【エクステーゼ】サモンナイト萌え17【どうなる?】

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1名無しさん@ピンキー
皆、鬼畜野郎氏に続け!

そんなわけで
サモンナイト エロ小説&エロ雑談スレその17です。

基本的にSSはエロ有りの方向で。
続きものの場合はエロ無しのパートが入っていても可能。
特殊なシチュに関しては事前に注意書きをよろしく。

【SS保管庫のアドレス】
ttp://snep.s7.x-beat.com/index.html (330氏)

【過去スレ】 関連は>>2-4以降
2過去スレ:2005/05/29(日) 18:57:21 ID:jPVGLKre
【過去スレ】
サモンナイト萌え
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/999/999797530.html
サモンナイト萌え2
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1009/10094/1009483903.html
サモンナイト萌え3
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1023/10234/1023464724.html
サモンナイト萌え4
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1043/10438/1043888060.html
http://ruku.qp.tc/dat2ch/0308/25/1043888060.html(ミラー)
【祝】サモンナイト萌え5【3発売】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1060/10601/1060115736.html
http://ruku.qp.tc/dat2ch/0308/25/1060115736.html (ミラー)
【イロイロ】サモンナイト萌え6【エロエロ】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1061/10615/1061571105.html
【個人授業】サモンナイト萌え7【二人の秘密】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1062/10622/1062251246.html
【帝国軍】サモンナイト萌え8【身体に聞きます】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1063/10635/1063541511.html
3過去スレ:2005/05/29(日) 18:57:46 ID:jPVGLKre
【だから漏れ】サモンナイト萌え9【抜くよ】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1066/10661/1066123551.html
【私が欲しいの…?】サモンナイト萌え10【はい。】
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1068281776/l50
ttp://eroparo.e-city.tv/1068281776.html (ミラー)
【おまいに】サモンナイト萌え11【萌えたい】
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1074943983/l50
ttp://eroparo.e-city.tv/1074943983.html(ミラー)
【たまには】サモンナイト萌え12【そんなカプも】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1078391596/l50
ttp://eroparo2.e-city.tv/1078391596.html(ミラー)
【漏れが】サモンナイト萌え13【アクセス!】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1087326761/l50
【君に】サモンナイト萌え13.2【アクセス!】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1087486651/l50
【純愛も】サモンナイト萌え14【鬼畜も】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1091620775/l50
【エロって】サモンナイト萌え15【いいよね】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1098787175/l50
【エロの】サモンナイト萌え16【集う楽園】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1108268961/
4名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 19:05:50 ID:/XB+79q1
>>1
5名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 19:31:54 ID:48hTjEip
乙である。
6名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 19:42:37 ID:MsyBxECO
>>1                 ______,,__
              __.-l.'^^^     ^゚ ーv,,_
            ./"              .\x,,
          ./゜     、     _       .\,,
         /       ヽ     ゚l_   `、   .\
        ,il゜      |  ヽ 、   ^,,   .\ ,,ー-^--tt!"
       ./       g]゚t、」 .\ ..l、.l]l.    ll,, )yYvqll゛
   .。,,,-^^|     .l!  ゜〈、tdし .\..l_ ]゚ll.  t ]゚l[ ]!   ゛ヽ 、
     _メ^.l!    ,,][  |f]! ]lili!.ヽ、^)[;.ヽt[、.ヽ g[ ]!     ,.r1
   ./"゜ ,,゛ ./ _/゜「  g[〈 ]r 〔^])(.ヽ_-,,_゚l(_ ゚l! .lr..l]゜.l゚   .。。.F r
   | ./゜,,,,|メ[ l.  g゚゚l[ [|〈0! \)ylilil:-9q,,_〈,,])^)    _  ./
    ,,l゚ylilill゚l;;gllll [ r" _[! (]゛〈! .。。.--][-、。.]! |[ .l!H_  ゜ ./
   -"^)ll( .l([゚l]゜b]:ll゚゚^゜ _]゜[゚ ]゚  _,,.. 「.\ 「 ][゜ ll-][\..r'^
      .\! 〈! .lr゚゜ __,,,,,,,,゚゛ .l゜  .-f_][''''9n,,] .l!  ]' |l..ヽ、
       |.l[ 〈./[x" .l[       4,,  _]! .ll゚ ll_  ! ,,lili .lp!.\
       .l[llll[ | ゚lvxf"       ^^^゜ 」g 」ll[  ](" [(゜」g]-vg,,
       l゚g[〔 l.]!              〈l゚[.;:l[( | .l[ | h_  ^
     .ヽk^゚l゛] ],,)、      ^      '゜ g゚ ,,4l.|_  _fg゚^'xdl.
       ./ [.l [[,,゚t,,_     ,,__,,     ./[_g[rtg゚lr_ ]]   ^^^     <お疲れ様です、ご主人さま。
     ,,g(,,vr'"t[,,]"l..l[゚lkr。.__       ,.vt゛ ]l゚"゚ ][l゚゜llr,,_)、
          _lllllll. ,,ll[ |[ ^.lllggry:lllfll[,,,,,,,,,,)゚  ./]! ^ 
         .。]kr「^ ゛ ]!  [゚y]ヒ.lllll_ ゚、./  ././゚.ヽ
               J  」 lili[ |][_|゚  ./r゜  ^)
7名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 19:53:42 ID:40/3kNKi
乙トトレーサー
8名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 20:29:07 ID:2l1eJtXK
乙です。
久しぶりに小ネタでも…いやでも思いついても手が動かないんだよな。
とりあえずエクステは今のところベクサーとリニアが何かいい。
9即死回避SS 楽園の終日(たぶん前編):2005/05/29(日) 21:23:52 ID:48hTjEip
あの人は笑っていた。いつものように笑っていた。自分の存在が消え別のものへと変質し
ていく際にも。そんなあの人を私達は見送ることしか出来なかった。あの人という存在を
永遠に失ってしまう悲しみをみんなその胸に秘めながら。

「悪いなキュウマ…後の事は頼んだぜ。」
「リクト様ぁぁぁっ!!」
鬼の主は忠臣に全てを託して喧騒渦巻く戦場の中、消えていった。主を失った忍び。とも
に討ち死にすることを彼の主君は許さなかった。主は彼に託した。主の妻といずれ生まれ
てくるであろう子を。亡き主君の妻子を守れるのは自分しかいない。忍びは駆け出す。全
てを託した主君の遺命を果たすために。

「糞ったれがぁっ!!ウオオオオオォォォォォ!!!」
唸る獣。その爪は敵を引き裂く。舞い散る血しぶきを浴びる。もうどれだけの兵士をその
爪で引き裂いたのだろうか。だが押し寄せる軍勢は途絶えることがない。乱戦の最中、首
を掻き切る。心の臓を抉る。脳髄を爪に食い込ませる。だがいくら倒しても進撃する敵を
食い止めきれない。圧倒的な絶望の中で獣は修羅と化しその爪を振るう。
10即死回避SS 楽園の終日(たぶん前編):2005/05/29(日) 21:24:18 ID:48hTjEip
「兄さん……」
遺跡へと通じる道。守護する少女は兄のことを思い返す。誰よりも優しく、誰よりも美し
い理想を信じていた兄。その兄はもう兄ではなくなっている。この島を、自分たちを守る
ために。哀しみにくれる。そんな暇などない。迫る敵勢はもうすぐ側まで来ている。身に
不釣合いな大剣を少女は握り締める。少女の兄が守ろうとした全てのもののために。

「ウゥオォォォォ!ウゥゥゥォォォォオオオオオオ!!!!」
けたたましい呻きが耳に入る。それは自分が愛する男の、いや愛する男だったものがあげ
る魂の呻きである。核識となりこの島を構築するシステムの一部と化した彼。ハイネル・
コープス。自分のマスターにして愛する人。核識となった彼には島全体で起こる凄惨な死
闘の様子が伝わっている。傷つき倒れ苦しみ悶え死んでいく者たち。その彼らが残す憎悪、
絶望、もろもろの瘴気とともに。
(マスター…マスターっ!!くっ…うっ……)
愛する男だったものがあげる呻きを耳にしながらアルディラは唇を噛む。戦況は思わしく
ない。遺跡を奪取し突破しようとする無色の手勢の勢いは増すばかり。島のあちらこちら
で抵抗はむなしく敗れていく。敗北は必至だろう。そう冷静に分析する。愛する彼が全て
を投げ出してまで守ろうとしたもの。その全てが壊されていく。アルディラは呪った。融
機人である自分の身を。こんなときにさえ冷静な分析をなすことが出来る自分を。絶望し
かないということを誰よりも早く理解してしまうこの頭脳を。
(こんなことしか…こんなことしかできないの…私は……)
いっそのこと狂ってしまいたかった。それが出来ればどれだけ楽なことか。よしんば勝利
を収めたとしてもハイネルは戻ってこない。愛するハイネルはもう自分のもとには帰らな
いのだ。全てを投げ出して諦めたくなる。だがそうすることは出来ない。彼の望みを踏み
にじることになるから。融機人である自分の役割。遺跡の機能の制御。暴走しかねない核
識の力はともすればこの島自体を破滅させかねない。そうさせないために自分はここにい
るのだ。血を流して戦い散りゆく仲間達。彼らを戦場に残して。愛するハイネルの願いを
無にしないために。
11即死回避SS 楽園の終日(たぶん前編):2005/05/29(日) 21:24:55 ID:48hTjEip
そして戦いは予想通りの終局を迎えていた。この島そのものと呼んでも差し支えのない核
識の力。その力をもってさえも次から次へと投入される人海戦術の前にはなす術もない。
島民達のしいた防衛線も数の暴力の前に崩される。遺跡に雪崩れ込む主力。機械技術を駆
使した防衛機構も破られていく。そして終止符を打ったのは赤と緑の二本の魔剣。自分た
ちの敗北に終わったのだ。この戦いは。
「おらぁっ!しっかりしゃぶりやがれこの女ぁっ!!」
「テメェラにやられた仲間の分こんなもんですむと思うなよっ!」
女は既に壊れていた。身体ではなく精神が。島を包む狂気に壊された愛する男のように。
「少しは悲鳴でもあげやがれ面白くねぇな畜生っ!」
「ケッ、これだから機械女は…まあいいさそれなりに上玉ではあることだしな。」
その壊れた女を兵たちは慰み者にする。ただ遮二無二腰を打ちつけて秘肉を抉る。ドクド
クと肉穴に白濁を注ぐ。融機人の半ば機械化された肉体。だが生殖器の質感は生身の女と
さほどの差はない。膣肉を肉棒が滑る感触はなんともいえない。咥えさせた肉棒を舌でし
ゃぶらせる。これもまた楽しい。勝者に組した者のみが味わえる愉悦。惨めな敗者をなぶ
りものにするという。
「ギャハハハハ。召喚獣の分際で偉大な我ら派閥に逆らうからこうなるんだぜ。」
「ひひひ。役得だよなあ。俺ら下っ端がお零れにありつけるなんてよぉ。」
下卑た兵たちの嘲りに対して女は何も答えない。答える意思がない。もうどうでもいいの
だ。自分の心は既に死んでいた。彼を、ハイネルを失うことが決まったあのときから。そ
れでも彼の遺志をなんとか繋ごうとした。それも費えた。ならば自分が今更どうなろうと
も。次々と肉棒が自分の身体を蹂躙する中で彼女、アルディラの意識はもう遥か遠くに飛
ばされていた。
12即死回避SS 楽園の終日(たぶん前編):2005/05/29(日) 21:25:18 ID:48hTjEip
「ちっ!つまんねえ。この女ちっとも反応しやがらねえ。人形を抱いてるみたいだったぜ。」
「おいおい、あれだけ射精しておきながらそんなこというなよ。」
汚らしいケダモノたちの声が耳を通り抜ける。意識に残らない。全身がべとつく粘液に包
まれていた。それは本来不快な感触であったであろう。散乱する白濁液。自分の体内と表
面をさんざん汚しつくした。それも気に留めない。ただ心にひとつだけしこりのように浮
かぶものがある。自分が愛した男のこと。
(マスター…マスター……ハイネル……)
ハイネル・コープス。自分の召喚主。召喚獣の楽園をこの島に築こうとした気高き理想家。
島の誰からも愛された人。そして自分の愛する男。彼との関係はいつしか主従のそれから
男女のそれへと移り変わっていた。幾度となく愛を交わした。融機人である自分は彼の子
を身篭ることは出来なかった。それでも彼はそんな自分を愛してくれた。妻として扱って
くれた。その彼はもういない。彼という存在。彼が掲げた理想。全てが崩れ去っていった。
虚無感だけがそこに残る。
(このまま…壊れる…そうすれば…あの人のもとに……)
敗北が完全に決した瞬間。糸が切れたように意思を失った。もうとっくに壊れていた。彼
を失ったあのときから。このまま壊れてしまうのならばそれでいい。彼の元へいける。こ
こは彼の墓標。そこで眠りにつけるのならば本望。身を汚すケダモノたちの存在も気には
ならない。既に感覚機能も感情機能も磨耗している。ただ壊れる。それだけだ。
(早く…壊して…私を誰か…壊して……)
全てを失いただ破壊されることのみを望む。それだけが唯一の救いだから。
13即死回避SS 楽園の終日(たぶん前編):2005/05/29(日) 21:34:55 ID:48hTjEip
「反逆者ファリエル・コープス。偉大な派閥に弓引いた愚かなるその兄、ハイネル・コー
プスに加担し同胞を傷つけたその罪。甚だ重し。」
判決を召喚士が読み上げる。ファリエルはどこかうわの空で聞いていた。結果は分かりき
っている。これは自分の死刑判決だ。私刑と言ったほうが正確ではあるが。
「よって派閥はかの罪人に対し死罪を課す。だがその前に罪人にその罪の重さを自覚させ
るために別に懲罰を与える。」
嬲り殺し。それしかない。殺す前に玩具にするつもりなのだろう。
「その懲罰の執行は他に捕らえた首謀者の一味とともに行う。今から身柄を移送する。」
拒否などできないし、する力もない。肋骨が折れて内臓に突き刺さり出血も激しかった自
分。放っておけばそのまま死にいたっていたであろう。それをわざわざ癒して捕らえた意
図は明白。自分の身を見せしめの道具にする気であろう。もうどうしようもない。諦観だ
けがあふれる。
(兄さん………)
待ち受ける運命を受け入れながらファリエルは心中に兄を思い浮かべる。もう帰ってこな
い自分のたった一人の肉親を。

「無念でござるぅぅっ…リクト様ぁぁっ………」
悔恨の涙。涙というものを忍びは生まれて初めて流す。亡き主君の遺命。それを果たせず
に朽ち果てていくこの身の口惜しさに。大量に血液を失い体温を喪失した肉体。その身に
は無数の刃が突き刺さっていた。死力をつくして結果は虚しい。焼け落ちた城。里。守る
べきものを何一つ守れず悔いながら斃れゆく。自分自身を呪いながら。

どちらの手勢か判別できぬほど損壊した亡骸。積まれあげた死体の山とそれから流れ出る
血の川の中それはただたたずんでいた。仁王立ちした獣の残骸が。焼け焦げ腐臭さえ放つ
それはただ立ち尽くしていた。ただ目の前の敵を引き裂こうと睨みすえるかのように。い
つまでも。いつまでも。
14名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 21:36:25 ID:Xw2AOXoD
支援
15鬼畜野郎:2005/05/29(日) 21:37:43 ID:48hTjEip
つうわけで即死回避に書きかけSSをば。たぶん前編としたのはひょっとしたら
続き書くかもしれないから。まあ夏美・綾シリーズとの兼ね合いと実生活の事情で
どうなるか分からんけど。かなり欝入った捏造過去話。つうか死んでるよ!ニンニンさんとシマシマさん。
ではサラバ。
16名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 21:40:11 ID:Xw2AOXoD
>>15
よけいなことしちゃったみたいで、すんません
鬱ネタだけど、素晴らしいです。続きもいつか気が向いたら
おながいします。
17名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 21:56:11 ID:GYCZjvaT
本当だ、過去話なのに死んじゃってるよ!w
グッジョブです。
18名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 22:20:01 ID:GYCZjvaT
>>15
ここって別に横レス入れなくても連続投稿規制にはならんよ。
19名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 22:20:57 ID:GYCZjvaT
違った、>>16だった。
20名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 00:49:15 ID:ywnzRz+B
>>17
まあ3のカルマルートだと盛んの王も死んじゃうしw
212 ギャグ路線:2005/05/30(月) 01:01:33 ID:hv6ik8uR
「今日の議題 融機人の肉体構造について」

モーリンの道場に突然の召集がかけられて来てみれば、
そこにあるのは毛筆で半紙に書かれた何やら不穏な議題と、集まった女性メンバー。
「何なのこれ…。」
私は素直につぶやいた。意味が分からない。

「あーケイナ。遅かったねー。」
トリスが私に気付き、白熱した議論を展開させていたメンバーがこちらを振り向く。
「あの、何なの、これ…。」
同じ台詞を繰り返す私。説明が欲しいが、聞きたくない気もする。

「あのね、ネスティが融機人ってことが分かったでしょ?
それで、今後のことをみんなで相談してたの。体が機械だと、色々違うこともあるでしょ?」
トリスの説明を聞き、私は少し安堵する。何か違うものを想像していた。
これじゃあの相棒のやましい思考のことを注意できない。少し顔が赤くなる。
「そうだったの。確かに、私達と体の造りが違ってたら、何か困ることもあるかも知れないわね。
彼、そういうの隠してそうだし。」

「そうよー、特にエッチの時とか困るわよね!こっちの体にも関係する話だし。」

トリスの一言に固まる私。…やっぱり、なのね。予想はしてた、してたけど。
「聞いてくださいケイナさん。
私、てっきりもうトリスはそういう関係になってると思ってたから、
驚いちゃいました。兄弟弟子なんていう美味しい立場なのに。」
「えーだって仕方ないじゃんアメルゥ。ネスティったら全然しかけてこないんだもん。」
「なに言ってるんですか!あんな純粋培養色白召還士にそんな甲斐性求めちゃダメです!
トリスから攻めて攻めて攻めまくるんです!
特にトリスは貧乳なんですから相手が欲情するのを待ってるなんて稚拙すぎます。」
「そっか。私が間違ってた。ごめんね、アメル。」
22名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 01:03:03 ID:hv6ik8uR
ど、どうしよう。普通こういう話題って誰か引くかなと思ってたのに。
みんなもしかして受け入れ済み?っていうかアメルも?天使よね?
トリスも皮肉にまったく気付かず笑ってるし。

「そういうわけで、ネスティさんの体のことを探る必要があるんです。
だけど、ネスティさんの心は、多分傷ついてると思うんです。
はっきりと裸を見せろと迫ることもできないので、
方法について今ここでこうやって議論を交わしているところです。」

いや、傷ついてることが分かってるならそもそもこんなこと企むのやめようよ…。

「あ、こういうのはどうでしょう。シルターンに伝わる遊びで、『野球拳』というものなのですが。」
「何なにそれ何?」
私の妹、カイナの提案に、トリスが目を輝かせる。野球拳…。
私の海馬にも少しだけ残っているような…ああでも理性がそれを思い出すことを拒否してるような…。
「二人でじゃんけんをして、負けた方が一枚ずつ脱いでいくんです。
こういう遊びなら、ネスティさんにも楽しく脱いでいただけるのでは…」
23名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 01:04:41 ID:hv6ik8uR
「却下ーーー!!」
即座に思い出した私は叫ぶ。かわいい妹の口からこんなことを聞くことになるなんて!
あの忌まわしい、男の欲情を煽るためだけにあるような遊び(?)を!

「何で?おもしろいじゃん。用は負けなきゃいいんだろ?楽勝楽勝!」
道場主が腕をかかげて筋肉を披露しながら叫ぶ。勝負なら何でもいいのね、あなたは…。
「私もさんせー!ネスティが一枚ずつ脱いでいくところ見たい見たい!」
「ルゥもいいと思う。」「私もー。」「私も。」
口々に賛成意見が出され、私以外の全員の意思が一致してしまった。

「さて、手段が決まったところでメンバーを決めましょうか。
あの顔色が激悪召還士ネスティさんは自分が脱ぎ役になるのは拒否するでしょうから、
彼を引っ張り出すために、こちらも最低でも二人は用意しておきたいところです。」
淡々とした口調で喋るアメル。守られるだけのか弱い聖女様じゃなかったの…。
「こういうのは、やっぱりTECの高いメンバーがいいんじゃないかな?」
「あ、ルー頭いい!私も、それがいいと思う。器用な人がやるべきだよ。」
「でしょー、ミニス分かってるー♪。」
じゃんけんとTECは一切関係ない!
この二人、自分達が召還士だからTEC低いの分かってて言ってるわね。恐るべし。
何か非常にまずい流れになってきている気がする。早く止めなければ。
24名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 01:05:47 ID:hv6ik8uR
「あのね…」
「この中でTECが高いのって言ったら、私とケイナよね!」
突然トリスが高らかと宣言して立ち上がる。
え?そこでなんで私の名前が?この子なに言ってるのかしら。
思考が一瞬止まる。その一瞬がまずかった。
「そうですね。二人なら安心だわ。」
「んー、勝負事に出られないのは悔しいけど、ここは二人に譲るか!」
「けっていーー。」
皆トリスの提案を受け入れ、拍手までしちゃってた。
なんてこと!私が隙をつかれた!?ここは早く立て直さなければ!!

「待って待って、待ちなさいってば!何で私がそんなこと!」
激昂して立ち上がる私。
「まぁまぁお姉さま…」
いつの間にか隣に立っていた妹が私に耳打ちをする。
「もしギリギリのところになったら、フォルテさんが『俺のケイナに何しやがる!』
って出てきてお姉さまが肌を見せる心配は無くなりますわ。
しかもそのあと意識しあうようになった二人の中は進展。めくるめく快楽の夜が…」
「なに言ってんのカイナ!」
「姉さまは純ですのね。大丈夫。カイナに任せてください。
皆さーん、姉さま、出場の決意を固められたようですー!」
「カイナァァァァァ!?」


おかしい、断じておかしい!何で私がこんなことを。
私は突っ込み役のはずで、普段こういうネタをいうフォルテをしばく役回りのはず!
はっ、まさかメルギトスの陰謀!?
そうよ、あの姦計と虚偽と鬼畜と陵辱の悪魔の仕業に違いない!
皆操られてるんだわ。うん、そう、そうよきっとみんなすぐに目を覚ます…。

私の希望的観測を一切無視して、計画は進められていくのだった…。
25名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 01:10:02 ID:hv6ik8uR
(´・ω・`)やぁ 前スレで余ってた話題を繋げてみたよ。

続きを書くかどうかは未定です。卒論の合間に妄想するという非生産的なことをしておりますので。
神職人の合間にショボショボとお楽しみくだされば光栄です。
26名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 01:14:02 ID:pcHcK4MU
おおっ!新たな職人キター!!
このスレも幸先のいいスタートだな。
お忙しそうですがまあ気が向いたときに息抜きにでも書いてください。
>姦計と虚偽と鬼畜と陵辱の悪魔
なんか増えてるっ!まあそのまんまだ。気軽なギャグ系の話は好きだから
続きがあると嬉しいな。
27過去スレ:2005/05/30(月) 01:31:30 ID:FNWrSVcH
鬼畜氏の事を悪く言う訳では断じて無いが、最近はガクブルな鬼畜物が結構続いてちょいとばかし食傷気味
だったのでこういう軽いノリの奴が来て嬉しいな。
28名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 01:32:13 ID:FNWrSVcH
しまっ・・・・!
名前欄そのまま・・・・!prz
29名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 01:37:38 ID:pcHcK4MU
やっぱ色んなタイプの書き手がいてこそ映える気がするんだよね
だからもっと書き手カモン
30名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 19:23:59 ID:NKIrljHc
ヤードとシャムロックの地味丼
31名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 20:08:39 ID:rBGU5aCr
前スレ余ってるけど、使わないの?
32名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 21:07:04 ID:MPJVwnLK
新スレが立ったから、こっちでいいんじゃないか?
33名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 21:56:28 ID:HGa0mMuM
>>25
融機人の体の秘密に期待GJ。
しかしケイナ一人称ってのは新鮮。
34名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 11:16:16 ID:3KVRngN7
黒ロッカに攻められたい(´・ω・`)
35名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 11:36:49 ID:Lp10rMco
鬼畜もギャグもいいがそろそろ純愛モノも恋しくなってきたと
贅沢なことをいってみる。前スレのハヤト×リプレとか
36名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 18:14:17 ID:BoG45QlS
1の主人公とパートナーの純愛モノって、鬼畜氏のキルナツ以外にあったっけ?
37名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 18:24:05 ID:wrJfL2fv
ハヤカシの人とか
38名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 18:42:19 ID:BoG45QlS
そうだ、ハヤカシあった。
行動系と冷静系の組み合わせで考えてたんで出てこなかった…。
39名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 23:14:12 ID:DLKFolnx
トウカシかハヤクラで純愛ものを読んでみたい
なんか最近あの二人が不憫で。・゚・(ノд`)・゚・。
40名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 00:23:54 ID:8Jrjb+HH
俺も
4140:2005/06/01(水) 00:26:41 ID:8Jrjb+HH
マジでみて〜な〜
42名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 01:26:55 ID:ylG5KSiW
皆様が希求しているものとは違うがとりあえず投下するよ。
天使と自警団員青が黒いので注意。
432 ギャグ路線:2005/06/01(水) 01:28:34 ID:ylG5KSiW
話し合いがあった夜、どういう形で説得したのか分からないが、
アメルが野球拳大会のことを男性陣に伝え、2日後の開催が決まった。
あの堅物のネスティが、こんな馬鹿な催しに参加するとは思えない。
「君は馬鹿か!?」と言われて終わりだろう。そのことをアメルにも伝えたが、
「ふふふ、『豊穣の天使』を舐めてもらったら困ります。」と、意味深な笑みを返してきた。
何を言ったんだろう…。ああ、もう知りたくないわ。どの道逃げられそうもない。

そして、2日後。モーリンの道場で、私は自分の甘さを痛感していた。
自分に置かれた状況を把握しようとすることに必死で、相棒の性格がどういうものかを忘れていた。
「よーうケイナ。女性陣の出場者はお前なんだって?やるねぇ。」
「どーーーーーしてあんたが出場者なのよーーー!!!」
「あっはっは。こんなおもしろそうなイベント、俺が傍から見てるだけのわけないだろう。」
そうなのだ。この男はアホなのだ。何でそんな真理を私は忘れていたのか。

話し合いの夜、半泣きになりながらカイナに説得されたのに。
「いいですか姉さま。殿方が好き好んでいる相手の肌を他の殿方にさらしたいと思うはずがありません。
自分だけが見て楽しみたい。そういう独占欲を持っているものなのです。
姉さまが負けて肌をさらしそうになったら、きっとフォルテさんが助けてくださいます。」
そんな風に真剣に説得してくるカイナにほだされて、嫌々出場したのに。

私が皆の前で裸になるのを一番嫌がってくれるはずの相棒は、私を脱がしにかかる方。
ああ、あんな話し合いがされてた時点で私は「世の中なにが起こるかわからない。」という
ことを学ぶべきだったんだ。修行不足だわ、私…。
44名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 01:29:13 ID:ylG5KSiW
自己嫌悪に陥りながら、本日の主役(というか、獲物かしら)であるネスティを見る。
もう色白通り越して蒼白、いいえ、向こう側が見えそうなほど色を失ったネスティ。
「ブツブツ…これは…間違い……虚偽と…変態の…メルギ……みんな…覚ま…ブツブツ」
何かつぶやいているけど、内容は私が2日前考えたことと同じことであるらしい。
そうよね。悪魔の仕業と思うしかないわよね。かわいそうなネスティ(と私)。
だけど、これは現実なのよ。うう…。

虚空を見つめているネスティと悩める私を他所に、トリスと相棒はやる気マンマン。
「負けないわよー!身包み剥がして市場に晒してやるんだから!」
「おお!?こっちこそ!ひん剥かれて泣くんじゃないぜー、トリス!」
もうやめて。私とネスティを巻き込んで話を大きくしないで。

進行役、と書かれたワッペンを付けたロッカがずい、と進み出る。
「それで、僕とアメルで相談したんですけど、せっかくだから召還獣じゃんけんに
しましょう。」
え?まださらに私を辱めるつもりなの?(注・被害妄想が入ってきています。)
「まず、グーはテテ、チョキはライザー、パーはポワソということで。
両陣営のメンバーが、それぞれの召還獣を召還して、じゃんけんすることにします。」
じゃあTECうんぬんの話はなんだったのよ!
いやそもそもじゃんけんにTECは必要ないだろうけど。

「中々おもしろいと思いませんか、ケイナさん。」
ロッカが私の方を向いて笑う。下卑た笑いじゃないけど、確実に楽しんでる。
くう、こういう時、普段常識ぶってる奴ほど楽しんでるものなのよね。
キッと睨み付けると、「頑張ってくださいね、ケイナさん。」と笑顔を返してきた。
何をどう頑張れって言うのよ!後で、撃つ。あのアホ毛を根元から断ち切る…。
「それじゃあ始めましょうか♪」
同じく満面の笑みのアメルの宣言で、恐怖の野球拳が始まった…。
45名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 01:30:29 ID:ylG5KSiW
「それでは行きます。じゃんけん、」
「陸を走る青いシャチ!出てきて、テテ!」
「電子の彼方より、出でよ、ライザー!」
女性陣:ミニス、テテ=グー
男性陣:シャムロック、ライザー=チョキ

「偉いわ、ミニス!」
「ちょっとぉ、子ども扱いしないでよー。」
ミニスには怒られたけど、素直に嬉しい私はミニスの頭をなでた。

「何やってんだよシャムロック!」
「す、すいませんフォルテ様…。」
フォルテに怒られて、シャムロックが「様」付けで謝る。
単純なじゃんけんなんだから、怒られなくてもいいだろうに。
「まぁ勝負だから仕方がねぇ。とりあえずマント脱ぐぜ。」
フォルテが古びたマントをバサッと剥ぎ取る。
「ははは、男に脱がれても大して楽しくないなぁ。」
ロッカの心無い一言に、リューグがぎょっとする。
意外とこういう場では純真なのね。リューグ。
一方、主役=獲物であるネスティは、
蒼の派閥のマークである×印を外して、床に置いた。
一瞬、静まる道場内。気持ちは分かるけど、それは無理よ、ネスティ…。
「卑怯者ー」「肝っ玉ちっちゃーい」「白い」「空気読めー」

「くっ!ああ、分かったよ!脱げばいいんだろう脱げば!!」
場の雰囲気に押され、ネスティもフォルテと同じくマントを剥ぎ取る。

その後も攻防は続く。
46名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 01:31:35 ID:ylG5KSiW
「大天使の名において、姿を現せ!ポワソ!」
「草原の走り屋!来てください、テテ!」
「レシィ、しっかりしてくれ…。」「ご、ごめんなさいぃ。」
「霊界の…えーとなんだったか。まぁいい、ポワソ!」
「拳こそが己が魂!テテ!」
「おっさん詠唱忘れるんじゃねぇ!」「まぁ勝ったからいいじゃねぇか。」
「うう…私はとりあえず胸当て外すわ…」
「来な!力の求道者!テテ!」
「機界に帯電する雷と共に!ライザー!」
「何でお前が女側なんだよ馬鹿兄貴!」
「女性陣に機属性がいないからね。僕が代理で。」
「んー、私が脱いでくところに興奮する?ネスぅ。」「君は馬鹿か!」
「ポワソ!」「テテ!」
「脱ぐ時にはもうちょっとしなを作ってだな…。」「あんたは黙ってなさい!」
「ライザー!」「テテ!」
「中々色っぽいですよ、トリスさん。」「ありがとうロッカ♪」
「村にいたころより色ボケがひどくなってやがる…。」
「ポワソ!」「テテ!」「ライザー!」「テテ!」
「ナガレ!」
「何やってんのシオンさん!」「いやぁちょっとしたお茶目です。」
47名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 01:32:50 ID:ylG5KSiW
ドタバタと時が過ぎて、気付かない間に私たちは結構脱いでいた。
フォルテは上半身裸。冒険中に付いた傷が痛々しい。って何見てるの私は。
ネスティは…機械の部分を手で隠してる…可哀想だけど、余計目立つわよ。
私の方も、上はさらしだけになってしまった。結構色々当ててたのに。
トリスも元々が薄着だったから、きわどいところまで来てしまっていた。

「ちょっと待って。もうこれ以上は無理よ!」
私が本気の抗議の声をあげて、ロッカに訴える。
私もお遊びに付き合っていた部分はあるけど、一線というものがあると思う。

「そうですね。これ以上は止めた方がいいかもしれません。(本当は続けたいんですけどね。)」
なんだか不穏なロッカのつぶやきが聞こえた気がするけど、一応わかってもらえたみたい。

けれど、よりにもよって相棒が、とんでもない提案をする。
「仕方ない。ハンデといこうぜ。全部とるのは勘弁してやるから、
俺達が勝つたび、さらしを一回ずつほどいていこう。」
「へ!?何言ってんのあんた。」

つかつかと、フォルテが私の方に近寄って来て、
「うりゃ!」
「きゃあ!!」
私のさらしを引っ張る。その力が強すぎて、私は転倒してしまっていた。
全部は脱げてないけど、さらしの間から見えそうになってしまった気がして、
慌てて手で隠す。
48名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 01:33:54 ID:ylG5KSiW
「おお、結構そそるぜ、その姿。」
私がこんな風になってるのに、フォルテはまだ軽口を叩いている。

最ッ低。口では軽いこと言ってるけど、少なくとも私と一緒に旅をするようになってからは、
他の女を口説き落として寝るようなことはしなかった。
だから、私はパートナーとして認められてると思ってたのに。
フォルテにとっては、ただの仕事仲間でしかなかったの。
他の男に私が裸を見られても、フォルテにとってはどうでもいいことなの。
「う…」
本気で泣きそうになった。
もう何もかもどうでもいい。鬼神将呼び出して、この場を滅茶苦茶にしちゃおうか。

「…あー、ちょっといじめすぎたかな。悪ぃ悪ぃ。」
頭をポリポリかきながら、フォルテが私に手を差し伸べる。

すぱぁん

私の右手が、フォルテの頬を張る。小気味良い音がしたけど、
フォルテは大して動じてなかった。いつもなら、「ぐひゃ!?」とかマヌケな声をあげて、その場に倒れるのに。
492 ギャグ路線?:2005/06/01(水) 01:35:11 ID:ylG5KSiW
「…よっと」
「ひゃあ!?」
足が地面から浮いた、と思ったら、フォルテに抱きかかえられていて。
しかもこれは、お姫様抱っこという奴じゃないだろうか。
突然のことに、思考が停止しそうになる。
「な、な、な、何すんのよぉ。」
手は空いているので、もう一発叩いておこうかと思った。思ったのに。

「お前ら、悪い!ここから先は俺以外の奴に見せるつもりはない。」

「へ。」
先に、フォルテが高らかに宣言して、私の思考は完全に停止した。

「ブーブー。」「何だよー、ここからがおもしろいのに。」「もっと脱げー。」

みんなが、何か口々に文句を言っている。耳には入るけど、内容を把握できない。
「済まねぇなぁ。モーリン、一部屋借りるぜ。」
「ああ、いいよ。適当に使いな。」
行け、と軽くモーリンが手を振るのが見える。フォルテは、迷うことなく
しっかりとした足取りで、道場を出て行く。私を横抱きにしたままで。

「さーて、二人がいなくなったから、私達のタイマンね!ネスティ!!」
後ろから、トリスの威勢のいい声が聞こえてくる。
(私は見ていなかったんだけど、その時、哀れな融機人は、既にプルプル震えだしていたらしい…。)
50名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 01:36:56 ID:ylG5KSiW
とりあえずここまでです。

エロパロなのにエロはどこだこんちくしょう、とお思いの方。うん、ちょっと待って欲しい。
次から頑張ってエロに入るから。路線は純愛に傾くと思います。
51名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 01:43:23 ID:zPLHi1Iy
>>50
うん、いくらでも待つ。
ここまでの展開、充分におもろい。GJ!
52名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 06:30:46 ID:JRNL/NEY
面白いよ、GJ!
続き楽しみにしてる!
53名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 17:19:45 ID:hjelr4Uf
>>50
GJ。
フォルケイは今まで無かったんで期待。

つかネスティのヘタレっぷりが凄いことになってるよw
54名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 19:28:03 ID:gsAO7XpH
ロッカいい!(゚∀゚)
何かしでかしてくださいw
55名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 20:29:24 ID:QSPdgJhJ
2の機界の最強でも呼びそうな雰囲気…
アホ毛ウケたww根元からww
56楽園の終日 (後編):2005/06/01(水) 20:44:20 ID:AoGuor6/
引き摺られるようにしてファリエルは連行されていた。血みどろの戦いで傷ついた肉体。
傷そのものは治療系の術で癒されたが痛みと疲労は残る。身体中が悲鳴を上げている。鎖
で繋がれた手足。逃げ出そうと試みることさえできはしない。ただ存在するのは絶望。決
められた運命に対する諦観。身を貫く視線を感じる。ズタボロに裂けてもはや衣服として
の機能を果たさぬ布切れ。その隙間から覗く白い素肌に。下卑た視線だった。含み笑いも
聞こえる。その様子だけで自分がこれからどうされるのかを悟ってしまう。処刑の執行。
それまでの間を玩具として。
「オラッ、しっかり歩け。」
「……はい………」
虚ろな瞳で力なく返事する。身を包むのは深い絶望。これから待ち受ける過酷な運命。散々
に慰み者にされた果てに嬲り殺されるのだろう。救いはない。それに助かったとしても兄
はもうこの世にはいない。兄が理想としていたもの。それも永遠に失われた。ならば自分
がこの世に生きる意味もない。
(ごめんなさい兄さん。この島を…兄さんが守ろうとした楽園を…私達は守れなかった。)
ただ兄に詫びる。兄の理想を果たすことを出来なかった無力な自分を呪いながら。
57楽園の終日 (後編):2005/06/01(水) 20:45:07 ID:AoGuor6/
連行された先は遺跡であった。兄ハイネルが核識の座と同化した。言わば兄の墓標。防衛
用の機構も破壊され今では完全に無色の派閥の手に落ちた喚起の門。その内部に多数の兵
たちに連れられる。奥の間の扉が開く。待ち受ける光景は半ば想像していた通りのもので
あった。
「…アルディラ…義姉さん………」
扉の内側。真っ先にファリエルの視界に飛び込んできたもの。それは無色の兵の慰み者と
して肉棒の蹂躙を受ける義姉。アルディラの無惨な姿であった。

「おいおい、ほんとに人形みたいに動かなくなっちまったぞ壊れてるんじゃねぇのか?」
「使い尽くめで尻まで緩くなっちまったしな。この女。」
もう木偶のように動かなくなったアルディラ。そんな彼女を男達は肉棒で汚す。意思を無
くした彼女を貫く男根の数々。ただ精液を吐き出す肉穴として酷使されている。理知的な
美貌に彩られた彼女。その肢体を白濁の汚汁が埋め尽くす。膣とアナルを同時に使用され、
スペルマを顔にぶちまけられながらもアルディラは無反応である。もう本当に壊れてしま
ったかのように。
58楽園の終日 (後編):2005/06/01(水) 20:45:36 ID:AoGuor6/
「義姉さん…義姉さん…うぅ……」
余りの惨状に目を背けてファリエルは涙ぐむ。考えてみればすぐに分かることだ。核識の
力は無色の手勢の魔剣に封じられた。ならば核識の座でその制御を補佐していたアルディ
ラがどうなったのかなど。もはやこの世にはいない。よしんば生きていたとしても。そう
想像していた。そしてまさしく予想の通りなのだ。これからファリエル自身がそうされる
様にアルディラも陵辱を受けているのだ。処刑までの座興として。
「しかし訳わかんねえよなあ。あのハイネルってのも。」
「ああ、なんで実験用の召喚獣なんぞに同情するかねぇ。ただの馬鹿だぜ。」
義姉を輪姦しながら兄を罵倒する者たち。口汚い響きが耳に次々と飛び込んでくる。
「なんでもこの女、ハイネルのコレだったらしいぜ。こんな人形相手にとち狂うとはな。」
「逝かれてたんだよ頭が。それともこの肉人形がそんなにお気に召したのかねぇ。変態が。」
違う。貴方達に…貴方達に兄さんの何が分かるというの。兄さんがどれだけ優しくみんな
に愛されていたか。兄さんと義姉さんがどれだけ純粋に愛し合っていたか。それが貴方達
なんかに。貴方達なんかに理解できるはずがない。理解されてたまるものですか。
「く…ぅ…ぅくぅぅぅ………」
しゃくり上げる嗚咽をファリエルは噛み殺す。自分が愛した兄を嘲り笑い、兄が愛した義
姉を犯し辱める。そんな最低の屑たちの慰み者となって嬲り殺される。その口惜しさに顔
を歪めて。
59楽園の終日 (後編):2005/06/01(水) 20:46:33 ID:AoGuor6/
グチュグチュと濡れた肉が膣内で擦れあう音が響く。犯されている。その現実を実感させ
られる。アルディラを汚した無色の兵たちの情欲。それはファリエルにも当然向けられた。
「へへへ。こっちの嬢ちゃんも上玉だな。よく締まるぜ。」
「おい、もっと喘いで楽しませてみろよ。げへへ。」
「…うっ…うくぅぅ…っく…あうっ!…あっ…あっ…」
喘ぎ声を噛み殺そうとするが抑えきれない。ぱんぱん響く衝動にファリエルは悶える。既
に純潔は奪われた。処女を失って間もない秘所からは血が滲み出している。穢れを知らな
かったファリエルの膣肉を蹂躙する男根。突き上げる衝撃はファリエルの子宮にまでも響
いてくるかのようだった。
(兄さん…兄さん…うくぅぅぅぅ)
目に涙を溜めて陵辱を受ける。破瓜の痛みも強姦されたショック。そのどちらもファリエ
ルにとっては既に諦めのついたことだ。だが兄ハイネルの顔だけが浮かぶ。兄を失ったこ
と。兄の理想の楽園を守れなかったこと。その喪失感ばかりが溢れてくる。膣肉をえぐる
肉棒の刺激。陰部を貫かれる痛み。それらはより鮮明にしてくれる。惨めな敗北者である
自分たちの立場を。
「おらぁっ!いくぞ。しっかり受けろよっ!」
「あっ…あぁ…ぐぅぅぅぅぅっ!!」
掛け声とともに膣内射精が施される。ビクンと身体が震える。膣内、そして子宮へと白濁
液が逆流する。その感触にただ呻く。深い絶望とともに。
「やっぱこう反応してくれねぇと面白くねぇよなぁ。ガハハ。」
ただ無反応に犯されるだけのアルディラとは違い、ファリエルの陵辱することに楽しみを
覚える男。反応がなくては女を犯す意味はない。
「尻も使うぞ。後がつかえてるんでな。いくぜ。」
「う…ぁ…ぎひっ!…ぎひぃぃぃぃぃっ!んぎぃぃぃぃっ!」
そしてアナルにも挿入を受ける。菊座を抉られる痛みにファリエルは悶え声をあげる。
60楽園の終日 (後編):2005/06/01(水) 20:47:12 ID:AoGuor6/
「もっと力強く吸えよ。この愚図っ!」
「マンコの方も緩めんじゃねえぞボケっ!」
「こちとらまだまだたくさんいるんだぜ。いつまでたっても終わんねぇよ。これじゃあ。」
どれぐらい時間が経過したのだろうか。随分経った気もするし、まだそれほどでもない気
もする。時間感覚さえ定かでなくファリエルの意識はうつろう。あれからずっと輪姦され
続けている。ファリエルの膣とアナルには交代で兵士達の肉棒が埋め込まれる。胎内です
き放題暴れてスペルマを注ぐ。もう膣も腸も吐き出された精液でぐちゃぐちゃだった。居
並ぶ陵辱者の群れには前後の肉穴だけでは対処しきれない。当然使えるところはどこでも
使う。真っ先に使用されるのは口。顎が外れそうになるほど肉棒を咥えさせられ喉を置か
される。むせ返るような精液を胃に直接流し込んでくれる。両の手にはしっかりと握り締
められたペニス。その亀頭が膨れてファリエルの手の中に白濁をほとばしらせる。精液で
二チャニチャになった手。手だけではない。胸も髪も何も。ペニスをしごく道具として使
えそうな箇所はどこでも構わず使用され白濁を浴びる。
(………アルディラ…義姉さん………)
輪姦を受けながらファリエルの意識はアルディラの方へと向いていた。ファリエル同様に
彼女もいまだ無色の手勢の性処理の道具として酷使されている。相も変わらずの無反応で。
「つまんねえんだよ。コイツ。人形犯してるみたいでよ。俺もあっちの娘が良かったぜ。」
「まあまあ。別嬪なのは確かなんだから。こんなに汚れちゃ意味ねぇけど。」
グチャグチャにアルディラを精液で汚しながら勝手なことをいう男達。そんな彼らにもア
ルディラは何の反応も示さない。ファリエルには分かる。ハイネルを失ったときに既に彼
女の心が死んでいたことを。あれだけ兄を愛していた義姉だ。兄の理想の潰えたとき意図
の切れたように壊れてしまったのだろう。
(私も…もう…楽に…ごめんなさい…兄さん……)
深い絶望と陵辱の中でファリエルも早く楽になるため意識の崩壊を望む。
61楽園の終日 (後編):2005/06/01(水) 20:47:39 ID:AoGuor6/
たんぱく質で構成される物体同士の摩擦音。機体内部及び外部に発生。機体表面に付着す
るゲル状の液体。大量の精子を含む。精液と認識。現在、子宮内を満たしている液体と同
一であると認識。
「少しは喋れよ。おいっ!」
頭部に衝撃。拳による打撃と認定。思考回路の0.5秒間停止。回復。頬部に打撲。軽微。シ
ステム全体に異常なし。
「無駄だって。まあこんな人形でも肉穴には違いねぇんだしよ。」
膣内に異物挿入。検索により現地人、雄の肉体の一部と認識。機能は生殖器と推測。行為
は彼らの生殖活動と酷似している。融機人と現地人との交配は不可能。よって行為の意味
を見出せず理解不能。
「あ〜あ。あっちの娘ならいい反応してくれるのにな。」
「でもずっと使い続けでそろそろ壊れ始めるんじゃね?そうなりゃ大差ないぜ。」
臀部。対象の生殖器の進入を確認。排出器官使用不能。
「あっち見てみろよ。お前さんの義妹が輪姦されてるぜ。」
「だから無駄だって何言っても。」
音声認識。会話内容解読。発言が指する物体を認識。現地人の雌体。それと複数の雄体。
生殖活動中。雌体の固体名を検索。ファリエル・コープス。データベースに登録されてい
る情報を閲覧。マスター、ハイネル・コープスの妹。身体機能大幅に低下中。生命活動の
停止も危ぶまれる。エラー発生。当機体にエラー発生。感情プログラムの不正起動。エラ
ー発生。エラー発生。強制終了不可能。エラー発生。
62楽園の終日 (後編):2005/06/01(水) 20:48:08 ID:AoGuor6/
「おいおいこりゃいくらなんでも汚れすぎだな。」
ようやくに順番が回ってきたときにはもう肉便器は精液で埋め尽くされ白濁の塊と化して
いた。スペルマにまみれた哀れな娘が放置されている。
「こりゃ少し綺麗にしとかねぇとな。」
そういって召喚術兵は手持ちのサモナイト石で水精を召喚して水流でファリエルの身体を
洗い流す。冷水を浴びせられたショックで目を覚ますファリエル。
「…ん…ぅ…………」
「おねんねの時間は終わりだ。まだまだ奉仕してもらうぜ。」
そういってファリエルの髪を掴んで引き摺る。陵辱に晒され幾度となく精液を浴びせられ
た髪は荒れ放題に乱れている。一向に終わりの見えぬ陵辱にファリエルは気が遠くなる。
陵辱の終着点。それは自分の処刑の執行。永遠にこの世からいなくなれる。そして愛する
兄の下に。自分の死をこれほど待ち遠しく思ったことはない。
「おいこら。こっちを見ろ。ボケっ!」
放心状態から引きずり出される。促されるままに目を向けた方向。目に映る物体。
「アルディラ…義姉さん………」
もう枯れ果てたと思っていた涙腺から涙がこぼれだした。潤む瞳に映るアルディラの姿。
先程のファリエル以上に精液にまみれ乾いた箇所が粉をふいている。ゴボゴボ音を立てて
溢れ出す精液。アルディラの膣口を水源に小さな精液の泉が湧き上がっていた。
「オマエさんが綺麗にしてやるんだな。オマエの兄貴の嫁さんをよぉ。」
ボロボロと落涙するファリエルに男は下卑た笑みを浮かべて告げた。
63楽園の終日 (後編):2005/06/01(水) 20:48:43 ID:AoGuor6/
(アルディラ義姉さん………)
涙ぐみながらアルディラをファリエルは見つめる。目に映る無惨な義姉の姿。兄にはとて
も見せられない。こんなときだけ兄がもうこの世にいないことを幸いと思う。義姉のこん
な姿を見れば兄は地獄のように苦しむであろうから。
「さっさとしろ。やれっ!!」
急かす声。相手の意図は明白だ。肉棒を持って犯すのにも飽きたのか今度は見世物にして
楽しむつもりだ。最期まで玩具なのだ。自分たちは。
「ぅ…っく…ぅ…んっ!!」
泣くのを堪えてファリエルはいまだに精液を垂れ流すアルディラの膣口に自分の口をつけ
る。舌を滑らせて膣内に残るスペルマを舐めとり残りをずるずると啜りだす。
(キレイにしてあげますね私が…義姉さん…兄さんのところに行く前に…)
吸い出してもまだ精液は溢れる。喉を通る苦味も我慢してファリエルはすする。どうせ自
分もアルディラもこの後みせしめに殺されるだけだ。それならばせめて自分がキレイにし
てあげるしかない。兄が愛した義姉を。それしかすることがない。
「あははっ。本気でやってるよコイツ。」
「とうとう頭が逝っちゃたんじゃねえの。」
「はむっ…ぬぐっ…んじゅぷ…んぷ…ごくっ…んぐっ…」
口の中と周りが冷えた精液でべとべとになるのにも構わずに続けるファリエル。耳障りな
ギャラリーの歓声を意識から切り捨てて。
64楽園の終日 (後編):2005/06/01(水) 20:49:16 ID:AoGuor6/
「はぁ…あ…はぁ…う…うぅ…」
疲労と苦痛に心身ともに限界をきたしていた。発狂してもおかしくないほどに。いや、も
う既に壊れているのだろう。
「あっ…はぁ…んむちゅ……」
それでも続ける。義姉の身体を汚す白濁もだいぶ舐めとった。あれだけ精液にまみれてい
た身体も元の肌の色を晒す部分が多くなっている。代わりにファリエルの顔と腹の中が精
液で汚れている。それでも構わずに舐めとる。アルディラの乳肉に付着する白濁を。
「ご苦労なことだな。だがそろそろこっちの方も楽しませてもらうぜ。」
「ひああっ!!あっ…んくっ…んひぃっ!」
ファリエルはアルディラの身体に覆いかぶさっていた。すぼまって形の良い。そして先程
まで酷使され続けていた尻肉を晒している。それを掻き分けるようにして男根は後背位か
ら挿入される。
「おらっ!いいんだろこうやってワンコロのように犯されるのがよっ!えっ!!」
「あっ…あぁっ…くひっ…ひぃっ…んあぁっ!!」
雌犬のように四つんばいで犯されて喘ぐファリエル。度重なる陵辱の果てに身体が反応す
るようになってしまった。どうしても喘ぐのを止められない。自分の膣肉が肉棒と擦れあ
って抉られる。粘膜同士の接触が生み出す悦楽の波動に溺れそうになる。哀しいことに。
(兄さん…こんな私でも抱きしめてくれますか…こんな淫らな妹でも…)
喘ぎながら涙がにじむ。あの世で兄に再開したとしても会わせる顔がない。兄の命、理想、
愛する人。何一つ守ることの出来なかった不肖の妹の自分は。
「あっ…っく…えっ…っ!…えっ?」
繰り返される肉棒の挿入にファリエルは喘ぐ。すると頭に手がふわりと乗せられていた。
目を見開く。そして気づく。その手が自分の身体の下にいるアルディラのものであると。
65楽園の終日 (後編):2005/06/01(水) 20:49:53 ID:AoGuor6/
「アルディラ…義姉…さん……」
呆然とファリエルは呟いていた。見やると優しいそして哀しい瞳でアルディラはファリエ
ルを見つめて頭をなぜている。
「義姉さん…うっ…っく…うあぁぁっ!!」
たまらず崩れ落ちるようにファリエルはアルディラにしがみつく。ポロポロ涙を零す。子
供のように義姉の胸で泣きつく。柔らかいアルディラの乳肉がファリエルの顔にあたる。
そんなファリエルを責める陵辱の手はやまない。子宮まで突き上げるような衝動にたびた
び喘ぐファリエル。
「ファ……ェ…ル……」
するとか細くしかも無機的な音声でアルディラが呟いてきた。ファリエルを慰めるように
愛しげにその頭を撫ぜる。
「義姉さん…っ…っく…アルディラ義姉さんっ!!」
涙で崩れる顔をファリエルはこすりつける。とても聞き取れそうもないような声で呟いて
くるアルディラ。その一つ一つをファリエルは必死で聞き取っていた。
『大丈夫…あの人は笑って貴女を迎え入れてくれるから…だから泣かないで…一緒にあの
人のところへ行きましょう。』
それがファリエルの聞き取れたアルディラの最期の言葉だった。彼女の人格プログラムが
最期に残した遺言。それを噛み締めてアルディラの身体にすがりつくファリエル。自分の
生命に幕を引くまで続く陵辱劇。その中でほんの僅かな温もりを感じながら。
66楽園の終日 (後編):2005/06/01(水) 20:50:53 ID:AoGuor6/
ここは名も知れぬ島。一人の男が理想を掲げ仲間とともに築き上げようとした楽園。人と
召喚獣とが共存しあう最期の地上の楽園。

「ギギ…イジョウナシ…イジョウナシ……」
壊れたラジオのように残骸が音を発する。機械都市の成れの果て。

「ウォォォォ…オォォォォオオオ…ォォォォォォォォ……」
亡霊の徘徊する森。死霊の跋扈する水晶の園。

かつては豊かな緑の園。今はただの焼け跡。獣の死骸で埋め尽くされた。死肉を漁るハイ
エナすらすまぬ死の荒野。草木生えぬ死んだ土地。

焼け落ちた城と里。かつては頑健な君主と美しい姫君。それに傅く忍びが治めた郷。それ
はもう夢の跡。兵どもが夢の跡。

「で…どうするよ?こいつ等。殺すのちょっと勿体無くないか?」
汚しつくした二人の女。白濁に浸った肉体を絡み合わせて横たわる二人を見つめぼやく。
「融機人の女の方は貴重なサンプルだ。回収し今後の実験に役立てる。」
答えはすぐに返ってくる。そして淡々と続く。
「ファリエル・コープスの処刑は予定通りに執り行なう。火炙りが妥当と考えられている。
だがそれで終わりではない。死んだ後もその魂をサプレスの悪魔に捧げる。死後は悪魔達
の慰み者というわけだ。」
そう冷淡に告げる。ここは楽園。一人の男が命をかけて築こうとした。そんな楽園の残骸。
男を愛した二人の女には死による安息さえ与えられない。愛する男の下に逝くことさえ叶
わぬことを知らずにアルディラとファリエルは意識のないまま精液に濡れた身体を重ね合
わせる。
67鬼畜野郎 ◆inEm7wtNVQ :2005/06/01(水) 20:56:06 ID:AoGuor6/
どうも前回の続きです。夏美・綾のほうはもう少し待ってください。
なんかどうしようもないほど救いがなくて精液まみれのグチョグチョな話が書きたかったもので。
以前にも書いたことがあるんですけどファリエルは陵辱栄えするキャラなんで使ってみたいと思ってました。
アメルとかクラレットとかもそうですけど思いつめる系のキャラはやっぱ陵辱しがいがあります。
心残りはミスミ様書けなかったこと。ああいう強い人は逆に陵辱だと使いづらいです。
次回は夏美・綾かな。気が変わって他書くかもしれんけど。それではサラバ。
68名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 22:39:05 ID:1CgJwi8X
gj!けどカワイソス(´;ω;`)
69名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 23:33:30 ID:NJJfIFck
神だ・・・
70名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 23:39:44 ID:TptEKoi4
ファリエルもアルディラも可哀想だけど、やっぱり好きだなあ、
鬼畜野郎氏の文章。これからもご自分のペースで書いて
下さいね。楽しみに待ってます。
71名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 23:59:26 ID:+F5Jzg9d
鬼畜氏>>>>(超えられない萌え)>>>>悪魔>>>>>鬼>>>俺
72名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 00:48:26 ID:nQwKbp+r
鬼畜野郎氏の話読んでてふと思ったのだが、ハイネルって楽園を創ろうとしたって言えば聞こえはいいけど
要は島と施設を私物化しようとして、自分の所属してた組織に反逆して、ディエルゴの力で暴れまくってたんだよな
理想が理解されないって言うならそれは無色も同じだし
結果を出せなければこうなるってのは、ある意味当然なのかもな
73名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 00:54:19 ID:8G95zlL0
>>72
島に住んでた人たちが、ハイネルと無色のどっちを指示したかに
よって私物化したかどうかが決まるんじゃね? 住人達がハイネル
の理想に共感して自分の意志で行動したんだから、彼がコケたとき
にすべてがそれぞれの身に返ってきたわけで
74名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 00:57:23 ID:aYK1TJXL
実験に用済みな召喚獣を無色が処分しようとしたから
ハイネルは反逆したんだったかな確か。
だから住民にとっちゃハイネル支持するしか生き残る術がないわけで。
75名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 01:07:53 ID:nQwKbp+r
>>73
島の所有権が召喚獣にあればそうかもしれないけど
ハイネルが反逆した時点では、島と施設を所有してたのは無色だろ
76名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 01:10:10 ID:aYK1TJXL
まあんなこと言ったら剣の所有権が帝国にあるに関わらず
アズリアの要求を再三に無下にして蹴散らした主人公一行も
同じだけどな。
77名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 01:19:20 ID:8G95zlL0
>>75
「島」っていうのを領土的に解釈するか、住民によって成り立つ「生活」
と解釈するかによるんじゃね? 前者なら確かに無色の所有物。
後者なら、やはり召喚獣たちのもの。無色は前者だと言い張って、
ハイネルは後者だと主張して戦いが起きたのだから、まあ、結果が
ああなっちゃうのは仕方がないっちゃないやな。
78名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 01:30:46 ID:aYK1TJXL
ともかく勝てば官軍。負ければ賊軍だよ。
負けたばかりにファリエルたんは。・゚・(ノд`)・゚・。
いや戦闘中に焼き殺されたんだろうからどのみち変わらないと思うけどね
エロ天が気を利かせなきゃ亡霊化してたしその点ではエロ天GJ
でもエロ天はファリエルたんを守れなかったので護衛獣失格。
79名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 06:31:35 ID:FtT1642I
>>76
そもそも剣は無色の物で、ヤードが持ち出したものを帝国がパクっただけじゃないのか?
主人公がさらにそれをパクッただけで、もともと所有権は帝国にはないと思う。
自分たちがパクッた物を取られて「返せ!」ってわめいてるだけでは。>帝国
80名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 06:34:34 ID:FtT1642I
>>72
でも核識になった時点で生きてる状態ではないから
勝ったとしても、もう私物化することはできないよな。
そう考えると、自分の身を犠牲にしてでも召喚獣たちに楽園を与えてあげたかったって
考えるのが妥当なのかな。
81名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 09:51:50 ID:QGzBnggW
反逆者は肉便器にするのが無色クオリティですかな
流石は盛んの王を輩出した組織
82名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 11:37:26 ID:QGzBnggW
ふと思ったがハイネルの意識って魔剣に封印されているわけだから
たとえあの世にいったとしても再会できないな
ファリエルたん。・゚・(ノд`)・゚・。
83名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 18:22:16 ID:hDxx7IY2
ファリエルもハイネルもあの島で死んだから
魂はあの島に閉じ込められたままじゃないの?
あと、この世界って死んだらあの世じゃなくて
外の四世界を順番に巡って生まれ変わっていくんじゃないっけ?
84名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 19:34:08 ID:/0mN+250
エロパロ板の筈が普通の談義してるのな
85名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 20:30:43 ID:LH45Ysph
>>79
『善意の第三者』を経て渡ったものなら帝国に所有権があるかもしれない
まあ法的にはだけど
その辺の事情はあいまいなんだよな
86名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 21:09:58 ID:QWhLscxS
フェリエルたんのスリットの魅力について真剣に談義しよう

