プリッキュア〜!

このエントリーをはてなブックマークに追加
1メロン名無しさん
プリッキュア〜!
2メロン名無しさん:04/08/07 22:10 ID:???
プリッキュア〜! 
3メロン名無しさん:04/08/07 22:11 ID:???
プリッキュア〜!    
4メロン名無しさん:04/08/07 22:12 ID:???
プリッキュア〜!
5メロン名無しさん:04/08/07 22:12 ID:???
プリッキュア〜!   
6メロン名無しさん:04/08/07 22:13 ID:???
プリッキュア〜!     
7メロン名無しさん:04/08/07 22:14 ID:???
プリッキュア〜!
8メロン名無しさん:04/08/07 22:15 ID:???
シネヨ。キモプリ。
9メロン名無しさん:04/08/07 22:17 ID:???
…同じプリキュアヲタとして非常に恥ずかしいスレだ。
嘆かわしいよ。
10メロン名無しさん:04/08/07 22:18 ID:???
プリッキュア〜!
11メロン名無しさん:04/08/07 22:32 ID:???
プリッキュア〜!
12メロン名無しさん:04/08/07 22:43 ID:???
プリッキュア〜!
13メロン名無しさん:04/08/07 22:44 ID:???
・・・なんだここ
















プリッキュア〜!
14メロン名無しさん:04/08/07 22:58 ID:???
糞スレ立てやがって
プリキュアとかいってるやつはクズだ!
15メロン名無しさん:04/08/07 23:09 ID:???
プリッキュア〜!
16メロン名無しさん:04/08/07 23:10 ID:OKaYOkjv
   
プリッキュア〜!
17メロン名無しさん:04/08/07 23:13 ID:???
l  l    l   l  ヽヽヽヽ    ヽ、:.lヽ、    \\\ヽ:.  :i ヽ l、    :l
:.l  l   l   l   ヽヽヽヽノヽ  \ヽ、_`'''ー---ー==='''''~l ̄ヾ'''ー  .:::l
:. l  l   l   l    ヽ,,iノ,,/、  :ヽヽ\`''ー '''''~ヾ! _,,.ヽ!;;;;l,,_ \\::. :::l::.
、:..l  l  l   l  ,,r==''i'i^ヽヽ、:..  ::ヽ \\   ,.r'''i,r==キテ-:,r'''_,,..i:::..::l::::
 ヽ! l  l   l /   _,,.ヽ,,_\\::... ::\ `\_/,;r''".,,_  l/  ̄`'ヾ、ヽ::::l\
   l ヽ l   l   、v'',r===、ヽ` `ヽ、::::ヽ  ^X~,i'  ヾ`ヽ     `  ヽ:l
   ヽ ヽ!  ,lヽ  `,/  ,, ヽ、\    `ヽヽ、 " li、 ノ、_ iヽ       i!
   ヽ:. :i!  .l:l \  、  li、__ノ,ヽ`       ̄  、li `i{;;;;;;l_ヽl!
    ヽ:::l:.. :トヽ ヽ、   li /i;;;l、i!          、ヾi、`''"Oil/  ,,ノ、
     \!:.::lヾ\ lヽ  、 ヾi、`Oil ,          ` -`=="-'''" `
       ヽ::l、ヽ `l :li  '^ゝ-=''"             //
       ヽ:lヽヽ !l'!  //   ,;'                     /
        ヽヽ `\il !       ヽ                     /
         \、  i!'、                           /
          \   \                         /
                `ゝ、     、__             ,,./
              ,,.-''~ヽ::l`''iー、...,,_  ヽ        _,,... ''   /
            /    l:lヽ::l \:lヽ:`i''- 、 _,,.. -、''' "     /
そりゃ私だって良スレ立てたいよ
18メロン名無しさん:04/08/07 23:41 ID:???
プリッキュア〜!
19メロン名無しさん:04/08/08 00:17 ID:???
プリッキュア〜!
20メロン名無しさん:04/08/08 19:07 ID:+Lu1ltSP
プリッキュア〜!
21メロン名無しさん:04/08/08 19:44 ID:F7oEe9ea
プリキュアの何が面白いのかがわからん
22メロン名無しさん:04/08/08 23:35 ID:BClNB2Ao
今日出てきたマッチョ男萌え・・・・!
23メロン名無しさん:04/08/09 00:01 ID:gloCDkYP
          ,   ,  ,  ,,
       ,   ./i! /!´/! /!! 、,,!、
      /!.、,/ !i!/ i!、! i!,il i!ヽノ! i!、 ,,
      / l!.`、´: : : : : : : : : : : : : : : : /!/
    i! /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ir
  i!、ll/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ノ´,,
   l: : : : : : : : : : : : : : : : ..:: : : : : : : : : : ノ/
   }: : : : ..: : ヽヾ::.  ! ..:::: .::.: : : : ::: : : :}
   i ..::..:::_ _,=、:::..i!..:::::.,,=::_::ニ、::::.: : : : }
   { ::::,´,r;´ ,//、i!::,ヘ1 ゙、}  ゙、:::..  l
  .i!  i´ (( ./ノ  `V ゙;、 ゙!}  ゙,:: l!/.}
   .{.:::l  ゙、《      》  ,i!   l:´ヾl
 ,´ `!:::}  - ‐ ーヽ   ' ー ー ‐- {、 レ´゙、
 { ヽ、l ! 、 - =。,=、`j  ,=。,= ー,'.}:::// }
  } (::./  ''ー`−ノ /! ヘ ゙ー =´` `、!;;:.)l
  ヽ ゙ ヽ、       :i!        / ノ }  そいつぁ
   ` ゝ1ヽ      ::i!       / i! /   よかったぜ
    ヽi!      `、 ,, r       .l/
      l.       ニ       i!
      l,   ,-‐ ー - ー -、    l
       ヽ、  ''''' ー '''''     ,/
        1 、         ,/i
        l! ヽ丶、 _ , /::::..}
        {  `、:::::::::::::::::::::::::::::: l
        l   ヽ:::::::::::::::::::::::::: : {
        .,i   :.丶:::::::::::::::::::::::::: }、
       {∧、 :::..ヽ:::::::::::::::::::::::::∧1
24メロン名無しさん:04/08/09 01:26 ID:???
          ,   ,  ,  ,,
       ,   ./i! /!´/! /!! 、,,!、
      /!.、,/ !i!/ i!、! i!,il i!ヽノ! i!、 ,,
      / l!.`、´: : : : : : : : : : : : : : : : /!/
    i! /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ir
  i!、ll/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ノ´,,
   l: : : : : : : : : : : : : : : : ..:: : : : : : : : : : ノ/
   }: : : : ..: : ヽヾ::.  ! ..:::: .::.: : : : ::: : : :}
   i ..::..:::_ _,=、:::..i!..:::::.,,=::_::ニ、::::.: : : : }
   { ::::,´,r;´ ,//、i!::,ヘ1 ゙、}  ゙、:::..  l
  .i!  i´ (( ./ノ  `V ゙;、 ゙!}  ゙,:: l!/.}
   .{.:::l  ゙、《      》  ,i!   l:´ヾl
 ,´ `!:::}  - ‐ ーヽ   ' ー ー ‐- {、 レ´゙、
 { ヽ、l ! 、 - =★,=、`j  ,=★,= ー,'.}:::// }
  } (::./  ''ー`−ノ /! ヘ ゙ー =´` `、!;;:.)l
  ヽ ゙ ヽ、       :i!        / ノ }  
   ` ゝ1ヽ      ::i!       / i! /   プリッキュア〜!
    ヽi!      `、 ,, r       .l/
      l.       ニ       i!
      l,   ,-‐ ー - ー -、    l
       ヽ、  ''''' ー '''''     ,/
        1 、         ,/i
        l! ヽ丶、 _ , /::::..}
        {  `、:::::::::::::::::::::::::::::: l
        l   ヽ:::::::::::::::::::::::::: : {
        .,i   :.丶:::::::::::::::::::::::::: }、
       {∧、 :::..ヽ:::::::::::::::::::::::::∧1
25メロン名無しさん:04/08/09 02:50 ID:???
プリキュア好きだけど、
一生モノと云える逸品かどーか踏ん切り付かなくてDVD買うべきか悩んでる。



プリッキュア〜!
26メロン名無しさん:04/08/09 05:39 ID:???
          ,   ,  ,  ,,
       ,   ./i! /!´/! /!! 、,,!、
      /!.、,/ !i!/ i!、! i!,il i!ヽノ! i!、 ,,
      / l!.`、´           /!/
    i! /                 ir
  i!、ll/                  ノ´,,
   l           ..:        ノ/
   }   .. ヽヾ::.  ! ..:::: .::.   ::    }
   i ..::..:::_ _,=、:::..i!..:::::.,,=::_::ニ、::::.    }
   { ::::,´,r;´ ,//、i!::,ヘ1 ゙、}  ゙、:::..  l
  .i!  i´ (( ./ノ  `V ゙;、 ゙!}  ゙,:: l!/.}
   .{.:::l  ゙、《      》  ,i!   l:´ヾl
 ,´ `!:::}  ヽ         ;;  /{、 レ´゙、
 { ヽ、l ! 、、_ `ヽ、       ;;/_ ,,,'}::://.}
  } (::./  \ ̄ ゙、゙ゝ./! ヘ ,/  ̄ ノ `、!;;:.)l
  ヽ ゙ ヽ、  ;; ̄ ノ  :i!  ゝ ;; ̄   / ノ }
   ` ゝ1ヽ ;;    ::i!   ;;;   / i! /
    ヽi!  ;;;    `、 ,, r  ;;;    .l/
      l.ノ ;;;  /エ エ エエエヽ;;;  ヽi!  プリッキュア〜!
      l,, ;;  {/       ヾ;;  l'
       ヽ;;  !、        j';; ,/
        1 、 ゝー -= ー´ ;;,/i
        l! ヽ丶、 _ , /::::..}
        {  `、:::::::::::::::::::::::::::::: l
        l   ヽ:::::::::::::::::::::::::: : {
        .,i   :.丶:::::::::::::::::::::::::: }、
       {∧、 :::..ヽ:::::::::::::::::::::::::∧1
27メロン名無しさん:04/08/09 10:57 ID:???
    △△△△△△△
  ¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶
¶¶¶¶¶¶¶""""""¶¶¶¶¶¶¶¶""
000◯◯0 _,,,,, ▼,,,≡0◯
¶¶¶¶ ¶ ¶ 〃 _\ /≡≡|¶ ¶
¶¶¶¶ ¶ ¶   〈 (・)》 ((・)〉|¶ ¶
¶¶¶¶ ¶ ¶  "" ̄≡|≡≡|¶ ¶    / ̄ ̄ ̄ ̄
¶¶¶¶ ¶ ¶≡ / ... |||≡≡|¶ ¶   <プリキュアーー!!!
¶¶¶¶ ¶ ¶ 《    .ヽ 〉 ≡|¶ ¶     \____
¶¶¶¶ ¶ ¶  ゛ γ⌒〜≡¶ ¶|
¶¶¶¶ ¶ ¶    ..L_」≡/¶ ¶
 ¶¶¶ ¶ |   .┗━┛ ¶ ¶
 ¶¶¶ ¶ \   ┃≡/ ¶ ¶
 ¶¶ ¶   ̄ ̄ ̄ ̄
28メロン名無しさん:04/08/09 18:26 ID:???
      ., -ー-, _i ̄Z,
    ._, 、し,ニ>ノ_!-, ,='=, .,-、 _
    / i',,,ノ .) l/ .l=ニニ,./ _/_/ /-、__
  /  / _, -'--'--'' ''''ー''Z,__ノ  /=`'V> (⌒⌒)
  `'ー''~ ̄      /~ ヽ, . - 、`~`''~'-ニ、,<./)/
 /~ ̄ ̄`>    .l r-、, -、  }       \)
./       ̄ ̄ ̄`l l  / _ノ          / ̄`>     _, --、        _
l            .l ~ //~ ̄~'i /~ ̄~'i/~ ̄    ̄~7  /    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄,/
.\           レ'~ ./   ././   /l,,,,,,,   ,,,,,,,ノ、._.{____    ./
  `ー-、,,,,,,,, -,      ,{   ノ/   ./''~ ̄    ̄7~   `ヽ   _/   /
        /      /_,~二'-'~   /ヽ、,    .,,ノ,ヽ-、   ./,_.l ̄    _ノ
 , -ー-、 ./     /~      ,/ ,,-'    .//~ ̄ ̄  ~`>/   r-''~
./   (_ノ     ,/_,,,,,,,,,、 ---ー'~''''~~~~~~~~~`''''ー-------'''''~   ./
.l        , -' ~/      * P R E T T Y C U R E +   _,,,/
..ヽ、_   _, -''~ ./    _,,,,、 -一一''''''''''''''''''''''ー--------一'''~
   ~ ̄   ./_,, -ー''''~
      ./-~
29メロン名無しさん:04/08/10 22:16 ID:LKWvXQvF
完・・・・・



プリッキュアーーーーー
30メロン名無しさん:04/08/10 22:24 ID:???
ブリッキュア〜
31メロン名無しさん:04/08/11 20:23 ID:???
可憐救命組!可憐救命組!可憐救命組!可憐救命組!
可憐也救命 二人組 可憐救命組!

去一難再一難 絶大否有得
制服着用二人組 耐久抜群
相互危機的状況度々脱出 強靭 沈降

汝最高!我最高!

在限生命 失敗眼中無!
笑門来福 陰気吹飛!

生命華勢咲 再度罵詈罵詈 

可憐救命組!可憐救命組!可憐救命組!可憐救命組!
可憐也救命 二人組 可憐救命組!
32メロン名無しさん:04/08/11 21:36 ID:???
>>31
こんなもん書いてうけるとでも思ったか?
33メロン名無しさん:04/08/12 01:32 ID:AFx8FeYr
ごめん。俺ワラタ。
可憐救命組ってプリキュアの中国読みかなんか?
34ラブラブさん:04/08/12 15:24 ID:shGLXJIz
  プリキュア〜爆外伝!
35メロン名無しさん:04/08/12 20:12 ID:???
脳内笑っていいとも

タモソ「え〜昨日のどれみさんからのご紹介で、プリキュアのおふたりです!」
の紹介でプリキュアの美墨なぎさちゃんと雪城ほのかちゃんが
二人の通うベローネ女学院の制服を着て仲良く手をつないで登場。本当に仲がいいんだなぁ・・
会場からも「かわいいー!かっこいい!顔、ちっちゃ〜い!」の歓声が凄い。
タモソが例の拍手を盛り上げチャチャッチャ!の振りで会場の騒ぎを収める。
タモソ「えー花束が届いてます」で会場に届けられたお祝いの花束を映す。
東映、ABC、講談社の他にアカネたこ焼き店なんてのもあって会場から笑いが・・。
なぎさちゃんがよく学校帰りに寄り道するたこ焼き屋さんらしい。
花束の中に場違いな菊の花が・・差出人のプレートは(明日・・ジャ・ローズマ・・)
まで読めたんだがはっきり確認できず。
二人そろって「ありがとうございます!」ぺこりって感じでかわいい。
36メロン名無しさん:04/08/12 20:12 ID:???
続いて電報紹介。メップル、ミップルのぬいぐるみ電報なんてのがあるんだなぁ・・知らなかった。残念ながらポルン電報はまだ無いとの事。うーん残念。
ところで電報紹介のとき、
「プリキュアのお二人笑っていいともご出演おめでとうございます。
来年もプリキュア放送決定との事、
これからもプリティーでキュアキュアでがんばって下さい・・マサ斉藤ゴム」
って電報読まれた時ADが慌ててたけど何かあったのかな?
ここでほのかちゃんからタモソへお土産、ふたりはプリキュアDVDが!
タモソの「俺これ予約したんだよね」となぎさちゃんが「じゃあ要らなかったですか?」
すかさず会場から「欲しい〜!」の声があがるが、ほのかちゃんが「皆も買ってね!」
うんうん、ちゃんと宣伝もできて偉いぞー!ところがパカッとふた開けたら中身無し。
なぎさちゃんの慌てた顔に萌。サンプルだったのね・・
37メロン名無しさん:04/08/12 20:13 ID:???
ここでようやく座っておはなしに・・
タモソ「髪切った?」の質問に
なぎさちゃん「この間ほのかに切ってもらったんだよね」仲いいなあ・・
タモソ「あれ?その制服って・・中学生だっけ?」
ほのかちゃん「はい!中学二年生で来年受験です。」
しっかりしてるなぁ・・受験って聞いてなぎさちゃんちょっと憂鬱な顔してたけど、
高等部に進学するのにはやっぱり簡単なテストがあるらしい・・納得。
でも学内スポーツ進学ってのがあるからラクロス部で一生懸命とのこと。
ほのかちゃんは科学部に所属しているとのことで今度ラクロス部と合同で
山の中の学園所有の施設で夏合宿に行くのが楽しみなんだと。
さすが名門私立。漏れも行きたい・・ハァハァ・・
38メロン名無しさん:04/08/12 20:14 ID:???
ここでほのかちゃんから重大発言!
スポーツ万能のなぎさちゃん、実はカナズチなんだって!
うつむいてモジモジ恥ずかしそうにするなぎさちゃんモエ〜。
この後タモソが自分の持ってるクルーザーの話が続くがはっきり言ってウザイ!
けどかわいいなぎほの眺めるだけで幸せなお昼の時間。
タモソ「しっかし本当に二人は仲いいねー、そっちから見えないだろうけどふたりとも
机の下でずっと手をつないでるんだから!」の発言に会場がまたもヒートアップ!
したところでいったんCM。
39メロン名無しさん:04/08/12 20:15 ID:???
CM明け、ベローネの制服からプリキュアに変身した二人。
生で変身見たかったなぁ・・アルタの人がうらやましィ!!
会場から「あれやって〜!!」の声に押されてステージ中央に・・まさか・・
プリキュアの美しき魂が!邪悪な心を打ち砕く!・・プリキュア・マーブル・スクリュー!!!
・・・やっちゃいました・・・アルタでPMSを観客席に撃ち込んだ所でまたCM。

再びCM明け、観客が半分くらい居なくなった様な気がするが・・・
お友達を紹介。「え〜!やだ〜!」の声にほのかちゃん「わがままいうとまた・・」って
またって何?と気になったが観客席一瞬で静まる。さすがスター性があるなぁ。
40メロン名無しさん:04/08/12 20:16 ID:???
で、お友達は「歌舞伎マンさん」ってなぎさちゃんが紹介するんだけど、
会場も漏れも
????誰????のはてなマーク。ほのかちゃんがにこにこしてた。
電話がつながって「・・・見てたよ!・・歌舞伎マンってなんだヨー!!」
の声でピーサード兄さんってわかってみんな爆笑!歌舞伎マンって呼ばれてるのか・・納得。
タモソ「今何やってんの?」の質問に
ピーサード兄さん「・・・今ちょっと闇に還ってて・・・・wzくwくぉ」
電波状態が悪くて聴き取りにくい。
プリズムストーン返して・・とか言ってたようだが・・
タモソ「来てくれるかな?」「いいとも!」と元気よく返事。
41メロン名無しさん:04/08/12 20:39 ID:???
まぁなんというか、面白くなくてもいいじゃないか。
42メロン名無しさん:04/08/12 22:12 ID:6ckhh9/X
ピーサード呼ぶんだったら、番組違いでもルナかメノリ呼べよ。
43メロン名無しさん:04/08/12 22:51 ID:???
イケメンにも夢中にならねば
44メロン名無しさん:04/08/13 19:51 ID:???
掌中! 愛 愛?

不要遣気無也
否革命的闘士 乙女模様
掌中 愛愛動作
身体及精神 我欲甘味溶解
冷製巧克力洋菓子也 美丈夫也
本気熱中若年世代
本日我汝告白欲 (PAPAYAPAYA)
為地球 為人民
其事重要 不要決忘却 有用
胸中鼓動昂揚 観夢若年世代 
極普通日常的生活 否決亡失
不要遣気無 
否精神的不快 浪漫心
掌中 愛愛動作
其事万力素
掌中 愛愛動作
否相互闘争 我欲抱擁
掌中 愛愛動作
其事特等大事和平
其事謎 本日繰返
喰巧克力喰

おもしろくなくてもいいんじゃないかな だれもいないから
45メロン名無しさん:04/08/13 21:34 ID:???
テレホンショッキング、今日のゲストはピーサード兄さん。
タモソと客席「暑いですねソーデスネ!今日は35℃!ソーデスネ!
このまま行くと冬には気温100℃超えるね!ソーデスネ!んなわきゃあない(笑)」
で軽く客席沸かすタモソ。
お昼のお化け番組司会者タモソさすがだなあ。
ピーサード兄さん登場するも客の反応が薄い気が・・・
タモソ「花束・・届いてない」の一言にピーサード兄さんマジなみだ目。カワイソウ
昨日のゲストプリキュアからのメッセージが
「歌舞伎マンさんとっと闇の世界に還りなさい!」
ピーサード兄さん「ちょっとまってよ〜!」カメラ目線で訴える。結構テレビ慣れしてる?
続いてタモソが「じゃあとっととお友達を・・」でさすがにピーサード兄さんマジギレ
落ち着いたところでトークへ。
ピーサード兄さんちょっと前に教育実習でベローネへ行ったんだって!そこで
プリキュアの二人と出会ってたんだって。ウラヤマシイ!
教育実習中は女教師せまれらたり、女子生徒に大人気だったとか、ホントかなー?
休みの日は美術館巡りをしているという意外な一面を語ってCM。
次のお友達へ電話するときちょっとアクシデント!女子アナが間違い電話しちゃった!
「はい?角沢です・・」とか名乗ってた暗くてノリ悪い素人だったな〜
電話かけなおして明日のゲストはキリヤくん!!会場が凄い歓声。
ピーサード兄さんへこんでた。
46メロン名無しさん:04/08/14 19:56 ID:???
47メロン名無しさん:04/08/15 19:50 ID:???
>>45
続きマダ〜?
48メロン名無しさん:04/08/15 19:52 ID:???
プリッキュア〜!
49メロン名無しさん:04/08/15 21:45 ID:???
美丈夫也
50メロン名無しさん:04/08/16 19:42 ID:???
スレたて>>1には悪いが
このスレは僕の没ネタカキコスレとしてこれからも利用させてもらうよ。

美墨なぎさ=墨=キュアブラック
雪城ほのか=雪=キュアホワイト
藤田アカネ=アカ=キュアレッド
藤村省吾=藤P=キュアピンク
木俣=木イロ天=キュアイエロー
夏祭りの開かれる神社では、たこ焼きにリンゴあめ、キンギョすくい・・
お祭りって、とってもたのしいな!
なぎさと亮太は「わぁ〜っ!」ってはじめてみるお祭りに目を輝かせているの。
すると、お祭りにきていた初恋の人(現不倫相手)と偶然、バッタリであっちゃった!
キャーッ、どうしよう!理恵はとってもドキドキ。
どうしてこんなに緊張しちゃうの?!
さらに、みんなでキモだめしをすることになったんだけど、
籤引で理恵は初恋の人(現不倫相手)と組むむことになっちゃった!
初恋の人(現不倫相手)とふたりっきりなんて、ありえなーい!
ドキドキしながら歩いていると、きゅうに雲行きが怪しくなってきた・・
カミナリも聞こえてきて・・そんなとき理恵は脚をすべらせちゃって・・
うわっ、初恋の人(現不倫相手)が危ない!
みんなで楽しみにしていた夏祭り、
しかも初恋の人(現不倫相手)との楽しい時間を邪魔するなんて、いったい誰?
ぜーったい許さないんだから!!

                                      ・・・あ!あなた!?
52 :04/08/18 01:05 ID:/GaAWhmu
【ひここもり】ネギま!萌え統一笑点 54【レ製】http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1092716120/
【略して】古典的アニヲタ・プロジェクト【コテスレ】http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1088691494/
★住めば都のコテハン荘 10号室★http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1089671801

またクソスレ立てました。よろすこ。

【ぶっちゃけ】プリキュアはダセエ
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1092757254/

1 :かわうそう ◆KINOKO.5cU :04/08/18 00:40 ID:/GaAWhmu
こんばんわ。自治厨が嫌いな行殺きのPです。
温故知新。いい言葉ですね。
小6だか厨1のときの国語の教科書に、作文の例文として、これを記念した?
という、「温故会館」なる文化施設を見学に行ったときの感想文。というのがあったんですよ。
で、「行殺(苗字)、そこ読んでみろ。」「はい。」となるわけですが、
我が故郷イバラキでは、あ、いや、魂の故郷はもちろんデジキャラット星なんですけどね。
本名キノ・キャラットですから。でじこ。ぷちこ。そして、きのこ。と。
閑話休題。いい言葉ですね。
そうbなんです。我が茨城の、一部ですが、ウンコのことをオンコと発音するのです!
ですから、「先日、オンコ会館に見学に行きました。」と真面目に朗読してるのに、
クスクス、クスクスと!笑いが!だったら、わざと間違ったフリして「うんこ会館」て読んでやる!いっそ!
うんこ会館。。。。うんこ快感かい?「やみつきになりそうです。」なんて、書いてもないこと言ってみたりな!
オンコ快感!うんこかいかん!快感! 
「うんこでますぅ〜!!!」のコピペ見るたび、思い出したあの日。

まぁ、それはそれとして、プリキュアってダセエよな(プゲラッチョ

しょせんサブカルは「堕落したオタク」http://human5.2ch.net/test/read.cgi/subcal/1092744707/
葱がアニメ化決定http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1092756092/
☆ラブひなキャラの性の営み考察スレッド1☆http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1091196929/
53メロン名無しさん:04/08/18 22:36 ID:???
DVD発売記念保守
54メロン名無しさん:04/08/18 22:52 ID:???
ほのか「久しぶりになぎさをラーメン屋に誘ったんだけど遅いなー。一風堂って言ってあるんだけどなー。」
なぎさ「おーい!」
ほのか「あ、なぎさ!こっちこっち!どうしたの?遅かったじゃない。」
なぎさ「ゴメンナー、だめな親友で・・・。」
ほのか「いやいや、そこまでは気にしなくていいよ。」
店内
なぎさ「こういう店は彼氏とよく来るの?」
ほのか「そんな彼氏なんていないよー。」
なぎさ「いいよ、隠さなくて。いるんでしょ?」
ほのか「う、うん。いるよ。」
なぎさ「出て来いよー!」
ほのか「ここにはいねーよ!」
なぎさ「いいなー、14歳。青春だよねー。」
ほのか「そう?」
なぎさ「ああ、いいとも。春を売ると書いてセイシュン。」
ほのか「それは売春でしょ!何言ってるのよ。とりあえずなんか頼もうよ。」
なぎさ「よし、頼もう。ウエイトレスさーん!連帯保証人になってくださいませんか?」
ほのか「何を頼んでるのよ!メニューでしょ!じゃあ私は、普通のラーメン。」
なぎさ「じゃあ私は普通のカップラーメン。」
ほのか「あるわけないでしょ!」
ウエイトレス「かしこまりました。」
ほのか「あるのかよ!」
なぎさ「あ、すいません、ここチョコパフェありますか?」

55メロン名無しさん:04/08/18 22:53 ID:???
ウエイトレス「ありますよ。」
なぎさ「じゃあいいや。」
ほのか「何のために聞いたのよ!」
ウエイトレス「かしこまりました。」
ほのか「かしこまるなよ!ちょっとは疑問に思いなさいよ!」
なぎさ「でも、珍しいなー。ほのかから誘うなんて。」
ほのか「うん、大事な話があるの。」
なぎさ「ま、まさか・・・、私は本当は女じゃないとか!?」
ほのか「意味わかんねーよ!違うわよ、将来の事よ。
私ね・・プリキュアやっていこうと思って・・・。」
なぎさ「なに?聞こえなかったよ。もう2回言って。」
ほのか「せめて次で聞く努力しなさいよ!だからー、プリキュアをやっていきたいの!もうここまでやってきたわけだし。」
なぎさ「そうかそうか、私は賛成よ!ただしなぎさが何て言うか・・・」
ほのか「あなた誰よ!」
なぎさ「どうせならピッグになって帰って来い。」
ほのか「豚にはならないわよ。」
なぎさ「あー、ウエイトレスさん。これをあちらのお客さんに。」
ほのか「え?なになに?なにをやるの?」
なぎさ「伝票。」
ほのか「伝票わたすなよ!」
ウエイトレス「かしこまりました。」
ほのか「またかしこまっちゃったよ。」
なぎさ「というのは冗談で、今日は私のワリカンよ。」
ほのか「ワリカンかよ!オゴリでしょ!」
なぎさ「そうそうオゴリ。間違えちゃったよ。」
ほのか「悪いわね。こっちから誘っといて。」
なぎさ「いいよ、気にしないで。どうせ汚い金だし。」
ほのか「何やってるのよ!」
なぎさ「よーし、帰ろうかー。ところで私はキュアブラックでいいのよね?」
ほのか「あんたとはやんないわよ!」
56メロン名無しさん:04/08/19 23:55 ID:???
メロリンQ〜
57プリキュアバカ一代:04/08/20 20:04 ID:???
わたしの日課は・・・・午前四時に起床、滝にうたれる「みそぎ」に始まる・・・・!
激しく落下する滝を蹴り上げ、滝に逆らい飛び上がる跳躍力の養成!
手製のダンベルでボディービル!
本格的な猛特訓は午後だ!巨木に正拳・手刀・貫手・けりすべての技を叩き込む!

雨の日も・・・・風の日も・・・・嵐の日も・・・・

誇張ではなくほぼ一年間で雪城ほのかの建てた丸太小屋の周りの立ち木がこの連日の
打撃の為ほとんど枯れてしまった・・・・という。

「また夜が来た・・・・の・・・・?山へ篭ってなんと言っても夜がつらい!・・・・さびしい・・・・
わめき、狂いだしたい孤独!
とりわけわたしの若い血を狂わせるのは・・・・なぎさの・・・・肌の匂い!
ええい!もうやめよぅっ!山を降りよう!
だけど・・・、まって・・・わたしはキリヤ君に言った・・・求めてバカになる・・・って」

     ・・・・・・・・ゾリッ・・・・・・・・
    
     はははっははは  はっ

「なんと片方の眉の無い人間の顔の珍妙なことよ!ははは
これでもう人里におりられないわ!・・・なぎさが相手にするものですか!
バカの顔よ!おこがましくもドツクゾーンに対抗せんとするする
プリキュアバカの顔よっ!!!」


58メロン名無しさん:04/08/21 04:29 ID:???
>17
 /" /  レ  /,.r,./´/ /゙'ー、 ヽ    i′
. |! /ヘ .   ,ィ∠∠_ヽ       | i    ゙、
 _,_| ヘ  {l/ ヒ'^ド `ー '  ___リム   i、ト-
〃^|  ヾ、ト, `'' ゙"'       rrテ、 〉   ,lソ
l.{ ,|   `i゙        ヽヽ-'/  ,ィ/      、人_人_人_从_人_人ノし
ヾ |.    |          r .i彡" ′     _ノ 
 ヽ|    |      ,. ‐ァ=、  / i′       ) バーカ!
  __|   |.      ` 、_У /' .|         -<  
 /`|i   卜、      `" ,ィ' .!  |         )
./  |i.   l、 ` 、.   / |   |         `ヽ
′ l|   i| `ヽ   r',`''./  |   |          冫⌒Y⌒V⌒V⌒Y⌒ヽ
   l|.  |{  | //  i'  |   |
59メロン名無しさん:04/08/22 03:09 ID:???
プリッキュア〜!
60メロン名無しさん:04/08/22 03:14 ID:???
     .!  _. -‐ '      _      ヽ,
     l/   _  -‐   ̄      ̄` `  '‐-  _
     |  ,. '     _...  -,―、‐ -  、     `  、
     l/    , '"     /   ヽ     `丶、    ヽ
    /    / /     i     ',        \     }
  , '     , '  f     |       l    ',   ヽ.  ,'   __ノヽ、_ノヽ_ノヽ_ノヽ、_
. /     ./    {.       {       j  ,  }    .! /   )
,'     ,' i    ヽ、,\-┘    '-y、   i      |, '   <
!       , ! !   ./,, ==ゝ、    _ノ__,ヽノ  丿 i !      ! 糞スレあげんじゃないわよ!
t     | t ヽ、/ '' 〃_)i. ` ´  rf´)iヾ,ヽ/ 丿ノ     丿
. \    t. ゝ-v’  { i、リ!     |f_j|  ,'_ / ´    ∠__
   ` ‐- !ゝf ‐、     -‐‐'    ヽ .ヒタ   / `。´ヽ     ヽ,.-‐- 、,. -‐-、,. -‐- 、,. -‐-、,.
      ', l  }  .:::::::::. ,〜-┐ .::::: . `,´ ̄`ヽ
       l ゝ、_`      /_,..、、,、,.、、,. ,. ',,. | /ノヽ )
      ノ  _.  \     { :: :.,: ,:、:. 、,:. :ノ.、゚ ヮ゚;ノ
 t ‐--‐'  / `/"ヽ` 、 ヽ.;_ ::. :.,':.、.: .:, :... :;、' '‐-‐'  l
  ` ‐-ッ' ./   {  .∧   ` ``´゙`` ゙`'' '゙゛´ヽ     ノ
  ヽ ̄  {  /´\  { ',    /       ! t  i ー<,,.イ
61メロン名無しさん:04/08/22 03:16 ID:???
最萌ついでに貼らなくていいよ、つまらないから糞キュアヲタ
62メロン名無しさん:04/08/22 03:21 ID:???
このスレより面白いからいいけどな
63メロン名無しさん:04/08/23 16:49 ID:???
プリキュア同様寒過ぎ
64メロン名無しさん:04/08/25 20:07 ID:???
今日のテレフォンショッキングのゲストはキリヤくん!
Tシャツに半ズボン、スニーカーというショタ心くすぐりまくりの服装で登場。
胸に変わった石のネックレスがおしゃれ!そういえば歌舞伎マンも似たようなの
身につけてたね。
でもちょっと顔色悪いカナ?ちょっと元気なかったな。
タモソ「最近忙しいらしーねー?髪切った?」でトーク開始。
キリヤのお姉さんこないだ一緒に飲んだんだよ!物まねうまいよねー」
キリヤのお姉さんってポイ子さんのことか、知らんかった。
キリヤ君「姉はこの間、闇に還りました」の一言に会場凍てつく。
その後も、やっぱお姉さん闇に還ったばっかりだから話がいまいち弾まない。
タモソの手で後頭部を振り払って「・・・・さっきからこの枝が頭にぶつかるんだよね・・・」
で場の雰囲気を変えようとする。
「キリヤはゴルフやるの?」の問に「学校ではサッカーを・・・」
入部早々、センパイをドリブルで抜いたんだって!さすがスポーツ万能キリヤ君!
学校生活のことになるとちょっと明るくなった。
サッカーに興味ないタモソ、ゴルフの話を延々と。会場もうんざり。
「俺、明日ゴルフ行くけど、キリヤも来るか?」の誘いにも
「明日はちょっと・・・朝四時に人と待ち合わせしてるので・・・」の返事。
タモソ「朝4時!?デートだろ(笑)」
キリヤ「人は宿命からは逃れられませんから・・・・」意味深!
65メロン名無しさん:04/08/27 01:05 ID:???
>>60
                                      /::::ァ='--、´ r====|l',::::::::::. :. :: ',
                                    i:::// :::::::::::::::::::::::::::::::::: |l ',::::::::::::::::.:: ',
                                     |:::! ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ヽ::::::;;;::::::::::!
                                   ヽ|" {ー'ソ,:::::::::::::::::;;;;;;;::::::::: 〉;;;;;;;::::::::::|
  , '     , ' ゝ、_     ..                   l::::''"´ `   :::::::::::::::::::: /:;/;;;;:::;;::::/
. /     ./    {. "-;〜_          〇          。 {_::_,,,...__,rァニ¨ア   ..:::::/::/ニヽ:;;:/
,'     ,' i    ヽ、,\ ~"\    。          '` ゜rイ_;;;;:::::::::;;;;;;;ゞノ     !:::i_ノノ ノ:::!
!       , ! !   ./,, ==ゝ、 (              "    . i\ ̄''''' ゜      !:::!-‐''´:::::|
t     | t ヽ、/ '' 〃_)i. ` ´ ^ヽ                   i::::l;;;丶、       _ . -!::|;;;;;:::::::::::| 
. \    t. ゝ-v’  { i、リ!     |f_j_            .l:::::l;;;l::::::::::;;T"´´   .|:::!;;;;;::::::::::::! 
   ` ‐- !ゝf ‐、     -‐‐'    ヽ .死  .fノ           .l:::::!;;;l:::::::::::;;;!      |:::|;;;;;:::::::::::::!
      ', l  }  .:::::::::.  ,〜-┐ .::::::. }  !i-,,_i,,     l:::::!;;;l:::::::::::::;;|   _,-|:::|;;;;;;:::::::::::::!
       l ゝ、_`      /    l    `:/''"´    `ヽ、  .!::::!;;;l:l/l;;;rィl ,rく.´ .l::::l`+、;:::::::::l
      ノ  _.  \     {   ,'   , イ/ ,r--ー、_   "`ヽ!:::/´ ̄i"/{ l ,>'l::::l l l  /`ー、
66メロン名無しさん:04/08/27 01:37 ID:???
おめーもあげんなヴォケ
67メロン名無しさん:04/08/27 01:52 ID:???
        (_ _          、ー-、  /
.       // ゙゙゙  \_,,,、-(_,,,_(:::○::)/
       / ヽ、-‐-、          \`ー'\
.      !  /  iflllli       、-‐-、 ヽ  ヽ
      |  i  llllf l       iflllli、 ヽ.     |
      |    |lllll i       llllf l  |-‐   |
.     /    !lllll!'       |llll |  i    .i
     i  〃     O      !lllll!'      i     _________________
     |     、___            /   / >>1 くん!くそすれたてないでね!!
.     !.    |  |_/ ̄ ̄ノ 〃.     /   <  すぐにはさみでちんちんきってしんでね!
      ヽ    \/:::::::::::::::/       /     \ みみりんとおやくそくよ!!!
       \   `ー--‐'´      _/         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         `'''‐、、_______,,,,、-‐"
68解撤名無しさん:04/08/28 14:21 ID:2OIzL/G8
 イズミ「なぎさー!ほのかー!お前たちはなんでプリキュアだ!そもそも・・・」  
 シグ「イズミ・・・落ち着けって(汗)」。
69メロン名無しさん:04/08/28 22:42 ID:???
★ ごめんなー                        ★ ごめんなー
             ★ ごめんなー

    ★ ごめんなー           ★ ごめんなー
          ★ ごめんなー      
70メロン名無しさん:04/08/29 16:08 ID:???
ピッカリーニを勇気付けた謎の流れ星のかけらミップルは
ピッカリーニの死後、数奇な運命をたどることに成る。

ピッカリーニの逝去した年、
1938年彼の故国イタリアはファシストムッソリーニによる独裁国家であり
多くの自由を求める人々が弾圧される暗い時代であった。
ピッカリーニの所有する「不思議なお守り」の噂は独裁者ムッソリーニの耳の入り
手に入れようと手を伸ばすも寸でのところで、
自由を愛する人々(レジスタンス)の手によりイタリア国外へ持ち出された。
71メロン名無しさん:04/08/29 16:09 ID:???
しかし、「不思議なお守り」を手に入れようとしていたのはムッソリーニだけではなかった。
ナチスドイツ総統アドルフヒトラーもまたその不思議な力を掌中にせんと
ゲシュタポとヒトラー直属のオカルト秘密部隊トゥーレ協会を使い必死に情報を集めた。
その結果、「ピッカリーニのお守り」が北アフリカに持ち出されたことを知ったヒトラーは
配下のロンメル機甲師団を急遽アフリカに差し向け、
「ピッカリーニのお守り」奪取の作戦を起こす。
72メロン名無しさん:04/08/29 16:09 ID:???
イギリス情報部は当初狂信的なオカルト信奉者ヒトラーの狂気と考えていたが、
イギリス情報局はドイツ人物理学者ブレキストン博士の研究報告を手に入れ驚愕した。
ブレキストン博士の論文によると「ピッカリーニのお守り」には
世界を手に入れる闇の世界の強大な力を制御するパワーがあるというのだ。
ここにイギリスとイタリア、ドイツの三つ巴の戦乱が
北アフリカの砂漠で繰り広げられることと成る。
73メロン名無しさん:04/08/29 16:10 ID:???
激しい戦闘の結果、イギリス軍は勝利をつかむものの肝心の「ピッカリーニのお守り」は
ロンメルによりドイツ本国へと運ばれてしまった。
しかしロンメルは、彼の忠誠を尽くす故国ドイツが狂気の独裁者により
滅びの道を辿っている事を知り、ヒトラーに「ピッカリーニのお守り」を渡すことを拒み、
ヒトラー暗殺計画を画策するも失敗。
ロンメルに同調した心あるものはすべて処刑。ロンメルもまた
「お守り」を手に入れようとするイギリス軍機の攻撃に会い重傷、
そしてヒトラーにより処刑されてしまった。
74メロン名無しさん:04/08/29 16:11 ID:???
「ピッカリーニのお守り」はロンメルの秘密の遺言により
ナチスドイツに監禁されていたブレキストン博士の手に渡されていた。
博士ならば決して人類を不幸に導くようなことは無いだろうとのロンメルの考えであった。
ブレキストン博士は「ピッカリーニのお守り」を手に入れたものの、
いづれナチスドイツに知るところとなろう、と考えナチスドイツからの脱出を計画する。
脱出を手助けしたのは日本の駐独大使杉原千畝である。
杉原の手助けにより国外脱出の為のビザを手に入れたブレキストン博士は遠く
満州へとその身を移した。
75メロン名無しさん:04/08/29 16:11 ID:???
満州の地でブレキストン博士は旧知の日本人物理学者雪城博士と旧交を温め
ようやく「ピッカリーニのお守り」争奪の混乱から逃れることができたと安心していた。
しかし、盟友雪城博士はブレキストン博士が知るかつての雪城博士ではなかった。
雪城博士は大東亜共栄圏の為、日本帝国の対米戦争勝利の為「ピッカリーニのお守り」を
渡すよう迫る。
拒むブレキストン博士にユダヤ人亡命者の満州受け入れ等条件に
半ば強引に「ピッカリーニのお守り」を奪い
満州から日本本土へと「ピッカリーニのお守り」は渡る。
76メロン名無しさん:04/08/29 16:15 ID:???
雪城博士は「ピッカリーニのお守り」の秘密を解こうと必死に不眠不休の研究を続ける。
そして「純真な祈り」が不思議な力を引き出す鍵であることを確信した雪城博士は
彼の孫娘「雪城さなえ」を「祈りの依り代」として利用することを思いつく。
雪城さなえを巫女として暗雲立ち込める戦局の一挙挽回を果たすことはできないだろうか。

ある夜、雪城さなえの父が彼女と「ピッカリーニのお守り」と一緒に散歩に出かける。
長い坂道を登り平和で暖かな光を灯す街並みを見下ろしながら父は雪城さなえに語る。

「もう日本は戦争に敗れる。いくら不思議な力を使おうと無駄なこと・・・」

翌日、雪城さなえ達の住む町はアメリカ軍により徹底的に爆撃を受ける。
雪城博士はさなえの父共々爆撃により死亡、
研究所もブレキストンの博士の論文もすべて灰燼に帰した。

こうして「ピッカリーニのお守り」は雪城家の蔵に収まり
雪城さなえの孫娘雪城ほのかに
発見されるまで再び長い眠りにつくのであった。          
                                              おしまい
77メロン名無しさん:04/08/29 23:03 ID:IWlizc1/
ミップルが眠っている間に世界はミップルの為に血塗られていた。
さすが淫獣!燃!
78メロン名無しさん:04/08/31 18:33 ID:???
最萌トーナメントの投票依頼すら来ないスレ。
俺しかいない予感。
79メロン名無しさん:04/08/31 20:03 ID:???
誰もいないからゴロゴロしてやる
〃∩ _, ,_    /)    〃∩ _, ,_    /)    〃∩ _, ,_    /)゛
⊂⌒( `Д´)ミ( ⌒ヽつ⊂⌒( `Д´)ミ( ⌒ヽつ⊂⌒( `Д´)ミ( ⌒ヽつ
 `ヽ._つ⊂ノ⊂( ,∀、)つ.`ヽ._つ⊂ノ⊂( ,∀、)つ.`ヽ._つ⊂ノ⊂( ,∀、)つ
80メロン名無しさん:04/08/31 20:12 ID:dakbq8C2
農業とかいう回で出てきた、じじいに、くだらん!、とか言われていた玩具は
、結局どうなったのかしらん。
 あの回は、テニアン農業と番台(糞バンダイ)の狭間におかれて、脚本家の
ヴぁかはさらに発狂していたようだが。(焼け糞ともいう)
81メロン名無しさん:04/09/03 20:01 ID:???
82メロン名無しさん:04/09/04 01:19 ID:???

   ♪ ♪   \\ ♪  僕ら〜はみんな〜 生〜きている〜  ♪.// ♪  ♪
  ♪        \\ ♪  生き〜ているけど >>1は氏ね〜 ♪// ♪
       ♪    ∧ ∧     ∧ ∧   ∧ ∧     ∧ ∧    ∧ ∧     ∧∧  ♪
   ♪    ∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*) ♪
        (゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧
      ♪ ∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)♪
  ─♪──(゚0 ゚*)| U(゚0 ゚*)| U(゚0 ゚*)| U(゚0 ゚*)| U(゚0 ゚*)| U(゚0 ゚*)| U
          |  U.|  | |  U |  ||  U. |  ||  U. |  ||  U. |   || U. |   |〜♪
    ♪    |  | U U. |  | U U |   | U U |   | U U |  | U U |  | U U ♪
         U U      U U       U U      U U       U U     U U  

83メロン名無しさん:04/09/04 13:09 ID:???
ふたりはプリキュア ++PRETTY CURE++105
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/anime/1093800141/l50
84メロン名無しさん:04/09/05 09:29 ID:???
あれは誰だ 誰だ 誰だ
あれはプリティー
プリキュア プリキュア
光の使者の名を受けて
すべてを捨てて たたかうふたり
プリティーアローは 超音波
プリティーイヤーは 地獄耳
プリティーウィングは 空をとび
プリティービームは 熱光線
光の園の力身につけた
正義のヒロイン
プリキュア プリキュア
85メロン名無しさん:04/09/05 19:29 ID:uTu4HSDp
今日のゾンビなぎさ・・・・かわいかったナ・・・!
86メロン名無しさん:04/09/05 19:37 ID:???
       (  _,, -''"      ',             __.__       ____
   ハ   ( l         ',____,、      (:::} l l l ,}      /      \
   ハ   ( .',         ト───‐'      l::l ̄ ̄l     l        │
   ハ   (  .',         |              l::|二二l     |  ハ こ  .|
       ( /ィ         h         , '´ ̄ ̄ ̄`ヽ   |  ハ や │
⌒⌒⌒ヽ(⌒ヽ/ ',         l.l         ,'  r──―‐tl.   |  ハ つ │
        ̄   ',       fllJ.        { r' ー-、ノ ,r‐l    |  ! め │
            ヾ     ル'ノ |ll       ,-l l ´~~ ‐ l~`ト,.  l        |
             〉vw'レハノ   l.lll       ヽl l ',   ,_ ! ,'ノ   ヽ  ____/
             l_,,, =====、_ !'lll       .ハ. l  r'"__゙,,`l|     )ノ
          _,,ノ※※※※※`ー,,,       / lヽノ ´'ー'´ハ
       -‐'"´ ヽ※※※※※_,, -''"`''ー-、 _,へ,_', ヽ,,二,,/ .l
              ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       `''ー-、 l      ト、へ
87メロン名無しさん:04/09/08 18:56 ID:f1myBrOx
もしかして、ゴールデンこぴべスレでつか?
 超らっきーでつ。
88メロン名無しさん:04/09/08 19:36 ID:???
>>74

  , '     , '  f     |       l    ',   ヽ.  ,'   __ノヽ、_ノヽ_ノヽ_ノヽ、_ノヽ_ノヽ
. /     ./    {.       {       j  ,  }    .! /   )
,'     ,' i    ヽ、,\-┘    '-y、   i      |, '   <  マジレスすると、杉原千畝の任地は
!       , ! !   ./,, ==ゝ、    _ノ__,ヽノ  丿 i !      !
t     | t ヽ、/ '' 〃_)i. ` ´  rf´)iヾ,ヽ/ 丿ノ     丿 リトアニアのカウナスよ!!!
. \    t. ゝ-v’  { i、リ!     |f_j|  ,'_ / ´    ∠__  
   ` ‐- !ゝf ‐、     -‐‐'    ヽ .ヒタ  .fノ          ヽ,.-‐- 、,. -‐-、,. -‐- 、,. -‐-、,. -‐- 、,. -‐-
      ', l  }  .:::::::::.  ,〜-┐ .::::::. }|  ヾ、
       l ゝ、_`      /    l    ,.' !    }.}  、
      ノ  _.  \     {   ,'   , イ ヽ  ノノ  丿!
 t ‐--‐'  / `/"ヽ` 、 ヽ - '  _,-'⌒!`` =' '‐-‐'  l
  ` ‐-ッ' ./   {  .∧   ` ー ',-'     !`i ヽ     ノ
89メロン名無しさん:04/09/08 19:47 ID:???
ローズマリィがミップルを手に入れていたら・・・
90メロン名無しさん:04/09/10 13:38 ID:???
91メロン名無しさん:04/09/12 21:58:21 ID:???
新スレ建っても関連スレに登録されない唯一のプリキュアスレ
92メロン名無しさん:04/09/13 18:42:14 ID:+t0jFcGL
プリッキュア〜〜〜〜なんてどうでもいいからさあ、、なんでハッピーセット
のCMの、おニャの子のパンチラはカットされちゃったのさーーーー。
 マックがハジケターーーーって、喜んでた矢先にさあ。
93メロン名無しさん:04/09/13 18:44:18 ID:???
゙;`;:゙;`(;゚;ж;゚;;)ブリッキュア〜〜
゙;`;:゙;`(;゚;ж;゚;;)ブッ
゙;`;:゙;`(;゚;ж;゚;;)ブッ
゙;`;:゙;`(;゚;ж;゚;;)ブッ
94メロン名無しさん:04/09/15 20:02:28 ID:???
プリキュアって山のシーン多いよな

冬のプリキュアでなぎほのの寒中水泳はあるんだろうか・・・
95エロリアン:04/09/15 23:01:42 ID:bOXSFdJ4
なんで、俺だけIDが???じゃないの?
・・・恥知らずだから?
96メロン名無しさん:04/09/16 23:29:16 ID:???
不思議だねぇ・・・
97メロン名無しさん:04/09/18 15:16:08 ID:???
プリッキュア〜!
98メロン名無しさん:04/09/18 17:24:55 ID:Ziz77h0/
99メロン名無しさん:04/09/18 18:03:36 ID:3zG3HmPi
某ゲームスレより

619 名前:436[sage] 投稿日:04/09/14 00:40:43 ID:oulLUZ2B
ちょっと前の俺の会話
俺 「おはようソルジャー」
外人 「ぃょう。俺の住んでる所は夜中だけどな」
俺 「そうか、日本は朝だぜ兄弟」
外人 「へぇ。君は日本人なのか?」
俺 「イェッセッショー」
外人 「質問があるんだ兄弟。プリキュアって何だ?」
俺 「……なんだってブラザー?」
外人 「プリキュアの意味を教えてくれ」
俺 「プリキュアってぇのは、あのプリキュアの事か?」
外人 「肯定だ兄弟。あのプリキュアの事だ」
俺 「オーケーオーケー。少しだけ落ち着く時間をくれ。今少し混乱している」
外人 「なんだよ焦らすなよ。早くしないと次のラウンドが始まって、喋っている間にケツの穴が増えちまうぜ」
俺 「プリキュアというのは、忍者が気合いを入れるときに叫ぶ言葉なんだよ」
外人 「NINJA!?そいつはすげーぜ!クールだぜ!ユー ソー ドゥープ!」
試合開始
外人and俺 「プリキュア!」

外人を騙すのは楽しいなあw
100メロン名無しさん:04/09/18 18:07:02 ID:???
プリッキュア〜!
101メロン名無しさん:04/09/21 23:13:28 ID:???
プリキュア最萌シーンを挙げてみないか?

俺はPMS発射での二人が手をつなぐ時の音
「たしっキュッ!」って音。
102メロン名無しさん:04/09/23 23:01:33 ID:egK9W0qK
hosyu
103メロン名無しさん:04/09/25 01:00:41 ID:???
104メロン名無しさん:04/09/25 01:04:19 ID:???
>>101
ヒーロー参上! ・・・ッてネ!
105メロン名無しさん:04/09/25 11:18:20 ID:???
なんだかんだと賛否両論だけど
ちびクイーンがそっと二人の背中を押して(支えて?)
PMSの威力アップさせるところは燃えた
106メロン名無しさん:04/09/28 21:23:04 ID:???
気がつけばココが一番のんびりっつーかぼんやりしてる
107メロン名無しさん:04/10/04 16:26:16 ID:/TMvSaG5
ラムタラでエロビ見てたら、プリキュアのOpが流れた。
  18倍くらい恥ずかしかったよおおおーー!
108メロン名無しさん:04/10/04 19:13:35 ID:???
>>107
「ズキッときたぜ!」
109ポルン:04/10/04 21:43:37 ID:kguvOR8j
なぎさとほのかが黒板消しで遊んでダンスするシーンに萌えました(・∀・)
110メロン名無しさん:04/10/07 13:14:43 ID:???
ほのかちゃーん! ほ、ほーっ、ホアアーッ!! ホアーッ!! 
111メロン名無しさん:04/10/07 19:30:54 ID:???
♪テンツクテンツクテンテンツクツクドンド〜ン♪

なぎほの「はい!ど〜も〜!」
なぎ 「プリキュアの黒で〜す!」
ほの 「プリキュアの白で〜す!」
なぎほの「ふたりは〜プリキュア!」きゃる〜ん!
なぎ 「まあそういうわけですけどね。それにしても雪城さんあなたもてますね〜」
ほの 「全然たいしたことないわよ!月に二・三度ラブレター貰うだけ」
なぎ 「それがもててるっつーの!少しは分けてもらいたいわ!」
ほの 「さっき、美墨さんの下駄箱にラブレター入れてる人、見たわよ?」
なぎ 「ホント!急いで取ってくる!」
ほの 「まぁ女の子だったけどね」
なぎほの「ふたりは〜プリキュア!」きゃる〜ん!
なぎ 「女の子ばっかりにもててもしょうがないっつーの!」
ほの 「そんな事ないわよ!同姓に好かれるって魅力のある証拠よ!」
なぎ 「私の魅力ってどんなところだろう?」
ほの 「そうねえ、スポーツ得意で頼まれるとイヤとは居えない性格でバカ正直なところ!」
なぎ 「ソレってほめられてるのかなあ?」
ほの 「それと靴下が臭いわね」
なぎ 「もう靴下のことは忘れろ!」
なぎほの「ふたりは〜プリキュア!」きゃる〜ん!
112メロン名無しさん:04/10/07 19:32:39 ID:???
なぎ 「でもぶっちゃけ今度バスケ部のモテ男とデートするんだけどね」
ほの 「よしなさいよ!あんな「ズキッときたぜ!」なんていう男」
なぎ 「そうね・・・やっぱ藤P一筋!雪城さんは藤Pとは幼馴染だから
    いろいろ知ってるんでしょ?」
ほの 「・・・・・・・・・・・・・・短小」
なぎ 「え?」
ほの 「・・・・・・・・・・・・・・皮っかぶり野郎」
なぎ 「よしなさいって!あんた最近怖いわ!」
なぎほの「ふたりは〜プリキュア!」きゃる〜ん!
なぎ 「藤Pは置いといて、私にはどんな人がいいと思う?」
ほの 「頭がよくって」なぎ「うんうん頭良くなくちゃね」
ほの 「性格が素直で物事ズバっと言えて」なぎ「私って結構内気だから」
ほの 「色白で」なぎ「私って日焼けしやすいのよね〜」
ほ の 「髪の毛の長い人」
なぎ 「良いんじゃない?でも完璧な人居るかしら?」
ほの 「目の前にいるでしょ!?」
なぎ 「自分の事か〜い!」
なぎほの「ふたりは〜プリキュア!」きゃる〜ん!
113メロン名無しさん:04/10/08 09:12:45 ID:???
>>111-112
自分を売り込むほのかタンの健気さ萌え
114メロン名無しさん:04/10/11 00:29:19 ID:???
なぎさはお腹だしてるが、ほのかの腹は黒い

もぅすこし推敲すればうまいこと言ってると思うんだが
115メロン名無しさん:04/10/12 20:40:30 ID:???
  最終回「ほのかがクイーン?マジありえな〜い!」
ほのかはなぎさに自分が光の園の二代目クイーンであることを告白した。
そして、光の園に帰らなければならない事を告げた。
そして・・・なぎさの身を案じるほのかを安心させる為
一人でジャアクキングと戦いに出た!・・・・


「ふう、ふう。これでこりたか。何度やっても同じことだぞ。はあ、はあ、いいかげんにあきらめろ」
「わたしの力でジャアクキングに勝たないと……ほのかが……安心して……帰れないんだ!」
「知ったことか!」
 更になぎさをぶん殴るジャアクキング。
 ボロボロになりながらジャアクキングと戦っているなぎさの姿があった。
 なぎさは帰ろうとするジャアクキングをしつこくつねっている。
「いてて、やめろってば。悪かったおれの負けだ。許せ」
 ジャアクキングは逃げ帰った。
 ほのかは、なぎさにかけよった。
 なぎさは全身アザだらけの姿でほのかに言う。
「勝ったよ、ほのか!」
 なぎさは、ほのかの肩に抱かれながら言った。
「見たでしょう、ほのか。勝ったんだよ。ひとりで。もう安心して帰れるでしょうほのか」
 家に帰り、布団に入って寝るなぎさ。そしてその寝顔を、涙を流しながら見つめるほのか。
 翌朝、なぎさが目を覚ますと、すでにそこにはもうほのかの姿は無かった。

志穂莉奈「雪城さんは帰ったの?」
なぎさ「うん」
 ガランとしてしまった自分の部屋で独り、座りながらなぎさはつぶやく。
「ほのか あなたが帰ったら部屋ががらんとしちゃったよ。でも……
 すぐになれると思う。だから………心配しないでほのか」

116メロン名無しさん:04/10/12 20:57:59 ID:???
>>115
やべえ、不覚にも涙ぐんでしまった。
ここはネタをネタとして笑い飛ばさなくちゃならないのに・・・
117メロン名無しさん:04/10/13 00:38:26 ID:???
このスレまだあったのか。少しマターリさせてもらおう。
>>115
最終回ふたりが別れるってのは泣けていいかもしれんな。(いやよくないけど)
ジャアクキング倒して何ヶ月後ほのかが親の仕事の都合で外国に引っ越さなくちゃいけないとか。

早朝。まだ寝ているなぎさ。
パチン
な「・・・・」
パチン
な「・・・・!」
窓に石が投げつけられてる。
なぎさ窓をあける。そこには自転車に乗っているほのかの姿が
ほ「まだ 飛行機には時間があるんだ」

ラストはふたり乗りしながら、例の土手を自転車でかけていく。
ここでカントリーロードの曲ですよ。
1181/3:04/10/13 20:15:14 ID:???
ジャアクキングとの戦いは終わった。虹の園、光の園に再び平安がもたらされた。
しかし・・・

なぎさ「ええええ!私たちの記憶を消す!って!!」
ほのか「いったいどうして!?」
ミップル「それが光の園の掟ミポ」
メップル「二人には感謝してるメポ。でも普通の中学生にプリキュアでの事は
     これからの二人に必要ない記憶メポ・・・」
なぎさ「必要ないなんて!メップル!ミップル!
    あんなに楽しかった思い出が全部消えちゃなんてありえない!」
1192/3:04/10/13 20:16:24 ID:???
そして一ヶ月ほど後・・・
志穂「ねえねえねえ!なぎさ!最近良くココ来るよね?」
莉奈「なんか思い出でもあるの?」

ベローネ学院への遠回りの道。川沿いの静かな道。

なぎさ「・・・なんでだろう・・・なんだか懐かしいよな・・・思い出が一杯あるような
    不思議な気分・・・」
志穂「それってそれってそれって!デジャブーって奴?」
莉奈「あっ雪城さん・・・」
なぎさ「・・・雪城さん?」

三人の行く手に土手に座り一人さわやかな風の中、本を読むほのかの姿が見える。

志穂「同じクラスのうんちく女王だよ!なぎさって授業中居眠りばーっかりしてるから
   知らないかもね?私たちと違って騒がしい娘じゃないし・・・」
なぎさ「ふーん・・・」そのまま通り過ぎようとしたとき・・・
1203/3:04/10/13 20:17:35 ID:???
一陣の風が吹きぬけほのかの長い髪を揺らしほのかの手から読みかけの本が飛んだ。

なぎさ「あっ!」おもわず手を伸ばし本を拾うなぎさの手にほのかの手が重なる。

なぎさ「・・・!」
ほのか「・・・!」

なぎさ「あの・・・雪城さん?」
ほのか「美墨さん・・・ですよね?」
なぎさとほのかが運命を共にしたずっと前からの記憶・・・甦った気がした。
なぎさ「雪城さん!始めまして!私、美墨なぎさ!ラクロス部所属!よろしくね!」
ほのか「はじめまして美墨さん。雪城ほのかと申します。」

二人の友情は今度こそ始まったばかり。
                             おしまい
121メロン名無しさん:04/10/13 21:22:15 ID:???
プリキュアの強さでも木之本桜には敵わない
122メロン名無しさん:04/10/13 21:27:12 ID:???
>>118-120
くっ、泣けたきた‥
一年間、楽しい思い出をありがとう
1233/3:04/10/13 23:19:59 ID:???
>>111
ワロタ
二人がプリキュアの時売れない漫才師の衣装にしか見えなくなってきた
124メロン名無しさん:04/10/13 23:43:26 ID:???
>>120
飛ばされるのは
光の園産押し花付しおりきぼん。
125メロン名無しさん:04/10/14 00:03:28 ID:???
>>123
名前がw いや、むしろGJ!!
126メロン名無しさん:04/10/14 01:28:29 ID:???
何気に良スレになってきましたな。
127メロン名無しさん:04/10/14 20:19:24 ID:???
莉奈「なぎさと雪城さん今日も学校に来なかったね・・・」
志穂「まさかまさかまさか!家出?」
ベローネ学院からの帰り道、二人は日の落ちた帰り道をとぼとぼと歩いている。

その時・・・
ジャアクキングとの最終決戦に勝利したなぎさとほのかだったが
ジャアクキングの猛烈な爆発に吹飛ばされ、虹の園(地球)へと落下していた。

なぎさ「私たち、勝ったんだよね?ジャアクキングは永遠に消え去ったんだよね?」
ほのか「うん・・・もう安心して眠っていいんだよ、なぎさ」
なぎさ「なんだか・・・ねむいよほのか・・」
ほのか「もうすぐ虹の園に着くからね・・・なぎさ・・・どこに落ちたいの?」
なぎさ「志穂や莉奈・・・みんなのそばがいい・・・」
ほのか「・・・・・最期までずっといっしょだよ」

志穂「あっ!流れ星!」
莉奈「お願い事しなくちゃ!なぎさと雪城さんが帰ってきますように!」 

                    サイボーグ00プリキュアおしまい
128メロン名無しさん:04/10/14 21:10:34 ID:???
ううっ、涙が‥
何なんだこの流れは‥そんなにオレを泣かせたいのか‥
129メロン名無しさん:04/10/14 22:33:08 ID:???
栗拾いデートを襲撃した角沢のその後。

玄武「お早いお帰りだな・・・ジュナ、首尾はどうだった?」
角沢「ふふふ・・・目標は完全に達成した!!」
翔子「それでは石の力を手に入れたのね?」
角沢「支倉なんてぽっと出の若造が!
   我らのなぎさとのデートなぞ百年早いわ!ぶち壊してくれたわ!」
玄武「でかしたぞ!ジュナ!」

翔子「・・・え?」

角沢「なぎさ萌〜!!」
玄武「なぎさ萌〜!!」
角沢・玄武「萌〜萌〜!!!」

翔子「・・・・・・・・・バカだこいつら」
130メロン名無しさん:04/10/15 00:09:45 ID:???
ほ「ねぇ なぎさ」
な「なに?ほのか」
ほ「私、私・・」
な「どうしたの?」
ほ「できたみたい・・」
な「DATTE やってらんないじゃん♪」

プリキュア最終回。
131メロン名無しさん:04/10/15 18:25:06 ID:???
simple is best>130
1321/3:04/10/15 19:39:05 ID:???
莉奈「なぎさと雪城さん今日も学校に来なかった・・・」
志穂「まさかまさかまさか!家出?」
ベローネ学院からの帰り道、二人は日の落ちた帰り道をとぼとぼと歩いている。
そのころ・・・

ジャアクキング「プリキュアの力みくびっていたようだな・・・
        しかし!わし一人が闇に閉じ込められはせん!プリキュアも共に闇に
        引きずりこんでやる!!!」
ジャアクキングとの最終決戦に辛くも勝利したものの、
二人はジャアクキングの悪あがきにより闇に引きずり込まれてしまった。

なぎさ「・・・真っ暗・・・ほのか・・・どこ?」
ほのか「ここにいるよ!」ギュッとなぎさの手を握るほのか。
ミップル「闇の世界に閉じ込められたミポ」
ほのか「でも・・ジャアクキングの封印はできたのね?」
ミップル「こんなことに巻き込んでしまってゴメンミポ・・」
なぎさ「もう志穂や莉奈やおとうさんにもおかあさんにも亮太にも会えないんだね」
ほのか「なぎさ・・・」
なぎさ「もうアカネさんのたこ焼きもイズミヤのチョコタルトも食べられないんだ」
ほのか「そういう話?!」
1332/3:04/10/15 19:40:10 ID:???
ミップル「メップル!」
メップル「わかってるメポ!なぎさ!ほのか!ふたりを必ず虹の園に帰らせるメポ!」
ミップル、メップル、ポルンが手をつなぎ輪になり光に包まれる
「これでも伝説の勇者メポ!いままでありがとうなぎさ!」
「光の園を救ってくれてありがとうほのか!
私たち三人が力を合わせれば闇の世界から
ほのかとなぎさ二人だけなら脱出できるミポ!」
なぎさとほのかの身体が光に包まれミップル、メップルポルンの姿が消えていく。


・・・・・サヨウナラ・・・・
1343/3:04/10/15 19:41:06 ID:???
志穂「あっ!流れ星!」
莉奈「お願い事しなくちゃ!なぎさと雪城さんが帰ってきますように!」
志穂「なんか・・・近づいてきてない?」二筋の光の軌跡が近づいてくる

こっち〜ん!!!

志穂「痛った〜い!何これ?携帯電話?」

ポゥン!!志穂と莉奈の頭にぶつかった「モノ」が小さな煙に包まれ姿を変えた。

「痛いナギ!」「ぶつかってごめんなさいホノ!」
莉奈「その声はなぎさと雪城さん?」
なぎさ「虹の園に戻ってきたのは良いけど、この姿ナギ?」
ミップルメップルポルンの最期の力ではコミューン形態に変化させなければ
脱出させられなかったようだ。
なぎさ「待ってて!メップル!ミップルポルン!必ず助けに行くナギ!」
ほのか「そういうわけでこれからは「二人がプリキュア!」一緒にがんばりましょうホノ!」
志穂・莉奈「これってこれってこれって!ありえな〜い!」

おしまい
135メロン名無しさん:04/10/16 00:06:31 ID:???
しんばんぐみ「ふたりはプリキュア2」
2005ねん2がつ あさ8じ30ぷんスタート!
みんな、ぜ〜ったいみてね!
136メロン名無しさん:04/10/16 01:50:21 ID:???
ジャアクキングをついに倒した2人。若葉台駅前・・・・
なぎさ「ぁ〜 ついにジャアクキングを倒したんダァ・・」
ほのか「フフ。一件落着ね。」
メップル・ミップル「・・・・」
なぎさ「どうしたのメップル、ミップル?さっきから黙っちゃって」
メップル「それが・・メポ」
ミップル「実は2人にはずっと秘密にしてたことがあったミポ・・」
な&ほ「?」
137メロン名無しさん:04/10/16 01:51:27 ID:???
メップルとミップルの話しによると、
ジャアクキングを倒した2人のプリキュアは別れ離れにならなくてはいけないという内容のものだった。
陰であるジャアクキング倒したということは光を表す戦士プリキュアも解散し、
そもそも光があるから陰が出来てしまうので、ジャアクキングを倒した今はこの世界は光の力で満たされているが
陰と光のバランスを保たれていないといずれまた必ず新たな闇(敵)が生まれる。
もちろんプリキュアをやめただけではダメで人間での日常生活でも2人の関係を断ち切らないといけない。という。
ついさっきジャアクキングを倒してその役目を無事終え平和を取り戻した2人にとってはあまりにも残酷な話しであった。

ほのか「仕方ない・・・よね」
なぎさ「・・・うん」
ミップル「いままで黙っててごめんミポ・・」
ほのか「いいわよ、、ミップルは悪くないわ」
メップル「いますぐ別れなくちゃいけないってわけじゃなくてプリキュアの役目が終わってから」
メップル「1時間以内なんだメポ」
ほのか「じゃあ、タイムリミットは6時まで・・・」
ほのかは時計を見てそう呟いた。
138メロン名無しさん:04/10/16 01:52:32 ID:???
メップル・ミップルの提案で残りの1時間は2人っきりで過ごしたらと言われたので、そうすることにした。
夕方。公園のブランコに座りながら2人はいままであったことを語りつくした。
でも、いままで2人で一緒に過ごした時間に比べると1時間なんて短すぎて、
6時10分前、駅前にまた戻ってきて、2人は別れを告げようとしていた。
なぎさ「あっ そうだ。最・・」
そこでなぎさは言葉を飲みこんだ。最後なんかじゃないよね。
ほのか「?」
なぎさは鞄に手を荒々しくつっこむとプリキュア手帳の1ページを切取り何かを書いているようだ。
そして急にペンの音が止むと紙を何回も折って何が書いてあるのか見えないようにしてほのかに紙を突き出した。
なぎさ「今は読まないで、別れてから50歩、歩いたら見て・・」
そうするとほのかも同じように手帳の1ページを破りなぎさに手渡した。
ほのか「私も」
139メロン名無しさん:04/10/16 09:34:19 ID:???
せつなくあまい雰囲気いいですね
つづきつづきつづき!
140メロン名無しさん:04/10/16 23:36:11 ID:???
そんなことをしているうちに6時になってしまった。
手紙を書くんじゃなくてもっと話しとけばよかった、なぎさに後悔の念が少し残る。
なぎさ「じゃぁ・・・」
ほのか「・・・うん」
2人ともゆっくりと逆の方向へ向かって、歩き出した。後ろは振りかえらない、いや振りかえれない。いま振りかえったら・・・
そんな気持ちの助け?もあって2人とも早く手紙をみたいがために10歩くらい歩いた時にはすでにダッシュしていた。
141メロン名無しさん:04/10/16 23:37:20 ID:???
50歩目
なぎさ「はぁ はぁ なんて書いてあるのかな?」
ほのか「ハァ ハァ ・・手 手紙」

「ほのか、ありがとう。私いままで本当に楽しかった。
プリキュアをやることにプレッシャーを感じてた、あの時ほのかのおかげで立ち直る事ができたよ。
ケンカしたこともあったしいろいろ不安な事もあったけど、ほのかと一緒だったし、ほのかと一緒にいたかったから頑張れてこれたんだと思う。
私、さっき最後って言いそうになっちゃった。最後なんかじゃないよね。また、いつか会えるよね?
その日が来るまで私絶対忘れないからほのかのこと」

「なぎさへ、なぎさとはじめてプリキュアをやるってことになったとき実は不安だったの・・・
私ってどうも理屈っぽくって人付き合いって苦手で、もしかしたら私なぎさに嫌われてるんじゃないの?って
怖かった。でもなぎさはそんな私の事を大切にしてくれて嬉しかった。いつまでもなぎさと一緒に居たかった。
でも もうそれも無理なんだよね。 いままでありがとう。」
142メロン名無しさん:04/10/16 23:44:46 ID:???
ほのか「なぎさのバカ・・また会えるわけないじゃない・・・でも・・」
なぎさ「ほのか・・私も 私も・・」

「 一 緒 に 居 た い ! 」

すでに2人はさっき別れた駅前に向かって走り出していた。

なぎさ「はぁ はぁ・・・ ほのか・・」
ほのか「・・ハァ ァ・・  なぎさ」
2人は人目も気にしないで抱きついた。
なぎさ「ほのか、私、私ほのかといつまでも一緒に居たい!」
ほのか「なぎさ、私も私もよ。なぎさ!」

ミップル「本当に止めなくてよかったミポか?苦労をするのは2人ミポ・・・」
メップル「いいんだメポ。2人は仲良しが一番!メポ!」

2人はその日いつまでも家には帰ろうとはしなかった。

ふたりは友達。いつまでも一緒。

終り。
143メロン名無しさん:04/10/17 07:20:13 ID:???
雪城さんと仲直りしたい!
雪城さんと友達になりたい!
もっともっと雪城さんのこと知りたい!

