ふたりはプリキュア2

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1名無しさん@ピンキー
2スレLinkだけでも書いとくわ:2005/06/22(水) 08:29:19 ID:sLFFOUB3
前スレ:ふたなりプリキュア(エロパロ)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1075836650/
本スレ:ふたりはプリキュア++MaxHeart++43(アニメ板)
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anime/1118835852/
関連スレ:
☆プリキュア百合萌え16【たまらない!】★(アニキャラ個別)
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1117629173/
ふたりはプリキュアにハァハァ Part8(アニキャラ総合)
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1100853330/
プリッキュア〜!(アニメサロン)
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1091884175/
@@@プリキュア小説を綴るスレ@@@(外部板)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/1261/1096189364/
さんにんは百合キュアマックスハート(レズ・百合萌え)
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1102587782/
★ふたりはプリキュアMaxHeart prat.14☆(半角二次元)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1116195428/
プリキュアちゃんねる http://jbbs.livedoor.jp/anime/1261/
※他関連スレは本スレのテンプレ参照
3名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 12:10:19 ID:UlQ+4lqd
>>1
乙ッキュア
4名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 12:28:00 ID:1OKmS2ET
>>1
なあ、早く死ねよ。

>>2
5名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 23:18:17 ID:56kvAP6n
>>4
もちつけ。

>>1
>>2
おつ
6名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 13:08:09 ID:eQ3f9VK/
アニメ史上近年希に見るおしどり夫婦、岳さんと理恵さんでキボン
7名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 13:19:56 ID:MAS9/IfM
アニメ史上近年希に見るおしどり夫婦、なぎささんとほのかさんでキボン
8名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 16:15:38 ID:bIE129i6
ほしゅ
9名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 22:51:51 ID:aM8I3aAP
>>7
(´-`).。oO (♀×♀…)
10名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 02:20:54 ID:MKDiVx19
11フリチラ:2005/06/27(月) 17:36:11 ID:1T6zB7qT
「何か最近、莉奈の様子がおかしいのよね」
「そう!そうなのよ!」
いつものタコカフェでなぎさが呟くと、同席している志穂がキノコヘッドをぶんぶんと振っ
て、同調した。近ごろの莉奈は、授業中でも教室の窓から外をぼんやりと眺めては、た
め息をついている事が多い。志穂はなぎさよりも莉奈に近い存在なので、その異変にい
ち早く気づいていたのだ。

「何か悩み事でもあるのかなあ」
志穂には思い当たる事がない。それは、なぎさも同様。それほど親しくないほのかは、門
外漢に近い。三人は莉奈を案じ、言葉を失った。
「莉奈に直接聞いてみようか」
直球勝負が信念のなぎさは、まわりくどい事が苦手である。殴ってでも聞く。そんな考え
しか思いつかなかった。しかし、志穂はそれを真っ向から否定する。

「莉奈、意地っ張りだから、無理強いすると逆切れしそう。もっと、穏やかにいこうよ」
「それもそうか。あたしはどうしても、力に頼っちゃうんだよなあ」
「だからなぎさは藤P先輩と、濃密な関係になれないのよ。駄目P」
「マンモス悲P・・・」
志穂となぎさのダブルボケ役による漫才を見ながら、ほのかは思った。やはりツッコミは
必要である、と。そしてこのメンツでトリオを結成したら、トリオ・ザ・パンティと名乗るべき
だとも思った。無論、どうでもいい事なのだが・・・
12フリチラ:2005/06/27(月) 17:57:28 ID:1T6zB7qT
「リンゴをひとつください」
学校帰りの莉奈は、八百屋に寄ってリンゴをひとつ購入した。そして、その足で山のハイ
キングコースに向かう。もちろん、彼女の自宅とはまったく方向が違う。はたして莉奈は、
どこへ行くのであろうか。
「うふふ。あの子、待っててくれるかな」
穏やかな傾斜を、莉奈は軽やかなステップで歩いた。いくらか歩いて、到着したのは山の
中腹にある山小屋。シーズンオフなので、中に人気はない。莉奈はあたりを見回した後、
そっと入り口の扉を開いた。

「あたしよ、入るね」
小屋の中に灯かりの類は無いが、莉奈はそこに何者かが居る事を知っている。そして手に
したリンゴを取り出し、にこやかにこう言ったのだ。
「風太くん。ゴハン持ってきたよ」
すると、小屋の奥から小動物らしき物の影が蠢いた。さらにそれは莉奈の前までくると、誇
らしげに後ろ足で立ち上がった。なんとよく見れば、それはレッサーパンダではないか。し
かも、今、千葉県あたりで名を馳せている、立つレッサーパンダである。その名は風太。少し
時流に乗り遅れた感はあるが、可愛いもの好きな人々のハートを掻っ攫った、例の畜生で
ある。

「リンゴ食べなよ」
「キュウ」
莉奈が差し出したリンゴを、風太は齧り始めた。その仕草が愛らしく、莉奈は目を細めて
見つめている。
13名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 18:04:26 ID:2kkKg+vW
つC
14フリチラ:2005/06/27(月) 18:10:51 ID:1T6zB7qT
「おいで」
莉奈が手を伸ばすと、風太は何の躊躇も無く彼女の胸の中へ収まった。普通、この
手の動物はあまり人に慣れないのだが、莉奈は特別のようだ。風太はそのふっさり感
漂う体を、安心して女子中学生の腕に預けている。よほどの信頼感が無い限り、こうは
いかないだろう。

「カワイイ!うふふ」
莉奈は先日読んだ東スポの見出しを思い出していた。

『風太くん、ストレスのあまり家出。捜さないで下さいと置き手紙。動物園もびっくり!』

この記事が出た後、莉奈はこのレッサーパンダと出会っている。場所はゲームセンター
のプリクラの前。そこは動物園からほど近く、状況から考えて彼が風太くんである可能性
が高かった。そして莉奈は、風太くんを保護することに決めたのである。

「そろそろ帰らないと・・・また来るね」
「キュウ」
いい加減撫で倒してから、莉奈は山小屋を後にした。もう、山にも街にも日が落ちかけて
いる。急がなきゃ、と小声で呟いた後、莉奈は山を降りていった。
15フリチラ:2005/06/27(月) 18:32:33 ID:1T6zB7qT
街に夜の帳が下りても、莉奈は家に帰らなかった。今、彼女は路地裏で、くたびれた中
年男に声をかけている最中である。
「ねえ、三万円でいいんだけど」
「高いな。本当に中学生かい?」
「本当よ。これでも、ベローネ学院の生徒なんだから」
莉奈は生徒手帳を取り出して、男に見せつけた。紛う事無く、気高き私学の名が刻まれ
ている。

「おお・・・それなら、高くないかな」
「でしょう?三万円で本物の女子中学生が抱ければ、安いもんよ。ねえ、行こう」
男の顔色が変わるのを見て、莉奈は腕を組んでやった。こうなれば、男はもう落ちたも
同然。行く先は、安ホテルである。
「莉奈ちゃんだっけ?制服は持ってないの?」
「コインロッカーで着替えてきちゃったから・・・ごめんね」
莉奈は私服姿で、いつもは二つに結っている髪を下ろしていた。そのせいか、年齢よりも
大人びて見える。それでも莉奈が可愛い少女には違いなく、鼻の下を伸ばした中年男の
欲情を焚きつけるのには十分事足りた。そうして、親子ほども年の違う二人がホテルのネ
オンの下をくぐったのは、交渉が決まってからわずか五分後の事だった。

「まず、お風呂入ってきて。不潔な人、嫌いよ」
「ああ。ちょっと、汗を流してくる」
男を浴室へ遣り、莉奈は着ている物を脱ぎ始めた。まずはキャミソール。そして、イオンで
買ったスカートとソックスも脱いだ。生活臭溢れる装いだが、世間にはそこに萌えツボがあ
ると信じる向きも多い。スーパーの広告に載っている美少女モデルに萌えるのは鬼畜か。
そんな議論が、今、秋葉原界隈では良く行われている。本当にどうでも良い話だが・・・
16フリチラ:2005/06/27(月) 18:51:23 ID:1T6zB7qT
(あんなオッサンにやられるのか。嫌だな)
ブラジャーに手をかけたとき、莉奈はため息をついた。しかし、思い直すように頭を振って、
(これも、風太くんのため・・・頑張らなくっちゃ)
そう心の中で呟くと、細身の体に不似合いな豊かに実ったバストを露出していった。

「莉奈ちゃんもおいでよ」
「はーい」
シャワーを浴びている男に呼ばれ、莉奈はショーツを脱ぎ捨てた。お金のため。そう割り切
って男に抱かれるのだ。莉奈は、それが悪い事だという認識をしている。しかし、風太のエサ
代の事を考えると、お金が欲しかった。莉奈の決められた小遣いでは、すぐに限度が来る。
そうは言っても、中学生を雇ってくれるバイトなどは無い。じゃあ、どうすればいいのか。

援助交際という名の売春行為──莉奈は迷わなかった。

「入りま〜す・・・わあ、おじさんのおチンポ、大きいね」
「そ、そうかな?実はおじさん、女房以外の女を知らなくて、これが大きいのかどうかが分か
らないんだ」
莉奈を中学生と知ってて買った男の男根はすでに大きく反り返り、ぎりぎりと張り詰めていた。
汚らしい──莉奈は一見して、そう思った。
「莉奈ちゃんのココ、つるつるだあ・・・。ちょっと触っていい?」
「いいけど、指を入れないでね。乱暴にすると、帰っちゃうんだから」
莉奈の恥丘は無毛だった。本当はもう生えているのだが、水泳の授業が始まった時、志穂と
ふざけてて若草を剃り落とし合ったのだ。それ以来、莉奈はここを剃りあげる事にしている。生
えかけの恥毛はチクチクして煩わしいし、何より商売の邪魔になる。今の莉奈は、娼婦でもあ
るのだ。恥毛の手入れは、案外面倒くさいのである。
17フリチラ:2005/06/27(月) 19:06:53 ID:1T6zB7qT
「あん・・・おじさんの指使い、エッチすぎ・・・」
「莉奈ちゃんのココ、柔らかいね。色も綺麗だし、女房とはえらい違いだな」
男が花のつぼみのような莉奈の割れ目に指を這わせた。薄桃色のつぼみは指に刺激
され、うっすらと色づき始める。莉奈は立ったまま、肩幅くらいに足を開いた。

「クリトリス・・・すごく感じるの」
「いじっていいんだね?」
男の指が割れ目をこじ開け、肉真珠が眠る包皮を剥きにかかった。莉奈はその瞬間、軽
い眩暈を感じた。ここを責められると、体の奥にある芯のような物が蕩けていくような気が
する。莉奈は、それを人が理性を失っていく過程だとは、まだ知らない。
「アア・・・」
浴室はガラス張りになっていた。莉奈はベッド側のガラス面に手をつき、尻を高く上げる
姿勢を取った。目は流し気味に男を誘い、切なげに潤んでいる。

「おじさん、クリちゃん引っ張っちゃ、いやァ・・・」
「ふふふ・・・莉奈ちゃんは、本当に感じやすいんだね」
摘まれるというよりは、扱かれてる感じだった。莉奈のクリトリスは充血し、膨らんでいた。
そのせいで女肉がほころび、二枚貝の口が開いてしまう。
「パックリ開いたぞ。莉奈ちゃんのオマンコ丸見えだあ」
「い・・・いやあ・・ん」
男はクリトリスをいたぶりながら、肉のフリルも掻き分け始めた。まだ型崩れの無い莉奈
の女穴は、並みの女性よりもやや下つきである。それを見た男が猛々しくなった。
18フリチラ:2005/06/27(月) 19:22:10 ID:1T6zB7qT
「もう我慢できん。莉奈ちゃん、いかせてもらうよ」
「あっ、待って!コンドームを・・・」
言い終わる前に、莉奈の体はズーンという衝撃に見舞われた。男が無理強いをしてきた
のである。

「おお・・・いいぞ。キュウキュウ締めつけてくる・・・」
ゆさゆさと男が腰を振った。男根をねじ込まれた莉奈は顔を歪め、必死に懇願する。
「お願い!避妊しないと危ないの!ああ・・・」
「大丈夫さ。私は、種が薄いんだよ。妊娠なんて、しやしないさ」
男は莉奈の手を取り、まるで手綱を絞るように引いた。そのため莉奈の背は反り、取り押
さえられた暴れ馬のような姿となる。

「良い格好だ、莉奈ちゃん。じゃあ、動くよ」
「おじさん、お願い!生は嫌ァ・・・」
「こんないいオマンコ、生でやらなきゃ罰があたるってもんだ。さあ、いくぞ」
ぺたん、ぺたんと汚らしい中年男の玉袋が莉奈の桃尻を叩いた。犯されている。莉奈は
うなだれ、涙をこぼした。

(お金のためよ、風太くんのため・・・)
肉襞を捲られるたび、男に憎しみが沸く。それを紛らわせるために、莉奈は風太の事を
想った。彼のためなら、この身を汚しても──莉奈は母性本能が強いタイプだった。
(ちくしょう、このオッサン、早く終われよ!)
声にならない叫び。結局、莉奈は男が果てるまで、呪詛の言葉を心の中で放つのであった。
19フリチラ:2005/06/27(月) 19:40:50 ID:1T6zB7qT
一方、同じ頃の美墨家。
「おーい、なぎさ。東スポ読むか。今日は巨チン軍と阪チンのドーム決戦が一面に載っ
てるぞ。ドーム(どうも)すいません、なんてな」
風呂上りの岳は、全裸のままなぎさに東スポを手渡した。ぶらり日本旅。岳の股間は、
どことなくそんな主張をしているように見える。

「やだ、お父さん!ちゃんと前を隠してよ〜・・・王様のブラチンが丸見えよ」
「悪い悪い。アイムソーリー、ヒゲソーリー・・・そうだ、ママ。ひげそりあったかな」
幸四郎パパに謝れ!ちょっと行き過ぎな感じの親子である。そんな経緯で譲り受けた
東スポになぎさは視線を落とすと、二面目のベタ記事に注目した。
 
『風太くん、帰る。ご迷惑をおかけしましたと、今度は逆立ちを披露。関係者は、風太くん
の中身がロボットではないかとの疑念を持つ』

「ふ〜ん。風太くんが帰ったんだあ」
どうでも良い。なぎさはさっそくエロページへとダイブした。男センの所である。なぎさは
このページが好きだった。
「うひょ〜・・・今日も、エロ記事満載!」
AVの紹介に始まり、風俗探訪。これだから、東スポはやめられない。男の中の男がス
ポニチや中日スポーツに手が出ないのは、このためである。なぎさは東スポを買ってくる
父親の逞しさが誇らしかった。
20フリチラ:2005/06/27(月) 20:06:48 ID:1T6zB7qT
「何々・・・倦怠期を乗り切るための秘訣は、SMにあり、か・・・あはは、莉奈がこれ見たら
喜ぶだろうな。あの子も東スポ好きだから」
誰の目にも怪しく映る根拠の無い精力増強法や、まじないのような女性攻略法。これぞ東
スポ。なぎさは十分に紙面の内容を堪能し、新聞を閉じた。思わず莉奈の名前が出たのは、
やはり気にとめているからだろう。男勝りだが、なぎさは友達思いの優しい子なのである。
そして、当の莉奈はと言うと・・・


