二次キャラ排泄系妄想廃棄所

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414ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE
>>399>>413のリクエストに微妙に応える感じで、明日菜野糞SSです。
固形の擬音に重きを置いてみました。


【魔法先生エネま!「季節の変わり目には用心しましょう」】

勤労少女・神楽坂明日菜。
彼女は、毎朝早くから新聞配達のアルバイトをしている。
このかの祖父──麻帆良学園・学園長に出してもらっている学費を返すために。
先方はそんなことはしなくて良いと言ってくれているのだが、
それでは明日菜の気が収まらないのであった。

故に、今日も超人集団3−Aのトップを競うほどの健脚を持って、
新聞を手に早朝の町を駆け抜ける。

季節はちょうど夏から秋へと変わる頃。
まだ暑いかな、と思うと不意に寒くなったりもする、そんな時期。

寒い時期には、明日菜は毛糸のパンツを穿いて暖を取るのが通例になっている(1巻参照)。
だが、まだ夏の面影が残っていたこともあって、この日は普通のパンツで家を出てきていた。
明日菜は、短いスカートの下をスゥスゥと吹き抜ける風に身を震わせた。

「う……、ちょっと寒いかな。毛糸のパンツ穿いてくれば良かったかも…」

そう独りごちた口から吐き出される息は、白く色づいていた。
昼間はまだまだ暑いが、早朝や深夜はすっかり寒くなっていたのである。
服の上から鳥肌のたった腕をさすりながら、明日菜は駆けていく。
──そして、いつもの要領で素早く新聞を配達していき、しばらくしたとき。悲劇は始まった。
415ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2005/09/29(木) 19:52:55 ID:/2NCOply
きゅるるるるっ!

次の配達先に行こうと走り出した途端、下腹部が痛み出したのである。
「!?」
少しだけ走る速度を緩める明日菜。お腹に手をあてて、はぁはぁと息をつく。
腹痛の正体は、紛れもない便意。
朝はこのかの用意した朝食のウィンナーを一本つまんだだけ。
それが痛んでいた──ということは、このかに限って考えられない。
(お、お腹冷やしちゃったからかな……)
冷や汗をたらりと流しながら、お尻に力を入れて再び駆け出す明日菜。
お腹が痛いとはいえ、新聞配達をおろそかにするわけにはいかない──。
そう考えて歯を食いしばり、足を踏み出した。


明日菜は、痛むお腹を抱えながら配達を続けていった。
「……っ……くぅ……っ」
そうして新聞配達はあらかた終わったものの、明日菜の顔をつたう脂汗は既に止められないほどになっていた。
配達途中に公衆トイレでもあれば──とも思っていたのだが、
あいにく近くに公園などがないマンション地帯であったことも不運であった。

ぐぎゅるるる、ぐりゅりゅ……!!
腸の蠕動音が、明日菜にはまるで爆弾の導火線の音にさえ聞こえた。
我慢はほぼ限界に達しようとしている。
民家のトイレを借りようかと考えもしたが、早朝からそんなことで人を起こすのも──、
(め、迷惑……よね…っ)
──と、自分が切羽詰まっているというのに明日菜は他人の迷惑を心配した。
しかし、そんな気遣いなど意に介さずに腸内のモノは暴れ狂い、残滓を吐き出す。
416ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2005/09/29(木) 19:54:40 ID:/2NCOply
ぶび、ぶっ、ぶすぅ……っ!
「〜〜ッ!!」
止める間もなく漏れ出したオナラに、顔を真っ赤にする明日菜。
誰かに見られてはいないかと視線をきょろきょろさせる。
人気がないことに安心するが、自分のオナラの臭いに顔をしかめた。

もう何も出すまいと、肛門括約筋を必死に食い締める。
手でお尻を押さえ、ふらふらとおぼつかない足どりで歩き始めた。
「はぁ……、っはぁ……!!」
眼はすっかり涙目で、脚はがくがくと挫けそうになっていた。
配達所まで戻ってトイレを借りれば──という考えは、あまりにも甘い考えと痛感する。
どう見積もっても、配達所に戻るまで耐えられそうにない。

「も、もう……が、我慢……できな…っ……」

ぽろぽろと涙をこぼしながら、周囲を見回す。
このまま下着の中にうんちを漏らしてしまうか──道ばたで野糞をするかという究極の選択。
出来ればどちらも御免こうむりたいが、つのる便意がそれを許してくれそうにない。