通学路の土手にうつむいて座り、一人佇み川の流れを見つめるぎさ。
すっ・・・と影がさした。顔をあげ見上げるなぎさの目の前で雪城ほのかが
いつの間にか傍で一緒に川の流れを見つめている事に気づいた。
(雪城さん・・・)なぎさが気まずく俯こうとした時、
ほのかが鞄から何かを取り出しなぎさに差し出す。
「あの・・コレ・・・」(プリキュア手帳!)驚くなぎさ。
「これ・・・・"なっちん"・・・のでしょ?」おずおずとなぎさの顔色を伺うように
話しかけるほのか。
「な・・なっちん?」(え?なっちん?誰?わたし?)
「なぎささん・・・だから・・・なっちん・・・」
(ゆ・・・雪城さんって全然人間関係の間合い取れない人?でも・・・!カワイイ!)
ぱあっと明るい笑顔を作りほのかの手を握り立ち上がるなぎさ。
「行こう!・・・ほのぴー!」一緒に駆け出すなぎさ。

ミップル・メップル「なんか嫌な感じに仲直りしたメポミポ・・・」

                                 おしまい
144メロン名無しさん:04/10/17 07:54:22 ID:???
コーヒー噴いたw
8話を境になっちん、ほのPと呼び合うふたり‥それはそれで(・∀・)イイ!! かも
145メロン名無しさん:04/10/17 15:42:04 ID:???
>>143の大蛇足

ぱあっと明るい笑顔を作りほのかの手を握り立ち上がるなぎさ。
「行こう!・・・ほのぴー!」一緒に駆け出すなぎさ。
しかし、ほのかはその場から動かない。

「なっちん!わたしの事ほのピーって呼ぶの止めてくださらない?」
「え!ほら・・・ほのかだからほのぴー・・・なあんて・・・」
なぎさの腕を背中に回しひねり上げる。
「こ・ん・ど!ほのぴーなんて言ったら!許さない!絶対に許さない!」
「イタイイタイイタイもう呼びませんゆるして雪城さん・・・」
(うわああヤバイよ、この人マジヤバイ!)
「わかれば良いの。ねぇ・・・シャーペン落ちていてよ?」
「この人以外と・・・優しい!つーか世界一やさしい方!!」

こうしてなぎさはほのかの恐怖の奴隷になりましたとさ

                                  おしまい
※さいきんかってに改蔵はまってて・・・
146メロン名無しさん:04/10/18 08:04:07 ID:???
>>143
ワロタwほのか天然過ぎ。
1471/7:04/10/18 23:00:12 ID:???
明日から中間試験ということでほのかの家で勉強会を開いたふたり。
勉強に熱が入りいつの間にか夜遅くになってしまった。
なぎさは家に
「今夜は雪城さんの家に泊まる」と電話すると
理恵ママもうるさく言うことはなかった。
むしろなぎさにシッカリ勉強を教えてくれるお友達ということで、
ほのかと親しくすることを歓迎している節さえある。
ほのかのおばあちゃんさなえと一言二言何か話した後なぎさに
「雪城さんにご迷惑かけるんじゃないわよ!」
そう言って電話を切ってしまった。
1482/7:04/10/18 23:01:25 ID:???
コチコチコチコチコチ・・・・時計の音、ペンを走らせる音。
そして12時を告げる柱時計。

さなえおばあちゃんは熱い紅茶とお茶菓子を差し入れた後寝床に入ってしまった。
ミップルメップルポルンはお世話カードですでに眠っている。
「もうこんな時間」
ほのかが机から顔をあげ両手で背伸びする。
「よーし!私もコレで明日の試験はバッチリ!ほのかのおかげだよ!」
「明日は試験で早いからもう寝ましょう」
ほのかがさっさと机を片付ける・
「えええ!勉強終わったんだし、何かおしゃべりしようよぅ!」
なぎさがごねる。
「だ〜め!試験で良い点数取るには充分な睡眠をとらないとちゃんと頭が働かなくって・・」
「はぁい!ほのかセンセイの言うとおりにしまーす!」
1493/7:04/10/18 23:03:18 ID:???
ほのかが自分のベッドを使えとなぎさに薦めたのだが
「ラクロスの合宿で雑魚寝なんてしょっちゅうだよ!」
と言ってほのかのベッドの脇で毛布を被って横になってしまう。
「なぎさ、寒くない?」ほのかが声をかける。
「ぜ〜ん然!寒くな・・ふぁくしょん!」くしゃみをするなぎさ。

くしゃみがおかしくてほのかが笑い出し、なぎさも釣られて笑う。

「もう!なにが可笑しいの!ほのか!」
なぎさは起き上がりベッドの中で横になっているほのかの毛布をまくりあげ
「ふっふふ!覚悟しろ!」
ほのかの脇をくすぐる。

「きゃあ!止め・・て・・ふぁ・・くすくすくす・・ふぅ・・くふぅ・・駄目ぇ・・・」
1504/7:04/10/18 23:04:51 ID:???
脚をバタバタ腕を振り必死になぎさのくすぐりから逃れようとするが、

「なぎさスペシャル!!!」なぎさのくすぐりは止まらない。
「いゃ・・んっく・・・止・・・て・・・ふぁぁ・・ふあ・・ひぃん」
「参ったか!ほのか!参ったか!」
悪戯ななぎさが手を止める。

ようやくなぎさのくすぐりから開放されたほのかが息も絶え絶えに
「ぅぅぅ・・酷いよ・・なぎさ・・止めてって言ったのに・・・」
枕に顔をうずめ泣き出すほのか。

「ご・・・ごめん・・・ほのか・・あの・・・そんなつもりなくて・・・」
狼狽し慌ててほのかをなだめようとするなぎさ。

「ぅぅぅ・・・ふふ・・・うふふ!・・・あっははは!」
泣き声からしのび笑いそして大笑いするほのか。
「なぎさったら!慌てちゃって!可笑しい!」
再び仰向けになりなぎさに顔を見せるほのか。
1515/7:04/10/18 23:06:06 ID:???
「・・・あ〜!ウソ泣き?もぅ!」
ぷぅっと膨れてみせるなぎさだが、互いの顔を見ながら微笑む二人。
「さあ!ホントにもう寝ましょう!」
「うん!でもやっぱり寒いな・・・ほのかのベッドに入れて!」
「いいよ!」毛布をひろげほのかがなぎさの場所を作り端による。
「わぁ!暖かい!」ほのかの身体にぎゅうっと抱きつくなぎさ。

          どっきん!

突然ほのかのココロのどこかが痺れた。
1526/7:04/10/18 23:07:33 ID:???
「うー寒い寒い!」ほのかの手を包み込むように握るなぎさ。
(手・・・手をつなぐくらいいつもの事じゃない!)
ほのかは自分がなぜ言い訳しているのか自分でも判らない。
(それになぎさは女の子で、お友達で・・・)
頭の中が急にぐるぐる回り始めた。

「ほのか?どうかした?」心配そうにのぞぎ込むなぎさ。
「ううん!なんでもないよ・・・」顔が赤く熱くなるのが自分でもわかる。
そんなほのかに気がつかず、「そうだ!ほのか!腕枕してよ!」

ほのかの左手をなぎさが頭の後ろにまわすと、とんっ!と寄り添う。

「腕枕って気持ちイイ・・・ほのかって・・・何かいい香りがする・・・」
1537/7:04/10/18 23:09:47 ID:???
目を瞑りほのかの香りを愉しむなぎさ。
「ねえ・・・なんか心臓ドキドキしてない?」
そう言いながらほのかの胸に顔をうずめる。
「なぎさ・・・」抱き寄せ髪を撫ぜる。少しだけ芝の香りがする。

「・・・?」
ほのかの異変にようやく気がついたなぎさ。
「どうかした?」

「なぎさがいけないんだよ・・・こんな気持ちにさせて・・・」
なぎさの瞳を見つめ頬に手をやる。

      一瞬の躊躇・・・・そして決心・・・
        なぎさのくちびるを奪う。
        「―――!―――」

「ちょっ、ちょっと・・・ほのか!?」
ほのかのくちびるから開放されたなぎさが戸惑いの声をあげる。
「ごめん・・・こんなの嫌?でもなぎさがいけないんだよ・・・」
「嫌じゃないよ・・・でも・・・なんか怖いよ・・・」
「平気・・・私たちふたりなら・・・」




翌日の中間テストは散々な結果だった、とだけ記しておく。
                     おしまい
154メロン名無しさん:04/10/18 23:23:31 ID:???
もうっ!寝ようと思ってたのに‥
興奮して目が冴えちゃったじゃないかヽ(`Д´)ノ

が、 Great job!! 
155メロン名無しさん:04/10/19 06:25:53 ID:???
>「平気・・・私たちふたりなら・・・」

>翌日の中間テストは散々な結果だった、とだけ記しておく。

この二行の余白を書いて欲しい・・・orz
                    
156メロン名無しさん:04/10/19 20:04:15 ID:???
>>147-153
や、やば、萌えすぎて目眩がしてきた
36話でも宿題をふたりでやってたし・・ふたりの何気ないやりとりが最高!
157メロン名無しさん:04/10/20 19:24:28 ID:???
日本には誘い受けという美しい言葉があるが
まさになぎさのためにある言葉!
1581/7:04/10/21 21:01:51 ID:???
 全員集合!!怒涛の大クリスマスパーティー!!

 アバン 洋館にて
玄武「虹の園に来て半年になろうというのに今だプリズムストーンの力を手に入れられないとは・・」
角沢「プリキュア・・・なかなか手ごわい・・・」
玄武「虹の園の人間共がなにやら騒がしいが?」
翔子「・・・・」
玄角「え?」
翔子「・・・・ス」
玄角「は?」
翔子「クリスマス!!!!って言ってるの〜〜!」

   どがっしゃん!!

角沢「利用しない手は無いな!」
玄武「今日こそプリズムストーンの力を我らの手に!!」

    OP
1592/7:04/10/21 21:03:05 ID:???
 Aパート 12月24日・・・雪城家にて

雪城家でクリスマスパーティーが行われることとなった。
なぎさは勿論、ベローネの同級生や部活の仲間たちをを呼んでの大パーティー!!

なぎさ「このケーキ!!お・い・し・そ・う!!ちょっと味見を・・・」
アカネ「こらあ!なぁぎぃさぁ!!!つまみ食いすんじゃないよ!」

パーティーの飾りつけに励む皆の手が止まり明るい笑い声が溢れる。

なぎさ「藤Pセンパイにまで笑われちゃった・・トホホ泣」
さなえ「まぁまぁ、この家がこんなに賑やかになるなんて久しぶりね
    良いお友達が沢山できて良かったわね?ほのか」
ほのか「うん!」
1603/7:04/10/21 21:04:07 ID:???
 そんな楽しい雰囲気の雪城家を空から邪悪な者達が伺っている。

玄武「ふふふ・・・お楽しみの様だな!」
角沢「これから地獄が待っているとも知らず、いい気なものだ。」
翔子「・・・たのしそう」
玄武「それにしても我らのこの格好はいったいなんだ?」

玄武角沢が真っ赤な鼻のトナカイのきぐるみで橇を引き、
翔子がサンタクロースのコスチューム橇に乗っている。

翔子「・・・クリスマスだから」
玄武「・・・ってオカシイだろう?本来なら一番年上の私がサンタ役じゃあないのか?」
翔子「・・・・・(泣」
角沢「そんなことはどうでも良い!暗くなったら襲撃だ!」
玄武「トナカイ姿で格好つけても様にならんぞ・・・」
1614/7:04/10/21 21:05:53 ID:???
  雪城家ほのかの部屋にて

クラッカーの音とクリスマスソングの歌声でパーティーは絶好調!

志穂 「な〜ぎ〜さ〜ぷはぁ!さいきんわらひに冷たくなひぃっく・・かあ?」
莉奈 「もう!志穂ったらシャンパンで酔っ払っちゃってる!」
なぎさ「ちょっとまずいよ!よし美先生も来てるのに!」
よし美「ウ〜ィ!ヒィック!美墨さんわたひがあんだって?」
ほのか「先生までお酒に酔ってる?」
よし美「こらぁ美墨!あなたは宿題忘れる、補習授業させられるひっく!
    おかげで今年も彼氏見つけられなかった!わらひの青春返せぇ〜!」

     ♪ぴんぽんぴんぽん♪

「あっ!きっと追加に頼んだピザ屋さんだ!」よし美の絡み酒から逃れようとするなぎさ

玄関の邪悪な気配にさなえおばあちゃんの瞳の奥が光った。

さなえ「みなさんはパーティーを続けてください。私がいってまいりましょう」
1625/7:04/10/21 21:07:08 ID:???
  玄関にて

ピザ屋「・・・ご注文のピザの宅配です」

さなえ「あなたどなた?」
言うが早いかピザの宅配員に化けた角沢のみぞおちを軽く拳で撃つ。
角沢「・・・くぅ!」
背後から襲い掛かる玄武を腕を獲り軽く投げ飛ばし
驚きのあまり動けない翔子の手を捻る。

さなえ「あなたがたが何を企んでいるのか存じませんが今日はクリスマスパーティーです」
1636/7:04/10/21 21:08:38 ID:???
  Bパート ほのかの部屋にて
メップル「邪悪な気配がするメポ!」ミップル「嫌な予感がするミポ!」
なぎさ 「ちょっとちょっと!皆がいる前で姿見せちゃダメだって!」

その時障子が開けられ、さなえおばあちゃんの背後には翔子玄武角沢が!!!!!

さなえ「こちらは私のご友人ですの、パーティーに混ぜてくださいな」
ほのか「おばあちゃま!!」
なぎさ「ありえない!みんな!逃げて!こいつらは悪人よ!!!!」叫ぶなぎさ

時間がない!皆が危ない!ほのかと共にかまわずプリキュアに変身!!

しかしみんなは一瞬ぽか〜んとした後、大笑いに。

藤P 「すっごい早着替え!そんなかくし芸いつ練習したんだい?」
木俣 「こ〜んなトナカイの格好した悪人なんていないでしょ!!」
アカネ「あれ〜?あんたどっかで見たことあるなぁ?まあ飲んで飲んで!」
よし美「・・・・イケメン!」
玄武 「いや、我々は・・・」
1647/7:04/10/21 21:10:22 ID:???
志穂「何をぉぉ・・このわたひのお酒が飲めないってのかあああ怒」

志穂の迫力に押され「・・・一杯だけ頂きます・・・」

ミポメポポルン「なんだか知らないけどこの水飲んだら楽しいメポミポポポ!!」

莉奈 「さっきから雪城さんとなぎさの周りで
    ぬいぐるみがしゃべったり踊ったりしてるんだけど
    ・・・私ってば酔っ払ってんのカナ・・・」
なぎさ「ははは・・・もうやけくそ!私も飲む!」
角沢 「うううううおおおおおお!!」
よし美先生に抱きつかれて文字通り空高く舞い上がってしまう角沢
角沢 「雪だ!雪を降らせる!」
よし美「素っ敵〜!!イイゾ!イイゾ〜!」

若葉台の街に真っ白な雪が降り始めた。

さなえ「ほのか、いつも緊張して堅苦しく生きてちゃ駄目!
    今日はあなたがあんなに楽しみにしていたパーティーでしょう?」
ほのか「おばあちゃま・・・」

                        おしまい
165メロン名無しさん:04/10/21 21:54:48 ID:???
笑った、ダーク種+桜組がハジケすぎw
そしてさなえ&ほのかの会話にほんわかと心が暖まった
よかったなほのか、ちょっと早いけど A Merry Christmas to you and yous!
166メロン名無しさん:04/10/22 00:13:44 ID:???
いい話。
にやけたよ。
1671/2:04/10/23 20:53:13 ID:???
学校の帰り道、公園のベンチでのおしゃべりが日課の志穂と莉奈。

「ねえねえねえ!最近のなぎさってば付き合い悪くない?」
最近なぎさが新しくできた友達、
雪城ほのかとばかりおしゃべりしたり寄り道したりするのが

「なんかなんかなんか・・・さみしいかなって」
志穂は思ったりする。

「雪城さんって前は近寄りにくい感じの人と思ってたけど
頭良いし、性格も良いしかわいい人だよ。」  
莉奈はいつも志穂のなだめ役だ。

「あの二人・・・出来てたりして!」
意地悪っぽく志穂をからかう。
「ウソウソウソ!オンナノコ同士で愛しあっちゃうなんてありえないよう!」
「冗談だって!なぎさに限ってそんな事あるわけないでしょ!」

・・・ひそひそひそ・・・くすくす・・・

志穂と莉奈の腰掛けたベンチの後ろから声が聞こえる。
どうやら生垣の向こう側のベンチに渦中のなぎさとほのかが偶然居合わせているらしい。
生垣の"背"が高く向こう側は見えないが声は聞こえる。
1682/2:04/10/23 20:55:14 ID:???
 やだ・・・やめて・・・いやぁ・・・恥ずかしい
「・・・?」
 だめ動かないで・・・もっとよくみせて・・・ほらなぎさ・・・もうこんなに
「・・・!?」
 あ・・・きもちいい・・・ほのか・・・もっと・・・もっと奥まで・・・きて
「・・・!!」

「まさかまさかまさか!?なぎさと雪城さん!!!」
「ウッソー!?」
「これってこれってこれって!間違ってる!私、二人を止めてくる!!」
「ちょ、ちょっと志穂!」
駆け出した志穂を追いかける莉奈。

「なぎさー!!オンナノコ同士でそんなの絶対絶対絶〜対!間違っ・・・あれ?」

「きゃっ!びっくりした!」
そこにはベンチでほのかの膝枕で耳掻きしてもらっているなぎさの姿が。

「ああ・・・みみ・・・かき・・・してもらってるんだ・・・」
「そうだけど・・・志穂もやってもらいたいの?」
「勘違いって言うか、何て言うか・・・」

五分後・・・ほのかの膝の上で耳掻きされている志穂の姿があった。
                            おしまい
169メロン名無しさん:04/10/24 18:45:35 ID:???
ロミジュリと知ってからこつこつ書いていたが
プリキュア本編であそこまで百合萌コメディやられちゃ何も書きこめませんw
すばらしかったなー!
170メロン名無しさん:04/10/24 21:18:59 ID:???
>>169
そのへん しっか〜り、お・さ・え・て・る〜
171メロン名無しさん:04/10/25 19:45:48 ID:???
  , '     , '  f     |       l    ',   ヽ.  ,'   __ノヽ、_ノヽ_ノヽ_ノヽ、_ノヽ_ノヽ
. /     ./    {.       {       j  ,  }    .! /   )
,'     ,' i    ヽ、,\-┘    '-y、   i      |, '   <
!       , ! !   ./,, ==ゝ、    _ノ__,ヽノ  丿 i !      !こんな最下層で内緒話みたくやってなくてもいいでしょ!
t     | t ヽ、/ '' 〃_)i. ` ´  rf´)iヾ,ヽ/ 丿ノ     丿
. \    t. ゝ-v’  { i、リ!     |f_j|  ,'_ / ´    ∠__
   ` ‐- !ゝf ‐、     -‐‐'    ヽ .ヒタ  .fノ          ヽ,.-‐- 、,. -‐-、,. -‐- 、,. -‐-、,. -‐- 、,. -‐-
      ', l  }  .:::::::::.  ,〜-┐ .::::::. }|  ヾ、
       l ゝ、_`      /    l    ,.' !    }.}  、
      ノ  _.  \     {   ,'   , イ ヽ  ノノ  丿!
 t ‐--‐'  / `/"ヽ` 、 ヽ - '  _,-'⌒!`` =' '‐-‐'  l
  ` ‐-ッ' ./   {  .∧   ` ー ',-'     !`i ヽ     ノ
172どっかにカキコの再録:04/10/25 21:02:25 ID:???
ほのか「好きでもない男の子とのデートなんてすっぽかしちゃえば?」
なぎさ「・・・好きじゃないって訳じゃないの・・・つきあってって言われて悪い気がしないっつーか・・・」
ほのか「・・・・ムカ・・・・そう!じゃあ好きにすれば!?」

   ダークシードの潜伏する洋館
翔子「こんなものが・・・ポストに・・・」
玄武「見せてみろ、なになに・・・プリキュアの片割れが栗拾いに行くと書いてある」
角沢「虹の園の人間達の中にもジャアクキング様復活を願うものが居るということか?」
玄武「チャンスだ!プリキュア一人ならば変身できまい!
   必ずや捕らえて石の力の在り処を白状させてやる!」

   山中にて
なぎさ「大変!こんな所まであいつらが襲ってくるなんて!
    一人じゃプリキュアになれない!ほのか〜〜!!!」
ほのか「ヒロイン登場!!でしょ!?」
なぎさ「ほのか!」
なぎほの「デュアルオーロラウェイブ!」

玄武「て・・・撤退だ!!」

なぎさ「ほのか!ありがとう。やっぱりほのかの言うとおりしなかったから罰が当たったみたい・・・」
ほのか「これで判ったでしょ?なぎさはず〜っと私の傍に居なくちゃ駄目!」
なぎさ「うん!」
ほのか「・・・・・・・ニヤリ・・・。」

玄武「・・・それにしてもいったい誰があの手紙を・・・」
        
                      おしまい

クイズ
手紙の差出人はだ〜れだ?
1・ほのか
2・ほのか
3・ほのか
ヒント ほ○か
173メロン名無しさん:04/10/25 23:50:03 ID:???
ふ〜、ネット復旧完了、もう天災は勘弁してくれ
>>167-168
ぶっちゃけ、エロすぎるー あ、あの‥ほのか様、次‥俺もお願いします‥

>>169
そんなに盛り上がったのか‥orz 期待してただけにショック(つA`)・゚・

>>171
おまいさんも一緒にマターリしる
本スレの板は懲罰鯖逝きで大騒ぎだけど、ここはほんと平和だね
174メロン名無しさん:04/10/25 23:57:18 ID:???
プリキュアSS&雑談スレになったな。
マタリ
1751/2:04/10/27 20:36:07 ID:???
「ロミオとジュリエットってしあわせだったのかな?」
大成功に終わったベローネ祭での二年櫻組の演劇ロミオとジュリエット
無事?終了を祝って櫻組でのささやかな打ち上げパーティーを終え
帰宅の途につくなぎさとほのか。
まっすぐ駅に向かわず川沿いの道を歩いている。

「二人の愛って何だったんだろう?死を決意する程の愛って何だろう?
禁じられたから二人は意地になっちゃった…なァんて」
「禁じられたから愛し合ったんじゃないと思うよ。
きっとお互いを運命の人って感じたからじゃないかな」
ほのかが答える。
「運命の人…私にもそんな人現れるのカナ…」
ふと横で夕闇に沈む水面を眺める
ほのかの横顔を見つめる。「私の…運命の人…」

「なぁに?なぎさ」
視線に気づいたほのかがなぎさと向き合う。
「なんでもない!あ〜ぁ!みんなに迷惑かけちゃったな…
あいつ等の所為で劇が目茶苦茶になって…」
夜を運ぶ風に吹かれながら土手の芝生にしゃがみこむなぎさ。
「なぎさのアドリブ、カッコ良かったよ!結果オーライ!でしょ!?」
なぎさを励ますほのかの声。
「…せっかくあんなに練習したのに…何時まで続くんだろう…あんな事…
普通の中学生活を送りたいだけなのに…」
1762/2:04/10/27 20:38:36 ID:???
「愛しのロミオ様!苦痛に満ちたで現世で二人の愛が遂げられないのなら
来世へと旅立たん!」

毒入りのワインを飲み干すしぐさ、空をつかむ手。静かに芝生に横たわるほのか。

「ほ、ほのか…どうしちゃったの?」一瞬の困惑の後、
ほのかが今日の舞台で演じられなかったシーンを演じているのだと気づきなぎさも、

「ジュリエット!なぜだ?なぜ僕を残し一人、死出の旅路に飛び立つのか?
待っていろジュリエット!今すぐに君の後を追うぞ!」
ほのかの熱演に答えるなぎさの名演技に思わずほのかが、くすり…と笑う。

ほのかの肩と腰を引き寄せ抱き起こす。
「ジュリエット!僕の愛しいジュリエット!今生の別れに二人の永遠の…愛を
…ふた…ふたりの…永遠の愛をちかう…」先のセリフを思い出し口ごもるなぎさ。

「二人の永遠の愛を誓うくちづけを交わそう…でしょ」
囁きながらなぎさの首に腕をまわし抱きしめ瞳を閉じる。

・・・・プァァァアアアァァァンンン・・・・・
       鉄橋を渡る列車。
     車窓からこぼれる光。
    重なる二人のちいさな影。

・・・がたんごとがたごとんかたんかたんかたんたたんたん・・・・

      遠ざかる列車の音。
       再び訪れる暗闇。

「もうすっかり日が落ちちゃったね…」髪を直しながらほのかが呟く。
「帰ろうか」
ほのかの手を握りゆっくりと歩き出す。
ほのかがわき道へと誘う。
「もう少しだけ…遠回りして帰ろうか」

                   おしまい
177メロン名無しさん:04/10/27 21:23:18 ID:???
。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン感激!ロミジュリの回を見逃した173です
本編見れなくて凹んでたけど、こんなにすばらしいふたりのロミジュリSSを
読めただけで幸せだよ
萌えなのに、なぜかちょっと切ないこの気持ちは‥
1781/2:04/10/30 19:16:34 ID:???
「今日はみなさんに転校生を紹介します!どうぞ〜入ってきて」

…カ…ラ…カラカラ…遠慮がちに教室の扉が開く。
櫻組の生徒達の視線が集まり転校生の出現に教室が一気に沸き立つ。

「はいはい!みんな静かに!じゃあ自己紹介してくれるカナ?」
「……」
「え?」
「……で…す」
「は?」

「小山翔子です!!!!!!」

「じゃ、じゃあ、席はクラス委員の雪城さんの隣、雪城さん色々教えてあげてね?」
いきなりの大声に驚いた櫻組であったが新しいクラスメィトを歓迎する。
「はい!先生。」ほのかが隣の席に座る小山翔子に微笑み、
「何でもわからないことがあったら聞いてください」

休み時間小山翔子の周りにクラス中が集まり矢継ぎ早に質問が飛ぶ。

――背高〜い!何かクラブやってるの?どこに住んでるの?どこから来たの?――

「あの…雪城さ…ん…ちょっと…」俯いたまま小山翔子がほのかを呼ぶ。
「…ちょっと…お話が…」
「私に?じゃあ静かなところに行きましょう」
小山翔子の緊迫した態度に只ならぬ雰囲気を感じたほのかが小山翔子の手を引っ張り
教室の外に連れ出す。
1792/2:04/10/30 19:18:09 ID:???
「なぎさ!なんだか邪悪な気配がするメポ!」
「…あっ!思い出した!あの顔はレギーネ!?ほのかが危ない!」

    デュアルオーロラウェイブ!!

 そして翌日。

「オッハヨー!志穂!莉奈!」肩を並べて登校する二人の背中を叩く。

「ひゃあぅ!お、おは、おはおはようございます美墨さん…」
「な〜に?どうしたの?かしこまっちゃって?」
「なんななんでもないくぁwsでfr…」なぎさとほのかを振り切り駆け出す志穂と莉奈

「?」「?」

ひそひそ…雪城さんと美墨さんが…転校生を…トイレに呼び出して…
生意気だって!…ボコボコにして…登校拒否に…ひそひそ

「正義を守るのってホント大変…」

                                   おしまい
1801/4:04/10/30 19:29:33 ID:???
「ほのか・・・男の子とデートしたってホント?」
帰り道、なぎさは"さりげなーく"聞いてみた。

「デートって程じゃないけど、この間プラネタリウム行っただけよ。」
ストレートな質問に苦笑しながらも別段隠すことではないのであっさり答えるほのか。

「プラネタリウムって前に二人で行ったあのプラネタリウム?」足を止めるなぎさ。
「そう、きれいだったなあ・・・」

「・・・信じらんない!男の子なんかとデートなんて!」うつむき拳を握る。

「なぎさ・・・何を怒ってるの?私だって男の子とデート位するよ?いけないの?
なぎさだってこの間、支倉君とデートしたじゃない!」

「そ・・・そういう事じゃなくって、デリカシーが無いって言ってんの!
プラネタリウムはわたし達の大切な思い出の場所だよ!ほのかと二人で始めてデート・・・」

「デート・・・なぎさ・・・デートって言ったの?」

「そうよ!おかしい?わたしはほのかが好きなの!もうどうしようもないくらい好きなの!」
言葉にして気がついた自分の気持ち。
ほのかを困らせるだけだと判っている。けど止まらない。

「わたしはほのかが好き。他の誰よりも、男の子なんかじゃなく女の子のほのかが好き。」
「そんなの変だよ・・・なぎさは女の子で私も・・・」


                             「…もういい・・・サヨナラ・・・」
1812/4:04/10/30 19:31:34 ID:???
「カット!カット!!カーット!!!」志穂が叫ぶ。

二年櫻組の学園祭での演劇「ロミオとジュリエット」の舞台稽古中。

「なんかなんかなんか、なぎさと雪城さんがよそよそしくって全然駄目〜!
もう!本番まで時間ないんだからね!」
「なぎさ、雪城さんと何かあったの?喧嘩でもした?」
稽古の休憩に入ったとき莉奈がなぎさに声をかける。

「・・・べつに」なぎさは嘘が下手だ すぐに顔に出る。
感の良い莉奈はほのかとなぎさの間に何かわだかまりがあるのだと察したが
「本番までもう時間ないんだし、仲直りしなよ・・・」というのが精一杯だった。

練習が終わり、なぎさは一人で下校している。
ちょっと前まで毎日ほのかと一緒にたわいない事をおしゃべりして
笑いながら帰る楽しい道。
今日はなんだが憂鬱で暗く感じる。
「はァ・・・なんでこうなっちゃったんだろう・・・」
歩くたびため息をつくなぎさであった。

「こんな事なら・・・」
1823/4:04/10/30 19:32:39 ID:???
「雪城さん、元気ないね?」
「友達とケンカしちゃって…」
「友達って美墨さん?あの子評判悪いよね、支倉とデートしたり、
藤村に気がある振りしたり・・・結構裏じゃあ遊んでるって噂だよ」

     ぱしん!
ほのかの平手が男の頬を打つ。

「あなたになぎさの何が判るって言うんですか?
そんな根も葉もない噂話を得意げに吹聴するなんて卑怯です!
もうあなたとは会いたくありません!」きびすを返し駆け出すほのか。

なぎさを理解しているのは私なんだ!なぎさには私が必要なんだ!私が一番大切なのは・・・
1834/4:04/10/30 19:34:47 ID:???
ベローネ学院講堂では二年櫻組のロミオとジュリエットが上演されている。
物語はクライマックス。毒薬を飲んで横たわるジュリエットと別離のシーン。

「おおジュリエットなぜ吾一人残して死を択ぶのか今すぐ僕も後を追うぞ」
横たわるほのかの背に手をまわし抱き上げるなぎさ。
顔にかかるほのかの前髪を指で撫で頬にそえた右手が震える。

「ロミオ・・・私の一番大切な人」突然ほのかが台本にないセリフを話し出す。
「ジュ・・・ジュリエット!生き・・生きていたのか!」アドリブで返すなぎさ。
「・・・わたしのロミオはなぎさあなたなんだって・・・」

  ・・・ざわ・・・ざわざわ・・・会場のどよめき…

       「―――ほのか!―――」
       強く抱きしめ立ち上がる。

「ロミオとジュリエットの永遠の愛を宣言する!
この場に居合わせし者の中に不服なものは申し出でよ!」

「僕とジュリエット二人の愛を妨げし者には僕が刃にて答えよう!!」

                      おしまい

「な・・なんですかこれは〜!!」
「すばらしいじゃあありませんか」
「デスヨネー!校長!」
184メロン名無しさん:04/10/30 21:31:05 ID:???
>>178-179
なぎさとほのかはそんな事するような娘じゃないYO!ヽ(`Д´)ノと言いたいけど・・

中学生でありながら特命を受けた刑事であるなぎほのが
桜の代紋の刻まれた金属製のヨーヨーを武器に巨悪、そして己の宿命と戦う展開を
想像してしまった‥ orz トシガバレルヨー

>>180-183
なぎ受け、ほの攻めが定石になってるけど、嫉妬で感情的になるなぎさもかわいいな(*´д`*)パッション
これが本編だったらTVの前でスタンディングオベーション!!そしてカーテンコール!!
185メロン名無しさん:04/11/01 19:40:11 ID:???
なかよしの上北ふたごプリキュアが凄く良い!
無駄なセリフが一つもなくて、
ラストのなぎさの述懐がもう…!
プリキュア物っていう色目抜いても
絵の動きが優れていてゆっくりしたリズムで読める傑作ですな
読んでない人は今すぐ買って読もう!
1861/2:04/11/02 20:49:42 ID:???
「ほのか〜!遊びに来たよ〜!」勝手知ったる他人の何とやら、
なぎさは出迎えた忠太郎の頭を撫でながら敷石をぴょんぴょん跳びながら進む。

「ほ〜の〜か!…あれ?居ないのかな?」引き戸を叩こうとした時、
    …からからから…静かに引き戸が開けられ
    ほのかのおばあちゃん、さなえさんが現れる。

「まぁまぁ、美墨さんいらっしゃい。」
「あ、ども…こんにちは、ほのか居ますか?」
「ええ、いまちょっと横になってますけど大丈夫。」
「え!病気!?ですか?」
「いえいえそうじゃないのよ。遠慮なさらずあがって下さいな、後でお紅茶お持ちしますから。」
「は、はあ…」
なんだか判らないが、長い廊下をほのかの部屋に向かって歩いてゆき、
ほのかの部屋の外から、
「ほのか、大丈夫?私だけど…部屋に入っても良い?」

「…うん。」小さな声
途端に不安な気持ちになる。
もどかしい気持ちで障子を開けベッドの中のほのかの顔色を確かめる。
「どうかしたの?」
ベッドから起き上がろうとするほのかを
「あ〜良い良い!寝ていて良いから!」慌てて制するなぎさ。
「病気って訳じゃないの。ちょっとびっくりしちゃって。」

「?」

ベッド脇のクッションに座りほのかの顔を見つめる。
「…やだ、本当になんでもないの。恥ずかしいからあんまり見ないで。」
訳がわからない。
「病気じゃあないの?」「病気じゃあないの。」
1872/2:04/11/02 20:52:09 ID:???
「お紅茶お持ちしましたわよ。」さなえおばあちゃんがやって来る。

さっぱり要領を得ないほのかの説明に、
「おばあちゃん、ほのかどうしたんですか?」質問の相手を代える。
「ほのかもようやく女の子になった…って事かしらね。」笑って答える。
「おばあちゃま…」顔を真っ赤にして毛布を被ってしまうほのか。
「は…?」
「今日はお赤飯を炊きましたから、なぎささんも是非ご一緒に食べてってくださいな。」
「今日はなぎさとお夕飯一緒に食べたいなぁ…」

「はぁ…じゃあちょっと家に連絡を、お電話お借りします。」
ジーコロコロコロ…プルルルル…かちゃっ
「あっお母さん?今日雪城さんの家でお夕飯呼ばれて…ご馳走になるから…
え?是非一緒にって言われて…お赤飯だからって…」

赤飯と聞いて ああ成る程そう云う事なら と勝手に納得してなぎさのお母さんも許してくれた。
部屋に戻るとほのかがベッドから起き上がりちょこんと座っている。

「ほのか…もう一回聞くけど、病気じゃあないの?」
「病気じゃあないの。もう!あんまりしつこく聞かないで、意地悪しないでぇ
それよりなぎさに明日お買い物に付き合って欲しいな。いろいろ教えてね。
私、クラスでも遅いほうだし、突然来たから何を使っていいか判らなくって…」

「買い物…何を買いに行くの?ねえ教えて!さっきから訳わかんないよ!
意地悪なのはほのかの方だよ!」
「あの…もしかして…なぎさ…まだ、なの?」

「あ―――!もう!だ・か・ら!"まだ"とかナントカは良いから教えてよ!!」

「ふふっ!うふふふふ!!あははは!」弾けた様に笑い出すほのか。
「もぅ!何が可笑しいの?」

「ふふっ、ゴメンなぎさ。うん…なんだか、なぎさってカワイイなって話。」

明日の"お買い物"はなぎさと一緒で果たして成功するのでしょうか?
                                     おしまい
188メロン名無しさん:04/11/02 22:05:32 ID:???
    |──i   >>186-187 
    |二二|__  ふふっ見ちゃった、愚痴スレに誤bry 
    |(!´゙リ))  でも、GJ!!ですよ
    |゚ ヮ゚ノリ   じつは私もまだ‥ゴニョゴニョ
    |⊂
  .. |    
189メロン名無しさん:04/11/03 00:38:23 ID:???
>186-187
貴様は漏れを殺す気か?!
かなりのクリティカルヒット
190メロン名無しさん:04/11/03 02:30:36 ID:???
>>187
続きマダー チンチン
191メロン名無しさん:04/11/03 10:13:21 ID:???
>>188
ウヒョゥ!よりによってあそこに誤爆とは。見逃して。恥ずかしい。
>>189
思いついた勢いで書いた方が感想レス多い気がするんだよなあ。
ブワっといった方がガっと来るものなのかも?(何?
>>190
続きは…無いの。
上北ふたごみたいな友情以上百合未満が理想。
1921/4:04/11/03 19:34:40 ID:???
        …ジリリリリリリリリリリリ…
布団の中から腕を伸ばして目覚まし時計のスイッチを消す。
  あと十分…あと五分……あと一分だけ…………


「遅刻だぁ〜!!」

布団を蹴り上げパジャマを脱いでスカート穿いてブラウスに袖を通して
ボタンを留めたが一つずれてて慌ててやり直し。
リボンを結んで曲がっているけど時間が無い。
ベストを羽織って制服掴んで部屋を跳びだす。
「なーんで起こしてくれないのよ〜!!」食卓のご飯とお味噌汁を恨めしそうに眺めて
「食べてる時間が無いからもう行くネ!いってきまーす!!」
「あ・・・なぎさ」

走って駅に駆け込んで定期を改札に入れるがこんな時に限って 

♪ぴんぽ〜ん♪  開かない!

「もぉ〜なんで〜?」よく見れば定期と学生証を間違えた自分が悪い。
ようやく改札抜けてホームを駆け抜け閉まりかけのドァに滑り込みセーフ!
動き出す電車の揺れに息切れする身体を任せて周囲を見回せば見慣れぬ乗客。
いつもの電車と二つも遅い。完全に遅刻のペース。
「やっば〜い!もっと速く走れないのぉ!」
電車に文句を言っても始まらない。
こうなったら少しでも最短距離をと考え車内を移動する。
1932/4:04/11/03 19:36:16 ID:???
何両かの車内を通り過ぎ改札の正面に停車する車両に到着すると
ドアの前にベローネの制服が一人。

「ププッ!私の他にも遅刻する寝坊スケが居たのね!」
自分のことは棚に上げそれでも仲間を見つけた嬉しさから肩を叩く。

「おっはよー!あなたも遅刻?…ってほのか!!!」
「なぎさ!こんな時間に何してるの?遅刻よ!」「ほのかこそ完っ全に遅刻だよ!」
電車が駅に到着 開くドァから同時に駆け出し改札を抜ける。
ベローネ学院への長い坂道 通称心臓破りの坂道を二人並んで走る

「ほっ、ほっほのかは、なんで、ちっ遅刻、したの」
「面白い、本 、読んでい、たらいっいつのまにか徹夜しちゃって」

坂道をおそらく学院新記録で駆け上がった二人は正門から学院内の様子を伺う。
1943/4:04/11/03 19:38:02 ID:???
「やっばい!誰も居ない!」「そりゃそうでしょ、授業時間だもん」
「こんな時良く落ち着いていられるわね」「私も一緒に謝って上げるから!」
「…ほのかも遅刻だっつーの!」

怒られる…バケツ持って廊下に立たされる…嫌だなあ…逃げちゃおうかなあ

「どしたの?ほのか?」気がつけばほのかが下駄箱の前から動かない。
「…わたし」泣きそうな顔。
「ほのか!元気出して!遅刻くらいで泣いていたらやってらんないよ?」
ほのかの腕を引っ張り無理やり歩かせる。

「…でも…わたし…なぎさみたいに怒られ慣れしていないし…」
「カッチーン!でも確かに言えてるわ、いい!ほのか!
こんな時はこそこそしちゃ駄目! 正々堂々 
正面のドアから入って大きい声で先に謝っちゃうの!いくよ!セーノ!!」

         ガラガララ!

「遅刻してすみませんでした〜〜!」
「…すみませんでした」
勢いよくドアを開け思いっきり大きな声で謝るなぎさと小さな声のほのか。
返事が無い。
「?」「?」
そぉっと顔をあげ教室を見ると…誰も居ない。
「あれ?」「あら?」
「キミたちな〜にをやっとるのかね?」「教頭先生!」

「今日は文化の日でお休みだよ!?さあさあ学校に用は無いはずだ!出て行きたまえ!」
1954/4:04/11/03 19:39:37 ID:???
ふたりはたった今駆け足で登った坂道を歩いて帰る。

「…ほのかがシッカリしてないから」
「なぎさこそ!慌てて駆け足するからゆっくり考える暇もなかったのよ」

「ベソかいちゃって!」
「なぎさだって一人だったらズル休みしようとしてた」

     …ぐぅ〜…きゅ〜…
   二人のお腹が一緒に鳴る。

「ほのかも朝ご飯食べてないの?」「急いでいたから…」

「うふふふふふ!」「あははははは!」

「きっとお休みの日なら公園でアカネさんの屋台がお店出してるよね!」
「うん!」

                      おしまい
196メロン名無しさん:04/11/03 20:15:59 ID:???
なぎさの慌てっぷりにワラタ、ベソかくほのかもかわいいよ
ふたりの性格がほんとに上手く表現されてるよ
もしかしてここのSS作家さんって東堂いづみの中の人の一人かな
ボツったネタをコソーリ発表してるとか? なんちゃって

教頭!おまいさんも休日出勤で漫画読んでないで、とっととお家にry
197メロン名無しさん:04/11/04 10:41:08 ID:???
教頭が必死にふたりを追い出しているということは…
間違いなく漫画読みに来てるなw
198メロン名無しさん:04/11/05 16:20:31 ID:???
1991/4:04/11/06 19:29:39 ID:???
「あっ熱い!」
なぎさの真似して一口でたこ焼きをほのか。
「ほらほら!あかねちゃんのたこ焼きは焼きたての
 ほっかほかなんだから気をつけなよ!」
「ふぁ…ふぁ、はい…ぁちゅい…」
「あははは」隣でなぎさが笑…

突然周囲がどす黒い暗闇に包まれ、あかねさんが意識を失う。

「邪悪な気配だメポミポポポ!!!!」
「ジュナ!!」

―――デュアルオーロラウェイブ!!!―――

不意打ちを喰らいホワイトが
足首をつかまれ振り回され放り投げられ公園の立ち木にぶつけられる。
「ホワイト!」
「虐めちゃダメポポ!!!!!!!!!」

―――プリキュアレインボウストーム!―――

辛うじて今回も撃退できた。
安心したほのかは傍の樹に体をもたれ掛ける。
2002/4:04/11/06 19:31:39 ID:???
「ほのか!大丈夫?血が出てる!」
折れた木の小枝が首元に突き刺さっている。

「大丈夫。浅い傷よ。」自分で引き抜く。
刺さっていたのはほんの僅かな深さだがリボンが鮮血で染まる。

「ジッとしてて!」なぎさがほのかの肩を強く掴み押さえつける。
くちびるがほのかの傷口を吸う。

―――な、なぎさ!―――

ちゅっ…ちゅぱ…ちゅぷ。
我慢して。ほのか。ばい菌が入ったら大変。
…ふぁ…ぁぁ…く…ふぅ

 ほのかの白い肌につけられた傷をなぎさの舌が撫ぜる。
れろ、ぴちゅ、れろ…ちゅく…ぺろ…
傷口奥深くまでなぎさの舌が突きこまれる。
あふぁ…くぅっ…ぃゃ…あ…ぁ…

冷たいなぎさの唇の感触。熱い舌。ぬるりとした蜜の様な唾液。







2013/3:04/11/06 19:33:15 ID:???
膝が震える。力が抜ける。ひざまずく。なぎさに身体を預ける。

ほのか、大丈夫?痛かった?もう大丈夫。絆創膏貼ってあげるからね
どこか遠くでなぎさの声を聞こえる。身体が痺れる。声がでない。
「ほのか?大丈夫?どっか他も痛くした?」

…イタイトコロ…クチビル…ヤケド…

「え?何?聞こえない。」
喉が干上がり声がでない。

唇が痛い。なぎさ治して…今みたいに。お願い。お願い
「なぎさ、わたしのくちび…」

「うううう〜んんん!あれぇ?私、気を失ってた?」
「あかねさん!」変身を解きアカネさんに駆け寄るなぎさ。
  ―――!?―――
「あ、あかねさん疲れてるんじゃない?ねっほのか?」
「……そうね」

   後日
「ねえなぎさ、最近雪城さん、
私と目合わせてくれないんだけど何か怒らせるようなことしちゃったカナァ?」
                                         おしまい
2021/4:04/11/06 19:35:35 ID:???
 あれから十年。
私はアメリカの研究所で退屈な研究の日々を過ごしている。
私にはありとあらゆる礼賛の言葉が投げられる。

天才美少女、世界の真理に最も近い研究者、宇宙を造る少女
最年少ノーベル賞候補、ブレキストンの再来…

  くだらない

光と虹そして闇。三つの世界を識る私にとって
この世の成り立ちなど当然のことだ。
あれほど熱狂的に憧れたブレキストン博士も
今の私には色褪せた様に感じる。
2032/4:04/11/06 19:36:33 ID:???
思い出す。戦いの日々。

ピーサードゲキドラーゴポイズニーキリヤイルクーボ
ベルゼイガートルードジュナレギーネそしてジャアクキング。

私は彼らと戦いながらどこかで彼らに憧れていたのだ。
圧倒的な力、怯まぬ強靭な意志。それが間違った考えでも。

振り回され叩き付けられ殴られ蹴られ騙され裏切られ…

私の"生"を脅かす力と意志。

この世界を否定する邪悪。焼け付くような怯えと恐怖。
確かな生の手応え。生きている実感。

拳を叩き込み蹴りを入れる体ごとぶつけて敵を破壊する。
不思議な運命を共にした彼女と共に放つPMS・PRS。
彼女は気づいていただろうか?

光を撃ち出す瞬間、私が悦楽を感じていた事を。
2043/4:04/11/06 19:37:28 ID:???
この街では簡単に銃が手に入る。
少しだけ暗闇に目を向ければ暴力と隣り合わせの街。

以前、私は好んでそんな街を一人で歩いた。

たちまち私から金を身体を奪おうとする暴力の嵐。
銃弾をかわし不当な暴力をふるうものを叩きのめす。
私の中の奥深い欲望が開放される瞬間。
   ひと時の狂気に震える私の魂。

そんな一時しのぎのお遊びにも飽きた。

このどうしょうも無い私の"性"を隠し誤魔化し
眠ったような時をやり過ごすだけの余生しか残されていない
2054/4:04/11/06 19:38:29 ID:???
玄関に誰か居る。
私の命を奪おうとする下らぬ輩。

もうどうでもいい。

どうせ私を傷つけることの出来る者等この世界に居ないのだ。
無警戒に扉を開ける。

  ―――!―――
なぎさ!ミップル!メップル!ポルン!

OK、あなた方が来た理由など聞かなくても判る。
むしろ私はお前達を待ち望んでいたのだ。

なぎさ、ゴメン。この闇は私が呼んだ私の闇。
今度こそ、この戦いで私の魂を一欠片も残す事無く焼き尽くしてみせる。
                           おしまい
206メロン名無しさん:04/11/06 23:06:50 ID:???
凄過ぎる!萌えと狂気のPMSで吹っ飛ばされた気分だよ、ゴメンナー
>>199-201
ホワイトサンダー!まさに正統派百合SS
傍から見ていたら普通のシーンでも‥ぶっちゃけエロすぎます
前半の戦闘があまりにやっつけでワラw

>>202->>205
ブラックサンダー!闇に染まってしまったあの方の独白体
斬新、しかも主人公の不安定な心情の描写が秀逸
衝撃のラスト1/4が‥泣ける
2071/2:04/11/07 11:36:49 ID:???
今日はなぎさの家にほのかが訪れ勉強会、
といってもさっきからなぎさが脱線しておしゃべりばかりだがほのかにとって
トテモ愉しい大切な時間。

「あ〜愛しの藤Pセンパイ!今日もカッコよかったなァ…」
「なぎさったら、そんな事ばっかり言ってないで行動!行動!!」

「こ、行動って…具体的にどんな?」
「なぎさの今の正直な自分の気持ちを藤村君に伝えるのが一番だと思うよ。」

「それって…ラブレター…とか?そんなのありえないありえないありえない…」
  ゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴン…なぎさが頭で机を叩く。

「おねーちゃん電話!」亮太くんの呼ぶ声。
「電話だって、ちょっと待ってて…」「いってらっしゃい」

…なぎさの部屋で一人、宿題に取り掛かるほのか。
 この漢字…なんて書くんだっけ?
辞典は持ってきていない。なぎさの辞典を借りるしかない。
本棚から辞典を取り出した時、一枚の封筒が床に落ちた。

いけない!
 床から拾い上げる。
なんだろう?
 カワイイピンク色の封筒。クルリと裏返すと封はされていない。
なぎさの字。

宛先は―――!―――藤村省吾!!!!
2082/2:04/11/07 11:38:48 ID:???
なぎさったらさっきあんなに否定してたのにこっそり書いていたんだ。
じっと封筒を見つめる。

   悪魔・読んじゃいなさいよ!
   天使・駄目よ! 
   悪魔・こっそり読んで元に戻せば平気!
   天使・それもそうね。
中身を取り出す
手紙を開いてみる

 ―突然のお手紙でびっくりしたと思います
 ―わたしの名前は美墨なぎさです。
なかなかの出だしね。

 ―ラクロス部の二年生。
 ―藤村センパイの幼馴染、雪城ほのかのお友達です。
それくらい藤村君だって知ってるって。

 ―イズミヤのチョコタルトがとっても大好きです。
 ―それとラクロス部のOBであかねさんという人の
 ―作る屋台のたこ焼きがとってもおいしいです。
そんな事聞いてないって。

 ―藤村センパイは食べ物は何が好きですか
 ―今度あかねさんのたこ焼きを一緒に食べたいです。
                   変しい変しい藤村さま
ん!ん?ん〜ん!?…なぎさ…

   翌 朝
「ねえほのかちゃん、昨日私の辞典使った?」
「ぇ?ぇぇ…ちょっと…借りた…かも」
「その時"何か"見たでしょ?」
「ラブレターなんて読んでないよ」
「読んだんじゃん!」
「あ…」
「ほ・ほ・ほのか〜!!!!」
「ごめんなさ〜い!」

でも…なんでなぎさにばれちゃったミポ?
ほのか"変"のトコロに"×"つけて"恋"って添削してたメポ!
                          おしまい
209メロン名無しさん:04/11/07 11:40:50 ID:???
天使よわっ!
210メロン名無しさん:04/11/07 12:38:54 ID:???
>天使・それもそうね。
ワロタw話の分かる天使だ。
211メロン名無しさん:04/11/07 13:18:30 ID:???
ラブレターの結末は来年の2月に期待だね
なぎさスペシャルチョコのお味は甘い?ほろ苦い?
212メロン名無しさん:04/11/07 22:25:49 ID:???
感想ありがとうございます。
素の文章書くのは恥ずかしいのですが
毎回嬉しいのです。
213メロン名無しさん:04/11/08 02:10:23 ID:???
>>212
読む方としても、新しい小説が書き込まれてるのを見ると嬉しくなるよ。いつもありがとう。
214:04/11/09 00:22:24 ID:???
三国志(プリキュアキャラ含む)
登場キャラ
孫庖(なぎさ)初代幽州燕皇帝の娘
孫龍(ほのか)幽州燕王候補
孫豊(ゆたか)初代幽州燕初代皇帝
孫桜(さくら)孫庖の母親、初代幽州燕皇后
趙雲(ちょううん)五虎大将軍、孫庖の夫
張飛(ちょうひ)五虎大将軍
馬超(ばちょう)五虎大将軍
黄忠(こうちゅう)五虎大将軍
関羽(かんう)五虎大将軍
劉備(りゅうび)将軍


215:04/11/09 00:36:48 ID:???
この話は寝てるときに起きた古代中国の話だった
なぎさ「う〜今日も疲れたな〜」
ほのか「なぎさ〜一緒に帰ろうよ」
なぎさ「うん、良いよ帰ろうほのか」
私達はすぐ電車で家まで帰り食事済ませた後にとてつもない夢を見た
???「なぎさ・・孫庖(なぎさ)皇太子様」
なぎさ「ん、あれ?ここはどこなのあんたは誰なのよ?」
超雲「皇太子様、お忘れですかあなたの婚約者の趙雲あざ名は子龍です」
なぎさ「へ?皇太子それに結婚の約束マジですか趙雲さん」
趙雲「そうですよ、あなたは軍議とかに忙しく倒れてしまったのですよ」
孫龍「孫庖様〜良かった無事でしたか」
そこから軍師のような格好をした女性が出てきた
なぎさ「あんたも誰よ」
孫龍「私は孫龍(ほのか)よ前に義兄弟の誓いをしたばかりじゃないの」
なぎさ「え〜〜〜〜ほのか、何であんたまで(ヒソヒソ)」
ほのか「寝てる間に何かこの格好になってたのよ」
なぎさ「ありえな〜〜〜〜い」
以上次回に続く
216メロン名無しさん:04/11/09 20:28:36 ID:???
   わん!わんわん!わん!
   …深夜。雪城家の番犬忠太郎が
ほのかの部屋の徒ならぬ様子に驚き縁側から中を伺う。
障子の向こう側、暗闇の中で二人の少女の荒い息遣いが響く

…はぁっ…ふぅ…くぅ…ぅふ…はぁっ…はぁ…ぁ

「も…もぅ…終わりに…しない…」
「ぇ…もっと…もっと…もっと…」
「駄目…ほのか…もうこれ以上できないよ…」

泣きそうな声、なぎさが小さな器械のスイッチを切る。

「…もう!」不満な声を挙げるほのか。

どさり ベッドに倒れこむ音。

「ふふ…汗でびっしょり、灯り…点けていいでしょ?」
「駄目ぇ恥ずかしいよ…」

パチン…
二人の姿が照らし出される。

「も〜このエクササイズウェア身体のラインがバッチリで恥ずかしいのに〜!」
「カワイイよ!なぎさ!」
「やっぱり電気消して!もうちょっと痩せたら…ね?
 あそうそう、@podありがとう。おばあちゃん起こさなかったかなァ?」
「イヤホンだから平気でしょ?お風呂入ってサッパリ汗を流しましょ!」
     わんわん!…わわん?
                      おしまい
   おまけ お風呂場にて
「ほっほう!雪城さんなかなかアダルティーですなァ」
きょとんとしたほのかだがなぎさの視線がほのかの…に集中していることに気がつき
「もう!エッチなんだから!…でもなぎさも髪と同じ色なのねぇ…」

                      おしまい
2171/3:04/11/09 20:30:20 ID:???
ほのか、あれがこれでね、そうなってこうなって、あれがこうして…
…うん…うん…はあ…ふうん…参考書を片手に生返事。

学校の帰り道、肩を並べて歩くなぎさとほのか。

「もう!ほのか!わたしの話聞いてよ!」なぎさがほのかの本を取り上げる。
「何するの?お勉強の邪魔しないで!」
「あーそうですか!ほのかは私とおしゃべりするよりお勉強が大事ですか?」
「そういう言い方って無いんじゃない?」
「どーせ、私はほのかみたいにお勉強できませんよ〜だ!」

参考書をほのかの突き返し走り去るなぎさ。

「もう知らない!!!」
2182/3:04/11/09 20:31:23 ID:???
なによ!なぎさったら自分が悪いくせに、勝手に怒っちゃって!
「ほのか、居るのかい?お紅茶お持ちしましたよ。」

二人分のティーカップ。

「あら?美墨さんは?今日はわたくしお出かけしますから、二人でお留守番して下さいねって、先週お願いしたでしょう?。」
「あ!(そうだった…)な…なぎさは…今日都合が悪いって…」
「そうかいそうかい、ほのか一人でお留守番なんて心配だねえ、
お出かけ中止しようかしら…」
「心配しないで!一人でもお留守番できるから!」

おばあちゃんの背中を押して部屋から追い出し障子をぱたんと閉める。

「…早く仲直りできるといいね。」
「……おばあちゃま」
2193/3:04/11/09 20:32:51 ID:???
「一人って静かだな」

椅子に座り勉強机の上に山積みされた本を眺める。

なぎさと一緒になってからずっと忙しくって
本を読む暇もなかったんだ。今日はゆ〜っくり一人で本でも読もうっと!

手近な本を手に取り表紙をめくる。
文字を目で追い読み始める。すぐに本棚に戻し
別の本を取り出し、適当なページをめくり読んでみる。
ぱらぱらとページをめくり、ぽいっと放り投げる。

ベッドに寝転び天井の木目を見つめる。
チクタクチクタクチクタク…時計の音が大きく響く。

…謝りに来たって許してあげないんだから!…

カサ…カサカサ…落ち葉を踏む足音が庭をぐるぐると行ったり来たり。

「・・・」ほのかの名を呼ぶ友の声。
香ばしい香り。ソースの匂い。

うふふっ!…たこ焼なんかじゃ許してあげないんだから!…
                   おしまい
220メロン名無しさん:04/11/09 20:33:44 ID:???
>>214
大河プリキュア!がんばれー!
221メロン名無しさん:04/11/09 21:57:13 ID:???
>>217-219
ほのぼするのってなんかいいね。
222メロン名無しさん:04/11/09 22:54:25 ID:???
>>216
P・R・E・T・T・Y!私 私ってプリティー!プリティー!
もう、脳内プリキュア分過剰放出状態w

>>217-219
その気持ちよくわかるよ、大切な人と些細な事で喧嘩して、
でもでもでも、気になってほかの事に全然集中できなくなる‥
そう!それはLOV(ry
223:04/11/09 23:02:35 ID:???
三国志(第2話)
なぎさ「ふぁ〜もう朝か〜早いな〜」
田豊「孫庖天子様、大変です公孫賛の軍が攻めてきました」
なぎさ「今、戦える武将はいないの?(なりきってる)」
孫龍「私が行くわ公孫賛の武力なら絶対に負けない自信があるから」
田豊「孫龍将軍しかし兵数は20万ぐらいですぞ」
孫龍「大丈夫、天子様は私が守って見せますから」
なぎさはほのかが一人で20万の兵士を相手をするのには納得はいかなかった
孫龍「じゃあ行ってくるわ(赤兎馬にのって椅天の剣を持ち公孫賛軍に突撃する)」
なぎさ「(神様どうかほのかが生きて帰ってきますように)」
そして2時間後に公孫賛の軍が撤退をした
孫龍「ただいま大丈夫よ武将の何人か倒してきたから」
田豊「お疲れ様です孫龍将軍」
孫龍「いえいえ天子様をお守りするのが私の役目ですから」
田豊「では私は失礼いたします」
田豊はそう言って部屋へ戻っていった
なぎさ「ほのか、もう無理はしないでよどうしてそこまで私を」
孫龍「なぎさ、いえ孫庖様あなたはここの皇族あなたはここで新しい未来を作るのがあなたの役目です」
なぎさ「だけど、っくあなたはそれで平気なのほのか」
孫龍「私は皇太子であるあなたを守るのが役目なのです、皆同じなんですよ他の武将も」
なぎさはこの時すごく悩んだそうして私だけがほのか達に何も出来ないのかを
以上次回に続く
224メロン名無しさん:04/11/09 23:29:29 ID:???
>>222
>でもでもでも、 志穂?
2251/3:04/11/10 20:14:31 ID:???
   デュアル・オーロラ・ウェイブ!
 光の使者キュアブラック 光の使者キュアホワイト
  ふたりはプリキュア!
  闇の力の僕たちよ!
とっととととっと…おウチにかえdrちぇう…

 ハーイ!カットカット!カーット!!

「なぎさちゃ〜ん!セリフとちってるよ!」「すみませ〜ん!」
「しょうがないな、ちょっと休憩入ろうか!」
「ごめんなさい…ほのか」「いいのよ!」
 と言いつつほのかがなぎさの手首を掴みメイク室へと引っ張って行く。

パタン!扉を閉め鍵をかける。
ほのかがメイク室のソファーにドカリ!とすわり脚を投げ出す。
すかさず志穂がブーツを脱がし脚をマッサージする。
莉奈が冷たいレモネードをほのかに差し出す。

「ちょっと美墨さん?最近たるんでるじゃあなくって?」

 直立不動のなぎさがビクッと身体を震わせる。

「来年からはふたりはプリキュアMax Heartが決定してるんだから
 もっとちゃんとしてくれないと」
「最近セリフが多くって覚えられないんです…」
「あら、それってあなたが主役で私はセリフの少ない脇役で楽してるって事?」
「そ…そんなつもりじゃ…」
2262/3:04/11/10 20:16:08 ID:???
「まぁいいわ。志穂、莉奈!あんた達もシッカリするのよ!
最近、夏子京子っていう裁縫が得意ってだけの一発キャラがロミジュリや
結婚式の回で重要な役貰ってノって来てるからね!
あなた達二人もウカウカしてるとあっという間に背景キャラに格下げよ?
まったく…シホリーナって名前までつけてプッシュした私の立場も考えて頂戴!

そういえば二人は髪型でも夏子・京子と被ってるのよね…
そうだ!志穂、莉奈!あんた達二人共、明日からピンクのアフロにしてらっしゃい!
それくらいやらなきゃ、この間の予告で一瞬だけ出演した新人にも抜かれるわよ!」

「…はい」

「この際だから言っておきますけど、
ホワイトグッズの売れ行きでこの番組は持ってる様なものなのよ?
いくら大きなお友達に好かれたって肝心の女児人気を捉えなくては
日曜朝8:30の激戦区を勝ち残ることは出来ないの!
誰のおかげでふたりはプリキュアは人気があるのか言って見なさい!」

「…雪城さんです」
「声が小さい!」
「雪城さんです!」
「雪城さんのおかげです!雪城さん万歳!雪城さん万歳!雪城さん…」

おーほっほっほほ!おーほっほっほほ!
2273/3:04/11/10 20:17:09 ID:???
ゆきしろさん…ゆきしろさん…雪城さん!

「むにゃむにゃ…みな私にひざまずくがイイ…」
「雪城さん!授業中居眠りとは何ごとですか!」

「はっ!…え?…夢?…え?…私…眠ってたの?」

二年櫻組のみんなが優等生ほのかの居眠りに爆笑する。

「もう!雪城さんはこのクラスの委員長なんですから!
もっとシッカリしてもらわないと…」

「ほーのーかっ!居眠りなんて珍しいね…!
なんか寝言で楽しそうに笑ってたよ!カワイイ!どんな夢見てたの?」

「それは…   ナ・イ・ショ!   きゃは!」
                     おしまい
228メロン名無しさん:04/11/10 22:13:42 ID:???
ほのかの密かな願望かwオモロイ。
229メロン名無しさん:04/11/10 22:52:13 ID:???
願望って言うより野望?
夢から覚めてもほのかのキャラ変わったままだよw
230:04/11/11 22:17:45 ID:???
三国志第3話〜五龍大将軍誕生の巻
孫庖「とりあえず、ご苦労様です孫龍だけど無理だけはしないで下さいね」
孫龍「はい、私は天子様が無事であれば何もしませんから」
孫庖「ありがとう、それとあなたに大将軍の称号を差し上げます」
孫龍「ありがとうございます、ますますやる気が出てきました」
192年8月、孫龍は五龍大将軍筆頭の称号を与えられた
孫庖「他には呂布・夏候惇・夏候淵・曹影にも五龍大将軍に命じます良いですね」
呂布・夏候惇・夏候淵・曹影「ははっ、ありがたき幸せです」
孫庖は他にも呂布達にも大将軍の称号を差し出した
趙雲「天子様、失礼します」
孫庖「あら趙将軍、何かご用ですか」
趙雲は夜に孫庖の部屋に入ってきた
趙雲「酒でも飲まないかと思いまして」
孫庖「あら、ちょうど私もそうしたいと思ってたのよ」
趙雲「では飲みましょうか天子様」
孫庖「そうね」
趙雲は酒を飲みながら結婚話をした
趙雲「天子様、私と結婚してくれませんか?」
孫庖「え、あその・・・はい」
趙雲「ありがとうございます、ではこれぐらいで私は失礼します」
孫庖「はい」
趙雲はそう言うと自分の部屋へ戻っていった
以上次回に続く
2311/3:04/11/12 21:30:14 ID:???
「離さないでよ!しっかり持っててよ!」

なぎさが志穂と莉奈に自転車を支えてもらいながら
ふらふらと進む。
「わっわっ!わ〜〜!!」

     どがしゃん!

「もう!しっかり押さえてって言ったじゃん!イテテ…」
「なぎさ、がんばれ〜!」
あかねさんがたこ焼きを焼きながら声援を送る。

「ホントホントホント!なぎさってカナヅチだったり自転車乗れなかったり
 変なところで運動音痴!」
「うっさい!」
「今日、雪城さんは?」
莉奈が自転車の荷台を押さえながら聞く。
「き…今日ほのかは…ご両親のお見送りに空港に行くって…わぁ!!」
「痛った〜い!ちゃんと支えてよぅ!」
「なぎさ…あそこに居るの雪城さんじゃない?」
2321/3:04/11/12 21:31:40 ID:???
公園の隅のベンチにほのかがぽつんと座っている。
「ほのか…どうしたの?空港に行ったんじゃあなかったの?」
「…」
「どうしたの?」
「お父さんもお母さんも嫌い!」

「喧嘩でもした?仲直りしなよ。
 外国に行っちゃうとまたしばらく会えないんでしょ?」
きゅっと唇をかみしめうつむくほのか。
「ほのか!行くよ!」
なぎさがほのかを抱きかかえ自転車の荷台に座らせる。
「しっかり掴まってて!」

ほのかを乗せてなぎさの自転車が街を奔る。
「間に合わないよ!」「間に合わせてみせる!」

「どうしてなぎさがそこまでしてくれるの?」

「明日はきっと良い事がある!でも自分から行動しなきゃ明日は来ないんだ!」
坂道を登り橋を渡り海沿いの道を疾走するなぎさの自転車。
2333/3:04/11/12 21:34:08 ID:???
空港に飛び込み出立ロビーにいるはずのお父さんとお母さんを探す。

「ほのか!ほのかちゃん!」「おとうさん!おかあさん!」
  抱き合う三人。
「お母さんが納豆にお砂糖入れても怒らないから!」
「ん?」
「お父さんが朝おトイレで新聞読んでも怒らないから!」
「んん?」
「お父さん達もほのかの楽しみに取っておいたプリン食べちゃってごめんよ!」
「んん〜!?…ま…まあメデタシメデタシ…かな?」

外国に向けて出発する飛行機を見送った後、
再びほのかを乗せて自転車を漕ぐなぎさ。

「なぎさ…なぎさは私のヒーロー…カッコ良かったよ。」
「なーに?何か言った?」
腰にまわした腕でギュッと抱きしめ、なぎさの小さな背中にもたれ掛かる。
「なんでもない。今日はありがとうって言ったの…
 ところで…なぎさって自転車乗るの上手ね」
「え…あ!わ、わ、忘れてた―――!おっとっとととと…」 

       がっちゃん!
                    おしまい
234メロン名無しさん:04/11/12 23:33:17 ID:???
>>31 OP嘘中国語Vir.
    記念すべき初ネタカキコ。どうして面白いと思ったのだろう?
>>44 ED嘘中国語Vir.
  何も言いたくない。
>>35 脳内笑っていいとも!プリキュア編
>>45 脳内笑っていいとも!ピーサード編
>>64 脳内笑っていいとも!キリヤ編
    プリキュアちゃんねるの雑談スレに転載、さらに同板のSSスレに転載頂く。
    過分なほめ言葉に身悶えして悦ぶも縦読みではないかと今でも疑心暗鬼。
>>51 嵐の夏祭り!旦那様は超コワイ!?
    東映の予告コピペ改変。読み返し死にたくなる。
>>57 プリキュアバカ一代
    ド素人が東堂いづみに対抗せんとする決意のSS
>>70 ミップルの冒険
    シベリア鉄道編を抜かして投下それで良かった。どうでも良かった。
>>84 デビルマン替え歌。
    気がオカシクナルオカシクナル。
235メロン名無しさん:04/11/12 23:34:53 ID:???
>>111 ふたりはプリキュア!
     大百科を読んで興奮して漫才をやらせる。
     面白くって面白くって興奮するが、誰も気に留めないので悔しくて悔しくて
     >>123で自作自演する。メル覧見て自作自演モロバレ。首を縊る。
>>115 プリえもん
     またもコピペ改変。どらパロ。涙ぐまれて黒い気持ちになる。
     もうコピペは止めよう、下手糞でも自分で書こうと朝日に誓う。
>>118 ふたりはプリキュア最終回シリーズその1
     よく覚えていない。
>>127 ふたりはプリキュア最終回シリーズその2 サイボーグ00プリキュア
     オリジナルで勝負するんだ、と決意して舌の根乾かぬうちにパロ。
     憂鬱になる。
>>129 栗拾いその後…
     バカネタ。ヤケクソになる。
>>132 ふたりはプリキュア最終回その3 二人はプリキュアNextGeneration
     その2で憂鬱になり明るく書き換える。
236メロン名無しさん:04/11/12 23:37:27 ID:???
 プリキュア手帳を使った最終回ネタが投下される。
 そのアイディアに脱帽。妬ましくなりプリキュア手帳を買いに行く。
 プレゼントですか?ラッピングしますョリボンかけますョ。
 違います自分で使うのです。なんですか?変な目で見ないで下さい。
 そのお札は本物です。透かしを確かめないで下さい。
 僕が一生懸命働いて稼いだお金です。早く売って下さい。
 その夜涙かれるまで泣いたんだって。僕。
 プリキュア手帳におもちゃ屋の店員の名前を書き込む。
 斜め後ろで誰かが哂います。「お前それじゃデスノートじゃないか?」

>>143  仲直り
     伝説の第8話のパロ、感想付いて調子に乗って大蛇足付ける
     調子に乗りすぎ。後悔の涙で枕を濡らす。
>>147 試験前夜
     まったく同じお話の設定、ラストの仕掛け、キーワードのSSが
     プリキュアちゃんねるの@プロキュア小説を綴るスレ@の55にある事に気づく。
     パクったと訴えられたらどうしよう…恐怖に震える夜。
>>158 全員集合!!怒涛の大クリスマスパーティー!!
     書き溜めてクリスマスに投下しようとした物を間違ってコピペ。
     マヌケ加減に死にたくなる。
>>167 あやしいふたり
     えっちぃの書いてみる。精一杯えっち表現がんばった自分を褒める。
237メロン名無しさん:04/11/12 23:38:50 ID:???
>>172 陰謀!栗拾い!
    支倉憎い憎い憎い…
>>175 放課後ロミオとジュリエット
>>180 ふたりはロミオとジュリエット
    本編が凄すぎて書き溜めたもの放棄したが勿体無いので二つに分けて投下
>>178 レギーネ転校!ってマジ?
    小山翔子のファンです。似ています。駄目駄目なところが
    応援してます。1ほのか2なぎさ3小山翔子のこの順番。
>>186 おんなのこの日
    書き込みボタン押した後はげしく後悔。ヤッチマッタ…
    好反応貰うも人間不信に陥る。
>>192 大遅刻
    べそかくほのか。なきたいのは僕の方。
238メロン名無しさん:04/11/12 23:39:24 ID:???
>>199 大丈夫だよ
    えっちぃ表現に磨きがかかる。3/4の部分は直接過ぎて削除。
    いきなり3/3に変更。
>>202 十年後
    5月頃描いたほのか自作絵を見つけてお話をつける。
    見せてよ。恥ずかしいです。とっとと見せろこのやろう結構イケテルネ!
    本当ですか?とても左足で描いたとは思えないよ。僕の心は真暗です。
>>207 ラブレター
    同じく描いた落書きからお話を書く。
    これエンジェルほのか。こっちデビルほのか。どっちも悪魔。
>>216 暗闇でどっきり!
     えっちぃ表現の極北。この路線は止める決断をする。
>>217 wordで10頁くらいのものをいつも3〜4レスにまとまる様削る。
     放棄したモノからサルベージ。
>>225 ほのかの…
     ぶったるんでるのは僕です。全然社会とかみ合いません。
>>231 サイクリング!
     明日という日は明るい日。信じていいですか?
239メロン名無しさん:04/11/13 01:07:35 ID:???
>>234
ぇと、こういう時は・・・乙・・カレー・・・?
240メロン名無しさん:04/11/13 13:41:51 ID:???
>>231
自転車乗れないなぎさ可愛いよ
241メロン名無しさん:04/11/13 17:04:56 ID:???
  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | ふたりは
  \
     ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄
     _,,,.、、、             _,,,.、、、     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   ,,r'"   ``'ヽ、        ,,r'"   ``'ヽ、  | プリキュア
  /        ヽ,       ./         \ \
/           ヽ     /           ヽ   ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         / ,、、 l,    / /il|ヾ\       'ヽ
       /ノ丿ソl  l,   / / ヽヾヽヽ       ヽ
      /     |  l  ./ .l      \       l
    /        l  l  .l  .l        ヽ,      'l
   l _二;;、,,, ;; ,,,、 i  |  l  l ;-;;,__ ,,;;二,, |      l
   .i `ゞ'-`~ ;'ゞ' `/.i  l  .l i ヽヽゞ' ~`_ゞ'ヾ i  i i  iiノ
 i  l    、 ,i、 i i/   ヽi  l  .i,,_、    |  i i/
、i  l  ヽ、,,, ,^''  /'"      ヽi,ヽ    _、ゝ l  i/
`゙ヾ,ゝ    -"'' /          ヽ,''"-"   l,,/
,/ヽ, i ゙ヽ,   ./            ヽ   /    ,,ヽー-z,,,,,,_
"   ヽ_ /`ー"             'ー' ヽー゙`~  \
    ~/\                / ゝ
242:04/11/13 22:43:02 ID:???
三国志第4話〜公孫賛自害するの巻
孫庖「う〜んちょっと関羽いる〜?」
関羽「どうかなさいましたか?天子様」
孫庖「実は私も戦場へ出ようと思って良い武器屋知らない?」
関羽「でしたら私が洛陽へ行って青紅の剣を買ってきましょう」
孫庖「お願いしますね関羽」
孫庖は関羽に金2000を渡し買出しに行かせた
趙雲「天子様おはようございます」
孫庖「あら?おはよう趙雲」
趙雲「そろそろ軍義を始めますので早く来てくださいね」
孫庖「分かりました、先に待っててください」
趙雲「では、私はこれで」
そして関羽が2時間かけて洛陽から帰ってきた
関羽「天子様、お待たせしました青紅の剣です」
孫庖「ご苦労様、ようし皆公孫賛を倒しに行くわよ」
豪将軍達「おお〜」
こうして軍義が終わり孫庖軍は70万の兵士で公孫賛軍へ突撃し勝利をした
孫庖「北平君主公孫賛よ私達に力を貸してみる気はないか」
公孫賛「断る誰が逆賊に手を貸すか」
孫庖「そうですか趙雲、縄を解いてあげて」
趙雲「天子様しかし」
孫庖「燕皇太子の私の言う事ができないのですか」
趙雲「分かりました公孫賛、今日だけは見逃してやる次は無いと思え」
趙雲は縄を解いた
公孫賛「ふん、貴様達に助けられるぐらいならここで死んでやるわい(剣で首を斬る)」
孫庖「ふう、趙雲この公孫賛の墓を作って安らかに眠らせてあげましょう」
公孫賛の墓は北平で永遠に葬られるのであった
孫庖「公孫賛、家族の事は心配されると思いますが私達が責任を持って生きさせていくから心配しないでね」
孫庖は花と線香をあげ宮廷へ帰っていった
以上次回へ続く
243メロン名無しさん:04/11/14 16:50:18 ID:???
二人乗りって萌!GJ!ですよ
2441/2:04/11/14 22:57:38 ID:???
< 二年目は・・・>

私の名前は美墨なぎさ!みんな知ってるよね?
先週ダークシードとジャアクキングを倒して平和も戻ったんだ!

