【濱中アイ】氏家ト全総合 6時間目【思春期】

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1名無しさん@ピンキー
まったりいきましょう
2名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 00:54:28 ID:5cLxMFAh
前スレ
【女子大生】氏家ト全総合 5時間目【思春期】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1117279379/
【家庭教師】氏家ト全総合 4時間目【思春期】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1114597887/
過去ログ
【カテキョ】氏家ト全総合 3時間目【妹】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1109699736/
【濱中】氏家ト全総合 2時間目【妹】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1106563195/
家 庭 教 師 濱 中 ア イ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1095652398/


古田氏作のSS保管庫
ttp://yellow.ribbon.to/~hamanaka
3名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 00:58:11 ID:v/MMV3xe
3番狙うのとかマジでいらんから…
4名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 01:01:45 ID:5cLxMFAh
関連スレ
【妹は思春期】 氏家ト全総合スレ 【濱中アイ】 半角二次元板
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1089866626/
【氏家ト全】家庭教師濱中アイ19 週刊少年漫画板
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1118546468/
妹は思春期 part5 漫画板
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/comic/1116899219/
【濱中アイ】濱中アイに萌えるスレ【家庭教師】 漫画キャラ板
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1113568060/
【家庭科】天野ミサキについて語る【努力の3】
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1112760136/
【濱中アイ】若田部アヤナに萌えるスレ【委員長】
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1105891089/
【濱中アイ】的山リンコに萌えるスレ
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1113116009/
【濱中アイ】中村リョーコに萌えろ!
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1113590298/
【濱中アイ】マサヒコママンに萌えるスレ【茶〜】
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1114342741/1-100

5名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 01:12:09 ID:56UtEZdD
新スレ乙
6名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 01:12:59 ID:Iwhjf+S/
>>1
今まで投下してくれた職人の方々(敬称略・五十音順)

アカボシ
郭泰源
鎌田
サブロー
新参者
セリカ
トマソン
ドミンゴ
ピンキリ
ペピトーン
ミセリ
メリー
ヤギヒロシ
リレー作家陣
72
75
82
93
127
139
418
424
456
518
541
617
674
745
RAGNA
7名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 01:29:06 ID:1OSiVsqt
凄いなぁ。マサ×カナミ。
マサ童貞のクセに上手すぎっていうのも
ここの住人の共通認識らしいw
8名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 02:42:00 ID:Qn8Kjclu
皇帝:小久保マサヒコ
皇后:天野ミサキ
大奥:中村リョーコ
側室:濱中アイ
9名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 07:11:26 ID:B8yzQc20
しかも天然の女たらしでな。
すごいなマサヒコ。
10名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 11:40:20 ID:wcQBZw7U
スレタイ見たら思春期なアイ先生みたいだな。
11名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 13:34:50 ID:/JPxhZxM
>>10 それカワ(・∀・)イイ!!
12名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 17:24:30 ID:Ze4+rcPI
マサ×カナミ見てて思ったけどそこにヨシオが乱入して3Pとかもできそうだな
13名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 20:17:02 ID:im0IhoTC
なんだか妹の方はシンジ総受けみたいだな
14名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 22:07:45 ID:oLjoHqO4
ミサキが、カナミ以上の妹に見える。
初登場時はツンデレだったのに。
15トマソン:2005/06/17(金) 23:18:39 ID:pPCQUBkY
トマソンです。
新スレ乙です。
折角ですから先発いきます。


私は相変わらず、微エロ好きですね。
つうことで、手コキのみの品をひとつ。

カップリングはマサヒコ×リンコ、 リンコの手コキ編です。

16トマソン:2005/06/17(金) 23:19:22 ID:pPCQUBkY

「ホント、ドジだな〜」
「うるせ〜」
 東が丘中学のいつもの教室。体育の授業の後と思しき喧騒のなか、右手に包帯を
巻いた小久保マサヒコは、同級生たちにからかわれていた。

 そこへ、同じように体操着に身を包んだ天野ミサキと的山リンコが入ってきた。
ミサキが目ざとく、マサヒコの右手の異変に気づく。
「な……どっ、どうしたの? 小久保君? その手…」
「あ……いやさー、さっきの体育、マット運動やったんだけど、そこでちょっと
しくじって捻挫しちまった」
 マサヒコは情けなさそうに包帯が巻かれた自分の右手を見やる。
「かわいそー……」
 リンコは優しい同情を見せるが、同級生の男子たちは容赦などしない。
「いや全然。こいつが、調子に乗って出来もしないバク転しようとしたんだもん」
「うるせーうるせー!!」
 ひとしきり笑い声が響き渡るが、それが途切れたところで今度はミサキが慰めた。
「でもまぁ捻挫程度で済んで良かったじゃない。怪我した箇所が右手首だと、いろいろ
大変だろうけど」
「そーなんだよな、利き手が使えないとなるといろいろ不便で……」
 そこで今度はリンコがマサヒコを元気付けようと、人差し指を元気良く立ててみせ、
微笑みを浮かべて口を開いた。
「そんなに気を落とすことないよ、利き手じゃないほうの手でしごくと、他人にして
もらっている感覚になって、それはそれで気持ちいいらしいよ?」

……場が凍りついた。

「あれ、みんな信じてないの? 家庭教師の中村先生から聞いたんだから、間違いは
ないと……」
「ハイハイ、着替えましょうね」
 ミサキがリンコを引っ張り、強引に更衣室に連れていった。
17トマソン:2005/06/17(金) 23:19:40 ID:pPCQUBkY

 その晩。
……こすこすこす……
「……はあ、はあ、……うっ……」
 マサヒコはベッドに胡坐をかいて座り、日課の自家発電を、いつもと勝手が違う左手
でなんとかこなした。
(他人にしてもらっている気分、か……とてもそんな感じにはならないな……というか、
誰かにしてもらったことなんてないし……寂しいもんだな……)
 ティッシュを丸め片付けながらも、マサヒコの胸中に、なにかが足りないという思い、
非充足感がじわりと湧き出した。
(だからって、女の子に抜いてくれなんて言えないし……いや待てよ……もし言えると
すれば……)
 満たされぬ思いが、やがてどす黒い欲望に変貌し、それが次第に高まっていった。

18トマソン:2005/06/17(金) 23:20:19 ID:pPCQUBkY
 翌日の放課後、マサヒコは図書室へ向かった。今日の図書委員の当番がリンコである
ことは確認済みだ。
 そっと戸を開け、ざっと見渡し、図書室には他には誰もいないことを確認する。
 続いて、当番席にすわり、ぼーっと空中に視線をさまよわせているリンコを確かめる
と、視線をそちらにやりつつ、ドアを静かに閉めた。
 リンコも戸の音に気づき、視線が合う。
「おー、小久保君。珍しいね」
「お、的山が今日当番なのか……誰もいなくて、開店休業みたいだな」
「うん、読書週間が終わってから、人が全然来なくてヒマなの」
「はは、これなら邪魔も入らないな」
「……邪魔? 邪魔って、なんのこと?」
「ん、ちょっと頼みがあってさ……的山、こっちに来てくれ」
「えっ……」
 マサヒコはやさしくリンコの左腕を引いて立たせ、受付の奥に入り口がある図書準備
室にエスコートした。
 そこは、図書委員と担当の先生以外には無縁の場所。古すぎる本や、破れて修理待ち
の本、そして整理しきれない本の倉庫兼、図書委員の控え室であり休憩室となっている
小部屋である。
 マサヒコはこの部屋の存在をリンコから聞いて以来、サボり場所に使えないかと
こっそりたくらんでいたのだった。しかし、今は違う目的に使わせてもらう。
 リンコの腕を優しく引っ張り、散らかった小部屋に導くと、マサヒコも続いて入り、
後ろ手に戸を閉め、かちゃりと鍵をかけた。
「……小久保君? いったい、なあに?」
 密室に男子と二人きりになってしまったことに気づき、リンコは不思議そうな顔を
している。が、怖がってはいなかった。マサヒコのことはそれなりに信用していると
いうことか。
(俺はこれから、その信用をぶち壊してしまうかもしれない……)
 マサヒコはリンコを密室のほぼ中央にあるイスに座らせると、その前に立ち、
リンコの顔を正面から見つめた。
19トマソン:2005/06/17(金) 23:21:17 ID:pPCQUBkY

「なあ、的山……昨日、利き手じゃないほうの手でしごくと、他人にしてもらっている
感覚になって、それはそれで気持ちいいって言ったよな」
「あ、小久保君の右手の怪我のこと……中村先生に、そう教えてもらったよ?」
「でも、夕べも、試してみたんだけど、どうも気持ち良くなくて……俺、他人にして
もらったことなんてないし……それで、お前に頼みたいんだ……一度だけ、その手で
俺のを抜いてくれないか?」
「抜く? 抜いてって……トゲでも刺さったの?」
 これはリンコが天然というより、マサヒコがあまりにも突然に無茶なことを言って
いると言うべきだろう。 というか、マサヒコ勇者すぎ。
「いや、そうじゃない……ココをお前の手でいじって、俺を気持ちよくさせて欲しい、
と言っているんだ……」
 マサヒコはポンとズボンの前を叩いてみせる。
「……?! あ、あの小久保君……私、そんな……」
 ようやくマサヒコの希望を理解し、流石にリンコも驚いたのか、はっと両手を口に
やり、動揺を隠せない。現実にいま、密室に二人きりであることに気が付き、その
つぶらな瞳に怯えが浮かんだ。
「無茶を頼んでるのは分かってる。でも、天野や若田部にはとても頼めないけど、お前
になら、頼めるかと思って……ほら、お前は親しみやすいし、優しいし……嫌なら、
嫌とはっきり言ってくれ、無理強いはしない……つもりだ」
20トマソン:2005/06/17(金) 23:21:55 ID:pPCQUBkY

 リンコは異様な雰囲気のなか、困惑を隠せずにいた。その心の中にさまざまな思いが
吹き荒れる。
(小久保君は好きだけど……そんなエッチなことは嫌……かな……)
 意識の表層ではそう思いながらも、同時に、目の前のこの男性に気持ちよくなって
もらいたい、という願望が心の底からにじみ出てきて、リンコを当惑させた。
(私も、男の子のアレは見てみたい……そういえば、中村先生、言ってたな……男の
体は、好きな人のことを考えると硬くなる、女の体は好きな人のことを考えると濡れて
しまうって……やっぱり見てみたい……。
 でも、男の子の言うことなんでも聞いてると、都合のいいオンナ扱いされちゃうとも
言ってたな……そんな扱いは嫌だし……それなら……それなら、小久保君にも、ひとつ
言うこと聞いてもらおうかな……)
「……そんなこと……その……嫌じゃないけど……」
「……けど?」
「ねえ、そんなこと、誰とでもしていいことじゃないでしょ?」
「そ……そうだな」
「じゃ、ちゃんと告白して。私のこと、好きって言って」
「え……告白?」
「……だって、女の子に恥ずかしいこと、させるんでしょ? 好きな人とだけしていい
こと、してほしいんでしょ? ……だったら、ちゃんと告白してからにして……」

 リンコも女の子だ。いやむしろ、天然ゆえに王子様願望も強いのかも知れない。
 マサヒコはマサヒコで、リンコの返答が、もっともな願い、いやむしろ極めて寛容な
返事であることをはっきり認識していた。こんな無茶を頼んだのだから、たとえ殴られ
ても文句は言えないところだ。
 というより、これがもしミサキやアヤナだったら間違いなく殴り倒されているだろう。

21トマソン:2005/06/17(金) 23:22:24 ID:pPCQUBkY

 マサヒコはゆっくり目をつぶり、大きく息をついた。
 大体、どうして的山にこんな正気とも思えないことを頼めたのか。そうだ、結局の
ところ、俺はこの娘が好きだから……。もし的山のことが嫌いだったら、そもそも
考えつきもしなかったはずだ……。
 マサヒコは目を開けると、膝を折り、座ったリンコと目の高さをあわせ、その瞳を
正面から見つめた。
 リンコは期待に目を潤ませ、マサヒコの言葉を待っている。
「的山……俺、お前のことが好きだ。俺の彼女に、なってくれ……」
 リンコはぽっと顔を赤らめ、だが表情を明るくして、その言葉を受け止めた。
「小久保君……言ってくれた……嬉しい……私も、小久保君のこと、好きだよ……」
 リンコはメガネを外すと、体を前に出し、マサヒコの首に腕を回す。そのまま見つめ
あうと、リンコは目を閉じ、そっと唇を突き出した。
 マサヒコの顔のほんの数センチ前に、くちづけを求めるリンコの顔があった。
 こんな接近遭遇は、リンコがコンタクトをなくした上に足を捻挫して、おんぶに
抱っこで家まで送り届けたとき以来だ。マサヒコは、メガネを外したリンコがいかに
可愛い顔立ちか、改めて思い知った。心臓は破裂しそうに高鳴っている。
 腕をリンコの体に回して力強く抱きしめると、リンコの体がマサヒコの体に押し付け
られる。突き出されたピンク色の唇に吸い込まれるかのように、そっとマサヒコは唇を
合わせていった。
「…んんっ……」
 甘美なひとときが過ぎていった。
22トマソン:2005/06/17(金) 23:23:13 ID:pPCQUBkY
 しばしのくちづけの後、顔を離した二人は再び見つめ合った。
「小久保君……じゃあ、私も初めてだからうまくいくかどうか分からないけど、抜いて
あげる……出して……」
「的山……ありがとう……」
「リンコって呼んで!」
「リ……リンコ」
「そう……さあ……」
 名前で呼ばれたリンコの微笑みが、マサヒコの最後のためらいを溶かしてしまった。
 マサヒコはズボンのベルトをはずし、ファスナーを下ろして、続いてズボンを
ゆっくりと下ろした。トランクスは恥ずかしいのでそのままにし、切れ目からそっと
分身を取り出すと、さっきの抱擁とキスで既に半立ちのそれがリンコの前に現れた。
「わあ……男の子って、こんなのが生えてるんだ……見るのは、昔、パパと一緒に
お風呂に入っていたとき以来……」
 リンコは、物心ついてからは初めて見る男性器に、恥ずかしがりながらも興味津々の
様子だ。

「さわってみるから、どうしたら気持ちいいか、教えてね?」
 リンコは顔を赤らめながらも、おずおずと両手を伸ばし、そっと手のひらでマサヒコ
の男根を包み込む。
「うっ……」
 それだけで、マサヒコの興奮は高まり、分身が見る見るうちに天を向いて屹立する。
中身の膨張に皮は取り残され、未使用のピンク色の亀頭が段差まであらわになった。
 自分でするのはなく、女の子に刺激してもらうという行為がどういうものか、
マサヒコは思い知った。自分の意図せぬ刺激が触覚に加えられるだけではない。羞恥に
顔を赤らめた美少女が、自分の男根に手を伸ばし、奉仕している図は、視覚にも強烈な
刺激を与え、いやが上に衝動を高めてゆく。
 初経験のマサヒコにはあまりにも強烈な刺激だった。
23トマソン:2005/06/17(金) 23:23:58 ID:pPCQUBkY

「わあ、なんだか硬くなってきて、血管が浮き出てる……こうかな……」
 リンコは両手でそれを優しく包み込んだまま、たどたどしく手を上下し、摩擦を
加える。それだけで、マサヒコの興奮はますます高まった。さらに貪欲に快楽を求め、
リンコに注文を出す。
「おうっ……リンコ、気持ちいいよ……もう少し強くこすって……」
「うん……こう?」
「ううっ……指で、先端の割れ目のところをそっとなぞってみてくれないか……」
「……こう?……あ、なんだか変な匂いがしてきた……」
 リンコが言われるままに右手の指で先端の割れ目の部分を優しくなぞると、マサヒコ
の体に、電流が走ったかのように快感が駆け抜けた。
「おおっ……はぁっ、素敵だ、リンコ……右手はそのまま、先端をなぞり続けて……
左手は包むように覆って、上下させて、摩擦を加え続けて……」
「……こう? あ、なんか、先端から透明なものが出てきた……」
「はぁ、ああ、いいよ、リンコ……こするのを、カリの……そう、その段差の下側に
集中させてみて……」
「こう? うわ、なんだかすごい……脈打ってる……」
「お、ああぅ……そのまま……もう、出、出る……飛び散らないように、手で受け
止めて……」
 一瞬ののち、マサヒコの体がピンと硬直し、男の精がピュッピュッピュッと、
リンコの手に弾けた。言われるままにリンコが手で受け止めてくれたので、机や本に
飛び散らずに済んだ。そうでなかったら、掃除が大変だったろう。
「わぁ、熱くてどろっとしたものがたくさん出たよ……これが、『せいし』なの?」
「はぁ、はぁ、そうだよ……リンコ、気持ち良かったよ……はぁ……ありがとう……」
24トマソン:2005/06/17(金) 23:24:27 ID:pPCQUBkY

 マサヒコは荒い息をつきつつ、己の分身をティッシュで拭うと、ズボンにしまって、
身づくろいをした。
 リンコは今自分の手に出されたものに興味しんしんの様子だ。手のひらを鼻に近づけ、
どろりと垂れる白い液体の匂いを、くんくんと嗅いでみる。
「わぁ、くさーい……これが、イカくさいって言われる匂いなんだね……」
 そして、チロリと舌を出し、おっかなびっくりなめて見る。
「に、にがーい……」
「お、おいリンコ、そんなことまでしてくれなくても……」
「うん、もうしない。苦いんだもん」
 天然の好奇心を持つ女の子は、時として小悪魔となるようだ。ようやく息が整った
マサヒコは、目の前の女の子が自分の欲望の汁をなめてくれたのを見て、この娘を征服
したかのような錯覚に陥った。心の底から、愛しさがこみ上げてくる。
 リンコはティッシュで手を丁寧に拭うと、空気を入れ替えるべく、窓を開けた。

「リンコ……無茶を頼んで、悪かった……気持ち良かったよ……」
「ううん、いいの……私も、恥ずかしかったけど、面白かったし……なんだか、少し
大人になったような気がするし……それに、私のこと、好きっていってくれたんだもの
……また、しようね? だけど……この次は、私も気持ち良くさせてね?」
 最後の一言が、マサヒコの煩悩を直撃した。
25トマソン:2005/06/17(金) 23:25:09 ID:pPCQUBkY

 マサヒコが思わずリンコに再度腕を伸ばそうとしたその時、図書室のほうから足音が
して、声が聞こえてきた。
「すみませーん、当番の人、いませんか……」
 この声は……まさか……。
「いけない、受付に行かなきゃ……小久保君、しばらくここに隠れていてね」

 リンコは準備室の中が外から見えないようにきわどく戸を開け、受付の席に急いだ。
 当番を呼んで声をかけた女の子は……ご存知、天野ミサキ。
「おー、ミサキちゃん、ごめんごめん、あんまりヒマだから準備室でサボってたの」
「今日リンちゃんが当番なんだ。もう仕事には慣れた?」
「うん。でも人が全然来なくてヒマだよ〜」
「活字離れって、思いのほか深刻ね」
 がらんとした図書室を見回しつつ、返却の本「アイをさけぶわけない」を差し出す。
 その本の貸出票に、リンコが返却チェックのハンコを押した。

 返却を済ませたミサキがしばしの世間話の末、図書室を立ち去ると、リンコはそっと
準備室の戸を開け、中を覗き込んだ。
「小久保君、大丈夫? ミサキちゃん、もう行っちゃったよ」
「ふう……まさか天野がこのタイミングで来るとは……」
 中で息を殺していたマサヒコが、汗を拭きつつ出てきた。
「さて、俺も行こうかな……リンコも、手を良く洗っておいてな」
26トマソン:2005/06/17(金) 23:25:41 ID:pPCQUBkY

 一方、図書室を一旦出たミサキは、リンコに言い忘れたことがあったことを思い出し
取って返した。まださっき図書室を出てから、ほんの十秒ほどだ。あっという間に再度
到着し、戸を開ける。
「ねえリンちゃん、言い忘れてたんだけど、明日にでも……」
 はっと振り向いたマサヒコとミサキの視線が空中でぶつかった。
「あれ? 小久保君? さっきはどこにいたの?」
「あ、天野……いや、俺も今来たところで……」
「さっきはいなかったし、その後、私が出てから、小久保君がここに入ったら、私が
気づかないはずはないよ?」 
 図書室の入口は廊下の突き当たりにある。マサヒコは言葉に詰まった。
「……? フンフン……なにか、妙な匂いがしない?」
 あきっぱなしの準備室の戸口が悪かったか、ミサキが危険な匂いに気づいた。
 マサヒコ大ピンチ!
 が、ここがごまかしどころ、マサヒコも鼻をくんくんさせて見せ、
「ん? 古い本のすえた匂いじゃないか?」
と話しをそらす。準備室の古い本の山を思い出したマサヒコの脳内で、電球がピカッと
点灯した。
 (……そういえば、準備室には校庭から入れる裏口があったはずだ……普段は鍵が
かかってるが……)
「そうかしら……なんだか、嗅いだことのない匂いだけど……それで、小久保君、どこ
から入ったの?」
「この奥の準備室に、校庭から入れる裏口があるんだ……帰ろうと思って校舎を出た
ところで、用を思い出して、そっちから的山にいれてもらったんだ」
「ふーん……」
 ミサキはまだ釈然としない様子だが、とりあえずリンコに向き直る。
27トマソン:2005/06/17(金) 23:26:11 ID:pPCQUBkY

「それでねリンちゃん、言い忘れたんだけど……貸してあるあの本を、明日、学校で
でも返して欲しくって。ちょっと調べたいことが出来たの」
「あー、うん分かった、持って来るね」
 リンコは何を思ったか、後ろを向くとスカートの前をめくりあげ、その中から、
小さな何かを取りだした。
 細長い脱脂綿の塊のようだが、一方に糸がついており、その糸には小さなメモ帳が
結び付けてある。メモ帳のページを開いたリンコは、そこにさらさらと書きつけた。
『ミサキちゃんに本を返す』

 あまりのメモ帳の保管場所に、さすがのミサキも毒気を抜かれた。
「リンちゃん……メモ帳、そこに持ってるの……?」
「うん。せっかくアイ先生にもらったのに、一度なくしてしまって。忘れ物しないため
のメモ帳をなくすなんてって、中村先生にも大笑いされちゃったし。もう絶対になくさ
ないって決心したの」
「そ、そう……大事にしてね……」
 少々、気が抜けたような気分で、ミサキは再び図書室を後にした。
(中村先生に言って、リンちゃんにメモ帳の入れ場所、変えてもらわなきゃ……人前で
女の子があんなところからモノを出しちゃ、いけないもんね……)
 マサヒコがどこから図書室に入ったかの疑問は、リンコのメモ帳自爆テロのおかげで
棚上げになったようだ。

28トマソン:2005/06/17(金) 23:26:47 ID:pPCQUBkY

 常識外れのメモ帳の隠し場所に気が抜けた思いなのは、マサヒコも同じだったが、
とりあえずミサキの追求をかわせたのはリンコのおかげだ。
「リンコ、うまいとこ、天野をごまかせたよ、ありがとう」
 そのリンコはメモ帳を元の場所にしまう前に、何事かをメモ帳に書きつけると、
悪戯っぽい微笑みを浮かべ、マサヒコに向かってページを示した。

『小久保君と一緒にキモチよくなる』

 メモを読み取ったマサヒコの心臓はたまらず高鳴った。ゴクリと生唾を飲み込む。
「小久保君も、忘れないでね?」
「……ああ、この次はきっとだ。……でも、メモ帳は、どこか別のところにしまった
ほうがいいんじゃないか?」
「ここじゃ、駄目?」
 リンコは今度はマサヒコのほうを向いたまま、なんとひょいとスカートを持ち上げて
見せた。ほっそりした白い太腿が、純白の可愛らしいパンティの下端がチラリとのぞき、
マサヒコの鼓動がまたも跳ね上がる。
「お、おい、リンコ……」
「うふふ、ドッキリした? 今度は、きっと私も気持ちよくさせてね。
あ、もう図書室を閉めなきゃいけない時間だ……小久保君、もう閉室。また来てね」
 リンコはマサヒコを図書室から追い出した。これから片づけがあるのだろう。


 マサヒコは閉じられた図書室の戸の前に立ち尽くし、決心した。 
 この次は、あの天然娘を、徹底的に気持ちよくさせてやる。男のプライドにかけて。
29トマソン:2005/06/17(金) 23:27:28 ID:pPCQUBkY

 マサヒコ君、手コキ初体験のお話でした。
 
 しかし、カズヤVS今岡ナツミじゃないが、友達の女の子にいきなり手コキを頼んだら
普通は怒られるか殴られるかですな。
 途中からリンコのキャラがなんか変わってるし、強引な展開になってしまいました。

 手前味噌になりますが、例えばこんなのが、微エロの話がエロ全開の話につながる
例ですね。こんな感じだと、続編としてリンコ絶頂編に自然に続くわけです。
……ということで、続編はそのうち。期待せずにお待ちください。

題名は「右手、左手、他人の手」で。
30名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 23:31:51 ID:Iwhjf+S/
    _  ∩.
  ( ゚∀゚)彡 リアルタイムGJ!
  (  ⊂彡.    リンコ!リンコ!エロカワイイ!
   |   |      続き!続き!禿期待!
   し ⌒J. 
31名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 01:10:45 ID:D5JZ/p5n
これは…名作の予感がむんむんするぞ(`・ω・´)
トマソン氏激しくGJ!
32名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 04:13:02 ID:q5Mm60+w
トマソン様、乙です!
続編を超期待してお待ちしていますね♪(´∀`)
33名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 17:03:04 ID:8Zpdshhc
今回だけで終わってたらソリャーナイヨーコノタギリマクッタカハンシンガーだったけど、
この後続きの本番が待っているとの事なので、バルブオープンのボタンに手をかけて待ちますよ。
トマソン氏ガンガレー。
他の職人さんもエロチカあふれる作品待ってますじゃ。


そういや、前スレ最後に出てたエロ無しは別板にスレ立てるって案はスルーになったの?
34名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 19:36:18 ID:iyYRVKzx
新シャア板に氏家スレ立てたの誰だ?
35メリー:2005/06/18(土) 22:51:15 ID:tSusIcWo
前スレがまだ結構残ってましたが、こちらでうpしだしているので、
こちらに書くことにしました。

エロなしでラブラブだとダメみたいな雰囲気だったので、ガラにもなく
百八十度変えてみたわけですが……、こうしっくりこない?

ともあれ読んでいただければな、と
NGワードは『調教?(あんまり自信ないけど)』『鬼畜?(そんなに
ひどくはしてないけど)』『おもらし』
です。あとキャラが結構壊れてる感じもします。
ではどうぞ。
36ペットという言葉:2005/06/18(土) 22:51:37 ID:tSusIcWo
 その日でシンジは十九歳になった。
 そんなめでたい日だというのにもかかわらず、両親はいない。
 今家にいるのはシンジと妹のカナミだけだった。
「ハッピバースデートゥーユー♪ ハッピバースデートゥーユー♪
 ハッピバースデーディアお兄ちゃんー♪ ハッピバースデートゥーユー♪」
 カナミが手拍子をして歌った。
 雰囲気を出すためか、部屋の電気を消している。
「ほら、お兄ちゃん火消して、火」
 カナミをそう促すが、シンジには躊躇いがあった。
 というのも、使われている蝋燭が、
「赤と白の紅白を用意してくれたのには礼を言おう。だが、この太さの訳を
 訊こうか」
 直径2〜3センチほどで、どうやってケーキの上に載せているのかも不思議
 なくらいだった。
「え、私のコレクションから選んだんだけど、気に入らなかった?」
「うん、まず人として間違ってるよね」
「いいからいいから。ほら消さないと」
 シンジは仕方なくため息も利用して十九本全ての蝋燭の火を消した。
 速攻で全ての蝋燭を抜くと、ケーキがボコボコになっていて、少しだけ
 ショックなシンジ。
 こんな時にまでエロボケはしないでほしかった。
「今日はめでたい日なんだ。無礼講でいこうじゃないか、うん。
 さ、料理が冷める前に食べよう」
「あ、お兄ちゃん私が取ってあげるよ。何たって今日の主役だからね」
 ウィンクをして、肉料理や野菜料理を取り分けるカナミ。
「そうか、何だか悪いな」
 照れ隠しで頭を掻く。
37ペットという言葉2:2005/06/18(土) 22:52:05 ID:tSusIcWo
 さすがに普段から家事をこなしているだけあって、カナミの作る料理は
 どれもこれもが美味かった。

「あー食った食った。ごちそうさん」
 居間のソファにもたれながら、シンジは腹を撫でた。
 そこへ洗い物を終わらせたカナミが来た。
 夕食時の態度とは何だか違い、余所余所しいというか何というか、普段の
 彼女からは感じられないものがあった。
「カナミ、今日はサンキューな。今日のは普段よりもスゲー美味かったよ」
 それに気づかないシンジは笑顔で言う。
 普段が普段だけに、多少雰囲気が変わっても気づかないのだろう。
「お、お兄ちゃん……」
 珍しく言いよどむカナミに、シンジは首を傾げた。
「どうした?」
「プ、プレゼントがあるの! ちょっと待ってて」
「えっ? ちょ、カナミ」
 シンジの呼び止める声を振り切って、カナミは居間から出て行った。
「?」
 さすがに雰囲気の違いに気づいたシンジはさきほどよりも首をひねった。
 しかし、いつも変人達に振り回され、変な出来事には慣れていることが
 功を奏し、気持ちをすぐに切り替えられた。
 そして数分後、居間へカナミが現れた。
「お、お兄ちゃん……」
「ん? どうし……ぶっ!!」
 シンジが振り向き、そこにいたカナミの姿を見て思いっきり吹いた。
 端的に表現すると素っ裸。それに付属して真っ赤なリボンで自身の
 身体を縛っていたのだ。
38ペットという言葉3:2005/06/18(土) 22:52:24 ID:tSusIcWo
「プ、プレゼント受け取って下さいっ!」
 あまりの出来事にシンジの脳は真っ白になってしまう。理解出来ない。
 口はパクパクと動くが、ちゃんとした言語になっていない。
「お兄ちゃんでも少しくらいは気づいたでしょ? 私がお兄ちゃんのこと
 一番大好きだって」
「あ、や、いや、な……」
 らしい言語もはっきりと言葉にならない。
「だからお兄ちゃんに私を上げる。私を好きなようにしていいよ。
 でも、その前に一つだけお願いがあるの」
 カナミは頬を赤くして身体全体をもじもじとさせている。
「お兄ちゃんを食べさせてほしいの」
 言うとシンジのズボンを下ろし始めた。
「ちょっ、カナミ! 待てっ!」
 やっと言いたいことを言えるようになったが、カナミは手を止めない。
 ズボン、パンツを下ろし、カナミの身体を見せ付けられて大きくなった
 シンジ自身がカナミの目の前に現れた。
「嬉しい。お兄ちゃん、私で勃起してくれたんだ。あむ」
「うあっ!」
 カナミが口に含むと、シンジは思わず声を漏らした。
 じゅる、くちゅ、ちゅう、ぺろ……。
 縛られて身体の自由が利かないというのに、器用に体を動かし、
 シンジの大きく反り立った分身を舐め、吸い、舌で刺激する。
 カリの裏や割れ目などの特に敏感に反応を見せる部分には重点的にやった。
「ダ、ダメだカナミっ! で、出るっ!」
 その瞬間シンジはなんとか自分の意思でカナミの顔を離し、それと同時に
 カナミの顔には白い液体がかかった。
「お兄ちゃん、私で気持ち良くなってくれたんだね」
39ペットという言葉4:2005/06/18(土) 22:52:58 ID:tSusIcWo
 顔にかかった白濁液を丹念に指で集め、口へ運ぶ。

 そんな官能的な姿を見せられて、シンジの若い分身は再び反応する。
「悪い私におしおきしてお兄ちゃん……」
 その一言にシンジの理性はプッツンした。
「そうだな、悪い子にはおしおきが必要だもんな」
 シンジはそう言うとカナミの尻を掴み、濡れた秘所へと舌を伸ばした。
 ピチャ、クチュ、チュ、ジュルル……。
「あんっ!」
 シンジの舌が入ってくるのに過敏に反応する。
「あっ、お、お兄ちゃん、ダ、メ、やっ、出ちゃうっ!」
 カナミはそういうと大きく体を反らした。その瞬間、プシッという音ともに 失禁した。
 シャー……、ポタ……ポタ……。
「おもらしするなんて、とんでもない悪い子だな」
 シンジはそう言うとキッチンへ行き、ケーキに刺していた赤い蝋燭を持って
 きた。
 ライターで火を点けると、解けた蝋をカナミの背中へ垂らす。
「うあっ!」
 熱さで悲鳴を上げるカナミに、シンジは二滴、三滴と垂らしていく。
「うぁ、んんぅ!」
 しかしカナミは嫌がる素振りを見せず、それを甘んじて受ける。
 蝋燭の火を消して、肩で息をするカナミの耳元で囁く。
「まだ足りないか?」
 カナミは視点の定まっていないうつろな目でシンジを見て、頷いた。
「よし、じゃあついてこい」
 カナミを縛っているリボンの端っこを掴み引っ張る。
 カナミ自身がそれを狙ったのかどうか、そのリボンはカナミの首に巻かれ
 ていた。
 シンジがリボンを引っ張り先を歩く。
 しかしカナミは立ち上がろうとせず、四つん這いのまま後ろに続いた。
40ペットという言葉5:2005/06/18(土) 22:54:51 ID:tSusIcWo
 着いた先はカナミの部屋だった。
「お前の玩具を出せ」
 言われるがままにカナミは隠していた大人の玩具を全て出した。
「よくこんなに溜め込んでたな。どれがお気に入りのやつだ?」
 カナミは中から一つ、口に咥えた。
 奇妙奇天烈な物の中ではいたって普通のバイブだった。違うとすれば、
印象で大きいと思う程度だ。
「これを使ってたのか。俺のとこいつじゃ、どっちがいい?」
 シンジの質問に、カナミはハッと顔を上げた。
 その目はシンジの顔と手に持ったバイブを行き来し、最後に止まったのは
 シンジの顔だった。
「そうか。正直者にはご褒美を上げようじゃないか」
 言うなり、カナミの後ろに回ると一気に自分の分身を突き入れた。
「ああああぁっ!」
 十分に濡れていたそこは、抵抗すら見せずに受け入れた。
「ははっ、カナミは本当にスケベだな。すんなり受け入れちまった。
 どうだ、気持ちいいか?」
 その問いにカナミは頷く。
 シンジの体が前後に動く度に、カナミの腰もそれに合わせた。
「ヤベッ、さっき出したばっかなのにまた出ちまう。
 カナミ、どこに出して欲しい?」
 腰の振りが速くなる。
「お、お兄ちゃんの出したい所に出していいよ。私は何でも聞くから」
「そうか。だったらこのまま中に出してやろう。
 う、出るっ!」
 ドクッ! ドピュ、ドピュ……。
41ペットという言葉6:2005/06/18(土) 22:55:15 ID:tSusIcWo
 カナミの割れ目からシンジの出した白い液が漏れる。
「さ、こいつの出番だな」
 そう言うとシンジはカナミ愛用のバイブを用意し、それを自分の分身の
 代わりに入れた。
 ブブブブゥゥ……。
 小刻みに震える音が鳴る。
「オレの好きな場所は知ってるよな?」
 その問いにカナミは頷き、自ら尻を開いた。
 柔らかな尻の中心にはすぼまった穴がある。
「よしよし、いい子だ」
 シンジはそう言うとその蕾を舐めた。
 硬く閉ざされたそこをほぐすため、何度も何度も舐めた。
 カナミの身体は小刻みに震え、蕾に刺激を与えられるたびに大きく震えた。
「あっという間にほぐれちまったな。もう指一本なら」
 シンジの指がカナミの蕾を開いた。
「んんっ」
 慣れない感触が身体の中へ入ってくるのを感じ、カナミは押し殺した声を
 漏らす。
 抵抗はほんの最初だけで、あとはもっと奥へと促すかのようにシンジの
 指を締め付けた。
「こっちの穴までスケベだな。これならすんなり入りそうだ」
 一度指を抜き、再び蕾へと戻ったそこへ、シンジは分身をあてがった。
 カナミの腰を掴み、ゆっくりと蕾を貫いていく。
「うあ、し、締め付けられる!」
42ペットという言葉7:2005/06/18(土) 22:55:41 ID:tSusIcWo
「んふ〜っ! んんぅ」
 声を漏らさぬようにするカナミ。
 シンジの分身は根元まで咥えられ、シンジは再び腰を動かし始めた。
「こ、こっちの方が断然締め付ける」
 そういう割には動きはスムーズで、淫靡な音は激しさを増す。
 前も後ろも攻められ、カナミの腰はガクガクと震えていた。
「腹の中でバイブが震えてるがよーく分かるぞ。両方同時に攻められて、
 感じてるんだろ?」
 後ろから囁かれる言葉に、カナミはただ頷く。
「そろそろオレも限界だ。最後は兄妹仲良く一緒にイこうな」
 そしてシンジはがむしゃらに腰を振り、そのままカナミの中に出した。
 カナミもバイブを刺したまま潮を噴いた。
43ペットという言葉8:2005/06/18(土) 22:55:57 ID:tSusIcWo
 翌朝、二人は学校へ行く準備をしていた。
「う〜ん、今日も学校に行きますかな」
 大きく背伸びするシンジの後ろでカナミは真っ直ぐ立っていた。
「ほら行くぞカナミ」
「はい」
 カナミはそう言うとシンジの後ろについていく。
 首には自ら着けた首輪が見える。
 それが証とでも言いたげに。
44メリー:2005/06/18(土) 22:59:37 ID:tSusIcWo
初の妹シリーズでこのネタですよ。

う〜んやっぱりエロありなしは置いておいたとしても、
私としてはラブラブイチャイチャな感じの方が性に合っている感じです。
しかしそうなるとエロがいれにくくなるわけで……。
悪循環(?)してしまいますよホント。

次もたぶん妹ネタで書くと思ってるんですが、内容はシンジ×アキで
ラブい感じになるかと。エロは入ると思うんですが、薄味?
それでも書いたらうpしてもいいですか?
45名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 23:29:56 ID:K5ZiAylY
おお、次作?
ならば、遠慮なさらずうpを!
46トマソン:2005/06/18(土) 23:48:41 ID:iNHtd28m
メリー氏、乙&GJ!です。
こういうのもいいですね。

でも、なんだか、エロくなきゃいけない、という思考がプレッシャーになってませんか?
一部にはエロ以外認めない、という書き込みもありますが、
書き手としては、書きたいものを書けばいいのじゃないか、と思いますよ。

これは他の職人さんたちも同じだと思います。
次作にも期待していますよ。



47名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 23:51:46 ID:nvQz3EW+
えっ、なんですか このエロいカナミはまるで僕の願望そのまmゲフンゲフン

GJです!ごちそうさまでした。
エロ、非エロに分けないで僕的には今まで通りの方向性(このスレの流れ)で良いと思います。とゆーよりそうあって欲しい。職人の皆さんが分けたいのなら話は別ですけど、長々スイマセン
48名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 00:20:53 ID:FIYAQnG9
カナミーカナミーむはー、メリー氏めさGJ!大満足!

個人的にはこれくらいのエロを基準にしてほすぃです。やっぱりここはエロを書いたり読んだりするところだと思うので‥‥。
書きたいものを書く、という姿勢は決して非難はいたしませんし、プレッシャーをかける気もありません。
ただ、ここはエロパロ板で、エロのみを望む読み手がいるということだけは忘れないでいただきたいのです。

以上、エロ文好きの戯言でした。失礼シマソタ
49名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 02:14:01 ID:x9JNGjY7
ヤフーーーーーーーー!!
投下直後に次回も期待させてくれるとは!!!
メリー氏乙
50名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 02:34:18 ID:xpJodHMj
メリー様、乙です。カナミたん最高!貴方の次回作品を、超期待してお待ちしてますね♪(´∀`)
51名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 13:05:37 ID:RkXyfX/V
>>35
正直言って良い?
メリー氏無理に書かなくてもいいよ。
パロなんて、自分の書きたいものを書けば良いのであって、
書きたいのがスレに合わないんだったら、無理にここで書く必要ない。
別に、何としてもメリー氏に書いてもらわないとってわけでもないし…
なんか、エロ無し議論以来、メリー氏の発言って、いちいち引っ掛かるんだよね。
実際、今回は内容も…数行で挿入して、えっ!もう中出し?
いろいろやりすぎのわりには、一つ一つの行為の描写が少なくて、
詰め込んだだけのダイジェストみたい。
うーん、やっぱり無理しなくて良いよ。書きたい人に書きたいものを書いてもらいたい。
52名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 13:21:05 ID:hLTdSNt/
スレのいい流れを台無しにする下らない挑発・議論が定期的にあるようだが、
ここの住民は華麗にスルーできると信じてる。
53名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 13:47:00 ID:QYpAfYYH
すなわち、書き手も読み手も無理せず気張らずマターリと。
アーユーオーケイ?ネクストヒワーイレッツラゴー↓
54名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 14:07:11 ID:Q0K/mMcz
痴女はイイ
55名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 14:16:00 ID:hLTdSNt/
お主 なかなかやるな(w
56名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 14:26:25 ID:uh1wFAlB
変えてもらった話を戻して悪いが、

>>51
正直な意見は必要だし、確かにメリー氏の発言にはどこか自虐的な一面も
見えるが、そもそもは俺たちが有りだ無しだとプレッシャーを
与えたからではないだろうか?
最初っから好きなように書いて俺たちを喜ばしてくれ、って言うんじゃダメなのか?
57名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 14:57:27 ID:xDoB3iQ5

痴女の続きは
58郭泰源:2005/06/19(日) 16:27:02 ID:T2UjajKK
すんません、あえてじゃないんですが…。
エロ無し萌え無し、(若干)サイコ有りのSS一本。
最初はお題用だったんですが、なかなかまとまらんで没りかけたやつ。
では、投下。
59郭泰源:2005/06/19(日) 16:27:43 ID:T2UjajKK
「あーあ、雨か…天気予報もたまには当たるものね…」
委員会の仕事を終えたアヤナは雨空を恨めしげに眺めた後、負け惜しみ気味に呟いた。
学校から至近距離である家までは、走れば5分もかからない。
しかしもしそれを実行すれば、下着までずぶ濡れになってしまうことは確実である。
(…今日に限って誰も来ないわね…そうだ!図書室に行けば…的山さんならまだいるかも?)
リンコのことを思い出し、アヤナが振り向いたそのとき…。
「あれ?若田部?まだ帰ってなかったんだ?」
「あ…小久保君か…」
「?もしかして…傘、ないの?若田部」
「う…うん、そうなんだ…忘れちゃって…」
「そっか…なら…入ってく?」
「え…」
少し躊躇するアヤナ。なにしろお年頃の男女二人で、相合い傘である。
「あ…あの…小久保君、嬉しいけど…」
「?あ、ゴメン。俺とふたりだと…そうだな、そりゃマズイよな」
鈍いマサヒコだが、やっとのことアヤナの言わんとすることを察した。
「う…ううん、小久保君がマズイとか恥ずかしいとかじゃ…ないんだけど…」
「いいっていいって。…なら…ホラ」
「え?」
「?だから、傘貸すよ」
「だって…そしたら小久保君…」
「別に…ほら、ウチ近いしさ。女の子を置いて帰るわけにもいかないし」
「でも…風邪、引いちゃうよ?」
「はは、これでも俺、結構体は丈夫なんだ。じゃ…」
そのままマサヒコは強引に傘をアヤナに手渡すと、雨の中をつっきるように走っていった。
「あ…待って!小久保君!」
§
60郭泰源:2005/06/19(日) 16:28:26 ID:T2UjajKK
「?どうした?若田部」
「あの…やっぱり…一緒に帰ろ?」
「?だって、若田部…」
「いいから!もしあんたが明日休んじゃったりしたら、あたしが気まずいのッ!」
最後は顔を赤くして叫ぶように言ってしまうアヤナ。
「?なに怒ってんの?若田部」
アヤナの様子を不思議そうに眺めて…マサヒコはそれでもその言葉に従い、戻ってくるのであった。
「いいから!もう…びしょ濡れじゃない…仕方ないなあ」
怒り口調のまま、アヤナはハンカチを取り出すと雨に濡れたマサヒコの肩を拭いた。
「い、いいよ若田部…そんなことしなくても…」
「ダメ!もう…あたしのせいで風邪引いたら、アイ先生に悪いじゃない」
アヤナは少し背伸びをすると、マサヒコの頭頂部もハンカチで軽く拭った。
(なんだか…俺、母さんに怒られてるみたいだな…)
アヤナの香りが、ふわりと鼻腔をくすぐるなか―マサヒコはそんなことを考えていた。
「これで…よしっと。じゃ傘は小久保君が持ってね?」
「う、うん」
ふたりは相合い傘の状態で、学校をあとにした。
“ざあああ…”
雨は弱まりそうになかった。なぜかふたりは、無言のまま帰路を歩いていた。
(…若田部…なんでさっき怒ったのかな?…でも…いいにおいだったな…)
(小久保君…優しいな…さっきからずっと…傘、あたし側に寄せてさしてくれてる…)
恋に少し似ているが―そこまで成熟していない感情を抱いて―ふたりは黙々と歩いていた。
「あの…小久保君?」
家が見えてくると、ようやくアヤナが口を開いた。
「なに?」
「家に少し寄っていってね?濡れちゃったでしょ?」
§
61郭泰源:2005/06/19(日) 16:29:15 ID:T2UjajKK
「い、いや別にいいよ。これぐらい」
「ダ・メ!お茶くらい出すから…からだを温めていくの!」
強引にマサヒコを引っ張り込むと、アヤナは急いで家に上がり、奥の方へと走っていった。
「お〜い若田部、そんな慌てなくても…」
声をかけるが、どうもアヤナの耳には届いていないようだ。ぼんやりと、アヤナを待った。
「はい、小久保君」
アヤナが大きめのバスタオルを持って戻ってきた。
「あ…さんきゅ。でも…いいのか?」
「いいから…髪拭いたら、あがって?今、お湯沸かしてるから…」
「う…うん、じゃ悪いけど遠慮無く…」
マサヒコを客間に通すとアヤナはそそくさとキッチンへと向かい、
ティーポットとティーカップを用意して丁寧に紅茶を淹れはじめた。
(キレイだな、若田部…)
ただ紅茶を淹れているだけなのだが、さすがに良家の子女といったところか。
その優美なしぐさに、マサヒコは思わず見とれてしまっていた。
「はい、小久保君。あ、確かミルクなし砂糖なしのストレートで良かったよね?」
「ああ、ありがとう。…良く覚えてんな…」
カップを受け取ると、マサヒコはゆっくりと紅茶を口に運んだ。
「…美味い」
「ホント?良かったあ」
マサヒコの言葉を聞いて、ホッとしたようにアヤナが微笑む。
その笑顔は普段よりずっと自然で、無防備で―ほんの少し、幼い感じがした。
「何回か若田部んちでごちそうになってさ、思ってたけど…。
なんでこんな美味しいの?やっぱり高い紅茶を使ってるからなの?」
「…ふふ、ざ〜んねん。これ、そんな高級品じゃないよ?ふつうの紅茶の葉だよ?」
「へえ。じゃあ、若田部が上手なんだな。すごいな、若田部は」
§
62郭泰源:2005/06/19(日) 16:30:03 ID:T2UjajKK
「そんな…たいしたことはしてないの。ポットとカップをあらかじめ温めておくことと、
きちんと葉っぱが開ききるまで待つこと。このふたつを守れば、美味しい紅茶になるから」
「ふ〜ん。でもスゲーよ、若田部は。勉強も出来て、運動も出来て、家事も万能だもんな」
「そ…そんなこと」
「おまけにお嬢様だし、美人だしな。はは、こりゃクラスの野郎どもが夢中になるわけだ…」
「…小久保君?」
「はい?」
さきほどまでのほんわかとしたムードはどこへやら…。
突然、アヤナの視線がキツくなったことにマサヒコは軽くびびっていた。
(あら?やっべ、俺なんか地雷踏んだ?)
「誰?」
「…誰って…」
「だから、男子の誰が…そんなこと言ってるのッ!」
「い、いや…誰ってわけでもないんだけど…男連中で話したりするとさ、
変な意味じゃなくだぞ?若田部っていつも人気あるっつーか…」
「人気があるって…どうせ…みんな…」
そう言ったきり、黙りこむアヤナ。その表情は怒ったようで、悔しそうで…それでいて悲しそうだった。
「?なあ若田部、人気あるって…そんな嫌なことなのか?」
(どうせ男子なんてみんな…あたしの胸しか見てないんだ…)
アヤナのコンプレックスだった。この手の話題になると、ついこんな態度になってしまうのだった。
「…若田部?あのさ、嫌なこと言ったんなら謝るけど。
若田部のことをいいなと思ってる奴らはさ、外見とかだけに惚れてるわけじゃないと思うぞ?」
「え?」
「さっきも言ったけど若田部にはさ、自分で思ってるより
たくさんいいところがあるから…だから好かれるんじゃないか?」
「そんなこと…ない」
§
63郭泰源:2005/06/19(日) 16:30:56 ID:T2UjajKK
「いや、そうだろ?今日だって、こんな風に俺にわざわざお茶まで出してくれてるし。優しいじゃん」
「それは…」
珍しく、会話でマサヒコの方がアヤナを押していた。
「俺もそういうの鈍いほうらしいから、わかんねーけど。
中にはさ、真剣な思いで若田部に惚れてる奴もいるんじゃないか?」
(…小久保君は…)
ずるい、とアヤナは思った。さっきもそうだったけれど―
マサヒコは、ごく当たり前のように人をほめる。それがいつも自然で、下心がなくて…。
気がつくと、アヤナの心の固く閉ざされた部分をほぐしてしまうのだった。
去年の夏のときも…あの大雪の日も…そして、今日もそうだった。
そしてなによりずるい、とアヤナが思うのは―そんな風に言っておきながら、
マサヒコ自身はアヤナのことを確実に友人としか見ていない、ということだった。
「…ありがとう、小久保君…あのさ、話は変わるんだけど…聞いてもいい?」
「?なに?」
「この前からさ、天野さん…小久保君のこと、名前で呼んでるよね?マサ君って…」
「ああ…はは、あいつとはほら、幼なじみだろ?なんか久しぶりに名前で呼びたいらしいんだ」
「…そうなんだ…でも…」
「?」
(でも…きっと…天野さんは…)
別の思いを抱いている、とアヤナは思った。
「ねえ?小久保君…ならさ、あたしがそんな風に呼んでも平気?」
「へ?」
「だから…マサ君とか呼んでも大丈夫?」
「へ?って大丈夫もなんも…別にいいけど?でもちょい恥ずかしいかな…」
そう言って、はにかんだような微笑みを浮かべるマサヒコ。
(…やっぱり、ずるい)
§
64郭泰源:2005/06/19(日) 16:31:44 ID:T2UjajKK
昔から、ベタベタとした人間関係なんて嫌いだった。
ガサツで自分のことしか考えられない父親や兄のような男という生き物も嫌いだった。
そしてそれ以上に―その男に依存して生きている、母親のような女が一番大嫌いだった。
だからアヤナは誰よりも努力した。そしてそれはいつの間にか自分にとって重いものになっていた。
だが、目の前にいる少年は自分のそんな心の重石をひょい、といともたやすく軽くしてくれた。
(男なんて好きにならないし、恋愛なんてしない。あたしは男に頼らない。そう思っていたのに…)
アヤナは、微笑みを浮かべたままのマサヒコを見つめていた。
リンコやアイみたいな人間は理解できる。ミサキもそうだ。だから、好きになれなかった。
中村は同じ種類の人間の匂いがした。だから、好きになった。
マサヒコは…初めはただ優しいだけの男の子だと思っていた。誰にもいい顔をして、
八方美人で、自分というものがなくて…。だけど…今、アヤナは…。
(欲しい)
切実に、そう思った。オモチャをねだる子供のように、そう思った。
(天野さんなんかに…渡さない。あたしは、小久保君が…欲しい)
アヤナは自分の心の奥から湧いてきた感情をはっきりと自覚した。
本当はあの夏祭りのときから、そう思っていた。生まれて初めて他人を―異性を、欲しいと思った。
「…?あのさ、もしかして若田部…怒った?」
「ううん…怒って…ないよ?」
「そっか。ゴメン、俺、なんか偉そうなことばっか言っちゃってさ。
あ…雨も弱まってきたみたいだな。そろそろ帰るわ」
「ウン…傘借りていってね?いつ返してくれてもいいから」
「ああ…わりいな…」
玄関まで、アヤナはマサヒコを見送りに来た。
「でもさ、若田部は…もっと楽しんだほうが良いって思ったのは、本当だぜ?
俺らまだ中学生だし…これからどうなるかわからねーもんな?恋とかだけじゃなくてさ」
「そうだね…そうかもしれないね、マサ君」
§
65郭泰源:2005/06/19(日) 16:33:03 ID:T2UjajKK
「!はは…いきなりそう来るかね、若田部」
「ふふ…今度からそう呼んで良いって…言ってくれたんだもんね?」
にっこりと、笑顔をつくるアヤナだが、その笑顔は―。
(あれ?今の若田部の笑顔…誰かに…似てるような?)
マサヒコはその表情を見て、なぜかぞくり、と背筋に冷たいものが走るような思いを抱いていた。
無邪気な笑顔ではない。獲物を見つけた肉食動物のような、獰猛な目をした笑顔だった。
「じゃ…じゃあな若田部。今日は…ありがとうな」
わずかに生じた動揺を隠すように、マサヒコは言った。
「ううん、こっちこそ本当にありがとう…ねえ、マサ君?」
「?なに?若田部?」
「あたしたち、まだ、どうなるかわからないんだよね?」
「?だろ?まだ中学生だし…ガキでもないけど、大人でもないしな」
「恋だってするかもしれないもんね?どうなるかわからないんだよね?」
(たとえばじゃなく…あなたとね。そう、あたしが恋をするのは…あなたと、だけ)
そう思いながら、再び笑顔をつくるアヤナ。
「?ああ…かもな。じゃ…若田部」
アヤナの妙な口調に少し気味悪くなったマサヒコは、足早に若田部邸をあとにした。
(?…あ、わかった)
しばらく歩いて、マサヒコは思い出した。アヤナのさっきの笑顔が誰と似ていたか。
(メガネだ…)
中村がなにか悪巧みを思いついたときの―ロクでもないことを考えているときの、笑顔だった。
(でも…なんで若田部の笑顔と…似てたんだ?ふたり、顔立ちとか全然似てないのに…)
そんなマサヒコの姿を、アヤナは自宅の2階からじっと見つめていた。
「ふふ…ありがとうね、マサ君。あたしの…本当の気持ち…気づかせてくれて」
呟きながら、にっこりと微笑んでいた。やはり、中村に良く似た笑顔だった。

                          END
66郭泰源:2005/06/19(日) 16:33:33 ID:T2UjajKK
以上。タイトルは「雨の日のふたり」でお願いします。
近いうち、リンコで初本番SS投下予定。で、自分的にはトマソン氏の意見に賛成です。
書きづらくなってる職人さんがいたらちょっと?と思います(私もそうでした)。
読者に少し甘えてもたれあっていたかな?という反省も勿論ありますけどね…。
あ、>>古田氏
「雨に濡れても」の中で、前スレ410氏の発言が途中で載っちゃってます。
お手数ですが修正お願いします。具体的には
「ミサキが妹にしか〜アヤナに持っていかれたか」です(410氏、勝手な引用すんません)。
67名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 17:23:11 ID:x9JNGjY7
 *     +    巛 ヽ
            〒 !   +    。     +    。     *     。
      +    。  |  |
   *     +   / /   +    。     +    。 +    *
       ∧_∧ / /     一番乗りグッジョブ!!!!
      (´Д` / / +    。     +    。   *     。
      ,-     f
      / ュヘ    | *     +    。     +   。 +
     〈_} )   |
    / ̄ ̄    ! +    。     +    +     *
    |  ├─-ヘ  |
    |  |   |  | |||
――(__/―――――――――
68名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 18:45:46 ID:LFsdxm7f
郭泰源氏
グジョブ〜!

あ〜あ、51のせいで一人職人さんが減っちゃうかも
69名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 19:48:47 ID:cEgt+prk
そういう言い方は良くないな。
当たり障りの無い感想だけよりはっきり言ってもらった方が自分のためになるもんだ。

馴れ合いが悪いとは言わないけどさ。
時間かけて書いたssに「ぐっじょぶ」だけじゃあちょっとね。
良いにしろ悪いにしろきちんと読まれてる感想の方が嬉しいもんだよ
70名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 19:57:02 ID:gfFTApLR
妹の、近親相姦は締めにマナカとアキオの突っ込みとボケいれくれたほうが良かったな。
7172:2005/06/19(日) 20:03:52 ID:oTvMmYce
こんばんは、日曜日の夜いかがお過ごしでしょうか。72です。
エロっぽいのが書けたので、投下させていただきます。
話としては「カナミ看護編」「マナカ愛猫編」に続くものです。
なかなか話がまとまらずに若干投下が遅れてしまいました。
前の話忘れてしまった人、ごめんなさい。

散々なシンジの一日の締めくくりということで。
では投下。
7272:2005/06/19(日) 20:05:08 ID:oTvMmYce
昼下がりの午後…と言うには少々遅い時刻。
城島家のリビングでくつろぐカナミとアキ。

「ねえ、アキちゃん。ひとつ聞いてもいい?」
「え、なに?」

「アキちゃんてさ…私のお兄ちゃんのこと好き?」
「ぶはっ!…な、なに突然?…げほげほ」
「ちょ、ちょっとアキちゃんだいじょうぶ?」
カナミの思わぬ質問に、思わず飲んでいたお茶をふきだすアキ。
「…なんとか」
カナミが差し出したハンカチで口と服を拭く。
「でさ、アキちゃんはお兄ちゃんのことどう思ってるの?」
「…どうって言われると…」
返答に困るアキ。ちらりと前を見ると、カナミが興味津々の目でその返答を待っている。
(…どうしよう)
アキが動揺したのは、何も突然の話だったから…というだけではない。
正直なところ、アキはシンジに少しずつ惹かれ始めていた。
他の男子とは違い、シンジとなら気さくに話せるということ。
同じツッコミ同士のせいなのか、アキの気持ちをシンジがよくわかってくれること。
そしてなにより、夏の海でアキを助けてくれた時のやさしさ。
彼氏にするならこんな人がいいなあ…と思ったのも事実。
7372:2005/06/19(日) 20:06:03 ID:oTvMmYce
しばしの沈黙の後、アキが口を開く。
「…ぶっちゃけて言うと」
「…言うと?」
「好きかも……しれない……お兄さんのこと」
「ほんと?」
「…うん。」
「もしお兄ちゃんがOKだったら、付き合ってもいい?」
「……うん。」
こくりとうなずくアキ。心なしか顔が少し赤い。熱い。
そして。

「よかったー!!」
よっぽど嬉しいのか、カナミがにっこりと笑顔になる。
その笑顔に、何か嫌な予感を感じ取るアキ。
「じゃあアキちゃん行こうか?」
「行くってどこへ……ってあれ?…からだが…」
アキの視界が突然ぐらりと揺れる。頭の中がぐるぐると回りだす。
何よりも身体が火照りだして、熱い。
「…ようやく効いてきたみたいだね、媚薬」
7472:2005/06/19(日) 20:06:52 ID:oTvMmYce
「び、びやく?…まはかお茶に…なんへそんなモノを…」
口が回らなくなり、ソファーに倒れこんでしまうアキ。
そんなアキを、カナミは無理やり起こし、立たせる。
「今、お兄ちゃんのこと好きって言ったよね」
「…うん」
「お兄ちゃんと付き合ってもいいって言ったよね?」
「……うん」
「ということは、アキちゃんはお兄ちゃんと恋人同士になってもいいってことだよね?」
「………うん」
「じゃあ、二階に行こうか?」
「だからそこから意味がわから…」
「まあ、いいからいいから」
アキの言葉をさえぎるカナミ。
そしてフラフラのアキを肩に担ぎ、二階のシンジの部屋に向かう。
アキには、もうなにがなんだかわからない。
(一体どうなるの?私…)
7572:2005/06/19(日) 20:08:34 ID:oTvMmYce
「着いたよ、アキちゃん。さあ、入って入って」
着いた先はシンジの部屋。ドアを開け、カナミはなかば強引にアキを押し込む。
部屋に放り込まれたアキに見えたのは、信じられない光景。
「ちゅぱ…もご……あ、アキさん?こんにちは。」
「マ、マナカ?何でここに?…で…お、お兄さん?!」
アキがびっくりするのも無理はない。
シンジはパジャマ姿のままベッドに縄で拘束され、下半身むき出しにされている。
そしてそのシンジの男根に、マナカがむしゃぶりついていた。
明らかに異様な光景。部屋には汗と精液の匂いが充満し、アキの頭を一層混乱させた。
「びっくりした?」
「カ、カナミ?一体コレは…どういう…こと?」
再びその場にへたり込んでしまうアキ。やはり媚薬の効果は抜群らしい。
「…今日ちょっとふざけて、お兄ちゃんを拘束してみたんだ♪」
ふざけてって、おい。
「私も小説の研究ってことで、協力しました」
「そしたら…私たちちょっと調子に乗りすぎちゃって、てへ」
ぺろりと舌を出し、おどけてみせるカナミ。
(調子に乗り過ぎって…まあ確かに)
ベッドに縛られているシンジを見ると、かなりやつれて見える。

「お兄さんのオチンチンでたっぷり研究させてもらったんですけど…まだ本番はしてないんですよ。
いじられるだけいじられて本番なしってのは、ちょっとかわいそうですよね。」
「…だから、お兄ちゃんに今日遊ばせてもらったお礼をしようかなあって」
「そんなわけでアキさん。シンジさんに処女あげてください」
「…なんでやねん!!!」
あまりの無茶苦茶な要求。媚薬で意識は朦朧としているが、ツッコまずにはいられない。
「そ、そんなの、アンタ達で何とかしなさいよっ!!」
「えー、でも。お兄ちゃんは好きだけど、私もう少し処女大事にしたいし。」とカナミ。
「私はショタコン目指してますし。」とマナカ。
「アンタら……」
7672:2005/06/19(日) 20:09:43 ID:oTvMmYce
「それにアキちゃん、お兄ちゃんのこと好きなんでしょ?」
「で、でも、それとコレとは…話が…ちがう…」
「でも恋人同士ならいつかはやることだし、ね」
「…う……」
もはやアキには反論する気力も残されていない。
好きな人との初めての経験。
それはいつかは自分にも訪れることはわかっていた。
だが、まさかこんな状況で訪れようとは、アキも全く予想していなかったろう。

「じゃ、はじめよっか?」
言うが早いか、カナミはアキの服を脱がし始める。
「や、やめろー!!」
必死で抵抗しようとするが、媚薬が完全に効いたアキには、
もはやその力は残されていない。
シャツ、ジーンズを脱がされ…
「あ、靴下は残しとくね。お兄ちゃんそっちの方が好きっぽいし」
…靴下だけを残し、次々に脱がされていくアキ。
カナミがブラをはずすと、形よく張った乳房がぶるんと弾けた。
「アキちゃんやっぱり胸大きいなあ…垂れてるわけでもないし……うらやましい……」
「いやぁ…そんなに揉まないでよぉ…」
アキの胸を、カナミの両手が揉みくだす。
媚薬のせいか、全身の肌が敏感になっているアキ。
今まで感じたことのない、未知の感覚がアキを襲う。
「えへ…アキちゃん可愛い」
突然カナミがアキの乳首を舐め、吸い付いた。
7772:2005/06/19(日) 20:11:46 ID:oTvMmYce

…ちゅぱ…ぺろ……

カナミの行動に、戸惑いを隠せないアキ。
「ひ、ひやぁわああぁっ!!…や、やめてよう…女同士で…」
懇願するアキだが、カナミの責めは止まらず。
アキの乳房を、乳首をさらに丹念に愛撫する。
「あ、ああ…やめて、お願いっ…ひやぁっ!!」
突如全身が大きくびくっと震え、力が抜けて崩れ落ちるアキ。
「あ…あう…なに、これ…」
「あ、軽くイッちゃった?…でもお楽しみはこれからだよ♪」
「え…」
呆然としているアキを見て、無邪気に笑うカナミ。

「マナカちゃん、そっちの準備はどう?」
先ほどからシンジの方の”準備”を整えているマナカにたずねる。
マナカは表情を曇らせる。
「いえ、ちょっとやりすぎたみたいで…もう少し時間かかるかも…」
見ると、マナカの手の中にあるシンジのムスコは、もうギブアップとばかりに
完全に硬さを失ってしまっていた。
「もう、マナカちゃん!お兄ちゃんをいじめすぎだよ…
じゃあ、しょうがないな…」
あらためて、床に仰向けになって息を弾ませているアキを見る。
「お兄ちゃんのが元気になるまで、アキちゃんの”準備”しとこっか?
マナカちゃん、手伝って。」
「ハイ」
「や、お前ら、やめろーっ!!」
最後の砦だったパンツもあっけなく脱がされ…
ついにアキは靴下を残して完全に全裸にされた。
7872:2005/06/19(日) 20:14:49 ID:oTvMmYce
仰向けにされ、カナミとマナカに手足を押さえられ…
完全に身動きがとれないアキ。
そして二人はアキの秘所の観察を始める。
「へえ…思ったより濃くないね、アキちゃんの陰毛って。」
「そんなに縮れてるわけでもないですね。」
「お前ら…好き勝手なことばかり言って……ひゃうっ!!」
マナカの指がアキの秘所に触れた瞬間、アキの身体は全身に電気が走ったかのように、
びくっと反応する。
「もう…やめて……いやっ!…はぁ…」
「すごい…ここですか、ここが感じるんですか?」
媚薬の効果で余計に敏感になっているアキの秘所と肉芽を、マナカの指が容赦なく這い回る。
(なんだよ…こんなことなら早く貞操帯買っとけば…よかった…)
アキの後悔もむなしく、そして一層アキの秘所はじっとりと湿り気をおび始める。
「だんだんこなれてきましたね…指入れてみますか」
「やあ、これ以上は…やあぁっ!!」

ぐちゅ…くちゅ…

音を立てながら、まだ未使用の膣内をマナカの中指が責めあげる。
それとともに、カナミも乳房への愛撫を再開した。
心なしか、カナミは先ほどより激しく、その豊満な乳房を舐めあげる。
上半身はカナミ。下半身はマナカ。
二人の同級生の責めに、はしたない声を漏らし続けるアキ。
そして、再び絶頂を迎える。
7972:2005/06/19(日) 20:15:42 ID:oTvMmYce
「ん。ああ、ひぃ、ふわぁああ……んっ!!!」
「あ、またイッちゃった?」
「あんまりやりすぎると、お兄さんの番まで体力持ちませんよ」
「それもそうだね…あっ」
カナミの目線の先。アキが横を見ると、ベッドに拘束されているシンジの姿が見えた。
(…え……シンジさん、まさか…うそ…)
シンジの下半身を見ると、そこには再び元気を取り戻したシンジの男根がそびえ立っている。
下半身は正直者である。
「ゴメン、矢野ちゃん…声が…すごくてさ…」
シンジがアキの視線に気づき謝る。

「あ、お兄ちゃん、準備完了?」
「じゃあ、いってみますか」
すっかり全身から力の抜けたアキを、カナミとマナカは両肩から支えて立たせ、
シンジのベッドへと誘導する。
(うそ…あんなのが入ったら…私どうなっちゃうんだろう…
…処女は痛いって言うし……気持ちよくなれるのかな…)

今アキの心には恐怖と不安、そして…期待感のようなものが渦巻いていた。
8072:2005/06/19(日) 20:17:03 ID:oTvMmYce
ベッドの上に乗せられ、拘束されているシンジの上に馬乗りになるアキ。
アキの目線の下には、シンジの男根が今や遅しと待ち受けている。
「さあ、楽しんでね二人とも」
「そうですよ、ここまできたんだから楽しまなきゃソンですよ」
((こんな状況にしたのはおまいらだろがーっ!!))
心の中で、同じツッコミを入れるシンジとアキ。
そして互いを見つめあう二人。
カナミとマナカの勢いに強引に流されて、ここまで来てしまった二人。
アキは媚薬、シンジも精力剤を飲まされて準備万端ではあるが。
しかし、このまま流されてよいものか?
二人が膠着状態のまま、しばし部屋を沈黙が包みこむ。

「…もう、じれったいなあ!」
三分ほど続いたその状況に、業を煮やしたカナミとマナカ。
おもむろにシンジの両手両足の縄をはずし…シンジを自由にする。
「さあ、お兄ちゃんヤッチマイナ!!」
「「古いぞ、そのネタ」」
ほぼ一日ぶりに拘束を解かれたシンジ。
起き上がり、背筋を伸ばすシンジにアキが一言。
8172:2005/06/19(日) 20:17:55 ID:oTvMmYce
「あの…拘束も解かれたことだし…これ以上は…」
「やめる?」
「ええ…やっぱ少し怖いかなあって…はは…」
ここまできた以上、このまま流されてしまうもいいのだろが、やっぱり少し怖い。
三分間の沈黙の中でアキが導き出した答えだ。
「そうか……」
シンジが下を向く。あきらめてくれたとほっとするが。
「……でも」
シンジは別の結論を導き出していた。
「…ここまできたら、止まれるわけないよ…」
「え…?きゃあッ!!」
シンジはアキを押し倒し、先ほどまでとは逆の格好になる。
「やさしくするからさ…」
「え…いや、シンジさん、うむっ!…」
アキの意見をさえぎるように、アキの口をシンジの口がふさぐ。
好きな人との初めてのキスにしては、濃密なキスを交わす。
キスは次第に激しさを増し、舌を絡めあう二人。
(もう…いいや…止まれるわけないよね…シンジさんも男なんだし…)
長いキスの中で、あっけなくアキの結論はひっくり返った。
キスのあと、再び互いに見つめあう二人。
8272:2005/06/19(日) 20:19:46 ID:oTvMmYce
「お願い…やさしく…してください。」
「…うん……いくよ…」
シンジの分身がゆっくりとアキの膣内へと滑り込んでいく。
「……っつう!!」
初めての痛みに、アキが悶える。
「だ、だいじょうぶ?」
「だいじょうぶです…たぶん…つづけて…ください」
アキの返答を受け、さらに奥へと、さらにゆっくりと自分の分身を突き入れる。
鈍い痛みと共に、異物が膣に入っているという感覚がアキに伝わってきた。
「うわあ、シンジさんのが入ってるよぉ…」
「アキちゃん…動いてもいいかな?」
「え…ああ、動いたほうが気持ちいいんですよね…いいですよ……はぅっ!!」
アキの許可を得て、シンジは腰を動かし始める。
はじめはゆっくりと、そして次第に強く。

ぐちゅ…ずぽ…ぬちゅ…

淫靡な音を立てながら交じり合う二人。
「ふいぃ…はあ…ひやぁ…きもち…いいかも…いやぁっ…」
「ア、アキちゃん、もうそろそろ……」
「シ、シンジさん?あ、いっ、ひやあ!!」
どちらにも終局はもう目前であった。シンジのピストン運動はより一層激しさを増し、
アキもシンジに思い切り抱きついてそれに答える。
8372:2005/06/19(日) 20:20:39 ID:oTvMmYce
そして。
「うぅ、あ、アキちゃん…いくよ!!」
「きてえ、シンジさん……ああっ!!」

どぴゅっ、どぷどぷ……びゅっ……

アキの膣内でシンジの精がはじけ飛ぶ。
そしてほぼ同時に絶頂に達した二人は、
その場に倒れこんでしまった。



「…すごかったねえ、今の…」
「ええ、まさか処女でこんなに激しいとは…才能ありますね、アキさん。」
疲れて眠っている二人のそばで、今の行為の感想を語りあう処女二人。
その二人の手には。
「でも、ばっちりいい絵が撮れたよね♪」
カナミの手にはハンディカメラが。
「ええ、私もいい勉強になりました。」
マナカの手にはメモ帳が。
どちらにも今の行為がばっちりと記録されていた。
「…でもほんとによかったんですか?アキさんにお兄さんの童貞あげちゃって。」
「いいのいいの。お兄ちゃんにはアキちゃんでたっぷり経験を積んでもらって…
その後で私が…ね♪」
「そうですか。なんにせよ、これからもっと二人にはいろいろ経験積んでほしいですね。
私の小説のネタ作りのためにも」
二人が寝ているのをいいことに、好き勝手なことを言う二人。