「ちくしょう、あのオッサン・・・三回も中出ししやがって」
ホテルを後にした莉奈は、もう一度山小屋に向かっていた。あのおぞましい中年男に抱かれ
たら、無性に風太に会いたくなったのだ。手には好物のリンゴと桃屋のラッキョウ。念のため
に言うが、この組み合わせに意味は無い。なんとなく思いついただけである。
「風太くん!」
莉奈は山小屋に着くなり、扉を開けた。が、しかし、そこに風太の姿は無かった。
「あれ・・・?どこへ行ったんだろう」
小屋の中に差し込む月明かりだけを頼りに、風太を探す莉奈。しかしその姿は見つからず、
代わりにこんなメモ書きが残されていた。

『僕、動物園に帰ります。ゴハンくれてありがとう、莉奈ちゃん。いつか、僕を訪ねて来てね。
その時は、空中モランコ(組み体操でいう所のサボテン)でお出迎えします。 風太』

「風太くん・・・そうか、帰ったんだね」
文字が涙でにじんで見えなかった。莉奈はこれでいいんだと、自分に言い聞かせる事にした。
その方が風太は幸せになれる。そう思ったのだ。
21名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 20:13:43 ID:ynnRBKBa
リアルタイムキタ━━━━━━\(T▽T)/━━━━━━ !!!!!
乙です。フリチラさん。
22フリチラ:2005/06/27(月) 20:14:18 ID:1T6zB7qT
「さよなら、風太くん。絶対、会いに行くよ」
これにて、

『涙のお別れ 莉奈のチンポコ物語』

終わり。






一週抜けたので、力があさっての方向を向いてしまいました。
しかし、今年も水着シーン無しですか・・・
衣替えもさりげなく済んじゃったし、硬派なアニメですねえ・・・

色々とスイマセン。
23名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 22:22:09 ID:RaZe5uKm
フリチラさんは東スポ愛読者か?男選ww
24通りすがり:2005/06/28(火) 22:17:21 ID:Bh0Q5jeU
Lの受難

 金髪の小柄な少女は目の前の男に気圧されて後ずさっていった。周囲は闇。ぼんやりと有機的な網目状の柱が目に映る。
 「お前たちの都合などどうでもいい…。変身するんだ!変身しろ!」
 鎧姿の大男の強請に、彼女は思わず目を閉じる。怯えと、助けてくれるもののいない孤独が表情を曇らす。
 「ひかり〜!」
 いや、いた。小さいけど少女をこの状態で助けてくれる存在が。
 その化粧コンパクトに封入されたような形の生き物が少女の名を呼んで変身を促している。
 ひかりはそれを手に取った。扇ぐように右手をかざす。
 「ルミナス、シャイニングストリーム!!」
 少女が叫ぶと、胸のあたりを中心に光が生まれる。その輝きは見る間に強く大きくなって彼女を飲み込んだ。



 「はあ、はあ、はあ…」
 そのころラクロスのユニフォームに身を包んだ栗色の髪の少女…美墨なぎさ…と、白衣をまとった少女…雪城ほのか…は、校庭を走っていた。そのすぐ後ろを土煙が、そして頭を三つ持った巨大な竜が追いかけてくる。
 その竜は「ザケンナー」と呼ばれるものだった。闇の力を受けた妖気が実体化した、彼女たちの「敵」。
 ひかりという彼女たちにとって大切な少女は、今しがたそのザケンナーに飲み込まれたところだった。彼女たちの目の前で。
  ひかりを助けなくちゃ!
 砂煙の届かないところまで走ると、なぎさは立ち止まった。ほのかと目を合わせて、互いにうなずき合う。
 「デュアルオーロラウエーブ!」
 なぎさとほのかは互いの手を握り合うと、そう叫んだ。
25通りすがり:2005/06/28(火) 22:18:55 ID:Bh0Q5jeU
 「どうしたシャイニールミナス!お前の力を見せてみろ!」
 巨漢は叫んだ。その目の前にはピンク色のドレスに身を包んだシャイニールミナス…変身後のひかり…が仰向けに倒れている。
 ルミナスのダメージは見た目にも明らかだった。最初こそ変身後の驚異的な身体能力で巨漢のエネルギー塊による攻撃を避け続けてはいたが、ザケンナーの中という限られた空間の中では逃げ続けられようはずも無い。腕や腰に痛手を受けて立てないままで巨漢を睨んでいた。
 「シャイニールミナス…クイーンの命といっても、不完全なままではこの程度でしかないのか…」
 声に怒りと失望を含ませながら、大男はルミナスに近づいていった。その太い右腕が彼女の胸倉の衣装を無造作に掴む。
 「や…いや…」
 少女の顔に怯えの色が混ざった。
 「…ふん!」
 男が息を鳴らす。すると周囲の有機的な柱がうごめき始めた。そしてそこから細いロープ状のものが伸びてきて蛇のように彼女の手足を絡め取る。
 「い、いやああああ〜!」
 ルミナスは悲鳴を上げていた。とてつもなく嫌な予感が背筋を抜ける。
 「見せてみろ」
 言うが早いか、男はその怪力でルミナスの上半身のドレスを引きちぎった。まだ膨らみかけのなだらかな白い双丘が惜しげもなく顕わになる。
 「いやっ!いやっ!いやあああっ!」
 ルミナスは身をよじった。両手両足がザケンナーによって固定されてるため、どのように逃げようとしても虚しく腰をひねるだけになってしまうのだが…。
 「ふむ…。やはり見た目は虹の園の人間どもと変わらぬようだな…」
 彼はその手のひらを幼い膨らみに伸ばす。
 「ひっ!」
 ひかりは一瞬声を失った。大きくがさがさした手が撫でるように彼女の胸の上を滑っていく。知らず彼女の首の裏を怖気が登っていった。



 「だあああああ〜っ!」
 美墨なぎさの変身したキュアブラックは、気合を上げると正面の竜の首の一つに向かって駆けていった。そうして今にもジャンプしようかとばかりに身を沈める。
 「だめ!ブラック!」
 そんな彼女を制したのはあろうことか雪城ほのか…キュアホワイトだった。
 思わずたたらを踏むブラック。そのバランスの崩れた身体に竜の首が襲い掛かる!
26通りすがり:2005/06/28(火) 22:21:21 ID:Bh0Q5jeU
 「ブラック!」
 駆けつけたホワイトがブラックを抱えるようにして飛びついた。コンマ数秒前までブラックのいた空間を、竜のあぎとが残念そうに通り過ぎる。
 「ホワイト!どうして!?」
 ブラックは疑問をぶつけた。
 「あのザケンナーの中にはひかりさんが閉じ込められてるわ。無闇に攻撃すると、ひかりさんまで傷つくかもしれない」
 努めて冷静に、ホワイトは答えた。
 「そんな…どうすれば…?」
 気弱にもブラックの語尾がかすれる。
 「とにかく、ザケンナーの攻撃を避けながら様子を見ないと。きっとどこかに中に入るための入り口があるはず」
 ブラックはとにかくそのホワイトの言葉に同意するしかなかった。



 「ほう、先のほうが固くなってきたな…。どうやら生理的にもまったく人間と同じらしい」
 まだ平らな乳房と小さな桜色の乳首を指で弄びながら、大男は笑った。もちろんルミナスはその男の行為に対して性感を覚えているわけではない。むしろおぞましく気色悪いと感じている。身体の微細な変化は男が言うとおり単なる生理的な反射だ。
 「どうして…どうしてこんなことをするの…?」
 いまにもこぼれそうな涙を気力で押し戻して、ルミナスは男を睨んだ。
 「ふん!どうして…だと?」
 大男は鼻を鳴らすと、まるで飽きたかのように少女の乳首を転がしていた指を離した。そして少女のヘソのラインに指先を滑らせると、破れたスカートの上部に潜り込ませる。
 「ひっ!」
 ルミナスにはもはや抵抗するだけの体力は残されてはいなかったが、それでもわずかに腰を跳ね上げることで彼女はその意志を示した。
 「もちろん、私はお前に興味があるからだ。クイーンの命よ」
 男の指が少女の秘部を覆い隠してる布を探り当てた。遠慮という言葉も知らばこそ、男の手は無造作に下着の中に侵入してくる。
27通りすがり:2005/06/28(火) 22:23:34 ID:Bh0Q5jeU
 「やっ…いやあっ…」 ルミナスの瞳に蓄えられていた涙が、とうとう堰を切った。それは頬を濡らしながら耳の脇を抜けて金色の髪の中に染み込んでいく。
 誰にも触れられた事の無い場所を男のガサガサした手が蹂躙していく。
 悔しかった。悔しくて、恐ろしくて、悲しくて、情けなかった。
 男は手のひら全体をルミナスの秘所にあてがうように添えた。ほんのりと産毛が生えたばかりの丘はその奥の恥骨の固さをダイレクトに手のひらに伝えてくる。それでもすぐ下のクレバスの両側は餅のように十分柔らかく、軽くさするだけで内側の朱色の襞を覗かせる。
 「ふむ…」
 大男は数度クレバスの周囲を指でなぞった。うっすらと割れ目の内側が湿り気を帯びてくる。
 「やだ…やめて…」
 少女の哀願は男の耳には届かなかった。彼は人差し指と中指に少女の分泌液を塗って湿らせると、クレバスの上方をそっと広げていった。
 「ひゃんっ!」
 ルミナスは息を詰まらせた。「くすぐったい」を10個ほど集めて「痛い」の手前まで限りなく近づけたような未知の感覚が肉芽から駆け上がってきたのだ。
 「うっ…うっ…」
 止めどなく涙がこぼれる。
 男は執拗なまでに陰核を責め続けた。包皮を弄び、頂点に軽く触れ、指先が乾く度に秘裂から湿り気を補充する。
 不幸なことにルミナスはクリトリスの刺激には慣れてはなかった。それゆえに耐えることもコントロールすることもできず、彼女はただ断続的に襲いかかる快感…それは同時に不快感でもあったが…に意識を麻痺させるしかなかった。
 「さて…そろそろ試させてもらう」
 男はそう宣言すると、ルミナスの小さな下着に指を掛けた。あっ、と思う間もなくそれは引きちぎられる。
 「ひいっっ!」
 少女の下半身が露わになった。透き通るような白い恥丘にはうっすらと産毛が生え、わずかに口を開いたクレバスからはこっそりと小陰唇がのぞき、そこから沁み出た分泌液は外陰部までをもテラテラと濡らしている。
28通りすがり:2005/06/28(火) 22:24:44 ID:Bh0Q5jeU
 「い…いやあああっ!いやあああっ!」
 ルミナスは信じられないモノを見た。見て、叫んで、必死で顔を背けた。
 男の股間から生々しい剛直が生えていたのだ。 それは客観的には「男性器」だった。しかし少女にとっては「絶望」以外の何物でもなかった。 「いやっ!やめて!やめてええっ!」
 ルミナスは必死で逃れようとした。しかし、彼女の腰は大男の両手でがっしりと掴まれ、1mmたりとも動こうとしなかった。
 「ひいっ!」
 怒張の先端が少女の入り口に触れる。亀頭が濡れた陰唇を弄ぶかのように踊る。
 「い、いやっ!やめて!やめて!やめてぇ〜っ!」
 その願いは当然のように裏切られることとなった。男の怒張は少女のなかにゆっくりと沈められていく。
 「やめ…ひいっ!いっ!痛い!痛い!痛い!〜っ!」
 物理的に引き裂かれる、他とは比しようもない痛みと共に、少女は絶望の杭に貫かれた。あまりの苦痛に歪んだ顔を、彼女はひたすら左右に振るしかなかった。



 黒と白の影が校庭を高速で駆けていった。左右に散開しては集合し、また離脱する。その後ろを数拍遅れて竜の首が追う。
 「だめ!やっぱり口しか入る場所がないみたい!」
 ホワイトが叫んだ。高速で動き回る竜、その口から侵入するのは非常に難しく思えた。
 「でも…やるっきゃないよね!」
 ブラックはホワイトに目配せをする。二人はうなずき合うと、竜に向かって駆けだしていった。



「ぐえっ!がっ!…ごっ、ごほっ!」
 美少女の小さく紅い唇から、蛙のような呻きが漏れた。痛みを訴える悲鳴はもはや無かったが、決して破瓜の激痛が消えたわけではない。脳内物質が膣口内の傷を痺れさせてもなおその痛みは断続的に少女を責め続けた。
 「けほっ!けほっ!」
 男の肉棒がルミナスの内蔵を圧迫する度、逆流した涙が喉に詰まって彼女はむせかえる。
 男は、ただ無感動に注送を繰り返していた。男の身体はあまりにも大きく、それに比するまでもなく少女はあまりにも小さく、その交わう様はそれゆえに背徳的で淫猥であった。
29通りすがり:2005/06/28(火) 22:25:20 ID:Bh0Q5jeU
 「はあっ、はあっ、はあっ」
 男の息遣いが速度を増し、腰の振りが荒々しくなっていく。少女はただ濁流に飲まれる小舟と化していく。
 「く…っ!そろそろ出るぞ…!」
 男の動きがいっそう激しくなった。ルミナスはその言葉を頭の片隅のまだ少し正気の残っている部分で聞いた。
 「い…いやあ…」
 それでも彼女が上げることができたのは、消え入るような抵抗の声だけ。そして大男はその声を当然の如く無視することにした。
 「ふっ…。クイーンの命が闇に汚されたときどうなるか、興味深いな…。うっ!ん…」
 小さな呻きと共に、男はグロテスクな男性自身を少女の最深部へと突き込んだ。2度、3度と繰り返される度に、子宮の奥へと白濁した欲望が流し込まれる。
 「ひっ…!」
 破瓜の血と分泌液で満たされ、ペニスで隙間無く密着していた膣の中をそのネバネバした液体が浸食していった。気持ち悪かった。気持ち悪くて…おぞましかった。