そして遂に!憧れの藤Pセンパイに告白!
「藤Pセンパイ…好きです!」
「美墨さん!僕も好きだよ!」ですって!きゃ〜!!

ベローネらぶらぶカップル成立!!って事!?
そして今日からは「ふたりはプリキュアMax Heart」が始まるよ!
私もとうとうベローネ学院中等部三年生!受験は憂鬱だけど…
美墨なぎさは今年も恋にラクロス!キュアブラック!!全力投球!

「志穂、莉奈!また一緒のクラスになれたね!ヨロシクネ!」
きょろきょろとクラスを見渡すと、教室の隅に雪城ほのかも居る!
「あっ!ほのかも一緒のクラス!おーい、ほのかー!」
声をかけ手を振る。
「ちょ…ちょっとなぎさ!何時の間に雪城さんと
名前で呼び合う仲になったわけ?」
「え?何時からって…嫌だなあ、
もうずっと前からだよ!ねっ!ほ〜の〜か!」

「え、ええ、じゃあ私も美墨さんの事 なぎさ って呼ぶわね…」
「もう!何を今更他人みたいに…みんな何か変だよ!」
2452/2:04/11/14 22:59:41 ID:???
「みなさ〜ん!始めまして二年櫻組、担任の竹之内よし美です。
これから一年間ヨロシクネ!」
「ププッ!よし美先生 二年 だって!ププッ!」

「えっと…美墨さんだっけ?何がオカシイの?」

「だ〜って先生!私らもう中学三年生で…」

がしっとなぎさを両脇から拘束する志穂と莉奈。

「な、何?」

背後から忍び寄るほのかが注射器をなぎさの頚に
…プスッ!ちゅぅぅぅ…
「ほ…ほのか…いったいなにを注射あqwsでdr…」

―――しばらくおまちください―――

ちゃんとせつめいしておかないから…サザエさんいらいのでんとうを…
シィッ!なぎさが目を覚ますわよ!

「う…う〜ん…ここは?」
ここは保健室よ…なぎさが急に気絶して…雪城さんが運んで…

「ありがとう…もう平気…クラスに戻ろう」

「クラスってどこの事?」ほのかがなぎさに尋ねる。

「クラス…それは…」

おしまい
ほんとうにどうなるんでしょうねえ…Max Heart…
246メロン名無しさん:04/11/14 23:47:49 ID:???
>>244
ワロタ
ほのか怖えよほのかw
247メロン名無しさん:04/11/15 22:20:26 ID:???
世にも奇妙な物語みたいw
248メロン名無しさん:04/11/15 22:42:30 ID:???
>>234-238
ワラタ、これを投下したあと「ありえない!×10」と言いながら
机に頭を打ち付ける姿が目に浮かぶ、まあなんとかイ`
249宝物箱 1/4:04/11/15 22:52:20 ID:???
「ほのか!いつも気になってたんだけどその宝物箱の中に何が入ってるの?」
「…それは秘密!」
「え〜いいじゃん!見せてよ!」
宝物箱に手を伸ばすなぎさ。

「痛い!痛い痛い!!」
 ほのかがにっこり笑みを浮かべながらなぎさの手をつねる。

「親しき仲にも礼儀あり!でしょ?」
「…ごめんなさい」

…というわけなのよ…志穂と莉奈に相談するなぎさ。
なんだか親友であるほのかが隠し事をするのが寂しいのだ。

「じゃあじゃあじゃあ!結局見せてくれなかったわけ?」
「雪城さんが駄目って言ってるんだから止めときなさいよ!」
「見るなといわれれば余計気になるのよネー!」

「なぎさ!私に良い作戦がある!」
250宝物箱 2/4:04/11/15 22:54:44 ID:???
というわけで、
ほのかの家になぎさと志穂が押しかけ勉強会を開いている。

「だから、XがYで√が∽で狽ニいうわけなの…」
ほのかの解説など聞いていない。

なぎさと志穂の興味は勿論部屋の隅の宝箱だけだ。

「なぎさ!久保田さん!…ちゃんと聞いてる?」

「イタ!痛タタ!!なんかなんかなんか!急にお腹が痛くなってきた!」
それが志穂の良い作戦?それは…無理あるなあ!となぎさが呆れていると、

「大変!ちょっと待ってて!今オクスリ持って来るから!」
慌ててほのかが部屋を飛び出す。

「痛い痛い…イタイ…行った?雪城さん?」
案外簡単に騙されたほのかに罪悪感を感じながらも好奇心は抑え切れない。
すばやく部屋の隅に置かれた宝箱ににじり寄り、
宝物箱がふたりの手により開けられた。

「…何?」

志穂が宝箱から取り出したのは白髪の老人の写真。
「…これって、ほのかが大好きなブレキストン博士の写真!?」
251宝物箱 3/4:04/11/15 22:56:28 ID:???
「おクスリ持ってきたわよって…きゃあああ!!!!」
ほのかが宝箱を慌てて閉じて、志穂の手から写真を取り上げ背中に隠す。

「…見ちゃった?」真っ赤な顔でなきそうな声。
「ごめん」「ごめんなさい…」
「でも…隠すようなことじゃないと思うよ。」

「…みんなもこんなおじいちゃんの写真大事にしてるなんて…変だと思うよね?」
「変じゃないよ!」

「でも子供の頃変わり者に見られて虐められたの…」
「虐めたりしないよ!ほのかの大事な人なら私にとっても大事な人!」
「そうそうそう!雪城さんが大好きな科学者さんの写真なんでしょ?」」
「よく見ればなかなかダンディーな人よね。」
精一杯ほのかの機嫌を取る二人。

「そう思う?よかった!隠したりしてバカみたい!もっと早く二人に見せれば良かった。
 この写真見て!ブレキストン博士がノーベル賞受賞したときの写真!
 こっちは研究室で実験している写真でこのときの研究結果が今の物理学の…」

機嫌が直ったもののこのあとほのかが堰を切った様にブレキストン博士の偉業についての
ほのかの特別講義が延々と…………
252宝物箱 4/4:04/11/15 22:58:02 ID:???
ほのかの"講義"が終わったのはすっかり日も落ちた頃であった。

玄関までなぎさと志穂を見送ったほのかは自室に戻り、
机に広げられたブレキストン写真をまとめるとポイッと放り投げる。

ほのかが宝箱を開き何も無いはずの箱の底を探り底板を剥がすと、
更に奥から別の写真が取り出された。

「急に久保田さんが来るから変だと思った!なぎさの考えることくらい
簡単に解っちゃうんだから!木を隠すには森の中、灯台下暗しって言うのよ!」

ベッドに寝そべり写真を一枚一枚見ていく。

「ふふっ… この写真!カワイイ寝顔しちゃって!
こっちのラクロスの写真もカッコイイなァ!…ふふふ!」

                       おしまい
253メロン名無しさん:04/11/16 20:52:46 ID:???
俺の宝箱も決して人様に見せられない‥

って言うか、なぎさの生写真(*゚∀゚)=3ハァハァ
254メロン名無しさん:04/11/17 15:24:53 ID:???
斑目かよw
255長湯のわけは…1/6:04/11/17 20:00:31 ID:???
なぎさと志穂と莉奈とユリコがやってきて、
ほのかの家に今日はお泊り。

夕ご飯の後、トランプ大会でお風呂の順番と組み合わせ。
ほのかとなぎさの勝ち抜けで一番風呂へ。
でも…真っ赤な顔でのぼせたふたりが部屋に戻ってきたのはずいぶん時間が過ぎた後。

「遅い遅い遅〜い!待ちくたびれちゃったゾー!ふたりとも何してたの!?」

その理由は…
256長湯のわけは…2/6:04/11/17 20:02:33 ID:???
「わァ!ほのかの家のお風呂って広いんだなァ!ひゃっほう!!」
鼻をつまんで湯船に飛び込むなぎさ。

だっばぁぁぁんん!!

「ふぅ〜〜!!良いお湯!ほのかも早く早く!」
曇りガラスの向こう側、ほのかの姿がうっすら見える。

からららら…

髪をアップにまとめ大き目のバスタオルで身体を覆ったほのかがやってくる。

なぎさが湯船から腕を伸ばしバスタオルの裾をつかみ、
「ほいっと!」バスタオルを剥ぎ取る。
「きゃっ!やだぁ!もう!」あわてて胸を手で隠ししゃがみこむ。

「いいじゃん!いいじゃん!オンナ同士裸のつき合いってやつ?」
「もう、なぎさったら!」頬を膨らませながら、かけ湯を浴びる。
熱い湯がほのかの肌を玉のように転がり流れ落ちる。

「ほっほぅ!雪城さん、なかなかアダルトですなぁ!」
「え?…」なぎさの視線の先がほのかの下半身を見詰めている事に気がつき、
「な・ぎ・さっ!」湯を手のひらですくい、ぱしゃっ!となぎさの顔にかける。
「うわああ!ヤ・ラ・レ・タ〜!!」大げさな仕草で立ち上がり

バシャン!と湯の中に仰向けに倒れる。

「ほっほぅ!美墨さんもなかなか…って、やっぱり髪の色と同じなのね…」
「え?…あっ!」慌てて脚を閉じて「ほのかのえっち!」
「うふふ」「あはは」
「ほのかも早く入りなよ!」「うん!」
257長湯のわけは…3/6:04/11/17 20:03:42 ID:???
ふたりで並んで湯船につかる。
「はぁ〜気持ちイイ…!生き返るなぁ…極楽極楽!」
「死んだり生き返ったり大変ね!」

「良い香り…」大きく息を吸い込む。
「おばあちゃまがお風呂好きだから凝っちゃって、
ヒノキのお風呂は森林浴と同じくらいヒーリング効果が…」
「ほのかのお話でのぼせそう!」ほのかのうんちくも時によりけり、

「駄目駄目!100数えてから!」
「1・2・3・4・5・6・7・8・9・100!」
あっという間に数えて、ざばっと湯船から立ち上がり飛び出るなぎさ。
「私の100は10進法なの!」
「それ違う…」苦笑しながら湯の中から

洗い場でこしゃこしゃと身体を洗うなぎさの姿を見て、
意外と色白なんだな…とほのかは思う。
スパッツとポロシャツの跡で肌がキレイに色分けされているなぎさの肌。

「うっわ!すっごい!ありえない!髪の毛の中からこんなに砂が出て来る!」
髪をガシガシガシ、と勢いよくシャンプーしながらなぎさが笑う。
「ラクロス頑張ってるもんね!」
なぎさの髪にシャワーをかけてシャンプーを流してあげるほのか。
258長湯のわけは…4/6:04/11/17 20:05:27 ID:???
「よっし!私がほのかの背中流してあげる!」
ほのかを湯船から引っ張り出して背後にクルっと回り込み、

 ごしごしごっし!勢いよくほのかの背中をこする。

「痛い痛い!なぎさ〜!強くこすり過ぎ!」
「そう?お父さんなんかもっと強くこすれって言うよ!」
力を抜いて軽目に洗うがほのかの白い肌はたちまち朱に染まる。
「よしっと!一丁あがり!」ざっばん!と湯で石鹸を流す。

「なぎさ、今度は私が洗ってあげる。
 良い?こうやって石鹸をよ〜く泡立てて泡立てて…クリームみたいにして、
 丁寧にお肌に塗りこむように、小さく円を描きながら
 マッサージするみたいに、やさしくやさしく…」
「うふふ!くすぐったい!」モゾモゾと身体をくねらせる。

「ジッとしてなきゃ…」なぎさの背中に青いアザを見つけ息を呑むほのか。
「なぎさ…この…あざ…」ハートの形のあざ。

「あ!…うん…ラ、ラクロス!
 そう!ラクロスの試合でボールが当たっちゃった…かな?」
「私って…バカだな。」
259長湯のわけは…5/6:04/11/17 20:06:38 ID:???
ハートの形のボールなどあるものか。
それにラクロスのコートは芝生できれいに整備されている。
いくら激しい試合でも頭から砂を被るはずも無い。

今日の戦闘―――足を掴まれ地面に叩き付けられた時―――
なぎさはほのかと地面の間に滑り込み身体を投げ出し私を助けてくれた。
その時に私の手甲のハートが背中を傷つけたのだろう…

「…ごめんね…なぎさ」

なぎさは何時もどんな時でも私を庇って私を援けてくれる。
そんななぎさの傷がせつなくて悲しくて、愛しくて…
なぎさの背中を抱きしめる。

胸に響くなぎさの鼓動。
背中を叩くほのかの鼓動。
260長湯のわけは…6/6:04/11/17 20:07:31 ID:???
「ほのかの事は…私が護る、最初から決めてるんだ。」
「無理をしないで、なぎさがいなくなったら…わたし…」

どちらからともなく顔を寄せあうふたり。
それがふたりにはとても自然な事に思える。

ふたりの唇が重なるあと僅か…

「…へっくしゅん!」
「なぎさ…!」
「あはは…へっきゅしゅん!」
「もう…なぎさったら…くちゅん!」
「あはは」「うふふ」笑い声も重なるふたり。

なぎさが ちゅっ! ほのかの頬にキスをする。

それがふたりのヒミツ。
プリキュアである事よりもっと凄いふたりのヒミツ。
                         おしまい
261メロン名無しさん:04/11/17 20:15:58 ID:???
俺を萌え殺す気か
262メロン名無しさん:04/11/17 20:48:30 ID:???
>>255
>>261

まあなんだ、GJ!
263長湯のわけは…蛇足:04/11/18 18:14:42 ID:???
「言え!言え!言え!」二人を問い詰める志穂を置いて
莉奈とユリコはお風呂場に…
「ニブイ志穂ならともかく・・・ばればれだっつーの・・・」
                            おしまい

261さんが自作自演に見えちゃったカナ?
今回は(w違う違う。
264メロン名無しさん:04/11/18 18:55:06 ID:???
>>258
>「そう?お父さんなんかもっと強くこすれって言うよ!」








    /\___/ヽ
   /''''''   '''''':::::::\
  . |(●),   、(●)、.:|
  |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
.   |   `-=ニ=- ' .:::::::|
   \  `ニニ´  .:::::/
   /`ー‐--‐‐―´\
265メロン名無しさん:04/11/18 21:34:52 ID:???
くちゅん!かわいいよほのかくちゅん!

で、志穂のくしゃみはやっぱり…
266:04/11/18 23:47:27 ID:???
北斗の拳〜プリキュア劇
ケン>なぎさ
レイ>ほのか
リン>莉奈
バット>志穂
トキ>なぎさの父
ラオウ>四天王(ボス
ジャギ>教頭
シン>ピーサード
ハート>ゲキドラゴン
ザコ>敵キャラ
以上
267:04/11/19 00:04:24 ID:???
北斗の拳〜プリキュア劇第1話
西暦19XX年人類は核ので血の海と化していた
ユリア(よし美)「人類はもうこのまま土もなくなりこのままになってしまうでも私は花がまだ見ていたい昔のように」
ケン(なぎさ)「・・・ユリア」
その時だった
シン(ピーサード)「力こそ正義・・・良い時代になったものだ力があれば何でも奪える」
ユリア(よし美)「いや・・止めて」
ケン(なぎさ)「止めろ」
シン(ピーサード)「ケンシロウ貴様北斗神拳の伝承者になったようだが南斗聖拳の敵ではない」
ユリア(よし美)「ケン、シンあなた二人昔は兄弟のように育てられた事もう忘れたの」
シン(ピーサード)「そんな老人のたわい事などとうの昔に忘れたぜ」
シンは高くジャンプした
ケン(なぎさ)「はああああああ(ジャンプしながら)」
ケン&シン「あったーーーー」
何と互角であったが
ケン(なぎさ)「ぐああああくっあああああああ(肉を切られた)」
シン(ピーサード)「南斗黙殺拳だ」
268告白記1/5:04/11/19 22:12:13 ID:???
科学部で今日もがんばるほのか。
今日も他の部員が帰ってしまったのにも気づかず研究。

「ふぅー…」伸びをして日が傾いていることに気がつく
「いっけない!もうこんな時間!」
ふと部室を見回すと誰かが忘れたのだろうか?一冊の雑誌が…
何気なく手に取る。ティーン向きのファッション雑誌のようだ。

ぱらぱらぱら…

「この服カワイイ!なぎさに似合いそう!
こっちのボーイッシュなのもカッコイイな…」

さらにページをめくる…

 <特集!!私たちのファーストキッス!読者からの告白体験談!!>

ぱたん!慌てて雑誌を閉じる。

きょろきょろと辺りに誰も居ない事を確認してもう一度開く。
269告白記2/5:04/11/19 22:13:22 ID:???
 私のファーストキスは13歳の夏でした。
私より年下でファーストキスって…

 彼氏が急に宿題やろうって家に誘ってきたんです。
 彼の家に行ったら誰も居なくて二人きり…
騙したのね?騙されちゃったのね?

 彼の様子が変なんです。急に黙り込んだと思ったら、目が真っ赤で息を荒くして…
きゃー!逃げて〜逃げて!

 突然、彼が私のペンを握る手を掴んで「いいよね?」って聞いてきたんです
駄目!駄目よ!絶対駄目!

 恥かしかったけど…「いいよ」って答えたら押し倒されちゃって…
はゎゎゎゎ…

「ほ〜の〜かっ!何読んでんの?」
「きゃあああ!」慌てて雑誌を机に隠す。
「ゴメン!驚かせちゃった?熱心に本読んでるから…」

「な…なぎさ…何か用?」
「突然だけど、今日私の家で勉強会しない?…」
270告白記3/5:04/11/19 22:14:49 ID:???
なぎさの家に着いてからも、先程の記事が頭から離れない。

なぎさが自分から急に勉強会しようなんて珍しい…まさか…!?
「亮太くんは?」
いつもならほのかが来ると飛びついてくるカワイイなぎさの弟。

「亮太なら今日はお友達と遊びに行って遅くなるって。
お母さんもご近所とお出かけ。
お父さんはお仕事で夜遅くまで帰ってこないんだ」

じゃあ今日はなぎさの家に二人っきりって事?
もしかしてなぎさの策略にはまってるの?喉がカラカラに渇いてくる。

―――ミップル〜!メップル〜!ポッポー!―――
あっそうか!この子たちが居たんだっけ…バカみたい。変な心配しちゃって…

「はいはいはい!あんた達は今日はオネムしててね〜!ほいっと!」
なぎさがネルプのカードを次々にスラッシュしてゆく。

ZZZZZ…ZZZ…すやすやぴ〜…

「今日は大事な用事があるんだから…」「大事な用事?」って何?
「宿題やらなきゃマジやばいの!」「宿題?」ホントにそれだけだよね?
「そうだ!宿題の前に」「宿題の前に?」やっぱりそうなのね!騙したのね?
「腹ごしらえしなくちゃね」「どてっ!」
「ほのかもプリン食べる?」「いらない」疲れる…
271告白記3/5:04/11/19 22:16:40 ID:???
二人分のプリンをペロリっと食べると真面目に勉強に取り掛かかるなぎさ。
…考えすぎ!なぎさはオンナノコで私もオンナノコ。
そんなファーストキスとかそんな…私、何考えてたんだろう…

突然!なぎさがほのかのペンを持つ手を握ってきた。

えええ?やっぱり?キ…キタ―――!?そうなの?なぎさ!狙ってたの?私を?

なぎさの目は真っ赤に充血して息は荒い。
はゎゎゎゎ…本で読んだのと同じ…

「ほ…ほのか!もう私、我慢できない!いいでしょ?」

駄目駄目駄目!オンナノコ同士でそんなの駄目!でもなぎさなら…って絶対駄目!
いい?ほのか?しっかりするのよ!深呼吸して!すぅ〜はぁ〜すぅ〜落ち着け!私!
はっきりきっぱり断るの!せーの!

「…いいよ」
きゃ〜!私なに言っちゃってんの?もうなにがなんだか頭の中がなにしてあれで…

ぐいっとなぎさがほのかの肩を掴み、
「じゃあ…いくよ!」

ぁぁ…も…もぅ…駄目…はぁ…好きにして…力が抜けるぅ…なぎさ…優しくしてね…
わたしのファーストキス。なぎさとキス…初めてのキス…

なぎさに身を任せくちびるをつんっと突き出して身構える…
272告白記3/5:04/11/19 22:17:55 ID:???
「じゃあ行って来る!」なぎさがほのかを突き飛ばすように立ち上がると
どたばたどすどす 部屋を出て行ってしまう。

「…え?」

トイレのドアが開く音閉じる音。なぎさの小さなため息。
かちゃ、じゃばじゃばしゃばばばばばば…水を流す音。

とすとすとす…
すっきりした顔でなぎさが部屋に戻ってくる。

「ふぅ〜…やばかったぁ、さすがに私の鉄の胃袋も
三日前のプリンはやばかったみたいあはは!」

「あははは!おかしいね!なぎさ!あはははは!」

あはは…ほのか?なにがおかしいの?ぽかぽか!痛い痛い、
あはは…ほのか?笑いながら怒ってない?ぽかすかぽこ!痛いって!
グーパンチは止めてって!ぽかぽこぽこ!マジ痛い痛い!
ちょっとちょっとコブラツイストなんていつ覚えたのよ?
痛い痛い痛いっほのか!?マジ意味わかんない!!!
                          おしまい
273メロン名無しさん:04/11/20 00:38:53 ID:???
なぎさのキスはプリン味?それともたこ焼き味かな?
どっちにしろ(;´Д`)ハァハァ

コブラツイストほのかVerに燃えたw
274メロン名無しさん:04/11/22 03:04:54 ID:???
275メロン名無しさん:04/11/22 05:11:30 ID:???
│   |       l    ',   ヽ.  ,'
│    {       j  ,  }    .! /
│, -┘ ノ  ゝ、'-y、 i     |, '
..|. ==、     ,=_,ヽノ  丿 i !
..| {_)i.      {´)iヾ,ヽ/ 丿ノ    これはすばらしいわ!ここのSS書きさんには
..|i、リ!      |f_j|  ,'_ / ´       私の続編が始まったときも
│┬r'    、 .ヒタ   .fノ        書いてもらいましょう!
│/‖//    ~T // }|  ヾ、
..ト、‖  ,〜ァ  ‖  ,.' !    }.}  、
ミ` }‖   ̄   ‖, イ ヽ  ノノ ノj
ヽイ |、     _,-'⌒!`` =' '‐-‐'  ノ
│ノ  ` ー ',-'     !`i ヽ  <ノ
276メロン名無しさん:04/11/22 05:48:19 ID:???
>>275
む、あなたの旅は始まったばかりではなくって?ヲホホホホホ
277メロン名無しさん:04/11/22 05:58:48 ID:???
>>275
年考えろよおばさん
若いプリキュアさんたちが羨ましいのはわかるけど
278メロン名無しさん:04/11/22 06:02:06 ID:???
  , '     , '  f     |       l    ',   ヽ.  ,'   __ノヽ、_ノヽ_ノヽ_ノヽ、_ノヽ_ノヽ
. /     ./    {.       {       j  ,  }    .! /   )
,'     ,' i    ヽ、,\-┘    '-y、   i      |, '   <
!       , ! !   ./,, ==ゝ、    _ノ__,ヽノ  丿 i !      !私の中の人はまだ19でしょうが!!
t     | t ヽ、/ '' 〃_)i. ` ´  rf´)iヾ,ヽ/ 丿ノ     丿30超えたプリキュア連中に言われたくないけど
. \    t. ゝ-v’  { i、リ!     |f_j|  ,'_ / ´    ∠__ まぁいいわ!海外で私は力と人気を蓄える!buonasera!!
   ` ‐- !ゝf ‐、     -‐‐'    ヽ .ヒタ  .fノ          ヽ,.-‐- 、,. -‐-、,. -‐- 、,. -‐-、,. -‐- 、,. -‐-
      ', l  }  .:::::::::.  ,〜-┐ .::::::. }|  ヾ、
       l ゝ、_`      /    l    ,.' !    }.}  、
      ノ  _.  \     {   ,'   , イ ヽ  ノノ  丿!
 t ‐--‐'  / `/"ヽ` 、 ヽ - '  _,-'⌒!`` =' '‐-‐'  l
  ` ‐-ッ' ./   {  .∧   ` ー ',-'     !`i ヽ     ノ
279憧れの…1/3:04/11/22 22:52:55 ID:???
「莉奈〜!おっはよー!」
なぎさが通学路で莉奈を見つけ声をかける、
聞こえなかったのかな?曲がり角を曲がってしまう。
さらに追いかけようとするなぎさの背後から

「なぎさ!おはよう!」莉奈と志穂が声をかける。
「あれ?莉奈?何時の間に私の背後に?」
「なぎさ、…寝ぼけてない?」
「おかしいなあ…」 なぎさ達が角を曲がると…

「でた―――!莉奈が二人居る!!!」

「あ…おはよう。」
「あれ!?柏田さん!髪型変えた?」

「えへへ…この間のラクロスの試合でカッコイイなって思って…」
「似合ってる似合ってる似あってる!」
「メイワクかなあ」
「そんなことないよ!」
「なぎさ〜、もしかして振られた振られた振られてた〜!?」
「志穂!バカなこと言わないの!」

「あはは」「うふふ」「きゃはは」「えへへ…」
280憧れの…2/3:04/11/22 22:54:12 ID:???
翌日…

「志穂〜!おはよう!って…柏田さん?」
「えへへ…文化祭で演劇の演出・監督一生懸命やってる志穂がカッコイイなって思って…」
「似合ってるよ!」
「メイワクかなあ」
「全然全然全然、そんなことないよ!」
「莉奈、振られコンビだね!?」
「なぎさ〜!バカなこと言わないの!」

「あはは」「うふふ」「きゃはは」「えへへ…」

さらに翌日…

「ほのか〜おはよう!って柏田さん?」
「えへへ…昨日のジュリエットキレイだったなって思って…」
「似合ってるよ!ねっ?ほのか!」
「え…ええ…」
「私たち三人とも柏田さんに振られた振られた振られた?」
「志穂!バカなこと言わないの!」

「あはは」「うふふ」「きゃはは」「えへへ…」
281憧れの…3/3:04/11/22 22:55:24 ID:???
笑う四人の後ろでほのかが、

そっと柏田真由の髪を一房掴み、くんっ!と軽く引っ張る。

「痛っ!」

「どうしたの?柏田さん?」
「いま…雪城さんが私の髪を引っ張った…」
「ほのか!意地悪しないの!」
「いえ…あの…そういうつもりじゃあ…」
「雪城さん…髪形を真似されて気分悪くした?」
「そ…そんなんじゃなくって…」
「言いたいことがあるならはっきり言わなきゃ!らしくないよ!ほのか!」

「…ごめんなさい」
…なんでみんな凄い勢いで髪が伸びたり縮んだりしてることに気づかないのよ…
                           おしまい
282メロン名無しさん:04/11/22 23:00:01 ID:???
そりゃあ百合萌していたけどさ・・
本編で二人を同じベッドに寝かせるやつがあるか!
俺たちでも出来ないことをやってみせる。
さすがは東堂、そこにシビレル憧れるぅ!

ナージャ大好き。
いったいどこいっちゃうのかわからないお話の展開はお手本です。
283メロン名無しさん:04/11/22 23:45:59 ID:???
>279-281
ワロタ
ラブデラックスまゆまゆ
284メロン名無しさん:04/11/23 14:04:34 ID:???
>>283
それだとまゆたんがなぎさをラチカンキン
しちまいますがな…(((゚Д゚;)))
285ほのかのお見舞い1/4:04/11/24 19:55:33 ID:???
遅刻の常習犯であっても美墨なぎさが学校を休んだのは
彼女の人生で初めての事。此れまで病気とは無縁の彼女が病欠とは…

珍しい事もあるものね?ひょっとして×3大雨が降ったりして?
なんて会話が一日中櫻組で交わされていた。

しかし、雪城ほのかは気がかりなことがあった。
それはふたりのヒミツ、ふたりがプリキュアであるという事。

激しい戦闘によりなぎさの身体に何か異常が起きたのではないだろうか?
只の病気だろうか?心配で心配で心配で…

授業ノートを届ける事を口実になぎさのお見舞いに行くことにした。
286ほのかのお見舞い2/4:04/11/24 19:56:38 ID:???
なぎさのマンションのチャイムを鳴らす、すぐに彼女の弟、
亮太くんが玄関を開けた。暗い表情。

嫌な予感。

「亮太くん、…なぎさの具合はどう?」

「…判らない。おねえちゃん部屋に入れてくれないんです。
 昨日の晩から変なんだ!急に僕に大事にしてたCDをくれたり…」
「あら!雪城さん!ちょうどいいところに来てくれたわね。
 なんだかなぎさの様子が変なのよ。
 部屋に閉じこもって何にも話してくれないし…
 ちょっとなぎさとお話してくれないかしら?」
287ほのかのお見舞い3/4:04/11/24 19:57:45 ID:???
なぎさの部屋の外から声を掛ける。

しばらくの間をおいてなぎさの声。ほのかだけに話したい事があると鍵を開ける。

なぎさのおかあさんと亮太くんに目配せしてドアを開ける。

カーテンが閉じられた薄暗い部屋。

ほのかは努めて平静に、明るい声で
「なぎさ〜!急に学校休むから心配しちゃった。みんなも心配してるよ!」

カーテンを開け光を入れる。振り返ると、ベッドにポツンと俯き座っているなぎさ。

「なぎさ…どうかした?」なぎさの隣に座り肩を抱く。手を軽く包むように握る。
なぎさの重い口が開く。
「私たち一緒にプリキュアになって一年近くになるよね?
 ほのかはどこか身体を痛くしたりおかしくなったりしていない?」
「別に…異常は無いけど…」やっぱり只の病気じゃないんだ、なぎさの次の言葉を待つ。

「ほのかが無事で良かった…私…プリキュアを続けられない。ゴメンね…」
「なぎさ!どうかしたの?どこか悪いの?お願い!きちんと話して。」
「私…光の使者でも勇者でも…なんでもなかったみたい…体質って言うの?
 私がプリキュアに選ばれたこと自体が間違いだったみたい。
メップルに聞いても原因は判らないって…」
288ほのかのお見舞い4/4:04/11/24 19:59:13 ID:???
「こんなこと初めてメポ…わからないメポ…」
「いったい何があったミポ?」

「私ね…私…朝起きたら…お腹から血がでて…いっぱい出て…
シーツが血だらけで…もう…死んじゃうんだ!」

「死んじゃだめメポ〜」
「メップル〜!」「なぎさ〜!」抱き合い号泣するふたり。

ほのかは立ち上がるとなぎさの本棚を探り一冊のホコリまみれの教科書を取り出す
ページをめくる。パリパリペリリ…新品のままの(保健体育)の教科書。
一度も開かれた事の無い事が良くわかる。

「なぎさ、ちょっとお勉強しましょうね。メップルはオネムしていてね?」
                                おしまい

その夜、ほのかも晩御飯に呼ばれ一緒にお赤飯を食べた。
亮太くんに"形見"にあげたCDはコブラツイストで平和的に取り戻した。
メップルには・・・ミップルがうまいこと説明するだろう。
そして美墨岳おとうさんはビールを飲みながら娘の成長を嬉しく思いながらも
「もういっしょにお風呂入れなくなったな…」ちょっと寂しい。
289メロン名無しさん:04/11/24 22:42:52 ID:???
>>288
うえーん!
萌えすぎて死んでしまう!
2901/2:04/11/25 22:26:32 ID:???
ジャアクキングの刺客ジュナとの激しいバトル!
なぎさは投げ飛ばされ、ほのかがジュナとにらみ合っている。

…とその時、突然ジュナがふと目を逸らした。

「…?…チャンス!!」隙を逃さずほのかがまわし蹴りをジュナの顔面に叩き込む!
しかし、ジュナもまた紙一重でほのかの激しい蹴りをかわした。

つつ――ッ ジュナの鼻から血が滴る。
「…?」
ジュナとの間合いを測りながらとんとん…と軽いフットワークで呼吸を整えるほのか。

…今の蹴り…かわされたかと思ったけど鼻に当たったのかしら?…

再びにらみ合うジュナとほのか。
また、ジュナがほのかから目を逸らす。
…バカにしないで!…ほのかがジュナに向かい派手に脚を振り上げ 踵落し!

今度はさすがのジュナも油断にも程があった。
ほのかの鋭い蹴りを脳天に喰らいほのかの足元に跪く。
ちらっとほのかを見上げあわてて目を逸らす。
2912/2:04/11/25 22:28:36 ID:???
そこへなぎさが立ち直りほのかに駆け寄る。

「今よ!ホワイトサンダ――――!!」
なぎさがホワイトをちらっと見てから慌てて、
「ブ…ブラック…サンダ―…」

黒と白の雷鳴が轟き必殺技プリキュアマーブルスクリューが…

ぷすん!ぱすん…ぽへえん…
黒の稲妻が中途で停まる。

「なぎさ!気を集中させて!何してるの!シッカリして!」
思わずほのかがなぎさを怒鳴ってしまう。

「…ほのか…さっきから言おう言おうと思ってたんだけど…
あんた、パンツ はき忘れてるのよ―――!!!!
ジュナさんもあんたが脚振り回すたんびに
目のやり場に困ってるでしょ!!!」
                                おしまい
292メロン名無しさん:04/11/25 22:30:57 ID:???
一日25時間プリ萌して。一週間に8日くだらないこと書いていたい。
293メロン名無しさん:04/11/26 00:24:04 ID:???
やばっ、俺も鼻血ば‥

いや、むしろあわてて目を逸らすカワイィ角澤さんに萌えたw
294メロン名無しさん:04/11/28 10:23:13 ID:???
最近のゆりゆり〜んなお話に萌殺されて
今週はちょっと一息つけたと思ったら、来週が!!すごそう。
295メロン名無しさん:04/11/28 14:03:11 ID:???
萌え&作画はビミョだったけど、ストーリー的には重要な回だったね
角澤さんにDEATHフラグが‥涙、漢らしく華々しく散ってくれ!

でも、出来れば人間復帰キボン
296メロン名無しさん:04/11/28 21:36:40 ID:???
ホワイトの生(ryを拝んだジュナさんはこの世に未練なんて無いでしょw
297ほのかはどこ?1/4:04/11/28 22:56:00 ID:???
ほのかが居ない!このことに気がついたのは4時間目の授業中、
莉奈が居眠りしているなぎさをつついて起こし、
「なぎさ!雪城さん居ないけど何かあったの?」
確かに。ほのかの席にほのかが居ない。
こっそり鞄からメップルを取り出したが、
先程眠らせたばかりで、
すやすやと気持ちよさそうに眠っている。
「…まさか…ほのかの身に何かあったのでは…?」

 ♪き〜んこ〜んから〜んころ〜ん♪

授業終了の鐘の音と共にダッシュで教室を跳びだすなぎさ。
心当たりはないがとにかく学院中を走り回りほのかを探す。
どこにも居ない…いったん教室に戻りほのかの机を調べる。
引き出しの中にはきちんと整理された教科書。
ほのかの鞄の中にはミップルがいた。ミップルを取り出しそっと教室を抜け出す。
ほのかの事を聞きだそうとしたが、ミップルもまたオネムの時間らしい。

どうしよう…ほのか…どこに居るの?
まさかあいつらに捕まって酷い目にあっていたりしないよね?…
もしも…もしも…ほのかの身に何かあったら…心細くて泣き出したくなる…
298ほのかはどこ?2/4:04/11/28 22:57:55 ID:???
物言わぬミップルとメップルのコミューンを握り締め途方にくれるなぎさに、
志穂と莉奈がお弁当箱を持ってやってくる。「一緒にお弁当食べよ!」

こんな時に…お弁当なんて食べられないよ…
でもふたりに、ほのかが危険な目にあっているのかもしれない…
なんて事は言えない。

「…うん」ふたりに引っ張られ屋上でお弁当をもそもそと食べる。
こんな時こそしっかりしなくちゃ!私一人でほのかを必ず助け出すんだ!
「なぎさ…気合入ってるね?」「入ってる入ってる入ってる!」

ぱくむしゃもぐもぐ お弁当をかきこむように食べ「ごちそ〜サマ!」
志穂と莉奈を置いて再び学院中ほのかを探し回る。

♪き〜んこ〜んから〜んころ〜ん♪

結局ほのかを見つけることは出来ないまま、
お昼休みが終わり五時間目の体育の授業となった。
ベローネ学院体育館での授業。
慌てて着替えを済ませたがなぎさは授業に遅刻してしまった。
整列して準備運動をしている櫻組の中に、やはりほのかの姿は見えない。
「美墨〜!遅刻だぞ!罰として今日の体育は跳び箱をやるから準備してくれ!」
「…はい」
あはははっは!櫻組の笑い声を背中で聞きながら体育用具室へ向かう。
299ほのかはどこ?3/4:04/11/28 22:59:40 ID:???
薄暗い体育用具室。片隅の跳び箱。一番上の段を掴み持ち上げる。

とその中に…膝を抱えて座るほのか。

ぱたん!跳び箱を閉めて息を整える…跳び箱の中にほのか?…

ぱちくり!こしこし!目をこすり、もう一度 跳び箱の中を見る。

―――ほのか?―――

「見つかっちゃった!」バタン!!慌てて跳び箱を閉じるなぎさ。

えええ〜と…そういえば…3時間目の休み時間にほのかと
"かくれんぼ"してたんだっけ…
嫌がるほのかに無理やりジャンケンやって、
私が負けて、私が鬼で、目をつぶって、百数えて、
そこへ…志穂が来て、ラクロスの練習のこと聞かれて…

そのまま授業が始まって…やっばい!!!!!
300ほのかはどこ?4/4:04/11/28 23:00:52 ID:???
そぉぉぉっと跳び箱を開けるなぎさ。

「ほ〜の〜か〜ちゃん!見〜つけた!!!……ハハハ…見つけた…」
黙って跳び箱から出て来るほのか。

「みつかっちゃた―」棒読み。パンパンと服のホコリを払う。

「ほ、ほのか…隠れるの上手ね…全然見つからなかった…」
「…」
「一生懸命探したんだけど…
 かくれんぼしてたの忘れてたわけじゃなくて…
 ちょっと忘れていたかもしれないような気がするけど…」

「こんどはなぎさが隠れる番ね」

なぎさの背中をぐいぐい押して跳び箱に押し込むほのか。

「ここって誰〜にも!見つからないのよ!」
「ごめんなさ〜い!!!」
                               おしまい
301メロン名無しさん:04/11/29 01:27:30 ID:???
>>297-300
ほのかたんが怒っているのは、じらしプレイに思わず感じてしまったことを
ごまかすためですよね。正直に白状しなさい!
302サヨウナラ1/4:04/11/29 22:47:42 ID:???
 結婚式場で働く人たち。

―今日の花嫁さん見たか?キレイだなあ!
―俺も将来あんな人お嫁さんにしたいよ…
―なんでも中学校の教師らしい
―花嫁の名前は…竹之内よし美

「こらこら!お前達!無駄話してないで急いで準備してくれ!
 あいつを見習え!…ええと…お前…名前何と言ったかな?」

「角沢竜一郎…」テーブルクロスを一気に引き抜き立ち去る。

 ―あんな奴…居たっけ…?

グラスを磨きながら角沢竜一郎=ジュナは会場周辺に目を光らせる。
プリキュア…忌まわしい光の使者。今日この場所にやってくるはず…
今日こそプリズムストーンの力をわが手に…
303サヨウナラ2/4:04/11/29 22:48:44 ID:???
ジュナは自分のグラスを磨く手が震えている事に気づいた。

闇の記憶の狭間で悲鳴を上げる人間角沢竜一郎のかすかな記憶。

何だと言うのだ…ちっぽけで消え去ったはずの虹の園の記憶が
なぜ今更、どうして俺を動揺させる!…

次々にグラスを重ねシャンパンタワーを築いてゆく。
最後の一つを指で弾くとグラスはゆらゆらと回りながら積み上げられた。

ロビーのざわめき。繰り返される意味の無い会話。混沌とした無秩序な世界。

―新郎の…君には新婚早々すまないが海外に赴任してもらう事に…
―エリートコースまっしぐらの
―うらやましい
―イイ男捕まえた
―なんであの娘が…
304サヨウナラ3/4:04/11/29 22:50:19 ID:???
 コンコン…
花嫁の控え室をノックする。

かちゃり ドアが開き一瞬呆けた様な顔 新婦竹之内よし美。

「・・・?あなた…誰?」不安と怯えの顔。

―――ちっ!―――ジュナが軽く指を鳴らす…

「竜ちゃん!私のウェディングドレス姿待ちきれなかったの〜!?」
慌ててドアを閉める。

「こら!ネクタイが曲がってるゾ!"だんな様"にはキチンとしてくれないと!」
"新郎角沢竜一郎"のネクタイを直すよし美。
ネクタイを直し終えてもよし美は角沢の胸元から離れない。
「…竜ちゃん!愛してるよ!」

 ―――!―――

よし美の肩を掴み引き剥がそうと力を入れたのに…
逆によし美を引き寄せ抱きしめてしまう。

そして…
305サヨウナラ4/4:04/11/29 22:51:39 ID:???
竹之内よし美は一人控え室に立ちすくんでいる自分に気がついた。

…私…何してたのかしら?…やだ!口紅が落ちちゃってる!?
…どうして?…急いでお化粧直さなくちゃ!

鏡の前で再びくちびるに紅をひく。

…懐かしいような…暖かいくちびるの感触…半身を失ったような空虚な気持ち。
何かを想い出せそうで…せつなく悲しい気分…なぜだろう?

 ―どうせ全ては闇に飲み込まれるのだ。
 ―それまで精々"愛"とやらを愉しむが良い…
 ―サヨウナラ…竹之内よし美…人間だった角沢竜一郎の婚約者。

バージンロードを歩むふたりに背中を向けてプリキュアとの戦いに望むジュナ。

「不思議なんだ、社長が突然、海外転勤を取り消すって言うんだ。
 急に気が変わったって…本社で働いて欲しいって!!」
「素敵な結婚プレゼント!」
                                 おしまい
306メロン名無しさん:04/11/29 23:42:03 ID:???
ジュナはそれでわざわざこの結婚式場を戦いの場に選んだのか
過去の自分と決別するために‥

ちょっとこれからこの回の録画もう一回見よう
哀しい闇の戦士の姿に泣いてしまうかも‥
307はじめてのクリスマス1/4:04/12/01 20:44:06 ID:???
デュアルオゥロラウェイブ! プリキュアマーブルスクリュウ!
今日もダークシードを撃退したプリキュア。

「へくちゅん!」
「なぎさ、風邪ひいたの?」

なぎさの両頬に両手を添えて、 
こちん!とおでことおでこを合わせて熱を測る。

「別に熱は無いみたいだけど…」
「ほのかったら心配しすぎ!
 ちょっと冷えてきただけだよ!さあ帰ろう!」

翌日…科学部部室で

「ほのか、この研究レポートなんだけど…」
ユリコがほのかに話しかけるが、

「ごめんなさい今ちょっと手が離せないの。」
忙しく動く手元には編み棒とピンクの毛糸。

「何を編んでるの?」
「ふふふヒミツ!」
308はじめてのクリスマス2/4:04/12/01 20:45:16 ID:???
 12月24日
「メリークリスマス!ほのか!」
「メリークリスマス!なぎさ!私からプレゼントがあるの!はい!」

大きなリボンのついた紙袋をなぎさに渡す。

「わァ!ありがとう!開けても良い?」

ばりばりがさごそごそ…何だろうなあ…楽しみだなァ…
袋から取り出されたのはピンク色の毛糸の…
セーター!?…にしては小さいな。
マフラー!?…にしては輪っかになってる…これって…腹巻き!?

「そう!腹巻き!なぎさ、この間寒そうにしてたでしょ?
 プリキュアの時、お腹冷やしちゃうもんね!」
「ええええ!?じゃあこれ巻いて戦えってぇの?」
「そうよ!私たちは光と虹の園を護っていかなくてはならない大事な使命を帯びた
 光の使者なんですもの!風邪なんかひいていられないでしょ?」

「かっこ悪いよ!」「そんな事ない!カワイイよ!」

突然周囲に邪悪な気配が!!ジャアクキングの刺客、ジュナが襲ってきた!!
309はじめてのクリスマス3/4:04/12/01 20:46:33 ID:???
3デュアルオゥロラウェイブ!
「闇の力のしもべ達よ!」「とっととお家に帰りなさい!」
ビシィッッ!と決めポーズ中のなぎさの背後からほのかが…

腹巻きを ズボッ!頭から被せてオヘソを隠す。

「わぁ暖かい!ってやっぱりカッコ悪いよぅ!」

「なぎさ!よそ見しないで!戦いに集中して!プッ!」
「ほのか…今…笑わなかった?」「笑ってないよププッ!」
「やっぱり笑ってるじゃない!」「だって…思ったより…似合いすぎ!」
「やっぱりこんなの嫌!…そうだ!ほのか、わたしからもプレゼントがあるんだ」

「何かしら?」「ハイこれ!」なぎさが袋から取り出したのは…
毛糸のパンツ。「嫌よ」
「いいから履きなさいよ!」「嫌」
「これから寒くなるよ〜!」「寒くないよ」
「私には腹巻き巻かせた癖に!」「嫌なものは嫌」
「ほのかは何時も戦いのとき
パンツ見られないか気にしていたでしょ?」「気にしてないよ」

「気にしなさいよ!」

「お前達!真面目に戦え!と言うか俺の相手をしてくれ!」
「今大事なお話中!!!」
プリキュアマーブルスクリュウ!!
ゴメンナ―――……
310はじめてのクリスマス4/4:04/12/01 20:47:59 ID:???
春までふたりは互いに全然接点が無かったのに、
今ではこんなケンカする程のなかよしのふたり。
ふたりは気がついていないかもしれないけれど、

ほのかに送った毛糸のパンツにはN LOVE H
なぎさにおくった毛糸の腹巻にはH LOVE N の文字が!

それがふたりの信頼の証!
ふたりが互いにホントに送りたかった大事な気持ち!!

ハッピ〜メリ〜クリスマ〜ス!!

                          おしまい

って何いい話でまとめてんのよ!こんなの絶対ありえな〜い!!!
311メロン名無しさん:04/12/02 00:22:50 ID:???
>>307
GJ!何か微笑ましいね。
312メロン名無しさん:04/12/02 08:55:32 ID:???
>>288
最近の子にしては、遅いな(藁)
313メロン名無しさん:04/12/03 21:04:35 ID:???
実はなぎさは実の子供ではない!!
(そりゃあの家族構成みればわかるわな(笑))
と、いうわけで、この話を作ってみて下さい。
314亜麻色の1/1:04/12/03 21:32:39 ID:???
「なぎさ…何か心配事でもあるの?」
「きっと橋の下で拾われた捨て子に違いないんだ!
 本当のお父さんとお母さんがどこかにきっと居るはず!」
「どうして…そんな事考えるの?」
「だって、家族の中で私だけ髪の色が輝くような亜麻色で
 顔も亮太と違って美少女だし…」

「…ぷっ!」

「何が可笑しいのよ!」
「ぷぷっ!なぎさのおじいさんかおばあちゃんに髪が茶色の人いないかしら?」
「・・・おとうさんのおとうさんが茶髪だけど?」

「生物には隔世遺伝と言って…写真を見たほうが解り易いかな?
 ほら、この写真を見て!さなえおばあちゃんの旦那様。
 つまりわたしのおじいさま。」

「…すっっっごい眉毛!!!!」
「ねっ?これが隔世遺伝って言うの。」
                    おしまい
315メロン名無しさん:04/12/04 00:10:01 ID:???
眉毛ワラタ つーか、はやっ!
最近、絶好調ですね。読むのが追いつかなくて嬉しい悲鳴w
316子供の情景1/4:04/12/06 23:18:39 ID:???
美墨なぎさはキュアブラック
雪城ほのかはキュアホワイト ふたりはプリキュア!
不思議な運命に導かれて出会ったふたり。
ふたりの出会いって偶然だったのでしょうか?
そんなふたりのホントの出会いのお話。

ベローネ学院でのお昼休み。
なぎさとほのか、最近のお気に入りは屋上に登ってふたりでお弁当。
あっという間にお弁当をたいらげたなぎさは「練習しなくちゃ!」
五時間目は音楽の授業で今日は笛のテストがあるのだ

たて笛を吹き始める。曲目はトロイメライ。

ほのかはなぎさの吹く、たて笛の音色に耳を傾けて空を見上げる。
蒼い蒼い空。ゆっくりとゆっくりとながれる雲。
瞳を閉じる。笛の音に耳を澄ます。
校庭の喧騒。どこか遠くを走る自動車の音。踏み切りの音。風の音。
いつだったかな…今と同じ情景があったような気がする。
317子供の情景2/4:04/12/06 23:19:28 ID:???
あれは私が小学校二年生のお誕生日。
帰ってくるはずのお父さんとお母さんが飛行機の都合で遅れると聞いた時、
おばあちゃまに八つ当たりみたいに腹を立てて、家を飛び出して、
近くを流れる河沿いの土手まで行って、泣きながら笛を吹いていたんだっけ…
お父さんとお母さんに聞いてもらおうと思って一生懸命練習した曲…
その時吹いた曲がトロイメライ。

たて笛を吹きながらなぎさは想い出していた。
小さな頃の想い出。
学校の音楽の授業でたて笛のテストがあると言うのに
その頃のわたしはたて笛が苦手で上手に吹けなくて、悔しくて、
近くを流れる河沿いの土手に座って泣きながら笛の練習していた…
その時吹いた曲がトロイメライ。
318子供の情景3/4:04/12/06 23:22:03 ID:???
どこからか聞こえてきた、拙く奏でられる笛の音。
どこからか聞こえてきた、泣き出しそうな笛の音。
河の向こう側から聞こえる笛の音。

泣き出しそうな音色を励ますように、力強く吹くなぎさの笛。
拙い笛の音に寄り添うように、やさしい音色で応じるほのかの笛。

泣き出しそうな笛の音がやがて勇気に溢れ、
励ますような笛の音がやがて自信に満ちて、

ふたりの笛は繰り返し繰り返し吹き続けられ、
やがて笛の音がひとつに重なり蒼空に吸い込まれてゆく。

吹けた!難しい曲を最後まで間違える事無く吹くことが出来た!
「なぎさーもう遅いから帰るわよー。」
「おかーさん、わたしたてぶえをじょうずにふけるようになったんだよ!
 りょうたにも聞かせてあげるね!」
おかあさんに肩を抱かれながら、弟の子守唄代わりに
たて笛を吹きながら、家へと帰るなぎさ。

「ほのかー…ほのかー…」
家を飛び出したほのかを迎えにおばあちゃんがやってくる。
「…おばあちゃまごめんなさい。おとうさんとおかあさんより先に
おばあちゃまに笛を聞かせてあげる。」
たて笛を吹きながら、家へと帰るほのか。
319子供の情景4/4:04/12/06 23:24:08 ID:???
「おかあさん、ちょっと待ってて!ともだちが出来たんだ!ごあいさつしてくる!」
「おばあちゃま、ちょっと待ってて!私、お友達が出来たの!」

河沿いの土手道へと引き返すふたり。

河の向こう側の小さな影のような友達に声を掛ける。

「いっしょに吹いてくれてありがとう!ふえじょうずになったよ!」
「私も、元気いっぱいになったよ!」

「またあおうね!」「約束よ!」


―結局あの子とはそれっきりだったけど会いたいな。
―私を励ましてくれたあの子に会いたいな。

「ふふっ…」ほのかが微笑む。
「…ほのか、何か楽しいことでも思い出したの?」
「…うん。子供の頃の不思議な想い出。」
「へぇ…私も今、子供の頃の事を想い出していたんだ。」

                                         おしまい
320メロン名無しさん:04/12/06 23:28:24 ID:???
(*´∀`)ポワワン
321メロン名無しさん:04/12/06 23:42:43 ID:???
0
322メロン名無しさん:04/12/07 00:54:13 ID:???
子供の情景、トロイメライ、夢のような思い出‥
笛の音による掛け合い、ほんとセンスいいなぁ

ほのかの泣き出しそうな笛。
フジ子の優しいけれど何処か悲しいピアノの音色を思い出して泣けてきた
323メロン名無しさん:04/12/08 20:02:00 ID:???
実はなぎさは実の子供ではない!!2
(そりゃあの家族構成みればわかるわな(笑))
と、いうわけで、この話を作ってみて下さい。
今度は泣ける話で
324子供の情景4/4:04/12/08 20:46:45 ID:???
>>323

「…すっっっごい眉毛!!!!」
「ねっ?これが隔世遺伝って言うの。」
                    おしまい

「成る程。それはそれとしてほのか!
 私美墨家のホントの子供じゃないと思うのよ。」

「なぎさ・・・ちゃんと私の話しを聞くか
 ちょっとは生物のお勉強もしなさいよ。
 なんだか私…泣けてくるわ。」
                    白旗おしまいorz
325きっとこれからも1/3:04/12/08 23:16:18 ID:???
わたし達ふたりはベローネ学院で出会った時から
今までも、きっとこれからも、ずっと互いに大切な友達。

「結婚…か…。」

公園のベンチに座りふと想い出に耽る。
宿題を忘れた、遅刻をした、廊下を走った、土足で歩いた。
そんな時いつでも口うるさく怒ってばかりのまるで正反対の友達の事を。

中等部でわたし達は出会い、ずっとふたりで同じ道を歩んできた。

全寮制の高等部に進み私たちの絆は更に深まった。
私はラクロスで体育学部、彼女は教師を目指し教育学部。

高等部からそれぞれの道に進む時にも、
彼女の傍にわたしは居場所を見つけ、わたし達はふたりでひとつだった。

あの日までは…
326きっとこれからも2/3:04/12/08 23:18:49 ID:???
「わたし、今度結婚することになったの。」彼女の突然の言葉。

突然すぎた。でもいつかこの日が来ると解っていた。
何度も何度も考えていた。覚悟は出来ていた…はずなのに。
なのになぜ彼女の言葉に私のココロがざわめいたのだろう。

どうしようもないと判っているのに
おもわず日焼けした腕で彼女の柔らかな身体を抱きしめる。
わたし達ふたりが互いに恋愛と友情が一つだった昔みたいに。

抱きしめても彼女はわたしに抗う事はない。
それどころかわたしの腕に抱かれることを待ち望んでいたように、

「ねぇ、気がついていた?初めて出会った頃は私の方が身長は高かったんだよ。
 それが今は…背伸びしないとあなたのくちびるには届かない。」
彼女を抱きしめる腕に力を込める。
何度も何度もココロの中で練習していた言葉。今がその時。

「結婚おめでとう。竹之内よし美。」
327きっとこれからも3/3:04/12/08 23:20:04 ID:???
瞳を閉じた彼女の背筋が震え腕から力が抜けてゆくのが伝わる。

「ありがとう。アカネは結婚式にはやっぱり出席できない?」
かすれた声で精一杯、何気ない風に話す彼女。

「日曜は稼ぎ時だから。たこ焼き屋台は休めないよ。ごめん。」
おどけてみせた。

「じゃあ、もう行くね。」
「うん、またね。」
また?確かにきっと私とよし美は会える。でも…もう会えないんだ。
328きっとこれからも3/3+1:04/12/08 23:22:26 ID:???
「アカネさ〜〜ん!!」
「なぎさ〜!雪城さんも、志穂莉奈!京子に夏子、聖子ちゃんに唯ちゃんも!」
「アカネさんも結婚式に参列すればよかったのに!」
「バッカだね!大人は仕事休めないよ!…結婚式どうだった?」

「凄い、素敵素敵素敵〜!」「旦那さんが、とっても優しそうな人!」
「キレイなウェディングドレスだったよ、ねー!」「ねー!」
「結婚式、素敵だったなア。私もいつか藤p…」「ん?唯誰か好きなヒト出来た?」
「とっても素敵な結婚式でした。特に牧師さんのお話で聖書の…」

今日の結婚式の華やかさと大好きな担任の先生の結婚を心から祝福したくて
皆が一斉に賑やかに興奮気味に話し出す。
そんな子供たちの話に楽しそうに耳を傾ける藤田アカネ。

「アカネさん、なんか目赤いよ?泣いてるの?やっぱ同級生に先を越されて哀しい?」

「ば〜か!生意気言うんじゃないよ。
 オトナになるとセンチメートルな気分になるもんなの」
「アカネさんとよし美先生の中学生時代ってどんな感じだったの?」

美墨なぎさがしっかりとほのかの手を握り締めている事に気がつき、

「なぎさ、あんたと雪城さんの関係に似ていたかもね
 なぎさはしっかり手を握って離しちゃ駄目だからね。」

                                       おしまい
329メロン名無しさん:04/12/08 23:24:31 ID:???
>>324はナシナシ。ノーカウント。もちょっと考えさせて。
330メロン名無しさん:04/12/08 23:27:16 ID:???
。・゚・(ノД`)・゚・。
331メロン名無しさん:04/12/09 00:08:05 ID:???
親友の結婚ってちょっと複雑な気分に‥シミジミ自分はその手の人ではないけどw
さりげなく+1で次回放送の前説ワラタ、芸が細かい

>>329
無理しない程度にガンガレ、と言いつつ楽しみにしてるよ
332ベローネの薔薇1/3:04/12/09 20:36:20 ID:???
美墨なぎさはオンナノコに人気がある。
というよりかなり熱烈に愛されている。
客観的に見ても確かにカワイイ。性格も良い。ラクロスのエースでカッコイイ。

けれど、いつもなぎさの傍に居るほのかとって、
なぎさはちょっと頑固で大食い。
あそこまで熱狂的なファンがたくさん居るのって何故だろう?
疑問に思うと追求せずにはいられないのが雪城ほのか。

授業の合間の十分休憩。なぎさはふらりと櫻組の教室を抜け出す。
ほのかは慌ててなぎさの後を追いかけ声を掛ける。

「なぎさ!どこに行くの?」
「お散歩、中庭にでも行こうと思って。
わたしっていつも身体動かしていないと息が詰まっちゃうから…」
「ふふ、なぎさって海の鮫みたいね」
「わたしが鮫?」
「うん、ある種の鮫っていつも海の中で泳いでいないと呼吸できないの…」

下足箱を開けると どさどさどさ! なぎさ宛のラブレターの山。
いつもの事、とばかりに慣れた様子で制服のポケットにぎゅうぎゅうと押し込む。
333ベローネの薔薇2/3:04/12/09 20:37:54 ID:???
靴に履き替え中庭へと向かうふたり。

と、そこへ授業で使うのであろうプリントの束を重そうに運ぶ下級生とすれ違った時、

ひゅぅぅ…と風が吹きプリントを何枚か飛ばしてしまう。

「あっ!」なぎさが駆け寄り風に飛ばされたプリントを空中でキャッチ!
「はい。いたずらなそよ風ね、気をつけてね。」
プリントを下級生に渡すなぎさ。

「は…はい…美墨センパイ…」ぽゎゎゎん…
さりげない優しさを見せるなぎさに下級生の顔が真っ赤になる。
「ふぅぅむ…」ほのかがうなる。

顔を紅くした下級生を後にまたふらりと散歩を続けるなぎさ。

ふと中庭の深紅の薔薇を一輪、ぱきり と手折り芳しい香りを愉しむ。

「いい香り。」

と、そこへ追いかけっこでもしていたのだろうか、別の下級生が物陰から飛び出し
なぎさにぶつかり「きゃっ!」しりもちをついて倒れてしまう。

「ご、ごめん!ぼんやりしていた。」
薔薇の花を口に咥え倒れた下級生に手を差し伸べるなぎさ。
「大丈夫?怪我はない?ふふふ、あわてんぼうの子猫ちゃん。」

「は…はい…だいじょうぶです。」ぽゎゎゎん…
薔薇を咥えたなぎさに王子様の姿を重ねたのだろうか、真っ赤な顔の少女。

「じゃあね。」片手で軽く挨拶をして立ち去るなぎさ。
「むむむ…」ふたたびうなるほのか。
334ベローネの薔薇3/3:04/12/09 20:39:33 ID:???
「ほのか、もう教室へ帰ろうか。」

と、そこへ美しいストレートの長い髪をなびかせた上級生がすれ違う。

さゎゎっ…なぎさの手が軽やかにその上級生の長い髪を撫でる。

「ぁぁんっ!」ふわり としたなぎさの手の感触に思わず声を挙げてしまう。
「な…何をするの!」
「ごめんなさい。センパイの髪が凄くキレイなので思わず触っちゃいました。
 これ、お詫びにセンパイに差し上げます。」

口に咥えた薔薇の華を彼女の髪に挿す。

「薔薇の花が似合ってとっても素敵ですよ、それでは。」
すたすたと歩き出すなぎさ。
「あ、ありがとう…」ぽゎゎゎん…

下足箱を開けると どさどさどっさ! ラブレターの山。
「ねぇ、ほのか、わたしってどうしてオンナノコばっかりにもてるんだろう?
 たまにはオトコノコにもてたいよ…」
「…いい加減にしなさい!」
                       おしまい
335メロン名無しさん:04/12/09 20:42:26 ID:???
なぎさ……恐ろしい子……!
336メロン名無しさん:04/12/10 00:20:03 ID:???
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/1261/1096189364/l50

たまにはこっちにもカキコよろしく。
いや人があまりに少ないので宣伝してみました。
337メロン名無しさん:04/12/10 01:11:26 ID:???
宝塚歌劇団櫻組トップスターだね、なぎさはw

ベローネの百合のSSも読みたいような読みたくないような‥
338メロン名無しさん:04/12/10 04:53:15 ID:???
来週聖子が出てきたら 唯×聖子でなにか書いてください。
もちろんなぎほのも書き続けてくださいね。
339メロン名無しさん:04/12/10 16:17:12 ID:???
意外に人気のある志穂(たぶん)
と、いうわけで誰か何か話しを作って下さい。
340メロン名無しさん:04/12/10 16:21:31 ID:???
プリキュア2今度の敵キャラはどんな感じなんだろうな。
あのピーサードみたいな奴でてくれないかなぁ
プリキュアで一番あんなに濃いキャラなのにわずか5話で消えたキャラ
ほどめずらしい奴はいない。
341883@:04/12/10 17:56:45 ID:???
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/1261/1096189364/449-454
新作投下したので宣伝させてもらいますね〜。
342メロン名無しさん:04/12/13 22:46:11 ID:???
藤村憎い憎い憎い憎い。酒止めたワシは
今日も自棄ヤクルトミルミル2本イッキして寝る。
343メロン名無しさん:04/12/14 01:39:37 ID:???
おろ
禁酒もよいですけれど
ヤク中(ヤクルト中毒)にも
気をつけてね。テネー

今週の藤P殿は
「ちょっとドジっちゃって…」
の科白がズキっときました
なんというかもうセンスが80年代です
ほのかの「ガンバ!」並みに
古い
実に古い
344メロン名無しさん:04/12/14 06:23:46 ID:???
  そだ  |
  れが  |
  が   |  .. i───i
  い   | _培二二二|__  でしょ?
  い   |   i´(((!´゙リ))
  !!    ゝ  J リ.゚ ヮ゚ノリ
\__/    ( つ旦O
          と_)_)
345メロン名無しさん:04/12/14 19:28:47 ID:???
>>344
ほのかたんは萌えるけど藤πじゃぶっちゃけ萌えない
346風邪クスリ1/7:04/12/14 23:12:26 ID:???
ほのかが風邪を引いた夜。
運悪くおばあちゃんはお友達と旅行に行ってしまい、
ほのかは広いお屋敷で一人っきり。
そこで、なぎさが看病にやってきた。

「お薬ならそこの箪笥に…」
和箪笥の引き出しを開けて中を探り、
なぎさが薬箱を取り出し枕元にやってくる。

「えっと、これは頭痛薬、虫刺され、これは…
熱さましって書いてある。これだね!」
ぼんやりした頭でなぎさの手の中にあるクスリを確認する。

「あっ!それは…」
「ウフフ…ほのか!オクスリ嫌いなんでしょ!わたしもオクスリは苦手。
でも、ちゃんとオクスリ飲んで早く風邪なんか治しちゃお?ね!
えっと…熱さまし座薬?座って飲むの?変なクスリ!」
「違うわよ。それは…その…なぎさ、耳貸して
…そのオクスリはね…ごにょごにょ…」

「え?おしりに?入れるの?これを?こんな大きいのを?」

「もー!なぎさったら!そんな大声で…」

その後なぎさが信じられないことを言い出す
347風邪クスリ2/7:04/12/14 23:14:04 ID:???
「よし、ほのか!おしり出して!」
「え?」
「おしりよ!ほのか!早く!わたしがオクスリ入れてあげるから。」
「嫌よ、何言ってるのよ。風邪なんか温かくして寝れば治るわよ。」
「駄目!早く!おしり出しなさいってぇーの!」

毛布を乱暴に剥ぎ取りほのかに圧し掛かる。

「ちょっと、なぎさ本気なの?恥かしいから止めて!」
「恥かしいとかそんな事言ってる場合じゃあなーい!」
マズイ…何かに向かって一直線!の時のなぎさは止まらない。
でもなんとか止めないと…でないとわたし…なぎさにおしりを…

必死に身体を捩って抵抗するが高熱で弱ったほのかなどなぎさの敵ではない。
あっという間にうつ伏せに組み伏せられてしまう。

「…やめてぇ」弱弱しい声で抵抗するのが精一杯。
そんなほのかの訴えなど耳に入らないなぎさ。
ほのかのウェストを抱えて持ち上げ
ほのかを四つん這いにさせてネグリジェをおしりまで捲り上げる。

「ぃゃ…やめてぇ…」脚をパタパタさせ最後の抵抗を試みるが、
ほのか最後の砦、下着をぺろっ と膝まで下ろされる。
ひんやりした空気がほのかの露にされた肌をなでる。
348風邪クスリ3/7:04/12/14 23:15:00 ID:???
「ほのか、じっとしててね、入れちゃうよ!」

なぎさがコーティングされたクスリの袋を糸切り歯で ぴっ と破き取り出す。

「ひぁ…」なぎさの手がほのかのおしりの真ん中を探る。
「おねがい…堪忍してぇ…」
「まーだそんな事言ってる!我慢しなさい!」

ぴしゃり としたなぎさの声。
びくり とほのかの体が震える。

ほのかの真ん中が終に探り当てられ冷たいクスリが挿入される。

「ぁぁぁ…」はいってくるはいってくるはいってくる!
「うまく入っていかないなア」ぐいっと押し込まれる。
「きゃ!ふぅん…」
「よっし!」一仕事終えて満足そうななぎさ。
349風邪クスリ3/7:04/12/14 23:15:46 ID:???
なぎさがぐったりと力の抜けたほのかの代わりに下着を改めて履かせて、
ベッドに寝かせ、毛布を掛ける。
ほのかは枕に頭を突っ伏したまま身動ぎもしない。

くすん…ぐすん…くすん…ほのかの泣き声。
(…ヤバい…わたし、やり過ぎた?)

