【ホニャラパパー】みえるひとinエロパロ【…イルカ…】

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1名無しさん@ピンキー
始めてのスレ立てがエロパロってのはどうだろう・・・?
2名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 23:51:46 ID:yUYtC04c
主旨がわからないので削除依頼出してきましょう
3名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 00:00:16 ID:b2FSibz4
へ?

・・・ああ

週刊少年ジャンプで連載中のみえるひとのエロパロスレです。

はい・・・すみません。
4名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 00:07:56 ID:xMH04Rxy
で、>>1はこのスレで何をするの?
誰かがSSを投下してくれるのを待ち続けるの?
5名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 00:22:14 ID:Q2dkvJUH
今週連載されたばっかじゃねーかwww
6名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 00:46:22 ID:4So3AotK
まだ月曜にもなってないし。
7名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 02:24:31 ID:8OULnLvN
今週は土曜発売
8名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 11:18:30 ID:PUiGFZwL
で、結局>>1は立て逃げか。
9名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 13:59:26 ID:Q2dkvJUH
>1はスレ立てるの速すぎたな、あと2、3週位待ってから立てないと。
とりあえずSS書いてみるか・・・
10:2005/07/17(日) 17:56:00 ID:Q2dkvJUH
と、いうわけでSS書いてきた。
しかし、いかんせん文才が皆無に等しい上に、資料が少な杉なのでなんじゃこりゃって感じのが出来てしまった。

とりあえず風呂とトイレは共同ってことで。
11ひめのんオナヌー:2005/07/17(日) 17:57:11 ID:Q2dkvJUH
「―――で、ここが風呂とトイレね、俺は風呂入るの遅いから先に入っちゃっていいから。」
「あ、はい、わかりましたぁ。」

私の名前は桶川姫乃
今日から東京で独り暮らしを始めることになりました。

ザパーン
「・・・ふぅー。」
上京、ストーカー(偽)、徐霊、迷子、ほにゃらぱぱー、今日1日色々あってとても疲れた。
まさか、こんなことが毎日続くとは思わないけど、このアパート、幽霊住んでるらしいし。

「はぁー・・・」

もうため息しか出ない。

でも、こうゆう疲れた時って・・・妙にしたくなっちゃうのよねぇ・・・

12ひめのんオナヌー:2005/07/17(日) 17:58:05 ID:Q2dkvJUH

チャプ・・・
「・・・ッ・・」

16歳にしては少し小振りの、でも形はいいと自画自賛してる胸を揉み始める。

・・・明神さんの部屋からは離れてるし、声出さなければ大丈夫だよね・・・?

「んふッ・・・」

風呂釜から出て、身体中にボディソープを塗りたくる。

ヌル・・・ネチャ・・・
「ハァ・・」

右手で胸を揉みながら、左手の指を太股に這わせる。

ヌル・・ネチャ・・
「ん・・・・ハァ・・・ハァ・・」

乳首や隠部は触らない、限界まで触らない。
そこ以外の自分のツボを、自分の指で慰める。

13ひめのんオナヌー:2005/07/17(日) 17:58:31 ID:Q2dkvJUH
ぬるぬるぬるぬるぬるぬるぬるぬる
「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・ハァ・・ハァ・・」

ぬる・・ぬちゃッ・・
いつもとは違う、見慣れない場所でのオナニー。
なんだか変な感じだ。

ぬる・・ぬる・・ッチャ・・ぬる


「・・ハァ・・ハァ・・んふッ」

自慰を始めて何分経っただろうか?
風呂場で横になりながら、自分に愛撫を続けている。
ボディソープを塗ってなかったはずの隠部は愛液でぬるぬるになり、時々しか触れてない乳首は、痛々しいほど勃起している。
もう・・頭の中が朦朧として・・・
14ひめのんオナヌー:2005/07/17(日) 18:00:54 ID:Q2dkvJUH
我慢できない・・・・せめて乳首だけでも・・・・・乳首だけでもぉ・・・


・・・コリッ
「んはッ・・・あぁッ・・」

今まで塞き止めてたものが一気に崩れ、とめどなく溢れ出す。

クリッ・・クチャ・・ネチャ・・クチャ・・・
「んキャッ・・・ッ・・ハァンッ・・ああぁん・・・」

左手で右の乳首を刺激し、隠部に右手を差し延べる・・・
隠部から溢れでる愛液を指ですくい、不覚にも自分で開発してしまったアナルに塗りこむ。

15ひめのんオナヌー:2005/07/17(日) 18:02:29 ID:Q2dkvJUH
「んはぁ・・あぁぅんッ・・あぁ、あぁあ・・・」

ああ・・・ダメ・・我慢できない・・声出ちゃう・・・声出ちゃうよぅ・・・

その時。
ドタッ、ドタッ、ドタッ・・・
ガチャリ

「!!」

とっさに手で口を隠す。
明神さんが来た!?

バタン
ジーッ
ジョロジョロジョロ・・・

・・・どうやらトイレらしい・・・
それにしてもここ、壁薄いなぁ、これじゃあ一旦中断しなきゃ・・・


でも・・・
我慢できない・・・


16ひめのんオナヌー:2005/07/17(日) 18:04:21 ID:Q2dkvJUH
スッ
「んッ・・・」
クチャ・・・ッチャ・・
「はぁ・・あぁんッ」

もう・・声が・・・

「あっあ、ああんッ、うあぁッ・・・くぁ・・・」

ダメ・・明神さんに聴かれちゃう・・・
でも・・・

ッチャ、ヌチャ、クチュ、クチャ・・・
「あぁあっ、ひぁ、んぁうッ・・・」

左手の人指し指と中指をアソコに入れて、親指でクリを刺激する。
右手の中指をアナルに入れ、出口付近をかき回す。

クリクリクリクリ・・・
ヌチャヌチャヌチャヌチャ・・・
コリッコリッコリッコリッ・・・

「あぁッ、ひぁあ、あうん、うぁッ、ひいぁッ・・・」

もう・・・ダメ・・・ダメ・・ダメ・・・

「ひいぁッ、あああああぁぁぁぁッ!!」
ビクッ、ビクビクッ!!
プッシャアアアァァ・・・


それから、しばらく意識がなくなり・・・
17ひめのんオナヌー:2005/07/17(日) 18:06:21 ID:Q2dkvJUH
―翌朝―

「・・・ん、ふあぁ。」
私は、見慣れない部屋の、いつもの布団の中で目を覚ました。
昨日の夜の事を思い出す・・・

たしか、あのあと目を覚ましてから、オナニーの後始末をして、もうクタクタになってたから下着だけ着て寝ちゃったんだっけ・・・
時計を見るともう九時半だ、そろそろ出かけなきゃ。
出かける用意を済ませ、外に出る。

外では明神さんが、竹箒で掃除をしてる
・・妙に似合ってるなぁ・・・

「ん、おはようさん
こんな早くからどっか行くの?」

「あ、はい、色々用事あるんで。」

18ひめのんオナヌー:2005/07/17(日) 18:08:05 ID:Q2dkvJUH
「そうか、行ってらっしゃい・・・あっ」

サングラスを外し、グイッと顔を近付ける。
「・・・何ですか?」

キョトンとした顔で聞いてみる。

すると明神さんはニンマリと微笑んで

「ごちそうさん」

そう言ってムホムホと笑い始めた。

「?、何のことですかぁ?」
そう言ってエヘエへと笑い始める。

ムホホホホホホホ・・・
エヘエへエヘエへ・・・
馬鹿みたいな二人の笑い声が響きわたる。

「・・・じゃあ、そろそろ行きますね。」

「おう、行ってらっしゃい。」

明神さんにヒラヒラと手を振って、街へくり出す。
さて、今日は可愛いい家具と食器を手に入れなければ!!

そして夜には・・・



エヘエへエヘエへ・・・
19:2005/07/17(日) 18:09:42 ID:Q2dkvJUH
終りです。

・・・なんじゃこりゃ・・
20:2005/07/17(日) 20:50:27 ID:Q2dkvJUH
>1すら来ねぇwww
21名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 21:33:15 ID:tQ+kGyCG
とりあえずGJ
みえるひとは前に読み切りで載ってたな
22名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 21:41:17 ID:9XqSbcPt
三時間弱しか待てねぇのか
我慢ってのを覚えろ、ガキが
23名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 21:55:59 ID:ZAQSNGku
まあ落ち着け。
24名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 02:52:06 ID:Qjg6SxUw
>>9
ネタ不足に耐えてよくやった!感動した!!
25名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 23:41:38 ID:EDKWVu9W
投下しようとがっつら書いてたら
エロどころかラブもなくなってしまった……orz
サイト持ってないのにどこに置こう
26名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 23:47:07 ID:R1lG8WnC
投下!!投下!!
27シヌg:2005/07/19(火) 00:26:31 ID:fSGDIxf3
#ref(awqw)
28名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 13:09:47 ID:nNPpIfIJ
>>25
是非とも投下をおねがいしまつ…!!(´Д`)
29名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 15:15:10 ID:QVh3cq9b
>>25
(;'д`)と・・・投下・・・
30名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 00:19:36 ID:3pp6UFTd
>>25
投下してくれ!
31名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 00:52:20 ID:BIh3koJ+
>>25
じらさないでええええぇぇぇーーーーッ!!!!
32名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 22:39:52 ID:BIh3koJ+
>>25
ああ・・・
あ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙〜〜〜ッ!!!
33名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 00:17:46 ID:bbTZNcVH
>>25
と…投下…投下してください(⊃Д`)
34名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 00:25:24 ID:jtPhTm7M
>>25
投下してぇ・・・
投下してよぉ・・・
。・゜・(ノд`)・゜・。
35名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 00:29:30 ID:7BNyFXZg
まぁ、あれだ
とりあえず気長に待とうぜおまいら。
36名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 01:19:08 ID:gRDki8M8
9の勇姿と放置プレイSな25とそれに悶えるMな人々をたたえて期待保守
ネタかぁ…
姿の見えないアパート住人にセクハラされるヒメノとか
深夜のトイレに迷ったヒメノが明神の部屋に迷い込むとかそんなんしか思い浮かびません
37名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 02:06:11 ID:sNTK/qLv
始まったばかりなのに早え〜よ>>1

とりあえず仮面の軍勢のオレが一発抜くまでに誰か来てほしいもんだ。
じゃ。
38名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 17:43:57 ID:ImZJ/AVo
>>25期待age
39名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 22:47:18 ID:VJGFJLM3
そういや除霊とかいって
相談者にせくーす強要する霊能者だか
宗教家とかが前いたよな
40名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 19:13:40 ID:amZgobql
保守!
41名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 18:19:18 ID:nHS2OgnW
>>25
トウカシマショウヨ〜〜
ネェ〜 イイャナイデ〜スカ〜
42名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 17:38:09 ID:OKSYURny
漏れも書いてみた。
明神視点で・・・。
とりあえず>>25タソの投下を待つか。
43名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 18:01:07 ID:7/ZqdIfA
イルカのティムポってどうなってるの。
44名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 21:46:28 ID:YM9fCKN0
突然だけど、みえるひとエロ絵はここでいいの?
さっき描いたエンピツ画で携帯しか無いけどうPしても?
45名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 21:53:16 ID:7/ZqdIfA
いいんじゃない。燃料ならノンプロブレムでモウマンタイで無問題。
46名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 00:50:57 ID:at6eqxGp
ああんもう生殺し
47名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 00:56:22 ID:TLveZqBV
逝く逝く逝っちゃう逝っちゃう
48名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 14:19:13 ID:io1RrUsM
ここは生殺しなインターネッツですね
49名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 15:18:38 ID:at6eqxGp
>>42タン、44タン
投下してくれええぇぇ
50名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 16:34:46 ID:sOEgjbOx
面白かったから描いてみた
http://m.pic.to/2ouzn
5150:2005/07/30(土) 17:23:07 ID:sOEgjbOx
あと昨日質問答えてくれた人ありがとう〜
うPの仕方わからなくて遅れた
52名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 21:57:12 ID:TLveZqBV
うPサンクスコ。ご苦労様でした。



さて…あと数話見てから考えるかな……
53名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 16:33:27 ID:I/ZoJW+U
俺もひめのん描いてみた
http://l.pic.to/vq0k
54名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 20:52:32 ID:jb7EYWcY

誰?ww
5542:2005/08/01(月) 22:40:17 ID:utmZrJeL
まだ途中だけど投下してみる。
逝けぇぇぇえ!!!ヽ(`Д´)ノ
5642:2005/08/01(月) 22:41:16 ID:utmZrJeL
みーんみんみんみ〜ん

蝉の鳴き声が聞こえる。
夏の夜はなかなか暗くならない。
けれどどこか、人に恐怖を感じさせるものがあるのかもしれない。
そこに

スー・・・

障子の開く音。そこに立っていたのは、今日越してきた女の子。
「あれ、ひめのん?どうしたの?」
「・・・」
彼女は青い顔をして無言で居た。
少し泣いているようにも見えた。
「おい、どうした?」
「・・・・・怖いの」
そう聞こえたかと思うと、いきなり胸に飛びついてきた。
「ひ、ひめのん?!」
すると驚くようなことを口にしてきた。
「一緒に寝ても、いい?」
?!
5742:2005/08/01(月) 22:41:54 ID:utmZrJeL
・・・どうしよう。
ここで一緒に寝たらきっと、俺がヤバイ。
俺の下が、やばい・・・!
「や、その、ひめのんなら大丈夫さ!簡単なオフダとかもあげるから!」
「やだ!!私と明神さんの部屋結構離れてるじゃない!!
一緒に寝てくれないなら、ここから引っ越すよ?!」
そうきたかっ!!それは勘弁して欲しい・・・。
「しょーがないなぁ、もう・・・じゃあ、横に布団敷くから
すると、彼女はホッとため息を吐き、今まで俺を締め付けていた腕の力が緩んだ。
もう少し、抱きついてて欲しかったかな・・・。
「ありがとうございます!」
満面の笑み。
「じゃぁ、おやすみなさい」
間もなくして、可愛い寝息をたてひめのが眠りについた。
俺も寝るかな・・・。
5842:2005/08/01(月) 22:42:24 ID:utmZrJeL
「ん・・・」
何か、違和感を感じて、目が覚めた。
俺の腕に、ふにふにしたモノが当たってる。
何だろうと触ってみると、・・・これは?!
ひめのの胸だった。
「うおぉ?!」
びっくりした。びっくりした。
「う・・・ん」
!!やばい。起きてしまう!
けれども彼女は寝返りをうつだけだった。
ふーーー・・・。
と、その拍子に、ひめののパジャマがめくれてしまった!
しかも・・・下着つけてねぇーーー!!!
高校生だぞ?!今時の高校生は、下着つけないのかー?!
いや、夜だからか・・・?
気付くと。
起きていた。俺の方が。
5942:2005/08/01(月) 22:43:48 ID:utmZrJeL
・・・どうしよう。
ここで一緒に寝たらきっと、俺がヤバイ。
俺の下が、やばい・・・!
「や、その、ひめのんなら大丈夫さ!簡単なオフダとかもあげるから!」
「やだ!!私と明神さんの部屋結構離れてるじゃない!!
一緒に寝てくれないなら、ここから引っ越すよ?!」
そうきたかっ!!それは勘弁して欲しい・・・。
「しょーがないなぁ、もう・・・じゃあ、横に布団敷くから
すると、彼女はホッとため息を吐き、今まで俺を締め付けていた腕の力が緩んだ。
もう少し、抱きついてて欲しかったかな・・・。
「ありがとうございます!」
満面の笑み。
「じゃぁ、おやすみなさい」
間もなくして、可愛い寝息をたてひめのが眠りについた。
俺も寝るかな・・・。
6042:2005/08/01(月) 22:46:06 ID:utmZrJeL
はっ、間違った((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
スマソorz
続けまつ。
6142:2005/08/01(月) 22:47:10 ID:utmZrJeL
当然だ。こんな薄桃色のモノを見せられて。
まぁいいや。ひめのも寝てるし、しちゃえ。
すると。
「ん・・・」
っっ??!
「・・・ぅん・・」
寝言かよ!!でも。
もう・・・ダメだ。我慢出来ない。
俺はひめのの胸に手を当てた。
トクン、トクン。・・・暖かくて、柔らかい。
「・・・?!え、明神さん・・・??」
うおぁーー!!起きてしまったー!!!
あぁ、これで、セクハラで俺は捕まるんだ。
「アパートの管理人、高校生にセクハラ」とか新聞に記事にされるんだ。
そしてこの娘の親には、「このロリコン管理人!慰謝料は1億だ!!」とかって
凄い責められるんだ・・・。
仕方ない。ここはとりあえず謝って───。
「あの、ひめのちゃん、ごめ」
「もっと・・・」
6242:2005/08/01(月) 22:48:27 ID:utmZrJeL
え・・・?
「もっと・・・して?」
何ー―?!
「明神さんの手、驚いたけど、気持ちよかった・・・」
頬を染めて、今度は俺の腕に抱きついてくる。
「はやく・・・じらしちゃ、やだ・・・」
「ひめの・・・」
直後、ふわっと柔らかなものが、俺の唇をかすめた。
潤んだ目で見つめてくる。
「どうなっても知らないよ・・・?」
コク、と頷いた。
俺は、彼女に覆い被さった。
始めに、何度か口付けをした。舌を入れると、「ふ・・・はぁ」と、甘い息が漏れた。
段々と舌を首へ、胸へと這わせていく。
触れる度にピクン、ピクンと反応するのがとても可愛くて、つい虐めたくなる。
6342:2005/08/01(月) 22:50:09 ID:utmZrJeL
とりあえずここまで(´・ω・`)
また書きにきまつ。
文才無いけど見守ってくれ。
64名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 22:57:42 ID:G2HT0tcI
がむばれや(´ー`)
65名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 23:48:26 ID:jb7EYWcY
42タン・・・
おまえ最高

シチュエーションだけで萌えた(´д`;)ハアハア
がんばれ!
66名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 00:43:57 ID:oSIfJNVo
(・∀・)イイ!!続き楽しみにしてまつ
67名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 16:56:58 ID:2T118jDL
萌え〜〜〜♪
6842:2005/08/02(火) 21:23:11 ID:RaWRIwFX
>>64>>67
ありがとう!!
続き投下でつ(`・ω・´)シャキーン
6942:2005/08/02(火) 21:24:59 ID:RaWRIwFX
「もう感じてんの?」そう聞くと、ひめのの顔は真っ赤になった。
俺はパジャマのボタンを上から順に外していくと、戸惑うような目でこっちを見てきた。
そして胸が露になり、ひめのは「あんまり見ないで…」と恥ずかしそうに腕で目を覆った。
硬くなった乳首を指で摘んだり、舌先でつつきながら吸ってみたりする。「あっ、や・・・ぁん・・・」
俺もひめのも息が荒くなってきたところで、彼女の秘部に触れてみた。クチュ、と音がして、「ふあぁっ!」と激しく悶えて、長い髪が乱れた。
「足開いてみな」
「ふぇ・・・?」
「もっと気持ちよくしてやるから。」
「こう?・・・!!あっ、あぁぁ!!」
M字型に開かれた其処を、激しく愛撫する。
クチュ、チュプ、チュル・・
愛液で濡れて、艶やかに光る割れ目は、すごく暖かい。
「はっ、はぁっ・・くっ・・ん・・・ひぁぁぁっ!!!」
クリトリスを刺激すると、今まで以上に激しく鳴いた。
「おねが・・・ぁんっ!もう、許して・・・」
一旦手を止めると、ひめのはホッと息をついて、ぼーっとした。
「ひめのん、俺のことも気持ちよくしてよ?」
すると、どうすればいいか判らないといった感じで、上目遣いに見つめてくる。
俺は既に大きく硬くなったそれをおもむろに出し、ひめのの鼻先に突きつけた。
7042:2005/08/02(火) 21:27:10 ID:RaWRIwFX
「これ、しゃぶって?」
すると、戸惑いながらも、肉棒に手を添えて、咥えてきた。
じゅぶ、じゅぶ、じゅる・・・
「んふ・・・こう?」
ぎこちない素振りで一生懸命にしゃぶってくるのが可愛いすぎる。
喋る時に動く舌の感触が俺を感じさせる。
ひめのが咥えてるモノは大きくなり続け、とどまるところを知らない。
ちゅ、ちゅぱ、じゅる、じゅぷ
「ん・・・はぁ・・・はぁ、ひめの・・・ん・・・気持ちいいよ・・・」
俺はそっと彼女の口から巨大化したそれを引き抜いて、代わりに自らの口で
ひめのの口を塞いだ
暫く見つめ合って、言った。
「挿れて、いい?」
すると彼女はいいよと言うかのように、桃のような尻を俺に向け、こっちに目をやった。
自分の肉棒を手に取り、ひめのの其処へぐぐ、と突っ込んだ。
「く・・あぁ!いた、痛いよぉ、明神さん・・・」
頬を涙がポロポロと伝っていった。
「あ、もしかして、初めてだった?」
と問うと、ひめのの耳まで真っ赤になった。
7142:2005/08/02(火) 21:29:01 ID:RaWRIwFX
はいここで一旦CMでーす。


・・・スマソorz
あと一回で多分終盤。
72名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 21:52:56 ID:HUwi5xFC
ぐわ〜〜〜〜〜!!萌え萌え萌え
超GJです!!
73名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 22:09:55 ID:KaV/Ejnr
楽しみに待ってます。
続きを早く……!
74名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 22:48:33 ID:EDOLyGlC
ひめのん「こう?」
って・・
ハァハァハァハァハァハァハァハァ
7542:2005/08/03(水) 13:56:20 ID:AJQfbCG3
「はじめて・・・なの・・・」
と彼女はうつむき、答えた。
「優しく・・・して?」
「わかった。ゆっくりヤろう」
何故か嬉しくて、顔がにやけてしまう。
そして、ゆっくり、ゆっくり其処に挿れていく。
「ん・・・ひぐぅ・・・あうぅ・・・」
苦しそうに喘ぐひめのに興奮して、俺のモノは更に硬くなった。
「お前の中は温かいな」
小刻みに震えながらも、ひめのの其処はぎゅっとペニスを締め付けてくる。
「・・・動くよ?」
さっきまで彼女の奥にあったモノを少し引くと、ジュププ、と淫らな音がして、「あぁぁぁっ!!」とひめのの身体はビクリと揺れた。
今度は秘部がよく見えるように彼女の体勢を変え、また挿れた。
「あっ、はあ…ん…ぁぁあっ!!」最初は苦しそうだったが、今では快楽に脳髄を焼かれているように鳴く。
「み、明神さ…んんっ!あっ、ふあぁ…や…おっきいよぉ!」
ひめのはガタガタと震え、その小さな手で俺の背にしがみついてくる。俺もその細い体を抱き締める。
7642:2005/08/03(水) 13:57:18 ID:AJQfbCG3
まだ完全に熟していない其処を、肉棒で激しく突き上げる。
「ひめの・・・お前のここ、すげぇ・・・」
「ふぁ?!あぁっ・・明神さんの・・・もっぁっぁっおっきくて・・・気持ちいい」
そして二人が最高潮に達しそうになり、ひめのの体は今までよりも大きく震えた。
「うっ・・あんっぁああ!!ひ・・ぃあぁっ!い、イクっ!!私、も・・・が、我慢出来ないよおぉぉ!!」
「俺・・も・・・ひめの・・一緒に・・・んぅぁっあっ、はぁっ」
「ひっ、やぁっ・・・あぁぁぁぁあああああああぁぁあああんっ!!!」
彼女の喘ぎ声が部屋中に響き渡り、最高に溺れた顔がみえたかと思うと、
・・・ドビュッ、ビュビュッ、ビュルッビュクン・・・
俺のナカで今まで耐えていたものが、ドクドクとひめののナカに注ぎ込まれた。
しかし其処はまだ小さすぎて、流れ出す熱い精液を受け止めきれず、溢れた。
意識が飛ぶような快感に、声も出なかった。
「はぁぁ・・・ん・・・ふ・・」
ひめのはそのままぐったりして、俺の腕にへたりこんだ。
7742:2005/08/03(水) 13:58:06 ID:AJQfbCG3
暫く時間が経って、彼女の瞼が開かれると、甘い息を漏らしながら、
「ん・・・明神さん・・・私・・・」
「あ、目ぇ覚めた?」
そしてそのまま起き上がる。
「いやぁ〜可愛いかったよ・・・イきながら気を失ったひめのんの恍惚とした・・」
「や、やだっ!!それ以上言わないでぇぇぇ!!」
そのまま、俺の口は彼女の口で塞がれた。


―――――END―――――

終わりでつ。
見守っててくれた人たち、有難う(´∀`)
78名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 14:06:36 ID:uxg56abA
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
79名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 17:04:41 ID:uH4cBtZS
いいものをいただいた・・・・
G J !
80名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 09:13:59 ID:uYq5tas0
まったりとした2人の雰囲気が好きでつ。お疲れ様でした(´∀`)GJ!!
81名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 18:36:56 ID:RNjslEEL
GJ GJ GJ GJ GJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
82名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 16:42:15 ID:Z24eLWDd
ひめのん萌えー!!
83名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 14:19:10 ID:N/OdTjlw
投下していい?
エロ無しはやっぱり駄目?
駄目ならエロつけるけど
84名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 01:27:39 ID:LjX3p3+E
>>83
是非!!!!
個人的にはエロ無しでも全然良いです。楽しみにしてます(´∀`)
85名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 23:18:47 ID:6fwrksKO
>>83たんがむばって!!!!!
+   +
  ∧_∧  +
 (0゜・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゜∪ ∪ +        
 と__)__) +
8683:2005/08/12(金) 12:54:38 ID:IpmNiDKS
エロ無しおkか。
じゃ、エロ無しで投下する
ひめのんを可愛く見せる事に重点を置いてみた
エロ無しだからって、俺叩くなよ?
次はエロありにするから・・・
8783:2005/08/12(金) 12:56:10 ID:IpmNiDKS
うたかた壮にはどの部屋にもクーラーは無い
「はあ・・・頭がほにゃらぱぱーになっちゃうよー。」
唯一、扇風機のある管理人室の畳にへばり付いてそんな声をあげる
ひんやりとしている筈の畳もあたしの体温で生暖かい
「すっかり夏バテ状態だな、ひめのん。」
「東京の夏がこんなに暑いなんて知らないもん。」
田舎はあんなに涼しくて快適な夏だったのに
「まあ、これが都会だ。覚えておくと良いさ。」
「なに、それっぽく言い包め様としても駄目ですよう。」
仰向けのまま、あたしの頭の近くに座っている明神さんを指差す
「アイス買ってこようかな。」
冷たくて美味しいアイス・・・食べたい・・・
「あれ、ひめのんってコンビニの場所わかるんだ?」
いじわるな感じで明神さんにそう言われた
よく考えればあたしはこの近くでアイスの売っている場所なんて知らない
方向音痴だし、一人で行っても迷うだけなのは目に見えている
「そんなこと言うなら、一緒に買いに行ってください。」
「そう来たか・・・。」
明神さんが少しイヤそうな顔をした、様に見えた
8883:2005/08/12(金) 12:56:46 ID:IpmNiDKS
「じゃあコンビニ行くか。」
思わず上半身を起こした
まさか、まさか行ってくれるなんて思ってもいなかった
ぼや〜っとしていたら、明神さんはいつのまにか管理人室に居ない
「ちょ、ちょっと待って下さい!!」
置いてくなんてひどいよー
暑いけど、小走りで管理人室を出た



「わっ!!」
「きゃぁっ!」
思わず尻餅をついて
「そ、そんなに驚いたか?」
少し明神さんは焦ったのか尻餅をついたあたしに近寄ってきた
その顔を見てたら面白くなってきて、笑ってしまった
「じゃあ、バニラバー奢って下さいね。」
「むう・・・。」
そう言った顔もまた面白くて
「むう!」
「真似すんな、そこッ!!」
「あはははははっ! 明神さんの顔、へん〜!!」
何度も笑ったよ
8983:2005/08/12(金) 12:57:52 ID:IpmNiDKS
〜おまけ〜

「バニラバーって雪印の?」
「違います、あれ四角くて食べにくいから。丸いのが良いな。」
「・・・ひめのんってアイス食べるとき噛む? 舐める?」
「舐めます。」
「へ・・・へえ・・・。」
「でも暑くて溶けそう。垂れるかも。
 って、明神さん!? 鼻血でてますよ!?」
「いや、御免。それ食べてる所俺に見せるなよ・・・?」
「へ?」
9083:2005/08/12(金) 12:58:47 ID:IpmNiDKS
いや、本当にスマソ
エロ無しって良いのか・・・かなりヒヤヒヤしてる
俺が居る。しかもオチてないしorz

次はエロ投下するから、まあ許してくれw
91名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 15:08:18 ID:Q7H3smz8
とりあえず乙。
そしてGJ〜〜〜(´Д`*)
おまけがすごいよかったwww
エロ投下期待。
92名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 02:15:05 ID:3ZLo+ql1
おまけにメガワロスwww
93名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 13:00:56 ID:R6+hwbBo
おまけも良いけど「はあ・・・頭がほにゃらぱぱーになっちゃうよー。」
が好きだ
94名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 14:49:13 ID:GmoWE6bu
ああああああああああああああああ神わまだかぁぁぁぁあぁあぁぁあぁ(´Д`;)
>>83タソ早く投下して投下して投下してよおおぉぉ・゜。(ノД`)。゜・
9583:2005/08/22(月) 17:05:24 ID:P7+boW+R
じゃあ、途中までしか終わってないけど投下するよ ( ゜Д゜)/ ダ-!!
批判は受け付けない!! おk?
9683:2005/08/22(月) 17:06:52 ID:P7+boW+R
ここ数日、目覚まし時計を付け忘れていていつも明神さんい
起こして貰っていた。でも流石に悪いかな、と思って
ダンボールの奥から目覚まし時計を引っ張り出したは良いが、
乾電池が無い
「・・・うそ。」
あたりに乱雑におかれたダンボールを開き乾電池を
探したが見つからない。
「仕方ない、かあ・・・。買いに行かなきゃ。」
パジャマに上を羽織って3号室の扉を開き廊下へと出る
廊下は暗く、見通しも悪い
壁を頼りに真っ直ぐ歩くのが良いかな、と考えて
壁に両手をつけて恐る恐る歩いた
床が抜けたりしないことを祈りながら
「怖い・・・。」
何かが住んでいる、うたかた壮
人間じゃないホカの何か
「そうだ、エージ君に一緒に行って貰おう」
廊下を半分ほど来てから3号室に引き返しエージ君を
私は呼びに言った
でも、3号室にエージ君の姿は無く、ダンボールと敷かれた
布団だけの寂しげな部屋のまま
9783:2005/08/22(月) 17:07:50 ID:P7+boW+R
居ないなら仕方が無い、私は一人でうたかた壮を出た
上を見上げると星が見当たらない
ただ街灯が道路を照らしているだけ
流石、東京!? って奴なのかなぁ!!
「あ、そういえば電池売ってるところってどこ?」
落ち着いて考えてみれば私はこのあたりの地理を全く知らない
「み・・・明神さん、起きてると良いんだけど。」
くるり、とうたかた壮の方に向きなおして管理人室へ急いだ

管理人室の前に来て見ると管理人室の扉の隙間から光が漏れている

「起きてるんだ・・・良かったあ。」
扉を2回ノックをすると返事が返ってきた
「んー? ひめのん?」 
これ以上真っ暗な廊下に居たくない
後ろにおばけとか出てきたらどうしよう、とか
さっきからそればかりしか考えている
いや、他のことを考える余裕なんてなかった
「入っても、良いですか?」
「ああ、良いよ。」
その声に胸を撫で下ろして管理人室の扉を開いた
9883:2005/08/22(月) 17:09:09 ID:P7+boW+R

明神さんは布団の上に寝転がりながら本を読んでいた
でもサングラスを外している目は眠そうにして
「どうした?」
本から顔をあげて優しい目で此方を見てきた
思わず、本来の目的を忘れそうになる
「乾電池ってどこに売ってますか?」
「電池ならココにもあるけど。それで良い?」
「あっ、はい! 勿論。」
整頓された、というかあまり物の置かれていない部屋
男の人の部屋って始めて入ったなあ、と自分がココに居ること
を不思議に思いながら部屋を見回す
「単3で良いの?」
「はい。」
受け取って本来の目的を果たしたのだが
あの暗い廊下をまた一人で歩くのは怖い
「なんか、ひめのん壊れそーな顔してるけど。」
「はっ!?」
急に目の前に明神さんの顔(グラサン無し)が現れて
反射的に2,3歩後ろにさがった
その時、思わず滑って廊下へと倒れてしまった
頭を廊下で思いっきりガコンといってしまった・・・痛い・・・
9983:2005/08/22(月) 17:10:27 ID:P7+boW+R
「だ、大丈夫か?! ひめのん! 驚かして御免な!」
明神さんはこけた私を見て少し焦った様子で
近付いてくる
よく見たら綺麗な顔だなあ・・・と冷静に考えると
微妙に恥ずかしい事を考えていた
顔を近付け 明神さんの唇に私の唇を重ねた
すぐに離したけど
「・・・あれ?」
自分でも何してるのかわからなくなった
「え、何?」
明神さんも状況が理解できない様子で

はっとして、思いっきり後ろにさがった

怒られてデコピンされる(明神さんのデコピンは結構痛いのだ)と思って
謝ろうとすると、それは遮られた
「ひめのん・・・・、欲求不満か何かですか。」
「ちっ違いますっ!!」
手を前に出して、思いっきり否定するけれど顔は赤くなっていく
指の隙間から、見える明神さんの顔
明神さんは頭を抱えていた。それがやけに可愛く見えて、少し笑ってしまう
手を下ろして笑っている自分の顔を必死に隠した
10083:2005/08/22(月) 17:11:41 ID:P7+boW+R
・・・。
「明神さん。」
なんとなく、その名前を呼ぶ
ゆっくりと顔を上げる彼が見える





「気持ち良いことして下さい。」

今日は分からない事ばっかりでもうイヤになってしまう。
自分で自分の言っている事の意味が分からない
断られるに決まってるじゃん・・・ねえ。

「・・・良いんだな?」

え?
予想外の返事に私は戸惑った
10183:2005/08/22(月) 17:13:28 ID:P7+boW+R
はい、前半は以上、次からエロね
このスレ人居たのに驚いたよ
100・・・やっと100・・・。
102名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 00:13:14 ID:mdKfV1Bf
G〜〜〜〜〜〜〜〜〜J〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!
ひめのん可愛いよ・・・(´Д`*)ハァハァ'`ァ'`ァ '`ァ’‘ァ 
あんまり人いないけど見てる香具師はちゃんといるんだからな!がんがれよ!!!

次のエロに激しく期待www
103名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 05:09:26 ID:tT5xTiw2
GJ!
ハア━━━(´д`;)━━ン!!
104名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 16:35:56 ID:ttII0Mk4
GJ!
ひめのん可愛いよひめのん
続きに超期待してまつ
10583:2005/08/24(水) 13:12:57 ID:GKDhN6Kl
じゃ、続き投下
>>102-104 ありがとう!
10683:2005/08/24(水) 13:16:20 ID:GKDhN6Kl
よく自分でも今の状況が判っていない。
明神さんの「良いんだな?」の後の瞬間が私の
中で空白になっている。

きっと今の私の顔はすごく赤い
一番最初に明神さんから走って逃げた時よりも。
なかなか顔があげられなかったら、顎を手で行き成り
上げられてキスされた。考えたらさっきしたのが
初めてなんだなあ、とやけに冷静な事を考えている
唇の間から明神さんの舌が入ってきた
こんなキスもあるんだあ・・・と考えてしまう
「ふぁ・・・。」
気持ち良い。
言葉で表せないけれど、とても優しくしてくれる
ゆっくりと離れる唇 唾液が細い糸を引く
「怖いか?」
「・・・ううん。」
「じゃあ、イヤ?」
私は思いっきり首を横に振った
違う違う、私はただ明神さんが好きなんだよ、
と伝えたいのかもしれない
10783:2005/08/24(水) 13:17:43 ID:GKDhN6Kl

「続けてください。」
やっぱり恥ずかしくて顔を下に向けてしまう
「・・・そうか。じゃあ。」
「へあ!?」
下を見るとパジャマのボタンを一つ一つ丁寧に外していく手
やっぱり男の人なんだなあ、とその大きな手を見て
思う。そしてこれからする事を考えてまた実感するのだ

大して大きくない胸を覆う物は無い
パジャマのシャツ1枚無くなれば、上半身は完全な裸
になる。全部のボタンを外し終わって、あらわになる
その小さな胸。
「ち、小さいとか・・・言わないで下さいよ。」
言われる前にソレを止めておく
「ははは、言わない言わない・・・。」
陽気に笑う明神さんを見ると少し不安になる
「ろりこんさん・・・?」
「いや、なんで。」
こんな格好で、状況でいつもみたいに話している私に
自分でも正直驚いている私・・・。
10883:2005/08/24(水) 13:20:41 ID:GKDhN6Kl
「まあ、この話は置いとこう。
 正直この状態で話してると俺もキツいから。」
キツい、の意味が判らなかったけれど私も
上半身裸のままは恥ずかしいのでとりあえず頷いた

明神さんは手を胸に当ててさっきのキスみたいに
優しい感じで揉み始めた
ぴくん、と体が反応して一瞬だけ鳥肌が立ったような気がする
「ゃう・・あ・・っ・・。」
声にならない声を出しながら快感へと落ちてゆく
胸を触る事がこんなに気持ちよかったんだなあ・・・。
すると、急に胸の先端部分を摘まれ、私は思い切り大きな
喘ぎ声を出してしまった
「んん・・あっ!!」
「初々しいね。可愛いよ。」
余裕たっぷりで笑う明神さんを見ていると何だか
悔しくなってくる
10983:2005/08/24(水) 13:21:12 ID:GKDhN6Kl
とりあえずここまで
途切れ途切れだな
多分、次で終わる
110名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 22:38:31 ID:ZUyYNFWO
GJ!!
ラストも超期待(´Д`*)ハァハァ
111名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 16:41:51 ID:b0IKJbzW
初々しいひめのん・・・ハァハァハァハァハァハァ(;´Д`)
11283:2005/08/26(金) 12:13:26 ID:uU2RZK9J
来週になるかもしれない。
その間
ttp://w1.makko.biz/~hoos/
ここでひめのん探して萌えててくれ
113名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 20:36:49 ID:WDL6ZvN0
>83、がむばれ。
超がむばれ。
114名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 03:01:52 ID:sV+0iSib
見事に過疎化
115名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 20:21:44 ID:xIAo8fvG
たのむから投下してくれよおおおおおおおお
116名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 23:21:13 ID:iaF1ap95
保守age
117名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 17:48:28 ID:DzREc5yK
ホッシュ(・∀・)
118名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 19:44:15 ID:i1HfnfK+
俺のスウィートから



離れろ!明神!!!!!
119名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 22:11:33 ID:6TifGh6r
ストーカー兄ちゃんがこれから先ナイスキャラに化けてくれるのを期待しつつ
ほしゅあげ
120名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 20:23:14 ID:XsSliMCz
ストーカー兄ちゃんでネタ書いてみるかな・・・
age
121名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 21:02:54 ID:RiOKOyjB
>>120
楽しみage
122名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 20:48:40 ID:si+5+iJ2
ストーカー兄ちゃん期待あげ
123名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 03:48:24 ID:rKVxHxVe
キス止まりなんだけど、投下していい?
ここの過疎化を少しでも阻止したいので書いてみた。
124名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 03:58:30 ID:yteI7eB7
バッチコーイ
俺はいつでも待ってるぜ
125名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 04:11:45 ID:9RMbI4nN
私縁
がんがれ
126名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 09:44:07 ID:7pHuYaqa
期待Aw
127123:2005/09/18(日) 10:28:59 ID:rKVxHxVe
ありがとう。
では投下。
128葉桜日和:2005/09/18(日) 10:29:43 ID:rKVxHxVe
入学式の日には満開だった桜も、一週間で呆気なく散ってしまった。
まだ新しい制服に慣れているとは言えない、どこか気恥ずかしいようなくすぐったい
気持ちでいる姫乃にとっては、一番ダイレクトに時の流れを自覚させてくれるものだ
ったのだが、今はもういつもの通学路も青々とした葉桜並木になっている。
慌しいなりに何とか無事に過ぎた一週間を振り返り、姫乃は安堵とまだ心の底に
残っている不安が入り混じった溜息をついた。
「これからやってけるのかなあ…」
生まれた時から馴染んでいる故郷とは何もかもが違う。ここは都会なのだ。うっかり
すれば方向音痴な為にどこまでも彷徨ってしまいそうな現代の大迷路。そこで何と
か暮らしていかなければいけないのは、姫乃としても相当なプレッシャーだった。
「来年、桜が見られるまで大丈夫かなあ」
まだ慣れたとはいえない環境で、しかも進学して新しい高校で、そんな日々は当初
思ったよりも大変だったのだ。不安に駆られてもおかしくはない。
「ひーめのん」
うだうだとそんなことを考えていると、突然背後から呑気な声が聞こえてきた。反射
的に振り返ってみると、うたかた荘管理人でもある明神が近くのコンビニの袋を下げ
て歩いてきていた。
偶然かち合ってしまった。
「あ、明神さん…」
「あれ。そうか、もう学校終わる時間だったんだな。もう迷わなくなった?」
「は、はい。おかげ様で」
「あっはっはっは」
何がおかしいのか常にサングラスをかけているこの男はあっけらかんと笑った。
いつも飄々としながらも霊が見えたりその霊と除霊をしたりバトルをしたりといった
姫乃にはまだ理解の範疇を超えていることをあっさりとやってのける男だ。笑いの
ツボが人と違ったりするのも当然だろう。
ついつい雰囲気負けしてそんな呑気なことを考えてしまう。
129葉桜日和:2005/09/18(日) 10:30:31 ID:rKVxHxVe
「何がおかしいんですか」
ぷーっと頬を膨らませながら怒った顔をすると、笑い転げていた明神はすぐに真顔
になってサングラスを指でくいっと上げた。
「だって、ひめのん入学式の次の日から逆方向に行ってたし」
「…あ」
そうだった。
入学式はまだ緊張していたし道も地図を見ながら完璧に憶えていた。まあ、明神
とその他の数名が乱入もしたりしたし、どさくさもあってせっかく憶えた道順は当日
のうちに忘れてしまっていたのだ。
お陰で、次の日はうろうろと迷いながら登校する羽目になった。
「迷ってるの知ってたら教えて下さい」
「だってさ、毎日通う道だから、自分で覚えるのがひめのんの為だと思って」
大人の意見で、正論ではある。
「…まあ、そうですけどね」
そんな風に厳しくされたから、ようやく道を憶えた訳だしと姫乃はどこかまだ納得
出来ていない部分を呑み込んだ。
「まあまあ、ようやく高校にはなれてきたみたいだね。これでも食べて元気出しな
って。ほれ、ポリフェノール」
「…?」
がさごそとコンビニの袋の底から出してきたものを放られて、慌てて受け取る。手
の中にあったのは板チョコだった。
「明神さん、これ…」
「まあ、いいってこと。うだうだ考えるより、甘いものが一番て」
「…うん」
コンビニの袋の中には、今夜の晩酌用の缶ビールが二缶と何かおつまみのよう
なものが見えた。それが少し意外な気がした。
この人でもお酒は飲むんだ。不思議と新鮮な驚きがあった。どこか呆けた顔をし
ていたに違いない。先を歩こうとしていた明神が悪戯っぽく笑った。
「…何、腹減ってるの?おつまみはやんないよ。あと二・三年は待ちなさい」
「べ、つに…飲みたい訳じゃないもんっ」
130葉桜日和:2005/09/18(日) 10:31:39 ID:rKVxHxVe
一体何をそんなにむきになっているのだろう。
自分でも分からなかった。
ただ、何だかいつも守ってくれている明神のことがもっと知りたい。そんな乙女な
気持ちになっていたのだ。けれど、姫乃が大人になるまではまだまだ長い時間
がかかる。それが決定的な壁に思えてしまったのだ。
「んー…」
明神は何か考えている。
すっかり葉桜になった並木の途中で立ち止まっている二人を、通りすがりの生
徒たちは何事かとじろじろと見て行った。
「ひめのん」
ちょいちょいと指で招かれ、一体何なのだと近付いていった姫乃は声も出せなく
なった。前後の脈絡もなくキスされている。よりにもよってファーストキスだという
のに。頭が混乱して、何を考えていいのか分からない。
「…?」
「大人ぶりたいなら、これぐらいで我慢しときなさい」
それなのに、明神は冷静にそれだけ言うとまた飄々と歩き出した。
「ちょちょちょっと、明神さんっ!」
「んー、何?柿の種ぐらいならやるけど」
「いりませんっ、そんなことよりもっ!」
はっきり言って、まだ姫乃は混乱している。言ってやりたいことも色々ある。なの
に何の考えもなさそうに呑気な顔をしている明神を見ていると、こんなことは何
でもないような気がしてきていた。
「…柿の種は、いいんですね」
「うん。それぐらいは」
「じゃあ、頂きますね。何だかまだ緊張しているからお腹空いちゃってるかも」
周囲に誰もいないのをいいことに、学生カバンをぶんぶんと振り回しながら、空
元気を出して姫乃は笑って見せた。あれはきっと何かの間違い。明神さんはそ
んなことをする人じゃない。
無理にでもそう思わなければ、さっきまでの先行き不安な学生生活をまた悩み
そうになる。
でも、私負けないできっと頑張るからね。
花を見られるのはあと一年先の、緑一色の葉桜並木を見上げながら、姫乃は
Vサインをして見せた。



                     オワリ
131名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 19:43:58 ID:yteI7eB7
なかなかいいねー
132名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 20:59:43 ID:xfkUvWi+
短いけどグッときた。よくやった
133名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 21:16:22 ID:7pHuYaqa
GJ明姫!!!!
初々しいひめのんがかわええ
134名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 10:20:32 ID:2tWWy9sV
GJ!!!!!
漏れはここの過疎化を阻止しようとがんがった123タソに拍手を送りたい。
みんな123タソに続けばいい。
135名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 16:21:08 ID:SRuDDx8/
何か明神ってもてなさそう。だって一般人から見れば薬やってそうにしかみえないもん。
っつーことで俺は明神ドーテ説を推す。
136名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 00:47:44 ID:EmZJ1Ir3
本スレじゃ不人気だけど、俺的にはストライクゾーンど真ん中なんだよなこの漫画
てな訳で職人さんガンガレ
マジで応援するから
137名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 17:20:37 ID:A06njCDn
123タン GJ!!!

83タンはどうしたんだろう‥‥もう1ヶ月になるよ・゚・(ノД`)・゚・。
1381:2005/09/20(火) 20:50:12 ID:YzqvPBx7
アズミと明神てCPもありだよな・・・
お医者さんごっことかw
139名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 20:51:10 ID:YzqvPBx7
うわスマソ漏れ1じゃないorz
14083:2005/09/21(水) 16:53:03 ID:LXm6zc4q
久しぶり、83だけど
大学の課題に追われてネット出来んかった orz
一応あれは完結させたから投下するわ
迷惑かけてスマソ orz
14183:2005/09/21(水) 16:53:41 ID:LXm6zc4q

するり、とパジャマのズボンを脱いだ
「・・・パンツも、ですよね。」
「今更か。」
その言葉に決心を決めてパンツを脱いだ
生まれたままの姿になる
恥ずかしさで顔が高潮して行く
「!」
明神さんの手が私の秘所に触れた
指を動かす度にぴちゃぴちゃ、といやらしい音をたてる
「ゃっ、あぅっ・・!」
さっきよりも大きくなる声
その声と同時に意識が朦朧と仕出した
「ね、挿れるよ?」
縦に首を振った

「痛あ・・・ぁっ!」
今までに味わったことの無い痛み、そして快感
「ひめ、の・・・大丈夫?」
「ひゃあっ・・!
 そん、なに、う、動かないで下さい・・・。」
明神さんが動く度に意識が飛んでしまいそうな
必死に明神さんにしがみ付いた
「ふあ・・・。」
「って、オイ!! ひめのん!? ひめのーん!?」

明神さんの声が聞こえて、静かに消えた
14283:2005/09/21(水) 16:55:27 ID:LXm6zc4q

「・・ん。」
目を覚ましたら、朝だった
昨晩の事を思い出して、布団から飛び起きる
そこは自分の部屋で、私は下着を着ていた
(昨日の夜私は途中で気を失ったんだ)
ははは、と自分で自分に笑いかける

「ひめのん、起きた?」
ゆっくりと扉を開いて、明神さんが此方を覗き込んだ
「ははははははははい!」
恥ずかしくて布団で顔を隠す
「キモチヨカッタ?」
何で片言なんですか
「ていうかさ、結局俺御預けだったんだけど」
はい、そうですね
「てことで今晩もよろしく。」
「うぇええええ!?」
布団から顔を出すとサングラスをかけて笑っている明神さんが居た
そんな笑ってる明神さんに、私は苦笑いでこたえた

終わり
143名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 22:36:57 ID:wIjV1WMM
>>83
おおお!きてくれたか!!
お疲れのところGJ!!!
144名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 21:11:24 ID:sKlrH1wh

    /\___/ヽ   ヽ
   /    ::::::::::::::::\ つ
  . |  ,,-‐‐   ‐‐-、 .:::| わ
  |  、_(o)_,:  _(o)_, :::|ぁぁ
.   |    ::<      .::|あぁ
   \  /( [三] )ヽ ::/ああ
   /`ー‐--‐‐―´\ぁあ

>>83おかえり!!もつかれ!!GJ−!!
・・・藻前大学生だったんだ
145名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 04:21:04 ID:J+Ei+5Uw
こんな時間にこっそり投下。
また、あんましエロくならなかった。
146ドラマと月と気になる人と:2005/09/25(日) 04:22:29 ID:J+Ei+5Uw
「明神さーん」
うたかた荘の午後八時、暇を持て余した姫乃はぽてぽてと歩いていって管理人室の
ドアを叩いていた。中からは相変わらず何を考えているのか分からない顔をした明神
が出てきて、ぽりぽりと頭を掻く。
自分と同じくすることがなくて暇なんだなと姫乃は思った。
「お、ひめのん、何?」
「…テレビ見たいんですけど」
「んー…じゃあ入って」
テレビというものは、ここには管理人室にしかない。本当に昔ながらのアパートなの
だと思いつつも、特別不自由も感じないまま、そんな環境に慣れていく自分を自覚し
ていた。そう、人間はどんな環境でも慣れていく生き物なのだ。
「じゃあ、お邪魔します」
ぺこりと頭を下げて、管理人室に入る。男の人の部屋はもっと乱雑で足の踏み場も
ないと思っていたのに、狭い部屋でありながら拍子抜けするほど何もない。ついでに
家具らしきものもない。
そんなものなのかなー、と思いながら立ったままきょろきょろしていると、明神がテレ
ビの電源を入れた。
「何見たいの?何チャンネル?」
「あ、えーと…」
ここに来てまだ日の浅い姫乃は、前に見ていた番組がこちらではどのチャンネルで
いつ放映しているものか、よく分からない。咄嗟に口を突いて出た言葉は混乱振り
をよく示している。
「あの、今やっている韓国ドラマ見たいんです…」
「ああ、あれね。評判みたいだけど面白いのかな」
「うん、多分面白い…と思います」
147ドラマと月と気になる人と:2005/09/25(日) 04:23:41 ID:J+Ei+5Uw
多分。
姫乃にも多分よく分からない。
何となく人気みたいだから漠然と見て、これといった感想もなく毎週過ごしているだ
けのことだ。

韓国ドラマは良く言えばドラマティック。
悪く言えば盛り上げる為のトンデモナイ設定のオンパレードだ。
主人公とヒロインが実は血の繋がった兄妹だったり、突然片方が事故に遭ったり、
前後の繋がりなく場面転換したり。何でもアリな世界だけれど、それでも見ていれ
ば面白いと思う箇所はある。
それがハマっているということなのだろう。
一時間たっぷりテレビの前に座ってドラマを見た後、姫乃はぼんやりと画面に流れ
ているCMを眺めていた。なんだか妙な気分になっている。
「うーん…」
伸びをしながらも、隣で同じようにぼんやりしている明神をちらりと見る。
ドラマは面白かった、と言っていいのだろう。
わざわざここに来てまで見たかったのだから。
それなのに、今はもうドラマの内容なんか忘れてしまっている。
窓からはうららかに春の月が昇っていた。
ふあ、とあくびをひとつ。
ここにいると姫乃は何だか緊張することなく過ごせた。少しだけ慣れてきた教室の
雰囲気よりも、なかなか会いに来てくれない父親との関係よりも。それは一体何故
なんだろうと考えるのだが、幾ら考えても分からなかった。
九時からのドラマはやけにドタバタしたラブコメで、さっきまでの余韻も全部消えて
しまっている。それが残念だった。
148ドラマと月と気になる人と:2005/09/25(日) 04:32:52 ID:J+Ei+5Uw
「あの、明神さん」
「んー、何?」
「もう、帰ります。ドラマも終わっちゃったし」
「そっかー」
へらへらっと笑った顔は、やはり何を考えているのか良く分からなかった。
ぽっかり浮かんでいる月は、うたた寝をしているようにのどかなまん丸の形をして
いて、眺めているとこっちまで眠くなりそうだ。
「ひめのん」
「え」
さっき見ていたドラマみたいに、何の繋がりもなく明神の手が姫乃の頬に触れてき
た。テレビの画面はまだラブコメを映し出している。
手の次は唇が近付いてきて触れた。葉桜の下でされたのに続いて二度目。
「…?」
パニックになる以前に、こういう挨拶ってあったっけ、と姫乃は色々考えていた。あ
まりにも当たり前のようにしてくるので、きっと明神はそれが普通になっているに違
いないのだと、どこかずれた結論を勝手に出してしまう。
「なーんかさ、可愛いよね」
「えー…」
そんな言葉にはどう返せばいいのか分からないので、適当に答えてからお互いに
へらへら笑い合う二人がいた。
うらうらとした春の夜、月だけがそれを見ている。
149名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 04:34:02 ID:J+Ei+5Uw
あ、とりあえずこれでおしまい。
「オワリ」をつけるの忘れてた。
15083:2005/09/25(日) 08:29:38 ID:C4WJttcW
GJィィィィッィィっ!
ひめのん可愛いよひめのんっ!!
151名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 23:29:39 ID:QsqRo1uz
文才無いけどヨロシク。

今日はバレンタイン。明神に手作りチョコを作る姫乃
「やった!出来た!」急いで管理人室に向かう姫乃
「明神さ〜ん」すぐ返事が来た「ど〜ぞ〜」
「あ、あのこれ明神さんに作りました。良かったらどうぞ」
チョコを手に取った明神は子供の様な笑顔を見せながら喜んだ。
「うっそマジで?ひめのんのチョコ嬉しい」
そう言いながら、律儀に包装を開ける明神を愛しくみてる姫乃
「ねぇ味はどう?」「う、旨い!旨すぎる」
その言葉に安心した姫乃。すると明神が姫乃の後頭部を持ち
お互い顔を寄せた。「みっ明神さん!?」姫乃が少し慌てる
「ありがとな、つうか俺ひめのんが可愛くて仕方がないや」
その言葉を聞いた姫乃は抵抗せず明神に身を委ねる。
152名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 23:55:34 ID:QsqRo1uz
明神は姫野の顎をつかみ唇に寄せ次第に舌を入れた
「んッ・明神さん。」そして胸に手をやる明神
「みッ明神さぁっぁん、ダメェ」
次第に声を荒げる幼くも色っぽい声が明神を更に加速させる。
胸を揉み回しながらスカートの中に手を入れた明神が
姫乃の秘部をじっくりともてあそぶ
「ひっひあぁん、そこあぁん」姫乃の悶えは段々強くなる
シャツを捲り上げ姫乃の硬くなったピンク色の乳首を吸いながら
膣内を掻き回して段々と激しくなる明神
「あっあ凄い!もっと掻き回してぇーッ」
管理人室に響く姫乃の甘美の叫びと否らしい音。
そして明神は1000円札を取り出し
折り曲げて角で姫乃の至る所を手マンをしながらなぞる
「あっあんくすぐったいよぉ」
そして段々お札は姫乃の突起物に近付きクリトリスを突いた
「あぁっひゃぁぁ!」と叫び、腰を激しくくねらす姫乃
そして大量の潮が噴いた「もう、ダメェ、許して」
しかし明神は容赦はしなかった。太ももに付いた大量の汁を
丁寧に舐め、姫乃の秘部を吸いあげた。
「んぅあぁッあ明神ひゃん」
153名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 00:19:39 ID:S75sxCuN
そして一言「もう入れるよ。イイ?」姫乃は小さく頷いた
明神の限界にまで膨れ上がった肉棒をそっと姫乃にいれた。
「ああああぁ!」響き渡る姫乃の美声
そして激しく本能のままにお互い腰を振りまくった。
「ひひぁみ明神っさんいいっあぁうもっとぉー」
明神は姫乃の両手を姫乃の頭上で片手で押さえ
キスをしながら激しく腰を振りまくる
「くッくるしぃよぉ、イジワルいゃあ」
そして姫乃は狂った様に叫び声に似たあえぎ声を轟かせた
「あーもぅ死ぬぅしんじゃぅうあぁああぁイヤぁイクゥ!」
姫乃の足は明神の腰に巻き付け、両手は明神の頭を抱いて快楽に耐える
「ひっひめのん、もう俺もヤバィッ」
「わ、私ももうダメェ、限界いイクゥーッ」
「ひ、ひめのん。ゴメン」
そして明神は積み重なってた欲情を白濁液に変え
姫乃の膣内に大量にブチまけた
その後ゆっくりペニスを引き抜き重なりあったまま余韻に浸る
翌日、明神がドアを開けてトーストを持ってきた。
「また今夜ヨロシクな」と冗談を言う明神に
「ば〜か」と顔を真っ赤にして照れ隠しをしてる姫乃が
可愛くて心底癒されている明神の笑顔がそこにあった。

はいつまらなかったね。スレ汚しスマンm(__)m
154名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 00:33:02 ID:V3uiROkT
GJ!!!
155名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 01:07:51 ID:S75sxCuN
12月、明神は本を読みながら部屋でホットコーヒーを飲んでた。
「トントン」とノックがなる
「誰?ひめのん?」「明神さん入っても良いですか? 」
「いいよ。」と返事をする。どうやら灯油が切れたらしく、
姫乃が灯油を貰いにきた。「灯油もらって良いですか?」
明神はすこしイジワルしたくなり、さっき飲んでたコーヒーを
姫乃に渡し「少し飲んだら分けてやる」とジラす。
「コーヒーくらい飲めるもん!」と姫乃はブラックのコーヒーを
口に入れた。「にが〜い。何コレ!」と顔をこわばらせた。
そして明神は約束通り灯油を姫乃に渡す。
まだ苦い顔をしてる姫乃に軽くキスをする。
「少しは甘くなったか?」と笑いながら姫乃に言うと
「明神さんのバカ!」と照れを隠しながら笑う。
つられて明神も満面の笑みを浮かばせた。

エロ無しも良かったらドゾーm(__)m
156名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 12:17:06 ID:hAY483CH
保守
157名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 20:20:10 ID:2xTZ2Vzc
ほっす
158名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 11:58:07 ID:9jJc4n1k
あァ…保守だ…
159名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 20:50:11 ID:8tL7knO/
保守の為に投下。
ちょっと関係進めてみる。
160狼注意報:2005/10/01(土) 20:50:44 ID:8tL7knO/
土曜日の夜、テレビが見られないのは夜が長く感じてしまって、とても退屈で仕方
ない。
という訳で、姫乃は今日も管理人室にいた。
習慣というものはそう簡単に変えられる訳ではないのだ。家にいた時のようにお菓
子とジュース持参でテレビの前に子猫のようにちょこんと座っている。それがとても
あどけなくて可愛い。
明神はというと、相変わらず少し離れたところで壁にもたれて時折にやにやしなが
ら姫乃を眺めていた。その手には缶ビール。
ひとつ番組が終わって、夢中になって見ていた姫乃はリモコンを握りながら傍らの
相手を振り返る。
「あ、明神さん。この後見たい番組とかあります?」
「いや、別にないけど」
「じゃあ、また一時間見ても、いいですか?」
「構わないよ。普段あんましテレビつけてないからさ」
「じゃあ…お言葉に甘えて」
姫乃の前にあるペットボトルのジュースはまだ半分しか減っていない。土曜日の夜
は子供にとって一週間の中で一番楽しいひとときなのは、明神にも良く分かってい
ることだ。それをテレビなしで過ごすのは多分苦痛だろう。まあ、自分には特別見
たいものなんかないしと気楽なものだ。
新しく始まったドラマに見入っている姫乃の横顔がひどく無邪気で幼い。
何だかなあ、というもやもやした気分になって、明神は少しぬるくなった缶ビールを
一口飲んだ。
突然新しい環境に飛び込んできて、しかも人間ではないものも普通にうろうろして
いたり突然バトルになったりするこの場所で生活するのは、さぞかしびっくりしただ
ろうなと思う。今は少し慣れたようだが、ごく普通の感覚の子にしてはよく我慢出
来たものだと感心はしていたのだ。
女の子は案外たくましいのかもな。
目の前の簡単に折れてしまいそうな華奢な少女 からは、とても想像出来ないこと
なのだが。
161狼注意報:2005/10/02(日) 00:33:23 ID:9MlaTkdW
「明神さん」
唐突に、姫乃は顔を向けてきた。
「退屈じゃ、ないですか?」
「いやー、そんなことないけど」
元々明神はそれほど何かに執着がある方ではない。テレビもただ何となくあれば
いいかなと思って置いていただけで、普段はいつもニュースぐらいしか見ていない
のだ。だから、姫乃がこうして夢中になって見ているのはきっとテレビにとっても嬉
しいことだろうなと思っている。
それに、何といっても女の子がここにいるのは、殺風景な部屋に可憐な花が咲い
たようで明るく思えるのだ。
「さっきからテレビ独占してるし」
「子供はそんなこと気を使わなくていいの。テレビなら好きなだけ見てなさいって」
「あー、また子ども扱いするし」
決して拗ねても怒ってもいない顔で、姫乃は頬をぷーっと膨らませる。それが子供
っぽいというのに気付いていないのがやっぱり可愛い。
「私、そんなに子供じゃないですからねっ」
赤い花模様のTシャツにジーンズのスカートがひらりと動く。
「ひめのん?」
「それ、少し下さい」
まだジュースは残っているというのに、からかわれて大人ぶりたいのか視線は缶
ビールに向かっている。飲める筈がないのにと思いながらも面白半分に差し出し
てみた。
「飲むかい?」
「うん…いいですか?」
これから秘密を作るみたいな口調で、姫乃は缶を受け取った。そしてまだ大分残
っている中身をぐいっと煽る。
「おい!そりゃちょっとヤバ…」
どう考えても飲みつけてはいない姫乃は案の定咽せながらも、ほとんど飲んでし
まっていた。
「どうですか?明神さん。私もうおと」
言葉が終わらないうちに、がくりと首が垂れる。
「ひめのん?おい、ひめのん!」
162名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 12:43:53 ID:aWtqA0qm
>>160-161
ウルトラGJ!!!
続きをみたいので投下よろしくお願いしま〜す。
無理してビールを飲むひめのん萌え過ぎw
163名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 14:22:00 ID:9MlaTkdW
中断スマソ。
途中まで書いてガッツリ寝てました。これから続けます。
164狼注意報:2005/10/02(日) 14:22:38 ID:9MlaTkdW
「うにゃーーー」
真夏の猫のようにだらりと畳の上に伸びてしまった姫乃は、真っ赤な顔をしてい
て虚ろな目のまま見上げている。
「参ったなあ…」
正直、困ったなあと思いながら頭を掻く。
目の前で女の子がこうなるのは全く予想外だったからだ。まして、まだ幼いと言
ってもいい少女である姫乃と一緒にいるのはどんなシチュエーションでも怪しい
ことこの上ない。
おまけに飲酒までさせている。ヤバ過ぎる展開だ。
「うーん…明神さーん…」
妙にハイになっているのか、姫乃は今にも歌いだしそうな楽しげな顔で寝返りを
打つ。あまりにも無防備な様子に、変な考えを起こしそうになって内心慌てなが
ら声をかける。頬をぴたぴたと叩いてやる。けれど姫乃はいい気分でへらへら笑
ったままだ。
「ひめのん、もう帰らないと危ないよ」
「うー…何がですかあ?」
「んー、つまり…怖い狼さんに襲われちゃうよってこと」
「へーきへーき」
目の前の危険を察してもいないのか、姫乃は起きる気配もなく虫のように身を捩
じらせる。
「平気ってさあ、ひめのん」
「んー…だって、狼さんってサングラスかけてて優しくて」
ころころと寝返りを打つ間に剥き出しになった足の間からスカートの中がちらりと
見えた。見てはいけないものを見せてくるのは、それが無意識であってももう誘
惑でしかない。
「目の前にいる人でしょお?だったら怖くないもん」
ごくりと喉が鳴った。
「ひめのん…ヤバいぐらい可愛いね…」
「えへへー、ありがと」
Tシャツもスカートも全部たくし上げても嫌がらない少女に理性を崩されて、明神
はしてはいけないと決めていたことを実行しようとしていた。
165狼注意報:2005/10/02(日) 14:57:39 ID:9MlaTkdW
「はうあぁん…何、してるんですかぁ…」
「ひめのんが悪いんだからね…そんな風になってさ」
「あぁん、明神さん…狼さんになってる…」
何も知らない少女が、首筋を吸われてくすぐったそうにけらけらと笑った。決して
嫌がってはいないのが愛らしくて、目の前で桜色に色付く小振りの乳房をきゅっ
と揉む。途端にくたりと投げ出されていた体がぐっと反った。
「はああ!」
畳の上で振り乱された髪が、生き物のようにうねって悩ましい。片手を乳房に残
しながら、もう一方の片手を真っ白なショーツの中に忍び込ませていく。まだ誰も
触れていない場所が、異物を感じて驚いたようにひくつく。
「あん、そこダメですっ…」
「どうして?」
「だって…恥ずかしい…」
もう誰に見られても言い訳出来ない状況なのに、まだそんな可愛いことを言う唇
を塞ぎながら、指先がそこをじっくりと宥めるように慣らし、やがて快感を引き出し
ていく。濡れることすら経験がないような幼い少女の体は、次第に妖しく息付い
ていくように花開いていった。
男を押し退けることも知らないまま乱されていく少女は、だんだんと望まれるまま
に変化を遂げていく。
「あ、あ、ああぁ…気持ちいいよう…」
注意しながら掻き回していたそこにとろんと指先を濡らすものを感じた途端、明神
の最後の理性が呆気なく溶け崩れた。ショーツを取ると、もう待っているようにそ
こがうねる。
「ひめのん、していい?」
本当は返事なんかいらない。
ただ、ずるい大人の面がそう言わせているだけのことだ。それすらも姫乃は知ら
ずにゆっくりと細い両腕を回してくる。甘えるように潤んだ瞳が罪悪感さえ抱かせ
るほどに綺麗だ。
「…うん、いい…いっぱい可愛がって…」
そんな顔をされたら、男は完全に落ちる。
もう何も考えられなくなって、明神は姫乃の足を抱え込むとズボンのファスナーを
開いた。
166狼注意報:2005/10/02(日) 15:54:53 ID:9MlaTkdW
「ごめん、ひめのん…俺、もう我慢出来そうにないや」
自分で驚くほどに膨張しきったものの先端を濡れて潤みきっているそこに押し当
てると、本能からか一瞬だけ不安そうな表情になった。
「あん、熱い…」
「ひめのんを大人にするよ」
「何?あぅ、はぁあああんっ!!!」
潤んでいるとはいえ、初めて異物を受け入れるそこは強引に切り開いてくるもの
に対処しきれずに痛みに怯え、萎縮しかけていた。
なるべく宥めようとゆっくりするつもりが、もうそんな余裕すらないままに幼い内部
を掻き乱す。処女だったそこが拒むように締めつけ、ぎこちなくうねる度に男にこ
の上ない悦びをこれでもかと与えてくる。それがたまらなくいい。癖になりそうな
ほど良かった。
「いや、いやああ…痛い、怖いようぅ…」
びくびくと体が可哀想なほどに跳ね、抵抗するように両腕が侵略者の体を押し退
けようと必死になっている。さっきまで陶酔していた瞳から涙がぽろぽろと零れて
は落ち、畳に黒い染みを作り上げていた。
可哀想だとは思っても、こうなってしまっては本能に従うしかないのが男というも
のだ。
「ごめん、でももう最後までしないと」
「いやあ…大人になるのいや…」
激しく腰を使って攻められ、がくがくと限界まで揺すぶられながらも姫乃はしゃくり
上げていた。どうしてこうなってしまったか、それすら考えも出来ないままに。けれ
ど、そのうちに妖しい疼きに支配されてきたようだった。
固く閉じられていた瞼がゆっくりと開く。見上げた瞳はどこか色が違っているように
感じた。女になったのだ。
「は、あん…そこ、熱いの…」
「ひめのん?」
「大人にして…私を。明神さん…」
細い腕に力が入る。
思わずゾクリとして突き上げる動きを早めた。とろとろになっているそこが迎えるよ
うに蠢く。
「あん、いい…いっぱい、して…」
陶酔の余り反らせた白い喉に口付けながら、射精してしまうまでのわずかな時間
を愉しむ。この心地のいい時間が弾けてしまうのは惜しい気がした。
167名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 16:45:02 ID:aWtqA0qm
GJ! むぉ〜デラ興奮しますたよ。
ひめのん犯罪並にに可愛すぎだろw
続きよろしくお願いします。
168名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 18:14:38 ID:9MlaTkdW
あああ・・・またまたスマソ。
どうしても済ませなきゃいけない用事があって、途中までだった。
最後まで書きます。
169名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 19:02:37 ID:9MlaTkdW
「はぅ…ん」
「ひめのん、ひめのん…すげー可愛いよ」
胸の高鳴りが伝わってくる。喘ぎ過ぎてはあはあと息を継ぐだけの唇の端から唾
液が零れ落ちていた。愛しさで一杯になりながら、明神は姫乃の頭を抱え込んで
ひたすらに内部を掻き回し、突き上げる。
「あ、あん…溶けちゃう…っ」
「いいよ、一緒にそうなろう」
「ふぁ…もう…!」
限界が来たらしい。ただ柔らかく包むだけだった内部が突然強く締まる。その刺
激に思わず呻きながら、腕の中の華奢な体を抱き締める。明神にも激しい射精
感が訪れた。
「くっ…やべっ」
姫乃の為にも中で出したらいけない。そう思っていたのに間に合わず、白いもの
が中をたっぷりと満たしていく。
処女の中はあまりにも気持ちが良過ぎたのだ。
身支度もそこそこに、疲れ果ててそのまま眠り込んでしまった姫乃の体を拭きな
がら、明日どんな顔をすればいいのかと考えてしまう。

「うーん…」
翌日の朝、姫乃はいつものように目覚めてきょろきょろと周囲を見回した。
そこが自分の部屋ではないのが信じられないようだ。
「あれえ?私何でここにいるの?」
そういえば昨日はテレビを見ていて、子ども扱いされたのでビールを飲んで、そ
れからどうしたっけ?御丁寧に布団の中に寝かされているけれど、肝心のここの
主はどこに行ったのだろう。
あれからのことは全然分からないようだ。
「お、起きたんだ」
ドアが開いて、クエスチョンマークだらけになっている頭を抱えた姫乃の前に明神
がどっかりと座る。その顔はやけにすっきりとしていた。
「明神さん、私ここで寝ちゃったんですね」
「うん…あんまりよく寝てたからさ。そのままにしといた」
「ごめんなさい…」
すっかり恐縮している姫乃の頭を撫でながら、大人の余裕を店つけるように明神
は笑った。
「でもさ、可愛かったから」
あの時、ほんのわずかな間に見た妖しい面影が姫乃の中にある。またそのうち
に見られたらいいのに、と思いながらも今はまだ以前と変わらない関係を保って
いたい。
そんなずるい考えがあった。
一度目覚めた狼は、もう眠らない。



