魔法先生ネギま!エロパロスレ16

このエントリーをはてなブックマークに追加
610パン粉 ◆OoOoOooOuU
やっべ。ソファーで寝てしまいました…
とりあえず即興で↓(単に見た夢なので全然エロないですが
------------------------------------------------
「刹那…刹那!!」
何が起こったのか未だ把握できないまま、真名は刹那に駆け寄った。
刹那は、そこに立ちつくしていた。愛刀・夕凪を握ったまま、微動だにしない。
その細い肩を掴み、刹那の顔を覗き込んだ真名は、戦慄を覚えた。
―こんな刹那の表情は、見たことが無い。
その目は、完全に光を失っていた。ものを見る方法を忘れてしまったかのように、
真名が目を覗いても、刹那はそこに焦点を結ばない。
「刹那…!私を見ろ!私の目を見るんだ!!刹那!」
掴んだ肩を揺さぶる。
はじめ、なされるがままにガクガクと揺られていた刹那だったが、
ふいにその目に生命が戻った。
一瞬、真名の顔に向けられた視線が、すぐにその後方に釘付けになった。
「…たつ、み…ゃ……逃…」
「!」
バッと一気に振り返った真名は、それを見た。
丘の上に立った、長い黒髪の少女。
「せっちゃぁぁあー――…ん」
真っ赤に裂けた口が、嘲笑う。
赤黒い炎を背に立つ彼女は、…いや、それは炎ではなかった。
少女の背中から無数に生え、彼女自身に絡みつきながら伸びている、
さながら彼女を取り囲む巨大な炎のような、おびただしい数の、
――天に向かってゆらゆらと揺れる、赤黒い、触手だった。
611パン粉 ◆OoOoOooOuU :2005/07/16(土) 01:22:06 ID:mid7Bjbx
まあ↑は冗談として。
じゃあ…途中までですがクーものいきますね。

------------------------------------------------

熱い。
そこに集中した人間の熱気で、息をするのも憚られる。
ヌルッとした空気が立ち込めて一種の異様な空間が形成されていた。

その中心で、まだ幼い日の古菲が、酸素を求めて喘いだ。
声の潰された喉で、それでも生きるために、呼吸しようと口が動く。
半ば無意識に、華奢な腕が伸ばされる──冷えた外気を求め、
そしてほんの数時間前の平穏を求めて。
しかしそれは、あっけなくも簡単に捻じ伏せられた。
口元には、群がった男達のうち一人の肉棒がつきつけられる。
 ─―次は俺だ。ちゃんとしゃぶれよ。
浅黒い顔には、欲望に歪んだ薄ら笑いが張り付いている。
古菲が、それを見上げることはなく、その目はもはや何もはっきりと映し出さない。
男のソレに手を添え、ゆっくりと舌を這わせる。
その頭を、男の掌が後ろから押さえつけた。
612パン粉 ◆OoOoOooOuU :2005/07/16(土) 01:22:37 ID:mid7Bjbx

…別の男が、古菲のまだ未成熟な性器を犯していた。
この日まで男性を知らなかったそこは─、種々の刺激を与えられ続けて、
今ではおよそ麻痺してしまっている。そして、その強すぎる痛み(あるいは快感)は、
既に長いこと、古菲の思考をほとんど停止させていた。
ただ、終わることを願うのみ。

やがて、膣に挿入している男の腰の動きに余裕がなくなってきた。
周りを取り囲む男達のヤジや笑い声が、古菲の頭に響く。
「う…出る!」
直前に引き抜かれて、既に他の男達によって白く汚された腹部に
生温い精液が放出されて、さらに汚される。
古菲の目に、反応はない。
目の前のイチモツを、丹念にしゃぶり続けている。
 全員が放出し尽せば、終わるのではないかと
 この空間の、目に見えない終わりを願いながら。

「…出すぞ…」
男の手が古菲の後頭部を押さえつけ、それによって喉の奥まで肉棒が突っ込まれ、
そしてそこで、男は欲望を吐き出した。
……

613パン粉 ◆OoOoOooOuU :2005/07/16(土) 01:23:38 ID:mid7Bjbx
目が、覚めた。
「………。」
一気に、夢は消えて、そこにあるのは白い天井のみ。
体がひやりとしたことで、古菲は自らの全身が汗で濡れていることに気付いた。
 …また…この夢アルか。
時計の指す時刻は、まだ起きるには早すぎるけれど、
「…こういう時は…シャワーでも浴びるしかないネ。」
ぽつりとつぶやくと、古菲はもぞもぞと布団から這い出した。

汗は冷水で洗い流すことができたのに、においの残るあの生臭い味が、
何度歯磨きをしても消えなかった。胸中にくすぶる黒い炎は収まらず、
この日の古菲はとても─…機嫌が良いとは言えなかった。
けれど、日常というものは古菲一人の気分の良し悪しなど考えてはくれない。
彼女も巻き込み、常のように進んでいくものなのであって、
「今日こそ勝たせてもらうぞ、中武研部長・古菲!!」
登校途中、いつものように古菲は多数の男達に取り囲まれ、その周りでは、
例によって食券による賭博(?)が開始された。

登校途中だった噂の子供先生のネギも、丁度そこに出くわしていた。
「た、大変!?くーふぇさんが悪そうな人達にかこまれて…!?」
そこで、楓が後ろからひょこっと姿を現して解説をする。
「あれはいつものことでござるよ。…古は学園の格闘大会で優勝しているからな。
 ああして毎日挑戦者が後を絶たないでござるよ」

614パン粉 ◆OoOoOooOuU :2005/07/16(土) 01:24:52 ID:mid7Bjbx
端から見ている分には分からなかっただろう。真っ先に向かってきた一人の青年の胸に、
古菲はいつもよりも少し強烈に肘を叩き込む。
「なんぷぅ」とかいって崩れ落ちる青年を横目に、更にその後ろの男の顔面に
手加減なしの回し蹴りを決める。
古菲の目は、次々と狙いを定めていく。一連の動作には全く無駄がなく、
覚え込まされた振り付けのように、淀みがない。
あっという間に、古菲を取り囲んでいた連中は、昏倒させられていた。
本日の古菲の打撃は普段の5割増しの威力で、それを受けても尚立ち上がって
「まだじゃぁ菲部長!!」などと襲いかかる者(原作55話参照)はいなかった。
「おい、古」
唐突に、巫女姿のの龍宮が横から古菲に声をかけた。
「…何かあったのか?」
いつの間に、と古菲は龍宮を見上げる。色素の薄い目からは、何も読み取ることはできない。
「いや…何もないアル」
古菲は、目を逸らした。

一連の攻防を見ていたネギは、古菲の強さと、その技に目を引き付けられた。
「ほら、行くわよネギ」とその場はアスナに引っ張られて退散したものの、
その日ずっと、ネギの心は中国拳法に向けられていたのである。
そしてその日の授業の終わり、ネギは決心を固めた。
「あの、くーふぇさん…ちょっと話があるんですが、いいですか?」
615パン粉 ◆OoOoOooOuU :2005/07/16(土) 01:28:51 ID:mid7Bjbx

ここまでしか書けていませんごめんなさい…!
エロ書くのって、エネルギー使うのですね。
多分次で収束、ネギ×古菲かつ古菲レイープ交錯みたいな感じになるかと思います。
近いうちに書きあがると思うので、よろしくお願いします。
では、おやすみなさい。
616名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 01:32:00 ID:XZVomv2f
GJ!!
おやすみなさい。>>610みたいな悪夢ではなく、
いい夢を見られることを祈っています。
617名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 05:13:44 ID:FxR2UdqA
パン粉氏GJ!SS書くのウマス!続きに期待!裸で待機!
イトミ氏は何処へ…('A`)

天使ウマスw
618名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 11:42:07 ID:i4F754sm
イトミ氏GJ!

天使GJ!
619名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 13:29:38 ID:Ij6/FWui
原作のタカミチの話が現在止まっているが、あの状況で龍宮や超達を持ち前のテクニック(C未満)でメロメロにしてピンチを切り抜けると言う馬鹿なネタを思いついた。
620名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 13:44:18 ID:bJWhwh45
はい、馬鹿なネタですね。
621名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 13:48:25 ID:ac7eQHEA
パン粉にはちょっとした文才を感じる。
数をこなせば相当なレベルになりそう。
622名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 13:58:47 ID:57sUMd9G
それは座薬さんでしょ(既に相当なレベル)
623天子:2005/07/16(土) 14:54:17 ID:XzbMQRhX
今はパン粉を褒めてんだよ
座薬は褒めたいなら奴が投下したとき褒めろ
いちいち他の職人を引き合いにだすんじゃねーよ

おう、パン粉テメー
なかなか見所あるじゃねーか
ま、いわゆるGJってやつだ
これからも精進しろよ
624松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/16(土) 15:07:53 ID:Ns0cvg3P
このせつ書くのに時間かかりそうなので、時間つぶしとして投稿します。
興味のない方はスルーでお願いします。
==================================
魔法使いによって組織されたNGO団体『四音階の組み鈴』は、苦しむ人々を支援するための組織である。
表向きは、だ。
『魔法使いは世のため人のために働く』…そう言われていた時代はすでに過ぎ去った。
現代では、金、または名誉のために、簡単に道を踏み外す魔法使いも少なくなかった。
『四音階の組み鈴』は、そうしたはぐれ魔法使いを一掃するために作られた組織…これが本当の姿だ。
この『四音階の組み鈴』に、僕は半年前から所属していた。
麻帆良大学を卒業した後、すでに所属していた先輩の魔法使いの口ぞえの元、僕も所属する事に決めた。
『魔法使いは世のため人のために働く』…すでに時代遅れの格言ではあったが、
それでも僕は『いい魔法使い』になりたかった。
この力を使って、苦しむ人々を助けたい…偽らざる本心だった。
半年間の訓練の後、僕が送られたのは中東の小国だった。
ここは一年以上前から内紛が続き、毎日何の罪もない国民が死んでいた。
その内紛の首謀者というのが、魔法使いという情報が入ったのだ。
僕は自分から、ここに送られる事を志願した。
そしてこの国に来た時、僕は今まで、自分がどれだけ恵まれた環境にいたかを知った。
住む家も、食べるものもない状況で、それでも必死で生きようとする人々。
それをあざ笑うかのように飛び交う、銃弾。
無造作に積み重ねられた、死体の山。
その死体の山を漁る、まだ幼い子供たち。
これが魔法使いによって生み出されたという事に、僕は深い悲しみと、そして強い憤りを覚える。
『四音階の組み鈴』からの指令は、首謀者の魔法使いの捕獲。
先輩と共に、僕はここで活動を開始した。
地元のレジスタンスに協力し、内紛を終わらせる。
それが僕と先輩の出した作戦だったが、そう上手くは行かなかった。
圧倒的な物量の前に、次々と敗走するレジスタンス。
少し前、自分が拠点としていた廃屋も急襲された。

そして今、僕は必死で路地裏を走っていた。
625松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/16(土) 15:10:20 ID:Ns0cvg3P
「ちっ! こっちもだめか!」
僕は悪態をつくと、今来た路地裏へと身を翻した。
正確には、『路地裏だった場所』か。
元はビルとビルの間に出来た、小さな隙間。
だがそのビルの片方はすでに崩れていて、ほぼ更地の状態だ。
わずかに残った壁だけが、そこにビルがあった事を静かに主張していた。
残っているビルも砲撃の跡がありありと残り、いつ崩れてもおかしくない。
そんな危ない場所に戻るのは気が引けたが、そんな事は言ってられなかった。

『いたか!?』
『いや、こっちには来なかった』
『くそっ! 逃げられたか』

先ほどまで自分がいた場所に、銃を持った男達が集まっている。
僕は崩れた壁の隙間で息を潜める。

『もう、この辺りにはいないんじゃないか?』
『そうかもな。一応、向こうの方も探そう』

その台詞に、ビクリと身を震わせる僕。
そして、近づいてくる足音。
その足音はゆっくりと、だが確実にこちらへと向かってきている。
(やるしかないのか…)
今にも叫び出したいほどの恐怖を必死で押さえ込み、波打つ心臓の音に耳を澄ませる。
(落ち着け…心を乱すな)
静かに呟き、ゆっくりと深呼吸。
そして手に持った杖をしっかりと握りなおす。
ベストのポケットには支給された拳銃が入っていたが、使う気にはなれなかった。
サイレンサー付きの拳銃なので、銃声が他の兵士に気付かれる事はないだろう。
使う事には何の支障もない…そして、この状況では使った方が生き残る確立は高いだろう。
だが、使えば相手が死ぬ確立も高い。拳銃に慣れていない自分ならなおさらだ。
626松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/16(土) 15:11:37 ID:Ns0cvg3P

 お前は甘いな。

ふと、先輩の言葉が脳裏をよぎる。

 その甘さはお前を殺すよ…だけど…
 
いつの間にか、心は落ち着きを取り戻していた。
僕は冷静に今の状況を確認する。
(敵は三人…まだこっちには気付いていない…距離は約10メートル)
少しだけ顔を覗かせて、相手の状態を伺う。
どうやら、崩れた壁の隙間を一つ一つ確認しているらしい。
一人が周りを警戒しながら、残りの二人が隙間に銃を突きつけながら確認している。
(警戒役が向こうを向いた瞬間に『武装解除』を撃ち、『風盾』で守りながら距離を詰める…)
魔法使いタイプの自分だが、距離を離すと連射できる銃の方が強いのは分かっていた。
『風盾』で守りながら遠距離戦を行う事も考えたが、前方しか守れない『風盾』だと、
相手が散開した場合、対処できない。
接近戦の手ほどきは一通り受けているので、まだこっちの方が生き残る確立は高いだろう。
それでも、本職の兵士相手にどこまで通用するかは疑問だが。
(先手を取れないときついな)
覚悟を決める。
『風盾』をディレイスペルを使って2回唱えた。
本当は3回ほど使いたい所だが、駆け出し魔法使いの自分にはきつい。
あとは警戒役の動きを見ながら、隙を伺うだけだ。
僕はもう一度、顔を覗かせた。
627松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/16(土) 15:13:16 ID:Ns0cvg3P

…そして、僕は気付いた。
自分の位置から兵士を挟んでちょうど向こう側にいる、一人の少女の姿を。
日本で言えば、まだ小学生くらいだろうか。
長い黒髪を無造作に垂らし、薄汚れた服を身に纏い、裸足のまま、そこに立っていた。

『だれだっ!』

僕が気付くのとほぼ同時に、警戒役も少女に気付いていた。
相手の姿をよく確認もせずに、銃口を少女へと向ける。
そして…
「盾よ!」
銃声と僕の声が同時に響く。
少女の姿を見た瞬間、僕は駆け出していた。
最初に立てた作戦の事などすっかり忘れ、少女と警戒役との間に身体を投げ出し、『風盾』を発動する。
重い音が断続的に響き渡る。
生み出された高圧の風の盾が、弾丸を全て弾き飛ばしたのだ。
いきなり現れた僕にたじろぐ警戒役に、そのまま当身を食らわせて昏倒させる。
(あと二人)
顔をあげた瞬間、隙間を確認していた兵士が飛び掛ってくるのが見えた。
とっさに身体を捻り、突進をかわす。
(武装解除!)
すれ違いざまに『武装解除』を無詠唱で叩き込む。

『うあっ!』

兵士の持っていた銃は弾き飛ばされ、その反動と突進の勢いでバランスを崩した兵士は壁に向かって突っ込んだ。
(あと一人)
捻った反動を利用して、横に跳ぶ。
一瞬後、先ほどまで自分がいた場所に無数の弾丸が打ち込まれていた。
628松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/16(土) 15:15:27 ID:Ns0cvg3P
残った兵士の叫びが聞こえた。
「盾よ!」
片手を付いて体勢を立て直すと、叫び声から兵士の場所を推定し、その方向に向かって最後の『風盾』を唱える。
またも響く、重い音。
「あぁぁぁぁぁっ!」
僕は叫んだ。
そして、『風盾』を展開したまま兵士へと突っ込む。

『ぐぅっ!』

『風盾』に弾かれてうめき声をあげる兵士。
僕は勢いを弱めず、そのまま壁へと叩き付ける。

『ぐはぁっ!』

壁と『風盾』に挟まれた兵士は叫び声を上げると、そのまま動かなくなる。

 はぁ、はぁ、はぁ…

荒い息のまま、周りを見渡す。
兵士たちは全員気絶しているが、大怪我をした様子はない。
(生き残った…)
だが、感慨にふけっている暇はない。
兵士の銃にサイレンサーは付いていない。
やがて、銃声に気付いた仲間がやってくるだろう。
その前に、ここを離れなければならなかった。
そして、離れる前にしなければならない事があった。
「大丈夫か?」
僕は振り向くと、その少女へと声をかけた。
少女は先ほどの場所から一歩も動かずに、ただじっと成り行きを見つめていた。
その目に光はなく、そして今は、不気味なほどに深い闇を湛えた目で僕を見つめている。
629松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/16(土) 15:16:53 ID:Ns0cvg3P

「…大丈夫か?」
僕はもう一度声をかけた。
少女は何も言わない。
言葉が通じないのだろうか?
困った。
こんな事ならもっとこの国の言葉を勉強しておくべきだった。

と、そんな事を考えていた時、少女に動きがあった。

何の動きもなく、静かに立っていた彼女が、無造作に腕を振り上げたのだ。
腕以外は何の動作もなく、ただ右腕だけが機械仕掛けのように僕へと向けられる。

そして、僕は気付いた。

その手に握られている、黒い物体。
大きさはそれなりにあった。
だが、いままで持っていた事に気付かないほど、それは少女には不釣合いなものだった。

黒く光る、拳銃。

一瞬、思考が止まる。
止まった思考の中、彼女の服の汚れが目に入った。

それは、血痕。

そして、少女は無造作に引き金を引いた。
630松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/16(土) 15:18:24 ID:Ns0cvg3P
僕は反射的に身を捻っていた。
自分の動きがスローモーションの様に感じられる。
銃口から撃ち出された弾丸が、自分に向かって飛んでくるのが見えた。
それは恐ろしいまでに正確に、自分の眉間へと向かっている。

次の瞬間。

弾丸は僕の右瞼の上を掠めていった。
鮮血が飛び散り、右目が闇に包まれる。
少し遅れて、弾丸の衝撃と音が、僕の脳へと叩き込まれる。
右目だけでなく、意識までもが闇へと包まれそうになる。
離れ行く意識を気力で引き止めると、崩れ行く身体を少女の方へと投げ出した。
残った左目で少女を見ると、拳銃の反動で体勢を崩している。
だが、その目は何の感情も見せないまま、じっと僕の方を見つめていた。

そして僕は、そのまま少女へと体当たりのように倒れこんだ。
最後の力を振り絞り、少女に怪我をさせないようにと両手で抱きしめる。
そのまま、僕と少女は地面へと倒れこんだ。。

 はぁ、はぁ、はぁ…

自分の吐息がすごく遠くに聞こえた。
少女は僕の腕の中で、やはり何の感情も見せない目で僕を見ていた。
…いや、そうではなかった。
彼女は僕を見ていたが、それは視線が向いていただけだ。

彼女は、何も、見ていない。

僕も、兵士も、世界も、自分も、何も見ていなかった。
631松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/16(土) 15:19:34 ID:Ns0cvg3P

『………テ』

少女が何かを呟いた。
呟いて…そして気を失った。
僕は少女から身体を離す。

まだクラクラする頭を抑えながら、身体を起こす。
近距離を弾丸が通過した衝撃と音で鼓膜は破れていたが、彼女の最後の呟きははっきりと聞こえた。

『コロシテ』

右瞼から流れる血が、僕の顔を汚していく。
左目から流れる涙が、少女の顔を清めていく。

 その甘さはお前を殺すよ…だけど…きっと、もっと多くの人を救うだろう。

先輩の言葉が脳裏をよぎる。

「…僕は、この少女を、救えますか…」

今は亡き先輩に、僕は問いかける。


それが、僕とマナの出会いだった。
632松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/16(土) 15:23:23 ID:Ns0cvg3P
以上です。

>>内村氏
GJです。
褌って、「ふんどし」って読むんですね。
知らなかった・・・(汗

>>パン粉氏
エロくてGJです。
・・・自分もエロいの書けたらなぁ・・・
633国士無双:2005/07/16(土) 18:41:31 ID:XSSVS6VG
今まですいませんでした。ここにはもう来ません。
SSも残念ながら中止します。では。
634名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 18:58:54 ID:j3tExTjg
>>633
二度と来るな。ぼけかす。
おとなしくとっとと逝けや。


と流れを読まずにいってみる
635天子:2005/07/16(土) 19:15:00 ID:XzbMQRhX
>>633
出て行けなんて一言も言ってない
そんな勝手は絶対に許さん
去就の決定権などお前にはない!続きを書け!
俺に死ぬ気で仕えろ
行くな国士無双

>>634
黙ってろクズが
636天帝:2005/07/16(土) 19:19:41 ID:j3tExTjg
アフォか。
極東の蛮族の王が勝手に「天子」を僭称しやがって。
早く氏ね。

まー国士無双は天子が追い出したという既成事実がつくりたかったわけだから
何をいっても無駄だろ。
お前もついでにいなくなれや。理由はお前はネタとしてつまらんからw
637名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 19:36:16 ID:c0BaIMGT
どっちもどっちだと思うが、天子がネタとしてもツマらんというのは同意だ
本人は面白い事書いてると勘違いしてるのかも知らんが
638天子:2005/07/16(土) 20:09:29 ID:XzbMQRhX
天子は打たれ弱いからその辺にしてね?
639名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 20:27:32 ID:odV9l03L
>>623>>635>>638

えっ? 天子何このキャラww

で、また天帝とか天使一族に新キャラ登場ですかw
640名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 20:31:51 ID:cM9Qf6ya
もういっその事ここじゃ名無しじゃなくて天使をデフォの名前にしちゃえば
641天使:2005/07/16(土) 20:43:47 ID:7swGiaYL
>>640
ワロタ
642名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 20:54:01 ID:y+7SxxXM
>>634>>636
初めて住人が天使一族になる瞬間を見たw
643名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 21:17:10 ID:YYu4vMRr
SSマdアqwsクァdrftgyフジコlp;@:「
644名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 21:33:57 ID:X+tQmlHp
ここは自由奔放なインターネッツですね



ところで、国土無双。
最後の時に。をつけるの忘れてたぞ。
ま、まさか・・・
645天子 ◆Q9U9I11lwA :2005/07/16(土) 21:46:41 ID:XzbMQRhX
国士無双。さんごめんね?ほんとに…ごめんね?
他の職人さんも今までひどいこと言ってほんとにごめんね
天子はすごく反省してるよ?
罰としてコテもつけたよ?
ごめんね…コテつけて
天子は天使にもどることにするね…
646天使 ◆Q9U9I11lwA :2005/07/16(土) 21:47:25 ID:XzbMQRhX
天使はなんだかやさしい気持ちになってきたよ?
647天使 ◆bdWvqQO09. :2005/07/16(土) 22:02:36 ID:4GmXGigC
天使に戻ったなら、天使はSSの続き書いてほしいよ?
648ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2005/07/16(土) 22:27:23 ID:i2ipx3mk
夏コミ原稿は切羽詰っているというのに、そういうときに限って書く意欲が湧きます……(汗)。
ネギ恥辱にて、座薬さんから出された>>487の案ですが、
読んでいるだけで何かこうたぎるものがあったので書いてみることにしました。