 「うあああああっ!あっ!あっ!」
 校庭の脇の林の中で叫ぶ声は、深い新緑に吸い込まれていった。
 なぎさは、もたれ掛かって泣き叫ぶひかりをただそっと抱きしめていた。
 闇の世界から来た敵は、撃退した。ひかりを救出し、校庭にも日常を取り戻した。
 しかし…遅かった。遅すぎたのだ。
 なぎさには、ひかりに掛ける言葉がない。慰めも、謝罪も、言葉にしてしまうと痛みを知らない他人の「戯れ言」になってしまう。
だからなぎさは…ただ抱きしめて、涙を頬につたわさせていた。
 ほのかは、少し離れてそんな二人を見ていた。彼女もまた、何も言わない。
「あうあっっ!うっ!うっ!…」
 泣き声とも嘔吐ともつかない叫びがひかりの喉の奥を突く。
 実際、ひかりは吐きたかった。吐いて、すべて吐いて、できうるなら胃も腸も子宮もすべて吐き出して、忌まわしい事実と一緒に捨ててしまいたかった。
 悔しかった。惨めだった。不安だった。世界の全てが足下から崩れ去った。…たった一つの、目の前の温もりを除いて。
 だから、ひかりはただなぎさの胸の中で泣き続けた。
30通りすがり:2005/06/28(火) 22:27:03 ID:Bh0Q5jeU
 「ひかりさん…とにかく、うちに来て。お風呂沸かしておくから…」
 夕日が地平に沈みかけた頃、ほのかがひかりに切り出した。ひかりは泣きすぎてぼうっと麻痺した意識をほのかに向けた。
 「う、うん!そうだね」
 なぎさは同意すると、ほのかにひかりの身体を預けた。ほのかはひかりの肩を抱いて、支えるように歩きだす。
 「ひかりさん…。一つだけ、聞いて欲しいことがあるの」
 ほのかは小さな、本当に小さな声でひかりに耳打ちした。思わず顔を上げるひかり。
 「………あなたは、もうなぎさに愛される資格は無いの。忘れないで」 そこに見たのは、ほのかの笑み。残酷なほどに歪んだ、悪魔の如き笑み。
  ほのかさん…まさか…
 ひかりの視界が色を失っていく。そして、闇に落ちていった…
31名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 09:16:10 ID:2gIhmynW
>24-30 乙!
ほのか(´・ω・) オソロシス
ルミたん陵辱モノは初めて見たかも
次作も期待してま
3224:2005/06/29(水) 22:47:14 ID:lkFV3dAs
>>31
アリ!
でも次作は無いかも

前回のを見て、2週間のプリキュア分の枯渇もあって
「もしも黒白の救出が遅れたら?もしもそれが意図的だったら?」
みたいな妄想をしてついつい書いちゃったんで
まあ、気まぐれなんです、俺は。

ちょっと改行ミスして黒ほのかならぬ月ほのかの迫力が半減しちゃいましたけど…(汗
33名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 02:52:36 ID:Ol0s0B/5
読みますた
グッジョブっす

最後のほのかに背筋が凍ったw
34名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 20:09:56 ID:N4/arYjY
なぎさ「ほのか、どう?」
ほのか「心配ないよ。よく効く座薬があるから、それを使いましょう」
私はパンツを脱いで、お尻をほのかの前に突き出しました。ほのかは肩に手を掛けました。
ほのか「いい?イくよ、ハイ、力を抜いて」
なぎさ「ううっ」
座薬が何個も入ったようでした。
ほのか「この座薬を毎朝、1週間続けてみてね」
なぎさ「どうもありがとう、ほのか」

翌朝。言われた通り座薬を入れようとしたが上手くいきません。そこで亮太に頼むことにした。
亮太「これをお尻に入れればいいんだね。わかった。いくよ」
亮太は右手で座薬をつまみ、左手を肩にかけました。
その時!
なぎさ「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」
亮太「どうしたの?!ごめんなさい、痛かった?大丈夫?」
なぎさ「うわぁぁぁぁ!!違う、今、気が付いたんだ!うわぁぁぁぁ!!!」
亮太「なに?何に気づいたの?」

なぎさ「あのときほのかは、私の肩に両手を掛けていた!!」
35名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 23:41:25 ID:I4zJ56Qq
うわぁぁぁぁぁぁ!!!
36名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 23:51:37 ID:V4aJcUzZ
アメリカンジョークワロス
37レズってこんな感じ?:2005/07/02(土) 02:51:28 ID:tw/kH7Cr
明日にラクロスの試合を控え、自分のベッドに腰掛けたままなぎさは隣に座っているほのかに嘆願した。
「ね、ほのか、お願い」
「うふふ、いいわよ。緊張をほぐすのにはコレが一番ですものね」
嬉しそうに笑うとほのかはなぎさの胸をはだけさせ、期待で高まっている乳首にそれぞれそっと口づけする。
するとなぎさの喉から悩ましい喘ぎが漏れた。
「ますます敏感になってきたわね」
顔を紅潮させ瞳を潤ませているなぎさをベッドに横たえるとなぎさはスカートの奥へと手を伸ばす。
既に湿り気を帯びている薄い布地をくぐり手の平に柔毛を感じながら中指を折ると、粘りけの強い果汁が一気に溢れだした。
「ううっ!」
「ダメよなぎさ、まだこれからよ」
半開きになり熱い吐息を漏らすなぎさの蠱惑的な唇を自分の口唇で塞ぎながらほのかは肉裂にあてがっていた人差し指と薬指を思い切り開く。
そして中指をさらに柔襞の奥に潜らせ、相手をもっとも狂わせるポイントに到達させた。
「なぎさは、ナカはここがイイのよね」
不意に唇を離し、お互いを繋ぐ唾液の糸のきらめきを見ながらほのかは微笑む。
愛する少女の快感中枢を掌握しきった彼女の自信の現れだった。
「お願い・・・・・お願いほのかぁ・・・・・・」
なぎさの哀願がほのかの鼓膜を心地よくくすぐる。
ほのかは再び微笑むと、相手の股間に顔を埋め膨らみきった桃色の肉芽にそっと舌を絡めた。
「ひっうぅぅぅううううううああああああああっ!! 感じるっ! いっぱい感じちゃうよおおっ!!」
(可愛いわなぎさ・・・・・・・・もっと、もっと好くしてあげる)
なぎさは快感のあまり腰を浮かせている。その中央にある快楽の園へ、ほのかは指を増やして慎重かつ大胆に弄んだ。

疲れたのでやめる
38名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 02:53:01 ID:tw/kH7Cr
age
39名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 11:47:29 ID:US5+AkNH
>>34
当たっていたのはディルドーでOK?
40名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 14:45:46 ID:MQhERLif
お ち ん ち ん で し ょ
41名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 00:06:23 ID:33Lr/DFy
>>37
ふたなりじゃなく、きちんとした女体同士
とてもGJです。
42名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 00:42:34 ID:2lHauJ6Z
>>24-30
ひかり可哀想・・・(´・ω・)
ほのか嬢のブラックストマックぶりに正直キャンタマちぢみあがった。

こうなったら黄も黒も白もまとめてリョジョークしてやってくだせぇ。
43名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 11:53:31 ID:YPeyv48d
放浪の自転車小僧の「一人前の男になるなら、まずは『男』にならなきゃな!」
とかいうよくわからない思い込みに付き合わされて、
連れ出された人気の無い川原の草むらの中で
しゃぶらされたりイジられたりのひかりたんとか妄想しました。

してしまいました。
44名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 15:03:28 ID:21WMxcZe
〜ちょっとキチクでラブ〜

もう日差しがかなり強く、木々もその恵みをいっぱいに受けて緑濃くする、そんな季節。
なぎさとほのかは今日も学校帰りに仲良くタコカフェへ寄り道していた。
「いやホントに相変わらずあかねさんのタコ焼き、最高だなあ〜〜っ!」
「うふ、なぎさったら・・・・・・」
至福の表情でタコ焼きを平らげていく親友を眺めつつほのかは目を細める。
そこへひかりが現れた。
「こんにちは、ほのかさん、なぎささん。今日もたくさん食べていって下さいね」
「いただいてるよぉーっ! いっっやあ、もうサイコー! ひかりも少し休んで一緒に食べない?」
「え、それじゃあ・・・・・」
「ありがとう、ひかりさん。でもわたしたちは気にしないで、お店のお手伝いのほう頑張ってね」
なぎさの無邪気な誘いに応じかけたひかりへ、ほのかが完璧な笑顔のままぴしゃりと言う。
途端にひかりは硬直し、ぎこちなく頷いた。
「そ、そうですね」
「えーイイじゃんべつに。お客少ないんだし、あかねさんだって許してくれるよ」
「ダメよなぎさ、仕事の邪魔をしちゃ」
「ぶー! ほのか厳しすぎー!」
「いいんです。・・・・・あそうそう、おふたりの飲み物はサービスですから」
「ぃやったぁっ!! ひかり愛してるぅーッ!!」
気前のいい言葉に思わずなぎさはバンザイし、ひかりに抱きつく。
ひかりはその調子の良さに思わず苦笑したが、なぎさの肩越しに見えるほのかの顔色が変わったのを見て息を呑んだ。
45名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 15:06:45 ID:21WMxcZe
「・・・・・・ありがとう、ひかりさん。サービスのお礼に、テーブルを片づけるの一緒に手伝ってあげるね」
微笑みを浮かべたままそう言って立ち上がるほのかに気圧されつつ、ひかりは急いでなぎさの抱擁をふりほどく。
そして狼狽えながら返事した。
「いいえ、ほのかさんはお客さんなんですから、お気になさらないで下さい」
「あ、あたしも手伝うよ!」
「いいの、なぎさはまだ食べてて。わたしはもう食べないし、お腹ごなしにお手伝いしたいの」
「そお? んじゃ、お言葉に甘えまして」
ほのかの言葉にあっさりと納得し、なぎさは再びタコ焼き他の軽食を頬張り始める。
そこから離れたテーブルの空き皿を片づけながら、ほのかは怯えているひかりに向かって囁いた。
「ひかり、わたし言っておいたはずね? なぎさの気を引くような真似はいっさい許さないって」
「で、でもさっきのあれはなぎささんが勝手に・・・・・・」
「今夜、わたしの家に来るのよ。いいわね」
「は、はいっ」
遠目からでもなぎさに不信をもたれないよう笑顔のまま告げられた言葉にひかりは即答する。
そして、畏怖とともになぜか陶酔の入り混じった表情を面に浮かべた。


「良く来たわね、ひかり」
「はい、ほのかお姉さま・・・・・」
夜更け、あかねの家から抜け出してきたひかりは、玄関で相手の顔を直視できずに俯いたまま答えた。
「それじゃあなたらしく・・・・・・・つまりメス犬らしくなってもらおうかしら」
46名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 15:09:19 ID:21WMxcZe
「はい」
抗いも哀願も無駄だと知り尽くしているひかりは三和土の上で着ているものを脱ぎ始める。
そして一糸まとわぬ裸になると全身を羞恥に染めた。
(ああ・・・・・・もしもこんなところを誰かに見られてしまったら)
そう思うと小柄な身体が恥ずかしさに竦む。
しかしひかりが呼ばれる夜は唯一の同居人であるほのかの祖母が睡眠剤を服まされているため、まずその心配はなかった。
「うふ、じゃああとはコレね」
そう言うとほのかは慣れた手つきでひかりに赤い革の首輪を嵌める。
そのまま引き紐を引かれたひかりは廊下に上がると四つん這いになり、歩き始めた。
「そうそう、ひかりもメス犬の作法が分かってきたわね。相変わらず言いつけは守らないけど」
観念したように廊下を這い歩く少女を見下ろしつつほのかが嘲笑する。
恥辱に顔を紅潮させたままひかりは沈黙し続けた。
「それじゃ今度は発情したメス犬に相応しく股を開いてもらいましょうか」
自分の部屋に入ると早々にほのかは命じる。
ひかりは敷かれていた布団の上に仰向けになると、震えわななきながら両脚をおずおずと開いていった。
「ふうん・・・・・さすがに見た目だけは可愛いオマ○コよね。これを濡らしながらわたしのなぎさを誘惑したのね」
過剰な愛ゆえの異常な嫉妬に燃えて、ほのかはひかりの恥部を睨みつける。
それから机の抽斗を開けるとバイブレーターを取り出した。
「お仕置き開始よ」
手にした器具にゴムを被せ、ほのかは子栗鼠のように慄えおののいているひかりの秘唇にそれをねじ込む。
それと同時に声なき呻きが年若の少女の喉から漏れた。
「こんな太いのを美味しそうに呑み込むなんて・・・・・・・あなたみたいな淫乱に、なぎさは絶対渡さないわ!」
47名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 15:12:33 ID:21WMxcZe
「うっ、ああ、んああっ!!」
器具のスイッチが入れられ、ひかりは体内の奥からわき出す快感に悶える。
ほのかの逆鱗に触れて処女を失い陵辱を重ねられるうち、いつしかひかりは淫らな悦びを覚えるようになっていた。
「今度はお尻よ。うつ伏せになってお尻を高く上げなさい」
「はい、ほのかお姉さまっ・・・・!」
手酷い折檻や躾を繰り返されるうち、内なるマゾヒズムにも目覚めていた少女は従順に主の言葉に従う。
バイブレーターを咥えたままの桃襞からは蜜が滴って内股を濡らし、思春期に入りかけたばかりの小ぶりな胸では乳首が痛々しいほどに凝っていた。
「思い知らせてあげる、ひかり」
ぞっとする笑みを浮かべたほのかは父親のものである革のベルトを握り締める。
それはこれまで哀れな少女の脂汗と涙を吸い込み続けてきた代物だった。
「行くわよ!」
ひゅん、と部屋の薄闇が引き裂かれる。
そして柔らかい肌がはじける音が続いた。
「あうううううう――――っ!!」
ひかりの喉から胸を抉るような悲鳴が迸る。
他の箇所に比べれば幾分ましとはいえ、臀部を革ベルトで叩かれる辛さは格別だった。
「そんな綺麗な目でなぎさを誘うなんて、許せない!」
ひかりがなぎさに見せる行為一つ一つに対する嫉妬をむき出しにしながらほのかはベルトを叩きつける。
そして身に覚えのない罪を糾弾しつつ浴びせられる残酷な打撃にひかりは身を捩り、泣き叫んだ。
48名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 15:15:41 ID:21WMxcZe
「はあ、はあ、はあ・・・・・」
加減しているとはいえ、激情に身を任せての懲罰にさすがに疲れてほのかは手を休める。
そしてまっ赤に火照るひかりのヒップを観察しながら、もうひとりの少女に思いを馳せた。
(ああ・・・・・・もしなぎさをこんな風にできたら・・・・・・)
深く愛するがゆえに却って思い通りにするのがためらわれる少女。
科学部の部員のようにさほど思い入れのない仲間は全てほのかの魔の手に陥ちていたが、なぎさのみは触れてはいけない禁断であり続けた。
(でもなぎさは・・・・・・なぎさだけはそうしてはいけない・・・・・・もしそうしたら、なぎさはなぎさでなくなってしまう・・・・・)
愛と欲望のジレンマ。そして、そこから生まれる苛立ちの全ては、ひかりに向かってぶつけられるのだった。
「ひかり、懺悔の代わりにわたしに奉仕するのよ」
相手を責め苛んだことによって若きサディスチンの秘園もまた潤んでいた。
ほのかは夜着を脱ぎ、清楚なショーツを下ろしてひかりの前に立った。
「あ・・・・ああ・・・・・・ほのかお姉さまのお○んこに、ご奉仕・・・・させて下さい・・・・・・」
それまで息も絶え絶えだったというのに、ひかりはほのかの命令を聞くと懸命に身を起こし、蠱惑的な香りをさせる谷間へと舌を這わせる。
ぬめるラヴィアをこじ開けるようにして蜜液を啜り、息づく秘芯を丹念に愛撫してほのかの息を荒くさせると、ひかりの心は躍った。
蹂躙され抑圧されているだけの者にはあり得ない心の動きである。
いたぶり嬲られ続けるうち、いつしか芽生えたほのかへの想い。
それは、快楽を通じて生まれた異形の愛であり、決して知られてはならない哀しい愛だった。
(もしわたしがほのかお姉さまを愛していることを悟られてしまったら・・・・・・)
ほのかは安心して嫉妬の炎を燃やすこともなくなり、ひかりは有象無象のペット少女と同じ存在に墜ちてしまうだろう。
ひかりが最もなぎさの関心を引く危険な美少女だからこそ、ほのかが嫉妬に狂い特殊すぎる関係が成立するのだった。
49名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 15:17:59 ID:21WMxcZe
「う・・・・凄く上手くなったわね、ひかり。きっと、なぎさにこうしたくて練習したのね。本当にあなたは危険だわ」
身体の芯が蕩けそうなほどの快感に耐えつつ、ほのかは歪んだ推察から生まれた憎悪で顔を歪ませる。
そしてひかりの口に向け、熱い液体を解き放った。
「ングッ?!」
「ご褒美のオシッコよ。こぼさず飲んでね」
憎い相手を尿で汚す快感に酔い痴れながらほのかは冷たくそう命じる。
彼女にはひかりが、倒錯した歓喜に満ちて自分の小水を飲み干しているなどとは思いもよらなかった。
最後の一滴まで舐めさせた後、ほのかはペニスバンドを腰に装着した。
「今日は前より太いのよ」
布団に伏せて腰を高く掲げる相手に向かいそう言うとほのかは、ひかりに挿入したバイブはそのままにもう一つの秘孔へと侵入する。
その瞬間ひかりはかすかに呻いたが、どうにか本能的な抵抗反射を抑えて苦痛を軽減した。
「どうひかり? こんな太いのにお尻の穴を抉られて!」
「ああっほのかお姉さま!! わたし、ヘン、ヘンですぅっ!!」
情け容赦なく奥を突かれ肛肉がわななくたび、痺れるような電撃がひかりの中心でスパークする。
ひかりを貶めるために繰り返された肛辱は、膣と同等以上の快楽をもたらすようになっていたのだった。
「お尻が、お尻が感じちゃうんですっ!! わたし、お尻で感じちゃってるっ!!」
「この変態!! お尻で感じるようなメス犬に、わたしのなぎさは絶対渡さない!!」
(ここまでしているのに・・・・・・・・・・どうしたらこの子の、なぎさを惹きつける輝きを失わせることができるの?!)
嫉妬と焦燥に駆られたほのかがより一層激しく肛虐を尽くす。
そしてひかりは前後の括約筋を思う様蹂躙され、こみ上げる被虐の快感に脳を灼かれながら心の中でほのかへの愛を叫んでいた。
50名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 15:20:54 ID:21WMxcZe
(ああっ、もっと嬲って下さい! ひかりのお尻とお○んこをグチャグチャにしてッ、ほのかお姉さまあっ!!)
「お尻でイく畜生なんかに、なぎさを愛する資格はないのよ! ひかり、あなたは一生わたしの奴隷よ! ずっとずっと、誰にも愛されずに生きていくの!」
「はい、わたしは一生ほのかお姉さまの奴隷です! 誰も愛する資格のない淫乱奴隷です! だから、だから、ずっと・・・・・」
一方通行の想いが、ここにはいないなぎさを通じて循環してゆく。
いつしかなぎさを犯しているような幻影に捉えられてほのかは興奮の度合いを急上昇させ、腰の振りが獰猛さを増す。
そして高まる喘ぎがひかりの限界を報せ、ほのかもまた臨海点に到達した。
「ひかり!」
「ほのかお姉さま!!」
折り重なる二つの肢体が淫靡極まるヴィブラートを奏で、この上ない光が愛の迷い子たちを優しく包む。
そしてしばしの静寂が訪れた。
「許さない・・・・・あなたなんかに・・・・・・・なぎさは・・・・わたしのなぎさは・・・・・・」
「ほのかお姉さま・・・・・」
背後にそう呟くほのかの息を感じながらひかりはゆっくりと濡れた身体を起こす。
しばらくして規則正しい寝息を立て始めた相手を見守りながら、金髪の少女はそっとその頬にキスをした。
「愛してます、ほのかお姉さま・・・・・・・なぎささんより、ずっと・・・・・・命ある限り・・・・・・」
夜が明けるまでにはあかねの家に戻らなければならない。
だがひかりはほのかから目を離す決心がつかないまま、いつまでも、いつまでも愛する者を見つめ続けていた。


