ファイアーエムブレム&ティアサガ第16章

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん@ピンキー
ファイアーエムブレムシリーズやティアリングサーガの18禁SSスレッドです。

前スレ
ファイアーエムブレム&ティアサガ第15章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1111765740/

作品倉庫
ttp://members.at.infoseek.co.jp/fire_emblem2ch/fe18.html
2名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 23:29:03 ID:+9z0Z3xb
過去スレ
「ファイアーエムブレムのエロネタでハァハァ… 」
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1004/10044/1004451716.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第二章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1020/10200/1020016530.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第3章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1033/10338/1033828837.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第4章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1042/10422/1042292300.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第5章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1048/10487/1048789718.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第6章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1053/10532/1053271621.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第7章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1057/10572/1057238909/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第8章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1065/10653/1065356946/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第9章
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1073706816/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第10章
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1085577911/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第11章
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1091716927/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第12章
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1097309108/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第13章
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1101369533/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第14章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1105165398/

3名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 23:33:18 ID:+9z0Z3xb
倉庫未収録作品
Part13

>14-31 >44 >59-68 >165-179 >368-375 >422-432
禁忌 エイリーク×エフラム (886)
>37-43 罪 (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>48-54 >100-103 >111-113 >127-130 >132-136
前スレ>911-914の続き クーガー×ターナ (UCC ◆UCC0ebT.po )
>77-92 Lesson C? 後日談その1 エフラム×ターナ (むた ◆rEtdWXJvJ6)
>260-275 Lesson C? 後日談その2 ゼト×エイリーク  (むた ◆rEtdWXJvJ6)
>327-343 Lesson C? 後日談その3 ラーチェル×レナック (むた ◆rEtdWXJvJ6)
>119-122 >190-192 >230-234 超兄貴 サムソン×シーマ (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>208-216 >245-252 天邪鬼の誘い方 ホームズ×カトリ (花泉の亜茶)
>224-226 優秀な人 ルーテ×アメリア
>283 >287-288 >297 >308 >310 >312 >317 >322-323 >352 >355-356 >365-366 >386-388
秋の大運動会 聖魔オールキャラ (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>406-413 前スレ>574-582の続き エイリーク編裏15話 ヴァルター×エイリーク (まごのて ◆pRlYgV5GEA)
>441-444 >483 キジ撃ち(烈火ver.) 烈火オールキャラ (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>447-476 >533-561 Shanam , el Picaro シャナム×マリータ (988%マシン ◆ka5BrNUzcE)
>486-491 年越しSS ロウエン×レベッカ イサドラ×ハーケン (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>498-499 >501-505 外伝シルク陵辱SS
>519-525 外伝アルム×シルクSS
4名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 23:34:19 ID:+9z0Z3xb
Part14

>27-30 コーマ×ネイミー (ダミアン?◆.lt5gYzbQ.)
>43-47?>102-108?>166-182?>390-397
 ティルテュのラブソング?アゼル×ティルテュ (988%マシン?◆ka5BrNUzcE)未完
>58-59 長篠の戦い?※キジ撃ち続編 (ダミアン?◆.lt5gYzbQ.)
>68-72 エリシャ×リュナン (ド素人)未完?
>73-76 レベッカ・その愛?ウォルト×スー (ダミアン?◆.lt5gYzbQ.)
>83-91?-156 闇夜?ウーゼル×セーラ
>93-98 テティスお姉さんの悩み事?ユアン×アメリア (ダミアン?◆.lt5gYzbQ.)
>110-114?-119?-125 外伝クレア&マチルダ捕獲陵辱SS
>160-163?-189 外伝グレイ×クレアSS
>196-199 論語?パント&エルク&ルイーズ (ダミアン?◆.lt5gYzbQ.)
>203-213 闇の蒼い花?セイン×ウルスラ
>224 アメリア突き?ロス&ユアン&フランツ&デュッセル&ネイミー×アメリア (ダミアン?◆.lt5gYzbQ.)
>225-226?>229-232?>234-241?>243 外伝アルム×シルク2鬼畜SS
>247-250?>252-261 外伝セーバー×ジェニー契約SS
>266 外伝ジーク×ティータ・バレンタイン(エロ無し)
5名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 23:35:04 ID:+9z0Z3xb
>273-284 Paradise?Lost?フィン×アルテナ?※フィン既婚 (壷アルテナの壷贈答用?◆z3RbELqBu.)
>292-296?>302-307
 王立恥丘防衛軍?クーガー×ターナ?ゼト×エイリーク (ダミアン?◆.lt5gYzbQ.)
>309-311?>313-315?>348?>350-355 外伝メイ陵辱SS
>319-342 紅の痕?ディーン×ソニア?※触手有り (むた?◆rEtdWXJvJ6)
>360-365 個人授業Z?ルイーズ×イグレーヌ (ダミアン?◆.lt5gYzbQ.)
>383-384 レベッカ&赤ん坊ロイ (ダミアン?◆.lt5gYzbQ.)
>403-407?>412-424 外伝アルム×セリカ強姦SS
>434-441 ルイーズ陵辱
>444-455 ヒーニアス×ヴァネッサ (髪解いた所見たいのぅ)
>461-471 ヨシュア×マリカ
>474 ウルスラ陵辱 (ダミアン?◆.lt5gYzbQ.)
>485-499 ヘクトル×ファリナ
>521-531 ニルス×ニノ
>558?>564-566?>585-587 ジャファル×ニノ (ダミアン?◆.lt5gYzbQ.)未完
6名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 23:36:33 ID:+9z0Z3xb
Part15まとめ。

>20-32 >37-50 外伝クレーベ×マチルダ解放軍結成SS(外伝)
>66-73 >96-102 ロイ×ファED(外伝)
>154-164 >631-646 ティルテュのラブソング(988%マシン ◆ka5BrNUzcE)
>169-180 外伝マチルダ監禁残酷SS(外伝) 注:猟奇表現有
>182 シャナン×パティ(ダミアン ◆.lt5gYzbQ)
>219-228 外伝クレーベ×マチルダ2救出SS(外伝)
>229-233 >235-236 狼×鴉(ロイド×ウルスラ
>326-328 桃園の誓い ロード三人×ペガサス三姉妹(ダミアン ◆.lt5gYzbQ)
>379-383 車懸(くるまがかり)(ダミアン ◆.lt5gYzbQ)
>394-398 >514-517 >572-576 アイク×レテ(355) *未完
>541-543 ジャファル×ニノ(ダミアン ◆.lt5gYzbQ)
>547-566 運命の…… キルロイ×ワユ (むた ◆rEtdWXJvJ6)
>584 ズッコケ三人組U(ダミアン ◆.lt5gYzbQ)
>660-662 >664-667 暗黒マリア近親強姦殺伐鬼畜グロ(外伝)
>680-686 アイクの奇行 アイク×レテ(680)
>707-730 ハートフル クッキング オスカー×タニス (706 ◆ZKiCFm8B3o)
>744-761 サザ×ステラ (744)
7名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 23:39:01 ID:+9z0Z3xb
>53-57 >247-275 >280-308 天邪鬼の誘い方 (ホームズ×カトリ)



前スレに誤爆した……orz
そして自演で>1乙
8名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 00:11:34 ID:IH8qjkmW
。・゚・(ノД`)・゚・。アハハハハハ、、、僕も誤爆したさ
>>1
乙!
9名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 00:21:06 ID:GPQ+a13/
>8
すまん、誤爆だったんだな。
>1乙!
10外伝ミラ様が見てるSS百合:2005/05/14(土) 03:15:05 ID:Di2jxW8t
保守代わりに、前スレ外伝SSの続きを。マチルダさんとクレアとシルクの百合です。百合注意。
即死回避の保守代わりと思ってください。
          *
 一日目昼。
 宰相ドゼーをぶち殺し、てくてくと進軍するアルム軍。てくてく。
 進路途上の祠に立ち寄ると。
「きゃー」
 若い娘の声。悲鳴。
 てくてく中に進むと、若い村娘が、数匹にガーゴイルに犯されていました。
「いやああぁぁぁ! 誰か助けてえぇ!」
 村からさらわれたという娘さんでしょう。服を引き裂かれ、宙に吊るされたまま、前後の穴を犯されている。
「あああぁ。だれかぁ。・・・もうゆるしてぇ」
 泣き叫ぶ娘を嘲笑うように、ガーゴイルは前後の穴を擦り切るように、激しく出入りを繰り返す。
「うわっ。なにこのエロゲーみたいな展開は」(←ギャグです。石は投げないでください)
 十年ぶりにプレイして、エロゲーだったらここはこうだと思ってしまったから。・・・ふっ俺も汚れたもんだ(遠い目)。
「そんな事より、早く助けるのよ!」
 聖騎士マチルダがダッと駆け出し、あっという間にガーゴイルを駆除。その強さに主人公の戦士アルムは目を丸くする。
「ひょっとしてさ。マチルダさんてすごく強い?」
「はい。すごく強いでしょー」と天馬騎士クレア。
「ああ。僕より強いだろ」と騎士クレーベ。マチルダの恋人でもある。
「兄さん・・・。何も自分で言わなくても」
 そんなこんなで娘さんを救出して、村まで送ると「せいなるやり」を貰いました。
「じゃあこの聖なる槍はマチルダさんに」
 強いマチルダさんを、さらに強化。あっという間に、アルム軍の主力になります。
「わー、お姉さま、素敵ー」
「マチルダさん、かっこいいー」
 むぎゅーとマチルダに抱きつく、クレアとシスターのシルク。二人とも目が本気。
11外伝ミラ様が見てるSS百合:2005/05/14(土) 03:32:00 ID:Di2jxW8t
 さて。娘さんを救出した祠には、大地母神ミラの像、通称「ミラのしもべ」があります。
 レベルが上がりまくったシスターのシルクが、ミラのしもべにお祈り。
「ミラさま、ミラさま。どうか私にナイスバディーを」
 どごーん
 シルクはシスターから聖女に転職しました!
「これで私も聖女でーす」
 もちろん見た目は変わっていない。なんか服がひらひらになっただけ。
「うんうん。偉い偉い」
 アルムにおかっぱの頭を撫でられ、「えへへー」と無邪気に笑う聖女シルク。
「しかし君は、聖女というより聖幼女だな」
 アルムの言葉に、うんうんと頷く一同。
「エンジェル!」
 聖女になって覚えた攻撃魔法を、シルクはさっそく使ってみる。
 どごーん
「むきゅー(ぱた)」一撃で倒れるアルム。
「こ、これが私の新しい力!?」
 エンジェルをぶっ放した自分の手を、わなわなと見つめるシルク。
「これでもう、傷薬とは呼ばせません!」
『おー(ぱちぱち)』一同拍手。
「お姉さまー。私、すごいですかー」
「はいはい。偉いわよシルクちゃん」
 マチルダさんに頭を撫でてもらって、シルクはすっかり上機嫌です。
 倒れたアルムだが、やっぱりシルクに癒してもらったり。
「ちゃんとミラさまに感謝するんですー」
 しかしミラというと、大地母神よりも恋愛多神ミラを彷彿とさせる、今日この頃。
「また、そんなネタを。怒られますよ」
 う、ごめん。悪かった。もうしません。
 そんなこんなで日が暮れて。今日は祠で一泊。

