiVHG
101氏の流川×晴子のつづきを
パンツいっちょで待ってる最中であります。
超気長に待ってるす。
241名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 00:48:11 ID:QI7s2c6G
神×彩子、清田×晴子辺りが読みたい
242仙道x彩子:2005/11/17(木) 02:14:43 ID:mlKNjtwb
仙道とアドレスを交換してから、もう一週間が経とうとしている。
一日に何度も入ってくる仙道のメールに最初は面倒で返信してなかったけど、今はちゃんと返信するようになった。
仙道とのメールは、思ったより楽しくて、流川のいない寂しさを埋めるには充分だった。
だからって仙道の事を好きとか、流川の事を忘れるとかそういうんじゃない。
流川からもメールはくる。ただ、寂しいから誰かにすがりたかった。

学校を出て少し歩くと、ポツリポツリと地面が水玉になり、雨が降り出してきた。
(あ〜やっぱり降ってきた・・・)と思いながらも、ここから家までは15分くらいかかるので、
とりあえず走って近くの雨宿りが出来る場所まで来る。
そこはいつもシャッターが閉まったままのタバコ屋。小さな屋根の下で、あたしは制服についた水をはらう。
「あぁ〜どうしよう。ここからじゃ家に着く頃にはびしょ濡れになっちゃうわよね。傘持ってくればよかった」
かばんからタオルを出そうとゴソゴソやっていると、家の鍵がない事に気づく。
焦って必死に探すけどやっぱり無くて、多分無いだろうと思いながらも、ベストのポケットやスカートのポケットも探す。
やっぱり無い・・
「げぇっっ!どうしよう!?学校に置いてきた!?あっ、でも家に忘れてきたのかも・・・もうっ!何でこんな日に限って・・最悪」
ふと、母親に今日はいつもより遅くなるからと言われた事を思い出す。雨はどんどん強くなってくる。
「はぁ〜もう、ほんとついてない・・」これからどうするか考え始めた頃、どしゃ降りの中誰かがこっちに走ってくるのが見える。
徐々に近づいてきて、それが誰なのかわかる。
「仙道!?」
「あ、彩子さん」駅から走ってきたのか息は上がっていて、全身ずぶ濡れになっている。
仙道も屋根の下に入ってきて、濡れた髪をスポーツタオルで拭いている。
「いやぁ〜参った、参った。あっ、そういえば彩子さん、今日は部活休みとか言ってましたっけ」
あたしは今朝、仙道とした会話を思い出す。
「そうよ。アンタも今日は休みだって言って喜んでたじゃない」
「そうだ、そうだ。二人とも休みだからデートしませんか?って誘ったら断られたんだ」
笑いながら言う仙道に、あたしは呆れてしまう。
「この調子だと雨弱まる気配なさそうですね?俺はこのまま走って帰りますけど、彩子さんは?」
あたしは少し迷いながらも口を開く。
「あたしはいいわ。っていうか、家の鍵忘れちゃったから家に入れないのよ」
「じゃあ、家に来れば?ここから結構近いし」
「はぁ?嫌よ」あたしは思いっきり嫌な顔をして答える。
「だって彩子さん濡れてるし、このままここにいても風邪ひきますよ?」
「平気よ。体は丈夫な方なの」
「いいですよ、遠慮しなくても」そう言って仙道は、あたしの手を取り雨の中へ走り出す。
「ちょっ、ちょっと!遠慮とかじゃなくて、いいってば!」
そう叫んでも、仙道はあたしの手を掴んだまま走り続ける。

少し走って着いたのは、小さなアパート。雨の中走ったから、体はびしょ濡れで少し肌寒かった。
仙道が玄関の鍵を開けてるのを不思議そうに見ていると、それに気づいたのか仙道が口を開く。
「言い忘れてましたけど、俺一人暮らしなんだ」
「えぇ!?そんなの聞いてないわよ。あたし帰る」
そう言って玄関から離れようとすると、仙道があたしの前へ回り込む。
「ダメですよ!風邪引きますって、彩子さん。何にもしないから安心してください。温かいお茶でもいれるから」
目の前で手を合わせお願いしてくるコイツに、溜め息をつきながら玄関に向き直る。
「わかったわよ。なんかしたら、ただじゃおかないからね」
「ありがとう、彩子さん」
本当に嬉しそうに仙道が言うので、あたしは少しドキドキしてしまう。
243仙道x彩子:2005/11/17(木) 03:17:55 ID:mlKNjtwb
玄関を開けると、そこには小さなキッチンと、奥には8畳程の部屋。
仙道に「ちょっと待ってて」と言われ少しすると、タオルとTシャツと短パンを持って仙道が戻ってくる。
「これで拭いて。あとサイズでかいと思うけど、これに着替えて。そこ使っていいから」
言いながら仙道は、廊下にあるユニットバスを指差す。
「あぁ、うん。ありがとう」
あたしは仙道から受け取って、着替え始める。
こんな展開になってしまった事に少し戸惑いながらも、着替えを終えドアを開ける。
するとキッチンに立っていた仙道が振り向き、「やっぱ、かなりデカイな」と、笑顔で言う。
仙道も短パンとTシャツに着替えてて、見慣れないその姿に、あたしは鼓動が早くなる。
「なんで・・・一人暮らしなの?」
「え?あぁ、俺家東京なんだ。陵南まで通うのしんどいから、親がこっちにアパート借りてくれたんだよね」
「そう・・綺麗にしてるのね。部屋」あたしは仙道にハンガーを借りて、濡れた制服を窓際に干す。
「彦一と越野がね、遊びに来た時に掃除してくれるんだ。俺はあんまり掃除とか得意な方じゃないんで」
笑いながら仙道はそう言って、キッチンでお茶を入れ始める。
あたしは「ふ〜ん」と言いながら、床に座る。
「いやぁ〜、でもまさか彩子さんが家に来てくれるなんて思ってもみなかったな」
「何言ってんのよ。アンタが無理矢理連れて来たようなもんじゃない」
「まぁそうですけど、前だったら考えられなかったから。流川がいたし、彩子さん俺に冷たかったから」
あたしは「流川」という名前を聞いて、少し動揺する。そしてそれを悟られないように口を開く。
「あ、当たり前でしょ!?アンタ強引なのよ」
「でも、今は彩子さんメールもちゃんと返事くれるし、朝だってなんだかんだいって一緒にいてくれるし」
そう言いながら、仙道はテーブルにマグカップを二つ置く。
「はい、どーぞ」
「ありがとう」ニコニコしてる仙道を横目で見ながら、お茶を一口飲んで、濡れた髪をタオルで拭く。
「流川とは・・・連絡とってるんですか?」
急にそんな事を聞かれびっくりしたけど、隠す必要もないと思い、あたしは答える。
「たまに・・・メールとか電話とかするけど」
「流川、元気なんですか?」
「うん、元気みたいよ」
「彩子さん寂しくないんですか?」
「・・・まぁ、それなりに」あたしはそれ以上流川の事を聞かれたくなくて、下を向く。
そして仙道が、あたしのウェーブした髪を手に取る。あたしがびっくりして顔を上げると、仙道が真剣な顔であたしを見ている。
「俺は・・流川の代わり?」
あたしは、見た事も無い仙道の表情と「流川の代わり」という言葉に、何も言えなくなってしまう。
「寂しいから・・・それを俺で紛らわしてるの?」あたしの髪を触りながら、仙道が顔を近づけてくる。
「ちっ、違う・・・」あたしは仙道から顔を逸らす。
「俺だったら・・一人にしたりしない・・彩子さんの傍にいる」
流川とした約束を思い出し、視界が滲む。
仙道は、あたしの顔に触れ、ゆっくりと自分の方に向ける。
「俺、彩子さんの事すごい好きみたい」
そして仙道はあたしにそっと、キスをする。軽く触れるだけのキスをして、あたしから唇を離すとそっと抱きしめる。
「あたしは・・流川が好きなの。寂しくて、辛いけど・・それでも好きなのよ・・」
あたしは泣きながらも、はっきりと答える。
仙道は、あたしの体を更に強く抱きしめる。
「それでも好きなんだ。もう止めらんないよ」そう言って仙道は、あたしの首筋に強くキスをする。

やっとここまできました!次回エロです。
お待たせしました。
244名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 07:32:19 ID:h9xN+zhb
GJ!!
朝からウハウハしちまった。
気長に待ってますので、頑張ってください。
245名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 13:10:33 ID:9UWKA30D
>>243
うお〜〜!次回楽しみにしてます

何よりも、仙道が神奈川で一人暮らし=東京の中学からスカウトってのを>>243が忘れてなかった事に
 感 動 し た !
246名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 15:46:08 ID:fq/rrjk9
い、いつの間にか投下されてる・・・!!!
しかもいい仕事しすぎ!禿しくGJ!!!!
243氏、がんがってくだされ・・・。

>>245
漏れもソコ感動。そうなんだよ・・・ヤツは一人暮らしなんだよな。
247名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 17:24:09 ID:EqYTlWFN
GJです!
エロ突入楽しみです。
仙道が一人暮らしなんて、完全に忘れてた・・
みんなすごいな!
248名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 16:29:11 ID:12vdjIM1
>>240
自分はパンツも脱いで待ちつづけている。
もう全裸では厳しい季節だ。サムイヨー
249仙道x彩子:2005/11/18(金) 18:06:19 ID:rmOaVhI8
「イヤ・・・」体を仙道にきつく抱きしめられ動かせない。仙道はあたしの頬や髪やおでこに、優しくキスをする。
「止めて・・・お願い・・」涙をボロボロ流しながら、一生懸命抵抗する。
「彩子さんが流川の事好きでもいい・・寂しいなら、俺の事代わりにすればいいよ・・俺は、彩子さんじゃなきゃ駄目なんだ」
「・・・そんな事、できないわ・・・」
それでも仙道はあたしへのキスを止めない。
流川とは違う優しいキスに、頭ではわかっていても体に力が入らなくなる。
仙道はそんなあたしを見て、耳たぶを噛んだりしながら体を撫で始める。徐々に体が熱くなる。
「・・んっ・・やめ・・て・・」
「本当に止めてほしいの?彩子さん感じてるでしょ?」
そう言って仙道はあたしの短パンに手を入れ、湿り始めた部分に指を這わせる。
指の動きは優しく、でもあたしの感じる部分を的確に攻めている。
激しい快感に、あたしはもう抵抗する事が出来なくなる。
仙道はそれを確認して、愛撫しながらあたしの服と下着を器用に脱がす。
「彩子さん、すごい綺麗」愛しそうにあたしの体を見る仙道から、まだ涙が流れている顔を背ける。
「もう泣かないで下さい。彩子さん」そう言って、あたしの瞼に優しくキスをする。
そのままあたしの下腹部に顔を埋め、茂みを掻き分け濡れた部分にキスをする。
「・・くっ・・ん」声を押し殺して、恥ずかしさで足を閉じようとするけど、仙道が足を掴んでて出来ない。
仙道の舌が突起物をペロペロと舐めて、ドクドクと愛液が溢れてくるのがわかる。
「彩子さん、声聞かせて。ここ、もうこんなになってるよ」
自分の指に愛液を絡ませ、あたしに見せてくる。
あたしは顔が真っ赤になり、仙道がその指を口に含む。
そして更にあたしのアソコを激しく愛撫する。
突起物を舌で転がしながら、指を入れ上下に激しく動かす。
今まで感じた事もない快感に耐えられなくなり、思わず声が出る。
「あぁ!!!・・・はぁ・・はぁ」突起物を強く吸われ、限界が近くなる。
「彩子さん、すごい・・どんどん溢れてくるよ」
仙道の指があたしの中で動き、強く突き上げてくる。
「はぁぁ!もう・・・だめ・・・」
「イっていいですよ」仙道はそう言うと、ピチャピチャと厭らしい音を立て舌を動かし、同時に指を激しく動かす。
「あ・・あぁ・・イクっ!!」
全身から力が抜けぐったりしていると、仙道は自分も裸になり、あたしを自分の膝の上に座らせる。
仙道のモノはすごく大きくてびっくりしながらジッと見ていると、
「そんなに見つめられたら、恥ずかしいじゃないですか」仙道は少し照れたように言って、あたしにキスする。
舌が優しく絡み合い、仙道のモノがゆっくりとあたしの中に入ってくる。
押し寄せてくる快感に、あたしは背中を反らす。
「あぁ!!」
「くっ・・・・彩子さんも動いて・・」あたしの腰を掴み、仙道がゆっくりと動き始める。
最初は戸惑っていたあたしも快感のせいで、自然と腰が動き始める。
「はぁ・・あぁ・・んん」仙道の上で、あたしは激しく乱れる。
「あぁ・・彩子さん・・すごい・・締め付けてる・・くっ・・」
仙道も胸を愛撫しながら、強く下から突き上げる。あたしは仙道の頭を抱え、耳を噛む。
「はぁ・・イッちゃう・・はぁ・・あぁ・・イキそう」
「あぁ・・俺も・・一緒にイキましょう・・はぁ・・」
汗でべたついたお互いの体をくっつけ、きつく抱き合う。
「んん・・はぁはぁ・・」声を漏らしながら、仙道は腰を早く動かす。
あたしも同じように腰を動かし、お互い見つめ合い激しく唇を求める。
「んんっ!!」キスをしたまま二人同時に絶頂を迎え、あたしの中で仙道のモノがドクンと脈打って、暖かくなる。
250仙道x彩子:2005/11/18(金) 18:11:17 ID:rmOaVhI8
乱れた呼吸を整えていると、仙道ががあたしをきつく抱きしめる。
「彩子さん?」
「なぁに?」あたしは少しだるそうに答える。
「流川の事好きでもいいからさ、俺の傍にいてほしいんだ」
「あたしは・・流川と約束したの・・待ってるって約束したのよ。だから仙道・・アンタとは付き合えないの・・・」
流れ出しそうになる涙を必死のこらえながら、ポツリポツリと呟く。
「でも、俺の事嫌いじゃないんでしょ?だからこうなったんじゃない?」
「そ、それはっ!・・確かにアンタの事は嫌いじゃないわ。でも・・」
「なら、それでいいですよ」あたしが言い終わる前に、仙道が口を開く。
「こんな関係でも、体だけでもいい。俺は彩子さんと一緒にいたいんだ」
笑顔で言う仙道にあたしは呆れ、服を着ようと手を伸ばす。
「彩子さん?俺腹減っちゃった。何か作って下さい」
あたしの手を掴み、自分の方へ引き寄せ、また抱きしめる。
「はぁ!?なんであたしが。嫌よ、もう帰るんだから」
「作ってくれないなら離しませんよ」仙道はあたしに軽くキスをして、更に強く抱きしめる。
「もうっ!わかったわよ!作ればいいんでしょ、作れば。何がいいのよ?」
「彩子さんが作ってくれるならなんでもいいですよ」
そう言って仙道は、あたしを解放する。
あたしは服を着て、キッチンの冷蔵庫を開け何を作ろうか考える。ふと流川の顔が浮かんでくる。
こうなってしまった事に後悔している。
流川に申し訳なくて、でも仙道の事を突き放せない。
流川の事は今でも好き。でも仙道の事も失いたくない。
あたしは、仙道の優しさを必要としてる。
自分の弱さと、もう後戻りなど出来ないという事に、あたしは小さく溜め息をついた。

以上です!なんかエロが中途半端になってしまいすみませんでした。
個人的には、流川x彩子、仙道x彩子って好きなんで長くなっちゃいました。
仙道x彩子をリクエストしてくださった方は満足して頂けたでしょうか?
次回は三井x彩子です!ここまでお付き合い、ありがとうございました。
251名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 18:32:11 ID:BvuY3e4o
キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!!! 
キタ━━━━(。A。)━(゜∀゜)━(。A。)━(゜∀゜)━(。A。)━━━━!!!! 
キタ━━━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━━━!!
キ…(-_-)キ(_- )キ!(-  )キッ!(   )キタ(.  ゚)キタ!( ゚∀)キタ!!( ゚∀゚ )キタ━━━

GJ!!マジGJです。職人さんの神レベルの文章には頭が下がります。
普段何考えてるのかわからない仙道の違った一面が見れてすごく
よかったです。いやぁ、ホントすごいですわ。はい。
252名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 18:49:00 ID:Cn8hGmJ4
GJですぅ〜!!イイですねぇ、仙道!
三井x彩子も楽しみにしてますわ〜☆
253名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 21:58:31 ID:jmiqScUe
GJ!!!!
仙道×彩子リクした者です。
大大大満足です!
エロいだけじゃなくて、
ストーリーとか描写もしっかりしてて、すごく尊敬です(・∀・)

しかも、リクも順番に答えてくれて…
神すぎます!!
254名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 22:00:05 ID:ewM6cfBN
感想ありがとうございます!とっても嬉しいです。
あたし自身、文章書くのは苦手だと思っていたのでびっくりしています。
三井x彩子も頑張るので、よろしくお願いします!
255名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 00:38:57 ID:i8eHyllU
いやぁ・・・すげーわオマエさん。
ここまでやってくれるとは・・・。
最後、仙道の気持ち入っちゃってすげえ切なかった。
原作に沿いつつ、知られざる一面を開拓していく職人に、感謝と尊敬を捧げる。
256名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 01:42:53 ID:9AOFNOmQ
>>254
グッッッジョォォーーーーーーーーォオブ!!
せっ、先生と呼ばせて下さい!!

257名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 00:13:29 ID:+qNQWahH
三井×彩子 期待age (・∀・)
258名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 00:38:22 ID:ch3gfw5O
ゴリ主役の話を・・・・
259名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 14:00:30 ID:9psJ5GGJ
俺も何か書きたい。しかし文才がない・・・。すごい職人が多いからなぁ・・・。
260名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 23:03:28 ID:BOHjKTuh
>>259
あきらめたらそこで試合終了ですよ
261名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 23:38:06 ID:+qNQWahH
うまいwww
262名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 03:46:09 ID:A6yDQyA5
>>254仙道x彩子作者様GJ!!!あなた様は神です!!!感動した!
三井彩子期待age
263三井x彩子:2005/11/24(木) 04:47:11 ID:/h2TAbWL
仙道x彩子が、予想以上に好評でとても嬉しいです!
お待たせしました。三井x彩子です。毎度の事で、今回も長くなりそうです。
良かったら読んで下さい。

ゆっくりと開きそうになる瞼に必死で抵抗して、また眠りに就こうとする。
それでも戻ってしまった意識はどうにも出来なくて、結局目が覚めてしまう。
と、同時に激しい頭痛があたしを襲い、思いっきり顔をしかめる。
寝ぼけているせいか、まだ意識がはっきりしていない。
まだ起きたくなくて、目を閉じたまま反対側にゴロンと寝返りをうつ。
すると自分の肩に何かがぶつかったのがわかって、手探りでそれに触れてみる。
それは温かくて、柔らかくて、何かと思いゆっくりと目を開ける。
「えっ?・・・」目の前にはどう見ても男の人の大きな胸。あたしは焦りながらも顔を上げる。
「み・・三井先輩?」びっくりしながらもゆっくりと体を起こすと、掛けていた布団がずり落ちる。
すると目に飛び込んできたのは、何も身に付けていない自分の裸。
「はぁ!?・・・」自分に何が起こったのかわかって、冷や汗をかきながら必死で、着ていた服を探す。
「・・・っんだよ・・・」不機嫌そうな声が聞こえ振り返ると、頭を掻きながら寝ぼけ顔の三井先輩が、ゆっくりと体を起こす。
「・・あ〜頭いてぇ・・彩子起きたのかよ。なんだよ騒がしいなぁ?」
「せ、先輩・・あたし・・」小声で呟くあたし声が聞こえなかったのか、先輩は枕元にあった目覚まし時計を手に取る。
「はぁ!?まだ6時じゃねぇかよ!俺もうちょっと寝るわ」そう言って布団に入ろうとする先輩に、慌てて声を掛ける。
「ちょっ、ちょっと三井先輩!!」先輩の体を思いっきり揺する。
「あぁ!?なんだよ?うるせーなー」元不良の睨みをあたしに向ける。
それでもあたしは食い下がらず、先輩の体を揺すり続ける。
「なんだよじゃなくて!なんで・・・」あたしは何て聞けばいいかわからず、恥ずかしくて急に黙ってしまう。すると先輩が口を開く。
「・・・っていうかお前さぁ・・・俺の事誘ってんの?」
「はぁ!?」あたしの体をまじまじと見つめる先輩に、訳が分からず聞き返す。
「だってお前さぁ、そんな格好で俺の体揺すってるから、胸がすげぇ当たってくんだよ。
誘ってるとしか思えねぇよ」
先輩の“そんな格好”という言葉で自分が裸なのに気づき、慌てて布団に潜り込む。
「ちっ違いますよ!誘ってないです!・・・なんで・・こんな事になってるのかなぁと思って・・・」
真っ赤になった顔だけを布団から出し、先輩に聞く。
「あぁ!?俺とお前は裸なんだぜ?こんな状況で何があったかわかんねぇのかよ!?」
「何があったのか位わかりますよ!そうじゃなくって・・・どういう経緯でこうなったのか聞いてるんです!」
「はぁ!?お前覚えてねーのかよ?・・まぁ無理もねぇか。お前相当酔っぱらってたからな」
「あっ・・・」先輩の言葉を聞いて、昨晩何があったのか少しずつ思い出す。
「何だよ?思い出したのか?」
「ちょっとずつですけど・・・」

冬休みに入り今年も後少しで終わるので、昨日はバスケ部で忘年会をした。
両親が親戚の家に泊まりに行っていて居ないと言うので、場所は三井先輩の家になった。
普段は受験勉強で忙しい赤木先輩と小暮先輩も誘って、忘年会は大盛り上がりだった。
本当は駄目だけどお酒も用意した。赤木先輩は「酒は駄目だ!」なんて言ってたけど、みんなに勧められ結局は飲んでいた。
そしてあたしは、懐かしいメンバーが揃い嬉しいのと、懐かしいのでかなりお酒を飲んでいた気がする。あたしが黙ったまま色々思い出していると、呆れ顔の三井先輩が口を開く。
264三井x彩子:2005/11/24(木) 04:53:13 ID:/h2TAbWL
「はぁ〜、お前すげぇ酔っぱらっててよ、大変だったんだぜ。
 みんなが帰りだしても酒飲んでるし、桜木と流川と宮城は寝ちまうし」
「えぇ!?じゃあその3人もまだここに居るんですか!?」
黙ったまま話を聞いていたあたしは、3人がここにいたらどうしようと思い焦る。
「あいつらは叩き起こして帰らしたよ。宮城はお前の事も連れて行こうとしてたんだけどよ、お前が嫌がってさ。
 で、お前ワインこぼしてよ、服着替えさせろとか言い出したから、俺の部屋で着替えて来いって言ったら全然出て来なくて、
 んで着替えて寝ちまったのかと思って部屋入ったんだよ。そしたらお前裸で寝てんだもん。俺マジ焦ったよ」
「えぇ?先輩・・まさか・・無理矢理・・」
「ばっ、馬鹿言うなよ!!俺は、服着ろってお前の事起こしたんだぜ?
 そしたらお前いきなり抱きついてきてよ、お前ほどじゃねぇけど俺だって酔っぱらってたし、裸の女が抱きついてきたら男なんだしよ・・・」
先輩は、恥ずかしそうにそのまま黙ってしまう。
「あの・・・先輩・・すいませんでした・・・」
あたしは、酔っていたとはいえ先輩に申し訳なくて俯きながら謝る。
「あぁ、別に謝る事ねぇよ。俺だって悪いし、お互い酔ってたんだからしょうがねぇだろ?
 まぁ事故みたいなもんだから、あんま気にすんなよ。もちろん宮城には黙ってるし。ていうかバレたら俺殺されるよ」
“事故”と言われ、あたしは少し胸が痛む。別にショックとかじゃないけど、何だか胸が痛い。
「お前なんて顔してんだよ?元気だせよ。今なんか飲み物持ってきてやるから」
そう言って、あたしの頭をポンポンと軽く叩く。
先輩の大きな手は温かくて、あたしは少しドキドキしてしまった。
その後ワインで濡れた服を洗濯して乾かしてもらい、自分の家に着く頃にはもうお昼を過ぎていた。
母親には、泊まるなんて言っていなかったのでかなり怒られた。
でもあたしは、先輩の温かい大きな手の感触が忘れられなくて、その事だけを考えていた。

今日は以上です。続きも頑張りますのでよろしくお願いします。
265名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 07:39:01 ID:Bo3op36v
GJ
そうきましたか。続きをワクテカして待ってます
266名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 16:40:47 ID:N8v+dbS7
ほほう・・・。さすがGJだ。天才!

まったくスレ違いだが許せ↓。
昨日、やっとのことで10 Days Afterを見た。
懐かしくて、あぁ、と思うけれど、まだあの日から10日しか経ってなかったんだと思うと不思議な感じがした。
もし、まだ見ていないor知らない人がいるのなら、是非見て欲しい。

そして、このスレもある意味で10 Days Afterだなと思ったよ。
重ねてスレ違いスマソ。
267名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 19:09:31 ID:v+hMrZKc
>>264
相変わらずGJ!!
なんでそんなに展開とか思いつくんですかね!?
自分にはない才能だな…(;つД`)
264さんの初投稿はこのスレなんですか?
>>266
自分も前にみつけた時は、すごい嬉しくて即立ち読みしました(・∀・)
なんで黒板かはわかんないけど、
また、その後の10日後とか続けてほしい…www
スラダンファンで読んでない人は、すぐ本屋に行く事をオススメしますw
268名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 22:27:56 ID:FOovgny3
GJ!!
269名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 22:31:13 ID:FOovgny3
>>264 いい!!
270名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 01:07:20 ID:+M9wNGfK
「俺も見てるだけじゃ駄目だ・・・!!SS書いてみんなに喜ばれなきゃ・・・!!」
271264:2005/11/25(金) 01:46:26 ID:Kv8BPRJU
>>267
三井x彩子 読んで下さってありがとうございます。
初投稿も初小説もこのスレですよ。
展開は、電車の中やお風呂なんかで考えたりします。ただ、エロを書くのってすごく恥ずかしいです・・・
あんまり上手に書けなくてすみません(*_*)
ここから先は私事なんですが、スラムダンクも彩子さんも大好きで、
小説書いてる方のサイトをいつも見てたんですが、男女カップルってあんまりなくて、
自分で書いてみようかなと思ったのがきっかけなんです。
あたしもサイトやブログで書けたらな、なんて思うんですが・・・
パソコンあまり得意じゃないんで。
でもみなさんが読んで下さるのはとても嬉しいです!
近日中に続き投稿するので、またよろしくお願いします。
272名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 14:12:43 ID:bn0lubOi
断固!>>264! 天才ルーキー>>264! 炎の>>264
電光石火>>264! 奇跡を呼ぶ>>264!!!!!!
GJ!

原作などを読み返してる時、お前ら本当はこんなエロい事してるんだろ!と思ってしまいます
どうしてくれるんですか、>>264さんのせいですよ!ww
273名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 22:51:23 ID:Ys6qzL3K
>>264
いつもいつも乙カレー様です。
ミッチー×彩ちゃんもイイっスね!
個人的にメガネくん×彩ちゃんなんてリクしてみてもいいですか?
メガネくんがどんな風になるかすごく気になるwww

>>272
そんなおまいが好きだwww
274名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 22:59:23 ID:0tNdACJk
>>264様が>>271で「(話を)考えるのは電車やお風呂の中で…」とおっしゃってたのを見て「えぇ!ミッチーったらそんな所で彩子さんに…」と勘違いな赤面をしてマスタ♪もうもうミッチーが大好き(現在形)なのでかなりワクワクしながら待ってマソ★
一児の母デス…エロー!
275名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 23:02:59 ID:sr4+2C0T
スラダンって女性の方も結構読んでることを改めて実感した。
さすが、不朽の名作!!
276名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 00:05:37 ID:yIb9dbd9
>>271
レスありがとうございます。
このスレだけなんですか!
271さんの神業をリアルタイム?で最初から読めて、かなり光栄です(・∀・)
私も最近、書き始めたんですけど…全然展開できなくて(;つД`)w
三井×彩子の続き楽しみです!
勉強させてもらってます。

私の周りにも、スラダン読んでる女の子多いですよ!
エロパロ読んでる子はいないかもだけど…www
277名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 02:02:09 ID:sYgAwi9b
初めまして!暇でこのスレみつけたんですがすごいいいです!!昔漫画を読みながらいつもこんなんあったらいいなぁと思ってた事がこのスレで見れるなんて!!わたしも彩ちゃんが大好きなんでかなりうれしいです!!おもわず全部読んでしまいました!
またスラムダンク熱があがり漫画を読み返しました!
やっぱり大好きです!また色々みたいです ファンになりました!
278名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 03:09:44 ID:RCtDKOB+
279名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 16:36:14 ID:sYgAwi9b
このスレ内のお話しすべて残しておきたい(>_<)このスレたとえば千なったとしてスレがとまってもまたみれますか?また新しいスレできたとしてもこのスレの話もまたみたい(>_<)
280名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 16:56:45 ID:0mL9nPUO
>>279
素直に保存するべし。
281名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 17:51:39 ID:sYgAwi9b
どぅゆうふうに?
282名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 20:33:55 ID:wQaHibEQ
三井×彩子も流川×晴子も
大好きだぜーーーー!!

彩子も晴子も誰と合わせてもしっくり来る。
立場上(湘北の)誰と恋愛に発展してもおかしくないしね。
283264:2005/11/28(月) 00:24:45 ID:acgYCeM/
三井x彩子の続きなんですが、近日中に投稿すると言っていたのですが、
ちょっと仕事が忙しくてまだできそうにないんです・・・
本当すみません。
もうしばらくお待ちください。
楽しみにしてくれている方、ごめんなさい。
284名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 18:26:33 ID:nUQPH2Y3
は〜い ノシ
285名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 21:16:41 ID:SpA+Am9E
楽しみにお待ちしております。
286名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 21:54:55 ID:RXCcrP4S
流川×晴子ー!まってるぜー! 
287名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 22:03:13 ID:UilKkorl
実は湘北の皆こっそり彩ちゃんが好きなんだと思うな。
…そうであってほしい願望。
288名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 00:12:24 ID:94yd4Hlm
ゴリも…www
289名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 00:15:10 ID:ZFR7kaPo
>>287
そうに決まってる!!
男だらけの中で、あの姐さんぶり・・表に出さずとも、心は一つ。

>>264
ノシ 無問題。
無理せずがんがってくれ。仕事大事。
290名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 09:19:28 ID:xIvnw84z
何気に彩子を下の名前で読んでるしな。赤木も。
291名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 00:11:33 ID:96W1Qcd7
いつものアレやりましょうよ。
「俺達は……!!」てな具合で湘北はいろいろ一致団結。
292名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 00:33:56 ID:APJ3nt/q
とりあえず流川X晴子を書いてますが、上手い展開が思いつかず、
最後まで書けるかどうかわかりません。
まあ書ききったら載せてみたいと思います。
293名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 00:46:45 ID:zS1Tmzwe
待ってます!(・∀・)
294名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 17:57:53 ID:WbsRWVSz
スラダンのエロパロスレがあったんですね、初めて知りました。
ご期待にそえられるかわかりませんが、ちょくちょく参加させて頂きます。
295名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 19:04:16 ID:ecuu/xU5
流川×晴子ー!まってるぜー!心から。
296名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 20:40:15 ID:Wy6wUVI0
>>295
あまり期待されても・・・(;´Д`)
まあできるだけ頑張ってみますが。
297名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 22:16:47 ID:8Su5jVsY
>>294
職人さん?!(・∀・)
298名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 00:25:44 ID:UAa9QE0j
牧の書いてくれるって言ってた人、もういないのかな・・・
読みたかった
299名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 00:29:56 ID:ZxVi7QBP
>>298
いる!いるからここに!!
忙しいんだよう・・・。スマソ、だが絶対投下する。
300名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 00:41:36 ID:8wo8Rjaj
木暮のが見たいっす!純愛系で!相手は・・・綾子さんかな?
301名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 15:17:21 ID:H2xWZZhJ
>>299
慌てなくていいっすよー。満足いくまで考えてといてくれればいいんで。
302名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 17:11:58 ID:PlNDioT/
魚住×ゴリきぼんぬ
303名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 17:33:19 ID:H2xWZZhJ
普通に801板で頼んでください。
304名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 23:44:01 ID:UAa9QE0j
>>299
いた!!w
嬉しいです!気長に待ってますんで、マイペースでドウゾ。
305名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 19:09:36 ID:1ObIKlya
期待age
306名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 22:52:31 ID:dw0NVeh6
神を書きたいが清らか過ぎる・・・。
休みもずっとシュート打ってそうなイメージなんだよ
307名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 23:49:18 ID:P/1jfT9z
>>306
ワカール。
308名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 00:34:16 ID:M/v9KEfS
無理矢理もってくなら…やっぱ、笑顔でドSか?
海南は相手がいないよな…
309名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 01:04:38 ID:EsaUlV2W
神はすっごい冷めてそうなんだよな・・。
恋愛と体は別、っていうか。
やっても何とも思ってなさそう。
案外、小学校の時に童貞奪われてたり。

―ランニング中―
清田「神さん、初体験っていつっすか?」
神 「なんでそんなこと聞くんだよ(笑顔)」
清田「イヤ・・やっぱ気になるじゃないすか。オレ、好きな子が出来・・・」
神 「(話しさえぎって)小6かな?あれ、中1?」
清田「ウソォ!!」
   冗談か本気か分からなくて悩み、練習に身が入らず牧に怒られる。

みたいな。
310名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 01:16:47 ID:bP3GuW/r
>>306多分テクも努力して磨いてるよ。
いつの間にか経験人数が、すごい人数になってそうだ・・・

>>309それもありそうw
神はどっちでもいけるんじゃないか?
311名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 01:12:09 ID:EN4+miog
保守
312名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 00:45:53 ID:EBnzjOz2
お待たせしました。晴子X流川です。
ど素人なので稚拙でおみ苦しい文章を晒すことになると思いますが、
どうかご了承ください。文章構成にあたって1氏の表現を参考にさせて頂きました。
なお、仙道X晴子、牧X?のカプも一応予定してます。
313名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 00:46:35 ID:EBnzjOz2
憧れの彼の姿を目に焼き付けたその時、私の心の中の止まっていた時間が再び動き出した。
全日本ジュニア合宿に召集されていた流川君が、ついに湘北高校バスケ部に戻ってきたの。

ガラガラガラッ・・・・
「ちわす。」
相変わらずそっけない彼の挨拶。だけど、その言葉だけでピリピリしていた場の雰囲気が一変したの。
「おおおおおおお、流川だっ!!!」「流川が戻ってきたぁぁぁl!!!」
湘北バスケ部はみるみる活気付いた。

「おっ帰りー。流川、どうだった?全日本の合宿は。ジュニアとはいえ、レベル高かったでしょ。
あんたも結構もまれて音をあげたりしてたんじゃないの?」
彩子さんが笑いながら気さくに声をかける。全然気遣っている様子もなく、ホント羨ましいくらい自然な感じで。
「別に・・・んなたいしたことなかったし。」
流川君は頭をかきながらそっけなく答える。
だけどこの他愛のないやり取りを見てる間にも、私の心の中で冷めかけていた熱い何かがまた芽生えだしていた。
「やっと帰ってきたかよ流川、この野郎!さんざん待たせやがって!!」
新主将となった宮城さんを初めとして、みんなが駆け寄る。
今や流川君は、紛れもないチームの精神的支柱となった。お兄ちゃんのように。
三年生で唯一チームに残った三井さんが口を開く。

「よう、やっと帰ってきたか流川。たしかに、お前が帰ってきてよかったぜ。戦力的にも数段アップだしな。
だけどこれだけは言っとく。俺はまだ完全にお前にエースの座を譲ったわけじゃねえ。それだけは覚えとけよ流川!!」
そう言って、三井さんは流川君を指差す。
「ハァ〜・・・。」
「なっ何だこんにゃろう!!もう一度勝負しやがれこのガキ!!」
「三井さん落ち着いて!!大人気ないっすよ!!」
三井さんが暴れようとするのを宮城さんたちが必死で抑えようとしている。

「流川、今日はね、改めてあんたに紹介したい人がいるのよ。おいで、晴子ちゃん。」
!!!!

私は彩子さんに呼ばれた。そして、気持ちの整理がつかない内に流川君の前に立つことになってしまった。
314292@流川X晴子:2005/12/18(日) 00:50:27 ID:EBnzjOz2
「あんたにも一応紹介しとくわ。知ってると思うけど、マネージャーを手伝ってもらうことになった赤木晴子ちゃんよ。」
「・・・・んー・・・・・ども。」
その言葉だけを残して、流川君は少しだけペコリと頭を下げた。
単に思い出せないのか、今初めて知ったのかわからない受け答え。別に何ともないといえば嘘になる。
けど、IH予選以来ますますバスケ一筋の流川君にとって、私の存在が眼中にないのは、仕方のないことかもしれない。
「もう。相変わらずねーあんたも。ちゃんと何度も試合観に来てくれてたじゃない。覚えてないの?」
彩子さんが軽くハリセンで流川君の頭を叩く。流川君は頭をさすりながらスミマセンと小声で謝る。
だけど変に私なんかのことで、バスケに懸けてる流川君を邪魔したくない。だから・・・今はこれでいい。

「これで攻撃力に関してはほぼ問題ねえわけだな。問題は桜木の野郎だが・・・。赤木の抜けたリバウンド力を
どうするかがやつにかかってくるんだが、間に合わないとなると痛すぎるぞ。」
「それについてなんですけどね、朗報ですよ三井先輩!!桜木花道、予選に間に合いそうなんですよ。
最初の試合は微妙かもしれないけど、文通してる晴子ちゃんからの情報だから間違いないですよ!」
「ホント!?彩ちゃん。」
「そうよ。これでもうすぐ、新生湘北のベストメンバー勢ぞろいってわけよ!頼むわよ新キャプテン!」
「お、おう!任して彩ちゃん!!赤木のダンナの残した意思はしっかり俺が受け継いでいくぜ!!
みんなにはっきり言っとく!!1年はもちろん、タメだろうと年上だろうと、遠慮なしにどんどんいくからなぁ!!」
「(ムッこの野郎・・)おい宮城!得点源の俺の活躍あっての湘北だということをわすれんなよ!!」
「(グッ・・まさに目の上のタンコブ・・)三井さん、そういうこと言うとパスしてやんないっすよ。」
「何を!!」「何すか!!」
「ハァ・・・もうすぐ、どあほう勢ぞろいか・・・。」
「流川てめぇ!!!!」
みんなひねくれてはいても、心の中では桜木君の復帰を心待ちにしているはずだと思う。流川君もきっと・・・。
何はともあれ、流川君を迎えて、本格的な新生湘北の練習がスタートした。

練習が終わり、みんなが疲れた表情でコートから戻ってくる。
彩子さんはみんなの肩を叩き、スポーツドリンクを手渡す。
その後姿からも、すっかりバスケ部マネージャーとしてのオーラがにじみ出ていた。
私も、今はまだ未熟だけど、いつかみんなの心の支えになりたい。そう思った。

315292@流川X晴子:2005/12/18(日) 00:59:27 ID:EBnzjOz2
「先輩。」
帰ろうとした彩子さんを、流川君が呼び止める。
「なあに?流川。」
「俺まだ少し残るんで・・・練習手伝ってほしいんすけど。」
「ふふ。まったく、あんたも少しは早くかえんなさい。ずっとそんな感じだと大会までもたないわよ。
大体、あんたは国体メンバーにも選ばれるんだからね。すこし控えときなさい。」
流川君は少し不満そうな表情をしている。彩子さんは少し私をみつめてニコッと微笑んだ。
「そうだ。晴子ちゃん、今日時間ある?あたしここんところ用事があって忙しいから、流川の練習手伝ってあげて。」
え・・・・。わ・・・・わたしが・・・・。思わず、頭の中が真っ白になってしまった。
「何か不満ある?流川。」
「いえ、別に・・・。」
こうして、体育館の中にはわたしと流川君の2人だけが残ってしまった。
流川君と2人だけ・・・胸の高鳴りが止まらない。
この表情や仕草だけで、流川君にわたしの気持ちがばれやしないかどうか、それだけが心配だった。
「ボール、貸せ。」
流川君が手を差し出してくる。私はあわてて籠からボールを拾って流川君にパスした。

その瞬間、もう流川君はゴールの前までドリブルして、シュートしていた。
ただひたすらにゴールだけに向く視線を見て、またわたしは切なくなっていた。
やっぱり、わたしの入り込む隙間なんてない。そう感じ取った時を思い出しながら。
もしかしたら、流川君はこのままわたしの手の届かない所に行ってしまいそうな・・・何となくそんな気がした。
けど、今のわたしにできることは、流川君をみつめることだけ。彼のプレーを、少しでも目に焼き付けておきたい。
ただ、それだけだった。

練習が終わり、2人で軽いモップがけをやった後、わたしは流川君にドリンクを手渡した。
「サンキュー。」
今日、初めて流川君が面と見てわたしに声をかけてくれた。自分で自分に何か変な期待をかけてしまうわたしがいる。
別にこれ以上の進展がないってことは自覚してるのに。
「おい。」
高鳴る気持ちを抑え、わたしがそそくさと帰ろうとすると、流川君が呼び止めた。
「遅くまで・・・わりい。1人じゃ危ねえだろ・・・送ってく。」
つたない言葉の羅列だったけど、私の胸の高鳴りは最高潮に達した。
「あ・・・う、う・・・。校門で・・・待ってるから・・・。」
荷物を整理すると、私は急いで校門に歩き出した。後からついてくる流川君を待つ時間が、すごく長く感じられた。
316292@流川X晴子:2005/12/18(日) 01:00:13 ID:EBnzjOz2
今日はここまでです。すんません(;´Д`)
また明日以降載せますので・・・。
317名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 01:14:56 ID:7zo/TZ2a
久しぶりの新作だ〜!!
続き楽しみにしてます(・∀・)
318名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 02:35:34 ID:neMzeUpo
うほぉ〜スラダンファイナルの後の展開キター!
ほんとはこっちをみたかったんだよイノタケのバカン!
イイヨイイヨー
319292@流川X晴子:2005/12/18(日) 11:25:20 ID:sqI8Mc0g
無言が続く帰り道。足元を冷たい風が通るようになったけど、全然気にならなかった。
わたしの隣にいるのは、あの憧れの流川君。
なんだか信じられないような気がした。だけど、紛れもない現実なんだ。
「るっるっ流川君・・・。」
緊張して舌が上手く回らないけど、せめて少しくらい話しておきたい。意を決して、私は話しかけた。
「も、もうすぐ冬の選抜の予選があるね。きっ・・厳しいよね、たった1校しか全国に行けないなんて・・・。」
「べつに。大体2位で全国なんて気にいらねー。1校で十分だ。」
「あっ・・そ、そうなんだ。やっぱりすごいね・・流川君・・・。」
ああ、どうしよう。やっぱり会話が続かない。思いついたことを少しでも言わなきゃ。
「る、流川君。もうすぐ桜木君も帰ってくるし、やっとベストメンバーが揃ってうれしいよね・・・。」
「ふん。もう帰ってくんのか、あのどあほう・・・・・ま・・・ちょびっと役に立つくらいだけど・・・。」
そう言って流川君は夜空を見上げる。口ではそう言いながらも、流川君は、どこか笑っているようだった。

気づいたら、家の近くだった。
ちゃんと会話が成り立ったかどうかもわからない。言葉を搾り出すのに精一杯だった。
何か最後はわたしばっかり喋っていたという感じで、流川君と会話ができたという実感はほとんどない。
少し寒くなってきたというのに、背中がびっしょり汗で濡れていた。
「じゃ、じゃあね・・・流川君。」
はやく心の奥底に閉じ込めている感情が爆発しないうちに、急いで家に入ろうとした。
その時、流川君がわたしの手をつかんだ。
「おい、ちょっといいか。」
「!!!・・・な、何?流川君・・・」
「お前・・・何でおれのことジーって見てんだ・・・。前からそうだけど。」
流川君は、やっぱり私の視線に薄々気づいていたようだった。
「いやっ、その、わ、わたしも中学のときにバスケやってたし、
流川君のプレイを少しでも見ておきたいと、思って・・・。」
受け答えもぎこちなく、声も震えていた。ついつい顔を下に向けてしまった。
このままじゃ、わたしの気持ちに気づかれちゃうーーー

320292@流川X晴子:2005/12/18(日) 18:39:59 ID:4Y9uhk3Y
「ふーん。まっいいけど・・・」
流川君はつかんでいた私の腕を、そっと放してくれた。
「何か言いたかったら・・・直接話せばよくねぇ。遠慮すんな。」
そういって、流川君は走って帰っていった。
だけど・・・言えるわけないわ。わたしの本当の気持ちなんて。
初めて屋上で出会ったとき、私のイメージは彼にとって最悪だったはずだから。
(うるせえな、ほっとけよ。誰だ、お前。)
そのことを思い出すたびに、胸が痛む。
おしゃべりでおせっかいな女なんだって。何となくわかっていた。今は忘れてるのかもしれないけど。

だけど、それから日々を重ねるごとに、私も何とかマネージャーの仕事が板に付いてきた。
それだけじゃない。流川君の居残り練習を手伝う回数も、そしてパスを頼まれる回数も増えてきた。
私の気持ちが届いてるのかって錯覚しちゃうような気分だった。
流川君と言葉を交わすときも、以前はぎこちなくてすごくうわついてたけど、
今も声は少しだけうわずってるけど、しっかり話せるようになっている。
流川君の言葉を、少しでも多く聞いておきたいから。
そしたら・・・何だか最近、流川君も前よりわたしを意識してくれたような感じがした。
だから、それだけでもすごく満足だったの。

いつものように、2人で軽くモップがけを終えて帰ろうとすると、流川君が私の所へ寄ってきた。
私が流川君の持ってきた最後のモップを受け取ろうとすると、流川君はいきなり用具室の扉を
いきおいよく閉めてしまった。そして逃げ道を塞ぐようにわたしの前に立ちはだかった。
「る、流川君何を・・・。」
「これで・・・もう逃げらんねーぜ。」
「逃げるって・・・わ、わたしは別に・・・。」
「お前・・・俺に何か言いたいことあんだろ。はっきり言えよ。言うまで帰らせねー。」
「そ・・・そんな・・・」

本当の気持ちなんて・・・言えるわけない。発する言葉が見当たらず、ただただ押し黙っていた。
「もしかして・・・告白・・・ってやつ。」
流川君の言葉が、胸に突き刺さった。
321292@流川X晴子:2005/12/18(日) 19:17:06 ID:4Y9uhk3Y
「・・・・・・・」
違うとはいえない。何も言えず、ただ流川君の言葉を待つしかなかった。
ずっと握り続けている手は、汗でびっしょりになっている。
流川君を正視することもできない。

「前からそうだったけど・・・最近もっと増えた。」
!!
改めてショックだった。やっぱりそうだったんだ。
けど、みんな思っていることは一緒。別に不思議なことじゃない。
湘北の試合には、必ず見晴らしのよい席を取って応援する。
そして、流川君の似顔絵を描いた旗やユニフォームを着て応援する。
抜け駆けは許されない。

そんな暗黙のルールの下で、流川君を応援している流川親衛隊。
そして、流川君の活躍にひかれて告白してくる人たち。
彼女たちのことを思うと、とても辛かった。
自分の姿を見ているようだったから。

でも、彼女たちと同列に見られるのは嫌だった。
あの人たちのような軽はずみな気持ちで流川君のことを想ってるわけじゃないわ。
傲慢ないいかたかもしれない。けど、中学時代に流川君をはじめて見てから、
ずっと流川君のことばっかり考えてるの。ずっと。

でも・・・そう強がっても中身は何にも変わらない。
彼女たちと同じだった。

「お前も・・・あいつらと一緒なのか。いっつもでっかい声上げて。」
「それは・・・。」
「あんなうぜーの、何でやんの。」
やっぱり・・・流川君もそう思ってたんだ・・・。
早くこの場から逃げたかった。それだけだった。
322292@流川X晴子:2005/12/18(日) 19:19:17 ID:4Y9uhk3Y
「みんな・・・流川君のことが好きだからよ。わ、悪気があるわけじゃないわ。」
「悪気がねえっつっても、俺には迷惑なんだけど。」
まるで自分が怒られてるみたいにせつなくなる。つい、謝ってしまう。
「ご・・・ごめんなさい・・・」
「なんでおめえが謝るんだ。」
自分でも何が何だかわからなくなった。もう死んでしまいたいくらいだった。
「私も・・・流川君が好き。」
自制心がかからないうちに口を滑らせてしまった。流川君は表情を変えなかった。
もう慣れてるからだ。何度、同じようなことを言われたんだろう。百回?二百回?