fin
51名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 16:08:06 ID:PSB7prcc
(*´Д`)ハァハァハァハァ/lァ/lァ/lア/lア/ヽア/ヽァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \アノ \ア ノ \ア
52名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 16:38:11 ID:m9z4hbbV
すげえ。
複雑に絡み合う心理劇だ!
53名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 19:11:41 ID:GBQCEqOd
ほのか攻めGJ!
5424実は某所59:2005/07/06(水) 00:51:19 ID:0xFYi5xU
やばい…感動した!
いや、描写の上手さとかそういうのだけじゃなくて…なぎさを支点としたほのかの想いとかひかりの変貌とか…

いい!萌えます!
55名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 21:53:05 ID:0FZ38tHy

「ふたりはプリキュア」というアニメを娘たちと一緒に見ています。
ここでふと気になったのがタイトルの「ふたりは」というところです。
うちには娘が3人いて、プリキュアごっこをするときに2人の役柄を
取り合っていつも喧嘩しています。
なぜ、二人でなくてはならなかったのか疑問です。
学校で中のよい3人組や4人組など、やはりプリキュアになれずに
仲間はずれにされるなんてこともあるかも知れません。
せめて、「みんなはプリキュア」という題名にすれば
よかったのではないか、と思います。
みんなはプリキュア。お父さんもプリキュアです。

(埼玉県・自営業37歳男性)
56名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 22:27:12 ID:RDUEafUz
>>51-54
どもです。
フリチラ氏リスペクトの自分ですが、才能がないのでやむなくこんなの書きました。
もっとガチエロにするはずだったのにエロが少な目に・・・orz

>>24さん
このSSは「Lの受難」のダークほのかに触発されて書きました。黒いほのか、いいですよね。
ひかりを陥れて微笑む24さんのほのかがいなければ書けませんでした。いいネタありがとうございます。
次はベローネ学園を裏で支配する女王ほのかを・・・・・・・・・すみません嘘です

>>55
最後の一行にお父さんの本音が。
娘s「お父さんはザケンナーの役ね」
父「いやだ! お父さんもプリキュアだ! でゅあるおおろらうぇぇぶっ!」
母「オタクの世界の住人たちよ! とっとと正気に返りなさい!!」バッコ〜〜ン!!

ゆるゆる〜〜っとまたなんか書けたらイイナ!
57名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 02:12:26 ID:u7+94ijt
混ざってる!
テレ東他作品が複数混ざってる!!
5824:2005/07/07(木) 23:24:39 ID:MMfk3uo9
>>56
>このSSは「Lの受難」のダークほのかに触発されて書きました。黒いほのか、いいですよね。
…照れます///

念のため付け加えますと、氏のSSに対して「なぎさ支点」と言ったのは「なぎさ視点」の誤変換じゃないです
なんていうか…なぎさ自身の出番は少ないんだけど、ちょうどなぎさが時計の軸でほのひかが長針・短針
またはアメリカンクラッカーの紐の指で握ってるところがなぎさで、2つの球がほのひか、っていうか…
59名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 19:39:45 ID:a+V5WWKt
>>57
指摘しちゃイヤイヤイヤ〜〜ン!
見逃してね、オネガイ


>>58
「なぎさ支点」
面白い見方だと思います。
それを敷衍して他に例を探してみると、天文学における連星でしょうか。
引かれ合いながらも決して触れ合わず、もしも触れたときにはお互いが砕けてしまうのです。
主星がほのかで伴星がひかり、その二つの中央にある重心がなぎさと置き換えてみると楽しいかもしれませんよね。
・・・・・・まあ脳内設定ですし、ここら辺で。


次は心理描写とかややこしいのがないのを。
60名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 19:42:37 ID:a+V5WWKt
−百合の女王−


春。それは、胸躍る季節。
厳しく透き通っていた日差しがふと柔らかくなり、肌を暖めてくれる。
そして数多の少年少女たちが進級、進学を機会に新しい世界を切り拓く時でもある。
ベローネ学園女子中等部に在籍する最上級生であり、科学部長でもある雪城ほのかは白衣を身に纏い、廊下を歩きながらかたわらの少女に尋ねた。
「ユリコ、今年の新入生はどう?」
「希望者は28人。そのうち最も優秀な子を選別して3人まで絞ったわ」
メガネをかけた少女はほのかの問いにすらすらと答える。
容貌やスタイルに取りたてて言うほどのものはないが、学園の女王を補佐するに足る高い能力と比類ない忠誠心が彼女をほのかの腹心たらしめていた。
「それからこっちでスカウトした新人が2人。いずれも容姿、能力からして将来ベローネの名誉を担う人材と目されているわ」
「そう」
「候補者のリストとプロフィールはこっちの書類にまとめておいたから、あとはあなたの承認があればOKよ。目を通しておいてね」
そう言って書類を差し出すユリコだったが、ほのかはそれを受け取ろうともせずに首を振る。
厚い信頼をいいことに仕切りすぎ、ほのかの機嫌を損ねたのかと思ったユリコは真っ青になった。
「見る必要はないわ。あなたが選んだ人たちに間違いはないもの。全員承認よ」
笑顔を見せつつそう言ったほのかはいきなりユリコを抱き寄せるとそっと唇を重ねる。
柔らかい舌が秘やかにこじ入れられ、もう一つの舌に絡められた。
人目も気にせず行われたディープキス。
だが、それを目撃した女生徒たちはみなその官能的で妖しいオーラにあてられ、嫌悪するどころか羨望と憧れの眼差しでふたりを見つめながら下着を濡らしたのだった。
61名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 19:45:09 ID:a+V5WWKt
やがて脱力しているユリコからほのかが顔を離す。
二つの唇の間に一瞬きらめく細い糸が繋がり、すぐに消えた。
「それじゃ入会の準備をお願いするわ。頼りにしているわよ、ユリコ」
「ほ、ほのか様ぁ・・・・・・・はいっ、おまかせを!」
久しぶりのご褒美に目を潤ませながらユリコは答える。
そして快美の余韻に酔いながら、足音高く去っていく支配者の背中を見送っていた。


「ようこそ、ベローネ百合の会へ!!」
高らかな声と共にクラッカーが鳴り、紙吹雪が舞う。
綺麗に飾り付けられた放課後の理科実験室の中央では、今年入ったばかりの美少女たちが若干不安げな表情を浮かべて立ち並んでいた。
「それではベローネ百合の会の会長であり、ベローネ学園の華、極美と至尊の存在である雪城ほのか様が入場されます。みなさん拍手でお迎えしましょう!!」
熱さと戸惑いの入り混じった拍手が鳴り響く中、実験室のドアが開き、白いパーティドレスを着たほのかが現れる。
そしてあらかじめ設えられていたロココ調の豪奢な椅子に、優雅な所作で腰を下ろした。
「みなさん、ベローネ百合の会へようこそおいで下さいました。この会はベローネでも美しく、かつ能力に優れた方のみが選ばれるクラブです。そしてあなた方はその資格を備えています。わたしたちは歓迎しますわ」
学園に君臨し、また才色兼備のカリスマとして内外にその名が知られているほのかに笑顔で語りかけられ、招かれた新入生たちの顔が一斉に上気する。
彼女たちは皆自分の才能や容色、あるいはその双方に自負はあったが、それがほのかに認められたのだと知ると有頂天になった。
「でも、一番大事なのはあなたたちの意志。入るかどうか、今度はあなたたちが選ぶ番です」
「は、入ります! 入らせて下さい」
「考える必要ありません! よろしくお願いします!」
憧れの女性を前にし、また周りにずらりと並んでいる学園の才華たちに仲間入りできる機会を得て、少女たちは必死に叫ぶ。
さほど興味がないまま招かれてきた娘もその熱が感染し、またほのかの目映いカリスマに心を射抜かれて、いつしか入会を嘆願していた。
62名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 19:49:30 ID:a+V5WWKt
「あなたたちの気持ちは分かりました。では、入会のための儀式を受けていただきます」
その言葉を合図に窓には暗幕が引かれ、ドアには鍵が掛けられる。
それからほのかと新入生を除く全員が衣服を脱ぎ、全裸になった。
「あなたたちも生まれたままの姿になりなさい。そしてほのか様に心からの忠誠を誓うのです」
忠実な側近であるユリコが新入生たちに近づいてそう命じる。
それでもためらいを見せる少女のひとりに、ユリコはいきなりビンタした。
「あうっ!」
「このベローネ百合の会は頂点である雪城ほのか様に何もかもお見せし、命懸けて忠誠を尽くす娘たちの会よ! それができないなら、凡人たちと一緒に一生つまらない人生を過ごすことね!」
「無理強いはいけないわ、ユリコ。でも、あなたたちと一緒に素晴らしい時を過ごせると思ったのに、とても残念だわ」
ユリコの強硬な姿勢に緊張を高めた少女たちだったが、ほのかの暖かみに満ちた言葉を聞いて心を安んじ再び決意を新たにする。
そして震えつつも着ているものを脱ぎながら従う意志を示した。
「まあ嬉しいわ、みんな!」
「では横一列に並びなさい・・・・・・よし、先導者たち、前へ」
ユリコの声に会員たちの中から5人が出てそれぞれ新入生の前に並ぶ。
次に小さなコップを渡された彼女たちはその中身を口に含むと、目の前にいた新入生たち一人一人に突然唇を重ねた。
「?!」
思いもよらぬ急襲に驚き、少女たちは口移しに流し込まれた液体を呑み込んでしまう。
そしてほのか自ら調合した秘薬の効果は迅速かつ絶大だった。
「あ・・・ああ・・・・・・か、身体が熱い・・・・・」
「はあ・・・・・・はあ・・・・・・そんな・・・・・・こんなのって・・・・・・・」
滲み出す汗に全身の肌を湿らせ、生け贄の乙女たちはやるせない疼きに喘ぐ。
それを見たほのかがさっと右手を高く上げると、先導者と呼ばれた娘たちは一斉に少女たちに襲いかかり、他の会員たちもお互い同士で絡み合い始めた。
63名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 19:52:39 ID:a+V5WWKt
「可愛い仔猫ちゃんね、こんなに濡れて・・・・・・ほら、こうしてもっと気持ちよくしてあげる」
「ああ先輩ッ! ダメ、気持ちよすぎますぅぅぅぅっ!!」
「みんなを見てご覧なさい。女の子同士の快楽がどんなに素晴らしいものか、とっくりと教えてあげるわ」
「もっと・・・・ああもっとそこを触って下さい、お姉さまぁあぁああっ!!」
立ったまま手管を知り尽くした指に次々と快楽の泉を責め立てられ、新来の少女たちは媚薬の相乗効果もあって快楽に泣き悶える。
それまで性的な経験はないか、あってもわずかばかりだった少女たちにとって、この体験は精神の奥深くにまで強烈に刻み込まれたのだった。
床の上で絡み合い、破廉恥な体位でお互いを貪りあう娘たち。
滴るほどに恥蜜を迸らせ、指で秘園を玩弄しあう乙女の姿。
そんな淫靡で背徳的な痴悦を目にしながら自分の最も敏感な箇所を極限まで嬲られて、無垢だった少女たちは堕ちずにはいられなかった。
「ああお姉さまお願い! もっと指を入れてぇっ!!」
「はあぁぁ・・・・またイク! イッちゃううっ!!」
ひとりの少女に群がる人数がいつの間にか増え、唇を、わきの下を、乳首を、ヘソを、股間を、足の指先を、それぞれの口や指があらん限りの巧技で嬲り尽くしている。
もう哀れな少女たちには、自分がいったいいくつ至福の門をくぐったのか数えることもできなくなっていた。
「ふふ・・・・だいぶできあがってきたみたいね」
「はい、ほのか様・・・・・アアッ!!」
女王然と座って全てを冷静に観察しているほのかのかたわらで、ユリコは飼い犬のように四つん這いで控えたまま淫らな喘ぎ声を上げる。
ほのかの指がユリコの蜜壺とアヌスを容赦なく抉り続けていたため、ついに絶頂に達したのだった。
「先輩のメス奴隷のクセに、後輩たちの前で簡単にイクなんてだらしないわよ、ユリコ」
「も、申し訳ありませんっ、ほのか様ぁ!!」
少し前に新入生たちを脅し上げた威厳は霧散し、今はただ己の絶対者に弄ばれる悦びにヨダレを垂らしつつユリコは快感に埋没している。
しかしほのかの側近であり続け、この魂が震えるほどの禁悦をこれからも味わうために、ユリコは義務を果たさなければならなかった。
64名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 19:56:16 ID:a+V5WWKt
「会員並びに新会員のみなさん! お互いの親交が深まったところで、これから最後の儀式に移りたいと思います」
ユリコの声に、会員たちは快楽に耽るあまり力を失っていた新会員たちを無理やり立たせ、ほのかの前に連れていく。
立ち上がったほのかがドレスを脱いで裸になると、その腰にユリコが黒いペニスバンドを装着した。
「全員、自分の純潔をほのか様に捧げながら忠誠を誓うのです。それを以てあなたたちは正式な会員として認められます」
快楽のあまり意識が朦朧としている新会員たちにユリコはそう告げる。
脱力したままの彼女たちのひとりが数人で抱え上げられ、その腰が黒い凶器を穿いたまま再び椅子に座ったほのかの上にゆっくりと落とされた。
「ああっ・・・・・あううううううううう――――――――っっ!!」
破瓜の瞬間がよく見えるよう限界まで割り開かれた股間の中心に、ディルドウがぬるりと呑み込まれていく。
そして処女膜の裂かれる痛みと倒錯した甘美な悦びに喘ぐ少女をユリコが叱咤した。
「さあ! 今こそ誓うときよ!」
「わ、わたしは、雪城ほのか様に永遠の愛と忠誠を、お誓いします!」
「あなたの忠誠を受け入れます。そしてわたしからは悦びを贈ります」
ほのかの言葉でめくるめくような悦びに昇りつめ、誓いの儀式を終えた少女は失神する。
そして他の4人も座位や後背位で無惨に処女を散らされながら忠誠を誓い、股間を破瓜の血で彩りつつ失神したのだった。
65名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 19:57:35 ID:a+V5WWKt
「ほのか様、これで今年も無事儀式を終わることができました」
「そうね、あとは無礼講よ。わたしも混じってみんなと楽しむことにするわ」
「あ、あの・・・・・・」
「なに、ユリコ? ・・・・・・ふふ、そう、ご褒美が欲しいのね? いいわ、おいでなさい」
ほのかの何もかも見透かしたような瞳の前でユリコは顔を輝かせる。
そして許しも得ずに血塗れのペニスバンドをしゃぶりだした。
「いつもの秀才ぶった顔が台無しね。さあ、どっちの穴に欲しいの?」
「お、お尻の・・・・・うんちの穴を、犯して下さいっ!!」
「いいわよ、変態のメス犬さん」
悦びにむせびつつ自ら排泄孔にディルドウを埋めていくユリコの腰を抱え、ほのかは遠慮容赦なく腰を突き上げる。
そして学園の真の支配者である愉悦を噛み締めながら、ユリコを快美の極致へと導いてやったのだった。