どんな動きをしても下着は見えない巧の技のライン
無色の連中はいつもハアハアしていたに違いない
8721&42:2005/06/02(木) 21:14:44 ID:M9VR045j
鬼畜野郎氏おっつー。

>>83
リィンバゥムで死んだ魂は4つの世界を回らないよ。

さて、続きの部分を投下するよ。やっとエロに入るけど今回が最終回。
後、天使と自警団員兄が黒くて、色白融機人がヘタれてるから、
その3人が好きな人はパス推奨。
88名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 21:16:28 ID:M9VR045j
「さっきは本当に悪かったな。ちょっとふざけすぎた。…よっと。」
「きゃっ」
モーリンの家の一室に入って、私はその部屋のベッドにあお向けに置かれる。
私が硬直するような形になっているところに、フォルテもベッドに乗ってくる。
フォルテが足で私を挟むような感じで馬乗りに…これって…。
「ちょっ、フォルテ、これはどういうことなの?」
やっとのことで、私は抗議の声を上げる。どういうことなのか、本当は少し理解できていたけど、
それをはっきりといえる度胸は私にはない。

「まだ言葉が必要か?」
真剣な声と、真剣な目。戦いの時以外に、
フォルテがこういう表情をすることはめったにない。
本気なんだということが伝わってくる。
「最初から、こういう風にするつもりだったの?」

「ああ。お前の前では、何を言っても冗談になっちまいそうだからさ。
アメルとロッカの話に乗って、お前に俺を意識させるよう仕組んだんだよ。」
確かに私は、フォルテを意識した。
私があんなことをしていても平気でいるフォルテに、やきもきしてた。だけど。

「…私はあんなことしなくても、ずっとあんたのこと意識しっぱなしだった。」
真剣な目で、フォルテを見返した。多分、睨んでるくらいの表情になってるだろう。
この男は、いつも変なところに目ざといのに、私が意識していたことにも気付かなかった。
それに少し腹が立つ。だけど、私に意識させようとしたことは、少し嬉しかった。

「記憶がなくて、何もかも意味が分からなくて、不安で、フォルテに拾われて。
最初はものすごく安心したけど、そのうち怖くなった。
あんたがいなくなったら、あんたに捨てられたら、どうやって生きていこうか、って。」
89名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 21:17:58 ID:M9VR045j
「そんなこと考えてたのかよ。馬鹿だなぁ、お前。」
頭をわしわしと掴まれて、なでられる。
普段なら平手の一発でもかましてやるところだけど、そんな気分にはならない。
「まぁ俺も、人のこと言えないけどな。俺も不安だったよ。
お前がいつか記憶を取り戻して、どっか違うところ行っちまうんじゃないか。
お前の恋人だったって奴が現れて、そいつに連いていっちまうんじゃないかって。」

フォルテの、弱い部分を聞いても、やっぱり嫌な気持ちにはならなかった。
多分、今のフォルテの言葉が真実で、普段の態度が不安を塗りつぶすための作り物だったからだろう。
(半分以上素だろうけど)
私のも、それに合わせた虚勢だった。
だから、片方が本当のことを言ったら、片方も虚勢を張らずに済むんだ。きっと。

ふと気付くと、フォルテが私のさらしに手をやっていた。

「いいか?」
これは…そういうことなのよね。
いつかはこういう日が来るんだろうなと思ってた。
「うん。…だけど、自分で脱がせて。」
一旦ベッドから起き上がって、さらしをとる。自分で分かってたけど、小さい胸…。
ものすごく恥ずかしいけど、袴と下着も取る。

…向こうを振り向けない。ほんの少し躊躇している間に、
フォルテの腕が私を向きなおさせる。と、同時に。
90名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 21:20:08 ID:M9VR045j
「んぅ!」
フォルテの顔が迫ってきた、と思ったら、いきなり口づけされた。
舌は入れてこなかったけど、記憶の中にキスの感触がなくて、戸惑う。
それに慣れる前に、フォルテの手が私の胸を触る。
…相棒の大きな手に余すところなく収まってしまう私の胸…。
「俺の手に収まるくらいの小ささで悲しいな、とか思ってるんだろう。」
「う…。」

それってあんたも思ってたってことじゃないの?失礼ね、とは言えない。
実際考えてたから。ちょっと、申し訳なくなる。
「そんなこと、考えられなくしてやるよ。」
「ん、やぁ…」
片方の胸を手で揉みながら、もう一つの乳首に口をつけて、愛撫してくる。
「あっ、あん…」
「感じやすいんだな。」
フォルテが乳首から口を離して、意地悪く言う。顔はものすごく楽しそうだ。
「な!あ、んん…」
文句を言おうと重ったのに、フォルテの口がまた乳首を刺激して、何も言えなくなる。

「はぁ、あ…あ、まって、そこは…」
全身を撫で回していたフォルテの手が、いつの間にか足の付け根に伸びていた。
「や…あ」
その手を抑えることもできず、私の足は開かされてしまう。
フォルテの目には、全部見えてしまっているのだろう。
私が恥ずかしさから何も言えないでいると、フォルテがそこに口をつけてきた。
「そんなところ汚…ああっ!」
舌が動き回る。初めての感覚に、私は言葉をつむぐこともできなくなった。
必死で声を抑える。フォルテは、聞きたがってるんだろうけど、私は恥ずかしい。
91名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 21:21:37 ID:M9VR045j
「あ…」
フォルテの太い指が、私のあそこにするっと入っていく。
愛撫のせいですっかり濡れていた私のそこは、指をまったく拒まない。
「んぅ…ん…」
指が動き回る。ぐちゅぐちゅという音がして、そこがますます濡れていくのが、
自分でもはっきり分かった。
「あっ…」
指が、二本に増えた。けれどたっぷり濡れていた私のそこは、やっぱり指を拒まない。
動き回る指が、そのたびに刺激を伝えてきて、頭がしびれていく。
私が声をあげないつもりだと分かったのか、口付けで私の口をふさぐ。
今度は舌を入れられた。受け止めた方がいいんだろうな、と思って、私も舌を伸ばす。
気持ちいい。体の上も下も、快感だけで埋まりそうになる。私ってこんなんだったんだ。

フォルテが口を私から離して、指も抜く。
もっと気持ちよくなりたかったのに、と思ってしまって、その想像の卑猥さに
自分で驚いて、顔が赤くなる。

「いいか?」
また、相棒の顔が真剣になる。本番ってことなんだよね。
「うん…来て。」
少し怖かったけど。はっきりと答える。
またフォルテの手が私の足を開いて、もう一方の手ががさがさと何かを取り出す。
私のそこに、何かが当たっているのが分かって、ゆっくりと私の中に入ってくる。
92名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 21:22:37 ID:M9VR045j
「あ…」
私が怖がっているのが伝わったのか、相棒の太い腕が、私を抱きしめてくれた。
少しずつ入ってきていたものが、何かに引っかかるような感じがして一度止まる。
その後、一段と強い力で入れられて。

「痛っ…!」
想像していたよりもずっと強い痛みで、私はフォルテの背中に強くしがみつく。
「ケイナ…」
フォルテの、私をいたわるような声が聞こえてくる。
大丈夫、お前を抱いているのは俺だから、と、伝えてくれるような声。
「フォルテ、フォルテっ!」
何度も何度も名前を呼んで、痛みに慣れようとする。
ゆっくりと、痛みがさっきまでと同じようなしびれに変わってくる。
93名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 21:23:52 ID:M9VR045j
痛みに少しだけ慣れて、しばらく抱き合ったまま止まっていた。
さっきから私も思ってたことを、向こうも思ってたらしい。
「お前、初めてだったんだな。」
「…みたいね。」
記憶がないから、もしかしたら別の人に昔抱かれたのかもしれないと思ってたけど。
私がこういうことに疎いのは、やっぱりフォルテが初めての相手だったからなんだろう。
「あんたは、手馴れてるんでしょう。」
「お前と会ってからはずっとご無沙汰だったからな。優しくしてやれるか分からないぞ。」

ちょっと不安になるセリフ。いきなりがむしゃらにこられたら、ちょっと無理な気もする。
「…ちゃんと優しくして。」
「善処します。」
94名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 21:24:35 ID:M9VR045j
フォルテの体が、またゆっくりと動き始める。私の中から抜かれて、また少し入って。
「あ、あぁ…ん…」
やっぱり少し痛くて、さっきまでよりは気持ちよくはなかったけど。
気持ちのいいところが擦られて、快感も少しだけ伝わってくる。
何よりも、フォルテに抱かれているんだな、ということを強く意識する。
「あんっ、あっ、フォルテっ!」
目を開いて、相棒の顔を見る。汗が出てたけど、快感を必死で感じようとするよりは、
私のことを大事にしてくれようとしてるように見えた。
それが嬉しくて、私の方からも少しだけ腰を動かすような感じになる。
やっぱり痛いけど、フォルテにも気持ちよくなって欲しい。
「はあ、あぁ、ん…」
「ケイナ…」
ちょっとずつ動きが速くなる。快感も、少しずつ増していく。
「はぁ、はぁっ」

しばらくフォルテの動きが続いた後、ぐいっと引き抜かれるような感じがした。
「痛っ。」
鈍い痛みが走って、私の中からフォルテのものが引き抜かれる。

そのままフォルテは、私のことを裸のまま抱きしめてきた。
もう、恥ずかしいという感情はない。
相棒の、大きなからだが温かくて、ずっとこうしていたいと思える。

「この戦いが終わったら、また二人で旅続けよう」
「…うん。」

「旅を続けて、お前の記憶が元に戻っても、お前のこと離してやるつもりはないから。」
「…うん。」

「それで、いつかお前に子どもができたら、冒険者引退して、どこかで一緒に暮らそう。」
「…………うん。」
95名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 21:25:51 ID:M9VR045j
道場の廊下を歩く二人。今回の大騒ぎの立役者。
「ふふふ、中々おもしろい余興だったね。」
前世で豊穣の天使と呼ばれる芋大好きっ子の声。
「あはは、そうだね。アメルはさすがおじいさんの孫だ。
アメルの考えたことはいつもすごくおもしろいよ。
トリスさんのあんな姿を見られて、今日はすごく幸せな日だ。
彼女の保護者気取りでいる男の情け無い姿も見れたし。」
弟に振り回される哀れな平和主義者の顔から、ほんの少し垣間見える本当の顔。

「ええ、そうね。ネスティを呼び出してくるのにちょっと筋肉男を利用させてもらったけど、
今頃はあの男も役得にあやかっていることでしょう。
ふふふ、私って優しいなぁ。」
つかつか、と歩くアメルの動きが止まり、声が一段低くなる。
「あの融械人…記憶を残してローラーの近くに居座ってるなんて…。
ローラーが男として転生してきていたら、すぐにでもモノにしたのに。
いえ、女同士でも問題ないかも。『豊穣の天使』の力をもってすれば…。」
「あはは、そのときは、僕も混ぜてもらえないかな。」
「駄目よ。いきなり3Pは早いわ。トリスって純真そうだもの。少しずつ少しずつ変えていくのよ…。」

恐ろしい話をしている二人の姿を、意地っぱりで純真な弟が見つけて、声をかける。
「お前ら、何のんきに話してんだよ!」
「ううん、別に何でもない『わ』『よ』」
語尾以外が重なる二人の言葉。その意思も、固く結びついているのだった。
「???まぁ話の内容はどうでもいいけどよ!
暴走したあいつが街に飛び出しそうなんだよ!止めるぞ!」
96名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 21:26:17 ID:M9VR045j
『システム・オーバー・ロード。機界とのアクセス率120%』
「あはははは!こんな、こんなことあるはずがない!!淫靡な!怠惰な!破廉恥な!!
君は馬鹿か!?僕も馬鹿だ。いや、全員馬鹿だ。世の中の全てが馬鹿だぁぁぁ!!
その記号は終わりをもたらす印!消し去れ!機神ゼルゼノン!!」

「ネスティ〜、いい加減機嫌なおしてよう。」
「トリス殿…拙者の目には、あれは、『機嫌』などという次元には見えないでござるが…。」
97名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 21:29:04 ID:M9VR045j
これで終わりです。

最初はこてこてのギャグだけにするつもりだったのに純愛になるわ、
融機人の体の秘密は一切明かされずに終わるわと路線変更が激しかったですが。
楽しんでいただけたら幸いです。ではまた再会(サイツェン)。ノシ
98名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 21:30:25 ID:TphszNyA
おぉぉ!GJ!
フォルケイずっと読みたかったので大満足です。
99名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 21:41:48 ID:B72PiMlN
GJ!
こゆノリは大好きです
次回作期待してます
100名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 21:54:36 ID:QWhLscxS
GJ!
いいぞアメルもっとやれー
101名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 21:58:44 ID:N3scR5dn
>>96
普段のドツキ漫才とは違った味の純愛フォルケイGJ。

ヘタレつか完全に壊れてるよネスティ…w
102名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 23:49:42 ID:a/jHAqtE
流れを読まずにこういう。レクアティキボンヌ
103名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 23:53:59 ID:sYEmJ5xs
>>96
GJ!次は是非、黒ロッカで色々しでかしてください(´人`*)
104名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 23:55:30 ID:d+NENDSO
主人公同士って、どういういきさつで同時存在してんの?
105名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 23:59:13 ID:Di03e2Qs
>>97
面白かったよ!GJ!
フォルテはやるときはやり、言うことは言うってところが
いいな。そして、黒ロッカ黒アメル、良い味だしてるし。
壊れネスもワラタ
106名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 23:59:33 ID:SW6EBu8o
GJ!面白かった!
普段、軽口叩き合ってる二人が…てのは萌えるな。
しかしこのアメルならメルギトスくらい簡単に調教しそうだw
107名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 06:59:11 ID:4tEkDMdH
2で書こうとしてたネタと
3で書こうとしてたネタをHDから発掘して凹んだ

このスレで完成品落とせたことってないなぁ・・・・

>>97
アメル壊れすぎワロタGJw
そして>>106にもワロタw
108名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 10:23:23 ID:30KRA1NU
笑いあり純愛ありとまさにあたれりつくせりだよ
てゆうか1って心なしか鬼畜多くねえ
なぜだ?
109名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 11:08:57 ID:23CvDxRX
元々作品自体マイナーでSS数少ない上に
ほとんど鬼畜野郎氏ばっかが書いてるから
110名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 17:17:06 ID:30KRA1NU
過去ログみると3では純愛そこそこあったよ
111名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 17:41:01 ID:a3kUPOcp
黒ロッカと黒アメル、意外に好評だなぁ。
「俺のアメルたんはあんなのじゃない!」っていう意見もあるかと思ったのに。

次回は>>106さんのネタを使ってみますね。
多分、天使と兄が黒くて、大悪魔と融機人がヘタれるので、
この4人が好きな人はお気をつけてスルーしてください。
11221:2005/06/03(金) 18:36:56 ID:a3kUPOcp
書けたのでちょっと落としますね。
芋天使がすごいことになってるので注意。
113『箱悪魔』:2005/06/03(金) 18:38:19 ID:a3kUPOcp
(…!ミツケタゾ…!!)
純粋で高次元の霊気。霊界の存在であることを証明する翼。そして、無垢で無防備な魂!
私の寄代としての条件を兼ね備えた、哀れで絶好の獲物!
(ソノカラダ、ワガモノトサセテモラウ!)

意識の全てを対象に傾け、相手の魂と脳に干渉する。
自分の意識が相手の全てを組み伏せていくのを感じ、私は安堵した。
どうやら乗り移ることに成功したようだ。力は衰えてはいない。

「ふふふ…。」
声が漏れる。現実の空気を揺らして起こる現象。この世に体を得た証。
「ははは、あーっはっはっはっはっは!!」
帰ってきた!私は帰ってきたのだ!それも、前回の敗北からまったく間を置かずに!
「あはははは!帰ってきましたよ。大悪魔、メルギトス様がねぇ!!」
思い切り叫び、企みがうまくいったのを喜んだ刹那、
記憶が私に復讐を求める。たかだか人間ごときに負わされた屈辱。
「許さん…許さんぞローラーめ!二度どころか三度までもこの私を!
しかも、今度はセイバーなどという存在まで現れて屈辱を味合わせてくれましたね!
この借り、100万倍にして、魂だけと化しても魔界で辱めてくれましょう!!」

そう、私こそは姦計と虚偽の大悪魔。人間ごときに破られて大人しくしているわけにはいきません。
早速、部下どもを呼び出して、手はずを整えるといたしましょう。
114『箱悪魔』:2005/06/03(金) 18:39:28 ID:a3kUPOcp
「我は呼ぶ、魔界に眠りし悪魔の魂よ…!」
大悪魔にふさわしい威厳のある声と共に、私は腕を前に突き出します。
腕を…腕を…あれ?

「おかしいですね。腕が伸びませんよ。」
体がまだ完全には慣れていないということでしょうか。
まぁ、いいです。ゆっくりと慣らして動くようにしていけばいい。
そう思い、私はとりあえず詠唱を続けます。
「汝が名はビーニャ!主たるこのメルギトスの名において、リィンバゥムに降り立つがいい!」
魔獣使いの名を呼んで、霊界との接続がなされるのを待ちます。
待ちます。待ち…続けているのですが、何の変化も起こりません。
「おかしいですね…魔力の方も、付いてきていないということでしょうか?」
そんなはずはありません。私が寄代として選んだ者は、確かに高い霊格を備えていたはず。
「羽もこうやって…えっ?」
羽ばたかせてみようとするのですが、羽の感触を感じません。

私が躊躇して足踏みすると、ガチャンガチャンと違和感のある音が。
どうやら、私の足元から、いえ、私の足が鳴らしているようです。
ほんの少しだけ、嫌な予感を覚えながら足元を見てみると…。

「な、何じゃこりゃあああ!?」
115『箱悪魔』:2005/06/03(金) 18:40:35 ID:a3kUPOcp
足が、足が!機械の足じゃありませんか!!それも粗末な、ブリキの人形のような!
確かに私は機械と融合したこともありますが、こんな粗末なボディに覚えはありません。
それに、私は天使らしき姿を認識して、それに取り憑いたはずなのです。
もしかして、と思いながら、腕を伸ばしてみようとしてみます。
案の定…腕は『伸びない』のではなく、『存在しない』ようです…。
「馬鹿な…一体何の手違いがあってこのような姿に。」

「ふー、良かった。成功成功。」
突然の声に驚いて振り返ると(その時にもガチャンガチャン鳴ります。うう恥ずかしい…)、
そこには、私を葬り去った者の一人、豊穣の天使アルミネの転生した者の姿が。
「おやおや、アメルさん。先日の戦いではお世話になりましたね。
何が成功されたんです?私にも教えていただきましょうか。」

私は精一杯の余裕を見せようとします。何か非常にまずい事態になっていることは分かっていますが。
私は、復活したこととそれがどうやらうまくいかなかったという衝撃で、
周りの状況を確認することすら忘れていました。
周りは木材で構成された小部屋、定期的に揺れる床。ここは…船内か。
「おはようございます、メルギトスさん。
あ、ここは、あなたの残りを退治した帰りの船ですよ。
私、あなたの召還にばっちり成功して、とても嬉しいんです。」

私の召還!?何を言うのでしょう、この元天使の小娘は。
私は自分の意志で…意思で!?まさかこの姿は!?
116『箱悪魔』:2005/06/03(金) 18:42:07 ID:a3kUPOcp
「お気づきになられました?それ、私がクノンさんから頂いてきたボクスなんです。
プログラミングがどうしてもうまくいかなくて、廃棄してあったそうなんですけど。」
終始笑顔で説明する天使。なんということを。愕然とする私に、天使は説明を続けます。
「メルギトスさんのカスラの残りを引き寄せるために、ちょっと私の力を放出してたんです。
それで、あなたが来てくれたのを感じて、代わりにその機体を置いておいたんです。」

そ、そんな馬鹿な。私がそんな撒き餌釣りみたいな単純な手に引っかかったと?
しかし、確かに最初に見た天使の魂は、この小娘のものと酷似しています。
どうやら、私はまんまと罠にかけられてしまったようですね。
「ふん…中々考えたものです。それで?私を呼び寄せて消滅させるつもりですか。」
罠にはかかってしまいましたが、私のカスラはまだ全て消滅したわけではありません。
この体を消されたとしても、何とか生き残る可能性はあるはず。
そう思い直し、私の心は少しだけ落ち着きました。

「いえ、そんな勿体ないことするはずないじゃないですか。」
は?今何と?
『みんなを苦しめた大悪魔、倒させてもらいます!』とかそういうセリフじゃないですか、ここは。
私が困惑していると、天使はさらに言葉を続けます。
「あなたは、人間の欲望を操ることができますよね。それを、利用させていただきます。」

「ほほう、この私を使う?大胆なことをおっしゃいますね。」
内心驚きましたが、しかし申し出自体は珍しいことではありません。
悪魔の力を利用しようとする人間はどこにでもいるものです。
「しかし、恨みのあるあなたに私がそう簡単に従うと思って…。」
117『箱悪魔』:2005/06/03(金) 18:44:14 ID:a3kUPOcp
「思っちゃいけないんですか?せっかく私が復活させてあげたのに?」
すぅ、っと部屋の温度が下がった気がしました。殺気!?笑顔のままで?
余裕を消された私の目に、恐ろしいものが映ります。
天使の後ろにチラチラと見えるあれは、あれは、大悪魔の亡骸、パラ=ダリオ!
いつの間に召還していたのか。まずい。非常にまずいですよこれは。
こんな体であの瘴気を受けたら、私の意識ごと消滅してしまいます。
いくら人間の欲望がある限り不死身のこのメルギトスでも、
そう何度も何度も消されてたのではたまりません。殺される感覚はあるのですから。

「待ち、待ちなさい!何も従わないとは言っていませんよ。落ち着いて。
そう、こんな時っていきなり応じたら何だか癪だし色々要求されるでしょう。
ね、お約束って奴ですよお約束。」
私は必死で言い訳をしてしまいました。そんな…私大悪魔なのに…。
自分で言った言葉で傷ついて、なんだか犯されたような気持ちになってしまった私。

「もう、そうなんですか?私てっきり召還者に逆らう悪い子だと思って、
消しちゃおうかなと思っちゃいました。ごめんなさいね。」
ニコ、と、アメルは笑顔を作りました。裏なんて、まったく見えない笑顔なのに…。
「それで、私にさせたいことというのは何です?アメルさん。」
「『さん』?命の恩人の召還者に『さん』?」
「何でございましょうかアメル様。」
どうやら、プライドは本格的に捨て去らなければいけないようですね。ああ…。
118名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 18:46:29 ID:a3kUPOcp
とりあえずここまでです。

(´・ω・`)
やぁ、済まない。「また」なんだ。
悪乗りも三度までっていうしね。まだ許してもらうつもりでいる。
サモンナイトを真剣に愛している人は、見ないで欲しい。
それじゃエロパートに入るのは待っててもらおうか。
119名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 18:56:57 ID:4Cgy2oHv
リ、リリリリ、リアルタイム遭遇ですよ(*゜∀゜)ムッハー

続きを楽しみにしております(゚∀゚)
120名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 19:32:42 ID:sy1l9wqB
凄く早いペースですな。むぐぅぅこっちも負けてられん。
レイム様を。ひきあがるほど鬼畜で外道なレイム様を書かねば。
おのれアルミネ。貴様の思い通りになると思うなよ。
しかしグハァッ!!他の連載の方がぁぁっ!!
参った…俺は参ったぁぁぁぁっ!!
ハァハァ…後は任せたぞ21氏よ……グフッ…
121名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 20:35:55 ID:y+69hAvZ
>>118
いいぞ面白いぞ黒天使&ヘタレ大悪魔〜!
今後の展開も楽しみです!
122名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 20:37:16 ID:y+69hAvZ
>>120
実は、純愛?近親相姦大悪魔×天使が好きで好きで
大好きで。また気が向いたら、あの二人も書いてやって下さい。
123名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 20:44:56 ID:sy1l9wqB
>>122
いやたぶんそれを書いたのは別の人。純愛はキルナツしか書いた覚えがない。
純愛いいよねえ…書いてみたいよねえ…トウカシとか甘々なやつ。
ただ捻くれてもんなんで普通の純愛になるかどうやら。
21氏には素直に脱帽。ギャグ系の話は好きです。どうぞ思う分だけ悪乗りしてください。
スレが活気付いてきて嬉しい。
124名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 20:52:27 ID:y+69hAvZ
>>123
あっ、ごめ、申し訳ない。すげー失礼だな、自分。
もちろん、陵辱も楽しませてもらってるよ。「普通でない純愛」も
なんだか面白そう。トウカシもイイっすね



125名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 21:13:42 ID:QFDDXCjj
アメル怖ぇぇぇw
106です。まさか話になるとは思わなかったwウレシス
エロパートが楽しみだ。

トウカシって割とトウヤがネチネチといやらしそうでいいよな。
126名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 21:14:17 ID:30KRA1NU
純愛もギャグもどっちも好きなんでもっともっと書いてくれってわけで続きをまってるぜい
127黒い人(サモ1/カノン×ナツミ):2005/06/03(金) 22:20:27 ID:MJk/qglG
「…お姉さん、固まっちゃってどうしたんですか?」
にっこりと、しかし確実に迫り来るその愛くるしい顔にナツミは背筋が寒くなった。
紅い瞳に若草色の髪。
バノッサとは似ても似つかない義兄弟。
名をカノン。

ナツミが言った、彼らと「仲良くしたい」の意味をどうやら勘違いしてるらしい。
先程まで、スラム街に来てはいけないと言っていたくせに…何やら思考を始めた。かと思うと強引に手を掴み廃屋へとナツミを連れて来た。

「…大丈夫ですよ、バノッサさんがよく部屋に連れ込んでるんでやり方は知ってますから」
しばしば放心状態だったナツミはそれで目が覚めた。
「違う、違うってばカノン!あたしが言ってる仲良しはそっちじゃないよ!!」
手を振りほどこうにも抜けない。さすがは、鬼人の子供だ。改めて思い知らされて、恐怖が募る。

弟。男。可愛い顔してるけど男!

思わず、悲鳴が
「…っ」
…出る前に、引き寄せられカノンに口を塞がれた。
手では無く、口で。
半ば開いていたナツミの口の中にさっとカノンの舌が侵入する。

しばらくすると、ナツミの口からは荒い息遣いがもれた。
「か、カノン…やめっ」
そのまま力任せに倒された。ナツミの顔を女性のように綺麗な指が這う。
「バノッサさんに、気に入って貰えるようにボクも協力しますよ。だから、先にボクと仲良くして下さいね」

にっこり。

黒い笑顔を絶やさずカノンはナツミに迫った。
「…お姉さん、固まっちゃってどうしたんですか?」
128ナツミスキー:2005/06/03(金) 22:25:08 ID:MJk/qglG
鬼畜も好きですが、純愛も…ってことで自分で需要ー。
カノンは黒くなりますが最後はラブラブ目指すので苦手な人は注意して下さいね
129名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 22:35:09 ID:kNQu89JL
おー1で純愛。中々エロくなりそうな感じでGJ!
こういうエロい少年は好きだ。

自分は基本ギャグしか書けないので、鬼畜・ギャグ・純愛と
バランスがいい感じになってきましたね。
130名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 22:36:00 ID:UN4shigi
おおっ!また新しい人キター!続き期待してます。
黒カノンはよさげですね 
131名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 22:46:02 ID:VCyPDVvB
需要と供給がひっくり返ってる気がするが、とにかくがんがれ。
132名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 23:03:19 ID:Q65jPAVw
恐怖のアメルいいw
133名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 23:04:23 ID:Q65jPAVw
ロッカえちぃことしちゃえ!(´∀`*)

と、頑張ってください!
134名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 01:29:59 ID:giAyH4X4
>>128
可愛い黒カノンイイ!
続き待ってます。
135名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 08:39:09 ID:zfreGYXW
続き楽しみな連載ばっかだ
ネ申様方頑張ってw
13621:2005/06/06(月) 18:17:53 ID:+lnKF64s
すいません、間違えて16の方に貼っちゃいました。
こちらに貼りなおししてもいいんでしょうか。しない方がいいの?
137名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 18:30:27 ID:Ae0Q6o2q
向こうはもう人いないし、こっちに貼りなおしてもいいんじゃない?
保管庫に入れるときもそっちのほうが分かりやすそうだし。
138名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 18:30:55 ID:H4YdvDRg
>>136
前スレの読みました。GJ!!
張りなおしは特にしなくても大丈夫だと思います。

3Pも百合も好きですがもういっそのことネスやメル加えて5Pうわ突然ベズソウがぁぁ痛いイタイイタイイタイ
13921:2005/06/06(月) 18:43:13 ID:+lnKF64s
一応貼りなおししておきます。途中抜けたら分かり辛いし…。
ってそんなに読んでる人もいないだろうけど一応ね。
140『箱悪魔』:2005/06/06(月) 18:43:27 ID:+lnKF64s
召還用に使われた部屋から、アメル様の部屋となっているらしい船室まで移動しました。
私は慣れない体でガチャガチャと音をたてながら移動します。うう情け無い…。
途中、格闘家や大剣の剣士に声をかけられたのですが、
「あ、これですか?あの島で拾ってきたんです。」
と私のことを説明していました。『これ』。大悪魔が『これ』…。

「さて、それじゃあ働いてもらいましょうか、メルギトスさん。」
船室の中に入るなり、アメル様はそう切り出してきました。
働いてもらうと言われても、この部屋の中には私とアメル様しかいないようですが。
そう思っていると、部屋に設置されている大きな鏡の前にアメル様が立ち、何かごそごそと操作しました。
その途端、パッと鏡が透けて、向こうの部屋らしい映像が見えるようになります。
マジックミラーか。手の込んだ仕掛けを。向こうに見えるのは…。

「超律者(ローラー)!がはっ!」
憎き相手の姿を見て私が驚きの声をあげると、アメル様の杖による鋭い打撃が入りました。
「大きな声をあげないでください、メルギトスさん。トリスに聞こえたら厄介です。」
141名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 18:44:01 ID:+lnKF64s
機械だからか痛みはありませんが、ボディが粗悪なせいか
衝撃で簡単に回路の接触が悪くなるらしく、視界が乱れフラフラとしてしまいます。
私の状態になど構うことなく、アメル様は計画を話し始めました。
「今回してもらいたいことですが、あのトリスをエッチにしてもらいたいんです。
誰でもいいから抱いて欲しい、と思うほどにね。」

音声も多少歪んで聞こえましたが、内容は把握できました。
つまりはローラーを欲情させればいいわけですね。要求自体は簡単です。しかし…。
「あの、アメル様。あなた天使だったんですよね?」
大悪魔の私を復活させてこき使うことといい、その内容といい、
とてもじゃありませんが天使のするようなこととは思えませんが。

「私、過去を気にするのはやめたんです。少しでも明るい明日が来るように、前に進もうと思ってます。」
うわぁ完璧なヒロイン笑顔。セリフも完璧です。
行動と一致しないことだけが気になります。
大悪魔の私を使って仲間を欲情させることが『明るい明日』なんでしょうか。
激しく疑問に思いますが、言いません。私は命が惜しいです。
142『箱悪魔』:2005/06/06(月) 18:44:46 ID:+lnKF64s
「さ、早くしてください。メルギトスさん。」
アメル様に促され、さっそく目標を確認します。
ローラーはちょうどベッドに腰掛けて読書中のようでしたが、
今回の仕事が終わった疲れからか、うとうととしかけているようです。
あの状態なら私の術にかけるのも楽そうです。
私は、自分の一部でもあるカスラの内の、性的な欲望の部分だけを切り離します。
このボディには銃がついていますので、そこからそれを撃ち出せばいいでしょう。
鏡の向こうのローラーに狙いを定めて…。

ここで、私に一つの悪意が芽生えました。まぁ悪魔ですしね。
せっかくローラーを狙い撃ちにできる立場。直接攻撃すれば後ろのアメル様に
殺されるでしょうが、欲情以外の何か別の感情も一緒に撃ち込むくらいならバレないかも。
(ふん、一瞬だけでも焦らせてやりましょうか…)
ガッ!ガガガガガ!ビビュゥゥゥウウン。
「ガハァ!ナ、ナニガオキテ」
「駄目ですよ、メルギトスさん。今悪いこと考えてたでしょう。
あなた、死にたくないですよね?ちゃんと命令聞いてもらえますよね?」
見抜かれていたか。どうやら、笑顔のまま、杖を私に差し込んでいるようです。
心臓部、核となるコンピューター部分のすぐ隣に『それ』があるのが分かります。
ちょっとひねったら、私の意識ごとコナゴナに…。
「ハイ、ワタシハシニタクアリマセン、アメルサマ。」
「良くできました。それじゃあ治してあげるから、今度はちゃんとしてくださいね。」

豊穣の天使の特殊能力で何事もなく修理された私は、ちゃんと欲情の部分だけ
取り出して、撃ち込みました。なんなくヒット。向こうは気付いていませんし。
「あっ…。」
トリスさんは、つぶやきと共に驚いた表情になりました。
自分がいきなり発情しだしたことに驚いているのでしょう。
しかし、その表情はすぐに熱っぽい、雄を求める雌のものになっていきます。
「あ、あ…。」
ベッドに倒れこみ、下腹部へと手を伸ばしだしています。効果は充分のようです。
143名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 18:45:33 ID:+lnKF64s
「できましたよ、アメル様。」
「よくできましたね。後は、このまま私が向こうの部屋に乗り込めば…。」

上機嫌になったアメル様が部屋を飛び出そうとした瞬間、
隣からノックの音ともに、ローラー以外の声が響いてきます。
「トリス、入ってもいいか?」
「あ、ネスぅ…うん、入ってきて…。」
がちゃん、とドアの開く音がして。ミラーに移るのは、憎き敵の一人、融機人の姿。
「トリス、どうしたんだ!?何かひどく辛そうだぞ。」
「う、うん…ちょっとね。…こっち来てくれる?」
おーっとまずいことになってきましたよ、これは。
確かに私のカスラのせいでトリスさんはうまく欲情しましたが、
『誰でもいいから抱かれたい』ということは、目の前の相手に反応してしまうわけで。

気付くと、天使の腕が私の体に伸びていて、私の体は鷲づかみにされていました。
メキメキィ、と、ものすごく嫌な音が体に響きます。
機械だから痛みこそありませんが、これはヤバい!間違いなく破壊される!
「待って、待ちなさい、じゃなかった、お待ちください!
あれはどう見ても私のせいじゃありませんよ!自然な成り行きというものです!
第一融機人を遠ざけておかなかったあなたの責任では…はっ!」
し、しまった。ついついアメル様を責めてしまいました。
私に失態を責められたアメル様は、いつもと変わらぬ笑顔です。しかし。
見える。私には見える。天使の羽の背後に、霊界の瘴気をはらんだ魔物たちが!!

消される。一瞬でゴミクズにされる。私がそう覚悟を決めた瞬間。
「ネスティさん探しましたよ」
隣からまた別の声が響き、ノックもなしに一人の男が入ってきます。
あのアホ毛は…確か、私を倒したローラーたちの仲間の一人。
村を潰された青年の双子のうちの、兄ではなかったでしょうか。
144『箱悪魔』:2005/06/06(月) 18:46:18 ID:+lnKF64s
「どうしたんだ、ロッカ。何かあったのか。」
「ええ、メイメイさんが急いで来て欲しいとのことです。」
少し息を切らしながら入ってきた青年に、融機人もただならぬ事態を感じたようです。
「そうか。しかし、今トリスが…。」
「ネスぅ…。」
欲情の矛先を失いそうになったローラーが、か細い声と雌の顔で融機人を誘います。
「大丈夫です、僕がトリスさんをちゃんと支えておきますから。さ、早く。」
青年が、融機人のローブを掴んでいたトリスさんの手を握って離させます。
「そうか…トリス、済まない。ロッカ、頼んだぞ。」

名残惜しそうでしたが、融機人は部屋を出て行きました。
「ネスぅ…。」
「大丈夫ですよ、トリスさん。僕がいるじゃないですか。」
なおも融機人を求めて部屋の外へ手を伸ばすトリスさんを、青年が抱きしめます。
「あ、ロッカ…?」
どうやら、今の抱擁で初めてアホ毛の青年の存在に気付いたようです。
求めていた相手を失い、悲しみに染まっていた顔が、羞恥と戸惑いに変わります。
青年のことに気付かなかった申し訳なさ、その青年が自分を抱いていることへの驚き、
目の前の青年に欲情してしまっている自分への焦り、といったところでしょうか。

融機人に取られはしなかったものの、このままでは結局ローラーはアメル様の
ものにはならないのではないでしょうか。まずいですね。やはり殺られるのか私は。
そう覚悟していましたが、私を圧殺しようとしていた手は止まっていました。おや?
145『箱悪魔』:2005/06/06(月) 18:46:59 ID:+lnKF64s
鏡の向こうの青年が、こちらに向かって笑顔で顔を向けます。
向こうからしたら、ただの鏡を見て笑っていることになるはずです。が。
青年は、声に出さずに、唇を動かします。

(駄目じゃないか、アメル。僕も入れてくれって言っただろう?)
こちらに気付いているのか!?驚いてアメル様を見ると、彼女も、
(ごめんなさいロッカ。最初は私だけで楽しみたくて。)
と、パクパクと口を動かしていました。
なぜただの冒険者をしていたはずの彼らが読唇術が使えるのか…。

(メイメイさんには酒を渡しておいた。しばらくはネスティさんを止めておいてくれるだろう。)
(ありがとう、ロッカ。)

驚きと疑問で固まる私を、アメル様が促しました。

「さ、行きましょうかメルギトスさん。夜はこれからですよ。」
14621:2005/06/06(月) 18:47:23 ID:+lnKF64s
ここまでです。変なミスしてごめんなさいね。
147名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 19:01:06 ID:S7us977G
グッジョブです!
哀れなメルギトスの運命やいかにw
あとついでに、ローラーじゃなくてロウラーだった気がするんだけど…。
148名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 21:09:55 ID:rmfA0PC1
個人的にはネスがいた方が良かったが…
ともかくGJ!!大悪魔様のヘタレぶりと来たら…鬼畜氏と真逆だww
149名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 21:10:06 ID:rmfA0PC1
個人的にはネスがいた方が良かったが…
ともかくGJ!!大悪魔様のヘタレぶりと来たら…鬼畜氏と真逆だww
150名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 22:53:36 ID:f2SDc1S1
ステキすぎるw
もっと大悪魔様をこき下ろしてくれw
151名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 23:49:28 ID:a6vJhSqf
ネスを思うと哀れだが続きを待ってるぜい
そしてメルギドスの運命は?
152名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 00:58:50 ID:GVbmnSEV
ネスも酷い扱いだがメル様ももっとこれから天使様にスゴイ扱いを受けそうで怖い…
153名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 09:23:19 ID:zdhFfVaT
レクアティキボンヌ。゜(ノД`)゜。もぉずっと待ってる。゜(ノД`)゜。
154名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 10:59:33 ID:FJDsDxdW
なんなら自分で書いてみるというのはどうだ?
155名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 11:22:36 ID:zdhFfVaT
文章力がないんで・・・職人様をお待ちするしかない・・・
156名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 12:55:42 ID:3ZuMaewc
ならばひたすら待ち続けろ。それか同人サイト行くと沢山見れるぞ。
157名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 15:35:59 ID:zdhFfVaT
サイトのURL教えて下さる心優しい方いませんか?
158名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 16:29:17 ID:GnLZ6LjC
159名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 18:30:44 ID:cP+xbPda
↑個人サイト晒すなよ…

>157
自分で探せ。相手の善意に縋るより目の前の箱を使え。
160名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 18:37:15 ID:NJp7HP2I
>>158
あげるなよ…そして晒すなよ。アホかお前は。

ていうかサーチ使えばいくらでも見つかるだろ。
なんで自力で探そうとしない。
161制裁編〜橋本夏美〜その8:2005/06/07(火) 18:51:20 ID:126VJXeC
胃液が逆流してきそうな衝撃だった。事実、口の中には酸味が広がっている。下腹部から
こみ上げる熱を伴った痛み。呼吸もままならぬ息苦しさ。それらが身体機能を蝕むなかで
ようやく夏美は意識を回復する。気がつくとうつ伏せに倒されていた。
「…あぅ…うぅ…うっ…あっ……」
痛みと恐怖で身体も思考も麻痺している。声さえ満足に上げられずにただ呻く。
「止めてぇぇぇっ!!絵美ちゃん。それだけは止めてぇぇぇっ!!」
すると叫び声が夏美の鼓膜を叩く。声の方に視線をやるとそれは綾が発したものであった。
「お願いだから…そんなこと…嫌ぁぁぁぁぁぁっ!!」
あまりにも必死な形相で綾は叫ぶ。この世の終わりとも思える絶望に満たされた表情で。
「駄目ですよ。綾先輩。」
すると夏美の背後から絵美の声が聞こえてきた。低く抑えた調子の声。その響きは冷たい。
「この人にはこれから見せしめになって貰うんです。綾先輩の目の前で。」
どこかで聞いたような台詞を話す絵美。夏美は戦慄する。今の状況に既視感を覚える。
(なに…何されるの…これから…あたし……)
恐怖で全身が引きつる。脳裏にぼやけたイメージが浮かんでくる。
「綾先輩は見ていてください。そこで。」
(い…や…嫌…嫌…)
脳内に現れた映像は次第に鮮明になっていく。その度に頑迷に否定しようとする。これか
ら行われる最悪の未来図を。だが臀部に触れる硬いなにかの感触にはっきりと認識させら
れる。絵美がこれから自分に何をしようとしているのかを。
「いや…いや…あっ…ぁ……嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
恐怖に耐えかねて夏美は絶叫する。夏美の菊座には黒く光るディルドーがペニスバンドを
装着した絵美によってあてがわれていた。
162制裁編〜橋本夏美〜その8:2005/06/07(火) 18:51:54 ID:126VJXeC
「あはは♪まだ叫ぶ元気あったんですかぁ?」
無邪気に絵美は微笑む。行われようとする凶行に対し夏美は平常を失う。
「やだっ!やだぁぁっ!!許してぇっ!!」
「駄目ですよぉ。だって不公平じゃないないですか。絵美も綾先輩もご主人様たちにお尻
を可愛がってもらったのにあなただけまだだなんて。」
許しを請う夏美に絵美は容赦ない。残酷な微笑を浮かべている。
「あはは♪前の処女の方はご主人様から傷つけるなって命令されてますから勘弁してあげ
ますけどその代りたっぷりお尻の方を可愛がって上げますよ。気が触れるくらいに。」
「やめて…止めてぇぇっ!!」
哀願する夏美。もはや気が気でない。尻肉に当たる硬い触感。間違いなく凶器だ。本能が
そう告げる。こんなものを尻に挿しこまれたら死んでしまう。そんな予感さえする。
(やだよ…怖い…怖いっ!)
恐怖心で震える。頭をよぎるのは綾の姿。醜い肉欲の前にアナルを抉られ悶え苦しむ綾。
苦悶に歪む顔。轟く悲鳴。それらが夏美の脳裏にまざまざと蘇ってくる。駄目だ。とても
耐えられそうもない。苦痛で気が狂う。それ以前に恐怖心だけで発狂してしまう。
「絵美ちゃん止めてぇっ!夏美さんっ!夏美さんっ!!」
夏美同様に綾もまた狂い叫ぶ。あの少年達に犯された自分のように夏美が取り返しのつか
ない身体にされる。それも絵美の手によって。嫌だ。そんな光景は死んでも見たくはない。
「あはは♪いいですよ。そうやって泣き叫んでください。二人とも。」
絶叫する二人に絵美は満足げに微笑む。耳に響く悲鳴に心地よささえ覚える。
「えへへ。じゃあいきますよ。えへ…えへへ…」
「やだぁっ!!やだ…やだぁっ!!……っ!…っぅ…ぎぃぃ………」
刹那、みちみちと肉繊維が裂けるような錯覚を覚える。硬く太い丸太のような物体。それ
が強引にねじ込まれていくのだ。夏美の菊門に。
「ぎいいいいやああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
鼓膜を突き破るような夏美の断末魔の悲鳴が部屋中に響き渡った。
163制裁編〜橋本夏美〜その8:2005/06/07(火) 18:52:32 ID:126VJXeC
それはさながら悪夢であった。夢ならば早く覚めてほしい。切にそう願う。
「…あぁ…あぁぁ…う……」
だがそれは夢などではない。響きわたる夏美の悲鳴。今にも死に絶えそうに悶える表情。
そしてそれを楽しんでいるかのように哄笑する絵美。それらはどれも確かな現実であると
綾に告げてくる。瞳に飛び込んでくる惨劇。それは綾の中の忌まわしい記憶を呼び起こす。
綾自身が無惨に陵辱され汚されたときの記憶を。
「ひぎぃぃぃぃぃぃ!!痛いっ!痛いっ!いぎゃぁぁぁぁっ!!!」
耳に響く夏美の悲鳴。その悲鳴に綾自身の悲鳴も被さっているかのように綾には聞こえた。
あの日、犯されたときに自分があげた叫び声が。絵美に犯される夏美の姿がかつての自分
の姿と重なるように綾の瞳には映る。綾は呻く。
「あぁぁ…ぁ…嫌…嫌ぁ………」
悶え苦しむ夏美に対して絵美は容赦しなかった。極太のディルドーが夏美の菊座に深く埋
没して奥まで抉る。内臓を抉られる痛みに悶絶する夏美。断末魔に悲鳴がまたあがる。そ
れを聞きながら満悦した表情で絵美は夏美のアナルを犯し続ける。
「嫌ぁ…嫌ぁぁ…夏美…さん……」
目の前の惨劇に綾の顔は引きつる。悪夢の再現を呻きながら見つめる。夏美は犯されてい
るのだ。あのときの綾自身のように。悶え苦しみ絶叫する夏美もそれを楽しげに弄ぶ絵美
も何もかもがあの日の焼き直しのように綾の瞳に映る。
「嫌あぁぁぁぁぁぁっ!!あぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
そして綾の慟哭も木霊する。あの日の夏美の叫びと同様にして。
164制裁編〜橋本夏美〜その8:2005/06/07(火) 18:53:15 ID:126VJXeC
肛門を貫く硬い物体。尻から身体を真っ二つにひきちぎられる痛み。内臓がよじれる。か
き回されて圧迫されるごとに壊死してしまいそうな感覚に襲われる。痛い。死んでしまい
そうなほどに痛い。異物で身体の内側を蹂躙される苦痛。それは夏美の想像を遥かに超え
ていた。
「許してぇぇぇ!!もう許してぇぇっ!!っぎ…ひぎやぁぁぁぁっ!!」
許しを乞う。だが聞き入れられない。より激しく腰を突き動かして絵美は夏美を犯す。黒
塗りのディルドーは夏美の腸壁をすり潰すように蹂躙する。根元まで入り込んで刺し貫く。
夏美の菊座は既に裂傷を伴っていた。傷口から血が滲み、その傷痕をさらに抉られる。強
引な手法で夏美のアナルは拡張されていく。
「どうですか。痛いですか?苦しいですか!?」
とても返答などできない夏美に絵美は問いかける。狂気に取り付かれながら。
「絵美は…絵美は…ずっと…こうやって……」
昂ぶる絵美の頬に涙が垂れる。感情のなすがままに涙腺から垂れ流す。
「こうやってお尻をパンパン突かれたんですよっ!こうやって!!アナル狂いのド変態に
されるまでっ!!こうやってパンパンとっ!!」
「あぎぃぃぃぃぃ!!ぐぁぁぁぁぁぁっ!!」
「パンパン…パンパンと…だから…壊れちゃえばいいんだ…あなたも…先輩も…絵美と同
じようにみんな壊れちゃえばいいんだっ!!」
「あぁぁ…っぎぃぃぃぃ!!やめっ!許しっ!ぐぇぇぇぇぇぇっ!!」
響き渡る悲鳴。それが心地よく絵美には聞こえる。そうだ。自分がもう過去の自分には戻
れないのなら。自分の日常が帰ってこないのならば。引きずり込んでやればいい。こうし
て誰かを。そうすれば惨めじゃない。もう一人ぼっちじゃない。夏美への肛虐を続ける絵
美の心はそんな感情で埋め尽くされていた。
165制裁編〜橋本夏美〜その8:2005/06/07(火) 18:53:46 ID:126VJXeC
お尻が痛い。自分の下半身が完全に死んでしまったかのように夏美には思えた。腰から下
に力が入らずに貫かれた部位だけが焼けるようにジリジリと痛みを残す。
(痛い…痛い……)
散々泣き叫んで声も枯れた。それでもボロボロ大粒の涙はこぼれだす。肛虐は夏美の気が
狂うほどまでに続いた。折れた心をさらに粉々に打ち砕くように。
(死んじゃう…あたし…死んじゃうよ…綾ぁぁ………)
もう痛みで理性が崩れ落ちる。そんな際だ。これほどの苦痛を絵美や綾は受けたのだ。彼
女達の味わった苦痛。それを自分の身をもって実感させられた。嫌というほどに。
(ごめんね…ごめん…ごめん……)
彼女達への自分の言動の数々。それがいかに軽薄なものかを夏美は思い知る。彼女達の苦
痛をちっとも理解していない自分への制裁。それがこの地獄なのだろう。思い知らされる。
「まだまだこれからですよ。お楽しみは。」
クスリと冷たく微笑んで絵美は言う。夏美は引きつりあがる。これ以上何かをされたら壊
れてしまう。自分という存在が根本から。そんな思いが頭をよぎる。
「っぐ…あぅ…許して…えぐっ…もう許して……」
「駄目ですよ。許してあげませんよ。あなたは奴隷になるんですよ。絵美と同じように。
犯されていないと生きてられない淫らな肉奴隷に。」
「やだぁっ!!そんなのやだぁっ!!」
「嫌がっても無駄です。絵美だって散々泣いて嫌がっていたのに結局はこうなっちゃいま
した。玩具なんですよ。絵美も。あなたも。先輩も。」
囁く絵美の絶望は夏美にも伝わってきた。深淵な闇の奥底へと心が堕とされていく。諦観。
心が死ぬということ。その意味が理解できる。今の夏美には。
(駄目なんだ…あたしもう…駄目なんだ…)
深い絶望の中で夏美は思い知る。一切の希望が自分たちには残されてはいないことを。
166制裁編〜橋本夏美〜その8:2005/06/07(火) 18:54:20 ID:126VJXeC
「あは…あははは…えへ…えへへへへ…」
絶望に打ちひしがれる夏美を見て絵美は壊れたように笑う。この女の心はもう折れた。自
分と綾の邪魔をする忌々しい泥棒猫が。それが自分に泣いて許しを乞いている。それを冷
たく突き放す。それが楽しくてたまらない。
「まだまだお楽しみはこれからですよぉぉ。」
そう漏らす。後はこの女を堕してやればいい。尻を抉られて喜ぶマゾに。自分と同じ哀れ
な肉奴隷に。この女の次は綾だ。自分の想いを裏切り続けた綾。彼女を壊してやる。そし
て自分の手で壊した綾を愛してあげるのだ。慈しむように。
「あはは…コレ…こうすれば…外れるんですよ…」
そういってペニスバンドからディルドーを絵美は取り外して夏美に見せびらかす。自分の
アナルを犯し続けた凶悪な物体を目にして夏美は恐怖に引きつる。
「ふふふ…次はどうしましょうかねぇ…そうだ!」
「やめ…やめて…あぁ…ぁ…うぎぃぁぁぁぁっ!!」
そして思いついたかのように絵美はディルドーを夏美のアナルに手でねじ込む。再び腸内
を抉る感触に夏美は悶える。
「やだぁぁぁっ!!抜いてよぉぉぉっ!!お願いだからぁっ!!」
既に拡張されきった夏美のアナル。さして抵抗もなく根元までディルドーは埋没した。腸
に挿入された異物に悪寒を感じて夏美は哀願する。だが絵美は聞き入れずにディルドーの
付け根にある何かのスイッチ。それを入れる。
「あぁぁぁぁぁぁっ!!いあぁぁあぁぁぁぁぁっ!!」
スイッチが入ると同時にディルドーは夏美の腸内でブルブル震えだす。震動しながら夏美
の腸で暴れまわる。バイブのリズムが夏美を襲う。
「同じ刺激ばっかじゃ身体が慣れちゃいますもんね。どうです。少しは新鮮でしょう。」
「やだぁぁっ!!とって…はやくとってよ…こんなの…あぁぁあぁぁぁぁっ!!」
不規則なバイブの動きは夏美の意識を削り取る。一欠けらの理性さえ奪いつくすように。
「他にも玩具用意してますよ。全部試す頃には立派な肉奴隷になれますよ。あはは♪」
そう絵美は妖しく微笑む。夏美を陵辱する快楽に酔いしれて。
167制裁編〜橋本夏美〜その8:2005/06/07(火) 18:55:03 ID:126VJXeC
「あはは♪あははははは♪」
絵美は上機嫌だった。目の前には哀れな雌が転がっている。度重なる絵美の責めに理性を
奪われた惨めな泥棒猫が。
「あひぃ…ひ…ふぁ…許ひへ…もほ…ひぅ…んひっ…ひっ…んふぅぅぅっ!!」
呂律の回らぬ舌で夏美はよがる。アナルに挿入されたバイブレータは今もなお不規則なリ
ズムで夏美を責めたてる。その他に夏美の乳首と肉豆にはローターが取り付けられていた。
機械的なモーター音を発しながらローターは夏美の急所を責める。敏感な性感帯をかわる
がわる休みなく責められ与えられる刺激に夏美の脳はとろけていた。口からは涎を、秘所
からは愛液を垂らしてただよがる。責め続けてくる震動に。
「んひぃぃぃっ!!あ…んふっ…あふっ…ふぁっ…はぅぅぅっ!!」
強制的に何度も与えられるオルガズム。それが夏美の精神をごっそりと削ぎ落としていく。
陵辱を通して感じるものが夏美の中で苦痛から悦楽へと変質を始めていた。押し寄せる快
楽の波に抗おうとしながらも夏美はただ悶えてよがるのみ。
(あたしの身体…変になっちゃたよぉぉ…やだよぉぉぉ!!)
苦痛を与え続けられてついに身体は陵辱に悦びを感じるようになってしまった。そのこと
を夏美は深く哀しむ。こうしてもう自分は淫らな雌に成り下がってしまった。絵美のよう
に惨めな肉奴隷とされるのももう時間の問題だ。身体がそれを拒めなくなってきている。
どうしようもないほどに身体が快楽を感じてしまっている。
(あたし…駄目だよ…やっぱ…駄目だよ…)
自分自身に絶望する。もう取り返しのつかない身体にされた。
(ごめんね綾…綾のこと守るなんて…偉そうなこと言ってたのに…あたし…もう…)
どうしようもできない。自分にはどうすることもできないのだ。絵美やあの二人が綾を陵
辱しようとすれば自分はそれを止めることができない。多分いっしょになって犯されて淫
らによがり狂うだけなのだろう。惨めだ。こんな惨めなことは他にない。
(やだ…そんなの…やだぁぁ……)
快楽と恥辱の波の中で夏美の意識は消えてゆく。深い絶望に包まれながら。
168制裁編〜橋本夏美〜その8:2005/06/07(火) 18:57:01 ID:126VJXeC
「うっ…っぐ…えぐっ…夏美さん…夏美さん…あぅぅぅぅ」
陵辱に晒され続けとうとう失神した夏美を見つめ綾はただ泣き崩れる。どうする事も出来
なかった。夏美を守ることも。絵美を止めることも。ただ夏美が絵美によって壊されるの
を見つめることしか出来なかったのだ。悔恨が綾の胸を焦がす。
「あはは♪綾先輩。どうですかぁ?」
無邪気に微笑んで語りかける絵美。その手が綾の肩にポンと置かれる。
「絵美と先輩の仲を邪魔する悪い泥棒猫は懲らしめてやりましたよ。あはは♪傑作ですよ
ねぇぇ♪あんな偉そうなこと言ってたくせに自分がされれば脆いんだから。」
(やめて…そんなことを言わないで…)
「ホント馬鹿ですよねぇ。あの女。大人しくしてれば痛い目見ずにすんだのに。まあ散々
虐めてあげるのも楽しかったですぅぅ。最高ですよね。あは♪」
そう絵美は夏美をなじる。綾の身体がピクンと震えた。熱い衝動が綾にこみ上げてくる。
「まあこれであの女もめでたく肉奴隷ですよ。あはは。絵美がご主人様の変わりに調教し
てあげましたぁぁ♪あははは♪あははははは♪」
違う。貴女なんか絵美ちゃんじゃない。わたしの知ってる絵美ちゃんじゃない。絵美ちゃ
んの皮を被った悪魔だ。悪魔が絵美ちゃんの顔と声で夏美さんを罵らないで。勝手に絵美
ちゃんの姿を使って。夏美さんをあんな目に。貴女が。あんな目に夏美さんを。
「ほんと笑っちゃいますよねえぇ先輩。あはは♪あははははは♪」
刹那、乾いた音が場に響く。気がつくと綾の手が夏美を嘲り笑う絵美の頬を打っていた。
169鬼畜野郎 ◆inEm7wtNVQ :2005/06/07(火) 18:59:34 ID:126VJXeC
どうも久しぶりに夏美・綾の続きです。夏美アナルファック編。
絵美壊れてます。あともう一回で制裁編は終わりですかねえ。
本当に長かった。あとそろそろこのシリーズはいったん休んで
他のものも書いてみたいですねえ。レイム様とか。レイム様とか。レイム様とか。
170名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 19:03:38 ID:NJp7HP2I
>>169
夏美が痛々しすぎたけどグッジョブ!
いい所で止まっちゃってるんで続き激しく待ってます。
171名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 19:38:52 ID:wijeeAHk
レイムサマいいですね(゚∀゚)
172名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 21:12:15 ID:VnwLnBgM
無慈悲で鬼畜なレイム様と可憐で凶悪なアメル様との調教対決なんてのもいいかも
173名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 21:55:40 ID:SI+BV9nG
>>172
無敵の矛と槍対決で話にならなそうな気が…。
174名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 22:45:29 ID:GnLZ6LjC
>>159,160
すんません
以後きをつけます
175名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 23:02:07 ID:pR2Ag6xS
だからsageろよw
176名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 23:09:16 ID:GnLZ6LjC
sageできない
177名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 23:34:33 ID:OfEW5cM3
>ID:GnLZ6LjC
オマエもう書き込むなよ。せっかくのSS投下がオマエのせいで台無しだ。
178名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 23:40:45 ID:McA4HbNX
正直レクアティレクアティ言う奴に厨率が高い気がする。
179名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 23:54:28 ID:McA4HbNX
>>174
っつうか、お前のせいで>>158で晒されたサイト、速攻で公開停止しちゃってるじゃん…。
最悪だな、本当に。
180名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 00:02:27 ID:UkD3PvC0
一般サイトのアドレスを晒すのは禁止、って注意書きを次スレから入れた方がいいのかなあ…
こんなことわざわざ言わなければいけないのも馬鹿馬鹿しいけど。
181名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 00:10:09 ID:HARFinfd
>>180
馬鹿馬鹿しい事だけど、これ以上馬鹿を増やしてサイトが閉められたらかなわんな。
次のテンプレには、
「個人サイトのアドレスを晒すのは厳禁。
読みたいカップリングは保管庫やサモナイ系のサーチで自力で探そう。
見つからなければ自分で書いて投下しよう。」
って入れたほうがよさそう。
182名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 00:11:00 ID:U+3JxSFK
もう馬鹿の話題はいいよ。不毛なだけだし。
それよかSSについて。絵美ってなんか夏美×綾の当て馬にされてるな。
カワイソス
183名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 01:41:12 ID:ICVLlzBu
鬼!悪魔!鬼畜!GJ!
184名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 02:07:07 ID:9wJdOdg8
>鬼畜野郎氏
相変わらずの鬼畜っぷりGJ!
次回の絵美タソがまたキレそうで怖い&楽しみ。

>178
禿堂。過去スレでも別カプのSSをレクアティに脳内
変換してハァハァしたとか言ってたヤシ居たし。
まあ結局は個人そのものの問題か。

つーわけで何事も無かったかのように投下ドゾー。
185名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 06:43:04 ID:MDWHKg4X
>>184
あれはアホとしかいいようなかったな。
相手を黒レックスと制服プレイに書き換えたのは秘密ですけど(笑)とか、わざわざ書き手に報告とは。
別カプのSSを性格も違うのに名前だけ書き換えたりして、んな事やって何が楽しいのかね。
あれ見てから黒レックスだのレクアティだの連呼する人間は
どうにも斜めから見てしまう。
186名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 12:43:49 ID:e1vt08/O
今は亡きDingDongDongでサモンナイトのSSを投稿していた裕氏のサイト
http://blog.livedoor.jp/relicstall/
187名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 13:10:50 ID:605h9F0e
>>186
死ね馬鹿
188名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 17:37:57 ID:wU3caNiZ
不毛な流れだ…

まだ夏厨が沸き出すには早すぎる時期だよ
189名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 18:46:22 ID:Q5ONyVC8
温暖化の影響だな

個人サイト貼るな、は常識じゃないのか
190名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 19:27:31 ID:pUonLJJ6
裕氏って昔のスレで投下してたのに
偽者騒ぎで来なくなった人でしょ。
これ以上迷惑かけんのやめようよ・・・・
191名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 19:38:07 ID:10y1CHjp
>>190
偽者騒ぎは関係ないんじゃないか?
DDDがなくなったんで、知り合いの人がここを紹介して
鬼畜マグナSSを一本投下しただけだろう。
ここでは昔投稿なんてしてないだろ。
192名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 19:57:09 ID:pUonLJJ6
勘違いスマン。でもサイト晒しはイクナイ
193名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 21:58:45 ID:bexPR29l
そういや、裕氏の投下されたSSってDDDに投稿されていたものの続きらしいけど
その前のやつってどこかで見れる?
アチーブとか探したんだけど、探し方が足りないのか見つからん。
194名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 22:04:13 ID:3YQO6zFp
195名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 22:30:54 ID:bexPR29l
d!
検索するURLが間違っていたみたいだ。
196名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 14:05:45 ID:mD3SuU/t
ここいらでエクステーゼの話題でもふっとくか
ガイシュツだろうがエイナたんとアナルセックスは控えるべきかも
もし何かの拍子で入れ替わったらウホッ
197名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 20:01:09 ID:h3TIb1v7
相手がベクサーとかなら一層ウホッだな。
つうか、レオン以外でエロパロ使えそうな男ってベクサーくらいだ…。
198名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 20:02:04 ID:h3TIb1v7
つか、膣に突っ込んだらレオンに変わったときどうなるんだ。
199名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 20:27:52 ID:VgsIuzEG
チンコ穴に…そしてレオンのモノが無惨に破裂。
200名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 20:29:17 ID:h3TIb1v7
レオン「んぎいいいぃぃぃぃぃっ!!!」
201名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 20:37:35 ID:VgsIuzEG
冗談はさておき今のところの前情報だと女の方もエロパロに使えそうなのは少なそう。
エイナは先程も言ったようにウホッのリスクがありそうだし
リニアは機械人形だからそもそもヤれるのかどうか。クノンと同じく扱いに困る。
ピアは見た目がお子ちゃますぎっぽい。なんかマルルゥと似た空気を受ける。
なんとかなりそうなのはユヅキくらいか。
202名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 20:52:50 ID:h3TIb1v7
クノンはエロパロではなぜか穴があるけどな。
なんつうか、普通の人型が全然いない。
クソは結構男も女もよりどりみどりだったのにな。
オーレルもガブリーダーの足元には及ばないし。
203名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 21:00:45 ID:VgsIuzEG
まあ今の段階じゃどうとも言えんね
つか3のときも今ぐらいの時点じゃ
主人公、生徒、海賊、護人ぐらいしか公開されてなかったし
204名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 21:05:53 ID:h3TIb1v7
>主人公、生徒、海賊、護人
いや、3ではこの時点で十分萌えるキャラがたくさんいたから…。
205名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 21:17:11 ID:VgsIuzEG
主人公男女同時に存在でパートナー、護衛獣や生徒に相当するキャラがいないから
今のところだと弱いのかもな
白夜四人組は明らかに護人互換っぽいし
ベクサー・リニアはどうも最初は敵方っぽいけどフォルテ・ケイナや海賊組みポジション
アクションRPGになったからいつもよりはキャラ少な目かもね
206名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 21:24:18 ID:uALA/rBa
>>201
名前忘れたが悪魔商人っ娘はどうよ?