彼女たちの真の”お楽しみ”はまだまだこれからのようだ。

(おしまい)
84名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 20:21:24 ID:gfFTApLR
支援
8572:2005/06/19(日) 20:22:35 ID:oTvMmYce
終了です。一応この話はこれで完結ということで。
自分としては、これからもここでエロも微エロもエロ無もどれも書きたいなあ…と思います。
それがこの氏家スレの空気って感じもしますし。
もちろんエロ無しになりすぎないように自重しますが。
今は濱中アイでひとつSS(本番有)考えてますが、いつになるやら…

>>古田氏
一応前の話(「カナミ看護編」「マナカ愛猫編」)とセットになっているので、
まとめておいていただけないでしょうか。
今回の話が「アキ媚薬編」で、全体のタイトルが「シンジの散々なる一日」で。

それではまた。
86名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 20:51:20 ID:UnBGzj76
72氏GJ。しかも72で投下するとは、狙ってましたか?
個人的には、おもしろければエロの有無は関係ないと思います。
87名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 21:17:36 ID:64Y2Y0Z6
保管庫にある作品でどの作者さんがエロ有りや抜ける作品書いてますかね?
多すぎて全部読むのに時間かかるからエロ有りだけ読みたいんですがオススメの作品とか教えてくれません?
88名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 21:54:39 ID:gfFTApLR
アイ 瞬間、股、開いて

ミサキ×マサヒコ×アヤナ

アヤナ「HAPPY CHRISTMAS(WAR IS…OVER???)」

ミサキ 擬似新婚生活 お風呂編


89名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 21:55:56 ID:5nX8m+on
72氏GJ  読み応えありましたよ

古田氏には、たいへんなことだと思いますけど、
保管庫収録のSSがエロなしかどうか見分けられるように
記号かなにかをつけてもらうわけにはいきませんか
90名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 22:03:25 ID:64Y2Y0Z6
>>88
サンクス!
91名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 22:48:44 ID:s7i2qAyG
>>89
ソースを自分で拾って編集したのをUPすれば?
何から何まで吉田氏に任せるってのも虫のいい話だぜ?
92名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 22:53:05 ID:5nX8m+on
それもそうだな。スルーしてください
93名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 22:56:02 ID:FIYAQnG9
>>87
その即物的な姿勢は非常に好感をおぼえますw
エロ作品でハァハァした後はぜひ他の作品も読んでみることをオススメしますよ。
以外な台詞、以外な場面で「こっこれはヌケる!」ってことがあるかもですぞ?
94トマソン:2005/06/19(日) 23:09:26 ID:Qvogu5vC
トマソンです。

 郭氏、72氏、GJです。
 郭氏の次作とかぶっていそうでびくびくしつつ。


 皆様に熱い期待を頂いたようで嬉しいっす。
 >15 からで投下した「右手、左手、他人の手」の続き、リンコ絶頂編です。
 この回は、特にストーリーがなく、マサヒコが男のプライドにかけてリンコを
イカせるだけのお話になりますので、原作と比べても何もネタがありません。

 原作のネタをちりばめるのが私のパターンなので、こういうのはちと苦手。
 さてどうなることか。

 では投下。

95トマソン:2005/06/19(日) 23:10:43 ID:Qvogu5vC

 的山リンコと小久保マサヒコは、図書準備室で情熱的な一時を過ごして以来も、
表面上は何もなかったように生活を続けていた。時折り、目を合わせては微笑みを
交わしていたが、幸いクラスメートたちには気づかれていないようだ。
 ようやくマサヒコの右手の包帯も取れた今日は、小久保邸でそれぞれの家庭教師に
授業を受ける日。二人は言葉を交わしつつ、連れ立って小久保邸に向かっていた。
 雨は降っていないが、空には重い雲が垂れ込めている。
「今日もなんだか怪しい天気だね〜」
「まあ、梅雨時はしょうがないんじゃないか」
「そうだね……ところで小久保君」
 リンコは真剣なまなざしをマサヒコに向けた。
「……ん? 的山、どうした?」
「この前の、図書準備室での約束、覚えてる?」
「……もちろんさ。でも、どこででも出来ることじゃないし、家庭教師の先生たちの
授業もあることだし……」
「あのね、今日、うちのパパもママもいないの。だから、今日は、中村先生と濱中先生
の授業が終わったら、うちに来てくれると、嬉しいな……」
「……いいのか?」
「うん。気持ちよくしてくれるんでしょ?」
「……ああ、きっとだ。じゃあ、行くよ」
 ここ数日、セックスのハウツー本を読みふけり、頭の中で何度も、どう女の子の体を
扱うか、シミュレーション……というより妄想だが……してきたのだ。
 ゴクリ…… マサヒコは生唾を飲み込んだ。
 ついに実行の機会が来た。何をするか思い描くだけで、下半身が蠢くのをマサヒコ
は抑えようもなかった。

96トマソン:2005/06/19(日) 23:11:17 ID:Qvogu5vC

 その日はさすがにマサヒコも授業に身が入らなかった。というより、いきなり隣で
保健体育の授業が始まったので、集中できなかったのだ。
「へえ、リンが自分から保健体育を教えてください、とはね。何かあったの?」
「そうじゃないんですけど、なんだか興味が沸いてきて……」
「オッケーオッケー、任せなさい。オンナの体のこと、オトコの扱い方、じっくり教え
たげるわ。まずオンナの体ってのは……」
 マサヒコに聞こえるように授業をする中村先生にマサヒコは目を白黒させたが、全く
もって中村らしいというほかはない。
 濱中アイはマサヒコよりは慣れている。
「マサヒコ君? 横がうるさいのはわかるけど、授業に集中して」
 数学の教材を手にアイがマサヒコに集中を促すが、それも無茶な注文である。
「……無理です、先生」
「……やっぱり? まあ、そうよね……こっちも保健体育にしよっか?」
「濱中先生、教えられるんですか?」
「……それを忘れてたわね。一緒に中村先生に習おうか?」
「……授業してくださいよ……」

 ようやく授業も終わり、濱中・中村両先生が小久保邸を辞す。
 リンコも、後で家に来て、とマサヒコにささやいて帰宅の途についた。
97トマソン:2005/06/19(日) 23:12:16 ID:Qvogu5vC

 マサヒコは着替え、シャワーを浴びると、期待に胸も股間を膨らませて、的山家に
向かった。途中の薬局でコンドームを仕入れるのも忘れない。
 到着したマサヒコを迎えたリンコは、さっきと同じセーラー服姿のままだが、その
漆黒の髪からはシャンプーの香りが漂っているうえに、肌はしっとりと輝き、顔も
どことなく上気している。
「小久保君、いらっしゃい……どうぞ上がって……セーラー服は、好き?」
「お邪魔します……あの、好きって……?」
「お風呂に入って、体、きれいにしたんだよ? でも、私の普段着より、セーラー服が
好きかなと思って、もう一度制服を着たの……男の人って、セーラー服とかスクール
水着とか、好きなんでしょ?」
「……なぁリンコ、中村先生のいうことを鵜呑みにせずに、自分が気に入った格好を
していればいいんだぞ? それに、俺はリンコなら、どんな格好だって好きさ……」
 マサヒコは上がりこむが早いか、リンコの体に腕を回し、きつく抱きしめた。
「あん……小久保君、痛い……優しくして……」
「悪い、強く抱きすぎた……でも、俺……、俺、お前が愛しくて……ここ数日、どんな
思いでこの時を待っていたか……」
「嬉しい……私の部屋に、行こ?」
「ああ……」
 二人は階段を上り、二階にあるリンコの部屋に入った。

98トマソン:2005/06/19(日) 23:14:25 ID:Qvogu5vC

 扉を閉じて密室に二人きりになると、マサヒコは改めてリンコの体に手を伸ばし、
今度はゆっくりと抱きしめた。
 リンコも背を伸ばして腕をマサヒコの首に回し、そっと目を閉じる。ごく自然に二人
の唇が重なる。
「ん……」
 同時にリンコの背中に回ったマサヒコの手が、やさしく背中に愛撫を加えはじめる。
左腕は背中から首筋に伸び、そっと指でうなじから背筋をなぞる。右腕は輪を描くよう
にやわらかい背中を撫で回しつつ、少しづつ下に移り、やがてヒップに到達し、やわら
かい尻たぶを撫で回した。
 唇を離したリンコはすっかり上気した顔を隠すかのように、恥ずかしそうにマサヒコ
の胸に顔を埋めた。
「リンコ……今日はお前に、気持ちよくなってもらうからな……」
「うん……小久保君、優しくしてね……」
 マサヒコはリンコの消え入るような返事を耳に、小さな体をそっとベッドに押し倒し
た。優しく眼鏡をはずしてやり、傍らのサイドテーブルに置くと、その体に体重をかけ
ないように気をつけて上にのしかかり、もう一度唇を合わせ、舌をそっと侵入させる。
リンコもそれに応え、舌を絡めた。
「んん……んっ……」
 リンコの舌はあくまでやわらかく、その感触がまたマサヒコの獣欲をかきたてる。
(えーと、ディープキスの次は……首筋かな……)
 荒い息をついて口を離したマサヒコは、続いてリンコの首筋にむしゃぶりつき、キス
の雨を降らせ、舌を這わせた。
「ああ……あう……はぁ……はぁ……」
 リンコは首筋への愛撫がこんなにも性感に響くとは思わず、たまらず体をもがいたが、
すでに男の体に組み敷かれていては逃れることも出来ず、愛撫をその体で受け止める
よりなかった。
 リンコの呼吸も荒くなってゆく。
99名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 23:16:16 ID:QMkoCxpC
>>91よ ×吉田氏
○古田氏
以後気を付けるようにね
100トマソン:2005/06/19(日) 23:16:36 ID:Qvogu5vC

 ここまではハウツー本をなぞってきたマサヒコは、次は胸を攻めるつもりだったが、
気が変わった。
(リンコも感じてくれてるみたいだ……こうなったら、好きなように攻めてやる……)
 首筋に這いまわせていた舌をはずし、体を起こすと、横たわったリンコの傍らに
マサヒコは腰を下ろした。リンコはいままで組み敷かれたままで散々もがいたため、
セーラー服のスカートがすっかり乱れ、真っ白い太腿の下半分がマサヒコの視線に
さらされていた。
「リンコ……綺麗だよ……」
 マサヒコはそのすそをつまみ、ゆっくりめくり上げていった。ほっそりしたつややか
な太腿が、次第次第にあらわになってゆく。
「あ……、恥ずかしい……」
 リンコは羞恥にたまらず手を伸ばしてスカートを押さえるが、マサヒコはその手を
やさしくどかせ、紺色の布地を上すっかり捲り上げてしまった。
「ああ……」
 リンコはまだ衣服を一枚も脱いではいなかった。しかし、スカートはすっかり捲り
あげられ、純白の可愛らしいパンティを上のラインまで男の目にさらし、恥ずかしそう
に顔を手で覆いながら、指の隙間から不安そうな瞳でマサヒコを見つめているその姿は
たまらなく扇情的だった。
 マサヒコは艶ややかな膝小僧から愛撫に入り、両の掌でゆっくり、太腿を撫で回した。
 リンコはぴっちりと両脚を閉じていたが、マサヒコは遠慮なくその内側に手のひらを
差し入れた。すべすべの綺麗な肌を楽しみつつ、ゆっくりと愛撫を加え、掌が次第に、
太腿をさかのぼって行く。
101トマソン:2005/06/19(日) 23:17:30 ID:Qvogu5vC

 もう少しでパンティに手のひらが到達する、その直前でじらすかのようにマサヒコは
手を止めた。
「リンコ……いよいよ、あそこだよ……」
「だ、駄目……」
 リンコは再び身をよじったが、その抵抗はあまりにも弱々しく、マサヒコの獣欲を
さらに刺激するだけだった。マサヒコは、パンティの微妙なところにそっと指を忍び
込ませた。
 そこはもうしっとりと湿り気を帯びていた。薄い布一枚の向こうに、リンコの最も
敏感な部分が息づいているのだ。マサヒコは全神経を指先に集中して、まずはそっと
縦になぞった。
「んっ……ああっ……はう……」
 なんともやわらかい、吸い付いてくるような感触と、指先の動きに呼応したリンコの
初々しい反応。マサヒコは夢中になって刺激を加え続けた。時折、リンコの体がピクン
と震え、どこが敏感な箇所であるかをマサヒコに教えてくれる。
 見る見るうちに、白いパンティのその部分には濡れてシミが出来た。それがしだいに
面積を広げていく。
 リンコの秘所が形を変えるにしたがい、しっとりと湿ってぴたりと貼りついた
パンティも、それに従って姿を変え、縦にくっきりと筋を形作っていった。

102トマソン:2005/06/19(日) 23:18:34 ID:Qvogu5vC

 たまらなくなったマサヒコはパンティのふちに指をかけた。
「あ、小久保君……そんな、いきなりそれを……」
「リンコ……俺の好きなようにやらせてくれ……きっと、気持ちよくさせるから……」
 マサヒコは片腕をリンコの尻にまわし、軽く上に持ち上げるようにして、もう一方の
手でリンコの秘めたる部分を覆う一枚の布切れを毟りとってしまった。
「ああっ……恥ずかしい、見ないで……駄目ぇ……」
 マサヒコはリンコの脚を開かせようとしたが、リンコもぴっちりと太腿を合わせて
必死で抵抗し、それを許さない。
 マサヒコは改めてリンコの体を組み敷き、再び唇を合わせた。もう遠慮せずにを舌を
侵入させ、リンコの舌を絡めとり、口腔の中を嘗め回し、片手をほのかな胸の隆起に
伸ばし、制服の上から乳房を揉みしだく。
「ん……あうっ……」
 たまらずリンコの注意が上半身に移り、硬く閉じた太腿からふと力が抜けた瞬間、
マサヒコの膝が断固としてリンコの脚を割った。
「んーっ……」 
 リンコのか弱い抵抗もむなしく、やがてリンコの両脚の間にマサヒコの腰が割って
入った。
103トマソン:2005/06/19(日) 23:20:06 ID:Qvogu5vC

 長いディープキスからマサヒコがそっと顔を上げると、その唇とリンコの唇との間に
唾液が糸を引いた。続いて体を起こすと、両脚を割られ、すっかりあらわになった
リンコの秘奥に目をやった。
「だ、駄目……見ないでぇ……」
 リンコは必死で手でそこを隠した。身をもがき、膝を曲げて太腿を上げるが、両脚の
間に男の腰に割って入られていては、閉じることはかなわず、ほっそりした脚がM字に
なるだけだった。
 マサヒコは再びリンコの耳元にささやく。
「見たい……俺、お前のすべてを、見たいんだ……。」
 マサヒコは優しくそっとリンコの手をどかせ、頭の左右に置かせると、再びリンコの
姿に視線をやる。マサヒコの眼前に、蟲惑的な眺めが広がっていた。
 セーラー服の夏服を着込んだ少女が、スカートを完全に捲り上げられ、秘奥を覆う布
一枚だけを剥ぎ取られ、両脚をM字にして、男の視線に下半身の全てを晒して羞恥に
あえいでいる。漆黒の繊細な恥毛はごく薄く、産毛程度にしか生えておらず、ギラギラ
した男の視線を防ぐには全くの無力だった。上半身はセーラー服のままの普通の格好だ
が、そのアンバランスさがまたなんとも扇情的な眺めを形成した。
 リンコの可愛い顔はすっかり桜色に上気して、羞恥と期待に潤んだ瞳をマサヒコに
向けていた。
「ああ……恥ずかしい、そんなに見ないでよう……」
「リンコ……綺麗だよ……でも、気持ちよくなってもらうのはこれからだよ……」
 マサヒコはリンコの体にむしゃぶりつきたいのを必死にこらえ、自分も裸になった。
「ほら、これで二人とも裸だ……恥ずかしくないよ……」
 マサヒコの男根はもう痛いほどに天を向いて屹立している。それを目にしたリンコが
「わあ……この前も見たけど……でも、すっごい……」
と感想を漏らす。
 マサヒコはもう目の前の女体を犯したくてたまらなかったが、必死で我慢した。まず
はこの前の約束を果たさなければならない。
(そうだ……まずリンコをイカせるんだ……)
104トマソン:2005/06/19(日) 23:21:07 ID:Qvogu5vC

 マサヒコは余すところなくあらわになった秘奥にそっと顔を近づけ、まずは太腿の
付け根にそっと頬擦りをする。マサヒコの視界いっぱいに、リンコの体のすべてが
広がった。パンティごしに散々、嬲られたリンコの秘貝は、すっかり濡れて恥ずかしく
光り、開きかけていた。
 リンコのそこにマサヒコの息がかかり、リンコはたまらずあえいだ。
「そんな、駄目ぇ、恥ずかしいよう……」
 マサヒコはそっとリンコのそこに口をつける。
「ひゃ、ひゃうっ?! ああう……はぁ……」
 それだけでリンコの体は電流が流れたように反応した。まるで筋肉が痙攣したように
ピクリと震え、太腿を閉じ合わせようとするが、マサヒコは割られたリンコの太腿に
腕を絡めてがっちり固定し、それを許さない。いったん口を離し、リンコが目を閉じて
手で顔を隠し、羞恥と快感に耐えていることを確認すると、マサヒコは再びリンコの
股間に顔を埋めた。
 舌を伸ばし、そっと開きかけた割れ目をなぞる。続いて指でそっとそれを押し開くと、
処女そのもののうすい色をたたえた、しっとりと濡れそぼった中身が、恥ずかしげに、
密やかに、マサヒコの目にあらわになった。
 マサヒコはその中の襞にそっと舌を這わせ、淫靡な刺激を与えた。
「あ、ひゃうっ? 駄目、だめぇ、ああっ……」
 リンコはそのたびに体を震わせ、甘い声を上げた。
105トマソン:2005/06/19(日) 23:22:16 ID:Qvogu5vC

 マサヒコは割れ目の上にある小さな突起を確かめると、そこを舌でつついた。
「うああっ! 」
 あまりの刺激にたまらずリンコの口から声がほとばしると同時に、全身が激しく反応し、
リンコの体が跳ね上がった。
(やっぱり、ここが弱いんだ……)
 マサヒコもそこがクリトリスと呼ばれる、女体でもっとも敏感なところであることは
知っている。調子に乗ってそこを舌でつつきまわし、ついで優しくねぶった。
「ああん……ひぃ……うあ……ああ、ああああーっ……」
 リンコは激しい反応を示し、必死で体をもがいてマサヒコの舌を逃れようとするが、
大股開きで太腿を固定されてはどうにもならない。 
 マサヒコの興奮も、もう絶頂に近づいていた。いつも一緒に勉強している美少女が、
下半身だけを俺の目に何もかも晒して、大股開きで処女の体をいいようになめさせて
いる!
 淫靡な攻撃を繰り返しているうち、さっきまでよりもそれのサイズも大きくなって
いることにマサヒコは気づいた。
「ここって…… 大きくなるんだ……」
「ひ、ひいぃ……ああっ……」
 リンコは気の利いた返事をするどころではなかった。マサヒコは舌でそこをねぶり
続ける。
「うあっ、くふぅ、あ、ああああーっ!」
 ほどなく、リンコは断末魔のような声をほとばしらせ、体をピンと伸ばして全身を
硬直させた。

106トマソン:2005/06/19(日) 23:22:54 ID:Qvogu5vC

「はぁ……はぁ……」
 リンコは荒い息をつき、体を今は脱力させ、恥ずかしそうに脚を閉じて、ベッドに
横たわっている。
 相変わらず、スカートを捲り上げ、パンティだけをむしり取られた以外はセーラー服
を来たままで、下半身だけ裸だ。今はもうシーツにまで愛液が垂れ、シミを作っている。

 マサヒコはそっとリンコの傍らに横たわり、リンコにささやいた。
「……気持ちよかった?」
「はぁ……はぁ……うん、気持ちよかった……でも、イったのかどうか、わかんないよ
……今まで、イッたことなんて、ないから……」
「この前のお礼、できたかな……」
「うん、素敵だった……でも、まだ一緒にキモチよくなってないよ……それにまだ私、
大人の女になったわけじゃ、ないよね……?」
「……そうだな。最後まではまだしてないな」
「ねえ……小久保君、一緒にキモチよくなろ? そして私を女にして……」
「そりゃ、俺はそうしたくてどうしようもない位けど……でも、本当にいいのか?
お前にとっても大切なバージンだろ?」
「大切なものだけど、小久保君なら、いいよ……それに、私だって小久保君のチェリー
ボーイをもらうんだもん……」
「そうか……じゃ、一緒に大人になろう……」
「……うん……」
 もともとすっかり上気していた顔をさらに真っ赤にして、リンコはうなずいた。

107トマソン:2005/06/19(日) 23:23:48 ID:Qvogu5vC

 いつまでもこの格好ではかわいそうだし、リンコの上半身も味わいたい。
 マサヒコはリンコの上半身を抱き起こし、セーラー服の上を優しく脱がす。リンコも
恥ずかしがりながらも腕を上げ、マサヒコに協力した。
 続いて、ベッドに座ったリンコの背中に腕を回し、飾り気のない、これも純白の
ブラジャーのホックをそっとはずそうとしたが、なかなかうまくいかない。
「……? これ、どうやってはずすの?」
「ん……こう……」
 リンコが腕を背中に回してプチンとホックをはずすと、マサヒコは正面からカップを
持ち上げ、首からブラジャーを抜き取ってしまった。リンコの胸のほのかな膨らみが
マサヒコの視線に晒される。
「あ……」
 リンコは恥ずかしそうに胸を隠した。ついさっき、もっとも恥ずかしいところを何も
かも晒して、いいようにされたわけだが、それでもまだ羞恥心は失っていない。頼り
なげなその仕草が、またマサヒコの獣欲を刺激した。
 あとは腰の回りにまとわりついたスカートを、腰のホックを外して抜き去ってしまう
と、リンコはとうとう生まれたままの姿となった。リンコは恥ずかしそうにベッドに
座り、片腕で胸を、もう片腕で股間を隠して、体を硬くしてマサヒコの視線に耐えた。
 改めて少女の体を組み敷こうとしたマサヒコは、ちょっと迷った。
 しばらく前からいきりたったままのマサヒコの分身は、もう先端から透明な我慢汁が
にじみ出て、今にも限界を突破しそうだ。
 このまま挿入したら、即刻、昇天してしまうだろう。

108トマソン:2005/06/19(日) 23:24:34 ID:Qvogu5vC

「なあ、リンコ……俺、もうすぐにでも出ちゃいそうなんだ……このままお前の中に
入ったら、お前が気持ちよくなる前にすぐにイってしまう……だから、その前に一回、
抜いてくれないか?」
「……うん……この前みたいにしてみるね」
 リンコはそっと手を伸ばし、この前のように、そっと包み込む。
 そしてカリの内側に摩擦を集中し、先端の割れ目をそっと撫でる。
「うおおっ……」
 ついさっき自分が絶頂にいざなった女の子が、今度は俺をいかせようと俺のアレに
奉仕している! マサヒコの興奮は速やかに高まった。
 リンコは、何を思ったか、屹立したマサヒコの分身に顔を近づけ……そっと舌を
伸ばした。
「お、おいリンコ、そんなことしてくれなくても……」
「私、小久保君にも、気持ちよくなってもらいたいの……男の子って、女の子にこう
して欲しいんでしょ?」
 話すために一旦舌を収めたリンコは、再び舌を伸ばし、既に透明の液が滲み出して
いる先端にそっと、ちろりと這わせた。
「う、うおうっ……」
 リンコは次はくわえ込もうとするが、流石に全部は入らない。あきらめて、亀頭の
部分だけをそっと口に含み、舌で舐りまわした。そうしている間にも、両手は口に
収まらない、サオの根元に近いところに摩擦を加え、裏筋を指でなぞる。
「おおおっ……リ、リンコ……出る……」
 それまで散々我慢してきた反動もあり、やわらかくもねっとりした強烈な刺激に、
あっという間にマサヒコの分身は蠢動し、欲望の汁を発射した。リンコの口のなかに
白濁した液体が、どくんどくんと吐き出される。
「むぐーっ……!」
 リンコはあわてて口を手で押さえ、全裸のまま、脚をもつらせつつ、部屋の隣の
洗面台に走っていった。
109トマソン:2005/06/19(日) 23:25:41 ID:Qvogu5vC
(やっぱり苦あい……小久保君には喜んでもらいたいけど、飲めないよう……)
 何度もうがいをした後、リンコはマサヒコが待つ自室に戻ってきた。ベッドに
マサヒコと並んで腰をかける。
「悪い、リンコ……あんまり気持ちよかったから、その……」
「いいの、私こそごめんね……飲めれば飲みたいんだけど……苦くて……」
「無理しなくていい……っていうか、飲むと男が喜ぶなんてどうして……いや、いい。
どうせあのメガネに決まってるな」
「うん、中村先生に教えてもらったの。」
「ま、それは置いといて……リンコ……また、俺のほうが気持ちよくなっちまったな」
「ううん、さっきは私を気持ちよくさせてくれたんだし……」
 マサヒコはベッドに座ったまま、再び腕を伸ばし、再びリンコの体を抱き寄せた。
「あっ……」
 肩を抱かれただけで、リンコの体が反応する。さっき絶頂に達したばかりの体は、
敏感な状態を保っているようだ。

「リンコ、いよいよだ……一緒に気持ちよくなろう」
「……うん……やっと、大人の女に、なれるんだ……」
 マサヒコは用意してきたコンドームのパックを、サイドテーブルにスタンバイした。
「小久保君……ゴムなしでも、いいよ? 初めてなんだし……それに、キモチよく、
なってもらいたいし……」
「リンコ……やっぱり、それは駄目だよ……お前を妊娠させたら、今の俺にはまだ責任、
取れないし……俺、万が一にも、お前を傷つけたくないんだ……」
「私のこと、大事に思ってくれるんだ……嬉しい……」
 マサヒコはリンコの体を抱き上げ、優しくベッドに下ろした。
 リンコは潤んだ瞳をマサヒコに向け、穢れを知らぬ全裸の体を横たえていた。
 マサヒコは再びリンコの上に覆いかぶさると、ほのかな胸の隆起に腕を伸ばした。
そっと手のひらを隆起にあて、すべすべの肌を撫で回す。唇はおでこに、頬に、首筋に
キスを繰り返し、続いて耳たぶを攻め、柔らかい肉をやさしく噛む。
「あ……あう……んっ……」
 リンコの体は敏感に反応を示すが、羞恥に体を染めながらも、もう逃れようとはせず、
進んでその愛撫を体で受け止めた。
110トマソン:2005/06/19(日) 23:26:43 ID:Qvogu5vC

 マサヒコは続いて、胸の、柔らかくほのかな隆起を揉みしだく。はじめは優しく、
次第に強く。顔をそちらに移動させると、その先端に息づく、ごく薄い色の乳首を
そっと舌で転がした。
「ふうっ……あ、あん……」
 たまらず、可愛らしい声が漏れる。乳首までが、先ほどまでより立っていることに
気づき、マサヒコは驚異の目をみはった。
 唇と舌は次第に下方へ移り、可愛らしく小さな穴をみせている臍をかすめ、再び
下半身へ移っていった。
「リンコ…脚を開いて……」
 リンコのすらりと伸びた、ピンク色に上気した細い脚は、今はぴっちりと閉じられ、
ベッドの上に伸びている。
「でも……恥ずかしい……」
「いい子だから、開いて……」
 今度はマサヒコは強引に体を割り込ませなかった。リンコが自ら脚を開くところを
見たかったのだ。
「さあ……」
 マサヒコに見つめられたリンコが、おずおずと脚を左右に開いてゆく。膝の間を
15センチほど開いたリンコが、恥ずかしそうに顔を両手で覆った。
「開いたよ……」
「まだまだ、もっと開くんだ……」
「……うん……ああ……恥ずかしい……」
 消え入りそうな声で返事をすると、リンコはたまらない羞恥に耐えながら、なおも
そっと脚を開いてゆく。マサヒコの目の前で、処女の体がゆっくりと花開いていった。
 やがて白磁の太腿がこれ以上開けないほどすっかり開ききるのを待って、マサヒコは
その両脚の間に改めて腰を下ろした。

111トマソン:2005/06/19(日) 23:27:58 ID:Qvogu5vC

「ああ……こんな格好……恥ずかしい……」
 さっき、なにもかも見られ、好きなように弄ばれ、絶頂にいざなわれたとはいえ、
いまだ男を知らぬ処女には、全く無防備に体を差しだしたこのポーズはたまらなく
恥ずかしかった。
 マサヒコは改めてリンコの秘奥に目をやる。そこはさっきの絶頂からまだ間もなく、
愛液をたたえ、てらてらと光っていた。
 だがさっき、思うがままに開いた割れ目は既に閉じかけている。
 マサヒコは改めてそこに指を伸ばす。指にまとわりつく愛液のぬめぬめした触感を
楽しみつつ、そっと下の唇を押し開くと、リンコの体がまたもピクンと震え、ピンク色
の秘肉が割れ、複雑な肉襞が見えてくる。丁寧に襞をめくっていくと、そのたびに
リンコの体が震え、全身が羞恥と快感に、桜色に染め上がった。
 やがてすっかり開いた女の体は、初めての男の期待に、なおもとめどなく愛液を垂れ
流していた。
「リンコ……何もかも、丸見えだ……綺麗だよ……」
「だ、駄目ぇ……そんなに……見ないでぇ……」
 そこでようやく、マサヒコは中指をそっと膣に挿入した。
「んーっ!」
 なにかが入ってくる感覚に、リンコは体を震わせ、腰をもがくが、逃れるすべは
なかった。リンコは目を閉じ、それが体のなかで蠢く感触に耐えるしかなかった。
 リンコの体は、わずかに先端のみ収まった指を熱く、きつく締め付けてくる。
「ああっ……」
 あくまで優しくそっと指を動かすと、女の体は敏感に反応を返し、たまらず甘い声が
上がる。
 マサヒコはもう我慢の限界だった。
 犯したい! この女の体のすべてを、俺の男根で味わいたい! 
 マサヒコはいささか焦りつつ、コンドームを装着した。なかなかうまく行かず、
てこずるが、それもようやく成功する。
112名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 23:28:52 ID:QMkoCxpC
支援
113トマソン:2005/06/19(日) 23:28:58 ID:Qvogu5vC

「リンコ……もう、我慢出来ない……いくよ……」
「うん……一緒に大人に、なろ……」
 いきり立ったそれを、リンコのこれでもかと開かれた体に位置を合わせる。
「あう……」
 リンコは熱いものがあてがわれたのを感じて、破瓜の予感に体を硬くした。
 マサヒコはそっと腰を前に出し、きつい抵抗を感じながら、その熱い欲望の火柱を
リンコの体に突き立てていった。
「ああーっ!……い、痛あい……」
 あまりのリンコの痛がりように、いったんマサヒコは前進を止めた。
 やさしく体重を掛けぬようにリンコの体に覆いかぶさって腕を回すと、リンコも
すがりつくかのようにマサヒコの首に腕を回す。二人の体が密着し、リンコも安心した
のか、荒い息が少しだが収まっていく。
「体の力を抜いて……」
 耳元で優しくささやくと、抱き合ったまま、リンコの体から力がわずかに抜けるのを
待って、マサヒコは再び前進を開始した。
「う、うああっ……ひぃーっ……」
 とうとう奥まで収まると、その先端になにかやわらかいものが当たった。
 リンコはその瞬間たまらず脚を浮かせ、もがき、閉じ合わせようとしたがそれも
かなわず、リンコの両脚はマサヒコの腰に絡みついた。
 リンコの硬く閉じられた目から、涙があふれ出た。
114トマソン:2005/06/19(日) 23:29:59 ID:Qvogu5vC

「はぁ……はぁ……」
 マサヒコはどっぷりとリンコの体にその肉棒を沈め、荒い息をつきつつ、リンコの
小さな体を優しく抱きしめていた。
 初めて男を受け入れたリンコの媚肉は、マサヒコのそれに吸い付くように熱く、
きつく締め付け、その両脚はマサヒコの腰に絡みついている。リンコもまた荒い息を
つき、その顔はマサヒコの顔のすぐ下で、硬く目を閉じて破瓜の痛みに耐えていた。
「ん……はぁっ……」
「リンコ……大丈夫かい?」
「少し、痛かったけど……大丈夫……小久保君の……熱いものが……私の中に……」
 つぶらな瞳を開いてマサヒコを見つめるリンコだが、その目から頬にかけて、まだ
涙が流れ続け、筋を形作っていた。
 その表情を見て、またもマサヒコのなかにたまらない愛しさがこみ上げ、マサヒコは
再びリンコの唇に自分のそれを押し付けた。
「……んん…んっ……」
 リンコの体から、少しづつ力が抜けていく。ようやく唇を離したマサヒコは再び
リンコと見つめあった。
115トマソン:2005/06/19(日) 23:31:07 ID:Qvogu5vC

「リンコ……リンコの体も、熱くて……素敵だよ……」
「嬉しい……ねえ、気持ち……いい?」
「ああ、とっても……じゃあ、ゆっくり動いてみるよ?」
「うん、優しく、してね……」
 今はすっかりリンコの体内に収まっている男根を、マサヒコはわずかに引いた。
「うおっ!?」
 それだけで、肉襞の吸い付いてくる感覚が急激に増し、同時にカリの内側に強烈な
刺激が加わった。
 再びそっと腰を前に出すと、やわらかい何かが先端にあたった。
「ああーっ!」
 同時にリンコの体にも電流が走り、息も絶え絶えになりながらたまらず声を上げる。
(なんて……なんて気持ちがいいんだ……)
 マサヒコはペニスから全身に流れる電流のような快感に、リンコの甘い声に、熱い
女の体に陶然となり、更なる快楽を求め、狂ったように腰を動かし、女体を貪った。
 激しい欲望の動きに、肉と肉がぶつかる淫靡な音さえが部屋に響いた。
 ほどなく、二人の声が一段と高くなり、重なった体が硬直した。
「お、おおぅ……リンコ、リンコおっ!」
「あ、あう、ひぃ、ああああーっ!」
 マサヒコが最後の力でリンコの中に男根を突き込むと同時に、それを咥えこんだ
リンコの膣がかつてない圧力でそれを締めつけ、一瞬ののち、マサヒコの精がリンコの
体内で弾けた。
116トマソン:2005/06/19(日) 23:32:16 ID:Qvogu5vC

 マサヒコの体は脱力してリンコの隣に倒れこみ、こちらもすっかり脱力したリンコの
体を優しく抱きしめる。二人は荒い息をつきつつ余韻に浸った。
「……はぁ、はぁ……リンコ……」
「はぁ、……小久保君、はぁ、……一緒に大人に、なれたね……」
「ああ……素敵だったよ、リンコ……」
「私も、始めは痛かったけど、気持ちよかった……さっきもそうだったけど、なんだか
頭が痺れて、宙を浮きながら、どこまでも落ちていくような感じ……イクって……ああ
いうこと……なんだね……」
「ふうん……」
 女の快感がどういうものかまでは、マサヒコは知る由もない。リンコの乱れた髪を
優しく整えてやるうち、ようやく呼吸が整い、ゆっくりと体を起こす。
「あ……血だ……」
 シーツに残った破瓜の証。マサヒコはまだ脱力したまま目の前に横たわる女の子に、
さらに愛しさがつのるのをはっきり感じていた。

117トマソン:2005/06/19(日) 23:33:02 ID:Qvogu5vC

 ようやくにして余韻も去り、のろのろと体を起こして、シャワーを浴びて身づくろい
をした二人は、もう睡魔に襲われていた。
 だがマサヒコは家に帰らなければならない。

「ねえ、小久保君……私たち、もう恋人同士でしょ?」
「……ああ、そうだな」
「じゃ、二人でいるときは、マサヒコ君って、呼んでいい……?」
「いいとも……俺はお前の彼氏で、お前は俺の彼女なんだからな……」
「うん……今日は私、とっても幸せだった……明日も、きっと私たち、幸せだね……」
 リンコは顔を真っ赤にして、熱烈なキスでマサヒコを送り出した。

 帰り道も、マサヒコは幸せいっぱいだった。
(俺にも恋人が出来た……それも飛び切り可愛らしくて、しかもエッチな……
これからは学校でも、家でも、家庭教師の時間にも、どんなに嫌なことがあっても、
リンコを見れば、リンコと話せば、リンコを抱けば、きっと幸せな気分になれる……)

(あ……でも、恋人同士って、何をするのかなあ?
 ……今度は恋愛のハウツー本を読まなきゃならないな)

そこまで考えたマサヒコは、自分つっこみを入れずにはおれなかった。
(……というか、読む順番、普通、逆じゃないか?)
118トマソン:2005/06/19(日) 23:33:50 ID:Qvogu5vC

以上です。

 新参者氏を見習って、ねっとりエロ描写に挑戦したのですが、
いやはや長くなりました。
 こんなのばかり投下してたら、選手生命が縮みます。いやマジで。

ということで、エロありエロなしも気にせず、マイペースでの投稿を
続けたいと思います。

題名は「一緒にキモチよく」かな。
119名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 23:59:51 ID:v45zSo38
トマソン氏超GJ!
エロ可愛いリンコに(;´Д`)ハァハァしまくりでつよ。

120名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 02:45:36 ID:0X+vp83B
おぉー(゚Д゚ )投下ペースがみんな早い

では感想を…
郭氏 アヤナがツンデレっぽくて可愛いよアヤナ(*´д`*)
こっから展開を持ってって続き書いたらおもしろそう
72氏 策士の二人が黒いよ…
でもアキオがすごく(・∀・)イイ!!

トマソン氏 マサが男らしい(;´-`)ねっとりHは素晴らしかったよ!
最後を中村オチにしなかったのもよかた

GJだけじゃ…ということなんで感想を書いてみました
みんなGJ!!
121名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 03:27:23 ID:X6V5LsLk
もうね、G J ! しか言えませんよ。職人の皆様、お疲れ様です!(´∀`)
122ピンキリ:2005/06/20(月) 04:09:14 ID:IHTJ+2uq
職人の皆さん、お疲れ様です。

さんざ本番無しばっかり書いてきてなんですが、個人的には、ここがエロパロ板である以上、
ほんの少しでもいいから、エロ描写はいれるべきだと考えています。
無論、皆さんの言われる『無理しない』を大前提として、ですが(最優先事項は話のバランスだと思うので)。

自分語りもここらへんにして、妹ネタでいきます。
題名は「夢のような出来事」、スルー対象ワードは、「睡眠薬」「ミホ×シンジ」「3P」です。
では投下します↓
123ピンキリ:2005/06/20(月) 04:10:45 ID:IHTJ+2uq

 窓からは、血のように真っ赤な夕陽が差し込み、化学準備室を染めあげている。
紅一色のその部屋で、一人の少女がぼーっとした表情で床にへたり込んでいた。
「…………」
 彼女の目の前には、目蓋を閉じた少年が、机に突っ伏している。
「ホ、ホントに、寝ちゃってる……」
 少年の腕の横には、ペットボトルが転がっていた。中身は、無い。
「…………」
 少女はパクパクと口を動かした。言葉が上手く出てこない様子だ。
「ど、ど、ど、んぐ」
 ゴクリ、と少女は唾を飲み込んだ。
「どうしよう」

 彼女の名前は叶ミホ。
小笠原高等学校の一年生、16歳。
彼女の前で寝息を立てているのは、城島シンジ。
同じ高校の三年生、彼女の想い人。

 ミホはゆっくりと立ち上がると、震える膝に何とか力を入れて、シンジの横へと歩いていった。
そして、おずおずとその肩に触れると、小さく揺さ振る。
「せ、先輩……?」
「……ムニャ」
 どうやら、完全に夢の中らしい。
もう一度、ミホはさっきより強めに揺さ振ってみた。
が、シンジは指先さえも動かさない。
「ど、ど、ど」
 膝のがくがくが、より大きくなり、ミホはまた床に尻餅をつきそうになった。
「どうしよう」
 ミホの脳裏に、つい一時間程前に、小宮山との間で交わした会話が蘇った。
124ピンキリ:2005/06/20(月) 04:12:32 ID:IHTJ+2uq
              ◆                     ◆

「先生……また失敗しました」
「……そう、残念ね」
「何か、どんどん先輩との距離が遠くなっていく気がするんです……」
「確実に遠のい、ふんがくっく、そ、そんなことはないわよ」
「私、もう自信無くしました……」
「あらあら、そんなこと言っちゃだめよ。当たって砕けろの精神は捨てちゃいけないわ」
「……でも、今まで何度砕けたかわかりませぇん……」
「大丈夫よ、中出ししてりゃいつか妊娠するのと同じで、結果が出る日が何時か来るわよ」
「……凄まじく嫌な例えですね」
「あーもー、辛気臭いわねぇ。よし、最終兵器を貸してやろうじゃない!」
「……?」
「これよ!」
「何ですか、この薬は?」
「それはね……耳貸しなさい、ゴニョゴニョ」
「ええー!?す、睡眠薬ー!?」
「しっ、声が大きい!コレ、非合法なヤツで相当強力なんだから」
「……」
「コレを城島君に飲ませて、眠ったところで無理矢理コトを済ませるのよ。既成事実さえ出来上がれば……」
「で、でも、これ、ホントに大丈夫なんですか?命に関わったりは……」
「大丈夫大丈夫、多分」
「多分てなんですか!」
「あら?やめとく?いらない?」
「……」
「どうするの?また、いつもの通り正面から突撃して自爆する?」
「……いります」
「オーケー、はいどうぞ」
「……」
「彼を呼び出すならここを使っていいわよ。私、もう少ししたら会議で出るから」
「……」
「成功を祈ってるわ。じゃ〜ね」
125ピンキリ:2005/06/20(月) 04:13:15 ID:IHTJ+2uq
 五時半に化学準備室に来て下さい、と書いた手紙を下駄箱に入れて、
化学準備室の冷房を切って、薬入りの冷たいペットボトルを冷蔵庫にしまって、机の上に
『少し遅れます。冷蔵庫の中にお茶がありますので、飲んでお待ち下さい』とメモを置いて……。
 小宮山が去った後、ミホは無我夢中で行動した。
細かい思考が働かなかった、と言った方が正しいかもしれない。
メモなんぞは、凄まじくアヤしい内容だったが、それ以外思いつかなかった。
「……先輩、来るかな」
 全ての用意が終わると、ミホは隣の薬品保管室に身を隠した。
こっそりと準備室中を窺えるように、ドアをちょっとだけ開けておくのも忘れない。

 果たして、時間かっきりにシンジは準備室にやって来た。
周囲をキョロキョロと見回し、机の上のメモを手に取って、不審そうな顔をした。
「……」
 ミホは気が気でなかった。
シンジは、お茶を本当に飲むだろうか?
その前に、帰ってしまわないだろうか?
 ……それから、シンジがペットボトルを手にとるまでの十数分は、ミホにとって人生で一番緊張した時間となった。
薬の効果は、すぐに現れた。一分もしないうちに、シンジが大きな欠伸を何度も繰り返す。
そして、目じりを何度も擦ると、フラフラと椅子に座り込み、やがて机の上に倒れ―――。

              ◆                     ◆
126ピンキリ:2005/06/20(月) 04:15:16 ID:IHTJ+2uq
「……」
 今、ミホの目の前に、シンジがいる。
手を伸ばせば、触れられる範囲内にいる。
「どうしよう……」
 目的が目的であるので、どうしようも何もないところだ。
シンジをひん剥いて裸にし、覆いかぶさってコトを成し遂げればいい。
「うう、ど、どうすればいいの……?」
 悲しいことに、具体的な手段がミホの頭の中に生まれてこない。
「……え、えっと、セックスするためには、男の人が勃起してなきゃならないんだよね」
 ミホは自信のこめかみに拳をぐりぐりと押し付けた。
風俗雑誌、エロビデオ、小宮山のアドバイス、様々な情報が頭を駆け巡る。
「と、とにかく、その、アレを取り出して……」
 ミホはシンジのベルトに手をかけると、それを外した。
ズボンを脱がし、トランクスも下ろす。
「可愛らしいトランクス……じゃなくって、えええ」
 どうやら、脳の回路が一部分焼き切れているらしい。
覚悟しようとしてなかろうと、普段の彼女なら絶対にこんな大胆な行為はしないだろう。
127ピンキリ:2005/06/20(月) 04:16:23 ID:IHTJ+2uq
「う、うわぁ……」
 ミホは、それ以外に言葉が出てこなかった。
男性の性器をこんなに間近で見るのは、もちろん初めてのことである。
まだ柔らかく、直立していないそれは、ミホに大きな芋虫を想像させた。
「え、えっと…」
 どうすればそれが固くなるのか、それくらいは知っている。
だが、いざ実践となると、脳がテンパってるとはいえ、さすがに勇気がいる。何しろ、ハジメテなのだから。
「……」
 恐る恐る、ミホはシンジのペニスに手を伸ばした。
「キャッ!?」
 そして、あわてて手を引っ込めた。
「動いた……?」
 実際には動いていない。だが、ミホには、ソレがぶるっと震えたように思えた。
「………んぐ」
 ミホは唾を飲み込むと、目を瞑ったり開いたりしながら、もう一度シンジのモノに近づいた。
竿と、亀頭の部分に指をあて、ゆっくりと上下に、左右に動かす。
「あ、あれ……」
 ミホの心に焦りが生じた。
シンジのそれは、何の反応も見せない。
「ど、どうするんだっけ……」
 竿を持ち上げ、擦りあげてみる。
だが、それでもやはり、固くなっていく様子はない。
「あれ、あれ、あれ……」
 ミホは悲しくなってきた。
自分のやり方が間違っているんだろうか。
自分の知識が間違っているんだろうか。
自分が悪いんだろうか。
自分が……。
「あれ……あ……れ……?」
 ミホの目に、うっすらと涙が滲んできた。
128ピンキリ:2005/06/20(月) 04:20:18 ID:IHTJ+2uq
「あ〜、もう見ちゃらんない」
「!?」
 ミホは驚きのあまり、心臓が止まるかと思った。壊れた扇風機のような動きで、首を後ろに向ける。
「せせせせせ、先生、どどどどど、どうして?」
 ミホの背後に突然現れたのは、何と小宮山だった。
「会議が終わったから帰ってきたのよ。当然のことじゃない」
 事も無げに言い放つと、小宮山は白衣を肩からずらし、床に落とした。
「え、ええええ、ええええ?」
 ミホは目を剥いた。小宮山は何をしようというのだろう?
「叶さん、あなた……ハジメテだから仕方が無いかもしれないけど、手コキが下手過ぎよ」
 小宮山は続けて、シャツ、スカートと脱いでいく。
129ピンキリ:2005/06/20(月) 04:20:42 ID:IHTJ+2uq
「……」
 ミホは息をのんだ。
目の前に、大人の女性が下着ひとつで立っている。その姿の何と美しいことか。
艶かしく輝く肌、程よい肉付きの胸とお尻、美しいラインを描く腰と首筋……。
おそらく、スタイルを保つために、何らかのトレーニングをしているのだろう。
黒い色のアダルトな下着が、より一層、その麗しさを際立たせている。
「叶さん、こうするのよ」
 小宮山は後ろからミホに覆いかぶさった。
「あ、あああ」
 胸がミホの背中にあたる。セーラー服とブラジャーが間に挟まっているとはいえ、その感触は物凄く柔らかい。
「見てなさい……」
 ミホの目の前で、テクニックの実演が始まった。まるで蛇が絡みつくように、滑らかな手つきでシンジのモノを擦り、撫であげる。
「あ……!」
 シンジのペニスが、どんどんと固くなり、そそり立っていく。ミホの時とは、反応が全く違う。
「ほら、叶さんも同じようにやってみて」
 囁かれるままに、ミホは手を再びモノへと伸ばした。懸命に小宮山の真似をしようとするが、やはり経験の差か、上手くいかない。
「……こうするのよ」
「あ……!」
 小宮山は背後から、ミホの手の甲に、己の掌を添えた。そして、操るように動かしていく。
「あ、あ、ああ……」
 ミホは、シンジのモノが自分の手の中で、固さを増していくのを実感した。
同時に、何とも言えない、喜びに似た感情が内からどんどんと沸きあがってくる。
「あ、わ、私の手で……先輩が……」
130ピンキリ:2005/06/20(月) 04:21:33 ID:IHTJ+2uq
 後ろの背中に小宮山、そして前―――掌にシンジ。
二つの肉体に挟まれる形となり、その非現実感にミホは脳みそが一瞬くらりと揺れるのを感じた。
「う、うひゃあぁぁっ!?」
 ミホは声をあげた。
何時の間にか、小宮山の手が自分の胸へと移動していたのだ。
「あ、せ、せんせぇっ!?」
 そして、ぐるぐると円を描くように指先が動き、次第に中央へと近づいていく。
「ふふふ……」
「あ、はぁ、あんっ!」
 小宮山の手が、まるで蜘蛛のようにセーラー服の上を蠢く。
しかし、ミホの心に嫌悪感は無かった。
「くぅ、ん、あああっ……」
 小宮山の繊細で大胆な指づかいが、ミホの体に、脳に、快楽を刻み込んでいく。
「うふふ、叶さんって、敏感なのね……」
「うぁ、あ、ああ、先生ぃ……」
「ほら、手をとめちゃダメよ。城島君が寂しがってるじゃない」
 小宮山は続いて、ミホの服を脱がしにかかった。
セーラー服のジッパーを下ろし、スカーフを取り、
ブラジャーを外し、スカートに手をかけ……。
「ふあ、あぁ、ああ……」
 ミホの唇の端から、つーっと唾液が垂れ落ちた。
「ああ、せ、先生……」
 ミホは肩を震わせた。
小宮山を拒むことが出来ない。逃げることも出来ない。
マリアの開発の成果といえるだろう。
望むと望まないとに関わらず、その体は同性を受け入れるようになっていたのだ。
131ピンキリ:2005/06/20(月) 04:22:22 ID:IHTJ+2uq
 ストン、とスカートが床に落ちた。
ついに、ミホが身につけているのはショーツ一枚のみとなった。
「くは、くはぁ」
 無論、服を脱がす最中も、小宮山は愛撫の手を止めない。
片方で脱がし、片方で愛しむ。性の伝道師小宮山の真骨頂だ。
「ほぉら、さっきから手がお留守になってるじゃない?そんなんじゃ城島君に嫌われるわよ?」
 ミホは慌てて、ペニスを握る手に力を込めた。
「うふふ……」
 小宮山はミホに背後から圧し掛かると、両手をその胸にまわした。
そして、思い切り乳首を引っ張りあげた。
「くああああああ!」
「可愛らしい声ね……。何だか、マリア先生の気持ちがちょっとわかる気がするわ」
「くひぃ……」
「痛かった?ゴメンなさいね」
 今度は一転して、クリームを塗るように、人差し指と中指で優しくさする。
「……ッ!」
 ヒリヒリとした疼きの後に、ビリビリとした痺れ。
どちらも、快楽となって、ミホの体の芯を直撃する。
「そろそろ、いいかしら?」
「……え?」
「叶さんのココ、もう凄いことになってるじゃない」
「あ、そ、それは……」
 愛する人のモノを手に収め、体中を愛撫され、何時の間にかミホはショーツをべっとりと濡らしていた。
うっすらと、陰毛が透き通って見える程に。
132ピンキリ:2005/06/20(月) 04:23:40 ID:IHTJ+2uq
「さて、最後の仕上げにいくかな」
 小宮山はミホの右横に移り、肩を並べた。
「叶さん、見ておきなさい」
 そう言うと、体を前に伸ばし、大きく口を開けて舌を突き出した。
「はぬ……れろ……」
 ぺちょぺちょといやらしい音をたてて、シンジの亀頭を舐め回す。
続いて、そのモノ自体を頬張り、吸い上げていく。
隙間から漏れた唾液がつーっと竿を伝わり、ミホの手に届き、こぼれる。
「す、すごい……」
 何という淫靡な、いや、淫美な光景だろう。
ミホは瞬きをするのも忘れて、じっと見入った。
「ん……んんっ」
「!せ、先輩?」
 シンジの口から、呻き声が漏れた。
目が覚めたのか、とミホが驚いて視線をそちらにをやるが、目蓋は閉じられたままだ。
「もふ……はぷ、ふふ、彼、とってもいい夢を見てるみたいね」
 小宮山は顔を上げた。
シンジのそれは、唾液にまみれ、妖しく光りながら固くそそり立っている。
怒張、という表現がまさにぴったりだ。
「さて……」
 小宮山は唐突に、ミホの股間をまさぐった。
「き、きゃあ!ああ、あっ!あはっ!」
 びくんびくんと、ミホは仰け反った。
「うーん♪どちらも完璧」
 その濡れ具合を確認すると、小宮山はミホの頬っぺたにキスをして、
ぐしょぐしょになったショーツを緩やかに引っ張り下ろした。
ミホの太股から爪先にかけて、いやらしい液体が筋を書く。
「はぁ、はぁ……か、完璧って……?」
 ミホは床にへたり込みそうになるのを、辛うじて堪えた。
「決まってるじゃない。あなたの処女喪失の準備が整ったってこと」
133ピンキリ:2005/06/20(月) 04:25:03 ID:IHTJ+2uq
「え?」
「え?じゃないでしょ。既成事実を作り上るんだから」
「え、い、いや、その」
 ここに来て、ミホは躊躇した。
シンジの意思を無視して、薬を使ったことに対する後ろめたさもあるが、
何より、未知の体験への恐怖が大きかった。
「わ、私、そ、その……」
「何よ、これだけやって、まだ踏ん切りがつかないワケ?」
 小宮山は溜め息をついた。
爆弾で言えば、あと数ミリで爆発するところまで来ているのに、何をこの娘は足踏みをしているのだろう。
「仕方がないわね……ふむッ」
「ムム!?む……ッ」
 小宮山はミホを抱き締めると、強引に唇を押し付けた。
歯を割り開き、舌を刺し込み、口の中を蹂躙する。
「ぐ……ッ……ッ」
 ミホは魂が絞り取られていくような錯覚に陥った。
いや、それは錯覚ではない。
小宮山が自分の唇を吸う度に、腕に、脚に、腰に、力が入らなくなっていく。
痺れが、体中に広がっていく。
「……む、ひゅぅ……」
 ついに、ミホは立っていられなくなった。
「おっと」
 がくっ、と崩れ落ちそうになったミホを、小宮山は受け止めた。
「……ホント、感度の良いコね」
134名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 04:28:41 ID:BzKMSGuH
支援
135ピンキリ:2005/06/20(月) 04:28:51 ID:IHTJ+2uq
 小宮山は、よいしょ、とオバサン臭い台詞とともに、ぐったりとなったミホを抱えた。
いかにも軽々、といった風なのは、ミホの体が軽いのか、小宮山が力強いのか。
「うりゃ……っと」
 ミホを一度椅子に座らせると、次に後ろから両脇に腕を差し入れ、持ち上げた。
そのまま、シンジの体の上へと持っていき、シンジのモノとミホのアソコが重なるように、位置を調整していく。
「あ、ふぁ……」
 ミホの瞳には、まだモヤがかかっている。
「ふふ……イクわよ、叶さん」
 小宮山は腕の力を、徐々に抜いていく。
「ふぁぁ!」
 ビク、とミホの体が跳ね上がった。
秘所に、シンジの先っぽがあたったのだ。
「せ、せんせぇ……せん、ぱぃい……」
「叶さん、覚悟はいい?」
「あぅ、ううう」
 小宮山は微笑むと、ミホの右耳をペロリと舐めた。
「うひゃうぅぅ……」
「最初は少し痛いかもしれないけど……我慢するのよ?」
「あひゃ、ま、まってくらさい……ま、まだ……」
 戸惑いの言葉を聞き流し、小宮山はミホの体を下ろした。
「あ、ぎゃ、ああ、あああ!」
 体内に侵入してくる異物、それを感じ、ミホは悲鳴をあげた。
シンジのモノが、ゆっくり、ゆっくりとミホの中に埋まっていく。
「ぐひぃっ!」
 ジンジンとした痛みが、下半身に走る。
赤い液体が、ミホの股の下、シンジの陰毛に絡みつく。
「あ、ああ、あああ、ああああ……」
「ふふ、どう、大人の女になった感想は」
 そう、この瞬間、ミホはもう少女ではなくなった。
136ピンキリ:2005/06/20(月) 04:29:56 ID:IHTJ+2uq
「いきなり動かすと、痛いだけだろうから……ゆるゆるとイキましょうね」
 そう言うと、小宮山はミホを背後から抱き締めた。
そして、体を密着させると、左右に揺らして、振動をミホに伝えていく。
「ぐぎぃ、い、痛いよぉ……」
「我慢しなさい。回数を重ねるうちに、気持ち良くなってくるわ。今はまだ、無理だろうけどね」
「あが、ああ、あああ」
 小宮山は、痛みを散らすように、ミホの体を愛撫した。
乳房を、乳首を、脇腹を、喉首を、優しく、柔らかく。
「むひぃ、いい……」
 同時に、うなじや肩に舌を這わせる。
「気持ちを落ち着けて、叶さん……素直に、感じなさい」
 小宮山の腰の動きが、段々とスピードを増した。
左右だけだった動きに、縦方向への修正が加わる。
「あ、あぅ、せん、せんせ、ああ……」
 痛みは若干和らいだものの、シンジのモノを感じることが出来るほどにはなっていない。
気持ち良さは無いが、熱さが腰の辺りから広がり、ミホの体を支配していく。
「あら、叶さん……声が変わったわね?」
「ふぁ、うああ、ああん!」
 小宮山はミホの乳房を掴むと、体全体を持ち上げるように動かし始めた。
「せぇ、せぇせ、焼ける、焼けるぅ、うう」
「ふーん、熱いの?」
「あ、熱い、です、うぐぅ」
「もっと熱くなりたい?」
 さらに、小宮山のスピードが上がった。
137ピンキリ:2005/06/20(月) 04:30:25 ID:IHTJ+2uq
「あう!ううん!いぎぃ、ん!」
「それなら、自分で腰を動かしなさい、上に、下に!そうすれば、もっと熱くなれるわ!」
「うあああ、ああ、ああっ!」
 ミホは言われるままに、腰を上下に揺さ振る。
「そうよ、叶さん、もっと激しく動きなさい!」
 小宮山は股を大きく開き、ミホの尻に押し付けた。
ミホの胸を思い切り揉みしだくとともに、リズムを合わせ、体を上下に荒々しく振り動かす。
「くっ、くあっ、い、いうっ!」
 もうミホは、何がなんだかわからなくなっていた。
気持ち良いのか、悪いのか。
自分が腰を振っているのか、小宮山に動かされているのか。
「くふぅっ!」
「もっと、もっとよ、叶さん!」
 ミホと小宮山の体から、玉のような汗が吹き出て、宙を舞う。
その玉はシンジの胸や腹、額に落ち、シンジの汗と混ざり合う。
「ぐ……きゅうッ」
 ミホはより、激しく腰を回転させた。
熱い。頭も、乳房も、アソコも、太股も、全てが熱い。
それ以外の感覚は、完全に麻痺していた。
脳と目、そして体が切り離されたかのようだ。
「みぃっ!う、うっ!」
 ミホの嬌声が一段高くなった。
「ひぃやぁ、熱い、熱いッ!」
 経験豊富な小宮山は、ミホが頂点に近づいていることを感じとった。
138ピンキリ:2005/06/20(月) 04:30:59 ID:IHTJ+2uq
「イク?叶さん、イクのね?ハジメテなのにイッちゃうのね?」
「うぁぁ、うぁあああ、はうぅ」
 ミホは答えることが出来ない。
「イッちゃいなさい。そして、城島君を自分のものにしなさい!」
 小宮山は右手をミホの乳房から離し、下へずらして、クリトリスへと持っていった。
そして、思い切り捻り上げる。
「うーッ!!」
 ミホは、胸の奥で何かが弾けるのを感じた。
「ふぅっ!」
 小宮山がミホの体を持ち上げ、後方に共に倒れこんだ。
ずるり、とシンジのモノが外れ、反動でぶるんと揺れる。
瞬間、その先から、白い、ドロリとした液体が飛び散った。
「きゃうぅうぅうぅうぅ!」
 白濁液が、ミホの下腹部に降り注ぐ。
本来なら熱いはずのそれだが、ミホは逆に、凍るような冷たさを感じた。
白く濡れた場所から、腰、ヘソ、脇の下、うなじ、後頭部へと冷たさが駆け上がっていき、そして―――。
「あ、ふぅぅぅぅうー……」
 吹き飛んだ。
ミホの中で。
全てが、吹き飛んだ。
139ピンキリ:2005/06/20(月) 04:32:03 ID:IHTJ+2uq
              ◆                     ◆

「それでさぁ……」
「あはは、ホントに?……」
「おーい、シンジィ、今岡ぁ……」
 城島シンジ、今岡ナツミ、新井カズヤの三人が、廊下を歩いていく。
そして、そこから10メートル離れて、隠れるように後を着いていく少女が一人。
「……先輩」
 そう、叶ミホだ。
しかし、何故以前と同じように、コソコソとしているのだろうか?
既成事実を作り上げた今、ミホはシンジと付き合っているのではなかったのか?
140ピンキリ:2005/06/20(月) 04:33:02 ID:IHTJ+2uq
              ◆                     ◆

 ミホが目を覚ました時、周囲は静まりかえっていた。
「あ……」
 ミホは自分を見た。
破瓜の血も、汗も全て拭い取られ、バスタオルに包まれて、薬品棚を背もたれに、床に座らされている。
「あら、気づいた?」
 声の方に視線を向けると、小宮山が椅子に腰掛けてコーヒーを飲んでいた。
「先生……」
「どう、コーヒー、飲む?」
 どれくらい気を失っていたかはわからない。
が、一緒にあれ程乱れていたというのに、今、ミホの目の前でカップを差し出しているその姿は、
いつもと変わらぬ落ち着きを取り戻している。
髪、顔、白衣、その下の服……ミホが相談しに行った時と、寸分も変わらない。
「あ、ハイ……」
 ミホはカップを受け取った。
小宮山を見ていると、まるでさっきの出来事が夢のように思える。
「ん……」
 カップに唇をつけ、ゆっくりとすする。苦い。
ゴクリ、と飲み込んだ時、ミホは鈍い痛みを下半身に感じた。
「……ッ」
 夢、ではない。
確かに、自分は城島シンジと交わったのだ。
141ピンキリ:2005/06/20(月) 04:34:03 ID:IHTJ+2uq
「先生、せ……先輩、は?」
 その問いに対して、小宮山はカップに口をつけたまま、ん、と瞳を動かした。
「……?」
 ミホは、小宮山の視線を追った。
「あ……」
 机の向こう側、そこに、シンジは横になっていた。
ミホと違い、上も下も制服を着せられている。
「先輩……」
 ミホはシンジの側に寄った。その目は、まだ閉じられている。
「先生……先輩、大丈夫なんですか?」
「大丈夫よ。あと一時間もすれば目が覚めるはずだわ」
「そ、そ、それで、あの、その」
 小宮山はコーヒーの残りをぐいっと喉に流し込んだ。
そして、ミホに向かってパタパタと手を振る。
「大丈夫、全て事は成立したわ」
「え?」
 空になったカップを机に置き、小宮山はひとつのビデオテープを取り出した。
「……それは?」
「ふふん」
 小宮山はもう一方の手で、部屋の一部を指し示した。
「……?」
 ミホは顔をそちらに向けた。
小宮山が指をさした先、そこにあったのは、観葉植物と、その間に隠された一台のビデオカメラ。
「あ!?」
「そういうこと。全ての痴態がずぇーんぶ、この中に収められているってワケ」
 小宮山は、ビデオテープをピコピコと左右に振ってみせた。
142ピンキリ:2005/06/20(月) 04:34:51 ID:IHTJ+2uq
 ミホは頬を真っ赤に染めた。
さっき、自分達が何をしていたのか、生々しく脳内で蘇ってくる。
「コレを使えば、城島君が何を言おうと関係ナシ。あなたの思うままってこと」
「で、でも、それは……むぅ」
 ミホはそこから先の言葉を飲み込んだ。下半身がズキッと痛む。

「……」
 そう、お互いの意思がどうあろうと、事は終わってしまったのだ。
今更、言い訳も出来ないし、やり直しも効かない。後悔しても仕方がない。
無理矢理セックスをして、それを盾に交際を迫るのは、確かに卑怯なことだろう。
それに、そこまでやった自分を、シンジが愛してくれるとも思えない。
 だけど。
「……」
 だけど、シンジが、シンジのことが。
「はい……」
 罵られようとも、詰られようとも、嫌がられても。
「わかり、ました……」
 どうしようもなく、シンジのことが好きなのだ。
どんな手段を使っても、シンジの側にいたい。
143ピンキリ:2005/06/20(月) 04:37:23 ID:IHTJ+2uq
「ようやく決心したみたいね」
 小宮山はそう言うと、ビデオデッキへと足を向けた。
普段、教材用のビデオを流す時に使うものだ。
「では、どんなモノか、試しに見てみるとしましょう」
 ガチャン、とビデオテープを入れ、再生ボタンを押す。
「……」
 ミホも画面に目をやった。まだ、真っ黒のままだ。
「……」
「…………」
「………………」
「…………………?」
 画面は、依然として黒。何も映し出しはしない。
「先生?」
「ありぃ?」
 小宮山は首を傾げた。デッキからテープを取り出すと、調べ始める。
「デッキは壊れていない……」
「……」
「テープもおかしいところはない……」
 小宮山は観葉植物の前へ行き、ビデオカメラを覗き込んだ。
「せ、先生、もしかして」
 小宮山は固まっている。
「じ、冗談ですよね?」
 まだ固まっている。
「何とか言って下さい、せんせぇ!」
 小宮山は肩をすくめると、観葉植物から離れた。
コーヒーメーカーを動かして、新しいコーヒーをカップに注ぐ。その間、ずっと無言のままだ。
「せんせぇ……」
 そして、アツアツのコーヒーを冷まそうともせずに一気に飲み干し―――

「ごめーん、ビデオカメラが壊れてたわ」
 悪戯っ子のように、小宮山は舌をペロッと出して笑った。
144ピンキリ:2005/06/20(月) 04:38:13 ID:IHTJ+2uq
              ◆                     ◆

「でね……」
「へぇ、それ本当か?……」
「おーい、今岡ぁ、シンジィ……」
 城島シンジ、今岡ナツミ、新井カズヤの三人が、廊下を歩いていく。
そして、そこから10メートル離れて、隠れるように後を着いていく少女が一人。

 ビデオカメラが壊れていたことを知った後、ミホは小宮山に詰め寄った。
いったい、どうすればいいのか、と。
小宮山はひたすら頭を下げて謝るばかりだった。
実際、どうしようもない。
シンジは睡眠薬で寝ており、事の一切は理解していない。
肝心のビデオテープが証拠としての役割を果たさない以上、
いくら「あなたと私はセックスをしたんです」と主張したところで、シンジがそれを信じるはずがない。
逆に怪しまれ、前にも増して避けられるだけだ。
結局、取るべき方法はひとつ。
全てを無かったことにするしかないのだ。
145ピンキリ:2005/06/20(月) 04:39:27 ID:IHTJ+2uq
「……先輩」
 カサカサ、とミホはシンジの後を着けていく。
今は、周りに人がいる。突撃を敢行するべきではない。
「そうなんだよ……」
「アハハ……」
「おーい、シンジィ……」
 シンジは笑っている。
まさか、自分がすでに童貞を捨てているなどとは、夢にも思ってはいないだろう。
「……先輩」
 きっかり10メートル、縮まりもせず広がりもせず、距離を保ってミホは追い続ける。

「……」
 ミホは、下腹部に手をあてた。
どんな形であれ、自分の処女をシンジに奉げ、同時に童貞を奪ったのは間違いない。
夢のように、過ぎてみれば何も残らない出来事だったが、決して夢マボロシそのものではない。
世界でミホと小宮山しか知らないとはいえ、それは確固たる事実なのだ。
「……先輩」
 今日もミホはシンジの後を追い続ける。
何時か、本当の恋人同士になるために。
「先輩と付き合う」という思いを、夢のままで終わらせないために。



                               ・・・・・・to be continued?
146ピンキリ:2005/06/20(月) 04:40:22 ID:IHTJ+2uq
以上です。
それにしてもえらい時間に投下することになってしまいました。明日、ってか今日が有休で良かった。
結局、反則の薬ネタでした。あと、シンジがろくにしゃべってません。
もっと推敲するべきだったかもしれませんが、これが今の限界です。

では、また。
147名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 04:44:26 ID:BzKMSGuH
こんな時間にお疲れ様w
支援が役に立ったようで何より
148名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 07:13:08 ID:2diNPtOY
ミホ来た━━━(゚∀゚)━━━!!
149名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 09:13:18 ID:TG/ZhmMw
今日は珍しくアイ先生は家庭教師としてしっかり働いてる。
いつもよりアクビが多く。どうやら大学の試験もあって夜遅くまで起きてるらしい
「先生ここの問題・・・あ」 寝てしまっている。
まあ仕方がないと思い、とりあえず分かる問題だけ先に勉強しとこう

「ん・・・あっ   んん!」
突然アイ先生が叫び出した。 寝言らしい 
にしてもどんな夢を見てるのだろうか? と
「ん・・はぁ・・・あぁ    んん!・・・はぁ マサヒkはぁぁ
 はぁ・・・はぁ・・・」
!!!マサヒ?
どんな夢を見てるのだろうか? 
これじゃ勉強に集中できんから先生を起こしてみる。
「先生、眠いですか?」 と聞いてみると先生はしばらく俺を見つめ
真っ赤な顔して、そっぽを向いた。
「どうしたんですか?」
「・・・・寝ててごめんね。  さ、勉強の続きをしましょう。」
150名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 10:20:10 ID:0X+vp83B
>>149 ワクワクテカテカ
151名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 21:16:48 ID:qQqndP5u
妹のタイムリーが無い
152名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 22:00:04 ID:ENgVwJlH

ピンキリ氏のもエロいが、
トマソン氏のも恐ろしくエロいな

勃ちますた(;´Д`)ハァハァ 

153古田(ゝ○_○):2005/06/20(月) 22:13:49 ID:g0j0qEF2
おつかれさまです
保管庫更新しました
154名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 22:48:31 ID:ENgVwJlH
古田氏、いつも乙&GJ!
155名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 00:13:45 ID:Xi/NMOkX
古田氏、いつも本当にご苦労さまです。
156名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 01:09:22 ID:rlGgEvjX
今週の妹、シンジとモナーの絡みが珍しく連続でキタコレ。
157名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 01:54:07 ID:KDxX+6am
妹読んだことねー…。アイのSSマダーチンチン
158名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 06:46:20 ID:ajSPpbmK
今岡ナツミはシンジのこと狙ってるよ

さりげなく一緒にい過ぎ

さりげなく恋愛の話題振り過ぎ



シンジにはカナミたんがいるのに…
159名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 06:51:31 ID:I9VipDrv
↑すぐに買って読むんだ
タイトルがちょっと、なんて恥ずかしがらずに堂々と5巻まとめ買いを
レジのお姉さんの目なんか気にするんじゃない
羞恥プレイの一種だと思って乗り越えるんだ
ほとんどの氏家ファンは皆それを乗り越えてきたんだ
その視線が気持ちいいと感じられるようになれば、

人としてもうだめぽ…
160名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 09:16:21 ID:a00mR1v3
>>159
amazonでいいじゃないか
161名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 09:34:58 ID:QHImBfVA
カナミ×カズヤをキボンヌ ・・・