 FEの軍隊って、天幕張りながら移動してるイメージがあるけど、偏見かな?
12外伝ミラ様が見てるSS百合:2005/05/14(土) 03:46:39 ID:Di2jxW8t
 一日目夜。
「ああ、もうしつこい」
 いつものように迫るロビンとグレイを、いつものように追い返すクレア。
「あらあら。クレアはもてるのね」
 加わったばかりのマチルダに、シルクが人間模様を説明してやる。
「はい、ロビンさんとグレイさんは同じラムの村出身で、クレアに熱烈アプローチしてるんです」
「ほう」
「でもクレアは、リーダーのアルムが好きなんです」
「ほうほう」
「でもアルムは、幼なじみのセリカさんが好きなんです」
「ふーん」
 聞いてるうちに、マチルダの瞳が輝く。やはり女はいくつになってもこいう話が好きらしい。
「で、シルクちゃんは?」
「はい?」
「シルクちゃんは、誰か好きな人とか恋人はいないの?」
 シルクはおかっぱの頭をぶんぶん横に振り、
「私はミラにお仕えするシスターですから。男の方とは関係ありません」
 シルクに関しては本当に男とは無縁だが、他のシスターはそうでもなかったりする………。
「あら、もったいないわね。こんな可愛いのに」
「そういうお姉さまはどうなんです?」
「私は・・・」一瞬答えに窮するマチルダ。だが隠す事でもないので、正直に打ち明ける。
「私はクレーベとお付き合いしてるの」
「えー!?!?!?」
 素っ頓狂な声を上げて、卒倒するシルク。
「どうしたの?」
 そこにクレアがやって来る。
「私がクレーベと付き合ってるって言ったら、こうなったの」
「そう。それです」
 むくっと起き上がるシルク。
「お姉さまが、クレーベさんとお付き合いしてるって、本当ですか?」
「うん、本当だよ」とクレア。
13外伝ミラ様が見てるSS百合:2005/05/14(土) 03:59:26 ID:Di2jxW8t
「えー!?!?!?}
「いや気持ちは分かるけど。あれでなかなかお似合いだから」
「でも、でもでも。クレーベさんは、クレアのお兄さんですよね?」
「うん、そうだよ」
 クレアはマチルダの腕を取り、
「いつかは義理の姉妹になるんだし。これからは、姉様と呼んでいいですか?」
「ええ。いいわよ」
 優しい眼差しで、マチルダはあっさり承諾する。
「あー。ずるーい」
 シルクも、マチルダの腕をぎゅっと掴み、
「じゃあ、私も、私も。これからは、お姉さまとお呼びしていいですか?」
「ええ、まあいいけど」
 苦笑しながら、シルクにも優しい眼差しを向けるマチルダ。
「わーい。じゃあこれからは、お姉さまとお呼びします」
 最初っからそうだったような気もしますが。気のせい気のせい。
「姉様」
「お姉さまー」
 すりすりと擦り寄るクレアとシルクに、マチルダはやれやれとため息を付く。
「しょうがないわねー」
 二人の少女に慕われ、マチルダは本当の妹が出来たような気分だった。

 そして今日は女三人で一緒に就寝。
「おやすみ。クレア。シルク」
「おやすみ。姉様」
「おやすみなさい。お姉さま」
 ぐー
 マチルダが眠りに入ってすぐ。
(あ、あら?)
 奇妙な感覚に、マチルダはハッと目を覚ます。
 なんでしょう? 胸の辺りがもぞもぞします。
 視線を下に向けると−
 クレアとシルクが、ちゅーちゅーとおっぱいを吸っている。
14名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 04:03:38 ID:Olo3KjYo
こちらもよろしく。

エロパロ板dat落ちスレ倉庫
ttp://eroparo.e-city.tv/index2.html

ファイアーエムブレム&ティアサガ第9章
ttp://eroparo2.e-city.tv/1073706816.html

ファイアーエムブレム&ティアサガ第10章
ttp://eroparo3.e-city.tv/1085577911.html

ファイアーエムブレム&ティアサガ第11章
ttp://eroparo3.e-city.tv/1091716927.html

ファイアーエムブレム&ティアサガ第12章
ttp://eroparo4.e-city.tv/1097309108.html

ファイアーエムブレム&ティアサガ第13章
ttp://eroparo4.e-city.tv/1101369533.html

ファイアーエムブレム&ティアサガ第14章
ttp://eroparo5.e-city.tv/1105165398.html
15外伝ミラ様が見てるSS百合:2005/05/14(土) 04:14:56 ID:Di2jxW8t
「ちょ、ちょっとあなたたち・・・」
 その抗議の声を無視して、二人は赤子のようにちゅーちゅーと乳首を吸い続ける。
「や、やめなさいって・・・あん・・・」
 体を左右に揺らしながら、身悶えるマチルダ。うっすらと肌が上気している。
(どうしようこの子たち。殴ろうかしら。いやでも寝ぼけてるだけかも)
 マチルダが思考していると、
「ふふふふふふ」と右のシルク。
「うふふふふふ」と左のクレア。
 初めて二人が口を開く。いや笑っている。デンジャラスに。
「ほーらお姉さま。もうこんなになってる」
「姉様のここ。とってもきれい」
 つんと勃った鮮やかなピンク色の先端。そこを乙女の繊細な指が、つんとなぞっていく。
「あ、いや」
 反射的にピクッと震えるマチルダ。少女の責めはあまりに緻密で、じんわりと甘い疼きが乳首から体全体に染み渡る。
「や、やめなさい…。怒りますよ」
 が、マチルダの声も甘い吐息を含み、怒気も欠片もない。
「お姉さまのここ。おいしー」
「ほーんと。兄さんったら幸せ者ー」
 ちゅっと同時に乳首にキス。少女の柔らかく甘い唇に、全身がビリッと痺れる。
「あんっ…・やめなさいったら」
「わー。おっきー」
「きれーい」
 もみもみ。マチルダの豊かな美乳を、シルクとクレアが強弱をつけてこねまわす。
「・・・ああん。もう」
 もみもみ。もみもみ。少女が胸を揉み揉みしますよ♪
 きゅっと眉を寄せて、マチルダは美貌を官能の色に染める。その表情は、少女をも魅了した。
「お姉さま」「姉様」
「「好き」」
16外伝ミラ様が見てるSS百合:2005/05/14(土) 04:29:01 ID:Di2jxW8t
 ちゅっとほっぺにキスする二人の少女。
「きゃっ!」
 さらに二人は、自らの胸をはだけ、マチルダに晒す。
 シルクのほとんどぺったんこの微乳。
 クレアの成長途中の小振りの乳房。
 自らの乳を、二人はマチルダさんの乳に押し当てる。
 胸で胸をもみもみ。もみもみ。
「だ、だめ・・・。どうして、こんなこと・・・」
 マチルダはすっかり体の力が抜けて、抵抗することもできない。年下の少女の胸で胸を愛撫され、すっかり感じていた。
「だ、だめよ・・・・こんなの。だめだったらぁ」
「だーめ」
「やめませんよー」
 ちゅっと頬にキス。同時に、シルクとクレアは、自らの乳首を、大好きなマチルダさんのそれに、コリコリと押し当てる。
「あっ・・・ダメー!」
 びりりっ
 マチルダの全身が痙攣したかと思うと、シルクとクレアを力任せに弾き飛ばす。どんと転がる二人。
「はぁはぁ・・・」
 息を整えるマチルダに、またもシルクとクレアが迫る。
「あ、あなたたち。もうやめなさい・・・。こんな・・・」
「うふふ。お姉さま。おやすみなさい」
「おやすみ。姉様」
 だがころっと、二人は布団を被って寝てしまう。
「あ、あれ?」
 拍子抜けしてしまうマチルダ。
 だがすぐに眠気に襲われ、マチルダも寝てしまう。
「どうして、急に・・・」
 ぐー
 次の日の朝。何事もなかったように三人の女は目を覚ます。
 そう。いつもと同じように。何事も無く。何も無かったように。
17外伝ミラ様が見てるSS百合:2005/05/14(土) 04:44:30 ID:Di2jxW8t
「あ、あれ?」
 自分の胸元を見下ろし、怪訝な表情をするマチルダ。はだけた胸が、いつの間にか元に戻っている。
「おはようございます。お姉さま」「おはよう姉様」
「お、おはよう」
 戸惑いながらも、挨拶するマチルダ。シルクもクレアもいつも通りだった。
(あれは夢。そう夢だったのよ)
 そう自分を無理矢理に納得させるマチルダ。
 そんな美人騎士を、シルクとクレアはキラッと光る目で見ていた。

 二日目昼。
 宰相ドゼーを倒し、名実共にソフィア騎士団と呼ばれるようになった、アルム率いる解放軍。
 だがその生活、経済事情は、レジスタンスだったあの頃と、何一つ変わっていない。
 食料も自供自足。しかし現状のバレンシア大陸では、大地から実りが消えて大飢饉が三年も続いているので、食料集めも大変です。
「おーい、みんなー」
 だが今日は大漁のようです。狩りに出かけたアルムたちが、喜声を上げながら、戻ってきました。
「見て見てー。でっかいドラゴンゾンビー」
「エンジェル!」
 アルムたちがみんなで担ぐDゾンビを、すかさずエンジェルで消滅させる聖女シルク。
一緒にアルムたちも吹き飛ばされますが。
「もう。だからゾンビは肉付いてても、食べられないんです!」
「えー。そんなことないよ。じいちゃんと一緒に修行してた頃は、なんだって食べてたし」
 ソフィアの伝説の将軍マイセン。子育ては苦手だったらしい。
「食べれません! そんな頑丈な胃袋は、アルムだけです!」
「じゃあ、今夜のご飯はどうするのさ?」
「リザイア!」
 きゅきゅーんとアルムから生命力奪取するシルク。
18外伝ミラ様が見てるSS百合:2005/05/14(土) 05:01:04 ID:Di2jxW8t
「ふー。おなかいっぱーい」
 満腹なお腹を抱えて、シルクはとっとと逃げ出します。
 その一部始終を、マチルダは呆れながら見ていた。
「ねえ、あなたたち。いつもこんな感じ?」
「うーん。大体いつもこんな感じ」とクレア。
 仕方ないので今日は、農家から分けてもらったお米を炊いておにぎりにして、漁師から分けてもらったイカを炙って食する。
「サカナはあぶったイカでいい〜♪」
「わーい。まんまだよー」「銀シャリだおー」
 せめてパンにしようよパンに。

 一方。そんなお馬鹿な一行を見つめる二人の影。
「何? あのお子様の遠足みたいな団体は?」
「解放軍ていうから、もっとまともな軍隊だと思ったのに」
 ペガサスナイトのパオラとカチュア。はるばるアカネイア大陸から、妹エストを探しにやっきた二人の姉妹。
 見知らぬ大陸で、二人だけで妹を探索するのは無理だと考え、どこか協力してくれる人達を探していたのだが。
 解放軍という名前だけで期待していたアルム郡は、みごとなまでにお子様の集団だった。
「あれに協力しても、期待できないわね」
「そうねお姉さま。港で出会った、セリカという人に頼みましょう」
 こくっと頷き、天馬を羽ばたかせる姉妹。
 なお、こういった生活事情は、セリカ軍でもあんまり変わらない。セリカ軍は、ほとんどボランティアの集団だからだ。
 ただリーダーのセリカが非常にしっかりしているので、その実態は雲泥の差である。

 さて。食事を終えたアルム軍では。
「いいことアルム君。リーダーなんだから、みんなの健康には、気を付けるのよ」
 アルムが、マチルダさんに説教というかリーダーとしての心構えを受けていた。いつになく神妙に大人しくマチルダに諭されるアルム。まさに母親の前の子供。
19外伝ミラ様が見てるSS百合:2005/05/14(土) 05:15:52 ID:Di2jxW8t
「お姉さま素敵」
「姉様さすが」
 アルムを理路整然と諭すそんなマチルダの姿に、シルクとクレアが熱い視線を送っていた。