     オワリ
170名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 19:09:50 ID:9MlaTkdW
思ったよりも時間がかかったけど、これで完結です。
ようやく終わったー♪
171名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 19:15:41 ID:aWtqA0qm
素晴らしい。過疎スレに光をあたえた事に感謝!
翌朝ケロっとしてる姫乃には萌え死にましたよ。
多忙なだっただろうに。GJ!!!!!
172名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 11:55:52 ID:UHS4IFok
学校帰り、管理人室に姫乃が走って来た。
「みっ明神さん、Mステ見せて」「いいよ〜」と快く返事をした。
今日はスペシャルで23時過ぎまでやっていて
姫乃は喰らい付いて見てた。
明神はそれをニヤニヤしながら見ていた。
「正座してないで足を崩して見なよ」と優しく声をかけ、
すると「それじゃあ寝ながら見ますね」と返事をする。
そのまま番組が終わりになりスタッフロールが流れているのに
姫乃は起き上がらないので様子を伺った明神は
姫乃がすやすやと寝息をたて寝てる事に気付く。
無理に起こすのは可哀想だったので姫乃に布団をかけて明神も寝た。
夜中、誰かに抱きつかれて目を覚ます。
「明神さ〜ん、何処にもいかないでぇ〜」
と寝言を言いながら抱きつく姫乃にビックリてしまった。
「あ、あの〜ひめのん、俺は何処にも行かないぞ」
と喋りながら抱きつく姫乃の手を優しくほどく。
173名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 12:14:50 ID:UHS4IFok
それに目を覚ました姫乃は「ご・ごめんなさい明神さん」
とパニくりながらペコペコ謝る
「いやぁひめのんから抱きつかれるのはビビったけど良かった」
とニヤニヤと答える明神。
そして「どんな夢みてたの?まさか言えない様な夢か?」と
冗談半分で姫乃に質問すると、
「そっ、そんな事あるわけ無いよ」
と照れ隠しがバレバレの姫乃が可愛かった。
「ひめのんを残して俺が何処かに行くわけ無いだろ」
と格好付ける明神に少しだけ胸が高鳴った姫乃。
夜中にこういった出来事もあってか姫乃は大胆な事を言った
「実は夢の中で明神さんとHな事をしてたんです」
と恥ずかしそうに暴露する姫乃に明神は段々と興奮してきた。
さらに姫乃は「今だったら明神さんとしても良いかな」と漏らす
「な〜んて、私みたいなのと無理だよね」と
照れと少しだけ悲しい気持ちを誤魔化すためにカラ元気を振る舞う。
「ホントに俺なんかで良かったら喜んでやるぞ」と
少しマジな顔で姫乃に問いかける。
174名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 12:35:22 ID:UHS4IFok
「みっ明神さん、ホントに良いの?」
「当たり前だろ?断る理由が無いだろ」と姫乃の後頭部を
抱き寄せ「可愛いよひめのん。一緒になろう」と
姫乃のアゴを持ち上げキスをする。
クチュクチュとねばっこい音が不気味にこだまする。
「んふぅ、明神さぁんはぁ、はぁ」と声を漏らす。
明神は姫乃の首筋にキスマークを付ける様に強く口付けをする
「あっあンっ・ふぁ」と可愛い声を漏らす。
セーラー服の中央にあるファスナーを下げて胸に手をやる。
「ひぁ・そこっひゃあ!」と声を荒げる。
ピンクに色付いたソコをこねくり回し、反対側を吸いあげた。
ピクンと体をくねらせセーラー服のスカーフを噛み耐える
「はぁっ・み、明神さぁあん・ふぁあ!」
そして明神の手はスカートの中に入れた
太ももの感触を楽しみながら姫乃の秘部を弄ぶ。
そしてとうとう姫乃の秘部に人指し指と中指を入れて掻き回す
ぐちゃぐちゅぬちゅとイヤらしい音と姫乃の声が明神を加速させた
「ひぃあぅあん、ひあもう・らめぇえああんン」
腰を振り、シーツを握り締めて快楽に耐える。
175名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 13:00:00 ID:UHS4IFok
そして明神は手マンしながら姫乃のクリトリスを愛撫した
指先、舌先、吸いあげるをランダムに繰り返す。
「あっダダメェっ変になっちゃうぅ・もうあぁーッ!」
執拗な明神のクンニだけで意識がモウロウとする姫乃。
我慢の限界が来た明神はパンパンに膨れ上がった肉棒を出し
「入れてもいいよね?」と問いかける。
なんとか姫乃は、「うん」と頷いた。
「優しく入れるから」とビショビショになった所に沈めた。
ビクンビクンと姫乃は痙攣をしながら
「あっ痛いぃ…はぁん」と明神に抱きついた
優しく引き抜くと「ネヂョッ」と
イヤらしい音と腰を反射的に振る姫乃。
そして、一気に奥まで突いた
「あっあー…み明神あんはぁんいゃあー」
段々とピストンスピードを上げる明神
「ヌジュグチョヌチョ…」「くはぁあ!すっ凄いよぉもっとしてぇ」
「くっ…ひめのんの中スゲェ。締め付ける」
「明神さんのも太くて凄いぃん奥まで…ハァん」
そして強烈な射精感を感じた明神は更にペースをあげた
「は…激しいっも…もうダメェえ!死んじゃう」
「イ…イクあぁあん明神さんはぁんいぃんあー!」
明神はギリギリで外に射精しようと試みたが姫乃が抱きついて
出来なく、我慢が出来ずに幼い秘部に大量に白濁液を注いだ。
「ドクンッドクンッ」大量の液が姫乃の子宮をノックした
「あっ…あーひぃ…あンイックーあンぁーー」
176名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 13:10:08 ID:UHS4IFok
その後、気を失った姫乃の体を丁寧に拭き取り
明神は姫乃の髪をふれながら床についた。
翌朝、姫乃が慌てて飛び起き周りを見ると明神がいない。
しばらくすると明神が姫乃の前に来て、昨日の事を謝る。
「明神さん、悪いのは私だから
それに気持ちよかったし明神さんが優しくしてくれて良かった」
と顔を真っ赤にして照れを隠しながら振る舞う。
その姿に、罪悪感と幸福感を同時に抱きながら
ひめのんは俺の大事な人。これから守り続けると誓った。
177名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 17:20:55 ID:ggUOjo3G
神が増え続けている!!GJ!!
俺、泣いても良いですか!
178名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 21:15:56 ID:Pcv+XhA3
<<皆様へ
中に入れると締め付けられるってのは本当ですか??
男も痛いんですか??
179名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 21:28:44 ID:g+T7J6LD
本スレに全俺が泣いた
180名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 23:41:32 ID:tDA0058h
俺のスウィートは可愛いなぁ、、、、ハァハァ
181名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 15:24:06 ID:1PXSXvOE
ストーカー男とひめのんのえろが見たい…俺だけ?
182名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 17:25:18 ID:DTXPUnJd
>>178
さぁ? 女だから分かんないナ
183名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 21:57:25 ID:UD3yaJQ4
やっぱり誰かが投下すると盛り上がるね(・∀・*)
職人さんがんばって★
184名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 22:18:11 ID:9UAUxq4i
>>181
3日3晩語り明かそうぜ。
まずは、ガクが霊なため触れない問題の解決法から考えていこうか。

ヒント:トンカチだけなら触れる
185名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 22:45:45 ID:w/2Yps3d
>>184
ヒント:超リアルな夢
186名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 23:25:46 ID:UD3yaJQ4
>>185
ヒント:ひめのんが死んで陽魂になって触れるようになる
187名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 18:10:16 ID:At2JuKMV
夢が一番まともかもしれないけど、
ガクの夢の中のひめのんは抵抗しなさそうだしなー
ガクに嫌がりながらも感じるひめのんハァハァ
188名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 19:24:21 ID:mzig0iM9
>>186
ひめのんを勝手に殺すなよ…
電磁波が原因でガクに触れる様な設定とかは無理か?
189名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 00:33:42 ID:tfZuM6Gn
突然、簡単に投下。
「狼注意報」の続きにあたります。
190鬱色をした月:2005/10/07(金) 00:34:37 ID:tfZuM6Gn
新緑が美しい季節が始まろうとしていた。
うーんうーんと唸りながら鏡の前で寝癖を直して、すらりと立ち上がった姫乃はもう
どこからどう見ても普通の高校生に見えた。ほんの少し前までクラスに馴染みきれ
ずにいた、なととは誰も思わないだろう。事実、怒涛のように新しい毎日は姫乃の
日常に流れ込んでくる。
新しいクラス、友達、勉強、そして目まぐるしい毎日…。
今はこれでいいと思った。ただ流されるままにいかないと心までがどこかに置き去
りにされそうな不安がいつもあったから。ただ、そうなってしまうと、こういった毎日
に今度は慣れてしまうのが正直言って怖い。
そんな揺れ動く思春期の中に、姫乃はいたのだ。

ふわあ、とだらしないあくびをしながら明神は玄関先を掃いている。そろそろ毛虫
が出てくる頃だ。何だか嫌だなあと思いながらも、姫乃はちらっと側の木立ちを見
上げる。もし、突然襟元に毛虫が落ちてきたらとても正気ではいられない。
「あ、登校時間か」
姫乃を見つけるといつも通りの笑顔で、明神は笑った。
「う、うん。じゃあ行ってきます」
「勉強頑張れよー」
激励のつもりか、ぶんぶんと手を振って声を上げる明神の顔が何故か最近見られ
ないでいる。慌てたようにそそくさと頭を下げて側を通り過ぎるのがやっとだ。
「ありゃー?」
そんな姫乃の様子が気になるのか、明神も首を傾げながら頭を掻く。それが姫乃
の心に刺さった。きっとあの呑気で優しい人は気分を悪くしているに違いない。け
れど以前のようには接することが出来ないのだ、どうしても。
最近、毎晩のように変な夢を見ているから。
191鬱色をした月:2005/10/07(金) 00:53:51 ID:tfZuM6Gn
『ひめのん、可愛いよ』
あのゾクゾクするような声で囁かれて、強く抱き締められるだけでもどうにかなり
そうなのに、もっとすごいことをたくさんされた。夢の中でもずっとドキドキして幸せ
で、触れられる度に心臓が壊れそうに思えた。
逆に目が覚めた後は呆気ない現実がただあるだけで、とてもがっかりしたほど
だった。
それ以来、あのセクシャルな夢が頭から離れようとしない。
現実派といえばただ淡々と過ぎていくだけで、明神は相変わらず気のない素振
りでぼんやりとした顔をしている。まさか姫乃があんなにすごい夢を見たなんて
信じられないに違いない。
もし話しでもしたら軽蔑するだろうか。
いやらしい夢を見るなんてと一笑するだろうか。
ただの淡いイメージだけではなく、触れられている感覚までもがリアルなあの夢
の情景が、日毎に鮮やかさを増している。
いっそ話してしまおうか。
そんな衝動が日を追うごとに強くなっていた。



オワリ
192名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 00:55:00 ID:tfZuM6Gn
一応、インターバルということでこんなものを。
この続きは近いうちに書きます。
193名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 23:50:30 ID:OcEHU8hK
GJ!

魔法のお札みたいなので一時的に触れられるようになるのは?
194名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 00:14:07 ID:T2+r5nJX
やっぱりここは正攻法で、明神×姫乃が良いな。
ガク×姫乃は良いアイディアが出ないまま終りそうな悪寒…
195名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 15:00:42 ID:oi6i5Rp9
トンカチ触れるなら杖の部分でひめのんを…´Α`はぁはぁ

196名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 19:24:17 ID:rNA3ffOB
>>195
問題はどうやって押さえつけるか、だ。
さぁ。3人揃えば文殊の知恵!船頭多くして…アレ?
197名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 20:25:06 ID:T2+r5nJX
ガク×姫乃の場合
テーマソングはGLAYの口唇だなw

♪口唇に奪われた あの愛の蜃気楼のなかで〜
198名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 00:22:46 ID:ydsmgRgv
明神さんがパジャマ姿の姫乃をおんぶしてたコマを見て、
よく理性が保てたよねって友人に言ったら
「あの後、自室で抜いたんでしょ」
って即答された。

ガクヒメは視姦…ってムリかな?
199名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 11:10:55 ID:BToi1Nj/
怒りで実体化できるならその気になれば体も実体化できるんじゃね?
200名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 12:52:15 ID:QmEkIW1W
>>198
その理性を保てない俺は負け組だなw
セーラー服も良いが裸足パジャマも萌え。
201名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 19:12:30 ID:rtLeMj9R
明神とひめのんがヤッてるのを見て興奮して触ろうとするけど触れなくて
もどかしくてしょうがなくて自分で抜いちゃうガクとか。


・・・あ、そんなの見たら明神のことトンカチで殴っちゃうか・・・。
202名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 20:32:25 ID:hQwOAjsr
ここで奇跡を起こすんだよ!本編では無理でもエロパロ板の超絶パワーで何とかするんだ!
そうだな〜、例えばこの世のどこかに陽魂が人間に触れられる空間、もしくは
どこぞの陰魂の力の影響でひめのんに触れられるようになった、ってのはどうよ?
それを知って狂喜乱舞したガク野郎がひめのんにあんなことやこんなことをwww
203名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 01:58:34 ID:EF+VKrMm
第八譚の明神さんはどう考えても夜這い目的で
姫乃の部屋に居るとしか思えない。
あと第二譚のタイトルが略して初夜になるね。
どうなってんだこのアパート。
20483:2005/10/10(月) 11:33:09 ID:XEZoJVfk

「あっ・・・はあ・・・。」
明らかに聞いて、喘ぎ声と分かる
それがヒメノの部屋から聞こえてくる
(・・・まさか明神!?)
ガクは急いで明神の部屋へと行って見るが、
彼は大きないびきをたてて眠っていた
(てことは・・・いわゆる、『自慰』か!?)
ガクの顔が少し赤くなりいつもより、思い込みが激しくなった
(運命の人が自分を慰める行為をしているのなら
 俺がそれを助けてやら無くては)
するり、と壁や扉をすり抜けて
ヒメノのすぐ後ろへと回る
思ったとおり、ヒメノは自分を慰めていた
けれどそれに夢中になり後ろのガクには気付いていない
「・・ぅあっ・・・。」
ぴくん、と体が大きく反った
どうやらイった様だ
「ふあ〜・・・私、何してるんだろう。」
「・・・ひめのん。」
低い、ガクの声が聞こえた
「・・・・・・・・・ガガ、ガクさ・・・・!?」
状況がつかめないのか頭を抱えるヒメノ
「俺が相手をしてやろうか。」
言葉を聞いてようやく状況を理解したのか
ヒメノはさっきのガクよりも顔を赤くした
20583:2005/10/10(月) 11:34:16 ID:XEZoJVfk
「む、無理ですよ!! 触れないですし・・・。」
「これ。」
ガクがトンカチを出す
「え・・・」
「これ、挿れて動かせば。」
「えええええ!?」
「じゃ取りあえず跪いて。」
顔を赤くし照れながらも四つん這いの姿勢になり
お尻をガクに向けた
トンカチの柄の部分をヒメノの秘所に押し付ける
「ひあっ・・・。」
「・・・明神に相手をして貰えばいいじゃないか。」
「そっ・・んなの、お願いできませ・・んよ。」
柄が奥へと入る度、ヒメノの吐息が荒くなり
動く度に水の音がする
「ぁっ・・はあ・・・んっ」
明神や他の住民に聞こえない様に必死に声を押し殺すヒメノ
けれど自分で自分を慰める事よりももっと大きな
快感が彼女を襲う
ガクはトンカチを抜いたり出したり、と繰り返しながら
ヒメノの喘ぐ姿を見つめていた
「・・・あっあああっ!」
押し殺しきれなかった、大きな声がした
その瞬間、大きな足音が近付いてくる
「明神か。・・・ひめのん、服。」
「ふぇ? あ、は・・い・・・。」
柄を急いで抜いてガクは壁へと逃げた
20683:2005/10/10(月) 11:35:35 ID:XEZoJVfk

「ひめのん!? どうしたっ!!」
一応、その場は片付けて何事も無かった様に見える
が、ヒメノは顔を赤らめ、目を潤ませ、息が荒い
「な・・なんでもないですよぅ!」
「え、ちょ、ひめのん!?」
明神を追い出すようにして部屋から出す
出たらガクがヒメノの部屋へと戻ってきた
「・・セーフか?」
「あ・・・はい・・」
ヒメノはガクの顔が見えないように布団を頭から被った
「やっぱり、運命の人だ。」
「?」
ガクの言葉はヒメノに聞えなかった
20783:2005/10/10(月) 11:36:26 ID:XEZoJVfk
はいよー、ガクヒメ。時間なくて大雑把でスマソ
>>195の意見を貰いますた
他にも夢オチとかなら出来るんじゃないかと
ま、夢オチはベタだからこっちのネタを頂きますた
こんなんで良かったらまた書くよ
208名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 14:20:21 ID:zlAcfH2X
うわわわわわ (((*´д`*))) マジでガクヒメきちゃったーー!!
グッ…………ジョォーヴ!!
209名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 00:22:28 ID:gPpTttbX
 夢を見た気がした、内容は覚えていないけれど、いい夢じゃなかったことだけは
この寝覚めの悪さで分かる。時計を見るとやっと午前の1時を回ったところ、
外は静まり返ってなんの物音もしない。もう一度寝直そうと横になっても
いつまでたっても眠気はやってこなかった。
「困ったな・・・」
あんな無茶苦茶な学校でも入学して早々居眠りはまずいよね・・・、そう思って
あちこちへ寝返りをうったり羊の数を数えたりしてみたけれどいっこうに睡魔は襲って
来る様子もなく、とうとう諦めた姫乃は布団から抜け出してなるべく音を立てないよう
注意深く廊下へ続くドアを開けた。

「わ、すごいなぁ」
なんとなく外へ出てみると、空には月が煌々と輝き、その光を受けて白く浮かび上がって
見える桜が夢のように綺麗だった。
「綺麗・・・」
「ひめのんの方が綺麗だ」
「やだなぁ、そんなこと・・・って、わぁ!?」
いつの間にやら自分の隣に立っている長身の男、桜の咲く季節には似合わない
ロングコートが夜風に軽くはためく。
「ガク、さん・・・」
「こんな夜中に外に出たら危ないぞ、何に襲われるか分からない」
「・・・そうですね」
言いながらさり気なく距離を置く
「それとも俺が来るのを待って・・」
「ません!」
(どうしてこう思い込みが激しいんだろう・・・)と心の中で呟く。何に襲われるより
ガクと遭遇することが今のところ姫乃には一番怖い。尤も、彼は自分に
触れることはできないし、自分も彼に触れることはできない。いくら目の前に佇む
姿が鮮明に映っても、彼はすでにこの世の人ではないから。
(こんなにリアルに見えるのに)ちらりと顔を上げてみると、ガクはぼんやりと桜を
見ている、その顔が以外にも優しげなことに姫乃は驚いた。普段は陰気な表情しか
見せたことがないガクにもこんな顔ができるんだと思うとなんだか可笑しかった。
「・・・俺の顔になにか付いているのか?」
「えっ!!」
知らず知らずのうちに笑っていたようだ、姫乃は慌てて顔を背ける。
「な、なにも付いてないですよ!」
「・・・?そうか、けどひめのんには付いてるぞ」
「えぇ!?」
毛虫じゃないよね!?髪やら服やらをバタバタはたく。
「取れま・・・」
至近距離にガクの顔。あ、と思ったときにはもう離れていた。
「・・・そろそろ眠ったほうがいい」
それだけ言い残してガクは消えた、今までそこにいたのが嘘のように。
 姫乃は呆然と立ち尽くしていたが、やがてへなへなとその場に座り込んだ。
重ねることなどできないはずの相手の唇の感触を感じた気がして
そっと唇に触れてみる、今更ながら顔が熱くなっていくのを感じて姫乃は
激しく動揺した。
「ど、どうしてこんな・・・」
とにかく部屋に帰ろう、まだ大きな音をたてる心臓を無理に落ち着かせて玄関のドアを
開ける。ふと振り返った先には変わらず咲き誇る桜の姿、それにダブるように桜を
見つめるガクの優しげな顔と唇の感触が蘇ってきて慌てて中に入る。
 当分夜桜を観るのはよそう。そう思いながら自分の部屋に帰り布団をかぶる、さっき
とは違う理由で眠れなそうだ・・・。姫乃は深い溜息をついて目を閉じた。
210名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 00:26:05 ID:gPpTttbX
ガクヒメでエロなしです魂の力=思いの力?みたいに
拡大解釈してしまいましたスマソ。思いが強ければ触れられるかな〜と・・・
21183:2005/10/11(火) 18:15:41 ID:u45D9rNp
ガクヒメよ、もっと来い〜
とか言ってるうちに打ち切りそうな雰囲気だ
てか読み直して自己嫌悪・・・今度また時間のあるときに
書き直すよ。 ゜(゜´Д`゜)゜。ウワーン
212名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 01:30:42 ID:PaSHwI3o
犯罪に走る明神さんがイイ。
未成年に手ェ出しちゃダメだよー。
213名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 18:26:26 ID:uhKeNS2a
>>212
明神のイメージにあわないな。それ。
両者同意セクロスなら安心して見れる。
214名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 22:11:35 ID:A9xfeIYz
ガクヒメぐっじょぶ!!
215名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 22:24:27 ID:YX0T0XWV
>>213
両者同意でも成人が未成年に手を出すのは犯罪…。
まぁマンガだからいっか☆
歳の差大好きー。


216名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 21:49:51 ID:uUFP9N2h
>>215
両者合意でも犯罪になるのは13歳以下のときじゃなかったか?
217名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 01:17:39 ID:lS6uWrd5
神待ち保守age
218名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 03:48:45 ID:Clv8xajC
岩代「わしら死亡決定組です」
北嶋「どうせ助からんのならこち亀超え組の盾になります」
219名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 18:33:13 ID:q5Srj1RX
模試がなんだってんだぁぁー!!
ガクちゃん大人しくなさい!!
テラワロスww
220名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 22:38:45 ID:OEZaCPaS
ガクヒメ読みたい…
221名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 16:39:27 ID:O6nv4Dgj
我慢しなさい!(・∀・)
222名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 16:45:16 ID:6oDKJGNx
というかガクって学生だったんだなー…
ピコピコハンマー持ってるのカワイス
223名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 08:20:56 ID:OB1nuJOw
あげ
224名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 18:09:59 ID:Q3bgZnYV
ガクひめは?書いてないの?
225名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 01:47:38 ID:0kUcb6aA
文章ガタガタだけどガクひめ投下。
エロですらないがそれでもおkな人はどうぞ。

冬のある寒い夜。
窓から差し込む淡い月明かりだけが、寝付けない姫乃を照らしていた。
いつもはすんなりと眠りに落ちるのに、何故か今日は眠れなくて。
布団から身を起こし、冬の体の芯から冷えてくるような寒さを感じながら
窓を開けて外を覗き込む。
「わぁ…」
空からフワリフワリと落ちてくる純白の新雪に、ほぅと溜め息がこぼれた。
(寒いと思ったら雪が降ってたんだ…。)
白煙を吐き、空を見上げていると月に目を奪われた。
空気が澄んでいるせいかいつもよりも強く輝いていて、とても…
「きれいだね」
耳元で囁かれて、一瞬心臓が止まりそうになった。この部屋に姫乃以外の住人はいない。
「今日はとても素敵な夜だ。キレイな雪に、キレイな月。」
こうして耳元で愛しそうに囁きかける住人もいない。
「でも、俺にはひめのんが一番輝いて見える。月よりも雪よりもキレイだよ、マイスウィート。」
こんなくさい台詞を臆面もなく吐ける住人もいない。
「愛してるよ ひめのん」
…彼以外には。
226名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 01:48:53 ID:0kUcb6aA
「…ガクさん。」
横を見やると、ぴったりと寄り添うようにして彼が居た。
目が合う。まっすぐに見つめられていて、姫乃は思わず目を逸らした。
いつも、そうだ。ここ最近は特に。
窓の外に視線を戻しながら姫乃は心の中で独りごちた。彼を、まともに見ることができない。
理由は解らない。以前は正面から見つめられても、こんなことはなかった。
なのに、どうしてだろう。日に日に彼の目を見ることが辛くなっている自分が居る。
「ひめのん」
彼はいつもまっすぐ私の目を見て言う。「愛している」と。
その度に胸の中で、このモヤモヤとした感情が育っていくのが分かった。
「どうした?気分でも悪いのか?」
見上げると、自分の頭よりも高い位置に彼の顔。
背を屈めて、心配そうな顔をして、私の顔を覗き込んでいる。
目が合った。
胸の中で、またあのモヤモヤが大きくなるのを感じた。
「…がく、さん」
何でだろう。何でなんだろう。目が、逸らせない。
「…ひめのん?」
不思議そうな顔をして、私の顔を覗き込む。
暫くの間静寂が漂った。

ふと、唇に暖かさを感じた。
瞬いた少しの間だけだったけど。
「…今日は寒いから、暖かくして寝るんだよ。…おやすみひめのん」
短い言葉を残して、彼は壁を抜けていってしまった。
「・・・・‥っ」
手で唇を覆う。
瞬いた少しの間だけだったけど。
感じた暖かさは、確かに彼の唇。
見ることは出来なかったけど、確かな確信。
涙がこぼれた。
確かにショックだ。でも、嫌ではなかったのだ。このモヤモヤとした気持ちの正体に、やっと気づいたからだ。
何故彼を見つめ返すことができなかったのか、やっと解ったからだ。
(怖かったんだ)
彼に対する気持ちが、だんだんと変化していくのが。
彼を好きだと気づきたくなかったんだ。決して報われない恋だから。
(目を閉じて 耳を塞いで 気づかないように。)
彼の存在が大きくなればなるほど、彼を見ることができなくなっていった。
( ―気づいてしまった)
知ってしまった。もう隠せない。

明日もガクを見かけるだろう。でも、もう目は逸らさない。
(反対に穴が空くほど見つめてやろう)
自分の気持ちに気づいてしまった。もう隠せないのなら、向き合ってやろう。
報われない恋でも、彼を見ることができて、話すこともできるのだから。
(どうせなら、この気持ちにとことん付き合ってやる。)
これから先、どうなるかは分からない。でも、彼と居ることができるこの幸せを大事にしたい。
布団に潜り込んで目を閉じて。唇に残った暖かさを思い出して、姫乃は眠りについた。
ふんわりとした月上がりが姫乃を包み込む。
月だけが姫乃の涙をみていた。

おわり

あぁ‥ガクのキャラが何かおかしいorz
227名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 09:44:50 ID:OAtOCNGz
をおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!
GJぃいいい!!
228名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 20:52:23 ID:qUcX1hfd
>>227はGJを「ジージェイ」と読んでるのか…
229名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 22:55:15 ID:cDYQHdXt
GJぅぅぅううう!!
じゃないのか?
230名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 00:56:23 ID:k4n3SCFs
グッジョブでしょ?
ガク姫もっと欲しいなぁ…
231名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 00:58:08 ID:k4n3SCFs
グッジョブでしょ?
ガク姫もっと欲しいなぁ…
232227:2005/11/05(土) 12:37:29 ID:SAx0qODN
ネタなんですけど・・・。orz
233名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 02:57:04 ID:fvfvPgO+
ガクヒメよ…エロなくていいから(むしろエロなし希望)…
誰か……誰か……書く者はおらぬのか?
23483:2005/11/06(日) 09:23:56 ID:eX/Wyc6s

「いってらっしゃーい!」
明神さんに手を振りながら
高校生にもなって、ウキウキしながら手を振った
明神さんの居ないうえ、アズミちゃんとエージ君も
居ない独りきりのうたかた壮は初めてで
なんだか気持ちが高揚してくる
「わー、本当に一人なんだ。」
「ひめのん。」
ぞくっと背中に寒気がした
ゆっくりと振り返る
私を「ひめのん」と呼ぶのは二人で
そのうち一人は出掛けている、となると
「・・ガクさん・・・。」
苦笑いで振り向くと、予想通りに彼ともう一人が立っていた
「やっぱり二人は離れられない運命なんだ!!」
「ひっ!?」
「・・・『ひっ』だってよ、アニキ。」
「・・・・。」
ガクさんは無言でその場に座り込んだ
背後に黒い影が見えそうな位落ち込んで
私はどうすれば良いか分からずにガクさんの傍に
ゆっくりと(怖い!)近寄る
「えーと・・・御免なさい、あれは驚いただけだから・・・。」
言い訳っぽい言葉だったけれどガクさんは
満面の笑みで此方に振り向いた

その笑顔がなんだか可愛かった
23583:2005/11/06(日) 09:24:41 ID:eX/Wyc6s
ガクヒメ? ガクヒメ? うーん、ガクヒメか、これ・・・?
皆、スマソ!! orz
23683:2005/11/06(日) 10:30:15 ID:eX/Wyc6s
>>227
俺のネタパクるな・・・
237名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 00:47:34 ID:AtGTvuOs
GJ
ほのぼのいいね。
238名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 01:59:46 ID:duSZce8C
GJ!
ガクヒメいいね!ほのぼのいいね!
239名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 02:30:59 ID:duSZce8C
も、もっとちょうだい…!ガクヒメ!
だめだ、もう我慢できないよぉ!
240名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 12:38:53 ID:AtGTvuOs
ガクひめ流行ってるのかな?
とりあえず書いてみました。
エロなしですが投下おkでつか?
241名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 17:39:38 ID:PypeEnoG
まってまぁぁす!!
242名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 18:14:10 ID:duSZce8C
いつまでも待ってるよ!
すげぇ楽しみだ!!
243名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 20:08:00 ID:AtGTvuOs
今週の話読んで思わず号泣
黒明神死んでくれるな

といいつつ投下。

「ふぅ」
溜め息をついて右手に持った袋を見る。
飲み物を切らしてしまったことに夜中気づいた姫乃は、喉の渇きに勝てずコンビニへと出かけた。
真夜中ということもあって少し怖かったが、「割と近い場所だし」と明神に声を掛けずに出てきた。
「…ついてきてもらえば良かったな」
買い物を済ませてコンビニを出た途端、明神に声を掛けずに来たことを後悔した。
辺りを見回すと先程よりも暗闇が濃いように感じる。
明るいコンビニから出たせいなのだろうか。
ぶるると身を震わせながらも足を踏み出す。どの道進まなければ帰れないし。
風が木々をざわめかせて、いかにも何かが出そうな雰囲気の中おずおずと歩く。
コンビニから離れていくほど辺りは静かで、人の気配すら感じない。
「…大丈夫。何も出ないよ姫乃。幽霊なんか怖くない〜」
静けさを誤魔化すために声を出してみたけど、余計に静寂を強調しただけだった。

ざわざわざわ。
風が木々を揺らす音がする。

コツコツコツ。
自分の足音がする。

ひたひたひた。
空気が緩やかに動く音がする。

びくりとして振り返る。誰も居ない。
ホッとして前を向くとガクが居た。
文字通り10cmほど飛び上がったような気がする。
「ひめのん。夜道の一人歩きは危ない。俺が送るよ。」
昼でもちょっと暗めのオーラを放出しているガクを夜中に見ると尚怖い。
バクバクと音をたてる心臓を抑えながら姫乃は深呼吸した。
「ガガ…ガクさん!びっくりしたじゃないですか!」
後退りしつつ思わず出た涙を拭いとる。
「酷いなひめのん。そんなに驚くことないじゃないか。」
ニヤリと笑いながら近づいてくるガクから、無意識に足が遠ざかろうとする。
(…あ。でも…)
ふと何かを思いついたようにして足が止まる。
「…ガクさん、送ってくれるんですか?」
「ああ。ひめのんに手出すやつは俺が叩き潰すから安心して。」
「いや、叩き潰さなくてもいいんですけど…じゃあうたかた壮までお願いします。」
嬉しそうに笑うガクを見ていると、暗闇が少し和らいだ気がした。
244名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 20:10:28 ID:AtGTvuOs
「ツキタケ君はどうしたんですか?」
「うたかた壮でエージを遊んでるよ。」
すこし距離を置きながらぽつぽつと話をする。
普段はあまり近づきたくない相手でも、こんな時には出会えたことが嬉しい。
話の間の静寂も、穏やかな空気が流れていて落ち着く。
半歩先を歩く彼の背中を見る。
月明かりに照らされて、仄かに輝いているように見えた。
「…ガクさん。」
歩を止めて呼びかけた。
振り向いたガクと目が合う。
「ありがとうございます。…迎えに来てくれて。」
ガクは迎えに来た、とは言っていない。
ただ、そう感じたからお礼が言いたかった。
「…なんだ。ばれてたのか。」
ポリポリと頬をかいてニヤリと笑った。
続け様にガクが言う。
「怒った顔もいいけどやっぱりひめのんは笑った顔が一番いいな。」
「え?」
その言葉で自分が微笑んでいたことに気づいた。
(え…あ、あれ?何で笑ってるんだろう。…ガクさんが来てくれて安心したのかな‥)
ふと頬に空気の動きを感じて目をやるとガクが手を伸ばして頬に触れていた。
触れられないはずなのに、暖かさが伝わってくるような気さえして姫乃は戸惑った。
「ガ‥ガクさん」
「愛してるよひめのん、一緒の墓に入ってくれ。もうあるから」
「遠慮しときます。」
どこかで聞いたような言葉を聞いて、姫乃は思わずまた笑った。
245名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 20:11:57 ID:AtGTvuOs
そうこうしている内に二人はうたかた壮へと辿り着いた。
ふぅと一息ついて姫乃はガクを振り返る。
「ガクさん、ありがとうございました。
 …ほんとのこと言うと一人じゃ怖かったから。ガクさん来てくれて嬉しかったです。」
月明かりがほんのりと二人を照らす。
「いや、俺もひめのんとデートできて嬉しかったよ。」
「デートじゃないです。」
すかさず突っ込まれて落ち込んでいるミスター・ガラスのハート。
背景には「ガーン」という字が見えるような気がするが特に気にせず姫乃は考えていた。
(何か…お礼したいな。何かできることあるかな。)
ガクを見ていると未だに落ち込んでいる。
「…そうだ」
タタッとガクに走りよってほっぺにキスをした。
触れられないので気持ちだけ、ということになるが。
「おやすみガクさん。今日はありがとう。」
呆気に取られたガクが見た姫乃は月明かりに照らされてとてもキレイだった。
「ひ…ひめ…ひめのん」
パクパクと口を空けて言葉を紡ごうとするが、頭が真っ白で何も浮かんでこない。
姫乃はくるりと踵を返して小走りでうたかた荘へと駆け込んだ。
追ってこないところをみるとまだ玄関前でへたり込んでいるのだろうか。
部屋に戻ってドアを閉める。唇を両手で押さえて深呼吸する。
まだドキドキしている心を抑えながら、ガクはどんな顔をしているのだろうと想像してみた。
あの呆気に取られた顔を思い出すとクスリと笑みがこぼれる。
大胆かなとは思うが、あの顔を見れただけで満足だ。
意外とガクを嫌いじゃない自分に気がついて、姫乃は嬉しくなった。
ふと喉の渇きを思い出して、右手の袋から飲み物を取り出した。
こくこくと飲み干して一息つくと、布団へと潜り込んで眠りにつく。
触れられないはずなのに。唇にはガクのほっぺの暖かさが残っているような気がして。
まどろみの中で、ガクのことが以外に好きな自分に気がついて、姫乃は嬉しくなった。
(明日からは怖がらないで、何だかいい友達になっていけそう)
そんなことを考えながら姫乃は眠った。

翌日。明神が例の曲芸並みの寝相で外で目を覚ましたとき
真っ赤な顔でへたり込んでいるガクを眼前で見て仰天したという。

おわり
246名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 20:15:30 ID:AtGTvuOs
ガクひめ(?)書いといてなんだけど明ひめも読んでみたい希ガス
書いてくれる職人さんはいませぬか?
247名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 01:37:36 ID:Ol5iTRnx
ノシ
今、書いているところ。
お気に召すかは分からないけど。
248同じ月の下で:2005/11/08(火) 01:59:37 ID:Ol5iTRnx
明神が初めて自分の身の上を語った夜、当然と言っては何だかその場の空気は
ひどく重くてやるせなかった。だから居合わせた誰もがかける言葉を失って、すぐ
にお開きとなったのだが、何故か姫乃だけは膝に根が生えたように動けなくなっ
ていた。
いつも飄々としていて何を考えているのか分からない、けれどいざという時にはこ
の上なく頼りになるこのアパートの管理人がそんな凄絶極まりない人生を送ってき
たなんて、想像もしていなかったのだ。
「…ひめのん」
部屋の隅で俯いたままの明神は、今夜きっと一人になって色々と考えたいのだろ
う。こんな風に打ち明けてしまった以上はこれまで取り繕っていた余裕のある大人
そのものの顔ではいられないかも知れない。そんな危うい雰囲気があった。
「あの、明神さん…」
「悪いこと言わないから帰んな」
「でも、だって…」
「帰れって、言ってるんだ」
いつも見せてくれる明るい表情はどこにもなかった。
このままここにいても、自ら過去を口にすることによってざっくりと開いてしまった明
神の心の傷が更に開いてしまうだけかも知れない。それは良く分かっていた。な
のに姫乃は立ち上がることが出来ない。
このままこの人を放っておいてはいけないと思ったのだ。
「…私も帰ったら、一人で泣くんでしょう?それって悲し過ぎます」
今の今まであまりにも大人で決して追いつけないと思っていた人に、ようやく手が
届きそうな気がした。そんな考えは不謹慎というものだろうか。
249同じ月の下で:2005/11/08(火) 02:20:49 ID:Ol5iTRnx
「泣きゃあしないよ」
「そんな気がするだけです」
不毛な言葉を投げ合う二人を見下ろす三日月が、窓から見えた。真っ白で魔物の
爪のように尖っている。
ああ、どうかこの人を哀しみの底に連れて行かないで下さい。そう祈りながら姫乃
はそろそろと近付いていく。
何故か気になる。放ってはおけない。そのどちらも今の姫乃にとっては正しい気持
ちだ。だが、それでいてもっと大きなものが胸の中にある。
「…私、ずっとここにいますから泣いてもいいですよ。一人でいるよりは多分いいで
しょう?」
「…邪魔だと言ったら?」
「邪魔、なんですか?」
「いいから帰れってば。もう俺はひめのんの知っている奴じゃないかも知れないん
だぜ」
膝を付き合わせるほど近くで、そう言ってのけた明神はそれまで姫乃に見せたこ
とのない顔をしていた。正直言って心の底から震えるほどだ。それなのに、やはり
ここから立ち去ってはいけないと心の奥が忠告をするのだ。
小刻みに震えながら、姫乃はきちんと理解してくれるように一語一語丁寧に言葉
を発する。
「私、明神さんに何度も助けられました。明神さんは大人で、私なんか絶対かなわ
ないほど大人で…それが嫌だったんです。コンプレックスを持ってたんです。でも、
今日の明神さんならそんな私にも支えられそうかなって、心から思いました。それ
だけです」
通じたのだろうか。
明神は何を 言われたのか分からないような、わずかに猜疑心の混じった目の色
のまま黙り込んでいる。
「あの」
こんな時、何か言うべきなのだろうか。
250同じ月の下で:2005/11/08(火) 02:32:34 ID:Ol5iTRnx
しばらく沈黙が続いた後、折れたのは明神の方だった。
「…そんな気を使わなくていいって」
「私、別に」
「いいってば」
そのままばさりと頭を肩口に預けてきた。もたれかかってくるような姿勢に心臓が
ドキドキと高鳴る。少し足がしびれ板のだが、一瞬にして忘れそうだった。
「明神、さん…」
「ひめのん、ごめん。しばらくこうしてる」
「うん、いいよ」
きっと、この人の精神は驚くほど子供のままだったのだ。だからわずかな破綻が
あっただけでもこんなに動揺している。やはり不謹慎なのだろう。手が届かないと
思っていた人が、案外簡単にこうして側にいることが嬉しい。
いつかもっと月日が経ったらこんな風ではなく、心から頼ってくれたらいいのに。
肩に確かな温みを感じながら、姫乃はそうっと髪を撫でた。
神様、私にこの壊れそうに脆い人を下さい。そんな儚い願い事をしながら。



オワリ
251名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 02:33:29 ID:Ol5iTRnx
反省。
エロくなりませんでした。
252名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 13:31:19 ID:VQDMv6Ms
GJ
何か胸にグッときた
ミョウヒメイイネ
253名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 17:19:45 ID:jpL2dbZx
ガクヒメも明ヒメもGJ。
254名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 22:59:30 ID:5IEVvGjT
やべぇぇぇwひめのん萌え…
ところで、打ち切り間際な雰囲気満載だけど
ハセヒメもいいなと思った…鬼畜プレイ…設定的にありえないけどw


「ハセ…ハセ…お前この名前どう思う?」
はせ:玉茎「陰茎の異称。<和名抄(3)>  広辞苑より抜粋
あーあ。なんてこったい。
255名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 22:21:59 ID:9yQ11g5V
「みっ、明神さんダメぇ!」
強烈な淫夢で目を覚ました姫野。
「なんで毎日こんな夢をみるんだろ?…もしかして好き…」
ブンブンと首を振りながら「違う違う」と呟く。
せっせと支度をして制服を着てうたかた荘を出た。
門で明神が頭をポリポリ掻きながらほうきで掃除している。
「あ、ひめのんいってら〜」
無邪気にブンブン大きく手を振りながら送り出す。
「いってきます」小さく頷いてそそくさとアパートを出た。
「なんで慌ててるんだろ?遅刻かぁ??」明神が呟いた。
姫野は今朝の淫夢の影響でマトモに明神の顔すら見れなかった。
「あ〜あ、折角明神さんが手を振ってくれたのに…」
今朝の夢のせいで自分自身を責め続ける。
そうこうしてるうちに下校時刻になりうたかた荘に足を向けた。
「はぁ、マトモに明神さんの顔が見れない、どうしよう」
そう呟きながらうたかた荘に着いてしまった。
「明神さんにこの事を話したら軽蔑するんだろうか?」
「それともからかわれるのかな?」
そんなもどかしい気持ちで胸が詰まってた。
256名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 22:39:34 ID:9yQ11g5V
そして決意を決めて明神の部屋に向かう姫野。
「あの〜明神さん」「あ〜い、ど〜ぞ〜」
慣れたとは言え、いち男性の部屋に入るのはまだ少し緊張をしてる。
まして、これから相談する事は明神から引かれるかもしれない
「どうした?そんなに顔をかたくして?」
そう明神が笑顔で問掛けてきて少し気が楽になった。
「これから話すことは明神さんから嫌われるかも…」
「ん?どうして?どんな事があっても
ひめのんはひめのんだし嫌いになりはしないよ」
その言葉が姫野を一気に楽にさせて今朝の事を話した。
「毎日同じ様な夢をみるの」「どんな夢?」…暫く沈黙が続いた
「凄くいやらしい夢で明神さんと、その………」
「大丈夫?喋れる所までで良いから無理しないで」
「その明神さんとHなんかしてる夢をほとんど毎日…」
顔を真っ赤にしながらそれを隠す様に下を向く姫野。
「それって、思春期のひめのんだったらごく普通の事だから
姫野は大人の男性を俺しか知らないから俺が夢に出るんだよ」
下を向く姫野に律儀に答える明神。
257名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 23:06:40 ID:9yQ11g5V
暫くして顔を上げて明神に問掛ける
「明神さんは私を『女性』として見てる?」
「ん〜厳しい質問だね」と苦笑いしながら答える。
「やっぱり私なんかじゃダメだよね?」
悲しそうな顔でそう呟いた。
その姫野の顔をみた瞬間抱き締めたいと言う願望が脳裏によぎる。
ついにこの瞬間、姫野を「女性」と感じてしまった。
無意識に姫野の肩に手を伸ばした。
「み、明神さん?」そのまま強く姫野を抱き締めた。
「ひめのんは俺のたった一人の大切な女性(ひと)だよ…」
耳元で切なくも嘘偽りなく優しく囁いた。
「明神さん、凄く嬉しい、このまま抱き締めて」
とうとう夢じゃなく現実に一線を超えてしまった。
姫野のあごを持ち優しくキスをする。
そして舌を入れ腰に手を回し激しく求めた。
二人の顔が少し離れた「明神さん、嬉しい。正夢になったね」
微笑をみせて無邪気に笑っていた。
そのまま姫野を押し倒して首筋、耳元とあらゆる場所にキスをする。
そして姫野の胸に手をやった。
「明神さん、いいよ」その言葉に我を忘れ激しく愛撫する。
「んぁ、ふぁぁす…凄いよぉ」
姫野のセーラー服の胸元のファスナーを下げて直に胸を揉む。
「明神さん気持ち良いよぉ、もっとして」
258名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 23:33:46 ID:9yQ11g5V
セーラー服の裾を捲り上げて、乳首を唇で優しく吸いあげる
「んぅあっ!」体をのけぞって初めて強い性感を感じた
「明神さん凄い、体に電気が流れてるみたい」
そして明神の手は姫野の大切な所にいった。
スカートの上から軽く揉んだりして姫野の反応を伺った。
「あぁそこ凄いの、もっとしてぇ」
ぐっしょりと愛液で湿らせた純白のパンツを脱がした。
露になる姫野の艶やかな秘部は明神の理性を崩した。
誘われるかの様に口をつけ、溢れ出す愛液を飲み干すように
そして舌を中に忍び込ませた。
「はぁぁッ!!へんにぃ!体が変にぃ」
腰をビクつかせシーツを掴み押し寄せる快楽に耐える姫野。
指を忍ばせ内側から掻き出す様には激しく秘部を責め
同時に乳首をも吸いあげた。
室内はと姫野の激しい声と「グチュネチュ」と摩擦音が響く。
「だ、ダメェ…同時にそんな体が壊れるぅ」
口を震わせながら懸命に耐える姿が明神を加速させた。
そして指でピストンしながらクリトリスを刺激した。
「ああ!来るっなんかくるぅ〜怖いよぉ明神さん」
腰を痙攣させ下は愛液、上はよだれと涙で姫野はカラカラだった
それを補うかの様にまたディープキスをする。
259名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 23:58:43 ID:9yQ11g5V
「ひめのん、そろそろ入れるよ?いい?」
そう問掛けるとハァハァ呼吸を乱しながら「うん」と頷いた。
明神の肉棒が姫野の大切な場所に刺さる。
「ああ!うぁあっ!!」体を弓の様に激しくのけぞり激しく鳴く。
「動かすよ」「うん」ジュポッと音をたてながらペニスを引き抜き
一気に姫野の体へ押し込んだ。
「あああぁぁつ!」
ジュッグチュッネチュッと音をたて明神は激しくピストン運動。
「はぁんあんもっとぉ〜明神さんハァいぃよぉ…」
姫野は指をくわえながら足を明神の腰に巻き付け必死に耐える。
「はぁはぁ、明神さんもうダメェ死んじゃいそうです」
「もぉ、あっあんっくはぁあん!ひゃああん…!」
明神は強烈な射精感を感じ、流石に中出しまマズいと感じ
膣外射精を試みたが姫野の足が巻き付いて無理だった。
「ひ、ひめのん、マズイ…足を…」
更に足を絡ませる姫野「もぉだめえ…死ぬぅ死んじゃうぅーッ」
明神も間に合わなく姫野の中に多量の白濁液を流しこんだ。
ドクッドクッドクン「あーーーーーーッ!」
部屋中にけたたましい姫野の喘ぎ声が轟いた。
そして姫野はそのまま気を失い翌朝目を覚ました。
260名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 00:12:39 ID:4yzenFqj
次のあさ、明神の部屋だと分かり布団から飛び上がる姫野。
すると昨日の行いを思い出していた。
すると明神が部屋に入ってきた。
「ひめのん、昨日は悪かった」
何故謝れるのか分からなかった姫野は明神にこう答えた
「こんな経験を出来たのは初めてだし、
明神さんとだったら怖く無かった」
そんな無邪気な姫野に少し泣きそうになりながらも
姫野を優しく抱き寄せた。絶対に離さないと想いながら。


…どうでしたか?自身無いからsage進行にしますた。
う〜んまだまだ修行が足りないな。スレ汚しホントすまない。
261名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 00:44:40 ID:4yzenFqj
名前訂正
姫野→×
姫乃→○

なに凡ミスしてるんだよ俺…
ちょいと逝ってくるわ…orz
262名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 21:15:26 ID:Ai9jSPXH
GJ!
梵ミス気にならないくらい萌えますた(*・∀・*)
263名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 22:22:14 ID:Ai9jSPXH
って俺もかよ…
逝って来ますorz
264名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 00:45:32 ID:WTf6RmVe
なんか違う。こんなんひめのんじゃない
265名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 02:20:36 ID:UrWapQ7R
まあそう言わず。
せっかく投下してくれたんじゃないか。
結構萌えたけどな。
266名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 12:20:23 ID:uFqThg22
今週のジャンプで怒ってたひめのんは萌える。
ぜひ怒ったひめのんで投下を…
267名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 19:29:55 ID:+Ev0XJtS
なんか違う・・・
別な漫画みたいだ・・・
268名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 00:18:20 ID:MWc5LYVO
>>267
何かが違うってど〜ゆ事?
今週のみえるひとの姫乃のキャラ?それとも上記のレスの小説?
俺は今週のみえるひとの説教ひめのんは意外だったし萌えたよ。
269名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 23:45:13 ID:MWc5LYVO
下校途中の姫乃は街で偶然明神に会った。
「あ!明神さん」嬉しそうに手を振る。
「あ〜ひめのん。学校終わったの?」
そして二人でうたかた荘に帰る途中
巨大なツリーがイルミネーションで飾られてた。
「わ〜キレイだね」子供の様にはしゃぐ姫乃の姿が愛しくみえた。
明神がボソッと呟く「あぁ今年も一人か…」
それを聞いた姫乃は「私がいるじゃない?」そう答えた。
「あ〜そうだったね。今年は可愛いひめのんが一緒だ」
頭を掻きながら照れを隠す姿に姫乃も笑みが溢れる。
「つうかひめのん、俺にクリスマスプレゼントは?」
「なっ何言ってるんですか!急にそんな事!」
「そっかぁ、残念だなぁ…」
悲しそうな明神の横顔をイルミネーションが切なく照らす。
その姿にどうする事も出来ない姫乃が明神の顔を掴んだ。
小柄の姫乃が長身の明神の顔まで背伸びをしながらキスをする。
「はい、私からのプレゼント」
呆気に取られた明神の顔を見てまた笑う姫乃。
「こ、子供チュウで何を言ってるんだよ」慌てる明神。
「赤くなってるよ明神さん」「うっウルサイ!」
二人は互いを追う様に無邪気に走りながらアパートまで帰った。

クリスマス時期だから適当に書いた。
滅茶苦茶なのは勘弁してくれ…orz
270名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 23:53:32 ID:7lSCKVLh
GJ
そういやコンビニ前にツリーが置いてあったな…
今年も一人な俺には関係ないがorz
ひめのんは両手に華で羨ましいな
俺もクリスマスネタで何か書いてみるかな…
271名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 00:00:53 ID:MWc5LYVO
>>270
投下を期待してるからなw

つうか、冬は独り身には辛い季節だよ。
クリスマス、初詣、バレンタインデー…
冬の寒さが一層悲しくorz
272名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 03:00:22 ID:wIuc+iE7
あげてみる
273名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 00:33:26 ID:AU2DjuPF
ちょこっとクリスマスネタの前振りを書いてみる。
ひめのん、勝負かけてるっぽい。
274名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 00:33:48 ID:AU2DjuPF
今年も残り少なくなっていた。
二学期の終業式があったので、学校は今日まで。
明日から冬休みが始まると思うと、周囲からぽつりと取り残されたように感じて嬉し
いような寂しいような複雑な気持ちだ。けれど、今年からは寂しくない。姫乃には何
よりも大切な家族が出来たのだから。

年も違うし、趣味なんて全然分からないし、一体何をすれば喜んでくれるのだろうと
ここ数日ずっと思い悩んでいた。それほどに、明神はあっけらかんと笑いながらも自
分の心の内を決して見せてくれない。
その理由はもう分かっているけれど、せめてもう少し近付きたいなー。そう思いなが
ら一生懸命考えて用意したプレゼントが学生カバンの中で所在なげにかさかさと鳴
っている。すっかり乾ききって道路を這っている枯葉が小さな竜巻に巻き上げられ、
姫乃の足元で子猫のようにじゃれていた。
「あ、ひめのん。おかえりー」
うたかた荘の玄関を掃除していた明神が、姫乃を見つけてからりと笑う。過去の影
など微塵も感じさせないのが、少し哀しい。
「ただいまー」
寒さで鼻の頭を真っ赤にしながら、姫乃はちらりと明神を盗み見た。今夜はクリスマ
ス・イブ。出来れば一緒にいたいと思いながら言葉をかける。
「あのう、明神さん」
「あん?」
「私ね、プレゼントがあるんです。受け取って貰えますか?」
275名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 00:34:38 ID:AU2DjuPF
一週間というもの、色々考えて選んだプレゼントがカバンの中にある。
「へー、人から何か貰うなんて初めてだよ」
明神は頭を掻きながら無邪気に喜んでいた。その姿に何故か罪悪感に似たものを
憶えて、姫乃は少しだけ慌てる。
「じゃあ、今夜テレビ見せて下さいね。ケーキも買ってきます、から。今日はクリス
マス・イブだし」
「あ、そっか。じゃあおいで。待ってるからさ」
いつものように反応を返してくる明神に心の中がざわめいていた。
もしかしたら、今夜この人ともっと近付けるかも知れない。
そんな予感があった。



オワリ
276名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 18:25:43 ID:+7XnDoGN
空気無視してハセヒメとか言ってみる
しかもその後嫉妬に狂った明神に消毒される姫のん
277名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 20:10:37 ID:psUZQy+L
>>273
前振りってことは本番があるんだよな?
期待してる。

>>276
ハセヒメでも何でもバッチコーイ


  ☆ チン

        ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          ヽ ___\(\・∀・)<  投下まだー?
             \_/⊂ ⊂_)_ \_______
           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
        |  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
        |           .|/
278名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 23:58:42 ID:h26fTyhN
ひめの「はー。
やっぱり男の人て巨乳が好きなのかな…
あたし…胸ないしなー
…明神さんもやっぱり巨乳が好きなのかな…」
279名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 00:26:58 ID:FjxDLf3b
ガク「いや、ひめのんはまだ発展途上なだけだ。
俺なら君を大切に育てる…!」

その日から毎晩ガクリンが私の胸をやさしく育ててくれてます。





そんなネタが↑よぎり…OTL
280名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 11:28:51 ID:fwWlvDB4
明神→普通に巨乳好き
ガク→何でも良い
ハセ→むしろ貧乳好き


そんなイメージだ
281名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 13:47:16 ID:0mAsSUV/
むしろ

明神→巨乳好き
ガク→なんでもいい
ハセ→ウホッ
282名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 02:44:37 ID:tGBwXXaC
ハセ攻めイイヨイイヨー(・∀・)
283名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 22:07:21 ID:1p61Yp2z
ある朝
ひめのんを学校へ送りだした明神は速攻コンビニへ行くと
今日発売のエロ本を買って帰宅
部屋でいそいそと袋から取り出した
明神「これこれ。やっぱりひめのんが学校行ってる時間じゃないとゆっくりオナニーもできないもんな」
パラパラ
明神「おお…」
手こきに没頭し始めた明神は
創立記念日で学校が休みだったためひきかえしてきたひめのんの気配に気付くよしもなかった
284名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 22:20:26 ID:1p61Yp2z
姫「ほにゃら〜
あたしってばおっちょこちょいだなー明神さんに
どじっ子ひめのん
てからかわれそう。はー。まあいいや!10時のおやつに豆大福買ってきたから明神さんと一緒に食べようっと」
姫「ただいまー」
しーん
姫「あれ?明神さんいないのかな?」
豆大福を持って明神の部屋の前に来るひめのん
中からはあきらかに明神の気配がする
姫「なーんだいるじゃん
明神さーん豆大福食べ…

ガラ
豆大福を手にしたひめのんが見たのは
あられもない体位でエロ本相手に手こきに熱中する三十路の独身男と
手こきでそそり立った男根!
285名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 22:37:35 ID:1p61Yp2z
明神「ハアハア…ハ……ひ・ひめのん!?」
姫「きゃー!変態ー!ちかんー!」
この場合むしろ痴漢はひめのん側だが
16になったばかりの少女に大人の男の生理現象など思いやる余裕はなかった
明神「ひめのん!いや違うんだ!これには深い訳が!」
姫「いやー!」
巨根を揺らしながら意味不明の弁解をする明神から目をそむけたひめのんは
そのまま自室に走り帰った

姫「明神さんが…あたしのいない間あんなこと…!」
男の自慰行為を見てしまった恥ずかしさと、なぜかエロ本の巨乳モデルに湧いてくる嫉妬にひめのんは頭がぐるぐる回った
286名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 22:38:05 ID:1p61Yp2z
つづく
287名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 22:56:11 ID:VG7aeXNG
続きを!!
288286:2005/11/25(金) 23:49:39 ID:vWkjIECJ
あヽ(゚∀゚)ノ読んでくれた人いた
人いないから筆折ろうかと思ったけど続き書こう
289名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 23:57:31 ID:8PYIAiH/
読んでるぜ。GJさ
なんとなく絵が想像できるのがイイ
290続き:2005/11/26(土) 00:07:52 ID:7zJzsG06
明神の男の部分を見てしまったのと、巨乳モデルに嫉妬するひめのん自身の乙女心で悶々とするひめのんとは対象に
明神は自室で自慰の続きをしていた
しかしおかずはもはやエロ本ではない
明神「さっきの嫌がるひめのん、かわいかったなあ」
男根を見ただけであれだけ真っ赤な顔をして嫌がるなら
もしひめのんのくちびるに無理矢理男根を押し込んだらどれほど嫌がってくれるだろう?
想像しただけで明神は抜けた

明神「だめだぁ何回抜いてもきりが無え…」
しばらく真顔で思案していた明神は「よし」と覚悟を決めるとひめのんの部屋へ向かった
291名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 00:10:03 ID:7zJzsG06
つづく
292名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 10:38:06 ID:qX+2y8En
続きを!
293続き:2005/11/26(土) 15:37:36 ID:7zJzsG06
明「ひめのん」
姫「は!はい?」
ひめのんは警戒するように少しだけ戸をあけて明神を見上げた
姫「なんですか」
ガードが固い
明「学校は?」
とりあえず世間話から入ってみた
姫「あ…創立記念日でした…」
明「なのに学校行ったの?ドジだなー」
姫「……」
明「ドジっ子ひめのん♪」
姫「言うと思いました!」
プン!と怒った顔もかわいい
その尖んがったくちびるに絶対俺の一物をくわえさせよう。と明神は決意を新たにした
明「ま。10時のお茶にでもしよーぜ。柿ピーあるから俺の部屋においで」
姫「あ。あたし豆大福が…」
294名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 15:58:51 ID:7zJzsG06
明「マジ?食べよーぜ。ほら俺の部屋おいで」
姫「はい…」
ひめのんの部屋に踏み込むより自分の部屋に連れ込んだほうが早そうだと思った明神はひめのんを誘った
案の定ひめのんは豆大福を持ってトコトコ明神のあとを付いてきた
明「さ。どうぞ」
ひめのんを先に部屋に通すと
ひめのんに気付かれないようにサッと入口に梵字の書かれた札を貼った
これでガク達は部屋に入ってこれない
しばらく俺がひめのんのを一人じめだ…

豆大福でお茶をする二人
明「うまいなーこの大福。
この白くぷにぷにした柔らかい餅にコリコリした豆!んー美味」
295名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 16:36:55 ID:7zJzsG06
携帯じゃまんどくさいのでパソコンに移動します
296続き:2005/11/26(土) 16:38:44 ID:VBAfMsBx
姫(ぷにぷにとかこりこりとか表現が卑猥だなぁ)
と思いつつもひめのんは無言で豆大福をほおばっていた
姫(いつもと同じの明神さんだ…あたしにあんなとこ見られても平気なのかな
それとも男の人には普通のことで、あたしが気にしすぎなのかな
あたしはさっきのことで頭イッパイなのに…あたしばっかり明神さんのことで頭イッパイで…
なんか不公平だよ…ズルイ…!)
明「ひめのん、茶もう一杯飲むか?」
姫「は?はい…」
ひめのんの湯のみを取ろうとした明神の手が、ふと、ひめのんの手とふれた
姫「きゃ!」
真っ赤になって手をひっこめるひめのん
明「やれやれすげえ嫌われたもんだなー」
姫「そ・そんな…」
明「男の生理現象なんだから見逃してよぅ」
姫「生理現象って…」
明「そ。生理現…」
姫「明神さんは…巨乳が好きなんですか?!」
明「は?」
297続き:2005/11/26(土) 16:54:42 ID:VBAfMsBx
ひめのんは我ながら突拍子もない質問だと思った
でもさっきの自慰中の明神と巨乳モデルへの嫉妬でいっぱいだったひめのんからは
これ以外の質問は出てこなかった
明「まあオッパイは男のロマンだからねえ」
姫「どうせあたしは貧乳です!」
明「誰もそんなこと言ってないよ」
姫「……」
明「それにひめのんは貧乳じゃなくて発展途上なんだよ。ほら胸て揉むと大きくなるっていうぜ?」
姫「あの話嘘ですよ。だってあたし時々自分で揉んでるけど全然大きくならないもん」
明「ひめのん、自分で揉んでるの…?」
貧乳を気にしながらいじましく自分で揉んでるひめのんを想像して思わずにやける明神
姫「何笑ってるんですか?あ!失笑してるんだ?!明神さんひどい!」
明「いや誤解だよ決して失笑では…てゆーか揉む力が弱いんじゃないか?」
姫「……」
明「俺が揉んでやろうか?力あるぜ俺」
姫「は?」
何言ってるのこの人。それ痴漢行為じゃない。
もう!ただでさえさっきからあたしの頭の中、明神さんでイッパイでパニックなのに何言い出すのよ・・・!
明「ひめのん、両脇あげて」
姫「え?!」
ひめのんがパニックしてる間にちゃっかりひめのんの背後に回っていた明神はすでに揉む体制を整えていた
298続き:2005/11/26(土) 17:16:22 ID:VBAfMsBx
姫「えー?!ちょっと!ちょっと!」
パニックが頂点に達し、思考回路がほにゃらぱぱ〜になったひめのんは抵抗する判断力もなくなっていた
明神の大きな手がひめのんの小さな胸を揉みはじめる
姫「や…!」
明「制服の上からじゃ効果薄いかもなやっぱナマで揉まないと」
もっともらしい言い訳をしながら明神はセーラー服の下から両手をつっこみ、ブラのホックをはずした
姫「ちょっと!明神さん!」
明「何?俺はひめのんのために揉んでるんだよ?」
恩きせがましく言われてひめのんは明神のされるがままに従った
ひめのんの背後から強弱をつけながら明神はひめのんのこぶりな乳房を揉みしだく
姫「あ…はぁはぁ」
明「ひめのんの胸柔らかいなー。さっきの豆大福みたいだ」
姫「や…ん」
明「で、ここは豆の部分」
そういってひめのんの乳首をこりこりと弄ぶ明神
姫「あっ!あんっ!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
用事ができたので続くノシ
299名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 00:15:56 ID:woFlJMib
GJ!
もの凄いキャラクターが活かされてて萌えた。
つづきをよろしくお願いします。
300続き:2005/11/27(日) 16:49:36 ID:S1FD/n1A
明「ひめのん…かわいいなあ」
姫「や…あんっ」
明「胸なんか小さくてもひめのんはかわいいよ」
姫「だって…!あんっ…明神さん巨乳モデルで…その、あんなことを…ハァハァ」
明「んー?」
ひめのんの乳首をつまみながら明神は背後からひめのんの顔を覗き込んだ
気持ちよさにボーっとしながらひめのんは明神を見つめ返す
姫(こんなに近くで明神さんの顔を見たの初めてかも)
よく見るときれいな顔立ちをしてるな。と思った
自分の胸を揉む手はとても大きくて力強くて、背中にあたる明神の胸板も固くて厚くてすごく男っぽいのに
顔立ちだけは優しげで。そのくせ明神の瞳は乱れるひめのんを見て楽しそうに観察している
その余裕ある視線にひめのんはなんだかくやしくて腹がたってきた
姫「あたし…いやなの…はぁはぁ…明神さんがあたし以外の女の人で…あ…あんなことするのが…」
明「あんなことって?」
明神はとぼけながらもひめのんの胸を愛撫するのをやめない
ひめのんは背後の明神に体ごとあずけるようにもたれかかり、気持ちよさにうるんだ瞳で少し怒ったような顔で明神を見つめた
姫「はぁ…ぁん…明神さんが揉んでくれたらいつか大きくなるから…お願い…エロ本なんか使わないでぇ…
巨乳モデルなんかで抜かないで…あたしで抜いて…!」
ひめのんはもう何を言ってるのか自分でもわからなかった
何分も明神の手で胸を翻弄されて、体も頭も心も明神に翻弄されて…
なのに明神は涼しい顔して自分の反応を楽しんでる。正直ムカついた。
自分だけが一方的に明神でイッパイにされて混乱させられてるかと思うとくやしくて涙がポタッと落ちた
301続き:2005/11/27(日) 16:51:04 ID:S1FD/n1A
明神は片手でひめのんのあごを持ち上げると涙の軌跡をペロッと舐めた
姫「明神さん?!」
明「いいんだな?」
姫「え?」
明「今、ひめのんが自分で言ったよ。ひめのんで抜いていいって」
姫「え…」
確かに言った。もう頭が混乱してるし今ならどんな変なことでも言いそうだ。
明「”抱いてほしい”って言って」
姫「は?」
明「言ったら抱いてあげるし、ひめのんで抜いてあげる」
ん?なんでそんな恩きせがましい言い方なんだろう?
ちょっと考えれば明神の言い分はおかしいのだが今のひめのんは思考力がなかった
それにひめのんの返事を待つ明神の視線がさっきの意地悪く楽しんでる瞳とは違って真剣になってる
その真剣な視線が自分にそそがれてるのがひめのんはうれしかった
姫「抱いてください明神さん…」
まるで妖術にでもかけられたようにひめのんは明神の言うとおりに答えた
明「うん」
少し明神が笑った気がした。明神の笑顔が見れてひめのんはますますうれしくなった。
しかしうれしさの余韻にひたる間もなく、明神の顔でひめのんの視界はふさがれた
姫「……?」
ひめのんの口の中に明神の舌が入ってきて、初めてキスされてるのだと理解した
生まれて初めてのキス。ううん、キスだけじゃなくいろんな初めてを今から明神さんにされるんだ。
うれしさと怖さでまた混乱してきた。でも大丈夫、明神さんなら何されてもいい…!
302続き:2005/11/27(日) 16:52:33 ID:S1FD/n1A
チュ…クチュクチュ、とひめのんの口内を舌でかき回しながら明神はうす目をあけてひめのんを見た
明神を信じきって瞳を閉じてるひめのんはかわいかった
明(ひめのんから”抱いてください”て言わせたし、これでひめのんが未成年でも”同意の上”ってことだよな)
この時の明神は卑怯な打算の視線でひめのんを見ていた
ひめのんは瞳を閉じていたから見ることも知る由もなかったが。
ひめのんの口から舌を抜き、優しく畳の上に押し倒した
明(畳の上だと痛がるかな?)
と現実的な思いやりも浮かんだがひめのんが何も言わないので行為を続行した
仰向けに寝かせるとひめのんの発展途上の胸はかわいそうなくらい消えてなくなった
それでも先刻から明神が揉み続けたあとがうっすら赤いアザになりかけている
明神はひめのんの白い肌に自分がアザをつけたと思うと妙にうれしくなった
乳首をくわえて舌の上でころがすとひめのんはピクンピクンと反応した
姫「あ…ぁん!」
やはり指でコリコリするよりも反応がいい。チュウ、チュルッとわざと音をたてて乳首を吸ってやった
姫「あ…やぁん…明神さんっハァハァ」
明(いきなりフェラはできないだろう。まず十分に感じさせて、濡らせてからだ)
ひめのんの上の口にも下の口にも突っ込む瞬間を楽しみにしながら
舌でひめのんの乳首を吸い、片手でもう一方の乳首を攻めたそして残りの片手はスカートの中に入れ、パンティの上から秘所を刺激した
姫「はぁ…あ…みょ・明神さぁん…あ…」
ひめのんの息づかいはどんどん荒くなり色っぽさを増してきた
パンティもクチュクチュと音をたてて濡れてきたのを知らせたので、パンティの横から指をいれ秘所の茂みをかきわけた
姫「あ…そこは…待って…!」
もちろん明神は待つつもりもなく、ひめのんの反応を楽しみながら入り口のせまい秘所に中指をゆっくり入れた
姫「あっ…あーーっ!」
303続き:2005/11/27(日) 16:54:43 ID:S1FD/n1A
読んでくれる人いたら続ける
304sage:2005/11/27(日) 18:44:39 ID:rv1XaZFd
読んでる!!続けて欲しいです!!
305名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 19:07:00 ID:7qnZZWm8
読ませてもらってるよ。
続きものみたいなんで、どこで感想言っていいのか分からんから何も言えないが
GJだよ。
306名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 20:08:30 ID:woFlJMib
続きをプリーズ
俺を萌え死にさせてくれ〜(´Д`;)
307続き:2005/11/28(月) 22:19:46 ID:fYJBIUqk
明「きついな…指1本がやっとだよひめのん」
姫「…んぁっ!」
生まれて初めて異性の指を膣内に受け入れる恐怖に、ひめのんは必死になって耐えている
明神はひめのんの耳元で息をふきかけるように囁いた
明「この何倍も太いモノのを入れなきゃいけないんだから。もっとリラックスして。ひめのん」
優しい声とはうらはらな内容の言葉にひめのんは真っ赤になった
姫(そういえば…さっきちらっと見た明神さんのアレ…すごく太かった…
あんな太いのがわたしの中に入ってくるの?!うそ…!)
タンポンでさえ痛くて入らないためナプキン派のひめのんは自分の許容量をはるかに超えるモノを
今から受け入れなければならないかと思うと泣き出しそうなくらい怖かった
そんなひめのんの怯える心を知ってか知らずか明神の指はクチュクチュと卑猥な音を立てながら
ひめのんを濡らし続ける
姫(でも相手は明神さんだもん…明神さんならあたし…)
一生懸命に不安と戦うひめのんのくちびるに明神の親指がそっとふれた
姫「…?」
そしていきなり人差し指と中指をひめのんの口に入れるとひめのんの舌をひっぱたり
指で揉んだりと口内で暴れ出した
姫「んぐっ!…あ…んぐ…ふあ…」
上の口も下の口も明神の指でかき回され、ひめのんは頭も全身も麻痺しそうだった
姫「あふ…ごほっ…ふ…ぁふ」
明神の指が邪魔でうまく呼吸ができず苦しい
唾液が飲み込めず、口からたらたらとよだれが流れた
赤ちゃん状態の自分が恥ずかしくて涙も流れた
そしてよだれや涙の量に比例するかのように愛液もあとからあとから溢れてきた
308続き:2005/11/28(月) 22:41:23 ID:fYJBIUqk
明(先に指で免疫つけとけばいきなりフェラさせるより受け入れやすいだろう…よし、そろそろいいな)
十分な愛液の量を確信した明神はひめのんの口内と膣内から指を抜いた
姫「はっ…あ…ふぅ」
急に刺激から解放されたひめのんはホッとしたようなおあずけをくらって物足りないような表情で明神を見あげた
明「制服が汚れるから脱ごうね」
と、まるで正論のような口ぶりでひめのんの全てを脱がしはじめた
着たままのプレイも楽しそうだが今日の目的はフェラだしな
制服プレイはこの次にでもやればいい
あっという間に生まれたままの姿にされたひめのんは小さな胸を押さえて恥ずかしそうにしている。かわいい。
姫「明神さんも脱いでください」
明「んじゃひめのん脱がして?」
姫「え…」
ひめのんはちょっと迷ってるふうだったが、決心した表情を見せると小さな手でぎこちなく明神の服を脱がしはじめた
明神の上半身を脱がせたところでひめのんはいったん手をとめ「どうしよう?」という顔で明神を見ている
明「ベルトはずして」
明神にせかされてカチャカチャとベルトをはずすひめのん
明神はひめのんがズボンを下ろしやすいように中腰になってあげた
ズボンを下ろし、パンツを下ろすと…明神の男根がひめのんの顔面に現れた
ひめのんは「きゃっ」と小さく悲鳴をあげると目をつむって下を向いた
明「目そらさないで。見て」
姫「ええ?!見れません!!」
明「見て」
明神はわざと少し低めの声で命令した
309続き:2005/11/28(月) 22:57:14 ID:fYJBIUqk
ひめのんはいつにない明神の不機嫌そうな声にビクッとした
姫(見・見なきゃ明神さんの機嫌が悪くなっちゃう…?)
ひめのんは上目づかいで上方の明神の顔色をうかがってから、ゆっくりと顔面に視線を落とした
赤黒く膨張したソレはひめのんの視線にさらされいっそうグロテスクにそそり勃っていた
姫(いや…何これ…こんなの入らない!絶対あたしの中に入らないよ!)
明「ひめのん」
姫「は?はい?!」
明「舐めて」
姫「えええ?!」
ひめのんは首を左右に振っていやいやをした。本気でできないと思った
しかしその嫌がる姿さえ明神を更にそそらせる
明神は強めにひめのんの頭を押さえつけるともう一度低い声で命令した
明「舐めて」
姫「………」
明神の声は低く不機嫌そうで、表情もきつかった
姫(ここであたしが拒否したら雰囲気悪くなる…?ううん、それどころか明神さんに嫌われちゃうんじゃ…)
目の前の異形なモノを舐めるのはいやだ。でも明神に嫌われるのはもっといやだ
ひめのんは必死に勇気をふりしぼって明神の男根に顔を近づけた
両手でそっと固定して尖端を舌でチュルと舐めてみた
310続き:2005/11/28(月) 22:59:18 ID:fYJBIUqk
読んでくれててありがとう(ノ∀`゚)゜。書きがいがあるよ
本当は今日終わらせるつもりだったけど残業で死ぬほど眠い
続きは明日・・・
明日は最期までいきたい
311名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 23:08:30 ID:V3X+DFcK
お疲れなのにホントにGJ!
ホントにもう萌えまくりですたいw
312続き:2005/11/29(火) 20:50:34 ID:LM7LbfFf
明「ぅ…」
ひめのんの舌に敏感に反応した明神の肉棒がビクンとしなる
姫「…!」
びっくりしてひめのんは舌を引っ込めるが明神はそれを許さなかった
両手でひめのんの頭を押さえつけると乱暴にひめのんの喉元までぶち込んだ
姫「んーっ?!んぁ…んぐっ!!」
突然の暴行に必死で抵抗しようとしたが明神に押さえつけられてて身動きできないひめのん
かよわい両腕で明神の体を押し退けようとしたり
明神の両手から逃げようとするが、腕力の差は大きくとうてい敵わなかった
姫「んんーっ!」
明「かわいいよ…ひめのん…」
明神はひめのんの頭を持って肉棒を突っ込んだまま前後に揺れた
姫「んー!」
チュプ、ヌチュ、と音をたてながらひめのんの口内で強制的にピストン運動が行われる
姫「んーっ!んぁ…!はぁふ!」
チュプ。ジュプ。チュプ!
呼吸もままならないまま、ひめのん自身の意思とは関係なく力づくで行わされる明神への奉仕行為。
ポロポロ涙をこぼすひめのんを見て明神はますます悦んだ
明(あぁやっぱかわいいなぁ…そうだこの表情だ…さっき自慰を見られてから…俺はずっとこの表情が見たかったんだ…!)
313続き:2005/11/29(火) 21:13:20 ID:LM7LbfFf
姫「んんっ…や…ふぁ…っう…」
やがて明神の肉棒が最高に膨張すると
ようやくひめのんの小さな口から抜かれ、ひめのんはまともな呼吸を取り戻す
姫「ごほっ!ごほ…は…はぁはぁ…はぁ…」
明神は膝の上にひめのんを乗せるとひめのんの両脚を広げ、照準を定めた
姫「ぁ…?!」
明「いくよ。ひめのん」
チュプと明神の尖端とひめのんの泉の扉が当たった。と、次の瞬間にはひめのんの体を激痛が貫いた
姫「っ…あーーーーっ!」
ひめのんの中にメリメリと明神が引き裂くように入った。
姫「あーっ!ああーっ!」
古来より『小柄な女性は”全てが”小作り』という迷信がある
迷信の真偽はともかく、ひめのんの入り口は本当に小さく、中も小さく、明神の肉棒で小さな穴は奥まで付かれた
姫(痛いー!痛いよー!)
苦しがるひめのんを見て明神は少しの罪悪感と大きな征服感で満ちていた
苦痛に悲鳴をあげるひめのん、その痛みを与えてるのはまさに明神自身
それが男の自分勝手な欲望を満足させた。心のどこかで「もっと痛がらせたい」とまで思わせた
姫「あっ…はぁはぁはぁ」
いまだ痛みと戦っているひめのんの細い腰を持った明神は全身でひめのんを揺さぶった
姫「きゃあーっ!…あーっ!」
ひめのんの男を知らない膣壁を明神の男根が擦るたび、ジュプジュプと音が響く
強い痛みの摩擦はしだいに麻痺から快感へ変わりだした
314続き:2005/11/29(火) 21:48:57 ID:LM7LbfFf
姫「はあ…あっ…明神さん…!」
明「ひめのん…」
苦痛から快感へ少しづつ変化するひめのんの表情を明神はずっと見ていた
大柄な女性だと膝の上に乗せたら顔は見えにくくなる
膝の上に乗せてもその表情が楽しめるのは明神が大柄でひめのんが小柄なゆえだ
明「ひめのん…かわいいよ」
姫「明神さん…はぁはぁ…あ…あたし…イきそ・・・ぉ」
明「イけよ。ずっと見ててあげるから」
姫「いや…明神さんと…一緒じゃなきゃ…ぁ…はあ…」
明「ひめのん…」
どこまでもかわいいな。と思った
明神は更に力を入れてひめのんを揺さぶった
姫「あんっあ…あぁ!明神さん…!」
明「ひめのん!」
ひめのんが明神にしがみついた
姫「明神さん!明神さぁん!明神さぁん!あーーっ!」
まだ少女らしさの残る嬌声で明神の名を叫んだあと、ひめのんは明神の腕の中でイった
明神の精液を小さな膣内で受け止めると、明神の胸に甘えるようにぐったりと倒れ、そのまま果てた