162名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 11:57:09 ID:F8I3DOF1
カズヤって早そうだよな
163名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 12:08:45 ID:GSyOKHZS
出るのも早いけど回復も早いよw
カズヤ本人がイッてばかりで女性側がさっぱり満足できないというオチに
164名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 12:42:37 ID:uSy7+C6V
そろそろ虐待ネタいこうか  ヒッヒッ・・・
アイたんのツメを一枚一枚ゆっくりはがして・・・
165名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 14:41:24 ID:R2FRSdwc
リョーコ、ママンと組んでミサキ・リンコ・アヤナ・アイ・ついでに
戸川さんとカチューシャ娘を調教するマサヒコの話キボンヌ

だけどこれだけ書き手がいて陵辱・調教モノがないのな
私的には読みたくてタマランチなのだが、
このスレの住民の穏やかさをあらわしているようでマタリ気分だぜ
166名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 14:49:04 ID:PFfU1L4C
アヤナに痴女する戸川キボンヌ
167名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 16:46:34 ID:uSy7+C6V
濱中先生に「セックスってなに?」と聞いたところ
濱中先生は「男の人と女の人が仲直りするおまじないよ」と答えた。
またいつものように天野と若田部がケンカしてた。俺は
「セックス!セックス!みんなセックスし続けろ!
激しく!もっと激しく!
ペニスとヴァギナをこすりあって!愛液と精液を混ぜあって!
肉と肉がとろけ合うまで交わり続けろ!
いづれは学校中の生徒も参加させてやる!善人顔した教師達もだ! もちろん濱中先生と
中村先生もだ!
学校中の女達の穴という穴すべてに精液を流し込んでやる!
校長も教頭も皆、家畜の様によがらせて、可愛い教え子達の膣にペニスをぶちこむのさ!
学校の次はこの町、全てを巻き込んでやる!
ただすれ違っただけの見ず知らずの奴ら同士を、いきなりセックスさせてやる!
例えそれが親子であろうと!兄弟であろうと!
女同士であろうと!幼馴染だろうと!男同士だろうと!
子供だろうと!老人だろうと!赤ん坊だろうと!
全員残らず、性器を結合させて、愛液と精液にまみれさせてやる!
セックス!セックス!セックス!
どいつもこいつもセックスさせてやる!
膣やペニスがすりきれて、血まみれになっても腰を振り続けさせてやる!
血と精液と愛液にまみれながら、喉が渇けばそれをすすらせ、
腹が減ったら互いの肉を噛み千切らせる!
そして永遠続けさせてやる!セックスを!
セックスだ!セックス!セックス!セックス!セックス!セックス!セックス!
セックス!セックス!セックス!セックス!セックス!セックス!セックス!
セックス!セックス!セックス!セックス!セックス!セックス!セックス!」と止めに入ったら
濱中先生に硬式ボール思いっきりぶつけられ、中村先生にヒザ蹴り入れられ
いつものメンバーに袋叩きされた。
168名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 16:56:53 ID:GSyOKHZS
卑猥でワラスw
ところどころでそれ見るんだが元ネタなんなの?
169名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 17:05:14 ID:uSy7+C6V
◎夜の営みを子供に見られたときの対処法◎ から


85 :名無しの心子知らず :04/02/04 16:12 ID:eahsa7JL
小学生の時、母親に「セックスってなに?」と聞いたところ
母親は「男の人と女の人が仲直りするおまじないよ」と答えた。

その日の夜、両親がケンカした。俺は
「ケンカやめてセックスしなよ、セックスセックス!」と止めに入ったら
父親からボコられた。
が元らしいが誰が改造してこんな文章にwwwww
170名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 17:58:20 ID:GSyOKHZS
サンクス
しかし母ちゃんももう少しきちんと説明してあげろって感じですなw
もしマサヒコが小学生の時に同じ質問したら、あのママンのことだから
「それわねー(ニヤニヤ)」と一時間くらい説明したろうな
最後には「今夜十時くらいに父さんの寝室に来なさい。実地見学させてあげるわ」とか言ったりw
そうか、マサヒコが性に淡泊なのはそれを見たことがトラウマになっ(ry
171名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 18:42:10 ID:a00mR1v3
>>170
いや、マサ淡白の原因は幼年時にショタ痴女にヤられたからを強く押す。
172名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 20:14:39 ID:Z1jts/WD
よーし俺新説唱えちゃうぞー
マサの親父は実はジゴロで他の子に手を出して嫁に
血祭りにあげられたんだ。その現場を見たからマサは淡白になったんだよ!
173名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 21:53:16 ID:Vxcsghuy
>165
トマソン氏が一応レイプものは書いている
「愛と欲望と麻酔薬」って奴だ

陵辱好きにとってはソフトだと思うが、これですら
雰囲気には合わないと本人も書いていたぞ
174名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 22:09:35 ID:c0l72aTw
住民の質もそうだがそれより作品の質だろうな。
ほのぼの中学生日記的下ネタ漫画というか。



まあ、お好きな方は作品の雰囲気なんか気にせず陵辱するわけだが
175名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 08:41:07 ID:m4ewbSqh
家庭教師が生徒に陵辱されるエロゲってありそうだな
176名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 08:52:15 ID:m4ewbSqh
きゃ!?だれ、はなしておねがふむ!!……んっ! マサヒコ君??・・・
きゃー!いやー!だめー!どうして!・・・・
ん……ふ……ふ……はぁ……んッ……や……ぁあッ!……ふあぁッ……んむっ!んぐっ……むぁ……ふあぅッ!
んふぁッ……!……だめ……それ以上は、やめてマサヒぅん……!やめてぇ……!……そこ、ダメぇ! ひ、はぁあッ!
……ぁ、はい……気持ち……いい、ですぅ……ひ、ぁッ……ぃやあァッ……!
や……ぁあッ!……ふあぁッだ、だってぇ……んッ!……んむっ!
ふあぁ……はい……あぁ……むぁッ……ちゅむっ
あうぁぁ、ああ、もう、もうダメっ、ああっ
そっ、そこっ…ああぁ〜ダメェ…マジでイッちゃう
177名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 15:38:41 ID:SZfkYQ6G
>>176
そんなかんじの官能小説を読んだことがある。
「はおおっ…い…イクゥ…ああん…ちゅぷちゅぷしちゃう…」
…ヌケルとかヌケナイとかじゃなく途中で頭が痛くなった。ワケワカンネくなって。
178名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 18:23:23 ID:Eil62aKC
ちゅくちゅくしちゃぁうのぉ〜♪
179名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 19:07:59 ID:1B/NAbh6
(´_ゝ`)
180名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 00:33:23 ID:Y+SGV7cA
濱中、そのまんまゲームの話でしたな。
アカボシ氏がゲームネタで話書いてたので小デジャヴでした。

あと、マサの誕生日は八月一日でなかったっけ?
作者の間違い?それともアイが勘違いしているという設定?
181名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 00:59:37 ID:RYM8oPk6
マサの誕生日は八月一日って設定はどの話で出たっけ?
182名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 01:12:40 ID:2daiBsnz
とりあえずリンコの脇をどうにかしてくれ。
183名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 07:20:25 ID:FyCjbB9R
>>181
濱中がエロ本拾ってくる話

濱「マサヒコ君の誕生日っていつ?」
マ「8月1日ですけど?」
184名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 09:31:36 ID:svOyix/8
「マサヒコ君ってこうゆうゲームやったことあるの?」
「いや、家にはPC無いですし・・・なんでこんなの買ってきたんですか?」
「ふふ・・・ 大学の友達からノートパソコン借りてきたからやろうよ」
「は?・・・・」
「いいから・・・・・」

「うっ・・・」
「へぇ・・・こうゆうゲームってすごk・・あ、マサヒコ君・・・テント張ってるw」
「うゎいやぉれfjds」
「いいよ  マサヒコ君は男の子だもんね ふふっ・・・EDじゃなかったんだね」
「・・・・」
「それにしてもすごい体位でやってるね・・・ マサヒコ君、私をこうやってもてる?」
「は?  ・・・。」
「やっぱミサキちゃんがいいのか・・・・彼女軽そうだもんね」
「いや、そうゆうことじゃなk・・・うわっ 先生そんなところ触らないでください」
「出るの?」
「・・・・・先生・・・」
185名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 11:38:48 ID:Y+SGV7cA
ムハーッエロチックアイ先生イイっス。
前エロゲーネタのSSがあったけど、あれはゲームの中のエチシーン話だったので、惜しい!愚息昇天までもう二歩!だったけど、
アイ先生が本当にマサをそうやって誘惑したら…ムッハァッ、カズヤ並に即出ししてしまいそう。
というわけでエロス全開アイ先生の話を、どうか神様キボンヌ。
186名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 15:08:50 ID:jhjgxALP
カズヤによるカナミ寝取りとかダメでつか。

処女はお兄ちゃんにとか言いつつもカズヤの愛撫の快感にまけて脚を開いてしまうカナミ。
ドアの外ではシンジがそれを聞いていて・・・(;´Д`)ハァハァ
187名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 17:08:29 ID:vymbxXEI
おいおい、みんなエロいな。
俺も激しくエロス満載なのを読んでみたいぜ。まあこればかりは職人さん次第だけどな。
ここの神々はライトエロ&萌え風味に高い力量を持った職人さんが多いから、
それはそれでバッチシ堪能させてもらうとして、凌辱方面は新たな神が降臨するのを期待して待つぜ。

なんか、あんまりクレクレばっかり言っててもあれなんで、
すまん、身勝手で申し訳ないが、次の人さわやかな卑猥で一発お願いし升↓
188名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 17:16:39 ID:j2/DettX
僕たちは体位なんかしらない
189名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 17:20:12 ID:WT5vOxAz

              /      \
              /●  ●     \    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            /        Y  Y|   <アヤナ、出る!!!
            | ▼    //// |   | |    \_______
            |_人_       \/" \
             \/       ”    \
        ,.. -──- 、, |"    ””       \
      ,/        `''-、             \
     ., '            ``ヽ;‐‐-, _         |
    /                   ゙i'ヾ、|         | ドピュッ ドク…
 煤@,!                、 i  |     /    |
    l               ┬-,.、, ヽ !. |    / /    |   
!? | ,            |/ ヾ、|'  |   |  |      |
    | | !  ,、 、      l     ! l |  |  |     |
    | |/ト, / ヽ lヽ l、i.   !    !  _|   |   |     |
    |  | `lヽ/////!|   l     |二_l  ,.゙r-‐'! |     |
    !  | `''=ニ三ヨ'"|   |三二三l | (((___|  !|     | _/ ̄ ̄/
    ゙、  !   |  |  ,!   !"T'''''T" |.    !  ! |     \___/
    ヽ、l.   |  |  |  /  |   ! l.      ',.  |     /
            |  !  | /  ,|.  |`''}  (( ̄l,,__,i、_ /
      ,.:ェ''"  l   ´   `|   !''"     /  ノ
      "''='-‐'゙       /  ',      'ー''"
                 'イji,j、j,i
190名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 22:12:52 ID:HlUKL82O
>>189
そりゃ「さわやかな顔で卑猥に一発マスお願い」ではないのかと小一時間(ry
191郭泰源:2005/06/23(木) 23:34:32 ID:4qpmR46h
てなわけで、予告先発、リンコ×マサヒコ。初めてリンコで本番有りだってのに…。
なんか彼女にはヒデー初体験をさせてしまいました。少し反省…。
ちなみに先週の「梅雨の日常」のアナザーストーリーです。NGワードは「トイレ」なのかな?
では、投下。
192郭泰源:2005/06/23(木) 23:35:13 ID:4qpmR46h
「…誰も…いないよね、小久保君?」
「…ああ…そうみたい…だな」
舞台は夜の東が丘中学校―マサヒコとリンコはなぜか忍び足で校舎に侵入していた。
「なあ…やっぱりやめないか?的山。別にいつでもいいじゃん、なんでわざわざ夜中に…」
「ダメだもん!誰にも見つからずに…泳げるように、なるんだもん!」
小さな子供のように口をとがらせて反論するリンコ。
そんな彼女を見てマサヒコはこの日何度目かのため息をついていた。
(…てか、なんで?なんで?俺はここにいるんだ?)
£
そもそもの話は、プール開きの話にまで遡る。
「ねえ、リンコ」
「なんですかあ?先生」
「あんたが楽しみにしてるのはじゅーーーーーぶん、分かったけど…あんたって、泳げたっけ?」
「ふぃ…お、泳げないですぅ…」
「だよね?去年の海でも浮き輪で酔っちゃったぐらいだし…泳げないのにそんな楽しみにしてんの?」
「う…でも、あの…ぷ、プールや海は大好き…なんです…」
「あははっはは、そりゃリンコらしいわ。浮き輪やビーチ板も似合うしね。あははははは…」
「う…」
嘲笑う中村を心底悔しそうな表情で見るリンコ。
「あの…先輩、リンちゃんに悪いですよ。あたしも泳げないけど、好きですよ?海」
「いや、悪いとは言わないけどさ。泳げないのにこんなにはしゃいでるリンがなんか笑えてさ。あはは」
「…」
このとき、少女の心の中で一つの決意がなされていた。それは―。
£
「先生にも!アイ先生にも!ミサキちゃんにも!アヤナちゃんにも!
気づかれずに、泳げるようになるの!それで、びっくりさせてやるの!絶対に!」
§
193郭泰源:2005/06/23(木) 23:35:47 ID:4qpmR46h
「…あのな、それはわかったけど、なんで夜の学校のプールなわけ?
んで、なんで俺が一緒に付き合わなきゃならないわけ?」
「夜なら誰もいないでしょ?でもひとりだと怖くて行けないし…。
それに、泳げてこんなこと頼める人って小久保君しかいないんだもん」
「だからって…お前、バレたら絶対怒られるぞ?」
「大丈夫。今日の警備員さんはすぐにお酒飲んで寝ちゃう今井さんだし。
それにね、近所の子とか結構夜のプールに忍び込んでるらしいよ?
古溝君ちなんか、前はお風呂がわりに家族で行ってたって話だし…」
「…つか、このご時世にそれって両方とも問題おおありなんだが…」
母校のセキュリティ体制に頭を抱えるマサヒコであった。
「いいから!小久保君!行くよ!」
普段はおっとりとした性格のリンコだが―言い出したら聞かないのも、またリンコなのであった。
(はああ…しかし俺も、この性格いい加減変えなきゃな…)
そんなこんなでプールに到着したふたり。
夜中だが、いくつか電灯がついていて結構明るいのが意外だった。
「へえ…思ったより…全然、明るいな?」
「そうだね、これなら怖くないや!よ〜し、頑張るぞ!」
気合い十分のリンコ。そんな彼女の様子を見ながら、マサヒコは諦め顔だ。
(まあ…しょうがねえか…)
申し訳程度にかけられていたプールの鍵に裏から手を回してかちゃり、と外すと、
ふたりは中に入って服を脱いだ。事前の打ち合わせどおり、下には水着を着込んでいた。
「じゃあ、まず準備運動な?」
「はい、せんせい!」
「は?先生って?」
「いいの。ここでは、小久保君が先生なの。あたしは小久保先生の言うことをきちんと聞きます!」
「…まあいいけど。じゃ、手足ブラブラでほぐして、と…」
§
194郭泰源:2005/06/23(木) 23:36:39 ID:4qpmR46h
「ビート板を使えば一応バタ足ならできるんだよな、的山?」
「はい!」
「じゃあビート板でまず25m泳いでみて。俺、どこに問題あるか見てるから…」
「はい!」
元気よく、リンコは泳ぎ始めた。
“ばしゃしゃ、ばしゃ!”
(う〜ん、やっぱり…フォームに無駄が多いし…。
足の方向も、一定してないし…顔を水につけるのを怖がってる感じだな…)
始まってしまえば真剣にそれに付き合うのがマサヒコの良いところである。
「うん、だいたいわかったよ的山。じゃあ、今度はプールの端に手をつけて。そこでバタ足してみて?」
「は、はい」
“ばしゃ!ばしゃ!”
「ああ、あのね的山。足をただばたつかせるんじゃなくて…こう、上下の一定方向に往復させる感じ」
マサヒコはリンコの足を持って具体的にその動きを指示した。
「ふぁ、ふぁい…」
“ばしゃ!”
(少しは…良くなってきたかな?)
確認のため、必死でバタ足を繰り返すリンコの後ろに回るマサヒコ。
(!あれ…ええと…)
やっとマサヒコも気づいたのだが…後ろに回ってしまえば、リンコの可愛いお尻が丸見えなわけで。
しかもそこは、さきほどからの激しい運動によって水着がかなり食い込んでしまっていた。
(ダメだって、落ち着け俺)
自分に言い聞かせるマサヒコだが、下半身は主人の言うことも聞かずにむくり、と屹立しかけていた。
「へんせい〜、まだやるんですかあぁ〜?」
10分ほどひたすらその体勢で運動をしてきたせいか、音をあげるリンコ。
「あ…ああ、もういいかもな?」
§
195郭泰源:2005/06/23(木) 23:37:31 ID:4qpmR46h
リンコの視線がないのをいいことに、ポジションを直していたマサヒコは少し慌てて答えた。
「よ、よし、じゃあ次は…俺が手をつないでるから、板なしで泳いでみるか?」
ポジションを直した直後の両手で手をつなごうとするマサヒコ。意外に酷い男である。
「はい!で…でも…絶対に、手を離さないでね?こくぼせんせい」
「だ…大丈夫だって、そんな酷いことしねーよ」
恐怖のためか、上目遣いで…うるうると、潤んだ目でマサヒコに懇願するリンコ。
そんな彼女の様子と、思ったよりもずっと肉感的だった股間の様子を思い出し、
マサヒコはまたも激しく胸がざわつき、下半身の一点に血液が急速に集まるのを感じていた。
「よし…いくよ?息継ぎとかも練習しながら」
「ふぁ、はい…」
“ばしゃばしゃばしゃ…”
リンコは、目を閉じて必死に泳いでいた。
「いいよ的山、上手くなってきた。でもな、怖がってばかりじゃダメだ。
きちんと息継ぎして、あと水の中でも目を開けるようにして…」
「ふぁ、ふぁひ」
そのまま、リンコの手をとりながら二回ほど往復するマサヒコ。
(よし…そろそろ…かな?)
「大丈夫。もういけそうだから…」
そう言うと、マサヒコはゆっくりとリンコの手を離した。
「え!ふぁふぁ!わああ!」
そのまま3メートルほどは泳いだリンコだったが、支えを失って溺れたように激しくもがきはじめた。
「的山?的山ッ!大丈夫か!?」
マサヒコは急いでリンコにかけよった。
「ふわああ!はば!ひ、酷いよぉ…小久保君…ううッ…え〜ん…」
泣きながら、マサヒコに抱きつくリンコ。
「?!まま、的山…ゴメン…って、おい、お前…ちょっと…」
§
196郭泰源:2005/06/23(木) 23:38:19 ID:4qpmR46h
マサヒコは水着越しに押しつけられてくるリンコの肉体の柔らかさに、頭の中が真っ白になっていた。
「えええ〜ん…絶対…離しちゃ嫌だってあたし言ったのに…小久保君の嘘つき…わ〜ん」
「ご、ゴメン!だから…少し離れろ、的山」
「うぅう…ぐすっ、あたし…本当に怖かったんだもん…ぐす」
ぐいぐいと、抱きつくと言うよりはマサヒコの体にしがみつくようにして、リンコは泣き続けていた。
「ゴメンって、的山。でも、泳げてたぜ?」
「え?」
「さっきさ、2、3メートルぐらいだったけど…泳げてたよ、お前。だから頑張れば…」
「え!ぐすっ、本当?小久保、ぐすん、君」
「うん、確実に泳げてた。初めてか?」
「うん。ぐ…す、わ〜い、ありがとう、小久保く〜ん!」
先ほどまでの大泣きぶりはどこへやら…今度は歓喜の涙を流しながら再びマサヒコに抱きつくリンコ。
「だ、だから!ま、的山あッ!」
しかし、当のマサヒコはたまったものではない。…と言うか、既にモノがたまらない状態になっていた。
「えへへ、泳げた♪あたし、泳げた♭」
(全くこいつだけは…)
「じゃあ、どうする的山?もう少し練習する?それとも…」
「はい!小久保先生!あたし、頑張ります!」
現金なものである。それから30分ほど、ふたりはバタ足の訓練を続けるのであった。
「…?的山、もうやめる?」
マサヒコは少し前からリンコの様子がおかしいのに気づいていた。
初めは疲れたのかと思ったが、マサヒコが心配して聞くたびに、
「う、ううん…だ、大丈夫。まだやるの!」
と、繰り返すので彼女の体調を気にしつつも続けてきた。
しかし、さすがにもう限界のようだ。顔色は青いし、よく見ると小さく震えている。
「的山、今日は良く頑張ったよ。もう、終わりにしよう」
§
197郭泰源:2005/06/23(木) 23:39:09 ID:4qpmR46h
「う…うん」
「疲れたろ?なんかさっきから震えてるし…寒くなってきたよな。さ、あがろう…」
ふたりはプールから出ると、さきほど服を脱いだところまで歩いていった。リンコは、ずっと無言だった。
(?にしても、的山、変だな…)
「…こくぼくん…」
小さな、小さな声でリンコがやっと口を開いた。
「?どうしたの?的山」
「あの…あたし…あたし…」
「?」
「…おしっこ…」
「へ?って…え?」
「おしっこ、したいの…」
「!って…あ、学校はもう閉まってるし…我慢できない?」
「無理…もう…さっきから…どうしよう?」
「ど、どうしようって…」
トイレらしきものは―どこにも、見あたらない。
「あ!確かさ、プールの裏の倉庫みたいな建物。前聞いたことあるけど、
水泳部の奴らが更衣室代りに使ってて、確かトイレあったはず!行くぞ、的山!」
マサヒコはリンコの手を引いて、薄暗いプール裏のコンクリート造りの建物へと急いだ。
「鍵は…大丈夫、かかってない。電気は…ここか。暗いけど、一応ある…あ、あそこか…」
湿っぽい建物のなか、マサヒコはトイレらしき小部屋を見つけた。
「じゃあ、的山。大丈夫だな?俺は外で待って…」
「ダメ…」
「へ?」
「暗くて…怖い。小久保君…そばにいて」
「?※?#!ってお前!」
§
198名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 23:40:37 ID:U72GBbpx
紫煙
199郭泰源:2005/06/23(木) 23:40:46 ID:4qpmR46h
「じゃないと…怖くてできない…」
「で、でも…」
「お願い…小久保君…」
忍耐力の限界と、恐怖心がないまぜになった表情を浮かべて懇願するリンコ。
そんな表情をされてしまえば、
「わ…わかった」
としか言えないのが小久保マサヒコなのである。
「あの…汚いかもしれないけど、手、つないでいて…それで…恥ずかしいから、目は閉じてね?」
「う、うん」
「それで…あの…音、しちゃうかもだけど…」
「こればっかりは、しょうがないよ…恥ずかしいことじゃないよ、的山。それより…」
「じゃあ…後ろ向いてて。水着脱ぐから…」
「あ。ああ…」
“する…”
リンコは、恥ずかしさで真っ赤になりながら水着を脱いで全裸になった。
「…小久保君、手、つなぐから…そのまま…一緒に来てね?」
「…うん」
なにも見えない真っ暗な世界で、リンコの小さな手だけがマサヒコと外の世界をつないでいた。
奇妙な、感覚だった。
「せ、まい…けど…大丈夫?小久保君?」
「ああ…大丈夫。それよりお前は大丈夫か?」
「う…うん」
屋外のトイレ特有の饐えたような匂いと――プール用に保管されているのだろうか?
薬っぽい、カルキ臭が入り交じった奇妙な匂いがマサヒコの嗅覚を刺激していた。
「小久保君…あの…本当に…音、しちゃうけど…ゴメンね…」
「大丈夫だよ…それより、もう我慢できないだろ?」
§
200郭泰源:2005/06/23(木) 23:41:24 ID:4qpmR46h
「…うん……」
洋式便座に座ると、ひんやりと、ひどく冷たい感触がした。
(恥ずかしい…けど…もう、我慢…できない…)
泣きそうになりながら、少しでも音を消そうとリンコはレバーを回し、水を流しながら…。
“しゃあああああ…”
たまりにたまったものを、思いっきり放出した。
(あ…あああ…恥ずかしいよう…)
一方、マサヒコは…いくら水を流しても、至近距離である。リンコの放尿の音はばっちり聞こえていた。
そして、同級生のそんな恥ずかしい姿を間近でありながら見ることができない、
そんなシチュエーションに激しく欲情してしまっていた。
(今…もし目を開けると…裸の的山が…おしっこを…うあ、ダメだ…俺)
考えるだけで、どうしようもないくらいにマサヒコのペニスは怒張してしまうのであった。
マサヒコにとっても、リンコにとっても、やけにゆっくりと時間が過ぎていた。
しかし、リンコのそれが終われば、あとはもうこの倉庫を出るだけのはずだった。
「こ…小久保君」
「お、終わった?的山」
「う、うん。終わったんだけど…」
「?けど?」
「紙が…無いの」
「へ?」
「どうしよう…紙が無いよう…くすん、わあん…紙が無いの…」
ふたりとも慌てていたので気付かなかったのだが、トイレットペーパーが切れていたらしい。
たかがそれだけのことではあるが、さきほどからの恥ずかしさとマサヒコへの申し訳なさで
気持ちが不安定になっていたリンコは、子供のように泣きじゃくり始めた。
「お、落ちつけって、的山。今俺が外に出て紙を…」
「嫌だよう…暗くて…怖いもん…うわあん…ごめんね、小久保君…」
§
201郭泰源:2005/06/23(木) 23:42:11 ID:4qpmR46h
「だって、的山…このままじゃ…」
「わあん、ゴメン、ごめんね、小久保君…」
泣き続けるリンコ。マサヒコもパニックになってしまい…つい、目を開けてしまった。するとそこには―。
リンコの、真っ白な裸体があった。小窓から、月明かりがさして、それはほのかに光を放つようだった。
あまりに現実離れしたエロチックな風景に、思わず唾を飲み込むマサヒコ。
(的山…すっげえ…キレイだ…信じられないくらい…)
リンコは両手で目を覆って泣いているため、マサヒコのそんな様子にも気付かない。
マサヒコは、もう自分の欲情を抑えることができなかった。
そのままひざまずくと、泣き続けているリンコの前に移動し、閉じられた両膝に手をかけた。
「こ、こ、小久保君?」
マサヒコの行動に気付き、リンコは驚きの声を上げた
「的山…俺が…キレイにするから…」
そう言うと、マサヒコは強引にリンコの両膝を割り、足を開いた。
目の前に、真っ白なリンコの股間と―そこだけピンク色に光る、それがあった。
ほんのうっすらと上部に生えた陰毛が、彼女の白い肌に鮮やかなコンストラストを作っていた。
「ダメ…小久保君、嫌だ…恥ずかしいよぅ…」
必死に足を閉じ、両手でそこを隠そうとするリンコだが、マサヒコは構わず顔をその中に突っ込む。
用を足した直後だからか、それとも処女臭なのだろうか―そこからは、かすかにアンモニア臭がした。
だが、興奮しきったマサヒコには、その匂いすらも刺激にしかならなかった。
“ちゅ…つ”
マサヒコは、リンコの可愛らしいピンクの花びらに、むしゃぶりつくような口づけをした。
ほんの少し、酸いような…塩っぽいような、味がした。
「あ!あン…お願い、やめてよぅ、小久保君…ひどい…なんでこんなこと…」
「好きだ」
「え?」
「お前が、好きなんだ、的山…お前が、欲しい…」
§
202郭泰源:2005/06/23(木) 23:42:49 ID:4qpmR46h
「でも…そんな…だって、汚いよ、小久保君そんなとこ…」
「的山のなら…汚くなんかない」
マサヒコは勢いをつけてリンコのそこへと舌をこじ入れ、中を蹂躙した。
“ねろ…ぶちゅ、とろ…”
「ふわ…ああッ!ダメ…ダメだよ、こくぼく…あン!あ…い、あ…」
いつものすっとぼけたエロネタ発言からは意外だったが、実は今までオナニーすら未体験だったリンコ。
マサヒコの舌によってもたらされる感触に、体中に電撃が走るような快感を得ていた。
「的山のここ…すげえキレイだ…それに…あふれてくる…」
「ダメ…こく、んッ、小久保…君、ああッ、やだ…ダメ…」
拒絶の言葉を口にしながら、リンコのそこからはダラダラと、はしたないほどに愛液が垂れ流れていた。
マサヒコは、ひたすら、必死に、そこを舐め続けた。
「やあんッ…ああっう…ああッ!ダメ…だめえ!」
そして敏感にマサヒコの愛撫に応えて声を上げるリンコ。
が、マサヒコは突然舐めるのを止めると―。体を起こし、リンコの顔をのぞきこんだ。
恥ずかしさと激しい快感から、顔を真っ赤にして目にはうっすらと涙すら浮かべていた。
「的山…」
「う…なに?小久保君」
「的山は…俺が、嫌いか?」
「え…」
「こんなトコで言っても、信じてもらえないかもしれないけど…本当に…好きなんだ、的山のことが」
「あ、あたしも…小久保君のことは…嫌いじゃないけど…でも…」
「的山が、俺のことを嫌なら、もう…なにもしない。忘れる。でも…俺は、マジで的山が…」
「小久保君…」
嫌いなはずがなかった。そうでなければ、こんな夜中に水泳の練習に付き合ってくれと頼まないし、
いくら天然少女とは言え、男の子にトイレまで一緒に来て欲しいとは言わなかった。
そう、リンコもマサヒコのことが好きだった。しかし、今までそれを口にしたことはなかった。
§
203郭泰源:2005/06/23(木) 23:43:31 ID:4qpmR46h
うっすらとだが、ミサキや、アヤナや、アイまでもがマサヒコに好意を寄せているということに気付いていた。
だから…だから、リンコは今まで、自分の想いを殺してきていた。天然だから、と人に思われながらも。
しかし今、目の前にいるマサヒコは、はっきりと自分への好意を表明し、欲しいと言ってくれていた。
(小久保君が…あたしを…好きだって…そんな…)
さきほどのパニックにプラスしてマサヒコの突然の告白―しかもこんなシチュエーションである。
完全に、リンコは気が動転してしまっていた。
「あたしも…小久保君のことは…す、好きだけど…」
「なら…お願いだ…俺…もう…」
そう言った後、マサヒコはリンコの首筋にキスをすると、体を落とし、再び裂け目に口を付けた。
「ああッ…でも…でも…いきなり…こんなのは…」
「ゴメン…的山、俺もいきなりこんなのは…ダメだってわかってるんだけど…。
でも、ダメなんだ。お前の裸が…すっげえキレイで…可愛くて…もう、我慢…できないんだ」
“ちゅ…じゅ…ずずっ…”
マサヒコは膣口に口をつけた後、周りをくまなく舐め回し、その中を吸い上げた。
さきほどからの舌撫によってそこはもうトロトロに熱くなってしまっていた。
「ひあっ…あン…はあ…」
そして、生まれて初めて受ける男性からの愛撫に完全にとろけてしまうリンコ。
「的山…」
マサヒコは少し体を起こすと…真っ赤に上気したうえ、細かく震えているリンコの柔肌を見つめた。
“ちゅ…”
そしてそのまま、透き通るように白い、ふくらみかけの乳房に口をつけた。
「はん…小久保君。ダメ…見ちゃ、嫌だァ。こんな貧乳…」
「全然…そんなことない。的山のおっぱい、可愛い…」
「で、でも…」
“ちゅうぅぅ〜”
マサヒコは、そのままリンコの乳房を強めに吸った。
§
204郭泰源:2005/06/23(木) 23:44:24 ID:4qpmR46h
「はァっ……くすぐったいよお…」
「…あとが、ついた」
「…え?」
「的山の…おっぱいに、俺の口のあとがついた…可愛い…」
リンコの真っ白な乳房のうえに、マサヒコのキスマークがくっきりとついていた。
“つう…ちゅっ、ちゅ”
夢中になって、マサヒコはリンコの乳房に口をつけ、吸い続けた。
なだらかなカーブを描いているそこは、いつの間にか無数のキスマークだらけになっていた。
「あ…はあ…小久保…くん…」
そんなたまらなく卑猥な風景は、されている側であるリンコにも興奮を与えるのに十分だった。
“ちゅ…こり、こにゅ…”
マサヒコは続いて桜んぼのように淡くて小さなピンク色の乳首に口をつけ、
そこをゆっくりと甘噛みしながら舌で転がした。
「きゃ…ぅうう…あんン…」
リンコの声は、明らかに艶やかなものだった。自分の拙い愛撫に、
この小柄で可愛い同級生が普段見せたこともないような表情で応えてくれている―。
目の前で起きている現実に、マサヒコは体中が痺れるような感覚を味わっていた。
“す…ぷじゅ…”
マサヒコは、右手をリンコの裂け目へと伸ばし、そこに触れた。しっとりと、濡れていた。
「うぅん…ダメ…あッ、小久保君」
「的山…お願いだ…いいだろ?」
「で、でも…」
「俺…もう、こんなになっちゃってるんだ…」
マサヒコは海パンをずり下ろした。
「きゃ…」
リンコは、生まれて初めて父親以外の男のペニスを見た。元気よくそりかえったそれは―。
§
205郭泰源:2005/06/23(木) 23:45:15 ID:4qpmR46h
(うわあ、す、スゴイ。…ピンク色で…でも、なんだか…苦しそう…)
「的山…俺、初めてなんだ」
「あ、あたしも…」
「お願いだ。俺…的山としたい…俺の、初めてのひとになってくれ」
「小久保君…」
(もうダメ…もう、逆らえない…あたしも…小久保君が好き…小久保君と…ひとつになりたい)
リンコは、こくん、と小さくひとつ、うなずきを返した。
「ありがとう、的山…じゃあ…いくよ?体を、軽く浮かせて…」
「は…はい」
恥ずかしさと興奮に小さく震えながら―催眠術にかかったように、リンコはマサヒコの言葉に従った。
マサヒコははやる気持ちを抑えながら、リンコのそこに先端を擦らせるようにして入っていった。
“ぬちっ…くちゅ……”
「あ…ああッ…はあっ!」
あまりの激痛に、涙を浮かべて叫び声をあげるリンコ。
「ダメ…やっぱり…痛いよぅ、小久保君」
「ゴメン…でも、でも…すっげえ、気持ち良いよ、的山の中…俺、もう…止まれない」
目の前で痛みに耐え、首を左右に振っているリンコの様子に心が痛むマサヒコだったが、
それ以上に、自分のペニスがなま暖かいものに包まれているという感覚と、
リンコとつながっているという事実に脊髄の裏まで電流が走るような快感に襲われていた。
「お願いだ…ま、的山…うッ……もう少し…もう少しだから…」
マサヒコは、それでもリンコのからだを気遣ってゆっくり…ゆっくりと動き始めた。
「あッ!…やッ…うあああ」
“ぐちゅ…ずぷッ…”
(うわ…的山ん中…すっげえキツくて…うわッ、は、はねかえされそうだ…)
小柄なリンコだけあって、そこもかなり狭く、こぶりのようだった。
「ダメ…ひあっ…いッ、痛ァい…やめて、壊れちゃうよぉ…あくぅッ」
§
206郭泰源:2005/06/23(木) 23:46:02 ID:4qpmR46h
“ずぅる…”
突然マサヒコは挿入を止め、リンコのそこからペニスを引き抜いた。根本に少し、血がついていた。
(的山の…処女を…俺が…)
その事実に、申し訳なさとともに、なぜか感動を覚えていた。
「なあ…的山。この体勢じゃ、やっぱり痛いよな?少し…変えよう」
「え?…う、うん」
涙を浮かべて痛みを訴えていたリンコだが、あっさりとマサヒコが挿入をやめ、
そんな提案をするので逆に呆気にとられ、素直に返事をしてしまっていた。
「便座を下ろして…俺が、ここに座るから。的山は…背中から、俺に、のっかって…」
「う、うん…」
おそるおそる、という感じでマサヒコの指示に従うリンコ。
マサヒコは、そんな彼女を後ろから優しくぎゅっと抱きしめ、耳元でささやいた。
「的山…好きだ」
「こ、こっ、小久保君…あ、あたしも好き」
「的山のコト…本当に、好きだから…。
俺、的山にも、もう少し気持ち良くなって欲しい…。俺ばっかじゃなくて」
「!…小久保君、あたし…気持ち良かったの?」
「うん…すっげえ、気持ちよかった。俺、生まれて初めてだった。あんな気持良かったの…」
「小久保…くぅん…」
自分は全然子供だと思っていた。中村やアヤナのようにスタイルも良くなかったし、
いつまでたっても幼児体型のままで、男の人とキチンと付き合えるのだろうか、
と不安になったこともあった。しかし、マサヒコは自分の体を気持ち良いと言ってくれた。
それまでの痛みを忘れたわけではなかったが―リンコの気持ちにも、変化が現れ始めていた。
(小久保君は…あたしを好きだって…あたしのこんなカラダを、気持ち良いって言ってくれた…。
あたしも…小久保君が、好き。小久保君と…気持ち良く、なりたい)
少女らしい健気な思いで、リンコはマサヒコに応えようとしていた。
§
207名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 23:46:39 ID:U72GBbpx
紫煙
208郭泰源:2005/06/23(木) 23:47:12 ID:4qpmR46h
「このまま…座ればいいの?小久保君」
「うん。そう…ゆっくりとね…」
“ずりゅっ”
が、そこはビギナー同士。見事に空振りし、マサヒコのペニスはリンコの裂け目を軽く擦り、
触れ合う程度で不時着陸してしまっていた。しかし―
「ふわ…ひゃん?!!!」
不幸中の幸い、挿入されず擦れた程度の接触だったため、
たまたまマサヒコのペニスのくびれた部分がリンコの未発達な肉の芽に命中してしまったのだった。
そして、初めて受けるその刺激に思わず声を震わせてしまうリンコ。
「的山?ど、どうしたの?」
「い、今…あたしの…変なところにあたって…なんだか…すごいき…気持ち良くなっちゃって…」
マサヒコはリンコの脇から、そこを見た。見辛かったが―、なんとか、何が起きたのかを把握した。
(そうか…ここを触ると…気持ち良いのかな?)
マサヒコ君、ビンゴ。
マサヒコは後ろから抱きかかえるようにして両手の人差し指で、リンコのそこに触れた。
「きゃ?きゃああッ!こ、小久保くん!」
「的山…気持良い?」
「キモチイイっていうか…か、体中に…今、ビリビリって電気がきたみたい…」
「さっきは俺ばっか気持ち良くなっちゃってゴメンな。今度は…的山が、気持ちよくなる番」
そう言うと、マサヒコは右手でリンコのそこを弄りながら…左手で、リンコの幼い乳房を揉みしだいた。
「あ…あン…ああッ…すごい…うああ…あッ…はん…」
そしてリンコは敏感に、愛撫に応えていた。
“ずりゅ…ずにゅ”
挿入しないように気を付けながら―マサヒコは、ペニスのくびれの部分でリンコの裂け目と、
その先にある芽を刺激していた。これはこれで、マサヒコにとっても快感だった。
「あッ…くあッ…んあああッ…ああ〜〜〜ン!!!」
§
209郭泰源:2005/06/23(木) 23:48:01 ID:4qpmR46h
びくんっ、とリンコの体が一回跳ね―リンコは、達した。
「的山…もしかして…もうイッたの?」
「わ、わかんないんだけど…はふ…気持ち良かったけど…これが、イッたってコトなの?」
初めての体験に、脱力しながらも戸惑いの表情を浮かべるリンコ。
「多分…俺も、良くわかんないけど…そうなんじゃないか?」
「やっぱりそうなの?…すごく…気持ち良かった…びっくりするくらい…」
「じゃ、じゃあ的山……いいかな?」
「う、うん…あたし、我慢する。いいよ?小久保君…」
目を閉じて、リンコはマサヒコの挿入を待った。
“ぴと…ずッ…むにゅる…”
ゆっくりと、マサヒコはリンコの中に入っていった。
「あ…あはあッ!」
「ゴメン…的山、やっぱり…痛い?」
「だ、大丈夫。さっきよりは…痛くない…」
(でも…やっぱり、痛いんだよな…的山。ゴメン…)
心の中で謝りながら、それでもマサヒコはさらにリンコの中へと突き進んでいった。
“ぬるぅ〜、ずちゅ…”
「入った…今、全部…的山ん中に…入った」
「ほ、本当?」
「うん…すごく…気持ち良いよ…動いても…いい?的山」
「…うん、いいよ…来て、小久保君…」
“ぐちゅっ…ずちゅッ…ぬちゅッ…”
マサヒコは、突き上げるようにしてリンコの中で動いていた。
「あッ…は…んあっ…あひぃ…」
一方、リンコは破瓜の痛みを通り過ぎ、マサヒコのそれを完全に受け入れていた。
(ああ…いっぱいになってる…あたしのあそこが…小久保君ので…あたしの全部が…)
§
210郭泰源:2005/06/23(木) 23:51:00 ID:4qpmR46h
未だ痛みはあったものの、馴染んでくると膣の中があふれてくるような感覚で満たされていた。
“こり…ふにゅ…ぐっちゅ…ぐちゅ”
マサヒコは、リンコの乳房を揉み…そして、肉の芽を擦り続けながら、動いていた。
(ああ…すげえ…的山…気持ち良すぎだ…俺…どっか行きそうな感じ…)
「あッ…ダメえ…小久保君…あたし…イキそう…も…ダメッ!…イっちゃう…イっちゃうぅッ!」
「的山…俺も…もう…」
“ずちゅ…ぬっちゅ…”
「んハあッ…ふぁっ…イイ…からだじゅうが…熱いよぅ、小久保君…」
「的山…もう…俺…イク…」
「いい…小久保君…あたしも…ああッ!」
“ずりゅ…びゅ!びゅるくう!!どぷぅ!!!”
間一髪、リンコの中からペニスを引き抜いたマサヒコは…思いっきり、射精した。
“どぷっ…ろ…どろお…”
リンコの真っ白な胸に…腹に…青白い、マサヒコの精液がかかっていた。
「はあ…ああッ…はああ…」
(あたしの…からだで…小久保君。あったかい…熱いくらいのが…かかってる)
荒い息を吐いたまま…ふたりは、無言のままでいた。口を開いたのは、マサヒコの方だった。
「的山…ゴメンな…Hの前にデートとか…しなきゃ、ダメだよな…」
「う、ううん…あたしも…びっくりしたけど…嬉しかったよ?小久保君…」
「…ありがとう、的山…」
向き合って、ふたりは改めて熱いキスを交わした。
「ねえ、小久保君?明日も…水泳の練習、付き合ってくれる?」
「うん…いいよ、それぐらい」
「で、その後…エッチの練習もだよ?」
「え?…あ、ああ」
リンコは、にっこりと微笑んでいた。ひどく、いやらしくて艶やかな笑顔だった。


                                END
211郭泰源:2005/06/23(木) 23:52:24 ID:4qpmR46h
以上。…しかし我ながら強引かつ変態っぽい出来。不快になられた方にはすんませんとしか言えんです。
タイトルは「真夜中のバタ足」でお願いします>>古田捕手。あと紫煙に感謝。
今気付いたけどこれで私、29本目のSSなんですね。
んでそのうちエロ有りは13本、その中で本番有りは10本。確かに少ないかな?
でもなー、ほかの職人さんはわからんのですけど、自分のSSがエロいかどうかって正味わからんのですよ。
次回は30本目なんで、もちょっと気張りますです。とか言っといてエロ無しになりそうな悪寒…。
212名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 23:53:10 ID:U72GBbpx
リアルタイムGJ!
リンコハァハァ
213名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 00:25:36 ID:7kOuyzCy
郭氏キター!リンコむっはー超GJ!

>今気付いたけどこれで私、29本目のSSなんですね。
 んでそのうちエロ有りは13本、その中で本番有りは10本。確かに少ないかな?
いや、29本もホームランかっ飛ばしておられること自体がスゴイです。
30本目も期待しております!
214RAGNA:2005/06/24(金) 01:08:10 ID:9mRqQzz1
郭氏GJ!
いつもハイクォリティで素敵です!

さて俺も久しぶりに書きましたよ。
久しぶりなんで感覚ををつかめずやはりというかエロなしに・・・
俺スレの流れに逆らってますか?
・・・まぁエロなしなんてイラネーヨという方は華麗にスルーしてください。

今回は濱中で書きました。大体の内容はマサヒコのエロ本探索騒動です。
では投下。
215RAGNA:2005/06/24(金) 01:08:49 ID:9mRqQzz1
「・・・で?これはどういう事なんですか?濱中先生?母さん?」
ここはマサヒコの部屋、マサヒコの部屋はいつも清潔とは言いがたい散らかりようだが、
今日はいつにもましてひどい有様になっている。
しかし、このような状態なってしまったのはマサヒコが部屋に居ない間の出来事のせいであった。
「うぅ・・・そっ、それはねマサヒコ君。え〜と・・・」」
部屋を荒らした張本人の濱中アイはマサヒコに理由を聞かれているだけで耳まで真っ赤になって
しまっている。これにはマサヒコも首をひねるばかりであった。
「先生・・・なんで顔が赤いんですか?まあとにかく理由を言ってください。俺怒りませんから。」
「本当?」
「男に二言はありません!」
(・・・うわー俺かっこつけすぎだ・・・)
精一杯決めたつもりのマサヒコだったが、言い終えてから一人で恥ずかしくなってしまっていた・・・
だったら初めから言うなっつーの!
しかしそれを聞いていたアイはなぜか感動した様子で、
「マサヒコ君・・・分かった、理由話すね。実は・・・」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・


「こんにちはー!」
今日もアイはいつもどおりマサヒコの家に家庭教師にやってきた。
216RAGNA:2005/06/24(金) 01:09:45 ID:9mRqQzz1
「あー、濱中先生。まだマサヒコ学校から帰ってきてないから上がって待っててください」
ちょっと速くつきすぎてしまったようだ、
「あ、ハイ分かりました。お邪魔します。」
でもここはマサヒコママの好意に甘えておく事にした。
「今お茶でも入れますね・・・」
そう言ってマサヒコママは台所のほうにいって、すぐに紅茶とお菓子を持って戻ってきた。
「・・・そういえば例の『アレ』、見つかりましたか?」
「それが・・・、あれから何度かマサヒコ君の目を盗んでは調べてるんですけどぜんぜん見つからないん
ですよ・・・。」
「そうですか・・・親として喜んでいいやら悲しんでいいやら、複雑なのよねぇ・・・」
「・・・そうだ!最近勉強ばかりで探してなかったから今探して見ませんか?今ならマサヒコ君も居ませんし!」
「それも面白そうね、っよし!それじゃあいっちょ『アレ』探して見ますか!」
「おー!」
こうしてマサヒコママとアイによる『アレ』捜索隊が結成された。
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
「う〜ん、やっぱりありませんねぇ、お母さんそっちはどうですか?」
「こっちもだめ。こんなに探しても無いなんて・・・」
「それより・・・これどうしましょう・・・」
それは明らかに当初より散らかってしまった部屋の惨状だった。二人とも探索に熱中してしまい邪魔なものは
そのまま放ってしまい最終的にほぼ足の踏み場も無い位になっている。
「・・・」
「・・・」
217RAGNA:2005/06/24(金) 01:13:01 ID:9mRqQzz1

「あっ、私これからちょっとカラ・・・町内会の集まりがあるんだった!こうしちゃ居られない。濱中先生後よろしく!」
気まずい雰囲気を察知したマサヒコママはそういうと脱兎のごとく出て行ってしまった。
そしてアイは一人取り残されてしまい、呆然としているところにマサヒコが帰ってきてしまった。


・・・・・・という訳なの・・・マサヒコ君怒った?」
「・・・はぁそれは分かりましたけど・・・一体こんなになるまで探す『アレ』って何なんですか?
なんだかベッドのしたとか本棚が重点的にひどいんですけど・・・」
マサヒコがそういうとアイの顔はしまったという顔になったが、観念したのか、
「ん〜とぉ・・・、『アレ』って言うのはその・・・エッチな本の事なの・・・・・」
「はぁ!?」
「だからその・・・マサヒコ君がエッチな本を隠し持ってるんじゃないかなーってお母さんと話しててね?
それで・・・その・・・・」
「俺がエロ本なんて持ってるわけ無いでしょ・・・先生が居るのに(ボソッ)」
「えっ!?」
「んな訳ねーだろ!とにかくさっさと部屋片付けろー!」
「マサヒコ君怒んないっていったのに・・・」
「うるせーうるせー!」
結局アイはその後マサヒコの部屋を一人で片付ける羽目になってしまった。
「マサヒコ君少しは手伝って・・・」
「何か言いましたか先生?」
「いえ、何でもありません!」
しかも鬼と化したマサヒコの監視下で、である。
218RAGNA:2005/06/24(金) 01:13:25 ID:9mRqQzz1

「ちわーす・・・ってあんた達何やってんの?」
そこにアイと同じ家庭教師の中村リョーコがやってきた。
「うぅ・・・マサヒコ君から罰を受けてるんです・・・・・・」
「ええ、濱中先生に少し罰を与えてるんですよ。中村先生も濱中先生に手を貸しちゃダメですよ?」
そんな二人の答えを聞いた中村は、
「へーつまり今のあんた達はマサがご主人様でアイがメイドって訳ね?なるほどまさはそういうのが
好きだったのね・・・」
「そんな・・・マサヒコ君にそんな趣味があったなんて・・・・・・」
「んな訳あるかー!」
結局今回のアイとマサヒコママによるエロ本捜索は、ただの徒労に終わってしまったのであった・・・

エピローグ
その日の夜、すっかりきれいになったマサヒコの部屋での事。
「ふう、まったく母さんにも困ったもんだぜ・・・」
風呂上りですっかりリラックスしているマサヒコは、今日の探索で唯一被害の無かった参考書類の中の
一冊を取り出した。
パラパラ・・・ページをめくると本の中頃に栞のように挟まれている一枚の写真。
以前アイに渡された中学校のころと思われるブルマ姿のアイの写真であった。
「さすがにここはバレなかったみたいだな。まあ万が一ばれても先生にもらったものだから
いくらでも言い訳できるし・・・」
そう言ってマサヒコは写真の中のアイをいとおしそうに見つめ、すっかり日課になった自家発電に
いそしむのであった。


F      I     N
219RAGNA:2005/06/24(金) 01:18:49 ID:9mRqQzz1

以上です。
さて投下して早速ミスを見つけました。
1行目のマサヒコの台詞の母さん?はミスでございます。
どうか皆様無い物としてお読みください。
>>古田氏、保管庫に入れるときに修正していただければ幸いです。
それにしても1行目からミスなんてやる気がnr・・・

タイトルは「それ行け『アレ』捜索隊!」でお願いします。
220名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 01:25:42 ID:Zf84EJHK
チンコたった(´・ω・`)
郭氏GJ

RAGNA氏もGJ
マサワロス
221メリー:2005/06/24(金) 01:48:58 ID:lFJ+SIyI
郭泰源氏
良かですよっ! 30本目、頑張って!

RAGNA氏
笑いましたよ。タイトルの『アレ』の部分は二度繰り返した方が
良かったんじゃ? っていうか私は一度そう読んじゃいました(笑)

さて、やりたいようにやる、ということに気持ちを切り替えました。
ので、予告の通りシンジ×アキで。エチ、本番、クスリ有。
ではどうぞ。
222飽きないアキ1:2005/06/24(金) 01:49:22 ID:lFJ+SIyI
 オレの名前は城島シンジ。
 思春期の妹、カナミを妹に持つとっても苦労している高校生。
 今日はそんな妹の友達が二人、矢野ちゃんと岩瀬ちゃんがテスト勉強のため


 オレの隣の部屋に集まっている。
 女三人寄れば姦しいとはよく言ったもので、勉強会というわりにはどうでも
 いい話に華を咲かせているようだった。
 さすがのオレも今日くらいは己を自粛させ、本を読んだり、少しだけ勉強
 したりした。
 時刻はそろそろ夜の九時を回る頃。
 オレは音楽を聴きながら本を読んでいた。
 静かな空間だと隣の音が漏れ聞こえるが、ある程度の音量さえあれば、
 全然聞こえなくなるのだ。
「う〜ん、こんなヘンタイな姉がいると思春期の弟にはつらいだろうなぁ」
 漫画本に感嘆とした感想を漏らす。
 内容をざっと説明すると、高校三年生の姉と一年生の弟が活躍(?)
 する漫画。姉はとんでもなくヘンタイで、いっつも弟にちょっかいを出して
 いる。弟はそのボケに突っ込む役で、どこか親近感を覚える。
 それぞれのクラスの友人や教師たちも変人が多いらしく、弟の苦労は
 どうみても絶えそうにない。
 弟を思ってため息を吐いてみたが、なぜか違和感がないような気がした。
 オレがそんなことをして時間を過ごしている時だった。
 コンコン……。
 どうやらドアをノックされたらしい。
 珍しいこともあったもんだ。カナミはいっつも無断で入ってくるというのに


 ということはカナミ以外の誰か、ということか。
223名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 01:49:25 ID:rGitjrJx
皆GJ!エロティカセブンならぬエロティカヘヴン!
224飽きないアキ2:2005/06/24(金) 01:50:22 ID:lFJ+SIyI
 オレは見慣れているだろうが、常識としてあまり見せちゃいけない本を
 適当に隠し、返事をする。
「はい?」
 一瞬の間を置いて、ドアが開かれた。
 そこに立っていたのはオレと同じツッコミ役の矢野ちゃんだった。
 何かあったのだろうか? 女子高生にしては身長の高い彼女。
 真正面で見ているのに見えるのは頭だけ。
 なぜかだらんと腕を垂らしてうつむいていた。
「あの、どうしたの?」
 さすがに病気ではないだろうが、雰囲気だけは尋常じゃない。
 普段が普段だけにこんなに大人しいのには違和感を感じる。
 あ、今のはちょっと失礼だったかな?
「……お兄さん」
 呟く声がどこか苦しそうで、よく見てみると体が少しだけ左右に揺れていた。
「え、っとカナミたちはどうした?」
 そうである。こんなに苦しそうにして尋常じゃない彼女を放って置いて、
 あの二人はどうしたのだろう。
 矢野ちゃんは途切れ途切れに答えてくれた。
「さっき、夜食を、買いに、コンビニに、行きました……」
 徐々に呼吸の荒さが目立ち、結構離れているのに荒い息遣いが聞こえてくる。
「そ、そうなんだ。えーと、オレになんか用事? そんなトコに立ってないで
 こっちに来て適当な所に座りなよ」
 ベッドに座って、スペースを空けてみた。まさか向かい合って座るわけにも
 いくまいて。
 すると矢野ちゃんはふらふらとおぼつかない足取りで部屋の中に入ってくると、
225飽きないアキ3:2005/06/24(金) 01:51:03 ID:lFJ+SIyI
 律儀にちゃんとドアを閉めた。
 オレはリモコンで音楽を止めると、矢野ちゃんの息遣いの荒さに改めて気付く。
 やっぱり病気なんじゃないだろう? しかし来た時は普通にツッコミもしてたし、
 あ、いや、こういう場合は普通に元気だったしと言うべきか。
 ともあれ矢野ちゃんはうつむいたまま部屋の中央にでも座るかと思いきや、
 どんどんどんどんオレに近づいてくる。
 え? オレ何か悪いことした? それともボケた?
 引きつっているであろう笑みで頬を汗が伝う。
 オレの正面に矢野ちゃんが仁王立ち。
「!」
 すると突然糸の切れた操り人形みたいに膝から床に着き、ベッドの上に
 もたれかかった。しかもとっても危険な場所に。
「やっ、あの、矢野ちゃん! そこはとってもデンジャーだから!」
 突然倒れてきた矢野ちゃんはオレの腿の間にある布団に顔を埋めていた。
 倒れてくる瞬間、驚くような速さで開いたのだ。危機一髪とはこのことである。
 ゆっくりと矢野ちゃんが顔を上げ、久しぶりに顔を見た。
 目を潤ませトロンと視点があまり定まっていなさそうで、頬は朱に染まり、
 口は半開きで息遣いが荒い。
 正直ちょっとキタ。
 静まれマイサン!
 心の中で自分に叱咤する。
「お兄さん、私……」
「あの、明からにおかしいんだけど、いったいどうしたの?」
 近づこうにもあまり近づきにくい雰囲気。経験と本能が近づくのは
 危険だと訴える。
226飽きないアキ4:2005/06/24(金) 01:51:46 ID:lFJ+SIyI
「分かんないです、何か、体の奥が、すっごく熱くて、どうしたら……」
 何だか場が緊迫してますが、電話口でこんなにハァハァされてたら、
 一発でヘンタイさん確定だなぁ、なんて珍しくボケが浮かんできた。
「あぁと、どうしたらって訊かれてもオレは困るわけで、他に何か
 体に変調とかは無い?」
「頭の中が、少しずつ真っ白に、なっていくんです。でも、お兄さんのことは、
 なぜか残ってて」
 おやおや? 今とっても重要な告白を普通にされちゃんぢゃ……?
 え、ていうか何その症状。
 訳の分からない症状に頭を巡らせていると、矢野ちゃんの足元(膝元?)に
 異変が起きているのに気付いた。
 絨毯がコップに入れた水を零した程度に濡れていたのだ。ちゃんと見えないが、
 内腿を伝っているのだと思う。
 ははっ、この状況をカナミとかが見たら矢野ちゃんが愛液を垂らしてる、
 とかって言うんだろうけど、現実に考えてんなことあるかい。
「矢野ちゃん大丈夫? 汗たくさん掻いてるみたいだけど」
 そうだ。普通に考えてここは汗だろう。
 というかそんだけ汗掻いてたらとってもヤバイんじゃ?
「ゴメン、なさい。汗じゃ、ないんです」
 は?
「さっきから、止まらないんです」
 アレアレ? ヤノチャンハナニヲイッテルノカナ?
「もう、我慢、できません」
 言うと矢野ちゃんは自分の手をズボンの中に入れた。いまさらな説明だが、
 今日の矢野ちゃんは短パンという実に男の子っぽい服装だった。
 そしてすぐにチュクという水の音がし、それに伴って矢野ちゃんの身体が
 大きく震え、荒かった息遣いが艶を増した。
227飽きないアキ5:2005/06/24(金) 01:52:41 ID:lFJ+SIyI
「ハァ、んあ、んんっ、はふぅ、ふっ、あっ、あっ、んっ」
 淫らに悶える矢野ちゃんは光悦の表情をさせ、多分自分の陰部を弄っている。
 あまりの出来事にオレは動けないでいる。ヘタに動いたら足が矢野ちゃんを
 蹴ってしまうかもしれないこともあるが。
 しかしそんな頭で理解できない状況でも、オレの息子は過敏に反応をしていた。
 だって、こんな官能的な場面を見せつけられて、反応するなって言う方が無茶だ。
 不覚にもオレの息子はこれまでにないくらいの硬度を記録し、
 ズボンをパンパンに膨らまさせ、それだけならまだしも矢野ちゃんの目の前で……。
「お兄さんっ、お兄さんっ! お兄さんを下さいぃ……」
 しかもそんなことまで言い出すもんだから、目を閉じても(閉じないけど)意味が無い。
 力の入っていない身体を今まで支えていた手で、オレのズボンのチャックに
 手を伸ばし、下げていく。
 逃げようかと思うのだけど、甘い誘惑に俺の体は言うことは聞いてちゃくれない。
「お兄さんも、我慢、出来ないん、ですね」
 蜜の混ざり合う音と、矢野ちゃんの甘い誘惑をどうしても聞いてしまう。
 パンツの小窓(笑)から取り出された息子はとても元気ハツラツだった。
「初めて、本物見ました。思ってたより、とっても大きい」
 そう言って矢野ちゃんは小さい舌先でチロッと先端を舐めた。
「うあぁっ!」
 何とも言えぬ刺激が体中を電流となって駆け巡り、オレは大きく背を仰け反らせた。
「ちょっと、しょっぱいです。でも、そんなに、言うほど、イカの臭いは、
 しないんですね」
228飽きないアキ6:2005/06/24(金) 01:53:42 ID:lFJ+SIyI
 そう言って二度三度と舐める。
 初めてだけあってぎこちなく、することも単調に舐めるだけだったが、
 そうされることすら初めてなオレにとっては十分な刺激には違いなかった。
「んっ、はぁ、んぁっ! ふわぁ、うふぅ、あ、チロ」
 矢野ちゃんは自分を慰めると共にオレの息子を一生懸命に舐める。
 なまじ知識だけはあるのか、少しずつ息子に顔を近づけていき、
 そして口に咥えてくれた。
「うっ!」
 温かくて柔らかい。快感以外何でもない気持ち良さ。適度な湿り気と、
 舌の動きが常に刺激を加える。
「はむ、んん、ちゅぅ、あむ、ん、ハァ、んく、あ、むぅ、ん〜」
 ゆっくりと上下運動し、わざとだとしか思えないのだが、吸い付いて
 くるとカリの裏や割れ目を舌先でなぞる。
「もっ、ダメだっ! で、出るっ!」
 頭の片隅で口に入れっぱなしはさすがにダメだと思い、腰を引いてなんとか
 口の中から息子を抜いた。
 もっともそれが最後のダメ押しの刺激となり、オレの息子は精液を噴いたのだが。
「あっ、うぅ、はああぁぁ!」
 それと同時に矢野ちゃんも絶頂を迎えたらしく、声を荒げてオレ同様にイッた。
 プシッという音だけが聞こえたが、相当量の愛液を噴いたらしく、絨毯の
 染みはより一層広がる。
 しかも口を開けていたので、矢野ちゃんの口の中にオレの精液が数滴入ってしまった。
 せっかくそれだけは回避しようとしたのに……。
「ん、ん、んくっ」
 さらによりにもよって矢野ちゃんはそれを呑んだ。
229飽きないアキ7:2005/06/24(金) 01:54:08 ID:lFJ+SIyI
 あぁ、悲しきは男の性かな。
 その光景に興奮を覚え、オレの息子は一向に衰えを見せない。
 ははっ、タフだなこいつ。
 どうやらオレは頭がイカれてしまった気がする。
「思ってたより、味が無い、んですね。でもこれが、お兄さんの味……」
 感想をありがとう。でもそんな感想はあまり聞きたくなかったなぁ。
 味なんて多分どれも一緒だと思うんだけど……。
 意外にもオレの頭は冷静なのだろうか?
 そんなことを考える余裕(?)すらあった。
「お兄さん、まだ足りないです。まだ身体が、熱くて、疼きます」
 言いながら矢野ちゃんはズボンを脱ぎ、躊躇することなく水気を帯びたパンツを、
 オレの目の前で脱ぎ去った。
 柔らかそうな素足。筋肉質というわけではないけど、締まっている。
 全体的には真っ白な素肌が、今はピンク色に染まっていた。
 予想通りというか何と言うか、矢野ちゃんの内腿を愛液が伝っている。
「や、矢野ちゃん……」
 矢野ちゃんはベッドの上に上がってきた。
 これ以上無いくらいに矢野ちゃんの濡れた秘所が見える。
 きらきらと輝く陰毛は髪の毛と同じ金で、愛液で湿っているため
 必要以上に輝いて見えた。
 そして未だに秘所からはトローリと愛液が滴り、淵を通るだけじゃ
 処理しきれなくなっていて、そのまま割れ目から真下に糸を引きながら
 落ちている。
「あ、あの、やっぱりこっちの毛も金なんだ」
 場を紛らわすつもりで言ってみた。今更紛れるとは思わないが。
「あの、やっぱり、変、ですか?」
 やはり自分のは他人と違うと気付いていたらしい。
230飽きないアキ8:2005/06/24(金) 01:54:35 ID:lFJ+SIyI
 さすがに本物は見たことはないが、写真や映像ではたくさん見たことはある。
 一応日本人は黒だった。実際にオレも黒いし。
 でも外人はきっと上下同じ色なんだろうし、矢野ちゃんも髪の毛は
 地毛だって言ってたし、だとすれば下が金でもおかしくないわけで。
「いや、変ってことは、な、無いけど」
 そう、変なのはこの空気。明らかに変だ。
「良かったぁ……」
 矢野ちゃんは本当に嬉しそうに微笑んだ。
 うぁ、キター―――(゚∀゚)―――!!
「お兄さん……」
「や、のちゃん……」
 矢野ちゃんはオレの上に来ると、ゆっくりと腰を下ろし始めた。
 くちゅ……。
 先端が筋に触れるだけでいやらしい音がした。
「あっ!」
 触れただけで矢野ちゃんは大きく反応を見せ、それからまたゆっくりと
 腰を下ろす。
「あ、あ、イタ、イィ……」
 おそらく指以外のものの侵入は初めてなのだろう。異物が入ろうとするのを
 一生懸命に締め付けて押し出そうとする。
 オレの先端が入っただけでとてつもない力で締め付けられた。
 グチュ……、クチャグチュ……。
 破瓜の痛みを我慢して、矢野ちゃんは腰を下ろすのを止めない。
 自分で焦らしているように、少しずつ入ると、抵抗自体が少なくなる。
「し、締め付けられるぅ……。矢野ちゃん、だい、じょうぶ?」
 オレの言葉など聞いていないようで、最後の痛みを堪えて、奥まで
 息子を咥えた。
231飽きないアキ9:2005/06/24(金) 01:55:04 ID:lFJ+SIyI
 愛液が朱に染まり、ベッドのシーツを汚す。
「ああああぁぁぁぁっ!!!!」
 確実に痛みで悲鳴を上げる。
「や、矢野ちゃんっ!」
 オレは彼女の身体を抱き、動かぬように固定した。
 こういうのは慣れるまで待つといい、と本から得た知識だが、実際の所は
 痛いだけなのかもしれない。
 すると、突然矢野ちゃんが倒れ込んできた。それと同時に呼吸ができなくなる。
「んっ! ん、ちゅ、くちゅ、ちゅうぅ、はむ、んっ、くっ」
 オレの口の中で矢野ちゃんの舌が暴れた。
 チョコのおやつでも食べていたのか、ほんのりチョコ味の舌がオレの舌に
 からまってくる。
「やのっ、んんっ、ちゅぅ、ちゃん、ん、ん」
 こちらも負けじと舌を押し返し、矢野ちゃんの口内をくまなく舐めた。
 唾液の交換を交わし、ゆっくりと離れる。
「ん……」
 矢野ちゃんが離れ際、引いていた糸を舐め取る。
「もういいです。だいじょう、ぶです」
 腰を浮かせると、ギリギリまで抜いて、先端が抜けきる前に腰を一気に下ろす。
「うああ、あっ、ダメッ! イイッ、ハァ、んあ」
 そして矢野ちゃんは自ら腰を上下させ、オレの息子を幾度となく刺激する。
 腕をオレの首の後ろに回し、身体を密着させる。
 快感を求めるようにお互いの腰がぶつかり合い、肌と肌を打ちつける音と、
 グッチャグッチャと矢野ちゃんの蜜が膣内で混ざり合う音がした。
 時折濃厚なキスを交わし合う。
「矢野ちゃんの中、柔らかくてすげー気持ちいいっ!」
232飽きないアキ10:2005/06/24(金) 01:55:58 ID:lFJ+SIyI
 最初の締め付けなど嘘のように、今度は欲するための締め付けをする。
 ひだが両脇を擦る度に身体が痺れる。
「お兄さんのっ、さっきよりも、ああっ、大きく、ん、なって、ふあぁ、
 私のぉ、奥までっ、届いてますぅっ!」
 矢野ちゃんの言う通りで、初めてで緊張していたのが薄まって、息子は
 さらに膨らみ、先端は壁に当たったのかコツコツと叩いていた。
 ジュブ、グチュ、ズブ、パンッ、ヌル、ニュルル……。
「んああ! わ、私イッちゃいます! あっ、あっ、はあぁ!!」
「オレもっ、ダメだ! 一回出したのに、また出るっ! うわっ!!」
 オレと矢野ちゃんはほとんど同時にイき、さらにオレは中出しまでしてしま

った。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
 矢野ちゃんは俺の体にもたれかかり、肩で息をしている。胸が当たっていて、しかも柔らかい。
「ごめん、中に出しちゃった……」
「気に、しません、から……」
 嬉しいことを言ってくれる。と言いたいのだが、それはそれで如何なものだろうか?
 オレは彼女を身体を抱きしめた。
「矢野ちゃん……」
 と途中まで言おうとしたしたら、
「名前で呼んでください、シンジさん」
 と言われてしまい、困った。甘える仕草で、顔をオレの胸元にすり寄せる。
「う、うんアキちゃん」
 妙に照れくさい。きっと今のオレの顔はシている時よりも赤いに違いない。
「シンジさん……」
 懐かれてしまったようだ。
 ふぅ、どうでもいいがシーツ洗わなきゃだし、力尽きて小さくなっているとはいえ、
 まだ繋がっているし、あの二人はいつ帰ってくるんだって感じだし、
 今帰ってきても困るし、なんかアキちゃんが可愛いし。
 問題は後に回して、オレはアキちゃんをぎゅっと抱きしめた。
233飽きないアキ11:2005/06/24(金) 01:56:34 ID:lFJ+SIyI
 その一部始終を見ている二組の瞳がドアの隙間にあった。
 コンビニ行く振りをして、実は戻ってきていたのだ。
「小宮山先生に貰ったこの薬、本当に強力みたいね」
 シンジのヘンタイな妹、カナミが声を小さくして言った。
「うん。これくらいの催淫剤をどうして持ってるのか気になるわ」
 その友達、ショウコが返す。
「「でもま、仲良くなったみたいで良かった良かった」」
 二人は声を揃えて隣の部屋に戻った。
 ついでにその日アキはその部屋に戻ってこなかったという。
234メリー:2005/06/24(金) 01:58:45 ID:lFJ+SIyI
エンド〜。

だ、誰か呼び名表を作ってくださいぃ〜……。
これ作るにあたって、本を読み返してみたのですが、
シンジがあまりにも名前を呼ばない!
マナカは『ちゃん』と呼んでいるのは探し当てたのですが、
アキとショウコがどうなのか?
てなわけで苗字でやりました。
235名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 01:59:33 ID:rGitjrJx
>メリー氏
ゴゴゴゴメソ、確認怠った。途中割り込んでスマンセンモシワケナイ
236名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 09:15:22 ID:FHM13/yg
痴女はイイ
237名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 10:15:01 ID:tSY17a5k
カナミのお尻触りてぇ
238名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 10:23:01 ID:WikiG7n9
トリアエズナンデモイイ
239名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 10:37:15 ID:DSyVG2w8
カナミたんと一緒に籍入れてきた
240名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 12:22:32 ID:7kOuyzCy
>RAGNA氏とメリー氏
禿乙!
241名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 15:20:10 ID:DSyVG2w8
あれ?マサヒコ君まだ帰ってないのか・・・・
「それじゃあお先にあがっちゃお!おじゃましまーす!」

「・・・・・おそいなぁ もう30分も経っちゃったのか・・・」
何を思ったのかアイ先生の視線がマサヒコのベットに向く
「・・・居ないし寝ちゃお ふふっ・・・
 マサヒコ君の汗のにおい・・・・すごい・・・・」
そのときアイ先生の隠れていた性欲がひょっこり顔を出し始めた
股に手が勝手に行ってしまう
アイ先生はためらいもなく生徒のベットで自慰を始めてしまった
「・・・・・ん・・・・ぁ・・・・・んん」
二本の指が先生のヒレを刺激する
次第にエスカレートしていく自慰行為
アイ先生はワンピース一枚それ以外全て脱ぎベットの下に隠してしまった
アイ先生の下半身は無防備に露出している
「ん・・・ん・・・はぁ・・・ぁ」
マサヒコのベットに染み込むアイ先生の秘液 それがとても快感だった
「・・・・・ぃぃ・・・・んんぅ・・・・ぁあ」
が、その時ドンドンドンと、階段を上っていく音がした マサヒコが帰ってきてしまった
あわててアイ先生は布団に身を包みマサヒコを部屋に入れた
「どうしたんですか先生?・・・・」
242名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 15:20:32 ID:DSyVG2w8
「いや、・・・・・・その・・・・カゼひいちゃって・・・・寒いの・・・・ごめんね」
「顔真っ赤ですし大丈夫ですか? 今日あったかいですけど寒いんですか?」
「その・・・・寒いの・・・・」
「先生はカゼなんだからベットで休んでていいですよ あたたかくしててください」
「ごめんね・・・」
「今日学校で習ったところの復習しときますね」
「うん・・・・」
アイ先生はすごい暑さに悩まされていた  マサヒコからしてみればあたたかい日だが
先生は布団をかぶっている さらに先ほど少し興奮してしまったため非常に暑い
下半身裸なのが唯一の救いだ
汗だくで耐える先生にマサヒコは疑問に思う
「・・・暑いんですか?」
「いや、 全然・・・その・・・」
「なんか先生おかしいですよ そわそわしてるっていうか・・・
 ん・・・なんだアレ」
マサヒコの視線がベットの下に
「ああああ、やめてぇえぇ これわぁああ・・・
バタンとベットから落ちてしまうアイ先生
ちょうどベットの下に手を伸ばそうとしたマサヒコに覆い被さる
「・・・・いたぁぃ」
マサヒコは足に異様な湿気を感じる
起き上がろうとしたらアイ先生が
「だめぇぇぇっ・・・・」といって拒む
243名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 15:20:58 ID:DSyVG2w8
マサヒコの手が湿気の元を触ろうと手を伸ばしたときアイ先生の肌が当たった
「ひゃぁっ・・・・」
マサヒコの手は粘り気のある液に絡まれてた
アイ先生は観念したかのようにゆっくりと起き上がる・・・
「あ、せっ先生 な、なにを  ・・・下、し下・・・」
「ごめんね マサヒコ君のベット入ったら興奮しちゃって・・・
 でもね、マサヒコ君が途中で来ちゃったからまだ終わってないの・・・」
「え?・・・な、なにがですか・・・・」
「にぶいよマサヒコ君・・・女の子に嫌われるよ
 ・・・・・手伝ってくれる?」
「・・・・・・・・・先生・・・・・・・・・」
244名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 15:56:00 ID:mVre3mnw
私怨!
245名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 16:25:48 ID:Zf84EJHK
続き!続き!
246名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 17:04:15 ID:DSyVG2w8
続きは脳内でどうぞ
作りたかったら続きどうぞ↓
247名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 17:13:49 ID:an/736Cm
(´_ゝ`)
248名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 17:45:00 ID:916Y3ouR
ミセリ神このまま来ないのかな。
249名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 23:02:34 ID:UE6orwwl
ブッ!
今回のメリー氏のアキにテラモエス!
グッジョブ!!
250名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 04:56:23 ID:+1VqSWCG
なーんか、中途半端に投下する奴がいるな。
251名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 04:57:03 ID:8NJ+pQvX
>>75
ワロタw…アヤナ自爆してますなw

>>ピンキリ氏
…お、親父…流されてるよ、親父ーーw
252名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 15:48:10 ID:+ganQdpi
中途半端でも、エロを書こうとする姿勢がエロパロスレらしくていいじゃないか
前振りを入念に書き込んだり、オチをしっかり考えたりするのも大事かもしれないが、
やはりエロ部分の充実こそが大切と思うしな

オレは>>241-243で十分ハァハァできるぜ
エロ以外の部分がなくてかえってスッキリ、ぱっと読めてイイ
あくまでオレ個人としては、だが

まあなんだ、職人さんマイペースでガンガレってことだ
253名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 15:49:38 ID:+T+NYYG3
確かにハァハァした!
254名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 16:47:06 ID:+1VqSWCG
中途半端な投下は受け付けない。あとはお前らが脳内で想像しろとか、続きを書けとか何?て感じ。自分で最後まで書かずに中途半端で投下は止めて欲しい。
255名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 16:51:41 ID:+T+NYYG3
痴女はイイ
256名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 18:54:59 ID:3NfH2Yvn
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  |:,イ{:::::::::::::::::::l_,,l,./ィ、, |::::::| 、゙、::|ヽ,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
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   ゙、::::::||:::トj'^ `'''"       |;;;;;/ '.|:::::::::|'"、`,::::::,'   /え?このスレって
    ゙、::| |::|///゙、        `,´`' |:::::::::|_ζ |::::r"<  もしかして・・・・・
     、i |::l            / / l l|:::::::::ル,./::::|   \卑猥な表現が・・・
      `{:::ヽ      `        .|:::::::::|'":::::::::::l   /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      l::::::::`.、    , __      U ,':::::::::|:::::::::::::、::`、_ノ
.      ,',::::::::::::ト、. └‐-`ヽ   ,..イ::::::::::|::,、:::::::::゙、`‐-'"´
    ,.ィ'ノ/l::::::::::j:l ン、    _,..-'"  |::::::::::| ` 、`-、:::`=_-'"
   人 ,'" l:::::::::|`、{  `' 、"     ノ|::::::::||  `">"ゝ、´
  l  ゙、   ゙、:::|  l`-、_  ヽ   ノ |::::::|.|  / ./,/` 、
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257名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 19:01:05 ID:U/UrPrxt

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   ゙、::::::||:::トj'^ `'''"       |;;;;;/ '.|:::::::::|'"、`,::::::,'   /え?この手って
    ゙、::| |::|///゙、        `,´`' |:::::::::|_ζ |::::r"<  もしかして・・・・・
     、i |::l            / / l l|:::::::::ル,./::::|   \痴女さん・・・
      `{:::ヽ      `        .|:::::::::|'":::::::::::l   /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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    ,.ィ'ノ/l::::::::::j:l ン、    _,..-'"  |::::::::::| ` 、`-、:::`=_-'"
   人 ,'" l:::::::::|`、{  `' 、"     ノ|::::::::||  `">"ゝ、´
  l  ゙、   ゙、:::|  l`-、_  ヽ   ノ |::::::|.|  / ./,/` 、
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258名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 19:44:30 ID:XDqwXKDh
>>256-257
もんもんもん
259名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 19:57:45 ID:LmAhnRAv
>>254
オチが無い作品の味がわからんのかぃ!