でも、流川君にとっては数多くの中の1回にすぎないかもしれないけど、
私にとっては初めてなのよ。告白するのは。

「そういうのは、もう飽きた。」
!!
その瞬間、私の中で、何かが高ぶった。自分じゃ抑えきれない何かが。
「ち・・違う!!私は・・・そんな人たちとは違う!」
「何が違うんだ。」
「私は・・・中学時代に初めて流川君のプレーを見てから・・・ずっと流川君のことを
考えてるわ。授業のときも、お風呂に入ってるときも、寝てるときもずっと・・・。」
流川君はわたしの迫力に押されたのか、少し黙った。沈黙のときが長く感じられた。
「何で俺のこと、そんなに好きになったわけ。」
そんなこと聞かれても、理由なんて考えたことなかった。いや、理由なんていらない。
「それは・・・よくわからないわ・・・」正直な気持ちを私は口にした。すごく楽になれた気がする。
「その・・・自分でも何だかわからないうちに流川君のこと考えるようになってて・・・
考えすぎて・・・何も手につかなくなったり・・・流川君にあえてうれしいとか、
会えなかったから悲しいとか・・・流川君が帰ってくるの、すごく楽しみにしてたんだよ・・・だから・・」
そこまで言いかけて、わたしは嗚咽でうまく喋られなくなった。
涙が後から後から溢れてくる。流川君が驚いた表情で私をみつめる。

自分の言いたいことは全部言えた。もう悔いはない。
そう思った瞬間、流川君の唇が私の呼吸を塞いだ。
あまりの衝撃に私は気を失った。
323292@流川X晴子:2005/12/18(日) 19:26:31 ID:4Y9uhk3Y
目が覚めた。私は気を失っていたんだ。
誰かの部屋に寝かされていることを認識する。だけど、自分の部屋じゃないことはわかった。
「やっと覚めたか。」
流川君が傍で座ってた。ここは・・・流川君の部屋・・・
「あのままじゃ風邪ひくと思って・・・でもこのまま連れて帰っても誤解されるし。」
「ありがとう・・・でも・・・お家の人にばれたら・・・」
「心配ねー。家のやつらは家空けてること多いしな。今日もそうだし。」
そうぶっきらぼうに流川君は言い放った。
だけど、自分に何が起こったのかはまだ気が動転していてわからなかった。
「お前の泣き顔を見たとき・・・何か俺の心の中ではじけた。陳腐な言い方だけど。」
流川君は、目を閉じて淡々と喋り続けた。

お前と初めて会ったときのこと思い出した。あの屋上のこと。
口うるさくて、おせっかいな女だって。だけど、それっきりだった。
クラスも校舎も違う。部活でたまに目があうだけ。
わかったことも、赤木晴子っつー名前だけ。元キャプテンの妹。似てねー。そんだけ。
だけど、お前がマネージャーになって何かすごく楽しかった。
お前はバスケのことにもすごく詳しいし、NBAのことなんてなお更だ。
だからお前と話してる時間がすごく楽しかったって今更気づいた。
お前の気持ちにも、もう少し早く気づいてやればよかったなって後悔してる。
本当は・・・キスだけで終わらせようって思った。だけど、こうしてお前のことを考えてるうちに
俺は俺を抑えきれなくなってた。俺はお前にとんでもないことをするかもしんねぇ。
逃げたかったら逃げていい。俺は止めないから。

「流川君・・・うれしい・・・」私はまたはしたなく大粒の涙を流す。

流川君は、しばらく私を見つめているとまた唇を寄せてきた。
今度はしっかり心の準備もできていた。
流川君が私に何をするのかは、何となくわかっていた。
世間でいう男女の行為。まだわたしにはどんなものなのか想像もつかないけど。
でも、私は流川君の全てを受け入れるつもり。だから平気。
何がおこったっていいーーー
324292@流川X晴子:2005/12/18(日) 19:41:29 ID:4Y9uhk3Y
時が止まったような気がした。
私の口の中で、流川君の息遣いが響く。
流川君が舌をつかって、口の中を嘗め回してくる。
「・・・・・!!」声が出ない。
流川君の舌がゆっくりわたしの歯をなぞっていく。
体の奥底から来る痺れに抵抗できず、たじろいだ。
けど、流川君はかまわず舌を絡め続けてきてたの。
お互いの舌が交じり合う。口を離すと唾液がつー・・・と糸を引く。
漫画やドラマで見るこんなキスに憧れてたけど、何もかもが違いすぎて・・・。
ずっと濃密で、ずっと官能的だった。また気絶しそうになるけど、今度は逃げない。
流川君の顔は上気して赤くなっている。怖くないといえば嘘になるかもしれない。
けど、流川君のすべてを受け入れる覚悟があるから。

流川君はまたくちづけしてくる。わたしはただ、流川君に身を任せるだけだった。
目を開けると、流川君の顔がすぐ前にあって、くらくらした。
流川君がわたしの背中に手を回して強く抱きしめてくる。
流川君は舌を口から出すと、頬や鼻にも移動させてくる。
そのたびに、私の体がうずく。自分の意識とは関係ないところで。
流川君も、私の息に興奮しているみたいだった。
「ほんとに・・・いいのか。」
流川君が念を押して聞いてくる。私はただ黙って頷くだけだった。

流川君が制服の下から手を滑り込ませる。
そっと手を引き上げると、胸の辺りまで手繰り寄せ、ゆっくりと上着をとった。
わたしの白い肌と淡い色の下着があらわになる。流川君はじっと見つめた。
わたしは流川君の願いがわかった。だから、自分でホックを外した。
流川君は左手で私の胸を弄びながら、右手を腰のラインに合わせていく。
思わず体が反応する。体のあちこちで火花が飛んでいるように。
最初は揉んでいるかどうかわからない触り方だったけど、だんだんと
やさしく、それでいて激しくなった。
そして、流川君の口が、わたしの胸を覆った。
325292@流川X晴子:2005/12/18(日) 19:47:05 ID:4Y9uhk3Y
「あっ・・・あんん!!」
流川君の舌が乳首に触れたとき、わたしは襲ってくる快感に我慢できなかった。
ひたすら上を向いて、この情けない顔を流川君に見せたくなかったい一心だった。
流川君の両手が、わたしのスカートに伸びてくる。
流川君はゆっくりソックスを脱がせた後、スカートをめくった。
足が勝手に抵抗しようともぞもぞと動く。だけど、流川君の腕力はそれを許さなかった。
体がじわじわと融けていく。そして、じわりと秘所を濡らす感覚が 高まってゆく。
最初のキスの時からそうだった。

流川君がわたしの薄いショーツに指をかけ、つつ、と舐めるように引き下げてゆく。
抵抗する力を失い、わたしはただ目を閉じて息をするだけで精一杯だった
上気した頬が涙で濡れている。 ショーツをから引き抜くと、愛液がつ、と糸を引いた。

「濡れてる・・・こんなに・・・」
流川君が呟く。恥ずかしくて・・・何も言えなかった。実際に感じてしまっているのだから。
流川君がゆっくりと指を近づけてゆく。ずぷ、と淫猥な音を立てて深みに指が飲み込まれてゆく。
「んぁ・・ん・・・!!」
これだけ濡れているのだから、指を動かすのはたやすいことだったのかもしれない。
指をつ、と動かすとびくりと震える。
「あっ・・・や・・・」
その声に興奮したのか、流川君は執拗に指でそこを弄ぶ。指先の強い圧迫力が、余計わたしを悶えさせる。
「いやっ・・・やああっ・・は、はあっあん、んぅっ」
そのまま指を一旦引き上げ、今度は舌で流川君がそこを舐め、一層激しい声が出てしまう。
「やっ・・やっ・・ああんっ・・、だ・・だめぇっ・・!」
頭の中が真っ白になる。込み上げる快楽と羞恥以外は何も考えられなかった。
このまま行けば壊れてしまう、と本能が叫んだが、流川君は止めてはくれなかった。
愛しさがこみあげてくる。それは、ただ涙となって零れ落ちるだけだ。

流川君の舌ざわりが最高度の強みに達したとき、わたしは得体の知れない快感に震えた。


326292@流川X晴子:2005/12/18(日) 19:50:09 ID:4Y9uhk3Y
気が付くと、流川君の顔に液のようなものがいっぱいかかっていた。
わたしも、それはおしっことは別のものだということを認識していた。
「ご・・・ごめんなさ・・・流川く・・・」
気の動転しているわたしをよそ目に、流川君はそれを腕につけて舐めとった。
「・・・!!そ、そんな汚いの舐めないで・・・流川君・・・!!」
わたしは羞恥心でいっぱいになった。
「おめえのだ。別に汚くねー。」
そう流川君は笑って言った。
「初めて・・・だったのか・・・」
「流川君も・・・?」
「まあ・・・。だけど、何となくどういうことすればいいのかはわかってた。」
流川君は、わたしを見つめていった。
「嫌なら・・・はっきりいえばいい。無理はしなくていい。」
そこで断ることだってできた。けど、わたしはその瞬間信じられない言葉を口にしてた。

「流川君・・・その・・・き・・・気持ちよかったから・・・やめないで・・・お願い。」
言ってから案の定恥ずかしくなる。何てことを口走ったのわたし。死ぬしかないわ・・・!!
流川君はその余韻を感じ取るように暫くの間じっと 見ていたが、やがてそっと手を伸ばし残っていた服を脱がし始めた。
裸になったわたしを横たえたまま流川君は身を起こし、自分の服を脱ぎ始めた。
「少し痛えことするかもしんねーけど・・・少しの我慢だ。辛抱しろ。」
そういって手でわたしの膝をそっとつかみ、ゆっくりとわたしの膝を割った。
何となくどういうことになるのかはわかっていた。

流川君とひとつになるんだって。


だけど、流川君のソレを見た瞬間、わたしは手で口を覆った。
今までの人生のなかで、直接それを目に焼き付けるような事態のなかったわたしは
それがなんなのか すぐには分からなかった。
覚えてるのは、お兄ちゃんのを小さい頃に一緒にお風呂にはいったときに見たくらいだ。

だけど、流川君のそれは比較にならなかった。

327292@流川X晴子:2005/12/18(日) 19:54:41 ID:4Y9uhk3Y
安易な気持ちで同意した自分に後悔した。
本当にわたしのなかに入るんだろうか。そうなるんだよね?こういう展開だと・・・。
だけど動揺している暇はなかった。
流川君がわたしの膝のうらに手を入れぐっと腰を持ちあげ たからだ。
今にも泣きだしてしまいそうなわたしの表情を見た流川君はそのままの状態で話しかけてきた。
「やっぱ・・・無理か?」

どうすればいいかはわかっている。
流川君のすべてを受け入れるって覚悟したじゃない。
こわいーーーでもーーー
たとえこの身がどうなろうと、わたしは流川君にすべてを捧げるって決めたから怖くないよ。
強がりにみえたっていい。わたしは少し涙を浮かべながらにこって笑った。

流川君はそれを確認すると、指でわたしの割れ目を確認し、股間のそれを押し付けてきた。
流川君のそれがわたしを貫いたとき、わたしは痛さなんか気にならなかった。
流川君とひとつになった。至福のときだった。
わたしのお腹の中で何かが動いている。流川君が体全体を動かしながら徐々にわたしの中に入ってくるのがわかった。
流川君の顔しか見えないわたしに流川君の動きは見えないけど、体がそう感じていたから。

だけど、やっぱりそううまくはいかない。もちろん耐え難い激痛が襲ってきた。
お腹がこわれちゃう。本気で死んじゃうと思った。
だけど、わたしが大声をあげれば流川君に不安を与えてしまう。
口に手をあてて今にも出てしまいそうな叫びを必死にこらえた。
汗と涙で唾液で顔がぐちゃぐちゃになってるにも気づかなかった。流川君の顔が滲んで見える。
襲ってきた痛みの感覚に耐え切れず変な具合にぶるぶると震え、体を捩らせてしまうが、
動くことによって二人が繋がっている部分が擦れ、更なる激痛に襲われ息ができなくなってしまう。

流川君が苦しそうに目をつぶって激しく揺さぶってくる。わたしの中が苦しいの・・・?
そういえば、「締りがいい女が最高」だって、お兄ちゃんの隠してた本に書いてあった。きっとこんな感じなのかな。
お兄ちゃんも男だからそういうのに興味もつのは仕方ないよね。
だけど、そんなことをゆっくり思い出す暇もないほど、わたしは痛みとたたかわなきゃならなかった。


328292@流川X晴子:2005/12/18(日) 19:59:47 ID:4Y9uhk3Y
いつからだろう。
痛みを堪えているとどこかから、言葉では表せない奇妙な感覚が襲ってきたの。
流川君の動きにあわせて、わたしはのけぞってはしたない声をあげてたの。
初めて突かれた時の痛みと同じくらいの量の快感に襲われる。 こっちの方が耐えられないほどだった。
「う…うああ………!あ、ぁああッ!…………あ、ん、んッ!!!」
手で押さえようとしても、お腹に力を入れてもついに我慢できなかった。
部屋中に響く自分の声がものすごく恥ずかしいのだが、抑えることができない。
「…流川…く…気持ち、いい………すご…く…ぁ、ああッ!」
流川君がふっと笑い、わたしにしか聞こえない声で呟く。

「我慢しなくていい。全部・・・出しちまえよ。お前の感じてること。」

がくがくと体を揺さぶられながら途切れ途切れに呟く流川君を見上げる。
流川君もすごい汗だくになりながらも「俺も…気持ちいい」と耳元で囁き、更にきつく抱き締めてくる。
流川君が今までにない速さで腰を打ち付けてくる。体が本当にとけそうだった。
「あん・・・流川君・・・・!!ふ・・ん・・・何か・・・・くるよぉ!!!!」
流川君は最後、わたしの中に腰をうちつけてとまった。
「・・・ぐう・・・あ・・!!!!!!!!!!」
「ふあっ・・・・・ああああああああん!!!」
すべてが夢のように感じられた。視界が狭まってゆく。

深い眠りからわたしは目を覚ました。時計の針を見たが、そんなに時間はたってないことがわかった。
体を起こすと、腰から下の感覚がない。起き上がれずベッドに体を預けるだけだった。
ふと目をあけると、流川君が傍でぐっすり寝ていた。流川君にキスして、わたしはまた眠りについた。
家に帰ったらなんていえばいいんだろう。下手ないいわけを考えなくちゃ。




以上です。お目汚しですみませんでした。他のカプも時間があれば
書いてみたいと思います。
329名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 20:53:55 ID:iIsfw7iT
292さん、ありがとうwW
乙でした。
時間があれば、他も投下してくれ〜。待ってるよ〜。
330名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 21:12:38 ID:pgAahEXO
 >>292
もうホント、ありがとう。
晴子ちゃんが大好物な自分にはかなりキタ。
流川ガタイがでかいから、晴子ちゃんは大変だよな。
ってか誰が相手でも大変か。とにかく書いてくれてありがとう。
331名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 01:30:57 ID:xiXyMBcR
お疲れさまです!

ゴリもエロ本隠してるんだなwww
332名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 02:54:37 ID:fZfAN9Jy
あんな人たちと私は違うっていう晴子はちょっと違和感だな
まあ恋をすれば自分を一番に考えてしまう嫌な部分もでてくるってことよねww等身大でよろす
GJ!
333名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 06:19:45 ID:bzz0yyMQ
>>292
GJ!!

 興 奮 し た !
334名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 01:22:52 ID:ZVXSaQ19
三井×彩子の続きが読みたいage
335名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 01:13:46 ID:Ur7q7l55
このスレに人がいないのか…
板に人がいないのか…
全体的に少ない気がするのは自分だけかな?
336名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 09:31:04 ID:1LZYAneX
だね。すごい人気作品なのに、もうちと人いてもいいんじゃないかな。
女キャラ少ないのもあるかもしんないけど。
337名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 18:23:35 ID:6lrLN8Zj
冬休みに入った事だし盛り上げていきましょうか
(年末でそれどころじゃないですかね)
書き手さんいなくてもたわいない話でも いいじゃないですか!
338名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 00:43:58 ID:Xjn6jQ/o
とりあえずageとく
339名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 02:51:15 ID:L4a4Jha5
神降臨期待揚げ
340名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 11:34:37 ID:TMuOcQhD
パソコンがなおったら、書きたいな〜とりあえず期待age
341名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 04:18:09 ID:jf3Ujlq+
>>340
先生のパソコンが直るのを毎晩お祈りします!
342名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 04:38:21 ID:trR+W7ve
ノシ ワシも祈っとるよ
343292:2005/12/30(金) 11:56:47 ID:monoX2oJ
>>340
先生!ぜひ参考にさせていただきます。
344名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 03:17:41 ID:QrZyko2m
あげおめ
345名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 18:35:16 ID:esOUqG6v
よいしょ
346名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 12:24:24 ID:/DhQDeqv
あけおめです。本年も楽しませていただきます(*_ _)人
花道×晴子が激しく読みたい。
347名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 21:28:00 ID:m8W1flBw
赤木×彩子をだれか!
348名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 22:18:01 ID:9rtEAjot
暇つぶしにと思って流川×綾子の厨房時代書いてるんだが
さすがにエロがかけない…
349名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 22:35:54 ID:T/xal/6n
You エロなしでも書いちゃいなYO!
350292:2006/01/06(金) 23:11:59 ID:MBK7bDJu
仙道X晴子を書こうと思ったのですが、全然接点もなく
見事に挫折しましたorz 書けたら載せようとは思いますが。

それで今牧の話を書こうかなと思ってるんですが、カプの相手は
オリキャラにしようと思っているんですが、いい名前が思い浮かばない
ので、ここで何かいい名前があれば参考にさせていただきたいと
思うのですが、どうでしょうか。
351名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 00:31:55 ID:mzjTieZB
本当にいいのかな
エロ一切なしだよ?
一応書き終わったけどスゲー長くなった(;つД`)
352名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 00:33:09 ID:mzjTieZB

ごめん>>348っす。
353名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 00:55:25 ID:Vr3y0End
>>350
両方まってます!
牧は絡む女いないもんな〜
オリキャラの名前誰か頼む!!

>>351
自分も載せちゃえばいいと思う(・∀・)盛り上げ第一!!w
読みたい!
354348:2006/01/07(土) 00:57:03 ID:mzjTieZB
じゃあいっちゃいます!!
嫌いな人スルーを切に願う
355348:2006/01/07(土) 01:00:57 ID:mzjTieZB
「流川…です」

少し照れたように誰よりも短い自己紹介をした流川は
下の名前を言うことに一瞬ためらったようで、顔がほんのり赤く見えた。
今日は富ヶ丘中学バスケ部にめでたく新入部員が入る日。
マネージャーの綾子は上から下まで流川を眺めて
「なるほど」
と、小さくつぶやいた。
『こりゃ好きになるわけだわ。きれいな顔。』
去年綾子が1年生の頃、流川と同じ小学校に通っていたコたちは、
声をそろえて流川が好きだと言っていた。
年下などまるで気がない綾子だったが、その男がバスケ部に入ると聞き、
多少の興味を抱いていた。
『だけど…』
バスケをするとは思えないほどの真っ白な肌。
その肌に映えるサラサラの黒髪。
身長もまだ綾子と同じくらいのもやしっ子だ。
小学校を卒業したばかりなのでみな小さくかわいらしいのだが、
流川はその中でも目立って頼りなかった。
356348:2006/01/07(土) 01:03:03 ID:mzjTieZB
「よーし!これで全員だな!じゃあえーっと…新入部員、なんか質問とかあるか?」
キャプテンがそういうと一年生たちはもじもじしている。

そんな中、部員たちの視線を集めたのはやはり流川。
「お前バスケやったことあんの?」
「体力ないとやってけねーんだぞ?」
流川はボソボソと「はぁ…はぁ…」と答えている。
あまりの質問攻めに見ていられなくなった綾子はこらっといいながら
部員を押しのけ流川の前に手を出した。
「よろしく!私マネージャーの綾子。体力なんて練習しだいでどうとでもなるわ!
がんばる人なら、私は歓迎するわよ!はい握手。」
「は、はい!」
綾子の勢いに押され反射的に返事をした感じだった。少しうつ向き加減で、
ぎこちなく手を握り返す流川。
それを見てにっこりと笑い、一際大きな声で
「みんなもよろしく!全国にいけるようビシバシ行くからねー!!」
と元気よく綾子は言った。
「ちゃ…ちゃーす!!」
慌てたように返事をする1年生。2、3年はその様子をみて笑っていた。
357348:2006/01/07(土) 01:07:37 ID:mzjTieZB
それから4ヵ月後。すでに8月を向かえ、暑さもピークを迎えようとしていた。
夏休みとは関係なく体育館やグラウンドは部活生の声が響いている。
綾子は遠く校舎から聞こえる吹奏楽部の音楽を聞きながら一人でお茶の用意をしていた。
もうすぐランニングが終わり、汗だくになった部員が帰ってくる頃だ。
体育館の入り口がザワザワと騒がしくなってきた。
「ぐあぁ!あっちマジで!綾子ーお茶お茶」
「はーいお疲れ!」
「うぇ…吐きそ…あー先輩こっちもお願いします。」
Tシャツや腕で汗を拭っている部員たちは綾子が手渡したお茶を一気に飲み干している。
「ぬる!!またかよ綾子!!ぬるいよ!ちょっと頼む本気で冷たいお茶飲ませて!!」
「ダメダメ!冷たいお茶ガブ飲みしたりしたら体崩すじゃない!
後で少しだけ冷たいのあげるから…って、あれ?」
ふと見ると人数分用意した紙コップのお茶が、一つだけテーブルに残っている。ハッと気づき
「流川は?」
と聞いた。部員全員が冷めた表情に変わる。
「また吐いてんだろ?」
キャプテンのそっけない言葉にみんなくくっと嘲笑する。
「先輩あいつはだめだって!スタミナねーもんびっくりするほど」
「ちょっと見てくる」
そう言うと綾子は外へと走る。いつもは放っておくところもみんなのあざける
言い方で、人付き合いの苦手そうな流川がかわいそうになったのだった。
「ほっとけよ綾子。そのうち辞めるだろ。吹奏楽とかの方があいつにゃ似合ってるよ。」
後ろのほうで聞こえる笑い声を無視して体育館の外へ出る。裏のほうで苦しそうな声が聞こえてきた。
「流川!」
見つけて声をかけると、壁に手をつき苦しそうにうつむいたまま視線だけこちらに泳がせる流川。
「せんぱ…?なんで」
「あーほら。全部吐いちゃいなさい。」
綾子は優しく背中をさすってやる。
流川は何度も苦しそうに嗚咽を漏らしていた。
358348:2006/01/07(土) 01:10:36 ID:mzjTieZB
男として、流川はこんなところを他の人間に見られたくはなかった。
一つしか違わない綾子にこんなにも子ども扱いされていること自分が、情けく、悔しい。

綾子は静かに見守りながら前から言おうと思っていたことを口にした。
「流川さ。人と話すの苦手でしょ?」
その問いに少し流川の肩が揺れる。
「あんたは確かにセンスはいいし部の中でも格段にうまいと思う!
だけどこれはチームでするゲームなのよ。チームとうまくいかないんじゃあんたにとって
つらいんじゃないの?」

瞬間、流川の心臓がドクンと鳴った。

急に突き放された思いだった。

これまで楓という名前をバカにされ、細い身体をバカにされ、
ほとんど話さない流川はずっと一人だった。
その中で、気を使うでもなくあくまでみんなと平等に扱ってくれる綾子の存在は
流川にとっていつしか大きなものになっていた。
その綾子が言い放った一言。

『先輩は俺に部をやめるよう促してるのか』

今まで唯一譲れないほどに好きになったのがバスケットだった。
バカにされようがいじめられようが絶対に部を辞めるつもりはない。

だが、綾子に辞めろと言われたらどうなってしまうんだろう。
359348:2006/01/07(土) 01:16:20 ID:mzjTieZB
流川はひたすら次の言葉を待った。

「だからね、流川。もっと自分を出すように努力しろ!ね?」
背中をさすっていた綾子の手がポンッと弾む。
「え?」
意外な言葉に思わず流川は綾子を見た。
まっすぐに視線を捉えて言葉を続ける綾子。
「あんたが一番努力してるのも知ってる。きっといつか報われるはずだよ!」
「…」
「がんばって流川。他の誰が辞めても…あんただけは失いたくないのよ」
「…!!!」

力を抜いたら泣いてしまいそうだった。悟られまいとうつむく流川。
「…辞めろって…言われるのかと思った。」
ぼそりと言った言葉に目を丸くする綾子。
「ぷっ…あはははは!!そんなこと言う訳ないでしょー!?言ったじゃない!
がんばる人は歓迎するって!!はい、握手!!」

4ヶ月前に戻ったような気がした。
そっと綾子の柔らかな手を握る。

流川は自分の中でなにかざわめく音を聞いた。
もしかしたらあの時、初めて握手をしたあの時からこの人に惹かれていたのかもしれない。

「さ!戻ろう!」
手を離し、綾子が元気よく言った。
「…うす」
素直に後ろから付いてくる流川。
「ねーまた顔赤いわよ?流川ってすーぐ顔に出るよね?何とかしなさいソレ」
「…うるせーな」
「ほらぁ怒ってもすぐ出るんだから!いい?試合は常に平常心平常心…」
「それはあんたが学べ」
「な!!腹立つわねー!なに?あんたってそんな性格!?」
「…ほら平常じゃねー」
「指を指すな!!」

初めて他人に自分を出した流川楓、13歳の夏だった。
360オマケ:2006/01/07(土) 01:20:17 ID:mzjTieZB
月日は流れ、綾子の受験の日が差し迫った頃だった。
「センパイ」
声に反応して振り返る綾子。
「あぁ流川!」
「うす」
もう一年生の頃のかわいさはない。身長ももうすぐ180cm台らしいし、照れても
怒っても常に無表情になっていた。
相変わらず多くは話さないし人付き合いもうまくなってはいない。
が、バスケの腕を磨くことで信頼を勝ち取ることに成功したようだった。
「なに?今日部活無いんだっけ?」
「期末。けど帰ってやりに行くつもり」
「あぁバスケ?そっかぁ。だけど勉強もしときなさいよ!」
「…」
急にシンとなる流川を見て綾子は「ったく」と言って吹き出した。

ふと言ってしまおうかと思った。
いつからか綾子を好きになっていたこの気持ちを。
「なに?」
視線に気づき綾子が不思議そうに見ている。
「別に…」
すっと視線をはずした。

『今じゃない』
なんだかそう感じた。この人に堂々と言えるのは、子ども扱いされなくなったとき。
まだまだ自分はがんばらなければならない。

流川はそれよりも聞かなければならないことがあった。
「で、どこの高校だっけ」
「受験の?湘北よ」
「ショーホク…」
「そ!またマネージャーやるの。無名のところだけどきっと強くして見せるわよ〜!」
楽しそうに話す綾子の話にくすっと笑いながら
『ショーホク。来年試験簡単だったらいいケド』
と都合のいい事を思いながら流川はぼんやりと空を見上げた。
361348:2006/01/07(土) 01:27:19 ID:mzjTieZB
終わりです。
ごめんよこんなわけわからん文のせて…
職人さんの中に恥ずかしい限りです。

途中からキャラもわかんなくなって終わりもこんなんなりました(´・ω・`)
だけど読んでくれた人本当にありがとう!!
君に幸あれ!!(T∀T)ノシ
362名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 03:44:42 ID:sLcLHbby
乙。こんなマネージャーがうちにもいたらあの頃もっと真面目に部活やってたんだけどなあ(ノД`)
たまにはこういう爽やかなものもいいなぁ。あと綾子→彩子ね。
363348:2006/01/07(土) 11:29:55 ID:mzjTieZB
あ!!!!!
ごめーん!!昨日『富ヶ丘』間違えてないかタンスの奥にあるマンガ引っ張り出して
調べたのにこんな初歩の間違い…(ノД`)

気を悪くした人ごめんなさい(´・ω・`)
それから>>362感想ありがとう!!!指摘も感謝です!!
364名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 12:17:47 ID:7Tp/aKvZ
構ってさんか
365名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 13:13:44 ID:oq+gvEOh
>>364
空気悪くするなよ。
366名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 13:38:01 ID:4uPjSDwD
>>361
GJ!
流川にもカワイイ時代があったんだな…
367名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 18:55:05 ID:vdVFw8hs
あげ
368名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 04:07:55 ID:rgTb5X5g
赤木はもう30分以上彩子を突き続けていた。
「あぁっ!あっ…んっ!あん!あぁっ…あ、あか、ぎ、せん、ぱい…あっ!もう…あたし…んんっ!」
すでに彩子は5回もイッていた。しかし赤木は緩めることなくピストン運動を続ける。
「これ以上イッたらっ、あぁっ!んっ!あ、あたし、気がおかしくなっちゃうぅっ!!」
「だめだ!40分フルで動けるようでなければならん!ふんっ!ふんっ!」
息を荒げながら、赤木はさらにいっそう激しく突く。
「あああ!!!」
赤木の激しい突きに耐えられず、彩子はまた絶頂をむかえた。
一方、彩子の至急の収縮による締め付けに耐えられず、赤木もついに果ててしまう。
「うっ…!!」
枕もとのストップウォッチを見やると、37分を過ぎたところであった。
「はぁっ、はぁっ…くそ!まだまだだ!」
そう言って、赤木は気を失っている彩子の横で腹筋を始めるのだった。
369名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 07:51:25 ID:P6hm2DQ+
おお、ゴリ×彩子!
ゴリのストイックさにワロタ
370名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 00:45:03 ID:9a9PzrW7
不覚にも勃っちまった。
371名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 01:17:01 ID:n+9tnXvO
>>370
笑いがとまらんwwwしかもそれでいてきっちりエロwww
372名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 01:18:45 ID:n+9tnXvO
>>368ね。
373名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 23:09:55 ID:8mL9OPvz
ゴリwww
374名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 02:08:52 ID:qAUg/iVH
あげ
375名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 02:38:36 ID:KLEz3VTR
保守
376名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 23:54:10 ID:hP4WGqcV
あげ
377:2006/01/26(木) 01:24:27 ID:FrG3oVTs
「シコシコシコシコ・・・・明日も晴子さんにいいところ見せるぞ!」
桜木は春子さんを想像しながらオナニーをしていた。
「ピンポーン」と鳴ったと同時に彩子が入ってきた。桜木の家はかぎがついてないらしい。
「花道、何やってんだ。やはり花道も男ね(笑)」
「彩子さん・・・」
花道は、さすがに今してる事を言い訳して逃れる事は不可能だった。
「ビデオを見ていないということは想像しながらしてたな〜。まっ晴子ちゃんだろうけどね。」
「何を言うんですか彩子さん(焦)ただあそこを強化してたんですよ。」
と花道は苦しげに言った。
「そんな無理するな。私にはわかってんだぞ花道。でも花道いくらあそこを鍛えても実践では耐えられるのかしら・・・?」
「???」
「あなたには理解できなかったのね。いいわ、私が今言った事を行動で教えてあげる(笑)」
「彩子さん何を・・・」
突然彩子は桜木に近づき唇をちかずけた。
「なにをするんですか彩子さん(焦)」
といいながら桜木は少し拒否反応を起こした。無理もないいくら喧嘩が強い花道でも女には弱いのだ。しかもキスなんて花道にとってはかなりつらいのだ。
「大丈夫よ花道。私は何人のもの童貞さんとやったんだから」
そのとき桜木は彩子の裏の顔が頭の中に浮かんだ・・・。
「彩子さんもしや・・・ヤリマン?」
「そうよ。大丈夫。あなたは春子ちゃんとやるときの為の練習にしてあげるから・・・。」
「いや、しかし・・・」
「なに言ってるのよ花道、もし晴子ちゃんとSEXをやる事になって、下手だったらかっこ悪いわよ。もしかしたら嫌われるかも・・・」
「わかった。お願いします練習をさせてください。」
さすがに晴子ちゃんに嫌われるのが嫌だったのだろう。だが花道は晴子ちゃんとSEXなんかできるのか?
そして彩子が、言った。
「さ〜はじめるわよ。覚悟してよ花道」
そして練習だが花道と彩子の熱い戦いが始まる。
続く・・・
378名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 01:34:45 ID:xAl8KqHN
小学生はこの板に来ちゃダメだよ
379名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 01:48:14 ID:JxEX3HaV
三井彩子の続きが…
380名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 02:13:51 ID:SFFQZnjs
「桜木花道」って呼んでほしかった…

自分も三井彩子の続きと、牧のススキノ読みたいです
381:2006/01/26(木) 03:16:23 ID:FrG3oVTs
パートA
いきなり彩子は花道と唇をだんだん近づけ触れた瞬間、花道は鳥肌が立った。
「これが女の唇・・・柔らかく暖かい」
花道ははじめてキスをしたらしく、何も出来なかった
「花道。もっと激しくしていいのよ」
「・・・」
花道は彩子の声が緊張と感動できこえない。
「もしかして花道初キスなの?」
「・・・」
「やっぱりそうだ!しょうがない私がせめてまず緊張をほぐすか。」
そして彩子は桜木に優しく語りながら舌を動かしだした。
「ね〜緊張しちゃダメよ。ほら〜私の舌とあなたの舌を絡ませましょう〜。バスケではいつも激しいじゃな〜イ。」
「・・・」
しかし花道は緊張している。
彩子はニヤッ!と軽く笑いあそこをタッチした
「ほら〜ここはすごく反応してるじゃない。あとは動きだけよ。こんな事じゃ流川に負けちゃうわよ」
「びくっ」
花道は流川で反応したらしく緊張は一気にほぐれた。
「彩子さん、この天才が流川なんかに負けるですと(怒)」
桜木は、緊張がほぐれキスをできるようになり、彩子とディープキスを交わした。
「ジュルルルル・・・・・・・・・・」
キスの音が花道の部屋で鳴り響いた。
彩子は花道の手を取り自分の胸をさわらせた。桜木はAVを見たことがあるので次の行動がなんとのくわかっていたので、ちゃんと彩子の胸を揉んだ。そしてだんだん揉み方が激しくなり
「あっ・・・あっん・・・あっ」
彩子も感じてきた。
そして桜木は彩子の服の中に手をいれまた揉みだした。
「はなみち・・・なかなか手つきうまいじゃない。結構感じるわよ。」
「彩子さん・・・おっぱい柔らかいですね。そろそろ脱がしますよ。」
「花道なかなかスピーディーね。バスケ能力の成長も速い、足も速い、そして責めるのも速いようね。」
そして桜木はつばを飲み込んで、彩子の上着を脱ぎはじめた。そしてそっとブラジャーのフックをはずした。
「おぉ〜〜!」
思わず桜木は驚いた。
「どう私のおっぱい?」
彩子は自信気に聞いた。
「すごい綺麗です・・・。もう見てるだけでは我慢できん。揉ませてもらうぞ〜!」
「あら花道すごく積極的ね。いいわ私のおっぱい自由にして。」
モミモミモミ・・・。
「あっ・・・よし次は私の乳首しゃぶって・・・」
「はい・・・ジュルルルル〜。乳首たってますよ彩子さん。にやっ」
「あっあっそりゃそうよ・・・。気持ちんだもん」
彩子は感じてるせいか苦しそうにしゃべった。
桜木は、このとき彩子の表情を見てほんとにキモチいのかな?苦しいのに無理してキモチいといってるのかなと疑問に思った。やはり童貞や初心者なら感じてるときの顔を見ればそのような事を思ってもおかしくはないだろう。そのとき彩子が
「何してるの?もう私のおっぱい飽きたの?」
「いやそんなことないっす。」
「無理しちゃダメよ。今日は練習なんだから1つの事を中心的にやるんじゃなくいろいろな事をやりましょ。じゃあ花道パンツを脱がして」
「えっ・・分かりました。」
と桜木は彩子のパンツを丁寧に脱がした。
「綺麗な足だ・・・」
「花道小股のところを手でいじくって]
「えっ・・・。」
桜木はここまでやるとわ思わなかったので、かなりびびっていた。
「ね〜いじくらないの?これはSEXの基本だよ。バスケだとドリブルね」
「分かりましたやります。彩子さん覚悟してください。」
「期待してるね」
だが彩子が言ったバスケでたとえればドリブルとは・・・私には理解が出来なかった。
続く
382:2006/01/26(木) 03:40:12 ID:FrG3oVTs
リクエスト?により桜木花道と呼ぶようにします
パートB
「くちょくちょくちょ」
マンコをいじくってる音が桜木の部屋に鳴り響く。
「桜木花道、やはり上達が早いわね。こんなに覚えが早いのは初めてだよ。」
「はっはっはっ私は天才ですから」
会話も弾み時間が過ぎるのが早く感じた。
そしてマンコいじりが終わり彩子が
「次は私の番ね」
「えっ?」
「さ〜桜木花道、ズボン脱いで、もちろんパンツもね」
「えっはい」
そして桜木はパンツも脱ぎ全裸になった。
「桜木花道、チンコでかいわね。Sの血が騒ぐわ。」
と桜木のチンコを握りしっかりと立たせた。
そして彩子は大きく口を開けチンコに入れた。
「あ〜〜なんともいい感触だ〜。」
桜木は初めてのフェラに感じている。だが彩子はそんなの気にせずどんどん動かしていった。
「すごい・・・見ているだけで行きそうだ・・・。」
どんどん彩子はフェラをし桜木が行きそうに、そのときフェラをやめ手コキをはじめた。
「桜木花道、今日は2回出してもらうからね。」
シコシコシコシコ・・・彩子はしゃべりながらもすごく速い手コキをした。
「彩子さん、パイずりは出来ないんですか?」
「ん〜あなたのでかいチンコじゃ無理だわ。でも晴子ちゃんならできると思うよ。合宿で見たときはDはありそうだったからね。」
そのとき桜木のチンコが反応したらしく少し大きくなった。
「お〜、桜木花道そろそろ出るんじゃない?」
「ん〜ほんとだ。あ〜〜〜〜〜〜〜〜いく〜〜〜〜〜〜〜〜」
となんと精子を出した。
「たくさん出したね。あとはお掃除フェラしてあげるね」
「はぁ〜はぁ〜」
この疲れを見て彩子は思った。
「やはりあの体力が以上の桜木花道でも初エッチは疲れるのね。ふっふっふっ、でもこれはまだ前半に過ぎないわよ。これから後半。真のSEXを体験させてあげるわ」
彩子は、これまでをウォーミングアップに過ぎなかったのだ。さ〜桜木は、最後まで持つ事が出来るのであろうか・・・。
続く
383名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 16:43:47 ID:xAl8KqHN
本当に21歳以上ですか?
384名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 23:51:18 ID:GV5TmOKF
年齢もそうだが、原作読んだことあるの?
385名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 00:21:38 ID:gfngJ2+Z
ていうか、日本語がそもそもおかしい所多すぎない?
386名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 20:28:31 ID:xDND/YhO
続くのか…
387名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 20:48:09 ID:9sH4Eoz9
続かなくていいよ
388名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 03:07:27 ID:eUCMbeEV
ちょっと可哀想になってきた…
まあ、盛り上げようとしてくれたんじゃないか?
389三井x彩子:2006/01/29(日) 03:09:46 ID:vZPSroxM
お久しぶりです。長い間、続き書けなくてすみませんでした。仕事がずっと忙しくて・・・
まだ暫く仕事が忙しい日々が続くんですが、少し続き書いてみました。
皆さんに満足して頂けるかわかりませんが、良かったら読んでください。

冬休みも終わり、新学期が始まった。三井先輩は、ウィンターカップが終わってから受験勉強に専念するということで、部活にはあまり顔を出さなくなっていた。
あの出来事があってから、あたしは三井先輩に会うのが気まずかったので少しホッとした。
それでもチームのムードメーカーだった先輩がいないのは寂しいし、あの日“事故”と言われてショックだった事とか、
先輩の温かい大きな手の感触とかを思い出して、色々と考え事をする事が多かった。
「おい!彩子!」
「えっ?あっ、はい」
大きな声で名前を呼ばれ、びっくりして振り返ると、そこには少し怒った顔をした三井先輩が立っていた。
「はいじゃねぇーよ!お前何ボーッとしてんだよ。何度も呼んだんだぞ?」
「あ、すいません。全然気づきませんでした」
あたしがそう言ってその場から立ち去ろうとすると、先輩があたしの腕を掴んだ。
「ちょっと待てよ」あたしの鼓動はどんどん速くなっていく。
「な、何ですか?」
「ちょっと話があんだよ。こっち来い」
「はぁ?今練習中ですよ?話があるならここでしてくださいよ」
「いいからこっち来いよ。すぐ終わるからよ」
三井先輩が真面目な顔をして言うので、あたしはそれ以上何も言えず、おとなしく先輩に従った。
390三井x彩子:2006/01/29(日) 03:13:14 ID:vZPSroxM
誰もいない渡り廊下はとても静かで、あたしの胸は緊張のあまり張り裂けそうになっていた。
あたしは張りつめた空気に耐えられずに、先輩に話しかけた。
「それで、話って何ですか?先輩」
「あぁ。お前さぁ、何か悩み事でもあんのか?」
「へっ??」
「さっきもボーッとしてたしよ、宮城も言ってたぜ“最近ずっとあんな感じなんです”って」
「べ、別に何もないですよ!たまたまボーッとしてただけです!」
「ったくよぉ、しっかりしてくれよな。これからはお前達2年がバスケ部を引っ張ってかなきゃいけないんだぜ?
そんなんで大丈夫なのかよ・・・」
「先輩、男のくせに心配しすぎですよ〜。大丈夫ですって、任せて下さい!」
暗い気持ちを隠す為に、あたしはいつもより声が大きくなってしまう。
「そうか?・・・ならいいんだけどよ」
先輩は少し納得していない様な顔をしていたけど、あたしは早くこの場から離れたくて先輩に声を掛ける。
「じゃあ、あたし練習に戻りますからね!」
そう言ってあたしが体育館に戻ろうとすると、先輩が口を開く。
「もしかしてよぉ・・・お前、あん時の事気にしてんのか?」
一番聞かれたくなかった事を聞かれ、あたしの鼓動はドンドン早くなる。
“あの時”の意味はわかっていたけど、あたしはわざとわからないふりをした。まだはっきりとしていないこの気持ちを、三井先輩に気づかれたくなかったから・・・
「えっ?あん時って?」
「だっ、だからあん時だよ!・・忘年会の時の事だよ!お前もう忘れたのかよ!?」
速くなった鼓動を落ち着かせる為、あたしは軽く深呼吸する。
「忘れてないですよ。ちゃんと覚えてます・・・」
「お前さぁ、あんま気にすんなよ。あれは事故みたいなもんだって
言っただろう?俺とお前がああなった事に意味なんてないんだからよ。
悪かったな、お前に嫌な思いさせちまってよ」
“意味なんてない”先輩にそう言われて、あたしの頭の中は真っ白になった。別に期待なんてしてなかったし、自分の気持ちもよくわからないけど、でも胸がすごく痛かった。
「先輩何言ってんですか!?あたし、全然気にしてなんかないですよ〜。こっちこそ先輩に迷惑かけちゃってすいませんでした。
ほんと何でもないんで、大丈夫ですから!もう練習戻らないとリョータがうるさいんで、あたし行きますね」
本心とは違う事を言いながら、自分の目頭が熱くなっていくのがわかった。
「おぉ、悪かったな仕事の邪魔して。俺はもう帰るからよ、また来るわ」
「はい、じゃあまた」先輩の顔をなるべく見ないように挨拶して、あたしは体育館へ走り出す。
そして体育館の入り口に着く頃には、あたしの目には涙が溢れていた。
391名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 03:14:23 ID:eUCMbeEV
続きだ〜!!お久しぶりGJです!!!
これで本当に盛り上がりそうだ
392三井x彩子:2006/01/29(日) 03:15:29 ID:vZPSroxM
とりあえず今日はここまでです。
また暇見つけて投稿しますので、よろしくお願いします。
393名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 09:28:49 ID:wjnNdye+
すごい!!ドキドキしました!!
続きありがとうございました!!!
394名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 09:55:19 ID:2a70VooZ
朝から興奮しました!お仕事頑張って下さい!!
続きを期待して…盛りage!
395名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 10:47:15 ID:QNq6QfiL
GJです。
彩ちゃんセツナス
お暇が出来るまでマターリとお待ちしてます。
396:2006/01/29(日) 23:31:40 ID:p/vWvJwR
おもしろいです。
続き期待してます
397名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 23:47:26 ID:lDfC000d
ミッチー好き…
上手です〜!スラダンの(というかイノタケさんの絵の)雰囲気が頭に浮かぶ描写にドキドキ♪お暇が出来るように祈っております…頑張って下さい(^-^)
398名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 04:39:09 ID:Hfcf3o29
>>388
ただ下手なだけならこんなに叩かれるわけない。
あきらかに未成年が書いたと思われる馬鹿な文章だからここまで言われるんだよ。
問題は未成年かどうかってことだ。
399名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 01:20:52 ID:69hyEMu2
続き待ちage
400名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 00:23:44 ID:gnExGyJe
すごく長くて本当に下手くそな文章ですがちょっと落とさせてもらいます。
しかも途中までです。すみません!
水戸×藤井です。
401名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 00:24:51 ID:gnExGyJe
「水戸くん」

彼女が俺の名を呼ぶ。

自分の声に驚いたように、彼女は少し顔を赤らめ体育館に視線を戻した。
「あぁ、藤井さん。」
抑揚のない声で動揺を隠す。
コートではいつものように流川と花道が言い争っている。
「珍しいね。一人?」
「あ・・はい。あの晴子夏風邪ひいちゃって。」
そうかと言ってまた視線をはずし体育館を見る。

藤井さんと話したのは久しぶりだった。
402名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 00:26:24 ID:gnExGyJe
三井サンがバスケ部を襲った後、女の子はみんなで怪我の治療をしてくれた。
そのとき俺の治療をしてくれたのは藤井さん。
彼女とは話した記憶がなく、大人しそうな苦手なタイプだった。
きっと怖がられているのだろう。

俺は黙っていて、彼女も静かに顔に絆創膏をはってくれている。
「水戸くんって…」
突然彼女が口を開いた。話しかけられたことに驚く。
「なに?」
藤井さんは少し興奮気味に言葉を続けた。
「水戸くんって・・すごい!とっさにみんなをかばって!!私・・私尊敬します!」
大人しいと思っていた彼女がまっすぐに俺を見てはっきりと言葉をつむぐ。

きれいな深い色の目だと初めて知った。

ゴッ!
激しい音がなりハッとわれに返る。
ちょうど花道がダンクを決めたところだった。
「おぉ〜」
つぶやくと同時に目の端に動くものに気付き、藤井さんを見る。
彼女は小さく拳を作りガッツポーズをして嬉しそうにじっとプレイを見ている。
「ぶはっ!!」
我慢できずに吹き出した。
藤井さんは自分のガッツポーズに気付いたようで恥ずかしそうにうつむく。

この頃、意外な彼女を見つける度に嬉しくなる自分に気付いていた。
403名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 00:29:00 ID:gnExGyJe
数日後
いつものようにバスケ部の練習が終わり、花道がまだ練習をすると言ったので先に帰ることにした。
今日は藤井さんが来ていなかった。聞くと日直で残っているとの事。
「・・と、そうか」
ふとタバコを教室の机の中に置いてきたことを思い出し校舎へ向かう。
途中横切る藤井さんの教室を見ると、電気が付き、窓が開いていた。
教室を見る。が、誰もいなかった。
(なんだ・・帰ったのか?)
残念に思っていることに気づき苦笑する。

廊下を歩きながら空を見るともう薄暗くなっていた。
(あれ?)
教室のドアが少し開いている。見ると窓に誰かいる。
心臓がドクンとなった。
(藤井さん・・?)
頬杖をつき足を後ろに組んでグラウンドを見ている後姿は間違いなく藤井さんだった。
どうしてこの教室にいるのだろう?
ピクリとも動かない様子でまったくこっちに気づいていないことがわかる。
脅かしてやろうと後ろからそろりそろりと近づいていく。

声をかけようとしたその時
404名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 00:30:43 ID:gnExGyJe
「・・洋平くん」
ポツリと彼女が言った。
「えっ!?」
俺のほうが驚かされてしまった。気づいていたのか?
下の名前で呼ばれたのは初めてだ。
「え・・?」
驚いたように彼女が振り返る。視線は俺を捉え・・
「え・・えぇ!!??」
机にぶつかりながら聞いたことが無いほど大きな声でそう言うと
藤井さんの顔はみるみる真っ赤になってしまった。
「だ、大丈夫?」
俺の声を合図にしたようにダッシュで教室から出ようとする藤井さん。
なにがなんだかわからない。

「待って!」
追いかけてドアあたりで手首を捕まえた。
藤井さんはうつむいたまま振り返らない。小刻みに震えているようだ。
半袖から伸びる細く華奢な腕は、薄暗い教室でつややかしく見える。
なんだか空気に酔ってしまいそうだった。
「藤井さん。どうしたの?」
彼女が小さく頭を横に振る。
いっそう小さくなる彼女はとてもたおやかで、ふいにたまらない気持ちがこみ上げてくる。

いかん。止まらなくなりそうだ。
405名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 00:32:08 ID:gnExGyJe
「藤井さん。俺が怖い?」
ビクンと肩が震え、今度は大きく頭を横に振った。
「ご、ごめんなさい」
か細い声でそう言うと俺の手から逃れようとする。少し荒っぽくこちらを向かせた。
「藤井さん、藤井さん。俺を見て。」
顔を覗き込む。藤井さんの動きが一瞬止まり、ゆっくりと俺を見る。
真っ赤な顔。わずかな光で目がちらちら光っている。

その目に吸い込まれたようにごく自然な動きで、気づくとそっと彼女に唇を重ねていた。


突然われに返りバッと彼女の身体を離す。
「っ!!・・ごめん。」
藤井さんは驚いた顔で俺を見ている。
たまらず背を向け頭をかく。

後ろから彼女の涼やかな声がした。
「私・・」
反応して顔を見る。
「水戸君が好きです。」
迷いがないはっきりとした声。まっすぐに俺を見る深い黒の瞳。
堂々とした彼女を見るのはこれで2回目だった。

この状況でそれはマズイよ・・

言おうとしたが言葉にならなかった。
代わりに、力いっぱい彼女を抱きしめていた。
406名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 00:37:47 ID:gnExGyJe
エロまで長くてすみません。ここから入りますので
また明日以降書きます。
407名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 01:16:18 ID:cuTaS9XD
エロくなくてもええ話だったよ!GJ!
なかなかツボです。
続きも期待しています。

タイトルをつけた方が見やすいよ。
408名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 01:18:40 ID:YXSweubH
GJです!!
前にようへいモノ書くって言ってた人かな?
409名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 01:19:32 ID:mB4nhsiU
おお、期待してるよ
410名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 14:20:01 ID:0sn1zLfG
ヨウヘー好きなんで期待
411名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 23:31:01 ID:QLfhjoXM
GJです!!
洋平ーーー!好きだ〜
412名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 02:44:40 ID:1Iowq0jM
水戸くん×藤井さんを書いてくれる方がいるだなんて…最高です!
413名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 03:07:31 ID:qp6TuOJf
ゴリ1×ゴリ2の肉弾戦おねがいしまつw
414名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 10:33:01 ID:+2CWwwsq
そういえばアニメ版の葉子さんがかわいかったな
正直小田には勿体無い気も…

>>406
GJです!
この二人密かに好きなので続きが楽しみです
415名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 21:38:55 ID:ObLSYgYC
一応書き終わりましたので乗せます。またどんどん長くなってしまいました。
>>408この頃初めてこの板に来たのでたぶん違うと思います。

読んでもらえただけでもうれしいのにレスまでつけてくださった方ありがとうございました!
おかげで最後までかけました。
だけど本当にエロって難しくて書けない・・。なえさせてしまったらすみません。
ご指摘をいただいたのでタイトルつけます。
416水戸くん×藤井さん:2006/02/05(日) 21:40:52 ID:ObLSYgYC
静かな教室で心臓だけがドクドクとうるさい。
体を少し離し藤井さんの顔を見るともう一度唇を重ねる。
慣れないのかきっちりと閉じている唇に強引に舌を入れ込んだ。
彼女は体中に力をいれ固まってしまっている。
冷たい唇とは裏腹のあたたかい舌が、そろそろと俺の動きに合わせて絡まる。
「・・・ん、はっ・・」
唇を離すと彼女は潤んだ目で俺を見ていた。
「ごめん、止まれない。」
少し笑いながらそう言うと、真っ赤になってうつむいたままコクンとうなずいた。
(え?いいのか?)
OKをもらえたことに少し驚きながらも、ひんやりと心地いい床に後ろから抱くような形で藤井さんを座らせた。
すでに外は暗くなり、校舎には誰もいないように感じた。

鼻先にくすぐる彼女の髪が甘い香りを放ち、頭がクラクラする。
「・・・水戸くん・・」
不安なのだろう。震えた声ですがるようにつぶやく。
大丈夫という思いを込めて彼女を抱いたまま右手で髪をなでながら頭にキスをする。
彼女の緊張が、手に感じる振動で痛いほど伝わっていた。
「藤井さん。」
耳元で名前を呼ぶとぴくんと体がはねる。そのまま軽く耳たぶをかむと、小さく息をのむ音がした。
「洋平って言って。」
「あっ!?・・んんっ・・」
耳に舌を入れた瞬間ビクッと体を揺らし彼女が声をあげた。そのまま首筋へと唇を這わせる。
ぴくん、ぴくんと動く彼女の背後から手を回し薄いブラウスのボタンを外す。
藤井さんが止めるでもなく俺の腕に手を添えている。
下からブラがちらりと覗いたときすでにホックを外す余裕はなく、ぐいっと引き上げた。
手のひらにちょうどいいサイズの胸がこぼれてくる。
417水戸くん×藤井さん:2006/02/05(日) 21:42:31 ID:ObLSYgYC
2人の荒い息が教室に響いている。
胸全体を両手でふわりと包むと、やわやわと力を入れながら乳首を指でなぞる。すぐに硬くなる感触がした。
「は・・あぁっ・・」
声を出すのが恥ずかしいらしく、喘ぐたびにきゅっと唇を噛み快感に耐えようとする藤井さん。
すべてが愛おしく、無理矢理犯してしまいたくなる衝動を抑える。
激しくこねるように胸をもむ。多少充血した乳首を指先でくりくりと転がした。
「んあ!・・・あ・・よ、洋平くんっ・・う・・」
素直に下の名前で呼んだ彼女の声で、カッと全身の血が沸いたような感覚がした。
耐えられなくなったのか、声を抑えず大きく首をのけぞらしてくる。白く細い首が目の前でなまめかしく動く。
背骨を舌でなぞり、とがった肩を軽くかむ。藤井さんはどんな愛撫にもビクビクと反応して甘く声をあげていた。
「ん・・あぁっ・・!?」
するりとスカートに手を入れ下着の上から割れ目をスッとなぞると、思った通り足に力を入れようとしてくる。
気にせずゆっくりと上下にこする。
「あ!!いゃあっ・・はっ・・やだ!」
すでに下着ごしでも指先が湿るほど、彼女のそこは驚くほど濡れていた。
「そんなっ・・あっ」
「どうして?すげー濡れてるよ藤井さん。ここ、イイの?」
下着の端から指を入れるとさらさらした愛液が一気に溢れてくる。
「あ!?・・や!んんっ・・だめぇっ!」
くちゅくちゅといやらしい音が響く。
「はぁっ!あ!!は、はぁっんっ、ゃあ!」
急に声が大きくなり、身体がビクビクとはねている。もうすぐイッてしまいそうだ。

「・・?」
突然彼女が俺の腕をグッと握って動きを止めた。
「お、お願い・・洋平くんのも・・」
肩越しに赤く上気した顔でこちら見る藤井さん。俺の太ももあたりに手を置く仕草にドキリとさせられる。
「・・えっ。大丈夫?」
彼女はこくんと小さくうなずいた。
418水戸くん×藤井さん:2006/02/05(日) 21:44:41 ID:ObLSYgYC
こんなことを彼女が言い出すことに少し驚きながらも先ほどから苦しいほど大きくなっていたものを制服の下から出す。
彼女は目を丸くして初めて見るだろう大きくなったソレをジッと見つめている。
凝視されているとかなり恥ずかしくなってきた。苦笑しながらごまかすように彼女の手を握り俺のモノへと移動させる。
「・・すごい」
彼女はそうつぶやくとどうしていいのかわからないらしく、握ったまま困ったような顔で俺を見た。
「軽く握ったまま動かしてくれる?」
言われたとおりにゆっくりと上下してくる。ぎこちない動きがかえって興奮してかなりヤバイ。
「・・っ!すげー・・気持ちいい。」
「こう・・かな。」
慣れてきたのか少し早く動かされ、情けなくもイキそうになってきた。
これではさすがに恥ずかしすぎる。
彼女の手首をつかみ動きを止める。不思議そうな顔で見るがこんなに短時間でイキそうになったとは言えず、
黙って上の制服を脱ぐと床に置きそこに藤井さんの頭が来るように寝かせた。
「やっぱり・・私、ダメでした?」
おずおずと聞いてくる彼女。俺はちょっと赤くなりながら彼女のスカートから下着を強引に取り去った。
「えっ・・?」
彼女の薄い茂みの中に触れるとさっきよりも濡れて、いまだ液が溢れてきている。
「んっ・・」
小さく頭を反る彼女。もう少し愛撫をしてあげたかったが我慢できそうにない。
「逆。・・よすぎて、・・ヤバかったんだよ。」
「え?」
彼女が俺の言葉を理解してしまう前に俺のモノを彼女にグッと押し当てた。
419水戸くん×藤井さん:2006/02/05(日) 21:46:28 ID:ObLSYgYC
「え!?・・まっ!!!」
ぬるりと先端だけ中に入る。かなりきつい。
「い・・たっ!!!!く・・んぅっ!!」
眉間に深くしわをよせ、目をきつく閉じて懸命に痛みに耐えている。
力がかなり入っていて、俺のモノを痛いくらいに締め付けてくる。
「・・藤井さん。・・好きだ。」
頬に触れそう言うと薄く目を開けて藤井さんがこちらを見た。
一瞬力が少し抜けたのを感じ、一気にズブリと奥まで入れる。
「!!ああ!!!!はっ、んん!!ああ!!」
きゅっと唇を噛み、爪が食い込むほど俺の腕を強く握っている。
そのまま彼女に覆いかぶさり頭に腕をからませ、涙でにじむ目に軽くキスをする。
「ん・・・はぁ・・はっ」
きつそうに目を開け俺を見る藤井さん。
「・・大丈夫?」
「ん・・だ、だいじょ・・ぶだから・・う、動いて。」
懸命に我慢して気遣ってくれている彼女はたまらなく愛しかった。
彼女の伸ばした手に指を絡ませ、ゆっくりと腰を動かす。
「うぅんっ、はぁ・・ああ!」
にゅるりにゅるりとうごめく彼女の中をグイグイと押し開く。
「藤井さんっ。ダメだ。すげぇ・・たまんない。」
次第に早く腰を動かす。彼女は狂ったように喘いでいる。
気持ちいいというよりは異物が入ってくるたびに声が漏れているといった感じだった。

だが次の瞬間明らかに彼女の声が変わった。
ざらりとした感触の部分に当たる。彼女が急にビクンと身体を揺らした。
420水戸くん×藤井さん:2006/02/05(日) 21:48:49 ID:ObLSYgYC
「あ!!・・だめっ」
先ほどの声とは違い、甘えるような声になっている。
もしかしてと思い、何度かその部分を狙って腰を打ち付ける。
「あぁ!!ぃやぁ!!だめっそこ、あ・・そこ変っ!!」
「ここ?気持ちいいの?」
「だめ、だめぇ!あぁあ!!はあぁ、んぅっ」
俺の声が届いていないように彼女は頭を振ってただ大きく喘ぐ。

(ひょっとして藤井さんイクんじゃねぇか?)
そんな小さな期待を持ちながらそこを集中的に攻める。
俺も急速に高まってくるのがわかる。
「はぁ、はぁ・・だめだ、イキそう・・」
そう言うと激しく彼女を揺らしながらスピードを速めた。
「んあ!あぁん!!あぁ!!あああああああ!!」
大きく叫ぶとガクンガクン!と激しく彼女が痙攣する。
(イッた!!!!)
そう思いながら俺も少し遅れてイキそうになる。
「え?」
何かおかしいことに気づき動きを止める。イッただけにしては彼女の身体は力が抜けきっている。
「・・藤井さん?」
声をかけるが反応が無い。上下する胸以外がっくりと力が抜けた状態で横たわる藤井さん。
これはまさか・・
「マ、マジかよ・・。」

彼女は間違いなく失神していた。

思わず顔が赤くなるのを感じ、手で顔を覆う。
「すげぇ。・・初めて見た。」
とつぶやきながらたまらなくうれしい気持ちが広がっていく。
このまま犯すわけにもいかず、今日イクのはあきらめた。
が、そんなことはどうでもいいほど満たされた気持ちでいっぱいだった。

とりあえず彼女に服を着せ、俺も制服を着てその後数分間彼女が気づくのを待った。


気づいたとき、お互いに顔を見合わせ、照れ笑いをしたのは言うまでもない。
421名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 21:50:47 ID:ObLSYgYC
終わりです。こんな長くてこんな終わり方ですみません。本当難しいですね・・。
最後まで読んでくれた方、本当にありがとうございました。
今ちらりと仙道×弥生さんを書いてます。
もし出来たらそのときはまたよろしくお願いします。
422名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 23:16:24 ID:OrI4foxj
GJ!!萌えますた
今後が気になる二人だ。

仙道×弥生も楽しみ
423名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 01:00:07 ID:UpFmLc/e
おお、エロス
424名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 01:41:50 ID:qS+70xgH
続き投下GJでした!!
初めて洋平モノ読めたよ。
藤井さんもイメージ通りでGJ!