数時間後
疲れて明神の膝ですやすやと眠るひめのんを冷静さを取り戻した頭で明神は眺めていた
明「あーあ。未成年相手にヤっちゃたよ。しかも女子高生だよ。犯罪だよ。援交だよ。いや援助してないけど」
姫「…ん」
明「やべ。起きた?」
姫「むにゃ…明神さん…」
ひめのんは寝言で明神の名前を呼ぶとまたすやすやと眠りに戻った
明「…やっぱかわいいなー。同意の上だから犯罪じゃねーもんな、へへへ。
よっしゃ次は制服着せたまま駅弁だ」
当分はひめのんで抜くのに困ることはないな、と明神は企みをこめた視線でひめのんの寝顔を見た

おわり
315おわり:2005/11/29(火) 21:50:15 ID:LM7LbfFf
予想より長くなって申し訳ありませんでした
読んでくれた人ありがとう

コミクス1巻の表紙も地味だがみんなで買おうノシ
316名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 21:54:27 ID:kqoVrWAP
GJとしか言いようが無いよ。多忙なのに凄い。
久々に萌えますた。
317名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 19:10:06 ID:Zgj4tsOq
あげてみる
318名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 20:31:59 ID:kWErqry0
コミクス買った
ひめのん萌へ〜
319名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 23:13:47 ID:53iAdBoI
エージ×ひめのんとか面白そうだがどうよ?
320名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 19:25:47 ID:ZNoC8NsO
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
321名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 21:08:15 ID:CRP6f2cO
リビングは共同らしいがお風呂も共同なんかな
ひめのんの残り湯に明神つかったりすんのかな


はあはあ
322名無しさん@ピンキー:2005/12/06(火) 00:23:32 ID:q1q9mN0o
いやむしろ一緒に。


ハアハアハアハア。
323名無しさん@ピンキー:2005/12/06(火) 00:29:14 ID:+gjm3vcn
つうか、明神が30代に見えないんだが。
どうみても20代後半にみえる…
324名無しさん@ピンキー:2005/12/06(火) 10:21:42 ID:Ai5Whcto
過去編のあと若返っちゃたよな>白明神
おっさんと女子高生という構図が禁断を感じるからいいのに

ひめのんの残り湯よりも
自分の射精した残り湯にひめのんに入ってもらいたい
325名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 19:10:58 ID:rSbs/8nR
風呂入れば1本くらい陰毛抜けるよな



(*´Д`)ハァハァ
326名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 00:17:13 ID:jeAvjDXz
ひめのんの髪型に萌えてる奴は俺だけ?
327名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 21:23:08 ID:o0uczove
いや!俺もや!!!
328名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 22:01:23 ID:/r9w0pOP
ひめのんの髪をなでなでしたい
329名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 01:26:27 ID:uXbv70Pm
くっそーコミックス俺んとこの本屋で売ってないし・・
姫乃タソォ〜・・・
330名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 12:34:57 ID:zYFE/KkG
おまえら!打ち切り回避したぽいぞ!
とりあえず7号まで安泰
ヽ(゚∀゚)ノ
331名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 20:44:34 ID:KjJS+UzY
ひめのんのシャンプー後はイイ匂いなんだろな(*´Д`)
黒髪ストレートをナデナデしたい。
ピンと立ったアホ毛を指に絡ませたい…
332名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 22:58:47 ID:hJBhwFPM
回避オメ!
さすがひめのんパワー!!?
333名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 02:26:50 ID:AvFk90pv
唐突に投下。ガク姫でエロなし。

闇に包まれた部屋の中、布団に包まる少女はすやすやと眠る。
その健やかな寝息を間近に聞きながら、彼女の傍らに
佇んだガクは自分の手を伸ばして
姫乃の前髪に触れた。
が、彼の指は艶やかな黒髪の一筋さえ揺らすことなく、
するりとあっけなくすり抜けた。
ガクは無言で触れることなく終わった自分の手を見下ろし、再び
姫乃へと視線を向ける。頑是無い子どものようにあどけない寝顔。
だがその肢体は年相応の少女の膨らみを保ち、
微かに開かれた桜色の唇や
パジャマの首筋から垣間見える鎖骨の窪みの陰影は
艶かしささえ感じられる。
触れたいのに。
痛切に思う。
生者のみが劣情を抱くなどと誰が断言できるだろう。むしろ、死者こそが
眩いばかりに輝く命への渇望、過去への幻想に縋って
おぞましいほど渦巻く欲望をその身に宿しているのだ。
今の俺のように。
334名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 02:29:35 ID:AvFk90pv
もし、触れることが出来たなら。
キスをしたい。柔らかな体を抱き締めたい。きっと彼女の体は温かい。とうに
置き捨ててしまった感覚全てを使って彼女の体を味わいたい。
布団に彼女を押し付けるようにして、自分と密着させて、
ボタンが千切れそうなほど急いてパジャマを脱がして、
生まれたままの姿を見下ろして、そして。
死んだときの年相応の妄執に心焼きながら叶うことの無い願いを笑う。
暫らく枕頭で立ち尽くしていたガクは名残惜しげに姫乃の寝顔を見つめ、
ふっとその体を闇の中へとかき消した。
言葉だけでは到底足りない。
でも言葉のほかにはなにもない。
きつく握り締めた手の平さえ彼女を感じ取ることは出来ないのだ。

終わり

なんかないかね、ガクの性交方法。姫のん幽体離脱とか
明神の体にガクの意識がパイルダーオンしちゃって
まあ大変、あらでもこれならひめのんと致しちゃえるわ、みたいなの。
335名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 12:53:02 ID:arxnwuMr
>>334
萌え!ハァハァ
〜死者こそがまばゆいばかりに
でマジ感動した…
336名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 14:34:03 ID:xOMgNgtK
電磁波の影響で一時的にひめのんの身体に
ふれるようになるとかは無理矢理か?
337名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 17:38:07 ID:arxnwuMr
黄布巻いてもだめなのかな
338名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 01:14:59 ID:JY/WVtxa
もうやってる所から書いちゃえばいいんじゃ
いきなり「な、何するんですか!ガクさん!」みたいな
339名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 01:42:46 ID:Ozk9OoYZ
しかし原作で触れられないって明記されてるのは
でっかいからなあ。

あ、あとガクは童貞だと思います、先生!
340名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 12:31:37 ID:IyIw5J+a
今思った。
ひめのんには結構案内屋の力あるんじゃないっすかね?

・・・黄布使ったらいけるかもよ・・・
341名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 14:46:19 ID:iZxeSFPQ
もしガクがこのスレに出てるような方法で触れられるようになった場合、
実体の無いガクとひめのんのセクロスは
全くの第三者がうっかり覗いてしまったらひめのん一人が
身悶えている状況にしか見えないわけで。

うは、エロくてテラモエスw
342名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 19:12:35 ID:YCB+3VmU
マンホール編(?)でひめのんの潜在能力開花
案内屋見習いくらいにはなると思うよ
そうすりゃガクとだろうが触手付き陰ハクとだろうが桶

まあ俺は明神Xひめのんオンリーですが
343名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 20:02:55 ID:IyIw5J+a
オレも・・
まぁ、ひめのんは誰とでもいけると思うが・・・
344名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 20:17:45 ID:hUXTFYpx
エージって身長小さいなー
ひめのんより大きいと思ってた…
これじゃあエージ×ひめのんは無理だなw
345名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 20:41:09 ID:IyIw5J+a
年下だしなw
346名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 22:55:52 ID:FnJ+Y0Q6
俺は身長とか気にしないけどな。
寧ろ年下な上に背も低いことを気にしてたら、
それはそれでおいしいのだが。
347名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 00:19:38 ID:afvAMuLF
今週のジャンプ読んだがひめのんの顔が変化してない?
連載初期と見比べたら何かが違う…
348名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 05:29:48 ID:beN2XZoh
一日一回しかフタが開かないってことは
明神的にはひめのん無断外泊ってことになるわけで

反応が楽しみな俺ガイルw
349名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 10:11:22 ID:jZXf74DR
コミックス欲しくなって来た…
年の瀬で金ないのにw

>>348 無断外泊の罰としてセックルなんてどうだろう。
なんてほざいてみる
350名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 12:24:24 ID:wnibiSul
そら保護者代わりとしては「しつけ」しないと



ハアハァ
351名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 22:27:22 ID:1pV6NOqu
無断外出の罰で・・・!
結構萌える・・!!ハァハァ
352名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 23:33:58 ID:RBMDOOXo
ひめのん「ひっくひっく・・・ご・・・ごめんなさい・・・ひっく・・・明神さ・・ん・・・ぐすん」
353名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 23:43:27 ID:1pV6NOqu
>>352  萌えーー!!

結構いいんじゃないか?
354実は352=315:2005/12/13(火) 23:59:19 ID:RBMDOOXo
>>353
萌える?そう?
駅弁話も構想中だったんだが、お仕置き話も書こうかな
355名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 00:30:35 ID:1CGJ/mXo
>>354
まってるから!
どっちもまってるから!
356名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 00:57:15 ID:29Mx6BOC
>>334
一応ひめのんも「みえる」力があるんだから
案内屋になれる&触れる素質はあるんじゃないか?
それ+ガクとひめのんの「あぁ、この人に触れてみたい」
的な思いがシンクロした時とか、触れ合えそうな希ガス

それネタにして小説の一つや二つ書いてみようと思ったが
文才なくて筆がすすまんorz
357名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 01:04:10 ID:QR+2Vwci
>>354>>356
待ってるから!
どっちも待ってるから!
358名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 15:12:38 ID:4QabmOeI
明神にしろガクにしろひめのんとの体格差萌え。
ゆさゆさ揺さぶられて突かれながら
「んっ、ん、ひ、んぅ・・・っ」
などと泣き声を堪えるような喘ぎ声を漏らして欲しい。
359名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 16:10:03 ID:QR+2Vwci
>>358
同 志 よ !

そう、あの体格差いいよな
第一話じゃひめのんは明神の脇下くらいまでしかなかったのに
いつの間にか明神の肩までせが伸びてショボン
360名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 00:50:56 ID:Py2q6+P/
>>356
そのネタ貰ったー!!と2getの勢いで奪取。
書いてみたけど例の如くエロがないガク姫の334です。

「動かないでね、ガクリン」
「・・・?うん、いいけどなn」「あっ、喋るのもダメ!」
 疑問を遮った姫乃の言葉に従って、ガクは口を噤んだ。
 目の前の彼女はむうー、と眉根に皺を寄せて
何かを考え込むように俯き、その両手は見えない壷でも
空中で支えているかのような形で突き出されている。
 何が何だか分からない。丁度日課となっている
ひめのんの部屋の前廻りをやっている最中にバタンと
開かれたドアからひめのんが顔を出して、「丁度良かった、
ガクリン手伝って!」藪から棒になんだろう、でも愛しい
スウィートハートの願いだから何でも叶えてあげたい。
何よりひめのんは明神でも同室のエージでもなく俺を
(彼の脳内からは姫乃の「丁度良かった」という台詞は
いい具合に消去されている)頼ってきたんだから是非、
いや絶対にその期待に添いたい。
 しかしひめのんの意図がつかめない。
361名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 00:53:26 ID:Py2q6+P/
初めて部屋の主自身から招かれた室内はいかにも年若い女の子のもので、
ちっちゃな雑貨やピンク色のものが飾ってあった。そのうち、
部屋の中のピンク色の大部分を占めているカーペットに二人は
向かい合うようにして正座していた。膝と膝との間はせいぜい拳一つ分の
隙間しかなく、触れられないと分かっていても、姫乃のスカートから覗く
白い膝小僧が自分のそれに掠めはしないかとどきりとした。
 が、姫乃はそんなガクの心情など全く知らずに平気な顔をして「そのままで」
と言う。
 目の前で「むうう」と可愛らしく唸っている姫乃に、ガクはこれは
今時の女子高生の流行の儀式かなにかなんだろうかと埒もないことを想像する。
ああ、でもこうやって間近に見るひめのんは良い。とても、良い。
 触れることは叶わないけれどせめてこの程度の役得は、嬉しい。
 なんならもうちょっと顔を近づけてもっと傍から・・・と
身を乗り出しかけたガクの不埒な行動を見透かしたようなタイミングで、
「よしっ!!」
と姫乃が声を上げてぱっと目を開いた。僅かに前のめりになっていたガクは
慌てて姿勢を正し、自分の両膝を掴んだ。
「ガクリン。手、出して」
「手?」
「そう、こう、手のひらを私に向けて。あ、片手だけでいいから」
 姫乃に言われたとおりに手のひらを、宣誓供述するように上げてみる。
 すると、姫乃がすいと自分の手を伸ばした。姫乃の行動の意味を悟って
ガクは微かにビクッとして、反射的に自分の手を戻そうとした。
「だめ、ガクリン、そのまま」
 どうして、とガクは思った。もう俺は諦めてしまったのに、諦めきれないのを
諦めたと思っていたいのに、どうして君から。たとえ他愛ない行動だとしても、俺は。
 姫乃の細い指先が自分の手のひらを敢え無く通過してしまう様が
頭の中に思い浮かび、ガクは瞼をきつく閉じた。
362名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 00:56:06 ID:Py2q6+P/
その目で見るには残酷すぎる光景だった。
 が、彼の思いに反する出来事が起こった。
 手のひらに、とん、と。
 ありえない感触に、ガクの目が見開かれた。「ああ、良かった。
ほら、触れたよ!」無邪気に
笑う姫乃の指先が、彼の手のひらを撫でていた。
「ガクリンの指って長いね。私の手なんかちっちゃくって」
 信じられないと凝視するガクに、姫乃は少し照れたようにはにかんで、
「明神さんに教えてもらったの。私、少しは素質があるみたいだから、
出来るようになるかもしれないよって」
 でも本当に出来てよかったー、嬉しい!
 にこにこと笑う姫乃に、あまりのことに自分の中で
ぐるぐると渦巻く感情を上手く表情に出せないで
まだ呆然としているガクは、震えるような小さな声で、
「俺も、うれしい」と言った。


なにこの少女漫画。
363名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 01:19:48 ID:hPm7X2hN
イイヨイイヨ(゚∀゚)
最近の少女漫画はオマタパカーンだからね
364名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 15:12:45 ID:xrKK1XMt
>>360->>362
GJ!!
365名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 20:45:44 ID:aRFbILBy
GJ!

ヒメガクの伏線と受け止めた。

366名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 21:40:43 ID:cNPXyA0q
>>360
うぉ、俺の考えを文にしてくれる神がいたとは。ビックリしたよ。
自分で作ってた脳内小説よりもしっくりきた。
なんかアレだ、形にしてくれてありがd。GJ!
367名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 19:31:06 ID:yPISuTxI
>>354>>356>>366
新作マダー?チンチン
368名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 01:15:59 ID:L+rQReIF
>>366
いーえーこちらこそ勝手にネタをオマージュかつ
インスパイアしてしまい申し訳ナイ。
369名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 23:51:34 ID:EqLor8bu
エロ文が足りないのでどなたか。是非。
370315続き:2005/12/19(月) 11:25:51 ID:6bsxiKkT
放課後の学校
姫「はー・・・。」
トイレの個室で膣口を拭くひめのんは丸1日経ってもまだ溢れ出てくる明神の精液に顔を赤らめていた
初めて明神に抱かれたのは昨日。
姫「おっかしいよねー。最初は胸を大きくしてもらうだけの話だったのに
いっつの間にか服脱がされてたし・・・・その・・挿れられてたし・・・すっごい!痛かったし!血出たし!」
おまけにその時注入された明神の白濁液はいまだにひめのんの中にとどまっていて
小さな子宮で受け止めきれない量が逆流し、ひめのんの下着を汚していた
姫「知らなかったなあ・・・こういうのって翌日まで残ってるんだあ・・」
精液だけではなかった
初めて男を迎え入れた痛みもまだ残ってる
明神につけられた挿入跡は昨日からずっと、授業中も友達と食べるお昼ごはんの間もずっと、ひめのんを犯し続けていた
姫「はあ。帰らなきゃ・・・。帰ってちゃんと明神さんの顔見れるかなあ?」
今朝は明神の顔を見るのが恥ずかしくてずっと下を向いたまま、うたかた荘を出ようとしていた
しかし明神はいつもと変わりなく「勉強がんばってこいよ」と笑っていた
姫「こっちはあんなことされて顔も見れないってのに明神さんたら普通なんだもんなあ」
おまけにいまだに処女を奪われた痛みが残ってるというのに
姫「やっぱりあたしばっかり振り回されてる気がするよ。ずるいなあ」
口を尖がらせて明神を恨んでみるものの胸に浮かぶのは優しい笑顔の明神だけだ
姫「はー。ばかみたい。もう帰ろ!」
まだ癒えてない子宮に刺激を与えないように立ち上がると
ひめのんは生徒の少なくなった学校をあとにした
371名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 12:00:15 ID:BdzNJ5Tl
>>315さんの続きキターーーーー!!
テラタノシミス
372続き:2005/12/19(月) 12:01:27 ID:DzR2Sz1G
明神「ひめのん!」
下校途中の公園でひめのんは明神に声をかけられる
姫「みょ!明神さん!?なんでこんなとこいるんですか?!」
うたかた荘では普通にしなきゃいけないと覚悟はしてたものの
まさか下校途中で会うとは思わず、心の準備のできてないひめのんは動揺してドキドキと心臓が高まった
明「陰魄退治の帰りでな。ちょうどひめのんが帰ってくるだろうと思って待ってたんだ。いやー遅かったな」
姫「お・お待たせしました」
明「なんでそこで敬語なの?変なの」
確かに変だ。だいたい遅くなったのだって明神さんの・・・その・・・アレ・・を拭いてたからだし。
明「遅いついでにちょっと散歩していこうか」
姫「あ。はい。」

あらためて並んで歩くと明神は背が高い
顔立ちも整ってる。肩幅もあるしかっこいい。華奢なひめのんとは対象的だ
知らない人が見たらあんなボロアパートの管理人だとは思わないだろう
姫(知らない人が見たらあたし達ってどう見えるのかな?兄妹?似てないよね?
恋人・・・に見えるかな?)
淡い期待を持ちながら歩くひめのんは、見たことのある場所にたどりついて足を止めた
明「どした?ひめのん」
ひめのんが東京に来て最初の日、流仙蟲に襲われた高架下だった
明「あ。怖いこと思い出しちゃった?」
姫「ううん。大丈夫」
怖い思いもしたけど明神と初めて会った場所でもある
姫「そういえばここだったよね。あたしがピンチの時に颯爽と現れて退治してくれて。かっこよかったなあ明神さん!」
明「よせやい。照れるじゃねーか」
姫「ううん!すっごくかっこ良かった。ヒーローだと思った!」
自然に満面の笑みがこぼれた
明神もつられて微笑んだ
明「そんな可愛いこと言うと、また襲っちゃうぞ」
姫「え?」
返事をするかしないかのうちに唇をふさがれた
明神の手がひめのんの細い腰を抱き寄せる
下腹部に強制的に力が加えられ、子宮がキュゥッと痛んだ
でも昨日の処女を奪われた痛みとは違い、甘いせつなさを伴う痛みだった

373続き:2005/12/19(月) 12:06:46 ID:DzR2Sz1G
ごめん今日ここまでお仕置き編は今回の駅弁編のあとで
374名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 14:29:27 ID:TZ84RQjp
GJGJ!!!
続き待ってましたーーーーーーーーー!!!!!
375名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 11:32:28 ID:CScxPNpv
ひめのんの胸が明らかにおっきくなっちゃってる件について。

つるぺた好きって訳じゃないけどひめのんにはちっちゃい胸で
いて欲しかったんだ・・・そっちのほうが似合うから。
376名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 23:53:34 ID:HCzMkSae
あれなんか最近書き込み少なくね?
こんなもんなのかな。人大杉にでもなってんのかな。
377315=373:2005/12/21(水) 19:05:18 ID:zatdg2WB
ごめん
書きためてるから数日待ってて
378名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 21:37:23 ID:Vb64zOOo
頑張れ!
379名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 23:10:25 ID:Y83X6B3d
ワクテカしながら待ってます。
380名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 17:17:38 ID:MgdKN0nR
明姫もガク姫もどっちもいい、兎に角ひめのんが
エロいことされてればいい。
381名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 15:25:22 ID:f23mrlOk
>>380 同士!
382315=373:2005/12/24(土) 21:48:16 ID:uoWRpB/M
イブにエロパロ書いてる俺orz
俺と同じ独り者仲間にささやかなプレゼント
383315:2005/12/24(土) 21:52:50 ID:uoWRpB/M
とか思ったらいきなり人大杉!
あわててギコナビ入れたお(((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
では続き↓

明神「ひめのんて腰細いね」
姫乃「・・え?」
明(持ち上げて揺さぶるのも、わけなさそうだ)
そう思いながら、明神はひめのんの華奢な腰からセーラー服の下に手をすべらせブラジャーのホックをはずした
姫「ちょ?ちょっと待っ・・・やめてくださいこんなとこで!誰か通りかかったらどうするんですか!」
とっさにあとずさりして逃げるひめのん。が、背後の高架の壁に背中を阻まれる。
明神はサッと1歩踏み込んで2人の間合いを詰めた
まるで、おびえて逃げる野うさぎを壁に追い詰めたような心境になる
今から俺がこの野うさぎチャンを食べてしまうわけだが。
明「誰か通りかかったらやめるからさ」
姫「困ります・・・!それに・・・痛いし!」
明「痛い?」
姫「え・・・と・・だから!明神さんのせいで・・・その・・・。」
ひめのんは明神に何か文句があるような、少し怒ったような顔でキッと明神を真っ直ぐ見上げ、
それでいて明神と目が合うと、やっぱり言えないのか恥じらうように目をふせた。
明神はひめのんが何かを言おうとして、でも言えなくて、もどかしそうにしているのは理解できた
が、何を言いたいのかは見当がつかない
ただ、困ったような表情でモジモジしてるひめのんが可愛いなあ。と見惚れていた
384続き:2005/12/24(土) 21:54:12 ID:uoWRpB/M
明(痛いって言ってるってことは昨日のことか?痛そうだったもんなあ。また俺に痛い思いをさせられると怯えてるんだな、きっと)
明神は適当に予想をつけると、ひめのんの髪を優しく撫で、「いい子、いい子」してなだめた
今日は「制服着せたまま駅弁!」と決めている
このまま、モジモジひめのんを鑑賞していたい気もするが、犯りたい衝動には勝てない
明「ひめのん、胸見せてごらん」
姫「えっ」
明「大きくなったか診てあげる」
姫「1日で大きくなるわけないじゃないですか。・・・て、あっ!や・・・ん。明神さん・・・っ」
両手でひめのんの小さな胸を揉むと、あお向けにしてる時よりは微かにボリュームが増えている
本当に微かなのがまた可愛い
明「セーラー服まくって」
姫「はぁはぁ・・・え?」
明「ここ。持ってて」
明神は胸が丸見えになるように、ひめのんにセーラー服のすそを持たせた
まるでひめのんがセーラー服をまくりあげて明神を誘っているようなかっこうになる
姫「やぁ・・・。はずかしい・・・」
耳まで真っ赤になって羞恥するひめのんに容赦なく明神は攻め続けた
片方の指で桜色の乳首をじらすようにゆっくりとこね回し、もう片方の指は痛がる幼い膣穴にねじ込む
姫「痛っ!・・・っ・・・ん!・・っ」
決して人通りの少ない時間ではない
誰かが来たらいけない。と、ひめのんは必死で声を押し殺した
声を出せないかわりにその両方の瞳からはポロ、ポロ。と涙がこぼれた
385続き:2005/12/24(土) 22:05:24 ID:uoWRpB/M
そんな時、どこからか複数の女の子のおしゃべりが聞こえてきた
姫「はっ!・・・や!やめて明神さん!」
パッとひめのんが明神から離れた
ひめのんが下校時間であるように、世の女子高生も下校の時間帯である
おしゃべりの声の主達は少しづつ高架下に近づいてきた
ひめのんはあわててパンティとブラを正そうとする
そのあわてた仕草がいかにも他人に見られてはいけない行為をしていたのだという禁断性を明神に自覚させた
そしてその禁断性こそが明神の理性を歪ませた
姫「?。明神さん?」
せっかく身なりを正したひめのんのパンティを明神は乱暴に脱がし始める
姫「みょ!明神さん!何するんですか?!やめてぇ!」
本気の抵抗もむなしく、パンティをはぎ取られる、ひめのん。その間もおしゃべりの主達は高架に近づいてきた
姫「ひどい!返してください!」
明「パッと見、わかりゃしないって」
姫「やだ!返して!・・・・はっ!」
ひめのんの顔が一瞬で青ざめた
明「どうした?」
姫「あ・あの声・・・同じクラスの・・・」
どうやらおしゃべりの主達はひめのんのクラスメート達らしい
386続き:2005/12/24(土) 22:16:08 ID:uoWRpB/M
姫「あの子、すごいおしゃべりで!こんな・・・ノ・ノーパン・・・で男の人といちゃついてるの見られたら、学校中でどんな噂たてられるか・・・!」
明「じゃあ顔見せないようにしなきゃな」
明神はおしゃべり好きの女の子達に背を向け、女の子達からひめのんが死角になるように立ち位置をかえた
姫「明神さん」
明「しーっ。声出すとひめのんだってバレちゃうよ?」
かなり文句を言いたげなひめのんの唇を強引にふさいだ明神は、舌をからませ溢れてくる唾液を全てひめのんの喉の奥に注ぎ込んだ
姫「んんっ・・・ごほっ・・・っ!」
そこへ女の子達が。
女の子A「・・・え?わ!ちょっと!あれ!」
女の子B「うわ?こんなとこでー?」
女の子C「きゃー」
カップルの生々しいディープキスの現場に通りかかった女子高生達はきゃあきゃあ言いながら足早に立ち去る
女の子A「ねー!うちの制服だったよ?」
女の子B「誰だろー?」
女の子C「相手、社会人ぽかったよね。3年の先輩かなー?絶対うちらと同じ1年生じゃないよね?!」
クラスメートの声が遠くなったのを確認してからようやく明神はひめのんを放してやった
姫「ごほっ・・・はあはぁ・・・っごほ」
ひめのんの口の端からは飲み込みきれなかった明神の唾液がトロトロと流れている
明神の唾液がひめのんの可愛い唇を汚してることに明神はゾクゾクきた
再び、ひめのんを高架の壁に押し付ける
387続き:2005/12/24(土) 22:22:28 ID:uoWRpB/M
姫「や・・・いやですってば!パ・・・下着も返してください!」
明「終わったら返してあげるよ」
姫「お・終わったらって・・・だからこんな人気の多いとこいやです!」
明「俺の言うこと聞かなきゃパンティ返してあげないよ?ノーパンでうたかた荘まで帰る?」
姫「う・・・・」
憎らしげに明神を睨みつけるひめのんの両目から抗議の涙がこぼれた
明「どうする?」
どうするも何もいざとなったら腕力にモノを言わすし、ひめのんに選択権など与えるつもりはないが
姫「まだ・・・痛いんです」
明「うん?」
姫「ひっく・・・ぐすん・・・や・・優しくしてください・・・ひっく」
ひめのんは涙ながらに"同意"の言葉をつぶやいた
明神はしてやったりと微笑むと、ひめのんのスカートに手を入れた

本番に続く
388名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 22:31:29 ID:uoWRpB/M
なにこの鬼畜明神
年内には終わらせたい
389名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 22:49:25 ID:iDNFbTC2
鬼畜明神神お疲れ様です。
ノーパンひめのんにかなりハァハァスマスタ。


流れブタ切りして悪いんですがイブSS投下しても良いでしょうか?ガクヒメで今回エロ無しなんですが…
390名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 23:13:02 ID:YXzyy6t9
GJ!
>>382さん、エロパロの控え室スレではたくさんの書き手が
同じような煩悶を抱えつつ
書かずにはいられないという業病持ちですよ!

しかもお次の>>389はガク姫と来た。こいつぁ素敵なイヴだ!
391イブのガクヒメさわり1:裂:2005/12/25(日) 00:13:00 ID:oLuwjJIp
「はぁ…」
吐く息が白い。
冷たい風が吹く度、ヒメノは身をちぢこませながら家路を急いでいた。今日はクリスマスイブ。引っ越ししてすぐに出来た友人とさっきまでわいわい騒いでいたのだが、こうして一人で夜道を歩いていると何となく寂しい。
どんなにきれいな電飾も夜の闇と凍てつく寒さで楽しむ余裕もない。ましてや側でカップルが寄り添い合っているのをみれば余計にだ。

(早くみんなの所に帰ろう。)
そうしてヒメノは歩くスピードをあげた。


コッコッコッコ…
先程から自分の後ろを誰かがつけて来ている。
いや、誰かというのは正しくないか。何故なら…
「ガクりん!」
「マイスィートハート」
ぃきなりヒメノが振り向くと、そこには予想通りガクがいた。
392イブのガクヒメさわり2:裂:2005/12/25(日) 00:14:38 ID:oLuwjJIp

いつもヒメノの帰りが遅くなるとガクは迎えに来て後ろにいる。様なのだが、こちらが気づいて声をかけるまでは絶対に声をかけてこないのだ。
「何もしてないのに気がついてくれた。
やっぱりひめのんは俺のスィートハートだ…」
多分こうして彼なりの愛を確かめる儀式なのだろうが、やられる方にはたまったものじゃない。
「まぁ、でも、今日は良かった。」
ヒメノの小さな呟きを聞きつけガクが問うてくるが、なんでもないとごまかした。
「ねぇガクリン、手ぇつなご?」

最初ガクは何を言われたのかわからず、めをぱちくりさせるだけだった。
「ほら早く」
目の前で差し出した手をひらひらふってみる。
「もぉ〜手が寒い〜」
とうとうぶうたれるとガクは慌ててヒメノの手を握り、一瞬の躊躇の後そのまま自分のコートのポケットにつっこんだ。
「えへへへ。あったかい」
実際にあったかいわけでは無いはずなのだが、ガクの細くゴツゴツした手にしっかりと包まれているとなんだか自然と笑みがこぼれた。
調子にのってガクにぴったり寄り添う。
なんで街角のカップル達がくっついているのか、何となくわかった気がした。


「あ、ガクリン雪、」


いつの間にか二人の周りに、空から白い結晶が降りてきていた。
「きれい」
そういって見上げる少女のどこかどきりとする表情に、ガクは捕らわれて目が放せず、また放す気もなく凝視する。
「ひめのんの方がきれいだ…」
そういうとぽっと赤くなるのが可愛い。
「一緒の墓に入ってくれないか?」
もう何度問い掛けたかわからない、お決まりになったプロポーズを口にする。
返事は期待していないけれど、自分の感情の発露だから気にしていない。ただ何時も口に出せて、聞いて貰えるのが幸せなんだから。
393イブのガクヒメさわり3:裂:2005/12/25(日) 00:17:46 ID:oLuwjJIp
「いいですよ。」


聞いた瞬間目がかっと開いたガクにたじろぎながらも、ヒメノは言い切った。
「充分生きた後なら。」

(あぁ、やっぱり。
今なわけじゃなくて、いつものごまかしか。)

「そしたら何時死んでも一緒になれるように、ガクリンがずーっと一緒にいてくれるでしょ?」

ーーーーーーーーーーーーーーー


とりあえずこの後エロ予定って事で。
お目汚し失礼致しました。
394名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 00:49:41 ID:tyocK9RA
新作が二つも投下されてる!来て見るもんだと思った。
まだ二つともエロ導入部らしいので今後もワクテカして待ってます。
395名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 09:55:58 ID:IZMBCWRN
GJ!!
396273:2005/12/25(日) 12:31:05 ID:CfjwkALp
しばらく続きが書けなかったけど、今日一気に投下するつもり。
とりあえず最初だけ書いてみた。続きはまた後ほどということで。
クリスマスに間に合ったー。
397狼なんか怖くない:2005/12/25(日) 12:31:54 ID:CfjwkALp
「明神さん」
日が暮れてから、姫乃はプレゼントとケーキの箱、その他色々と細かいものを抱え
て管理人室のドアを叩いた。ここ数日、雪国では豪雪が続くほどの寒気のせいで
日が落ちると屋内でも身震いするほど寒い。
幸い、すぐにドアは開いた。どうやら待っていてくれたらしいと嬉しくなる。
「お、ひめのん。来てくれたの」
「…来ちゃいました」
「ま、入んな。そこいると寒いからさ」
いつもの調子で手招きをする明神にどきりと胸が高鳴った。初夏の頃からずっと見て
いる夢の中身があまりにもリアルでエロティックだったからだ。もしかしたらあれは本
当にあったことかも知れないと思えるほどに。
何よりも、夢の中の明神の声は現実以上にセクシャルに響いて幼い姫乃の感覚を
常に刺激している。
『ひめのん、していい?』
本当に、目の前の優しい人があんな妖しい声で囁くのだろううか。それを今夜は確か
めたかったのだ。何も知らないままではいられない。だって今夜はクリスマス・イヴな
のだからこんな企みを隠していたとしても神様だって許してくれる筈。
そんな確信があった。
「じゃあ、お邪魔します」
今夜は、きっと確かめてやろう。
幼い容姿に大胆な計画を隠して、姫乃はにっこりと笑いかけた。
398名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 15:29:17 ID:+aLh5LAw
wktk
399名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 17:22:01 ID:e7ncP5GG
ここ連日の作品投下にウハウハしてる俺が来ましたよ。
400狼なんか怖くない:2005/12/25(日) 18:49:11 ID:CfjwkALp
管理人室は相変わらず殺風景で、イヴだというのにそれらしい飾りもない。それがか
えって明神らしくて微笑ましいと思った。こんな様子ではきっと誰も他の女の人はこ
こに来たことなどないだろう。幽霊だったら分からないが、生きた女性なら自分だけ
なのだと妙な安心感で包まれる。
「その辺適当に座って。一応掃除はしたからさ」
「はい、それじゃあ…これ、飾ってもいいですよね」
手に持った荷物を一旦降ろして色々と取り出してから、それらを部屋のあちこちに配
置していく。小さなクリスマスツリーにサンタとトナカイの人形、窓には大きな雪の結
晶のシール。たちまちのうちに、何もない室内がそれなりにクリスマスムードを醸し
出すようになった。
「せっかくのイヴですから、何もないと寂しいじゃないですか」
目を丸くしながらその手際を眺めていた明神が、関心したように頭を掻いた。
「はあ…やっぱひめのん女の子だなあ。俺さ、無頓着だから気がつきもしなかった」
「いいんです、きっと明神さんはそうだと思っていたから」
だから必要なものは全部持ってきたんです、と胸を張って見せる。
「ケーキもありますからね。甘いもの…苦手ですか?」
「んー、いや。普通に食べるけど」
「わあ、良かった。じゃあこれから切りますね」
かいがいしく立ち働く姫乃を何か眩しいものでも見るような明神は、他に手伝うこと
もなくただ所在無く座っているだけだった。女の子というものは、こんなイベントが元々
大好きなのだ。まして、気になる人と一緒にいられるならどんなことでも出来る。
「はい、明神さん」
100円ショップで買った皿の上にケーキを盛り付け、フォークを添えて渡す姫乃の笑
顔は少女らしく輝いていた。本当に今夜のこの時を楽しんでいる。
「お、ありがとう」
「じゃあ私も、いただきまーす♪」
明神よりも一回り大きなケーキを皿に乗せた姫乃は、隣にちょこんと座って甘くて柔
らかいモンスターと格闘を始める。
こんなにたくさんケーキを食べる機会なんて普段はないだけに、余計に甘くて美味し
く感じる。上に飾られたイチゴが宝石のように綺麗だった。
401狼なんか怖くない:2005/12/25(日) 18:49:47 ID:CfjwkALp
そんな姫乃と比べて一口、二口食べただけで明神は食が進まない。
やはり男だから甘いものはそれほど好きではないのだろう。
「わり、ひめのん。ちょっとビール取ってきていいかな」
「へ?ああ、そうですね。何か飲んでないと甘過ぎるかも。明神さんには」
既に大きな塊を制覇しようとしている姫乃は、のそりと冷蔵庫に向かう大きな背中を
眺めてにやっと笑った。

「はー、やっぱ美味いなー」
一本空けてしまうと、ようやく人心地ついたように明神はくつろいだ表情になる。女の
子の前だからと我慢していたのだろうか。そんなことを考えて、空になった皿を床に
かたりと置く。
「やっぱり、そっちの方がいいですか」
「んあ?」
「ケーキはお気に召さなかったですか?」
「んー、そんなこたないけど、あんまし食べないからさ」
いつも飲んでいる銘柄の缶を床に転がして、いい気分になっているのか屈託のない
笑いを浮かべている。そんな年上の男に姫乃はいよいよ誘いをかけてみた。
「何だか私も喉が渇いちゃいました」
「そりゃあ困ったな…生水なんか飲めないだろうし」
突然のことに心底困ったような声を出す。
こんなことを予測して、最初から飲み物は買っていない。いつも明神の冷蔵庫の中に
はビールとつまみぐらいしか入っていないことを、既に姫乃は知っている。
「ビール、一本貰ってもいいですか?飲んでいいですよね。今日はイヴだし」
「おいおい…」
了解も取らないまま、勝手知ったるとばかりにさっさと奥の冷蔵庫に駆け寄って早速
空けてみる。案の定、中には缶ビールが数本と魚肉ソーセージ、さきいかぐらいしか
入っていない。自炊もほとんどしていないようだし、体に悪そうな生活だなと考えなが
らも一本取り出してきた姫乃は、困りきって苦い顔をしている男の隣に子猫のように
ぺたりと座った。
ぷしゅっ、と勢い良くプルタブを空けると、まずは一口飲む。
「えへへー貰っちゃった」
「ひめのん、いつからそんな悪い子になったんだよ」
「んー、教えてあげないっと♪」
まだあまり飲みつけてはいないが、以前のように突然ひっくり返ったりしないようにこ
っそりと練習してきた。程よく温まった体に冷たい液体が流し込まれていくのが気持
ちいい。
402狼なんか怖くない:2005/12/25(日) 19:30:56 ID:CfjwkALp
「はー、ごちそうさまっ」
ごくごくと一度に飲んでしまうと、ケーキで甘くなっていた口の中が綺麗さっぱりと洗
い流されたように清々しい。大人の人たちはこんな感覚が良くてビールを飲むんだろ
うな、と思った。
「ひめのん…またぶっ倒れるなよ」
「へーきへーき、だって今夜はイヴだもん」
何の根拠もないことを言いながら、空の缶を置いた姫乃は、ケーキを食べ終わった
皿を片付けようと立ち上がりかける。
「…あれ」
すとんと腰が落ちたまま、動けない。いや、動かないのだ。以前起こったことと同じ状
況にしたらどうなるのか、憶えていないその先をどうしても知りたかったのだ。
「あー…なんか変…くらくらするの」
「だーから言ったことじゃないって」
呆れたような声を上げる明神に、がっくりともたれかかる。もちろん、以前ならこの辺
で意識が飛んでいた。今夜はそうならないようにしている。
「うーん…頭がぼんやりするの」
「仕方ないなあ、今布団敷くから、そこで寝てな」
まるでお荷物のように扱おうとする明神に、更にしがみつく。
「明神さん、ここにいてよう…」
「ひめのん、わがまま言わない。頼むからさ」
「うー…」
そのまま、ずるずると床に体が崩れる。もちろんこれも演技だ。
「ひめのん?もう、しょうがないなあ」
「明神さーん…気持ちいいよう。頭がぼんやりするの…」
「全部飲んだんだから、当たり前だよ。こんなとこにいたら怖い目に遭うからいい加減
に帰んな」
「怖い目って何ですかあ?」
403狼なんか怖くない:2005/12/25(日) 19:31:30 ID:CfjwkALp
少しだけ、ビールでくらくらしながらも尋ねてみる。少しだけ正気ではない分、見上げ
ている男の造作がいつも思う以上に整って見えた。
「男って奴はみんな狼なんだからさ、分かるよな」
「あはは、わかんなーい♪」
けらけらと姫乃は笑う。
「ひめのん」
「だったら明神さんも狼になるの?そんなの全然怖くないもん」
もちろん姫乃だって年頃の女の子だ。全然怖くない、とは思ってもいないが、他の誰
よりも明神が側にいるなら恐怖を感じないでいられる気がしたのだ。
「全く、本当に仕方のない子だね」
溜息の後で諦めのような声が降る。大きな手で優しく頬を撫でられ、背筋がぞくぞく
した。きっと、これから自分の知らないことが起こるに違いない。そんな予感で体が熱
くなる。だって、ここまで仕掛けたのは単なる演技だけれど、今の気持ちだけは嘘で
はないのだから。
「ン…明神さん…」
淡いオレンジのセーターがたくし上げられて直接ブラの中に手を入れられた。まさか
いきなりそんなことをするとは思ってもいなかったので、とっさの抵抗で思わず高い声
が上がる。だが、もう腹を括ったのか、男の声は落ち着いたままだ。
「ひめのんが悪いんだよ。男を誘ったりするから」
「あ、ン…だって…」
さらりさらりと床に長い髪が流れる。部屋は充分に暖まっているせいで冷たさは感じ
ないが、こんな風に体験するなんて以前の自分なら想像も出来なかった。何もかも、
今こうして触れている大人の男が変えてしまったのだ。
「可愛いね…ひめのん」
「あぁんっ、嫌、いやあ…」
まだ未熟な果実のような乳房を執拗に揉まれて、どんどん高まっていく。自分でも触
ったことなんてほとんどないのに。無意識に押し退けようとした腕も一まとめに封じら
れ、ただ受け入れるしかない。
「嫌、狼さん怖い…」
「もう遅いよ、ひめのん。こんな風にしている癖に」
404名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 20:01:15 ID:CAU+48Ea
支援
405狼なんか怖くない:2005/12/25(日) 20:29:42 ID:CfjwkALp
くすくすと笑いながら、乳首を軽く弾く。きっと立っているのだろう。
「やだ…明神さん、もう…」
「止めないよ。悪いけど」
残酷な宣告をして、身を乗り出してきた明神の唇が何か文句を言おうとした姫乃を黙
らせた。ただ重ねてくるだけでも驚いていたのに、舌まで入り込んできて、手馴れた
ように口腔内を探り尽くしてくる。もう頭がショートしそうでついていかなかった。その
間にも、片手はしきりに小さな乳房をやわりと揉み続けている。もうおかしくなりそうだ
った。
「…、…っ」
送り込まれる唾液を持て余してしまい、次々と口の端から漏れ出てくる。みんなこん
な風にするのだろうか。経験のない姫乃にはそれが分からなかった。
「んンっ…」
心臓が割れそうに激しく打ち鳴らされている。本当に、以前これと同じことがあったの
だろうか。何も分からないまま仕掛けてしまったことに少しだけ後悔しながら、ただ喘
ぐしかなかった。
「可愛いね…もっと悪いことをしたくなるよ」
「は…何?」
「いいコト」
ちゅっ、と唇に一度だけ残して、乳房を揉んでいた手がスカートの中に潜り込んだ。
抗議の声を上げる間もなく薄いショーツの中を探り出す。
「あぁ…ひゃぁっ!」
自分でも触ったことのない場所を指先で撫でられて、体がひどく跳ねた。こんなところ
に感じる部分があるなんて、考えてもいなかったのだ。
「いや、やだやだ…もう、やめてえぇぇぇ」
これ以上何かされたら、どうにかなってしまいそうで怖くて仕方がなかった。なのに、
火がついてしまったらしい男が止める様子はない。
「ダメ、もうダメ…お願い、明神さん…」
「もう遅いったら」
406狼なんか怖くない:2005/12/25(日) 20:30:27 ID:CfjwkALp
姫乃の反応に満足しているのか、有無を言わさずショーツを脱がせると思い切り大き
く足を開かせた。
「…あっ!」
「やっぱりここ、綺麗な色だね」
とうに欲情しているのだろう、足を抱え込んだ明神はいやらしい笑みをにたりと浮かべ
て挑発している。どう返していいのか分からなくなっているうちに、触られて敏感にな
っている部分に熱いものを感じて肌が震えた。
「い、嫌だ…」
もう、何の講義も届かないようだ。誰にも触れさせていなかった部分がしっとりと濡れ
て舌先で舐め上げられている。そんなところを男の人に見られて、その上舐められて
いることが恥ずかしくてたまらない。
「お願い、もう…怖いの。ひっ…」
「何か言った?」
姫乃自身も知らない内部に入り込んでくるものがあった。痛くないように念入りに、
押し広げて慣らそうとしているのはきっと指だろう。
もう何も言えなくなって、されるがままになって涙を流すだけだった姫乃の目に映った
ものは、更に想像もしていないものだった。ズボンの中から突き出た得体の知れない
肉の棒が、最初何なのかよく分かってはいなかった。
「よく見な。これがひめのんの中に入るんだ」
「えっ…」
そんなの無理、絶対に入らない。
そう言おうとした声を遮られて、散々指で慣らした場所に押し当てられる。濡れきった
そこにぐりっと強引に擦りつけられて、いよいよ追い詰められたことを知る。
「ダメ…明神さん…」
弱弱しい抗議など、まるで意味を成さなかった。
「痛くしないからさ、いくよ」
こんな時だけひどく優しい声が耳元で響く。途端に、夢の中の声とシンクロした。
あれはやっぱり、本当にあったこと。
407狼なんか怖くない:2005/12/25(日) 21:05:52 ID:CfjwkALp
だが、声はもう悲鳴と喘ぎしか出てこなくなった。欲望のままに入り込んでくるもの
の熱が凄まじすぎて、正気が吹き飛んでしまったからだ。
「い、いやあああ!」
「ごめん、でもすげーいい…可愛いよ、ひめのん…」
上擦っていく声が興奮を伝えてくる。もう、姫乃までもが激情で燃え尽きてしまいそ
うだ。
奥まで全部収まったところで、互いの粘膜が馴染むのを待っているのか少しの間動
きを 止めた明神の手が、乱れて汗で額に張り付いている髪を撫でてきた。
「ン…ひどいよ」
「悪いけど、こうなったのは謝んないよ」
こればかりは最初に姫乃が仕掛けたことだ。だからといって、こんな時にそんな冷た
いことを言わなくてもいいのに、とわずかに残された理性が涙を絞らせる。
「じゃあ、続けるからね」
涙に暮れる姫乃に構わず、男は動きを再開した。ぴっちりと合わされただけでじんじ
んと痺れているそこが激しく擦り上げられる。
「ああああっ!!」
喉からとてつもなく大きな声が上がった。それほどに衝撃的な痛みが一点からじわり
と広がって体中を支配していく。リズムをつけるような突き上げさえ、意識を奪いかね
ないほどだった。
「ひめのん、我慢出来ないよ…思い切りするから」
「あ…もう、もう、嫌…」
しゃくり上げながら、姫乃はただ腕を回して縋りつくしか出来なかった。もう意識は焼
ききれてしまいそうで、耐えるだけで精一杯の状態だった。
そのうちに、ふっと全てが唐突に途切れてしまう。

やはり、失神してしまったようだ。
目覚めた時には前と同じに布団の中に寝かされていた。だが、決定的に違っている
のは明神も一緒に寝ていたこと。風邪をひかせないように、しっかりと抱き締めてい
る腕が意外なほど逞しく思えて今更ながらにドキドキした。
408狼なんか怖くない:2005/12/25(日) 21:06:29 ID:CfjwkALp
「…えーと…」
あんなことがあったというのに、一体どんな顔をすればいいんだろう。そんなことを色
々考えて悩んでいるうちに、気配で相手も目が覚めたようだ。こうして間近で見れば
意外にも綺麗な顔に、胸がときめく。
「お、おはよう、ひめのん」
「…おはようございま、す…?私、何で一緒にいるんですか」
にやーり、と意地の悪い笑みが浮かぶ。
「分かってる癖に。昨日しちゃったじゃん」
「な、ななななな…」
さらりと事実を言われて、パニックに陥ってしまった。だからといって、この状況はど
うなんだろう。また頭がついていかなくなる。けれど、極力冷静に頭を整理しながら
言葉を繋いだ。
「昨日みたいなこと、以前にもありましたよね」
「…え」
「私ずっと夢に見ていて、夢の中だけのことだと思っていたけど、実際にあったこと
なんですよね」
「うん、そう…つい言えなくてさ」
その辺のことは姫乃も憶えていないし、色々あったのだろう。今更追求しても仕方
がないとは思っている。肝心なのは、目の前の相手がそのことや昨日の出来事を
どう思っていたかだ。
けれど、一度に問題を解決しようとしても仕方がない。とりあえずはずっと疑問だっ
たことが解決しただけでも儲けものだと割り切って、笑顔を向ける。
「もう、いいんです。私も悪かったし。ところで、プレゼント…受け取ってくれますよ
ね?」
昨日渡せないままになっていたプレゼントは、まだ部屋の隅に転がっている。
「うん、もちろんだよ、ひめのん」
「じゃあ…クリスマス当日でもあるし、メリークリスマス♪」
まだまだ全てはこれからだ。
そう覚悟を決めた姫乃の表情はこれまで以上に輝いていた。



オワリ
409名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 21:08:41 ID:CfjwkALp
もうちょっとエロくしたかった。
そして、この前振りだった273で、とんでもない間違いをしてた。
今の二学期終業式は天皇誕生日の前なんだよね。うっかり忘れてて、イヴに
してしまってた。ああ・・・。
410315:2005/12/25(日) 22:14:30 ID:CAU+48Ea
乙!
いいように犯られまくるひめのん萌えハァハァ
いい刺激をいただきました
411名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 23:42:13 ID:5wELIkvH
皆様ホントに乙です!
俺もバレンタインデーのシチュエーションで投下をしようと
思ってるがなにぶん文才に自信が無いもので躊躇してる…
412名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 03:06:49 ID:ci9PzRSJ
GJGJ!!乙!
ありがとう!

>>411
がんばれ!まってるから!
413名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 23:42:13 ID:84w5Ht5W
ここんところのSSラッシュ、職人さんがたGJ!
連載のほうはなにやらひめのんターゲットにされたみたいなので
ここでもそれ関連が拝めないかと期待してみる。
414315:2005/12/27(火) 08:02:49 ID:InJenBhw
それはひめのんが誘拐されて監禁されて4匹にもてあそばれて
なんとか処女は守りぬいたものの
助けに来たはずの明神に何故か犯られちゃってアンアンて意味ですかそうですか了解しました
415名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 14:18:49 ID:epLZoZQJ
>>414 期待・・・ワクテカしながら待ってるゼ
416名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 16:06:17 ID:+U00ehS3
>>414
なにそのステッキーなエロいお話。
417名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 17:42:07 ID:AXcYHyk3
>>それはひめのんが誘拐されて監禁されて4匹にもてあそばれて アンアン

なバーションも読みたい
418名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 00:32:00 ID:TM+eJ8c8
じゃあ俺はコモンがひめのんをじっくりと嬲っていく話を押すぜ!
419名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 01:29:04 ID:SUCdCTCr
コモ姫は来年くる!!!
420名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 10:52:17 ID:Rx+8Rbnr
きーちーくヽ(´ー`)ノきーちーく

あっ、本当に読んで字の如く「鬼畜」だなあいつら。元・家畜の鬼
421名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 18:43:16 ID:Q4sO6a2o
あんなボロアパートだから当然風呂無しだろ?
明神とひめのんは一緒に銭湯に行くんだろうな。
風呂あがりのひめのんの濡れた髪にシャンプーの匂い…
想像するだけでもヤバいね。
422名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 19:44:46 ID:Vuo5x0Bk
やめやめ、そんな萌えシチュ出されたら書きたくなるって。
風呂があったとしても、それはそれでハアハアだが。
423名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 22:36:41 ID:6vNv7Dvd
確かフロ、トイレ共同だけど…
424名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 23:01:24 ID:+HEAGr1/
じゃああれか、明神がうたた寝から目が覚めて
「んじゃーそろそろひとっ風呂浴びてくっか」と
何気なくガラリと脱衣所の扉を開けたら
そこには珍しく遅めに入浴してた裸なひめのんがいて
双方凍りついて時間が止まるという
ラブコメもかくやという一つ屋根の下ならば当然の義務と権利である
展開があったりするのか。するのか!
425名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 00:53:04 ID:nN/ETXPi
>>424 期待
426名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 01:39:30 ID:4lL9/msa
「き」
 喉の奥から悲鳴が漏れようとした瞬間、明神は慌てふためいて
姫乃の口を手で塞いで体ごと壁に押し付けた。
「シーッ!た、頼むから叫ばないでひめのん、他の連中に誤解されちまう」
 誤解も何も、間違えたとはいえ実際裸を見てしまったことは事実で、
自分の言っていることの身勝手さに我ながら呆れながら、
片手で押さえてる姫乃の肩の小ささに心がざわりと騒いだ。
 風呂上りでしっとりと濡れた肌と髪が、手のひらに水気を伝える。
いまだに驚きで目を見開いたままの姫乃の顔がすぐ傍にあって、
明神は姫乃の口から手を離すと、次は自分の唇で塞いだ。
「んぅっ!?」
 更に目を大きくして、姫乃の拳が明神の胸板を叩いた。
 だがそんな抵抗など明神にとってはほんの些細なものでしかなかった。
姫乃の細い腰を抱き寄せて、
自分の体にピッタリと密着させて、全身で彼女を感じ取ろうとした。
 唇を舌でこじ開けて口腔を探る。怯えて縮こまった姫乃の
柔らかな舌先を探り当てて絡ませる。
 脱衣所に微かな水音が広がり、姫乃の瞳が朦朧として
頬が赤く染まっていった。
「・・・は」
 ようやっと二人の唇が離れ、開放された姫乃は大きく肩で息をついた。
「ひめのん」
 明神の声音で察したのか、姫乃は赤くなった顔を俯かせて横に振った。
「ダメ?」
 小首をかしげて顔を覗き込んでくる明神に、か細い声で、
「や、・・・ここじゃ、いや、です・・・」


自分で言い出したから一応書いてみた。正直しんどい。予定は未定。
427名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 01:59:38 ID:Whf1Wj3D
>>426
GJ!
萌えるシチュエーションがタマラン。
428名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 03:56:53 ID:Xfzy+3A1
>>426 カナーリGJ!!
429名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 20:24:35 ID:8/RMUnjI
GJ!!!
続き!続き!
430名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 20:26:19 ID:SdrM71B8
ほにゃらぱぱー ってかわいいな♪
431名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 20:50:04 ID:crlJ2rXX
僭越ながら、続きをちょっとだけ書いてみた。
気分が乗ったら最後まで書くつもり。

「そうだよな。ここじゃ風邪ひいちまう。部屋行こうか」
まだ体も拭いていなかった姫乃は、寒さで微かに震えていた。こんなところ
でコトを続けたら、明日は確実に寝込ませてしまうだろう。さすがに明神も
そこまで非道ではない。けれど一度その気になった昂りを忘れるほど優しく
もなかった。
「…それだったら、いい、です…」
水滴の滴る髪の下で、まだ幼さの残る少女は瞳を伏せる。
「じゃあ、決まりだな」
脱衣カゴに入っていたバスタオルを取り上げ、ぐるっと姫乃の小柄な体に巻
きつけるとやすやすと抱き上げて管理人室に向かう。普段は殺風景な部屋
も姫乃がいるだけで華やいで見えることだろう。
432名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 23:13:06 ID:Whf1Wj3D
GJ!!
ぜひとも続きをよろしくお願いします!