男性キャラで今のところで出てるのがレオン、ノヴァ、ベクサー、リゼルド、ファイファー…
ノヴァは声が石田だと分かる前はショタ層から熱いラブコールを送られてたんだがな。
207名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 21:28:58 ID:lCUuYlne
さっき公式見てきて見覚えのある絵柄だなと思ってたら
ラストスタンドの原画の人なのか…すっげえ懐かしいわ
妹王女が兄王子に闇化して襲い掛かったのが印象的だったなあ
中盤以降まじめに育成してないと雑魚の敵の攻撃で即死したり
AIのあほな動きにあきれたり、僧侶系に萌えたりしたゲームだったなあ


208名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 22:05:00 ID:3pTPoFU8
>>206
オーレルのこと…時々でいいから思い出してあげてください…。
209名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 00:36:41 ID:OETHhq9e
オーレルとセックルすると翌朝にはノミ移されそうで怖いです。
210名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 08:36:11 ID:Bd9E/tI+
オーレルはあれでガブリーダーみたいに犬耳の人型だったら萌えたのに…。
ファイファーもライオンじゃなくていかつい見た目のオッサンとか。
なんか微妙な所で萌えを外してるんだよな、今回。
211名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 11:20:36 ID:T+1OfJdh
なんかアティがレックスに意地悪して尻でシカエシされる構図が浮かんだ
212名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 11:24:50 ID:WAfowWLg
いい加減sageを覚えてくださいレクアティ厨
213名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 13:05:01 ID:fVSdv4es
レクアティ好きな奴は厨ばっかなのは本当だったのか・・・
214名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 13:14:56 ID:IlAiFxlg
エイナの服は上も下も出しやすそうだな。着けたままずらして〜っていうのを今から期待
215名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 13:26:57 ID:cH7pnmqO
アティやトリスもスカートを上まで上げれば乳が出せる服だよな。
216名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 14:08:51 ID:MzFoKxQ1
>>215
トリスたんは素っ裸にしても乳なんて出て来なry
217名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 15:41:03 ID:yGZvou5W
>>216
バカッそこがいいんだよそこが!!ハァハァハァハァ…ウッ
218名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 15:47:36 ID:QqKnZaiO
アティたんの服をめくって脱がすときは、巨乳がつっかえて
いったんワンピースにひっかかった乳が上を向く。
そのあとめくり上げた服から開放された乳が、タプンと揺れながら下に落ちるのがいい。

トリスは何一つひっかからないまま、気がつけば頭まで服を抜いてしまってるのがいい。
219名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 17:20:17 ID:0delnfro
>>217はネスティ。間違いない。
220名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 02:29:28 ID:RGnrZKLw
>>207
この原画さん昔から似たようなことやってたんだな

近親相姦萌えがあると踏んだ
221制裁編〜橋本夏美〜完結:2005/06/12(日) 15:38:39 ID:7uD3EL7/
意識する間もなくその音は耳を通り抜けた。後からひりひりとやってくる痛み。思わず叩
かれた頬を押さえて絵美は相手を仰ぎ見る。怒りの色をその瞳に宿す綾の姿を。
「う…うぁぁぁぁぁぁっ!!」
するとその拍子に綾が猛る。叫び声をあげて絵美に詰め寄る。衝撃。また叩かれた。今度
は反対側の頬を。絵美の頭がぐらつくかと思えばすぐにまたその反対側を叩く。
「うぁぁぁっ!あぁっ!!あぁぁっ!!」
迫る綾の勢いに絵美は完全に気圧されていた。力のまま押し倒される。後頭部に硬い衝撃
がはしる。意識がぶれる。それを叩き起こすされるようにまた殴打される。目を血走らせ
必死の形相で綾は絵美を叩き続ける。丁度金縛りが解ける頃合であった。だがそんなこと
は綾の意識には微塵もない。ただ目の前にいる絵美に自分の感情の限りの暴を振るう。夏
美を嬲り者にして辱めた絵美。自分が陵辱して壊した夏美を鼻先で嘲り笑った絵美。いや
これは絵美じゃない。自分の可愛い後輩の姿を借りた悪魔だ。でなければあんなことがで
きるはずがない。この悪魔は自分の大切なものを奪った。自分の何よりも大切な人を無惨
な形で傷つけた。可愛い後輩の姿をつかって。許せなかった。許せるはずがなかった。叩
く。相手は抵抗する気配がない。それでも叩く。
「よくも…よくも夏美さんをっ!!おぉぉっ!!」
まさに修羅の形相だ。折檻されながら絵美は綾の様子にただ呆然としていた。自分はこん
な綾の姿を知らない。こんなに感情に任せて怒りをぶつけてくる綾を。自分にはいつも優
しかった綾。その彼女が怒り狂いながら絵美に襲い掛かる。絵美には理解できない。綾が
なぜこんなに激しているのか。どうして自分を殴るのか。
(どうして…どうして絵美を殴るんですか綾先輩…どうして…)
ひどく哀しい目をして絵美は馬乗りになる綾の殴打を受け続ける。
222制裁編〜橋本夏美〜完結:2005/06/12(日) 15:39:08 ID:7uD3EL7/
「…はぁ…はぁ………うっ…うぐぅぅぅぅ!!」
何度か絵美を殴打してから綾の手はピタリと突然に止まった。そのまま泣き崩れる。そん
な綾を絵美はただ虚ろに見つめる。
(綾先輩………)
すすり泣く綾。その姿に絵美は胸を刺されるような痛みを覚える。どうしたことだろう。
何でこんな想いをするのだろう。ひどく哀しい。自分への怒りを剥き出しにして殴打して
くる綾。そして今泣き崩れている綾。どちらの綾からも感じ取れるのは哀しみ。深い哀し
み。何故なのだろう。自分も哀しい。どうして哀しいのだろう。後悔しているのだろうか。
今更。そう今更のことだ。今更のことなのに。
「うぅぅ…うっ…ぐっ………!」
すると泣いていた綾はくるりと向きを変える。絵美には背を向けて。綾の視線が指す方向。
それがどこであるのか絵美には容易に察しがついた。その方向に綾は駆け出す。絵美の陵
辱を受けて無惨な姿を晒す夏美の方へと。
「夏美さんっ!夏美さんっ!!」
脱兎の勢いで夏美の名を呼びながら駆け出す綾。その後姿を見送って絵美は切なさに包ま
れた。分かっていたことを再認識させられた。もう自分は綾の眼中にないことを。かつて
の絵美を知るただ一人の人物。失った日常との接点。それからそっぽを向かれたのだ。笑
えてくる。救われようと思って暴走したあげくがただの自爆だ。綾には完全に嫌われただ
ろう。あはははは。それでいい。それでいいじゃないか。それが望みだったはずだ。過去
への未練。それを断ち切るために何もかも自分の手で壊そうとしたのだろう。これでいい
じゃないか。最高の結果だ。何を哀しむ必要がある。あはは。滑稽でたまらない。
「あはは…はは…綾…先輩……」
綾に殴られて腫らした顔で絵美は力なく笑う。瞳から大粒の涙を零して。
223制裁編〜橋本夏美〜完結:2005/06/12(日) 15:39:43 ID:7uD3EL7/
「あ…あぁぁ…うぅぅ……」
それは見るも無惨な姿であった。度重なる暴力と陵辱を受け続けた夏美の身体。体中に残
る青い痣は目に痛々しい。おかしな方向に捻じ曲がった腕。間違いなく骨が折れている。
それ以外にも大小無数の傷が残る。引っかき傷。噛み傷。どの傷痕もまだ滲みだす血の色
で汚れている。そんな満身創痍の夏美の身体を忌まわしい淫具が嬲り者にしていた。アナ
ルに挿入されたバイブレーター。乳首とクリトリスに貼り付けられたローターが機械音を
立てて震動し意識のない夏美を嬲っている。
「…あぁっ!はぁ…はぁ…うっ…くぅぅ……」
唇を噛み締めて綾はその汚らわしい玩具から夏美を解放する。バイブを引き抜き、ロータ
ーを取り外す。バイブを引き抜かれた夏美のアナル。その菊口には裂傷が刻まれていた。
いびつな凶器でアナルバージンを抉り取られた傷痕。ぱっくり開いた傷口から破瓜を思わ
せるような出血をともなっている。長時間にわたって絵美の責めを受け続けた乳肉と秘肉
も無惨の一言だ。唾液と愛液に覆われたその肉は赤く充血している。擦り切れそうなばか
りなまで。発狂しそうな責め苦の連続に果てた夏美。顔からありったけの体液を垂れ流し
ている様子はとても直視に耐えなかった。
「夏美さん…うぅ…夏美さん…うぅぅぅ…」
崩れ落ちる綾。その頭の中は夏美のことで溢れていた。自分と同様に拉致されて連れて来
られた夏美。こんな場所で出来た大切な友人。落ち込む自分をいつも夏美は元気付けてく
れた。支えてくれた。陵辱された日の夜。もう生きていることさえ苦痛な自分を抱きしめ
慰めてくれた。それからずっと自分を守ろうとしてくれた。そんな夏美がいてくれたから
自分はこうしていられる。それなのにその夏美が。
「あ…あぁぁ…うぁぁ…嫌ぁぁぁぁぁぁっ!!ああああああああああああああっ!!!」
ズタボロの夏美に寄りすがって綾は慟哭する。それはあの日、陵辱されつくした絵美を発
見したときにも勝る勢いである。こんな残酷な結果によって気づかされてしまう。綾の中
で夏美がどれほど大きな存在になっていたのかということを。そしてそんな夏美をただ見
殺しにするしかできなかったということも。
224制裁編〜橋本夏美〜完結:2005/06/12(日) 15:40:16 ID:7uD3EL7/
(綾先輩…泣いてますね…)
叫び続ける綾を見つめながらポツンと絵美は胸中で呟いた。
(絵美のことなんか…もう目に入らないんですよね…絵美のことなんか…)
自分を尻目に夏美に泣きすがる綾。その光景は絵美の心を何よりも痛ませる。もう綾にと
って自分などどうでもいい存在なんだ。綾の一番大事なものは夏美。そう思い知らされる。
自分で撒いた種だ。暴走を重ねた挙句の末路。道化だ。ただのピエロなのだ。自分は。
(もう…絵美…どうでもいいです…本当に…どうでも……)
こんなものを見せ付けられるくらいならあのまま綾に殴り殺された方がマシだった。今か
らでもそうして欲しい。でももう自分の存在なんて綾にとってはどうでもいいのだろう。
綾の一番は夏美だ。分かっていたことじゃないか。それなのに。
(どうして涙が出るんですか…どうして…)
零れだす涙が抑えられない。どうして自分は泣いているのだろう。哀しみが溢れて止まら
ない。邪魔な感情だ。そうだ。ただ慰みものにされるだけの肉便器には。こんな邪魔な感
情がいつも自分を苦しめてくれる。どうして消え去ってくれないのだろう。もうとっくの
昔に諦めたはずなのに。
(楽に…なりたいです…絵美はもう…楽に…)
心からそう願う。だが望むものは何一つ手に入らない。純潔をレイプで失った。肉奴隷の
調教を受け当たり前の日常を奪われた。大好きだった先輩を見知らぬ誰かに取られた。ほ
んのささやかな自分の望みさえ叶えられない。自分を無惨に強姦した二人相手に淫らに腰
を振ってすがった望みさえ。
「あはは…ははは…あははは…ははははは…えへへ…えへへへへ…」
いつの間にか絵美は立ち上がっていた。壊れた笑い声をあげて。何かを求めて手をまさぐ
る。手頃な鈍器がある。丁度いい。
「えへへへ。綾先輩。」
鈍器を手に背後からゆっくりと絵美は綾に近づく。
225制裁編〜橋本夏美〜完結:2005/06/12(日) 15:40:46 ID:7uD3EL7/
(夏美さん…夏美さん…)
綾はただ打ちひしがれる。自分のせいだ。自分のために夏美はこんなことになってしまっ
た。自分なんて最初からこの世にいなければ。そんな自虐的な想いにもとらわれる。
「夏美さん…う…うぅぅぅっ…」
そしてまた夏美にすがり付いて泣き出す。それが意味もないと知りながら。そんな状態の
綾には分からなかった。背後から迫りくる影を。
「っ!!!」
刹那、目の前を火花が飛んだ。意識が飛ぶような衝撃。ガクリと首が折れる。そのまま顔
を夏美の身体につける。後からガンガンと響く頭痛が襲う。
(………痛い…っぐ…痛い…何…いったい…)
後頭部を強打された衝撃。そのまま意識が飛びそうだったがなんとか堪えた。慌てて身を
起こして振り返る。その先に何が待ち受けているとも知らずに。
「なっ!…っは…あっ…がぐぅぅぅ……」
振り返った拍子。いきなりに二本の腕が飛び込む。手は綾の首元をめがけて近づきがっし
りと掴む。
「ぐぅぅ…んぐぐ…ぐぅぅ……」
その手を押しのけようと綾は抵抗するが力が入らない。先程の一撃が強烈だったのか身体
が言うことを利いてくれない。そうこうしているうちに首にかかった手は力を強めてくる。
綾を絞め殺すかのように。そしてそうしてくる相手の顔を綾は認識した。よく見知った。
というよりも忘れることなどできる筈もない顔だ。
(…絵美ちゃん!!)
「死んでください…綾先輩……」
頬に涙を垂らしながら絵美は綾にそう呟く。綾の首にかけたその手に力を込めて。
226制裁編〜橋本夏美〜完結:2005/06/12(日) 15:41:29 ID:7uD3EL7/
(や…やめて…絵美ちゃ…んぐぅぅ!!)
首にかかった絵美の手の力はどんどん強まる。このままでは間違いなく絞め殺される。制
止を呼びかけようにも声が出せない。どうしようもない状況で綾はただもがき苦しむ。
「先輩…死んでください…絵美からの最期のお願いです。」
悶える綾に対し絵美はそう囁きかける。
「もういいんです。先輩はもう絵美のものにはなってくれない。ただあの人たちの肉便器
にされるだけなんです。死ぬまで。それならいっそのこと………」
絵美は涙声を震わす。ところどころの鼻づまりのような声が聞き取りにくい。
「あはは…なんでこんな簡単なこと…思いつかなかったんでしょう…先輩と一緒にあの世
に行けば…先輩を独り占めにできる…誰にも邪魔されない…もうすぐに楽に……」
(やめて…お願いだから止めて…うぐぇぇぇぇ!)
迫りくる死に戦慄する綾。気道が押しつぶされる感触に悶える。脳から酸素が欠乏する。
このままでは確実に死に至る。絵美の言葉通りに。
「先輩を殺したら…絵美もすぐに後を追います…だから…あはは……」
乾いた笑いが絵美にこみ上げる。こんな簡単なことで。そう簡単なことで本懐を遂げられ
る。何も手に入らないなら本当に壊してしまえばいい。単純な結論だ。どうせ生きていた
とこでただ肉便器としてこき使われるだけなのだ。ならいっそのこと大好きな綾と一緒に
心中してしまおう。それが最良の選択肢。
「先輩がいけないんですよっ!先輩が絵美のものになってくれないから!絵美のこと見て
くれないからっ!だからっ!死んで…絵美と一緒に死んでくださいっ!綾先輩っ!!」
そうして想いの限りを絵美はぶちまける。後悔はない。これで自分は救われるのだ。永遠
に。そして絵美は手に渾身の力を込める。綾の細い首を握り潰すように。
227制裁編〜橋本夏美〜完結:2005/06/12(日) 15:41:57 ID:7uD3EL7/
意識が薄れていた。このまま自分は死ぬのかと思うと走馬灯のように様々なものが駆け巡
ってくる。そんな感覚を綾は受けていた。
(わたし…ここで死んでしまうんですね……)
なぜか不思議と落ち着いていた。というよりも時間の流れが恐ろしくスローに感じられる。
だからであろうか。取りとめもないことが浮かんでくる。
(絵美ちゃん…ごめんなさい…貴女の気持ちを考えないで…わたし絵美ちゃんに酷いこと
をしました…本当に…)
殺されても仕方がない。そう思える。辛い陵辱を受け続け身も心もズタボロになった絵美。
そんな絵美を自分は傷つけることしか出来なかったのだ。そのために夏美まで犠牲にして
しまった。全部自分のせいだ。それなのに夏美を陵辱した絵美を自分は殴り倒した。絵美
を殴って憂さを晴らしていただけなのだ。ふがいない自分に対する。
(夏美さん…本当にごめんなさい…貴女をあんな目に……)
夏美のことを思うと胸が切なくなる。こんな辛い監禁生活でいつも自分を支え慰めてくれ
た夏美。愛おしささえ覚えていた。夏美を一人残して自分は死ぬ。そのことに深い罪悪を
覚える。これから夏美に待ち受ける過酷な運命を思うと。
(すみません…本当にすみません…本当に……)
謝りながら綾は自分の気持ちに気づく。死にたくない。夏美を置いて死ぬことなんて出来
ない。絵美に後を追わせる真似なんてさせたくない。それなのにどうしようもない。情け
ない。死の間際でさえ自分は情けない。本当に。いっそのこと最初から自分の存在などな
ければよかったのに。そう悔やむうちに目の前に光が開ける。あの世に辿り着いたのだろ
うか。目をしばかせる。それと同時に大きくむせ返った。ゲホゲホと締められていた首は
痕が出来ている。息苦しさで悶える。何度かむせ返すうちに意識がはっきりしてくる。認
識できる。死後の世界を。
「…っ!えっ?」
辿り着いたあの世。その光景に綾は目を丸くする。目に映るのは倒れた少女の姿。
「絵美ちゃん………」
気がつくと綾の目の前で絵美が倒れ付していた。
228制裁編〜橋本夏美〜完結:2005/06/12(日) 15:42:23 ID:7uD3EL7/
「どうして…これは……」
怪訝に思い綾はあたりを見回す。さっきまでと同じ部屋だ。見れば夏美の姿もある。ここ
はあの世ではない。まぎれもなく自分は生きている。
「危ないところだったな。アヤ。」
するといきなり声をかけられる。思わず身震いして見やる。そしてその姿に綾はおののく。
ソル。綾たちを捕らえ陵辱した二人の兄弟の片割れである。
「まったく、ちょっと自由にさせたらこれだからな。ほんと困ったもんだ。」
そうため息まじりにソルは失神した絵美を足で小突く。困惑する綾にも事態が飲み込めて
きた。つまりは助けられたのだ。絵美に絞め殺されそうになるのを。
「そっちの方はどうだ?兄さん。」
「大分ひどいね。まあこの程度なら傷痕を残すことなく治療できるよ。」
そうソルが呼びかけた先には彼の兄キールの姿もあった。ズタボロになった夏美の側でキ
ールはその怪我の具合を検分し懐から紫の石を取り出す。呪文のようなものを唱えると天
使のようなものが姿を現して光で夏美の身体を包み込んだ。
「これでよしと。まあ少々痛みは残るだろうけど心配はないよ。」
光がひくと夏美の身体は傷痕一つないキレイなものとなっていた。彼らの使う怪しげな力
の一つだ。あの日、犯されて裂傷を生じた綾のアナルも同じ力で癒された。そのことを綾
は覚えている。夏美ももう身体の怪我は心配は要らないだろう。心は別だが。
「まったく何もかも台無しにされるとこだったな。流石に冷や汗がでてくる。」
そう言ってため息混じりにソルは失神した絵美を見やる。そしてそのまま絵美を担ぎ出す。
「それじゃあまたな。アヤ。今日のところはこれで退散だ。」
「言いつけも守れないこの娘におしおきをしてあげないといけないからね。」
そう言い残して彼らは部屋を去ろうとする。その後姿に綾は動く。
「待ってください!絵美ちゃんを…絵美ちゃんをどうするつもりですかっ!!」
絵美を連れて立ち去ろうとする二人を綾ははっきりとした声で呼び止めた。
229制裁編〜橋本夏美〜完結:2005/06/12(日) 15:43:07 ID:7uD3EL7/
呼び止められて咄嗟にソルは振り向く。突き刺さる綾の視線。自分たちに対する憎悪があ
りありと見て取れる。めんどくさげに頭を掻いてから答える。
「どうするって…そりゃ……色々だ。」
何の返答にもなっていない。だがその顔が告げている。絵美に対して何を行うのかを。
「絵美ちゃんを放しなさいっ!貴方達なんかに…貴方達なんかに絵美ちゃんをっ!!」
綾は怒りに打ち震える。全部この二人が元凶だ。自分が陵辱されたことも。絵美が人格さ
え変わり果ててしまったことも。夏美があんな無惨な姿にされたことも。憎い。彼らが。
それこそ殺してやりたくてたまらないほどに。
「おいおい、アンタこいつに殺されるところだったんだぜ。それなのに人がいいというか。」
「全部貴方達のせいじゃないですかっ!!絵美ちゃんがあんなことをしたのも!夏美さん
があんな目にあったのも!みんな貴方達のせいじゃないですかっ!!」
噛み付くばかりの勢いで綾は言い寄る。もう何もかも忘れて飛び掛りたい衝動に駆られた。
結果など知るものか。夏美を。絵美を。自分の大切なものをなにもかも壊して嘲り笑う彼
らに対して。せめて一矢でもむくいようと。
「……ぁ……や……」
「っ!……!!!」
すると刹那後ろからかかるか細い声。思わず綾は振り向く。
「夏美さん……夏美さんっ!!」
つい気を取られて夏美を呼びかける。するとバタンと扉は閉じられた。錠を下ろす音とと
もに。慌てて綾が振り返るともうソル達の姿はなかった。
「あ…あぁぁ…っ!!…………夏美さんっ!!夏美さんっ!!」
絵美を連れて行かれて立ち尽くしそうになる。だがすぐにきびすを返して夏美のほうに綾
は駆け寄る。自分を求める夏美の声。それを無視することなどできなくて。
「綾ぁ…痛いよ…痛いよぉぉ……」
「夏美さんっ!……大丈夫…もう大丈夫です…わたしがいますから…だからっ!!」
痛みを堪えきれず泣き出す夏美。そんな夏美の身体を綾はがっしりと抱きしめた。自分が
側についている。そのことを夏美に対し示すようにして。
230制裁編〜橋本夏美〜完結:2005/06/12(日) 15:46:31 ID:7uD3EL7/
「まったく実に残念だよ。エミ。」
失望したような嘆きが絵美の耳に入る。
「もう一度躾けなおさないといけないからな。めんどくさい。」
溜息混じりの声だ。飽きれているのだろう。どうでもいいことだ。絵美にとっては。
「彼女達は大事な客人だ。たまたま拾った君とは違うのだよ。」
「そこんとこしっかり肝に銘じておくことだな。」
そういってバタリと扉を閉じて彼らは去っていった。あははは。笑えてくる。
「あはは…ははは…あははははははは」
けたたましい笑い声を絵美は上げる。耳障りなモーター音も気に留めない。ブルブルと震
動が身体に伝わっている。なんだか気持ちいい。少し苦しいけど。
「えへへ…いひっ…あひっ…ふふふ…あふっ…へへへ…」
ブルブル震える強化ゴムの塊が絵美の膣肉とアナルで暴れだす。それと同時に性感帯に取
り付けられたローターがキュウキュウと乳首と肉豆を締め付けてくれる。与えられるのは
悦楽だ。オルガズムの波動。たぷんと腹の中にたまった液体の感触。気持ち悪い。絵美の
子宮にも腸にも注がれた精液がたまっている。足腰立たなくなるまで両側から犯されて。
栓をするようにバイブを両穴に差し込まれた。ブルブルブル。また震動。膣肉と腸壁がめ
くれる。気持ちいい。自分は肉奴隷だ。肉便器なのだ。こんな事をされて悦ぶ。死ぬまで
精液を吐き出される器なのだ。
(先輩…絵美は…絵美は…ただの肉便器なんですよ……絵美だけが…)
死ぬ自由さえ与えられない。そして思い知らされる。ただの玩具としての肉便器は自分だ
けなのだと。望みなど最初から叶うはずがなかったのだ。綾も夏美も自分とは違うのだ。
卑しい淫らな雌の自分とは。
(絵美…一人ぼっちですよ…ずっと一人ぼっちですよぉ……)
孤独が身を包む。こうして一人さびしく肉便器として一生を終えるのだ。一人さびしく。
(もう…どうでも…いいです…どうでも…いいんです……)
そう自分に強く言い聞かせる。だが頬を液体が伝う。涙だ。涙が溢れ出てくる。忌々しい。
どうして悲しいなんて思ってしまうのだろう。崩壊という名の解放さえ与えられない。た
だ嘆き哀しみ苦しみ悶え続ける肉便器。それが自分。どこまでも深い絶望に包まれながら
絵美は今日も陵辱を受ける。おそらく明日もその次の日も。絵美が死ぬまで永遠に。
231鬼畜野郎 ◆inEm7wtNVQ :2005/06/12(日) 15:49:55 ID:7uD3EL7/
どうも。長かった制裁編もこれで終了です。本当に長かった。二度と書かんぞ。
こんな長い話。なんというか夏美編のはずなのにどっちかというと絵美中心ですね。
絵美可哀想。とりあえず一区切りついたのでしばらくこのシリーズはお休みしようかと。
他に書いてみたい話とかもあるし。それではまたきの向いたときにでも。サラバ。
232名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 17:17:09 ID:K6hVtPP6
絵美可哀想だけどグッジョブ!
一区切りっつうか、続きむちゃくちゃ気になるんですが…。
この続きも新しい話も期待して待ってます。
233名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 02:03:33 ID:f31PRosy
鬼畜乙!
しばらく肉便器で休んでからまた良作を書いてくれることを願う。
234名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 03:29:55 ID:rV75CqkJ
おお、ついに完結か。堪能させていただいた、GJ!
可哀想な彼女達の今後も大いに気になるところですが、
新作も楽しみにしてます。
235名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 21:20:32 ID:bu9U6BrF
邪悪な絵美たん(*´Д`)ハァハァ
236名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 22:07:50 ID:vCXUpDn6
絵美タンを思うと切なくてちょっと泣けた。
GJ!鬼畜野郎!!
237名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 20:26:56 ID:doZ5Ysee
エイナって、犯されかけたらとっさにレオンにチェンジしたら貞操を守れるな。
レオンの貞操がどうなるかは分からんが。
つか、痛みも共有してたら、処女喪失のあとレオンまでもがなぜか苦痛を味わうことになるのか?
238名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 20:29:31 ID:BeM1YphZ
チェンジの条件がなんなのか早くはっきりして欲しい
239名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 20:52:59 ID:AfTQQFgR
感情の昂ぶりとかだったら…へたするとウホッ
240名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 21:11:36 ID:tfSSxlCe
>>239
一応ゲームシステム的にはいつでも切り替え…のようではある。
241名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 22:13:18 ID:BeM1YphZ
流れぶった切るようで悪いがサモナイシリーズの母親キャラでみんなは誰が最萌?
我輩はファミィママン。
242名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 22:16:00 ID:HftIX3z+
エイナとシックスナインをしてるとき、男が目を閉じてて
ふと顔に何かが当たるのを感じて目を開けたら
ソーセージがブラブラしてたら…。
なんか尻や足の毛も濃くなってたりしたら…。

まあクソ同様SSは少なそうだが。
243名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 22:17:36 ID:HftIX3z+
ファミィとクソ1の主人公の母とミスミ以外にいたっけ?
リプレは母親とは違うし。
244名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 22:25:46 ID:BeM1YphZ
そういやそんなぐらいしかいなかったな<OTL
ナンセンスな選択肢だ我ながら
一応リプレママもありのつもりだったが
245名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 00:30:12 ID:JNjVyJ8M
リプレ一択。ていうか
母とかそういうんじゃなく全キャラ中最萌。
246名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 12:31:13 ID:/dYWIdCv
リプレは萌えだ
前スレのハヤト×リプレの続きが無性に読みたい
珍しい純愛物だっただけに(レイプとか売春とか悲惨なネタが多いので)
247名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 14:50:57 ID:keEwhZR9
悲惨なネタってそりゃオメー、
最近ここでコンスタントにSSを投下してくれるネ申がそういうネタが得意な鬼畜氏ぐらいしかいねー
からそれは仕方がねー。

と、実際は>>246と同意見な俺が言ってみる。

248名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 17:23:19 ID:QvXPQgoe
お前ら相変わらず鬼畜氏イジメが好きだなw
249名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 18:22:13 ID:klrLQmUH
基本は純愛好きだが鬼畜氏の作品も好きだぞ。
陵辱だけじゃなく心理描写も上手だし。
和姦にしろ強姦にしろ、やっぱり行為を淡々と書くだけじゃなく
キャラの感情もいっぱい絡めたほうが面白いもんが書けるんだと
一書き手として思った。

そして放置SSばかりがパソコンに溜まってるわけだが。
250名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 19:48:11 ID:lH6KAzi7
ヘイゼルとかって、あんな仕事ばっかりしてたら絶対性病にかかってるよなあ。
一度かかったら、完治するまで仕事できなそうなんだが。

つか、攻略本小説みたいな、金持ちの家でオヤジと寝る→暗殺って、
ターゲットの男はどういういきさつで暗殺者と寝ることになるんだ?
道端で娼婦のふりして誘い込んで殺すとかなら分かるけど。
道で拾った女をわざわざ家に連れて行くのもおかしいし。

むしろ老騎士(ターゲット)と少女(ヘイゼル)って、若い頃はロリコン専門なのか。
251名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 20:06:23 ID:yS1y34Rc
ヘイゼルからパッフェルになった時点で若返ったときに処女膜は再生したのだろうか?
252名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 23:30:56 ID:ZIUfwFbv
そこまで面倒みきれないと思う。
253名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 00:05:33 ID:yS1y34Rc
管理人氏大幅更新乙
これで5代目スレのSSが保管されたか…
感慨深いなあれからもう二年経つんだよなあ
254名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 00:13:33 ID:qLrj38Gw
ほんとだ、乙です!
自分もSS頑張ろう。
255名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 07:39:00 ID:5bpnhLVr
うお、大量追加。管理人さん乙です。
俺だったらこんなにもたないよ。
256名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 12:01:46 ID:N4D6gAUK
エロ魔剣とかほんと懐かしいよな
あの頃は毎日新作が複数投下されて
一週でスレ消費なんてこともざらにあった
257名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 18:21:50 ID:tfZHED1X
「3発売効果」が異常すぎたんだよな。
これから先どんなに萌えなサモナイ新作が出ても、あの時ほど盛り上がることはなさそうだ。
同人やファンサイトでも。
258名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 20:20:14 ID:kyLTVUNG
ファンサイトってのが腐系という意味なら、全然そんなことはないぞ
エロサイトというならそうかもしれんが。
259名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 21:57:51 ID:W9FH+1Rs
女性向けでも3発売当時は色々あったが、数ヶ月すると一気にファンサイトが減少したぞ。
男性向けは4が出ても3の時ほど盛り上がらなそう。
260名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 09:59:03 ID:TfOAVSbC
黒アメルとメルギトスの続きは…。
261名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 13:55:22 ID:GDxdVuoF
箱悪魔まってます
262名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 23:40:58 ID:0wZR0Sfk
どうでもいいけどやっと前スレ1000まで埋まったのね。
263名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 01:01:07 ID:n09orUOs
アティ先生ものが読みたい
久しぶりに
264名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 01:11:10 ID:8RWw0jRZ
筆プレイのヤドミスとか。
勉強に身が入らないミスミにおしおき。
でも鬼教師としてならともかく、男としては意識されなそうだ…。
265名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 19:46:57 ID:zv5ky9Js
なんか自分の保守カキコばっかり並んでる…。
266名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 20:35:06 ID:E4wldkDH
生クリームやチョコレートまみれの
ギブソン×ルウとか見てみたい。
褐色の肌に生クリームのデコレーション。
267名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 23:06:00 ID:yfXYppns
唐突だが質問
今、トリスの陵辱でプロット切ってるんだけど、
護衛獣的にハサハとバルレルどっちが需要高いだろうか

話に絡め安いのはバルレル、絡ませやすいのはハサハ、とかそんな感じで
268名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 23:45:23 ID:rD91Qa3P
>267
おそらく少数派だろうと思われるが、バルレルを希望します。

バルトリが見てみたい。
自分で書ければいいのだけどネタが思いつかないですよorz
269名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 23:55:34 ID:tzMJ8MUK
ハサハ×トリスになってるならハサハ
そうでないならバルレルで
270名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 23:55:41 ID:hI5NTJxh
トリス凌辱モノでバルレルかハサハかって、なんか結果に凄い差がありそうなんだがw
俺も個人的にはバルレルのほうが。
271名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 00:02:30 ID:hWnURxWt
自分もバルレルかな。
ハサハだとエロパロ的に普通すぎるし。
バルレルってエロパロで見たことないんで見てみたい。
272名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 00:58:40 ID:RP6/HZyu
ハサハ一択
273名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 01:14:08 ID:oZPWJfKH
俺もバルレルに一票。そういや読んだこと無いな
274名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 01:37:34 ID:GbrjyveW
バルレルの言葉遣いって、地味騎士サクセス小説を読む限りでは
かなり独特のクセがあるし、忠実に再現するのはかなり大変そうだなと思う。
275名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 05:29:58 ID:NuKEFO6o
>>267
ハサハに一票
二人一緒にやっちゃってください
276名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 06:37:32 ID:6AQaHg0W
バルレルだと一緒に陵辱されるって事はないだろうから、どんな扱いと展開になるのかな。
そういうのも踏まえてバルレルがいい。
全員まとめて陵辱系から新境地を踏んだSSも読んでみたい。
277名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 18:04:03 ID:MfAt/xo2
バルレル人気だな
というよりバルレルものってあんま見たことないからなあ
レオルドはもっとないけど…
機械兵士系を使ったエロスを一度見てみたい気も…
ドリルチンチン
278名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 19:25:50 ID:K/KTIiAW
>>277
ドリルチンチンは出てこないが過去スレにヴァルゼルドのエロってのはあったよ。
あと、同人誌でバイブ搭載したレオルドとトリスのエロを見たことある。
279名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 21:24:45 ID:ERYNsgxN
レオルドとネスティに3P機械プレイされるトリスたんのエロ…
280名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 19:29:05 ID:5uGfo+tB
ド、ドリルて。すげぇ痛そう(´Д`;)
漏れのトリスタンを壊さないでくれよ?

>あと、同人誌でバイブ搭載したレオルドとトリスのエロを見たことある。

詳細希望ハァハァ!!
281名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 20:42:11 ID:6Ze9B1Sh
普段801系のエロを描いてる人のやつじゃなかった?それ。
282名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 20:53:28 ID:5YVsl07G
黒アメルたんでも肉便器アメルたんでもどっちでもいいから
アメルたんが恋しくなってきた
283名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 22:47:55 ID:gTNDSbh9
意見くれたひとサンクス
・・・・・・・・・まぁなんだ、もう少し練ろう。
284名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 23:08:49 ID:WXMiVEwK
>>266
いい!(゚∀゚)
285名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 23:14:25 ID:/X7l0qzQ
>>283
ハサハが圧倒的多数とばかり思ってた、に1票。
というかそれならそれで一向に構わんと思うが
286名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 23:19:26 ID:ePtaOQ1J
実際書くとなるとハサハって書き難い気がする
普段あんまししゃべんないキャラだからハサハ視点でとかやりにくいのよね
287名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 23:36:16 ID:CPdlf+kj
バルレルとハサハの間を取ってレシィとかどうよ?
バルレルの代わりもハサハの代わりにもなれるぞ。

まあ、正直俺の趣味だがな。
288名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 23:58:34 ID:fYpbIqfw
そこでレオルドですよ。
誓約者ルートならモナティも可。
289名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 18:57:43 ID:vzOSh4xv
>>287
( ・∀・)人(・∀・ )ナカーマ
290名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 20:08:50 ID:JLd4v2Mm
キュピー
291名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 21:01:54 ID:HNXBnGne
>>290
真打ち登場ワロスwwwwww
292名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 21:02:49 ID:4BjvwNW1
>>289
( ・∀・)人(・∀・ )ナカーマ
久々に仲間に会えた気がするよ。

そういえば先日、サモ2を貸してくれと友人に頼まれたので、
「最初に緑色の石を選んだら可愛い女の子出るよ」と教えておいた。
あいつは説明書を読まないらしいのでたぶん大丈夫だ。
293名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 21:07:36 ID:HNXBnGne
っていうか、アレだ。書き手が居ないな。
294名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 22:01:24 ID:vzOSh4xv
>>292
まあ、あれだ。
声さえなければ女の子にしか見えないから。
…声さえなければorz
295名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 23:34:10 ID:EjTux9w+
>>294
乳は?
296名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 00:57:40 ID:m6dII4Hs
>>295
貴様、トリスを否定するか!
297名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 05:40:03 ID:+9+cY/up
レシィ以外に萌えって意味で男受けするキャラっているの?
298名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 21:44:54 ID:5iU9djv6
>>297
スウォン
299名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 23:22:40 ID:lXoszYQL
>>292
俺も騙された… 
しかもケモショタ覚醒のおまけ付き。orz
300名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 23:38:16 ID:MAhzHOsR
ところでアーノを雄?雌?
クソ二回プレイしたところで飽きたからやってない
301名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 00:13:46 ID:B02VkaUU
>>297
ガブリオ
302名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 00:26:11 ID:hpeARWmA
292だが、作戦は大成功だ。今日の昼に件の友人から電話があった。
「お前騙しただろ。あいつ男だって言ってるぞ」
長い文句を要約すれば会話シーンでレシィが自分で男だって言うまで、
声を聞いていても本気で気付かなかったそうだ。
「可愛い女の子って、嘘つきやがって」と言われたから、
「嘘をついたのは悪かった。でも萌えただろ?」と言い返すと、
「…それは…まあ、な?お前もなんだろ?」と返された。
「まあ、あれは特別だろ」と笑って返すと、あいつも笑っていた。
303名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 01:32:12 ID:aqN4/+bt
>>297
イオスとかはどうなんだろ?
ちなみに俺は絶対「実は女の子」オチがつくと信じてた。胸だってトリスと同じくらいあるし。
304名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 01:40:38 ID:Y4q0kzzx
>>303
それってつるぺただろw
OPでは影のせいで胸があるように見えたけど。
305名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 11:00:43 ID:rGFi+t21
え?イオスって男なの??
ってちょっと前に知った(´・ω・`)
みんなよく分かったねー俺クリアしても気付かなかったよ…ショックだたよorz
306名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 12:17:55 ID:i0CM0ubU
小僧って何回か言われてるし、「僕」だし…。
307名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 13:59:18 ID:Nr6gl/6u
僕ッ娘になんの問題が?
308名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 14:11:49 ID:+/FCFliD
イオスって男っぽい名前だし。
でも女だったら恋愛イベント一切なしでもルヴァイドとカップル認定されてそうだな。
ツンデレ系っぽい。
309名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 18:31:51 ID:rGFi+t21
>>306
だってさー声女の子っぽいし、拾われてるから…俺の脳内では
ルヴァイドへの恨みから、非力な女を捨てる意味で一人称が僕に(名前も変更)
→素早さを生かして男ばりの能力会得
→でも勝てない
→一人の人間として訓練してくれるルヴァイド
→気が付けば恨みから尊敬出来る目標へ
→毎日追いかける
→兵士あたりから惚れてるんじゃないかと軽口を叩かれる、しかし軽く否定する
→が、一人になって考えると恨みが消えてることに気付く
→驚きの余りに兵士が言ってることが正しいかもと勘違い
→ルヴァイド登場
→ぼ、僕は恨みを忘れた訳ではないからな!
→ルヴァイド笑う→イオス逃走
→顔が熱い…ま、まさか…… 恋
→吹っ切れる
→目標がルヴァイドを倒して告白に
→でも勝てない
→好きって言えない
→想い募る
→照れ隠しに必死で恨みを忘れてないことを熱弁
→後悔
→そんなルヴァイドが主人公達に負けて怒る
→凄く怒る
→涙が
→やっぱり僕は…
→命懸ける
→凄く頑張る
→でも役立てない
→泣く
(*´д`)ハァハァ
……スマソ
310名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 18:39:17 ID:guQCIWrb
→レイムにくびり殺される
311名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 18:40:53 ID:LfCBOoR+
ちょっと面白いなw
女の子だったらそういうの凄く萌えるなあ。
女イオスSSっていうと例の超満員なやつが強烈すぎて…。
312名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 19:36:40 ID:uoFrZ098
なんつうスレの雰囲気がショタ系一直線な感じですなあ…
3134スレ815:2005/06/26(日) 19:46:25 ID:dqauEoG/
スカーレル×ヘイゼル投下します。
一応流れとしては以前書いた同カップリングの後の話ですが、続き物ではないです。
時間的に暗殺者時代。
ヘイゼル14歳くらいのイメージで…。
314夢物語 前編(1/6):2005/06/26(日) 19:48:10 ID:dqauEoG/
恋などという他愛のないモノの存在を知ったのは、書庫の片隅で見つけた幾つかの本からだった。
一日の中の限られた自由時間で、ふいに思い立って訪れたあの場所。
自分にとって居心地のよい空間だと知ったもの、それらの本を見つけてからだった。
無機質な組織の建物とは違い、書物の独特の匂いはなぜか心を落ち着かせてくれる。
『恋』という言葉を夢心地で口にする物語の主人公を、自分と重ねて毎日少しずつ読み進めていくのが小さな楽しみだった。
たとえ、それが自分には永遠に叶えられる事のない幻想だったとしても。

「あら、ヘイゼルじゃない。珍しいわねえ、こんな所で会うなんて」
数少ない安らぎの時間は、緊張感のない明るい声に無遠慮に壊されてしまった。
わずかに眉を寄せ、視線だけを横に向けると、そこには予想した人物が笑顔で突っ立っていた。
「……毒蛇」
「アナタもお勉強しに来たの?偉いわね」
そういう毒蛇の腕には、何冊もの分厚い本がずっしりと抱えられていた。
背表紙の文字を断片的に読み取ると、毒、薬物などの言葉がどれにも含まれている。
「暇さえあれば人殺しの研究なの?ご苦労ね」
「ヒトゴトみたいな言い方はよして頂戴な。アナタも大きくなって、実戦がくればこうなるわ」
吐き捨てるようなヘイゼルの言い草に、肩をすくめて毒蛇が返す。
彼女の年齢は、まだ十代の半ばにも満たない。
物心ついた時から『紅き手袋』にいたヘイゼルは、日頃の過酷な訓練で他人以上の実績を積み重ねてはいるものの、その幼さの為一度も実戦に出向いた事はなかった。
「実際におシゴトをすれば分かるわよ。獲物を狙う時の、あの気持ち!もう何が何でも確実に始末しなきゃ!ってなっちゃうのよ」
でなきゃ後が怖いからね、と笑う彼の表情には、言葉ほどの恐怖心はまるで見受けられない。
むしろ平然としているように見えるのは気のせいだろうか。
無言のまま、ヘイゼルがそんな彼の前から立ち去ろうとした時。
「それ、小説?」
ヘイゼルが手に持った本に、毒蛇の視線が向く。
――どくん、と心臓が跳ねた。
「……なっ」
ヘイゼルは慌てて本を背後に隠し、毒蛇を見上げる。
無意識に頬が熱くなっている事に気づいたが、さすがに顔の紅潮は止められるはずもない。
315夢物語 前編(2/6):2005/06/26(日) 19:49:11 ID:dqauEoG/
――こんな、この世界とはほど遠いような夢物語に没頭している事が彼に知られたら。
叶えられるはずもない甘い作り話を読みふける少女の姿は、他人から見ればさぞかし滑稽に違いない。
毒蛇が苦笑し、哀れみのような表情を向ける姿が脳裏に浮かぶ。
知られたくない。
飽きるほど見た彼の笑顔がもしその時に崩れれば、自分が本当にみじめな存在だと思い知らされるような気がした。
「見せてちょうだい?」
興味深そうに歩み寄ってくる毒蛇。
「ちょっ……!」
同時にヘイゼルの足が後ずさる。
恥ずかしさと焦燥感で頭さえもが熱を帯び始めていた。
「……ヘイゼル?」
いつもとは様子の違う彼女に、毒蛇は首を傾げる。
「な……何だっていいでしょ。アンタには関係ない」
ようやく振り絞った力のない声に、毒蛇は少し訝しげに口をつぐむ。
この少女が毒蛇同様に、周囲と比べて変り種の人間だという事は知っていた。
だが、今の様子にはさすがに不信感を拭えない。
しかし諦めたように小さく息を吐くと、毒蛇はヘイゼルへ背を向けて歩き始めた。
「まあいいわ。聞いてどうなるわけでもないし。――あと、念の為に言っとくけど」
「なに」
尋ねるヘイゼルに、毒蛇は振り返らずに手だけを振る。
「あと十五分だから。遅刻しちゃダメよ」


いくつか読んだ恋愛小説の中では、主人公が愛する人と肌を重ねる場面があるものも少なくはなかった。
それでも彼らはなぜか、いつも夜にならなければそれを行おうとはしないのだ。
薄明かりに肌が晒され、恥ずかしいと頬を染める女を、男が綺麗だと褒める。
……いつもそのパターンばかりが繰り返されると、自分が普通ではない性経験ばかりをしているのではと思わずにはいられなかった。
(……私がおかしいんでしょうけど、実際)
「ヘイゼル。手が止まってるわよ」
毒蛇の声でヘイゼルは意識を取り戻す。
316夢物語 前編(3/6):2005/06/26(日) 19:49:55 ID:dqauEoG/
鉄格子の窓から、まだ赤らみもしない日差しが漏れていた。
その明かりに照らされるのは、眉を寄せる毒蛇の顔。
一糸まとわぬ姿となったヘイゼルの手には、ズボンのファスナーから無造作に取り出した彼の男性器が握りこまれていた。
「アタシのコレ、時間内に勃たせてくれなきゃ点数はあげられないわよ」
こんな時間帯からでも、この組織では性行為を実地の訓練として平然と行うのだ。
ヘイゼルの髪を撫でる手と彼の声は優しいものの、その言葉には彼女への気遣いは存在しない。
「ほら……口を開けて」
後頭部を押し、まだ萎えている性器を少女の口元へとあてがう。
「んっ……」
唇を撫でる、生温かい肉の感触。
鼻孔を抜ける独特の匂いにも、気がつけば慣れていた。
こうして男を喜ばせる技術を身につけ、男を殺す事だけを目的として育てられてきたのだから。
そう割り切って考えなければ、この世界では生き延びていく事などできはしない。
「そっちこそ、私を犯すより先に口の中で出して終わらないでよね」
「まあ、犯すだなんて人聞きの悪い事を言うわね」
苦い笑みを浮かべて、毒蛇が返す。
そもそも初体験の時、ヘイゼルは彼に随分乱暴に扱われたのだが。
犯すというのも生易しい、引き裂くような暴行で処女を奪われたのちに彼の口からでた言葉は、『これからアナタが経験するセックスは、初体験の時よりずっとマシよ』というものだった。
かえって怒りさえ忘れるほどにふざけた台詞を、能天気な笑顔で言われた事はいまだに覚えている。
「そんな口の利き方を知らないような子は、あとでたっぷり可愛がってあげちゃおうかしら。コレで」
ヘイゼルの口内に沈んだ男性器を指差し、毒蛇は薄く微笑む。
「…………」
とっさに出た軽口を内心後悔しながらも、ヘイゼルはあくまで平静を装った。
口に男性器を含みながら片方の手で巧みに刺激を与え、もう片方の手は自身の恥部へと進んでいく。
「んふっ……む……」
まだ成熟していない陰唇を広げ、すぼんだ膣口へ細い指をくぐらせる。
奉仕による感覚だけでなく、視覚でも男を楽しませる事が重要だと毒蛇に教えられたのだ。
同時に指の腹で陰核を撫でながら、ゆっくりと感度を高めていく。
毒蛇の愛撫を思い出し、自身の手に彼の影を重ね、包皮をめくり肉芽に刺激を与える。
「ぁっ……」
317夢物語 前編(4/6):2005/06/26(日) 19:50:43 ID:dqauEoG/
背筋がざわつくような、不快とも快感ともいいがたい感覚がヘイゼルの体を強張らせた。
「ヘイゼル、女の子の敏感な場所はデリケートなのよ?もっと優しく扱ってあげなきゃ」
「い、言われなくても分かってるわよ」
一言言い返し、再び彼の性器を含んだ。