仙道×弥生も楽しみにしてます。
425名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 02:26:12 ID:sMVvpbuQ
最高です!
426名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 23:38:43 ID:o0XB5qvh
GJ!GJ!
427名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 00:12:31 ID:oPir6Npm
GJ!!さあ盛り上がってまいりました!!
428名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 20:47:03 ID:NoqQJrzF
あげ
429名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 19:15:17 ID:z6oZwzyZ
彩ちゃん総受けサイトってないかな〜
430名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 07:43:46 ID:n6w6Wuww
↑ マジで希望。
見つけられね〜
431名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 22:40:15 ID:AAOpURXN
水戸×藤井を書いた者ですが、前言ってた仙道×弥生さんを書いてみました。
またまた長くて途中までです。すみません。
432仙道×弥生さん:2006/02/16(木) 22:43:19 ID:AAOpURXN
「ただいまー」
靴を脱ぎながらそう声をかけると奥の方で彦一の声
「おかえりー」
リビングの扉を開くと彦一ではない大きな人影が視界に入る。
「あら?」
「お邪魔してます」
2人で何か作っていたらしく、キッチンから首だけこちらを向く二人。
そのまま一人が軽く会釈をしてにっこりと笑った。
「仙道くん!いらっしゃい。」
「すいませんいつも。」
「あらいいのよ!一人暮らしって大変でしょう?」
この頃彼はよく家に来るようになっていた。なかば彦一が無理矢理連れてきている感がある。
私は、この状況を喜んでいた。
彦一ですら、私が仙道君のバスケに惚れ込んでいると思っているが、
実際家に来るようになってからは惹かれていくのを止められなかった。

キッチンに近づきチラリと見ると豚肉と野菜をみじん切りにしているのが目に入る。
「なに作ろうとしてたの?」
「チャーハン。あーもう姉ちゃんつくってー!」
「え?な・・ばかね。チャーハンにキャベツなんか入れないわよ?」
「えぇー!?」
お手上げだと言いたそうな彦一を見て、仙道君がはははと笑った。ふいに私と目が合う。にっこりと笑う彼を見て小さくドキリとした。
「着替えてくるわ。」
顔を背け、2階へと上がる階段の方へ向かう。少し不自然だったかもしれない。

高校生を好きなんてダメだ。だけど仙道君のなにも邪心がない笑顔を見ると、どうしても惹かれていくのを止めることができなかった。
(私みたいな年上の女が好きだと言ったら…彼は困るだろうな)
チラリと脳裏によぎる考えを振り切りながら着替えて下へ降り、チャーハンを作り始める。

「やっぱり俺達とは違いますね。はは。当たり前か。」
上から低い声がした。笑う声がとても心地いい。
「あはは。こんなもので褒めてもらえるならありがたいけど。」
チラリと見るとまたにっこりと笑う仙道君。
彼が笑うとホッとする。
「はい出来た♪」
作った料理は気持ちのいいほどの2人の食べっぷりでドンドン皿から無くなっていく。
たわいない話をし、笑い、食器をみんなで片付ける。見送る一瞬までも大事に感じるこの時間が大好きだった。
ずっと、こんな時間が続けばいいと思った。
433仙道×弥生さん:2006/02/16(木) 22:46:05 ID:AAOpURXN
「悪いわね。中村くん。」
「いいえ〜。どうせ帰り道ですから。」
この日の取材が終わり、直帰するため社用車で中村君に家へと送ってもらっていた。

チャーハンを3人で食べてから1週間。あれから仙道君は家に来ていない。
まるで高校生の片思いのように、彼に会えないことがなんだかやるせなく、切ない思いがまとわりついてくる。
「・・・ぃださん!相田さん!!」
「!?」
「着きましたよ。どうしたんですかこの頃?ため息ばっかりじゃないですか。」
「え?あぁ・・悪かったわ。私事なの。ダメね仕事に持ち込むようじゃ。」
そう言いながらドアを開ける。一緒に中村君も降りてきた。
「相田さんらしくないじゃないですか。大丈夫です?」
言いながら駆け寄ってくる中村君。彼なりに心配してくれているようだ。
「大丈夫よ。じゃ、ありがとう。悪いけど車会社に戻しててね。」
「はい。・・あっ相田さん」
スッと中村君が私の髪に触れた。
「!!な、なに!!??」
大げさなまでに身体を離す。
「なにって・・・コレついてましたよ?」
中村君の手には、小さな葉っぱがあった。
そうだ。今日は風が強く現場でもよく葉っぱが舞っていた。
一瞬カァッと顔に血が上ってくるのがわかる。色恋沙汰などで悩んだりしているからこんななんでもない仕草にまで反応してしまうんだ。

ふと何かが視界に入る。目に入る人影はじっとこちらを見ていた。
誰なのかすぐにわかるのに、一瞬頭が白くなる。

私が固まっているのに気付き、中村君が私の視線をたどる。
「あれー!?君陵南の仙道君じゃない?ほら!相田さん!」
Tシャツに下だけ制服の姿。いつも目が合うとにっこり笑う仙道君は、今は無表情に私を見ている。

いつも彼の前で精一杯大人っぽくしている分、こんなに動揺しているのをみられるのが恥ずかしかった。
434仙道×弥生さん:2006/02/16(木) 22:50:50 ID:AAOpURXN
なにも言えないで黙っていると、仙道君がいつものようににっこり笑って近づいてきた。
「こんにちは。」
「どうしてここにいるの?帰り道??」
中村君が元気よく話している。並んで見ると仙道君の大きさがよく分かる。
「ち、違うのよ中村くん。仙道君一人暮らしだから一緒にご飯に誘ってるの。多い方が楽しいし。ね?仙道君。」
「すみませんいつも甘えて。あ、弥生さん。彦一ちょっと忘れ物して・・もう少ししたら来ると思うんですけど。」
中村君が感心した声でうなずいている。
「そっかぁ。大変だなぁ高校生で一人暮らしなんて。あ、だったら相田さん頼むよ。今日は体調がすぐれないみたいだから。じゃあ僕はこれで。」
片手を上げながら車のドアの方へ歩いていく中村君。二人になるのは少し気まずかったが仕方ない。
「それじゃあ。お疲れ様です!」
車が去っていく。
中村君を見送る間に少し冷静さを取り戻してきた。
「じゃ〜あ・・彦一が帰るまでに作っちゃいましょうか!どうぞ仙道君。」
そう言いながら家のドアを開け彼を招き入れた。
「今日は何食べたい?野菜が残ってるから炒め物でも・・・」
そこまで話すと後ろでガチャリと音がした。
振り返ると仙道君が鍵を閉めている。
「いいのよ仙道くん。彦一が帰ってくるし。」
「一応用心で・・。今日、ご両親はいないんですか?」
「えぇ・・。共働きで・・どちらも遅いからね。」

どうしてこんなこと聞くんだろう?
いつも両親は遅く、仙道君が来るときは常に家には彦一と私しかいなかった。
どうして今更…?

「だったら…なおさら用心した方がいいですよ。」
声のトーンが違う。靴を脱ぎながら顔を上げた仙道君は、いつもの笑顔はなく見たことのないほど鋭い目でじっと私を見る。
ドキリとした瞬間、彼はいつもの笑顔を見せた。
「お邪魔します。俺も、手伝いますよ。」
「あ…え、えぇ。ありがとう。」

ドキドキしていた。何か仙道君がおかしい。にっこりと笑ってはいたが、後ろから先ほどの視線を痛いほど感じる。
仙道君がいつもよりとても大きく感じて怖い。
「じゃあ…そうね、冷蔵庫からなんでもいいから野菜取ってくれる?」
リビングに入りながら、いつも通りを装う。少し声が震えていたので咳払いをして取り繕う。

「・・弥生さん。着替えなくていいんですか?」
ドキンと心臓がはねた。
「そ、そうねじゃあ着替えてくるわ。野菜出しててくれる?」
そう言いながら振り返ると、すぐ後ろに仙道君がいた。
「…!!」
突然壁に押し当てられキスをされる。
「んぅ・・・やっ・・」
もがいてもなんなく引き寄せられまた口をふさがれる。
乱暴に口を吸われ口内を犯されていく。生き物のようにうごめく舌は脳を溶かしていくようだ。
ふっと開放され目を開けると間近に仙道君の顔がある。
受けた快感で私のひざはガクガクいっている。
435仙道×弥生さん:2006/02/16(木) 22:54:41 ID:AAOpURXN
今にも倒れそうな私を支えるように壁に押し当てたまま、無表情で私の髪をすくう仙道君。
先ほど中村君が触れた部分だった。
「せ、仙道君…」
少し首を傾け、不機嫌にじっと私を見つめてくる。
「さっき、なにをしてたんですか?」
低い低い声。質問され、ぼやけていた頭を無理矢理に動かす。
「か、髪に葉がついてたから…とってくれただけよ?」
「ふぅん。」
そう言うとまた口をふさがれた。2度目は抵抗することも忘れ、ただその快感に身をゆだねる。
高校生とは思えないほど、乱暴さの中にツボを知った繊細な動きがある。
仙道君の足が私の足の間に割り込んできて、濡れつつあるそこをこすり上げてきた。
タイトスカートは捲り上げられ、ストッキングを通しての制服の感触が上下する。
「ん・・んぅう!・・・っは・・」
「ねぇ弥生さん。ここで着替えてよ。俺弥生さんの裸見たい。」
私の反応を見ながら耳元でささやく。
何もかもどうでもよくなってきた。
そのとき・・
ガチャガチャ!
とドアを開けようとする音がした。
「姉ちゃんあけてー!!なんで鍵かけてんの!!」
外から聞こえる彦一の声。いつも言ってるのにまた鍵を持っていくのを忘れたらしい。

一瞬にして頭が冴える。玄関の方を見ていた仙道君がこちらを向きなおす。
「裸は、見せない。」
彦一が帰って来てくれたおかげで声が甘くならずに済んだ。キッと睨んだままはっきりとそう言う。

私の言葉を流すように彼が視線をはずし、壁に押さえつけていた私を解放した。
そのままリビングのドアの方へ歩く仙道くん。何とか壁に寄りかかり、座り込みそうになるのを抑える。

ホッとしていると仙道君が振り返りぽつりと言った。
「俺が脱がすから、別にいいですよ。」
私がその言葉に驚いて見ていると、にっこりといつもの笑顔を見せ玄関へ彦一を迎えにいった。

「あぁすみません!仙道さん。」
「悪かったな、俺がかけたんだ。一人暮らしだと用心する癖がついて。」
あははと笑いながら二人でリビングへと入ってくる。
「なにしてんの姉ちゃん。今帰ってきたの?」
「あ、あぁうんそう。ちょっと・・着替えてくるから待ってて。」

それから30分後、夕食を3人でとる。
怖いほどいつも通りの3人。
ただ、チラリとこちらを見る彼の目は獲物を眺めるように妖しく光り、私は逃げる気が失せているのを感じていた。
436仙道×弥生さん:2006/02/16(木) 22:58:22 ID:AAOpURXN
ここまでです。中途半端ですみません。
また明日以降に書かせてもらいます。
437名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 00:21:58 ID:7813KiXw
彦一…タイミングいいような悪いような…w
仙道がどう攻めていくのか楽しみです!
もうほんとGJ。
438名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 00:54:08 ID:68u0Zt9N
原作であまり接点のないキャラ同士をこうやって妄想してからめるのっていいですよね。
GJです!
439名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 23:07:26 ID:15YWgwDy
ぐっジョブ!
原作中にはない設定だけど、読んでて違和感ないです。
続き激しく期待しています。
440仙道×弥生さん:2006/02/19(日) 17:07:45 ID:MoJ8UnSy
レスをいただいてとてもうれしかったです。
でももうなにがなんだかわからなくなってしまい、こんな終わりになってしまいました。
では一応投下します。よかったら読んでください。
441仙道×弥生さん:2006/02/19(日) 17:11:59 ID:MoJ8UnSy
それから何週間過ぎてもずっと何も無い日が続いた。
相変わらず仙道君は夕食に来るが、もちろん彦一は一緒だしそんな機会があるはずも無い。
もう2度とあんなことは無いように思えてきた。あの出来事すら夢だったように思う。

だがその日を私は突然迎えることになる。

「え?出かけるの?」
「うん。だから仙道さんになんか作っててよ。ね、姉ちゃん!」
「すみません。お邪魔します。」
いつものようににっこり笑っている仙道君。突然彦一が出かけると言い出したが、
仙道君を目の前にして引き止めるわけにも行かず、そのまま2人で見送った。
横にいる何も裏がなさそうな仙道君の笑顔に、心臓がドキドキいっている。

「じゃあ着替えてくるわ。」
仙道君はにっこりしてはいと言って、いつものようにソファに座り、彦一のバスケ雑誌を取り出して読みだした。
(あれ?反応なしか。)

なんだか肩透かしだった。2人きりなのに。
442仙道×弥生さん:2006/02/19(日) 17:14:42 ID:MoJ8UnSy
あの時のことがあってから、正直ずっと仙道君に抱かれたかった。
服を無理矢理脱がされ、あの余裕の目に裸を晒して、大きな手で身体に触れて欲しかった。

ふとクローゼットの前でボーっと立ちすくんでいるのに気づく。
(いけない。早く着替えて料理作らないと。)
思い直して上着を脱ぎ、シャツのボタンに手をかける。

そのとき

コンコンとノックの音が響き、返事を返す前にガチャリとドアが開く。
あれ?という顔で私を見る仙道君。とっさに前のはだけたシャツを手で隠す。
「そろそろ脱いだかと・・。残念、着替えるの遅いんですね。」
ドクドクと心臓がなる。この大きな男に対して多少の恐怖と、それよりも大きな期待。

どうして彼はこうも余裕があるんだろう。私が声も出せないでじっとしているのに、笑顔のままゆっくりと近づいてくる。
お願いぎゅっとして。息が苦しくなるほど抱きしめて。
「服。脱がないとシワになりますよ?」
なにも言葉が見つからない。声がでない。
仙道君の大きな手が私の顔に触れ、片手は柔らかく私の腰を包んでいる。指で唇をなぞり、そのままゆっくりと顔を近づけてきた。
唇が触れるほんの少し手前でピタリと動きを止める。
「いいんですか。キスしますよ・・」
仙道君の息が唇にかかる。なにか麻酔でもされたように思考がままならない。
とにかく早くキスしたい。私は目を見ながらうなずいた。
「キスして、いいんですか?」
もうどうでもいい。どうでもよかった。
「・・お願い。キスしたいの。」
ぼんやりとつぶやくと、仙道君は突然乱暴に私の口をふさいできた。身体を密着させ、筋肉質の腕で力強く抱きしめられる。
私は彼の首に腕を絡ませ、もっともっととせがむように顔を引き寄せる。
初めて感じる仙道君の温かい体温にどうしようもないほど興奮していた。
443仙道×弥生さん:2006/02/19(日) 17:17:56 ID:MoJ8UnSy
仙道君の舌は執拗に私の感じる部分を探して動く。キスってこんなに気持ちよかったっけ?
キスをしたままの状態で大きな手のひらが私のはだけたシャツから滑り込み、ブラジャー越しに包んでくる。
その長い指は乳首の上を左右する。
「・・っ!」
ブラジャー越しなのに敏感になりすぎているのが恥ずかしい。
「感じやすいんですね。」
からかう言葉が気持ちよかった。支配されているこの状況だけで下半身はトロトロに溶けていきそうだ。
シャツが仙道君の手に操られながら音も無く床に落ちる。
「・・弥生さん。その格好いいよ。すげぇそそられる。」
仙道君の呼吸が少し荒くなる。そのまま軽々と抱えられてベットへと移動された。

私にまたがったまま彼が服を脱いでいる。その様子を見るとも無く眺めている。
筋肉質の身体。
こうやって見るとどこもかしこも立派な男だった。
彼の手がブラジャーを外す。何もつけてない胸が彼の目に晒されている。
「やらしい身体。乳首立ってるよ、触れても無いのにね。」
「ぃや・・やめて。」
「やめていいの?ほら、ここは触って欲しそうだよ。」
片手で胸をつかみ指先で乳首を転がしながら、もう片方の胸は口の中に含まれる。
「あっあぁ!ハッ、うっん!・・」
「弥生さん、すげえ声エロイ。もっと聞かせて。」
乳首をいじっていた指が、スルリとスカートの中へ移動し、ストッキング越しにグリっと割れ目に押し付けられる。
「あ!!あぁ!ん・・あ!」
「こんなとこまで濡らしてる。弥生さんたまんない・・。」
そう言うと今までに無いほど乱暴にわずかに残っていた服を脱がされる。

彼は裸になった私を、身体を離して少し遠くから眺めた。
「キレイだね弥生さん。俺ずっと裸見たかったんだよ。」
そのまま上体を低くして私の恥ずかしいほど濡れている部分に口をつけてきた。
「はあぁぁ!!あぁんん!!だ・・だめっ!」
舌が割れ目をなぞる。チロチロとクリを刺激されると気がおかしくなりそうだ。
「どうして欲しい?イカせてあげようか。」
「あ!ハアっ!あああ!!」
部屋にいやらしい水音が広がり、ドンドン愛液が溢れているのがわかる。もう、我慢できない。
444仙道×弥生さん:2006/02/19(日) 17:21:04 ID:MoJ8UnSy
「せ、せんど・・く・・も、もぅ・・」
早く仙道君のものが欲しい。先ほどから熱く硬くなっているものがほしかった。
声を聞いて彼が身体を起こし、私にモノを当てる。
「弥生さん。どうして欲しいか言ってよ。」
彼の指がやわやわと私のももをなでている。刺激も無くてどうしようもないほどの疼きが襲ってくる。
仙道君が私の上に覆いかぶさってきた。
「弥生さん入れたい?ねえ俺を欲しがってみてよ。」

こんなに、こんなに求めてる。あなたのことを私ずっとずっと欲しかった。想う気持ちの大きさで狂ってしまいそうなのよ。

「お願い仙道君。・・好きなの。」

彼の驚いた目。
私にとっても思わず出た言葉だったが、それをきっかけにしたように体中から想いがあふれてくるようだった。
窓から射す月の光があふれ出る涙でゆがみ、いくつもの色を発してきれいだ。
「ずっと、好きだったのよ。」
彼が一瞬泣きそうな顔をして、そのまま一気に奥まで熱いものを入れてきた。
「んん!!ああぁ!!」
叫びにもにた声が出る。彼がぎゅっと眉間にシワをよせる。
「すげぇ・・熱い。弥生さんの中・・。」
言いながら動きを止め、私をぎゅっと抱きしめる。
「・・・ごめん。」
耳元で聞こえる大好きな人の声。
いいの。何も言わないで。そう想いを込めながら、彼に腕を回す。
わかっていたことだった。仙道君にとって遊びでもよかった。大好きな人に私は抱かれている。
この時を、ずっと覚えていたかった。
「あぁ!んぅ、あ!きもち、イイ!!んあっ、そこもっとしてぇ!!」
「マジでだめだそんな声で・・。俺、そっこーイキそうだよ。」
動きが早くなっていく。射精を耐えている様子は大きい彼がなんだか小さく感じ、とてもかわいく見えた。
「あっ・・イっ・・くぅ!!」
「や、弥生さんっ!」
ぎゅうっと彼がしがみついてきた。

(あぁ終わってしまう。)
チラリとそう思ったこともこんなにも好きな気持ちも、すべての感情が混ざり合い頭の中で浄化されていく。
それはただ、何もかも白く。
445仙道×弥生さん:2006/02/19(日) 17:23:13 ID:MoJ8UnSy
ぼーっと天井を見ていた。
全てが終わり、なにか展開についていけない感覚だった。
息を荒く疲れた様子の仙道君。チラリと見ると照れたように笑う。

きっと彼はもう家にこないんだろう。そう思うと涙がまた出てきた。
知られたくなくて背を向ける。
「?弥生さん?」
彼が上体を起こし、私の顔を覗き込む。あぁばれてしまった。これじゃあ引き止めるようで悪い。
静かに仙道君が私の髪を撫でながら言った。
「ごめん。本当にごめん弥生さん。」
無言で頭だけ横に振る。そして付け加えられた一言に頭は完全に?になった。
「こんな無理矢理。だけどどうしても抱きたくて。・・・ずっとずっと大事にするから。」

今なんて?どういう話になったんだろう。
ぐずりながら肩越しに彼の目を見る。いつもの笑顔でにっこりした。
「ずっとって・・またウチに来てくれるの?」
「なんで?弥生さんさっき俺のこと。」
「好きよ。だけどどうして・・」
「俺も好きだよ。ずっと好きだった。じゃないとこんなあつかましく家に来させてもらわないですよ。」
ふわりと笑う彼。本当に?
顔がくしゃくしゃになっていくのがわかる。

泣き止むまで仙道君は優しく優しく頭を撫でてくれていた。

なんだか今日の夕食に激甘のケーキでも作りたい気分だった。
446仙道×弥生さん:2006/02/19(日) 17:25:14 ID:MoJ8UnSy
終わりです。
くどくどとした文章ですみません!弥生さんならと思ってたらどんどんこんな風になってしまいました…。

それと三井×彩子の職人さん続き激しく待ってます!
続きが気になって落としたくなかったのですがなんだかやっぱり難しくてうまく書けません。
たくさん職人さんが来てこのレスが盛り上がってくれればと思います!
ではでは読んでくれた方、本当にありがとうございました。
447名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 21:23:03 ID:oqdRHCzd
Gj!!!
仙道エロイなー。
448名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 23:49:05 ID:Ys4XYqUm
GJ!
不覚にも感動した。
神、ありがとう。
449名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 01:13:11 ID:M+IkCkQC
グッッジョブ!
弥生さんっていくつなんだろうな〜?
450名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 20:42:00 ID:uV1HXmLI
エロとかそんなんより
ラストの弥生さんの想いが成就した所にちょっと涙してしまった…
よかったねぇ
451名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 21:36:07 ID:5/gJg7bF
GJ!!
452名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 22:17:08 ID:10E1lS9K
仙道×弥生さんの人、ありがとう。
ご謙遜なさらずに。あなたも充分いいですよ〜
同僚のPC壁紙がスラムダンクでここのスレを思い出して見かけるたびに
こいつらったら!とにやけてしまう。気を付けよう・・
453名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 19:09:35 ID:8uZtLwfD
保守あげ
454名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 02:09:43 ID:kEL3N4Qy
>>452
自分もだw
久しぶりに原作読んだんだけど、物足りない気がしてしまった…w
455名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 00:53:02 ID:5wTWDDrN
赤木×河田キボン




456名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 22:50:50 ID:ZqBkkrfg
誰とでもいいからメガネ君
457名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 00:02:09 ID:1PvZF+Ti
三角関係な話もよくね?
流→彩←リョ とか
458名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 02:04:15 ID:NxyxkIn5
架空人物でいいので「付き合って数年になる彼女」との話がみたい
湘北メンバーの生活っぷりからは誰にも彼女はいなそうなので
比較的、謎に包まれてる海南か陵南メンバーで。

あーこんな付き合い方するんだ、と萌えたい。
意外と女に冷たい清田とか。
中一から付き合ってる池上さんとかw
459名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 03:22:38 ID:z9Utx2W8
池上さんはディフェンスに定評がありますからね
460名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 21:18:56 ID:6XwDLkRb
じゃ、ドMでw>池上
牧さん希望。
461名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 21:19:21 ID:NxyxkIn5
なんか本スレでメガネ君株が急上昇してるが、
湘北で唯一、メガネ君なら彼女いたかもね。
意外と謎多き男だったし
462名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 21:42:55 ID:ErT/2uR4
>>458
>架空人物でいいので

ここではこれもありなんでしょうか?
晴子ちゃん彩子さんをどう他のメンバーにからめるかばかり
考えていたんですが。

架空人物でいいなら、もう少し書きやすくなるかも・・・です。
463名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 22:04:27 ID:GPVUEE72
「スラムダンクでエロパロ」っていうくらいだからやっぱりスラダンに登場する女の子と絡んで欲しい。
キャラ×オリキャラって他のスレでもあまり歓迎されないから単独スレがたってたと思う。

ここの住人はキャラ×オリキャラもオッケーって思ってる人が多いのかもしれないけど
自分みたいにあまり好ましく思っていない人もいるってことで。
464462:2006/03/03(金) 22:42:46 ID:E+tBia89
>>463
了解です。
465名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 01:05:22 ID:4T39YFOR
「3年の池上」

って、地味にツボだw
なんで「3年」なんだよ。
「ディフェンスの池上」の方がカッコイイじゃねえかw
って思ってた同志いない?
466名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 13:40:11 ID:VFo7WrJ9
陵南で三年生って魚住と池上しかいないから?
467名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 01:12:53 ID:Ul4tuLWR
メガネ君鬼畜説w
468名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 02:19:05 ID:TvUBxkcU
穏やか攻めなイメージ
意外と経験豊富で余裕があるので
「もう?あはは、早いんだね」みたいに穏やかに言葉攻め
469名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 02:26:26 ID:j5I/cZj7
侮ってはいけなかった・・・あいつも○年間頑張ってきた男なんだ・・・
470名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 00:29:09 ID:AT1xDjwA
471名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 00:35:16 ID:9PA3qmbX
>>469何をだよwww
472名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 23:01:21 ID:YpJDgQGp
>>468
>穏やか攻めなイメージ
いいね〜w
473名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 00:10:37 ID:jXQEpMFd
>穏やか攻めなイメージ
神もそんな感じがする・・・いやむしろ鬼畜か
474名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 02:27:43 ID:54UFZWch
清田でお願いしたいが、絡む相手がおらんな。
475名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 20:57:36 ID:XItYtCpq
地味に神は好きだなー、ほぼ3Pオンリーで流川以上の得点力に燃え
ただ相手がいない
476名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 21:52:54 ID:dmeCeapZ
久々にスラダンを姉妹で見てたら突然妹が
「牧ってAV男優みたいだよね」
って言ってきた。
このスレでも同じ様な事言ってる人がいてワロタwwwww

もうまともに見れないじゃないかwww
477名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 22:29:38 ID:bX8BFNsU
男に萌えてる人多いね。女キャラが少ないからかな。
晴子や彩子でハァハァしたい・・。
478名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 23:14:38 ID:+/3cmq9d
>>474
お相手晴子で花道とまた争ったりとか。

そして3・・ごめんね母さんちょっと思いついちゃっただけだからねごめんね
479名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 23:26:52 ID:/JUnDEoO
牧はあちらでも帝王なのでしょう、きっと。
480名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 23:46:53 ID:9oT9yh40
他校と絡ませるのは難しいよね・・・
合同合宿をやっていただくしかない!
481名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 00:27:55 ID:8gUbf0ig
>>478
そして結局は流川にもっていかれる
482名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 00:40:18 ID:Z/5fPChX
>>481
そ れ だ

結局報われない清田w
483名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 20:14:19 ID:GTiXkPM3
女不足
484名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 01:26:31 ID:BNsoG5cL
流川×晴子+桜木+清田
いいっ!!
485名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 22:05:05 ID:yuoHeiRc
清田だと、三人娘の中で一番気が強そうな子と話し合いそーなきがする。
名前なんだったっけ…あのツインテールのこなんだけど。
486名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 22:11:26 ID:hCT+Og/U
松井さん?
487名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 22:35:12 ID:P2rWzt7O
そうだね
ケンカするほど仲がいいカップルになりそう
488名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 23:44:18 ID:yuoHeiRc
そうそうその子だ。
清田はあーいう気が強い子が似合うと思うんだ。
489名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 02:08:40 ID:US829lgk
俺は逆に清田には年上が似合いそうな気がする
でも年上っつったら彩子さんぐらいしかいないよな…うーん。
490名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 02:47:48 ID:I/rWxqsc
松井さんと清田の絡みなんてみたくないな…
スラダンでエロパロ自体無理なのか
491名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 20:35:25 ID:jzIDpG+O
水戸×藤井で書いてみたいけど
「オリジナルでやれよ」って展開になりそうだし
エチーまでたどり着かない予感…。
エロパロは難しいなぁ。
492名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 01:13:15 ID:Pys1xASS
流川×晴子イイね!
恥ずかしがりながらの晴子萌え
493名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 20:04:53 ID:HZM4Ey7p
初めて書き込みます。
最近このスレ見つけて楽しく読ませて頂きました!
そして神の仕事に触発されて書き始めました。
足下にも及ばぬ駄文ですが、できたら投下させて頂きたいと思いますのでその時はお願いします!

一応三井×晴子になる予定です。

494名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 20:56:29 ID:b05tc9zA
おお!久々の投下ーヾ(´∀`*)ノ
三井晴子超楽しみです。気長に待ってるんで頑張ってくだされー。
495名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 03:51:39 ID:G49RFMgF
期待あげ
496493:2006/03/25(土) 01:44:53 ID:qRQi6oVi
えーと。三井×晴子を書いてる者です。
まだ最後まで書けてないんですが、できた分だけ投下してみます。
なんか、何がしたいのかよくわからん文章になってきてます・・orz
楽しみってレス頂いてるのに、未熟者で申し訳ない。
まだエロには至りません。
497三井×晴子:2006/03/25(土) 01:46:12 ID:qRQi6oVi
はじめは、何とも思っていなかった。
むしろ、俺の一番嫌いなタイプの女。天然っつーか鈍感っつーか。

赤木の妹だからって、部員でもねぇくせに俺らのまわりちょろちょろしやがって、
はっきり言って目障りだった。
単純バカの桜木なんかはああいうタイプがいいのか、なんかワーワーやってたけど
あいつははじめからずっと流川のことしか眼中ねぇみてーで
いつまでも報われない桜木が哀れだったり、それを見て半分面白がったりしてた。

確かに流川はカッコいいし、認めたくはないがバスケのセンスもずば抜けてる。
1年にして親衛隊があるくらいだし、他校からも注目されてるスーパールーキーだ。
流川がモテるのは男の俺から見ても納得がいく。
ただ、ルカワルカワって騒いでるヤツは他にもいっぱいいるのに、
どうしてあいつのことだけこんなに目障りに思うのか、自分でもよくわからねぇから余計イライラしてた。



ずっと、怖い人だなって思ってた。苦手なタイプの人と言うか。

以前、バスケ部をぶっ潰すって、問題を起こした。
そんな人がみんなと一緒にバスケをするなんて、最初ほんとはイヤだった。
だけど今では、あの人は湘北には欠かすことのできない存在になった。
プレーを見ていてもすごいって思う。お兄ちゃんだってあの人のことを認めてる。

でも、苦手なのは変わらなかった。
不良だった人だから?そうじゃない。
桜木くんや洋平くんも学校では不良だなんて言われてるけど、とっても話しやすい。
同学年だからかな。

あの人はなんだかいつも不機嫌な顔をしていて、
わたしなんかが話しかけたら気を悪くさせてしまいそうで。

498?三井×晴子:2006/03/25(土) 01:47:51 ID:qRQi6oVi
流川は毎日練習が終わっても居残って自主練を欠かさない。
たまたまその日は俺も少し残ってシュート練習をしてた。

一心不乱にドリブルを続ける流川を残して先に体育館を出る。
体育館の出入口、そのお定まりのポジションに今日もあいつは、いた。
毎日、だ。ここまで一途だとウザいを通り越して健気にさえ思えてくるもんだな。
「毎日ご苦労さんなことで」通りすがりになんとなく声をかけた。
「・・・三井、さん・・・」俺に話しかけられたことに意外そうな顔。けっこう色、白い。
その驚いた顔がゆっくりと、ふわりと、笑顔に変わる。
「お疲れさまでした!」なんだよその満面の笑みはよ。今度は俺が意外な顔をする番だった。
「お、おう。あんまり遅くなんねぇうちに帰れよ」
普段は誰にも言うことないような言葉をかけて、そばを通り過ぎた。
背後で「はいっ!」って声が聞こえたけどどういう顔をしたらいいのかわからなくて
そのまま振り返らずに体育館を後にした。



バスケットをしている流川くんを見ているのが好き。
流川くんの姿をできるだけたくさん目に焼き付けていたい。
きっと、流川くんはわたしのことなんてなんとも思ってない。だけど、それでも良かった。
見てるだけで良かった。だから、毎日のように練習が終わってもコートに残る流川くんを見続けた。

この頃は三井さんもよく残ってロングシュートの練習をしてる。
三井さんのシュートって、ほんと、綺麗。これだけは流川くんも勝てないだろう。
少し、話すようになった。二言三言だけど。
悪い人じゃないってわかった。ちょっとぶっきらぼうっていうか不器用なんだろうなって。
嫌われてるのかなって思ってたから、話しかけられた時は単純に嬉しかった。
あんまり、苦手だとは思わなくなってた。

三井さんが練習を終えて、体育館の出口の方に歩いてきた。
わたしはいつものように「お疲れさまです」って声をかけた。
「三井さんのシュートって、ほんとキレイですよね。鳥肌立っちゃいます。」
不機嫌そうな表情が、ふっ、とやわらいだように見えた。
「まあな・・・っかしおまえ毎日よく続くな。もしかして付き合ってんの?」
「ちっ、ちがいますよう!・・・わたしが勝手に見に来てるだけで・・」
恥ずかしいのと困ってしまったのとで、うつむいてしまう。
「まあ、あいつの頭ん中は、バスケのことしかねーって感じだけどな」
そう。流川くんの頭の中は、いつもバスケのことでいっぱいだった。わたしの入る隙間なんてないってわかってる。
三井さんは「ま、がんばれよ」ってわたしの背中をポンって叩いて、行ってしまった。
コートに視線を戻すと、ボールを構えた流川くんが、真剣な眼差しでゴールを睨んでいる所だった。
499三井×晴子:2006/03/25(土) 01:51:20 ID:qRQi6oVi
あいつと言葉を交わすようになって、俺の中になんか不思議な感情が芽生えはじめた。
なんか無性にあいつのことが気になる。だけど別に付き合ったりしたいわけじゃない。
だいたい女なんてめんどくせー。俺は常々そう思っていた。
宮城みたいに女のことでマメになれる奴って、ある意味スゲーと思う。俺にはマネできね。
ただ、あいつのことが気になった。
(あーもう・・あんだってんだよ、めんどくせーな、ったく!)
自分でもどうしたいのかわからなくて、むしゃくしゃした。
流川とのこと「がんばれ」なんて、本当はそんなこと思ってもないくせに。そうなったら困るくせに。

あいつが毎日居残ってる流川を見に来るから、俺も時々残って練習する。
一つわかってたのは、流川のことを一生懸命見つめるように、
その目で、俺のことももっと見て欲しかった、っていうことだった。



この頃わたし、なんか変だ。
相変わらず時間があれば、流川くんの練習しているところを見に行っていた。
三井さんはいる時もあれば、いない時もあった。
会えないと少し物足りなかった。残念、っていうか。
たまたま会った時でもそれほど内容のあることを話すわけではなかったけど。


***
とりあえずここまでです。ああー、なんかすみません。
原作手元にないまま書いてるので、ミッチーこんなんだったか?
ってキャラになってます。

続きまた近いうちに持ってきます・・・。
500名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 10:38:45 ID:M6+D+fmQ
>>三井晴子の人
モツカレ!
二人とも普通に原作っぽくて良い感じです。なんか可愛いらしい!
視点変わるのが面白いですね。続き頑張ってください!
501名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 12:11:47 ID:sgx1TF95
>>497
おお、投下されてる!
ミッチー好きなんで嬉しい。自分も原作のキャラにハマってると思たよ。
続き期待しとりまつ。
502三井×晴子:2006/03/25(土) 16:07:02 ID:qRQi6oVi
レスありがとうございました!続き落としにきました。
どんどん変になってって恥ずかしい限りですが
責任もって最後まで投下しますね。

***

ある日曜日、学校の課題をするために友達と図書館へ行った。
夕方、駅で友達と別れて、家に帰るために歩き出す。
途中、学校のそばを通った。
体育館の方から、ボールをドリブルするような音が聞こえた。
(流川くん、今日も練習してるのかな?)
ちょっと覗いてみよう、という気になって、わたしは学校の中に入っていった。

体育館に着く頃にはもうその音はやんでいた。
(もう帰っちゃったかな。誰だったんだろう)
ひっそりとしている体育館のかわりに、バスケ部の部室に電気が付いている。
近づいていくと、女の人の笑う声が聞こえた。笑っていたのは彩子さんだった。
「なに言ってんのよー。あんたって無表情だから冗談が冗談に聞こえないわよ。」
うすく開いたドアの隙間から流川くんの整った横顔が見えた。
わたしはドキッとしてしまう。その横顔は今まで見たこともないような表情だったから・・・。
「…だめよ流川こんなところで」
彩子さんの声がさっきの調子と全然違う。
無言のまま、流川くんの横顔がドアの隙間から消えた。
胸が痛いってこういうことかと思った。ここから離れなくちゃ、と思うけれど、体が痺れたみたいに上手く動かない。
「…センパイ」
流川くんの声が聞こえた。それ以上聞きたくなくて、そっとその場を離れた。

どれくらい走っただろう。
学校からも家からも、かなり離れていた、と思う。
いつの間にか雨が降っていて、容赦なくわたしの体を濡らしたけど、
そんなことはどうでも良かった。
さっきの流川くんの声と表情がぐるぐると頭の中を回る。
耳を塞いでみても、ぎゅ、と目をつぶってみてもそれは消えてくれそうになかった。
わたしはずっと何をしてたんだろう。ずうっと流川くんのことを見てたのに、
流川くんが彩子さんを好きなこと、どうして気がつかなかったんだろう。
涙が出た、と思うけど雨と一緒になって頬を伝うから、泣いているのか自分でも解らなかった。

「おい、どうしたんだよ。大丈夫か?」

声がして振り返ると、そこには怪訝そうな顔の三井さんが立っていた。
衝動的に大きな胸に縋り付いて、人目も憚らずにわたしは泣いた。
503三井×晴子:2006/03/25(土) 16:11:37 ID:qRQi6oVi
「びっくりするじゃねぇか。おまえんち、反対方向だろ?」
雨に濡れてるからとりあえず家に連れて帰った。
幸い親は留守で、ヘタな説明を考える必要もない。
自分の部屋に通すと、風呂場からバスタオルを持ってきて頭からバサっとかぶせた。
「なんかよくわかんねぇけど、落ち着くまでここにいれば」
黙っている。・・・こういう時は、何も訊かない方がいいんだろうな。
「ほら、頭拭かねーと。風邪ひくぜ?・・なんか着替える物探してくるわ。っても俺のしかねぇけど」
言いながら部屋を出ようとすると冷たい手で手首を掴まれた。
「・・三井さん、わたしね・・」
失恋しちゃった。バカみたい。泣き笑いの顔で言った。
その時、そのはかなげな風情に
ああ、俺こいつのことすげぇ好きだ、と確信してしまった。
こいつが俺のことどう思ってようが、もう止まれない。



「何もわかってなかった。流川くん、つきまとわれてきっと迷惑だったよね。
それに、ストーカーみたいにじとっと見てるだけの女の子、好きになるわけないですよね。」
話しだしたら、気が楽になったのもあって、止まらなくなってまくしたてた。
偶然とはいえ結果的に部屋にまで押し掛けて、ただでさえ迷惑かけてるのに、何してるんだろうわたし・・・。
ほら、三井さんが困った顔してる・・・。
「そんなことねぇよ。・・・少なくとも、俺は好きだぜ。お前のこと。」
えっ、今何て言ったの?
きょとんとしてたら、イライラしたみたいに「お前のこと好きだって言ってんだよ!」って怒られてしまった。
わたしは、もう、ものすごく勝手だってわかってるんだけど、「・・・嬉しい、です」って言ってしまった。
だって、そう思ってしまったから・・・。


***
エロまだです!長くてごめんなさい。
なんか意外と絡ませづらい二人です・・・。
残りがんばって書きます・・今日はもう無理ですがまた来ます。
504名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 18:42:55 ID:PbzADrrx
三井×晴子の人、楽しみに読んでますよ〜
連載の最終回で彩子さんが新マネとして晴子を紹介して
ミッチーが「知ってるぞ〜」と言ったときキュンwとなったことを
思い出した。
そのシーンをオーバーラップさせて続き待ってるよ。
505名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 22:38:24 ID:sgx1TF95
>>504
そう言えばそんなシーンあったなぁ。
原作読み返してしまったよw
おまいさんの記憶力に感動する。

>>497
いい!
このミッチー、ヌゲー好みだ〜。
506名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 23:24:26 ID:UwKQAwre
>はっきり言って目障りだった

ミッチー、ヒドスww
507?三井×晴子:2006/03/26(日) 01:21:33 ID:/7u92q6U
一応最後までできました。
ので投下させて頂きますね。

***
少しの沈黙。わたしたちはその間、ベッドに腰掛けて見つめあっていた。
「・・・いいのか、とか聞かねぇからな・・」
ぼそりと呟く声、次の瞬間わたしは三井さんの腕の中にいた。
男の人の匂い。
こんなことになるなんて数十分前は予想もしていなかった。だけどイヤじゃなかった。
流川くんのことは・・やっぱり好き。だけどそれはただの憧れだったのかもしれない。
わからないけど今はそう思う。思いたい。今は、この大きくて温かい手を離したくなかった。
わたしは、ずるい、かもしれない。


「目ェ、つぶっとけ」
こいつの目が綺麗で、好きだと思う。
ずっと目を見ていたい、と思うけど、いざそのまっすぐな瞳で見つめられると暴走しちまいそうで。


言われた通りに目を閉じるとすぐに、わたしの唇はあたたかいもので塞がれた。
顔に、熱い息がかかった。胸がいっぱいになって、苦しくなる。
「・・・んっ・・んん゛っ・・」
息をするのが難しい。ゆっくりとした丁寧なキス。だけどそれは徐々に激しいものになっていった。


少しずつくちを開いて、おずおずと、だけど俺の舌の動きに応えるように舌を絡ませてくる。
ぎこちない舌の動きが却って俺を刺激した。
ぺちゃぺちゃと音がして二人の唾液が混ざり合う。
ちゅっ、と音を鳴らして唇を吸った。それが合図みたいになって一度体を離した。
愛しくてもう一度ぎゅっと抱くと、俺の背中に腕を回してきた。可愛い。我慢できねぇ。
そのまま、華奢な身体をベッドに横たえる。二人分の重みでベッドが、ギシリと鳴いた。
508三井×晴子:2006/03/26(日) 01:22:31 ID:/7u92q6U
うっすらと目を開けると、三井さんがわたしの上に跨ったままでTシャツを脱いでいるところだった。
筋肉質の体に見惚れていたら、「目ェつぶってろって言ったろ?」と仏頂面が言った。
それは仏頂面の割にひどく優しい口調だった。また彼の顔が近づいてきてくちづけた。
ギリギリまで目を閉じずにいたら伏し目がちの表情がセクシーで、さっきよりドキドキした。
キスが耳へ、首筋へ、点々と移動していきながら、器用にブラウスのボタンをはずしていく。
胸をはだけて、左手だけでブラのホックをはずされて、ブラの下からそわそわと指が這ってくる。
「・・あっ・・・あぁぁ・・・」
大きな手のひらが胸を包み込む。時々長い指で乳首を摘まれて、先が尖っていくのが自分でわかる。
触られているのは胸なのに、下半身が熱い。
もう片方の手がゆっくりと下の方へ降りてきた。
初めての行為への予感が、わたしの体を固くさせた。


下着を脱がせようとゴムに指を掛けたら、両の膝にぐっと力が入って、固くなった。
「オラ、力抜けよ。・・できねーだろ」
ぶっきらぼうな態度や口調は、完全に照れ隠しだった。
内心では、心臓の音が聞こえてやしねぇかと冷や冷やしていた。
胸を触りながら、空いている方の乳首を口に含んだ。
舌で先端を転がすたびにぴくっと体が反応して、切なそうな声を上げる。
「・・・はぁぁ・・・んんぅ・・ぅぅ」
少し体の力が抜けたから、一気に下着をずらした。
そうっと性器に触れると、予想以上に濡れていた。
「・・ああっ・・やぁ・・・触らないで・・」
指で入口をなぞったり、指を中に入れたりしていると、ぬるぬるとしたものが溢れて来る。
「・・すげぇ濡れてる。」
耳元で囁いたらまたどろっと溢れてきた。あぁ、もうダメだ。
膝に手をかけて足を思い切り開かせた。また少し力が入ったが今度は俺のするままにさせている。
ものすごくいやらしい光景・・・。
「ちょっと、我慢しろよ・・・」
そこに自分のものをあてがって、ぐい、と腰を前に突き出した。
「・・・あ!・・・いっ!・・いたっ・・!」
かなり濡れていたからなんとか入った。しかし・・めちゃくちゃ、キツい・・。
さらにぐっと奥まで挿した。悲鳴のような声を上げて白い首がのけぞった。
「・・悪りィ・・動くぞ・・」
「ああっ!・・・ぁっ・・んぅ・・」
眉根を寄せて必死に耐えている感じだ。腰を打ちつけながらまたキスをした。

509三井×晴子:2006/03/26(日) 01:23:27 ID:/7u92q6U
こんなに痛いなんて、思いもしなかった。
ぎゅっと目を閉じて耐えていた。
突かれる度に嗚咽のような音が喉の奥から漏れた。
しばらくすると、痛かったはずが、麻痺してきたのかさっきまでとは違う感覚に変わってきた。
体の奥の方で、何かが弾けているみたいな感じ・・・。
「あぁ・・・んぁ・・・っはぁ・・・あん!」
自分でも聞いたことないような甘い自分の声に驚いてしまう。
「・・・もっと、声、出して・・・・ハルコ・・・」
名前を呼ばれて、初めて呼ばれて、体のどこかをきゅっと掴まれたような感覚に陥る。
「・・・あぁぁ!・・・んぁぁぁぁ!」
頭が真っ白になる。そのとき彼が低くうめいてわたしの上に崩れた。


どれくらい経ったのか。
そのまま眠ってしまったようだった。体を起こして隣を見ると、穏やかな寝息を立てている彼女。
夢じゃなかったとわかってホッとした。
涙の跡が目尻からこめかみにかけて乾いている。痛い思いさせてごめんな。
彼女の裸の上にそっと毛布をかけて、自分は下だけ拾って身につけた。
少し窓を開けると雨は上がっていた。
目を覚ましたら家まで送っていこう、と思う。
赤木の鬼瓦みてぇな顔を思い浮かべて空恐ろしいような気がした。


***
終わりです。
すっごいムリのある感じになってしまった・・・orz
視点コロコロ変え過ぎで疲れるし。すいませんほんとにこんなもん出して。
初めて書きましたが難しいですね・・エロ。
読んでくれた人ありがとうございました。

510名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 02:38:54 ID:fyIBlBOE
完結GJ!!
この2人絡ませるのは大変ですよね…
でも自然で良かったです!
乙でした
511名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 02:57:58 ID:RuPWZkoP
いいっ!!晴子ちゃん超可愛い&三井カッコいい!!
原作の2人の性格が全然崩れてなくて自然に読めました。
お疲れ様です。GJ!!!!
512名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 08:59:38 ID:CezkxegF
グゥッッジョォォブ!!!
晴子カワユスw朝から萌えた。

途中出てくる流彩をもうちょっと見てみたいと思うゼイタク病の俺…。

乙でした〜!
513名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 16:22:49 ID:edvLIG6y
>内心では、心臓の音が聞こえてやしねぇかと冷や冷やしていた。
なんつぅか、カワイイねぇ、ミッチー。

原作の雰囲気が壊れてなくてGJ
乙でした。
514名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 17:14:42 ID:cf6MlHOY
三晴の人乙!そしてGJ!!
エロイのに読後感がなんか爽やかでした。
良作をありがとう。
515?:2006/03/26(日) 21:05:26 ID:/7u92q6U
わぁ。人少ないと思ってたのに
結構読んでくれてる人いてビックリです。
感想もありがとうございました。
このスレの人優しいなあ・゚・(ノД`)・゚

>>504さんが言ってた1コマわたしも大好きですよー。

また気が向いたら書きますね。
それではノシ
516名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 21:07:07 ID:/7u92q6U
名前が?になってしまった・・。
別に意味はナイです。
連投すみませんです。
517名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 09:56:44 ID:gbz7rEVS
素晴らしい!!是非流川晴子も読んでみたい!!
518名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 22:02:28 ID:IqwI58QO
三井晴子最高でした・・!!なんともいえない感じで・・。
このスレの小説はエロに行き着くまでの話も面白いのがいいなあ。
519名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 01:42:38 ID:QbtqmZPh
>>518
同意。ひとつのストーリーとして楽しめるよな
520名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 20:36:52 ID:9ujBX9qG
>このスレの小説はエロに行き着くまでの話も面白い
私もそう思う。
オリジナルには1組もカップルがいないせいか
なぜこの組み合わせなのか、の前置き?も様式美のごとく大事なんだよね。

三晴の人、GJ!
>ギリギリまで目を閉じずにいたら伏し目がちの表情がセクシー
−のところがすごくいいです!
521名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 07:42:43 ID:d1obKomd
>>520
なるほどそういうことかー。
書き手さん「長い」って気にしたりしてるけど
長くても楽しめるからいいよね。

三井×晴子遅ればせGJです!
余裕に見せつつ実はがむしゃらなミッチーに萌え・・・。
また他のもぜひ読んでみたいです。
彩子さんで何かキボンしてみたりする。るー×晴も捨てがたいなあ。
522名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 12:30:57 ID:PyyjbH2W
アニマックスで再放送見ていたら
小暮×彩子も有りなんじゃないかと思ったりした。
523名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 17:46:26 ID:3PXxYtVJ
小暮×彩子賛成!流川はやっぱり晴子さんがしっくりくるな
524名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 18:38:43 ID:MHdfhEfL
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
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●●●●●●●●●●●●●●●●不合格●●●●●●●●●●●●●●●●●
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●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
これを見た人は確実に【不合格】です。これをコピペでどこかに1回貼れば回避できます。
これは本当です。やらないと一年無駄になります.