〜了〜
66名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 23:01:23 ID:ssjJkoCC
テレ東大好きっ子GJ!
67フリチラ:2005/07/11(月) 16:52:31 ID:GSTAjPZJ
世間様とは少し暦がずれているが、ベローネ学院は今日が一学期の終業式。三年桜組
では、まいっちんぐよし美先生が成績表を渡している所である。
「美墨さん」
「・・・はーい」
名前を呼ばれたなぎさは、とぼとぼとよし美のもとへ向かった。いつもの元気が無いのは、
成績が芳しくないという予想がついているからである。

「部活もいいけど、勉強の方も・・・もうちょっと、頑張ってね」
よし美の頬がひきつっている。それほど、成績はまずいのだろうか。なぎさは恐る恐る成績
表を見た。はたしてその結果は──
「ぐわ〜ん!さ、下がってる!ありえない!」
体育を除くすべての教科が、1か2。なぎさの成績表は、イチ、ニ、イチ、ニと、まるで運動会
の掛け声のような有り様だった。予想はしていたが、いくらなんでもこれはひどい。なぎさは
うなだれた。

「お母さんに怒られちゃうよ」
これを見たら、理恵ママはきっと頭から角を出すだろう。なぎさは今から怒られた時のため
のシミュレーションを始める事にした。言い訳をたくさん考えて、理恵ママの怒りを和らげる
作戦である。もちろんそんな事を策すよりも、日頃から真面目に勉強をするべきなのは言う
までも無いが、それはさておく。
68フリチラ:2005/07/11(月) 17:18:37 ID:GSTAjPZJ
午後二時を過ぎた頃、よし美はある割烹旅館の中にいた。毎年、ベローネ学院の教職員
たちは、終業式の日に慰労会を催しており、よし美はその会場に来ているのだ。

「あ、あなた。よし美です。今日はちょっと帰りが遅くなりそうだから、お夕飯は適当に済ま
せてね」
慰労会は酒肴をまじえた物になるので、いつも帰宅は遅くなる。よし美はあらかじめ、夫に
電話をしてそれを伝えていた。まだ新婚さんなので、お互いの所在が気になるのだ。
「竹ノ内先生、そろそろお席へ」
「はい」
教頭の米槻が酒宴の席へ招くと、よし美は憂い顔を見せた。あまり気乗りがしない。彼女
は暗にそう言っているようだった。


慰労会は旅館の大広間を借り切って行われる。教職員は皆、浴衣に着替えてくつろいで
いた。
「今年も一学期を無事に終えました。乾杯」
まずは、校長の音頭で乾杯。よし美も浴衣の袖を押さえ、品良くビールのグラスを持ち上
げた。そして、皆がグラスを一気に干す。
「うまい」
「うふふ。お昼からビールなんて頂いて、なんだか悪いわね」
一息ついた後、酒宴はわっと賑わった。誰もが目の前にある酒肴を口にし、相好を崩し始
める。
69フリチラ:2005/07/11(月) 17:41:37 ID:GSTAjPZJ
「ふう・・・」
大して酒が強いわけでもないよし美は、一杯のビールですぐに頬を染めた。とろんと伏し
目がちになり、肩の力を抜いて足を崩すと、いい気分になる。

「やあ、竹ノ内先生、色っぽいですな」
「まあ、ご冗談を」
「いや、結婚をなされて、よりいっそう美しくなられた。本当ですよ」
同じ学年を担当する中年教師が、そんな戯言を言った。もともと和風美人のよし美は、少し
まぶたが下がると素晴らしく色っぽくなる。それに加え、今は人の妻という身でもある。僅か
に開いた浴衣のあわせからのぞく白い肌が、中年教師にはなんとも悩ましくて仕方がない
のであろう。自分も満更じゃない。よし美がそう思っていると・・・

「竹ノ内先生、ちょっとよろしいですか」
「あ、教頭先生・・・」
いつの間にか背後に米槻がいた。彼は慰労会の幹事という立場にあってか、あまり飲んで
いないようだった。神経質な性格が、こんな所にも出ている。
「何かご用ですか?」
「・・・地域のお偉いさんや、わが校に多大な寄付をして頂いている、財界の方々が別の間に
控えておられます。竹ノ内先生、ご挨拶に行って頂けませんか」
米槻はそっと耳打ちをした後、よし美の傍を離れた。行って頂けませんか、と尋ねておいて、
その実、有無を言わさぬ態度である。要するに、他の間で行われている酒宴に、ホステスと
して顔を出せ、と言っているのだ。
70フリチラ:2005/07/11(月) 17:58:49 ID:GSTAjPZJ
「教頭先生」
「なんです?」
米槻が二、三歩足を進めた所で、よし美が追い縋る。紅潮した顔に、困惑の色が浮かん
でいた。

「・・・あたしは、もう人妻です。ご挨拶は他の先生じゃ、駄目なんですか?」
この言葉を聴いた米槻は、メガネのつるをいじりながら、にべも無く言った。
「あちら様のご要望なんです。竹ノ内先生、ひとつよしなに」
ぐっと声を詰まらせるよし美。自分はホステスじゃない。よっぽどそう言ってやりたかった。
しかし──
「・・・分かりました」
「感謝します。場所はいつもの奥座敷ですから・・・」
言い争うだけ無駄だ。よし美はそう思った。そして盛り上がる宴会場をそっと抜け出し、指
定された部屋へと向かう。

(これも、ベローネ学院の女教師に課されたさだめ・・・かな)
廊下ですれ違う女中たちが、よし美を気の毒そうに見た。どうやら奥座敷では、相当な乱痴
気騒ぎが行われているらしい。そこへ向かう若い女が、どんな目に遭うのだろう。女中たち
は、きっとそんな事を考えているに違いない。よし美は少し、自嘲気味になった。
71フリチラ:2005/07/11(月) 18:17:35 ID:GSTAjPZJ
「竹ノ内よし美です。失礼します」
奥座敷に着いたよし美は、まず部屋の前で三つ指をついた。それから、頭は下げたまま
で、そっと障子を開ける。
「おお、良く来たな、よし美くん。さあ、入りたまえ」
この声には聞き覚えがあった。確か、地元の代議士で何かとベローネ学院に便宜を図っ
てくれる腹黒雅夫だ。もう六十を過ぎているのに、女を囲っているという噂の絶えぬ下衆
である。そんな男が、才媛と名高い女教師を、無遠慮に手招きしている。薄汚い。よし美は
心の中で腹黒を罵りながら、座敷に上がった。

「お邪魔いたします・・・あッ!」
すーっと頭の血が下がっていくような感覚がよし美を襲った。何故ならば腹黒以下、複数
の男たちが皆、一糸まとわぬ姿で居たからだ。しかもその傍らには、コンパニオンのような
女が座っている。これも真っ裸だ。更に、全員が一目見て分かるような、泥酔状態。これに
驚かぬ者は、そうは居ないだろう。
「久しぶりに見るな。元気だったか?」
「ええ、おかげさまで」
よし美はまず、上座に居る腹黒の前へ直った。見たくも無い老醜ぶりだったが、よし美はつ
とめてにこやかに振舞うのであった。

「結婚したそうだな」
「いい女になったじゃないか。初々しさは消えたけどな」
大きなテーブルに中年ないし、老年の男が五人もいる。皆、孫のような女を傍らに置き、一
端の男前を気取っているつもりなのか、よし美を見る目がふてぶてしい。
72フリチラ:2005/07/11(月) 18:32:42 ID:GSTAjPZJ
「よし、お前ら、下がっていいぞ」
腹黒がコンパニオンに金を渡し、帰れと命じた。するとコンパニオンは脱いだ服を着て、
さっさと座敷から出て行った。そして残されたのは、全裸の男たちと浴衣姿のよし美の
みとなる。
「まずは一献」
「いただきます」
腹黒が差し出すお銚子を受け取り、よし美は一気に杯を干した。無駄に高い日本酒は、
人妻でありながら、ホステスまがいの事をやらねばならない女教師の心を焼いた。

「おいしゅうございました。さあ、ご返杯」
「うむ。その前に」
腹黒がよし美の肩を抱いた。そして、有無を言わさずに唇を奪う。
「おお、先生。お気の早い事で」
「まだまだお若いですな」
同席している男たちが、口々にはやしたてる。その間にもよし美は、畳の上に押し倒され
かねない勢いで、腹黒に圧し掛かられていた。

「ああん・・・」
畳の青い匂いを嗅ぎながら、よし美は喘ぐ。腹黒の手が、浴衣の前合わせから中へ忍び
込み、生の乳房を揉んでいたのだ。
「大きくなったような気がするが、亭主には可愛がられておるのか」
「まずまずですわ・・・あんッ!」
乳首が力任せに捻り上げられた。腹黒の嫉妬心を煽ったか──よし美は、目を閉じて、
この場のなりゆきに身を任せる事にした。
73フリチラ:2005/07/11(月) 18:51:43 ID:GSTAjPZJ
ぼんやりと行灯が室内を照らしていた。ここは奥座敷の横にある寝間である。部屋の
真ん中には一組の布団が敷いてあって、よし美はその上に大の字となって寝転がされ
ていた。

「んッ・・・んッ・・・んんッ!」
両手足を男たちに押さえつけられ、よし美は犯されていた。犯しているのは、腹黒であ
る。野太い男根が胎内に出入りするたび、よし美はたっぷりと脂の乗った体を揺すって
は、低いため息を漏らした。
「人妻とは思えんほど、きれいなアソコだ。旦那は淡白なのか」
「惜しいですな。これほどの体なのに」
めくれあがった女肉を見て、男たちは色めき立つ。眉目秀麗を絵に描いたような女教師が
醜い腹黒に犯されている。それだけでも興奮するのに、よし美の女は童女のように美しい
のだ。それが無残に嬲られる様は、ここにいる男たちの獣欲の火に、油を注いでくれる。

「ああ──ッ!腹黒先生・・・も、もう・・・」
きりきりと歯噛みをするよし美。男を知る人妻ゆえに、たとえ相手が腹黒のような老醜でも
体の方が感じてしまう。その上、他の男たちによって、よし美の乳房や乳首、そしてクリトリ
スに至るまで、急所という急所は責められていた。
「いくんじゃな。さあ、いけ、よし美!わしの子種もくれてやる」
「ああッ!イッ、イクッ!いやあ───ッ・・・」
押さえつけられて犯されるという事が、よし美の被虐心を焚きつける。男根を奥深くまで突
き込まれた瞬間、よし美は達した。そして次の刹那、腹黒は薄汚い男汁を膣内で放ったの
であった。
74フリチラ:2005/07/11(月) 19:10:30 ID:GSTAjPZJ
「次は私の番だ。よし美くん」
「ああ・・・また犯されるのね」
腹黒が精を放つと、同席していた男たちがお流れを頂戴する形となった。よし美は布団に
這わされ、薄めの唇と女穴、そしてアヌスでも男たちを咥え込んだ。