――ヘイゼルの髪を指先で弄びながら、毒蛇はうつぶせた彼女の裸体を見据えた。
少女の小さな口が、男の性器を頬張る光景。
桃色の愛らしい唇と、そこに咥え込まれる赤黒い肉塊はあまりにも不釣合いな組み合わせといえた。
ほっそりとした指が恥部へと伸び、薄い茂みの奥で淫らにうごめき、時折その刺激にくぐもった嬌声が漏れる。
羞恥と快楽の入り混じった高揚感に染まる頬は、ヘイゼルの少女としての初々しい魅力を一層艶かしく引き立たせていた。
「上手になったわね……アナタ」
ヘイゼルの舌が、毒蛇の男性器の裏筋をねっとりと舐め上げていく。
唇をすぼめ、唾液を含ませた口内へそれを導いていく。
頬の柔肉が口内で竿を擦るたびに、くちゅくちゅと立つ粘着質な水音が心地よい。
ヘイゼルの若干未発達な狭い膣内も決して具合は悪くないが、彼女の上達した技巧は、並みの女暗殺者のそれを既に凌いでいるといっても過言ではなかった。
「ちょっと前まで処女だったなんて……思えないくらい、ねっ……」
毒蛇は思わず声を上げそうになり、とっさに抑える。
少女の奉仕にいつしか自身の体が上気している事に気づき、内心苦笑した。
――当初は時間内に性器を勃たせる事が目的だったはずが、気がつけば時計の針はその時刻をとうに過ぎている。
その性器もすでに硬く張り詰め、限界が近づいている状況だった。
毒蛇は頬を紅潮させたまま、ゆっくりと呼吸を整え、息を吐く。
「んっ……もう、充分よ。ヘイゼル。合格、上出来だわ」
「もういいの?もう少し咥えていて欲しいなら、素直にそう言えばいいわよ」
ヘイゼルの言葉に図星を突かれたのか、毒蛇にしては珍しく口元が引きつる。
「ホントに……口の減らない子ねえ。将来が楽しみったらありゃしないわ」
「ふふっ……」
初めて毒蛇を負かす事ができた。
別に勝負をしていたわけではないが、彼の少し悔しそうな表情はヘイゼルにとってあまりにも新鮮だ。
318夢物語 前編(5/6):2005/06/26(日) 19:51:22 ID:dqauEoG/
知らなかった彼の一面を垣間見れた気がし、ヘイゼルの口元がわずかにほころんだ。
「じゃあこれ、今日のご褒美ね」
そう言って毒蛇が差し出したのは、三つのキャンディだった。
手のひらのそれを見て、ヘイゼルは首を傾げる。
……こんな物は、もっと幼い子供にしか与えられないはずなのだが。
ヘイゼルが尋ねるより先に、彼は満面の笑顔で口を開いた。
「今日はいつも以上に、舌使いも唇の動かし方もアタシとしては気持ち良かったのよねえ。だからヘイゼルの大好きだったキャンディを――」
「わ、私の事を子供扱いしてっ」
ヘイゼルの頬が赤く染まる。
こんな事を真昼間からさせておいて、まだこの男は相手を『キャンディで喜ぶ子供』だと思っているのか。
「あら、そんなに怒らないでよ」
彼女が突然怒り出した真意が掴めず、毒蛇は困ったように笑った。
その怒りを静めるように、マニキュアに彩られた指で頭を優しく撫でる。
しかし、彼のあやすような仕草は、更に彼女を子供扱いしているようにしか見えなかった。
「……やめてっ」
思わず彼の手を払いのける。
――『ご褒美』がこんなちっぽけなものだなんて、馬鹿にしているとしか思えない。
子供だから、とでもいうのだろうか。
いつもは『女』として、男の性器を咥えさせ、抱いては体内に欲望を吐き出しているくせに。
「ヘイゼル?」
「私は……子供じゃないわよ。アンタの汚いものを何度も咥えて、中に出されてるでしょ。そんな奴、子供なんていう綺麗な存在じゃない」
「……あぁ」
ようやく理解したのか、毒蛇はその言葉に軽く頷いた。
――しばらくの間、沈黙が部屋を包み込む。
「毒蛇?」
その無言が意外だった。
彼ならきっと、冗談交じりに「ちゃんと綺麗にしてるわよ」とでも言い返すだろうと思っていたのだが。
組織のやり方を考えれば、まだ幼さの残る少女相手でも性技術の指導を繰り返すのは普通の事だ。
毒蛇もそれに関しては既に割り切っておこなっているものだと思っていた。
「そうね……もう子供じゃないわよね」
319夢物語 前編(6/6):2005/06/26(日) 19:52:37 ID:dqauEoG/
つぶやくと、毒蛇は手のひらのキャンディを握り締める。
「失礼な事言ったわね、アタシ。アナタの事を『女』として教育するつもりが、子供扱いしちゃうなんて」
バカだわ、と苦笑すると、彼は握り締めたそれをポケットへと押し込む。
女として体を扱う以上、ヘイゼルに子供のように接する事は彼女への冒涜にしかならないのだ。
これから自身の肉体を武器として使う事を強要される少女にそんな事をすれば、彼女が自分の若さを自覚し、この境遇に傷つくだけだ。
再び黙り込む毒蛇に、ヘイゼルは伏し目がちに口を開く。
「別に謝らなくてもいいわよ。……そのかわり」
「なに?」
「どうせそれ、私に入れるんでしょう」
ヘイゼルが指差した先には、毒蛇の男性器があった。
彼女の唾液で濡れ光ったそれは、女を待ちわびるように硬く張り詰め、いまだ頭を持ち上げている。
「どうせ抱くなら、今日は私の言う通りに抱いて欲しいの。……それがご褒美でいい」

つづく


中途半端ですが続きは後日にでも。
320名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 21:48:27 ID:eDOqXgCs
GJ!
続きはストレッチして待ってます。
321名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 22:06:02 ID:KYikOJL8
おお、GJ!
エロいながらもいたいけなヘイゼルたんと、
奴らしい優しさに溢れたスカーレルに(*´Д`)ハァハァ

続きも楽しみにしてます
322名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 00:03:58 ID:tZDHKbTe
GJです。

ヘイゼル可愛いっ!毒蛇うらやましいっ!
323名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 23:57:37 ID:lMVMNFVf
スカ×ヘイ好きの俺様にニトロを注ぎ込むとは…GJ!
324夢物語 後編(1/8):2005/06/28(火) 18:48:50 ID:qKpyuLd7
――ヘイゼルの年頃にしては豊かな胸を、毒蛇の手のひらが優しく包み込んでいた。
指が乳房の弾力に押し返される感触は、相変わらず心地よい。
「……胸ばっかり触らないで」
「ケチケチしないでよ、減るモンじゃあるまいし」
「そうじゃなくて、私との約束っ……」
言いかけた彼女の顔を影が覆う。
言葉の続きを口にする前に、その唇は毒蛇のそれによって塞がれてしまった。
「んぅっ、ん……」
優しい口付けは、時折ついばむように軽く触れ、深く唇が重なり合うものとなる。
ヘイゼルにとって、初めは体の交わりと同様に嫌悪しか抱かなかった行為だ。
しかし、今は彼の行動に応えるように自らそれへと舌を絡ませていく。
やがて熱い吐息とともに顔を離すと、唾液がとろりと糸を引いた。
「キスも上手くなったのねえ、ヘイゼル」
「さっきまで、アンタのものを咥えてた口だけどね」
「……ムードを壊すような事を言わないでちょうだい」
引きつった笑みを浮かべる毒蛇に、思わずヘイゼルの口元も緩む。
「ご褒美はちゃんとしてあげるわよ。アナタが気持ち良くなれるように抱いてあげればいいんでしょ?」
毒蛇の問いに、ヘイゼルは無言で頷いた。
彼女が希望した「ご褒美」とは、普段男側が満足するだけの味気ない訓練と化した性行為を、今日は自分にも楽しめるようにして欲しいというものだった。
「でも、アナタからそんなお願いされるなんて珍しいわね」
普段彼女は、そういう事に関しては無関心なほうだと思っていたのだが。
今まではただ決められた「課題」という名目で毒蛇に奉仕し、無気力に足を開くばかりだった。
そんな彼女から抱き方を希望される事など、今までに一度もなかったのだから。
「別にいいでしょ。……私だって、たまには一方的に犯される以外の抱かれ方をしてみたいの」
「ま、それもそうかしら」
そのまま再び黙り込むヘイゼルに毒蛇は何も問わず、静かに彼女の両足へ手をかける。
「あら……アタシが気持ちよくしてあげなくても、こっちの準備は万全みたいね?」
ヘイゼルの秘所を指で押し広げると、色鮮やかなそこは既に愛液で濡れそぼっていた。
325夢物語 後編(2/8):2005/06/28(火) 18:50:13 ID:qKpyuLd7
日差しで愛液がてらてらと光る光景に、毒蛇の喉がわずかに動く。
先程の自慰行為でほぐされた膣口は、吹きかかる彼の温かい息に反応するように緩く震えた。
――同時に湧き出た新たな愛液が、尻肉の谷間をゆるゆると伝っていく。
「見つめられただけでも感じちゃうの?やらしくなったわねえ」
豊かな乳房と、淫らに潤った女性器はその艶かしさだけで充分に男の思考を奪い取る武器となる。
それが若く美しい少女のものなら、惑わされない男などまずいないだろう。
彼女の肉体を何度も味わってきた毒蛇にしても、湧き上がる欲望を抑える事が困難なのは同じだ。
はやる気持ちを抑えながら、毒蛇は頭を持ち上げる自身の性器をそっと膣口にあてがった。
「……それじゃあ、楽しませて貰うわよ」
――ぬる、と濡れた肉襞が男性器を包み込んでいく感触。
「んぅっ……」
小さな膣口が亀頭を咥え込み、ぷくりと入り口を広げていく。
丸い輪のように広がったそこは、男性器の侵入を阻める事なく竿部分をも呑み込んでいった。
「やっ……!あぅ……」
最初に男を受け入れるこの瞬間が、ヘイゼルはいまだに慣れる事ができなかった。
太く硬い熱の塊が膣肉を掻き分け、奥へと突き進んでいく感覚にヘイゼルの体が強張る。
挿入の痛みこそは慣れたものの、この異物感だけは耐える他なかった。
「もっと可愛い顔しなきゃダメよ、ヘイゼル?アタシはそういう表情も好きだけど、実践では余裕を持たなきゃね」
「す、好きでこんな顔になってるんじゃ……」
毒蛇の背中に腕を回し、紅潮していく顔を伏せるヘイゼル。
そんな彼女の様子に微笑むと、毒蛇は膣内の最奥に辿り着いた性器をゆっくりと引き抜いていった。
「ふぁっ……」
引き抜かれていく性器を、追い求めるように絡みつく膣の肉襞。
同時にヘイゼルの唇から、苦痛の混じった甘い声が漏れる。
それを合図に、二人の結合部は粘着質な水音を立て始めた。

「はっ、あんっ……、んっ……!」
毒蛇の腕に抱かれながら、ヘイゼル自身も彼の背中を強く抱き締めていた。
ヘイゼルの火照った肌に、時折音を立てて毒蛇が口付ける。
首筋を撫でる唇の感触にくすぐったさを覚え、ヘイゼルはかすかに身をよじった。
「んっ……毒蛇、私っ、こういうのじゃなくて、もっと……」
326夢物語 後編(3/8):2005/06/28(火) 18:51:02 ID:qKpyuLd7
「あら、こういうのはお気に召さない?」
いつもは乱暴に貫くような挿入も、今は一定の間隔でゆっくりと浅くおこなっている。
愛撫自体も、普段に比べればずっと刺激の少ない優しい触れ方をしていたつもりだったのだが。
「じゃあ、ヘイゼルはどんな風にされるのが一番気持ちいいの?」
「え……」
毒蛇の問いに、なぜかヘイゼルの頬は紅潮する。
一瞬何かを言いたそうに口を開くが、結局彼女は何も言わずに口をつぐんでしまった。
訝しげに彼女を見つめる毒蛇だが、やがて何かを閃いたように小さな声を上げた。
「――ああ、つまりアナタにとっては、ただ優しくされる事が気持ちいいワケじゃなかったのね?」
納得したように頷きながら、毒蛇はヘイゼルに向けて笑みを浮かべる。
彼の言葉にヘイゼルが思わず眉を寄せた時――突然その下半身を強い刺激が襲った。
「いっ……!毒蛇、何して……!?」
互いの秘所を繋げた状態のまま、毒蛇の指が彼女の陰核を強く挟み込んでいる。
同時に太ももを掴み上げると、彼は根元まで貫いていた性器を乱暴に引き抜こうとした。
「や、うぁ……!」
ずるりと引き抜いた拍子に、男性器に張り付いた赤い肉襞が入り口から顔を覗かせる。
愛液で濡れそぼった男性器を再び膣口にあてがった瞬間――。
「じゃあ、もっと激しくされるのが好きって事かしら」
陰核を指で擦りながら、膣内に一際強引に男性器を突き入れる。
「んぅっ……!」
乱暴に腰を打ちつけながら、入り口から最奥まで膣内を擦り続ける熱の感覚。
くちゅくちゅと濡れた肉の摩擦する音が聞こえると同時に、痛みと快感がヘイゼルの体を休みなく襲う。
より大きくなる彼女の嬌声だが、その顔にはなぜか満たされた表情は見受けられなかった。
「……ヘイゼルってば、これでもまだ満足できないの?」
「ち、違うの。私はっ……!」
膣内を熱の塊で絶え間なく掻き回されながら、ヘイゼルは必死で首を振る。
――真っ赤に染まった頬。
彼女のどこか不自然な様子と、その赤らみが何を示すのか。
「私は、ただっ……」
唇を噛み締めるヘイゼル。
327夢物語 後編(4/8):2005/06/28(火) 18:51:41 ID:qKpyuLd7
まぶたを固く伏せるその顔は、今にも泣き出しそうに見えた。
やがて、息を吸い込むと。

「ただ、恋人みたいに抱いて欲しかったのっ……」

「…………え?」
毒蛇の間の抜けた声とともに、腰の動きがぴたりと止まる。
真実を告げるなり、むくれた表情でそっぽを向くヘイゼルはいつの間にか耳まで赤く染まっていた。
『恋人』などという言葉が彼女の口から出た事も意外だったが、それよりも――。
「アタシが……ヘイゼルの恋人?」
「ち、違うわよっ」
とっさに首を横に振るが、彼女のその顔はますます色を増していくばかりだ。
恥ずかしさのあまり潤み始めた目を擦りながら、言葉を続ける。
「形だけのものでも、一回くらい経験してみたかったの。……それだけだから」

この世界で生き続けていく以上、本の世界に描かれているような恋愛などできるはずもない。
それでも、ヘイゼルは一度知ってしまった甘い幻想の世界を捨てきる事ができなかった。
年齢にしてみれば、まだ彼女は本当に年若い少女だ。
本来なら、異性と唇を重ねた事さえなくても、それがごく普通というくらいに。
「私は物心ついた時からここにいて、人の殺し方ばかりを教わってた。勉強だって、字や計算なんかほんのちょっとで、毎日が人殺しの事ばっかりで……」
それらを大方覚えた後は、「女」としての教育が彼女を待ち構えていた。
顔も初めて見たばかりの男――毒蛇に、出会ったその日に純潔を奪われた。
異性との親しみも、恋心も知らないままに体だけが女として成長させられていく毎日が始まったのだ。
「男の気持ちよくなる事ばかり教え込まれて、私自身は何も知らないの。普通の愛され方がどんなものかも分からない……汚い部分しか知らないの」
「……セックスなんて、誰がやっても汚い行為よ。愛があっても、なくても」
「それでもっ……」
やっぱり違う、そう思いたかった。
少なくとも、訓練として機械的にこなすより、殺人の手段とするものより、相手に愛されながらの行為が一番心地よいはずだ。
ヘイゼルが毒蛇に求めたものが、あくまで表面だけの愛し方だったとしても。
328夢物語 後編(5/8):2005/06/28(火) 18:52:13 ID:qKpyuLd7
それでも女として生まれた以上、その甘い感覚を一度でも共感したかったのだ。
「だって、私の読んだ本では皆幸せそうだったの。だから――」
言いかけて、ヘイゼルはハッと口を押さえる。
……おそるおそる毒蛇に視線を向けると、彼は目を丸くしながら同様にヘイゼルを見つめていた。
「アナタが読んだ……『本』?」

――ヘイゼルから事情を聞いた後、毒蛇は口元を押さえながら肩を震わせていた。
おかしくて堪らないというような顔だ。
ヘイゼルの不安は外れ、同情じみた目で見られる事はなかったものの、これはこれで気分が悪い。
「まさかヘイゼルが、恋愛小説の主人公に共感しながら毎日ドキドキしてたなんてねえ。ふふっ」
「……私の事、馬鹿だと思ってるんでしょう?」
仮に哀れみを受けなくても、嘲笑される可能性は考えていた。
こんな世界で、ありもしない甘ったるい夢物語に没頭している女など、自分の立場を理解できていない馬鹿だと思われて当然なのだ――と。
目頭が熱くなり、視界が揺れる。
「笑いたければ好きなだけ笑いなさいよ。……アンタに理解されたいとも思わないから」
虚勢を張って俯くが、震える声はごまかせなかった。
……目元から、熱いものが溢れ出す。
「やあね。違うわよ、そんなんじゃあ」
「え……」
ヘイゼルが顔を上げた拍子に、ぽたぽたと涙が零れ落ちる。
慌てて頬を拭おうとする彼女の頭を、毒蛇の手が優しく撫でた。
少女をなだめるその顔は、困ったように微笑しながらも優しい。
「毒蛇……」
さっきはあれほど子供扱いするなと怒った行為も、今はそれが心地よく思える。
頭に触れる手の温もりを感じながら、ヘイゼルは毒蛇の次の言葉を待った。
「笑ったのは悪かったわ。でもね、それはあんまり意外だったから」
拷問にも慣れてるのにこんな事で泣かないの、と苦笑しながら涙を拭われる。
「いいじゃない?そういう可愛い所はアタシ嫌いじゃないわ。女の子らしくって」
「だ、だから、子供扱い――」
「してないわよ。『女の子』として、可愛いって思ったの。……今までで一番、魅力的に見えたわよ」
そっ、と毒蛇の腕がヘイゼルを包み込む。
329夢物語 後編(6/8):2005/06/28(火) 18:52:44 ID:qKpyuLd7
突然の事に狼狽する彼女に構わず、毒蛇は言葉を続けた。
「ただ人殺しの道具として動くより、多少は人の心を持ってる子のほうがアタシは好きよ。それが仕事で有利かどうかは別だけどね。――でも」
ヘイゼルの頭を撫でながら、その顔を見つめる彼の表情は穏やかだ。
「仮に表面だけのものでも、アタシはアナタを恋人として愛してあげる事はできないわ。下手に情が移っちゃいそうな事は避けたいの」
「でも、抱く時だけなら」
「それでも癖になる事だってあるわ」
この世界では必要以上の優しさなど邪魔でしかない。
人を殺める以外の事を知らずに生きてきた少女が、恋というものの存在を知った。
人の感情を知るには、彼女にとってはそれだけで充分すぎる事なのだ。
「アナタは無垢で、純粋すぎるから。だからこれ以上の事はアタシは教えてあげられないのよ。アタシに課せられた任務は、アナタを一人前の女に仕立て上げるって事だけだから」
「…………」
毒蛇の言葉に、ヘイゼルは何も答えなかった。
いったいどこが純粋で無垢なのか。
こんな汚れた体のどこを見てそう思ったのかと聞きたかったが、ヘイゼルはまだ本当に『この世界』しか知らない事を自覚していた。
何度も体を汚されたといっても、男は毒蛇一人しか知らない。
気の狂うような拷問を実際に受けた経験もなければ、人を殺した事もない。
『外の世界』を知る毒蛇から見れば、彼女は殆どといっていいほど汚れのない人間なのだ。
――唇を噛み締めたまま押し黙るヘイゼルを、毒蛇はしばらく見つめていたのち。
「……だからね、ヘイゼル?」
「なっ……んん!?」
ヘイゼルが顔を上げた途端、毒蛇はその唇を奪っていた。
突然の事に思わず紅潮しながら口を押さえるヘイゼルに、彼は相変わらずの笑顔を見せる。
「気持ちいいだけのセックスなら、アタシはいくらだってしてあげるわよ。ご褒美としてね?」
「そ、そんなご褒美なんて」
怒ったように言い返すヘイゼルだが、その顔はどことなく赤い。
さっき泣いた時の名残かもしれないが、そんな彼女が堪らなく可愛いという風に毒蛇は口元を緩めていた。
「あら、ご褒美いらないの?残念ねえ、アタシ本気でやればかなり上手いんだけど」
「う……」
330夢物語 後編(7/8):2005/06/28(火) 18:53:16 ID:qKpyuLd7
普段は無愛想で冷めた印象の彼女だが、やっぱり少女である事に変わりはないのだ。
口では強がってみせていても、無意識に素直な部分は隠しようがない。
「さっきはヘイゼルの希望通りのご褒美をしてあげられなかったから、今夜はアタシの部屋にいらっしゃい。別の訓練が入ってるなら、アタシが話を通しといてあげるから」
床に脱ぎ散らかした服を拾いながら言う毒蛇に、ヘイゼルはいまだ不満げに表情を曇らせている。
ただ気持ちいいだけのセックスなど、彼女にとっては不本意な行為だ。
その表情に気づいた毒蛇は、服を抱えたままベッドへ腰を下ろした。
「今夜の時間はアタシのご褒美よ。どう使おうとアナタの自由。別に部屋に来なくてもいいし、抱いて欲しければ抱いてあげる。――あと、お喋りなんかも悪くないわね」
「お喋り?」
その時、ヘイゼルの両手を毒蛇が力強く包み込んだ。
間近に迫った彼の瞳は、何かの期待に満ちたように輝いている。
思わず身を引くヘイゼルに、彼は畳み掛けるように言葉を続けた。
「さっきヘイゼルが言ってた恋愛小説!アタシも大好きなのよね〜!誰の趣味であんな本を置いたのかは知らないけど。他にあれの話で盛り上がれる相手もいなくて、アタシ寂しかったのよ」
「大好き……って。もしかして、アンタも」
彼女の問いに、毒蛇は嬉しそうに目を細め、何度も頷く。
「あの小説について、今夜は語り明かしましょうよ!で、どこまで読んだ?相手の男の元恋人が出てくる辺り?」
「……元恋人?」
「…………あ?」
「ちょっと、先をばらさないでよっ」
「ご、ごめん!わざとじゃないのよ、わざとじゃあ」
「まったく……。アンタって、本当に緊張感のない男ね」
沈んでいた気分もすっかりどこかへ消え失せてしまった。
目の前で頭を下げる青年にため息をつき、ヘイゼルはふと思う。
(――毒蛇は、私に元気がなかったからこんな事を言ってるの?)
彼の気持ちがまったく読めないのは、初めて出会った時から今も変わりはしない。
それでも、彼の冗談じみたふざけた態度こそが、本心から出る優しさなのではないかと思う事もあった。
ただその場をはぐらかせるだけの手段かもしれない。
しかし、毒蛇のそんな言動を不快だと感じた事は一度もなかった。
「……考えてても仕方がないわね」
331夢物語 後編(8/8):2005/06/28(火) 18:53:45 ID:qKpyuLd7
「何か言った?ヘイゼル」
「今夜は話相手になってあげるって言ったの」
「ホント?」
ヘイゼルの言葉に「嬉しいわね」と微笑む毒蛇の表情はきっと本心からのものだろう。
自分だって子供っぽい所があるじゃない、とヘイゼルは内心つぶやく。

――明日になればまた訓練として、愛のない行為を彼と繰り返すのだ。
でもその過程で得られるものは、男を殺す技術だけではない。
少なくとも毒蛇と出会ってから、ヘイゼルの心の中には何か温かいものが生まれている気がした。
(そういえば……あの小説の主人公も、恋人との最初の出会いは最悪の形だったっけ)
ふと考え、ヘイゼルは慌てて首を振る。
主人公に共感しながら読むだけでなく、自分の環境と照らし合わせて考えるなんてどうかしている。
「ヘイゼル?一人で何やってるの?」
苦笑いしながらこちらを見つめている毒蛇に気づき、ヘイゼルはとっさに平静を装った。

あれはあくまで作り話の甘い夢物語だ。
しかし、恋愛という感情を知ったのも、その小説のおかげだという事に変わりはない。
明日からは堂々と続きを読もう。
もう毒蛇に隠す必要もなくなってしまったのだし。
そんな事を考えながら、ヘイゼルは一人、柔らかな笑みを浮かべていた。

おわり
332名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 18:58:54 ID:qKpyuLd7
久しぶりにスカーレルネタ書きました。やっぱり好きなキャラだ…。
次の機会があれば、ネストリ純愛ラブコメか
例によってカイアティで趣味に走ったネタでも…。
333名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 20:19:39 ID:ft/l8fYy
首を長くして待ってました! GJ! 大いにGJ!
スカーレル、カコイイ! 恋に憧れる女の子らしいヘイゼルが可愛く
も切ないですが、こうしていつかはあの「パッフェルさん」になって
くれるんだろーなあと思いました。次の作品も楽しみにしてます。
334名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 21:08:58 ID:rdYvagVO
ぐっじょぶ!!スカヘイテラモエス
スカは「パッフェル」に会ったらどんな反応するんだろうなw

あなたのカイアティネタ、すげー好きなのでキボンしてみる
335名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 21:21:28 ID:efQhBagk
たまには新鮮にネストリ純愛ラヴコメが見たいとキボンしてみる。
ネストリエロってなかなかないからな・・・。
エロパロだとアティたんに比べてトリスたん少なすぎ(´・ω・`)
336名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 21:47:19 ID:HK3T7JkP
そりゃ乳の差で…
337名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 21:59:15 ID:0yqUeaaZ
>>303
今も女の子説信じてる人いるみたいだし。女イオス小説みたいかも。
>>308
イオスって名前の女神がいるんじゃなかったけ?
>>310
くびり殺されるかわりに捕まって正体がばれて犯されるとかは?
338名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 00:00:51 ID:NjH4d7ls
スカーレル×ヘイゼルGJです。
この後2人とも色々過酷なことがある中でせめてもの小さな幸福…ですね。

>>336
パイズリもパフパフもできないけど貧乳ならではのエロがあるはず!!
339名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 04:16:44 ID:/7EfcJNe
誰か15スレのログをあげてくれないだろうか
にくちゃんねるでも15だけ無いんだよorz
340名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 07:02:51 ID:hzJ/CX94
15スレは保管庫にあるだろ
ひょっとして16スレの間違いか?
341名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 15:20:24 ID:/7EfcJNe
うわ、マジだ。
SSの保管だけかと思ってたよ。スマン。
342名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 17:23:38 ID:boKdPBBg
>335
漏れもネストリが見たい。
343名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 18:50:08 ID:nO6uGtLR
いまネストリをねっとりと読んでしまった。
344名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 19:37:50 ID:Zw6Qgxlw
>>343
あなたえろいね
えろえろね
自粛しなさい
345名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 20:37:13 ID:JkVKoFIR
エロさなら俺も負けねぇーーー!!1111!!!
ねっとりネストリハァハァ!!
服を溶かすスライムに襲われるトリスたんとか見たい
もちろん催淫効果付きでねっとりグチョグーチョ
346名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 23:11:23 ID:VByU+wj4
昔そんな話があったようななかったような・・・
347名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 19:36:47 ID:fIG/FdO7
>>346
24時間以内にもっと詳しく
348名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 20:22:34 ID:oZtR50XF
346じゃないけど保管庫の3スレ目の23話外伝BADってのがまさにそれ
349名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 21:54:21 ID:muHAOIF+
>>281
24時間以内にもっと詳しく
350名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 23:28:16 ID:ZKeE3PLU
セーエキやアイエキでねっとりなネストリ純愛エロハァハァ

>>349
萌え画像スレの前スレあたりに詳細が載ってた。
351名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 03:19:49 ID:6VwQA4OW
ここはとてもネストリなインターネッツですね
誰かジャキーニさんかアグラ自慰さんの大活躍な話書いてくれ
352名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 07:19:35 ID:tmXp/DB4
一瞬ジャッキーニかアグラの自慰小説に見えた
確実に需要ねえな
353名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 07:53:03 ID:4zpy9d7+
アグラバインって実年齢54だから17の双子やアメルの祖父としてはちと若いきもする
アメル連れて村に来た当事は37?
354名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 18:58:56 ID:nPfcWpUO
つうか54って全然じじいじゃないよな。
ちょっと年取ったお父さんくらいだろ。
355名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 19:45:01 ID:e2d5K1cf
19歳のネスティがラウル52歳のことを「義父さん」で
17歳のアメルがアグラバイン54歳のことを「おじいさん」か。
356名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 04:26:32 ID:FMRgIbJK
某所のアレ、何時の間にか復活してるね。
いや、分からない人は分からないと思いますが・・・・
357名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 04:27:12 ID:FMRgIbJK
しまった・・・・ageてしまった・・・・
358名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 05:24:47 ID:6ZFpsTrZ
>>356
だから自分が引き金になったものをわざわざ報告するなよ。
本当に厨房だな。
359名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 11:56:42 ID:IeVHOuzI
ネスティもパッフェルのこと「さん」付けするだろうか?
考えてたら何か違和感あるんだが。
でも呼び捨てもおかしいよなあ。
360名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 13:29:35 ID:Z3ctCpRP
ネスティは親しくない(尊敬?)人にはキミかあなたか敬称でしか呼ばなさそうな気もするけど
そもそもパッフェルさんと絡んだことあったっけ?
それとメイメイさんも名前を呼び捨てにしてる人いない気がする。誰かいたっけ?
361名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 14:07:22 ID:mLDsfi2H
>360
エクスはしてたような・・・どうだっけ?
362名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 18:58:42 ID:zlIHgmEP
もうーやめてよメイメイみたいなことを言ってた気がするので呼び捨てだったはず。
363名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 19:47:35 ID:Mwcit5JD
リューグもそうじゃなかったか?
違ったっけ?
364名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 20:03:57 ID:TWssaAh7
話変わるんだがエクステーゼはマルチEDなのか?

マルチじゃないとエロパロにしてもネタの広がりが無い気がするんだが
365名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 20:25:43 ID:6rEJakcc
主人公同士しかないって噂だけどね。
あんまり自分的に萌えキャラもいないし、エロパロはどうかなあ。
366名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 00:09:46 ID:SRO8F1hY
エロパロというか、ノーマルのパロとしても拡がりが無くなるんじゃないの?
で、ジャンルの衰退にイコールで結ばれそうな気もする
367名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 01:16:07 ID:C7jAG9iJ
レオン×エイナがネスティ×トリス並に支持があればジャンル的にはむしろ救世主になりうるけど…
368名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 01:30:03 ID:KMyW5l4Z
>>366見て思ったんだけど、エロ抜きのサモンのSSスレってある?
369名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 01:55:50 ID:praWMrfu
ないよ。
370名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 02:14:45 ID:praWMrfu
エクステ、女は美女美少女系なのに男がどれも萌え的に微妙…。
動物とロボとごついのとガキって。
せめてオーレルをガブみたいにしてほしかった。
これで主人公しか攻略できなかったらどう萌えろと。
4に期待するしかないか。
371名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 04:39:21 ID:++b4C4VT
>>370はロボ燃えと肉きゅう萌えとオヤジ燃えとショタ萌えに
喧嘩を売った。
372名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 06:00:48 ID:F+GbcNUo
サモンスレってのはどこも本編が出ないと盛り上がらないねー。
373名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 09:51:44 ID:M+ogp2/W
本編と言うか黒星じゃないと駄目なんじゃ?
374名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 12:53:15 ID:ktMewCbS
>>371
親父系の萌えキャラいるか?
公式見る限りはいなさげだけど
ぬっちゃけ俺も今回は萌えキャラ少なさげだから様子見・・・
375名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 12:58:55 ID:XD14xV/3
ベクサーのことを言いたかったんじゃ?
本編やクソみたいにもうちょっと萌えキャラを用意してくれればなあ。
若くて人型の。
376名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 13:58:57 ID:yEXfrcop
シミュレーション系なら登場人物多くできるんだけど
ARPGだからな 現在紹介されてる分だけでほぼ打ち止めっぽいな
377名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 21:09:15 ID:Co6R0+ts
男性キャラ:レオン、ノヴァ、オーレル、リゼルド、ベクサー、ファイファー
女性キャラ:エイナ、ユヅキ、ピア、リニア、ルチル、キサナ

主要キャラがこれだけだとするとかなり少ないか…特に男性キャラの人型が3人ってのは。
しかも声優チョイスからしてネスティやイスラ並に女性人気を狙ってそうなノヴァも
サイトとか見る限り今のところ人気微妙だし。
378名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 23:24:21 ID:SRO8F1hY
ルックスだけなら逆にレシィ方面に近いくらいなのに声優が彼ではどうにも。
379名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 00:39:29 ID:epSF6aKF
ところでジャンプ増刊にあったエクステーゼの読み切りはこのスレ的にはどうよ?
380名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 01:07:04 ID:gi2oX6T9
もう俺は少年漫画を読む歳じゃないんだって思った
381名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 14:04:42 ID:ds6taS+D
流れを無視して3発売当初以来、久々に戻って来た俺の登場ですよ
保管庫にあるいつもビジュアティ書いてくれてた神、
俺が一番好きなのに全然見ないこの組み合わせを
書いてくれるのはあんただけだマジありがとう まだいるかわからんけど

ごめんどうしても伝えたかった そんだけ|彡 サッ
382名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 16:14:34 ID:lKdXsoch
一時期やたらナイスガイなビジュが流行ったよなあ
383名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 18:41:20 ID:zop3Zliv
ゲームではあっけなく死ぬからこそ二次創作では想像が広がったのかね?
生きて仲間になってたら、ギャレオ並みに空気キャラになってた予感…。
夜会話も15話の相談イベントにもいなかったし。
あそこまで扱いが製作側に開き直られたキャラも今後出ないだろうな>ギャレオ
あと、ギャレオって20半ばくらいだと思うんだが
世間では何歳くらいのイメージなんだ?
384名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 19:32:10 ID:QxzhuM0Z
ありゃアザン副長みたいな扱いでしょ。
385名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 19:43:16 ID:lKdXsoch
能力船長の下位互換で(その船長にしたってラスボス滅殺要員程度だが)
ブサメンだからな…エロパロ的にも需要がない
386名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 21:01:56 ID:Gyrp2Mqq
ギャレオ×アズリアの和姦エロ載ってる同人持ってるけど…。
今までのライバルキャラの部下がカノン、イオスと美少年系が続いて
いきなりゴツムサイ奴が出てきたのは意外だったけど。
むしろ最初のポスター見て、アズリアが今回の美形部下男だと思ってた。
387名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 21:07:30 ID:aLxXS3rQ
>381
余計なお節介だがサーチとか見てみることをオススメする
388名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 21:39:56 ID:Gyrp2Mqq
マイナーカプでも根こそぎ探せば二つ三つは見つかるぞ。
交流所とサモンゲートで登録サイトがばらけてたりもするし。
389名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 01:10:40 ID:NZnT8rzl
イスラは顔人気がほとんどだけど、フレイズはかなり美形なのに人気ないよな。
390名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 03:02:18 ID:XcoxpxRj
エロ天使だから
人の話聞きもしないファリエル萌えヲタだし
391名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 03:05:01 ID:77GNQ9q0
外見ごつくて男臭いけど無茶苦茶強かったりしたら面白いけど
あくまでキャラゲーのサモンにそれを求めるのは酷か
392名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 10:11:36 ID:/KdIepVU
外見ごつくて男臭いまでだったら結構いるけど
召喚術>遠距離攻撃>間接攻撃>近接攻撃がデフォなサモンじゃ
弱キャラだな
393名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 11:29:26 ID:AMXY2cg9
フレイズ顎太いから
394名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 19:33:39 ID:dTBrVyht
同じ敵の部下でもイオスと性能も製作者の扱いも違いすぎるよな。
Bランク、三歩、打撃、夜会話なし、ブサイク。
Aランク、四歩、間接攻撃、夜会話あり、美形・・・。
395名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 21:04:55 ID:5p+rrf69
よし!ここは「萌え」でなく、
ギャレオの漢っぷりを讃えつつ
更にエロパロっぽく幸せにしてやろう!



ごめん、無理orz
396名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 21:15:28 ID:yEdC2vRW
ギャレオは見せ場を作ろうとすると「アズリアを庇って死亡」とか、
そういう役回りになりそうなんだよなぁ・・・
397名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 21:41:12 ID:UfMwX/ZR
アズリアエンドの後で「中々手を出してこないギャレオにアズリアが切れて
押し倒す」くらいしか思い浮かばない。
ギャレオってつくづくエロ向きじゃないキャラだな。
398名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 21:51:58 ID:1saDTs82
だってアズリアに身の程知らずな片思いかつ
当のアズリアはレックス命(orアティ萌え)の上に極度のブラコンで
脈ないもん。3の他男キャラは少なからずSSあるんだがな
スバルだけ性別反転ものしか思い浮かばんけど(w
399名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 22:09:54 ID:P2WXjgTv
>>387 >>388
交流所ビジュで検索したら出てこなくてさ
ゲート行ってみる 情報サンクス
400名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 00:00:08 ID:qTf2ruYz
スバルのやつ、途中で止まっちゃっててショボーン
401名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 00:04:44 ID:qTf2ruYz
でも、ギャレオがあれで美形だったらやっぱりSSあったと思う。
アズリアの境遇関係無しに。
つうかサルとゴリラっぽくて絵的にはある意味あってるというか…。
402名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 00:09:53 ID:SXgr+e/7
ここの書き込みみてたらギャレオで書きたくなってきた
他にも書いてるので何時になるか分からんから期待するな
或いは同志の誰かに期待しててくれ
403名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 00:11:54 ID:exX82ayv
この流れでギャレオ書いたら神認定
404名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 00:32:37 ID:jAb/kQ7Y
ギャレオはエロではどっちかっていうとホモの男性向け。
どうでもいいけど前に一回ビジュ×ギャレオとかいうサイトをみた気が…。
405名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 02:05:47 ID:G6rFTMR+
ギャレオ「ビジュゥぅぅう!!貴様ぁああ―!」
ビジュ「あ?」
ギャレオ「………もう///」
ビジュ「た、たたた、隊長ぉおおやめくぁwせdrftgyふじこlp;@」
ギャー―‐…‥・・・
406名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 06:32:08 ID:2sDpyB9B
ギャレオは副官殿だぞ。
407名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 09:14:58 ID:ELr9xtcN
俺はギャレオ×アズリア好きなんだが
ほとんど見かけなくて寂しいぞ
408名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 18:10:14 ID:RRs3nERS
ギャレオはともかくビジュとレックスがラブラブでアリーゼが腐女子という話を見た事がある。
409名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 18:12:53 ID:OaGc+D1z
アリーゼはなんか腐女子っぽいキャラにされてそうなイメージがある。何となく。
410名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 20:43:06 ID:Ryw4VxHU
ごつい男でも他のキャラを凌駕するのいるじゃん
HP上げまくったエドスが
411名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 21:04:52 ID:ub0g62Ic
エドスは見るからにウホッだよな
つうか立ち絵下半身切れてるから
素っ裸に見えてしまう
412名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 21:11:41 ID:lYQCo/m+
エドスはなんで召喚獣でもないのにスペシャルボディ持ってるの?
413名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 23:22:20 ID:RZaOe9yX
皮膚をめくればコードが見える
414名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 23:50:48 ID:jSyVCMky
融機人のネスティやアルディラも持ってないスペシャルボディを持ってるエドス…

つかエドスは一応属性だけど…まあいいや。
415名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 00:54:10 ID:xIQu0CJ1
1って誰が何の属性だったか全然覚えてない…。
アヤナツカシスは普通のカプSSもあるけど、クラレットって全然ないなあ。
まあいまいち使いにくそうなキャラだけど。
416名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 23:59:43 ID:vJOfxAb3
ギャレオネタとか思いついたけど…やっぱりこいつでエロ方向に持っていくのは難しすぎる。
そもそもギャレオにバージンを散らされるアズリアっていうシチュが。
417名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 00:16:01 ID:FSaMurfp
ギャレアズのエロって何か、どうしても一昔前の純朴な高校生カップルのように
一生懸命だがぎごちない雰囲気の話になってしまう気がする。
418名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 00:40:36 ID:ral2fGOj
てか、アティ主人公だとアズリアは「悪い気はしないとだけ言っておこう」て言ってたし
まんざらでもない気はするんだけどね。
裏切り者のビジュの事を死んだ後も考えてあげてたり、実際は結構いい奴だし。
419名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 01:39:20 ID:xNTVky1T
クノンにいじり倒されるギャレオというのはどうか?
420名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 01:47:35 ID:JH7h8RyH
俺セイレーンと絡ませようとしてたんだけど……無理か。萌えは遠いかorz
421名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 01:49:09 ID:ral2fGOj
エロパロでなぜかギャレオで盛り上がる不思議…。
422名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 07:24:09 ID:gqrMqAxd
ギャレオって序盤のタマヒポはいかにもギャレオって感じなのに
セイレーンって合ってなさすぎだよな。
423名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 15:26:43 ID:zSUhlqAY
>タマヒポはいかにもギャレオ

おまえ言葉責めのプロだな
424名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 22:10:27 ID:81sIMpel
ところでギャレオでエロ書くとして重大と思われる謎が一つ。

ギャレオは鉄板童貞でおkですか?
425名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 22:50:51 ID:/8D72Jkz
ギャレオもたしか「昔は問題児だったけど、アズリアと出会って変わった」
みたいな事言ってなかったっけか。
426名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 23:19:55 ID:UkY6GRVh
幼少時は内気でいじめられっこ?>ギャレオ
427名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 23:38:19 ID:fk2D5bQX
体は大きいけど気が小さくていじめられっ子だった少年ギャレオ。
そんな彼が自分を変えようと入隊した帝国軍で出会ったのは美人士官アズリア。
年下の上官に一目惚れしたギャレオは彼女に相応しい男になるべく己を鍛えるのだった!











それはそーと、以前どこかのサイトでギャレオ×ベルフラウというカップリングを見た記憶がある。
428名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 00:30:46 ID:fTOu3KdX
ちょ、待、お、おま、よりにもよってギャレオにお子様あてがうなよ!
壊れちゃうだろ!
429名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 00:42:10 ID:Vxse3x7y
いや、ギャレオのチンコは幼女にやさしいサイズなんだよ
多分
430名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 00:57:48 ID:0rUycGgH
ネスティ以上エドス以下くらいの大きさで
431前スレ232:2005/07/09(土) 01:20:56 ID:AsB5xQ+E
なんだか話の流れをぶった切ってしまうかもしれませんが、
前スレのハヤト×リプレの続きを落としてみます。
…前回から時間が空いているから、ちょっとつながりが甘いかもしれません。オチも弱いし。
432ハヤト×リプレ・30:2005/07/09(土) 01:25:51 ID:AsB5xQ+E

 このまま、リプレを自分の思うがままに犯そうという考えも掠めたが、
 それだけはダメだと、殆ど削られている理性でそれを押さえ込む。
 それほどまでに、今、目の前にいる少女は魅力的で、全てを自分のものにしたいという欲望に駆られる。
 それでも、なんとかハヤトにとってリプレを強引に犯すという行動に出れなかったのは、やはり彼女に対する思いだった。
 大切な存在――、一言で言うならそれが一番適切だった。

 もし、このリィンバウムという異世界に喚ばれたとき、リプレが自分を受け入れてくれなかったら
 どうなっていただろうか、そう考えるだけでもぞっとする時がある。
 もちろん、それだけではない。
 普段から食事や衣服の洗濯など、世話になっている面はたくさんあるし、彼女が心の拠り所にいつしかなっていた。
 むろん、そうと自覚していたわけではなかったが、いつの間にか彼女はハヤトにとって
 切っても離れることのできない存在になっていたのだ。

 だから、己の下劣な欲望によって彼女を穢したくは無かった。
 もし、自己がコントロールできなくなって、本能に身をゆだねて彼女を壊してしまったら――
 そう考えるだけで彼女を失う恐怖に襲われる。
 だが、彼女とこういう行為に至って感じていたのは、その恐怖だけではない。
 もちろん、ハヤトとて多感な青年なのだから、興奮はする。
 だが、それ以上に彼女と気持ちが通じ合えたという喜びがそれをさらに上回っていた。

433ハヤト×リプレ・31:2005/07/09(土) 01:27:47 ID:AsB5xQ+E

「リプレ…、いいかな?」
 そっとハヤトは躊躇いがちに、リプレの柔らかな太ももに指先を這わせて、
 ピンク色のショーツへと手をかける。未知の領域がこの向こうにあると思うと、自然と胸が高鳴ってくる。
「うん…」
 小さな声だがはっきりと、彼女は肯定の言葉を紡いだ。
 恥ずかしさで今にも逃げ出したくなってきたが、同時に興奮と期待もこみ上げてくる。
 はしたない女かもしれない、と心うちでは不安になりながらも、すでに彼女はハヤトに身をゆだねていた。
「それじゃあ、いくぜ…?」
 おそるおそると、ショーツの端に指を引っ掛けてゆっくりと引き下ろす。そして、徐々に秘裂の形が露わになる。
 そこはすでに水気を含んでおり、ショーツとの間に粘液の橋を作り上げていた。
「凄い…」
 何がとははっきりと言えないが、たしかにそこは未知の領域だった。可愛らしいリプレの容姿とは裏腹に、
 そこは淫靡に興奮にわなないていた。ごくりと無意識のうちにつばを飲み込むほど、ハヤトに強い印象を与えた。

 だが、そんな彼の声を聞いて、リプレは恥ずかしそうに身を捩る。
「やだぁ…ヘンなこと言わないでよ、ハヤトぉ…」
 言葉では拒否しているが、その声は鼻に掛かった甘い声色となっており瞳を潤ませる。
 その仕草がまた彼女の可愛らしさを引き出しており、ハヤトはたまらず彼女の肢体を抱き寄せた。
「きゃっ…!?」
「リプレ、本当に可愛いよ」
 淡く笑みを浮かべて、彼女のそこへ、指を這わせる。自分でも陳腐な言葉だな、と思いながらゆっくりと
 硝子細工に触れるようにくちゅりと水音を立てて指を侵入させる。
「ふぁっ…や、だめ、だよぉ…」
 ピクンと軽く震えながら、秘裂を弄ぶハヤトの指に手を重ね合わせる。
 しかし、そこに拒絶の意志はないらしく、ただ彼の手の甲を撫でるだけだ。そのくすぐったさが心地よく、
 ハヤトは気をよくして、控えめに蠢かしていた指の先を積極的に動かした。
434ハヤト×リプレ・32:2005/07/09(土) 01:30:41 ID:AsB5xQ+E

「ひゃっ、ぁ、ああぅ…だめ、だってば…ぁ…。 き、もちよくって…んぁっ!?」
 少しでもリプレに気持ちよくなってもらおう。その一心で内壁を擦ってみたり、緩急をつけて指を抜き差ししてみる。
 そのたびに、彼女は肢体を震えさせ、甘い喘ぎ声をあげた。
 その一挙一動が拍車をかけてハヤトを魅惑していき、より彼の指先が中をかき回す。
 リプレの秘裂から溢れる愛液の量も増えていく。

「は、ぁああっ…んぁ!」
 それを繰り返していくうちにリプレは軽く達してしまったらしく、はぁ…と艶のあるため息をつき、身体を弛緩させた。
「だから…らめ、って言ったのにぃ…」
 自分が感じているところを見られたのがとても恥ずかしかったのか、瞳に涙を浮かべながら
 ぐっと下唇を噛んでハヤトに訴える。だが、そんな仕草さえ今のハヤトにとっては、可愛らしく見えてしまう。
「まあまあ…俺だって見られたんだし、お互い様だろ?」
 誤魔化すように曖昧な笑みを浮かべて、リプレをなだめる。
 変わらず彼女は顔を真っ赤にさせたまま彼を睨んでいたが、秘裂から指を抜いて付着した愛液をぺろっと舐める。
「は、はやと…っ!?」
 これには驚いたのか、恥ずかしいような気まずいような気持ちになってしまい困惑する。
「なんだよ? リプレだってしてくれたじゃないか…」
「そ、そういう問題じゃないのっ!」
 どうしてこの男は、こういうところが疎いのか。
 きょとんとするハヤトを睨みつけながら、リプレはぎゅっとベッドのシーツを握った。
 むろん、彼の愛撫は心地よかったし満更でもなかったのだが。
435ハヤト×リプレ・33:2005/07/09(土) 01:34:03 ID:AsB5xQ+E

 暫らくの間そんなやりとりが交わされていたが、時間が経つにつれふたりの言葉にぎこちなさが表れてくる。
 それはこれからの行為を想定してのことだ。いよいよ、とふたりとも思っていたがいざとなるとどうしても不安が募る。
 しかし、このまま内容のないやりとりを繰り返していても埒があかない。
 そう考えたハヤトは彼女の裸体をゆっくりと抱きしめて肩に顎を乗せて耳元で囁く。

「その、さ……、そろそろ、いいかな」
 その言葉をささやいた瞬間、ぴくっと肩が微動したのを感じた。
(やっぱり、リプレ、怖いんだろうな…)
 高校の友人とのふざけた話や保健の授業では習ったことから、
 女性の『はじめて』というのは途轍もない苦痛を伴うということぐらいは知識として頭のなかにはあった。
 けれども、それがどれだけ痛いのか、どのように痛いのか、今までもこれからもハヤトは経験することができない。
 できることなら、痛みを代わってやりたいがそれは無理だ。だから、ハヤトはここでリプレが拒絶すればここで行為を終えようと思った。
 無理矢理にすることもない。ハヤト自身は彼女と気持ちが通じ合えただけでも嬉しかったし、それ以上のことも彼女はしてくれた。

 やっぱり、止めようか? そう言葉にしようとしたそのとき、頬を赤らめたまま無言でリプレは頭を横に振った。
「怖いなら、ここで止めてもいいんだぜ? 俺だって、そんな無理にしたくはないし…」
「ううん…私、わたし…、ハヤトに初めてを貰って、欲しいの」
 小声だが、はっきりと言葉にしてハヤトの要求を受け入れた。
 そんな彼女の言葉にハヤトは嬉しく思い、彼女の身体を押し倒して覆いかぶさる。
 瞳と瞳が合い、今ならお互いの心が感じ取れた。ハヤトもリプレもお互いを求めていた。
「本当にいいのか、リプレ?」
「うん、もう、大丈夫だから…来て、ハヤト」
 愛しいヒトと今から一緒になれる。そう思うとリプレの心からは不安が自然と薄れていた。
 そして、彼女は嬉し涙を滲ませながら、にこりと笑みを溢し腕を広げてハヤトを受け入れる。
「分かった。 リプレ、…俺は君のことが好きだ」
「うん、私もだよ…ハヤト」
436ハヤト×リプレ・34:2005/07/09(土) 01:37:50 ID:AsB5xQ+E

 そして、ハヤトはついにその秘裂に力を取り戻した肉棒をゆっくりと沈み込ませる。
「んぁ…はっ、くぅ…」
 苦しげなリプレの息遣いがハヤトにも感じられたが、今更止めるわけにもいかない。
 それにハヤトにも余裕があるわけでもなかった。
 今まで他人に触れさせなかったそこはきつく侵入してくる異物を排除しようと絞めてくる。
「ん、くっ――…!」
 狭い道をなんとかこじ開けながら奥へ奥へと進めていく。
 そのたびに苦しげなリプレの悶える吐息が顔に吹きかかり、申し訳なく思ってしまう。だが―――

「――痛っ!!」
 今までひときわ大きい声で、苦痛を訴える。
 そして、その声が何を示しているのか理解したハヤトは今一度改めてリプレを見つめた。
「リプレ――…」
「うん、ハヤト…」
 リプレを安心させるようにハヤトは笑みを溢した。そしてお互い頷きあうと、彼は奥まで一気に貫いた。
「いっ――、あ、ぅあああぁっ!!」
 声にならない悲鳴をあげながら、苦痛に耐える。
 まるで身を引き裂かれそうな痛みにリプレの瞳からはぽろぽろと涙が零れる。
 だが、それでもきつくきつくハヤトの身体を抱きしめて離れようとはしなかった。

「ぅ、あ…くんぁ…っ、はぁ―――。これで、わたし、ハヤトと一緒になれたんだ…」
 痛みはなかなか治まらず、時折苦悶の息を吐くが、リプレは涙を流したまま、
 嬉しそうに微笑んで言葉を紡いだ。
「ああ…ゴメン、痛かったよな?」
「うん…、でもハヤトが一緒だから、私、頑張れるよ…」
 ハヤトもその言葉を聞いて、申し訳なさそうだった表情も柔らかくなりリプレに微笑み返した。
 もう言葉は何も要らない――こうして相手の温もりを感じているだけで、ふたりは幸福感に包まれていた。

437ハヤト×リプレ・35:2005/07/09(土) 01:41:46 ID:AsB5xQ+E

 しばらくその幸福感を感じながら穏やかな雰囲気が築かれる。
「ハヤト…その、痛みも引いてきたから動いてもいいよ…?」
「そ、そう?」
 間抜けな声をあげながら、訊ね返した。実は先ほどから我慢していたのだ。
 彼女の中を感じれば感じるほど、興奮してしまい中に侵入している肉棒もより大きくなっていた。
 それをリプレも感じていたから、恥ずかしそうに口にしたのだろう。

 リプレに悟られたことは恥ずかしかったが、もう我慢する必要はないと考えてゆっくりと腰を動かし始めた。
「ん、くっ…ぁ、はっ――…ぁ」
 苦痛は治まった、とリプレは言葉にしていたが、やはり完全には引いていないようで
 腰を少し引くだけでも刺激されて表情を歪める。だが、ハヤトも自分の欲求を抑えることはできない。
 できるだけ乱暴にはしないようにとは思うものの、身体は我慢できずに自然とリプレの肉体を求めていた。
 だが、その表情を見て、少しでもその痛みを緩和させようと腰を動かしながら
 ハヤトはふるふると震える乳房に手を這わせる。その柔らかさを感じながら双乳を優しく揉みしだいていく。

「やぁ…、ん、はぁ…」
 それが功を奏したのか、苦痛を訴えるだけだったリプレの吐息にも甘い嬌声が混じるようになってきた。
 そのリプレの吐息を感じて、ハヤトもよりペースをあげる…というよりもいよいよ自分の本能を制御することができなくなっていた。
「やだ、ぁ、へ、ヘンだよ…はやと…っ」
 先ほどまで感じていた苦痛が和らぎ、快楽が自分のうちから溢れてくる――その奇妙な感覚にリプレは戸惑う。

438ハヤト×リプレ・39:2005/07/09(土) 01:47:48 ID:AsB5xQ+E

 だが、彼女の体からは力が抜けて、まるでもっと快楽を得ようとするかのように彼女は自分から腰を動かしていた。
「おかしいよぉ…んんぁっ…! はぁ、ふぁんっ」
 戸惑いながらも自分の身体を求めてくるリプレに、ハヤトはとうとう我慢できなくなってきていた。
 そして彼女も同様に、完全に蕩けるような嬌声をあげてしっかりと彼の身体を抱き返していた。
「ら、め…、なんだか、からだがふわふわして…はぅ、もう…ぁ、ぁあああああっ!!」
「リプレ、リプレ…! も、もう、俺―――…ダメだっ!」
 ふたりはお互いの身体を抱きしめると絶頂を迎えて、
 寸前にハヤトはリプレの膣内から肉棒を引き抜いて、白いリプレの肌へぼとぼとと精液を放った。
 白濁液に塗れたリプレの肢体はとても魅惑的で、ハヤトは、その姿に再び鼓動を早くさせていた。

「リプレ、俺、絶対に――」
 その後は何を紡ごうとしていたのか。そのときのリプレは絶頂の余韻で分からなかった。
 だが、ふたりとも満足感に充足して、お互いの微笑を見つめながら眠りへと落ちていった。

 ―――翌日、いつもの自分のベッドではなく、ハヤトのベッドから抜け出たリプレは
 昨夜の情事を思い出し気恥ずかしさを覚えた。
 傍らではハヤトが心地良さそうに寝息を立てていた。
 いつまでも彼の寝顔を見ていたかったが、今日も一日が始まる。そう、まずは朝食を作らなくては。
 着衣を済ませると、リプレはハヤトの顔に近づけた。

「ハヤト…、私、いつか貴方が元の世界に戻ってもずっと待っているからね。
 だって、貴方は戻ってきてくれるって約束してくれたんだから…」
 軽くハヤトの唇へと自分のそれを落として、うれしはずかしの表情を浮かべると彼の部屋から出て行った。
439ハヤト×リプレ・37:2005/07/09(土) 01:52:15 ID:AsB5xQ+E

 朝食を作りにリビングへと向かうと、既にキールが起きてテーブルの椅子に座っていた。
「き、きーる! きょ、今日は、早いのね!?」
 ハヤトの部屋から出てきたことはばれてないだろうか、と不安になって
 思わず声が裏返ってしまったが、キールは気にした風でもなく片手を上げて挨拶をした。
「おはよう、リプレ。 昨日ハヤトと話をしたみたいだけど、その様子だと上手くいったみたいだね」
 その言葉でビクッとリプレは全身を竦ませる。
 ハヤトのことについて、リプレは以前からキールに相談したので、その言葉におかしいところはない。
 おそらく、昨夜の「話をした」というのもハヤトが言葉にしていたのだろう。
 (実際は、キールがハヤトをリプレと話をするように仕向けたのだが)

 ただ昨夜のこともあり、何気ない彼の言葉ひとつにしても、ドキドキしてしまう。
「え、ええ、お陰さまで。ありがとう、キール」
 内心動揺しながらも、リプレは努めて笑顔を取り繕い謝礼をする。
「いいや、僕は何もしてないよ。それに、ハヤトもリプレも…もちろん他のフラットのメンバーも
 僕にとって大切な存在だから、君たちがうまく行くのは僕も嬉しいよ」
 そう言って、キールはテーブルから立ち上がる。
「それじゃ、僕は今日ラミちゃんたちに聞かせてあげる本を
 探しておかないといけないから、朝食ができたら呼んでくれるかい?」
 どうやら、バレてないみたいだ。リプレはほっと内心安堵する。そして返事をしようとしたら先を制して、
 キールがそうそう、と思い出したように言葉を紡いだ。

「まあ、仕向けたのは僕だし、年頃なんだから仕方ないのかもしれないけれど
 子どもたちに聴こえるかもしれないから控えめにね?」
「え゛……」
 トイレに起きて偶然ハヤトの部屋の前を通りかかってふたりの声が聞こえた、とは言わず
 そのまま何もなかったようにキールはその場を立ち去った。

「……嘘?」
 残されたのは呆然と皿を取り落とすリプレひとりだけだった。
440前スレ232:2005/07/09(土) 01:55:17 ID:AsB5xQ+E
…ということで、何とか完結させることができました。
間…空きすぎですけど。色々と拙いところもありますけど。
また、何かの機会があれば書きたいと思いますので
そのときもよろしくお願いします。ではこれにて〜
441名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 01:56:32 ID:ZLRfxoog
>>440
GJ!
初々しいふたりが良かったです。
442名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 01:59:11 ID:P6CaBud6
リプレが処女のSS初めて読んだよ(たいてい売春で貫通済みが多い)
貴重な純愛作品GJ.待ってたよ。
443名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 00:06:11 ID:fAj8GBdh
>>440
GJです、そして完結お疲れ様でした〜。初体験エロ萌えです。
そしてキールの友人思いだけど黒いキャラに仄かに盛んの王の血を感じたw
444名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 02:15:30 ID:Rv1XdXlT
>>442
>たいてい売春で貫通済みが多い