 二日夜。
 お腹いっぱいになった一行は、そこら辺でゴロゴロダララと過ごします。
「ゴロゴロ」
「ダラダラ」
 なんかもうだらけきってますよ? 戦争中だというのに。
「ごろごろだらだら」
 みんなと同じように堕落しきってるクレーベ。と、そこにマチルダさんがやって来ます。
「ねえクレーベ」
 周囲にみんながいるのに気付き、マチルダは顔を赤らめて、クレーベの背中に指で文字を書く。
『こ ん や ど う ?』
 ゾクゾクと背中を震わせるクレーベ。どうやら心の琴線にヒットしたらしい。
 だが残念な事に、クレーベはぷるぷると首を横に振る。
「残念だが、今日はアルム君やみんなと作戦会議がある」
 その一言に、露骨に顔をしかめるマチルダ。と、そこへアルムがやって来る。
 そしてマチルダさんがいるのに気付き、こちらも背中に指文字。
『や ら な い か』
 ゾクゾクと震え、こくこくと頷くクレーベ。
「じゃ、マチルダ。漢の会議があるので」
 言うとクレーベは、アルムやルカやフォルスと一緒にどっか行く。
「え? えええ?」
 なんだか唖然としているマチルダさん。そこにクレアとシルクがやって来て、その腕を取る。
「姉様。兄さんなんか放っといて、私と一緒に行きましょう」
「そうですよ。男なんか放っといて。女同士で」
 その二人を見下ろし、マチルダは頭を痛めた。
20外伝ミラ様が見てるSS百合:2005/05/14(土) 05:29:30 ID:Di2jxW8t
「おやすみなさい。クレア、シルク」
「おやすみ。姉様」「おやすみなさい。お姉さま」
 そんなこんなで、今日も三人で一緒に眠る。
(きょ、今日は大丈夫よね)
 そう信じつつ、マチルダは眠りに就いた。

 ぐー

(あ、あれ?)
 眠りに入ってすぐ。
 マチルダは奇妙な感覚に目を覚ます。
(ま、またあの子たち!?)
 だが感じるのは胸ではない。もっと下。
 目を開けて、ぼんやりと下に視線を向けると、
「あなたたちー!」
 クレアとシルクが、陰部にしゃぶりついている。
「えへへー」
「でへへー」
 血走った目で、さらけだしたマチルダさんの腰を、二人の少女は前後から舐めている。秘所を。
「わあ。姉様のここ、とってもキレイ」前をクレアがペロペロ。
「お尻もとってもステキ」後ろをシルクがペロペロ。
 二人の舌にもっとも敏感な部分を舐められ、マチルダの腰がガクガクと震えだす。
「や、やめなさいったら・・・あん」
 だが二人はやめるどころか、さらに舌を早める。
「あ、あん。だめ、だめだったらぁ。
 ・・・はぁん、や、やめ、やめて、そこダメー!」
「ふーん。姉様ここがいいんだー」
「もっともっと気持ちよくしてあげますよー」
 マチルダさんの弱い所を発見した二人は、さらにそこを重点的に責め立てる。
 あらよっと。
21外伝ミラ様が見てるSS百合:2005/05/14(土) 05:40:26 ID:Di2jxW8t
「は、はあああぁああん。や、やめぇ、だめ! そこは本当にダメなの・・・!」
 マチルダさんの言う「そこ」をさらにペローン。
「アッ・・・はぅん!」
 軽くイッてがくっと脱力するマチルダ。その秘所から溢れる蜜を、クレアとシルクはちゅうちゅうと吸い立てる。
「うふふ。姉様のここ、おいちー」
「おいちーでつー」
 ちゅうちゅう。
「も、もうあなたたち! いいかげんにしなさい!」
 マチルダさんがきゅっと眉をしかめて怒鳴り散らすと、
「しょぼーん」
「しょぼーん」
 二人は今にも泣きそうな顔をして、パッとマチルダから離れる。
「おやすみー」
「おやすみなさーい」
 そして、ふて腐れた様に、布団を被って寝てしまう。

 ぐー

「え? えええ?」

 急な変化に戸惑うマチルダ。と、そこへ眠気が襲う。あまりにも急激に。
「・・・おやすみなさい」
 律儀にそれだけ言い、マチルダも眠った。

 ぐー

 そして朝。
「あ、あれ?」
 いつもと同じように目覚めるマチルダ。衣服も少しも乱れていない。
「おはよう姉様」「おはようございます、お姉さま」
 元気に挨拶するクレアとシルク。
 いつもと同じ元気な朝! おはようございます!
22外伝ミラ様が見てるSS百合:2005/05/14(土) 05:53:31 ID:Di2jxW8t
 三日目昼。
「わー。綺麗なお馬さん」
 クレアとマチルダが、ペガサスと軍馬の世話をしていると、シルクがやって来る。
 クレアの白い天馬。マチルダの白い軍馬。共に気高く美しい名馬です。
「きれい、きれい」
 童女のように、お馬さんにはしゃぐシルク。というか、シルクは見た目は童女ですが。
「あらシルク。じゃあペガサスに乗ってみる?」
「えー。いいんですか?」
「うん、いいよ。シルク軽いし。ほら背中に乗って」
 というわけで、クレアとシルクの二人乗りで空のお散歩。
「わー。高ーい」
 最初は喜んでいたシルクだが、
「キャー! いやー! 高すぎー!」
 すぐに歓声が悲鳴に変わる。
「あはは、大丈夫だって」
「きゃー! 死ぬー! 死んじゃうー!」
「ほーら竜巻急降下ー」
「ぎゃー! 死にますぅー! ミラしゃまー!」
 そんなこんなで地面に戻った時には、シルクはすっかり涙でぐしょぐしょになっていました。
「わーん。お姉さま怖かったよぉー」
 地面に降りるや胸に飛びつくシルクを、マチルダは優しく受け止め、よしよしとおかっぱの頭を撫でてやる。
「わーん。わーん。わーん」
「よしよし。いい子いい子。泣かない。泣かない」
「えへへー」
 胸に抱きついたまま、いつの間にか笑顔になって、シルクは頬擦りします。
「あ、シルクだけずるーい」
 そしてクレアも、マチルダに抱きつくのでした。
23外伝ミラ様が見てるSS百合:2005/05/14(土) 06:09:21 ID:Di2jxW8t
 三日目夜。
「「「おやすみなさい」」」
 いつもと同じように、マチルダとクレアとシルクの三人で眠りに就きます。
 最近はロビンもグレイも、クレアを夜這いには来ない。マチルダさんが怖いらしい。

 ぐー

 いつもと同じようにご就寝。でも今日はちょっと違いますよ。
「うふふ」
「えへへ」
 マチルダが眠ったのを確信して、活動を開始するクレアとシルク。二人の手がマチルダの服にかかる。
 と、その二人の手を、眠ったはずのマチルダが握る。
「もうあなたたち。今日という今日は許しませんからね」
 マチルダさんは一流の騎士。そうそう寝込みを襲えるものではありません。
「えい」
 マチルダはパッとシルクに飛びかかり、用意していた荒縄(!)で、幼い聖女を亀甲縛り。そして自らは服を脱ぎ、全裸になる。
「いやーん」
 という割には、シルクはそれほど嫌がっていない。むしり亀甲縛りに悦んでいるようだ。
「さあ。まずはクレアよ」
 シルクの動きを封じると、マチルダはさっと今度はクレアに飛びかかる。
「あ〜れ〜」
 一瞬にして、身包み剥がされるクレア。たちまち天馬騎士の少女の、引き締まった裸体が晒される。
「あら、クレアも大人になったものね」
 クレアの日々成長する乙女の身体に、マチルダは感心しつつも、襲い掛かる!
「きゃん」
 後ろから抱きしめつつ、胸と腰の前に手を回し、耳に熱い息を吹き掛ける。
 それはクレアに、今までにない女の悦びを感じさせた。
24外伝ミラ様が見てるSS百合:2005/05/14(土) 06:27:03 ID:Di2jxW8t
「あ、やぁん。マチルダさん・・・姉様すごぉい」
 たちまち腰をくねらせ、マチルダの愛撫に翻弄されるクレア。
「ふふ。クレアはここがいいのかなー♪」
「やあ! だめ、だめぇ! あ、ああう、ふううん・・・」
 マチルダの手がクレアの股間の奥を微妙な強弱でまさぐり、その手に合わせて、腰が回転する。
「だーめ。今までのオイタの分よ」
「あ、はああぁん。はう、はう、はう。
 ・・・うん、ううん・・・マチルダさん、うますぎだよおぉ・・・」
 身をくねらせ、もはやマチルダに身を預けるクレア。
 マチルダは愛撫を続けながら、ちゅっとクレアの耳たぶを甘噛みし、熱く息を吹き掛ける。
「はぁはぁはぁ、はあぁん!」
 びくっと背筋から振動するクレア。ここぞとばかり、マチルダはぎゅっと乳首を掴み、秘所の奥まで指を掻き混ぜる。
「ア、ダメ、そんな・・・アー!」
 大きく背筋を仰け反らせるクレア。マチルダは後ろから優しく抱きしめ、そっとほっぺにキスする。
「どう? よかった?」
「はい・・・とっても」
 潤んだ瞳で、ポッとマチルダを見上げるマチルダ。そんなクレアを、マチルダは優しく寝かしつける。

「さあ。今度はシルクちゃんの番よ」
 その言葉にごくっと生唾を飲み込む、亀甲縛りのシルク。すでにクレアとのやり取りを見ているだけで、真っ赤になっている。羞恥ではなく期待で。
 するっとシルクの亀甲縛りを解き、そのひらひらの聖女服を脱がすマチルダ。
「あら。シルクちゃんの肌、とっても綺麗ね」
 シルクの絹のような白い肌。その滑らかな肌に指を這わせ、マチルダはそう評する。
「あ・・・」
 マチルダの指に肌を触れられただけで、シルクの口から微かな声が漏れた。
 すでに興奮でかなり敏感になっているらしい。幼い聖女様は。
25外伝ミラ様が見てるSS百合:2005/05/14(土) 06:42:28 ID:Di2jxW8t
「うふふ。かわいい」
 シルクのおかっぱの頭を抱きしめ、マチルダはちゅっとキスの雨を降らせる。
そのさらさらの黒髪も、とても綺麗だった。
「あ、あうん。・・・お姉さまぁ」
 熱い眼差しでマチルダを見上げるシルク。そして目の前のマチルダの裸体に、恐る恐る手を伸ばす。
「お姉さまの御体。とっても綺麗です」
「ふふ。ありがとう」
 するとマチルダはシルクを横たえ、その小振りの乳房の先端、小さな乳首を甘噛みして、刺激を与える。
「あん・・・」
「ほら。ここも」
 そして乳首を舐めながら、その手を股間へと伸ばし、未だに毛も生えていない割れ目を弄んでいく。
「や、ああん。そんなとこまで・・・」
「何言ってるの、さんざん私にはしたくせに・・・」
 お返しとばかり、シルクの幼い秘所、その奥まで指でかき回す。強弱をつけて。巧妙に。
「あ、あう、あふぅん・・・。い、いいです。いい、や、なんで。・・・こんな、いいんですかぁ」
 震える声で細かく切なく喘ぎ、シルクはぎゅっとマチルダに抱きつく。
 もう目は潤み、熱く火照った秘所からは、愛液がこぼれていた。
「あら。シルクちゃんも、感じるのね」
 女としての反応を示すシルクに、マチルダは嬉しそうに微笑みかけ、さらに愛撫を強める。
「ここはどうかなーと♪」
「ああっ。やぁん・・・ひぃん…」
「ふーん。ここがいいのかなーと」
「あ。あうううぅ。あうっ。はあ、ああぁ・・・・はわ、はわうぅ・・・」
 マチルダに「ここ」を重点的に弄くられ、シルクの小柄な体が飛び跳ねる。
「ほーら。イッちゃいなさーい」
「あっ! アアア! あー!!!」
26外伝ミラ様が見てるSS百合:2005/05/14(土) 06:50:34 ID:Di2jxW8t
 絶頂を迎え、大きく飛び跳ねるシルク。
 そんな幼い聖女を、マチルダは優しく包み込む。
「はぁはぁ」
 倒れ込むシルクとクレアに、マチルダはきっぱりと言い切る。
「ほら二人とも。もう悪さしちゃダメよ」
「はーい」「はーい」
 荒い息を吐きながら、なんとか返事するシルクとクレア。
 そして二人は、すぐにマチルダに抱きつく。
「お姉さま」「姉様ー」
「「もっとー」」
「はいはい。今度はふたりいっぺんね」
 そして今度は、マチルダとクレアとシルク、女三人で愛し合う。