注・以下の小説はショタです。その上に尿です。その上スkあwせdrftgyふじこ
  今までの私のSSと違って若干ハードになります。
  3−A大多数×ネギで、原作との整合性は無視してエロ偏重のショタ調教となります。
  そういったモノがお嫌いな方はスルー、ないしNGワードでお願いします。


【コラボレーションSS・超科学恥辱スパッツの悪夢 ネギきゅん絶体絶命!】

ネギ・スプリングフィールドが担任を務める麻帆良学園3−Aは、超人揃いの集団である。
運動能力に秀でたバカレンジャーをはじめとして、裏の世界に名を馳せるスナイパー、剣士、
果てはロボ、吸血鬼、幽霊──と、様々な豪傑(?)が肩を並べている。
そんな超人軍団の中に、一人の天才と呼ばれる少女がいた。
その名を超鈴音。
天才的頭脳に卓越した身体能力(武道四天王、バカレンジャー達にはさすがに追随できないが)。
更に、オーバーテクノロジーを駆使したかのような発明の数々。
すべてを手の内で操るかのように見える彼女は、まさにハルクマシーンかイチバンマスク並みの完璧超人と言えた。

──謀略を企てる。
──愛すべき血縁者、ネギ・スプリングフィールドのために。
──否、自らの抑えきれぬ欲求を満たすために。
──しかし、自分のことはまだ明かしてはならない。
──表に立ってしまっては気取られるかもしれない。
──あくまでも自分の立ち位置は出資者・技術提供者でなくてはいけない。
──ならば、簡単なこと。

3−Aすべてを巻き込んで、狂わせて(狂っていることを正常と認識させて)しまえば、いい。
649ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2005/07/16(土) 22:28:41 ID:i2ipx3mk

出席簿を抱え、子供先生が麻帆良学園中等部の廊下を歩く。
てくてくとゆったりとした足どりで。
今日の朝は、珍しく遅刻ギリギリでの登校を回避できた。
「たまにはこういうゆっくりした朝もいいねー」
予鈴が鳴ったせいか、すでに廊下に人はいない。
ネギが肩に乗せた白いオコジョ、オコジョ妖精のアルベール・カモミールが腕を組んでうんうんと頷く。
「そうだぜアニキー。いっつも姉さんたちと走ってばっかりだからよぉ、おれっちも疲れちまって…」
「カモ君はいつも誰かの肩に乗ってるだけじゃない」
そんな軽口を叩き合いながら歩き、やがて3−Aの前へとたどりつく。

────シィ…ン、と。静寂。
扉の前に立った瞬間、違和感を覚えた。
静かすぎる。自慢ではないが、3−Aの騒がしさは並みではない。
授業前でも外へ響くほどで、新田先生に叱られていることも少なくないのだ。
それが、物音一つしない。
不気味さと、不穏な空気を感じた。
「──どういうことだろう、これは……」
魔力を探ってみるが、不審な魔力の類は感知されなかった。
「…カモ君、どう思う…?」
「いたずら双子が何か仕掛けてるんじゃねーかなー?」
「……そうかな…?」
それも無くはないか、とネギは納得した。
先生なのだから、生徒の遊びには付き合ってあげなくてはならないだろう、と思い直す。
──実際は「付き合う」どころか翻弄されることの方がはるかに多いのだが。
「よし!」
気合を入れて、教室の扉に手をかけた。

それが退廃の都への入り口であると知らずに、少年は境界を踏み越える。
──いつの間にか、肩の上のカモの姿は消えていた。
650ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2005/07/16(土) 22:29:34 ID:i2ipx3mk
「皆さん、おはようございまーす」
いつものように元気にあいさつをしながら、教室へ入る。
ふと見回すと、生徒は全員整然と席についているように見えた。
(…警戒しすぎだったのかな?)
後ろ手に扉を閉め、教卓について出席簿を置く。
と、そのとき。ネギは漂う空気に微かに甘い匂いを感じた。
くんくん、と鼻を鳴らす。
(…なんだろう、いいにおい……)
──その瞬間。
がたたっ、と椅子から立ち上がる無数の音。
それまで一糸乱れぬ様子で机についていた生徒たちが一斉に立ち上がった。
「!! ……ど、どうしたんですか、皆さん……?」
生徒たちの目は、何か妖しい色をたたえている。
ぞくっ──、ネギの背筋に悪寒が走った。
それはいつも覚えのある、雪広あやかがネギに一歩進んだ大人のアプローチをかけてくるときに感じる危険よりも強く。
ショタコンでありながらネギへの気遣いを忘れないという愛欲とは相容れない、

──ただ、蹂躙して凌辱しようという──獣欲だった。

じりじりと詰め寄る生徒たちに、教室の隅まで追い詰められるネギ。
壁に背が当たる。ふと窓を見たとき、何か「もや」のようなものがかかっていることに気が付いた。
──外が、まるで見えない。
魔力は感じない。これは何か、別種の力。
「こ、これは、一体──! 皆さん、落ち着いてくだ────ッッ!?
もはや、それを考える時間は与えられなかった。
ソレを行わせたのは、誰の声か。──それも、判らない。
ただ、一声の号令と共に無数の手が伸びてきた。

『それっ、やっちゃえ──!!』
651ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2005/07/16(土) 22:30:23 ID:i2ipx3mk
「わあああぁぁああぁあっ!?」
傍目には、いつもネギが受けているようなスキンシップに見えなくもない。
だが、今日のそれは根源が違っていた。
生徒一人一人の目が、手が、哀れな被害者であるネギを──遠慮なしに犯していくのだ。
代わる代わる、まるで流れるように生徒が入れ替わり立ち替わる。
――まるで、何か一つの意思に統括されてでもいるかのように。

「さ、ネギ君。脱がせてあげる」
釘宮円が靴を脱がして放り投げ、靴下を丸めながら脱がしていく。

「ネギくーん、またお風呂入ってないでしょー。ちょっと臭うよー?」
佐々木まき絵が後ろから羽交い絞めにして、首筋に鼻を近づけながらベルトを外し、チャックを下ろす。

「とりゃー!!」
「お姉ちゃん、そんな引っ張ったらズボン破れちゃいますー!!」
鳴滝風香、鳴滝文香の双子が片足ずつスラックスの裾を掴み、一気に引き下ろした。

あっという間に上半身はスーツのまま、下半身はトランクス一枚という状態にされる。
「あうう、皆さん〜、こ、こんなことやめてください〜!!」
静止の言葉をかけてみるが、誰もそれを聞こうとはしない。
教室に来るときはさすがにいつもの杖を持って来るわけにもいかないので、いつも職員室に置いている。
それが災いするとは思いもしなかった。
もみくちゃにされながらも、どうにかしてこの状況を脱しなくてはいけないと思索をめぐらす。
――そのとき、いつもならばハプニングにしかならない、しかし今のこの状況ならば逆に一筋の光明になりそうな変化がネギに起きた。

鼻が、ムズムズする。くしゃみの前兆。
「ふ、ふぁ…………」
ネギには、くしゃみと同時に魔力が体内から微弱に放出される癖がある。
普段ならばそれは、近くにいる女子生徒のスカートをまくれさせたり服を脱がしたりすることしか出来ないのだが。
(こ、これで皆を少しでも怯ませることができれば…、その隙に……!)
652ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2005/07/16(土) 22:31:20 ID:i2ipx3mk
だが。
――――むにゅ。
くしゃみをしようとした正にそのとき、横から伸びた手がネギの鼻をつまんだ。
「〜〜っ、んんッ〜〜!?」
今出ようとしていたくしゃみが直前で封じられる。
息が苦しくなったところで、ようやく手はどけられた。――もう、しばらくくしゃみは出そうにない。
驚愕にネギが手の来た方向を向くと、そこには恐らく、ネギのくしゃみに最も悩まされただろう少女。
「ふふん。そうはさせないわよ、ネギ」
神楽坂明日菜が腕を組んで立っていた。

「なっ、…あ、アスナさんまでーっ! 何でこんなことするんですかーっ!?」
ばたばた、と、押さえつけられた身体を必死にもがかせて叫ぶネギ。
その問いに明日菜は頭の上に疑問符を浮かべる。
「……あれ、…なんでだろう。……なんかさ、ネギをこうしたいなーって思って……。
 このか、なんでかな。判る?」
明日菜が背後に控えるルームメイトの近衛木乃香に話を振るが、木乃香もふるふると首を横に振る。
「んーん、ウチもわからへん。…でもええんちゃうかなー? ネギ君かわええし」
「こっ、このかさんもですか〜!!」

「ほほほほ、そ、それでは…私が行かせていただきますわ…!」
羽交い絞めにされたネギの前にひざまづく、クラス委員長・雪広あやか。
ネギの股間にしゃぶりつかんばかりに顔を近づけてから、ゆっくりと顔を上げてネギと目を合わせる。
「い、いいんちょさん…、お願いですから止めて下さい……」
目尻に涙を溜めて訴えるが、その姿を見てあやかは余計に猛るだけであった。
「ああっ! ネギ先生が私に哀願なさっていらっしゃる……!
 でもごめんなさい、ネギ先生。私はクラスの委員長。クラスの総意としてここにいるのです。
 ――ですから、ネギ先生のお言葉に従うことはできませんの……お許しになって…!」
653ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2005/07/16(土) 22:32:18 ID:i2ipx3mk
そう告げ、湧き上がる涙に目を伏せるようにしながら――あやかは、ネギのトランクスを引き下ろした。
ぷるん――……。
まだ剥けきっていない、子供の性器が露わになる。
一瞬、息を呑むように静まりかえる教室。
だがそれも、所詮一瞬のことで。次の瞬間にはワッ――と嬌声に溢れかえる。

「ま、前に見たときよりおっきくなってへん?」
「ネギ君も成長してるってことねー、うんうん」
ネギの股間を指差してまじまじと見つめて狼狽する和泉亜子に、したり顔で頷く早乙女ハルナ。

(…先生、戦闘だけじゃなく……あそこもどんどん大人になってきているのか……)
就学旅行のときにはまだ完全につぼみだったはずのネギのペニスは、少しだけだが先を綻ばせていた。
それを直に手の中に収めた経験のある桜咲刹那は、痴態を遠巻きに眺めながら「ぎゅっ…」と左手を握り締めた。

「うわーんっ! 見ないで下さいーっ!!」
ぽろぽろと涙をこぼすネギだったが、次に浴びせられた一言に凍りつく。
「……あれー? でもさーネギ君、おちんちんおっきくしてる――♪」
笑顔で、何気なく。ただそこにあったから見つけたといった風情の椎名桜子の指摘。
ネギも含めた全員の視線が、ソコに向けられる。
ゆっくりと、だが確実に起き上がろうとしているペニスがそこにはあった。

「ふーむ、ネギ坊主はいじめられて興奮する変態さんだったのでござるか」
納得した、といった表情で腕組みをしてつぶやく長瀬楓。
「あぅ、そ、そんなことはっ……!」
「何言ってんの長瀬さん、少年がこういうシチュで勃起するっていうのがロマンなんじゃない」
そこに割り込んで、柿崎美砂が持論を力説する。
自分の思い通りにならず、むしろ硬さを増し続けるペニスを見下ろしたままでネギは嘆いた。
「違うんですってば〜!」
654ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2005/07/16(土) 22:33:13 ID:i2ipx3mk
(……もうやってること完全に性犯罪だし……。
 ってか10歳で勃たせんなよ、エロマンガじゃねえんだから……)
こめかみを押さえながら長谷川千雨が赤面してそっぽを向き、…すぐにチラチラと盗み見をし始める。


――と、わいわいと騒ぐ生徒たちを割って、二人の少女が歩み出てくる。
3−Aの頭脳トップの双璧、眼鏡に三つ編みの葉加瀬聡美と、お団子頭の中華娘・超鈴音であった。
葉加瀬は手に、黒い生地で出来た何か穿くものを持っている。

「ふっふっふ、これこそがロボット工学研究会と生物工学研究会の技術の集大成!!
 布地は限りなく薄いのに伸縮性と強靭さに富み、
 なおかつ生地の上からでもまるで直に触れられているのと変わらない被触感を追求!
 超高気密性を誇り、なんとお年寄りが穿いたままお漏らししてもこぼれないというスーパースパッツ!」
「――これを、ネギ坊主には穿いてもらうネ」

高々と演説する葉加瀬に、一言だけ付け加える超。
「え……っ、そ、それは……」
どうして、自分がスパッツを今穿かされなくてはならないのか。困惑するネギ。
「それを説明しているヒマはないネ。さ、穿かせるヨ」
ばっ、と超が手を振ると、葉加瀬からスパッツを受け取った茶々丸がネギの脚を持ち上げる。
丁寧に両足を通し、太腿に、そして股間へと穿かせていく。
「ちゃ、茶々丸さん……っあ!」
密着性の高い生地は、ネギの感じる場所をことごとく擦り上げていった。
ずりずりと。視線で半立ちになっていたペニスは、どんどん隆起していってしまう。
「…先生、申し訳ありません。私も、こんな形は本意ではないのですが――」
「っ、あぅ…、ほ、本意……?」
「――っ、いえ、なんでもありません――!」
がしゅ――、とジェット噴射で後退する茶々丸。呆然としてネギはその姿を見送った。
655ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2005/07/16(土) 22:34:17 ID:i2ipx3mk
――それ以上、近づいて来る生徒はいなかった。
全員が遠巻きに、ネギの股間を見つめている。
「――え、なんで、こん、なっ……!」
むくむくと。視線の熱さに呼応するように勃起していくペニス。
ぴっちりと下半身に張り付くスパッツには、ネギの成長しかけのペニスの形がくっきりと浮かび上がってしまっていた。
「あうっ、は、恥ずかしいですっ――!」
反射的に股間を隠そうとするネギ。
――その瞬間、光が瞬いた。その主は、デジカメを持った朝倉和美。
「ダメだよネギ君、被写体が一番エッチなところ隠しちゃ。
 ……また隠したりしたら、今度はこの写真…バラ撒いちゃうからね?」
「…………」
わなわなと震える手を、どうにかして身体の脇に下ろす。
「オーケーオーケー。…あ、そうだ。せっかく下にスパッツ穿いてるのに、上がスーツはいただけないなー。
 ネギ君。上、全部脱いじゃって?」
抗う術は皆無だった。
――いや、ひょっとしたらあったのかもしれないが、ネギが従うことを選んだ以上は、その選択肢は永遠に無くなってしまったと言えた。

恐怖にか、それとも快楽か。
ぷるぷる震えながら少年が衆人環視のもとで服を脱ぐ姿は、特殊な色気を感じさせた。
スーツ、ネクタイ、ワイシャツ、そして肌着。すべて脱ぎ終え、教卓の上に置く。
「…………こ、これで……、いいですか……?」
誰にともなく、その場の皆に伺う。周囲からは熱い息を吐く音、唾を飲み込む音くらいしか聞こえない。
しばしの――沈黙。
そして、再び。誰のものか判らない――けれど、確かに教え子の声が、聞こえた。

『それじゃあ、そのままで授業、よろしくね?』

――と。それは、刑の執行される宣告と同義。
恥辱に塗れた一日。ホームルームはこれで終わり。そして、一時間目の英語が始まる。


つづく。
656ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2005/07/16(土) 22:35:05 ID:i2ipx3mk
3−A大多数×ネギ、はじめてみました。
ネギをスパッツでビッシビシと辱めつつも、3−Aをなるべく多く書こうというのがテーマです。
3−Aの皆に違和感が出ないように頑張りたいと思います。…31人全員書けるかな…。
次回からは恥辱の一日がスタートです。…多分。

ふんどしとかコレとか、色々と続きものを抱えてしまいました(汗)。
…本当は一つ一つ完結させてから次へ行くべきなのかとも思うのですが…。どうも書きたくなっちゃいまして。
頑張って書いていきたいと思いますので見守ってくださいませ。

最後になりましたが、なんか凄い妄想を与えてくださいました座薬さんに感謝を。


>パン粉さん
ネギ×くーの、癒されるような絡みへと続くのでしょうか。
レイプの悲痛な過去との対比が肝ですね。楽しみにしております。
657名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 22:45:17 ID:Ekv30fev
ベンジャミソ氏、キター!!期待!
658名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 23:17:04 ID:oxp5XUDd
パン粉さんとベンジャミンさんGJです!
>パン粉さん
古韮が切ないと言うか可哀想で萌えます。
なかなか考えつきにくいネタですが、いつもの明るさの裏返しみたいで良いですね。
強姦の話ですが、中国の治安を考えると妙なリアルさがある気が…

>ベンジャミンさん 
様々なアイディアをSSにしただけでも凄いですが、
それに精力的に取り組んでらっしゃる所がまた凄いです。
色々大変そうですが頑張って下さい。
659名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 23:21:02 ID:SmYqSnwy
この雰囲気の中投下できる根性は偉いなぁ…
660名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 23:25:33 ID:a6mH2SMO
         ∧_∧
        ⊂(´・ω・`)つ-、
      ///   /_/:::::/
      |:::|/⊂ヽノ|:::| /」 >>648-655はいはいわろすわろす
    / ̄ ̄旦 ̄ ̄ ̄/|
  /______/ | |
  | |-----------|
661名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 23:42:19 ID:fgrb/ldF
>>658
>古韮
662名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 00:12:09 ID:gY/8npYk
>>661
誤字か‥orz

訂正 韮→菲
663ゼロハイ ◆OOcb0Lb.R. :2005/07/17(日) 00:28:21 ID:/mRfE+8u
初めまして。新人なのですが、よろしくお願いします。
来てさっそく投下するのもアレなので、投下は明日にします。
今日は挨拶だけにしておきます。
失礼しましたぁ。
664名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 00:41:30 ID:ZC0FfgRH
参考までに、国士無双。ですか?

いや、新職人って珍しいなと思って。
違うなら失礼、こちらこそよろしく。
665名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 00:44:05 ID:pcqaYJKL
>>663
> 来てさっそく投下するのもアレなので、投下は明日にします。
職人は作品を投下してこそ職人だろ。
投下しないなら、ただの糞コテ。
すぐにでも投下するべきかと。
666名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 00:53:09 ID:/4zrCe/O
>>665
確かに、カップリングくらいは
言い残していってもいいかもしれんな。

まあ、明日来るみたいだし、いいじゃない。
667ゼロハイ ◆OOcb0Lb.R. :2005/07/17(日) 00:56:48 ID:/mRfE+8u
>>664
国士無双とは何でしょうか?
>>665
>職人は作品を投下してこそ職人だろ
自分はまだ作品を投下していないので、職人とはいえないという事ですね。
自分が職人なら今からでも投下したいですが。
あいにくまだ職人では無いようなので、明日また投下します。
668天帝:2005/07/17(日) 01:07:24 ID:qq25h8qU
コテハンよりも、勝手にコテハンの基準決める噛み付き犬のほうがよっぽど氏んでほしい
669名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 01:07:40 ID:wBrSiIGV
>>667
この時点でこいつ嫌い
どんなに作品が素晴らしいとしても、それは変わらないだろうな
670名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 01:11:39 ID:U1y/sOu9
態度が何となくウザい職人に、いい文章を書く奴はいない希ガス
671ゼロハイ ◆OOcb0Lb.R. :2005/07/17(日) 01:12:22 ID:/mRfE+8u
>>669
どうもすみません。
作品はとくに素晴らしくもないと思います。
672名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 01:13:24 ID:wBrSiIGV
>>671
職人でもないなら名無しになるかさっさと寝るかしろよ
雑談でもしたいのかい?
673名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 01:14:23 ID:whHSB5Y9
>>671
そんなこと気にしないで、投下してください
私はあなたのSSを楽しみにしていますよ








天帝排斥! 天帝排斥!
674ゼロハイ ◆OOcb0Lb.R. :2005/07/17(日) 01:16:29 ID:/mRfE+8u
>>672
いえ、今日は挨拶に来ただけですが…こんな事になってしまい。
職人でなかったら名無しか寝ないといけなかったんですか?
最初からコテハン付けてたら、明日投下する時楽かと思って
675名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 01:30:38 ID:9Rs6iL/O
ハッピryがオリコン3位なんだけど
なんか世も末って感じがするのは俺だけじゃない筈
676ゼロハイ ◆OOcb0Lb.R. :2005/07/17(日) 01:31:48 ID:/mRfE+8u
>>675
1位にする運動はどうしたのか…。
677名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 01:34:17 ID:wBrSiIGV
さすがにミスチルにゃかてねぇよ
678名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 01:35:42 ID:h2t1K9/5
>>675
それに、昼間から声優さんをテレビで拝める時代だからな。
679ゼロハイ ◆OOcb0Lb.R. :2005/07/17(日) 01:41:04 ID:/mRfE+8u
1位は多分無理かな。なったらなったでおもしろいかもしれんが…
680名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 01:46:25 ID:U1y/sOu9
わざわざコテハンで雑談しようとするお前は一体(
681ゼロハイ ◆OOcb0Lb.R. :2005/07/17(日) 01:52:49 ID:/mRfE+8u
>>680
あ、スマン。つい。もう寝る。
682名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 01:54:23 ID:wBrSiIGV
>>最初からコテハン付けてたら、明日投下する時楽かと思って
逆に期待されて(ノ∀`) アチャーな展開になると思うのだが
683名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 01:56:03 ID:JdUiJUkz
挨拶から1時間半とか・・・・今日投下しとけばよかったのに。
684天帝:2005/07/17(日) 01:56:36 ID:qq25h8qU
(ノ∀`) アチャー
685名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 01:57:49 ID:VVv+p3RM
まぁ夏だからなぁ。明日投下の作品を見て判断しようや。
推敲と改行は忘れないようになー。
686名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 02:00:46 ID:dcrjgerF
そして明日(時計上は今日)
ゼロハイのSSはこのスレを震撼させたのだった。
687名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 02:01:43 ID:wBrSiIGV
それが僕らの伝説の始まりだった
688名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 02:03:34 ID:dcrjgerF
僕らはゼロハイに惜しみなくGJを贈った、だがそれは
689名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 02:04:59 ID:6fGiGDcQ
まぁ明日あいつが来ても、そんなに言ってやらず、職人の卵の孵化を気長に待とうぜ。
それが大人ってもんだ
690名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 02:22:42 ID:wBrSiIGV
そういえば夏なんだよな…
691名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 02:36:03 ID:D4T4rcL3
とりあえず蚊取り線香置いておきますね
つ@
692名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 02:40:13 ID:xjH9ahIK

わろ太
693パン粉 ◆OoOoOooOuU :2005/07/17(日) 02:41:40 ID:484FOdfK
こんばんは。クーものが意外と早く書きあがったので来たのですが、
……何か…。 ?
私も新人なのでアレですが、最近新しい職人さんがすごく多いですよね。
このスレ好きなので、荒れるのは勘弁です…

とりあえず、ご意見・ご感想にレスさせて頂きますね↓

>>621>>623
わ、何か褒められた?
嬉しいです、頑張ります、精進します。いっぱい書いて腕上げたいと思います。
>>松雪さん
エロ書くのって大変ですよねぇ。もっとすらすら書けると思っていましたが、
妄想してるだけなら簡単ですが、文章にするとなると、それがまた。
>>ベンジャミン内村さん
新しいのキター!すばらしいです、続き期待して待ってます。
クーもの、書いてるうちにベンジャミンさんの予言通りの展開に…
>>658
ありがとうございます、励みになります。
中国の治安…そこまでは全く考えてなかったですが、なるほど( ゚ Д゚)・・・。
694パン粉 ◆OoOoOooOuU :2005/07/17(日) 02:45:31 ID:484FOdfK
では、くーちゃんモノを完結まで投下したいと思います。
読んでいただければわかりますが、一応55時間目のパロってことで…。
695パン粉 ◆OoOoOooOuU :2005/07/17(日) 02:45:57 ID:484FOdfK
「それで…話とは何アルか?」
時は放課後。ネギは、古菲と寮の一室にいた。
声をかけた時には、世界樹前で話をすればいいと考えていたネギだったのだが、
そこでは他の生徒に聞かれる可能性が高く、それはあまり望ましくない。
そこで、寮の一室に丁度使われていなかった部屋があるのを思い出したのだった。
「えーっと…。今朝のケンカのときの、あれは中国の拳法ですか?」
「…そうネ。私の得意は形意拳に八卦掌アル」
一方、古菲の意識は、ネギの方にそれほど集中している訳ではないようだった。
普段の明るさとは異なり、何となく気持ちはどこかに飛んでいっている様子だが、
決してネギをないがしろにしている訳ではなく、彼女の言葉は続く。
「後はミーハーで八極拳と心意六合拳をちょっとネ」
ネギも古菲の様子には気付いていたし、何とか会話をもたせようとしていた。
「へー…中国拳法も色々あるんですねー」
そこでネギは、朝の戦闘を思い起こす。
正直、本題の他にも古菲に関して気になっていることがあった。
あの動きは、並大抵の努力で身に付けることのできるものではないだろうと推測できる。
何が理由で…古菲は、それほどの強さを求めるのだろうか?