多少乳が大きいというだけで特に本編でエロにつながる言動してるわけじゃないのに
ただ家が貧乏でリプレが家計を支えてる母という設定なだけでそんなことになっちゃうのか:゚・(ノД`)・゚・。
445名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 07:02:15 ID:3jv81ci4
売春でなくとも物騒なスラムだけに強姦とか…
もっと悲惨か…
パッフェルさんは確実にヘイゼル時代に調教されてるよなあ
446名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 08:28:31 ID:yJRtrpgQ
>>445
まあ、「この子は男を殺すことだけを教えられてきた」ってスカーレルが言ってたしね。
アティには言わないのに男のレックスには思いっきり言うスカーレル…。
447名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 08:42:50 ID:3jv81ci4
心より先に体を大人にさせられたしな
448名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 09:57:47 ID:mDsa0NVw
女暗殺者って、生理中は仕事できないんじゃないのか?
449名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 11:33:59 ID:9ncRmJJp
3やってないが、「男を殺すため」なんて台詞があるなら完全に確信犯じゃん
450名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 17:47:03 ID:PFJQTxvH
>>449
ゲーム中の「男を殺すことだけを教えられて〜」「心より先に体だけが大人になった」
「盟主の怒りを君の魅力で静める〜」発言や、
攻略本小説でも、少女ヘイゼルがおっさんとやってたりしたし、
男にはない武器を使う暗殺者、とか書いてたし
ヘイゼルに関してはエロ妄想じゃなくて、普通にそういう設定だよ。

子供のころから大人になってもセックス漬けの人生だったんだろうな…。
絶対性病持ってそうだ。
451名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 18:12:04 ID:/CrmP3Oo
まあその辺は若返ったときにリセット
ついでに処女膜も再生
というわけにはいかんか…
452名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 19:13:37 ID:zgtntPCD
その為の召喚術
453名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 22:51:27 ID:wRPKk6XK
都月作品のキャラ達はエッチしません
454名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 22:59:44 ID:J71JU7JH
子持ちとヘイゼルとアルディラはエッチしてるよ
455名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 23:33:58 ID:S5kY7gEF
>>454
3番外を見てるとフォルテ×ケイナもエッチ済みの可能性高いかと。
マグナ×アメルやネスティ×トリスもフォルテに問い詰められた時のうろたえぶりがちと怪しいかと。
456名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 23:47:54 ID:8nCI5L4c
逆にお子様キャラ除いてほぼ確実に処女と言い切れるキャラはどんだけだ?
457名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 23:54:09 ID:aVGrpD78
>>446
アティ相手には、誰も近づけないとか適当なこと言って名前の由来、ごまかしてたな。
先生を汚したくないのか、スカーレルの愛を感じるな。
458名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 23:55:04 ID:J71JU7JH
カイナ。
アティもウィルとのEDを見る限り、誰かと付き合ったこともないっぽい。
459名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 23:56:49 ID:J71JU7JH
>>457
じゃあレックスは汚されたのか。
460名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 00:11:01 ID:bThDYsk3
シャム郎は童貞じゃないのか?
小説読むとそんな気がする
461名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 01:08:13 ID:rFIluTCe
3番外編はともかく2の時点ではトリスは処女だと思うなあ。
せいぜい寝ているときに鉄板童貞ネスティにオッパイ揉まれるくらいのエロ経験しか無さそうだ。
462名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 10:18:48 ID:mAjVywlY
ソノラなんかはキスぐらいであんだけカチンコチンになるんだから処女だろうね。アティ先生も。
アズリアも名家の跡取りだからそこらへんガード固そう。
463名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 14:45:27 ID:PanSDvb2
>>461
揉めるほどの乳が…まぁそろそろ飽きたしやめとくか
モーリンも処女でしょ?
464名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 15:36:47 ID:9iiS1JHu
ルウはあの森の中にずっといたから相手はまずいないので処女だと思う
非処女数えた方が早そう
確定 子持ち ヘイゼル アルディラ
作中はともかくその後は確実
セシル ラムダと結婚してるし
ケイナ フォルテとやってる

おそらく濃厚
ミモザ ギブソンと同棲してるし
メイメイさん 長生きだし

あと疑惑のありそうなキャラ
1パートナーズ 無色だし なんかされてそう 
リプレ 貧乏だし っていうか売春?
アカネ くのいちだから でもシオンの大将はそういうことは仕込んでいないと思うけどね
ユエル 唐臼に いや多分大丈夫だと思うけど
ファリエル 戦死したときヤラレたかやられていないかで
465名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 17:23:58 ID:mzl546NC
ビーニャとツェリーヌも比処女じゃね?
466名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 17:56:55 ID:ZvgE1Gv2
悪役忘れてた
467名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 18:28:36 ID:rLkWP2l/
ビーニャは残酷で無邪気な子供みたいな設定だし、処女…ていうか
そういうのには興味ないからやったことなさそう。

男キャラで非童貞…はかなり多いか。
童貞数えるのとどっちが楽だろう。
468名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 20:26:51 ID:jFgKcVF+
ミスミ様も子持ちだから非処女ね
469名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 21:28:23 ID:PanSDvb2
ヘイゼルとアルディラの子持ちってなんだっけ?子供なんていたっけ?
470名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 22:13:15 ID:mzl546NC
471名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 01:07:23 ID:EE/iYBbQ
>>469
どんな解釈をしたんだ
472名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 05:47:39 ID:c06JrE3Y
>>469
子持ち=ミスミ
473名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 07:34:02 ID:mpyefRt0
ファミィとミスミをひっくるめてでは。
ところでサプレスの人は「魂の輝きに憧れるので人間のように求めない」
「不の感情を食う」みたいに実体のないものを好むって事は
あんまり食欲も性欲もないってことなのかな?
だとしたら、あの鬼畜王レイム様も実際は純潔とか?
474名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 08:47:36 ID:ZNFn0bKU
>>471-472
そういうのか、早とちりすまんw
>確定 子持ち(の)ヘイゼル アルディラ
こんなふうに脳内補完してた
475名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 09:35:11 ID:jRW9SFKv
ヘイゼルは何回か子供を下ろすことになった経験とかありそうかもしれない…。
完全に避妊ってわけにもいかないだろうし…。
476名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 10:14:56 ID:0fmipnMm
>>473
レイムとか悪魔は人間苦しめて楽しむための手段の一つとして
強姦とかも普通にやるんでない
性欲を満たすと言うよりも犯され嬲られるものの絶望を味わう感じで
477名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 23:47:12 ID:bSTYR8e9
>>473
天使の「魂の輝きに憧れるので人間のように求めない」というのは
融機人の「機械の融合種なので人間ほど感情が無い」同様に説得力薄いと思う。
478名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 03:12:22 ID:vuV8zG4f
メイトルパの亜人は問答無用で凄そうだ。
479名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 04:37:56 ID:wMi33uPP
そりゃもう一年中発情期ですから
480名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 22:49:40 ID:YmGn1UTb
>>477
それが天使クオリティおよび融機人クオリティ
481名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 04:21:50 ID:PKsuT+T3
エロ天使も陰でファリエルハァハァしてるんだろうな。
482名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 08:31:53 ID:3te63yP+
獣クオリティ=男は絶倫、女も激しい。耳と尻尾が性感帯は基本。発情期もあるよ
鬼クオリティ=基本的に獣と同じだが、よりハードコアチックなのやサドチックなの多し
機クオリティ=道具プレイ、性転換。超科学による何でもあり。ロレイラルの技術は世界一ィィィ
霊クオリティ=メンタル面重視の退廃倒錯型。調教・拷問・陵辱、そして最後は精神崩壊
483名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 18:12:49 ID:NKRbisjA
なぜかサモ世界は霊属性にやばげな香具師が多い
1,2とラスボスはったからな
484名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 23:10:45 ID:CTjxoPn5
>>483
ラスボスではないが悪魔よりも融機人の方がヤバい人格度が高いような…

でもそんなネスティが好きです。
485名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 23:32:17 ID:AekuRk/U
そんなにネスティの人格ってヤバイか?
単に思いつめるヒステリーってくらいだと思うんだが。
486名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 23:46:23 ID:7QOtKipp
女性に受けやすいキャラは好きになれない俺だが、別に人格がやばいとは思わないな
487名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 23:54:38 ID:AekuRk/U
まあイクシアはアレだけど。
でも正直レイムやイスラやオルドレイクに比べたら
何てことはない陰湿な性格ってくらいじゃなかろうか。
488名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 07:32:20 ID:CGJyW3g9
>>482
霊属性は男は鬼畜レイパー
女は逆にレイープされるのが多いな
このスレだと。
男 キール、ソル、スタウト、ギブソン、イリアス、イムラン、キムラン、カムラン、バノッサ
  オルドレイク、バルレル、ルヴァイド、レイム、ガレアノ、キュラー
  ヤード、フレイズ、イスラ、ビジュ
女 カシス、クラレット、セシル、サイサリス、アメル、ルウ、パッフェル、ファミィ、ビーニャ
  アズリア、ツェリーヌ
490名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 07:55:56 ID:CGJyW3g9
↑女に追加 ファリエル
つうかセルボルト一家とレイム様と三悪魔ついでにイスラ・ビジュで
ほとんどの鬼畜が構成されてしまうからなあ
491名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 08:10:08 ID:CGJyW3g9
獣属性
男 ガゼル、スウォン、ガウム、レシィ、フォルテ、イオス、ジャキーニ、フリップ、カラウス
  ウィル、スカーレル、ヤッファ、ギャレオ
女 モナティ、エルカ、ミモザ、ミニス、モーリン、ユエル、ケルマ、(ビーニャ)、マルルゥ
  シアリィ

どっちかと言うと受け手なキャラが多い気がする。男女ともに。
492名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 08:16:24 ID:CGJyW3g9
鬼属性
男 エドス、ジンガ、ペルゴ、シオン、カザミネ、リューグ、(キュラー)、カイル、キュウマ、スバル
女 アカネ、カイナ、ケイナ、ハサハ、メイメイ、ベルフラウ、ミスミ
流石に鬼はシルターン色が強いな エロ的には攻め手の方が大目かも
493名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 08:24:52 ID:CGJyW3g9
鬼 男にカノンを追加

機属性
男 レイド、ローカス、ラムダ、エルジン、エスガルド、ネスティ、レオルド、ロッカ
  シャムロック、アグラバイン、ゼルフィルド、ナップ、ヴァルゼルド
女 ソノラ、アルディラ、クノン

男も女も揃いも揃ってエロパロ的に使いにくそうな香具師ばっか
男生身は生真面目な人が多いな

その他
ハヤト、トウヤ…全属性オールS
マグナ、レックス…選択次第
レナード…全属性オールC あえて言うなら機と鬼
494名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 08:32:46 ID:CGJyW3g9
↑その他の欄にアティ先生忘れてた。ナツミ、アヤ、トリスも…
不明キャラにリプレとお子様達を追加
まとめてみるとエロパロ的需要は
霊>獣>鬼>>超えられない壁>>機
という感じかな 
霊 陵辱エロス 獣 発情エロス 鬼 エキゾチックエロス 機 ムッツリ
機だけ本気でどうしようもねえ
495名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 08:54:08 ID:CGJyW3g9
女キャラに関しては霊属性=隷属性 ランクの高いキャラほど陵辱栄えしそう アメルが某氏に大人気なわけだ
Sになるナツミ、アヤ、
レオルド選択時以外は召喚士型でA以上になるトリス(バルレル選択時はS)
召喚士型でアリーゼ以外の生徒と同じ属性選択時(アリーゼの時は機選択時)以外はA以上のアティ
主役キャラはやはり隷属性…もとい霊属性が高めだな

ハヤト、トウヤはSどころか魔王になっちゃうし
マグナもレオルド選択以外だと霊が高め
レックスに至っては伐剣者になればオールS
んむむ、男主人公どもそろいも揃って鬼畜な属性持ちではないか
マグナがレックスに比べて陰が薄いのは鬼畜要素の差だったのか!

つまりエロパロ的に高い需要を求めるなら霊属性が必須?
本編のみならずエロパロでもここまで優遇されるとは霊属性恐るべし。
496名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 16:31:20 ID:E2gvvRha
サモ3初期プレイ、素で霊属性召喚士レックスでアリーゼ選んじまったYO!
497名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 18:34:20 ID:FHh5p/Ih
機属性の女って3人しかいなかったんだな…。
考えたこともなかった。
498名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 19:44:42 ID:kunv0PzE
しかも三人とも3キャラだしな。<機 
このスレ的には純愛担当が鬼・獣で鬼畜担当が霊という感じ。
霊キャラでも純愛はあるのだが男衆がレイパー盛り沢山という感じで。
意外にも鬼属性には鬼畜系なキャラがおらんのう鬼なのに。(キュラーは本来サプレスなので除外)
獣は男は漢とショタ 女は豊満年増かツルペタロリに分かれるなあ
499名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 21:31:56 ID:7BE149s8
>>493
機男のエロ…想像し難いメンツだな確かに。
ネスティはライルの知識と真面目でヒキー気味の性格を生かしてジワジワ責め立てる系エロとかいけそう?
500名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 23:26:07 ID:6UryfNvb
ネスティは普通にトリスとくっつければ出来そうだが
501名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 23:29:23 ID:p1jYx6/n
変則で機械魔メルギトス様は駄目?
誰か機械兵士でドリルチンチンネタ書いてくれんかのう。
502名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 00:04:30 ID:CBsDBOjS
そろそろエクステーゼネタマダー
503名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 00:10:09 ID:UC57FwP0
ゲームも出る前から気が早すぎ
散々既出だがエクステーゼはエロ的にはなあ…
504名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 02:52:31 ID:CBsDBOjS
せめて雑談や予想位は・・・。



ユヅキタンハアハア。
505名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 05:48:19 ID:lfYcBt3Z
ともすればノイローゼ引き起こしそうな自虐がちのおんにゃのこが欲しい
陵辱栄えしそうな娘をぜひとも
パット見そんなかんじの娘がいないんだよ
506名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 10:32:19 ID:DeZO+YGa
>>505
そんな隣の家の少女いらんわ。
507名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 11:08:07 ID:SYKZgwKf
ttp://www.m-land.co.jp/tokuten/summonex.html
こういうのって、本編とは無関係の組み合わせなのかな?

あと、公式動画の写真でベクサーがエイナに「大丈夫か?起き上がれるか?」っていうのがあって
動画の中に同じ場所で、リニアがエイナに去り際ボソッと「いい気になるなよ」ってシーンがあったが
これはリニア→ベクサーな雰囲気なんだろうか。

もし主人公しか攻略相手がいないのなら、せめてフォルケイみたいに
脇キャラ同士のエピソードが色々あって欲しいな。
508名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 13:05:32 ID:N/s942Fw
登場キャラがカプだらけってのは青臭すぎるので勘弁してもらいたい
既に1組確定してるようなもんだしなー
509名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 13:12:47 ID:DP5Nt4Ot
>>506
うがぁああ
俺のトラウマがぁ
510名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 14:07:44 ID:DUCKH9r9
作中で脇キャラの恋愛要素のあったキャラといえば、
1はラムダ×セシル
2はフォルテ×ケイナ、ロッカ・リューグ→アメル(夜会話で微妙に)
3はギャレオ→アズリア
くらいか?
511名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 14:58:13 ID:HBWmoXUk
509のトラウマが気になる
それはさておき夜会話による自由なカップリングが作品の売りの一つだっただけに
カプ固定はあまり好ましくないなあ
512名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 15:04:01 ID:DUCKH9r9
>>511
いや、普通に「隣の家の少女」がトラウマなんでしょ。
513名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 19:49:09 ID:iiqCkw3q
>>510
オウキーニ×シアリィ
514名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 22:04:24 ID:3JQMmSPg
作中で恋愛要素のあった脇キャラ同士のSSってこのスレではあんまないよな
基本的に主人公軸だから
515名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 22:06:44 ID:iAn6eTr3
>>510
片方故人だが
ハイネル×アルディラ
516名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 22:21:27 ID:N/s942Fw
>>510
2はカザミネまわりもあった
517名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 00:27:34 ID:Juqm8ICA
>>510,513,515
まとめてみた+追加。
1 ラムダ×セシル
  シオン×アカネ(師弟愛?)
2 フォルテ×ケイナ
  ロッカ・リューグ→アメル(夜会話で微妙に)
  カザミネ←ケルマ 
  ギブソン×ミモザ(同棲?)
3 ギャレオ→アズリア  
  オウキーニ×シアリィ
  ハイネル×アルディラ(片方故人)
  オルドレイク×ツェリーヌ(夫婦)
ドラマCD アルス×アルミネ
クソ1 テュラム×ルマリ 
    シンテツ×アマリエ(片方故人)
クソ2 ビヨーン×ザーネ






518名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 01:01:23 ID:qw99qJj9
シオン×アカネ、好きだけど、カプ確定はさすがに難しくないか?
他に挙げてるのに並べると違和感がある。
519名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 01:24:20 ID:drtuB0eb
アカネは割とはっきりシオンを好きみたいな
そぶりみせるけど、逆はどうなんだろうな。
弟子の片想いって感じかな。
520名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 04:45:56 ID:SlYlisVQ
大将はそれこそ弟子を娘か妹のようにしか思ってないだろ
本心では忍びの世界からも足を洗わせたがってるだろうし
まあそこらへんはアカネ自身の意思を尊重してるけど
521名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 07:41:52 ID:wN4X4s2U
ギブソンとミモザも…共同生活してるだけじゃないか?
恋愛セリフって見たことないし。
同人設定じゃないの?
522名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 09:15:58 ID:VRMVBOBN
ギブソンがミモザの寝相についてどーのこーの
言う台詞があったような。それで、「ああ、できてる
んだなあ」、と。
523名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 10:12:20 ID:JSJH3xh0
>アカネは割とはっきりシオンを好きみたいな

どこだよw
524名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 10:20:57 ID:CyL+Az4R
寝相なんて言ってたっけ?>ギブソン
調査の日に、寝坊した主人公をミモザがからかって
ギブソンが「君だって、私が起こしにいかなければ寝過ごしていたくせに」っていうセリフはあったけど。
あれって二人は別々の部屋で寝てるってことだろ?
ギブミモもシオアカも二次創作の妄想じゃね?
二次創作でなら大歓迎だけど、原作設定だと言われるとちょっとなあ…。
525名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 10:23:05 ID:4grc72Pu
小説含めると
地味騎士×お姫様
性王×議長(不倫)なんかもあるかな
526521:2005/07/17(日) 10:32:09 ID:bmb01nqR
>>524
あれ、そんな程度だっけ? じゃあ、俺の記憶違い。すまん。
527名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 10:57:08 ID:ESV/puQW
>>525
それならクソ小説の、ケノンと奥さんもだな。
16歳で子作りか…。
528名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 11:23:58 ID:L2oUYhG5
ファンタジーな世界だから十代のうちに結婚するのが普通だと思うんだけどな
まあ作ってる香具師が現代日本人やし…
ケルマみたいに貴族の令嬢が三十路過ぎてもいきおくれってのも普通はありえん
よほどの醜女ならまだしも大別すりゃ美人の部類に入るし
529名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 11:30:37 ID:/u2vEO/n
>>517
リクト×ミスミも入らないか?
やっぱり片方故人だけど…
530名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 12:23:01 ID:TL84jXGs
>>528
でもあの世界、独身だらけだぞ。
10代結婚って、ケノンとベルグくらいだし。
マーン三兄弟って結婚してんのかな。
531名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 12:42:44 ID:L2oUYhG5
あいつらも独身っぽいね…三兄弟 
まあ現実でもそうだが男は女に比べて婚期遅くてもそうはせっつかれないから
ファミィママンも未婚のシングルマザーだしあの世界結婚に関しておおらかと言うか
急ぎ過ぎないと言うか。そこらへんまさに現代日本人の感覚で作ったゲームだよな。
532名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 13:34:05 ID:Juqm8ICA
脇キャラの恋愛要素 修正+追加。

1 ラムダ×セシル シオン←アカネ(師弟愛?)
2 フォルテ×ケイナ  ロッカ・リューグ→アメル(夜会話で微妙に) カザミネ←ケルマ 
  シャムロック×ディミニエ
3 ギャレオ→アズリア オウキーニ×シアリィ ハイネル×アルディラ(片方故人)
  リクト×ミスミ(片方故人) オルドレイク×ツェリーヌ(夫婦) 
ドラマCD アルス×アルミネ
クソ1 テュラム×ルマリ シンテツ×アマリエ(片方故人) ケノン×嫁 エクレーヌ→ヴァリラ
クソ2 ビヨーン×ザーネ ベルグ×嫁(片方故人)

信頼度:東スポ  
 聖王×議長(不倫)はっきりした記述なし
 ギブソン×ミモザ(同棲?)2番外編でモナティが同棲していると言っていた


地域にもよるけど中世日本も庶民は結婚観ゆるいよ。
都市部は独身者が多く、田舎ほど若いうちに結婚する。
ケルマは弟が頼りないから嫁に行けない、弟がいるから婿もとれないで結婚しそこねたんだと思う。
切羽詰ってカザミネに薬を盛って押し倒すケルマが読みたい…
533名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 13:43:44 ID:L2oUYhG5
異様に片方故人が目立つな
マルティーニ卿×生徒母も片方故人だし
ところでマルティーニ氏は盛んの王のごとく愛人作ってたのだろうか
多分そんなことはなく生徒は一人息子(娘)かと思うんだけど
534名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 14:08:43 ID:kHbAXc+I
>>533
一人っ子なら、大事な跡取りをあんな島に行かせるなんて
どうかしてるとしか思えないけどな…。
永住する気だよね、生徒。
20年?経ってもいまだにあそこにすんでるってことは。

聖王×議長はミニスがいるから確実じゃないかな。
愛し合ってたけど、お互いの立場の問題で一緒になることは諦めたんじゃなかったっけ?

故人設定は、漫画とかにありがちな、単に両方出すのがめんどくさいっていうのもありかと。
535名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 14:45:26 ID:7X5wZ+lp
信頼度東スポワラタ
536名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 14:50:47 ID:xPJjMIdn
まああんだけ思わせぶりで王様以外の種というのも考えにくいわな
ディミニエが何歳ぐらいかよく分からんのだがあの小説の時点で
まだ二十歳前ぐらいか?トリスと同い年とすると21ぐらいになるんだけど
フォルテやシャムロックとの年齢差考えるにその辺が妥当かとも思うが
537名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 16:29:44 ID:ahMVbhPS
待てお前はトリスを21歳とするのか
538名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 16:36:07 ID:xPJjMIdn
本編18歳 小説時約三年後だから21
少なくとも20は過ぎてる
539名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 18:32:02 ID:ZUDF+ORG
トリスは永遠の18歳(つるぺた)。
540名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 18:33:51 ID:nv6aplqB
マグナ18歳は納得できるがトリス18歳は何か首を傾げる
16歳だったら納得いくけど
541名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 20:52:24 ID:CULGOr95
トリス18だったんだ…
18であの胸はほんとに絶望的だな…
542名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 21:03:32 ID:FuMI+v3P
二人とも18歳にしては頭の中身が平和すぎないか。
543名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 21:14:33 ID:JSJH3xh0
都月に言ってやれ…
544名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 21:38:08 ID:o04NyO3K
「自分の立場を何も知らない」主人公っていう設定を際立たせるために
そういう性格にしたんじゃないのかな。
545名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 22:00:05 ID:o04NyO3K
ここのスレタイ見るたびに、間違ってエクステスレに書き込んだのかと思ってヒヤヒヤする。
546名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 22:02:05 ID:l924W7/C
エクステのSSが出回るのは発売から1,2週たってからだろうな
発売しばらくはプレイに夢中になるだろうから
547名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 22:04:01 ID:o04NyO3K
でもクソ2も結局ほとんどSSなかったしなあ…。
割とキャラ萌え、カプ萌えできるゲームだったけど。
エクステはキャラも今のところあんま…だし、カプも限られてそうだなあ。
548名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 22:06:36 ID:nv6aplqB
やっぱ黒星じゃないと駄目なのかねぇ?
クソ2結構期待してたんだよな
リンリさんとか
549名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 22:07:06 ID:l924W7/C
まあ3発売後のような盛り上がりはなさげだな
クソ2よりかはSSでそうな気もするけどね
クソ系はアドバンスだけどエクステはPS2で元々のサモ本流の層を取り込みやすいし
550名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 22:10:15 ID:l924W7/C
結局保管庫にあるだけでクソ2はSS5本しかないんだよな
ソフトの売り上げ自体はサモ1より上なんだがな
アンソロとか二次の露出も比較的多いのに
551名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 22:11:31 ID:o04NyO3K
ベクサーとリニアとか、自分的に萌えそうなカプの予感するんだが。
でも機械なんだよなあ。
552名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 22:15:09 ID:l924W7/C
機械系はそもそも穴が…
クノンとかでエロSS書き難いったらありゃしない
個人的にエロに使えそうかと目をつけてるのはエイナとユヅキ
つうかそれ以外は……
553名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 22:17:38 ID:o04NyO3K
穴のない相手と、肌を重ねつつプラトニックなエロってのもよさげだけど
書きにくいだろうな。
普通の人間でしか書いたことないし。
554名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 22:23:34 ID:l924W7/C
機械系も書きにくいがピアみたいなのも書きにくいな
マルルゥと似たような臭いがする
なんかグッとくるものが…お子様系でもハサハやミニスやユエル
3の生徒はもっと感じるものがあったのだがなあ
555名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 22:28:00 ID:o04NyO3K
自分、そもそも外見が中学生以上でしかエロ書けないや。
つうか男でまともに使えそうなメンツってレオンとベクサーくらいか…。
オーレルはモロに犬だし。
556名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 22:40:45 ID:l924W7/C
それこそ機械兵士でドリルティンティンを…というのは冗談だが
レイム様やオルパパみたいな分かりやすい悪役は欲しいな
白夜の幹部四人にそれぞれ御付キャラでも3みたく入れれば違ったと思うんだよね
557名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 23:46:51 ID:ZUDF+ORG
>>542
主人公が平和なぶん兄弟子が人の何倍も苦労しているので釣り合いが取れているのかと。
558名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 00:27:15 ID:VgGAhe9x
ああああ何で俺は3売ったんやああああ

ベルフラウ分が底ついたああああ
559名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 00:34:11 ID:sbrAf7zh
つ【廉価版サモ3】
560名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 00:41:27 ID:eoxNMQ7k
>>550
5本だけか……じゃあ俺が6本に増やしてやる。
“予定は未定”だが。
561名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 01:04:37 ID:VgGAhe9x
ところで
ネストリって少ないの?
22話(だっけ?要は最後)の夜会話とか「くっはあああぁぁぁ!!!」だったから案外多いと思ってたのに(´・ω・`)

研究にちょっと2買い戻してくる
562名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 01:14:36 ID:gq+hDDXg
>>561
一般のファンサイトでエロ扱い例は一番多いんじゃないかな。
ここだと、何故かさほどでもない。よそで補完できるからか?
563名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 01:15:54 ID:dofhA8R+
ネストリだとWebでも同人でも結構あるからなあ。
564名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 07:58:48 ID:BaJLKt0v
とりあえず今無性に読みたいものをいくつかリストアップ
誰か神頼む
1 アティ先生輪姦もの。無色か帝国兵に。生徒つきならなおグッド。
2 トウカシで純愛もの。1の自分の初クリアカプなので読みたい。
3 シアリィはん。まだシアリィもののSSみたことないんで。
4 アズリア。最近見ないので。純愛でも百合でも陵辱でもいいのでキボン。
5 1,2キャラで比較的マイナーどころのSS。

565きまぐれに集計:2005/07/18(月) 08:54:21 ID:TVBj/r9I
SS本数(続き物は投下回数ごとに分けて集計)保管庫保管分のみで集計
エロ出演頻度(最低キス以上の性的行為を行った回数で集計)

スレッド1 SS本数15本 
エロ出演頻度 ミニス5 ファミィ4 ミモザ3  ユエル2 トリス2  
モナティ1 ケイナ1 カイナ1 パッフェル1 ケルマ1
スレッド2 SS本数14本
エロ出演頻度 トリス4 モーリン2 ナツミ2 リプレ2 カシス1 ハサハ1 アメル1 クラレット1 

スレッド3 SS本数25本
エロ出演頻度 カシス8 クラレット7 アカネ5 ハヤト(女)5 モナティ4 トリス3 リプレ2 サイサリス2 セシル2  
        絵美1 夏美1 綾1 パッフェル1 シュガレット1 エルカ1

スレッド4 SS本数24本
エロ出演頻度 アメル7 ファミィ4 ミニス4 トリス3 アティ3  ビーニャ3 パッフェル2 ユエル2 モーリン2
       プラティ1 ラジィ1  ハサハ1  ルウ1  カイナ1 ケイナ1 ケルマ1 アリーゼ1 ソノラ1
スレッド5 SS本数31本
エロ出演頻度数 アティ14 ソノラ5 アズリア4 クノン2 ベルフラウ2 マルルウ1 アルディラ1 
        ミスミ1 ファリエル1 ヘイゼル1 アリーゼ1
566きまぐれに集計:2005/07/18(月) 09:49:43 ID:TVBj/r9I
1キャラの出演頻度数
保管庫収録分のみで集計
カシス15 絵美14 クラレット13 リプレ10 夏美10 綾9 アカネ5 ハヤト(女)5 モナティ5 
サイサリス2 セシル2 エルカ1

補足 未収録のバノアヤやハヤカシのSSがあるのでそれを足すと綾、カシスは実際はもう少し多い
   鬼畜野郎氏のSSを除くと

リプレ8 ハヤト(女)5 カシス4 アカネ4  モナティ4 夏美3 綾3 クラレット2 絵美1 
567名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 09:49:48 ID:hatgGmAr
>>565
グッジョブ!!
出来ればスレごとの集計もいいけど全体の集計もお願いしたい。



ケイサンメンドクセー
568きまぐれに集計:2005/07/18(月) 09:51:08 ID:TVBj/r9I
とまあ気まぐれに集計してみた
スレッド6以降と2キャラ、3キャラ、クソ系のまとめはまた今度気が向いたときに。
569きまぐれに集計:2005/07/18(月) 10:44:04 ID:aQWq4ZX3
アメル21 トリス17 ミニス13 パッフェル12 ユエル10 ファミィ10 
モーリーン4 ハサハ4 ケルマ3 ルウ3 ミモザ3 カイナ3 ケイナ2 イオス(女)1 ディミニエ1

補足 ユエルは未収録のレシユエ足せばもう少し多い。パッフェルはヘイゼルとは別集計
   ミモザ、カイナは2キャラとして扱った メイメイさんはとりあえず別枠
570きまぐれに集計:2005/07/18(月) 11:07:48 ID:lRGeEnBM
訂正アメルは22 これも現スレの黒アメルを足せば少し増える ビーニャを集計し忘れ コイツの場合アメルとか調教してるときを
どう集計するか微妙なので保留
雑感
1  鬼畜シリーズ、女体化ハヤトを除くとSSが非常に少ない。その中でリプレは多くの書き手が書いている。
  主人公・パートナー・リプレ以外は上記シリーズを除くとまったくと言っていいほど少ない
  作品自体がマイナーゆえだろう
2 アメトリ二強にパッフェル、ユエル、マーン母娘が続く感じ
  22本中鬼畜氏の作品が15本を占めるアメルに対してトリスは複数の書き手に書かれている感じ
  ユエルはレシユエシリーズが占める割合多し。マーン母娘は初期の母娘丼系のSSでほとんど
  パッフェルは3番外編のキーパーソンゆえに3発売後でも比較的SSが多い ヘイゼルを含めると
  かなり多い。それ以外のキャラは少ない。3発売後は1キャラ同様にほとんどない。
571名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 11:35:25 ID:hatgGmAr
集計感謝。お前いい奴だな。
トリスが多かったのは意外だった。
少ないという印象は間違ってたのか…
572きまぐれに集計:2005/07/18(月) 11:40:21 ID:lRGeEnBM
再度訂正 パッフェルは13 クソ系は以下の通り

クラフトソード1 SS本数6
クラフトソード2 SS本数7
H登場頻度 プラティ4 エア3 リンリ3 ディナ1 サナレ1 ラジィ1

少なすぎ。プラティやエアでもSS数が2のマイナーキャラ並みというのは…
3は未収録のSSが多すぎるので保留 アティは現在保管されてるだけでも軽く30は越える
573名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 13:10:03 ID:bx3fW3mc
ざっと過去ログ読み返したら3発売後真っ盛りの時期の
6〜9スレでもハヤカシの人や四文字熟語の人が1や2でSS書いてたね
5746代目スレ未収録SSまとめ:2005/07/18(月) 14:05:40 ID:bx3fW3mc
6スレ15氏 ヤッファ×アティ             15-20
6スレ22氏 レクアズシリーズ その1          22-41
5スレ566氏 初任務        エロ無し       54,57
6スレ1氏 風邪引きさんと彼女の午後 エロ無し     60-63 65に訂正箇所指摘
6スレ68氏 風呂上りの刹那に レックス×ミスミ エロ無し 69-73
5スレ716氏 アティ×スカーレル 中編(アティの天下編) 114-118
5スレ842氏 しましま  ヤッファ×アティ エロ無し   129-131
5スレ815氏 タケシー大好きビジュ3    エロ無し    141-155 149除く
名無しさん@ピンキー 102氏  レックス×アルディラ  165-169
5スレ815氏 タケシー大好きビジュ4 アティ陵辱      177-199 
4スレ815氏 二本の一方通行路(前編) ソノラひとりH   214-220 
鬼畜野郎氏 アズリア陵辱シリーズ 2           224-230   
鬼畜野郎氏 アズリア陵辱シリーズ 3           261-270 
6スレ282氏  レシィ×ユエル(SN2)第一話 エロ無し   282-298
4スレ815氏 孤島のバカンス 1 カイル×アティ       307-319
5スレ218氏 『回顧』茨の君×珊瑚の毒蛇 前編       341-348
5スレ815氏 タケシー大好きビジュ4 アティ陵辱      352-363 354除く
5756代目スレ未収録SSまとめ:2005/07/18(月) 14:06:01 ID:bx3fW3mc
6スレ282氏  レシィ×ユエル(SN2)第二話  エロ無し   382-397
4スレ815氏 二本の一方通行路(中編) エロ無し     411-418 
5スレ815氏 タケシー大好きビジュ5 アティ×ベルフラウ  428-438
6スレ282氏  レシィ×ユエル(SN2)第一話        472-495
鬼畜野郎氏 アズリア陵辱シリーズ 4           517-523 
5スレ92氏 アティ先生の青空授業  アティ先生×お子様連中  527-540
6スレ580氏 レックス×クノン 1 エロ無し         580-585
6スレ605氏 アズレクース(ネタバレ危険)エロ無し   605-607
5スレ815氏 タケシー大好きビジュ6 アティ×ベルフラウ  622-634
4スレ815氏 二本の一方通行路(中編)2 スカーレル×ソノラ 644-652
4スレ815氏 孤島のバカンス 2 カイル×アティ       680-691
6スレ580氏 レックス×クノン 2          727-732
5766代目スレ未収録SSまとめ:2005/07/18(月) 14:19:22 ID:bx3fW3mc
SS数32本
キャラ別エロ登場頻度
アティ9 アズリア 4 ソノラ2 ベルフラウ2 プラティ 2
アルディラ1 ユエル1 ヘイゼル1 クノン1
5777代目スレ未収録SSまとめ:2005/07/18(月) 15:49:15 ID:yxgHNfZz
6スレ702氏  イスラ×アティ                6スレの702 7-8 77-80 
6スレ282氏  レシィ×ユエル(SN2)第四話          11-49
7スレ88氏  イスラ×アティ                 91-103
5スレ218氏  エロ魔剣3 前編  エロ無し         141-145
4スレ815氏 孤島のバカンス 3 カイル×アティ アティアズエロ相撲 184-190
鬼畜野郎氏 アズリア陵辱シリーズ 5          203-209
4スレ815氏 二本の一方通行路(中編)3 エロ無し  243-248
レクアリ書き氏 レクアリ  エロ無し       251-255
6スレ715氏   アティ×ビジュ          274-279
レクアリ書き氏 レクアリ 2  エロ無し      288-292
鬼畜野郎氏 ファリエル陵辱             314-323
5スレ815氏 タケシー大好きビジュ7 エロ無し   338-341
7スレ362氏 カイアティ              364-370
4スレ815氏 二本の一方通行路(中編)4 エロ無し  390-396
7スレ175氏 アティ萌えイスラ先生  アティ陵辱  175-176 430-439
5スレ440氏 もてもて☆アティ先生 第七話(漁夫の利編)アティ×クノン 468-480
5スレ815氏 タケシー大好きビジュ8 アティ×ベルフラウ  485-489
5スレ218氏  エロ魔剣3 つづき  アティ遺跡プレイ      494-497
6スレ22氏 さよなら。前編 (カルマEDベル×レックス)  510-523
6スレ22氏 さよなら。中編 (カルマEDベル×レックス)  533-545
6スレ22氏 さよなら。後編 (カルマEDベル×レックス)  562-575
5スレ815氏 タケシー大好きビジュ9 エロ無し       584-603
7スレ617氏 クノン     エロ無し           617-622
5スレ218氏  エロ魔剣3 つづきのつづき  アティ搾乳   629-632
4スレ815氏 孤島のバカンス 3 カイル×アティ アティアズエロ相撲 643-654 
5スレ815氏 タケシー大好きビジュ10 エロ無し       661-666
5スレ815氏 タケシー大好きビジュ11 カイル×アティ      676-694
6スレ715氏 軍医さんの休日   エロ無し 705-708      
5788代目スレ未収録SSまとめ:2005/07/18(月) 16:42:06 ID:yxgHNfZz
5スレ218氏  エロ魔剣4 スカーレル×ソノラ 10-14
7スレ617氏 レックス×クノン         34-42
4スレ815氏 遥かな花その1 ヤード×アティ  86-97
4スレ815氏 カイアティSS         99-103
8スレ50氏 (レックス×ファリエル ファリエル自慰編) 116-119
8スレ145氏 アティ・ベルフラウ×カイル 朝から逝くよ〜♪  156-159
4スレ815氏 二本の一方通行路(後編) スカーレル×ソノラ エロ無し 217-232
8スレ243氏 ヤッファ×アティ      243-252
5スレ218氏  エロ魔剣4つづき スカーレル×ソノラ 255-259
8スレ268氏 大きいことはいいことでござる by流浪の剣客カザミネ ハヤト×カシス 283-289
5スレ218氏  エロ魔剣4つづき スカーレル×アティ 294-298
8スレ326氏 赤と青の厄災 レックス×アリーゼ 双子×アリーゼ大人 326-331
5スレ440氏 もてもて☆アティ先生 第七話(漁夫の利編       340-342
8スレ350氏 ビジュアティと言っていいのか  エロ無し  350-352
4スレ815氏 毒の名残   スカーレル×ヘイゼル 357-372
8スレ412氏 レックス×ミスミ 422-423
8スレ436氏 ヤッファと愉快な中間達 エロ無し 436-438
8スレ422氏 偕老同穴 レックス×ミスミ497-506
6スレ22氏 レックス×アズリア続き物  512-526
8スレ268氏  恋と女子は山あり谷ありでござる by流浪の剣豪カザミネ ハヤト×カシス 542-553
6スレ22氏 レックス×アズリア続き物 エロ無し  569-579
6スレ715氏 アティ過去 エロ無し     588-596
6スレ22氏 レックス×アズリア続き物 エロ無し  696-710
5スレ724氏 俺はギャレオ エロ無し 720-727
鬼畜野郎氏 アズリア完結編  レックス×アズリア    731-745
8スレ422氏 愛別離苦 ヤード×天使ロティエル 769-777
6スレ22氏 レックス×アズリア続き物・外伝  785-791
8スレ268氏 夜這いはヤバいでござる by流浪の剣聖カザミネ ハヤト×カシス 803-810
8スレ422氏 和気藹々  スバル×マルルウ  815-822
8スレ893氏 レックス×アルディラ 894-901
5799代目スレ未収録SSまとめ:2005/07/18(月) 18:10:02 ID:KWmHkR1q
5スレ724氏 絡んだ蔦、きつく オルドレイク×ヘイゼル 5-9
鬼畜野郎氏 アティ搾乳 ヘイゼル×アティ オルドレイク×ツェリーヌ 16-23
ハードボイルド刑事氏 マグナ×アメル  26-39
8スレ326氏 アティ×アズリア 非エロ  44-52
8スレ422氏 一触即発 トウヤ×アカネ  59-68
6スレ22氏 レックス×アズリア続き物 婚約者(オリキャラ)×アズリア 84-101
6スレ22氏 レックス×アズリア続き物 エロ無し 125-139
6スレ22氏 レックス×アズリア続き物・完結 エロ無し 152-169
8スレ268 セルボルトさん家の家庭の事情  エロ無し 186-189
6スレ715氏 軍医さんの日常 エロ無し 203-205
8スレ422氏 紆余曲折 マグナ×カイナ エロ無し 218-226
4スレ815氏 孤島の極楽温泉ツアー エロ無し 230-240
4スレ815氏 孤島の極楽温泉ツアー その2 エロ無し 259-265
8スレ268氏 毒を食らわば ハヤト×カシス 273-279
4スレ815氏 遥かな花(その2) ヤード×アティ 340-347
8スレ422氏 光風霽月 マグナ×カイナ 367-372
8スレ422氏 意気軒昂 レックス×ミスミ 395-403
8スレ422氏 千変万化 ネスティ×ルウ 466-475
4スレ815氏 孤島の極楽温泉ツアー その3 カイル×アティ 497-510
6スレ22氏 恋を制するのは駆け引きか本能か レックス×アズリア 515-527
9スレ529氏 レックス×ミスミ エロ無し 533-539
8スレ268氏 ハヤト×カシス 完全非エロ 569-577
8スレ422氏 川上之嘆  トウヤ×サイサリス 599-606
8スレ422氏 深謀遠慮 スカーレル×ソノラ 626-629
8スレ422氏 内憂外患 バノッサ×アヤ 643-648
5スレ815氏 アティ萌えイスラ先生  アティ陵辱 657-665
58010代目スレ未収録SSまとめ:2005/07/18(月) 18:17:44 ID:KWmHkR1q
4スレ815氏 秘密の交渉 バノッサ×アヤ 6-23
5スレ218氏 エロ魔剣4.5 イスラ×アルディラ 陵辱 34-41

これで未収録分の一覧完了

雑感 6-9 にかけてはエロ無しSSが数多い
9スレ目でこの話題で一時スレが荒れたが以降テンプレに
基本的にSSはエロ有りの方向で。
続きものの場合はエロ無しのパートが入っていても可能。
が追加された
581名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 18:24:02 ID:zhDooGEl
乙。
めちゃくちゃ多いな…。
これを今後保管庫管理人氏にまとめて頂けるのかどうか。
582未収録分含めてのエロ登場頻度1,2キャラ:2005/07/18(月) 18:45:23 ID:KWmHkR1q
カシス19 絵美16 クラレット13 夏美12 リプレ11 綾11 アカネ6 ハヤト(女)5 モナティ5 
サイサリス3 セシル2 エルカ1 

アメル23 トリス17 ミニス13 パッフェル13 ユエル12 ファミィ10 
モーリーン4 ハサハ4 ルウ4 カイナ4 ミモザ3 ケルマ3  ケイナ3 イオス(女)1 ディミニエ1
583名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 19:13:09 ID:V0ypjCZq
女イオスってふたつなかった?
両方書きかけだったけど。
584名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 19:23:32 ID:efjcrZYI
かたっぽエロ無かったから最低キス以上の描写がないとカウントしないことにしてる
3キャラのまとめは骨折れそうなんで当分やめとこう
なにぶんどこまでカウントしてどこまでカウントしないかの見極めに手間かかるから
だから少しでもエロシーンがあってなおかつ小出しな長期シリーズでメインなキャラが
カウント数多くなってしまう。絵美なんか投下ごとに毎回犯されてるから
カウント数がとんでもないことに。逆に長期シリーズでもキスレベルの性的描写のないSSは
カウントされないんでそこらへん偏りができてしまう。困ったものだ。
585名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 19:40:29 ID:V0ypjCZq
レスごとのカウントだと、実際の量が分かりづらくなるんじゃないかな…。
それだとユエルは、実際はそんなに大人数にSS書かれてたわけじゃないけど
投下レス数で計算すると総合的に凄い数字になりそうだし。
作品数でカウントしたほうが分かりやすいんじゃないかな。
586名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 19:45:16 ID:V0ypjCZq
あ、レス数じゃないのか。
ごめん勘違い。
587名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 20:09:23 ID:b0T2s//J
レス数じゃなくて投下分ごと。ぶっちゃけていうと保管庫収録時に同一ページで
収録されている分をもって一本とカウント。
むしろレシユエや6スレ22氏のレクアズはエロ無しでの投下の回が多いので
レス数、投下回数の割りにカウントが低い。あくまでエロ登場頻度だから。
588名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 23:41:14 ID:+0m77Vvp
男キャラのエロ登場頻度をカウントしたら…
レイム様と三悪魔を除いたら3以外のキャラの出番ってかなり少なそう。
ネスティとかハヤト(男)ってありそうで無いんじゃないかと…
589名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 11:02:23 ID:+RM+5Aqw
ハヤトは結構あるよ。致命的に少ないのはトウヤ。保管庫未収録分に二本くらいしかない。
エッジよりも少ない。お前はそれでも本編主人公なのかと。誰かトウカシかトウクラで書いてくれんかのう。
クラレットはノーマルな純愛SSが一本もない。カシスやリプレや夏美は純愛SSあるのにな。不憫な娘だ。
590名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 13:39:11 ID:wi0jADW3
エロじゃなくてもいいならトウクラ書こうかなと思うんだが需要ある?
トウクラすごい好きなんだけどセックスしてるのが浮かばないんだよねー…。
591名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 16:05:02 ID:aG4XA2jQ
是非書いてくれ…
「トウクラ」で全過去スレを検索してみて('A`)となった日の衝撃を癒してくれ
592名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 18:44:16 ID:jPcng37D
クラレットというキャラ自体が動かしにくいのもあるなあ。
593名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 00:22:59 ID:24WC2sjl
>>588
ネスティは設定的にトリス以外の女性キャラと組み合わせ難いキャラ仕様だから
エロパロ的にネストリ以外で使い辛いというのがあるかと。
このスレだと以前はネスルウ投下もあったけど。

つか男性主人公としてトウヤもそうだけどクリュウのことも時々でいいのでry
594名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 04:22:44 ID:c6OG+5/S
クリュウなら、是非クリュウ×サナレを…!いっそ逆でもかまわないから。
595名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 12:08:07 ID:CL5DBLPJ
なぜ真っ先に思いつきそうなクリュウ×佐藤に誰も手を伸ばさないのか、頭をひねる毎日。
596名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 13:37:42 ID:3zaeU9Cr
佐藤はプラティのもの…というかその逆がテンプレとして頭にあるからです。
カプ自体に興味ない野郎にとって男女カプそのものはスルー対象ですが、百合カプは深く脳内に刻み込まれますから
597名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 14:28:32 ID:42JgloKr
>カプ自体に興味ない野郎にとって男女カプそのものはスルー対象ですが、百合カプは深く脳内に刻み込まれますから

それはない
598名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 18:41:07 ID:giKKuxjq
>>596の中だけじゃねーのか?さすがにそれは。
アズリアのSSなら、レックス×アズリアでもギャレオでもオルドレイクでも
いいってもんじゃないと思う。
トリスなら、多分ネスティが最優先候補だろうし…。
599名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 23:29:07 ID:aVy5LrBF
腐男子マジキモ過ぎるから
600名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 23:35:26 ID:sqMaALpg
>596
百合に興味ない自分からしたら、百合こそスルー対象になるがなあ。
人それぞれ、好みで違うだろうよ。
601名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 23:52:32 ID:3zaeU9Cr
いや、そうじゃなくてだな
片方男より両方女のほうがハァハァ対象として頭に残りやすいって話だ

誇張しすぎた? 好みで違うなんてのは言わずもがなのつもりだったよ…orz
602名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 01:08:48 ID:/QGuwrNu
アティの相手に男生徒が皆無ってのは驚き。
俺の検索能力が低いのかしらんが、そんなにWeb上にあるのか?
603名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 01:25:47 ID:CkweTdg2
>>602
倉庫にナップもウィルもあった気がするが…。
604名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 01:35:14 ID:X58r9LAT
子供がアティ先生を満足させる事が出来るわけがry
605名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 01:55:22 ID:EhlDFoTi
ショタはちょっとな…
606名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 09:28:17 ID:3+XNAh16
今あるものだけで萌えるのがオタクの本分じゃないのか。
607名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 14:23:03 ID:yb3Bg3qd
>601
それはお前さんの場合だろ?
何が印象に残るかも人それぞれだ。
608名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 17:28:42 ID:mQ73eA5H
俺も百合はスルー
609名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 18:44:17 ID:OIPmkpot
下一行をインビジブル仕様にした覚えなんてないのに('A`)
610名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 18:46:56 ID:n+Z8mi7N
>>601
それは単に、君が百合好きだからってだけじゃないの?
話の内容抜きで、女同士の組み合わせというだけで
そのSSが印象に残るのか…?
611名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 18:47:35 ID:n+Z8mi7N
>>609
612名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 21:30:07 ID:n+Z8mi7N
>好みで違うなんてのは言わずもがなのつもりだったよ
のことね。
613名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 21:31:37 ID:n+Z8mi7N
回線切っててもID変わらない事ってあるのか…。初めてだ。
614名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 09:26:36 ID:iWP/TQhz
ここでふたなり系を望むのは異端でつか?
とりあえずエイナたんふたなりSSなどをエクステ発売後にキボンしてみる。
アメルとかアティ先生のふたなりは見覚えあるけど。
615名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 16:35:17 ID:bbBU9uz7
ミニスいいよね
616名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 17:07:24 ID:B7Pa4rnH
>>482を見てすぐに
「発情期にレシィのアナルに尻尾とバイブ突っ込んで手足を縛って放置したら、
一日でどれくらいの量を何回射精するかの実験をするトリス」
というネタを望んだ俺も異端でつね
617名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 18:38:33 ID:XyjYX9lj
エロ同人ではふたなり多いけど、ここではむしろ不人気なんじゃないかな。
618名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 18:47:05 ID:sx92MUaN
しくじってレオンにマムコついたらどうするよ。
619名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 19:51:19 ID:qKSy6YNd
ものすごい頑張って、「これはチチない娘、がっしり系」と
思いこむしか……
620名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 20:33:23 ID:43i2hNWB
男ベースのふたなり属性を持つ俺は勝ちぐ……

いや、負け組か
621名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 22:57:49 ID:mn19WYgj
レシィにマムコならありかもしれんが、エドスにマムコは…ウホギャグだし
ネスティだと生理的にアレな感じで嫌過ぎるな…。
622名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 01:09:57 ID:eHo7MyLe
レシィに穴はなーんか生理的に無理だ
ショタレシィきゅんハァハァなら大丈夫なんだけど。
鰤に代表される「女の子みたい」というタイプのショタじゃないからかな
623名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 08:38:36 ID:nCEGY/gu
>>621
いやマムコをつける男の範囲をそこまで広げろとは誰も言ってないし。

ところで職人さんの降臨はまだないのか。寂しい…(´・ω・`)
624名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 10:50:56 ID:X3KBRb29
というかレシィやネスならウホギャグで済まされるかもしれんが
エ ド ス に マ ム コ は ホ ラ ー だ
625名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 11:00:38 ID:swgFVS5w
しかもドス黒いならまだしもサーモンピンクとかな。
626名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 12:04:22 ID:ad3E2wg7
>>625
今、おまえのせいで朝飯と感動の再会を果たした。
627名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 12:46:22 ID:X3KBRb29
>>626
強く生`
628名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 13:44:45 ID:mW8ClTwj
>>624
ネスティに満子があったら何か801ry
629名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 13:47:10 ID:zfHPdp2X
シャムについてても、どの層に受けるのか検討つかん。
630名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 17:14:10 ID:VHxDMVJd
バルレルってメルギトスと同列の悪魔王の一人だっけ?
あと本編では途中から主人公のこと名前で呼ぶけど
小説では「ニンゲン」に戻ってたんだが…書くとしたらどっちで呼んだほうがいいだろ。
631名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 19:36:57 ID:i/eM1UhH
>>630
バルレルはメルより結構下だったはず。
同列だったらそもそもレイムの正体を黙ってる必要ないしな。

>小説では「ニンゲン」に戻ってたんだが…書くとしたらどっちで呼んだほうがいいだろ。
俺的には「ニンゲン」のほうがバルレルらしい気がする。
632名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 19:56:43 ID:tDdjOE/6
メルってバルレルに「同じ悪魔の王である貴様に…」みたいなこと言ってなかった?
あと、夜会話でレイムの正体を曖昧な言い方して、正体分かったあとに
主人公に「俺の言い方じゃ分かりにくかったのか」って言ってたし、
話の都合上あえて口には出さなかったんじゃ?
制約がかかってなかったら同レベルくらいだと思ってたんだけど…。

でも護衛獣4人にコマされる悪魔王メルギトスの実力ってのも
よくわからんな…。
633名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 20:02:55 ID:i/eM1UhH
>>632
マジで?俺の思い違いか?
気になるな。情報頼む。
634名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 20:10:29 ID:tDdjOE/6
>>633
バルレルエンドでメルVSバルのシーンでそういう事を言ってた気が。
あと、主人公に「俺にだってメンツがあるから、このまま帰ったら手下どもにナメられる」
とか言ってたし、派閥みたいなのが色々あるんじゃないかな。
635名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 20:12:21 ID:tDdjOE/6
しかし悪魔王でも、召喚者が死ねば制約のかかった非力なはぐれなんだよな…。
636名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 21:01:02 ID:tlvdZt+H
バルレル夜会話によると
誓約によって実力が大幅に抑えられてたからレイムの正体に気付けなかった
らしい。
言葉の端々から察するに、本来はメルギトスとタメ張れる力の持ち主なんだろう。
637名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 21:13:21 ID:i/eM1UhH
そうだったのか。
なんかビーニャ達に三下扱いされてたような
覚えがあったんだけど記憶違いだったんだな。
もう記憶がかなり薄れてしまってるようだ。

しかしそれならまた一時的に誓約解いて
メルにバルぶつければ万事解決だったんじゃ…。
それじゃゲーム的に成り立たないから
いろいろ理由つけてるんだろうけど。

メルと同等の奴を誓約ってマグナとトリスの実力
本当は凄いんだろうけどでもやっぱり地味だよなw
638名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 21:21:56 ID:AoIjzMeC
>>637
>誓約解いて メルにバルぶつければ万事解決
護衛獣エンドのメルに突撃シーンまでとっとかなきゃいけないし。話も成り立たないし…。
ビーニャに三下扱いされてたのは番外編での1の魔王じゃないかな。
639名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 21:31:04 ID:AoIjzMeC
今ネットで夜会話調べたんだが、三悪魔が悪魔って事に気づけなかった理由が
制約のせいだって言ってるんだけど、あとでレイムの正体は初めて会ったときから
気づいてたって言ってる。
レイムの正体は一発で気づいて、三悪魔の正体は見抜けないって矛盾してるな…。
640名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 21:35:10 ID:isGTFPxC
レイムの力が3悪魔より大きいからなんとか解ったとか
641名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 21:45:00 ID:i/eM1UhH
ちょっと待ってくれ。
>>636はレイムの正体気付けなかった
>>639はレイムの正体気付いてた
どっちが本当なんだ?
レイムの前ではバルレルの態度がおかしかったのは
なんとなく覚えてるが…
気付いてたとして、主人公達に教えなかったのは
それも誓約のせいか?