 一方その頃。男どもはというと(省略)。

 戦後。
 マチルダは鎧を脱ぎ、クレーベの良き妻となった。
 伝説の女騎士マチルダ。その名はバレンシアの歴史に深く刻まれる。
27外伝:2005/05/14(土) 06:56:25 ID:Di2jxW8t
以上で終わりです。スレ汚し失礼しました。保守とでも思ってください。
>>1 新スレおつかれさまづす。
28名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 21:24:38 ID:2yWNKviY
>1 新スレ乙〜

>外伝氏
百合ハァハァ。
っていうか外伝をここまでエロ塗れに出来るのも
すごいような気がしてきた。
29名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 22:57:55 ID:OU/nJ0Sv
外伝氏乙

ところで支援のステラ×マカロフに禿萌えたんでキボンしてみる
30名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 00:43:38 ID:PDqq7AUP
>>1
ttp://www.osawa-office.co.jp/weekly/weekindex.html より
宮部み●き先生に敬意を表して、どなたかアイク×ワユでw
31名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 00:58:30 ID:xTjM6vAE
ゲーム好きだとは知ってたけどFEもやってるとはね。
32名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 01:03:42 ID:IooMkqxi
>30
どうでもいいが口がえらく悪いなその作家。
遅ればせながら1乙。
33名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 01:04:58 ID:5TGJ7klD
敵の20%の攻撃が当たって味方の80%の攻撃が外れるなんて欠陥ゲームなんじゃないの? と書いてるのを読んだことがあるよ<宮●
同人サイトのノリで検討違いのレビューもどきされんのが凄い嫌だ……。
アイク×ワユを進める筆がえらい勢いで止まった_| ̄|.....●
34名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 01:26:32 ID:Yae9G6x+
…宮○…個人的にはものすごい好きな作家だっただけに、
この口の悪さに激しくヘコンダ俺ガイル…orz

スレ違いスマソ。
職人さんドゾー↓
35名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 01:32:49 ID:5TGJ7klD
やべ、×検討違い→○見当違い、だな。
36名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 03:13:21 ID:sY3+ruE+
ろくに会話も読まずに弓兵にフロリーナ突っ込ませて、逆切れしてたのが印象深いな。
最新の日記を見ても、自分のその経験だけでペガサスを使わなくなっていたというのも痛い。
37名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 03:19:54 ID:RAvasIXo
前スレのアイク×レテの続きは・・・・

マカロフ×ステラもいいね。マカロフダメ人間自覚してるから、
ステラの事で駄目人間から立ち直ったりしそう
38名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 09:41:43 ID:+NmyzWQl
なんつーか、「下手の横好き」に見えたな…
39名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 17:41:59 ID:v+moNy6j
ここでイーレス×モゥディたんきぼん
40名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 18:54:17 ID:wdvpxskV
イーレス?
41名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 00:51:13 ID:sTDb9iH2
リアーネたんで頼む!
42ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/05/16(月) 06:14:19 ID:hVtlDEB2
新緑のまぶしい森の朝・・・

その片隅で、今日も屈強な男と青い髪の少年が剣を打ち合っていた。
「てい!とう!やあっ!」
少年は必死になって男に打ちかかる。しかし男は、少年の剣の動きに合わせて剣を動かしているだけ。
明らかに手加減している。そして、少年の隙を突いて剣を突き出すと、少年は後ろに倒れた。
「どうしたアイク、もうおしまいか?」
男は不敵に笑う。その表情を見て、少年はいきり立って立ち上がり、再び男に向かっていった。
「やあ!とう!そりゃあ!!!」
しかし男の方にはまだまだ余裕がある。
そのとき、森の道の向こうから、一人の少女が走ってきた。
「お父さ〜ん、お兄ちゃ〜ん!」
その声に、男は声のほうを向く・・・
「おおっ、ミスト・・・」
男が余所見をしたのを見て、少年はここぞとばかりに剣を繰り出した。しかし・・・
それは甘い判断だった。男は少年の動きを見ていた。そして、さっと横にかわすと少年の背後に回り、背中に強烈な一撃を加える・・・。
「うわっ!」
一瞬、少年の視界が暗転する・・・
どさっと倒れる感触・・・
「お兄ちゃん!」
少女が駆け寄り、すぐに少年を介抱する。そして、少女は男のほうを向いた。
「もう!お父さんったら、やりすぎよ!いくら訓練だからって、本気で殴ることないじゃない!」
「いや、これしきで伸びるようでは、まだまだ未熟な証だ。」
「でも・・・」
そして少年は、森のそばのお花畑に寝かされる・・・やがて、少年は気がついた。
「あ・・・お兄ちゃん、気がついたのね。」
少女はにこりと微笑む・・・その少女の顔には、遠い昔の母の面影・・・

43ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/05/16(月) 06:15:14 ID:hVtlDEB2
「やっと気がついたか。」
男が二人の元にやってくると、少年は男を睨んだ。
男の名はグレイル。小さな傭兵団を率いる、古強者。
「今日はここまでにするか?」
グレイルが言うと、少年はいきり立って立ち上がった。
少年の名はアイク。グレイル傭兵団を率いるグレイルの息子である。
「まだだ!今日こそは、親父から一本取ってやる!」
アイクはそう言って剣を構える。
「ふん!まあいいだろう。だが、今日の様子では、いつまでたっても一本など取れまい。」
「お兄ちゃん・・・」
少女の名前はミスト。グレイルの娘で、アイクの妹。
(ミストも、随分母親に似てきたな・・・)
兄を心配するミストを見て、グレイルはふと思った。

「おっ、やってるやってる」
そこに、傭兵団の一員・ボーレがやってきた。
「あっ、ボーレじゃない。どうしたの?」
ミストが聞くと、ボーレは呆れたように返した。
「あのなあ、団長とアイクを呼びに行ったお前がいつまでたっても戻ってこねえから、副長が見てこいって。」
「あっ、そっか。ごめんごめん。」
「ボーレ、すまんが、もう少し時間がかかる。今日はもう一つ、特訓しなければならないことが残っているからな。」
グレイルはそう言うと、ミストのほうを見た。
「ではミスト、次はお前の特訓だ。」
「えっ・・・?」
44ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/05/16(月) 06:16:18 ID:hVtlDEB2
グレイルはミストの両足を掴むとそれを一気に持ち上げた。それによって、ミストはすってんと転び、尻餅をついた。
「きゃあっ!」
彼女のミニスカートから覗く白いパンツ・・・・・・そこに、グレイルの指が伸びる・・・
「お、お父さん!何するの!や・・・やめ・・・」
白いパンツに浮き上がる彼女の陰部の型をそっと撫でると、次第にそこはうっすらと湿ってくる・・・
「あああああ・・・・・・」
「どうだミスト、気持ちいいか?」
グレイルの指の動きに、思わずビクンと反応するミストの身体・・・
「うむ。それでは、特訓を開始する。」
グレイルの股間から、ボロリと大きなものが飛び出すと、それはミストの股間に向かって一直線に突き進む・・・
そして・・・
「ひぎゃっ!!!」
ミストの開かれた股間に、それは突き刺さった。
「い、痛い!ひいっ!」
「ばか者!このくらいで痛がるな!」
「で、でも・・・」
グレイル団長の厳しい叱責。
「では動かすぞ。」
そう言うとグレイルはぐいっと腰を動かす・・・
「ひいいっ!」
「そりゃっ!うおりゃ!とりゃっ!」
「ひい!はあ!あふう!」
次第にミストの表情が恍惚を帯びてくる・・・そこには、遠い昔の母の面影・・・
(ミストも、母に似てきたな・・・だが、お前の母は、このくらいでは根をあげんかったぞ。)
際限なく股間から液を噴き出し、ミストの身体は激しく痙攣する・・・
「んっ・・・あああ・・・」
そこにグレイルの激が再び飛んだ。
「ばか者!このくらいでイってどうする!」
そしてグレイルは男根を引き抜くと、アイクのほうを向いた。
「次はお前がやってみよ。」
45ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/05/16(月) 06:17:18 ID:hVtlDEB2
「わ・・・わかった・・・」
「その次は、ボーレにもやってもらうぞ。」
「は・・・はい!団長!」

「ふん!ふん!ふん!」
「あひ!あひ!あひ!」
ミストの腰に取り付き、ひたすら腰を振るアイク。
「どうしたアイク!もうおしまいか?」
「何の!まだまだ!」
「ひいいいいいいいい!!!」
「うっ!」
アイクは腰を離した。その直後、アイクの男根は、真っ白い液を噴き出す・・・
「ばか者!早すぎだ!では次、ボーレ!」
「は、はい!」
「あひいいいいい!!!」

46ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/05/16(月) 06:17:56 ID:hVtlDEB2
「団長・・・、いつまでたっても戻ってこないと思ったら・・・」
副長のティアマトがそこにやってきた。
「おお!ティアマトか。」
ティアマトの姿を認めると、グレイルはまたボーレのほうを向いて叱責を飛ばす。
「ボーレ、くれぐれも中には出すなよ。」
「わ、わかってますって。」
「あ・・・ん・・・」
「ミスト!そんな簡単にイってどうする!まだまだ修行が足らん!」
この特訓を見て、ティアマトはふっと笑みをもらした。
「団長、私にも一本、稽古をお願いしますわ。」
「よかろう。ではいくぞ!」

グレイル傭兵団は、今日も平和だ。

おしまい
47美食戦隊大薔薇野郎 ◆LP8NPf/Dh6 :2005/05/16(月) 22:08:52 ID:+6GL/TQa
>>ダミアン氏

毎回思うんですけど、何でそんなに自然かつ不条理かつ素晴らしい内容のSSが書けるんですかw

超GJ!
48名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 00:55:49 ID:sKeujoLM
このバカっぽさが好きだ。
オレも入団しt
49名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 01:26:01 ID:OIguMIuG
全員で絡んでるのが見たい。
ああだめだ、女子が圧倒的に少ない。
50コソーリと→:2005/05/17(火) 07:19:44 ID:PgebbgxE
>42-46
毎回お疲れ様です
51名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 19:28:39 ID:lDZjw63R
ダミヤン乙!
52名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 19:38:14 ID:Ceg5utx3
今朝、ミストとジルが激しくレズってる夢を見た。
この感動をスレのみんなにも味わってもらいたいが
オレにはそれを表現する力が無い…スマン。
53名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 00:33:57 ID:kjxg0Xfm
>>52
アンガールズ(特にファンではない)の左の方が
近所の公民館に講演にきて見に行く…という夢を見た
俺とはえらい違いだな_| ̄|○
54外伝デューテ洗脳陵辱SS:2005/05/18(水) 05:28:40 ID:NSNt0gPH
外伝のデューテをタタラが陵辱して洗脳するお話です。陵辱注意。
          *
 バレンシア大陸のソフィア王国の森にある小さな村。
 そこにリュートとデューテという、仲のいい魔法使いの兄と妹が住んでいました。
 兄のリュートは妹のデューテを、それはそれは可愛がっていました。
それこそ目に入れても痛くないほどに。
「さあデューテ。兄さんの目に飛び込むんだ」
「うん無理だから」