といってる俺もムラムラして先が気になるス
260名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 20:50:33 ID:U/UrPrxt
つ『大好きっコお兄ちゃん』
261名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 21:35:53 ID:XDqwXKDh
リンネタよりアイ先生 or ミサキネタキボン
262名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 23:57:24 ID:mr3g7wZR
マサとミサキチが宿題の調べものをしようとPCを起動、間違えてママンがインスコした「大好きっコお兄ちゃん」をクリックしてしまい、
ためらいつつも興味のままプレイ、気持ちが昂ぶり青い性欲が爆発してしまう

というネタはどうか
263名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 00:34:15 ID:2iZqWMxM
大好きっコお兄ちゃん
中々粋だった マサもすぐ捨てるなよ
264名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 01:16:36 ID:p/kGJ6Ct
>>262 アイデアは浮かんだけど、パソ壊れてるし、携帯だから書けないや…チックショーorz
265名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 12:56:01 ID:wIBMAmWC
>>254
無理に物語として完成させる必要はどこにもない
ヌキ場だけというほうが実用的だし読みやすい
書き手はプロ小説家じゃないし読み手もプロ批評家じゃない

お互いに一定の節度を守って気楽にやればいいと思う
極端に言えばここは便所の落書きみたいなもんだから
266名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 14:07:26 ID:iAWU3xZP
>>265 例えとはいえ極端すぎだろ('A`)
267名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 14:57:28 ID:/aTFTWV6
エロエロうるさい奴が常駐するようになってからレベル落ちたな
268名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 15:01:02 ID:p/kGJ6Ct
まあ、おちつけよ…気を取り直して次の卑猥ドゾー↓
269名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 15:05:26 ID:vkyd3OnD
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    ゙、::| |::|///゙、        `,´`' |:::::::::|_ζ |::::r"<   卑 猥 。
     、i |::l            / / l l|:::::::::ル,./::::|   \
      `{:::ヽ      `        .|:::::::::|'":::::::::::l   /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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    ,.ィ'ノ/l::::::::::j:l ン、    _,..-'"  |::::::::::| ` 、`-、:::`=_-'"
   人 ,'" l:::::::::|`、{  `' 、"     ノ|::::::::||  `">"ゝ、´
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270名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 15:33:17 ID:wIBMAmWC
>>267
俺からするとエロなし容認するようになってから、ここはpink板として少しおかしい方向に行っちゃってると思うよ

‥‥まあいいや、エラソーなこと言って悪かったよ、ごめん
次のレスの人また心和む卑猥お願い↓
271名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 15:41:56 ID:iAWU3xZP
痴女はイイ
272名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 15:52:01 ID:pLc+fKQR
トリアエズナンデモイイ
273名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 16:52:07 ID:cJex/fqg
↑飢えすぎでないかい?
274名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 17:05:10 ID:2iZqWMxM
>>269
もんもんもんもんもんもんもんもんもんもん
もんもんもんもんもんもんもんもんもんもん
275名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 17:32:57 ID:Gew+1BVX
>>274
つの丸?
276名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 21:33:09 ID:3ReWmskk
アイTバック
ミサキ牛柄ビキニ

277郭泰源:2005/06/26(日) 21:53:01 ID:/Q9J+hAI
>>264氏には悪いんですが、
>>262氏のネタで少し書いてみました。じゃ、投下。
278大好きっコお兄ちゃん(原案262氏):2005/06/26(日) 21:54:10 ID:/Q9J+hAI
「ゴメンね、マサ君。うち、パソコン無くて」
「いいよ、別に…ウチも父さんのだしさ」
社会科のグループ学習で同じ班になったミサキとマサヒコ。図書館で色々と調べたのだが、
どうしても分からないことがあり、結局小久保家のパソコンで調べようということになった。
「にしても…母さん、まったカラオケかよ…わりいな、いつもおまえんちの母さんまで誘ってさ」
「う…ううん、いいよ…それくらい」
(だって…またふたりっきりになれたんだもん…)
「ん?なにか言った?ミサキ」
「!?う、ううん、まだイッてないよ!」
「は?」
「な、なんでもないの!早くネットで調べよ?」
「?うん」
“かちッ…ふぃ〜〜ん…”
マサヒコパパの書斎にある、少し旧式のPCを起動させるマサヒコ。
「ええっと…明治の頃のこの町の話だよな」
「うん、中学のあるあたりが官軍と旧幕府軍の戦場だったって話で…」
検索をかけながら、順調にレポートを仕上げていくふたり。
「ふ〜ん…しかし、たった百年ちょっとぐらい前なのに、いろいろあったんだな、うちの町も」
「そうだね…あ、その文章とか使えそうじゃない?」
「ああ、そうだな…」
£
「よし、終わりっと…あれ?なんだこれ?」
「どうしたの、マサ君?」
「ん?いや、前見たときには無かった表示があってさ…ちょっと見てみるか…」
デスクトップ上にある、可愛らしい少女の絵のアイコンをクリックするマサヒコ。
「あ?あ!こ、これは…」
§
279大好きっコお兄ちゃん(原案262氏):2005/06/26(日) 21:54:49 ID:/Q9J+hAI
「どうしたの?マサく…え?これって…」
“ちゃい〜〜ん♪”
ポップなBGMとともに、アイのプレゼント、『大好きっコお兄ちゃん』が起動した。
可愛らしいアニメ絵のオープニングだが、そこかしこにエロ絵がちりばめられていた。
しかも、主人公の女の子は―ミサキそっくりだった。
「ちちちち、違うんだ、ミサキ!これは濱中先生が俺の誕生日プレゼントだとか言って、
勝手に買ってきただけで、俺が買ったわけじゃなくて…母さんが処理しとくって言ってたから、
てっきり捨てたか売ったもんだと思ってたんだけど…」
大慌てで弁解するマサヒコだが、実はミサキはそんな彼の言葉などほとんど聞いていなかった。
パソコンの画面を興味津々の表情で眺めていた。
「ねえ…マサ君?こういう…エッチなゲームって、したこと、ある?」
「!ない!だから、信じてくれ!これは俺じゃ…」
「してみよっか?」
「へ?」
「あたし、初めてなんだ、こういうの…ねえ、してみたいな」
「で、でも…」
「へ〜、キャラクターの名前とか性格とか外見まで決められるんだ。
じゃ、女の子の名前は『ミサキ』で、髪の毛の色は栗色でツインテールね」
「…マジでやんの?」
「うん。で、性格は…清楚で、繊細」
「…自分で清楚とか言うか?」
「い・い・の!当然、主人公の名前は『マサヒコ』で、性格は、ち〜〜〜〜ょ〜〜〜〜う、鈍感」
「…そこまでタメて言わんでも…」
「文句ある?」
「…ありません…」
「それで、髪の毛の色は黒で、少し癖っ毛ぽい無造作カットで…」
§
280大好きっコお兄ちゃん(原案262氏):2005/06/26(日) 21:55:41 ID:/Q9J+hAI
性格、設定、外見などを順番に入力して、ゲームをスタートさせるふたり。
「へえ、学校生活から始まるのか…思ったより、普通なゲームな感じだな…」
「そうだね…いきなりエッチな絵が出るわけじゃないんだね」
(ってなんで残念そうなんだ、お前は?)
心の中で思っても、口には出せないマサヒコ。
「ん?シーン1、『告白』って…」
【お兄ちゃん…ミサキのこと、嫌い?】
【そんなこと、ないけど…血はつながってないけど、俺たち…兄姉だろ?】
【関係…ないもん…あたしは…毎日お兄ちゃんのこと考えながら、
ひとりエッチしてるくらい…お兄ちゃんのことが好き】
【み、ミサキ!】
【お願い…お兄ちゃん…抱いて…】
「ど…ちょっと、いきなりこの展開は…ん?」
食い入るように画面を見つめているミサキ。
「マサ君…続けて」
「って、おい…」
「いいから…続けて」
「…わ、わかったよ」
【お兄ちゃん…マサヒコお兄ちゃんのおちんちん…おっきい…はむ…ちゅ。くちゅ】
画面では、ミサキ似の女の子が、兄の部屋のベッドの上でフェラチオを繰り広げていた。
マサヒコはさすがに恥ずかしくなって横を向いたのだが…ミサキは、身動ぎひとつせずに見つめている。
「なあ…やっぱり、もう止めようぜ?気持ち悪いだろ、こういうの…」
「…ねえ?マサ君…男の人って…こういうコト、して欲しいの?」
「へ?」
「あたし…マサ君となら…こういうこと、してもいいんだけどな…」
「って?お、オイ、お前?」
§
281大好きっコお兄ちゃん(原案262氏):2005/06/26(日) 21:56:16 ID:/Q9J+hAI
ミサキは真っ赤になりながらも…マサヒコの、学生服の股間に軽く触れてきた。
気まずさからなるべく画面のエロ絵を見ないようにしていたとは言え、
マサヒコも思春期真っ盛りの男の子である。既にそこは固くなり始めていた。
「ねえ…マサ君。あたし…このまま、幼なじみのままじゃ…イヤだな…」
「おおお、落ち着け、ミサキ。いきなりこんなこと…」
「だって、マサ君今まで全然あたしの気持ちに気付いてくれなかったじゃない…。いきなりいくしか…」
そのまま、ミサキは背をのばしてマサヒコに覆い被さった。
“どさ!”
「みみみ、ミサキ?」
「好き…マサちゃん」
マウントポジションを取ったミサキは、そのままマサヒコと唇を重ねた。
“ちゅ…”
「!」
驚いて目を見開くマサヒコだが、対照的にミサキはうっとりと目を閉じていた。
(マサちゃんの唇って…結構乾いてて…固いんだな…)
(ミサキの唇…やわかけえ…)
時間にすれば30秒にも満たない時間だったが―ふたりには、やけに長い時間に感じられていた。
先に唇を離したのは、ミサキの方だった。
「マサちゃん…あたしね…あたし…ずっと、好きだったの…だから…」
そう言うと、ミサキは再びマサヒコの股間に手を伸ばす。
「ちょ、ちょっと…」
男女の体格差を考えれば、マサヒコにとってミサキの体をはねのけるのは難しいことではなかった。だが、
―そこまでしてしまえば、この幼なじみを肉体的にも精神的にも傷つけてしまうかもしれない―
という思いが、マサヒコの次なる行動を縛っていた。
「お願い…好きなの…だから…あたし…」
ミサキは泣きそうな表情で、マサヒコのズボンを下ろした。
§
282郭泰源:2005/06/26(日) 21:59:27 ID:/Q9J+hAI
はい、今回はここまで。勢いだけで書きました。正直、原案ありなんでムッチャ楽でしたわ。
一時間もかかりませんでしたけど、その分雑かも…。262氏、せっかくくれたネタなのにすんません!
後半は…気を長〜〜〜くしてお待ち下さい。なんせ月曜から出張でして…。
283264:2005/06/26(日) 22:09:31 ID:p/kGJ6Ct
郭氏すごいッス!!俺も一応下書きしたけど、後半グダグダで…改めて職人の凄さに脱帽した次第です。
284名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 23:23:19 ID:ej2hFoa/
やっぱりミサキはエロいな
285名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 23:45:47 ID:XwDtIHg6
>>282
グッジョヴ!
>しかも、主人公の女の子は―ミサキそっくりだった
ワラタ。それは作者が描き分けられなry

そして出張乙っす。
286264:2005/06/27(月) 00:48:57 ID:H2m9f1g4
すんごく前置き長いけど、一応出来たとこまで貼っとこう。
287264:2005/06/27(月) 00:51:03 ID:H2m9f1g4
 初夏の日差しが容赦なく照りつける―そんなある土曜の昼下がり
「おじゃましま〜す」
「悪いな、まあ上がって俺の部屋で待ってて。何か冷たいもの持ってくるから」
「うん」
靴を脱ぎミサキは二階へ登る。マサママは定例集会らしい。
(やっぱり、二人きりだと緊張しちゃうなぁ…でも、前よりは進歩してるよね、私)
 誰もいないマサヒコの部屋は思いのほか静かで、ミサキは自分の心臓のが脈打っているのが聞こえた。呼吸をする度に"男"の香りがする―それだけでミサキの体は汗ばんだ。
288264:2005/06/27(月) 00:52:19 ID:H2m9f1g4
ガチャッ。
ドアが突然開いた。いや、正確に言えばミサキがトランスしていて分からなかっただけだが、マサヒコがいきなり入って来たので、ミサキはたじろいでしまった。
「おまたせ。はい麦茶」
マサヒコが麦茶を手渡す。
「あっ…うん、ありがと」
ミサキが手を伸ばすと、ふいにマサヒコの手に触れた。
(あっ…)
ドクン。胸の高鳴る音、顔が赤くなっていくのが自分でも分かった。ミサキは焦りを紛らわせるため、マサヒコの手から麦茶を奪い取り、そのまま一気。―むせた。
289264:2005/06/27(月) 00:53:41 ID:H2m9f1g4
「おいおい…大丈夫か?そんなに喉渇いてるなら、俺のもやるよ」
マサヒコ鈍っ。
「コホッコホッ…い、いいのマサ君。ホントいいから」
「そうか?まあ、いいや。これ飲んだら父さんの仕事部屋に行こう。先生達は4時頃来るから急がないと」
「そうだね…(小声で)先生達来なきゃいいのに…」
「?何か言った?」
「べべべ別に!?何も言ってないヨ?」
「??そうか」
(ミサキ、今日おかしいな…)
そう言って麦茶をサッと飲み干す。
二人はマサパパの部屋に入ると、マサヒコは椅子を用意し、ミサキはパソコンの電源をつけた。
「あれ?椅子ひとつしか無いや」
「いいよ。私立っとくから」
「いや、それはお前に悪いよ。俺部屋から取ってくる。先やっといて」
そう言い残して部屋から出るマサヒコ。パソコンが起動し、ミサキが画面に目を向ける。次の瞬間、彼女は目が点になった。見たことの無いアイコンが自己主張していた。
「大好きっコお兄…ちゃん?何コレ?」
290264:2005/06/27(月) 01:17:22 ID:H2m9f1g4
「ふぅ…結構重いな、椅子って…おーい天野?」
 部屋に入ると少年は少女から発せられるプレッシャーに体中の穴から汗が吹き出した。
「ねぇ…マサ君、コレ何?」
穏やかな表情で画面を指差すミサキ。
「えっ…何?」
(何かマズいもんでもあったのか?)
近づき指差す箇所を覗く。凍りつくマサヒコ。目にはうっすらと涙が光る。
(インストールしちゃったのかよ…)
291264:2005/06/27(月) 01:19:15 ID:H2m9f1g4
(まさか…冗談キツいぜ…)
マサヒコ、脳内で数人の自分と会議スタート。しかし、少女の「マサ君?」の言葉と殺気が彼を現実へ引き戻す。
「う‥うわっ、えーとその‥知らない!分からない!全然!いやマジで!」
「ホントに?」
ドスの効いた声。彼女のオーラが部屋を埋め尽くす。思わずツバを飲み込むマサヒコ。
(今ヘタな言い訳したら、死ぬな…俺)
マサピューター速攻の判断。そして、恐る恐る真実を話すことにした。
292264:2005/06/27(月) 01:20:55 ID:H2m9f1g4
「ふぅん‥それならそう言ってくれれば良かったのに」
少女のオーラが弱まる。
「いや、うんゴメン」(無理だよ無理‥無理無理)
「まあ、いいや。早く宿題調べないと」
「!?あっ…そうだな…なぁクーラーつけていいか?この部屋暑くてさ、汗かいてきた」
「?別にいいけど」
(それにしても、このゲームどんなのだろう?まだ時間あるし…いいよね?)
思春期の冒険心は恐ろしい。マサヒコがエアコンの操作をしている間にミサキはダブルクリック。ゲームスタート、同時に運命の歯車大回転。
突如として部屋に響く明るい音楽。驚いて振り向くマサヒコ。
「何だ?…って何してんだオマエ!!!」
マサ絶叫。ミサキはおずおずとしながら
「何か面白そうだったから…ねぇ‥ダメ?」
ここでダメだと言えるほどマサヒコは強くは無かった。マサヒコ大きくため息。目を輝かせて画面に向かうミサキ。それとは対照的にうなだれるマサヒコ。そんな状態が続いた。
(コイツ…だいぶメガネに毒されてきたな…まあ、いいや‥どうせ止めても無駄だろうし、すぐ「卑猥よ!!」って言って止めるだろうし)
再びため息をつき、マサヒコはパソコンを見やる。ちょうど設定確認画面だったようだ。
293264:2005/06/27(月) 01:29:48 ID:H2m9f1g4
スミマセン!!
読む際に>>290>>291の間に下の文章を追加して下さい。後エロ無しでスミマセン。続きはまた今度。
294264:2005/06/27(月) 01:36:19 ID:H2m9f1g4
数日前、アイ先生に1ヶ月早めの誕生日プレゼントを貰った。俺がゲームを貸さなかったら、きっとあんなもの買ってこなかっただろう。貰ってすぐ投げたが、投げた場所が悪かった…
295264:2005/06/27(月) 01:37:20 ID:H2m9f1g4
部屋に入って来た母親に当たり、使わないならと持っていってしまった。それから行方不明だったたのだがー。
296名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 01:44:07 ID:tDADkoSO
GJ!!
続きに大いに期待してまつ
297ピンキリ:2005/06/27(月) 02:15:41 ID:ePQJ+BK3
 職人の皆さん、古田氏、いつもお疲れ様です。
マサパパ×マサママネタで、スルー対象ワードは、「一人称」「本番あり、エロシーン短め」です。
題は「幸せ者」です。では投下↓
298ピンキリ:2005/06/27(月) 02:16:37 ID:ePQJ+BK3
 暑い。
 夜の九時だというのに、とにかく暑い。
額やうなじに滲んでくる汗は、いくらハンカチで拭いても拭いても追いつかない。
早く帰ってシャワーを浴び、冷たいビールにありつきたいものだ。
それにしても、土曜日の残業というのは事の他疲れる。
まだまだ若い、と思っていても、体は正直だということか。
「……ふぅ」
 あの角を曲がれば、家はもうすぐだ。
やれやれ、今週は、本当に疲れた―――

「ただいまー」
「お帰りー」
 奥から母さんが、パタパタとスリッパの音をたてて出迎えてくれる。
帰ってきて、誰かが待っているというのはいいものだ。
結婚して十年以上が経つが、この嬉しさというものは、少しも薄まらない。
「ご飯はどうする?お茶漬けくらいならすぐ作れるけど」
「いや、いいよ。とりあえず、シャワーを浴びてくる」
 鞄を渡し、ネクタイを外して風呂場へと向かう。
 今日は残業なので、晩御飯はいらないと電話で伝えてある。
それでもこうやって聞いてくれる。それは、義務でも慣れでもない。
妻のちょっとした一言で、夫の疲れは少しずつ癒されていく。
決して単純と言うなかれ。
男という生き物は、そういう風に神様が作ったのだ。
299ピンキリ:2005/06/27(月) 02:18:37 ID:ePQJ+BK3
 汗を流すのは、熱めのシャワーに限る。
そうすると、あがった後、熱さに慣れた肌が外気に触れて、
錯覚とはいえ、ヒンヤリとして何とも気持ち良い。
「あら、早かったのね。机の上にビール用意してあるわ」
 夏の夜、残業、シャワーの後、冷たいビール。
いちいちこちらが要求することも、むこうが確認することもない。
“わかってくれている”という事実、ありがたいありがたい。
 さっそくコップに注いで、泡にかぶりつき、グイッと一気に飲む。
「くぅーっ」
 親父臭い、ということは分かっている。
それでも出てしまうものだ。
冷たさが、喉の奥から体の隅々まで染み渡っていくその気持ち良さよ。
「そういえば、マサヒコは?」
「ミサキちゃんや先生達、いつものメンバーで若田部さんちに行ったわ。泊まって勉強会するんだって」
 今年の夏でマサヒコは十五歳になる。
ついこの前小学校を卒業したばかりだと思っていたのに、もう高校受験の年齢だ。
子の歳を数えると、自分が老いたことを認識するとは言うが、確かにそうなんだろう。
もう自分も中年、おっさんということだ。
「…………」
「…………」
「………何?」
「ううん、私も少し、ビール貰っていい?」
「……ああ、いいけど」
 コップに三分の一程、ビールを注いで、母さんに渡す。
「ありがと」
 チビチビ、という感じにビールに口をつける母さん。
「…………」
 自分は確実に歳をとった。
疲れも取れにくくなった。額も後退したし、腹も出た。
しかし、この目の前の人はどうだろうか。
目じりとか肌の張りとか、さすがに出会った頃に比べれば落ちているところは落ちている。
落ちている、のだが。
300ピンキリ:2005/06/27(月) 02:19:36 ID:ePQJ+BK3
 夫婦なのだから、一緒に買い物に行くことも、当然ある。
それで最近、店に入る度に、店員が母さんの歳を聞いて驚くのだ。
「いやあ、ご夫婦には見えませんねえ」
「え、奥さんなんですか?お若いなあ」
「お幾つ程離れてらっしゃるんですか?」
「いやいや、旦那さんが羨ましい」
 半分以上は愛想、お世辞が入っているのだろうが、
こうも強調されると、夫としては嬉しいよりも悲しいという感情が先に立つ。
「旦那さんもお若いですね」くらい、ちょっとでもいいから言って欲しいものである。
ついこの前、夏物を二人して見に行った時なんぞはこう言われた。
「妹さんですか?」
 ……まったく、冗談ではない。
301ピンキリ:2005/06/27(月) 02:20:47 ID:ePQJ+BK3
 母さんは、相変わらずチビリチビリとビールを飲んでいる。
アルコールが体に入ったことで、頬が薄っすらと赤い。
「……どうしたの?」
「い、いや、何でもない」
 その艶っぽさに、思わず見とれてしまった……とは恥ずかしくてとても言えない。
首を振って、ゴクリとビールを勢いよく流し込む。
「……ぷは」
「……ふふっ」
 突然頷いて、にっこりと笑う母さん。
「?」
「ふふ、うふふ」
 な、何だろう。
「ねえ、あなた?」
「い!?は、はい?」
 来た。突然に来た。
 母さんは、普段は『父さん』と呼ぶ。
それが、『あなた』になる時、それは―――
「今晩、しよっか?」
 そう、所謂夫婦の営みのお伺いというやつなのだ。
「ねぇ?」
「いや、その」
 週末で物凄く疲れてるわけで。
「ねぇねぇ?」
「いや、その、あの」
 今日も残業だったわけで。
「ねぇねぇ、ねぇ?」
「いや、その、あの、どの」
 それに大体、この前から毎晩、アダルトゲームの件で激しくシテいるわけで……。
302ピンキリ:2005/06/27(月) 02:21:53 ID:ePQJ+BK3
「ねぇ……せっかくの二人っきりじゃない」
「う……」
 母さんは隣にツツツとやって来ると、猫撫で声で肩を摺り寄せてくる。
いや、だから二人っきりとかそうじゃないとか、関係無いのでは?
そんなこと、気にするような人じゃないくせに。
「……ふぅーっ」
「うわわ、た、頼むから首筋に息を吹きかけないでくれ。ゾクッとするだろう、ゾクッと」
「うぅん……」
 トロンとした瞳、唇からチロリと覗く朱の舌、そして、腕にあたる柔らかい胸のふくらみ。
「ゾクッと、ゾ、クッ、と……」
 ああ、駄目だ駄目だ。
持ってかれる。
完全に持ってかれる。
持ってかれてしまう、ペースを。
「ね……?」
「は、はい」
 ……決して単純と言うなかれ。
求められたら応える。
男って生き物は、そういう風に神様が作ったのだ。
「うふふ、嬉しいわ。じゃ、私もシャワー浴びてくるから、寝室で待ってて、ね?」
 重ねて言う。
男とはこういう生き物なのだ。女には絶対逆らえないように、遺伝子に組み込まれているのだ。
母さんが色っぽ過ぎるとか、結婚した時から主導権は握られっぱなしだとか、
まだまだ自分も現役だとか、そんなことは些細な因子に過ぎない。
きっと。
多分。
おそらく。
303ピンキリ:2005/06/27(月) 02:23:20 ID:ePQJ+BK3
「おまたせー」
「……ああ」
 バスタオル一枚を身に纏って、母さんは寝室にやって来た。
ちょっとだけ、ほっとした。
いや、例のアダルトゲームのおかげで、ここのところコスチュームプレイが続いていたものだから、
今夜もとんでもない格好で現れるのとばかり思っていたからだ。
昨日はふりふりが付いたメイド服、一昨日が高校の時の体操着、その前が同じく高校の時の制服、その前がナース服……。
いったい、どこで調達してくるのやら。尋ねても、「ちょっとね」ではぐらかされてしまう。
もしかして、アヤしい店にでも行ってるのではないか。
「ふふっ」
 ニコリと微笑むと、母さんはバスタオル姿のまま、隣に寄り添ってくる。
右の肩と腕が母さんの体に触れる。
シャワーによる若干の湿り気と温かさが伝わってくる。
「ねえ、こっち向いてよ」
「う、うん」
 顔を横に向けた瞬間、唇がふさがれる。
「?」
「むむ、むぅ、ぷはぁ」
「な、ちょ、いきなり」
「えへへ、先制攻撃ってやつよ」
 先制攻撃も何も、ここ最近は母さんに一方的に先に手を出されてるんですが。
「今日は普通にいこうと思って」
「普通?」
「そ、ここいら、ずっとコスプレばっかりだったから。今日は素直に、裸と裸で勝負」
 素直にとか勝負とか言われても、こっちは困るんですが。
「ね、バスタオル……取ってくれない?」
「あ、ああ」
「で、あなたがしたいようにしていいよ?」
「あ、ああ……」
 いや、可愛らしいことをおっしゃってますが、
最終的には母さんのやりたいようにやられるのは分かっているんですが。
304ピンキリ:2005/06/27(月) 02:24:42 ID:ePQJ+BK3
「ね、早くぅ」
「あ、ああ……」
 母さんをベッドに寝かせ、バスタオルをゆっくりと取り去っていく。
「……」
「……」
 自分の体は、三十を越えたという証が色んなところに出ている。
が、母さんはまだ十分に二十代で通用しそうなプロポーションだ。
トレーニングやスポーツはまったくしていないのに、不思議なものだ。
掃除洗濯、庭仕事に買い物と、主婦が結構忙しいのは事実だとは思うが……。
「なぁに、そんなにジロジロ見て。きちんと洗ったつもりだけど、まだどこか汚れてる?」
「い、いや、別に」
 太らな体質とは言っても、腰のくびれとか、背中のラインとか、中学生の子どもがいる母親の体には到底見えない。
まあ、だからこそ、店で若い若いと言われるのだろう。
「ん……」
「むぅ」
「ぷふ」
「はふぅ」
 もう一度、今度はこちらからのキス。
母さんの熱い舌が絡まってくる。何だか、鼻の奥がツーンとして少し痛い。
「ぷふ、うふふ」 
「ふぅ……」
 母さんが妖艶に笑う。
見慣れているはずの表情なのに、どうしてもドキリとしてしまう。
「あなた、仰向けになって」
「え?」
「口でシテあげるから、ね」
 ……ほら、したいようにしていいよ、とついさっき言ったくせに、もうこれだ。
いやそりゃ、嬉しくないのかとかして欲しくないのかと聞かれたら、嬉しいしして欲しいと答えざるを得ないが。

                   ◆                          ◆
305ピンキリ:2005/06/27(月) 02:26:04 ID:ePQJ+BK3
「んふっ、ああ、んっ、くぅっ!」
 母さんの体が、腰の上で跳ねる。
最初にキスをしてから、どれくらい時間が経ったのだろうか。
口と胸で固くさせられ、体を重ねてからは、後背位で一回、側背位で一回、それぞれお互いにイッている。
ぶっちゃけた話、もう精力と体力が限界に近いのだが、母さんの責めは終わらない。
「ふはあぁ、ああ、んああ」
 腰の回転が変わる。上下から、今度は左右に意識した動きになる。
「うふ、ふふっ、ねえ、気持ちいい?」
 疲れた、などとは口に出せない。男として、夫として。
「ああ……いいよ」
「あは、嬉しい。くぅ、わ、私も、気持ちいいよ……ぅ、ね、胸、揉んで、あふぅっ」
「くっ……うん、わかった」
 何度でも言う。
 決して単純と言うなかれ。
求められたら応える。
男って生き物は、そういう風に神様が作ったのだ。
ましてや、若々しくて美しい妻が望んでいるのに、それを蹴るような愚かな旦那がどこの世界にいるというのか。
306ピンキリ:2005/06/27(月) 02:28:50 ID:ePQJ+BK3
「ひゃぁ……ッ、ちく、さ、先のほ、方、お願い、お願いぃ」
 きゅ、と乳首をつまむ指に力を入れる。
尻と腰がぶつかる、ぱぁんぱぁんという卑猥な音が、部屋の天井にあたって跳ね返ってくる。
「は、くはっ、あな、たぁ、私、も、イキそ、うぅぅあはっ」
 それはこちらも同様だ。三回目のダム決壊が近づいている。
「くるぅ、くるぅ、きちゃうぅ」
「くぅっ……!」
タイミングを合わせ、下から思い切り母さんの体を突き上げていく。
「あ、ダメ、ダメ、い、きゅ、う、うう、うううううーっ!」
 ふわり、と糸の切れた人形のように、母さんが胸元へと倒れてくる。
それを受け止めながら、とても三度目を思えないような勢いで、コンドームの中へと精を放つ。
「くふ、う、ぅぅ、うん……ん」
「はぁ、はぁはぁ」
「ふひゅ、う、ふう、ふぅ」
「はぁ、はぁ、はぁ」
 繋がったままで、共にしばし息を整える。
肺の奥の方から、急激に疲労と眠気が沸いてくる。
「はぁ……ふはぁ」
 後始末が残っているが、いっそ、母さんを抱き締めたこの格好で、
夢の世界へ行っても、
いいかなと、
おも、
……う……。
……ぅ。
……。

                   ◆                          ◆
307ピンキリ:2005/06/27(月) 02:30:56 ID:ePQJ+BK3
 眠い。
 昼の十一時だというのに、とにかく眠い。それに暑い。
額やうなじに滲んでくる汗は、いくらハンカチで拭いても拭いても追いつかない。
早く帰ってシャワーを浴び、涼しい部屋で冷たいお茶にありつきたいものだ。
それにしても、日曜日の町内会行事というのは事の外疲れる。
まだまだ若い、と思っていても、体は正直だということか。
「……ふぅ」
 あの溝を掃除すれば、残りはもうちょっとだ。
やれやれ、今日は、というより昨晩は本当に疲れた。
……と言うか、母さんも次の日が町内会一斉ドブ掃除だと知っているのなら、
少しは加減してくれても良かったと思うのだが。
後背位、側背位、騎乗位、そして最後に正常位。
今朝は六時に叩き起こされたので、四時間も寝ていない計算になる。
一週間仕事の疲れを溜め込んで、さらに精力を搾り取られ、
ゆっくり休めず体力仕事とは、まったくもって辛いという他無い。
308ピンキリ:2005/06/27(月) 02:32:18 ID:ePQJ+BK3
「ただいまー」
「お帰りー」
 奥から母さんが、パタパタとスリッパの音をたてて出迎えてくれる。
帰ってきて、誰かが待っているというのはいいものだ。
結婚して十年以上が経つが、この嬉しさというものは、少しも薄まらない。
「ご飯はどうする?ソーメンくらいならすぐ作れるけど」
「いや、後でいいよ。とりあえず、シャワーを浴びてくる」
 軍手を渡し、タオルを首から外して風呂場へと向かう。
「ふぅぅ」
 汗と疲労、眠気を流すのは、熱めのシャワーに限る。
たっぷり十数分は浴びて、体と精神に渇を入れてからあがる。
「あら、長かったのね。机の上に麦茶用意してあるわ」
 夏の昼、町内会の行事、シャワーの後、冷たい麦茶。そして―――
「お疲れ様、父さん」
 妻の優しい一言。
それで、夫の疲れは少しずつ、しかし確実に癒されていく。
決して単純と言うなかれ。
男という生き物、夫という生き物は、そういう風に神様が作ったのだ。
女の、妻の温もりで、体と心の力が回復する。そう遺伝子に組み込まれているのだ。
何と幸せなことか。

「ありがとう、母さん」
「うふふ、どういたしまして」

         F        I        N
309ピンキリ:2005/06/27(月) 02:32:39 ID:ePQJ+BK3
以上です。
絡みを長くし過ぎるとバランスが崩れそうだったので削りました。
エロ場面を期待しておられた方、申し訳ありません。
では、また。
310名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 03:14:58 ID:UxXH9HTD
ピンキリ氏GJ!!
確かにこれはエロ少なめで正解な気がしますわ

普通におもしろかったです
311名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 03:38:07 ID:4c4R6EEW
ピンキリ様、乙です。大丈夫、充分エロいですよ。
312名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 10:27:55 ID:DcMXA5u0
エロ部分削っちゃダメ、読みたいんだそこを一番
バックから突かれるママン推定三十四・五才熟れ熟れハァハァ



追記:ミセリ神マダー?
313名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 10:29:38 ID:QzaF6bh0
まあ21以下の割合が多いからそこの部分を削ると文句が来るわけか
314名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 11:31:22 ID:/awxQscu
書き手の皆さんがた、乙。

>>313
実際U21の割合はどれくらいなんだろうな。調べる手段なんてないけどさ。
別に21歳以上でも、職場のパソからここをのぞいたりしてる
俺みたいな「23歳のもっとエロ男」もいるわけだが(キモでスマンね)。
全然関係ないが、昔あった某ゲーム系マンガのこんな↓セリフを思い出したよ。
「だいたいなんでアダルトゲームって18禁なんだ」
「それはね、18歳以上の大人はあんなアニメ絵のゲームで興奮したりしないからさ。ぷぷっ」
315名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 14:34:56 ID:t86k6AsB
度々エロの多い少ないの話が出てますが、
もし職人さんがエロ極少な話を投下したいとき、ココ以外の投下場所はないのかな?

自分は両方アリがいいけど、微エロが嫌な人は試しにエロ特化スレを建ててみてもいいんじゃ・・・
316名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 15:37:29 ID:PhqiiA++
ピンキリ氏GJ!

パパンは不憫なのやら幸せなのやらw
317名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 16:24:41 ID:NK8oxo56
妹×みなみけコラボ
失敗じゃね?('A`)
318名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 16:39:41 ID:ECaT2eqz
本編で父親って出て来たっけ?
319名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 16:46:06 ID:SVsNa1Nc
たしか背景で後ろ姿が一度……
320名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 19:41:04 ID:IWWRjtBE
みなみけでエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1119754346/l50

このスレもコラボやるか?
321名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 19:52:01 ID:4c4R6EEW
(´_ゝ`)コラボイラネ!
322名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 20:05:09 ID:UxXH9HTD
>>320 協力要請かよww
んまぁ職人さんがみなみけ読んでれば
ここの職人さんはいい人ばっかだし投下してくれるかも
323古田(ゝ○_○):2005/06/27(月) 22:29:06 ID:UJ2AQg6b
保管庫更新しました
324名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 22:32:53 ID:UxXH9HTD
川・∀・)古田氏おっつー
325名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 23:10:58 ID:GfQJ+jyY
古田氏乙!
326264:2005/06/28(火) 01:06:09 ID:fpli1qQs
古田氏、職人の皆さんお疲れ様です。
さて、>>292からの続きですが、えんらい長いです。よって古田氏お手数をおかけしますが、今回の投下までを前編としていただけないでしょうか?主題は『初夏の衝動』でお願いします。
327264:2005/06/28(火) 01:06:46 ID:fpli1qQs
[主人公]マサヒコ   [妹]ミサキ
[友人1]リンコ    [友人2]アヤナ
・・・[決定]
(おいおい、知り合いの名前を入れるなよ…って)
「オレを主人公にすんなぁァァ〜!!!」
「決定っと」
ミサキは無視してゲームを進める。マサヒコは口をあんぐりと開け固まってしまった。
「へぇ‥もっといやらしいものだと思ったけど、普通のゲームみたい…あっ、この妹の子‥私そっくり」
(マサちゃんが私を見る感じもこうなのかな…)
少し顔を赤らめながらも黙々と進めるミサキ。部屋にはマウスの音と室外機の音、そしてゲームの音声しかしない。マサヒコも観念し、ミサキの隣で画面をもじもじしながら見ている。立場逆じゃないか?普通‥
物語はスムーズに進み、案の定ゲーム上のマサヒコはミサキとの禁断の関係へと進んでいった。
328264:2005/06/28(火) 01:07:30 ID:fpli1qQs
* * * * * * * * * * * *
【限界だった。ミサキは、俺の中でただの妹から女へと変わってしまっていた。今までは兄妹だからーと、かろうじて理性を保っていたが、その理性を黒い欲望が少しづつ蝕んでいった。】
『お兄ちゃん?どうしたの?オナカ痛いのかなぁ‥』
【ミサキがうずくまる俺に、心配そうな目をして話しかけてくる。無垢な瞳が俺の最後の理性を吹き飛ばした。】
『……ミサキィィ!!!!』
【俺は力の限りミサキを抱きしめた。ミサキは突然の事に目を白黒させている。】
『お、お兄ちゃん!?どうしたの‥急に?私…恥ずかしいよぅ』
『…大丈夫だよ。これから、もっと恥ずかしい事をするんだから‥』
『えっ?』
【言葉の意味をようやく理解し、ミサキの顔は火を吹いたように真っ赤になった。】
329264:2005/06/28(火) 01:08:26 ID:fpli1qQs
『お前が欲しいんだ‥一つになりたいんだ、駄目か?』
『だっ‥ダメだよ、私達‥兄妹なんだよ?そんなことしちゃいけないんだよ?』
【戸惑いながら答えるミサキ。体は震え、目には涙をためている。俺は両手をミサキの白い頬にやった。】
『お兄ちゃんがキライなのか?いけない事だとは分かっているんだ。それでも、俺はお前が好きなんだ、愛しいんだ…もう‥抑えきれないんだ…』
【突然の兄の告白にためていた涙がこぼれ落ちる】
『私もお兄ちゃんのことは好きだよ…でもっ!?』
【我慢しきれず、俺はミサキの唇を塞いだ。ミサキは抵抗のそぶりを見せるが所詮男と女、力の差が違う。唇から伝わる柔らかい感触が心地よい。舌を入れてみる―ミサキが嫌々ながらも舌を絡めてくる。その度に淫靡な音が響きあった…】
330264:2005/06/28(火) 01:09:17 ID:fpli1qQs
* * * * * * * * * * * *
 パソコンの前では二人の男女が息を飲んでいた。
(うわっ…マジかよ)
マサヒコは目の前の羞恥に少し気分を悪くしていた。ミサキの方は、先ほどよりも顔が赤い。マウスを押す音も気のせいか強くなっている。
二次元とはいえ、一組の男女が淫らな行為を目の前でしている―マサヒコの心の興奮の種が芽吹く。そして、それは自己主張するかのように少年の体に働きかける。
(やべっ…勃ってきた)
こんなところを見られたら、ミサキに殺されてしまう。どうにか悟られまいと、コッソリ位置を変えるマサヒコ。なんとか成功し、一息吐いたところでミサキがつぶやいた。
331名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 01:11:08 ID:L7RvmeYg
支援
332264:2005/06/28(火) 01:11:51 ID:fpli1qQs
「マサ君も‥こういうことしたいの?」
突然の言葉にマサピューター、フリーズ。
「!!?い‥いや、別に?」
…声がキョドってるぜ、マサヒコ。
「ふ〜ん‥じゃあ、なんで今ズボンに手を突っ込んだのカナ?」
(神様‥見抜かれてました)
焦りと緊張の余り、鼓動が激しくなるマサヒコ。
333264:2005/06/28(火) 01:14:34 ID:fpli1qQs
だが、鼓動が激しいのはもう一人の方も同じだった。いつの間にか息が荒い。それに、クーラーが付いているのに少し汗ばんでいる。怯えながらミサキを見て、それに気づく。そして、自らの生命の危機に少年は何かいい言い訳をしようとしたが、こんな時に限って浮かばない。
334264:2005/06/28(火) 01:15:53 ID:fpli1qQs
あたふたしているマサヒコを見て、ミサキが口を開いた。
「私は‥しても…いいよ?…マサちゃんがしたいなら…」
「!!?!!?なっ…」
想定の範囲外の一言にマサヒコがたじろぐ。そして、脳内会議再び。
『なっ…何を言ってんだ?』
『何って、ナニだろ』
『…とりあえず、この空気どうにかしないか?』
『『賛成!!』』
―脳内会議終了。
「なぁ‥お前何か悪い物でも食べたか?とりあえず落ち着けって」
冷静を装い、苦笑いしながらミサキを諭そうとする。しかし、ミサキの目は至って真剣だった。
「私は‥私はマサちゃんが好きなの…欲しいの!世界中の誰よりずっと…ねぇ、ちっちゃかった頃の約束覚えてる?私‥マサちゃんのお嫁さんになるって言ったの…ずっと‥覚えてたんだから」
「ミ、ミサキ…」
「マサちゃんは私がキライなの?」
「キ、キライじゃないけど…むぐっ!?」
ミサキはそれ以上我慢できなかったのか、ゲーム上の二人のように―立場は逆だが―マサヒコの唇を塞ぐ。
「んっ‥んぐ」
(ミ、ミサキ何を…あれ?コイツ‥泣いてる?)
335264:2005/06/28(火) 01:16:46 ID:fpli1qQs
マサヒコは一旦ミサキを離し、落ち着いた口調で話しかけた。
「ミサキ‥本当に俺なんかでいいのか?」
「うん‥むしろ…マサちゃんじゃなきゃイヤなのっ」
涙声混じりで答えるミサキ。マサヒコもこれ以上聞こうとは思わなかった。
「…わかった。でも、ここじゃ後々大変だから俺の部屋に行こう」
「うん‥」
半泣きの少女は小さくうなずいた。
マサヒコはミサキを自分の部屋に待たせ、パソコンの電源クーラーを消し、椅子を片づけた。
336264:2005/06/28(火) 01:21:37 ID:fpli1qQs
今日はここまでです。あれ?そこまで長くなかった…携帯からだからかなぁ?
>>331
支援感謝っす。
明日には続き(本番編)を投下したいと思います。それでは。ノシ
337264:2005/06/28(火) 01:31:39 ID:fpli1qQs
>>335に誤植が…orz
書き直し貼っときます…すみません。

マサヒコはミサキを自分の部屋に待たせ、パソコンの電源、クーラーを消し、椅子を片づけた。

…たがが句読点、されど句読点、気をつけます。
338名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 06:12:32 ID:glW5Zysq
>>326氏、グッジョブ!!!
続きが気になりますね、ってか携帯からなのがスゴイ。
339名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 08:44:13 ID:wQLqdawn
大好きっコお兄ちゃん支援
340名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 11:32:21 ID:qvFMtAH/
豊田とアヤナの可能性
341名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 12:11:38 ID:eQDkZ0ac
豊田が三人娘をコマシまくる話キボン
最初から最後まで全エロシーンで
342名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 12:17:36 ID:gzW5JHMG
豊田の痴漢がイイ
343名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 12:44:32 ID:5979jbAv
全エロシーンってすごい欲求不満なんですね
344名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 13:01:05 ID:AQRvqXEX
痴女はイイ
345名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 13:05:15 ID:gzW5JHMG
アヤナに 痴女する戸田がイイ
346名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 13:44:33 ID:eQDkZ0ac
>>343
そうです欲求不満なのです
もっともっと氏家キャラのはしたなくてエロいシーンが読みたいのです
開けから引きまでやらしくいってほしいのです
ほら、そこのあなたもそう思うことはありませんか?
過激にエロってほしいと思いませんか?
もっと卑猥を、もっと辱めをと!
さあ、あなたも素直になりましょう、そして神の降臨を祈るのです!
エロタイムイラッシャイムエロタイムイラッシャイム
我は求め訴えたり!




いやゴメンうそです
冗談です私が悪かったほんのでき心やめてすまんうわbgn/ur5はisw
347名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 14:16:59 ID:duJOmPg+
読者も思春期
348名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 14:36:36 ID:9XjTTGtE
>>346 ワロタ
349名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 14:37:59 ID:5979jbAv
俺なんてここ3週間性欲が全く無くて困ってる。

AVなんて見る気がまるでしない
350名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 15:36:20 ID:anFNMSSU
温泉に足を踏み入れた豊田は目の前に何故、教え子の若田部アヤナがいるのか理解できなかった…しかも、裸で…
351名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 16:29:53 ID:5979jbAv
「いや、違うんだ! 間違いだ 勘違いするなよあああ」
「は?  先生 俺です」
「あ、なんだ アヤナじゃなくて 小久保か」
352名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 17:07:10 ID:7pGnTvEe
「なんだってそんな女の格好でいるんだ?」
「うぅ……聞いてくださいよ。あのメガネが……」
「……ああ、ご愁傷様だな。話を聞くよ」
353名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 17:48:58 ID:N5WgU7D7
「それじゃ、遠慮なく」
「ん……んぐぅぅっ!」
354名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 18:14:45 ID:IC1YcmWX
>>351
IDがイクなAV
355名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 19:11:04 ID:0/8BPUGx
マサ×アヤナをキボンするわよ。
356名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 19:36:08 ID:RDrF6PgG
リレーつまんね
357名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 22:00:36 ID:IDAf5ad+
ミサキ×リンコキボン
358名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 22:05:59 ID:ftlpJFAu
  (;´Д`)ハァハァ 
359トマソン:2005/06/29(水) 00:57:00 ID:zCphDEx7
トマソンです。
職人の皆様GJ。 そして古田氏、いつも乙です。

 本スレにあった、リンコの服装があまりにも隙だらけという指摘を見て
思いついたお話。

後半のエロ話はミサキが主役になりますが、本番はなし。
ミサキの暴走ストリップ話です。

では投下。

360トマソン:2005/06/29(水) 00:57:37 ID:zCphDEx7

(……なんていうか……目のやり場に困るっつーか……)
 小久保マサヒコは少々困惑していた。
 ここは小久保のマサヒコの部屋。いつものように、マサヒコ、濱中アイ、的山リンコ、
中村リョーコの四人で二組の家庭教師の授業が行われている。
 もうすっかり夏とあって、女性陣がみな、薄着なのは当然ではある。その中でもとり
わけ無防備なのが、的山リンコ。彼女はかわいいピンク色のタンクトップを着て、マサ
ヒコの左隣に座り、向かいの席に座った中村の授業を受けている。
 リンコは机に広げたノートに真剣なまなざしを向けている。それはいいのだが、机に
向かって前かがみになっているため、重力に従ってタンクトップの胸元が開いてしまい、
隣に座ったマサヒコの視点からは純白の子供っぽいブラジャーが丸見えだ。それどころ
か、わずかな胸のふくらみとブラジャーとの間に隙間が出来て、絶妙の角度でほのかな
隆起と、その先端に息づく桜色の可愛い乳首までがチラチラとのぞいていた。
(ゴクリ……)
 思わず横目で眺めてしまう。たまらず口のなかにたまった生唾を飲み込む。
 思春期の男子に授業に集中しろといってもこれでは無理だ。
361トマソン:2005/06/29(水) 00:58:57 ID:zCphDEx7

「I went to the library to read a newspaper. この二つ目のtoは目的を示す不定詞
の副詞的用法っていうあれね。
To read a newspaper needs much time. これは名詞的用法で……マサヒコ君?」
「……ひゃ、ひゃいっ!」
 横目でリンコの乳首を注視していたマサヒコは、アイに話しかけられ、思わず声が
裏返った。あわててアイの方に眼球を向ける。
「どうしたの? なんだか集中してないわよ」
「いえ、そんなことは……」
「そう? それならいいけど……それで不定詞っていうのは……」

(つーか、濱中先生は濱中先生で……)
 マサヒコの向かいに座った濱中アイは、これまた胸元の開いたブラウスを着て机に
かがみこみ、マサヒコのノートに目を落としている。その結果、マサヒコの目には、
清楚な薄いブルーのブラジャーと、リンコにはない豊かな胸の膨らみ、その間にある
谷間、谷間を頼りなく渡っているカップの間の紐までも丸見えになっている。
 首筋から胸元までのすっかりあらわになった真っ白な肌。カップの縁についている
レースと思しきフリル。そして胸の膨らみを覆っているカップには、アジサイの花模様
だろうか、ちょっとした刺繍がなされている。
 マサヒコは英語の授業に集中するどころではなく、視線をそこから離せなかった。
(ゴクリ……)
 またしても生唾を飲み込む。胡坐をかいて床に座った股間が熱くなってきた。

(ふーん……マサも男の子らしくなってきたかね)
 そんなマサヒコの様子にいち早く気がついたのは、もちろん中村リョーコだ。
 それならリンコやアイに注意を喚起するかといえば、面白いから放っておく。いや
それどころか、むしろ焚き付けるのが中村クオリティ。
362トマソン:2005/06/29(水) 00:59:36 ID:zCphDEx7

「マサ? アンタも女の体に興味を持ち始めたってことね?」
「あ゛? いや、その、なんでもないです、はい。それより授業を……」
「いいからいいから。男の子なんだからね」
「? 先輩、なんのことです?エロ本でも見つけましたか?」
「というか、まだ気づかないアンタたちもすごいわね」
「?」
 確かに、ここまで会話のネタにされても、全く気づかないアイとリンコの天然ぶりも
凄いものがある。
「じゃ、アタシもちょっとサービス」
リョーコ自身は普通のTシャツにジーンズ姿で、ブラチラの恐れはない。その代わり、
後ろを向くと、しゃがみこんだ姿勢で上半身を前に倒す。
 ローライズのジーンズの上の縁から、パンティの後ろの上縁があらわになった。
「どうかしら?」
「ちょ、ちょっと中村先生……ってなんですか、その紫のラメは。」
「あら、純真な中学生には刺激が強すぎたかしら?」
 というか、それは中学生を萌えさせるアイテムじゃないぞ中村リョーコ。
「先輩、そんなモノ見せちゃ……」
「アンタに言われたくないんだけどね」
「?」
「? 先生、何のことですか?」
 アイもリンコもいまだに、自分たちがマサヒコの視線に何を晒したか、気がついて
いない。リョーコは体の向きを直した。
「さ、授業を続けるわよ」
「……? はい」

 ともあれ、その日の授業は無事に終わった。
(さてと、マサがこうなったからには、焚き付けるのは一人しかいないわねえ……)
中村の悪企み、発動。

363トマソン:2005/06/29(水) 01:00:19 ID:zCphDEx7

 翌日。
 リョーコ、アイ、天野ミサキの三人が喫茶店でお茶を楽しんでいた。
 リョーコとミサキの前にはミルクティーとケーキの皿。パフェを口に運ぶアイの前に
は、空の皿が既に3枚ほど重なっているのはお約束だ。
「ところでミサキ」
「はい? なんですか、中村先生」
「この前、マサと一晩一緒に過ごしてから、お互い、名前で呼び合うようにはなった
みたいだけど……」
「な、ななな……」
「まだ、最後までは行ってないみたいね」
「!”#%&」
「……先輩、もう少し遠慮ってものが……」
「あら、そう? ミサキ、あんただって、ほかの女にマサを取られたくないでしょ? 
マサも最近、女の体に興味を持ち始めたみたいだし……」
「またそれですか。一体、何があったんですか?」
 アイの質問には答えず、リョーコはミサキの耳に口を寄せ、リンコとアイの胸チラに
マサが授業どころではなくなったことをささやく。
 事ここに至っても、アイにはばらさないところもまた、中村クオリティ。
364トマソン:2005/06/29(水) 01:01:20 ID:zCphDEx7

「なっ……そりゃ、マサちゃんだって男の子なんだから、見たいかも知れないけど……
でも、そんな……そんな……」
 話を聞いたミサキが、いわくいいがたい視線をアイの胸の隆起に向ける。自分には
ない、豊かな盛り上がりに向けたその視線は、自分が好きな男を誘惑したことへの怒り
と、それ以上の羨望と嫉妬とがこもっていた。
 小さな体の周りから、闘気がわずかに噴き出す。同時にその瞳に、じわっと涙が
溜まっていった。
「ミサキちゃん? いったい、なあに?」
 アイはもちろん、マサヒコに何を晒したか気が付いていないのだから、マサヒコを
誘惑したつもりなどこれっぽっちもない。ミサキのすさまじい視線も、何がなんだか
分からず、ぽかんとミサキの名状しがたい表情を見つめる。これがアイ・クオリティ。
「う゛〜〜……」
 ミサキは自分の貧弱な胸が悲しかった。ブルブルと体を震わせ、その両頬を涙が
伝って流れた。
(またやっちまった!?)
 中村リョーコはまたミサキを泣かせてしまった。

「いやでも、ほら、それは男として当然のことだから。マサも、やっと女の体に興味を
持ち始めたってことで、いいことなんだから。ほら、ここでアンタが一押しすれば……」
必死のフォローも後手に回った。既にミサキの心は先走り、止まらなくなっていたのだ。
 涙をボロボロとこぼしながら、ミサキは心に決めた。
(こうなったら……こうなったら……私の体で……)
 ミサキ暴走モード、開始。
365トマソン:2005/06/29(水) 01:02:35 ID:zCphDEx7

「ただいま……って、鍵しまってたんだから、誰もいないよな」
 マサヒコは丁度、中学から家に帰ってきたところだった。食卓の上には、いつもの
ようにマサママの書置きが残っている。
「町内会の集まりで出かけます。食事はカレーが出来てるから、暖めて食べてね」
『カラオケ』というのが二重線で消され、『町内会の集まり』に訂正されている。
 これもいつものマサママ・クオリティ。
「やれやれ、母さんはまたカラオケか……」
 なにはともあれ、着替えたマサヒコはカレーの鍋を火にかける。そのとき、玄関の
ベルがピンポーンと鳴った。

「ん? ……はーい」
 マサヒコが玄関に出てみると、そこには食器が乗ったお盆を手に、天野ミサキが
立っていた。
「マサちゃん……うちの母さん、どこかに出かけていて、いないの……食事は作って
いってくれたんだけど、一人で食事してもおいしくないから……一緒に食べよ?」
「お、天野か。きっとお前んとこの母さんも、うちの母親がさらっていったんだな。
それじゃ、上がってくれ。」
 ミサキは土間から上がろうとしない。目に涙を溜めて、マサヒコを見つめている。
「……天野?」
「ぐすっ……この前、名前で呼んでって、いったでしょ? ぐすっ……ミサキって、
呼んでよ……」
 ミサキはもう涙声だ。
366トマソン:2005/06/29(水) 01:04:10 ID:zCphDEx7

 マサヒコは、先日ミサキが自宅に泊まった時のことを思い出した。
「私たち、幼馴染でしょ…… 私のことも……名前で呼んで……」
 パジャマ姿のミサキがマサヒコの手に自分の手を合わせ、潤んだ瞳でマサヒコの瞳を
まっすぐに見つめ、そういったのだ。
 あの時はマサヒコだって心臓が爆発しそうだったのだ。照れ隠しに
「ミサキ……口、ニンニクくさっ!」
といってごまかしたが、そうでなかったら、マサヒコの自制心だってどうなっていたか
分からない。

 ミサキはお盆を手に、目に涙をため、マサヒコが名前で呼んでくれるのを待って
立ち尽くしている。
(……駄目だ)
 マサヒコはこの沈黙に耐え切れなかった。求められるままに下の名前で呼びかける。
「……そうだったな。ミサキ、上がってくれ……」
「……うん……」
 ミサキは名前で呼んでもらい、ようやくマサヒコに笑顔を見せてくれた。

 カレーも温まったところで、炊飯器からご飯をよそい、カレーをかける。
「せっかくだから、半分こして食べよ?」
 ミサキが持ってきた天野家の料理は、これは天津丼だ。マサヒコとミサキは天津丼を
半分こにして、あとは満腹になるまでカレーを食べた。ミサキはカレーを1/2杯、
マサヒコはカレー2杯。
「やっぱり小久保君のお母さんの料理はおいしいねー。それに、やっぱり、男の子の
食欲ってすごいね……」
 ミサキは成長期の男子の食欲に微笑んでいる。
(やっぱり、可愛いな……天野も……)
 なにかと女性に囲まれているマサヒコだが、一人一人の魅力を認めないわけでは
ない。ただ、特定の一人と親しくなる気がないだけだ。
「ごちそうさま……洗面所、借りるね?」
 食事も済んだところで、ミサキは洗面所に姿を消した。
367トマソン:2005/06/29(水) 01:06:19 ID:zCphDEx7

 マサヒコが居間の二人がけのソファに座ってテレビを見ていると、やがて洗面所から
出てきたミサキがやってきて、隣に腰かけた。
 そっとマサヒコに寄り添い、マサヒコの左腕を取り、自分の肩に回す。その仕種に、
マサヒコの心臓が跳ね上がった。
 ミサキは切なげな上目使いとはにかんだ微笑みを全開にし、隣に座る男性を見つめる。
「お、おいアマ、いやミサキ……」
「……ねえマサちゃん。薄着の女の子って、気になる?」
「……? えーと……」
「中村先生に聞いたの。マサちゃんが、授業中にリンちゃんとアイ先生の胸元を気に
してたって。ねえ、やっぱり女の子の体、見たいの?」
「!@#$%? いや、その……(あのメガネー!!)」
「……いいのよ、それは。男の子なんだから、当たり前だよね。でもね、マサちゃん。
女の子の体が欲しくなったら、私が……私が、いるからね。私に、言ってね……」
 恥ずかしそうに顔を真っ赤にし、それでも視線をそらさず、マサヒコの目をまっすぐ
に見てそう告げるミサキ。
 マサヒコの心中に警報が鳴り響く。これは先日の『名前で呼んで……』よりヤバイ。
 彼は先日のごまかし作戦成功を思い出し、とっさに
「ミサキ……口……」
まで言いかけたが、今日のミサキの口臭は全くいやな匂いがない、いやむしろ清潔な
それであることに気づき、言葉が続かない。
「この前は、口が臭くってごめんなさい……今日は、丁寧に歯も磨いたし、モン〇ミン
でうがいもしたから、大丈夫でしょ?」
 先手必勝。ミサキ、GJ!
「うん、臭くない……いい匂いだな……」
 こうなるとミサキペースだ。
368トマソン:2005/06/29(水) 01:08:04 ID:zCphDEx7

「それで、言いかけたことだけど……女の子の体に興味があるなら、私に……私に、
言って欲しいの。いつでも、女の子の胸が見たくなったら……」
 ミサキはブラウスの胸のボタンをゆっくりと一つずつ外していく。
「お、おいミサキ……」
 マサヒコは狼狽しつつ、あらわになっていくミサキの白い肌から視線を外せない。
「私に、言って……」
 ブラウスを脱いだミサキの上半身は、純白の可愛い模様のついたブラジャーだけを
纏って、マサヒコの視線に耐えている。
 ミサキは続いて背中に手を回し、ブラジャーのホックをぷちんと外す。恥ずかしそう
にゆっくりその布切れを腕から抜くと、ほのかな胸の隆起と、その先端に息づく、ごく
薄い色のかわいらしい乳首がマサヒコの視線に晒された。
 マサヒコは激しく狼狽し、呂律が回らないながらも、
「ミ、ミサキ……服を着ろ、服を……」
 といいつつ、乳首から視線を外せないのは思春期クオリティ。下半身が熱く蠢動を
開始する。
 ミサキは立ち上がると、そっとマサヒコの首に腕を回し、ほのかな胸の隆起を
マサヒコの顔に押し付けた。
「むむぐ……、こら、おいミサキ……」
「ごめんね、私、おっぱいが小さくて……でも私は……私の体は、マサちゃんだけに
見て欲しいの。だから、マサちゃんも、私だけを見て……」
 しばし、その体勢でミサキはマサヒコの荒い吐息をその胸で感じ続けた。
 マサヒコが力任せにミサキを振りほどこうと思えば、出来たろう。しかし、マサヒコ
もまた、この甘美な時間を失いたくなかった。思春期の男なれば当然のことだ。
 しかし、一体どこまで進んでしまうのか? マサヒコの心中には、不安も渦巻いて
いた。
369トマソン:2005/06/29(水) 01:10:01 ID:zCphDEx7

 ようやく体を離したトップレスのミサキは、ソファに座るマサヒコの前に立った。
「女の子のパンツが見たくなったら……」
 ミサキは羞恥に全身を染め上げながら、ミニのフレアスカートの脇のファスナーを
下ろす。布地をつまんだ指を離すと、ストンとスカートが落ち、ミサキはこれまた純白
のかわいらしいパンティ一枚を纏うばかりになった。
 すらりと伸びた脚、ほっそりした太腿。腰の周りを覆う布切れは、縁の飾りも、ワン
ポイントの刺繍も、微妙なあたりのほのかな隆起も、隠さずマサヒコの視線に晒されて
いた。
「私に、言って……いつでも……」
「み、ミサキ! 待て、落ち着いて、服を着ろ……」
「マサちゃん……好き……私、マサちゃんだけに、見て欲しいの……」
 初恋に落ちて以来これが初めてだった、「好き」の一言。自分の言葉に背中を押され
るかのように、ミサキはわずかに腰の周りのみを覆うパンティの縁に指をかけた。
「だから、女の体を何もかも見たくなったら……」
一瞬の躊躇ののち、最後の一枚を自ら剥き下ろしていく。
 マサヒコの下半身はもう痛いほどに充血している。が、彼は、この幼馴染の美しい体
を穢す気にはまだなれなかった。
「み、ミサキ! 落ち着け……」
 ミサキはとうとう全裸になった。羞恥に全身を桜色に染めた、少女の体がマサヒコの
視線に余すところなくあらわになる。
 ミサキは、マサヒコをソファに押し倒した。これまた、マサヒコがミサキを押しのけ
ようとすれば出来たろうが、力任せに押したら壊れてしまいそうな、たおやかな裸身に
乱暴をする気には、マサヒコはなれなかった。
「私を、私だけを、見て……」
 なんとミサキは、ソファに横たわるマサヒコの顔の上にまたがり、そっと腰を下ろ
した。普段着の男子中学生がソファに横たわり、その顔面に騎乗するポーズの全裸の
金髪の少女。そのアンバランスがなんとも卑猥な情景を形作った。
370トマソン:2005/06/29(水) 01:12:24 ID:zCphDEx7

 マサヒコの前に、ミサキの秘奥が広がった。自分の頬に押し付けられた、すべすべの
太腿。まだ濡れていない、処女そのものの薄い色をたたえた、ぴっちりと閉じた割れ目。
それを覆うには程遠い、産毛程度に生えた、やはり金髪の恥毛。マサヒコの鼻腔を、
すえたチーズのような匂いがくすぐった。
 マサヒコも目の前に広がった女の体をじっくり眺めたいのは確かだったが、わずかに
残った、最後の自制心が、暴発気味ながらいい仕事をした。

(や、やばい! いくらなんでもこれはヤバイ! ……そうだ、こうなったら……
ごめん、天野……)
 マサヒコは内心でミサキに謝りながら、絶対タブーの一言を口にした。

「ミサキ……下の口、くさっ!」

 その一言に、ミサキは体を硬直させた。体を浮かし、ソファから降りると、
目に涙を一杯にして、脱ぎ捨てた衣服を拾い集める。
「マサちゃん……ひどい! うわ〜ん……」
 ミサキの打ち下ろしストレートがマサヒコの顔面に炸裂! ミサキは号泣しながら、
洗面所に消えていった。
(天野……ごめん……本当は、むしゃぶりつきたいくらい綺麗だったし、いい匂い
だったけど……でも、今の俺達には、あれ以上は……)
 マサヒコは顔を押さえて痛みに耐えつつ、さっきの眺めを反芻する。当分、夜の
おかずには困らない。
 ようやく服を来たミサキは、泣きじゃくりながら、小久保邸を走り去っていった。
371トマソン:2005/06/29(水) 01:13:38 ID:zCphDEx7

 ミサキは自室のベッドで泣き続けた。枕がすっかり濡れたころ、ようやく涙も
枯れ、顔を上げたミサキは決心した。

 次は歯磨きだけでなく、お風呂に入って、よーく体を洗ってから行こう。
 私の体を見せるだけじゃなく、マサちゃんの体も見せてもらおう。

 耳年増で、健気で、一本気。これがミサキ・クオリティ。


 ついでながら、マサヒコが翌日、中村・濱中タッグにボコボコにされたことは
言うまでもない。
「マサヒコ君、デリカシー無さすぎよ!」
「処女なんだから匂いくらい覚悟しときなさい!」
ドスッボカバキッゲシッ!
 袋叩きにされながら、マサヒコはそう悪い気分ではなかった。
(ごめん、天野……でもやっぱり、まだお前を穢す覚悟は出来ないし、もうしばらく、
みんなでバカやって生きていたいんだ……)
 優柔不断、事なかれ主義、でも優しい。これが最後を飾るマサヒコ・クオリティ。
372トマソン:2005/06/29(水) 01:15:21 ID:zCphDEx7

以上です。私はやっぱり、微エロくらいが書きやすいですね。

 このところ、リンコ絶頂編「一緒にキモチよく」を書いたあと、少々燃え尽きていた
感があります。ネタが浮かばず、投稿ペースが落ちていますが、まあマイペースで投下
していきますので、今後ともよろしく。

タイトルは「暴走回避」で。
373名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 01:37:41 ID:60UUUo/4
GJ!!
374名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 01:38:05 ID:UWHPwLMN
トマソン氏、グッジョォブ!!
いや〜勘違いミサキって素晴らしいですね。
375名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 02:44:20 ID:opzcGjXT
トマソン氏GJ
暴走するとおもしろいなぁ
最初の『トマソンです』って毎回挨拶してくるトマソン氏に癒されてるのは秘密な

>>373 ちょっとIDがおもしろいな
376264:2005/06/29(水) 03:33:38 ID:3jYXhJOA
皆さんおはようございます。
さて、>>335からの続きですが、やっとこさ本番(前半)です。
それでは投下スタート↓
377264:2005/06/29(水) 03:34:51 ID:3jYXhJOA
マサヒコは部屋への道がいつもより長く感じた。一歩づつ踏み出すたびに部屋から遠ざかっていく―そんな感じだ。
 ドアの前に立つ。マサヒコは深呼吸をした。そして、ドアノブを握る。