「ほのか…風邪は早く治さないと…ちょっと暴走しちゃったカナ…」
「止めてって言ったのに!」
「でも、まあ無事オクスリ出来た訳で、ほのかのおしりもカワイイって事で…」

「ひどいょ!なぎさにあんな事されて、
わたし恥かしくってどんな顔したら良いかワカンナイ!
もう…お嫁さんにいけない。なぎさが責任とってよ!」

「せ、責任って…」
「なぎさのお嫁さんにして!」
「ほのか?」
「わたしのおしり見たんだから責任取ってよね!」
350風邪クスリ5/7:04/12/14 23:16:47 ID:???
「だから、ごめんって言ってるでしょ?お願いだから
 ゆるして。ね?ゆっくり風邪を治してからお話しよう?」
「おとなしく寝るから責任とって!」

「ほのか、もしかして高熱でうなされてるんじゃない?」
「うなされているのでも何でもいいから責任取るの?取らないの?」
「わかったよ!責任取ります!ほのかをお嫁さんにします!」
「…」
「…ほのか…黙らないでよ。」

「うれしい…でも、証拠をみせて?」
「証拠って?」
「なぎさ、ちゅっ!てして!ちゅっ!てして!」
「ちゅっ!てほのか、マジ熱でアタマおかしくなってくぁwせd!!!」
ほのかがなぎさをきつく抱きしめくちびるを奪う。
抱きしめたままベッドに倒れる。

(…なぎさのくちびるひんやりしてる。なぎさって軽いんだなあ
でもなぎさの体重ってキモチイイ…)
目の前がくるくるくるくる廻りだす。
なぎさの顔がくんにゃりまがる
なぎさが何か話しかけているが声が遠くに…
351風邪クスリ6/7:04/12/14 23:17:56 ID:???
ちゅんちゅんちゅちゅん…庭を訪れるすずめの鳴き声。
朝の陽が降り注ぐほのかの部屋。

目覚めたほのかは昨日までの熱がウソみたいに体が軽い。
「熱下がったみたい。」

ふとベッドの中に誰か居る。
「え?なぎさ?どうしてココに…居るの…あ!」

昨日の夜なぎさに電話して看病に来てもらってなぎさがオクスリを私の…
あれ?その後どうしたんだっけ?なんか飛んでもない事なぎさに頼んだような?

―――!―――

想い出した!わたし恥かしくなってなぎさに腹立てて勢いで結婚してとか!
そのあとぎゅってなぎさに抱きついて…!
352風邪クスリ7/7:04/12/14 23:19:12 ID:???
「オハヨーほのか。」布団の中でもぞもぞなぎさが目を覚ます。
「…おはよう。」なんて顔したら良いんだろう。

「なぎさ、昨日の事なんだけど…」
「昨日のこと?何のこと?あーオクスリのこと?ごめんね。
 でも熱も下がったみたいだね。ヨカッタヨカッタ。」

「その後のことよ…」
「その後?オクスリ入れたらほのかはベッドにばたーんって
倒れて朝まで眠っていたよ?」
「そうなの?」あれ?そうなの?夢?高熱で観た夢?

「ウフフ、変なほのか、良かった。風邪が治って…くちゅん!」

「なぎさ、もしかして風邪ひいた?
 風邪なら良いオクスリがあるの!
 知ってるでしょう?
 今度はわ・た・し・が!なぎさの事シッカリ看病してあげるからね!」

                                     おしまい
353メロン名無しさん:04/12/14 23:22:35 ID:???
Oh! ブラボー!
354メロン名無しさん:04/12/14 23:27:52 ID:???
いいわけくさくて生意気だけどここは2ちゃんねる。
なんでもアリの掲示板。
プリキュア好きな人なら誰でも書いてください。
ぱこぱこ書き込みまくってスレの雰囲気悪くして
ほかのSS職人様書き込みづらくしてしまっているけど。はんせい。
虐待はNGで。過激なえっちは別スレで。ミルミル飲んで健康です。
355メロン名無しさん:04/12/15 00:02:47 ID:???
>>346-352
萌えッ!
356メロン名無しさん:04/12/15 01:23:33 ID:???
>>346-352
神っ!
357メロン名無しさん:04/12/15 19:44:51 ID:???
会社でこの資料お願いできますか?と聞かれて、
思わず
「よろしくってよ」言っちまった。
向かいのバイト女子がニヤニヤしてるんだよなあ。とか考えながら
電気屋でDVD買おうとしたら財布に20円しか入っていなくてびっくりした。
今日は飯抜き。ミルミル飲んで寝る。
358プリキュア会議1/4:04/12/15 20:49:25 ID:???
東映本社ビル。通称プリキュアビルと呼ばれる超高層ビル。
言うまでも無く(ふたりはプリキュア)の成功により新たに建設された
地上数百メートルの高さを誇るビルディングである。
その最上階の一室…というには余りにも広い空間に
雪城ほのかの執務室が設けられている。

「ふふふ…まるでゴミのようね。」はるか下界を見下ろしながら
ほのかがブランデーグラスを傾ける。
芳醇な香り、喉を潤す濃厚な…
「げほっげほっ!苦〜い!やっぱりアルコールはまだ無理ね。」

一分の隙も無いビジネススーツに身を固めた藤田アカネがやって来る。
「雪城様、そろそろ会議室の方へお願いいたします。こちらが本日の資料です。
 予めお目を通しておいて下さい。」

分厚い資料の山を受け取り会議室へと向かう。
くるぶしまで埋まりそうな豪勢な絨毯が敷詰められた
東映でも超がつくVIPのみ許された廊下を進みながら
資料に赤ペンでチェックを入れ、キュアホワイトの衣装を脱ぎ散らしてゆく。
廊下に散らばるキュアホワイトの衣装を衣装係Aの京子が拾い集め、
入れ替わりに衣装係Bの夏子がほのかの着替えを恭しく差し出す。

「雪城様、本日はシャネルの新作スーツをご用意いたしました。」
高級なシャネルスーツを無造作に羽織り、廊下の突き当たりの会議室へ到着した。
359プリキュア会議2/4:04/12/15 20:50:50 ID:???
高さ5メートル、幅2メートル厚みにいたっては20センチはあろうかと言う
一枚板の豪勢な装飾が施されたドアーを
ドアマンである藤村と木俣が厳かに開ける。
会議室の喧騒が一瞬にして静まり、雪城ほのかを万雷の拍手で迎える東映重役陣。
会議室中央の豪華な革張りのソファーに身を沈める。

「それでは会議を始めましょうか。」ほのかの一言から会議が始まる。
ふたりはプリキュアの現状分析今後の展開映画化企画商品…会議は進む。

「ところで、キュアブラックの人気は如何ですか?」
「…それが、相変わらず公式HPなどに寄せられる応援メッセージでも
 キュアホワイト、雪城ほのか様と比べましても約三分の一程の人気で…」
「仕方ありませんね。そろそろ決断の時かもしれません。」

ぱんぱん!ほのかが手を叩くと、会議室後方のドアが開く。
美しい金髪の少女が背筋を伸ばした美しい姿勢で、
居並ぶ東映重役陣に臆する事無くほのかの傍まで進む。

「ご紹介します。来期ふたりはプリキュアでの
新キャラクターとして活躍して頂く予定の――です。」
「よろしく」 短い挨拶だが、すでに風格のようなものを醸し出す堂々とした少女。
360プリキュア会議3/4:04/12/15 20:52:05 ID:???
「脚本のR川崎さん、来期はこの娘を中心のお話でお願いいたします。」
「それでは美墨なぎさの扱いは…」
「あの娘は大きなお友達の人気では注目すべき点があります。
 プリキュア本編の脚本から徐々に出番を減らして行き、
なぎさには地方でのプリキュアショーでの活動を…」
と、そこまで言いかけたとき、部屋の外から会議室の様子を伺う何者かの気配!

「誰なの!」ほのかの一喝にたじろぎ鍵のかかっていないドアーから
美墨なぎさが会議室へと倒れこむ。

「なぎさ!」
「ぅぅぅ…ひどぃ!わたしだって一生懸命ブラックで活躍しているのに!」
「…なぎさ」
その時、金髪の少女がうずくまるなぎさを見下ろし、
「美墨センパイにはプリキュアは重荷なんじゃあないですか?
 来期からは私にお任せください。ふははははは!」

がたん!

なぎさが立ち上がり大粒の涙と共に会議室を走り去る。
「雪城さま!追いかけなくてよろしいのですか?」
「放って置きなさい。いずれ話さなければならないことです。
 改めて席を設ける手間が省けたというものです。」
冷たく言い放ち、重い本皮ソファーを回転させて重役達に背を向ける。
「今日の会議はこのくらいにしましょう。解散!」
361プリキュア会議4/4:04/12/15 20:53:38 ID:???
会議室からすべての重役陣が立ち去った後、
ほのかと金髪の少女だけが残された部屋。

「雪城センパイ、来期は任せてください。必ずやふたりはプリキュアを
世界的人気にして見せますから。金髪ロリっ娘ツンデレとくれば…」

「お黙りなさい!」ほのかの鋭い一喝!

「あなたにはわからない。わたしとなぎさがふたりで創り上げたプリキュアを!
 ここまで押し上げるためにどれだけの苦労をした事か!
 日曜日の朝8:30の激戦を勝ち抜くには
あなたのような甘い姿勢で油断をしていたら
たちまち食い物にされる渡世なの!
なぎさ!あなたなら出来る!必ずや這い上がって来い!
もう一度栄光の扉を開きに来い!

這い上がって来るが良い!はいあがってくるがいい!ハイアガッテクルガイイ…」



「…という夢を見たわけよ。」
「いいかげんにしろー!」

                おしまい
362メロン名無しさん:04/12/16 19:07:39 ID:UqoUXfT7
仕事中に禿藁
363メロン名無しさん:04/12/16 19:36:35 ID:???
あっちのも、スパイス効いててすんばらしぃっすー
364プリキュア会議4/4:04/12/16 20:09:33 ID:???
志穂莉奈とほのかももっと仲良しになって欲しいのですが。
来期はじっくりみたい ほのかの友達百人出来るかな作戦。
365メロン名無しさん:04/12/17 17:00:05 ID:???
>>364
ほのかの友達100
1.なぎさ
2.忠太郎(犬)
3.キリア
4.亮太
5.ゆり子
6.藤P
..........さあ100人めざして書いてみよう!
注.偽名は無し。ちゃんとTVにでてきたキャラを書いて下さい。
 名前がわからん場合は話数のコレと書いてもOK!
さあ、スタート!
366メロン名無しさん:04/12/17 20:38:55 ID:???
志穂  なぎさを横からかっさらった!
莉奈  相談に乗ってもらったけどお友達って程では…
アカネ 雪城さん?ああ、なぎさのお友達で良く連れて来る
    オンナノコね。良いお客さんだよ!
ミプメポポポ お友達っていうか…パートナーミポメポポポ!

「ほのか…元気出して!来期ガンバ!…よしよし」
「よしよし じゃな〜〜い!!くすん…」
367メロン名無しさん:04/12/17 21:33:36 ID:???
小清水と日曜8:30のアニメにはナージャAAを

1 :ナージャ・アップルフィールド :04/11/01 18:02:23 ID:lqWHcEUb
  , '     , '  f     |       l    ',   ヽ.  ,'   __ノヽ、_ノヽ_ノヽ
. /     ./    {.       {       j  ,  }    .! /   ) 
,'     ,' i    ヽ、,\-┘    '-y、   i      |, '   < どっちもあたしのアニメよ!!
!       , ! !   ./,, ==ゝ、    _ノ__,ヽノ  丿 i !      ! 遠慮なくどんどん貼り付けなさい!!
t     | t ヽ、/ '' 〃_)i. ` ´  rf´)iヾ,ヽ/ 丿ノ    丿 スレ住民も喜ぶわ♪
. \    t. ゝ-v’  { i、リ!     |f_j|  ,'_ / ´    ∠__
   ` ‐- !ゝf ‐、     -‐‐'    ヽ .ヒタ  .fノ          ヽ,.-‐- 、,. -‐-、,. -‐-
      ', l  }  .:::::::::. ,〜-┐ .::::::. }|  ヾ、    
       l ゝ、_`      /    l    ,.' !    }.}  、
      ノ  _.  \     {   ,'   , イ ヽ  ノノ  丿!
 t ‐--‐'  / `/"ヽ` 、 ヽ - '  _,-'⌒!`` =' '‐-‐'  l
  ` ‐-ッ' ./   {  .∧   ` ー ',-'     !`i ヽ     ノ
368メロン名無しさん:04/12/17 21:37:47 ID:???
  , '     , '  f     |       l    ',   ヽ.  ,'   __ノヽ、_ノヽ_ノヽ_ノヽ、_ノヽ_ノヽ
. /     ./    {.       {       j  ,  }    .! /   )
,'     ,' i    ヽ、,\-┘    '-y、   i      |, '   <>>367という理由で
!       , ! !   ./,, ==ゝ、    _ノ__,ヽノ  丿 i !      !運命に導かれてここまでやって参りました!!!
t     | t ヽ、/ '' 〃_)i. ` ´  rf´)iヾ,ヽ/ 丿ノ     丿
. \    t. ゝ-v’  { i、リ!     |f_j|  ,'_ / ´    ∠__
   ` ‐- !ゝf ‐、     -‐‐'    ヽ .ヒタ  .fノ          ヽ,.-‐- 、,. -‐-、,. -‐- 、,. -‐-、,. -‐- 、,. -‐-
      ', l  }  .:::::::::.  ,〜-┐ .::::::. }|  ヾ、
       l ゝ、_`      /    l    ,.' !    }.}  、
      ノ  _.  \     {   ,'   , イ ヽ  ノノ  丿!
 t ‐--‐'  / `/"ヽ` 、 ヽ - '  _,-'⌒!`` =' '‐-‐'  l
  ` ‐-ッ' ./   {  .∧   ` ー ',-'     !`i ヽ     ノ
369メロン名無しさん:04/12/17 23:01:36 ID:???
へー
370メロン名無しさん:04/12/18 11:19:54 ID:???
>>365
7.ミップル
8.メップル
9.ポルン
.........あと91
371メロン名無しさん:04/12/18 19:21:09 ID:???

    r'フ . : :/ : : :,/: : : l: : il   i'、 ,、:;‐ニニ=トl: : : : :': ;'/::::::::'、. :.:
_,、-;:;:'! i : : : i; : : : i; : : : i _:';',  '、'、゙´ : : : ; ノノ: : :: : :;ジ/ : ::::::i、:.
'': ;:;:;:;,',i: : : : i ;: : : i'、:,rシ弋 ';:'、  ' ',rlニ┴‐-<,_,, : ,ィ彡'、: : : : l .:.
:; ;:;:,.,' ;:',: : : :'、:'、:: :';'';゙´: .,._;;;;_   ゙ '´ r゙`j,'、 `‐  '彡-ヾ; : : :! .:.
;: ;:;:;:;:;,、ゝ;: : : '、: '、: ゙':゙'/)'゙r‐;、     i'';;;,;;i:}    '゙/ ゙i:、'-、l_.:.
;、-'''゙゙    ゙-、:':、':-、'、 -! !;;.';,',      ゙i;'=ツ、    !   ノ :\; :`
,_        `'-、、';:';'r、 ゙'、'';;!, .      . : : .   ノi'、 : : i`.'
;.,`';‐-、,_      ゚;::::l、i  .゙.゙   ゙   ,      ノ'''゙゙::::'; :'、 : ',-
',.,:;:;:;:;:,';.,`''‐ッ'゙`゙'‐、 ゙、;i:';゙、 ' '   '‐ ''゙     /i::::::::::::::゙; : ゙-;,i、
;:;:;:;:;:;:;:, ; ,' (     /゙'-,';、';.`'‐-、、,_     _,、:7:::::::'、;;;::::;;;;::;';,、-、:
';:;:;:; ',.,:;:, ';:;:,゙;  /,:;:;:;.,.`'、`''‐;、;';'、ニコ::-::'゙: _i;、‐''゙~,、-;;'、'、,ノ´.:.`
.`'''-、,:;:;:;:;,, ノ  /,:;:;:;:;:;:;:;.,`v'゙,.;:;:;;ッ=ノ_,、-‐'゙,.,;゙i   i,' ;;;;;,,゙'、 :.:..:.:.:
    `''‐i'゙   i ;:;:;:;:;:;:;:;:;;r:ゝy=;i,-'゙'゙,.,.,:;:;:;:;:;;/ ,、‐'゙;:;:;.,' ;;;;,'; .:.:.:.:.
      !  /,,;;;:;:;:;:;:;r!'三=;ミ'ゥ:;:;:;:;:;:;:;:;:;;ヅr゙' ;: :', ', ',';., ;;;i :.:.:.:.
      ! ./.,:;:;:;:;`;';';';l;i毎ソi!'ノ゙‐;';'‐;:;:;;ジ: l,.,:;:;.,' ;:;:;:;:;:;:;;,';l .:.:.:.:
        !/.,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;!'ミゥッジ;:;:;:;:;:;:;:ゾ: ' ,r';:;:;:;:;:;:;. ';:;:;:;;;;;;i :.:.:.:.:
「ひとつだけお願いがあります。ナージャのこと、
 ときどきでいいから・・・・・・思い出してください」
372メロン名無しさん:04/12/18 19:23:54 ID:???
思い出そうにも思い出そのものがないからなあ・・・
373メロン名無しさん:04/12/18 19:50:22 ID:???
>>371
…あれ?
ナージャってこんな顔だっけ?
374メロン名無しさん:04/12/18 19:58:29 ID:???

    r'フ . : :/ : : :,/: : : l: : il   i'、 ,、:;‐ニニ=トl: : : : :': ;'/::::::::'、. :.:
_,、-;:;:'! i : : : i; : : : i; : : : i _:';',  '、'、゙´ : : : ; ノノ: : :: : :;ジ/ : ::::::i、:.
'': ;:;:;:;,',i: : : : i ;: : : i'、:,rシ弋 ';:'、  ' ',rlニ┴‐-<,_,, : ,ィ彡'、: : : : l .:.
:; ;:;:,.,' ;:',: : : :'、:'、:: :';'';゙´: .,._;;;;_   ゙ '´ r゙`j,'、 `‐  '彡-ヾ; : : :! .:.
;: ;:;:;:;:;,、ゝ;: : : '、: '、: ゙':゙'/)'゙r‐;、     i'';;;,;;i:}    '゙/ ゙i:、'-、l_.:.
;、-'''゙゙    ゙-、:':、':-、'、 -! !;;.';,',      ゙i;'=ツ、    !   ノ :\; :`
,_        `'-、、';:';'r、 ゙'、'';;!, .      . : : .   ノi'、 : : i`.'
;.,`';‐-、,_      ゚;::::l、i  .゙.゙   ゙   ,      ノ'''゙゙::::'; :'、 : ',-
',.,:;:;:;:;:,';.,`''‐ッ'゙`゙'‐、 ゙、;i:';゙、 ' '   '‐ ''゙     /i::::::::::::::゙; : ゙-;,i、
;:;:;:;:;:;:;:, ; ,' (     /゙'-,';、';.`'‐-、、,_     _,、:7:::::::'、;;;::::;;;;::;';,、-、:
';:;:;:; ',.,:;:, ';:;:,゙;  /,:;:;:;.,.`'、`''‐;、;';'、ニコ::-::'゙: _i;、‐''゙~,、-;;'、'、,ノ´.:.`
.`'''-、,:;:;:;:;,, ノ  /,:;:;:;:;:;:;:;.,`v'゙,.;:;:;;ッ=ノ_,、-‐'゙,.,;゙i   i,' ;;;;;,,゙'、 :.:..:.:.:
    `''‐i'゙   i ;:;:;:;:;:;:;:;:;;r:ゝy=;i,-'゙'゙,.,.,:;:;:;:;:;;/ ,、‐'゙;:;:;.,' ;;;;,'; .:.:.:.:.
      !  /,,;;;:;:;:;:;:;r!'三=;ミ'ゥ:;:;:;:;:;:;:;:;:;;ヅr゙' ;: :', ', ',';., ;;;i :.:.:.:.
      ! ./.,:;:;:;:;`;';';';l;i毎ソi!'ノ゙‐;';'‐;:;:;;ジ: l,.,:;:;.,' ;:;:;:;:;:;:;;,';l .:.:.:.:
        !/.,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;!'ミゥッジ;:;:;:;:;:;:;:ゾ: ' ,r';:;:;:;:;:;:;. ';:;:;:;;;;;;i :.:.:.:.:
     「ナージャはいつまでも、あなたの思い出の中で生き続けます」
375メロン名無しさん:04/12/18 20:10:41 ID:???
勝手に生きるな!家賃とるぞ!!!
376メロン名無しさん:04/12/19 13:03:58 ID:???
 : ::.::.:::/'l ,.゙l'ヘ,.i.:::.ヽ: : .ヽ           _,, ‐'":~'';;ッ ::,,_::_:__ヾ',,..::.ノ.、:: ./  : : : : : : : : : : :: : . !: : ::
|: : ::.::.::/ i, ._|  i.,i,、:::.l、: :.ヽ       ._..-''".: : :::,rニ/ニi|lニl|lニニiィ===ミ,゙,, ./   : : : : : : : : : : : /: :::::::
|: : ::.::.:.!  i, li ,!i..\:.l,ヽ: :. ヽ   ,..-'": :::_:.:-ツ''"/:/     l::.:.,,:iヽ   /   : : : : : : : : : : : :/-−-、
:l: : ::.::.l   i, ゛ |!;;; ゙!l'" \: :.ヽ .ニ=-ー‐'''/   /i :|,    .ノ:;.:;.;;.;;..i!  /    : : : : : : : : :   /        ト、_人__人__人__人__人__人__人
:.!  ::::|   !  ,!;,;;..;'l!ト  \.:.ヽ,   "'    !l ;;; `''''''''";;;;;;: : :.;;; .i! /    : : : : : : : : :.  /  ,..-- 、  ゝ
. i  :: !   /i   li,;:;, ;l|    \ ヽ       ゝi.;:.: : :;;;:iiii.:;;:.r‐-,;; ,,'゙    : : : : : :   /./::..:.::::: !   ヽ  >>367>>368>>371>>374
 i : :.!  /::::i ,'' li,ゝ=′     ヾ,ヽ       l"'": :  ::::: ', .,i./     : : : : : :  / !/iく, ::..:.:.: ,!  _ノ 自分のスレに帰りなさい!!!
 .l : :i l::::./i   `''''゙ 、       ヾヽ,      ヽ、:..:.:::.: .: `/     : : : : :  / : ./ .゛ .!::..:_..-'゛   `i
  l : :! .l゙:./ '|    /         `'',ヽ   ''=ー,,,゙゙'''-==',゙イ          /': : /    l'"   ./   /
  l, ::.l,l :/  |   ヾ            ゙'\.    : ゙,゙`-´:: ...l        _ (ニ-ー' \ /    / :  ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
   l..:l l:/  'i                  `\ /: ::::::;:;:::::: ゝ,,,    ._,, ‐";:;:;:;:;:;:;:;:;:;::゙ヽ    / ::::
   ゙l;.:.l゙   ヽ      、             '/ : ::::;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;:. ̄´;:;;;;;;;;;;;...、;;;;;;;;;;;;:;:;:;:゙'ィ‐'´:::::::::::
    li,l     ヽ    ("'''''''゙゙゙゙゙゙゙>ー 、    / : ::.::.;:;:;;;;;.;;;;;;;、;;;;;;;.;;;;;;;;;;;;;,,,,;,ii,_;liill,,,,、;;;;;;;;;:;:;:;:.l..,,_.;::::::::

377メロン名無しさん:04/12/19 16:27:45 ID:???
                  _,..-‐‐-..,,_
    _,,.-‐‐-..,,,        ,r':::::::::::::::::::::ヽ
  ,r':::::::::::::::::::::::ヽ      /:::::::::::::::::::::::::::::ヽ
 ./::_;;;::;;;_::::::::::::::::;;l//-‐-‐;l;;::::::::::::::;;:-‐‐--:;;l
 l/~   ~ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;r'彡     l
 l     ヾ/   :::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ     /
 ゝ    /      ::::::::::::::::::::::::::::::ヽ  _,,-''
  ~'‐.,,,,,_l /て^ヽ      ,;;r=i≦;;:::ヽ'~     ____________
      l |o ゝ,_ノ|     ''~      _l.    /
     .l ヽ( )_,,ノ  `'      _,,..-‐''',,,l,    l
     l_,,,,,,_   (__人__ノ    __,,,,,r'::::::l   l   見つめられるとスゴク感じる・・・
     ̄l_,,,.    ヽ:::::::l     ,r'~ ゝ;ノ  <       
     -''ゝ、 ,,,   ゝノ        /    l            へけっ!
        ''r':::ヽ           /     l
        ゝ;;ノ          ヽ      \
        /             'l        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        l              l
        ゝ             ./
        /^'‐-t''''^~−● ●― ^''''t-‐^ヽ
        ~‐‐'~   U     ~'‐‐~
378メロン名無しさん:04/12/19 16:29:14 ID:???
                  _,..-‐‐-..,,_
    _,,.-‐‐-..,,,        ,r':::::::::::::::::::::ヽ
  ,r':::::::::::::::::::::::ヽ      /:::::::::::::::::::::::::::::ヽ
 ./::_;;;::;;;_::::::::::::::::;;l//-‐-‐;l;;::::::::::::::;;:-‐‐--:;;l
 l/~   ~ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;r'彡     l
 l     ヾ/   :::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ     /
 ゝ    /      ::::::::::::::::::::::::::::::ヽ  _,,-''
  ~'‐.,,,,,_l /て^ヽ      ,;;r=i≦;;:::ヽ'~     ____________
      l |o ゝ,_ノ|     ''~      _l.    /
     .l ヽ( )_,,ノ  `'      _,,..-‐''',,,l,    l
     l_,,,,,,_   (__人__ノ    __,,,,,r'::::::l   l   修正・・・
     ̄l_,,,.    ヽ:::::::l     ,r'~ ゝ;ノ  <       
     -''ゝ、 ,,,   ゝノ        /    l            へけっ!
        ''r':::ヽ           /     l
        ゝ;;ノ          ヽ      \
        /             'l        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        l              l
        ゝ             ./
        /^'‐-t''''^~−● ●― ^''''t-‐^ヽ
        ~‐‐'~    U    ~'‐‐~
379ほのかの説教・恋愛編 (上):04/12/20 18:52:07 ID:???
実は43話と44話とのあいだには、唯×ほのかのこんなやり取りがあったのである(という妄想)


ほの「…そう、藤村くんに断わられたの…」
唯「そうなの。こんな相談は迷惑かな?雪城さん?」
ほの「…ううん…。
   でも、こういう…、こういう問題は、私にはとても解けないよ。
   あなた以外の誰にも解けないと思う。
   藤村くんに断わられたのはあなたが初めてじゃないし…」
唯「でも藤P先輩をあきらめるわけにはいかないのよ!」
ほの「それはなぜなの?…わけにはいかないというのは?」
唯「心にきつくこたえるのよ、せっかくの恋を捨てたくないのよ、
  …とても耐えられないのよ…
  どうしてもつき合いたいって言うんじゃないの、でも、先輩がそこに…
  もしかすると手の届くようなところに…いるってことを確かめていたいの」
ほのかは微笑した。
ほの「…不思議ね。
   実はわたしも、ついこのあいだ、日記を書いていて
   ちょうどそういう問題を考えてみたところだったの。
   …どういう結論を出したと思う?」
唯「男の子なんかに興味を持たないほうがいいっていうんでしょう」
ほの「ちがうの。いえ、どこの誰でも考えそうな結論に達したんだけど…
   つまり、ただひたすら愛しつづけるよりほかにどうしようもないっていう。
   たとえ相手がほかの誰かとつき合うことになっても、まだ愛しつづければいい。
   というのは、どう思う?」
唯「それは言うのは簡単。でも、行なうのは難しいわよ、雪城さん」
ほの「たしかにそう。けど、やってみることじゃない?
   たいていのひとはあきらめてしまう。でもいまかりに、藤村くんが転校するとする。
   だからといって距離がいったいなんだろう?」
唯「信仰や宗教の話じゃないのよ。私はお釈迦サマに恋してるんじゃないんだから。
  なんで先輩が離れてゆくのを手をこまねいて見てなきゃならないの?
  …雪城さんのいうことはわからないわ」
380ほのかの説教・恋愛編 (下):04/12/20 18:54:27 ID:???
ほの「それを、わかってほしいと思っているのだけど…
   いい、森岡さん、あなたが私の信ずるものを片端から笑ってくれたっていいの、
   もし、あなたに何か信じているものがあるなら。でもあなたにはそれがないみたい…。
   私の考え方でゆけば、ひとはみな自分のやっていることを信じなくてはいけない。
   恋愛でもなんでも。でないとすべては茶番になってしまうから。
   自分を見つめる義務… それが私の言いたいことよ」
唯「雪城さん、あなたはうまくしゃべるし、言うことも筋がとおってるけど、
  すっかり現実ばなれしてるわよ。本を読み過ぎるからからいけないのよ」
ほの「そういうあなたは、ゆっくりとものごとを考えようとしないじゃない…」
ほのかは力まずにこたえた。
ほの「…それに、当然の苦しみを受けようともしないね。
   あらゆるものには答えがあると思ってる。
   答えはないかもしれないということや、ひょっとすると唯一の答えはあなた自身で、
   あなたが自分の問題をどう考えるかにあるということは思いもしない。
   あなたは問題と取り組もうとせず、だれかに取りのぞいてほしいと思ってる。
   …藤村くんのことにしても… 大事な問題なんだろうけど…
   肝心の相手に気がないということは問題にならないの?
   そんなことは無視してしまうの?
   藤村先輩が欲しい、彼を手に入れなくてはならない…、あなたの答えはそれだけ。
   …安易な逃げ道、それが、あなたよ」
しばらくのあいだ、ふたりは黙っていた。
食べなれないものを呑み込んだ猫のように、唯は相手の言葉を噛みくだいていた。
そして、やがて静かに唇をいたずらっぽい苦笑にゆがめて、
唯「あるいはね。あるいはあなたの言うとおりかもしれない…」
沈んだ調子で言った。

んで↓
唯「勇気を出せたのはなぎさのおかげよ。
  でも私、こんなことじゃ絶対へこたれないからね!」
381メロン名無しさん:04/12/20 19:24:00 ID:???
GJ!
緊張感緊迫感冷え冷えした空気の雰囲気ある会話をいっきに読ませるなア。
んまい!それと
ほのかが藤Pと幼馴染とくれば唯が相談あいてにほのかを選ぶってアリ!だ。
ほのかも中二にしてなかなかツライ恋(キリヤ?なぎさ?)してるからなア。

この間ミルミル飲んでいたらパソコンにぶちまけてハードディスク壊れた。
書きかけのもの全部無くした。けど
キリヤの残像見詰るほのかがせつなすぎ!で
鬱々していたからちょっと頭冷やすのにちょうどよかったかもん。
本編での
唯VSなぎさはもっと引っ張れるだろうにもうおしまいかなア。
382今宵地上の全てで1/4:04/12/20 20:11:04 ID:???
クリスマスイルミネーションに彩られた街。
クリスマスソングが奏でられ恋人達が、
家族達がそれぞれの幸せを祈り街を行く。
そんな若葉台街の裏側で、
美墨なぎさのキュアブラック
雪城ほのかのキュアホワイトが
闇の世界からの刺客ジュナとレギーネ達と戦っている。
この虹の世界と光の園を護る為!

――デュアルオゥロラウェイブ!
――プリキュアの美しき魂が!
――邪悪な心を打ち砕く!
――プリキュアレインボゥストーム!

白と黒の雷鳴が轟きジュナとレギーネを直撃する!

「撤退だ!」

激しい雷撃に耐え切れずジュナとレギーネが逃げ去る。
今日も虹の園と光の園の平和は護られた。
383今宵地上の全てで2/4:04/12/20 20:12:14 ID:???
クリスマスでにぎわう人ごみの中にジュナとレギーネは
それぞれ人間の姿である、角沢龍一郎、小山翔子として紛れ込み、
プリキュアのふたりの追撃を振り切った。

「なかなか手ごわい、ますます強力になっていく。
 あの力こそプリズムストーンの…ってレギーネ、いや小山翔子!
 俺の話を聞いているのか?」

「え?ええ、聞いているわよ。」
実は先程から華やかな街並みとショーウインドウに目を奪われ
ジュナ=角沢龍一郎の話などは耳に入っていなかった。

「ふん!クリスマスなど!虹の園の下らぬお祭り騒ぎ!
 いずれ全ては闇に飲み込まれ…」

翔子が立ち止まりお店のショーウインドウを見つめている。
「小山翔子!はやく帰るぞ!」

「そんなに急がなくっても…たまにはゆっくり虹の園の
 偵察くらいしてもいいじゃない」
「…仕方ないな」
角沢龍一郎と小山翔子が街を歩く。
いつの間にか互いに肩を寄せ、手をつなぎ歩く。
384今宵地上の全てで3/4:04/12/20 20:13:16 ID:???
「渡すものがある。」
角沢龍一郎が小山翔子リボンに包まれた袋を渡す。

「…これを?私に?あ、開けても良い?」
「夏からずっと同じ服で寒いだろう。」

翔子が期待に膨らんだ笑顔で包みを開ける。
「わア!セーター!可愛い色!…ありがとう…
 実は私も龍一郎に渡したいものがあるんだア」
「ネクタイ!」首に合わせて翔子に見せる。
「うん!龍一郎って明るい色のネクタイが似合うなって思って択んだんだア」

ちらっと翔子の頭の上に目をやる。
「ミスルトー、ヤドリギの飾りの下に居る女性にはキスしてもいいって
 虹の園の習慣があるって知ってる?」

「え?」
翔子の返事を待たずに龍一郎が翔子を抱きしめ…そして…
クリスマスイルミネーションの光の中で重なる二人。
「…」
「え?」
「…」
「聞こえない。」
「好き!って言ったの!聞こえているくせに!イジワル!」

この地上の全ての人々に、虹と光そして闇も全てにメリークリスマス!
385今宵地上の全てで4/4:04/12/20 20:14:11 ID:???
その頃、深い森の更に奥深く、寂れた洋館では…

「ベルゼイ様〜!もうお腹空きましたザケンナー!」
「ふたりが帰ってくる前にパーティー始めようザケンナー!」

「もう少し…待とう。」
赤い三角帽子をかぶり、パーティー用の鼻メガネで仮装した
ベルゼイの泣きそうな声。

執事ザケンナーとベルゼイが、ジュナとレギーネを驚かそうと
一生懸命に飾ったクリスマスツリーが点滅した室内。
食卓にはすっかり冷えてしまった七面鳥、
二人の為に用意したクリスマスプレゼントが虚しく転がっている。

「…くすん」

この地上の全ての人々に、虹と光そして闇も全てにメリークリスマス!

おしまい
386メロン名無しさん:04/12/20 21:00:13 ID:???
。・゚・(ノД`)・゚・。 …泣ける……
387かくれんぼ1/4:04/12/21 21:06:11 ID:???
ベローネ学院からの帰り道。
なぎさとほのかが並んで下校中。
ほのかは読書に夢中でなぎさのおしゃべりが耳に入っていない。
そんなほのかを見たなぎさが

トントン…ほのかの右肩を叩く。
「なーに?」何気なくなぎさの方に振り向くと
肩に置かれたなぎさの手から人差し指が伸びていて、
ぷにゅ! ほのかのほっぺたを突っつく。

「きゃは!ほのか ぷにゅっ! だって!きゃはは!」
「もう!」なぎさのいたずらに付き合っていられないと、再び本に目を落とす。

すると今度は誰かに左肩をトントン…と叩かれる。
「え?」左を振り返るが誰もいない。
なぎさが反対から腕を伸ばしほのかの肩を叩いたのだ。
くるっとなぎさの方を振り返ると…となぎさが居ない!…と思ったら

「ばあっ!」ほのかに見えないようにしゃがんでいたなぎさが立ち上がる。
「きゃあ!」突然死角から現れたなぎさにびっくりして声をあげてしまう。
「きゃはは!ほのか!ビックリした?きゃあ!だって。
 ほのかのビックリした顔!可笑しいあはははは…」
「むか!…ビックリなんてしていません!」
388かくれんぼ2/4:04/12/21 21:07:28 ID:???
「あはは!無理しちゃって、ほのかピザって十回言ってみて!」
 十回クイズね!これなら得意!
「ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ!」
「じゃあココは?」なぎさが"ひじ"を指差す。
 "ひざ"と言わせたいのね?引っかかるもんですか!

「ぴじゃ!…あっ!」
「ぎゃははは!ぴじゃ だって!ぴじゃ〜!!!」
「むっか〜!!あのね!なぎさ!さっきから…」

突然周囲に邪悪な気配が!ジュナ!レギーネ!ベルゼイガートルード!がやって来た!

――デュアルオーロラウェーブ!
 キュアブラックとキュアホワイトに変身!
――プリキュアマーブルスクリュー!
白と黒の雷撃がダークシードの三人を撃ち砕く!

「撤退だ!」
プリキュアふたりの強力な攻撃に耐え切れず逃げ去っていく…
389かくれんぼ3/4:04/12/21 21:09:04 ID:???
「ふぅ…あいつらしつこいナア…」
 逃げ去る三人を見つめながらなぎさがつぶやく。
 すると、隣にいるはずのほのかの姿が見えない!
「あれ?ほのか?どこ?」きょろきょろとほのかの姿を求め周囲を探す。

「ふふふ…なぎさったら探してる探してる!」
 逃げ去る三人に気を取られたなぎさにこっそり物影に隠れるほのか。
「さっきのイジワルの仕返しよ!」

 必死にほのかの姿を求めあたりを探し回るなぎさの目に涙が…
「ちょっと…やりすぎたカナ?」と思い立ち上がりなぎさに声をかけようと…

「あいつらかアア!!あいつらが!!ほのかを!!誘拐したのかアア!!!!!」

怒りに震えるなぎさの叫び声!!空間が悲鳴を上げて歪む!!

きっ!と空の一点を見つめ地を蹴り空高く跳躍する!!

「あっ!なぎさ、わたしはココに居るョ…」
390かくれんぼ4/4:04/12/21 21:10:26 ID:???
 空高く飛び上がったなぎさが、遁走するジュナに拳を叩きつけ撃墜!
 回し蹴りをベルゼイの腹に打ち込み地上に叩きのめす!
 不意をつかれすっかり弱気な 翔子ちゃんモード のレギーネの衿を掴み
「ほのかを何処へやったあああああ!!!」怒気を挙げて問い詰めるなぎさ。
「あ…あの…知らない…」
「はっきりと話せー!知らないことあるか―――!?」
 レギーネの衿を掴んだまま地上に降り立つなぎさ。

「あの、ホントにシラナインデスヨ…」
 おどおどとなぎさの逆鱗に触れないよう優しく話しかけるベルゼイだが、
 逆上したなぎさはベルゼイの尻を蹴り上げ
「だったらほのかを探せ―――!!!」

「美墨さん落ち着いてください…」ジュナがなだめようとするが、
「ほのかに何かあったら只じゃおかないから!!」

「はっはい!」
 慌ててあたりの藪をつついたり、物陰を探すダークシードとなぎさ達。
「ほのか…ほのか…何処に居るの?」泣きそうな声でほのかの名を呼ぶ。
 ほのかを探す為に手当たり次第に物陰をひっくり返し、ぶち壊していく。

     「ほのかあああああああ!!!!!!!」

「はゎゎゎゎ…出るに出られないよー!」
                          おしまい
391メロン名無しさん:04/12/22 00:35:31 ID:???
>>387-390
超グッジョブ!
なぎさといっしょに涙ぐんでシマタヨ
392メロン名無しさん:04/12/23 23:47:32 ID:???
イタヅラっ子なぎさかわええ
393佐倉蜜柑:04/12/24 06:25:35 ID:BCPiPov1
       ウチほのか許さへん!。
394クンニ:04/12/24 08:00:34 ID:???
キュア黒のまんこは納豆スメル
395レン:04/12/26 22:04:38 ID:???
ある日変な夢を見た
「おはようなぎさ」
「おはようほのか久しぶりね」
戦いから3年が経ち皆ともたまにしか会ってない
「なぎさが釣りなんて珍しいわね」
なぎさは「そう?」と言い若葉台の近くで釣りをしている
「なぎさ久しぶりミポ」
「ミップルも久しぶりね」
なぎさは右手に宿るソウルイーターを見ていた
「なぎさ・・・また行ってしまうの一人で・・・」
なぎさは戦いが終わった後に一人で旅に出て宮城の蔵王まで旅立っていた
「うん・・・私ほのか達に迷惑かけたくないからこの紋章のせいで」
「言わないで!」
「ほのか」
ほのかは悲しい顔をして泣きそうになりなぎさにこう言った
「なぎさ・・・私は迷惑じゃないよ・・でもまた帰ってきてくれるよね」
「・・・うん・・もちろんよメップルをお願いするねほのか」
なぎさは釣りが終わった後ほのかの家によりほのかが寝てる時に旅だった
「ほのか・・・ごめんね私もう行くよ」
「・・・う〜ん・・なぎ・・さ待って一人にしないで」
「ほのか・・・ごめんね・・バイバイ」
なぎさはほのかに別れのキスをし旅に出た

396非情の決断1/1:04/12/27 20:08:08 ID:???
西部地区合唱コンクールに
ベローネ学院を代表として出場する二年櫻組
なのに…森岡唯はその中にいなかった。
どうして?
それは…

ベローネ学院二年櫻組の合唱コンクールの練習中。
♪だってやってらんないじゃん♪

「なぎさ!もっとやさしく!雪城さん!もっと力強く!」
矢部千秋の厳しい指導!
「はい!」「はい!」
「じゃあ最初から!聖子!ピアノお願い!」

♪だってやってらんないじゃん♪
「千秋、すっごい!凄い凄い!やる気!」「頑張らなくっちゃ!」

♪だってやってらんないじゃん♪
「これだけ練習すれば優勝間違いなし!?」
「でも…優勝するには…何かが足りない…
っていうか…何かが余計」

♪ぼえ〜〜ほげ〜〜♪

「やっぱり…唯を外さなければ…御高倶女子には…勝てない!」

  おしまい
397メロン名無しさん:04/12/31 11:23:45 ID:???
【コピペ推奨】
◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○

創価学会=公明党の恐ろしさ

創価学会は、表向きは宗教団体であるが、内実は、北朝鮮勢力に占拠された謀略組織である。1000万人近いといわれる日本人信者は、
最高権威者を含めた教団幹部が朝鮮人・帰化人であることを知らされていない。そして、朝鮮人脈の金儲けと北朝鮮延命のためにせっせ
と献金を差し出して搾取されている。創価には、あの凶悪な犯罪宗教、統一教会が多くの工作員を送り込み、内部から創価を操縦している。
創価は、統一の手で、北朝鮮世界勢力の陰謀実現に協力させられているのである。

●創価学会は、フランスで原発技術を盗み、北朝鮮に提供しようとした。
●創価学会は統一教会とともにオウム真理教に在日信者を送り込んで乗っ取り、北朝鮮から密輸した覚醒剤を密売していた。
●創価学会は、北朝鮮ノキムジョンイルから資金援助を求められている。幾ら出したんだ、池沼強姦野郎池田?
●創価学会は、親北派の金大中の大統領選挙戦を支援し、当選させた。結果、金大中は池田の要望で北朝鮮を秘密援助した。

公明党には投票しないようにしましょう


◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○
398初詣1/1:04/12/31 17:07:14 ID:???
人を掻き分けようやくお賽銭箱の前まで進んできた二人。
ココロ静かにお祈りしようとした時…
  どん!
見知らぬヒトが二人を強引に押しのけ鈴を勢いよく鳴らしお祈りを始める。

俺「去年は酷い目に合いました今年は良い事は無くても良いですから
  酷い目にだけは合わせないで下さい鶴亀鶴亀あーめんぶつぶつぶつぶつ…」

「あはは!この人必死!本気すぎ!ってほのかも一所懸命なにかお祈りしてる!」

 長く美しい黒髪をまとめ白いうなじをのぞかせたほのかの
 凛とした横顔におもわず見とれてしまう。

「ほのかの事だからきっと世界平和カナ?よーし!わたしもフンパツして…」

ちゃりり〜ん♪ 百円だ〜!!♪からんから〜ん♪ぱんっぱんっ!

「光の園と虹の園が平和になりますようにっ!
 …あれ?ほのかはまだお祈りをしている。
 ん〜と…百円もお賽銭したんだからもう一個お願いします!
 チョコパフェおなかいっぱい食べられますように!」

お参りを終えたふたりの帰り道。

「なぎさは何をお願いしたの?」
「ほのかと一緒!」(チョコパフェなんて言えないなア)
「やだ…なぎさったら!えっちなんだから!」
顔を赤くしながらも嬉しそうになぎさの手をぎゅっと握るほのかでした。
                                     おしまい
399メロン名無しさん:04/12/31 19:05:12 ID:???
>>398
ワロタ。GJ!!
400メロン名無しさん:04/12/31 20:07:48 ID:???
腕を引っ張られてほのかの部屋に連れて行かれ姫初め
401  【大吉】   【521円】 :05/01/01 21:56:04 ID:???
   ∩___∩
   | ノ      ヽ/⌒)  創価ですぅー
  /⌒) (゚)   (゚) | .|
 / /   ( _●_)  ミ/   ∩―−、
.(  ヽ  |∪|  /    / (゚) 、_ `ヽ
 \    ヽノ /      /  ( ●  (゚) |つ     
  /      /      |  (入__,,ノ   ミ      あばあばばばば 
 |    つ /        、 (_/    ノ
 |  /\ \       \___ ノ゙ ─――、
 | /    )  )       /\       _  ヽ
 ∪    (  \    (⌒0 /\     ヽ (_ノ
       \,,_)    `ヽノ   /  、   )O
                    (  </ /
                     > ( 〈
                    (,,__(,,_ノ
http://search.yahoo.co.jp/bin/query?p=%c1%cf%b2%c1%b3%d8%b2%f1+%ca%d1%c2%d6&fr=top&hc=0&hs=0
402メロン名無しさん:05/01/02 15:28:23 ID:RNIvrAHU
http://www6.tok2.com/home2/hirokiku/TAF/tafcure.wmv

既出だと思うが、プリキュアの曲でも聴いてよう
403メロン名無しさん:05/01/02 19:37:36 ID:vGAXc54l
プリッキュア(笑)
404メロン名無しさん:05/01/02 22:49:50 ID:OyZrvHMx
405メロン名無しさん:05/01/04 00:53:04 ID:ZzPqZFd9
メップル「ムフフフ・・・君たちに新年早々試練を与えるメポ」
ミップル「与えるミポ」
なぎさ・ほのか「ぶっちゃけありえな〜い!お正月ぐらいゆっくりさせてよね〜!」
メップル「プリキュアのイベント会場で、良い子のおともだちの前で踊って来るメポ」
ほのか「いやあ〜!去年もそれやったけど・・・変な男の人がちっちゃい子たちに混じってわんさか来るの!」
なぎさ「あの変態としか呼べない様な男どもの目つきは強烈だったわっ!!」
メップル「馬鹿者っ!!こんな事でプリキュアが出来るメポかっ!!!(激怒)」
なぎ・ほの「うっ!!・・・」
ミップル「ごたどた御託を並べてないで今年も行って来るミポ!」
なぎさ「いっ・・いやよ・・・行ったら会場裏で今度こそなにされるかわかったもんじゃ無いわっ!」
ほのか「あの人たち、最近はわたしの家にまで変なモノとか送ってくるの・・クリスマスの時なんて
    白い歯磨き粉みたいなのがクマさんの縫いぐるみの中に・・・。」
なぎさ「そうそう、わたしなんかチョコパフェ送られて来たんだけど、生クリームがちょっと・・アレだった・・」
メップル「試練メポ、試練メポ・・このまま2年目もこのアニメが続くのは誰のお陰だメポ?」
なぎ・ほの「ファンのお陰です」
ミップル「わかればいいミポ。 もし去年不評で打ち切られでもしたら、あなたたちはとっくにエロアニメ業界行きだったのミポよ?」
こうして402へ・・・。
406メロン名無しさん:05/01/05 20:21:14 ID:???
俺「さっき、彼女が帰ったんだけど 」
DJハドソン「イェア」
俺「今日エッチしなかったのよ。」
DJハドソン「ォーバァァァッド!!」
俺「今日なら中に出してよかったのに・・・」
DJハドソン「クゥゥゥルガァァァル!!」
俺「不満そうな顔して帰って行った。
 どういう意味?」
DJハドソン「YO!クゥゥゥルガァァァイ!」
407メロン名無しさん:05/01/05 20:22:03 ID:???
すまそ誤爆したっす↑
408どんな味?1/2:05/01/05 20:25:09 ID:???
なぎさとほのかが机を並べて勉強中。
ほのかは教え方が巧いから、なぎさの勉強がはかどるはかどる。
でも、なぎさにはさっきから気になる事がひとつある。
ほのかが ♪ころろんころころ♪ 
飴玉を舐め舐め勉強しているのが…

――別にお腹が空いてるわけじゃないけれど、
――隣でおいしそうなあまいあまい香りがすると…ねえ?

「ほのか、その飴おいしい?」
――次に期待するほのかの言葉は(なぎさに一個あげる!)なんだけど…

「おいしいよ」そっけないほのかの返事。
「何味?」
「何味だろうね?」教科書をジッと見つめたままのほのか。

――お勉強に集中してるのはわかるけど…
――ほのかはハッキリ言わなきゃ判んない人だもんね!
「ほのか!私にも飴玉ちょうだい!」と言い終わらぬうちに
「一個しかないの。」
顔も上げずにノートにペンをすらすら奔らせて、
ほのかはお口の中で飴玉を
♪ぺろころぺろぺろ♪

――ムカ!私の顔を見もしないでそんな冷たい返事ってアリ〜?
409どんな味?2/2:05/01/05 20:25:55 ID:???
「ほのかってズルイよ!ひとりだけで飴玉おいしそうに舐めるなんて!」
「だって一個しかないんだもの!」
「半分コにするとか、
ほのかが我慢して私にくれるとかいろいろ方法あるであくぇsdr!!」

―――かりん!―――

ほのかが口の中で飴玉を砕く音
そしてほのかはなぎさの肩に腕を回して抱き寄せる
人差し指で軽くなぎさの下唇を押さえて開かせる

―――ちゅっ!―――

唇に重なるほのかの唇。
甘い甘い香りと一緒に
小さく欠けた飴玉がひとつほのかの舌で口の中に押し込まれる。

「何味だった?」
「よく…わかんない」
「うふふ。もう一個飴玉ポケットにあるの忘れてた。
これも半分コにして食べようね?」
                       おしまい
410メロン名無しさん:05/01/05 20:46:44 ID:???
>>408-409
あんた最高だ
411やっぱりプリキュア解散!1/1:05/01/07 20:56:23 ID:???
ちょっとした親切のつもりが、
「余計なお世話!」なんて怒らせちゃうって良くある事。
でも、互いを思いやる気持ちが確かなら!
きっといつか判りあえる!…はず…なんだけど…
結構空回りしちゃう事もあったりする。

――チョコレートケーキが好き 玉ネギは昔からニガテ
草の匂いが好き 私の靴下は…ちょっと臭い なんちゃって。
「ふふふ…ずっとこの調子なのかしら?」

――晴れの日が好き。雨の日は憂鬱。友達が大好き。
「友達…私たちは友達?」
――ケンカは…嫌い。
「美墨さん…」

――雪城さんの事もっと知りたい!
「私も、美墨さんの事を知りたい!」
――私の事も知って欲しい!
「仲直り…出来るのカナ…」

――まず手始めに、雪城さんには私の靴下の匂いを嗅いでもらいたい
「――ん?――」

――いや、絶対嗅がせてやる
「ちょ…ちょっと…」
――きっと彼女は嫌がるだろう。でも構うものか!
「構うわよ!」

――腕力には自信がある。雪城さんを羽交い絞めにして…
「美墨さん、まだ怒ってるのかしら?」

――今すぐにでも嗅いでもらいたい!
「――怖!――」
――なあに、彼女の家はわかっている
「ぎくっ!でも家には忠太郎もいるし…」
――番犬など役には立たない。すでに手なずけてある。
「カギ…かけてあったかしら?」

――もう、おまえの後ろにいるぞ!
「ぎゃ――――――――!!!!!」
                   おしまい
412やっぱりプリキュア解散!1/1:05/01/07 20:58:27 ID:???
以前投下カキコした筈なんだけど、読み返したら無かったので。
夢うつつで生活してるからぼけんぼけ。
413メロン名無しさん:05/01/07 21:11:24 ID:???
おかしいなあ。どっかで前に読んだことがあるような。他に投下しちゃったんじゃない?
どこで読んだのか俺も忘れちゃった。
414メロン名無しさん:05/01/07 21:30:16 ID:???
百合萌えスレ9の182じゃないかな?
415メロン名無しさん:05/01/07 23:28:25 ID:???
そうそうそう!
DAT落ちだけどググッて調べ思い出した。
話の流れ読んでちょうどそれっぽいの書き溜めたのがあって描いたんだ。
んん眠れる。thanx
416メロン名無しさん:05/01/11 00:01:10 ID:???
「たっだいま〜!!」
「・・・・静かにして、夜遅いんだから」
「あ〜ゴメン、男子部と飲んでたらこんな時間になっちゃってさ」
「それから、この部屋でタバコ吸わないでって言ったでしょ」
「ゴメンゴメン、でも外寒いからさ、一本だけっ、ね!?」
「タバコなんて吸ってちゃ部活に復帰できないわよ」
「ああ、私ラクロス辞めた」
「・・・・・・・ふーん」
「今時あんな地味でショボくて汗臭いの流行らないって
 体育会系っての?スポ根性っての?時代錯誤よね〜」
「ま、勝手にすれば・・・」
「あ、もしもし?先輩?今、寮にいる」
「・・・・・・・・」
「え?今から来るの?ここに?マジ?うん、分かった
 見つからないようにね!バレたらまた停学くらっちゃうからさ、は〜い、それじゃ」
「ちょっと・・・・」
「今から先輩来るから、ああ大丈夫、見た目は怖いけど意外と優しいから」

「うぃ〜っす、ハハ、来ちゃった」
「いらっしゃ〜い、座って座って、あ、これ親友のほのか」
「あ〜これがほのかちゃん?有名だよオレ達の間でも〜
 ちょっと性格キツいけど超可愛いってさ、オレ初めて見た」
「ほのかもこっち来なよ、飲もう一緒に!」
「・・・・・・・触らないで」
「・・・何よ、何怒ってるの?」
「それと、私の事を"親友"だなんて紹介するのもやめて
 私は今のあなたと友達になった憶えは無いわ」
「・・・・・・・・ほのか・・・」
「昔のあなたは魅力的だった」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「ラクロス辞めたのだって、そんな理由じゃないでしょ?」


417メロン名無しさん:05/01/11 00:05:02 ID:???

「あ〜あ、出て行っちゃったよ、ほのかちゃん」
「・・・・・・・・・・昔もこんな事あったなぁ」
「ん〜?」
「私のチョコをほのかが勝手に食べたとかでケンカした事があったの
 まぁ結局は私が自分で食べたの忘れてたんだけどね
 で、私が言い過ぎちゃって・・・・・ほのかは泣いて出て行っちゃって・・・・
「・・・・・・・・・」
「あの頃の私は、裸足でほのかを追いかけた・・・・・・・」
 今の私は・・・・追いかけたって・・・きっと届かない・・・・」

「ラクロス辞めたのだってね、届かなかったから辞めたの
 どんなに追いかけたって、手を伸ばしたって、届かないものがある
 どうにもならない現実だってあるって知ったの」

「だったら私は初めから、追いかけない、走らない、それが賢いって・・・・」

「あはは、私また1人親友無くしちゃった、志穂も莉奈も口きいてくれないしさ
 何やってるんだろうね、ほんと・・・・・私・・・・・・・・・」

「やっぱオレ、帰るわ・・・・」
「うん・・・ゴメンね・・・・・・・・・・」


そういえば私が試合に負けて自棄になってた時、ほのかが私に言ってくれたっけ
”誰でも辛い時はある、でも落ち込んでいたって何も変わらない”
甘いなぁ・・・・・本当、ほのからしいや・・・・・・
あの時の私はふざけないでよなんて言って怒っちゃったけどね

あきらめたらそこで終わり・・・・・・か
雪城ほのか・・・・失いたくない・・・・・絶対

もう一度だけ、走ってみよう!
418名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/11 00:32:21 ID:???
良作キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!

ここのスレお気に入り登録しよっと。
419メロン名無しさん:05/01/11 00:51:26 ID:???
ここにあるSSって全部同じ人が書いたんですか?
だとしたら凄すぎなんですけど…。
420やっぱりプリキュア解散!1/1:05/01/11 19:27:39 ID:???
>>416凄イイです!
飲酒喫煙オトコノコ。不良になっちゃったなぎさ。
胸締め付けられる欝展開から
ほのかの言葉でがつんと立ち直ろうとする姿。
サワヤカな読後感!
俺ももう一度走ってみようと思ったです。
421メロン名無しさん:05/01/13 20:59:02 ID:???
  i     .,'     ヽ     .l    .l  ヽ、, ――、                 ∧
   l    /      ヽ    l    l   〉     l               / \
   l   '    ,    `    ,l    l  l  ?  l              /∬∬ ∧\
    l      l!        ,' !    l  ヽ__ノ,、_           / ∬∬ /;;;;ヽ |
    l、     l        l l    l  ∠==y `ー==、、       |  あ /;;;;;;/ |
   ,l .、     l       l l、   l/,,--  /l    ヽ  `ヽ、  r、  /  り /;;;;;/  |
   /' ,.l     l!       l ト、  ノ/´/ l ,ィ/l l l .i ヽ   ヽ/'/_,.ィ!\  え /;;;/  |
、__,.-''" l     l       l .l `ー' l,/ /メ、/l! l l、 lヽl__ l i   .l l/.r',..-ァ な 〈;;;/ あ|
    /     l!       ヽ j   / l / /',..ニ''、ll ヽlキテ''lヽl   .i ´ /.r二.._ l _ ´あり |
   ./   `      ´    ヽ    l //l"   ι  ''⌒ヽ!l , i  l  ´rー'"い/;;;〉りあ |
   /               ヽ    l'/l!、. fi)    f.i  ll//、 .lλ  ヽ  |!〈;;;/ あり |
  /                ヽ     !;;;;⌒  _、ヾ、 /'/) il//l   l  |  ´  り /
  /       ;          ヽ   _、  `!  / '''" /'-,ノ'/'/   i'   \   /
 ,'   ス ほ ,'           i /   `ヽ.、 l / _,,..-'' T// /  ./     \/
. i    ペ の l            l/      ヾ´'''"/ / ノ / l!/  ./   _ 
..!    シ かi、           .l!         `ヽ、''..,,_. /   /  ,r'
.l    ャ   ヽ、          l  --、、_      `ヽ'、   ./   ,r'´
..l    ル  _,ノ、.,、         l.l   ̄ ,.._ `‐- 、     `  /、   /, 
. l     ‐'''´  Y `'''ー      l l    ヽ、ヽ_、  `'''┬-、__,ノ  `ヽ、/ 
 l         l          l l   r,ニニ,.-.ヽ、  l `ヽ、,,.-―‐ `.、i
 .!         l          l  l     /ノァ',、 `ー−''´      、)
  l        l          l  l   `'' (r' ヽ、__...,,,,__,,,... -‐''〜〜〜〜〜〜
  l        l         l  〜〜〜〜〜〜〜〜
 〜〜〜〜〜〜i、        l
          〜〜〜〜〜〜〜
422メロン名無しさん:05/01/13 21:13:35 ID:???
なぎさは下のお毛々を見た事が無いのか。
可愛らしいな。
423メロン名無しさん:05/01/13 21:16:12 ID:???
>>421
うんこかと思ったら!だったのか
424メロン名無しさん:05/01/16 22:12:14 ID:???
       ,.. -――-.、             ,...   ..、
    ,. - '"       ヽ、 。 。 。  /      `  、
  /  ,;;;;;;;;;;;;,,,,,     ヽ |ヽ人ノ|  /       ,,,,,,  `ヽ、
 /   ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,   ,.ヽ.i,----,i..、 !    ,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,   ヽ   
 !  ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::''''' ,. '"   .;;;^;;;   `ヽ ''':::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;''    ヽ   
 l  ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::''      _,,,,,,__ __,,,      ヽ  '''':;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,   l   
 ヽ '::;;;;;;;;;;;::''   /   |.-=・=H-=・=~iー     ヽ、  ''::;;;;;;;;;;;;;;;;;  /   
   \''''''     /  ,'ヒ______ノハ、_____ノ      ヽi   '':;;;;;;;;::'  .ノ    
    \   r-'      _, ,ム、、_   .     ヽ!     ,..ノ
      `ー^ヽ、_    ィ-==ー-i,   _    ,,...入__,,..-'
            `i;:;:;:;:;:;:;:;:;~;~;~;~;~;:;:;:;:;:;i''"´
            《;:;:;:;:;:;:;:;:; ; ; ; ; ; ; ;:;:;:;:;:;》   ,.-ィ''''ヽ、
             ノ`〜〜ゝ; ; ; ; ;く-、'''く_二ニ' ノ;;;;;;;;;;l
            ヽ イ         )、ノ   ゝ、;;;;;;ノ
               `i、ノ---‐、_イ
おやおや、石の力を奪われてしまうのはいかがなものかポポ。
これは由々しき事態でありぞっとしないポポ。
本来ならばプリキュラ諸氏を怒鳴りつけている所であるが、
早くプリズムストーンを取り戻すよう、もそもそと苦言を呈しておくポポ。
425メロン名無しさん:05/01/17 00:11:07 ID:xEChtbM5
ポっ・・・ポポォ〜〜
426なんだっけ?1/3:05/01/18 23:08:28 ID:???0
放課後。クラスの友達はみんな帰って
誰も居ないはずの二年桜組にふたりの人影。
なぎさとほのかがなにやら言い争って大ケンカ!

「なぎさが!」「ほのかが!」
「そっちが悪い!」「私は悪くない!」

むうううう……互いに凄い顔して、おでこぶつけそうなくらいにらみ合って
「もう知らない!」「こっちの科白!」

―――もう絶交!―――
プィッ!て にらみ合うふたりがほお膨らませて

互いに明後日の方にらんで立ち上がり、
「真似しないでよ!」「真似なんかしてません!」

どかどかどどか!

並んで互いに肩ぶつかりながら教室の外へ。
「何処行くのよ!」「帰るのよ!」ぐいっとなぎさの前にほのかが進み出る。
「私の前を歩かないで!」なぎさがほのかを抜き返す。
さらにほのががなぎさの前に出てなぎさが抜き返してほのかが…
いつの間にか下駄箱までを奔って競争、大レース!
427なんだっけ?1/3:05/01/18 23:09:58 ID:???0
さすがラクロス部のエース、なぎさが先に下駄箱に到着!

ふふ〜ん♪なんて横目で遅れてきたほのかに「勝負あり!」
勝ち誇った顔で靴を履き替えると

「お先に!」ちょっと嫌味っぽく挨拶したりして。
「むか〜〜!」

ベローネ学院の誰も知らない事だけど、
結構勝気で頑固なほのか。こんななぎさの態度に腹が立って腹が立って!!!!
でも、悔しいけれど負けは負け。
それでもさっきのケンカまで負けた気がして悔しくって悔しくて!

と・こ・ろ・が!一発逆転!

――ぴかぴかごろろごろ―――
遠くでカミナリが鳴ってる外は大雨!
科学部所属で万事やる事そつないほのか。
ちゃあんと折りたたみの傘をカバンに忍ばせて準備OK

一方、万事出たとこ勝負で明日は明日の風吹く!なァんて生き方のなぎさ。
当然傘の用意なんてしていない。
玄関出たところで恨めしそうに雨雲眺めてたら

「お先に、美墨さん」ふふふ〜ん♪ってさっきのお返しってほのかの挨拶。
「むか〜〜!」悔しがっても仕方ない。勝負あり!なぎさの負け
428なんだっけ?3/3:05/01/18 23:11:21 ID:???0
雨の音を聞きながら玄関に叱られて
立たされてるみたいななぎさの視界に
雨ににじむ校庭から人影ひとつ。

―――ほのか!―――

傘をさすほのかが引き返してきた。

「…なあに?帰ったんじゃないの?」
「なぎさこそ…帰らないの?」

「帰りたくっても…傘が無いの。」
「傘が無いのなら…私の傘に入っていけば良いじゃない。」

それから…
ふたり並んで相合傘。
傘の柄をにぎるほのかの手の上に
なぎさが手を重ねていつものふたり。
ケンカの理由って何だっけ?
                          おしまい
429メロン名無しさん:05/01/18 23:24:41 ID:???0
>>426-428
涙出てきた。
子供向けの雑誌などでマンガでやってほしいものだ。
43030+1=? 1/7:05/01/20 22:34:07 ID:???0
たまには放課後のほほんとおしゃべりタイム。
特別お話したい事があるわけじゃないけどね。

部活とかおいしいケーキ屋さんとか
好きなオトコノコの告白!なんてしちゃうかも?

ところで、どこの学校でも怪談話はつき物。
ベローネ学院にもモチロン語り継がれる怖いお話が合ったりする。

そこで、今日の放課後おしゃべりタイムのお題は怖いお話。
ベローネ学院七不思議。一番怖がった子が罰ゲーム!って趣向。

「美術室のバレリーナの石膏像が夜になると目が光りだして…気がつくと
…両手を広げたバレリーナがオシリを押さえたポーズに変わってるの…」
トップバッターは美術部の柏田真由の怖い話。なかなかお話し上手の真由。

「ちっちゃいちっちゃい、ちーっちゃい、ウサギみたいな猫みたいな生き物が
教室をポッポ〜って鳴きながらウロウロウロしているんだって!
おまけにこれから起きることを予言までしちゃう…」
とは志穂のお話…。

「それって全然怖くないよ!」「つーかカワイイ!」
なんてみんなは言うけれど、
「ぎくり!ポルンの事だ!」って一人ビックリしちゃうほのか。
43130+1=? 2/7:05/01/20 22:35:31 ID:???0
「…それでね、この間の体育祭の時って、
警備の都合とかで校内は立ち入り禁止だったでしょ?
それなのに…誰も居ない筈の音楽室から♪ポロンポロン♪ってピアノの音が…」

千秋の話を「怖くないよ!」って涼しい顔で聞いているけど
「ごくり…」思わず生唾飲み込んじゃうなぎさ。

「夜、校舎に何時までも残っていると科学室の人体模型が
廊下を凄い勢いで走って追いかけて来るんだって!」
とは莉奈のお話。

「もしかしてみんなにバレバレ?」って心配しちゃうほのかなのに、
なぎさの方をそっと見ると
―ガクガタブルブル!―って…
「もう!なに怖がってるのよ!」突っ込みたくなるけど我慢我慢!

「次はなぎさの番だよ」
「ええっと…おにぎりを食べ忘れちゃった翌日、
そのおにぎりを食べたらこわくてこわくて…って駄目?」

「駄目〜〜!!!!!」「怖くないって!」
「ごはんがコワイ(硬い)って駄洒落じゃん!」
43230+1=? 3/7:05/01/20 22:36:48 ID:???0
「七番目、最後は雪城さんにお願い!」
「怖いの頼むよ〜!」
「なぎさが泣き出しちゃうくらいの!」

「じゃあ私がとっておきの七つ目を。
ベローネ学院七不思議の不思議な所は…
"七"不思議なのに
な・ん・と!不思議が"六つ"しかない事なの!」

「ぎゃあああああああああ〜!!!」
椅子から転げ落ちそうなくらい大きななぎさの叫び声!

「…ってもうなぎさ!ここは怖がるとこじゃないよ!」
「え?あっ!そうか…」

――あはは、うふふ、きゃはは、くすくす――

「つーことで、罰ゲームはなぎさに決定!
みんなの分のジュースを一人で買ってくること!」
「牛乳!コーラ!ウーロン茶!ロイヤルミルクティー!コーヒー!イチゴミルク!」
43330+1=? 4/7:05/01/20 22:38:04 ID:???0
というわけで、みんなからお金を集めて
誰も居ない廊下をひとりぽっちで
校舎の隅っこの自動販売機までお買い物。

「誰も居ない学校ってなんでこんなに怖いんだろう?
それにしても悔しいなあ…
みんなを怖がらせるお話なんか無いかなァ…」

――♪ちゃりんがちゃんごとん!ちゃりん♪がちゃん!ごとごとごっとん…

注文メモを見ながら自販機を次々と…
――志穂の牛乳、莉奈がコーヒー。
 真由のコーラ、千秋がウーロンほのかはミルクティ…
 わたしがレモンスカッシュ。あれ?イチゴミルクって誰だっけ?
頭の中に「?マーク」がつきながらも自販機にお金を…

――あれ?お金が足りない!
「おっかしーなー…」
と、その時!

――とんとん――
なぎさの背中が誰かに突つかれた!
43430+1=? 5/7:05/01/20 22:39:41 ID:???0
「ぎゃああああ!!!!!」
廊下に響くなぎさの絶叫!

「きゃ!びっくり!驚かせちゃった?」振り返ると"森岡唯"!

「なァんだ唯かァ…驚かせないでよ!」ほっとしたけどへなへな〜って力が抜ける。

「なぎさ一人じゃ大変でしょ?お手伝いに来たんだけど…
ふふふ、なぎさってホントに怖がりだね!」
ぺロッて舌だしてゴメンゴメンって唯の顔。

「別に怖がってなんか無いよ!ただビックリしただけ。
ねえ、それより唯、何か怖いお話し知らない?
みんなを怖がらせて見返したいの!」

「…あるよ。とっときのヤツ…聞きたい?」
ジッとなぎさを見据える唯。

「ごくり…聞きたい…」
43530+1=? 6/7:05/01/20 22:41:02 ID:???0
「あのね…二年櫻組でふと、クラスの人数を数えるでしょ。
そうすると一人多いの。でも誰が多いのか判らないのよ。
気のせいだろう?数え間違えだろう?って考えて
机とか椅子を人数分ちゃんと用意するの。
でも…やっぱりひとつ足りないの」
「それって…」
「そう…座敷童子が二年櫻組にいるのよ」
「怖い…」

「平気よ。ちょっとイタズラっ娘だけど可愛くて
きっとなぎさの良いお友達になれるよ!」
「止めてよ…その座敷童子って…実話じゃないよね?」
「変ななぎさ!だって今なぎさは座敷童子とお話してるじゃない!」
「…え?」
「うふふ…私が座敷童子って言ったらビックリする?」

――え?あれ?さっき怖い話の時、
志穂莉奈、真由に千秋。それにほのかと私、
  六つの怖いお話したのにほのかは自分が七つ目って言った?
  あれ?さっき唯って教室にいたっけ?あれ?あれ?あれ〜?
43630+1=? 7/7:05/01/20 22:42:14 ID:???0
いつのまにかなぎさは教室でみんなとおしゃべり。
「あれ?わたし、何時の間に教室に戻ってきたんダロ?
誰かとおしゃべりしながら廊下を歩いていたような…」

「なぎさ、ジュース多いよ!なんで七本も買ってきたの?
誰もイチゴミルクなんて頼んでないよ?」
「なぎさ一人で二本も飲むんでしょ!太るゾ〜!」

「あれ?何で私イチゴミルクなんて買っちゃったんダロ?
 ま、いっか!飲んじゃおうっと!」

ひょいっ♪とイチゴミルクに手を伸ばすと
――ありゃ?中身がない!どーして?

――ゴチソウサマ!――
                        おしまい
437メロン名無しさん:05/01/21 00:06:39 ID:???0
>>430-436
乙!
皆が何故かプリキュアのエピソードを語るのがイイなw
438メロン名無しさん:05/01/21 19:23:49 ID:???0
>>430-436
スバラシイ!
話として普通に面白い。
恐い話なのに暗くないのが(・∀・)イイ!
439メロン名無しさん:05/01/23 09:34:31 ID:1qFxTXJi0
このスレは、危険なアニヲタが一杯居るポポ・・・。
         ,.. -――-.、             ,...   ..、
      ,. - '"       ヽ、         /      `  、
    /  ,;;;;;;;;;;;;,,,,,     ヽ        /       ,,,,,,  `ヽ、
   /   ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,   ,.ヽ.. ---- ..、!    ,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,   ヽ
   !  ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::''''' ,. '"   .;;;^;;;   `ヽ ''':::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;''    ヽ
   l  ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::''   /      ''''      ヽ  '''':;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,   l
   ヽ '::;;;;;;;;;;;::''   / ;;;,,r''''ヽ       ,r''''ヽ;,;; ヽ、  ''::;;;;;;;;;;;;;;;;;  /
     \''''''     / ,,;;;i;;;;`";!      l;;;;`";;!;;  ヽi   '':;;;;;;;;::'  .ノ
      \   r-'  " `="  、_人_,  `="^''  ヽ!     ,..ノ
        `ー^ヽ、_       ,,,,,,,,       _,,...入__,,..-'
              `i;:;:;:;:;:;:;:;:;~;~;~;~;~;:;:;:;:;:;i''"´
              《;:;:;:;:;:;:;:;:; ; ; ; ; ; ; ;:;:;:;:;:;》   ,.-ィ''''ヽ、
               ノ`〜〜ゝ; ; ; ; ;く-、'''く_二ニ' ノ;;;;;;;;;;l
              ヽ イ         )、ノ   ゝ、;;;;;;ノ   
                 `i、ノ---‐、_イ
440メロン名無しさん:05/01/23 21:02:06 ID:???0
※今年の2月14日をプリティかつキュアキュアに過ごす方法※

 【用意するもの】
 郵便局員の知り合い(できれば同じ趣味のヤツ)
 
 郵便局ではバレンタインデーにチョコ配達サービスをやっていて局員にノルマがある。
 そこで、達成する為に自腹で友達にチョコを送ったりするわけだが、
 その時に差出人の名前を「美墨なぎさ」もしくは「雪城ほのか」にしてもらう。
 すると、アラ不思議!バレンタインに彼女達からチョコが!