 そんな兄妹仲睦まじい平和なある日。
「うーんうーん」
 おやおや? デューテがお腹を押さえて痛がってますよ。
「ど、どうしたデューテ。大丈夫か?」
 慌てて、デューテが駆け付け、デューテをベッドに寝かしつけます。
「兄さん。お腹が痛いの」
「大丈夫。それは病気じゃない」
 リュートはすぐに気が付きました。それが、女になるための痛みだと。
「ヂューテはね。大人になったんだよ」
「大人に?」
「ああ。大人の女の人は、一月に一回、お腹が痛くなるんだ。
 デューテも、もう大人になった証拠だよ」
「ふーん、そうなんだ」
 初潮でお腹を痛めた妹を優しくベッドに寝かしつけ、リュートは手を握って、お腹をさすってやります。
 兄に看病してもらい、デューテはすっかりご機嫌になりました。
「そうだ、デューテ。大人になったお祝いに、これをあげよう」
 そう言うとリュートは、指輪を差し出します。
「わあ。きれい」
「これは『いのりのゆびわ』と言ってね。デューテがピンチになると助けてくれる、魔法の指輪だ」
 そしてリュートは、デューテの左手の薬指に祈りの指輪を填めます。
 兄が妹の左手の薬指に指輪を。
55外伝デューテ洗脳陵辱SS:2005/05/18(水) 05:42:06 ID:NSNt0gPH
 それからも仲良く暮らす兄妹。
 一月に一回、デューテがお腹を痛めた日には、リュートが手を握って優しく看病します。

 でも、そんな可愛いデューテを狙っている、悪い魔法使いのおじいさんがいました。
 リゲル帝国の妖術師タタラです。
 タタラはリンゴ売りのおじさんに変装して、デューテに話しかけました。
「そこの可愛いおじょうちゃん。この甘ーいリンゴをお食べ。はあはあ」
「わーい。ありがとう。おじいさん」
 
 ぱくぱく  ぱたっ  ぐーぐー

 リンゴを食べた途端、眠ってしまうデューテ。リンゴは毒リンゴだったのです!
「デューテ! そこの変態おやじ、俺の妹に何をする!」
 そこに駆けつける兄リュートですが、タタラが連れて来たリゲル軍が立ちはだかります。
 リュートはいくら強い魔法使いでも、たった一人では軍隊には適いません。
「デューテ! デューテエエエエェェェェェェー!!!」
 散々にリゲル軍の兵隊さんに打ちのめされ、リュートは連れ去られる妹を助ける事が出来ませんでした。
 こうしてデューテは、タタラによって、リゲルとソフィアの国境である水門に連れ去られたのです。

「くっくっく」
 ベッドですやすやと眠るデューテを見下ろし、タタラは怪しく笑います。
 巻き毛の茶色のポニーテールの、とっても可愛いらしい魔法少女デューテ。
 この可愛い女の子が、これから自分の操り人形になるのです。そりゃもうハァハァしっぱなしですよ。
 そうです。タタラはデューテを洗脳して、自分の操り人形にしようとしていたのです。
 変態ですねー。
56外伝デューテ洗脳陵辱SS:2005/05/18(水) 05:57:38 ID:NSNt0gPH
「う、ううん」
 ようやく目を覚ましたデューテが見たのは、見慣れない天井。
「あ、あれ?」
 体を起こそうとするが、動かない。両手を鎖で拘束されていた。
 そしてデューテはハッと気が付いた。
 自分がベッドに寝かされている事。
 両手を鎖で拘束されている事。
 そして、そんな自分を見下ろす怪しいおじいさん。
「きゃあああー!」
 デューテの可愛い悲鳴を聞いて、タタラは心地よく「くっくっくっ」。
「さあデューテ。今日からお前はわしの可愛い操り人形じゃ」
 デューテの額に手を置いて、ビビビと洗脳光線発射。
 だが洗脳光線は、デューテに触れると、ばしぃっと弾かれる。
「誰が、あんんたみたいな人に、操られるもんですか!」
 拘束されながらも、息巻くデューテ。彼女の強い意志、そして生まれついての高い魔力が、タタラの洗脳術を打ち破ったのだ。
「ほう。このわしの洗脳術を打ち破るちは。
 そうでなくては、わざわざ浚ってきた甲斐がない」
 そう言うとタタラは、何やら怪しげな呪文を唱えだす。
「では、まずはその意志を屈服させるとしよう。
 出でよ我が下僕。スライム」
 きゅにゅにゅーんとその場に召喚されるネバネバの粘着生物。妖術師が攻撃によく使うスライムです。
「な、なによそんなもの。怖くないんだから」
 スライムを見ても、強気を崩さないデューテ。弱みを見せたら負けだと悟っているようだ。
「くっくっく。安心おし。誰が可愛いデューテを傷つけるものか。
 そのスライムは特別製でね。服は溶かすが、人間の肌は決して傷付けない。むしろ気持ちいいぐらいさ。
 さあスライム。デューテを可愛がっておあげ」
 タタラに命じられ、ベッドに拘束されたデューテに迫るスライム。ベッドの上を移動すると、白い煙が吹き上がる。
57外伝デューテ洗脳陵辱SS:2005/05/18(水) 06:15:25 ID:NSNt0gPH
「ひいぃ・・・いやっ! こっち来るな!」
 にゅるーんと迫るスライムに、さすがに怯えてしまうデューテ。
 さがスライムは躊躇する事なく、デューテの全身に覆い被さる。
「きゃあああっ!」
 デューテの小さな肢体をスライムが覆い、その緑の服がじゅじゅと白い煙を上げて溶けていく。だがタタラの言うように、デューテの肌には傷一つ付かない。
 むしろ、スライムからは甘い刺激が与えられる。
「く、ううううんん、やぁん」
 初めての未知の感覚に、デューテは途惑った。
 デューテのぴちぴちの若い肌をもぞもぞと這いずるスライム。やがて服が全て溶かされ、その裸体が晒される。
「いやああぁっ! 兄さん! 兄さん助けて!!!」
「ほほう」
 叫ぶデューテには構わず、タタラはその裸体をねっとりと視姦する。
 まだ淡く盛り上がっただけの華奢な胸。握れば折れそうなほっそりとした手足。そしてまだ毛も生えていない可憐なたて筋。
「やだあぁ! 見ないでよお!」
 老人のいやらしい視線に晒され、デューテは身をよじる。だが両手を広げられて鎖で拘束されては、裸を隠す事は出来ない。
「兄さん・・・助けてよぉ」
 唯一残された左手の薬指の祈りの指輪にお祈りするが、何も起こらない。
「うそつきぃ。助けてくれるって言ったのにぃ」
 目にうっすらと涙を浮かべるデューテ。だがその涙は、タタラを悦ばせるだけだった。
「くっくっく。スライムよ。デューテを慰めるがよい」
 スライムはその命令に従い、デューテの全身に覆い被さったまま、もぞもぞと蠢きだす。
「ひいっ!」
 びくんと全身を飛び跳ねさせるデューテ。スライムが彼女の全身をまさぐり、その幼い割れ目にまで侵入してくる。
 デューテの胎内までもが、スライムに犯されようとしていた。
58外伝デューテ洗脳陵辱SS:2005/05/18(水) 06:32:40 ID:NSNt0gPH
「い、いやあああああっ! やあああああああああっ!!!」
 股間から何かが侵入してくる異物感に、デューテは本能的に恐怖した。
未知の物体が、己の中に入ってこようとしているのだ。
 そうしながらスライムは、デューテの淡い胸をしごき、巧みにその乳首をもこね回す。
「や、あああん・・・。やだぁ・・・」
 いやいやと首を左右に振り回すデューテ。茶色のポニーテールも一緒に揺れる。
 さらにスライムは、デューテの股間をも覆いつくし、その割れ目をねっとりと左右に押し広げ、内部のまだ誰も触れた事のない場所にすら、そのネバネバの体で這いずり回る。
「や・・・ああっ。ダメエエエエえぇぇえぇぇぇぇぇぇぇぇーっ!!!」
 胎内をもねっとりと撫で回され、デューテの裸体がベッドの上で飛び跳ねる。
 だが不思議と痛みはない。むしろ心地といほどだった。その快楽で、デューテはおかしくなりそうだった。
「ひうぅん・・・。兄さん・・・助けて! 兄さーん! もうやだよおぉ!」
 唯一頼れる兄に助けを求めるが、兄はこの場にはいない。ただ怪しく笑う老人がいるだけだった。
「くっくっく。ほらデューテ。ここは気持ちいいかい?」
 スライムの上から、デューテの陰部を押すタタラ。
「ひいいいっ!」
 悲鳴を上げるデューテのそこから、黄色い液体が漏れる。どうやらおしっこをしたらしい。
「おやおや。粗相とはいけない子だ。スライム飲んでやりなさい」
 思わず漏らしたデューテのおしっこを、スライムが全て吸い取る。
「ひうん!」
 何かに股間を吸い取られる感覚に、デューテも身を震わせた。
「やあぁ・・・。もういやぁ。お願い。もう許して。許してよぉ」
 デューテに涙目で哀願され、タタラは怪しく笑うだけだった。
「くっくっく。まだまだこれからだよ。さあスライム。退くがよい」
 命じられ、デューテの上から退くスライム。あとには、白い肌を上気させる幼い少女が残される。
「もう準備はよいようだな」
 言うとタタラは、己の黒いローブを脱ぎ捨てた。
59外伝デューテ洗脳陵辱SS:2005/05/18(水) 06:50:50 ID:NSNt0gPH
「きゃああっ!」
 突然脱いだ老人に、目を背けて閉じるデューテ。裸になったタタラのそこは、老人とは思えないほど見事なイチモツだった。それがビンビンに反り返っている。
「ほらデューテ。こちらを向くんだ」
 だがデューテは固く目を閉じたまま、見ようとはしない。
「しょうがない子だね」
 タタラはデューテの頭をしっかりと、その唇を重ねる。
「ん、んむぅ!」
 デューテの目がカッと見開かれ、そして涙が零れる。
 初めてのキス。それをこんな老人に、力尽くで奪われた。デューテは声を上げて泣きたい気分だったが、口を塞がれて声も出せない。
 デューテのさらさらの甘い唇。それを十分に堪能すると、タタラはさらに、舌をねじ込む。
「んむう。んんん」
 デューテは涙を浮かべてタタラから逃れようとするが、がっちり頭を押さえられて動かない。
 口内を嬲り回す老人のざらついた舌。それは気色悪いものでしかなかった。
 口の中で、老人と少女の舌が絡み合い、もつれあう。
 タタラがようやく口を離した時、二人の唇を、白い粘液が結んでいた。
「ハアハア・・・。いや・・・やあっ!」
 初めてのキスを最悪の形で奪われという事実に、デューテは恐慌をきたす。
 だが泣き叫ぶ少女を満足気に見下ろすと、タタラはその全身に一気に覆いかぶさった。
「いやあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁーっ!!!」
「おおう。デューテの肌はすべすべだのう」
 いきなり裸の老人に上から抱きすくめられ、デューテは喉の奥から絶叫する。
 タタラはその悲鳴を耳元で聞きながら、デューテのすべすべの若い肌を全身で味わっていた。
「くっくっく。この若い肌。たまらんわい」
「いやあっ! やあ! はなれてぇ!」
 老人のがさがさの肌が、処女のすべすべの肌を蹂躙していく。
60外伝デューテ洗脳陵辱SS:2005/05/18(水) 07:04:52 ID:NSNt0gPH
「かわいいおっぱいじゃのう」
 デューテのわずかに盛り上がっただけの微乳。それをタタラがざらついた手の平で撫で回していく・
「やあっ! 兄さん! 兄さん助けてよお!」
「くっくっく。諦めなさい。兄さんは助けにはこないよ」
 さらにタタラは、そのピンクの先端を口に含み、じっくりと味わう。
「あ、やぁ…」
 ぴくっと震えるデューテ。すでにスライム責めにより、その全身はかなり敏感になっている。
 ちゅうちゅうと乳首を吸いたてたかと思うと、コリッと甘噛み。
「やっ・・・! だめっ・・・」
 デューテの声も弱々しくなり、代わりに甘いモノが含まれる。デューテ初めての嬌声だった。
「さて。そろそろ頂こうか」
「えっ?」
 胸から離れたタタラは、デューテの脚をつかむと、おもむろに左右に押し広げる。
「や・・・なにを・・・」
 そういった知識の全く無いデューテは、それでも不穏な空気に恐怖する。
「ふむ。まだ小さいが、入らぬ事もあるまい」
 デューテの小さく綺麗なたて筋を鑑賞し、タタラはそう結論する。すでにスライムによって解きほぐされたとはいえ、デューテのそこは、男を受け入れるにはあまりに小さい。
「い、いやあっ! はなしてええぇぇっ!」
 脚をじたばたさせるデューテだが、タタラはビクともしない。
 ゆっくり慎重に、タタラは己の分身をデューテの入り口へと進める。
「ひいっ! やああっ!」
 自分の大事な場所に迫るグロテスクな肉棒に、デューテはただ泣き喚くしかなかった。
 