ネギは深く考えることなく、その質問を口にした。
「あの…古菲さんは、どうしてそんなに強くなろうとしたんですか?」

その言葉は、朝からくすぶっていた古菲のささくれた神経に引っ掛かり、
…この日初めて、古菲は真っ直ぐネギの目を見た。
「そんなこと、知りたいアルか?」
「え?何かマズイんですか?」
古菲の目の奥に、長い間彼女を蝕んできた炎が黒く、燃え上がる。
その目を見て、触れてはならないものに触れてしまったことにネギは気付いた。
「ご、ごめんなさ…」
しかし、最早手遅れである。
その日、古菲はとても─…気分が良いとは言えなかった。
「そんなに知りたかったら…教えてやるネ」
ネギは乱暴に手首を掴まれ、強引に床に捻じ伏せられた。
696パン粉 ◆OoOoOooOuU :2005/07/17(日) 02:47:06 ID:484FOdfK
恐怖に勝る、嫌悪の記憶。
人気のない倉庫に連れ込まれた古菲の叫びは、声にならなかった。
あまりの激痛に、自らの発声可能な範囲を半オクターブほど越えた悲鳴は、
ただかすれた息の音としてひゅう、と漏れ出ただけだった。
「あれ?入らねぇなぁ」
古菲の様子は全く省みず、強引に挿入しようとしていた男は一旦腰を引いた。
「……放す、アル…」
四肢をそれぞれ押さえつけられた古菲は、それでもまだ、非力な抵抗を試みる。
そんな涙目の古菲を、男たちの下卑た笑いが見下ろしている。余裕を見せる男達に対し、
古菲の渾身の力を振り絞った抵抗は、右腕を僅か数ミリ浮き上がらせるに止まった。
「しょーがねぇなあ…文明の利器に頼るか?」
そう言って一人の男がどこかへ立ち去り、やがて何かを手にして戻って来る。
それを目にした古菲は、痛みとは別の耐えがたい予感に、ガタガタと体を震わせた。
「そんな…やめ…!?」
男の手に握られていたのは、無機質なモーター音を響かせながら震動している、
いわゆる大人のオモチャ、バイブと呼ばれるものだ。
自慰の経験もろくにない古菲にとって、その音は未知の恐怖以外の何物でもない。
「…すぐに気持ち良くなれるぜ」
バイブを片手に、男が低く笑う。
男根を模した太い幹から枝分かれした、それのみで震動する小さな突起が、
古菲の、刺激に関して殆んど無知な陰核に押し付けられた。

初め、恥辱と全身に伝わる震動のくすぐったさに、古菲は下唇を噛み締めて耐えた。
しかしほとんど間を置かず、下腹部から得体の知れない感覚が彼女を襲う。
全身の体毛が逆立ち、痺れが襲うような感覚に、古菲は恐怖し、
「ぃ、ぃゃ……ァ…ぁ、ぁあああああっ!?」
それがそうだと認識する隙も与えられず、無理矢理絶頂へと引き上げられる。
古菲の全身がビクビクと痙攣し、意識はその瞬間ホワイトアウトしたけれど、
動作をやめないバイブの震動が、古菲にその高みから降りることを許さない。
それを血走った雄の目で注視して、男達が息を荒くする。
697パン粉 ◆OoOoOooOuU :2005/07/17(日) 02:47:33 ID:484FOdfK

強すぎる快感は…特に性について未開発な場合は、逆に苦痛、責め苦となりうる。
息もできず、古菲は──酸素を求めて、喘いだ。
その、まだ幼い日の古菲の顔と、現在の古菲を見上げるネギの表情が、重なった。

「くー…ふぇ、さん……やめ…ッ…」
古菲に組み敷かれたネギは、脅えていた。
何か古菲の気に障ったらしい、そのことも怖かったし、普段と様子の違う古菲が、怖い。
やはり自分の言葉が原因だろうか、それなら自分はどうしたらよいのか。
それは紛れもない本心だ。…それなのに。
ネギのまだ幼さの残るペニスは、更なる快楽を求めて、硬さを増す一方である。
古菲は両足でネギの腕を押さえて、上下の入れ替わったような形になっているため、
ネギはその表情を伺うことはできず、…古菲の責めの手は、緩められることはない。
右手でペニスをゆっくりシゴきながら、古菲はその先端をくわえ込む。
「…あうっ!」
その刺激によって、歯を食い縛っていたネギの口から声が漏れる。
舌先で尿道口を弄び、カリ首にも丹念に刺激を与える。それら一つ一つの行為に、
自らの腰が淫らに動いてしまうのを、ネギは抑えることができない。
ぼく、先生なのに…生徒とこんなこと、しちゃいけないのに…!

ネギが限界を迎える前に、古菲は手を止めた。
おあずけを食らってヒクつくペニスを前に、古菲の頬は心なしか上気している。
体勢を入れ換えてネギと真っ直ぐ向き合うと、古菲は白いショーツを脱ぎ捨てた。
ネギの敏感な反応に、古菲の秘所は既に十分濡れそぼっている。
それに対してネギは、彼女が何をしようとしているか気付き、ギクッとした。
「え…ちょっ、待っ…!!」
慌てふためくネギのセリフを無視し、古菲はまだ少年のネギに馬乗りになった。
(実際に…何があったのか、体で思い知るがいいネ)
自分の入り口に、ネギの肉棒の先端を押し当てて、
古菲はゆっくりと…腰を落としていった。
698パン粉 ◆OoOoOooOuU :2005/07/17(日) 02:48:29 ID:484FOdfK

一度快楽を教え込まれた体は、理性を無視して刺激に反応するようになってしまう。
実際、あの悪夢のような日に古菲が耐えたのは、苦痛や屈辱ばかりではなかったのだ。
そのことが、今でも恐怖よりも嫌悪を、より強烈に引き起こし続けている。
…そして今、ネギが味わっているものも、それとさほど大きな違いはなかった。

古菲の膣中の気持ち良さに、ネギは歯を食いしばって耐えていた。
彼女が動くたびに中の襞がペニスに絡みつき、精を吸い出そうと蠢く。
理性の支配から完全に脱し、勝手に動いてしまう自分の腰にネギは怯え、
色々と考えることに反して古菲になされるがままになっている自らに、失望する。
 …どうして、こんなことになったんだろう。
ネギは、恐る恐る、古菲の顔を見上げた。

…え……?
そこで見た古菲の表情に、ネギは一瞬、自分が古菲を犯しているような錯覚に陥った。
いや、そんなことはない。それを行っているのは古菲のはずなのに、
…くーふぇさん、どうして、そんな…?
今自分の置かれた状況も忘れ、ネギは古菲に何か問いかけようとした。
だが、その言葉が発せられる前に、ネギのペニスは限界を迎えようとしていた。
「くーふぇさ……ぁ、あぁあっ!?」
突然にこみ上げる強烈な射精感に、ネギの両目が見開かれる。
それを見下ろす古菲の悲しげな眼差しの奥底は、どこまでも深く、暗い。
「…い、ゃ………ぁぁ、ぁぁああああっ!!!」
かすかな抗いの意思も空しく、ネギは急速に絶頂へと導かれた。
ストッパーの外れたネギの魔力が微量ながら溢れ、二人を包み込んで淡く光る。
ネギの腰が跳ね上がり、ビクビクと痙攣しながら、白濁液を古菲の膣内に吐き出した。
699パン粉 ◆OoOoOooOuU :2005/07/17(日) 02:49:40 ID:484FOdfK

「…本当に…悪かたヨ、ネギ坊主……」
「………。」
「…許してくれなんて、言えないアルね……」
「……ぐすっ」
ネギは、泣いていた。
その横で古菲が、本当に申し訳なさそうにうなだれている。
 10歳の少年を無理矢理なんて…さいてーアル。
 わたし、どうしたらいいネ…
古菲は償いの方法を知らなかったし、ネギのまだ幼い頬をこぼれ落ちる涙を前にして
逆に教師の淫行だとして脅そうとか、そんなことは思い浮かばなかった。
 もう、みんなに顔向けできないアルね…。
「すまなかたネ、本当に」
古菲はそのとき、漠然とではあるが、学園を去ることも考えた。

ぎゅっ。
「……?」
立ち上がりかけた古菲の手を、ネギの手が握っていた。縋り付くように伸ばされた
その手は、弱弱しくも、古菲を捕らえて離さない。
「…ネギ坊主?」
よくわからない状況に、古菲は少し困惑していた。

ネギは、泣いていた。しかしそれは最早、古菲に犯されたためではなかった。
本人はおよそ塞がったと思っている傷でも、流れる血は未だ止まっていない。
ネギには、その記憶、嫌悪、心の裂け目、そこから溢れる痛々しい古菲の血が、
図らずもオーバードライブした魔力によって、全て見えてしまったのだ。
彼の中にも、引き裂かれた記憶がある。生まれ育った村が襲われ、燃えていく光景に
今もネギの心は血を流し、夜を怖がらせていた。
それが古菲の記憶と共鳴し、彼女の痛みに――ネギは、泣いていた。
「ネギ坊主、どうし…」
「くーふぇ、さん…っ!!」
ポロポロと溢れる涙を拭おうともせず、ネギは古菲にしがみついていった。
700パン粉 ◆OoOoOooOuU :2005/07/17(日) 02:50:15 ID:484FOdfK
しばらくの間、ネギは古菲の腕の中で、ゆっくりと頭を撫でられていた。
見方によっては、抱かれていたのは古菲の方かもしれない。二人は互いの心に触れ、
癒し、癒され、互いのぬくもりを感じようと、肌を寄せ合っていた。
二人の間に言葉はなく、溶け合っているような心地よさに、頭に甘い霧がかかる。
 どちらともなく二人の顔がそっと近づき、二人は初めて口付けを交わす。
先ほどまでの行為が嘘のように、それはまさに傷を舐めあうような繊細なものだった。

古菲は、自分の中の何かが流れ出してゆくのを感じていた。
それは涙かもしれないし、あるいは消しえない傷口から出る血かもしれない。
でも、ここにいるネギがとても温かかったので、そんなことはどちらでも良かった。
相手の全てを抱きしめ、愛撫し、心の隙間を埋めていく。
ゆっくりと体を重ね、二人は一つになった。
深い傷もやがてかさぶたが覆い、傷跡となって、いつか血は止まる。
それは、まだ傷の癒えない互いの心を満たしてゆく行為だった。


「あのー、それでさっきは途中だったんですけど、改めてお願いしたいことが…」
空き部屋となっている、寮の一室。
ネギを見つめる古菲の眼差しは、朝と比べると非常に穏やかなものである。
一度息を吸い込み、その目を真っ直ぐ見て、ネギは言った。
「僕に、中国拳法を教えてください。」
「つまり…強くなりたいアルね。」
「はい」
強く、なりたい。それが苦痛を伴うことぐらい、わかっている。それでも。
強くなることで、乗り越えたいものが、追い越したい人がいる。
「…私が教えるからには、強くなるアルよ」
「…はい!」
決意も固い表情で頷くネギの頭を、古菲はワシャワシャと撫でた。
きっと強くなれるだろう、この子も、私も。

そして56時間目らへんに続く。
701パン粉 ◆OoOoOooOuU :2005/07/17(日) 02:51:07 ID:484FOdfK
おしまい。
また機会が訪れたら、お世話になりたいと思います。ではまた。
702名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 03:39:06 ID:l7mcu7a+
GJ!!!
原作で本当にあっても良sage。
古とパクってもいいなあ
703天使 ◆Q9U9I11lwA :2005/07/17(日) 06:59:19 ID:cQ7He01d
>>647
元天子の天使は頭悪いから文章書けないよ?

>>701
とっても素晴らしいよ?
心から素晴らしいと思うよ
704天帝:2005/07/17(日) 11:44:53 ID:qq25h8qU
元天子って・・・そもそも天子は天使が突然変異したもんじゃないのか。
705天使 ◆Q9U9I11lwA :2005/07/17(日) 13:00:48 ID:cQ7He01d
>>704
天使は昔のこと忘れちゃうからわかんないや

天使はいいんちょさんが汚いホームレスにグチャグチャに犯されるSSを読みたいなヒヒヒ
グヒヒヒヒヒヒヒヒヒ天使グヒヒヒヒー
706名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 14:03:16 ID:YBdxJl09
夏だなぁ
707名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 14:30:17 ID:Lw2s8Vbg
ゼロハイマダー?

ゼロハイ!
ゼロハイ!
ゼロハイ!
708名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 16:38:04 ID:XTaPzHdr
ここ2〜3日、魔法先生ネギま! - Eroparo Guide のサイトが開けないのだが、それは俺だけか?
サーバーの調子が悪いのか?
709天士 ◆lZGooH/7ic :2005/07/17(日) 16:38:22 ID:J7paqI5j
>>705
「ネギ先生どこですの?」
暗闇の中、あやかの声が響き渡る。
ネギがいなくなったと明日菜に連絡を受けてから、あやかはずっとネギを探していた。
気づけばあやかは普段近寄らないような、麻帆良学園から大分離れている公園へとやって来た。
「ネギ先生?」
暗闇でうごめく影にあやかは声をかけた。
「どうかしたかい?」
その影はネギではなく、汚らしいボロボロの服に身を包んだ貧相な男だった。
「え、ええ」
その格好に生まれながらお嬢様のあやかは不快感を示したが、すぐ表情を変えその男に尋ねる。
「小さい少年なんですけれど、見かけませんでしたか?」
その男はしばらく考え、口を開いた。
「ああ、子供なら向こうで確かに見たぜ、案内してやるよ」
「本当ですか!!」
あやかは黙って、男について行った。
普段のあやかなら、そんな真似はしなかっただろう。
しかし、ネギの行方不明と、ネギを探し回っていた疲労感があやかの普段の聡明さを奪っていたのだった。
男について行った先にあったのは、木が生い茂る森だった。
「ここ…ですか?」
さすがにあやかも不審に思った。
(こんな森に、夜中にネギ先生が一人で? そんなことあるかしら?)
「ああ、小さな子供がこんな時間に入っていくんで、気になってたんだ、間違いねえよ。
そう言えばあの子ども、変わってたな。子どもなのにスーツなんか着てよ…」
男への警戒心もその一言で吹き飛んでしまった。
「ネ、ネギ先生に間違いありません!」
暗闇に男の唇が卑しく形を変えたのに、あやかが気づく事はなかった。
「そうかい、それは良かった。じゃあ探そうか?」
「ええ、お願いしますわ」
そして、男と一緒にあやかは森に入っていった。それが雪広あやか陵辱劇の始まりだとも知らずに。
710天士 ◆lZGooH/7ic :2005/07/17(日) 16:39:51 ID:J7paqI5j
「ところでさあ?」
歩きながら男が突然口を開いた。
「さっき先生って言ってたよな? なんであんな子どもを先生って呼んでるんだよ?」
あやかは立ち止まり、顔を少し赤らめながら口を開いた。
「ネギ先生は私達の担任なのですけれど…」
あやかがゆっくりと語り出す。自慢の子供先生の事を。
「普段は可愛らしい少年なのに、授業の時はしっかりしていらっしゃるんですの」
ネギへの好意に溢れているあやかの顔を見た男は、拳を強く握り締めた。
「ネギ先生はクラスみんなの人気者で、ネギ先生のお手伝いができる委員長の仕事を私は……」
「もういい・・・、もう黙れよ!」
突然の男の大声に、あやかの言葉は遮られ、驚いた反動で後方へ転倒してしまった。
「何でそんなガキは良くて、俺がダメなんだ!!」
男は大声で喚く。目は血走り、明らかに常人とは思えない姿だった。
「俺はなあ、麻帆良の職員試験を受けたんだよ!! なのにあのじじい、俺に生徒は任せられんとか言いやがって…」
あやかは男の豹変ぶりに恐怖のあまり動く事さえできなかった。
「俺はなあ、麻帆良で働くのが夢だったんだ。女子中等部でな!」
あやかは何か言おうとしたが、言葉が出ない。
「腹いせに帰りに女学生を襲おうとしたら、これだ!」
男は手でボロボロの服を強く掴む。その衝撃で服が破れたが、男は気にも留めなかった。
「ずっと遠くから校舎から出てくる女学生を眺めてた。もちろんスーツ着たガキと歩くお前の事も見かけた!」
男があやかの顔や身体を舐めるように見る。
「だが嬉しいぜ。お前みたいな発育のいい中学生とヤリたいと思ってたんだ」
そう言って、あやかの胸を眺める。制服の上からでも分かる大きな膨らみに男の目は釘付けになり、口からよだれが垂れる。
「そ、そんな不純な動機のあなたに先生になる資格は…」
「黙れ!!」
思わず出たあやかの言葉を遮り、男はあやかの方へ近づく。
「そろそろお前の身体を味あわせてもらおうか?」
そう言って、あやかの身体に手を伸ばした。
「い、嫌っ…!」
あやかの悲鳴が森に響いた、その時。
711天士 ◆lZGooH/7ic :2005/07/17(日) 16:41:08 ID:J7paqI5j
一瞬の出来事だった。
男の腹に光の線が当たったかと思うと、男はその場に崩れ落ちた。
呆然とするあやか。
そしてあやかの後ろから駆け寄ってくる足音。
「いいんちょさん! 大丈夫ですか!!」
そう叫びながら駆け寄ってきたネギは、あやかの元まで来るとあやかの前に座り込んだ。
「いいんちょさん?」
顔を覗き込んでくるネギを見て、緊張が解れたのかあやかの頬を涙が流れた。
無言でネギに抱きつくあやか。
ネギは優しく、あやかの背中に手を回した。
「いいんちょさん、もう大丈夫ですから…」
「あ…りがとう。ネギ先生…」
「いえ…」
あやかはネギから身体を離すと、ネギの唇に自分の唇を重ねた。
呆然とするネギ。
そして、ゆっくりと口を離し、あやかは恥じらいながら言った。
「ネギ先生、大好きですわ!!」

おしまい








>>705
元天子! おまえ趣味悪いんだよ!
あやかが汚いホームレスに犯されるSSなんて、読みたくねえよ
そんなことより、誰かネギきゅんとあやかの甘々SSきぼんぬ
712名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 16:51:00 ID:Kb0CCHlf
スク水、セーラー服上、ネコ耳、メガネのペアルックでエヴァとデートする事になるネギ
713名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 17:06:34 ID:gY/8npYk
天士ワロスw

>>712
SSにした場合には服装の描写が大変そうだな
714名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 17:28:49 ID:tgj1WI/h
-------------------------------------------------
------BIG・BOSSが他の漫画を7Pも丸トレス!----------
-------------------------------------------------

詳細は下のリンク

http://webapp.fedriz.com/~play-yan/cgi-bin/source/yan0187.jpg

------------------------------------------------------
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/erodoujin/1012640541/l50

本スレでの異常なまでの作者(本人の)援護

------------------------------------------------------

>459
>とにかく「やりゃ良いんだよやりゃ」なBIGBOSS作品なんだから、ストーリーなんかどうでもいいんだよ!
>とか考えてる漏れがいるw

>456
>トレースしようが、構図をパクろうが
>萌えてエロい恋人同士のHを描いてくれれば問題無し

>453
>ま、正直なところどっちでも良いから、もう少し刊行スピードを上げてくれると嬉しい。

------------------------------------------------------

BIG・BOSSは、自分の作品をトレスされても文句はいわないそうです。
さあ、みなさんBIG・BOSSをパクって売れる同人誌を作りましょう!
715名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 18:26:41 ID:/Dfi9csx
お前の趣味なんて誰も聞いてねぇよ>711
716名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 18:27:31 ID:EZYekn9N
ビブリオン×悪の魔法使いをお願いします
717天帝:2005/07/17(日) 18:30:22 ID:qq25h8qU
天帝は、ぐちゃぐちゃに汚されるいいんちょを読みたいが。。。
718天使:2005/07/17(日) 18:35:45 ID:TOvP/wC4
ゼンマイさんはまだ来てないの?
天使悲しいよ
719天帝:2005/07/17(日) 18:43:57 ID:qq25h8qU
天使の哀しさの価値って低いよな
720天使:2005/07/17(日) 18:45:20 ID:TOvP/wC4
うるせえ
721天才:2005/07/17(日) 19:18:05 ID:oOpxznCP
何なんだここは。
722天帝:2005/07/17(日) 19:19:58 ID:qq25h8qU
あヴぁろん
723天使 ◆Q9U9I11lwA :2005/07/17(日) 20:14:37 ID:cQ7He01d
雑談するのは迷惑だから止めたほうがいいと思うよ?
724天神:2005/07/17(日) 20:26:13 ID:yidnjuF3
何と愚かな奴らじゃ
貴様らに天の者を名乗る資格など無いわ!消えうせい!
725天師:2005/07/17(日) 20:34:06 ID:mhePbyv6
ちょwwwwおまwww天使一族増えすぎwwww
726名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 20:36:02 ID:EZYekn9N
とりあえずageとこ
727天祇:2005/07/17(日) 20:36:56 ID:U1y/sOu9
何でもありだなおいwww
728天津:2005/07/17(日) 20:51:10 ID:TdUlljni
>>670>>680>>727
再び住人が天使一族になる瞬間を見たw
729天資:2005/07/17(日) 20:57:03 ID:YBdxJl09
龍宮のSSキボン
730天市:2005/07/17(日) 20:59:26 ID:ch9ewgS8
おまい>>706の時の発言はww