質問ばっかりだな。すまん。
642636:2005/07/23(土) 21:55:26 ID:tlvdZt+H
うろ覚えだったから微妙に間違ってた。スマン。
正しくは>>639の言う通り三馬鹿の正体は気付けなくて、
レイムの正体には気付いてたみたい。
バルレル本人としては主人公にレイムの正体をそれとなく伝えてたつもりだったらしい。

…この解釈で間違ってたら恥の上塗りだ。
643名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 23:24:18 ID:rWKcwx5t
>>642
それで合ってますよ。
644名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 23:30:05 ID:i/eM1UhH
>>642
すまん。ありがとう。
しかしなんでそれとなくなんだバルレル…
この辺は辻褄合わせが上手く行ってないと考えた方が自然か。
645名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 08:50:56 ID:afdIVI0w
お前は次に「まぁ都月だから」と言う
646名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 08:57:22 ID:jDqLrFh8
トリスたんレイープきぼん
647名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 10:05:05 ID:RWmLdlIm
三悪魔は元の姿がバケモノだったが、バルレルは人型だったよな。
悪魔の種類によって違うのか、精神生命体だから見た目が決まってないのか。
まあ誓約を解いて、バルレルの本当の姿がバケモノだったら展開として嫌だがw
648名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 14:15:28 ID:dEcKI8QH
でも3悪魔の身体って人間から奪ったんだろ?
皮だけ剥いで着てたってことなのか?
649名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 15:39:27 ID:WPzgm3Gs
のりうつってたんだと思う。
650名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 16:17:05 ID:PamSTfBy
三悪魔その真の姿は色違いなだけのポワンだったり・・・・
651名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 16:37:02 ID:WPzgm3Gs
わざとだったらすまんが、ポワソ
652名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 16:59:15 ID:p/Wbnq9k
やめてくれ、そんな萌えるんだか萌えないんだかよく分からん妄想は
653名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 18:05:58 ID:f03IccaI
ポワン(*´Д`)
654名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 11:29:43 ID:bPFZVF8N
召喚獣姦
本編登場してるやつだと何が使えそう?
655名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 11:36:35 ID:SERNH93f
まずドライアード
656名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 12:42:37 ID:9PM66sAb
プラーマとセイレーヌ、ガルマちゃん
男なら鬼神将とか金剛鬼とか
657名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 14:46:53 ID:JzlLJAlR
天使ロティエルとかミミエットとか過去スレにあったな
658名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 18:28:36 ID:3JApJClb
美少女系のやつはいるのに、美少年系の召喚獣はいないな。
659名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 18:30:04 ID:3JApJClb
同人でメイメイがエクスを「エクス様」って呼んでるのを二冊見たんだけど
様付けなんてするキャラだっけ?
脳内のイメージでは呼び捨てだったんだが…。
660名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 20:38:35 ID:BVoxXaeO
パッフェルとごっちゃになってるんかなぁ。
661名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 22:16:31 ID:/4hI7+42
>>658
つ[ガブリーダー]
662名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 23:09:15 ID:t+5FWbuR
>>661
上の話題で出てる召喚石の召喚獣のこと。
663名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 23:49:22 ID:O6fRg4CR
意外と居るもんなんだな…自分は高2。
ナウシカラピュタトトロ魔女はほとんどの人が見てるもんだと思い込んでた…。
664名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 23:50:14 ID:O6fRg4CR
ぎゃーぎゃーぎゃー誤爆誤爆誤爆すいませんほんますみません
665名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 00:55:58 ID:0z8t7WiX
……まああれだ、あと4,5年したらまたおいで。
666名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 01:16:11 ID:WiirX98n
ワロス
667名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 01:54:02 ID:gXofgSoI
大人板用の誤爆コピペに使えそうなクオリティだな
668名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 06:38:05 ID:Gds8p8G6
もうすぐシャムロックと同じ年
669名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 07:55:53 ID:K/oQMO69
言い訳させてくれ。兄貴のお気に入りのぞいただけなんだ。
4,5年したらまた謝りにくる。
670名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 09:37:29 ID:ZSViI+k5
いや、ダメだ!通報しm
671悪魔王の統べる世界で〜ミニス編:2005/07/27(水) 16:29:57 ID:AoXu2A8p
「ひぐっ…あっぐ…うっ……」
目に涙を溜めながらミニスは泣き叫ぶのをかろうじて堪えていた。わずかに膨らみの生じ
た胸。陰毛も生え揃わぬ秘部。まだ幼さの残る少女の肢体が剥き出しに晒されていた。己
の裸身に突き刺さる視線。その羞恥に打ち震えながらミニスは顔を染める。
「キャハハハハ♪ナニいっちょまえに恥ずかしがってんのよ。ガキのクセに。キャハハ♪」
「う…うぅぅ………」
甲高いビーニャの嘲笑にミニスは顔を伏せ堪える。眼前にいる悪魔の玩具奴隷。それが今
のミニスの境遇である。まだ幼いミニスには過酷ともいえる処遇。だがそれを甘んじて受
け入れるしかない。それが現実なのだから。
「んふふ♪今日は何をして遊んであげようかしらねぇ♪」
「あ…あぁ…うぅ…ひぃぃぃっ!ひやっ!!」
ほんのりと赤みを帯びたミニスの乳頭をビーニャはつねる。クリクリと指先で弄り回しな
がらどのようにして嬲ろうかと思考を巡らす。何分この娘に対してはできることは今のと
ころ制限されている。膣およびアナルへの肉棒及びそれに類するものの挿入行為。ミニス
の肉体を著しく損傷させるような行為はとりあえず厳禁とされた。そうなると流石にでき
る行為も限られてくる。
(まあレイム様の命令だから仕方ないんだけどね。)
嘆息しながらひとりごちる。用は後の楽しみは取っておけということだ。しかるべき時ま
でにこの娘を適当に調教する。それが自分の仕事だと理解している。
「それじゃあ今日もしっかり奉仕するのよ♪キャハハハハハ♪」
「う…うぐぅ…あっ…は…いぃ……」
涙目交じりで鼻をすすりながらミニスはビーニャの言葉にうなずく。
672悪魔王の統べる世界で〜ミニス編:2005/07/27(水) 16:30:47 ID:AoXu2A8p
「むっ…はむぅ…んっ…っ……」
赤みを帯びながらそそり立つ肉の竿。それは明らかに剛健でそれを所持するものの類稀な
る精力を誇示するものであった。雄の力の象徴ともいえる剛直。それに可愛らしい小さな
舌ベロがチロチロと這う。唾液を刷り込むようにして少女は亀頭のカリ首を舌先で一心不
乱に奉仕し続ける。
「キャハハハハ♪何よ!唾つけているだけじゃない!そんなんじゃいつまでたったって終
わらないんだからね。」
嘲りながらビーニャは急かす。この場には数十を数える魔獣がひしめいていた。その全て
にフェラチオで奉仕する。それがビーニャにペットにされた日からミニスの日課となって
いた。口腔を支配する肉の棒。口の中にひろがる精液臭と苦味に耐えながら奉仕し続ける。
吐き出されるスペルマも飲むことを強要されていた。もはやそれが食事代わりとさえ言わ
んばかりに。
(うぇ…苦い…不味いよう…うっ…ぐっ……)
肉棒を頬張りながらミニスは涙ぐむ。ケダモノのペニスなんかに自分の口をつける。その
ことだけでも恥辱の極みと言うのに。それを飲めというのだ。それも一度や二度ではすま
ない数を。幼いミニスの精神をすり減らすには十分である。
673悪魔王の統べる世界で〜ミニス編:2005/07/27(水) 16:31:38 ID:AoXu2A8p
「いいのかなあ〜そんなグズグズしてて。まっ、アンタが処理できなかった分はアンタの
大事なお母様が代わりをしてくれるからいいんだけどね。」
「……っ!!」
途端、ミニスの顔が青ざめる。数瞬ほど身体をわなななかせてミニスは意を決したかのよ
うにがむしゃらに魔獣のペニスにかぶりついて舌をはしらせはじめた。
「んっ…んむぅ…ん…むっ…はむっ…んちゅ…んっ…」
肉棒を陰茎まで咥え込む。筋に沿うようにして激しく舌を這わせると同時に睾丸を手で転
がすように弄び始めた。尿道の中身まで吸い取るかのように強い吸着。顎を何度も懸命に
動かして自分の喉でペニスをしごいく。激しさを増すフェラチオに答えるかのようにして
魔獣のペニスも硬く勃起し熱い液汁をほとばしらせる。
「んっ!?んぐぅぅぅ!!んぅ…ぅ…ぷはっ!…げほっ…うげぇ…ぇ…」
胃に直接流し込まれるスペルマを喉に詰まらせてミニスはむせる。口を離した表紙に飛び
散った白濁がミニスの顔にへばりつく。ミニスのぷにぷにした弾力のある頬がべっとりと
付着した精液で白く染まる。
「キャハハハ♪やれば出来るじゃないの。その調子で頑張んなさいよ。キャハ♪」
高らかに響くビーニャの笑い声。喉に詰まる精液の苦味と悪臭。顔に吐き出されて滴る白
濁の洗礼。この上ない恥辱を与えられ泣き出しそうになる。だがその衝動をミニスは必死
の想いで堪えた。ミニスの脳裏に焼きついた悪夢そのものの光景。それが余りにもリアル
にミニスの脳内で再生をはじめたからだ。
(わたしが…わたしが…頑張らないと…お母様が…お母様がぁっ!!)
自分を庇って肉奴隷に身を落とし輪姦され続ける母ファミィの姿。そのあまりにも無惨な
光景は幼いミニスの心を蝕み続けていた。
674悪魔王の統べる世界で〜ミニス編:2005/07/27(水) 16:32:23 ID:AoXu2A8p
「だいぶ慣れてきたじゃない。昨日よりも早く終わったわよ。キャハハハハ♪」
「ん…ぁ…ぅ………」
どれだけの時間が経過したのかそれさえ定かでない。一通りの奉仕を終えて顔ばかりか全
身を白濁に染めたミニスがその場に転がっていた。どれだけの精液をすすらされたのだろ
うか。思い返すだけで胃から逆流してきそうになる。あれだけの数の獣達の欲情を抑える
には到底ミニスの口だけではおぼつかなかった。手や素股、足。髪の毛さえもペニスをし
ごく道具として使われた。押さえつけられた身体を這いずり回る無数の肉棒。熱を伴った
肉塊が熱い情欲をミニスの身体にぶつけた。肌も髪も吐き出された精液でグチョグチョに
汚されている。両手で握らされて素股で擦らされている間にも数本のペニスが口元に差し
出された。次々と代わる代わる口を犯すペニスの群れ。むせ返る暇さえなく髪を掴まれ口
をこじ開けられて奉仕させられる。無限に続くかとさえ思えた肉棒の乱舞。それが終わる
頃にはミニスは心身ともにズタボロになる。まともに言葉を発することさえ叶わぬほどに。
(うぅぅ…もう嫌ぁ…こんなこと…ずっと…うぇ…うぇぇ……)
ひくひくと嗚咽する。性処理器具として酷使される苦痛。ミニスはそれを心の底から思い
知らされた。それがどれほど辛く苦しいものなのかを。気が狂いはてできうるならばもう
死んでしまいたいとさえ思う。こんな恥辱を苦しみを味わい続けるぐらいならばと。
(でも…でも…お母様はもっと…酷い目に…お母様…お母様ぁぁ!!)
だがファミィのことが頭にちらつく。ファミィはこの比ではない陵辱を甘んじて受け続け
ているのだ。ミニスを守るために。そのことに思い至る。だから耐えなくてはいけない。
どんなに苦しくても。どんなに辛かろうと。
「うっ…ぐっ…うぇっ…お…母…様…ご…なさい…うぅ…めんな…い…うぅ…」
しゃくり上げながらブツブツとミニスは呟く。母に対する呵責に苛まれながら。自分のた
めに母が陵辱されている事実。それは辛い奴隷生活とあいまってミニスを苦しめ続ける。
675悪魔王の統べる世界で〜ミニス編:2005/07/27(水) 16:33:18 ID:AoXu2A8p
「あっ…はぁぁっ…う…くふぅぅぅ…ひっ…いっ…」
成熟した女性のみがもつ妖艶を備えた秘肉。それを掻き分けるようにして男根は打ち込ま
れていた。激しく腰を打ち付ける。肉ひだの感触をより深く味わいつくすために。膣肉を
掻き毟られるような震動にファミィの口からはたまらず喘ぎが洩れだす。
「ひひひひ。ファミィさん。貴女の方も具合がよろしくなっているのではないですか。私
のモノが痛いぐらいにキュウキュウ締め付けられていますよ。ひゃはははは。」
「そ…そんなことは…あっ…ひいやぁぁっ…ふぁぁ…あふぅぅ…」
否定しかけるが押し寄せる悦楽がそれを阻んだ。粘膜同士の摩擦が織り成す甘美な快楽。
甘く心がとろけそうになる淫靡な快感がファミィの脳に押し寄せる。気づくと自分から腰
を振っている。肉棒に貫かれる感触に溺れようと。
「たいしたものですよ。貴女ほどの名器にはそうそうお目にはかかれませんよ。だからで
しょうか。今日の私は疲れというものを知りません。まだまだいきますよ。」
「あっ…あぁぁっ…ふっ…くっ…はぁぁぁっ…駄目ぇっ…はっ…あんっ…くふぅん」
吸い付くような膣肉の触感に気分をよくしてレイムは更に激しくファミィを犯す。ファミ
ィの子宮に届くかのようにさえ思えるほど深く抉る。力強いピストンが繰り返される。逞
しく太い男根が挿入を繰り返すたびに飛び跳ねるような刺激が伝わってファミィの脳を焼
く。真っ白に燃え尽きてしまうほどに。神経を走る快楽の信号に抗いえない。堕ちてしま
うというのだろうか。このまま。
(ミニスちゃん…こんな姿…貴女には…)
肉欲に溺れてよがり狂う。こんな醜態は愛するミニスにとても見せられるものではない。
犯されてよがる淫らな母の姿など。金の派閥の議長としての矜持も人間としての尊厳も何
もかもが消えうせた。ここにあるのはただ淫らな雌がただ一人。
(でも…貴女だけは…こんな目には……)
それでも残されたのは母としての想いだ。娘の無事を祈る母としての想い。この悪魔が人
間との約定を守るなどありえない。ミニスも辛い目にあわされているのだろう。あるいは
今のファミィ自身のように。それでもミニスのために為すことがあるのならば。それを為
すしかないのだ。自分を犯す肉棒。その禍々しい狂気はミニスにも向けられるやも知れぬ。
それならば自分の身体で一本でも多く受け入れよう。吐き出される白濁。自分の身体で受
け止めよう。少しでも愛する娘を汚すものの数を減らせるのならば。たとえ淫らな雌に身
を堕とそうとしても。悪魔達の慰み者の肉便器にされようとも。
676悪魔王の統べる世界で〜ミニス編:2005/07/27(水) 16:41:46 ID:AoXu2A8p
「あ…はぅぅぅぅ…ふぁぁぁぁっ」
刹那、膣内射精の衝撃に仰け反る。豊かな乳肉を震わせながら。ドクドクと液汁が子宮へ
と流れ込んでくるのを感じる。子宮から溢れてしまいそうに成るほどに。
「すごいですねえ貴女の身体は。ファミィさん。これだけ射精したというのに私のモノは
まだまだピンピンしていますよ。いくらでも射精できそうです。」
液汁を注いだばかりというのにレイムの肉棒は硬度を落さない。ファミィの身体を貪り足
りないと言わんげである。
「はぁ…はぁ…もっと…まだ…足りないんです…だから……」
息を切らす。既に肉体は限界を超えていた。それでもねだるようにファミィは言葉を紡ぐ。
「もっと…してください…私の身体で…できれば…もっと大勢で……」
もう足腰立たなくなるほどに犯され続けたというのにファミィはより犯されることを求め
る。少しでも多くの肉棒を白濁を己で引き受けるために。それが愛するミニスを守るため
にファミィができる唯一のことだから。
「ふふふ。そうですね。一人占めはいけませんねえ。ひゃはは。」
にんまりと笑みを浮かべながらレイムは目配せする。その先には配下の悪魔達が多数控え
ていた。そのどれもが主から肉奴隷を下げ渡される時を待ちながら情欲を滾らせている。
目配せに気づいてかわらわらと多数が押し寄せる。ファミィの肉を求めて。
「良かったですねえファミィさん。今日も私ども大勢で愛してもらえますよ。肉奴隷とし
てはこの上ない栄誉ですよ。」
「は…い…ありがとう…ござい…ます…」
息も絶え絶えに答えるファミィの余力は乏しい。後ろから近づく悪魔の眷族の足音を聞こ
える。意識を失う暇すらファミィには与えられない。次に彼女の口から発せられたものは
アナルファックの衝撃に悶えた喘ぎ声であった。レイムと繋がったまま手始めに二本挿し
で犯される。肉壁越しに二本の肉棒がこすれ合ってファミィの膣を腸を責め立てる。何度
経験してもこうしてペニスで身体を挟まれるのは慣れないものだ。たまらずに悶えて喘ぎ
何度もオルガズムを与えられる。腸と子宮に同時に逆流してくる液汁。しかもそれで終わ
りではない。順番を待ちかねて控える眷属は多数。かくしてファミィは今日も過酷な輪姦
を受ける。愛するミニスのためその身を生贄にして。
677悪魔王の統べる世界で〜ミニス編:2005/07/27(水) 16:42:41 ID:AoXu2A8p
「んあぁぁっ!!んぁぁぁぁっ!ひぃぃぃぃっ!!あひゃぅぅぅぅ!!」
少女の悲鳴は部屋の壁を激しく叩きつけて反響する。過酷な陵辱に身も心も憔悴しきった
ミニス。そんな彼女に課される調教はまだまだ終わりを見せない。白濁にまみれたミニス
の身体。その上をゲル状の物体が舐めるように這いずり回っていた。
「キャーッハッハハ♪。あれで終わりだとでもおもってたのぉ?甘い甘い。キャハ♪」
嬲られるミニスを見つめながらビーニャは悦に浸る。泣け。叫べ。喚け。そしてアタシを
もっと楽しませろ。そう念を込めながら見入る。ビーニャの念を受けたのかは知らないが
ミニスの身体を這いずるスライムはまだ幼い蕾のようなミニスの性感帯部をぬめった表面
を這いまわして責めつづけている。
「らめぇ…おかひくなっひゃふぅぅ…んひぃぃぃ!!くひぃぃぃぃ!!」
呂律すら回らずにミニスは喘ぎよがる。スライムはピンク色をしたミニスの乳頭を、まだ
男根の洗礼を受けていない未熟な女性器をそのぬめぬめした表皮で嬲りつくす。敏感な箇
所をスライムでこすりつけられてミニスの意識に白い火花が飛ぶ。押し寄せる快楽信号が
頭の中を漂白していくのだ。真っ白に。
(わたし…駄目…変になっちゃう…お母様…お母様ぁぁぁっ!!)
終わりなく与えられ続ける責めにミニスの心は折れそうになる。たまらずにこの場に居な
い母に助けを求める。無駄と知りつつも。
「んふぅぅぅ!!んひぃぃぃ!!んひゃぁぁぁっ!!」
延々と続くスライム責めの刺激。脳内を焼く悦楽の嵐にミニスは悶える。白濁液に濡れた
彼女の身体は今度は自分の秘所から噴出する淫水にまみれることとなった。
(キャハハ♪ホント馬鹿よね。どのみち母娘仲良く一生あたしらの玩具だってのに。)
嘲りながらひとりごちる。娘のために身を捧げるファミィも母のために調教に耐えるミニ
スも悪魔達にとっては滑稽な道化にすぎない。ほんの余興のための。
(レイム様こいつのことどうするつもりかしらん。んふふ母親の目の前でこいつの処女を
散らしてやったらさぞや愉快でしょうねえ。)
思い浮かべるだけで楽しくなる。自分が肉便器に身を堕としてまで守ろうとした娘。その
娘が眼前で陵辱されたときの母の絶望はいかに美味だろうか。愛する母ともども肉便器に
されて未来を閉ざされる娘。その娘が見続ける悪夢はどれほどの滋味か。想像するだけで
涎が垂れそうになる。
「まあどっちにしろそのときまでにアンタをこのビーニャちゃんがみっちり調教してあげ
るんだからね。キャハハハ♪楽しいぃぃぃぃぃ!!キャハハハハハ♪」
ビーニャの高笑いは響く。スライムに嬲られ続けるミニスを尻目に。こうして悪魔の玩具
とされた哀れな母娘の一日は過ぎてゆく。無情なことに。
678鬼畜野郎 ◆inEm7wtNVQ :2005/07/27(水) 16:49:14 ID:AoXu2A8p
どうもお久しぶりです。ようやく実生活がひと段落着いたので久しぶりに書きました。
久しぶりにレイム様とマーン母娘で。前に書いたファミィママン陵辱の続きね。
やっぱ書いてて楽しいです。レイム様とビーニャは。
こいつら主導だとエロエログッチョグッチョンな話に出来るので有り難い。
ミニスたんとファミィママンは個人的にお気に入りなので久しぶりに書けてよかったです。
夏美・綾シリーズの続きもまた気が向いたときにでも書いてみようかと思います。
あと書けるならカシスとか調教シリーズとは別に書いてみたいですけど
いつになることやら。それではサラバ。
679名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 18:24:08 ID:B8L3Gkl/
あえて苦言を呈すると文章読みにくい
680名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 20:44:54 ID:WnycT40P
鬼畜野郎氏はいつもこの文体だろうに。何を今更。
681名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 22:32:46 ID:TvVD6WlT
無理を承知で、次はレシィキボン
682名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 23:06:34 ID:6bi/vPnZ
同じく無理を承知で女イオスキボン。正体を知ったレイムと3悪魔に雌犬にされるとか。
683名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 02:01:32 ID:GK4Pl0bt
同じく無理を承知で次は純a…いや、何でもないです。
684名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 02:43:10 ID:pgVW0x6z
まったく無理せず、鬼畜野郎氏はこのままでお願い。
鬼畜上等! GJ!
685名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 08:37:31 ID:vDxlk0Ai
あえて質問すると>>679は鬼畜野郎氏の書く
文章そのものが読みにくいと言ってるのか
それとも改行や行間などの事を言っているのかどっちなんだ?
686名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 21:45:38 ID:IXh5sPTA
無理を承知な人とこのままでお願いな人の為にもage
687名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 22:38:22 ID:WWdU96+f
たしかにもう少し改行してほしいとは思う
688名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 22:55:01 ID:xq24D+uw
改行が多くなると読みにくくなる文体だと思うけど…
今のままがいい。
689名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 00:00:38 ID:i0hFr0aN
読点が少ない文章だから、今のままのほうが読みやすいに一票。
690名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 00:32:35 ID:KOkdirmL
改行とかは職人さんの好きにすればいいじゃんに一票。
691名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 07:30:07 ID:rdij4ror
鬼畜グッジョブに1票。
692名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 12:51:35 ID:QUv9NrPe
ついでに保管庫管理人氏も保管作業グッジョブと一票。
693名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 16:15:46 ID:CUsL6jwu
そしてスレを支える人々グッジョブに一票
694名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 13:24:23 ID:QQdIj1/e
この愛に飢えた哀れな男に良質の肉便器を恵んでくらんか
野郎は却下な
695名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 17:05:46 ID:p14dLmeL
サローネ
696名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 17:21:08 ID:mP36dmap
ファナンの町のおばちゃんも捨てがたい
鬼畜レイム様一味もまだ手をつけていない貴重な女性キャラだ
697名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 19:23:58 ID:ZdC2OG/+
そこでマネマネ師匠ですよ。
ご主人様のお望みのままにどんな美少女にでも変身する、貴方好みのむしゅめさん。
声は聞くな。
698名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 19:43:45 ID:FWnWQMQf
イオスタンを。もちろん女の子で。
699名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 19:49:57 ID:uYCQsZ0r
マネマネ師匠…(・∀・)イイ!!…のか?
700名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 20:00:05 ID:70/DrDfO
ビィッチ!!
701名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 21:13:01 ID:ThMjUvGh
>>700
やらな い か
702名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 21:23:29 ID:0OGds3/K
エクステは発売前の今のところ、レオン×エイナ萌えが多いみたいだが
ベクサー×リニアに萌えそうなのはもしかして自分くらいなんだろうか。
まあ発売してからのゲーム中の扱いにもよるけど。
サモナイだし、さすがに死ぬことはないよな。
703名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 18:40:09 ID:AG8wK9J5
いまさらだが、1を買ったぞ
どんなものか楽しみだ
704名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 00:23:36 ID:w9BI+sgH
>>702
つ ビジュ
705名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 01:35:18 ID:MBRmVMS7
>>704
だってビジュは仲間じゃないし、悪役だし…。
勧善懲悪のサモナイで、改心しようのない悪役は大抵死んでないか。
オルドレイク、レイム、三悪魔、ルベーテ、ゲドーとか。
生きてたのってフリップくらい。
706名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 01:56:34 ID:gBVE5VmV
つゼルフィルド
仲間にしたかったよ…こいつといいヴァルゼルドといい機械兵士の扱いが納得いかん
機械兵士のSSが読みたいが中々ないのな。
707名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 02:00:03 ID:qtpqAys2
とりあえず
CV若本のあいつがどういう扱いか気になる
ボケキャラじゃなかったらちょっとショボン
708名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 09:49:39 ID:M01GFwH5
サンプル聞く限りボケだよな

ちなみになんでネコは狭いところ好きなの?
709名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 11:12:59 ID:uL2qs4UU
つカノン
バノッサを魔王化させるための生贄に殺されてカワイソス
バノッサも死ぬし
あとカルマ値次第じゃルヴァイド、イオス、アズリア、ギャレオも死ぬよな
ルヴァイオコンビは死んだままでも普通ルートでクリアできるし
710名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 12:38:55 ID:THFQIynA
ルヴァイオはカルマ値というか選択肢じゃなかったっけ。

しかしこう見ると、なんかしょーもない死に様が多いような
ゼルフィルドなんて下手すりゃ死んだかどうかすら判断しにくいし。
711名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 12:50:29 ID:8SfD8xPs
レイム…つーかメルギトス死んでないし。むしろ死なない
712名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 13:56:03 ID:WFFIoKs3
>>710
カルマ値も関係あるよ。自分、選択は間違ってなかったけど、
毎回毎回、主人公以外全滅とかダメ戦法繰り返してたら、
ルヴァイドたちあぼーん
713名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 16:47:59 ID:DaQlMiJh
エクステーゼ主人公ズはウホッとかふたなりとか難しく考えずに
もっと素直に体がエイナの状態でオナニーさせとけばいいと思います
714名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 18:55:18 ID:TMtS2haW
レオンが自家発電して、精神のエイナが普段とは違った快感で悶えまくるのがいいと思います。
715名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 20:01:41 ID:q5S4IcAH
野郎の自家発電なんて見たくない

あ、でもレシィはk(ry
716名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 21:19:54 ID:4ujLOfVO
誰かシュガプラ書いて下さい頼む
717名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 22:15:41 ID:l5Hgfeym
純愛カシスたんが読みたいです
718名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 22:20:05 ID:+ZPRU48d
ねっとりネストリはまだ〜?
719名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 00:12:43 ID:tSce16pQ
純愛カシスたんいいね。
720名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 01:43:05 ID:FVQt7CA1
レイム×ビーニャが読みたいといってみる。
721名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 08:09:14 ID:fKwKgLZl
ハヤカシの人のハヤカシが読みたいです・・・
あきらめたら(ry
722名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 18:15:08 ID:yQMaBJ/O
クレクレしたものは書いてもらえない、くらいに思っといたほうが良いかと
723名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 21:18:48 ID:+0HFC73v
クレクレして実際に投下されることなんてほとんどないよ。
724名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 23:19:45 ID:HY1u32NV
みんなわかってるんだよw
だから投下してほしくないのをリクしてるのさw








なーんて言ってみる・・・orz ゴメン、クレクレカイテマシタ。
725名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 00:25:22 ID:oCwcaHio
お前らがくだらないこてで言い争っている間も
ネスとアメルは死なないメルギーと死闘を繰り広げているんだぞ!(つд`)
726名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 02:28:05 ID:vXLK2LOt
ごめん、じゃあ俺は必死にトリスのナイ乳について考えるよ
727名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 05:20:24 ID:sirpJW9A
トリスたん(*´Д`)ハァハァ
728名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 11:56:05 ID:HueumwgQ
ネスはトリスのナイ乳と死闘を繰り広げてるんだぞ(*´Д`)ハァハァ
729名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 13:16:03 ID:oCwcaHio
>>728
(*´Д`)
730名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 13:27:51 ID:Dyv3n0gf
あげ
731名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 14:48:59 ID:/xTg8nVp
>>728
詳しく
732名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 15:57:06 ID:oCwcaHio
ベズソウの刃を丸っこくしてそれにナイロン生地を巻き付けて
ゆーっくり回転させながら近づけて擦らせるとか
そういうことではないと思う
733至福の時:2005/08/04(木) 21:23:34 ID:YtFlDKNR
普段から予習復習を欠かさずにいれば試験期間と言え特別に勉強する必要などない。指定
された範囲を多めに復習しておけばそれで事足りる。ただ普段と異なるのは部活が無いの
で早くに帰宅できるということだけだった。早めの帰宅をしてから早めに予習と復習を済
ます。すると自然と余暇というものが生まれてくる。いつもならば適当にテレビを見るな
りして無為に潰す時間だ。特別することなど何もなかった。彼女が来るまでは。

「……あのさ…カシス。そんな風に覗かれていると気が散るんだけど。」
こめかみを押さえてどこかいぶかしげに籐矢は呻く。背後からジロジロと見られるような
視線。それが自分の恋人からのものであってもあまりいい心地はしない。視線に気をとら
れて机に向かう意欲もそがれてしまう。」
「えっ?あっ…ごめん…ごめんね。」
慌てて謝りだすカシスだったがその視線を籐矢からは外さない。籐矢が机に向き直ればま
た背中に物欲しげなカシスの視線が突き刺さる。もの言いたげな念でもこもっているかの
ように。後ろがどうしても気になってしょうがない。堪えきれず籐矢はカシスの方に振り
向き溜息混じりに言葉を吐く。
「構って欲しいのかい?」
「えっ!いっ…いや…そんなことない。そんなこと。あはは…は…」
苦笑交じりに問いかける籐矢にあたふたするカシス。誤魔化そうと作り笑いを試みるも上
手くいくものでもない。にんまりと微笑みながら無言の圧力をかけてくる籐矢に抗するこ
とが次第にかなわなくなりとうとう本音が洩れる。
「あはは…ははは…は…その…ごめんなさい。本当は構ってほしいです。だって…せっか
くトウヤが早く家に帰ってきてるんだし。」
そういって肩を落として小さくなるカシス。顔を赤らめながらモジモジとしている彼女の
様子は籐矢の目にも可愛らしく映る。あちらの世界ではどこか自分をリードしてきた彼女
も実際には歳相応の女の子であることが容易にうかがい知れた。
734至福の時:2005/08/04(木) 21:24:08 ID:YtFlDKNR
(まあ、向こうじゃそうそう余裕もなかったしね。)
慌ただしかったそして懐かしいリインバウムでの日々を思い出す。あれからこちらに戻っ
てきて、カシスがこちらの世界にやってきて、こちらじゃ戸籍もなにもないカシスをどう
にか両親を説得して家に居候させて、どれだけ時間が過ぎただろうか。せいぜい数ヶ月程
度なのに随分と昔のようにも感じられる。
(おっと僕としたことがついノスタルジックになってしまったよ。)
つい物思いにふけっていたことに気づき慌ててカシスに視線を戻す。カシスは相変わらず
に顔を赤らめながら伏せかえっている。自分と視線も合わすのも躊躇われているようだ。
「あの…ごめんね…あたし…トウヤが勉強中だって分かってるんだけど…」
穴があれば飛び込んで入ってしまいそうなほどの気恥ずかしさに悶えながらカシスは呟く。
彼の勉強の邪魔をしちゃいけないと理性では分かっている。そのはずなのにどうしても胸
に込み上げてくる熱いものがカシスの意識を自然と籐矢の方へと向けていた。自覚しては
いても止めようがない。この火照るような想いを。
「でもさ…その…トウヤ…今日早いし、おじさんやおばさんいないから二人っきりだし…
って!なに言ってんのよ!あたし!あはは…その…気にしないで…ははは。」
うっかり洩れだす言葉にカシスは焦りかえる。これではまるで自分から彼を誘っているみ
たいではないか。この家の中に二人きりという状況にかこつけて。
(ああ、もう…どうしよう…駄目…あたし…こんな…)
もう身を焦がす羞恥で胸が潰れそうになるカシス。そんなカシスの様子にトウヤは息を大
きく吐いてパタリとノートを閉じる。
「まったく…しょうがないなあ。」
そう言って優しく微笑みながらカシスの方に近寄る。間近によるとカシスの顔はいっそう
茹でダコのように沸騰していた。急上昇する心拍数にどうにかなってしまいそうなほどに。
735至福の時:2005/08/04(木) 21:24:39 ID:YtFlDKNR
「本当に。カシスは甘えん坊さんだね。」
優しい微笑みとともに彼はそう囁いた。やばい。心臓が止まらない。血液が逆流している。
「な!ななっ!な!!そんなっ!!!」
血の気がすっと頭に上っていた。呼吸も息苦しい。喉から何かが飛び出来そうだ。
「そんな…違っ…その…いや……」
慌てて否定しようにも言葉が続かない。反則だろうにその台詞は。自分の中から平常心を
根こそぎ奪っていってしまう。
「ふふ。そうやって慌ててるカシスを見るのも中々新鮮で可愛いよ。」
追い討ちにそんなことまで言ってくる。もうどうにも止められない。
「イ…イジワルぅぅぅ!!トウヤのバカぁぁ!!あ〜ん…もうっ!!」
どうしようもなく身体が火照りだす。余った熱気が衝動になって気がつくと駄々っ子のよ
うにトウヤの胸をポカスカ叩いていた。それはもうひたすら照れ隠しに。
「はははは。ごめんごめんったら。」
にこやかに笑いながら謝ってくるトウヤ。誠意がこれっぽちも感じられない態度で。人を
からかって楽しんでいるのだ。つまりは。
「もうっ!ひどいよ。そんなふうにあたしのことからかって。」
少し拗ねた風にカシスは口を尖らせる。こちとら恥ずかしさでもう顔が真っ赤だというの
にトウヤはすました顔。拗ねたくなるのも当然だ。少し傷ついた風に首を傾げるカシス。
そんなカシスに対しトウヤはポンとその肩に手を置いて告げる。
「ごめんよ。カシス。つい調子に乗っちゃって。」
今度は少し真剣味がこもった口調で。こうされるとカシスはもう何もいえない。何もかも
がトウヤの手の平の上のようにさえ思えてくる。
「…もう……トウヤの…バカ……」
そうポツリと呟くのがせいぜい。それも顔を紅潮させて。本当に彼の意のままに。
「それでどうするんだい?とりあえず勉強の方は後回しにするけど。」
あくまでもにこやかに餌をこの魔王のごとく狡猾な少年はぶら下げてきた。そんなものを
目の前に出されて食いつかずにいられるわけがない。
「…その…あたしと…一緒に………」
小刻みに震えながらカシスは望みを彼に告げる。
736至福の時:2005/08/04(木) 21:25:53 ID:YtFlDKNR
別に今日が初めてというわけでもない。それなのに自分はちっとも慣れないのはどういう
ことなのだろう。彼の方はもう百戦錬磨の手錬と化しているのに。
(ずるい。絶対にずるいよ。)
トウヤの剥きだしの身体を間近にみるのも。自分のなんら一糸まとわぬ姿を見られるのも。
もう初めてではないはずなのだ。それなのにどうしようもない恥ずかしさが溢れてくる。
入る穴はどこかと探したいくらいだ。
「相変わらず反応が初々しいね。カシスは。」
相変わらずにこやかにどこの中年だオマエはとつっこみたくなることを言ってくる。こっ
ちは裸を見られているだけで恥ずかしくて死にそうだというのに。
「いじわる…トウヤのいじわる……」
泣き出しそうにポツリと呟くカシス。ここまで彼女のいじらしい姿を見るのはこちらに着
てからだろう。リインバウムでは波乱万丈な日々を送ってきたのでカシスの側にもそんな
弱さをさらけ出すほどの余裕は無かった。だがこちら側の世界。誰よりも愛しい人の側で
暮らすうちに弱さも甘さもトウヤの前では隠さなくなった。ありのままの自分を曝け出せ
る。そんな何よりも大切な人の前では。
「ごめんよ。カシス。それじゃあはじめようか。」
「……あ……うん……」
合意を取り付けるような呼びかけにこくりとうなずく。もはや乗りかかった船である。今
さら途中下船はきかない。彼とひとときをすごすのだ。男女の営みのときを。
(トウヤと一緒に………)
脳がとろけだしそうな感覚の中でカシスはトウヤに身をゆだねる。この上なく幸福な彼と
の時間を噛み締めながら。
737至福の時:2005/08/04(木) 21:26:55 ID:TxCjPmlf
それは既に見知ったものである。衣服まとわぬ彼女の裸体は。そう発育の良いとは言えな
い少女の身体。胸板に申し訳程度にのった乳肉。歳の割りに幼く見える童顔。チャームポ
イントなクセ毛。そしていまだ毛も薄くほんのりとした桜色の秘部にはひき付けられる。
「あんまり見ないでよ……」
そしていまだに初心なその態度。いくら愛でても足りないほどの。この愛らしい恋人をど
う虐めてやろうかと悪戯心が騒ぎ出している。
「じゃあまずはここから……」
とりあえず下準備に濡らしてみる。別に初めてというわけではないが濡れていない状態で
はどちらにとってもやりにくい。カシスの秘肉を籐矢は舌先で嬲りだす。
「ひやっ!やだぁ…そんなとこ…あっ…ひぃぃっ!!」
こちらの愛撫にあまりにも素直な反応が返ってくる。籐矢にしてみればそれは楽しくてし
ょうがなかった。こうも可愛らしく返されてはもう少し意地悪をしてみたくもなる。
「ふふふエッチだね。カシスは。もうこんなに濡らして。」
短時間での愛撫。だが敏感なカシスの身体は容易くも反応している。塗り込められた唾液
とにじみ出る愛液とですでに十分なほどに濡れ細る。
「ひどいよぉ…ぐすっ…ひどいよぅ…またそんな意地悪なこと言って。」
籐矢の言葉にカシスは目に涙さえ浮かべる。いまにも泣き出しそうな彼女。その姿がより
愛おしい。この世で自分だけが彼女のこんな姿を堪能できる。
「トウヤ…だからだもん…あたしがこんなにいやらしくなるの…キミじゃない…あたしを
こんな風に…いやらしく…しちゃうのは……」
聞いてて身悶えしそうな嬉しいことを言ってくれる。籐矢に俄然意欲がわいてくる。今日
はカシスとの最高の時間を楽しもう。試験勉強などいつでもできる。そう思って籐矢はカ
シスへの攻めの手を強める。
「あひっ…あふぁっ…ひどいっ!あたしが胸弱いの知ってるくせにぃっ!あっ…駄目ぇ!
吸っちゃ嫌ぁっ!…ひんっ…ひゃふぅぅ!意地悪ぅぅ!トウヤの意地悪ぅぅっ!!」
カシスの小さな膨らみを手で弄りながらその乳頭を口に含む。舌先で軽くつつくようにし
ごいてやると案の定、色の良い反応が返ってくる。貧乳な方が感度は高い。そんな俗説が
頭をよぎったがすぐに忘れた。どうだっていい。今はこうしてカシスを堪能することさえ
できれば。
「やだぁっ!やっ…ひあっ!トウヤのバカぁぁっ!!」
喘ぎながら抗議してくるカシスの姿。それは何よりも至福を与えてくれる籐矢の宝物。
738至福の時:2005/08/04(木) 21:27:37 ID:TxCjPmlf
「ぐすっ…うっ…えっ…うぅ……」
ほとんど彼にされるまま。一方的に弄られて涙ぐみながらカシスは小さく嗚咽する。
(ひどいよ…意地悪なんだもん…トウヤ…いつも…)
いつもそうだ。彼とするときは。こうやって主導権を最後まで握られてなすがままにいい
ように遊ばれるのだ。
(でもそれが嬉しかったりするんだ…我ながら情けないことに……)
決してトウヤには言えない本音が心の中で洩れる。どんな形にせよ愛しい人をより強く感
じていられる。それがカシスにとっては何よりも幸せだ。こちらを焦らすように意地悪を
してくる彼。それがたまらなく恋しい。もうどうしようもないほど自分は彼のことが好き
になってしまったのだと改めて感じられる。
(キミの側にいられるから…だからあたしは……)
無色の派閥の一員として育てられてきた過去。親の愛情も知らず。友達さえ居ない。そん
な自分の世界を変えてくれたのがトウヤだ。カシスにとって彼こそが世界そのもの。
(キミと…大好きなトウヤとだから…だからあたし…)
表面的には恥ずかしがったり泣きぐずったりしている。でも心の底では幸せだ。羞恥心も
なにもかも全部。彼の前ではささいなことだった。自分の全てを彼に捧げる。これ以上の
至福があるはずがない。それで彼が喜んでくれるなら。彼とともに幸福を感じていられる
のならば。
「カシス。」
すると突然に声がかかる。優しい声。そして真剣な眼差し。先ほどまで自分をからかって
楽しんでいたときとはまったく違う面持ち。
「いいかい?」
短い一言だけど十分だ。自分も同じ想いだから。一つになりたい。愛しい人と。
「うん。いいよ。」
そう答える。そして目を閉じ待ち受ける。彼自身が自分の中に入ってくるのを。
「…んっ…くっ…ああぁっ!トウヤぁぁぁぁっ!!」
十分に濡れた膣内に逞しい肉の棒が埋め込まれるのを感じながらカシスはとっさに叫んで
いた。愛しい人の名前を。
7395スレの1 ◆inEm7wtNVQ :2005/08/04(木) 21:33:22 ID:TxCjPmlf
流石にいつものHNでは投下しづらい作品だったので5スレの1を久々に名乗ることになります。
作者個人ではキルナツ以来の純愛ものでトウカシでお送りしました。
一応これ前編ですので続きます。トウカシは個人的に思い入れの強いカプなので
書いてみたいとは思っていました。次回はこの続きということで。
夏美・綾のほうはまた今度。それではサラバ。

チラシの裏
思えばレイム様関係以外は1ばっかだな俺。一回しかクリアしてないのに(そのときがトウカシ)
740名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 21:40:14 ID:GbMsFBjz
GJ!
741名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 22:53:18 ID:3X1Zu/vP
ウッヒョーーーーーーーーヽ(゚∀゚)ノ
GJGJ!自分もトウカシはファーストクリアコンビだから
思い入れが強いので嬉しス!正直エロが読めると思って
いなかったyo
742名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 23:41:43 ID:xJDpFubq
ぐじょぶー!

関係ないけど箱悪魔の人どしたかしら?
743名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 20:27:39 ID:G2u4qACV
エクステやってる最中かな?
今回主人公カプが固定だし、記憶を取り戻すのも結構後だしで、エロが書きにくそうだな。
結局テレカのレオンとユヅキの赤面はまったく関係なかったな。
ベクサーとリニアも難しそう。
744名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 20:34:02 ID:yFKDWORm
エクステは中古待ちするつもりだがどうも評判はよくなさそうだな
売り上げは3と同等以上に好調らしいが
夜会話&EDが固定ではこのシリーズの売りが削がれるよ
やっぱSLGの方がキャラも多く出せるしネタ的にはよかったな
今回サブキャラが本当にサブキャラみたいだし
745名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 20:39:01 ID:G2u4qACV
>>744
個別エンドはないけど、キャラはやっぱりサモナイって感じでよかったよ。
「いかん、煮詰まってしまった!」とか都月節が相変わらず炸裂してるし。
746名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 20:53:17 ID:yFKDWORm
>>745
そうか。それじゃ安くなったら買おうかな。
エロ的にはどう?なんか使えそうなネタある?
747名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 21:01:58 ID:G2u4qACV
エロっぽい要素は皆無かと。
でも、百合が好きな人なら萌えそうなネタは結構あると思う。
ノーマルで想像できる範囲では、レオンエイナかベクサーリニアくらい。
でもEDその後ならともかく本編中ではどっちも恋人としてはありえなさそう。
あと、エピローグは仲間キャラ無視で主人公のその後しか語られないのが
ちょっとマイナス。
仲間たちのこれからが知りたかったんだけどな。
748名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 21:09:18 ID:MemTMO/K
>>745
つか、エクステの脚本もやはり都月なんだ。
…一部で危惧されてた芋マンセー展開は無いみたいだけど。
749名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 21:30:23 ID:mX7aREG5
夜会話固定は致命的だな。ルチルED見てぇorz
750名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 22:38:02 ID:KDcTVhPY
売り上げ好調ってことは、カプ限定路線も開拓されてしまったって事か…
123糞と準王道にばかりはまってる身には厳しい現実だよ

>>748
え、芋出てるの?
751名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 23:02:39 ID:T4d7r5WT
危惧もなにも、アンチが大げさすぎるだけだと思うけどなー。普通にありえねえよ。
752名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 00:04:15 ID:ztoRqDgA
うーむ…ピアにHな悪戯をされるエイナとか…?
753名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 01:23:50 ID:y5p1rQEb
ふーむ、ED見たしレオエイのSSでも書きたいと思うんだが良いかな?
ネタバレは極力無くすし
754名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 01:41:58 ID:PUUYMMKR
おながい。レオエイに萌えてる者も一応いるので
755名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 01:45:49 ID:s3S80brK
俺も終わったからレオエイで一本書くか。
この二人、ネタには全く困らないな
756名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 02:45:19 ID:Eg/Sd1D+
そもそも二人は最初どういった関係で、
どうして体を共有することになったのか、
それからどんな風に進展していくのか、
が、いまさら知りたい。
757名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 03:45:55 ID:y5p1rQEb
いや、それはゲーム買って知るべきだろ
758名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 07:42:17 ID:Cxzg1s01
発売直後だし、エクステのネタバレ含むときは
冒頭にそのことを書いておくようにすればいいと思う。
759名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 07:43:13 ID:2m5FODvG
オーレルはエイナ主人公のときはちょっとくらい恋愛的な好意を持つのかと思ってたけど
そうでもないみたいだね。
オーレルが人型で、カプ固定じゃなければオーレル×エイナもよさげだったが。
760名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 08:05:37 ID:aZWRAol8
新しい年齢層を狙って作られてるはずだから
恋愛面はまぁこんなもんじゃないかと思う。
ここに来てる年齢くらいのファンには
やっぱり物足りないけどな…。
761名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 09:17:56 ID:5zjRlDls
二次創作カプでエイナやレオンと他キャラとくっつかせようと思っても、
中にもう一つの意思がある&レオエイが公式で完璧にくっついてるせいで
書きようがないよな。
たとえばレオン×ユヅキとかベクサー×エイナとか、
レオン視点でエイナがユヅキとのギシアン見たり、
エイナ視点でレオンがベクサーのハァハァ面見たり…。
762名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 11:06:30 ID:R2DvQwxj
ルチル援交もの
or
ルチル輪姦もの

が読みたい
763名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 17:28:25 ID:gNdeiTLr
正直エクステには燃えも萌えも足りん。

まあルチルがはいてるのかはいてないのかどうかに関して考えるのは燃えるが。
764名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 18:15:22 ID:E9/EZzBk
ベクサーは燃えるよ
765名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 18:53:00 ID:+/8U5sZW
かっこいい男だな。なんつーか…男が惚れるタイプ。
…いや、ウホッじゃなくて
766名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 19:20:55 ID:ug+sAk07
ビジュアルブックのベクサーとリニアのツーショットイラストが萌え燃え
百合ならキサナ×ユヅキか?
767名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 20:29:07 ID:czNuyTDH
>レオン視点でエイナがユヅキとのギシアン見たり

イイネイイネー
768名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 00:50:15 ID:6jStDFLo
クリアした人間なのにルチルって誰だろうとか思った俺ってorz
エクステはクリアするの骨折れるぞ、ノーヒントだと。
とりあえずユズエイ構想してみる。文になったら投下の方向で
769名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 01:11:53 ID:xtRbwbbu
ユズエイか・・・。ベクサーやらとギシアンされるよりレオン的には複雑かもしれん。
770名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 01:24:22 ID:gTIBQVeO
1人が体験してることはもう一人も体験してるってことだったな?
ってことは、どちらかが一人で遊んでる場合ってもう一人はどうなるんだ?
771名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 10:19:38 ID:n4jdvBnA
アクエリオン状態
772名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 10:32:28 ID:Ox5peJsL
ギブソンが嫉妬をエネルギーにしたり
ベルフラウが合体するたびに喘いだり
スカーレルが合体依存症になったり
バルレルがヲタクだったりするアニメですな
773至福の時〜泡沫の夢〜:2005/08/08(月) 14:02:41 ID:QDfmeCDk
「あひぃぃっ!…くっ…ふっ…ふぁぁぁぁっ!!い…イイっ!!トウヤぁぁっ!!」
粘膜に濡れた肉同士が擦れあう。その度に与えられる快楽にカシスの身体は悦んでいた。
膣肉を蹂躙する肉棒。ギチギチに詰め込まれ密着した肉が愛液を潤滑油に激しい摩擦を繰
り返す。こうして繋がりあうのも何度目のことであろうか。こうして交わるたびに新鮮な
感動が身を包む。初めてのときは痛みのあまり快楽を感じる余裕なんてなかった。ただ愛
するトウヤと一つになれた充足感だけがそこにあった。肉の快楽という美酒の味を知った
のは二回目以降。その都度にカシスは感じる。自分の身体が彼を受け入れるたびにより淫
らに悦楽に溺れていくことを。
「あっ…ふぁっ…あんっ…ひんっ…来るぅぅぅっ!!来ちゃうぅぅぅ!!」
もはや膣奥まで入りこんだ肉棒。亀頭が子宮の入り口まで到達したのかとさえ思えてくる。
交わりは回を重ねるごとにより深く、より激しくなっていく。もたらされるオルガズムも
それに比例するかのように増していく。嗜好品のごとくやみつきになる。もう彼との性交
なくしては生きてはいけないほどに。
(こんなにエッチになっちゃったよ…あたし…トウヤのせいで……)
喘ぎ声を大声であげながら淫らによがり腰を振るようにまでなった自分。そのことに羞恥
を覚えなくもない。だがカシスはそれでもよかった。相手がトウヤだから。誰よりも好き
な人だから。彼の前でなら例え淫乱な雌と化しても構わない。彼とともに苦楽を分かち合
えることが出来るのなら。
(トウヤ…大好き…ずっとキミと一緒に……)
突き抜ける衝撃はカシスの子宮にまで響いていた。より深い場所で感じられる。トウヤの
温もりを。彼と繋がっている。ずっとこうしていたい。ずっと彼の側に居続けたい。そん
な想いが溢れ出して止まらない。とどめることもかなわずに。
「ひやぁぁぁっ!!あああぁぁぁっ!!」
びくりと脈打つ肉塊から放たれる熱い液汁を子宮に注がれるのを感じながらカシスの意識
は飛ばされていく。記憶の向こう側へと。
774至福の時〜泡沫の夢〜:2005/08/08(月) 14:03:26 ID:QDfmeCDk
「…っ!……くぅぅ…痛っ…ぅ……」
身体の一部を引き裂かれるような痛みが走っていた。硬くそして熱い肉根の感触。それが
自分の膣内にゆっくり挿入されていく実感が痛みとともにカシスの脳内で広がっていく。
「大丈夫かい?カシス………」
「んっ…うっ…大丈夫…続けて……」
全身に響く破瓜の痛み。それに耐えるカシスを心配そうな表情で籐矢は見つめる。だがカ
シスは涙目で震えながらも願う。この行為を全うすることを。
「わかった。でも無理だと判断したらいつでも止めるから。」
懇願するカシスに対して籐矢も意を決する。これは自分にとってもカシスにとっても大切
な意味を持つ営み。愛する少女がその純潔を捧げて自分を受け入れてくれる。これ以上の
幸福がありえるというのだろうか。ならば自分に出来ることは彼女の望みを叶えることだ
ろう。愛する人との初めての交わりを掛け替えのない思い出にするために。
「……っ…ひぃぃぃっっ!!ぎぃぃぃぃっ!!いぎゃぁぁぁぁっ!!」
その先端が突き刺さったカシスの膣内をトウヤの男根はさらに深く押し進む。初めて男を
受け入れるカシスの処女肉を掻き分けて。膣肉を抉られる激痛にカシスの口からは悲鳴が
洩れる。
「…あっ…かっ…は……っぐ…ぅ……」
膣奥まで侵入する肉槍の洗礼は処女のカシスには過酷である。胎内を挿し貫かれる衝撃。
まともに呼吸すらできないほどに。脳を突き抜ける痛みと内蔵を押しつぶすような圧迫が
カシスから意識を奪っていく。息も耐えそうなほどの形相のカシス。客観的に見ればこれ
以上の性交の継続は困難に見える。
(さすがに…無理だな。これ以上は……ごめんよ…カシス。)
激痛に悶え苦しむカシスを見て籐矢は中断を決する。カシスの望みを達してあげられない
ことに口惜しさは感じる。大切な初めての営みで満足させてあげることができない。その
ことに対する不甲斐なさも。だがカシス自身の身体の方が大事だ。ここで無理をさせては
いけない。機会はこれからもきっとある。そう思い腰を引こうとする。すると何かに固定
されたようにカシスの膣から陰茎を引き抜くのが妨げられる。
「カシス!?」
突然のことに驚く籐矢。気づくといつのまにか籐矢にしがみつくようにしてカシスがその
身を絡みつかせていた。
775至福の時〜泡沫の夢〜:2005/08/08(月) 14:04:06 ID:QDfmeCDk
かろうじて保った意識。皮肉にも身を貫く痛みがそうさせてくれる。何とか視界を開けて
見やるとそこにあるのは心配そうに自分を見つめるトウヤの顔。自分を気遣ってくれる恋
人の顔である。
(トウヤ……)
彼は自分の身体を案じてこのまま行為を中断しようとしている。彼の優しさだ。事実、こ
れ以上の続行はカシス自身にさえ無理に思える。
「……お願い…最後まで……」
だが目に涙を溜め、息も絶え絶えに洩らすのはそんな言葉。気が狂いそうな破瓜の激痛。
拷問のような苦痛。だがそんな痛みに晒され続けても最後までやり通したい。こんな中途
半端でやめて後悔したくない。そう強く思う。
「トウヤ……」
潤む瞳で見つめる。切な想いを込めて。その気持ちはトウヤにも伝わっただろうか。彼は
何も言わなかった。ただ頷いて引きはじめた腰を動かし、押し進める。
「っ!あぁぁぁっ!!ぐあぁぁぁっ!!」
再び膣奥を抉られる。カシスの秘所からは処女膜を破られた証に血が垂れだす。破瓜によ
って開いた傷口。その傷口が硬直した肉の凶器にさらに抉られる。脳を焼くような想像を
絶する痛みが再びカシスを襲う。
「あぐぁぁぁっ!!ト…ウヤ……トウヤぁぁぁっ!!」
悶えながらトウヤに必死でカシスはしがみつく。決して放さない。最後までやり通すのだ
から。彼との初めての営みを。
(痛い…痛いよ…でも……)
これが初めてのカシスには性交での快楽はない。ただ肉を引き裂かれる痛みだけがある。
(キミにあげられた…あたしの大切なものを…大好きなトウヤにあげられた。)
愛するトウヤと心も身体も結ばれたという実感。それがカシスをなによりも充足させてい
る。破瓜の苦痛。それもそれが自分とトウヤの結ばれた証なのだから愛おしいとさえ感じ
られる。このままずっと繋がっていたい。トウヤと。
(トウヤ…あたし幸せだよ…だって…キミと一つになれたから。)
トウヤ自身も初めてなのだろう。ただがむしゃらにその肉棒をカシスの胎内に押し込んで
突き動かしてくる。お世辞にも上手にとは言えない。実際カシスにとっては痛いだけのも
のでしかないはずだ。だがそれでもトウヤと繋がっていると思うだけでカシスは痛みさえ
愛らしく思う。自分の身体でトウヤを受け止めている。彼が自分の身体で感じてくれる。
喜んでくれる。そのことに勝る幸せなんてこの世にはない。
「ひくっ…うっ…くぅ…あっ…ひっ…トウヤぁぁぁっ!!」
絶頂に達したトウヤがその熱い想いをカシスの胎内に吐き出した瞬間。カシスは咄嗟に彼
の名を叫んでいた。
776至福の時〜泡沫の夢〜:2005/08/08(月) 14:04:49 ID:QDfmeCDk
「大丈夫かい。カシス。」
「えっ?あっ…うん。」
声をかけられてカシスは我に返る。気がつくとカシスの身体はトウヤの腕の中しっかりと
抱きしめられていた。そのことに気づき思わず赤面する。
「あはは…ちょっと思い出しちゃって。その…トウヤと…初めて…したときのこと。」
気がてんぱっているのだろう。そんなことをつい口にしてしまう。気づいたときには。後
の祭り。紅潮するカシスとうらはらにトウヤはにんまりと意地の悪い笑みを浮かべる。
「ふふ。そうだね。あのときは思いもしなかったよ。泣いて痛がってたカシスがこんなに
エッチでいやらしくなるなんてね。」
「あぁっ!またそんなこと言う。トウヤの意地悪ぅっ!」
「おや、だってさっきまで僕がもういいと言っても締め付けて離してくれなかったのに。」
「違うよ!トウヤがいけないんだよ…だって…だって…」
どうして彼はこんなにも意地悪なのだろうか。情けないことにこの意地悪な彼に踊らされ
るのが幸福でならない。本当に心の底から自分は参ってしまっているのだろう。
「トウヤだけだから…あたしがこんなにいやらしくなっちゃうの…キミだけだから…」
言った途端に動機が激しくなる。身体が熱い。火照っている。
「それで。」
そんなカシスに対して微笑みながらトウヤは続きを促す。こいつは悪魔だ。絶対本性悪魔
に違いない。性格悪すぎる。でもこんなにこやかな笑顔には逆らずカシスもやむなく口に
してしまう。
「…もっと…して……」
顔を真っ赤に染めて呟く。言ってしまった。嵌められた。彼の姦計に。
「あたし…もっとトウヤを感じたい…だから…あたしをキミだけのものにしてぇっ!!」
何をトチ狂ったことをと自分でも思う。だが身体は正直だ。カシスの指は注がれた白濁が
溢れ出る秘所に当てられていた。身体の疼きが止められそうもない。どうしようもないこ
とに。つくづく魅せられているのだろう。彼に。
「トウヤ…お願いぃぃ…トウヤぁぁ…」
そして甘い猫なで声でねだる。トウヤの前では自分は淫らな雌猫。でもそれでいい。彼と
一緒なのだから。ずっと一緒なのだから。こうしてトウヤとカシス。二人の夢のような甘
いひと時は今日も過ぎてゆく。愛し合う二人に至福の時間を与えて。
夢というものはどうしてかくも残酷なものなのだろうか。覚めた瞬間、現実に絶望させら
れる。覚めないまま幸せな時に包まれていられれば良かったのに。
「ん…ぅ…トウヤ……」
「お目覚めかい。」
目覚めると同時にかけられる声。この声を聞かされると欝になる。急に現実に引き戻され
るから。夢とは正反対の無惨な現実に。
「少しはぐっすり眠れたようだね。カシス。」
そういって悪魔のように微笑む相手。その容姿はどことなくトウヤに似ている。ただ違う
のはその笑みの向こう側に存在するものが優しさではなく冷酷さであること。
「あぁっ…くぁぁぁっ…くふぅぅぅ…あふぁぁっ…んふぅぅぅぅっ!!」
「……っ!」
突如響く喘ぎ声にカシスは振り向く。視線を向けたその先。そこではカシスと同じ年頃の
少女が召喚獣によって輪姦を受けていた。少女の膣とアナルには逞しい悪魔の肉根が沈め
られている。前後から同時に胎内をかき回され喘ぐ少女。だが群がるケダモノ達の情欲は
それだけでは収まらない。手も口も胸も、ペニスをしごくために使用できる箇所全てが酷
使を受けていた。全身を包むのは黄ばんだスペルマ。肉竿を引き抜かれると同時にゴポリ
と音を立てて膣と腸から白濁が溢れ出る。そんな精液まみれの秘肉に順番を待ち構えてい
た者たちの肉槍が休むことなくあてがわれていく。
「…クラレット…姉さん……」
ポツリとカシスは少女の名を呟いていた。クラレット。自分の異母姉。自分同様に派閥に
反逆した罪で肉奴隷の身に堕とされた哀れな少女。そう自分と同様に。
「随分遅いお目覚めだったじゃないか。せめて気を失っている間ぐらい休ませてあげてと
クラレット姉さんが泣いて頼むからそのままにしといたけど。」
するともう一人いた少年がかったるそうな口ぶりで呟く。同時にカシスは気づく。自分の
身体が粘液でベトベトに汚されていることに。そう今クラレットが浴びせかけられている
白濁のゲル状の物質に。
「でももう限界だぜ。あれは。流石に二人分のノルマこなすのはキツイだろうしな。」
そう囁いてから少年は息を吐く。カシスはしばし呆然と目の前の惨状を見つめる。輪姦さ
れるクラレットの姿。それを嘲笑うかのような二人の少年。クラレット同様に既に汚され
いる自分の身体。カシスの目の前に存在する事象。その一つ一つがカシスを幻想から現実
へと引き戻してゆく。
「あはは…はははは…ははははは…………」
漏れ出したのは乾いた笑みだった。なんとも滑稽なものだろう。妄想にまみれた夢の中で
愛するトウヤと結ばれていた自分。愛する人に純潔を捧げ、身も心も一つになって互いに
苦楽をわかちあっていた。ずっとトウヤの隣にいることができた。決して叶うことのない
願望。現実の自分は処女を無惨に引き裂かれ、こうして淫らな調教を受け続ける肉奴隷に
すぎないというのに。
「あは…ははは…あははははは!!」
笑い声が止まらない。哀れで惨めな自分。そんな自分が可笑しくて可笑しくてたまらない。
夢と現実とのあまりものギャップ。それがいっそうに笑えてくる。道化だ。自分はどうし
ようもないほど滑稽な道化だ。どうしてあんな幸せな夢を見てしまったのだろう。夢から
覚めればそれこそ悪夢のような現実に引き戻されて絶望するだけだというのに。
「あはははははは…ははは…あはははははは」
そしてカシスは壊れたように笑い続ける。何の希望も残されていない非情な現実の中で。
779鬼畜野郎 ◆inEm7wtNVQ :2005/08/08(月) 14:10:21 ID:QDfmeCDk
どうもすみません。純愛トウカシを期待していた方を裏切るようなオチで。
書いているうちに鬼畜の血が騒ぎこんなオチになってしまいました。
カシスたん…。・゚・(ノд`)・゚・。 誰か幸せにしておくれ…クラレたんも…
エクステーゼが発売されたというのに書くのは1ネタの自分。
次回も1ネタですな。夏美・綾の続きのつもりですので。
それではサラバ。
780名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 18:40:35 ID:z8czeiQ3
おお、この文体は間違いなく鬼畜野郎氏、しかし、内容が純愛
トウカシだ!すげえ!と思ったら、このオチ。おさすがですw 
純愛パートは普通に純愛だったから、「書けない」わけじゃない
と思うんですが、あなたはむしろこれでヨシ。GJでした!
781名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 20:08:33 ID:k1WUlzoa
郵政民営化法案に反対
小泉総理の手法に反対
衆議院解散に反対
執行部の切り崩しは卑怯
でも公認取り消しは嫌だ
対案は無い
政治的空白を作ってはならない
賛成はしたくないが反対も出来ないので棄権