 ミシ
 
 タタラの男の象徴が、デューテの処女に踏み込む。
「ひいいいいいいいいいいいいっ!!!」
61外伝デューテ洗脳陵辱SS:2005/05/18(水) 07:19:57 ID:NSNt0gPH
 ゆっくりと埋め込まれるタタラの肉棒。デューテは身を引き裂く痛みに、気を失いそうになるが、すぐに新たな痛みに呼び覚まされる。

 みしっみしっ

 少女のまだまだ未発達なあそこを貫く老人の肉棒。そのあまりにも狭い肉壁は、たちまち血で溢れる。どうやら無理な挿入に内肉は傷ついたらしい。
「ぎゃアアアアア、アアアアアあああぁぁぁぁぁぁぁー!!!」
 デューテの処女は儚く散らされ、老人の分身が蹂躙する。
「ふー」
 とりあえず挿れる所まで挿れて、タタラは満足気に息を吐く。だがまだタタラのそれは半分も入っていない。
「くっくっく。デューテのここは狭いのぉ」
 分身をぐいぐいと締めつけるデューテの膣の感触に、タタラは大いに満足した。これなら毎日でも楽しめるだろう。
「そうら!」
 わざちらしく声を出し、タタラは腰を突き出す。
「ひぎいいぃっ! やああっ! いたいいいいぃぃぃっ!!!」
 腰からずすんと伝わる激痛に、デュテは大粒の涙を零す。強大な魔力を有する魔法少女も、陵辱には無力な少女でしかない。
「いやああっ! やあああっあああああぁぁぁぁぁ!!!
 兄さん! 兄さああああああああぁぁぁぁぁーん!助けてえええええぇぇぇぇぇぇーっ!!!」
 デューテが絶望の叫びを上げると同時、
「ほらデューテ。わしの子種を受けるがいい」
 タタラが、デューテの膣で果てる。
「やああああああぁぁぁぁぁぁぁーっ!!??」
 膣に、お腹の中に出される熱い「ナニか」。その熱さに、デューテは心底から恐怖した。
「わあああああああああぁぁぁぁぁぁーっ!」
 泣き、叫ぶデューテ。
 そのデューテを、さらにタタラは突き上げる。
 そして・・・デューテは痛みと絶望の中で意識を手放した。
62外伝デューテ洗脳陵辱SS:2005/05/18(水) 07:36:35 ID:NSNt0gPH
「ん、ううん…」
 次にデューテが目を覚まして最初に感じたのは、腰からの激しいだった。
「あ、わたし・・・」
 その痛みが、デューテに思い出したくない残酷な事実を伝える。
 老人に犯され、処女を奪われたという事実。
「う、ううう・・・・」
 肩を震わせ、両手顔を覆い泣きすするデューテ。その身は未だ裸だったが、拘束は解かれている。
「お目覚めかね。わしのデューテ」
 その声にハッとするデューテ。見上げれば、あの老人がそこにいた。
「い、いや…」
 ベッドの上を這いずって逃げるヂューテ。すでに両手の鎖は解かれている。
「ふむ。まだ従わぬか。では仕方ない」
 タタラが合図すると、部屋に三体のゾンビが入ってくる。
 一見すると普通のゾンビのようだが、その股間からは、生々しい男根が生えていた。
「そのゾンビは特別製でね。休むことなく女を犯す。存分に愉しむがよい」
 裸のヂューテに迫る三体のゾンビ。もはやデューテに逃げ場は無い。
「いや・・・いやアアアアアアアあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああぁぁぁぁぁ!!!」
 デューテの絶叫が、虚しく響き渡る………。

 そして。
 疲れを知らぬゾンビにさんざん輪姦されたヂューテは、虚ろな瞳で横たわる。
 もはや自我の崩壊したデューテを洗脳するのは、容易な事だった。
「さあデューテ。お前は今日からわしの忠実な下僕だ」
「ハイ。タタラサマ」
 虚ろな瞳で頷くデューテ。そうして、タタラの肉棒を、丹念にしごきあげる。
 妖術師タタラの忠実な下僕、洗脳デューテの誕生だった。

 [次の外伝SSにつづく]
63マララー( ・∀・) ◆uAUwMARaRA :2005/05/18(水) 13:38:56 ID:T/PKkBmp
素晴らしい
64名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 19:29:48 ID:gRDolWuI
>「さあデューテ。兄さんの目に飛び込むんだ」
>「うん無理だから」

ワラタwwww
65名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 22:05:18 ID:WkLoon6w
age
66名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 01:30:57 ID:aYHts54C
>>30
なんつーか微妙・・・
言ってる事は結構、共感出来るんだけど、
「あんた公人の自覚を持てよ」って言いたくなる文体なのがなぁ。
(ニニアンに対する感情とかモロ一緒だったりするw)
67名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 07:21:31 ID:Y2/v+nqd
「ハール隊長!どこですか?ハール隊長……」
…………
「ハールさん!ハールさーん!」
…………
「……ハールおにいちゃーん!」
「何だ?それと『ちゃん』はもっと甘えた調子で、『ちゃぁん』って感じだ。それと一人称は『ボク』だ。いいな?」
68スレ違いスマソ:2005/05/19(木) 07:52:36 ID:edTh/vks
>>30
まあ、今年で45にもなってあれはないよなーとは思うが、仕方がないんじゃね?
『ico』をべた褒めして『タクティクス・オウガ』のギルバルトエンディングを見た程度のことを
あっちこっちで自慢げに(アテクシ、こう見えてもゲーマーなのよフフフ)書いてる人だから。

作家でなかったら、ただの勘違いしたヘボオバゲーム好きだよ。
69名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 11:49:43 ID:DnNiHSg8
鼻息荒くして怒ってる奴見るけど
所詮個人の一意見だから好きに言ってろよと思うんだが。

それよりプレイがヘタレすぎて笑えるw
70名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 12:04:00 ID:P8SrUFBy
ICOは面白いかどうかは微妙だが
何か心にグッとくるゲームだと思うが。
量産型ヘボゲーよりはずっとマシ
71名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 19:01:16 ID:IaYDekeT
自分で買ってプレイする分には言いたいこと言ってもいいだろうと思う。
メーカーからもらってアレな発言だったらどうかと思うが。
72名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 19:43:32 ID:fxUJoYjw
軍師タッカー・カトゥによる潮吹き
73名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 19:50:18 ID:fxUJoYjw
ん、どうなのぉ?いいのぉ?
リンディスさまいいのぉ?そんな感じてていいのぉ?
どこに立てるのぉ?ん、ねぇ、なんていうのぉ?
言わないのぉ?言わないと分からないよぉ?言わないでいいのぉ?
ん、どこなのぉ?ん、どこがいいのぉ?ねぇ?
ん、そこに責めてほしいのぉ?ここぉ?ここぉ?
ここでいいのぉ?ねぇ?感じないでいいのぉ?ねぇ?
それじゃイケないよぉ?ん、潮出ちゃうよぉ?ねぇ?
イカしていい?潮吹かせちゃっていいのぉ?ねぇ?
あー、すごい。ねぇ?すごいよ?ねぇ?
ダメだよぉ?ちゃんとイクって言わなきゃ?
イっちゃうよぉ?ねぇ?いいのぉ?
ねぇ?吹いちゃっていいのぉ?
あー凄い、こんなに吹いちゃって、飛沫がすごいよぉ?
いいのぉ?いいのぉ周り汚しちゃっていいのぉ?
ここで吹いちゃってもいいのぉ?まだ一回しかもイってないよぉ?
いいのぉ?潮吹かせていいのぉ?それじゃ吹かせるよぉ、吹かせるよぉ、
あっ・・・
74元ネタ:2005/05/19(木) 19:54:45 ID:fxUJoYjw
ん、どうなのぉ? いいのぉ?いいのぉ? そんな濡れちゃっていいのぉ?
どこが濡れてるのぉ? ん、なんていうところなのぉ?
言わないのぉ? 言わないと挿れないよぉ? 挿れないでいいのぉ?
ん、どこなのぉ? ん、どういうところなのぉ? ねえ?
ん、そこに挿れてほしいのぉ? ここぉ? ここぉ?
ここでいいのぉ? ねえ? ここ開かないでいいのぉ? ねえ?
それじゃ挿れれないよぉ? なんか出ちゃうよぉ? ねえ?
挿れていい? アソコいっぱい気持ちよくしちゃっていい?
あー、すごい。すごいよ? ねえ? こんなに音がしてるよ。
ダメだよ、ちゃんと気持ちいいことしなきゃ? 
いいのぉ? ねえ? 締まっちゃっていいのぉ?
あー凄い、こんなに締め付けてきて、アソコががすごいよぉ?
いいのぉ? いいのぉこんなに気持ちよくなっちゃっていいのぉ?
ここでイっちゃってもいいのぉ? まだダメなのぉ? まだダメぇン?
いいのぉ? イキそうだよぉ? それじゃイクよぉ、イクよぉ、
あっ…
75壷の中からコンニチハ ◆z3RbELqBu. :2005/05/20(金) 01:18:51 ID:SwhiDpk3
改造前もナニだが改造後もすごいな…
モトはAVからの聞き書きかな。
自分には無理だ。神々しいものを感じる。

毎度流れの読めない聖戦書きですみません。
datおちして読めなくなっていたアルテナの壷を
自サイトに格納いたしましたので報告まで。

表サイトににいける検索ワードをメル欄に
入れておきましたので、御用とお急ぎでなければ
ググって削ってお願いします。

オレンジカップケーキか、海鮮親子丼か、明日はどっちだ。
76名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 02:06:46 ID:6mbTLE+/
携帯なんで過去ログ読めないのが悲スィんだが、三度の飯よりクロシルが好きな踊り娘信者です。

しかしアレリンと比べてえらいマイナーなのが切ない…
レヴィン派が多いのかもしれないが、それもレヴィフュリという超王道カップルの陰に霞んでるし


ついでに言うと三度の飯より好きなクロシルの次にサウドロが好きだ。
蒼炎はまだ女性キャラが副団長しかいないので分からんorz
77壺の中から(略 ◆z3RbELqBu. :2005/05/20(金) 02:52:10 ID:SwhiDpk3
クロシルいいよ。うちではデフォ化してる。
必要以上に近い親戚だったらどうしようっていう
ハラハラ感がたまんない。

鈴木銀一郎の聖戦ノベライズはクロシル必見。
積極的なシルヴィがいい。

事務連絡。
格納サイトのレイアウトの乱れは明日にでも直します。
78名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 03:00:40 ID:6mbTLE+/
な…ナカーマが…!