「この姿、旦那が見たらどう思うのかな」
「ビデオにでも撮って、よし美くんの家へ送りつけてやりましょうか」
「そうだな。亭主と別れたら、わしらの性奴隷になればいい。そうしましょうか」
男たちは容赦なくよし美の心まで犯した。夫ある身でこのような事をしている女教師を、更
に貶めてやりたい。誰もが、そんな顔をしている。

「そ・・・それだけは、許してください」
アヌスを男根で貫かれながら、よし美は哀願した。男運が無かった自分が、やっとつかんだ
幸せ。それを手放したくはなかった。
「だったら、せいぜい腰を振るんだ、よし美。そして、私は皆様の肉便器だと誓え」
「ああッ!わ、私は皆様の・・・肉・・便器です。誓います!」
頭を垂れて誓いを立てたよし美のアヌスに、男汁が放たれた。その温みを感じると、よし美は
絶望と僅かな期待を得る。犯し抜かれたい──声には出さなかったが、そう思った。
75フリチラ:2005/07/11(月) 19:22:40 ID:GSTAjPZJ
更に時は流れ、ベローネ学院の慰労会は終わりに近づいていた。会場はすでに酒肴も
下げられ、校長が締めの言葉を述べた所である。
「さあ、帰りましょうか。バスを待たせてあります」
米槻が先頭を切って旅館を出ると、一人の教師がよし美の姿が無いことに気づいて、声
を上げた。

「教頭、竹ノ内先生がいませんけど」
「ああ、竹ノ内先生ならタクシーでお帰りになりましたよ。なんでも用があるとかで」
「そうだったんですか」
皆、頭に酒が残っているので、思考能力が働かない。だから、よし美がここに居ない事に
何の疑念も持たなかった。そして、よし美はというと・・・

「一番!竹ノ内よし美、歌います!曲は、ふたりはプリキュア、セックス・ハード・バージョ
ンで!」
あの奥座敷では、いまだに酒宴が続いていた。今、よし美はテーブルの上に乗って、スト
リッパーよろしく腰をくねらせ、踊っている所である。
「セックス・ハード!」
どこから持ってきたのか、カラオケのマイクを持って歌い始めるよし美。その周りを、腹黒
を始め老醜どもが集まっていた。
76フリチラ:2005/07/11(月) 19:44:32 ID:GSTAjPZJ
♪ ひと晩ヤッて またひと晩 ぶっかけあり得ない(セックス・ハード)
  制服着てるとムラムラ ふたりは百合ダチ(セックス・ハード)

  お互いパンツを取り替えるたび すごく エロく なるね(セッ・・クス・ハード・YEAH!)
  
  ユア・ペニス・マイ・ペニス イッてるんだから オッパイなんて メじゃない
  笑うサドに 服着ざるでしょ 根スケベだって 吹っ飛ぶ

  命の穴 咲かせて思い切り もっとヤリヤリ! (以下、割愛)


「いいぞ、よし美くん!」
「ブラボー!ハラショー!」
男たちは拍手喝采でよし美を称えた。もう、訳が分からない。まるでマンガのノリである。
「ありがとうございます!」
称賛にVサインで応えるよし美。こちらも何か吹っ切れたようだった。ここまで来たら怖いも
ん無し。何でもやれる。この人妻女教師は、そう思ったという。
そして時を同じくして、タコカフェでは・・・

「なぎさ、あんた九時半からやってるマイメロディって知ってる?」
タコツボ姉さんこと、藤田アカネがたこ焼き片手にそんな事を聞いていた。
77フリチラ:2005/07/11(月) 20:11:15 ID:GSTAjPZJ
「ええ、他局だけど見てますよ。可愛くて面白いし」
「あそこのお父さんさあ・・・あんたのお父さんとかぶってんのよね。チンコの事じゃなくて
キャラ的に。あっちも寒い駄洒落を連発する、悲しき中年オヤジなのよ」
岳パパ危うし。他局から刺客が放たれているぞ。

「でも、うちのお父さんの方が、一日の長がありますから・・・あっちは男が少ないし、近親
モノはほとんど百合に限定されるし、ショタっ気もないから大丈夫ですよ」
なぎさはたこ焼きを三個も一度に食べながら言う。バランスならこっちの方が上。そう思っ
ていた。しかし、ほのかは不安そうな顔で、アカネの側に回った。

「でも、安穏とはしてられないかも。ゾイドのこともあるしテコ入れを図りたいわね」
来月にはお祭りがある。落とすやつ、喚くやつ、泣くやつ、真っ白な本を出すやつ、ホーム
ページでゴメンナサイと謝るやつ・・・ほのかとなぎさにの頭には、そんな修羅場が浮かぶ。
「夏だねえ・・・」
アカネがトレーを手にワゴンへ戻った。それと入れ替わるように、ひかりが座に加わる。
「今年は、あたしもおかしな目に遭うんでしょうね」
「まあ、ひかりは間違いなく受けよ。あたしが保証する。ね、ほのか」
「鉄板よ。そうじゃなかったら、世間様が納得しないわ」
そう言って、三人は固く手を取り合った。負けられない戦いが待っている。ちなみにこの時、
なぎさはルミナスのバトンは、布団ばさみにそっくりだなんて考えていた。

おしまい
78名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 21:17:41 ID:K4jazuPy
>>67-77
光と闇の相克を改めて色濃く冷徹に浮き彫りにしながらも、
そんな無慈悲な世界をユーモアによって生き抜き、戦い抜こうとする人々の
魂のきらめきを執拗に、そして愛情深く描いた、最高の人間賛歌ですね。
79名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 21:31:51 ID:YgQ2rouN
>>67-77
悪い、一言だけ苦言
安定して楽に読ませる文章はいい。結婚前にも時々こういうことがあったんだなと推測させる表現もいい。
ただその上で聞きたいのだけど
これってよし美先生で、プリキュア世界である必要があるのか?

ごめん、ウザかったらスルーして
80名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 00:26:12 ID:Qsb9t1nA
マジで書きながら投稿してるのだろうか
だとしたらマジすげぇ
81テレ東大好きっ子:2005/07/13(水) 10:28:10 ID:F5kKBKro
>79
よし美先生の歌う「ふたりはプリキュア セックス・ハード・バージョン」が味わえるのはフリチラ氏のお話だけ!

とゆーわけで>67-77、楽しみました。とくによし美先生のキレっぷりは最高です。
またそれとは全く関係なく人気維持のために真剣に対策を検討する主人公たちも笑えました。
夏のオタ祭りまで視野に入れて冷静に戦略を練るほのかとヨゴレも辞さないひかり、そして脳天気ななぎさがたまりません。

しかし彼女たちは忘れている!
彼女たちを追撃しようと牙を研いでいる強力な刺客の存在を!
人気のペアを蹴落とすべく玩具にも力を入れ、不思議な力をふるうツイン。
そう、ふたりはふたご。似てないふたご。
その名も!
「魔女っ子チックル」!!

・・・・・・・キャラデザは永井豪大先生、アニメ製作は東映です。
82名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 00:11:24 ID:McjWCaAh
>>79
いや、もうこの人に真っ当な批判批評はいらないよ。
頭脳で思考した結果の文章というよりも、
まるで肉体の反射で無意識のうちに書いているような
無軌道なヨタっぷりがまったく素晴らし過ぎる。

ちなみにウチも来月の祭りは、危険信号点滅中ですよ。ええ。
83フリチラ:2005/08/07(日) 14:38:59 ID:iMa4pgOU
ベローネ学院ラクロス部恒例、夏の合宿が始まった。今年は、ほのか率いる科学部も
参加し、体育会系と文科系の合同合宿という、訳の分からない事になっている。

まあ、要するになぎさとほのかが部をまとめる立場を利用して、力ずくで合同合宿に持
ち込んだのだが、各部員たちはそれに戸惑う事も無く、集合場所に集まっていた。ただ、
約一名を除いて──だが。

「美墨さんは、また遅刻なの?」
今回、合宿の引率をする竹ノ内よし美は、呆れ顔で言った。集合時間を過ぎているのに、
キャプテンを務めるなぎさが来ていないのである。すでに部員はチャーターしたバスに乗
り込み、出発を待っているというのに、肝心かなめのお方が来ていらっしゃらないのだ。
「なぎさらしいや」
頭にバンダナを巻いた藤田アカネが笑った。彼女はラクロス部のOGとして、今回も合宿
でコーチ役を任されている。その隣にはひかりもいた。アカネが連れて来たのである。

「キャプテンが遅刻とは、団の面目丸つぶれ!クエッ、クエッ!」
志穂が突然、花の応援団の決め台詞を放った。しかし、あまりにも懐かしすぎて、理解
出来たのはよし美と、小田島友華を送ってきた運転手の室町さんだけ。ちなみに友華
は、科学部の幽霊部員だった事を理由に、今回の合宿に参加していた。これも良く分か
らない話である。
84フリチラ:2005/08/07(日) 15:01:53 ID:iMa4pgOU
「あッ、来たわ」
校門を弾丸のように駆け抜けてくるなぎさを、一番に発見したのは、やっぱり親友の
ほのかだった。なぎさは鬼のような形相で、ほのか目掛けて必死に駆けて来る。その
姿を小田島友華は、切ない眼差しで追った。

(美墨さん・・・)
キュンと胸が痛む。実を言うと、このごろの友華はふとした瞬間に、なぎさの事ばかり
を考えていた。中等部時代を懐かしむ、いや、愛しむように。
(ずっと、あなたを好敵手と思っていたけど・・・)
また胸が痛む。そして、下半身に熱い疼きが起こった。
(ああ・・・なんて愛らしいのかしら)
友華はなぎさのすべてが愛しくなっていた。少年のような顔立ちと、細く長い足。頭抜
けたお調子者ぶりと、テレビチャンピオンもびっくりの食い気。何もかもが友華を惑わ
せ魅了する。

「ゴメーン!待ったあ?」
ギリギリセーフと叫びながら、なぎさが集合場所に到着。猛ダッシュから急制動に入
った時、スカートが捲れてショーツが露わになったが、本人は気にも留めぬ様子。し
かし、それを見た友華は、恥ずかしながら下着を汚すほど興奮した。
「ギリギリセーフじゃないでしょ!くらえ、ギリギリチョップ!」
「いて!」
よし美がなぎさの脳天に、B’Zも驚きの手刀を叩き込んだ。こうして、夏の合宿が始ま
ったのである。
85フリチラ:2005/08/07(日) 15:13:18 ID:iMa4pgOU
合宿所に着いてすぐ、ラクロス部は練習へ。科学部は変態・・・じゃなくって、天体観測
の用意を始めた。ちなみに友華はというと・・・
「いっくよー!」
と、叫びながらグラウンドを所狭しと駆け巡るなぎさを、ストーキングしていた。

「・・・美墨さん」
グラウンド脇にある雑木林の中から、なぎさを見つめる友華。汗を光らせながら球を追う
なぎさの姿が、まぶしくて仕方がなかった。
「なぎさって呼びたいな。あたしの事は、お姉さまって呼んで欲しい」
胸に手を当て、密やかに想いを募らせる友華。はっきりとしたイメージは湧かないが、な
ぎさを抱きしめ、キスくらいはしてみたい。そんな事を考えていた時──

「なぎさ!」
突然、莉奈が叫んだ。それにつられ、友華がグラウンドのなぎさを目で追う。すると、そこ
には足をもつれさせ、地面に倒れるなぎさの姿があった。
「美墨さん!」
友華の顔が青ざめた。一体、彼女の身に何が起こったのか。思わず、部外者である事も
忘れ、グラウンドへ駆け出す。しかし、なぎさを囲むラクロス部員たちに遮られ、近くには
寄れない。
86フリチラ:2005/08/07(日) 15:28:28 ID:iMa4pgOU
「担ぐよ!志穂、手を貸して!」
「ほいきた」
莉奈、志穂の二人が、なぎさを合宿所の中へ運んで行くのを、友華は不安そうに見送
った。心配だが、何もしてあげられない。そんなもどかしさが、自分を責めた。

「小田島先輩、食が進んでませんね」
夕食時、友華は対面に居た科学部の後輩にそう言われて、思わず苦笑いをした。
「ダイレクトしてるの。皆には、内緒にしておいて」
それはダイエットでは・・・と、訝る後輩をよそに、友華は善を下げた。なぎさはどうなった
のだろう。そればかりが気になっていた。
(ちょっと、様子を見に行こう)
知らぬ仲ではない。別に自分がなぎさの元を訪ねても、少しも不自然ではない。友華は
そう己に言い聞かせ、食堂を出た。

「大事に至らなくて、良かったですね」
なぎさが寝ているベッドの横で、ひかりが微笑んだ。隣にはほのかが居て、相棒の寝顔
を優しく見守っている。
「寝不足からきてるらしいから、しばらく眠ればいいそうよ。ひかりさん、驚いたでしょう」
「ええ。でも、鬼のかくらんっていうか、元気だけが取り得のなぎささんらしくありませんね」
言いたい放題のひかり。しかし、ほのかも同意見のようで、にこやかに頷いた。なぎさ一人、
いい面の皮である。
87フリチラ:2005/08/07(日) 16:04:15 ID:iMa4pgOU
「失礼するわ」
突然、小田島友華が部屋に入って来た。ほのかとひかりは何事かと、首を傾げている。
「二人とも、夕食がまだでしょう?美墨さんはあたしが看てるから、召し上がってらっしゃ
いよ」
縦ロールの髪を手で梳きながら、友華は言った。なぎさと二人っきりになるために、彼女
たちを追い出そうとしていると思われないか、不安だった。

「そうですか、じゃあ・・・お願いします。行きましょう、ひかりさん」
「はい」
友華にそう言われては、断る理由が無い。ほのかとひかりは部屋を後にした。
「美墨さん・・・良かった、大丈夫そうね」
眠るなぎさの顔色は良くなっている。友華は一安心した。大口を開けていびきをかいて
いるのは少々情けないが、そこいら辺はいかにもなぎさらしい。

「うふふ・・・可愛い寝顔。男の子みたい」
手をなぎさの額に当ててみる。前髪をすくって、生え際をなぞった。柔らかい髪の感触が
指に心地良い。友華は自分の頬が熱くなるのを感じた。
「この部屋、暑くないかしら・・・美墨さん、汗かいてたらいけないし・・・」
友華の指がなぎさの布団を剥いだ。やましい事は何も無い。ただ、汗をかいてないか調べ
るだけ・・・友華は呟きながら、そろそろと指を動かしていった。
88フリチラ:2005/08/07(日) 16:18:49 ID:iMa4pgOU
「あッ!」
布団を剥いだ友華の体が凍りつく。なんと、なぎさはパジャマの上と、ショーツしか身に
着けていなかった。なぎさを着替えさせたのはおそらく、莉奈か志穂。そのどちらも性格
はがさつである。だから、なぎさは下半身を下着一枚にされたのだろうと、友華は推測
した。それと同時に、どうもありがとうと心の中で叫ぶ。これが、本音である。