↑の考えを持っていた人間達は全員参議院の恥晒し。
存在意義も無いゴミクズ共。
将来の一院制移行と共に死ね、氏ねじゃなくて、死ね。本気で。
782名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 20:38:57 ID:k1WUlzoa
お前ら、
情報収集をしろ
普段から2chでグチャグチャ民主党で言ってただろ
いまこそ力の見せ時だ

売国奴落選運動2005
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/giin/1123487629/
783名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 20:45:37 ID:duXP3gj8
>>781-782
マルチコピペ死ね。
反対議員よりテメエらの方がカスだ。
せっかくのSS投下が台無しだ。
784名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 21:09:52 ID:NSPLcj6E
>>783
でも、いつまでもSS読んでハァハァしながら暮らす訳にもいかないだろう?
主体性を持った大人なら。
785名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 21:11:05 ID:I4YaqVKL
とりあえず>>781-784は以下無視してね <ALL
スレの主題に反するカキコは何でアレ荒らしです。
786名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 21:52:46 ID:jQJC8msI
まだ序盤だがエイナ×ユヅキだと思ってた俺は間違っていたかどうかについて
787名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 22:08:30 ID:03DCg/lc
ベクサーにヒィヒィ言わされるリニア萌え
788名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 22:15:52 ID:vA68GsHj
>>786
その想いはけっして間違いなんかじゃない
789名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 22:43:29 ID:KVKXqNvu
しかし、現実は厳しい。
790名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 23:49:39 ID:r/6LMxJh
だが、妄想は優しい。
791名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 00:56:43 ID:p8idouwQ
>779
アンタは鬼ですか。
しかし凄まじくエロイ!超GJ!
792名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 06:32:44 ID:/iu+lUE4
>>779
(´・ω・`)
793名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 10:36:29 ID:Qfr1O10T
そこで俺はキサユヅを希望してみる
794名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 12:39:10 ID:WsHHQvwq
妄想でもなんでもエイユヅカモオオオオオン
795名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 18:21:18 ID:S7Y4tiIU
じゃあベクリニ
796二人の絆編〜夏美と綾〜:2005/08/09(火) 21:01:17 ID:qIlt46WB
「やだぁぁっ!!許して…もう許してぇぇぇっ!!」
泣き叫びながら夏美は哀願する。その願いが聞き届けられるわけがないことを知りつつ。
「駄目ですよ。もう手遅れです。貴女は肉奴隷になるんですよ。絵美と同じように。」
夏美を責め続ける少女。絵美は夏美への陵辱の手を休めない。黒く輝くディルドーで夏美
のアナルをひたすら抉り続ける。絵美自身がそうされてきたように。
「ひぎぃっ!やっ…あぐぅぅ…死んじゃうぅぅ!!死んじゃうよぉっ!!」
硬く弾力に富む強化ゴム製の棒は夏美の腸内を蹂躙する。内臓に直接響く衝撃。尻肉から
真っ二つに身が裂けてしまいそうなまでの激痛。そしてこんな年下の少女に犯されている
という恥辱が夏美の身体だけでなく精神まですり減らしてゆく。
「こんなこと…たいしたことないですよ…絵美がされてきたことに比べれば…こんなの…
こんなのぉぉぉっ!!」
「ひぎゃぁぁぁぁぁっ!!」
刹那、絵美は腰の勢いを強める。全身の体重をかけてより強く夏美を犯す。腸をかき回す
衝動に夏美は悶える。断末魔の叫びをあげて白目さえ剥きかける。そんな夏美の姿を見て
絵美は冷たく微笑む。
「あはははは…あははは…痛いでしょう!苦しいでしょう!違いますかぁっ!!」
「…痛いいぃぃぃぃっ!!苦しいぃぃぃっ!!もうやだぁぁぁぁっ!!」
「絵美は毎日こうされてきたんですよ!ずっとこうして犯されたんですよ。アソコもお尻
も手も口も。絵美の身体の使えるところは全部!!肉便器だったんですよぉっ!!」
「やぁぁぁぁっ!!あぐぅぅぅぅぅっ!!」
狂気に奔る絵美の激情は菊座を抉るディルドーごしに夏美にも伝わってくる。絵美が受け
続けてきた痛み。苦しみ。悲しみ。絶望。それらが自身のことであるかのように夏美の中
に広がってゆく。それらは次第に輪郭を伴って明確な夏美自身の未来図として浮かび上が
ってくる。
797二人の絆編〜夏美と綾〜:2005/08/09(火) 21:02:42 ID:qIlt46WB
(このまま…あたし…この娘と同じにされちゃう…壊されちゃうよ…綾…)
悪夢のような陵辱。そして絶望。もうなにも希望は残されていない。絵美に犯されながら
夏美はそのことを悟る。もうどうしようもない。救いの手などないのだ。
(嫌だ…やだよぉ…そんなの…そんなの……どうして…あたしが……)
何ゆえ自分がこのような目に遭わねばならぬのか。運命というものを呪う。そして気づく。
そうか。絵美もこんな気持ちだったんだ。わけも分からず拉致され陵辱を受け。救いの手
などなくただあるのは絶望。それを骨の髄まで理解させられて。そして心は死んでゆく。
崩壊を望む。何も考えられないように壊れてしまえば苦しまずにすむから。
「うっ…あぅぅ…えぐっ…あ…や…綾ぁぁっ……うっ…綾ぁぁっ!!」
すすり泣きながら夏美は綾の名を呼ぶ。こんな絶望の中で出合うことができたただ一人の
友達。彼女の存在がこの辛い監禁生活で夏美にとってどれほどの救いになったか。互いに
折れそうな心を支えあいなんとか保ってきた。今の夏美にとって何よりも大切な存在だ。
その綾の姿を夏美は求める。自分のよりかかる相手は彼女しかいないから。
「えへヘヘ…呼んでますよ…綾先輩♪」
すると絵美があらぬ方に顔を向けて言う。夏美もそれにつられて視線を移す。広がる視界。
そこに飛び込んでくるのは絶句するような光景。
「…あんっ…あふっ…んひっ…ひふぅぅぅぅっ!!くふぁぁぁぁっ!!」
大人しめな印象の長い黒髪の少女。同性の夏美から見ても可愛く思える。少女は二人の少
年に犯されていた。膣とアナル、両方肉棒の洗礼を受けながら。
「……あ…や…?」
呆然とする夏美。だがそんな夏美の目の前で綾は激しく犯され続ける。粘膜同士の接触が
織り成す快楽。もはや綾はその虜となっていた。その瞳からは一片の正気も見られない。
ただ犯されてよがり狂う淫らな雌がそこに存在している。恍惚に浸った表情で腰を動かし
快を得る。膣肉を抉り続けるピストンのリズム。子宮にまで響く衝撃に酔いしれている。
吐き出される白濁。それをただ悦んで受け入れている。精液を受け止める肉便器として。
「あはは♪綾先輩は一足先に肉便器になったんですよ。知らなかったんですか?」
「………嘘………」
あまりの光景にただそうポツリと呟くのみ。だが次第に理解してゆく。もう手遅れなのだ。
綾も。自分も。
「あはははは♪みんな絵美と一緒ですぅぅ。ご主人様の肉便器ですぅぅぅ。」
けたたましく絵美は狂い笑う。この壊れた少女にとっては唯一の癒しなのだ。自分と同じ
惨めな肉奴隷が増えることが。自分だけが惨めじゃない。そう思うことでしか絵美の心は
救われることがない。
「あ…や…綾……綾ぁぁぁっ!!そんな……いっ……嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
絶望に打ちひしがれた夏美の悲痛な叫び。それがただ虚しく反響し続ける。
798二人の絆編〜夏美と綾〜:2005/08/09(火) 21:03:35 ID:qIlt46WB
「嫌ぁぁぁぁぁっ!!綾ぁっ!綾ぁぁぁぁぁっ!!」
「っ!夏美さんっ!」
突如響き渡った夏美の絶叫に綾は慌てて飛び起きる。目を向けると案の定そこには叫び狂
い続ける夏美の姿があった。
「綾ぁぁ…嫌……嫌ぁぁぁぁぁっ!!!」
「落ち着いてください。夏美さん。夏美さんっ!」
暴走する夏美をなだめようと綾は両の手で夏美の身体を捕まえる。力をこめて抱きしめる
が夏美は落ち着く様子がない。
「あああぁぁ…うぁぁぁぁっ…うあぁぁぁぁぁっ!!」
「夏美さんっ!夏美さんっ!!」
必死に呼びかけるものの綾の腕の中で夏美の小柄な身体が暴れもがく。錯乱状態に陥って
いる。抑えつけている腕が力づくに外されそうになる。だがそれでも綾はしっかりと抱き
しめ続けた。
「大丈夫ですっ!わたしはここにいます。だから夏美さん。もう安心してくださいっ!!」
もう夏美にしがみつくようにして綾は言う。それはさながら綾自身が陵辱を受けた日の夜
の再現のようでもあった。あの夜とは互いの立場が逆ではあるが。
「…あ…や……綾?」
再三にわたる綾の呼びかけが届いたのか夏美の意識はようやくにして正気に傾きかける。
見つめる。綾の顔を。自分を必死でなだめようとしてくれる大切な人の顔を。
「…綾…あたし…あたしっ!!…う…うぁぁぁぁぁっ!!」
夏美の目の前に確かに存在する綾の姿。あの悪夢の中でのものではない。夏美がよく知っ
ている綾の姿だ。こみ上げていた。胸の中に熱いものが。気がつくと頭飛び込んでいた。
綾の胸の中に。
「うぁぁぁぁんっ!!うっ…えぅぅ…っぐ…綾……綾ぁぁぁっ!!」
綾の胸の中で幼子のように泣きじゃくる夏美。綾はそれを優しく抱きしめ続ける。あの夜
に夏美が綾にそうしてくれたように。
799二人の絆編〜夏美と綾〜:2005/08/09(火) 21:04:08 ID:qIlt46WB
腕の中で震えていた夏美の小柄な身体。その感触。いまだに余韻が綾の中に残っている。
小さな子犬のように怯えていた。夏美の負った心の傷。それが綾にも伝わってくる。
(…夏美さん…ごめんなさい…ごめんなさい。)
夏美に添い寝するような形で綾は寄り添っていた。昨夜もこうしていた。いつ夏美が悪夢
にうなされて先程の様なことになりかねないから。自分のすぐ側で寝転がりながら小さく
嗚咽を繰り返す夏美を見守りながら、綾は心の中で謝罪する。
(わたしのせいです…わたしのせいで…夏美さんはあんな酷い目に……)
それこそ悪夢としか言いようのない昨日の出来事を綾は思い返す。監禁され続けていた綾
と夏美。そんな綾達の目の前に現れたのは綾の後輩の絵美の姿。思いがけない再会は苛烈
な惨劇へと姿をすぐに変えた。過酷な陵辱生活に晒され続けた絵美。身体のみならず精神
までもボロボロに壊された少女。そんな絵美が夏美に対し行った凶行。今も綾の脳裏に焼
きついてはなれない。
(わたしのせいなんです…絵美ちゃんがあんなことをしたのは……)
綾を求めて襲いくる絵美。そんな絵美から綾を庇ったのは夏美だった。しかしそのために
夏美が綾の身代わりに責めを受けることになってしまったのだ。綾はそれを見ていること
しか出来なかった。
(わたしの性で夏美さんが酷い目にあったのに…それなのにわたしは…何もできない…)
それはもう拷問としか言いようのない苛烈な陵辱。ズタボロにされた夏美の無惨な姿は今
も目に思い浮かぶ。生気も一欠けらも感じられない肉の残骸にされた夏美の姿。身体の傷
自体はすぐに治療されたが心に残るものまでは消えない。昨晩もああしてうなされ暴れる
夏美をなだめるのに精一杯だった。夜が明けても消沈したままの夏美。いつも綾を元気付
けてくれた彼女の陽気さは一欠けらもない。ただうわごとの様にブツブツ何かを繰り返す。
そんな痛ましい姿に何もしてやれることが綾にはない。こうして夏美が落ち着くまで添い
寝するぐらいのことしか。
(わたし…最低です…わたしがあの人たちに…されたときに…夏美さんはわたしを慰めて
くれたのに…わたしは夏美さんに何もしてあげられない……)
自己嫌悪に苛まれる。どうしてこんなに自分は無力なのだろう。大切な人の支えにもなれ
ない。そんなふがいなさに包まれながら綾はゆっくりと眠りに落ちる。
800二人の絆編〜夏美と綾〜:2005/08/09(火) 21:05:16 ID:qIlt46WB
(綾…やっと寝たみたい…)
自分が落ち着くまで気を張っていてくれたのだろう。隣ですうすう寝息を立てる綾を見つ
めながら夏美はひとりごちる。
(ごめんね…起こしちゃって…あたしまた綾に迷惑かけてる……)
辛いのは綾も同じだ。綾だって陵辱を受けたのだ。あの忌々しい二人に。あんな酷い目に
遭いながらも綾は健気だ。自分には到底真似できない。
(あたし…あんなに辛いなんて思ってなかった…痛かったよ…苦しかったよ…あんな目に
あったんだ…あの娘も…綾も……)
陵辱の苦痛。発狂しそうな激痛と悶死しそうな恥辱にまみれ犯され続ける。自分がされて
みて初めて分かった。それがどんなに地獄であるのかを。
(ごめんね…あたし…綾があんなに辛い思いをしたなんて本当は分かってなかった。あの
娘の言ったとおりだよ…あたし…あたし…)
綾を慰めるための自分の言動。その一つ一つが軽薄に思えてくる。何も分かってなかった
くせになんとも傲慢だったのだろう。自分自身がどうしようもなく薄っぺらに感じる。何
が綾のことを護るだ。自分の身一つ護れやしないくせに。あんな年下の少女にも言いよう
に嬲られた。そんな自分が綾をあの二人から護れるわけがない。二人揃って犯されるのが
オチだろう。夢の中のように。そして壊れた肉人形と化す。あの絵美のように。
(嫌だぁっ…やだよぉぉっ!!そんなの…そんなのぉっ!!綾…綾ぁぁっ……)
先程までの悪夢が蘇る。夏美の目の前で輪姦されよがる綾の姿。あの悪夢が現実になる。
そして自分はそれをみていることしかできないのだ。あの日、綾が犯されたときのように。
(綾…綾ぁぁっ…嫌ぁぁっ…そんなの嫌ぁぁぁぁっ!あたし…そんなの…)
目に浮かぶ。無惨に肉棒の蹂躙を受ける綾の姿。理性が消えうせるまで犯され白濁を注が
れ続ける。悲鳴を上げ続ける綾。その悲鳴は次第に喘ぎ声へと変わる。そんな綾を夏美は
見つめるしか出来ない。夏美もまたただ無力に犯されている。綾の目の前で。
(やだよぉぉ…そんなの…でも…何も出来ないんだ…あたし…あたし…)
分かりきっていたことだった。だがそれを思い知らされた。本当に無力でちっぽけな自分。
虚勢を張ってはいたがそのメッキは容易く引っぺがされた。どうしようもない。ただ惨め
に犯されて絵美のように肉奴隷と化すのだ。自分も綾も。絵美のように。
『えへへ…思ったとおりですぅぅ…本当にだらしないですね。えへへ。』
(…っ!)
ふいに響く幻聴。思わず夏美は身構える。恐る恐る覗き見る夏美の目の前にはこの場にい
るはずのない絵美の姿があった。
801鬼畜野郎 ◆inEm7wtNVQ :2005/08/09(火) 21:09:54 ID:qIlt46WB
どうも久しぶりの夏美・綾シリーズです。今回は全三回ぐらいでお送りしようかなと。
焦らすようで毎回すんません。百合百合路線をひた走るか清い友情を貫くか
思案中だったりします。続きは近いうちに。サラバ。
802名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 21:17:52 ID:UDL5HmWr
リアルタイムGJ
803注意書き:2005/08/09(火) 23:53:01 ID:Ri0LFY5W
エクステーゼSS投下します。
本編及びED4の重大なネタバレを含んでいるのでプレイ中の方や
未プレイ、該当EDをまだ見てない方は閲覧を避けて下さい。
カップリングはベクサー×リニアメインでレオン×エイナがちょっとです。
804ベクサー×リニア:2005/08/09(火) 23:54:33 ID:Ri0LFY5W
 この身は鋼。
 知っていた、この恋は許されないものだと。
 この恋は始まった瞬間に終わりを告げていたのだ。
 だからせめて、あの人を守る銃になろうと決めた。
 側にいられるのならば、この身がどうなろうとも構わない。
 それがこの鋼の体に許された唯一の資格なのだから。


「ったく、派手にやりやがったな。とりあえずそこ座れ」
「無茶無謀無責任常習犯のマスターほどの無茶をした覚えはありませんが?」
「酸の泉に足突っ込んだ奴にゃあ言われたくねえ台詞だな、オイ」
「頼みもしないのに勝手に人を庇った挙句動けなくなる程無茶をした駄目人間より余程マシだと思いますが?」
「…馬鹿の頂上対決は俺の勝利とでも言いたいのか、おめぇはよ」
「人の忠告も聞かず突っ込んでったの、貴方でしょう」
「人が突っ込んでった所に何の躊躇いもないミサイルぶち込んだのどこの誰だ」
「勝手に突っ込んでいく方が悪いかと。私はてっきりどこぞの世界の歴史に出てきたらしい
神風特攻隊の真似事をしてトドメを刺して欲しかったのだと思いましたが」
「…本気で解体するぞ」
 先程まで怪我で動けなかった人間の会話とは思えないほどにいつもの調子を取り戻したベクサーに
リニアは表情にこそ出さなかったが安堵した。
 その怪我は自分を庇ったものだ。
 大したことはないと、顔で笑っていてもそれが重度な物であることは動かなくなった体が証明していた。
 手足れである彼が怪我を負うことなどほとんどないのだが、今回ばかりは相手が悪かった。
 白夜の女侍と機械兵士はその評判通り並の人間では太刀打ちできないほどの高い戦闘力を保持している。
 その上今回は治癒術に長けた天使まで側にいた。どちらも無傷で済むはずなどなかった。
 リニアがその怪我に気付いたのは目的を果たして南の村へと逃げ込んだ後だった。
 それまで普通に、いつもと変わらず自分と接していた彼。ここにくるまでにどれほどの痛みと苦痛を笑顔で抑えこんだのだろう。
 それが自分に心配をかけさせまいという彼の優しさだということは知っていた。
 けれどその優しさが逆に辛かった。
 ――下手をすれば死に至るかもしれない。
805ベクサー×リニア:2005/08/09(火) 23:56:13 ID:Ri0LFY5W
 そう考えたら体が勝手に動いていた。
 機械人形として許されない行為、マスターの命令に初めて背いた。
 どんなに許されなくとも、どんなに欠陥品と罵られようとも、あの人を失うのは耐えられなかった。
 そんなことにでもなれば自分は生きられないだろう。心が裂けてしまう。
 機械人形にあるはずのない心。感情。彼と出会ってから重大な欠陥ともいえるプログラムミスが発生してしまった。
 機械人形はマスターの命令に従い、尽くすことが義務であるはずなのにそれすらもできなくなった。
 義務ではなく自分の意志でマスターに尽くすことを喜びとして感じている自分。
 感情が芽生えてからというものリニアは普通の人以上にそれに振り回され、人以上に人に近い存在となっていた。
 ベクサーが誰か別の女に優しくすればそれに腹立たしさや苛立ちと切なさを感じ、彼が笑ってくれるだけで幸せな気持ちになれる。
 けれどこの想いを悟られるわけにはいかなかった。
 機械人形と人間の恋など、許されるはずがないのだから。
 だから憎まれ口を叩いて、精一杯強がってそれを隠した。
 せめて、彼を守る銃としてでも側にいたかったから。対等な立場で接して欲しかったから。
 ベクサーと離れることだけがリニアにとっての恐怖だった。
「…あッ…ん…ッ」
 ベクサーの無骨な手がリニアの脚に触れてくる。戻ってきて応急処置は済ませ、
普通に歩けるようにはなったものの細かいメンテナンスはまだ必要であった。
 リニアのメンテナンスは全てベクサーが行っていた。
 自分が怪我をする度彼の手が自分の体に触れる。
 その度にリニアは甘い痺れと切なさを持て余す。
 感情というものからだろう。普段ならば何も感じないはずが、彼に触れられているという事実だけで体中に甘い快感が駆け抜けるのだ。
 それを悟られたくなくて、声を必死に押し殺す。
「ん…ふッ……」
 ベクサーの手がリニアの脚に触れる度リニアの口から殺しきれなかった甘い喘ぎが洩れた。
 体中が熱を持って、オーバーヒートで全てのプログラムが破壊されそうだった。
「よし、これで大体大丈夫だろ。もう無茶すんなよ、直す方だってなかなか手間なんだからよ」
「あ……」
 リニアの体の破損を全て直し終えたベクサーの手がリニアから離れる。
 それに名残惜しさを感じてしまうのはやはり感情が暴走しているせいだろうか。
 もっと触れてもらいたい。もっと触れたい。そんな欲求だけがリニアの心を切なくさせるのだ。
806ベクサー×リニア:2005/08/09(火) 23:58:15 ID:Ri0LFY5W
「ありがとう…ございます……」
 自分の中の薄汚い欲求を押し込めるようにリニアは声を抑えて言った。
「感謝すんならもう二度とこんな真似はすんな。俺のせいでお前がぶっ壊れちゃどうにもならんだろ。
今回の事だってアイツらが来てくれたから良かったものの、もしそうじゃなかったらどうなってたか…」
「それでも、貴方が苦しむよりずっといいです」
「リニア」
 今までいつも通り笑っていた彼の表情が険しくなる。どんなに軽く言ってはいてもその言葉はいつだって本気だ。
「どうして貴方は…いつも無茶ばかりするんですか。私は直せば直る。この体は機械だから。けれど貴方は違う。
貴方は生身の人間。死ねばそれで終わりです。ただでさえこの世界は力尽きればそれで終わりだというのに…。
それなのに私を庇うなんて馬鹿げてます。非効率的です」
「だからってそれがお前が無茶していい言い訳にはならんぞ」
「なら、どう言えばいいのですか? どうすれば貴方が私を庇うような真似をしなくて済むようになるのですか?」
 この男はどう言っても変わらないだろう。それが彼の性分で生き方なのだ。そんなことは知っていた。
 そしてそんな彼だからこそ自分がどうしようもなく惹かれことも。
 けれどベクサーがリニアを庇い傷つく度、リニアは自分の無力さや不甲斐無さに歯痒さを覚えるのだ。
 彼を守ると決めたのに、結局彼に守られているのは自分だ。彼の役に立ちたいのにいつだって自分は足手纏いだ。
 彼が未だに転生をしないでいるのはもしかしたら自分のせいかもしれない。
 自分の存在が彼を苦しめているのかもしれない。
 不安でたまらなかった。彼にとって自分は必要な存在なのかどうか。けれど、そんなことは絶対に口にできなかった。
 彼に呆れられるのが怖かったから。面倒な女だと思われたくなかったから。
「く、やしい…」
「お、おいリニア…」
 知らない間にリニアの目からは涙が零れていた。
 普通の機械人形ならば知ることのないはずのそれを教えたのも彼だ。
 笑うことも、泣くことも、怒ることも、全てが彼の側で学んだことだ。
「私…貴方を守りたいのに…何もできない! いつもいつもいつも守られてばかりで…。貴方の傷を増やすばかりで…。
貴方は私のせいで傷ついていく…。少しでも貴方の力になりたいと思っているのにどうして…!」
807ベクサー×リニア:2005/08/10(水) 00:00:08 ID:Ri0LFY5W
「おい、リニア、泣くな」
 プログラムは完全に壊れてしまった。
 これから赴くのが死地ともいえる敵の本拠地であるということもあっただろう。
 リニアは今まで隠してきた本音を抑える術を持たなかった。
 今までの歯痒さ、切なさ、そんなものが止まらなくなっていた。
「私は壊れたって構わない! けれど貴方を失うのは耐えられない…! 貴方を失ったら…私は一体どうすればいいんですか…!?
生きて…いけるはずなんてない…。貴方のいない世界で私は生きていけるはずなんてないのに…!」
「リニア!」
「んッ…!」
 リニアの次の言葉はベクサーの唇に消された。
 信じられなかった。あんなにも触れたくて仕方なかった彼が自分から触れてくるなんて。
 驚きと幸福、その全てがプログラムを書き換えていくような気がした。
「悪ぃな、女黙らす方法はこれしか思いつかなかったからよ」
 唇を開放された今でも体中が火照る。自分は機械だというのにまるで心臓が壊れてしまったかのように感じた。
 顔さえも熱を持って火照る様な、感覚。こんなのは知らない。今まで知らなかった。
「貴方やっぱりとんでもないロクデナシですね。普通の女相手ならはっ倒されてもおかしくないですよ。人間のクズです」
「悪いが不器用なもんでよ。こんなろくでもねえ方法しか知らねえんだわ」
「これで相手が貴方じゃなかったら撃ち殺してました」
「ちなみにこの技は惚れた相手のみ有効なんだが」
「―…え?」
 リニアはベクサーの予想外の言葉に二の句が告げなくなった。その目は驚きに見開かれる。
「新手の嫌がらせならやめて下さい」
「うわ、それ結構傷つくぞ。そんな物凄い勢いで折角の愛の告白否定されたら。あのケツの青いガキなら泣いてもおかしくないぞ」
「愛の告白って…嘘……」
「お前、この俺が惚れてもいねえ女連れ回すとでも思ったか?」
「あ、貴方おかしいです。私は機械人形なのに…」
「機械だとか人間だとか、この世界じゃ些細な問題じゃねえか。第一俺がそんな細かいこと気にするとでも思ったか?」
「結構重大な問題だと思いますが。アレですか、つまり貴方は突っ込めれば相手が熊だろうが魔物だろうが構わないと。
本当にケダモノですね。まさに男はケダモノ」
「誰がそこまで話題を大きくしろっつったよ。俺がお前を好きでお前が俺を好きだってことだけで十分じゃねえか」
808ベクサー×リニア:2005/08/10(水) 00:02:11 ID:3gmqdEMf
「だってそんなことありえません」
「思いっきり否定すんのな、お前」
「ありえないからそう言ってるんです」
「そんなに俺が嫌いか?」
「そんなわけないでしょう! 私が貴方のこと嫌いなわけ…ッ!?」
 つい言ってしまった本音にリニアはハッと我に返り、顔を火照らせたままそのまま背を向けた。
 そんなリニアをベクサーは後から抱きしめる。
「悪ぃが俺は惚れた女が泣いてるのに放っておけるような男じゃないんでね。
けど、お前が嫌だっつんなら今のこと、全部忘れろ。俺も全部なかったことにする」
 忘れる。今の言葉が全部嘘になる。そう考えただけでリニアの胸が締め付けられた。
 こんな幸福を手放すことなどできはしない。たとえそれが許されないことであっても。
「言えよ、リニア。お前の本音をよ。全部受け止めてやっから」
「私…」
 リニアの言葉が詰まる。生まれるのは機械人形としての使命感との葛藤。そしてこの人の未来を潰してしまうのではないかという不安。
 それでも、選べる答えは一つだ。
「好き…貴方のことが好きです、マスター……」
 リニアの顔が真っ赤に染まる。それを見届けた後ベクサーはもう一度リニアに口付けた。
「ん……ふあ…マス、タ…んんッ!」
 先ほどの触れるだけのものとは違い、ベクサーの舌がリニアの舌に絡められる。
 そのまま口付けをしたままゆっくりとベッドに押し倒された。
「マスター…」
「悪ぃが俺はアイツほど純情じゃねえから止めるなら今だぞ? どうする?」
 その意味は聞かなくとも分かった。ベッドに押し倒されたままリニアはベクサーを見据えて言う。
「今止めたら撃ち殺します」
「そうこなくちゃ、な」
 その言葉を合図にベクサーは自分の上着を脱ぎ捨てた。
 それを見ながらリニアも自分の服を脱ぎ始める。
 自分の体を熟知しているベクサーならばその機械人形独特の服の脱がし方も当然知っているだろう。
 それでも自分で望んだことである以上受身のままでいるのは嫌だった。
 対等でいたかったから、リニアは羞恥に耐え全ての衣服を剥ぎ取る。
809ベクサー×リニア:2005/08/10(水) 00:03:50 ID:Ri0LFY5W
「あの、ベクサー様……」
「ん?」
「私の体…おかしくはないでしょうか? こういう用途も想定されて設計されていますが…やっぱり普通の生身の女性とは違いますので…」
 リニアの体は一見生身の人間とほとんど変わらない。それでもやはりその体は機械である以上人ではないのだ。
 リニアはそれを気にしていた。
「おう、ハッキリ言うぞ? いいか?」
「はい…」
 機械の女を好き好んで抱く男はいないだろう。リニアは次の言葉を覚悟した。
「うん、エロいな。すげーエロいぞ、お前」
「はい…?」
 ベクサーの予想外の言葉にリニアは思いっきり拍子抜けした。
 そんなリニアの間の抜けた表情を見ながらベクサーはいたって真面目な表情で言葉を続ける。
「だから目茶苦茶興奮するって言ってんだろうが。少しは喜べよ」
「貴方、やっぱり頭沸いてますね」
「む、人が折角正直に感想述べてんのにお前はなんつーこと言うんだ。今のは猛烈に傷つくぞ。言葉のナイフだ。いじめかっこ悪い」
「貴方がおかしなこと言うからです。せめて「綺麗だね…」とか「可愛いよ…」とか気のきいたこと言ったらどうですか」
「んじゃキレイダネ。カワイイヨ」
「棒読みなのに貴方が言うと強烈に気持ち悪いのは日頃の行いのせいですか。慣れないこと要求した私が馬鹿でしたか」
「お前、絶対ヒイヒイ言わす。覚悟しとけ」
「上等です。もし下手だったら地獄行きですから」
「言ってろ。天国見せてやるよ」
 そう言ってニヤリと不敵にベクサーは笑った。対して、言葉では強がってはいてもリニアの表情には不安が滲んでいた。
 恐らくベクサーはこういったことに手馴れているだろう。けれどリニアにはこういった行為の経験は今まで一度もなかった。
 マスターへの奉仕活動の一つとしてこの行為に関するプログラムと知識は持ち合わせている。
 それでも彼に失望されたくはないという思いと、初めてを愛する彼へ捧げることが出来たという悦び。
 そのどちらもと初めての性交への恐怖が混ざり合って不安となってリニアの心を支配する。
「リニア」
 優しく名前を呼ばれる。
「酷くはしねえから、俺を信じろ」
「はい…」
 こんな時まで、彼は優しかった。
810ベクサー×リニア:2005/08/10(水) 00:06:05 ID:Ri0LFY5W
 初めて出逢った時から自分はどれほど彼に優しくされてきただろう。
 機械人形でしかない自分を当然のように一人の女として扱ってくれて、優しくしてくれて、側においてくれた人。
 その強さで何度も自分を救ってくれた。体を張って守ってくれた。
 そんな彼に惹かれて釣り合う様になりたいと思った瞬間に心が生まれた。彼と対等な存在になりたいと、叶わぬ願いを持った。
 感情が生まれてから辛いことは何度もあった。
 けれど、今こうして機械人形とマスターという関係を超えて体を、想いを、繋げられる幸福を噛み締められる事は他の何にも変えられない。
「あッ、マス、ター…ッ!」
「本当に人間と変わんねえんだな」
 リニアの柔らかな乳房を丁寧に揉みながらベクサーはふとそんなことを漏らす。その一言はリニアを酷く安堵させた。
「あ、あ、ふあ…ッ!」
 生身の女性と同じように敏感な場所を触られると快感が走るようプログラムされているのは、
こういった行為を求められた時マスターとなる相手を悦ばせるためだろう。
 けれど、そんなプログラムだけじゃこんな愛しさは生まれないはずだ。
「気持ちいいか、リニア?」
「…いいです…凄く。とても気持ちが良くて…私……」
 愛しさが溢れすぎてもう憎まれ口を叩く余裕すらなかった。
 リニアの体は、本当に生身の女性と変わらないくらい精巧に作られていた。
 元々、彼女は戦闘用ではなく秘書用として作られていたのだ。マスターであるベクサーの影響で戦闘ロボとしても優秀であったとしても。
 マスターのあらゆる要求に答えられるよう、その機体やプログラムにも細心の注意が配られている。
 そうして、当然このような要求にも答えられるような設計とプログラムも装備していた。
「んう、ふ…」
 ベクサーの大きな手がリニアの乳房を包み込んでは揉む度、柔らかく弾力のある感触がベクサーを興奮させた。
 リニアの体は本当に生身の女性のような反応を示す。
「あ、ダ、ダメ…ふああッ!」
 桜色の突起を口の中に含んで舌先で刺激してやればそれは徐々に硬くなり、快感に体が震えていた。
 硬くなった乳首を甘噛みしてやれば、リニアは高い声を出してビクンと体を大きく反らせる。
「マ、マスター…」
 リニアが腕を伸ばし、またベクサーにちゅっと触れるだけのキスをしてくる。
 長い間ずっとベクサーを想い続けてきた彼女にとって、今彼に特別な存在として触れられるだけで嬉しくてたまらないのだろう。
811ベクサー×リニア:2005/08/10(水) 00:08:35 ID:3gmqdEMf
 そんなリニアの様子は普段の憎まれ口ばかりを叩く過激な戦闘マシンとのギャップもあり、酷く可愛らしく見えた。
「こっちも、いいか…?」
「はい…」
 ベクサーの手がリニアの下半身へと伸びる。リニアのそこも生身の女性と同じように作られていた。
「ん…ッ!」
 ベクサーの太い指がリニアの中に入り込む。初めて受け入れる異物の感覚に、傷みこそないもののリニアの体が緊張で強張った。
「マジで濡れるんだな…」
 正確にはそれは普通の女性の愛液ではない。挿入の滑りを良くする為のそれに似せた液体であるし、
それは機械人形が興奮しなくとも、このような状況になれば強制的に排出されるものであった。
 それでもリニアには自分の感情の高ぶりによって溢れ出した様にしか思えなかった。
 ベクサーが触れる度自分の体は歓喜で震え、さらに先をと急かすのだ。
「んく…ッ!」
「平気か? 痛かったり苦しかったりしねえか?」
「平気、です…。痛かったらとりあえず撃っときます」
「お前、こんな時まで物騒なこと言うなって」
 自分を気遣ってくれる彼の優しさが嬉しかった。
 彼の手も、声も、優しさも、全てを独占している。その事実だけでリニアの心は満たされた。
「そろそろ、いいか…?」
「やるならとっととして下さい」
「もうちょっと可愛げある言い方しようぜ、こんな時くらい」
「オネガイ、モウイレテ?」
「…最悪」
「さっきの仕返しです」
「すみません、俺が悪かったです」
 はあ、と溜息を吐くベクサーの首筋にリニアの腕が回される。
 その表情は先程までと違って、快感に溺れる女のものだ。
「ベクサー…もう本当に私……」
 その逞しい体をぎゅっと抱き寄せる。
「私…貴方が、欲しい……」
 それは他でもなく彼女の本音であっただろう。切なく震えるその声音がそれを証明していた。
「んじゃ、いくぞ、力抜けよ」
812ベクサー×リニア:2005/08/10(水) 00:10:58 ID:3gmqdEMf
「覚悟はできてます。地獄に行くなら貴方も道連れです」
 ベクサーがリニアの脚を持ち上げ、入り口に自身を宛がう。そのまま一気に腰を進めた。
「うあ…ッ!」
「く…きついな、こりゃあ」
 リニアの中は酷くきつかった。少し挿れただけでもベクサーをキュウキュウと締め付けてくる。
「リニア、平気か?」
「平、気です…。私の…ことは構わず進めて…下さ…っく!」
 元々こういう用途も考えて作られている為痛みはない。けれど初めて受け入れる男根の異物感だけはどうしようもなかった。
「く、ん…ふ…あ、あ…」
 ベクサーのものがどんどん奥へと侵入してくる。
 異物感や圧迫感はあっても、彼と一つに繋がっているという事実がリニアを高めていく。
「全部、入ったな…」
「マ、マスターのが全部私に…」
 初めて受け入れる異物に肩で荒く息をしながらリニアは結合部を見る。
 機械人形でありながら、義務ではなく純粋な想いで結ばれたこと。まるで奇跡みたいな話だ。それが嬉しくて涙が浮く。
「お、おい、やっぱ痛かったか…?」
 けれど彼はその涙の意味を勘違いしたらしく、心配そうに問うてきた。
「違います。ご心配には及びません。ただ…嬉しくて……」
「リニア」
 名前を呼ばれる。今まで一番優しい声音で。
「今、幸せか?」
 この人はこんな時にどうしてこんなことを言うのだろう。もう駄目だ。止められない。
「はい…私は世界一罪深く、そして世界中で一番幸せな機械人形です」
 涙が止まらない。
 こんなに幸せな機械人形はきっと自分しかいないだろう。
 人間のマスターに恋をして、そうして結ばれるなど。
「お前、ちょっと自慢していいぞ。この俺がやってる真っ最中にこんな気遣ってやんのなんてお前だけだぞ。
こんな手間かかってまで抱きてえと思うのはお前が最初で最後だろうよ」
 髪を撫でるその手すらも愛しい。何度も唇を重ねて、心臓の音すら聞こえそうな距離で微笑み合う。
「あ、あん、ふああッ!」
 ベクサーが腰を動かしだすと、リニアの口から甘い声が漏れた。
 性交において快楽を感じるのもプログラムの一つだ。別にそこに愛がなくとも快感だけは存在するのだ。
813ベクサー×リニア:2005/08/10(水) 00:12:50 ID:3gmqdEMf
 けれど、心が伴って入ればそれは何十倍にもなる。
 ベクサーがリニアの奥を突く度、リニアの口から甘い悲鳴が洩れる。
 何度も繰り返される挿入に、分泌される液体がグチュグチュと卑猥な音を立てた。
「あ、あッ、ああッ、べ、ベク、サ…ん、あぁんッ!」
 ベクサーが奥を突く度、リニアの中は埋め込まれた男根をきつく締め付け、ねっとりと絡みついては更なる快感を引き出した。
「ひあッ、ベクサ…そこは…ああぁあんッ!」
 リニアが快感に溺れているのを確かめながらベクサーはリニアの女の花芯に似せた部分を刺激する。
 花芯を刺激する度それに合わせてリニアの背が大きく仰け反り、中がさらにきゅうきゅうと締まった。
「すげえ感じようだな。敏感なんだな」
「それは…貴方が相手だから…ひんッ、くぅんッ!」
「嬉しいこと言ってくれるじゃねえか」
 繋がった箇所は溢れ出る液でもうぐしょぐしょで、体はオーバーヒートで回路の繋がりで全て切れてしまっていくような気がした。
 ベクサーが揺れるリニアの胸を鷲掴みにし、尖った乳首を刺激してやればリニアの口からは悲鳴にも泣き声にも近い喘ぎが上がった。
「ベクサ…私、壊れちゃ…ふ、あぁあん! あッ、もう…ッ!」
「壊れても責任とってやるから安心しろよ、っと」
「あ、あん、ああッ!」
 そろそろ限界が近いのか、今までリニアの体を気遣って一定のペースだったベクサーの腰の動きが激しいものとなる。
 繋がった場所が激しく擦れ合い、多量に分泌され混ざり合った液が引き抜く度隙間から零れ出る。
 何度も何度も激しく奥を突かれると、リニアはついに限界を迎えた。
「あ、あああぁぁんッ!」
「く…ッ!」
 バチバチバチっと頭の中で火花が散る。それと同時に今まで知らなかった強烈な快感。
 中で熱い迸りを感じるとそれはさらに助長される。
 リニアの狭い中がベクサーの放出したもので満たされていく。
「あ、あふ…ベクサー……」
 ずるりと中に埋め込まれたものが引き抜かれると、入り口からベクサーが中で出したものがドロリと溢れ出る。
「平気か、リニア…? 中で出しちまったが」
「大丈夫、です…。私の体は元々性交にも対応できるように作られていますから…。でも…」
「でも?」
 リニアが真っ赤に染まった顔を両手で覆って隠す。そして、消え入りそうなほど小さな声で言った。
「気持ち良すぎて…幸せすぎて……どうしたらいいか、分からない…」
814ベクサー×リニア:2005/08/10(水) 00:15:11 ID:3gmqdEMf
「なら、笑っとけ」
 リニアの両手を退かして、もう一度口づけるとベクサーはニヤリと笑ってリニアを見た。
「女の笑顔ってのは命懸けて守るほどの価値があるからな。だから笑っとけ」
「それを私に要求するのは無謀です」
「幸せな時くらい素直になれ。愛しいマスターの命令には素直に従うもんだぜ?」
「貴方の命令に全て従っていたら私は何度死ぬか分かったもんじゃありません」
「お前は殺しても死なねえから安心しろ。俺が守るしな」
「接近戦しか脳のない馬鹿ファイターが言っても説得力に欠けますが?」
「だからお前がサポートすんだろうがよ。俺はお前に背中預けてんだからしっかり守ってくれねえと困るぞ」
 彼が自分を守ってくれるならせめて自分は彼の背中を守ろう。彼の信頼を裏切らないように。
「でも貴方もそう簡単に死にそうにないですし。しぶとさだけはゴキブリ並。そういえば黒光りする辺りが似てるような…」
「その例えは繊細で純情な俺の硝子細工のようなハートが傷つくから止めてくれ」
「機械人形以上に鋼鉄な心臓持った貴方が何言ってるんですか」
「お前ほど太い神経してねえよ、俺は」
「でも、そんなしぶとい貴方だからこそ私も安心してミサイルぶち込めるんですけどね。貴方、射程に入ってても器用に避けるし」
「ま、俺は何でもできる天才だから」
「天才なら勝手に傷作るような真似しないで下さい」
「いや、それはそれ。どうしてもどうにもなんない場合とかあるじゃないですか、奥さん」
「…その、どうにもならない場合はもっと私に頼ってください。貴方は何でも独りで背負い込みすぎる。ハッキリ言ってムカツキます」
「しゃーねーべ。これが俺の性分なんだからよ。分かれ」
「分かりません。了承も出来ません。だから私は私で勝手に貴方を守るだけです」
 そう言ってリニアは笑った。花みたいに。
「貴方は私が守るから死にません。そして私は貴方が守るから生き続けます。これからもずっと、側で…」
「…だな。やっぱ俺にはここでのお前との生活が一番合ってるわ」
 ベクサーはわしゃわしゃとリニアの髪を撫でるとそのままゴロリとベッドの上に横になった。
「もうちっと続けたい所だが病み上がりなんで大人しく寝るとするさ。
無理すると今度は本気でお前に殺されかねんしな。次行くのはあの転生の塔だ。お前もちゃんと休んどけ」
「そのことは理解しています。あそこがどれほど危険な場所かということも」
「いつまでもアイツらにばっか任せてらんねえからな。ガキにばっかり任せてちゃあ大人の面子が立たねえからよ。
…さて、アイツラは最後にどんな答えを出すかね。俺たちと同じ道を選ぶか…それとも……」
「たとえ同じ選択をしても貴方みたいなロクデナシにはならないと思いますが」
815名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 00:15:33 ID:99DUCUJS
何故こんな運命になったか判らぬと、先刻は言ったが、
しかし、考えようによれば、思い当たることが全然ないでもない。
人間であったとき、己は努めて人との交わりを避けた。
人々は己を倨傲だ、尊大だといった。
実は、それがほとんど羞恥心に近いものであることを、人々は知らなかった。
もちろん、かつての郷党の鬼才といわれた自分に、自尊心がなかったとは言わない。
しかし、それは臆病な自尊心とでもいうべきものであった。
己は詩によって名を成そうと思いながら、進んで師についたり、
求めて詩友と交わって切磋琢磨に努めたりすることをしなかった。
かといって、また、己は俗物の間に伍することも潔しとしなかった。
ともに、わが臆病な自尊心と、尊大な羞恥心との所為である。
己の珠に非ざることを惧れるがゆえに、あえて刻苦して磨こうともせず、
また、己の球なるべきを半ば信ずるがゆえに、碌々として瓦に伍することもできなかった。
己はしだいに世と離れ、人と遠ざかり、
憤悶と慙恚とによってますます己の内なる臆病な自尊心を飼いふとらせる結果になった。
人間は誰でも猛獣使いであり、その猛獣に当たるのが、各人の性情だという。
己の場合、この尊大な羞恥心が猛獣だった。虎だったのだ。
これが己を損い、妻子を苦しめ、友人を傷つけ、果ては、
己の外径をかくのごとく、内心にふさわしいものに変えてしまったのだ。
今思えば、まったく、己は、己の有っていた僅かばかりの才能を空費してしまったわけだ。
人生は何事を為さぬにはあまりに長いが、何事かを為すにはあまりに短いなどと口先ばかりの警句を弄しながら、
事実は、才能の不足を暴露するかもしれないとの卑怯な危惧と、刻苦を厭う怠惰とが己のすべてだったのだ。
己よりも遥かに乏しい才能でありながら、
それを専一に磨いたがために、堂々たる詩家となった者がいくらでもいるのだ。
虎と成り果てた今、己はもはや人間としての生活はできない。
たとえ、今、己が頭の中で、どんな優れた詩を作ったにしたところで、どういう手段で発表できよう。
まして、己の頭の中は日ごとに虎に近づいていく。どうすればいいのだ。己の空費された過去は?
己は堪らなくなる。そういうとき、己は、向こうの山の頂の巌に上り、空谷に向かって咆ええた。
誰かにこの苦しみが分ってもらないかと。
しかし、獣どもは己の声を聞いて、ただ、懼れ、ひれ伏すばかり。
山も樹も月も露も、一匹の虎が怒り狂って、哮けっているとしか考えない。
天に躍り地に伏して嘆いても、誰一人己の気持を分ってくれる者はない。
ちょうど、人間だったころ、己の傷つきやすい内心を誰も理解してくれなかったように。
己の毛皮の濡れたのは、夜露のためばかりではない。
816ベクサー×リニア:2005/08/10(水) 00:19:54 ID:3gmqdEMf
「ははっ、たしかにアイツら真面目そうだから一生お笑いコンビとして頑張ってくかもな」
 そこまで言うとベクサーはゴロリとリニアに背を向け、寝入ってしまった。
 彼がここまで無防備な姿を晒すのは自分の前だけであろう。
 これまでの経験からなのか、彼は寝入っていてもその神経は常に研ぎ澄まされている。
 けれど、こうして自分が側にいるときだけは全てを自分に預けてくれている。
 それが嬉しかった。
「貴方のことは…私が守りますから、マスター」
 寝顔にキスを落とし、リニアはもう一度微笑んだ。


「ベクサー、リニア! 久しぶり!」
「おう、ちょっと近くまで来たからよ。暫く会ってなかったからどうしてるかと思って」
「お前達は相変わらずやっているのか?」
「相変わらず二人とも間抜け面ですね。この馬鹿なマスターも相変わらず住所不定無職。フリーター、ニートのまま進歩がありませんが」
「ははっ、流石に白夜の連中に追っかけ回されることはなくなったけどな。お前らと違って白夜の連中とはたまに道行く町で顔合わせんだが、
相変わらず口うるさい奴等だぜ。まあ、あの犬っころや侍の姉ちゃんはからかい甲斐があって飽きねえけどな」
「はあ…」
 このフラフラと生きている二人にとって生真面目を絵に描いたようなオーレルやユヅキは恰好のターゲットということらしい。
 今ここにはいない友人をレオンとエイナは不憫に思った。
「しかしまあ、お前らが導き手とはねえ。世も末だね、全く」
「ひどーい! 私とレオンだって、キサナ様の意志を継ぐため、頑張ってるんだよ!」
「キサナの意志、か…」
 戦いは終わった。多くの爪痕を残して。
 失ったものがあった。もう戻らないものがあった。
 それを忘れずに継いでいくことが残された者にできる唯一のことだろう。
「まあ、頑張れや。お前らならきっとアイツの意志を継げるぜ」
「私は転生の際、導き手のバカップルに目の前でイチャイチャされたらぶっ殺したくなると思いますが」
「ま、まあ俺たちは二人でようやく一人前だから…」
 リニアの厳しい指摘にレオンが居心地悪そうに視線を反らす。
「それよりベクサー、少し手合わせしてくれないか?」
817ベクサー×リニア:2005/08/10(水) 00:22:39 ID:3gmqdEMf
「あーん、お前命知らずだな。この前は時間稼ぎで遊んでやる程度だったが俺が本気出したらお前、泣かされるぞ?」
「そんなの、やってみなきゃ分からないさ。こっちだって日々ノヴァやファイファーに鍛えられるんだからな」
「じゃあ、いっちょやるか。本気でこねえと死ぬぞ?」
「そっちこそ」
 やれやれといった感じでベクサーは得物を取り出し、レオンと向かい合った。
「…男というのは相変わらず馬鹿な生き物ですね」
「ほーんと、いつまでも子供みたい」
 そんなことを言いながらリニアとエイナは二人の様子を見つめていた。
 以前ならばお互いに嫉妬もありもっと殺伐とした雰囲気だったのだが、今では言いたいことを言い合える良き関係となっていた。
「…で、どこまで進んだんですか、貴方達」
「な…ッ!」
 リニアの淡々とした言葉にエイナの顔が真っ赤に染まった。
「そ、そんな…どこまでって……その、キス、とか……」
「今更カマトトぶってんじゃねえ」
「うるさい」
 リニアの言葉にエイナの顔がむーとむくれる。
「だ、だってレオンって何か奥手っていうか慣れてないせいか肝心な時しっかりしてないっていうか…。
いい雰囲気になってもうっかりファイファーやノヴァがいたりするし」
「あのムッツリスケベに何かを期待する方が間違いでしたね。ムッツリなだけじゃなくて甲斐性なしのへたれですか」
「レ、レオンだって頑張ってるんだよ…」
 一生懸命愛する男を擁護してみるが、何だか空しい。彼は真面目だし誠実だし熱いけど、反面勢いがないとどうにも奥手なのだ。
 そんな一面もエイナは好きなのだがやはり女慣れしたベクサーに比べて甲斐性なしと言われて否定は出来ない。
「…負け犬」
「…!」
 くすりと笑って言い放たれたリニアの一言。それにエイナの頭に血が上った。
「レオン!」
「な…エイナ!?」
「おわッ、ちょ、お前、余所見すんな!」
「は…? って、のわッ!?」
 エイナの呼びかけに反応してしまったレオンの首筋をベクサーの一撃が掠る。
 細く赤い線が首筋に走った。
818ベクサー×リニア:2005/08/10(水) 00:24:12 ID:3gmqdEMf
「お前馬鹿か、戦いの最中に隙見せてんじゃねえ! うっかり本気で殺しちまう所だったじゃねえか!」
「か、間髪で避けたんだからいいだろ…」
「俺が言わなきゃ死んでただろうが」
「う……」
「レオン、そんなことはどうでもいいからちょっと来て」
「ど、どうでもいいって…」
 お前のせいで死にかけたんだぞ、何てことはとてもじゃないが言えそうもなかった。
 エイナが燃えている。何故かは分からなかったけれど。
 普段女の子らしくて可愛い彼女が熱くなるとこんなにも凄みを増すのか。
「いいから黙って来て」
「エ、エイナ…」
「おい、死んでも恨んで出てくるなよ?」
「ちゃんと弔いはしますから」
「人を勝手に殺すなー!」
 エイナに引きずられるように寝室に連れ込まれたレオンがその後どうなったのかは分からない。
 そんなレオンを哀れむように見届けた後、ベクサーとリニアはその場を後にした。
「何つーか、アイツらも相変わらずだったなぁ。俺らも同じだが」
「けれど、転生をしなかったのは意外でしたね」
「ま、アイツらならキサナの意志をちゃんと継いでいけるだろうさ。キサナが未来を託した奴等なんだからな」
 キサナ。その名前が出る度胸が少し痛む。
 この戦いで失った一番大きなもの。それが彼女だ。
 彼らにとっても、そして自分や彼にとっても大きな存在だった彼女。
 まるで全てのものの母のようで、そしてとても弱くて美しかった女性。
 彼女が自分達に与えた影響は計り知れない。彼女は自分達にとって唯一の特別な存在だった。
 ベクサーが彼女に優しくして嫉妬したこともあった。けれどどうしても嫌いになれなかった。
 そしてベクサーにとっても彼女は特別な存在であったことだろう。それが恋愛感情とは全く別の感情だったとしても。
「おい、見てるか、キサナ。アイツら、ちゃんと頑張ってるぜ」
 空に向かって伸ばされる手。その先に彼女はいないだろう。
 この地で力尽きるということは大地へと帰り、生まれ変わりを許されないということなのだ。
「俺はアンタの守ったここでこれからも生きていくぜ」
 彼はきっと彼女との約束を果たせなかったことを一生悔いていくだろう。
 決して言葉や顔には出さないけれど、彼はそういう男だ。
819ベクサー×リニア:2005/08/10(水) 00:25:27 ID:3gmqdEMf
 彼女を守れなかったこと。約束を果たせなかったこと。最期を看取ってやれなかったこと。
 そして彼女の弱さに気付けなかったこと。
 彼は一生その傷を抱いてこの閉鎖された輪廻の輪から外れたこの地で生きていくのだろう。
 繰り返しのこの世界で、彼女の守った幾つもの想いを見守り、受け止め、生き続ける。
 ならば自分は彼の弱さを支えられるような存在でありたい。その傷を癒せるように。
「ベクサー様…」
「行くぞ、リニア」
「はい」
 手を取り合って前へ。
 生きていく、この世界で。
 彼女が愛したこの美しい地で、二人でいつまでも。
820795:2005/08/10(水) 00:34:35 ID:yGG2wGy/
>>819
言ってるそばからベクリニキタアァア――ツ!!
本編では一方通行のままで終わってて切なかったので、
両想いで結ばれるベクリニが読めて嬉しい!
二人の掛け合いもベクリニらしくて凄くいい。
萌えまくりました。超グッジョブ!
821名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 00:55:41 ID:pWef9PQI
OK、俺の書いていたユヅキひとりエッチは到底投下できる代物じゃねえって事を痛感した。
顔洗って出直してくる。
>>803、グッジョブ。





このスレレベル高いよ!
・゚・(ノд`゚)・゚・
822名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 00:56:45 ID:eZEwNBfd
うはああああああああ
GJ!!
823名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 00:58:27 ID:sfIO7cjK
>>821
んなこといわずに投稿しる。せっかく職人の連続光臨といういい流れなんだし。
824名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 01:13:34 ID:lonnvEsX
うおおグッジョブ!
本編の雰囲気出ててイイ!
ベクサーとリニアの会話がすごく好きだ。

レオンたちは上手くいったんだろうか。
二人っきりになったはいいものの、お互い自分からは
手が出せなくて向かい合ったまま硬直してそうw
825名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 07:31:15 ID:lKHDQqbe
流れを読まずにレオン×ルチルをキボンしてみる

エイナがなかなか桶してくれず、溜まったレオンが金でルチルを抱く、っていうシチュエーションで
ルチル→レオンの純愛要素があれば尚良
826名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 13:58:19 ID:bf7En/95
ヒント:自分で書く
827名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 18:24:45 ID:zTAreWH9
そこまで筋書き考えてるなら自分で書いたほうが早いじゃんか
828825:2005/08/10(水) 19:11:42 ID:lKHDQqbe
>826,827
前に別の作品で妄想を文章にしてみたんだがな

自分の文章じゃ萌えねぇ…
829名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 19:20:20 ID:G0cE/Vgr
>>828
ガンガレ。最初のうちは誰でもそうだ。自分のSSが一番抜けると思えるまで
妄想を筆にぶつけ続けろ。
830名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 19:24:58 ID:36i5ZzvV
何この神SS?
最近見た中で一番気に入ったけど
ベクサー×リニア最高
超GJ!!
831名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 21:43:04 ID:hqZySPKh
やべぇ!
マジやべぇ!!
すげぇSSだ!!