私も最初は嘘だと思ったんですが、一応コピペしました。それでセンター私大に合格出来ました。
けどコピペしなかった友達がA判定とっていたのに、おちたんです。(慶応合格h.sさん)

俺はもうE判定で記念受験だったんだけど、コピペを10回くらいした途端に過去問が
スラスラ解けるようになって、なんと念願の早稲田に受かりました。(早稲田3学部合格r.kくん)

これを今年のセンター前に見てシカトしたら、センターミスって最悪です。(n.aさん)

信じられますか?この威力。
525名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 18:51:27 ID:8gd3IZCG
>>253 ID:3PXxYtVJ
IDテラエロスwww
3P X×Y+VJて…
ネ申なりwww
526名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 00:49:10 ID:DOSLq1ms
>>525
>>523だな

5分程、なんでID違うのか悩んだわw
527名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 00:42:26 ID:YEvBsJDt
>>526 これも同一人物か?
528名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 15:11:07 ID:TB/8Ts9/
今日は3月32日なのですね…。
529名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 22:37:46 ID:37vLA5DB
保守あげ
530名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 20:18:14 ID:rkpcFYm3
人いないね。
531名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 20:57:00 ID:xJx+EvRf
そだね

職人様 降臨期待
532名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 00:39:23 ID:4+irU0tM
まだ、他の全部の話を読めていなくて、遅レスですが、
>>432-446さん、GJです!とっても素敵な話。
仙道がセクシーでドキドキ、ときめきました。
弥生さん、よかったねぇ。やっぱりハッピーエンドはいいなぁ。
弥生さん、かわいくて好きです。
仙道の「ずっと大事にするから」にやられました。
もう、仙道に恋してしまいそう。
533名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 08:07:33 ID:s8+Ehih4
保守age
534名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 21:56:53 ID:+6C/dOo/
期待あげ
535名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 23:41:48 ID:8k7rMSYL
何でながれかわばっかなん?
豊玉メンツでとか出しなさいな。
岸本あの女やあの女をヤッタレ!!
言われんでもそのつもりや。
536名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 01:18:14 ID:soh7w336
>>535
書き手さんからすれば、数少ない女キャラとからませるのは、流川が一番書きやすいんじゃないか?

岸本、自信家っぽくてソレいいなw
537名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 18:44:29 ID:ExGDiNUt
南攻めとかも見たいな。あと全然原作では見ないけど土屋とかも。
しかしどのキャラともあんま接点ないな・・。
538名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 22:51:47 ID:tjj8KkdC
確かに…流川が一番SSには持ち込みやすいかな、という気はする。


しかし真面目に考えると、流川ってず〜〜〜っとバスケ一直線だったわけだから
潔癖だし、童貞だし、奥手だし、で、恋人はすごく苦労しそうだ。
539名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 00:10:34 ID:xQJ7d8UH
流川って、初めてでも器用にこなしてしまいそうなイメージ…。
540名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 09:47:18 ID:5C4B5xZQ
>>539で何かシューターが皆そんな感じに見えてきてしまったよ
541名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 01:06:41 ID:NKg1iExZ
流川って、性欲なさそう。
ていうか、そんな流川、想像がつかなかった。ここに来るまでは。
流川で書くの難しそうだと思ってたけど、みなさん書くのうまいですね。
他のキャラとかもいいけど、流川がいちばん萌えるかも。想像つかない分。

>>538
流川は年上の女の人がいいかもね、なんとなく。
年上の女の人は余裕があって、楽しいかもしれない。その過程も。
少しずつ恋愛モードに入っていって、色々教えていって、その女の人好みの男に
されてしまうかもしれない。特にテクとか。
流川も色々教えられて、すぐにコツをつかみそう。やっぱり彩子かな。
しっかりしてるし、色々サポートしてくれるし、安らぎも与えてくれそう。長々と妄想スマソ。
542名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 03:01:56 ID:UDCzBjWh
それもいいが…従順は晴子を調教する流川をみたい。
ん!?それなら岸本が適役じゃないか!!!
543名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 17:18:18 ID:NkQwPohw
ヤバイ。ミッチー×晴子、結構、ツボだった…。エロなしの場面でさえ、激しく萌えた。
男キャラではミッチーが一等好きで晴子も好きキャラなのに、何故気付かなかったんだろう。

本編の流川のあまりの女っけのなさに、当時は流川と同姓同名の主人公の出るパラレル作品のキャラで脳内補完していた記憶が…。
秋野かりんという空手やっててケンカの強い幼馴染の女の子がいて、学校ではバスケ一筋な流川だけど、
実は隣の幼馴染には頭が上がらない。小さい頃は女の子のようだった美少年・流川と男の子のようだったかりん(キレイ系?)、
いつのまにか、二人の身長は逆転して……みたいな。まあ、ラブコメではありがちだが(藁
結構、作者さんがキャラの使いまわしをしてたから、いつ登場するのかと心待ちにしていたんだけど、
結局、最後まで出なかった………orz   スレ違いスマソ

544名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 22:34:46 ID:jzyp1DI6
花道、あんまり出てこないね。純情で、そういうキャラじゃないからかな。
花道は応援したくなるけど、報われてないところもかわいくていいんだよね。
花道、ハルコと…ってなったら、感激して泣きそうだ。
花道もハルコも純情だから、お互いに恥ずかしがってもじもじした感じかねぇ。
545名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 23:50:14 ID:jScVR78i
フンフンフンフンの声にあわせて腰を突き入れる姿が瞬間的に脳裏に浮かんでしまった。やっぱり吹いた。
546名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 00:23:15 ID:p+arcnzz
ワロスww
読むたびに思い出しそう。
547名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 01:11:55 ID:IuFy+IHJ
フンフンオフェンスかw
548名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 02:25:35 ID:gVivhWO5
>>543
ヤバイ。同じこと考えてるヤツがいたか…「華SHONEN」だな。
つか出てこなかったけど、今でもかりんはいると思っていますが何か?
549名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 00:31:32 ID:rz/HTSl4
保守あげ
550名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 23:39:24 ID:MNTEJYBs
ほっしゅ
551名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 08:18:28 ID:/uY2PN5q
捕手
552名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 20:55:58 ID:C6AmFhWt
ほしゅ
553名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 18:25:49 ID:5OqLbNIo
フンフンフンフンフンフンフンフン
ホーーーーーーーーーーーーーッシュ!
554名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 21:43:50 ID:dYHrYEFY
保守
555名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 07:54:03 ID:T6WKvkTi
保守
556名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 00:53:10 ID:DdXwa1ss
あげ
557名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 21:19:14 ID:KIcYg8aM
職人さま期待保守
558三井x彩子:2006/05/18(木) 03:25:53 ID:fcNW1qAM
お久しぶりです!
流川x彩子、リョータx彩子、仙道x彩子と続き、三井x彩子です!やっと書き終わりました。
仕事が忙しくずっとお待たせしてしまってすみませんでした。
ここも書き手さんが増えて、少しプレッシャー感じてます・・・
間があいてしまったので最初から載せます。よかったら読んで下さい。

ゆっくりと開きそうになる瞼に必死で抵抗して、また眠りに就こうとする。
それでも戻ってしまった意識はどうにも出来なくて、結局目が覚めてしまう。と、同時に激しい頭痛があたしを襲い、思いっきり顔をしかめる。
寝ぼけているせいか、まだ意識がはっきりしていない。まだ起きたくなくて、目を閉じたまま反対側にゴロンと寝返りをうつ。
すると自分の肩に何かがぶつかったのがわかって、手探りでそれに触れてみる。
それは温かくて、柔らかくて、何かと思いゆっくりと目を開ける。
「えっ?・・・」目の前にはどう見ても男の人の大きな胸。あたしは焦りながらも顔を上げる。
「み・・三井先輩?」びっくりしながらもゆっくりと体を起こすと、掛けていた布団がずり落ちる。
すると目に飛び込んできたのは、何も身に付けていない自分の裸。
「はぁ!?・・・」自分に何が起こったのかわかって、冷や汗をかきながら必死で、着ていた服を探す。
「・・・っんだよ・・・」不機嫌そうな声が聞こえ振り返ると、頭を掻きながら寝ぼけ顔の三井先輩が、ゆっくりと体を起こす。
「・・あ〜頭いてぇ・・彩子起きたのかよ。なんだよ騒がしいなぁ?」
「せ、先輩・・あたし・・」小声で呟くあたし声が聞こえなかったのか、先輩は枕元にあった目覚まし時計を手に取る。
「はぁ!?まだ6時じゃねぇかよ!俺もうちょっと寝るわ」
そう言って布団に入ろうとする先輩に、慌てて声を掛ける。
「ちょっ、ちょっと三井先輩!!」先輩の体を思いっきり揺する。
「あぁ!?なんだよ?うるせーなー」元不良の睨みをあたしに向ける。それでもあたしは食い下がらず、先輩の体を揺すり続ける。
「なんだよじゃなくて!なんで・・・」あたしは何て聞けばいいかわからず、恥ずかしくて急に黙ってしまう。すると先輩が口を開く。
「・・・っていうかお前さぁ・・・俺の事誘ってんの?」
「はぁ!?」あたしの体をまじまじと見つめる先輩に、訳が分からず聞き返す。
「だってお前さぁ、そんな格好で俺の体揺すってるから、胸がすげぇ当たってくんだよ。誘ってるとしか思えねぇよ」
先輩の“そんな格好”という言葉で自分が裸なのに気づき、慌てて布団に潜り込む。
「ちっ違いますよ!誘ってないです!・・・なんで・・こんな事になってるのかなぁと思って・・・」
真っ赤になった顔だけを布団から出し、先輩に聞く。
「あぁ!?俺とお前は裸なんだぜ?こんな状況で何があったかわかんねぇのかよ!?」
「何があったのか位わかりますよ!そうじゃなくって・・・どういう経緯でこうなったのか聞いてるんです!」
「はぁ!?お前覚えてねーのかよ?・・まぁ無理もねぇか。お前相当酔っぱらってたからな」
「あっ・・・」先輩の言葉を聞いて、昨晩何があったのか少しずつ思い出す。
「何だよ?思い出したのか?」
「ちょっとずつですけど・・・」
559三井x彩子:2006/05/18(木) 03:35:14 ID:fcNW1qAM
冬休みに入り今年も後少しで終わるので、昨日はバスケ部で忘年会をした。
両親が親戚の家に泊まりに行っていて居ないと言うので、場所は三井先輩の家になった。
普段は受験勉強で忙しい赤木先輩と小暮先輩も誘って、忘年会は大盛り上がりだった。
本当は駄目だけどお酒も用意した。赤木先輩は「酒は駄目だ!」なんて言ってたけど、みんなに勧められ結局は飲んでいた。
そしてあたしは、懐かしいメンバーが揃い嬉しいのと、懐かしいのでかなりお酒を飲んでいた気がする。
あたしが黙ったまま色々思い出していると、呆れ顔の三井先輩が口を開く。
「はぁ〜、お前すげぇ酔っぱらっててよ、大変だったんだぜ。みんなが帰りだしても酒飲んでるし、桜木と流川と宮城は寝ちまうし」
「えぇ!?じゃあその3人もまだここに居るんですか!?」
黙ったまま話を聞いていたあたしは、3人がここにいたらどうしようと思い焦る。
「あいつらは叩き起こして帰らしたよ。宮城はお前の事も連れて行こうとしてたんだけどよ、お前が嫌がってさ。
で、お前ワインこぼしてよ、服着替えさせろとか言い出したから、俺の部屋で着替えて来いって言ったら全然出て来なくて、んで着替えて寝ちまったのかと思って部屋入ったんだよ。
そしたらお前裸で寝てんだもん。俺マジ焦ったよ」
「えぇ?先輩・・まさか・・無理矢理・・」
「ばっ、馬鹿言うなよ!!俺は、服着ろってお前の事起こしたんだぜ?そしたらお前いきなり抱きついてきてよ、
お前ほどじゃねぇけど俺だって酔っぱらってたし、裸の女が抱きついてきたら男なんだしよ・・・」
先輩は、恥ずかしそうにそのまま黙ってしまう。
「あの・・・先輩・・すいませんでした・・・」あたしは、酔っていたとはいえ先輩に申し訳なくて俯きながら謝る。
「あぁ、別に謝る事ねぇよ。俺だって悪いし、お互い酔ってたんだからしょうがねぇだろ?まぁ事故みたいなもんだから、あんま気にすんなよ。
もちろん宮城には黙ってるし。ていうかバレたら俺殺されるよ」
“事故”と言われ、あたしは少し胸が痛む。別にショックとかじゃないけど、何だか胸が痛い。
「お前なんて顔してんだよ?元気だせよ。今なんか飲み物持ってきてやるから」そう言って、あたしの頭をポンポンと軽く叩く。
先輩の大きな手は温かくて、あたしは少しドキドキしてしまった。
その後ワインで濡れた服を洗濯して乾かしてもらい、自分の家に着く頃にはもうお昼を過ぎていた。
母親には、泊まるなんて言っていなかったのでかなり怒られた。でもあたしは、先輩の温かい大きな手の感触が忘れられなくて、その事だけを考えていた。

冬休みも終わり、新学期が始まった。三井先輩は、ウィンターカップが終わってから受験勉強に専念するということで、部活にはあまり顔を出さなくなっていた。
あの出来事があってから、あたしは三井先輩に会うのが気まずかったので少しホッとした。それでもチームのムードメーカーだった先輩がいないのは寂しいし、
あの日“事故”と言われてショックだった事とか、先輩の温かい大きな手の感触とかを思い出して、色々と考え事をする事が多かった。
「おい!彩子!」
「えっ?あっ、はい」
大きな声で名前を呼ばれ、びっくりして振り返ると、そこには少し怒った顔をした三井先輩が立っていた。
「はいじゃねぇーよ!お前何ボーッとしてんだよ。何度も呼んだんだぞ?」
「あ、すいません。全然気づきませんでした」
あたしがそう言ってその場から立ち去ろうとすると、先輩があたしの腕を掴んだ。
「ちょっと待てよ」あたしの鼓動はどんどん速くなっていく。
「な、何ですか?」
「ちょっと話があんだよ。こっち来い」
「はぁ?今練習中ですよ?話があるならここでしてくださいよ」
「いいからこっち来いよ。すぐ終わるからよ」
三井先輩が真面目な顔をして言うので、あたしはそれ以上何も言えず、おとなしく先輩に従った。
560三井x彩子:2006/05/18(木) 03:45:39 ID:fcNW1qAM
誰もいない渡り廊下はとても静かで、あたしの胸は緊張のあまり張り裂けそうになっていた。
あたしは張りつめた空気に耐えられずに、先輩に話しかけた。
「それで、話って何ですか?先輩」
「あぁ。お前さぁ、何か悩み事でもあんのか?」
「へっ??」
「さっきもボーッとしてたしよ、宮城も言ってたぜ“最近ずっとあんな感じなんです”って」
「べ、別に何もないですよ!たまたまボーッとしてただけです!」
「ったくよぉ、しっかりしてくれよな。これからはお前達2年がバスケ部を引っ張ってかなきゃいけないんだぜ?
そんなんで大丈夫なのかよ・・・」
「先輩、男のくせに心配しすぎですよ〜。大丈夫ですって、任せて下さい!」
暗い気持ちを隠す為に、あたしはいつもより声が大きくなってしまう。
「そうか?・・・ならいいんだけどよ」
先輩は少し納得していない様な顔をしていたけど、あたしは早くこの場から離れたくて先輩に声を掛ける。
「じゃあ、あたし練習に戻りますからね!」そう言ってあたしが体育館に戻ろうとすると、先輩が口を開く。
「もしかしてよぉ・・・お前、あん時の事気にしてんのか?」
一番聞かれたくなかった事を聞かれ、あたしの鼓動はドンドン早くなる。“あの時”の意味はわかっていたけど、あたしはわざとわからないふりをした。
まだはっきりとしていないこの気持ちを、三井先輩に気づかれたくなかったから・・・
「えっ?あん時って?」
「だっ、だからあん時だよ!・・忘年会の時の事だよ!お前もう忘れたのかよ!?」
速くなった鼓動を落ち着かせる為、あたしは軽く深呼吸する。
「忘れてないですよ。ちゃんと覚えてます・・・」
「お前さぁ、あんま気にすんなよ。あれは事故みたいなもんだって言っただろう?
俺とお前がああなった事に意味なんてないんだからよ。悪かったな、お前に嫌な思いさせちまってよ」
“意味なんてない”先輩にそう言われて、あたしの頭の中は真っ白になった。別に期待なんてしてなかったし、
自分の気持ちもよくわからないけど、でも胸がすごく痛かった。
「先輩何言ってんですか!?あたし、全然気にしてなんかないですよ〜。こっちこそ先輩に迷惑かけちゃってすいませんでした。
ほんと何でもないんで、大丈夫ですから!もう練習戻らないとリョータがうるさいんで、あたし行きますね」
本心とは違う事を言いながら、自分の目頭が熱くなっていくのがわかった。
「おぉ、悪かったな仕事の邪魔して。俺はもう帰るからよ、また来るわ」
「はい、じゃあまた」
先輩の顔をなるべく見ないように挨拶して、あたしは体育館へ走り出す。
体育館の入り口に着く頃には、あたしの目には涙が溢れていた。

561三井x彩子:2006/05/18(木) 03:49:52 ID:fcNW1qAM
あれからあたしは、三井先輩の事を考えるのは止めようと決めた。特別な感情を持つ事を。
今まで通り、後輩として接しようと心に決めた。
今日はいつもより早く授業が終わり、あたしは1番乗りで体育館へと向かっていた。
すると、なぜかボールの音が聞こえてくる。部員が来るには、まだ少し時間が早い。
「おかしいわねぇ?あたしが1番だと思ったのに・・・」
不思議に思いながら、体育館の扉をそっと開く。するとそこには三井先輩がいた。
2週間ぶりに見る先輩は、3Pを練習していた。綺麗なフォームに、ネットに吸い込まれていくボール。
あたしは先輩に見とれてしまっていて、気づいたら胸が高鳴っていた。
「おぉ、彩子か。何やってんだよ、そんなとこに突っ立って」先輩があたしに気づく。
「え?あぁ、先輩最近来てなかったからちょっとびっくりしちゃって。先輩こそどうしたんですか?
やっと勉強する気になりました?」あたしは少し冗談ぽく先輩に聞く。
「いや、俺がいたら宮城がやりにくいんじゃあないかと思ってよ。
他の部員達も気使うだろ?俺はもう部員じゃないわけだしよ・・・」
「だからみんなが来る前に練習してるんですか?」
「まぁな。授業もほとんど無いしよ、それに毎日バスケやってないとなんか変な感じなんだよ」
「みんなに気使っちゃってどうしたんですか〜?らしくないですよ」
あたしは先輩をからかうように言った。
「バッ、何言ってんだよ!俺はこう見えて結構気ぃ使う方なんだぞ!」
「え〜?だってこの前までぶっ潰すとか言ってたじゃないですか〜」
先輩をからかうのが楽しくてあたしが冗談ぽく言うと、先輩が突然真剣な顔をした。
「・・・先輩?」
「俺があんな事したのによ、みんなは俺を受け入れてくれてすげぇ感謝してんだよ。
でも俺は何もできないまま引退したから・・少しでも部員の奴らの邪魔にならない様にと思ってよぉ・・・」
いつもと違う真剣な表情の先輩に、あたしの胸がまた少しずつ高鳴りだす。
「そんな事ないですよ。先輩がバスケ部に戻ってきて、みんな本当感謝してるんですから。
あの夏はホント最高の夏でしたよ!あたし先輩がいてくれて良かったなって思ってます」
あたしが笑顔で言うと、先輩の表情も和らいでいくのがわかった。
「そうか?彩子、お前ってイイ奴だなぁ〜」

その日からあたしは、授業が終わってから急いで体育館に行くようになった。先輩に少しでも会いたかったから。
先輩は、相変わらず部員達が来る前に練習してたから会える時間なんて少ししかないけど、それでも嬉しかった。
あたしはもう自分の気持ちに気づいていた。三井先輩が好きだって事に。
先輩はシュート練習して、あたしは部活の準備をする。
会話を交わす事なんてそんなにないけど、もうすぐ卒業してしまう先輩と同じ時間を過ごしていられるので満足だった。

「三井さん大学決まったんだって。彩ちゃん知ってた?」
「えっ?」
「東京の大学に決まったらしいよ。バスケ続けるから通いも大変だし、寮に入るんだって。
だから今色々と準備で忙しいみたい。でもあの人もすげぇよな。バスケで入学決めたみたいだよ。・・・って彩ちゃん聞いてる?」
「え、あぁ聞いてるわよ。お祝いしなくちゃね。それよりリョータ、まじめに練習しなさいよ!あたしちょっと部室に行ってくるから」
あたしはリョータにそう言って、部室へ走った。頭の中が真っ白で、何が起こったのか理解できなかった。
先輩が卒業するのは覚悟してた。でも東京の大学に行くなんて、寮に入るなんて考えてなかった。
それに今日も先輩には会ったけど、そんな事一言も言ってなかった・・・
あたしは溢れ出しそうになる涙を必死でこらえながら部室まで行く。
562三井x彩子:2006/05/18(木) 03:56:41 ID:fcNW1qAM
部室のドアを開けると、そこには三井先輩がいた。
「おぉ、彩子か。どうした?」
「あ・・・部誌を取りに来たんですけど、先輩こそどうしたんですか?」
「俺か?俺はロッカーの荷物まだ全部片付けてなくてよ、もうすぐ卒業だし、片付けに来たんだよ」
先輩から「卒業」という言葉を聞いて、あたしの心は焦りだす。
もう先輩には会えなくなる。先輩の事を好きなんだって気づいてからは、自分の気持ちを伝える気なんてなかった。
先輩に会えるだけで満足だった・・・でも、後悔したくない。先輩にちゃんと自分の気持ちを伝えたい。
あたしは心を決めて、先輩に話しかける。
「あの・・・先輩?ちょっと相談があるんですけど、時間ありますか?」
「あ?今日か?時間はあるけどよ・・・お前今部活中だろ?」
「はい、だから練習終わった後がいいんですけど」
「俺も今から担任と進路の事で話があんだよ。それ終わってからなら平気だぜ。それよりなんだよ、相談って」
「その時話しますから。じゃあ、練習終わったらここで待ってます」
「おぉ、じゃあ後でな」
不思議そうな顔をする先輩に別れを告げ、あたしは早足で体育館へと向かう。
胸に手を当て呼吸を整えようとするけど、なかなか落ち着けなくて大きく深呼吸してから練習に戻った。

練習が終わって、一緒に帰ろうと言うリョータに何とかいい訳をして先に帰らせてから、誰もいない部室であたしは先輩が来るのを待っていた。
すると急に大きな音をたてて、部室のドアが開いた。
「わりぃ、彩子。待ったか?」先輩は少し息が上がっていて、急いで来てくれたのがわかった。
「いや、全然大丈夫です。それより先輩こそ大丈夫でした?」
「あぁ俺は別に大した事ねぇよ。それより彩子、相談てなんだよ」
「あ・・・その前に、先輩大学決まったみたいですね、おめでとうございます」
あたしは素直にお祝いの言葉を口にした。すると先輩は少し困った顔をしながら、頭をポリポリと掻いた。
「あぁ、ありがとな。これで俺も心おきなく卒業できるぜ」
そしてあたしは、疑問に思っていた事を思い切って先輩に聞いてみた。
「あの・・・先輩」
「あ?なんだよ・・・」
「なんで・・・教えてくれなかったんですか?大学決まった事・・・」
先輩はバツの悪そうな顔をしながらゆっくりと口を開く。
「どうせ・・・宮城から聞くと思ってたしよ・・別に言う必要もねぇかと思って・・・」
「でもっ、先輩東京に行っちゃうんですよね?寮に入るって・・・。だから一言だけでも言ってほしかったなって・・・」
あたしはそう言いながら、視界が滲んでいくのがわかった。
こんな姿を先輩に見られたくなくて、あたしは下を向き、必死に涙を堪える。
「おい、彩子?・・・どうした?」
肩を小刻みに震わせ、下を向いたままのあたしを心配して先輩がゆっくりを近づいてくる。
(ちょ、ちょっと!やだ!先輩にこんな顔見られたくない・・・)
「おい彩子、こっち向けよ・・・」
先輩の声が優しい気がした。それでもあたしは顔を上げることが出来ない。
「彩子・・・どうした?」
「なっ・・・なんでもないですっ・・・」あたしは下を向いたまま涙声で答える。
「なんでもなくねぇだろ?いいからこっち向けよ」
そう言って先輩はあたしの顎に手をかけて、顔を自分の方に向かせる。
「あっ・・・」あたしは突然の事で目がテンになる。
すると先輩は少し困ったような顔をして口を開く。
「全然なんでもなくねぇじゃん。どうしたんだよ、急に泣き出して」
いつもと違う優しい声の先輩に、あたしは唇を少し噛んで心を決める。
(ダメよ!しっかりしなきゃ。ちゃんと、自分の気持ち言わなきゃ・・・)
あたしは先輩の顔をしっかりと見ながら、ゆっくりと口を開く。
「・・・先輩。あたし先輩の事が好きなんです。ただ、それだけ伝えたくて・・・急に泣き出したりしちゃってすいません。
なんか先輩が遠くに行くんだって思ったら寂しくなっちゃって。相談があるって言ったのこの事なんです。ほんと迷惑かけちゃってすいません」
なんとか笑顔を作って、先輩に気持ちを伝えた。三井先輩の顔がびっくりしているのがわかった。
これ以上ここに居たら、またきっと泣いてしまう。
あたしはそう思って、「じゃあ、大学に行ってもバスケ頑張ってください」と先輩に声を掛け、部室を出ようとした。
563三井x彩子:2006/05/18(木) 03:59:59 ID:fcNW1qAM
「彩子・・・」すると後ろから先輩に呼ばれ、あたしは振り向く。
「はい?」
「宮城は・・・宮城の事はどうしたんだよ・・・」
「は?リョータは関係ないじゃないですか」
「関係なくねぇだろ?あいつはお前の事好きなんだぜ?」
あたしは、勇気を出して告白したのにそんな事を聞いてくる先輩に腹が立った。
「だからって、あたしは先輩に告白しちゃいけないんですか?リョータの事は好きですよ。
でもそれは友達としてで、あたしが好きなのは三井先輩なんです。
あんな事があって、あたし戸惑っちゃって・・・でも気づいたら先輩の事すごい気になってて。
そしたら先輩が“事故みたいなもん”とか“意味なんてない”ないとか言うから、あたしすごいショックで、先輩の事諦めようと思ったんですよ!
でも東京の大学行くって聞いて、気持ちだけは伝えようって、でなきゃ絶対後悔すると思ったから・・・
なのになんでリョータが出てくるんですか?・・・信じらんない・・・」
あたしは涙目になりながらも自分が溜め込んでいた事を口にする。
「わ、わりぃ・・・でも俺が何も考えてないみたいな言い方すんなよな」
「だって実際何も考えてないじゃないですか」
「いいから聞けよ。俺だってな、色々考えたんだぞ。お前に手出しちまって、宮城には会いづれぇし、
お前がショック受けてんじゃねぇかと思って心配だったしよ。だからお前があんま気にしないようにああいう風に言ったんじゃねぇかよ。
・・・それに俺は、事故なんて思ってねぇよ・・・あの時は確かに酔ってたけど、俺は好きな女としかやらねぇよ・・・」
「え?先輩それって・・・」びっくりして涙が止まった。
「お前は宮城の事が好きなんだと思ってたから、我慢してたんだけどよ、好きな女に裸で抱きつかれたら理性なんて働かなくなるだろ?
あの後お前様子がおかしかったから、すげぇ悪りぃなぁって思ってて、お前の事早く忘れようって。
そういうのもあって部の連中が来る前に練習してたんだよ。でも俺も楽しかったぜ、お前と二人で体育館にいる時間が」
「すいません・・・」先輩の事誤解してた自分が恥ずかしくて、素直に謝る。
すると先輩があたしに近づき、あたしの頭をポンポンと軽く叩く。
「お前が謝る事じゃねぇだろ、お互い誤解してたんだしよ」
先輩の温かい手が心地良くて、その温かさをもっと感じたくて、あたしは先輩に抱きつく。
「お、おい!何してんだよ!」先輩の鼓動が速くなるのがわかった。
「だって先輩の手ってすごい心地良いんですもん。なんか離れたくなくて」
「・・・お前、また俺の事誘ってんのかよ?」
先輩はそう言いながら、あたしをしっかりと抱きしめる。
「えぇ!?ち、違いますよ!ただ、先輩も同じ気持ちなのが嬉しくって、先輩の手が温かくて、なんか離れたくないなぁって思っただけですってば!」
あたしは顔と耳が熱くなるのがわかって、一生懸命抵抗するけど先輩の力が強くてかなわない。
「もうおせぇよ」
564三井x彩子:2006/05/18(木) 04:05:54 ID:fcNW1qAM
そう言って先輩の顔が近づく。とても優しいキス。
何度も何度も唇を合わせ、先輩の舌が侵入してくる。深いキスだけど先輩のキスは優しくて、頭がボーッとしてくる。
するとあたしの唇を指でなぞりながら、先輩が口を開く。
「お前、いい唇してるよな」あたしはまた顔が熱くなる。
「ちょっ、何言ってんですか!?それより誰か来たらどうすんですか?」
「大丈夫だって、誰も来ねぇよ・・・」
先輩はそう言って、部室の明かりを消してあたしにキスする。あたしのブラウスのボタンをはずし、あたしを机の上に座らせる。
ブラを外して、あたしの胸を先輩の舌が舐める。
「あっ・・・」
「あんまでかい声出すなよ」
先輩はそういいながら、胸の突起物を口に含む。下でコロコロ転がしたり、軽く噛んだりしてあたしを刺激する。
その度に出そうになる声を我慢して、先輩の肩に顔を埋める。すると先輩の手がスカートの中に伸びてくる。
あたしのアソコはもうすごく濡れてたから、先輩に触られるの恥ずかしくて、あたしは咄嗟に腰を引く。
「なんだよ?嫌なのかよ?」少し不安そうな顔をして先輩が聞く。
「・・・そうじゃなくて・・なんか恥ずかしくて・・あたしすごい感じちゃってるみたいで・・・」
すると先輩は少し笑いながら、あたしの頬や瞼にキスをする。
「良いじゃん。もっと感じてるとこ見せてよ」
先輩はそのままあたしの下着の中に指を入れる。すでに濡れているそこは先輩の指を簡単に呑み込んでしまう。
「あぁ!」快感に背中を反らすと、先輩があたしの腰を掴み指を奥深くまで入れてくる。
クチュクチュと卑猥な音を立てて、あたしの中をかき回す。
「はぁ・・・んんっ」先輩の手は速度を増し、ズンズンとあたしの奥を突いてくる。
「あぁ・・・先輩・・・イヤ・・ダ・・・ダメ・・・」
あたしは先輩の手を掴み、止めようとするけど先輩は止めてくれない。
「イキそうなんだろ?イっていいよ」
「あっ!んん・・あぁ!」
絶頂を迎え呼吸を整えていると、先輩があたしの腕を掴むと床に寝かせる。スボンと下着をおろし、あたしの頬をそっと撫でる。
「彩子いいか?」あたしが頷くと、先輩はあたしのスカートを捲り、下着をおろす。
先輩の大きくなったモノがあたしの割れ目をなぞり、中がヒクヒクするのがわかった。そのまま先輩は腰をすすめ、あたしの中に入ってくる。
「あぁ・・・はぁぁ!」
「うぅ・・・彩子・・温けぇ・・・」すると先輩は腰の動きを速め、あたしの胸に顔を埋める。
「はぁ、はぁ・・・」
「彩子・・・すげぇ・・いいよ・・・」
「先輩・・・好き・・・」
先輩はあたしの片足を自分の肩に乗せ、深く腰をおとす。速く深く突かれ、あたしは限界が近くなる。
「あぁ!先輩・・・あたし・・もうダメです・・・」
「あぁ・・・俺も・・イキそう・・」先輩が更に腰を速く振り、二人で絶頂を迎える。
「あぁ!!」
「う、あぁ・・・」
先輩の白い液体があたしのお腹の上に出される。すると先輩は近くに置いてあったスポーツタオルで、あたしのお腹を拭く。
「ちょっと!先輩なにやってんですか?」あたしはびっくりして体を起こす。
「は?何ってなんだよ。お前の腹汚しちまったから拭いてんだろ?俺の優しさに文句つけんのかよ」
「そうじゃなくって!それ誰のタオルですか?」
「あぁ?わかんねぇよ。・・・しょうがねぇだろ?適当なのがなかったんだからよ。後で捨てとくよ」
「捨てとくって・・・」あたしが小さく溜め息をつくと、先輩があたしの腕を掴みあたしを抱き寄せる。
「え?先輩?」
「お前さぁ、もうちょっと余韻に浸ったりできねぇのかよ?」先輩があたしの頭を優しく撫でる。
「だ、だって先輩が・・・」
あたしは照れて何も言えなくなってしまう。
「さっきは泣いてたくせによ」ハハハ、と笑いながら先輩が言う。
「それは!」あたしは先輩から体を離し、先輩と向き合う。
すると先輩は真剣な顔をしていて、ゆっくりと口を開く。
「彩子、俺お前とのことちゃんと宮城に言うつもりだから」
「え?」
「お前との事ちゃんと考えてるから、宮城には俺の気持ちちゃんと言いたいんだけどいいか?」
「はい・・・あたしもちゃんと言うつもりですから・・・」
「それと・・・宮城の原チャのケツには、もう乗るなよ」そう言って三井先輩は、あたしにキスをした。
565三井x彩子:2006/05/18(木) 04:10:18 ID:fcNW1qAM
以上です。今回も長々とすいませんでした。
それからエロも・・・中途半端で。苦手なんです、すみません。
また、リクエストあったらお待ちしてます。
あんまり想像がつかないカップルはちょっと無理ですが・・・
後、彩子さんしか書けませんが、それでも良かったらリクエストください。
本当、読んで下さってありがとうございました!
566名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 08:07:02 ID:vAqU9xbl
きゃー! 
三井×彩子が来てた----!
待ってました。
作者様GJ。お疲れ様でした。
567名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 20:32:52 ID:jk2m/RJY
本当お待ちしてました〜!!
半ばあきらめかけてたところだったので激しくうれしいです!!!

ありがとうございました!
もう本当GJ!!
568名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 00:56:45 ID:o7z0SyRj
久しぶりの投下GJすぎです!!
もう諦めてましたよ〜
お疲れ様でした!

彩子×牧って無理ありすぎですかね?w
569名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 22:42:11 ID:G2b3Sedg
小暮×晴子なんていいんじゃない
…なんて思ったけど書けないなぁ。
570名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 02:42:09 ID:UZXpwjbq
なんか近親相姦的嫌悪を感じてしまうなぁ
あ〜女不足だ。
ほかにいないかな女キャラ。いないんだよね女キャラ。
571名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 22:00:32 ID:49jLVAcX
こいこい職人様!
572名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 10:04:11 ID:doRE1UrY
今日このスレを見つけたが
なんだこのパラダイスは!
573名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 02:31:18 ID:v8IaRxbA
あげ
574名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 03:21:11 ID:zP5WITOe
三井×晴子読みたいです
575名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 23:41:05 ID:yEFJmHu4
この前仙道×弥生さんを書かせてもらった者です。
また少し書いてみたのですが職人さんが来るまでの暇つぶし程度に読んでいただけたら幸いです。

ネタがないし、キャラも違うし、無理矢理作った感じが痛々しくなってます。
いつものように駄文ですが今回更にひどいです…もしよかったら読んでください。

流川×彩子さんです。
576名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 23:50:38 ID:iVBBh6qs
読みたい!
577流川×彩子さん:2006/05/29(月) 23:52:03 ID:yEFJmHu4
普通の日の普通の練習
リョータがあんなことしなけりゃこの日も普通で終わったのに。

「ほーらよく見ろ花道!見てろよ〜!」
リョータが桜木花道の目の前でゆらゆらとヒモにつるした五円玉を揺らしている。
「ぬ…」
多少唸りながらも真剣な表情で五円玉を見つめる桜木花道。その2人を後ろから呆れた表情で眺める流川。
「お前は晴…大好きな人に告白したくな〜る。」
ちらりと横で見てる晴子ちゃんを確認してリョータが言葉をにごす。
「リョ、リョーチン。本当にこんなことで…」
「ばか!集中しろよ!…お前は自分の気持ちを我慢できなくな〜る。言いたくな〜る。」
じっと見ていた流川がボソリと
「…あほぅが2人。」
と言った。
「なにぃ!?」
2人が流川に飛び掛ろうとするのと私のハリセンが2人の頭に直撃したのは同時だった。
「ア…アヤちゃん!」
「いーかげんにしなさい!!ほら休憩終わりよ!桜木花道!アンタもリョータのうさんくさい催眠術なんかに頼らないの!」
デコボココンビはそのままぶつぶつと頭を撫でながらコートへ戻っていく。
「さ、流川も戻った戻った。………って流川??」
ふと見ると流川は膝を付いて頭を抱えている。
「どうしたの!?」
「……っ」
「流川!?頭が痛いの??」
流川の肩に手を置いて軽く上体を起こそうとした。
「…なんか…くらくらする…」
ちらりと私を見た瞳は焦点が合わないようにぼんやりとしている。
ただ事ではない雰囲気に少し焦る。冷や汗までかいて明らかに具合が悪そうだ。

にわかにざわつく体育館。
赤木先輩に指示を仰ぐように視線を送ると、少し心配そうな顔をしたままうなずいた。
それを見て私もうなずき流川の手を肩に回す。
「保健室行きましょう。つかまって。」
途中桜木花道が「きつねが騙してる…ぷぷぷ」と言っていたけど、反応したら大きな流川の身体を支えきれなくなりそうだったので
そのままにして先を急ぐ。
心配そうな部員を引き締めるような赤木先輩の号令が、後ろの方で聞こえてきた。
578流川×彩子さん:2006/05/29(月) 23:56:46 ID:yEFJmHu4
保健室には誰もいなかった。とりあえず流川を横にする。
「ちょっと待ってなさい。すぐ先生を探してくるわ。」
そう言うと早足で流川の横たわるベッドから離れようとした。
「…っ!?」
ぐっと引っ張られる感触。見るとベッドの布団から伸びたごつい手が私の手首をつかんでいる。
ひんやりとした体温。本当にどうしてこんなきれいな指してんのかしら?
「なに?つらいの?」
声をかけても微動だにせず流川はじっと天井を見ている。動向が開いたような目。
先ほどまでの冷や汗も引いているようだ。なにかに操られているようで少しぞっとする。

流川がおかしい。

「ねぇどうしたの?なんか変よあんた。」
突然流川はガバッと上半身を起こし私を見た。
「な、なに??」
「先輩、俺。」
「なによ。そんな急に起きて平気なの?」
「俺、先輩が好きなんス。」
(どうしよう。完璧おかしくなっちゃった。)
その場に凍りつきながら、ふと先ほどのリョータの催眠術が頭に浮かぶ。
『お前は自分の気持ちを我慢できなくな〜る…』
「あ、あんた…まさか」
「富中のときからずっと …。」
私の声が全く届かない。やっぱりそうなんだ!!
「バカじゃないの!?あ、あんな適当な催眠術にまんまとかかってんじゃないわよ!!ちょっ!離しなさい!」
流川の目は異様なほどまっすぐに私を見たまま手を離さない。
まるで流川らしくない。
(『自分の気持ちを我慢できなくなる』って言ってた!ってことはこいつ本当に私を好きってことー!?)
混乱する頭でなんとか手を振り切ろうとするが、流川は力の加減が出来ないようでギリギリと手首を締め上げてくる。
「い、痛っ!こらっ!流川!!」
もがく私の肩に流川の手が回ったと思った瞬間、ぐいっと引き寄せられ流川の冷たい唇が私の唇に一瞬触れる。
目を開けると流川の膝に寝るような体制になっていた。
「な…なんっ…あ…あ、あんたっ!」
手を口に当てて狼狽する私。
「先輩」
低い声にドキリとする。流川にドキッとするなんて。
長くごつい指が私の顔にかかる髪をゆっくりと肩の方へ流す。
その指がそのまま首筋から鎖骨の方へとなぞっていく。
「る…流川 …」
自分の声とは思えないほどの甘ったるい声にはっとした。何されるがままになってんだ私。
流川の背に手を回して、つかんだ枕を顔に投げつけた。
その隙に起き上がって適度な距離を保つ。
「む…。???」
目をぱちくりさせている流川。もしかしたら正気になったのかもしれない。
「あんた!あの単純王の桜木花道より単純なんて!!本当呆れるわ!!!!」
579流川×彩子さん:2006/05/30(火) 00:00:22 ID:yEFJmHu4
どこをどう体育館まで戻ったのかわからない。たださっきあった出来事を振り切るように思いっきり走っていた。
体育館へ入ると部員が駆け寄ってきて流川の様子を聞いてきた。でもとりあえず、このどうしようもない怒りを静めるため、
ハリセンを握りリョータに向けてぶつけていた。

30分ほどで流川は帰ってきた。どうやって接したらいいものか迷っていたが普通通りの流川を見てホッとした。
催眠術がかかっていた間は記憶がないのかもしれない。
それはそれで少し腹が立つが、覚えられてるよりずっといい。


次の日の練習。
やっぱり普通通りの流川を見て犬にでも噛まれたと思って忘れることにした。
イヤというほど握られた手首のアザさえなけりゃ本当に夢を見たように思えるのに…。リストバンドを伸ばしてちらりと覗くアザを隠す。
「おつかれしたー!」
終了のあいさつにハッとして、部員に混ざってボールを片付けだす。
2つ持っていたボールをカゴに入れようとしたとき、一つが滑ってドアの方へと転がっていった。
「あっ」
スッと目の前を大きな手が横切り、片手で軽々とボールを拾う。
「これで最後」
「あ…流川。サンキュ」
ちょっと気まずいけど相手が忘れてると思えばなんてことはない。
「あんたまだ残ってやるんでしょ?」
「まぁ…」
言いながら流川が何かを見つめ動きを止める。視線をたどると私の手首のリストバンドから少しだけアザがはみ出ていた。
流川の視線に気付かないフリをして背を向け不自然にならない程度に隠す。
「電気忘れないようにね!じゃあお疲れ!」
「…それ、あん時の」
身体ごと跳ねるかと思うほど驚いた。コイツまさか…
ゆっくりと顔を後ろに向ける。
「あん時ってなに。」
「…………」
「あ、あんた覚えてるの!?」
「………覚えてない」
「うそつけー!今の間はなんなのよ!?」
今度は流川の方が決まり悪そうに後ろを向いた。そのまま側にあったペットボトルを口に運ぶ。
「こら待て!待ちなさい流川!」
「…うるせーな。覚えてねーって。」
問い詰めてどうしようって言うんだろう?でもとにかく覚えてるのと覚えてないのじゃ全然話が違ってくる。
今にも逃げようとする流川を追いかけているとき、ふとあの元凶、リョータの声がしてきた。
580流川×彩子さん:2006/05/30(火) 00:03:32 ID:yEFJmHu4
「いいか〜花道!今度こそ!!!」
ギクッとした。少しだけ見える部室の中から目に入ったのはどこかで見たような光景。
2人は向かい合って座り、その間には紐につるされた5円玉。
「〜〜〜!!!!!?????」
見ると流川は動きを止め、またもや2人に見入っている。
大声で言えばリョータもやめただろう。でもなにせ慌ててしまって流川にその催眠術を聞かせないようにすることしか思いつかなかった。
「や、待って。流川っ!ちょっと!!」
慌てて流川の耳か目をふさごうと思ったがどうやっても手が届かない。そして…。
「お前のやりたいようにやっちまえ!」
声が体育館中に響いたように感じた。

耳を疑う言葉に思わずリョータを見る。
「リョ、リョーチン!何てことを!!!」
ガタガタとそこら中の物にぶつかりながら桜木花道が大げさに驚く。
「オイ花道お前なに想像してんだよ。」
ヘラヘラと笑っているリョータが憎い。
本当何てこと言ってくれちゃったのよー!!??


流川が怖くて見れない。
とりあえずこの前のことから言って気分が悪くなるに違いない。その間に逃げよう。
そう決心してチラリと流川を見る。
流川も私を見ていた。目はこの前と同じうつろな目。
蛇に睨まれた蛙のように身動きが取れない私。
(えぇー!?これもうかかちゃってるんじゃ!!??)
やばい。もう逃げるしかない!
思い切って走りだしたのと、流川の大きな手が伸びてきたのとはほとんど同時だった。
「リョ…っ!!!」
私の口をふさぎ軽々と抱え上げ、ボールを直してある倉庫へと連れて行かれる。
遠くの方で私の一瞬の声に気付いたらしいリョータが部室から出てきたのが見えた。
『お願い気付いて!お願い!!』

「あれ!?アヤちゃんの声したと思ったんだけどな〜!」
「やばいぞリョーチン。幻聴まで…ぷぷぷ」
馬鹿にしたように笑う桜木花道をリョータは赤くなりながらボコッと蹴った。
そのまま2人は話しながら体育館を出て…
そして…



電気が消えた。
581流川×彩子さん:2006/05/30(火) 00:08:53 ID:YbJp+SiF
すみません。
まだここまでしか書いてないんです…。

また明日以降にまとめて書かせてもらおうと思ってますが、もしスレ違いだと不快な方がいらっしゃったら
別の話にしようと思ってます!

なんだかよくわからない話ですみません!!本当暇つぶし程度で読んでくださいね。
582名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 00:49:21 ID:KXgLMaR3
いや分かります良く分かりますから
続きプリーズ!
583名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 02:47:43 ID:4FwKKvTv
いや、そのままで突っ走ってください。楽しいよ。
584名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 17:06:03 ID:KXgLMaR3
585名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 17:13:34 ID:KXgLMaR3
586名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 22:01:06 ID:uwfGwHMJ
おもしろい!彩ちゃんと流川のやりとりが笑える。
続き楽しみにしてます。
587名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 04:04:52 ID:37JwyEID
流川!やりたいようにやっちまえ!!

続きを楽しみに待ってます(;´Д`)ハァハァ
588名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 02:10:27 ID:HNHuCG8g
女キャラって、あとは春子の友達とか?
589名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 00:11:58 ID:b968hCNl
ここのミッチーすごいかっこいいな。
興奮した。また頼む。

期待あげー
590名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 11:22:25 ID:a0cpnat3
流×綾めっちゃイイ。
状況がリアルに脳内に思い浮かんできますよー。
職人さんGJ!!
続き、期待してますー。
591流川×彩子さん:2006/06/05(月) 00:22:25 ID:LKsvnXhb
本当に読んでいただいてうれしいです!
レスまですごい!!本当ありがとうございます!!