 【注意】
 これを多用すると自分自身が女にもてなくなり、二次元の泥沼に嵌るどころか、
 郵政民営化に拍車がかかり、近所の郵便局が閉鎖され、郵便局員の首も危なくなる諸刃の剣。

 ぶっちゃけ、反小泉派、民主党員、全逓・全郵政組合員、朝日信者にはお勧めできない。
441メロン名無しさん:05/01/23 22:38:59 ID:++QbVnW00
  . ∩___∩   ∩___∩
   |;;ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ | ノ      ヽ  
  /;;;;;;;●;;;;;;;;;●;;| /  ●   ● |  ふたりはプリクマ!!
  |;;;;;;;;;;;;;;( _●_);;;;ミ|    ( _●_)  ミ
 彡、;;;;;;;;;;;|∪|;;;;;、;彡、   |∪|  、`\
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽノ;;;;// __  ヽノ /´>  )
(___);;;;;;;;;;;/(___)   / (_/
442メロン名無しさん:05/01/24 13:15:52 ID:???0
>>440=郵便局員
必死ですね。
もう短い公務員生命がんがってね。
443メロン名無しさん:05/01/24 14:58:23 ID:BLb3ZIpM0
郵政民営化自体が、小泉内閣のネタですから。
444昼休み 1/4:05/01/24 20:49:47 ID:???0
学校で一番のお楽しみといえば、やっぱりお弁当。
家でも朝ごはんとかお夕飯とか食べられるだろうって?違うのよ、これが。
仲のいいお友達とワイワイおしゃべりしたり、
ちょっとお行儀の悪い食べ方をしたり、そんなのが良いの。
わたしにとって特別でとっても大切な時間。

「いっただっきまーす!」
なぎさが言うより早くお弁当箱の包みを開きふたを開ける。
「今日のおかずは何だろな♪ハンバーグポテサラプチトマト♪どれから食べよっかナ♪」
ひょい♪ぱくむしゃもぐ♪むしゃ♪

「いただきます」
なぎさの隣でわたしは静かに手を合わせ膝の上のランチボックスを開く。
大好きなおばあちゃまが作ってくれたサラダにタマゴとツナのサンドイッチ。
ちっちゃな箱にはイチゴのデザート。ポットの中には熱い紅茶。
445昼休み 2/4:05/01/24 20:50:56 ID:???0
「そうそう、なぎさに注意したい事があるの、今日も遅刻したでしょう…
それにハンカチ忘れたからってスカートで手を拭かないの…
それから、授業中居眠りしてた…ちゃんと早寝早起きしなきゃ…
予習復習ちゃんとやってるの…宿題だけじゃないんだから…
それと、さっきも廊下を靴のままで歩いて…あと今週掃除当番…」

「ごちそーさまー!」
「え!?なぎさ!?もう食べ終わったの?」
身体を後ろにのけぞらせ、お腹を満足そうにさすりながら

「うん♪もう食べちゃったよ。私もほのかに注意したい事があるの!
ごはんを食べる時はおしゃべりに夢中にならない事。わかった?」

「…なぎさってば!」なぎさに一本取られた。降参。わたしの負け。
446昼休み 3/4:05/01/24 20:52:14 ID:???0
わたしが一口目のサンドイッチを口に入れたとき

――ごちぃぃぃん!!
すっごい音。なぎさが頭を押さえてうずくまっている。

「な…何してるの?」
「痛ッ!いい天気で…眠たいから…横になって…頭打った…くぅぅ…痛い…」
「もう!あなたって人は!」これだからなぎさから目が離せない。

苦笑いするわたしのひざをなぎさが抱える。
「な…何するの?」
「へへへ、ひざまくら。」ころん♪となぎさが頭をほのかのひざの上に乗せる。

「ちょっとぉ…」照れくさいよ。
この屋上には他の生徒も同じようにお弁当を食べに来ている。
それでなくともなぎさは目立つのに…

「ふぅぅ…気持ち良い。このままでいいでしょう?」
戸惑うわたしにはお構いなしで無邪気な目でそんなこと言われては…
「うん、いいよ。」って言うしかないじゃない?

くかーすぅ…くぴー…むにゃ…

「ってもう眠ってるし…」
なぎさを起こさないようゆっくりと、静かに、サンドイッチをほおばる。
おかげでいつもの倍の時間、たっぷりかけてお昼を食べた。
447昼休み 4/4:05/01/24 20:53:23 ID:???0
膝の上で眠るなぎさを見つめる。

意外とまつ毛長いんだな。あれ?ちょっと前髪伸び過ぎじゃない?
後で髪を切るよう言わなくちゃ。
前髪が乱れておでこにかかっているので起こさないように、そっと撫ぜる。
寝息が乱れる。眉をひそめて不満そうな顔。

気がつけばいつの間にかお日様が傾きなぎさの顔を照らしている。
少しだけ身体を右に。日陰を作る。
穏やかな顔に戻り、再び幸せそうななぎさの寝息。

――ふぅぅ…世話の焼ける。頼まれてもいないのにね。
――こういう時間を大切にしたくて、わたしとなぎさは戦っているんだ。

♪きんこんかんこん♪きんこんからんころん♪
お昼休みの終りを告げる鐘の音。
ぱたぱたと急いで教室へと帰る生徒達。
膝の上に確かに在るなぎさの心地よい重み。
「今日はこのまま五時間目さぼっちゃおうかな?」
                         おしまい
448メロン名無しさん:05/01/25 00:08:14 ID:???0
GJ
449メロン名無しさん:05/01/25 23:38:30 ID:???0
>>448
正しい。
450メロン名無しさん:05/01/27 13:51:41 ID:???0
「プリキュアの美しき魂が!」「邪悪な心を打ち砕く!」
「「プリキュア・マーブル・スクリュー!」」
ベルゼイ「ふんっ!」
ばぢっ!
ほの「そ、そんな・・・」なぎ「か、片手で・・!」
ベル「フハハ、貴様らの美しき魂というのはこんなものか!」

なぎ「そうか・・・私の魂、もう美しくないのかぁ・・・」

ほの「・・・な、何なぎさ泣いてるの!?
   昨夜のことは合意の上でしょ!?ねえ!ねえってば!」
なぎ「私、汚れちゃったんだぁ・・・」
ほの「そんなことないよ!なぎさの魂は美しいままよ!ねえベルゼイ!?」
ベル「え?あ、ああ、うん、美しいと思うよ、魂」
ほの「ほら、こう言ってるわ!さあもう一度撃つのよ!」
なぎ「でも・・・次も防がれたら私・・私もう・・・」
ほの「大丈夫!次の一撃で奴は必ず倒れるわ!」
ベル(え?おい、なんだよそれ、目で合図送るなよ)
ほの「さあ涙拭いて!もう一度いくわよ!」 なぎ「・・・・・・うん」

「プリキュアの美しき魂が!」「邪悪な心を打ち砕く!」
ベル(そうか、俺に空気読めってのか、よし任せろ)
「「プリキュア・マーブル・スクリュー!」」

ベル「ギャース、や・ら・れ・た〜」
なぎ「・・・・・・」 ほの「・・・・・・・・」
ベル「・・・・・・・・・・・・・・・・・なんだよその目は、バーカバーカ
    どうせ俺は空気読めませんよーだ、ペッ、じゃあな」
ほの「ちょっと、待ちなさい!逃げないでよ!」
なぎ「うわ〜ん、やっぱ私汚れちゃったんだ〜」
ほの「ほら、なぎさが泣いちゃったじゃない!どうするのよ!!」
なぎ「責任取ってよね・・・ほのか」
ほの「って、ええ?」
451メロン名無しさん:05/01/27 13:53:25 ID:???0
百合スレのを拝借して勝手に続けてみたけど
何が何やら分からなくなってしまいました
452メロン名無しさん:05/01/27 15:57:33 ID:???0
>451
面白かったですよ。
空気読めないベルゼイがなんかゾロリの悪魔みたいに思えた。
453メロン名無しさん:05/01/27 18:58:16 ID:???0
>>451
ベルゼイ可愛いよベルゼイ
454メロン名無しさん:05/01/29 00:25:19 ID:8Sn1jAS00
ところで、OPテーマの
♪プーリキューアー プーリキューアー プーリキューアー♪
のメロディーって、

*ヒュールルンルン ヒュールルンルン ヒュールルンルン
 奇想天外 ?の ブーメラン とーんでけ
 てーんまで 好奇心 グーングングングン

 古代の遺跡と握手をすれば 不思議は常識ラリルレラララ
 あくびしてる火山を越えて 大地を走る探検隊さ

*(繰り返し)


の歌の最初の部分に酷似してないか?
このことに対して粕辣苦は何もいわないのか?
455メロン名無しさん:05/01/29 01:22:36 ID:???0
'`,、('∀`) '`,、
456メロン名無しさん:05/01/29 05:34:30 ID:???0
作曲者が同じ人だから別にいいんじゃないの?
だめなの?
457メロン名無しさん:05/01/29 15:55:08 ID:???0
別にこのことに関しては、最初は凄く批判受けていたようだけど、
もうどおでもいいみたいです。

追伸
このOPの酷似のやつずっと前の週間ジャンプで使われていました。(笑)
たしか「スピン」を連載した人が書いたやつかな?
そのときのつっこみ
「知らんわ!どっちも」
458メロン名無しさん:05/01/29 16:11:09 ID:???0
×批判受けていた
○ツッコミ受けていた

どうでもいいもなにも作曲家一緒だからなー
459メロン名無しさん:05/01/31 22:37:29 ID:???0
やっぱりふたりはプリッキュア〜!伝説は続くよどこまでも!
460メロン名無しさん:05/02/01 16:33:28 ID:???0
#47で、「早くこんな戦い終らせたいのよ」と叫んでおきながら、
新#01でこの変わりようって一体........
461メロン名無しさん:05/02/01 16:41:04 ID:???0
なんかOPとかほかいろいろ批判もたしかにたくさんあるけど批判するよりもツッコミをいれたほうがいいような気がしてきた今日この頃....
ツッコミその1
#48にて......
上空から見たシーンでペプシマンに倒されて倒れるブラックとホワイト、
心の叫びで
「ブラック!」
「ホワイト!!」
「つうか曙!!!」
462闇と虹1/4:05/02/01 23:50:15 ID:???0
「我々は自由が欲しい。その為にはジャアクキングを倒さねばならん。
ならば、お互いに倒すべき相手は同じ…そうじゃあないかね?」

プリキュア対ダークシードの戦闘中ベルゼイガートルードが突然話し出す。

「あんた、何言ってるの?」
戦闘の興奮のまま怒りに満ちた声で応じるなぎさ。
しかしベルゼイは
「取引をしようと言っているんだ。」落ち着いた声で諭すように語る。

「いい考えね!」なぎさを制するようにほのかが割ってはいる。
「ほのか!?こいつらと取引なんて!?正気?」

「依存が無いなら同盟成立の握手と行こうか?」右手を差し出すベルゼイ。
「その前に条件があるわ、番人を帰して!」睨み付け逆に条件を出すほのか。
「調子に乗るんじゃあないよ!」レギーネが怒声張りあげる。

あくまで冷静なベルゼイ。
「成る程、かまわんだろう。」
「ニヤリ…ほのかもなかなかの交渉上手ね!取引と見せかけて番人を取り戻す…」

「しかし我々にも条件がある。
レギーネを監視役としておまえ達の傍に着いて行かせる事。かまわんな?」
「ええええええ????ベルゼイ!そんなの聞いていないわよ!」

「かまわないわ。取引成立ね。」
「ええええええ???ほのか〜!!!???」

レギーネとなぎさにかまわずベルゼイとほのかが
奇妙な同盟関係を結ぶ握手を交わす。
463闇と虹2/4:05/02/01 23:51:55 ID:???0
「ほのか、あいつ尾行してくるよ〜!?」
ベローネ学院への通学路、ほのかとなぎさの後を影のように付き纏うレギーネ。

「そう言う約束だもの、当たり前でしょ?」
「ねぇ、ここなら2対1やっちゃおうよ!」
なかなか物騒で過激な事を提案するなぎさ。

「だ〜め!約束は約束!それにジャアクキングは手強いわ、
ダークシードの三人を味方につけて戦う方が有利よ!」
それに…ジャアクキングを倒した後、帰す刀でダークシードの三人を…
なかなか腹黒で策士なほのか。

「レギーネって言ったっけ?いつまでそんな格好してるのよ!
ピンクのクルクルヘアーじゃ目だって仕方ないよ!
尾行するなら人間の姿でいなさいよ!」
「ふん!」
面白くない!って顔しながらも目立つのは不味いカナと思い直し
虹の園での形態小山翔子に変身し直す
なかなか素直で従順なレギーネ。

「×××。」俯いたままもごもごとつぶやく翔子。
「え?なあに?何か言った?」聞き返すほのか。
「×××。」
「聞こえない!」イライラした声でなぎさが問いただす。
「これでいいでしょ!って言ったの〜〜!!!!」
464闇と虹3/4:05/02/01 23:52:54 ID:???0
転校生として二年櫻組に潜入した小山翔子。

「翔子、こっち来なさいよ!」
お昼休み一人ぽつんと教室の隅の翔子になぎさが声を掛ける。

「…」
「一緒にお弁当食べようって言ってるのよ!」
「ぁ…あの…いいの…?」戸惑ってどうしていいか解らない。

「勘違いしないでよね!あんたから目を離したら学校のみんなに
何するか危なくってしょうがないから、仕方なく誘ったんだからね!」

「…ありがとう」

「ありがとうって、人の話ちゃんと聞きなさいよ!もう!調子狂うなあ!
ほら!玉子焼きあげるよ、私のお母さんの焼いたの美味しいんだから!
ありがたく食べなさいよ!」

「結構仲良くやってるじゃない。」ちょっと楽しい気分のほのか。
465闇と虹4/4:05/02/01 23:54:31 ID:???0
そして…ジャアクキングとの最終決戦!
ジャアクキングの力は強大で邪悪。
プリキュア+ダークシードでも歯が立たない!

地面に叩き付けられたプリキュアを
ジャアクキングが拳を振り下ろし撃ち砕かれようとした時!
ジャアクキングの攻撃から身を挺してふたりをかばい護るダークシード達!
そして…プリキュアの身代わりとなり砕け散るダークシード達…

「我々はジャアクキングと自分の自由な意思で戦った…
 自由…いい響きだ、敗れたとはいえ悔いはない。さらばだプリキュア!」

「ベローネでの学院生活…短かったけど楽しかったわよ。じゃあね!」

「おまえ達ふたりならジャアクキングをきっと倒せるさ。
元気を出せ!頼んだぞ。」
「ベルゼイガァァトルゥゥゥドォォォオオオオ!!!
ジュナァァァァァアアアア!!!
レギィィィィィネェェェエエエエ!!!!」

涙を拭いて起ち上がるふたり
ほのか!なぎさ!行くよ!渾身の!!!

「プリキュアマーブルスクリュゥゥウウウウ!!!」
                      おしまい
466メロン名無しさん:05/02/02 00:58:35 ID:???0
>>462-465
GJ。
心の汗が出た。
こんな展開があったらどんなに良かったことか・・・
467夢で会いましょ!1/6:05/02/03 23:22:06 ID:???0
夜の闇よりも黒い小さな影がひとつ。
夜空を流れる天の川の輝きの中で放物線を描きながらゆっくりと落下してゆく。
影は地面に堕ちる瞬間、その身体を小さく折りたたみ

――くるり、と反転。

影は地面を軽く蹴ると再び空高く、放たれた矢のようにまっすぐ天に跳ね上がる。
その跳躍の頂点に達した時、影はゆっくりと両の手を翼のように広げ、
冷たい夜の風を受け止めさらに高く、空高く舞い上がる。
天の川の中を泳ぐように右に、左に。

小さな黒い影、美墨なぎさはメップルを寝かしつけた後
こっそりとキュアブラックに変身して夜の空を散歩するのが日課になっている。
「秘密特訓だ!」なんて気負いも当初はあったのだけれども
今では純粋に空中散歩が楽しくて仕方が無い。

――空から眺める若葉台の街のきらめきが好きだ。
――私たちがこの美しい街を護っているんだ!
そう思うと誇らしい気分。
468夢で会いましょ!2/6:05/02/03 23:23:03 ID:???0
大気の流れに身を任せ、軽く身体をひねり仰向けに。
風を枕に夜空を眺める。
鼻の頭に六角形の雪の結晶がぽつんと落ちてたちまち溶ける。
遠くの空から運ばれてきた雪。

――へっきしゅん!――いくらプリキュアでも夜の風は冷たすぎた。

「帰ろうかな、でも…」このまま帰ってしまうのはなんだか酷くつまらない。

「そうだ!」別の楽しいイタズラを思いつく。
「ふふふ」自然と笑いがこみ上げてくる。

方向を確認すると美墨なぎさのキュアブラックは
夜空を蹴飛ばし跳ねるように飛んで行く。
469夢で会いましょ!3/6:05/02/03 23:24:24 ID:???0
――すたん!

古くからのお屋敷が立ち並ぶ若葉台の閑静な住宅街の一角の
よく手入れされた庭になぎさは降り立った。

突然の空からの訪問者に番犬が戸惑ったような顔。
「シ――!」人差し指を添え、吠えないよう制する。
突然の空からの訪問者がこの家をいつものなぎさと知ると
安心した顔で犬小屋へと帰る番犬忠太郎。

庭を渡り屋敷の前に。
そっと雨戸を引いてみる。音もなく軽々と開く。
「無用心だなあ、鍵掛けないなんて…」

――ギシ…ギシ…廊下を抜き足差し足忍び足。

夜の闇になれたなぎさには廊下の暗さなど苦にはならない。
目的の部屋の前にたどり着くと
「やっぱやめようかな?」なんて怖気づいてしまうけれど、
「ちょっと寝顔をみるだけだから。」イタズラな好奇心の方が勝る。

――する、するするすー…音を立てずに障子を開ける。
470夢で会いましょ!4/6:05/02/03 23:25:50 ID:???0
ベッドの中から微かな寝息。
室内に一歩脚を踏み入れる。

――ころん。
寝返りをうち毛布の中の友が月の光に照らされる。
「ふふふっ!ほのかって意外と寝相悪いなァ。」

もう一歩、歩み寄る。
両手を重ねて枕にして、お祈りでもしているかの様な美しい寝顔。
「ほのかって美少女だなァ。私なんかと大違い。」

さらに一歩。ほのかの寝顔に触れる事さえ出来る距離。
「風邪引くよ。」飛び出した肩に毛布を掛けようとした時…

――ぱちくり。ほのかの両目が開く。

「――!――」固まるなぎさ。見詰めるほのか。

「あの、その、もごむごむにゃもご…コンバンワ」
「こんばんわ?あら?どうして?なぎさ?なんで?ここに居るの?」

「あ…あの…その…ゆ…夢…そう!夢なの!ほのか!ほのかは今、夢を見てるの!」
心臓ばっくんばっくん。咽喉からから。かすれた声の苦しい言い訳。

「ああそう。なんだ夢なのね。」再び瞳を閉じ眠りに就くほのか。
「良かったァ!ほのかが寝ぼけていてくれて助かった!」

そぉっ…と後ずさりして部屋を出て行こうとする
なぎさの頬にほのかの腕が伸びる。
471夢で会いましょ!5/6:05/02/03 23:26:51 ID:???0
「――!――」暖かいほのかの手の掌がくすぐったい。
「ホントに夢かしら?つねればわかるはずよね。」

――きゅっ! 軽くなぎさの頬がつねられる。

「痛っ…くない。いたくにひゃい!」つねられても我慢我慢。
「そう…痛くないのなら…やっぱり夢ね。」

ほのかの腕が頬から離れる。開放されホッとした次の瞬間
ほのかがなぎさの身体を抱き寄せる。

――むぎゅう。ほのかにきつく抱かれて息が出来ない。

「…お日様の香り、なぎさの体温。なんてリアルな夢なんだろう?」
「夢!ホントにホント!夢なんだよ!」ほのかの耳元でささやく。

――ちゅっ!なぎさの首筋に唇を添えて強く吸う。

「ほのか…なにするのよ…」身体中が痺れる刺激。身体中の力が抜ける。
「夢の中なら何したって構わないんじゃない?」

―――そして
472夢で会いましょ!6/6:05/02/03 23:27:45 ID:???0
――おねーちゃん!朝だよ!起きてよ!
――なぎさ!早く着替えて朝ごはん食べなさい

「夢…だったのか。ヘンな夢見たなァ。夜中に空を飛んでほのかの家に遊びに行って、
それから…えっと…なんだっけ?まあ、いいか!」

ベッドから飛び出しカーテン開ける。

「おおお!雪が降ったのかァ!」窓の外は一面真っ白な雪景色!

パジャマを脱いでブラウスに着替えようと姿見の前でボタンに手を掛けた時
「あれ?首筋に赤いあざ。…いつの間に…」

ちょうどその頃。
若葉台の街を雪よりも白い小さな影が風の様に駆け抜ける。

「なぎさったら寝惚けちゃって…今夜また、夢で会おうね!」
                                おしまい
473メロン名無しさん:05/02/04 00:04:49 ID:???0
>467-472
GJ。凄い。
474メロン名無しさん:05/02/04 00:21:46 ID:???0
これがメロン・クオリティか!!!
475メロン名無しさん:05/02/13 16:18:27 ID:???0
ひかる×ほのかでお願い
476バレンタイン 1/2:05/02/14 21:23:04 ID:???0
「これ受け取ってください。」
「センパイ!ラクロスがんばって下さい!」
「お願いします!」
「す…好きです!」

「いやははは!大漁、大漁!」
通学途中の電車の中でベローネ学院の女子生徒のみならず
他校の女子からもチョコのプレゼント攻めにあったなぎさ。
元々チョコレート大好きのオンナノコだから
「最ッ高ー!バレンタイン万歳!」

今日二月十四日はバレンタインディー!
学校に着いてからも下駄箱に溢れそうに
ぎゅうぎゅうに詰め込まれたチョコの山に
自然と顔が綻んでニッコニコ!
廊下を歩きながら両手に抱えきれないほどのチョコを見ながら

「どれから食べようかな?うふふふ!」にやにやにこにこにまにま。

――ガラララ…「みんなーおっはよー!」
いつも元気ななぎさだけれど今日は特別サイッコーな笑顔で教室のみんなに朝の挨拶。

「うわ!すっごい凄い凄い!チョコの山!」「さっすがなぎさモッテモテ〜!」
「いやーたいした事無いよ。にゃはは!ほのかーお早う!」
どう?すごいでしょ?なんて顔して得意げななぎさ。
477バレンタイン 2/2:05/02/14 21:25:14 ID:???0
それなのにうかない顔のほのかが
「すごいわねぇ。なぎさ大丈夫なの?」

「チョコは大好物だからコレくらい軽い軽い!わたしの食欲知らないなー?」
「太るゾー」「てゆーか、てゆーか美容の敵!」
「妬かない妬かない!一年に一回くらいはいい思いさせてよね!」

「なぎさ、わたしが言ってるのはお返しの事よ。」
「お返し?」

「そう、ホワイトディー。えっと、イチニイサン…
三十個だからひとつ千円として三万円。
ホワイトディのお返しは三倍返しって言うのが相場だから九万円」
「…き…き、九、九万円!?え!?マジ?」

「イイ思いしたんだから。がんばってねー」
「…どうしよう、ほのか…破産だよ…」

「返してらっしゃい!」
「とほほほほ…」


――放課後
「もうバレンタインなんてこりごり。一人一人探して返して大変だったよ。」
「調子に乗って知らない人からモノをもらったりするからよ」

「あ〜あ…それにしてもチョコもったいなかったな…食べたかったな…」
「そうくると思った。はいコレ!
わたしから特別にバレンタインチョコあ・げ・る!」

「あっありがとう!ほのか!…あ!…でも…」
「ホワイトディは三倍返し!期待してるからね!」
                     おしまい
478ぴかり1/1:05/02/17 18:07:22 ID:???0
ぴか「ジャアクキング!今こそとどめを刺す!」
ほの「まだ子供よ!」
なぎ「お願い許してあげて!」
ぴか「今は子供でもその本性は…邪悪!悪の芽を
摘むことに躊躇いはナイ!」

――ぐしゃ。

                   おしまい

ぴかりはまだまだ性格わかんないっすね。
479春眠 1/4:05/02/23 20:46:53 ID:???0
お昼ごはんの後の五時間目。授業はよし美の国語の授業。
  春眠 暁を覚えず
  処々 啼鳥を聞く
  夜来 風雨の声
  花落ちる事 知りぬ多少ぞ

ふと、窓際を見る。
――あーあ!やっぱり。居眠りしてる。
教科書を机の上にバリケードみたいに立てて
左のほっぺたをノートにくっつけてすやすや気持ちよさそうに眠っちゃって!
もう!急いでノートをちぎってメモ書き。

隣の席の子に「なぎさにお願い!」
なぎさのだらしの無い顔を見て「ぷっ!」笑いながら隣に廻す。

――もう恥ずかしいよ。
「OK!」って顔でさらに隣へ。聖子が良いよ!って目で合図。
それから前の席の高清水さんに。「うん。わかった」

つんつん…突っつかれ起こされたなぎさが寝ぼけたまなこで
振り返りわたしのメモをぼんやり顔で読んでる、読んでる!

――しっかりしてよね。同じプリキュアとして恥ずかしいんだから!
   あれ?なんかなぎさったらこっち睨んでない?
   だって、授業中に居眠りなんてしてるなぎさが悪いんだからね!
わたしからの伝言メモに何かお返事を書いているみたい。
480春眠 2/4:05/02/23 20:48:27 ID:???0
するすると伝言メモが返ってくる。
(いい気持ちで寝てたんだから邪魔しないで!      なぎさより)

――邪魔?ムカー!なんていい草!書き書き…もう一回なぎさにお願い!

(居眠りを注意して邪魔って言い草は無いでしょう?   ほのかより)
(昨日眠れなかったの!"言い草"ってどういう意味   なぎさより)
(授業ちゃんと聞かないから解らないの!        ほのかより)
(教えてくれたって良いじゃん!  ケチ!       なぎさより)
(ケチって言い草は無いでしょう!           ほのかより)
(ケチケチケチケーチ!"言い草"ってどういう意味   なぎさより)

――なぎさったら!確かによし美先生の授業は退屈でつまらないけど…

と、突然横から手が伸びメモ書きをさらわれてしまった。
「ちょっと書き…かけ…で…す…」見上げるといつの間にかよし美先生が!
「ふむふむ…ほほぉ…ふぅむ…雪城さん、そんなに授業つまらない?」
「いえ…あの…その…えっと…何て言うのか、そのぉ…」
「廊下に立って反省なさい!」

「えーそんなァ…」
――なんで?わたしが?なぎさの居眠り注意してそりゃあ勢いで…
「あははっはは!授業中に悪ふざけしてるからよーだ!」張本人のなぎさが囃す。
「な・ぎ・さー!大体こんな事になったのもあなたが…」
「美墨さん!あなたもです!」よし美先生の大声炸裂。
481春眠 3/4:05/02/23 20:49:45 ID:???0
誰も居ない廊下にふたり立たされて。
なぎさが一番の悪者の癖にふてくされたみたいな態度。

――わたしだって知らない!なぎさが"もうほっといて"なんて言うのなら
なぎさの好きにすればいいじゃない。おせっかいだって言うなら…

―こつん。
右手の甲がなぎさと左手に当たる。

引っ込めようとしたわたしの右手の小指。
なぎさの小指が指切りするみたいに絡みつく。
「…ごめん…ね?」そっぽ向いたままで呟くように謝るなぎさ。

――もー!いまさら謝ったって遅いよぅ!
絡めたなぎさの小指の力が緩くなる。

――でも、なぎさが素直に謝るんなら許しちゃおうかな?
ぎゅう!今度はわたしが謝る順番。
なぎさの小指を逃がさない。
なぎさとわたし。同時に振り向く。

――やだ。なぎさ、泣いてるの?可笑しいよ。
怒られ慣れてるなんて変な自慢するくせに!
482春眠 4/4:05/02/23 20:50:51 ID:???0
――こっちん!
「痛ッ!」
 軽〜くなぎさのおでこにわたしの頭をぶっつける。
「これで許してあげる。」

なぎさが空いた方の手でおでこを擦りながらイタズラっぽい目で問い直す。
「ホントに?」
「うん、許してあげる。」
――ホントにホントもう良いんだ。

ごっちん!今度はなぎさがわたしのおでこにお返ししてきた。
「一回は一回。これでホントにあいこでしょ!」

「ふふふ。」「うふふ。」
こちん!もう一回。こっちん!
「うふふ。わたし達、何やってるんだろう?」
                            おしまい


その頃、教室では。
廊下側の窓に映る二人の頭の影がくっついたり離れたり。
みんなちょっといろいろと勘違いしていたりする。
483メロン名無しさん:05/02/23 21:08:51 ID:???0
GJ!なんかかわいらしい二人ですね
484メロン名無しさん:05/03/03 21:06:56 ID:???0
なぎさ「ありゃ!まだお雛様飾ってるの?
    お雛様は早くしまわないとお嫁さんになるのが遅くなるんだって
    おかーさんが言ってたよ。」
ほのか「へえ、そうなんだ…もしもわたしが将来
     お嫁さんにいけなくなったら
     なぎさのお嫁さんにしてね!」
なぎさ「ほのかったらバカ言っちゃって!ふふふ。いいよ
     お嫁さんにしてあげるヨ!」

――夏!

なぎさ「ほのか…何時になったらお雛様片付けるの…」
485がんばらなくっちゃ1/2:05/03/08 22:45:40 ID:???0
みんながわたしに期待している。
みんながわたしを応援している。
みんながわたしを頼りにしている。

雪城さんコレお願い!雪城さんソレどうやるの?
雪城さんソレ教えて!雪城さんアレやっておいて!コレもお願い!
ソレもコレもアレもどれもコレもアレもソレも…
雪城さんがんばって!
雪城さん雪城さん雪城さん雪城さん雪城さん雪城さん雪城さん

「忙しくって目が回りそう。でもがんばらなくっちゃ。
だって、みんながわたしを必要としてくれているんだもん。」

――みんながわたしを必要としてくれるなんてすっごく嬉しいじゃない?

でも…
「あら?あらららら…」
くるくるくるくる教室も目の前のみんなもぐるぐる回って回って
ひっくり返ってチカチカ光ってその後…真っ暗。
みんなどうしちゃったの?
486がんばらなくっちゃ2/2:05/03/08 22:46:58 ID:???0
――遠くで聞こえる校庭のざわめき。吹奏楽部のCの♭。
――硬い枕。清潔なシーツ。薬の匂いのする毛布。
――わたしの顔を覗き込む、なぎさの顔…?
――なあに?どうしたの?そんな心配顔して!ヘンな顔だよなぎさ。
「なぎさ、どうしたの?」
「どうしたのって…ほのか覚えてないの?
ほのかが急に教室で倒れちゃうからびっくりしてみんなを呼んで
わたしが保健室まで運んできてそれからそれから…心配したんだよ!」

――倒れた?わたしが?
――そうだ!こうしては居られない。
――まだまだやらなくちゃいけない事がたくさんあるんだ。
ベッドから身を起こしたけれどもふらりと目が回る。

「だめだよ、ほのか寝てなくちゃ。」
なぎさが私の両肩を掴みベッドに押し返す。
「わたし行かなくちゃ。」
腕を振り払い立ち上がろうとするわたしをなぎさが抱しめる。
――ちょ…ちょっと!

――お日様の匂い。肩に廻された腕。なぎさの体温。

「放してよ、わたしみんなに頼まれてる事が一杯あるの。行かなくちゃいけないの。」
「ほのか。一人でがんばらなくっていいんだって。
 ちょっとぐらい楽して手を抜いて、力抜いた位でちょうど良いんだよ」
「でも…」
――がんばらなくってもいいの?

「ほのか、ひとりでがんばらなくってもいいんだよ。」
そしてわたしはなぎさの腕の中。
――なぎさのぬくもり感じて、
――少しの時間、居眠りしちゃおう。
なぎさ――ありがとう。
                              おしまい
487メロン名無しさん:05/03/09 04:01:24 ID:???0
見てるよ
488メロン名無しさん:05/03/16 21:44:03 ID:???0
MHになってからプリキュアを見始めたんで恐ろしく亀レスだけど脳内いいともハゲワロタ
489メロン名無しさん:05/03/18 02:10:32 ID:???0


























a

490メロン名無しさん:05/03/18 02:12:04 ID:???0


























a

491メロン名無しさん:05/03/18 02:16:31 ID:???0


























a

492メロン名無しさん:05/03/18 03:31:24 ID:RzdrMVvH0
プリッキュア〜!
493メロン名無しさん:05/03/18 19:35:02 ID:+gI/6CrL0
(´Д`)イイ!
http://lovely-girls.info/
494メロン名無しさん:2005/03/27(日) 23:56:09 ID:???0
  , '     , '  f     |::::::::::::::::::l    ',   ヽ.  ,'  ,. ‐_ 二ニ_丶、
. /     ./    {.       {::::::::::::::::::j  ,  }    .! / //      ヽ ヽ
,'     ,' i    ヽ、,\-┘:::::::::::::::'-y、   i      |, ' / / __   __ヽ ヽ
!       , ! !   ./:::::::::ヽ、:::::::::::::_ノ__,ヽノ  丿 i !―‐ァ `} ヽ /´ /´ l !
t     | t ヽ、/:::::::::::::::::::::::::::::::::::rf:.:.:!ヾ:ヽ/ 丿ノ  /´ /  |/   /  | |
. \    t. ゝ-v’:::::::{ i、リl:::::::::::::::::::|f_j|:::::::,'_ / ´_フ /! |./ ,イ   ,  / __  l ニ二 _‐ 、
  _` ‐- !ゝf ‐、 ::::::::::::::::::::...  ヽ .::ヒタ:::::::fノ  「 __ノ_ | / / | 〃 .//-= )〈∨フ  `ヽ、ヽ
 /  _j/ ', l  }:::::..   <ヽ,___,  ̄ ..:::| ノヾ、/_ム' / !// /(_ィユ〈∠/)_)     ヽヽ
 !  `´   l ゝ、_`       ゙'‐=='゙    /´  /}.}   ヾ、/   / ハ,.‐ァ ,.-、{ニフ rニヌフ77」_L/7_
 ヽ _ /ノ  _.  \            イ_/ノノ   / l/|  `ー' | .L/ / _ヽ)ツニンスハ)‐‐'_/‐'
 t ‐--‐'  / `/"ヽ` 、      _,-'⌒!`` =' '‐-‐'  l| |      / ,┐//ィュ)/´= )アスァZ_ |
  ` ‐-ッ' ./   {  .∧   ` ー ',-'     !`i ヽ    ノ| |   /ー' / i__{ヽニ'(_ィュ〈_/`〈_[_ /
゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜明日のナージャ秘密基地@アニキャラ板 2扉目゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜
゚・*:.。. .。.:*・゜ http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1109611649/ ゚・*:.。. .。.:*・゜
゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .

  , '     , '  f     |       l     ',   ヽ.  ,'
. /     ./    {. ,. ‐=≡lヽ     ト=ヽ }    .! /
,'     ,' i    ヽ、,. -‐┘    '- 、   i     |, '
!       , ! !   ./,, ==、      __,ヽノ  丿 i ! 2005ねん3がつ1にち
t     | t ヽ、/ '' 〃_)l     rf´)iヾ,ヽ/ 丿ノ ナージャ・女一匹13さい、ついに2軒めの
. \    t. ゝ-v’  { i、リ!     |f_j|  ,'_ / ´  おうちをこんりゅう。
   ` ‐- !ゝf ‐、     -‐‐'    ヽ .ヒタ  .fノ     
      ', l  }  ///         /// |  ヾ、
       l ゝ、_`       ‐ -      /    }.}   ヾ、
      ノ  _.  \            イ    ノノ   / l
 t ‐--‐'  / `/"ヽ` 、      _,-'⌒!`` =' '‐-‐'  l
  ` ‐-ッ' ./   {  .∧   ` ー ',-'     !`i ヽ     ノ
495そんな年頃 1/1:2005/03/29(火) 20:00:12 ID:???0
妖精「これから三人を我等の偉大なるクイーンの下へ案内するケロ!
   それには、その服じゃ失礼ケロ!ちゃんとしたドレスに着替えるケロ!」
なぎさ「そんなア!私たちドレスなんて持ってきてないよ!」

妖精「何言ってるケロ!心にイメージするだけで良いケロ!
   希望の園では心で念じるだけで”成りたい姿”なれるケロ!」

ひかり「心の中で成りたい姿を念じる…えいっ!」
――ほわわわん!
ほのか「成りたい姿を念じる…えいっ!」
――ぽよよよん!
なぎさ「うむむむ…えいっ!」
――ぼわわわん!

なぎさ「お?おおお!願っただけでこんなカワイイ服になっちゃった!」
ほのか「凄い!これは研究の価値があるわね。」
ひかり「これが、希望の園の力…。」

ほのか「なぎさのチャイナドレスカッコイイよ!」
なぎさ「ほのかのドレスも似合ってる!ひかりもカワイイ!」

ほのか「でも…なぎさ…なんだかちょっと胸の辺りが普段より大きくない?」
――さわさわさわ…
なぎさ「ひゃあ!わ…わたしは着やせするタイプなの!ほのかだって
    いつもより胸が大きくない?」
――さわわわわん…
ほのか「やだ、なぎさってば!」
――さわさわふかふかさわもみもみ…

ひかり「やっぱり…」
                                  おしまい
いやもうなにがなにやらわからんケロね。
496メロン名無しさん:2005/03/29(火) 22:23:34 ID:???0
希望の園はセフィーロだったのか・・・
497メロン名無しさん:皇紀2665/04/01(金) 09:51:01 ID:???0
「ふたりはプリキュア、マックスハートが始まりましたね」「あぁ、何でヘソ出しなくなったんだろうな」
「そうですよね。デザイン的に見てもキュアブラックのデザインが真っ黒でバランスが悪いですよ」
「甘いぞ、おまえら!」「キバヤシ!」「キバヤシさん!何かあったんですか?」
「あった。プリキュア放送は秘密結社的なブルマ復活団体の陰謀だったんだよ!」
ΩΩ Ω<ナ、ナンダッテエェェ!!!
「キバヤシ、本当か?」「キバヤシさん!そのブルマ復活団体って何ですか?」
「順を追って説明する。まずプリキュアはPrettyRescureの略だ!裏づけは取れている」
「かわいい?なんだ?」「かわいいレスキュー・・・ですか?」「そうだタナカ、ナワヤもっと勉強しろ」
「うるせえ!それよりそれがどうつながるんだよ?」「そして、必殺技はプリキュアマーブルスクリュー。気づかないか?」
「何にだ?」「何ですか?キバヤシさん?」「マーブルを並べ替えるとブルマー、そして全てをつなげてみろ!」
「Pretty かわいい Rescure 救出 マーブル Buruma!か、かわいいブルマを救助する!」
「そうだ!ふたりはプリキュアはブルマを復活させるために作られたんだよ!!」
ΩΩ Ω<ナ、ナンダッテエェェ!!!!!
「そ、そうか」「そんな意図が」「あぁ、キュアブラックのヘソ出しを潰したのはPTAだと言われている。
PTA=国家。その陰謀を潰そうとする国家の意思が裏で働いたんだよ!」
ΩΩ Ω<ナ、ナンダッテエェェ!!!!!!!
「そんなバカな……」「なぁ、キバヤシ?ブルマを嫌がったのは女子中高生たち自身じゃないのか?」
「ふっ、ナワヤ。大元の情報が間違っていたとしたら?」「なに?」「ブルマよりもハーフパンツや短パンの方が
布地の量が多い!つまり、ブルマを作るよりハーフパンツや短パンを作った方が儲かるし、
ブルママニアにブルマが廃盤になると言えばブルマも売れる!まさに一石二長の売り方だ!」
「そ、そんなバカな……国家的陰謀に業者の陰謀……」「また……僕たちは遅すぎたんですか……」
「そうだ。だが、俺は諦めない!ブルマ復活の灯火をマガジンで高く掲げるぞ」「やろうぜ!キバヤシ!」
「やりましょう!キバヤシさん!」「あぁ、MMRの底力を見せてやろう!」
498メロン名無しさん:2005/04/02(土) 13:13:13 ID:???0
「そうか…そういう事だったのね…
なぎさ、大変な事に気づいたの!私の名前をローマ字にすると
Y U K I S H I R I O H O N O K A
バラバラにして並べ替えると…
Y U R I K K O
残りの9文字はノイズだから無視していいわ!
つまり私、雪城ほのかは百合っ娘の役割を製作サイドから
すでに与えられていたのよ!
時空を超えていったい何度私たちの前に
立ちはだかろうと言うの!?東映動画!」

――ああ、はいはい…
「真面目に聞きなさいよ!」
――じゃあ私の名前は?

「MISUMI NAGISA だから…つまり…」
――どうなのよ!
「私にだって…解らない事くらい…ある……」
499ステキな彼女1/3:2005/04/05(火) 22:56:58 ID:???0
「どんなお話の映画なの?」
大勢の人で賑わう若葉台の街の中を歩く仲良しのふたり。
長く美しい黒髪を揺らし真っ白なロングスカートを軽く風になびかせて
雪城ほのかが訊ねる。

「ん?ん〜とね、七人の妖精を助けるふたりのオンナノコの映画。」
TAKOCAFEのアイスクリームを美味しそうに舐めながら
お日様の光を映し込んだ様な色の少し癖のある髪と
二枚重ねのTシャツにパンツルックでボーイッシュなスタイルの
美墨なぎさが答える。

「マンガ映画かア…それより今、図書館でブレキストン博士の展示物が…」
「ほのかって遅れてるなア!今、凄い話題の映画なんだから!
 今日観に行かないと、明日からクラスの話題に乗り遅れちゃうよ!」

「時代遅れ!」だなんてなぎさの酷い言い草!
「むぅ…」ちょっと腹を立てちゃうほのか。

「ほらほら!わたしのアイスクリーム分けてあげるから機嫌直して!」
差し出されたなぎさ食べ掛けのアイスを目の前に差し出されて
これって間接キッス!?なんて思いながらも
オンナノコ同士なんだから考えすぎカナ?と思い直してぺロッと舐める。
500ステキな彼女2/3:2005/04/05(火) 22:58:21 ID:???0
「ほのか、あそこ見て」なぎさが指差す方向に大きな木。
その木の下で小さなオトコノコが泣いている。
傍らでおばあちゃんらしき人が困った顔。

「ちょっと聞いてくる」
おせっかいだなあなんて呆れちゃうけどそこがなぎさのいい所。
そんななぎさが大好きなほのかは笑いながらなぎさの後を追いかける。

「どうしたんですか?なるほど、オトコノコに買ってあげた風船を
うっかり手を放してしまって、木に引っかかっているという訳ですか」
見上げると大きな木の一番上に
引っかかっている風船は米粒のようにしか見えない。

「そうなんですよ、代わりの風船を買ってあげると言っても
この子ったら聞き分けてくれなくて…」
「コラ!オトコノコなんだから泣かないの!すぐに取って来て上げる!」

「なぎさ!危ないよ!」
「平気、平気!あの風船が好きなんだもんね?」
止めるまもなくスルスルと、木を登っていくなぎさ。

いつの間にやら周囲には大勢のギャラリーが集まり、
ひやひやしながらなぎさの木登りを見守っている。
けれども「大丈夫かしら…」なんて心配する暇もなく
あっという間に木の頂上に。
なぎさは風船を捕まえると地上のほのか達に軽く手を振る。
周囲の観客達も拍手喝さいの大騒ぎ!
501ステキな彼女3/3:2005/04/05(火) 22:59:48 ID:???0
――凄い!中学生?カッコイイ!何て名前かなア?
まるで自分が誉められたみたいでちょっと鼻が高くなっちゃうほのか。

「あらまあ本当にありがとう。素敵な彼氏ね」
「…え?彼氏?誰が?誰の?なぎさと?わたし?」
「あら、違うのかしら?とっても仲がよさそうで
素敵なカップルだと思うんだけれども…」

――ざわざわ…あの娘の彼氏だって
――ざわざわ…ちぇっ!タイプなのになア
――ざわざわ…カッコイイオトコノコとカワイイオンナノコのカップル!
――ざわざわ…お似合いだよねー!

周囲の嫉妬と羨望入り混じる大きな誤解の中
ナンニモ知らないなぎさが風船片手に降りてきた。

「はいコレ。もう失くしたり、おばあちゃんを困らせちゃダメだゾ!」
「うん!ありがとう!おにいちゃん!」
「お…お兄ちゃん?」
「うふふふ…」

――もうダメ。ガマンできない。

なぎさの手を掴みその場を逃げ出すように走り出すほのか。
「ちょ…ちょっと!ほのか!どういう事?」
「イイからイイから!気にしない気にしない!
急がないと映画始まっちゃうよ!美墨クン!」
                          おしまい
502メロン名無しさん:2005/04/05(火) 23:26:25 ID:???0
(*´Д`) 正直萌えました・・・
503メロン名無しさん:2005/04/06(水) 00:09:01 ID:???0
>>499-501
サイコー
504メロン名無しさん:2005/04/06(水) 20:00:41 ID:???0
プリキュアスナックsage
505メロン名無しさん:2005/04/07(木) 21:25:04 ID:???0
ふたりはプリキュ・・・

    /\___/ヽ   ヽ
   /    ::::::::::::::::\ つ
  . |  ,,-‐‐   ‐‐-、 .:::| う
  |  、_(o)_,:  _(o)_, :::|ぁぁ
.   |    ::<      .::|あぁ
   \  /( [三] )ヽ ::/ああ
   /`ー‐--‐‐―´\ぁあ


[プリキュアスナック売残り]
506メロン名無しさん:2005/04/07(木) 21:27:19 ID:BeL6UFIQ0
ふたりはプリキュ・・・

    /\___/ヽ   ヽ
   /    ::::::::::::::::\ つ
  . |  ,,-‐‐   ‐‐-、 .:::| う
  |  、_(o)_,:  _(o)_, :::|ぁぁ
.   |    ::<      .::|あぁ
   \  /( [三] )ヽ ::/ああ
   /`ー‐--‐‐―´\ぁあ


[プリキュアスナック売残り]


507メロン名無しさん:2005/04/11(月) 20:38:13 ID:???0
誤字脱字も程々にしとけ
508もしもシリーズ:2005/04/15(金) 21:51:28 ID:???0
もしも藤P先輩が安原とか安田とかだったら

ひかり「なぎささん!あ…あのぅ…やす…」
――きたきたきたぁ!絶対恋の相談だよぅ!おちつけ!なぎさ!
「安P先輩が、何?」
ひかり「? 靖国参拝って興味ないですか?」

日中問題に波紋を残していただろう。
509メロン名無しさん:2005/04/19(火) 00:37:25 ID:???0

    ノ\ /|               (⌒ヽ
    ゝ#〃⌒⌒ヽ    , ^ − ^、 , -─ O⌒
    く#{ミ/ノヾ、_彡*  〃从从从 / / 爪 \ヽ
ピュ.ー //|ノ| ゚ ∀゚ノ|(-_-)ノ从σ_σノ人ゝ ゜ー゜ノノ<これからもルンルンを応援して下さいね。
  = 〔~∪ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄ ̄〕
  =  ◎――───────────◎   瀬川おんぷ&レイラ&ゴマータ&ローズマリー
510ユリキュア入場!1/2:2005/04/19(火) 21:19:18 ID:???0
美少女殺しは生きていた!! キリヤに振られて更なる研鑚を積み人間凶器が甦った!!!
百合神!! 谷口聖子だァ――――!!!

抱きつきしだいスカートめくってやる!!
ベローネ学院脇役代表 メガネッ娘ユリコだァッ!!!

素手の弄り合いならタコ焼を焼いてる歴史がモノを言う!!
素手の百合テク 藤田アカネ!!!

剣道部の中嶋クンも好きだがオンナノコはもっと好き!!
ベローネ学院の両刀使い!! 高清水莉奈だ!!!

真の百合を描きたい!! 美術部 柏田真由だァ!!!

バーリ・トゥードならこいつが怖い!!怖い!!怖い!!
ベローネ学院のピュア・ファイター 久保田 志穂だ!!!

冥土の土産に百合とはよく言ったもの!!
達人の奥義が今 実戦でバクハツする!! 雪城流百合術 雪城さなえ先生だ―――!!!

有閑主婦こそが地上最強の百合だ!!
暇をもてあましたこの女性が来てくれるとはッッ 美墨理恵!!!

抱きあいたいからここまできたッ キャリア一切不明!!!!
科学部の百合ファイター 花沢(仮名)さんだ!!!

百合の本場は今や闇の世界にある!! 私を驚かせる奴はいないのか!!
でも大声は出さないで!小山翔子だ!!!

百合ィィィィィいッ説明不要!! ネコ口!!! セクハラ!!!
森岡唯だ!!!

自分を試しに虹の園へきたッ!!
光の園クイーン 九条ひかり!!!
511ユリキュア入場!2/2:2005/04/19(火) 21:20:13 ID:???0
本名陽子の前でなら私はいつでもほのほのだ!!
燃える百合魂 ゆかな!! 中の人が登場だ!!!

宝石の仕事はどーしたッ 百合の炎 未だ消えずッ!!
ネコもタチも思いのまま!! 雪城文だ!!!

特に理由はないッ 先生が百合なのは当たりまえ!!
教頭には内緒だ!!! 三年桜組担任!
竹之内よし美先生がきてくれた―――!!!

闇の世界で磨いた実戦百合!!
ドツクゾーンのデンジャラス・クイーン ポイズニー姐さんだ!!!

百合だったらこの人を外せない!! 超A級百合師 中川弓子だ!!!

超一流セレブの超一流の百合だ!! 生で拝んでオドロキやがれッ
ベローネ学院のツンデレ!! 小田嶋友華!!!

プリキュアの百合はこの娘が完成させた!!
ベローネ学院の切り札!! 雪城ほのかだ!!

天然総受けが帰ってきたッ
どこへ行ったンだッ ヘソッッ
俺達は君を待っていたッッッ美墨なぎさの登場だ――――――!!
512メロン名無しさん:2005/04/19(火) 23:02:07 ID:???0
中の人まで登場かよw
513メロン名無しさん:2005/04/19(火) 23:04:18 ID:???0
なんか前見たモノよりちょっとずつ変わっててワロタw
514メロン名無しさん:2005/04/21(木) 22:40:17 ID:???0
    ノ\ /|                      (⌒ヽ
    ゝ#〃⌒⌒ヽ    ,ゝ―- 、 , ^ − ^、 , -─ O⌒
    く#{ミ/ノヾ、_彡* 〃@从从) 〃从从从 / / 爪 \ヽ
ピュ.ー //|ノ| ゚ ∀゚ノ|(-_-)(从*゚ ー゚)i ノ从σ_σノ人ゝ ゜ー゜ノノ<これからもルンルンを応援して下さいね。
  = 〔~∪ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄ ̄ ̄〕
  =  ◎――────────────────◎   瀬川おんぷ&レイラ&モモ&ゴマータ&ローズマリー
515メロン名無しさん:2005/04/24(日) 22:52:01 ID:9rDUeQuM0
それで?百合プロレスはいつ始まるんだい?
516メロン名無しさん:2005/04/25(月) 23:13:07 ID:???0
    \・ '・,. \   \  \∴::  ・  ;,'・,_,,,,'・, ,'・,  ,'・/          
 ・,   ・  ;,',.、: ・, ,'・, 、′    |   /∴,,゙・,,∴\'・, ,'・,  ,'・   /    
   \      ・, \   \,.、: ・, ,'・, 、 「∴;, ゜∴ ;∴」                   
    ・, ,'  \     _,,___ ,.、: ・, ,'・, i,. ,,゙;;;; ゙,, ●.,i    ,.、,'・、′/      
         ′, ̄,. /●,,゙・;;^\      \∵;,,o,;:/   /              //
              「;,,''“。∴・∵ |・ '・,.、,'・、′, ̄,.、: ・, ,'・, 、・ '/           
      \   \ :i,.∴ ,,゙;;;∴;,ノ       /       /
        ,'・, 、   \∵;,,o,;:/  |,.、,'・・ '・,.、,'・、/  .、,'・   ,-─ヽ     
    \   r-'  " `="  、_人_,  `="^''  ヽ!     ,..ノ    オポポポポッボボボオオ―――――――!!!!
      `ー^ヽ、_       ,,,,,,,,       _,,...入__,,..-'
            `i;:;:;:;:;:;:;:;:;~;~;~;~;~;:;:;:;:;:;i''"´
            《;:;:;:;:;:;:;:;:; ; ; ; ; ; ; ;:;:;:;:;:;》   ,.-ィ''''ヽ、   
             ノ`〜〜ゝ; ; ; ; ;く-、'''く_二ニ' ノ;;;;;;;;;;l
            ヽ イ         )、ノ   ゝ、;;;;;;ノ
               `i、ノ---‐、_イ

517ジオライト:2005/05/08(日) 17:49:17 ID:yAYAYoR+0 BE:91219744-
メロン名無しさん、ポポをいじめないでください。
518ジオライト:2005/05/08(日) 17:59:08 ID:yAYAYoR+0 BE:45610324-
暇つぶしにこのカードゲーで遊ぼう♪
ジオ「どんなの?」
これこれ
手持ちのカード「ビュウブーム(大気の恩人チームの守護神あい)「コロにオン」「魔法カードメツクス丼」「罠カードジャゴンボ鍋」
ジオ「で?」
あいちゃん召喚!
ジオ「ん?・・・、うわーーーーーーーーーーーー!!」
そして台風が世界中に回り、世界はビュウブームの星になったのである
                          続く
519メロン名無しさん:2005/05/17(火) 22:35:46 ID:???0
サーキュラス「クイーンとの関係は何だ?」
なぎさ「か、関係なんてあるわけ無いでしょ!(汗」
サーキュラス「…あるんだな!」
なぎさ「!」
ほのか「な・ぎ・さ〜!いつの間に!(怒」
520超特盛りたこ焼無料大サービス!:2005/05/19(木) 22:38:18 ID:???0
いつも一緒のなぎさとほのか。
今年の春からは新しいお友達のひかりも一緒。
放課後ひかりはTAKO CAFEでアカネさんのお手伝い。
なぎさとほのかとひかりには皆に言えない内緒の使命が在るから
いつでも一緒にいなくては!
なんてね。ホントの所はたこ焼を食べたいだけなんだけど。

「忙しそうだね!」
 ほのかがテーブルを片付けているひかりに声をかけた。
「ほのかさん!なぎささん!いらっしゃいませ!」
 額の汗をハンカチで拭いながら大きな声でひかりが答える。
「お腹空いたョ〜!ひかり、たこ焼大盛りでお願い!」
 ラクロスの練習でお腹を空かせたなぎさの悲鳴みたいな注文に
 ほのかが苦笑いしながら「わたしはアイスカフェオレをお願いね」
「はい、たこ焼大盛りひとつとアイスカフェオレですね。」
――大盛りってのは冗談なんだけどなァとなぎさも心の中で苦笑い。

「なぎさ〜!うちのカワイイ看板娘をからかうんじゃないよ!」
 熱い鉄板の前でたこ焼を焼いてるアカネさんの声。
「ひかり、アカネさんにこき使われてるんじゃないのォ?」
 アカネさんに聞こえるようにわざと大きな声。
「こき使うなんて…そんな事ありません!」
「本当に〜?」疑いの眼でひかりを見つめるなぎさ。
「コラァ!な・ぎ・さ!私はラクロスの指導と一緒ですっごく優しいんだゾ〜!」

「どこがじゃ…!?」なんてツッコミは声には出せない…
「本当に優しいんですよ!昨日の夜も一緒に
 お風呂に入ってわたしの身体を丁寧に洗ってくれたり…」
――ん?
「私が眠るまで一緒のお布団で添い寝してくれたり…」
――なぬ?
「それから…」
「ひ、ひか、ひかり〜!余計な事言うな〜!」
                         おしまい
521メロン名無しさん:2005/05/22(日) 23:05:45 ID:???0
へへへっ アカネさん、いけませんなー
なるほど口止め料かw

もしかしてキュア学の人?なんてね×3
ここもあのサイトも熱くて目が離せないよ
522メロン名無しさん:2005/05/22(日) 23:10:28 ID:???0
>>521
多分違う。
523メロン名無しさん:2005/05/25(水) 03:09:10 ID:???0
まったくひかりが何も知らないからってけしからんですなー!
もっとやってくださいアカネさん(;´Д`)
524メロン名無しさん:2005/05/31(火) 05:20:43 ID:???0
読後にほわーんとさせてくれる微笑ましい作品が多いでつね(゚ー゚*)
職人さんもう減ってきてるかもだけど、新作楽しみにしてます。
自分も何かイイの書けたら投稿しやす。
525メロン名無しさん:2005/06/05(日) 15:03:26 ID:???0
康充
526なかよしピクニック1/2:2005/06/10(金) 21:18:40 ID:???0
なぎさとほのか、そしてひかり。三人で今日はピクニック!
眺めのとってもステキな高原で、みんなで食べるお弁当。
みんなで一緒に食べるお弁当ってサイコーおいしい!
だけど帰り道、ほのかとひかりが足を挫いちゃってもう歩けない!って大変!
だから、なぎさがふたりを替わりばんこにおんぶして、
麓まで送っていかなくっちゃ!なぎさ!がんばって!

「なぎささん、大丈夫ですか?」
お姫様抱っこされたひかりはなぎさの腕の中で心配そうに訊ねる。

「平気平気!ひかりは軽いなア。」
曲がり角まで来たところで振り返ると、
ほのかがひとり、ぽつん…となぎさを待っているのが見えた。

ひかりを木陰に下ろすと、
「ひかり、ちょっと待っててね、ほのかを連れて来るから。」
そう言い残すと坂道を駆け足でほのかの元へ。

「ほのか、お待たせ!さ、おんぶするから背中に乗って!」
ほのかを―ひょいっ♪と背負いスタスタと歩き出す。
527なかよしピクニック2/2:2005/06/10(金) 21:20:32 ID:???0
「なぎさ汗びっしょり。大丈夫?」
ほのかはハンカチを取り出すとなぎさの額に浮かぶ汗を拭ってあげた。

「平気平気!ほのかは軽いなあ…それに…」
「それに…なあに?」
「ほのかって…意外と着痩せするタイプなんだね。」

「…え?」

「背中に…当たるんだよね。ほのかの胸が。」

「なぎさのえっち!」なんて怒った振りして、
ぎゅぅっ!ってなぎさの背中を抱しめると

「あててるのよ!」耳元で囁くほのか。

――うふふ、あはは…

「なぎさの耳ってカワイイ。はむはむ…」
「うひゃ!やぁめぇて!くすぐったい!」

――うふふ、あはは…

そして、
「大きな道に出た!これでもう安心だね」
「あ!大変!…ひかりを置いて来ちゃった!!!!!」
                       おしまい
528メロン名無しさん:2005/06/10(金) 22:37:26 ID:???0
ひかりカワイソス(´・ω・`)
529メロン名無しさん:2005/06/11(土) 00:19:51 ID:???0
(´・ω・)ナケルス
530メロン名無しさん:2005/06/11(土) 03:09:25 ID:???0
(´・ω・) アワレス
それはそうと


あててんのよキタ━(゚∀゚)━ !!!!!
なかよしまだ読んでないんだけど、なかよしパロ?
GJですー
531メロン名無しさん:2005/06/12(日) 22:46:11 ID:???0
ヒカリカワイソモエス
532メロン名無しさん:2005/06/22(水) 19:44:15 ID:???0
プリキッュア〜!
533メロン名無しさん:2005/06/23(木) 18:01:34 ID:???0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
!       , ! !   ./,, ==ゝ、    _ノ__,ヽノ  丿 i !  6月29日はナージャの誕生日です
t     | t ヽ、/ '' 〃_)i. ` ´  rf´)iヾ,ヽ/ 丿ノ.  7月26日からアニマックスにて
. \    t. ゝ-v’  { i、リ!     |f_j|  ,'_ / ´   毎週月〜金朝8時から2話連続放送
   ` ‐- !ゝf ‐、     -‐‐'    ヽ .ヒタ  .fノ       ttp://www.animax.co.jp/program/program.php3?naiyo=m_ashitanonadja
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
534メロン名無しさん:2005/06/23(木) 18:13:49 ID:???O
はいここ見てみて
http://id13.fm-p.jp/10/ooMANiCureoo/
535メロン名無しさん:2005/06/28(火) 10:35:49 ID:???0
なぎさはすぐ足を開くがあれは男を誘っているのだろうか
536メロン名無しさん:2005/06/28(火) 11:06:42 ID:???0
ほのかを無意識に誘っているのだ
537ビバ!ベローネ!1/3:2005/07/06(水) 21:02:53 ID:???0
竹之内よし美先生はベローネ学院の国語担当教師で二年桜組の担任教師。
まだ若い彼女は先生というより生徒達のお姉さんみたいな存在。
――新クラスの担任は誰?よし美先生!いいなー!ウラヤマシー!
生徒達からも大人気!
――よし美先生ってカワイイ!それに私たちの事わかってるぅ!
――そうそう、お友達とケンカしてもすぐによし美先生にはわかっちゃう!
――いつも相談に乗ってくれる!
――よし美先生〜!好き好き!!
生徒達から好かれて頼りにされて…最高―!の先生!
だけど…ソレだけじゃなかったりするんだな。

放課後――

「…関係を終りにしたいの。」
「唯、わたしから逃れられるとでも思っているの?」
「許して聖子。」
「ココロが拒んでもあなたのカラダは忘れる事が出来るのかしら…」
「あなたに刻み込まれた堕落の…」

――♪ちゃらららん♪――携帯電話の着信音。

「携帯無視しちゃおうかな?」なんて思っても出ないわけにはいかない。
「ハイ、ハイ!よし美です。出版社の××さん!お世話になっておりま…
え?締め切りですか!も、も…もちろん大丈夫です
安心してください。書いてます書いてます!
前作の唯と聖子シリーズの続編で…」

――プチッ!

「ふぅ…とは言ったものの…」職員室に独り、よし美先生。
「あー!駄目よ駄目よ!こんなんじゃ。」

――くしゃこしゃ…
538ビバ!ベローネ!2/3:2005/07/06(水) 21:04:11 ID:???0
よし美先生のみんなにはナイショナイショのもう一つの顔は、
原稿用紙に何か書いては消して読み返してはビリビリ破いて捨てて…

「もっとこう…なんていうか…意外性って言うのが何か無いと…
 そう!意外性!意外なカップリング!何かアイディア搾り出さなきゃ…
 それにしても女子校の教師とは我ながら美味しい仕事よね!
授業中クラスのオンナノコを観察しながらカップリング想像し放題!
 …そんな事より雑誌の締め切りが…うううううう…」

――結構な売れっ子作家さんだったりする。

「先生…」
机に突っ伏して頭掻き毟りながら唸り声上げる売れっ子作家のよし美先生。
背後から声をかけられ思わず跳びあがって、

「うひゃ!締め切りには必ず間に合わせます!!
って…あれ?美墨さん?ごほん!えへん!どうしたの?」
慌てて身仕度整えていつもの頼れる女教師、竹の内よし美モード!の澄ました声。

「どうしたのって先生、わたし宿題やってくるの忘れたから
先生が放課後居残りして仕上げて提出しなさいって
…それでコレ提出しにきたんです。
 先生…大丈夫ですか?なんだか苦しそうな顔…」

――締め切り間際の原稿が書けなくなって…なんて言えない。

「ああそうだったわね。うん…ごほん!美墨さん!
これからは宿題はしっかりお家でやって来ること!
それからあなたは落ち着きが無いから…それに×××…もう一つ×××…最後に…」
539ビバ!ベローネ!3/3:2005/07/06(水) 21:05:19 ID:???0
「美墨なぎさ…か。」
ひとしきりお説教をした後、職員室の窓から外を眺める。
丁度、正門へと歩いていく美墨なぎさの背中が見える。

「ん?正門の所に居るのは雪城さん?待ち合わせかア
あのふたり最近なんだか妙に仲が良いのよネ…
全然真逆な生徒なのに…ボーイッシュな美墨さんとお嬢様っぽい雪城さん…
ん?コレって…いけるんじゃない?
美墨さんが攻め…違う!雪城さんの強攻め!
いけるかも!うん!美墨さんが受け…
それもクラス中のオンナノコ達に…総姫受け!
そこへ雪城さんの嫉妬攻め!イケル!これはイケル!

原稿用紙にペンが猛然と奔りだす!

――スラスラスラララ〜
「すっごい!私!絶好調!ビバ!ベローネ!!」

そして――

――読んだ?「BLACK&WHITE!」
――読んだ!読んだ!読んだ!女子校を舞台にした禁断の恋!
――ラクロス部キャプテンを巡るオンナの闘い!
――科学部の才媛の嫉妬!
――てゆーか…ぶっちゃけなぎさと雪城さんの事じゃない?
――まさかまさかまさか?!

なんて話題になってしまうまで数ヶ月。
                     おしまい
540メロン名無しさん:2005/07/07(木) 00:33:26 ID:???0
おつ
541メロン名無しさん:2005/07/08(金) 13:47:36 ID:???0
相変わらずGJ〜
国語教師はたしかにいい隠れ蓑。
腐女子しかもプロなよし美先生ワロタ
それを読んでるしほりーなもワロタ
542わすれもの1/1:2005/07/20(水) 20:58:01 ID:???0
「なぎさー!ほのかー!忘れモノ〜!携帯電話忘れてるよ〜」って行っちゃった…
いつもの公園いつもの場所でいつものタコカフェでいつものお茶会。
なんだけど、明日からは憂鬱な期末試験!
一生懸命頑張らないと大変な事になっちゃう!

…だからついつい慌てて…大事な大事なメップルとミップルを忘れて行っちゃった!

「携帯電話かア、中学生の癖に生意気だなア。
それとも今時はみんな持ってるのかな?
ひかりにも持たせた方がいいのかナ?」

二つの携帯電話?をブラブラさせて、さて?どうしたものかと考えてると、
なぎさとほのかの担任のよし美先生がやってきた。

「あ!よし美先生、丁度いい所に!かくかくしかじかと言う訳で…」
「校則じゃあ携帯は禁止なのにあの娘ったら!」

――ぱきゃ!

「何だこれ?ダイヤルが無い?
ハハハ…なんだかんだ言っても子供だねぇ、
漫画のカードなんか入ってる!ほいっと!」

――スラッシュ!!!

「「デュアルオゥロラウェイブ!」」
「「?」」
「光りの使者!キュアブラック!」 「ってアカネさん?何を仰ってる…」
「光りの使者!キュアホワイト!」 「ってよし美先生こそ!」
「「ふたりはプリキュア!!」」
「な…な…なんだこりゃ〜!!!!」
「闇の力のしもべ達よ!」
「とっととお家へ帰りなさい!」
                 おしまい

「なぎさとほのか急に老けたメポ…」バキッ!
543もしもシリーズ:2005/07/20(水) 21:03:20 ID:???0
もしもシホリーナがプリキュアだったら…

デュアルオーロラウェイブ!
「光の使者・シホブラック」
「光の使者・リナホワイト」

「ふたりはプリキュア!」
「闇の力のしもべ達よ!」
「とっととおウチに帰れ!帰れ!帰れー!」

「ぐう…このジャアクキングに向かって帰れなどと生意気な!
 っていうか…なんだか凹む…」
「シホリーナ!ジャアクキングが凹んでる今がチャンス!」
「ブラックサンダー!」
「ホワイトサンダー!」
「プリキュアの美しき魂が」
「邪悪な邪悪な邪悪な心を撃ち砕く!」

「プリキュア・マーブル・スクリュー!!
プリキュア・マーブル・スクリュー!!
プリキュア・マーブル・スクリュー!!」

――ズビズバババババン!!!!!

「ぐわあああ!なんだかよく判らないし何と比較したわけでもないが
何となく三倍の威力の気がする―――!!」
                     おしまい
544まか:2005/07/23(土) 22:28:10 ID:JRIlKIIZ0
      おおまかカバー♪
545ほのかスペシャル 1/1:2005/08/01(月) 22:57:25 ID:???0
  「ダイエットは化学よ!」
という訳で雪城流食事制限ダイエットが始まった!

「・・・えっと・・・おやつ…これだけ?」
テーブルにはコップ一杯の水とビスケット一枚。
「あっ!いけない!ゴメンね忘れてた!」
「やっぱりね!変だと思った。ほのか、シッカリしてよ!
ビスケット一枚だけなんて・・・」

――ぱきっ!

「はい。ビスケット半分だけ。よーく噛んで召し上がれ。」
「…とほほん」

というわけなんですよ。

TAKO CAFEでアカネさんとひかりを相手に
お腹を――ぐーきゅるるる…鳴らしてぼやくなぎさ。

「アカネさんのスペシャルたこ焼二人前!ひかり!早く持ってきて!早く早く!」
「はい。どうぞスペシャルたこ焼二人前です…なぎささん!ゴメンなさい!」
「ひかり?何で謝るの?って言うか…ナニこれ?」

目の前にソース無し!カツオ節無し!お箸で割っても…タコも無し!
「ちょっとアカネさん、冗談止めてよ!こんな酷いイタズラ…」

――ぽんぽん!

「ごめん、なぎさゴメンね。キツク言われててサア…」
なぎさの肩を叩く…誰かサンの手。
「ハハハ…小麦粉を丸く固めて焼いたお菓子…美味しそう…デスネ。イタダキマス…」
                 おしまい

調べてたらたこ焼ってホントはカロリー低いんですね
546どんかん1/2:2005/08/05(金) 23:40:41 ID:???0
「えええ!!!どうして???」
ある日の昼休み、雪城ほのかは意外な場所で意外な人を見つけて思わず叫んでしまった。
意外な場所とはベローネ学院の図書館。
意外な人とは…美墨なぎさ。
「シー!静・か・に!」なぎさは人差し指を軽く唇に当てほのかに小声で注意する。

――まるで逆パターン!
周りの生徒達に目で謝りながらほのかはなぎさの隣の空いた席に座ると

「で、何してるの?」なぎさの手元を覗き込むようにして小声で訊ねる。
――試験は終わったばかりなのに…勉強?まさかね?

「コレよコレ!」ほのかの目の前で綺麗で可愛らしい紙の束をヒラヒラとさせる。
「コレって…?」――何?
「下・駄・箱!」思わせぶりななぎさのヒント。
――なぎさ…下駄箱…綺麗な紙…手紙?

ほのかの頭脳はフル回転!
「…ああ!解ったわ!!ラブレターでしょう?!」またも大声!
「シー!ほのか!声が大きいよ!」

――今日はさっきからなぎさに怒られてばっかり
「それで、ラブレターがどうしたの?」
「返事書かないとネ…これが結構大変なのよ…」
「へぇぇ!…返事書くんだ?」

いつもそばに居て一番なぎさの事を知ってるつもりだったほのかだが、
「筆まめねぇ…」なぎさの意外な一面発見!?