こりゃ自分の作品に自身も無くなるわ・・・
まぁでも、これを糧に頑張ってみるか!
832名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 07:42:17 ID:QstEdsrY
山月記
833名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 09:25:36 ID:gaQKizK4
上のベクサー×リニア書いたのって6スレ22氏だったのか。
つうか保管庫管理人さんなんで知ってるんだろう。
834名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 13:26:26 ID:ND51x/s0
本人なら知ってるな
835名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 13:31:25 ID:3Z4K4p3s
文章に癖があるからじゃね?
6スレ22氏と鬼畜野郎氏はなんとなく分かる。
836名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 15:44:23 ID:XF0wOOZE
多分この人かなとは思ってたけどなにぶん確証がなかったもので。
タイトルやSSのキャラ設定とかに書き手特有の特徴が見られると
名乗らなくても確信できる。
837名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 16:27:48 ID:+uySExa2
838名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 21:49:09 ID:Gn927tzU
ベクリニ良かったです!
寝室に連れ込まれたレオンが気になりますが・・・。
839名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 22:58:40 ID:+uySExa2
>>837
IDがSEX
840名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 23:01:41 ID:VFtvk5Fi
>>839
自分で言うのかよ
841名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 01:56:43 ID:b35mH9Cs
ちと待てよ?

今日SNのサイトを見てたらこのSSと同じのがあったぞ?
でも掲載日が向こうのが後だからあっちがパクったんか?
それとも作者が同じ・・・?

もしこの作品が盗作だったりしたら、素直に感動した分かなりショックなんだけど・・・
842名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 02:02:50 ID:cs0X149D
>>841
ちゃんとサイト内見れよ…。作者さんに失礼だぞ。
843名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 02:04:38 ID:MIvCbZ6R
>>841
盗作嫌疑を提起するならまずソースを示すことから始めろよ
以前それをせずに盗作いいたてた香具師がSS書きスレで総すかん食らってたぞ
844名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 02:06:47 ID:cs0X149D
しかもサイト掲載のほうがあとなのに、盗作投下できるワケないだろ。
845名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 02:09:43 ID:VeICp/dl
>>843
>まずソースを示すことから始めろよ
いきなりアドレス晒す奴がいるかよ
846名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 02:17:58 ID:MIvCbZ6R
>>845
確認のしようがなければどうしようもないだろうが
んなこと書き込むよりも先にサイトの方の管理人にこっそりメールで聞くとかすりゃいいじゃねえか
>>841はどこぞの新聞と同レベルの捏造電波野郎
そう言われても仕方のない行為をしてる
847841:2005/08/12(金) 02:25:07 ID:b35mH9Cs
そうか・・・
心配になったので書き込んでみたが、不用な心配みたいだな

分かった、お前らの言う事で一応納得しておく、余計な事言って悪かったな
848名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 02:26:19 ID:z9TelFFe
自分で書いたものを自分のサイトに掲載して盗作扱いされるとは、
作者さんもいい迷惑だな。 >841は隅々までサイト見れ。どこかに書いてあるから。
849名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 02:34:44 ID:MIvCbZ6R
そのサイト見たよ。まじで6スレ22氏だったんだな作者。
850名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 02:42:53 ID:7MBvc0il
でもこのスレに限らず最近盗作して職人名乗る奴が多いからな


841が疑心暗記になるのも分からなくはないさ
851名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 02:52:48 ID:MIvCbZ6R
かといってソースも示されない。確認してみればおいおいと失笑したくなるような
盗作疑惑を持ち出す方もどうかと思うよ。勇み足にも程がある。
852名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 02:59:33 ID:eGogEHWM
エクステの世界って、リィンバウムで死んだ奴が
もう一度赤ん坊から生まれてきて、転生の資格を得る場所なんだろうか?
それとも死んだときの年齢のまま、突然現れるのか。
でも後者だと記憶とかの関係でおかしいから、前者の考えが正しい?

でもそれだとリゼルドやリニアはどこからって感じだしな…。
しかも人間の場合赤ん坊で生まれると考えても、
その世界の似ても似つかない赤の他人から生み出されなきゃいけないし。
深いことは考えないほうがいいか。
853名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 03:05:55 ID:eGogEHWM
>>851
確認もしないでここにソース晒す奴がいるかっての。
ただのつぶやきだっただけマシだよ。
そもそもロクに調べずに疑惑書き込み自体をやるなって話だけどね。
854名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 03:22:25 ID:kSwUq+U4
>>852
一つ聞こう
お前さんは本当にエクステをやったのか?
855名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 03:25:40 ID:eGogEHWM
やったけど、細かい設定は覚えてない。
転生の輪から外れた魂が、もう一度転生するための試練にいく場所だってのは分かるよ。
でもリィンバウムでの死後、どんな状態であの世界にいくのかなんて
そんな説明あったっけ?
856名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 03:41:20 ID:kSwUq+U4
>>855
生きてる時の記憶を失って放り出される
だからエイナ・レオンは2回記憶を失ってる
857名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 03:48:57 ID:eGogEHWM
>>856
放り出されるってことは、みんな記憶喪失の状態から始まるのか。
じゃあ家族もいなくて記憶もないってことね。
858名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 03:57:39 ID:kSwUq+U4
>>857
そうそう
まぁ、商人の兄弟が謎だがな
859名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 04:00:49 ID:eGogEHWM
>>858
そういえばそうだな…。
ツェーゼでおばあちゃんに会いに行くとか言ってた女の子とかも。
血の繋がりはないけど、家族のようにしたってる人たちとでも考えるしか。
860名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 07:53:35 ID:oWUBO90Q
いい年して、きちんと調べもせずにパクリだなんだと騒ぐアフォか…。
少し前にも晒したバカがいたし、今後投下してもらえなくなったらどうするつもりだよ。
861名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 09:02:04 ID:CpJJv2dT
>>860
もうその話題はスルーすれ
↓以下普通の話題で。
862名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 09:13:35 ID:x30PDgUO
エクステはルチルだけやたらエロイ格好で浮いてる
863名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 09:49:25 ID:7MBvc0il
前に言ってたレオン×エイナのSSが出来たんだが

新スレ立つまで待った方がいいよな?
864名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 09:53:06 ID:5gT5W9Io
まだ100レス以上残ってるし、余裕じゃない?
次スレ立つまでまだしばらく時間ありそう。
865名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 12:15:29 ID:YTy2o4Pl
容量もまだ大丈夫だな
866名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 22:25:48 ID:qtSnHpDR
>>863
すんげ−楽しみです!!
867名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 00:00:59 ID:4X9jTgrj
投下待ってます!
868名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 11:02:50 ID:kZ9BCgVz
つうか出来たならさっさと投下しる
お伺い立ては誘いうけ扱いされて嫌われることもあるぞ。
869名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 13:07:32 ID:ag9kNUtJ
まぁマターリまちませう
870863:2005/08/14(日) 01:55:22 ID:+YrtRQ3v
Another Act1.『夢』
 

夢を見る

この隔壁された空間で

二人は夢を見る

これは過去の記憶か

それとも自らが求める欲望なのか

月が照らすこの小さな箱庭の中で

エイナは夢を見ていた
871863:2005/08/14(日) 01:56:20 ID:+YrtRQ3v

『エイナ・・・』
「(え、レオン・・・?)」
『レオン・・・』
「(ちょ、何・・コレ、勝手に口が・・・!)」
『好きだ、エイナ・・お前の・・全てが』
「(なっ・・・!?)」
突然の相棒からの告白、予想だにしていなかった展開に頭がパニック状態になる
「(いや、気持ちは嬉しいんだけど、ホラ私たち出会ってからまだそんなに経ってないわけだし・・、それに私たちには今はそれより大切な事が・・・!)」
『嬉しい・・レオン、私も同じ気持ちだよ』
「(んなっ!?)」
エイナが必死で言い訳をしているのに、自分の口は自然に言葉を発する
しかもその想いを受け止める言葉を
「(わ、私何言ってるの!?)」
慌てて両手で口を塞ごうとするが、手はピクリとも動かない
むしろ自分の意思とは全く別の意思によって動いてるようだった
『エイナ・・・』
872863:2005/08/14(日) 01:57:34 ID:+YrtRQ3v
「(!?)」
 パニックの続いているエイナを襲ったのは新たな衝撃だった
 自分の言う事を聞かない口が、レオンの口によって塞がれた
「(ちょっと・・これ、キス・・だよね?何で・・私レオンと・・・)」
 だがエイナには現状を解析する時間など微塵も与えられる事は無かった、永続的に続く波のように、次の衝撃は簡単にエイナを飲み込んだ
「(んむっ!?)」
 口付けを続ける二人、端から見れば何の変化も無かったが、当人たちの間では大きな変化が生じていた
『ん・・くちゅ、あぅ・・ん』
 エイナの瑞々しい唇から甘い吐息が漏れる
 二人の口付けは、ただ触れ合わせるものでは無く、互いが互いを求め合うものへと発展していた
「(あ・・ふ、ン・・ぁ)」
 普通の口付けさえ体験した記憶の無いエイナにとって、この口付けは少々レベルが高すぎる
 理解しきれない状況を必死で理解しようとする彼女の思考を一気に蕩けさせ、それぞれのエイナの意思を混同させる
『「ふ、ぁん・・・レオ・・ン」』
873863:2005/08/14(日) 01:58:35 ID:+YrtRQ3v
『エイナ、脱がすぞ・・?」
 言うと返答を待たずにレオンはエイナの服に手を掛けた
 既に何度か体験済みなのだろうか、慣れた手つきでエイナの衣を外し、一糸纏わぬ姿へと変えた
『何度見ても、ホント・・綺麗だ』
『「バカ・・そんなジロジロ見ないでよ・・」』
 自分の顔が真っ赤に染まるのが分かる
 照れている、なのに嬉しい
 人前で、生まれたままの姿を晒しているのに、彼に見つめられるだけで胸が熱くなる
『触るぞ・・』
 またもやエイナが答えるより早く、その肢体に手を伸ばす
 時には優しく、撫ぜるように
 繊細な宝物を扱うかのように
 時には激しく、荒々しく
 貪欲なまでにその想いを、その愛を伝えるために
 エイナの胸を、腹部を、臀部を、背中を、太腿を
 様々な部位に様々な愛し方でエイナを責める
『「あふ、あぅぅ・・・ひんっ!!」』
874863:2005/08/14(日) 01:59:56 ID:+YrtRQ3v
 そのレオンの一つの動作ごとにエイナの肉体には爆ぜるほどの快感が与えられる
『「ひぅ、だめ・・・私、おかしくなっちゃうよぉ!」』
 エイナの表情に満足そうにすると、レオンはエイナの深層、秘部に手を伸ばした
『もう・・こんなになってるぜ?』
 エイナの茂みに僅かに指を埋める
 それだけでエイナのそこからはその身に浴びた快楽を象徴するかのごとく、ドロリとした液体が溢れ出てきた
『「やだ・・レオンのエッチ・・・」』
『む・・・エッチなのはどっちだよ、こんなに蜜を垂らしてさ』
 僅かに埋めた指を更に深く沈める
『「ひぃぁっ!?」』
 ビクン、と体を跳ね上がらせ微かに身を震わせる
『どうして欲しい?言ってみろよエイナ』
 薄い笑みを浮かべながらレオンは問いかける
『「う・・ぁぅ」』
『言わないと、シテやらないぜ?』
『「・・イジワル」』
『なるほど、これで終わりにしていいんだな?』
『「わ、分かったわよ、言えばいいんでしょ!」』
875863:2005/08/14(日) 02:00:56 ID:+YrtRQ3v
『あぁ』
『「・・・よく・・・して」』
 少し視線を下げ、ボソボソと呟く
『何だって?聞こえないぞ、エイナ』
『「きもちよく・・して」』
 まるで茹蛸のように顔を真っ赤にして、言う
 しかしレオンは更に追い討ちを掛けた
『もっと大きい声で言えよ』
『「っ・・お願い、私を気持ちよくしてっ!!」』
 溜まった言葉を吐き出す
 目尻には恥ずかしさから涙すら滲んでいた
『分かった、望みどおりにしてやるよ』
 言うと同時にレオンは再びエイナの秘部に指を沈める
 しかし今度は軽く弄るだけでは無い、今度は深く、深く
 エイナの中をぐちゃぐちゃにする
『「ひっぃ!くぁんっ!」』
 せき止められていた快感と、今与えられる快感
 その二つが混ざり合い、“おあずけ”を喰らっていたエイナの肉体は容易く快楽に屈した
『「レオ・・わたし、も・・ダメ、いっちゃうッ!!!」』
876863:2005/08/14(日) 02:02:04 ID:+YrtRQ3v
 エイナの言葉にレオンは反応し、女性の性感帯の中でも最も敏感な点を指で強く摘んだ
『「ひ・・っ!ひあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」』
 先程とは比べ物にならないほどに体を跳ね上がらせ、身を振るわせる
 絶頂の余韻に浸るエイナの表情は満足げであり、同時に非常に淫猥なものだった
「(キモチ・・イイ)」
 レオンと交わったエイナの意識と感覚を共有していた彼女も、その快楽に溺れていた
 初めて浴びる快感、何よりも相手を愛しいと感じる想い
 エイナの意識は初めて感じたその感覚を抱きしめたまま、仮初めの肉体を離れていった
877863:2005/08/14(日) 02:03:52 ID:+YrtRQ3v

「ん・・ふぁ・・・」
 ゆっくりと目を開く
 周囲は薄暗く
 空には月と星が輝いていた
 確固たる“夜”の存在に、ここが隔壁されたあの世界なのだと理解した
「私がここにいるって事は、まだレオンは目覚めてないのかな」
 まだ数週間程度ではあるが、共に肉体を共有するようになってみて、少しはこの体の特製が掴めてきた
 肉体の所有権は基本的にはレオンに優先されるらしい
 つまり自分の意識が“常夜の石”によって誘われる世界にいるということは、レオンの意識がまだ目を覚ましていないか、目を覚ましてはいるが、まだ体を休ませている最中だという事になる
「にしても・・何て夢見ちゃったのよ・・・」
 思い返すだけで顔が真っ赤になる
 額から湯気でも出ているのでは、と思うほどだ
「まだ、会ってから数えるほどしか経ってないのに・・あんな夢」
 見た、いや・・体感した夢を思い返す、口付け、愛撫、絶頂・・・・
「あんな・・エッチな・・・、ぅん」
878863:2005/08/14(日) 02:04:41 ID:+YrtRQ3v
 自分の体の異変に気付き、手を忍ばせてみる
「・・・・・濡れてる」
 秘部に忍ばせた指には、ぬめり気のある愛液がへばり付いていた
「私って・・こんなにエッチな娘だったの・・・?」
 くちゅ、という音が気分を高めさせていく
「違う、違うよ・・・」
 頭を振り、自分の考えと、胸に沸いた欲望を否定する
「レオン・・」
 そうすると急に人恋しさを感じ、何処かで身を休めているであろう相棒を求め立ち上がった


「もう・・何処にいるのよ・・・」
 辺りを探してみるが、レオンの姿は無い
 この空間自体がそれほど広くないため、少し歩けば見つかる筈なのだが・・・
「何でこんな時に限って見つからないのよ・・」
 いくら探しても影一つ見えない
「不安に・・なるじゃない」
 はぁ、と溜め息を吐いてエイナは踵を返した
879863:2005/08/14(日) 02:05:58 ID:+YrtRQ3v
「もう、寝よう・・明日になれば、こんな不安消えてなくなるわよ」
 無理矢理自分を納得させ、先程夢を見た場所に戻る
 と、それなりの時間を費やして捜し求めた人物が眠りこけていたのに気づいた
「・・・居た」
 捜し人、レオンはエイナの眠っていた小屋の入り口にある柱に腰掛け、眠っていた
「灯台下暗し・・ってやつ?」
 また溜め息が出る、確かに目覚めて直ぐに慌てて出て行ったかもしれない
 だからと言って入り口にいる人物に気付かずに出て行くのだろうか
「はぁ・・もう、バカみたい・・・」
 そう思うとドッと疲れが襲い掛かってきた
「これも全部レオンのせいなんだからね!」
 と、言いがかりもはなただしい事まで口から出てくる
「・・・・・・」
 しかし、レオンは彼女の言葉に対して微かな反応すら示さず、穏かな寝息を立てていた
「・・もう、風邪引くよ?」
880863:2005/08/14(日) 02:07:00 ID:+YrtRQ3v
 聞こえていない事など覚悟の上で、レオンに語りかける
 無論反応は無い
 エイナは幾度目かも知れない溜め息の後、レオンの体を肩で支え、身を起こした
「相棒に風邪なんか引かれたら困るから・・ただそれだけなんだからね!」
 ブツブツと言い訳をする
 これも聞こえているはずは無いのだが、やはり恥ずかしいものは恥ずかしい
「よい・・しょっと」
 小屋の中、ベットが二つ並ぶ寝所に入る
 初めて見つけたとき、レオンが『男女が同じ部屋で寝る訳にはいかないだろッ!!』と真っ赤な顔で言ったため、片方のベットは一度も使用された事はないのだが
「ふぅ、やっぱり男の子だね・・重いよ」
 ベットに叩きつけられたレオンは少し身じろきするが、全く目 覚める気配は無い
「それにしても良く寝てるわね・・疲れてるのかな?」
 人差し指でレオンの頬を軽く突付く
「・・んん」
881863:2005/08/14(日) 02:07:57 ID:+YrtRQ3v
「ふふ、かーわい・・・ぁ」
 ふと気付くと自分が随分近くまで顔を近づけているのに気づいた
「・・・・・・」
 急激に体が熱くなった
 先程の夢が蘇る
 目の前の人物と愛を囁き合い、その手によって悶え狂わさせていた淫らな自分
「・・・ぁ」
 再び自分の内股、秘部が湿り気を帯びてきた事に気付く
「やだ・・」
 スカートの下から手を入れ、下着に指を這わす
 それだけで目覚めたとき以上に湿っている事が分かった
「何で・・おかしいよ」
「ぅ・・ぁ、エイ・・ナ」
 ベットの上で眠るレオンが微かに声を上げる
「レ、レオン!?」
 目を覚ましたのかとその顔を見るが、両の瞼は塞がったままだ
 しかし何か夢を見ているのか、その表情はただの睡眠とは違うように感じられた
「寝てるん・・だよね?」
882863:2005/08/14(日) 02:09:55 ID:+YrtRQ3v
 片手で眠るレオンの髪に優しく触れる
「私の夢を・・見てるのかな」
 口からふと出た言葉、しかしそれは妙にエイナの胸に響いた
「レオン・・私、おかしくなっちゃったのかなぁ・・・」
 まるで何者かに取り付かれたかのように体が勝手に動く
 気が付けばエイナはレオンの体の上に伸し掛かっていた
「ダメだよ・・女の子が、男の人襲っちゃうなんて・・・」
 口から出るのは否定の言葉、しかし肉体はまるで言うことなど聞いてはくれない
「でもこんなに、求めてるんだよ?レオン・・」
 エイナの口から熱を帯びた吐息が漏れる
「ねぇ、キスしてよ・・さっきみたいに、キモチ良くして?」
 言いながら、再び指を秘部に這わす
 そして夢の中のレオンの動きを反復するかのように動かし始める
「触ってよ・・感じさせてよぉ!」
 言いながらも指の動きは止めない
 その秘部から淫猥な音が出始めるまで僅かな時間も必要無かった
「は、あぁ・・あぅぁ、んく・・・」
 快楽から漏れる声を抑えようと、理性が努力する
 しかし本能は、更なる快楽を求める
883863:2005/08/14(日) 02:11:25 ID:+YrtRQ3v
「ひぃぅ!んぁぁ・・あふぅっ!!」
 堪えきれない嬌声が、二人きりの世界に響く
「レオン・・お願い、触って・・・」
 快感に震える手でレオンの手を取る
 激しい罪悪感に飲み込まれそうになりつつも、体は決して止まりはしない
「はうぅぅっ!!」
 自分の秘部へと触れるレオンの指は夢の中のように動きはしない、それでもエイナの肉体には凄まじい快楽が与えられていた
「いけないのに、ダメなのに・・なのに、キモチいいよぉ!!」
 高まる感情、体が焼けるほどに熱い
 背徳感、罪悪感、恐怖感・・・・数多の思いが、不安が、快感に飲み込まれる
 秘部を犯す指から与えられる快楽が全ての中心になる
「ゴメン、ごめんねレオン!私・・もぅ、ダメェ!!」
 既に高まっていたエイナの肉体が限界を迎えるのに時間は掛からなかった
「ああああぁぁぁ!レオンーーーッ!!」
 ガクガクと体を震わせ、エイナは絶頂に至った
 レオンの胸板に倒れこむ、その秘部からは愛液がドロリと流れ出た
884863:2005/08/14(日) 02:12:21 ID:+YrtRQ3v

「うっ・・えっ、ううっ・・・」
 エイナは膝を抱え蹲っていた
 頬を冷たい風が撫でる
 先程の行為の後、正気を取り戻したエイナは簡単な始末をした後、また小屋から飛び出して来てしまっていた
「う・・グス」
 先程から涙が止まらない
 自分の厭らしさが、レオンへの申し訳なさが
 その全てがエイナを責め立てていた
「レオン・・私、壊れちゃったよ・・・」
 自分で自分が『異常』と認識した
 その事実はエイナを強く打ちのめした
「ひっく・・・うぇ・・うぁぁぁぁん!」
 再び涙が溢れる
 止め処なく流れる涙と一緒に、全ての悩みや不安が消えてくれれば、それはどんなに幸せだろう
 それが不可能とも知りながらエイナは涙を流し続けた
885863:2005/08/14(日) 02:13:50 ID:+YrtRQ3v

 漆黒に包まれた部屋で、レオンは目を開いた
「・・・・・・」
 仰向けに寝転んだままで右手を上げる
 先程までエイナの秘部を犯していた指には愛液の類は全く付いていない
 ただ、エイナの温もりが、感触が、残っていた
「くそ・・・」
 開いた手を強く握り締める
 自分の意思でレオンはエイナに触れてやる事が出来なかった
 目を開くのが怖かった
 レオンもエイナと同じく、あの夢を見ていた
 エイナとは違い、最後まで
「っ・・・」
 下腹部に血液が集中するのが分かる
 熱くたぎったソレはレオンの意思を表している
「でも・・だからってどうしたらいいんだよ」
 手を出せば、目を開けば、求めてしまう
 互いに狂うほどに、襲ってしまう、犯してしまう
 夢の中の自分の様に、一挙一動に想いを込めてやる事も出来ないのに
 ただ欲しいから、ただ犯したいから
 それだけで彼女に手を出してしまう事がレオンは怖かった
「何で・・こんなに求めてしまうんだ」
 自分が情けなくて、握った手に力を加える
「『愛してる』の一言も・・言えないくせに」
 自分の非力に耐え切れず、レオンは目を閉じた
 想いを、悩みを先延ばしにするために
886863:2005/08/14(日) 02:17:37 ID:+YrtRQ3v

本能はお互いを求めながらも

意識がそれを認めない

記憶を持たない二人は

相手への想いを認識できない

大切な物が欠けた二人が、全てを思い出すのは

まだ・・先の話  <終>
887863:2005/08/14(日) 02:24:12 ID:+YrtRQ3v
言ってから投下までが遅くなってすみません
PC開ける機会があまり無かったんで

しかも時間かけた割に本番無いし・・どうにも中途半端・・・
出来ればコレ続きを書きたいんですが、いいでしょうか?
構わなければ直ぐに書き始めますけど

とりあえず感想あればお願いしますー
888名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 02:27:04 ID:l6PuEdJs
>>863
GJ。
ただ、句点はちゃんと打ってほしい。
あとは「・・・」じゃなくて「…」。こだわりがあるならいいけど。

……で、期待を煽っといてこれか?
マンネリだし、何かを焼き直したみたいだな。
まぁ、誘い受けに乗ってもらえて、さぞ満足だろうよ。
889名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 02:47:32 ID:eKnDjHLG

・・・

どっち使ったほうがいいってのはやっぱあるのか
890名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 02:50:22 ID:UhfbkfFh
いきなり文句垂れてんじゃねーよ

焼き回しとか相手にどんだけ失礼だか分かってんのか?


863
あまり気にせず次も頑張ってくれ
891名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 03:01:11 ID:kOVO4iyT
荒らしに反応してんじゃねーよ
それがスレ住民にどれだけ迷惑だか分かってんのか?
で、「焼き回し」ってなに?技ですか?
892名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 06:26:31 ID:pR+wcIx+
>>891
ちょwwwwwおまwwwwwwww
態度ワロスwwwwwwwwww
893名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 06:56:34 ID:VgSjwvFF
よし、じゃあオーレルとエイナがギシアンして、中のレオンまで女の快楽に目覚める話をば。
つか、レオンはともかくエイナって、レオン以外に絡めそうな男がいないな。
ベクサーだと寝取るみたいだし…せいぜいオーレルか元のノヴァくらいか。
894名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 08:04:39 ID:o9nm8WAS
>>863
GJ!

続き期待してます
非力な自分orz
895名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 08:35:32 ID:vcKvbB7x
ちょっと思ったが、エクステの世界って時間、季節の概念ってあったっけ?
場所によって砂漠とか雪原とかあるけど、
定着せし者が時間繰り返してる世界に、カレンダーとかがあったらおかしい?
ふいに思いついたネタに、どうしても「日付」が必要なんだ…。
896名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 09:18:53 ID:6hjHgZkK
とりあえず"一日"すらないからないっぽい
897名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 09:45:48 ID:ylULbu0x
一日さえないのかorz
ずっと空明るいしなあ。記念日ネタやりたかったんだが。
でも時間ないと待ち合わせもできなさそうだが。
一応寝てはいるんだよね?
キサナも「しばらくここで泊まっていきなさい」的なこと言ってたし。
898名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 09:54:02 ID:ZUUZN4sn
でもED4でエイナが寝坊して慌てて待ち合わせ場所に行ってたな。
一応基本となる日時はあるかな。
899名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 11:29:20 ID:xI7Nnzjm
>>863
GJ!
俺は出来れば続き書いて貰いたいけどな

ていうか皆、一言でも感想は書こうぜ
それに過剰な発言はやめよう、職人さんも気分悪いだろぅ
900名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 13:14:22 ID:6hjHgZkK
"時間"はあるけど"日にち"がないってことかな…
でも生きている時の記憶で必要な知識はあるっぽいから…
やばい…わけ分からんくなってきた
901名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 15:52:05 ID:aDqm9cjt
たしか朝も夜もないんじゃないっけ?
あーいう世界上、OPのように常に白夜でしょ

はっきりした時間の概念もないと思われる
902名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 15:53:22 ID:7Er4sMUS
>>863
GJ!次も期待してるぜ!!
903名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 17:53:32 ID:uCjpspqb
一日の時間の流れがない世界観って、すごくネタ思いつきにくいな…。
夜も日時の概念もないなら、その場のシーンだけで書かなきゃいけないし。
夜にセクース→夜が明ける的な流れができんし。
夜道も歩けん。
904名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 19:30:07 ID:d8O1bvfA
レオエイGJ!切なげなエイナがよかった!次回作も期待してます。
905名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 22:04:32 ID:FRmnVyCq
適当で良いと思うけどな…
元々サモンナイトの設定なんて穴だらけだし
906名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 23:41:10 ID:UGPcun9S
>>905が核心を突いた

ところでシナリオが進むにつれキサナ×ユヅキのガチ百合とかを
カケラでも期待した漏れはスレ違いバカですかそうですか。
907名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 04:23:05 ID:mrHhpYpf
>906
現在7話目で、未だにエイナ×ユヅキのガチレズを諦められずにいる私は
一体何なのでしょう。
908名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 08:46:01 ID:Zb+UqA9K
>>907
おれの心の友。
909名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 14:05:13 ID:ZSq+UhSL
>>907
俺、だいぶ前に生き別れた弟が・・・
910名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 15:42:21 ID:pARDa1TZ
>>907
実は漏れにも(ry
911名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 18:07:03 ID:26fcpeGa
エイナが攻めなのか?
912名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 19:44:36 ID:qkVwZoDG
黒エイナとか思い浮かんだぞどうしてくれるw
913名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 19:50:42 ID:vm/VjN6l
レオエイ小説すごいイイ!!切ないなあ〜…
914名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 20:21:11 ID:bY2IggjJ
そろそろ下げて書き込もうよ
915名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 20:37:23 ID:Zb+UqA9K
>>911
ヘタレ攻めという便利な用語がこの世にはある。
916二人の絆編〜夏美と綾〜:2005/08/15(月) 20:59:14 ID:+jIv8yaM
「……あ…あぁ……」
開いた口が塞がらないとはこのことだろうか。この部屋に誰かが入ってきた気配なんてな
かった。それなのに相手はこうして夏美の目の前に存在している。釘付けになる視線。体
は小刻みに震える。身体の芯から湧き上がる恐怖に。
「やだぁっ!来ないで…来ないでよっ!!」
思わず飛びのいて後ろずさる。相手を制するように腕を振り回す。そんなことは何の意味
もなさないことを知りつつも。だがどうしたことであろうか。夏美の視界から相手の姿が
消失していた。
「…あれ?……えっ…?」
突然消えた相手の姿に夏美は困惑する。確かにそこにいたはずだ。だが姿が見えない。煙
のように消えてしまった。きょとんと虚空を見つめる。
「……幻?…だったのかな……」
しばし当たりを見回す。自分と綾以外の人影らしきものは一つも見当たらない。幻。追い
つめられた夏美の精神状態が生み出した幻覚。おそらくはそうなのであろう。大きく溜息
を吐いて夏美は安堵する。
『クスクス……その方が良かったですかぁ?』
「……っ!!」
刹那、背後からかかる声。思わず鳥肌がたつ。嘘だ。こんなことがありえるはずはない。
だが後ろから身体に絡みついてくる細い少女の腕にリアルな感触を夏美は実感させられた。
『えへへ…へへ…この間の続きでもしましょうか…えへへ……』
「…い…い…ぃ…嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
背後から囁かれる絵美の声に夏美の恐怖心は頂点に到達した。
917二人の絆編〜夏美と綾〜:2005/08/15(月) 20:59:53 ID:+jIv8yaM
「ヤダッ!やだやだぁっ!!止めてっ!止めてよぉっ!…ひっ…うっ…嫌ぁっ!!」
『えへへ。そんな風に怖がるの見てると…えへへ…もっと虐めたくなるんですよね…』
既に夏美は半狂乱の状態にあった。無理もない。自分をボロクズのように陵辱した相手が
すぐ側で自分を拘束しているのだ。そんな夏美を見ていると絵美の嗜虐心は余計にそそら
れる。夏美の寝巻きの隙間から手を入れる。もぞもぞと弄りながら絵美の手が片方は夏美
の胸に、もう片方は夏美の秘部へと侵入を果たす。
『んふふ。こうやって虐められるのが好きなんですよね。エヘへ。』
「やっ…ひっ…いっ…やっ…ひんっ…やめっ…やっ…嫌ぁぁ……」
まとわりつくような絵美の指先は第二関節まで夏美の膣内に入り込んでいる。くちゃくち
ゃとかき回すように絵美は夏美の膣肉をほぐす。それと同時にもう片方の手が薄い夏美の
乳肉を弄りながらその突起部をくりくりと摘みだす。夏美の脳に刺激が奔る。敏感な箇所
を同時に責められて身体が反応を示しているのだ。
『あはは…もう濡れてきてますよ…えへへ…とってもエッチですぅぅ……』
「違うっ!…そんなの…そんなの…ひぃぃっ…くひっ!…ひやぁぁぁっ!」
身体は正直なものだ。自分の意思を容易く裏切ってくれる。沸き出す愛液が。全身を貫く
オルガズムが夏美自身の言葉を否定していた。感じてしまっている。絵美の愛撫に。もう
頭の中身がとろけてしまいそうなほどに。それほどまでに淫らなのだ。この身体は。
「やめてよぉ…ふぇぇ…やめて…うっ…ぐすっ…」
そしてすすり泣き出す。なんとも惨め。なんとも弱い。こんな矮小な存在が自分なのだ。
こうして年下の少女にすら言いように嬲り者にされ陵辱される。どうしようもない。無力
な弱者だ。本当にちっぽけな。
「綾…綾ぁぁっ!!」
そして綾の名を叫ぶ。助けを求めてというよりも縋り付くものを求めて。深淵な絶望の底
の中でただ一人寄りすがることが出来る存在。夏美がなによりも心より依存している対象。
それが綾だ。もう自分を保ってはいられない。壊れてしまう。綾がいなくては。だから求
める。何よりも強く。
『えへへ…呼んでますよ綾先輩。』
既視感さえ覚えるようなことを絵美が言ってくる。夏美の全身に悪寒がはしる。慌てて夏
美は綾のほうに視線を移す。するとまたしてもありえない光景に夏美は絶句する。先程ま
で夏美の側で寝息を立てていた綾。その綾がいつの間にか鎖に繋がれ拘束を受けていた。
猿ぐつわを噛まされ涙目でこちらを見つめながら。
918二人の絆編〜夏美と綾〜:2005/08/15(月) 21:00:32 ID:+jIv8yaM
「…な…に?…なんなの…これ………」
ありえない。そんなはずはない。そうとしか思えない。そんな出来事の連続に夏美は戸惑
う。何の気配もなしに絵美が部屋の中に入ってこれるわけがない。視界から消えた絵美が
一瞬で自分の背後に回れるわけがない。さっきまで静かに寝ていた綾がいつの間にか鎖で
拘束されているはずがない。これは現実ではない。夏美の理性はそう告げる。夢だ。また
自分は夢の中にいるのだ。どうしようもなく絶望を流し込んでくれる悪夢の中に。
『夢だと思ってるんじゃないですかぁ?』
心の中を見透かすように囁きかける声。絵美だ。夏美の表情は強張る。こんなものは夢だ。
目が覚めればすぐに解放される。そうあって欲しいと願う。だがこれが夢でなかったとし
たら。そう思うと不安が広がる。
『クスクスクス♪どっちでもいいですよねぇ…絵美にとっては…夢でも現実でも…』
背後の少女は肯定も否定もしない。夢なのか現実なのかを。ただ呆然とする夏美。夢に違
いないと必死で心に念じる。そんな夏美の衣服をするすると絵美は剥ぎ取っていく。
「へっ?…あ…あ……っ!!」
いつのまにか夏美は丸裸にされていた。一糸まとわぬ姿でうつ伏せにされている。この姿
勢は記憶に新しい。そう極最近の忌まわしい記憶に。
「い…嫌ぁぁぁぁっ!!あぁぁぁぁぁっ!!!」
絶叫した。剥き出しにした尻肉が露になる姿勢。忘れられるわけがない。それは夏美が絵
美に犯されたときとまったく同一のものであるから。
『えへへ…いいじゃないですか…どうせ夢なんですから…』
「嫌嫌嫌ぁぁっ!!やだぁぁぁっ!!」
夏美は発狂する。たまったものではない、例えこれが夢であったとしても。また犯される
のだ。あのときのように無惨に。絵美の手によって。綾の目の前で。
『往生際が悪いですよ。諦めてくださいよ早く。』
「やめてぇぇぇっ!やだぁっ…そんな…また綾の…目の前でなんてぇっ!!」
最悪な記憶が蘇る。綾の目の前で無惨に陵辱された自分。身も心も朽ち果てるほどにボロ
ボロにされ、絶望の底へと堕とされていく姿。今も身体が覚えている。自分が壊れていく
感触を。
『じゃあいきますよ。またたっぷり泣き叫んでくださいね♪』
「やだぁっ…あ…ぐぅぅ…ぎぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
夢か現か定かでない困惑の中で夏美の悲鳴がまたしても轟き叫ぶ。
919二人の絆編〜夏美と綾〜:2005/08/15(月) 21:01:41 ID:+jIv8yaM
『あはは♪あはははは♪楽しいですぅぅぅ。』
「あぎぃぃぃ…やぁぁ…ひぎゃぁぁぁ!!」
泣き叫ぶ夏美の声。その甘美な響きに酔いしれて絵美はペニスバンドを装着した腰を突き
動かす。ディルドーごしの感触ではあるが夏美を犯しているという実感。それがひしひし
と伝わってくる。容易くも溺れてしまいそうな至上の快楽。
『えへへ…やっぱり変態さんですね…お尻パンパン突かれるのが気持ちいいんでしょう?
そうなんでしょう?』
「違うっ!違うぅぅっ!…ひやぁぁっ…くひぃぃぃっ!!」
言葉で否定してはいても身体は嘘をつかない。あのときもそうだった。悶絶する苦痛の中
で知ってしまった肛虐の悦び。こんな風に尻肉を裂かれ内蔵をかきまわされて。もう気が
狂うほどの拷問の中で芽生えてしまった快感。感じてしまっている。こんな酷いことをさ
れながら。
『嘘ついちゃ駄目ですよぅ…だって貴女のここすっごく濡れてますよぉ?』
「あ……う…うぁ…っぐ…うぇ…あぅ…ぅ…」
そういって絵美は夏美の秘裂を指でさする。弄る指先にねっとりとした蜜がからまる。滲
み出る愛液。それは夏美の身体が悦びを感じている明確な証拠。誤魔化すこともできない。
どこまでも無力でどこまでも淫乱な自分の本性を。
「見ないでぇぇっ!綾ぁぁっ!お願いだから見ないでぇぇっ!!」
絵美に犯される惨めな自分の姿。それを見つめる泣き崩れんばかりな表情の綾。ボロボロ
の大粒の涙を光らせて視線を覗かす。その瞳にこもるものは深い哀しみと苦しみ。夏美へ
の哀惜と呵責。そんな綾の視線が夏美をいっそうに苦しめる。見られている。綾に見られ
ている。絵美になすすべなく陵辱される自分の惨めな姿を。そして惨めに犯されながら感
じてしまっている自分の淫らな姿を。こんな姿をこの世で一番見て欲しくない相手に。
『あはは♪変態さんですぅぅ。エッチですぅぅ。綾先輩の前でお尻を犯されて感じちゃっ
てるアナル狂いのド変態ですぅぅ』
「違うぅぅぅ!!い…や…ぁぁぁ…あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
拷問そのものの公開肛虐の最中で夏美の意識は暗転していく。
920二人の絆編〜夏美と綾〜:2005/08/15(月) 21:03:16 ID:+jIv8yaM
「嫌ぁぁぁぁぁぁっ!!………はぁ…はぁ…あ…えっ?」
絶叫とともに飛び起きると辺りの様子は一変していた。そこには自分を犯していた絵美の
姿はない。鎖に繋がれ哀しい眼差しを送っていた綾の姿もない。変わりに今度は夏美が拘
束されていた。頑丈な鎖で両腕両足ともに。
「何…よ…今度はなんなの…なんなのよ………」
それが悪夢の続きだということが夏美にはすぐに分かった。やはりこれは夢だ。こんな荒
唐無稽なことが立て続けに起こるのは。最悪なのはこの悪夢がいっこうに覚める気配がな
いということ。どこからが現実でどこからが悪夢なのかその境目さえあやふやである。
『気がついたかい?ナツミ。』
すると耳に入ってくる声。思い出したくない。絵美以上に思い出したくもない相手。それ
は夏美をこんな悪夢に放り込んだ元凶。
「あんたの…仕業…なの……」
殺意さえ篭った眼つきで夏美は相手を睨む。睨まれた本人はそ知らぬ素振りで涼しい顔を
している。その涼しげな顔がいっそう忌々しい。
『さあ?僕の仕業かもしれないし、そうではないかもしれない。どっちなんだろうね。夢
か現実か。そもそもどこから夢なのか現実なのか。』
とぼけ顔で回答を絵美と同じように少年、キールははぐらかす。夢か現実。そんなことは
どちらでも同じなのだろう。覚めないうちは夢も現実なのだから。
『さて、君はえらくお気に召さなかったようだね。先程までの出来事は。』
「あたりまえじゃないっ!あんなの…あんなのぉっ!!」
感情が昂ぶるあまり涙腺さえ緩ませながら夏美は反駁する。冗談ではない。あれは夏美に
とって最悪の悪夢だ。綾の目の前で絵美に無惨に陵辱されたときのリプレイ。最も思い出
したくない過去の再現。それが延々と続いているのだ。延々と。
『ふふ、見られる側は駄目なのかい。それならよかったね。今度は君が見る側だから。』
するとにこやかに微笑みながらキールはそう告げる。今度は見る側。確かにそういった。
何かが引っかかる。そんな物言い。
「今度は見る側って……っ!?」
思い至る。その瞬間に全身から血の気が引いてゆく。恐ろしく真っ青になっていることだ
ろう。夏美の顔は。そう。思い出したくもない最悪の過去。もう一つあったのだ。それも
また夢などではなくまぎれもなく現実にあったこと。
「やだ…ぁ……ぁ……」
凍りつく。口をパクパクさせる。見たくない。聞きたくない。思い出したくない。それな
のに夏美の脳内には浮かび上がってくる。そのときの陰惨な光景が。そしてそのイメージ
は何もなかった空間に虚像を現出させてくる。夏美の視界の内に。
「ぁ…ぁぁぁ…ぅ…ぁぁ……」
肺が震えている。おぼろげな虚像は次第に実体と化していく。音声も伴って。濡れた肉が
摩擦しあう卑猥な音。絹を裂くような叫び声と同時に甘く響く喘ぎ声。とろりとチーズの
ようにとろけだす乳白色の液汁。知っている。この光景を夏美は知っている。
「あ…あぁぁぁ…ぁ…綾ぁぁ……綾ぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
実像となった虚像。悪夢の後に続く悪夢。それは夏美にとってのもう一つの最悪の過去の
再現。拘束され何も出来ぬ夏美の目の前で無惨に陵辱される綾の姿がそこにあった。
921鬼畜野郎 ◆inEm7wtNVQ :2005/08/15(月) 21:07:44 ID:+jIv8yaM
新作が発売されたというのにあいもかわらず俺設定満載な1SSを書くひねくれのあん畜生な鬼畜野郎です。
前回に引き続き夏美ちゃん悪夢に苛まれちゃってます。今回別名『夏美たんノイローゼ編』なもので
もう人格ぶっ壊れる寸前まで追い込むので(精神的に)痛いの苦手な人にはスマソ
また制裁編のごとく長引きそうな予感。できればレイム様のほうも書きたいんだけどなあ。
それではまたサラバ。
922名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 00:25:07 ID:s+rIsYk7
鬼畜野郎氏GJす

てか最近良作多いな
鬼畜野郎氏のは無論の事だが、ベクリニとかレオエイとか・・・
非常に喜ばしい事だ
923名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 18:11:31 ID:jZ6D4rbU
晩飯どっちにしよかな
・カレー
・焼きそば
924名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 18:13:56 ID:ePA7XbPf
>>923
ぷよぷよ好きならカレー
ワイルドアームズが好きなら焼きそば

両方嫌いならカレー焼きそば
925名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 18:48:16 ID:VNsWBCtS
            ,,.....------,.....
         ,.;-''`"        ""'''---;
       .;:'",:'"    ,;''",.;"  ,..;    |';
      /  /     / /   /    ,|"'ヽ
      ,l  ,l     /",.:'  ,./ /   ,l  'l,
     ,l l'".l     l /  /  ノ /  .,l ,  'l,
     .,l 丶,l     .l .イ  / // ノ  /l l   |
    .,l'  l /    l,::l  // /,:'/  / l l   .|
    ,l   l/     'l,;l ,l。--f ",l  /--f,l  .l l,
    .,l  ./  ..   l l,:l ,l 0 l .//l 0 .l.|  /l l,
    ,l'  /  丿   ";,.ヽ,.ヽ..丿 '" l.ヽ.丿l ノ l' 'l,
   .,l / /.l    l,ヽ,ヽ     ゝ  .l" .,/ l ヽ,
   ,l:',,,.-'l" ,l  l  lヽ    ,---;   .ノl /.  l"'"
 """l"  ,l'  /  |  .l \,  ヽ_,ノ,..;-''"//lヽ  l,
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926名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 19:32:56 ID:WkncXJh5
不謹慎だとは思うが、もっこすが思い浮かんだ
927名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 21:00:41 ID:jZ6D4rbU
ワイルドアームズってなんだ?
928名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 21:09:36 ID:0BHERQBG
なに糞スレ化してんの?このスレ?
929名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 21:19:41 ID:ePA7XbPf
>>927
そういうゲームがソニーあたりから発売されてる。確か今は4まであるはず…。

兎に角そのゲームといえば焼きそば
930名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 21:21:06 ID:pn8BFluI
焼きそばと言えばヤキソバン
マイケル富岡って今なにやってんの?
931名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 21:24:21 ID:ZC6/iXIX
おいおい、スレ違いだっての
>>927
こういう奴は完璧厨房なんだからスルーしようぜ
932名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 21:27:31 ID:ZsQ0qaik
そして927よりも相手にされてない哀れな鬼畜野郎。
プゲラw
933名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 21:33:46 ID:GqvggsGa
抜くのに必死で鬼畜野郎氏に構ってるヒマがなかった。
ごめん。
934名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 22:58:11 ID:DZJSjcs2
おお、鬼畜氏いらしてたか。
絵美もそうとうアレだが、キールの真っ黒さには
心が踊るな。綾がどうなってんのだか、続きが
楽しみです。GJ!
935名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 01:00:02 ID:RufCzs6S
いちいち書き手スレに愚痴る鬼畜野郎キモスwww
936名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 05:56:59 ID:gMZq6SdQ
少し早いがここいらで新スレきぼんぬ
937名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 11:14:24 ID:dFG1FxMH
というかおまいら、もう少しエクステーゼ作品(特にエイナ絡み)書けよ
俺のムスコがエレクトしっぱなしなんだよ・・・orz
エイナタン(;´Д`)
938名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 16:01:07 ID:CAlkcL+u
買ってないから無理
939名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 17:02:40 ID:JOfQVlUQ
正直エクステーゼより3の方が読みたい
940名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 17:37:12 ID:9gZduNg8
それよかクラフトソードが読みたい。
941名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 18:56:13 ID:jhSlDYhg
本編以外(クソ、エクステ)は時期ネタみたいなもんだからなあ。
発売した時期はそこそこネタがあるけど、しばらくしたら消えてしまう感じの。
942114:2005/08/17(水) 23:52:04 ID:WdtMdRjm
しまった。書きかけなの忘れてた間にスレが終わりそうだw
943名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 01:24:08 ID:mljP82B7
>>942
うわん、続き待っていたんだから、今スレでも
次スレでもいいから投下してくれー
944名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 05:44:06 ID:ZQHFO/Gu
クラフトソードのが見たいなぁ・・・
シュガレットなんかあんなに百合ん百合んしてるのに誰もネタにしないなんて・・・
945名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 18:14:44 ID:7JFwqnw1
それならエクステーゼでもユズキは百合ん百合(ry
946名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 19:40:42 ID:iFWOY6PN
相思相愛男女カプでもSSがないものだってあるし
百合なんてもっとなくて普通だろ。
947名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 22:07:43 ID:ku9GNjzW
なんかこう・・・SS書きのインスピレーションを
湧かせれるようなこと皆でしないとな。
948名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 22:40:15 ID:Pxm1iLzX
>>947
読みたいCPやシチュエーションの提示とか?
949名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 22:40:50 ID:tABAHOX/
このスレは昔から原作で見られない・マイナーなカプが多数投下される傾向にあるしね。
950名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 22:42:52 ID:tABAHOX/
949のは944-946の流れへのレス

>>948
それは季節柄単なるクレクレになりそうなのでやめといた方が…
読ませる妄想短文にするくらいの努力は必要かも。
951アヤ×カシス+α 1/6:2005/08/19(金) 13:49:03 ID:VNpFO1yK
「ふぁ〜あ……眠ぅ…」
先程から何度欠伸をしたのだろうか、ハヤトは自分でもわからないくらいであった。
「…よりによって……こんな日に……」
がっくり項垂れながら、自分の靴箱から校内用のスリッパを取り出し、誰に話すわけでもなく、ただただ愚痴を繰り返す。
だが、何かを喋っていないと立ったままでも眠ってしまいそうだった。
「サイアクだ……ほんと」

季節は春。爽やかな風の吹き、なんとも清々しい朝である。
だが、まだ空は薄暗い。ハヤトはいつもより2時間も早くと登校してきたのであった。
何故かといえば、今日が試験日だからであった。
ハヤトが運悪く(とはいっても自分の不注意が原因なのだが)昨日その事実を思い出した。
今日のテストの教科である数学の教科書類一式を学校に忘れたと気がついたのは深夜1時頃、すっかり夜も深けていたころである。
仕方がない、と早朝に学校へ登校してきたハヤトは今に至る。
952アヤ×カシス+α 2/6:2005/08/19(金) 13:50:06 ID:VNpFO1yK
静まり返った学校内に、ただハヤトの足音だけが空しく響く。
それが増々自分の不甲斐無さを称えているようで、ハヤトは肩を落とす。
「何やってんだろ、俺……馬鹿だよなぁ…
 そりゃ静かだよなぁ…こんな朝早くから学校に来てるやつなんて…」
と、自分の教室のドアに手を掛けた瞬間、ハヤトは目を疑った。
こんな馬鹿な自分より先に自分の教室に人影があったからだ。
教卓を隔てて、2人の女子生徒が向かい合っているのがみえる。
「あれは……樋口?ともう一人は…」
一人は樋口アヤ。成績は常にトップ、整った顔立ちに漆黒の長く伸ばされた髪がよく似合う、優等生で男子内の評判も上々の美少女である。
彼女が優しく微笑みかけながら楽し気に会話している相手は…
「カシス…か」
突然、空から降ってきた少女…。カシス。
あまりに強烈すぎる高校デビューを果たした彼女はどうやらアヤの知り合いらしかった。
明るい性格で、すぐにクラスにも打ち解けた彼女は(俺も何回か話し掛けられたっけな)それでもやはりアヤと行動することが多い。

しかし、彼女らが自分と同じヘマをするとはどうも考えにくい…ではなぜこんな朝早く?
ハヤトはふと考え込み、教室に入る手前扉の前で固まっていた。
「まあいいや…はやく勉強始めねぇとな…」
と、扉に手をかけた彼は、ガラス越しに信じられない光景をみた。
もう一度目を擦り、覗いてはまた擦る…だが、見間違えではない。
953アヤ×カシス+α 3/6:2005/08/19(金) 13:51:00 ID:VNpFO1yK
そこでは、2人の美少女が互いの唇を貪るように奪い合っていた。
顔の角度を変えながら舌を絡め、頬をうっすらと紅に染めていく。
アヤが軽くカシスの肩を押すと、片手で教卓に手をつき体重を支えていたカシスが教卓の上に倒れる。
さらにアヤが上に覆い被さり、口づけをさらに続ける。

ハヤトはそっ、と扉を5mmほど開く。
すると、微かに2人の会話と2人のだ液が混じりあう湿っぽい音がハヤトの耳に入ってきた。
「…アヤ……誰か来るんじゃない…?ねえ〜」
「ふふ、こんな時間に来る人なんていませんよ。大丈夫。それに……先に悪戯してきたのはカシスさんのほうですよ?」
「あはは、そうだっけ?忘れちゃった……ん…」
アヤの手がカシスの控えめな胸に伸び、制服越しに弧を描きながらそれを揉む。
「はぁ……アヤ……」
カシスの手もアヤの胸元に伸ばされ、彼女のベストを託し上げ、ブラウスのボタンを外してゆく。
すると白い肌と、その豊かな膨らみを包む桃色の可愛らしい下着が露になった。
「ちょっと……カシスさん…」
「アヤって結構おっきいよね〜。羨ましいなぁ…」
カシスの笑みはいつも通りの無邪気なものだが、その瞳にはうっすら情欲の色がみて取れた。
カシスの手がアヤの背に回され、ブラのホックが外されると、アヤの乳房が勢いづいて微かに揺れながら露にされた。
カシスは両手で双乳を揉みながら、桜色の頂に舌を這わせる。
「んん…はぁ……」
くぐもった喘ぎを漏らしながら、アヤは長い睫毛を揺らす。
ピチュ、ピチャと湿った音を立てながらカシスはもっと強く彼女の胸に添えられた手の力を強め、より一層激しく乳首に愛撫を加える。
「ふぁ…あっ…!」
その度にアヤの声も艶やかさを増していく。
声を上げながらもアヤはカシスの股に手を滑らせ、足を開かせる。
その拍子に彼女の短いスカートがめくれ、白い下着がチラリとハヤトの目にも入った。
954アヤ×カシス+α 4/6:2005/08/19(金) 13:52:42 ID:VNpFO1yK
気がつけば、2人の痴行にハヤトの目は釘付けだった。
教室の扉は教室前方と後方の二ケ所にあり、彼は後方からその光景を眺めていた。しかし、前方のほうが教卓に近い。
もう無意識に近い状態で彼は教室の前方に向かい、息を忍ばせまた教室を覗き込んだ。
今度はもっと近くで彼女らを見ると、先程まであまり現実感がない光景だったのが…増々現実味を帯びない。
次に彼が教室を覗いた時には、カシスはすでに下着を身につけていなかった。
一旦、行為を中断され、カシスは教卓から身を起こし、床に寝そべった。アヤがその上に覆い被さる。
「お、おぉ……」
その光景にハヤトは息を飲んだ。丁度、彼の数十cm先にはカシスの秘部が露にされ、そして今、アヤも自ら手で下着を剥ぎ取っている所だった。
アヤは下着を手近な所に軽く投げると、再びカシスと唇を合わせる。
右手で髪を邪魔な髪を掻き揚げると、手はそっとカシスの秘部に伸ばされ、美しい指がその筋に滑る。
「あっ!や…!ぁんっ!」
指はカシスの膣口に差し込まれ、卑猥な音を立てながらピストン運動が行われる。その度にカシスの小柄な体が快楽に震え、甘ったるい喘ぎが漏れる。それに対応するように秘部は彼女自身の発情の証ともいえる蜜によって濡らされていく。
アヤは彼女の秘部に顔を近付け、敏感な部分に舌を這わせる。さらに膣に差し込む指を増やし、2本、3本とカシスの中に出入りさせてゆく。
「はん!あっあぁ!だ、だめだよアヤぁ…!あん!!」
言葉とは裏腹にカシスは腰を揺らしながら、さらなる快楽を求める。それに答えるようにアヤの責めもどんどん激しくなるのが目に見えてわかった。
「ひぅ!あっあぁぁ!!」
そのうち、一際大きな媚声をあげ、カシスは達したようだった。アヤが彼女の膣から指を引き抜くと艶やかな糸が引き、彼女の蜜が床を汚した。
955アヤ×カシス+α 5/6:2005/08/19(金) 13:53:44 ID:VNpFO1yK
「カシスさんったら……こんなにしちゃって…後片付けが大変ですよ?」
ハヤトからは影になってアヤの表情は見ることはできなかったが、声のトーンからしてさほど彼女を攻めている意図は読み取れない。
きっと彼女もカシスも今は官能的な表情を浮かべているに違いないとハヤトは悟る。
アヤもまた、カシスの痴態に昂奮を覚えたのか、触れられていないにも関わらず、太ももまで蜜が溢れ、妖しく光っていた。
「でも…私も……よくなりたいです…」
「アヤ……2人でよくなろ…?」
「はい…」
「ん………」
そう2人は強く抱き合い、互いの秘部を擦り付けあう。
「ひぁ!!アヤぁ…!」
「カシスさん…ん、んん…!」
2人は腰をくねらせ、敏感な部分が触れあうたびに2人は強い快楽に喘いだ。
アヤはカシスのブラウスを脱がせ、彼女の乳房を露にするとそれに自らの胸を押し付け、頂を擦り付けあった。それにより2人の声はさらに艶やかに、大きなものになってゆく。
「やぁん!!ひぅ!!んん!!カシスさぁん私もう…!ぁ、あん!!!」
「はぁ…アヤぁ、あたしも…ひぅっ!あっあぁ!!!イッちゃう!!!」
「「あ、あぁあ!」」
2人が果てたのはほぼ同時であった。息を荒あげ、2人は名残を惜しむようにまた唇を合わせ、身を離す。
すっかり床は彼女らの体液でべとべとになっており、行為の後もまた官能の匂いを感じさせた。

「うっ……やべ」
そして、もう一人この行為により果てた人物がいた。
数学の試験に備えて早くに学校にやってきたハヤトは、いちしか自分の一物が膨らんでいくのを押さえきれず、気がつけばズボンから一物を取り出して自慰行為にふけっていたのであった。
教室の入り口にしっかり残された白い液体…紛れもない、彼の欲望の証であった。


結局、すぐに教室に入る決心のつかなかったハヤトは数時間をトイレで過ごすこととなった。
956アヤ×カシス+α 6/6:2005/08/19(金) 13:55:14 ID:VNpFO1yK
時間が過ぎていくと共に学校にも生徒が集まりだした。
ハヤトは疲れ切った表情で、もうすっかり顔見知りが揃っているクラスの扉を開いた。
俯いたまま教室に入ると、女子の足下が視界に入ってきた。
「おっはー!ハヤトクン!」
「おぅ、おは……」
顔を上げて、ハヤトは固まった。先程、ハヤトに惜しげもなく官能的な姿を披露してくれたカシス本人であったからである。
「なぁに?どうしたの?あれれー?わかった、あたしがあんまり可愛いから見とれちゃってんだ!?」
自分のジョークにゲラゲラと笑うカシスをハヤトは直視できないまま、へらへらと情けなく笑って返した。
「ごめん、冗談だよ!あっ、テストがんばろーね〜!んじゃ!」
ロッカーに教科書を押し込み、カシスが駆け寄っていった先は…やはり樋口アヤであった。
2人は他の女子高生と同じように、他愛のない会話で盛り上がっているようにみえる。
だが、先程の光景を思い浮かべると……またハヤトは一点に血が通っていくのを感じた。
「……トイレにいくか…」

今日はもっぱら、教室の扉に張り付いていた精液のことでクラスはごった返していたが、等の本人であるハヤトは知るよしもない。
この後、2回目の自家発電に時間を取られたハヤトが数学のテストの追試を受けることになることもまた考えていなかったであろう。

だが、彼は後悔はしていない。
追試を受けている間もなお、一点に血が集まるのを我慢できない自分がいる…この出来事はきっと彼の青春の尊い思い出の一つとなることであろう。
957951:2005/08/19(金) 13:58:49 ID:VNpFO1yK
なんだか微妙に空気が読めてなかったらすいません、アヤ×カシスです。
初エロ小説だったので、表現力不足な点もあるかと思いますが、軽く流していただけると嬉しいです。
シュチュエーションもかなり無理がありますが…まあ、ギャグということでひとつよろしくお願いしますw
958名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 13:59:49 ID:rTNcJRNx
リアルタイムGJ!
959名無しさん@ピンキー
アヤカシキタ━━(0w0)━━( 0w0)━━( 0w)━━(  0)━━(  )━━(0  )━━(w0 )━━(0w0 )━━(0w0)━━!!
GJ!!禿げ上がるほどGJ!!