でも流川って本当難しいんですね…。エロも難しい!
とりあえず書き終わりましたので載せさせていただきます。
最後までキチキチ感が続きますがよければ読んでください。
592流川×彩子さん:2006/06/05(月) 00:25:54 ID:LKsvnXhb
真っ暗な倉庫の中

流川は私を後ろから捕らえたまましばらく動いていない。座っているマットが妙に冷たく感じる。
早く打つ心臓の音が私をどんどん焦らせていく。どうにかしてこの状況を振り切ることを考えていた。
ふと口にあった手の力が抜ける。
「るっ…」
「先輩」
耳元で聞こえる流川の低い声に身体が固まる。私の肩に頭をうずめ、子供のように抱きしめてくる。
胸の奥がきゅうっと締め付けられ息苦しくなった。
「る、流川…。」
祈るような気持ちで名前を呼ぶ。どうすればいいんだろう。

大きな身体。私をすっぽりと包んでくる。
何も見えず、何も音のしない倉庫で、嫌でも背に感じる低めの体温と静かな息遣いに集中してしまう。
手首を握ったときとは対照的に壊れ物でも触れるように流川は優しく包んで、頭となく首となくキスをしている。
「先輩。すげー…好き」
うっとりとつぶやく声に一気に顔が熱くなるのを感じた。
こんなことを言うヤツじゃない。悔しくても嬉しくても感情を表に出すのを嫌がるような男だ。
催眠術のせいだろうか。純粋に素直な気持ちを直接ぶつけてくる。

夢のように何度も私を呼ぶ低い声。呼ばれるたびに理性の箍が外れていくようだった。
暗闇の中で流川の想いに全身が包まれているような錯覚に陥る。
(今だったら逃げられるかも…)
ボンヤリと思ったこともふわりと消えていく。なんだか別人のような流川にこのまま流されてもいいような気持ちになっていた。
ぼーっとした無表情な男にここまで素直に求められることは2度とないだろう。それに…ダメだ。私スキンシップに弱いんだ。
大きな手が私の半そでから出てる腕を確かめるようにゆっくりと滑っていく。サラリとした肌の感触が心地よかった。
指までくると包むように握ってくる。

肩からまとめていた髪がはらりと落ちてきた。
「こっちの方がいい」
流川を見ると少し笑ったように見えた。
(あれ?なんか…)
一瞬何かが浮かびそうになったけど、当然のように重なった唇がまた頭を白くする。
不思議な気分だった。初めて会ったときはまだ私と同じくらいの身長だった流川。声もかわいくて弟みたいに思ってた。
それは背が高くなっても声変わりしても変化はなくて…。
(その流川とキスしてるんだ)
ある種の背徳心がなぜかこの状況を一層甘美なものとしていた。
593流川×彩子さん:2006/06/05(月) 00:29:21 ID:LKsvnXhb
薄い唇は2、3度触れては離れる。背に伝わる流川の体温がまるで突然生き返ったかのように上がり、はげしい鼓動が胸辺りに触れる手から伝わってくる。
(興奮してる)
そう思うと、巻き込まれたように私の鼓動も早くなってきた。
触れるキスにじれったさを感じ、流川の頬に手を添える。少し驚いたようだったが、次に触れた唇から若干薄めの舌が入ってきた。
先端部分だけの侵入。舌を絡ませると遠慮なしに奥まで入ってくる。
キスに夢中になっていると、髪に触れていた手が頬へと下がり、肩を伝ってウエストまで降りてきた。
そのままTシャツの上からすくうように胸を包まれ少し身体をよじる。
唇が離れ、流川の顔を見つめる。当の流川は少し身体を離し自分の手の中にある私の胸を見ている。
「…ちょっと…」
Tシャツ越しとは言え、直視されて恥ずかしくないわけがない。
顔を背けているとボソリとつぶやく声が聞こえてきた。
「…でけー」
カァッ!と血がのぼる。
「これ、本物?」
「あ、当たり前でしょ!?」
やだ!やっぱり…やっぱりこいつ正気に戻ってる!!!
流川の急に上がった体温と早くなった鼓動。引っかかっていたものが一つに繋がったような感じがした。
なんだか急に恥ずかしくなった。正気だということがわかっていても敢えて聞く気にはなれない。
真っ赤になっている私の顔を流川が不思議そうに眺める。
「なに」
「あっ!?…んんっ!」
するりと流川の冷たい手がTシャツの下から入ってくる。乱暴にブラの上からぐにゃりと握られた。
薄く目を開けると少し笑っている流川が見える。
「悪かったわね。知らない間におっきくなっちゃったんだもん。…仕方ないでしょ」
そっぽを向きながら途切れ途切れで答える。一瞬流川が、え?って顔をしたけどすぐに胸のことを言ってるんだとわかったようだった。
胸に視線を戻す流川。
「…あぁ」
(あぁじゃないよ!すごい恥ずかしい!!なんで私もまた話し戻しちゃったんだろ!?)
今度はぷっとはっきり聞こえる声で吹き出した。なんかもう恥ずかしすぎて泣きたい…。
脱力してしまった私のTシャツを無言で脱がせ、ゆっくりと私をマットに倒し横から覆いかぶさってくる流川。
「あっ…」
ブラが外れて視界の端に落ちた。
「る…んぁっ!」
「カッコイイ。ここも。…全部。」
突然流川が胸の突起に舌を這わせ、片手で背骨をなぞる。仕草一つ一つに体がぞくぞくするのを感じた。

期待している。流川に触れてもらうことにもはや期待してしまっている。
594流川×彩子さん:2006/06/05(月) 00:32:42 ID:LKsvnXhb
恥ずかしいほど硬くなってしまった私の乳首を、なお円を描くように舐めながら、流川の指がスパッツの上から私の割れ目をなぞってきた。
体がビクンとはねる。
「ん!!だめっ!やめてぇ!!」
足をきゅうっと閉じるが指がうごめくのを止めることができない。
「んっんっんん!!」
強弱をつけながら、私のクリを中心に攻めあげてくる。目を閉じて波のように襲ってくる快感にただ耐える。
すでに自分でも分かるほど濡れていた。きっと…スパッツの上からでもわかってしまうほどに…。

くちゅ…
「!!」
耳をふさいでしまいたいほど恥ずかしい。溢れるほど濡れているであろうそこからいやらしい水音が倉庫内に響く。
「へぇ…」
流川の声で恥ずかしさが一層増す。ずっと前から知っている流川にこんな痴態を晒すことが耐えられなかった。
「先輩すげーやらしい格好…。そんな気持ちいい?」
「ゃあっ…い、言わないでぇ!」
完全に流川に支配されていた。この状況に興奮している自分が信じられない。
「こんな濡らして…やめらんねーよ。」
そう言うと同時に流川の呼吸は荒くなり、そのまま私のスパッツを下着と一緒に取り去った。
反射的に閉じようとした足の間に流川は身体を入れて、そのまま上体を倒しすでにぐちょぐちょのそこに口をつけてきた。
「んぁあっあああ!」
「…溢れてる。」
クリの部分を舐め、割れ目を伝い舌を挿入する。気が狂いそうに感じてしまう。
流川がTシャツに短パンを着ている前で私だけ裸でこんなにも乱れさせられているなんて。
「流川…お願い流川のも…」
「…」
「触れさせて。あっ…お、お願いっ」
「いーよ。俺は」
「どうして?…!ひぁっ!!あぁん!!」
ごまかすように流川が私の中に指を入れてくる。長くごつい指が出し入れされるたびにしぶきが飛ぶのが見える。
「先輩。1本じゃ全然足りねんじゃねーの?ヒクついてる…」
意地悪くそう言うともう1本ゆっくりと挿入されてきた。中に入ったと思うと指を折ったり広げたりしながら刺激される。すでに何も考えることができなくなっていた。
「あぁあっきもちい…い!るかわぁ…!」
2本挿入しながら親指でクリを弄られ腰が浮いてしまう。舌も加わり気が狂いそうだ。
「あっあっ。る、かわ…お願い、いれてぇっ!んん!!あぁっ!」
595流川×彩子さん:2006/06/05(月) 00:48:27 ID:LKsvnXhb
その言葉を聞き上体を起こす流川。
快感から開放され、荒く息をつきながら流川を見る。
「…お願い」
流川が少し笑ったように見えた。覆いかぶさり頬にキスをしてくる。
同時にまた指が挿入され今までにないほど激しく出入りを始めた。
「!?あああっ!いぃっ!んん!!やぁあ!」
「俺いーから。先輩イッて」
耳元で囁かれると蜜が溢れるのがわかった。我慢できない。
「もう…ダメェっ!!!いくぅっいっちゃうぅ!!」
「ん。見せて。見たい。」
流川が優しく私のまぶたにキスした瞬間、頭も身体も真っ白に溶けていくのを感じていた。


「本当よかったの?入れなくて」
私の直接的な言い方がまずかったのかうつむいたままビクッと身体を揺らす流川。
部活で着てたTシャツをバックに入れて、制服を着ながら流川を見る。
さっきから自分の大きくなったものが治まるのをうずくまって待っているらしかった。
(まぁ短パンだと目立つもんな〜)
ぼんやりと思いながら制服を着終わった私もその場に座って流川の回復を待つ。
「ね〜〜どうしてそんなになるまで我慢すんのよ?病気になるわよあんた。」
「……うるせーな」
「ね、ところでさ、いつから正気になってたの?」
「……………」
急に無口になる流川をかわいく思いちょっと笑う。
多分、正気に戻っていたにしろ操られてこんな状況になった手前、最後までしてしまうのは流川も気が引けたんだろう。
「別によかったのに」
ボソリとつぶやいた言葉にまたもやピクリと身体を震わせる流川。
(かわいいやつよ)
スケベ親父のようなことを考えながらその後、落ち着いた流川に家まで送ってもらう。
一緒に歩きながら、今夜は主導権を流川に握られていたことに多少くやしさを感じていたので、
次はきっと主導権を握って見せると誓った。



次の日、集合の号令でみんなが集まりかけてるとき、目が合った私に部員に気づかれないよう流川が軽くキスしてきた。

それだけで真っ赤になってしまった時、主導権とか無理だなと悟るのだけど…。
596流川×彩子さん:2006/06/05(月) 00:51:14 ID:LKsvnXhb
終わりです。
すみません挿入はどうかなと思ったのでこんな終わりになってしまって…!!

職人さん待ってます!!色々読みたいです。

今ムカデがでました。ちょっと退治してきます。

それでは本当に読んでくれた方ありがとうございました!またなにか出来たら載せますのでよろしくお願いします。
597名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 11:42:06 ID:4Q1XAOfu
お疲れさま&GJでした!
挿入なしでも充分エロかった…!(*´Д`)=з
逆にガマンしちゃう所が流川らしくて良かったです。

ちょっと前に三井×晴子を書いた者ですが
今暇つぶしに木暮×彩子書いてます。
できたらまた落としに来たいと思います。
598名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 22:45:05 ID:tafLvCt1
お疲れ様でしたー。
楽しんで読めました。
挿入ないほうが、余計に萌えでしたw
また次回も期待してますよ!
GJ!!

小暮×彩子も待ってますー。
期待上げ。
599名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 00:38:07 ID:RLI0bm8G
GJ!すごくイイ。
流川カワイイ。彩子さんエロス。
特に流川なんかは普段クールでバスケ一色なだけに萌える。
彩子さんもカワイイな。彩子さん視点の話、好きだ。セクシーだし、ドキドキする。
GJでした!
600名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 23:00:54 ID:OCTTmb7H
GJ!流×彩、続きがあるとしか思えない・・
次回は本番まで遠慮なく逝ってください流川さん!
勝手に続き待ってます〜
601名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 04:47:19 ID:swYla5ro
流×彩いいですね。小暮×彩子も楽しみにしてます

個人的に三井×晴子また読みたいです!
602名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 08:57:10 ID:a26c4Tb6
保守あげ
603三井×晴子:2006/06/17(土) 12:56:24 ID:/KQlQx4/
497さんの影響を受けて
チャレンジします!


赤木晴子…
あいつが入学した頃には、俺はすっかりバスケから遠のいていた時期
でも、あいつが入学したのだけは覚えている。
あのゴリラの妹が入学してきたんだけど、それがものすごい美少女だと
噂はすぐ耳に入った。
物好きな仲間達に連れられ、見物したわけなんだが
俺は、一瞬呼吸をするのも忘れてしまった。
確かに、美少女だ、でも何だこのどきどきする感覚は?
もしかしてこれって…
不良が何少女漫画みたいな事考えてるんだと頭をふり
仲間の首根っこひっぱってそのときはクールに立ち去った。
「いくぞ!」

それからしばらくして
俺はバスケ部にもどった、本当はもっとかっこいい感じで戻りたかったんだけど
あの時、安西先生の元にどうしてももどりたいって思って
なりふりなんかかまってる余裕がなかった
バスケ部に戻って分かったこと、
赤木晴子は毎日流川楓を見に来ている事
赤木晴子は流川楓にどうやら片思いをしている事
「あんたもマネージャーになれば何時も流川をそばでみれるんじゃねえの?」
急に声をかけられて、慌てて振り向くあいつは
俺が今まで付き合ってきた女からするような香水のにおいではなくて
何だか柔らかい優しい香りがした。
「せ…先輩!お疲れ様です!!あの…あの…私そんなつもりで練習見に来てたわけじゃ」
顔をまったかにして身振り手振りで否定するが
全部ばればれで、また、胸がきゅうっと痛くなる。
「まぁ…いいんだけどよ」
顔もみずそっけなく立ち去る、あいつは今どんな顔してるのだろうか…
また、何事もなく流川を見てるんだろうか…
604三井×晴子:2006/06/17(土) 12:57:20 ID:/KQlQx4/
初めて三井先輩と会話らしい会話をしたような気がする。
ぶっきらぼうだけど、後輩の面倒はちゃんと見る優しいしっかりした人だと言うのは
見ていてわかるけど、たまにちょっと怖い
そっけなくされた時の、ちょっと寂しいこの気持ちは何だろう?
フォームが綺麗な三井先輩につい目がいっちゃうのを気が付いて
うっとうしいと思われちゃってるのかな?
ぼ〜っと紅白戦を見ていると、彩子さんに肩をたたかれる。
「晴子ちゃん、もうこんな時間よ!まだいたの?」
「え?」
時計を見るともう9時
「お兄ちゃんは…?」
「先輩は用事があるからって今日は早上がりしたのよ」
流石に一人で帰るのは怖い時間帯…
困った顔をしていると、彩子さんが気を利かせ流川くんを手招きする。
「流川、あんた晴子ちゃんおくって行きなさいよ」
何だか少しむすっとする流川くん、
嫌なんだなと言う気持ちだけは伝わってきて
私はいたって明るく振舞う
「大丈夫ですよ、一人で帰れますから」
「俺、同じ方向だし、送っていってやろうか?」
この空気を割って入ってきてくれたのは三井先輩
もう、制服に着替えていて、カバンを肩にかけてひょっこりと現れた。

何だか困ってるあいつがいて
本当は彩子と帰りたい流川が露骨に嫌な態度をあいつに向けている
何だかピンチに陥ってそうな感じで
俺は思わず割って入ってしまった。
あのむっつりが彩子の事を好きなのは部員なら知ってる事だが
鈍感なこいつにはわかんねえんだろうな
605名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 14:52:41 ID:zoEj0gGm
みっちゃん来てたー。
続きを期待してます。
606名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 19:22:43 ID:DQFqqhgD
さりげに流彩入ってていいすね〜
607名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 00:21:28 ID:KvoSyH5L
切ない気持ちのミッチーが可愛い。
続き待ってまーす。
608名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 08:57:57 ID:fuHEMOvm
鈍感な晴子かわいそう。続き楽しみにしてます。
晴子さん大好き
609三井×晴子 ◆KP0oiqayQE :2006/06/23(金) 01:27:25 ID:AdRHcwJA
まさかコメントいただいてるとは思いませんでした!
頑張って続き書きますね!
時間はかかるけど
生暖かく見守っててください><
610三井×晴子 ◆KP0oiqayQE :2006/06/24(土) 00:21:33 ID:xip+KyY2
三井先輩が自転車を取りに行くからと
校門で待っている。
お兄ちゃん、帰るなら一言言ってくれればいいのにな…
ぼんやりと星を見ながら思っていると
彩子さんの声
「じゃあ、お先にね」
隣には流川君…もちろん私の方はちらりとも見ない
流川君は、彩子さんと帰りたかったのか…鈍い私でも
何となく空気で気が付いた
「気をつけて帰ってくださいね」
私は、相変わらず鈍い私のふりをして、二人に笑いながら手を振る
二人の姿が小さくなっていくと、
あの時に気がつけなかった自分が悔しく、少し寂しくい感情が一粒の涙として
こぼれた
「おい、またせたな」
慌ててこぼれた涙はぬぐう
三井先輩は何食わぬ顔をする。

「カバンよこせ、後ろ乗っけてってやる、その方が早いからな」
確かに今、泣いてたよな…
小さな肩が、よりいっそう縮こまって小さく見えて
何だか自分がこいつを守らないといけないような気分になる
事実上失恋が決定したこの女を哀れに思ってって言うんじゃなくて…
何ていったらわかんねぇけど…
遠慮がちに自転車の後ろに座るのを確認すると、俺はぶっきらぼうに
「振り落とされないようにがっちりつかまれよ」
っと顔を見ないで言うと、はいという小さい声とともに
さらに遠慮がちに腰に手が回された
細い腕だな…なんて思いながら自転車をこぎ始めた。
611三井×晴子 ◆KP0oiqayQE :2006/06/24(土) 00:38:52 ID:xip+KyY2
ゆるやかな上り坂を登りきると私の家が見えてきた
「おう、ついたぞ」
「ありがとうございました」
お辞儀をすると、三井先輩はおもむろに自転車を降りる
「先輩?」
何をするのか分からず見ていると、チャイムを鳴らして
インターホンの応答に三井先輩が話しかける
「夜分遅くすみません、赤木君と同じ部活の三井と申しますが
晴子さんを送らせていただきまして…」
家のドアが開くと、お母さんが顔を出す。
「あらあら、わざわざすみません、晴子、遅くなるときは電話しなさいって
あれほど言ったでしょ」
「いえ、僕達も晴子さんを引き止めてしまって、あまり怒らないでおいてください」
深々と頭を下げる三井先輩
私が家族に怒られないために気を使ってくれたんだ…
「あら…三井さんの前でごめんなさいね」
「じゃあ、僕はもう遅いのでこれで」
自転車で去っていく三井先輩の後ろ姿をお母さんと見送る。
「なかなか良い彼氏なんじゃないの?礼儀正しいし、綺麗な顔よねぇ」
ふふふと笑うお母さんに、そんな関係じゃないわよと反論すると
「晴子」
お兄ちゃんの不機嫌な声
「お兄ちゃん、帰るなら一声かけてよ」
「三井とはあんまり深くかかわるな」
「どういう事よ、送ってくれたのに、そんな言い方ないわ」
お兄ちゃんは大好きだけど、何だか三井先輩を否定されたのは
はらがたった
「あいつは…女に手を出すのが早い…女関係であまり良い話も聞かない
そんなやつに妹を任せられるか」
私は何も反論できないままお兄ちゃんの背中を見送った

とりあえず、これでおとがめはないだろう
もう一坂上ると自宅に到着する。
バスケから離れていた頃は、顔が好みの女をとっかえひっかえしてた
酷いふりかたなんて日常茶飯事でしてた
おそらくろくな死に方しないだろうなぁとか
そのうち女にさされるだろうななんて考えながらすごしてた。
でも、今日のあいつの後姿は本当に儚くて
抱きしめてしまいそうな衝動になった…
毎日、あいつのこと考える、あいつが視界に入るだけでどきどきする
あいつと会話しただけで何だか機嫌がよくなる
どうしても俺だけを見てもらいたい
流川を見てるあいつにはいらいらする…これってさ…
「初恋ってやつか?…がらでもねぇか…」
まさか自分からそんな少女漫画みたいな単語をあてがわれる日がくるとはな
でも、これってもう隠しようがないだろう…
あいつの腕の感触がなんとなく残ってる…細い腕、小さい手
胸がどきどきしてきてまた眠れそうになくなった
612名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 02:06:26 ID:wVzw+08B
晴子さんかわいい、そして切ない
続き楽しみにしてます
613名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 11:14:26 ID:YcVY8lGp
初めて来ました。一気に全部読ませていただきました。
ここの職人さん全員ネ申レベルじゃないですか!素晴らしい!!
エロ描写ではないところも萌えどころ満載で、トクントクンキューンしてしまいました。
彩子さん、イイですね〜!!
614名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 16:24:18 ID:pgKhjei/
ここ読んでからスラダン1巻の
流川と彩子さんの初顔合わせシーンを読むとニヤニヤしてしまうwww
彩子さんに肩抱かれて、ちょっと微笑んで挨拶する流川萌え。
615名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 15:02:41 ID:fvi8QllT
三井×晴子 期待age
616名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 01:33:24 ID:TdLY0DZ+
>>614
あれはヤバイ
流彩いいよ流彩(;´Д`)ハァハァ
617名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 01:50:17 ID:cOz5zjT+
清田と晴子読みたいなぁ
618三井×彩子:2006/06/29(木) 02:19:29 ID:fffz+VzU
最初は眺めているだけで良かった。
汗を流しなが懸命に練習に打ち込む姿や、仲間と馬鹿みたいに笑う姿。
時折私に微笑んでくれるその笑顔が余りに輝かしくて、こっちまで嬉しくなってしまう。
あの人の姿を見ているだけで、嫌な事も辛い事も忘れられそうな気がした。

それが今となっては胸を締め付けるだけで、呼吸さえ出来ないくらい苦しくて
考えたく無いのに、気付けばあの人の事ばかり想っている。
そう、24時間いつだって。
貴方は私の事、只の都合の良い女としか思って無いでしょうね。
分かっているからこそ、余計に想いが募る。

こんなに辛いなら貴方と出会わなければ良かった、最近ではそんな事すら思う。
きっと病気なんだと感じる。
世界が滅びて私とあの人だけの世界になればいいのに。

欲望が増して行く自分を止める術を知らない。
誰か、助けて―――。

夏休みに入って幾日か過ぎた頃、今日は特に日差しが強く、湿気と熱気、
それに加え男だらけのこの体育館はより一層暑さを増した。

誰一人暑いと愚痴を言わず、練習に打ち込む姿関心しながらも
余りの暑さの所為で倒れそうになるのを彩子は必死に堪えた。

マネージャーの、しかも動いていない自分が体調を崩すなんてメンバーに失礼である。
しかも明日は陵南との練習試合ともあり、全員気合が入っていた。

「おい、大丈夫か?」

気が付けば彩子はしゃがみ込んでいた。
頭上から声がしたと同時に顔を上げると、汗を流した三井の姿があった。

「ぁ…先輩…すいません。平気です。練習続けて下さい」

「そんな事言ってもマネージャーがこんな状態じゃあ、練習に打ち込め無いぜ」

苦笑いを浮かべる三井に心底困る彩子。
619三井×彩子:2006/06/29(木) 02:21:26 ID:fffz+VzU
「いいです、平気です。明日は試合なんですよ?
練習試合と言えども相手は仙道率いる陵南ですからね…気にしないで下さい」

感情の無いセリフを並べた。
遠くからリョータの「彩ちゃ〜ん、保健室行きなよ〜〜!」という声がする。

どうして三井先輩がわざわざ来てくれたのだろう、とついつい深読みしてしまう。
そういえば、暑さの所為だけじゃ無い気がする。
朝から身体がだるかったが、素知らぬ振りをして家を出て来たのだ。

「みっちー、早くー!」

花道の声がした。

「はら先輩、桜木花道が呼んでますよ?ただ暑いだけですから…ホント平気なんで…」

成るべく側にいて欲しく無い、早くあっちに行って。

「ふぅ〜、本当素直じゃねーのな」

三井はそう言うと彩子の腕を無理に引っ張った。
男の骨ばった手と大きな手が彩子の身体を軽々と持ち上げる。

「せ、先輩…!な、な、何ですか!?」
「保健室?」

三井はそれだけ言うと戸惑う彩子を体育館から連れ出した。
背後で男達の声が聞こえる。
「三井さーん!俺が行きますよ!」とリョータが叫んだが三井は手を振った。

「37度8分…こりゃ完璧風邪だな…無理すんじゃねーよ」

保健室のベッドで無理矢理寝かされ、遂には体温計で熱まで測られた。
三井は呆れ顔だったが、この熱は風邪の所為じゃ無いかも、彩子はそう思う。
620三井×彩子:2006/06/29(木) 02:23:39 ID:fffz+VzU
おかしい、おかしいに決まっている。
こんなに近くに彼を感じたのは初めてだったし、
どうしてこの人の前だと素直になれないのだろう。
目を合わす事すら恥ずかしくて、言葉を交わすのでさえ億劫になってしまう。
本当、狂っているんじゃないかと自分でも思ってしまう程で。

「す、すいません……こんな時に風邪なんて…明日までには絶対治しますから」
「ま、無理すんじゃねーよ。今日はもう帰れ」

三井はそう言うと彩子の頭をぽんぽんと撫で、保健室を後にしようとした。

「あ!先輩…!あ、あの…ありがとうございました」
「おう」

何気ない会話だが彩子にとってはとても重い一言。
布団に潜ると馬鹿みたいに顔がにやけ、先程撫でられた頭に触れてみた。
思わず、声を出して笑いそうになるのを必死に堪え、彼の顔を思い浮かべる。

あー…私完璧恋してるわ、三井先輩に。
どうしてだろう、何で彼なの?
何時の間にか目で追っていて、気が付けば気になり出して。

素直に想いをぶつけて来るリョータとは全く正反対で
ぶっきら棒で言葉使いも悪いけど本当は優しくて、頑張り屋で…しかもカッコいい。
ヤバイな…部活で恋愛なんて御法度みたいなもんなのに、練習に響かなきゃいいけど。
って!私何妄想してるんだろ、先輩は私の事なんて眼中無いだろうに。

「はぁー…こんなんじゃ熱下がらないじゃない…」
621三井×彩子:2006/06/29(木) 02:26:28 ID:fffz+VzU
翌日、無事熱も下がり、彩子は元気に部活に顔を出した。
陵南との試合は2点差という接戦で、何とか湘北が勝利した。

「やっぱこの桜木花道のおかげっすねー、ね?彩子さん?」
「阿呆が…お前ほとんど試合に出てねーし」
「ふふふ…流川やきもちはみっとも無いぞ、やきもちは」
「勝手にほざいとけ」

やけに機嫌の良い花道と相変わらずの流川。
夕暮れ迫る帰路で不意に目を反らすと、嬉しそうに笑う三井の姿が彩子の瞳に写る。
彼の姿が彩子には眩しくて、思わず昨日の事を思い出す。

「何ニヤけてんの?彩ちゃん」
「え?あ?ははっ……つい嬉しくて」

リョータは鈍感だし、誰もこの想いに気付かなくていい。
自分の中にそっと閉まって置こう。

淡い恋心はいつしか開花していて、枯れる術を知らないだろう。
せめて先輩がいるまでは好きでいさせて――、夕日を背に彩子は心から願った。

それから何日か過ぎた日、相変わらず暑い日々が続き、男達の練習も同じように続いた。
彼にタオルを渡す時でさえ、緊張してしまい、心無しか震えているような気もする。
避けているつもりは無いが身体が反射的に三井を避けてしまうのだ。
好きだからこその行為に彩子自身も戸惑った。
本当はもっと話したいのにそれが上手く出来ない、そろそろ嫌気がさしてきた来た。

「なぁ?お前最近変じゃない?」
「え」
「なんつーか避けてない?俺の事?」
「え?何言ってるんですか?至って普通ですから」

ある日、練習の後、三井が尋ねて来た。
一瞬、心臓が飛び出てしまうのでは無いかというくらい彩子は驚いたが
平然を装い、素っ気の無い返答をする。

「…普通じゃねーって…俺何かした?…何かしたなら謝るけど」
「だから…普通ですよ…いいから、もう帰って下さい。先輩には関係無いですから」

思わず出てしまった言葉にはっとして口に手をやる。
無表情な上にこんなセリフ、誰が見ても怒っているようにしか見えないだろう。
内心は違うのに、こんな言葉言いたくないのに。
ただ彼が隣にいるというだけで鼓動がいつもの100倍早く鳴っているような気がした。
622三井×彩子:2006/06/29(木) 02:28:44 ID:fffz+VzU
「……あ、そう…」

先程までとは違う明らかに低い声で呟くと、
三井は持っていたボールをおもむろに床に叩き付けた。
ビクっと彩子の身体が強張る。

静まる体育館は気が付けば、他の部員は誰もいない。
いつも彩子を待っていたリョータは今日は体調不良で練習に顔を出さなかった。

「別にどーでも良いけど、そんな態度止めた方がいいぜ」

すっと立ち上がり、彩子の前を通り過ぎた。
足早に体育館を歩くバッシュの音がスローモーションで彩子の鼓膜に響く。

胸が抉られたように痛む、きっと嫌われる。
いや、もうとっくに嫌われたかも知れない。
心臓が爆発しそうだ。

「ま、待って!!」

気が付けば、三井の手を取っていた彩子。
自分でも分かるくらい顔が赤く染まり、涙で視界が滲んで行く。

「違うんです…あ、あたし………なんです……」
「え?」
「す、好きなんです、先輩の事…ずっと前から…だ、だから……避けてたんです…
好きだから……あんな…態度しか取れなくて…すいません……」

一生閉まって置こうとした想いを伝えてしまった。
声は情けない程震え、足まで震えているのが分かる。
怖くて三井の顔を見る事さえ出来ない。

「あ、あはっ…ごめんなさい…忘れて下さいっ…」
「………そう…で?」
「で?って…だから……忘れて下さい…!」
「……俺も好きって言ったらどうする?」
「はい?」

訳が分からず、彩子は思わず顔を上げる。
その瞬間、視界が暗く染まった。
何が起きたのか理解出来ない、目を開けば三井の顔が触れるくらい側にあり、
大きな手がすっぽりと彩子の頬を覆っていた。
更に唇が塞がれ、息をする暇も無い激しい口付けへと変わって行った。
623三井×彩子:2006/06/29(木) 02:33:17 ID:fffz+VzU
「…ちょ…先輩……やだっ…止めてっ……」

三井のいきなりの行動に戸惑いを隠せない。
拒んでも拒んでも、止まないそれは余りに熱く、蕩けてしまいそうで
絡み合う舌と、頬を伝う唾液が大人の口付けだと思わせる。

支えきれない彩子は武舞台へ体重を預ける。
三井の舌が首筋へ這うと、ぞくっと鳥肌が立った。

「せ、先輩…!待って…!こんなの…嫌です!離して下さい…!」

心の底から三井を想っている、しかしこんな状況望んでいなかった。
それに三井の気持ちも曖昧で、自分の想いが純粋だからこそ彩子は余計拒んだ。

「……お前俺の事好きなんだろ?…俺も好き。何か文句あんのか?」

「え…嘘…ですよね?しかも文句あんのかって…
ただヤリたいだけなんじゃないんですか!?」

「あぁ!?細かい事言ってんじゃねーよ、犯すぞ」
「はぁ!?何言ってんですか!今真に犯そうとしてましたよね?」
「あー、うるせぇな…細かい事言ってんじゃねーよ!」

信じられない、絶対嘘だと思った。
だって先輩の表情はいつもと同じ、もし私と同じ想いならもっと顔が赤くなったり
恥ずかしがったり、どもったりする筈。
それでも、心の底で(あー、この人は無表情なんだ、
こんな表情してるけど本当は照れてるんだ)そう期待を抱くしか無かった。
それくらい好きだったから、ヤリ目なんて思いたく無かった。

三井は無理に彩子の手を引き、物置へと連れて行った。
微かに埃臭いそこはマットやボールがおもむろに置いてあり、
学生同士が情事を交わすのにはうってつけの場所なようにも思える。

三井はマットの上に彩子を組み敷くと、先程の続きを誘うように
首筋に舌を這わせ、服の上から乳房に触れた。

「ちょ…せ、先輩…ん…駄目…いやっ…」
「…ほんとは嫌なんかじゃねぇだろ?つーかお前初めてじゃないよな?」

首を振る彩子を見て、三井は驚いたように目を開いた。

「マジ?嘘っ…宮城とヤリまくりだと思ってたし。
ま、直ぐ良くなるから大丈夫だよ」

胸が軋むように痛んだ。やっぱりそういう目的だったのね。
それに、先輩は嘘を付いているから。
それでも、この一瞬を手放したくなくて、彩子は三井の背に腕を回した。

「先輩……好き…大好き…」

そっと呟いた声は三井に届かないくらいで、目尻から伝う涙が頬を濡らした。
624名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 02:36:42 ID:fffz+VzU
スラダンのスレあったんですね。
全部読んでたら書きたくなったので投下しました。
ただ暫らくスラダン読んで無くて、キャラの言葉使いが微妙…大目に見てください。
多分長くなるかな。みっちーが性悪な感じなので苦手な方はスルーで。
625名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 08:59:42 ID:N/KSjvNq
黒ミッチ―(・∀・)イイ!!!
続きをお待ちしております!
626名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 00:20:20 ID:Q3uNhHfg
三井祭りか!?
三晴も三彩も続き待ってます!
627名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 10:34:43 ID:cBXrkb+A
三井になら犯されても喜ぶ。
628名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 11:53:42 ID:mZH3/q9+
性悪でも、ハッピーエンドならうれすぃ。
629三井×晴子 ◆KP0oiqayQE :2006/07/05(水) 16:05:53 ID:1peMSEte
三井先輩がバスケをやっていなかった時期は
素行が良くなかったのは知っている
でも、今は真面目にバスケに打ち込んでいるんだし
女の人にだらしがなかったのは何となくわかってたけど
最近は、そんな派手なお化粧してる人と歩いてるのを見てないし…
あれ…私、昨日から三井先輩の事ばかり考えている?
「よう、昨日は怒られなかったか?」
三井先輩が肩をたたく
「あっ…昨日はありがとうございました」
顔赤くなってないかな…私は何となくうつむき加減で
何だか目を見れないでいる。
「その…なんだ…流川の事は残念だったな?あのさ…」
泣いてたのばれてたの?
流川君に失恋した悲しさよりも
泣いていたのを気付かれた事に私は急に恥ずかしい気分になった
「よかったら…俺と付き合わないか?」
さらりといわれた一言を
理解するのにしばらくかかった…お兄ちゃんのあいつは手が早いからか
かわるなという言葉があたまに浮かんだ
「先輩?それ、失恋した可愛そうな女を慰めるために言ってるんですか?
先輩…それは優しさじゃないです。」
あぁ…こんな事口走るはずじゃなかったのに…
もしかして本気で言ってくれてたのかもしれないのに…
でも、どうしてか素直になれない
「お兄ちゃんから、三井先輩は手が早いからかかわるなって
昨日言われました…それってこういう事だったんですね」
私はうつむいたまま一気に言ってしまった。
かわいげない…なんでこんな風にしか言えないんだろう…
三井先輩が私の頭を数回ぽんぽんと撫でてくれた。
630三井×晴子 ◆KP0oiqayQE :2006/07/05(水) 16:18:55 ID:1peMSEte
まさか赤木にそんな事言われてるとはな
まぁ、過去の行いが悪いんだ、しょうがねぇ
でも、お前だけは譲れないんだよ
「俺の本気を見て、答え出してくれ」
あいつが初めて顔を上げる
きょとんとしている
俺は、赤木に一直線に向かっていく
赤木が俺のほうを見る
「赤木…」
俺は本気だ
「妹さんを俺にください」
おれは赤木の前に土下座をした。
「三井??!」
あせる赤木、顔をあげろと慌てた声が聞こえる
「認めてくれるまでやめねぇよ」
「バカなまねはよさんか!」
「バカ?バカじゃねぇよ、本気なんだよ
お前の妹を俺が守りてぇんだ、文句あっか」
恥ずかしい台詞をさらりといってしまったものだから
何だか顔をあげずらくなった
後ろから軽い足音が俺に近寄ってくる
「お兄ちゃん…」
あいつの声、俺の横に座り込む気配
「私も…三井先輩が…好きです」
まさかの告白に、流石の俺も顔を上げる
横には真っ赤な顔して目に涙をためてるあいつがいる
「三井先輩…私、泣いてた所を見られて恥ずかしくて
ついあんなかわいくない事いっちゃって…ごめんなさ…」
零れ落ちる涙を唇ですくいあげてやる
ここがみんながいる体育館だんんて、このさい無視だ
「おれも、デリカシーなかった…すまん」
小さな体を抱きしめるとやさしい良いにおいがふわりとした
時がとまったような体育館、静寂をやぶる俺の声
「ってことだから、キャプテン、今日だけ早退させていただきます」
満面の笑みの俺、勝手にしろ!っとそっぽを向く赤木
631三井×晴子 ◆KP0oiqayQE :2006/07/05(水) 16:30:06 ID:1peMSEte
「何か、結局俺の部屋で申し訳ないな」
家族が留守で、自分で用意したお茶を差し出す。
「もっとおしゃれなところでデートとかしてやりたかったんだけど」
緊張してるのか、いつもおしゃべりなあいつが言葉すくなく
俺の言葉に相槌をうつだけ
「もしかして、後悔してる?流川の方が好きだった?」
「ち…ちがいます!私、いつも三井先輩の事考えてるって
今日、はじめて気が付いたんです…で、もしかしたら本当は三井先輩が好きなのかもって」
その言葉だけで満足だった
「俺も、お前が入学したときから好きだった…」

三井先輩の大きな手が私の頬を撫でて、目を閉じるように催促をする
私はとまどいながら目を閉じる
男の人の部屋にきちゃうって事は…やっぱりそういう事だよね…
私何も考えないできちゃったけど
ふしだらな子だとおもわれちゃったかな…?
いろいろと頭の中で考えていたけど、三井先輩の唇が私の唇にふってきたら
考えてた事が全部ふっとんでしまった。
「…晴子…その…嫌だったら、もう家に送っていくぞ」
軽い口付けの後、顔を真っ赤にしながら三井先輩が私の瞳を見つめてくれた
私は、首を横にふってしまった。
「三井先輩…私、いけない子かな…その…付き合ったその日に…なんて…」
顔が真っ赤になる
632名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 00:04:35 ID:v7T/h8k3
あががががかわいいいい!!晴子さんかわいいい!!
続きwktk!
633三井×晴子 ◆KP0oiqayQE :2006/07/06(木) 14:18:36 ID:l/AgBTMO
進行が遅くてすみません(汗)
----------------------------------------
その台詞のかわいさに俺の脳天には雷がおちたような衝撃が走った
「俺のものにしたい…いいな…お前の顔見てたらたまらねえんだよ」
微笑んだあいつが一つうなづく
GOサインが最後の砦となり、俺の理性というストッパーははずされた
「優しくする」
歯の浮くようなせりふも、何だかこいつを見ていると、恥ずかしくもなく
口からぽんぽんと出てくる…不思議なもんだな

三井先輩がまた優しくキスをしてくれる
触れるようなキスにまた頭の中がぼーっとする
三井先輩の大きな手が私の頭をなでてくれて、すごい気持ち良い
唇を舌先で何度かなぞると、三井先輩の舌が私の口の中に割って入ってくる
微々たる知識はあるものの、こういうときどう対応したら良いのかわからない私は
三井先輩の動きについていくだけで精一杯で…
「んっ…んっっ」
絡まれた舌から甘い刺激
甘ったるい声が勝手に出て、ちょっと恥ずかしい

女は何人も抱いてきたけど
今日はすごく緊張する
指先が震えてるのばれてないよな…
甘い唇を味わいながら、右手を丁度手の平に収まる胸に服の上から当ててみる
体が少しぴくっと反応するが抵抗はしてこない
胸のリボンをはずし、ボタンを手早くはずしていくと
白いブラに包まれた丸いふくらみが表れる
綺麗過ぎて少しめまいがする
「晴子…綺麗だ…」
「三井先輩…恥ずかしい」
隠そうとする細い腕をつかむと、俺は肌に唇をあてる
手の抵抗がなくなると、ブラのホックに手をかけて上半身を裸にする。
「あっ…三井せんぱ…」
「寿って呼んでくれ」
「あっ…あぁっ…ひ…さし…さっんんっ」
また再び深い口付けをしつつ
ふくらみに手を添える
吸い付くような手触りが心地良い
敏感な頂はさけるように輪郭をなぞりながらやわやわともんでいくと
晴子の甘い声が聞こえてくる
「あぁつ…や…んっ」

もう頭の中が真っ白で
はしたない声を上げて恥ずかしいとか
裸を見られるのが恥ずかしいとか全然考えられない
寿さんが触る場所はどんどん熱くなってきて
私は熱に浮かされたようにあえぐだけ
次の動きが全然読めない私は、ただ体を預けるだけ
ふいに胸の頂がつままれると、甘い電流が全身を走る
「あっっっっ…」
「初めてのわりには敏感なんだか…あ…もしかして経験あったり」
私は力いっぱい首を横に振る
「お…男の人とお付き合いするもの…キスをするのも…こんなことするのも
寿…さんが初めてです」
確認をして満足したのか寿さんは、うれしそうに微笑むと
やわやわと弄んでた頂を口に含んだ。
634三井×晴子 ◆KP0oiqayQE :2006/07/06(木) 14:35:58 ID:l/AgBTMO
乳首を舌で転がしながら時々優しく歯をたてると
晴子の体が小さく跳ねる、涙で潤んだ目でこっちを見ると
俺の欲望も高まってくる。
スカートのホックをはずし、脱がすと
細いけれど肉付きの良い太ももが現れる
胸に吸い付きながら、太ももの内側を触ると
晴子はひときわ大きく体をびくつかせる。
「怖いことはしねーから…俺に任せろ」
耳元でささやくと、晴子が小さくうなづく
そのまま耳たぶを甘がみし、首筋に舌を這わせながら
白い下着越しに、触れてみると
そこはもう布越しでもわかるくらい熱く濡れていた。
「興奮してる?…晴子はやらしいな」
「っ…」
顔が今まで異常にまっかになる
「でも、そういうところも大好きだぜ…」
遠慮なしに下着の中へ手を入れる
薄めの茂みをあっというまに通り越して
蜜の中へ指を絡める
興奮で顔を出し始めたクリトリスに蜜をぬってやると
晴子の太ももが震えた
「あっ…あぁぁっっっ」
優しく押してやると、耐え切れないのか
晴子の華奢な体が俺に抱きついてきた
片手で体を撫でて安心させながら、もう何の役にもたっていない下着をはがすと
透明な糸が名残惜しそうにつっと引かれる
「ぐちょぐちょだな…晴子のここ…うまそうだぞ」
俺、すげースケベな顔してるだろうなと思いながら
晴子に口付けすると、両足を開かせ、俺は蜜を出す泉へと顔を移動させる。
中指を入れて見るが、そこは未開拓の場所
少し抵抗はあるものの、すんなりと受け入れてくれた
中をかき混ぜるように指を動かすと、晴子は少しつらそうな顔をする
「少しだけ我慢してくれ、後でつらくなっちまうから」
指で膣を刺激して、唇で完全に包皮から顔をだしたクリトリスに吸い付く
快感の方が一気に勝ったらしく、晴子は腰をくねくねと動かした。
635名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 17:21:10 ID:bAOMsvUe
>指先が震えてるのばれてないよな…
カワイイゼ、ミッチー。
続きwktk
636三井×晴子 ◆KP0oiqayQE :2006/07/06(木) 19:37:15 ID:x/94iquP
コメントいただけると本当に励みになります!ありがとうございます
---------------------------------------------------------------

「あっ…あぁんんっ…ひさ…さん…ダメぇ…あっっ」
体の奥からこみ上げてくる甘い痺れ
もしかしてこれが…考えをさえぎるように再び頭の中がホワイトアウト…
「イッタみたいだな…かわいいよ…」
寿さんが頬にキスをしてくれる
それすら今の私には敏感に感じてしまう
「晴子…本当に良いんだな…」
切れ長の目、とおった鼻筋、思わず見とれてしまいそうになるが
私は慌てて一つうなづいて返事をする
「寿さんだから…」
「大切にする」
寿さんの体に包まれるように抱きしめられると
体を離して寿さんは何かごそごそとしている
「おい…あんまみんなよ…ゴムつけてるところ見られるのは恥ずかしいんだよ」
あ…そうか…寿さんはそこまでちゃんと考えてくれてたんだ
まったく何も考えてなかった子供の自分が逆に恥ずかしくなる
ついつい目がいっちゃうけど
なるべくそっちは見ないように心がけて私は窓に目をやる
夕焼けのオレンジ色だ…あの告白からどれくらいたったんだろう…
「待たせて悪かったな」
大きな手が髪を撫でる
「もうとめらんねぇからな」
ちょっと真剣な顔…シュートをするときとはちょっと違う真剣な顔
私しかたぶん知らない顔…何だかすごい優越感
私は微笑んで寿さんの髪をなでている手をとって頬ずりをした。
「大好きだ…お前だけをずっと好きだった」
耳元でささやかれると何だか幸せすぎて解けてしまいそう
「いくぞ」
「はい」
秘所にあてがわれた寿さんの熱い塊は
私を割って入るように進んでいく
始めの方は、痛いというよりも苦しい感じでまだ少し余裕のある感じ
「んっ…あっっ」
予想では半分を過ぎたくらい
そこから何だかめりめりっと言う音がしてきそうなくらいきつくなってきて
すごく痛くなってきた
「いっ…あぁっいたい」
637三井×晴子 ◆KP0oiqayQE :2006/07/06(木) 20:07:54 ID:x/94iquP
苦痛にゆがむ顔俺は恐る恐る胸の頂を指でつまむ
「あっんっっ」
反応があった…胸を弄びながら耳元でささやく
「もう少しだけ我慢してくれ」
晴子は必死な感じで首をたてにふる
俺自身も引きちぎられるんじゃないかってくらい締め付ける中を
ほぐすように小さな円を書いて前進しながら、乳首に吸い付き
二人のつなぎめでつんと立ち上がり主張しているクリトリスを指でさする
全部収まった頃には、晴子の痛さも多少落ち着いてきたみたいで
大きな目を涙で潤ませながら俺を見ている
「少し動いていいか?」
「はい…もう大丈夫です」
かすかに微笑む顔が愛しくて、力いっぱい抱きしめると
もう俺の一旦戻ってきた理性もふたたびどっかに吹っ飛んで
抜けそうなくらいまで引き抜いたら、一気に最奥まで突っ込んだ
「んっふっっ」
「痛いか?」
「あ…大丈夫です…寿さんが私の中いっぱいで…何だか満たされてる感じで私幸せなんです」
この一言だけで俺の下半身の神経に甘い電流が走った
絶対手放したくないと思った、一生守りたいと思った
「晴子…俺も…」
照れくさくてまた耳元で小さくささやいた俺も幸せだって
晴子が力いっぱい抱きついてきてそこからはもうがむしゃらに腰を振った
絡み付いてくる壁がすげーよくていつもよりも数倍も早く俺は限界を迎えようとしていた
「晴子…俺…も…」
「あっ…ひさ…し…さ…私も何か…あぁっ」
「一緒に行くぞ」
とどめとばかりに、晴子のクリトリスをつまみ上げると甘い締め付けをしてくる
俺は晴子の中に熱い想いをぶちまけた

…すげー量…
ゴムをはずすとき、こぼれるんじゃないかというくらいの精子の量に自分でもびっくりした
興味深そうに覗き込もうとする晴子
「見るな」
軽い口付けをしてごまかす
「もう7時30分か…送ってく」
まだ裸の晴子が笑顔ではいと言う…反応しかける下半身をなだめ晴子に着替えるように促す
「寿さん…」
「ん?」
Tシャツを着ながら返事をする
「明日も…練習見に行って良いですか?」
「誰、見にくるんだよ」
俺は意地悪な感じでそっぽをむいたまま問いかける
「こっちちゃんと向いてください」
晴子に顔に手を添えられしぶしぶ振り向くと晴子の満面の微笑み
「寿さんだけ見つめてるにきまってるじゃないですか…あなただけ見つめてます…」
柔らかい唇が俺の唇をふさぐ
あぁ…もう一回戦してぇ…でも晴子の怖い兄ちゃんの手前もあるしそれはまた次回…
これからその怖い兄ちゃんが頭から湯気を出して怒っているだろう晴子の家に行って、なだめすかすという大変な任務もあるわけだしな…

END
638三井×晴子 ◆KP0oiqayQE :2006/07/06(木) 20:12:14 ID:x/94iquP
以上でした!お目汚し失礼いたしましたm(。_。;))m
また何か機会がありましたらどうぞよろしくお願いします
639名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 20:18:48 ID:bAOMsvUe
乙でした。
あなただけ見つめてる〜♪ 大黒摩季の歌が脳内を・・・。
640三井×晴子 ◆KP0oiqayQE :2006/07/06(木) 21:45:25 ID:mYqC4w10
639さん
そうです、あなただけ見つめてる〜♪が
あの台詞あたりから流れてくるわけです(笑)
641名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 22:27:11 ID:YmP/gPCY
三井×晴子すごいよかったです!後日冷やかされる三井さんが目に浮かびますね。晴子は誰とでもいけます
642名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 23:33:04 ID:5FaJ6tbU
すばらしいです!GJ!GJ!GJ!
ミッチ―にすごく大事にされて愛されてる晴子ちゃんテラ羨ましす・・・。
そしてまた手慣れてるのに緊張してしまうミッチ―萌え。はぁ〜・・ステキ・・・。
また是非投下してくださいまし。
643三井×晴子 ◆KP0oiqayQE :2006/07/07(金) 00:07:27 ID:UYNeFIMp
641さん642さん
ありがとうございます!
すごい励みになります!!
是非、続きな二人とか書かせていただけたらと思います!
644名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 00:48:33 ID:aGrVEd+2
ぜひぜひ書いてください!お待ちしております!
645名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 22:59:43 ID:HVYKCt57
ジンジンと藤真が好きなんですけど、晴子や彩子さんと接点ないだけにダメですかねー・・
646名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 00:19:07 ID:1iD0wvZh
いやそこは無理やりにでも接点を持たせましょう。
練習試合とか、通学途中に偶然あったとか、髪が胸ボタンに絡まったとか、
電車の中で酔っ払いに絡まれたのを助けたら後日エルメスのカップを送ったとか
647名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 01:33:52 ID:VzsSZuk3
弥生さんもいるんだけどな……
648名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 15:15:35 ID:xxIXcexu
藤井ちゃんはキャラ薄すぎてアウト?
藤井ちゃんすきなんだけどなー。
649名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 18:40:48 ID:Lsy0zAGp
ごめんなさい未だに松井さんとごっちゃですごめんなさい……
650名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 18:09:49 ID:BsAvmf3J
神と藤真ってどっちもなんかドSってイメージだな・・w
651名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 00:52:49 ID:R+yWi0GW
晴子さんは鈍感で、Mっぽいので攻められてるところがみたいなー。
某サイトで藤真×晴子を見ました。エロじゃなかったけど・・
アニメの終盤の方で翔陽と陵南が湘北に来て試合したりしてましたよね。多少は面識あるのかな?
652名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 03:43:01 ID:VpneUn5s
>>648
自分藤井さん大好きだよ〜
個人的には桜木と藤井、洋平と晴子、流川と綾子、がスラダンで好きなCPだ。
653名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 12:42:59 ID:R+yWi0GW
>>647
弥生さんは陵南のメンバーとがいいなvv
魚住のタイプは弥生さんみたいです。田岡監督とでもいいです・・
654名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 13:52:54 ID:m2hQ5Erj
田岡監督かよ、こりゃまたすげえ変化球が来たなwwww
655名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 14:21:24 ID:BDTUULz+
それはそれで、昼ドラの香りがしてよろしいかと思います
656名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 16:42:23 ID:Zo8oOYKc
一瞬、魚住との「いい年したおっさんが〜」のくだりを変換してしまい吹いた
657名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 00:39:48 ID:F+yX/jNa
関係ないけど藤真と晴子さんて見た目似てません?兄妹みたい・・