ガチャリ。

マサヒコの目にいつもとは異なる部屋が映る。
「み、ミサキ!?」
「えへへ…マサちゃん遅いから、先脱いじゃった…」
そう言って舌を出し、はにかむミサキ。彼女は既に下着姿でベッドの横に腰掛けていた。
「あんまりジロジロ見ないで‥恥ずかしいから」
「!?あっ‥ああ、ゴメン。凄く…キレイで見とれてた」
マサヒコは、いつもと違った彼女の雰囲気に心を奪われていた。
「うふっ‥嬉しい。ねぇ‥来て?」
ミサキがそう言うと、マサヒコは隣に座り両手を彼女の背にまわした。さっきとは違う―愛のある濃厚な―キスを交わす。
「んちゅ‥んちゅ…」
二人は盛りのついた獣のように貪欲に互いの舌を絡め、唾液を混ぜあった。舌を離すと、舌先から妖艶に輝く唾液が糸を引いていた。
378264:2005/06/29(水) 03:36:22 ID:3jYXhJOA
 マサヒコはミサキの後ろに座り直すと、彼女をその上にのせた。なだらかな双丘を下着の上から弄る。そのたびに少女の肌が、少しづつ赤らんでいった。
「ゴメンね?」
「ん?」
「私…胸無くて」
「それがどうした?大きかろうが、小さかろうが、ミサキ…お前はお前だろ?気にすんなよ。それに…俺は、どんなお前でも可愛いと思うよ」
「…マサちゃあん‥グスン」
自分のコンプレックスを、優しい言葉でかき消してくれたマサヒコ。その優しさに泣きそうになるミサキ。再びキスを交わす―感謝の意を込めて。
 マサヒコはその間に、ミサキの可愛らしい青と白のチェックのブラを試行錯誤しつつ外す。
「うわぁ…」
思わず声が出るマサヒコ。静脈まで見える、透き通った白い肌と桃色でやや硬直気味の乳首が姿をあらわした。その魅惑的なコントラストにマサヒコは息を飲み込む。
379264:2005/06/29(水) 03:39:26 ID:3jYXhJOA
「‥やっぱり…気になるの?」
先ほどから胸を見つめたまま、固まっていたマサヒコにミサキが不安感を覚える。
「い‥いや、そうじゃないんだ。ゴメン…なんか‥美術品見てるみたいでさ…綺麗だよ。」
「ホント?‥ありがと…」
 マサヒコは、ミサキの体を横に傾けた。そして、自分の顔が近い左胸を舐め上げ、右胸を揉みしだく。指先、舌先がミサキの乳首を捉える度、彼女は喜びにも似た声をあげる。白磁の肌はいつの間にか薄桃色へ完全に変わっていた。不意にマサヒコが右手を胸から下半身へそらす。
「!?ひゃうっ…な、何? 」
380264:2005/06/29(水) 04:30:39 ID:3jYXhJOA
…途中ですが、電源切れそうなので、続きはまたお昼にします。すいません。
381名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 07:38:26 ID:p45VfLyV
エロイ
382名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 08:47:06 ID:cafz8vn6
    ,/,/ /  i i  /l l   |\ .| `、 |    |   }  |
    // i  i i. |.i .j|`、.|゙i   }. ヽ, l  ゙、| i   ト、.   | .|
   //i |  i/ ij |_L_ ゙,j. |  | ,.-kイ‐ト、i_ |  .|-、i  | |
.   i/l| |   .i| r'" l_i _``j. ゙、 | | ,._゙/  |`|  l >,ヾ、.| j
   ij l /   { i r"/Jド`'l.  ゙、l.'´i,ィ`:i` 、} }  ,|' n ヽj /   
.    |.}|  .i、 }l { ;;;; }      l ;;;;; } "| || /i| ζ `,l`j'. 
     i|`、 .i lt| ` .`-‐'      `-'" |,l| ,l i| '/=丿
      ゙、 |、j | '///       ////  ' | / jイ/,.'イj'j^、 
       ヾ`' l     ヽ         .'ノ ///|l || |  
          `、     、      U  /ノ,"''/  |.|| | |
            \,   `''^"'"`   ,/ .l /  | | | |j
             /j,,.、     ,. '"    |'   l | | |'
            //i ノト 、,.、'".      |  ノ、 | |'
383名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 08:54:49 ID:WwS70Od2
トマソン氏、264氏GJ!あなたたちは最高だ
384名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 10:07:53 ID:7x8o0yFQ
さて、今週の濱中でアヤナの駅弁と押し車があったわけだが

エロいよアヤナアヤナエロいよ
385名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 10:29:50 ID:Gji64hzS
保健室でマサヒコとアヤナがいちゃいちゃして、あんな事やこんな事する激エロSSが読みたいですね。
386名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 12:38:03 ID:7zeH53jE
>>385
作れ。
387264:2005/06/29(水) 14:01:08 ID:3jYXhJOA
お待たせいたしました。再開です。
388264:2005/06/29(水) 14:09:27 ID:3jYXhJOA
 声が一回り大きくなる。
ミサキは、自分の秘所へと手が進んでいくのを理解した。彼女の中で恥ずかしさが膨張する。手を下の方へと進める。その都度、ミサキの息は荒くなっていった。マサヒコは、手を進めては止め、戻すといった動作を繰り返した。まるで、それを楽しむかのように。
389264:2005/06/29(水) 14:10:09 ID:3jYXhJOA
「はぁ…ま、マサちゃん‥私なんだか‥ヘンだよ…」
目はもう焦点が合ってはいない。
(そろそろかな…)
390264:2005/06/29(水) 14:12:31 ID:3jYXhJOA
「ミサキ、両足を開いて」
「あっ‥うん…はうっ」
 足をこすらせながら、少しづつミサキの両足が開いていく。やがて、布に覆われてはいるが、ミサキの秘所があらわになった。そこに、先ほどの右手を滑りこます。
「ひぁぁ!?…あぅ‥」
ピアノを弾くように、ミサキのそこに触れるマサヒコ。時に強く、時に弱く、淫猥な旋律を奏でていく。その度に淫らに悶える鍵盤を、マサヒコは愛しく思った。きっと、一種の征服欲のようなものだろう。
「はぁ‥ねぇ、マサちゃん…お願い‥もう脱がして…あぁショーツがドロドロになっちゃうよォ…」
「わかった。じゃあ、足を上げて」
 マサヒコはミサキをきちんとベッドに倒し、力の無い足からブラと同じ柄のショーツを引き抜いた。
391264:2005/06/29(水) 14:15:23 ID:3jYXhJOA
糸を引いて脱げるショーツ。そして、それがあった場所には蜜がかかり、照り輝く薄い金色の茂みがある。そして、未だに蜜を垂れ流す―まだ少女の―それがあった。本などで知識はあったが、初めて見た淫靡で刺激的。そして、神秘的な実物のソレ。マサヒコの心はかき乱された。
 自分はこれから、この裂け目を通して彼女と一つになる―。そう思うと、ズボンの中の欲望の塊は一段と大きさを増した。
392264:2005/06/29(水) 14:25:10 ID:3jYXhJOA
「指を…入れてもいい?」
「う‥うん」
ぷちゅ。思いがけず、サラッと入った指先。同時にミサキには、今までよりも強い快感が襲いかかる。
「あっ‥ああああぁ…」
マサヒコは円を書くように優しく、丁寧に指を回す。その度に、ミサキの愛液が溢れかえる。マサヒコは指を抜く。滴り落ちるミサキの雫。マサヒコはミサキの足を両手で抑え、おもむろに口をつけた。
「*#%§!!?」
体中から力が抜け、下半身が焼けるように熱くなる。思わず声にならない声を上げるミサキ。
「汗かいてたから‥キレイにするよ?」
マサヒコはそう言って、舌先をミサキの秘所に入れ込んだ。 自分でするのとは違う―不思議な感覚に喘ぐミサキ。
「はぁっ‥マサちゃん…ダメだ‥よ。汚いよォ…」
羞恥心で顔を隠しながらやっとのことで呟いた。舌先が溢れる蜜をすくい上げ、肉壁の形を変える。ミサキは、マサヒコの口戯に耐えていた。しかし、次々に襲いかかる快楽の波。彼女は限界が訪れようとしていた。そして、その瞬間は唐突にやってきた。
「あぁ!?あっ…ああああぁ……」
ミサキはベッドの上で大きく跳ね、そして力尽きた。頬には涙が流れ、呼吸がかなり乱れている。
393264:2005/06/29(水) 14:30:01 ID:3jYXhJOA
(もしかして…イッたのか?もしそうなら、アイ先生とかもイッたらこうなるのかな…)
さすが冷静な現代っ子。後半は思いつかないぜ。
「ミサキ‥大丈夫か?」
「う、うん。私…イッちゃったのかな?」
「俺は男だから分からないけど、そうみたいだな…。なぁ…俺、もうそろそろ我慢できそうにないや…」
「いいよ‥来て…いっしょになろ?」
「ああ」
マサヒコはズボンとトランクスを脱ぐ。思春期なのにEDの疑いをかけられていた少年の性器。既に臨戦態勢である。
 初めて見る、男の膨張した性器。ミサキは、これからそれを自分の中に入れる―。そう思うと、体が先ほどよりずっと強張る。心は恐怖と期待の混ざった―。何とも言いようの無い感情に支配されていた。
394264:2005/06/29(水) 14:35:26 ID:3jYXhJOA
とりあえずここまで。
『行が長すぎです』の表示が何回出たことか…orz
もの書きは難しい。そう改めて感じました。それではまた夜にお会いしましょう。ノシ
395名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 14:41:21 ID:85umLaD/
(*´A`*)携帯からよく頑張った!
396名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 16:40:57 ID:WwS70Od2
よく頑張った!
397名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 16:59:52 ID:7+QoBA0n
やっぱりミサキはエロイな
398名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 19:32:06 ID:CODM+Nky
これ携帯かよ。すげえ。ともかくGJ。
399名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 20:40:59 ID:Qn/TGyFe
面白いなぁと思って読んでるんだけど「〜・クオリティ」て出てくるとドン引きする
vipじゃないぞここは
400名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 20:44:41 ID:Om9Rx+eK
今週の見て神がマサ×アヤナを投下してくれることを祈る俺がいる
401名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 22:46:09 ID:Kk2Mu87k
ロリータ風味のミサキだな
402郭泰源:2005/06/29(水) 23:19:30 ID:lNzP7SQF
>>281の続き。はい、出張帰り早々しあげました。
タイトルは…仮題、「大好きっコお兄ちゃん」にしときましたけど。
できたら原案の262氏につけていただきたく。なんで保管庫入りは少々お待ち下さい>古田捕手
では、投下。
403大好きっコお兄ちゃん(原案262氏):2005/06/29(水) 23:21:02 ID:lNzP7SQF
ぴょこん、とマサヒコのペニスが顔をのぞかせた。見事に、勃起していた。
(…情けねえ…)
男のサガとは言え、あまりに自己の欲望に忠実な分身に、なぜか心底悲しくなるマサヒコ。
「お兄ちゃん…ミサキのこと、嫌い?」
「へ?」
「関係…ないもん…あたしは…毎日お兄ちゃんのこと考えながら、
ひとりエッチしてるくらい…お兄ちゃんのことが好き」
「お、おい、ミサキ?」
「お兄ちゃん…マサヒコお兄ちゃんのおちんちん…おっきい…はむ…ちゅ。くちゅ…」
『大好きっコお兄ちゃん』のセリフをほぼ忠実になぞりながら、ミサキはマサヒコのペニスを口に含んだ。
「?+%みんみみみ、ミサキ?!?」
慌てるマサヒコだが、これもまた悲しい男のサガ。ミサキの口撫に、分身は更に猛り狂うのであった。
(おおお、落ち着け、マイサン!!ヘイ、マイ、ズレータ!俺の言うことを聞いてくれ!)
必死で分身に呼びかけるものの、彼はご主人様のことなど全く聞き耳を持たなかった。
「うん…マサちゃんの…あたしの中で…おっきくなって…震えてるよ…キモチイイの…?」
そしてミサキはいったん口からペニスを離すと、潤んだ目でマサヒコを見上げてそう呟いた。
(ききききぃき、きも…キモチイイに決まってるだろーが!!!!!)
「でも…これ以上は…お・あ・ず・け」
「へげ?」
(お、おあずけ?って…)
ミサキはそのまま、丁寧にマサヒコのそれをトランクスの中にしまいこみ、学生服のチャックをあげた。
マサヒコの心中はミサキがそれを止めてくれたことへの安心感と、失望感が入り混ざった、
なんとも言い難い奇妙な感情でいっぱいになっていた。
「ゲームを」
「は?」
「続けて…」
§
404大好きっコお兄ちゃん(原案262氏):2005/06/29(水) 23:21:31 ID:lNzP7SQF
「?は、はい」
唐突に言われ、狐につままれたような気分でマサヒコはゲームを続けた。
【シーン2・昨日までのふたり、今日からのふたり】
【なんで?なんでなの、お兄ちゃん!】
【ダメだ…やっぱり、俺たちは、そんなことしちゃダメだ。だって…】
【お口までさせてくれたのに…そんなの、ひどいよ、お兄ちゃん…。あ…わかった。
マサヒコお兄ちゃんはきっと、担任のアイ先生や…アヤナ先輩の方が好きなんだ!】
「??ってミサキ!お前、いつの間にサブキャラまで打ち込んでたんだ!」
「いいでしょ?こっちの方が萌えるでしょ?」
【そ、そんなこと、あるわけないだろ!俺は…ミサキのことが、世界で一番大切で、好きなんだ。
それは…本当のことなんだ!でも…仕方が無いんだ!俺たちは…兄妹なんだから!】
【イヤ!そんなの…イヤだぁ!あたしは…お兄ちゃんのものなの。
ミサキは…生まれたときから、お兄ちゃんだけのものなんだから!】
【ダメだ…ダメだ、ミサキ】
【あん…お兄ちゃん…こんなに…おっきくなってる…もう、カラダはミサキのことを欲しがってる…。
お願い…あたし、マサヒコお兄ちゃんの子供が欲しい…お兄ちゃんのおっきいおちんちんが欲しい…】
【ずぶ…ぬる、にゅる…】
【あ…ああン…あああああ!マサヒコお兄ちゃん…お兄ちゃんのおっきいおちんちんが、
あたしの中に入ってる…痛いけど…嬉しい…キモチイイ…】
【ん…ダメだ…、あ…ダメだ、ミサキ…】
画面では大迫力のファックシーンが、音声ボイスつき、アニメつきで繰り広げられていた。
““ごくっ…”“
あまりにリアルなそれに、思わず同時に唾を飲み込むふたり。
「マサちゃん…」
そしてうるうるとした目でミサキはマサヒコを見つめた。
「ま、待て!ミサキ!これは、ゲームだ!仮想現実だ!ヴァーチャルだ!男の願望だ!…あれ?」
§
405大好きっコお兄ちゃん(原案262氏):2005/06/29(水) 23:21:57 ID:lNzP7SQF
「ていうことは…マサちゃんの願望でも、あるんだよね?」
にっこりと、たまらなくイヤらしい笑顔をミサキはマサヒコに向けた。
“どさ!”
そしてそのまま、再びマサヒコを押し倒した。
「みみみ、ミサキ!」
「お願い…あたし、マサヒコお兄ちゃんの子供が欲しい…お兄ちゃんのおっきいおちんちんが欲しい…」
またもゲームのセリフをなぞりながら、ミサキはマサヒコのそれをふたたび露わにしていく。
「マサちゃん…好き…好きい…ちゅ…ちゅっ」
そう言いながら、マサヒコのペニスに軽く口づけをすると、
セーラー服のスカートを脱ぎ、純白のパンティに手をかけるミサキ。
「みみみみ、ミサキ*++Q!」
「マサちゃん…あたし…マサちゃんが欲しいの…」
“する…”
(!!!!!)
ミサキは、下着を脱いだ。色白なミサキの肌に、髪の毛と同じく色の薄い、
まばらな恥毛が夕焼けの日差しに鮮やかに映えていた。
上半身は夏服のまま、そして白いソックスをつけたまま、下半身だけが露わになっているという、
あまりにイヤらしすぎる目の前の風景に、マサヒコは異次元に迷い込んだような気分になっていた。
「マサちゃんは…あたしのこと、嫌い?あたしの…こんな姿を見ても、全然…感じない?」
「いや…」
「…あたしは…マサちゃんが好き。…マサちゃんが、誰を好きでいてもいいの。
若田部さんでも…リンちゃんでも…アイ先生でも。それでも…あたしは、マサちゃんのことだけが、好き」
「ミサキ…」
ここまで言われて、どうにかならないわけがない。当然、マサヒコも…。
「なあ…ミサキ…正直に、言っていいか?」
「う…うん」
§
406大好きっコお兄ちゃん(原案262氏):2005/06/29(水) 23:22:44 ID:lNzP7SQF
「俺…ずっと前から、ミサキのことを意識してた。多分、誰よりも…」
「え…ウソ…」
「本当なんだ…今も…心臓が爆発しそうなくらいで…俺だって…俺だって…。
ずっとミサキが好きだった。ミサキのことが…欲しくてたまらなかった。でも…そうなっちゃったら、
今までのみんなでいられなくなる気がして…だから、俺は自分の気持ちを誤魔化してきた…でも…」
「マサちゃん…」
マサヒコの言葉に涙するミサキ。そう、実はふたりはずっとずっと―小さい頃から、両思いだった。
しかし、成長を重ねるにつれて―その感情は、抑え込まなければならないと、思うようになっていった。
「あたしたち…馬鹿みたいだよね、マサちゃん?」
「…?え?」
「だって…ふたりとも…お互いのことが好きだったのに…こんなに遠回りして…」
「…うん。でもさ、ミサキ?俺は…確かに遠回りだったかもしれないけど…馬鹿みたいだとは思わない」
「?」
「時間はかかったかもしれないけど…それだけ、お互いの気持ちは強くなっただろ?」
「…マサちゃん」
「だから…今、はっきり言うよ、ミサキ。俺は、ミサキが好き。誰よりも。それで、お前は…」
「あたしも…ずっとずっと…誰よりも…マサちゃんが好き」
ふたりは、お互いの気持ちを確かめるように誓い合うと―にっこりと笑いあい、唇を重ねた。
(マサちゃん…マサちゃん…)
(ミサキ…ミサキ)
貪欲に、今までの隙間を埋めあうように…唇をむさぼるふたり。そして、当然のように体を重ねるのだった。
「ミサキ…いくよ?」
「うん…お願い、マサちゃん」
マサヒコは、ミサキのそこに手を伸ばした。
裂け目は既に十分なほどに湿り、マサヒコの挿入を待つかのようであったが…。
その初めての感触に、マサヒコは楽しむかのようにたっぷりと可愛がった。
§
407大好きっコお兄ちゃん(原案262氏):2005/06/29(水) 23:23:12 ID:lNzP7SQF
“うちゅ…ッちゃぐ…むちゅ…ちゅぐぅ…”
「はッ―はああッ…ふうう…はうッ―」
そしてその指撫に、激しい声で反応してしまうミサキ。
(AVの女の人の声とかより…思ってたより…ずっと…可愛くて…動物みたいな声なんだな…)
長年付き合ってきた幼なじみが今、少女から大人の女へと変貌しようとしている―、
そんな感動を抱きながら、マサヒコはミサキのそこを丁寧に攻めていった。
「ま…マサちゃん…マサちゃあん…あンッ…もう、ダメ…はあ…あたし…頭がヘンに…なっちゃうよぉ…」
「ミサキ…可愛い声…俺に、もっと聞かせて…もっと…もっと…」
「あッ…はあッ…ダメえ…ひウっ…ああッ!…ああああああン!」
“ぴう…ぴゅッ…ぴうう…”
わずかな量だったが…ミサキのそこからは、潮があふれ、飛び出した。
「ふ…ふああ…ひふ…ひふぅ…」
脱力し、艶やかな吐息をつくミサキ。
「ミサキ…すっげえ…イヤらしくて…可愛い声…好き…最高に…好きだ」
「ああ…んんッ」
再度、貪りあうような口づけを交わすふたり。
「はぁン…ね…ねえ、マサちゃん?」
「なに?ミサキ」
「あたしの…こんな声を聞いたのは…マサちゃんが初めて。それで…マサちゃんだけ…。
お父さんにも…お母さんにも…世界の誰にも、聞かせない。あなただけの…ミサキは、ものだから」
「み、ミサキ!ミサキぃ!」
あまりに可愛くなってしまい、マサヒコはミサキにむしゃぶりついた。
「ミサキ…じゃあ…いくよ?」
「は…はい。優しく…お願いします。さっきみたいに…」
“ずっ…ぴくッ。ちちッ…”
(や…やわらけえ…優しく…傷つけないように…そっと…そっと…)
§
408大好きっコお兄ちゃん(原案262氏):2005/06/29(水) 23:23:45 ID:lNzP7SQF
“つ…ちう…くちちちち…”
「あッ…ああッ。うううう――ッ!」
濡れきったそこは、初めは容易にマサヒコのペニスを受け入れるかのようだったが…。
やがて、マサヒコはなにかあたたかい、壁のようなものに突き当たったのを感じていた。
そして、ミサキも涙をひとつぶ流して―その痛みに耐えながら、目を閉じていた。
“にゅぅっ…ちゅ…にゅぷ…”
(あ…入った。今…入った)
「ミサキ…入った…入ったよ…わかる?」
「いう…う、うん」
「大丈夫…もう、全部入ったから…目、開けて?俺と…しっかり、つながってるのを…見て?」
「んッ…あっ…マサちゃん…ほ、本当だ…あたしと…マサちゃん、つながってる…ひとつに、なってる…」
「ミサキ…すげえ…最高に…可愛い…」
「「ん…」」
もう一回、唇を重ねるふたり。そしてマサヒコは…ゆっくり、ゆっくりと動いていった。
「は―ッ…はあ―ッ…あッ…」
時折、ふるる、と体を震わせながら…ミサキは、マサヒコの動きに同調していった。
“ず…じゅっ…ずる…”
「あッ…はああッ…すげえ…すごいよ…ミサキ…」
「はッ…はああ―ッ…」
“じゅう…じゅっ”
「ミサキ…ミサキ…すごい…また、あふれてくる…いっぱいになってくる…」
「あッ…ああッ…はぁ―ッ!うッ…ああッ…ま、マサ…マサちゃん…マサちゃあん…」
「ミサキ…み、ミサキ…」
“じゅ…ぎゅう…ぢゅッ…たむ…”
「あッ…お願ッ!い…来て」
「あッ?え?ミサキ?」
§
409大好きっコお兄ちゃん(原案262氏):2005/06/29(水) 23:24:35 ID:lNzP7SQF
「お願いだから…あたしに…あたしで…来てぇ!来て…」
「あッ…んぐぅ…で、出る…出る、ミサキ!」
「あッ!ああッ!い…う…や…うあああああッ!」
「ん…んぐぐぐぐ!ミサキ!」
“ずるっ…”
間一髪、ミサキの中からペニスを引き抜くと―マサヒコは真っ白なミサキの腹に、あふれるほどに射精した。
“ぴゅ…どふ…ぴゅッ…どぴゅ…”
「あ…はああ…」
「んッ…ふあああ…」
ふたりは、惚けたような表情を浮かべたまま、それを見つめていた。
(あ…マサちゃん…マサちゃんのが、あたしのおなかに…かかってる…)
(俺の…俺のが…、ミサキのうえに…)
その光景は、若いふたりのさらなる興奮を誘うのに十分だった。
「あ…でも、あんまり、出血なかったよ…マサちゃん?」
「そ…そうだな、ミサキ…で…その…あの…」
マサヒコのペニスは、一回の射精を終えたのにもかかわらず―全く、衰えを見せぬままだった。
そんな彼の様子に、ミサキは微笑みを向ける。
「うふ…すごい…元気だね、マサちゃんの…」
「うん…ご、ゴメン、ミサキ。だから…」
「でも…まだ、ダ・メ」
「え?」
「さっき見たけど…このゲーム、いろんなモードがあるみたい。
ねえ、マサちゃん?だから、いろんなエッチを楽しみたいな、あたし…」
「あ…え?」
どうやら、まだまだゲームを…そして、マサヒコとのセックスを楽しみたいらしい。
そんなミサキを見て、少し嬉しく…そして少し、不安になるマサヒコであった。

                                 END
410大好きっコお兄ちゃん(原案262氏):2005/06/29(水) 23:25:53 ID:lNzP7SQF
以上。現在今週号のアヤナ×マサヒコとみなみけ藤岡で執筆中。
上手くエロれるかわからんけど、お待ち下され。
にしても、アヤナって結局マサを男として見てるかどーか、微妙ですよね…。
411名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 23:32:05 ID:KoLOwwpM
リアルタイム get!!⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡
乙です。 エースの力投をリアルタイムで見れて感謝感激です。(TдT)
でもちゃんと見ていて確信犯的にあのスタイル(おしっこシーシースタイル)でアヤナを抱える
マサヒコってのも中々黒くてハアハアですがw
412名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 23:42:26 ID:Y3tySBo0
GJ過ぎて言葉にならない………
もの凄くハァハァしました
413名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 23:44:37 ID:7+QoBA0n
やっぱりミサキはエロイな
414名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 23:48:44 ID:BlJoVHnq
郭氏GJ!!
もうさすがの一言です!!
今週号のネタとみなみけも期待してます!
415名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 23:53:05 ID:Kk2Mu87k
        .i'"':
     |\`、: i'、
     \\`_',..-i
       \|_,..-┘
416名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 00:30:14 ID:ZFosWhLb
マサ×アイ キボン
417ピンキリ:2005/06/30(木) 00:37:31 ID:mYbSPokW
職人の皆さん、古田氏、いつもお疲れ様です。
スルー対象ワードは、「アヤナ一人エッチ」「地区によっては今週号のネタバレ」「強引な展開」。
題は「彼女はまだ恋心なんて知らない」です。
では投下↓
418ピンキリ:2005/06/30(木) 00:38:50 ID:mYbSPokW
 アスファルトを、電信柱を、家の屋根を、夜の街全体を、シトシトと降り注ぐ雨が穏やかに濡らしていく。
日中は雲もまばらで良い晴れ模様だったが、夕方から空が澱みはじめ、陽が沈む頃にはすっかりぐずついた天気となった。

「……」
 アヤナはベッドにうつ伏せに寝転がりながら、何をするでもなく、ただ窓ガラスに水滴が当たる音を聞いていた。
時計の針は九時半を少し回ったところ、子どもならそろそろ布団に潜り込もうかという辺りだが、
大人はまだまだ起きていても差し支えのない時間である。
「……」
 アヤナは顔を上げ、ばふっ、とまた枕に顔を埋めた。
一体、何度もその行為を繰り返しただろうか。
別に眠ろうとしているわけではない。
晩御飯を食べてから(ろくに喉を通らなかったが)かれこれ二時間、彼女はこの姿勢のままだ。
予習復習も手につかず、本を読む気にも音楽を聴く気にもなれない。
「……うー」
 彼女は悩んでいた。
戸惑っていた、と言った方が正しいかもしれない。
その原因は、学問でもない。友達関係でも、家庭内問題でもない。
たった一人の異性にある。

 十代半ば、中学三年生。
もう子どもとは言えないが、まだ大人とも言えない微妙な年齢。
「……うう」
 若田部アヤナは、今までに感じたことのない、モヤモヤとした何かに心を侵されていた。
419ピンキリ:2005/06/30(木) 00:40:06 ID:mYbSPokW
『でもおぶられるのは嫌なのよ』
『いたたたたっ』
『足コキです!』
『さっそく入りましょ』
『二人の息が合わないと、一緒に行くのは難しいよ』
『うぁー』
『あ、それならマサ君だ』
『的山さん浮かれてないで』
『なんかバランス悪くないか』
『私、その…胸にコンプレックス持ってるから…』
『それじゃ運んでやるから背中に乗んな』
『おーい保健委員―――』
『なら問題ないんじゃ』
『もういい!』
『まかせろ』
『ああ…そうね、保健室に行くのはね』
『じゃあオレが腕で抱えてやるよ』
『優しい言葉をかけといて、結局は身体目当てなのねーっ!』
『やっと着いたぞ』
『アンタは適当にサポートして!』
『う、うん…』
『小久保君が嫌とかじゃなくって』
『小久保君ちょっとペース早い…』
『こ…小久保君がいいのなら…』

 アヤナが目を閉じると、今日のプールでの出来事が蘇ってくる。
場面と台詞が順不同に次々と浮かんできては、ぐるぐる渦を巻いて消えていく。
420ピンキリ:2005/06/30(木) 00:41:22 ID:mYbSPokW
(わからない……)
 アヤナはあの時、全く気にしていなかった。
格好がおかしいとか、ちょっとは思ったけど、拒絶する程でもなかった。
足のケガの痛みもあったし、早く保健室に行かなければと焦っていたのもある。
それに、去年の夏の件もある。
「女として見てない、か」
 アヤナとしては、好都合だったはずだ。
向こうが自分を異性として意識していないのであれば、こっちも変に気をつかうこともない。
事実、同級生の男子の中では、唯一気軽に喋ることが出来た。
「……ふぅ」
 マサヒコはきちんと、自分の顔を見て話をしてくれる。
それも、アヤナには気持ちの良いことだった。
自分の胸が同年代に比べて大き過ぎることに、アヤナがコンプレックスを持つようになった理由のひとつとして、
向かい合った男性が必ず一度は胸の方に視線を落とすことにある。
だけど、マサヒコはそれが無い。
「トモダチ、か」
 肩肘を張らずに、気軽に言葉を交わすことの出来る異性の友人。
アヤナは、それで十分だった。
だったはずなのに。
421ピンキリ:2005/06/30(木) 00:43:27 ID:mYbSPokW
(何でだろう)
  天野ミサキが彼のことを“マサ君”と呼ぶようになった。
 幼馴染なんだから、別に名前で呼んだっておかしくはない。
 なのに、
(何でだろう)
  彼と同じ保健委員になったのは、委員長の座を天野ミサキに譲ったからだ。
 仕方なく、余り者同士、一緒の委員になっただけだ。
 それなのに、
(何でだろう)
  彼が「一緒に行くのは難しいよ」と言った時、思わず卑猥な想像をしてしまった。
 的山リンコや濱中アイ、お姉様の影響なのだろう。
 そのはずなのに、
(何でだろう)
  腕で抱えてやると言われて、お姫様抱っこを思い浮かべて照れてしまった。
 しかも、それを許す発言をしてしまった。
 それは、
(何でだろう)
  その後の抱え方は彼が悪いと思う。
 でも、腹が立ったのは確かとしても、ぶん殴ってまで怒る必要はあったのだろうか。
 いったい、
(何でだろう)
422ピンキリ:2005/06/30(木) 00:45:41 ID:mYbSPokW

「何でだろう……」
 いきなり、何故、こんなにも。
(胸の奥が痛いんだろう)

  小久保マサヒコはただのトモダチ。
  普通に話すことが出来る。
 だって、トモダチだから。
  優しくしてくれる。
 だって、トモダチだから。
 特別な異性として見てくれていない。
 だって、トモダチだから。
  特別な異性として見ていない。
 だって、トモダチだから。
  トモダチだから。トモダチだから。
 今日までは。
 明日からも。
 
 なのに、何故、こんなにも。
(胸の奥が痛いんだろう)

  トモダチ、なのに。
423ピンキリ:2005/06/30(木) 00:46:37 ID:mYbSPokW
「うぅ……」
 アヤナは顔面を強く枕に押し付けた。
『二人三脚と同じ感覚でやればいいのよ』
『こ…小久保君がいいのなら…』
『自分の力で這っていくから、アンタは適当にサポートして!』
 さらに、ギュッギュッとより強く、食い込ませるように押し付けていく。
(あの時は全く気にしていなかったのに……)
 息も出来ないくらいに、強く、強く。
(後になって、今になって、どうしてこんなにも恥ずかしくなるの?)
「……ぷはっ」
 酸素不足で頭がぼうっとしてきたところで、ようやくアヤナは頭を上げた。
そしてすうっと大きく息を吸い込み、空気を肺へと送り込む。
もう一度枕に埋まろうとしてやめ、部屋の入り口の方へと顔を向ける。
「……」
 扉の横の棚の上、そこあるのは水槽。
その中で二匹の金魚が泳いでいる。
ひらひらと、ふわふわと。
424ピンキリ:2005/06/30(木) 00:49:36 ID:mYbSPokW
(あれ……)
 アヤナは自分が何をしているのか、一瞬理解出来なかった。
「む……むっ……くぅむ……」
 ベッドの上。
うつ伏せの状態で。口を枕に当てて。
(あ……)
 左の手は上着の下に潜り込んで。
その掌は乳房を掴むように。
(な、んで私、こんな、ことを……)
 右手の人差し指と中指が、スカートの中で。
ショーツの上から、敏感な部分を縦に、何度も何度も往復して。
(ダメ、ダ……メなのに、こんな、こんなこと……)
 ブラジャーの上からもわかるくらいに、立っている。
 音が漏れてしまうくらいに、濡れてきている。
(ダメ、ダメ、ダメ、ダメダメ……)
425ピンキリ:2005/06/30(木) 00:50:05 ID:mYbSPokW
 アヤナは瞳を閉じた。
喉の奥からこぼれてくる声を、枕を堰にして止める。
鼻も一緒に押し付けているため、息が出来ない。
「む……っむ……」
 また、酸素が足りなくなってくる。
目を瞑って真っ暗なはずの視界に、赤やら青やらの色が混ざる。
頭が、喉が、背中が、腹が、脚が、痺れてくる。胸が、心が、苦しくなってくる。
「んー…!んん、んー!」
 苦しさがきつくなっていくのと同時に、両の手の動きも激しさを増す。 
知らぬうちに、腰の位置が高くなっていく。太股が強張り、膝頭に力が入る。
(ダメだよ、私、おかしいよ、何で、何でこんなこと、ダメ、ダメ……ッ!)
「ん!」
 右手の二本の指が、引っかかるようにアヤナの一番敏感な部分を擦りあげた。
「んんはぁ!」
 アヤナはがばっと顔を上げた。
大きく口を開け、思い切り空気を吸いあげる。
だが、痺れは治まらない。否、治まらないのではない。
「こ……くぼ、くん……ッ、くうううっ!」
腰の奥から、電気にも似た別の痺れが代わりに全身に広がっていく。
先程までの苦しさを伴う痺れではない。
連れあうのは、熱くて、甘くて、切ない快楽。
426ピンキリ:2005/06/30(木) 00:51:04 ID:mYbSPokW
「ん……はぁ……っ」
 つーっと、アヤナの開かれた口の端から、唾液が枕へと垂れ落ちた。
「くふぅ……」
 膝から力が抜け、ゆっくりと腰が下がっていく。
枕に頭を沈める。今度は顔を横に向けて。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
 アヤナも、木石ではないのだから、当然エッチなことにもそれなりに興味はある。
自慰も、回数こそ少ないだけで、しないわけではない。
だが、それは“何となく”という、漠然とした性の欲求の発露みたいなものであり、
特定の誰かを思い描いて行為をすることはなかった。
「はぁ……ふぅ……」
 段々と呼吸も落ち着いてきた。
体を包んでいた熱い波も、徐々に引いていく。
「……はぁ」
 自慰をした後に、必ず心に覆いかぶさってくる後悔に似た不道徳感。
「……ど……して」
(私、イク時に小久保君の名前を口にしたんだろう)
427ピンキリ:2005/06/30(木) 00:52:44 ID:mYbSPokW
 アヤナはのっそりとベッドから身を起こした。
「べっとりしてて、気持ち悪い……」
体、特に首筋と太股、脇腹が汗で濡れている。
それに、べたつきはもうひとつある。
「……」
 スカートの中に手をやり、ショーツを足首の方へ下ろしていく。
取り去って、持ち上げてみると、股の部分が汗とは違う液体によって透けているのがわかる。
「シャワー、浴びてこよう」
 アヤナは立ち上がって、扉へと向かった。
(流そう、流さなきゃ)
 音を立てないように、静かに階段を降りる。
(流してしまおう、何もかも)

  そう、流してしまえばいい。
 汗も。
 戸惑いも。
 恥ずかしさも。
 後悔も。
 何もかも。

 アヤナは服を脱ぎ、バスルームに入ると、シャワーのコックを捻った。
お湯が勢いよく飛び出し、アヤナの体を打つ。
多少熱いようだが、アヤナはあえて浴び続けた。
(流してしまえば、いい)

                  ◆                       ◆
428ピンキリ:2005/06/30(木) 00:54:10 ID:mYbSPokW
「おはよう、若田部」
「おはよー、アヤナちゃん」
「おはよう、若田部さん」
 朝、学校の教室。
いつもの面々、いつものあいさつ。
「……おはよう、的山さん、天野さん。……小久保君」
「?」
 マサヒコは怪訝そうな表情をした。「小久保君」の部分だけ、やけに声が上ずっていたように感じたからだ。
「どーしたの、アヤナちゃん。風邪でも引いてるの?」
 リンコも直感でおかしいと思ったようだ。
「い、いいえ。何でもないわ」
「そう……」
 心配そうな顔をするリンコとミサキ。
「ま、また後でね」
 アヤナはそう言って、三人の横をすり抜けた。
途中、マサヒコの方へ視線が行きそうになるのを必死で堪えて。
「あっ、若田部!」
「ひゃい!?」
 まさに席に座ろうとした瞬間、アヤナは後ろからマサヒコに声をかけられた。
予想もしていなかった一撃に、体が跳ね、脛の横で思い切り椅子を蹴倒してしまう。
「わ、若田部!?」
「な、何よ、こきゅびょきゅん?」
 さっきよりもさらに高い声でアヤナは尋ね返す。
「こ、こきゅびょって……じゃなくて、お前、大丈夫なのか?」
「へ?」
「いや、だから……あれから何ともないのか?」
 アヤナは一瞬、何を問われているのかわからなかった。
(大丈夫?何ともない?それって……あ!)
「足だよ、足。それに、今椅子に当たったんじゃないか?」
429ピンキリ:2005/06/30(木) 00:56:00 ID:mYbSPokW
 アヤナは、説明出来ない感情が心の底から沸き上がってくるのを覚えた。
嬉しさでもない、恥ずかしさでもない、喜びでも感謝でもない。
それらが、混ぜこぜになったかのような感情が。
「う……」
 そしてそれは、体の外へと出て行こう出て行こうとする。
涙へと、形を変えて。
「う……うっ、グスッ」
「わ、若田部?え、え?」
 マサヒコは驚いた。
足は大丈夫か、と聞いただけなのに、何でこの少女は突然泣き出すのだろう?
「あー、小久保君がアヤナちゃんを泣かしたー!」
「いや、違っ、それは」
 リンコとミサキは怒ったような面持ちでマサヒコへと迫る。
「マサ君!どういうこと、これは!?」
「オ、オレは足のこと聞いただけだって!」
「若田部さん……泣いてる……。小久保君、ヒドイ人……」
「と、戸川まで!だーかーらっ、オレは何もしてねーっ!」
 あたふたとするマサヒコ。
アヤナが泣いているという現実に、どうにも分が悪い。
実際、弁解しているように見えてしまう。
「あー、わかったーっ!」
 リンコが教室中に響き渡るような大声をあげた。
「昨日、アヤナちゃんを保健室へ送っていく時に何かしたんだー、小久保君!」
430ピンキリ:2005/06/30(木) 00:58:22 ID:mYbSPokW
「な」
「な」
「な」
「「「なんだってーっ!?」」」
 教室は騒然となった。
蜂の巣突付いたような、という表現がぴったりだ。
「おい、小久保お前……」
「若田部さんに何かしたの?」
「とんでもねえ奴だな」
「だーっ、違う!」
 マサヒコは抵抗した。
彼にしてみれば、何故アヤナが泣き出したのか皆目見当がつかない。
見当がつかないのに、何でこんなに責められなければならないのか。
「そんなに言うなら若田部本人に聞いてみろ!オレは何もしてねー!」
 その一言で、皆の注目がマサヒコからアヤナへと移る。
「わ、若田部さん?あの、あのね?」
 ミサキが先陣切ってアヤナに尋ねる。
心なしか、声が震えている。こちらも、今にも泣き出しそうだ。
「き、昨日……保健室まで行く時、な、何か……その、マサ君と何か、あったの?」
431ピンキリ:2005/06/30(木) 01:00:00 ID:mYbSPokW
「うう……グスッ、そ、れは」
 アヤナは首を横に振ると、事の次第を説明しようと口を開いた。
だが、涙のせいか何なのか、声が上手く外に出なかったようで―――
「こく……君が……ヒクッ、一緒……イク、抱え……後ろから、足……グスッ、持ち上げて……ハ、ハして、保健室、でイ、た……」

「小久保君が息が合わないと一緒に行くのは難しいからって抱えようとしてくれたけど、恥ずかしいから
後ろから足を持ち上げてもらって、ハイハイするような格好で保健室まで行った」
 ……アヤナとしてはこのように言いたかったわけなのだが、
ところどころ涙声で途切れたり小さくなったりで、皆の耳にハッキリと届かなかった。
 そして、断片から皆が推測したアヤナの台詞は次の通り。
「小久保君が一緒にイクからって抱えてきて、後ろから足を持ち上げられてハァハァして保健室でイッた」 
432ピンキリ:2005/06/30(木) 01:01:10 ID:mYbSPokW
 一瞬の静寂、そして……大爆発。
「マサ君!何で、どうして、嘘、嫌、そんな、うわあああーん!」
「小久保君卑猥!」
「ヒドイ……若田部さんかわいそう……」
「小久保!お前自主しろ!今なら法律がちょっとは守ってくれる!」
「スケベ!女の敵!極悪人!」
「小久保ぉお前見たのかぁ、わ、若田部の、あ、アレを見たのかぁッ!」
「小久保君見損なったわ!そんなに悪い人だとは思わなかった!」
 罵声を浴びせられる、こづかれる、胸倉を掴まれる、蹴られる、引きずり倒される。
マサヒコは文字通り揉みくちゃにされた。
「ああああ、あああああああ、あああああああー」
 洗濯機の中で回されたらこんな感じなのだろうか、とマサヒコは麻痺しかけた頭で考えた。
「ああああ、何でこんな、あああああ、ことに、あああああー」
433ピンキリ:2005/06/30(木) 01:03:17 ID:mYbSPokW
 暴動寸前、いや暴動そのものの状態のクラスメイトを横に、アヤナはまだ涙を流していた。
「違う、小久保君は悪くない」と何度も言おうとしているのだが、言葉が出てこない。
もし話せたとしても、今の皆にはとても通じないだろうが。
(ああ、ゴメンなさい、小久保君……トモダチなのに、とんでもないことになっちゃって……)

 トモダチ。
 今のアヤナは、マサヒコのことをそう思っている。
本当にそう思っているのか、それとも思い込んでいるのか。
心の奥底の、自分の素直な気持ちに気づくのか、気づかないのか。

「ああああ、あああああああ、オレ、悪い奴なのかなあああ、あああああー」
「うう、グスッ、うううっ、うう〜」
 少なくとも、当分はトモダチのままの関係でいそうである。
それがどう変わるかは、神様、そしてアヤナ次第ということだ。

「あああああ、ああああああー」
「グス、ゴメンね、小久保君」

            F       I       N
434ピンキリ:2005/06/30(木) 01:03:43 ID:mYbSPokW
以上。
鮮度が命の部分が大きいネタなので、急いで考え急いでまとめ急いで打ち込み急いでチェックし急いで投下しました。
では、また。
435名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 01:04:41 ID:8wgDA/qC
マサヒコ(´・ω・`)カワイソス
436名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 01:08:04 ID:eu3GX7BO

ミサキ(´・ω・`)カワイソス
437名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 01:09:06 ID:nAcW2p32
GJ!!
マサの悲惨さにワロタw
438名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 01:16:30 ID:cFaw9Se5
>地区によっては今週号のネタバレ
なんとなくワロスw

あと>>432は「自首」でしょう。
せっかくの(スクール)水着を絡ませないのはもったいないですね。
どうせなら保健室で(水着のまま)自慰させればもっとエロかった。
アヤナの卑猥なセリフはイイ。個人的には「なんだってー」は余分と感じた。
自慰へのもってイキ方はうまいと思った。
439名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 01:20:54 ID:t2Wb6AI0
いい夢見れそうです!GJ
440264:2005/06/30(木) 01:29:49 ID:S3oDJuWA
いない間に郭氏、ピンキリ氏が…orz
 お二人とも、GJでした。短時間であれだけやるとはやっぱりスゴい!!
 ちなみに、俺はネタバレしちゃった地域の住人です。orz
さて、グダグダの後半投下しますね。
441264:2005/06/30(木) 01:31:09 ID:S3oDJuWA
「マサちゃん…やさしくね」
「できる限り‥そうするよ。痛い時は我慢せずに言えよ?」
「こんな時でも‥やさしいんだね。‥愛してる…マサちゃん」
「俺も…愛してるよ‥ミサキ」
 少年の男が少女の女にあてがわれる。マサヒコはミサキの身を案じ、ゆっくりと進める。自慰行為では得られない快感が、マサヒコを襲う。
(ぐっ…これがミサキの膣!?し、締めつけられるっ)
(ま、マサちゃんのが入ってくる‥うぁっ)
 少年は強い射精感に、少女は強い異物感に襲われ戸惑う。そうこうしているうち、マサヒコのペニスが何かにぶつかった。
「あぅ‥いたいっ…」
 ミサキが悲鳴を上げ、シーツを掴む力が強くなる。これが、いわゆる『少女と女の境界線』なのだろう。
「ミサキ‥いくぞっ…力抜いて」
「うん…」
 ミサキはシーツから手を離すと、マサヒコに抱きついた。互いに覚悟を決める。一呼吸。そして、一気に少年の刀が少女の盾を突き破った。
「いやああああ!!!!」
 痛みに歯を食いしばり、涙を流して耐えるミサキ。マサヒコの体に爪が食い込む。マサヒコは動きを止め、ミサキの痛みが軽くなるように涙を舌で舐め取り、耳、頬、首、肩と優しくキスをする。
442264:2005/06/30(木) 01:32:03 ID:S3oDJuWA
「ミサキ…大丈夫か?止めるか?」
「んっ‥いいの。やめ…ないで。…痛くっ‥ないよ?‥ハァ。本当…だよ?」
 やっと結ばれた愛しい人と離れたくない―。ミサキは、必死で痛みをこらえた。
(無理すんなよって言ったのに…コイツ)
 マサヒコがふと結合部を見やる。自分の分身が、少女の鮮血と混じり合う。シーツには、赤い斑点が染み付いていた。
(シーツ…どうしよう?‥また美術の宿題だってごまかすかな…)
 そんな事を考えている間に、ミサキの呼吸は安定しつつあった。タイミングを見計らって、徐々に腰を動かし始める。ミサキの中で、痛みから快感が強まっていく。
「ずちゅっ‥ずちゅっ…」
湿った肌と肌がぶつかり合う。その音は、二人しかいない小久保家に響く。
「うわぁっ‥ハァ‥あぅ…マサちゃあん」
「ぐっ…な、何だ?ミサキ‥」
「ひゃうっ…愛して‥る。…あっ‥あん」
(ミサキ…お前)
こんな時でさえ、『愛してる』と言ってくれたミサキ。マサヒコは、彼女の思いがどれだけ深いか改めて気づく。
(ミサキがこんなに俺を思っていたのに、気づかなかったのか…ずっと)
友達やクラスメイトに、『鈍い』とは言われていた。しかし、本人は別に気にしてなかった。
443264:2005/06/30(木) 01:33:56 ID:S3oDJuWA
 しかし、今日この瞬間―それを如実に実感した。少年の心は自らへの怒りと、ミサキへの罪悪感で満たされた。それが少しづつ色濃くなっていく。いつの間にか、少年のミサキへの配慮心は失われていた。
乱暴に腰を動かす。滴り落ち、はじける汗。髪の乱れる音。互いの悲鳴にも似た喘ぎ。これら全てが音を奏でる。―さながら二人の『青春狂騒曲』といった感じだろうか。
 そして、曲は最終楽章へと進む。
「マサっ…ちゃん‥私、またイッちゃうよォォ…!!」
「オ、俺もだっ…ミサキ‥」
「い、いっしょに…あんっ‥イこう?ねっ?」
ミサキの中が急激にマサヒコを締め付けた。まるで、マサヒコの性器をちぎろうとするように。
「ああ‥」
 マサヒコは、それに答えるようにスパートをかける。
「マサちゃあん‥マサちゃあん…あっああ!!!」
「ミサキ…ミサキィィイイ!!!」
少年の性器から放たれる、青い衝動。みるみるうちに少女の中を満たしていく。
マサヒコが、自分の性器をゆっくりと抜いた。女となったミサキの裂け目から、まだら模様の液体が溢れ出す。箱からティッシュを数枚を取り出す。マサヒコは、それでミサキの秘部を優しく拭いた。ミサキは、じっとその動きを見つめている。
444名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 01:34:10 ID:eu3GX7BO
           ,.. -‐'´ ̄ , -‐   ̄``‐ 、 _
          ,/        ̄        ` 、
       /                  .|   \
      ,/ ,        `、   l    l    |    ゙、
      / /   ,.  l ,   |   ヾ  |    |     `l
.     / /   | }  | {    l   l、゙、 |    |     |
    ,/,/ /  i i  /l l   |\ .| `、 |    |   }  |
    // i  i i. |.i .j|`、.|゙i   }. ヽ, l  ゙、| i   ト、.   | .|
   //i |  i/ ij |_L_ ゙,j. |  | ,.-kイ‐ト、i_ |  .|-、i  | |
.   i/l| |   .i| r'" l_i _``j. ゙、 | | ,._゙/  |`|  l >,ヾ、.| j
   ij l /   { i r"/Jド`'l.  ゙、l.'´i,ィ`:i` 、} }  ,|' n ヽj /   ________
.    |.}|  .i、 }l { ;;;; }      l ;;;;; } "| || /i| ζ `,l`j'.  /
     i|`、 .i lt| ` .`-‐'      `-'" |,l| ,l i| '/=丿 <  卑猥
      ゙、 |、j | '///       ////  ' | / jイ/,.'イj'j^、  \
       ヾ`' l     ヽ         .'ノ ///|l || |    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          `、    r---‐‐┐   /ノ,"''/  |.|| | |
            \,  ゙ 、 __,,.- '   ,/ .l /  | | | |j
             /j,,.、     ,. '"    |'   l | | |'
            //i ノト 、,.、'".      |  ノ、 | |'
            ノ,' | .l'/   l        ゙、 l |.|
           ノ / | | j  ,..l /       `'-、j,'l
         / _,,..r-|'" ̄  '           .`゙フ>-、_
445264:2005/06/30(木) 01:34:50 ID:S3oDJuWA
「‥ねえ、マサちゃん」
「?うん?」
「私達一つになったんだよね?夢じゃないよね?」
「ほら、夢じゃないだろ?」
マサヒコの手がミサキの頬をつねる。「ホントだ…痛いよ、マサちゃん?」
「あはは‥ゴメン、ゴメン」
手を合わせて謝るマサヒコ。
「いいよ…許したげる。…グスッ‥あれ?涙が出てきた」
「!?ゴメン!俺強くつねりすぎたか?」
「…バカ」
やっぱりマサヒコ鈍っ。少年はミサキの涙の意味が分からず、困惑している。一方、喜びの粒は頬を通じシーツを濡らしていく。
「えーと…あの‥ゴメンな?今まで気づかなくて」
「ヒック…何に?」
「お前の気持ちにだよ」
「ううん、気にしなくていいよ…。それより、宿題できなかったね‥」
「なぁに、また明日にでもやればいいさ」
 互いの顔が笑顔になる。しかし、マサヒコはある一点を見つめて動きが止まった。
「マサちゃん?」
「さ‥さ‥さ…」
「さ?」
「3時半だああああああああぁぁぁ!?」
446264:2005/06/30(木) 01:35:31 ID:S3oDJuWA
「えっ?」
「後30分で先生達が来るっ!! ミサキはすぐにシャワー浴びろ。メガネに悟られた日にゃ、この世の終わりだっ」
「う、うん」
小久保少年の行動は素早かった。服を着替え、換気をする。シーツを取り替え、ティッシュをトイレに流す。ミサキには部屋で勉強していたふりをさせる。カンペキだ。何事もなかったかのように、家庭教師を待つ。
 そして、チャイムが鳴る。マサヒコは恐る恐るドアを開けた。
447264:2005/06/30(木) 01:36:17 ID:S3oDJuWA
「どうぞ…あれ?」
 そこにはアイしかいない。
「ゴメンね…先輩、 今日頭痛で休みなの」
「的山は?」
「リンちゃんは、旅行だって」
マサヒコ、苦労が水の泡。思わず肩を落とす。内心ホッとはしたが。
「まぁ‥上がって下さい」
「は〜い♪…ところでマサヒコ君?」
「何ですか?」
「頬にキスマークが付いてるよ?」
「!?」
慌てて顔を拭うマサヒコ。
(しまった…バレたか?)
「ウ・ソ♪どうしたの?いつものキミらしくないよ?」
「き、気のせいですよ」
「そう?ならいいけど」
二階へ上がるアイを見届け、台所へ向かう。茶を注ぎ、菓子を載せる。大きくため息をつく。
(先生にバレたら…どうにか口止めしないと‥)
部屋のドアを開く。ミサキが顔を赤らめ泣いている。先生はオロオロしている。
(同じこと言ったな…この人)
さっきの仕返しに何のフォローもしないことにした。先生が、救いを求める眼差しで見つめてくる。
(マサヒコくぅん‥。何で助けてくれないのよぉ…)
 結局、この日の授業は終始ギクシャクしたのは言うまでも無い。


おしまい。
448264:2005/06/30(木) 01:43:47 ID:S3oDJuWA
以上です。
 制限食らわないで安心しました。携帯のパケ代が30万突破(定額制ですが)したのも初。SS書いたのも初。色々なことが初体験で緊張しました。
最後に…こんなしがない奴のSSをお読みいただいた方々、本当に有難うございました。
449262:2005/06/30(木) 01:43:55 ID:Ze6wy7yY
>郭氏
「大好きっコお兄ちゃん」でいいと思います
ちょっとした思い付きを文章にしていただき感謝感謝です。264氏も携帯から乙彼様GJ!
450名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 01:53:02 ID:cFaw9Se5
>>448
パケット「代」で300kかよ!?そりゃすげえな。
携帯から投稿するときには改行に気をつけれ。一行40字程度で改行すると
PCからでも見やすい。
流れはいいかと思います。個々の描写をもっと丁寧にすればエロさはより増すでしょう。
初のSSということでしたが、これからも頑張ってください。

ですが、もし万が一あなたが21歳未満だとしたら、
これからはエロ妄想を含まない範囲で2chをご利用くださいね。
451264:2005/06/30(木) 02:12:26 ID:S3oDJuWA
>>450
大丈夫!21は超えてますww
後、前半は参考にします。 忠告サンクスです。
452名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 10:31:09 ID:zxAwV89B
自慰はィイ
453名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 10:36:33 ID:Ii9E81vP




              ふぅ・・・・




454名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 21:05:33 ID:jxyPHiQ/
ドミンゴさま、新参者さまの続きはまだかな・・・
455名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 21:12:56 ID:HpjiJzCU
同意。ついでにミセリ神も
456名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 21:45:29 ID:Bmtms0h1
同意。久しぶりに82氏も
457名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 22:30:59 ID:8wgDA/qC
264氏GJ&携帯から乙!
458名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 22:32:46 ID:qqppQZLA
召喚のAA

      ∠Y"´゙フ    
      ;' ゝ‘,,ェ)
     ; '    ;  
     ゙;(ノ   ';)
     ヾ,;'   ';    
      ''∪''∪     
459トマソン:2005/06/30(木) 23:26:58 ID:59aU1t1f
トマソンです。

他の職人さん待ちのところに割り込んですみません。

私もアヤナ押し車ネタでひとつ。
>438氏に先に言われてしまったのですが、スク水オナニーネタで。

460トマソン:2005/06/30(木) 23:28:36 ID:59aU1t1f

「いたたたたっ!」
 体育の、水泳の授業での準備体操中のこと。
 若田部アヤナは、プールサイドの段差に脚をとられ、足首を痛めてしまった。
 たまらず悲鳴を上げ、顔をしかめ、うずくまる。皆がアヤナの周りに集まった。
「わ、若田部さん大丈夫?」
「どーした?」
 騒ぎに気づいた先生が心配そうにアヤナを見やる。
「先生、今アヤナちゃんの足がコキっていいました! 足コキです!」
「そりゃいかんな、保健室に行かんと。 おーい保健委員ー」
「私です」
 皮肉にも、アヤナ自身が保健委員だった。
「なんと。んじゃ、男子の保健委員はー」
「あ それならマサ君だ」
……
「とゆーワケで、彼女を保健室まで連れてってやって」
「わかりました」
 てなわけで、男子グループの中で準備体操をしていた小久保マサヒコは、アヤナを
保健室まで連れて行くことになった。
461トマソン:2005/06/30(木) 23:30:11 ID:59aU1t1f

 マサヒコは、はじめはアヤナをおぶって連れて行くつもりだったが、的山リンコが
「これだけ薄地だと、背中に胸の感触、直に伝わってくるね」
と余計な一言を言ったため、アヤナが断固拒否。女心は複雑だ。胸が大きければ
大きかったでコンプレックスになるらしく、おぶってもらうのはどうしても嫌だという。
 そこでほかの方法を試したのだが、二人三脚は二人の息が合わず、梅雨時とあって
滑りやすい床に脚をとられ、二人して転倒。
 腕で抱えて運んでいこうとすれば、マサヒコがアヤナを真後ろからM字開脚にして
抱き上げてしまったのがアヤナの逆鱗に触れ、アヤナは癇癪を起こしてしまった。
「もういい!! 自分の力で這っていくから、アンタは適当にサポートして!」
 かくして、廊下に体を這わせ、両手で這い進もうとするアヤナ。
 マサヒコはその両脚を持ち上げ、少しでも進行を助けようとした。
462トマソン:2005/06/30(木) 23:31:42 ID:59aU1t1f

(……あ゛?)
 アヤナの両脚に左右の腕を回し、持ち上げたそのとき、マサヒコの眼前に広がった
のは、蠱惑的な眺めだった。
 豊かな肉付きのヒップ。緩やかにカーブして水着に覆われた尻たぶは、まるで桃の
ような形で、マサヒコの自制心をくすぐる。大きく開かれ、その間にマサヒコの体を
受け入れた、真っ白な太腿。そのわずか先、太腿の付け根は、ぎりぎりのところで
水着に覆われ、ちょうど水着の幅が一番狭いところが丸見えになっている。
 そこに息づくわずかな膨らみが、薄い布一枚を通して向こうにある媚肉を想像させ、
マサヒコの目を捕えて離さない。
(もし、この布切れをちょっとずらしたら……)
 思わずそんなことを妄想してしまうマサヒコ。下半身がピクンと震え、着用した海水
パンツの前が次第に膨らみはじめた。
 アヤナはそんなことには気づかず、必死に両腕で体を支え、保健室へ歩を進め……と
いうより、這い進んでいく。
「はぁ……はぁ……」
 荒い息をつき、腕を進めるたびに、豊かな尻たぶが左右にゆれ、太腿の筋肉がつら
そうにひくひくと蠢いた。
 マサヒコはアヤナにあわせてゆっくりと歩を進めたが、魅惑的な眺めから視線を外す
ことが出来なかった。彼の下半身の膨らみも次第に獰猛になり、いまや海水パンツの前
にテントを形成していた。
(やばい……これを若田部に見られたら……)
 それでもマサヒコは視線を外せなかった。
463トマソン:2005/06/30(木) 23:34:26 ID:59aU1t1f

 ようやく保健室の前に到着した二人だが、マサヒコは両手がふさがっている。
 マサヒコが一旦アヤナを下ろしてから、ドアを開ければよいのだが、アヤナは健気に
片手で体を支え、残った片手を上げ、ドアを開けようとした。
が、女の子の力では片腕で上半身を支えるのは無理だった。
「あうっ……」
 結果、アヤナの上半身は床に崩れ落ち、マサヒコに支えられた下半身が高く持ち上げ
られた格好になる。蠱惑的な眺めに気をとられていたマサヒコは歩みを止めるのが一瞬
遅れ、マサヒコの下半身がアヤナのそれに接近した。マサヒコの股間の膨らみが、
アヤナの両脚の間、水着の幅が一番狭くなっているところを軽くつついた。
「ひゃうっ!?」
「うっ……」
 電流が走ったように、アヤナの体がピクンと反応した。たまらず両脚をもがいて
マサヒコの腕を逃れると、アヤナは体を回して床に座りこみ、体を縮めて両手で股間を
押さえた。
「ばっ……馬鹿っ! どこ触ってんのよ!」

 マサヒコはマサヒコで、男性自身の先端に加えられた軽い接触に、体をビクッと震わ
せたところだった。今、俺のアレの先端が、若田部のアソコをつっついた……。
「う゛……いや、その……悪い、若田部……」

 ここで初めてマサヒコの姿を見たアヤナは息を呑んだ。マサヒコの海水パンツの前は
くっきりと膨らみを見せている。そして、今までマサヒコの両腕は自分の両脚を支えて
いたはずだ。 
 では、今、自分の体に触れたのは……
464トマソン:2005/06/30(木) 23:36:19 ID:59aU1t1f

「小久保君……今まで、両腕で脚を支えていてくれたわよね……」
「あ、ああ……」
「じゃ、今、わたしに触れたのは……」
 アヤナの視線がマサヒコの水着の前の膨らみに突き刺さる。
「いや、あの、その……」
「……馬鹿っ、馬鹿馬鹿馬鹿っ! 責任とってくれるんでしょーね!」
(男の……男の人のあれが、私のあそこを、つついた……) 
アヤナは廊下に座り込んだままパニックに陥った。
 そのつぶらな瞳にじわっと涙が浮かび、頬にあふれ出す。アヤナは学校の廊下に
いることも忘れ、泣きじゃくった。
「ひどい……ぐすっ、ひどいよ、小久保……君……ひくっ……わあああん……」
 マサヒコとて若い男、女の涙にはかなわない。とりあえず謝ってしまう。
「若田部……その、悪い……」
 それを聞いて、アヤナのパニックも多少は和らいだが、涙は止まらない。
「でも、まずは保健室に入って、治療しなきゃ……」

「どうしたの?」 
 二人に気づいた保健の先生が保健室の中からドアを開け、声をかけてきた。
「ちょっと悪い、我慢してくれ」
 マサヒコはまだすすり泣いているアヤナに声をかけ、右腕でアヤナの肩の下を、
左腕で両膝の下を支え、姫抱えにして運び、保健室のベッドに下ろした。
(というか、はじめからこうやって運べばよかったな)
 先に気づけよマサヒコ。
465トマソン:2005/06/30(木) 23:37:11 ID:59aU1t1f

 アヤナをベッドに下ろしたマサヒコは保健の先生に事情を説明した。
「実は、これこれしかじかで……」
「ふーん……じゃ、ちょっと我慢してね」
 保健の先生はそっとアヤナの足首に触れ、骨には異常がないこと、だが少々腫れて、
ほてっていることを確かめた。
「まあ、捻挫だわね……湿布を貼って、安静にしていれば2、3日で直るわ。あとは
任せて、あなたは授業に戻りなさい」
 先生は湿布を取り出し、マサヒコを授業に帰した。
「でも、若田部さん、どうして泣いているの? そんなに痛い?」
「……なんでもないです」
「でも、そんなに頬にあとが残るほど……」
「なんでもないんです!」
 アヤナがたまらず声を荒げた。いくら先生でも、立ち入っていいことと悪いことが
ある。この件は立ち入ってほしくない。
 それはそうだろう、事故とはいえ、同級生の男の子に、男のシンボルで女体の芯を
つつかれて、ショックで泣いている、とは言えない。
「そう……じゃ、とにかく安静にしているのよ。幸いあなたの家は近いはずだし、
歩けるように添え木をしておくから……」
 手際よく、湿布を貼り、添え木を包帯で固定する。
「歩けるようになったら、教室に帰っていいわ。でも無理しないでね」
 手当てを終えた保健の先生は、別用があるらしく、保健室を出ていった。
466トマソン:2005/06/30(木) 23:39:28 ID:59aU1t1f

 保健室のベッドに一人残されたアヤナは、さっきのマサヒコとの接触を反芻していた。
(小久保君ったら、よくもあんなもので私に触れてくれたわね……
 でも……全身を走ったあの感覚は……いったい……)
 アヤナはスクール水着のまま、上半身にはパーカーを纏い、保健室のベッドに
横たわり、腰から下には毛布をかけている。
 毛布の中で、そっと自分の指を股間に持っていき、水着越しにさっき刺激を受けた
箇所に軽く触れてみた。
「あっ……」
 アヤナの体に電流が走り、たまらず甘い声が漏れた。
(なっ、なによ、これ……)
 今度はもう少し強めに、同じところを押してみる。
「うっ……」
 またしても電流が流れ、ピクンと体が跳ねてしまう。
 今度はそっと上下になぞってみた。
「ああっ……」
 アヤナの声が次第次第に高まり、甘さを増していった。
 さらに指に強弱をつけてみる。あるときは触れるか触れないか位に軽く、あるときは
男の荒々しい指を想像して強く。そしてついには、さっき自分のそこに触れた、
マサヒコの男根を脳裏に想像しつつ、自らの体に刺激を与えていった。
467トマソン:2005/06/30(木) 23:42:44 ID:59aU1t1f

 いつしかアヤナは、自ら思い切り両脚を広げていた。水着越しに右手の中指で秘奥に
刺激を与え、どこが感じるのか、自分の体を探索してゆく。左手はパーカーの中に忍び
込ませ、豊かな乳房を揉みしだき、乳首をつつき、転がした。
 アヤナは全身に流れる快感に身を任せ、たおやかな体をよじった。
「あんっ……ふうっ……ああっ……」
 プールに入る前に保健室に来たのだから、アヤナのスクール水着は乾いていたのだが、
その微妙なところだけが、次第にぬめりをおび、紺色が濃くなってゆく。
(こんなところに誰かが入ってきたら……)
 アヤナは荒い息をつきつつ、自分が保健室にいることを思い出すが、体は快感を求め
続けており、その指は止まらなかった。スクール水着の股間を覆う、最も幅が狭い部分
は、いまや左右の端までが、しっとりと濡れていた。その濡れた部分は、それが覆う
媚肉にぴっちりと張りついて食い込み、上下に走る溝をくっきりと形作っていた。
「あっ……あんっ……はう……ん、あああーっ……」
 アヤナは声が漏れるのを押さえられなかった。ついにアヤナはひときわ甘い声をあげ、
体を硬直させた。
 ピンと伸びた体が脱力し、荒い息をついて余韻に浸る。
 アヤナの人生初のオナニーだった。
468トマソン:2005/06/30(木) 23:45:51 ID:59aU1t1f

 アヤナが余韻にひたりつつ、ようやく息も整ってきたそのとき。
「失礼しまーす……あれ、先生はいないのか……」
 ドアをあけて、制服に着替えたマサヒコが入ってきた。まっすぐにアヤナが横たわる
ベッドに脚を運び、アヤナの顔を覗き込む。
「若田部、もう水泳もホームルームも終わったんで様子を見に来た。具合はどうだ……
って、どうしてそんなに顔が赤いんだ? 風邪ひいたか?」
「こ、くぼ、くん……」
 アヤナは脱力した体を無防備に横たえ、顔を上気させて、トロンとした瞳を
マサヒコに向けた。美しい栗色の髪が乱れ、どきりとするほど色っぽい。
「体温測ってみるか? えーと、体温計は……」
 戸棚に向かおうとしたマサヒコだったが、アヤナが毛布の中から手を伸ばし、
マサヒコの腕を引いてそれを止めた。
「……? どうしたんだ、若田部……」
「風邪じゃ、ないわ……捻挫は、湿布と添え木で手当てしてもらったから、歩けると
思うけど……でも、不安だから、家まで送って……」
 アヤナの上気した顔、潤んだ瞳がなんとも色香を感じさせる。マサヒコに、この魅力
に抗う力があるはずもなかった。
「あ、ああ……」
「嬉しい……それじゃ、着替えてくるね……」
 アヤナはそっと体を起こした。毛布から床に下ろした足首に、幾重にも巻かれた包帯
が痛々しい。
(馬鹿にしおらしいな……怪我のせいで、不安にとらわれてるのかな? それなら、
不安を取り除いてやらなきゃ……)
 やはりマサヒコは基本的に優しい。その優しさがどんな結果をもたらすか、今はまだ
知る由もなかった。
469トマソン:2005/06/30(木) 23:48:28 ID:59aU1t1f
 足首の痛みに耐えて、なんとか制服に着替えて更衣室から出てきたアヤナを、
マサヒコは若田部邸まで送った。脚を引きずり、ともすればふらつく彼女を気遣って
ゆっくり進んだので、普段よりだいぶ時間がかかったが、それでもせいぜい10分ほどの
道のりだ。
 玄関のドアを開けたアヤナはマサヒコに向き直った。
「今日は、両親も兄さんもいないの……お茶淹れるから、上がって」
「いや、でもそんな……」
「……いいから上がっていって」
 何かを訴えるようなアヤナの瞳。その魔力に抗えず、マサヒコは若田部邸の玄関の
中に歩を進めた。
「そうか? それじゃ、お邪魔します……」
 同時に土間から上がった二人だが、段差を上がったところで、アヤナは足首に痛みが
走り、その体がふらついた。
「あっ……」
 すかさずマサヒコが腕を伸ばし、倒れそうになったアヤナを抱きとめた。
「大丈夫か?」
 はっとアヤナがマサヒコのほうを向くと、その顔のほんの10センチほど先に、
マサヒコの顔があった。
 アヤナの吐息がマサヒコの顔にかかり、その瞳は潤んで、何かを求めるように
マサヒコを見つめている。アヤナの体を支えたマサヒコの腕に、たおやかな女の体の
量感が伝わり、シャンプーの匂いがマサヒコの鼻腔をくすぐった。
 アヤナは顔を紅潮させ、そっとマサヒコにささやいた。
「責任、取ってもらうわよ……」
 マサヒコはアヤナの深い瞳に吸い込まれそうな感覚に陥っていた。
「……うん……」
「嬉しい……」
 その答えを聞いてマサヒコに向けられたアヤナの笑顔は、中学生とは思えぬほど、
妖艶といっていいほどに艶やかだった。
(責任って、どう取らされるんだろう……?)
 マサヒコは一抹の不安を覚えたが、目の前の女性に目が眩んで、そんな思考はあっと
いう間に溶けていった。二人きりの宴が今、幕を開いてゆく。
470トマソン:2005/06/30(木) 23:49:48 ID:59aU1t1f
以上です。

エロ本番はこれからともいえますが、魔性の女を書く筆力はありませんので、
まあここまでということで。

タイトルは「捻挫に始まる夢」で。
471名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 00:15:53 ID:hO2YbSJh
ハァハァGJ!
こっちのオナヌー話のほうが圧倒的にいいや。
472名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 00:18:48 ID:IDepz3gc
うおおおおお生殺しだぁぁ!!でもトマソン氏乙!
後は脳内で補完します。
473名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 00:35:15 ID:kh3yzRLz
トマソン氏GJ!
願わくばこの続きを書いてくだせえ
もうね、この続きを考えるだけで・・・ウヒョー