春日美空SSキボン
731天祇:2005/07/17(日) 21:08:54 ID:U1y/sOu9
ここで>>610の続き、触手にたつみーとせっちゃんがヤられるのキボン
732天師:2005/07/17(日) 21:20:17 ID:knWqeGny
セロハンKoneeeeeeeee
733名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 22:07:57 ID:6fGiGDcQ
セロハンって誰だ?
734天字:2005/07/17(日) 22:32:40 ID:47hvgaEb
上の方で今日SS投下するとか言ってたコテハン。
735天地:2005/07/17(日) 22:36:41 ID:HT0SC2Q3
だが、書き込みが0時過ぎだったからな。
ひょっとしたら月曜日かもと期待してみる。あらゆる意味で。
736名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 22:43:08 ID:6fGiGDcQ
セロハンじゃなくて、ゼロハイだろ。
737天師:2005/07/17(日) 23:01:17 ID:W18NEBGU
>>735
確かにそれはあるかもしれん。
明日というのが寝た次の日という意味なら、0時過ぎに来るかもしれんな
738名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 23:21:02 ID:3D/hy6YF
セロハンだかゼロ杯じゃないけどさ、この雰囲気で投下しろって酷だし…
もうちょい投下しやすい空気にしてくれよ… 無駄に天○化しなくていいから
739名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 23:23:42 ID:6fGiGDcQ
>>738
いい事言うな。投下しやすい雰囲気にしてやろう
740名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 23:24:55 ID:w6vJ8cZ2
だが昨日見た限り、空気なんか気にしそうにないのだが。
いや、もちろん投下しやすい空気を。てのは賛成ですが
741名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 23:29:47 ID:6fGiGDcQ
投下しやすい雰囲気にするために、アイツの話題はアイツが来るまで避けよう。
742名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 23:30:33 ID:w6vJ8cZ2
分かった
743天使 ◆Q9U9I11lwA :2005/07/17(日) 23:31:58 ID:cQ7He01d
ゼロハイさんまだかよ
そろそろ天使演じるのも限界だぜ?
744名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 23:33:50 ID:6fGiGDcQ
>>743
空気嫁
745天津:2005/07/17(日) 23:33:59 ID:w6vJ8cZ2
>>743
この野郎、演じてるとか言ってんじゃねえ
746天使 ◆Q9U9I11lwA :2005/07/17(日) 23:34:02 ID:cQ7He01d
ごめんね…リロードしてれば>>741さんの提案に気づけたのに…
もうしないよ?天使はすごく反省してるよ?
747餃子:2005/07/17(日) 23:34:52 ID:HT0SC2Q3
天さん…!
748天津飯:2005/07/17(日) 23:36:59 ID:w6vJ8cZ2
餃子…!
749名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 23:40:05 ID:3D/hy6YF
おまいら…
750天使 ◆Q9U9I11lwA :2005/07/17(日) 23:40:38 ID:cQ7He01d
>>747-748
天使の大好きなホモの予感がするよ?
天使的には餃子攻めの天さん受けがいいな
751天使 ◆Q9U9I11lwA :2005/07/17(日) 23:52:04 ID:cQ7He01d
ごめんね…また調子に乗っちゃった…
迷惑かけないように今日はもう寝るね?
おやすみなさい、みんな
752名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 23:55:57 ID:3D/hy6YF
もう天使の存在は諦めてるけど、それに呼応してアホになる奴はやめてくれ…
753名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 00:06:40 ID:t2Q2LVu+
ここでとりあえず職人の降臨を願ってみるテスツ

おまいらが出現してほしい職人をランク付けしたら、どんなんなりますか?
754名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 00:11:05 ID:TNp6jSfF
ランク付けしなくても良かろうに…

イトミ氏はどこに?
755名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 00:16:12 ID:1+OYRiQO
好き好きがあるし、荒れる要因にもなるしね
一族が大量に出てきて荒れ放題の時に投下できる内村氏は尊敬すらするよ
まぁ、感想を書くことが重要かね。いなくなってから騒いでも遅いし…

そろそろ完成するので早いうちに続きを投下しますよ。
756天翅:2005/07/18(月) 00:33:49 ID:XNmAeWoS
ところでビブリオン×悪の魔法使いに操られたネギという構図が浮かんだので誰か書いてくれませんでしょうか。
あ。悪の元締めを超にするのもいいかも。
757名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 01:10:29 ID:mxV1WHz2
*― ―)内村さん、本当に書いてくれるとは感謝


内容は眼鏡っ娘VS眼鏡っ娘
「京都事変7、変革」
758「京都事変7、変革」 ◆FePZUCQ9Q6 :2005/07/18(月) 01:12:26 ID:mxV1WHz2
 妖怪たちの隠れ里からそれほど離れていない断崖に、無数の妖怪の影と少女とクラゲがいた。
「ふええっ、ふええっ、みんなぁ、どーちで、わたちぃ、ばっか、いじめるのぉ?」
 薄汚れた布を纏う少女は、涙と鼻水で顔をぐちゅぐちゅにしながら、背中に小さなピンクのクラ
ゲを隠していた。クラゲは山の奥で拾った見たこともない妖怪で、少女はそれに「みーちゃん」と
名付けて飼っていたが、ついに発見されてしまったのだ。
 事あるごとに虐待されていた少女は、無断で妖怪を飼っていたことを咎められ、他の少女たちに
崖に追い詰められた。
「わたちぃ、何か、悪いこと、したかぁ? したなら言ってぇ、あやまるからぁ」
 同族の妖怪たちに追い詰められる少女、しかし彼女が虐げられているのは、その恐ろしいまでの
才気によるものだった。彼女はその強大な能力をやがて開花させ、隠れ里の長に選ばれるだろうが、
今の性格は非好戦的―――どちらかと言えば臆病者である。
 同世代の少女たちは妬みと恐怖から少女を虐げ、ついに一線を越えた。

 少女とクラゲが、崖から突き落とされる――――その時、突風が吹いて少女たちを受けとめる。

 少女とクラゲは推推と風に運ばれ、一人の男の前で落ちた。
「驚いたわ。妖怪が集まって何するか思えば、同族を崖から落とすとは……」
 人間は美男子ではないが血筋の良さを思わせる、堂々たる風格が備わる風系魔法使いだった。
 名は三条千歳、数年後に関西呪術協会理事となる権力者の―――修行時代の姿である。
759「京都事変7、変革」 ◆FePZUCQ9Q6 :2005/07/18(月) 01:13:35 ID:mxV1WHz2
***関西総本山領域直前***
 無人のコンビニの前では、黒衣の男たちに1人の女が取り囲まれていた。
 その女は地味という言葉が服を着ているようだった。容姿を半減させる大きな眼鏡、最低限のメ
イク、鉄の表情、後ろで束ねただけの髪、当り障りのない紺のスーツ。
 男たちは神鳴流の京都守護師団、一部は英国の援軍にも派遣された戦闘部隊。
 装備した武具は「斬人」「斬岩」「斬鉄」「斬空」「斬妖」も容易く、七種の異なる呪詛を編み
込んだ対魔法衣は東洋や西洋の主流魔法から、僻地の古代精霊や呪詛神など、国内外の魔法系122
流派からの攻撃魔法に対応し、さらに魔法金属並の物理的強度を発揮する。
 そんな精鋭に囲まれた女は、しかし涼しい顔をして、師団を対魔法依ごと引き裂き始める。まる
で紙の人形を破いているように簡単に、剣士たちの死角に侵入して手刀で胴を切断し、蹴りの風圧
で頭を飛ばし、襲いくる真剣を素手で叩き折った。師団1人を始末する時間は約2秒。
「ひ、ひいいいいいぃぃぃぃぃぃ…………!」
 理解不能な顔をして絶叫する男の脳天を、女の拳が無慈悲に叩き割り、脳漿が飛び散る。
 京都守護師団を殲滅した女は、血の海の中を、返り血も浴びずに歩き始めた。
「やあ御園生くん、弱い者虐めをする気分はどのようなものだい?」
 ―――どこからともなく声が聞こえる。
760「京都事変7、変革」 ◆FePZUCQ9Q6 :2005/07/18(月) 01:15:21 ID:mxV1WHz2
「これは弱い者虐めではありません。私は戦士には魔法は使わず気のみで、魔法使いには持てる限
りの秘術を尽くし、まして、それが三条の敵であるならば全力で粉砕するのみ―――主たる御前様
の御心のままに、虐めに非ず、これは使命、いや、私の存在意義です。それに……」
 女は眼鏡のズレを直しながら付け加える。
「虐めとは、そもそも勝負事ではない、もっと一方的なものです」
「それは済まなかった」
「私如きには過ぎた御言葉です。高司様」
 光の帯が空中に広がり、その上に数万の三条・高司・華山院・東園寺連合軍が見える。沈黙の巨
大魔方陣は数分前に、総本山にいるさゆとふみによって解除されており、進軍の弊害は最早京都市
街地に潜んでいる少数の近衛家の術者のみである。軍はこれから近衛家の術者が潜む市街を殲滅し、
総本山に進軍して入山を果たし、新たな魔法協会の組織を立ち上げる。
「ところで御園生くん、なぜ君は上に来ないのだ? まあ三条翁は何も言っていないが、三条軍統
括指令官の君が1人、軍から離れたところにぽつんといるのは……どうも違和感があるのだが」
「私は高所恐怖症なのです。昔、崖から落とされたことがありまして」
「ええ? 近畿圏最高の「三条第1ビル」の最上階にいつもいるのに? 本当かい?」
「はい。私は目上の御方に嘘は申せません」
「でも、会議室じゃ普通の顔をしているよね?」
 御園生久美子は無表情なまま、少しだけ頬を赤らめる。
「窓に近づかないようにしています」
「ははは、それは知らなかった。まあ、人間1つぐらい弱みがあるほうが、可愛らしいものだよ」
 高司の念話の気配が消えたのを確認してから、久美子は、ふっ、と微笑んだ。
761「京都事変7、変革」 ◆FePZUCQ9Q6 :2005/07/18(月) 01:17:17 ID:mxV1WHz2
「可愛くても弱いならば、そんなものは、私は要らない」
 ざわ、と久美子の気配が妖しく変質し、隠していた妖物の気配が興奮により、人間の形から溢れ出
した。式神であるピンクのクラゲ「みーちゃん」が現れて、寄り添うように周囲を舞う。
 久美子は一瞬だけ無邪気な子供の笑みを浮かべて、愛しい式神を慰める。

「みーちゃん、わたちぃ、本当に大丈夫だからぁ。ありがとぅ。

 でもね」
 明るい表情が―――消失する。
「私は御前様に恩を返すため、完璧に限りなく近づかなければならない―――」
 攻撃が開始された。
 無数の光の矢が市街に降り注ぐのを眺めながら、久美子は千歳との出会いを思い出す。
 あれから30年が経過したが、それは激動の歴史だった。
 千歳の息子である雉乃は結婚して、千歳の孫娘こずえが誕生―――その後、雉乃は若くして死去
し、こずえも突然変死した。重なる喪失に千歳の心は弱り果て、かつての面影は失われていった。
 彼を支えることができなかった久美子は毎晩、自分の無力感と恩人の弱りゆく姿に涙で寝床を濡
らした。そして巫女との邂逅と同盟、巫女によるこずえの復活――――三条家の復興。
「……………」
 そして、戦争―――。
 この戦争が遂に、魔法使い社会の最高権威「近衛」に代わり「三条」の国を作る。
 久美子は作戦の全てを立案そして指揮し、関西の支部を爆破して英国を崩壊に導いた。その過程
で多くの人間が命を落としたし、これからも落とし続けるだろう。

「……………」

「む?」
 久美子はふと地下に妙な気配を感じ、思考に浸るのを中断して足元を睨んだ。
762「京都事変7、変革」 ◆FePZUCQ9Q6 :2005/07/18(月) 01:19:08 ID:mxV1WHz2
***関西総本山領域地下***
「やれやれ、女子寮では吸血鬼の大群から逃げて、臨時女子寮ではメテオの大群から逃げて京都に来
てみれば、今度は魔法使いの軍勢の一斉攻撃から逃走ときたもんだ。2度あることは3度あるってい
うけど、何回体験しても好きにはなれないな、こういう展開。身体がもたねーよ」
「ははは、拙者の日常では茶飯事でござるが、お主はこれ以上「こちら側」に関わるべきでないかも
知れないでござる。この件が決着したら……」
「ああ、言われなくても、私は手をひくよ」
 楓、千雨、カモはマンホールに飛び込んで光の矢による爆撃を逃れ、下水が流れる地下をゆっくり
と歩いていた。楓は千雨をおんぶし、千雨はパソコンなどが入ったリュックを背負い、カモは千雨の
頭に乗るという変則的な鏡餅のような集団である。
「さて、少し前方の様子を覗ってくるでござる。千雨殿はここでしばし、静かにしているでござるよ」
「言われなくても静かにしてるよ。早く戻ってきてくれよ……」
「これ、護身用の武器持っとけ。兄貴のコレクションで、けっこう高価なモノなんだぜ」
 カモは千雨に骨董品の魔法銃を渡した。千雨はその手の余る大きさの銃に戸惑いながらも、状況が
状況だけにしっかりとそれを受け取る。それを確認して、楓とカモが足音も立てずに姿を消した。
 千雨は銃を抱き締めるように持ちながら、1人ぽつんと楓たちを待つ。
「…………」
 下水の匂いが酷い。
 目の前をどろどろと流れている。
763「京都事変7、変革」 ◆FePZUCQ9Q6 :2005/07/18(月) 01:21:25 ID:mxV1WHz2
 地下に潜るのが一番安全だろうが、正直なところ匂いで鼻が曲がりそうで、不満はあった。本来な
ら華々しくネット界に君臨している「ちう」が、薄汚いマンホールの下に潜伏するなど考えられない。
 ただ、「ちうのホームページ」の常連ハンドルネーム「ナニワの騎士」などは、


ナニワの騎士> 敵にボコられてピンチのビブリオピンクタンの衣装見たい〜(><)
           ドロドロになったコスでもエエwwww〜 (2003/03/20-21:34:52) ID:ittarawado

ナニワの騎士> 今日の触手責めビブリオピンクタン( ;´Д`)ハアハア、ウッ。( ;´ε`)eroeroero
           でも関西は放送遅れまくりアイスワールド話題ネタバレ乙ableやhahahawwwwwwwwwww(死)
           ティムポ勃つようなピンチキタ━━ヽ(゚∀゚)ノ━━━!!!! (2003/03/27-20:14:12) ID:ittarawado

ナニワの騎士> ビブリオンが腐肉と蛆虫拷問受ける作品開発中、もう(><)二徹やでえ!
           上手くいけば全国のリョナ同志たちに映像で配布したいが・・・。。(ー ー)マジネムス
           あー、ちうたんのコスプレ写真でエネルギ充填せねば・・・ (2003/04/29-02:03:19) ID:ittarawado


 本気か冗談かはともかく、そんな書き込みをよくしていて、千雨も一枚ぐらいそのタイプの写真を
アップしてやろうか考えたが、実際にこんな状況下に置かれては堪らない。やむを得ず下水の中を逃
亡する正義のヒロインならともかく、千雨は妙な世界に少し触れただけの一般人なのだ。
764「京都事変7、変革」 ◆FePZUCQ9Q6 :2005/07/18(月) 01:23:42 ID:mxV1WHz2
 そんな下らない思考でも、今の千雨には良い暇殺しのツールになった。
 ぴちゃん、ぴちゃん、ぴちゃん。
 孤独の中、ただ水の音だけが聞こえ―――。


ごおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおぉぉ


「うわああああぁぁぁぁ!」
 轟音を立てて天井が破られて、道路のアスファルトやコンクリート片が千雨の前に雪崩れ込んでき
た。千雨は意味も分からずに悲鳴を上げて数メートル後退し、転倒して下水に落ちたことも気付かな
いほど動転していたが、魔法銃を構えることだけは忘れない。
「はああ、はああ、はああ、長瀬……おい! 長瀬! どこまで行ってんだよ! 戻ってきてくれ!」
 震える手で魔法銃を構える千雨。

 眼鏡をかけた地味な女性が、すっ、と、噴煙を割りながら現れる。

 衣装には人一倍厳しい千雨だから分かる。地味だが着こなすのは難しい紺のスーツを、見事に着こ
なしているその女が只者ではない―――しかし、外見はそれなりの能力の高さを覗えるが、天井を破
ってきたようにはどうしても見えない。というか、普通の範疇に入る女である。
「え……あ……?」
 あまりに場違いなその女を前に、千雨は困惑しながら銃を向けたが、女は、
「お前ではないな。紛らわしい」
 ドボッ、と―――
 千雨の腹を拳で貫いた。
 内臓が散った。
765「京都事変7、変革」 ◆FePZUCQ9Q6 :2005/07/18(月) 01:27:00 ID:mxV1WHz2
***関西総本山領域***
 腹に大穴があいた千雨はよろよろと、自分の内臓が飛び散った側壁にぶつかって、そのまま糸が切
れた人形のように崩れ落ちた。表情が消滅した顔の近くに、どさり、とカバンが虚しく落ちる。
 内臓が損失した穴からは血がどろりと流れ出して下水に混ざる。腹をぶち抜いた女は千雨に興味な
ど皆無の様子で、急いで戻ってきた楓の方を向いて、眼鏡の奥で目を細めた。

「ああ―――お前だったか。その「気配」は」

 楓とカモは呆然として、その女と、動かない千雨を前に立ち尽くす。
「千雨殿?」
「おい、楓の姐さん」
 千雨は腹をぶち抜かれていた。内臓の損傷は主に小腸、大腸、肝臓などだろう。壁にその一部らし
きものが貼り付いている。出血量は数リットル、下水に流れ込んでいるので正確な量は分からない。
千雨は意識は既にない。呼吸もしていないようで、胸がぴくりとも動いていない。
 女は、無表情のまま淡淡と告げる。

「そいつなら殺したぞ。私に銃を向けるとは御前様に向けるも同義、即ち不敬罪」

 その言葉に女の顔は歪まない。
「ふ? 不敬罪? 正気でござるか? お主」
766「京都事変7、変革」 ◆FePZUCQ9Q6 :2005/07/18(月) 01:28:57 ID:mxV1WHz2
 楓の顔が歪む。カモの顔も歪んだ。
 歪んでいく、ぎりぎりと、顔が、感情のままに歪んでいく。
 そして女の顔だけが歪まずに、むしろ清々しい。

「正気よ。ほら、耳を澄まして聞いてみさない。この変革の曲を」

 女は両手を、感じ取れる全てのものを吸収せんばかりに広げ、謳う。
 聞こえてくる、上から。
 聞こえてくる、壊れる音が。
 聞こえてくる、崩れる音が。
 人が、街が、在るモノ全てが根本から消滅していく、おぞましい音が。
 魔法使いたちに街中が蹂躙される音が。
 関係が崩れ去る音が、濁濁と耳に流れ込んでくる。
 「人間」と「魔法使い」。
 「人間」の前で、「魔法使い」は嗤い、そして「人間」に告げる。



「この国はもう、お前たちのものではない―――私たちのものだ」



 それはさらりとした、宣戦布告。 


767座薬 ◆LsUrNEsQeQ :2005/07/18(月) 01:29:51 ID:mxV1WHz2
*― ―) ではまた
768名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 01:32:15 ID:eFdtrcli
座薬キター!!GJ!
769名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 01:48:31 ID:m7rpy4vh
座薬氏GJです!!
770天神:2005/07/18(月) 01:59:28 ID:N+wIRxIo
うむ、大儀であった
ゆっくり休むがよい
771イトミ ◆DEP4IVx7X6 :2005/07/18(月) 02:03:29 ID:nkBRcnEF
どうも、お久し振りです。完結編を投下します。
772イトミ ◆DEP4IVx7X6 :2005/07/18(月) 02:04:03 ID:nkBRcnEF
>>206

「さて、こやつはメカであるよ……どうするでござるか?」
目を少し開き、真名に向かい聞く楓。
尋ねられた真名は、懐から何か小さな機械を出して答える。
「これを使う」
真名は、手に持つパーツを楓に差し出す。
「これは……?」
差し出された楓もそれを受け取り、パーツを眺める。
「拙者、機械はからきしでござる。説明してはくれぬか?」
「ふむ、私もからきしだが、葉加瀬から聞いた話だと『感覚を生み出す試作品』だそうだ」
「こんな小さな機械がねぇ……」
マジマジとその試作品を見つめる楓。
「しかしお主、葉加瀬からこんなモノをよく手に入れられたでござるな」
言い終わるや、パーツを投げて返す楓。
真名は難無くそれを受け取り、その手荒い扱いに小言を言う。
「おい、貴重なモノだから、丁重に扱えよ」
「そりゃ申し訳無かったでござるよ」
「まあいい。それで貰えた理由だったな」
彼女は、手の上でパーツを弄びながら話し始める。
「いや、簡単な交渉だったよ。後ろから動けない様に捻りあげて銃で脅したらすぐ出したよ」
その台詞を聞き、失笑を隠しきれない楓。
「あまりスムーズでは無いでござるよ、お主らしくもない……」
773イトミ ◆DEP4IVx7X6 :2005/07/18(月) 02:04:50 ID:nkBRcnEF
>>772

楓から諫められるも、真名は暗い笑みを浮かべて答える。
「まあ、何か言われても困るからな……」
言うと、指で銃の形を作り側頭部を指差し……
「ドン!!……さ」
と、撃つフリをする。
「あちゃ……殺っちゃったでござるか……」
顔を手で押えて、肩を落とし落胆した様に言う楓。
「委員長に菊の花を買わせに行くのは心苦しいがな」
「それぐらいは自分でするがいいでござるよ」
「……めんどくさいな」
呑気にカラカラと笑いながら、恐ろしい事をサラリと言ってのける真名。
「それじゃ、取り付けるか」
更に距離を詰める真名。
その対象である茶々丸は、うわ言のように『マスター』と呟いてやまない。
「マスターマスターマスターマスター…………ワタシハカラクリチャチャマルマスターノシモベドウスレバマスターノオヤクニタテルノデスカ?」
この様子を見て、楓はボソッと漏らす。
「これは、もうそれを付ける必要無いのではござらんか……?」
「ハハッ、そうかもな……だが、これを使わなきゃ死んだアイツも浮かばれまいよ」
ニヤリと笑みを浮かべながら、そう告げる真名。
「自分で殺しといて、よく言う……」
苦々しげに呟く楓。
774イトミ ◆DEP4IVx7X6 :2005/07/18(月) 02:05:20 ID:nkBRcnEF
>>773

「確か、この辺だったかな……?」
そう言うと真名は、茶々丸の服をはぎ取り、女性の秘部に当たる部分へとパーツを挿入する。
「ん……深いな」
少し戸惑いながら、指を進めていく真名。
彼女の目に、あまりの深さを不審に思う色が出ていた。
しかし、カチッという音がすると、茶々丸と真名両者共に目の色が変わった。
「ふ……あぁぁぁ……なに……これ……ぇ……?」
「世界が広がったか?」
クイクイと、秘部に差し込んだ指を動かして聞く真名。
茶々丸は、その指の動きに合わせて喘ぎ声をあげる。
「ほおっ……これはなかなかでござるなぁ……」
楓も茶々丸のあまりの反応に驚きを隠さない。
彼女は面白そうに笑みを浮かべ、スッスッと足袋が床を擦る音を立てておもむろに茶々丸に近付く。
そして、茶々丸の胸部に手を這わせた。
「ひぅッ!!」
瞬間、彼女は悲鳴とも喘ぎとも採れる大きな声をあげた。
どうやら、『感覚を生み出す』という葉加瀬の触込みは言葉通りらしく、彼女は人間が如く胸を触られて感じてしまった様だ。
もちろん、真名の指は絶えず彼女を喘がせている。
そして、楓が胸に与える刺激がその音量を増幅していた。
775イトミ ◆DEP4IVx7X6 :2005/07/18(月) 02:05:51 ID:nkBRcnEF
>>774