つうかひめのんと一緒にカラオケ行きたいな〜
是非松本英子の「Squall」を歌って欲しいねw
この歌が流行ったのは6年前だからひめのんは9歳だ。幼いなオイ…
433名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 01:57:21 ID:jDn78Ju6
続いてます。

ずかずかと廊下を歩く足音に、姫乃は怯えているように見える。まあ、それ
も当然だろう。突然の成り行きで貞操の危機というところなのだ。
「み、明神さん…」
「何、ひめのん。もうやめたり出来ないよ」
「…うん」
自分でいいと言った手前、渋々納得はしたらしい。そんなしおらしい様子に
満足を覚えながら、勢いよく管理人室のドアを開けた。一旦床に降ろしてか
ら押入れを開けて毛布を取り出す。
「床じゃ冷たいな。少し待ってな」
生憎、こんなぼろアパートではエアコンなどという小洒落たものはないが、辛
うじて所有しているストーブも一緒に引っ張り出してコンセントを繋ぎ、スイッ
チを入れた。
これでまずは寒くないだろう。
「ひめのんを風邪ひかせらんないからさ」
毛布を広げてその上にまだ体が濡れている姫乃を寝かせると、怯えないよ
うに頬を撫でて見た。体を包んでいるバスタオルはきっちりと巻きつけられた
ままだ。
「取ってもいいかい?」
何か言いたそうにしている瞳が泣いているように潤んでいる。少し心が痛み
もしたが、こんな御馳走が転がり込んできた幸運をみすみす逃す訳にはい
かない。
「大丈夫だって、嫌なことはしないから…」
何度も何度もそんな表面だけの優しい言葉を繰り返しているうちに、とうとう
ためらいながらもバスタオルは外された。中からはさっき見たばかりの華奢
で真っ白な体が現れる。女というにはまだまだだが、未熟さ加減は妙にそそ
るものがあった。
別に明神にはロリコンの気はないのだが。
434名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 03:12:15 ID:jDn78Ju6
「…可愛いね、ひめのん」
出来るだけ今感じている筈の恐怖を取り除こうと、頬や髪を撫で、ついでに
足を閉じられないように体を挟み込みながら囁く。
「っく…」
しゃくり上げるような声が漏れた。見ればはらはらと声を殺して泣いている。
「怖い?でも、誰でもこうするんだからさ」
「…うん、もういいの。私、明神さんなら」
「ひめのん?」
「いつか来ることが、今になっただけだもん」
涙でぐしゃぐしゃになった顔でにっこりと笑いながら、姫乃は細い腕でしがみ
ついてきた。女は一度決心すると驚くほど大胆に成るものだが、姫乃もやは
りそこは女の本質というものを持ち合わせているのだろう。ならば気にするこ
とはない。
涙をぐいぐいと拭っている手をどかして、小さくて柔らかそうな唇をもう一度堪
能した。今度は何の抵抗もない。
「私…」
なのに、唇が離れた途端にその可愛い唇からほろりと言葉が零れる。
「こんなに早く経験するんだったら、もっと胸大きくしてたかった…」
「何言ってんの、ひめのん。デカいだけがいい訳じゃないって」
「だ、って」
「俺、好きだしさ。ひめのんのちっちゃいおっぱい」
「気にしてるのに…」
「あ、わりわり」
やはり未熟な体を気にはしているのだ。だが、そんなことは今の明神にとっ
て、いや、男にとっては大した意味を持たない。
「でもさ、ひめのんのは特別。ぽっちりしてていい形だし」
「…嘘」
「嘘に聞こえるかい?」
435名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 19:06:44 ID:jDn78Ju6
「少し…」
「そっか」
やはり怖い気持ちはあるのだろう。腕で隠すようにしているのが愛らしくて、
思わずにやーっと笑う。
「大丈夫だって、俺に任せときな」
ちゅっ、と頬に口付けると面白いように頬が赤くなった。こんなに反応がいい
のだから決してこうすることに悪い気はしていないのだろう。そう解釈してよう
やく乾きかけた肌をさらさらと撫でた。
「あぁっ…」
わざと乳房にだけは触れずにいたのに、驚くほど敏感に体が跳ねたことに明
神もさすがに驚いてしまう。その後は、もう本能剥き出しでまだ隠そうとしてい
た腕を取るとわずかに膨らんでいるだけの乳房をやわりと揉み始める。
「い、やっ…」
「…そんなに、嫌?」
もちろんやめる気など毛頭なく、桜色に色づいている両方の乳房を揉みなが
ら、耳元でわざとらしく優しい声を出す。羞恥と恐怖を必死で絶えているような
思い詰めた表情をしている姫乃は、それでも頬と目元をほんのりと染めて首
を横に振る。
「嫌じゃない…怖いけど、我慢する」
目尻に溜まっていた涙がぽろりと落ちる。その跡が乾かないうちにぺろっと舐
め取ると、そのまま首筋、鎖骨と痕跡を残していく。あくまで優しく、柔らかく接
しているうちに、次第に体の強張りが解けていくのが分かる。
「ひめのん、可愛いよ」
「は、はあっ…」
いつしか表情も快楽に浸りきったように蕩けてくる。まだ男など知らない少女を
こんな風にしているだけで、もうイってしまいそうだ。
436名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 19:38:56 ID:sZ5D3Y9D
ワクワク
437名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 21:17:00 ID:jDn78Ju6
ストーブの暖かさがようやく部屋中の空気を心地良いものにしていく。最初は
薄く鳥肌が浮いていた姫乃の肌も今は弛緩していて柔らかい。
体中どこもかしこも舐め回すうちに反応のいい箇所を探り当て、そこを重点的
に何度か吸い上げる。
特に感じているのは右の乳房の脇と臍のやや下で、そこに舌が触れる度に
声を殺すことも忘れて乱れるのが面白かった。
「あ、ああっ、明神、さんっ…」
「何だい」
「もう、や、めてっ…おかしくなるの…」
やっと部屋の暖かさで乾いたらしく、打ち振られる艶やかな髪がさらさらと毛
布の上で踊る。まだまだ本当のお楽しみはこれからだが、今の時点でもこの
姿を堪能出来るのは一種の特権に思えた。
「おかしくなんか、ならないよ。だって俺がいるし」
「…明神さん」
また綺麗な瞳から涙が溢れた。
「何?今のうちに言ってごらん」
「嬉しいの…」
綺麗な瞳から零れる綺麗な涙。それは少女しか持ち得ない究極の純粋性の
結晶でもある。それを今まさに目にして、獣になりかけている明神は更に燃え
上がる。
「そう、じゃあ…続きをしていね」
「うん…私、我慢出来るもの」
それでもやはりまだ羞恥は残っているのか、片手で尚も顔を隠す初々しさが
またいい。この聖性さえ感じさせる少女をこれから汚すのだと思えば思わず
ごくりと喉が鳴るというものだ。
438名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 22:03:08 ID:jDn78Ju6
「本当に、可愛いね。ひめのん。もっと、もっと悪いことをしたくなる」
「えっ」
これまで怖がらせないよう、出来るだけ緩やかにしてきたが、もう明神自身も
ギリギリの限界が来そうになっている。それにもこの少女のもっと淫らであら
れもないこれまで誰も見たことのない姿が見たくなった。
「もう、怖くないな」
我慢する、と言った言葉を都合良く盾に取って、男のずるさを剥き出しにした
明神の腕が、華奢な姫乃の両足を思うさま開いた。突然のことに、頓狂な
声が上がる。
「きゃっ…」
「怯えなくていい。ちゃんと、ここを見せて」
「だっ…て」
「ここも、俺のものになるんだからさ」
「う…」
どう返せばいいか分からない。そんな色をした切ない瞳がゆらゆらと見上げ
ている。
「優しくする。だから安心しな」
気休めにそんな慰めを言い、大きく開かれた足の中心で密やかに花開いて
いる薄紅の箇所 を舌先で軽く舐める。まだ誰も、姫乃自身でさえ触れたこと
もないだろう箇所に感じた熱に、これまでになく激しく体が跳ね上がった。
「…ひゃあっっ…!」
「いいみたいだな」
「やだっ…そんなことっ」
逃れようとしているようだが、もうがっちりと腰を押さえつけているので無駄な
ことだ。構うことなく震え始めている柔らかな花を少し上の淫核と共に嬲るよ
うに舐め続けているうちに、奥からとろんと溢れてくるものがあった。
「ちゃんと感じてるじゃん」
とろとろと蜜を零しているそこに指を入れ、馴染ませるように内部の壁を丹念
に探っていくうちに開かせていた足が耐え切れないようにふるりと震えた。
439名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 23:27:03 ID:jxoH6t7U
ワクワクテカテカドキドキ…
440名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 23:35:49 ID:jDn78Ju6
「気持ちいい?」
「…わかんない…」
上から涙、下から蜜を零して真っ赤な顔をしながら耐えている姫乃をもっと乱
したい。そんな衝動が体を突き上げて、明神はズボンを突き破りそうな勢いま
で昂っていたものを開放した。
「いいね、いくよ」
姫乃は何も答えず、目を閉じて頷いた。
そんな健気な姿にさえ欲情する。収まるものを求めて暴れ狂いそうなものの
先端を、柔らかく蕩けているそこに擦りつけていく。
「あああっ…明神さん…」
突き入れた瞬間、不意に閉じられていた目がふっと開かれた。その奥に揺ら
めく何とも妖しい色に瞬時にして囚われる。少女が女に変貌した時をまさに
目撃したのだ。
「ひめのん…キツいよ…気持ちいい」
「ん、ん…苦しい」
狭い内部を切り開いていく感覚が思いの外良くて、最初はゆっくり労わるよう
に入れてやろうと思っていたことが消し飛んでしまう。やや焦りながらも奥ま
で収めてしまうと、すぐには動かずに髪を撫でて何度も苦しげに呼吸している
可憐な唇に口付けをして宥めた。
「痛くないかい?」
「…お腹の中が熱い、一杯なの…」
本当に苦しいのだろう、まるで喘いでいるように胸を上下させながら姫乃は
腕を回して抱きついてきた。
「じゃあ、動くよ」
「…ん」
侵略したじかりの少女の内部は少し馴染んできたようだ。これなら問題ない
かも知れないと踏んで、まずはゆっくりと内壁を擦るように先端を残して抜き
出してから、また突き入れる。何度もそれを繰り返して反応を確かめてから
徐々に動きを早めていった。
441名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 23:51:25 ID:jDn78Ju6
元々何もしなくても達してしまいそうなほどに明神は昂っている。こんなに気
持ちがいい姫乃の中をろくに堪能しないうちに射精してしまうのも勿体無い
ような気がして、出来るだけその気になるのを抑えていたのだが、やはりもう
我慢がきかなくなっていた。
「あ、あ、嫌、いやああっ…」
それまで必死で声を抑えていた姫乃も、もう正気の糸がぷつりと切れてしま
ったようにと信じられないほど高い声を上げて喘ぐ。
「ひめのん、ひめのん…なんか俺もヤバいよ」
目の前がちかちかと発光する。
ヤバい、もっと愉しみたいのにと焦る心とは裏腹に、強烈な射精感が襲って
きた。
「あ、もうヤバ…ひめのん、中で出すよ」
「えっ?」
言葉の意味も分からずに目を見開いた少女の中をひときわ激しく抉って、明
神は呆気なく果てる。
「いやあああぁぁ…!」
その刺激で散々追い詰められていた姫乃も絶頂を迎えたようだ。予期さえし
ていなかった気持ち良さだった為に、二人ともしばらくそのまま抱き合ってい
るだけだった。

数分後、ようやく思い出したように姫乃の中から抜いてしまうと、粘度の濃い
ものがどろりと溢れ出した。
「…明神さんのバカ」
やはりまだ真っ赤な顔をして、姫乃は可愛いらしく睨んでいる。まともに相手
をしていたら、また欲情してしまいそうだ。
「赤ちゃん出来たら大変なのに…」
442名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 00:17:14 ID:FQ8EHOtK
情事の後なのに、やたら言うことが現実的なのは常にリスクを背負っている
女の立場だからだろう。その点から言えば男は至って楽なものだ。だが、そ
の万が一が起こって姫乃がもし産んでくれるのなら、それもいいかなと少し
だけ考える。
「んー、出来てもいいんじゃない?子育ては引き受けるからさ」
「…そうじゃなくて」
こうなってまで一体何が引っ掛かるのか、少女は悔しそうに目に涙を溜めな
がらそっぽを向く。仕方なく肩を抱いてやった。
「そのう、明神さんはわ、私のこと…」
続きが言えずにつんと横を向く顔はやはり可愛いといか言えない。要するに
こうなった要因に恋愛感情があるかどうか知りたいということだろう。はっきり
言えば嫌いではない。でも恋愛感情と表現するにはまだまだ遠いような気が
していた。だが、多分これからはベクトルが恋愛に傾きつつあるに違いないと
は思っている。
まだ初恋も知らないような無垢な少女に、こんな思い詰めたことを言わせた
のだから。
「うん、好きだよ」
その言葉を言うか言わない間に、また姫乃の頬がぱあっと染まる。
「…バカ」
恥ずかしそうに俯いた顔は妙に嬉しそうだ。
「嘘じゃないからさ」
「うん…」
さすがに顔が熱いのか、両手で頬を押さえながら花のように姫乃が笑う。
最初のきっかけは偶然だったとはいえ、こうして色々なものが合わさってひと
つの形になっていく。それは明神でさえ予測もしなかったことではあったが、
嬉しいことには違いなかった。



オワリ
443名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 00:20:14 ID:FQ8EHOtK
お粗末でした。
宣言通り、ようやく悩みながら書き終えることが出来たよ。
なんか、いつもの自分の作風パターンになった気がする。
444名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 00:32:12 ID:LCxKW0rP
スゲェ!神降臨!!
ラストのやり取りが胸に来た。GJ!!!
445315:2005/12/31(土) 01:17:21 ID:9XA2IvDr
はー(*゚∀゚)堪能させていただきました

間違ってたらごめん
クリスマスのお酒ひめのんの方ですか?
446431:2005/12/31(土) 01:22:58 ID:FQ8EHOtK
えへへ、はい、そうです。
やっぱり作風で分かっちゃうよね。
447名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 17:44:38 ID:PvG1rRyM
年明け前に投下予定だったが用事があって無理だった。

「明神さん、紅白見せて」いつもの様に管理人室に訪れる。
「いいよ。年越し蕎麦作って来るから待ってな」
そう言うと共同キッチンでいそいそと蕎麦を作る。
姫乃は明神の部屋を軽く片付けていた。
「おまたせ、出来たから食べようか?」
ドンブリに美味しそうな蕎麦が湯気をたてて食欲をそそる。
「ありがとう。なんか今年は色々ありすぎて年末の感じがしないよ」
そう可愛い笑顔を浮かべて姫乃は喋った。
「そうだよな。考えられない事が次々に起きたもんなぁ」
すこし申し訳なさそうに笑いながら喋る。
「食べようか?いただきます」「はい、いただきま〜す」
部屋に蕎麦のすするおとが響き年末の雰囲気を少し盛り上げる。
「あ、紅白始まった。今年はどっちが勝つんだろ?」
すっかりウキウキになってる姿はまさに女の子そのものだ。
しばらくして明神が特定のアーティストをジーッと見てた
「ちょっと〜明神さん!」倖田來未を見つめてた明神の前に姫乃がうつった
「うわ!ひめのん今良い所だから」笑いながら体勢を変えて見続ける。
「明神さんのスケベ!」冗談と嫉妬が混ざったような声で怒った。
「男はみんなこうだって。許してくれ」と独身男の弁解が出る。
「そ〜ですか!」と笑いながら答える。
448エロなし(1):2006/01/01(日) 19:21:48 ID:dcJz03fJ
大晦日午後23時58分。神社は新年を迎える参拝客でごったがえしていた
明神は陰魄退治、ひめのんは友達と初詣。
・・・ということにして、うたかた荘の霊達には嘘をついて2人きりで神社に来ている
姫乃「うっわー。すごい人!うわー。うわー!」
目を丸くしてキョロキョロと周囲を見回すひめのんがおかしくて、可愛いくて、明神はクスクス笑った
姫「なんで笑うんですかー!」
明神「だってさ、めずらしい場所に連れてこられてはしゃいでる子供みたい。ププ」
姫「子供じゃありません!」
プンスカ怒ってて本当に可愛い。
明「ムキになるとこがまた子供だ」
姫「じゃあ子供だから、明日お年玉ください」
明「そう来たか」

ヒュルッルーッ!!ドン!!ドドン!!
大勢の参拝客が一瞬で黙り、大きな爆音と共に夜空に花火が咲いた。新年の花火だ
一転してあたりは歓声に包まれ、2006年を祝う華やかな雰囲気に染まる
姫「わー!きれー!」
無邪気に喜ぶひめのんの横顔を花火の光が照らしてその笑顔を更に輝かせた
“花火よりひめのんのほうがきれいだよ”
聞いたことあるような口説きセリフが浮かんだが、花火に夢中のひめのんを邪魔するのがかわいそうで
ひめのんから視線をそらした
そんな明神の視界には花火のムードかなんなのか新年をディープキスで祝うカップルがあっちでもこっちでも真っ最中でいちゃついている
明(え?!おいおい神聖な境内で何やってんだおまえら!いやこれが最近の普通のカップルなのか?!)
他人のキスシーンなど見てもしょうがなく、明神は再びひめのんに視線を戻した
ひめのんはあいかわらず花火に一心に見惚れている
明(可愛いな・・・)
抱きしめたいな。キスしたいな。
思わずそんな感情が沸いてくる。花火もそっちのけで明神はひめのんを見つめた
姫「?どうしたんですか明神さん?花火、見ないんですか?」
ひめのんの真っ直ぐな瞳が明神を見つめ返す
449エロなし(2):2006/01/01(日) 19:23:49 ID:dcJz03fJ
明神の理性がキレた
姫「みょ・・明神さ・・?」
ひめのんのあごを軽く持ち上げ、その唇に自分の唇を重ねた
姫「やっ・・・!」
突然のことに拒み、逃げようとする少女の肩を抱き寄せ、今度は力づくで唇を奪った
姫「んん・・・!」
周囲のカップルのように十分に時間をかけて新年のキスを交わす
明神とひめのんの身長差が大きいせいで、できるかぎりの背伸びを強いられたひめのんは
長いキスの後、疲れて明神の胸にしがみついた
姫「もう・・・神聖な境内で何するんですかぁ」
言葉は怒ってるものの、声は怒っていない
そんなひめのんがますます可愛かった
明「あけましておめでとう。ひめのん」
そう言って今度はひめのんのほほにチュッとキスをした
(おわり)


まあこの後、境内で姫始めするわけですが
387の続きも書かず、おまけにエロ無しを投下してすまんかった。今は反省している
387の続きも今書いてる。そのうち投下する
450名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 19:24:57 ID:dcJz03fJ
うわー!他の人の投下中に邪魔してしまった
(((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

すみませんすみません
次からはちゃんとリロードしますorz
451名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 21:21:58 ID:H8vw/mg9
>>448
ドンマイイイヨー
452447:2006/01/01(日) 22:33:08 ID:PvG1rRyM
そうこうしてる内に紅白も終わり来年まで15分になった。
もう来年か…早いなぁ。」ブツブツ良いながら食器を下げる。
「ひめのん、次は何な見るの?」「えっ!え〜っとCDTV」を見たいです。
「んじゃ好きなだけ見て良いよ。俺も本を読んでるから」
明神自身も可愛い女の子が部屋で無邪気にいるだけで良かった。
まして一緒に年を越せるなんて予想外だった。
明神が押入から毛布を取り出してTVの前に敷いた。
「ひめのん、寝ながら見なよ。疲れるだろ?」優しく気遣う。
「ありがとう。それじゃ疲れたら寝ながら見ますね。」と少し足を崩した。
そしてTVからカウントダウンの声がうるさく聞こえた。
「3 2 1 0あけましておめでとうございます」TVから2006年を伝えられた。
「ひめのん、明けましておめでと!」「うん!おめでと〜」
この互いの空気感がお正月特有の暖かい感じがする。
そうこうしてるうちにCDTVが90年代のナツメロ特集をしていた。
「懐かしいな、この歌。『いつの日もこの胸に 流れてるメロディー』」
ご機嫌に歌う姿に新鮮な感じをしながら明神を見つめる。
「なんか明神さんが歌ってるの珍しい。けど私あんまり知らない」
知らないの言葉に「えっ!?」と言葉を漏らして
「これがジェネレーションギャップなのか?」と呟く。
それもそうだ。この歌が流行った当時は姫乃は3歳くらいだ。
453447:2006/01/01(日) 23:14:24 ID:PvG1rRyM
「ふぁ…なんか眠くなってきちゃった」目を擦りながら呟いた。
「ひめのん、眠たかったら横になりな?部屋まで連れてくから」
「え〜私重たいし恥ずかしいよ」
華奢な体なのに体重を気にしてるのは女の子そのものだ。
「大丈夫だよひめのん。抱いたままでも走れるよ」と冗談を言う
その後しばらく本を読みながらTVを見てた明神が姫乃に視線をやった。
「ひめのん」名前を読んでも反応しないから顔をのぞきこんだ。
「あ〜寝てるよ」滅多に見られない姫乃の寝顔は明神を癒した。
すやすや眠る姫乃を起こさないように抱き上げる。
「やっぱり軽いな」華奢な体は想像以上に軽かった。
抱き上げると姫乃の寝顔が明神の顔に更に近付いてドキドキした。
すると姫乃が腕を明神に絡ませて来て思わず体勢が崩れた。
「おわっ!ちょっとひめのん腕をどけて」思わず言葉を漏らした。
「う…ん明神さん…あったかい…むにゃ」猫の様に甘える
その姿にグラッと来そうな自分にブレーキをかける。
流石に抱いたままでは腕が疲れた明神は毛布の上に一旦姫乃を寝かせた。
すると、さらに強く腕を絡ませて明神の頭を掴んだ。
「おい!ひめのんマズイって…」「むにゃ…明神さん…好き…」
流石に明神は姫乃の頬を軽く叩き、起こした。
「う…ん。明神さんヤダ」少し寝惚けながらも起きた。
454名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 23:57:14 ID:PvG1rRyM
「夢の中の明神さんは優しく抱き締めてきて暖かかったに」
「どんな夢を見てたのひめのん?」と問掛ける。
「エヘへ…内緒」可愛らしく呟く。
「けど現実の明神さんは私を叩いて起こして酷いよ…」
寝惚けているのか滅茶苦茶な事を言う
「だってひめのんが抱きついてマトモじゃなかったし」と言い返す。
「それじゃあ明神さんは私に抱かれて何も感じなかったの?」
予想外の言葉にあたふたする。
更に姫乃が明神に自分の思いを必死に喋った。
「明神さんと年を越せるのはあと2回しか無いんだよ。」
「何も無いまま終わるのは辛いよ…悲しいよ…」
その悲痛な少女の言葉が明神の胸にグサグサ突き刺さる。
「あのね、ひめのん。これから此処で生活したら嫌でも思い出作れるよ?」
そう言い返すのが今の明神には精一杯だった。
「私は今明神さんと思い出が作りたい、明神さんの本当が知りたいの」
そう今にも泣きそうな顔で明神に訴える。
「ひめのん、夢の中の俺は優しかっただろうけど実際は分からないよ?」
そう、姫乃の熱を冷ますかの様に冷たく言い放す。
「それでも良いの。明神さんの本当の姿を見れないままは嫌…」
「私を抱いてくれますか?」勇気をもって明神に言い放った。
明神はその言葉に躊躇していた。相手は女子高生。
しかし今姫乃を抱きたくないと言えば嘘になる。
すると姫乃は大胆に明神の頭を抱えて互いの顔を近付けた。
455名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 00:56:11 ID:+a4byYmE
いきなりの行動に明神の心は動悸していた。
「いい…のか?ひめのん。どうなっても知らないよ」
「うん、明神さんなら何をされても平気。私を抱き締めて。」
そして明神は本能をさらけだし姫乃の体を貪った。
まずは、姫乃の唇を重ね舌をねじこませた。
姫乃の顔は目を閉じてとろんとしていて明神を信じきっていた。
そして唇が離れて姫乃は荒々しく呼吸をしていた。
「はぁ…はぁ、明神さん。好き。もっとして?」
すると、耳元、頬、首筋、鎖骨と明神の所有物であるかのように印を付けていく
「あっあ…ん明神さん。はぁ…ぁん」
姫乃の体を刺激するだけで面白いように声を荒げ明神はその反応を楽しむ。
明神は姫乃の胸に手をやる。姫乃の体を舐めながら。
「柔らかい…」思わず言葉か出てしまった。
「んぁあっ…そ…こ」「気持良いのか?」意地悪く問掛ける。
「うん。気持いいです…」顔を真っ赤にさせて言った。
その姫乃の反応全てが初々しくまるで白を黒に染めてるのは
紛れもなく自分だと思うと思わず生唾を飲む。
パジャマのボタンを開けていく。1つ1つじらすように。
姫乃の顔を見ると涙を流してた。明神が耳元で問掛ける。
「恐いの?けどね、此処まで来たらやめれないよ」と言い放つ。
「怖くないよ、ただ明神さんと交われて嬉しいの」
その言葉に明神は滅茶苦茶になりそうだった。
頬を伝った涙を舐め取りパジャマのボタンを外す。
すると露になった姫乃の上半身は真っ白く輝いていた。
456名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 01:33:47 ID:+a4byYmE
「すごい、綺麗だよひめのん」思わず口に出した。
「うれしい、けど私胸が小さいし…」ポツリと呟く。
「なんで?ひめのんの胸は形が良いし物凄く柔らかいよ」
胸の大きさなど無意味なことだった。それほど姫乃は強い魅力があった。
明神は姫乃の肩、脇、ヘソとあえて胸以外を執拗に弄ぶ。
「ひゃあ!くすぐったい…んあ…」高い声を上げて喘ぐ。
そしてブラのホックを外し直に胸を触る。
「きゃあ!み、明神さん…あぅ…ハァ」
この驚きが混ざった声が初々しく明神の理性を崩す一方だ。
「かわいいよ。もっといじめたいよ…」ダークな本音を漏らす。
薄い桜色をした形の良い胸を両手で回すように揉む。
「あ…うぅん、気持ちがいいです。ハァハァ…」
そして乳首を摘むと姫乃の体が激しく震えた。
「あー!あっ…ん…もう…くぅうん」
今までで一番高い声で快楽に悶えてた。
なおも明神は責め続ける。理性がなくなってた。
乳首を吸いあげ、胸を揉み、反対の手で姫乃の秘部に触れた。
「んぁあー…もう…体が壊れちゃうよ」毛布を握りしめ耐える。
そしてまた姫乃の口を塞ぎ明神の唾液を姫乃をに注ぎこむ。
そしてパジャマのズボンごと姫乃の秘部を突き上げる。
「ごほ…むぅう…んふぅ…ぃあーーッ」
我を忘れて苦しそうにむせながら喘いだ。
口を離すと苦しそうに呼吸をしていた。その姿がたまらない。
ズボンを脱がしたら真っ白なパンティが明神を誘う。
457名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 02:03:29 ID:+a4byYmE
くっきり影が付いたタテスジを中指でなぞる。
「ひぃ!そこっはぁ…あーんぅあんっ…」
体を弓の様にくねらせ毛布を強く握り快楽を感じていた。
そしてその中指を姫乃の中に入れた。優しくかきまわす。
「あっあん…うっく…いやぁー」
そして明神は意地悪な質問をした。
「自分でこ〜ゆ〜事をしたことある?」いやらしい笑みを浮かべながら。
「いや!そっそんなの知らない。明神さんのバカ」
「そうか、だったら体に聞こうかな?」
明神は膣内で指先を曲げて外側に突き上げた。
「あーー、あっあります…した事あるから許して…んぁ壊れるー」
その言葉にニヤリとして姫乃に更に意地悪をした。
「それじゃもう1本指を入れるからな」
そう言い放ち人指し指を忍び込ませた。
そして内部をドリルのように掻き乱した。
「あ…あ…嫌ーこんな、初めて!ひぃー…くぅあああー」
必死に耐えたものの強烈な性感に昇天しそうだった。
「ハァハァ…み、明神さん。もう…ハァ」
そしてデニムが張り裂けそうな程に膨れた肉棒を露にした。
「それじゃあ、行くよ。痛かったら言ってな?」
そしてゆっくりと姫乃の膣に沈めて行き奥まで入った。
「あーーー!熱い、おなかが凄いの。」
明神も強烈に締め付けられる内部が心地良かった。
458名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 02:44:54 ID:+a4byYmE
「キツイよ。ひめのんの中もスゲー気持ち良い」
また明神はしばしの間姫乃とディープキスをする。
真っ赤に染まった顔がなんとも可愛かった。
「それじゃ動かすよ」そう姫乃の耳元で囁いた。
「うん、いっぱい愛して。明神さん」
その罪を知らない潤んだ瞳で見つめられて理性の糸がプツリと切れた。
膣壁を擦り上げるようにだんだんと激しくピストンをする。
「っ…明神さん!ああん感じる…熱いのがぁあー」
必死に明神にすがりつき快楽に飛ばされそうな気持を耐える。
「も…う…駄目あん…はぁっ…死んじゃうぅ」
明神はもう少し姫乃の感触を楽しみたいのに強烈な射精感が迫っていた。
「くっひめのん…もう我慢出来ねぇ。出るッ」
「あはぁ…あん私も我慢出来ないよぉ…一緒にぃー」
「ひめのん!」「明神さぁん」
「あぁーイクーもう…ダメ…死ぬぅハァあぁあああー!!」
ドクドクと音をたて姫乃に大量に白濁液が注ぎこまれた。
あまりの気持ちの良さに二人は重なったまま余韻に浸る。
そして多量の精子で逆流していた姫乃の膣からゆっくりペニスを引き抜いた。
そして姫乃に目線をやると泣いていた。
「怖かった?後悔した?」と優しく声を掛けた。
「ううん、違うの。なんだか嬉しくて。明神さんの素顔がみれたから」
「そうか、俺も姫乃の『女』の部分を見た気がするよ」
そして姫乃の涙をペロっと舐めて髪を撫でた。
こうして互いに忘れることの無い「思いで」が作られた。


なんか長くなってすいません…
それでもこんな粗末な物を読んでくれたらそれで何よりです。
そして遅くなったが皆さんあげましておめでとう。
ここのスレ住人皆さんが最高な1年になる事を願って。
459名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 06:45:42 ID:HpGK0+xy
グッジョブ!
朝からいいものがヽ(゚∀゚)ノ
460名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 00:24:02 ID:3grn3Uf/
新年早々素敵なSSがバンバン投下されてて読んでて楽しい。
職人さん方、GJです。
尻馬に乗って自分も投下させてもらいます。以前書いた
>>360の続きのガク姫なので苦手な人はスルーで。


 悪い人ではないのだと思う。少々・・・というか、
かなり思い込みが激しくて、思考が突っ走りやすくて、
その癖「ガラスのハート」の持ち主なので、浮き沈みが凄い。
折れ線グラフで示したら、きっと
凄まじい乱高下を繰り返すだろう。
 でも、それだけに立ち直りも早くて、つい今さっきまで
落ち込んで俯いていた顔をぱっと上げて、
懲りずに「ひめのん」と呼ぶ。熱が篭りすぎて首を傾げたくなるような
愛の告白というものをしてきたりしょっちゅう後ろを付いてきたり、
子どもみたいに騒いだり、それで怒ったら部屋の隅っこで青白い
顔を一層青くさせて項垂れて黄昏たり。
 怪しげに含み笑いをすることもあれば、たまにとても静かな目をして
遠くを見つめていたり。
 自分よりもずっと背が高くて、たぶん年もずっと上なのに。変なの。
 その仕草や行動から、彼が寂しがりやで大きな動物のように思えて、
姫乃はガクのことが嫌いではなかった。

「ガクリンの指って長いね。私の手なんかちっちゃくって」
 ぺたぺたと無造作に触ったり指をなぞったりする私を、
ガクリンはぼんやりとした顔で見ていた。
 ビックリしているのか、重なった手を凝視している。
 あれ、なんか私一人ではしゃいじゃってる。ちょっと恥ずかしいな。
「明神さんに教えてもらったの。私、少しは素質があるみたいだから、
出来るようになるかもしれないよって。でも本当に出来てよかったー、
嬉しい!」
 一抹の不安も感じただけに嬉しさもひとしおだった。
これでうたかた荘のみんなと、もっともっと近しくなれた気がした。
あ、アズミちゃんの絵本も読んであげられるかもしれない。
明神さんに言いに行こう、一発合格しちゃいましたって。きっと明神さん
驚くだろうな。エージ君やツキタケ君には最初は
黙ってていきなり驚かしちゃえ。
 色んなことを想像して、ニコニコ笑ってしまう。
 その時、とても小さかったけれど、私の耳に届いた声。
「俺も、うれしい」
 目を上げるとガクリンが、とても複雑な、
たくさんの感情がごっちゃになって、自分でもどうして
いいのか分からなくなって、途方にくれたような顔をして、笑っていた。
461名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 00:30:29 ID:3grn3Uf/
 今まで見たことのないガクの表情に、姫乃の心臓が一度大きく高鳴った。
 その高鳴りの意味を考える隙を与えず、
「もっと、触れていいか?」
「・・・え、ええっ!?」
 静かな声で、でもかなり問題のある発言に、
姫乃はつい体ごと後ろに引いてしまった。その距離を一息で詰めて、
ガクがずいと身を乗り出した。
「頼むひめのん。オレはもっと実感が欲しい、俺のこの世で一番
大事なスウィートをもっと強く感じたい!」
「や、あの、ガクリン?」
「オレが今日の今日までどんな思いでひめのんの華奢なセーラー服の後姿や
お風呂上りのほんのり淡く染まった頬のラインを見ていたことか!」
 傍で聞いている第三者が居たら怒涛の勢いで突っ込みそうな台詞に、
だが姫乃はうろたえることしかできなかった。
あわあわとおたついて、
ガクの勢いに押されるように後退を続け、ついに壁にぶつかってしまった。
「ふ、ふ、触れるって、具体的に、どーいう?」
「抱き締めたい」
 断言された。至極真面目な顔で。
「それだけでいい。頼む、ひめのん・・・!」
 眉根を歪め、そのためならば何もかも差し出してもいいと
いわんばかりの悲愴さを漂わせてガクは肩を落とし頭を下げた。
その拳は膝の上で堅く握り締められて震えていた。
「がっ、ガクリン、止めてよ、ねえ!顔上げて!」
 のろのろと上げられたその翳りのある縋るような眼差しを向けられ、
姫乃は「うう」と言葉に詰まった。
(抱き締めるとか、そんな、だって今まで男の人と普通に手も・・・
繋いだことないのに・・・っ)
 だが、この状況でガクの願いを撥ね付けてしまったら、
とても酷いことになってしまうだろうことは
容易く想像できた。きっとガクの精神状態は
鍋底のズンドコにまで落ちていってしまうに違いない。ただでさえ
危ういバランスで成り立っている男なのだから。
 少女の潔癖さと理性と優しさとがぶつかり合って鎬を削って
妥協して打開した。
 暫し口篭って逡巡していた姫乃は、頬を染めてこくりと頷いたのだ。


エロパロ板の矜持にかけて、前回の少女漫画から
どうにかやってエロにまで捻じ込んでやるわー!
ファック、ファッキンガムファック!
462名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 02:15:04 ID:rR6iITWc
がんばれヽ(゚∀゚)ノ
463名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 03:25:55 ID:OIn802mm
ガク姫キテタ(゚∀゚)!!イイヨイイヨー。
続きが楽しみだ。少女漫画ノリも嫌いじゃないが、
これからのエロスにも期待。
464名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 14:17:38 ID:ClR+4tli
はあはあ(*´Д`)
素敵だよ神様達素敵だよ
すばらしいスレだ
465名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 18:08:35 ID:RnsjPLEO
>ファック、ファッキンガムファック

ちょ、ジャック・イル・ダークwwww
466名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 22:03:48 ID:WWK13y4+
GJ!!!
467名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 00:08:20 ID:g/GB1MbB
皆さんどうもありがとうございます。
ガク姫続きです。なんかもお進まんでいっそギャグに転がりたい。


「ひめのん!」
「あ、あの、でもね!」
 くるりと姫乃はガクに背を向けた。
「真正面だと、恥ずかしくって、とても出来ないから、だから、背中の
・・・後ろの方からなら、良いよ」
 この台詞も、到底向き合った状態で言えるものではなかったから、
まるで壁に向かって話しかけているようだ。
 心臓が、これ以上動くと破裂してしまうのではないかというほど、
ひっきりなしに打ち付けている。
 脈打つ音が耳に煩い。
 ぎゅっと黙って体を強張らせている姫乃の後ろから、
ふわりと微かな重みが圧し掛かった。二本の腕が交差して
腰周りに巻きつき、背中に感じるのは多分ガクの胸板だ。
引き寄せられるように抱きすくめられ、密着した体勢から、
ガクの息遣いまで聞こえるような錯覚に陥る。
(どうしよう、ドキドキしすぎて死んじゃいそう)
 力づくではない、壊れ物を扱うような優しい抱擁だった。
(手とか、腕、やっぱり長い・・・ガクリン細いのに、
私の体がすっぽり入っちゃってる・・・)
 男の人なんだ、と姫乃は今更ながらに実感して赤面した。
骨張った指や布地越しにも分かる堅い体つきが、
今まではお互いを見て、喋ることが出来ても、接触することが
不可能だったことで、どこか男性そのものとして
意識することに曖昧だった部分を、実体を感じることで思い知らされた。
 それはまたガクにとっても、いや元から痛切に
願っていたガクだからこそ、腕の中の姫乃で息づく感触に
歓喜を噛み締めずにいられなかった。
 簡単に抱き締めることの出来る細腰、俯いて恥らう首筋はさらりと
艶やかな黒髪が流れて、白い項が
垣間見えていた。
 そのコントラストに、ガクの男としての欲望が堪らなく刺激される。
 見て欲しいと思い、触りたいと願い、抱き締めたいと懇願すれば、
次々に求めるものが大きく、歯止めが効かなくなってゆく。
どうしようもなく肥大していく。
468名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 00:14:14 ID:g/GB1MbB
 唐突に項の部分にガクの鼻梁が擦り付けられ、
予想外の場所の接触に、姫乃は思わず「ぁっ」と声を
上げた。反射的に後ろを振り向こうとしたが、
体に回されたガクの腕で動きが阻まれた。精々、ガクの
黒い前髪しか視界に入らない。
「ゴメン、ひめのん」
「え、え?」
「スイッチ入った」
「なん・・・」
 のこと、と訊ねようとした姫乃は、盆の窪に触れた感触に
ビクッと体を竦めた。ガクの舌がそこを舐めたのだ。
「やだ、ガクリン離してっ」
「絶対痛い事はしないから」
 ちゅ、と薄い皮膚に口づけされる。もがいて腕を振り解こうとしても、
二本の腕はビクともしなかった。
それどころか、益々強くガクの体に背中が押し付けられている。
「ダメだよガクリン、こんなの・・・やだっ!」
 姫乃は嘘つきと詰った。
 暴れる姫乃を無視し、ガクの片手がシャツの裾を手繰って
服の中へ潜り込んだ。すべすべした腹部を
撫で上げた手は、ブラジャーごと姫乃の片方の乳房を掴んだ。
「ひめのんの心臓の音が伝わってくるよ」 
 ドクドクと、子鼠のようにけたたましく脈打つ振動を
一瞬たりとも逃すまいとするように、ガクの掌に
力が篭った。死者の魄に、生きている証そのものの場所を掴まれ、
姫乃は言葉を失くす。
 恐怖を感じるより先に気が付いたのだ。ガクの手が、
小さく震えていることに。
「この音ごと君が好きだ。愛してる、ひめのん」


実際陽魄って触れるつってもどういう風なのか、特に体液関連は
どうなんだ(最重要)とか本当サッパリです。広い心で見てください。
469名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 00:25:21 ID:bBRMvIio
イイヨーイイヨーヽ(゚∀゚)ノがんばれー
470名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 01:00:41 ID:3T3lggAy
G J ! !
がんばれ!
もうほんとがんばれ!
471名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 01:57:01 ID:ESjqsn8k
GJ!!
あまり細かい事は気にしないから頑張れ!


てか、ひめのんは抱き締めたくなるキャラの典型じゃないか?
あの折れそうな程の華奢な体をそっと抱き締めたいねw
472315:2006/01/04(水) 12:39:15 ID:4bbVAVBs
GJ!GJ!(*゚∀゚)=3 ムハー
468氏の影響でガク姫に目覚めつつある
473名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 00:07:37 ID:NmnnMQcO
本当ありがとうございます。皆さんにそう言ってもらえると
粗だらけのブツも書き進む気力が。ムンムンと。
あと、ガク姫ばっかり書いてますが明姫もハセ姫も
今流行のコモ姫も大好きです。ひめのんがいい感じに
エロいことされてりゃ満足です。


 まるでガク自身が痛みを感じているような、その絞り出すような声に、
何故か姫乃の体から力が抜けた。
「何百回でも言う。これだけは嘘じゃない、信じてくれなくていい、
そんな虫のいいことは言わない」
 でも、とガクは続けた。
「せめて今だけオレを」
 埋め火のような、翳りのある熱を帯びた声が縋りつく。
姫乃は唇を結んで、何かに耐えようとした。
 可哀想だとか、同情とか、そういう感情ではない。それどころか
今この状況下、本当は嫌悪さえ浮かんでいいはずなのに、それなのに、
どうして、どうしてこんなに遣る瀬無く切ないのか。
 まるでガクの掌から、自分の心臓に、彼の感情を注ぎ込まれたかのようだ。
 後ろから両腕で頑なに縛めているのは彼自身なのに、その声はまるきり
反対に、姫乃に「抱き締めて欲しい」と願っているように聞こえた。
 ふっと抵抗を止めた姫乃に気づき、ガクが「・・・ひめのん?」と
おずおずと声をかけた。
「狡いよ、ガクリン」
 狡い、と姫乃は繰り返した。嫌いといえたらどんなに楽か。初めて
感じる心の疼きに姫乃は顔を歪めた。こんな複雑でドロドロした感情、
さっきまで全く知らなかったのに、まるで嵐のように掻き乱されて、
熱くて冷たい尖ったものが芽生えて根づいてしまった。
 今はもう、この両腕を振り切っても、逃げ出すことなく、
留まり続けてしまうだろう。
「―――――――――さっき言ったの、もっかい言って」
「愛してる」
 ガクは即答した。
「違う、その、もっと前」
「もっと前・・・?」
「痛く、しないって」
 背中越しにもガクの驚きが伝わった。
 それならいいよ、と。
 耳朶を赤くして、項まで染めて小さく呟くのを、ガクは信じられない
面持ちで聞いた。
「ひめのん」
 真っ赤になって俯いたまま、姫乃は返事をしなかった。ガクは
それが返事だと受け取った。
 自分もまた言葉が見つからなかった。崖っぷちに立たされた自分は
強く突き放されて、落ちてしまって然るべきなのに、
手を掴んで引き戻してくれたのだ。「ありがとう」というのも「嬉しいよ」という
のもそぐわない気がした。この気持ちを喜びを表す言葉など存在しない。
 だからただ彼女の黒髪に顔を埋め、瞼を強く瞑って、生きて
そして死んでからのこの年月初めて神と
やらに心の底から感謝した。
474名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 00:11:14 ID:NmnnMQcO
「大事にする。絶対」 
 きつく抱き締めていた腕を少し緩めた。華奢な姫乃の体に
負担を強いていることに今更思い至ったのだ。囲い込んだ体は
本当に細くて小さくて柔らかくて、温かい。
恐る恐るその柔らかさを再確認し、同時に触れるということの怖さが
ちらりとガクの頭を掠めた。
 シャツのボタンをガクの手がゆっくり一つずつ外していく。
その動作を姫乃は息が詰まる思いで見つめた。前の開いたシャツの襟が
大きく開き、黒髪を掻き分けた耳から首筋のラインを
ガクの唇がまさぐる。こそばゆいような気持ちいいような
何ともいえない感触に姫乃は戸惑った。
 と、もう片方の、姫乃の乳房を触っていたガクの手が動き、
ブラジャーを胸元にグイと引き上げた。
 隠されていた肌に空気が触れ、その膨らみはガクの目に触れてはいないが、
姫乃は恥ずかしくてシャツの前を掻き合わせようとした。
 それより早く、姫乃のそれより大きな掌が瑞々しい乳房に被さった。
 すっぽりと収まってしまう大きさのそれは、滑らかで柔らかく、
白い肌の中でつんと尖った先端がぽつんと紅い。
 さっきとは違い、直に触れている手は柔らかさを楽しむように
やわやわと揉んだ。まだ未成熟な乳房を、骨張った長い指が
揉んで形を変えるのを見せ付けられて、姫乃の呼吸が乱れる。
頬だけじゃなく、
全身が熱を帯びていく。
「すごく柔らかい・・・気持ちいいよひめのん」
 耳元で囁かれる言葉にカッと全身の血が燃える。
「そっ、そ、ゆうこと、いわないで」
「どうして」
「は・・・はずかしいから」
「でも、勿体無い」
 きゅ、と固く立ち上がった乳首を摘まれて姫乃の体が震えた。
痛みではない何かが甘く疼く。同時に
項から首筋にかけてをつうと舐められて、二箇所からの責め手に
桜色の唇から和えかな声が漏れた。
「触るだけじゃ勿体無くて、耳でも目でも、オレの全部で
ひめのんを感じ取りたい」



ほだされる女子高生・・・アレ?
475名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 09:43:08 ID:aYyG/Fh7
GJ!
ヾ(゚∀゚)ノイイヨイイヨー
476315:2006/01/05(木) 18:28:46 ID:gLs2bLzZ
クックルのキャラがよすぎてとり姫に走りそうな俺がいる

>>387続き
姫(まだ痛いのに・・・)
昨日処女を失ったばかりのひめのんにはまだまだ慣れない貫通行為である
そんなひめのんの怯えや迷いさえ今の明神には更なる欲情の糧でしかないのか
軽い笑みさえ浮かべながら明神は腰をかがめてひめのんに挿入した
幼い膣内をメリメリと裂くように明神の尖端が犯していく
姫「あぅ明神さぁんっ・・・痛いっ・・・あぁんっ!」
それでもこの痛みを与えてるのが大好きな明神さんならと思いひめのんは必死で痛みをこらえた
姫「明神さぁんっ明神さあん」
細い両腕を伸ばして明神にしがみついた
明「ひめのん、そのまま離さないで捕まっててよ」
姫「・・・え?」
明神はひめのんの背中をしっかり抱きよせると、かがめていた腰を伸ばしひめのんを持ち上げた
姫「え?え?!きゃあ?!」
自分の体重を支えていた両足が重力から解放され地面から放れる
それと同時に明神との結合部分に強烈な圧迫感と破痛が走った
姫「やっ!ああん!痛い!痛いよぉ!」
それもそのはず、今やひめのんの体重は両足ではなく明神と結合している膣だけで支えているようなもので、いくらひめのんが華奢で体重が軽くても限度がある
未熟な子宮は可哀想に、明神の肉棒がデタラメにくい込んでその粗暴な侵入感に刺激され蜜液が溢れだすが、逆に結合をゆるめるため起こる不安定さがまた膣壁を乱暴に刺激する、という
擬似ピストン行為を生み出していた
姫「やだっ・・・明神さん!」
少しでも膣内の負担を軽くしようとひめのんは更に強く明神にしがみついた
両腕だけでなく両足も明神の腰にからめて体ごと抱きつく
ただ痛みを軽減したいだけなのに、明神のささやいた言葉は非情だった
477315:2006/01/05(木) 18:50:22 ID:gLs2bLzZ
姫(この人は・・・わざとこんな体位をして、わたしから抱きつかせて楽しんでるんだ
わたしにこんなに恥ずかしい格好させて・・・)
姫「明神さんの意地悪」
涙目でひめのんは訴えた
明「ん?」
姫「嫌い・・・!」
本当は好き
こんなことをされても、明神の欲望のままに何を要求されても嫌いになれない
それどころか尚いっそう、好きという気持ちがつのる
明「嫌いはひどいなあ(・・・さすがにやりすぎたか?)」
明神は心配になって腕の中のひめのんの表情を確認する
“駅弁”。正常位や騎乗位ではどうしても一面がベッドに面するため、立ちバックや駅弁のように四方八方からカメラワークに望める体位はAVで人気である
しかし駅弁の場合、女優の体重がよほど軽くないと男優が腰痛になるため実はカメラの死角でスタッフが女優を下から支えているという笑えない現場だったりする
しかし、ひめのんは軽い
しかも小柄ゆえ、標準身長の女を抱き上げた時のように顔の位置が明神より上にいって感じてる表情が見れないという心配もない
長身の明神とひめのんの体格差があってこその体位だ
今もひめのんは明神の腕の中で切ない表情で明神にしがみついている
明「嫌いじゃないでしょ?俺のこと」
姫「・・・・」
明「ひめのん?」
姫「好き・・・」
涙がポタリと流れた
明「うん」
明神はもう一度ひめのんを強く抱きかかえて結合部分を固定した
明「ゆするよ?」
姫「あ・・・はあぁん!」
明神がひめのんの上半身をゆするたび、ひめのんは子供っぽさの残る嬌声をあげた
互いの蜜液がくちゅくちゅと卑猥な音を高架下に響かせる
姫「あぁんっ明神さん・・・そんなに音出して・・・はずかしいよう・・・!」
明「何言ってんのひめのんの音じゃないか」
姫「いやぁ・・・!」
478315:2006/01/05(木) 18:52:17 ID:gLs2bLzZ
恥ずかしさで全身を紅潮させ、泣きながらよがるひめのん
明神は自分の与える刺激ひとつひとつに反応するひめのんを楽しんだ
もっともっと泣かせてみたいという欲も芽生えてくる
明(昨日も今も、結局は俺の欲望を全部満たしてくれてるじゃないか。もしかしたら何を要求してもこの子は俺の望むがままに受け入れるのかも・・・)
続く

何度も書き直したのにどうみても鬼畜度が減ってません
ありがとうございました
479315:2006/01/05(木) 18:55:42 ID:gLs2bLzZ
コピペミス
>>476>>477の間に追加してくださいorz

明「何?ひめのん。今日は積極的だなあ。そんなに俺が欲しい?」
姫「違っ・・・!」
本気で怒って明神を見上げたが、明神はクスクス笑っている
その表情を見てひめのんは理解した
480名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 20:14:16 ID:QsoqMcM8
イイヨーイイヨーヽ(゚∀゚)ノ死なないで
481名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 21:36:25 ID:aYyG/Fh7
>>315
ヾ(゚∀゚)ノドンマイドンマイ

鬼畜…(・∀・)イイ!
482名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 22:16:47 ID:RLLnhLuh
ハアハアハアハア。
鬼畜明神最高です。このままガンガンやっちゃって下さい。

ところで、女の一立場から言うと、駅弁はあんまし感じないです。
何故かというと体勢が不安定なので、落ちないかと気になって集中
出来ないから。
こればかりは人それぞれですけどね♪
御参考までに。
483名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 22:44:19 ID:bEPNpxi/
ホントに職人様GJ!
このスレに来る度にひめのんに惚れる…
ここまで萌え症状が長続きしたキャラはひめのんだけだw
484名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 00:03:53 ID:nRb6+xOe
原作知らないのにふらりと立ち寄って読んでみて…

原作が読みたくなったw
485名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 00:15:58 ID:DpUzZHL5
>>315さんの明神は毎回イイですね!!GJ!


ガク姫です。
ぬるい少女漫画みたいなエロなんざ!という方は是非スルーを。
お願いします。エロエロなのが書けたらいいのに。


 ゆっくりと丹念に愛撫され、姫乃の奥底に眠っている官能の弦が
緩やかに爪弾かれる。既に呼吸は浅く定まらず、時折くっと喉を鳴らして、
じわりと体の中心に集まって行く得体の知れない不定形の熱源に
怯えた。気持ちいいと認めるのは憚られたが、もっと触れて欲しいと
思っていた。臍の下の部分、女の器官がじんじんする。
 するりとガクの手が、今の今まで触れるのを意図的に避けていた
下肢に伸びた。
 デニム地のスカート、その両足の狭間に滑り込んで、肌理の細かい
太腿の内側をこすった。じょじょに手の感触が上へと昇っていくのに
耐えられず、思わず姫乃の腰が浮く。
 そして辿り着いた薄い布地越しに、ガクの中指が秘裂をなぞった。
「ひゃっ」
 そんなささやかな刺激にも、今体の中で最も敏感になっている場所だけに、
姫乃の声が跳ね上がる。
 姫乃の反応に意を得たように、二度、三度と指がその部分を擦る。
 その動きに、もどかしく、切羽詰った感覚が姫乃の中でせり上がり、
息が途切れて苦しさに喘ぐ。
「どう?ひめのん」
と訊ねると、姫乃は不規則な呼吸を整えようと努力しながら、
鼻に掛かったような甘い声で
「わかんない・・・けど、変な、感じ・・・んっ」
 一際強く股間の窪みにガクの指が押し当てられ、圧迫感が齎す痺れに、
ひくんと姫乃の体が跳ねる。
 と、不意に背中に当っていたガクの体の感触がなくなったかと思うと、
肩と背中に腕を回され、ゆっくりと畳の上に押し倒された。
視界が壁から天井へ、その端にはガクの黒い髪も映った。
 体を入れ替えて後ろから前へと回り込んだガクが、姫乃の
立てた両膝に手をかける。その意図を察して姫乃は
咄嗟に足に力を込めたが、易々と足の間に割り込まれてしまった。
 既に腰まで捲れたスカートの中から、一息に、パンティーが引き脱がされる。
「や、やだ、そこ、見ないで・・・!」
 滑らかに丸い膝小僧に手を置いたままの、ガクの視線の先を感じ、
姫乃はいやいやをするように頭を振って身を捩ったが、どうにもならなかった。
 下半身だけ生まれたままの姿にさせられて、申し訳程度の
恥毛が生えたその下、薄桃色に色づいた秘所を見つめていたガクは、
「濡れてる」と言った。真っ赤になった姫乃は両手で顔を覆った。
恥ずかしくて気絶しそうだったが、それさえ許されないほど
体に熱が篭っている。
「感じてくれてるんだね。嬉しいよ、ひめのん」
486名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 00:19:41 ID:DpUzZHL5
 弄られたことで敏感になり、緩やかにひくつくそこに顔を埋める。
 ぬるい何かで襞に沿ってなぞりあげられ、姫乃は「ぁん!」と声を上げた。
(が、ガクリン、舐め・・・て、る!?)
 驚きと羞恥で頭の中が真っ白になる。知識として知ってはいるが、
自分がその対象になるなどと考えたこともなかった。
もし、そんなことになった場合、絶対に相手を撥ね付けると思っていたのに、
今こうやって状況に晒されていると、思うように体に力が入らず全て
ガクに委ねてしまっている。
 何より、さっきまでの間接的なもどかしさではなくダイレクトに
伝わる刺激に、姫乃は確かな快感を覚えていた。
「あ、や、ぁ・・・あん」
 自分のものではないような、高く甘えた声が溢れ出てくる。
同時に、秘所から溢れ出る愛液の量も増した。
 ぴちゃぴちゃとミルクを飲む犬のように音を立てて、ガクの舌が
愛液を舐め取り、それを全体に塗りこめ、時に啜る。
 丹念に、花弁の形をわざと姫乃に教え込ませるように舌が動く。
可憐な雛尖はぷっくりと膨れ上がって、蜜を絡めると艶々と赤い輝きを放った。
「はぁっ・・・あん、あっ、あ、ああ」
 姫乃の小さな丸い膝がふるふると震え、爪先が強張って突っぱねる。
姫乃の限界を感じ取ったガクは
彼女を一気に上り詰めさせるべく、特に姫乃の反応が良い、赤く充血した
突端を執拗に責めた。舌先に
引っ掛けるようにして何度も弄る。
 耳に届く彼女の悦びの混じった喘ぎが何よりも愛しく、
聞いているだけで達してしまいそうになるのを押さえ、
ざらついた舌で勢いをつけて雛尖を擦った。
 その瞬間、一際高い声をあげ、姫乃の白い背中が反り返り、
柔らかい内腿がガクを押さえつけるように挟み込む。
 全身をわななかせて絶頂を迎えた姫乃は、ふつりと糸が切れたように
脱力した。
 薄い胸を大きく上下させ、荒い息を一生懸命整えようとして、
時折んっと苦しそうに喉を鳴らして、
渇いた喉に唾を飲み込んでいる。
 ガクは姫乃の膝から手を離し、宥めるようにそっと彼女の
脇腹の辺りを撫でさすった。半端に脱がされた姫乃の薄手のシャツが
くしゃくしゃになっていて、背中に直に畳が当ってしまっている。
 これからの行為で姫乃に負荷をかけぬよう、ガクはコートを脱ぐと
それを畳の上に広げ、そこに姫乃を横たえた。
 まだ息を荒げている姫乃が潤んだ目で見上げてつっかえつっかえに、
「汚れちゃうよ」と言ったが、「大丈夫」と返した。
 大丈夫、何故なら汚れはしないから。何より君に汚いものなんて
何一つとしてない。
 まだ快楽の余韻に浸る姫乃の両足をもっと広げ、更に体を割り入れる。
ズボンの前を寛げて、とっくにいきり立って痛みさえ覚えている
男茎を取り出す。手に持つそれが、まるで生きている頃のように
脈打っているような既視感を覚え、動きが止まる。
「ガクリン・・・?」
487名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 00:23:01 ID:DpUzZHL5
 姫乃はガクを見た。ガクははっとしたように姫乃を見下ろし、
そして微かに笑いかけた。
 その笑いの意味が、姫乃には分からなかった。
 膝裏を掴んで足を抱えられ、濡れそぼったそこにひたりと
押し当てられた感触に、自ずと姫乃は覚悟を決めた。
 初めてなら、最初のときはとても―――――――――そう、とても
苦痛を伴うものだと聞いていたので、来るべき痛みに耐えるよう。
 尻に伝うほど溢れた愛液を何度か軽く擦りつけ、用意を整えたガクは
ゆっくりと動き出した。
 襞と襞の間に自分自身を押し付けるようにして、だが決して
膣の中に挿入することなく、蕩けた柔らかい場所に擦り付けてくる。
 先程の快感から醒めきっていないそこは刺激にとても敏感で、
白い喉を反らして声を上げながら、予想していたのとは違うガクの行動に、
姫乃は戸惑った。
 愛液で滑るそこをガクの男茎で擦られるたびにぬちゃぬちゃと
卑猥な音がして、強烈な快感が電気のように背筋を奔る。
 経験がないので、男の人はまず始めに「そうした」あとに
本当の行為を行うのだろうかと思ったが、
その瞬間鮮烈に脳裏にガクの言葉が甦った。
「絶対痛いことはしないから」
と、言ったのだ。
(どうして・・・!?)
 その後の、他愛ない自分の約束を守っているわけではない。
あれは単なる言葉の綾のようなもので、
こうなると決めたからには、多少の痛みなどむしろ当然で、
それを受け入れてこそ一つになれると思ったのに、それなのに。
 どうして。
 そして姫乃はガクの先程の小さな笑いの真意を知った。
 彼の名前を呼ぼうとしたを見計らったように、ガクは強く腰を突上げて
ぬかるんだ秘所を擦り上げて
姫乃の唇からは甘い嬌声しか零れなかった。
「は・・・っ」
 呼吸が・・・いや、勝手に呼吸と思い込んでるだけなのか?
兎に角それに類するものが乱れ、掠れた
吐息めいたものが口をつく。こんなことは何年ぶりだろうか。
記憶を呼び覚ますのも無為だった。
 本当は彼女の中に自分を埋めてしまいたかったのだけれど、
心の奥で何かが制した。
 認めたくはないが、決して認めたくはないが、姫乃の純潔を
奪って苦痛と悦びの涙を流させるのは、
既に死んでしまっている自分ではなく、彼女と同じように
温かい血潮を持った生きた人間の男が、相応しいのではないかと、
そう、思ってしまった。
 思ってしまってからはそれが血の汚れのように染み付いて、
どれだけ拭おうとも拭い落とせなくなってしまった。
 所詮は、オレは、死人だ。
 潤んだ目で、上気した頬で、見上げてくる姫乃の顔に劣情が渦を巻いて
襲い掛かってきたが、ギリギリで押さえ込んだ。



とりあえず今回書いてる最中最も恥ずかしい単語はパンティーでした。
488名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 00:33:09 ID:n29VIV2D
GJ! 続き期待していいんだよね? (*´д`*)ハァハァ

>>487
パンティーが書きづらいならショーツでどうだろう。
他には普通にパンツでも良いかと思われ
489名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 03:26:33 ID:QnSonOiW
>>487 GJ!!
面白い!文章も読みやすいし、すごく好みの雰囲気です
続き期待してます
490名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 03:37:16 ID:dj/Zyfvs
>>487
GJGJGJ! ガクの心情が切ないよガクー!
少女漫画エロ万歳!
491名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 00:08:59 ID:nWoLLRTk
ようやっと終わりました。長々と無駄に冗長なうっすいエロを
読んでくだすった皆さん、どうもありがとうございました。


 真っ当でない存在だから、何も彼女にしてやれることがない。
 そんな自分が、彼女に血を流させることは取り返しのつかない瑕疵だ。
 だからここで踏み止まる。
 目の前で喘ぐ姫乃の唇から僅かに覗く舌先が桃色に濡れ光っていて、
無垢な少女が垣間見せる一瞬の
淫らがましさにガクはぞくりと背筋を震わせる。
こうやって上下に男茎を擦り上げ、細い姫乃の体を揺さぶっているだけでも
充分な快感が与えられているのだ。蜜の溢れる箇所に押し当てて、
まだ誰も犯したことのない蕾の中へ押し入れば、どれほどの。
 捨てきれぬ欲望を無理矢理に握りつぶし、行為に没頭しようと、
漲ったものを更に姫乃の股間に押し当てて扱く。腰の辺りに
募る衝動が切迫し、気を抜けば今すぐ果ててしまいそうなほど
間隔が短い。そろそろ自分も終わりに近づいている。
 彼女は気づいてしまっただろうか。恐らく、いや、多分あの目は。
「んぅ、ふ、ぁあっ、ん、あん!」
 押さえようとしてどうしてもおんなの声が漏れてしまう。
ガクが動くと、丁度かさの部分が姫乃の雛尖を擦るのだ。
その度に、とりわけ刺激的な官能が全身を貫いた。感情とは裏腹に
体は素直に肉の悦び
に反応して、ガクの律動をもっと受け止めようと本能的に腰を浮かして
更に密着しようとしている。両足がガクの体を強く挟んで、
快楽を掻き立てる元を離すまいとしている。
 背中を丸め、姫乃の上すれすれを覆って動くガクの黒い髪が、
露わにされている喉元や首筋の肌を擽り、その些細な
刺激さえもが姫乃の熱を駆り立てた。粘着質な水音に混じって
聞こえるのは押し殺した
ガクの呻きだろうか。
 ガクを、ガクの行動をもどかしく思う気持ちと、体に齎されている
甘い責め苦とに鬩いで、姫乃は朦朧とした意識の中、畳の上を彷徨っていた
両腕をガクの首に巻きつけ、その頭をぎゅっと掻き抱いた。
 そして灼き切れそうな心の熱の発するまま、途切れ途切れに
わななく声で言った。「嘘つき」そして
「好き」と。
 今日、ガクが姫乃から奪おうとしなかったものは二つだけだ。
そのうちの一つを姫乃は無理やりガクに
引き渡した。驚きに目を見開いたガクの顔がすぐ傍にあった。
 意識を手放す寸前、初めて触れたガクの唇は、充分に温かいと思った。
492名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 00:16:32 ID:nWoLLRTk
 目が覚めたとき、傍には誰も居なかった。
 のろのろと起き上がった姫乃は、自分の服が一応
整えられていることに気が付いた。シャツのボタンが留められて、
スカートもちゃんと下ろされている。腿の付け根が多少べたつくのは、
それは多分しようがなかったのだろう。気を失うようにして眠っていた、
その夢うつつの中で、誰かの手が髪を撫でて
いたのを微かに覚えている。
 その手の感触が離れたとき、とても大事そうに撫でてくれる
優しい手つきが、長く骨張った指が泣きそうなほど名残惜しくて、悲しかった。
 敷き布代わりに使われたコートはそのままで、姫乃は手繰り寄せたそれを
ぎゅっと抱き締めた。
 これを着ずに、ガクは何処に行ったんだろう。うたかた荘の自室で
あの青白い顔のまま、ぼんやりと
しているのか、それともふらりと散歩にでも出てしまったのだろうか。
長い散歩に。
 それでも、これを置いていったということは、いつかは
必ず戻ってくるだろう。今日か明日かひと月後か。その時、
コートを返すとき、なんと言ってやろう。想像してみたが、何も
思い浮かばなかった。
 きっとその時にならないと判らない。
 やっぱりガクリンは嘘つきだと姫乃は思った。
痛みは与えないと言いながら、それならこの胸の奥、
締め付けられるような気持ちを覚えさせたのは誰。



です。ひめのんの処女争奪戦はまあ超拮抗対抗馬明神、
遅れてきた本命ガク、今こそ流行のハセ氏(故人)を含めた
陰魄ご一同が大穴でしょうか。
しかしこの大穴が外から差してくると、俺の努力はなんだったんだと
ガクが陰魄になりかねない危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来n(ry
いやもう書き上げてホッとしました。本当にありがとうございました。
493名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 00:33:51 ID:qCTtlfM4
GJGJ! 素晴らしいです!
凄く官能的な文なのにせつなくて涙が出てしまいました。
本編とコメントとのギャップもまた素敵です。
494名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 01:17:18 ID:vEnVhtRn
GJ!!ガク姫いいよ!
争奪戦はこのままガクに頑張ってもらいたい。
是非また書いて下さい!
495名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 22:17:17 ID:bS/VOMJB
ツボにきて悶え死ぬかと思った。
やらないまんまってのが切なくていいな。マジGJ。
ラストのコメントで大穴にひめのんもっていかれパターン→
慰めガク姫エロとかベタな妄想がとめられなくて困るw
496名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 22:58:24 ID:W/ciQNPj
こんな上質なSSを投下されたら
他の職人さんは物凄いプレッシャーだろなw
俺も暇つぶしにストーリーを考えてみたがセンスが無い…orz
497名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 23:37:40 ID:tapVj1y+
>>496
ストーリーの概要をupしたら
誰かが書いてくれるやもしれん。
さぁさぁ、UPするのだ!
498名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 01:17:05 ID:MtMX4mmv
エロ無し爽やかテイストSS

いつもの様に管理人室でちょこんと座りTVを観てる姫乃。
リモコンを手にとり操作をするが反応しない。
「明神さん、リモコンが動かないよ」
「マジで!」リモコンを手に取り操作をしてみた。
「電池の寿命かな?コンビニ行って来るかぁ…」
寒さで億劫な体を起こして着替えてたら
「私も行きたい」とちゃっかり姫乃も準備をしてた。
コンビニに着くと明神は単4乾電池とコーヒー
姫乃は大好きなお菓子を真剣な目で品定めをしていた。
「あ〜これおいしそう」とまさにその姿は女の子そのものだ。
レジを済ませ店を出ると雪がチラチラしていた。
街灯の水銀灯の下でヒラヒラと舞う姿は綺麗だった。
「わぁ!キレイ東京に来て初めての雪だ!」まるで子供のようにはしゃぐ。
明神はその姿をただニコニコしながら見つめてた。
「雪で騒いでホントに子供だなひめのん」つい意地悪を言いたくなる。
「うるさいな〜」頬を膨らませ怒る姿がまた子供っぽい。
「ホラホラ、頬をプーっとしてるそれが子供っぽいんだよ」
意地悪に笑いながら姫乃を子供扱いをする。
「なんかムカついた!」そう呟き明神の唇を奪った。
「おわ!何してるのひめのん!?」流石にこれには驚いた。
「だって明神さん、私を子供扱いするから。もう子供じゃないもん!」
顔を赤面させながらも強い口調で言い返した。
「ほら、早くアパートに帰ろ」足早にアパートに向かう。
目の前の姫乃の姿が妙に逞しく可愛かった。
「女の子って怖いなぁ」と呟き頭を掻きながら、
姫乃の後ろを歩きアパートに向かった。

うわ〜3流ギャグマンガみたいなクオリティだw
499名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 21:35:53 ID:nJlhmegx
鳥に捕まり拐われるひめのん。
狐とか鳥とかにあんなことをされるひめのん。
明神がひめのんを見つけた時にはひめのんはあんなことやそんなことをされた後だった。
なぜかその怒りは鳥や狐ではなくひめのんに向けられ、
明神はぼろぼろのひめのんに襲いかかる。


そんな話を書いてくれる神マダー?
500名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 00:40:27 ID:xjLZJB7U
>>498
明姫は爽やかなのも似合うね。

そんでもってアニマたちは陵辱しかありえないなー。
501名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 01:28:17 ID:9SyjeatF
>>499
確か315氏が書くんじゃ
携帯だから過去レス捜すのマンドクセ
502名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 02:04:45 ID:ccOpSVIx
過去レスに姫乃×エージ希望してるヤツいなかった?
これは流石に無理がありそう…
503名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 02:30:47 ID:9SyjeatF
興味本位でエージが姫乃の風呂覗いたら姫乃自慰
はありだと思
504名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 23:12:18 ID:2CqYtzPt
エージって11か2かその辺?
明らかに童貞のまんまっぽいから書き難いんじゃね。
505名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 00:28:50 ID:z/lmW6M9
このスレ的には明姫がポピュラーで人気なのか。
なんだかんだで姫乃と最後までヤっちゃってるの、明神しかいないし。
ハセだのアニマだのがまだ出てないし。
506名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 01:18:32 ID:aE/Bhjy2
てか、それは仕方ないと思うよ。
消去法で考えればリアルで男なのは明神だけだからさ。
後はそもそも死んじゃってるかアニマとかだし。
507名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 05:04:44 ID:AybY4V3+
職人方に触発されてガク姫に手をつけてみたが、
どうやってもフィニッシュで詰まるんだよな…
根本的な問題として「…出せるのか?」とつい考えてしまう。
明神なら悩まずに済むんだがなあ…。
508名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 20:06:55 ID:rvJ49n+U
その昔偉い人が言いました、「血が出るなら殺せる」と。
なのでそれを応用し、「血が出るなら白濁液も出る」んじゃないかと
勝手に決め付けてゴリゴリ書いてます。
509名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 20:26:44 ID:h68Ibuld
>>508
おまえ応用の仕方を間違え・・・いや何でもないw
510名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 17:51:19 ID:GzPaWcpi
>>504
処女と童貞の組み合わせで、なおかつエージは霊だしな…
更に細かく言うとエージはまだムケて無いと思う…
この組み合わせのSSを投下したら正真正銘の神!
511名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 23:51:31 ID:n4bKA9sN
アニマってひめのん触れるんだよな。
顎掴まれてるひめのんがクックル先生の腕を掴もうとして
透けてるの見て、あーこりゃ抵抗もクソもないわ気の毒にと思った。
ヤラれるときは一方的かー。
512ガク×姫乃:2006/01/13(金) 06:31:29 ID:sGwqP2CJ
ガク×姫乃です。
拙いSSですが…

「ガクさん!」
平和なある日、姫乃が怒った様子でガクに言った。
たわいもない会話をしている時に、いつもの調子でガクが「好きだよひめのん」と言った後の怒鳴り声。
いつもはこんなガクの言葉を気にしない姫乃がいきなり怒鳴った為、明神はじめ、いつものように大騒ぎをしていた皆は一気に静まり姫乃の次に出る言葉を待った。
「ちょっときてもらえませんか?」
少し不機嫌な調子で言うと、ガクの反応も見ずに踵を返し自分の部屋に行く姫乃。
「こんな昼間から堂々とデートなんて、大胆になったなぁひめのん」
喜々として姫乃を追うガク。
『ガク…ひめのんの部屋を出て来る時は今と逆なテンションで帰ってくるんだな…』
明神達はそんなガクを哀れむような目で見送った。


「どうしたんだいひめ…」
「どうしたじゃないです!いつも思ってたんですが…なんでそう好きとか簡単に言えるんですか?!」
ガクが言い終わる前に姫乃の怒鳴り声が響いた。
「そんな風に言われても嬉しくないです!!」
実際、姫乃は何で自分が怒っているのかよく分からなかった。
でも何故か、簡単に、軽々しく好きと言うガクが許せなかった。
他人もいる前でそんな事を言うガクに、もやもやする怒りを感じていた。
513ガク×姫乃:2006/01/13(金) 06:33:18 ID:sGwqP2CJ
「ひめのん…嫌なのか?」
ガクが落ち込んでいる声を出した。
「ええ、嫌ですよ!!」
そういいぷぃっと顔を背ける姫乃。
そんな仕草も可愛い、と思っている場合ではない。
ガクは悩んだ。が、自分の想いが自分の愛する人を苦しめているなら…伝わらないのはとても苦しいが、仕方ない。
「分かったよ、ひめのん」
そういい、ドアの方に歩を進めるガク。
「ただ」
ガクは足を止めた。「俺は本当にひめのんが好きなだけだから、ひめのんが困った時は俺が守る。」
何故か、姫乃の胸は苦しくなった。
なんで怒ってるんだろう…
ガクさんは、いつも私を守ってくれてる…
私はただ…
ガクさんが、本気で私の事を好きなのか、まだ子供な私をからかってるだけなのか分からなくて…
からかってるんだったら、もうこれ以上言わないでもらいたいって思ったから。
これ以上好きになる前に、私がガクさんと両思いだなんて勘違いする前に…

自分の思いが苦しくて、もどかしくて、姫乃から涙が溢れた。
「ガクさん…」
絞り出すような声。
壁を半分まですり抜けた所でガクは姫乃を振り返った。
514ガク×姫乃:2006/01/13(金) 06:34:42 ID:sGwqP2CJ
「私…ガクさんの事が好きみたいなんです…」
ガクは驚いた表情を見せた。
「だから…冗談なら、私にもう好きって言わないでください…」
そこまで言うと、姫乃は俯いて静かに涙を流した。
ガクはゆっくりと近付いた。
「ひめのん…俺、こんな調子でしか伝えられないが…俺は本気でひめのんが好きだ」
そう言い頭を撫でる。
触れられないはずのガクの温かい手を感じ、姫乃は顔を上げた。
「最低だな俺は。愛する人を泣かせるなんて。」
姫乃はガクに抱き付く。
触れられないはずのガク。
それが何故か今日は、細いが姫乃がすっぽり治まってしまう肩の広さや、体温まで感じられた。
姫乃もガクも混乱した。
今日はお互いの感触が分かる。
驚きながらお互いの頬に触れる。
「ひめのん、俺に触ってる?」
「ガクさんこそ…」
驚いた顔で目を合わせる。
ふと、ガクの顔が近くなった。
ガクの髪が姫乃の顔に触れる。
睫毛同士までが触れそうな距離。
唇には温かい感触。
しゃべれない、息ができない。
すっと、ガクが離れた。
「ごめんひめのん、触れられるって思ったら我慢できなくなってしまって」
正直にガクは言った。
515ガク×姫乃:2006/01/13(金) 06:36:07 ID:sGwqP2CJ
自分の欲求を押さえられなかった事に落ち込むガク。
姫乃はおかしくなり笑った。姫乃は少し背伸びをして、よしよしとガクの頭を撫でた。
さらさらな髪が姫乃の指に絡んだ。
「ひめのん、今日は、ひめのんの感触を覚えても良いかい?」
次はいつ触れられる事ができるか分からないから…と言うのをガクは押さえた。
言葉に出してしまったら、本当にもう触れられなくなってしまいそうな気がしたから。
姫乃も、ガクが思っている事を感じ取り、微笑んで頷いた。
ガクは、腫物に触れるように姫乃に手を伸ばした。
艶のある髪、長い睫毛、雪のように白い頬、柔らかな唇。
ガクの手が下に下りていく。
が、途中で動きが止まる。
目を閉じながら、ガクの手を感じていた姫乃はゆっくりと目を開けた。
ガクの手は、姫乃の胸の前で止まっていた。
触って変態扱いされたら、嫌われたらと思うと安易に手は出せない。
でも触れたい。
躊躇しながら、姫乃の顔を見ると、目が合った。
姫乃は顔を赤くし、照れ笑いをして言った。
「触っていいよ、だって、次は―」
姫乃の口の動きが止まる。
代わりに涙が零れた。
516ガク×姫乃:2006/01/13(金) 06:37:24 ID:sGwqP2CJ
―ああ、ひめのんも俺と同じ事が不安なのか―
そんな姫乃が愛しくなり、ガクは無理矢理キスをした。
そして涙を舌で拭った。
「泣いてばっかりだね、私…」
無理に笑って見せる姫乃が可愛くて、愛しくて、ガクは優しく胸に触れた。
ビクっと体を反応させる姫乃に、ガクは一瞬手を離したが、すぐにまた触る。
「ひめのん、嫌だったら言ってくれ。」
耳元でガクは姫乃に囁いた。
「大丈夫、だけど…私胸ないからなぁ…」
「気にしてるのか、そんな事。俺はひめのんの胸に触れて凄く嬉しい。」
少し照れながら姫乃はガクの手に体を任せた。
ガクが服の中に手を入れる。
ひゃ、と声を出し、姫乃はガクの手がこれ以上進入できないように押さえた。
「ゴメン、でも俺ひめのんを抱きたい。嫌か?」
姫乃は顔を真っ赤にさせながらも首を振った。
「で、でも、恥ずかしいです…」
ガクと目を合わせるのも躊躇しつつ姫乃は言った。
すると、何を思ったか、ガクは上半身に着ていたものを脱ぎだした。
「ななななな何してるんですかぁ?!」
うろたえる姫乃にガクは、
「これで恥ずかしくないだろう?」
と聞いた。
方向が間違っているようなガクの優しさに姫乃は吹き出した。
517ガク×姫乃:2006/01/13(金) 06:38:38 ID:sGwqP2CJ
「はい、大丈夫です」
姫乃が笑いながら言うと、ガクは良かった、と言い姫乃の洋服を脱がしにかかった。
上半身がブラジャー一枚になると、恥ずかしそうに姫乃は俯いた。
「いいよひめのん、ひめのんが嫌なら俺はしないから」
優しくいうガク。
「恥ずかしいだけですから、大丈夫です。」
顔を真っ赤にしながら上目遣いにガクを見る姫乃。
そんな仕草がとても可愛く、ガクは姫乃をきつく抱き締める。
姫乃がガクの首に手をかけると、ガクは姫乃のブラジャーのホックを外した。
「ひゃぁあっ」
姫乃は叫び、胸が見えるのを避けるためにガクにぴったりとくっついた。
「…あんまり…見ないでくださいよ…」
ガクに気を使わせないために、姫乃はくっついた体を離した。
「…綺麗だなひめのん」
大きくはないが、形の良い胸に、綺麗なピンクの実が突起している。
「もう…」
あんまり見るなって言ったのに、と続けるつもりだった言葉が、ガクが胸に直接触れてきた事で止まった。
そのまま、ガクは胸を舐めた。
「やぁ…だ…恥ずかしいぃ…」
ガクは舌を止めなかった。
518ガク×姫乃:2006/01/13(金) 06:40:46 ID:sGwqP2CJ
姫乃の胸の突起が自分の舌を求める様に立っていた事もあったが、ガク自信が欲求をもう押さえられなかった。
片方の乳首を舐め、もう片方は指でまさぐる。
「あ…やん、ガクさん…っ」
姫乃から零れる甘い嬌声を聞き、胸をまさぐっていた手をガクは下に伸ばした。
「あっ…」
下着の上から姫乃の股間に触れると、姫乃は一際甘い声を出し、体を震わせた。
519名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 06:42:13 ID:sGwqP2CJ
こんな感じです。
設定うんぬん気にせずに見てください。
後半はまた後日に。
520名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 23:42:52 ID:+70W7Sn6
お、職人さんの新作だ。GJ。続き楽しみにしてます。

本誌の展開がああなせいか、最近ガク姫づいてるねー。
521名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 02:40:54 ID:scLENB1u
生殺しキツス
職人さんGJ!
522やま:2006/01/16(月) 22:53:57 ID:eikIIbzm
鬼畜レイープなコモ姫は需要ありますか・・・?
今後のみえるの展開によってはアリエナスなssになってしまうが・・・。
グロとかひどい流血は無いけど、軽い切り傷擦り傷で少し血は出るかも。
ほのぼの優シスエロ多いから、投下して良いかどうか迷ってまつorz

>>512
GJ!続き楽しみにしてるよ!