それにしてもすごいペースで投下されてるスレだ・・・
ここまで投下ペースが早くていいんだろうか。
急に職人さんがいなくなったりするんじゃないかと不安になってくるのは俺だけですか?
474名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 01:28:20 ID:B2BKNZPn
>>473
いいゆめが覚めてしまうような不安ってことですね。
で夢精と…
475名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 02:29:39 ID:aG2M9r02
ト、トマソン様…乙です…、続きを…つつぎを、書いて…書いてくださ…い…ぐふ!
476名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 02:37:14 ID:1y+0gu1K
477名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 06:41:16 ID:V+BLSmxu
 なかなかの卑猥っぷり(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
478名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 08:43:29 ID:NJUHkC8X
トマソン氏超GJ!イイ!よすぎる!
それにしても、同じ自慰話でもここまでおもしろさとエロさに差が出るのな。
これが筆力の違いってこういうことなのな。トマソン氏のほうが断然すごすぎる。
479名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 08:52:48 ID:5HK6Wzxx
本番よりエロかったです。
480名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 09:01:51 ID:xV+xYxJ/
で、続きは
481名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 09:05:33 ID:XA1pYh/N
           _,. -――-- 、 _
        ,. '"´         ` 、
      /      ,.        
    /    ,,  /.| |、   l、   
   /,    /,' /  | | `、 | \  
 //´|    / _,L,イ-'"|.|  ゙、-ト-、ゝ 
 "  |   l'  l /   l   `j   `, 
    |    | '´. l  '   l     /    
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    | / .゙l、 |   |     |   /   
    '".  | ゙、.| ///   /// /,./   
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       ` 、_     `'"   _,,.ィ'/´
          ̄ ̄ ̄|" __|/_l/ 
           l"´ ̄| l   L 
           /   O`'    ヽ
482名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 12:19:52 ID:hO2YbSJh
>>478
禿同
同じ具材ならより腕のよい料理人に調理してほしい
483名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 12:25:51 ID:P8Y3LiO1
あんまり他の作家と比較するのはイクナイと思うぞ
484名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 13:51:55 ID:GcG05dSo
トマソン自身もやりにくくなると思うんだが。
そういう事に、あんまり気が回らないのかなぁ。
485名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 13:53:01 ID:xPJz1Hdl
なんか定期的に涌いてくるな。しかも何故か特定の人物
俺はいつもイイと思ってるからなおさら許せん
それと職人さん達GJ
486名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 14:03:02 ID:lydQoSnd
比較は失礼だよな
どっちの作品が好きかなんて個人の問題なんだし
こっちのほうが良かったとか言われると、別の職人さんがわざわざ書いてくれたのを否定してるように思えちゃう

オレはどっちの作品もおもしろいと思った
487名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 15:50:14 ID:hO2YbSJh
比較だめなんだ。
カレーを別々の店で食べて、どっちがおいしかったかって話と同じなんだけどだめなんだ。
ふーん、そりゃ悪かったすまんすまん。
批評もだめなんだ。
GJと乙はいいけど、つまらないとかおもしろくないとかはだめなんだ。
ふーん、そりゃ悪かったごめんごめん。
そうだよな、人の好みがあるもんな。
それを考えずバカ正直に私見書きこんじゃ失礼だったな悪い悪い。



なあ、なれあい色強すぎじゃないか?
488名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 16:17:16 ID:XA1pYh/N
ヒント:ここは大人の時間
489名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 16:17:38 ID:8ayl+1a8
言葉を選んでの決してただの悪口にならない批評ならしてもいいと思う。
でも比較はダメでしょ。たとえ悪気がなくとも、誰よりも誰が上手いとかは、持ち上げられた方だって投下しずらくなるだろうし。
それと言い方は悪いけど金を貰ってない以上は皆さんプロのシンガーじゃなく、どんなに上手くともカラオケ名人なのを忘れちゃいかん。
気持ちよく歌ってもらうには冷静な診査もそうだけど、なにより聴いてる人の手拍子は欠かせないと思うよ?
490名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 16:28:05 ID:P8Y3LiO1
批評は大事。比較は無粋。こんな感じだな
491名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 16:47:41 ID:Uo8POUcA
>>487
落ち着け。21歳以上ならもっと冷静に意見を交換しあおうぜ。

とりあえず、「これが筆力の違いってこういうことなのな」の部分は失礼こいた。
脳と下半身が興奮したあまりうかつにも比較論のような書き方をしてしまった。申しわけナイ。
上のほうでcFaw9Se5の人がやってたような批評・意見のしかたが一番ふつうで正しいのかな。

で、ばんばん意見と批評を書いていったらいいと思うんだが、どうか。
職人さんもGJと言われて嬉しいだろうけど、多少批判的でも建設的な意見なほうがためになるだろうし。
どこがおもしろかったとか、なにがつまらなかったとか、乱暴すぎず荒れないようにやればいいのでは。
>>270が言ってた「少しおかしい方向に行っちゃってる」ってのは、
住民が優しすぎて馴れ合いマンセーレスばっかになってるてのも含んでるんでは(違ってたら270氏スマン)?
492名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 17:08:23 ID:Y0a5uqDH
やっぱここは良いなぁ、落ち着いて見てられる
493名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 17:08:38 ID:IDepz3gc
お前ら勘違いしすぎ。ここは官能小説家を目指すために職人が切磋琢磨していくスレじゃねーんだよ。
素人が自己満足のために書いてんだからいちいち批判すんな。俺らはその自己満足のおこぼれをいただいてるんだよ。
批判、批評が職人の国語力の上達に繋がるとかくだらねーこと言ってる奴は空気嫁。ここ単なる掲示板だぞ?
嫌ならスルー、良ければGJ。波風たてないのが一番。

>>487
カレーは金払ってんだろが。ここの職人はいつ居なくなってもおかしくないんだぞ。小説が投下されなかったら
批判もなにもあったもんじゃねー。
494名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 17:30:48 ID:vPtauwkQ
>>487
カレー屋当人の目の前でいうことかよって話だろ
495名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 18:30:20 ID:hO2YbSJh
わかった。>493に納得した。あやまります、ごめんなさい。
496名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 20:41:18 ID:6M+1Fmn3
てかここホント荒れないよな。
なんだかんだいって好い奴ばっかじゃねえか。
愛してるぞおまえら。
497名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 20:48:50 ID:d4An9Zx8


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498名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 22:06:55 ID:ylTOfxST
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 "  |   l'  l /   l   `j   `, 
    |    | '´. l  '   l     /  いいんちょ
    | /、  |.  │    │   /        口臭いぞ↑
    | / .゙l、 |   |     |   / 
    '".  | ゙、.|         /,./ 
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           l"´ ̄| l   L 
           /   O`'    ヽ
499郭泰源:2005/07/02(土) 01:21:45 ID:ywleTf3W
はい、またも予告先発アヤナ×マサヒコ。しかし…ビビりますよ、最近の読者の厳しい目には。
エロれるように、精進しまする。嫁さんにも、最近エロ描写ワンパ気味って言われる始末だしな。
エロ描写ド下手なポンコツとしてはねえ、焦るわけですよ。
あ、スルーは「本番無し」「オナニーのみ」です。では、投下。
500郭泰源:2005/07/02(土) 01:32:31 ID:ywleTf3W
「…しかし、豊田先生なんであんな焦って出て行ったんだ?」
「さあ…それより悪いけど、小久保君」
「ああ…じゃ、肩につかまって、若田部。よいしょっと…」
“ガチャ”
「先生、お願いしま…あれ?」
保健室には、誰もいなかった。
「?あ、書き置きがあるわ…1時間ほど部屋を空けるって…」
「そっか。ならしよーがねーな…若田部、イスの上に座れる?」
「う…うん」
「ちょい待ってな。タオル持ってくるから、体拭いて。そんで応急処置しとくから」
「あ、ありがとう…」
冷却スプレーをアヤナの患部に吹きかけ、アヤナに痛みの具合をたずねながら
シートを貼り付けるマサヒコ。テキパキと動くその姿を、アヤナは少し意外に思っていた。
「…結構、こういうの慣れてるんだね、小久保君?」
「え?ああ…はは、俺さ、一年のときも保健委員やってたからな。
それより大丈夫か?若田部…足少し、腫れてるかもだな…」
心配そうな目で見つめながら、アヤナのくるぶしのあたりに軽く触れるマサヒコ。
そんな彼の行為に、思わずアヤナは顔を赤らめてしまっていた。
勿論、マサヒコが邪心をもって触れているのではないということは、頭では理解していた。
それでもお年頃のアヤナにしてみれば、異性にそんな風に触れられるというだけで恥ずかしいのだ。
「よし…熱はとれてきたみたいだな。もう体も乾いたろ?自分でベッドいけそうか?」
「う…うん」
立ち上がり、保健室のベッドに向かおうとするアヤナだったが…。
「あッ…」
無理をして自力で立ち上がろうとしたものの、鋭い痛みが患部に走り、バランスを崩してしまった。
「ああ…ホラ、無理するなよ、若田部」
§
501郭泰源:2005/07/02(土) 01:33:15 ID:ywleTf3W
危うく倒れかけたアヤナを、マサヒコは軽く抱きとめた。
「ご…ゴメン…小久保君」
「いいって…じゃ、肩貸すからさ。よいしょ…」
マサヒコは仕切のカーテンを開け、ベッドにかけてあるシーツを折りたたむと、
丁寧にアヤナの体をそこに横たえた。
「大丈夫?若田部?」
「うん…ありがとう、小久保君」
「それじゃ…俺、先生が帰ってくるまで少し待ってるな?」
「え…そんな。いいよ、もう授業に戻った方が…」
「いや…女の子ひとりにしとくわけにはいかないよ。俺、向こうのイスに座ってるから…」
「あ、ありがとう…」
「いいって、若田部。昨日夜更かしして寝不足でさ。俺、少しサボりたいとこだったんだ」
微笑むと、マサヒコはカーテンを閉めた。
(小久保君て…不思議なひとだな…)
アヤナはそう思った。今日のこともそうだったが…。無神経かと思うと妙に優しくて、
意外に心配りがこまやかなところもある。そしてなによりアヤナが不思議なのは、
いつもと言って良いほど女の子に囲まれていながら、全く気取りがないところだった。
(それに…他の男子と違って、あたしのことも、全然…イヤらしい目で見ないし)
アヤナ本人はまだ気付いてなかったが―。
そのことについては、彼女の心の中で少し寂しい思いもあったのだった。
(でもなんだかんだ言って、やっぱり優しいよね…小久保君)
保健室に着くまでの時間を思い出していた。確かに少しトボけたようなところはあったが、
マサヒコが彼女の体を気遣ってくれたことは間違いない事実である。
(さっきも…あたしを抱きしめて…くれたし…)
思い出して、アヤナはまた顔を赤くした。
(小久保君の体…硬かったな…)
§
502郭泰源:2005/07/02(土) 01:33:48 ID:ywleTf3W
触れ合ったマサヒコの肉体の感触を思い出して、恥ずかしさとともに別な感情が芽生えるアヤナ。
(男の子のからだって…あんな風なんだ…)
身長も伸び、日に日に男っぽく、たくましくなりつつあるマサヒコ。
外見的にも、去年の夏合宿のときとは明らかに違っていた。
そしてアヤナは、自分の胸が今までに感じたことのない感情でざわつきはじめるのを感じていた。
年の離れた兄や仕事に忙しい父親とは元々あまり接触がなく、
実はアヤナは男性とうまくコミュニケーションをとれる方ではなかった。
しかし、不思議なほどマサヒコにはいつも素のままの自分でいられた。
(ふぅ…あたしは…こんな風に思ってるけど…小久保君は、どうなんだろう?)
そう思ってアヤナは少し体を伸ばすと、カーテンを開け、マサヒコがいるはずの場所を見た。
「すぅ〜…、くぅ〜…」
(こ?小久保君?)
どうやら、寝不足というのは社交辞令でも冗談でもなく、本当だったらしい。
イスに座り、腕を組んだ状態でマサヒコは爆睡中であった。
(ふふ…寝ちゃったんだ…可愛い寝顔だナ…)
アヤナは足の痛みをこらえながら起きあがり、ベッドから出るとマサヒコを起こさぬように近づいた。
(睫毛長くてばっさばっさ…肌もきれい…ヤダ、小久保君ってそこらの女の子よりキレイかも…)
成長中とはいえ、どこか中性的な雰囲気をたたえたマサヒコにまたも胸が高鳴るアヤナ。
さらに近寄ると―少し、斜め方向からマサヒコをのぞきこんだ。
(プールのカルキっぽい匂いと…汗の匂いかな?でも…ほかの男子やお兄ちゃんの汗みたいな…
臭くて、嫌な匂いじゃない…なんだか…小久保君の匂いって…好きかも…)
ふわり、とマサヒコの匂いがたちのぼり―アヤナの目の前には、無防備なマサヒコのうなじがあった。
(癖っ毛っぽいな、小久保君は…いつも少しハネちゃってるし…でも、なんだか色っぽい…)
ちなみに女性でも、隠れうなじフェチというのは結構いるそうで(友人の女性から聞いた実話)。
アヤナも今、至近距離で男性としては異常にキレイなマサヒコのうなじを見て、
興奮を抑えきれなくなってきていた。
§
503郭泰源:2005/07/02(土) 01:34:15 ID:ywleTf3W
(あ…ヤダ、あたしったら…)
アヤナは、己の股間が熱を持ってきているのに気付いた。
(ウソ…うそ…ダメ…そんな…)
理性は自分の行動を制止しようと必死だったが、本能がそれをふりきってしまっていた。
水着の脇から、アヤナは股間の中へと恐る恐る指を伸ばした。
“ぴちゅ…”
(!!!んっ…んんーっ!やだ…あたし、すっごく濡れてる…)
目の前で気持ちよさそうに寝ているマサヒコの横ではしたないことをしている―。
そんな禁断のシチュエーションにも興奮を加速させたアヤナのそこは、既にたっぷりと潤っていた。
“くちゅ…ぷしゃ…”
(ダメだよ…見つかっちゃったら…こ、小久保君に変態な女の子だと思われちゃう…。
嫌われちゃう…ダメなのに…あたし…だめ…ダメえッ!)
自分の思いとは別の意志を持った生き物のように、右手は激しくアヤナの中をかき混ぜていた。
(はッ…あ…っ…んンっ…ダメ…声だけは…出さないように…)
もはや行為を止めることも出来ず、左手で口をおさえて声をこらえるアヤナ。
ぽたぽたと、アヤナの股間からは熱い液が太ももを伝って落ちていった。
(ああ…ダメ…あたし、止まらない…止まらないのぉ…)
豊かな曲線を描く水着のうえからは乳首がつん、とはっきり浮き出ている。
一度も触れていないのに、そこは熱を持って固くなってしまっていた。
(あ…んッ、こくぼ…くん、小久保君…)
アヤナはかき混ぜるのを止めると、そっと中を開いた。べとべとに濡れてしまったヒダが、ぬるり、とめくれた。
(ああ…ヒダが…あたしのが…ひくひくしてる…イヤ…あたしは、そんなイヤらしい子じゃない…)
羞恥心と、嫌悪感と、おもらししそうな気持ちよさでいっぱいになりながら―アヤナは行為に没頭していった。
(あ!いい…ここ…いい…)
右手の指で、てっぺんの肉の芽に触れた。こりこりに固くなっている中心を、指の腹で撫でまわした。
指の動きは止まらず、早くなっていった。腫れたように膨れあがった肉の芽を、さらに強く押して刺激した。
§
504郭泰源:2005/07/02(土) 01:34:44 ID:ywleTf3W
“くちゅ…ぴちゅ…”
規則的で淫靡なリズムが、保健室に響いていく。そしてアヤナは―限界を、超えた。
(あ…あうッ!   あん…              い、イクッ!)
自分ではどうにもならない感覚で体中が満たされ、アヤナは頭の中が真っ白になった。
膝から力が抜け、ガクガクと上半身が揺れるのを止められなかった。
裂け目からは大量の熱い液があふれ、滴り落ちた。
太ももをひくひくと震わせながら、アヤナは大きく達していた。
(これが…イクってことなの…?)
今までも、戯れにじぶんのそこを触ってみたことはあった。
しかし優等生のアヤナには背徳感が先に立ち、気持ちよくなるどころか、
そんなことを試している自分を嫌悪してしまうのが常だった。しかし、今は―。
(すごい…すごかったけど…でも…なんで?こんなトコでしちゃったから?それとも…小久保君だから?)
アヤナはそんなことを考えながら呆然とするほかなかった―。
£
「ふああ〜、あ…寝ちゃったのか、俺。…ん?どったの、若田部?」
しばらくたってからようやくマサヒコが目を覚ましたが、
自分の横で惚けたような表情をしているアヤナを見て、不思議そうに声をかけた。
「う…ウウン、なんでもない…なんでもないの、小久保君…」
「??ならいいけど…顔も赤いし、お前、汗かいてるぞ?熱出てきたのか?」
アヤナの額に手をのせようとするマサヒコだが…。
「はぁうッ…ダメッ、だめぇ!小久保君!!」
アヤナは大声で拒絶の言葉を口にしながら、びくん、と大きく体を震わせた。
「わ、若田部?ど、どうしたの?」
「ご…ゴメン、なんでもないの。大丈夫なの、小久保君…」
目の周りまで真っ赤にして、泣きそうな表情で告げるアヤナ。
(な…なんだ?若田部?ムチャクチャいろっぺーんだけど…)
§
505郭泰源:2005/07/02(土) 01:35:25 ID:ywleTf3W
そんな彼女の様子を見て、マサヒコはどぎまぎしてしまっていた。
「な…なあ、若田部?ところでさ、足、もう大丈夫なのか?」
動揺している自分を隠そうと、少し甲高い声でマサヒコは言った。
「あ…そうね…まだ痛いかも…」
「ならさ、まだ寝てなって。先生も来ないし…俺、肩貸すからさ…」
「う…ウン、ありがとう、小久保君…でも…それなら…」
「?」
「だっこ…してくれない?」
「へ?」
「お願い…だっこ」
「う、うん」
保健室に来るまでの強気な態度はどこへやら…目をうるうると潤ませ、
甘えるような言葉で懇願するアヤナにマサヒコは逆らえるはずもなかった。
「よいしょっと…」
マサヒコはアヤナを抱きかかえると、再びベッドまで連れていった。
豊かな胸が、肉感のあるふとももが…マサヒコに、はっきりと押しつけられていた。
“ふさ…”
「じゃ、じゃあ…大丈夫だな?若田部。俺、次の授業出るから…」
「うん…ありがとう、小久保君」
マサヒコは、少し焦りながら保健室を後にした。
(なんだか…汗だけじゃなく…若田部のカラダ、濡れてたような???)
自分の両手に残るアヤナの肉体の質感と温かさに、興奮してしまうマサヒコ。一方、アヤナも…。
(ゴメン…ゴメンね、小久保君…あンッ…でも…あたし、ああッ…今日は止まらないの…)
保健室で、2回目の自家発電に励んでいた。
そんな大人未満、子供以上。友達以上、恋人未満なふたりの行き先は…誰にも、わからない。

E    N    D
506郭泰源:2005/07/02(土) 01:35:54 ID:ywleTf3W
以上…あああ予想以上にグズグズ、グダグダな出来に…。
完封勝利のピンキリ氏、無四球完投のトマソン氏に比べてひでーな、自分…。
フテ寝してきます…。
507名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 02:01:59 ID:Hjo5WpJ1
アヤナがやたら可愛いな…まぁそれがいいんだが

郭氏の作品は確かにパターン化してきた気がすると思う時もあるよ
んだけど、それでもおもしろいしエロいと思うのは老練なベテランの味ととらえてる

まぁこのスレを繁栄させた先駆者の一人だから、似た展開と感じる作品がでるのも仕方ないっしょ
そんなに自分を卑下しないで、よい奥さんとセクロスに励んでくれ!

そしてそこから新たな作品を(ry
508名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 02:36:55 ID:IrI+VXFp
そろそろ本番が欲しいね。新参者様早く来て〜。
509サブロー:2005/07/02(土) 03:55:56 ID:3M+xFRj5
皆様お久しぶりです。
新たなペンをマグロの腹から引き抜いたので、投下したいと思います。
とりあえず、ペン慣らしも兼ねて
マサ×アヤナ
を投下します。
510サブロー:2005/07/02(土) 03:59:41 ID:3M+xFRj5
とある部屋。一人の男と一人の女が、ともに制服姿でベッドの前で対峙している。
男は小久保マサヒコ。女は若田部アヤナ。

先に動いたのは、マサヒコだった。アヤナに向けてゆっくりと右手を伸ばす。
そして制服の上からでも十分に柔らかく、大きい胸に手を添えた。
軽くその手に力を籠めて、胸の形を制服に浮かび上がらせた。アヤナの体がビクリと震えた。
マサヒコの表情は至って平常。そのまま撫で上げるようにして胸元から襟元へと右手を這わす。
そして襟に左手を掛けて、両腕で力任せに制服を引き裂いた。
その衝撃に、アヤナはバランスを崩し前のめりになるが、足を一歩前に出して倒れるのを防いだ。
そのせいで制服は前の部分が完全に裂け切った。その裂け目からは透き通るような白い肌。
フロントホックの可愛らしいブラジャーがちらりと見える。
マサヒコの目からは次第に理性の光が消え、欲に駆られた獣の目へと変貌した。息も荒い。

アヤナは軽く眉を寄せた。制服を引き裂かれた際にその白く細い首を、制服の襟が擦ったのだ。
熱を伴う鈍い痛みが、美しい彼女の顔を少し歪めた。
そして、マサヒコの目。理性が消え、獣欲に駆られた牡の視線。
普段のマサヒコからはとても想像できない野生にアヤナは怯え、視線を逸らした。

マサヒコは舐めるような視線でアヤナを見る。制服の裂け目から覗く形のいいオヘソ。
徐々に視線を上げていくと、ブラジャーに包まれた、豊かな質量を誇るバスト。微かに見える鎖骨。
マサヒコの目には全てが美しくみえる。そして白い首元にある、仄かに赤くなった擦過傷。
その傷を付けたのは、自分だ。

ウツクシイモノを、キズモノにする

目も眩むような、倒錯した興奮。彼女の目は怯え、自分から逸らされた。
それと同時に、マサヒコは自らの心の内に棲む、獣の鎖を引き千切った。


511サブロー:2005/07/02(土) 04:07:35 ID:3M+xFRj5
とりあえず、ここまで。レイプものではないのでご安心ください。
短いお話になるでしょうが、とりあえず肩慣らしです。
残りも迅速にうpできるように努めます。
御意見・御感想があれば、遠慮なくお願いします。
512名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 04:22:59 ID:2BONgu4Z
こんな時間にGJ!
いつ寝てるんですか…
513名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 08:13:42 ID:h0NnYuTR
郭氏乙、サブロー氏おかえり
514名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 08:14:28 ID:uh6qkNAe
して、続きは
515名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 09:47:09 ID:0gdKu3iA
待てば海路の日和あり
皆の続きを今はじっと待つバ蟹チョッキンチョッキン
516名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 14:11:38 ID:qOk7A5OT
( ^∀^) 469の後編は
517名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 14:46:22 ID:srPbMwCH
それにしてもマサヒコは本当に女に囲まれる生活してるな
518名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 17:21:56 ID:JyBCxXOb
マサ×アヤ祭開催中・・・・

GJ!( ^∀^)
519名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 17:32:41 ID:AdQUGZMV
なんで誰もつっこまないか解らないが…

>嫁さんにも、最近エロ描写ワンパ気味って言われる始末だしな。

嫁さんと書いてるのか!!?でもGJ!!
520名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 18:07:46 ID:CxRPPin7
    _ ,,..  _
   '"´       `` 、
               ` .、
                 \
      /l  /|  /゙、 ,、    \
     /.| / |  / ヽ| \   、`ヘ
    /``|/- 、 | /  -イ‐''"l  ヽ \
.    /  l/   |/    '   |   |
.   ゙、  ̄ ̄      ̄ ̄ |. ,、 |
    lゞ、           ノ/| ヽ |
.   ヘ \         //'|'  `'   ________
   、ヽ     ____   " |     /
    `゙    l ___j     ノ   <  俺でおとすのはゆるさん
   -、、,,         _,. '´     \
    `/、|   l'" ̄ ̄´          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    -、/    'ヽ、,、  
     ``゙ ー '' "´ > 、 
   `‐-、 __ ,,. - '"  `\
                 `、
521名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 20:26:16 ID:HnewAGJK
マサ×アヤナ派な俺にとっては嬉しい限りなわけだが。
522名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 21:00:07 ID:X5D4ZHWi
マサ×アイ
豊田×中村

キボン
523名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 21:07:12 ID:oWWtSBVV
ワカタベは可愛いよな、普通に。
524名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 21:42:42 ID:X5D4ZHWi
見た目

中村〜フリーター
アイ〜大学生
アヤナ〜中3
ミサキ〜中2
リンコ〜小6
525名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 21:52:14 ID:JxXsLzUr
>>519
> なんで誰もつっこまないか解らないが…

なぜなら、郭氏は初代スレから何度か嫁さん話をしてるから
いまさらつっこむところでもない
526名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 09:40:00 ID:GweAeIjW
マサ×中村キボン
527名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 10:32:01 ID:9x05VXk+
>>526
マサ攻め!?
なんて恐ろしいことを提案する娘なんでしょう…!!
528名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 11:28:34 ID:BhHwsbRH

お腹すいた(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
529名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 13:28:16 ID:9JfkMeKP
>>528
小学生の時、母親に「セックスってなに?」と聞いたところ
母親は「男の人と女の人が仲直りするおまじないよ」と答えた。
その日の夜、両親がケンカした。俺は
「セックス!セックス!みんなセックスし続けろ!
激しく!もっと激しく!
ペニスとヴァギナをこすりあって!愛液と精液を混ぜあって!
肉と肉がとろけ合うまで交わり続けろ!
いづれは学校中の生徒も参加させてやる!善人顔した教師達もだ!
学校中の女達の穴という穴すべてに精液を流し込んでやる!
校長も教頭も皆、家畜の様によがらせて、可愛い教え子達の膣にペニスをぶちこむのさ!
学校の次はこの町、全てを巻き込んでやる!
ただすれ違っただけの見ず知らずの奴ら同士を、いきなりセックスさせてやる!
例えそれが親子であろうと!兄弟であろうと!
女同士であろうと!男同士だろうと!
子供だろうと!老人だろうと!赤ん坊だろうと!
全員残らず、性器を結合させて、愛液と精液にまみれさせてやる!
セックス!セックス!セックス!
どいつもこいつもセックスさせてやる!
膣やペニスがすりきれて、血まみれになっても腰を振り続けさせてやる!
血と精液と愛液にまみれながら、喉が渇けばそれをすすらせ、
腹が減ったら互いの肉を噛み千切らせる!
そして永遠続けさせてやる!セックスを!
セックスだ!セックス!セックス!セックス!セックス!セックス!セックス!
セックス!セックス!セックス!セックス!セックス!セックス!セックス!
セックス!セックス!セックス!セックス!セックス!セックス!セックス!」と止めに入ったら
父親からボコられた。
530名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 13:58:40 ID:TGVanjrW
またそれかよ
531名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 14:47:10 ID:MMHZpuPF
新参者神とミセリ神降臨キボン。もう焦らし上手いよ。
532名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 17:02:44 ID:MxmCsp9c
>>529
何で途中から雫になってるんだ、これw
533名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 17:27:27 ID:57Nmxoh+
城島シンジ×中村リョーコキボン
534名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 20:36:39 ID:lH9NvoIC
↑第1RでシンジがTKO負けするかと
535新参者:2005/07/03(日) 22:20:48 ID:Qi2G4b6v
前のがどこにあるか調べたら、前スレの690辺りでした。
遅筆で申し訳有りません。

とりあえず、今回でこのシリーズは終りです。

置いておきます。
536まさか…な…:2005/07/03(日) 22:21:25 ID:Qi2G4b6v
カナミの表情は切迫していたが、それは挿入の苦しみのためで、
出血に関してはそれほど驚いていないようだった。
「えへへ…処女喪失の瞬間です…」
引き攣った笑みを見せながら、気丈に上体を起こすカナミ。
その股間から滲み出た破瓜の血が、シーツに点々と染みを作った。
「…そんな…痛くないんですか?…」
その破瓜の血を見るにつけ、僅かに身を震わせるマサヒコ。
言い知れぬ罪悪感に苛まれていた。
「そりゃぁ…痛いよ…でもいいの…」
そう言いながら、カナミはマサヒコの上に覆いかぶさるように身を寄せてくる。
そして、マサヒコの顔の真上から、真っ直ぐにマサヒコの目を見つめた。
「今は…嬉しい気持ちの方が大きいかな…ずっと興味あったことだし…」
カナミはマサヒコに顔を近付け、軽く接吻をする。
「でもそんな…あっ…」
まだ戸惑いがちのマサヒコ。
カナミはそんなマサヒコの股間に手を伸ばしていった。
「ダメだよ…マサくん…途中で止めないでよ…」
「でも…あの…」
「…このままだと、私が痛いだけじゃん…ずるいよ…」
カナミはマサヒコの股間に伸ばした手を、いきり勃ったままのマサヒコのペニスに到達させる。
マサヒコの上に覆い被さっているカナミの腰は、ちょうどマサヒコの腰を跨ぐ位置にあった。
カナミはマサヒコのペニスを握ると、
自らの破瓜の血を身に付けたままの肉棒を立て、その先を自分の膣口に当てる。
「んっ…んんん…」
そして、ゆっくりと腰を下ろして行き、再びマサヒコのペニスをその膣内に受け入れていった。
「ううっ…ま、また来る…」
マサヒコの背筋に、ゾクゾクと波が走る。
自分のペニスが、ゆっくりと肉壁に包まれていく。
初体験のマサヒコは、この挿入感だけで、もう既に込み上げてきてしまう。
537まさか…な…:2005/07/03(日) 22:22:00 ID:Qi2G4b6v
「うぅぅ…は、入ったぁ…ぅぅ…」
カナミは自重を使うことで、マサヒコのペニスの根元までを体内に一気に飲み込んだ。
先程の初めての挿入の時よりも、ずっと深い位置まで入っている。
「ふぅぅ…ん…」
今までずっと閉じていた膣壁を、押し拡げられ、触れられ、突き刺され、
カナミは眉間に皺を寄せながら、身体を小刻みに震わせて悶えている。
「あっ…入ったら…また…硬く…ん…」
痛みが優先する中、カナミの感覚は過敏になっていく。
カナミの方も初体験であったことがわかると、このきつい締め付けも納得できる。
ギュッと握りこまれているような、マサヒコも苦しく感じるほどの膣圧。
挿れているだけで充分すぎるほどに感じてしまう。
「何で、何で…マサくんのが、私の中で大きくなってく…」
カナミの膣内は、空気が入り込む隙間も全く無いほどにマサヒコのペニスでいっぱいになっていた。
その上で、更にマサヒコのペニスが膨張したため、膣壁全体を無理矢理拡げられるようで、
カナミは身体が軋むような、かつてない苦しみを覚えた。
「いや…だって…こんな…こんな気持ち良いの初めてで…」
カナミの膣壁の暖かさに包まれながら、強く、ずっと締め付けられ続けているマサヒコ。
手淫などでは決して得られなかった快感に震え、かつてないほど気分が高揚していく。
そして、その興奮がペニスに如実に表れ、今まで経験したことが無いほどに、太く、硬くなっていった。
「マサくん…マサくんはもう気持ち良いの?…何だかずるい…なぁ…」
マサヒコが快感に震えているのとは裏腹に、カナミの中では相変わらず痛みが先行していた。
気丈にもマサヒコに話し掛けてはいるが、実際は、挿入しただけでもう膝が動かなくなっていた。
「そんな事言われても…実際、気持ち良いんです…」
そう言いながら、マサヒコはカナミの手に触れた。
マサヒコはどうしたら良いかわからなかった。
ただ、カナミが苦しそうなのが、見るに耐えなかったから、思わず手を伸ばしたのだった。
「…嬉しいよ…マサくん…私で気持ち良いんだ…」
苦しそうな中でも、一瞬カナミが笑顔を見せる。
そのカナミを見ながら、このまま快感に流されて自分だけ良くなってしまうのは、
男としていけないことだとマサヒコは感じた。
538まさか…な…:2005/07/03(日) 22:22:32 ID:Qi2G4b6v

「…うぁっ…またキュッて…あんまり締め付けないで下さいよ…」
だが、所詮は初体験の悲しさ、続け様に襲い来る締め付けに、マサヒコは腰が砕けそうになる。
なんとか腰に力を込めて耐えているが、長くもちそうには無かった。
「だって…なんか、勝手に動いちゃうんだもん…」
カナミも初体験で自分をコントロールすることができない。
初体験のくせに、自慰だけはやたらと経験豊富なので、膣内は充分過ぎるほどに濡れている。
豊潤な愛液が膣壁から続々と染み出し、マサヒコのペニスを擽る。
「うぁぁ…カナミさんの中、何かウニウニと動いてますよぉ…」
さらにその愛液に埋められて、膣壁全体がペニスに貼り付き、
膣襞の蠢き一つ一つを逐一マサヒコに伝えてきた。
ただ挿入しているだけなのに、ずっと細かく擦り続けられているようだった。
お互いが初体験で、お互いが自身の感覚の操縦に苦心することになってしまった。

「ねぇ…動いたら、私も気持ち良くなるかな…」
フルフルと背中を震わせながら、カナミがポツリと漏らした。
「えぇっ!…ちょっ…動くって…」
とにかく我慢することでいっぱいいっぱいになっていたマサヒコにとって、
それはとんでもない提案に思えた。
「だって…お兄ちゃんのビデオ見たら、女のこうやって上に乗って『あんっ!…あんっ!』って…」
「いやでも…それはプロの…」
素人にはお勧めできない。
と言うより、今のマサヒコにとって、そんなAV女優みたいに激しく動かれたら確実にアウトだと思われた。
「でも…このままじゃ、私痛いだけだし…」
「うぅっ…」
それを言われると、マサヒコも辛いところがあった。
やはり、ここは自分が限界を超えて耐えるしかないようだった。
そう考えるマサヒコはフェミニストだった。
539まさか…な…:2005/07/03(日) 22:23:05 ID:Qi2G4b6v
「確か…こうやって…マサくんの手を…」
そう言いながら、カナミはマサヒコの手を自分の腰に添えさせた。
「うぅっ…ゆっくり…ゆっくりですよ…」
腰に触れたとき、カナミの肌がスベスベだったのが、またマサヒコを惑わせたが、
一言呻いただけで何とか持ちこたえた。
頑張ろうとは思うけれど、やはりそんなに長く耐えられるとは思えない。
射精しそうになったら、素直に言おう、下手に我慢しようとしてし切れなかったら大変だ。
マサヒコはそう考えを纏めた。
「い…いくよ…マサくん…」
カナミがゆっくりと腰を動かし始めた。
ただ、いきなりAV女優のように激しく上下に動かすことなどできず、
ゆっくりと、優しく前後に動かす。
「うぅっ…うっ…」
しかし、それだけでもマサヒコにとっては初めての感覚。
また、波が込み上げてきた。
カナミの腰に添えられた、マサヒコの手に、思わず力が込められる。
「うわぁ…マサくんのすごい…カチカチだよぉ…」
カナミが腰を前後にスライドさせると、腹の中ででマサヒコのペニスが動き回る。
極限まで張り詰めた硬い肉棒が、カナミの膣内を掻き回す。
「あぁ…何かいいかも…」
ここに来て、ようやくカナミにも快感が現れ始めた。
腰を動かすことで、マサヒコの硬いペニスが膣壁のあちらこちらに触れ、
中で膣襞を捲るように擦り上げる。
痒いところに手が届いたような感覚。
マサヒコのペニスが、膣内の新たな部分に触れるたびに、カナミの背筋にもゾクゾクとした快感の波が襲い来る。
「ダ…ダメですよ…そんなに動いちゃ…あぁ…」
カナミの腰の動きが徐々に速度を増していき、スライドする幅も大きくなっていく。
たっぷりと含まれた愛液によって、膣壁に吸い付いたまま、
マサヒコのペニスが様々な方向へと強引に捻じ曲げられる。
ただでさえ、込み上げてくる波に耐えているところなのに、これでは堪らない。
「だって…だって…段々気持ち良くなって来るんだもん…」
クチュクチュと卑猥な音を立てながら、カナミの腰がマサヒコの上を動き回る。
540まさか…な…:2005/07/03(日) 22:23:49 ID:Qi2G4b6v
「はっ…はっ…はぁぁ…」
そして、今までよりも高い声で荒く息をつきながら、腰を横に動かしたり、「の」の字に回したり、
自分の中のいろんなところにペニスが当たるように動きに変化をつけていく。
「うぁぁ…ダメです…もう…もう…」
カナミの気分が乗っていく一方で、その腰の動きはマサヒコにとって凶悪な刺激だった。
堪らなく射精感が込み上げてきて、マサヒコは身を離そうとして、カナミの身体に手を伸ばした。
「やんっ!…マサくん…」
だが、触れたところが悪かった。
無我夢中で伸ばしたマサヒコの手は、カナミの胸に当たっていた。
「うぁぁぁ!…ごめんなさい!…」
控えめながらも、プニッとした確かな女性の柔らかさが、マサヒコの掌を襲う。
それが余計にマサヒコを昂らせ、マサヒコは慌てて手を離した。
「ごめんね…マサくん…私、貧乳だから…おっぱい気持ち良くないよね…」
シュンとした表情で目線を落とすカナミ。
「えぇ!いや…そういう意味ではなくて…あぁっ!!」
必死で否定するマサヒコ。
胸から手を離したのは、自分の感覚が耐えられそうに無かったからであり、カナミのせいではない。
「ごめんね…でも、その分こっちで頑張るから…」
そう言って、カナミは懸命に腰を動かす。
頬をピンクに染めながら、「はぁ…はぁ…」と息をつきながら、健気に腰をスライドさせる。
マサヒコの身体に訪れているピンチには気付いた様子も無い。
「ヤ…ヤバいです…もう…うぁぁ…」
もう、マサヒコは限界を超えて我慢している気がした。
自分の陰嚢が、射精したくてピクピクと痙攣しているのがわかるほどだ。
早くカナミの腰をどかさないと、大変なことになってしまう。
マサヒコは懸命に手を伸ばし、動き続けるカナミの腰を直接掴んだ。
「やぁぁ…マサくんのエッチィ…」
腰を掴もうと伸ばした手は、カナミの尻にまで到達していた。
(今のマサヒコにとっては)凶悪なまでの柔らかさを持つ尻肉に、マサヒコの指が喰い込んで行く。
「うぁぁぁあ…」
柔肉の感触に惑いながら、最早離す事も出来ず、マサヒコは変な汗を流しながら必死で耐えた。
もう、まともにしゃべることも出来そうに無い。
541まさか…な…:2005/07/03(日) 22:24:30 ID:Qi2G4b6v
「はぅ…はぁ…マサくん…私…私も頑張るから…」
実のところ、マサヒコの我慢の姿は、最早カナミの視界に入っていなかった。
自分の身体に次々と襲い来る快感と衝撃に、頭の中がぼぅっとして、何も考えられない。
ただ、自分が気持ち良くなりたい方へと、ひたすらに動き続けていた。
「…どうしよう…気持ち良い…このまま…上に動かしたらどうなる…かな…」
カナミは静かに腰のスライドを止めると、今度はゆっくりと腰を浮かせ始めた。
愛液にたっぷりと包まれたマサヒコのペニスが、カナミの膣内から徐々に現れる。
もう、血管が浮き出るほどに痛々しく張り詰めている。
(えぇ…そんな…まさか…)
そこまでいけば、それは確定事項であった。
亀頭の傘が、外に出るか出ないかギリギリのところまで抜き出されたところで、再びカナミが腰を下ろしてくる。
「そ…そんな…あぁぁあああ…」
また、挿入感がマサヒコを襲う。
背筋にゾクゾクと悪寒が走る。
また、カナミが腰を浮かしていく。
「うわぁ…これ良い…これ良いよぉ…」
限界を超えてカチカチになっているマサヒコの亀頭。
ペニスを抜き出すとき、その硬いカリ首がカナミの膣壁を引っ掻いていき、カナミにこの上ない刺激をもたらす。
「…も…もうダメ…もう…退いて…」
マサヒコの目が、焦点が定まらず、虚ろになっていく。
カナミが腰を上下する度に、ヌルヌルとした愛液の触感を伴いながら、膣襞がペニスを擦り上げる。
パチュンパチュンと、カナミの腰が打ち付けられる音の間隔が短くなっていく。
「あっ…あっ…マサくんのが…奥にぃ…」
勢い良く抽送されるペニスの先が、カナミの子宮口に到達した。
その瞬間、今までで最高の波がカナミを襲い、カナミの動きが止まる。
そして、そこが一番気持ち良い場所だとわかると、カナミはマサヒコのペニスにグリグリと擦り付けた。
「あ…あ……あ…」
マサヒコは最早声も無い。
一番敏感になっている亀頭の先にコツコツと何かが当たっている。
時々、キュゥッと先だけを締め付けられ、膣内で二段階に締め付けられる感覚に、
マサヒコのペニスが、カナミの膣内でブルブルと震えた。
542まさか…な…:2005/07/03(日) 22:25:16 ID:Qi2G4b6v
「…マサくん…マサくぅん…何だか変なの…切ないのぉ…」
夢中で腰を押し付け続けるカナミ。
もう、完全に周りが見えていない。全身が火照って、どうしようもない気持ちになる。
カナミは上体を折って、マサヒコの顔に近付き、マサヒコの唇を奪った。
無遠慮に舌を侵入させ、欲望の捌け口を探す。
それが、トドメの刺激となった。

「くぅぅっ!!」

カナミの舌を咥えながら、マサヒコが大きく呻いた。
そして、ビクゥと大きく背を反らせながら、腰を浮かせる。
「ふぁっ!…あっ、熱ぅっ!」
突如、体内を熱い感触が襲い、思わずマサヒコから唇を放すカナミ。
熱い感触はその後も続け様に襲ってきた。
「やぁぁ…マサくん…中で…出したぁ…」
熱源は、カナミの膣内に収まっているマサヒコのペニスであった。
カナミの膣内でビクンビクンと跳ね回りながら、熱い精液を放っている。
「はぁぁ…ごめんなさい…と…止まらねぇ…うぅっ…」
我慢に我慢を重ねたが、結局耐え切れずに噴出してしまった。
膨れ上がったペニスから、今までに無い勢いで精液が飛び出して行き、苦しげな表情のマサヒコ。
子宮に貼り付いたまま、一番奥のところで射精が続いている。
ムクッと亀頭が膨れ、ビュルッと精液を膣内に吹きかけると、また元に戻る。
それが、カナミの膣の一番奥で小刻みに繰り返される。
熱い粘液が、子宮口を割り開いて、子宮内に直接溜まっていくようで、
カナミは眉間に皺を寄せながら、必死にその熱に耐えていた。
「熱い…熱いよぉ…マサくぅん…」
膣内で射精が始まった瞬間に、すでにカナミの腰は砕け、マサヒコに圧し掛かるように身を預けている。
子宮内にマサヒコの精を受け入れながら、カナミは堪らなくなってそのままマサヒコにしがみ付いていた。
「はぁ…はぁ…マサくん…」
「カ…カナミさん…うぅ…」
二人の感情は極限状態に有り、どちらとも無く、また二人は唇を重ねた。
やがて、マサヒコのペニスの脈が、静かになっていった。
543まさか…な…:2005/07/03(日) 22:25:55 ID:Qi2G4b6v


「……射精…終わった?…マサくん…」
ゆっくりと唇を離したカナミが語りかける。
その目の先にあるマサヒコの表情は穏やかになっていた。
「はい……ごめんなさい…オレ…大変なことを…」
改めて、膣内射精してしまったことの罪悪感がマサヒコを襲う。
しかし、だからと言って、青褪めて慌てるような感情は起こらない。
逆に、ある意味腹が据わったような感覚だった。
「ホントだよ…もう、私のお腹の中…マサくんのでグチャグチャ…」
まだ実際に見てもいないのにそう言うカナミ。
感触でわかるのだろうか。
「うぅぅ…」
大量に射精してしまった事が、何だか気恥ずかしく感じるマサヒコ。
顔を赤らめたまま、俯いてしまう。
「…ふふふ…やだ…大丈夫だよ…今日は安全日だから…」
「え…?…」
「大丈夫、大丈夫…私だってちゃんと考えてるから……じゃなかったら、誘ったりしないよ…」
カナミの言葉が、マサヒコを安堵させる。
と、同時に、今自分が抱きしめているカナミの肌の感触がはっきりと伝わってきて、またマサヒコは顔を赤らめるのだった。

「…で?…どうしようか?…マサくん…」
「な…何が…ですか?…」
「またまたぁ…とぼけちゃって…マサくんの…まだ大きいままだよ…」
「うぅっ…」
実は、まだカナミの膣内に収まったままのマサヒコのペニス。
それが未だ硬質化した状態のまま、芯を持っていることは、カナミに充分伝わっていた。
「…見てみる?…ほら…」
カナミは震える膝に力を込めて、ゆっくりと腰を浮かせた。
自らの精液と、泡だったカナミの愛液とに包まれ、白く濁った色のペニスが露わになっていく。
カナミの膣口から完全に抜き出されたとき、カナミの性器とマサヒコの性器との間には、何本もの細い糸が引かれた。
544まさか…な…:2005/07/03(日) 22:26:29 ID:Qi2G4b6v
「うわぁ…」
カナミが感嘆の声を漏らす。
白濁した卑猥な姿を晒しながら、マサヒコのペニスは真っ直ぐに伸び上がり、ピクピクと跳ねている。
まだ、何かを欲しているように。
「すみません…何だか、身体が火照っちゃって…」
マサヒコもこんなことは初めてだった。
普通、射精した後は、ペニスも力を失って縮んでしまうもの。
それが、まだこんな状態にあるということは、膣内射精が余程興奮したのか。
「へへへ…マサくんも思春期…」
「うぅぅ…」
カナミの言う通りだった。
今のマサヒコは、歳相応の男子らしく、欲望に忠実になっている。
「で?…それでどうやって帰るつもり?…」
「えぇ…そ…それは…」
「えへへ…冗談だよ…冗談…」
カナミはそう言うと、マサヒコに背中を向けて、うつ伏せに突っ伏した。
「いいよ…好きなだけ出して…今日はホントに大丈夫な日だから…」
そして、軽く尻を突き上げながら、自らの手で大胆に陰唇を拡げてマサヒコを誘う。
僅かに拡げられた陰唇の間から、赤く充血した膣口が覗いた。
「うぅ…そんな…」
遠慮するような素振りを見せながらも、その淫猥な眺めに、マサヒコは逆らえなくなっている。
マサヒコが近付き、カナミの尻に触れる。
「早くぅ…漏れちゃうよ…」
マサヒコの手の感触に反応したのか、カナミの膣口がヒクヒクと震え、中からトロリと白濁した液が顔を覗かせた。
「…わ…わかりました…いきます…」
自分が出した精液が逆流してきている姿に妙な気恥ずかしさを感じ、
それを埋めようと、マサヒコは自分のペニスを持って、その膣口に近付けていく。
「うく…マサくんのが…また…入って…」
マサヒコは一気に腰を進めて、一息に根元まで挿入した。
また、ゾクゾクとした感覚が背筋を襲う。
この挿入感には、いつまでたっても慣れることが出来ない。
545まさか…な…:2005/07/03(日) 22:27:12 ID:Qi2G4b6v
「うぅ…さっきとは全然違う…」
初めての後背位での挿入。
騎乗位での挿入とは、全く逆の方向にペニスが折れ曲がり、膣内で当たる場所も逆になるので、
全く新しい感触であると言えた。
しかも、勃起の方向にも逆らった形なので、抵抗感が凄い。
「やだ…さっきよりも深い…」
違う感触を感じたのは、カナミも同じだった。
しかも、今度は先程よりも容易に、ペニスが子宮口まで到達している。
いきなり一番感じるところに当たったことで、身震いがカナミを襲った。
「カナミさん…ごめんなさい…」
「え?…なに?…」
「やっぱり…あまり持ちこたえられそうにないです…」
そう言いながら、マサヒコはカナミの腰を左右両側から挟むように掴んだ。
「だから…一気にいきますよ…」
カナミの腰を掴むマサヒコの手に力が込められる。
「うん…わかった…思いっきり…突き切っちゃって…その方が、気持ち良いかも…」
カナミは、身構えるようにシーツをキュッと握った。
カナミからしてみれば、マサヒコの動きが充分に見えないことが、余計に羞恥心を増し、
胸の高鳴りが大きくなるように思える。
意識するあまり、自分の性器のまわりだけ、やたらと敏感になっているように感じる。
そんなカナミの下腹部に引き波が襲い来る。
「はぁぁ…ぁぁ…」
マサヒコがゆっくりとペニスを引き抜いていくと、カナミの口から自然と甘い声が漏れ出した。
自分でも意識する前に、もう声が出ていた感覚だった。
「ふぅぅ…ぅん…」
そしてまた、マサヒコのペニスが奥深くまで挿入されてくる。
精液と愛液とが混ざり合い、グチャグチャになっているカナミの膣内は、
初めのときよりもずっと容易にマサヒコのペニスを受け入れた。
546まさか…な…:2005/07/03(日) 22:27:50 ID:Qi2G4b6v
そしてまた抜き出される。
また挿入される。
動作を繰り返しながら、徐々にその速度が増してくる。
「はっ…はっ…はぁぁぁ…」
カナミの口から断続的に声が漏れ続ける。
『一気にいきます』と言った通り、マサヒコが腰をグラインドするスピードは、如実に速まっていった。
もっとも、先程初体験を終えたばかりで、まだまだ拙い、単調な動き。
ただ、それでもマサヒコは自分が出来得る限りの激しい動きで、カナミを捉えようとしていた。
「…す…すごい…気持ち良いよ…マサく…あっ!…んん…」
カナミがまた一つ身震いした。
同じく経験の少ないカナミにとって、単調な動きであっても、続け様に子宮口を突かれることは、この上ない刺激となっていた。
また、先に膣内に溜まっている精液が掻き回されて、
さながら熱い媚薬のようにカナミの神経を逆撫でていく。
勢い良くペニスを抜き出されると、カリに引っ掛かって中身まで抜き出されそうに感じる。
実際、カナミの膣襞は激しい動きで解されており、マサヒコがペニスを抜き出すとき、
膣口が捲れ上がってくるように見えた。
また、その光景がマサヒコを高揚させていく。
(うぅ…すごい…全部見えちゃってる…)
後背位においては、マサヒコからの眺めはこの上ない凶悪なものだった。
自分のペニスが膣内に出入する姿がはっきりと見えてしまう。
また、カナミが尻を突き上げた格好になっていると、尻の穴まで剥き出しになり、丸見えになっていた。
しかもその尻穴が、自分がペニスを抽送するのに合わせて、ヒクヒクと拡縮を繰り返すものだから堪らない。
マサヒコは、自分にはそっちの趣味は無いと思ってはいるが、
普段決して見れない部分を、こうまで曝け出されると、否応無しに興奮してしまう。
(うぁぁ…ダメだ…もう込み上げてきた…)
一度射精した直後であることも相まって、マサヒコのペニスは過敏な反応を見せる。
堪らずマサヒコは腰を動かすのを抑え、控え目にする。
「ふぁぁあっ!…」
その瞬間、カナミの身体が続け様に二回震えた。
そして、カナミの膣口が、キュゥッと締まっていく。
「うぁぁ…な…何ですか…これ…」
せっかく休もうと思ったところで、マサヒコをまた堪らない刺激が襲う。
547まさか…な…:2005/07/03(日) 22:30:19 ID:Qi2G4b6v
「ダ…ダメ…もっと…もう少しなの…」
カナミがブルブルと小刻みに身体を震わせている。
今までとは全く異質の波が、カナミを襲っていた。腰の奥から込み上げてくるような不思議な感覚。
「うぁああああ!!」
一度膣内射精してしまっていたこともあり、マサヒコは大胆な行動に出た。
マサヒコは半ばヤケ気味にペニスを押し込み、カナミの子宮を突き上げる。
「はぁっ…あぁぁあ!!」
次の瞬間、カナミは手の中のシーツをギュッと握り締めた。背筋を強張らせ、爪先まで張り詰めながら、身体を痙攣させる。
そして、それと同時にマサヒコの膝元に生温い液体がビシュッと降り掛かる。
「やぁぁ…やだ…またオシッコが…やぁぁ…」
無意識の内の失禁。
カナミは放尿を止めようと、下腹部に力を入れる。
「うぁぁ…そんな…そんなに締めちゃ…あぁぁ…」
カナミが下腹部に力を込めると、膣内に収まっているマサヒコのペニスをグイグイと締め付けてしまう。
ただでさえ無茶な勢いで突き上げたマサヒコにとって、もはや耐えられない衝撃だった。
「ううぅっ…うっ…あぁっ…」
マサヒコのペニスがまたビクビクと震えだす。
「そ…そんな…今出されたら…あぅっ!熱ぅ…」
最早制止が効かず、マサヒコの射精が始まってしまった。放尿で力が抜けていく体内に、ドクドクと熱い粘液が侵入してくる。
「うぁぁ…まだオシッコ出してるのに…中に出すなんて…ひどいよぉ…」
無防備な子宮に溜まっていく熱い精液。その熱にやられたように、カナミの肌もピンク色を帯びていく。
「あっ…あぁあぁ…」
精液を受け入れながら、カナミの身体に変化が起こった。
先程背筋を強張らせたよりも、強い波が迫ってくる。
「ウ…ウソ…イ…クぅぅっ!!…」
カナミの腰がビクビクと痙攣する。背中を折り曲がるほど激しい波が来る。
「うぐ…し…締まるぅ…」
同時に、カナミの膣全体が急激に締まる。マサヒコのペニスが入っていることなどお構い無しに、うねりを上げ、絞られる。
「はぁぁあぁっ!!ふぁぁっ!」
甲高い声で叫ぶように絶頂に達するカナミ。
「うぅぅぅっ!…も…もう…」
マサヒコは、カナミの膣に捻り上げられ、自分の中身全てが搾り取られてしまうように感じた。
548まさか…な…:2005/07/03(日) 22:30:59 ID:Qi2G4b6v


「はぁはぁ…はぁ…」
射精を終えたかどうか判らないうちに、マサヒコの身体は後ろへと倒れこんでいった。
力を失ったマサヒコのペニスが、カナミの膣内から抜け落ちる。
「はぁぁ…はぁ…ふぅぅ…」
だらしなく開いたままになってしまうカナミの膣口。
やがて、無意識のうちに内側から盛り上がり、精液の塊を一つ吐き出した。
精液の塊は、水飴のように太い糸を引きながら、シーツの上へと落ちていく。
開放されたカナミは、そのままベッドに突っ伏せるように崩れ落ち、動けなくなった。
小久保マサヒコと城島カナミ。
二人とも、精液やら愛液やら尿やらで、下半身全てをベチョベチョに濡らしたまま、
失神するように眠ってしまったのだった。




549まさか…な…:2005/07/03(日) 22:31:32 ID:Qi2G4b6v




「……でね、結局延長料金どころか、お泊り料金までいっちゃったの…」
「へぇ…それじゃぁ、せっかくの計画が台無しでしたね…」
月曜の朝。
小笠原高校の一教室。
城島カナミと、黒田マナカが向かい合わせに座って話し込んでいる。
「起きたらもう暗くなっててね。お兄ちゃんの夕飯作れなかったよ」
「え?お兄さんには、全部話したんですか?」
驚きの表情を見せるマナカ。
「ううん…だって、『ヤりました』なんて言ったら、お兄ちゃんヤキモチやくからね」
「ふふ…カナミちゃんったら…」
まだ教室には二人の他誰もいない。
初め、カナミの初体験報告に心底驚かされたマナカだったが、
今は興味の方が先に立っていた。
「それで…詳しく内容を聞かせてもらえませんか?」
そう言って、メモ帳とペンを取り出すマナカ。
小説のネタにする気満々だった。
「…あのねぇ…オチンチンって、最初は凄くちっちゃいの、フニャッとなっててぇ…」
「ふむふむ…」
「でもね、ちょっと触っただけでビクビクッてすぐ大きくなっちゃうの!」
「ふふふ…素敵…」
「でね!『ダメです』とか言いながら、我慢してるときのマサくんの顔が凄くかわいいの!」
「きゃー!!素晴らしいですわ!こんな身近にショタ喰いの実例ができるなんて…」
やがて、二人に近付くもう一つの影。
550まさか…な…:2005/07/03(日) 22:32:04 ID:Qi2G4b6v
「お前ら…朝っぱらからなんちゅーいかがわしい話を…」
矢野アキが二人の間に割って入ってきた。
「出ましたよ…処女のひがみが…」
マナカが口元を隠して芝居がかった嘲笑を見せる。
「お前だって処女だろうが!」
言い返すアキ。
「やーい!アキちゃんは処女ー!」
「なんだその積年の恨みを晴らしたかのような笑みは…」
この上ない笑顔を見せるカナミの頬をつねるアキ。
ただ、じゃれ合っているだけだが、少し寂しい気持ちもあった。
「マナカちゃん…今度マサくんがウチに来るんだけど…」
「では、私は押入れに隠れて全てを撮影(資料集め)ということで…」
「おいおい…勘弁してやれよ…」
まだ見ぬマサヒコのことを、心底哀れむアキだった。
「ふふふ…」
「ふふふふ…」
小久保マサヒコ 15歳。
中学時代とは別な形の女難が、彼を襲おうとしていた。
本人は、まだそのことを知らない。
(おしまい)
551新参者:2005/07/03(日) 22:33:41 ID:Qi2G4b6v
という感じでおしまいです。
お付き合いいただいた方々、ありがとうございました。


で、遅筆のくせに、次も考えてしまっているのですが、
変態プレイとか、アナルはともかく
スカはNGですかね?やっぱり
552名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 22:42:43 ID:76AceIr9
新参者氏GJ!

マサヒコの哀れそうな行く末が目に浮かぶようッス。
スカについては・・・まぁどうなんでしょうなぁ
553名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 23:14:09 ID:4k9oOMOD
新参者氏、GJ!

いやいやいや、すさまじいまでのエロ描写ですな。
スカトロは……うーん。どうなんでしょうね。
554郭泰源:2005/07/03(日) 23:25:26 ID:YjuV31UT
新参者氏>>乙&GJ!!!!!エロ描写は氏が最高職人のひとりですな!いや、マジで。
あといっつも自分語りですんません>>519氏、>>525氏。
そのとおりでして。嫁さんが校正係兼最初の読者なわけです。…サブくてイタい夫婦じゃ。
なんでおわかりでしょうが、陵辱ものは書きにくいわけですよ。
あ、全作アヤナ×マサヒコのタイトル忘れてました。「恋とカルキの記憶」でお願いします>>古田氏。
ずいっぶん前に没りかけたSSですが、復活させてみました。時制の狂いはご勘弁を。では、投下。
555郭泰源:2005/07/03(日) 23:26:02 ID:YjuV31UT
「あ、悪い天野、あのさ、次の数学の…」
「…なに?小久保君?」
「う!?いや、何でもない…」
マサヒコは次の授業で当てられることを思い出し、ミサキにわからないところを聞こうとしたのだが…。
(な、なぜだ…天野、闘気が…俺、なんかやったか?)
思いっきりキツイ目で睨まれて、その場から立ち去るのであった。
(しよーがねーな、なら…)
「あ、わかた…」
「なあに?…小久保くん」
「な、なんでもありましぇん」
ミサキと同じく、アヤナの険しい目にあって即時撤退するマサヒコ。
(?なに?俺?なんかした?)
記憶をどんなにたどってもそれらしいことを思い出せず、悩むのであった。
(こ、こういうときは、やっぱり…)
「あ、的山、あのさ、ここのAの2問目なんだけど…」
「あ!こくぼく〜ん、すごいね!1位だよ、1位!」
「はあ?」
£
─ここで場面は1時間ほど前の教室に遡る。
男子は体育、女子は保健の授業なのだが、たまたま保健の先生が休暇のために、
女子は自習となっていた。ミサキも鉛筆を片手に自習をしている…と思いきや、
グランドで短距離走をしている男子の授業をじっと見つめていた。
もちろん、その視線の先がマサヒコであるのは言うまでもないだろう。
「ミ・サ・キ。ほら、ダーリンのことばっか見てないの!」
「え?や、やだ、あたし、なにも見てないよ!」
友人であるカチューシャ娘に耳元で囁かれ、顔を赤くするミサキ。
§
556郭泰源:2005/07/03(日) 23:26:43 ID:YjuV31UT
「でも、結構足早いよね、あんたのダー…」
「だ、だから、見てないってばあ!」
「ふふー、そう言ってさっきから小久保君ばっか見てた癖に」
「う…」
言葉に詰まり、さらに顔を赤くするミサキ。そんなやりとりがしばらく続いていたのだが…。
「う〜ん、ヒマだね!よし、じゃあさ、人気投票でもやらない?」
カチューシャ娘が、そう声をあげると─。
「え?人気投票?なになに?」
周囲の女子もいいかげん自習に退屈していたらしい。彼女の提案に乗り気である。
「このクラスの男子のさ、人気投票!もうすぐクラス替えだしさ〜。
ぶっちゃけ、恨みっこナシの本音投票ってことで」
普段ならばそんな騒ぎを戒める役目である委員長のアヤナも、
ノリが悪い、と言われることを怖れたのか、あるいは彼女自身、退屈していたのか─。
つまらなさそうな表情を浮かべながらも、特に反対する様子はない。
「じゃ、用紙の裏に名前書いて〜、そんで、後ろから集めて…」
クラスの女子の大半はノリノリで、思い思いの男子の名前を紙に書いていた。
「よ〜し、じゃあ、名前、読み上げるよー。はい、佐々木君…」
「はい、佐々木君いち、と」
「で、小久保君…」
「はい、小久保君、いち…」
£
「…嘘」
ミサキは、思わず呟いていた。投票が進むにつれて幼馴染みであり、思い人である
マサヒコの人気がダントツとはいかないものの、トップ人気であることが判明したからである。
(え?あたしが一票だけど…もう一票は…)
ふと気付いたミサキがアヤナの方を見ると…同じく、彼女もミサキを見ていたのだろう。
§
557郭泰源:2005/07/03(日) 23:27:12 ID:YjuV31UT
ちょうどふたりの視線がぶつかったが、アヤナは顔を赤くして視線を逸らした。
(…もう一票は、若田部さんか…最近、仲いいもんね…)
そう思いながら、少し胸の痛むミサキだった。
(…で、あと一票は…)
これもまた、心当たりのある方向へと目を向けると…。
「すごいねー!ミサキちゃん、小久保君!」
リンコは、嬉しそうにぶんぶんと腕を振り回している。
(…一票、と)
少し前の夕暮れ、手をつないで帰るふたりの姿を思い出し、再び胸が痛くなった。
(…でも…それにしても…)
20人に軽く欠ける程度のクラスの女子のうち、7人がマサヒコに投票している。
ミサキたちを除いても、なお4人の女子がマサヒコに投票したことになる。
「ほっほー、意外そうな顔だね、ミサキ」
「え…別に、そんなんじゃ…」
言葉では否定するものの、複雑な表情は隠しようもない。
「今まで気付いてなかったみたいだけど…人気あるんだよ、小久保君」
「え…嘘…だって…バレンタインだって、小久保君、
あたしと若田部さん以外からはもらってないって言ってたよ?」
「はっはー、そこで気付かないの、あんた?」
「な、なに?」
「あんたやリンちゃんや若田部さんが周りにいるから、そんな隙がないってこと。あたしもさ、
一年の娘に『小久保先輩って誰かと付き合ってるんですか〜』って聞かれたことあるくらいなんだから」
「え…」
「でも安心しときな。小久保君にはミサキっていう本妻と、愛人1号・2号までいるって言っといたから」
「な、なによ、それええ!」
再び顔を真っ赤にして抗議するミサキだったが…。
§
558郭泰源:2005/07/03(日) 23:27:53 ID:YjuV31UT
「あら?一応、本妻ってことで立てておいたつもりなんだけど?」
と返されてしまうのであった。
「それにさ〜客観的に見ても小久保君って、顔はカワイイし、運動神経も悪くないし、
最近身長も成績もぐんぐん伸びてるし。性格だってさ、下心なしで優しいし…。
一年のウブな女の子なんてさ、コロッと参っちゃうと思うよ?」
「う…」
他でもないミサキがマサヒコに惹かれている理由…。それらを挙げられて言葉につまった。
「ま、あたしは豊田先生オンリーだから関係ないけど…。
ミサキもさ、幼馴染みだとかいってウカウカしてると、取られちゃうかもだぞ〜?」
「…」
(ダメ…そんなの…ダメ…マサちゃんは…あたしのもの…)
ミサキの中で、嫉妬の炎が燃えさかっていた。一方、アヤナも…。
(たまたま…そう、たまたまよ。ほ、ほかにテキトーな男の子がいなかったからよ…。
でも…小久保君ってモテるんだ…。ふ、ふん!でも、あたしには関係ないのッ!)
ひねくれた形ではあるものの、彼女なりの嫉妬の炎を燃やしていた。
こうしてふたりが修羅の表情のまま自習時間が終了して―。
着替えを終えた男子たちが教室にもどってきたところで、冒頭に戻るのである。
£
「??そ、そんなの…俺に関係ねーじゃん。他の奴が勝手に言ってるだけで…ん?」
リンコに女子の自習時間に何があったのかを聞いて、思わず抗議の声をあげるマサヒコだったが、
アヤナやミサキだけでなく男子陣からも思いっきりキツイ視線を自分が集めていることに気付いた。
が、それはそうだろう。ただでさえアヤナ・ミサキ・リンコと学年でもトップクラスの美少女たちが
いつも周りにいるうえ、アイのようなキレイなお姉さんがお出迎えしているという、
煩悩バースト気味の男子中学生ならばたまらない環境にも平然としているマサヒコの態度は、
以前からクラスの男子たちの反発を浴びるのに十分だったのだ。
ただ彼の生来の性格の良さがそれを補ってきたのだが…今回という今回は、限界だった。
§
559名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 23:28:51 ID:ZAI5KU9F
新参者神、ただ一言、超GJ!
スカは賛否あるでしょうが、ぜひ投下されることを望みます。
560郭泰源:2005/07/03(日) 23:28:51 ID:YjuV31UT
マサヒコにとって針のムシロ状態が続いた。親しい男子の友人も声をかけてくれず―。
ミサキとアヤナも牽制しあうかのように、鋭い視線をマサヒコに貼り付けたまま、ひとことも発しない。
頼みのリンコもなぜか他の女子にラチされるように遠のかされて、孤立無援のマサヒコであった。
(俺?俺が…悪いの?なんで?なんで?)
泣きそうになるマサヒコだったが、やっと放課後が訪れ…脱兎のごとく帰ろうとしたそのとき。
「じゃあ」
「いきましょうか、小久保君」
「は>・?はひ?」
「さ、リンちゃんもおいで…これから若田部さんち行くからね」
「`@$ほええ?」
「小久保君?なにか…言いたいこと、あるの?」
「…あ、ありま…しぇん…」
今度はマサヒコがラチられる番であった。右手にアヤナ。左手にミサキ。
そして後ろにはリンコが…。彼を固めるようにしていた。
燃え尽きた老人のように、がっくりと諦めの表情を浮かべたマサヒコは―。
そして三方向から同じセリフを聞くのだった。
「今日こそは」
「はっきりさせて」
「もらうんだもんね?」
「…」
火を点けてしまったのは誰だったのだろう…マサヒコは、ずっとそんなことを考えていた。
(てゆーか…なにされんの、俺?)
もはや涙も出ない、という思いのまま引きずられるようにマサヒコは歩いていた。
そして―豪奢なアヤナ邸が見えてきたころ…。三人は、妙に華やいだ声で話し合うのだった。
「じゃ、一番は天野さんね?」
「その次はアヤちゃんで…最後があたしかあ…でも残り物には副があるんだもんね!」
§
561郭泰源:2005/07/03(日) 23:29:17 ID:YjuV31UT
以上、後半へ続く…。あ、設定は2年生の3月頃ってことで。
この後エロるかどうかは…微妙。
562名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 23:33:01 ID:ZAI5KU9F
やってしもうた…orz
すんません郭神、書き込む前に確認怠りました…。
割り込んで申し訳ありません。
563郭泰源:2005/07/03(日) 23:42:16 ID:YjuV31UT
いや、没問題ですよ>>562氏?ここのスレらしくて逆に嬉しいくらいで。
酔っぱらってまして、調子に乗って嫁コメント。
「518さんって、多分すっごい優しいひとなんだろうな…メリーさんは、気を遣いすぎるタイプ。一番のファンはピンキリさん。
でもね、なんかこのスレの職人さんって女の子をモノ扱いしてなくて…いいの」
564名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 23:52:11 ID:XSptaTv5
 郭氏、嫁さんを俺に下さい!!
最後の一言でホレちまったよぉぉぉぉ!!!!
565メリー:2005/07/03(日) 23:55:39 ID:YdEwy1In
郭泰源氏
う、うわ〜……恥ずかしいぃ〜(///▽///
566名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 23:59:14 ID:feepbZKz
>>563で「無問題」でなく「没問題」と書いているところに好感を持った。
567名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 23:59:15 ID:9x05VXk+
>>561
   _    ∩
 ( ゚∀゚)彡 4P! 4P!
  ⊂彡

GJでござんした。嫁さんにもよろしく。
568名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 00:44:58 ID:AWEPTUaV
相変わらずおもしろいスレだ
新参者氏、郭氏ともにGJ!!
郭氏の後編、お待ちしてます
569名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 00:59:17 ID:1C5zjXpK
いま思ったけど
このスレって最近活気に溢れてるよな
570名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 03:54:48 ID:j8XevCuO
新参者様キター!、乙でございます!素晴らしい内容に感動です!新参者様ならスカ系でも何でも、OK牧場!!新作を期待して待っています。
571 :2005/07/04(月) 05:59:02 ID:bFSr95Qy
エロじゃないSSも読みたいんだがどっかにスレある?
572名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 07:26:31 ID:5YaKWNRw
スカなんてスカスレでやってくれよ。
573名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 08:57:54 ID:YqsxacX/
おしっこ、尿をNGに登録しれ 以上。
574名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 09:17:43 ID:AWEPTUaV
職人さんが前もって知らせてくれるからイヤなら読みとばしでしょ(´-`)
575名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 10:18:29 ID:eFumPoFl
ミサキ「ああっ、もうダメッ!!はうあああーーーーっっっ!!! 」
ミサキ「ぁあ…うんこ出るっ、うんこ出ますうっ!! 」
ミサキ「ブリイッ!ブボッ!ブリブリブリィィィィッッッッ!!!! 」
ミサキ「いやぁぁっ!あたし、こんなにいっぱいうんこ出してるゥゥッ! 」
ミサキ「ぶびびびびびびびぃぃぃぃぃぃぃっっっっ!!!!ボトボトボトォォッッ!!! 」
ミサキ「いやああああっっっ!!見ないで、お願いぃぃぃっっっ!!! 」
ミサキ「いやぁぁっ!あたし、こんなにいっぱいうんこ出してるゥゥッ! 」
ミサキ「ぶびびびびびびびぃぃぃぃぃぃぃっっっっ!!!!ボトボトボトォォッッ!!! 」
ミサキ「ぁあ…うんこ出るっ、うんこ出ますうっ!! 」
ミサキ「ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ!!! 」
ミサキ「いやああああっっっ!!見ないで、お願いぃぃぃっっっ!!! 」
ミサキ「ブジュッ!ジャアアアアーーーーーーッッッ…ブシャッ! 」
ミサキ「ブババババババアアアアアアッッッッ!!!! 」
ミサキ「んはああーーーーっっっ!!!アッ、アアッ、うんこァァァァァァ!!! 」
ミサキ「ムリムリイッッ!!ブチュブチュッッ、ミチミチミチィィッッ!!! 」
ミサキ「おおっ!うんこァ!!あっ、ああっ、うんこぁぁ!!!うんこ見てぇ 」
576名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 10:25:40 ID:mgpVMRGY
擬音をセリフにしてどうすんだよ。
577名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 10:29:36 ID:JsW2cuzQ
VIPから持ってくんなw
578名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 11:33:05 ID:j8XevCuO
(´_ゝ`)
579名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 12:47:38 ID:7ufAcPmw
新参者様なら"スカ系でも何でも"、OK牧場!!
580名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 12:59:09 ID:eArkGn6/
新参者様なら"スカ系でも何でも"、OK牧場!!
581名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 13:16:19 ID:vZnuk7+j
何故このスレにはガッ○石松氏がいるのですカ
582名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 13:24:24 ID:+FXSMeuH
そう
新参者様なら"スカ系でも何でも"、OK牧場!!
583名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 14:15:19 ID:1C5zjXpK
スカトロは絶えられない
584名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 14:45:20 ID:1C5zjXpK
誰かそろそろ王道(マサ×アイ)キボンヌ m(_ _)m
585名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 16:42:19 ID:dx1St/Ae
アイ先生の中・・・あったかい・・・・うっ!
586名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 19:12:28 ID:37T+U9hw
でも、新参者氏の描写力ならスカでも読んでしまいそうだ
一体何人の読者がそっちの道に開眼することやら
587名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 20:30:02 ID:NCebe12l
>>586
一部の流れは、スカ物投入されようものなら荒らしてやるって意思表示じゃないのか?
588名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 22:27:39 ID:D4f071PY
ミサキはウンコしないよ
589名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 23:04:27 ID:gezMI9eY
既に開発されてる俺様は問題なし
590古田(ゝ○_○):2005/07/05(火) 00:02:40 ID:fzC1hBg0
保管庫更新しました
591名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 00:17:55 ID:NoZxvdfB
古田氏おっつー
592名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 00:32:22 ID:asatEGYv
古田氏毎度乙です
593新参者:2005/07/05(火) 00:57:56 ID:fGYZ4vDS
申し訳有りません
>>551の件は、止め ということにします
あまり危険な橋を渡るのは止めた方がよさそうです