「ふ……ぅぅッ……こ……ん……なの……ヒート……し……ちゃ……くふぅぅぅッ!!」
四肢を失いながらも、胴体を揺らして反応をする茶々丸。
彼女は必死になって、与えられる快楽に反抗しようとしている。
そんな彼女を見て、楓と真名は微笑んでいた。
その笑みは、深く、暗く、そして何よりも朗らかだった。
「ククク……これが《闇の福音》のミニステルか……良いザマだな……ハハハッ!!」
「確かに少し情けないでござるな、茶々丸殿。あのスクナの動きを止めたとは到底思えんでござる」
真名はそう言いながら更に秘部をいじくりまわす動きを早める。
楓も同じように胸をいじる(と言っても、撫でるだけなのだが)動きを早めはじめた。
二人の動きは通じ合ったかの様に正確で、茶々丸の反応は言うまでもなく強くなっていった。
「もういやぁ!!もう……やめ……てぇ……」
長時間の責めに音を上げる彼女の目の前に、秘部を捏ね回していた真名がその指を見せた。
その指を見て茶々丸は愕然とした。
「そ……んな……ハズ……」
そこには有るハズの無い茶々丸の愛液が、イヤらしく輝いていた。
776イトミ ◆DEP4IVx7X6 :2005/07/18(月) 02:06:38 ID:nkBRcnEF
>>775

「これを見る限り、確かにお前の設計者は天才だったな。全く……手にかけたのが惜しまれるよ、ハハハッ!!」
「ほお……関節の接合部を除けば、これは完璧な人間でござるな……」
楓もそれを見て、秘部からその粘液を興味深げに指ですくう。
彼女の体型に見合った細さと、身長の高さに見合った長さを保った指をその秘部に差し込むと、クチュリと液体の性質にあった粘性の音がした。
「ひぐぅッ……」
「ふむ、確かに濡れてるでござるな……試作品とは言えども、効果は適面だったようでござるな」
「のようだな……ん?」
楓に答えながら、時計を見た真名は表情を曇らせる。
「もう時間が無いな……楓」
「あい?」
「壊すぞ」
楓はその言葉を聞くや、秘部に差し込んでいた指の本数を増やした。
「ひぁぁぁッ!!」
指が増やされると、茶々丸の頭はガクガクと震え、その目は見開かれ、口はだらしなく開きっ放しのまま涎をタラタラと流していた。
「こ……んな……こんなの……もう……だ……めぇ……」
楓の責めで既に限界寸前だろう茶々丸の胸に、ダメ押しとばかりに真名は手を置く。
777イトミ ◆DEP4IVx7X6 :2005/07/18(月) 02:07:18 ID:nkBRcnEF
>>776

「ダッ……メェッ!!もう……もうッッ!!」
必死に、二人の呪縛にも近い責めから逃れようとする茶々丸だが、四肢を失った首と胴体だけの姿ではそんなコトは到底適わず、ただただ首をブンブンと振る事しかできなかった。
「ああぁぁぁぁッッッ!!」
茶々丸は二人の長い長い責めに絶頂へと達した。
「イッたでござるか……」
「いや、正確には……崩壊した……だ」
機械という存在でいながら、人間の絶頂に導かれた彼女は、体内の感覚素子が知覚する情報量の許容量を越えてしまい、崩壊してしまった。
「ガ……ギ……ギ……」
目に最早光は無く、彼女の声帯のみが、声にならない声を出そうとしているだけになっていた。
「拙者はこれでお暇でござる」
「ああ、助かったよ」
壊れた茶々丸を後ろに、二人は何ごとも無かったかの様に会話をする。
「では!!」
「……じゃあな」
掛け声と共に消えてしまった楓に、聞こえるかわからない別れの挨拶を言い、真名は茶々丸を見た。
「あとはこいつを……」
778イトミ ◆DEP4IVx7X6 :2005/07/18(月) 02:07:56 ID:nkBRcnEF
>>777

茶々丸が家を離れてから数時間経った頃、場所はエヴァンジェリン邸。
一人出掛けた茶々丸の事を心配していたエヴァがそこにいた。
そわそわと落ち着き無く家の中を歩き回るエヴァ。
彼女は不安で仕方がなかった。
魔力が封印されている以上、パートナーである茶々丸がいないのは、彼女の不安を掻き立てるのには充分な事態なのだろう。
「茶々丸……」
彼女がそう呟いた瞬間、玄関口で『ゴトッ』という重たい音が鳴った。
「……なんだ?」
不審に思いつつも玄関まで行き、その扉を開けるとそこには大きめのケースがあった。
そのケースの蓋には英語で彼女の本名が記されており、さらに微かながら血の匂いもした。
「な……んだろう?……ん……重いな……」
苦労しながらも、そのケースを部屋に入れて蓋を開ける。
そこには……

「イヤアアァァァァッッッ!!!!」

茶々丸と聡美の首が並べられて置いてあった……
779イトミ ◆DEP4IVx7X6 :2005/07/18(月) 02:08:25 ID:nkBRcnEF
>>778

龍宮神社
境内には仕事着を身に着けた真名がいた。
懐から携帯電話を取り出し、番号を押す。
相手は今回の依頼主。
「もしもし、私だ」
『おお、しかして首尾は?』
「首に仕掛けておいた通信機から悲鳴を確認した。もう立ち直れないだろう」
『ふむ、よくやってくれた。いつもの口座に振り込んでおこう』
「頼んだぞ」
通話を終え電話を懐に戻して、今度はそこから通信機を取り出し周波数を合わせる。
聞こえてくるのは、エヴァの声。
『茶々丸……ちゃ……ちゃ……ま……るぅ……』
それだけ聞いて満足したのか、彼女は通信機の電源を落とす。
「フフフ……ハハハッ……ハーッハッハッハッ!!」
龍宮神社に真名の高らかな笑いが響いた。
780イトミ ◆DEP4IVx7X6 :2005/07/18(月) 02:10:22 ID:nkBRcnEF
長い間お待たせして、申し訳ありませんでした。今回の話はこれで完結です。
次は誰かな……
781名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 02:16:53 ID:QBWw7rIO
それはそうと、柿×詠春をキボン
782名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 02:28:56 ID:Pm9wAqo7
fateとネギまってどっちがおもろい?
783名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 02:36:01 ID:4Tyc0S73
どっちもそれぞれファンと厨とアンチが大量につくほど面白い
784名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 02:39:19 ID:eFdtrcli
>>イトミ氏
待ってました、GJ!
龍宮コワ…


   〃∩ ∧_∧
   ⊂⌒( 个 ,个)   はいはいパーンっと >>781
     `ヽっ/⌒/⌒/c     
         ⌒ ⌒
785座薬 ◆LsUrNEsQeQ :2005/07/18(月) 02:48:24 ID:mxV1WHz2
>>780
*― ―) イトミさんGJ
容赦なく、かつ爽快
見習わせていただきます
786名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 02:57:40 ID:tgc1HNC5
gj!
いじめ擦れにもこれ投下してみてはいかが?
787418です:2005/07/18(月) 03:15:08 ID:HDBlpddH
「或る退魔師の夜」なんですが、続き出来ましたので投下します。
788名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 03:16:34 ID:HDBlpddH
「或る退魔師の夜」第四話

「…伝言だと?」 龍宮はすぐに気を取り直し、目の前の怪物を睨みつけた。
スライムは口元をニヤリと歪め、何事か言おうとした。しかし、次の瞬間には、スライムは人間の形をとってはいなかった。
ザシュッ!
スライムが斬り裂かれる音だけが響き、続いてその場に崩れ落ちた。
「刹那…。いつの間に入った。」
「お前が敵の会話に乗っている間に、最初の手筈通り、屋根裏からだ。らしくないな。龍宮。敵の会話に乗って動揺するなんて。」
刹那は、前回木乃香の姿をとったスライム相手に不覚をとったことを彼女なりに、教訓にしていたらしい。
その刹那が斬り伏せたスライムはじぶじぶと床に崩れ、今は既に液状に変わっていた。
崩れていくスライムを眺めながら、龍宮はすまない、とだけ答えた。床にスライムが染み込んでいくように消えていく。
このまま消滅するかと思われた液状のスライムが、不意に先程の少年の顔をとった。その顔はやはり邪悪な笑みだった。
789名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 03:17:38 ID:EDkuuP4Y
猟奇的な葱魔スレの方がいいかも?
790名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 03:19:14 ID:HDBlpddH
「オレタチィ…ノ、主ハ、ワスレテイナイ…。」
「主…?誰のことだ?」
「龍宮!」
またも敵の会話にのりそうになった龍宮を、刹那が一喝する。一瞬で我に返った龍宮は、二丁の銃の引き金を引いた。
通常の弾ならば、この軟体の生物に効く筈は無い。
だが、魔力を込めた弾は、スライムに確実に止めを刺した。スライムは、愈々消滅するその時まで、気味の悪い笑みを止めなかった。
龍宮は、そのスライムが消えた後もしばらくは深く考えこむようにして、その場に立ち尽くしていた。
「主だの、伝言だの云っていたが…。」
「惑わされるな、龍宮。私たちに恨みを持つ者など、数えていたらきりがないだろう。」
刹那にそう諭されたが、龍宮はどこかに引っかかるものを感じた。スライムの云っていた主とやら、伝言やらも、もちろん気にはなっていた。しかし…。
龍宮が思案している間に、刹那は通信機で依頼が達成したことを報告し、撤収する準備を終えたようだった。
龍宮は首を振るようにしてとりとめのつかない考えを振り切ると、刹那とともにこの場を去ることにした。
時間として一時間と立たない間のやり取りであった筈だが、龍宮は気だるい疲労に包まれていた。
791名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 03:20:17 ID:HDBlpddH
隣を歩いている筈の刹那の歩く気配でさえも、ぼんやりとしか感じられなかった。
「会話に乗るのはいいがな、龍宮。」不意に刹那が口を開いた。
「余裕を持ちすぎるのは、お前の悪い癖であると、私は思うぞ。」
刹那は龍宮が、まだ余裕の中に招いた油断であると思っているらしかった。
刹那は、最近めっきりとかわいくなったと思う。いや、正確に言えば明るくなったと言うべきか。
以前は寡黙な、剣の道一筋で、口数ももっと少なかったように思う。のみならず、クラスメイトたちに以前よりも打ち解けている。そんな風に龍宮の目には見えた。
これも「お嬢様」のおかげかな、と龍宮は思った。
刹那と別れると、龍宮はとりあえず自分のねぐらである、自室に戻った。しかし、心の中に立ちこもった霧は未だに晴れてはいなかった。
ふう、と龍宮はひとつ溜め息をつくと、浴室に向かった。
少しばかり汗もかいていたが、それ以上にこの気持ちをきれいに洗い流すのにはシャワーでも浴びる他はなかった、というのが本当のところだった。
一糸纏わぬ姿になった龍宮の体を、心地よい温度の湯が滑り落ちてゆく。
792名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 03:22:01 ID:HDBlpddH
シャワーを浴びながら、ふと自分の体に目をやった。クラスで何番目かに入る自らの胸が目に入った。その先端を少しずつ指で撫で回していく。
「…ふぅ…っ…」
ゆっくりと撫でていくうちに先端がピンと固くなってきた。体の中が上気するような熱さが、龍宮のなかで広がっていく。
先程までのぼんやりした不安に変わり、今はその熱が龍宮の意識を支配していた。
自身の知らぬ間に、片手は既に自分の秘部へと伸びていた。円を描くように撫でていた指が、徐々にその速度を上げる。
龍宮のそこからは既にじっとりと愛液が滲み出ていた。指の速度に伴うように、快感がこみ上げてくる。
「…ンンッ…はあっ…ああっ…」
自身の指は止まらない。いや、止められない。
龍宮はあっという間に快楽の虜になっていた。片手は胸に。余るもう片手は自らの秘部にあてられ、ただ更なる快感を得ようと動いていた。
シャワーの音に混じり、愛液のぐちゅっ、ぷちゅっ、という音が淫靡に響いていた。その愛液の分泌はさらに激しくなり、音も大きさを増していく。
そのなんともいえない恥ずかしさに、龍宮は酔っていた。
不意に指が、皮に隠れたクリトリスにあたった。痺れるような快感が、龍宮の体中に駆け巡った。が、手を止めることはなかった。
はぁ、と息を一瞬整えるようにしただけだった。それよりも更なる快感を、彼女は求めた。クリトリスをさっきよりも少しだけ強く愛撫する。
「あっ…んんっ……っ!!」
あっけなく龍宮は達した。びくっびくっと、二三度けいれんすると、その場にへたり、と座り込んだ。
はぁ…はぁ…と荒い息を整えていたが、やがてそれは、はあぁ…と深い溜め息に変わった。
「…何やってんだ、私は…。」もう一度龍宮は深い溜め息をついた。
793名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 03:23:20 ID:HDBlpddH
それは、シャワーを浴びる前よりも深い溜め息だった。
シャワーからあがり、時計を見た。
朝までにはまだ少し時間があった。少しでも頭を休めるべく、龍宮は横になった。
それでもとりとめの無い考えが、浮かんでは消えてゆく。
あのスライムの言っていたことは一体なんだったのか。
そもそもスライム一匹相手の仕事に、刹那と二人も駆り出して、周到に準備する必要があったのか。
刹那もなぜ、かたくなに話を聞かなかったのか。せめて最後まで…。
そうやってじょじょに、龍宮の意識は深い眠りの途についた。

794名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 03:26:27 ID:HDBlpddH
とりあえずここまでです。今回の投下で終わらすはずが、長期化…。
ご意見ご感想ありましたらお願いします。
795天井:2005/07/18(月) 03:34:39 ID:8umJtOz7
甲である。
796名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 03:37:23 ID:e8uoWRDi
今日は職人さんの投下がいっぱいある日ですね。
職人の皆様GJです!
>>787さん
せっかくいいSSをお書きになるのですから、
コテハンとかはいかがでしょうか?
もちろん無理にとは申しませんが。



>>795
てめえ、天井コラ!
>甲である。
じゃねーよ、変なGJするんじゃねえ
797名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 06:31:38 ID:P6Gq+ViB
みんなGJ!
あの空気の中、よく投下したと思う。
798天使 ◆Q9U9I11lwA :2005/07/18(月) 09:53:49 ID:UPI2PZFt
おはよう、みんな!
今日は気持ちがいい朝だね
それにいっぱいSSが投下してあって天使はすごくうれしいよ?
799ゼロハイ ◆OOcb0Lb.R. :2005/07/18(月) 12:48:01 ID:oHS63mAU
すみません。昨日小説を投下すると言っていたゼロハイ何ですが…
何やら「バーボンハウス」?というものにひっかかってしまって投下出来ません…
OCNは接続できないみたぃで…今携帯から書き込んでいます。
解除されてから投下したいと思いますので。
800787です:2005/07/18(月) 14:45:41 ID:l0piRgeM
>796
コテハンは、もう少し精進してからにしたいと思います。まだまだ未熟者ですし…。
801ゼロハイ ◆OOcb0Lb.R. :2005/07/18(月) 14:56:12 ID:oHS63mAU
バーボンハウスというものはどうやったら解除されるのですか?
802楽麻 ◆jjWTI8ewtY :2005/07/18(月) 15:50:44 ID:ApuXYDOL
ここまで更新。

>>563
対応しました。
803名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 16:06:24 ID:TNp6jSfF
>>802

毎度のことながらお疲れ様です
804名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 16:08:46 ID:wdSLjTY/
座薬氏のSSの関係相関図、誰か教えてくれん?
805796:2005/07/18(月) 16:12:23 ID:Lwe03Sfi
>>800
そうですか、分かりました。

>>802
お疲れ様です。
806名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 16:18:55 ID:pfKf8AUJ
>>801
やあ (´・ω・`)
ようこそ、ネギま!エロパロスレへ。
このレスはサービスだから、まず見て落ち着いて欲しい。

うん、エロパロスレなんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

でも、このレスを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした空気の中で、そういう質問を忘れないで欲しい
そう思って、このレスを書き込んたんだ。

じゃあ、注文を聞こうか。

すみませんがエロパロ板で職人がコテハン名乗って質問すると、
取り返しのつかない事態になる恐れ(○HiME)があるので、
↓で聞いてください。

http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/qa/1121603698/l50
807ゼロハイ ◆OOcb0Lb.R. :2005/07/18(月) 16:25:03 ID:oHS63mAU
>>806
コテで質問はダメだったんですか。すみません。初心者だったもので…
解除されるまで待ちます。
808イトミ ◆DEP4IVx7X6 :2005/07/18(月) 17:34:29 ID:nkBRcnEF
>>785
座薬さんにそう言ってもらえるとは光栄です。

>>786
いじめは双子までは見てました(双子の時は書いた)けどそれがピークだったように思います。
今の茶々丸いじめなんて、もう……
809ビロード ◆Csm916d3zY :2005/07/18(月) 17:55:45 ID:7an8dOFr
これから亜子の搾精SSを投下します。
見たくない人はスルーでお願いします。
810ビロード ◆Csm916d3zY :2005/07/18(月) 17:56:57 ID:7an8dOFr
搾精編・亜子

その日、和泉亜子は最高に気分がよかった。
「ふっふっふ〜ん、今日の当番はウチやで〜♪」
誰に言うでもなく、ついつい独り言を口走ってしまう。
そう、ついにこの日の搾精当番のくじ引きで、見事亜子が当たりを引いたのだ。
亜子のテンションは最高潮に達し、これ以上の喜びはないようにも見える。
念願の搾精当番になったのだから仕方ない。そのせいか、何をしていても顔がにやけてしまう。
「しかも今日のために、とびっきりのアレを用意しとるんや〜♪」
何やら意味深なことを言う亜子。
「じゃネギ君、放課後になったら保健室に来てほしいねん。ウチ、待ってるからな〜♪」
亜子は保健委員の仕事をするべく、保健室へと走っていった。

放課後になり、ネギは保健室へと向かった。
「和泉さんはどんなテクニックで搾ってくれるのかなー(・∀・)ニヤニヤ」
実際、ネギは搾精が本当に楽しみになっていた。確かに最初の頃は戸惑いがあった。
しかし、回を重ねるごとに段々と慣れていった。しかも気持ちいい。
自分のクラスの生徒にしごかれることが快感にもなってきた。(ちょっと危ない)
最近では搾精をしないと一日が終わらない、というレベルに達している。
そんなこんなで保健室に到着した。コンコンと扉をノックする。
「失礼しまーす…、って和泉さん!?」
811ビロード ◆Csm916d3zY :2005/07/18(月) 17:57:25 ID:7an8dOFr
そこには超ミニスカのナース服を着て、大きな注射器を持った亜子がいた。
いわゆる※仮契約のカードの格好である。
あまりの光景にネギは呆然と立ちつくしてしまい、言葉も出ない。
「あっ、ネギ君来たんや。待っとったで。」
「な…何て格好してるんですかあああああああああっ!!!」
「ネギ君のために着たんやけど…似合わへん?」
にぱっと笑みを浮かべながら亜子はネギに尋ねた。
「い…い、いやそんなことはありません、よく似合ってますってかどこからそんな衣装を!?」
ネギは至極当然の質問をした。自分のクラスの教え子がこんな格好をしていたら誰だって驚くだろう。
「これなー、先週秋葉原で買ってきたんよ。ネギ君のためにやで。」
「え…秋葉原って、家電量販店が多くある街なんじゃ…?」
「最近じゃ、こういうもんを売ってる店の方がたくさんあるんよ。」
亜子はくるっとその場で一回転してみせた。一方のネギは目のやり場に困っている。
「あ…あの…和泉さん、僕のために…そこまで……」
口をモゴモゴさせながら俯くネギを亜子はじっと見つめていた。
ふとネギのズボンを見てみると、亜子はある異変に気付いた。
「あー、ネギ君、ウチのコスプレで興奮したんか?ここ、大きくなっとるで。」
そう言って亜子はネギの股間を指差した。そこではネギの逸物がズボンの下で自己主張をしていた。
「!!?…あ…あ、あの…その……す、すみません…………」
「謝ることあらへんよ。じゃあネギ君、そろそろ始めよっか。おちんちん苦しそうやし。」
「あううぅ…和泉さん、お願いします…」
812ビロード ◆Csm916d3zY :2005/07/18(月) 17:58:00 ID:7an8dOFr
「あは♪なんや…もうこんなに堅くして…」
「ちょ……ちょっと、和泉さん……!あっう…く!」
「ダーメ、亜子って呼んでや♪」
「ううぅ…くふぅ…あ、亜子さん…」
「ふふふ…凄く…熱くなっとる…ビクビクって脈動してて…こんなに大きいんやな……」
亜子はネギのの耳元で囁きながら熱い吐息を吹きかけてくる。耳がこそばゆくて背筋がゾクゾクする。
そのまま亜子はベルトをはずし、ズボンを脱がしていく。
「あ…すごーい…こんなにテント張ってて……窮屈そうやな………」
トランクス越しのネギの怒張を物珍しそうに眺めて、なんだか亜子は妙に楽しそうにしている。
確かにさっきから、ネギの逸物は興奮しきってそそり立っている。
そして亜子の顔がネギの股間のすぐそこまで迫ってきていた。
その視線のせいで更に興奮したのか、ネギのペニスはビクンと大きく震えた。
とめどなく先走りを溢れさせ、さっきよりも堅く勃起する。
「あ…なんだか動いたみたいや…まだ何にもしてへんのに…ひょっとして、見られて興奮してるんか?」
「っち…ちが…います…」
「そう?…まあええわ…どうせすぐわかることやし…くすくす…」
「え?」
妖しく微笑んで亜子はネギのトランクスに手を掛け、脱がそうとしてきた。
亜子の白くて細い指がゆっくりとスライドしていく。
「ちょ……ちょっとストップ!亜子さん、待ってください!!」
「……ダ〜メ♪…もう遅いで…ほ〜ら、脱ぎ脱ぎしような〜」
「わ!わぁ〜〜〜!!まだ心の準備が〜〜!!」
813ビロード ◆Csm916d3zY :2005/07/18(月) 17:59:09 ID:7an8dOFr
ついに最後の牙城であるトランクスも亜子の手によって脱がされてしまった。
「うわぁ……これが男の子の……凄い……ビンビンにそそり立って…脈打ってる…」
「…って、うわああああ!!頼むから見ないでください〜〜亜子さん!!」
「…くすくす…大丈夫…見るだけなんて酷いことはせえへんよ…ちゃ〜んと気持ちよくして…あ・げ・る…」
そう言って亜子は優しくネギの怒張を手の中に包み、上下に扱き始めた。
その瞬間、まるで全身に電気が走ったような感覚と快感に襲われ、目の前が真っ白になった。
「うぁ!はっああ…くぅ…あ…亜子…さん…!!」
「…男の子って…こうやってしてあげると…気持ちええんやろ…ね…どうなん?気持ちええ?」
「う…うぁ…き…気持ちいい…気持ちいいです、亜子さん!!」
「ふふふ…それじゃ、こっちの袋の方も揉んであげるな……」