>>655
昼ドラの香り、いいですね〜田岡監督の愛人vv
658名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 00:51:38 ID:rvXyp04j
なぜだ?!なぜそこに弥生がいるんだ?!?!
659名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 01:17:57 ID:F+yX/jNa
田岡監督って奥さんいるのかな
660名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 04:20:45 ID:jyj1WndJ
赤木×彩子なんて需要ないですかね…
661名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 11:20:44 ID:F+yX/jNa
メガネ君も結構いい男ですよ。晴子、彩子どちらでもいけそう
662名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 12:00:23 ID:s43BULiC
黒ミッチ―の続きをお待ちしております。
663名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 01:06:10 ID:acBYw0kk
>>660
いいと思うよ。赤木、結構好きだ。
でも、そういう話はイメージしたことなかったな。
赤木が強すぎて、女の子がもたなそう。
664三井×彩子:2006/07/13(木) 05:47:50 ID:/E/qeoVL
>>623から続き


三井の舌先が耳たぶを擽り、再び首筋をなぞる。
背筋にぞくっと悪寒が走り、彩子の白肌には薄っすらと緊張の汗が滲んでいた。

「…ん…ふ…ぅん」

擽ったいような、痒いような感触が甘い声となって漏れ出る。

しかし、心の奥は枯寂であった。
何人女を抱いて来たかは分からないが、その慣れた手付きが酷くそう思わせる。
何の感情も抱いておらず、ただやりたいような気がする上に
自分の気持ちを弄んでいるようにも見えた。

それでも彩子には三井を拒絶する事は出来ないのだ。
三井の骨ばった指がTシャツを捲り上げた。

「胸でけーな」

下着に包まれた彩子の胸は、仰向けになっているのにも拘らずその大きさを損ねていない。
三井は彼女の背に腕を回すと慣れた手付きでブラジャーのホックを取った。

「恥ずかしいから…あんまり見ないで下さい」

体育館の物置という薄暗い空間だが、彩子の白肌は浮き立つくらい良く見える。
ブラジャーを取ると豊満な乳房は更にその白さを強調し、三井の雄を煽った。

「ぁっ…」

人差し指でゆっくりとなぞり、きつめに揉みしだくと、彩子の口から甘い声が聞こえた。
三井の大きい掌でも包み込めない程大きく、それでいて余りに柔らかい。
恐らく誰も触れた事が無いであろう彩子の乳房が徐々に桜色に染まって行った。

決して盛の付いた犬のように貧欲では無く、落ち着いた様子で行為を進めていく三井。
それは彩子が抵抗を示さないからであろうが、どうせなら酷く抱いて貰った方が良かった気がする。

「……です。…三井先輩がこんな酷い人とは…思って無かったです…」

掠れた声でとぎれとぎれに呟いた。
彩子は三井の目を見る事が出来ず、自分が敷かれているマットの上に涙を流すだけだった。
665三井×彩子:2006/07/13(木) 05:49:37 ID:/E/qeoVL
今更、拒んでも意味が無いのは十分承知だし、
こんな風に抱かれようとしているのに心底拒絶していない自分がいる。
むしろ、好きな男に抱かれるのを何処かで喜悦している。
そんな自分が酷く汚らわしい気がして。

「酷い……私の気持ち…弄んでるんですね……」

抵抗している様を少しでも見せたかったが、その考えもまた汚く思えた。
三井の手が一瞬止まるが、それも直ぐだった。

「何言ってんだよ…、弄んでなんかいねーよ。さっきも言っただろ?好きだって」

「やめて…嘘付かないで…!」

「……嘘じゃねーってば。…好きだよ、彩子」

どの言葉も脆い鍍金のように剥がれ落ちてしまいそうだ。
外見だけ着飾っていても、中身まで偽る事は出来ない。
しかし分かっていても、耳元で囁かれる甘い嘘に悦びを感じてしまう。

罠だと分かっているのに、自ら嵌って行く愚かな自分が酷く情けなく思えると同時に
それでも三井が好きという気持ちはやはり不変だという事を嫌でも思い知らされる。

ごつごつとした骨ばった指先が髪を擽り、頬を撫で、唇をなぞる。
その優しい手付きが彩子を何処までも翻弄させた。

「ひゃっ…」

指先が徐々に下へ降りて行く。
三井は甘い言葉を囁きながら、彩子の柔肌に指を這わせた。
脇腹をなぞると、くすぐったいのか彼女の声が上擦り、千房を口に含むと更に声は大きくなった。
恥辱の所為か、恥じらいを見せるように僅かに腰をくねらせ、三井の肩をきつく掴む彩子。

「お前本当初めて?めちゃくちゃ感度良くねー?」

舌先で乳首をつつきながら、三井はからかうように言った。
余りに恥ずかしくて、彩子は頬を紅潮させながら首を振るうだけだ。

この男はずるい。
私が拒めないのをいいのに、好き勝手して。
このままだと永遠にこの男の言いなりかも知れないわ。
それでも、少しでも私を見てくれるならそれでいいかも知れない―――。
666三井×彩子:2006/07/13(木) 05:51:26 ID:/E/qeoVL
徐々に下がって行く三井の指がいつしか太ももをなぞっていた。
緊張と、この蒸し暑い空間で彩子の肌は熱を帯び、湿っている。

同じように三井の肌も濡れていた。
先程まで練習で汗だくになっていたのに
その汗は引いていて新しい汗が浮かんでいるように彩子には見えた。

「ぁ…そこは」

太腿を通り、短パンの裾から指を侵入させる。
閉じられている最奥に下着越しから指でなぞった。

「濡れてるぜ」

三井の言葉はどれも卑猥にしか聞こえなかった。
耳元で囁かれる声は普段より低く掠れており、
電流が走ったように背筋がぞくっとなり、鳥肌が経つような快感を覚えてしまう。

「ぁ…駄目…やだ…」

三井の指が下着越しにいやらしく触れられる。
自分でも濡れているのが嫌でも分かった。

「嫌なんかじゃ無い癖に」

僅かに口角を上げて妖しく笑う様が憎たらしい。
楽しそうに彩子の短パンを下着ごと脱がせると、三井は閉じている脚を無理にこじ開けた。

「やっ…見ないで下さい…やだ」

恥辱の余り、手で顔を覆う彩子。

薄暗くても目が慣れた所為で良く見える。
彼女の秘所は幼い少女のように美しい桜色をしており、それでいて厭らしく濡れている。
鼻腔を刺激するその香りは女特有のモノで一気に欲が滾った。
667三井×彩子:2006/07/13(木) 05:55:52 ID:/E/qeoVL
「お前、普段は強気な癖に……めちゃくちゃそそる」

柔らかい肉襞に指を這わし、突起を指の腹で刺激すると彩子は猫のように鳴いた。
指に絡み付く液体がどろっとしていて、余りにも淫猥である。
三井は彩子に見せ付けるように目の前に指を差し出した。

「ほら…すっげー濡れてる」

「やめて…」

厭らしい笑みを零すと、再び見せ付けるように三井は指を口へ運んだ。
真っ赤な舌をちらりと覗かせながら、それを舐める仕草は酷くエロティックに見えた。

(もう…やだ…本当だめ…恥ずかしい…耐えられない)

思っていても最早言葉は出て来ない。
全てが斬新すぎる。
それでいて、普段の三井からは想像出来ない様に彩子は戸惑いを隠せない。
しかし、それに興奮を覚えているのは事実であった。

「甘い」

耳元で囁かれる卑猥の言葉にかぁっと顔が熱くなる。
こんな恥ずかしいセリフ良く言えるわね、と思いつつも彩子の胸は熱くなるばかりで。

ずっと見れなかった三井の瞳をおそるおそる見てみると、
普段より優然としている割に何処か憂いの色を帯びている気がして、
こんな状況なのに切ないくらい彼を愛しく感じた。



投下遅い上にやたら長くてすいません!
続きはまた今度。
668名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 07:32:27 ID:kBgFVg9c
朝からこんな投下があるなんてー!
彩子さん切ないなぁ。
GJです。
続きはマタァ〜リと待ってます。
669名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 13:10:04 ID:ae6wtQ3I
おお、ミッチ―ねっとりヤラシクてイイ!
もっと暴力的なレイープかと思ってましたが、こういう弄り系もイイですね。
670名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 20:41:32 ID:DYtn0mER
ミッチーが多いですねvわーい
湘北はかわいい女マネがいるけど、他校にはいないのかなぁ。かわいそ
671名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 23:54:51 ID:KWNWwPOn
>>660
読みたい!
672三井×彩子:2006/07/16(日) 06:07:55 ID:vJOWa5P7
「ん…ぁっ…」

ぬるぬるとした液体が太腿を濡らしているのが分かる。
下半身がじんわりと熱を帯びて来たのだ。

三井の指がねっとりとした動きを見せ、彩子の肉壁を弄る。
決して激しく無いその動きは、確実に彩子を快楽へと導き、
徐々に染まる頬と上がる吐息を隠せない。
今まで体験した事の無いその快感に、彩子の思考は奪われそうだった。

いやらしい水音が木霊しているかのように鼓膜に響く。
この静まり返った物置だからこそ、その音は余計強調された。

「あぁ…っ――」

僅かな痛みが秘部に走る。
彩子の指の倍の太さはあろう、筋くれ立った男の指。
ごつごつとしたその骨ばった指が彩子の膣内を弄った。

「はぁっ…ぁ…ちょ…やだ…先輩…やめて…やっ…」

膣内の肉を押しのけるように進む異物に彩子の身体がしなる。
痛みの中に生まれる快楽を求めて自ら腰をうねらせいるようにも見え、
口から出る否定の言葉とは似付かぬ姿であった。

「嫌だなんて思ってねーんだろ?身体は正直だな」

「違う…んぁ…あっ…やだっ…こんなの…」

指を増やされ、襲ってくる快感に更に腰をよじる彩子。
三井は楽しそうに愛撫を続けながら、彩子の千房を口に含んだ。
既に硬くなっている先端を強く吸われると、下半身から来る快感と相まって痺れるように熱くなる身体。
肌が敏感になっているのか、三井の髪が喉や鎖骨に触れるだけでも身体が熱くなり、鼓動が乱れる。

「おいおい…もうびちょびちょじゃねーか…
それにお前、相当エロイ顔してるぞ。そんなに気持ちいいのか?」

三井の声が笑っているのが分かる。
好きじゃなかったら顔面に蹴りを入れたいところだ。
しかし、今はそんな事を考えている余裕さえ無いくらいで、
愛撫が徐々に激しくなるにつれ、喘ぎの声が艶を増した。
673三井×彩子:2006/07/16(日) 06:12:08 ID:vJOWa5P7
「はぁ…ぁ…先輩…?」

重なっていた三井の身体が一瞬離れる。
軽くなった自分の身体と離れていく熱に名残惜しさを感じながら
瞳を開いた瞬間、鋭い痛みが下腹部に広がった。

「ぁ…――――っ!!」

それはまともに声も出せないくらいの痛みで。
一瞬何が起こったのか分からなかったが、
先程の指よりも遥かに大きい質量で体内を突かれているのが分かった。

「あ、言うの忘れてた」

悪びれもせずに素っ気無く呟くと、三井はゆっくりと腰を突き上げる。
徐々に侵入を果たすそれは、酷く熱く体内が焼かれているのではないかと錯覚する程だ。

「あぁっ…!いや!痛いっ…!やめて!!お願い!!」

あまりの痛みに涙を流しながら彩子は懇願した。
結合部分へ目をやると悲痛にも破瓜の血が愛液と共にマットを汚している。

嗚咽を漏らし震える彩子も見て、流石に三井も身を引こうとしたが、
ここまで来ては身体が止まらない。
それに加えて、女を無理に犯すという征服感に僅かながら昂揚している自分がいるだ。
今まで女に不自由した事は無かったが、ここまで泣き叫ぶ女もいなかった。
まるで悪魔に取り付かれたように、三井の中で膨れ出す加虐心は
彩子が泣き叫ぶ度に徐々に煽られて行く。

「我慢しろよ、痛いのなんか最初だけだ」

優しく彩子の髪を梳かし、口付けをすると
最奥まで届いていなかった自身を思いきり突き上げた。

「いやぁ―――!!」

肉が割れる音が聞こえるかのようだった。
彩子は嗚咽を漏らし、ただ泣き叫ぶだけで。
そんな彼女を見て見ぬ振りをし、
三井は彩子の身体が壊れるのでは無いかというくらい何度も腰を突き上げた。

「処女って久しぶりなんだけど…すっげー」

自身を締め付ける肉壁は余りにも気持ちがよく、彩子が身体を捩る度にそれは収縮され、
痺れるような快感と蕩けてしまいそうな熱が全身を襲う。
粘膜の擦れる音と肌がぶつかり合う乾いた音が、
煩いくらい響いているこの空間では全てが無駄に感じられた。
674三井×彩子:2006/07/16(日) 06:14:12 ID:vJOWa5P7
先程までの落ち付いた様子とは一転し、快楽を貪る三井。
拒む彩子の両手と腰をきつく掴むと、より一層激しく突き上げた。

酷い痛みの中、汗の匂いが彩子の鼻を掠める。
いつしか自分も三井も汗だくで、重なり合った身体から混じる汗はどちらの物か区別が付かない。
愛しい男の香りにまるで酒でも煽ったかのように酔ってしまう。
襲う痛みと、無理に抱かれている現実の中
それでも三井を愛しく感じる自分に胸が抉られるような痛みを覚えた。

「っ――」

苦しそうに眉を歪ませると、三井はすばやく自身を抜き、彩子の腹の上へ白濁液をぶちまけた。
肌に感じる熱い感触に触れると、どろっとした白濁液が糸を引いて彩子の指に纏わり付いた。

「ぅ…ふ…酷い…う…ふぇ…どうして……」

身体の痛みより、心の痛みの方が遥かに大きくて。
彩子にはこの残酷な現実を受け入れるのは余りに悲痛すぎる。
ただ泣くことしか出来なかった。

脱力した身を彩子に預け、未だ余韻が残るのか、
肩で息をしながら三井は彼女の頭を優しく撫でる。
今までの残虐な三井は嘘だったのかと言うくらい彼は落ち着いており、
せつなそうな瞳で彩子を見つめる様は、先程垣間見た愁いを帯びた瞳の色に似ていた。

「ごめん…悪かったな。止まんなくなちまって……。
痛かったよな?ほんと、ごめんな」

優しい言葉と、三井の腕がそっと背に回され暖かい温もりが彩子を包んだ。

甘い言葉と甘い嘘に容赦無く侵食されていく自分。
この男は卑怯だ。

しかし彩子には三井を心底拒絶する術が無かった。
むしろ、全てを許してしまう程、この男に魅了されていたからだ。
焦げるように熱い胸がキリキリと音を立てて軋んで行った。
675名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 06:17:02 ID:vJOWa5P7
レスありがとうございます、励みになります!
ちょっと暴力的になってきましたが…、もうちょい続きます。
明るいSSが多い中、こんな暗い感じの良いんかなって思いつつ…
676名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 11:44:18 ID:jbHKzQx7
「あ、言うの忘れてた」
って・・・・故意だよねw

翻弄される彩子さん萌え。
677名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 12:57:33 ID:YJkp0enC
ステキー!
相当エロイ顔してるアヤコさんを想像して、激しくときめいてしまいましたw
678名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 23:36:23 ID:yycFIsfU
三井×彩子 GJです!

ときに>>660タン、赤木×彩子をぜひ・・・
679名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 10:01:47 ID:Otd1XMGk
死守
680名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 01:09:52 ID:9Npud33g
保守
しかし人いないなぁ〜
681名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 00:51:38 ID:FX1EaD4R
GJ!
彩子萌え。
三井の本心が気になるなぁ。
682名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 16:39:26 ID:FXbdAJOW
アゲ
683名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 07:59:28 ID:g8/RsNqm
続きが気になるage
684名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 21:06:49 ID:5l/YTi4i
保守
685名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 15:56:30 ID:mw67elEQ
保守。

ミッチーいいw
686名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 06:11:02 ID:NSG9J7/c
保守
687名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 19:59:05 ID:V3LG6iJy
保守!
688名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 17:29:57 ID:Y/xY+2nC
保守
689名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 13:56:13 ID:OFAGWx8a
水戸見たい
690名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 00:58:35 ID:XjWF3Sof
洋平はスラダンのなかで、自信を持って「非童貞だ!」って言える
数少ないキャラの一人だよね
691名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 00:20:41 ID:YMcjlTHT
>>577-595を書いたものです。
その後の流川と彩子さんを書かせてもらいましたのでよかったら職人さんがくるまでの暇つぶしに読んでください。

すみません。変なとこだらけです。。
692流川×彩子さん:2006/08/17(木) 00:23:25 ID:YMcjlTHT
なんかイライラしてる。

この数日間ずっとイライラしてた。正確には流川と体育倉庫でエッチしたときから。
(エッチっていっても最後までされてないけどね(涙))
多分生理前というのもあるんだろうけどイライラはしつこく私の胸の中でくすぶっている。
かき消すように大きなため息をつきながら涼しげな流川を見た。
一生懸命バスケをしている横顔。憎らしいほどかっこいい。やっぱりエッチしたら見る目って変わるのかしら?
前からいい造りとは思ってたけど、男としてどうとか見たことなかったのに。

実はあれからエッチしてない…。っていうか付き合ってもいません!
これってどうなの?もしや告白しても「バスケしか見えない」とかって振られるオチ??

「先輩。パス。」
サラサラの黒髪をなびかせながら、イライラの原因が転がってきたボールを取りに来た。
『あんたってむかつくほど何考えてんのかわかんないのよ!!』
一方的な怒りをぶつけながらボールを返す。
そんな私にちょっと驚きながら流川がコートに帰っていった。
「彩子さん?どうしたの?流川くんと何かあった??」
気づかない内に隣に晴子ちゃんがいてびっくりした。
「晴子ちゃん…」
純粋に心配してくれる瞳は、私の良心をズキズキと突き刺す。流川とやっちゃったなんて言ったらこの子はどれほど傷つくだろう。
何も言わずに抱きついて晴子ちゃんを撫で倒す。
「ちょ、ちょっと!!彩子さーん!!どうしちゃったの?」
『ごめんねごめんね晴子ちゃん。流川を好きになったって、ちゃんと言える勇気がでるまで許してね。』

なんだか疲れてしまう。部員の目が気になるし、晴子ちゃんになんと言えばいいのかわからない。
当の流川は我関せずって感じで楽しそうにバスケしてるし…。
『もーなんで私がこんなに悩まないといけないの!?本はといえばあのバカが最初に襲ってきたくせに悩むのは全部私かよ!
 あんなことがなかったら私だって!!』
あぁ…気分が暗くなる。
こんなことを考える自分が嫌だった。
わかってる。流川から何もされなかったとしても、きっといつかは好きになっていただろう。
『そう。もしかしたら晴子ちゃんに言うまでもないかもしれないんだわ。
 あれがあの時だけの遊びだったとしたら…』
そう思うと胸がきりりと痛んだ。
あの時、私を好きだと流川は言った。
でも
一時の言葉でずっと幸せでいられるほど、私は人間ができていなかった。
693流川×彩子さん:2006/08/17(木) 00:25:37 ID:YMcjlTHT
少し思い直そう。
そう決心した。このイライラはきりがない。生理が終わったらきっとすっきりするわ。
それにストレスは身体に悪いし、流川と仲が悪いって逆に目立ってもやばいしね。
決心してしまうと心なしか少し気分が軽くなった気がする。

こんな風に気分が変わると運まで付いてくるようだ。目の前に眠そうな自転車がとろとろと走っていた。
『あ。流川!ちょっと走っていっておはようって言ってみるか!?』
久しぶりの上機嫌で少し走れば追いつくほどゆっくりの自転車に駆け寄った。
「る…」
「流川くん!!!」
私の笑顔をさえぎっておだんご頭の女の子が割り込んできた。
「む…。」
だらしなく目をシパシパさせながら流川が声の人物を特定する。
「誰。」
真っ赤な顔の女の子の次の言葉は、人だかりの出来た通学路の生徒たちの予想を裏切ることはないと思った。
「わ、私と付き合ってください!」
ざわっと周りが騒ぎ出す。
やっぱりね。
必死で思い返したテンションがしゅるしゅると下がっていくのがよく分かる。
眠気眼の男の後ろを通っても気づきはしない。
そのままざわつく一行を置いて校舎へとズカズカ入っていった。

もうねー。なんて言うの?もう血管から血が出そうです。

どうやらイライラのピークを迎えたようだ。
さっきの告白も一方的なもので流川にはなんの非もないのにやたらとあのキツネ目がむかついた。
ふと思いつくことがあり口の端から思わず笑いがこぼれる。そんな私を人が少し離れて歩くが全く気にならなかった。
『いいこと思いついちゃった。いい気になってるアイツを懲らしめて必ず私の前にひれ伏させてやる。』
若干イタい域まで到達していた。
言い訳させてもらいたいんだけどこの時私は生理前で感情が高ぶってて…
それに

生理前で欲情してたからね。
694流川×彩子さん:2006/08/17(木) 00:28:18 ID:YMcjlTHT
こんなに条件がそろうとは思わなかった。
リョータは夏風邪を引いて休み、赤木先輩は補習。なんだか偶然に偶然が重なって、
最後までいた桜木花道が帰ったらもう私と流川2人だけになった。
「めずらしいわね。こんな人いないなんて。」
「いない方が…やりやすい。」
そう言って流川はもう一回キレイなフォームで3ポイントを決めた。
「もう8時半ね。そろそろ終わりにしましょ。」
時計を見ながらいうと「うす」と小さい声が返ってきた。
流川がボールを片手に倉庫へと入っていく。

それを見て体育館の電気を消した。
小走りで倉庫へと行く。
「流川?」
「先輩。……停電したかも。」
予想以上の天然ぶり。雷も何もないのに停電に飛ぶんだ。
「あ、うん。そうかもね。真っ暗で危ないし、目が慣れるまでここにいましょ?」
「……」
一瞬シンとなる。ちょっとしらじらしかったかしら?
まぁばれたっていいんだし。

「ね、疲れたでしょ。目が慣れるまで筋肉ほぐしてあげる。」
「いいよ」
即答で断られることは想像済みだったけどちょっと落ち込みたくなる。でもめげない。
「いいから!ここに座りなさいってばっ」
ちょっと恥ずかしくなりながら言うと、やれやれとでも言いたそうにのっそりと流川が私の前に座った。
流川はどう思ってるんだろう?この前ここで私を抱いたんだよ?
キスして、身体に触れて、あられもない声を出して…
「先輩」
変なこと思い出してた分余計にドキッとした。
「もう見える。俺送ってい…」
続きの言葉を聞きたくないのも交わってスッと流川の首に手を巻きつける。
一瞬身体がびくっとはねるのがわかった。
流川は何も言わずにじっとしている。
『どうしよう…。私から大人っぽく誘うつもりだったけどキャラ作れそうにないわ』
ぼんやりと熱をもった頭で考えながらカプッと流川の耳たぶを咥えた。
695流川×彩子さん:2006/08/17(木) 00:31:34 ID:YMcjlTHT
流川の呼吸が荒くなるのが聞こえた。
舌先で軟骨をなぞり、耳全体に舌を這わせる。チラリと見える流川の顔が上気しているのがわかった。
びくともしない…っていうか多分状況に付いてきてない流川はされるがままでかわいく見える。
「ん…ぁっ!」
耳の中に舌を入れると流川が声を出した。噛み殺すように下をむく。でも確かに聞こえた流川のあえぎ声は私をどうしようもなく興奮させる。
「ふふ。耳弱いのね…。」
首筋に舌を這わせながらTシャツの中に手を入れて流川の乳首を指先で転がした。
「ま、ちょ…先輩っ!まって」
流川が色っぽい声を出すたびに自分が男になったかのような錯覚を覚える。男を犯したいなんて思ったの初めてだ。
「ねぇ流川…。覚えてる?この前ここであんた私の胸どんな風にいじったんだっけ?」
そう言いながら流川の乳首を軽くつまみくりくりとこねる。
我慢できずに自分の胸を流川の背中に押し付けて上下した。Tシャツ越しの刺激がたまらなくもどかしくて余計感じる。
流川の乳首から指を離して軽く左右に動かすとすでにいやらしく硬くなっていた。
「見て。流川の乳首、こんなに硬くなっちゃったわよ。きっともうココは触らなくても硬いでしょう?」
流川の前に移動してすっと短パンの上から形が分かるほど浮き立ったソレを握った。
「おいっ!」
さすがに声を荒げた流川の口にキスをする。舌を入れると薄い舌を絡めとりゆっくりと味わうように動かした。
休まずに優しくこする手の中で流川のものは今にも弾けそうなほど熱く脈を打っている。
ダメ…おいしそうなんだもん。
「よせ…」
わずかに正気にもどったようにぼそりと流川が言う。
でも今やほとんど意識のない流川の短パンをずらすことなんか簡単だった。
少し下にずらすとその圧力に我慢できなくなったように大きくなったものが飛び出てきた。
「なっ」
止められる前にすばやく口に含む。
大きなカリは入れたら気持ちいいだろうなと容易に想像できた。
「…ぅっ…んっ!」
必死で声を出すまいとマットを強く握って耐える流川。

大きな声であえがせて、いやらしく一人だけイカせたかった。
『絶対入れたいって言っても入れさせてやらないんだから。』
そうは思うもののトロトロの下半身はどうにか納まりたいと言っている。
舌を出して裏筋をスーッと舐めながら顔を見ると流川が眉間にしわを寄せて切ない顔をしていた。
「ほら…。イキたいでしょ?いいのよイッて。」
どうにか自分の欲望を抑えてそう言うと流川のそこが一層大きくなった。
『あ。イクなこいつ。』
そう思った瞬間、やっと悪夢から覚めたように流川が思いっきり私の腕をつかんで身体を離した。
696流川×彩子さん:2006/08/17(木) 00:34:31 ID:YMcjlTHT
「やめろ。なんなんだ。」
呼吸を落ち着かせながら言う流川。
正直めちゃめちゃおもしろくなかった。せめてさっきイッてくれたらこの頃のイライラが解消できたのに。
「別に。」
あー本当…なんて私つくづくかわいくないんだろ。
朝の告白が面白くなかったって、流川って私のなんなの?って言っちゃえばいいのに。

なんだか泣きたくなってくる。

突然、引き寄せられてキスをされた。
今度は流川の舌が遠慮なしに奥まで入ってきて私の口内を動き回る。
離れると真っ赤な私と余裕に笑う流川の顔。まさか…
「先輩。やりてーの?」
立場が逆転したことが確実になった。
「な、何言ってんの?」
強がった言葉も流川の嘲笑にむなしく響く。
「だろ?ココこんなに濡らして。」
「あっやめっ…!」
急に力任せに私の膝を開かせると身体を中にいれて下着の上からぐちょぐちょに濡れるソコに触れた。
「これってもう入れてーんだろ?この前みたいに言ってよ先輩。」
「あっんんっ!う、動かしちゃ…動かしちゃだめっ…!」
「早く…。入れてって言えよ。」
指が2本入ってくる。私の弱い部分を執拗にこすり上げてくる流川。
「んぁ!あああっ!!お願いぃっ入れてぇぇっ!!」
流川は満足そうに笑うとゆっくりと腰を沈めてくる。
「流川っ…流川好きぃっ」
「え?」
流川が顔を上げて私を見る。
「いいよ…ぉ…そこ気持ちい…あ…ああああああっ!!」
「せ、先輩…っ」
カリが引くときに中で引っかかってかなりいい。
入れたらこんなに気持ちいいなんて…。
「俺も好き。先輩。」
ぼんやりとする意識の中で心地よい低い声が響いた。

どうして前に好きと言ってくれたのにあんなに不安に思ったのか分からなくなるほど今は流川に好かれていると体中で味わっていた。
私が気にしていたことはなんだったんだろう?
流川が好き。その大事な人から大切にされていることは何かしら感じていたはずなのに…。
「あ…だめ。も…いく…」
そうつぶやくと流川がキスをしてきた。
身体が、唇が重なり、一瞬どっちがお互いの身体かも分からなくなるほど、白く溶け合って一つになっていくのを感じていた。
697流川×彩子さん:2006/08/17(木) 00:36:41 ID:YMcjlTHT
「だけどね、思うんだけどさぁ」
制服に着替えながら疑問に思っていたことを口にする。
「なんで誘ってこなかったの??普通好きならやりたいでしょう?男の人は特に…違うの?」

コイツに限っては違うかもしれないけど…。
「まぁ…。でも先輩が好きじゃないうちはやめとかねーととか思って。」
ぼそりと流川がつぶやいた。
ん?どういうこと?
「誰を?好きじゃないうちって?」
「だから、俺を好きじゃねー時にできねーだろ?」
ちょっと仏頂面になる流川。赤い顔がなんかかわいい。
「え?私、流川好きって…言わなかったっけ?」
「…きーてねー。」
呆れたと言わんばかりのため息をついて流川が立ち上がった。それについて私もうしろから付いて行く。

そっか。何もかも悩む前に私がやるべきことやってなかったからダメだったんだ。

原因がわかったら急に流川に申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
「ごめんね。なんか…」
「いーよ。あんたちょっと早とちりだし。」
そう言って流川が笑った。
ちょっとムッとしたフリをして2人で笑った。


とりあえず明日からイライラは解消されそうです。
698名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 00:37:16 ID:YMcjlTHT
終わりです。お目汚しすみませんでした。
最後まで読んでくれた方本当にありがとうございます!!
699名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 12:09:48 ID:vCyaKnLy
GJ!イイ!
700名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 00:43:41 ID:qSC6hrgi
GJ!!流彩最高です(*´Д`)
701名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 00:49:25 ID:dX0yyGXI
文章は荒いけど、エロに臨場感があって萌えます!
流彩いいなあ…!
702名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 22:13:20 ID:pNdI28B8
藤真あげ
703名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 05:38:20 ID:Hrb6eDv+
ホシュ
704名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 08:27:27 ID:EUjHiL3f
正直彩子ネタは飽和状態
705名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 00:06:40 ID:VBbX0MFJ
>>704
女不足状態のマンガだから・・・
706名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 15:21:23 ID:MGeIpXXu
流彩キテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
この二人は原作でも仲良いからいいよね
707三井×晴子:2006/09/03(日) 22:01:57 ID:Q/fCNs27
またこりずに637続きです

晴子と初めてつながった日
晴子の家に自転車二人乗りで到着したのは8時
チャイムをならそうと指を伸ばすと、ドアが勢いよく開いて
鬼の形相の赤木が現れる
思わず後ずさりしそうになったが、俺は何とか作り笑いをしつつ
「遅くなってすみません、お兄さん」
「ばっかも〜ん!お兄さんなんて呼ぶな!!それとお前と二人の時の
晴子の門限は6時!いいな!!」
「はぁ?6時??はえ〜よ赤木!!」
「晴子はまだ高1だぞ!何かあってからじゃ遅いだろうが」
…すまん赤木…もうすでに何かしてきちゃったんだけど…
こいつを怒らせたら後々めんどくせえ…しばらく良い子でいるか
俺は、わかったわかった今日はすみませんでしたと謝った。
晴子も後ろめたいのか、おずおずと前に出て
赤木にごめんなさいと謝ると、赤木も妹に甘いのか、中に入りなさいと促す
「三井…晴子を泣かせたらただじゃおかないぞ」
まるで花嫁の父だなと思いつつ、こいつも晴子が大事なんだなとも思い
俺は微笑みながら
「本気だっていったろ?泣かせたりなんかしねーよ」
赤木はだまってうなづき扉を閉めた
708三井×晴子:2006/09/03(日) 22:02:40 ID:Q/fCNs27
お風呂場で体に所々寿さんにつけられた赤いキスマークを発見して
さっきまでの二人の出来事を思い出す
私、変な顔してなかったかな?
お兄ちゃんに気づかれなかったかな?
鏡を覗き込むと真っ赤な顔をした自分…経験したら綺麗になるって言うけど
少しは綺麗になったのかな?
あぁ…明日どんな顔で寿さんに会えばいいんだろう?
その日は寿さんの事ばかり考えてしまってあまり眠れなかった。
案の定、朝は少し寝坊…力の限り走っていると
後ろから私を呼ぶ声
「晴子も寝坊か?後ろ乗れ」
カバンを奪われると私は遠慮がちに後ろに座る
「あ…あの…」
「ん?」
「おはようございます」
「おう!」
下り坂を勢い良く降りていくと校門についたところで自転車が止まる
「晴子」
「え?」
ここは校門の前、沢山の生徒がいる中
クラスメートもいるし、バスケのメンバーもちらほらと…
「朝の挨拶だ」
あごに手をかけられ上を向かされると
寿さんの唇が降ってきた
私はただただ赤面する。まわりのみんなも一瞬足をとめる。
「み…み…ミッチー!!俺の晴子さんにぃ!」
昨日の一世一代の告白の時、丁度彩子さんから買出しに出させられていた
桜木君が、髪の毛と同化するくらい顔を真っ赤にさせて近づいてくる
「今日から晴子は俺のだ!わかったな」
すごい気迫を感じて桜木君がひるむ
「うぬぬぬぬ…ミッチー覚えとけよぉぉ」
「もう忘れたわい」
舌を出して悪態をつく寿さん
桜木君の背中が怒っている…
横を自転車ですっと通り過ぎる流川君…顔を見てももう胸が痛くない
私はそっと寿さんの手を握る
「行こう」
嘘偽りのない愛しい人へ送る笑顔
寿さんも強く手を握り返してくれる
709三井×晴子:2006/09/03(日) 22:03:28 ID:Q/fCNs27
何だか放課後の部活を見に行くのが待ち遠しくて
私は一日そわそわしていた
クラスメートにもまさか寿さんと付き合うとは思わなかったとか
朝からキスシーンはものすごく冷やかされた
すごく恥ずかしかっけれど、でも寿さんの強引さが心地良い…
私、人にこんなに思われたのは初めてかも
終業のチャイムがなると、私はいそいそと体育館に向かった
「晴子」
教室を出て渡り廊下を少し早足で歩いていると
部活用のウエアーに着替えた寿さんが手招きをする
「寿さん!今から行こうと」
そばによるといきなり抱きすくめられちゅっと軽い口付けをされる
「栄養補給…これで今日も頑張れる」
先にいくと寿さんは駆け足で体育館へ向かった
710三井×晴子:2006/09/03(日) 22:04:10 ID:Q/fCNs27
「へへへ…三井さん朝みましたよぉ」
ストレッチをしていたらリョータがにやにやしながら近づいてきた
「昨日の告白といい、かっこいいじゃないですか」
「なんだよ?バカにしに来たのか?俺は今は幸せいっぱいだから
何言っても無駄だぞ」
にやっとしてかえすと、リョータは、かないませんねとつぶやき
「あ〜俺も彼女欲しいなぁ〜」
っと彩子の方へと視線をなげる。
「競争率高いんじゃねぇの?」
リョータは少しぶすっとして見せると
「ところで、晴子ちゃん、一日ですっかりかわいくなっちゃいましたね
もしかして三井さん…ねぇ、そうなんでしょ?」
「ばぁ〜〜か!勘ぐるんじゃねぇ〜よ」
リョータの頭を軽く拳骨でなぐると、俺はボールをとり、ウォーミングアップをする
視線を感じて振り向くと晴子がこっちを見ている
控えめに手をふる晴子に手を振り返すと、微笑む…かわいくてしょうがねぇ…
でも、赤木との約束もあるし、今日家に誘うのはがまんがまん…
711三井×晴子:2006/09/03(日) 22:04:49 ID:Q/fCNs27
それから良い子にしてること1週間
俺の努力のかいもあって校内でも俺らは公認の仲になったわけなんだけど
俺と二人っきりの門限6時を守っているもんだから
初めのあれっきり…キス以上は何にもねぇ…
俺だって健康な男子だ、正直辛い…赤木よ…そこら辺少しはくんでくれよ
正直、最初の3日までは何となく我慢もできたが
今は限界…泣きたい気分だ
「今日は赤木が委員会でこれないから」
小暮が彩子に伝言してるのを聞いた…
これってチャンスじゃねぇか?
これは実行あるのみだ
「小暮…ちょっと俺、腹いたいから保健室行ってくるわ」
「大丈夫?誰かつきそわせるかい?」
心配そうにする小暮…すまん…もう我慢も限界
健康をそこなうおそれがあるくらい俺はぎりぎり状態なんだ
小さな嘘は見逃してくれ
「いや…そうだな…晴子、ちょっと付き合ってくれ」
いきなり指名された晴子はきょとんとした顔で
俺に近づいてくる
「寿さん大丈夫ですか?」
「ああ…ちょっと保健室まで付き合ってくれ」
体育館を出た瞬間、俺は舌を出す
「もう、我慢の限界…晴子がほしくてたまんねえんだよ」
顔が真っ赤になる晴子の手を引いて
学校で唯一ベッドのある保健室へと向かった。
712三井×晴子:2006/09/03(日) 22:05:20 ID:Q/fCNs27
え?嘘って…嘘はよくないですよ
でも、寿さんのいたずらっこの笑顔を見ちゃうと
何も言えなくて
私は寿さんに導かれるまま保健室へ
ベッドに座らされると口付けをされる
「でも…先生が来ちゃうから…」
「晴子、入り口の張り紙見えなかったの?先生は出張で今日はいないんだよ」
シャツをめくりあげられると、ブラの上から胸を触られる
「あっ…ん」
寿さんの体温に刺激され私ははしたない声を上げてしまう
布越しに乳首をつままれると、体中に甘い電流が走る
「んっっっ…」
「あまり声あげると外の奴らに聞かれちまうからな」
意地悪な顔をする寿さん
私は思わず口を手でふさぐ
713三井×晴子:2006/09/03(日) 22:05:51 ID:Q/fCNs27
久々の晴子の肌に俺は興奮して
どうにも歯止めが利かない
ブラをずりあげて乳首をつまむと晴子の体が跳ねる
「俺…今日は余裕ねえかも…」
スカートを脱がすのももどかしくて
ひざの上に晴子を座らせて下着だけひきずりおろすと
晴子の秘所に手を添える
「…晴子も興奮してる…?こんなに濡れてるぞ」
ちょっと意地悪に濡れた指先を晴子に見せてあげると
うるんだ瞳で晴子が俺を見る
「寿さんの…興奮してるのがうつっちゃいました」
何だか中途半端に脱がしてるその様子と
晴子の瞳と台詞に俺の下半身はかなりのダメージを与えられる
「もうだめだ…」
ゴムをつける作業ももどかしい…でもこれは義務だしな
後ろから腰を抱きしめると、俺の塊を晴子の中へ一気にうずめる
俺の塊がまた一回り大きくなる
「あっ…んっっ…」
晴子の中をかき回すと晴子の肩が震える
714三井×晴子:2006/09/03(日) 22:06:30 ID:Q/fCNs27
「晴子の中、すげぇ熱い…俺もたねぇよ」
前の時とは全然違う、余裕のない
つやっぽい寿さんの声に
私の体の芯がもっともっと熱くなる
「寿さんも熱い…あんっ…」
浅く前後にかき混ぜられると
私はただ声をあげるしかできなくて
後ろから腰を抱かれた格好だから
寿さんの表情が見えなくて
「あっ…ひさし…さ…顔…みたい」
私が体を少しひねると、ちょっと泣きそうな余裕のない時の
寿さんの顔…愛しい気持ちがこみあげてくる
「こんな顔…見られるの恥ずかしい」
「大好き…顔…見てたい…っ」
気乗りがしない様子だったけど、寿さんが一度抜かれ
向かい合う形になる
「晴子、自分で入れてみて…」
寿さんのあぐらの間に雄雄しく立ち上がる塊
私は、一瞬戸惑う
手を引かれて、寿さんに触れる
熱くて、自分の愛液でぬるぬるしてて、びくんびくんと脈を打ってて
私は恐る恐る握り締めた
「手伝ってやるから」
腰を引き寄せられ、私はあぐらの上に座る
「腰、浮かせて」
小さくうなづき、塊の真上に腰を浮かす
「ほら…簡単だろ?」
腰を引っ張られると
いっきに寿さんに貫かれる
私は急な事で声すら出なかった
「今度こそ本当限界…晴子の中が良すぎる…」
耳元で甘い声でほめられた…私は甘い吐息を抑えつつ
顔を赤くすることしかできなかった
寿さんの放った振るえと共に
私も誘われるように絶頂に達した
715三井×晴子:2006/09/03(日) 22:07:23 ID:Q/fCNs27
学校内だって事もあって
晴子に促されて早々に服を着せられる
でも、少しは余韻ってもの味わいたいし
俺は晴子を後ろから抱きしめる
「晴子…お前どんどんかわいくなるな」
「え…?」
照れた時の真っ赤になる顔がたまらなく愛しい
だから俺はくさい台詞も恥ずかしげもなくぽんぽんと言える
恋愛ってのは本当に不思議なもんだ
「そ…それは…寿さんが私を好きでいてくれるからですよ
女の子は愛されるとどんどん綺麗になるんです」
こいつも言うようになったなと感心する
「じゃ、枯らさないように俺も頑張らないとな」
触れるだけのキスをすると
赤木の声
「腹の具合はどうだ?」
間一髪…俺達は瞬間に体を離す
「おう、もう大丈夫!」
そういうと、赤木は俺と晴子を引き剥がすように
じゃあ練習だと俺をひっぱっていく…
やっぱりこいつが俺らの強敵だな…まけねぇぞ…


お目汚しすみませんでした!
716名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 22:21:06 ID:Na0Rz72c
GJ!!
717名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 01:40:22 ID:bm+x+zUw
過疎ってる中新作ktkr!!!
なんか普通に普通っぽいカップルでイイ!初々しいよハァハァ
自分もなんか書こうとは思うんだけどなあ・・エロになってきたら恥ずかしくなって止める(´・ω・`)
718名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 02:23:47 ID:E3rItW6s
新作グッジョブ!!
純愛いいね〜、純愛書けない自分からしたら羨ましい限りです。
>>717
恥ずかしさを捨てるんだ、読むのは知らない人。
そう考えるときっと書けますよ。ガンガレ!
719三井×晴子:2006/09/10(日) 09:05:25 ID:Yis9nPJz
感想いただけて嬉しいです!
ありがとうございます^^
また、何か書いたら投下させていただきますね♪

717さんの作品も是非見てみたいです〜
頑張ってください!!
720名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 12:44:01 ID:IShlvIJI
>>707 GJ!!
やっぱりミッチーはいい男だ!
にしても過疎ってるな…誰かスラダンのノーマルサイト
とか知らないか?この際CPは何でもいいんだが…
721名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 09:50:18 ID:cxhw3GLJ
つ ビードロトワイライト
722名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 16:34:09 ID:z6skWpn4
保守age
723名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 22:23:36 ID:1u38FOZB
>>721
こんなマイナーなサイト初めてみたww 笑
724名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 22:26:51 ID:VaocAkNW
>>721
う〜ん。
なんか感動した。
マイナーでも愛があればだね。
725名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 22:49:45 ID:S4PsW+ae
>>721
なんつーか…ワロタヨw
726名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 19:48:57 ID:10edWRro
721です。↑を見つけたときはマイナーさに驚いたよww

つ そらにむかって
727名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 20:29:21 ID:EJnMPHAV
>>726
なに晒しまくってんの?私怨?
728名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 22:21:38 ID:omSK770B
スラダンノーマルサイトはただでさえ見つけにくいから
普通にありがたいんだけどなあ・・。
かくいう自分も私怨やら言われるのが怖くてお気に入りサイトさんあげれないんですがね(´・ω・`)
729名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 22:38:23 ID:bWmWUMfQ
ノマサイトがあった事自体びっくり。
いや、ここ以外で見た事ないからさ。
テ○プリでもノマサイトはちらほら見るが
スラダンは見た事がなかった…
ありがたいけど荒らしがきたりして迷惑かけるといけないから
ほどほどにな>>721

730名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 23:59:55 ID:zTVHc2WS
確かに荒らしが出るのは怖いし避けたいなあ…
ここの住人がそんなことしないと願うよ
とりあえず教えてくれてありがとう>>721
自分は素直にサイトがあって嬉しいよ
とりあえずそらにむかっては良かった
731名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 05:53:01 ID:qnzi3BbG
721です。
私怨はまったくありません。
紹介しようとして結果的にさらしてしまった事を反省しています。
もし2つのサイトの方がここをご覧になっていたのでしたら誤りたいです。
申し訳ありませんでした。
これからはROMに徹する事にします。
732名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 14:28:28 ID:QyNRV77n
>721(ノω`)ヽ(^ω^)気にするな。私怨だなんて思わないよ。

しかし、そらにむかってが検索できませぬ。
733名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 14:54:15 ID:dqhhdW2y
>>732
もう個人サイトはそっとしておこうよ・・・
734名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 00:20:31 ID:HjMmqOUJ
すみません、神と彩子さんて一度でも絡みありました?原作未読なもんで。
735名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 00:29:24 ID:xjKhjMLW
>>734
ないけど、その組み合わせは好きだ
736名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 00:42:02 ID:HjMmqOUJ
ないんですか。ありがとうです!
737名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 11:34:51 ID:GL+73qCR
すげー大人な雰囲気が漂ってそうだ>神彩
リョ−タが絡むと面白そう。全員同学だしね。
738名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 12:06:06 ID:FAYcoRi5
え!?同学年だっけ??
739名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 15:26:40 ID:VB208Iuy
高2だよね〜
740名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 16:29:10 ID:mj7I/jKo
高2グループいいね。
さらに仙道も絡んでくるとハプニング起きそうだ!
741名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 23:24:35 ID:uHowZl0Q
高2グループ+仙道、スッゴク(・∀・)イイ!!
神の降臨をお待ちいたします。
742名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 01:15:19 ID:HzspgKTY
なんかすごい響きだ(笑)<神の降臨
743名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 22:45:52 ID:RKBReUjE
>神彩
シュートフォームに鳥肌立ててた位だから
彩ちゃんが秘かに憧れて…ってありえるな。

てか彩ちゃん目立つから他校にファン多そう。
電車で会ったりしてほしい。
744名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 22:55:45 ID:KKEf03jW
実際、強いチームになるほど女マネって貴重になりそうな気がする。
ついて行ける女は少ないだろうし。
昇陽・海難・綾南で密かに時々話題になってるとか妄想。
745名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 17:13:05 ID:SII3ovib
湘北のマネージャー、やっべぇよな!?
みたいに盛り上がってくれ!!
746名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 01:24:17 ID:HRsd/soN
湘北メンバーの誰と付き合ってるか
賭けたりしてないかな

「宮城と見せかけて実は…」みたいな
747名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 20:09:38 ID:z3R+fx6E
「実は安西先生」
「実はゴリ」
「実は田岡監督」

だったらバスケ部辞めるw
748名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 14:38:10 ID:WV6xbjph
実は田岡に100!w

高2の絡みが読みたいぞっ
749名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 23:29:57 ID:QyKCC+2l
安西先生が奥さんにどんな事話してたか妄想
先生が「美人マネージャー」て言ったのか?
750名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 19:09:21 ID:glCmRFD8
まだアニメしかみたことないけど、今まで、ミッチーはヘタレなのに
なんで人気高いのか疑問だったけどこのスレ見て好きな人多いのよくわかった。
ここでは妄想でしかないけど、炎の男と言われるだけある熱い男だw
751名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 10:47:18 ID:24JOkuWA
ぜひ漫画を読みましょう。惚れます。
752名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 23:35:23 ID:ArsdOqJR
自分は好きなキャラがどんどん変わる。
年とって好みも変わるのか?

流川→リョータ→みっちー

この間久々に読み返したら、また流川に戻った。
753名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 00:08:15 ID:BtKe3v0u
誰かゴリに本気で恋したやつおらんのか?

バスケ部襲撃事件のミッチーめっちゃキモい。
キモロンゲ&歯抜け。のちの子猫と眼鏡君との絵面は信じられんくらいカッコイイ。
神と被るルックスだ。
754名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 00:39:57 ID:f45vgYoK
初期晴子の笑顔に惚れた同士はいないのか?
755名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 11:04:10 ID:UnnueSVI
うん、初登場時のミッチ−はキモ過ぎる。
髪型と歯はルックスの上で重要なんだな。
756名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 16:16:59 ID:yYqOzfC/
桜木も坊主頭になってからかっこよくなったね。

初登場時の三井は確かに気持ち悪い
でも改心後のカッコよさはなんとも言えない
このギャップが好き。
757名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 23:22:23 ID:exEL+n0G
>>753

ゴリに恋した私がきましたよ。
…二股イイなら牧も大好きです。

ゴリ⇒牧⇒ゴリ⇒牧の永久ループです。
758名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 00:02:38 ID:A5V6Wa22
>>757
渋っ!!!
759名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 00:15:14 ID:y4TdSJFu
ゴリマジかいなw
牧はわからなくもないけど。
老け顔の括りでゴリ魚住と並べられてるけど、ゴリラ枠ではないし
二人と違い男前だよね。
左ハンドル回されちゃあねぇ?757さん?