「か、かわいい下着だわ・・・」
ゴクリと生唾を飲む友華。細い腰のすぐ下からなぞられる、なぎさのビキニラインは艶か
しかった。下着は白いありふれたジュニア用のショーツだったが、友華は異常な興奮に包
まれていた。気がつけば体が前のめり、なぎさを跨ぐような姿勢を取っている。まるっきり、
男が女を犯すような姿だった。

「あ、汗を拭くだけよ・・・やましい事は、何も無いわ・・・」
夢遊病者にでもなったかのように、友華はなぎさのパジャマを脱がしにかかった。ブラジ
ャーをしていないのは、薄い寝巻き越しにはっきりと浮かび上がる、乳房の形で分かる。
小さいが張りがある素晴らしい母性の象徴だった。
「ああ・・・美墨さんの胸が!」
パジャマのボタンを弾くと、真っ白い乳房が現れた。友華はなぎさが眠っているのをいい
事に、軽くその先端にある苺のような乳首を指で摘んだ。
89フリチラ:2005/08/07(日) 16:37:28 ID:iMa4pgOU
「や、柔らかいのに弾力があって・・・なんて良い触り心地かしら。ゆ、指が離れなくなり
そう・・・」
薄桃に色づいた乳首を弄ぶ友華の精神は、興奮の坩堝にあった。その内、掌全体で乳
房を揉むようになり、甘く乳首を噛んだ。それを口に含むだけで眩暈のような背徳感に襲
われて、股間がシクシクと疼く。

「美味しい!ああ、美味しいわ、なぎさのオッパイ・・・」
右、左と絶え間なくなぎさの乳首を吸う友華。もちろん、味などしないのだが、愛しい者の
胸を愛撫しているとなれば、そんな気がしても不思議ではない。すると友華は、更なる甘
露を求めて、なぎさの股間にむしゃぶりついた。

「起きないでね・・・なぎさ」
白いジュニア用のショーツに指をかけ、そっと下ろしてみる。へその下から恥丘までショー
ツを脱がすと、いきなり割れ目がお目見えした。なんと、なぎさは中学三年生にもなって、
若草が生えていないのである。毛穴が無いので、剃った訳でもないようだ。
「何もかも理想的よ、なぎさ・・・」
花のつぼみのような女陰を指で開き、友華はなぎさのクリトリスの皮を剥いた。
「まあ、きれい。ピンクの真珠みたいね」
同性の陰部を弄る事が、こんなにも興奮するとは思わなかった友華。そして、気がつけば
ほとんど無意識の内に、なぎさの肉真珠へ熱い口づけを捧げていた。
90フリチラ:2005/08/07(日) 16:50:49 ID:iMa4pgOU
翌朝、ラクロス部員と科学部員たちは、合宿所から出て行く小田島友華の姿を見送って
いた。何か急用が出来たとかで、帰宅しなければならないらしい。皆、友華の帰宅を残念
がったが、仕方がないという面持ちだった。
「それでは、ごきげんよう」
友華はにこやかに去っていった。特に、なぎさへは格別な思いがあるようで、何度も何度
も熱い視線を送った。心なしか顔色が素晴らしく良い。昨夜の夕食時に見せた、沈んだ
様子とは大違いである。

「ねえ、なぎさ」
「なあに、ほのか」
わしわしと鼻クソをほじるなぎさを、ほのかは心配そうに見た。心配なのは体調のことでは
なく、昨日、小田島友華と一緒になった時間のことだった。

「昨日、何かされなかった?友華先輩に」
「別に。あたし、ずっと寝てたし」
人一倍寝つきの良いなぎさが、寝ている間に悪戯されたのでは、とほのかは睨んでいる。
そうじゃなければ、友華のあの笑顔はないだろう。それと、妙に顔がつやつやしていたのも
気になる。ごっつあんです。そう言わんばかりの血色の良さだった。
91フリチラ:2005/08/07(日) 17:06:01 ID:iMa4pgOU
「何か、無くなってる物は無い?ショーツとか」
「そういえば、穿き古したパンツが一枚無くなってた。多分、莉奈か志穂が捨てたんじゃ
ないかなあ。何か、色んなシミついてたし。アハハ、恥ずかしいな」
それだ。と、ほのかが頭を抱えた。小田島友華はきっと、なぎさに悪戯した挙句、下着を
失敬したに違いない。そう思うと、昨夜、なぎさの看病を代わった事が悔やまれる。

「ところで、来週の予告なんだけど、ほのか」
「ああ、来週はどこかへ涼みに行こうって話なんだけど」
「だったら、湖でボートにでも乗って・・・」
「ボーッとしましょうか」
「ほのかが落した!ひえ〜、あり得ない!」

ビックビジネス・イット・ドント・ライク・ユー。なぎさは仰天し、拳を振り上げた。奇しくもこの
日、おねがいマイメロディで駄洒落パパこと雅彦さんが、同じギャグをかました事を追記
し、おしまい。
92フリチラ:2005/08/07(日) 17:18:50 ID:iMa4pgOU
様々な部外者が乱入する、いい感じにゆるい合宿かと思いきや、
お堅い話でしたね・・・

今年もプールに行くシーンは無さそうですね。
まあ、その分マイメロディが頑張ってくれてますが。
93名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 19:02:46 ID:tK9Z5cxj
久しぶりの書き込み乙

ここのSSも増えるとイイナ
94名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 20:11:29 ID:D6uFsjDf
うちの地方では今日放送なかったんだけど、こんなお話だったのね(;´Д`)ハァハァ
95名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 20:27:14 ID:s6RHVjXh
俺を笑い殺す気か
96名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 03:14:38 ID:MNQaHE7r
乙。毎度ながらエロと笑いの微妙なバランスがすばらしい。

でも今回、両方とも吹っ切れ方がいまいちと感じたのは私だけか。
97名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 15:43:06 ID:iWm768ty
心はなぎさを
体はほのかを求めて合宿参加するマドンナキボン
98フリチラ:2005/08/14(日) 16:41:26 ID:QPWvDZMG
八月のある日、なぎさは額に汗の玉を光らせながら、ほのかと共に宿題をやっていた。
うだるような暑さのせいか、元気娘のなぎさもどこか気だるそうである。
「なぎさ、大丈夫?」
「暑い・・・もう、ダメ」
まだ昼下がりで、暑さが厳しい。そのせいか、ほのかのスカートの丈はいつもより短く、
なぎさに至ってはパンツ一丁の有り様だった。それでも、暑い。

「ねえ、なぎさ。せめてブラジャーだけでもしたら?」
「暑いからヤダ。本当はパンツだって脱ぎたいくらいなんだから」
なぎさは女所帯のベローネ学院育ち。しかも体育会系とくれば、どうしても羞恥心は薄
めになる。実際、莉奈や志穂の家へ行けば、ショーツだって脱いでしまうのだ。お上品な
ほのかの前だからこそ、最後の一線は守っているのである。

「ほのか、お友達が見えてますよ」
玄関の方で、祖母の早苗がほのかを呼んだ。なぎさとほのかは各々、顔を合わせ、何
となしに頷きあい、玄関へ向かった。
「ひかりさん」
「こんにちは、ほのかさん・・・と、なぎささんは、お風呂にでも入ってたんですか?」
「まあ、そんなトコ」
パンツ一丁のなぎさは、肩からタオルをかけてひかりの前で仁王立ち。ついでに言うと、
汗でショーツのクロッチが透けて、性器の形が丸見えになっている。ひかりはそこを
チラ見した後、恥ずかしそうにうつむいた。
99フリチラ:2005/08/14(日) 16:55:16 ID:QPWvDZMG
「今日は、屋台もお休みなんです。アカネさんも出かけちゃいました」
ひかりは早苗が出してくれた麦茶を、品良く口にしながら言った。するとなぎさが、お茶
請けのようかんを頬張りつつ、
「おばあさんの手作りようかん、美味し〜い!ひかり、よう噛んで食べなさい」
と、父親譲りのジョークを披露した。待ってましたと言わんばかりのタイミングである。
しかし、ひかりはお愛想程度に微笑み、軽く受け流した。案外、怜悧な所がある。

「ひかりさん、アカネさんはどこに?」
「何でも、以前勤めていた会社に行くって・・・妙にきれいなスーツ着てました」
ふっとひかりの顔が曇った。いつだったか、アカネに商社へ戻って欲しいという話が
あった事を、思い出しているらしい。
「まさか、デートだったりして。もぐもぐ・・・」
ようかんを食べながら、話に参加するなぎさ。食い気が満たされれば、今度は色気。
まったく本能のままに生きている中学三年生である。

「それなら、いいんですけど・・・」
風になびく風鈴を見つめながら、ひかりは呟いた。早苗が玄関に打ち水をしたおかげ
で、風が出てきている。しかし、なぎさは相変わらずパンツ一丁のままだった。
100フリチラ:2005/08/14(日) 17:20:44 ID:QPWvDZMG
あるゴルフ場の九番ホール。藤田アカネはそこにいた。商社ウーマン時代には、接待
などで良く通ったコースだが、今日のアカネはプレイヤーではなく、ただのキャディとし
ての参加だった。
「ナイス・インです、社長」
同行のプレイヤーが球をカップに沈めると、アカネはちょっと大げさに手を叩いてはしゃ
いだ。体が上下すると、たわわな乳房がぶるんぶるんと揺れる。何故かアカネは、白い
ビキニの水着姿だった。それも、きわめて布地が少ない水着である。

「キャディのおかげだよ、アカネくん」
「いいえ、社長の腕あっての事ですわ。うふふ」
社長と呼ばれたのは、腹が突き出た五十がらみの中年男。その後ろに、ビキニ姿のア
カネが寄り添っている。細身の体に着せられたビキニのトップは、乳首も隠れぬほど小
さく、またボトムに至っては、陰裂を食い込ませるだけに作られた、紐の如き物であった。

「アカネくんに付き合って貰うと、スコアが伸びるんだ。ナイスバディと、ナイスバーディ
が洒落てるせいかな」
「うふッ・・・社長さんったら、お茶目」
アカネを連れ立っているのは、海外で海産物を扱うバイヤーだった。ただし商売人として
は性悪で、商いにかこつけて、賄賂や女を当たり前のように要求する下衆である。しか
し、海外では各国の役人や軍隊などに顔が利き、何かと役に立つ男だから、性質が悪い。
101フリチラ:2005/08/14(日) 17:35:52 ID:QPWvDZMG
『藤田先輩、助けてください』
昨夜、アカネのもとにこんな電話がかかった。それは今、アカネと恋仲にある中尾という
男からだった。

『何があったの?』
『実は俺、バイヤーの坪井にカスを掴まされて、会社に大穴を開けてしまいました。このま
まじゃ、資金繰りが難しくなって、会社は倒産するかも』
中尾は泣き声で、アカネにそう言った。ちなみに坪井とは、今、アカネとラウンド中の社長
である。
『坪井は何を要求してきたの?』
『それが・・・』
中尾は声を詰まらせた。何か言いにくい事なのだろうか。アカネは励ますように言う。
『はっきり言いなさい、中尾クン』
『あの男・・・藤田先輩とゴルフをさせてくれって、言ってきたんです』


「次のラウンドに行こうか、アカネくん」
「ちょっと待ってください。先客の姿が見えますわ」
平日の昼間だが、いくつかのパーティが前を歩いている。後発の者は、それらが打ち終わ
るのを待つのがマナーである。間違っても前のパーティを急かしたり、チョコレートを賭けま
せんかと、話を持ちかけたりしてはいけない。ゴルフは紳士のスポーツなのだ。
102フリチラ:2005/08/14(日) 17:53:04 ID:QPWvDZMG
「アカネくん、カートを出してくれ」
「しゃ、社長・・・それではマナーというものが」
「大丈夫。前にいるのは、わしの知り合いなんだ。挨拶しておきたい」
ぎりり、と歯噛みするアカネ。この全裸よりも恥ずかしい、乳首も性毛もはみ出た水着姿
で、他人の前へ出ろと言うのか。アカネは拳を握り締め、目に涙をためる。

「・・・分かりました」
この姿を所望したのは、他ならぬ坪井である。昨夜、アカネは中尾から電話を貰った後、
すぐさまこの下衆に連絡を取っていた。

『社長、お久しぶりです』
『おお、アカネくんか。どうした、こんな時間に。それに、会社はやめたと聞いていたが』
『出戻りましたの。ふふ、それで、社長さんの声が聞きたくなって』
『そりゃ、光栄だ』
白々しい。アカネははらわたが煮えくり返る思いだった。後から聞いた話だが、坪井は
中尾に架空の取引を持ちかけ、他社に抜け駆けをしないかと持ちかけたという。しかも
受け渡された商品は二束三文の価値しかなく、条約の関係もあって日本への輸入もま
まならなかった。ほとんど詐欺に近い取引だったのである。
103フリチラ:2005/08/14(日) 18:07:33 ID:QPWvDZMG
『社長、明日お時間取れますか?』
『ああ、今は暇な時期でね。体は空いておるよ』
『でしたら、ゴルフにでも行きませんか?もちろん、あたしも一緒に行きます』
『それはいいな』
電話口で泣きついてきた中尾のため、アカネは体を張る決意をした。あの下衆に抱かれ
てもいい。恋人を守ってやりたかった。

『お時間はいつ頃がよろしいですか。お迎えに上がりますわ』
『朝の五時でいいよ。あ、それと、アカネくん。ユニフォームはワシが揃えてやるから、平
服できたまえ』
『はい。それでは、失礼します』
そうして来てみれば、用意されていたのは世にも恥ずかしい水着だったという訳である。
しかし、アカネは恥をしのんで、それを着た。窮地にある恋人を救うためだった。


「カートのスピードを上げてくれ。知り合いが行ってしまうよ」
「は、はい」
アカネが運転するカートは、前のパーティに追い縋る。そこには、五、六人のプレイヤー
が居た。皆、金のかかった身なりをした男たちばかりだ。それなりに地位のある人々なの
だろう。その中へ、こんな格好で紛れ込んだらどうなってしまうのか。アカネは絶望的な
気持ちになった。
104フリチラ:2005/08/14(日) 18:22:53 ID:QPWvDZMG
「やあ、皆さん。元気でやってますか」
坪井が、前のパーティの面々に挨拶をした。もちろん、脇には破廉恥な水着美女を侍ら
せている。その美女は深々と頭を下げただけで、なるべく顔を見られぬように気を揉んだ。

「坪井さん、老いてますますお盛んですなあ。私も見習いたいものだ」
「秘書の方ですか。奥さんはよく文句を言いませんね」
こんな男たちの言葉を、アカネはうつむいたまま聞いている。話し振りは普通にしている
が、彼らは坪井と自分に対し、呆れのような侮蔑のような視線を送っている事だろう。声
の調子で、それが分かる。アカネは恥ずかしさのあまり、気を失いそうだった。