ふにゃ…ふにゃ…ふにゃ…こね…こね…
814ビロード ◆Csm916d3zY :2005/07/18(月) 17:59:31 ID:7an8dOFr
亜子は右手で竿を扱きつつ、左手で袋の部分を優しく触ってきた。
その行為が更にネギの快感を高め、より怒張の硬度が増していく。
そして竿の方もただ上下に扱くだけではなかった。
角度を変えて摩擦したり、時には円運動を加えたりして快楽の度合いを変えていく。
亀頭から流れ出す先走り汁はさらに滑りをよくし、手の勢いが増していく。
ネギはその連続した快楽の連続にすぐ達してしまいそうになった。
しかし、その度に亜子は動きを止めるので達しさせてくれない。
ネギは亜子から気が狂うのではないかと思うほどの快楽に溺れつつあることを感じていた。
そんな亜子の絶妙なテクニックとツボに嵌ったコスプレ衣装に、ついにネギの逸物にも限界の時が来た。
「ううぅ…はぁう…あ…亜子さん…も、もうダメです…」
「そうか…限界が来たんやな…なら、試験管に…思いっきり出してや!!」
僅かにペースを上げて、亜子は右手に力をこめた。左手には試験管を持っている。
ペニスの奥から煮えたぎるように熱いものが湧き上がってくる。そして…
「あ、ああう…くっ…あ、亜子さん!!」
亜子は試験管を邪魔にならないように亀頭の先端に当てた。
ネギは腰をガクガクさせ、痙攣しながらも試験管の中に大量の精液を放出した。
「はぁ…はぁ……ふぅ…ふぅ………」
ネギは全ての力が抜けたように椅子にもたれ掛かり、軽く気を失っていた。
815ビロード ◆Csm916d3zY :2005/07/18(月) 17:59:53 ID:7an8dOFr
「ネギ君お疲れー。ようがんばったな。」
ネギがようやく落ち着きを取り戻すと、亜子はすでに制服に着替えていた。
「あ…亜子さん、もう着替えたんですか」
「そうやよ。ついでにネギ君のズボンも穿かせてあげたで。」
言われてみると脱がされたはずのズボンが元通りになっている。
ネギはまさかと思いながらも、一応聞いてみた。
「…ということは……トランクスも……?」
「そうや♪」
「……そ、そそそれぐらい、ぼ、ぼ僕一人で出来ますからっ!」(ボッ)
ネギはこれ以上ないくらいに顔を真っ赤にした。
どうも搾精には慣れても、まだこういうことには慣れていないようだ。
「じゃ、ウチは寮に帰るわ。ゆーなとか待ってるし。」
ナース服をたたんで鞄の中に入れ、亜子は教室のドアに向かった。
帰り際に亜子はネギに向かってこう言った。
「2週目の時にはもっとすごいコスプレするから、楽しみにしててな〜♪」
「………………」
その場に凍り付いてしまったネギなのでした。

THE END
816ビロード ◆Csm916d3zY :2005/07/18(月) 18:00:09 ID:7an8dOFr
あとがき
やっぱり1週間ぐらいかかっちゃいますね。
ちなみに、※仮契約のカードの格好がわからない方は、
ttp://www.negima.ne.jp/release.html#12
このページの「輝く君へ」の欄を見ればわかるかと。
秋葉原にあのナース服が売っていたという設定でお願いします。
予定では、搾精シリーズがひと段落ついたら、ネギ×クラスメートの
甘々SSでも書こうかと思ってます。次は真名の搾精です。
ではでは。
817名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 18:25:19 ID:WVr6YItD
座薬氏の投下作品の保管サイトはないですか?
このスレを読んで、過去ログを読みたいところだけど、
2ちゃんねるビューアに久々にログインしようと思ったら
弾かれるし・・・
818名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 18:30:18 ID:22I2KB22
ネギま!ノベルゲーム製作所(だっけ?)に行けばあるよ。
819名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 18:37:51 ID:eFdtrcli
>>817
>>3のSS保管庫行けば読めますよ。
820名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 18:46:40 ID:nnW0vGI2
今SS書いてるんですけど、ネギの一人称視点中心と三人称は
どっちが読みやすいでしょうか?
821名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 18:47:09 ID:WVr6YItD
>>818
テンプレの保管庫にありましたね。有難うございます。
見つけられました。多謝!
では失礼。
822名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 18:48:17 ID:WVr6YItD
すいません。819さんも有難うございますー。
823名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 20:53:36 ID:bHETRtWv
亜子搾精GJすぎ!! 萌え死にしそうになりました(≧ワ≦)
824天資:2005/07/18(月) 20:56:28 ID:3+HkG/Fw
あげんなハゲ
825名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 21:01:09 ID:bHETRtWv
じゃあsageときます
826名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 21:02:36 ID:bHETRtWv
sage
827天津:2005/07/18(月) 21:04:20 ID:bqFcsbve
>>823
その絵文字キモッ!
ageんなヴォケ
828天資:2005/07/18(月) 21:44:58 ID:3+HkG/Fw
ちょw ID:bHETRtWv いっぺん芯で来い!
829天祇:2005/07/18(月) 21:56:25 ID:TNp6jSfF
まぁまぁ皆さん


夏ですから?
830天津:2005/07/18(月) 22:01:52 ID:GLgOTKrN
そうですね
831天使 ◆Q9U9I11lwA :2005/07/18(月) 22:16:33 ID:UPI2PZFt
>>820
天使は自分の一番書きやすいスタイルを貫くことが一番大切だと思うんだ
内容に関しては住民の意見をある程度反映させるべきかもしれないけど
そういった根本的な書式等に関しては、自分が書きやすい方を選んだほうがいいよと思うよ?
そのほうが良い作品になるんじゃないかな?
これは余談だけど、そのSSってもちろんホモだよね?
天使はホモが読みたくってウズウズしてるよ?ウズラよりもウズウズしてるよ?
このままじゃ死んじゃうよ?早く誰かホモ書いてね?
そうしないと天使が天使じゃいられなくなっちゃうんだ…
832名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 22:40:04 ID:dcSbgPUl
>>831
返答有難う。もちろん後半部分は見なかったことにして良いんだよね?
833名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 22:47:18 ID:0bnUdqFu
ネギのショタに住民は反応する。
なら性欲を持て余した小太郎に汚されるネギでも反応するんかね。

…いや、責める側が3−A(他女子含む)であることが重要なのか。
つうと、千鶴(小太郎×ネギ)とかなら拒否反応少ない?
834名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 22:58:11 ID:yjcNbtH1
>>ビロード氏
GJ!
でも原作ではネギははじめから「亜子さん」って呼んでた気がする
835天使 ◆Q9U9I11lwA :2005/07/18(月) 23:10:24 ID:UPI2PZFt
どうして誰もホモ書いてくれないのかな?
天使はず〜っと待ってるのに…
836名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 23:15:32 ID:I3mQi6QJ
スレ違いだから。
837猫になりたい(ネのま!編) ◆1En86u0G2k :2005/07/18(月) 23:15:53 ID:zSJbdM2V
なんかラッシュのように作家さんが降臨してますなぁ…
なんというか投下しやすい空気は重要ですよ、昨日書いたけど。天使は諦めてるが、それ以外は…。

根性で書き上げたネのま完結編です。エロだけでこんなに長くなるたぁねぇ。
838猫になりたい(ネのま!編) ◆1En86u0G2k :2005/07/18(月) 23:16:46 ID:zSJbdM2V
(完結編)

のどかの小さな手がネギの股間をつつみこむように触れる
するとネギの体がピクッと揺れる…
「きゃっ…、(ドキドキ)硬くて熱いです…」
擦るように手を動かすたびにネギの体に電気が流れるような感覚が襲う
さっきのまき絵と違い、別に上手く快感を浴びせるわけではないがもどかしさがなんともいい
と、いうか素直に快感に身を任せられるのがなんとも良かった

「さ、のどちゃん…」
ベルトに手をかけおろすとネギのモノが主張していた
「こ、これが…」
のどかは初めて親鳥を見た雛のように食い入っている
ああ、初々しくて可愛い… 大きくなったネギ君のを見るのは私もはじめて♪

ネギ君のパンツの膨らみを見つつ、どうやらのどちゃんは戸惑っているようだ
息遣いが荒いし、このまま見てるのも面白いが誰か来ても困るので(誰も来ないと思う…けど。勘だけど☆)
ちょっと後押しをしてみる事にすることにする

「ほら、のどちゃん。どうしたの?」
「あ、いや… な、なんか怖い…」
「大丈夫だよ〜☆ ネギ君は早く早く、って言ってるからね? ほ・ら・♪」
のどかの手をとり、めくるように誘導する
恐る恐る指がパンツから開放させると、ちょっと10歳とは思えない大きさになっている
うーん、写真で見たことあるし、小さいのを見たときはそうでもなかったけど、生で見るとこりゃ…
のどちゃんは… うーんやっぱり思ったとおりの反応だね(苦笑)
839猫になりたい(ネのま!編) ◆1En86u0G2k :2005/07/18(月) 23:17:06 ID:zSJbdM2V
のどかは目を丸くして(漫画で言うと白目のギャグタッチ風)で固まっていた
(これが…ネギせんせの…)
赤くて大きい(普通の男の人のサイズなんて知らないけど… なんか怖いかも…)
「ほら、のどちゃん。息をふーってしてみて♪」
え…? 怖いよぉ…、言われるがままに近づいたみたけど…
息を吹きかけるの? なんでだろう… え、えい…
のどかが息を吹きかけるとビクッとネギのものが反応する
「…」
「ほら、のどちゃんの息で喜んでるよ。敏感だからね♪」
(さっきのどちゃんで興奮した、って言ったらと惑いながら嬉しそうにしてたしね…)
これで怖いという意識がなくなればなぁ、と思っている意外と策士なまき絵
「…」
効果はあったようでのどかから恐怖心は薄くなったようだ
「あ、あのあんまり見つめられると…」
まき絵はネギのモノに手を伸ばす
そして亀頭から棹にかけてをゆっくりとなぞる
「あ、ふ…!」
その行動にネギは敏感に悶える
「ほら、のどちゃん。これが亀頭ね。亀さんだよ」
「亀さんですか…?」
亀っぽい気もするなぁ…と不思議そうに見つめている
(くー、ネギ君こんな純真でクリッとした瞳で見られたらたまんないだろうなぁ…)
事実ネギはそれに異様な興奮を覚えていた
(ああ、面白そうな本を見るときと全然変わらない目で僕の物を…)
ネギのモノがますます興奮して大きくなった気がした
なんともいえない匂いにのどかはちょっとクラクラときているようだった
840猫になりたい(ネのま!編) ◆1En86u0G2k :2005/07/18(月) 23:18:17 ID:zSJbdM2V
ちょっとまき絵がネギの頬をつねる
「…?」
(確かに可愛いけどのどちゃんにばっかり興奮されるのもシャクだしね)
そんな女心が見え隠れ。まぁ、楽しんでるんですけど…
「はい、のどちゃん。触ってみようね♪」
のどかは顔を赤くしながらコクリとうなずく。もう覚悟は決めているようで話は早い
膨張したものに指がかかると…
(あ、熱いです… 硬くて熱くて… 凄いです…)
(あっ、またびくって… 気持ちいいのかな…)
(…、液体が出てきたです… おしっこ…? でも白いし…)
ありゃ、ネギ君早いね…。じらしすぎちゃったかな?
「これがね、我慢汁だよ。」
「がまんじる…?」
例によって不思議そうに見つめている。どこか興味津々なようにも見える
「それをね、手のひらににすりつけて…」
のどかの手をとり、そのまま握らせる。もはやなすがままだ
驚いたようだが、もう驚くのも疲れたようで特に口も出さなかった
ただただ、ネギの反応と感覚に感動しているようだった
そのまま手を動かし、上下への往復運動をはじめる
「…!!」
ネギはのどかの細く冷たい手に握られている、あまりの快感のためか歯を食いしばっていた
こちらの顔を見て強弱はこれでいいんですか?とアイコンタクトを出してくるので指導をする
あふれでてくる液と手の動きが呼応するかのように音が響いた
841猫になりたい(ネのま!編) ◆1En86u0G2k :2005/07/18(月) 23:18:46 ID:zSJbdM2V
快感のためかヨダレを拭く余裕もないままネギは快感に身を任せている
「ね、ねぎせんせー 気持ちいいですか…?」
「ひゃい…」
(可愛いです…)
いつも真面目な表情しか見てないのでゆるみきった表情に母性を感じてしまう
まき絵の指導の賜物だが自分の手で快感を味わってくれてるのも嬉しかった
(退屈だし…、そうだ…♪)
そう思いまき絵はネギの袋に手を伸ばす
「…?」
のどかはどうするのかな…?と思いジッ見つめた
その間もとまっていない手が偉いというかなんというか…
そのまま、まき絵は袋を揉みしだく(あくまでしだく、といえども優しくだよ)
直接快感がくるわけじゃないが…、ネギは頭がグラグラ揺れるのを感じた(分かりにくい)
「のどちゃん…、ここはね。精子を作るところなんだよ♪」
「揉んであげるとね、いっぱい欲望が出てくるの。優しく扱ってあげるところなんだよ」
コクコクうなずいているのどかを横目にネギはそろそろ限界を感じていた
(気持ちいいけど…、もう我慢が…)
「はい、のどちゃんすとっぷ!」
「え?」
やめるとネギのモノがまたビクッと動く。
まるでやめないでくれと懇願するかのように…
「はい、のどちゃん。このままやるとネギ君のはどうなりますか?」
「え、えっと… しゃせいします…か?」
カウパーは知らないが射精は知っているようだ。ある程度の知識はあるらしい
本で勉強したかハルナに教わったか… 顔を赤くして勉強してるのどちゃん萌えー!! はーん!
…と、暴走しちゃった。危ない危ない…
「そうです! 射精します! でも、ね今みたいにじらすとネギ君喜ぶんだよ」
と、耳打ちする。嫌がってるけど快感が長引くからね…
そうすると「のどかさん、お願いですからいかせてください!」って懇願するよ〜♪
「え、ええ… はい…」
のどかにSっ気があるとは思わないがそれが見れるならおいしいなーっと思った
842猫になりたい(ネのま!編) ◆1En86u0G2k :2005/07/18(月) 23:19:22 ID:zSJbdM2V

……
「もう、限界です…、のどかさんお願いですからぁ…」
まさかここまで予想通りに展開するとは…
我ながらちょっと恐ろしくなってしまう… う、うーん…
「ふふふ、ネギせんせだしたいんですかぁ…?」
ネギは懇願するように激しくうなずく
瞳は涙がうるみ、下も汁であふれている。可哀想な反面、そこが可愛いけど♪
「のどかさぁん…」
のどかは艶っぽく今まで見せたことないような子悪魔な顔でニヤッとする
「しょうがないですねぇ…、じゃあいきますよ…」
そのままのどかは激しく手を上下に動かしネギのものを絶頂へと導いていく
ここでさっきまでならとめるのだが、そこで勢いをまた増していく…
「あ、あ、ああ…!!」
思わずまき絵ですら呼吸をするのを忘れ見入ってしまった
液と棹がこすれる音が響く中、勢いよくのどかの顔を目掛けてネギのものが放出する
「きゃっ…」
一度ではおさまらず二度、三度とのどかの髪を汚していく…
ようやく終わったのを確認すると自分の髪についたものを確認する
「ねばねばします…」
指でねちょねちょと練り消しで遊ぶかのように精液をもてあそぶ
ネギにその行為に興奮する余裕はなかったが、実際なら興奮してたであろう
(う〜ん、のどちゃんの純真無垢なのとたまに見せる大人っぽい表情はいいねぇ…♪)
(あ、髪の毛の精液は取れにくいらしいから早くしないとね)
「ま、まきちゃん終わりだよね…」
ネギのしぼんだ物を見てつぶやく
「ま・だ・最・後・が・あ・る・よ♪」
そう言いネギの唇に吸い付く。もうネギに抵抗する力も残ってはいなかった
さぐりさぐりながら舌を絡めると、消極的でもないが少しだけ絡んでくる
(ネギ君とにキスは気持ちいいなぁ… 唇もちっちゃくて…)
843猫になりたい(ネのま!編) ◆1En86u0G2k :2005/07/18(月) 23:19:48 ID:zSJbdM2V
(シャレでしたことはあるけどディープなんて初めてだなぁ… キスって気持ちいいんだね…)
音がのどかにも聞こえるぐらい激しいものだった
だんだんとネギのものがまたそそり立っていくのにのどかは驚きが隠せなかった
それを確認するとネギの唇から解放する
「さて、のどちゃん?」
「は、はぁ… え、え…!」
間髪入れずのどかの唇を今度は刺激する
のどかは戸惑いながらも断固拒否するということもなく受けいれている
先ほどの要領で舌と舌を絡めていく…
その光景をネギはどうすることもできずまた興奮しながら見つめていた
「ぷはぁ… ネギ君の唾液だからネギ君とも間接キスだよ…」
「ふにゃ…、そうなんですか…」
のどかはとろ〜んとしながら今更ネギを見て赤面している
「ネギせんせ、まだ元気ですね… だしたいんですか?」
どこかまだ悪戯っぽく、さっきのSっ気が残っているようだった
ネギは消え入るような声でつぶやいた
「おねがいします…」
のどかはニヤッと笑うとネギのモノに手を伸ばそうとするが…
「たーんまっ!」
静止するまき絵を見て二人ともポカーンとしている
ネギを横に寝かせると、丁度ネギの顔にお尻がいくようにネギを寝かせる
白のパンツが目の前に来てネギは戸惑いながらも見つめている
「ま、まきちゃん… 恥ずかしいよ… どうすればいいの…?」
「これなら二人でできるでしょ…」
そういうとまき絵はネギのそそり立ったものに唇をつけキスをする
今までに感じたことがない温かみにネギのモノは電気が流れたような興奮が襲った
「…!! ま、まき絵さん…? 汚いですよ…」
ネギからはのどかのお尻しか見えてないはずだが、やっていることは分かったらしい
「ふふふ…、ネギ君のだから汚くないよ…」
アイスクリームをなめるかのようにペロペロと舐めている
「あああ…」
844猫になりたい(ネのま!編) ◆1En86u0G2k :2005/07/18(月) 23:20:19 ID:zSJbdM2V
「一回出してるのに元気だねぇ… ほら、のどちゃんも…」
「は、はい…」
おそるおそるぺろっと舌でなぞる。
「はぁ…!!」
「だ、だいじょうぶですか? 痛かったですか?」
「大丈夫です… 気持ちよくて…」
ネギは素直に快感を洩らしている
それがまき絵には嬉しかったし、のどかにはこの行動の支えとなっていた
ちゅぱちゅぱと舐めているうちにネギのモノからはまた液が溢れてきていた
それをこぼさないようにまき絵ものどかも嘗め尽くしていく
「ネギせんせー、あんなに出したのにまだ液が出てますよ〜…」
「すいません…、でものどかさんも…」
ネギはのどかのパンツの膨らみに指をかける
どうやらのどかも行為に興奮してぬれているらしい…
(のどちゃんずるいなぁ…、ん…)
のどかとネギが一緒にやっていておろそかになっているネギの亀頭に吸い付き…
そのままバキュームのように吸い上げる…
「ジュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜…」
「…!!」
油断していたときに起きた突然の快感が起きたせいで、
ネギはついいってしまいそうになる
「うわぁ、まきちゃん凄いなぁ… 私も…」
すっかり上はまき絵が支配しているので棹を舐めたりタマを吸ったりする
「二人とも凄い…」
ネギはのどかをいじる余裕もなくなっていた
「ああ、もうだめ…」
その言葉を聞くとまき絵は亀頭から顔を離す
さっきのどかがされたように顔射をして欲しかったからだろうか
「ああ…!」
845猫になりたい(ネのま!編) ◆1En86u0G2k :2005/07/18(月) 23:23:59 ID:zSJbdM2V
先ほどの勢いに劣るとどころか、先ほど以上の勢いで勢いよく射精する…
そしてその液がまき絵の髪からのどかの頬まで汚していく…
「はぁはぁ…」
終わったものから搾り出すようにまき絵は残りを吸っていく…
なんとか飲もうとするものの、なかなか喉を通らない…
「ぷはぁ…、ネギ君のおいしい… ごほっ…」
(まきちゃんもネギ先生好きなんだなぁ… 私も頑張らないと…)
「だいじょぶですか、まき絵さん… 飲んだら…」
心配しているが合計で2回以上射精しているだけに余裕がないようだ

「さ、て、と… お風呂行かないとね…」
「あ、そうですね…」
先ほどの射精で髪がベタベタなのだ
「ネギ君も一緒にはいる〜☆」
「えっ…、は、はいりますか?」
「い、いや、遠慮しておきます…」
(見たらたっちゃいそうだし、体がもたないよ…)
「そっか、もう体が限界かな(笑) みたら興奮しちゃうもんね!」
「興奮するんですか…?」
(なんで見透かされてるんだろう…)
その言動にネギは動揺せざるをえなかった
「じゃ、ネギ君。たまったらすぐお姉さんに言うんだよ〜!」
「て、手伝いますから…」
のどかは恥ずかしそうに慌てて言った
ここで取り残されるのは…と思ったのだろう。積極的なのにまき絵はほほえましく思った。
846猫になりたい(ネのま!編) ◆1En86u0G2k :2005/07/18(月) 23:28:37 ID:zSJbdM2V
のどかの部屋には誰も幸いいなかったのでなんとか着替えを取れた
まき絵は部屋に人がいたので、入ることもできず体育着にとりあえず着替えた
大浴場に着くと幸いの幸いに誰もいなかったので安心して洗うことができた

「全然とれませんね〜…」
「じっくりやらないと…」
「髪の毛がノリみたいにくっついてます〜…」
「ちょっと、のどちゃん手伝うよ…」
「すいません〜」
一発目の濃いの受けてから時間がたってるためにまき絵のより大変そうだ
そしてなんとか(かなり苦労したが)髪の毛についた精液を取ることができた…

二人で湯船につかり…
「誰も来なくて良かったね〜」
「そうですねぇ… 結構時間かかりましたし…」
しばしの沈黙。
「まきちゃん…、私ね。負けないです…よ」
「ふーん♪」
にやにやしてるまき絵を不思議そうにのどかが見つめる
「な、なんですか…」
「私はネギ君も好きだけどのどちゃんも好きだねー♪ Sっ気があるのどちゃんも…」
「あ…。…。へへ、まきちゃん今日はありがとう…」
二人は笑顔で見つめあった。
ほほえましく、なごみ系。

(終わり)
847猫になりたい(ネのま!編) ◆1En86u0G2k :2005/07/18(月) 23:33:11 ID:zSJbdM2V
1スレ以上かかりましたがなんとか完結ですよ。リクエストに答えましたが、結構楽しかったです。
だんだんエスカレートしていく展開…はまた機会があれば。

次はなに書きますかねぇ。考えていませんが、搾精でも書くかなぁ。リクありゃどうぞ。
848名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 23:58:22 ID:bpHCmQMj
GJ!

パルかいいんちょをお願いします。
849名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 00:30:10 ID:wtDvZ0DL
GJです。黒いのどかが素敵過ぎです。萌えです。


あっという間に450KB超えましたなぁ。職人さんの頑張りのおかげかな。
それとも、一族の所為?
850天使 ◆Q9U9I11lwA :2005/07/19(火) 00:46:07 ID:2aqRbEG8
猫なりさんのSSは読みやすくてとっても素敵だと思うよ?