「だってサ、ラブレターって書いた人すっごい一生懸命書いたと思うんだ。
 だから、無視なんてしたらすっごい傷つくと思うの。
この娘達のキモチには応えて上げられないけれど…
でも…私も真剣にお返事を書くの…ソレしか出来ないから」

――なぎさってやっぱり素敵だな…ってせっかく惚れ直しちゃったのに、
「ま、恋愛に鈍いほのかには解らないだろうケド!」
――むぅ?「そんな事無いモン!」
「どうだか?」
547どんかん2/2:2005/08/05(金) 23:42:41 ID:???0
――次の日。

かちゃり、なぎさが下駄箱を開けると
――どささどさどさ! ベローネ学院名物下駄箱ラブレター雪崩れ。

慣れた手つきで色とりどりの手紙の束を拾い上げて差出人の名前を確認する。
その手がふと止まり、ある手紙の差出人に目が集中する。

「ゆきしろほのか…雪城ほのか!ん?
ほのか!?もー!ほのかったら何考えてんのよ!」
廊下の隅に隠れて封を切り早速中身を取り出して


 なぎさへ
なぎさに言いたい事があります。毎朝いつも
ぎりぎりで教室に入るんなんてどういう事ですか?
さては夜更かしなんかしているのでしょう?
だからいつも言ってるでしょう。ゲームとか漫画とか
いい加減になさいって!夜更かしは美容の敵!それに
すこしは学校での勉強も真剣にならないとこのままじゃ
きっと来年になって後悔する事になるよ?
              ほのかより

「てっきりラブレターかと思ったら、お説教ばっかり…」
           おしまい
548メロン名無しさん:2005/08/06(土) 12:09:25 ID:???0
なぎさだいすきまで読んだ
549メロン名無しさん:2005/08/06(土) 12:41:31 ID:???0
なぎさ愛してる結婚しようまで読んだ
550メロン名無しさん:2005/08/11(木) 01:48:15 ID:???0
なぎさできちゃったのまで読んだ
551メロン名無しさん:2005/08/12(金) 00:36:26 ID:???0
廊下の隅に隠れて封を切り早速中身を取り出すと
ほのかの名前が書かれた婚姻届が入っていたまで読んだ
552NIGHT MARE 1/6:2005/08/12(金) 23:30:10 ID:???0
夕陽に沈む若葉台の街。
灯火の届かない公園のベンチ。
抱き合うふたつの影。抱き合い交わすふたりの唇。
つい今しがた迄のジャアクキングの放った
闇の刺客との激しい戦闘で昂ぶる魂を冷ます為に
互いのぬくもりに直に触れて確かめる。

――すぅ…すぅ…
「なぎさ…?眠っちゃったの?」
ほのかの胸に甘えるように身体をもたれ小さな寝息。
「仕方ない…か、ラクロスにプリキュアに大忙しだもんね…」

――むにゃ…むにゃ…1010個…
「寝言かしら?どんな夢を見ているのかなあ?」
眠る彼女の唇に軽く指をあてて、先程までのぬくもりを確かめる…

――ヤッバイ!もうこんな時間!
はっ!…となぎさが跳ね起きて慌てて公園の時計を確認する。

「じゃあね!また明日!バーイ!」置いてきぼりにされたほのかが
「また明日…」ちいさく手を振り駆けてゆくなぎさの背中を見送る。

――と、くるり となぎさが引き返し再びほのかの元へ
「なあに?忘れ物?」
「そう、忘れ物!ちゅっ!」
ほのかの頬に軽く口付けするとイタズラな笑みを浮かべ
「じゃ、ホントにさよなら!おやすみ!」
「…もぅ!なぎさったらぁ…」

そんなふたりの姿を見詰める者が居た事をふたりは気がつかなかった。
――ちっ!
ワゴン車の運転席で忌々しそうな唸り声を上げ、
ぎゅっとハンドルを握り締めると乱暴に車を発進させた。
553NIGHT MARE 2/6:2005/08/12(金) 23:31:26 ID:???0
なぎさはやがて息を乱しながら彼女の自宅へと帰りついた。
玄関の前で立ち止まると大きく息を吸い大きく吐いて呼吸を整え、
乱れた髪を軽く整える。

「たっだいま〜!!お腹ぺっこぺこ!」
「なぎさ、こんな遅くまで何してたの?」
「え…っと…ラクロスの練習が長引いちゃって…」
「ウソだねーまたほのかさんとたこ焼買い食いしてたんだろー?」
「亮太〜!コブラツイスト食らいたいの!」
「なぎさ!早く着替えてご飯食べなさい」
「はーい」

――♪リリリリリン…リリリリリン…

電話機の前を通りかかった気安さからヒョイっと受話器を取り上げ
「はいは〜い美墨です!…もしも〜し?どちら様…」

陽気な明るい声から一転、
「アカネ…さん、一体…え?…忘れ物?」

慌てて鞄を確認する。――無い!
鞄をひっくり返し中身をかき回しても…無い。メップルが居ない!

受話器を置き「わ、私、忘れ物しちゃったから取りに行って来る!」
554NIGHT MARE 3/6:2005/08/12(金) 23:32:54 ID:???0
出来る事ならば訪れたくは無かった。

――ほのかも誘えば良かったのだろうか?とも思ったが今更仕方がない。

ほのかには言えない秘密も…ある。

深く息を吸いノックをしようとした時、ドアの内側から鍵が開き

――がちゃり。「遅かったじゃない」
藤田アカネ―がドアを開けた。

機先を制されるカタチとなり、一瞬弱気な表情を見せるが
「待ち伏せしてたんですか…」
搾り出すような声で精一杯強がって見せる。

「私の家だよ?待ち伏せなんて、可笑しいな。電話したらすぐ来るかと思ったけどネ。
遅いから待ちくたびれちゃったよ、まあ入りなよ」
優しい言葉ながらもなぎさに有無を言わせぬ威圧感。

「忘れ物取りに来ただけですから。早く返してください!」

「ああそう?私の部屋にあるから勝手に持っていったら?」
なぎさは藤田アカネの部屋に入る事に躊躇いを感じたがココで弱気になる訳には行かない。
藤田アカネの身体を押しのける様にドアをくぐり、
靴を脱ぐとさっさと部屋の中へと向かう。

そんななぎさの背中を邪な目を向け、背中で素早く――かちゃり。鍵を掛けて後を追う。
555NIGHT MARE 4/6:2005/08/12(金) 23:34:00 ID:???0
「携帯電話なんて持ってたんだ?冷たいなー、番号教えてよ?」
「…あれは…お守りみたいなもので携帯じゃありませんから、
 何処に隠したんですか?」

「隠してなんかいないよ、ホラ、寝室に置いてあるから取って来な、
 寝室…何処か判るでしょ?」

なぎさは奥に視線を向け、寝室へとつながる引き戸に手をかける。

――やっぱり来るべきではなかった…
忌まわしい記憶が蘇りそうになる。

しかし、早く立ち去りたい。逃げ出したい。
一刻も早くこの藤田アカネとのふたりきりという状況はまずい。

思い切って戸を開ける。

「あっ!ひかり!」
556NIGHT MARE 5/6:2005/08/12(金) 23:35:22 ID:???0
薄暗い部屋の中央の乱れたベッド。脱ぎ散らかされたベローネの制服。
そこに九条ひかり―が居た。

新雪を思わせる真っ白な肌をした背中に無数の口紅の痕跡。
強く吸われ赤く痣になっているのが痛々しい。
彼女の美しい金髪は乱れ、乱れ髪は濡れた肌に張り付いている。

なぎさの声に振り返るひかりの怯えた瞳が一瞬安堵の色を見せたが、

「厭ああああああ!見ないで!見ないで…ください…」
大粒の涙を溢れさせ慌てて手近のシーツをかき集めると陵辱された肌を
隠し嗚咽を漏らしうずくまる。

「酷い!」拳を堅く握り締め振り返る。

「あんたが遅いからちょっとつまみ食い…かな?」
咥えた煙草の紫煙と供にそう嘯くと、なぎさのあごに軽く手を添え睨みつける。

「なぎさ、忘れたの?あんたをオンナにしたのはこのあたしだって事を」
「止めて下さい!アレはもう昔の事で…それに…あの時だって無理やり私を…」
「無理やり?その割には何度も何度もわたしを求めてカワイイ声で啼いてた癖に…」
557NIGHT MARE 6/6:2005/08/12(金) 23:36:36 ID:???0
――どん!
突き飛ばそうとしたが今のなぎさは光の使者キュアブラックではない
今のなぎさは所詮、14歳の非力な少女―美墨なぎさ でしかない。

軽くアカネに腕を捻りあげられ、ベッドにねじ伏せられてしまう。
「なぎさ〜また仲良くしようよ〜」
覆いかぶさるようになぎさを抱しめ、首筋に唇をあて強く吸う。

「ぅ…くぅ…」思わずため息のような吐息を漏らす。
「ふふ…なぎさはココが感じちゃうんだよね…」
陵辱者の残忍な笑みを浮かべなぎさを攻めるアカネ。

「止めて…ください…」漏らす吐息の中から必死の訴え。
構わず攻めるアカネ。
「志穂、莉奈…真由、聖子、唯、京子に夏子…弓子…友華…
みんな物足りないんだよね…そうだ!…ほのか!
ほのかを私に"差し出す"ってんなら考えてもイイかな?」

「ほのかに手を出したら承知しないんだから!」怒りに身体を震わせ叫ぶ。

「アカネさん、あなたはいったい今までに幾人の少女の純潔を奪ってきたんですか?」
「なぎさは今までに食べたたこ焼の数を覚えているの?」
「1010個です」

――寝言かしら?どんな夢を見ているのかなあ?
安らかななぎさの寝顔をほのかは何時までも見守っていた。

             もうなにがなにやらorzおしまい
558メロン名無しさん:2005/08/13(土) 00:06:19 ID:???0
chigauhito?59
559メロン名無しさん:2005/08/14(日) 00:28:41 ID:???0
鬼畜なアカネさんGJ!
560そうであれかし:2005/08/17(水) 20:47:59 ID:???0
憧れのウェディングドレス。
私の隣にはずっと憧れ続けたあの人…藤村省吾。

そして今、私は…女になろうとしている。
新婚旅行で訪れたイタリアの街ベローネ。
最高の新婚初夜のはずなのに…なんだか…怖い。
ホテルの大きなベッド。真っ白なシーツ。
あの人の浴びるシャワーの音。痛いほど昂ぶる胸の鼓動。
――かちゃり
わたしは慌てて顔までシーツを引き上げベッドに潜り込む。
電気が消され訪れる静かな闇。
――ぎし…
藤村省吾1人分の重みで軋むベッド。
カレはそっと、わたしを抱き寄せ唇に…生涯初めての…キス…
感極まりわたしは思わず叫んだ…
「ほ、ほのかぁ…!」
             おしまい

発展的成田離婚成立。
561メロン名無しさん:2005/08/17(水) 21:04:05 ID:???0
>>560
やべ、短いけどオモシレww
562メロン名無しさん:2005/08/17(水) 21:33:38 ID:???0
木俣性転換のウホッっぽいオチだと予想したが外れた。
563メロン名無しさん:2005/08/27(土) 17:40:30 ID:???0
保守
564もしもシリーズ:2005/08/29(月) 22:21:42 ID:???0
もしもなぎさが急に第一ボタン締めてきたら

「あれ?あれ?あれ?なぎさがブラウスのボタン一番上まで締めてリボンまで…
 珍しいね?今日は服装検査の日だっけ?」
「いや…別にそういう理由じゃないけど、いいでしょ!たまには!」
「そんな、ムキにならなくっても…」
「おはよう、なぎさ」
「おはよう雪城さん」
「おはよう!おはよう!おはよう!」
「おはよう…ほのか」
――昨晩のほのか激しすぎ!くびすじにキスマーク残っちゃったよ…
――ふふふ、これで浮気できないよね!
それはそれはえろい妄想膨らむわけです
565メロン名無しさん:2005/08/30(火) 00:26:26 ID:???0
まだ自分と関係してない時にそんなことされたら気になって仕方ないだろうな
566没キュア!1/3:2005/09/05(月) 22:04:41 ID:???0
――美墨なぎさと雪城ほのかが急接近!
ベローネ学院女子中学の噂好きなオンナノコ達の間で交わされる今一番注目の話題。

ホントにホントにとっても不思議!
なぎさと雪城さんって全〜然真逆!全然似てない真反対!のふたりなのに、

――なぎさは体育会系!雪城さんは文科系!
――上品でおしとやかな雪城さんとお転婆ななぎさ!
――オトコノコに大人気の雪城さんとオンナノコに大人気のなぎさ!
ってこれは関係無い事も…無い。

だって志穂と莉奈もなぎさの事が大好きだから。
それなのに最近のなぎさってお喋りしてても
「ほのかがほのかでほのかなの!」話題と言えばほのかの事ばっかり!

志穂と莉奈としては
「なぎさを雪城さんに盗られちゃった!」
みたいに思えてなんだか…ちょっと…寂しい。

「それにしても不思議よねー?いったい何処に接点があるんダロ?」
そんな志穂と莉奈のぼやきを聞きつけた弓子キャプテン。
「真逆のふたりの方が案外上手くいくものなんじゃない?志穂と莉奈みたいに!」

弓子キャプテンが志穂の頭の上で右手をひらひらさせながら水平移動。
莉奈の首に水平チョップ!
志穂と莉奈の身長を見比べての一言。

「毎日いっぱいいっぱいいっぱい牛乳飲んでるからすぐに莉奈を追い越してやる!」
「無理無〜理!わたしゃ志穂の飲む牛乳の2倍は飲んでるからね〜!」
「むぅ…でも言えてるかも!弓子キャプテンだって
 "あのマドンナ小田嶋様"と仲がいいものね!」
「それって…どういう意味?」
567没キュア!2/3:2005/09/05(月) 22:06:17 ID:???0
「なーぎーさー!」
グラウンドを鈴の音のような声が響く。

振り返ると夕陽を背中に噂の彼女、
雪城ほのかがベローネ学院の制服に科学部の白衣を羽織って
コートを駆け回るなぎさを見詰めている。

汗と芝生とどろんこで真っ黒な顔のなぎさが元気よく手を振りほのかに答える。
ニコッと微笑み小さく手を振るほのか。
志穂や莉奈、弓子の視線に気づくと

――ぺこり とお辞儀。

「真っ黒なぎさに真っ白ほのかちゃん!ホント真逆だね。」
――くすくすくす…
弓子キャプテンの一言で笑い出す三人を不思議そうな顔で見詰めるほのかに

「雪城さん、もうすぐ練習終わるよ!なぎさと一緒に帰るんでしょ?」
「ええ、今日はなぎさの家で一緒にご飯食べる約束なの」
愉しみで仕方ない!なんて顔で答えられちゃ志穂と莉奈はますますやきもち焼いたりして。

「どう?志穂莉奈!一緒に家に来ない?にぎやかな方が楽しいし」
 グラウンドから駆け寄り志穂と莉奈の肩を抱きなぎさが誘う。
「いきなりお邪魔しちゃご迷惑じゃない?」
「お父さんとお母さんは亮太を連れてお出かけなの。
 だから今日はわたしが腕によりかけてお夕飯を作るって訳」
「なぎさの手料理?」
おえ〜!って顔しちゃうのは家庭科の授業で酷い目に合っているから。

「バッカにしてる!?ほのかに教わってナカナカ腕を上げたのよ!」
「雪城さんの指導なら、食べてみたいかも」
「食べたい食べたい食べたい!」
568没キュア!3/3:2005/09/05(月) 22:07:40 ID:???0
…という訳で、ほのかと志穂と莉奈の三人は
なぎさの手料理が出来上がるのをなぎさの部屋で待っているんだけど
「ねエ…なんだかヘンな臭いしない?」
「ヘンっていうか…お菓子の匂いっていうか…」
「晩ご飯にお呼ばれしたんだよねエ?」

やっぱり何だか厭な予感…がしてきた時!
「お待たせー!」トレイ一杯のお皿を載せたなぎさがやって来た!

「梅干のチョコレート包み!わたしの一番の自信作!」
胸を張って自信満々のなぎさ。

「ねえ…私たちなにかなぎさのうらみ買う様なことしたかしら?」
「これってこれってこれってなにかの罰ゲーム?」涙声な志穂。
「雪城さん…お願い!あなたにしかなぎさを止められない!」

「美味しい!なぎさ!とっても美味しいよ!腕を上げたね!なぎさ!」
「「うっそー!!??」」

勇気を出して食べて…みる?
ぱくり…もごもぐ…
「「ゥゴア!ゲブゥッ!」」
「チョコレートの甘みと秋刀魚の生臭さがミックスされて…」

結局…似たもの同士のふたりってことなのね。
                   おしまい
569Only You 1/3:2005/09/05(月) 22:12:16 ID:???0
初恋は幼稚園の時。
美しい先生だった。
勿論女性だ。
滑り台の上から飛び降りる。
おもちゃを壊す
理由もなく泣いて先生を困らせる

「森岡唯ちゃん、先生を困らせないで。」

そんな事でしか好きな人を振り向かせることが出来ない。

――それが私だ。

先生はいつの間にか先生を辞めた。
結婚したから先生を辞めたという事だ。
私の目の前から消えた。

どんなに求めても手に入らない物があるのだと
その時――理解した。
私はこの先永久に本当に欲しい物を手に入れる事はなのだろう。

しかし理解と納得は違う。手に入らない物などいらない。

――ぶっ壊してやる。
570Only You 2/3:2005/09/05(月) 22:13:12 ID:???0
ベローネ学院で彼女と出会ってしまった。
――美墨なぎさ

くしゃくしゃの髪を乱暴にかきあげる仕草。
ラクロスで鍛えたしなやかな身体。
時折見せる憂いのある表情。
――たまらない

美墨なぎさは廊下で私を見かけると軽く背中を叩き声を掛けてくる。
私は――くるり、と廻り込み美墨なぎさの背中を叩く。
制服の生地を通して触れる美墨なぎさの体温。
子猫がじゃれ合うようなお遊び。
それだけで私の心が沸き立つ。
――それだけでよかったのに。

美墨なぎさはクラスでも人気者だ。
彼女にとって私などその他大勢に過ぎない。
――それだけで良い

彼女と同じ時間を過ごす事ができるなら。
そんな彼女に特別な人がいると言う。
――雪城ほのか

クラスの誰とも壁を築き距離を置く彼女。
いつの間にか美墨なぎさと名前で呼び合うカンケイ。

――わからない いつの間に?
571Only You 3/3:2005/09/05(月) 22:14:19 ID:???0
ラクロス部の志穂と莉奈に聞いてもわからない。
いつの間にか親しくなり登下校を一緒にする仲。
夏休みの間ずっと互いの家を行き来していたとも言う。
ふたりきりで何処かに行ってしまう事もある。
――嫌だ。お願い雪城さん、私からなぎさを奪わないで。

美墨なぎさの視線の先。中等部のグラウンド。男子サッカー部。藤村省吾。

――ぶっ壊してやる。

「私、藤村くんのことが好きなの。」
美墨なぎさの息が止まる。
――私は卑怯だ。

私の背中を見送るなぎさの視線。
――私の事を見てくれないなぎさが悪いんだ

なぎさにあてつける様にスキップ。
ぎこちないスキップ。
ホントはもっと上手く出来るのに。

――ゴメンね。なぎさ、ごめんね。
                      おしまい
572メロン名無しさん:2005/09/06(火) 02:17:21 ID:???0
>>566-568
>>569-571
GJ!!!

>ぎこちないスキップ。
ワロタ、うまいなw
573メロン名無しさん:2005/09/06(火) 10:10:25 ID:???0
>>569-571
切ない…泣きそう
574メロン名無しさん:2005/09/07(水) 14:59:25 ID:???0
切ねぇ
575メロン名無しさん:2005/09/10(土) 00:32:38 ID:???0
>>568
オチそうきたかって感じ
>>571
新鮮な解釈ですな。色々妄想がふくらむね
576メロン名無しさん:2005/09/10(土) 02:00:54 ID:???0
「ふぅ」
お泊り、か。

今頃ひかりは、ほのかちゃんの家で楽しくやってるんだろうなぁ。
誕生日だからと、ひかりに少しだけ舐めさせてあげようと思ったチューハイも
こうしてアタシが全て飲み干すハメになっちゃった。
誕生日だってのに、プレゼントらしい物は何一つ用意できなかったけど
「ひかりへのプレゼントはア・タ・シ♪」・・・・・・なんてふざけてみようと思い仕込んだ裸エプロン。
はぁ、や〜めた。アホらし。まったく馬鹿らしい。

・・・・・今頃ひかりは・・・・どうしてるんだろうな・・・・
577メロン名無しさん:2005/09/10(土) 02:01:51 ID:???0
ん・・・眩しい・・・
電気消さなきゃ・・・ん・・・よいしょ・・・
あれっ・・・誰っ・・・?ひかり?いつの間に帰ってきたの?
「おはようございます、アカネさん」
あっ、そっか、アタシあのまま寝ちゃったんだ。
だとすれば眩しいのは電気でなく朝日か。
「・・・・・・・・おはよう、ひかり」

「ひかり、昨日は楽しかった?」
「はいっ」
全く、良い笑顔を見せるよ、この子は

「ひかり、アンタが・・・・」

―――アンタがいなくて、寂しかったんだから

「え?」
「いや・・・・・・」
何を言おうとしたんだ、アタシは。
「なんでもない」
やめよう、そんなこと言うのは。
578メロン名無しさん:2005/09/10(土) 02:03:38 ID:???0
「今日は休み!ひかりも疲れてるんだろ?」
「いえ、そんな事ないです、大丈夫です」
「目の下」
「え?」
「クマできてるよ」
「えっ本当ですかっ、やだ・・・!」
「首筋―――昨夜の痕が残ってるよ」
「・・・・・・・・っ!」

気付けばいつしかアタシの側にひかりが居た
でも、気付けばまたどこかへ消えてしまいそうで―――


「さ〜てと、アタシはもう一眠りするからね」
いずれアタシの元を去る時が来るのだろう、でも
「おやすみ、ひかり」
とりあえず今は、ひかりがアタシの側に居てくれる、それだけでいいじゃないか。
「おやすみなさい、アカネさん」



「そうだ、ひかり
            ―――――誕生日おめでとう」

こうして笑顔のひかりが見れる、それだけで・・・・・・・・・
579メロン名無しさん:2005/09/10(土) 06:48:31 ID:???0
。・゚・(ノД`)・゚・。 アカネさん・・・
580メロン名無しさん:2005/09/17(土) 00:12:53 ID:???0
そろそろキュア分を補充せねばっ!
581夏の日の思い出:2005/09/17(土) 06:49:40 ID:???0
お昼休みのおしゃべりタイム。
――今年の夏はみんなで何処かに行きたいネ!
なんてお話で大盛り上がり!

「絶対!絶対!絶対!海〜!!」
「海水浴かア、いいね!大胆水着でキメキメで!」
志穂と莉奈の二人は今年の水着の話しに花が咲く。
「・・・」
盛り上がる志穂と莉奈の隣でうかない顔のなぎさ。

「どうしたの?海水浴には反対なの?」
「そ、そんな事ないよ。海は綺麗だし
 私も行きたいんだけれども…でも…でも…」
「あ!そうか!分かった!なぎさカナヅチだもんねえ!」
ベローネ学院ラクロス部キャプテンにして全女子生徒の憬れの君、美墨なぎさの
意外な弱点を思い出した志穂と莉奈が教室中に響く程の大笑い。

「もう!そんなに笑わなくってもいいでしょ!?」
むぷぅ! なぎさがほっぺた膨らませて抗議する。

「私も、なぎさと一緒に海に行きたいなア…」
いつの間にかほのかがなぎさの隣に座って会話に加わる。
「なぎさ!一緒に海に行こうよ!水泳ならこれから私が教えてあげる!」
「そうしよう!そうしよう!そうしよう!」って、みんなノリノリ!

「子供の頃は泳げたらしいんだけれどいつの間にか
 …泳げないって言うより"水"が怖いんだよねエ」
「ソレってソレってソレって!トラウマ?」
「それが自分でも分からないのよ」
「原因さえ判ればソレを取り除くことによって…」
582夏の日の思い出:2005/09/17(土) 06:51:15 ID:???0
♪きんこんからんころん♪きんこんからんころろん♪

「次の授業なんだっけ?」「化学。理科室に移動しないと」
「今日は何やるの?」「アルキメデスの法則だって」

「歩き麺です?美味しいの?ソレ?」
「なぎさ、ソレ違うから。アルキメデスの法則。
 水の中に物を入れると浸かった分だけ水があふれだすでしょ?」
「当たり前じゃん。」
「物体は水中では、それと同体積の水の目方だけ軽くなる。
 浮力の原理、つまり浮くって事ね。
 ちなみにアルキメンデスは20年前に大塚食品から発売されたカップ麺の名前ね。」

「もしかしてアルキメンデスを知っていると私でも泳げるようになる?」
「浮力っていうのが普遍的な事、絶対的な物理法則である!って理解できれば
 人間が"水に沈む"なんてオカシイ事だって思うようになって…」

「ふううん。でも…ヘンなの。解り切った事を確かめる為に
 皆で同じ結果の出る実験をやるなんて・・・」
「何度やっても、誰がやっても同じ結果が出るから化学実験って素晴らしいのよ!
 ついでに言うとアルキメンデスは歩きながら食べる事ができることから名付けられたの。」

「ほのかはアルキメンデスの実験ってやった事あるの?」
「あるわよ。まだ幼稚園位の時かな?近くの公園にビニールプールを
 持って行って近所の子を集めて…ん?んん!?…あっ!!!!」

「どしたの?」急に大声上げたほのかにみんなビックリ。
「はわわわ…な、なんでもない…」

「…?」
583夏の日の思い出:2005/09/17(土) 06:53:25 ID:???0
10年前。強い日差しの夏の午後。炎天下の公園の真ん中で
水をいっぱいに張ったビニールプールを前にして小さな子供たちを集め
キリリ!と内に秘めた意志の強さを表すような太い眉の美少女、

――雪城ほのか当時5歳。

「それでは、これからじっけんを始めます!」
そう高らかに宣言すると
子供たちから集めたスコップ、ボール、バケツ、野球のバット、怪獣のおもちゃ…
つぎつぎとほのかの手よりビニールプールの中に投げ込まれる。

――ちゃぽん。ぷかぷかりん…
「このように水に浮きます!実験終り。」

プールの中でプカプカ浮かぶおもちゃを満足げに眺めるほのかの耳に

――あははっはは!あったり前じゃ〜ん!
馬鹿にしたような声。振り返ると木陰から興味深げに

"実験"を見物していた、ほのかの…見知らぬ子。
明るい色の髪をふたつリボンで結んだオンナノコ。

「あなたはダレですか?なにがヘンなのですか!?」

突然茶々入れられたんじゃあ、いくら温厚なほのかも黙っていない。
「これはアルキメデスの法則といって
 物体が押しのけた水の重さだけ軽くなる事の証明です」
「うふふ。ゴメンなさい。アルキメンデス?なにソレ?
 でもおかしい。水に浮くなんて当たり前じゃん。それが何かの役に立つの?」
「…体積だってわかります!それにアルキメンデスは
 10年前発売された中華味とすぶた味のカップ麺でアン・ルイスが宣伝していたのです!」

ふくれっ面のほのかをからかうような声で「体積〜?何ソレ?」
「つまり…太ってるか痩せてるかわかっちゃうんだから!」
せっかくの実験をバカにされてムキになって答える。

「へええ?じゃあ、やってもらおうかな?どうすればいいの?」
「水のなかに入って溢れた水の量が体積です!」
「プールの中に入ればいいのね?」あっ!という間もなくオンナノコは

――じゃぶん!どんぶら。服を着たままプールの中へと飛び込むと
「つめたくってキモチいい。それで?どうするの?」


――♪ぷかちゃぷぷかぷかりん 水に浮かんだ少女はほのかに訊ねる。
584夏の日の思い出:2005/09/17(土) 06:54:31 ID:???0
「プールに付けた目印一つが1g。今あなたがプールに入って18…
 頭が出ていちゃ正確に測れないのです…」

そう言うとほのかは――ぐいっ!と水に浮かぶ少女の頭と肩を
押さえつけてプールの底へ沈めた!

――がぼぼぐぼがぼ…やめ…ちょ…ぐぼがぼぼ…
もがく少女に構うことなく冷静に
「ふぅむ…メモリは20.人間の比重は0,9だから、あなたの体重は18kgね!」

「がぼっげほんげほほん…」漸く緩められ、水面から顔を出して空気を大急ぎで吸い込む。
「あなたの体重は18kg…あ!待って!
 私があなたを沈めた時、私の腕も沈んでいるわ。
 正確に測るにはあなた1人で沈まなきゃ!さ、もう一回よ!」

「…嫌よ!…ヤメテ…いや!タスケテ!コロサレル!」
実験の正確さを求めるほのかは息も絶え絶えの少女の訴えなんかに構うことなく
再び――ぶぎゃ!ごばごぼぼぼ…プールの底へ沈めた。

ゆらゆらと揺れる水面。青い空。ギラギラと銀色の入道雲。
太陽の光のキラメキ。頭を押さえつける小さな手。

――鬼。化学の探求者雪城ほのか5歳。鬼の顔。
鬼の手を振り払い逃げ出す少女。
「お、鬼だ!コロサレル!コロサレル!タスケテ!タスケテ!…」
「待って〜!!まだ実験終わってない〜!」

「ねえ、なぎさ今日の帰りタコカフェに寄っていかない?」
「お小遣いピンチだからパ〜ス!」
「…何でも奢ってあげるからさ。」
                 おしまい
585メロン名無しさん:2005/09/17(土) 15:32:34 ID:???0
なぎさのトンカチはこんな原因だったとは。笑った。微笑ましい笑い。
いやほんとに上手いなーここの職人は。もう大好きです。
これからもぽつぽつ投下してね
586メロン名無しさん:2005/09/17(土) 20:56:29 ID:???0
いや〜、いいね微笑ましくて(´∀`)
こういう二人、理想的!GJ!
587メロン名無しさん:2005/09/23(金) 22:21:20 ID:???0
  , '     , '  f     |       l    ',   ヽ.  ,'  __ノヽ、_ノヽ_ノヽ_ノヽ、_ノヽ_ノヽ
. /     ./    {.       {       j  ,  }    .! /  しかし、『ふたりはプリキュア』の美墨岳といい、
,'     ,' i    ヽ、,\-┘    '-y、   i      |, '  <『おねがいマイメロディ』の夢野雅彦といい、
!       , ! !   ./,, ==ゝ、    _ノ__,ヽノ  丿 i !.   ! どうしてこう寒いオヤジギャグをかますのかしら・・・?
t     | t ヽ、/ '' 〃_)i. ` ´  rf´)iヾ,ヽ/ 丿ノ   丿これって一つのブームなの?
. \    t. ゝ-v’  { i、リ!     |f_j|  ,'_ / ´   ∠まだ旧SOSトリオの一発ギャグのほうがよっぽど笑えるわね(wwゲラゲラゲラwww♪
   ` ‐- !ゝf ‐、     -‐‐'    ヽ .ヒタ  .fノ         ヽ,.-‐- 、,. -‐-、,. -‐- 、,. -‐-、,. -‐- 、,. -‐-
      ', l  }    <ヽ,___.     |  ヾ、
       l ゝ、_`      ゙'‐=='゙     /    }.}   ヾ、
      ノ  _.  \            イ    ノノ   / l
 t ‐--‐'  / `/"ヽ` 、      _,-'⌒!`` =' '‐-‐'  l
  ` ‐-ッ' ./   {  .∧   ` ー ',-'     !`i ヽ     ノ
5881/3:2005/09/24(土) 02:02:52 ID:???0
買物に行くアカネさんにタコカフェの店番を頼まれたなぎさとほのか。
アカネは冷蔵庫を指差すと、この中にはタコが生きたまま入ってるから気をつけるように、
何気にサラっとスゴいことを言い残して出かけていきました。
もちろん二人は興味津々。怖いもの見たさで冷蔵庫を開けてみると、中に入っていたのは
チョコシロップとチョコアイスでした。
「なぎさ、ダメよ。これはアカネさんがお店で使うために…」
「だいじょーぶだいじょーぶ! ちょっとならバレないって!」
ほのかが止めるのも聞かず、なぎさはチョコアイスをつまみ食い。
チョコアイスにチョコシロップをかけ、
チョコだけにチョコっとなら大丈夫!なんて誰か譲りの寒いギャグを言いながら
一口、また一口と食べるうちその量はみるみる減っていき…
「んー、おいしい! もうサイコー! やめらんな…って、あー!」
すっかり空になった容器を前に、顔が真っ青になるなぎさ。
「…アカネさんに怒られる! どどどどーしようほのか!」
「だからダメって言ったのに。もう、知らない」
「そんなぁ…ううう」
なぎさはいじけたかのようにくるりと背を向けると、肩を上下させてすすり声を立て始めた。
そのわざとらしい演技に流石のほのかも呆れ気味。
悪いことをしたら悪いと認めて、誠意をもってきちんと謝る。
こういうことは親友としても言っておかなくちゃ。久々に説教モードに。
「泣きマネなんかしたって、知りません。アカネさんにチョコを食べちゃったことを
 正直に話してちゃんとあやま… !」
振り返りほのかの両肩を掴むなぎさ。
突然のことにひるんだほのかの顔を、なぎさは両手で挟み込みぐいと引き寄せると、
唇で言いかけの説教ごとほのかの口を塞いだ。
「んん〜〜〜っ」
何事かと混乱するほのかの意識を引き戻したのは、
わずかに開いた唇に押し込まれた冷たい感触だった。
開放されたあと、口に広がるひんやり甘いカカオの味覚。にっ、と笑うなぎさ。
「これでほのかも共犯ね♪」
なぎさの手には先ほどのチョコアイスの容器が抱えられていた。
「なぎさってば、もう…」
「ほのかぁ、どうすればいいか一緒に考えて! お願いっ」
ひざをついて両手を顔の前に組んで瞳うるうるの懇願モード。
必死にお願いするなぎさに、ほのかは苦笑を浮かべる。
「しかたがないなあ…。うーん…」
ほのかは少し考え込むと、やがて、こういうのはどう?となぎさの耳にごにょごにょ…
5892/3:2005/09/24(土) 02:04:00 ID:???0
そしてそれから。
アカネさんが買物から帰ってきました。

「ただいまー…って、なぎさ、ほのか?」
アカネが車内に見たものは、落ち込むなぎさとそれを気遣うほのかの二人の姿。
「どうしたの? なぎさ何かあったの…?」
「アカネさん、ごめんなさい! タコ、逃がしちゃいました…」
「え、タコって…」
一瞬なんのことかと耳を疑ったが、出掛けに自分が二人に言い残した事を思い出し
アカネは慌てて話の調子をあわせ、なぎさに続きを促せた。
「生きたタコが冷蔵庫に入ってるなんて普通ありえないし!
 見てみたいと思って開けたら…タコがチョコアイスにチョコシロップかけて食べてたんですよ!
 びっくりしてたら逃げちゃって、! …生きてるタコって結構素早いんですね
 あっという間にどこかいっちゃってあははははは」
「わ、わ、わたしは生きてるタコとかそういうのはちょっと苦手で怖くて外に居たからわからなくてそのあの見てなくてあの」
まくし立てる二人の足元には、空になったチョコアイスとチョコシロップの容器が。
「なぎさ、ほのか〜…」
重々しい口調のアカネに見据えられて、冷や汗だらだらの二人。
「ったくもー、あんたたちは…」
ため息をつきながら、手近のメモ紙にさらさらと書き付けると、財布と一緒に二人に差し出した。
「これと同じの買っといで。繁華街のデパ地下なら売ってるから」
「…! アカネさん…」
「それと、来週の日曜日、出張出店するんだけど〜…」
「もちろん手伝わさせていただきますぅ〜!」
「わ、わたしも? よね…。手伝います」
「よろしい。わかったら返事!」
「「はい!」」
「そいでもって今すぐアイス買いにダーッシュ!」
「「いってきまーす!」」


走っていく二人の姿を見届けつつ。
「ま、アタシもアタシだしね。」
そもそも、チョコアイスとチョコシロップをなぎさから隠しておきたいがために
うそをついたのは他でもない自分なわけで。
「貴重な人手が確保できたんだし、チョコアイスぐらい安い安い。それに…」
に、と口元が緩む。
「結構評判なのよね、アカネさんのタコヤキ屋の女の子二人組…ってね」
5903/3:2005/09/24(土) 02:04:46 ID:???0
繁華街に向かって土手を歩く二人。
「はー…なんとかなって良かったぁ。バレバレなうそなのに、
 アカネさん信じてくれるんだもんなぁ…これって、あたしの人徳?」
「ふふっ、そうかもね」
チョコに関してはむしろ信用度がゼロと言ってもいいぐらいの人徳ね。
さっきのやり取りはちょっとした心理の駆け引きが根底にあったからこそ出来たのだけど…
わからないのがなぎさらしい、と思うほのかだった。
「ね、なぎさ」
「んー?」
緊張が緩んで安堵しきっているなぎさに、ほのかが言う。
「チョコアイス、おいしかったね」
「うん、おいしかっ… あ」
なぎさは思い出し、足を止めた。
「あの…ほのか…その…」
必死だった最中は意識してる余裕が無かったせいか、今になって気恥ずかしさが一気に押し寄せてくる。
横顔をみるみる朱に染めていくなぎさに、ほのかは笑みを浮かべた。
固まってるなぎさの手を取り、耳元に口を寄せ、いたずらっぽい口調でほのかがささやく。
「チョコアイス、また二人で食べようね」
591メロン名無しさん:2005/09/24(土) 02:06:07 ID:???0
以上、狂言の附子をなぎほのライズなお話でした。
何で附子?てのは百合スレ19参照
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1126093821/495-
592メロン名無しさん:2005/09/24(土) 10:36:52 ID:???0
>>588-590
まったく悪い子達だな、なぎほのは… (;´Д`)愛の共犯者テラモエス
593衣替え1/3:2005/09/28(水) 19:08:23 ID:???0
「それでは行って来ます。学校が終わったら、 
 早く帰ってお手伝いしますからね。」
「いいからいいから、今日はお店も休みなんだし、
 たまにはお友達と思いっ切り遊んできな!」
藤田アカネは九条ひかりの背中を押して追い出すように玄関で見送った。

「ふう、あの娘ったら気を使ってばっかりなんだから…
 さてと、あたしゃもう一眠りしようかな。」
あくびをひとつ。
「おっとその前に、お掃除しなきゃねー」
テキパキと掃除機をかけてゆく。

――親しき仲にも礼儀あり、
とは言え「ま、いっか?」の一言で
ひかりの部屋もお掃除しちゃおうとドアを開けるとそこには、
ひとつのベッド、ひとつの勉強机、それと姿見ひとつ、それっぽっちの殺風景な部屋。

「ひかりったら、趣味のひとつも無いのかナ?」
ふと興味が沸いてベッドの下を探ってみるが埃ひとつ無い。

「う〜ん…あたしがひかり位の年頃には
 ちょっとエッチな本一冊や二冊隠してたもんだけどなア?」

学生時代クラブ活動と遊んでばかりで勉強なんてそっちのけ!のアカネとしては
「いったい誰に似たんだろう?家の家系でひかりみたいな優等生タイプは
 あまり見かけないよなア?…あれ?ひかりのご両親ってどんな感じだったっけ?」
ちょっと悩むが、「ま、どうでもいいか!」

――お掃除再開

半開きのクローゼットからベローネの制服がちらりと見えたのでふと手にとってみる。

「ベローネの制服かア、懐かしいな。」
ハンガーのまま姿見の前に立ち、身体に当ててみる。
「おおお!?あたしもまだまだ結構イケルじゃん!」
594衣替え2/3:2005/09/28(水) 19:09:36 ID:???0
――ごくり。
きょろきょろと周囲を見回しカーテンを閉めると勢いよく白のポロシャツを脱いだ。

せっかちにベルトを外しジーンズを脱ぐと鏡の中には下着だけ身に付けたアカネの姿。
ひかりのベローネ学院のミニスカートに脚を通し腰まで一気に引き上げる。
おもいっきりおなかを凹ましてなんとかボタンを留めることが出来たけど、
「くくっ…ジッパーは無理か。」

只でさえ短いベローネ学院のミニスカート。
ひかりでさえ膝上10センチという所を
遥かに背も高く脚も長いアカネでは腰周りに
赤いチェックの"布"を巻いただけにしか見えない。
油断をするとスカートからチラチラと白い下着が見え隠れする。

「うひゃー!」

強引にブラウスに袖を通し制服を羽織り
ブラウスのボタンを留めようとするが
アカネの豊かなバストが邪魔してボタンは
上から三つ目がひとつだけしか留められなかった。

アカネは普段ノーブラ派だから、
ぴったりとアカネの肌に張り付くブラウスの白い生地に
薄桃色のバストトップが透けて見える
595衣替え3/3:2005/09/28(水) 19:10:51 ID:???0
「やらしー!」
思わず鏡の前で赤面。
くるりとまわってスカートひらり
思いっ切り前かがみになり胸の谷間を強調したり
親指咥えておねだりポーズ…………

次々に鏡の前でポーズを決めるアカネがひとりの世界に陶酔しきったその時!!!

「大変大変!今日から衣替えって忘れてました!…って…アカネさん!!????」

額に汗を滲ませ息せき切って、
学校に行ってる筈のひかりが部屋に!?帰って来た?

「ひ・ひ・ひ、ひかり〜!?」

――ぱち〜ん
ボタンが弾け跳び、スカートが、すとん!と脚下に。

「きゃん!」思わずしゃがみ込んだアカネの身体にブラウスが遂に耐え切れず

――びりりりっ

――ちゅんちゅんちゅん。
カーテンの隙間からこぼれる朝陽が照らすひかりの部屋で
白い下着とふたつに裂けたブラウス一枚で半裸のアカネの姿と
茫然自失で見詰めるひかり。

「あの、その、何て言うか、その、過ぎ去りし青春の思い出に浸って…
 その…いや〜ん、まいっちんぐ!って…古いか?ははは…」

「ひっかり〜オッハヨー!」
「どしたの?今日から衣替えなのに、
シッカリ者のひかりなのに、珍しいね?何かあったの?」
「理由は…聞かないで下さい」
                 おしまい
596メロン名無しさん:2005/09/28(水) 20:44:31 ID:???0
アカネ萌えスレの妄想を小話にするなんて……GJ!!
597ミスベローネ1/9:2005/09/29(木) 23:05:42 ID:???0
夏休みも終わり、秋の声が聞こえるこの季節はちょっとさびしい気持ちになるモノ。
そんな時期、実はベローネ学院には先生達に内緒の隠れイベントがあるんです。

それは…
ミスベローネ学院コンテスト!があるんです。あるといったらあるんです。

「もうすぐ受験だねー、憂鬱…」
片手で鞄をぶらぶらりんの帰り道、なぎさのしょんぼりした声。
「三年間って短いね。」
両手で教科書いっぱいの重い重い鞄を抱えて隣でほのか。

「うん…いろんな事があったね私たち。喧嘩したり仲直りしたり。」
「もう思い残す事ない!って感じ?」

「うーん…憧れのミスベローネに選ばれたいなア…
去年は小田嶋センパイが選ばれてさア、王冠なんか被っちゃって
 可愛かったんだよねー。やっぱベローネ学院の生徒としちゃあ憧れちゃうよね!」
「なぎさがミスベローネ…?」

「憧れっていうだけで私なんかとてもとても!
 今年はほのかと高等部に進級した小田嶋センパイの一騎打ち!ってゲタ評だよ!」

「ミス…ベローネ…」
顎に軽く手を添えて何やら考え込むほのか。
「ほのか?どしたの?」
「ううん、何でも無いヨ
あ、それと"ゲタ評"じゃなくって"下馬評"だからね。」
598ミスベローネ2/9:2005/09/29(木) 23:06:57 ID:???0
―ひそひそ…こそこしょ…
翌朝、三年桜組。ほのかと志穂と莉奈が教室の隅っこで何やら内緒のお話中。

――私は科学部のみんなに…
――ラクロス部は任せて!
――隣の組の…

「オッハヨー!みんな!何のお話してるの?」
「な・なぎさ!」三人はいきなり登場美墨なぎさにビックリ!
慌てて机の上の何かが書かれた紙を引き出しに隠しちゃう!
「?」
慌てて隠した紙に書かれていたのは何だろう?…なぎさに読めたのは

――ミス××ベロー×××美×なぎ××応援×××大作戦

「なんでもないなんでもないなんでもない!」
「授業が始まっちゃう!」
「えへん、おほん!」
「さてと、勉強勉強!」
そそくさとなぎさを避けるみたいに席に戻って感じワルイ?

――ちらっと覗いたさっきの紙には応援する作戦…?
もしかして…私をミスベローネに!?
「みんな…」
授業中なのに胸の奥から熱いものが込み上げちゃう!
――きっとほのかが昨日の私の話を聞いて
人肌脱ごう!って考えて応援してくれてるんだ!
みんな!私も頑張っちゃうから!ミスベローネに相応しいオンナノコに成るからネ!
599ミスベローネ3/9:2005/09/29(木) 23:08:18 ID:???0
――GoGoベローネ!GoGo!Go!GoGoベローネ!GoGo!Go!

放課後ラクロス部グラウンドにこだまする元気な掛け声。
でも…応援の合間にみんなひそひそこそこそ話し。

――今日の美墨キャプテンなんか変!
――いつもと違う!

「高清水さん、スティックの御構え方が間違っていてよ?」
「久保田さん、お気をつけあそばせ」

「なぎさーどーしたのー?」
「変だよ変だよ変だよ!」って言ってるのに…

「それではみなさん、今日の練習は雨も降ってきましたから
 泥で汚れてしまいますわ、練習は終わりに致しましょう。
それではみなさんごきげんよう。」

スカートの裾をちらりと持ち上げて貴婦人のご挨拶。

唖然冒然としたラクロス部のみんなの視線を背中に感じながら

「うふふふ…女の子らしくて優しい私!うひゃー!
これからはニューなぎさ!そう、やさしくっておしとやかなお姫様!
ネオなぎさの時代が始まるのよ!」
600ミスベローネ4/9:2005/09/29(木) 23:10:05 ID:???0
しとしとと雨降る川沿いの道を色とりどりの傘が揺れる。

――あきらかに変だよ…
――ブラウスキッチリボタンを留めて、
――真っ赤な口紅までつけちゃって…
――それにあの大きなリボン!はっきり言って似合ってなーい!
――美墨キャプテンらしくない!

そんな陰で内緒話されてるなんて露知らず、
しゃなりしゃなりと内股チョコチョコ、優雅に歩いてるつもりのなぎさの視界に

一匹の子猫が道路の真ん中で立ち往生。
「危ないな…車に轢かれちゃう…ってホントに車が来た!!!!」
なんて思うより早く!なぎさの身体は跳ねるように車道へ飛び出した!

――なぎさ!
――美墨キャプテン!

猛スピードのまま突き進む自動車!なぎさ!危ない!
みんなの悲鳴!水たまりの泥を跳ね飛ばし走り去る自動車!
再び静かにしとしとと降る雨音の中、

――ミャーン…
子猫の声が…

車道を越えて向こう側の土手の水溜りに、

――げほんげほん。 
泥んこでぐちゃくちゃぼろぼろなぎさとその腕の中には子猫の無事な姿が!

――美墨センパイ!
――なぎさ!
601ミスベローネ5/9:2005/09/29(木) 23:11:34 ID:???0
ベローネ学院大講堂には高等部、中等部のみんなが集まって凄い熱気!
「それでは、本年度のミスベローネ学院を発表いたします…」

なぎさのドキもムネムネ…否!胸もドキドキ!
だけど…
「この間はかっこ悪い所みんなに見られちゃったなア…
 せっかくシャンプーばっちり制服キメキメなのに泥んこびっちょり…かっこ悪い…」

「ベローネ学院中等部…」
――中等部!
「三年…」
――三年!
「桜組…」
――さ・さ・桜組!キター!
「雪城ほのかさんで〜す!」
「ほのか―――!?」

――ぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱち…

「雪城ほのかさん、壇上へお願いいたします。」

――なに?なに?どゆこと?
ショック抜けきらぬ、呆けて真っ白ななぎさの目の前を通りすぎ、
ほのかが万雷の拍手と歓声の中壇上へと上がっていく。

でも…
スポットライトの照らす中、前年度ミスベローネ学院の小田嶋友華センパイから
王冠を授けられたほのかの姿に思わずうっとり…
ほのかは確かにベローネ学院の女王に相応しい。
――うん!おめでとう!ほのか!みんなもありがとう。
――ちょっとだけ残念だけど、にっこり笑って爽やかな気持ちで
   受賞をおめでとう!って素直な気持ちで祝福するよ!私の最高の友達!雪城ほのか!
                    おしま
602ミスベローネ6/9:2005/09/29(木) 23:12:51 ID:???0
「それでは、続いてミスターベローネ学院の発表です!」

                授賞式はまだまだ続くのです…

「本年度のミスターベローネ学院は!」
――ミスターベローネ学院もあったのよね!

「ベローネ学院中等部…」
――中等部かア!残念!藤Pセンパイと木俣センパイは消えた!

「三年…」
――支倉君?それとも剣道部のナカジマ君?」

「桜組…」
――ほっほう!桜組…え?桜組!?

「美墨なぎささんで〜す!おめでとうございま〜す!」
「ちょっと待て―――い!!!!」
大講堂に響き渡るなぎさの叫び声をかき消す万雷の拍手と歓声!

――美墨センパーイ!おめでとうございまーす!
「ちょっとちょっと!どうなってんのよ〜!」

「私達、ミスター&ミスベローネ学院選出実行委員会も投票結果には驚きました。
 しかし!圧倒的大多数のみなさんの御投票が美墨なぎささんへの支持だった
 という事実を重く受け止め、このような結果とさせていただきました!
 それでは、本年度ミスターベローネ学院の美墨なぎささん!壇上へどうぞ!」
603ミスベローネ7/9:2005/09/29(木) 23:13:53 ID:???0
「ハハハのハ〜もうヤケクソ!」
勢いよく壇上に上がるとミスベローネの雪城ほのかの隣に

「おめでとう!なぎさ!ぷぷっ!」
「ほ・の・か〜!何を笑ってるのよう!ぷんすか!」

「おめでとう、美墨さん!」
前年度ミスターベローネ学院藤村省吾から王冠がなぎさに被せてながらこっそり耳元で、
「昨日の小猫を助けた美墨さん、素敵だったよ!」
「ふ・藤Pセンパイ…見てたんですか?きゃ――ん!」

「それではみなさん!
 もう一度本年度ミスター&ミスベローネ学院の
 雪城ほのかさんと美墨なぎささんに大きな拍手をお願いいたします!」

――ぱちぱちぱちぱちぱち
604ミスベローネ8/9:2005/09/29(木) 23:15:17 ID:???0
「それではミスターベローネとミスベローネの御二方に
 記念のキスをお願いいたしま〜す!!」
「ちょ!ちょっと!!」
――いくらなんでもそれは!

「伝統ですから。」
 ミスター&ミスベローネ学院選出委員会役員は冷静にして厳粛なり。
「伝統ってそんな、ちょっと!ほのかもナンとか言いなさいって!
 ほのか!なにウットリ瞳閉じてるのよ〜!!」

――な・ぎ・さ!ほ・の・か!な・ぎ・さ!ほ・の・か!

「ココまで来たら仕方ない!行くよ!ほのか…!」

両手をお祈りするみたいに合わせたほのかを抱しめ

一瞬の戸惑いの後…
焦れたほのかがなぎさを抱き寄せて――ちゅっ!

たちまち沸き起こる歓声と悲鳴!
カメラのフラッシュの嵐とどよめきと嫉妬!
そんな大騒ぎの中、

なぎさはふんわり柔らかいほのかのくちびると甘い甘い香りに包まれて

――いい思い出…できたよ!ありがとう、ほ・の・か…
605ミスベローネ9/9:2005/09/29(木) 23:16:38 ID:???0
すっかり陽も傾いたベローネ学院三年桜組の教室で
ほのかと志穂と莉奈の三人が頭をよせてなにやら…

「ね!巧く言ったでしょ!」
「凄い凄い凄い!」
「雪城さんの作戦通りだったよ!」

三人の目の前にはベローネ学院学生食堂の食券の山!
そう!ミスター&ミスベローネ学院が先生達には内緒の裏イベントの理由は
生徒達による食券を賭けたトトカルチョにあったのです!

「コレってコレってコレって一体何食分?」
「待ってて、今数えるから…
 昨日のなぎさの想定の範囲外の行動で
 なぎさ人気が鰻上りで当初の計画よりオッズが下がっちゃったのよ…
 えっと…Aランチが52枚Bランチが45枚、ジュース券はなんと121枚!」
「スッゴイ!私たち卒業までリッチで最高なお昼休み過ごせるよ〜!」
「ほっほ〜う!?みなさん景気のいいお話じゃない?」

        ―――なぎさ!―――

「こんちくしょー!わたしにも食券半分寄越せー!!!!!!!」
                  おしまい
606メロン名無しさん:2005/09/29(木) 23:30:06 ID:???0
きっとチューまではほのかの想定の範囲内に違いない!
雪城ほのか…恐ろしい子!!
607メロン名無しさん:2005/10/01(土) 01:27:56 ID:???0
久々の力作だなぁ
608メロン名無しさん:2005/10/04(火) 17:51:33 ID:???0
文体が可愛くてほんわかした(*´∀`*)
GJ!
609メロン名無しさん:2005/10/05(水) 00:28:18 ID:???0
いいねいいね。楽しませてもらったよ〜
610Shall We Dance? 1/7:2005/10/11(火) 23:39:18 ID:???0
ベローネ学院の名物行事のクリスマスダンスパーティ!
高等部も中等部も男子部も女子部もみんな一緒に愉しむベローネ最大のイベント!
みんなが「憧れのアノ人と一緒に踊りたいなア」って胸をドキドキ。

今年の注目一番人気は、女子中等部三年桜組の雪城ほのか。
美少女で頭も良くっておしとやか、
それでいて去年はクラスメートの為に男子部に殴りこみ事件
なんて起こしちゃうなんて面倒見の良い?暴走気味な性格も
そこがまたたまらなくカワイイ!と好印象で大人気。

でも、ほのかは――それって誰の事?って感じでちっとも気にしてない。
だから今日も会場の端に設けられたテーブルでジュースを片手に涼しい顔。

そんなほのかの隣には、ほのか一番のお友達の美墨なぎさがサンドイッチぱくり。
――ほのか…今日はいつもより綺麗だなア…
ミラーボールのきらめきの中ほのかの横顔を眺めて、
――誰と一緒に踊るんだろう?
って考えてるなぎさだって人気だったら雪城ほのかに負けてない。

なんてったってラクロス部のキャプテンでカッコイイ!
それでいてたまに遅刻して校門から駆け込む姿が授業中の生徒達に目撃されたり、
罰の悪い顔して廊下に立たされていたり、
そんな所が親しみやすくってカワイイ!と大人気。
もっともファンの大半はオンナノコ…なんだけど。
611Shall We Dance? 2/7:2005/10/11(火) 23:41:42 ID:???0
矢部千秋の指揮のもと谷口聖子のピアノと軽音楽部による軽快な演奏が始まると
クラッカーが鳴らされ歓声が上がりそこかしこで早くも俄かカップルが成立し
フロアー中央へと進みダンスが始まる。

勿論、ほのかの元にも大勢の男子生徒達が群がり
我こそは雪城ほのかのダンスパートナーに!と名乗りを上げる
沢山のオトコノコ達に囲まれて戸惑うほのかは
ちらりっとなぎさの方を振り返り助けを求めてるのに
なぎさったらにやにや見ているだけ

――私が誰と踊っても良い訳?どーでも良いの? ちょっと腹が立ってきた。
「僕と一緒に踊ってくれないかな?」
――誰よ?この人?えっと…いつも藤村クンと一緒に居る…キマタくん…だっけ?
「ええ、踊りましょう!」
――ふ〜ん!だ!なぎさなんかずっと壁の花してればいいのよ!

――ざわ…ざわ…
男子生徒のため息嫉妬羨望の中、得意げに木俣クンはほのかの手を握り
フロアー中央へと誘い、大げさな振りでお辞儀をすると
片手でパチンッ!指を鳴らして予てから軽音楽部と打ち合わせしてあった
ロマンチックな曲が会場に奏でられる。―ナカナカ芸コマでマメな木俣クン。

片手をほのかの腰に手をまわすと、音楽に合わせて華麗なステップ!
さすが高等部サッカーで一年生フォワードを務める木俣クン
ほのかだって負けてない。
優雅にスカートの裾をひるがえし軽やかなステップ。
――カッコイイ!イイナー!ステキー!
612Shall We Dance? 3/7:2005/10/11(火) 23:42:39 ID:???0
――雪城さんもステキ!さすがはミスベローネ!美しい…
――ベローネダンスパーティベストカップル賞は雪城さんと木俣クンで決まり!
なんて囁かれる中、ひとり心中穏やかならざるのは…なぎさ。
「…ほのか…楽しそう…」
くるくるまわるほのかの姿がスポットライトに捉えられ
フロアーを独占し今や全校生徒達の注目の的。

「木俣センパイったら手を握りすぎじゃない?見詰め合っちゃって!
 それにほのかもあんなに身体くっつけなくったって!」
「な・ぎ・さ〜それってヤキモチヤキモチヤキモチ?」
「ぷふっ、雪城さんを木俣センパイに盗られちゃったね!」
「うっさい!そんなんじゃないっつーの!」
とは言ったモノの…「この気持ちってヤキモチ…かなア」
なぎさは自分でも何だか気持ちが判らなくなってきた。

「私はほのかと如何したいんだろう?」
じっと踊るほのかを見詰める。どうしても自分の気持ちが判らない。
今目の前でほのかが、他の、それもオトコノコと愉しそうにに踊っているのが
――何だかちょっと…厭な気分。
心臓がドキドキ、肌がざわざわしてきて喉が渇いて髪の毛が逆立つ。
「考えたって始まらない!今の私は如何したい?
ほのかが他の誰かと踊るところなんか見たくない!だから…」
フロアーに向かってなぎさが一歩踏み出した、その時!
613Shall We Dance? 4/7:2005/10/11(火) 23:43:45 ID:???0
―と丁度その時、ほのか腰に手を廻し抱き寄せようとした木俣クンが
糸の切れた操り人形の様に突然床に倒れた。

――?――

周囲を見渡すと―どて!どさっ!ばたんきゅー…次々と床に倒れる生徒達!
「もしかして、ザケンナ――!?」
なぎさ!ほのか!急いでプリキュアに変身しなきゃ!みんなを助けなきゃ!
――デュアルオーロラウェイブ!

「今度のザケンナーは一体何!?」
指をぽきぽき鳴らしながらキュアブラック、なぎさやる気満々!

おどろおどろしいドラムの低音と悲鳴のようなピアノの音!
「聖子!千秋!楽器ザケンナー?」
クラスメートの聖子と千秋が楽器を操るザケンナーに成っちゃった!大変!
「聖子や軽音楽部のみんなを、大切にしている楽器を
ザケンナーにするなんて絶対に許せない!」キュアホワイトほのかのどすの利いた声。

「…でも、プリキュアマーブルスクリューを撃ち込んだら
…みんなが黒焦げ?…ほのか、どうしよう?」
「なぎさ!そんな時はプリキュアレインボーセラピーよ!」
「ん?…レインボー…ふにゃらら…?」
「なぎさ!忘れちゃったの?こうするの!」
「ホワイトパルサー!」「思い出した!ブラックパルサー」
「闇の呪縛に囚われし者よ!」「今その鎖断ち切らん!」
「「プリキュアレインボーセラピー!」」
614Shall We Dance? 5/7:2005/10/11(火) 23:46:04 ID:???0
七色の虹に包まれて凶悪なザケンナーになっちゃった聖子や千秋
それに軽音楽部のみんなと楽器達がもとの姿に戻った!良かった!
さあ!これで残りの敵はサキュラスだけだ!
ふたりのプリキュアは勇気凛々やる気もりもりで
サキュラスピンチのはずなのに
…なぜか不敵に「フフフフフ…」なんて余裕の笑み!?

「もう!許さないんだから!ほのか!ちょっと早いけどマーブルスクリュー撃つよ!」
「プリキュア・マーブルスクリュー!マックス!」
ふたりで黒と白の雷撃をその手に引き寄せサキュラスに思いっきり撃ち込んだのに
簡単に受け止められちゃった!どうして!?

「フフフ…所詮非力な虹の園の小娘、
レインボーセラピー等という大技のすぐ後に威力のある攻撃などできよう筈も無し!」

「ほのか…どうしよう?」ピンチでなぎさの珍しく弱気な問いかけに

「かっちーん!何時ものなぎさらしくないよ!
弱気の虫が騒いで情けない声だして!意気地なし!イジケ虫!」
「むっか〜!イジケてなんかいないよ!
大体ほのかが私を無視して他のオトコノコと踊ったりしてるから
私のココロが不安になっちゃって、寂しくって…心配したんだから!」
615Shall We Dance? 6/7:2005/10/11(火) 23:47:37 ID:???0
「…心配してくれてたの?」
「だって、ほのかはずっとずっと私のそばに居てくれるって思ってたのに
 …ソレなのに、今日のほのかは遠くに行っちゃったみたいで…くっすん…」

「なぎさったら…わたしはなぎさの傍にずっと居るよ」

「ホントに?」
「本当に、ずっと一緒よ。だから涙拭いて…ね?」
ほのかはキュアホワイトのリボンをほどくとなぎさの涙を優しく拭い、
なぎさはなんだか照れ臭くなってほのかの胸にしがみ付いて…

「あ、あの〜戦いの方は…」すっかり置いてきぼりのサキュラスに
ふたりは「今、良い場面なんだから邪魔しないで!」

――プリキュアマーブルスクリューマックス!!!!!!!!!!!!!
「ゴメンナー…」
616Shall We Dance? 7/7:2005/10/11(火) 23:49:00 ID:???0
これにて一件落着…
ベローネ学院のみんなもザケンナーの闇世界から解放されて
夢から覚めて欠伸をひとつ寝ぼけまなこをごしごしすると、
フロアーの中央には雪城ほのかと美墨なぎさが…抱き合うふたりの姿

――えええええ!!!!きゃ〜!やっぱり!
――あのふたり!そういう事なんだ!美しい…
――今年のベローネダンスパーティベストカップル賞は雪城さんとなぎさに決定!!!

「ほのか!大変!」
慌ててほのかから離れて駆け出すなぎさの手を捕らえたほのかが、
「Shall We Dance?」
「えええ!!ココで?」
「さっき約束したばかりじゃない?私たちはお互いにずっと傍にいるって!」
「でも…私ダンスなんて上手く踊れないよ」
「私が教えてあげるから大丈夫!」

――私の手を握って絶対に離さないでネ。

右足左足交互に前に左足右足交互に後ろ、もう一回。
右足左足交互に前に左足右足交互に後ろ、ほら出来た!

美墨なぎさと雪城ほのか。
ふたりのダンスは何時までも何時までも。
音楽が鳴り止んでも、
明日も明後日もこれからもずっとずっとずーっと、
ふたりのダンスは続くのです。
                       おしまい
617メロン名無しさん:2005/10/11(火) 23:50:30 ID:???0
全米が萌えた…てかリアルタイムでビビッタよ
6181/3:2005/10/16(日) 04:16:32 ID:???0
百合スレに書こうとしたネタなのですが、長くなってしまったのでこちらに。
修学旅行deなぎほの。

-----------------------------------

就寝前のちょっとした空き時間。旅館の、なぎほの班に割り当てられた部屋にて。
「なんだか…ちょっと寒いかも…」
呟きを聞いて心配そうになぎさを見るほのか。
「シャツだけじゃ寒いわよ、トレーナーに着替えたら?」
「あ…持って来なかった」
「この時期の京都は冷えるから、トレーナーも持ってきなさいってよし美先生言ってたのに…」
ほのかが言い終わるとほぼ同時、横から飛んできた白い塊がなぎさの頭を直撃した。
なぎさは夏子と京子がトランプをしている間に倒れこむも、自分を薙ぎ倒した物体を掴むと
即座に飛んできた方向へ投げ返した。――枕合戦だ!
「ちょっと動けばすぐ温まるし、へーきへーき♪」
いいながら周囲を見渡すと…敵を確認。志穂と莉奈だ。なぎさの口元がにんまり緩む。
「ちょっ…なぎさ!」
ほのかの制止の声も虚しく、会戦の火蓋は切って落とされた。

              *  *  *
6192/3:2005/10/16(日) 04:17:36 ID:???0
「いたたた…しびれて、歩け、ない」
廊下で正座させられこってり絞られること小一時間。
三人がよたよたと部屋に戻ってきたのは就寝直前の時間だった。
「もう、寝よう寝よう寝よう」
「やっぱり悪ふざけはするもんじゃないね…おやすみー」
部屋の明かりが落とされて、しばらく後。
静まり返った部屋に寝息だけが聞こえている。……はずが。
ごそごそごそ。ごそごそごそ。と明らかに眠っていない様子の者が一名。
しきりに寝返りを繰り返しているそれへ、ほのかは小さく話し掛けた。
「……なぎさ、眠れないの?」
頭まで被っていた掛け布団から、顔半分をちょこんと出して、ばつが悪そうになぎさが答える。
「うん、その…寒くて」
苦笑いのなぎさに、ため息のほのか。正座させられた廊下も冷え込んでいたのだろうと推測する。
「やっぱり。体が冷えてると、寝付けないものなのよ」
ごそごそ。と今度はほのかが身じろぎする音。
なぎさが顔を向けると、ぼんやりとだけ見える暗い部屋で、
布団を片側だけ剥いでこちらを見るほのかが目に入った。
その意図を読み取って、なぎさは冷たい自分の布団を後にする。
「もう、こんなに冷えちゃうまで何も言わないなんて…」
ほのかは苦笑しながら、転がり込んできたなぎさにふとんをかけてやる。
だって、と口答えしかけたのを遮るように、なぎさの背中に腕を回した。
「…風邪をひかないように、ね」
まるで壊れ物を扱うかのように、大事そうに包み込まれて、ぬくもりが、
冷え切った体にじんわりと染みていく。
たったそれだけのことなのに、こんなにも幸せな気分になれるのは何故だろう。
「…ありがと、ほのか」
今の気持ちを表現するのに、まどろみはじめたなぎさが口にできたのは、たったそれだけだった。
「…ほんとにあったかい」
なぎさの一人ごちな呟きに、ほのかにも幸せな気分が伝わって、自然と笑みがこぼれてくる。
「こんなふうに…」
言いながらなぎさは身じろぎし、自分がされてるのと同じようにほのかの背に腕を回した。
「こんなふうに、いつもほのかを抱いて寝たら、きっと寝冷えなんかしない…ね…」
より密着することでもっと暖かくなるのはいいんだけど…これって、抱き合ってるのよね?
なぎさと自分、二人の今の状態を想像してほのかはどきまぎしてしまう。
(いつもほのかを抱いて寝たら)
先ほどのなぎさの言葉が、意味も無く脳裏で何度も再生される。
……なぎさとなら、わたしは、かまわないわ。
むしろ、わたしは、なぎさと……
「…な、ぎさ…」
6203/3:2005/10/16(日) 04:19:56 ID:???0
なぎさの呟きに答えようとして、どきどきしながらなぎさの顔を覗き見ると、そこには。
「……ぐー…」
寝入ってしまったなぎさの顔があった。ほのかは本日何度目かの苦笑いを浮かべる。
半分はなぎさに。半分は、残念なようなほっとしたような、複雑な心情の自分に向けて。

「…おやすみ、なぎさ」
ほのかは少し首を伸ばし、俯き加減になったなぎさの露わになったおでこに唇で触れると、
間もなくやってきたまどろみに身をゆだねた。


カーテンごしの朝日の中で、ひそやかな声が交わされる。
『志穂、志穂! カメラカメラ! カメラどこ?』
『なになになに? ぶっ! 何してるのこの二人っ』
『これ撮らない手はないでしょ!』
『特ダネ、いただきいただきいただき!』


修学旅行から帰ってきて数日後。逃げる志穂と莉奈を追いかけるなぎさの姿があった。
「志穂、莉奈〜〜!」
なぎさのその手には、しわくしゃになったベローネタイムズが握られている。
DTP印刷により写真も鮮やかなカラーで描かれる校内新聞。そこには…
『トップニュース! ベロ女中のスーパースター同士がついに!』
『スクープ! ドキドキ同衾!』

「まってまってまってなぎさ! ネガで学食Aランチのチケット100枚だよぉ!」
「なぎさと雪城さんにももちろん分ける分あるからっ」
「ゆ・る・さ・ん〜!」


おはり。
621メロン名無しさん:2005/10/16(日) 09:47:11 ID:???0
>>618-620
今日の放送でも
盗撮→なぎさが追っかける
の流れがあってワロタw
最近はこの時間でもまだ冷えるよね
622メロン名無しさん:2005/10/16(日) 10:52:52 ID:???0
>>618-620
>ほのかが言い終わるとほぼ同時、横から飛んできた白い塊がなぎさの頭を直撃した。
>なぎさは夏子と京子がトランプをしている間に倒れこむも、自分を薙ぎ倒した物体を掴むと
これってさり気無く神じゃないか?
623メロン名無しさん:2005/10/16(日) 11:51:53 ID:???0
いんや、神ではございませぬ。
先週の次回予告にまくら投げのシーンがあったのでネタに取り込んでます。

他にも、同じように舞妓さんと写真を撮るシーンから始まる貸衣装ネタを書いていたのですが
そっちはオチが弱いのと今日の放送前には間に合わなかったので書き上げなかった(´・ω・`)
ちなみにこんな書き出しでした↓


修学旅行にて。自由行動中、祇園の町を散策するなぎさ班。
「みてみてみて、舞妓さんが歩いてるよ〜!」
志穂が指差す先に連れ立って歩く二人の舞妓が。
「実際に見るの初めて!」「きれいね〜…」
感嘆の声をあげる班の面々。
「写真、取らせてもらおうよ!…すみませーん!」
舞妓さんと一緒にみんなでパチリ!
舞妓さんと、撮ってくれた観光の人にお礼を言って別れる。
「…あたしたちとそんなに年が変わらないなんて、びっくりだね」
「うんうんうん、落ち着いた雰囲気あってすっごく大人っぽいのに」
「舞妓さんって呼ばれるのは、芸妓さんになる前の修行期間だけなのよ。年齢的に
十六歳から二十歳までだから、わたしたちよりちょっとお姉さんね」
「へぇぇ」
「さっすが雪城さん! 物知りぃ」
そんなことを話しながら散策に戻った一同。その目に止まったのは…
「…変身…舞妓屋?」
「きっと、舞妓さんの衣装を着せてくれるお店ね」と、ほのか。
「それってある意味コスプレね!」と、興味深々の夏子と京子。
「こういうのが似合うといえば…」ちらっと目配せする莉奈。
「そんなの、決まってる決まってる決まってる!」莉奈に頷く志穂。
「決まりね! いこっ、ほのか!」
「え? え? ええ〜!?」なぎさはほのかの手をひいてお店へ向かう。
「わたし達も手伝うから!」慌てふためくほのかの背を夏子京子も後押しする。


まさか時代村で町娘に変身するネタが本編で来るとは(´・ω・`)ワロス
624アカネさんへ…1/2:2005/10/16(日) 13:47:09 ID:???0
  「ひかりー?ひかりー?」

朝、目覚めるといつの間にかひかりはアカネの腕の中に潜り込んでいる。
ひかりは夜になると時々怯えて震える。
枕を抱えてアカネのベッドにそっと忍び込み
大きな腕に包まれてやっと静かな寝息をたてるのだ。

そんなひかりの事をアカネは、
思春期にありがちな将来への不安みたいなものだと思い、
「ひかりったら、赤ちゃんみたいに甘えん坊ね?」
なんて軽くからかっているけれど、

アカネ自身ずっと一人ぽっちの夜が長かったから
腕から伝わるひかりの重み、子供の匂いを残す甘酸っぱい香り。
ひかりの温もり…その全てがアカネにとって自分を必要としてくれている
ひかりという存在が嬉しい。

けれど、今日の朝は違っていた。
アカネの腕の中にひかりは居ない。
冷え冷えとしたベッドの中にひかりの姿は見えなかった。

「昨日も何だか元気がなかったし…」
ふと不安になりひかりの部屋をそっと覗いてみる。
そこにひかりの姿は無かった。
「おトイレかな?」
しかし広くも無いアパートにはアカネ以外の誰の気配も感じられない。

そこで漸くアカネはベッドの上の白い封筒に気がついた。
奇麗な字で―アカネさんへ―とある。

「ひかりの置手紙だ…」

もどかしい思いで封を切ると…そこに…
625アカネさんへ…2/2:2005/10/16(日) 13:48:24 ID:???0
翼の折れたエンジェル

ひかりの園を追われて傷ついた小鳥
わたしの背中には夢の欠片のマイドリーム
火を点けろ!Wow Wow Wow!
闇からの使者が襲ってくるZE!
焼き尽くせ!Wow Wow Wow!
出でよBlack&White!
お前達の稲妻が火を噴くZE!
だからわたしはReinbow!
光り輝く絆と供に!