523名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 23:28:57 ID:2ypmXoqT
>>522  期待v鬼畜レイープ好きだなぁ・・・

>>512  続きワクテカしながら待ってる
524やま/コモ姫鬼畜:2006/01/17(火) 02:09:51 ID:pFXY52a+
>>523
ありがd
なんか過疎って来たので導入部だけ投下。
陵辱系苦手な人はスルーしてくれ。


グチャ・・・と地下水道に淫靡な音が響く。
「・・・ぃ・・・ぅあっ」
姫乃は込み上げる苦痛とも快感とも分からぬ感情を必死に嚥下した。
「フン、生け捕りとはよく言ったものだなコモン。
 コレが望みか」
苦々しく嘴を動かしてホルトが呻く。
ホルトが例の少女を拉致してきたのは小一時間前のこと。
それからずっと、この華奢な少女はコモンの玩具と化していた。
「なぁに怒ってんだよホルト。いいだろ?リーダーはお前に任せるつってんだ。
 退職手当、退職手当。」
無垢な笑顔とは対照的に、行っている行為は手酷いものだった。
「や・・・ぁっうあぁ!」
真新しいセーラー服は鋭い爪でずたずたに切り裂かれ、もはや衣服の意味を為していない。
以前、下水道に流れてきたロープや鎖で姫乃の四肢は固定され、抗うことも許されない。
両手をまとめ、頭上に引きあげようとする力とは別に、その下半身・・・両足はそれぞれ30度の方向に開かれ、中心にはコモンの指が突き刺さっていた。
流石にあの長い爪は形状変化で短くされてはいたが、それでも乱暴で気まぐれな動きをする指を二本も飲まされた姫乃はたまらない。
すでにコモンがごく軽く指先を動かすだけで、姫乃の膣は限界に達してしまいそうだった。
525名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 02:57:54 ID:70j+GYqk
コモ姫キタ!続きが楽しみすぎて眠れねー
526やま/コモ姫鬼畜:2006/01/17(火) 03:45:57 ID:NRTBZJxl
「ところでさぁホルトォ。この身体でも出ると思う?」
「・・・何がだ」
グプンと水音を立てながらコモンの指が鉤方に曲げられ、姫乃の悲鳴が空気を裂く。
「種。」
顔色を変えずに自分の方を振り向いたコモンに、ホルトは苛立ちながら吐き捨てた。
「知るか。実態は無いのだから無理だと考えるのが順当だろう?」
「あ〜、だよな、やっぱ。」
コモンは姫乃の体内から多量の蜜と共に指を引き抜くと、ぐったりとロープに体重を預けた姫乃の胸を緩急をつけた動きで撫で回し始める。
「・・・っく・・・ひっやあっ」
「でもさでもさ。陰魄って自分実体無いくせに擬似実態みたいなの出す時あんじゃん。
 お前がノシてきたって奴のカナヅチとか火の玉とかさ。
 俺らもガンバれば白墨くらい出んじゃねぇ?」
「・・・」
まるで子供が親に知らないことを尋ねるかのように純粋で素朴なさまで疑問を口にするコモンに、ホルトは肌が粟立つのを感じた。
「・・・勝手にしろ。俺はバオとキヌマを探しに行ってくる。・・・いくらなんでも遅すぎる」
言うが早いかホルトは風を切り、闇の中に溶けていった。
527やま/コモ姫鬼畜:2006/01/17(火) 04:06:17 ID:NRTBZJxl
残されたコモンはつまらなそうに姫乃を振り返り、ぽつりと言う。
「所詮鳥か。」
「あな・・た・・・何が目的なの・・・?」
悲鳴と嬌声で擦れた喉を震わせ、姫乃はコモンを睨み付けた。
「こんな・・・これが目当てじゃないでしょう!?
 ・・・やっぱり、明神さんを・・・」
衣服を裂かれ、自由を奪われながらも、姫乃は気丈な態度を崩さなかった。
今朝うたかた荘を出た時の光景を、何年も前のアルバムでも見返す気持ちで反芻する。
気難しい顔で将棋を指してた明神さん。
ガクリンがとぼけたフリをしながら必死で笑いを堪えていたのを知っている。
アズミちゃんはまだ寝てたっけ。風邪・・・ひかなきゃいいな。
エージくん・・・明神さんと行き違いになったって言ってたけど・・・あの三人・・・大丈夫かな・・・。
「さあね」
一瞬、思考を読まれたのかと全身の毛穴が引き締まる心地がした。が、すぐに自分の問いかけへの返答だと思い至る。
「まあ、でも・・・」
「ひっ・・・!」
先程までの乱暴な扱いとは打って変わって、ひどく甘く柔らかに、戒められた手首からわき腹までをスルスルと撫でられて、姫乃は引きつった声を出す。
528やま/コモ姫鬼畜:2006/01/17(火) 04:12:24 ID:NRTBZJxl
コモンは愛撫を止めると、ぐいっと姫乃の頤を掴み、自分の瞳を覗かせた。
「だけど、もしあんたが俺の分身を孕んだら?俺は人間になったことになるんじゃないのか?」
地下だというのに一陣の風が通り過ぎていった。姫乃は色を無くした眼と唇で、生者ならぬ男を見つめた。予想だにせぬ展開に、彼女はただ震えることしか出来なかった。
「さて、もういいよな。本題本題っと」
呆然とする姫乃を無視し、コモンは姫乃の太ももの間に手を伸ばす。
「っ・・・!」
あまりに突然の指の進入に、少女は悲鳴すらあげることが出来なかった。
「なんだかんだ言って、さっきからかなり感じてたみたいだし。
 いい加減大丈夫でしょ?」
指を二本に増やし、クチュクチュと水音を立てながら、コモンは微笑んだ。
「あっ・・はぅっ・・・ん・・やあぁぁ」
「まぁどーなるかわかんないけど。実験させてもらうよ。お姫様」
指が引き抜かれる喪失感が姫乃を襲ったが、それ以上の恐怖に、彼女は固く瞳を閉じた。
わずかな衣擦れの音の後、姫乃の身体は破瓜の痛みに仰け反った。
「ぅああぁぁっ・・・ぃやっ!抜ぃっ・・・やめてぇっ!」
姫乃の哀願はもちろん聞き届けられるはずも無く、コモンは捕らえた少女の狭すぎる膣道に、己の欲望の竿を打ちつけた。
529やま/コモ姫鬼畜:2006/01/17(火) 05:02:53 ID:NRTBZJxl
長くてゴメンナサイ。なんか雰囲気エロですみません。
原作のホルト×姫乃+お供3人が消化されるまでに書き上げないと
妄想を書き換えなきゃいけないので切羽詰ってまつ・・・。
明日か明後日には完結すると思います。
ああ・・・なんてベンチャーなssだろう。
>>525dクス!
530:2006/01/17(火) 05:11:22 ID:psRXu4DP
頑張って下さい…!!ハァハァしながら応援してます>コモ姫
531ガク×姫乃:2006/01/17(火) 08:00:09 ID:A5n/JwP8
途中に割り込みすいません。続きです。

「ガクさん…そこは…」
目をそらしながら姫乃は言った。
しかしそこは下着の上からでも分かるくらい湿り気を帯びていた。
「ひめのん、ここを触るのは俺が初めてか?」
言ってからガクは後悔した。
こういう無粋な質問が姫乃を怒らせてしまうんだ、と恐る恐る姫乃を見る。
しかし姫乃の反応はガクの予想外だった。
「………はい…」
今まで以上に顔を赤らめながらこくこくと頷く姫乃。
ガクはそんな姫乃の緊張を解くため優しくキスをし、股の間に入れた手を下着の中に滑り込ませ動かす。
「ひゃぁぁあんっ!!」
感じた事のない感じに姫乃は喘いだ。
初めての姫乃をいたわる様に、優しく指を動かすガクの指に姫乃から溢れる液が絡み付いた。
「あん…や…やだぁ…」
こんな声、恥ずかしくて聞かせたくない…
自分から出る声を押さえる様に、姫乃は口を手で押さえた。
ガクはその手を避ける様にキスをした。
「は…んっやぁ…」
姫乃がガクの口の中で喘ぐ。
その仕草が、表情が、ガクにとっては物凄く愛しく、まさぐる手を早めた。
「あんっ…ガクさん…あ…そこ…ダメですっ」
532ガク×姫乃:2006/01/17(火) 08:01:34 ID:A5n/JwP8
ガクの手が触れる事によって大きくなった芽を優しく弾くと、姫乃は一層体をビクビクと反応させた。
しかし、もう止められない。
顔を赤くし、目を合わせない仕草や、言葉や、反応が、ガクにとって姫乃を愛しく思わせる要因であり、興奮を押さえられなくする原因だった。
「ひめのんはここが弱いんだな」
わざと姫乃の耳元でガクは囁いた。
姫乃が顔を赤くする仕草が可愛く、恥ずかしそうに自分を見る目が余計にガクの欲求を押さえられなくした。
体をビクつかせる姫乃をいたわり、ベッドへ寝かせ、姫乃の反応を見つつ穴へ指を入れると、姫乃は辛そうな表情をした。
「痛いかい?」
ガクが聞くと、姫乃は返事をする代わりにガクをぎゅっと抱き締めた。
もう押さえられない。
…スイッチ入った…
「入れるよ、ひめのん」
自分の服を脱いでから姫乃が着ているものを脱がす。
確認していくようにゆっくり脱がしていくガクに、姫乃は恥ずかしそうに頷いた。
「ひめのん、痛いと思うが良いかい?耐えられなかったら止めるから…」
ガクは自分のものを姫乃にあてがい、姫乃を撫でながら言った。
533ガク×姫乃:2006/01/17(火) 08:11:09 ID:A5n/JwP8
「大丈夫です…頑張ります」
撫でていた手を繋ぎ、姫乃は微笑んだ。
ゆっくりと、ガクが姫乃の中へと入る。
「あ…うっ…」
繋いだ手を握り締め、姫乃は苦痛に耐えた。
「痛いかい?…ごめんよひめのん…」
おろおろとしながら謝るガク。
姫乃の苦痛に歪む表情は見たくなかった。
それを感じ取ってか、姫乃は笑顔で、
「ちょっと…痛いですけど、嬉しいです」
と返し、ガクの頭を撫でた。
ゆっくりとガクは突き進み、奥まで入ると、よしよしと姫乃を撫でた。
「ひめのん」
ガクは姫乃の耳元へ唇を近付け、
「愛してるよ…」
と呟いた。
「私も…ガクさんが好きです…」
ガクの目をしっかり見つめ姫乃は返した。
それを合図に、ガクは律動を始める。
姫乃から溢れる甘い蜜に混ざった血を見た為か、いたわる様なゆっくりとした動き。
―痛かったのに…なんか変な感じ…気持ち良くなってきちゃった…―
姫乃の意識が痛みから快感に変わった時、姫乃からは甘い嬌声が漏れていた。
女の顔、まだ誰にも見せた事のない艶っぽい顔を見ることができた…
初めて香る姫乃の色香、女の匂いに、ガクは動きを徐々に早めた。
「やっ…あぁっん…」
嬌声と体の触れ合う音が室内に響く。
534ガク×姫乃:2006/01/17(火) 08:12:35 ID:A5n/JwP8
―もっとひめのんの奥に入りたい―
ガクは姫乃の足を持ち上げ、激しく奥まで突いた。
「ああぁぁっ!あ…ダメ…ガクさ…ん…恥ずっかしいっです…」
ガクが突くせいでしゃべりづらそうに喘ぎながら姫乃は訴えた。
「…嫌かい…?」
止めたくない動きを止め、ガクは聞いた。
姫乃はゆっくりと目を開け、
「気持ち…良いです…」
と言った。
「でも…おかしくなっちゃいます…」
姫乃自身、快感に飲まれそうな自分が、そしてそれをガクに見られる事が怖かった。
「…俺はそんなひめのんも見たい」
ガクは言うと同時に姫乃を激しく突いた。
同時に胸をまさぐると、姫乃は、
「いやぁあぁっ!だ…め、はん…」
と声を強くした。
―ひめのん…可愛い…―
ガクはそこへ舌を這わせた。
ピンク色の乳首を舐め、口に含み、甘噛みすると、姫乃の中が一際じゅわっと濡れるのが伝わった。
―変…私の中で何かが爆発しそう…―
ガクも我慢の限界が近かった。
姫乃の足を自分の肩に乗せ、動きを早める。
「ああぁっ!ガクさん…も…ダメぇぇ…!!」
甘い声。
それが余計にガクを刺激する。
535ガク×姫乃:2006/01/17(火) 08:13:39 ID:A5n/JwP8
姫乃の快楽に悶える顔や声もガクの限界を早める。
「や…はぁあっ!ダメ、ダメ、ダメぇっ!!」
姫乃の快感が爆発しそうになる。
「ひめのん、俺…もう限界だ…」
ガクは律動を早める。
「あぁっ!私、もう…だめぇ!いやっああぁぁあぁぁああっ!!」
姫乃の快感が弾けると同時にガクも精を姫乃の中へ吐き出した。


「ひめの〜ん、あんまり怒るなよぉ?ガクなんて気にしなくてもさぁ」
明神の声と足音に、二人は抱き合いながらビクッとし目を見合わせた。
―ヤバい、こんな真っ裸なトコ見られたら何言われるか…―
明神が扉に手を掛けると同時にガクは扉から顔だけを出し、
「開けるな」
とだけ言いすぐに部屋に消えた。
「あぁ〜…」
『ガク、あんな真剣な顔で…ひめのん相当キレてて慰めてんのかな』
明神はガクの切羽詰まった表情に、姫乃の部屋の扉を開ける事なく踵を返した。
遠ざかる明神の足音に、息までも止めていた二人は笑い合った。
『―あれ?ガクってあんなに血行良かったか…?』
ガクの顔色を思い出し、少し疑問は残ったが気にせずに明神は歩を進めた。
536名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 08:15:11 ID:A5n/JwP8
以上っす。
お目汚しスマソ。
また書きにくると思います。
537名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 10:01:53 ID:wQtbsyBJ
(*´Д`)ハァーン
乙です!
538やま:2006/01/17(火) 10:46:44 ID:5z6xneov
>>531
乙乙!!
なんかちょっとズレてるガク良い!
こっちこそ切っちゃってゴメソ。
最近の過疎っぷりが悲しい年頃だったんだorz
539やま/コモ姫鬼畜:2006/01/17(火) 12:14:50 ID:5z6xneov

彼女がこれほど深く死者の領界へ踏み込む力さえなければ、こんな仕打ちにあわずに済んだであろう

に。もちろん、並みの生者の女では、これほど深くアニマと交われるはずが無い。
そして、実体を持たぬコモンに、死後、ここまで強い快感を味わわせたのも姫乃が初めてだった。
「・・・っいい締まりしてんなァ・・・。てっきりあの案内屋とデキてると思ってたのに。
 ・・・あんな顔して野郎以外に奥手なのか?」
「ちがっ・・明神さんはそんな人じゃっ・・・あぁっ!」
四肢を固定された姫乃を揺さぶり、コモンは小ぶりながらも形の良い乳房に自身の証を残しつつ、尋

問を続ける。
「じゃあアレだ。男色か不能だろ。当たり?」
途端、コモンは整った顔に生暖かい衝撃を受けた。
空気が止まり、時間が進むことさえ躊躇させる。
そんな一瞬が辱めを受ける少女と侵略者の間に流れる。
「・・・あァ?」
顔についた唾をゆっくりとぬぐい、姫乃をにらみつけると、
「・・・あんたさぁ。自分の状況分かってる?ん?」
言葉と共に、今までずっと触れなかった肉核をいじる。
電気が流れるように襲ってくる快感に、少女は歯を食いしばった。
540やま/コモ姫鬼畜:2006/01/17(火) 12:18:53 ID:5z6xneov
「あっ・・んぁっ・・・っっ・・・ぅ」
引き結んだ唇から飲み込みきれず洩れる嬌声を聞きながら、コモンは冷たい眼のまま何度も突き上げる。
女核を嬲られ、まだ誰のものでもなかった腔内をコモンの肉棒で犯され、確かに官能を感じてはいたが、それよりも姫乃には怒りと悲しみの感情の方が遥かに大きかった。
「勝手に・・・すればいいわ。っあ・・あなたみたい・・な
哀れな霊に・・・っ・・み・・明神さんは負けたりしないし・・・わっわたしもっ!
・・・ぜっ・・絶対・・降伏したりしないもの!!」
姫乃は気丈に言い放ったが、コモンは素知らぬ風に行為を続ける。
「はいはい。人間の女は強いね〜。
 ・・・よくもまぁ、こんなに激しく交尾して落ちないこと。
 ・・・ああ、そっか。生娘だったんだもんな」
ひときわ強く腰を打ち付けると、姫乃の体内でコモンの欲望がはじけた。
「あ。ホントに出た。」
「あっ・・・ああ・・・」
まだあどけなさの残る少女の膣から自身を引き抜き、まだひくつく姫乃の陰唇から流れる白濁を
満足そうに眺めると、コモンは軽く衣服を整え、少女に言った。
「ホルトの気配がさっきからしない。かわりにずっと遠くにいた奴が
 結構な速さで近づいてるよ。お姫様」
脱力する姫乃の耳にも微かだが、靴がコンクリートを蹴る音が聞こえた。
「そこで見てな。降服じゃない、敗北する案内屋の雄姿をね」
ひときわ強く、靴音が坑道内にこだました。


END 


541やま:2006/01/17(火) 12:25:51 ID:5z6xneov
改行変だorz
エロてかssもまともに書いたことなかったんで、へたれは見逃してください・・・。
今後の原作の展開でアリエナスになったら脳内削除でヨロシク。
542名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 20:49:24 ID:G3n2aDKV
投下大量で激しくウレシスw
ガク姫もコモ姫もGJ!
原作の隙をぬっての投下乙でした。
543名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 22:29:45 ID:l/W9N7Eu
ガク姫もコモ姫もどちらもGJ!
ハァハァ
姫乃可愛いよー
544名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 23:35:33 ID:4+lQzviC
うわ、一気に二つも。そして両方とも完結してる。GJです!
そして陽も陰も出るのか、あれ。
545名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 23:06:47 ID:TPYMXanJ
やっぱ原作に動きがないと過疎るな。
ジャンプも楽しみだが単行本も気になる。1巻みたいな
ページの合い間にちっこい落書きショット、
でこピンシーンが萌えだった。
546名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 02:18:46 ID:LI7pM1f5
キモハゲのところにバレきてるけどね
547名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 13:24:17 ID:NEHWW5uy
当たり前だけどここではバレに付随した話は無しな。
548名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 00:09:49 ID:PMvD0aok
人が居ないのテラカナシス。
つーことで枯れ木も山の賑わい、
明姫投下します。普通にありきたりな風邪ネタ。
本番なし、微エロになる予定。恐らく。多分。


 明神が風邪を引いてしまった。
 以前姫乃に、ここ十余年寝込んだことなど一度もないと胸を張って
豪語していたのだが、一昨日から
赤い顔に汗を滲ませ、呼吸をするのも辛そうに固く瞼を閉じて
寝込んでしまった。
 管理人室のドアをそうっと開いて、もう見慣れてしまった部屋の光景、
持ち物があまりなくてどこか寒々とした印象を受ける部屋を眺め見、
こんな所で寝てると一層病気が悪化するんじゃないかなと姫乃
は心配顔で思う。
 畳に敷かれた布団で、明神が横になっている。
 不用意に足音を立てて起こさないように用心しいしい部屋の中に入り、
明神を窺い見る。
 トレードマークのサングラスを外し、ぐっすりと寝ているようだ。
姫乃はホッとした。
 このところ連日のように案内屋の仕事を持ち込まれ、ろくすっぽ
食事も取らずに出かけては真夜中近くにうたかた荘へ戻ってくる明神を、
彼を待つことしか出来ない姫乃はずっと案じていたのだが、その
不安が的中してしまった。
「へーきへーき。大した難しい仕事じゃないよ」
と言って、この厳しい寒さの中陰魄退治に出かけた先で、戦闘の真っ最中に
川の中へ転落し、ずぶ濡れになって水をボタボタ滴らせて戻ってきて、
そのまま熱を出して今に至る。
 怪我がないのが不幸中の幸いだった。いくら明神が頑丈でタフでも、
真冬の川の水に全身浸かってしまったことに加え、ここ最近の仕事の
疲れが重なって、風邪の引き始めなどという生易しい段階をすっ飛ばし、
倒れてからの一両日は一度も起きることもなく、食欲も一切なくして
時折咳き込みながら寝込んでいた。いつもはとんでもない寝相で
廊下に転げ出ていることも度々だが、転がるだけの体力もないらしかった。
 今日で明神が風邪を引いてから三日目。うたかた荘の
小さな怪獣ことアズミも明神を気遣って、エージやツキタケに
遊びの相手をせがんでいる。
549名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 00:17:28 ID:PMvD0aok
 ちゃぶ台の上に、お盆に載せた土鍋の器が空になって
置いてあるのを見て、姫乃はちょっとだけ笑った。今日の昼食にと
作っておいた鍋焼きうどんを全部平らげてくれたらしい。
「お腹に食べ物入れないと、治るものも治らないんだからね」
 後はあっためるだけだから、と登校時間間近に布団の中で
起きていた明神に語りかけると、へらりと
笑って、
「ありがとな、ひめのん」
 結構ずぼらな人だから、本当に大丈夫かなと学校でも授業に
身が入らず、急いで帰宅してきたのだ。
 だが、この様子なら快癒する日も近いだろう。ちゃんと
食べられるようになったし、元々体力のある人だからと姫乃は安心した。
 明神の枕頭に座って、ぽんぽんと布団の上から軽く胸の部分を叩いてやる。
自分が小さかった頃、病気で寝ついたときに母親がよくやってくれたように。
「・・・・・・明神さん、あんまり頑張りすぎないでね」
「はい、気をつけます」
 姫乃は目を丸くした。今の今まで目を瞑っていた明神は、
悪戯っぽい笑いを目に浮かべながら、姫乃のことを見つめ返していた。
 てっきり眠っているとばかり思っていたのに。
「・・・タヌキ寝入りしてたんだ」
「いんや、寝てたよ。うつらうつらしてた。そしたらドアが開いたから、
あーひめのんかなーって思って」
 ごそごそと起き出そうとするのを「いいから、明神さん、まだ寝てて!」と
慌てて制す。
「まだ本調子じゃないんだから」
「やっぱ常日頃体動かしてっから、ずーっと寝てると無性に
ウズウズしちゃってさ」
「それって職業病?」
「や、本人の持って生まれた資質じゃないかな」
 明神は姫乃の制服姿に目を留めた。
「ひめのん、今ガッコから帰ってきたばっかか?」
「うん」
「じゃ、ちょっと手、貸して」
「手?」
 姫乃が小首を傾げながらも差し出した手を、布団の中から出した手で握り、
明神は少し掠れた声で、
「あー・・・、気持ちいいなあ」
と呟いた。姫乃はまだ熱の篭った明神の手の熱さに、自分の指先の冷たさが
侵食されるのを感じ、ドキリとした。
 外から帰ってきたばかりの姫乃との体温差が心地よいらしく、
明神は手を離そうとしない。姫乃は小腰を上げて、
「ね、明神さん、水で濡らしたタオルとか持ってくるから手離して?」
「んー」
 明神がかぶりを振り、白い前髪が小さく揺れる。
「ひめのんの手がいいや」
 ぎゅ、と握る手に力を籠められて、姫乃は立ち上がるのを止めた。
ぺたんと座り込んで、微かに自分の頬が熱を帯び始めているのに気が付く。
まるで手を通じて明神の熱が移ってしまったかのようだ。
「・・・早く元気になって、元通りになってね」


実際この時期うたかた荘のすきま風具合が気になりますが。凄そう。
550名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 00:49:45 ID:L6CR6kAZ
うおおお乙!
お・・終わりでつか?終わり?
この後の展開がものすごく気になるんだが!
とにかくGJ!!
551名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 16:40:32 ID:kprl0xQV
なんと言っても今週の見所は
「無理やりチュー」と寸止めパンチラだよな。

惜  し  か  っ  た  !!
552名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 21:36:43 ID:R+/OXjmK
下がりすぎあげ。
本スレの盛り上がりはここには届かないのか・・・?
553名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 23:23:49 ID:5cRk7M5D
まああれだね。チューとか言ってる時点でガクの
不器用さやら踏み込めなさとかがそこはかとなく知れた。チューて。
554名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 00:17:07 ID:rEX2rNz3
きっと照れちゃってキスって言えないんだね・・・。
絶対ドーテだ。
555315:2006/01/24(火) 00:18:29 ID:7JGqQCQA
>>551
本スレでジャンプを斜めにして下からひめのんのパンティをのぞこうとしたとほざいたのは俺
556名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 00:55:16 ID:Lv1ktNpf
あそこのシーンでひめのんの下着が見えてたら
ガクは鼻血でも吹きそうだ。
557名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 01:05:50 ID:rEX2rNz3
>>555
それに続いた香具師正直に手ぇ上げろ!!





はい・・・ノ
558名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 01:19:09 ID:qOe7PSkM
改めて見直したが



チコから見えてないか
559名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 01:45:24 ID:tBMt1fDM
無理やりちゅーって言葉がなんかエロいよな。

てか、先週号の体勢見てもそんな無理やりちゅーっぽくない。
ガクの妄想力もとい想像力の賜物かw
あいつは絶対むっつりスケベだとおも。
560名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 17:54:59 ID:9J/FoBWw
ガクがむっつりだとすると、
うたかた荘でお風呂入ってるひめのんを覗きはしないが
風呂場の近くをうろうろして中にいるひめのんを妄想しては
一人勝手に赤くなったり息を荒くしてる。でおk?
561やま:2006/01/25(水) 01:16:04 ID:E6IUq0nx
自分=559なんだが、560見てss思いついた。
つか、まんま560で、ガク・明神×姫乃で、
エロ無しギャグなんだが投下して良いでつか・・・?
562名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 01:32:03 ID:UnzXDoRl
おうよ
裸で正座して待ってる
563やま ガク・明神×姫乃:2006/01/25(水) 02:37:19 ID:E6IUq0nx

「ランララ〜ンラ〜ラララララ〜」
機嫌の良い鼻歌が、シャワーの音にまぎれて耳に心地よく響く。
ガクは風呂場の入り口周辺を行ったり来たりしながら、自分の世界に浸っていた。
「ああ、マイスウィート・・・いいなぁ・・・」
うたかた荘の風呂は共同だ。この後にはあの阿呆野朗・・・明神が入るのだろう。
俺のスウィートの残り湯・・・つまりは聖水にあの男が浸るのか・・・。
考えただけで背筋が寒い。(死んでいるので当然といえば当然だ)
少しネガティブな妄想に耽っているところに、バチャン!という激しい水音ときゃっという軽い悲鳴が聞こえた。
「!?」
鋭い眼光で浴室を振り返るが、聞こえてきたのは予想に反した楽しそうな声だった。
「やだっ!アズミちゃん脅かさないでよ、もう!」
どうやらアズミがいたずらで姫乃をからかったようだ。
あははと笑いながら、姫乃はアズミに水鉄砲をして見せているらしい。
564やま ガク・明神×姫乃:2006/01/25(水) 02:40:12 ID:E6IUq0nx
そんな二人の声を聞きながら、ガクは壁を無視し、浴室をぐるぐる回るように歩き出した。
女性の無衣の姿など縁遠かったガクは、姫乃の裸体などもちろん見たことなどない。
・・・だが知識はそれなりに豊富なつもりだ。
「はぁ・・・ひめのん・・・マイスウィート・・・」
風呂場の窓が面する高目の塀との狭い暗闇の中、ガクは一人姫乃の入浴する媚態を想像する。
自分とはちがう、服の上からでもわかる華奢な体つき。
濡れそぼった黒髪はどれだけ美しいのだろう。
(や・・・ガクさん・・・)
ああ、あの小ぶりな胸に顔をうずめて眠れたら・・・
「っきやああああああぁぁああっ!!?」
ガクの妄想を、他の誰でもない、当の姫乃がぶち破った。
先ほど、アズミに驚いた声とは違う、明らかに切羽詰った、危機迫る悲鳴だった。
バタン!!ドタンッ!
うたかた荘の中から激しい物音がする。
一瞬で悟った。
(婚約者が貞操の危機だ・・・!)
頭よりも空気の身体が動くほうが早かったかもしれない。
バァン!更に音が響く。
それを聞くより早く、一瞬の間さえ置かず、ガクは浴室の壁をすり抜け叫んだ。
「「ひめのんっ!!?」」

「・・・・・っひ・・・!?」

―――時間が凍った。ガクが想像していたより一段と儚い骨格の、一糸纏わぬ姫乃は
浴槽に突っ立ち、片手で小さな両乳房を押さえ、もう片方の手で秘部の茂みを隠し、色をなくしていた。
正直、初めて見た発展途上の少女特有の神秘的な美しさに思わず見とれたが、
そんなガクの思考を吹っ飛ばす大音声で、姫乃は絶叫した。
「いぃやああぁぁっ!!なんなの二人ともきゃあああああぁぁ!!ちょっ・・出てってよぉぉっ!!」
顔を真っ赤にし、石鹸やらタオルやら、手当たり次第に自分ともう一人・・・
明神に向かって全力で投げつける姫乃に全力で萌えながら、ガクはそそくさ浴室を飛び出す。
丁度その時、がつんという鈍い音と、どしゃぁっという、
まるで一丁前の男が風呂場で転倒したような音がうたかた荘にこだまを伴って響き渡った。
565やま ガク・明神×姫乃:2006/01/25(水) 03:11:43 ID:E6IUq0nx
「・・・で?」
禍々しい怒りのオーラを纏い、姫乃が口を割った。
ガクと明神はうなだれて、ソファで足を組み、頬杖をついた少女を見返した。
「あー・・・ひめのんつまりだねぇ・・・」
たんこぶを作った明神が、弁解をしようを口を開くが、その先を取ったのは眼の据わりきった姫乃だった。
「ガクさんが私がお風呂入ってる外を散歩してて?
 ソレを私がちかんだと勘違いして?
 私の悲鳴に驚いた明神さんとガクさんがお風呂になだれ込んできた・・・ってわけよね?」
どこか棘のある物言いに、大の男二人はそれでも反論出来ず、うなだれて声をそろえる他無かった。
「「仰るとおりです・・・」」

それからこってり30分も油を絞られ、ガクはしょぼくれて部屋に戻ったが、
その日はさすがに一睡も出来ず朝を迎えたという。


END
566名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 03:15:00 ID:UnzXDoRl
GJ。リアルタイムで楽しませてもらいました
ひめのん可愛いよひめのん
567やま:2006/01/25(水) 03:16:37 ID:E6IUq0nx
ありがちネタでスマソ。
オチが弱かった。申し訳ない。
部屋中の酒を飲みきって、ガソリン切れっぽい・・・。
568名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 03:20:16 ID:UnzXDoRl
あ。あとがきあったのか。割り込んでゴメス
体は大切にな
569やま:2006/01/25(水) 12:01:45 ID:2aNr1Wya
いやいや、こっちこそ・・・。
心配dクス。
570315:2006/01/25(水) 16:00:21 ID:rrHn7sNX
残業の毎日でネットから遠ざかってる間に職人が増えてて(*´Д`)ハァハァ
ひめのん可愛いよひめのんハァハァ

>>478続き
姫「ああん!あぁん明神さんっ・・・!ああーーーっ!」
ヌチュヌチュと卑猥な音とともに明神の剛棒がひめのんの幼い子宮の一番奥を何度も突いた
姫(あぁ当たって・・・痛い・・・気持ちいい・・・ああもうどっちかわかんない・・!)
明「ひめのん気持ちいい?」
姫「はぁはぁ」
明「気持ちいいって言って?」
姫(・・?!・・・いや・・・恥ずかしい・・・)
明「言って。」
姫「・・・・・。気持ちいい・・・で・・・す?」
明「・・・うん。いい子だ。可愛いよひめのん」
世間の平均的な16歳に比べ、男にも恋にも不慣れなひめのんは
行為の最中もどうしていいかなど、わかるはずもない
姫(明神さんの命令どおりにしてればいいんだよね?・・・
それに今可愛いって言ってくれた・・・うれしい・・・明神さん・・・!)
571315:2006/01/25(水) 16:02:23 ID:rrHn7sNX
明「ひめのんも腰振って」
姫「・・・ぇ?ええ?!」
明「ほら振って。」
ひめのんの小さなお尻をがっちり抱えこんだ明神の両腕がひめのんを揺さぶる速度を上げる
姫「はあぁぁんっ!」
グチュグチュと明神の硬直しきった肉棒がひめのんの膣壁を無遠慮にひっかきまわした
明神によって強制的に与えられる快感に気を失いそうになりながらも
明神の恥かしい要求に答えるため、涙ながらに腰を動かすひめのん
一方、明神にしてみれば自分の望むがままに従うわ
欲情のままに突けば突くほどその未熟な性器は明神を喜ばすようにきつく締まってくるわ
男にとってはこんなに楽しいことはない
年端もいかない少女の意思も肉体も全てを操っている征服感が明神を更に興奮させた
ひめのんも太ももをぷるぷると震えさせ、絶頂が近づいてることを明神に悟らせる
明「いくよ?ひめのん」
明神は尚いっそうひめのんを揺する速度をあげた
572315:2006/01/25(水) 16:04:30 ID:rrHn7sNX
休む間もなく明神の両腕にいいように揺さぶられ
ひめのんは頭の中がまでクルクルと麻痺してくる
明神に抱きかかえられている分いつもより地面が遠い恐怖や
乱暴に愛撫されるほど気持ちよさを感じてしまう自分への恥ずかしさや
いろんな思いが交ざりあって、ひめのんの穢れのない心はもう限界だった
姫「あぁっ・・・明神さんっ・・・好き・・・明神さん好きぃーーっ!!」
体中をビクビク痙攣させ頂点に達したひめのんは
そのまま明神の腕の中で失神してしまった・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しばらくして意識を取り戻したひめのん
明神におんぶされ、うたかた荘への帰路の途中だった
明「お?気づいた?体は大丈夫?」
いつものおだやかな明神だ
姫「え?体?」
明神は意味ありげな笑い声をたてると
明「今日はかなり乱暴したから」と意地悪くからかった
姫「!!。わかってるんならもっと優しくしてください!てゆーか降ろして!
自分で歩けます!」
明「うたかた荘に着いたらおろしてあげるよ」
笑いながら答える明神の背中は広くて暖かくて、そのまま眠ってしまいそうな心地良さだ
父親に確執のあるひめのんは、明神のこういう包容力に弱い
姫(何よ。あんな恥ずかしいことさせたあとで、こんな優しくされたって・・・
だまされないんだから)
姫「明神さんはずるいです」
明「え?何?急に?!」
姫「別に!」
明日もまた1日、明神の挿入跡の痛みに子宮を犯され続けるのだろう
身も心も明神に振り回されっぱなしだ
姫(ばかみたい・・・あーぁ)
それでも大好きな明神の背中でひめのんは幸せを感じた
辺りはすっかり日が暮れて月が2人を照らしている
姫(明神さんにならどんなに痛いことされても、恥ずかしいことされてもいいの。
どうかこの人とずっと一緒にいさせてください)
ひめのんはこっそり月に祈りをささげた
(おわり)
573315:2006/01/25(水) 16:08:02 ID:rrHn7sNX
書き手の性格が乗り移るのか明神が鬼畜ですみませんorz
574やま:2006/01/25(水) 16:32:37 ID:2aNr1Wya
や、鬼畜好きだぞ!GJ!!そして残業乙!
どうでも良いが、仕事だったり課題だったりが立て込んでくればくるほど
なんか書きたくならないか?現実逃避なんだろうけどさ。
575名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 23:26:25 ID:IDPmqii6
おおー315さんが来てたーΣ(゚∀゚)
鬼畜明神とMっ子ひめのん萌えす(*´Д`)
576名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 23:45:26 ID:iT0kF4d5
GJ!!職人さん一杯で嬉しいなあ。
なんか昨日辺りエロパロ圧縮あったみたいで
よそのがゴッソリ落ちててびっくりした。
ここはこの勢いなら大丈夫だよな。
577名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 22:55:12 ID:9mwBdbTM
ところで、陰魂(当たってる?)って、生身の人間に触れることができるよね。

何らかの要因により暴走し、アズミママのような感じで、陰魂化してしまうガク。
自我を失い衝動のままに泣いて抗う姫乃を求める……。



トカ。
イタすぎか。 すまん。
578名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 23:34:54 ID:KHUR08od
いやいやいやいやバッチ来い!!
579やま ガク姫:2006/01/27(金) 01:19:40 ID:BD02CsUh
・・・最近書き込みまくってスマソ。
自分でよければ>>577よ、書かせてくれ。
原作の隙間を見てのssだから、きっと数日後にはただのイタイ妄想になってしまうが・・・。
それでもよければ、導入部だけだが投下する。今日か明日には完結する予定。
おk?
580名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 23:28:25 ID:kq971QXs
いっそ二人とも書いたらいいじゃない。
いやほんとお願いします。
581やま:2006/01/28(土) 00:57:12 ID:fr0xh9ox
おわっごめん勘違いしてた。
勝手に577は委託の意味かと取ってしまいました・・・。
悪気はないんだ、577書いてくれ。気を悪くしたならホントごめんな。
582名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 07:28:57 ID:PBV1LR9Y
>>579
いやいや、こっちこそ半端な書き方して悪かった。
ネタ投稿のつもりはあったから、どうか存分に書いてくれ579。
俺も書けたらカキコします。
583名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 18:51:50 ID:pYnOhY8j
面白半分で覗いたこのスレのせいで、たった今友人の家にいってまで
ジャンプのバックナンバー読みあさって来てた。
職人様達と住人に感謝したい。
584名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 23:55:22 ID:7qdUXWD3
577でも579でもありませんが、ガク姫投下させていただきます。
エロ無し冗長駄文ですので、興味のない方はスルーで。
585584 エロ無しガク姫:2006/01/28(土) 23:56:57 ID:7qdUXWD3
「大丈夫か? あともう少しだからな。我慢しろよ、ツキタケ」
「へっ、これくらいのかすり傷、どうってことねぇよ」

明らかに無理してるとわかる声。実際、当の本人であるツキタケ君は、エージ君の肩を
借りながら歩いている。脇腹の辺りから滲み出る血が痛々しい。
ツキタケ君の怪我は、鳥みたいな姿をした悪い霊に負わされたものだ。その霊は今頃、
ガクリンと戦闘を繰り広げている。下水道の中、あたし達が逃げ出してきたあの場所で。
そう、あたし、桶川姫乃はいま、エージ君、ツキタケ君、そしてチコちゃんと一緒に、
ここに来ているはずの明神さんを探しながら、下水道を彷徨っている。

元はと言えば、その鳥の霊に襲われていたのはあたしだった。どういう理由で襲われたの
かはわからない。連れ去られそうになっていて生きた心地もしなかった時、エージ君が
ガクリンとツキタケ君を連れて来てくれたのだ、あたしを助ける為に。
けれど、そのためにツキタケ君は傷ついてしまった。怒りに理性を失ったガクリンのキレ様は
半端ではなかった。
あんなに怒ったガクリン、初めて見たな・・・
ふと、そんな考えが頭をよぎる。あたしが見たことのない彼の素顔、あたしが知らない
彼の姿を、あの時見たような気がした。
今にして思えば、あたしはガクリンの事をほとんど知らない。
あんな調子で戦って、本当に大丈夫かしら? いや、それとももう酷い目にあってるんじゃ・・・
気がつけば、いつの間にか彼の心配ばかりしてしまっている自分がいる。今はそれどころでは
ないのに。そう、今はあたし達自身の心配をしなくっちゃ。
そう思ったとき、エージ君の叫び声が聞こえた。

「明神の気配がする! こっちだ!」
586584 エロ無しガク姫:2006/01/28(土) 23:57:44 ID:7qdUXWD3
「エージ君!」
「ああ、もう明神の大体の位置はわかったぜ、ヒメノ。これでやっとひと安心だ」

あと少しだけだから頑張れよ、とツキタケ君を励まして、エージ君はまた歩き出す。
ツキタケ君にももう、明神さんの居場所は分かっているみたいだ。エージ君に支えられながらも
しっかりした足取りで歩いている。
この二人はもう、大丈夫だ。明神さんのところまでたどり着ければ、明神さんが助けてくれる、
きっと。
そう思った瞬間、もう一つの心配事の方がまたむくむくと頭をもたげてきた。
ガクリン、大丈夫かな・・・
一度考え始めてしまうと、止めることは難しい。ツキタケ君はアニキに任せておけば
大丈夫だって言ってたけど、本当にそうだろうか?
あんなに強そうな霊が相手なのだ。ガクリンだって苦戦してるかも知れない。
そう思うといてもたってもいられなくなってくる。

「ブィ?」
いつまでも立ち止まったままでいるあたしを不審に思ってか、チコちゃんがあたしの足元に立って
顔を覗きこんでくる。あたしはしゃがみ込んで、チコちゃんに目線を合わせた。前を歩く二人を
指差して言う。

「ここからはあの二人についていって。そうしたら明神さんがきっと助けてくれるから」

立ち上がって、チコちゃんの背中をそっと押す仕草をする。
「ほら、行って」

そして、既にかなり先を歩いている二人に向かって叫んだ。

「ちょっとガクリンの様子見に行ってくるから、みんなは先に行ってて!」

そのまま、今来た道を駆け出す。

「なっ・・・おい待てよ、待ちやがれ、ヒメノ!!!」
「ねーちゃん!!!」

背後から聞こえるエージ君の怒声。ツキタケ君の声も聞こえる。あたしは振り返ってまた叫んだ。

「大丈夫! ちょっと様子見てくるだけだから、すぐ戻るから!!」
「ヒメノ! お前一体何考えてんだ!!!」

エージ君、完全に怒ってる。当然だ。みんなあたしを助けに来てくれたのに、そのあたしが
こうして勝手な行動を起こしてるのだから。

「アニマに喰われても知らねーからな、勝手にしろっ!!!」

ゴメンね、エージ君。でも、やっぱり心配だから・・・
もう振り返らない。あたしは走り続ける。
587584 エロ無しガク姫:2006/01/28(土) 23:58:49 ID:7qdUXWD3
春とはいえ、日の当たらない地下の世界は肌寒く、吐く息は白い。けれど走り続けたおかげで
今はちっとも寒くない。むしろ暑いくらいだ。
もうすぐ、あの先の角を曲がれば・・・
走りながらあたしは祈る、どうか間に合いますように、と。何に間に合うのかはよく分からない。
それどころか、行ったところで自分に何が出来るのかも分からない。でも、走る。
そういえばもう、すぐ近くまで来ている筈だ。なのに、辺りのこの静けさは何だろう?
まだ戦っているのなら、物音の一つくらい聞こえたっていい筈なのに。まさか・・・まさか・・・
湧き上がってくる嫌な予感を必死に打ち消しながら、ただひたすらに走る、角の向こうまで。
そこに、彼がいた。
壁に背を向けて座り込み、荒い息をついて天を仰ぐ姿は、間違いなく彼だった。
辺りに人の姿はなく、あの鳥の霊もいない。

「ガクリン!!」

あたしの声に彼が振り向いた。その顔に驚きの表情が広がっていく。

「ひめ・・・のん・・・? ひめのん!」

これまで走り通しだったのが祟ったのかも知れない。痛みを抑えて立ち上がろうとする
ガクリンに駆け寄った瞬間、あたしは何かに躓いた。

「きゃっ!」
「ひめのん!」

そして次の瞬間、信じられないことが起こった。
彼が、ガクリンが、その腕であたしを抱き止めたのだ。決して触れられない筈の、その腕で。

「え・・・?」
そのまま、彼の胸にきつく抱きすくめられる。

「ガクリン?」
何が起きているのか理解出来ない。これは現実? それとも・・・

「・・・良かった」
ふいに彼の囁きが耳元で聞こえて、ビクッとした。同時に首筋の辺りに吐息を感じてゾクッとする。

「オレの大事なスウィートに、怪我がなくて」

それまで意識していなかった、男の人の広い肩や胸の感触に、今更ながら心臓がドキドキしてきて、
つい言ってしまった。

「や・・・離して!!」

しかし、意に反して、抵抗するあたしの両手は彼の体をすり抜ける。
「!!!」

これは・・・同じだ、あの時と。
あたしがあの鳥の霊に捕まった時、あの時も確か、霊の方からだけ私に触れることが出来た。
普通、霊からあたしに触ったり、あたしから霊に触ったりすることは出来ないのだけれど、
あの鳥は悪い霊だったからあたしを捕まえることが出来たんだ。
じゃあ、もしかして・・・もしかしてガクリンは!

「心配しなくていい」

まるであたしの考えを読んだかのようなタイミングで、ガクリンは答えた。

「スイッチが入った時は、いつもこうだから・・・」
588584 エロ無しガク姫:2006/01/28(土) 23:59:58 ID:7qdUXWD3
彼の腕に抱かれたまま、あたしはうたかた荘で彼と初めて会った時のことを思い出す。
明神さんと戦っていた、あの時のガクリンの破壊衝動、それは陰魄に近いものであると。
とすれば、彼から私に触れることが出来るようになったのは、その為・・・?

「もともとオレ自身が陰魄になり得る性質を持っていたのかも知れない・・・
でも、今はそんなこと、どうだっていい」

いつの間にか、ガクリンの片方の手があたしの髪を撫でていた。

「今だけオレは、ひめのんをこの腕に抱いていられる。だから、ずっとこうしていたい」

その台詞を聞いた瞬間、何故だか急に泣きたくなった。嬉しくない訳じゃない。彼が無事で
いてくれて本当に嬉しい。でも、こんな時まで・・・

「・・・ひどいよ、ガクリン」
「え・・・?」
「・・・どれだけ、心配したと思ってるの」

涙が頬を伝う。あたしの中のいろいろな想いがぐるぐる回ってごっちゃになって、渦を巻く。

「さっきのガクリン、見たことないくらい怒ってたから、無茶するかも知れないって、
もしかしてもうアイツにやられちゃってたらって・・・それでここまでずっと走ってきたのに。
今だって、ガクリンが悪い霊になっちゃったらどうしようって・・・なのに・・・
それなのに・・・っ」

今までの緊張が解けたせいか、言いたいことが次から次へと出てくる。感情のままにただただ
言葉を投げつけるだけで、自分でも何を言っているのかよく分からない。特に最後の方は
涙声になってしまい、言葉にすらなっていない有り様だった。
するとそれまでずっと黙って髪を撫でていたガクリンの手のひらが、突然あたしの頬を包んだ。
冷たい掌だ・・・

「オレを、心配してくれてたんだね?」

そっとあたしの顔を覗き込んで、優しく涙を拭いながら彼が囁きかける。いつも通りの無表情なのに、
何故か今はひどく穏やかな顔に見える。
今この瞬間、あたしはガクリンのことを本当に何も知らなかったんだなと痛切に感じた。
この人はこんなにも、あたしの知らない表情を隠し持っている・・・

「嬉しいよ、ひめのん」

また、抱きしめられた。掠れるような囁き。今度は私の髪を手で梳き始める。柔らかさを
確かめるように、何度も、何度も。
頭皮を直に伝う繊細な指先の動き、頭髪越しに撫でられるのとは違うその感触に、あたしの中の
何かが怪しくざわめき始める。嫌な気分ではない、むしろ心地良くすらある。気がつけば自然と、
彼の胸に体重を預けてしまっていた。
589584 エロ無しガク姫:2006/01/29(日) 00:01:18 ID:7qdUXWD3
やだ・・・これじゃまるで抱き合っているみたい・・・
ぼんやりと、そんなことを考える。頭の中が霞みがかってるような感じ。先程までの感情の乱れは
嘘のように消え、今はただ、この時間が少しでも長く続くようにと願っている。
・・・あたし、どうしちゃったのかな。
ガクリンがこうしてあたしを愛してくれているように、あたしも彼のことが好きなのだろうか?
分からない。そうかも知れないし、そうじゃないかも知れない。でも、とりあえず今は、
この感覚に身を委ねていたい。もっと触れて欲しい。
そう思った瞬間、

「・・・そろそろ時間切れか」
そう言ってガクリンがあたしの髪から手を離す。その意味するところを瞬時に悟って、
あたしは顔を上げた。

「ガクリン・・・ねぇ、もしかして、陽魂に戻っちゃうの?」
わかってはいても、縋りつくような目で見上げてしまう。少し驚いたような表情のガクリン。
きっとあたしの顔は、彼の瞳にはものすごく滑稽な表情に映っていることだろう。

「そんな顔しないで・・・」
ガクリンの声に、突然恥ずかしさが舞い戻ってくる。顔が真っ赤になるのを感じて慌てて
目を逸らした瞬間、彼の掌が私の頬を再び包み込んだ。いきおい、見つめ合ってしまう。

「オレも、止められなくなる」
囁きが熱を帯びる。彼の顔がすっと近づいてきて、僅かに傾いだ。

「・・・すまない、ひめのん」

唇が、触れた。
あっと思う間もなく、舌でこじ開けられた。そのまま強引に内部まで侵入され、絡め取られる。
そのねっとりとした感触に、あたしの中でざわめいていたあの感覚が一気に溶け出して洪水となり、
頭の中を痺れさせる。

「んんっ・・・!」

めくるめく快感。唇からなだれ込むそのあまりに強烈な、けれどもこの上なく甘美な衝撃に、
意識が朦朧とする。足も腰も力が抜けてしまい、体の重心がきちんと定まらない。ともすれば
地面にへたり込みそうになるのを、なんとか踏みとどまっている。
体が熱い。
このまま、溶けてしまいたい・・・
590584 エロ無しガク姫:2006/01/29(日) 00:03:30 ID:7qdUXWD3
いったいどのくらいの間、こうして舌を絡めあっていたのだろう。ガクリンの唇がようやく離れた。
あたしは壁に寄りかかって息をつく。体の熱が、徐々に収まっていくのがわかる。

「苦しくない? 大丈夫?」

愛おしさと気遣いの入り混じった瞳で、ガクリンがあたしのことを見つめていた。けれどもう、
抱きしめてこようとはしない。ただ、あたしのそばに立ち尽くすだけだ、いつものように。
きっと、陽魂に戻ってしまったのだろう。今更ながらに、触れ合えないことの切なさを感じる。
こんな辛さを、あたしの知らないところで、今までずっと、ひとりで抱えてきたのだろうか?
初めて、彼を抱きしめたい、と思った。
もちろん、そんなことが出来ないのは分かっていても。

その時、遠くから声が聞こえて、反射的にあたしはそっちの方を見た。

「おおーい、ヒメノぉー! どこだぁー! ガクもいるなら返事しろぉー!!」

エージ君だ!
すぐ戻るからと言い置いてきたのをすっかり忘れていた。きっとすごく怒っているに違いない。
そういえばツキタケ君はどうしたろうか? あの時、エージ君にもツキタケ君にも、
明神さんの居場所は分かっているみたいだった。すぐ近くだとも言っていた。
チコちゃんと一緒に、明神さんのところにたどり着けていたらいいのだけれど。
そう思いながらふとガクリンを見ると、無表情な顔に青筋を立て、拳を握りしめていた。

「あんのバカザル、オレとスウィートの時間を邪魔しやがって・・・絞め殺してやる!」

・・・
ああ。
なんだか、一瞬のうちに日常が戻ってきたみたいだ。
この様子では、二人を引き合わせたら大変なことになるに違いない。
でも、その時はその時だ。まずは、エージ君に謝らなきゃ。あとそれと、ガクリンが
エージ君を怒ったりしないよう、ひとこと言い添えておかないと。
あたしはガクリンの方に向き直ると、とびきりの笑顔でこう言った。

「ガクリン、エージ君を怒っちゃダメだよ、心配して探しに来てくれたんだから」

そしてあたしは、エージ君の声のする方向に向かって駆け出していった。

Fin
591584 エロ無しガク姫:2006/01/29(日) 00:08:48 ID:w5purnfR
以上です。
乱文乱筆、失礼しました。
592名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 01:12:52 ID:C8osgj7l
GJ!エロがなくてもエロかった。

しっかし最近本誌で明神の影うっすいなー。
593やま:2006/01/29(日) 01:19:32 ID:X9ABGkfJ
おかげで自分はコモ姫の妄想が止まらないorz
岩代、責任とって狐にしっかりセクハラさせてくれよ!!待ってるから!!
594やま ガク姫:2006/01/29(日) 05:02:18 ID:/LYn769o
>>584
GJ!!じっくり読みたかったんでレス遅くなった。
そしてなんかパクったわけじゃ無いんだが、似たようなシチュのss・・・。
582に甘えて書かせてもらったよ・・・。ありがd。

「ガクリン!!」
姫乃は叫んだ。
ツキタケとエージを明神を探してこいと言いくるめて先に逃がし、自分はそこに踏みとどまった。
鳥の首を擁したアニマとガク。力の差は均衡していて、自分はただただ見守ることしか出来ない。
そんな中、ガクの強烈な一撃をまともに身に受けたホルトは、たまらずその場を飛び去った。
「ホハッ!・・・覚えているが良い!!この身に受けた屈辱・・・何倍にもして返させてもらう!!」
一陣の風を残して闇に消えていくアニマを見送り、姫乃はガクに駆け寄った。
「ガクリン・・・!大丈夫?」
傷ついたガクに心配そうに手を伸ばす姫乃。その手を冷たい感触が覆った。
(・・・え?)
当然だ。ガクは陽魂。生者の姫乃に触れられるはずが無い。姫乃はその事を誰よりも理解している。
なのに。
「ガ・・・クリン・・・?」
今この瞬間、目の前の生者ならぬ男は、自分の手を握り返しているではないか。
「・・・・。」
無言が重圧と化してのしかかる。姫乃はただただ、なぜか自分を慕う男を見つめることしか出来なかった。
「ひめのん・・・俺・・・」
今にも消えそうな声で自分を呼ぶ、実体を持たないはずのガクに姫乃はゆっくりと問いかけた。
「うん・・・助けてくれてありがとう・・・。どうか・・した?」
内心触れられることに驚きながら、柔らかく微笑んで姫乃はガクの手を両手で包みこんだ。
そのガクの手の感触に概視感を覚える。これは・・・
姫乃の思案をよそに、ガクはどこか呆けた目で姫乃を見つめ・・・ぽつりと言った。
「ごめん・・・スイッチ・・・入った・・・。」
「え・・・?」
行き成りのことで姫乃は目を見開いた。冷たいような暖かいような、不思議な感覚が口内を満たした。
「っや・・・ふぁっ・・・!」
華奢な腰に手をあてがい、小さな頭蓋に手を添えて、ガクは姫乃の唇にむしゃぶりつく。
「ガクリンっ・・・!!やだ・・・冗談でしょ・・ねぇっ!?」
小さな拳でガクの胸を叩くが当の本人は動じる気配さえ無い。
むしろ、その軽い反動を感じるたびに不安に陥るのは姫乃の方だった。
(気のせいじゃ・・無い・・・触・・・れる・・・?)
もちろん生身に触れる感触ではない。圧縮した空気を叩くような抵抗を感じるのだ。
「・・・いやっ・・・やめて・・・・放してぇっ!」
身を捩っても放してくれないガクの胸を、姫乃は力の限り突っぱねた。・・・いや、突っぱねたつもりだった。
「あ・・・」
少女の細い腕は軽い抵抗を覚えて・・・そのままガクの身体をすり抜けていた。
まるでさきほどの陰魄・・・アニマと同じように。
595やま ガク姫:2006/01/29(日) 05:05:42 ID:/LYn769o
姫乃があっけに取られている間も、ガクは我を失ったように彼女を求め続けた。
首筋に舐めるようなキスを落とし、セーラー服の下から、姫乃の華奢な身体を撫で回す。
「っきゃ・・・ぅんんっ」
やはり生身の人間の体温ではない。自分の体温と同じ温度の風呂に入った時に感じる浮遊感。
そんな、触られている・・・と確信が持てない。だが同じくらい触られていないとも言い切れない、
微妙な触感で、ガクの骨張った大きな手は、姫乃の身体を蹂躙していった。
「あっ」
今までブラジャーの上から擦っていた指が、唐突に内側に侵入してきた。
かと思うまもなく、先ほどまでの緩さを取り残して、痛いくらいの力で揉みしだきだす。
「やぁっ・・・あっ・・い・・・痛いよっ・・・ねぇ!」
自分で意図して触ったことも、ましてや第三者に許したことも無い乳房を、
見知った、気が弱いと思っていた目の前の男に犯されるのだ。抵抗せずにいられるはずがない。
「やめ・・・やめてったら!・・・ガクリンッ!!・・・っあ!」
だがそんな姫乃を下水道の壁に押し付け、ガクは更に行為を続けようとする。
「・・・っひめ・・・のっ・・・」
耳元で熱に浮かされた男の声を聞いて、姫乃は全身を粟立てた。
ダメだ。
この男は自分の知っているガクじゃない。
いつものギャグのようなアプローチをしてくるあのガクではない。
そう悟ったと同時、ガクの手が姫乃のスカートの中に伸ばされた。
「・・・やめなさい!ガクッ!!」
獣のように自分を力づくで征服しようとしていた男の手がビクリと止まる。
思わず怒声をあげた姫乃に、ガクははっとして全ての行動を停止させ、見開いた目で半裸にされた少女を見つめた。
「あれ・・・?・・・俺・・・」
「どうしちゃったのよガクリンっ!!」
大きな瞳に涙を一杯に溜め、半ば脱がされた衣服の胸元を絞りながら、姫乃は叫んだ。
「こんな・・・こんなの・・・私の知ってるガクリンじゃないよ!
 なんで・・・なんでこんなこと・・・っ!?・・・ねぇ!?」
問い詰められたガクは呆然と立ち尽くし、少し震えた声で謝罪の言葉を口にした。
「ごめん・・・ひめのん・・・。
 ・・・俺が陰魄と陽魂の間を行き来してるのは・・・知ってるよな・・・?」
「・・・うん・・。」
束縛していた力を緩め、彼女を開放しながらガクは続けた。
「たまに・・・こうなるんだ・・・。自分を抑え切れなくて・・・暴走・・・するんだ・・・」
弁明を続けるガクから、淡い光が放たれている。
姫乃は不思議に思いながらも、相槌をうった。

596やま ガク姫:2006/01/29(日) 05:08:54 ID:/LYn769o
「さよならだ・・・ひめのん・・・。」
「えっ・・・?」
唐突に言われた台詞を理解するのには時間がかかった。その間にもガクは冗談とは思えない口調で言葉を続ける。
「もうじき俺は・・・自我に破綻を切らせて・・・消えるよ・・・」
「な・・・に?・・・ちゃんと、せつめ・・・」
姫乃が言うそばから、ガクの身体は透け始めた。
「俺をこの世界に縛り付けるのは未練なんだ・・・どんな未練なのかは・・・ひめのんの想像に任せる。
 けど、俺はひめのんが・・・ひめのんが嫌がることはしたくない・・・。」
言うそばから、ガクの身体はみるみる内に透けていった。
「本当に・・・ごめんひめのん・・・。俺は・・・」
「ちょ・・・待ちなさいガクリン!!」
強い口調で口を挟まれ、同時にガクの身体はピタっと透けるのを止めた。
「それって・・・つまり・・あの・・・その・・・
 ・・・・〜〜〜〜つまり!!・・・えっ・・・と・・・あの・・・えと・・・」
「ひめのんとしなきゃ消えるんだ。」
「〜〜〜〜〜〜!!!」
リンゴのように頬を染め、16にしてまだ男を知らない少女はその場に硬直するしかなかった。 
「だ・・・だって変じゃない!?だってもし・・・もし・・・」
「ひめのんとしたら?」
「そう!それっ!・・・それでも未練が無くなって消えちゃうんじゃ・・・」
しどろもどろしながら必死に言い募る姫乃に、ガクはゆっくり言い含めた。
「大丈夫だ・・・ひめのん・・・俺の目標は・・・もっと・・もっと高いから・・・。」
・・・乾いた風を感じた。つまりはこういうことだ。姫乃が自分の身体を許せばガクは助かるが、
もしここで拒めば、彼は魂を繋ぎ止める自我に矛盾を生じて消滅してしまう・・・と。

拒否権などあったものではない。

はあっ・・・とため息を漏らし、姫乃はガクを見つめた。
「・・・最低。」
ガクは嬉嬉としたものだ。
「ひめのん・・・それは、俺と・・・ひとつになってくれるってことだと・・・取って良いのかい・・・?」
「・・・じゃなきゃガクリン、消えちゃうんでしょ?」
「うん」
悪びれる様子さえ無い。これでもし、さっきの透けていく様を見なければ、絶対に許さないのに。
「もう痛く・・・しない・・・?」
「しない。絶対。」
言いながら抱きしめてくる力は先ほどと比べても至極穏やかだ。
姫乃はゆっくりと四肢の力を抜いた。
597やま:2006/01/29(日) 05:20:59 ID:/LYn769o
とりあえず今日はここまでで・・・。
次から本番です。なんか痛くてゴメソorz
598名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 21:20:24 ID:K2fxxVSe
(;´Д`)ハアハア、つ、続きを・・・!
599名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 23:20:27 ID:HKb0itv5
GJ!

ジャンプでますます「あれこれガク漫画?」な展開に
拍車が掛かってるのとか
2巻の表紙でひめのんの胸がおっきく見えるよとか
原作は色々動いてるな。
600名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 23:53:44 ID:xBoHDNkC
初めてここに来て読みまくったんだが、もー萌え溶ける!
職人さん達がみんな素晴らしい!
あの…ホルトが好きなので、どなたか気が向いたら
「ホル姫」とか書いてもらえますか…?
ここの職人さんのを読んでみたいッス!
601名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 00:02:53 ID:IoOBwmph
あ〜、読んでみたいな。ホル姫。
ホハ!!

なんか最近のこのスレはレベル高いよな。
至福だ・・(*´Д`)
602名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 00:34:21 ID:3ExAXkW6
クックル先生はひめのん捕獲してアニマのヘッドになるという
最初の目的を忘れて
「見せてくれお前の最高潮!!」なんてガクとのバトルに
ノリノリ状態な辺り
あんまり頭がよろしくないんだ

なんて思ったりしてないよ。ところで鳥ってどうやってヤッてるんだ?
603名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 00:47:04 ID:GoQu0fdl
別スレだが、某探偵モノの皮をかぶった娯楽作のスレ参照。
奴も確か正体は鳥だ。
しかし、エロドリだ(笑)
604名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 00:53:28 ID:A4mJGq+d
>>602
ちょっとアホっぽい。そこがいいんだよ!
あのプライドの高さ、あの口調、あのスラリとしたスタイル。 …でもちょっとアホ。
嗚呼ー、ホルト最高(*´∀`)〜" かっけー!
605名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 01:48:17 ID:g/QmOSLp
>>602
鳥っつっても首から下は人間っぽいし、
普通に勃って突っ込むんじゃね?
606315:2006/01/31(火) 02:43:07 ID:S8+kQ1Kw
今ホル×姫書いてる
数日内にはうpするからちょっと待ってて
607名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 02:58:41 ID:A4mJGq+d
>>606
(*゚∀゚)wktk

(´・ω・`)ありがとうございます。うれしいです。
608名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 00:06:54 ID:GJS1XqIn
ほにゃらぱぱー
609名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 00:24:36 ID:4ZKUV60A
ホル姫・・・どんなんだろ、気になる(;´Д`)ハアハア
610名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 00:43:00 ID:IIViocYY
ホル姫も気になるが、594の続きを切望している俺がここにいる。
611やま:2006/02/02(木) 03:02:17 ID:jFRpwfnE
>>610
ありがd。職人冥利につきる。あと少し待ってくれ。
ところで、原作で触れていないせいで生まれた勝手なオリジナル設定に破綻を切らせても、
このスレならエロスを求めていれば華麗にスルーしていただけるよな?