>>849
一族は何も悪くないよ?一族はみんな天使のお友達だよ
851天丼:2005/07/19(火) 01:04:03 ID:z46chCJe
>>847
良職である
852名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 02:50:52 ID:ZRq7adlI
>>847
GJです!! のどかに萌えました。



>>851
てめー天丼コラ
>良職である
じゃねーよ。変なGJしてんじゃねえ
853天使 ◆Q9U9I11lwA :2005/07/19(火) 03:03:18 ID:2aqRbEG8
ねむぃょぉ…
ねむたぃょぉ…
854かえまナ! ◆MANAe47622 :2005/07/19(火) 03:45:05 ID:IVHAYaKm
こんばんわ。
なかなかネギ×楓×真名SSが進まないので
他の部分を進ませることにしました。
本編になる「超佐ネタ」の一編です
以前私が超スレで投下した短編の改良版です。

※これからの長編は黒超一味を利用したヘルシングネタが多くでてきます。
ネタ的には以前このスレで投下されたネギシング様に近いものがあるかもしれません。
ヘルシングは知らなくても楽しめられると思いますが、読むとよりネタが楽しくいただけるかと。
前回のネタも合流させますのでネギかえマナネタはもう少々お待ちを。
※今回はエロ無しです、ごめんなさい。引きで妄想していただければ幸いです
多分その妄想は当たりです。

それでは。いきます
855カメラ娘は華と散る ◆MANAe47622 :2005/07/19(火) 03:46:11 ID:IVHAYaKm
体育館の片隅で淫らな饗宴が開かれていた時と同時刻。
麻帆良大工学部の一室で一心不乱にパソコンを操作している少女がいた。
南国の果実を思わせるような独特のヘアスタイルに、
少女というにはいささか成長しすぎている肢体、
そして何より全ての悪を見抜こうとするその真剣な眼差しは
彼女が中学生であるという事実を錯覚させるに違いない。
だが彼女、朝倉和美は麻帆良学園中等部3年のれっきとした女子中学生である。

彼女は今『取材』をしている。
彼女の所属部は報道部だが他の麻帆良での部活同様、それはかなり本格的なものだ。
機材やそこで教えられるノウハウはおそらく、そこら辺のマスコミと同等、
いやそれ以上の水準だ。当然求められるネタのレベルも高くなる。
だが、今の彼女はそんなノルマとは関係無しで、純粋な好奇心、探究心、
もっと簡単に言えば「記者魂」の揺さぶりで動いている。
今の彼女が目の前にしているもの。それは中華料理屋台「超包子」の会計書類一式。
そこで繰り広げられている光景は朝倉の「記者魂」を熱く燃え上がらせるには、
十分すぎるほどの燃料だった。
「ま、まさかこれほどまでとはねぇ……カモっち?」
「あいつ、まさかこれほどまでにやっていたとは……さすがのおいらもびっくりだぜ」
朝倉が超と手を組み、まほら武道会の司会をやっていたのは、もちろん打算あってのこと。
記者の直感で最近の超に不審な空気を感じ、そしてそれを調べれば麻帆良を揺るがす、
大スクープになると読んだからである。
いま、オコジョ妖精のカモの力も借り、超のPCをハッキングして見ている裏帳簿。
それは麻帆良だけでなく、日本、いや世界も揺るがしかねない大スクープであった。
「まほネットを通り、本来存在しない裏道から侵入する……さすがの天才も
予想してなかったってことだな。チョロイもんだぜ。」
「いやぁ、カモっちをつれてきて正解だったよ。これを記事にすれば……」
「ピュリッツァー賞でもとれるのかネ?」
「ピュリッツァー賞は報道写真のイメージが強すぎるんだけどねー……え?」
「晩上好!朝倉さん。こんな夜中に忘れ物でもしたのかナ?」
856カメラ娘は華と散る ◆MANAe47622 :2005/07/19(火) 03:46:35 ID:IVHAYaKm
「ちゃ、ちゃ、超……! な、何でここに?」
「眠れない夜は散歩するにかぎるネ。誰かさんが大騒ぎするからうるさくて眠れないヨ?」
そういうと超はひょいっと朝倉が見ていたモニターを覗き込む。
そしてスゥっと目を細めると朝倉に向かってつぶやく。
「何を見ていたかと思えば……朝倉さんもお金に興味あるカ?」
顔は笑っているように見えるが朝倉はそれを額面どおりに受け取ることはできなかった。
目が笑ってない。幼稚園児でも見抜けるつくり笑顔だ。
「も、もう遅いんだから、大半のデータはダウンロード済み。
私の携帯の発信ボタン一つで全世界に発信されるんだから……」
ご自慢の愛機をご老公の印籠のように突きつけ朝倉は必死に言葉を吐き出す。
だが、超は顔色変えずに朝倉の目を見つめ、軽く口を開く。
「それで? 何を暴いたというのかナ?」
「な、何をって……補助金横領に脱税、不正献金に武器輸出禁止条例違反まで。
肉まんから戦闘機まで扱っていたなんて総合商社もびっくりね。」
引きつった笑顔を作りながら下手なジョークを超にぶつける。
だが超は特にクスリとも、怒りもせず、あいかわらず薄ら笑いで朝倉を見つめている。
「それがどうかしたカ?」
「犯罪よ!」
ついに空気に耐え切れなくなり朝倉が叫ぶ。必死に平静をたもとうとしていたが、
それも限界だった。大人びているとはいえ普通の中学生。
巨悪と戦うという夢があるとはいえ、それが実現するにはあまりにも早すぎた。
「怖いネ、朝倉さん。せっかくの美人が台無しヨ?明日も司会がんばってもらわないと
いけないから早く寝るネ。」
「な……何をいまさら……こんな不正をする奴と協力できるわけ無いじゃない!」
「裏切るというのカ?」
初夏だというのに嫌に冷え込む気がした。朝倉は小刻みに震えながらも
最後の切り札を突きつけながら後ずさりをする。
「な、なによ。このボタンを押せばあんたは破滅よ。悪は絶対滅びるんだから。」
だが超はまったく気にもせず朝倉に忠告する。
「押したければ押すがいいネ。でもその前に画面を確認した方がイイヨ?」
857カメラ娘は華と散る ◆MANAe47622 :2005/07/19(火) 03:46:59 ID:IVHAYaKm
超の様子に気をつけながらも手に持った携帯の角度を手前に向ける。
「け……圏外……?そんなはずはさっきまで電波全開って確認してたのに!」
「甘いよ朝倉さん、今のこの世界の技術力でも簡単に圏外にできるのに、
私ができないとでも思たカ?」
「あ……まずい、カモっち逃げるよ! って、あ、あれ?」
朝倉は周りを見渡すがさっきまでいたオコジョの姿はどこにも見当たらない。
「連れのオコジョ妖精はかなり前に逃げだしているね。気づかなかたのカ?」
「そ、そんな……」
「さて、朝倉さん。もう一度聞くね。あなたは裏切るのカ?」
もはや周りは真冬なみに寒い。ガタガタと震えているのに、
なぜか汗は後から後から吹き出てくる。
「わ、私は……あ、悪の手先に、な、なるなんて……絶対にない!」
カラカラののどを引き絞るように、つかえながらもきっぱりと言い切る。
例え脅迫を受けても朝倉の巨悪を嫌う心ははっきりとしていた。
そしてそれを聞いた超は一瞬悲しそうな顔をしたもののすぐに無表情になる。
「……別に朝倉さんが見た書類なんて全然問題ないのだけどね……」
朝倉には聞こえないようにそっとつぶやく。

PCのさらに底に眠っている書類に比べればこんな書類、公表したっていいくらいだ。
もともとこれは超を内偵している不特定多数の者達に対するある意味足止めみたいなもの。
人は目的地を見つけたと思えば、そこからさらに前に進む人は少ない。
ましてやその場所が広ければ広いほどそこで留まるしかなくなる。
そしてあるものは上司に止められ、そしてあるものは恐怖して自ら立ち去る。
だがそれでも前に進もうとするものは……いない。この世界には。
「残念ね……朝倉さん」
「こ、これから私をどうするつもりなの……」
超の隙をうかがいながら朝倉が尋ねる。一時に比べれば大分落ち着いてきた気がした。
「殺しはしないヨ。クラスメートに手をかけるのも後味悪いし、
第一、朝倉さんにはまだやってもらわなくてはならないことがあるネ」
「私がおとなしく従うとでも?」
858カメラ娘は華と散る ◆MANAe47622 :2005/07/19(火) 03:47:21 ID:IVHAYaKm
「嫌でも従ってもらうネ」
「断る!」
部屋の中が一瞬明るくなる。電気を消していて暗闇に慣れていた超の目に
赤白い光が容赦なく襲い掛かる。
朝倉が手にしていたデジカメのフラッシュを超に向けて光らしたのだ。
「私はこんな所で捕まるわけにはいかないんだよね。超! 後で首を洗って待ってなよ。」
朝倉はもつれる足を必死に動かしながら出口に向かって走る。
だがあと少しでというところで、不意に人影が出口をふさぐ。
「ど、どいてぇええええええ!」
朝倉は体当たりをするようにその人影に突進していく。
ここで足を止めても意味は無い。それならわずかな望みにかけて出口を突破するしかない。
朝倉は全体重をかけてその人影に突っ込んだ。
だが、乙女の体重は軽すぎるのかあっさり床にはねかえされる。
「どこに行くんですか朝倉さん……?」
暗闇に丸型眼鏡が キラリと浮かび上がる。
そしてその隣には少女の3倍はあろうかという大男。
「石川くん、彼女を捕まえて」
「石川くん」といわれたどう見ても人間では無い大男がぎこちない動きで朝倉を捕まえる。
そして身動きが取れなくなった朝倉の前に超と眼鏡の少女――葉加瀬聡美が並ぶ。

「さてどうするかね……?」
思案顔の超に向かって葉加瀬が思いついたように口を開く。
「ちょうど最終調整がしたかったんですけど使ってもいいですかぁ?」
「ん、ソウネ、ちょうどいいかもしれないネ。葉加瀬に任せるから後は頼んでもいいかナ?」
最終調整というこの場の雰囲気からはあまりいい想像ができない提案を
超は簡単に承諾する。
「そろそろ会わなければならない人がもう一人いるネ。彼女はもと賢ければいいけどネ」
と超は力なく笑う。
「あとで経過報告しましょうか?」
気を聞かせたように葉加瀬が尋ねる。
859カメラ娘は華と散る ◆MANAe47622 :2005/07/19(火) 03:48:33 ID:IVHAYaKm
「ま、その時はこちらから頼むヨ、とりあえず葉加瀬は朝倉さんが素直になるように
して欲しいネ。」
「はい! わかりましたー」
葉加瀬が満面の笑顔で答え、そして「石川くん」(と朝倉)の方を見て
ブンッと元気よく腕を振り上げる。
「さぁ、いきますよー」
まるでピクニックや遠足に出かけるように明るく言い放つ。
「ちょっと、離してよ! 私をどこへ連れて行くのよ!」
朝倉の抗議も受け流して、葉加瀬は楽しそうに朝倉をなだめる。
「とっても楽しいところですよー?私は今からワクワクしちゃいますー」
そして騒がしくも好対照な3名(?)を見送りながら超は一人、
寂しそうにつぶやく。

「真名はもと賢いことを祈るヨ……」
860かえまナ! ◆MANAe47622 :2005/07/19(火) 03:50:45 ID:IVHAYaKm
終わりです。いかがだったでしょうか?
長編もうまく続けていければと思っていますのでよろしくお願いいたします。
861名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 03:59:04 ID:ByXabLoH
GJ!!
朝倉のその後がとても気になりました。




それにしても、ここ何日かは投下祭りだなあ・・・
本当に職人の皆様方お疲れ様です。
862国士無双。:2005/07/19(火) 15:12:25 ID:/exA3pnw
アクセス規制のせいで昨日はこれませんでしたー…って
>>633!偽名使うな!
確かに新人の癖にタカビーになった事は反省してるが、
オレッチはそんなにヘコヘコしねえぞ!電車男じゃあるまいし。
863国士無双。:2005/07/19(火) 15:15:03 ID:I+CHSyLJ
お前こそニセモノ帰れ!!!!
864国士無双。:2005/07/19(火) 15:21:20 ID:hsnZObeu
キャー
865名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 15:29:18 ID:DsElZsne
なんだ赤帽子、天使一族ときて次は国士無双。か?
やれやれだぜ…
866国士無双。:2005/07/19(火) 15:37:20 ID:I+CHSyLJ
元気だせよ
867天使無双。:2005/07/19(火) 15:47:25 ID:wtDvZ0DL
次スレのデフォは↑に決まりだなw
868天使無双。:2005/07/19(火) 15:49:08 ID:wtDvZ0DL
あ、でも無双って並ぶものはいないみたいな意味だったかな。
869国士無双。:2005/07/19(火) 15:51:09 ID:hsnZObeu
もう並びまくっちゃってるからいいよ
870天使 ◆Q9U9I11lwA :2005/07/19(火) 15:58:30 ID:2aqRbEG8
うわあ!新しいお友達がいっぱい来たよ?
871名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 16:03:34 ID:wtDvZ0DL
ちょwおまいらいい加減に汁
872名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 16:20:15 ID:wtDvZ0DL
自作自演w演出:天使無双。
873国士無双。:2005/07/19(火) 16:21:47 ID:/exA3pnw
……たしか前回は木乃香フェラだけという貧相な中身でしたが、
なんとか美空なめんな編ではもうちょいとだけ濃い中身になりました。
もちろん、技術力は座薬さんやベンジャミン内村さん、パン粉さんなど
先輩の職人さん方には到底及びませんが、ま、がんばります。ぅぃぅぃ
>>880ぐらいから書きはじめようとおもっていますが、
とりあえずこのスレが落ち着いてからにします。
874国士無双。:2005/07/19(火) 16:21:56 ID:hsnZObeu
いいからみんな並ぼうぜ。
875天使 ◆Q9U9I11lwA :2005/07/19(火) 16:24:18 ID:2aqRbEG8
>>874
並ぶのは迷惑だからやめたほうがいいよ?
876国士無双。:2005/07/19(火) 16:25:19 ID:/exA3pnw
…………。
やっぱ名無しにした方がいいのかなぁ?
877名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 16:30:17 ID:8UCqwNaC
>>873
パン粉氏はまだけっこう新参じゃなかった?文章力は認めるが

支援sage
878国士無双。:2005/07/19(火) 16:32:08 ID:/exA3pnw
>>877
っつうか、このスレを発見したのがアニメ最終回の翌日だったんで、
オレッチからすれば大先輩なんですが。
879名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 16:42:24 ID:8UCqwNaC
アニメ最終回…6月の終わりかな?
ん?…まぁいいや
880名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 16:52:59 ID:hsnZObeu
スレ読み返してみた
パン粉氏初登場は11日、酷使夢想は14日 ?
すまん、俺にはよく事情がわからない
881天使 ◆Q9U9I11lwA :2005/07/19(火) 16:59:39 ID:2aqRbEG8
天使は何もわからないよ?
882国士無双。:2005/07/19(火) 17:01:11 ID:/exA3pnw
すいません、アニソン板とごっちゃにしてました。
883国士無双。:2005/07/19(火) 17:22:03 ID:/exA3pnw
ごちゃごちゃ話してるうちに時間がやばくなって来たんで今日は落ちます。
たぶん、次来るのはあさってです。
884ビロード ◆Csm916d3zY :2005/07/19(火) 17:32:45 ID:KDwZaEZQ
>>834
マジですか!?…精進いたします、すみません。
885ゼロハイ ◆OOcb0Lb.R. :2005/07/19(火) 19:11:40 ID:UAO5b3+R
バーボンハウスというのが解除されましたので、投下したいと思います。
ネギ×エヴァ(?)かな…。
886ゼロハイ ◆OOcb0Lb.R. :2005/07/19(火) 19:12:39 ID:UAO5b3+R
僕は十数年前、君という光を失った。
僕の世界に光が無くなった。いつだって僕を照らしていたのは君だったから。



ピピピピ……カチッ
朝に鳴り響く規則的な機械音を白い手が乱暴に止めた。その手は止めた後しばらく
停止していたが、数秒後にゆっくりと手をどけた。

「ふぁ〜…今日からまた学校…」

緊張している筋肉を伸ばすべく、起き上がった高校生ぐらいの男はんーっと思いっきり伸びをする。
その男の容姿は例えようもなく美しく、髪はボサボサになっているが髪質などは相当良いと見受けられる。
朝日に反射し、茶色の毛はより一層綺麗に光っていた。しかし、その男の目には光など僅かも宿ってはいない。

「タカミチおはよう。」
「あぁ、おはようネギ君」

タカミチ・ネギとよばれた二人は笑顔で挨拶を交わし、共に朝食を食べ始めた。
特に会話も無いが、二人には心地良い時であろう。二人の顔に浮かぶ笑みがそれを語っていた。

「どうだいネギ君。学校は」
「うん。さすがに6年も教師やってれば慣れるよ」

タカミチとよばれた40代前半の男は、ネギに問いかける。ネギも笑みを絶やさずに返答をする。

「ネギ君。今日はどうするんだい?」
「……学校が終わったら行くよ」
「そっか…。無理しなくてもいいんだよ。」
887ゼロハイ ◆OOcb0Lb.R. :2005/07/19(火) 19:13:14 ID:UAO5b3+R
ネギの顔から次第に笑みが消えてゆく。タカミチの最後の言葉に返事をせずに、持っていた食器を流し台まで
持って行った。そしてタカミチの後ろを通りスーツに着替える。タカミチは黙ってその作業を見つめ続けている。
ネギの着替えが終わる頃にはタカミチの飲んでいたコーヒは冷たくなっていた。

「タカミチ…僕、無理なんかしてないよ。ただ、我慢してるだけ…」

ネギの背は普段より小さく見えたと、その時タカミチは思った。背負っている物が違う。そう思わざるをえなかった。
数十年前のネギの悲しみをタカミチが一番身近に感じていたからこそ、タカミチは心配していた。
そう…今日はあの子の…あの子の命日だから。ネギが世界で1番愛したあの子の命日だから…


『ネギ先生…』

ここにくると、今でもそんな声が聞けるような気がしてならない。だから毎年この日は、この日だけは授業も生徒も放って
ここへくる。教師としては間違っている。だが、この人の恋人としては正しい行為なのだと理屈を並べてネギは墓の前へ立つ。
かつて世界中の誰よりも愛した人の墓の前へ…

「あやか…やっぱり今年も、授業を放って来てしまいました…悪い先生ですよね…」

墓に手をあてて、ハハハと苦笑いをする。そう、この墓はかつて2−Aの委員長であった雪広あやかの墓。2年前、悪性のガンに
より命を落とした。2年前といえばネギは14歳、あやかは18歳。ネギも本来ならば中学2年生、あやかは高校卒業を控えていた身だった。
しかし突然のガン。ネギもただ黙って指を咥えて見ていたわけではない。明日菜の時と同様、エヴァの家へ駆け込んだのだ。


ドンドンッ!ドンドンッ!

『マスター!マスター!開けて下さい!!マスターッ!』

ネギは降りしきる雨の中、あやかのガンを知らされた瞬間、何も考えず病院を飛び出しエヴァの家へと駆け込んだ。
訳も分からず扉を叩き続けると、静かに扉が開いた。さっきまで叩いていたネギはいきなり扉を開けられて、つまづくような形で
前へよろけた。中にはペコリとお辞儀をする茶々丸と、腕を組んで仁王立ちしているエヴァことネギのマスターがいた。
888ゼロハイ ◆OOcb0Lb.R. :2005/07/19(火) 19:14:01 ID:UAO5b3+R
『どうした坊や。こんな夜中に』
『助けて下さい…あやかが…あやかが……ガンに…』

――ピクッ

エヴァの眉が一瞬跳ねた。しかし表情は一変して変わらない。泣きじゃくるネギを冷たい目でじっと見ていた。

『そんなもの、私にどうしろと言うんだ。まさか、病気を治す魔法を教えてくれとでも言うんじゃないだろうな?』
『……っ!』

ネギの心臓が一瞬今までに無いくらい大きく跳ねた。心を見抜かれている。そうネギは直感した。実際ネギはエヴァにそう
頼むつもりだったのだ。死んだ人間は生き返らなくても、病気を治す事ぐらい…と。

『図星か?くだらん。病気を治す魔法など無い。さっさと帰れ』
『そんな…っ!!学園長もタカミチもお父さんも使えないんですか!?その魔法!』

踵を返して立ち去ろうとするエヴァの服をひっぱって流れる涙も拭かずに、必死に食らい付いた。エヴァはゆっくりと振り向き
ネギの顔を見た。ネギは目が合った瞬間、体中の血管の血が止まったかのような錯覚に陥った。そこには普段、無愛想ながらも
可愛らしい顔立ちをした自分のマスターではなく、今まで見た事もない冷たく凍りついた目をしたマスターがいた。

『あっ…ぁ…う……』
『前にも言ったろう坊や。そんな魔法は無いんだよ。人の生き死にを私達魔法使いが、どうこうできるものじゃないんだ。』
『………』

とうとうネギは俯いて黙り込んでしまった。涙も枯れはて、ただ呆然と床とにらめっこしているだけ。エヴァは溜息を一つ付くと
踵を返して、部屋へ戻ろうとする。その時―――

『そうかっ!病気は治せなくても、人の病気を自分に移す事はできますよね!』

――ピタッ…

エヴァの歩みが止まった。期待に目をランランとさせている弟子を背に、エヴァは何も言わない。
889ゼロハイ ◆OOcb0Lb.R. :2005/07/19(火) 19:15:33 ID:UAO5b3+R
『あぁ。確かに、それは可能だ』
『ほ…本当ですかっ!やったー!』

目尻に涙を浮かべてそこらじゅうを子供のように飛び跳ねる。茶々丸も思わず拍手を送っている。チャチャゼロは相変わらず小生意気な
笑みを顔に浮かべているだけだ。

『マスター!その魔法、僕に教えて下さい!』
『………魔法じゃない。』
『えっ?…』

期待に目を光らせていたネギは、拍子抜けしたように目が点になった。エヴァはゆっくりと振り向き、腕を組みなおして静かに説いた。

『いいか坊や。病気を他人に移すなど、もはやそれは呪いの類だ。魔法使いの私達じゃどうしようもないんだよ。』
『そ、そんなぁ!マスターなら呪いぐらい使えるでしょう!?呪いぐらい……っ!』
『呪いぐらいなどという言葉を口にするなぁ!』

――ビクッ

さっきまで狂ったように騒ぎ立てていたネギも、静かに様子を伺っていた茶々丸も、いつもは生意気なチャチャゼロも、みんな体を
硬直させエヴァに視線をうつした。そこには怒りを露わにしながらネギを睨みつけているエヴァが佇んでいた。

『呪いぐらいだと?貴様、よくもぬけぬけと…』
『え…あの…っ』
『呪いに失敗したら、どうなるかすら分からんのかぁ!』
『――っ!!』
890ゼロハイ ◆OOcb0Lb.R. :2005/07/19(火) 19:16:12 ID:UAO5b3+R
ネギは急に恥ずかしい気持ちになった。いかに自分が命を粗末にした言葉を吐いていたか、自分の師匠の言葉により気付いた。
そう、呪いに失敗すれば呪いに関わった者全てが死ぬ場合もある。そんな事まで頭が回らない程、自分を見失っていた自分が
とても腹立たしいとネギは思った。エヴァは、鬼のような形相から優しい穏やかな顔へと変え、ネギをなだめる

『諦めるんだ坊や…運命は変えられない。あいつがそれで死ねば、そこまでの運命だったんだよ』
『く……っ!違う…!運命は、変えられるんだ…っ!!』

ネギは自分の拳を床で強く握り締めて、床に大きな涙の湖を作っていた。エヴァは半場呆れたような顔でネギを見下ろし、ネギと
目線を合わせようとしゃがみこんだ。

『…呪いに失敗すれば、あいつもお前も死ぬ事になるんだぞ?』
『……』
『…ひどい場合は、あいつだけ死ぬ可能性もある。』
『……』
『それでもいいのなら私は何も言わん。お前が決めた事だ。』

応答が無いネギをただ優しく見つめている。するとネギはゆっくりと顔を上げ、エヴァと視線を合わせた。その顔は決意に満ちた
なんとも頼もしい顔立ちをしていた。涙もすっかり止まり、ネギはもう決意したようだ。

『あやかの病気を、僕の体に移して下さい。』
『…ふむ、よかろう。着いて来い』

エヴァは立ち上がり、例の別荘へと移動した。その顔には何の感情もなく、読み取れるとしたらどこか悲しげに見えた。
891ゼロハイ ◆OOcb0Lb.R. :2005/07/19(火) 19:17:15 ID:UAO5b3+R
エロは次回突入ですm(_ _)m
小説というものを初めて書いてみましたが…難しいですね…
改めてみなさんを尊敬します。

では、失礼しました。
892天津夢想:2005/07/19(火) 19:33:46 ID:tzInyuhf
ゼロハイ氏キター

   _  ∩
 ( ゚∀゚)彡 ゼロハイ!! ゼロハイ!!
  ⊂彡


で今度は何?
天使一族の次は国土無双。ブームかよwwwww
893天津夢想:2005/07/19(火) 19:35:41 ID:tzInyuhf
>>872
すごい自作自演演出だなwwwww
894名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 20:13:34 ID:j6XmHk3i
うはwwwゼロハイ意外とオモシロスwwwww

正直もっと酷いのが投下されると思ってたw
895名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 20:39:37 ID:CfjOUXHL
いいんちょ好きとして次の展開が気になってしょうがない。
というか、うん。つつつ次を早く!