ビルとビルのすき間、人が一人ようやく通れそうなスペースを見つけると、お尻の穴を押さえたままで駆け込む。
明日菜が選んだのは、後者であった。
──下着に漏らしてしまったら、取りかえしがつかなくなる。
──何より、寮に帰ってこのかやネギにバレるくらいなら…まだ野糞の方がマシと踏んだのであった。

影になった場所に辿り着くやいなや、躊躇なくパンツを下ろそうとする明日菜。
汗まみれになったお尻を手で押さえていたせいで下着が貼りついて、シールを剥がすような感覚が走る。
お尻の割れ目に食い込んだパンツをようやく膝までおろし、健康的なお尻が露わになった──その瞬間。
417ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2005/09/29(木) 19:55:34 ID:/2NCOply
ブビッ、ぶりぶりぶりっ!! ブジャアッ!!

明日菜がうんこ座りにしゃがみ込む間すら与えず、お尻から下痢便が噴出した。
中腰の体勢だったせいで、お尻を向けていた方のビルの壁を茶色く汚してしまう。
だが、肛門を通り抜ける灼熱感に明日菜は思い切りふんばることしか出来ず、背後の状況にまで気を配っていられなかった。
「ん──ッ! んんっ──ッッ!!」

ブビッ、ブスゥッ! ブバッ、ブリブリっ!
ぶりぶりぶりっ! むりゅっ、にちにちにちぃっ!!

明日菜が歯を食いしばって苦しげなうめきをあげるたび、次々と生まれ出るうんち。
下痢便が出きってしまったのか、次第に肛門から出るそれは固形になっていく。
大きく肛門のしわを伸ばして割り広げ、にちにちと頭を見せる太い一本糞。
しばらく肛門から金魚のフンのようにぶら下がったあと、自重に耐えきれずに千切れて地面に落下した。
べちゃあっ──!
「や、ああっ……、まだ出る…っ! も、もう出ないでぇ──!!」

ムリムリムリ……ぼとっ、ぶりぶりっ、べちゃっ、ぶりぶりっ!

明日菜の願いも空しく、次々と健康的なうんちが排泄されていく。
先日から少し便秘気味だったことも手伝って、括約筋のタガが一気に外れてしまったようだった。
「んっ、んむぅッ、んんっ…!」
だんだんと硬くなってきたのか、肛門の入り口で引っ掛かって止まるうんち。
顔を真っ赤にしていきむ明日菜。
これ以上こんな所で野糞などしたくはないが、さりとてお尻からうんちを生やしたままでパンツを穿くわけにもいかない。
涙を流しながら壁に手をつき、必死に肛門に力を込める。
「んぐぅっ! んんんぅ……っっ!!」

みち、みちみちみちぃ……!!
418ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2005/09/29(木) 19:57:54 ID:/2NCOply
肛門に引っ掛かっていた硬い部分をようやく過ぎたのか、
明日菜の肛門を限界まで広げてゆっくりと排泄される一際太いうんち。
「はぁ、はぁ……はぁ……」
荒い息をつきながら、これでようやく終わった──と力を抜き掛けた明日菜の耳が、信じられない音を捉えた。

ザッザッザッザッザ…………。
『イッチニー、イッチニー、イッチニー……』

複数の駆ける足音と、野太い掛け声。
何処かの部活の朝練だろうか、走り込みの音が徐々に近づいてくる。
明日菜は、離れた場所の会話も聞き取れる自分の耳の良さを呪った。
がくがくと脚が震える。
すぐにでもこの場を逃げ出したい衝動に駆られるが、排便は一向に止まる様子を見せない。
いっそパンツが汚れても構わないからそのまま──とも思ったが、恐怖に脚が竦んでしまっていた。
「ん……んむっ……!」
せめて、と手で口をふさぎ、洩れ出る声を抑える。
程なくして野糞を続ける明日菜のすぐ近くを、近くの高校の野球部一向が通り過ぎた。