なんか書いてるうちにガクが部分的に透けなくなってきたんだよorz
ねちねち直すよりさっさと完成させるほうが大事・・・だと思ってるんだが・・・いいか?
612315:2006/02/02(木) 11:55:11 ID:EZXXA3s2
>>やま殿
>>574
あれですよ(´ー`)試験の前日は部屋の模様替えがしたくなるという有名な法そk(ry
>>611
俺も原作の進行は無視でおながいしますorz

毎度鬼畜ですが今回は特にひめのん側に同意の意思がないのでトリップつけときます
陵辱系が嫌いな人は◆315pjJHDTQをNGワードにして飛ばしてください
◇ホルト×姫
◇ひめのんは処女!!
◇明神はひめのんが好き
◇ひめのんはまだコドモなので明神への恋心に自分で気づいてない
ではドゾ↓
613 ◆315pjJHDTQ :2006/02/02(木) 11:57:12 ID:EZXXA3s2
(前編)
突然現れた鳥の陰魄に拉致られたひめのん
嫌がるひめのんをひょいと小脇にかかえた陰魄はそのまま飛び立ち、幾重の階段の上にある空間まで飛んできた
下水から遠いせいか臭いもなく、地下にしてはまともな空間である
姫「いやぁー!はなしてー!助けてー!明神さーんっ!」
ホ「言われなくても今はなしてやる」
乱暴に地面に放られ、転ぶひめのん
姫「きゃっ!」
転んだひょうしに制服のスカートがめくれ、白くて細い太ももと無地のパンティが現れた
姫「!」
命の危険よりも羞恥が先に立ったひめのんはあわててスカートを直す
その仕草が何も下心のない相手によけいな欲情を芽生えさせるとも知らず・・・
ホ「フン。色気からはほど遠い・・・が、蒼い果実というのも悪くないかもな」
姫「?!」
ホ「コモン達が戻るまで楽しむとするか」
陰魄の妖しい視線に恐怖を感じたひめのんはあわてて起き上がり逃げようとする
が、力づくで取り押さえられ壁に押し付けられた
姫「痛っ!」
セーラー服のすそから侵入した陰魄の手はあっという間にブラをずらし
ひめのんの控えめな乳房をあらわにすると、乱暴に揉みしだいた
姫「い・いやあっ!何するの?!やめてぇ!」
生まれて初めての衝撃がひめのんの身体を走る
陰魄の腕を払いのけようと必死で抗うものの、むなしく霊の体をすり抜けるだけでひめのんの抵抗は何の意味もなさなかった
ホ「ホハハハ!これは楽しいな!」
姫「いやあ!いやあ!・・・っやめてえ・・!誰か・・・助け・・・て・・・」
ひめのんの黒い瞳からポタポタと大粒の涙が落ちる
姫(助けて明神さん!)
614 ◆315pjJHDTQ :2006/02/02(木) 11:58:41 ID:EZXXA3s2
心の中で明神の名を呼ぶひめのん。その間も陰魄の指は触手のようにひめのんの乳房をはい回り、桜色の乳首をつまみ、転がすようにくすぐった
姫「いやあっ!う・・ひっく・・・やめてぇっやめてーーっ!ぁぁぁんっ!」
陰魄の指に責められるたびに全身にゾクゾクと電撃を受けるようで、思考が朦朧としてくる
執拗にいじられ、耐え切れなくなった乳首がプクッと存在を主張しだした
ホ「立ってきたぞ。感じているのだろう?素直になれ人間」
姫「ひっくっ・・・ぐすっ・・・いやぁっ・・・助けて・・・明神さん・・・っ!」
ホ「ミョウジン?先程もその名を呼んでいたな」
姫「うぅ・・・あんた達なんか・・・明神さんがきっとやっつけてくれるんだから!明神さんは最強の案内屋なんだから!」
ホ「ああ案内屋のことか。ホハ!一緒に住んでるんだったな。おまえの恋人か?」
姫「違・・・」
ホ「あの男はどんなふうにするのだ?言ってみろ」
違う。わたしと明神さんはそんな関係じゃあない。明神さんはこんなことしない
明神さんも誰もこんなことされたことないのに
まさか初めて自分の身体を嬲るのが陰魄だなんて・・・どうして・・・?
どうして好きな人じゃなくて陰魄なの?!
“好きなひと”そう自問したときなぜか明神の顔が浮かんだ
そこでひめのんは初めて気づく・・・。
姫(あたし・・・明神さんが好きなんだ・・・!)
陰魄に恋人かと問われたからではなく自然に浮かんだ明神の顔
姫(案内屋としてじゃなく一人の男性として、今、助けにきてほしいって願ってる・・・)
恋愛にオクテなひめのんがようやく自分の恋心を自覚したのに、その身体は明神以外の者が弄んでいる最中とは皮肉だ
肉体よりも心を犯される恐怖。
姫(明神さん・・・助けて・・・)
陰魄の片方の手がひめのんのスカートをまくる
姫「いやぁ・・・っ」
太ももをひととおりなで回したあと、ゆっくりと楽しむようにひめのんの両足の付け根に這い上がった
姫「やめて・・・やめて・・・っ」
ひめのんの懇願にうすら笑いを浮かべながら陰魄はパンティ越しに局部を擦り、未熟なクリトリスをつまみ、クチュクチュと揉んだ
子宮が熱くなりじんわりとパンティが濡れてくる
刺激に対する生理現象とはいえ、好きな男以外の愛撫に反応している自分に幼いひめのんの心は混乱した
このままじゃ自分の体がどうなってしまうかわからない・・・
姫「い・いやあぁーーー!・・・明神さん!明神さぁん!助けて・・・!!」
【後編に続く】
615315:2006/02/02(木) 12:00:38 ID:EZXXA3s2
8号第二十五譚にカッとして書いた
どうしてもパンチラがやりたかった
少女漫画ホル姫を期待していた人すまんかった
今は反省して・・・いない
616やま:2006/02/02(木) 15:05:00 ID:p/I3YqkV
>>315
平日お昼のエロ投稿に全米が泣いた。
GJ。

そしてそれに続く自分・・・。ぶった切り合いになっちゃってゴメソみんな。
読みにくいだろうけど、ちょっと意見聞きたいからまた途中投下します。
617やま ガク姫:2006/02/02(木) 15:06:31 ID:p/I3YqkV
ガクが脱いだコートに身を横たえて、姫乃は自分にのしかかろうとする男をみつめた。
ガクは何と言うか・・・細い。そして長い。
身長の無い自分など、簡単にすっぽりと抱き込められてしまうだろう。
もう余計なあがきは諦めた。抵抗しても、姫乃の肉体はガクを通り抜けてしまうので無駄だとよくわかった。
なにより、助けてくれたというのに、自分と今添い遂げねば消えてしまうというガクを見捨てることなど出来るわけが無い。
「ひめのん・・・そんなに・・・みつめないでくれ・・・。」
ねっとりと耳元で囁かれ、姫乃はゾッと背筋を張るが、ガクはお構い無しに姫乃の身体を暴いていった。
「っ・・・」
まさか初体験を下水道で・・・しかも人間を卒業した存在と迎えるなんて考えてもみなかった。
新しかったセーラー服は上にたくし上げられ、白いAのブラジャーが呼吸に合わせて不規則に上下する。
固く目を閉じ、寒さと羞恥と恐怖で小刻みに震える姫乃の白い頬を、空気よりも冷たいガクの手がそっと包みこんだ。
「かわいいよ・・・ひめのん・・・」
あまりにも近い場所から声が降ってきたので、姫乃は思わず目を開ける。
文字通り目と鼻の先にあったガクの唇が半拍置いて、自分に重なった。
「ぁ・・・んっ」
絶対に声は出さないと決めていたのに、予想していたよりも深く口付けられ、思わず吐息のような悲鳴を上げてしまう。
「ぅっ・・んん・・・ふ・・・っあ・・・ぁ」
初めて他人の舌の感触を覚えさせられた姫乃は、顔を真っ赤にして酸素を求めようとする。
それはいつかハリウッドの映画で見た、恋人たちが交わす濃厚な、あの独特のリズムの付いたキスだった。
予想以上の息苦しさに首を振っても、突き抜けないほどに相手の胸に手を付いても、ガクは姫乃を開放しようとしない。
むしろ獲物を求める猟犬のように、姫乃の唇を追跡する。
「・・・はっ・・・ゃ・・・ぅんんっ」
暴れる頭部を両手で固定して、ガクは姫乃の口内をじゅっと音を立てて吸引した。
とろりとした目で少女から顔を放し、自分以上に焦点の合わない姫乃の髪を梳く。
「まだだよ・・・まだまだ・・・まだ・・・満たされない・・・・ひめのん・・・」
言葉の最後はくぐもってよく聞き取れない。ガクの口はしゃべること以上に姫乃の身体に夢中なのだから当然だ。
白い下着はいつのまにか剥ぎ取られていた。
「っ・・・ぅっ・・・はぁ、んっ・・・」
肺への空気はやっと十分量を確保できるようになったが、今ガクが集中的に攻撃しているのはその皮膚の上・・・
大きくはない乳房なのだから嫌になる。
細めた舌先で先端をかすめ、かと思うと片方を細いながらも力強い手で揉みあげる。
予想するとか応じるとか、そんなレベル以前の姫乃はどうすればいいのかわかるはずがなかった。
「やだ・・・ぃあっ・・・あァッ!!」
抵抗はしてみる。首を激しく振り乱して、卑猥な緩急差で胸を揉み続ける手首を捕まえようと両手を使うが、
そのたび空を切った自分の手を見つめ、いや・・・と結局哀願の言葉を募るしか出来ない。
―――先ほどから何度繰り返しただろう。
その度にガクは陰気に微笑むのだ。まだだよ・・・と。
618やま ガク姫:2006/02/02(木) 15:07:48 ID:p/I3YqkV
上半身に与えられる快感から逃れるため、広げたコート一枚分の面積の中で身をよじるが、
姫乃に比べ、ずっと上背のあるガクにしてみれば、抵抗のうちにも入らない。
「あっね、・・ねぇ・・・ガクリ・・っヒッ!」
姫乃はビクリと大きく震え、無意識に身体を頭の方にずらそうとした。
先ほどは未遂に終ったスカートの中を、冷ややかな感触の指が這い出したためだ。
太ももの外側をじっとり撫でる手は徐々に内側に侵攻していく。
「―――ッ・・・」
恐ろしさから思わず大腿に力を込めるが、ガクの細い指は難なく中心にたどり着いてしまった。
「大丈夫・・・優しく・・・するから」
言葉通りそっとショーツの上から中心部を撫でる。
「いっ・・・あぁ・・ん・・・ゃああっ」
胸を責められて感じるじわっとした快感とは違う、くすぐられたような、しびれるような感覚が姫乃の全身を取り巻いた。
「・・・邪魔。」
思わず両足をつった様に真っ直ぐ伸ばしてしまった隙に、ガクはするりとショーツを剥いでしまう。
十分真っ赤だが、更に色を強くして、ぎゅっと目と口を引き結んだ。
ガクは無表情に姫乃の足をそれぞれ掴み、自分の身体を割り込ませる。
こうなるともう姫乃に足を閉じることは許されない。羞恥と恐怖から、固く瞑った瞼から涙がこぼれた。
「やっぱり・・・薄いね・・・ここ」
「・・・ぅっ・・・。」
薄い茂みを梳くように撫でられて、姫乃はあまりの恥ずかしさにヒクリと小さくしゃくりあげる。
先ほどからのそんな恥らう行動がガクの支配欲を無闇に刺激するのだが、ガクはガクで耐えていた。
陰魄に限りなく近づいた今なら、姫乃の抵抗を全て封じた上で少女の身体を意のままに蹂躙出来る。
だがそれは同時に彼を受け入れてくれた姫乃を失うことに直結しているのだ。
たとえ同情だとしても、こんな自分を受け入れてくれた少女をどうして裏切れるだろう。
体中の筋肉を強張らせている姫乃を複雑な心境で見下ろして、ガクはもう一度、今度は本当に優しく口付けた。
「ふっ・・・うぅっ・・は・・・ぁっ」
先ほどの激しいキスとは違う労わる様な甘い動きに、姫乃は無意識に力を抜いてガクに身を任せ始める。
(この位なら・・・怖くないのに・・・)
そう思った瞬間、魚のようにビクンと身体が跳ねた。
「っああぁぁっ!?」
思わず下方に目をやると、ガクの指が自分の両足の付け根に埋まっていくのが辛うじて見えた。
「や・・・なに・・・?」
不安そうな瞳で自分を見つめる姫乃の問いには答えずに、ガクはゆっくりと細く長い中指を出し入れさせる。
「んっ・・・あ・・・んンっ・・・」
体内を何かが満たす感触と喪失する感触が交互にやってきて、くすぐったさを感じた。
自分の身体に海があったなら、潮の満ち干はこんな感覚だろうとぼーっと考える。
それなりに冷静でいられるのは、まだ身体が快感を認知できないためだった。
先ほどまでは恐怖で震えることしか出来なかったが、先ほどのキスで随分と落ち着いてきた。
(まだ・・・終らないの・・かな・・・)
男女のことなど殆ど知識がない。だから姫乃には終点がどこなのか、皆目見当が付かなかった。
619やま ガク姫:2006/02/02(木) 15:08:36 ID:p/I3YqkV
ぐちゃ・・ねちゃ・・・と粘液の音が出てくるのに比例して姫乃には、こそばゆさとは別の感覚が芽生え始めていた。
「あっ・・・んぁ・・はぁ・・・んっ」
いつもは青白いガクの顔がうっすら赤みを帯びてきている。
指はいつのまにか二本に増やされていたが、自分の神経を駆け回る感情が何なのか懸命に思考していた姫乃は気づかなかった。
身体の下のガクのコートを握り締め、名の知れない心地に支配されまいと必死に耐える。
「ひめのん・・・もう・・いいかい?」
「・・・え?」
言われている意味が分からなかった。そもそも、男と女のなんたるかを知らない。
(・・・なんだ。よくわからないけど・・・終わりってこと・・・だよね?)
正直拍子抜けした。てっきりもっと何か、すごいことをされるのだと思っていた。
だがこれで終わりならもちろんその方がずっと良い。
これ以上恥ずかしい格好をしなくて済むなら、さっきから自分を取り巻く感情の正体などどうでも良い。
姫乃は強張る顔の筋を必死でコントロールしてガクに微笑んだ。
「うん・・・いいよ。―――ガクリン・・・」
「・・・わかった」
ずっ・・・と指を引き抜かれたのを感じる。ひくっと身体が震えるが、まあ仕方がない。
やっと開放された・・・という安心感から、姫乃はほうっ大きく息を吐いて、全身の力を思い切り抜いた。
「・・・いきます」
「・・・・・はい・・?」
意味不明のガクの言葉に首をかしげ、彼を見上げることに遅れて一秒、ズン・・・という衝撃と共に、姫乃の身体が仰け反った。
「ひっ・・・あぁぁ・・・・っ・・・!!?」
身体を二つに裂くような、信じがたい痛みだった。もう終わりだと思っていた分余計に酷い。
あまりに突然の事に姫乃は混乱するばかりで泣き叫ぶ。
「な・・・何っ?やだっ・・・これ・・・なんなの・・いやあああぁぁっ・・・・!!」
必死に首を振る姫乃には見えてはいないが、姫乃の中心にはガクの男根が突き刺さっていた。
「ごめん・・・もう・・・ヒューズ飛びそうなんだ・・・」
「やぁ・・やだよぉ・・・ガクリ・・・やだあああっ」
姫乃はガクのセーターを掴もうとして失敗し、せめて自分の指を噛み締めて声を殺そうとした。
ところがガクはそれすら許してくれない。
「駄目だよ・・・自傷癖は・・・治さないと・・・」
「ふあ・・・んぁっ・・・んゃ・・ぁあぁっ」
姫乃の華奢な両手を片手で戒めながら、大木が倒れるようなめきめきという音を伴ってガクは身を進めた。
自由を奪われた少女は唯一主張を許された口で、呂律の回らない哀願を唱える。
「ガ・・・クリっ・・・やだぁ・・・ね、いや・・痛いよぉっ」
「・・・ひめのん・・・本当に、痛いだけ?」
何を言っているのかわからない。痛み以外に何があると言うのだろう。
苦痛に思考を占領され、じたばたと暴れようとするが、ガクは容易に抵抗を押さえつける。
「まだ・・・半分も入ってないよ・・・」
620やま:2006/02/02(木) 15:14:07 ID:p/I3YqkV
こっから2パターン考えてるんだがどっちがいい?

A、普通に終る。
B、明神が出てきてなんか昼ドラな展開。

あんまり1つのネタで引き伸ばし続けるのも住人には迷惑かと思って
Bは止めようかと思ってる。どんな塩梅ですかね、みなさん。
621名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 16:33:05 ID:MeZaeGT4
GJ
二人も神がいるなんて幸せだ。

C、の明神が来て3Pで。
622名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 21:47:52 ID:GXc9dB++
おおー、クックル先生がひめのんを餌食に!

>>620
どっちもそそられる選択だけどBも捨て難い。
というか>>621w良案だと
思っちゃったじゃないかwww

職人さん二人、続き楽しみにしてます!
623名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 00:31:46 ID:lbLEjb8I
>>620
GJ!!
>>621の案に心惹かれつつもwここはAで。
Bの方は別の話として書いてくれると嬉しいとか言ってみる。
624名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 02:23:30 ID:98JoxEYg
>ガクは何と言うか・・・細い。そして長い。
ワロスw

>>620
B案(&>>621のC案)に激しくハァハァする…が
623同様その設定は別話に使ってもらえたら嬉しいと思う
625名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 12:16:25 ID:a45Az3w/
ホハハハハハアアアァァァァ!!!!!!!!
クックル先生キタコレ!キタコレ!
股間の最高潮(ピーク)を維持しながら後半ワクテカしてます!

ガクヒメも同時投下で激しくハァハァ
Aカップ…俺もヒューズ飛びそうだよネ申様!続きは…俺もとりあえずは普通に終わっといて
明神ガクヒメは第二話〜みたいなノリで書いて頂けると大変フルスロットります。
626名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 17:27:41 ID:LAQrGgS8
二巻て今日発売?ガクの資料が手元に一切ないから困ってる
627名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 18:24:13 ID:NzYTljAS
>>626 え!?そうなのか!?しらんかった・・・_| ̄|○
628名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 19:06:28 ID:+01wBExs
2巻は寝ないで明神を心配するひめのんに萌え
それをエージにからかわれて照れるひめのんに萌え
エージの昔話に喜ぶひめのんに萌え
ハセを睨みつけるひめのんに萌え
料理上手なひめのんに萌え
萌えの宝庫だハァハァ
629名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 19:57:36 ID:2nByNpeS
2巻の白明神回想シーンでふと思った
「梵術は霊に触れる人のみが使うことができる」
そんでもって、2巻表紙が水の梵字バックのひめのんなもんだから
今後の本誌の予想最有力説が「ガクと明神が傷ついてひめのん水の梵術覚醒」

てこたぁですよ。もしマジで梵術覚醒したらひめのんも霊に触れるように!
てこたぁですよ。激しいガクヒメがより展開しやすくウワナニヲスルヤメアwセdrftgyヒメノlp
問題は抵抗しようにも霊相手だから透けてどうにもならないーってシチュがもう成り立たなくなることか…
630名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 20:15:19 ID:fFte3eSz
>>629
二巻表紙の梵字は風の梵字。
順番通りきてるから水は4巻だよ。

透けてどうにもならないシュチュは捨てがたいよなあ。
覚醒しても霊には触れないとかは・・・やっぱ無理か。
631やま 恵方巻:2006/02/03(金) 21:39:22 ID:Nhtv6JIp
「ひめのーん。メシ食ったぁ?」
2階3号室のドアをノックして明神が尋ねた。
ガチャと音がして華奢な少女が顔を出す。
「?まだですけど・・・また何か作れってことですか?」
あー違う違うと手を振り、手招きして管理人室の方を指す。
「恵方巻。そこのスーパーで買ってきたんだ。食わない?」
姫乃が耳慣れない単語に疑問符を浮かべると、明神は管理人室へ向かいながら簡単に説明してくれた。
「ただの太巻きなんだけどさ、神様がやってくる方角、恵方を向いて黙って食べるんだ。
 今年は南南東だね。食べながらお願い事をするんだよ。」
はい、と渡された巻物は随分太い。姫乃の口には大きすぎるようだった。
「えっと、で、こっちを向いて・・・」
「そうそう。食べ終わるまでしゃべらないでな。」
こくりと頷いて、姫乃は太巻きにかぶりついた。
明神もそれを見て自分の恵方巻に口をつけるが・・・
(・・・・・ぅあー・・・)
傍らで大きく口を開けて太巻きをほお張る姫乃に思わず目が行ってしまう。
(な〜んか・・・卑猥な図だなァ・・・)
自分の口より大きな恵方巻を必死に収めようとする少女。
願い事=目をつぶるらしいところがまたなんとも可愛らしい。
気付かれないのを良いことに、明神はおめでたい恵方巻を食べながらとんでもない想像を巡らせていた。
「・・・ぷはっ。おいしかったー!」
姫乃の声で我に返る。
「ぅお・・・っ・・・あ・・ああ、良かった。」
自分の分の恵方巻は知らないうちに食べ終わっていた。
先までの妄想をぱたぱたと心の中で追い払っていると、姫乃が無邪気に聞いてきた。
「明神さん、お願い事しましたか?」
「へっ・・・?」
「私はみんなが今年1年健康に過ごせますようにってお願いしたんですけど・・・
 よく考えたら何だか変ですよね。」
あははと笑う少女に思い切り後ろめたさを感じる。
「明神さんは?」
まさか答えられるはずがない。なんとか取り繕って誤魔化した。
「あ〜・・・お、お願い事は・・・言ったら叶わないからな。俺のは内緒。」
ええーっと頬を膨らませる少女が自室に戻るのを見送って、明神はため息と共に呟いた。
「神様・・・罰当たりで・・・すみませんでした・・・」
明神の女日照りはもう当分続きそうだった。

END
632やま:2006/02/03(金) 21:44:35 ID:Nhtv6JIp
時事ネタ投下。

つーかあの明神の想像、まるきり自分です。
ホント神様、申し訳ないすみませんでした。ごめんなさいもうしません。


レスdクス。ガク姫はやっぱAでいきます。もう少し時間下さい。
633名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 00:23:52 ID:KP/FE2Kx
時事ネタ恵方巻きGJ!ガク姫も楽しみに待ってます!


2巻の売り上げがかなりよろしいようで、嬉しい。地味に。
634名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 01:09:19 ID:BQouLPoU
2巻読んだ。
うたかた荘の風呂って「のぞかない清き魂」とか張り紙あるんだな。
第8譚は寝る準備万端の女子高生の部屋に入る管理人か……。
うわ妄想が止まらない。
だがそれを形にする力がない orz
635名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 16:53:45 ID:r11ekat/
2巻読んで確信した
やはり姫乃の本命は明神だ


ガク(ノД`)
636名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 20:31:38 ID:fFYVK1i+
職人様方、GJです。
ひめのんの「・・・ぷはっ。おいしかったー!」に禿萌え。
2巻も発売されたし、本誌の展開も燃えるし、このスレも活気づいていて、
今とても幸せ。

>>615の「少女漫画ホル姫」というワードに
「そ れ だ !」と刺激を受けて書き始めるも、
甘くもなれず、さりとてエロくもなれず、
結局おまいは一体何がしたかったのかという仕上がりに。
投下は…お二人の完結を待ってからの方がいいっすかね。
それ以前に需要があるかどうかが問題ですが。
637315:2006/02/04(土) 21:08:54 ID:y2c08yBO
>お二人の完結を待ってからの方がいいっすかね

全然待たなくてかまわないので投下してください
最近ヤマ氏と俺しか投下してない悪寒
他の職人さんも投下おながいします
638やま:2006/02/05(日) 00:25:58 ID:xiCi2iyh
自給自足するこの悲しみ・・・!!
―――634氏、636氏よ。
書 け !  書 い て く れ ! !
もし投下し辛い雰囲気にしてたんなら土下座して謝るからっ!!
・・・だから他の職人さんたちもお願いしまつ・・・

こっから俺のチラシ裏↓
誰か コ モ 姫   キ ボ ン 
639名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 00:38:29 ID:vvTB5wJu
コモ姫かー・・・。
本誌でなー、きっとあと何週間かしたらひめのん攫われるんだろうな。
そのときに妄想爆発エネルギーが得られるやも。
640636 ホル姫:2006/02/05(日) 20:29:25 ID:aOnlm9gz
前に584を書かせてもらった636です。
お言葉に甘えて、ホル姫投下させていただきます。

エロぬるめ少なめの上、先生がなんか先生じゃなくなってたりしてますので、
どうか広い心でおつきあい下さい。
少女漫画が苦手な方は、スルーが正解かも知れません。
641636 ホル姫:2006/02/05(日) 20:30:15 ID:aOnlm9gz
「キサマ、名は何という」

鳥の姿をした異形の霊があたしに問いかける。頭部は鳥だが首から下は人という、奇妙な姿。
あたしはそいつに捕らえられていた。
顎を掴まれ、持ち上げられている。全体重が首筋にかかり、今にももげそうなほど痛い。
抵抗しようにも、あたしの方からは触ることすら出来ない。まるで人形のように扱われている
自分の無力さをかみしめる。

「な、何よっ! 何なのよアンタっ!!!」

手も足も出ない状態で、それでもあたしは強がってみせる。
こんな奴に弱みを見せる訳にはいかない、というのももちろんあるが、せめて虚勢でも
張っていないと恐怖に押し潰されかねないから、というのが本当のところだった。

「威勢だけは十分のようだな、だが・・・」

顎を掴む手に力が加わる。

「あぐっ・・・うああああっ!!」
「その気になればキサマの顎を砕くなど容易いことだ。意地を張らないほうが身のためだと思うが?」

凄まじい痛みと骨の軋む感触に視界は霞み、涙がこぼれる。

「もう一度聞く。女、名は何という?」
「ヒ・・・メノ・・・ おっ、桶川・・・姫乃・・・よっ!」

とても喋れる状態ではなかったが、何とか言葉を絞り出す。黙っていたら本当に顎を
握り潰されそうだったからだ。
すると意外なことに、あたしの答えにそいつが反応を示した。

「女、もっとよく顔を見せろ」

顎を掴む手が少し緩んだ。助かった、とやっとのことで息をつく。
そいつは何かを探るように、あたしの瞳を覗き込んだ。最初は訝しげだった視線が、
やがて得心の、そして満足の笑みへと変化していく。

「・・・成る程な、道理で気付けるものではないわ」
ぞっとするような、おぞましい薄笑い。

「予想外の掘り出し物かも知れん・・・よもやこんなところでお目にかかれるとは
思わなかったぞ。これほどの代物、コモンやキヌマに渡してしまうなど勿体無い。
おい、女」

何の前触れもなく、私の顎を掴んでいた手をいきなり離す。着地した瞬間にたたらを踏むが、
何とか持ちこたえた。

「気が変わった。キサマを今この場で頂くことにする・・・
正確には、キサマの中の『それ』をだがな」
642636 ホル姫:2006/02/05(日) 20:31:03 ID:aOnlm9gz
強烈な視線に射抜かれ、思わず身をすくめる。目を逸らすことが出来ない。
逃げようにも足が動かない。どのみち逃げたところで逃げ切れやしないことは
既に思い知らされている。
とにかく明神さんが助けに来てくれるまで、何とか時間を稼がなくては。
震える自分を励まして、あたしはそいつの視線を受け止めた。勇気を振り絞って睨み返す。

「あ、アンタ、一体誰よ? 何が目的なわけ?」

ただの時間稼ぎのつもりだったが、口にしてみて気がついた。
そうなのだ。さっきからこの鳥の化け物は、あたしの何に執着しているのだろうか?
最初はただどこかに連れ去ろうとしていただけのようだった。でも今は様子が違う。
あたしの中に何かを見つけ、そして奪おうとしている。それは一体、何?
しかし、そいつはこともなげに問い返してきた。

「知ってどうするつもりだ、女」
「ど、どうって・・・」
「知ったところで、どうせキサマは逃れることなど出来ないのだ。そうだろう?」
「・・・・・・・・・!!!」

怪物が一歩前に進み出た。
本能的に身の危険を察知し、あたしはじりじりと後ずさる。けれど、数歩も動かない間に、
壁に背中が触れた。

「だが、まあいい。教えてやろう。女、オレの考えが正しければ、キサマは―――――だ。
今からそれを確かめる」

意味ありげに言葉を切って、薄く笑う。これからあたしをどうするつもりなのだろう、
まったく想像もつかない。

「服は、邪魔だ」

そいつの手が一閃するのと、千切れたセーラー服のリボンが宙に舞うのはほぼ同時だった。

次の瞬間、鋭い刃物にでも切り裂かれたかのように制服の前身頃がブラごと大きく割れ、
スカートが一枚の布切れとなって地面に滑り落ちた。

・・・嘘。

一瞬にして半裸となった自分の身体を茫然と見下ろす。冷たい外気に素肌が晒され、
下着姿の下半身に鳥肌がたつ。しばらくの逡巡の後に、ようやく自分がいったい
何をされたのかを理解して、一気に血の気が引いた。

「きゃああああっ!」

ほとんど意味がないと知りつつも、条件反射で制服の前をかき合わせる。なぜかこの時
真っ先にあたしの頭をよぎったのは、生命の危機でも貞操の危機でもなく、
このあられもない姿を他人に見られることだった。
もし仮にいま明神さんが助けに来てくれても、こんな格好を見られたら、きっと恥ずかしくて
死んでしまう・・・
643636 ホル姫:2006/02/05(日) 20:31:39 ID:aOnlm9gz
「騒ぐな、女」

突然、強い力で腕を引っ張られた。不意打ちをくらったかたちでバランスを失った身体が、
そいつの胸に倒れ込む。そのままくるりと反転させられ、あたしは奴に背後から
抱きかかえられる体勢になった。

「キサマの体を裂いて取り出すことだって出来るのだぞ?」

喉元に手刀を突きつけられ、あたしは息を呑む。ただの脅しだとは思えない。
その気になれば躊躇なく実行しそうだ。絶対絶命の窮地とは、きっとこんな状況のことを
いうのだろう、と思った。
パニック状態の中、じわじわと恐怖に浸食されていく。張り詰めた神経の細い糸が、
今にも切れてしまいそうだ。

「だが、それでは意味がないのでな。命が惜しければ、黙っていろ」

言われなくてももう、喋ることなんて出来ない。身体を強ばらせ、貝のように口を閉ざして
黙り込む。

「・・・そうだ、おとなしくしていれば手荒な真似はしない」

口調の穏やかさとはうらはらに冷たい声。喉元に当てられていたそいつの手が、ゆっくりと
臍の方に降りてくるのを見て、全身が総毛立った。この状態で何をされるとしても、
どうせろくでもないことに決まっている。

・・・助けて・・・お願いだから、誰か来て・・・
声にならない祈り。
奴の手が、あたしの下腹部に触れる。
もうだめだ、と思った。

しかし―――――
意外なことに、その手はあたしの肌に触れたまま、それ以上何かをしてこようとはしなかった。
覚悟していたような暴力も辱めもない。ただ、そこに手を置いているだけ。
よく分からないが、最悪の事態は避けられたみたいだ、そう安堵した時、手を置かれて
いる場所がぼんやりと温かいことに気づく。いや、はっきりと熱を持ち始めている。
熱い。
内側が、じんじんする・・・

「・・・な・・・に、これ・・・」

怖いのも忘れて、思わず口を開いた。おかしいほど声が掠れている。
まるであたしの声じゃないみたいだ。
奴もあたしの異変に気がついたようだった。

「ほう、キサマも感じるのか。やはりただの女ではなかったらしいな」
644636 ホル姫:2006/02/05(日) 20:32:19 ID:aOnlm9gz
下腹部から始まっているあたしの熱は、今や全身を駆け巡っている。身体の芯から
形容し難い疼きと火照りが広がり、切ない気分に襲われる。

「オレの本能がキサマの『それ』を呼び、キサマ自身がオレに応えているのだ」

身体の異常はもう耐え難いほどのところまできていた。熱と疼きが出口を求めて
荒れ狂っている。触れられればその瞬間に爆発してしまいそうだ。
抱きかかえられているため密着している背中から腰にかけての部分が汗ばんで、
更なる接触を求めている。
不意に、そいつの手が動いた。

「・・・ひ・・・あぁ・・・んっ」

首筋を薄く撫でられたあたしの口から発せられたのは、耳を疑いたくなるような
甘ったるい喘ぎ声だった・・・
あたしの背中で、怪物がククッと喉を鳴らす。

「肉体(うつわ)と魂(なかみ)は表裏一体、というわけか・・・
ならば、両方とも頂くだけのこと」

勢いを得たそいつの手が、身体中の至るところを這い回る。どんなに堪えようとしても、
一度火のついた身体はもう逆らえない。微妙な手の動きに、あたしは吐息混じりの喘ぎで
応えてしまう。自分の身体が自分の思い通りにならない悔しさ。
そんなあたしを見て、奴はこの状況を楽しんでいるようですらあった。

「そうだ、もっともっと反応しろ。そして・・・俺のものに、なれ」

胸元をなぞっていた手が、いつしか先端の赤い突起に辿り着く。指先が触れたその瞬間、
電流が走ったような衝撃を感じて、あたしの背が弓なりにのけぞった。

「やあ・・・っ!」

意思とは無関係に腰が大きくくねり、背中越しに身体を預ける形になる。
そんなあたしの反応を確かめるように、そいつの手が集中的にその部分を責め始めた。
「い・・・あ・・・やっ・・・はあ・・・っ、やんっ・・・!」
擦る、弾く、摘む、押し潰す。手を変え品を変え、指先がそこを翻弄する。時には強く、
時には弱く。甘美な奔流に流されて、その度にあたしは嬌声を上げ、身を捩る。

執拗に責められて、いよいよ体重を支えきれなくなった足腰が崩れ落ちようとした時、
すっと体勢が入れ替わった。背中の支えを失い地面にへたり込んだところを、
上から組み敷かれる。禍々しい鳥の顔が、すぐ目の前に近付いていた。

「反応は悪くない。が・・・どうも少し違うようだな」

奴の手が胸を離れ、再びあたしの身体を這う。なだらかな曲線を描いて腹部を通り過ぎ、
ショーツに覆われた茂みの辺りにまで辿り着いた。その先がうっすらと湿り気を
帯びていることに、どうやら気づいてしまったみたいだ。

「成る程、ここか」
645636 ホル姫:2006/02/05(日) 20:33:09 ID:aOnlm9gz
先程の愛撫――それを愛撫と呼ぶのであれば――で高揚した状態にさせられているとはいえ、
初めて他人にそんなところを見られることに、さすがに快感よりも緊張が勝った。

やっぱり・・・避けられないのだろうか?

あたしだって子供じゃない、これから起こることの想像くらいつく。このままじゃ確実に、
あたしのバージンブレイクを鳥の化け物に捧げる羽目になるってことくらい。
けれどもう、あたしにはどうする術もない。今度こそ、本当に絶対絶命だ。

結局、誰も助けに来てくれなかったな・・・
そんな恨み言がちらりと頭をかすめた。勝手な言い分なのは自分でもよく分かってる。
でも、最後まで信じていたかった。

下着越しに、奴があたしのその場所に触れようとしていた。一か八か、両足を固く閉じ、
最後の抵抗を試みてみる。が、案の定、あたしの行為は何の効果ももたらさなかった。
やすやすと割り込まれ、大きく開かされる。あたしは目を閉じて、来るべき蹂躙に備えた。

その時だった―――――

「ゴーストバスター ストラァァァァイクッッ!!!」

甲高いかけ声と共に、奴の後頭部で爆発が起こった。まばゆい閃光が辺りを照らし、
思わず目を開く。

「ホハッ!?」

決して小さくはない衝撃に、あたしを突き放して怪物が飛びすさる。解放されたあたしは
上半身を起こして目を凝らし、何が起きているのかを確かめようとした。
・・・あれは、人影?

「助けに来たぞ、ヒメノ!」

エージ君!
その声を聞いて、あたしは涙が出そうになった。
助けにきてくれたんだ・・・!

「クッ・・・このガキが・・・っ!」
「おっと、お前の相手はオレじゃねーよ」
「何だと?」

怪物が飛翔した。その視線は彼方に向けられている。あたしのことは眼中にないみたいだ。
今なら、逃げられる!
けれども、立ち上がりかけたあたしは思い出してしまった。
こんな格好、絶対に見られたくない・・・!
冷静に状況を考えればそんなことを言っている場合ではないのだが、やっぱりどうしても
恥ずかしさの方が先に立ち、再び地面に座り込んでしまう。

「ねーちゃん、大丈夫か!?」
「ツキタケ君!」
その時、風を切ってあたしのそばに降り立ったのはツキタケ君だった。
ボロボロになったあたしの姿を見て、顔を歪める。

「ひでぇ・・・アイツ、ねーちゃんにこんなことしやがって」

思わず顔を伏せて自分自身を抱きしめるあたしに、ツキタケ君は手に持っていたコートを
羽織らせてくれた。やたらに長くて大きい。あたしは驚いて、ツキタケ君の顔を見上げた。
646636 ホル姫:2006/02/05(日) 20:34:30 ID:aOnlm9gz
「これは・・・?」
「アニキのコートだ。大丈夫、今ならねーちゃんにも着れる」

そう言ってツキタケ君は、あたしの顔を不安そうに覗き込んだ。

「動けるかい? ・・・と言っても自分で動いてくれないと困るんだけどさ。オイラ、
肩貸したりとか、してあげられないから」

ツキタケ君の心遣いが身にしみる。心配をかけないよう、あたしはコートを纏って立ち上がり、
彼に微笑みかけた。
「ありがとう・・・ツキタケ君」

「お前ら、何グズグズしてんだ。さっさと行くぞ!」
エージ君が走って来た。どうして怒っているのだろう? あの怪物はどうしたのだろう?
そして、あたしにはもう一つ気になることがあった。
さっきから感じるこの不穏な空気は一体、何だろう・・・
あたしの不安を感じ取ったのか、エージ君が答える。

「ガクがキレたんだよ! ・・・いやもう、キレたとかってレベルじゃねーよ、あれは。
見ちまったからな、ヒメノが襲われてるところを」
「ガクリンが・・・?」

そう尋ねてはみたけれど、もう、あたしにも分かっていた。
辺り一面に気配が漂い始めているのだ。
彼がここに来ている。空気をも震わせるほど凄まじい、怒りのオーラを纏って。


  俺の婚約者(フィアンセ)に、何しようとしてた―――――?


「分かったろ? ここにいたらオレ達まで巻き込まれる。早く避難するんだよ!」
「待って! ガクリン一人で・・・っ!」
「ここまでキレたアニキはオイラだって見たことない。何が起こったっておかしくないんだ、
ねーちゃん!」

嘘、そんな・・・あたしのせいで・・・ガクリン、大丈夫なの!?
思わず振り返る。よく見えないが、鳥の化け物と対峙している人影、あれがきっとガクリンだ。
ガクリン! と呼びかけようとした瞬間、ツキタケ君に押し止められた。

「ダメだ、ねーちゃん。逃げるんだ・・・もしねーちゃんを巻き込んで怪我でもさせたら、
アニキは絶対に自分を許さない。だから、頼むよ・・・」
「ツキタケ君・・・」

あまりにも真摯な表情のツキタケ君の哀願に、あたしは、こくり、と頷いた。
そうだ。二人の言う通り、今はとりあえず、ここから逃げ出さなきゃ。
ガクリンのことは・・・信じよう。あたしの知っている彼なら大丈夫。案外、何事も
なかった顔で戻ってきて、俺と結婚しよう、マイスウィート、などと言ってくるに違いない。
きっとそうだ。

だからガクリン・・・どうか死なないで、お願い・・・!!!

二人に急かされて駆け出しながら、あたしはこっそりと彼のコートのファーに顔を埋めた。
婚約者(フィアンセ)、というガクリンの言葉が、あの時確かに聞こえた・・・
もしあたしが死んで、彼のお墓に一緒に入ったら、それが結婚ってことになるのかな?

こんな時にそんな事を考えている自分がおかしくて、あたしはつい、クスっと笑ってしまった。

Fin
647636 ホル姫:2006/02/05(日) 20:35:30 ID:aOnlm9gz
以上です。お目汚し失礼しました。
ところでひめのんの一人称、原作じゃ「あたし」じゃなく「私」だorz
気になる方は脳内変換でお願いします。今更遅いですが。

ネタ振り。
エージ×姫乃、ツキタケ×姫乃ってどうにかならないかと考えてみる。
陰魄化すればひめのんに触れる(という理屈をつけられる)ガクと違って、
この二人は今のところ、本当にどうしようもないからなー。
やっぱり、ひめのん覚醒待ち?
648やま:2006/02/05(日) 21:47:20 ID:Cixh5nsI
待ってた。GJ!

難しいなー。エチーさえしなければ少女漫画でいけそうじゃないか?
触れないけどチューしてるつもり、みたいな。ほんわかほのぼの少しセツナスで。
ガイシュツか?
649名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 23:24:16 ID:GkIDbjdy
GJ!新作がスレに書き込んであって嬉しい。

少女漫画つっても眉単先生みたいなのを書く人もいるから
どこまでの描写が少女漫画なのやらw
陽魂バージョンのキャラは
触れられないけど互いの自慰行為で興奮しあうという状況を考えちまったよ。
650やま:2006/02/05(日) 23:30:48 ID:3L94z8y/
>>649
投下、wktkで待ってるよ。
651名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 23:56:53 ID:SMk357M+
今週はまたガク姫ファンが増えそうな展開だったなー。
あそこまで熱い告白の漫画、久しぶりに読んだよ。
谷仮面クラスだね。
652名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 00:33:02 ID:sQpcWWI2
一方通行だけどね(ノ∀`)
653名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 00:45:09 ID:fNzgE1Eg
妄想は自由だお(#^ω^)ビキビキ
いやほんとね、二次ってぶっちゃけそこに行き着くよね。
それがまた楽しいのさ。
654名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 07:41:50 ID:s9h2QID1
今週の熱すぎる展開に、もうどんな妄想も追いつけそうにない。
原作は責任とって、きっちりガク姫成就させてほしい。




…冗談はさておき、今週の姫乃の笑顔は本気で可愛かった。
あんなの見せられたら、ガクでなくても惚れてしまう。
655やま:2006/02/07(火) 20:51:26 ID:jVvHsj2g
最後から2コマめのガクが「ヒメノ」って呼び捨てしてるのに地味に萌えた。
出来ればヤツにはこれからも呼び捨てて欲しいが・・・同志はいないよなぁ?
656名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 21:23:20 ID:px/8c87z
ノシ>>655
657名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 22:17:25 ID:s6f4oYNr
最近明神よりガクが主人公に見えてしかたねえ・・
658名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 23:49:30 ID:m7MFo2gM
>>655
ノシ

でもスイッチ入ったりブレーカー上がったりした時だけ
呼び捨てるのも特別ぽくて萌える。
659名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 23:51:32 ID:VYjXubob
大丈夫、きっと主人公は来週から怒涛の巻き返しを
図ってくれるはずだから!地味に。
そういや伝奇や怪談じゃ、よく狐が人間の子どもを
孕ませたり孕んだりしてるよな。
660名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 01:57:52 ID:xU9QPl3X
ひゃー、今週はやっぱガク姫大ブレイクっすね。
盛り上がれるのはいいことだ。
この勢いでいっちょ、職人様の大量降臨キボン、とか言ってみる。
661名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 23:01:33 ID:quEL+DkT
あれ、てっきり本誌のあの展開でガッツリ新作or書き込み
増えるかと思ったのに。
でもあれだけ原作でやってもらったらそれで満足してお腹一杯にもなるか。
662名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 01:02:50 ID:XTvs0kXQ
3巻収録分をリアルで読んでいたから明姫で固定されていてガク姫が連想できない
でもガクは片思いだからこそ愛情が深くなると思う
663やま:2006/02/10(金) 11:36:12 ID:6yh5i7P3
ガク姫完成間近だったのにパソコン水没しますた…。今ケータイからです。
へこむ…。ブレーカーsage…。
あああああマジごめん。ほんとゴメン。
蜜柑にはしないから待ってくれ。
664名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 13:39:30 ID:CWL/FBAd
>663
乙。ワクテカして待っている。
665名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 00:02:31 ID:r6eqscop
>>663
水没とはまた豪快な・・・いや本当乙。
無理しないでゆっくりやって下さい。
666315:2006/02/11(土) 22:46:08 ID:HNY0hICu
ガク姫祭りバンジャーイ
エロいよひめのんエロいよはあはあ

だがしかし>>614続きの鬼畜ホル姫後編
苦手な人はNGワード◆315pjJHDTQ
注意書きは>>612
ではドゾ
667315 ◆315pjJHDTQ :2006/02/11(土) 22:47:58 ID:HNY0hICu
パンティ越しにクリトリスをつまんでいた陰魄はパンティをずらし横から直に指を侵入させると、ひめのんの茂みをかきわけ小さな割れ目まで這ってきた。割れ目にそってなでると、ひめのんの身体がビクンッと跳ねる
姫「いやあー!いやあー!やめてぇー!!!」
抵抗しても意味は無いとわかっていながらも両手をバタバタさせて陰魄を拒むひめのん
しかし秘部の入口は先程からの執拗な責めにしっとりと濡れている
まだ男を知らないその入口から陰魄は容赦無く指を突き挿れた
姫「いやあ!いやぁぁーー!明神さぁん!!」
好きな男の指ならまだしも、正体不明も同様の存在に未知の部分を犯される悪寒がひめのんの心と全身に広がる。そんなひめのんの精神的抵抗も、未成熟ゆえの膣壁の圧迫も押し切って陰魄の指が子宮の奥までたどりついた
姫「あぁ・・・っ」
ホ「何だ。奥はけっこう濡れてるではないか」
姫「いやぁっ・・・」
ホ「もっともっと感じるがいい」
そう言うと陰魄はひめのんの小さな膣内を掻き回したり、引き抜こうと抜き挿ししたり、巧妙に弄びだした
姫「ああぁっ・・・っ」
一般に強姦等、同意の無い性行為ほど女性は感度が良くなり濡れるという。それは精神的ショックを少しでも和らげるために“これは和姦なのだ”と脳に錯覚させるためと、拒んだ男に逆上されて殺されないための生命維持を優先する生物の本能らしい
しかし幼いひめのんにそんな知識があるわけもなく、陰魄の与える刺激に蜜液を溢れさせながらヒクヒクと震える自分の身体に混乱した
そして尚も自分の心とは関係なく、子宮を中心にしびれるような熱い何かがひめのんの体中を征服しはじめる
ホ「どうした女?イキそうか?」
668315 ◆315pjJHDTQ :2006/02/11(土) 22:49:45 ID:HNY0hICu
陰魄がひめのんの羞恥を煽る。涙ながらに耐えるが、ひざがガクガクして思考が回らなくなる
ホ「素直になれ。ほら、イけ!」
最後の仕上げと言わんばかりにひめのんの充血した芽の部分を親指で責めたてた
姫「ああーっ!いやあーーっ!明神さん!明神さぁんー!ああーーーっ!!」
精神的な抵抗も叶わず、悲鳴にも似た嬌声をあげながらひめのんはイかされた・・・・
姫「あ・・・あぁ・・・」
立っていることすらできなくなったひめのんは壁にもたれながらズルズルと力なく座り込む
うつろな両瞳からは、とめどなく涙が流れていた
コ「あれー?先越されちゃったかな」
暗闇から呑気そうな声が響いた
ホ「コモンか。約束通り俺がリーダーだぞ」
コ「はいはい、わかりました。ところで新リーダーに提案があるんだけど・・・この女で楽しまない?」
ホ「ホハハ。初めておまえと意見が合ったな」
姫「・・・?」
ホ「立て。女!」
まだ頂点に達した疲労とショックで朦朧とするひめのんの腕をつかんで立たせた鳥の陰魄はひめのんのセーラー服のリボンをシュルとほどいた
姫「な!?・・・!いやぁ!」
鳥の陰魄がセーラー服を剥ぎ取ろうとする間に狐の陰魄がスカートのホックをはずしひめのんの細い太ももをあらわにさせる
姫「いやぁー!いやあぁぁーー!明神さん!・・・明神さんっ!助けてーっ!!」
泣いて嫌がるひめのんから乱暴にブラが奪われ、パンティがずり下ろされた
ホ「ふん。さっきからいくら呼んでも案内屋は来ぬではないか!あきらめろ!」
姫「そ・・・そんなことない・・・!明神さんが絶対助けに来てくれる!あんた達なんか・・・明神さんがきっとやっつけてくれるんだから・・・!」
コ「強気だなー。もっとも、そういうのが堕ちてくとこがおもしろいんだけどさ」
産まれたままの姿にされたひめのんはコンクリートの上に仰向けに倒され両股を大きく開脚させられた。暗闇に白い華奢な身体が浮かび上がる
鳥の陰魄がひめのんの膣口を指差して言った
ホ「覚悟しろ女!本当のお楽しみはこれからだ・・・!」
【ホル姫後編終】
次は3P編で会いましょうノシ
669315:2006/02/11(土) 22:51:21 ID:HNY0hICu
やりすぎ?(´―`)注意書きの通り苦手な人は飛ばしてくれ
670名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 22:59:17 ID:2OadCIyC
>>667
GJ!&乙です。
3Pで待ってますw
671名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 00:04:50 ID:JA8TfKwq
GJ!
315さんのクックル先生、なんかテンション高いw
そのお元気な姿、先生を偲ぶよすがにさせてもらってます。
672名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 14:25:11 ID:R90bpvEq
コモ姫需要ありますので
職人の皆さん是非!!!!
673やま:2006/02/14(火) 17:04:01 ID:JoNKhGO6
315氏GJ!!
つづき!つづき!!

>>672
あー俺も早くガク姫終わらせてコモ姫書きたいよ。
むしろ誰か書いてくれ―――!!

ところでそろそろ一旦上げませんか?
674やま:2006/02/14(火) 17:05:05 ID:JoNKhGO6
ごめん。聞いたそばからsage忘れるなんて・・・orz
675名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 20:37:58 ID:ZQK06cuC
・・・今週のジャンプ読んで思ったんだが。
明神は童貞なんじゃなかろうか。あのはしゃぎっぷりは少年にしか見えん。


というわけで、童貞設定の明姫、と言ってみる。
676名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 22:36:03 ID:gX5RqVwb
遅ればせながら315氏GJ!!
3P編ワクテカしながら待ってます。

>>675
ノシ

バレンタインに思いきって自分をプレゼントwしようとする
ひめのんに焦りまくる明神とか?...それじゃ姫明か。
677名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 00:30:21 ID:VtescnU6
明神が純潔wだとしたら下手すりゃ妖精間近か・・・いや実際のとこ
幾つか知らんけど。
性交渉に慣れてなくて手探りでひめのんと致す明神もいいな。
678名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 01:10:39 ID:jAQQM5zQ
>677
GJ!漏れも是非そんな小説よみたいよ
679名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 01:17:16 ID:pGgBqjBg
もう過ぎちゃったけど、バレンタインネタで、
ツキタケ→姫乃って需要あったりします?
エロじゃないから控えた方がいいかな…
680やま:2006/02/15(水) 01:40:21 ID:mloEuGea
>>679
何を言う。投下してくれよ!
初のカプ期待して待ってる。
681名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 01:41:11 ID:5Fl7dR3s
>>679
希望希望希望!!!!
お待ちしてます(゜∀゜)
682名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 01:59:11 ID:dcif/V7X
カモーン
683名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 10:52:32 ID:tm/bRcNS
イルカで検索したらこんなの出てきて終始驚いた(´・ω・`)
684名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 00:10:05 ID:NamXpnxo
皆様ありがとう。マイナーな組み合わせだから敬遠されるかと思ってました。
投下します。



その日の午後、オイラが台所に入ってみるとねーちゃんがいた。
陽気に鼻歌なんか口ずさみながら、流しに向かって洗い物をしている。
テーブルの上には、チョコレートでコーティングされたハート型のケーキ。
かなり大きい、25cmはあるだろうか。バレンタイン用のものだと一目で分かる。
すぐにピンと来た。おそらく、明神のダンナへのプレゼントだろう。
…アニキも可哀想にな、と思う。
ねーちゃんにベタ惚れのアニキのことだ。もしこんなモンをねーちゃんがダンナに渡してる
ところなんか目撃した日には、アニキのテンションは地の底まで落ち込むに違いない。
そのとばっちりはどうせ、オイラのところに飛んでくるんだよな、と考えて少し憂鬱になる。
「あれ、ツキタケ君、来てたの? 声くらいかけてくれればいいのに」
気配を感じたのか、ねーちゃんが振り返った。
「…このケーキってさ、バレンタイン用?」
「そうだよ、大きいでしょう。頑張って作ったんだから」
そう言って自慢げに笑う。
アニキも不憫だが、このサイズのケーキを一人で食う羽目になるダンナも相当な災難だ。
それにしても、こうして屈託なく笑うねーちゃんの笑顔は本当に可愛い。
なんというか、見ているこっちまで嬉しくなる。今だけこの笑顔はオイラが独り占めだな。
そう思った時、ふっと全然別の考えが頭をかすめた。
もし、オイラが死んでいなかったら、と。
オイラが陽魂になってから、もうかなりの年月が経つ。
生きていれば、おそらくねーちゃんと十分釣り合うだけの歳にはなっているだろう。
もし、ねーちゃんと出会っていたら?
チャンスさえあれば、ねーちゃんの彼氏になることだってあったかも知れないな。
そしたら……………
って、だーーーっっ!!! 何バカなこと考えてんだオイラ!
カラフルなチョコレートのチューブペンを両手に持って楽しそうにケーキのデコレーションに
取り掛かるねーちゃんをよそに、やけに具体的な方向に転がりだした妄想を必死で振り払う。
…けど、真面目な話、もしねーちゃんに生きて出会えていたなら、少しは望みがあったんだろうか。
オイラなら、ねーちゃんを幸せにすることができただろうか?
例えばアニキのような愛し方、オイラには到底できない。
無償の愛だとかそんな御大層なもの、残念ながら持ち合わせちゃいない。
そんなオイラがねーちゃんを幸せにする為にできること、もしあるとしたらそれは何だろうか。
そもそも、誰かを幸せにするってどういうことなんだろう…
685名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 00:12:20 ID:NamXpnxo
「…っと、完成!」
出し抜けにねーちゃんの声がして我に返った。
見れば、ケーキには「St.Valentine's Day」の文字が綺麗に描かれている。
周りには色とりどりの花模様の飾り付きだ。器用だなぁ、と素直に感心する。
…あれ?
「ねーちゃん、ダンナの名前、入れなくていいの?」
「え? 明神さん?」
どうして? と不思議そうな顔でねーちゃんが尋ねてくる。
「だってそれ、ダンナへのプレゼントだろ?」
ねーちゃんは一瞬目を丸くして、次の瞬間プッと吹き出した。
「…あはは、ごめんなさい。これは明神さん用じゃないの。みんなで分けようと思って作ったんだよ」
こんな大きなケーキ、明神さん一人で食べきれるワケないでしょ? そう言ってまた笑う。
意味がよく分からない。誰だ、みんなって。
「もちろん、明神さんに私、エージ君、アズミちゃん、ガクリン…それにツキタケ君、あなたによ」
ますます分からない。
ダンナはともかくオイラ達にケーキなんかくれたところで一体どうしろってんだ。食えないのに。
「みんなの分はね、みんなのお墓に供えようと思って」
「墓って…ねーちゃん、オイラの墓がどこにあるのか知ってるの?」
「ううん、知らないよ」
盛大にずっこける。なんなんだこの天然娘は。
「だから、教えてくれない? 一度みんなのお墓参りもしたいから」
……………
……………
……………
なんだかなー、とオイラは深い溜め息をついた。
まあ、ねーちゃんの優しさは素直に嬉しい。エージもアズミも喜ぶだろう、もちろん明神のダンナも。
ただアニキは絶対に何か勘違いするよな。ケーキひと切れにありもしない二人の愛の結晶でも見て、
見境なく暴走しそうだ。そしてそのフォローはどうせオイラの役目になるんだろう。
…なんだ、やっぱりオイラのところにとばっちりがくるんじゃないか、と苦笑する。
ただし、さっきよりずっといい気分で。
そう、ねーちゃんを幸せにするのはオイラの役目じゃない。
それはオイラじゃない誰か、ねーちゃんが結ばれたいと願う誰かが考えればいいことだ。
ただ、これからもずっとねーちゃんのこの笑顔を見ていられたらいいな、と。
そんなことをオイラは、心の中で呟いた。





補足ですが…
第14譚(のアレがガク本人だったとして)および第26譚の過去話から大雑把に計算して、
ツキタケが生きてたと仮定した時の現在年齢は、たぶん明神より7〜8歳くらい下で、
明神が現在20代半ばだとしたら高校生くらいになるんじゃないかと勝手に想像。
あと、うたかた荘は風呂もリビングも共有だから、きっと台所も共有なんだろうと。
ごちゃごちゃすみません。
686名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 00:24:14 ID:gr+Ze8Dx
GJ!!いやー、よかった!ほのぼのしつつ、
ツキタケらしい独白っつーか。
あと、年齢の考察も同意。享年プラス陽魂時代を足せば、
大体ひめのんより二つ三つ上なんじゃないかと
睨んでる。
687名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 00:30:51 ID:surrximj
GJ!!!!
萌えますた(*´Д`)
高校生なツキタケ想像してみたらひめのんとお似合いな気がする。
てゆうか姫乃は誰にでも似合うんだよな…

とにかくごちそうさまでした!
688やま:2006/02/16(木) 00:37:14 ID:pioQncoe
最高!!GJ!!
墓参りのくだりが良いよ乙!!

天然娘カンパ―――イ!!
689名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 00:45:10 ID:zNnTqkSj
通りすがりの私もGJ!!
天然ひめのんの可愛いらしさと、ツキタケの意外にも苦労症っぷりがいい感じ
でした。きっとひめのんだったらこんなこと考えてそうですよね。
690やま:2006/02/16(木) 08:24:28 ID:pioQncoe
あぼんしたデータの5分の1位の内容になっちゃったけど、これで完結。
ごめん。同じ内容を2回も書けませんorz
やっぱ恵方巻きをヨコシマな心境で頂いたせいなのか・・・。
とにかく、もうフタの開いたペットをパソコンの傍には置かねええええぇぇぇっ!!!

>>594-596

>>617-619
の続きになります。
本当にヤな出来だが、そこら辺はこの後投下する明姫でチャラにしてもらえると助かる。
691やま ガク姫完結:2006/02/16(木) 08:25:16 ID:pioQncoe
暴れる華奢な身体を身体で押さえつけ、ガクは自分を無理やり根元まで捻じ込んだ。
「っあ・・・・・・・ッ」
あまりの衝撃に、姫乃は思わず息を詰まらせ背筋を張る。
ガクはコートと腰の間に出来た隙間に手を差し入れ、上体を屈めて白い首筋にチュッと痕を付けると荒い息をつきながらゆっくり尋ねた。
「ひめのん・・・平気?」
痛みに飛びそうな意識の下でただ、ひどい・・・と思った。
(こんな・・こんな痛くて・・・酷いこと・・・っ)
知らなかったのに。こんな仕打ちを受けるなんて。
それでも彼を、自分のピンチを身を呈して救ってくれた彼をどうして消してしまえるだろう。
ガクを否定したい気持ちと、強い感謝とが鬩ぎ合い、結局涙を流して感情を嚥下するしかできないのだ。
「ねぇ・・・お・・わり・・・?」
脈を打つ結合部の熱さを必死に無視して、自分が見上げるガクに姫乃は聞いた。
だが自分を見下ろす男は無常にもゆっくりと頭を振る。
「・・・動くよ」
「えっ・・・ひゃっ・・・んああぁぁっ!!?」
グプッグチュッと粘性のある水音を立てて、ガクが自身を打ち付けてくる。
頭のほうに体がずり上がり、痛みに占領されてうまく言葉が紡げない。
「いやぁ・・・っつ・・あぁッ・・やだああぁぁッ!」
「んぁ・・・っ、ヒメノッ・・」
耳元で囁かれる声が甘い。ゾクリと背筋が振るえるが、首を振っても開放してくれるわけがない。
「やだっ・・・やめてよぉッ・・・いやあァッ!やあぁ!!」
拒絶の言葉しか紡げないが、ガクはやめようとしない。
「もっと・・・気持ちよく・・してあげる・・・」
「ひっ・・・!!」
クリトリスを摘まれ、快楽より痛みに脳が痺れる。
「・・・イッて」
ガクの声がフィルターを通したように霞んで響いて、姫乃は絶頂に達した後、意識を失った。

「・・・ん・・」
気がつくと自分は元通り服を着て、下水道のコンクリートに寝そべっていた。
「おはよう・・・ひめのん」
すぐ傍から降った声に、姫乃は驚いたがなんとか笑って応える。
「あ・・・うん・・・ごめん。寝ちゃった・・・」
脚の付け根から響く鈍痛が、夢ではないと知らせている。
のそりと近寄るガクに身を固くしながら、姫乃は憎らしいほどマイペースな男を見つめた。
「・・・行こう。ツキタケ達が待ってる」
そうだ。思い出した。急がなければ。
「うん・・・。早く明神さん探そう!」
口にした案内屋の名にガクはにわかに顔を歪めたが、握れない手の代わりにピコハンの柄を差し出した。
「愛の障害は・・・必ず排除するからな。ひめのん」
・・・それって何気に明神さんも入ってない?とは聞けずに、姫乃はだるい身体で無理やり走り出した。


end
692やま :2006/02/16(木) 08:30:37 ID:pioQncoe
今更だが>>582ありがとう。
意気込んだ割りにこんなんでゴメンorz

で、連続投下でどうかと思うが明姫も落としてしまえ!!
sな明神&ちょっと強気な姫乃が嫌いだったら、スルーしてください。
693やま 明姫「お仕置き」:2006/02/16(木) 08:32:05 ID:pioQncoe
「だからッ!!なんで俺のあと付けてきたんだよ!?」
「心配だからって言ってるじゃない!!わっかんないよ、もうッ!!」
うたかた荘を震わせ、男女一組の怒声が響く。
バタンッ!!と玄関のドアを閉める音。続くバチンという管理人室の戸が閉まる激しい衝撃。
「何だよ!!」
「何なのよ!!」
バチッ!!シンクロした声と同時、明神は自分と姫乃を閉じ込めたドアに対霊用の札を貼った。
「ふん、みんなをシャットダウンしてどうするのよ!
 そんなことしたって、私はまだ怒ってるんだからっ!!」
「ぃよくもまあ・・・あそこで俺が助けなけりゃどうなってたかもわかんねーのかよッ!アァ!?」

―――話は2時間前に遡る。

明神が陰魄退治に出かけるのはいつものこと。ただ姫乃は先日受けた傷が心配だった。
もちろん自分がどうにかできるとは思っていない。それでも気にかかる恋人の安否。
気が付ば姫乃は陰魄が住み着いた林の中にいて・・・捕らわれてしまっていた。
それを助けたのは他ならぬ明神なのだが、ついてくるなと言い含めたのにノコノコ虜囚になった姫乃が気に食わない。
姫乃も姫乃で、怪我を押して出かけた明神を心配していた自分が怒鳴られることに納得できない。
そんなこんなで現場からうたかた荘に戻るまで、二人は口論でコミュニケーションを取っていた。

「〜〜〜〜だからァッ!!いい加減にしろっつーの!!」
バフっと暴れる姫乃を万年床の布団に組み敷いて、明神は唾を飛ばした。
「何よ!!」
それでも気丈に睨め付ける姫乃。
「っお前なあっ!!」
「やだっ!やめてよっ!・・・っふぁッ」
強引に唇を塞がれ、姫乃は激しく体を捩った。だが両手をそれぞれ布団に縫い止め、体重をかけてくる男に抗える筈も無い。
「んンッ・・!!ぃや・・やだってばッ!!」
ぶんぶん首を振るが、逆に明神の加虐心を煽ってしまったらしい。
「あー・・・良い事思いつーいたー。」
(うわぁ・・・まずった・・・。)
ニヤリと笑った明神を見て、姫乃はただ自分の浅はかさを呪うしかできなかった。
694やま 明姫「お仕置き」:2006/02/16(木) 08:33:22 ID:pioQncoe
「この・・・っ!ヘンタイ!!ちかん!!」
「ぅわははははは!!何とでも言え!!」
勝ち誇った笑い声が本気でカンに触る。
上半身を完全に剥かれ、後ろ手にガムテを巻かれ、真っ赤になって海老のように跳ねながら、姫乃は抗議した。
もう何度か身体を重ねたとはいえ、窓から入る西日に照らされ、舐めるように観察されてはたまったもんじゃない。
「さぁて・・・」
明神の声音が変わった。
思わずビクッと身体を震わせると、布団に倒れた身体を優しく壁にもたれさせられた。
「な・・・何・・・」
「ん〜?毎度恒例のデコピンターイム。」
ほっと息をつく。なんだ。そんなことか。
女の子の自分を気遣ってか、明神のデコピンはそれほど痛くない。
負けを認めるのは悔しいが、腕力では適わない。それしきのことで開放されるなら、願ったり叶ったりだ。
「いいよ。100発でも1000発でも・・・」
「いや。10発でいい。」
ニヤァっと不気味な微笑み。理解できずにいる姫乃。
「ただし・・・」
細い中指が添えられたそこは・・・
ビシッ
「・・・っひああぁぁっ!!?」
知覚するまでも無く身体が仰け反る。それでも目の前の男は笑って指と手首のスナップを確認している。
「あー駄目だよ。あと左右合わせて9発残ってるんだからさぁー」
「み・・・明神さんっ・・・あなた・・・」
姫乃は右肩を左手で押さえつけられ、震えながら睨み付けるが本人は澄ましたものだ。
「凸ピン。良いじゃん。出てるトコ、弾いただけだろ?」
さ、もう片方・・と言って、明神の中指が姫乃の左の乳首に添えられた。
「や・・・やめ・・アウぅっ!?」
痛みと快感が同時に襲ってきて姫乃は思わず身を引こうとする。
だが背中に当たるのは冷たい壁で、逃げ場は無い。
控えめな胸とその飾りは、左右一度づつ責められただけで充血し、存在を主張しだした。
「痛っ・・・え・・やあっ」
明神は無言でまた片方を爪弾く。
痛々しくそり出した突起を強く弾かれ、姫乃はなすすべも無く身をくねらせた。
「いた・・・痛いってば・・!やめ・・アアァァッ!?」
固くなったしこりを弾いたあげく人差し指と親指で捏ねながら、明神は意地悪く笑った。
「どうすんの?このままなんちゃってSM続ける?それとも降参する?」

サイテーだ。この野郎。

右より感度のいい左の突起を舐り、上目遣いに自分を観察する辺り、確実に楽しんでる。
結構な力で弾かれた乳首は痛い。快感を通り越して痛い。なのに片方を吸引され、片方を捏ね回されている。
逃げられないなら、自分はできるだけ被害の無い方を選ぶしかない。
「・・・ごめんなさい。降参します」
「ありゃ?今日は随分素直だね」
拍子抜けした明神は、それでも胸元から顔を上げた。
見下ろす姫乃は半ば呆れて、その整った造りを観察する。
・・・顔だけは良い。顔だけは。
なのにこの性癖は・・・。
(・・・ヘンな趣味の副作用じゃない!)
彼の楽しみは面白い攻撃を受けることだ。その反動なのか、明神は時たまやけにサドっ気を見せる。
こんな時の対処法はひとつ。冷めた対応に徹すること。
決して抵抗してはいけない。余計に付け上がらせるだけだ。
「なんだよひめのん。もっと歯向かうと思ったのに。」
(その言い回しがムカつくのッ!!)
思い切り上からの視点でかけられた言葉に、口にも顔にも出さず、心中で毒づく。だが仕方ない。
自分のなんと非力なことか。
勝てるのは口だけ。しかも簡単に無効試合にさせられる。
だがとりあえず今日はこれで何とか・・・
「よし。んじゃ、下脱ごっか。」
―――なるわけがなかった。
695やま:2006/02/16(木) 08:48:03 ID:pioQncoe
テンション高いssは書き易いです。

来週は狐のセクシャルハラスメントが本格的に始まると期待。
姫乃スレでバオ姫とかあったけど、誰か書かないかな。セリフ無いから厳しいか。
・・・だけど無言の相手にあんなこんなされるって結構・・・
696名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 15:38:27 ID:P5J8Jr2P
>>695
GJ!!
むしろ漏れと結婚してくれw
697名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 18:46:33 ID:jxdzbjKt
ひめのんの誕生日ネタで、明×姫を考えてるけど、
スレを見るかぎりそんな雰囲気じゃないなw
698315:2006/02/16(木) 19:11:32 ID:sA49DZvi
ヤマ氏GJ!!こういう鬼畜好きだよハアハア

>>697
お待ちしてます
699やま 明姫「お仕置き」:2006/02/17(金) 00:07:38 ID:pioQncoe
「やだぁッ・・・ちょ・・やめてったらっ!!」
慣れた手つきでタイトスカートのジッパーを下ろし、するりと剥ぎ取られる。
少し湿った万年床に再び押し付けられながら、姫乃は叫んだ。
「謝ったじゃない!!こんなの・・・ひゃぁァッ!」
薄い水色のショーツに手を突っ込まれ、いきなり指二本を挿入された。
「ん〜?だって最近、姑息な手使うだろ、ひめのん」
グチュグチュと音をたてて壷を弄られる刺激ではなく、明神の言葉に思考が止まる。
気づかれてた・・・?
「あー。やっぱり」
「ンッ・・・ぅあっ」
顔に出てしまったらしい。明神は水かきまで指を突っ込み、ズルっと抜き取りながら、姫乃の顔を覗き込んだ。
「気付かないと思ってた?誰が仕込んだと思ってんの?ねぇ?」
「っあ・・・やぁっ」
ショーツさえ取り除かれ、露わになった陰部を開いて明神は笑う。
「・・・ははっ。こりゃ折檻だね。なんだかんだ言ってもうこんなんじゃさ。」
クレバスから溢れた蜜は、もう布団に染みを作りそうだ。
「さて。どうして欲しい?咥えてみる?それとも後ろに挑戦?」
どうにか逃げようと動いてみるが、大して質量のない胸を押しつぶすように揉まれる。
華奢な身体を這う手は大きくて、それだけで脱出を止められてしまう。
これからされることが恐ろしくて、姫乃は思わず本音で哀願した。
「嫌・・・ごめんなさっ・・もうしないから許し・・・」
「ああ、やっと本心から謝ったね。・・・だけど駄目」
何かおかしい、と思った。いつもの情事で見せる、どこかふざけたサディスティックさと違って、なんだか怖い。
そういえば笑顔と冗談で誤魔化しているが、明神の眼はさっきから笑っていない。今更それに気がついて、姫乃はぞっとした。
そんな少女の様子を雰囲気で察して、口元に笑いを貼り付けたまま明神は半眼で呟いた。
今まで堪えていたものを吐き出すようにゆっくりと。
「・・・あのままだったらどうなってたか、わかる?」
「え・・・」
よくわからない。陰魄に捕まったことを指すのはわかるが・・・
明神はひとつ大きなため息をつき、細い両足を持ち上げた。
「・・・こうなってたんだよッ!お前!!」
「ッ・・やああぁぁっ!!」
一瞬で笑顔を消すと、反応できずにいる姫乃に腹の底から怒りを吐き出した。
と同時、十分に潤っていたとはいえ、指とは段違いの陰茎をいきなり突き刺され、姫乃は仰け反った。
そのままズンズンと激しく突き上げられる。
「アッ・・・ひゃ、ん・・アァッ!」
「な・ん・でっ!気が付かないんだよ!あいつらがお前に触れんの知ってんだろッ!?」
手篭めにした姫乃の喘ぎを聞きながら、明神は苛立たしく舌打ちをした。
実際、本当に危機一髪だったのだ。あと数分遅れたら、確実に数匹の陰魄に慰み者にされていたというのに。
驚くことに―――この天然娘は全く気付いていなかった。
流石に呆れて少しキツく注意すれば逆ギレされた。
もうデコピン程度で収まる感情じゃあない。
ここでしっかり教えておかなければ、いつまた同じ鉄を踏むかわからない。
その時自分が未然に駆けつけられる保障はどこにも無いなら尚のこと。
「ごめッ・・だからっ、も・・・もうやめっ・・・!」
駄目だ。わかってない。
「ひめのん。俺、今日は謝らないからな。理由ちゃんと考えろよ」
一呼吸すると、明神は姫乃の身体にむしゃぶりついた。
700やま 明姫「お仕置き」:2006/02/17(金) 00:08:16 ID:VIhYnr1s
ガムテで後ろ手に戒められた腕が痛々しい。姫乃自身の体重と、明神の体重とが一緒に乗って血が巡らず白くなっている。
だがそんな事を気にしている余裕は姫乃に無かった。
初体験でさえこれほど痛くなかったのに、今自分に与えられている苦痛は何なのだろう。
快感など裂かれる痛みに追いやられて殆ど感じない。
受け入れる側への配慮をバッサリ切り捨てた交合は、まだあどけない少女を本気で苦しめた。
「やっ・・やだァッ!いや・・・!やめてっお願・・・ヤアァッ!」
泣いても叫んでも、明神は手を緩めない。
これ以上は関節が外れるという限界まで脚を開かされ、中心に太い男根を受けて、しかも思い切り打ち付けられる。
その度にじゅぷっと音を立てて愛液が泡立つが、情交で出るどんな音より姫乃の悲鳴の方が大きい。
今まで付けられたことの無い鬱血痕を全身にもらって、それでもまだ身体を舐める明神を、姫乃は心の底から怖いと思った。
「なんで・・!?やっ・・・どうしてよぉッ!!」
こんな明神は知らない。いつもならもっと優しく接してくれるのに。
生理的に出てしまう抵抗の声と、本当の拒絶を敏感に察して、自分が本気で嫌がることは今まで一度もしなかったのに。
まるで欲情した獣ではないか。
それにどうして自分がここまで怒られるのだろう。こんな仕打ちを受けるほど、何かした覚えがない。
「教えてよ!ねぇっ!!ね・・・アぁっ・・・!」
荒い息を首筋にかけられ思わず嬌声が上がる。いつもならからかわれるのに、今日の明神はあくまで自分主体だった。
噛み付くように口を付け、赤い痕を記しては移動する。
姫乃には本当に何がなんだかわからなかった。
「・・・っつあ」
一度大きく腰を入れて、明神が胸を責めだした。
もう何度も吸われ、捏ねられた乳首は真っ赤に充血して白い身体によく映える。
もっとも、もう姫乃の身体は真っ白ではなく、点々と赤い斑点がついてはいるが。
―――今まで結構我慢してきたのだ。これでも。
姫乃は当然の如く処女だったし、いきなり手荒な真似は引くだろうと、自分なりに紳士の対応をしてきたつもりだった。
その挙句が・・・
(ったく、これかっつーの!!)
大事に慣らしてきただけに、あと一歩で自分以外の手にかかりそうだった姫乃が憎い。
更には、全ての男(生者にしても死者にしても)は優しいだけではないことを教えなかった自分が憎い。
本当に何のために我慢してきたのか。
怒りに任せてもう一度姫乃の膣に打ち付けた。恐怖で姫乃は感じていないのは見て取れる。
心の奥でいい気味だと小さく罵って、明神は自分を引き抜くと、少女の下腹部に怒りと欲望をぶちまけた。

「ッ・・・わかったのかよ、ヒメノ」
姫乃は答えない。叫ぶ力も尽きたのか、しゃくりあげ、止め処なく涙をこぼす瞳で自分を見上げる。
「こうなるんだよ。こーゆーことされるんだよ。あのままだったら。」
姫乃の身体を横向きにして、後ろで束縛していたガムテを剥がした。
戒められ鬱血していた部分と今まで血が通わなかった白い腕のコントラストが痛々しい。
ただ泣くだけしか出来ない姫乃の身体を拭ってやりながら、明神は出来るだけ感情を抑えて姫乃を諭した。
「もっと危機感持てよ。・・・怖いんだよこのままじゃあ。
 ・・・本当にいつか取り返しのつかねーことになっちまったらどーすんだよ、なあ?」
結局、その日姫乃が明神と言葉を交わすことは無く、暗くなってから彼女は無言で自室へと引き上げていった。
701やま 明姫「お仕置き」:2006/02/17(金) 00:08:53 ID:VIhYnr1s
だあああああぁぁぁぁッ!!畜生ォォッ!!ドジったしくった早まったああああぁぁぁぁッ!!!!」
姫乃が出て行ったあと、明神は激しく後悔していた。飲まずにはいられない。
「ああああ絶対引かれた。絶対嫌われた。絶対おかしいと思われたッ!」
いつもは缶ビール(第三種)だが、今日ばかりはそれで酔えそうにない。
随分前に、生きた住人から貰ったスコッチウィスキーをショットグラスで3杯飲み干して、コタツに突っ伏す。
「うわあぁぁ・・・気まずっ・・・明日からどーすんのよ俺・・・」

・・・さん・・・み・・さん・・・
「・・・んあ・・・?」
誰かに呼ばれた気がしてまぶたを開けた。
眩しい。
あれからいつの間にか寝てしまったらしい。ギネス級の寝相で、今日は階段の真ん中あたりに大の字になっているようだ。
「ぁてっ・・・!」
飲みなれない酒が二日酔いに化けたようだ。頭痛がする。
「明神さん!!」
「・・うあぁ・・・声でかいよ・・・響くからひめのおおおおおおおぉぉぉぉぉッ!!?」
「ちょ・・・きゃああぁぁっ!!?」
ゴロン!べたん!と重たい音と共に、明神は階段から転げ落ちた。
二日酔いなのかたんこぶなのかわからないほど頭を打ち、もんどりうって転げまわる。
「ちょっと!大丈夫!!?」
駆け寄る姫乃からは昨日のわだかまりを感じない。
ほっとしたような、恐ろしいような心境で、明神はぎこちなく手を振った。
「ダ・・・ダイジョブ・・・はは・・・」
疑わしい眼で見つめる姫乃をそっと観察すると、長袖から出た手にガムテの痕、首筋と胸元に結構沢山の鬱血。
やっぱり夢じゃなかった。あーもう終わりだな。
そんな明神の思惑をよそに、姫乃は気楽に笑いかけた。
「もー気をつけてよ。じゃ、いってきまーす。」
・・・あれ?
「ちょ・・ちょっと待ったひめのんッ!!」
「?・・・何ですか?」
きょとんとする顔に気圧されつつも、明神は食い下がる。
「き・・昨日のこと・・・怒って、ない・・・の?」
「へ?・・・ああ、アレ?」
自然尻すぼみになる問いに、目の前の少女は事も無げに笑って答えた。
「だって、いつもの『ぷれい』のひとつなんでしょ?よくわかんないけど。
 いちいち怒ってたら身が持たないよ〜って言ったの、明神さんじゃない。」
「・・・・・ハイ・・・?」
「じゃ、遅刻しちゃうからもう行くね。ちゃんとたんこぶ冷やさなきゃ駄目だよ!いってきまーす!!」
ばたんと閉まるドアを呆然と見つめて、明神はその場にへたり込んだ。
よく回らない頭で必死に今の状況を把握しようとする。
つまり、姫乃は昨日の必死だった自分のアレを・・・何かのプレイだと勘違いしたってことか?
わだかまりが無いのは飛び上がるほど嬉しいが、自分の身を呈した説教は?その後の苦悩は??
「なに、これ・・・自業自得・・・?」
こんなことなら、日ごろからプレイと称してあんなことやこんなことするんじゃ無かった・・・。
どうしようもない脱力感を覚え、明神は冷蔵庫を開けると、半ばやけくそになって迎え酒のフタをカシャンと開けた。


end
702やま:2006/02/17(金) 00:25:42 ID:VIhYnr1s
こんなのになった。ちょっとやり過ぎた・・・か?気分悪くした人いたらゴメン。
ちょい前のssに出た対霊用の札と>>685の天然娘、
500あたりにあったアニマに捕らわれたのになぜか明神に責められる姫乃がごちゃまぜです。
勝手にインスパイアましたごめんなさい・・・。
つーかエロ書けないよエロ。いくらがんばっても雰囲気エロにしかなりません。
誰か助けてエロい人orz

>>696
だが断る!!