考えていたのも、100%スカというわけではなくて、
シンジのアナル好きの過程で少し加えるつもりでした

なので、別スレでやるというのも中途半端なので、
将来的に自分のサイトを作ったりしたら、そこでやることにします

また、別のネタ考えてきますので、
また、よろしくおねがいします
594名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 01:13:10 ID:hhftS9HW
俺もカナミ浣腸ネタ考えてたんだけど止めとこうw
ちなみに中身や描写は嫌いですよ?浣腸するという行為にハァハァするわけでして。
595名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 01:29:14 ID:nXKuNx2D
マサ×アイ を描いてくれる神様
どこの神社に行けば降臨しまつか?
596名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 01:57:43 ID:PDYl9W+8
>>594
>浣腸するという行為にハァハァ
これは投下すべきネタだ。щ(゜ロ゜щ)カモーーン
597名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 01:59:20 ID:NoZxvdfB
>>595 ゆっくり待とうぜ(・∀・)
598名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 02:23:05 ID:OUHAj87M
アイ本編では座薬入れられてたしな
599名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 02:38:00 ID:4fWpXH1q
これは駄目だとか、NGを言う奴は別に読まなくてもいーじゃないか?スカとかアナル、浣腸ネタの作品を見たい人もいるんだし、俺は新参者様のスカとか過激な内容を楽しみにしてたのによぉ。
600トマソン:2005/07/05(火) 03:01:22 ID:OA2H32+w
トマソンです。
新参者氏、そして古田氏、乙です。

スカトロの是非で議論があるようですが、まあ職人さんが書きたいものを書く、
というこのスレの基本線に則ればそれでいいことではないか、と私は思います。


先日投下した「捻挫に始まる夢」が、なんだかずいぶん好評をいただいて
多くの方から続編を希望されてしまったので、ちょっと書いてみました。
魔性の女を書く自信はないので、「魔性の女になりかけのアヤナ」ということで。

>460-469 の続編として読んでください。

とりあえず前半は、アヤナ誘惑編です。

では投下。


601トマソン:2005/07/05(火) 03:02:59 ID:OA2H32+w

 脚を挫いた若田部アヤナを若田部邸まで送ったマサヒコ。
 二人は今、若田部邸の居間で、差し向かいでお茶を飲んでいた。
「いつも、若田部の淹れるお茶はうまいな」
マサヒコはティーカップに顔を近づけ、その香りをそっと嗅いでみる。いつもながら、
香りも味わいも一級品だ。

 脚を挫いたアヤナには、お盆を運ぶのも一苦労だった。運び役を手伝ったマサヒコだ
が、このお茶のためならそんなことは何でもない。それより、先ほどのアヤナの
『責任、取ってもらうわよ……』という台詞が、耳にこびりついて離れなかった。

「そう? ありがとう……」
 アヤナはアヤナで、世間話をしながらも、目の前にいるこの男性が、自分のオンナを
目覚めさせたことをはっきりと認識していた。
(あのとき……、この人の男根が、保健室の前で私の体の芯をつついたあの時。
私は……わたしの体は、よろこびを、知った……)
 自分がこれからすることは、昨日までの自分なら想像も出来なかったことだ。
 たった一回の自慰が、アヤナをそれまでの穢れを知らぬ女の子から、女へと変貌させ
ていた。
 アヤナは心中で勇気を奮い起こした。
602トマソン:2005/07/05(火) 03:04:09 ID:OA2H32+w

「ねえ、小久保君……」
「……ん?」
 雑談が一息ついたところで、アヤナがまたしても、切なげな、何かを求めるような
瞳をマサヒコに向けた。
(どうも、今日の若田部はやけに色っぽいんだよな……一体、なにがあったんだ?)
 まさか、アヤナが保健室のベッドで、おのれの男根を思い描いて自慰に耽ったとは
思い至るはずもない。
「私が保健室のベッドで寝ていたときって……そんなに顔赤かった?」
「……? ああ、真っ赤だったぞ」
「どうしてか……分かる?」
「いや……だから風邪かと思って体温計を用意しようと……お、おい若田部、何を……」
 アヤナはソファに深く腰をかけると、そっと床から脚をあげ、ソファの上に体育座りに
なった。膝までを覆ったセーラー服のスカートは太腿にしたがって持ち上がり、その下
から、ほっそりしてはいるがむっちりと引き締まった太腿がのぞく。ソファの縁近くに
ちょこんと乗った右足首に、包帯が巻かれているのが痛々しい。
 アヤナは両腕で膝を抱え、下脚の先だけを少し開いた。その間から太腿が、そして
太腿に挟まれ、大人びた、しかし清潔そうな純白のショーツがのぞき、ごく薄い布地を
通して、肉感的なふくらみがマサヒコの視界に飛び込んだ。
「おい、わ、若田部……冗談はよせ……」
といいつつ、マサヒコはそこから目を離せない。さきほどから広い邸宅に二人きりで
いる、それだけで彼の心臓は高鳴っていたが、さらに鼓動のピッチが跳ね上がった。

603トマソン:2005/07/05(火) 03:06:15 ID:OA2H32+w

 アヤナは、マサヒコの視線が自分の下半身に注がれていることをはっきりと認識して
いた。
「ねえ、小久保君……私が保健室で寝ていたとき、顔が赤かったのは……」
 アヤナは羞恥に顔を赤らめつつ、膝から腕を外すと、体育座りの両脚をゆっくりと
開いていった。真っ白な太腿が左右に割れ、それまでかすかな盛り上がりの部分だけが
のぞいていたショーツが、マサヒコの眼前にすっかりあらわになった。
(ああ……私、男の人を誘惑してるんだ……)
 昨日までのアヤナなら、思いつきもしなかったことだ。勇気を奮いおこして自分の
体を男の視線に晒す、その行動がまたアヤナ自身をも追い込んでいく。
「お、お、おい、わ、若田部……」
 マサヒコは目を離せない。水着でのバックからの眺めも扇情的だったが、自ら脚を
開いて、スカートの中を見せる女の姿もまた、たまらない眺めだった。
 両脚はM字になり、白磁の太腿が蠱惑的に左右に開いている。その付け根を覆う
純白の大人びたショーツは、上縁のフリル、その下のかわいい刺繍、そして微妙な
ところのふくらみまでが、余すところなくマサヒコの視線に晒されていた。
 薄い生地を通して、かすかに栗色の恥毛がそのシルエットを見せている。
(ゴクリ……)
 本日何度目かの生唾を飲み込む。たまらず、マサヒコの下半身が蠢動を開始した。
「……小久保君が来てくれる少し前、こんなことをしてたからなの……」
604トマソン:2005/07/05(火) 03:08:21 ID:OA2H32+w

 アヤナはそっと、自分の指をショーツの上から体の芯に当てがった。そのまま、
優しく刺激を与える。アヤナは目を閉じて、体を流れる快感に身を任せた。
「あっ……はぁ……」
 アヤナの半開きの口から、かすかな吐息とも甘い声ともつかぬ声が漏れる。
(わたし……男の人の前で、オナニーしてるんだ……)
 アヤナはたまらない羞恥に身を固くしたが、もう後戻りする気などない。これは
さっき、これからすることを決心したときに、覚悟していたことだ。
 再び目を開くと、切なげな瞳をマサヒコに向ける。
「あのね、小久保君……あん……保健室の前で、あなたが……ああっ……その……
アレで、私のここをつついたでしょ……あの時、私、全身に電流が走ったみたいに
なって……あう……それで、手当てが終わって保健の先生がいなくなってから、自分で
ベッドの上でこうやって触ってみたの……あああっ……」
「お、おおお、おい、わわ、若田部……」
 目の前で自慰行為に浸る女。マサヒコはパニックに陥りながらも、その姿から視線を
外せるわけもなく、食い入るように女の痴態を見つめた。
 あっという間に、ショーツのそこにはくっきりと溝が刻まれた。アヤナの指は微妙な
動きを続け、羞恥と興奮でその顔はすっかり桜色に上気している。
「んっ……ああん……」
 アヤナは、目を閉じては快感に身を任せて甘い声を漏らし、目を開いてはマサヒコに
トロンとした目を向け、彼の理性を揺さぶった。
「だから……ああっ……わたしの女を目覚めさせたのは、あなた……あんっ……」
 やがてショーツの微妙な部分に、ポツンとシミが出来た。
 指先にぬめりを感じたアヤナは、そこで一旦指を止め、手を離した。体育座りで脚を
左右に開いたまま、しとどに濡れそぼったショーツをすっかり男の視線に晒し、両腕を
だらんとたらして、口は半開きにして熱い吐息を漏らしている。右足の足首だけが幾重
にも包帯に巻かれているのがなんともアンバランスだが、それが不思議なアクセントに
なって、魅惑的な眺めを形成していた。
 濡れたショーツが透けて、かすかに媚肉の色までが窺えた。
605トマソン:2005/07/05(火) 03:10:32 ID:OA2H32+w

 アヤナは再び、潤んだ瞳をマサヒコに向け、切なげに訴えた。
「はぁ、はぁ……ねえ……だから、責任とって……わたしを……私を女にして……
そしてあなたも、男になって……」
(ゴクリ……)
 マサヒコはまたしても生唾を飲み込む。お茶を飲んだばかりだというのに、のどが
カラカラだ。股間の男性自身は、もう痛いほどにいきり立っていた。
「い、いや、でも若田部……」
「私を、ベッドに運んで……私の部屋は、二階の突き当たり……抱っこしていって……
ねえ、早く……私だって……恥ずかしいんだから……」
 潤んだ瞳、羞恥をたたえた口調、そして何よりも、眼前に広がった蠱惑的な眺めに、
マサヒコの最後の自制心も吹き飛んだ。
「分かった……一緒に、大人になろう……」
 そっと優しく、右腕のアヤナの背の下、左腕を膝の下に入れる。
「あん……」
 アヤナの体はそれだけでピクンと反応した。
 マサヒコが女の体をぐいと持ち上げると、アヤナの両腕がごく自然にマサヒコの首に
巻かれた。甘い吐息がマサヒコの顔にかかる。
(結構……力強い体かも……)
 アヤナはマサヒコを見つめる。マサヒコはそのまま、階段を上がり、アヤナの部屋へ
向かっていった。

606トマソン:2005/07/05(火) 03:12:44 ID:OA2H32+w

申し訳ないのですが、とりあえずここまで。
後半はまたそのうちに。

しかし、この後のエロ描写が私には大問題。
新参者氏を見習って頑張ります、はい。
607名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 06:58:56 ID:jHUfXrpX
なまごろし・・・続きを楽しみにしてます
608名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 07:15:35 ID:iaqZbLH0
トマソン氏乙!あなたの話を一番愛しておりますのでガンガってください!期待してます

>新参者氏
うーん、個人的に読んでみたかったのですが・・・残念です
また次回作にばしっとエロいのお願いします

>古田氏
いつもいつもご苦労様&乙です
609名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 07:45:50 ID:vUwjaO9a
公開自慰
610名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 08:56:06 ID:edFzSnS6
                     _,, -ー '  ̄ ̄ ` 、 
  __              /            \
      `` - 、         /                ゙、
          `-、      l         /l /l  l、    ヽ
            .\.   l        .>、j/ |  | |    `l
      /l        .゙、   |        / l/` l l-‐'ヒ' ,'   l.j トマソンGJ!
  /|  / |  /l, l、    l 、、  |   ,.-、  .r     l/   i/l   .|ヘ
 / | /   | | lj \  | `、 |  l ^ | .|.   |    |   | ,. /
  `l>-、  |/  _j,.-‐,   |_丿  ヽ∫| |    l    l   | .|v
  '´    '     |   |.  `` ‐ 、`l l |          | .|
   ――    ――/  .,L_       \ |   r‐-,    ノ  |
           / /l ` ヽ  ,、.    \.  l_ ノ    ,ィ"  .|
           /'. l. |    ゙、 lヽ    ゙、  r-ーl''"´ | ,  |
            l |  ` -、. ゙、l \   .|  `-、_ゝ、  l/ \|
     ⊂ニコ   ノ |       'l -ー、  |  __ , />、_
611名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 08:56:24 ID:edFzSnS6
     l |  ゙、/   |_r- 、 |.   l   |  | ,-", '  |   `-、
     `V,,      | `‐ 、_)- r ┴ 、 .|  |'´/   |. l     ` 、,
      ヽ,、_   ,,|       ` ‐'` l  | "      | |      l_    l"`、
  ー -- ‐'" ノ`-、 |ll.   { ̄ フ   / .l GJ!.    l_i      `‐-‐、. |  |
 ‐---ー '"´    `l j.   `-‐'" _,.イ  |       l >、      r"ト'" ,,l 、
          |  |.   rー'' "´  |/ 、 .l       /   `-、     l /  (   `,
     .     |  |   `フ冫、     `"    .  ∩     `i   |.l  γ    {
           |.  Fニ彡"ニ |`l-ュ、,,_   .    ノ |     `t_ ||   く    /
      .     |   ヒニニ = l l l j l `Trt-rt‐r'" ,┴ 、     `、tj、_  `  l
       .    |  |ニニニニ +_l l l | | / l l l /   ,>   |        ` ― '"
           |   |ー-‐- i" `'' '‐- 、| | |.l.|   }   }
           |  l- 、ニニ}      `-、l l l゙、_    ノ
           |   |ミ==l'" -、.      ` -V'/ ` "''´
            |  |ニニ/  丶      _  `l
           |   l--j  `-、 ー ―'"´   |
612名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 10:05:13 ID:FhFxFanU
トマソン氏ウルトラGJ、そして↑このAAもGJ
だがなんでマサだけボミョウな表情なんだw
613名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 12:27:53 ID:pXUk1h4F
マサヒコはEDなのでボミョウな表情なのです。
614名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 12:37:05 ID:edFzSnS6
ボミョウてw
615名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 12:38:09 ID:edFzSnS6
あああ、俺のIDがED!!!!!!も、もうだめぽ
アイたんともうセクロスできねぇえええ!!!いやだぁぁああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああ
616名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 16:41:05 ID:iaqZbLH0
>>615
大丈夫です問題ありません
今夜12時をすぎると治りますよ
さあこれでアイセンセとセクロ(ry
617名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 21:18:25 ID:d/jTXVhn
>>613
今週号見てると、マサはEDどころかついてないんじゃないかとすら思う。
618名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 21:38:07 ID:KgiXSQ+W
僕は、派閥ができて職人さんが投稿しにくくなるような日が訪れない事を祈って今日は早く寝ます
619トマソン:2005/07/05(火) 22:34:49 ID:/6lHi5yd

トマソンです。

>601-605 の続きです。
特に原作とのリンクなし、ただエロあるのみ。

では投下。
620トマソン:2005/07/05(火) 22:35:39 ID:/6lHi5yd

「ここよ……私の部屋……前に、入ったことあるよね……」
 マサヒコはアヤナを姫抱えにしたまま、アヤナの部屋に入った。しゃれた模様の
壁紙。ピンク色のカーテン。至るところにアヤナ手製のぬいぐるみが置いてある。
なんとも女の子らしい部屋だ。
 マサヒコはベッドにアヤナの体を優しく降ろした。が、アヤナはマサヒコの首に
巻いた腕を外そうとはせず、横たわった自分の体に覆いかぶさった形になっている
マサヒコの目をじっと見つめ、そっと目を閉じ、唇を突き出した。
「わ、若田部……」
「アヤナって、呼んで……私は、あなたって呼ぶから……ねえ、キスしてよ……」
 再びアヤナは唇を突き出す。
「……アヤナ……」
「そうよ……あなた……」
(ずるいな……)
 マサヒコはそんな考えが頭をよぎった。こんな状況で女に甘えられては、男が拒否
できるはずもない。が、突き出されたアヤナの唇に魅了され、そんな考えはあっという
間に溶けてなくなっていった。マサヒコは吸い込まれるかのように、上半身をさらに
傾け、唇を合わせた。ほんの触れるだけの甘美な口付け。
 「私の、ファーストキスよ……」
 アヤナは甘えるような、少し非難めいた視線をマサヒコに向ける。
 マサヒコは答えず、じっとアヤナを見つめると、もう一度、今度はゆっくりと唇を
合わせた。続いて、少しだけ唇を浮かすと、思い切って舌を伸ばし、アヤナの柔らかい
唇を嘗め回す。
 半開きになった唇に舌を差し入れ、アヤナの口腔にそっと舌を這わせていく。
 アヤナも、自分の中に侵入してきたマサヒコの舌に、自分の舌を絡めた。
「……んっ……んんっ……」
 二人は苦しげな息をつきながらも、舌を絡め続けた。
621トマソン:2005/07/05(火) 22:36:27 ID:/6lHi5yd

 二人が荒い息をつき、ようやく口を離すと、二つの唇の間に唾液が糸をひいた。
 マサヒコはアヤナの胸の豊かな隆起に両腕を伸ばした。豊満ではあるが、そこはまだ
中学生のこと、固さが残る二つの盛り上がりを、セーラー服の上から、同時に掌全体で
やわやわと揉みほぐす。
「あ……あん……待って、脱いでからにして……制服、シワになっちゃう……」
「アヤナ……服を脱ごう……」
 マサヒコはもう止まらなかった。力強くセーラー服の裾を持ち上げる。アヤナも
両腕を挙げて協力し、間もなく制服は抜き取られた。
 さらにスカートの脇のホックをはずし、ファスナーを下げる。これも裾を持って
下に引っ張ると、するりと脚から紺色の布が抜き取られ、アヤナは純白の大人びた
ブラジャーとショーツ、そして右足首の包帯だけという半裸の姿になった。
「……恥ずかしい……」
 アヤナはベッドの上に体を縮めて座った。マサヒコは自らも制服を脱ぎ捨て、
トランクス一枚になると、再び女の体に挑みかかった。
「アヤナ……」
 優しくささやいて、ベッドに半裸の体を押し倒す。まずは胸を狙い、可愛い刺繍の
ついたブラジャーのカップの上から、豊かな隆起を揉みしだいた。
「あ……あう……」
 アヤナは、ついさっき女の悦びを知ったとはいえ、男にその体をまさぐられるのは
初めてである。両腕でせめて体を隠そうと、片腕でショーツの上を覆い、片腕で胸を
カバーしようとするが、男の腕に力強く、しかし優しくその腕をのけられ、頭の両側に
置かれては、無防備に横たわった体で愛撫を受け止めるよりなかった。
622トマソン:2005/07/05(火) 22:37:06 ID:/6lHi5yd

 マサヒコがそっとブラジャーのカップを上にずらすと、アヤナの見事なおわん型の
乳房が、ぷるんと弾け出た。
 あくまですべすべした、ほのかに上気した肌に盛り上がる豊かな隆起。その先端に
密やかに息づく、ピンク色の可愛らしい乳首。
 マサヒコはアヤナの乳房から目を離せなかった。
「あぁ、そんなに見ちゃ……駄目、私、その……胸に、コンプレックスあるから……」
「アヤナ、綺麗だよ……どうしてコンプレックスなんか……こんなに素敵なのに……」
 マサヒコは、ちょんと指で乳首をつつく。
「あん……だって……小学生の頃から、大きくなり始めて……男の子にはからかわれる
し……女の子には、冷たい目で見られるし……」
「アヤナ……お前のおっぱいは、俺にとっては宝物だよ……」
 改めて、マサヒコは乳房を両の掌に収めた。
 そのすべすべの肌、弾力に陶然となりながら、そっと揉みしだく。
「……ああっ……」
 アヤナの口から、たまらず甘い声が漏れた。
623トマソン:2005/07/05(火) 22:37:56 ID:/6lHi5yd

 マサヒコはアヤナの背中に腕を回し、ブラジャーのホックを探り、苦心してプチンと
外した。腕からブラジャーを抜き取ってしまうと、ショーツ一枚になった女の体に、
改めて覆いかぶさり、アヤナの首筋にそっとキスを繰り返し、舌を這わせていく。
「あん……ごめんなさい……シャワー浴びてないから……あっ……汗臭いでしょ……」
 確かに、アヤナの体臭がマサヒコには感じられた。が、決して不快な匂いではない。
これは、汗臭いというより、オンナの色香がむんむんと匂い立つ感じだ。
「アヤナ……いい匂いだよ……」
「ああっ……嬉しい……」
 甘い会話をしながら、マサヒコの舌はアヤナの首筋を彷徨う。首筋への愛撫がこうも
性感に訴えるとは、アヤナは知らなかった。たまらず、舌を逃れようと身をよじったが、
男の体に組み敷かれていては、それもかなわない。
「ん……あん……」
 マサヒコは空いた腕で乳房を揉み、指で乳首をつつき、転がし、弄ぶ。マサヒコの舌
が首筋から肩口に移り、次第に乳房の隆起を登ってゆく。それが乳首をつつき、口に
含んだとき、アヤナの体はピクンと震えた。
「ああっ……」
「アヤナのおっぱいは……本当に素晴らしいよ……」
 マサヒコは感に堪えぬようにつぶやく。アヤナはその優しさに、数年前、胸が膨らみ
はじめて以来、ずっと感じていた引け目が、すっと消えて行くのを感じていた。
(この人は……私の胸を、愛してくれる……好奇心の対象でなく……嫉妬でもなく……
ひたすらに可愛いと思って、愛してくれる……)
 アヤナの瞳にじわっと涙が滲んだ。
 マサヒコは飽きずに豊かな乳房を撫で回し、揉み、乳首を吸う。そっと、ごく軽く
噛んでみると、アヤナの体が再び震えた。
「ああん……あっ……」
 アヤナはその愛撫のすべてを体で受け止め、甘い声を上げ続けた。
624トマソン:2005/07/05(火) 22:38:45 ID:/6lHi5yd

 ようやく乳房から顔を上げたマサヒコは、アヤナの下半身に目をやった。両足は
ぴっちりと閉じられ、ショーツの微妙なあたり、さっき居間のソファで見た、濡れ
そぼった部分は太腿の間に隠れている。
「アヤナ……力を抜いて……」
「……うん……」
 アヤナが言われるままに、両脚から力を抜くと、マサヒコの膝がそっとアヤナの
両脚を割った。
「あ……駄目……」
 アヤナの羞恥を含んだ声が、マサヒコの獣欲を嫌が上にも刺激する。わずかに開いた
太腿の付け根に、ショーツの微妙なところがのぞき、マサヒコの視線に晒された。
 濡れて色が変わった部分が、さっきよりもはっきり面積を広げていることを見て取り、
マサヒコの興奮はさらに高まった。
(俺の愛撫で……この娘は感じてくれてるんだ……)
 太腿の内側に遠慮なく手のひらを差し入れ、吸い付くような感触を楽しみつつ、円を
描くように撫でまわす。そっと愛撫が太腿をさかのぼっていき、濡れそぼったショーツ
にマサヒコの指が到達すると、アヤナはたまらず身をよじり、脚をもがいた。
「ああ……そこは……駄目ぇ……」
「アヤナ……すっかり濡れて、いい眺めだ……」
「あん……あっ……馬鹿ぁ……あああっ……」
 マサヒコの指がアヤナの媚肉に刺激を与えていく。
625トマソン:2005/07/05(火) 22:40:50 ID:/6lHi5yd

 初めて男に蹂躙されるアヤナの媚肉は、マサヒコの指に動きに従って吸い付くように
無尽に形を変えては、愛液を漏らし、ますますショーツを濡らしていく。
 マサヒコは指に全神経を集中した。そっと溝をなぞって指を上下させ、割れ目に
軽く押し込み、花弁をくつろげる。
「あっ……あん……」
 女体を指先で優しく愛され、アヤナの半開きになった口から、甘い声が漏れ続けた。
マサヒコの指の動きに応えて、体は時折ぴくんぴくんと震える。アヤナの瞳は固く閉じ
られ、女体の芯から体を流れる快感に耐えていた。
 やがて女の割れ目はすっかり形を変えた。そこへ濡れたショーツがぴったりと貼り
つき、媚肉の淫靡な形がはっきり透けて見える。
(ゴクリ……)
 マサヒコはまたしても、生唾を飲み込んだ。

 たまらなくなったマサヒコは、膝をアヤナの両脚の間から抜くと、アヤナの股間に
残した指で、濡れそぼった布一枚を通して、少しだけ強めに秘肉を揉みしだいた。
「あああっ!」
 たまらず、アヤナの体が跳ね上がり、両脚がぴっちりと閉じられる。そのチャンスを
逃さず、マサヒコの片腕がアヤナの豊かな腰を持ち上げ、シーツとの間に開いた隙間に
もう一方の腕が入り込み、指がショーツの縁にかかった。尻たぶを一気に乗り越えさせ
ると、ショーツがむっちりとしまった脚をすべり、剥き降ろされていく。
「あっ……嫌ぁ……」
 アヤナは羞恥のあまり、股間を両手で隠した。
 マサヒコはショーツを脚から抜きとろうとしたが、右足首の包帯に引っかかった
ショーツを見て気が変わった。このままでも、この娘を思うがままに俺のものにするの
に支障はない。いや、かえってそれがアクセントになって、淫靡な眺めを形作った。
626トマソン:2005/07/05(火) 22:41:51 ID:/6lHi5yd

 とうとう、アヤナの体を覆うものは何もなくなった。右足首の包帯と、それに
引っかかったショーツだけを残して。
 マサヒコは改めて、アヤナの全身に視線を彷徨わせた。
「馬鹿ぁ……そんなに見ないでよ……」
「アヤナ……綺麗だ……」
 マサヒコは本当に、全裸のアヤナに見とれていた。美しい栗色の髪は、ベッドの上に
乱れ放題に乱れ、花のように開いている。整った顔立ちは今はすっかり上気して、
潤んだ瞳をマサヒコに向けていた。胸の隆起は、豊かに実って、しかしそれでもまだ
固い果実を思わせる。これがすっかり熟したときは一体どうなるのだろう?
 豊かな肉付きの腰につながる腰のくびれはほっそりと締まって、可愛い臍の凹みが
アクセントを作っていた。女の秘めたる部分は両手で隠されている。そこから下に
伸びる、細い、しかしむっちりと引き締まった太腿。
 全身を覆う、すべすべのシミ一つない白磁の肌は、今は羞恥と興奮にほんのりと桜色
に染め上げられ、たまらない色香を漂わせていた。

 マサヒコは改めて、全裸になった少女の体を組み敷くと、全身に愛撫を加えていった。
 再び唇を合わせて、食べちゃうぞとばかりに、唇を軽く噛んでやる。両腕で力強く
乳房を揉みしだき、その先端に息づく乳首を指で舐る。たまらず、上半身にアヤナの
注意が行ったところで、再びマサヒコの膝が、アヤナの両脚の間に優しく、しかし断固
として割って入った。
「むーっ……」
 両脚を割られ、その間に男の腰がどっしりと据えられる。そうしている間にも、
マサヒコの掌はアヤナのわき腹をそっと撫で回し、舌はアヤナの舌に絡んでいた。
627トマソン:2005/07/05(火) 22:42:53 ID:/6lHi5yd

 マサヒコはようやく体を上げると、アヤナの下半身に視線をやった。アヤナはまだ、
そこを必死に両手で隠している。
「アヤナ……手をどけて……」
「だ、駄目ぇ……」
「見たいんだ……何もかも、お前を……」
 アヤナの秘奥を覆い隠す両手が、男の腕に優しく押しのけられた。
「あーっ……恥ずかしい……」
 アヤナは脚をたたもうとしたが、両脚の間に男の体がどっしり入り込んでいては、
まるで蛙のように両脚を広げたまま曲げるのが精一杯だった。マサヒコの目にアヤナの
秘奥のすべてがあらわになった。
「駄目、み、見ないでぇ……」
 アヤナは羞恥のあまり、身をよじった。

 栗色の美しい、縮れた恥毛。無駄毛は手入れをしているのだろう、それは綺麗な
三角形を形作り、その下に息づく女の部分は隠しきっていない。ショーツ越しに散々、
嬲られた媚肉は、すっかり濡れて露をたたえ、半ば開いて、処女そのものの薄い色を
たたえた襞までが、恥ずかしげに覗きかけていた。
 マサヒコはそっと指で、さらに媚肉をくつろげ、複雑な襞をめくっていく。
「あっ……あっ……」
 アヤナは恥ずかしげに目を固く閉じて、顔を背けているが、マサヒコの指先の動きに
体はたまらず激しい反応を示していた。
「も、もう、駄目ぇ………」
628トマソン:2005/07/05(火) 22:44:07 ID:/6lHi5yd
(ここかな……)
 マサヒコの指が、割れ目の上の縁にある、小さな突起を探りあて、軽く触れる。
「ひゃうっ!?」
 アヤナの体に電流が流れ、しなやかな体が跳ね上がった。
(やっぱり、ここが感じるんだ……)
 そこはそれまで、意図的に刺激を加えていなかったところ。アヤナ自身も、先ほどの
自慰以外では、触れたこともなかったところ。マサヒコは調子にのって、その突起を
つついた。
「きゃあっ!?」
 アヤナの体が跳ね上がるが、今度は甘いにはほど遠い、悲鳴に近い声が漏れた。
「アヤナ? 大丈夫かい?」
「……痛かった……そこは、とっても敏感なところなの……だから、優しくしてくれ
ないと、駄目よ、あなた……」
「そっか……ごめん。優しくするよ……」
 マサヒコはそこに口を近づけた。そっと舌を出し、チロリと一嘗めする。
「ひゃあっ!?」
 再び、アヤナの体が跳ね上がった。マサヒコはそっと、左右に舌を振り、小さな
突起を舐った。
「ああああーっ……ひいぃ、あああんっ……」
 アヤナの体が痙攣し、なんとか太腿を閉じ合わせようと、もがき続ける。マサヒコ
は両腕でがっちりアヤナの両脚を固定し、少女の体を貪リ続けた。

「はぁ……はぁ……」
やがて荒い息をつき、アヤナのそこから顔を上げたマサヒコ。これでもかと愛撫を受け
止めたアヤナの秘奥は、すっかり開いて、とめどなく愛液を垂らしている。そこはもう、
初めての男を受け入れる期待に震え、泣いていた。
(もう、我慢できない……この女を、犯したい……)
「あん……もうちょっと、嘗めて……」
 すぐそこまで絶頂がきているアヤナがねだるが、マサヒコの欲望はもう抑えようが
なかった。
「アヤナ……もう、止まらない……お前の全てが、欲しいんだ……」
629トマソン:2005/07/05(火) 22:45:07 ID:/6lHi5yd

 マサヒコもトランクスを脱ぎ、全裸になった。その股間の男根は、痛いほどに怒張し、
天を向いて屹立している。それを目にしたアヤナは息を呑んだ。
「す、すごい……こんなの、入らない……」
「大丈夫だよ、入るように女の体は出来ているんだから……いくよ……アヤナ……」
「……うん……」
 まだ不安におののいているアヤナに軽くキスしてやると、アヤナは目を閉じて、体を
マサヒコに任せた。マサヒコはそっと、位置を合わせて自分のそれをあてがう。
 アヤナの両肩を両腕で押さえると、アヤナも両腕をマサヒコの背中に回した。
「とうとう、ひとつになるのね……」
「ああ……」
 そっとマサヒコが腰を押し出していく。きつい抵抗を突破し、マサヒコの体が、
アヤナの体を貫いていった。
「ああああーっ! ひ、ひぃっ……い、痛ぁい……」
 たまらず、アヤナの口から悲鳴が漏れる。下半身に走る鈍い痛みに、固く閉じられた
瞳から、涙があふれ出た。
 マサヒコの背中に回されたアヤナの手が、痛みに耐え切れず、マサヒコの背中を
引っかいた。
「いてっ……」
 マサヒコもまた、背中に痛みを感じた。ほどなく、背中に真っ赤な筋が浮き上がり、
ミミズ腫れになっていく。
 が、こんなものは、アヤナの痛みに比べれば、なんでもない。
「アヤナ……大丈夫?」
「い、痛ぁい……動かないでぇ……そのまま、抱いていて……」
(う、うわ……き、きつい……)
 マサヒコはようやく奥までその剛刀をアヤナに突きこんだ。アヤナの膣はそれを
熱く、きつく包んで、締め付ける。マサヒコはアヤナの体に体重をかけぬよう気を
つけて、そっと両腕をアヤナの背中に回した。
630トマソン:2005/07/05(火) 22:46:39 ID:/6lHi5yd

 マサヒコはそのまま、アヤナを落ち着かせるようにささやいた。
「アヤナ……やっとひとつになれた……アヤナの体、熱くて、素敵だよ……」
「あなたのも……熱い……あなたの熱いものが、私の中に……入ってる……」
「痛みは、大丈夫?」
「うん……少し、楽になってきた……」
「体の力を、抜いて……」
 マサヒコはのしかかった形で、全身をアヤナに密着させた。回した腕に力を込める。
アヤナはそれで多少は安心したのか、体から力が抜け、その美しい体が男の欲しい
ままになった。
 マサヒコはそっと、腰を軽く突いてみる。
「ひぃっ……ああっ……」
 先端が何か、柔らかいものに触れたような感触があった。アヤナもまた、子宮で
その突きを受け止め、体を震わせる。
 今度はそっと腰を引いてみる。
「う、うおう……」
アヤナの体内の襞という襞が、ペニスに吸い付いているようだった。カリの内側に、
たまらない摩擦が加わる。

 マサヒコはもう何も考えられなかった。少女の体に溺れ、ただ快楽を求め、腰を
使い続ける。アヤナの膣内の全てが、マサヒコの男性自身を熱く締め付け、吸い付き、
あらん限りの精を絞りつくそうと絡みついてくるようだった。
「お、うおう、アヤナ……アヤナーっ!」
「あっ、ああ、あん、あああーっ……」
 間もなく、二人は絶頂に達した。二人の体がピンと反りかえり、硬直する。
 きわどいところで、マサヒコはアヤナの体内から男性自身を引き抜いた。アヤナの
腹に、マサヒコの大量の欲望の汁が吐き出された。
631トマソン:2005/07/05(火) 22:48:17 ID:/6lHi5yd

 マサヒコはサイドテーブルのティッシュに手を伸ばし、アヤナの腹に大量に吐き
出した精液を掃除してやると、荒い息をついてアヤナの隣に倒れこみ、横たわった。
 マサヒコの体に、のろのろと体を起こしたアヤナが今度は覆いかぶさり、マサヒコの
体に腕を回した。二人分の体重がかかり、ついさっき引っかかれたマサヒコの背中に、
軽い痛みが走る。
「はぁ……アヤナ……素敵だった……はぁ……まだ痛む?」
「はぁ……はぁ……もう、大丈夫……ねえ、もう少し……抱いていて……」
 普段はきつめの美少女が、ベッドの上でのみ示す甘えた態度。いや、普段の態度は、
むしろ寂しさの裏返しなのかも知れない。
「……中に出してくれても、よかったのに……」
「いや、それだけはマズイよ……俺、責任、取れないし……」
「あら、中でも外でも、責任は取ってもらうのに……でも、責任のこと、覚えててくれ
たんだ……嬉しい……」
 アヤナはマサヒコの胸に顔をうずめ、激しい行為の余韻に浸る。
「……ん?」
 マサヒコは、下腹部に何か温かいものが垂れてきたのを感じた。顔を上げて、それが
何かを見ると、薄い赤みを帯びたそれは、アヤナの体から垂れた、愛液と破瓜の血とが
混ざり合った液体だった。
 自分の体に垂れる、処女の証。
(俺に……この美しい少女が、処女を捧げてくれた……)
 マサヒコは、自分の上に横たわって体を密着させている少女に、愛しさがさらにこみ
上げてきたのをはっきり感じていた。
 マサヒコは言われるままに、両腕をアヤナの背中に回す。
632トマソン:2005/07/05(火) 22:49:24 ID:/6lHi5yd

 密着した少女の体のぬくもりと感触に、マサヒコの男根が再び目を覚ました。さっき
爆発したばかりで、ほんのわずかな間しおれていただけなのだが、なんといっても
マサヒコは若い。
 それが次第に角度を高め、鎌首をもたげていくと、ちょうどアヤナの太腿の間に、
それが割り込んでいった。
「あ……」
 ぴっちり閉じられた太腿の間に熱い何かが割り込んでくる。アヤナはそれを感じ取り、
期待とも非難ともつかぬ視線をマサヒコに向けた。

「アヤナ……もう一回、いいかい?」
「ん、もう……でも……いいわ……」
「……でもその前に……一番大事なことを、まだ言ってなかったな……」
「……なあに?」
 マサヒコはアヤナの背中に回した腕に力を込めた。まっすぐにアヤナの瞳を見つめる。
「アヤナ……愛してる。一緒に、生きていこう……」
 上気したアヤナの顔に、さらにぱっと朱が差した。
「……うん……嬉しいわ、あなた……」
 再び二人は、愛欲の深みに身を投げ、溺れていった。

(俺は、もう、この娘を手放せない……)
(……あなたは、私のものよ……)
 二人の未来に何が待っているのか、それは神ならぬ身には知る由もない。
 今はただ、お互いの体に溺れ、悦びを貪るのみだった。
633トマソン:2005/07/05(火) 22:51:45 ID:/6lHi5yd

以上です。

 今回は、>601-605と二回に分けて投稿したわけですが、別段分ける理由はありません
でしたね。
 別に慌てて投稿するものでもなし、次回からは、一作全て書き上げてから、投稿する
のを原則としたいと思います。そうでないと、確かに生殺しだし、古田氏にも余計な手間を
かけるし。

 エロ描写については、私も少々ワンパターンになってきた感じはしますね。
本番ありは7作目なのですが。う〜む。
 まあ、このスレのように多くの職人さんがいて、ローテすれば、それも目立たずに済むと
いうものですが。


 しかし……オチがない。(´・ω・`)
 こうも原作の雰囲気無視だと、果たしてエロパロと言えるのか、自分でも
少々不安になるところではあります。


題名は「夢の続き」で。


:古田氏
これは前作「捻挫に始まる夢」の続編ですので、並べておいて下さると助かります。
634名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 22:54:02 ID:zSK8QVxJ
リアルー!!やったね!

で、トマソン氏乙です
635518:2005/07/05(火) 23:10:23 ID:gVMCUdOA
トマソン氏いい仕事です。


さて、アヤナ全盛の今あえてアイを投下。

アイ先生とマサヒコ君の-飴と鞭編-です。
なおNGワードは「エロなし」です。
エロなくてすまんす。
636518:2005/07/05(火) 23:10:54 ID:gVMCUdOA
「成績アップのため”飴と鞭”を取り入れます!」
鼻息荒く部屋に入ってくるなりアイは宣言。
そしてビシッとマサヒコを指差し、
「マサヒコ君!覚悟するよーに!」
さらに宣言。
「え〜っと……」
マサヒコは考える。
今日は家庭教師の日だからアイが家に来るのは問題ない。
問題があるのはアイの考えている事だ。
どうやらそれを聞き出さないわけにはいかない様で。
しかし……相変わらず思考が読めない御人だ。
「まあとにかく座ってください」
そう言ってマサヒコは興奮状態のアイに座布団を差し出す。
荒い息のまま、アイは素直にマサヒコの正面に腰をおろす。
「お茶飲みますか?俺が飲んでたヤツですけど」
「いただきます!」
渇いていたのか、半分ほど残っていたペットボトルの中身を一気に煽る。
飲み終わったところでふと、
「……間接キス?」
「まあ…そうなりますね」
「……」
ポッと赤くなる。
つーか既に何度もマサヒコと身体まで重ねているのにその反応。
純だ。
「それで?」
「へ?」
「いや「へ?」じゃなくて、飴と鞭がどうとか…」
「ああ、そうそう!マサヒコ君!」
バンッと机を叩く。
637518:2005/07/05(火) 23:11:16 ID:gVMCUdOA
「今日からビシビシいくからね!」
「わかりました」
そういうと、アイは「えっ!?」と、意外そうな顔をする。
「あの……聞かないの?」
「何がですか?」
「その、飴と鞭の内容とか、ビシビシいく理由とか」
「聞いて欲しいんですか?」
「う…」
マサヒコの言葉にアイは言葉に詰る。
「聞いて欲しいんですか。じゃあ…先生、飴と鞭の内容は?」
「……教えてあげない!!」
あ、怒った。
……いや、拗ねたのか?
いつぞやの『恥ずかしい写真事件』の時の様に頬を膨らまし、
ぷいっとそっぽを向いてしまう。
そんなことされてもまったく怖くない。
むしろ小動物の様で愛らしいではないか!
……アイが愛らしい………シャレてるね。
まあなにはともあれ。
不機嫌になってしまったアイを宥める。
「先生」
「……」
「膨れないでくださいよ。ビシビシやるんじゃなかったんですか?」
「……」
「…今日のおやつはケーキですよ」
餌でつったら小動物はピクリと反応。
好感触だ。
638518:2005/07/05(火) 23:11:39 ID:gVMCUdOA
「俺の分も食べていいですよ」
ピクピクッと反応する。
もう一押し。
「なんなら食べさせてあげましょうか?」
アイ……陥落。
もしくは歓楽。



「で、結局どーいうことなんですか?」
口を開けてマサヒコからの餌を待つ雛鳥(と書いてアイと読む)に尋ねる。
お預けをくらった形のアイはやや不満顔だが、
「最近マサヒコ君テストの点が頭打ちでしょ?
だから環境を変える意味でちょっと厳しくしようかなって」
「なるほど」
アイの言うことには納得できる。
しかし。
今のアイの姿。
満面の笑みでマサヒコにケーキを食べさせてもらっている姿。
厳しくする?できるの?無理じゃね?
「それじゃあ飴と鞭ってのは?」
「そのままだよ。いい点だったら飴。悪い点だったら鞭」
「信賞必罰ってやつですか」
「そーゆうこと……マサヒコ君」
「はい?」
「あ〜ん」
「……はいはい」
雛鳥に餌をやる。
雛は幸せそうだ。
親は正直ちょっと恥ずかしい。
639518:2005/07/05(火) 23:12:05 ID:gVMCUdOA
「ちなみに…賞罰の内容はなんなんですか?」
「んふふ〜……ひ・み・つ♪」
そう言ってにか〜っと笑う。
「次のテストが返って来た時にわかるよ。楽しみにしててね」
「次のテスト……そーいえば明日数学の小テストあるですけど」
「ええ!範囲は!?」
「78ページからです」
「じゃあ早速……」
早速と言うものの、アイは動かない。
「?? やらないんですか?」
「……ケーキ、残ってる」
「はいはい」
結局ケーキ二個分、マサヒコがアイに食べさせてあげたそうで。




そして数日後。

帰ってきた小テストの結果は……



(注 この先飴編と鞭編に意味なく分岐してます。
が!!とくにそのまま読み進めてもらって問題ありません。
なんの為の分岐とか言わないよーに。そんなこと言うと泣くぞ、このやろう)


640518:2005/07/05(火) 23:12:30 ID:gVMCUdOA

-鞭編-


あまりよくなかった。

はっきり言って今までで最低ではないだろうか?
色々悪条件が重なったとは言え、ちょっとひどすぎる。
テスト用紙を持つアイの手がプルプルと小刻みに震えている。
「あの……先生、怒ってます?」
恐る恐る声をかけた瞬間、
「マサヒコくーん!!!」
「おおぅ!!?」
ズバッシャという、あり得ない音で用紙を引き千切りつつ、詰め寄る。
「なに!?なんなのこの点数!!??言ったじゃない!?
飴と鞭って!厳しくするって言ったじゃなーい!!」
「す、すいません」
物凄い迫力で言われては謝るしかない。
「あの……それで、どうなるんですか、俺?」
「え?」
「だって飴と鞭なんですよね?悪い点だったから何らかの罰があるんじゃ?」
どのようなペナルティも甘んじて受けるつもりでそう言ったマサヒコだが。
アイは、それまでの迫力はどこへ行ってしまったのか、
「あ…罰ね。うん、そうだね……うん……」
急に落ちつきをなくし、視線をさまよわせる。
「罰…うん罰…」
「……ひょっとして、考えてなかったとか?」
「はぅ!」
図星だった様で。
胸を押さえてコミカルに倒れるアイ。
641518:2005/07/05(火) 23:12:49 ID:gVMCUdOA
「ううう……だって、マサヒコ君はきっといい点とってくれると思ったんだもん」
「それを言われると……すいません」
頭を下げるマサヒコを前に、アイは「ううぅぅ」とうなり声をあげていたが。
すっくと立ちあがる。
「先生?」
「今日は授業中止」
「はぁ!?」
「今日は罰を考えるから、明日また来るね。明日、大丈夫だよね?」
本来明日は家庭教師の授業がない日だが、
「別に用はないですけど」
「じゃあ今日はこれまで!また明日!!」
そう言って帰ってしまった。
残されたマサヒコ。
「ちょっとマサヒコ。なんかアイ先生が物凄い勢いで出てったんだけど」
「急用だって。今日の分の授業は明日やるから心配しなくていいよ」
「ふ〜ん……あら、この紙何?」
「げっ!」
母が手に取ったのは先ほどアイが破ったテスト用紙。
しかもよりにもよって点数の部分。
「……マサヒコ」
「はい」
「お説教してもいいかしら?」
「……はい」
その後母から説教を受けた。
まあ5分で終わったけど。
大らかな母親なんです。



そして翌日。
642518:2005/07/05(火) 23:13:18 ID:gVMCUdOA
帰宅し、そろそろ晩御飯かな〜、とマサヒコが時計を気にしていると。
「マサヒコ君!!」
バーンと派手な音を立ててアイが登場。
いつのまに家に入りこんだのだろう?
が、そんな疑問以上に気になることが。
「ど、どうしたんですか先生!?目の下に隈出来てますけど?」
「そんなことはどうでもいいの。罰を考えてきたのよ」
隈はそのせいか。
「で、罰って?」
「合宿をします!」
「おお、意外とまともっぽい」
「失礼な。じゃあ準備して」
「は?」
「金土日の2泊3日の合宿なんだから。着替えとか」
「今日からっすか!?どこで!?」
「私の家でだよ。さあさあ急いで!ハリーハリー!!」
アイに促されるまま準備を進めていると、
「マサヒコ〜、ご飯できたから降りといで〜」
階下から母の呼ぶ声。
荷物を持って階下へ。
「冷めるから早く座って。アイ先生も一緒にどうですか?」
「いいんですか?」
「どーぞどーぞ。作りすぎたからガッツリ食べていって」
「じゃあお言葉に甘えて」
ちゃっかりご相伴に預かる。
「時にマサヒコ、その荷物なに?」
「あ〜…え〜っと、合宿にいくから、その荷物」
「合宿?なんの?急に言われてもお金用意できないわよ」
「大丈夫ですよお母さん。私のウチでやるんですから」
「あら?そうなの?」
643518:2005/07/05(火) 23:13:42 ID:gVMCUdOA
「前回の小テストが散々でしたからね。それも家庭教師である私の責任ですから。
この週末はみっちり勉強漬けにしますから!」
そう言ってドンと胸を叩くアイ。
「頼もしいわ〜」
「そんな気負わなくってもいいのに……」
「じゃあいい点とりなさいよあんた」
「……ハイ」
返す言葉もないマサヒコだった。





食事も終え、アイのマンションへ。
「お邪魔します」
アイに先んじて中へ入るマサヒコ。
背後でガチャンと鍵の閉まる音。
さらにチェーンロックをかける音。
そして、
「ふふ、ふふふ、ふふふふふ!」
無気味に笑うアイ。
「せ、先生?」
「もう、逃げられないわよマサヒコ君」
「は?」
「覚悟してね。これから日曜の夜までしっかり勉強するんだから」
心の何処かで、舐めていた。
どうせ今回も脱線するんだろうと。
流されるままにテレビ見たりとかしちゃうんだろうなぁと。
しかし、アイは本気だ。
「……はい」
そんなアイの本気を感じ取り、マサヒコも神妙に頷く。
644518:2005/07/05(火) 23:14:06 ID:gVMCUdOA
おちゃらけた雰囲気はいっさいなくなる。
「じゃあ座って。まずは点数の悪かった小テストと同じ問題をやってもらうから」
用紙を渡される。
「時間は30分。始め!」
学校のテストの時と、いや、それ以上の緊張感のなか。
マサヒコは一問目に取りかかった。




30分後。
テストは、終わった。
マサヒコは、全力を尽くした。
雪辱を、果たそうと思っていた。
名誉を、挽回するつもりだった。
自信は、あった。
そして。
確信も、あった。
のだが!
「……寝てるって、どゆこと?」
アイ、壁にもたれかかるようにして眠っていた。
口からよだれが垂れてる。
「俺の緊張感返してください」
そうは言っても、アイから返事なんかあるわけない。
「いや、まじで。さっきまでの緊迫感何処いったんすか」
「……もう食べれないよぅ」
「ベタ過ぎです先生」
台無し。
緊張感緊迫感が台無し。
645518:2005/07/05(火) 23:14:34 ID:gVMCUdOA
マサヒコはため息をつきつつ、立ちあがりアイに近寄る。
「先生。先生」
ニ、三度ゆすってみるが、起きる気配はない。
しょうがないなと苦笑しつつ、抱き上げ、ベッドへ横たえる。
「やれやれ、あとは自主学習か」
早速取りかかろうとした所でテーブルの上のノートが目に付く。
自分の物ではなく、アイの物。
何気なく開いてみて、驚く。
びっしりと書きこみがなされていた。
所々に赤ペンで「苦手」とか「ポイント」とか書きこまれている。
「これ…俺の苦手な所の……!!?」
まさか!と思う。
アイに隈が出来ていたのは……これを作っていたから?
「ウソだろ……」
いったいどれほど苦労したのだろう。
間違いなく徹夜だったのだろう。
飴と鞭だというが…誰にとっての鞭だと言うのだ?
そう思うと熱い物がこみ上げてきて。
マサヒコはベットで眠るアイに近寄る。
穏やかな寝顔だが、目の下には隈。
肌にもいつもの張りがないように見える。
唇だって……。
「……先生」
そっと唇を合わせる。
いつもはしっとりと、柔らかな感触だが。
やはり少し乾燥しているのか、かさつく感触。
潤うようにと、舌で唇をなぞる。
「ん……」
僅かにアイが反応する。
646518:2005/07/05(火) 23:14:58 ID:gVMCUdOA
本当ならそのまま口内に舌を侵入させたい所だが。
それはしない。
やってはいけない。
そう思い、アイから離れる。
「やるべき事が先、やりたいことは後」
やるべきことは勉強だ。
アイの頑張りを無にすることは万死に値する。
そう考え、
「よし!」
パンと顔を叩き、気合を入れる。
「先生、次はいい点とりますから。安心してください」
穏やかな寝顔のアイにそう言って。
勉強に取りかかった。





その後のテストでマサヒコは高得点を連発し、アイは大いに喜んだそうで。
その後のいわゆる「飴」がどんな物であったかは……まあ。
別のお話ってことで。



飴と鞭-鞭編終了-
647518:2005/07/05(火) 23:15:18 ID:gVMCUdOA

以下-飴編-




正直かなりよかった。

「へ〜…かなり難しい問題もあるのに、凄いじゃない」
「正直驚きですよ。クラストップでしたからね」
「ええ!?トップって事はミサキちゃんやアヤナちゃんよりも!!?」
アイが驚くのも無理はない。
一番驚いたのはマサヒコ本人なのだ。
「頑張った甲斐あったじゃない!」
「先生のおかげですよ。ありがとうございます」
「いや〜…えへへ…」
マサヒコにぺこりと頭を下げられ、照れる。
「でもホントに、まさか天野や若田部の上にいけるとは思いませんでしたよ」
「二人共ビックリしてたんじゃない?」
「……そうですね」
微妙な間にアイは首を傾げる。
それに気付いたのか、マサヒコは苦笑して補足する。
「いや、なんつーか……ホントの所は二人共びっくりしてたってか、
まあ俺なんかに負けるとは思ってなかったんでしょうね。変な目で見られましたよ」
「……」
アイは黙り込む。
今更言うことではないが、マサヒコは結構鈍感だ。
そもそもあの二人がマサヒコを変な目で見るだろうか?
648名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 23:15:52 ID:5ZnTbNAc
淫猥
649518:2005/07/05(火) 23:15:53 ID:gVMCUdOA
特にミサキはマサヒコに恋心を抱いているのだ。
マサヒコががんばったことに喜びこそするだろうが、嫉妬や嫌悪など感じるはずもない。
断言できる。
ミサキとアヤナ、自分達の上をいったマサヒコに対してかなりの好感を抱いたのだ。
その熱い視線をマサヒコが変な目で見られたと勘違いした……。
仮にもマサヒコの恋人(みんなには内緒だが)であるアイとしてはちょっとおもしろくない。
「あの、先生?」
黙り込んでしまったアイを不思議そうに見つめるマサヒコ。
「どうしたんですか?」
「……なんでもない」
「なんでもないって雰囲気じゃないんですけど?」
「……マサヒコ君、私の事、好き?」
「な、なんすか急に?」
「答えてよ」
潤んだ目で見つめられては、真剣にならざるをえない。
「もちろんですよ」
「ミサキちゃんよりも?」
「?? はあ、そうですね」
「アヤナちゃんよりも?」
「?? もちろんです。けど、なんで急にそんな事聞くんですか?」
「……二人ともね、マサヒコ君のことが好きだから」
「はぁ!???」
アイの爆弾発言にマサヒコ、大いに驚く。
寝耳に水なんてモノじゃない。
寝耳に溶けた銀を流された気分。なんの刑罰だ。
650518:2005/07/05(火) 23:16:13 ID:gVMCUdOA
「そりゃ……二人共マサヒコ君と同い年だし、話題とかも合うだろうし。
ミサキちゃんの方がマサヒコ君との付き合い長いし、アヤナちゃんの方がスタイルいいし。
女房と畳は新しいほうがいいって言うし…………」
「……」
「でも!でもね!マ、マサヒコ君を想う気持ちは私だって負けてないから!
負けてないから…だから……あの………浮気とか、しないでね?」
涙目で、不安げに、上目使いに。
自分を見つめてくる年上の家庭教師兼恋人の姿に。
マサヒコが思った事はただ一つ。
ああもう!かわいいなこんちくしょー!!
ってな感じ。
恋人の贔屓目ではないと思う。
学校まで迎えに来てもらってるからアイのことを級友が見かける事もある。
見た級友から尋ねられる事もある。
誰だよあの人?紹介しろよ、と。
冗談ではない。
この人は俺のだ。
誰にも渡しやしない。
未来永劫、永久不変、万古不易に。
このかわいい人は俺のものだ。
そういった想いを込めて、アイを抱きしめた。
「あ……」
「大丈夫ですよ先生」
ポンポンと、背を叩く。
「先生だけですから、俺は」
「マサヒコ君」
甘える様にマサヒコの胸に擦り寄る。
651518:2005/07/05(火) 23:16:43 ID:gVMCUdOA
「ところで先生」
「ん?」
「いい点だったらご褒美があるって事でしたけど?」
「あ、そうだったね。えっと……」
ごそごそとポケットから赤いリボンを取り出す。
そして自分の首に巻きつける。
ま、まさか……。
「どうぞ」
そう言ってかわいらしく両手を広げる。
「えーっと…それはあれですか?「私をあげる」とかいうやつですか?」
「うん♪」
頬を赤らめ、にっこり微笑むアイ。
しかし、マサヒコの言葉にその顔が一気に崩れる事となる。
「……お断りします」
「え!?な、なんで!?や、やっぱりわたしのこと……」
「いや、そうじゃなくてですね」
「じゃあ」
「元々先生は俺のものなんだから、今更どうぞって言われても」
「……あぅぅ」
「……」
アイどころか言ったマサヒコまで真っ赤になる。
言った本人が照れてどーするよ。
びしっと決めんかい。
652518:2005/07/05(火) 23:17:01 ID:gVMCUdOA
すすすっと、アイはマサヒコの横に移動。
コテンと持たれかかる。
自然な動きでマサヒコはアイの肩に腕を回す。
チラッとアイの様子を窺うと、アイも様子を窺っていて。
期せず見詰め合うかたちとなって。
お互い照れた様に笑った。
そして、ゆっくりお互いの顔が近づき――

「お茶持ってきたわよー」

母がお茶とお菓子を持って入室、するその寸前。
タキオン粒子もビックリの速さで身体を離し、向かい合ってテーブルに座る二人。
いかにも今まで勉強してましたよ〜の格好だ。
「いつもいつもすいません。わ〜今日はクッキーですか」
少々わざとらしいアイのセリフ。
母は別段気にする風でもなく、お茶とお菓子をテーブルに置く。
「それじゃ一息入れてから、またがんばんなさいよ」
そう言って部屋から出かけた所で、
「ああ、そうそう。マサヒコ」
「なに?」
「あんまりいちゃつきすぎないよーに」
「っ!?」
言葉を失うマサヒコの様子を愉快そうに見ながら母退室。
「……やれやれ」
ようやく立ち直ったマサヒコが呟く。
653518:2005/07/05(火) 23:17:29 ID:gVMCUdOA
「お菓子食べたら真面目に勉強した方がよさそうですね。
なんかバレバレだし」
「そうだね。あ、でも」
「でも?」
「ご褒美が……」
「まあ別にいいんじゃないですか?」
「だめだよ。こーいうことはきちっとしないと」
「じゃあ三回連続でいい点数とったらご褒美ください」
「あ、それいいね。じゃあそれまでにご褒美の事なんか考えておくね。
それともなにかリクエストある?多少お金かかってもいいよ」
「それじゃあデートでもしてもらいましょうかね」
軽い冗談で言ったつもりだったのだが。
「さあマサヒコ君休憩はもう終わり!教科書開いて!
ペンを持って!ビシビシいくわよ!」
「……」


アイの超本気モードのおかげか、或いはマサヒコ自信も思うところがあったのか。
見事小テストで三回連続満点近い点数をたたき出したマサヒコ。
その週末、楽しそうに街を歩くマサヒコと、女性の姿を見たとか見なかったとか。

まあそんな話。




END
654518:2005/07/05(火) 23:19:47 ID:gVMCUdOA
終了。
誤字脱字表現間違いはスルーしてください。

毎度のことながらエロがなくて申し訳ないです。
次は多分エロります。
お相手は……またアイなんでしょうなぁ。

批判(あんまきっつい批判だと泣きますが)大歓迎です。
655名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 23:23:14 ID:vFOSuFI8
甘いねぇ…まったくアンタ甘いよ…GJ
あーくそこんな家庭教師Hosiiiiiiiiiiiiiiiii!!!!!!!
656名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 23:41:01 ID:+34Sd427
>トマソン氏&518氏
GJ!

657名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 00:16:04 ID:RO63ogJY
>>トマソン氏
エロ度が濃密で、官能的でした。
私はそれ程、原作の雰囲気を壊しているとは感じませんでしたよ。
>>518
甘いです。
独特な筆回しにはいつも楽しませてもらっています。

凄いなココの職人さんたちは。
ニヤニヤしながら読めるの大好きだ。
658名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 00:57:30 ID:1kUzkao+
>>655
>あーくそこんな家庭教師Hosiiiiiiiiiiiiiiiii!!!!!!!
心の底から同意。このスレの住人の皆がそう思っているに違いない。
659名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 01:24:46 ID:8jvqp0q5
寝る前にこのスレ見てよかった。
ふたりともGJです。
660名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 01:26:26 ID:Tze3vbSp
ここの職人さんのセリフ廻しは
こっぱずかしいのが多いね
否定の意味ではないけどね
頬染めてエブリナイって感じ
661名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 01:44:15 ID:171/pFQG
エブリナイは恥ずかしいな確かに。
66275:2005/07/06(水) 02:04:19 ID:8jvqp0q5
前スレで埋めるために書いた奴が出てきたので投下します。
エロありはちゃんとかきますので、とりあえずこれで勘弁してください。
あ、かくと言ってもマスのことじゃ(ry

マサヒコとアヤナの会話ツンデレ極楽編

「‥‥なあ、若田部」
「なに?」
「なんでオレの部屋に?」
「入れてもらったのよ」
「そうじゃなくて」
「男のくせにしつこいわね、それとも私がいちゃ‥‥イヤ?」
「いや、別にいいけど」
「ならいいじゃないの」
「‥‥あのさ」
「なによ?」
「‥‥そのカッコ、見えてるんだけど」
「なにが?」
「いやその‥‥パンツ」
「!!」
「脚、閉じたほうがいいぞ」
「べ、別にかまわないわよ」
「は?」
「へ、部屋借りてるんだし見せてあげるわ」
「見せなくてもいいよ」
「私の体じゃ欲情しないって言うの!?」
「そういう問題か?」
「そういう問題よ!なんのためにスカートはいてきたと思ってるのよ!!」
                                          おしまい
663名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 08:32:39 ID:YONcmUrh
エロ無し萌えww
664名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 09:51:06 ID:qI6Lyjr1
これはイイツンデレですね。
665名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 09:54:06 ID:w0+NxGel
職人さん方本当にGJ!!
氏家のスレは心地いいな
666名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 18:21:40 ID:fQ45NDGf
「放課後残って先生と面接の練習」という台詞から
豊田にあんなことやこんなことをされてしまうミサキを想像してしまった私はダメ人間ですか?
667名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 18:34:53 ID:SLQsmhxH
豊田「フフフ・・・久々のセーラー服。。。ハァハァ」
天野「先生!やめて下さい 私にはマサちゃ・・んぐっ」

こんなことか
668名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 19:29:15 ID:FwjrsO7h
スクール水着を着て面接
669名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 00:05:34 ID:Ajj2C8cD
上セーラー下ブルマで面接…は基本か。

ていうか今週エロオチじゃないのって初めてじゃないの?
670名無しさん@ピンキー :2005/07/07(木) 00:20:37 ID:Caeaewrv
板立つ→
立ったばかりはお決まりの過疎コース。即死はかろうじて回避したもののいつ落ちても不思議ではない日々が続く・゚・(ノД`)・゚・。
伝説の名作、82神「約束成就の始まり」投下。ドミンゴ神「ワンサイドゲーム」投下。郭泰源神「接吻」投下。一気にスレ盛り上がる。(゚∀゚)!! 
郭神連作「欠けた月が出ていた」、「ホットポー」投下。518神「アイ先生とマサヒコ君」投下。518神・郭神・ドミンゴ神の連投に板が沸く。
    _  ∩   
  ( ゚∀゚)彡 
   ⊂彡
2時間目→
ピンキリ神、トリッキーな名作「昔語り」で初登板。518神・ドミンゴ神・郭神ら先発投手陣がそろって好投をみせ、おおいに板が盛り上がる。♪(´∀`)
3時間目→
この頃古田氏による保管庫解説!!!*:.。..。.:*・゚(n'∀')η゚・*:.。..。.:*
ドミンゴ神・82神らベテラン投手陣がペースを落とすもののサブロー神・セリカ神・ミセリ神・新参者神・75神らイキの良い新人投手陣が続々新作を投下。
4時間目→
郭神大復活。以降驚異的なペースでの投下が続く。アカボシ神、トマソン神登場。
板終盤、「エロ無しは認めない」「いや微エロの良さがわからんのか」論争勃発。
5時間目→
ヤギヒロシ神、メリー神、RAGNA神登場。
住人の発案によるお題連作、「あまやどりとみずびたし」で各神秀作を連発するもののエロ度が低かったためか一部住人からまたも「エロ!エロ!エロ!」飢餓状態の叫び続く。
6時間目→
現在に至る。

書き漏らしのある神スマソ。傾向としてここの住人は大人なので荒れない。のと職人各氏も大人なので、ぬるくも心地よい空気。住人が発案するときはただ「アイとマサヒコキボンヌ」とか書くよりある程度簡単なストーリーでいいから提案すると結構書いてくれる感じ。
671名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 00:29:40 ID:1gQBNvra
いつも思うんだけど
板とスレを間違えている人がたまにいるのは何でだろう。
672名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 00:30:55 ID:nRnyVSem
ミサキアヤナ→性交(女子校)
マサリン→英稜(共学)
卒業と同時に連載終了しそうだな。
ミサキアヤナがやっぱりマサの後を追って英稜受験なんてなったらどうするよ?ジャンプの某パンチラ漫画みたいだ('A`)
673名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 01:53:46 ID:eCzJqjWa

「夏休みの昼の学校の教室」
って、お題にならないですかね?
674名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 02:30:37 ID:8erP+jE+
おK
675名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 02:57:57 ID:uOslzwo+
職人の皆さん、古田氏、お疲れ様です。
スルー対象ワードは、「リョーコ×豊田」「やや甘め」「本番あり」。
題は、「ご主人様と奴隷の幸せな関係エピソード2・リョーコの口撃」。
投下↓
676名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 02:59:01 ID:uOslzwo+
 泥沼、という言葉がある。
文字通り、泥濘に足を突っ込んだ状態を言い、
もがいてももがいても、抜け出すことが出来ない悪い状況の例えとして使われる。
使用例として、『戦争は泥沼の状態に突入した』『三角関係は泥沼化した』等々。
最近では、袋小路と同じ意味合いで語られることも少なくない。