兄妹推奨派もいるけど、自分も近親じゃない方が良い。
大沢版の後書きにはかなり引っ掛かる表現があったが…

サンクス!!
小説は2冊持ってるけどどちらも子世代なんだよなー
古本屋とかに売ってるだろうか。
79名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 08:47:11 ID:3oTpkkc2
近親なら近親で萌えるがw
漏れもクロ汁スキー
8076:2005/05/20(金) 13:54:07 ID:6mbTLE+/
嬉しい…!
ネットとか見てるとシルヴィア嫌いって人をよく見かけるんで、少し凹んでたんだ。
踊り娘萌えになったきっかけだし、今でも一番好きなんだけど。

代替キャラが攻略本とかで絶賛されてるのも原因なのかな。
自分はシルヴィを殺すとか恐ろしくてまだ見れてないんだ…
81名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 14:12:10 ID:EzG6+ILv
レイリアはレイリアで見栄えもいいし
バリアの剣手に入るし
シャルローでアルテナのMDFあがったり
カリスマふえたり
いいこともあるからねぇ。

やり方は人それぞれさ、キニシナイ
82名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 14:25:01 ID:hKEkoJLv
>>80
別に殺さなくたってレイリアはお目にかかれるよ
歴代踊り子の中でシルヴィはまず筆頭だし。ドット絵がやっぱり神。

自分はアレシルが好きだったりするが……
じゃれ合ってそうな人達がイイ。
83名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 14:49:53 ID:SkJBR3vC
>80
シル好きならここにおるぞ。
申し訳ないがレヴィシル派なんだが。

シルは歴代踊り子の中でも、日々の糧を得るということ以上に
とにかく踊りが好きってところがかわいいと思った。
だからと言ってリーンやララムやテティスも嫌いって訳でなくむしろ萌え。

踊り子いいよな。
すれてるように見せておいて実は純真で。
84名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 15:55:13 ID:nWmyZEe8
自分はラーラ派。なんてったって盗賊踊り子。
ただし体格20はいただけない。
85名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 16:05:31 ID:6mbTLE+/
すまん。別に他の組み合わせを批判したつもりじゃないんだ。
アレシルはアレシルで、レヴィシルはレヴィシルでそれぞれ別の良さが有ると思うし。
つーかシルヴィたんの魅力に気付ける男なら誰でも良し。

殺すとか、独り身にするとか誰に対してもまだ出来ない小心者でつ。
今のロードクリアしたら挑戦してみようかな。
86名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 16:11:45 ID:6mbTLE+/
>>84
イラストのあの細腰で実は体格20とかむしろ萌える気がw
「踊り子=前線に立たせてはいけない」
という定説を打ち破った娘だからな。

ララムはシルヴィアに通じる天真爛漫さが良いな。
今はオージェ狙いでプレイしてるけど、パーシバルもいいかも。
だが父子会話も物凄く萌える。


…長語りしてすまぬ…
87名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 17:31:39 ID:97dNJEtJ
自分はリーン派。
88名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 18:10:06 ID:ic87Hrz7
大人な踊り子さんはテティスしかいないのか〜
なんか意外だな〜

89名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 19:29:38 ID:7rci38zR
年食った度

ニニアン<<<<<(越えられない壁)<<<<テティス<シルヴィア<リーン<ララム
90名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 19:31:55 ID:7rci38zR
>>88

ニニアンはおばさんやババアのレベルじゃない
91名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 20:14:16 ID:uE07K1iQ
歴代踊り子だとフィーナが一番好きだ。
見た目も性格もすべてが萌える。
92名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 20:44:48 ID:RtVhSf79
>>52
俺もみたい
誰かSSで再現希望
93名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 22:17:23 ID:6mbTLE+/
聖戦のダンサーは自分のなかで
カワイイ→シルヴィ
キレイ→レイリア
女っぽい→リーン
という風にカテゴライズされている。

みんなちがってみんないい…!<歴代
94名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 23:42:59 ID:4zm9vQ7W
踊り子話に花が咲いてる…!!すげー嬉しい。
歴代全員好き。特にシルヴィアとリーン母子が好き。
攻略本とかアンソロで、なんか嫌な感じに書かれていたりしてたのを
見て以来、守ってやらなきゃという気がして今に至る。

封印のエストとエリスもそう。昔に比べたら、最近の攻略本は
あんまり酷い事を書かんね。いい事なんだが、ちと
物足りない気もする。人間はないものねだりだ。
95名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 23:44:59 ID:4zm9vQ7W
喜びのあまり紋章と封印まちがえた…_| ̄| ●
96名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 00:11:33 ID:WTIZV8M8
話の腰を揉んですまん、
アメリカの副大統領の名前を聞くたびに、
大統領不在時は彼の変装をして
周りをごまかしているのかと言う気持ちになってしまう。


踊り子いいね、聖戦の
くるくるくるんっとまわって
「ちゅっ」ていうのが好きだ。

彼女らだけはアニメ設定をフィールドにしてみてしまう。
97名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 01:28:58 ID:d1ncfpWd
ハートも見たいが、攻撃する(された)時の曲が死ぬほど好きだ…だから封印で「おどる」オンリーになったときは一週間欝だった…

最近トレジャー買って久しぶりに画面見たけど、顔グラの神ぶりに改めて気付いた。
どのシルヴィもイイと思ってたがあそこまで可愛かったなんて…!
フュリーにも同じ事が言えるが。
98名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 01:32:16 ID:d1ncfpWd
ちなみにアレス×リーンは聖戦子世代で唯一アダルティな雰囲気の漂うカップルだとオモ。
ユリイシュは?と突っ込まれそうだが、一応味方でって事で。
99名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 02:20:30 ID:WTIZV8M8
>>79メル欄
sage以外の文字をグーグルさんにコピペ。
後は壺の中の人の書き込みを良く読む。
100名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 02:27:39 ID:AMQ0ocMR
>>98
ユリイシュって、一時期エロいと思って萌えたけど
よく考えたら、ユリウスってショタっていってもいい位の
歳なんだと気がついたら、あんまりエロく感じなくなった。
101名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 02:57:52 ID:d1ncfpWd
>>100
身体は子供、頭脳は(ry)
…いや、もしかしたら下の方は…!
102名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 03:20:34 ID:OFUcLEwA
何だこの雑談モードは
103名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 03:26:36 ID:VGhPcSuB
でもリーンはブラムセルに・・・・・
104名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 05:44:35 ID:FvyRWtBd
>>101
頭脳も下も暗黒神!
105名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 08:07:14 ID:34foU+wc
アスベルを責め抜くショタ好きなラーラのSSキボン
106名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 09:18:48 ID:4R9DhBYp
ところで、アーダンの相手で一番いいのはブリギッドだと思うのだが、どうか?
107名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 11:51:42 ID:qlleeY5M
アーダンでブリーディングしたことないからなんともだが
かたいつよいおそいが有効に生かされる子供ができる母親ならベターとおもう。

いつも顔のせいで候補からはずしてしまふのだが、
ソッチも「かたいつよいおそい」であればいいSSのネタになりそうだが如何?
108名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 12:34:33 ID:NnIwMlyN
アイラもネタの相手にはしやすいんじゃない?
ま、アーダンでは一生かかっても勝てない相手だろうが。

ところでノイッシュはアーダン以上にネタにされにくいと思うのだがどうだろうかw
下手すると子世代の代理キャラ以上に。
お気に入りのキャラではあるんだけどな。
109名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 14:58:26 ID:6d3GT1Da
アレクにはシルヴィという選択肢があり、
アーダンにもアイラやフュリーの選択肢があり…


ノイはたしか相手次第では5章が会話があった覚えが。
なにぶん一回きりだったから詳しいことは記憶のかなた。
子が取れないのは追撃ないのがつらみかと思うぞ。
自分的にはインパクトが薄いのがネタにできない一番のハードル
だけど。
110名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 15:07:09 ID:d1ncfpWd
ラケシスでなかったっけ?

全然関係無いけど、力任せに暴走するアイラをその優しさで包み込むアゼル×アイラという妄想を数年前から抱いている…
レクティルは会話もあるし。
でも子供の能力はヘボンに…
111名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 15:52:49 ID:ChhwrDv1
ノイッシュはラケともあるがアイラともあったと思う。
112名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 17:01:33 ID:pZihBPth
>>68
お前文体が腐女子みたいだ。
どうでもいいけど。
113名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 19:16:33 ID:Mt3QFMNh
ノイッシュと会話があるのはラケとフュリーだよ。
能力的にはアイラとくっつけた方が後半遥かに戦力になるけどね。

>>109
ノイとフュリーで、封印で言うところのアレンとティトみたいな感じでネタ作れないかな?
…つってもノイは猪突猛進タイプじゃないけど…。
114名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 21:17:38 ID:WNP8FGFL
ここでツイハーク×レテをキボンしてみる。

というか前スレのアイク×レテの続きはどうなったのだ!
115名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 21:55:03 ID:RB6XFFXS
軍師タッカー・カトゥによる潮吹きキボンヌ
116名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 23:40:49 ID:xZtV+aje
リアーネたんの口調も判明したことだし
リアーネたんものをキボンしてみる。
117名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 01:07:57 ID:ZotWyALu
ノイはむしろ慎重派だろうね。
ノイフュリは似たもの同士だし、互いに思いやる関係がすっごい好き。
某健全SSサイトがとてつもなくお気にだったのだが、
活動縮小されたそうで……ガッデム。鬱だ

けどエロというより大人の恋愛小説にしかならなさそうな気がする罠。
118名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 01:42:13 ID:lDTSO9QE
相当マイナーなギース×キャスとか希望してみる。
キャスたんもツンデレでハァハァ
119名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 02:22:51 ID:uhpH+vZN
ネサラ×リアーネキボンで
120名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 05:04:42 ID:7nLT/byo
俺漏れも>ネサラ×リアーネ
121名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 06:53:25 ID:MnzMwTGy
>>113
思い出した思い出した。
ラケシスと一度5章会話見たくてくっつけてみたんだ。
んでノイが義理の兄貴呼び捨てにしてちとびっくりしたんだ。
まあそれだけだけど。

ノイの子供は追撃調整さえすれば普通に使えるのも思い出した。
今回の例で言えば
デルに追撃&パワー(力上限の関係)&スピードリング必須だけど、
勇者剣継承できるから後半序盤から戦力になる。
ナンナは杖担当で割り切る。リライブ継承させときゃなんとかなる。

ラケシスはいつも「恋人あれども会話なし」だからうっかり失念してたよ。
ラケシスの5章会話は、ベオウルフで試すとすごく意味深なんだ。
あれだけでごはんお代わりいけるね。
122名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 09:10:12 ID:huQ96Nn5
ラケとデューの会話もかなりほのぼのしてて(・∀・)イイ!!
ただ子世代に太陽剣継承されなくて、後でorzなわけだが……
123名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 10:20:45 ID:9LXl8/9u
>>118
確かに…、ギースとキャスは一度見てみたいな
124名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 10:40:42 ID:HScBHkdF
今更だが模倣犯はめちゃくちゃ面白いぞ
読んだことない奴はFEは一旦置いて読むことをお勧めする。
あとブレイブストーリーも。どっちも宮部みゆきね
125名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 11:18:15 ID:J98nDZZf
>>124
宮部の作品はそれなりに面白いのは分かってるよ
ただちょっと作家として、ゲームやってる人として幻滅したけどな…
126名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 12:11:14 ID:PWzKT1wN
ラケデューの会話はあの音楽が好きだなw
別に専用って訳じゃあないけど…

宮部作品はブレイブストーリーの漫画版をちょろっと見ただけだ
127名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 14:54:48 ID:CtWwihbQ
カラスに狙われてた子猫(♀)をウチで保護した。
猫のトイレって、そのまんま『ネコババ』の語源だと思った…

いや、チラシの裏だってのはわかってるよ。
ただその子猫(♀)見てると前スレのアイク×レテ思い出してしまって…
128名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 15:40:53 ID:5yhxYHZp
>>127
えさはちゃんと、糞のにおいを消臭してくれる奴にした方が良いぞ。
すれ違いスマン。
129名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 15:45:57 ID:ILb8F7eH
宮部みゆき読んだこと無いけど
別にあれ見てもどうとも思わなかった
皆沸点低すぎ