>>697
書いて下さい。待ってます。

>>698
ありがd。3p楽しみにしてるよノシ
703名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 01:37:30 ID:Ppd6Hp4M
GJ!!楽しく読ませてもらいました。
しかしこれだけやってひめのんにプレイと勘違いされるとは、明神、
常日頃どんなことをやってるんだと小一時間(ry
704名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 02:26:40 ID:zKu2UkD/
ガク姫完結オメ&明姫GJ!
このところ他キャラSSが続いたせいか、明姫が妙に新鮮だった。主人公なのにねw
ともかく、ホントお疲れ様でした。
705315:2006/02/17(金) 22:06:29 ID:ok/GJqlU
GJ!GJ!
やま氏から燃料もらったので俺も投下
3Pとは名ばかりのコモ×姫気味
苦手な人はNGワード◆315pjJHDTQ推奨

706668続き ◆315pjJHDTQ :2006/02/17(金) 22:08:52 ID:ok/GJqlU
姫「あぁ・・・もう・・・やめ・て・・・ぁっ・・・ぁぁっ」
いったいどれほどの時間が経ったろうか。2体の陰魄の指が、人間のよりザラザラした獣特有の舌が、ひめのんの乳首や膣内を代わる代わる、または同時に嬲り、ひめのんの幼い子宮から蜜液を溢れさせていた
姫(明神さん・・・明神さん・・・助けて・・・!)
鳥の陰魄がひめのんの膣内を長く固い舌でつつくと、冷たいくちばしが丁度いい位置でクリトリスを刺激する
狐の陰魄はひめのんの首すじをねっとりと舐め、体温の無い冷えた舌が首すじから小振りの乳房まで触手のようにゆっくりと這いまわった
そこで本来ならその舌から生み出される唾液がべっとりとひめのんの肉体を汚すはずだが不思議と何も残さない
どうやら霊は唾液とか性液とかは産出しないらしく、生殖能力もないため男性器も存在しないようだ。ゆえにどれほど陰魄が指や舌でひめのんを犯そうが夢の中で輪姦されるのと等しく、ひめのんの純潔は護られたままだった
それでも現実には白い肌に噛みつかれた痕が赤く残り、得体の知れない霊に休む間もなく弄ばれ続ける恐怖がひめのんの心を犯し続けている
霊ゆえに体力の衰えを知らない陰魄とは違い、ひめのんはもう限界だった
707668続き ◆315pjJHDTQ :2006/02/17(金) 22:10:05 ID:ok/GJqlU
姫「んぁっ!は・・・あ・あぁっふぁっ・・・ああぁぁーっ!!!」
陰魄の執拗な責めに何度目かの恍惚に達したひめのんは全身を痙攣させて半ば失神した
しかし鳥の陰魄がひめのんの肉体から離れるとすぐさま狐の陰魄がひめのんの股にむしゃぶりつき、意識朦朧とするひめのんを許すことなく刺激する
姫「ふぁっ・・・っあ・・・いやあぁ・・・」
コ「いい肉体だ。俺好みだよ、女!こんなに楽しいのは十数年ぶりだ!」
姫「・・・っ・・・い、今のうちだけよ・・・今度は明神さんが・・・あんた達なんか・・・明神さんがきっとやっつけてくれるんだから・・・ぁ・・・ああっん!」
ホ「ホハハ。で、その案内屋はいつ来るんだ?遅いな」
姫「・・・。明神さん・・・っあ・・・ぁぁんっ」
ジュルッとひめのんの蜜液を飲み干した狐の陰魄が何かの気配に気づく
ホ「どうした?コモン?」
コ「人間の匂いだ。お待ちかねの案内屋がご到着のようだぜお姫様。もっともこんな姿、恥ずかしくて見せれないけどなあ?」
ひめのんはゾッとした。陰魄の言う通りだ。今、明神がここへ来たら、全裸で陰魄に弄ばれて・・・しかも何度も何度も絶頂に導かれ叫び声をあげる自分を見たらどう思うだろう?
いやだ。見られたくない・・・!
708668続き ◆315pjJHDTQ :2006/02/17(金) 22:12:28 ID:ok/GJqlU
狐の陰魄はそんなひめのんの怯えを見透かしたように、膣内に乱暴に指を突き刺すとめちゃめちゃに掻き回した
姫「ひぃっ!・・・んああーっ!いやあああぁぁっー!!!!」
地下にひめのんの悲鳴が響く
明神「ひめのん?!ひめのーん!!いるのかー?!」
はっとしてひめのんは自分の両手で口をふさいだ
が、狐の陰魄がひめのんの両手をひねりあげ、コンクリートにねじ伏せると膣内の指の動きを早めグチュグチュと音をたてて抜き差しした
姫「!!!」
コ「どうした女?悲鳴あげて案内屋呼べよ!」
ひめのんは奥歯をくいしばって必死で陰魄の責めに耐えようとしたが、性交で敏感になっていた身体は心とはうらはらに陰魄の思い通りに昇りつめていく
姫「・・・ぃゃ・・・あ・・・あ!あああー!!あああぁぁーーっっ!!」
腰を浮かしてガクガクと震えながらひめのんは再び達した
秘部から溢れた大量の蜜液を華奢な太ももにたらたらと流しながら、ひめのんは今度こそ本当に失神した・・・・・


ホルトとコモンは何やら企みを含んだ笑いをすると、赤い痕と蜜液にまみれたひめのんを残し姿を消した
意識を失ったひめのんには自分の元へかけつけてくる明神の足音は聞こえていなかった・・・
(つづく)
709315:2006/02/17(金) 22:16:17 ID:ok/GJqlU
センターカラーがひめのん表紙なら俺は大人買いする
710名無し@ピンキー:2006/02/17(金) 22:23:03 ID:ETcuQq5o
>>709
ID共々GJです。乙でした!
漏れも大人買い実行する一人だ....w
711やま:2006/02/17(金) 22:29:38 ID:PfQ76zxh
初めてのリアルタイム遭遇。エロ狐良いよー!GJです!!
続きが物凄い気になる・・・。待ってます!!
712名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 23:48:34 ID:+o70XyMr
わーい、覗いてみたら2つも来てるー!
やま氏も315氏もGJです!!
お二人とも鬼畜が得意で幸せ・・・w
713名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 00:33:02 ID:PLOTUHXN
ホントに職人さんには脱帽する。GJ!!
しかし最近スレの消費率が高いな〜
早くも次スレの心配をしてる俺がいるw
俺も荒削りだけどノートに書き貯めたのを投下しようかな?
714名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 00:44:56 ID:D9b8cGro
いやー、GJ。読んでて全く飽きが来ない。二人ともお疲れ様です!
センターカラーか・・・クックル先生の配色は望めるんだろうか?

>>713
出しちゃいなよ、YOU!
715名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 04:21:04 ID:AcVcnd3D
なんだよ、これ―――――?
偶然通りがかった管理人室の前で、エージはぼんやりと立ちつくしていた。
中から聞こえる啜り泣き混じりの悲鳴は途切れることなく、今ここで
何が行われているのかを赤裸々に物語っている。
しかし、理解が追いつかない。
二人がそういう関係にあることを、かなり前からエージは気づいていた。
時々真夜中に忍び足で部屋を抜け出す姫乃。次の朝には決まって寝不足気味の明神。
気づいていたが、気づいていない振りを続けていた。
薄暗い部屋で二人が何をやっているのか、知りたくもなかった。
それもこれも全て、明神と姫乃が互いに惹かれあっていると思い込んでいたからだった。
だが、扉の中から聞こえる姫乃のこの悲痛な泣き声は、いったい何なんだ?
無意識のうちに身体が動いた。扉に向かって突進する。
―――――バシッ!
触れた瞬間、強烈な衝撃が走り、エージの身体は後ろに弾き飛ばされた。
予想外のダメージ。あまりの痛さに思わず呻き声が漏れる。
………結界、かよ。
これが張ってある限り、陽魂は絶対に中には入れない。声すら届かない。
こんなことが出来るのは、もちろん明神をおいて他にない。
つまり、この隔離された空間の中で姫乃をいたぶっているのは、間違いなく明神本人だということだ。
何故、という問いがエージの頭の中を駆け巡る。
好きあってるんじゃなかったのかよ?
それともただ、ヒメノをオモチャにして弄んでるだけだったのか?
そういう、奴だったのかよ。
どうなんだよ、答えろよ、明神!
床に這いつくばったまま、クソったれ、と呟く。たった一枚の壁に阻まれて手も足も出ない。
この結界を破るだけの力がない自分。彼女を助けてやれない自分。
姫乃がずっと明神を特別な目で見ていたことを知りながら、認めたくなくて
気づかない振りをしていた自分の馬鹿さ加減を呪う。
明神がこんな奴だと知っていたら絶対に渡さなかった、例えどんなことをしてでも。



…明姫のお仕置き話を読んでいたら、なぜかこんな感じの妄想が止まらなくなってしまったorz
716やま:2006/02/18(土) 07:19:31 ID:U0fC8awD
うわ何このサイドストーリーGJ!!
何となく結界貼ったくせに伏線回収できなくてちょっと悔しかったんだ。
誰か補完してくれるなんて思ってもみなかった。ハゲウレシス。
ホントにdクス!
717名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 14:28:04 ID:Dh1jUOOA
おぉ!!ゴッドジョブ!!!
いつの間にか神々が降臨されとる!*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(*´∀`)゚・*:.。..。.:*・゜゚・*
微妙に過疎ってると思ってたが、杞憂だったようだ。
新作ワクテカしながら待ってるw


718名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 17:08:52 ID:PLOTUHXN
―お買い上げありがとうこざいました〜
自動ドアが開きケーキショップから店を出る明神。
そう、今日は姫乃の誕生日でウキウキしながらアパートに向かう。
なんとか無事にアパートに着きケーキを冷蔵庫に入れた。
そして学校から姫乃が帰ってきて姫乃が部屋に入っていった。
「やっと本日のヒロインのおでましだ。急がね〜と」
冷蔵庫からケーキを取り出してテーブルに置いた。
「ひめのんケーキが好きだからなぁ。喜んでくれるかな」
そう呟きながら姫乃の部屋の扉をノックした。
トントン 「誰?、明神さん?」
「おう!つうか俺の部屋に来たら良い事があるかもよ?」
「なんだろう?」そう呟きながら管理人室にトコトコ向かう。
「あのさ、ひめのん。ちょっとトイレに行ってくるから先に部屋に行ってて?」
「えっ! うん、わかった。行ってらっしゃい」
(ホント、マイペースな人だなぁ…)少し呆れる。
管理人室に着くと真っ先にテーブルに目をやった。
「ひめのん!誕生日おめでとう!」
殴り書きの汚い字で書かれた紙がケーキの箱の上に乗っていた
「え!これ私の…だよね?だとしたら
明神さん私の誕生日をちゃんと覚えてくれてたんだ…」
少し泣きそうになった感情をぐっと堪えてそこは気丈に振る舞う。
そこへ明神がクラッカーを狂った様にパンパン鳴らして入室。
「ひめのん!ハッピーバースデー!驚いた?」子供みたくはしゃぐ。
「もう!明神さん!うるさいですよ」
言葉では怒っているものの顔は愛らしい笑顔が溢れそうだった…
719名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 17:52:58 ID:PLOTUHXN
「どう!驚いた!?ひめのんの好きなショートケーキがたらふく食えるぞ」
「そんなに食べれません!それに太っちゃうし…」
「そんな事言わないで折角買って来たんだし食べようぜ」
ローソクを刺してライターで火を付けて更ににムードが盛り上がる
「わぁ綺麗…」純粋な女の子の表情を見てるだけで逆にプレゼントされたようだ。
「吹き消せよ。ひめのんが主役なんだからさ」
フーっと勢い良く一発でローソクを消した
「やった!一発で消えた〜」この瞬間の姫乃が可愛い。
「よし、切り分けよう」明神が大胆にケーキもカットした
もちろん明神の分は通常サイズだが姫乃には倍近くある特大サイズにカット。
「そんなに食べれないよ〜」さすがに呆れる大きさだ。
「大丈夫!ひめのん怪獣なら余裕余裕!」
根拠も無いがケーキが好きな女の子なら大丈夫だろと思ってた。
「うーんおいしい。もしかして全部食べれちゃうかも」
「さすが、ひめのん怪獣には敵わないな〜」
すでにケーキを半分平らげていた。恐るべしひめのん…
一方の明神は生クリームの吐き気に襲われながらも完食。
「あ〜もうお腹一杯だよ。ありがとう明神さん。」
「お、おう!あれを全部食ったのか…」更に血の気が引く。
「なぁひめのん、実はプレゼント用意してないんだ。」
女の子の物に疎い明神は何をプレゼントしたら良いか当然分からない。
「え〜いいですよ。明神さんの気持ちだけで充分だよ」
「だーめ、俺の気持ちじゃ。何が良いの?」
「うーん…あっ!そうだ!日曜に明神さんに東京を案内して欲しい」
上京したがロクに東京を観光した事が無い姫乃は
明神と一緒なら安心に観光が出来ると思った。
「そんなんで良いの?よし浅草でも渋谷でもヒルズでも何処でも案内してやる」
「ホント?嬉しい。明神さんが一緒なら怖くないよ」
「ひめのんが行きたい場所に連れてくからさ、ちゃんと考えててな」
「うん!分かった!ホントにありがとう」
当然、姫乃は他人の男性から個々までして貰った事は全く無い。
まして自分が恋心を抱いてる相手から
こんな事をされるとは思ってもみなかった。
720名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 21:54:15 ID:PLOTUHXN
日曜になり支度をしてアパートから出た。
「ひめのん、何処に行く?」「う〜ん。やっぱり東京タワーかなぁ」
明神自身も東京タワーだと薄々感じてたからすんなりタワーまでたどり着いた
「凄い!ビルばかり!都会だな〜」そのはしゃぐ姿は女の子そのものだ。
その後も、台場、渋谷、浅草、ヒルズ等数えきれないスポットを観光した。
すっかり日が暮れ夜になりヘトヘトになった明神とは裏腹にひめのんは元気だった。
「今日はホントに楽しかった。ありがとう明神さん」
「おう、また何時でも案内してやる『案内屋』だからな」
「もう、なにいってるんですか」「あはは、怒られた」
二人の笑い声が夜の住宅街に響く。
うたかた荘に着くと明神は部屋でグッタリしながらビールを飲んでた。
「プッハー疲れた。けどひめのん可愛かったなぁ〜」
すると扉からノックが鳴った
「ん?誰??ひめのんか?」「はい、けど疲れてますよね?」
「いいよ!寒いから入って来な」「お邪魔します」
「今日は疲れたろ?なんか逆に迷惑かけたかな?」
「全然平気です。まだまだ観光したかったですし」
「けど明神さんと一緒にいるだけで私には最高のプレゼントです。」
「上手いこと言うねひめのん。」「ホントにそう思ってます!」
姫乃は好意を寄せている目の前の男と一緒にいれるだけで幸せだった。
そして姫乃は「誕生日」を武器に大胆な作戦を実行しようとしていた…
「ねぇ明神さん、ホントは明神さんと一緒にいれるだけで私は幸せなの。」
「けどそれを言い出すのなんか恥ずかしくて…」
「ん…ひめのん?大丈夫か?」姫乃の真面目な話に少し戸惑う
「なんか明神さんをみてたら胸か苦しくって頭がイッパイになりそうなの。
変だよね?自分でもなに言ってるかわかんないや」
「…ひめのん?それって俺の事を…その、つまりだな、『好き』なのか?」
ぎこちない空気が管理人室を包み込む
「ねぇ明神さん、もうひとつプレゼントが欲しいの」
(何だ?)明神に考える暇を与えないで姫乃は男の唇を奪った。
「それは…明神さんが欲しい…」
「……正気で言ってんのか?マジで?」
「…う・ん…」
721名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 00:00:34 ID:QHqrgpat
ほのぼの話からエロフラグキターヾ( ・∀・)゙ノ
722名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 00:57:07 ID:5sYS1YkM
明神は動揺していた。ついさっきまでは天真爛漫な少女だったのに
今、目の前にいる少女はまるで別人だった。
しかし相手はまだ、あどけない高校生。
だがSEXが出来ない体でもなく生理も来てて立派な女だ。
そんな善と悪と戦ってる明神に追い討ちをかける様に姫乃が抱きついてきた。
「お願い…明神さん。もう私、明神と一緒じゃなきゃ変になっちゃう」
「なぁひめのん。これの意味はもちろん分かってるよな?
一時の感情で処女を失っても構わないのか?」
「構わない。明神さんに取られても構わない。それだけ好きなんだもん」
もうこうなったらさすがの明神も理性の糸がキレた。
姫乃の顎を掴みキスをする。
舌で唇をこじ開け姫乃の口腔内を掻き回す。「ん…うぅ、はぁはぁ」
初めてのディープキスに呼吸が乱れる姫乃をよそに明神の加速は止まらない。
そして姫乃の耳元、首筋、鎖骨に明神の跡を残していく。
「あっ…み、明神さぁん。んぁ!」
まだあどけなさが残る嬌声が明神を壊す糧になる。
そのまま押し倒し服の上から胸を揉み回す。「あぁ!そこは…あン、くっ・」
胸を揉んでる最中も姫乃の耳元て荒い息をしながら姫乃の顔を貪る。
姫乃は床にある物を握り締めて体な奥から湧き出る快楽に堪えていた。
「もう、明神さぁんハァハァ、凄いよ…こんなの初めてぇ!」
「ならもっと凄いことしてやろうか?」「ハァハァ…何?」
すると姫乃のTシャツを捲り上げてブラのホックを外しブラを押し上げた。
「きゃぁ!こんなの恥ずかしい…明神さん」
「何?ひめのん?これからもっと恥ずかしい事をするんだよ?」
すると重力を無視したピンと立ってる乳首を摘んだ。
「ああぁぁあんッ!」突発的に押さえきれない声が出た。
「初々しいよひめのん。可愛いな」
乳首を吸い上げて片手で乳首を弄ぶ。
「ハァ…も、もうダメェ!体が変なのイャあ!」
堪えがたい強烈な性感に昇天しそうな姫乃をよそに
明神の弄びは衰える事を知らない。
明神の手は姫乃の秘部にさしかかっていた。
723名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 01:48:43 ID:5sYS1YkM
スカート越しから秘部を突き上げる
「いゃあぁッ!あん!ふぁあン…」
「気持良いか?」「わかんないよ…でも体が変なのぉ」
「そうか、ならばもっと気持ちよくしないとな」
すると明神はスカートの中に手を入れて秘部を執拗に弄んだ
「あぁ!もう!ダメェ!いやあ!…っく」
声を出さないと堪えれない状態にまで堕ちた姫乃をさらに愛撫する。
そして純白のショーツを膝まで下ろして膣内に指を忍ばせた。
「あァあぁ!ンゥ…ひぁあン!」
ジュポジュポと蜜音がこだまする。
「なぁひめのん?この音が今のひめのんなんだぜ」
言葉でも明神は攻めてくる。
「い…いゃあ! ち・違うもん明神さんのせいだもん!」
「そうかぁ、じゃあこれはどうだ?」
すると床に落ちてたハガキの角でクリトリスを軽く突いた。
「あぁぁあ!…もうダメェ…イャ・んぅうひっく」
腰を浮かせて快楽にうちひしがれてる。
「良いみたいだな」「明神さん…ハァ」
するともう1本、膣内に指を忍ばせ関節を曲げ
内部の蜜液を掻き出すようにピストンした
「あ…あぁん!ひぁあんイィあぁあッもうダメェえぇ!」
クヂュクヂュといやらしい粘液の摩擦音が部屋中に響く。
「ひめのん、自分でこんな事した事あるだろ?」
「いや!あ…ん し、知らない。絶対知らない。イジワル明神さん嫌い・ぁん」
「そうか…じゃあ体に聞くしか無いよね」
すると明神は掻き回すのを止めず姫乃の乳首をキツく吸い上げた
「あぁ!壊れる!体が壊れちゃうぅ…ハァあ!」
「したことある?」「アン…あ あるから許してぇ…ハァ」
「誰を想ってオナニーしてたの?クラスメート?」
「ち…違うもん!明神さんだけだからぁ!」
姫乃も年頃の思春期の女の子だ。オナニーくらいはしてる。
しかしその妄想相手が明神だと明神自身が知ったのは今日が初めてだ。
「ありがとなひめのん。俺を想いながらしてくれて」
そう呟くと姫乃の蜜液まみれの秘部を吸い上げた。
「あっ…あーーあぁッ」
姫乃は、拳を握りしめ腰を浮かせ全身が痙攣をし、快楽に侵略されていた。
「もう…こんなのッ私じゃない…あーッハァ…」
724名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 11:52:21 ID:5Gz/0ELA
連続規制?
支援
725名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 12:55:26 ID:5sYS1YkM
姫乃は強烈な性感に侵略されそうな恐怖感と明神にこんな恥ずかしく
感じてる姿を見せたくないと思う羞恥心が複雑に絡み
無垢な少女にはどう対処して良いのか分からない。
「っく…」姫乃の顔を見るとすすり泣いていた。
(さすがにチョットやり過ぎたか?)
「あのなぁ、ひめのんオカシくなってもそれは当たり前だよ?
互い気持ち良くなるため、変な気分になるためにしてるんだし」
姫乃の涙を優しく指で救いとる。
「俺はそんなひめのんを絶対に軽蔑しないし、
むしろそんなひめのんをもっと見たいからさ…」
すると明神は器用にクリトリスを右手で摘み、
乳首を左手で摘みながら乳首を吸い上げ同時に攻めたてた
「あぁーんぅ…ハァ、いゃぁあ!もぅはぁ…だめぇ」
姫乃の限界も近付いていた。少し触れただけでも果てそうなのに
同時に攻められたらもう声を張り上げて手を握り耐えるほか無い。
荒々しく呼吸をし、涎を垂らし、ロングの黒髪は地面でうねっていた。
「はぁ…はぁ明神さ・ん…」「そろそろ入れるよ?」
限界にまで膨張した肉棒が大きく反り上がっていた。
(うそ?あんな太いの…けど、明神さんなら大丈夫。)
「それじゃ、優しく入れるから。」耳元て優しく囁き
髪を撫でて優しく振る舞う。どんな男もこの瞬間だけは優しい…
「う…ん。優しくして下さい」「分かった」
肉棒は少女の裂目を貫いた
「あっああーーん!ひぃああ゚ッ!」「く…キツイ…」
「どう?ひめのん」「ハァ…お腹が熱くて明神さんのでイッパイで苦しいよ…」
ゆっくり互いが馴染んできた内部を壊すように引き抜き
一気に子宮の奥の奥のまて肉棒を掘り下げた。
「あーー…明神さ…んハァハァ。もう…凄いよ」
痛み、苦しさ、快楽が交ざり合い感じた事のない感覚が駆け巡る
「痛くないか?ひめのん」「…んぅ、大丈夫。明神さん。好き…」
姫乃は無意識に両手を明神の頭に抱きつき、両足を腰に抱きついていた
お互いの密着が、体温、鼓動、荒息が二人を狂わせる…
「もう、思いっきりゆするからね?」「う…ん。来て明神さぁん」
726やま お仕置き・日常編:2006/02/19(日) 12:56:39 ID:G3rm5DUR
>>703   日曜だし暇だから冗談半分で書いてみた。こんなんだろう。きっと。

・・・one day・・・
「っ・・・パジャマ・・汚さないでって言ったのに・・・」
月明かりだけが光源の薄暗い部屋の中、衣服を脱ぎきらないうちに行為を強いられた姫乃が恨めしそうに呟く。
「へ?あ、・・・ははっ・・・ゴメン。」
先ほど明神が吐き出した精液が、薄いピンクのシャツに生々しい染みを作っている。
あーあ、とため息をつくと姫乃は月明かりに照らされてテラテラと気持ち悪いツヤを見せるパジャマの上を脱いで、染みを内側にたたむと小脇に抱えた。
ズボンとタンクトップ姿になった姫乃はそのまま管理人室を後にしようしたが、その小さな手を明神が掴んで引き止めた。
「ひめのん、そのままじゃ風邪引くだろ。・・・俺のシャツ貸したげる。待って」
姫乃の返事を聞くより早く、明神はタンス代わりにしている押入れから、男物の白いワイシャツを出して姫乃に手渡した。
「はい。とりあえずコレ着て。ほら」
「え?・・・ちょ、なっ・・・」
口より手が先。なぜかタンクトップと汚れていないパジャマの下まで一瞬で剥ぎ取られ、羞恥を感じるまでも無くシャツを着せられた。
あっけに取られた姫乃から少し離れて、明神は一人で得心したように唸る。
「・・・やっぱ、一度は見ときたいもんな。うん。・・・いい。うんうん。」
正直、シャツを借りる前より確実に寒いのだが、どこか楽しそうな明神に何も言えない。
「え―――と・・・じゃあ、私戻る・・・ってちょっとおォ!!」
言い終わる前に布団に押し倒され、夜目に慣れた瞳が自分の上に乗った男の顔を捉えた。
「貸し出し料金頂きます。お客様。」
―――結局。文字通り身体で払わされた姫乃は、翌日当然の如く遅刻したとか。

・・・some day・・・
「・・・ねえ、これ絶対変」
管理人室に何着かあると聞き、着物を着たいと言い出したのは確かに自分だ。だけど何ですか、この独特の配色と肌け方。
「いいね〜ひめのん!いやあ、アッパレ!」
そして、なんで目の前の着付けたご本人までノリノリの着流し姿なんですか。
質問を口にする暇は無く、明神の吉原ごっこは明け方まで衰えを見せなかったらしい。

・・・other day・・・
夏のある日。今日は流星群が見られるらしい。東京ではあまり期待できないものの、とりあえず二人は屋根に上ってみた。
「あー、やっぱ厳しいかー。・・・そうだひめのん、喉渇いたろ。コレ飲んで。」
「え、あ・・ありがとう・・・」
なんだか変なタイミングで水の入ったコップを渡された。本当は喉なんぞ渇いていないのだが、建前として一口飲んだ。
「・・・ッ〜〜〜〜!?げほっ!・・・こ、これお酒じゃない!?やだ・・・なんか、熱い・・・」
早速回ってきたらしい。明神はいきなり真面目な顔になると、神妙な口ぶりで言う。
「あ〜あ。ひめのん、未成年なのに。これは十味さんに言って逮捕だな。」
「え・・・やだ、言わな・・・言わないでよぉ」
酒のせいで姫乃が判断力を失ったのを確認して、明神は交換条件を持ちかけた。
「そこまで言うんなら、言わないでおいてあげても良いけど。・・・俺の良心が痛むなあ。慰謝料払ってくれるの?」
「へ・・・?う、うん。でもわた、し・・・お金な・・・」
「じゃあ代わりに俺のお願い聞いてくれたらチャラにしてあげよう。俺が優しい奴でよかったね、ひめのん」
にっこり微笑まれて、姫乃はホッと息をついた。
「明神さんありが」
「脱いで。ああ、下だけでいいよ。俺優しいから。」
―――その後、屋根が冷たいからと言って、明神は自分が下になる優しさまで見せ、姫乃から多大な慰謝料をふんだくったという。


>>718
GJ!切っちゃってゴメン。完結楽しみに待ってるよノシ
727やま:2006/02/19(日) 13:01:04 ID:G3rm5DUR
orz
リアルタイムで遭遇できたのは嬉しいが、リアルタイムでぶった切るなんて・・・
ごめん。
728名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 14:16:53 ID:5sYS1YkM
(もう…我慢出来ねぇ…)
最後の糸がキレた明神は狂ったように腰を振った。
姫乃の膣内から湧き出る蜜液がグヂュグジュと鄙猥な音をたてる
「あー!みっ明神さぁん…はぁんぅあー…いやぁー!!」
「ひめのん!滅茶苦茶気持良いよ!」「私も…もう…あ゚ー」
(糞!もう出そうだ…)明神は強い射精感に襲われていた。
「あっ明神さん!変なの…もう…あ・あーンぅ」
「ひめのん、もう我慢出来ねぇ。出すよ?」
姫乃には何がどうなってるのか分からない、ただイキそうだった
「もう…私、だめぇっく…死んじゃう!あぁッ!明神さん…はぁ」
「もう俺もダメだ。ひめのん一緒イこう」
「みっ…明神さぁあん!」
そして姫乃の膣内に多量の白濁液がブチまかれ姫乃も最後を迎えた
「あぁあああーッ!明神さぁあ…んぅうはぁハァ…」
しばらく互いに結合したまま快楽の余韻に浸っていた。
想像を絶する感覚が互いをただ狂わせた。
ゆっくり肉棒が引き抜かれると姫乃の未熟な膣内では
処理しきれなかった明神の多量の精液が逆流する。
「ごめんな…ひめのん。俺が欲しいなんて言ってくれたけど
俺はこんな最低な男なんだよ…」
「そんな事無いです。だって私が変になった時も優しくしてくれたし
それに、私が明神さんを誘っちゃったもん…」
「ホントいい子だな…」そう言って姫乃の髪を優しく撫でる。
「…ねぇ、明神さん…私の事…」「もちろん好きだよ。大好きだ」
言いたい事を先に明神から言われて少しムッとする姫乃をみて呟く。
「こ〜ゆのってさ、先に男から言う事じゃん?
俺はひめのんより先に『好き』と言いたかった。」
ツマラナイ男のエゴだがこれだけはなんとしても伝えたかった。
「これで私達、恋人同士なのかな?明神さんの彼女になれるかな」
「それはこっちのセリフだよ。俺はひめのんの男になっても良いよな?」
「う…ん。こんな私で良かったら…」
――今日は何もかも特別な誕生日だった。
互いに近づき互いを知り「恋」を知った。
そして「明神」と言うプレゼントが姫乃をまた大きくさせた。
姫乃はただすやすや寝息をたてている。
「逆に俺が大事な物を貰ったみたいだ…」
姫乃の寝顔をみた明神はこう誓った
(俺が出来る事はひめのんを守る事だ。そんなちっぽけな事しか出来ないが
俺はそれに全力をかけてみせる…)

―――終わり―――
729718:2006/02/19(日) 14:35:44 ID:5sYS1YkM
なんか長くなった癖に中身がスカスカの雰囲気エロになっちまったな…
俺の悪い癖と言うか、なんと言うか。
作中の明神もイジワルな事をしたり優しくなったりw
やっぱり俺の無意識な感情がどうしても出てしまうな。
ここの職人さん達を日々研究して更に飛躍したいものです。
こんなツマラナイものでも読んでいただければ何より。

>>やま氏
いや、被った事は気にしないでくれ。
つうか自分の作品投下よりお仕置き日常編を見入ってしまったw
GJ!!!
730名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 15:50:02 ID:fQuXM56Z
Sugeeeeeeeee!!!!!
なんですか日曜の昼間からこのエロラッシュは。
やられたよ。お二人さん、本当にGJです!!!
731名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 21:31:38 ID:rIOi+xyQ
>>668
次に明神が現れてぶち切れてひめのに更にひどいことしちゃうんだよね!
その時明神がひめのと読んでくれると個人的に嬉しい。
732名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 23:23:26 ID:11iPfeiU
明神とガクどっちがうまいんだろう?ガクの方がやさしいかな?明神はワンパクさんだから。
733名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 23:44:19 ID:qzH6BtJB
明神(非童貞)>ガク>明神(童貞)

とみた。
734 ◆315pjJHDTQ :2006/02/20(月) 02:05:27 ID:XTrFh0D1
>>731
かしこまりました
735名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 23:26:17 ID:MoD2sxOf
おっぱい姉さんは完全スルー
ここの住人の嗜好がよくわかりました
736名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 23:34:27 ID:j/sdIyZY
生憎まだ情報が少なすぎてねえ。
737やま:2006/02/21(火) 00:00:54 ID:9Oj41BDe
白状します。
ネタじゃなく、ずっと白明神を冬悟と呼んでくれる姉御系美女を切望していました。
今週を見て、これからも変わらず岩代を応援していきたいと改めて心に決めた次第です。

ドリルさん 期 待 してます!!
738名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 00:49:04 ID:lFD4ae8B
ドリル姉さんていくつ位なんだろう。白明神より年上?
黒明神と過去になんかあったりしないかなーと期待してみる。
739名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 00:55:20 ID:GVpsoRNZ
スレ一通り見たけど必ず季節ネタがあるよね。
例えば、クリスマス、お正月等。
明×姫でホワイトデーネタは需要あるか?
740やま:2006/02/21(火) 01:00:58 ID:9Oj41BDe
>>739
無いわけが無い。
待ってます!!
741名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 01:08:00 ID:KsRWgmlX
このスレでもドリルさんで定着するのかw
742名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 02:24:04 ID:YQdXbcgl
誰か
ドリル姉さん×明神(冬悟)

黒明神×ドリル姉さん

書いてくれ!!

ドリル姉さんが黒の過去の女で冬悟の筆下ろしだと信じてる俺の為に!
こう、黒を失った悲しみをお互いの身体で埋めあうとか、さあ!
来週のが来る前に!夢、見せてくれ!!
743名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 07:33:35 ID:GVpsoRNZ
>>740
ラジャー
なんとかホワイトデーまでに間に合わせます。
…最近、スレの消費が激しいからそれまでこのスレがもってるか。
そろそろ次スレの季節だなw
744名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 10:58:36 ID:qaOPJV0g
すげえ。
まさかこのスレ続くとは思わんかったな
745名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 12:02:46 ID:02RPSSTy
ドリル×姫

とか希望を書いてみる
746名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 13:12:21 ID:nQsge3+z
愚問だが・・・
何故ドリルなんだ・・・?
747名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 13:33:56 ID:lcbnsA5U
ドリルミサイルのような胸だから

おそらく本名判明後も定着
748名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 23:23:21 ID:nQsge3+z
>>747
成る程。有り難う。納得したよ。
理由にワロタw
749名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 20:54:56 ID:+3IG3QGx
>>742
頑張ったが俺には無理だった・・・すまん
助けてエロイひと。
750名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 22:45:28 ID:IYpaegqV
>>749
いや、結果よりもがんばったことが大事なんだ!
しかし結果も大事だ!
頑張った結果を見せてくれ!!!
751名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 23:36:25 ID:+3IG3QGx
本番突入前に挫折したんだ・・・orz
エロすっ飛ばしENDでいいなら書き直すけどさ
自分で読んでなにこの少女マンガ状態だったから萎えたんだよ・・・
752名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 00:05:17 ID:n/ooT8Qf
>>751
とりあえず投下してみよう。
もしかしたら誰かエロい人が続きを書いてくれるやも試練。
753751:2006/02/24(金) 00:24:58 ID:6JM4a2eQ
わかった
とりあえ書き直しに行ってくる
754751:2006/02/24(金) 00:26:30 ID:6JM4a2eQ
とりあえってなんだorz
とりあえず な
755名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 22:04:07 ID:yy5VMVMh
>>742に奉げる黒明神×ドリル。
あと2時間ほどの命ですが…



宵闇が辺りを支配する。全てを包み込んで。
今、この時から、私は人間ではなく、ただの人形に成り下がる。
口付けを交わす。そこに感情はない。儀式にも似た、冷たい合図。
「脱いで、オレに見せてくれよ」
その言葉に従い、私はひとつひとつ、身に着けているものを外してゆく。
生まれたままの私を見つめている。月光に照らされる私のカラダ。
「お前の体は、ホントに見事だな」
そう、もっと見て。そして私を追い詰めて。ギリギリまで。
私はただの人形。モノのように扱われたってかまわない。

私の愛しいひと… 明神。

彼の手が私の肌を這う。私を知り尽くしているその指。
どこを触れば私が感じるか、どこを触れば声を上げるか、全て知っている。
「…あっ…ん」
「早いな、まだ何もしちゃいねぇぜ」
「ん、でも…」
彼が触れたのは私の首筋。でも、その指がどこに触れても私は反応する。
そういうカラダになってしまっている。
すべて、アンタの所為。
その指が触れていないところなんて、このカラダのどこにもない。
じらさないで、早く…お願い。そう訴えかける私の欲望。理性なんてもう、どこにもない。
756名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 22:04:42 ID:yy5VMVMh
「後ろを向け。四つん這いになって尻をあげろ」
彼がそう言うのなら、私はそれに従う。
どんなに恥ずかしい格好だって構やしない。それが私の望み。
「ふん、もうグショグショじゃねぇか、恥ずかしくねぇのか?」
「あんっ… いやっ… そんなこと言わないで…」
嘘だ。もっともっと言って欲しい。私を貶めて欲しい。
「お前のここは、そうは言ってねぇみたいだぜ?」
言われなくともわかる。自分がどれだけ濡れているのか。
「これだけ濡れてるなら、もう前戯はいらねぇよな」
…嘘、いきなり?
いつもなら、少なくとも舐めてはくれる筈なのに…
だけど、待ち望んでいる自分がいる。壊して欲しいと願う自分が。
「お願い… 待ちきれないわ」
はしたない言葉。なんて下品な女。だけど嘘はつきたくない。自分に正直でいたい。
アンタを求めているの。今はただそれだけ。だから、だからお願い。
今すぐ来て…私の中へ。
「そうか、じゃあ遠慮なくいかせてもらうぜ」

「くっ…うあああぁぁぁっ!!!」

彼が侵入してくる。全身で受け止める。この瞬間が私の悦び。
「おおおおぉぉっっ!!!」
彼が悦んでいる。それを感じられるなら、私はもう何もいらない。
「すげぇな、いつもにも増してこの締めつけ、たまんねぇぜ…っ」
彼の動きに合わせて腰を振る。それも全て彼に教え込まれたものだ。
…ぐちゅっ、くちゃっ、くちゅっ。
猥褻な水音が、私の中の獣を解き放つ。
「あぁんっ、あんっ、はぁん、はぁっ…」
抱き慣れたカラダ。彼の手が私の乳房を這う。その頂をこねくりまわされ、私はさらに高みに昇る。
「あああぁぁっ!!! んんっ…やああぁぁっ!!」
彼が私を突き上げる。そう、そのまま、そのままよ。私を追い詰めて。やめないで。
私が昇り詰めるまで。奥まで、ずっと突いていて。
頭のなかがどんどん空っぽになっていくのがわかる。もうすぐ、もうすぐだから…
「くっ…! お前、オレを吸い尽くす気か…?」
そうよ、アンタの全てが欲しい。何度だって受け止めてみせる。私のこのカラダで。
他のことは忘れなさい。そのためだけに私はここにいる。
今この時、私はアンタだけのモノ、アンタは私だけのモノ…

「うっ…! うおおぉぉぉぉっっっっ!!!」
「あっ…! いやあぁぁぁぁぁっっっっ!!!」

そうして私たちは同時に達する。この満足感を共有して。
はぁっ…はぁっ…はぁっ………
急激に冷めてゆく体。私たちのつながりは、ただ、それだけだ。
そう、この人は去ってゆく。私のもとから。
消耗しきって力の抜けた体を横たえたまま、私はただ荒く息をつく。
「邪魔したな」
彼が服を着て、この部屋から出て行くのをただ眺める。行く先は知らない。私は彼を縛れない。
次に彼が私のもと訪れるのは、いつのことだろう…
答えの出ない問いを投げかけながら、私は深い眠りの世界に落ちていく。



Fin
757名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 13:01:05 ID:Hqs8OKH3
*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゚゚・*キタワァ
ドリルさーん!!
758名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 12:49:47 ID:Lx+pp5L1
>>756
乙!GJ!

人少ないな
春コミか?
759名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 23:06:09 ID:qjt9Fk+B
どのスレも少ないねえ。そうか、春コミか。人大杉でも
掛かってんのかと思った。
760名無しさん@ピンキー:2006/03/01(水) 19:32:29 ID:6jbCywCP
>755
GJGJGJGJGJGJGJGJ!!!!!!
遅くなった

俺の為に素敵な黒明神×ドリルをセンクス!!
俺にもうちょい画力があれば挿し絵をつけたいよ!
でもおっさんは、おっさんだけは描けないんだ。
ドリルのおっぱいならいくらでも描けるのに!
761名無しさん@ピンキー:2006/03/01(水) 21:51:24 ID:hRPoJ625
>>760
絵板で修業(`・ω・´)シャキン
762315:2006/03/02(木) 19:37:53 ID:VR1IgcVW
ドリルさんはあはあ
考えてみればドリルさんなら死後の黒明神もOKじゃまいか
夢が広がりんぐヽ(´ー`)ノ

>>731
今回短いから入らんかったスマソorz
エロも低めだし
今、うさぎのぬいぐるみに忙しいんだ
763708続き ◆315pjJHDTQ :2006/03/02(木) 19:39:55 ID:VR1IgcVW
明神「ひめ・・の・・・ん?」
地下道中を走り回ってやっと見つけた愛しい少女が変わりはてた姿で明神の前に横たわっていた。セーラー服や白いパンティは無造作に周囲に投げ捨てられ、乳房や太ももなど局部に集中して残る無数の赤い痕が輪姦の激しさを物語っている
明「ひめのん!ひめのん!!」
明神は自分のコートで目の前の小さな少女をくるんでやると、必死で名前を呼んだ
姫「・・・・みょ・・・」
明「ひめのん!」
姫「・・・明神さ・ん・・・明神さん・・・助け・・て・・・」
明「ひめのん?!俺だ!しっかりしろ!!」
姫「あんた達なん・か・・・明神さんが・・・きっとやっつけてくれる・・んだから・・・」
明「ひめのん・・・!」
延々と幼い肉体を嬲られ続けたショックがひめのんの意識を朦朧とさせていた
明「ごめん・・・遅くなって・・・!」
明神はひめのんを全身の力を込めて抱きしめた
764708続き ◆315pjJHDTQ :2006/03/02(木) 19:42:16 ID:VR1IgcVW
陰魄達が休む暇もなく陵辱をくわえる間、腕の中の少女はずっと俺の名を呼びながら助けを待っていたのか
小さくて細い体。
誰よりも守ってあげたいと思ってた相手
普段からはっきりと恋愛感情を自覚しながらも明神はひめのんの前では表に出すことはしなかった
まだあどけない少女にいきなり大人の男の欲情を押し付けて驚かせないように、ひめのんが大人になるまで待とう。と思ってた
待てると思った。
それまではひめのんが傷つかないように、汚れないように、大切に大事に成長を見守ろうと思ってた
なのに
目の前のひめのんはどうだ
765708続き ◆315pjJHDTQ :2006/03/02(木) 19:43:19 ID:VR1IgcVW
明神が守ろうとしてきたひめのんの聖なる沼からはタラタラと蜜液が溢れ、いまだヒクッピクッと痙攣している
クリトリスは陰魄の刺激に真っ赤に充血し、未成熟な桜色の乳首には獣の歯型が付いている
性交にはまだ早い華奢な身体に残る痕が痛々しかった
明「ひめのん・・・!」
実際にはひめのんの純潔は守られているのだが今の明神には気づくよしもない
明「怖かったろ?ひめのん・・・こんなことになるなら・・・こんなことになるなら・・・!」
こんなことになるなら
いっそ
・・・・・・俺が汚しておけばよかった
たとえひめのんが嫌がっても泣き叫んでも、陰魄に輪姦されるくらいなら俺が・・・!
そう思うとひめのんの肉体に残る赤い痕にむしょうに腹が立ってくる
明「こんなもの・・・!」
明神はひめのんの乳首に噛み付くように口づけをし、吸った
陰魄が付けた陵辱の痕をひとつひとつ上書きし始める明神
そんなことをしても何もならないのだが、そうすることでひめのんを清めてあげれると錯覚するほど、今の明神は正常な判断力を失っている
遠く背後で狐の陰魄がその様子を余興でも見るように冷ややかに観察している気配にも気づかないほどに・・・
766708続き ◆315pjJHDTQ :2006/03/02(木) 19:44:53 ID:VR1IgcVW
姫(・・・・?)
ひめのんはぼんやりとした意識の中でまた性の地獄が始まったのかと思った
だが体温の無い冷たい陰魄とは違い、明らかに体温のある者がひめのんを舐め回しているようだ
ゆっくりと瞳を開けたひめのんが見たものは白い髪の生者がひめのんの肉体にむしゃぶりつく姿だった
姫「みょ・・・じ・・・さ・・」
明「ひめのん?気がついたのか?!」
そう言ってひめのんのほほにふれる手のひらは温かく、目の前の明神が幻でないことをひめのんは理解する
姫「・・・明神さん!明神さんっ・・・!」
ひめのんは細い両腕を伸ばし、残された体力をふりしぼって明神に抱きついた
姫「怖かった・・・っ!」
明神にしがみついて泣きじゃくるひめのん
しかし、ひめのんにとってそんな当たり前の仕草が、愛しい少女を犯され、その痕を上書きするという行為に走りはじめていた男の思考を更に狂わせた
明「大丈夫だよ・・・ひめのん。大丈夫。俺が・・・俺が全部きれいにしてやるからな」
姫「・・・?・・・え?!・・・ん・んんっ!」
少女の涙をぬぐってやることもなく、いきなり唇を奪い、あごをつかんで舌をねじ入れる
姫「んんっ!?ふ・・・ぁ・・・んんんーっ!」
くちゅくちゅと一方的に口内を掻き回す明神の肩越しに先程の狐の陰魄が冷笑しているのを遠目に見たひめのんは明神に訴えようとするが、明神の腕力はひめのんにしゃべることすら許さない
ようやく明神の舌が抜かれる頃には粘着した唾液がひめのんの唇からぬらぬらと尾を引いていた
明神の瞳はひめのんを輪姦した陰魄達と同じ、いや、それよりももっとゾッとするような光を放っている
ずっと助けを信じて待っていたこの男こそが今からひめのんに何をするのか、幼いひめのんには想像することもできなかった
(つづく)
767315:2006/03/02(木) 19:51:41 ID:VR1IgcVW
いつになったら本編のコモンはひめのんを見つけるんだ
いつになったらひめのんにセクハラを(ry

セクハラ役は明神でもどっちでもいいけど


岩代先生頼むよ頼むよ岩代先生
768742改め760:2006/03/02(木) 21:51:12 ID:be9YDQJm
>761
描こうと思えば描くが…ココへの絵のアップの仕方わからんのだ。
だけどおっさんはやっぱ描けないから
ドリルのおっぱいをがんばって描くよ!
769名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 22:54:15 ID:Tb8+p3dF
ひなまつりだね、今日。
それらしいエロはないかと模索したけどサッパリで、
甘酒の代わりに白濁した(ryとか頭に浮かんで
おっさん臭さに絶望した。
うたかた荘はアズミやひめのんをほのぼのと皆で祝ってるといいよ。
770名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 23:43:28 ID:56wOsolQ
315氏GJ!
>>762
>>うさぎのぬいぐるみ
(´・ω・`)?

>>769
春コミだよ春コミなんだよ
771名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 00:35:57 ID:E/zQ0XOV
明×姫でホワイトデーネタがあるんだが需要あるのかな?
772名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 01:44:44 ID:zOxk06eY
聞く暇あったら投下しる
773315:2006/03/04(土) 09:04:06 ID:xzHLDB5k
>>769
女の子の節句
ひな祭りの白酒のはずが明神の白濁液を飲まされるひめのんなんかも頭では書いてたんですが賞味期限切れますた
>>770
ありがとうございます
>うさぎ
ヒント:日曜日の朝9:30〜
>>771
待ってるお
774名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 16:34:20 ID:jWRNGYCk
人いないからあげ
775名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 18:26:48 ID:kNKVs9vx
ドリルオッパイの陰影が難しい件に着いて
模写してみたけど…難しい どなたかコツあったら教えて下さい
776名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 20:43:40 ID:ZJS6L5jy
絵板で聞いたほうが職人多いんじゃ
777名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 21:49:47 ID:kNKVs9vx
>>776
どうも 絵板行ってきました。これから修行にいかせて頂こうと思います
778名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 00:32:28 ID:st/a50tx
>>773
賞味期限切れても一週間くらいなら食べれるお
ってことでココにしたためておくれ(・∀・)
779名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 19:32:58 ID:hLQF41rC
絵は絵板だけでやってほしい
780名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 23:32:46 ID:iCGWsFnu
>779
ごめ、絵板てどこ?
781名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 23:57:01 ID:aQP3D0q3
21歳以上の大人なんだから自分で捜せ
782名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 11:57:31 ID:3+N6rrjm
>>780
迷える子羊を導いてやろう。親切な大人よw
783名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 13:48:53 ID:kqQHsM4C
雑談ばっかだな
春コミ終わるまで職人さん降臨はないのか
784名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 22:42:43 ID:Me3jcAh0
建前で21以下のガキは帰れと言われてるが
案外、ガキが職人さんだったりする予感…
785名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 23:38:31 ID:4c0xuwRE
最近は小学生からエロマンガをたしなみますからね
786名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 22:46:28 ID:TL871ZV2
>>785
怖い世の中になりましたねw
787名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 23:53:25 ID:6zWx8MAo
普通に少女漫画でセックスシーンがあるからなぁ。
それを小中学生が当たり前の様に見てるし。
データによると小学6年の約10%がセックス経験済らしい…
俺が小学生の頃は友達とマックに入るだけでドキドキしたがw
788名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 01:21:16 ID:V/6asK0E
どっかのLOVELESSみたいに、未経験者との見分けがつく世の中だったら面白いだろうなー
なんて言いつつココはみえるスレであることを一瞬忘れたorz
789名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 01:27:02 ID:o5TXFuOA
みえるひとって逆ハーな感じで良いね
790名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 21:59:24 ID:jHFkl+1i
>>771のネタ投下します。
前半の少女漫画チックなのは俺のセンスの無さだから勘弁…

明神はケーキをぶら下げ家路を歩く。
アパートに着くとケーキの箱を冷蔵庫に入れた。
「はやくひめのん帰ってこないかな〜」
女の子がケーキを食べる姿を想像するだけで少しニヤける。
すると姫乃が無意識にケーキの存在を
本能でキャッチした様にアパートに帰ってきた。
「明神さん、今日TV見て良いですか?」「うん。良いよ。」
TVの前でちょこんと座る姿がなんとも可愛らしい。
「ひめのん、冷蔵庫に甘くて美味しい物があるよ」
ワザと回りくどい口調で姫乃に喋る。
「え〜何ですか?」「いいから開けてみな」
すると中に白いケーキの箱を発見した。
「あっ!ケーキだ。なんでケーキあるんですか?」
「だってさ、今日はホワイトデーじゃん。ひめのんのチョコのお返し」
「あっ!そうか。けど何でケーキなんですか?」
普通のホワイトデーのプレゼントは
クッキー、マシュマロ、キャンディが定番だ。
「だってホワイトデーって言う位だし白いお菓子を贈るんだろ?」
ホワイトデーの行事に程遠い明神にはあまり理解出来ていない。
「あはは。なんか明神さんらしいです」
「ひめのん、俺を馬鹿にしてないか?」
明神の天然ぶりに笑い声が管理人室に響く。
「まぁさ、ケーキ買って来たんだし食べよ」
ケーキを皿に移してフォークを乗せて姫乃に差し出す。
「うわぁ〜、美味しそう。いただきます」
「どう?美味いか?」「うん、凄く美味しいよ。」
明神はこの笑顔が見たかった。ケーキを食べて笑う姿が。
「あ〜美味しかった〜。ありがとう明神さん。」
「まぁひめのんがそう言ってくれるだけで嬉しいよ」
逆に明神のが礼を言いたいくらいだ。
しかし明神はこの「優しさ」が姫乃の心を締め付けさせてる事は知らない。
普段、表に出さないと努力してるのに、この「優しさ」がダメになる。
姫乃は明神を一人の「男性」として見ている事に明神気付く筈が無い。
791名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 22:50:35 ID:jHFkl+1i
(私…やっぱり明神さんが好きみたい)
姫乃の感情がグラグラ揺らぐ。
明神が姫乃に優しくしてるのは「妹」として見てるからなのか、
「異性」として見てるのか事実が聞きたい。
覚悟を決めた女の子は強い。
「ねぇ、明神さんは私にいつも優しくしてくれてるよね?
たまにデコピンしたりするけけど…」
予想外の問いかけに疑問を抱くもいつもの明神らしい口調で返す。
「まぁひめのんは大事な人間の入居者だし、俺の妹の様な感じだね。」
案の定、「保護的」な扱いだった。
「ホントにそれだけ?」悲しそうな顔で明神を見つめる。
(なんなんだ?今日のひめのん。あのケーキに何か入ってたのか?)
「どうした?いつものひめのんらしく無いぞ。」
「もう…良いです。それだけ分かれば」
「オイ、ちゃんと言ってくれないと気になるじゃん」
「いいんです。私の勘違いだったみたいだし。」「何、勘違いって?」
「私ってば馬鹿だよね。明神さんから優しくされてるのを、
変に勘違いして明神さんと恋人になれる事を期待してた…」
重い空気が管理人室に淀む。
「恋人って俺の事か? 」この天然さが明神らしい。
「うん。けど明神さんは私を妹として見てるから…」
(うわ…まずった。どうしよう。相手は女子高生だし)
明神の焦りが沈黙と言う形で現れた。
その沈黙を消すように姫乃が想いを伝えた。
「けど…なんか、スッキリしました。
私を妹として見てるならそれはそれで安心出来るし。」
「ひめのん、自分だけスッキリして良いのかよ?」
姫乃のあの悲しい顔が明神の心を締め付け名残りを残す。
「えっ!どういう事?」「おまえを抱きたい」
明神は姫乃を抱き押し倒した。
「きゃあ!なに!明神さんっ!!」「だから、ひめのんが欲しい 」
明神も明神なりに我慢してた。女子高生に手を出すまいと。
建前で「妹」なんて言ったがそれは卑怯な守りの言葉だ。
しかし姫乃からの告白で箍が外れた。
「明神さん…これって…アレを今からする…」
「嫌か?…」「そんなこと…そんな事無いです」
同意を確かめ、二人は堕ちた。
792名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 23:32:53 ID:jHFkl+1i
明神は姫乃の口の中に舌を無造作に突っ込み内部を掻き回す
さっき食べたケーキの甘さが明神に伝わる
そのせいか、明神の唾液が多量に溢れ姫乃の口腔内に流し込まれる。
姫乃の口では対処しきれない唾液が姫乃の頬を伝わり畳に染みが付く。
「ゲホッ…み、明神さん。苦しいよ。」
「あ〜、つい姫乃の口の中がケーキ味で美味かったし」
「もう…手加減してください。」
先程のキスで目がとろんとして「女」になってる姫乃が眩しい。
(これから私、明神さんとするんだ。怖いけど…我慢する!)
「ひめのん、可愛いよ…」
耳元で囁き首筋をキスし、鎖骨にもキスマークを付けていく。
「あっあぁ…ん」思わず甘ったるい声が漏れる。
「ひめのん?気持良いか?」「よくわかんない」
その言葉を聞いた明神が姫乃の胸を鷲掴みする。
「きゃぁ!明神さん!そこは」思わず声を張り上げる。
しかし明神にはそんな声は更なる欲望の糧でしか無い。
Tシャツの中に手を忍びこませブラ越しで乳房を弄ぶ。
「あぁん!!ハァハァ…」「良いみたいだな」
味をしめた明神はブラのホックを外し、ブラをたくし上げ
発育途中の乳房が露になる。
「あんまり…見ないでください。私、胸小さいし」
「ひめのんの胸は誰も勝てないよ。大好きだ」
乳首を甘噛みし、片方の手で乳首を軽く抓る。
「んぅ!アーっ!」全身をビクビクさせ快楽に焼かれている姫乃
「ハァ…ハァ、明神さん…凄いよ」「ならもっと良くするか?」
明神はスカートに手を突っ込んでうっすらショーツに浮かぶスジを中指で撫でた
「あ…そこは!ダメぇ いやぁ」
無意識に腰を浮かし黒髪が畳の上で悩ましく動く。
「可愛いよひめのん」明神はその姿を冷静に傍観する。
(もう私、変なのに明神さんは涼しい顔で…卑怯だよ…)
その時、姫乃の瞳から涙が溢れていた。
それを乾かないうちに舌でペロっと舐める。
「どうしたひめのん?痛い?怖い?」
「私だけ変になって…明神さんに嫌われそうで怖いの」
「ソレが普通だから嫌いにならないよ。むしろ余計にひめのんが欲しい…」
793名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 00:12:46 ID:jllqdcdm
明神は姫乃のショーツを脱がしクリトリスを摘む。
「アァーッ!ハァ…もう体が…イヤァあ」
さらに明神の攻めはエスカレートする。
膣内に右手の薬指と人差し指を入れ、グシュグシュ掻き回し
左手でクリトリスを攻める。
姫乃の秘部から、愛液が沸き出し、口からは涎がでている。
あんな少女がここまで快楽で狂うギャップが明神を興奮させる。
「あぁ…もうやめて…ヒック…うぁあ!」
「可愛いなぁ。もっといじめたいな」
先程までクリトリスを愛撫してた左手の指をを姫乃の口にしゃぶらせる。
グチュグチャと膣と口でイヤらしい粘液の摩擦音が響く。
「う…あっ…ゴホ うぅ」苦しそうに喘ぐ。
秘部からは愛液、しゃぶらされている口からは涎が溢れてる
(うわ…今のひめのんの口、旨そう)
明神はしゃぶらせていた手を放し、今度はディープキスをした。
勿論その間も膣内をいびつに掻き回す。
「んぅ…はぁ…いや」唾液が溢れて互いの顔中が濡れる。
そしてようやく姫乃の口が自由になると我を忘れ鳴いた。
「あー!いぃ…んン明神さぁんハァ…」
膣内を無造作に掻き回してた指は膣壁を押し上げながら
Gスポットを狙うようにピストンをする。
「はぁーッ!もう壊れちゃうー!ダメ!アー!」
全身を痙攣させ腰は小刻みに震え快楽が姫乃を容赦なく襲う。
明神も限界が近付きデニムの股間の部分がはち切れそうだ。
チャックをズリ下げ巨大化した肉棒が露になる。
(うっそ…あんな太いの。けど明神さんなら我慢する)
「ひめのん?入れるけど痛かったら言ってくれ」
「う…んわかった。」「それじゃあ行くよ」
姫乃の膣内をこじ開けるように明神の性欲の固まりが入る。
「あぁーッ!いやぁあ!」かん高い声が響く。
「くっ…ひめのんの中キツ過ぎる…」
巨大な侵入者を絞り出すかのように姫乃の中が締まる。
「痛くない?ひめのん?」
「よくわかんない。けど明神さんのが苦しくて、熱いの!」
「動かすよ。ゆっくりするから」
「うん。私をいっぱい、可愛がってください」
その潤んだ瞳で見つめられ、明神の理性は完全に死んだ。
794 ◆315pjJHDTQ :2006/03/12(日) 01:14:14 ID:Ku53pJuD
連続規制かもしれないので支援しとく
795名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 02:01:33 ID:jllqdcdm
グチャグチュと粘液と嬌声が部屋中にこだまする。
「ひめのん?気持ち良い?」
「よくわかんないよぉ。でも変にぃ…んぁあ!」
「だったらもっとオカシくしてやろうか?」
明神は姫乃の足を持ち上げ更にスピードを上げてピストンする
「嫌ぁ!こんなの恥ずかしいよぉ アンッ…うぅ」
目の前で一人の少女が髪を乱し、
犯されていると思うだけで明神はもう果てそうだった。
「く…ヤバい。もう限界だ…」
もっと楽しみたいと思うのに持たない。
「私も…もうダメェ!死んじゃう…ぁアーッ!」
姫乃は快楽に意識が飛ばされぬ様に明神にすがりつく。
「うっ…ゴメン…ひめのん…」
――ドピュ! ドクッ!
「あぁあぁーッ!イあぁーーッ!」
射精と同時に姫乃も果てて意識を失った。
(とうとう女子高生としちゃった…ヤバいな)
明神は呆然としながらも罪悪感に悩まされていた。
(明日、謝ろうか…)
――翌朝、目が覚めると姫乃の姿が見当たらない。
「一体どこに消えたんだ?」
とりあえずアパートの中を探すと洗顔をしていた。
明神に気付きいつも通りに挨拶をする。
「おはよう。明神さん」「おはようさん」
…暫く沈黙が続く
「もしかして明神さん、昨日の事を気にしてますか?」
「え!?」図星だった
「私達はもう恋人同士だよね?」
予想外の言葉に明神はただ呆然と立ち尽くす。
そんな明神を見かねて姫乃が明神に軽くキスをした。
「もう私は昨日の事は気にしてないし、明神さんの素顔が分かったし。」
姫乃の行動全てが想定外で呆気にとられてる明神。
「もう、いつもの明神さんらしく無いです。元気を出して!」
姫乃を慰めるつもりが逆に明神自身が慰められる。
「ははっそうだよな。元気を出さないとな。」
姫乃の逞しい一面に明神はただ圧倒された。
意外に逞しく、時には折れそうな程の華奢な姫乃を、
今度は「恋人」として守る時が来たと、やっと実感した明神だった。

 ――end――

最近、仕事が多忙だから滅茶苦茶なのは勘弁…orz
最近、作品投下が無かった様なので投下しました。
まぁこんなモンでも読んでいただければ幸いです。
ホワイトデーに間に合って良かった。
796名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 02:05:54 ID:jllqdcdm
ヤベェ、ageてしまったよ…orz
やっぱり携帯で投下するのは不便過ぎるな。
797名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 06:06:21 ID:ca2/YLUS
読ませていただきました GJ!
天然→獣への変貌明神がかわいくていいですね〜
798名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 06:20:59 ID:nu4IXGDR
いい!
二人共なんだか可愛いなあ。
799子狐:2006/03/13(月) 07:02:38 ID:HVz0abRi
コモ姫で可哀相な話投下していいですか?
長い上に生理ネタとかエグイかな…
800名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 09:40:32 ID:FZ8RYN7G
>>799
とりあえず投下しる
801名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 12:42:49 ID:IW4O8BWe
生理ネタの箇所だけ注意書きすれば桶じゃね?
802名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 23:44:45 ID:u+ArS85I
>>799
激しく期待。投下希望。
803 ◆315pjJHDTQ :2006/03/14(火) 01:06:23 ID:fCDPZc3A
>>766続き
姫乃「明神さん?!な・何するの?!・・・やっ・・・いやぁ!やめてぇっ!!」
明神「大丈夫だよひめのん。俺が・・・俺が全部きれいにしてやるから・・・俺が・・・!」
明神はうわ言のように「きれいにしようね、きれいにしようね」と低い声で繰り返しながら、嫌がるひめのんを無視して性交を続けてゆく
姫(こんな・・・陰魄と同じことしないで・・・!)
陰魄にどんなに輪姦されても、きっと明神が助けに来てくれる。自分を陵辱の地獄から救ってくれる。そう信じていた
なのにその明神こそが今、自分の身体を狂ったようにむさぼっている
ひめのんの幼い心はもう何を信じて誰に助けを求めていいのかわからなくなってしまっていた
とっくに陰魄の痕を上書きしつくした明神は尚もひめのんの肉体に喰らいつき、唇から、乳房から、わき腹から、全身を舐めまわした
ぬらぬらと光る唾液の跡が文字通りひめのんの体を汚していく
姫「あぁ・・・いや・・・ぁっ・・・お願い・・・やめて・・・っ」
少女の懇願の声など聞こえもしないかのような明神はひめのんの下腹部から股へ舌をはわせ、そこにまだ残る蜜液をペチャペチャと舐めとる
804 ◆315pjJHDTQ :2006/03/14(火) 01:07:37 ID:fCDPZc3A
姫「あっ・・・ぁあ・・・っ」
何度も味わった絶頂の波が再びひめのんに忍び寄ってきた頃、明神の遠くの背後に先程まで自分を嬲っていた狐の陰魄が楽しそうに明神とひめのんを観察しているのに気づいた
姫「い!いや!ハセがっ!!」
明「は?」
姫「ハセが見てる!やめて!!」
明神がひめのんの指差す方を振り返っても何もいない。第一、ハセはとっくに倒したはずだ
姫「さっきいたの!前とは服が変わってて・・・狐になってて・・・あたし・・・ひどいことされたの!!」
ハセではなくコモンなのだがひめのんにはそんなことはわかっていない。明神もひめのんの訴える内容が支離滅裂でまったく把握できない
明「輪姦のショックで気が動転してるんだな。かわいそうにひめのん。大丈夫だよ・・・大丈夫だからね」
姫「いや・・・信じて・・・ぁぁっ」
再び始まる明神の愛撫に腕力のないひめのんは逆らうすべなどなかった
そんな2人をコンクリートの影から冷ややかに見つめるコモン。その手にはひめのんの生徒手帖がある
コ「ククク。まさかあの女が桶川雪乃の娘とはな!どうりでいい肉体だった。ちょうどいい。そのまま案内屋に犯されて処女の血を流すがいい。その血は全て俺が飲み干してやる!ククク!はーはっはっははは!!」
(つづく)
805 ◆315pjJHDTQ :2006/03/14(火) 01:10:38 ID:fCDPZc3A
ホワイトデーだから続き投下しようと思ったが短かったスマン

>>731
また入らんかったスマンスマン

>>796
GJ!GJ!
乱れるひめのんハァハァ

>>799
待ってる
806子狐:2006/03/14(火) 07:21:39 ID:U802+RhK
素晴らしい小説の下にヘドロ投下…
明神が負けるのはアリエナスなのでパラレルって事でお願いします…可哀相なのダメな方もスルーで…!



薄暗い森に獣とも人ともつかぬ足音が響く。
その音は素早く街明りのある人里から遠ざかってゆき、次第に日中でも太陽の光が差し込まぬ程の深層へと溶け込んで行った。
足音の主…人間願望の最後の一人となったコモンは自らの状況を悔いる事無く、その口許には嬉しそうな笑みを刻んでいる。
…その原因は先程自分が倒した案内屋、そして…
「離して…離してよッ…!」
傍らに抱え込んだ少女(収獲)…姫乃によるものだった。
暴れる彼女の脇腹に回した腕を離れぬ様に痛い程締め付け運ぶ。時折自分の鋭い爪が肌に食い込み、痛みに小さく呻く彼女の声さえ今のコモンには心地良かった。

そして四方暗闇に包まれた森の最深部と思われる…僅か広い草むらに着くと、乱雑な仕草で彼女をその場に放り投げる。
「きゃ…!」
周りが見えない姫乃は転がった拍子に端の木に身体を強くぶつけてしまい、悲鳴と共にその場に蹲ってしまった。
とん、と軽い足音を立て側まで近付き、その様子を下から覗き込むコモン。
そして笑い混じりに姫乃に語り掛ける。
「…なァ、見た…?さっきの案内屋。マジで笑えるよなあ?あんなんで守れると思ってんだから…はは…馬鹿過ぎて笑える。」
807子狐◇コモ姫2:2006/03/14(火) 07:23:53 ID:U802+RhK
「………!」
刹那、彼女の脳裏に先程の明神の姿が浮かぶ。
自分の所為でボロボロになっていった明神さん。動けなくなるまで只ひたすらに私を護ろうとしていた。
暖かい物が込み上げて来る。コモンの前であろうと抑える事が出来なかったそれは、姫乃の頬を伝い一滴流れ落ちていった。
「何?泣いてんの?」
それをコモンが興味深気にまじまじと観察する。元が動物のコモン…泣く習慣等勿論無い彼に取っては物珍しい以外の何物でも無いのだ。
「そんなに涙って出るもん?あいつが負けたのがそんなに悲しいのか?……ホルトやキヌマが消えちまっても俺は御覧の通り、涙なんてこれっぽっちも出やしないぜ?」
「あんた達なんかと一緒にしないで…!明神さんは…明神さんは負けてなんかない…すぐにでも追い着いてあんたなんか…あんたなんか…!」
涙でぐしゃぐしゃになった顔を今目の前にあるであろう相手の顔に向け、必死に自分への慰めとも取れる言葉を吐く姫乃。
それを聞いたコモンはより一層口許に刻んだ笑みを深くし、その指先の鋭い爪を彼女の襟元に引っ掛けると一気に下まで引き裂いてしまった。
「いやっ…!」
すると面白い程綺麗に服が下着と共に裂け、まだ幼さを残す…汚れを知らぬ白い肌が露わになる。
808子狐◇コモ姫3:2006/03/14(火) 07:29:43 ID:U802+RhK
「じゃあお前の大好きな案内屋が来るまで…楽しませて貰っていい…?」
その言葉と同時に暗闇で周囲の様子が把握出来ぬ姫乃にも…確かにコモンの舌舐めずりの音が聞こえた。
「い…や……あ…っ!」
華奢な両肩を掴まれ、背中に当る木に更に強く押付けられる。そして二度程グ、と指先に力を入れると彼女を拘束する事無くあっさりとその手を離してしまった。
否…拘束する必要等無い。
“動くなよ”
殺気の篭る指先での押付けは、言葉を発さぬ無言の脅迫なのだ。
それを直感的に悟り、抵抗も出来ずに自分がこれからされるのであろう悍ましい行為に小さく身を震わせる姫乃。
そんな彼女の様子にはお構いなしといった風に、血の通わぬ冷たい手が小さな乳房を覆った。
「ひ…っ…」
ひやりとした感覚に思わず声を上げる。
その手は柔らかい手付きで一回り彼女の乳房を撫で回すと、尖った爪先でまだ何の反応も示してはいない中心の突起をピン、と弾いてみせた。
「やぁっ…痛…」
同時にびく、と彼女の身体が跳ね上がる。恐らく傷付いてはいない。しかし…いつ自分が殺されてしまうかという脅迫観念が姫乃を支配し、痛みに敏感に反応をさせてしまう。
例の如くそれに煽られたのであろうコモンは一気に彼女との距離を縮めると、子供の狐が母親の母乳を啜る様な仕草で幼い乳首に吸い付いた。
そしてちゅぱ、ぴちゃ…等と業とらしく音を立てながら心とは裏腹に硬くなりゆく突起を吸い出したり舌先で転がしたり…と思う存分弄ぶ。
809子狐◇コモ姫4:2006/03/14(火) 07:35:32 ID:U802+RhK
「………っ…」
「何?感じてんの…?」
「違っ…」
「違わない」
詰まった様な呼吸を始めた姫乃の様子に早速食い付くコモン。
彼女の否定の言葉を遮ると、太股をなぞる様にスカートの中へと手を侵入させた。
そして僅かに熱を持った恥部の…割れ目なのであろう小さな窪みを、ショーツの上から軽く押えてやるとぢゅ…と粘着質な水音が響く。
「はは、…濡れてる」
「違…そんな…あっ!!」
彼女の言葉を待たずに勢い良くショーツを引き千切る。
姫乃は一瞬の生地が食い込む痛みに思わず身体を前のめりにさせるも、コモンの胸元に自分の額がぶつかった瞬間聞こえた小さな舌打ちにすぐに身体を元の位置に戻した。
そしてコモンはそんな彼女に構う事無く自分の人差し指、中指の爪先を歯で噛み千切ると間髪入れずその二本の指を姫乃の窒に差し込んだ。
「い…いやぁぁっ!!」
まだ何も受け入れた事の無い幼い窒内は異物感と痛みにひくひくと痙攣を起こす。
差し込まれた子宮口まで届く長い指はそんなものお構いなしに熱い窒内を掻き回す。
まだ滑らかな肉ヒダ越しに膀胱部分を押し上げる様に刺激してやると、熱い内部が更に熱を持ってゆくのが分かった。
「…ひっく…ぅ…いや、いや…たすけて…」
「明神さァん…ってか?」
810子狐◇コモ姫5:2006/03/14(火) 07:40:03 ID:U802+RhK
※生理ネタ箇所につき苦手な方はスルーで!