私闇で清田好きだ。海南はチームじたいがすきです。
760名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 00:25:00 ID:SPdV5tJQ
>>757
オヤジ好きの私には美味し過ぎる二人でしたw

>>753
私は彼のような漢と結婚して暮らしたいと思いました。
不器用に愛し守ってくれそうです。


ゴリ、牧好きってやっぱり少ないのかな…orz


ところでゴリ彩ってダメなんですか?
761名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 00:36:33 ID:SPdV5tJQ
>>759

私にとってはハートが彼らの共通点ってことで許して下さい。

海南チーム、私も大好きです。
762名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 00:59:28 ID:dagrRV9A
ゴリ彩、上のほうに小ネタあったよ。
SS投下も歓迎です。諦めたら試合終了ですよ。
763名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 11:05:13 ID:8GmzC6Ob
>>754

初期の晴子の可愛さは異常
パンツも拝めるし
764名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 20:09:49 ID:Rh8XOBXe
自分は最終回の晴子のマネージャー挨拶に萌えたよ。
あのハニカミ具合がなんとも…
765名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 22:15:26 ID:GzND4x2y
アヤコさんとは違った良さを持ったマネになりそうで好きだ〜。
当時、ものすごいバッシングがあったって本当??
766名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 01:18:22 ID:Y2uYheAM
俺も海南好きだな

というか他校(ry
767名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 03:21:25 ID:kxLttgz4
晴子は腐女子が嫌いそうなキャラじゃん。
晴子は彩子みたいにバシバシ言えなくて、みんなに可愛がられるマネージャーになってそう。
768名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 04:55:26 ID:VjNS2d4Y
三井あたりが密かに惚れそうな感じだな
769名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 08:58:33 ID:1QQWXW2r
みっちーは、惚れるけどめんどくさくなりそう。
赤木の妹じゃなければすぐ終わりそう。。
770名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 21:09:19 ID:a7vksmM1
晴子も可愛いマネージャーになりそうだけど
妄想するならやっぱり彩ちゃんだなぁ
彩→ゴリ
ヤス→彩(どっちも片思い希望)
とか自分は何でもイケる
771名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 01:50:58 ID:7kLI3rSK
さすがに晴子たんを強姦出来るヤツはいないだろう
豊玉らへんか爽やかSキャラの藤真、神、仙道あたりか…
流川もギリギリOKなのか?
その点彩子さんなら容易に想像できるのは俺だけ?
772名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 09:39:57 ID:Bf3GbZCn
ノシ
773名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 12:44:57 ID:V1N/vDzI
晴子じたいがな〜んかいまいちなんだよね。
(※書いてくれてる人は上手いです)
やけくそで牧×まりがみたい。
774名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 14:31:47 ID:w1c94isn
>>771に同意
晴子は可愛いけど色気があんまり感じられない
嫌いじゃないんだけど、エロパロとかあまり想像できないなぁ・・
775名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 16:21:06 ID:54lhO0P8
だな。なんか勢いで襲ったら取り返しつかなそう…
純愛しか想像出来ない
嫌いで言ってる訳じゃなくなんかイメージがそんな感じ
776名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 17:21:04 ID:HEcoaVXs
うん。
清純なイメージだしゴリの妹だし。
晴子ちゃんは難しいなぁ。
777名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 18:51:31 ID:kegJgi2m
難しいからこそ、作品が投下されると
wktkしてしまう。
778名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 00:03:39 ID:L+d+CYqO
晴子ちゃんネタはほとんど見ないからなー
かなりレアモノとみた!!
wktkしてまつ(;´Д`)'`ァ'`ァ
779名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 18:19:48 ID:+mzdmrSm
既に投下されてる三晴とか流晴みたいな純愛も萌えるんだけど
藤真あたりにドSに責められてびっくんびっくんな晴子ちゃんも見てみたいと言ってみるテスト&wktk
780名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 23:40:52 ID:eZbwvoad
個人的には晴子は見たくない。
三井晴子のは萌えたけど、ありゃ三井が頑張ってくれたから萌えたんであって。
晴子がやりまんなら面白いんだが。
781名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 01:05:55 ID:cWmHvaV9
純愛だったら清晴、エロだったら神彩が見たい。

海南好きなんですすいませんorz
782名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 11:40:45 ID:hheX74U7
>>781
自分も海南好きw鬼畜な神はもっと好き(;゚д゚)ァ....
仙彩そろそろないかな??
783名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 13:34:50 ID:8JIx7WFL
花道×晴子の友達の子のが読みたい…
なんつったっけ?
最終巻あたりで感動したって言って泣いた子
なんか好きだった
784名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 20:04:17 ID:+LrO3vcG
>>780
男キャラを見たくないって言うのはわかるけど、女キャラ見たくないってのやめようよ。
貴重な女の子中心(男性向け)のスレだ。
785名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 22:45:27 ID:e1lUmZLw
清純そうな顔して実はヤリマンな晴子のSSを、781の為にキボン。
786名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 11:21:18 ID:Ur4wUr3w
彩子さんもいいけど、晴子さんもいいです!
あの天然でほっとけないところに男は惹かれるんじゃないですかね。Sキャラじゃないとエロは無理っぽいですけど。
藤真×晴子みたいなー
他校とからんでみてほしい
787名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 15:24:12 ID:rNvKDHCO
越野希望なのは自分だけなのか?
綾南は仙道ばかり人気な気がするが、越野もそこそこ格好良いと思うが・・・?
788名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 10:13:30 ID:GiWeEVf/
まず女キャラから希望しようぜ
789名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 23:03:08 ID:e74i9l4h
じゃあ流れに乗って晴子さん。
最近見てないから是非。
790名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 23:34:06 ID:vLLaa3el
アニメに登場した「河合マリ」
791名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 11:49:33 ID:v7bPRrqE
晴子とリョータなんてどうだろう
792名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 23:01:05 ID:ACRWI4/r
>>791いいねぇー。
読んでみたい。つーか色々想像してみたら萌えた。
793名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 02:25:06 ID:RIwv5Pb0
リョータも彩子だけじゃなく基本女の子に対して
優しいイメージがあるからリョ×晴もほのぼの
可愛いカップルになりそうだ。
794名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 19:28:13 ID:GhOCH4bC
少女漫画的なくすぐったいカップルになりそうだ〜
だがリョ−ちんは決めるときはすごくカッコ良く決めてくるから
ある時いきなり「男」を感じさせそう
795名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 19:42:41 ID:P9Vs+Bbu
ゴリと彩ちゃん
796名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 02:06:19 ID:16x7tKNW
彩→ゴリ
だけどゴリは後輩(リョータ)の事を思って
身を引く、みたいな。
恋愛になると違うのかな?
797名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 10:45:39 ID:jMX8k/ux
魚住→弥生が好き。アニメで魚住が顔赤くしてるシーンがあったし。
798名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 18:47:40 ID:C/19iZ2p
あの魚住は可愛かった・・・・・!
799名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 00:37:11 ID:e+8YFVbE
最近、赤木がカッコイイと思う。
頭良くて、逞しくて頼りがいがあって。
あの背中にぶつかりたい、抱きつきたい。
赤木×彩子はどうだろう。
800名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 14:17:14 ID:zuFWt1zR
え?えっ?おにぃちゃん何するのぉ?

というのはどうだろう・・・
801名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 18:09:45 ID:wV0uSqMF
ゴリは襲われる側な気がする。彩子さんに。
802名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 23:00:49 ID:e+8YFVbE
すごく固そうじゃない、ゴリ。
ゴリを色気で落とすのは難しそう。
そこがイイんだけど。
803名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 00:42:25 ID:cjq5rE7f
すごく固そうって、ナニのことだと勘違いしちまったw
804名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 03:22:40 ID:QWJQeA7d
>>802
堅いって言えよw
805名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 23:41:42 ID:U6EHEoza
赤木は付き合うとしたら、結婚前提として付き合いそう。
806名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 00:44:55 ID:bHdh8vkk
固いといえばケツの穴を想像した俺は逝ってきまつ
λ・・・・・・・・
807名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 18:20:52 ID:jmYQimA4
>806
イキロ
女の子がタチで男に色々して欲しいと思うのはアレか…( ´・ω・)
808名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 12:25:46 ID:+N5Wtq1Q
純粋に花道×晴子が読みたい!!
809名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 13:20:22 ID:tY2LdEol
そういや、このスレで花道×晴子ってなかったよね。
810名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 21:42:36 ID:Xe/6C46H
メガネ君のもまだないね
811名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 00:52:07 ID:jMGlnXIJ
メガネ君か・・・。嫌いじゃない、むしろ大好きキャラだけど、エロが想像しづらい・・・
毎夜彩子さんor晴子たんor名も無いクラスの女子を想って手コキしてる感じ。
しかも終わったあと、禿しく自己嫌悪に陥りそうw
812名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 14:27:44 ID:v+0gN8qN
ぜったいやってそうだw
813名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 14:28:16 ID:v+0gN8qN
ゴリのオナニーものキボン
814名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 23:25:39 ID:WUdMUsJ0
ゴリはボールが恋人
815名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 00:32:08 ID:I4N7Zm2X
ゴリ、強そう…。
816名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 03:48:30 ID:TcTEbxks
三井がさ、手つぶされそうになった時あったよね。
あのときの「やめろ〜」とか言うセリフでおっきした。
817名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 14:10:11 ID:FretVwj4
>816
それいつの話?
818名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 15:04:41 ID:vRrOpfel
パロじゃなく放映の話だな。
三井が髪切ってすぐの頃じゃないか?
朝、試合に向かう途中で絡まれるところに花道がきてケンカになりそうなところで
洋平達がきてその場を引き受ける話。

三井はきっとMだw
819名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 14:03:25 ID:F3Eef85I
確かに。
Sの三井なんて想像つかぬ。
820名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 16:40:54 ID:EjpoLo4S
職人様〜〜
821名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 18:09:28 ID:QMebO+eL
よし、どんなしちゅがお望みだ!
822名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 11:18:12 ID:luXvGwRp
エッロイの!!
823名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 20:05:51 ID:1DEYMOjm
>>822
ワロス
824名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 20:18:10 ID:bRXEzxdk
>>822
その一言で気持ちが伝わってくるw
825名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 20:29:30 ID:tCGTKlwV
でもきっと職人さんが望んだ答えではない罠www
826名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 18:37:14 ID:IgrYbYYR
公式だけどなかなか見当たらない
花道×晴子が読みたい!なぁ〜(;゚д゚)
827名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 19:39:19 ID:3HPIaRns
公式だと
桜木→晴子→流川
リョータ→彩子
だけか?意外と少ないね
828名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 19:46:08 ID:AL5Hw7x0
名前の分かってる女キャラが>827以外に
松井、藤井、相田弥生、島村葉子(花道を振った50人目)しかいないもんね。
あと、アニメオリジナルの河合マリ、劇場版の藤沢恵理、水沢茜か。
829名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 22:56:27 ID:cqOJeI3d
エロまでなっがいのってどお?
830名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 23:11:47 ID:h1MhhMJP
望むところだ!
831名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 23:31:24 ID:w1nBy49Q
書いてくださるだけで充分っす!!!
832名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 17:08:32 ID:radwJC79

+      +
+   +  +  +
  ∧_∧  +
 (0゜・∀・)   新作・・・・新作が降臨するのね・・・
 (0゜∪ ∪ +   +     
 と__)__) +





833名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 22:52:05 ID:oEzbTJAF
無理矢理くっつけました。リクにないCPですみません!
>>829 で書いたように本当にエロまで長いし、しかも途中までなので
苦手の人はスルーしてください。
834ミッチー×藤井さん:2006/11/19(日) 22:55:11 ID:oEzbTJAF
その日三井は自分の不運を呪っていた。

今日は帰って見たい映画があったのに。今日は帰って早く寝たかったのに。
どうして今日なのかしかし流川はいつもの仏頂面で1対1を申しこんできた。
有無を言わさない言葉に仕方なく従ったが、気付いてみれば9時を軽く越えていた。もはや2人以外体育館には誰もいない。
こみ上げてくる腹立たしさに握るモップに力がこもる。
「てめーなぁ!付き合ってやったんだから掃除くらいお前一人でしろよ!」
反対側をモップかけている流川に向かって叫ぶ。
聞こえない風を装い黙々と掃除を続けるキツネにむなしく声だけが体育館に響く。
ちっと小さく舌打ちする背中に「負けたからって…」とため息混じりの流川の声が聞こえてきて三井は火照った身体をまた熱くした。
「あぁ!?こらふざけんな!誰が負けたんだよ誰が!!」
「図星だから声がでかい。」
「おぅいいか?てめーが色々文句つけやがるから俺は…」
昔のヤンキーよろしくよたよたと流川を指差し近寄りながらそこまで言うと、パタパタ軽やかな足音が近づいてくるのに気付き2人はその方向を見た。
息を弾ませ幾分乱れた髪を整えながら2人を交互に見つめる丸い瞳。深く呼吸を整えると微かに紅潮した頬で少女は小さく口を開いた。
「あ、あの…晴子、どうしました…?」
(この女晴子ちゃんといつも一緒にいる…えーっと…なんだっけ?)
目の前に立つ藤井の名前を思い出そうと試みたが瞬時に無理だという判断ができ、諦めた。
はっきりと顔を見たのも初めてかもしれない。3人でいると明るく活発に動く晴子に目が行ってしまい、藤井と松井の影が薄くなるのも無理からぬことだろう。
何か引きずる音がしたのでそちらを見ると、藤井の問いを我関せずとしてモップを引きずり倉庫へ向かう流川の後姿があった。
(押し付けやがったな)
どこまでも周到なヤツだと呆れながらモップの柄の上に両手を置き、その上に顎を乗せてちらりと藤井を見る。
何を言ったわけではないのに少女は片手を胸に置いたまま一歩後ずさった。
「かえった。」
萎縮する彼女の態度にもとより不機嫌な男はなお苛立ちを募らせ、威圧するように大きく口を開けて言うと案の定藤井は怒られたような顔つきになった。
ケッと悪態でもつきたいところを我慢し、モップをひきずり倉庫へと向かう。
835ミッチー×藤井さん:2006/11/19(日) 22:57:45 ID:oEzbTJAF
その三井の後姿を見つめながら藤井は気付かれないようにホッと息をついた。
バスケ部に乗り込んできたこの男の印象が強烈に残っていた彼女は、その張本人である三井との初めての会話で嫌な汗が額に浮かんでいた。
晴子がいないことがわかれば充分だったのだが、このまま何も言わずに帰るというのもどうかと彼女の常識がくすぶるので、もう一度勇気を出してその背中に話しかける。
「あ、あっそうなんですかぁ。じゃぁ…あの、お疲れ様でした。」
短い髪を耳に掻け、小さく会釈をする。
か細いながらもよく通る声が背後から聞こえ、三井はそれには答えずちらりと時計を見た。
9時45分。
(オイオイ。この時間にあの女一人で帰るのかよ。)
機嫌は悪いわ運動して疲れたわで何もしたくない思いと、もって生まれた性質であろう世話好きの衝動との交錯でしばし男はそのまま黙考した。
「おつかれっす。」
ぼそりと聞こえた声に我に返ると、いつの間に用意したのかきちんと制服を着て今にも走り出しそうな勢いで体育館を出ようとする流川がいた。
「そうだ流川。お前あの女と一緒に帰ってやれよ。あぶねーだろこんな時間に。」
「…いや俺、自転車だから。これ、お願いします。」
即答で断りつつ天井の電気をちょんと指さし、二の句が継げない三井を置いて早足で自転車置き場の方へいってしまった。
「くそっ!先輩の言うことちょっとは聞けよ!」
小さく悪態をつきながら入り口へと駆け寄ると、暗闇の中小さくなる丸い背中が目に入った。
「おい。おいコラお前!待て!!」
呼ばれた藤井は鋼でも入ったように一瞬真っ直ぐに硬直し、恐る恐る肩越しに振り返った。
「お前どうやって帰るんだ。一人か?」
やはり声をかけられたのは自分だったのだとわかり、彼女の手の平はどんどん汗ばんでいく。
「あ、はい。でも平気…。」
こんな風に呼び止められてこの質問とは、三井が何をしようとしてのことなのか容易に想像がつく。
そのために“平気です”と伝えようとしたがそれもあからさまに期待しているようで言うのを躊躇い、
最後の文章はゴニョゴニョと口の中で呟くことになった。
だがすでに三井は壁に頭を預けたままその聞こえなかった部分より別のことを考えていた。
面倒だなと思い、その端正な顔を歪めて嫌がったところで先ほどの台詞を言ってしまった以上仕方がない。
諦めたように少し肩を落とし遠くにいる藤井にもう一度声を張り上げた。
「あのな、お前ちょっと待ってろ。」
「え!?あの…っ。」
送っていくと言われたら断ろうと用意していた台詞も、この状況では使いようがない。
かと言って何も言われていないのに『送られるのは結構です』と断るのもおかしな話しだ。
その葛藤の間にも三井の身体はすでに体育館の中に入っていってしまっていた。
836ミッチー×藤井さん:2006/11/19(日) 23:00:25 ID:oEzbTJAF
一人で帰る方がどれほどいいだろう。
男と一緒に並んで歩くこと事態初めての彼女にとっていつも怒っている風に見える三井と帰るのは想像だけで息がつまる思いがした。
だんだんと落ち着きがなくなる鼓動を押し込めるように息を呑む。
寒さのせいか、緊張の為か震える身体を丸くして白く細い指先に息を吹きかける。
「さみーのか?」
低い声に必要以上に驚き振り返ると、慌てて着替えてきたような仏頂面の男が立っていた。
「ふん。いちいちビクつくな。」
軽く舌打ちをし、未だ悪ガキのような顔つきの男は半そでのTシャツの上にガクランの袖を通しながら藤井の前に出た。
少し後ろをついて彼女も歩き出す。
「真っ暗じゃねーか。クソッ、あのガキ。」
おまけにこの女も送る羽目になったし
その出かかった言葉をなんとか留め頭を掻く。
藤井は自分に話しかけたのか独り言なのかわからない言葉に返事をしようか迷ったが、
このままだと家につくまで重い雰囲気だろうと意を決し話しに乗った。
「流川くん…ですよ、ね?あの、本当熱心ですねみなさん。」
「みなさんじゃねーの!あいつが無理に俺を残したの!」
頭一個分ほど大きな男に振り向きざま叩きつけるように言われ、華奢な身体をビクンと震わす藤井。
その様子で三井は少し我に返った。ここでこの女を怯えさせてもどうしようもない。
「あー、お前の家どっち?」
「あ、向こうです。すみません。」
「何やってたんだ?こんな遅くまでよ。」
「帰ろうと思ったら先生につかまっちゃって。」
目を細め困ったような笑顔を作る藤井を見ながら、こんな遅くまで女を残すとはどんなヤツだと彼の怒りは教師にまでむいた。
男から聞こえる舌打ちに、今すぐ『一人で帰れます』と告げて走って帰りたいほどの気まずさがのしかかってくる。
無理もない。いつも以上にこの男の不機嫌な原因が自分以外ないと、気を使う性分の彼女は理解してしまったのだ。
呼吸をするたびに吐息が白くなる。ふと思いついたように三井が振り返った。
「なぁお前名前なんだっけ?」
「藤井です。」
「藤井サン、ね。」
何を話しても途切れる会話に気が遠くなる藤井。自分の家がこんなにも遠いものかと嘆きたくなる。
それとは対照的に三井は、少し後ろを歩く彼女のことをどのようにも意識していなかった。
三井にとって、藤井はまだまだ幼い少女なのである。
短い髪も純粋な瞳もこの男にしてみれば小学生とさほどの違いはなかった。
好みはむせ返るほどの色気に溢れた女であり、従って自分を見るたびに怯えるような藤井にはなんの興味もなかったのだ。
837ミッチー×藤井さん:2006/11/19(日) 23:03:26 ID:oEzbTJAF
しかしこの沈黙の重さに耐え切れず少女が話しかける。

「あの、やっぱり戻って来て楽しいですか?バスケッ…」
そこまで言うと小さくあっと言って細い指を口に当てて息を呑んだ。
動いていた2人の足はピタリと止まった。
じろりと藤井を見る三井はこれ以上ないほど渋い顔をつくり、口を尖らせ、薄暗い電灯の下でも赤くなっているのがわかる。
(あぁ〜私ったら何てことを…)

三井は、肩肘をはりバスケット部に戻りたいのだと認めきらなかった弱い時分のことを思い出したくなかった。体育館に乗り込んだことは特に。
そんなことは周りも承知しているだろうしもちろん藤井もわかっていた。
が、彼女にしてみれば共通の話題もない男に何か話しかけねばと思った結果、
思いついたことを喜んで口にしてしまっただけなので災難だったとしか言いようがない。
「す、すみません。」
小さな身体をこれ以上ないほどに縮み上がらせた藤井に謝られて、なおさら嫌な汗を額に浮かばせ赤くなる短髪の男。
「あン時いたのかよ。その、えーっと。」
「藤井です。」
「…あぁ。」
ばつが悪そうに頭を掻いてまた歩き出した。
その背中を見ながら藤井は心の中で何度も三井に謝り自分の機転の利かなさにうんざりした。うつむいて男の後に続く。

「あーまぁ。楽しい、よ。」
驚いて顔を上げた。答えが返ってくるとは思いもよらないことだ。
「いや、すげぇ楽しいな。」
表情こそ見えないが笑ってもれた吐息が聞こえてきた。
頭を掻いていた大きな手の平をそのまま首にもって行き、首をかしげながら呟く。
今まで明らかに突っぱねた言い方で冷たかった声が温かく柔和になっているのを感じた。
838ミッチー×藤井さん:2006/11/19(日) 23:07:34 ID:oEzbTJAF
はねつけるような三井の取り付く島を発見したようで少しだけホッとし、思わず彼女の顔がほころんでいく。
こんな粗暴でぶっきらぼうな男がバスケットのこととなるとまるで恋人の話をするように優しくなる。なんともおかしな話ではないか。
自然笑っていた彼女は、はたと目が合った男の照れ隠しのにらみ顔で慌てて表情を戻す。
「…何がおかしんだよ。」
「いえっ。いえあの、本当にバスケが好きなんだなぁって。」
「ふん。」
「あ、あのここで。あそこ、私の家なんです。」
細い指の示した方向を見ると白い壁の家があった。思ったほど遠くなく三井はそっと安心した。
「すみません。本当にありがとうございました。」
「おぉ。じゃぁな。」
ぺこりと頭を下げる彼女を見てさっさと家路につこうとする三井。
そんな姿を見ながら藤井は先程ちらりと三井に言おうとしたことを告げようか瞬間迷った。
が、小さくなりつつある三井を見て決心した。それに今日を逃すと二度と話すことはないかもしれないのだ。
「三井さん!」
声がして振り返ると短い髪を左右に揺らしてこちらに走ってくる藤井が目に入る。
「なんだぁ?忘れモンとか言ってももう俺ぁ知らねーぞ。」
その言葉に無言で頭を振って答え、白い頬を少し赤くして言った。
「あの、私三井さんのシュート好きなんです。ゴールに当たる音がしなくって、
 シュッていうか、パシュッて感じの音。好きなんです。気持ちがいいですよね!」
息を荒く興奮気味に言う言葉に三井の目が丸くなっていく。わざわざ走ってきて何を言うかと思えば…。
男の表情で自分がいかにおかしなことを言ったのか認識した藤井は更に顔を赤くしてうつむいた。
今日は本当に何も気の利いた事が思いつかない。オマケに締めがこれである。
「そ、それだけです。すみません呼び止めて…あの、あの本当に気をつけて…ありがとうございました。」
真っ赤になって小さくなる少女に三井はたまらず噴出しくっくっと笑った。
「お前よ、名前なんつったっけ?」
デジャビュのような質問に一瞬目を開き、今度は藤井が笑った。あの桜木花道からもこんな短時間で3回も聞き返されたことはない。
その笑顔に三井は表情を変えないまま小さくドキリとした。笑うと花が咲いたような輝きがある。
(こんな顔もするんだな)
軽く咳払いをして無理矢理視線をそらした。
「藤井です。」



今度は、覚えた。
839ミッチー×藤井さん:2006/11/19(日) 23:10:34 ID:oEzbTJAF
これで3分の1くらいです…本当すみません。。
職人さんが来るまでの保守がてらの文なので、
もし職人さん思いついてたらもう全然気にしないで書いてください!マジ色々読みたい!

よければまた明日以降に書かせてもらいます。
840名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 23:41:44 ID:vL12P7PQ
職人さんキタ━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━ !!!!!
>>839
三井藤井さん新鮮で(・∀・)イイ!!
エロまで長いのも萌えるっす
続きwktk
841名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 00:39:51 ID:R95kOV74
GJ!
842名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 01:00:39 ID:uijroBar
うわ〜!ありがとうございます!職人様!
面白いです。ワクワク (0゚・∀・) テカテカです!
843名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 09:19:13 ID:/muOXM63
職人さんキテター
ヾ(*´∀`)人(´∀`*)ノ キュッキョッ
844名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 17:30:31 ID:Zu4ewPFx
渋々ながらも夜道女子を送っていくミッチー、テラ萌えす!
845名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 14:51:44 ID:4VmexMKr
神×晴子さんが見たいです!!
846名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 21:03:42 ID:XcjWAizb
>>844
女キャラスレなのに、ミッチーに萌えって・・・
847名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 21:07:18 ID:ETrGru9A
別に女キャラに萌えなきゃならないと決まってるもんでないし
男の仕草etcに萌えるのも有りだと思うよ。
848名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 11:36:32 ID:k34uo1Qh
>846
えぇっ?!ここっていつから女キャラスレに決まったの?オマイが今決めたの??
849名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 18:40:02 ID:+xHuaHKI
そうは言っても数少ない女の子に萌えられるところだ
850名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 17:23:28 ID:GIfaUD5T
しょうがない…。晴子が1年生の桑田と付き合ってって言う、桜木にとっては
寝取られを書くとするか・・・。
851名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 18:20:01 ID:Y+2xC00O
晴子×神とか
晴子×仙道
を書いてほしいです!お願いします

何だかすごくエロく切なくなる気がするので・・
852名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 19:17:50 ID:Klf+a+EZ
>850
よろ!
853名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 07:49:29 ID:xeXt/xVr
>>839
ミッチーと藤井さん、可愛すぎです!
854名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 18:37:23 ID:+mq3h3Y0
晴子×清田投下してもいいですか?
855名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 18:49:47 ID:CTN1ooT5
>>854
щ(゚Д゚щ)カモォォォン
856晴子×清田:2006/11/25(土) 18:54:07 ID:+mq3h3Y0
駄文ですが投下します!
接点づくり無理やりです。まだ途中までですが…

『あれ…?湘北の…』
『あ…海南の…清田さん』
『やっぱそうだー!会場でよくみかけてたし!えっと…』
『赤木晴子です』
『どーも!偶然っすね』
それがきっかけだった。電車がくるまで少しだけ話してわかれた。
たったそれだけだったのに、何度も会場で顔はみてたのに…

「はぁ…」
「晴子どしたの?流川くんの練習見ににいかないの?」
「今日は…やめとこうかな…あ、ほら毎日行ったら迷惑じゃない!」
「晴子なんか変だよ〜?」
「そんなことないって!さっ帰ろうよ」
857晴子×清田:2006/11/25(土) 18:55:28 ID:+mq3h3Y0
あの日から清田くんのことが頭から離れない…
私は流川くんのこと好きなのに…なんでこんなに気になるんだろう…

あれから2週間駅で話す間に見せた清田の屈託ない笑顔が晴子の頭から離れなかった。

楽しいし、優しいかんじだったな…

藤井たちとわかれた晴子は何故か駅に向かっていた。
「この間は偶然だしなぁ…ってなに期待して駅なんか来ちゃったんだろ…」

「晴子ちゃんっ!」
「あ…!」
そこには明らかに急いで来たような姿の清田がいた。
858晴子×清田:2006/11/25(土) 19:18:41 ID:+mq3h3Y0
「なんで…こんなとこに?」
「いやっ、今日部活っ休みになって…そんで…あの…この間、会ってから頭から離れなくなっちゃって……」

晴子はあまりにも意外な展開に言葉がでなかった。
「ごめん!急すぎるよね!ってかいきなり来てなに言ってんだよな…まさか駅にいるなんて…」
「ち、違うの!そうじゃなくて…」
「…ここじゃあれだから…どっか話せるとこある?」
帰宅中の人がたくさんいる駅を見渡し清田が言った。
「この先に公園があるから…」
ふたりは寒空の中、公園にむかった
859晴子×清田:2006/11/25(土) 19:28:40 ID:+mq3h3Y0
「寒いなー」
「うん…」
ベンチに座り清田が晴子をみて言った。
「さっきの続き…なんて言おうとしたの?」
「え…」
どうしよう…

「なんかすげー困らせてるよね!ごめん…」
「私も…清田くんのこと…頭から離れなくて…」

「まじ…?!」
晴子はうつむくしかなかった。
「きゃっ…」
突然清田が晴子をだきしめた。
「ほんとにそうだとしたら、すげーうれしいんだけど!」
「ほ、ほんとだよ」
「こっち向いて言ってよ」
860晴子×清田:2006/11/25(土) 21:02:09 ID:+mq3h3Y0
「清田くんのこと忘れられなかった…」
泣きそうなくらい恥ずかしそうに言う晴子を見て清田はまた強く抱きしめた。
「…流川のことはもういいの?」
「え?!」
「みてりゃわかるよ」
知ってるんだ…なのに私はこんなことしてる…

晴子は急に自分のしていることが恥ずかしくなり清田から離れた
861晴子×清田:2006/11/25(土) 21:12:49 ID:+mq3h3Y0
「ごめんなさい…」
「やっぱ流川がいい?」

「ちが…んっ」
清田がいきなり晴子にキスをした。
「んんっ…まって!」
「流川にはわたせねーから」
そう言ってキスを続ける。
「ん…はっ」
どうしよう…こんな…

清田の手が晴子の胸にふれた。
「!清田くん…」
862名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 22:38:05 ID:WJEjDry2
神が来てた!!!1続きwktk
863続きおそくなりました:2006/11/25(土) 23:14:43 ID:+mq3h3Y0
「ごめん、もうとまんないわ」
清田の手はとまらなかった。
「やわらか…痛い?」
「ぁ…痛くないけど…こんなとこで…」
「誰もいないよ」
そのまま制服の中に入りブラをずらして少し固くなった晴子の乳首をころがした。
「やんっ…はぁ」
「かわいー…」
ボタンを三番目まではずされ、冷たい空気に晴子の胸がふれた。

「ちゅ…」
「あっ…だめぇ…」
そう言いながらも晴子は力が抜けて逆らうことはできなかった
864晴子×清田:2006/11/26(日) 00:06:32 ID:uFUFrBqw
キスをしながら手がスカートの方へおりる。
「足つめたくなってる…寒いよね、ごめん」
そう言いながらもスカートに入ってくる手に晴子は寒さなんか忘れていた。

「濡れてる…」
恥ずかしさでうつむく。
清田はそのまま下着をずらしてさわりはじめた。
クチュ…
「あ…んっ…いや…」
「だめ、かわいーよ」
「はぁ…ん あっ」
一番感じるところを指でさわられ晴子は初めての感覚に身をまかすしかなかった。
「ふ…はぁ… あっっ」
指が一本入ってくる。
きつくしまるそこは一本でも余裕がなかった。
「痛い?中あったけー」
清田もそんな晴子をみて我慢の限界だった
865名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 09:14:11 ID:+kC60lhf
晴子×清田乙乙!
連投する場合は事前にメモ帳にまとめたのを、メール欄に
半角でsageを入れて投下するとやりやすいよ

カップリングにバラエティあってイイ!!
原作接点有りも接点無しもどっちもワクワク (0゚・∀・) テカテカ
866名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 14:00:15 ID:kDYlJlVW
青姦? 青姦なんすか?!
867名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 17:18:17 ID:P+ovi+tC
青姦ですね!
868名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 20:52:13 ID:uFUFrBqw
晴子×清田投下した者です
みなさんレスありがとうございます!
接点なさすぎで青姦になってしまいましたー
あともう二回くらいでしめるので後ほど投下します!
連続投下のしかたも教えていただきありがとうございます
869名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 22:31:14 ID:XaAnmImX
ありがとうございます!!


次は神×晴子を書いていただけませんか?
870名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 23:39:09 ID:NIRNeMW7

     ☆ チン

        ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          ヽ ___\(\・∀・)< 清田×晴子の続きまだー?
             \_/⊂ ⊂_)_ \___________
           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄./|
        | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| :|
        |________|/
871名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 01:38:56 ID:LHDb3dS8
アヌメ映画見ますた
マイケル×えり、ちょっと見たいとかオモタ
どっちもオリキャラだがw
872名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 04:33:13 ID:7QQ9TMVM
神降臨までの場繋ぎに投下させていただきます。
流彩でエロなし。
イメージは「きみはペット」だったんですが、恋愛要素があるかどうかもわからない話に仕上がりました。
873彩子さん家の流川くん1:2006/11/30(木) 04:35:40 ID:7QQ9TMVM

中学が同じだった流川とは、いつも帰り道が一緒になる。意図せずとも、一緒に帰ることになる。
それを特に意識したことは無かった。(すでに習慣だったので、先日晴子ちゃんに羨ましがられてその事実を再認識したくらいだ)。
だいたい、分かれ道になるまでお互い無言でいたりするし(しかもコイツは歩きながら寝ていたりする)、
会話が成立しても話題は常にバスケバスケバスケ、だ。色気なんて介在しないし、そもそもさせる必要がないのだ。
(だから流川親衛隊が私を嫉妬の視線で刺し殺そうとするのは全くのお門違いなのだと強く主張したい)

そう、私と流川の間には色気なんて介入させる必要が無いのだ。だから。

流川が私の部屋で寝起きするようになったとしても、特に問題は無いのだ、と、思う。


* * *


その日は本当に、特に何もない日だった。
あんなことさえなければ思い出にだってならないような、あまりにも平凡な一日。
いつものように学校行っていつものように授業受けていつものように部活動に勤しんで。
模範的な高校生活というのを一通りこなせば、あっという間に帰宅時間だ。
いつものように私はいつもの帰り道を歩き、いつものように流川は私の後方で半ば眠りながら自転車を押して歩いている。
そして、いつものように会話が無いまま三叉路に到着。
いつもの挨拶。
「じゃあね、流川。また明日」
「…ウス」
私はいつものように直進し、流川はいつものように自転車にまたがって右に行く―――はずだった。
874名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 04:37:27 ID:7QQ9TMVM

そのはず、だったのだけれど。

どういうわけか、流川は自転車を押して直進し続けているのである。おそらく意識は夢の中なのだろう。
起こそうかどうか一瞬だけ考えて、結果考えるまでも無く放置することに決定。
何故ならこいつは無理に起こすと物凄く不貞腐れるのだ。それはめんどい。かなりめんどい、のでやらない。
まあ、流川がこっちの道を通ってもちょっと回り道になるだけだし、問題無し。

そんなわけで、少々イレギュラーな事態は発生したけれど特に問題も無く私は自分の家が見える辺りまでやって来た。
さすがにここで声をかけてやらないのは先輩として不親切なので、私は後ろを歩く流川に声をかける。

「ちょっと流川、起きなさーい。寝ぼけてるわよー家に帰れなくなるわよー」
「…」
「るーかわー。おーきーろー」
「………」

あら、起きない。いつもはこれぐらいで『…………寝てないッス』って不機嫌そうな答えが返ってくるんだけど。あらら?

(…やっぱりあれかしら、この子はスタミナ不足気味だし日ごろの練習で疲れてんのかしら、やーねーどうしたもんかしら。
流川用の練習メニューでも組もうかしら、それとも食生活の改善からはじめたほうが良いのかしら)、
だなんて、うっかり思考がバスケになってしまって流川を再度起こすのが疎かになっている内に、自宅の前まで着いてしまった。
仕方ない。流川の様子は一向に変化無しだし帰宅出来るかどうかも怪しいし、私が流川ん家まで付き添ってやんなきゃかな。
「るかわー、起きろー起きなさーい。あんたん家までついてってあげるから、歩きながら起きなさーい」
言いながら私は家の前を素通りする。
どうせ一人暮らしだから気兼ねする相手もいないし、これもマネージャーの仕事の内だと思おう。

不意に、後ろを付いて来ていた足音が聞こえなくなって振り向けば(そういえば今日の帰り途中、こいつの顔なんて見ていなかった)、
流川が自転車ごと私の家の門の中から不機嫌でも不貞腐れてもいない顔をこちらに向けていた。…あらら。
「…あんた、いつの間に目を開けながら眠るなんて特殊技能を身につけたのよ?」
「…………………寝てないッス」
「しかもさらに寝言を話す、なんてほんとあんた妙なところで器用ねー」
「………………………………………寝てない、ッス」


…………はいはい。
875名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 04:41:51 ID:7QQ9TMVM

はいはい、と応えながら私は門へと向かう。
しかしウチのルーキーはどうしてこんなによく眠るんだろう。(まさかまだ成長期?)、
さすがにここまで寝癖が酷いと心配になってくる。(背が伸びる分には一向に構わないのだけれど)、
ひょっとして夢遊病の気があるのかもしれないし、病院に連れて行くことも検討しなくては。(今度赤木先輩に相談してみよう)、
今は私の家だから良いものの、まるで関係ないお宅に不法侵入して警察沙汰にでもなったら退会出場にも影響が出てしまう。
「ほーら出ておいで。そこあたしん家だから」
あんたの家には今から行くのよ、と続けながら流川のハンドルを引き寄せた。が、動かない。ビクともしない。
見上げれば流川と目が合う。あれ、ほんとに起きてる。いつから?
周りが暗いからぼんやりとだけれど、流川は試合以外で見るのは極稀な、真剣な顔をしているようにも見える。

「…………………………腹減った、ス」

あんた幾つよ。お腹がすいて動けないとかいう年齢じゃないじゃないでしょう、さすがに。
「家帰って食べなさいよ」
「親、懸賞当たって旅行行くって」
「世の中にはコンビニ弁当というものがあるじゃないの」
「金欠」
「ざけんなよ」
要約するとなんか食わせろってことですか。
いくら私が働きたがりのマネージャーだとしてもそれはどうだろう。
流川が中学からの後輩だとしても、さすがに立派な男子を一人暮らしの家に招きあげるのは不味いんじゃなかろうか。
例えば、ご飯と一緒に私も食われるとか…いやいやいや、無いわーありえない。(だってバスケ部だし。バスケ馬鹿だし。流川だし)。

「ちなみに、なんか食べたいもんある?」
「じゃこご飯」

ほら、だって食べたいものはじゃこご飯だし。身の危険を全く感じないセレクト。

「じゃこご飯以外」
「別に…………………じゃこご飯食いたい」
どこの猫よあんたは。そんなんだからスタミナ不足なのよあんたは。自己管理も大事なのよルーキー。

「食生活の面倒はさすがにマネージャーの仕事じゃ無い気がする…けど」
くそう。お前は大事な戦力なのよ流川…!
「わかった、寄ってきなさいよ。でも好き嫌いは無しだから」

じゃこご飯の他もきちんと食べるのよ、と指差しして命じれば、ウスと神妙な返事が返ってきた。
876名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 04:49:40 ID:7QQ9TMVM
そんなわけで、「彩子さん、流川くんを拾うの巻」(忍者ハットリ君風)でした。
なんとなく好きな二人で書いてみたのですが、全くエロ方向に進みそうも無かったのでここで断念。
ご飯を食べた後も流川が居座り続け、やがてはエロへ…というつもりだったのですが、
書けども書けども彩子さんが流川にときめいてくれないので困りました。バスケ馬鹿な彩子さんでした。
877名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 07:56:52 ID:d/R1YxmU
>>876
GJ!!
ペットな流川(;´Д`)ハァハァ
この二人の関係面白くて好きだ〜
878名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 09:57:54 ID:DDtVAukX
めっさワロタ&萌えた。
できたら続きも読みたいなぁ。
GJ!
879名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 10:59:26 ID:NlOXZjj7
GJ!!
飼ったペットは狂犬でした。って方向でいかがわしく妄想しても良いですか??
880名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 11:02:08 ID:KybStMQ8
GJ! 流川の睡眠欲と食欲が満たされたら、当然次は性欲っすよ!!
881名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 16:04:19 ID:EzfzSW0B
久々に萌えた…!
テンポが良いし読みやすいね。
続き頼む!
882名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 18:05:59 ID:HqH358o4
なんかここのSS読むと、その設定で色々妄想しちゃうよ。
そーゆーパワーがあるのを書けるって凄いなあ。
883名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 23:56:10 ID:7QQ9TMVM
おおお、みなさんGJくださってありがとうございます…(ノ´∀`*)
こんな感じでぐだぐだ続いても良いのでしたら、また出来上がり次第投下させて頂きます。

なんだか気合入りました!がんがる!(`・ω・´)シャキーソ
8847QQ9TMVM ◆/HloHuTzBQ :2006/12/01(金) 05:02:12 ID:u+QpBPcn
NG登録用にトリをつけてみました。
流彩がお好みでない方などいらっしゃいましたら、お手数ですが登録お願いします。
コテもついでにつけてみました。昨日のIDがなんだかカコイイ!だったのでそのまま採用。
読み方までは考えてないのでお好きな部分をぶつ切りして呼んで下さい。

あ、あと区切りのいいところまで出来上がったので投下します。
短いですが、彩子さん視点はここで一区切りつきそうです。
そして今回またエロなしです、すみません。
ふざけんなゴルァ、という方もNG登録お願いします。
885「彩子さん家の流川くん2」 ◆/HloHuTzBQ :2006/12/01(金) 05:12:43 ID:u+QpBPcn

靴を脱いで、玄関の電気を付けて、上がんなさいよと声をかけたら「おかえんなさい」と返された。
それは客の台詞じゃないと思ったけど、誰かにそう言ってもらうのは久々なのでちょっとこそばゆい。


なんだか照れくさくなりながら、私もきちんと挨拶を返す。相手は流川だけど、まあいいか。



「うん…ただいま」


 * * *


流川にお茶を出して2階の自室で着替えて再び階下へ。
「あんたが食べたいじゃこご飯ってどんなのよ?炊き込み?」
手早くエプロンの紐を締めながら注文を聞いてやる。
久しぶりの来客だし、料理するのは嫌いじゃないし。リクエストに応えてやらんでもないわよ。

「………じゃことご飯なら、なんでもいい」

…だからなんだそのじゃこへの執着は。腕の奮い甲斐が無いやつ。

それじゃ取り敢えず腹の繋ぎにと、冷凍しておいたごはんを電子レンジにかける。
温め終わるのを待つ傍ら、じゃこに鰹節と醤油を加えれば準備完了。
チン、とレンジが鳴ったらごはんを取り出してほぐしてじゃこを加えて三角に握って、はい。出来上がり。
流川を食卓に座らせて出来立てほやほやを出したら、おお、とらしからぬ反応をされてしまった。
こんなおにぎりに感動するなんて。よほどお腹が減っていたらしい。

「ひとまずこれでもお食べ」
「…ウス」

ペコリと頭を下げて、流川は黙々と食べ始める。
私は次の料理に取り掛かるため、食材の確認をするべく台所へ戻った。
886「彩子さん家の流川くん2」 ◆/HloHuTzBQ :2006/12/01(金) 05:14:45 ID:u+QpBPcn

オーブンとコンロとレンジとグリルのフル稼働、なんて一人暮らしではなかなか新鮮な光景だ。
オーブンではツナとじゃがいものグラタン、コンロ上の鍋には野菜たっぷりのミネストローネ。
流川がおかわり希望のじゃこおにぎりのために、もう一度冷凍ごはんを電子レンジでチンして。
甘夏とアスパラを使ったサラダはもう完成しているし、魚焼きグリルは明日の弁当用に塩鮭を焼いている。

うん、これでなんとかなるんじゃない?

使える動物性蛋白質がツナ缶とベーコンだけしか見当たらなかったけど。
単なる繋ぎのはずのじゃこおにぎりにストックの冷凍ごはん全部使う羽目になったけど。
運動部所属の男子高校生がどれだけ食べるのかなんて知らないから作り過ぎたかもしれないけど。

料理はそれなりに栄養バランス取れてるはずだし。
予定の30分以内に出来上がりそうだし。
明日の弁当の準備する余裕まであるし。
もしも余ったらタッパーに詰めて流川に持たせてやれば良いし。
自分以外の誰かの分まで料理するのは、楽しかったし。

…うん、まあ悪くないんじゃない?

ごうごう、ぼうぼうと音の止まないキッチンの真ん中で、私は自分の仕事に満足して微笑んだ。明日のお米を研ぎながら。
8877QQ9TMVM ◆/HloHuTzBQ :2006/12/01(金) 05:27:47 ID:u+QpBPcn
はい、以上で「彩子さん、意図せず餌付けの巻」おわりです。予想以上にみじかくなってしまいました。

ちなみに彩子さんは不幸な事情があるわけではなく、
単身赴任が決まった父親と、それについていってしまった母親のあつあつ夫婦の家庭で育ったのだとお考え下さい。
888名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 08:14:29 ID:pxQoWigj
続きキテタ━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━ !!!!!

彩子さんがんばってるよ彩子さん
何だかんだいって面倒みてる姐御(・∀・)イイ!!
流川の夜の面倒もみてあげて下さい(;´Д`)ハァハァ
889名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 13:46:03 ID:RjIXV6az
料理上手な彩子さん(・∀・)イイ!!
ところで我が家にはジャコに生姜をすりおろして醤油を掛けるのが好きです。
890名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 13:49:21 ID:enzv0IM5
彩子タンの握った、ほかほかのじゃこおにぎりが食べたいよママン
891名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 18:07:08 ID:qn42T3D8
>>889
オイシソウ!
ちびっこでも食べられるかな?
892889:2006/12/02(土) 00:57:16 ID:RTx6EmxQ
食べられないこともないだろうけど、大量に作らずにちょびっと作って味見してくだされ。
893名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 07:13:10 ID:QnUQxld0

894名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 07:14:41 ID:QnUQxld0
おお、ミスったwwwww

流彩かなり禿しく萌えてスマタ
ぶっちゃけしばらくエロなしでも我慢出来るから長く連載してほすぃ
895名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 19:12:44 ID:H873+tNF
「ひとまずこれでもお食べ」
餌付け(;´Д`)ハァハァ

ミッチー×藤井さん、晴子×清田もwktk
896名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 21:45:50 ID:CS5m2RWP
GJ!(*´Д`)モエ
897名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 19:02:11 ID:l2XBU32/
神降臨までの繋ぎに・・と仰ってた HloHuTzBQ さん、
あんたこそ  神  だ・・
898名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 05:38:06 ID:1HJlzxKm
>>897
禿しく同意
色恋沙汰に鈍い彩子、文章読んで脳内デフォになったw
微妙に頑張ってるような流川にも期待。
肝心な部分が通じてないけど、ヤツは報われるんでしょうか…?
ヤバい、本気で楽しみです。



更新お待ちage
899名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 13:05:24 ID:0l+ijwdm
い〜なぁ・・流川と彩子サン・・
900 ◆/HloHuTzBQ :2006/12/07(木) 17:42:36 ID:kaQW+zUb
こんにちは。一区切り出来たので投下します。
今回流川視点で書いたら

「 誰   だ   こ   い   つ 」

みたいな流川(?)になりました。
初恋に悩む16歳だぜと開き直ってはみたものの、お叱り覚悟です。
そしてエロもないのです。切腹覚悟です。


↓それではスレ汚し失礼します。
901「彩子さん家の流川くん3」 ◆/HloHuTzBQ :2006/12/07(木) 17:44:23 ID:kaQW+zUb


言いたいことは、たくさんあるんだ。




センパイはやさしい。

センパイは照れ屋だ。

センパイは料理が上手い。

センパイはかわいい。

センパイは、




……………センパイ。
902「彩子さん家の流川くん3」 ◆/HloHuTzBQ :2006/12/07(木) 17:45:58 ID:kaQW+zUb

 * * *

家で誰かと一緒にご飯食べんのってひさしぶりだわと、食事の間ずっとセンパイは笑っていた。
センパイはよく笑うが、それはいつだって全然わざとらしくない。出し惜しみしない代わりに大げさに笑いすぎることもしない。
いっつも気持ちの分だけ笑っているような、そんな不思議な笑い方をするのはセンパイくらいしかオレは知らない。
 つまり何を言いたいかというと、食事のあいだ中笑える程度にはオレもセンパイの役に立ったということだ。


約束通り残さず夕飯を食べ終えた。
それを確認したセンパイは足りなくはないかとオレに聞き、オレは心配させたくなかったから正直に、
いつもはこんなに食べないと答えたところ「だからあんたはスタミナ不足なのよ」と叱られた。
特におにぎりが美味かったと感想を言えば肩をすくめながら微笑まれた。
 センパイは、見ていて飽きない。


その後センパイは食器の片づけを行い、オレもちょっと手伝ったが客だからということで居間に追い払われ、
家まで送るからそこで大人しくしてなさいと、でかいソファででかいテレビを見て待つことになった。
薄い画面の中では、センパイによく似た主役らしい女優が銃を撃ちまくっている。

オレはこの映画もこの女優も知らなかったが、女優がぴっちりした灰色の衣装を着ているせいで
チャンネルを切り替えることも出来ず、そのままCMが始まって終わって、再び再開された画面の
右下に表示されるタイトルでそれがシリーズの第二作目だということを理解した。
903「彩子さん家の流川くん3」 ◆/HloHuTzBQ :2006/12/07(木) 17:47:02 ID:kaQW+zUb

「おまたせー…あ、これやんの今日だったんだ」
見損ねちゃったわと笑いながらセンパイがオレの横に座った。
ソファはでけえだけじゃなく沈むかと思うほど柔らかで、だからもしオレが目を閉じていても
その傾き方でセンパイがすぐ隣にいるってことがわかっただろう。
そんな風に測れてしまう距離というのは、映画を見るため先輩が沈黙したせいで余計に、
なんというか、なんだか居心地が悪いような良いような妙な感じだ。これは、マズい。
思わず口を開く。この沈黙を破りたい。

「センパイ」
「んー?」
「これセンパイに似てる」
画面を指差すと、ちょうど主演女優の顔がアップになった。
テレビがでかいせいで、女優の厚い唇がオレの顔くらいの大きさだ。
「ほら」
そのままセンパイを見ると、テレビとおんなじ顔が目を丸くしている。
「………あんた、そういうことが言えるようになったのねー」
人って進歩するのねーあんたあたしの知らない間に社交的になってたのね。なんて。違う。
にこにこ、ほんとに嬉しそうな顔をして。そんなこと言うな。

「…嘘じゃねえ、」
イラついてテレビの方を向く。だせえとは思っているが抑えられない。
オレがすねたのを見たセンパイがなだめるみたいに、
「でもあたしこの女優けっこう好きだし。ありがとね」。
よしよしと頭をなでられた。

 ああ。オレは余計に惨めな気分になる。
904「彩子さん家の流川くん3」 ◆/HloHuTzBQ :2006/12/07(木) 17:48:47 ID:kaQW+zUb

確かにオレはガキだ。どんなに足掻いても、それが変わるわけじゃねえ。
オレがどんなにでかくなってもセンパイがオレより一年長く生きている事実とかを変えれるわけじゃねえし、
オレが何本シュートを決めたからといってその差を埋められるわけじゃねえ。
だけど。
もう、子供でいるのは十分だ。
こんなことを考えてるオレはやっぱり間違いなくガキだけど、でもガキだからそれを抜け出したくてしょうがない。
センパイはガキの面倒を見るのが上手だが、別にオレは面倒見てもらいたいわけじゃねえ。

 だから、オレはもうガキではいられない。


まだオレの頭の上に置かれている手を取り、センパイに体を向けた。
オレの手の中で、センパイの手が大人しくしているのをじっと見つめる。
ハイタッチではわからなかった。ひんやりして薄い、センパイの手。
細い手首に視線が移って、そのままセンパイの顔まで上る。目が合う。
座席の上で器用に胡坐を組んだセンパイが小首を傾げてオレの表情を見つめている。
 …センパイはオレの機嫌がもう直ったかなと、読み取ろうとしている。


                 ……………ああ。


 センパイは、にぶい。

オレは手を掴んだまま脱力した。
905 ◆/HloHuTzBQ :2006/12/07(木) 17:53:26 ID:kaQW+zUb

以上です。
「流川くんの純情の巻(前)」でした。

元は少女マンガ的ラブコメ風をイメージしていたのですが、
(序章の部分のポエミーな部分とか)
そろそろただのギャグのような気がしないでもない大雪の今日この頃です。
906名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 18:15:31 ID:0l+ijwdm
甘酸っぱいルカワ君とアヤコさん、ありがとうございました。
貴方のおかげで此処に毎日足を運ぶ習慣ができてしまいそうです・・!
後編が楽しみすぎます・・!
907コメント返信 ◆/HloHuTzBQ :2006/12/07(木) 18:21:42 ID:kaQW+zUb
コメントくださった皆様、ありがとうございます。

>>888
お待たせしております。
あと2回ほど更新したらエロロになる予定です。がんがります。

>>889
試してみました。
(゚д゚)ウマー! 良いこと教えていただきました。

>>890
僕もだよママン

>>893=>>894
長期連載…もったいない言葉です。
まだまだ技量不足のため更新に時間がかかっていますが、
長い目で見守っていてください。

>>895
*拾う
→餌やり
→いいこいいこ
で、一つずつペットぽさを出してみました。
ミッチー×藤井と晴子×清田wktkです。

>>896
トン(*´∀`)!