「…………何だコレ?」

「ひかり?どうして?どうやって此処に?」
「かくかくしかじかというわけなんです。」
「黙って出てきちゃアカネさんが心配してるわよ!?」
「大丈夫です、ちゃ〜んと、置手紙を書いてきましてたから、ほらコレです!」

「コレです!ってひかり…あんたが持ってちゃ仕方が無いじゃない!」
「…え?…え!?…ええええええ〜〜〜!!??間違えた〜〜!!!」
                            おしまい
626メロン名無しさん:2005/10/16(日) 18:15:11 ID:???0
ワロスw
その恥ずかしいポエム、まさかひかりたん自作じゃあるまいなw
627メロン名無しさん:2005/10/16(日) 22:19:26 ID:???0
>>625
Rainbowじゃない?
628メロン名無しさん:2005/10/16(日) 23:23:20 ID:???0
>>624-625
激ワロスwwww
なんちゅうポエムだww だれかこの続き作ってくれ
629メロン名無しさん:2005/10/17(月) 07:30:43 ID:???0
>>623
読みたーい!
>>627
ぅぅぅぁぁあ…中一でまだ習ってない英単語でなにそれコレというリアルな設定…嘘。ゴメン…
630メロン名無しさん:2005/10/17(月) 08:51:11 ID:???0
レイン棒なんて、エロいなあ。←作品ちがう
631メロン名無しさん:2005/10/18(火) 03:11:23 ID:???0
プリッキュア〜! 
632メロン名無しさん:2005/10/18(火) 03:49:08 ID:???0
はいはいまくらまくら
633ハロウインの夜 1/4:2005/10/21(金) 20:07:23 ID:???0
10月31日はハロウイン!でも雪城ほのかにとっては
只の普通の10月31日の夜…。

明日はとっても難しくって厳しい数学のテストがあるのだ。
さすがの「ベローネ学院随一の才媛、雪城ほのか」と言えども
最近はザケンナーの猛攻撃に毎日へとへと部屋に帰ってばったんきゅーのすやすや夢の中。
ちょっとお勉強が疎かになっていたので試験前の猛勉強。

でも、ふとノートを奔るペンを休めて思うのは
「なぎさも、キチンと勉強してるのかしら?」

――鉢巻締めて机に向かって教科書相手ににらめっこ!
そんななぎさの姿を思い浮かべては見るけれど、

すぐに空想の中でなぎさは、
――机に突っ伏してお口をあけてすっかり熟睡してる姿
になってしまう。

「うふふ…」おもわず笑いがこみ上げてくる。

それだけじゃない…ほのかはなぎさの事を考えると、
あのね…その…ちょっと…
お腹の下の方と言うか、右足の親指と左足の親指の間と言うか、
お尻の前の方と言うか、脚の付け根の辺りが、…なんだか…熱くなってくる。
634ハロウインの夜 2/4:2005/10/21(金) 20:08:31 ID:???0
何だか解らないけれどイケナイ事だと思う。
それでもほのかは自身の身体の「熱」の正体を、
その白く細い指で確かめずにはいられない。

――ダメよほのか、試験勉強がまだ終わってないじゃない?
ほのかの理性はこれから行なわれようとしている「行為」を咎める。

――イイの!こんなに身体が熱っぽくちゃ、お勉強に身が入らないじゃない!
身体からの欲望に支配された感情が柔らかな肌を這い回りだす。

――ん…くぅ…
熱い溜息が思わず漏れる。

指はワンピースのボタンを次々と外し、
ほのかの身体を読書灯の灯りに浮き上がらせる。
理性の扉はあっけなく開かれ、欲望は怒涛となって押し寄せる。
膨らみかけた胸をかする様に撫で強く桜色の蕾を摘む。

身体を貫く強い刺激。
――!――
声にならない声を上げ、ほのかは大きく仰け反ると、次の瞬間机に倒れこんだ。

それでも容赦なく指はその動きを止めない。
くちびるを噛み締め息を止めると更に身体が熱くなる事をほのかは知っている。
額に玉のような汗が滲み、頬を伝い太腿に堕ちる。

火傷しそうな位に熱い汗。

ほのかの身体は更なる「熱」を求め貪欲になる。
理性はすっかり感情に心を明け渡し、
欲望の虜囚と成り果てたほのかの身体を護るものは何も無い。
635ハロウインの夜 3/4:2005/10/21(金) 20:09:50 ID:???0
今、ほのかは「美墨なぎさ」に抱かれている。

「なぎさ」は巧みに指を動かし焦らす様にゆっくりと、ゆっくりと。
「なぎさ」の指がほのかの身体の下へ、下へと向かう。
すべすべと平たいお腹をつつっと擽りへその周りで円を描く。

――ふぅぅ…深く大きな溜息をついてほのかの身体は貪欲に「なぎさ」を求める。

待ちに待った瞬間。

やがて訪れる淫らな時間への期待と歓喜。

美しい黒髪に似た細く柔らかな絹の陰の手触り。

ほのかの身体をひと時の狂気へと誘う「熱」の核心まであと僅か。
飾り気の無い白い下着の隙間に「なぎさ」の指が滑り込む。
「なぎさ」の指は充分な潤いを得てほのかの奥へと忍び寄る。
ほのかの熱は更に昂ぶり身体を焼き尽くそうと…

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

熱に浮かされ悦びに震えた身体も漸く冷めてきて、
汚してしまった下着を履き替えて服を着直す。
気持ちが落ち着いてくると、
「……ふぅ」自己嫌悪。

――今日、昼間には本人と会って無邪気なおしゃべりをして、
――「また明日!」ってさよならしたのに…
――それなのに「なぎさ」を自身の欲望に付き合わせてしまう淫らな自分が
――…キライ。
636ハロウインの夜 4/4:2005/10/21(金) 20:10:53 ID:???0
瞳を閉じるとなぎさの笑顔が胸に思い浮かぶ。

――仕方がないじゃない?なぎさって素敵なんだもん。
――それに今日は一生懸命お勉強もしたんだから
――さっきのイタズラはその御褒美!

その様に自分を説得させると先程までの罪悪感など嘘の様に消えた。

「なぎさに逢いたいなア…今すぐ!逢いたい!」

再びほのかの身体が熱が上がり、燻っていた熾き火はたちまち炎となる。
着替えたばかりの服のボタンを空想の中の「なぎさ」が外し、
ほのかは「なぎさ」に肩を抱かれながら脱がされて……

――ガララララ!!!突然ほのかの部屋の障子が勢いよく開かれ、

「Trick or treat?」能天気な声の美墨なぎさ?がそこに!?

「あ…あ…あぅ?なぎ、な、なぎ、なぎさ!?」口をぱくぱくさせて
お洋服を脱ぎかけなのも忘れて、「ど、どうして?ココに!?」

「あっりゃ〜?お着替え中?ゴメンね!でも今日はハロウインなんだから
 大目に見てよ!という訳で!Trick or treat?」

――とりっくおあとりいと?

「そう!Trick or treat?っ言ってね、
お菓子をくれないとイタズラしちゃうゾ!って意味。
さあ!ほ〜の〜かっ!Trick or treat?」

――Trick or treat…
ほのかはなぎさの顔を見ながらとても素敵な事を思いついた。

――どうして今まで我慢なんてしていたのだろう?

「なぎさには私からイタズラとお菓子の両方をあげる」
                           おしまい
637メロン名無しさん:2005/10/21(金) 20:27:09 ID:???0
 
 ∩
⊂⌒~⊃。Д。)⊃
638メロン名無しさん:2005/10/21(金) 23:40:05 ID:???0
え…どどどどうしたの?
まさかエロ書くなんて、ちょっとびっくりです
いや、これはこれで好きだ(;´Д`)ハァハァハァハァ
相変わらずGJです
639メロン名無しさん:2005/10/22(土) 10:55:39 ID:???0
>>633-636
これはすげぇ
640メロン名無しさん:2005/10/22(土) 12:53:31 ID:???0
げぇーーーっ!エロSSーーーーーっ!!
久々に覗いて見たらいつの間にぃーーーっ!
>>633-636の行動は我々の予想を上回っていたと言うのかぁーーーーーっ!!
641メロン名無しさん:2005/10/22(土) 15:35:42 ID:???0
(;´Д`) ジャーン、ジャーン! ハアハア
642メロン名無しさん:2005/10/23(日) 18:54:16 ID:???0
なんか、ええっと
萌えるんだけど
娘が結婚しちゃったみたいな微妙なしょうげきが…
643校則違反 1/2:2005/10/26(水) 22:37:35 ID:???0
いつもの朝のいつもの電車。
途中の駅から美墨なぎさと一緒になるというのも何時もの風景…なんだけど
満員電車ですぐ近くになぎさの顔があるとちょっとドキドキしちゃうよね。
シャンプーの香りとか息遣いまで感じたり
わたしの心臓の音がドキドキしてるの聞こえちゃったカナ?

――なぎさはどう思ってるの?なんて考えてるのは雪城ほのか。

なぎさは賑やかなオンナノコ、片時もお喋りが止まらない。
まるでマシンガンのように彼女の口からは
昨日の楽しいテレビ憂鬱な授業ラクロス部おいしいチョコレート藤Pセンパイetc…
そんななぎさの鈴の音に似た声を聞いているのが心地よい。
けれど…

「あれ?なぎさのくちびるの色、なんだか綺麗だね?」
「へっへへ〜!ばれた?」がさごそカバンを探って取り出したのは
「じゃあぁぁん!コレ!秋の最新流行の口紅!お小遣い貯めて買っちゃった!」
ほのかの目の前にひらひらと差し出された口紅。

「口紅!なぎさ!ベローネ学院の校則忘れたの?口紅とかお化粧は禁止の筈でショ!」
おもわぬ剣幕にせっかく口紅の話題で盛り上がろうと思ったのに
水を挿されたみたいで「ほのかってツマンナイの!」なんて悪態がついつい出ちゃう。

「志穂や莉奈だって他のみんな口紅くらいつけてるんだから良いジャン!」
ほのかだって理屈じゃ負けない。
「人は人、我は我!校則違反は校則違反!でしょう?」

理屈と正論じゃ勝てないと思ったなぎさはほのかを懐柔しようと方向転換。
「ほのかもちょっと口紅つけてみなよ、きっとほのかなら似合うと思うナア…」
そんな見え透いたおべっかには乗りませんよーっだ!

「それに今日は校門で教頭先生が服装検査する日じゃないの?」
「…マジ?」
「マジ!」という訳で勝負アリ!ほのかのKO勝ち!
644校則違反 1/2:2005/10/26(水) 22:38:40 ID:???0
いつもの朝のいつもの電車。
途中の駅から美墨なぎさと一緒になるというのも何時もの風景…なんだけど
満員電車ですぐ近くになぎさの顔があるとちょっとドキドキしちゃうよね。
シャンプーの香りとか息遣いまで感じたり
わたしの心臓の音がドキドキしてるの聞こえちゃったカナ?

――なぎさはどう思ってるの?なんて考えてるのは雪城ほのか。

なぎさは賑やかなオンナノコ、片時もお喋りが止まらない。
まるでマシンガンのように彼女の口からは
昨日の楽しいテレビ憂鬱な授業ラクロス部おいしいチョコレート藤Pセンパイetc…
そんななぎさの鈴の音に似た声を聞いているのが心地よい。
けれど…

「あれ?なぎさのくちびるの色、なんだか綺麗だね?」
「へっへへ〜!ばれた?」がさごそカバンを探って取り出したのは
「じゃあぁぁん!コレ!秋の最新流行の口紅!お小遣い貯めて買っちゃった!」
ほのかの目の前にひらひらと差し出された口紅。

「口紅!なぎさ!ベローネ学院の校則忘れたの?口紅とかお化粧は禁止の筈でショ!」
おもわぬ剣幕にせっかく口紅の話題で盛り上がろうと思ったのに
水を挿されたみたいで「ほのかってツマンナイの!」なんて悪態がついつい出ちゃう。

「志穂や莉奈だって他のみんな口紅くらいつけてるんだから良いジャン!」
ほのかだって理屈じゃ負けない。
「人は人、我は我!校則違反は校則違反!でしょう?」

理屈と正論じゃ勝てないと思ったなぎさはほのかを懐柔しようと方向転換。
「ほのかもちょっと口紅つけてみなよ、きっとほのかなら似合うと思うナア…」
そんな見え透いたおべっかには乗りませんよーっだ!

「それに今日は校門で教頭先生が服装検査する日じゃないの?」
「…マジ?」
「マジ!」という訳で勝負アリ!ほのかのKO勝ち!
645校則違反 2/2:2005/10/26(水) 22:40:20 ID:???0
「やっばい!廊下に立たされる!口紅も没収されちゃうかも!どうしようほのかぁ…」
「い、今更甘えた声出したってダメなんだからね!なぎさがいけないんだからね!」
って冷たくなぎさを突き放そうとしても、そんなに困った顔されたんじゃあ…ねェ…

「駅に着いたら直ぐにおトイレに行って口紅を落とせば良いんじゃない?
そうすればカバンの中まで点検されないかも…」
「あ、そっか!ほのか頭冴えてるぅ!」
悪事に加担したみたいで優等生雪城ほのかとしてはそれだけで心臓ドキドキ。

その時!――
――キキキキッ!ガタンゴトトン!きゃぁ〜!
――キキィィッ!…突然の電車が急ブレーキ!

大きく揺れる車内で人に押されてなぎさとほのかがこっちんこ!
ふたりのくちびる重なり、ちゅっ!さらに人に押されてむぎゅぅぅ…
右に左に大きく揺れて、ふたりのくちびるはディープなキッス
「もむもぐむぐ…むごふご…ぺろっちゅっ」

――大変失礼いたしましたこの先列車緊急停止信号の為緊急停車いたしました

漸く落ち着いた車内でふたり、身体を離して冷静さを装い髪の毛なんか
直しちゃったりしてるけどお互い心臓バクバクドギマギ。
車内放送なんてどこか遠くの異国で聞くようなヘンな声。

事故?そう事故!あれは事故!と言っても…なぎさと…キ、キス…しちゃった?
照れ臭くってなぎさの顔なんて見られないよ!

「オヤ?美墨クン!ちょっと待ちたまえ!」鬼の教頭先生の校門前校則チェック!
「口紅をつけているね?」
「え?あれ!何時の間に学校に着いたの!?」
「オヤ?雪城ほのかクンまでそのくちびるは何だね?口紅なんかつけて!
 先生は悲しい!キミのような模範的な生徒が校則違反なんて!」
                           おしまい
646メロン名無しさん:2005/10/29(土) 04:23:23 ID:???0
このスレはいつの間にか良いSSが投下されてるから油断ならんな。
それにしても連投ミスとはお茶目なやつめ、ワハハ。
647ひかりちゃん大ピンチ! 1/6:2005/10/29(土) 19:22:08 ID:???0
とっても爽やかなある秋の日、若葉台の街の公園は大賑わい。
今日もTAKOCAFEは大繁盛!

人気の秘密はアカネさんの焼く熱々の美味しいたこ焼と冷え冷えの飲み物!
それに何といってもTAKOCAFEには今年の春からは金髪のオンナノコが
お手伝いするようになってからというものTAKOCAFEの看板娘!って大人気!

そしてこのふたりもTAKOCAFEの常連さん。
「ひかりー!たこ焼お代わり!」噂のカワイイ看板娘、九条ひかりに美墨なぎさのご注文。
雪城ほのかはなぎさのお口の周りのソースをハンカチで拭きながら、
「なぎさ、沢山食べると太るわよ!」なぎさのお腹の肉をぷにっとつまんでお小言。
「平気、平気!ラクロスの練習でお腹ペッコペコ!」
なぎさの底なしの食欲にほのかは呆れたり笑ったり。

「はい…たこ焼です…ね…」
でも…なんだか今日のひかりは元気が無いんじゃない?どうしたの?ひかり!
なぎさ!ほのか!ひかりの事を助けてあげて!
648ひかりちゃん大ピンチ! 2/6:2005/10/29(土) 19:23:12 ID:???0
「ひかり、こっちはいいからコップ洗っといてくれるカナ?」
漸くお客さんも一段落した所で藤田アカネはなぎさとほのかのテーブルにやって来た。

「…はい」やっぱり元気ないみたい。

「アカネさん、今日のひかり元気が無いみたいだけれども何かあったんですか?」
「"何かあった"のよ、これ見てよ」エプロンのポケットから出された手紙の山。
これってもしかして全部ひかり宛のラブレター?

「ううん…ラブレターって言うのかナア、ちょっと読んでみてよ」
なぎさは一通の封筒を開くと「ひかり宛のラブレター読んじゃっていいのかな?」
プライバシーの侵害?って思ったけれど、ひかりの元気の無い理由も知りたいから
ちょっとだけ読んでみよう…って。

「なになに、大好きなひかりタンへ ふむふむ…むう?むむ!…ぎゃうっ!」
先を読み進めて思わず悲鳴をあげちゃうなぎさ。
横から覗いていたほのかも顔が真っ赤になって紅葉みたい。

――ひかりタンの×××にぼくの×××を××して××××…
書き出すのも憚られるいやらしい言葉の列と単語の山!
読んでるふたりの顔がみるみる真っ赤に成ったのは恥ずかしいだけじゃない!
こんな事書いてる人への怒りMAX!
649ひかりちゃん大ピンチ! 3/6:2005/10/29(土) 19:24:22 ID:???0
「誰なんですか!こんないやらしい手紙を書いているのは!」
もうぶっ飛ばしてやる!ってやる気満々のなぎさ。

「ありがとう、ひかりは良い先輩に恵まれて、私は良い後輩を持って幸せだよ
でも、この件はもう大丈夫。あたしが平和的かつ穏便に話しをつけたから…」
そう言いながら腰に挿したたこ焼きのピックをくるくる回してテーブルに

――ずどん! 突き刺してニッコリ笑うアカネさん。
ちょっと血がついてるように見えるのは気のせい?
そういえばアカネさんの赤いエプロンも今日は一段と赤く見えるけど…

「しょうがないですよね」と、さらっと言ってのけてアカネさんと2人で笑うほのか。
「うん、仕方なかったんだ…」…あまり深く追求すまい。

「でもアカネさん、話がついたのならひかりが元気になっている筈じゃない?」
「実はもう1人、大物が居るのよ…」
「大物?」
「そ、だからなぎさにちょっと手伝って欲しいんだけどなあ、ちょっと耳貸して」
なぎさとほのかの肩を抱き寄せ「あのね、こそこしょごにょごにょ…」

「ええええ!そんなのありえな〜い!!」なぎさ絶叫、
「それはいい作戦ですね!なぎさ!ぜひお手伝いしましょ!ひかりの為に!」
ほのかノリノリ!

という訳で…
650ひかりちゃん大ピンチ! 4/6:2005/10/29(土) 19:25:29 ID:???0
――ブルルン!
大きなエンジン音を響かせてTAKO CAFEに横付けしてきた黒塗りのスッゴイ車!
5513cc、タイプ12のエンジン搭載したダイムラークライスラ社の超高級車マイバッハ。

「噂をすればナンとやら」溜息一つアカネさん、でもすぐに顔を上げて
「負けないんだから!なぎさ頼んだよ!」

マイバッハの重く分厚い金庫のようなドアが開かれ初老の男、
きょろきょろと周囲を見回している。

「あのオジサンがひかりの悩みの種?」
「あの人はバトラーってヤツね」
「外人さん…?そうは見えないけど…」
「違うわよなぎさ!バトラーって日本語に訳すと執事って意味!」
「ひつじ?只のオジサンじゃな…」
「なぎさ!後で説明してあげるから!もう!ちっともお話が進まない!」

――かちゃ
初老の執事により濃い色のスモークガラスのドアが恭しく開かれると中から
赤いとんがった伊達眼鏡にこれまた真っ赤なネッカチーフを巻いて、
幅広の衿を立てた趣味の悪〜い!男の人が出て来ると

「ひかりちゃ〜ん!また来たよ〜!」
店内から現れたひかりの姿を見るなり鼻の下のびのび〜んでれでれん
「ひかりちゃんに会いに来たよ!」

TAKOCAFEの陰からこっそり覗き見しているアカネさん、

――どんっと背中を押して、「なぎさ!頼んだよ!」
「なぎさ!頑張って!似合ってるよ!」ほのかの激励!

「とほほ…ありえない…」けれどもひかりの為!頑張らなくっちゃ!
651ひかりちゃん大ピンチ! 4/6:2005/10/29(土) 19:28:00 ID:???0
「えへん、おほん!キミ、ひかりにちょっかい出すのは止めてくれないか」
「…なぎさ台詞、棒読みだよ」アカネさんとほのかはハラハラドキドキ。

「な、なんだい?キミは?名前を名乗りたまえ!」突如現れた謎の…美少年?
「ボ、ボクの名前は…えっと、あの、美墨…なぎさ…之助でござる」
「ぶはっ!なぎさ之助?」
「ぷぷっ!ござるー?」
アカネさん、ほのか!笑いすぎ!二人で互いのオシリつねって笑いを堪えていると

「なぎさ之助…クン?ボクのひかりちゃんの何なんだい?」
「ボ、ボクはひかりの…ボ…ボーイフレンドでござる」
「ぷぎゃはは!なぎさの学ラン姿似合いすぎ!カッコイイ!」
――パチパシャ!アカネさんがこっそりカメラで激写!
「学ランなんてどうして持っていたんですか?」
「学生時代の学院祭のお芝居でちょっとね、大事に取って置いて良かったよ」
――パチパシャ!
「アカネさん、後で焼き増しして下さいね」ってそんな場合じゃない!

「…ボーイフレンドねぇ、キミにひかりちゃんの事を幸せにしてあげられるのかな?
 可哀相にこんなに手が荒れちゃって…」ひかりの手をなれなれしく握ったりして
「さあ、こんな貧乏臭いたこ焼き屋台なんかほっといてボクの家に来るんだ!」
ひかりを引っ張って車に強引に押し込もうとした時、

「離してください!」ひかりは気障男の手を振り払うと男は尻持ちついて泥だらけ。
「ひかりちゃん、ボクを怒らせるなよ!ボクはひかりちゃんの為に言ってるんだ!」

「私は今充分に幸せなんです!ソースとタコの焼ける香りが大好きなんです!
お客さんがおいしいって言ってくれる笑顔が大好きなんです!
だからほっといてください!」
「ボクのパパは凸凹銀行の頭取なんだぞ
 このたこ焼き屋台のローンは凸凹銀行なんだぞ!潰すのなんか簡単なんだ!
わかったらボクと一緒に来るんだ!」

「卑怯者!」なぎさが拳を振りあげ打っ飛ばそうとしたその瞬間!
652ひかりちゃん大ピンチ! 6/6:2005/10/29(土) 19:30:21 ID:???0
――ぼか〜んんん!!!!!
なぎさの拳より速く派手に吹き飛ぶ気障男。

「え?あれ?わたしじゃないよ…」
なぎさの隣には息を荒げた銀髪ロン毛の大男。

「黙って聞いてりゃいい気になりやがってこの小僧!とっとと失せろ!」
「アノ…どちら様で?」突如現れた謎の男になぎさもびっくり。

「サーキュラ…いや、えへん…佐倉…助…三郎…でござる、では御免!」
風のように去っていくサーキュラス…いや、佐倉助三郎。
時代劇好きのなぎさ、映画のワンシーンみたいで「カッコイイ…」って騙されないで!

「――?――」
「な・ぎ・さ!佐倉助三郎!早口で言ってみて!」
「佐倉助三郎、さくらすけさぶろうさくらすけさぶろーさきゅらすけさ…さきゅらす
 あっ!サーキュラス!ほのか!大変だ!佐倉助三郎の正体はサーキュラスでござる!」
「だ・か・ら!さっきからそう言ってるじゃない!それにいつまで男役やってるの!」

ほのかが慌ててサーキュラスを追いかけ飛び掛ると
「どういうつもり?何を企んでいるの?」語気を鋭くほのかが問い詰めると

「いや、企みとか意味とか…つまりその、クイーンの命に触れていいのは、
我々ジャアクキング様の闇の刺客だけと言う事で、それ以上の意味など無い!」

「サーキュラス…あなたひょっとして、ひかりの事を…」ぴーんと来た女の感ってヤツ?

「バ、バッカ!違うよ!そんなんじゃ無いって!バカじゃないの!何を言ってるの?」
「ぷふっ、まア良いわ、今日の所はひかりもお世話になった事だから
このまま黙って帰してあげる…でも、今度会ったら容赦ないからね!」

というわけでめでたしめでたし?
                          おしまい
653メロン名無しさん:2005/10/29(土) 19:33:51 ID:???0
サーたんwwwwwwwww
654メロン名無しさん:2005/10/29(土) 19:52:40 ID:???0
サキュラたん、かわいいよサキュラたん
いや、かっこいいはず…なんだがw
655メロン名無しさん:2005/10/29(土) 19:52:49 ID:???0
>「バ、バッカ!違うよ!そんなんじゃ無いって!バカじゃないの!何を言ってるの?」
wwwwwwww
656メロン名無しさん:2005/10/29(土) 21:55:57 ID:???0
>655
ジャガーのハマーっぽくてワロス
657メロン名無しさん:2005/10/29(土) 23:45:43 ID:???0
文体が軽すぎてどうもなぁとか思ったが(偉そうでごめん)、
サーちゃんでくるとは。やられました。
658メロン名無しさん:2005/10/30(日) 00:24:14 ID:???0
サーきゅん、GJ!
659メロン名無しさん:2005/11/03(木) 00:47:16 ID:???0
ピュア分が不足すると
このスレに投稿されたものをひそかに自分用にまとめたものを
眺めては補給してる漏れ(;´Д`) 生命線でつ
660メロン名無しさん:2005/11/03(木) 03:41:10 ID:???0
同意>生命線
ここのログは絶対捨てられんな。
661長電話 1/1:2005/11/03(木) 21:38:43 ID:???0
じーころころ、じーころじーころころろ…
忠太郎もさなえお婆ちゃんも眠る静かな夜。
雪城ほのかが自宅の古めかしい黒電話のダイヤルを廻してなぎさにお電話。

――ツーツーツーツー…
「お話中か…ふぅ…」ちょっとホッとした様なガッカリしたような複雑な溜息。
――別に用事なんか無いのにお電話なんかしたらオカシイものね…
でも、なぎさの声を無性に聞きたい!って、そんな気分の夜もある。
「もう一回だけ掛けて見ようカナ…」
じーころころ、じーころじーころころろ…
――ツーツーツーツー…
「…まだお話中…誰とお話してるのかしら?」

今日の学校でなぎさがあんまり眠たそうな顔をしているから如何したの?って聞いたら
「志穂と長電話しちゃって寝不足なの」だって…
――また久保田さんとお話しているのかしら…

じーころころ、じーころじーころころろ…
――ツーツーツーツー…
「ムカー!もぅ!何時まで長電話してるのよッ!」

――がちゃんッ!
思わず受話器を乱暴に叩きつけたものだから、自分でもビックリする位の大きな音。
慌てて受話器を抑えてきょろきょろ廊下を見回し気配を探る。
――こんな夜中に大きな音を立てちゃおばあちゃまがビックリしちゃう。

「それもこれもなぎさが長電話しているのが悪いんだからね!」
じーころころ、じーころじーころころろ…
――トゥルルルル…トゥルルルル…トゥルルルル…
「――!――え!掛かっちゃった!?どうしよう!?」

――はい美墨です…
「あ、あの…ゆ…ゆき、雪城ほのかでゴザイマス…」
「ほのか!?ほのかなの?もー!さっきから、ず〜〜っと電話してたんだよ!
それなのにずっと話中!一体どこに電話してたの?」
                                おしまい
662メロン名無しさん:2005/11/03(木) 21:55:54 ID:???0
おまいら、もう専用の特設回線でも引いとけよ、とw

こういうのもシンクロニシティというのかな…と考えてたら、
無性になぎほののシンクロナイズドスイミングを見たくなってきた。
663メロン名無しさん:2005/11/04(金) 01:16:30 ID:???0
>>661
癒されますた(;´Д`)ハァハァハァ
いつもありがとうです
664メロン名無しさん:2005/11/04(金) 18:51:03 ID:???0
つ【LOVE定額】
665メロン名無しさん:2005/11/04(金) 20:32:13 ID:???0
ハァハァ超乙
声作るほのかカワイス
666相合傘1/2:2005/11/05(土) 10:32:27 ID:???0
ポツポツ…ザー

―――雨だ…傘もってないんだよね。余ってる傘も無いしどうしよう?

部活終わりの下駄箱で一人思案顔のなぎさ。
しょうがない、濡れて帰るかな―――なんて思ってると、傘を持った志穂がテクテクとやってきた。

―――ラッキー!渡りにフナじゃん!

「し〜ほ、一緒に帰ろ?」
「ムリムリムリ。先に莉奈と約束しちゃったんだ、じゃあね」

―――エエッ!?そんな…。よーし、こうなったら手当たり次第に…!

「ま〜き!」
「め〜ぐみ!」
「○×△!」

次々と声をかけるなぎさ。けど、下手な鉄砲は数撃ってもあたりません。結果は見事に全部ハズレ。
そして、あたしってばホントは人気ないのかも?なんて、ガックシと肩を落とす。
だけどその時
「一緒に帰ろう?」
なぎさのピンチに笑顔でほのかが登場。
「うん!モッチロン!」

667相合傘2/2:2005/11/05(土) 10:34:10 ID:???0
雨の静けさの中、相合傘して濡れないようにと寄り添いながら歩く二人。
でもいつもと違ってドコかギクシャク、会話も少なめな感じ。

(ああ〜、何でこんなに緊張するの?アリエナイ!)
(もう、何でこんなにドキドキするのかしら?)

慣れないドキドキに、同時にハァとため息をつく。
だけどソレには続きがあった。

(…でも―――)
(…でも―――)

―――でも、ずっとこうしていたいかも…

一つに繋がる二人のココロ。
そして、なぎさの手が自然に柄を握っていたほのかの手へと重なって行く。
「!?…なぎさ?」
ビックリしたのか、思わず足を止めるほのか。
だけどそんなほのかに「ニコッ」と微笑を向けてなぎさが一言
「行こ!」

腕を組んで、手を重ねて、さっきよりも少しだけ近づいて、二人が再び歩き出す。
その胸にドキドキじゃなくてシアワセを感じながら―――





「あんた達いつまで傘差してるの?とっくに雨なんか上がってるよ!?」
「ア、アカネさん!?」

〜おしまい
668メロン名無しさん:2005/11/05(土) 12:30:01 ID:???0
雨が上がってることすら気付かないなぎほの
アカネさん(・∀・)ニヤニヤしたんだろうな

ええもん見れた(*´д`)=3
GJでつ
669メロン名無しさん:2005/11/09(水) 00:31:13 ID:???0
突発的にネタが振ってきたので試しに投下してみむとす。

なぎさ    「うふふーっ。新しい服買っちゃったーっ。」
びったーん☆
なぎさ    「ああーっ!買ったばっかりの服が!」
ぼっちゃーん!
・・・ザザザー
女神(京子)「よばれてー」
女神(夏子)「とびでてー」
女神(夏京)「 「 じゃ〜ん! 」 」
女神(夏子)「はーい、そこの あわれな お人!」
女神(京子)「あなたが今、落っことした服は・・・」
女神(夏子)「この白の衣装と・・・!」
女神(京子)「この黄色の衣装・・・!」
女神(夏京)「 「 さぁ、どっち!? 」 」
なぎさ    「ち、ちょっと、あんたたち!それじゃなくて!!
        ピンク!! ピンクの服があったでしょ!?」
女神(夏子)「あれー?意外と正直ー!」
女神(京子)「正直者のあなたには・・・
        この黒の衣装をあげちゃいまーす!」
女神(夏京)「 「 ねーっ!! 」 」
ザザザー・・・
なぎさ    「ええーっ?! ありえなーい!!」

ゴメン なに書いてんだか・・・
670メロン名無しさん:2005/11/09(水) 01:25:27 ID:???0
なんかよくわからんうちに、次々出来ちゃったので全部投下す。

〜ひかり編〜
ひかり  「お休みの日とはいえ、あんなにたくさん売れるなんて。
       アカネさんが材料を切らしてしまう前に、早く帰らないと。」
ずさっ☆
ひかり  「きゃああ!」
バシャバシャバシャーン!
ひかり  「そんな。買ってきた材料が・・・ どうしよう・・・!!」
・・・ザザザー
女神(?)「は〜い。女神ちゃんの素敵な湖にようこそ〜っ!
       んー?浮かない顔だねェ。どうした?」
ひかり  「はい。実は、買い出しの途中で、食材を落としてしまって・・・
       ネギとか、卵とか・・・」
女神(?)「あちゃ〜! ・・・まぁ、そういうこともあるか。
       アタシがあとで拾っておくから、気にしなさんな。」
ひかり  「あ、ありがとうございます・・・ ・・・でも、今すぐじゃないと、
       お店の方で、タコを切らしてしまいそうだったので・・・」
女神(?)「いいっていいって。あんなの適当にとっつかまえてくるからさ。
       じゃあ、アタシ先に帰ってるから。
       寄り道しないで帰ってきなよ。  でっこり〜ん。」
もわわわわわ〜ん
ひかり  「で・・・でっこり〜ん・・・?
       え・・・えとー・・・??? よ・・・よかったのかな・・・?」
671メロン名無しさん:2005/11/09(水) 01:26:39 ID:???0
〜ほのか編〜
ほのか   「かわいいバレッタ見つけちゃった♪
        これつけたら、誰か気づいてくれるかな?」
こつん☆
ほのか   「きゃっ!」
ポチャン!
ほのか   「ああ・・・!落ちちゃった・・・!!」
・・・ザザザー
仙人(なぎ)「フォフォフォ。そこのお嬢さん。お主が落としたのは、
        この金の髪飾りと銀の髪飾り、どちらじゃな?」
ほのか   「な、なぎさぁ〜っ。こういうとき出て来るのは、
        仙人じゃなくて、女神さまでしょ?」
仙人(なぎ)「ええっ!?あっ・・・!そ、そうだっけ!!」
ザバー・・・ バタバタバタ ガサガサ ・・・ザバー
女神(なぎ)「は、はー、はー、はー。 え・・・ええ〜と!あ、あれっ?
        ・・・め、女神ってどんな風にしゃべるんだっけ・・・?
        ううー・・・んと。 ・・・ああ〜っ!もうサイアク〜ッ!!」
ほのか   「お・・・覚えてる台詞で、いいと思うよ・・・?」
女神(なぎ)「そ、そう?ち、ちょっと待ってて! ス〜ッ ハ〜ッ・・・! よし!
        そこの娘。そ方が落としたるは、ここに見えたる
        金色の髪飾りと銀の髪飾り。いずれか、とくと答えェ〜い!」
ほのか   「・・・。」
女神(なぎ)「ま・・・まずかった?」
ほのか   「ん・・・んーん。私はね・・・」
女神(なぎ)「私は?」
ほのか   「なぎさがいてくれれば、私は幸せだよ♪」
女神(なぎ)「ふええ〜ん!ほのかぁ〜っ!!」
ほのか   「よしよし。」

めでたしめでたし
672メロン名無しさん:2005/11/09(水) 01:29:26 ID:???0
〜番外編〜
アカネさん  「さーてっ。気分転換したら新商品のアイデアも
         詰まってきたし、メニューのまとめに帰ろうかな〜っ。」
ゴンっ☆
アカネさん  「うわっ!とと!と! あ〜っ!!アタシの千枚通しが〜!!」
ぼちゃーん!
・・・ザザザー
女神(ひかり)「どうかしましたか?」
アカネさん  「んん? あれ〜っ?ひかりじゃない。 どうしたんだい、そのカッコ?」
女神(ひかり)「は、はい・・・ あの、さっき、ここにいた方に代理を頼まれて・・・
         私、断りきれなくて・・・」
アカネさん  「な〜んだ。そう。 それにしても、ひかり。そのカッコ似合うねェ・・・!
         その衣装で客引きしてくれたら、ウチも売上げ伸びるかもね。」
女神(ひかり)「そ、そんな・・・ ありがとうございます。」
アカネさん  「ああ。でも、本気にしちゃダメだよ!!
         アタシはひかりをダシに商売したりなんて絶対しないからね。
         さ〜て、じゃあ、アタシは新商品のことでいろいろあるから帰ってるけど、
         ひかりも門限までには帰ってきなよ!」
女神(ひかり)「はい! なるべく早く帰ります!!
         ・・・あ! ああ・・・?! ア、アカネさ〜ん!待ってくださ〜い!
         この、金の千枚通しと、銀の千枚通し、どっちを・・・!」
チャン チャン
673はじめてのおるすばん1/1:2005/11/09(水) 02:38:57 ID:???0
九条ひかりがひとりでお店のお留守番
アカネさんが予め作り置きしたたこ焼きも飛ぶように売れてしまって無くなっちゃって…
「たこ焼きが焼けてきたらこうやってこうやって千枚通しで…
くるっとひっくり返して…出来た!」
カリッと焼けてパリッとふんわり焦げ目もバッチリほかほか熱々で良い匂い!
「やったぁ…初めてひとりで焼けた…アカネさん早く帰ってこないかなぁ…」

そこへほのかがやって来て…
「ひかりさん、たこ焼き一つくださいな」
「あ…あの、今日はたこ焼きは売り切れなんです…」
「その焼きたては…あ!そうか!うん!そういう事ね!?アカネさんによろしくね」
アカネさんがお出かけから帰ってきて…
「ひかり、ひとりでお留守番させてゴメンね、売り上げどうだった?
 あれ?その鉄板のたこ焼きは…?」
「これ、初めてひとりで上手に焼けたたこ焼きなんです、
 アカネさんに一番に食べてもらいたくって…」
「ひかりー!」

――そしてもしももしも、アカネさんよりほのかより先になぎさがやって来てたら…
「ひっかり〜!たこ焼き頂戴!」
「あ…あの、今日はたこ焼きは売り切れなんです…」
「そこに焼き立てあるじゃん!ひょいパクッ!もごもぎゅもぐ…美味しい!」
「…ぁ…あ…あ…うわぁ〜ん!たこ焼き返せ!返せ!うわぁ〜ん!ばかなぎー!」
                         おしまい
674メロン名無しさん:2005/11/09(水) 02:41:23 ID:???0
>>669
GJ!性格個性が良く出ててイイナ。
>>673こんなん書いててなぎさが一番好きと言って信じてもらえるのかしらn
675メロン名無しさん:2005/11/09(水) 02:43:31 ID:???0
涙目のひかりタンがなぎさをポカポカ叩く姿が、目に浮かんだw
676メロン名無しさん:2005/11/09(水) 18:04:40 ID:???0
レインスレ住人ハッケソ
677携帯電話 1/4:2005/11/16(水) 19:45:19 ID:???0
今日の復習明日の予習、好きな科学の本を読み終えたら
熱めのお湯にゆっくり浸かって白い肌が桜色に染まる迄の長いお風呂タイム。
濡れた黒髪をアップに纏めて火照った身体をバスタオル一枚で包んで
長い長い廊下を渡って自分のお部屋。

勉強机から―ひょいっ!―ぱきゃ! 二つ折りの携帯を耳元に、
――あら、なぎさ?こんばんは。どうしたのこんな時間に?何かお話でも?
――え、今?わたしはお風呂からあがったばっかりよ、うん、そうバスタオル一枚だけ…
――もぅ!なぎさはえっちなんだから!うふふ…それでどうしたの?
――え?わたしの声が聞きたかった?ホントになぎさったら甘えん坊なんだからア!

「はぁ…なあんちゃって…」
携帯電話を…ではなくてカードコミューンのミップルを耳元から離して
再び勉強机の上に戻す。
――わたしも携帯電話を買おうかな?
「ほのか〜!何がなんちゃってミポ?」
ぽわんッと煙とともにミップルがそのちいちゃな体でほのかを見上げている。
「ミ、ミッポル!起きてたの?」慌ててビックリほのかあたふた。
「ほのかが耳元でお話しているから目が覚めちゃったミポ」
「な、何でもないの…」
「何か心配事でもあるミポ?ほのかの力になりたいミポ」
「うーん…」腕を組んで、しばし考えて「あのね…」
678携帯電話 2/4:2005/11/16(水) 19:46:22 ID:???0
それは朝の通学路での事、なんだかうなだれてとぼとぼと歩いている
美墨なぎさの後姿を見つけたほのかは
オハヨーって朝の御挨拶したのになぎさは全然気がつかない。

――ヘンだな?いつもなら大きい声で返事してくれるのに…

くるっとなぎさの前に周り込んで目の前でもう一回「お・は・よ・う!なぎさ!」
「ひゃっ!ビックリした!驚かさないでよ…ほのか、おはよう」
「おはよう、どうしたの?さっきから俯いて、元気ないの?」
「違うわよほのか、じゃあん!観てコレ!携帯電話!
お父さんにおねだりして買ってもらっちゃ…」
――ちゃらららりん♪
「あ、ごめんメールが着た!」ごめんなんて言いながらなぜか得意げななぎさ。

――うふふ…めるめるめる…
――ちゃらららりん♪――志穂今何処?

「ふーん携帯電話かぁ、それよりなぎさ今日科学部でね…」
――ちゃらららりん♪――なぎさの後ろ5メートルに居るよ
――ちゃらららりん♪――今日の一時間目なんだっけ?
「あのね、あのね、なぎさ…あのね…」

――ちゃらららりん♪――今日は数学、小テスト!
手元でぴこぴこめるめる、ほのかの事なんかすっかり忘れて携帯に夢中。
「もう知らない!」自分でもビックリする大声で周りのオンナノコ達まで

――ざわざわ…雪城さんとなぎさがケンカかしら?ざわざわ…
それなのになぎさは携帯に夢中で「…うん…ほのか、何か言った?」
「先に学校行ってるね!!」

――と、言うわけなのよ…
679携帯電話 3/4:2005/11/16(水) 19:47:04 ID:???0
「ほのかはヤキモチ焼いているミポ…」
「ヤキモチなんて焼いて無いわよ!」
ヤキモチなんて言われて顔を赤くして否定するほのか
「それにどっちかというとほのかの方が甘えん坊ミポ!」
「あー!ミップル!やっぱり全部聞いていたのね!」
ぼすんっとベッドに飛び込むと枕で耳を塞いで「ミップルのイジワル!」
「ぷふふ、ほのか、裸で寝ては風邪をひくミポ?」
「もう知らない!オヤスミ!へくちゅん!」

そんな翌日…めるめるめるめるめるめる…
授業はとっくに始まっているのに教科書を壁にして
机の下でせっせせっせと、メールの応酬…

「美墨さん!美・墨・な・ぎ・さ、さん!」
「うひゃあ!はい!ゴメンナサイ!」教壇からよし美先生の声が

――ヤッバイ!携帯電話見つかっちゃった!?
「――?、雪城さんお休みなんですけれども、あなた何か聞いてない?」

――え?ほのかがお休み? くるりと振り返ると成る程ほのかの席は空席のまま…
「いいえ…何も…どうしたんだろう?」

――そう言えばわたしほのかと昨日からお話していない…
680携帯電話 4/4:2005/11/16(水) 19:48:04 ID:???0
…ほのかーほのかーほのかー!

――誰?わたしを呼ぶのは…
ベッドの中でうつらうつらと夢を見ていたほのかは誰かの呼び声で眠りから覚めた。

「ほのか!どうしたのよ!風邪をひいたなんて聞いてないよ!」
目の前になぎさの心配そうで、怒ってる様で泣いている様なヘンな顔。

「なぎさ?なぎさなの?どうしてココに?」ちらりと時計を見るとまだ午前中。
「学校はどうしたの?」

「ほのかのバカッ!ほのかが学校に居ないからわたし心配で心配で…
 慌ててほのかの家に様子を見に来たんだよ!」
「風邪をひいちゃったみたい…昨日からちょっと調子がヘンだったんだけど…」

「そういう事なら直ぐにわたしに言わなくちゃ駄目じゃない…ってゴメン…
 ゴメンね…気がついてあげられなくって。」
「なぎさがお見舞いに飛んできてくれただけでうれしいよ!」

次の日…
「なぎさー酷いよ!たくさんたくさんた〜くさん!
メール出してるのにちっとも返事くれないなんて!」
「志穂、莉奈ゴメンね、わたし携帯電話はもう止めたの、お母さんにあげちゃった」

その頃…
――ちゃらららりん♪――なぎさ数学のテスト0点だって気にしない!
――ちゃらららりん♪――昨日こっそり学校抜け出したのは黙ってるからね!

「な・ぎ・さ〜!!!!!」
                     おしまい
681メロン名無しさん:2005/11/16(水) 21:55:15 ID:???0
羹に懲りて膾を吹く極端さがなぎさらしくてワロスwジェラシっ子ほのかハァハァ(*´д`)
682メロン名無しさん:2005/11/16(水) 23:53:42 ID:???O
まぁ、そのなんだ…
萌えましたよ。GJ!!!!
(´д`;)
683メロン名無しさん:2005/11/17(木) 00:51:01 ID:???0
冒頭のお色気シーンは別として(w、なかよしの漫画版でこんな話があっても違和感なさそうだ…
お見事。
684決勝戦 1/6:2005/11/18(金) 19:21:50 ID:???0
いよいよ明日は女子中等学校ラクロス選手権の決勝戦!
対戦相手はベローネ学院の宿敵、御高倶女子中学校!

ベローネ学院に入学した春、今は高等部に進学した弓子センパイに誘われて
まったくの初心者、ド素人の美墨なぎさがラクロスの面白さに目覚めて頑張って
メキメキ頭角を現して遂にはベローネ学院ラクロス部キャプテンにして
エースストライカーとなったなぎさにとっても
三年間の締めくくりのとっても特別で大切な、絶対、絶対!負けられない大事な試合。

最後の練習にも力が入ろうと言うもの。
力が入っちゃうのはなぎさ達ラクロス部のメンバーばかりではない。
コートの外のフェンスでは同級生や下級生で結成されたベローネ学院ラクロス部ファン…
ていうかぶっちゃけなぎさファンクラブのオンナノコ達の熱い熱い視線が注がれる。
「なぎさー、手の一つも振ってサービスしてあげれば?」
「莉奈!ふざけてないで練習に集中!集中!」
こーんなちょっとクールな青春熱血スポ根少女のなぎさが皆には
「もー!最高!カッコイイ〜!!」っていう事。

練習終えて部室に戻ろうとするなぎさをオンナノコ達は、
――美墨センパイ!明日の試合頑張ってください!
――なぎさ!絶対勝ってね!
――美墨なぎさサマ…応援してます…
――なぎさお姉さま…
取り囲んで押し合い圧し合い、

「美墨クン、明日の試合は是が非でも勝って貰わなくては困りますよ!
 そもそもベローネ学院建学の志にあるように、清く正しく逞しく!
 御高倶女子との因縁の対決…わ、わ、わわわ〜!!??」
教頭先生がオンナノコを掻き分け一演説始めたところで
――タオル使って下さい!
――コレ食べてください!
――私の手作り、必勝にんにくエキス超元気ドリンク飲んでください!
もう大混乱の揉みくちゃ!
685決勝戦 2/6:2005/11/18(金) 19:22:30 ID:???0
「はぁ…」
ようやく解放されて立ち寄ったアカネさんのTako cafe
テーブルに積まれたプレゼントの山、山、山…
大好物のチョコもあるのに手をつけず、出てくるのは溜息ばかり。

「どうしたの?」そんな様子に心配した雪城ほのかが声をかけた。
「私、明日の試合に絶対、絶対勝たなくっちゃいけないんだよね…」
「そんなに思い詰めないで、自分らしいプレイをすれば良いと思うよ?」

「勝たなくちゃ勝たなくちゃ勝たなくちゃ勝たなくちゃ…」
ほのかの声も耳に届かず虚ろな瞳、そこへアカネさんがやってきて
「なぎさー!私も明日は応援に行くからね!頑張んないと承知しないからね!?
 お?プレゼントかー!沢山もらったねー?
まぁ、私の現役時代に比べりゃ100分の一って所かな?
ほい、これ差し入れの特製たこ焼きにんにく入り!元気出るよ〜!?」

「勝たなくちゃ勝たなくちゃ勝たなくちゃ勝たなくちゃ…」
――なぎさ、みんなで寄せ書き書いたの、明日はコレ着て頑張って…
三年桜組の皆の応援メッセージで一杯のTシャツを堅く握り締めてつぶやくなぎさ。

「Tシャツ…中に着る…そうだ!ほのか!良い事思いついた!
 お願い!協力して!お願い!明日は勝たなくちゃいけないの!」
「お願い?…」
686決勝戦 3/6:2005/11/18(金) 19:23:07 ID:???0
青い空高く、秋風吹き抜けるラクロスコート。
試合開始を告げるホイッスルが鳴り響く。
ベローネ学院ラクロス部エースストライカーなぎさに対する御高倶女子のマークは厳しい。

2人がかりで囲まれて思うようにパスがなぎさに回せない…
――しかし!一瞬、ほんの一瞬の動きでなぎさはマークを振り切りフリーのなった!
易々とパスを受け取り強烈なシュート!ゴール!沸き起こる歓声!

プレイ再開、今度のマークは三人がかり!
なぎさはニヤリと笑うと高々とジャンプ!御高倶女子の頭上遥か高くに飛び上がり
空中でキャッチ!シュート!ゴール!一際高く沸き起こる歓声!

それからもなぎさの快進撃は続く、
なぎさは一蹴りで右サイドから左サイドへ、とんでもない高さまで跳躍してシュート!
相手選手のタックルなんて軽く突き飛ばしてゴールまで一直線!
なぎさのシュートはゴールキーパーを弾き飛ばしてゴールネットに突き刺さる!

ベローネVS御高倶 100対0の大勝利!
なぎさがひとりで100得点の大活躍!みんなも大盛り上がり…
687決勝戦 4/6:2005/11/18(金) 19:24:11 ID:???0
――ざわざわ…なぎさセンパイ凄すぎ…
――ありえなくない?あんなに高く飛ぶなんて…
――わたし美墨さんの動きが全然見えなかった…
――あのシュート、鉄砲の弾より速い…
――可哀想に御高倶の選手は突き飛ばされてケガしてる…

「イエ〜ィ!みんな〜!やったね!大勝利!万歳万歳万々歳!…
 みんな…?どうしたの?勝ったのに嬉しくないの?」
「ありえないありえないありえい!」
「一体どうしたの?信じられないよ、人間じゃないよ…」
「えへへ…実はね!皆に秘密を明かす時が来た!」

――びりびりびりり…ユニフォームを引き千切り、
その下には、――キュアブラック!
「じゃあ〜ん!実は私は光の園の使者プリキュアだったんで〜す!」

「酷いよなぎさ!私たちの三年間って一体なんだったのよ!?」
「志穂…」
「なぎさ、そんなやり方卑怯だよ!」
「莉奈…」
「そ、そんな…私はみんなが勝って!って言うから…」

――ウソツキ!卑怯者!ズルイ!幻滅!サイッテー!
試合会場でなぎさにあびせかけられる大ブーイング。
「わたし、そんなつもりじゃあ…」
「なぎさとは絶交絶交絶交!」
688決勝戦 5/6:2005/11/18(金) 19:24:49 ID:???0
――う〜ん…う〜ん、みんな待ってよ…そんなつもりじゃないの話を聞いて…
「なぎさ、なぎさ!な・ぎ・さ!!!起きて!」
ほのかに肩を揺すられなぎさは目を覚ました。

「ほのか、私ズルイ事しちゃった、もう取り返しがつかない…
 志穂も莉奈もみんなが私の事を大嫌いだって、絶交だって…」
「――?――なぎさ、寝ぼけているの?明日は大事な試合でしょ?
 はやく帰って休んだ方がいいんじゃないの?」
「――?――明日が試合?じゃあ、今のは夢…だったんだ?」

「なぎさが大事なお願いがあるって言うから何だろうって思っていたら
 急に眠っちゃうんだもの、驚いたわよ」
「夢…そうか、夢なのか…」
なぎさの目の前には焼きたてほかほか湯気の出ている熱々のたこ焼き。

「なぎさ、ホントに大丈夫?それに大事なお願いって一体何なの?」
「お願い?…それは…ほのか!明日は絶対試合を観に来てね!」
「ヘンななぎさ…」
689決勝戦 5/6:2005/11/18(金) 19:26:06 ID:???0
青い空高く、秋風吹き抜けるラクロスコート。
観客席を埋め尽くすベローネ学院と御高倶女子の応援団。
ベローネ学院の大応援旗は柏田真由のデザイン
応援団のお揃いのTシャツは夏子と京子が徹夜でお裁縫
ブラスバンドの応援は矢部千秋が指揮を務めて、

「なぎさー頑張れー負けたらたこ焼き食べさせないからねー!」
「おねいちゃんガンバレー!」

応援団を眺めながらなぎさはほのかの姿を探していた。
――…あんな後ろに座っちゃって…
遠くに座るほのかと目が合い笑いかける。
ほのかが口をぱくぱくさせてニッコリ笑う。
――ほのかが何か言ってる?
口の動きに目を凝らす。
――な・ぎ・さ・が・ん・ば・れ・!

「うふふふ!」試合前だって言うのに急に笑い出したなぎさに
戸惑った顔した御高倶女子のオンナノコ。
「うふふゴメン、あなたのラケットを高く掲げてくれない?」
「――?――こ、こう?」ラケットは青い空に突き刺すように掲げられ

――かっちん!――

なぎさのラケットで空中で軽く叩かれた。
「今日はお互いに思い出に残るような良い試合にしようね!」

青い空高く、秋風吹き抜けるラクロスコート。
ホイッスルが鳴り響く。
―――試合開始!
                     おしまい
690メロン名無しさん:2005/11/18(金) 20:21:50 ID:???0
(*´Д`)ハァハァ
691メロン名無しさん:2005/11/18(金) 20:45:03 ID:???O
いいよ!いいよ!GJ!!
神の集まりだ!!!!
692メロン名無しさん:2005/11/19(土) 07:26:22 ID:???0
なぎさ、爽やかだぜ。
オタカクの女子まで虜にしちまいそうなほど。
693メロン名無しさん:2005/11/19(土) 11:31:32 ID:???0
携帯電話に嫉妬するほのかハァハァ

なぎさちょうちょうちょうかっこいい!
6941/3:2005/11/20(日) 00:44:18 ID:???0
トンネルを抜けると、窓の外には紅い絨毯が広がっていた。

「うわー綺麗!」
「モミジにカエデ、それにあっちにはイチョウ…どれも本当に綺麗に色付いてるわね!」
「なんだか圧倒されますね」
その鮮やかな光景に、乙女達が歓声をあげる。
紅葉と言えばタコ焼きだ!とのアカネさんの号令で半ば強引に連れてこられたワケだが、
なぎさもほのかも今は大満足である。
そんなこんなをしている内にバンは目的地に無事到着。
ピョンと地面に飛び降りると、なぎさがウーンと一つ伸びをする。
そして、ねえねえアッチの方に行ってみようよ!?と心を躍らせてほのかとお喋りしていると―――
「ホラホラあんた達、おしゃべりは後で!お客さんもイッパイ居るしさっさと準備するよ!?」
現実は厳しかった…

・ ・ ・

「いやーありがとうね。アタシとひかりは後でいいから、あんた達は先に休憩してきな」
客足もひと段落した後でようやくアカネがお許しを出す。
その言葉になぎさとほのかが辺りの散策へと向かう。
落ち葉のシャワーの中を、二人仲良くアッチヘ行ったりコッチへ行ったり…。
やがて少し疲労を感じたのか
「ちょっとアソコで一休みしようか」
木陰に腰を下ろす。その時

―――ポツ…

ん、雨?と思ったのも束の間、アッと言う間に本降りへ。
「しょうがない、もうちょっとココに居よう?」
なぎさの提案にほのかもウンと肯いた。
6952/3:2005/11/20(日) 00:45:11 ID:???0

―――ザ―…

降り止まない雨をぼんやりと眺めながら、ハアとなぎさがため息をつく。
「寒いね…」
「うん…」
「…ねえ、ほのか?もうちょっとコッチにおいでよ?」
「え?」
「ホラ、くっつけば暖かいでしょ?だから…」
寄り添うような体勢になった二人。
確かに暖かいけれど、何だか胸がドキドキと高鳴ってくる。
ソレを紛らわす為に何か喋ろうと思っても、言葉が上手く出てこない。
そんな時、ふとした拍子に手が触れ合った。
「…!」
慌てて手を引っ込め、思わず顔を見合わせる。

しっとりと濡れる髪。
ほんのりと赤みを帯びた頬。
そして憂いを帯びた瞳…

そんな互いの姿を見た途端、瞬く間に二人の心が紅く染まって行く。
「…もっと暖め合おうよ、二人で…」
「うん…」
それからは、もう言葉は要らない。
瞳を重ね、手を重ね、唇を重ね、そして……
まるでそうしない事が罪であるかのように、二人がお互いを求め合う。
そんな二人の世界の外では、冷たい雨がまだ降り続いていた
6963/3:2005/11/20(日) 00:46:09 ID:???0
「なぎさ!ほのか!」
その声に、二人がうん?と目を開ける。
「…あれ?アカネさん?」
「あれ?じゃないよ。あんまり遅いから心配したよ!」
「私達、疲れて寝ちゃったのかしら…?」
どこかホッとしたようなアカネの言葉にほのかが周囲を見回すと、雨はいつの間にか上がっている。
「朝早かったから疲れたのかもしれないけど、風邪でも引いたらどうすんのよ!?マッタク…。
ホラ、日も落ちてきたし車に戻るよ?ひかりも待ってるから」
フウと息を吐き出しアカネが歩き出す。
そんなアカネの後姿に、不思議な思いで立ち上がるなぎさ。
さっきのコトって夢だったのかな?なんて思ってほのかを見ると、その首筋に小さな紅葉が…
「ほのかソレって…」
「なぎさ、その紅いモノって…」
お互いの愛の証に思わず目を丸くする二人。だけどスグにアハハと笑い出す。
そしてギュッと手を繋ぐ。
「行こうか!?」
「うん!」


「それにしても綺麗な紅葉だね。またこうようね!…なんちって」
「……」
697メロン名無しさん:2005/11/20(日) 00:47:41 ID:???0
以上でおしまい

ともあれ今日ほのかが居なくなったら絶対許さ(ry
698メロン名無しさん:2005/11/20(日) 04:35:37 ID:???0
こんな夜中にGJ!
なぁに、なぎさとほのかは「ずうっといっしょ」だよ。
699メロン名無しさん:2005/11/20(日) 18:33:32 ID:???O
ご苦労でありました!!!!
7001/2:2005/11/20(日) 23:24:20 ID:???0
いちゃいちゃ…
イチャイチャ…

ピュウ―――

「さむーい!」
「じゃあもっとコッチにこいよ、ホラ」
「イヤーン、あったかーい!」

イチャイチャ…
いちゃいちゃ………


「……ナニ今のカップル!?私達への当てつけ?」
「ちょーちょーちょー感じ悪いよ!」
ラブラブっぷりを見せ付けられて、志穂と莉菜が鼻を広げてフーフーと荒い息。
絶対にクリスマスまでに彼氏GETするぞ!などと気勢を上げる。
と突然、クルッとなぎさとほのかへと向きを変えて
「ところで、なぎさと雪城サンは彼氏とかそこらヘンはどうなの?」
「うんうんうん!ソレ知りたい!気になってる人とか居ないの?」

イキナリの直球に、ハァ?と面食らう二人。
「イヤイヤ、あたしはホラ、ラクロス一筋だから彼氏なんて…ねえほのか?」
「私もそういうのはマダ…ねえなぎさ?」
だけどスグに顔を見合わせて否定する。
「なんだ、そうなんだ…」
その答えに志穂も莉奈もちょっとガッカリ顔。

やがていつものT字路でバイバーイと別れていった。
7012/2:2005/11/20(日) 23:25:41 ID:???0
通り慣れた道を並んで歩く二人。
その口から出ているのは、珍しく言葉ではなく白い息のみ。
しかし辺りに人の気配が無くなった時…

「さむーい!」

突然ほのかが甘えた声を出した。

「はい?」
「だから、さ・む・い・の!」
言葉とは裏腹にほのかの顔はニッコニコ。
「ソレってまさか…」
「ダメなの?」
小首を傾げてチョット上目遣いになぎさを見る。
そんなほのかに、なぎさのハートがチチンプイプイきゅんきゅんきゅんとね…

「そんなこと!……もっとコッチにおいで…」
顔を真っ赤にしてギクシャクとほのかの肩を引き寄せる。
「あ、あの曲がり角までだからね!?」
「うん♪」



「何?アレ…」
「ちょっとちょっとちょっと!言い忘れたコトがあったから戻ってきてみれば…!」
「…ねえ志穂?」
「何?」
「あたしも寒いんだけど…」
「マフラー貸そうか?」
「…いや、ヤッパ寒くないや」
702メロン名無しさん:2005/11/20(日) 23:27:26 ID:???0
以上でおしまい

ほのかが居なくならなくてホントに良かった
703メロン名無しさん:2005/11/21(月) 12:09:23 ID:???O
GJ!!!!
  n ∧_∧
 (ヨ(・ω・`)
  Y   つ
704Death&Rebirth 1/4:2005/11/21(月) 20:21:54 ID:???0
リノリウムの白い床に漂う消毒液の匂い。
心拍数を示す規則正しい器械音、遠くを行き来する看護士達の足音…
病室で眠る彼女には届かない。

彼女とは古いつき合いになる。
といっても彼女と話をしたことすらないのだが…
否、彼女とは一度だけ話をした事がある。私たちがまだ学生の頃だ。
突然、彼女は私を廊下で呼び止め、感謝の言葉をかけてくれた。
彼女の言葉の意味さえ何の事かも判らなかったし、
その時の私は彼女に見つめられ慌てて逃げ出してしまった。
それが彼女との唯一の思い出。

私は彼女に憧れていた。
本の虫で休み時間をひとりで過ごす私と違い
大勢のクラスメイト達に囲まれ笑い大騒ぎしている彼女が羨ましかった。

私は彼女を独占したかったのだ。
彼女と何時までも語り合い、笑い、同じ時を過ごしたかった。
705Death&Rebirth 2/4:2005/11/21(月) 20:22:19 ID:???0
あの日――不幸な事故、偶然の悲劇、100億兆分の一の確率…
ベランダで夜風に当たる彼女のおでこに激突した一個の隕石。
当り所の悪かった彼女はそのまま意識を失い――
10年以上の年月を経て――私の目の前で眠る。

「美墨さん、お願い目を覚まして、私を見て、私に笑顔を見せて、お願い…」
強く揺さ振りはだけた彼女の胸元。

…私の心に潜む醜悪な本能。
14歳で時を止めた彼女と違い、私は淫らな感情に支配された汚れた大人。
眠り続ける彼女は36度の熱を持つ美しい人形。
彼女の姿態で淫らな欲を充たす穢れた行為。
「最低ね…わたしって…」
706Death&Rebirth 3/4:2005/11/21(月) 20:22:55 ID:???0
「なぎさは…なぎさの容態はどうなんでしょう?」
重い革張りの回転椅子に深く腰を掛け、美墨なぎさのカルテを眺める。
もう何度も調べ、暗記すらしている見飽きたカルテ。
「お母様、決して希望は捨てないでください」何度も繰り返されたやり取り。
「雪城先生、姉をよろしくお願いします」

逞しい青年に支えられ美墨なぎさの母親が診察室から出てゆく。
そう、私はけっして希望を捨ててなどいない。

彼女は時折囁くような微かなつぶやきを口にする。
――みっぷるめっぷるぽるんるるん…
意味不明の呪文のような言葉。
眠り続ける彼女の魂は何を夢見ているのだろうか…

――ほのか…
私の名を呟く時さえある。
息の止まりそうな衝撃。
眠り続ける彼女の魂は私と共にあるのだろうか?
私の名を囁く時、彼女は微笑んでいる様に見える。

「なぎさ!なぎさ!なぎさ!」
――そして私は今日も病室で彼女の名を呼び続ける。
「なぎさ!なぎさ!なぎさ!」
                       おしま…
707Death&Rebirth 4/4:2005/11/21(月) 20:23:24 ID:???0
――な…、な…ぎさ…なぎさ!なぎさー!!!
「ほのか!どうしたの?」15歳のなぎさが私の顔をのぞき込んでいる
「なぎさ、目が覚めたのね!」
「――?――ぷふっ!あはは!眠っていたのはほのかの方でしょう!?
 居眠りなんかして、また昨晩遅くまでお勉強でもしていたの?」
「そうなの?私が眠っていた?さっきのはホントに夢?」
「ほのかったら魘されていたよ、一体どんな夢を見ていたの?」
「夢…夢だったんだ?ホントに夢だったのかしら?
 なぎさ、ちょっとほっぺたをつねらせて」
「痛ッ!痛い痛い!ちょっとほのか何するのよー!」
「ホントに痛い?」
「痛いってーの!」
                       おしまい
708メロン名無しさん:2005/11/21(月) 20:42:24 ID:???O
うおっ、ちょっと見ない内に何だかスゲー増えてる
どれもGJ!
709メロン名無しさん:2005/11/21(月) 20:48:58 ID:???0
えー突発的な事故というのはですね、ほのかの欲求不満を表して(ry
GJ!
710メロン名無しさん:2005/11/22(火) 10:18:15 ID:???O
ほのぼのラブラブもいいけどシリアスもいいね!!
7111/2:2005/11/23(水) 01:56:13 ID:???0
118号室―――それは私達の部屋。

だけどもうすぐ『私達の部屋だった』と過去形になってしまう。
それは今日、引越しの時を迎えたから。
そんな部屋で私は恋人が買い物から帰ってくるのを待っている。

私―――美墨なぎさがこの部屋に来たのは大学入学前のこと。
恋人と一緒に新生活を始める為に、親元を離れてココにやってきた。
一緒に笑ったり、ケンカしたり…思い出がイッパイ詰まったこの部屋とも今日でお別れ。

何だか柄にも無く、チョットしんみりとして思わず俯いてしまう。
と、口の開いたままのダンボールが一つ…
いっけない! 心の中で舌を出して、封をしようと膝を折る。
しかし、そこに見えた一冊のアルバムに、私の目は釘付けになった。
吸い寄せられるようにソレを手に取りページを開く。

写っていたのは、マダあどけない少女の私。
入学式、運動会、学園祭etc…
青春の日々が鮮やかに蘇って来る。
7122/2:2005/11/23(水) 01:57:18 ID:???0
思い出に微笑みながら次々とページをめくる私だったが、
一つの写真を前にして、その手がピタリと止まった。
それはいつかの夏祭りの写真。
私を真ん中にして、左にいるのは愛しいアナタ。そして右にいるのは一番の親友…

ずっと一緒だった彼女。共に一つの目標に向かった彼女。時には他人には言えない秘密も共有した彼女。
もう大分会っていないけれど、ヤッパリ今でも彼女が一番の親友なのは間違いない。
そうだ。今度若葉台に帰ったら、一番に彼女に会いに行こう!

そしてアナタ。
アナタの無邪気な笑顔に、私もアノ頃のように胸がキュンとなっていく。
懐かしい甘酸っぱい感覚が、私の心を心地よく包みこむ。
とその時―――

「出発の準備できた?」

待ちに待った愛しい声。

そっとアルバムを仕舞って、笑顔で私は振り返る。


―――うん、ほのか!
713メロン名無しさん:2005/11/23(水) 01:59:01 ID:???0
以上でおしまい。

親友ってのは志穂のコトで。
714メロン名無しさん:2005/11/23(水) 02:31:39 ID:???0
>>711-712
違う意味でドキドキしちまった (;´∀`)
715メロン名無しさん:2005/11/23(水) 07:45:34 ID:???0
なぎさを藤に渡して、どうオチを付けるんだよ、とか思ってたら…



チキショーやられたぜよw 小ネタGJ
716メロン名無しさん:2005/11/23(水) 07:59:47 ID:???0
…藤Pの存在が全く出てこなかったオレは末期
717メロン名無しさん:2005/11/23(水) 11:36:55 ID:???0
俺はかろうじて出てきたぜ
718メロン名無しさん:2005/11/23(水) 13:13:58 ID:???O
こんな騙しなら何度ひっかかってもかまわない…!!
719メロン名無しさん:2005/11/23(水) 14:14:50 ID:???0
最初は、恋人ってほのかってオチだろ、と思ったんだけれど、
一番の親友とか言い出すもんだから分からなくなってしまった。
そうかそうか、志穂ね。
720メロン名無しさん:2005/11/23(水) 20:26:57 ID:???0
祝日緊急浮上age
721メロン名無しさん:2005/11/23(水) 22:00:57 ID:???0
関西人専用 プリキュア難民スレ
過去ログ倉庫入り
722メロン名無しさん:2005/11/24(木) 03:38:22 ID:???0
「ほのかってキスした事あるの?」
「あ…あるわよ!キスくらい!」
「本当かしら?」
「本当よ!」
「本当に?」
「本当だってば!」
「誰と?」
「だ…誰って…それは…」
「怪しい…むぐぅ!ちゅッ!ほのか!何するのよ!」
「ほら!キスした事あるでしょ?なぎさと!」
723メロン名無しさん:2005/11/24(木) 08:13:42 ID:???O
こらっ、唐突に萌えさすな!!!!(´д`;)ハァハァ
724メロン名無しさん:2005/11/28(月) 02:04:04 ID:???0
あれ、確かこれって百合スレ19か20でみたような…
725メロン名無しさん:2005/11/28(月) 09:45:29 ID:???O
今その話はしたくない!!
7261/3:2005/11/29(火) 00:12:42 ID:???0
敬愛するプレキストン博士に見守られ、今夜もほのかはお勉強。
予習復習そして宿題……まるでワルツを踊るようにノートの上をペンがスラスラ―――
アッという間に全部終了!モチロン見直しも完璧。

「ふう…今日はココまで!」
充足感と共にノートを閉じ、疲れたアタマをクールダウンさせようと縁側に出る。
ウーンと一つ伸びをして空を見上げると、そこにはまん丸お月サマ。

―――知ってた?今日はキレイな満月が見れるんだよ!

そう言えばそんなこと言ってたっけ…と、昼間のなぎさの得意げな様子を思い出し
クスクスとほのかが可愛く笑う。
…なぎさ今何してるのかな?―――そんな思いを胸に月を眺めていると、
その輝きになぎさの笑顔が重なった。

―――月光浴は今日は中止ね
心の中でつぶやいて、ほのかがクルリと回れ右をする。
―――だって早くなぎさに会いたいモン!