おどけた口調で明神の名前を口に出した彼に我慢ならなかったのか、姫乃は精一杯の気力を振り絞って目の前に居るであろう相手の顔部分に平手を放った。
しかしその手はコモンをすり抜け虚しく宙を掻く。
「……何してんの…?」
冷ややかな声が響いた。
姫乃の背筋を悪寒が支配するよりも早く、彼女の小さな身体は背中から地面に叩きつけられてしまう。
「うあ…!は…っ!」
高い悲鳴が響く。そして圧力に乱れた呼吸を整える暇を与えられぬ侭、脚を両側に大きく掴み上げられると湿った窒内に性器を捩じ込まれてしまった。
…ぢゅぶ…ぶ…
「あぁーーっ…!!!い…っいやああっ!!!痛いよォッ!!」
空気を押し出す様な音を立て挿入された肉棒は処女膜なのであろう僅かな引っ掛かりを無理矢理突き抜け、硬い子宮口へと易々と辿り付いてみせた。
続いて休む間も与えぬ程、その子宮口目掛けて思い切り何度も何度も肉棒を突き上げ始めるコモン。その顔を覆う表情は快感と言うよりも面白い玩具を手に入れた子供のそれであった。
……と…ふとある匂いが鼻につく。
処女膜が破れた所為にしては多過ぎる血の匂い、これは…
「…い…や…ぁ…」
月経…?だ…
811子狐◇コモ姫6終:2006/03/14(火) 07:42:48 ID:U802+RhK
※生理ネタ箇所です


「はははっ!!すげえ、こんな珍しい交尾初めてだ…もしかして俺って運がいい…」
「…や…!」
「指入れてた時には気付かなかったな。はは。俺の指も血まみれ?」
指を口に運びながら血の匂いに本能を刺激されたコモンは先程よりも激しく姫乃の最奥を突き上げ始めた。
ぢゅぽぢゅぽという音と共に血の線が恥部の割れ目を伝い流れ落ちる。
「…痛い、いたいよ…っ…!やめて…んっ…お願いぃ…」
「痛いばっかりか?…人間の女はココがいいんだっけ?」
「え…きゃ…ああぁっ!!」
腰の動きを緩める事無く彼女のクリトリスを親指の腹で押し潰す様にぐりぐりと刺激してやる。するとあまりに強すぎる刺激に堪え切れなかった恥部はぴゅ…と僅かに潮を吹き未だ擦られ続けている窒内を収縮させて達してしまった。
「……ァ…」
それと同時に意識が飛んでしまった姫乃に気を配る事無く突き上げ続けたコモンは、彼女の子宮口目掛けて精を叩き付ける。


それから数時間経っても、案内屋はやって来なかった。

暗い森の中で意識を取り戻した姫乃の耳に届いたのは、コモンの欠伸だけとなる。

812子狐:2006/03/14(火) 07:46:24 ID:U802+RhK
うへェ…エロくない上にひめのんごめん…死
こんなんですいませんor2
813名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 14:45:58 ID:8K5l8fVp
>>812
GJ!!!!!!!!!!!!!
神だ!
814名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 19:41:01 ID:1kvwLLr0
>>812
ゴッドジョブ!!!!!!!!
思う存分(*´Д`)'`ァ'`ァさせてモロタ!!!!!
またなんか書いたら投下してください。お待ちしてます。
815名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 20:27:01 ID:8K5l8fVp
そしてコモ姫を激しく希望する。
816名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 00:55:02 ID:6lDSMLVt
次スレ建つ頃までみえるひとが連載しているのだろか…
こんな、不吉な話はヤメだ。
817子狐:2006/03/15(水) 01:55:11 ID:pvtFfeJU
>>813>>814>>815ウオー有り難う…!また貼りに来ます。
>>816してるよ。
818名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 03:44:31 ID:vOO93d7+
むしろ>>812の続きが読みたいな。
散々おもちゃにされるヒメノ。
明神の助けをまつがいつまでたってもこないバットエンド
819子狐:2006/03/15(水) 07:05:53 ID:pvtFfeJU
がんがります…
820名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 14:05:32 ID:JrC4P17I
がんがってください
821名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 18:42:23 ID:Uia1IJrh
流れ読まずにすみません。エロ無し一本投下させてください。
ホワイトデーネタでエージ×姫乃。
>>684のツキタケバレンタインの後日譚です。



特訓の帰りに、オレが通っていた学校の前を通りがかったのは偶然だった。
足を止め、校門の上に腰掛けて誰もいないグラウンドを眺める。生きていた頃はここで毎日よく遊んだ。
あの頃の仲間達はとっくの昔に卒業して、今はもういない。
「そういや、ひと月前もここに来たよな…」
あの日のことは今でも思い出せる。
ヒメノからバレンタインのチョコレートケーキをもらったガクは何だか意味不明なことを絶叫し、有頂天になって
「今世紀最高のプロポーズ」なるものをぶつぶつと考えていた。が、明神にも同じものが渡されるのを見るやいなや
今度は激昂してハンマーを振り回し、いつもの二倍増しくらいの勢いで壮絶なバカゲンカが始まった。
本来ならガクのフォローに入る筈のツキタケは、何故かこの日に限ってただ眺めていただけだった。
気持ち悪いほど幸せそうな笑みを浮かべて、ちゃっかりヒメノの隣に陣取って。
ヒメノはオレにもケーキをくれようとした。でも、オレは受け取らなかった。
食えないのにもらったってしょうがないし、もともとバレンタインなんて女子供が騒ぐモンだ。オレには関係ない。
生きてた頃から、そういうことにオレは一切興味がなかった。女と付き合うなんて軟弱な野郎のすることだ。
いつもキャーキャーうるさくて、そのくせ何かあったらすぐべそべそ泣き出す女どもの相手なんかできるか。
「エージ君」
突然後ろから声がして驚いた。振り向くとヒメノがそこに立っていた。
「…なんでこんなトコにいんだよ?」
「明神さんに聞いてきたの。多分また特訓じゃないかって」
「学校はどうしたんだ?」
「あれ、言わなかった? ウチの学校、バレンタインとかホワイトデーとかそういうイベントの日は休校なの。
校長の独断でそうなったんだって。クラスの子が言ってた」
「は?」
信じられない学校だ。だが、そうか、今日はホワイトデーか。まあどっちにしろオレには関係ないが。
おかげでバレンタインにはみんなにケーキが作れたからいいけどね、とか、でもホワイトデーは暇だなぁ、とか、
とりとめのないことをしゃべり続けるのを聞き流し、適当に相槌を打つ。
オレがちゃんと聞いてないことを察したのか、ヒメノは俯いて唐突に話を切り、
グラウンドの向こうにある校舎の窓をじっと見つめ、そしてまた唐突に話を始めた。

「…小学校の時にね、クラスの男の子にチョコレートをあげようと思ったことがあったの。
その子は明るくて元気で運動神経バツグンで、みんなにも好かれてて、いつもクラスの中心だったよ。
私、その頃は大人しくて目立たない方で、そんな自分が好きじゃなかった。
だからその子に憧れて、その子に近づければ自分も明るく振舞えるようになるんじゃないかって思ってた。
でも普段は話しかける勇気がなかったから、バレンタインにかこつけて、チョコを渡す時に少しでも話ができればって。
そうやってきっかけを作れば、友達になれるかもって考えて。
だけどその日、たくさんの女の子に囲まれている彼を見たら、とても声なんかかけられなかったよ。
…今でも思うんだけど、あの時もし勇気を出してたら、違う自分になれてたかな?」
822名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 18:45:12 ID:Uia1IJrh
そう言って遠くに目を向ける。どこか懐かしいような表情で。
普段の明るいヒメノからすればやや意外だった。バレンタインにそんな想いをかける奴がいることも初めて知った。
そんなことが、あったのか…
ヒメノの話を聞いて、あることに思い至った時、
「そういえばね。その子、エージ君にちょっと似てたよ。エージ君も相当モテてたんじゃない?」
急にヒメノがこっちを向いてそう言った。悪戯っぽい笑顔で。
なんだ? もしかしてからかわれてるのか、オレ?
ちょっと悔しくなった。そっちがそのつもりなら、言い返してやる。
「そいつも助かったんじゃねぇか? 高校生になっても胸のない女にコクられなくてよ」
「ちょっ…なにそれ!」
ヒメノが怒る。オレは笑いながら門を飛び降り、走って逃げた。十分な距離を取ったところで振り返る。
突っ立ってるヒメノに向かって叫んだ。
「一度しか投げねぇからな! ちゃんと受け取れよ!」
手のひらに念を集める。普段作り慣れないものはイメージするのが難しい。野球のボールなら簡単なんだが。
それでもオレの手の中には、ちゃんと期待通りのものが出来上がった。エネルギーは弱いが、今はこれで十分だ。
「えっ…やっ! 何!?」
ヒメノに向かって投げつけた。完璧な放物線を描いて、それは腕の中に吸い込まれていく。
手のひらで砕け散り、弾けてキラキラと光る様を、ヒメノはただ呆然と見つめる。
「ねえっ! エージ君、これなぁに!?」
やがて我に返ったヒメノが顔を上げた。
「うっせーな、何でもいいだろ!」
オレが作ったもの、それは水玉の包み紙に巻かれた小さな飴玉。
ホワイトデーにしちゃショボ過ぎるプレゼントかも知れないが、今のオレにできるのはせいぜいこのくらいだ。
せっかく作ってくれたバレンタインのケーキ。いらないなんて言って、悪いことしたからな…
ひと月前にオレがケーキを断った時、ヒメノは目を伏せ、そっか、わかった、と小さく呟いた。
変な奴だと思ったが、その時は特に気にもとめなかった。
けど、今ならわかる気がする。
オレが断ったことで、ヒメノは昔を思い出したんじゃないだろうか。
仮にあの時勇気を出していても、結果は同じだったんじゃないか…とかなんとか。
そいつがオレに似ていたというのなら尚更だ。罪滅ぼしにはならないが、こんなささやかなイベントがあってもいいだろう。
「もー、何なのよ!」
ヒメノが追いかけてくるのを見て、オレはまた走り出した。走りながら空を見上げる。飛行機雲が流れる。
そうだ、今度の日曜日はヒメノも特訓に誘ってやろう。こないだ開発した新必殺技でも見せて驚かせてやれ。
うたかた荘までの道を二人で追いかけっこしながら、オレはそう、心に決めた。





以上です。
…キャラ違ってしまったかな。違和感を感じた方、申し訳ないです。
823名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 20:09:03 ID:ygP2jdh5
つまらんし
キャラも違うし
エロ無いし


妄想SSなら自分のサイトでやれよ
824名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 21:42:20 ID:2JFcvkZc
>822
書いた人は女性?
エージ萌え話なら801スレのほうが需要あると思うよ
825名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 22:25:29 ID:pvtFfeJU
確かに
可愛くていい話だけど此処向きじゃないかな
826名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 22:54:28 ID:Cdo3hzLq
>>821
エジ姫っつーよりエージ萌えな感じがするから此処には合わんのかもしれん。
カップリング要素がもっとしっかりしてて、更に言うならエロければ自分的には無問題かな。
文章の感じとかは嫌いじゃないので、なんかエロいの思いついたら書いてくれw
827名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 00:13:56 ID:GOVd5VnH
エロパロだから黒白明神ガクが変態だろうがドリル姫乃がマゾだろうが楽しめるのであって
ただの物語でキャラクターをぶっ壊してるからな
821の脳内でどれだけエージが別人に変換されているのか知らんが
821の脳内キャラをこのスレに書くのはヤメレ
まじむかつく
828名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 00:32:22 ID:LLPiyhzK
まあまあ、そこまで言わなくても。
文章自体は上手いと思うし、悪くは無いけどちょっとなんか違う気がする。
個人サイト向けだと思うよ、そっちならきっと読み手のニーズに合う。
829名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 10:55:55 ID:l4+j+ksp
むぅ。ツキタケの時は反応良しだったけど住人の質が変わったかな?
あとタイミングの問題か。
830名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 13:01:53 ID:KG2mCOmS
ツキタケのときはNG設定して我慢していただけ
2回目はもう我慢できん
ここはエロスレ
女が女向けのみに書いたSSなど気持ち悪いだけだよ
スレや板そのものの空気も読めない馬鹿腐女子は801スレから出てくるなよ

死ね

まじで
831名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 13:21:17 ID:3Bu3Grwh
今回に限らずエロ無しは禁止にしようぜ
832名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 16:53:57 ID:5QaPd+34
禁止て
細々と決まりごと作るのはやめようぜ
職人さんの数が少ないからエロなしでもOK




と言いたいのだが
さりとてエロなしは職人の自己満足臭プンプンで読んでいてもつまらんしな
できるだけエロい方向で頼みます職人さん
833やま:2006/03/16(木) 22:26:50 ID:lBn0IC1y
あえて空気読まずに書き込んでみる。

しばらくロム専になってたけど職人さんみんなGJ!
コモ姫は正にストライクでした。感動をアリガd
原作の話が動くまで様子見しようかと思ってたけど、職人さんの作品読んでたらまた何か書きたくなってきた。
834名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 22:48:18 ID:nNbwsLkH
まぁまぁ。みえるスレは「地味」がウリなんだしのんびりと。
俺はどんなネタでも投下してたらハイエナの様に食い付きます。
つうかそろそろ次スレだな。
835名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 22:58:43 ID:dr4nhHUl
>>833
(屮゚Д゚)屮カモォォォン
836名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 23:13:41 ID:gXfQ0dYu
エロカモン
837名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 23:35:33 ID:nNbwsLkH
どうも、コモ姫が人気あるらしいなw
明姫なら結構ストックがあるんだが…
体育倉庫でヤりあってるSSとかw
838名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 23:43:43 ID:JQMKN7aM
(;´Д`)投下して欲しいッス!
839名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 00:14:05 ID:JU9TUSA0
>>837
ひめのんがエロエロされてれば相手は誰でもw
明姫待ってます!
840子狐:2006/03/17(金) 01:09:42 ID:oZ44PIZu
>>833子狐も以前のコモ姫で感動ハァハァしました。
嬉しさで二重ハァハァしてるついでに投下願…!!!
841やま:2006/03/19(日) 18:16:03 ID:vQBrjkoL
>>835>>840
アリガトウ。ちょっと調子に乗ってみようと思う。
時間無くて推敲もせず投下。
今日はもう出かけなきゃいけないのに、あと数時間で原作が動くから
とりあえずお手付きしときたかったんだorz

コモ姫です。鬼畜はいつものこと・・・
苦手な人スルーで!!
842やま コモ姫:2006/03/19(日) 18:17:38 ID:vQBrjkoL
「やあ桶川姫乃!!!」
やけに楽しそうなその声は、がらんとした寒々しい構内に、不釣合いに響いた。
声の主は人間に近い姿をしているものの、地蟲たちの怯えている様と、どことなく漂う冷たい負の雰囲気で、敵だとわかる。
「アニマ・・・」
姫乃はじり・・・と後退りるが、すぐに絶壁の淵に足がかかり、慌てて踏みとどまった。
「まて、コモン!この娘は・・・」
地蟲の長老が姫乃を庇うように前に出たが、言葉が終わる前にコモンは腕を軽く振った。
「・・・ジジィはひっこんでろ」
突然、どこからとも無く3匹の焔狐が現れ、姫乃と地蟲を囲むとじりじりと半円を狭める。
人間一人と地蟲4匹を動く隙間無いほどに追い詰めてから、半眼で笑みを浮かべ、コモンは言った。
「地蟲たちを助けたい?桶川姫乃」
いきなり問われ、戸惑いはしたが、姫乃は大きく頷く。
気丈に自分を見つめる姫乃にこみ上げる笑いを抑えきれず、ククッと喉を鳴らすとコモンは両手を挙げた。
「OK、OK。・・・お前ら」
コモンの指示に、焔狐の包囲が緩められた。緊張の糸が切れ、地面に膝を突く一同。
満足そうにそれを眺め、腰に手を当てながらコモンは尻尾を振った。
「―――姫乃」
肩で息をする彼女に、横柄な態度で顎をしゃくり、言外にこちらに来るように言い渡す。
ぎゅっと唇を引き結び、意を決すると、姫乃はすっくと立ち上がった。
「案内屋さん・・・」
不安そうに見上げてくる地蟲に、強張りながらも笑みを返す。
「・・・大丈夫だよ、チコちゃん。―――みんなも。そんな顔しないで。ね?」
なかなか動かない姫乃に、コモンが大きく舌打ちをする。どうやらかなり気の短い性質らしい。
「娘さん・・・こんなことに巻き込んで・・・」
長老の言葉を遮り、姫乃は首を横に振った。
「言わないでください。・・・明神さん、本当の案内屋さんのこと、信じましょう。長老さ―――」
「おい!!何調子乗ってだよ!!―――お前ら、見せしめに一匹食って・・・」
「待って!!・・・行くから。待って」
敵の気性の激しさに内心ぞっとしながら震える両足を叱咤して、姫乃は狐のアニマの前に立った。
地蟲たちは再び焔狐に囲まれてはいたが、先程までの圧迫感は無く、あくまで威嚇程度のものになっている。
横目で確認してほっと安堵していると、顎に爪を添えられ、目の前の男に顔を向けさせられた。
細い目でしげしげと値踏みされるように眺められ、姫乃はひどく居心地が悪い。
「ふーん・・・。これが・・・へえ。」
あまりに顔を近付けられ、姫乃は思わず目を固く閉じた。
と、不意に顎が自由になる。
不審に思い、目を開けると、コモンは相変わらず薄く笑っていた。
(桶川雪乃の娘・・・ね)
外見はそれほど重要ではない。何より、人間の顔というのはどれも同じに見えて仕方が無い。
「まあいいや。―――それよりも」
「・・・?」
視線を止めた先には、薄く汚れたセーラー服のリボン。
怪訝な表情の姫乃に構わず、無造作に引き裂いた。
「なっ・・・」
思わず胸元を押さえ、一歩下がる姫乃に、コモンは楽しそうに忠告した。
「おっと。あんまり抵抗しない方がいいと思うよ。・・・あの豚共がどうなってもいいなら別だけどね」
843やま :2006/03/19(日) 18:22:48 ID:vQBrjkoL
続きは少し待って・・・
何というか、急いだとはいえB級妄想でエライ申し訳ない。
844子狐:2006/03/19(日) 21:05:15 ID:nrlBJS6f
もも萌え
続き激しく期待
845名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 22:05:06 ID:/SPChSnx
ももももも萌え萌え。
きっとジャンプもこんな展開だよな。
頼む岩代センセ!
846名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 22:24:00 ID:kOY3fHRK
ももももももも萌え萌え萌え!!!
ってかもしかしてひめのん地蟲たちの前でやられちゃうのか?
カワイソス・・・・・・だがそれも良(ry
とりあえず裸で続き待ってるw
847子狐:2006/03/19(日) 22:34:11 ID:nrlBJS6f
裸で?
848名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 23:03:16 ID:kOY3fHRK
>>847
とりあえず続き待ってる。全裸で。
と書くべきだったな・・・・・orz

なんにしろ続きが楽しみだ。
849名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 23:44:57 ID:tWbJIqgd
作品投下以外のコテは正直ウザイ
850名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 00:51:39 ID:hL90btq2
>>849
職人でも作品投下時以外はコテ使うなって意味?
851やま :2006/03/20(月) 01:14:39 ID:mps1llN+
釣りかも知れんが、それだと自分が一番コテ使ってる事実orz

言える立場じゃないけど、地味に行こうぜ。ギスギスするのは嫌だ。
852子狐:2006/03/20(月) 01:33:58 ID:OYezwDWj
馴れ合う必要は無いけどギスギスすると投下もしずらいよ
ケンカするより続き読みたい
853名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 02:03:36 ID:wpPadQOs
釣りじゃないだろう
そう思っている人がいるのも事実ってことだ
ギスギスするのは嫌だからこそ、投下時以外のコテはやめたらどうだろう?
職人さんには感謝しているが、雑談をコテ付きでする意味があるだろうか?その利点は?
概して、他スレでも雑談時のコテは禁止ないし控えるよう推奨されていることが多いように思う
そしてそう決められているのには、それなりの理由がある
ここが匿名掲示板であることを忘れないでほしい
854名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 02:12:29 ID:OYezwDWj
分かった

ごめん
しばらくロムる
855名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 02:27:01 ID:wpPadQOs
言いたいことを正しく伝えられなかったかもしれんorz
ロムれとか来るなとかそんなことを言いたいのではなく、雑談の時は名前欄を
空白にしてはどうか?という提案だったんだ
俺にロムれとかそんな偉そうなことを言う権利はないし、言ったつもりもなかったんだけど
そう伝わってしまっていたら、ごめん
856やま :2006/03/20(月) 07:57:47 ID:obAXiKCk
原作コモンの豚発言が被ってびっくりした。
ネタバレじゃなく、素で被ったんだ・・・。ごめん岩代、スマンみんなorz
857名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 22:26:20 ID:+dWZf8rv
原作と被っちゃうのはよくあること、気にしなさんな。
本誌は面白いことになってるねー。コモン、まさに鬼畜。狐いい感じ。
858名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 15:17:55 ID:YUlr8E98
とりあえず保守
859名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 20:46:39 ID:jOG2968q
姫乃のほっぺが痛々しい事に つД`)グスン

これをDQNグループに置き換えて、姫乃に暴力を振るったDQNを
明神がDQNだった時代を思い出して、姫乃に手を出したDQNを凹して
姫乃がその明神の姿に惚れて、エロエロするSSを考えてたり…
860名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 22:31:39 ID:c7al2hAD
むしろこのままコモ姫エロエロ街道をつっぱしってほしい(願望)
頼む職人さんたち!
861やま:2006/03/27(月) 22:50:55 ID:Ap2hwnbw
ごめんなさい。あれよあれよの間に1週間過ぎてしまった・・・。
コマ切れ投下は迷惑だろうに、自分の妄想が痛すぎて続き書けないorz
むしろ>>859氏と>>860氏、頑張って頂けませんか?

そして澪姐さんと黒明神と白明神の微妙な関係が良いよ。
澪さん、やっぱり黒さんと何かあったんですか。いや、あってくだs(ry
862名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 00:02:17 ID:c7al2hAD
>>861
やまさん、続き待ってます。
863名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 10:49:42 ID:ScukV/+I
保守(・∀・)ノ
864やま:2006/03/29(水) 22:17:02 ID:PxKpAQhY
>>842 続き

「案内屋さん!」
「娘さん!」
突然の事態に、地蟲たちは動揺して駆け寄ろうとする。
だが、周りを囲む焔狐に歯を剥かれ、成すすべも無い。
「あんないやさ・・・」
「―――いいのッ!!」
姫乃の声が坑道にひどく大きく響いた。
こだまする台詞をバックに、姫乃はゆっくり地蟲たちに微笑みかけた。
「構わないで。―――いいから。放って置いて。」
コモンは微笑を浮かべ、ゆっくり自分の爪を舌でなぞる。
横目でコモンの動向を見据えながら、姫乃はその部下たちにキツい視線を送った。
「あなた達もッ!!あと二歩、チコちゃん達から離れて!!」
萎縮したように、たじっ・・・と後ろに下がる三匹を見て、姫乃は胸を撫で下ろした。
「そう・・・絶対、危害を加えないで・・・!もしものことがあったら・・・承知しないからッ!!」
やり込められた手下を一瞥し、つまらなそうに舌打ちすると、コモンは姫乃の前髪を無造作に掴み上げた。
「・・・で?」
姫乃は答えない。
「それって、あんたが豚の分まで俺を楽しませてくれるって事だよな?」
「・・・」
「―――ふん・・・なら、脱げよ」
それでも戸惑う姫乃に痺れを切らすと、コモンは鋭い爪を軽く一振り浴びせかけた。
「や・・・あっ」
一閃でバラバラに切り裂かれ、ハラリと落ちていく制服を見つめる姫乃をコモンが促す。
「ほら。後は自分の手でどうにでも出来んだろ?」
「いや・・・だ・・・」
下着とソックスしか身に纏っていない姫乃の強がりも、コモンには何とも無いらしい。
「へえ。―――別にいいや。・・・おい、お前ら―――」
「まっ・・・待って!!・・・脱ぐ!!下着、取るからッ!!」
言うが早いか、姫乃は背後のホックを外すと、壁に向かってブラジャーを投げ捨てた。
育ち切らない、未熟な双丘が瞳に飛び込み、コモンは双眸を眇める。
「・・・へえ。」
さほど大きくない乳房を両手で揉みほぐされ、姫乃は込み上げる感情を嚥下するように瞳を閉じた。
「あんた、思ったより度胸いいな。」
「・・・っあ・・!」
空気に晒された突起を、冷たい舌が掠めた。
「ハッ。見とけよテメェら。次にもし生者に助け媚びたらどうなるか、しっかり網膜に刻んどけ!」
言うが早いかコモンは姫乃を組み伏せ、地蟲たちに向かって冷たく微笑みかけた。
865やま:2006/03/29(水) 22:17:43 ID:PxKpAQhY
そこ。四つん這いになれ・・・そう」
姫乃は地蟲たちから見れば丁度真横になる形で、コンクリートの地面に手足を付き、コモンに秘部を向ける形を取る。
ショーツもソックスさえも取り払われ、一糸纏わぬ姿で敵に後ろを向けて膝を折った。
「っ・・・」
酷い屈辱だった。
あまりに酷すぎて涙も声も嗚咽も出ない。
だが自分が降参すれば、後ろで忍び笑いをもらす相手に、地蟲たちは跡形も無く消されてしまうだろう。
それを躊躇わない、残忍な性格であろうことは出くわしてすぐに予想がついた。
そして、おそらく自分がこれから受ける嘲弄も。
姫乃の思惑を他所に、冷たい手が、微かに震える腰に添えられた。
「人間の交尾ってのは・・・可笑しなもんだよなあ?」
「ひ・・・ぃやあああぁぁぁッ!!」
前戯も何も飛ばしていきなり後ろから挿入され、姫乃はただ悶える。
ぎちぎちと無理やり捻じ込まれ、まだ潤っていない箇所にコモンの男根を迎えさせられた。
コモン自身も正直まだ自分の用意が整いきってはいなかったが、自然界においてはそんなことを言う余裕は無い。
繁殖期にメスを見つければ、うだうだ言う暇は無い。他のオス共が寄ってくる前に事を済ませるのが当然なのだ。
入れた後は自分の器量次第。どうにでもなる。
「まっ・・・っきゃ・・ふあッ!?」
「・・・そんなに好き?ココって子供育てる時使うんじゃねーの?」
少女の背後から長い爪を湛えた指で乳首を転がす。
その刺激に耐えられず、姫乃は腕だけでは上半身を支えかねて、コンクリートの冷たい床に突っ伏した。
「っはは!人間の身体ってのは面白いよなあ。乳が自分のガキじゃなくて、ガキを孕ませるオスのためでもあんのな。・・・変なの!」
「んあぁっ・・・ひ、ゃあぁ・・・!」
身を捩り、必死に快感に耐える姫乃に飽きたのか、コモンは少女から上半身を離すと、強く腰を動かし始めた。
ぶちゅ、ぐちゅっと彼女を侵蝕する手応えに満足を覚える。―――と。
「うあっ!!ぃ、やあっ!!ッア―――・・・!!」
唐突に自身を包んでいる壁が収縮した。一拍置いて、結合部から滴る愛液を見て、コモンは嘲た。
「は?・・・ああ、イッたのか。ハハ!早えーよ!」
「ぅ・・・あ・・・」
「お前、初モノでもねーよなァ?・・・あの案内屋とはどんな風に交尾(つる)むんだ?」
快感より悔しさに涙を浮かべ、朦朧としながら姫乃は地蟲たちの方を顧みた。
先刻同様に焔狐に囲まれたままの彼らは、姫乃がコモンに犯される現場を見ないことが最大の助力と取ったらしい。
一様に下を向き、耳を塞ぐ者もいる。
姫乃はその心遣いに心底感謝し、口の端には自然と笑みが浮かんだ。
途端。
「・・・何笑ってんの?」
「え・・・」
目聡く姫乃の視線を追い、状況を把握すると、コモンは鋭く言い放った。
「おいッ!!・・・豚、何顔背けてんだァ!?見とけっつたろーがッ!!」
「いっ・・・きゃああぁぁッ!!」
苛立ちに任せて、コモンは姫乃から自分を抜くと、彼女の身体を力任せに反転させた。
冷えた床に背を叩き付けられ、呼吸と思考が一気に止まる。
「さっきのは野生動物の正しい犯り方な。・・・次は人間の作法で行こうか、姫乃」
866やま:2006/03/29(水) 22:22:09 ID:PxKpAQhY
狐の正しい性交なんて知るかああああぁぁぁっ!!
めちゃ捏造。詳しく知りたいならシートン先生の動物記でも読んだ方がずっとマシだと思います。
あと1回で終わらせます。痛くてゴメンorz
867名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 02:13:57 ID:kcMM/s++
いえいえいえ、そんなことないです!!
待ってました!!グッジョブ(・∀・)ノ>やまさん
868名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 14:37:52 ID:NKbZwi7E
GJ!
マジ待ってた!
869名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 21:35:34 ID:LeTbIxYg
やま氏はツンデレ
870名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 11:33:34 ID:Lj3nN+Go
やま氏ありがとう!続きをまってるよ

871名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 11:34:12 ID:Lj3nN+Go
やま氏ありがとう!続きをまってるよ

872名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 11:35:54 ID:Lj3nN+Go
二重すいません・・・Orz
873名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 17:15:04 ID:TSq2qnJa
a
874やま:2006/03/31(金) 20:40:35 ID:i1SK4RLd
米d。
>>869
べ、別にアンタの為なんかじゃないんだからねっ!!

誰か>>859書いてくれー。もう自給自足ツラスorz
本当はそろそろ澪さん書きたいが、如何せん情報が少なすぎる・・・。
875859:2006/03/31(金) 22:50:41 ID:eoZOp54I
「おい、あの女可愛くね?」
「いいねぇ〜。ヤるか」
咲良高校の不良2人組に目を付けられた姫乃。
それに気が付いて早歩きになる。
(なに、あの人達。ついて来るよ…怖い)
「おい、逃げたぞ(笑)」「まってぇ〜(笑)」
シャクに障る声とともに姫乃を追い掛けとうとう捕まった。
「ね〜キミ何処のクラス?」「俺達と楽しいことしようよ(笑)」
「ヤだ!離して!」
校庭には不運に誰もいなく、グラウンドがやたらに広く感じる。
(怖いよ…誰か助けて)
すると校庭のフェンス越しに白髪の頼もしい人が通り過ぎだ。
「明神さぁん!助けて!!」
急な大声にビビった不良の一人が姫乃の頬を強く叩く。
―パァン! 「痛い!何すんのよ!」「うるせぇ!黙れ!」
「おい、あの倉庫に連れていくぞ」
不良が指をさした先にはイ〇バ物置の体育倉庫があった。
一部始終を見ていた明神がフルダッシュで校庭に入る。
(あんのガキャ!殺してやる!)
後方から聞こえる強い足音に不良と姫乃が気付いた。
「おい!さっきの男が来たぞ」「追い払うか?」
不良共はファイティングポーズをとり明神とやろうとしてた。
しかし明神はいきなり不良共にドロップキックをお見舞いした。
「明神さん!」「ひめのん!ほっぺたが赤く…アイツらの仕業か?」
ブチっと頭の中で何かがが切れた。「てめぇら…殺す」
「オッサンがナマ言ってんじゃね〜」不良の一人が明神に殴りかかる。
しかしケンカ慣れしてる明神は容易くかわし、相手の腹に拳を入れた。
腹を抱えよろめいた所で背中を肘で叩きつけ地面にへたる不良。
そして腹に蹴りを加える明神。
「もうやめて明神さん。死んじゃうよ…」
姫乃の声で正気に戻った明神は血だらけの不良に目をやる。
(何をしてんだよ。俺は…)少しやり過ぎたと思っていた。
もう一人の不良は倒れた不良を肩に抱え逃げる様に帰っていった。
「大丈夫だった?怖かっただろ?」優しく姫乃の頬を擦る。
「うん。怖かった。けど明神さんを見つけた時は凄く嬉しかった」
「陰魄退治の帰り道にひめのんの高校を通って良かったよ。」
皮肉な事に陰魄のお陰で姫乃が助かった様なものだ。
876やま:2006/03/31(金) 23:09:44 ID:i1SK4RLd
うわああぁぁあwせdrftgyどりる
言ってみるもんだ。続きwktk
877859:2006/03/31(金) 23:30:05 ID:eoZOp54I
「ひめのん?立てる?」手を差し出す明神。
「ありがとう。もう、大丈夫だよ。」
明神を気遣ってか、平気そうに立ったが腰が笑ってた。
そして明神の胸元によろめく。
「お、おい。大丈夫か?!」「きゃ!ごめんなさい」
―しばし沈黙が続く。
「なんか、明神さんに何度も助けられてるよね。私。」
「上京した時からトラブル娘だったもんな。」
「ごめんね。迷惑ばっかりかけて。」
急にこんな事を言われて妙に焦る明神。
「いいよ。気にしないで。ひめのんは俺が守るからさ」
「…うん」小さく呟いて明神の胸に顔を埋める姫乃。
「どうしたひめのん?今になって怖くなった?」
「ううん。明神さんの胸って大きくてあったかいね。」
明神も姫乃の頭を抱き寄せ、頭を撫でる。
「ひめのんのアンテナみたいな髪の毛もカワイイ」
その時、さっきの恐怖のドキドキじゃなく明神に対してドキドキする姫乃。
(…私、明神さんに恋…しちゃったのかな?)
「どうした、ひめのん。顔が赤いぞ」
「だって明神さんカッコいいし、大きいし、優しいし。」
「よせ、照れるじゃねぇか。」まんざらでも無い明神。
「ホントにカッコ良かったし、優しいし、私の彼氏になって欲しいよ…」
本気っぽく言われて
878859:2006/03/32(土) 00:11:05 ID:9V0SZ4NI
なんか途中で切れてた。気にしないで続けます

少し躊躇する明神
「あのね?ひめのん。俺と付き合うのは法律が五月蝿いのよ。」
「やだ!そんなの関係無いよ。私、明神さんが好きなんだもん」
「ひめのん?同い年の彼氏を見付けなよ。俺なんかオッサンじゃダメだ」
「歳なんか関係ないよ!それとも私の事がキライ?」
むしろ姫乃の事が好きだからこそ、気を使ってたのが裏目に出る。
「なぁ、大人の男は狼だって知ってる?」
姫乃はその言葉の意味は、何となく分かっていた。
「私…明神さんが狼さんでも平気だよ。大好きだもん」
上目遣いで見られ明神は狼に変身した。
「じゃあ、とりあえずあの物置に行こう」
さっきの物置に向かって歩いて行く。
(私、今から明神さんと…するんだ…)
物置に到着し内部は意外に広く、中から鍵が掛けられる。
鍵を掛け、これから目の前の女の子が母校で制服のまま犯される。「行くよ?」「うん。」
二人は互い唇を重ねその一時に夢中になる。
明神の舌が姫乃の口に侵入する。
(こんなキスってあるんだ。なんか変になりそう)
姫乃も明神を真似てディープキスをする。
「カワイイなぁ。ひめのん」
そう呟き、叩かれて赤くなった頬にキスをする。
「明神さぁん。そこはもう平気だから」
明神は、耳、首、鎖骨とあらゆる場所にキスをする。
「はぁ…はぁ…くすぐったいよ。」
またディープキスをし、今度はセーラー服越しに胸を揉む。
「あぁ…明神さん。ハァ…」「どう?気持良い?」
「分かんないよ。けど体が熱くなってきて…」
明神はセーラー服のリボンをほどき、中央のファスナーを下げる。
そして姫乃の乳房を優しく揉む。
「あぁ!明神さん。恥ずかしいよぅ」
「何?もっと恥ずかしい事をするんだよひめのん」
そう言うと乳首を摘んだり指で押したりして刺激を加える
「あッ…アーんぅ。体がビクビクするぅ」
「ひめのん。カワイイよ。もっと鳴いてくれ」
明神はセーラー服をたくし上げ、ブラのホックを外し
両手で発育途上の可愛らしい乳房を、もみほぐす。
そして片方の乳房を吸い上げながらもう片方の乳房を指でこねる
「ああぁー!ハァんうぅ…もう…ハァ」
体をビクビクさせ可愛らしい嬌声が上がる。
「気持良いだろ?」「う…ん」
879859:2006/03/32(土) 01:15:39 ID:9V0SZ4NI
明神は姫乃のスカート越しで秘部を中指で圧迫する。
「あぁ!そこは…」「なに?ココが一番良いんだよ」
姫乃以外に触れられた事がない秘部は明神の刺激が新鮮だった。
スカートの前部分をウエスト部に食い込ませ、
見事に姫乃の秘密が丸出しになる。
「うぅ…恥ずかしぃ」「可愛いよひめのん。スゲェ。」
色白の太ももと紺色のハイソックスが見事なコントラストを描いてた。
純白のショーツに浮かぶタテスジをなぞる。
「あぁ!イヤァ!!」無意識に腰がガタつく。
そんな姿に欲情するばかりの明神はショーツを脱がし
ゆっくりと膣内に中指を入れる。
「あぁ指が…入ってるー」
更に人差し指も入れ膣内を掻き回す。
―グチュグチャ 卑猥な粘液の音と姫乃のあられもない喘ぎ声が響く。
「ぅあーッ!嫌ぁ変にぃ…!お腹が変になるぅ!」
今まで壁に寄りかかっていた姫乃だが、足をガクガクさせ地面にへたる。
そして明神は姫乃を押し倒し、姫乃の秘部を吸いあげる。
「あンーッ!んーぅ」制服のリボンを噛んで快楽に耐える。
そしてまた人差し指と中指をネジ込ませGスポットを刺激する
「あぁ!そこはぁ…もう…ダメぇえ」
更に追い討ちをかける様にクリトリスを摘む。
その時、全身を痙攣させ秘部から潮が吹き出す。
「イヤァー!はぁ…も…う…壊れちゃったよ。ヒック…」
「良いぞひめのん。女の顔になって来た」
そして明神は激しいキスをして姫乃に多量の唾液を注ぐ。
姫乃の口で処理しきれない唾液は頬を伝い床を汚していた。
「それじゃ、ひめのん。行くよ?」「う……ん」
極限にまで膨れた肉棒を取り出した。
狙いを定めて姫乃の秘部を貫いた。
「あぁああぁアーッ!」甲高い声が轟く
そして内部で癒着したのを確認したら、ゆっくり引き抜き
加速をつけて一気に子宮の奥まで貫いた
「あッあぁあー奥…まできてるぅう…ハァあ」
「痛くない?ひめのん」「う…ん。大丈夫。このまましてぇ」
姫乃の体がうねる度に、黒髪もうねる様がなんとも艷めかしい。
880859:2006/03/32(土) 01:59:45 ID:9V0SZ4NI
そして明神はふっきれた。
ありったけの力をつかいピストン運動をする。
「あぁんあん明神さぁん…激しいよぉ…はぁン!!」
「ひめのんの中、キツキツなのにヌルヌルしてて気持良い…」
その感触の良さに虜になっていた。
明神は姫乃の足を持ち上げ、更に激しく突く。
「いやぁ!恥ずかしいよ…はぁアはぁんぅあんぅ…」
姫乃は顔を左右に振り、涎をたらし淫らにセックスに溺れてる。
「あッあん。明神さぁあんぅ…ア…アン」
明神は姫乃の口に指を入れ、舌を引っ張ったり口腔内を無造作に暴れた。
当然、呼吸が不自然になり苦しそうに悶え、涎が更に流れ出す。
指を抜くとすぐさま濃厚なキスをしながら
明神の巨大な肉棒が姫乃の膣内を無造作に貫いている。
明神の唾液と姫乃の唾液が絡み合い互いの顔がふやけそうだった。
ようやく口を離すと我を忘れ、狂ったように鳴く姫乃。
「ああぁあーいやぁあー!イグぅーッ!イヤァー!!」
明神もそろそろ限界に近付き、膣外射精を試みたが
姫乃の足が明神の腰に強く絡み付いて離れない。
「ひめのん、足を…ヤベぇ」
「明神さん。もう…死んじゃうよーッ!」
その時、我慢が出来ず思いっきり姫乃の膣内に射精をした。
―ドピュッ! ドクッ!
「ゴメン!ひめのん…」
「うぅああぁああぁーッ!」
姫乃はそのまま果てて気が付けば明神におんぶされていた。
「明神さん。また迷惑かけちゃったね…」
「うわ!なんだ、起きたのか。迷惑なんかじゃないよ」
「ねぇ…私、もう歩けるよ…」
「いや、俺はひめのんの『彼氏』なんだからこれくらいしないと」
「えぇッ!?」「ほら、もう少しだぞ」
明神はその小さな姫乃を背負いながら冗談抜きで彼女にしたいと思っていた。
(こんな可愛いくて良い娘なんかいないよ。俺は贅沢だな)
「やっぱ可愛いな、ひめのん」「ちょっと、急に何言ってるんですか!?」

end

なんか、物凄い安っぽいね…
スレ汚しだったら申し訳ない。
881 ◆315pjJHDTQ :2006/03/32(土) 18:45:19 ID:9X2qR7Ws
GJです!
すばらしい(*´Д`)ハァハァ
882名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 00:18:57 ID:EMJfYpqn
エロエロGJ!
883名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 10:27:13 ID:qc7Fm748
むう・・・・今週やっと名前でた皇神澪しゃんのSSみてえ・・・・・
884名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 15:57:04 ID:ewLMDbgg
おおいつのまにか新作投下されてた!
GJ!
885名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 20:45:26 ID:T6ac5Z5e
コモン×姫乃の試し小説投下。WJ18号ネタバレ注意。

「人間願望は、滅びない」
コモンはそう言うと、姫乃達の傍にジャンプし着地する。
「‥っ、何、あんた。あんたが降りて来いって言ったんじゃないの?」
姫乃はキッとコモンを睨み付けると、一歩引き下がる。

「てめー、ヒメノから離れろ!!」
「ぶっ倒してやる!」
エイジとツキタケは、姫乃を守ろうとコモンに飛びかかるが、
「炎 陣」

周りは炎になり、エイジとツキタケ、そして地蟲達は姫乃の視界から消えた。
「えっー‥みんな?!死んじゃダメ、駄目ってば!!」
一瞬の内に姫乃の両目からは大粒の涙が流れた。
「おい桶川姫乃、いつまでそんな面してるつもりだ?こっちに来い」
そう言うと、コモンは姫乃の腕を引っ張り、抱きかかえた。
「離して、離してよぉ!!」

姫乃はコモンの胸板をドンドンと叩き抵抗するが、コモンがジッと冷たい目で姫乃を見下ろす。
姫乃はそれに一瞬怯む。
それに目をつけたコモンは、姫乃に口付ける。

「んっ‥!?」

姫乃は驚きの余り目を見開くが、ぎゅっと目を瞑る。
そして、侵入して来たコモンの舌を思い切り噛んだ。

「いっ……」
コモンは痛さの余り、姫乃から唇を離す。
コモンの口の中からは赤い血が一筋流れる。
コモンはにやりと笑い、自分の舌先でその血を舐めとる。
そして走る速さを早め、人気の全く無い下水道の端のコンクリートの地面に姫乃を荒々しく落とす。
「いった……」
姫乃が自分の腰をさすっている内に、コモンを足を広げしゃがみ込む。
「桶川姫乃、お前は威勢の良い女だな。オレは嫌いじゃないぜ、そういう女」

コモンはくくっと喉で笑い、姫乃の頬に片手を添える。


い、一応此処までで‥
どうでしょうか?初投下なのでドキドキです。希望が有りましたら続きを書きます。
886名無し@ピンキー:2006/04/03(月) 22:12:53 ID:4cyu8SbN
>>885
GJ!!!!!!!!!続き激しく希望!
887やま:2006/04/03(月) 23:13:46 ID:sfZq6NCF
>>859
遅くなってゴメン。GJ!!
>>885
需要あるよあるよー!
待ってる!!
888859:2006/04/03(月) 23:43:04 ID:fKqoql26
>>881-882>>884>>887
読んでくれてマジでサンクス。
特にやま氏の後だからプレッシャーがあったw
俺は携帯からSSを投下したので、読みにくいと思った人はゴメン。
しかし、他の職人さんのSSはマジで参考になるな。

>>885
GJ!!
つうか、明×姫しか書けない俺としては
コモ×姫を投下する人は神としか思えない。
889名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 00:05:10 ID:zx22d08S
>>885です

いやはやGJなんて言って頂き嬉しいです。

ちょっと今は時間が無いので続き書けませんが明日の昼ごろに書き終えると思います。


ではノシ
890名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 00:24:59 ID:Huksqd54
>>885>>889
GJ!!!!!!続き希望!!!

早ければ明日の夜には続きが・・・・!!!
+(0゚・∀・) + ワクワクテカテカ +
891コモ×姫:2006/04/04(火) 12:59:47 ID:zx22d08S

姫乃はコモンの爪の先に少々の痛みを感じながらも、相手を睨み付ける。

「私は、あんたの事何か嫌い!」

姫乃はバシッとコモンの手を叩き落とす。

少し赤くなった自分の手の甲に視線を落とし、沈黙するコモン。
姫乃はこの隙に逃げ出そうと立ち上がろうとしたが、コモンは右腕を壁に伸ばし、姫乃の行く先を封じた。

「おい桶川姫乃、お前、どうしてお母さんの事知ってるの?って言ってたよな?」

ジリジリと姫乃との間が狭まっていく。そして耳元で囁く。

「お母さんの事知りてえなら、オレに抱かれろ」


姫乃はピクッと体が反応し、コモンに視線を向ける。

そしてまた俯くが、姫乃は考えていた。
ーお母さんの事を知れるなら……

と。



「桶川姫乃、知りたくないのか?お前の、お母さんとやらの事を」


姫乃の頭の中では、お母さんという言葉が駆け巡っていた。


「‥うん」


小さく呟くと、コモンは嬉しそうにニヤリと笑った。

「潔い女だ、改めて気に入った」

そう言うとコモンは魂殻変化をとき、人間に近い姿に戻った。
そして膝を地面に着く形になり、姫乃を押し倒した。


「っ‥明神さん‥」

姫乃はギュッと目を瞑り小声で呟いた。

「チッ、またあのサルかよ!」

コモンは姫乃の首筋に噛む様に口付ける。
姫乃の首筋には赤い華が点々と現れる。
そしてセーラー服のリボンを器用に解くと、片手で託しあげる。

薄桃色のブラがコモンの目を引く。
まだ成熟していない少女の体に、コモンは理性を一切切った。

ブラを鋭い爪で引っ掻き破ると、小さな胸が少し揺れる。
892コモ×姫:2006/04/04(火) 13:29:36 ID:zx22d08S

そして、赤い突起を口に含み、器用に舌の上に転がす。

「‥っ…ふ‥」

姫乃は声を出すまいと自分の口を両手で押さえている。
気に食わないコモンは、片方の手で乱暴に胸を揉む。

「あっ‥っ‥!」

姫乃は両手を離してしまい、鮮明に女独特の高い、そして甘い声がコモンの耳に入ってきた。

その声にコモンの物は反応をし始める。

「良いぜ桶川姫乃、もっと声出せよ」

唇を離し、そう告げると両手で胸をを揉み始める。

「んっ‥あ‥ぅ……」


しかし姫乃は声を出さないように下唇を噛み締めている。


「しっかしなあ、お前は拒んでても体は素直だな。嫌いな男に抱かれても感じちまうんだから、人間の女は淫乱だ」


ククク、と独特の笑みを残し、姫乃の耳元で囁く。

姫乃の目からはポロポロと涙が零れ落ちていたが、コモンはそんな事は気にも止めない。

胸が少し赤みを増した所で両手を離し、ツツ、と人差し指の指先で腹の線をなぞる。


「桶川姫乃、お前はまだ破られてねえのか?此処をよ」

そう言うと、片手をスカートの中に伸ばし、下着の上から割れ目をなぞる。


「ひゃっ!……っ‥」

姫乃は顔を赤くしたまま、何も答えない。

「その様子だと初めてか?あのサルにも汚されてねえとは思わなかったぜ。初めてがオレで喜べよ‥?なあ、桶川姫乃」

姫乃はキッと睨み付けるが、すぐにそれは消え去る。

コモンは乱暴にスカートを引き裂く。

白い、スベスベとした太ももに片手を添え、赤い舌をちらつかせ舐める。
893名無し@ピンキー:2006/04/04(火) 13:46:00 ID:7t5O7zrc
>>891-892
GJ!!!さすが職人さん方!!昼待っててよかったー!!
894コモ×姫:2006/04/04(火) 14:02:17 ID:zx22d08S
「桶川姫乃、聞いてるか?お前の此処、濡れてるぜ」

太ももから舌を離し、左手の人差し指と親指で姫乃の蕾をピンと弾くと、姫乃の体は反応する。
「ぁあ‥ぃやぁっ…!」

「ククク、良い反応だ。これからもっと声出させてやるからな‥」

そして下着の上から割れ目に沿って上下に人差し指を動かす。

「あぁ‥っふ‥ぅう……」
みるみるうちに其処は潤ってくる。
姫乃の息づかいも荒くなって、汗もかいてくる。
その姿にコモンの物は容量を増してくる。
そして姫乃の意味をなさなくなった下着を下ろす。

ピンク色の秘部が露わになり、コモンは益々それに目を奪われる。
まるで生き物が住んでいるようだ、と思いながら。

「いや‥み、見ないで…」
姫乃は恥ずかしさの余り、股を閉じようとするがコモンの手によって、更に開かされてしまう。
「抵抗された方が良いもんだがな、従順でないのも腹が立つ」

そう言うと、姫乃の蕾をギュッと押し潰す。

「ひゃあ!」

その声と共に、いとも簡単に姫乃はイッてしまった。

「クク、早ぇな桶川姫乃。だが、まだまだこれからだぜ?」
蕾から手を離し、花弁を開き、人差し指を挿入する。

「やぁ!あっ‥あっ!」

姫乃は意識を取り戻し、また喘ぎ始める。

「挿れずれえな、力抜けよ桶川姫乃。それとも無理に挿れられるのが好きなのか?ククク」

ジュプジュプと指と花弁の間から愛液が少しずつ流れ出てくる。
「もっと出せよ、桶川姫乃」

楽しそうに、しかし黒く笑い、長い爪で膣壁を引っ掻く。
「いゃあぁ!あっ、あぁ…っ!」

すると、面白いように愛液が流れ出てくる。

「クハハ、やっぱり淫乱だな、桶川姫乃」
ズルッと指を引き抜くと、屈み込み、秘部を舌で舐め始める。
「ふぅ…!んっ‥いや、きたな‥いっ…」
そんな言葉は耳に入れず、夢中で秘部を舐め続ける。
その間にも愛液がトプトプ流れ続けている。
895コモ×姫:2006/04/04(火) 14:40:50 ID:zx22d08S
ある程度舐めるのに飽き、コモンは顔をあげる。

「うまいぜ、桶川姫乃、お前の此処はよう‥」

クク、と笑い唇にいやらしく付着している愛液を舌で舐めとる。

「や、やめてぇ……」

姫乃は両手で顔を隠すが、コモンは意地悪く愛液を口に含み、姫乃に口付けする。

「っ‥!んふっ……!」

姫乃の口内には愛液が流れ、コモンが唇を離すとヌルヌルした糸がいやらしく引く。

「うまいだろ?お前自身のだぜ、桶川姫乃」
姫乃は肩で息をし、頬は林檎のように赤くなっている。
目はトロンとしており、コモンの快楽にハマってしまっているようだ。

その表情にコモンは我慢出来なくなり、自分自身を取り出した。
増量が増し、今にもはちきれんばかりに膨らんでいる。

「桶川姫乃、舐めろ。光栄に思えよ?ククク」

姫乃の腹の上に馬乗り状態になると、姫乃の小さな口に自身を差し出す。
「‥んっ……」

姫乃はコモン自身に手を添え、パクリと口に入れた。

「フハハ、良い絵だ桶川姫乃!従順な雌だな!」

高らかに笑うと、姫乃は慣れない口使いで自身を舐めてくる。
それが更にコモンを刺激し、血管が浮き出てくる。

姫乃はコモンの性感帯を見つけたようで、舐めたり噛んだりする。

「良いぜ桶川姫乃、全部飲み込めよ!」そう言うと精液を一気に放出する。
姫乃は飲み干そうとするが、口端から精液がポタポタと零れ落ちてしまう。
「チッ、全部飲み込めって言っただろうが」

乱暴に姫乃の髪の毛を掴み自身から離す。
そして姫乃の上から降り、膝立ちになり姫乃の両足を大きく開かせる。

「挿れるぞ、桶川姫乃」
そう一言告げ、一気に貫こうとするが膜が邪魔し、入らない。
「いやぁあ!痛い、痛い!」

「うるせえ、騒ぐな!力抜け!」

怒声を飛ばし、膜を力ずくで破る。
「いやぁあぁあ!!」
姫乃の腰はガクガクとなり、焦点が合っていないようだ。

「‥入ったぜ、桶川姫乃…破ったぜ、お前自身を…ククク、ハハハ!」
愉快そうに笑い、律動を開始する。
896コモ×姫:2006/04/04(火) 15:00:05 ID:zx22d08S
「あっ、あっ、あぁ‥!」

姫乃は焦点の合わない目でコモンを見つめる。

目からは、やはり涙が流れている。


「気持ち良いか?桶川姫乃。良いぜ、お前のナカ‥」

ニヤリと笑いながら律動を激しくしていく。

「あっあっ、あぁ‥!」

姫乃も無意識の内に腰を動かし始める。
どんどん律動は早くなり、コモンも額から汗が流れ落ちてくる。

「桶川姫乃、お前は良い。癖になりそうだ」

柄にも無い事を言い、姫乃は少々驚いたが、限界が近付いてきたようで、

「あっ、あぁ!もうダメぇ!イッちゃう、イッちゃう!」


思い切り腰を動かし、そう告げた。


「ああ、オレもイきそうだ!くッ‥受け取れよ、桶川姫乃!」


ビュルビュルと精液が姫乃のナカに流し込まれる。


二人は到達し、姫乃は意識をなくした。腰が重いながら、姫乃は体を起こした。
其処には服を着終えたコモンが立っていた。

「‥あの、」

「桶川姫乃、起きたのか」

姫乃はセーラー服で身を隠し、問う。

「お母さんの事、教えてくれないの‥?」
コモンは冷ややかな目で姫乃を見下ろしながらこう告げた。
「教えねえよ、お前なんかに」


コモンはあっという間に走り去った。

「‥!……ふぇ…」
姫乃は、自分の甘さに泣き始めた。

「もう、明神さん達に合わせる顔が無いよぉ……」

セーラー服に顔をうずめ、姫乃は泣き続けた。

コンクリートの冷たさが一層姫乃の悲しさを増させた。



897名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 15:04:36 ID:zx22d08S
一応こんな感じです。


何か色々すみませんorz


コモンに焼かれて逝ってきます
898名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 20:16:18 ID:5mnUFGff
名前呼びすぎは萎える
899名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 23:46:48 ID:bahFj2rW
そろそろ次スレ考えたほうがいいのかな?
500までだったっけ?
900名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 09:02:03 ID:E0j8YbpQ
確かそう。500KBまで。
スレの残りも丁度100だし、テンプレとスレタイ談義でもするか。
901名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 15:01:08 ID:3tfZMayv
次スレ立てる奴が好きにすればいんじゃね?>スレタイ
902名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 09:34:17 ID:bHqX8K1T
でもいざ立てる時に候補無いと結構ツラいと思うよ。なので提案。
【貧乳から】みえるひとエロパロ2nd【巨乳まで】
903名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 14:39:19 ID:aNtI2TLX
テンプラ案
職人の方々への感謝の気持ちを忘れずに

絵は絵板へ

コテ雑談禁止

sage推奨

次スレは500KB超えたら
こんな感じでしょうか?意見お願いします
904名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 16:24:45 ID:aNtI2TLX
×500超えたら
○500KB超えそうになったら
905名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 18:07:00 ID:wJdVm/8Y
ここはWJで連載中のみえるひとエロパロスレです。

・sage推奨。地味に行こうぜ。
・絵は絵板へ。何処とか聞かない。21歳以上なら自分で探そう。
・作品投下以外のコテ雑談は禁止。
・荒らし、煽り、その他変なのが湧いてもスルー。
・女体化、男体化、801はスレ違いです。


[ROM用]
・職人の方々への感謝の気持ちを忘れずに。
・好みじゃない作品はスルー。叩かない。唯でさえ住人少ないのに、職人離れが起きてしまいます。
・クレクレ君は嫌われますが、妄想を書き込んだら、もしかすると誰か書いてくれるかも。

[職人用]
・作品投下の前にカップリングと傾向を知らせておきましょう。必要なら注意書きも。
・『 エ ロ 』パロだということを忘れてはいけません。余りエロく無いなら、一旦了承を取ってから投下しようジャマイカ。
・何回かに分けて投下する時はアンカー付けてあげると親切だよ。


スレが980越えたらor500KB超えそうになったら次スレ。980が無理なら指名。
前スレ【ホニャラパパー】みえるひとinエロパロ【…イルカ…】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1121525313/l50#tag674



でどう?注意書き多いかな・・・。
950で立てても多分埋まらないだろうから980位が妥当かと思った。
906名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 18:11:37 ID:wJdVm/8Y
うはw
IDがジャンプw
907名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 19:30:11 ID:aNtI2TLX
>>906ジャンプオメデト
>>905のテンプレで意義なしです。乙!
てか自分が作ってみたテンプレはスカスカ…orz
908コモ×姫:2006/04/06(木) 20:31:55 ID:0Zu34yiG
>>898

名前呼びすぎは萎えますか、すみません。


駄文投下、本当にすみませんでした。

では。
909名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 22:46:49 ID:wJdVm/8Y
>>908
気にスンナー。初ならそんなモンだってば。
ただ、一行毎に改行はちょっと頂けないかも。コンパクトにまとめた方が読みやすいからね。
次回作期待してるよノシ
910名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 06:03:27 ID:/821T41J
スレタイ案
【子供が】みえるひとエロパロ第2譚【見るもんじゃあない】

長いか?
911名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 18:44:10 ID:Snch0NtM
>>910
それでいいんじゃないかな。
大丈夫、そんなに長くない。
912コモ×姫:2006/04/07(金) 20:11:11 ID:Es3MGJTp
>>909

ありがとうございます。

コンパクトにまとめた方が良いんですね、てっきりそっちの方が読みにくいと思っちゃってました‥orz

ではもっと精進しますのでまたよろしくお願いします。
913名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 19:50:15 ID:YwXxd2VU
hosyu
914名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 20:15:27 ID:qp/ULN3q
保守(^・ω・^)
915名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 12:58:00 ID:O5BW9W4l
ひめのん誕生日保守
916名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 19:05:48 ID:qNVqaX5A
誰か姫乃誕生日ネタでss書いてくれないかなあ。
最近過疎ってて淋しい・・・。
917ひめのん誕生日:2006/04/13(木) 03:40:29 ID:0iDc7RqT
「ヒメノン今日はオメデトウ!」 「みんなありがとう。エヘヘ…」
ヒメノが東京に来て初めての誕生日。こんなたくさんの人達に自分の誕生日を祝ってもらえるなんて以前は思ってもいなかったヒメノはとても嬉しかった。
……………
(ふぅ…今日は楽しかったな)
部屋に戻って来るとさっきまでの騒がしさがうそのようだ。
今日一日の余韻に浸っていると、不意にドアがノックされた。
コン コン
「はいっ!」(明神さん!?どうしたんだろこんな夜に?)
ドアを開けるといたずらっぽく笑う明神がいた。
「ひ・め・の・ん」
「何ですか明神さん。何か変ですよ?」
「じゃん!!」
明神が出したのはワインの瓶だった。
「せっかくのお祝いだから買ってきたんだ。本当はさっき出したかったんだけど、エージがアズミの教育に悪いっていうからさ…どう?俺んトコで飲まない?」
「私…お酒飲んだことないんですが…」
「大丈夫!これは甘口で飲みやすいジュースみたいなやつだから」
「じゃあ…ちょっとだけいいですか?」
「よしっ!決まりな」
そう言って明神はニカッと笑った。今から明神とちょっと悪いことをするのだと考えるとヒメノはドキドキしてきた。
…………………………
「それじゃ改めまして乾杯!」
(これがお酒…ん、意外と大丈夫かな…)
「………」
「どうした?ひめのん」
「何か…頭がフラフラ…」
「えっ大丈夫か!?」
ヒメノは酒になれてないせいもあるか、明神の予想以上に酒に弱かった
「ごめんヒメノン!とりあえず水持ってくるから…!!」
「…はぃ…キャアッ」
「うおおっ!」
明神はワインの瓶につまずいてバランスを崩し、ヒメノを押し倒してしまった。
「みょ…明神さ…ん?」 「…ヒメノ」
むせ返るようなワインの香りの中、明神はヒメノに口づけをする。ヒメノは明神がいつもと違うことを感じ逃れようとするが、強い力で無理に押さえ付けられてしまい、それはかなわない。
「…んっ…ハァ…やめ…」明神がヒメノを開放しようという気配は全くない。それどころか服の中に手を入れてヒメノの華奢な腰に腕をまわしてくる。
「もうだめだよ」
明神はヒメノの服を脱がしながらそう言うと、ヒメノの体を求め続けた。
918モチ:2006/04/13(木) 03:44:59 ID:0iDc7RqT
↑続きます
眠いのと、初心者なせいでスレ汚しになってしまうと思いますが、指摘して下さるとありがたいです
919名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 06:32:25 ID:SzwtvMSc
うわあい!言ってみるもんだ。
GJ。待ってます。
920やま:2006/04/13(木) 06:59:50 ID:SzwtvMSc
大変遅くなりました。やっぱりエロ書けないよエロorz
またぶった切ってゴメン。
カワイソエンドなので注意して下さい。

>>842>>864>>865の続きです。
921やま コモ姫:2006/04/13(木) 07:00:41 ID:SzwtvMSc
コモンの脅しに、地蟲たちが躊躇いながら視線を向けるが、それに羞恥を覚える余裕は姫乃に無かった。
「―――かはっ・・・ッいや!!」
背中を強かに打ち付けられ、息が出来ずにいるところへ、コモンが覆い被さってきた為だ。
「腹合わせんのが人間のスタンダードなんだろ?・・・はっ。よく分かんねー種族だな、お前ら」
「や・・・あっ、やめ・・・ッ」
生きた人間には有り得ない、冷たい舌が首筋を這った。
共に、実際仰向けになれば殆ど無くなる胸を揉まれ、姫乃は歯を食い縛って嬌声を押し止める。
「お前の案内屋はどうなんだ?前戯・・・っつーの?これ。どーせさんざしてくれんだろ?」
「ッ知らない・・!―――関係無い・・・!!」
込み上げてくる快感と惨めさを表に出すまいと努めるも、コモンには見え透いている。
「ふぅん。人間のオスは優しいこった。―――けど」
「ひゃ・・ァッ・・・」
「俺は面倒くせぇ」
「・・・まっ、―――もうやだぁっ!!」
再び濡れきった場所に男性器をあてがわれ、身を捩る。
これ以上、こんな男に善がらせられたくなかった。
その思いだけで必死に抗っていると、耳元で何か囁かれる。低く、小さく。

(地蟲)
と。

―――頭に上っていた血が一気に冷めた。
思わず振り向けば、はたりと彼らと目が合った。
(そんな顔・・・しないでよ・・・)
一様に心配そうな、憐れんだ顔だった。
(ガクリン、エージ君、ツキタケ君・・・―――明神さん)
ここまで、色々な人に庇われて、助けられて、逃がされてきた。
・・・それなのにどうして今、自分が無力な彼らを見捨てられるだろう。
ゆっくり、瞬きをする。無理矢理口元に笑みを浮かべた。瞳には涙。
「今度は・・・私の番、ね?」
小さくつぶやいた声は彼らに届いただろうか。
分かったのは上に乗った男の低い笑い声だけだった。
922やま コモ姫:2006/04/13(木) 07:01:13 ID:SzwtvMSc
「アッ・・く・・・んんッ」
姫乃はもう抵抗しなかった。もちろん応じた訳でもないが、コモンは自分に逆らいさえしなければ、意に介さないようだ。
早く事を終わらせてしまおうと、出来る限り身体の力を抜こうと努めた。
それを読み取るように敵の男はククっ、と笑いながら身を沈めてくる。
その度ビクリと震え縮まる膣を、息を吐く事で必死に緩める。その隙をついて侵略は進む。
ただその繰り返しだ。
「・・・ガキとはいえ、ふぅん。―――中々・・・」
狭い膣を命一杯拡げられる。エクスタシーを感じないわけではない。だがそれ以上に屈辱と、防衛本能が勝っている。ただそれだけだ。
姫乃は思いの他、冷静だった。
(ごめん、明神さん・・・!)
何度か関係を持ったとはいえ、別段貞操の約束を交わしたわけでも何でもない。
それでも心の中で繰り返すのは、初めて抱かれた男への謝罪だった。
根拠は無くても、謝りさえすれば自分にこびりつけられている汚れを少しでも薄められるような、
あくまで冤罪なのだと言い張れる気がして、姫乃はただ唱え続けた。―――それだけしか出来なかった。
「っア―――・・・」
びくんと華奢な背が反る。最後の数センチを無理矢理ズグっ押し込まれ、無意識に下腹に力が入った。
「ハハッ!さっきと比べて随分落ち着いてんじゃねーか。・・・そうこなくちゃあな」
はあっと大きく息をつき、キッと上に乗る男を睨み付ける。無論、コモンは気にもしない。
「その眼。・・・流石は桶川家の女だよ。・・・だからこそ汚し甲斐がある訳だ・・・!」
「ひッ・・・く・・あぁっ!」
グチュ、ズブッと、生々しく膣から男根を抜き差しする音が響く。
先刻以上に激しく胎内をかき回され、広げられた両足の中心からは間断なく透明な液体が流れ落ちた。
「ひゃ・・あっ・・・や、痛・・・」
「痛い?・・・こんだけ慣らされてんのに何言ってんだ?」
せせら笑いと共に、何度も何度も腰を打ち付けられる。その度、姫乃の喉からは悲鳴とも嬌声とも取れないか細い声が上がった。
「や・・・みょ・・じんさ・・っ」
「来ねーよ。馬鹿かお前」
冷めた声とは裏腹に、擦られる膣の中で異物のかさが増す。熱い。
涙が止まらない。霞んだ視界の端には虜囚の地蟲達が見える。彼らを思えばこそ、抵抗できない。
「悪かったなァ。―――白髪の案内屋のでなくてよォッ!!」
「ふぁっ・・・っアアァァッ!」
子宮に熱い衝撃を感じた。同時、再び膣が激しく収縮する。
一瞬だけ、頭が真っ白になった。
瞬きをすれば、自分の状況が朧気に理解できる。
(また・・・イかされちゃったの・・・私)
手放してしまえば楽なのに、それも出来ない姫乃の意識は彼女の手に残ったまま、コモンの精液の脈動をただ受け取る。
どくっどくっ・・・と自分の情欲が無抵抗の相手に注がれる感覚を味わって、コモンは満足そうに笑った。
「・・悪くはない。―――まだまだガキだけどな」
繋がった部分から溢れる体液と共に自身を引き抜いて、地蟲たちを囲っている部下に目配せした。
何かを感じ取ったのか、コモンの視線は遠く、暗闇の向こうを凝視している。
「ふぅん・・・。意外と早かったじゃねーか・・・。おい!」
主の呼び声に、焔狐たちはコモンの掌に吸い込まれていった。
「う・・・ぁ、は・・・」
倒れたまま、未だ朦朧としている姫乃にコモンの揶揄が落とされる。
「おめでとうさん。案内屋のご到着だ。・・・今の格好、よく見せてやれよ。」
今更ながら、全裸で秘部から愛液を垂れ流した姿を自覚して、姫乃は切り裂かれた制服をかき集めた。
震えながらコンクリートの壁際に身を寄せるが、何の慰めにもならない。
「あんないやさん・・・」
地蟲たちは声無く泣く彼女を思えばこそ、何も出来ずに絶壁に立ち尽くしたまま、動かなかった。

end
923やま:2006/04/13(木) 07:15:09 ID:SzwtvMSc
コモンが前半で言ったことに対して随分と遅漏君な件。

あーもう暗い話書くのシンド・・・。
次は明るい&馬鹿っぽい明姫書きます。気長に待ってください。

次スレ立てときました。スレタイ長くて手直しせざるを得なかった・・・。

みえるひとエロパロ2nd【子供が見るもんじゃあない】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1144879648/
924やま:2006/04/13(木) 07:16:34 ID:SzwtvMSc
うわ上げてるし。ごめん。
925名無し@ピンキー:2006/04/13(木) 16:34:08 ID:FkX4yJ9l
>>921-922
GJエエエエエ!!!!やま氏最高!
全裸でまってたかいがあったよ
次スレ乙でした
926名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 22:15:16 ID:Dr2Y4hPu
コモ姫ハァハァ
ハマリそうですぜ旦那。
927名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 11:14:41 ID:fY3PZlCe
イルカとクジラの一部、霊長類だけが哺乳類のなかでレイプするんだよ。
猫とか馬とかネズミとかキツネとか下等なヤツは全部メスの同意が必要。
ここでいうレイプとは、多少強引に交尾を迫るなんてものじゃないレベルのものね。
完全に無・理・矢・理♪
イルカの中で最も知能の高いハンドウイルカは、集団輪姦が十八番だし、
オランウータンやチンパンジーはレイプ婚がむしろ原則であるという研究があるんだよ。 
──────────┐ ┌─────────────
           , '´l,  ..| ./
       , -─-'- 、i_  |/
    __, '´       ヽ、
   ',ー-- ●       ヽ、
    `"'ゝ、_          ',
      〈`'ー;==ヽ、〈ー- 、 !
       `ー´    ヽi`ヽ iノ
                ! /
              r'´、ヽ
              `´ヽノ
928名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 14:02:33 ID:pekgy0b8
test
929名無しさん@ピンキー

  _|_ \  ┴─┴   | \      ─┼─、   │  │  _/_  \ \\
   _|_    ┌┐  |   |         /~| ̄/ ヽ   L  │   /  ヽ \    |
 / |  ヽ    |ニ| | |    |/ ̄ヽ    |  |/  |      │   /   /       |\ ヽ /
 \ノ   ノ    | .| .ヽ|     _ノ     \ノ丶 ノ      ノ   /   /         |   ノ


【ホニャラパパー】みえるひとinエロパロ【…イルカ…】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1121525313/

http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1133680984/

                      \              | // ──,
             ∧   ∧    \\                 ト、   / ヽヽノ
            / ',,__/  ',,  \\         _  | 丶 /\  ノ
           /        \  \           .|  |
          /           ゛,   ______|_|_______
          |              |   |                     |
          \         ,,,,/  |   | ̄ ̄  |\   |  | ̄\  .|
          /      丶-─""~ ̄゛゛-、|――  |  \ |  |   |  |
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