「おーいセイジ、何暗い顔してるのよ。ほれ、もっとどんどん飲みなさい」
「……」
 豊田セイジは、溜め息を大きくついた。
続いて顔をしかめたのは、自分が吐いたその息に、アルコールの臭いを強く感じたからか。
「もう、勘弁してくれぇ……さっきから言ってる通り、明日も仕事なんだよ、忙しいんだよ……」
 セイジは胸を押さえた。
「うぇっぷ」
 言葉を口から出す度に、胸がムカムカするらしい。
実際、相当の量のビールをセイジは飲んでいる。
テーブルの上に並んだ、たくさんのビールの缶、缶、缶。
その半分をセイジが飲んだとしても、それは明らかに、彼の許容量を越えていた。
「ぐふぅ」
「何よ、だらしない」
 セイジは決して酒に弱い方ではない。リョーコが強すぎるのだ。
「私は、まだまだこんなの序の口よ?」
 そう言うと、リョーコは缶ビールを口にあてて、ぐいっとあおってみせた。
琥珀色の液体を、んく、んく、んくと、一気に喉に流し込んでいく。
「ぷはーっ」
「お前、本当にウワバミだな……」
 にしし、と笑うリョーコ。その手は、すでに次の缶ビールへと伸びている。
677かえるの忘れてた→ピンキリ:2005/07/07(木) 03:02:23 ID:uOslzwo+
「ところでさ、いいかげん教えてくれよ。どこの内定を取ってきたんだ?」
 黙っていると無理矢理ビールを押し付けられそうなので、
ムカつく胸をさすりつつ、セイジは別の話題を振った。
リョーコのこれからについては、正直、彼自身も気になっているのだ。
「だから、教えない」
「……何で?」
「だってまだ本決まりじゃないし。あちこちにくっちゃべって、その後取り消されでもしたらカッコ悪いでしょ」
「そうかなぁ……」
 セイジは首を傾げた。
その言い分もわからないでもないが、イマイチ納得出来ない、とセイジは思う。
隠す理由があるとしたら、内定先が余程いかがわしいところか、それとも逆に超有名好条件か、そのどちらかではないのか。
678ピンキリ:2005/07/07(木) 03:03:13 ID:uOslzwo+
「まさか、お前……面接官に何かしたんじゃないだろうな」
「んく、んく……ぷは、何かって、何よ」
「いや、だから、便宜を図ってくれたら一晩好きにしてイイとか……イテッ!」
 セイジの顔面に空になったビール缶が飛んできた。
カンッ、と乾いた音をたてて、缶がセイジの額に当たって跳ね返る。
「アンタ、ホントに私のこと、何だと思ってんの?」
「イテテ……わ、悪かった。わっ、な、中身が入ったのはヤメロ、そんなのぶつけられたらタンコブどころじゃすまない」
 リョーコは振りかぶった腕を下ろし、手の中にあるビール缶のタブを起こすと、口へと持っていった。
「んく、んく、ぷふぅ……まったくこのバカチンは。まだ卒論も残ってるし、全てにカタがついたらきちんと話すわよ」
「そ、そうか。スマン……で、そ、卒論は大丈夫なのか?」
「んく、ぷはぁー。ご心配なく。進行状況は極めて良好、問題無しよ」
 リョーコは缶をテーブルに置き、ツマミのオイルサーディンをひょいと口の中へ放り込んだ。
「ふぅん……」
 リョーコが問題無いというのなら、本当にそうなのだろう。セイジは頷いた。
「詰めの段階に入ってるわ。もうちょっと資料が欲しいところね」
 学業においては、リョーコは優秀と言ってよい成績を今までにあげてきた。
中学当時は学年で常に上位だったし、高校も付近の私学ではトップクラスの優秀さを誇る聖光女学院に進学、
大学も浪人することなく、名門の東栄大学に一発合格している。
セイジはリョーコと付き合っていた当時、家庭教師の真似事をしたことがあったが、
彼女の飲み込みの速さ、頭の回転の速さに驚いたものだ。
679ピンキリ:2005/07/07(木) 03:04:08 ID:uOslzwo+
「それよりさ、アンタはどうなのよ。相変わらず、女子生徒のお尻追っかけまわしてんの?」
「……お前こそ、俺のことを何だと思ってるんだ」
 ここで空き缶をリョーコに投げつけることが出来る程、セイジは勇気のある人間ではない。
「ホントに?」
「ホントに!大体、何度も忙しいって言ってるだろう。進路希望調査とか、色々と調べなくちゃならないんだよ、明日も」
 明日は日曜日なのだが、セイジは学校で仕事をするつもりだった。
各高校の入試の出題傾向も調べておかねばならないし、夏休み用の英語の課題も作成しなければならない。
副顧問をしているサッカー部の方にも、一週間程顔を出していない。
受験生のクラスの担任を務めるのは、なかなかに大変なことなのだ。
「だから丁度良かったでしょ?気分転換出来てさ」
 リョーコは次の缶を手に取った。ペースが落ちる気配はない。
「……気分転換出来たのはお前だけだ」
 セイジは彼に出来る精一杯の範囲で反論した。
当然ながら、リョーコに堪えた様子は見られない。
楽しげに微笑みながら、ビールを飲んでいる。
680ピンキリ:2005/07/07(木) 03:04:36 ID:uOslzwo+
 セイジが仕事に一区切りつけ、学校を出たのは夜の八時を過ぎてからだった。
翌日に備え、早くマンションに帰るつもりが、小腹を満たそうと途中でコンビニに寄ったのが運の尽き。
中でばったりとリョーコに会ってしまったというわけだ。
こうなるともう逃げられない。
ここ何日か、何やかやと理由をつけてリョーコからの酒の誘いを断り続けてきたセイジだが、
こうも至近距離で捕まってしまうと、拒否の言葉も出てこない。否、出せない。
リョーコに命ぜられるまま、多量の缶ビールを買わされ、自宅で小宴会となってしまった。
681ピンキリ:2005/07/07(木) 03:05:33 ID:uOslzwo+
「リンはどう?英稜に受かりそう?」
「え?」
 今度はリョーコから話を替えられ、セイジはその唐突さに一瞬何を尋ねられているのかわからなかった。
「……的山のことか。そうか、お前、彼女の家庭教師だったな」
「そうよ。この前の小テストでは結構良い順位だったみたいだけど」
「そうだな、彼女の成績なら今のところ、十分に合格圏内だ」
 セイジはビールではなく、ペットボトルの烏龍茶を口に含んだ。
舌の上にこびり付いたビールの苦味を洗い流すように、口内で転がす。
傍目から見て、あまりお行儀の良い行為とは言えない。
「そう、マサは?」
「マサ?ああ、小久保か。彼も英稜なら九割受かる」
 リンコもマサヒコも、伸び幅は小さいものの、確実に成績は上向いている。
一年生の頃は下から数えた方が早かったのに、今では中の上から上の下の位置をしっかりとキープ出来ている。
脱線等があったとしても、二人の現在の学力は、リョーコとアイの指導のおかげと言えるだろう。
「的山も小久保も、もう少し頑張ればもひとつ上の高校を狙えるさ」
「アヤナとミサキちゃんは?」
「若田部と天野は……お前と同じ、聖光女学院志望か。成績的には申し分ない。テストでも常に一桁の順位だし」
682ピンキリ:2005/07/07(木) 03:06:18 ID:uOslzwo+
 セイジはもう一度、ペットボトルの烏龍茶を口にした。
半分程残っていたそれを、ごくりごくりと飲み干していく。
「ふーん」
「問題は……さっきの話じゃないが、面接くらいだろう」
「あ、そー言えば先日、放課後にミサキちゃんと面接の練習したらしいわね」
 瞳をキランと光らせて、リョーコはセイジににじり寄った。
それに対し、セイジは体を後ろに反らし、意図的にリョーコと距離を置こうとする。
「そ、それがどうかしたか?」
「ヤラシイこと、してない?」
「……人聞きの悪いこと言うなよ」
「『今日の下着は何色なんだい?』『え?せ、先生、何を言うんですか?』
『これは予想していない質問に対する練習だよ。さあ、答えなさい』
『そ、そんな……私……』『緊張することはない。リラックスして』
『キャア、先生、どこを触ってるんですか!?』『背中と脇腹がコチコチになっているじゃないか』
『イ、イヤ……あっ、そ、そこは!』『ふふ、若田部の大きな胸も良かったが、こういう少女らしい小振りなのも、また……』
『や、やめて下さい、大声を出しますよ』『かまわないよ。だが、今はこの階には俺と君の二人以外は誰もいないハズだ』
『え、そ、そんな……あ!』『おやおや、口では嫌と言っておきながら……何故こんなにも乳首が硬くなっているんだ?』」
683ピンキリ:2005/07/07(木) 03:07:18 ID:uOslzwo+
 リョーコは声色をまね、さらに身振り手振りを交えて、卑猥な世界を展開していく。
その表情は、何とも楽しそうだ。
「『いけない子だね、天野は……ほら、次は……』『あ、ああん!し、下はダメですぅ!』
『濡れてるじゃないか、ええ?』『はぁ、はぁ、はぁ……いやぁ、やめてぇえ……』」
「……いい加減にしてくれえ」
 セイジは情けない声をあげた。
止めないと、いつまでもリョーコの一人芝居は続きそうだった。
「あははははは」
 リョーコは大きく口を開けて笑った。
どうやら、それなりに酔っているらしい。
「豊田セイジ君」
「な、何がセイジ君、だ。この酔っぱらい」
「うふふ、今の話で……勃起したでしょ?」
「するかー!」
 二十代の半ばを越した今、彼は中学生相手に淫らな妄想は抱かない。抱かないようにしている。
「嘘?」
「嘘じゃない!」
「ふふーん……」
 リョーコはペロリと唇をなめると、人差し指で髪の先をくるくると小さく輪にした。
「!!」
 セイジの背筋に悪寒が走った。
その仕草は忘れようもない。忘れられるはずもない。
リョーコが何かを企んでいる時の癖なのだから。
「じゃあ……確かめてやる!」
「え、お、どうわっ!」
 止める暇も無かった。
セイジがズボンに手をやる前に、リョーコはセイジの正面にしゃがみ込み、
電光石火の素早さでジッパーを下ろして、中のモノをつまみ出していた。
684ピンキリ:2005/07/07(木) 03:08:45 ID:uOslzwo+
「あ、ちくしょー。ホントに柔らかいまんまでやんの」
「当たり前だっ!あ、コラ、や、やめろリョー……ッ、くっ」
 制止の言葉は、セイジの喉で止まった。
リョーコが勢いよくモノにかぶりついてきたからだ。
「くあ、リョーコ、ま、待て」
 セイジはリョーコの頭に手をかけ、引き離そうとしたが、力が入らない。
アルコールのせいもあるが、何より、リョーコの舌技が凄すぎたのだ。
「むふ、むじゅる」
 掃除機もかくや、という風に思い切り吸い上げるリョーコ。
「うわ、わわわ」
 セイジは瞬間、天地が引っくり返ったかのような錯覚に陥った。
視界が一転(実際には一転してないが)して元に戻った時、すでにセイジのペニスは硬くそそり立っていた。
「ほーら、勃った♪」
「……ばかやろ、無理矢理じゃないか……」
「うふふふ」
 呆れたような、疲れたような口調のセイジに対し、リョーコはどこまでも明るい。
からかったような感じ、と言った方が正確かもしれない。
685ピンキリ:2005/07/07(木) 03:09:42 ID:uOslzwo+
「うふ、次はこうしてあげる」
 リョーコはそう言うと、自身の長い髪を一房つまみ、セイジのモノに絡めた。
「おま、ちょ、さ、刺さったらどうするんだ!?」
「私に限ってそんなヘマはしない」
 自信満々に言い切って、リョーコは髪と一緒に縦にシゴき始めた。
「うはっ」
 ジョリジョリとした、今までに経験したことのない感触が、セイジを襲う。
「く……待てったら、リョーコ……っ。お、俺はするとも、し、したいとも言ってないぞっ……!」
「こんなに硬くしといて今更何言ってんの」
「だか、ら、そんな強引に……ううっ、や、やめてくれったら」
「あー、もう!ウルサイ男ね」
 リョーコは体を伸ばすと、セイジに顔を寄せた。そして唇を重ね、言葉を塞ぐ。
「む、むぐっ」
「……」
 三十秒程そのままリョーコはセイジの唇を吸い続けた。
「ぷはっ」
「はぁ……っ、文句言うんじゃない、奴隷のクセに」
「だ、誰が奴隷だ……くそぅ」
「ウルサイ。したい?したくない?」
「あ、明日も仕事だ。し、したくなんか……」
「私はしたい」
 リョーコの瞳が冷たく、妖しく輝いた。
眼光一閃、セイジを射抜く。
「した、した、した」
「した?」
 セイジはそこで止まると、口を金魚のようにパクパクと何度か動かした。
それと同時に、肩から、腕から、力が抜けていく。
「……したい、です。ハイ」
 セイジはそう答えざるを得なかった。
どこまで行っても、セイジはリョーコには逆らえない。
「よろしい」
 リョーコは満足そうに、にぱーっと顔をほころばせた。
686ピンキリ:2005/07/07(木) 03:11:06 ID:uOslzwo+
 ヤるとなったら、リョーコは行動が早い。
奥の部屋をゴソゴソと探ると、コンドームを見つけて持ってきた(セイジが隠しておいたのだが)。
「さて、それじゃ楽しみましょーか♪」
「いや、その……楽しむって、ここでか?寝室じゃなくて?」
 それには答えず、リョーコはスリムジーンズをゆっくりと下ろしていった。
靴下も脱ぎ去り、Yシャツ一枚の姿になる。
そのYシャツも上からいくつかボタンが外されており、何とも淫靡な格好だ。
裾の下から、ちらちらと下着が見え隠れする。
「お、おいおい」
「柔らかいベッドの上でなきゃ、出来ないってわけでもないでしょ?」
「そ、そりゃそうだが」
 リョーコの手は、セイジの側に歩み寄ると、首と腰に手を回した。
「大体さぁ、昔はどこでもヤったじゃない」
「あ、あん時は、その、若かったって言うか、何て言うか」
 しどろもどろになるセイジを見て、リョーコはクスッと笑うと、背伸びして唇を重ね合わせた。
「ふぅ……」
「リ、リョーコ」
「えい」
「ひぎ!?」
 セイジは飛び上がった。
リョーコが右手で、力一杯モノを握り締めたからだ。
恥ずかしいことに、先程からセイジは放り出しっぱなしだったのだ。
「もう一回、コチコチにしてあげる。それからね、お楽しみは」
 掌と微妙な指の動きだけで、リョーコはセイジを興奮させていく。
「う、く……」
「あは、硬くなってきた硬くなってきた」
 セイジは天井を見上げた。
もう逃げられないし、抵抗も意味をなさない。後は、体力と精力を搾り尽くされないように気をつけるだけだ。
明日は、仕事があるのだから。
687ピンキリ:2005/07/07(木) 03:12:20 ID:uOslzwo+
 セイジの舌先が、リョーコの脚を這う。
右足のくるぶしから始まり、段々と上へ登り、太股の付け根まで来て、秘部には触れず横断し、
今度は左の足を、ゆっくりと爪先の方へ降っていく。
だが、膝の辺りで、引っかかった(ワザとだが)ショーツにぶち当たり、それ以上進めない。
「くっ……そこ、いいよ……セイジ」
「ン……ここか……?」
 セイジは引き返し、リョーコがいいという、左の太股の内側を、集中的になめあげた。
なめるだけではない。時々、吸い付いたり、甘く噛み付いたりする。
「あ、ひゃあ……」
「リョーコ……」
 手も休みはしない。脚のいたるところを、丁寧に愛撫する。
「ン、ン……セイジ……ちょ、直接……して、いいよ……」
 お許しが出たところで、セイジの舌は中央へと向かった。鼻先が陰毛に触れる。
「クゥ……ッ!」
 リョーコが脚を突っ張らせた。 
どういった動きをリョーコは一番敏感に感じ取るのか、セイジは知っている。
伊達に、恋人付き合いをしていたわけではない。
「はぁっ、いい、いいよ……」
 セイジは、口の動きは止めずに、そのままの姿勢で目を上へ、リョーコの顔の方へ向けた。
Yシャツが肌蹴て、乳房が露わになっている。その向こうに、リョーコの顎はくねくねと動いているのが見える。
セイジの舌がクリトリスに触れる度に、その顎がビクッビクッと上下に震えるのがわかる。
「リョーコ……」
 セイジは顔を上げた。Yシャツの裾で、唇に着いた、自身の涎とリョーコの愛液を拭き取る。
「ン……うん……いいよ、きて……セイジ」
 リョーコは脚を、左右にそっと広げた。セイジは手を伸ばし、ナイトテーブルからコンドームを取ると、モノに着ける。
セイジの体の下では、リョーコがおとなしく待っている。
Yシャツ、肌蹴た胸、脚に絡まった下着、そして少しズレた眼鏡……凄まじいまでの色香だった。
「……」
 リョーコの汗の匂いと、アルコールの香りが混じり、セイジの鼻腔を直撃する。
セイジは一瞬、眩暈を覚えた。 
「リ、リョーコ……」
 セイジは狙いを定めると、リョーコの脚の間に、体を割り込ませた。
688ピンキリ:2005/07/07(木) 03:13:37 ID:uOslzwo+
 ゆるゆると、セイジはリョーコの中に侵入した。
ゴム越しでも、温かさと締め付けを感じることが出来る。
最深部まで到達し、そこから一度腰を引き、激しく挿入を開始―――しはしなかった。
「?」
 リョーコが不思議そうに、セイジの顔を見る。
「どうかした?」
「いや……」
 セイジは、何とも言えない微妙な表情をした。
「お互い、結構酒入ってるよな……」
「それが、どうかした?」
「……アルコールを摂取し過ぎて、その勢いでセックスして、どちらか片方が興奮の余り心臓がイッちゃうって話、あるからな」
 リョーコはぷっ、と吹いた。
「アホらしい。そんな心配してどうするの?」
「いや、体に負担かかるしさ。床の上だし、ちょっと膝と腰が痛くて」
「じゃあどうする?ヤメる?」
「それは―――」
 セイジは言葉を継げなかった。
ここまで来ると、自分もヤリたいし、何より、ヤメると言ってもリョーコが許してくれないだろう。
「ヤメないんなら、かかってきなさいよ?ほら、早く」
 リョーコは、セイジの下で挑発するように笑った。
セイジもそれに笑みを返し(半分苦笑いだったが)、腰をゆっくりと動かし始めた。
689ピンキリ:2005/07/07(木) 03:14:22 ID:uOslzwo+
「ううっ、くっ、セイジ、セイジ……!」
 リョーコの双腕が、セイジの首を抱え込んだ。
セイジがひとつ、突き込むごとに、床がギシギシと音を立てる。
ここが一階でなかったら、きっと下の階の住人が血相を変えて怒鳴り込んでくることであろう。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
 アルコールでほの赤く染まったリョーコの体が、よりその色を濃くしていく。
頂点が近づいてきている証拠だった。
「ああ、いっ、セイジィ!」
「リョーコ、リョーコ……!」
 セイジはリョーコの脇の下から腕を抜くと、
今度は膝の下に通し、今まで以上に大きくリョーコの脚を開かせた。
同時に、上から圧し掛かるように体勢を少し変え、動きを激しくする。
「きはっ、ン、ンン、うんんぅ、イイ、すごくイイ」
「リョーコ、俺、そろそろ……」
「あは、イキそう?イ、イッてもいいよ……わ、私も、んんンぅぅ!」
690ピンキリ:2005/07/07(木) 03:15:07 ID:uOslzwo+
 セイジはさらに強く、深く、突き込んだ。
汗が顎の先を伝って滴り、リョーコのYシャツへとこぼれていく。
そのYシャツも、リョーコ自身の汗でべっとりと濡れている。
「ああ、ああ……ん、んあぁ……!」
 あまりの行為の荒々しさに、リョーコの眼鏡がはずれ、コトンと音を立てて顔の横へと転がり落ちていった。
「リ、リョーコッ!」
 眼鏡が床に落ちるのを、視界に捕らえた瞬間、セイジは達した。
びゅっ、びゅくっと、勢いよく精をコンドームの中に放つ。
「くぅ、セ、セイジィ!」
 そして、ほぼ同時にリョーコもイった。
痙攣するかのように、全身をぶるっと細かく震わせる。
「あ……リョーコ……」
「セイジ……」
 二人の汗塗れになってしまった床の上で、事後の余韻の中、
大きく肩で息をしながら二人は抱き合った。
まるで、本当の恋人同士のように。

                        ◆                        ◆
691ピンキリ:2005/07/07(木) 03:16:16 ID:uOslzwo+
 目覚まし時計が、けたたましい音を立てて、午前九時を知らせた。
カーテンを通じて、朝の陽光が部屋へと差し込んでくる。
「……」
 セイジは、のっそりと上半身を起こした。
体は裸のままだが、ブランケットがかけられている。
「あれ……?」
 左右にブンブンと、セイジは頭を振った。
まだ、頭の奥の方で、アルコールの残滓がモヤを作っている。
「あいててて」
 痛む頭を振りつつ、ベッドから降りて、バスルームへと直行した。
コックを捻り、温度を調節すると、頭からシャワーを浴びる。
まだ混乱している脳みそに、心の声で語りかけていく。
「ええと……あれからどうなったんだっけ?」
692ピンキリ:2005/07/07(木) 03:17:21 ID:uOslzwo+
(しばらくは、二人ともあのままで……いたんだよな。それで、リョーコが先に立ってシャワーを借りるって言って……)
 どうにも上手く思い出せず、セイジはより強く頭を振った。
髪の先から、水飛沫が、周囲に飛び散っていく。
(えーと、えーと、えーと……ふらふらと、寝室に行ったような行ってないような……)
 現実としてベッドで寝ていたのだから、寝室には自力か、もしくはリョーコの手助けで行ったのだろう。
だが、どうにも詳しく景色がよみがえってこない。
「そういや、リョーコは……?」
 セイジはシャワーを止めると、バスタオルで体を拭き、バスルームから出た。
そのまま、玄関へと足を向ける。
そこには、リョーコの靴は無かった。
「……もしかして、あれからすぐに帰ったのか……?」
 ぐしぐしと髪の毛の水分を拭い取りながら、セイジは今度は居間へと向かった。
「……」
 何と、キレイに片付けられていた。
ビール缶と他のゴミはしっかりと分けて専用のゴミ袋に入れられ、汗で濡れた床の辺りは、その痕跡すら無かった。
そして、テーブルには、お皿が一枚あり、その上にちょこんと、トーストとブラックの缶コーヒーが乗っていた。
「……?」
 セイジは近寄ると、トーストと缶コーヒーを手に取った。
トーストの冷め具合、缶コーヒーの温まり具合からして、一時間から三十分程前に用意されたものらしい。
これから推測するに、リョーコはとりあえず泊まっていき、
今日の朝、セイジを起こすことなく、トーストを焼き、表で缶コーヒーを買い、
テーブルの上に用意してから、ここを出て行ったということになる。
693ピンキリ:2005/07/07(木) 03:18:16 ID:uOslzwo+
「アイツ……」
 セイジはすっかり冷めてしまったトーストにかぶりついた。
テーブルには、他に何も無い。書置きらしいものは一切見当たらない。
缶コーヒーを開けると、一気に喉の奥へと流し込む。
中途半端な冷たさだが、今のセイジにはそれが丁度気持ち良い。
「ぷは」
 空になった缶を、ビール缶がいっぱいに詰まったゴミ袋の中へと放り込む。
「せめて、目玉焼きとソーセージくらいは作っておいてくれても、バチは当たらんだろうに」
 セイジは寝室へと向かった。
学校へ、仕事に行く準備をしなければならない。
「?」
 スーツ類が納めてある棚の前まで来て、セイジはおかしな点に気づいた。
スーツ棚の横、私服のタンスの一番上、上着が入っているところ、そこが半開きになっている。
「……成る程」
 セイジは理解した。
きっと、あそこから一枚、シャツか何かがなくなっているはずだ。
そして、洗濯機の中では、女物のYシャツが、洗われるのを待っているのを待っているに違いない。
694ピンキリ:2005/07/07(木) 03:19:31 ID:uOslzwo+
 セイジは、玄関で一度、大きく伸びをしてから、外へ出た。
遠くでセミの鳴く声が聞こえる。今日も暑くなるだろう。
「あ、おはようございます」
 マンションの入り口のところで、セイジは隣人に出会った。
右隣、そしてもうひとつ右向こうに住んでいる家族の奥さん達だ。
「あ、お、おはよう、ございます……」
「どうも……」
「?は、はぁ……」
 いつもと違う反応に、少しセイジは戸惑った。
普段は、にこやかに挨拶を返してくれるのだが、今朝に限って、
その視線が妙に鋭いというか、腫れ物を見るような感じだ。
(俺、何かしたかな……)
 セイジは、表通りへと歩を進めながら考えた。
(もしかして、昨夜のアレの音が聞こえてたのか……?)
 しかし、その可能性は低いはずだ。
セイジのマンションは、上下には若干音が漏れ易いが、左右横への防音はしっかりしている方だ。
「何だろ……?」
 どうにも、あの二人の奇妙な態度がセイジには理解出来ない。
695ピンキリ:2005/07/07(木) 03:20:48 ID:uOslzwo+
「おはよう、豊田さん」
「あ、おはようございます」
 セイジに声をかけてきたのは、角のタバコ屋のおばあさんだった。
セイジはほとんどタバコを吸わないので、物の売買を通じての接点はあまり無かったが、
何でも一番下の孫が今度中学生になるとかで、セイジを中学校の教師と知って以来、
セイジを道で見かけては、何かと話をしてくるようになったのだ。
「今日も暑くなりそうですね」
「はい、はい、ほんに、暑くなりそうですねぇ」
 先程の主婦二人のつれない応対を見たばかりなので、おばあさんの返事にセイジは少し嬉しくなった。
「今日も仕事で?」
「ええ、ちょっと」
「あらまあ、忙しくて大変だねぇ」
「そうでもありませんよ」
 セイジはじゃ、と手を振って、その場から立ち去ろうとした。
が、次のおばあさんの台詞に、体どころか心まで固まってしまった。
「でも安心だねぇ、あんな良い婚約者さんがおられるんだもの」
696ピンキリ:2005/07/07(木) 03:21:47 ID:uOslzwo+
「こ」
「はい?どうしましたかいの?」
「こ、こ、こんにゃくしゃ?」
 おばあさんは目を大きく開き、首を傾げた。
セイジが何に驚いているのか、わからなかったからだ。
「豊田さん?どうしました?」
「い、いえ、その、あの」
 セイジは息を吸い込んだ。そして、腹の辺りに手をあて、ゆっくりと吐き出す。
必死に落ち着こう落ち着こうとしているのだが、おばあさんの目には、物凄くおかしな行動に映っただろう。
「す、すいません……おばあさん」
「はい、はい?」
「その……こ、婚約者とは?」

 おばあさんの首の傾きが、より深さを増した。
「今朝会いましたよ、ここで?えーと、中村リョーコさんとか言う……」
697ピンキリ:2005/07/07(木) 03:23:29 ID:uOslzwo+
 セイジは足の下が、泥沼になったかのように感じた。
膝に力が入らない。周囲の景色が歪んで見える。
そのまま、地面の底へと引き摺りこまれていくような錯覚。
「ど、どうしました、豊田さん?」
おばあさんが近づいてきて、セイジの肩を揺さ振った。
いつの間にやら、セイジは道路に膝をついていた。
(リ、リ、リョーコ、あ、あ、あ、あいつぅぅぅぅ)
 マンションの前での、お隣さんのおかしな素振りにも、それで納得がいく。
きっと、缶コーヒーを買いに出た時、リョーコは二人に会ったのだろう。
それで二人は、一人暮らしのはずのセイジの部屋から女が出てきたのを見て、不審に思ったに違いない。
リョーコのことだ、きっと、それを煽るようなことをしたか言ったに違いない。
わざわざ、二人に「通い妻です」「一日いくらで雇われまして」とか何とか、出任せをかましたのだ。
 さらに、帰り際にこのおばあさんに、「豊田の婚約者です」と言いやがったのだ。
(あ、あ、あ、あのやろぉぉぉぉぉ)
「ちょっと!?と、豊田さん!?」
 セイジは、両手を地についた。冷たい汗が、頬を流れていく。
下へ、下へ、と沈んでいく錯覚は、まだ治まらない。
この分では誤解をとくのに相当骨を折ることになりそうだ。
それに、誤解がとけても、周囲が今まで通りの態度でセイジに接してくれるという保障は無い。
「リ、リョーコのやつぅぅぅ……」
「と、豊田さん!しっかり!」
 おばあさんの声が、はるか遠くからのように、セイジには聞こえた。

 ……泥沼、という言葉がある。
文字通り、泥濘に足を突っ込んだ状態を言い、
もがいてももがいても、抜け出すことが出来ない悪い状況の例えとして使われる。
使用例として、『誤解から泥沼の状態に突入した』『人間関係は泥沼化した』等々。
最近では、袋小路と同じ意味合いで語られることも―――少なくはない。

                 F      I       N
698ピンキリ:2005/07/07(木) 03:23:54 ID:uOslzwo+
以上。
699名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 03:25:39 ID:yIOW3vMs
GJ!
相変わらずオチの付け方が上手いっすな
700名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 07:58:49 ID:JrM/62Kt
>>697
GJ !!
豊田先生はMだけどマサはソフトSぽいなぁw


新参者氏の
マサ×カナミ、マナカのマサヒコ宅か保健室で
3Pが読みてー。
ショーコがいるとややこしいから彼女は無しでw
童貞なのにカナミを2回イカせたマサはエロいと思います(;´Д`)
701名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 08:24:05 ID:V0hCPMwi
うむ、新参者氏のマサとカナミ話は続きをぜひ読みたいところですな。
>>700
ショーコは直接からまないけど、アキと一緒にのぞき見し、
恥ずかしがるアキに行為を説明する役というのはどうか(妄想中)
702名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 09:31:05 ID:fUP7M91I
682〜683のミサキ 豊田の会話は何処でみた気がする
703名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 09:46:07 ID:YvcRr1VC
濱中先生がバイト先の喫茶店で店長にメイドコスプレさせて働かせ
夜は特別手当が出るよと聞き 夜働くことになったアイ先生
先生が一生懸命はたらいてるとお客の手がアイ先生のお尻にふれる
キャっ!と声を上げるアイ先生。店長に話すと店長は激怒 客を叱るのかと思ったら
アイ先生を怒った。 客に失礼な態度を取るなとのこと 罰を与えると言われたアイ先生
お客に店長と一緒に謝りに行った ・・・なんで私が・・・そう思ったそのとき
店長がアイ先生を押し倒した  バタン! いたぁい・・・なにするんですか・・・
お客様大変失礼いたしました。 お詫びにこの子がなんでもご奉仕いたしますので・・・
そうゆうと店長は去って行った 少々こんらん気味のアイ先生。
するとお客はアイ先生の足を持ち上げ股を開かせた  いやぁあ! 悲鳴をあげて当然だ。
すると周りの客も次々とアイ先生の周りに集まり、刃物で先生の服を切り裂いた
やだぁあああやめてぇえ!!!店内に悲鳴が響く  しかし店長は助けてくれない
アイ先生の白く綺麗な胸が無謀にも露出する 下着越しに性欲に身を任せて男のモノを入れよとする
奴も出てきた アイ先生が悲鳴ばかりあげるものだから口に無理やりねじ込む者も・・・

って夢を見たのでだれか作ってください
704名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 13:19:23 ID:f0XP/W+m
>>703
たまってるなwいい傾向だ
俺が見たのは、マサがアヤナとセックルしてる最中に
ミサキが乱入してきて、何で小久保君(まだ呼び方がかわる前の夢だったので)ひどいよって
ミサキが泣いて、マサが優しくミサキを抱きしめてお前も好きだよって言って
アヤナと一緒にやっちゃうってそれで生だったので二人とも妊娠しちゃってああもう以下略

って夢を見たのでだれか作ってください




って要求ばっかするのはのはクレクレ厨的でマズイと思われるので、
各自が見たエロい夢とか妄想とかをちょこちょこっと、しかし赤裸々に
書き込んでいくというのはどうでしょうかアイ先生

いや、優しい職人さんがそっから超エロテイストの話を
作ってくれたりしないかななんて下卑た野望もあったりなかったえdrftgyふじこlp;@
705名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 15:28:47 ID:/EF36M/V
確かに新参者氏の続き読みたいな。マサとカナミ結構いい組み合わせだと思う。ミサキは嫉妬深いからな。
706名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 21:57:48 ID:SCG1edED
新参者氏のマサ×カナミが前作のシンジ×カナミの続編と想像すると、また別の興奮が!
帰ってから今度はシンジに後ろを責められて・・・(;´Д`)ハァハァ
707名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 23:13:53 ID:zuYGWzUh
成長したヨシオもってきて4P・・・(;´Д`)ハァハァ
708名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 23:51:49 ID:cBaMLsv/
ひまわり組のカナミと園長のプレイ降臨キボンヌ
709名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 00:22:20 ID:xgLcKnf8
ヨシオって誰?
710264:2005/07/08(金) 00:51:36 ID:Hvtgpy1N
 住民&職人の皆さんこんばんは。
 七夕だったので、七夕SS書いてたら日にち変わってた…orz
現実は雨でも、あっちは晴れってことで…ちなみにエロ無しです。
 駄文ですが、よろしければどうぞ
711264:2005/07/08(金) 00:52:20 ID:Hvtgpy1N
今日はカテキョの日。
 小久保家にはマサヒコ、アイ、リンコ、リョーコの姿。そして、ミサキとアヤナの2人もいた。
 流石に試験前、マサヒコの部屋に緊迫した雰囲気が漂う。
 (今日は何事も無く終わりそうだ‥平穏バンザイ)
 しかし、その予想はジェンガのように脆くも崩れ去った。
 「マサヒコ君、今日は何の日?」
アイが唐突に尋ねる。
「?えっと…7月7日ですけど」
「だ・か・ら!!何の日?」
机をバシバシ叩いてマサヒコを威嚇。
だが、顔はふくれっ面。怖さ半減、可愛さ二倍増し状態。
「??浴衣の日ですけど‥」
※ちなみにマジです。
どこでそんなマニアックな記念日を…。ええい!最近の中学生は化け物かっ!

マサヒコのすっとんきょんな解答に、一同唖然。
「もう!そうじゃなくて」
一種のじらしプレイにも見える光景に、リョーコ失笑。口を必死で押さえている。
「???…ああ、七夕ですか」
やっとのことで、アイの望む答えを導き出したマサヒコ。
アイは安堵の表情を浮かべたが、再び厳しい(?)顔に戻る。
「そうよ!!なので、これから短冊を書こうと思います!」
「試験前なのに何で…」
アイの指先がマサヒコの目の前に突きつけられる。
712264:2005/07/08(金) 00:53:28 ID:Hvtgpy1N
「男は四の五の言わない!ロマンの無い人は嫌われるわよ!」
「そうだよ小久保くん。そんな事言ってたら、将来大学でヘンなサークルの代表になって
 逮捕されちゃうよ?」
「ハイハイ。俺には遅稲田に入るほどの学力はねぇよ」
「いいんじゃない?丁度息抜きしたかったし…。若田部さんは?」
「わ、私は…お姉様がやるのなら」
「んじゃキマリね。アイ?」
リョーコがそう言うと、アイは鞄から短冊を取り出す。
 (また、授業が脱線していく…)
大きなため息をつくマサヒコ。断りたいのに断れない。ああ、悲しきかな己の性。
「一人二枚ずつで、片方は今度の試験の目標を。
もう片方には、叶えたい事を書いてね。」
マサヒコの前に、色鮮やかな和紙が広がる。一枚取ろうとしたその時、
「そういえば先生、笹の木はどうするんですか?」
リンコらしからぬ鋭い質問。アイは口を開けて固まる。図星だったようだ。
「ふっふっふ…ぬかったようねアイ」
リョーコの不敵な笑いが部屋にこだまする。
と同時に、言い知れない不安が襲う。
 マサヒコの背に滝のような汗。喉が水分を欲しがる。
マサヒコは、残っていたジュースを一気に飲み干した。
713264:2005/07/08(金) 00:54:15 ID:Hvtgpy1N
「なんと!マサのお母様に無理言って買って来て貰いましたぁ♪」
「あんた、人ん家の母親に何頼んでんだぁ〜〜〜!!」
「まあまあ、とりあえず書きましょう‥ね?」
マサヒコをなだめるアヤナ。意外と乗り気だ。
マサヒコは仕方なく筆を執ることにした。

数分後…
 「みんな書けた?」
アイの質問に頷く一同。
 外に出て各々短冊を笹の木にくくりつける。空はいつの間にか赤く染まっていた。
「マサヒコ君は何お願いした?」
「先生が先に言ったら、言いますよ」
そう言われて、少し顔を赤らめるアイ。
 「どうしても?」
 上目遣いでマサヒコの顔を伺う。マサヒコは無言で頷く。
「ワタシは…黄金鷲のチャレンジメニューを食べきること‥かな」
「叶いますよ‥先生なら絶対」
「マサヒコ君は?」
「やだなぁ先生、願いは簡単に口に出さない方が叶うんですよ」
そう言って微笑むマサヒコ。しかし、アイは納得がいかない。
「そんなの卑怯よ!」
「なら、言わなきゃよかったのに」
「ぐっ…そ、それは」
もっともな事を言われ、たじろぐアイ。
「みゅぅ…そうだ!ミサキちゃんは?」
「秘密です♪」
「うっ‥り、リンコちゃんは?」
「叶えたいから言わないもん!」
714264:2005/07/08(金) 00:54:54 ID:Hvtgpy1N
「あぅぅ…アヤナちゃんは?」
「言うと思いますか?」
「せ、せんぱ〜い」
「アイ、あんたバカ?」
自分だけ願いを打ち明けた恥ずかしさのあまりに泣き出すアイ。
「うっ‥うえ〜ん‥みんなヒドいよ…」
「まあまあ先生、部屋に戻ったらケーキあげますから」
アイの心の雨雲に光が差し込んでいく。
「ホント?」
「ええ、さあ行きましょう」
手を伸ばし、座り込んでいたアイの手を引く。
(えっ!!?)
思わず、ぼ〜っとするアイ。
 「どうしたんですか?」
 心配そうな目でアイを見つめるマサヒコ。
「な、何でもないヨ!!」
「…ならよかった。先生も急いで、みんなもう部屋に行っちゃいましたよ?」
「う‥うん♪」
元気よく立ち上がり、庭を後にする。
715264:2005/07/08(金) 00:55:29 ID:Hvtgpy1N
―いつだって優しい目や仕草。彼を好きになったのは、もういつのことだろう?
それにしても、マサヒコ君の言ってたことホントだ…
言わなきゃ叶うんだね…それとも偶然かな?
 ううん、偶然じゃないよね。こうして出会えたのも運命だもの―

マサヒコに手を引かれ、家に入るアイ。その顔は何とも言えないほど幸せそうだった。

 夏風が笹の木を揺らす。柔らかな風に揺れる、みんなの願い。
そこに一際大きく、丁寧な文字で書かれた短冊が一枚。
 『マサヒコ君が私の気持ちに気付いてくれますように。』

…あなたの願いは何ですか?

おしまい。
716264:2005/07/08(金) 01:01:48 ID:Hvtgpy1N
 以上です。
キャラ出し過ぎて生かしきれてねぇ…
 再び携帯からなので、上手く行換えできてるか不安です…
文の不足分+誤字脱字は脳内補完でお願いします。
ではまた ノシ
717名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 01:06:50 ID:A8dMQlaJ
意識せずにアヤナの好感度を上げまくるマサヒコ。それにやきもきするミサキ。
マサは誰も異性として見ていないが、回りの女性陣はマサヒコハァハァ。特にハァハァなアヤナがマサを押し倒す。
なし崩しにセックルしてしまうマサ。責任をとれと言われて付き合うことに。
「ねえ小久保君…ううん、マサヒコ君。こんなになっちゃったけど…後悔、してる?」
しかし他の女性陣が黙っちゃいない。涙を流しながらマサに告白するミサキ。
「マサくん…わたし…好きなの。ずっと、ずっと前から、好きなの…」
天然ながらも精一杯頑張って想いを告げるリン。
「ねーねー、小久保くん…わたしね、小久保くんのこと好きなんだ〜」
はたしてマサヒコは誰を選ぶのか?
体で繋がったアヤナか?旧知の仲のミサキか?同じ高校を選んだリンか?
もちろん忘れちゃいけない家庭教師のお姉さんたち!
「わ、わ…男の人のって…こんな固いんだね…」
「あら、EDじゃなかったのね…凄、立派よ、マサ…」
二人を相手にテクを研き、三人を満足させる漢になれ!

Windows98/ME/2000/XP対応
200X年発売予定 定価7800円(税込)

21歳未満の購入を禁止します
718名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 01:08:57 ID:A8dMQlaJ
途中からなぜかエロゲ風味に…シチュ投下のつもりだったんだがorz
いっちょ吊ってきますノシ
719名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 01:24:19 ID:XbzGugWO
甘いよ〜GJですよ〜
720名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 01:26:42 ID:VACX8DvQ
264氏GJ
やっぱアイは可愛いなぁ(´-`)
721264:2005/07/08(金) 01:30:20 ID:Hvtgpy1N
 主題忘れてた…
簡単に『星に願いを』で。
722名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 08:53:30 ID:hm3OeOG8
>>717
それなんてエロゲ?
723名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 10:21:24 ID:ukn9rROK
264氏乙
黄金鷲って何かとおもたらゴールデンイーグルスね
小技効いたネタつくりナイス

ミセリ神とアカボシ神の再降臨、そして新参者神のマサカナ話続きがうpされることを期待して祈る
ネガッタマーカナッタマーナムナムカーッ
724名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 11:34:45 ID:jQsxg9KR
>>723
「黄金鷲」を最初に店の名前としてネタに使ったのは郭泰源氏だったとオモ

では漏れも祈る
ナムナムカーッ
725名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 12:25:37 ID:hm3OeOG8
ツンデレと融合してくれ!!!
726名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 20:17:17 ID:+UxWmhQr
もしかしてミセリ神が来ないのは何か事件に巻き込まれたんじゃ・・・・
727神を呼ぶ儀式:2005/07/08(金) 20:24:59 ID:t/OfrBOZ

 【神】濱中アイ×小久保マサヒコ【神】


今ここに神よ!降臨さしせませそ!
728名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 21:07:43 ID:UHLWnX9a
  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 |   ∠Y"´゙フ     |
|    ;' ゝ‘,,ェ) |
|_________|
     ∧∧ ||
    ( ゚д゚)||
    / づ Φ
729名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 21:14:13 ID:boBoKxAn
たまにはゆったりした流れでもいいじゃない
730名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 21:29:21 ID:85zWnzsZ
ドミンゴ様の続きまだ?
731名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 00:38:24 ID:q9k3eMR3
暇だし新キャラの名前でも予想しときます。
・藤井(afo)
・川崎(祖父戸番区)
・小池(横ベイ)

シンジ×今岡誰か頼んます。
732名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 01:25:39 ID:+PDcS1W5
エロも欲しい♪萌えも欲しい♪
もっと欲しい♪もっともっと欲しい♪
ここには夢がある両手でコスりきれない♪
ここには夢があるテカテカするような♪
趣旨から少し外れても♪十分読むに足りる♪
暗い夜に一人でも夢見心地でいるよ♪
妹でもカテキョでもコラボでもひまわりでも♪
限られた話の中で作られた書き手の腕で♪
ホンモノのエロを見るんだ♪
ホンモノの萌えを見るんだ♪
アイも見たい♪アキも見たい♪
アヤナ見たい♪カナミマナカ見たい♪
チカも見たい♪ミホも見たい♪
リョーコ見たいミサキリンコ見たい♪
ママン見たい♪ショーコ見たい♪マホも見たい♪エーコ見たい♪
今岡見たい♪小宮山見たい♪宮本見たい♪佐々岡見たい♪マリア見たい♪
もっともっと見たい♪
もっともっと見たい♪
733名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 09:05:20 ID:CRPT/xLa
↑お、このスレのテーマソングか?
734名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 10:20:38 ID:fIbhi2l0
テンプレに追加かw
735名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 13:05:15 ID:wWZt9LSR
ブルーハーツの「夢」の替え歌ですね
736名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 18:02:53 ID:sZi3JIaa
ミサキも自慰するんだ
737郭泰源:2005/07/09(土) 18:54:24 ID:Eo8HYQGJ
どうも、土曜日の夕方、夕飯前に投下します。
シチュエーションがトマソン氏の某作品っぽいのに気付いた…ごめんなさい。
で、前半なのにまたも長い…おまけに前作途中でほっぽっての投下だし…。
あ、今回はエロ無しですが、後半は微エロの予定。
NGワードは「レイプ未遂」「エロ無し」です。お嫌いな方はスルーで。では、投下。
738郭泰源:2005/07/09(土) 18:54:58 ID:Eo8HYQGJ
「きゃああ!ちょっと、アンタたち…なにするのよッ!」
「なにを?へへへ…イイコトに、決まってるだろ…」
「そうそう、とってもキモチイイことを、な」
「くっ…きゃああああああ!誰かああああ!!」
「ば〜か、デケエ声出したって、誰もこねーよ。ここの倉庫は俺たち水泳部しか使ってないしな」
「おまけにこんな時間だ…さあて、たっぷり楽しませてもらおうか…」
“むぎゅ”
男は、少女の豊かな胸に手を伸ばして握り潰すように荒々しく揉みはじめた。
「!や!やだ!」
「うるせえな…こんな、いやらしいカラダしてるから犯られるんだよ!」
「へへ…俺にも、触らさせてくれよ…もう、水泳の授業見てたときからたまんなかったんだぜ…」
「!アンタたち!こんなことして…いいと思ってんのッ!絶対後で先生に…」
「へへ…言いたきゃ、いくらでも言えよ…お前みたいなプライドのたけえ女が、豊田に言えんの?」
「そうそう。おれたちゃ未成年だからな…法律が、守ってくれんのよ。
女ひとり輪姦したぐらいなら、ネンショーも行かなくて済むって話だしな」
「!!!」
少女は慄然とした。この男たちは、本気だ。
「ちょっと!なに馬鹿なこと言ってるのよ!離しな…離しなさい!」
なんとか逃げようと暴れるが…羽交い締めにされたまま、どうしても男の両腕から逃れられない。
“ビリリィッ!”
もう一人の男が、セーラー服を引き裂いた。
「いやッ!いやだあ!」
「ひょ〜〜お、さすがはお嬢様、イイもん食ってるだけにこっちの育ちも最高だな…」
「痛ッ!抵抗すんなっつーの!…おい、いいからブラジャー、とっちまえよ」
「おいさ!この眺めも最高だけど…。学年の男子を釘付けにしてる、
若田部さんの生おっぱいを見せてもらうとするかね…」
§
739郭泰源:2005/07/09(土) 18:55:27 ID:Eo8HYQGJ
“ぷちっ”
「おおお〜〜〜、すげえ!AVの女なんかメじゃねえな…でけえし、見事なもんだ…」
「や!見るな!馬鹿!」
「クソッ…後ろからじゃ良く見えねー!おい、こっちと代われよ!」
「待て待て、そのかわり初めに突っ込むのはお前にしてやっから…おっぱいは、俺にやらせてくれよ」
「!やだ!馬鹿ッ!こんなのやだッ!」
暴れ続けるアヤナだったが、頬に冷たいものがあたり―言葉を失った。
「いい加減、おとなしくして欲しいもんだな…そのキレイな顔を、切り刻んじまうぞ?」
「!」
「そうそう、俺らもね、若田部さんにはキレイなままでいて欲しいのよ…。
ちょっと我慢してくれるだけでいいわけ。それ以上は乱暴もしないし、ケガをさせるつもりもないのよ?
ただ俺たちを気持ち良くさせて欲しいわけ。若田部さんの、おっぱいとおまんこでね」
ヘラヘラと笑いながら、もう一人の男もナイフを取り出して、ぴたぴたとアヤナの胸にそれで触れた。
「…」
屈辱で震えながら、アヤナは考えていた。
冗談でこんなことをこの男たちが言っているのではないのは、わかっていた。
自分がとてつもなく危険な状態におかれているのも、わかっていた。
さきほどからの男たちの言葉からすれば、殺されることはないかもしれないが、
これ以上抵抗を続ければ容赦なく酷い傷を負わせられるのも確かだろう。
だが、それでも―アヤナが、アヤナである以上、その言葉に従うことは、絶対に出来なかった。
「へへ…大人しくなったじゃねえか…そうそう、頭の良い若田部さんなんだから、そうこなきゃな…」
アヤナが沈黙したのを彼女が恐怖に支配されたためと考えた男は、
下卑た笑顔をつくりながらアヤナの胸を揉みしだきはじめた。
「…殺せ」
アヤナは、顎をあげ、喉を突き出すと、ひとことそう言った。
「あ?」
§
740郭泰源:2005/07/09(土) 18:56:07 ID:Eo8HYQGJ
「殺せ…そうじゃなかったら、あたしはここで舌を噛んで死んでやる」
「!な、なに馬鹿なことを…」
「いいから、殺せ。あたしは、お前らみたいな奴らに犯されるぐらいなら…死んでやる。
もしあたしを無理矢理強姦したとしても…その後お前らを、
どんな手を使ってでも殺してから自殺してやる。どっちにしても、もう生きる気はない。…殺せ!」
アヤナの目は、死んでいなかった。むしろ冷たいほどに乾いた―奇妙な、生命力を宿していた。
そんな彼女の迫力に、男たちは圧倒されていた。
「ばば、馬鹿なこと言ってら…フカシに決まってるぜ…」
「で…でも、中山。こいつ、マジっぽいぞ?」
「殺せ!」
憑かれたように、アヤナが声を張り上げたとき…。
“ガンガン!ガンガン!”
「若田部!若田部!大丈夫か?なにか…あったのか?」
「うええ?な、なんで?ここは誰にも…」
「クソ、誰かにばれてたのか…やべえぞ、杉山」
「豊田先生!こっちです!早く、早く鍵を!」
「うわ…マジい…先生まで呼んでやがる!」
「くそ…裏手だ!」
ふたりの男は、大慌てで逃げていった。
“バァン!”
扉が、蹴倒された。
「若田部ッ!大丈夫かッ!」
「アヤナちゃん!」
「こ…小久保君に…的山さん…う…うわああああん」
しばし呆然としていたが…やがてその場にへたりこみ、大声で泣き始めるアヤナ。
「いいから…すぐに、こっちだ、若田部!」
§
741郭泰源:2005/07/09(土) 18:56:54 ID:Eo8HYQGJ
マサヒコはアヤナに自分の学生服をかけ、破れた衣服を隠して抱きかかえると急いでその場を去った。
(小久保君…こくぼくぅん…)
完全に緊張の糸が切れたのだろう、先ほどの倉庫内での毅然とした態度がウソのように、
アヤナはマサヒコの胸の中で泣きじゃくっていた。
「的山!体操服を用意して!俺は…新校舎の方に行って待ってるから!」
「う、うん、小久保君!」
「悪いな、若田部…さっきの豊田先生ってのは、ウソなんだ。あいつら戻ってこないとは思うけど、
この近くは危険だ。早く着替えて、それで職員室に残っている先生に話すんだ」
「ぐすっ…小久保君…どうして気付いたの?気付いて、くれたの?」
「図書室で的山と勉強してたんだけど、お前が杉山と中山のふたりと一緒にプールの方に行くのを
的山が見つけたんだ。あいつら、水泳部の中でも悪いって有名で…なんか胸騒ぎがしてさ」
「…杉山ってやつが、保健委員だったの…それで、先生が手伝って欲しいって言ってるって…」
「初めっからお前のことをねらってたんだな、アイツら…絶対、許さねえ…」
珍しく怒りに燃えた表情を見せるマサヒコ。と、体操着を手にリンコが現れた。
「こ、小久保君!持ってきたよ!じゃあ、どこで…」
「このすぐ近くの図書室なら誰もいないだろ、さっきお前が鍵閉めたし。
あそこで着替えるんだ、若田部。ケガとかしてるなら、薬もってくるぞ?」
「大丈夫…ぐす、大丈夫。ケガは…してないと思う…」
「じゃあ、的山。もし着替えるのに手助けがいるなら、お前頼むわ」
「わ、わかったよ!小久保君」
誰もいない図書室は、静かだった。一応見張りにつくと言ったマサヒコはドアの外にいた。
そして―アヤナとリンコは、向かい合って大粒の涙を流しあっていた。
「ぐすっ、怖かったんだよね?アヤナちゃん…ゴメンね、あたしたちがもっと早く…」
「だ、大丈夫…すん、ケガもないし…酷いことされたけど、服を破られただけだったから…」
「で、でも…アヤナちゃん…」
「ありがとう…本当に、ありがとう、的山さん…」
§
742郭泰源:2005/07/09(土) 18:57:29 ID:Eo8HYQGJ
ふたりは泣きじゃくりながら、ぽつりぽつりと話をしはじめた。
「じゃ、じゃあ、レイプされそうになったけど、最後までは…大丈夫だったんだね?」
聞きづらそうに、そしてひどく辛そうな表情でリンコは言った。
「ウン…本当に、あと少し間に合わなかったら…うう…」
そしてまたも涙ぐむアヤナ。
「ゴメン…ゴメンね、アヤナちゃんが一番辛いのに…こんなこと聞いて…」
「…いいの。だって的山さんはあたしの恩人だもん…」
「でも…本当にスゴイのはね、小久保君だよ」
「え…」
「あたしが図書室でアヤナちゃんのこと見つけてね、窓越しに手を振ったのに気付いてくれなかったの。
でも小久保君、『若田部と一緒にいる奴ら…危ないぞ』ってすぐにピンときたみたいで…。
それでプールとか体育倉庫のあたりとか探し回って…本当に、絶対に、小久保君のおかげだよ」
「そうだったの…そうなの…うッ…ありがとう、的山さん、それに…小久保君…」
またも涙が止まらなくなるアヤナ。
£
「若田部…本当に大丈夫か?」
泣き腫らした目で姿を現したアヤナを見て、心配そうな表情のマサヒコ。
そしてそんな彼の表情を見て、アヤナは涙があふれ出てくるのを止められなかった。
「わ、若田部…」
「うッ…ごめんなさい…お願い、小久保君…今だけ…今だけでいいから…」
泣きじゃくりながら、アヤナはマサヒコに抱きついていた。しかし、リンコもマサヒコも
そんな彼女を慰める言葉すら見つからず、そのままその場に立ちつくすしかなかった。
「もう…歩けるか?若田部…」
「う。う…う、ウン」
「よし…それなら、職員室に行ってあの連中のことを…」
「…それは、止めて」
§
743郭泰源:2005/07/09(土) 18:58:10 ID:Eo8HYQGJ
「え?おい、若田部!」
「…だって…そんなことしても…これ以上傷つくのはあたし…あたし…」
耐えられずに、またも涙ぐむアヤナ。
「…小久保君、あたしからもお願い。アヤナちゃんの気持ちも…考えてあげて」
「…わかった。けど、豊田先生がもし残ってたら…呼んできても、いいか?」
無言で、こくん、とアヤナはうなずいた。それを痛々しそうに見てマサヒコは、図書室を後にした。
「アヤナちゃん…小久保君は、アヤナちゃんのことを考えて…」
「わかってる…わかってるの…でも…」
残されたふたりの少女は、それ以上言葉を交わすことも出来ず―。
互いの肩を抱き合うようにして、その場で座り込むのだった。
£
「若田部!若田部!いったい…誰がこんなッ!」
しばらくして、担任の豊田が現れた。悄然としたアヤナの姿を見て、怒りを露わにして叫んだ。
「…隣のクラスの、杉山と中山です。アイツら、初めっから若田部のこと目をつけてて…」
「アイツらか…わかった。小久保と的山、お前たちは…若田部を送っていってやってくれ」
「はい。でも…先生、アイツらのことは…」
「タチの悪い連中だからな…証拠が無い、とか言って逃げようとするかもしれない。
今から証拠の品を揃えておく。水泳部の倉庫には、多分まだ若田部の服が残ってるだろう。
それに、お前らもいるし…向こうの担任の小池先生がどう出るかだが…俺は、絶対に許さないつもりだ」
「せんせい…先生、ありがとう…」
「いいから、若田部。一番傷ついてるのはお前だ。今から、帰れるか?」
目を赤くしながら、小さくうなずくアヤナ。マサヒコと豊田は視線を合わせた。
「頼むぞ、小久保…それに的山」
「はい、先生…あとは、お願いします」
アヤナのことを肩で支えるようにして―リンコとマサヒコは、彼女を抱き起こした。
「あとは…先生に、任せよう…俺たちが…俺と、的山がついてる。行こう、若田部」
§
744郭泰源:2005/07/09(土) 18:59:05 ID:Eo8HYQGJ
フラフラとした足取りながら…リンコとマサヒコに支えられながら…アヤナは帰路についた。
わずか5分ほどの道のりだったが―三人とも、終始無言のままだった。
「アヤナ?どうしたのッ、アヤナ!」
アヤナ邸につき、呼び鈴を鳴らして現れたアヤナママはアヤナの惨状を見て驚き、叫んだ。
「詳しいことは…いいから、お母さん…あたし…もう、疲れて…」
物憂げに、アヤナは答えるだけだった。
「でも…でも…」
「お願いします…お母さん、アヤナちゃんになにも聞かないでください」
「早く…ゆっくりと休め、若田部…それじゃあ、お願いします」
「あ…ありがとう、あなたたちは…確か…同じクラスの…」
「はい。的山と…小久保です。お母さん、彼女が自分から言い出すことができるまで、
そっと…そっとしておいてあげて下さい。きっと…若田部なら、自分で立ち直れるはずです」
「…」
「今日は…本当にありがとう…小久保君に、的山さん…それじゃ…」
「大丈夫か?俺はともかく…的山は一緒にいたほうが…」
「ううん…大丈夫。ひとりで…ひとりになりたいの」
「わかった。じゃあ…」
「また明日だよ!絶対!アヤナちゃん」
リンコは涙を流しながら、アヤナに言った。アヤナも、泣き笑いの表情でそれに答え、手を振った。
£
「先生!奴らになんの罰もない、お咎めなしってどういうことですか!!」
「おかしいです!そんなの!納得いきません!」
マサヒコとリンコは、血相を変えて豊田に迫っていた。対する豊田は―苦虫を噛み潰したような表情だ。
「俺だって…納得なんて、これっぽっちもいかん!だがな、小池先生は
『あたしのクラスの子がそんなことするわけありません!証拠もないでしょう!』
の一点張りで…教頭先生も事を荒立てたくないのが見え見えで…」
§
745郭泰源:2005/07/09(土) 18:59:43 ID:Eo8HYQGJ
「で、でも…倉庫に残ってたはずの若田部の破られた服は…」
「…奴ら、あれから戻って全部持ち帰ってたみたいでな…あそこには、なにも残ってなかった」
「!でも…若田部は、今日学校を休んだんです!
先生だってあの若田部の姿を見たでしょう!俺らっていう証人だっているじゃないですか!」
「…俺もそれは言ったさ。でもな…とにかく、証拠もなければ、目撃者も同じクラスで仲の良い
お前たちじゃ信用できないって…そんな馬鹿な理屈を並べ立てて…クソッ、俺も…悔しいんだ!」
豊田は心底無念そうに叫ぶと、拳を机の上に叩きつけた。
普段は温和な自分たちの担任の、そんな姿に驚くマサヒコとリンコ。
今回の件を聞いたときから、豊田も嫌な予感はしていた。
40過ぎのベテラン女性教諭である小池は、とかく自分のメンツとクラスの生徒の進学率しか
頭に無いと同僚の間でも評判の人間であり、さらに悪いことに事なかれ主義のカタマリのような
教頭とは同じ大学出身でウマも合うらしく、常に職員会議でも同じ意見を押し通すことが多かった。
結局豊田の意見はほとんど通らぬまま…今回の事件は握り潰されたというのが実際のところだった。
「先生…先生も…悔しいんですね…」
「…ああ。こんなことをお前たちに言っちゃいけないのはわかってるが…それでも、悔しい」
「俺も…全然、納得できないし、悔しい…けど…」
「スマン、小久保…それに的山…」
「わかりました…納得はできないけど…とにかく、今日は…」
「先生は…豊田先生は悪くないよ…でも…やっぱり、あたしも…」
「スマン…本当に、スマン…」
£
ふたりが進路指導室から出て、自分たちの教室に戻ると―クラスの中が、妙にざわついていた。
なにか嫌な予感がしたマサヒコはミサキに尋ねた。
「ミサキ…なにか、あったのか?」
「あ。あの…マサ君…うんと…」
口ごもるミサキ。だが、その様子を見て確信に近いものをつかんだマサヒコはなおも詰め寄った。
§
746郭泰源:2005/07/09(土) 19:00:33 ID:Eo8HYQGJ
「なにが…なにがあった?話してくれ、お願いだッ!ミサキ」
その迫力に圧倒されながらもミサキは、逆にマサヒコに問い返した。
「あの…若田部さんに…なにか、あったの?」
「…なんで?お前がそれを…」
「噂になってるの…隣のクラスの、中山君と杉山君が…あと少しだったとかって笑ってたって…」
「じゃあ…アイツら…得意げに吹聴してるってことか!!そうなのかッ、ミサキ!!!」
「う…あたしも…噂で聞いただけだからわからないけど…本当なの、マサ君?」
“ぶちっ”
マサヒコは、自分の中の神経が何本か切れる音を確かに聞いた。気がつくと、教室を飛び出していた。
「マサ君!どうしたの、マサ君!」
「小久保君!」
リンコとミサキの声も耳に入らなかった。ドアに体当たりするようにして隣の教室に入った。
一番後ろの席に―ふたりが、いた。下品な笑い顔で、同級生たちに話しかけていた。
「ん?なんだ…小久保かよ…へっ、いっつも女をはべらかしてるヘタレ野郎がなんの用…」
杉山の最後の言葉を聞かぬうちに、マサヒコは殴りかかっていた。
“ドグウッ!!”
「な、いきなりなにしやがる、この…」
いきなり右頬を殴られ、よろめく杉山だがマサヒコは隙を与えず腹に蹴りを入れる。
「げっ!…」
倒れ込む杉山。そのまま、馬乗りになって顔を乱打し続けた。
“バキッ!グシャ!”
見る間に杉山の顔が腫れ、出血しはじめた。周りの同級生は呆然とふたりの乱闘を見ていたが―
いち早くその中から中山が気付くと、後ろからマサヒコを羽交い締めにしようと襲いかかった。
“バキッ”
しかしその気配を察したマサヒコは振り向きざま、鬼の形相で拳を中山の顎に突き上げた。
「ぎゃ…ぎゃあああ!!!」
§
747郭泰源:2005/07/09(土) 19:01:13 ID:Eo8HYQGJ
杉山から体を離して立ち上がると、ひるんだ中山の脳天にそのままマサヒコは頭突きを食らわした。
“ズ…ドン!”
「が…」
そのまま、中山は崩れ落ちた。再び振り返ると…寝転がって呻き声をあげている杉山の上に
またも馬乗りになり、顔面を殴打し続けた。
「が!げ!ぶッ!」
周りの生徒は、まるで映画を見ているような…悪夢を見ているような気持ちで乱闘を見ていた。
その中には当然マサヒコと一年や二年の頃同じクラスだった者も、友人だった者もいた。
マサヒコといえば温厚で優しくて…どちらかといえば覇気のない、間違っても喧嘩などしないタイプだと
誰もが思っていた。しかし目の前では間違いなくその小久保マサヒコという少年が、
修羅の表情のまま中山と杉山を殴り続けていた。
「小久保!もう…もう、止めろ!」
騒ぎを聞いて急いで豊田が駆けつけた頃には、マサヒコはクラスの男子に取り押さえられたものの、
杉山と中山は完全にその場でダウンした状態だった。
「小久保…なんで…なんで…」
「先生…ゴメンな…」
マサヒコはなぜか昨日のアヤナが最後に見せたのと同じ、泣き笑いの表情で豊田に答えた。
顔はわずかだが、鮮血に染まっていた。
£
「とにかく!あなたは自分がなにをしたのか、わかってるのっ!」
やせ気味の中年女性が目を三角につり上げ、金属音のような声をあげて叫んでいた。
例のベテラン女性教諭、小池女史その人である。
「まったく…いきなりなんの罪もない、杉山君と中山君に殴りかかってケガを負わせるなんて…。
してることは、ヤクザやギャングと同じじゃないですか!」
「…」
「…」
§
748郭泰源:2005/07/09(土) 19:01:53 ID:Eo8HYQGJ
豊田とマサヒコは、ともに無言のままだ。ふたりのそのあまりの無表情ぶりを、
反省しているのか、それとも別のなにか感情を押し隠しているのか―。
いまだ計りかねたまま、しかし小池は続けた。
「まあ、昨日そちらのクラスの若田部さんと彼らの間にトラブルがあったらしいというのは聞いています。
それでも…あなたのした行為は、許されるはずがないですッ!受験生だという自覚があなたには…」
「小池先生は、知ってたんですね」
「え?」
「今、トラブルがあったって言いましたよね…本当は、知ってたんだろ?」
氷のように冷たい目をしたままマサヒコが口を開いた。その壮絶な視線に一瞬たじろぐ小池だが…。
そこはベテラン教師らしく、立ち直って反論する。
「それが先生に向かって言う言葉ですか!豊田先生はどういう指導を…」
「知ってたんですね?小池先生」
豊田も全く同じ冷たい―軽蔑するような視線を小池に向け、マサヒコとほぼ同じセリフを口にした。
「な…先生まで、なにを…だいたい、証拠が…」
「俺と、的山が見てます。それに豊田先生も。それ以上に…あいつらが得意げに吹いてたのを、
クラスの連中が何人も聞いてます。そして…若田部本人は、今も…今も、苦しんでます」
「それが、なんの証拠に…」
「あんたに…わかるのか?若田部の苦しみが…。ああ?わかんのか!!!!」
マサヒコは猛る感情を爆発させ、憤怒の表情で小池に迫った。完全に、小池は圧倒されていた。
「…」
「なあ?小池先生には…高校生の、娘さんがいるんだよな?」
「え…」
「その、娘さんが…レイプされたとしても、証拠が無いからあきらめろって言うのか?」
「!」
マサヒコの目は、凶暴な光を放って刺すように小池を見ていた。
答え次第では、なにが起きるともわからない―その目は、そう語っていた。
§
749郭泰源:2005/07/09(土) 19:03:10 ID:Eo8HYQGJ
「関係ないでしょう、あたしのことはッ!第一、ほ、本人である、若田部さんはなにも言ってないじゃ…」
「被害者に…若田部に、あたしはレイプされかけましたって言えって言うのか?
そしたらお前らは、あいつらを罰してくれるって言うのか?答えろ…答えろよ!!!」
「もういい…もういいんだ、小久保…」
つかみかからんばかりに小池に迫るマサヒコの肩を、軽く抱くようにして豊田は首を横に振った。
「小池先生…小久保が、許されないことをしたのは俺が謝ります。先生に暴言を吐いたのも謝ります。
でもね、先生?俺も、小久保と同じ思いだと言うことを忘れないで下さいよ?」
豊田の目には、先ほどの軽蔑と同じくらい―いや、それ以上に激しく、静かな怒りの色があった。
同僚の教師とその教え子から同時に睨まれて、小池は力無くうなずきを返すしかなかった。
£
「ふう…しかし、さすがに二日も休むと、ヒマだな…」
マサヒコは、相変わらず散らかった部屋の中で呟いていた。
謹慎二日目の正午、一日中ゲームをするのにも飽き、ごろりとベッドの上で寝ころぶ。
結局学校側から言い渡されたのは三日間の謹慎。
「安心しろ…絶対に、内申書には書かないし、なんの影響も無いようにしとく。
こんなことしか、俺にはできないけどな…」
自嘲気味にマサヒコに耳打ちした豊田の表情を思い出していた。
「先生にも…わりいことしちゃったかな…」
謹慎処分を受けたのにもかかわらず、マサヒコママは平気な顔をしていた。
「ははは…あんたって、ちっちゃい頃から手もかからないし、男の子らしく喧嘩もしなくて、
いつ反抗期があったのか心配になるくらいだったけど…。やっと男の子らしくなったじゃない」
さすがは女傑にして漢、マサヒコママである。むしろマサヒコパパの方がおろおろしていたくらいだった。
ミサキは…後でなにがあったのかを聞いて、涙ながらにマサヒコに謝っていた。
「ゴメン…ゴメンね、マサ君、あたしが無神経なこと言っちゃったばっかりに…」
お前のせいじゃない、とマサヒコが何度言っても、ミサキは謝り続けていた。
そしてリンコは…。
§
750郭泰源:2005/07/09(土) 19:04:02 ID:Eo8HYQGJ
「小久保君は、正義の味方だったんだもんね!良く、やったんだもんね!」
セリフこそいつもどおりの脳天気なものだが、こちらも涙を流しながらマサヒコの頭を撫でまわすのだった。
「…なあ的山、これってもしかして、良い子良い子してくれてんの?」
「ウン!偉いぞ、小久保君!」
表情だけはニコニコだが、リンコは泣きながらマサヒコの頭をいつまでも…いつまでも、撫でまわし続けた。
「にしても…ああ、暇だなあ…」
天井を見たまま、再び呟くマサヒコ。
目を閉じると、どうしてもアヤナの姿が思い起こされてしまい―身をよじった。
(若田部…今日は登校してんのかな…もう…立ち直れたのかな…にしても…)
マサヒコは、自分の拳を見た。軽く赤くなっていた。
(ははは…いてぇ…人を殴ると、自分も…痛いんだな…初めて、人を殴っちゃったな…)
そんなことを思いながら苦笑していると―。
“コンコン”
マサヒコの部屋のドアがノックされた。
(?…母さん?でもさっき買い物に行くって…)
訝しがりながら、マサヒコがドアを開けると、そこには…。
「な?え?な、中村先生!」
無言の中村が立っていた。マサヒコをじっと見つめると―、
“ボスッ”
一発、マサヒコの腹にパンチが飛んできた。
「ぐ…ぐふッ?な、なはむらせんせい?」
「ふふ…やるじゃん、マサ!」
突然満面の笑みを浮かべると、中村はマサヒコを抱き寄せた。
(へ?は>?ほ=|?)
痛みと疑問符で頭の中がいっぱいになるマサヒコ。
「聞いたぞ…セージから!この…男になったじゃん!コラ!偉いぞ、マサ!」
§
751郭泰源:2005/07/09(土) 19:04:35 ID:Eo8HYQGJ
全力でマサヒコを抱きしめながら、バンバンとマサヒコの背中を叩きまくる中村。
彼女なりに褒めているのかもしれないが、マサヒコにとってはほとんど拷問である。
「へ…へんへい、お願いでふから…はらして…」
「あら…レイプ魔ふたりをのしたにしては、情けない声ねえ…ホントにあんたがやったの?」
「いひはら…離してくらはい…」
物足りなさそうに中村が手を離すと、マサヒコはその場にへたりこんだ。
「ま、それは冗談として…マジで良くやったぞ、マサ?」
「あ…はあ」
「正直さ、あんたが高校受かったとしてもあたしはここまで喜べなかったってぐらいだ…良くやった!」
(それって…俺の目の前で堂々と言っちゃっていいこと?)
心の中で冷静にツッこむマサヒコだが、当然なにも言えるわけがない。
「で…中村先生は、なんで…」
「ふふ…今回の英雄君がなにやってるかな〜って思ったら…案外、地味に過ごしてるのね」
「そりゃあ…謹慎中の身ですから…」
「ふ〜ん、そりゃあ、好都合だわ…」
「え?」
「あたしね、偶然今からアヤナんち行くつもりだったわけ。つきあいなさい」
「?!へ?」
「いいでしょうが。どうせ暇なんだろ、オラ、来い!」
「って先生?謹慎中ってことは外に出たらダメなわけで…」
「ふん。あんなクソみたいな連中の言うことなんて、聞くだけ馬鹿みたいでしょうが。
お母様の許可は取ってるから、いいから来るの、ほれ!」
強引にマサヒコを立たせ、手を引いて外へ連れ出す中村。
(しかし…俺の周りの年上の女の人ってのは母さんを含めて…いや筆頭に、なんでこうなんだ?)
中村にラチされるように連れられながら、マサヒコはそんなことを思っていた。
外には、豊田の愛車が止まっていた。そのまま、中村の運転でふたりはアヤナ邸へと向かった。
§
752郭泰源:2005/07/09(土) 19:05:11 ID:Eo8HYQGJ
以上。陵辱モノ、レイプモノを期待された方は肩すかし&無駄にダラダラ長くてすんません!
なんだか金八先生路線だな…と今思った。
753名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 19:55:37 ID:XhET74ci
熱血マサヒコ
754名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 19:59:58 ID:k8cCkLvn
>>752郭氏
はげしく、グッジョブ!
755名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 20:01:27 ID:JBbPIgbI
GJ!
飯食うの忘れて読みふけりましたよ
マサヒコ、カッコよすぎ!
756名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 20:29:38 ID:N5f3lw1H
しっかりとミサキも出してくれたのはGood!
757名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 20:33:36 ID:k8cCkLvn
758名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 20:37:28 ID:iSin4ucz
い、いい話だ…。
心底感動した。
この板でこんな感動を味わえるとは。
GJ!!!!!!!!
759名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 20:46:17 ID:rx56XheP
オイオイ
エロパロ板に立てなおそうか
760名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 21:02:36 ID:rx56XheP
【妹】氏家ト全総合 7時間目【濱中アイ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1120910446/
761名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 21:43:22 ID:4lgFsROa
郭氏GJ!!
ちょっとアヤナのDQNに対する台詞が?だったけど、面白かった。

>>757
青少年を、悪の道へ誘ってはイカンよ(w
762名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 22:09:02 ID:GPaPNivP
>>761
…ココニイルノハ性少年デスガネ
763名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 22:12:43 ID:+PDcS1W5
郭神すばらしくGJ!
真のエースの力と技を十分堪能させてもらいました!
764名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 22:22:50 ID:DsEUm+Ex
郭氏乙+GJ!!

中山と杉山って…
相変わらず小ネタ効いてますねw
まぁあんまり笑えないですけどね(苦)
765名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 22:24:05 ID:JBbPIgbI
>>762                    ,、ァ
                        ,、 '";ィ'
________              /::::::/l:l
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  . : : : : : : `゙'ヽ、:::゙ヾ´::::::::::::::::::::::`゙゙゙'''‐'、. l|
、、 . : : : : : : : : r'":::::::::::::::::::::::::,r':ぃ::::ヽ::::::::ヽ!                 ,、- 、
.ヽ:゙ヽ; : : : : : :ノ:::::::::::::::::::::;;、-、、゙:::     rー-:'、                /   }¬、
. \::゙、: : : :./::::::::::::::;、-''"::::::::::   ,...,:::,::., :::':、            _,,/,,  ,、.,/   }
   ヽ:ヽ、 /:::::::::::::::::::::::::     _  `゙''‐''"  __,,',,,,___       /~   ヾ::::ツ,、-/
     `ヽ、:::::::::;;;、、--‐‐'''''',,iニ-    _|  、-l、,},,   ̄""'''¬-, '  ''‐-、 .,ノ'゙,i';;;;ツ
   _,,,、-‐l'''"´:::::::'  ,、-'" ,.X,_,,、-v'"''゙''yr-ヽ / ゙゙'ヽ、,    ,.'      j゙,,, ´ 7
,、-''"    .l:::::::::::;、-''"  ,.-'  ゙、""ヾ'r-;;:l  冫、     ヽ、 /    __,,.ノ:::::ヽ. /
       l;、-'゙:   ,/      ゞ=‐'"~゙゙') ./. \    /  '''"/::::;:::;r-''‐ヽ
     ,、‐゙ ヽ:::::..,.r'゙         ,,. ,r/ ./    ヽ.   ,'     '、ノ''"   ノ
   ,、‐'゙     ン;"::::::.       "´ '゙ ´ /      ゙、 ,'            /
  '     //:::::::::            {.        V           /
        / ./:::::::::::::            ',       /         /
.    /  /:::::::::::::::::.            ',.      /   ,.、     /

766トマソン:2005/07/09(土) 23:16:45 ID:Wg6eZ5lb
郭氏 GJ!
 
 確かに導入部は拙作「お嬢様の心の傷とマサヒコ風騎士」に
似てますが、気にせずにエロっちゃってください。(ん?)

続きに激しく期待してます。
767名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 00:05:37 ID:J7kC3M2R
>>764
「中山と杉山って…相変わらず小ネタ効いてますねw 」ってどういう意味?
768名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 00:12:46 ID:SbT6/EI2
確か中山は横浜時代に幼女への猥褻行為でタイーホになったはず。
769郭泰源
>>764
寝る前に…いや、悪趣味だったかもですね(苦笑)。
大洋ファン並びに巨人ファンの読者には謝っておきます…マジですんません!
>>トマソン氏
盗作…のつもりはなかったんです。てゆーか、自分としてはこれが精一杯のレイプ描写で…。
後編で頑張ってトマソン氏へのお詫びに代えるつもりです!
>>767
まあ…その…昔、事件を起こしちゃった選手の名前です…。