ザッザッザッザッザ…………。
『イッチニー、イッチニー、イッチニー……』

どんどん大きくなっていく掛け声が、明日菜の耳に届く。
そして、それまで揃えた掛け声だけしか発していなかった高校球児が、ふと喋り出した。

「…先輩、なんか臭いません?」
「──確かに臭うな。おーい、誰かクソ漏らしてないかー!?」
恐らくは主将格なのだろうガタイの良い青年の一言でどっと沸く一同。
ちょっとした軽口である。
きっとその辺に野良犬か何かのフンでも落ちているのだろう──。
彼らはそう信じて疑わず、その場を通り過ぎていった。
419ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2005/09/29(木) 19:59:11 ID:/2NCOply
──だが、臭さの当事者である明日菜にとって、その発言はあまりにも的を射たものだった。
大勢の男たちに自分の野外排便を見つかる姿を思い描いてしまう。
「ん、んっ────!!」
手で押し殺した叫び声と同時に、ぷしゅっ……と、黄色い飛沫が迸った。
「ん…んんっ、んぁ……!!」
ちょろちょろちょろ……と恐怖に失禁してしまう明日菜。
前後から同時にお漏らしをしているというアブノーマルな現状に、胸が張り裂けそうになった。
目の前が真っ白になりかけるのを必死に押しとどめ、かろうじて意識を繋ぎ止める。

そして、放尿と脱糞がようやく終わりを告げた。
──それを周囲に告げるように。

ぶ、ぶぅぅぅ〜っ!!

「っっ!?」
腸の奥の奥に溜まっていたガスが、それまでと比べものにならない大きな音を立ててオナラになった。
明日菜は恥ずかしさも忘れ、とっさに身を硬くして耳を澄ます。
さっきの高校生たちが帰って来はしないかと、歯の根も合わない程に怯えながら。

しばらく聞き耳をたてていたが、彼らが戻ってくる様子はなかった。
安堵のため息をつくと共に、そこに至って初めてさっきの放屁の異臭が鼻につくようになった。
自分が出したオナラとはいえ、これは女子中学生の出していい臭いではない──と、明日菜はがっくりと肩を落とす。
更に視線を落とした先で股下のうんちの小山と尿の水溜りを見てしまい、


──ティッシュの持ち合わせがなかったので、配達所のおじさんおばさんに心の中で謝りながら明日菜は新聞紙でお尻を拭いた。
「……ううっ、硬くてゴワゴワしてる……っ」
新聞の硬さは、手で揉んでもそう取れるものではない。
痔になってしまうのではないか……という思いがよぎるが拭かない訳にもいかず、わしゃわしゃと拭きつづけるのであった。
420ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2005/09/29(木) 20:00:08 ID:/2NCOply

お尻を拭き終わりパンツを上げて立ち上がったところで、明日菜は自分の所業を悟る。
後方のビルの壁はうんちまみれで、まるで茶色いペンキか何かをぶちまけたようになっていることをようやく知ったのである。
「…………」
無言で立ち尽くす明日菜。
野糞をした自分が掃除するべきなのだろうが、そんなことをしていたら通行人にバレかねない。
せめてもの償いを…と思ったのか、お尻を拭いた新聞紙で地面に落ちた一本糞を包み込み、慌ててその場を後にしたのであった。
そのころには、腹痛はすっかり治まっていた。


自分の一本糞を包み込んだ新聞は途中のゴミ集積所に捨てた。
そして配達所に戻ると「ドブに落としてしまって」と言い訳をして、新しい新聞を受け取り再び配達に向かう。
――おじさんおばさんがまったく明日菜を責めないことが、逆に明日菜の罪悪感を刺激する。
(〜〜っ、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……っ)
とはいえ、誰にも野糞のことなど言えるわけもない。
明日菜は必死に心の中で土下座をするのであった……。


おわり

421ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2005/09/29(木) 20:01:44 ID:/2NCOply

【おまけ】

――明日菜が野糞をしてしまったその日の夜。
さすがに部屋のシャワーではガマンできなかったのか、大浴場に入る明日菜の姿があった。

明日菜の後ろを歩いていたこのかが、首をかしげる。
「…? なぁなぁアスナ。お尻黒いけど……どーしたん?」
「――!?」
慌てて浴場の鏡にお尻を向ける明日菜。――そこには。
新聞紙でお尻を拭いたために、新聞のインクで真っ黒になってしまった明日菜のお尻があった。
一部、文字さえも肌に映りこんでしまっている。

「なっ、ななな何でもないの――――っ!!」

あまりにも怪し過ぎる態度で否定し、ジャブジャブとお湯で明日菜はお尻を洗った。
そして、涙で霞む視界を天井に向けると、

(…あ、明日からはちゃんと毛糸のパンツ穿いていこう……)

――と、心に誓ったのであった。


おわり。