明日が待ちきれないから、だから今日はもう寝よう。
そうすれば朝日はスグに昇るから。
それに、一足早く夢の世界で会えるから。
電気を消して、ベッドに入って、そして静かに目を閉じる。

オヤスミ、なぎさ―――

7272/3:2005/11/29(火) 00:13:30 ID:???0
もうスグやってくる期末テストに備えて、なぎさが今夜は珍しくお勉強。
予習復習そして宿題――やる気はタップリあるけれど、ペンの動きは反比例。
そして、いつまでも埋まらないノートに、だんだんとイライラが高じてきて……

「あー、もうイイや!」
半ばヤケクソでノートを閉じ、オーバーヒートしたアタマを冷やそうとテラスに出る。
ウーンと一つ伸びをして空を見上げると、まん丸お月サマの横に一筋の流れ星。

―――秋は流れ星の季節なのよ?だから今夜もひょっとしたら…

そういえばそんなコト言ってたような気が…と、願い事をしながらも昼間のほのかを思い出す。
…ほのか今何してるのかな?―――そう思いながら星空を眺めていると、
そのキラメキにほのかの笑顔が重なった。
するとその時、再び流れ星がキラリ。
ソレに慌ててもう一度手を合わせる。
―――早く明日が来ますように。ほのかとイッパイお話出来ますように…

ささやかなお願いを終え目を開けたなぎさ。ポンと手すりを軽く叩いて部屋へと戻る。
それは胸のドキドキが冷めない内に明日を迎えたいから。
それに、幸せな夢が見れる予感がするから。
だから電気を消して、ベッドに潜って、そして静かに目を閉じる。

オヤスミ、ほのか―――
7283/3:2005/11/29(火) 00:14:48 ID:???0
「お早う、なぎさ!」
「おはよう、ほのか!」
軽く肩をぶつけ合い、笑顔でふたりが挨拶を交わす。
「昨日の夜、なぎさの言ってた通りキレイな満月だったね!」
「あたしもほのかの言ってた通り流れ星を見れたよ!」
そして何が可笑しいのか、顔を見合わせ互いにフフフ…
その笑顔を、声を聞く度に、幸せが胸イッパイに広がって行く。
「行こうか?」
「うん!」

駆けていくふたり。
手を繋いでどこまでも行こう。

だって「なぎさ」と「ほのか」、ふたりは―――
729メロン名無しさん:2005/11/29(火) 00:15:56 ID:???0
以上でおしまい。
730メロン名無しさん:2005/11/30(水) 18:59:58 ID:???O
グッジョブ!!
731メロン名無しさん:2005/12/01(木) 00:04:59 ID:???0
まもなくこのスレも終焉か…
ここには癒されたなあ
732メロン名無しさん:2005/12/01(木) 02:51:32 ID:jYOmlqeW0

733HOLLY S 1/5:2005/12/05(月) 19:53:17 ID:???0
――子供じゃあるまいしスキップなんてバカみたい。
   わたし…この先どうなるんだろう?モヤモヤした気持ち抱えてずっと…

「唯ッ――!」
不意に名を呼ばれ振り返ると其処に、

――谷口聖子…苦手だな、特に今日は誰とも会いたくない。
聖子を無視して駆けだし逃げようとしたけれども
聖子は素早く唯の左側に歩み寄ると腰に手を廻し反対側の腕を掴まれた。

並んで歩く2人を誰かが見れば、仲の良い同級生の下校風景にしか見えないだろう。
しかし、唯にとっては自然と腕を極められ
まったく自由が利かない姿勢となってしまった。

「逃げなくても良いじゃない、一緒に帰ろう」
身体を捻るがどういう加減か振りほどけない。

「なぎさにふられたんでしょ?」
聖子は当たり前の世間話の様に唯に訊ねる。

「な、何、言ってるの?バッカじゃない!」
「誤魔化さないで。図星でしょ?」
「違うわよ!私はなぎさに藤P先輩の事を相談し…痛ッ!」
聖子が唯の腕を強くつねったのだ
734HOLLY S 2/5:2005/12/05(月) 19:53:50 ID:???0
「何するのよ!痛いじゃない!」
「ごめんね、でも私と話す時にウソは無し。分かった?」
一応、口では詫びたもののちっとも悪びれた風もなく
「じゃあ、質問を変えようかな、唯は女の子しか好きになった事が無い。そうでしょう?」
「…止めてよ!ヘンな事言わないで!聖子に関係な…ひっ!…痛ッ!!」
聖子は空いた方の手で今度は唯の頬をつねった。

「ウソは無しって言ったでしょう?」
振りほどこうとしてもしっかりと聖子に腕を抱かれ振りほどけない。
それどころか聖子の指は強くきつく唯に痛みを与える。

「痛い!止めて!ゴメンナサイ!聖子の言う通りです!私は女の子が好きです!」
「うふふ、よく出来ました」
しかし、つねる指の力は緩めてはくれない。

「じゃあ、もう一つ訊くよ?なぎさにふられたんでしょう?」
「痛い…痛い…はい…」
唯の答えに満足した聖子は漸く指の力を緩めた。
735HOLLY S 3/5:2005/12/05(月) 19:54:31 ID:???0
「痛い…お願い…聖子、痛くしないで…」
聖子の足元にうずくまり、火傷の様に痛む腕を擦りながら
唯は小さく肩を震わせ上目遣いに聖子を見詰め哀願した。

「なぎさの心はもっと痛いんだよ。」
足元にうずくまる唯を見下ろしながら冷たく突き放す聖子の言葉。

「…だって…だって…。」
――心の堰が壊れる。溢れる涙。
「どうしたら良いのか判らない…」

「なぎさとキチンとお話する事。それだけ。」
「怖い。」
――怖い?何が?なぎさにホントの気持ちを打ち明ける事?
それとも目の前の聖子の事?

「こっちにおいで。」
通りから一歩入った暗がりへと聖子に誘われ、
唯はくちびるを噛み締め嗚咽を漏らし涙がこぼれる。
そんな唯の震える身体を抱しめた聖子は唯の髪を梳くように撫で、
「私たちって似た者同士ね。」
「似た者同士…私たちが?」
「私も唯もふたりとも手に入らないものを求めてる。」
「少年…K…の事?」
736HOLLY S 4/5:2005/12/05(月) 19:55:35 ID:???0
少年K――入澤キリヤ。
ベローネ学院男子中等部に編入してきて、
ある日突然消えるように…そう、文字通り消えた謎の転校生。
一時テレビのワイドショーを騒がした。

――少年K、謎の失踪。
――突然現れ、突然消えた謎の少年。

調べが進むうちに、そもそも入澤キリヤという少年は戸籍上存在すらしておらず、
その名前も住所も何もかもが幻のような不思議な少年。
少年Kこと入澤キリヤとは一体何者か…

そんな入澤キリヤに熱を挙げ、去年ラブレターを送り、
そして強烈なお断りの返事を貰った聖子が大泣きしていたのを唯は覚えている。

「聖子も…」
「私も。」
「どうしたら良いのか判らないよ」
「なぎさに一言ゴメンって謝ればいいの。きっとなぎさなら許してくれる。」
「聖子も…聖子もついて来てくれる?」
「ダメ。唯がひとりで行かなくちゃ」
「怖いよ」
737HOLLY S 5/5:2005/12/05(月) 19:56:57 ID:???0
ベローネ学院のクリスマス、大講堂でのダンスパーティー。
ミラーボールの煌めきと軽音楽部の奏でる軽快なダンスナンバー。
ドリンクの甘い香りの漂う大講堂になぎさはひとりでぽつん、と佇んでいる。

「シッカリ!唯!」背中を軽く押されてフロアーへと押し出される。
心細くて振り返り、聖子に助けを求める甘えた目で見詰めても
聖子は唯の事など忘れたような顔をして表情ひとつ崩さない。

――行くしかない…

――素直に謝ればきっとなぎさは許してくれるだろう。
でも…許して欲しい?誰に?なぎさに?それとも聖子?

ちくり、と痺れるように甦る甘美な痛み。

唯は――立ち止まり――振り返り――まっすぐ聖子の瞳を見詰め、

「聖子、あのね…私がまたなぎさを困らせたら…
私がまた悪い子になったら…昨日みたいに虐めてくれのる?」

頬を緩め、笑みを浮かべた聖子が応える。

「…いいよ、唯が悪い子になったら思いっきり虐めてあげる」

                     おしまい
738メロン名無しさん:2005/12/05(月) 20:11:04 ID:???0
>>569-571の続きかな?
イイな、コレGJ!!
やはり唯があの時期出番が無かったのは
聖子に虐めらr
739メロン名無しさん:2005/12/07(水) 01:40:54 ID:???O
久々に作品投下されてた!!毎日のぞいててよかった…
(´∀`*)
740新世界より 1/4:2005/12/07(水) 13:42:02 ID:???0
完全復活したジャアクキングとの最終決戦!

「お前たちのちっぽけな力など踏み躙ってくれるわ!」
地の底から湧き上る悪意と憎悪のエネルギー。
「此の世の総ては邪悪な力にひれ伏し滅ぼされる。
それ此の世の理なのだ!今こそ見せてやる!
解放されたジャアクキングの真のパワーを!」

黒く巨大なジャアクキングはその手を高く掲げ暗闇を呼び込む。

冷たい風は突風となりキュアブラック、キュアホワイトそしてシャイニールミナスを襲う。
暴風の中、歯を食いしばりジャアクキングを睨みつける三人。

「見て!なぎさ!」
太陽が西に沈み、周囲は忽ち暗闇に包まれ、
再び太陽が東から昇りあっという間に西の地平線に…

「フハハハ!時の流れを加速させた!全ての命は闇へと還る!
 それがジャアクキングの支配する世界!
熱は氷となり命は消える!闇に包まれた静寂の世界!
其れこそが秩序であり世界の真の姿なのだ!」

――ガラスは砕け散り、主を失った建物は砂となって崩れ滅び、
――太陽は天空に鈍い光の輪を描きながらやがてその光を鈍らせてゆく
――星々は一瞬の輝きを残し消え去り闇に包まれる世界
741新世界より 2/4:2005/12/07(水) 13:42:37 ID:???0
「こんなの絶対に許さないんだから!行くよ!ほのか!」
なぎさとほのか、互いの手を強く握り光のパワーを呼び寄せる、
数々の戦いを勝ち抜いてきた必殺のプリキュアマーブルスクリュー!

「なぎささん!ほのかさん!私も一緒に戦います!」
シャイニールミナス――九条ひかりがふたりをサポートしようとした時、
なぎさとほのかのふたりに強く突き飛ばされた。

「ひかり、今までありがとう。」
「――?――」
「ひかりさん、あなたは全ての希望、クイーンの命、
 貴女だけでもこの場を逃げて!」
「そ、そんな!」

「ひかり…」強い光のパワーを呼び寄せながら、なぎさが暖かい笑顔を向ける。
「この戦いを通して判った事があるの、
なぜ私たちが伝説の戦士プリキュアと呼ばれているのか…」

ほのかが優しい笑顔を向ける。
「私たちは遠い遠い過去に、こうして貴女を守って戦った」

「だから今度も私たちはシャイニールミナス、クイーンの命を絶対に守ってみせる!」
「たとえこの身が滅びようとも!」
742新世界より 3/4:2005/12/07(水) 13:43:07 ID:???0
「ふん!くだらぬメロドラマはおしまいにするんだな!
 時の流れを加速させ、お前たちも滅ぼしてやる!」
「ポルン、ルルン!シッカリとひかりを守って逃げるんだよ!」
「なぎささん!ほのかさん!」
巨大な光の渦が巻き起こりジャアクキングの闇と激突し、無限の虹色の爆風を噴き上がる

眩い光の中、ひかりはふたりの小さな影が巨大な闇に
飲み込まれて行くのをその目に捉え、
そして…全ての光が消え去り――闇へと消えた。

「シャイニールミナス…否、光のクイーンと呼ぶべきか?
 最期に残ったのは貴様だけだ!消え去れ!」

凶悪な闇の暴風がひかりの小さな身体に襲い掛かる。
「怖いポポ」「怖いルル」
「ポルン!ルルン!勇気を出して!闇に消えたふたりの為に!
 時の流れが加速され、世界が滅びるなんてありえない!
 其れならば、更に時を加速させ私たちの世界をこの手に取り戻してみせる!」

――全ての素晴らしい命の為に!私に力を!私に勇気を!
――ルミナス!エキストリィィィム!ルミナリォォォオオ!マッッッックス!!!
743新世界より 4/4:2005/12/07(水) 13:44:14 ID:???0
ぼんやりとした意識の中ひかりは頬を濡らす雨粒を受け遠く空を眺めていた。
「此処は…何処?」
辺りには色とりどりの傘をさしたエンジ色の上着、青いチェックのスカート。
傘も差さずにぼんやりと佇むひかりに訝しげな目を向ける者もいるが
皆、興味なさそうに足早に通り過ぎてゆく。

「なぎささん…ほのかさん…ふたりはどうしたのだろう?
 ジャアクキングとの戦いはどうなったのだろう?」
混乱した記憶の中ひかりは戸惑い不安な気持ちの…

「――!――」

一本の傘の中、肩を寄せ合い坂道を登る少女達の姿。
金色にも見える短い髪、そして対照的に黒く長い髪のふたりの少女。

――なぎささん!ほのかさん!

呼び止められたふたりは驚いた顔をしてひかりの元へとやってくる。
「あなたは誰?どうして私たちの名前を知っているの?」
黒髪の少女がひかりに尋ねる。
「え…?」
「まあ、私たちも今やちょっとした有名人!って奴だからね!?」
金髪の少女が軽い口調で笑いながら答えた。

「いかにも、私の名前は四墨なぎさ、それでこっちが眞城ほのか、
貴女の名は?それにほら!雨の中傘もささないでどうしたの?
ほら入りなさいよ!ふるえているわよ、寒いの?」

「ひかりです…ひかり…私の名は九条ひかりです…」

溢れる熱い涙、震える身体

加速した時の流れの果て、一巡した新世界で再びめぐり逢う三人の魂

おしまい
744新世界より 5/4:2005/12/07(水) 13:45:05 ID:???0
「私たちコレから互いの両親に会いに行くのよ」
「彼女、ガールフレンド。
どうなるか判らないけれど許してもらえるなら…結婚するかも、私たち」
「え…?」

――ひかりーひかりー!?早く起きなさい!ったく!
遅くまで漫画なんか読んでるから寝坊するんだよ!
遅刻したって知らないからね!
「う〜ん…う〜ん…結婚は無理ですぅ…むにゃむにゃ…」
                            おしまい
745おまけ:2005/12/07(水) 13:46:48 ID:???0
ネタに詰まるとすぐパクリ癖…いやインスパイアと夢オチ。
最終回?来年度?やきもきして素数を数える日々。2 3 5 7 11 13 17…


おまけ

 愛=タダ!

なぎさ「ほのか!今年こそナニかモノでプレゼント頂戴!」
ほのか「相手を思いやる、その気持ちが大切なんじゃない!」
なぎさ「デモね…形のある物なら、
    いつでも身に着けていられて、
    いつでもほのかを身近に感じていられるじゃない?」
ほのか「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!」

美墨なぎさ、彼女の別名はベローネ学院百合ジゴロ。
746Room Mate 1/4:2005/12/09(金) 14:20:05 ID:???0
熱い湯気の立ち込めるバスルーム。
大きな鏡の湯気を手で拭い自身の姿を映す。
金色の髪は濡れ、その輝きをいっそう際立たせる。
熱い湯に上気して赤く火照った白い肌。

――私は誰?

何度自身に問いかけを繰り返したろう?
――シャイニールミナス、クイーンの命そして九条ひかり…
   重なりそうで重ならない三つの曖昧なアイデンティティ。

「ひ・か・り!な〜にぼんやりしてるの?」
湯船に深く浸かった同居人、藤田アカネが声をかける。
「す、すみません、すぐに体洗っちゃいますね!」
我に返って慌てて石鹸を体に擦りつけるひかり。

あたふたとした仕草がたまらなく可愛いと思うアカネは、
「背中流したげる」
勢い良く湯船から立ち上がり、狭いバスルームの中
ひかりの背中に周りその小さな背中を洗う。
「うふふ…」くすぐったくて思わず笑い声を洩らしてしまう。

――綺麗な肌してるなァ…
白く美しい肌に感嘆しつつ丁寧に肌を擦る。
「――?――ひかり、この背中の痣…何?」
真っ白な肌に一つだけうっすらとだがちいさな痣。
「もしかしてアンタ虐められたりしてるんじゃないだろうね?」
747Room Mate 2/4:2005/12/09(金) 14:21:19 ID:???0
今日もザケンナー達に襲われその時、投げ飛ばされた時の傷だろう。
しかし、そんな事アカネさんには言えない、言えば私がココに居る事が出来なくなる。

「虐められてなんかいません…」
精一杯の嘘。ひかりの胸はちくんと痛くなる。

「そう?なら良いんだけど…」
奈緒に美羽、タコカフェにひかりを訪ねて来る友達も居るし、
なぎさにほのかが良く面倒見ているようだから、
「まァ大丈夫かな?」――でも…もしも…

「もしもひかりを虐めたりする奴がいたら
 私がぶっ飛ばしてやるからちゃんと言うんだよ!?」

冗談めかして言いながらひかりの鼻の頭に石鹸の泡をちょん、と付けると

シャワーのコックをひねり背中を流す。

熱い湯が背中を転がり気持ちいい
アカネさんの優しさが気持ちいい
748Room Mate 3/4:2005/12/09(金) 14:22:14 ID:???0
「アカネさん、…」何かキチンと伝えたい。今の気持ちをアカネさんに伝えたい!

その時、――とるるるるん…とるるるるん♪電話の音。

「誰よ、こんな時間に…」
身体をバスタオルで拭きながら慌ててバスルームを飛び出して行ってしまった。

「もしもし、藤田でゴザイマス…ああ、お母さん?どうしたのこんな時間に?
 …うん、うん、元気でやってるよ、ちゃんと食べてるよ、
 売り上げも伸びてきたし、心配要らないって、ひかりもよく手伝ってくれるしさ
 ひかりよ、ひかり!ほら、親戚の…九条さん…の…あれ?九条って誰だっけ?ひかり?
 え?ううん、大丈夫、ちょっと疲れが溜まってるかな?え!?結婚?まだ早いって!
 ええ!?母さんもう近くまで来てお見合い写真持ってきてるって!?」

――ぴんぽ〜ん♪…ぴんぽ〜ん♪…チャイムの音早々に――がちゃりと遠慮なく開くドア

「お母さん!」電話を置いてバスローブを羽織り玄関に向かう。
「突然来ても、泊まる部屋無いよ〜!?」

「何言ってるんだい、一部屋開いてるでしょ?
 良いから良いから親子に遠慮なし!それよりほら、コレ、イイ男でしょ〜?」

玄関先でお見合い写真を拡げアカネの目の前に突き出す
749Room Mate 4/4:2005/12/09(金) 14:23:35 ID:???0
「ちょ…ちょっと…」
「あら、気に入らないのかい?じゃあコッチはどうだい?
 今日はアカネの家に泊まらせてもらってゆっくりお見合い写真見てもらおうと…」

――ざばざばざば…かっこ〜ん…バスルームから人の気配。

「あらあら…そうかいそうかい、そういう事なのかい?」
「――?――」
「お邪魔だったみたいね…」

――ばたん!
そう言うとそそくさとアカネの声も聞かずさっさと出て行ってしまった。

再びドアが開き…「じゃ、仲良くするんだよ?今度ちゃんと紹介してね?」

――ばたん!
「ちゃんとするまで、ちゃんとするんだよ!」

――ばたん!
「でも早く孫の顔は見たいねェ…」

「――?――」
「どうしたんですか?誰かお客さんですか?」
「それがさっぱり…」
                   おしまい
750メロン名無しさん:2005/12/09(金) 23:07:46 ID:???0
―――ラクロス続けていればまた会えるよ!

その言葉にアハハと笑い合って別れたんだよね。

負けてしまったけど、あの試合は最高に楽しかった。
応援の声も、緊張感も、汗の匂いだって今でもはっきりと覚えている。
そして美墨さん、あなたのその笑顔も……

アノ言葉の後のあなたの笑顔。
それを思い出すたびに、まるで最高のプレーを決めた時のようなドキドキが全身を駆け巡る。

―――どうしてこんな気持ちになるんだろう?

その訳を知りたくて、もう一度あなたのその笑顔に触れようと、私はあの日以来幾度と無く
あなたに声をかけるチャンスを待っていた。
校門で、帰り道で、そしてあのたこ焼き屋で…

だけどあなたの側にはいつも、髪の長い綺麗な女の子―――雪城ほのかと言ったっけ―――が居た。
そして、あなたが彼女に見せるとびっきりの笑顔。
幸せそうな二人を邪魔することなんて私にはムリな話で、結局遠くから眺めることしか出来なかった。

そんなある日、突然私は気付いたんだ。
この気持ちって、恋―――

751前のは1/2 これは2/2:2005/12/09(金) 23:08:50 ID:???0
「キャプテン!」
突然耳に飛び込んできた後輩の声。その声にハッと現実に引き戻される。
「キャプテン、どうしたんですか?ボーッとしちゃって…」
「え!?…ううん、なんでもないよ。それより『キャプテン』は止めてよ、もう引退したんだから…」
「あ!すいません!」
恐縮しきりな様子が、何だかひどく可愛らしい。
だからワザとちょっと意地悪く言ってみる。
「そんなことで打倒ベローネが果たせると思ってるの?マッタク頼りないな〜。
卒業するまでは、私がタップリとフォーメーション練習の面倒を見てあげるから、覚悟しなさいよ!?」
「ハ、ハイ!キャプ…永沢先輩!!」
「ヨシ!じゃあ戻って続き!」

私の言葉に慌てて走る彼女の姿が、夕陽で紅く染まったグラウンドに溶けて行く。
そして、いつかの私みたいに精一杯練習に励む彼女達の姿を眩しく眺めながら、私は再びあなたの笑顔を思い浮かべる。


この気持ち、それは恋に似た憧れ。
あなたの様に周囲を照らし、変えていけるような存在になりたいという、ココロの底にある願望の反映。

―――ラクロス続けていればまた会えるよ!

そうだね。私だってラクロスが大好きだから、きっとまた会える。
きっと会えるからこそ、それまでに私は私のやり方で自分を磨いて行こう。
だからね、美墨さん?今度会ったその時は…

「ホラそこ、フォローが遅い!もっとシッカリ頑張れ!」


―――その時は…フフッ、絶対に負けないからね!!
752メロン名無しさん:2005/12/09(金) 23:11:23 ID:???0
以上でおしまい。

投下してみてフト気づく。キャピキャピ感が不足気味

>>740-749
いつもGJデス
753メロン名無しさん:2005/12/10(土) 00:56:00 ID:???O
>740->749
>752
みんなGJ!!!!
754メロン名無しさん:2005/12/10(土) 23:35:30 ID:???O
みんな揃ってGJ!!
ところで作品書いてくれてるのは2人だけ?
まあ二人「も」居るの方が正しいか…
755そばにいるよ 1/2:2005/12/12(月) 21:09:06 ID:???0
――へっくちん!
「ほのか、風邪をひいたの?」なぎさがほのかのおでこに手を添えて
「う〜ん…熱あるみたい、病院にいかなきゃネ」
「平気よ、コレくらい、暖かくして寝れば治っちゃうから…はくしょん!」
「ダメダメ!風邪はひき始めが肝心なんだから!
ササッと病院に行って早く治しちゃおう?」
「平気だってば…はくしょん!はくしょん!」

「なんだか酷くなってない?病院に行こう?私も一緒に行ってあげるから」
「平気だってば!」
「頑固ねえ、病院に行って注射して早く治そうって言ってるの!」
「注射…」
「そう、良く効く注射をして貰って…」
「注射…キライ…」
「え?」
「注射キライなの!苦手なの!嫌!」
「……注射…がキライ?…ぷふふ!ぎゃはははっは!
ほのかって注射が苦手なの?怖いの?ぷふふふふ!!!」
「笑う事無いでしょ!なぎさのイジワル!」
「うふふ、ごめんごめん、注射が苦手かァ、意外な弱点発見!?」

「知らない!」背を向けて奔り出すほのかの手を捕まえて
「ほのか、私が傍にいてあげる、だから安心して!」
ベローネ学院百合ジゴロ、美墨なぎさの蕩かす熱視線!

「…うん…絶対に、絶対に手を離さないでね?」
756そばにいるよ 2/2:2005/12/12(月) 21:10:25 ID:???0
という訳で…

「どうしました?ってお隣のあなたは?」
「ほのかの付き添いの者です、お気になさらずに」

「ははあ…そうですか…どれどれ…ふむふむ、風邪ですね、注射をしましょう」
注射と聞いて思わずびくっと身体をすくめてなぎさを心細そうに見つめるほのか、

「先生、注射なんですけれども痛くないようにしてもらえませんか?」
「痛くないようにですか、それではお尻が良いでしょう」
「ぎゃう!お尻!?」

「じゃあ先生、お尻にお願いします!
さァほのか、ベッドに横になってお尻を出して出して!」

ニヤリと笑ってなぎさは、あっ!という間に抵抗する間もなくほのかをベッドに押し倒し
脚をパタパタさせてもがいても、さっさとタータンチェックの制服を下ろされ下着まで…

「さあ、先生!ほのかの白いお尻に先生のぶっとい注射でブスッとやっちゃって下さい!」

「ぎゃあ〜!なぎさ!恨むわよ!止めて止めて止めて〜助けて〜!!」

――ぷすっ!ちゅぅぅぅぅ…

「くすんくすん…あんな太いの射されちゃった…」
「でもお尻ならそんなに痛くなかったでしょう?ほのかのお尻はカワイイなあ」

「…ばか」

「あはは、それだけ元気になればもう大丈夫、ぶ…はっくしょん!」
「なぎさ、風邪ひいたのかな?うふふ…」
                          おしりまい
757メロン名無しさん:2005/12/13(火) 01:49:05 ID:???0
何があろうとも、いつもの通常営業をしている このスレが大好きです。
758メロン名無しさん:2005/12/13(火) 04:44:43 ID:???0
こんなかわいいお話なのに泣ける・・・(´;ω;`)
759メロン名無しさん:2005/12/14(水) 02:33:51 ID:???O
GJ!!ありがとう!!
760Brand New Day 1/4:2005/12/17(土) 00:25:02 ID:???0
その日、光と闇の長きに渡る争いにとうとう終止符が打たれた。
この世界のあらゆる園に平和が訪れ、そして二人―――なぎさとほのかの間にも
ずっと願ってやまなかった平穏な日常がやって来た。

決して失くしたくない、ごく普通の日常。
お喋り、ショッピング、スイーツ食べ歩きetc…
当たり前の事を、何者にも脅かされる事無く当たり前に出来る幸せ。
そんな当たり前な幸せをイッパイに感じながら、二人の時は静かに流れていった。

この時までは…


―――私ね、やっぱりパリに行くことにしたの
761Brand New Day 2/4:2005/12/17(土) 00:25:31 ID:???0
卒業式を控えたある日、大事な話があるとほのかの家に呼ばれたなぎさ。
突然なんだろう?―――いささか軽い気持ちで出向いたなぎさに、
何の前触れも無くほのかは告げた。

ガツン! ほのかの投げた言葉のハンマーがなぎさのココロを直撃する。

何で?どうして!?イヤだよ!行かないで―――

大声で叫びたい。
胸に顔を埋めて、思いっきり涙を流したい…
津波のように押し寄せるほのかへの切なる思い。
だがなぎさは最後の最後でグッとこらえる。
何故ならそれはほのか自身が決断したことだから。
だから―――

「なぎさ……?」

俯いて固まったまま動かないなぎさに、その美しい眉を心配そうにひそめてほのかが声をかける。
だが、ハッと顔を上げたなぎさが返したモノ。
それは意外な笑顔、そしてもっと意外な言葉。


―――ほのか、デートしようか!?
762Brand New Day 3/4:2005/12/17(土) 00:26:36 ID:???0
夕日で紅く染まった土手に、二人が手を繋ぎ肩を寄せ合って座っている。

遊園地で遊んで、宝石店でウィンドウショッピングをして、
そして水族館へ行って、それから……

まるでパッケージツアーの名所巡りのような強行軍。
そんな忙しいデートの最後に二人はココにやってきた。
この思い出の川原に。



―――プワァァン…

いつかも聞いた電車の音。
その響きが風の音で聞こえなくなった時、ほのかが静かに腰を上げる。

「ねえなぎさ…?最後にお願いがあるの…」
「何?何でも言ってよ!?」

友の言葉に勢い良く立ち上がり、コブシを握って力強くなぎさが答える。
そんななぎさにゆっくりと振り返ると

「あのね―――」


―――
763Brand New Day 4/4:2005/12/17(土) 00:27:35 ID:???0
美しいピンクの花びらが、あちこちで軽やかに風に舞っている。
また春がやって来たのだ。

「行ってきまーす!」

暖かな陽射しの中、なぎさが自宅を飛び出して行く。
今日から高校一年生、新しい門出の日。
これから待ち受けるであろう未来に胸を膨らませながら飛ぶように道を走る。

とその時、一枚の桜の花びらがなぎさの頬にヒラリ―――
その瞬間あの日感じた温もりがスッと蘇る。

「ほのか…」
足を止め、名前をつぶやき、唇を指でそっと撫でて空を見上げる。

―――離れていても心は一つ。ずっと友達。
    きっとほのかも同じ空を見つめてる。
    だから寂しくなんか無いんだよね?

何処までも続く真っ青なキャンバスにほのかの笑顔を思い浮かべ、なぎさがフッと小さく微笑む。

―――いつかまた会うその日まで、一秒だって忘れない。
    共に過ごした時間は永遠の宝物。
    だからその思い出を胸に、あたしは毎日を精一杯ガンバルよ!

「…ウン!」

大きく一つ深呼吸をしてなぎさがキッと力強く前を見据える。
眼下に続く坂の向こうで、ベローネの時計塔が朝日に輝いている。

あの輝きはこれからの未来の輝き。
だから、さあ!そこに向かって一歩を踏み出そう!
764メロン名無しさん:2005/12/17(土) 00:28:29 ID:???0
以上でおしまい





と思いきや
765メロン名無しさん:2005/12/17(土) 00:28:49 ID:???0
さわやかでいい話だ。
生きていれば、いつかきっと会えるしね!
766Brand New Day:2005/12/17(土) 00:29:19 ID:???0
「どうしたの、ボーッとしちゃって?」

それは正に踏み出そうとした瞬間だった。
背後から聞こえてきた声に、ドキドキと高鳴る胸の鼓動を必死で抑えてなぎさが振り返る。
視線の先には自分と同じ、高校の制服に身を包んだ微笑む天使。

「…ほのか!」

そこに居るワケなんて詳しく聞く必要なんて無い。
だって手を繋げば全部わかるから。だから笑顔で駆け寄って、ギュッと握ってただ一言―――

「お帰り…」


そしてスグに、握ったままの手をクイッ…

「行こう?入学式なのに遅刻はマズイもんね!?」
「もぅなぎさったら…!」

踏み出す歩幅はバラバラだけど、ココロの中で二人三脚して
今二人が未来への一歩を踏み出していく。


美墨なぎさと雪城ほのか、二人は永遠!
767メロン名無しさん:2005/12/17(土) 00:29:44 ID:???0
どうみても最終回です。本当にありが…

ウソです。反省してます。ちょっとイイ話?をやってみたくなったんです。
いやん許して
768メロン名無しさん:2005/12/17(土) 00:30:40 ID:???0
ぎゃ、こんなオチが待っていようとは。
先走ったレスで途中を汚してすいません。
769メロン名無しさん:2005/12/17(土) 00:38:49 ID:???0
>>765 >>768
(*´ー`)σ)Д`) プニ

別にいいっす
しかしマサカの即レス ビビッチャッタ
770メロン名無しさん:2005/12/17(土) 06:24:03 ID:???O
いい話をありがとう!

やっぱなぎほのはいつでも一緒が一番。

このスレでもSSスレでも見てばかりだからたまには俺も書こうかな…
771メロン名無しさん:2005/12/17(土) 20:40:05 ID:???O
前向きな話なのに泣けた…


>770
楽しみにしてまつ
772メロン名無しさん:2005/12/17(土) 21:17:29 ID:???O
なぜか切なくなってしまった

ところでほのかのお願いはチューだったと見た
773メロン名無しさん:2005/12/17(土) 22:40:20 ID:75SFdm3dO
久しぶりに見たけど沢山増えてるね。

みんなGJ!
774メロン名無しさん:2005/12/17(土) 22:41:37 ID:???O
ヤバい……

sage忘れた…

すまん逝ってくるorz
775書いてみた。:2005/12/18(日) 03:38:06 ID:???0
ひかりとメップルやミップル達が光の園に帰ってから約3ヶ月が経った。
なぎさとほのかはベローネ学院高等部に進学してそれぞれラクロスや研究に没頭する日々を送っている。
そんなある日………

なぎさ「やばーい遅刻だよ…今日試験なのにありえなーい!」
そう言いながら電車を降り学校に向かっているとほのかがゆっくり歩いてるのがなぎさの目に入った。
な(あれ?ほのかが遅刻?珍しいな)
と思いながらもほのかの肩をポーンと後ろから叩き

な「おはよう!ほーのかっ!」
と呼んだ。するとほのかが振り返り

ほのか「あらおはようなぎさ。今日は登校するのが早いわね。」
な「そうそう今日はテストの日だから早くきたの………ってえっ!!」
ほ「えって今日は2時間目から試験でしょ?」
な「そうだっけ?」
ほ「そうよ帰りの時に先生が言ってなかった?」
な「うーん寝てたからわからないや…」
ほ「もーなぎさったらー前とちっとも変わらないわね」
とほのかがクスリと笑うと

な「そーいえばこうして2人で話すのなんか久しぶりだね」
ほ「そうね…クラスも変わったし話す機会が少なくなったわね。プリキュアだった時が懐かしいね」
な「そうだ!!」
なぎさが突然大声を出した。
776続き:2005/12/18(日) 03:39:07 ID:???0
ほ「なに?どうしたの?」
ほのかが驚いた顔していうとなぎさが照れくさそうに

な「久しぶりにアレやろうよアレ!」
ほ「アレ?アレって何?」
な「もうアレだよ!!」
そういってほのかの腕を引っ張りひと気のすくない道へつれてった。
なぎさは左手を出して
な「ほらアレやるよ。ほのかも右手出して」
ほ「わかったわ」
そう言ってほのかも右手を出し、手を握り空いた手をそらに向かって突き出した。
な「せーの」

な&ほ「デュアル・オーロラ・ウェーーイブ!!!」


ほ「久しぶりに手つなぐと照れるね………」
な「そうだね」
ほ「なぎさの手って暖かいね」

な「ほのかの手はなんかやさしい感じがする」
そういった後になぎさが
な「今日試験が終わったらTAKO CAFÉいかない?」
ほ「うん」
2人は手をつなぎながら学校に入ってった。
777ラスト:2005/12/18(日) 03:40:06 ID:???0
その日の夜
雪城家
さなえ「ほのか今日は帰ってきてから手を洗ってないんじゃないのかい?」
ほ「うん」
さ「ご飯食べるまえに洗っておきなさいね」
ほ「嫌だ…洗いたくない」
さ「どうしたのかい?」
ほ「今日は久しぶりだったから洗いたくないの」
さ「よくわからないけどこの子が駄々こねるなんて珍しいわですね」

一方美墨家
理恵「なぎさご飯よ!」
な「はーい」
理「あんたどうせ帰ってきてから手洗ってないんでしょ洗ってきなさい!」
な「えーめんどくさいよ食べてから洗うよ」
理「食べた後じゃ意味ないでしょ!洗わないと今日のハンバーグ抜きよ!」
な「え−わかったよ」

ジャア―――――(水道の音)
な「いっただっきまーす」
             END
778メロン名無しさん:2005/12/18(日) 03:46:22 ID:???0
>>770で言ったからには作ってみたけどとっても難しっかった。

一応ほのぼのとしたのを作りたかったんだけど………

いつも書いてる人のすごさがわかりました。

改めていつもありがとうございましたm(_ _)m
779メロン名無しさん:2005/12/18(日) 12:26:40 ID:???O
いやいや、GJでしたよ!!
ハンバーグにつられ手洗うなぎさワロスw
7801/3:2005/12/18(日) 23:08:13 ID:???0
ジングルベール、ジングルベール♪

もうすぐ待ちに待ったクリスマス!
街はもうウキウキで、幸せイッパイ夢イッパイ。
もちろんタコカフェだって特別仕様でお客さまをお出迎え!……のハズなんだけど

「あのアカネさん…」
サンタの衣装に身を包みせっせと接客にいそしんでいたひかりちゃん。
ようやく一段落ついた時、ちょっと思い悩んだ顔でアカネサンタに近寄っていく。
「アカネさんのお家には煙突はありませんよね?」
「うん、無いケド…それがどうしたの?」
「あの…じゃあサンタさんはやって来ないんですか!?」

…ハイ?今なんて?―――突拍子もない質問にアカネさんが目をパチクリ。

「だから、お家には煙突がないから、サンタさんが来れないんじゃないかって思うんです!」
「そ、そうかもね…。でもあんた、ソレ本気で言ってるワケじゃ…」
言いかけて、すぐにハッと息を呑む。
ジッと自分を見つめるひかりの真剣な眼差し。
そんな瞳にアカネの親心がメラメラと燃え上がる。

「煙突なんか無くたって大丈夫だよ。来る、絶対に来るって!」
「本当…ですか!?」
「本当だって!あたしが保障するよ!だからそれまでは、ね?」
「ハイ!」

パッと笑顔になるひかりを見て、心の中でアカネが誓う。

―――ヨーシ、可愛いひかりの為だもん。イブの夜はちょっと頑張っちゃおうかな!?
7812/3:2005/12/18(日) 23:10:53 ID:???0
チラチラチラ…

外では小雪がちらついている。
そんな神秘的なイブの夜

―――カチャリ…

ドアが静かに開き、ひかりの部屋に一つの影が音も立てずに入ってきた。
そしてベッドに近寄ると、そっと枕元に手を伸ばす。
と、その時―――
「誰!?」
寝ていたハズのひかりが上半身をムクッ!
「あなたマサカ…」

ゴクリ―――重苦しい空気がその場を支配する。そして…

「サンタさんですね!?」
ヘコッ…思わずズッコケる影。
「そ、そうだよ…サンタだよ!ル…ひかりちゃんは良い子にしてたかな?」
「ハイ、モチロン!」
無邪気に喜んで、ひかりが電気を点けようと立ち上がる。
「ちょちょちょっ!ダメダメダメ電気はダメだって!電気なんか点けたら…!」
「そうですか?…そうですよね。ナイショですよね」

ホッ―――素直なひかりに胸を撫で下ろし、手にしていた包みをサンタがスッと差し出す。

「これ…私にですか?」
暗くてハッキリとは分からないけれど、その言葉に確かにサンタが頷いた。
アリガトウございます!―――精一杯の気持ちでお辞儀をしながらプレゼントを受け取るひかり。

「あれ…?」
だけど顔を上げた時、そこにはもう人の気配はなかった。
「もう居ない…。フフッ、照れ屋のサンタさん!」

クスッと笑ってひかりが再びベッドに戻る。

聖なる夜の不思議な出来事。
今夜も素敵な夢が見れるといいね。
7823/3:2005/12/18(日) 23:12:02 ID:???0
「ヤバ!寝ちゃったよ!」

手にしたままのプレゼントを茫然と眺めながら、アカネがガックリと肩を落とす。
サンタが来るの楽しみにしてたのに、どうすんのよ?……言い訳がグルグル頭を駆け巡る。
だけどヤッパリ素直に謝るか―――そう腹をくくったその時

「お早うございマス、アカネさん!」
いつも以上に明るいひかりの声。
「あ、ああ…お早うひかり。……って何?その手に持ってるの」
「フフッ、プレゼントです!昨日の夜ちゃーんと来たんですよ、サンタさんが!」

―――え?どういうこと?あたし何にもしてないよ。

怪訝な顔でひかりを見るアカネ。
だけど幸せそうな様子にスグに思いを改める。

……でもひかりが嬉しそうだから、まぁいいか。
   それに今日くらいはこんな奇跡があったって不思議じゃないってか!?

「さ!今日はクリスマスだから、お店終わったらパーティーやるよ!」
「ハイ!」



一方その頃―――


「サーキュラス!あんた夜どこ行ってたのよ!?」

あれ?まさか…
783メロン名無しさん:2005/12/18(日) 23:13:13 ID:???0
以上でおしまい。
784メロン名無しさん:2005/12/18(日) 23:41:43 ID:???O
いや〜さすがにレベルが違いますね。

まさかとは思いましたがサーキュラスとはw
785メロン名無しさん:2005/12/19(月) 01:35:10 ID:???O
オチにやられたぜw
サンタさん信じるひかり可愛い…
786メロン名無しさん:2005/12/19(月) 03:02:28 ID:???0
うはw何て可愛いお話
こういうの好きだーw
787メロン名無しさん:2005/12/19(月) 09:26:48 ID:???0
最近は投下のペースが早くてイイね
788メロン名無しさん:2005/12/19(月) 11:32:04 ID:???0
SSってあんま興味なかったけど、見る目が変わった。

胸の奥がキュンキュンしておりまつ
超GJ!!
789メロン名無しさん:2005/12/19(月) 15:54:35 ID:???0
いいなぁとっても。

プリッキュアスレとプリキュアchの小説スレの
使い分けみたいなのってあるんですか?
790メロン名無しさん:2005/12/19(月) 16:58:58 ID:???O
>>789
ここは小説じゃなくてもいいんじゃない?
元がアレだから…
791クリスマスの夜 1/3:2005/12/19(月) 19:09:18 ID:???0
藤P先輩達とリニューアルオープンしたエンジェルランドでの
クリスマスイブのデートは美墨なぎさにとって最高の夜

――なぎさが喜んでくれているのなら…まァ…良いんだけどネ…

皆とお別れしてもう遅い時間。
ちらりほらりと舞う雪がうっすらと積もる道に足跡つけて雪城ほのかが、
かじかむ手の平に熱い息を吹きかけなぎさの住むマンションを見上げている。

――電気は…消えているわね…もう寝ている時間だもの…
意を決してマンションの外壁に取り付きスルスルスルリとよじ登っていく。

――もう、私ってば何しているのかしら?もともと体育会系じゃあないのに…
なんてぼやきながらもあっという間にベランダまで登りきってしまう

――…やっぱり止めておこう様かな…
足音そっと忍ばせてガラス戸から部屋を伺う

――から、からからららら…
鍵も掛かっていないガラス戸は簡単に開いてしまった

――無用心ねえ…
何度も引き返すチャンスは在った、
しかしその度ほのかの前に道は開かれ、誘い込まれるようにココまで来てしまった。

――クリスマスプレゼント…そっと枕元に置いておくだけちょっとしたイタズラよ
なんだかとんでもない所まで来てしまったナと自分でも驚いてしまう
792クリスマスの夜 2/3:2005/12/19(月) 19:10:11 ID:???0
――ぎし…ぎし
なぎさの部屋に一歩、また一歩。ベッドを伺う…

――あれ?なぎさが居ない?
布団の中に手を忍び込ませるとひんやりとした手触り

――なぎさ…まだ帰ってきていないの?
勉強机の上にはメップルのコミューンが静かな寝息をたてている。

――藤村クンと一緒!?まさか!?でも…
雪降る若葉台の街、白い息を吐きながらほのかはとぼとぼと家に向かい歩いている。

――観覧車の中で2人っきりの時に何か約束でもしていたのかな?
何処に行くにも連れてゆくメップルを"あえて"置いていってしまう理由…

――藤村クンと2人きりになりたかったんだろうな…
「2人きり」で「真夜中に」デートするという意味…それ位…解かる

――はァァァァ…大きな白い溜息。
いつの間にかほのかは自宅まで帰り着いていた。
飼い犬の忠太郎が律儀にも塀の向こう側からほのかの帰宅を知り小さく吠える

――なぎさ…そんなに早くオトナにならないでよ…
793クリスマスの夜 3/3:2005/12/19(月) 19:11:41 ID:???0
――さく…さく…さく…
背中から雪を踏む足音。振り向くと其処に…

「ほ〜ほっほっほ、コンバンワお嬢さん!」
赤い帽子に赤い服、白いヒゲをつけて…なぎさ!?

「な、な、なぎさ?何してるのこんな所で、こんな時間に!?」
矢継ぎ早に問いかけるほのかの唇を軽く人差し指で押さえてウィンク

「私はサンタクロース、世界中の良い子の為にプレゼントを配って歩いているのじゃ」
――何言ってるのよ?

「しかし、困った困った、この家の雪城ほのかにクリスマスプレゼントを配りに
 来たのじゃが…部屋に居ないのじゃよ、お嬢さん、雪城ほのかの事を知らんかね?」
――うふふ…

「こんな夜遅くまで出歩いているとは…雪城ほのかは悪い子じゃな?」

「いいえ、サンタさん、雪城ほのかはこんなに寒い寒い雪道を
 とってもとっても大切なお友達にプレゼントを渡しにいったんです、
 でも、そのお友達は夜遅く出歩いてイジワルな事ばっかり言う悪い子なんです」
――あはははは

「サンタさん、寒かったでしょう?
 イジワルなお友達にはもうクリスマスプレゼントはあげません、
 だからこのマフラーをサンタさんに差し上げます!な・ぎ・さ!」

「お嬢さん、ワシも良い子の為に用意しておいたプレゼントが余ってしまった
 良かったらこの手袋を貰ってくれないかい?ほ・の・か!」
                                      おしまい
794メロン名無しさん:2005/12/19(月) 19:35:29 ID:???0
ちょ・・・・・泣いた。・゚・(ノ∀`)・゚・。
いい話だなあ
795メロン名無しさん:2005/12/19(月) 19:41:56 ID:???O
祭だ!祭の始まりだ!

このスレがあればドンブリ三杯はたべられます。
796メロン名無しさん:2005/12/19(月) 23:54:20 ID:???O
GッッッッJ!!!!でした!!!!
なんか本編でありそうな展開ね(*´д`*)
さすがに部屋に侵入するほのかのシーンは教育上カットされそうですがw
とにかく素晴らしいです!!
797メロン名無しさん:2005/12/20(火) 03:28:07 ID:???O
一応と思い除いてみたら更新されてた。
まじでGJ!

OVAでとは言わないからこういうネタをCDドラマとかでやって欲しい。
798メロン名無しさん:2005/12/23(金) 21:54:52 ID:???0
ちょwほのかw
でも超いい話!さいこううううう
799メロン名無しさん:2005/12/23(金) 23:23:39 ID:???0
たまっていた分読んだ



おめーらさいこうですよ
800メロン名無しさん:2005/12/24(土) 12:01:05 ID:???O
800ならなぎほのひかは永遠に不滅☆
801メロン名無しさん:2005/12/24(土) 12:09:33 ID:???0
801なら、藤Pと木俣の肉体関係は永遠に不滅☆
8021/3:2005/12/24(土) 23:53:08 ID:???0
吐く息も白い夜のタコカフェで、今か今かとソノ時を待つお馴染みの面々。

一体今日は何の日?
それは聖なるキリストの誕生日とされている日。
そう、つまり―――



―――メリークリスマス!!

掛け声と共に、パン!とクラッカーの音が夜空にコダマする。
その音を合図にパーティーの始まり!
プレゼントを交換して、ご馳走を食べて、オシャベリをして…
特別なサプライズは無いけれど、みんなの顔にあるのは特別な笑顔。

そんなあたたかな雰囲気で、時は楽しく過ぎて行く。
8032/3:2005/12/24(土) 23:53:55 ID:???0
「アカネさん、コレって…?」

やがてパーティーも終わりに近づき、盛り上がりも一息ついた頃、
ケーキを頬張りながらなぎさが興味深そうに一本のボトルに近寄っていく。

「それ?それはシャンパンだよ。でもそれは確かノンアルコール―――」
「ホントに!?へぇ…」
「じゃないから飲んだらダメ……」

微妙なタイミングで飲むなと言って視線を上げるアカネさん。
だがやはり時既に遅かった。
そこにあったのは「プハーッ!!」と豪快に飲み干し終えたなぎさの勇姿。

「美味しかった!もう一本無いの?」

今まで味わった事の無い大人の味に、なぎさがつい調子に乗って欲張ってみる。
だけど…

―――ヒック!?

目がグルグルと回って、頭がグラグラして、そして地面と空がひっくり返って―――キュー、バタン!!

「なぎさ!」
突然倒れたなぎさにほのかが慌てて駆け寄って来る。

「なぎさどうしたの!?」
「はれー?ほのか?ろうしてほのかのかおがふたつ…?」
「アチャー、こりゃー酔っ払っちゃったんだね…」
「酔っ払って…なぎさ、マサカお酒なんか飲んだの!?」

そんなほのかの問い掛けにも、なぎさは真っ赤な顔でポワー…

「もぅなぎさ!……アカネさん、私なぎさと一緒に先に帰りますね?」
「そうだね、それがいいか…。それなら今日はほのかの家に泊めてあげな?
ご両親にはあたしから上手く言っとくからサ。酔い潰れたなんて言えないしね…」
8043/3:2005/12/24(土) 23:55:24 ID:???0
―――ヨイショ……ふぅ

敷いた布団になぎさを横たえ、ほのかが一つ息を吐く。
ヤレヤレと思って寝顔を見るも、その無邪気さに思わずクスッ

(まったく世話が焼けるんだから…)

そしてそっとなぎさの髪を撫で、静かに腰を上げる。

「…ねぇほのか?」

だけどその時、そんな気配のせいか、なぎさが薄らと眼を開けほのかを呼び止めた。
が、どうやらまだ酔っ払っているらしく言葉が少しおぼつかない。

「あたしね、昨日藤P先輩の事好きって…」
「知ってる…知ってるよ」

―――酔っ払うと本音が出るって言うけれど、ヤッパリなぎさのココロは藤村君でイッパイなのかな…
   
先刻承知なハズのなぎさの言葉に、何故だかドッと寂しさが押し寄せる。

「でも、ほのかも好き…」
「うそ…」
「ホントだよ!本当に大好き…誰よりも……だから…ずーっと……いっ…しょ……」

最後の方は途切れ途切れ。スグにスースーと再び寝息が聞こえて来た。

「……オヤスミ」

静かに呟き部屋を出て、障子をそっと閉める。
そして振り向いたほのかの表情にはさっきの寂しさは何処へやら、
幸せが顔イッパイに広がっている。

だってそれは、パーティーで交換した品物よりもずっと嬉しい、
最高のクリスマスプレゼントを貰えたから。

だからそんな幸せを胸に抱いて、最後にほのかが心からもう一度

―――メリークリスマス、なぎさ…
805メロン名無しさん:2005/12/24(土) 23:56:38 ID:???0
以上でおしまい。



ちなみに翌朝はこんな光景がありましたとさ

―――ほのかナニ!?この豪華な朝ごはん!

―――ウフフ!昨日のプレゼントのお返し!

―――え?あたしそんなに凄いモノあげたっけ!?酔っ払ってて覚えて無いよ!

―――いいの!それよりホラ、ちょっと食べてみて?はいアーン♪

愛にはそれ以上の愛情でお返し。それが秘訣
806メロン名無しさん:2005/12/25(日) 00:51:37 ID:???0
うおおおおおおおおおおお!!GJ!
さなえさんの前でいちゃつくとはグフフ
807メロン名無しさん:2005/12/25(日) 01:06:51 ID:???O
GJなサンタさんナイスな話しありがとう。

クリスマスもプリッキュアー!!
808メロン名無しさん:2005/12/25(日) 10:05:07 ID:???O
神よ…最高のクリスマスプレゼントや…!!!!
809メロン名無しさん:2005/12/25(日) 12:01:21 ID:???0
サンタさんって本当にいたんだ・・・(*´∀`)
素敵なお話ありがとう!
810メロン名無しさん:2005/12/25(日) 23:04:35 ID:???0
残念だったな!
新しいSSはきてないぜ!
811メロン名無しさん:2005/12/26(月) 18:18:07 ID:???0
↑まさに外道!
812misunderstanding? 1/4:2005/12/27(火) 00:13:02 ID:???0
「フフン、フ〜ン♪」

とある休日の昼下がり、少し調子外れな鼻歌を歌いながら
亮太がなぎさの部屋の前へと足取り軽くやって来る。
しかし何でこんなにご機嫌なのか?
それは今日、アノ憧れの人が家に来ているから。

―――このドアを開ければほのかサンが…

にやけ顔で期待に胸を膨らませ、ノックをしようと軽く手を振り上げる。

とその時…


―――ほのか?ほのかは……初めてなの?

ドア越しに微かに聞こえてきた声に、ん?と亮太が思わず耳をそばだてる。

―――うん。なんだかドキドキしちゃう…
―――大丈夫…あたしが……あげる

(…?お姉ちゃん達、中で一体何やってるの?)

―――ホラ、ココをこうそっと……
―――あん、なぎさ!?……ダメ……
―――もう……そんなに……無いじゃない
―――でもイキナリだから…
813misunderstanding? 2/4:2005/12/27(火) 00:14:34 ID:???0
途切れ途切れに聞こえてくる、何だか怪しげな二人の会話。
マズイものを聞いてるような気がするものの、何故か耳がドアから離れない。

―――じゃあ今度は自分で……どう?
―――……あっ……ウン…イイ……
―――……十分……これなら……入れても……

(えっ!?お姉ちゃん!入れるって一体ナニを!?)

姉の言葉に仰け反る亮太。だがその時、ハタとある事を思い出す。

(そう言えば、学校で見せてもらった「大人のマンガ」にこんな会話あったぞ!?…マサカ!?)

有らん限りの知識を総動員して導いたイケナイ答えに、亮太の心臓はもうバクバクと爆発寸前。

―――あ、待って!そんな……入れたら…まだ……
―――いいから…行くよ?
―――あっ!?そんなのダメよ……壊れちゃう!


「ちょっとお姉ちゃん!ほのかサン!!」

ここでとうとうキャパの限界で、MAXな勇気を出して部屋に飛び込んだ。
814misunderstanding? 3/4:2005/12/27(火) 00:16:05 ID:???0
「もぅ!なぎさが早まるから壊れちゃったじゃない!折角上手に出来てたのに…」
「ゴメンネ。おっかしいな〜、もう大丈夫だと思ったんだけど…?」

作りかけのアクセサリーを残念そうに見つめる二人。
その時、突然「バタン!」と勢い良く開いたドアにビックリして振り返る。

「あれ?亮太君…」
「亮太、何?どしたの?」
「…ビーズ?それビーズ?ビーズ…だよね?」

視線の先に居た亮太が、力無くアクセサリーを指差し呆然とした様子で聞いてくる。

「当たり前でしょ!ナニ訳のワカラナイ事言ってるの?それより亮太、何よイキナリ!?」

当然といえば当然ななぎさの言葉。、
だけどそんな言葉に亮太の顔は見る間に真っ赤になって行き、そして―――

「……うわぁ〜!!お姉ちゃんのバカ!!」

何故かなぎさに八つ当たりして、玄関から外へと駆け出して行った。
815misunderstanding? 4/4:2005/12/27(火) 00:17:18 ID:???0
「……亮太君どうしたのかしら?」
「……さぁ?」

開け放たれたままの部屋のドアを、しばしボーッと眺める二人。
だけどやがて、なぎさがユックリと近づき静かにソレを閉める。
そして、クルリと軽やかに振り返ると

「ところで、ねぇほのか?」
チョット上目遣いで近寄って
「お邪魔ムシも居なくなったし、ネ…?」
甘えた声でほのかにお願い。

「もぅ、なぎさったら…」
とは言うものの、ほのかも満更じゃなさそうで―――



―――チュッ♪
816メロン名無しさん:2005/12/27(火) 00:18:09 ID:???0
以上でおしまい。

>>810 
こやつめワハハ
817メロン名無しさん:2005/12/27(火) 00:49:53 ID:???0
ジャーンジャーン
げえっ新作!
818メロン名無しさん:2005/12/27(火) 02:18:11 ID:???0
オチがいい!いいよ!
GJ!
819メロン名無しさん:2005/12/27(火) 03:12:46 ID:???O
マージマジGJ
結局二人は…ってとこが最高!
820メロン名無しさん:2005/12/27(火) 11:22:39 ID:???O
亮太みたいに騙されちまったぜ!さすがだよアンタ…!!(´д`;)
8211/3:2005/12/29(木) 15:13:20 ID:???0
「ねえ雪城サン!?」
「何、美墨さん?」

どこかギコチナイ口調で、『美墨なぎさ』と『雪城ほのか』が会話を交わす。

そんな初々しい二人がいる場所、それはベローネ学院女子中等部二年桜ぐ……じゃなくって、三年桜組。
出会ったばかりならイザ知らず、今やもう「なぎさ♪」「ほのか♪」ってな具合な二人なのに、
今日は一体どうしちゃったの?

モチロンそんな非常事態に

―――苗字で呼び合ってる…
―――喧嘩でもしたのかしら?
―――なら私にもチャンスあるかも!?

クラスメイトは当然、学校中がザワザワザワワ…

だけどソレはヤッパリ喧嘩なんかじゃなくって―――


「ヤッター!ワンピン差で私たちの勝ち!!雪城さんとなぎさ、罰ゲーム決定!」
「名前で呼び合うの、絶対絶対絶対禁止だよ!?」


―――原因は昨日のボーリング対決の罰ゲーム。
だから今日の二人は『雪城さん』と『美墨さん』と言うワケ。
8222/3:2005/12/29(木) 15:15:04 ID:???0
でも、こんなささやかな罰だけど、今の二人には意外と苦痛で…

「ほ…雪城さん、屋上でも行こうよ!?」
「いいよ、な…美墨サン!?」

「あの…美墨さん」
「えーと雪城サン…」

「美墨……」
「雪城……」

ゆきしろ―――?
みすみ―――?


段々ワケが分からなくなってきて、終業のベルが鳴る頃にはもうグッタリ。
そんな二人に志穂と莉奈が仲良く、そしてチョット意地悪く

「じゃあ帰ろうか?り・な!」
「いいよ、し・ほ!」

見せ付けるように名前で呼び合って

「ちょっと寄りたいトコあるから、二人も付き合ってネ!」
「いいよね!?なぎさ、雪城さん!」

ウシシと笑って小悪魔な提案。

『雪城さん』と『美墨さん』、二人の苦労はまだ続く。
8233/3:2005/12/29(木) 15:16:19 ID:???0
「じゃあね、バイバイ!」
「またまたまた明日ね!」

ブンブンと元気に手を振って、志穂と莉奈が夕日の中に消えて行く。

いつもは楽しい放課後だけど、今日は何だか疲労困ぱい。
でも二人と別れた事で罰ゲームもとうとうオシマイ。その事にホッとしたように息を吐き顔を見合わせる。

「ようやく終わったね…ほのか」
「そうね…なぎさ」

「ほのか…」
「なぎさ…」

―――ほのかほのかほのか…!
―――なぎさなぎさなぎさ…!

何の意味も無いけれど、そうする事がただ嬉しくて、互いの名前を言い合いっこ。

―――ほのかほのか……アハハ!
―――なぎさなぎさ……ウフフ!

そしてやがて仲良く二人で笑って、フゥと大きく深呼吸して―――

「行こ、ほ・の・か!」
「うん、な・ぎ・さ!」

そうして繋いだ手の感触が、何だかとっても新鮮に感じられる。
ソレはまるで、初めて名前で呼び合ったアノ日みたい。
だから―――

「ねぇほのか?」
「なに?」
「これからも、たまには『雪城サン』て呼んでイイ?」
「もちろん!私もそう思ってたんだモン!」
「なーんだ!ほのかってば♪」
「フフッ!なぎさだって♪」
824メロン名無しさん:2005/12/29(木) 15:17:19 ID:???0
以上でおしまい。


なんだか連投しまくって申し訳ない
825メロン名無しさん:2005/12/29(木) 15:29:57 ID:???0
(*´Д`)
826メロン名無しさん:2005/12/29(木) 15:31:37 ID:???0
きてるー!
いい・・・いいなあ(*´∀`)
827メロン名無しさん:2005/12/29(木) 18:49:18 ID:???O
くふぁーー!!GJ!!!!
828メロン名無しさん:2005/12/29(木) 18:56:11 ID:???0
ぬおおおおお!!ほのかほのかなぎさなぎさ!!
829メロン名無しさん:2005/12/30(金) 01:06:37 ID:???0
ここに書いてる人って誰?59氏?833氏?
830メロン名無しさん:2005/12/31(土) 00:52:23 ID:???0
ごく最近は恐らく833氏が多いと見られる。
ずっと最初から投稿してた人はまた別じゃないかな。文体の癖とかちょっと違うようにも見える。
831833@:2005/12/31(土) 01:02:33 ID:???0
自分はこのスレに投下したことは無いですよ。
SSは全部小説スレのほうに投下してますし、
ここではROM専の一百合萌えラーになってますw。
多分(文体からの推測ですが)定期的に投下する人が何人か居て、
それ以外に数多くの名無しさんが投下してるんじゃないでしょうか?
最近は一本書いてますがあんまり書いてないですなw。
832メロン名無しさん:2005/12/31(土) 01:07:07 ID:???0
>>829-830
ゴメンなさい。
昔からいる方は分からないけど、>>821-824とかを
書いてる自分は両御方とは何の関わりもないヒトです。

比べられるとプレッシャーが…
833メロン名無しさん:2005/12/31(土) 01:16:32 ID:???0
文の終わりから考えるに良く投下してくれるのは2人だな。
昔からいる人と832氏の2人。

ま、そんな事より俺らは良質のSSが見れれば満足なんでこれからも宜しく。
8341/3:2005/12/31(土) 17:45:51 ID:???0
―――プルルルル…プルルルル……ガチャリ

「ハイもしもし美墨……ナーンダほのか!……え、何?年越しソバ?うん食べたよ。
……作り過ぎたから食べに?モッチロン!行く行く行きマース!」



―――お箸はやっぱりコッチの方がいいかしら?
―――量はコレ位でどうかな?
―――あ、薬味も多めに用意しとかなきゃ!

電話を切ってからほのかはずっとドタバタしっ放し。
いつもはパパッと出来ちゃう支度だって、今夜はどこか勝手が悪い。

―――あぁんもう!なぎさが早く来ないのが悪いんだからね!

ソレをなぎさのせいにしながら、ようやく一通り終えた頃
―――ピンポーン…
待ちに待った呼び鈴の音。

「ハーイ!」
ココロを弾ませて玄関へ飛んで行き、飛び切り笑顔でいらっしゃい!
そしておソバの下へとご案内。

「うわーっ、美味しそう!」
「お婆ちゃまも居ないから、遠慮せずに食べてね!」
「うんアリガトウ!イタダキまーす!」

チュルチュルズルル…
てんこ盛りのおソバは、アッという間に鉄の胃袋に消えて行った。
8352/3:2005/12/31(土) 17:47:53 ID:???0
満足そうにフゥと息つくなぎさと、その様子を優しく見守るほのか。
そんなホンワカした空気の中で二人がマッタリしていると、遠くから除夜の鐘の音がゴーン…ゴーン…


「ねぇなぎさ…」
その響きにしばらく耳を澄ましていた二人だけれど、静寂を破りほのかが口を開く。

「ホントはね、多く作り過ぎたってワザとなの。そうすればなぎさに会えるかな…なんて思ったから…」
「え…?」

思わぬ告白に驚くなぎさ。
けれどスグにほのかに近寄って、背中から優しく手を回す。

「あたしもね、電話凄く嬉しかった。モチロンおソバの事もあるけど、
それよりもほのかと一緒に年を越せるかもって思えたから…。だから…」
「なぎさ…」

互いの温もりを感じながら、何だかとってもイイ雰囲気。
潤んだ瞳で見詰め合う二人。このまま行くとヒョットして!?
8363/3:2005/12/31(土) 17:49:04 ID:???0
―――ゴーン!!!

「な、ナニ!?」
「え!?」

だけどその時聞こえたひと際大きな鐘の音に、そんなムードも吹っ飛んだ。
そして思わず時計に目をやると、もうスグ12時。

「今のって…」
「最後の鐘…?」

呟いて、もう一度視線を合わせて―――クスッ。爽やかな笑顔が二人に広がって行く。
どうやら先程の煩悩もどこかへサヨナラした様子。

「ねえほのか、一緒にカウントダウンしようよ!?」
「うん!やりましょ!」

マッサラな気持ちで二人一緒に手を繋いで、言葉を合わせて

「サン…」
「ニィ…」
「イチ…」


「明けまして!」
「オメデトウ!!」
837メロン名無しさん:2005/12/31(土) 17:50:20 ID:???0
以上でおしまい。


こんな日に寂しく投下してみたけれど、
綺麗にまとめた?トコロでサヨナラ今年。

そしてようこそ来年。来年も懲りずにプリッキュア〜!?
838メロン名無しさん:2005/12/31(土) 17:51:23 ID:???0
>>834-836
GJ!!
おれの煩悩は吹っ飛ばないままです
839初詣2006 1/3:2005/12/31(土) 19:15:32 ID:???0
1月1日、若葉台神社の急な石段を肩を並べて登る三人

「私、初詣って初めてなんです、どうやればいいんですか?」
「お賽銭をあげて鈴を鳴らして2礼して、かしわ手を2回、1礼をしてから
 今年一年のお願い事をすればいいの
 出雲大社とかではやり方がちょっと違って4回かしわ…」
「ほのか!そんな事より早くお参り済ませて焼き蕎麦食べた〜い!」

境内には焼き蕎麦イカ焼きたこ焼きわた飴りんご飴…美味しそうな匂い!
なぎさのおなかが――ぐぐぐぅきゅぅぅぅ…

――うふふ…あはは

――2礼、2拍手、1礼――三人のそれぞれのお願い事

「ねえ、なぎさは何をお願いしたの?」
「私はねえ、三年目のプリキュアの視聴率が10%超えて
グッズも沢山売れて大人気になりますように!ってお願いしたの!」

「なぎさ…」
「なぎささん…プリキュアは春からスプラッシュスターと言って私達の出番はもう…」
ひかりはなぎさに真実を告げようと…
「な、なぎさ、屋台で焼き蕎麦でも食べましょ!」
ほのかがひかりを目で押さえ歩きだす。

――おかーさん!プリキュアのお人形を買ってよ!
子供たちが夜店に並べられているプリキュア人形をおねだり
――駄目よ!無駄遣いしては!
840初詣2006 2/3:2005/12/31(土) 19:16:30 ID:???0
「あはは、私たちの人形だよ…ありゃ?半額…随分安いのねえ…」
「安いだろう?今のうちに売ってしまわなければ不良在庫になっちまうからな」

キュアホワイトの値札に×印して半額、キュアブラックの値札にも×して…8割引き!

「なぎさ、…ほらキュアブラックは直ぐ売れちゃうのよ、
 それで安くしてもっともっといっぱい沢山売っちゃおう!っていう商売の戦略よ」

「え!?ほのかさん、キュアブラックはハッキリ言って在庫の山で
 バンダイのお荷物むがもがもぐ…」

ひかりの口を押さえ軽く鳩尾に当て身を入れて気絶させる。

――これ以上空気の読めないひかりさんに喋らせる訳には行かないわ!

「あのね、あのね、なぎさ、あのそのこれはつまりそのぅ…」

「キュアブラック…ちびっ子達には人気無いもんなあ…」
寂しそうに自身の売れ残り山積みフィギュアを見つめるなぎさの横顔

――なぎさ…元気出して!2月になれば…もうこんな思いしなくて済むんだから
841初詣2006 3/3:2005/12/31(土) 19:18:37 ID:???0
「あれれ?シャイニールミナス人形には値札がないよ?
 おじさん、シャイニールミナスはいくらですか?」
「それは売り物じゃないよ!」

「え?売り物じゃないって?」
「それは俺のだ!こっちの黒白なら売ってやる、
 客じゃないなら帰っとくれ!……ルミタンハアハア」
背の高い白髪のおにーさんはルミナス人形を大事そうに懐に隠してしまった。
「ヘンなお店!」

「買って買って買って!プリキュアの白い方買って!黒いのは要らないから!!」

「お母さんを困らせちゃ駄目だよ!」駄々こねるちびっ子に堪らずなぎさ

「プリキュアが好きなの?キュアホワイトはワガママ言ったりしないぞ!
 お父さんお母さんの言う事をよく聞いてお手伝いもキチンとする
 優しくてカワイイ光の戦士なんだよ!だから言いつけを聞いて我慢しなきゃネ!」

「商売の邪魔しないでくれ!」
「つーかあんたサキュラスでしょ!」

――ぽかすか!ぽかん!

「ワァ!おねえちゃんはキュアブラックみたいでカッコイイや!
 お母さん私、キュアブラック大好きになっちゃった!人形買ってよ!」
「仕方ないわねえ、キュアブラックなら安いから良いわよ」
「ヤッタァ!」

「良かったね、でもね…でも…春になったらもっとカッコ良くってカワイイ
 新しいプリキュアがやって来るんだよ!
 だから…今日はお買い物は我慢して新しいプリキュアを応援してあげてね!」

「なぎさ!知っていたの?」

「ほのか、ひかり、私達二年間のプリキュアは間違ってなかったよね?
プリキュアの美しい魂をちびっ子達に伝える事が出来たよね?
新しいプリキュア達にも…私たちのココロは受け継がれてゆくよね?」
                                     おしまい

本日DXフィギュア三体一気買い!凄い良い出来!オススメ
842メロン名無しさん:2005/12/31(土) 19:36:29 ID:???0
。・゚・(ノД`)・゚・。 GJ!

俺、なぎほのひかの美しい魂を、一生の心の宝物にして強く生きてくぜ!!
843メロン名無しさん:2005/12/31(土) 19:43:10 ID:???0
大晦日の後の初詣でマサカの奇跡?と勝手に一人でドキドキ…

クスリ、そしてホロリで最高!

しかし大晦日に投下するヒトが自分以外にいようとは…
844メロン名無しさん:2005/12/31(土) 20:03:55 ID:???0
いやホントフィギュアイイ出来なんですよ!年末にイイ買い物しました!
タダ惜しむらくはなぎさのお胸が映画版で大きめですな、なぎ胸はもっとちっちゃ…ばきごき
845メロン名無しさん:2005/12/31(土) 20:39:52 ID:???0
そんなにオススメなら買っちゃおうかな。
しかしそんなモノ買った日にゃ、浮かんでくるネタがなぎほのLOVEと言うより
なぎ俺LOVEになってしま…

あ、でもどのフィギュアだかワカラン
846メロン名無しさん:2005/12/31(土) 22:27:57 ID:???0
ぐはっ・・・切ないよぉ(´;ω;`)ウッ…
847メロン名無しさん:2005/12/31(土) 23:51:51 ID:???0
おわあああああ;;
848修学旅行の夜:2006/01/01(日) 00:01:13 ID:???0

ここは修学旅行最後の日の旅館の部屋・・・・・そこになぎさのクラスの三年組のみんなとひかりがいました。

な「さあてそろそろ寝る時間だね〜」
ほ「あらもうそんな時間?早いわね」
志穂「それじゃあそろそろあの時間だね・・・」
莉奈「そうだね♪」
ほ「ぐふふ・・・」

ひ「!みっ皆さん!なっ何をするんですか!なんで私の周りを行き成り囲むんですか!!」
ほのか「みんな、この子が一年の九条ひかりさんよ♪今日はたっぷり可愛がってあげましょう・・・・グフ・・・・」
みんな「へー!この子がそうなんだー!可愛いね〜♪フフフ・・・・」
な「みんな今夜はたっぷり可愛がってあげてね♪」
ひ「な!何を可愛がるんですか?へっ変な事をするのはやめてくださいみなさん!」
志穂「大丈夫よ、みんなひかりちゃんの事が大好きなんだから・・・・」
莉奈「そうよ!だから安心していいのよ♪ふふ」
ひ「そ・・・そんな!・・・・」
ほ「それに貴方だってこうなる事を望んでたんでしょう?だから一人でムリしてまで京都に来たのよねえ・・・・♪」
ひ「そ・・・そんな事!!私はただ・・・・」
な「ただ何なの?ひかり」
ひ「あ・・・・・う・・・・」
ほ「まあいいわ、みんな!早速犯っちゃいましょう!!」  みんな「おーーー!!!」

ひ「やっ!やだあ!!こっこないで!!!」

849修学旅行の夜

みんなが一斉に襲い掛かりました。
ひ「ああ!なんで制服脱がすんですか!やっ止めて下さいみなさん!」
ほ「大丈夫よ、私もちゃんと脱ぐから・・・・・それよりももう観念して力を抜いて私達に身を任せなさい♥」
ひ「いっ嫌です!こっ来ないで!それ以上近寄らないでえ!」
志穂「おっ!可愛い蕾♪さわっちゃお〜♪」
ひ「ひいい!!!三回もさわらないで!」
莉奈「いい子ね・・・・・お姉さんが抱っこしてあげる♥」
ひ「あああ・・・・なっ・・・何だか・・・・気持ち・・・いい・・・」
ほ「ひかりさんて本当にきゃしゃで細い体しているわね、下の方の蕾はどうなってるのかしら?ぐふ」
ひ「やああああ!!見ないで下さい!グス・・・おっお願いです・・・もっ・・・もう許してください・・・・・ヒック・・・・」
な「あ〜あ、泣かしちゃった〜!そんなにいきなり激しくしちゃ駄目だよみんな〜こうしなきゃ!おお良し良し♪怖かったね〜ひかり、いい子いい子♪」
ひ「グス・・・・すん・・・」
な「ひかり、キスしようか?ね!それじゃあイクよ!」
ひ「え?」

チュ♥  

なぎさはいきなりひかりの唇にキスをした。

ひ「ああ!・・・憧れのなぎささんとキスしてる・・・・・なぎささん・・・なぎささん・・・・・・・もうどうなってもいいや・・・・」

何時しかひかりは知らず知らずにみんなに身を任せていました、そして夜は更けて行きました・・・・・

次の日  

よし美「皆さん、忘れ物は無いですね?」
みんな「はーい♪」
よし美「九条さん、みんなと一緒の修学旅行はどうだった?楽しかった?」

ひ「は・・・はい、とっても楽しかったです・・・・・・又・・・ぜひ来たいです・・・・・♥」