「ははは。まあ、男冥利ってやつでして・・・ほらアカネくん、皆さんにお茶でも差し上げて」
ぐっと、アカネが低くうめいた。坪井は、この姿で給仕をしろと言うのである。
「クーラーにペットボトルのお茶があるだろう。あれだよ、あれ」
アカネは頭を上げ、カートに載せてあるクーラーボックスの蓋を開けた。そして、ペットボト
ルを人数分取り出すと、
「どうぞ、召し上がってください」
にっこりと笑って、うやうやしく差し出したのである。
105フリチラ:2005/08/14(日) 18:34:49 ID:QPWvDZMG
ところ変わって、こちらはほのかの部屋の前。少し日が傾いてきたせいもあって、庭
には涼やかな風が薫っている。そこに、プリキュア三人娘もいた。
「な、なぎささん、やめてください!」
廊下の縁側にひかりがいた。何故かひかりはズボンを脱がされ、なぎさに押さえつけ
られている。

「暑かったら脱ぐの。これ、常識」
なぎさはひかりのシャツも奪って、庭へ放り投げた。真っ白な体には、ジュニア用の
ブラジャーとショーツが輝くように着けられている。屋台が休みの日に、アカネとイオン
で買った下着だった。安物だが清楚な感じで、少女の肢体には良く似合っている。

「ショーツを引っ張らないで!ほのかさん、見てないで、助けて!」
「大丈夫。ただの冗談だから。ね、なぎさ」
「そうよ。やったあ、パンツゲット!」
ひかりが助けを求めるも、ほのかは笑ってうちわで自分を扇ぐだけだった。むしろ、最
近相棒のなぎさに色目を使う新入りを、無残に辱めてやりたい。そう思っているようだ
った。
106フリチラ:2005/08/14(日) 18:49:46 ID:QPWvDZMG
「秘技、大股開き。むうう〜ん!」
なぎさが力任せにひかりの両足を割った。足首を持たれ、まるでコンパスの様に広げ
られたひかりの足は、逆V字に伸び、美しいラインを描く。
「イヤーッ!」
「うふふ、いい声だこと・・・ひかりさん、可愛いわよ」
泣き叫ぶひかりを、ほのかは涼しい顔で見つめている。あたしの相棒に色目を使うと、
こうなるのよ。心は、そんな気持ちで一杯だった。

「ほのか、見て、コレ。ちっさいアソコね。指一本も入らないよ。にひひ」
「うふふ。きっと、ココが何をする場所かも知らないんでしょうね」
なぎさとほのかが、こらえきれぬような笑いをこぼした。人を弄ぶのは楽しい。まして、ひか
りのように清く美しい少女なら、尚の事だ。

「広げてみましょう。ひかりさん、指を入れるわよ」
「いやあ、見ないでください!」
一本の性毛もない恥丘を伝って、ほのかの指が女陰を割った。薄い女唇は左右がほとん
ど同じ大きさで、形も美しく整っている。更にそれを割って中を覗くと、目にも鮮やかな薄桃
色の生肉が見えた。やや下ツキだが、女穴も見て取れる。
107フリチラ:2005/08/14(日) 19:06:06 ID:QPWvDZMG
「忠太郎、おいで。お嫁さんをあげる」
「ワン!(意訳・え?俺の出番?)」
ほのかが忠太郎を呼ぶと、なぎさは声高らかに笑った。

「アハハハ!初体験が犬姦?ほのかって、残酷」
「大丈夫。希望は捨てないでって、おばあちゃまはいつも言ってるもの」
「ワン。(意訳・人に引導を渡しといて、よく言うよ。ハハハ)」
「イヤ───ッ!」
ひかりはなぎさとほのかにズルズルと引きずられ、犬小屋の中へ放り込まれた。次いで、
忠太郎が小屋に入る。ひかりは窮地に立たされた。

「なぎささん、ほのかさん、悪い冗談はやめて!」
犬に犯される。ひかりは顔面蒼白になった。
「ワン。(意訳・こうなったら諦めな。なぎさの姉ちゃんもほのかの嬢ちゃんも、あんたが
大人になるところが見たいんだとよ。出来るだけ、優しくするからさ)」
忠太郎の股間にある毛袋から、血走ったおぞましい肉塊が現れた。何か、優しい事言っ
てる割には、この畜生、やる気マンマンである。
108フリチラ:2005/08/14(日) 19:15:45 ID:QPWvDZMG
「い、いや・・・」
ガタガタと震え、身を強張らせるひかりに忠太郎が圧し掛かった。畜生らしく、バック
スタイルでひかりの純潔を奪いにいくようだ。おぞましい肉塊はひかりの処女宮の入り
口まで来ており、あと一押しで花園を汚してしまう所にある。

「いよいよかな」
「楽しみねえ・・・」
なぎさとほのかは縁側に陣取って、破瓜の瞬間を今か今かと待ちわびている。興奮の
せいか、互いに胸を愛撫し合い、唇を重ねていた。
「あ・・・あ・・・あーッ・・・」
犬小屋の中から悲鳴が聞こえた。ひかりの叫びだった。

「ふうッ・・・いい声・・・」
ほのかはぽっと頬を染め、黄金色に煙る遠い山の稜線を見た。隣にはなぎさが居て、
とてもいい雰囲気である。来年の夏もまた、こうやって過ごそうね。ほのかはなぎさに
肩を寄せながら、そんな事を誓い合うのであった。
109フリチラ:2005/08/14(日) 19:30:13 ID:QPWvDZMG
ゴルフ場のクラブハウスに設えられた一室の中で、藤田アカネは身を捩らせていた。
「ああ・・・」
間接照明の灯りが、薄暗い部屋の中で艶かしく蠢く女の影を揺らめかせる。女は縛ら
れていた。

「恋人のために身を捧げるとは、なかなか出来ん事だが、ワシから見れば愚かとしか
いいようがない。なあ、アカネ」
「くくッ・・・悔しいッ・・・」
部屋の梁から、よく使い込まれた縄が垂れている。縄はアカネの体を戒め、乳房を強
調するように巻きついている。

「以前、ワシの誘いを断った事もあるお前がこのザマだ。ふふふ、笑いが止まらんわい」
「ああ・・・これは、その仕返しだったのね・・・中尾くんをダシにして・・・卑怯者ッ!」
アカネは坪井を睨みつけた。しかし、縄を打たれた体では何も出来ない。もともと、逆らう
事の出来ぬさだめなのだ。それでも、卑劣な姦計に堕とされた事に対して、毒づかずに
はいられない。
110フリチラ:2005/08/14(日) 19:40:01 ID:QPWvDZMG
「坪井の開けた穴は、お前の穴で贖ってもらおう。アカネ、今からワシの奴隷になると
誓え」
「い、嫌です」
「ならば、中尾はどうなるかな。会社は潰れ、やつはその責任を負う事になるぞ。それ
でもいいのか」
アカネは唇を噛んだ。選択肢など無いのだ。そう自分に言い聞かせる。

「・・・奴隷になります」
「誠意が足りんな。とても、奴隷の言い方とは思えん。嫌なら、このまま帰ってもいいん
だぞ」
アカネの目に涙が浮かぶ。さようなら、中尾クン。アカネは心の中で、恋人にさよならを
した。
「わたくし藤田アカネは、坪井様の奴隷になります。どうか、これから可愛がってください
ますよう、お願い致します・・・」
振り絞るような声で、アカネは奴隷になる事を誓った。もう、後戻りは出来ない。

「ふふふ、いいだろう。お前みたいな気の強い女を屈服させるのは、たまらんわ。ハハ
ハ!」
坪井が醜い男根をぶらさげ、アカネの尻に挑む。この男は、縄で戒めた女を犯す事を
好む、根っからの変質狂なのだ。
111フリチラ:2005/08/14(日) 19:48:46 ID:QPWvDZMG
「ああッ!」
めりめりと女穴を遡る、忌まわしき肉塊。アカネはついに堕ちた。これより彼女は性奴と
なり、この醜い男に奉仕しなければいけない。恋人とはもう、会えないだろう。ひかりとの
生活も破綻するかもしれない。しかし、それでもアカネは自分を信じて、その道を進む決
意をした。

「アカネ、ワシのチンポはどうだ!」
「さ、最高です・・・ああ・・・」
「そうか。だったら、中で出してもいいな?」
「は、はい・・・どうぞ、アカネめの中でお出しください、ご主人様・・・」
「ご主人様か。分かってきたな、お前も。そらッ、くれてやるぞ、ワシの子種を!」

アカネは思った。今年も水着無し。浴衣はあるけど、肌の露出はダメ。そんなユカタン半島
な──坪井の子種を体の奥底で感じながら、アカネはマゾヒズムという甘美な世界に、身
を震わせていた。

訳の分からぬうちに、おしまい。
112名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 16:10:13 ID:U8zpuZtj
GJ!
最後の部分フラ●ス書院かとオモタw
1131/2:2005/09/03(土) 00:37:56 ID:l8Go2EG4
「くっ……こんな……こんな事って……」
「ブラック!しっかりして!ルミナス!大丈夫!」
「私は……平気です!お二人こそお怪我は?!」
 それは信じがたい光景だった。プリキュアとルミナス。正義のヒロインが為す術もなく
拘束されていた。また、それは異様な光景だった。三人を戦闘不能に追い込んだのは、
無機物に悪意を吹き込んだザケンナーとは明らかに違っていた。三体の戦士。全身に
あたかも鎧をまとったような姿に、異形と言うべき仮面をかぶっている。しかも、頭を
完全に覆う代物である。異形の戦士達が言葉を発した。
「……何か仲間意識が強いマカモウっすね」
「ああ、童子と姫の新型かな?しかし3人いるって事は……」
「まあ考えるのは後にして、今は浄化を済ませましょう」

 戦士の一人がひかりをうつぶせにして、お尻を高く掲げさせた。
「いやあっ!やめてえっ!こんな……こんな格好……」
 別の戦士はほのかの秘所とアヌスにドングリほどの大きさの異物を押し込んだ。
「きゃああっ!やめて!やめてくださいっ!こんな事をして何になるんですかっ!」
 残りの一人。全身を覆う鎧甲が深紅の戦士である。なぎさをうつぶせにしてお尻を
高く掲げさせ、何かをお尻に押し込んだ。と、押し込んだものがヒュヒュヒュと音を立て
お尻を覆うくらいに拡大する。
「ああああっ!やめろぉっ!変態っ!許さない……許さないからあっ!」

 ひかりに取り付いた男が、エレキギターの尾部に取り付けたバイブを一気に秘所に押し
込んだ。
「きゃあああぁぁっ!痛い……いたいぃっ!」
「音撃斬!雷電激震!」
ギャギャギャンヴォヴォヴォヴォッ!ヴォゥヴォォオォッ!ヴィ〜ィヴィヴィヴィヴィ!
「きゃあああぁぁっ!!」
 男はそのままエレキギターをかき鳴らし始めた。ルミナスの秘所に押し込まれた部分から
例えようもない振動が体を貫き、それはそのまま初めて知る快感に変わる。

「ルミナスうっ!やめて……やめなさいっ!」
 半狂乱になって叫ぶほのか。そんな彼女に委細かまわず、後ろに立った男が彼女に向けて
異様な形のトランペットを吹き鳴らす。
パパ〜〜〜〜〜〜ン!パァァァァッ!
「あああああっ!中で……暴れてるぅぅっ!」
 押し込まれたモノがローターのように激しく振動する。膣と直腸で二つの強烈な快感が
ほのかを挟み撃ちにした。

「ひかりぃっ!ほのかあぁっ!やめて……やめなさぃぃっ!」
 気丈な瞳に涙を浮かべて叫ぶなぎさ。両手に棒を持った戦士が彼女の後ろに立つ。
「疾風怒濤の型ぁっ!」
 ドンドコドコドコ、ドコドコドンドン、ドコドコドロドロドコドロドロ!
「あああああっ!いやあぁぁぁっ!奥にぃ……響くうぅぅっ!」
 お尻に取り付けられた円盤が、強烈な振動をなぎさに送ってくる。お尻全体が性器に
なったかのような強烈な快感が、彼女を鷲づかみにした。

 それは異様な光景だった。三人の男達はそれぞれ彼女たちの後ろに立って強烈な振動を
送り込む。こんなまねをして何になるというのか。
1142/2:2005/09/03(土) 00:38:33 ID:l8Go2EG4

「あおぉぉっ……はああぁぁぁっ……アソコがぁっ……痺れるぅぅっ……」
「きゃぁぁぁんっ!はああぁぁっ!だめぇっ!二人とも……しっかりぃぃ……あああああっ!」
「はあぁぁぁっ!はぁぁっ……!あふうぅぅぅっ……!やめ……てぇっ……いやあぁぁっ!」
 体の奥底を揺さぶる音の陵辱に、為す術もなく翻弄される三人。程なく彼女たちを強烈な
絶頂がさらった。
「はあぁぁぁぁ〜〜っ!飛ぶぅ……飛んじゃうぅぅっ!!」
「だめえっ……だめぇぇぇっ……!だめぇ……なのぉぉっ!ああああぁぁ〜〜っ!」
「いっちゃう……いっちゃうぅぅっ……!許して……藤ぴー先輩ぃっ……あああああっ!」
 秘所から激しくほとばしらせながら全身を硬直させる三人。くたりと緊張をとき、言葉
もなく横たわる。息が荒い。

「……何か、妙ですね」
「ああ、こいつら消滅しないのか?しかし音撃が効いてないわけじゃないみたいだし……」
「あれ?みんな、変ですよ、辺りが」
 三人の異形の戦士の周りの空間がぐにゃりとゆがんだ。
「えっ!何すかこれ!こいつらがやってるんですかこれ!」
「落ち着け!これはあれだ多分、時空のゆがみだ!」
「そうですね、さっき見た現象と同じですよ。おそらく僕たちは時空の狭間に捕らわれて
……別な世界に送り込まれた……」
 ゆがんだ空間が戦士達を飲み込み、言葉は途切れた。後にはしどけなく股間を濡らした
なぎさ達三人が残った。


 何が起きたかというと、あれだ、30分ほど時間がずれてしまったわけですね、いい具合に。
ちゃんちゃん。
115JAH:2005/09/03(土) 15:28:50 ID:vZLBCdTj
『響』ですか。なるほど。面白かったけど、一つ気になる点が。
会話の中で本名を呼ぶのはありえるからいいけど、
それ以外で、例えば『ひかりをうつぶせにして』とあるところ、
変身した姿なら、『ルミナスをうつぶせにして』みたいにした方がいいと思います。

重箱の隅をつつくような細かい指摘ですみません。
116JAH:2005/09/03(土) 15:29:44 ID:vZLBCdTj
『響』ですか。なるほど。面白かったけど、一つ気になる点が。
会話の中で本名を呼ぶのはありえるからいいけど、
それ以外で、例えば『ひかりをうつぶせにして』とあるところ、
変身した姿なら、『ルミナスをうつぶせにして』みたいにした方がいいと思います。

重箱の隅をつつくような細かい指摘ですみません。
117名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 16:02:01 ID:9ceP3L9G
>>113-114
GJ、たっぷり笑わせてもらったw
118名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 17:56:52 ID:AqYRL2xP
まったく酷い鬼たちですな。
俺も鍛えてみよっかな。
119名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 22:02:21 ID:f9e/qdy5
プリキュアさん達を見てると、何だかエロが鍛えられたような気がします。
120名無しさん@ピンキー
保守