>>897
恐れ多いです…(((( ;゚д゚)))アワワワワ

>>898
流川のわかりづらい頑張りに気づいて下さってありがとうございます。
本気でがんばります(`・ω・´)
908コメント返信 ◆/HloHuTzBQ :2006/12/07(木) 18:26:39 ID:kaQW+zUb
>>906
すれ違いになってしまいました。コメントありがとうございます。
おお、毎日…お手数かけて申し訳ありません。
後編は月曜日くらいに投下したいと思っていますので、お待ち下さい(`・ω・´)!
909コメント返信 ◆/HloHuTzBQ :2006/12/07(木) 18:35:13 ID:kaQW+zUb
>>899
自分宛のコメントではないのかもしれませんが
もしも拙作に対してそう言って頂けたのなら嬉しいことこの上ないです。
コメント遅れて大変失礼しました。
910名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 19:39:51 ID:WyJLwowd
今回もъ(゜д゜)グッジョブ!!
エロが始まらない限り、いつまでも続くんならエロなくてもいいですよ(;゚∀゚)=3ハァハァ
911名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 20:05:23 ID:jpKi/5Dk
ルカワも彩子さんもすげーかわいい
ぶっちゃけエロはあってもなくても萌えるので
職人さんのペースで連載してくださいwktk
912名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 21:42:07 ID:BOBd5ux5
GJ!るかわも彩子さんもカワイス
胸が(*´Д`)キュンキュンするよ。
913839:2006/12/07(木) 22:49:33 ID:eyAjmpRQ
うわぁぁぁ来てたー!!最高です!もうずっと楽しみにしてました〜!
突然忙しくなって少しずつしか書けなくて間空きましたがいつも見てました!!
清田×晴子も彩子×流川もたまりません!

最後まで書きましたが本当長いので苦手の人スルーしてください。

明日からまた忙しいのでこんな職人さんが書いてくださってるすぐ後に書くタイミングの悪さもどうか見逃してください!!!
914みっち×藤井さん:2006/12/07(木) 22:51:30 ID:eyAjmpRQ
きれいな弧を描き、心地の良い音を立てながらボールがゴールに吸い込まれていく。
一瞬シンとなる体育館。が、すぐに
「すげぇ…!三井さんやっぱすげー!!」
などと一年生の歓声があがった。
そんな声の中、三井はふと入り口に立つ藤井を見た。なぜかきれいにシュートが決まると、
この音が好きだと言った彼女を見てしまう。
当の藤井はぼんやりしていたが、目が合うとピシッと立ちなおして慌ててにこやかに手を叩いた。

うしろでブッと噴出す音。見ると宮城が口を手で押さえ笑いを噛み殺している。
「………なんだよ。」
少し赤くなりながら三井が低い声を出すと、天然パーマの男は押さえきれないと言った風に笑い出した。
「い、いやっ仲いーっスねー!!」
息も絶え絶えの宮城にうるせーと言いながら蹴りを食らわすと、休憩の号令をかけて入り口に近づいていった。

近頃湘北バスケット部では、三井と藤井の話で密かに盛り上がっていた。
初めて会話した日から一ヵ月。
他の者が見ても明らかに、日に日に二人の距離が縮まっている。
あの悪人面の三井があの大人しい藤井を、この頃よく家まで送っているらしい。
付き合うのも時間の問題だと思われる二人の会話を、耳を大きくして
みなが聞き入っているのを知らないのは当人ばかりなのだ。
そんな好奇な目を向けられながら三井は藤井のもとにたどり着いた。
「お疲れ様です。」
少し緊張した面持ちで、しかしそれ以上にうれしそうに藤井はにこりと笑った。
話しかけられるたびに飛び上がるほど嬉しく感じるこの気持ちを、近頃やっと何と言うのか彼女は一足先にたどり着いていた。
素直にもっともっと目の前の男のことを知りたいと感じ、そして知るたびに惹かれて行く。
一方三井はその域まで達していない。確かにかわいいとも思うしそこにいればなぜか話しかけてしまう。
が、彼の今までの拙い恋愛から考えると、それはいつも欲望が備わったものであったので、
そんな気持ちは到底抱きそうにない彼女のことは恋愛対象ではないと考えるまでもなく思っていた。
915みっち×藤井さん:2006/12/07(木) 22:52:26 ID:eyAjmpRQ
「おう。」
首にかけていたタオルで顔を拭きながら藤井を見る。
少女の何か期待したような赤い頬と、純粋な目。それを見るといつも少したじろき、逃げ出したいような気持ちを抱く。
視線を逸らしながら三井は口を開いた。
「お前なぁ、拍手すんな。」
藤井は一瞬何のことかわからなかったが、すぐに3ポイントの後の拍手だと理解した。
「あ…迷惑でした?三井さんが見てたから何かしなきゃと思って…。」
「あれはねーだろ!小学生か俺は!」
男の怒鳴り声にすっかり慣れてしまった藤井はくすくすと笑った。
「ご、ごめんなさい。そうですよね。」
ったく。と悪態をつきながら三井も悪くない気分だった。彼女の笑顔は見ているとホッとするような優しさがある。

「三井さん。そろそろ…」
体育館に響く声で宮城がそう言うと、返事をして練習に戻ろうとした。
三井の遠くなる背中を見るといつもこれで最後のような感覚に襲われる。

瞬間的に藤井は声をかけた。
「み、三井さん!あの。今日、なにか食べて帰りませんか?」
藤井のいつもより若干大きめの声に、なによりその内容に部員全員は彼女同様身体を硬直させ緊張した。
「あーダメ。俺金ないもん。」
……………
あまりにもあっさりした断り方にシンとなる体育館。それほどの事を言ったとはまるで思っていない男を部員は殴りたい衝動にかられた。
「あ、そうだ。お前俺ん家来いよ。送ってってやっからよ。」
「え?」
赤くなって顔をあげる藤井。
そんな会話を聞きながら部員は血の気が下がり、みなギクリと身体を振るわせた。
『この男。やるつもりだ…!!』
全員間違いなくそう思ったに違いない。

「親いるけどな。まぁ茶ぁくれー出るだろ。」
その言葉に藤井ではないホッとした吐息が体育館内から聞こえ、気付いた三井は不思議そうに首をかしげた。
916みっち×藤井さん:2006/12/07(木) 22:53:52 ID:eyAjmpRQ
「あれ?」
三井は自宅に着いた時ポツリと言った。
表札に『三井』とかかれた家は、真っ暗で人がいるようには思えない。
「どっか行ったか?まいーか。上がれよ。」
真っ暗な廊下に三井がつけた電気が眩しい。
藤井は男のあまりにも下心を感じさせない態度に身構えている方がおかしいのかなと思い始めていた。
リビングへ歩く三井は緊張する人間のそれとはほど遠い態度だ。
何度かこうして女友達、もしくは彼女と呼べる人間を家に招いたことは想像に易い。
ふとその考えが頭に浮かび少女の胸はちりりと痛んだ。
「しょーがねーな。ちょっと着替えてくるから待ってろ。」
はいと言う返事を待って二階へ上がる三井。
藤井はリビングをくるりと見渡した。ここで三井が生活をしていると思うとなんだかくすぐったいような嬉しさがこみ上げてくる。
かばんを胸に抱いたまま片手をテーブルに置く。
「おう、いいぞ上がって来て。」
ドキッと後ろを見ると、私服の三井が階段の途中から呼んでいる。藤井と目が合うとそのまま部屋へと上っていってしまった。

「し、失礼します…!」
「なんだそりゃ。」
藤井のかしこまった態度に噴出しながら三井は部屋のテーブルの前に座った。
ちょこんと藤井も座ると、キョロキョロ興味深げに見回す。
意外にもきれいに整頓されている部屋は、テーブルとベッド、そして机がある以外は何もなくシンプルな印象だ。
バスケット選手だと思われる大きなポスターが三井らしい。
いつも彼からかすかに香る香水の匂いがして少女は頭がクラクラするほど緊張した。
何よりも私服である。新鮮な上に格好いい。
「あんま見んな。散らかってるから。」
そう照れくさそうに言うと立ち上がる三井。
藤井はすでに口を押さえて走り回りたいほど気持ちが高揚していた。
「飲みモンくらい持ってきてやらぁ。何がいい?コーヒーと紅茶しかねーけど。」
ふと藤井を見る。やや興奮気味の顔を見て突然違和感を覚えた。

二人っきりで場所は自分の部屋。これは少しヤバイ状況ではないだろうか。
急に顔が熱くなるのを感じる三井。どうしたことかこんな場面になって突然藤井という女を意識し始めてしまった。
そんな三井に気付かずワクワクと自分の飲み物を決めている少女。
917みっち×藤井さん:2006/12/07(木) 22:54:48 ID:eyAjmpRQ
「おい藤井!てめー早く決めろ!」
焦燥感と妙な苛立ちで急かすように言うと、藤井は目を丸くして三井を見た。
「な、なんだよ。」
「いえ、あの名前、覚えてくれてたんですね。」
「なんだそんなことか。」
何事かと緊張した肩をふぅっとおろす。
「だって、いつもお前とかだから…。」
そういうと目を細めて笑った。三井は慌てて目を逸らす。ヤバイ。ドキドキしてきてしまった。
「お、お前なぁ!茶ぁ飲んだら帰れよ!」
「え?」
「もうおせーだろーがよ!親がっ家族が心配すんだろ!」
真っ赤で慌てる三井を見て口に手を当てるとくすくすと笑う。
「ふふ、三井さんって照れ屋さんですよね。」
「あぁ?なにぃ!?」
「ほらぁ。すぐ赤くなるんだもん。」
あははと軽やかに笑う声で更に顔を赤くする三井。
「おめーだってすぐ赤くなんだろが。」
そう言われ藤井は反射的に両手で顔を隠してうつむいた。
「あってめーずるいぞ!見せてみろよ!ほらこっちむけ!」
向けるわけはない。赤くなるまいとすればするほど顔が熱くなるのがわかる。
「!?きゃっ…」
見ることに夢中になった三井は顔を覆った手をつかみそのまま拍子に彼女を後ろに倒してしまった。
「!!???」
どう解釈しても男が女を組み敷いている図。藤井はいきなりのことに声が出ない。
「オラ見ろよ!お前の方が何十倍もあけーじゃねぇかっ!!!…よ……。」
これ以上ないほど顔を赤くさせている藤井を見て勝ち誇った顔で笑っていた三井は、この状況をやっと理解したらしかった。
耐えるように斜め方向の宙を見ていた瞳が、おずおずと三井の視線と絡まる。
小さな吐息、赤い頬、潤んだ目に床に流れる黒い髪。視界に映る全ての彼女が艶やかしく、目を逸らす事ができない。
が、無理矢理逸らすと女を組み敷いたまま舌打ちをして、いつもより更に苦い顔で息を飲んだ。
「三井さ…。」
『離してください。』と言いたかったのだろうか。少なくとも三井はそう言いたいのだと瞬時に思いそれを聞きたくなかった。

意を決したように目を見開き彼女を見ると、食らうような噛み付くようなキスをした。
918みっち×藤井さん:2006/12/07(木) 22:56:20 ID:eyAjmpRQ
ぼんやりと三井の思考が働く。
(これはマズイだろ。)
どこか頭の隅のほうで思った。が、止まらない。もはや体が一人で動いているようだった。
藤井は両目を見開き、焦りの表情で何が起こっているのか理解をしようとしている。
激しい三井のキスはただ藤井の味を確かめるように動いていた。
口が触れたことに驚いていた彼女の腹辺りがヒヤリと外気に触れた。そこから男の手が入ってくる。
「んっ三井さっ…ダメ、ダメです。」
ようやく逃れた強いキスから震える声を一生懸命振り絞る。
「いやか?」
息が荒くなった男は切なそうに聞いた。嫌ではない。そうではないが…
「い、嫌じゃないです…でも…。」
「でも?」
言いながらもスルスルとブラジャーまでたどりついた手はそのまま中へと侵入する。
「あっ…んんっ…!」
無骨な長い指が胸の中心部分に触れ、思わず声が漏れた。
「藤井…。」
三井の低い声。こちらを見ていると分かり更に羞恥心が高まる。こんなことで喘いでいる様なんて見られたくない。
唇を噛んで顔を横に背ける。そんな彼女の頬を愛おしそうに指でなぞると、そのまま制服を胸の上までたくし上げる。
「やっ…!」
驚き、慌てて両手でさらけ出されたブラジャーを覆い隠す。
「いやなら言えよ。…やめるから。」
覆い隠す手をいともたやすく押さえ込みながら、男が背に手を回すとはらりとブラジャーが落ちた。
目の端にそれを捕らえ未知の体験に言い知れぬ恐怖が襲ってくる。
「!?あっ!んっ…はっ…」
そんな藤井の気持ちをお構いなしに指に触れる突起を軽くつまんだ。
薄い桃色の小さなそこを指で撫で、つまみ上げる。藤井は声を抑えながら胸から来る初めての感覚に自然と身体が熱くなるのを感じた。
足を折り曲げ、縮こまる体勢をしていたため、少しスカートがめくれ上がっている。三井の熱い手が細い足を伝いながら付け根へと移動する。
「え?…あっ!」
慌てて三井の腕をつかみ、その動きを止めると、眉を下げ懇願するように見つめた。
赤い頬は女の色香を増し、加えて弱々しい姿を見ると三井の悪戯心が動き、口の端で笑った。
藤井の手を取り、彼女の胸に押し当てる。
919みっち×藤井さん:2006/12/07(木) 22:58:49 ID:eyAjmpRQ
「ほらわかるか?ココ、勃ってるだろ?」
三井の手に動かされ、固くなった乳首を細く白い指が交差する。
初めて知る自分の身体の反応に驚きながらも敏感になったそこは自分の指でもびくびくと反応した。
「やだっあ…んっ、あっ!」
「いい声だな。もっと聞かせろよ。」
喉元で笑いながら、からかうように言う低い声で一層身体が熱くなる。

「ひ…どい、です…。」
喘ぎながらなんとか出した言葉。彼女なりの精一杯の抵抗であったが、
かわいらしいその仕草は単に男の気持ちを昂ぶらせるだけだった。
たまらず男が口に乳首を含むと藤井の抑えていた声が大きくなった。
コロコロと舌先で転がすと軽く噛み、ちゅっと吸い上げる。
そのまま上の制服を脱がす。上半身露わになったが藤井はぼんやりとして気付いていないのかもしれなかった。
もう片方の胸をいじっていた手が先ほど止められた足の付け根へと向かう。今度は抵抗はなし。
おそらく胸からくる快感で頭が一杯なのだろう。それを良いことに下着の上から熱くなったそこを引っかくように触れた。
「えっ!?あっ…ダメ…!!」
クリトリスの部分を爪の先でカリカリと軽く擦ると彼女が喘ぎながらのけぞった。同時に液が大量に溢れてくるのが分かる。
「すげぇ。ちょっといじっただけでお前、すげー濡れてるぞ。」
「ぃ…やぁ、言わない…でっ!あぁ!」
「直に触ったらもっと濡れんだろうなぁ。なぁ藤井。」
「あっ!!う…んんっ!あぁっやだぁ!」
意地悪く笑いながら下着の端から指を差し入れる。途端に粘液が指全体を覆い、容易に動けるようになった。
指の腹で擦り上げると彼女の声が大きくなり腰が少し浮く。
たまらない思いでスカートと下着を脱がした。
「あっ!?三井さん!!」
押し広げられた足に妙な違和感を覚えて見ると、三井が足の付け根に顔をうずめている。
慌てて起き上がると男を止めようとする。
920みっち×藤井さん:2006/12/07(木) 23:00:37 ID:eyAjmpRQ
「やだやだっやめっ…んっ!!」
それを制すように敏感な部分に口をつけると軽く吸い上げる。
それだけで力が抜けた藤井は両手を必死で突っぱねて快感に耐えている。
「どんどん溢れてきやがる。見ろよ藤井。なんでだろな?」
恥じらう藤井がもっと見たくて、そんな質問をする。
うつむいていた彼女は肩で大きく息をしながら、焦点が合わない潤んだ目でぼんやりと目の前の男を見るともなく見た。
「…って…」
絶え間なく押し寄せるように快感を与えられていた藤井はやっと解放され、ぐったりして見える。
「だって…すごく気持ちいいから…」
言い終わる前に三井は藤井にキスをした。
彼女としては朦朧とする意識で素直に今の気持ちを言ったのだろう。
が、三井はその素直さに身体が熱くなりもはや我慢の限界だった。

荒々しく男が服を脱ぐと押さえつけられていたモノが現れた。
それを見た藤井は一瞬で頭が冴える。
あんなに大きなものが自分の中に入るのだろうか。熱くなった身体が瞬間冷めるのがわかった。
ぐっと自分の中心部に押し付けられると全身から血の気が引く感覚がする。
「み、三井さ…。」
「いれるぞ。」
「あ…三井さん…。」
祈るような気持ちで名前を呼ぶ。そんな藤井に気付き男は顔を上げた。
「…いやか?」
ここで止めるのは男として非常につらいところではあるが無理矢理はそれ以上に嫌だった。
三井の言葉を聞いた藤井の目にみるみる涙が溜まっていくのがわかる。
「い、嫌なんかじゃな…。でも、怖い…怖いんです。」
震える声で言うと両手で顔を抑えて恐怖に耐えている。
ただただ怖かった。痛みはもちろんだがそれ以上に、全てが変わってしまうような、
言葉に出来ない不安が彼女の体温を下げ、身体を震わせている。
「藤井。」
低く哀れむようにつぶやきながらそっと彼女の頬に触れる。
藤井はその男の体温に驚き、両手を顔から離して真剣な顔を見つめた。
921みっち×藤井さん:2006/12/07(木) 23:01:36 ID:eyAjmpRQ
三井もまたかすかだが震えている。先程まで温かかった手は冷たく、別人のようだ。
「俺だって怖ぇよ。」
かすれた笑い声。震えを止めるようにぐっと拳を作ると軽く藤井の唇にキスをする。
この純粋で穢れを知らない少女を、自らの手で侵していいものか。彼女の人生を変えることにはなるまいか。
今まで感じたことのない責任感が男にのしかかってくる。
が、気持ちは固まっていた。何があっても、どんな責任を背負っても彼女を抱きたい。
「…大丈夫。なんも変わらねぇから。」
優しく髪を撫でる。それは自身に言い聞かせる言葉でもあった。
「お前が好きだ。」
三井自身、あぁそうなのかと納得するほど自然に出た言葉だった。
じっと三井を見ていた藤井の目から涙が溢れてくる。雫が流れる頬にそっとキスをしながらゆっくりと侵入を開始した。
華奢な身体がビクリと震え、全身を固まらせて痛みに耐えている。
「息しろ。力むと痛むぞ。」
素直にぎこちなく呼吸をする藤井。引き裂かれるほどの痛みが全身に広がる。
知らず爪が三井の腕に深く食い込む。

しばらくするとピタリと三井の身体が密着したことに気付き、彼女は大きく呼吸をした。
目から絶えず涙が溢れている。
「いてーか?」
心配そうに覗き込む三井。その顔を見て藤井はふわりと身体を浮かせると男の頬をそっと引き寄せ自らキスをした。
驚いた男は自分の胸に顔をうずめる少女の、揺れる黒髪を見つめるしか出来ない。

うれしい

と荒い息の下、小さく聞こえた。


同じ想いの男は優しく強く彼女の柔らかい身体を抱きしめた。
922みっち×藤井さん:2006/12/07(木) 23:02:12 ID:eyAjmpRQ
「ほら。」
ぽいっと投げられた下着を慌てて布団の中に隠しながら藤井は顔を赤くした。
「照れるこたぁねーだろ。さっきまで素っ裸だったくせによ。」
「やっ、やめてください!」
耐えられないといった表情でうつむき、一層布団で裸を隠す。
ごそごそと布団の下で服を着ているのを横目で見ながらくっくっと笑う三井。
「お前さぁ。冬の選抜見に来いよ。」
「え?」
唐突な言葉に布団から顔だけ覗かせてこちらを見る姿がかわいらしい。
「好きなんだろ?シュートの音。」
照れくさそうに頭を掻く三井。未だ少年のような笑顔を作る。
「聞かせてやるから、あの音。」
そう言うと少しうつむき加減になった。
少女は胸の奥のほうからうれしさがこみ上げてくるのを感じた。
「はい。」
目を細めにこやかに笑う。


それは花が咲いたような笑顔で。
923922:2006/12/07(木) 23:06:25 ID:eyAjmpRQ
彩子×流川もうずっと連載してほしい!!すごい楽しみにしてます!
清田×晴子もいつまでもお待ちしていますよ〜!!

ではでは職人さん増えてうれしいです!ROMに戻ります。

本当こんな長い文章読んでくれた人、ありがとうございました!
924名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 23:29:19 ID:jpKi/5Dk
みっち×藤井さんもキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

このスレ幸せすぎだよ(*´Д`)ハァハァ
エロまで長い分、みっちと藤井さんの会話に萌えだーGJ!
職人さん達に感謝
925名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 23:31:40 ID:0l+ijwdm
三藤に素直に入ってゆけた自分に驚いた。
すべては職人さんの手腕次第なんだなぁ・・
926名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 23:50:04 ID:SkKxGJy+
GJ!!
927名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 00:08:16 ID:jIaFxbOL
GJ!
藤井さんって、晴子の友達のおとなしくて目立たない子だよね?
藤井さんカワイス。ミッチーもセクシーだし。
三藤の組み合わせにこんなに萌えるとは思わなかったGJ!
928 ◆/HloHuTzBQ :2006/12/08(金) 00:20:47 ID:kpHE+qoa
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(*´∀`)゚・*:.。..。.:*・゜゚・* GJ!!!!!

みっち×藤井さん最高です!
男らしいミッチ!女の子らしい藤井さん!素敵なエロ!MOE!
素晴らしいものを読ませていただきました。GJ!
929名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 00:31:19 ID:SRl4DE1j
きた━━━━━━┌(_Д_┌ )┐━━━━━━ !!!!!
流彩も三藤もテラ(・∀・)エロス!
930名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 01:05:24 ID:iFxpyr16
GJ!!!

本当にここの職人さんは神だな!!!
ドキドキしちゃったよ(*´Д`)ハァハァ

清×晴と流×彩もwktk!
931名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 20:09:18 ID:663vCkfP
仙道さんと相田弥生を書きたいと思うんですが…
需要あるかな?
932名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 20:24:44 ID:mCNYJ22u
>>931
(屮゚Д゚)屮 カモーン
大人なエロスいいよいいよ
933名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 21:26:38 ID:9cuQIA9b
>931
ワクワク (0゚・∀・) テカテカ
934名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 21:30:50 ID:663vCkfP
では頑張って書かせていただきますノシ
このスレに間に合うか自信ありませんが…
935名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 15:36:53 ID:CA78wZHb
あー萌えた。三藤職人さん、GJ。乙でした。
936名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 17:39:16 ID:BNkbYB4N
弥生さん、密かに萌え。中村君とでも良し。
937931:2006/12/09(土) 18:12:19 ID:9Ta0bXY6
仙道×弥生できました
この二人のキャラがよくわからず、苦戦orz
大人な弥生さんにしたかったのに中途半端なツンデレに…
しかも長いし駄文です
それでもいいよという方はどうぞ…
938931:2006/12/09(土) 18:32:14 ID:9Ta0bXY6
はりきって投下しようとしましたが、
区切ってるのにもかかわらず長文が投下できません
PCの調子が悪いようです…
申し訳ありませんが、PCの調子がよくなったら必ず投下しますので
もう少しお待ちください
939名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 18:38:40 ID:Em8+gd9Y
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
と思ったらもうっちょっと我慢なのかジラシプレイ(;゚∀゚)=3ハァハァ
940仙道×弥生:2006/12/09(土) 23:29:46 ID:bwax+m/7
>>931です。お待たせしました
投下します↓↓





取材と称し、退社し、気分転換に海岸沿いを歩いていた。
雑誌記者になって5年。
毎日毎日、取材、原稿書き、会議のローテーションで、自分を仕事人間だと思い込み、
バスケへの情熱だけを力に、あちこちを駆け回っていた。
けれど、流石に拠り所が無いとしんどいということに最近ようやく気付いた。

等間隔に並んでいる街灯をぼんやりと見つめながら、当ても無く歩く。
夕刻だということもあり、海岸にはほとんど人影は無かった。
規則正しく聞こえてくる波音と、すっかり馴れ親しんだ潮の香りが心地良い。

(…そろそろ現実に戻らなきゃ。)
弥生は、自分には仕事しかないということを重々承知していた。
一番情熱を向けられるのもバスケ、つまり仕事であるし、還る場所は此処なのだ、と。
そう思いながら来た道を引き返そうとすると、前方に見知った姿を見付けた。
ツンツンと立てられた短髪に、無造作にポロシャツを着こなす一際目を引く長身の男。
(…!あ、やっぱり…)

「仙道君! 仙道君やないの!! 週バスの相田です」
沈みかけていた気分が途端に上向きになる。自分が神奈川で一番注目している高校生。
あくまでも記者として彼のことを追いかけているつもりだが、実際はファンでもある。
立場上、あまり大きな声では言えないのであるが。
「ああ、こんちは。お久しぶりです」
ニコリと微笑み、軽く会釈を返す仙道の手には釣具らしきものがあった。
「あれ、今日は練習は?」
「んーまあ、今日は骨休めってことで…」
「そないなことでどうすんの! あんた陵南の新キャプテンでしょ。
私こないだ思いっきり記事書いてやったわよ。天才仙道率いる陵南の時代が来るのも
そう遠くは無いだろうってね。周りに嘘つき呼ばわりされるのはごめんだわ」
「…」
弥生の剣幕にしばしポカンとする仙道。
「…ごめんなさい、私監督でもないのに…」
「ふふ、そりゃどうも」
「や、別に褒めたわけじゃ…」

相変らずこの男は摑めない。普通、言葉の裏から読み取れる当人の気持ちがあるはずなのだが、
この仙道からはそれが全く読み取れない。
試合中の仙道は、少々ムラはあるものの、素人さえも虜にしてしまうような出で立ちだ。
夢中で目の前の敵との勝負を、ゲームを楽しんでいるように見えるからである。
しかし、オフコートでの仙道は、一体何を考えて日々を送っているのだろう。
皆目見当も付かない。

941仙道×弥生2:2006/12/09(土) 23:46:28 ID:bwax+m/7
「相田さんは何してるんすか?」
「…まああたしも骨休めってとこよ。オトナには色々とあんのよ、色々とね」

すっかり日が暮れて、星がちらつく時間帯になってしまった。
砂浜の近くの階段に並んで腰掛ける。空の暗さで、海と砂浜との境界線はもう殆ど分からない。
近くで花火を楽しむ若者の声が聞こえる。
(そっか、今は夏休みだったのね…)

「ごめんなさい、もうこんな時間になっちゃったわね」
職業病なのか、ついついバスケに関する質問攻めを繰り返してしまっていた。
何となく、仙道はインタビューがあまり好きではないだろうというのは予測出来たが、
それでも自分の話に付き合ってくれていたことが、少し意外だった。
適当にあしらわれて、すぐ帰ってしまうと思ったのに。
折角休息の時間を自ら作ったのに、こんな風にしか出来ない。弥生は少しだけ自己嫌悪に陥った。

「いい? 練習はサボっちゃ駄目よ!
こうしてる間にもライバルが成長してたらどうするの。…って私もか。
とにかく、頑張ってね。じゃあ私はこれで。時間とらせちゃってごめんね」
そう言い残し、立ち去ろうとすると、急に腕を引っ張られた。

「な、何よ?」
思わず声が上擦ってしまった。
眼下に、普段の飄々とした仙道からは想像も付かないくらい、
まっすぐな瞳をした彼が居た。
花火の光が仙道の整った顔を映し出し、チカチカと照らす。
「相田サンは、何時もバスケのことしか聞かないね」
「ど、どういう意味? そりゃ、私かて記者やし…」
気持ちが昂ると、関西弁が出てしまう自分の癖。
それを仙道に見破られていないか、弥生は不安になった。

フ…と意味ありげに仙道は微笑む。空の暗さで、海と砂浜との境界線はもう殆ど分からない。
夢と現実の境界線も、もう殆ど分からない。



 
942仙道×弥生3:2006/12/09(土) 23:48:53 ID:bwax+m/7

「んっ・・・・・」

何が起こったのだろう。
突如触れられた唇。その、甘美で溶けてしまいそうな感触が、弥生の脳内を侵食してゆく。
その感触に、急激に胸が高鳴ってゆく。
仙道は、左手で弥生の短い髪をそっと撫で、角度を変えながら、
優しく触れるだけのキスを小刻みに紡いでいった。
程なくして、唇をそっと離す。

「ついちゃった」
先程のまっすぐな表情とは打って変わって、おどけたように微笑む。
仙道の薄い唇に、弥生のグロスのラメが点々と付いている。彼はそれを艶っぽくペロリと舐め上げた。
「甘い」
そう呟いて、弥生の頬にそっと触れ、再び口付けをしようとした。
「な、何すんねん!」
パチン。鈍い音を響かせ、弥生は仙道の頬を打った。
それはまるで、高揚してゆく自分の感情を押し殺すかのようでもあった。
「…やべ。オレってMかも」
「何アホなこと言って…」
「カワイーね。弥生サンは」
かあっと、頬が熱くなってゆくのが自分でも分かる。
美人だとか、綺麗だとかは言われるようなことはあっても、可愛いと言われるような年ではない、
と自分では分かっていた、のに。

平手打ちは逆効果だったようだ。彼の理性を打ち砕いてしまったことに、弥生は気が付いた。

「オレんち、すぐそこなんすよ」



東京の中学からスカウトされ陵南に入学した仙道は、
近い方がいい、ということで一人暮らしをしている。
もっとも、その近さが逆に災いし、遅刻魔のレッテルは剥がれぬままのようである、が。

小奇麗なアパートの一室。青を基調にしたシンプルな部屋。
カゴの中に洗濯物が粗雑に積み重ねられてはいるが、意外にも綺麗な部屋だった。

「…お茶飲んだらすぐ帰るから」
どうしてこんなところまでついてきてしまったのだろうか。先程の溶けてしまいそうなキスで
冷静さを失ってしまったのだろうか。
そんなことはないはずだと自分に言い聞かせる。
大体、子供ではないのだ。
部屋に呼ばれることがどういうことなのか、わかっているはずなのに。

仙道は何も言わずに頬杖をついている。何か考え事をしているのか、それとも何も考えていないのか。
どちらともとれるその様子が、いかにも彼らしかった。

駄目だ。唇の感触、大人びた瞳、大きな腕、全てがフラッシュバックしてしまう。

「仙道君、ちゃんと自炊してん…」
取りあえず何かを言おうと言葉を放った瞬間、弥生の言葉は遮られた。
目の前の男によって、彼女の唇は塞がれる。
フラッシュバックが、再び現実となった。
先程の甘美なキスは、もうそこにはなかった。
943仙道×弥生4:2006/12/09(土) 23:50:09 ID:bwax+m/7

「んっ・・・や・・・」
仙道の熱くなった舌が、ぬるぬると弥生の口内を犯す。
深く深く、舌を絡ませながら、弥生をきつく抱き締めた。
その温かい胸の中で、ますます弥生の鼓動は早まってゆく。
仙道の器用な舌は、歯列の間をもなぞり、上顎、歯茎と、縦横無尽に移動する。
二人の唇から熱を持った吐息が漏れる。
仙道から逃れようと、彼の胸を両手で必死に押し退けようとするも、力の差は歴然だ。
呆気無くひょいと持ち上げられ、身体は宙を舞う。
後頭部と背中に、柔らかなベッドの感触を味わった。ギシ、とスプリングが弾む。

「あっ…や、やめなさい…」
仙道は、制止の声を強く遮るかのように、左手で弥生の腕を掴み、
右手でブラウスのボタンを一つずつ器用に外してゆく。
「あっ、ちょ、ちょっと…」
仙道の唇が弥生の唇から離れ、右頬、耳の裏側へと移ってゆく。
耳にフッと吐息をかけられるだけで、下半身が呻くように熱くなってゆく。
「んんっ…あ…」
「…もう感じてるの…?」
そう耳元で囁いた後、首筋に長い舌をツーッと這わせてゆく。
弥生の首筋から女らしい、甘く香しい匂いがして、仙道は更に舌の動きを強くする。
そのまま、鎖骨にキスを小さく落とす。
「ん…あぁ」
自分とは思えないような、甘い声が出てしまう。
「可愛いね、弥生サン。もっと聞かせて…」
「…るさいわ…ボケぇ…」
「もっとよくしてやるよ…」
944仙道×弥生5:2006/12/09(土) 23:51:00 ID:bwax+m/7

ブラジャーのホックを手慣れた手つきで外し、鎖骨から降りてきた舌で乳首にそっと触れる。
「あっ、あぁ…ん」
チュ、と音を立てながら、乳首の周りも弄ばれ、硬くなった中心部を強く吸われる。
もう片方の乳首は指先でクリっと捏ねられる。
舌のざらついた部分でねっとりと舐められているうちに、
快感を得る為のあらゆる熱が上昇してゆくのが分かった。

乳首をじっくりと愛撫した後、脇腹、臍、背中…ありとあらゆる部分に、仙道は口付けた。
弥生の全ての部分をいとおしく思うかのように。
弥生の秘部は、もう下着の上からでも分かるくらいに、びっしょりと蜜が溢れて来ている。

スラックスをするりと脱がされ、下着が露わになる。
下着の一部分が、微妙に色濃く、更に膨れ上がっており、それが仙道を更に熱くさせた。
「あれ…もうこんなになってる。やらしいな…」
「……っ」
下着の上からぬるっとした秘部を撫で上げ、焦らしてゆく。
突起を軽く摘むと、弥生の太股がピクッと熱を打ったかのように弾む。
仙道は両足首をガッと掴み、脚を開かせ、脚の付け根にキスをした。
「あっ…ん…」
弥生のスラリとした美しい肢体を眺めながら、下着をゆっくりと剥ぎ取った。
その姿は、普段のボーイッシュな彼女とは全く違う、完成された女らしさと色気を醸し出していた。
「弥生サンの格好、すげーやらしい…」
弥生の両足首を掴み、高く持ち上げながら仙道は彼女を見つめた。
「やめ…っ、あ、あんたが…」
暗がりの中でも、テラテラとした彼女の秘部が際立っている。
割れ目から半透明な蜜が、トクトクと流れ落ち、シーツをしっとりと湿らせていた。
仙道はからかうように、露出された秘部にフッと息を吹きかけた。
「な、何すっ…」
「さぁ…? 何して欲しい?」仙道は悪戯っぽくニヤリと微笑む。
「…アホぉ。…分からへんの…?」
もうどうにでもなれというように、弥生は自分で秘部に指を宛がった。
「淫乱」
仙道はそう言うと、弥生の秘部に顔を埋め、柔らかな舌で割れ目をそっとなぞっていった。


945仙道×弥生6:2006/12/09(土) 23:52:12 ID:bwax+m/7
「ああああっ…」
チュプ、チュルと卑猥な水音を部屋中に響かせ、仙道は唇で突起を軽く銜え上げ、小刻みに口付ける。
久しく味わっていなかったその感触に、弥生はどうしても膝に力が入ってしまう。
今までこんなに時間をかけて愛撫してくれた男がいただろうか…。
快感の渦に支配され、薄れ逝く意識の中で、弥生はふと思う。
突起を舌で愛撫されると同時に、何時の間にか、彼の長い指が肉襞に進入してゆく。
「んんんっ…はぁ…あぁっ!」
指は1本、2本と加えられ、弥生の中を激しく動かしてゆく。
クチュクチュ、と先程よりも更に大きな水音が耳に入ってくる。
「ほら…こんなにグショグショにしちゃって…そんなに気持ちいい…?」
「あっ…あ…言わなくても分かるやろっ…」
「へえ、まだ喋れる余裕あるんだ」
そう言うと仙道は、指と舌の動きを同時に早めていった。
余ったもう一方の腕で弥生の乳房を強く揉み上げ、刺激してゆく。
まるで、弥生の快感の中枢を全部解り切ったとでもいうように。
「あ・・・・あぁぁぁ・・・もう・・・」
弥生の脚はガクガクと震え、秘部は小刻みに収縮し始める。
仙道の額にも、弥生の身体にもうっすらと汗が噴出し、エロティックな匂いが部屋に充満する。
弥生の意識が飛びそうになった頃に、仙道はスッと指と舌を抜いた。

「……!!」
はあ、はあと肩で大きく息をしながら、弥生は仙道をじっと見つめる。

仙道は服を乱暴に脱ぎ、クスッと微笑む。
鍛え上げられた仙道の身体が露わになり、思わず弥生は眼を逸らしてしまう。

仙道は静かな瞳で弥生を見下ろし、彼女に近付くと、そっとキスを落とした。
先程の激しい愛撫が嘘のような、優しく、控えめなキスであった。



「…オレのになってよ、弥生サン」
「・・・・・・」
「オレ、こんなことでしか伝えられないんだ。…許して」



下がり気味の眉を更に哀しげに下げ、少年のような表情を見せた。
試合の時に時折見せる、嬉しそうな表情ではない。
普段の大人びた、表情でもない。何時も何を考えているか分からない仙道。
そんな仙道の、言葉の裏側に隠された気持ちが、狂おしい程に伝わってゆく、初めての瞬間だった。



「ずっと、アナタが好きでした…弥生サン…」



夢と現実との境界線は、もう跡形も無く、消え去っていった。
其処に在るのは、仙道彰という、一人の男だった。


946仙道×弥生7:2006/12/09(土) 23:54:15 ID:bwax+m/7

こみ上げてくる想いに耐え切れず、弥生は一筋の涙を流した。
「……っアホぉ。順番逆やないの……」
精一杯の想いでそう返し、仙道の背中に腕をそっと回した。

「……んんっ、あっ…あぁ…」
弥生のしっとりと濡れた中に、仙道がゆっくりと入っていった。
下腹部にキュウッと感じる違和感は、すぐに深い官能へと変化する。
一段と大きく固い仙道自身は、弥生の中を、そして気持ちまでもを激しく突き刺す。
「…っ、気持ちいい…? 今度はちゃんとイカしてやるよ…」
肌と肌をぴったりと重ね合わせ、そして唇を重ね合わせながら、波のように律動を開始する。
休む間もなく、二人は欲に溺れて、互いの胎内を突き動かしてゆく。

「すげー気持ちいいよ…弥生サンの中…」
「…ああっ、ふ…」
ジュプジュプと弥生自身が紡ぐ水音と、ギシギシというベッドの軋む音が
二人の淫らな吐息と共に、熱を上げてゆく。

艶のあるふくよかな唇。恥じらいを残した瞳。
そしてそれとは反して快楽に溺れる、恍惚とした大人の表情。
彼女を形容する全てに、仙道は狂おしいほどの愛しさを感じ、我を失いそうになる。
これまで、自分が一枚上手かのように振舞ってきてはいたが、
彼も彼で、弥生から溢れ出す魅力の虜になっている。
今にも射精しそうになるのを必死に耐えていた。全ては、彼女を絶頂へと導く為。

「あ・・・せんど・・・くん・・・・」
「…名前で呼べよ…」
「あ・・・っ、あき…らぁ…」

仙道は弥生の細い両脚を担ぎ、自分の肩に乗せ、更に奥深くへと自身を貫いた。
腰の動きをさらに速め、狂ったかのように打ち付ける。
二人の肌と肌の間、そして秘部の間にも強く摩擦がおき、クライマックスへと移行した。
「あぁぁっ…も・・・駄目・・・」
弥生は今にも限界を迎えようとしていた。
足の指と、膝の裏がカクン、カクンと大きく震え、彼女の中は仙道自身を強く締め付けていた。
弥生の瞳に再び涙が浮かぶ。
仙道はそれを指で優しく拭い、彼女の脚を元に戻し、細い背中をきつく抱き締めた。
「…っ、好き…だよ、弥生サン……」
「……んっ、んぁ、あぁぁぁっ…!!」

947仙道×弥生8:2006/12/09(土) 23:55:02 ID:bwax+m/7

二人は同時に果てた。
脳内が覚醒されたかのようにふわりと揺れ動くように感じる。
汗はヒタヒタと流れ落ち、部屋の中は暑くなる一方だった。
荒い息のまま、仙道は弥生を抱きかかえ、耳元で甘く囁く。
「で、弥生サンのお答えは…?」
「…何よそれ。んなの言わなくても分かるやろ…」
「それ言うの今日何度目…?」仙道は子供のようにクスクスと笑った。
「…アホ。生意気ばっか言っちゃって…」




カーテンから差し込む日の光で眼が覚めた。
何時の間にか、眠ってしまっていたようだ。
昨夜の余韻は弥生の中にも、部屋の中にも、はっきりと残っていた。
思い出すと、また下半身がジュンと疼いてしまう。
そんな自分に顔を赤らめながら、身体を起こし、隣を見ると、
スヤスヤと無防備に眠っている仙道の姿があった。

「…フン、寝顔だけは可愛いのね…」

髪の毛のセットも崩れ、だらりと垂れ下がった前髪が彼の鼻の辺りを覆っていた。
長い睫毛に、小さく開けられた唇。規則正しく上下する、大きな胸板。
どんなに大人っぽく見えても、寝ている時の表情は、高校生らしい姿であった。

弥生は、仙道の乱れた髪をそっと撫でながら、優しく微笑み、キスをした。

「・・・好きやで・・・彰」

948名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 23:57:25 ID:bwax+m/7
以上で終わりです。
長文&駄文失礼しますた
読んでいただけたら嬉しいです
949名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 23:57:51 ID:CgYlSFH3
ステキステキステキー(*゚∀゚)=3ハァハァ
950名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 00:20:48 ID:iog6CctB
えろす!!!GJ!
もうこのスレは毎晩要チェックや!
951名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 00:22:05 ID:OljJTKxi
大人の色気キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
952名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 00:52:14 ID:0ti8ED/c
GJ!
弥生さんエロカワユス(*´Д`*)ハアハア
センドーカコイイよセンドー(*´Д`*)
ハアハアハアハア

大人っぽくて切ない描写に萌えた
953名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 02:40:26 ID:vqfYLgPl
GJ!
954名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 10:01:05 ID:iog6CctB
もうこのスレ490KB超えてるし、職人さんが来てくれる前に新スレ
立てた方がいいんだろうか?
自分は規制でスレ立てられないけどスマソ
955名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 18:29:23 ID:o2BlOMVB
じゃあ、チャレンジしてきます。
956955:2006/12/10(日) 18:38:55 ID:o2BlOMVB
立てました。
スラムダンクでエロパロ2
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1165743456/
関連スレとか、あれでいいでしょうか?
付け足し有ったらよろしくお願いします。
957名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 20:47:14 ID:3Lm21E/M
>>955=956
958 ◆/HloHuTzBQ :2006/12/11(月) 22:58:28 ID:oiaaVkJT
携帯から失礼します。
実はアクセス規制になってしまい
パソコンから投下出来ない状況です。
どれくらいで解除してもらえるんかな…(・ω・`)
もしも拙作をお待ち下さっている方がいましたら
心底申し訳ないです…。
959名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 19:14:33 ID:Q4OPE+il
>958さん、お待ちしてました!
私も、昨日の未明〜本日18時過ぎまで規制掛かってたんで、
イライラする気持ち判ります。
アクセス規制は↓が詳しいかもです。
ttp://info.2ch.net/wiki/pukiwiki.php?cmd=read&page=%A4%CA%A4%F3%A4%AB%B5%AC%C0%A9%A4%B5%A4%EC%A4%C6%A4%A4%A4%EB%A4%DF%A4%BF%A4%A
4%A4%CA%A4%F3%A4%C7%A4%B9%A4%AC%A1%C4&word=%A4%CA%A4%F3%A4%AB%B5%AC%C0%A9%A4%B5%A4%EC%A4%C6%A4%A4%A4%EB%A4%DF%A4%BF%A4%A4%A4%CA%A4%F3%A4%C7%A4%B9%A4%AC%A1%C4
次スレも立ってるし、規制解除されたら投下おながいします(´∀`)>ビシッ
960名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 20:47:43 ID:Ap6GsCAO
>>958
今更だけど、映画は「トゥームレイダー」で彩子さんはアンジェリーナ・ジョリー似でFA?
美人だぜ彩子さんハアハア
961名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 23:09:21 ID:z8VWskbu
>956さん乙!
じゃあこっちは梅がてらお気に入りのssでも挙げてきませんか?
自分は>432-446の仙道×弥生さんと>940-948の仙道×弥生さん。
ここにくるまでこんなカプ考えたこと無かったけど(・∀・)イイ!!
962名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 00:33:11 ID:JdELde7y
>>961
◆/HloHuTzBQさんのほのぼの流川×彩子。(今の時点では流川→彩子?)
エロなくても(・∀・)イイ!!と萌えまくりんg
流川の行動を完全に勘違いしている激ニブ彩ちゃんと、顔に出ないけど実はいっぱいいっぱいな流川。
この性格がオレの中でデフォになりつつある。

>>960
アンジョリ=彩ちゃん
 ! 今気付いた…萌え死ぬ
963名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 01:43:21 ID:ONzvaOQP
仙道×弥生
この組み合わせすごいエロスでよかった
弥生さん可愛いし綺麗だし

みっちー×藤井さんも好きだなあ
ピュアラブで、みっちー男らしくて…藤井さんはめちゃぽかったし
964名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 16:37:29 ID:ZjxcfyfI
どれも(・∀・)イイ!!けど上に挙がってないので好きなのは
>184から連載のリョータx彩子
切ないリョーチンが報われてエロス!
>368のゴリ×彩子
ストイックなゴリワロス!
>401から連載の洋平×藤井さん
藤井さんカワ(・∀・)イイ!!
>618から連載の三井×彩子
黒ミッチーヒドス!
965名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 19:47:43 ID:rWt5cQEU
すごい神作品ばっかり!職人様ありがとう。
ところで、保管庫に入れないの?
966名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 19:58:41 ID:ZjxcfyfI
保管庫なんてあったっけ?
ってわけで、言いだしっぺが作ってくれない?(´・Д・`)>965
967名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 20:39:05 ID:rWt5cQEU
ttp://red.ribbon.to/~eroparo/は
でもこれは職人方の賛同がいるんだっけ
968 ◆/HloHuTzBQ :2006/12/14(木) 00:31:33 ID:OS48L29J
ついに規制解除です。やった!

>>948
仙道×弥生はげしくGJです。大人色っぽい(*´∀`)モエー

>>955=>>956
乙です!


スレ立て埋めに投下します。エロはいつものようにないです、すみません。
969「彩子さん家の流川くん4」 ◆/HloHuTzBQ :2006/12/14(木) 00:34:15 ID:OS48L29J

結局、最後まで一緒に映画を見た。
放すタイミングを失ったオレの手はまだセンパイの手を掴んだままで、内容なんか頭に入らなかった。

横顔をずっと見ていたら、番組が終わってようやく視線に気付いたセンパイがこちらを向く。驚いた顔。
「あちゃ……あんたのこと送るのすっかり忘れてた。ごめん流川、このメールだけ打っちゃうからちょっと待ってて」
首を傾げながら言わないでほしい。ついでに立てた膝の上にあごを乗せないでほしい。
オレが勝手に焦ってるだけだって、わかっているけどなんでこんなにぶいんだ。センパイはずるい。


了解の代わりに、繋いだ手のひらを親指で押す。
「あ、それちょっと気持ちいいかも」
ふふふと笑いながらセンパイはメールを打っている。


…センパイは、ずりい。



心底そう思った。
970「彩子さん家の流川くん4」 ◆/HloHuTzBQ :2006/12/14(木) 00:35:55 ID:OS48L29J

ぱたん、と携帯がたたまれる。立ち上がってセンパイがこちらを振り向いた。
「流川おまたせ。さーあ、帰るわよ」
握った手をくいくいと引き寄せられる。オレとセンパイの手は繋がったままだ。…そう、まだ。
でもオレが大人しく今この手を放したら、センパイはあっさり手を繋いでいたことを忘れるんだろう。
そんであっさりオレを家まで送ってくれるんだろう。むかつく。
まだ帰りたくねえんですけど。もう少し一緒にいたいんですけど。
言いたいことはたくさんあるけど、何から言えばいいか何をどう言えばいいかわからない。
 少し頭の中で考えて、すぐに諦めた。

「……めんどい」
「めんどいじゃない!」
誤解したセンパイがオレの頭にチョップする。誤解だけど嘘じゃない、のでまあいい。
オレは帰りたくない。
「ほらー立て!立つんだるかわー!!」
オレの左手も掴んだセンパイが、燃え尽きるなー!と言いながら繋いだ両手をぶんぶん揺らす。
「ヤダ」
「なんでよ?」
「…めんどいから」
「めんどくないって。あたしが送るからだいじょぶだって。むしろめんどいのあたしじゃない?」
「……じゃあ、ここに泊まる」
「お嫁に行けなくなっちゃうからだめー」
「………………………幸せにします」
「だからどうしたのよその人としての進歩っぷりは? とにかく帰ろうって…あ、ちょいたんま。電話だわ」
テーブルの上で震える携帯電話を取り上げて話しだした。センパイが握っているのはまたオレの右手だけになる。
「―――…うん、さっきのメールにも書いたけどさ……うわー、マジで?……うん、……」
話相手のかん高い声がオレにも聞こえた。電話口の女はかなり荒れているらしく、センパイがなだめたり励ましたりしている。
「―――――…うーん、でもやっぱり………あ」
オレがそばにいるのを思い出したセンパイが離れたところに行こうと手を解こうとする。
あまりオレに聞かせたい話じゃないらしい。小さいがするどい声で「流川、手ぇ放して」と言われた。
首を横に振るオレ。目で圧力をかけてくるセンパイ。首を横に振るオレ。
「キョーミ、ないから」
そう言って繋いだ手をソファの方へ引き寄せる。さっきから立ちっぱなしだったセンパイは、ソファを見てオレの顔を見て、
オレが言った言葉の意味を解釈するのに少し考えた後、ため息をついて横に腰掛けた。そのまま電話の続きをはじめる。

手はまだ繋がれたまま。そう、まだ。

スンマセンと言う代わりに、さっきのように手のひらを押してみる。
センパイがちょっとだけこっちを見て、オレの手を軽くつねった。
971「彩子さん家の流川くん4」 ◆/HloHuTzBQ
電話の女はなかなか話を終わらせようとしない。
その間オレはセンパイの親指の付け根あたりを押し続け、センパイが時折思い出したように手を握り返してくれるのをじっと見て待った。

「―――…いやー、それは止めときなよ………」
センパイの声は疲れ始めている。
もうすぐ日付も替わるが、そうなればオレはともかくセンパイにとってもかなりの夜更かしだろう。バスケ部員は夜が早い。
まあ、明日からテストの準備期間で部活が休みになるのでオレは問題ない。いや、違う、あった。
ここで帰るとしばらく部活でセンパイに会えない。やっぱり帰れねえ。

「―――…え、今から?ウチ??」
センパイの声が跳ね上がった。オロオロとさまよった視線がオレを見る。
「あー…いやー……、ウチはちょっと…」
言った途端電話口から聞こえる声が倍になった。
電話の女はセンパイの家に泊まりこんでまで自分の失恋を慰めさせたいらしい。なんだそれ。

電話はさらにしばらく続いた。

 * * *

「―――………………わかった。あんたん家どこらへんだっけ?バーミヤン?…………ああ、了解。10分で行く」
あれからどれだけ経ったろう、ついに折れたセンパイが電話を切る。そのまま液晶に表示された時計を確認して首を横に振った。

 …センパイ疲れてるし、一人で帰るか。

「…センパイ、」
「流川ごめん!泊まっていいからチャリ貸して!」
「…え」
「上の客間使っていいし、あ、風呂も好きにしていいから!だからチャリ貸してちょうだい」
「…お」
「お?」
「……………………オス」
「ありがと!」

思わず差し出したチャリカギを受け取って、センパイはにかっと笑う。そしてそのまま玄関へ走って行った。
あっという間の展開についていけないオレは居間で一人、ついに放された手をぼんやり眺める。
 いや、手は放れたけど。
玄関先からセンパイの声。

「いってきまーす」
「……らっしゃい」

寿司屋かよ!と言って笑う声とドアの閉まる音。


…まあ、いいか。帰んなくてすんだし。ねみーし。


オレ階段を上って客間へ向かった。