そしてごめんゼロハイ。
俺ももっとひどいかと思ってた。
マジで謝るので頑張ってくれい。
896ゼロハイ ◆OOcb0Lb.R. :2005/07/19(火) 20:43:29 ID:UAO5b3+R
>>894
>>895

はい、ありがとうございます。頑張ります。
897313:2005/07/19(火) 20:56:32 ID:7x/QS+Ca
なんてこった、ここでアニメ終了後ネタで来るとは…GJ!
すごくいい話になる予感。

投下は次スレまで待機します。
898& ◆RWwNEVt54c :2005/07/19(火) 21:01:00 ID:Y8NAzHzd
龍宮「君が!イクまで!シゴくのを止めないッ!」
899名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 21:25:08 ID:Z/QIjrAZ
>>896
げ、思ったより良いSSじゃん
頑張れ
900天使 ◆Q9U9I11lwA :2005/07/19(火) 21:37:39 ID:2aqRbEG8
すごいよゼロハイさん!
初めてとは思えない完成度だよ?
これからも天使はずっとゼロハイさんを応援してるよ?
901名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 21:59:51 ID:hsnZObeu
ところで


次すれ、立てます?
902名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 22:05:06 ID:q1GDdPdr
いや、もういい。
このスレで終わりにしようぜ。
ゼロハイ・・・おまえ・・・
903名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 22:12:36 ID:hsnZObeu
>>902





                           ぇー
904名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 22:18:15 ID:7QJKuZVa
>>903







           いいじゃーん
905九蓮宝燈:2005/07/19(火) 22:25:42 ID:z46chCJe
ムーンヒーリング乙カレーションである
906名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 22:25:49 ID:NuraFBAM
非、見てるんだろ?
なんとかしろよ
907名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 22:28:02 ID:2g+Shc5x
実は女だったネギきゅんとそれを知ったせっちゃんのSSきぼんにゅ
908名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 22:53:59 ID:Y8NAzHzd
赤帽子再来のヨカン。
909名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 23:00:40 ID:Eg20r8at
赤帽子クルー?
910名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 23:16:18 ID:bR48Vy1y
俺はゼロハイのファンになった。
エヴァ好きな俺としては、次回作を激しく期待。
ゼロハイは予想を大きく裏切り、俺達に驚きを与えた。
911天資:2005/07/19(火) 23:18:24 ID:fS9Z97mT
ゼロ杯テラウマスwwwファンになったおw
912名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 23:21:25 ID:7Jp5I2cE
686 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2005/07/17(日) 02:00:46 dcrjgerF
そして明日(時計上は今日)
ゼロハイのSSはこのスレを震撼させたのだった。

687 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2005/07/17(日) 02:01:43 wBrSiIGV
それが僕らの伝説の始まりだった
913天字無想:2005/07/19(火) 23:31:59 ID:4Gf5xJa3
まさか本当になったとはwwwwww
914名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 00:03:47 ID:TcOE7Pz0
せっちゃんがこのちゃんの前でエヴァ様に陵辱されるSSキボン
915名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 00:37:40 ID:lt1jOrCb
せっちゃんとネギの関係に嫉妬したこのかが
せっちゃんの前でネギを犯すSSきぼん
916名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 00:45:11 ID:8umL7/a8
コテで遊ばれるとイライラするからやめれ
917名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 00:46:39 ID:wcXkaUv4
少年漫画家赤松健の公式HPにはアダルトページがある
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/iga/1097760491/
918名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 00:48:49 ID:cJOu/ToA
>>914>>915
どっちもかなりいいですね
考えてみようか…
919915:2005/07/20(水) 00:53:17 ID:ZHq/0UiB
>>918
本当ですか?
よろしくお願いします!
920名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 01:02:50 ID:cJOu/ToA
>>219
あ…
すぐには書き上がらないし、実は俺コテハンだけどそれでも良ければ書きますね。
921名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 01:03:49 ID:cJOu/ToA
ミスった
>>219>>919
922名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 03:21:11 ID:pUEBKa/c
もう500kb間近か…速いなぁ
923名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 13:37:25 ID:KQjWjhcM
>>915
それはどっちに嫉妬なんだ?ネギ?せっちゃん?
924天使 ◆Q9U9I11lwA :2005/07/20(水) 14:06:26 ID:wzqGjyf+
>>916
あんまり些細なことでイライラしないほうがいいよ?
925天安門:2005/07/20(水) 18:59:57 ID:5ZlnhVTl
そうそう
926ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2005/07/20(水) 19:09:50 ID:8TAV7XWg
何か予想以上に皆さん朝倉大好きな模様で(それともネギか)。
というわけで、期待に応えられるかは判りませんが続きを書きたいと思います。
なるべくコスチュームに関する提案は取り上げる方向で。

注・今回の内容におにゃのこの痴態は出てきません。完全ショタです。
  見たくない方はスルー、ないしNGワードでお願い致します。
====================================
⇒3.「私にネギ君の写真、いっぱい撮らせてくれないかな?」


【朝倉調教写真館〜子供先生恥辱ルート〜】


先生が生徒の胸の先端を口に含んで、一心不乱に吸い上げている。
その姿が、デジタルカメラにしっかりと残された。
先生は10歳の子供教師、ネギ・スプリングフィールド。
写真に収めた張本人は、子供教師の生徒、報道部・朝倉和美。
出すところに出せば、如何に先生が子供であるとはいえ処分は免れない。
立派な先生になって、マギステル・マギを目指すネギにとっては──絶望的なこと。
魔法がバレたという処分ではないが、それでも教師を続けることは難しいだろう。

哀しそうな、捨てられた子犬のような目で見つめてくる子供先生に、朝倉が起こした悪戯心。
それは、彼ともっと深く、戻れないところで結び付くためのイベント。曰く、

「データを消して、私もこのことを忘れてあげる。
 …その代わり、私にネギ君の写真いーっぱい撮らせてくれるかな?」

──と。ネギに、選択の余地はなかった。
927ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2005/07/20(水) 19:10:36 ID:8TAV7XWg
体育館裏で写真の一件があった次の週末。
学園から電車でしばらく離れた秋葉原の街。
その駅の電気街口前に、肩からバッグをかけた一人の少女の姿があった。
麻帆良学園の制服を着ている少女が秋葉原にいるというだけで、道行く人々は好奇の視線を向ける。

──なんでこんなところに「あの」学校の制服で…。
──コスプレか。
──いや、あの恥ずかしがり方は違うだろう。
──じゃあAVか。露出の。
──あんな小さい娘にやったら犯罪だろうに。
──むしろそれが萌え。
──通報しますた。

男たちの不躾な視線に晒されて、少女は重ねた両手を強く握り締めてうつむく。
肩口まで伸びた茶色の髪が傍目にも判るほど緊張に揺れていた。

そんな少女の姿を見咎める存在があった。
髪を首筋でひとつにまとめて眼鏡をかけた、自ら大衆に埋没して目立たないようにしている少女・長谷川千雨。
千雨の手には大きなパソコンショップの紙袋を抱えられていた。
(オイオイ、なんでアキバにウチの学校の制服のヤツがいんだよ…)
口には出さないが苦々しい表情で遠巻きに眺める。
(──あれ、あの顔どっかで──…………)
訝しげな視線は、やがて疑念から驚愕に。
(────っっ!? アレ、あのガキじゃねーかよっ!?)

千雨の察し通り、少女は少女ではなく。
担任教師である少年、ネギ・スプリングフィールドの女装であった。
928ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2005/07/20(水) 19:11:15 ID:8TAV7XWg
もじもじ、とネギは太腿を擦り合わせる。
顔が赤くなっていくのが自分でも判る。

『それじゃあこれを着て、秋葉原の電気街口で待っててねー』

という言葉と共に渡されたものは、見慣れた麻帆良学園中等部の制服。
──もちろん、女子用であった。
戸惑うネギに朝倉が耳打ちをした。
『ちゃんと「全部」着てくるんだよ?』

寮で着替えるわけにはいかない。見つかったらどうなるかと考えるだけで身がすくむ。
麻帆良から少し離れた場所にあった公園のトイレで着替えることにした。
10歳のネギに合わせたような、小さい制服。
どこから調達したのかと尋ねても「世の中には知らない方がいいこともあるのよ…」とはぐらかされた。
ネギの体格にぴたりと一致した制服の着心地はよかったが、着た瞬間にふわりと香った甘い匂いに、不意に股間を大きくしてしまった。
(こ、これ…、誰かが着てたのかな…)
ひょっとしたら自分の生徒のモノを着ているのではないか。
そんな考えと共に、背筋をぞくぞくと背徳感が駆け上った。
ごく短めなスカートを、ネギのペニスが持ち上げる。
はぁ…と熱い吐息を吐きながら、両手で自分の身体を抱きしめてうずくまるようにする。
──と、制服のポケットから何かが舞った。
トイレの床に落としてしまわないように慌ててネギはそれを受け止める。
柔らかい布の感触。
くしゅくしゅに丸まったそれは、本来女性の下腹部を包むもの。
ごく…んっ。
それを見た瞬間、ネギは唾を飲み込んだ。
(…ぱ、パンツ……)
ふるふると震える手で手の中のパンツを伸ばしてみる。
白地に水色の縞がついた、健康的な柄の下着。
ソレからも、制服と同じ──制服よりももっともっと甘い果実のような匂いがした。
929ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2005/07/20(水) 19:11:48 ID:8TAV7XWg
「……あ、朝倉さんが、ぜんぶ、着てきなさいって言ったんだし…。
 しょうが…ないよね……?」
無意識に、自分に言い聞かせるように声を出すネギ。
スカートの下のトランクスを脱いで、私服の入ったバッグにたたみもせずに詰め込む。
自由になったペニスが、未知の感触に期待してかピクピクと揺れた。

両手で広げた縞のパンツに脚を通してゆっくりと引き上げる。
睾丸、おしり、そしてペニス──と、きゅっと締めつけるような感覚。
「…んぁ……」
不意に、甘い声が漏れる。
ペニスはとうの昔に猛りきっていた。
亀頭の先がパンツからのぞいている。耐えきれずに指先が、伸びる。
パンツごと握りつぶすようにしごきたてられる勃起。
「あ…ふぁ……んぅ……」
ここが公共のトイレだということを思い出し、声を噛み殺す。
──それでも漏れ出る喘ぎと、亀頭の先端から滲み出る液。
ちゅ、くちゅ、ぷちゅ……。
借り物の下着を濡らしながら、自慰は続く。
「ひ、っあ、だめぇ、そ…んなぁ……っ」
何を妄想しているのか被虐的な面差しでペニスをしごき立て、
空いた片手で、制服の上から胸を磨り潰すように愛撫する。
「ぼ、僕っ、男なのに…っ、し、紳士なのにぃ……!」
否定の言葉を吐きながら、しかし顔は快楽に蕩け、ペニスを擦る手はより激しさを増す。
「う、うぁ、ぁあっ────!!」


(──ぅぁぁ……)
制服を精液まみれにすることは避けられたが、下着はぐちゅぐちゅになってしまったのだ。
手洗い場で水洗いをしてなんとか穿いているのだが、生乾きで気持ち悪い。
──思い出すだけでも恥ずかしい。
930ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2005/07/20(水) 19:12:33 ID:8TAV7XWg
そして、思い出すだけで感じて…勃ってきてしまう。
「ん……っ」
スカートを持ち上げる勃起で自分が男だとばれないように、両手を股間の前で組んで強く握り締める。
(こ、これなら…女の子の仕草に見えるよね……)
確かに、その容姿は少女に見えた。
だが、それと同時に紅潮する頬が周囲の人間にあらぬ考えをさせていることには気付かなかった。

──お、おい、顔を赤くしてるぜ!?
──喘いでるし、感じてるんじゃないのか!?
──萌え?
──萌え。

そして、駅前で佇む少女がネギだと確信してからそこを動けなくなった千雨もまた、歯噛みしていた。
(……なっ、なんて顔してんだあのガキはっ……!
 こんなところでンな顔してたらヘンな野郎共に連れ去られちまうってーの!!)
同時にデブオタに嬲りモノにされる女装ネギの姿を妄想してしまい、顔を赤くする。
(……──ああもう。アイツは…。
 ったく、あんな子供でも一応先生だしな。しょうがない、助けてやるか──……)
ヲタク共に視姦されるネギをとりあえずこの場から連れ出してやらねば──、
心の中で悪態をつきながらもそう思った千雨が、人ごみを抜けてネギの場所へ向かおうとした。
──ちょうどそのとき。

うつむく小柄な少女(ネギ)に近づく、一人の女性がいた。
はちきれそうな肢体を露出度の高い──胸の大きさををことさらに強調し、
なおかつ膝上二十センチはあるスカートとセットになった──衣装に身を包んだ女性である。
艶やかな笑みを浮べ、薄くルージュをひいた口唇を少女(ネギ)の耳元に寄せる。
恥ずかしそうに顔を伏せる少女(ネギ)。
唖然とする観衆をおいてけぼりにするかのように、少女は女性に連れられてその場から立ち去っていった。
931ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2005/07/20(水) 19:13:13 ID:8TAV7XWg
ナイスバディ大人の女性に少女が連れて行かれるという状況に、あらぬ妄想を掻き立てられる観衆たち。
その中で、人を掻き分けようと手を伸ばした状態で硬直した千雨がいた。
──あれは、大人なんかじゃない。あれは──

「……朝、倉……?」

どうしてネギと朝倉があんな格好で会っているのか。
そも、女装をさせたのは朝倉なのか。
──疑問と疑念が渦を巻く。
衝動のままに。千雨は二人が消えた方向へ走り出していた。


自分の年齢が大人に見える服装でネギの前に現れた朝倉和美。
スクープを見つけ出すその眼力が、ネギの異変を察知した。
──もとより、着て来なくてもそれはそれでしょうがないと思っていた制服を着てきたことも去ることながら。
紅潮する頬と、ほど近くに近づいて初めて判った明らかな性臭。
顔が緩むのを押さえきれない。
(ネギ先生も、期待してる)
そうでなければ、一人でシてしまうということはないだろう。
自分の思惑がこれ以上ないくらいに上手く運んでいることに、内心でガッツポーズをする朝倉。
口唇をうつむくネギの耳元に近づけて、最大限に妖しく、エッチに聞こえるようにつぶやいた。

「我慢できなかったのかな? ――ネ・ギ・ちゃん♪」

相手を女の子として扱うごとくの一言。
その言葉を聞いて、ぶるっ、と身を震わせると、力なくうなずくネギ。
朝倉に連れられて駅前を離れる。
見上げる瞳は、潤みきっていた。
932ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2005/07/20(水) 19:15:45 ID:8TAV7XWg
(……僕、どうなっちゃうんだろう……)
朝倉に手を引かれ、あまり人の通らない路地へと入っていく。
きょろきょろと辺りを見回し、心細さに朝倉に少し寄り添うようにする。
――ぎゅ……!
「ひぁ!?」
短いスカートの下のネギのおしりを、朝倉がわしづかみにする。
「ちゃんと穿いてきてくれたんだね。よかったー」
むに、むに、むに……
肉付きの薄い少年のおしりが、こねくり回される。生乾きのパンツが張り付いて、水分を滲ませた。
「あっ、うあんっ! だ、だって、朝倉さんが穿けって……っ」
「うん。……でもね? そのままおちんちんしごいて来て、なんて私は言ってないよ?」
立ち止まってにっこりと笑みを浮かべる。まるで――獲物を追い詰めるように。
あうう、と言葉に詰まるネギに、頃合と判断した朝倉は、脇道の階段を指した。
そこには、簡素な文字の看板。
――Photo Studio――とあった。

「ほら、ネギ君。…あそこで、今よりもっともっと……恥ずかしくて気持ちいいこと、してあげる」

誘うような朝倉の声が、ネギの耳に届いた。


つづく

ネギのオナニーくらいしかエロいところなくて申し訳ないです(汗)。
次スレになってから投下しようかと思ってたんですが、立つ気配がないのでこっち側に。
このスレの最後の作品になるのかな?

と、言うわけで、>>470の続きで朝倉×ネギです。
これから色々と恥ずかしいコスプレをさせていきたいと思います(スパッツは別でやっているので除外)。
ご意見、ご感想やなんかコスプレの案がありましたら頂ければ幸いです。
933ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2005/07/20(水) 19:23:26 ID:8TAV7XWg
>>932の6行目は以下のように差し替えて読んでください。
急いでたら前の文との関係で日本語がおかしくなったので(汗)。

短いスカートの下のネギのおしりを、朝倉がわしづかみにする。
             ↓
その瞬間、短いスカートの下のネギのおしりが朝倉にわしづかみにされた。
934名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 19:39:52 ID:pb0MwK5B
エロー!?
俺だけか!?俺だけなのか!?女装ネギのオナニーシーンに異様に萌えてしまったのは!?
とにかくGJ!
935名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 20:19:29 ID:btZo4uYf
女装キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

「通報しますた」ワラタ

>>934
ここにも一人
936名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 20:57:36 ID:O+Ohtwxo
これキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
937天使 ◆Q9U9I11lwA :2005/07/20(水) 21:06:14 ID:wzqGjyf+
天使は大満足だよ?
ベンジャミンさんはどんどん上手になっていくね
ここはレベルの高い職人さんが一杯いて天使はすごく幸せだよ?
938名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 21:16:58 ID:5prVC0G8
内村氏GJです。
やっぱり、次スレ立てないのは勿体ないよう。
もうすぐ500kbだよう。
939天空橋:2005/07/20(水) 21:40:54 ID:5ZlnhVTl
>>933
乙武である
940名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 21:43:36 ID:csvOLppw
ベンジャミン氏キター!!!!
あぁぁぁあやばい、このシチュ非常にエロス!

>>938
やっぱ立てますか?
941名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 22:38:30 ID:pUEBKa/c
そろそろ立てたほうがいいと思う
俺はゾヌ2だから無理なんで誰かよろ
942天子 ◆Q9U9I11lwA :2005/07/20(水) 23:07:00 ID:wzqGjyf+
ああ?そんなん職人に立てさせりゃいいんだよ
奴らにとっちゃ俺たち以上にこのスレが大切なんだからよ
943名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 23:09:29 ID:csvOLppw
じゃあ俺立ててくるわ。
944天使 ◆Q9U9I11lwA :2005/07/20(水) 23:10:07 ID:wzqGjyf+
ああ!ごめんね?ごめんね、職人さん!
天子が生意気なこと言ってごめんね
天子は自分じゃ何もできないくせに口だけは達者な最低な人なの
だからごめんね?天使が一杯謝るから機嫌悪くしないでね?
お詫びに次スレは天使が立ててくるね?
945天使 ◆Q9U9I11lwA :2005/07/20(水) 23:11:10 ID:wzqGjyf+
やっぱり>>943さんに任して天使はじっとしてるね…
946名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 23:16:44 ID:5prVC0G8
天使がぎゃーぎゃーいうからもう、499kbジャマイカ。
947名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 23:40:10 ID:csvOLppw
魔法先生ネギま!エロパロスレ17
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1121868625/
948座薬 ◆LsUrNEsQeQ :2005/07/20(水) 23:46:43 ID:ajsbJt0k
*― ―) >>1乙彼様
949座薬 ◆LsUrNEsQeQ :2005/07/20(水) 23:49:23 ID:ajsbJt0k
;;― ―) 新スレこっちじゃなかった

内村さんGodJ!
950天使 ◆Q9U9I11lwA :2005/07/20(水) 23:57:32 ID:wzqGjyf+
お茶目な座薬さんも素敵だよ?
951天子 ◆Q9U9I11lwA :2005/07/21(木) 00:00:17 ID:wzqGjyf+
はあ?何媚てんだよ
死ねよ天使
952天使 ◆Q9U9I11lwA :2005/07/21(木) 00:03:00 ID:wzqGjyf+
媚びてなんかないよ?
天使はただ思ったことを言っただけなのに…
953天子 ◆Q9U9I11lwA :2005/07/21(木) 00:04:53 ID:6n5yl+r2
思ったこと言うってのは俺みたいな奴のこと言うんだよ
お前は偽善者だろクズ天使w
954名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 00:06:32 ID:av2ymBsK
うめ〜
955天使 ◆Q9U9I11lwA :2005/07/21(木) 00:07:02 ID:wzqGjyf+
天子はいつもすぐに人の悪口をいうけど、そういうのって最低だと思うよ?
それに天子は自分じゃ何もできないんだから、偉そうな態度とったらだめだよ
956名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 00:07:35 ID:uICFiiA3
ume
957天子 ◆Q9U9I11lwA :2005/07/21(木) 00:08:26 ID:6n5yl+r2
実際俺は偉いんだからいいんだよ
てか、その無意味に疑問文で喋るのやめてくれる?まじきもいから
958名無しさん@ピンキー
神戸ってウンコ色の阪急電車が通っている所でしょ?ダサいよ