>127
カラスに狙われてた子猫って
ネサラに強姦されそうになってるレテたんですか?
130名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 21:39:53 ID:TCQuNlgk
宮部の書いた感想は内容だけ見れば特に問題は無い。
けど、本人が作家というの鑑みれば、その文体はどうかとは想う。
あれじゃあ、そこらの素人が感情の赴くままに書いた文と変わらんぞ。

蒼炎のキャラ立ては全員成功だと思うが、エロパロを想像出来るのは少ないよね?
ガトリーなんて女キャラと絡みがあっても毒男だから、ふられる場面しか想像出来ん。
131名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 21:44:56 ID:nLN95TUv
とりあえずサレフとミルラの絡みでもやってみようか
132名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 21:51:13 ID:t/YVkG56
ガトリー、一人さびしく娼館へ
133名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 22:10:55 ID:ILb8F7eH
ふられるっていうかくっつくまで発展してないって感じだな。

セインやサウルも同じ調子なのに
どうしてガトリーが一番危なそうに見えるか考えたんだが、
奴の女の好みはロリ趣味なところが一番の問題なんじゃないかという結論に達した。
134名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 22:15:18 ID:nLN95TUv
>>133
単純に容姿の問題だと思われます
135名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 22:47:51 ID:PWzKT1wN
何ぃ!?
自分まだ始めたばっかりなんだが、ガトリーってそういうキャラだったのか…

普通にドーガを想像していたよ
136名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 22:56:15 ID:ARimauzA
>>133
いいお友達って感じなんだよなぁ…
しかもあっさり女に騙されたりもするし…
すげぇ哀れだ、ガトリー…
137名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 23:25:34 ID:cDGVBaRJ
娼館ネタか…

このシリーズじゃ、できそうでできないな。
なんだかんだいって女性おおいし。
いかにも縁のなさそうな男が行って
意中の女性キャラそっくりの姫を見つけて
イメージプレイとかむなしいな。
138名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 23:29:03 ID:ILb8F7eH
うわやめてくれ
読んでて涙出そうになる
139名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 23:41:13 ID:ARimauzA
ガトリーの支援相手

マーシャ→ヨファ
ステラ→マカロフ
イレース→食べ物
シノン→うほっ

ガトリー。・゚・(ノД`)・゚・。
140名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 23:42:20 ID:ARimauzA
それにしても、最近のFEは年上キラーのショタは必須ですか…?
141名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 23:55:55 ID:PWzKT1wN
ルゥとルゥとルゥと…



あと誰でつか?
142名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 00:06:05 ID:QEmhA5O3
ルゥとレイとニルスとユアンとヨファ…?
143名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 00:11:32 ID:hqLnVzds
>>137
(自己レス)
まあ、
「ああ、死んだとばかり思っていた●●が
こんなところにっ」
というご都合主義もなくはないが。
それなら各シリーズの捕虜収容所的ステージで
すりゃすむことだしなぁ
144名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 00:34:19 ID:lol8IBoi
>>142
レイって二うわなにをす(ry
145名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 07:21:27 ID:At1QXR7Z
・紋章:ユベロ、ラディ
・聖戦:アゼル、コープル、シャルロー
・トラ7:アスベル
・封印:ルゥ、レイ
・烈火:エルク、ニルス
・聖魔:ユアン
・蒼炎:セネリオ、トパック、サザ

こんなところか。俺はアスベルかサザなら抜ける。
146名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 07:48:56 ID:lol8IBoi
エルクが落としたお姉さまって誰…?

ルイーズさんはただの母性本能にしか見えないんだが…
147名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 10:11:18 ID:JMDNZqCm
>>145
子作りもできる聖戦のデューを忘れてどうする。
148名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 10:51:55 ID:lWr9VmUr
>>146
プリシラ?(お姉さまかどうかはさておいて・・・)
149名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 11:31:30 ID:i6ICMdZn
>145
ラディなのか?
ライアンじゃなくて?
150名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 16:20:51 ID:Upca6+sm
>>145
セネリオは認めん。エルクはギリ。
151名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 16:23:02 ID:Upca6+sm
>>145
てかエルク入るならギィも入るだろ。
152名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 19:58:43 ID:0HWg4l+E
ルゥとミレディorエレンとか好きだが、下手すれば初々しい反応のルゥの方に興奮しかねん俺を助けてくれ
153名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 20:02:22 ID:lol8IBoi
>>151
落としたのはルイーズ様の方という事でつね
154名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 21:00:58 ID:oiSkXBEr
専門家によると、セネリオはショタとは種類が違うらしい。
エルクがショタなのはギリギリだな。アゼルもあやしいんじゃないか?
ギィまで育つとショタじゃないような。

ルゥならいける
サザは性格がダメ
155名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 21:13:32 ID:qu7nVeqJ
>>154
専門家ってなんだwww
156名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 21:15:32 ID:At1QXR7Z
>>154
俺も始めはサザの性格が気に入らなかったが、実はツンデレっぽいのでおk。
それに他のショタ連中が生脚なのに対して彼は生腕です。ステラには勿体無いです。
157ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/05/23(月) 21:18:15 ID:7oLwyP/L
エトルリア王宮・・・
今、この国では、なぜか祝賀ムードに包まれている。
そして王宮前広場には、このアクレイアの官民がたくさん集まっていた。
そして、今、人々の前に、騎士団に護られて、モルドレッド国王が姿を現した。
そして国王が手を振ると、人々は歓声をあげ、手を振り返した。

「さあ、それでは、勝利の祝砲を!」
何に勝利したのかはわからない。ただ、何かに勝利したのは確かなようだ。
モルドレッド国王が目配せすると、騎士の一人が、高い位置にある台に手で合図を送った。
その先にいるのはルイーズ。
「さあ皆様、準備はよろしいですわね?」
そのルイーズのすぐそばに、エルク、ギィ、ヒース、セイン、パント、ホークアイが並んでいた。
「では、行きますわよ!」
彼女の合図に、男たちは一斉にズボンを下ろす。
そしてルイーズはエルクから順にシンボルを撫でる・・・
「それっ!」
ぴゅっ!
彼女が触れた瞬間、エルクは白い祝砲を打ち上げた。
「それっ!それっ!それっ!」
ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!
男たちは、順番に、白い祝砲を打ち上げる。
「おおっ!これは見事な!」
臣民から、一斉に歓声が上がる。それは、このエトルリアの繁栄と発展の象徴。
「我らエトルリアに栄光あれ!」

おしまい
158名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 21:26:59 ID:TMUe0vb1
キャラクターはわからんが、
その光景を想像してワロタ。

一レスで完結できるネタが作れるのは
すごいといつもいつもおもう。
159名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 21:49:30 ID:lol8IBoi
>>157
ハゲワロス
やはりパント様はいらっしゃらないのですねw

よく考えたらルイーズの支援相手で女の子はレベッカたんだけ?
さすがだ…!
160名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 22:27:29 ID:Upca6+sm
>>154
エルクとギィ同い年くらいかと思ってた…
161名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 23:49:04 ID:QEmhA5O3
ああもうリアーネたんとヤりたい
162名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 00:10:36 ID:bpT2Ok5Y
俺も
163名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 00:11:16 ID:qmzNyEbk
>>160
エルクは魔道士の生足っ子だから、ギィと同い年でもショタ組に入るんじゃないか?
しかし、この定義から考えると、ロスもショタ組に入ってしまうな。
まあ、2段階クラスチェンジのちびっ子組だから一応ショタか。
164名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 00:53:02 ID:M/0TAqHc
しかしあの物言いを見ている限り、ギィの方が年上(っぽい)扱いをされているとはとても思えない…
165名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 01:29:22 ID:3MrMtASd
>>145
遅レスですまんが、元祖生足魔導師マリクはどうだろう?
ちょっとトウが立ちすぎ…なのか?
166名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 02:54:38 ID:HTHLI4HV
リカードとか。
167名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 06:03:45 ID:/iErU4Eg
デューとか。
168名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 14:17:51 ID:5jg3Ia4O
ティアサガのエロSS検索サイトってあったっけ?
169名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 15:56:01 ID:L/ac8GEa
雑談はよそでやってください
170名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 18:47:30 ID:cXcXbc1s
まあ、そう固いこというな。
雑談の中からネタが出る事だってあるんだからさ。
171名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 18:53:23 ID:0shjq82W
ヒーニアス=小林容疑者

エフラム=小林薫容疑者
172名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 18:55:42 ID:0shjq82W
       _,,:-ー''" ̄ ̄ ̄ `ヽ、
     ,r'"           `ヽ.
 __,,::r'7" ::.              ヽ_
 ゙l  |  ::              ゙) 7
  | ヽ`l ::              /ノ )
 .| ヾミ,l _;;-==ェ;、   ,,,,,,,,,,,,,,,_ ヒ-彡|
  〉"l,_l "-ー:ェェヮ;::)  f';;_-ェェ-ニ ゙レr-{   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | ヽ"::::''   ̄´.::;i,  i `'' ̄    r';' }   | 久々にワロタ
 . ゙N l ::.  ....:;イ;:'  l 、     ,l,フ ノ   | エフラムは小林容疑者だった
 . |_i"ヽ;:...:::/ ゙'''=-='''´`ヽ.  /i l"  < んだよな 今の新参は
   .| ::゙l  ::´~===' '===''` ,il" .|'".    | エフラムをただの幼女好きにするから困る
    .{  ::| 、 :: `::=====::" , il   |     \________
   /ト、 :|. ゙l;:        ,i' ,l' ノト、
 / .| \ゝ、゙l;:      ,,/;;,ノ;r'" :| \
'"   |   `''-、`'ー--─'";;-'''"   ,|   \_  
173名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 19:02:36 ID:qy8BYHvz
ガリアの奥地にてミストが変な生物に輪姦されるのを投下します、
174名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 11:40:40 ID:USdev+cO
投下まだ?
175名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 20:01:41 ID:/d1uwPDA
まだ
176 ◆ozOtJW9BFA :2005/05/26(木) 20:39:50 ID:/d1uwPDA
       _,,:-ー''" ̄ ̄ ̄ `ヽ、
     ,r'"           `ヽ.
 __,,::r'7" ::.              ヽ_
 ゙l  |  ::              ゙) 7
  | ヽ`l ::              /ノ )
 .| ヾミ,l _;;-==ェ;、   ,,,,,,,,,,,,,,,_ ヒ-彡|
  〉"l,_l "-ー:ェェヮ;::)  f';;_-ェェ-ニ ゙レr-{   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | ヽ"::::''   ̄´.::;i,  i `'' ̄    r';' }   | プレデター見て思いついた
 . ゙N l ::.  ....:;イ;:'  l 、     ,l,フ ノ   | 本当は性欲ないんだよなプレデターは。
 . |_i"ヽ;:...:::/ ゙'''=-='''´`ヽ.  /i l"  < 俺はさも
   .| ::゙l  ::´~===' '===''` ,il" .|'".    | やつをただの幼女好きに描写するから困る
    .{  ::| 、 :: `::=====::" , il   |     \________
   /ト、 :|. ゙l;:        ,i' ,l' ノト、
 / .| \ゝ、゙l;:      ,,/;;,ノ;r'" :| \
'"   |   `''-、`'ー--─'";;-'''"   ,|   \_  
こんな感じの小説を執筆中
177 ◆ozOtJW9BFA :2005/05/26(木) 20:44:06 ID:/d1uwPDA
       _,,:-ー''" ̄ ̄ ̄ `ヽ、
     ,r'"           `ヽ.
 __,,::r'7" ::.              ヽ_
 ゙l  |  ::              ゙) 7
  | ヽ`l ::              /ノ )
 .| ヾミ,l _;;-==ェ;、   ,,,,,,,,,,,,,,,_ ヒ-彡|
  〉"l,_l "-ー:ェェヮ;::)  f';;_-ェェ-ニ ゙レr-{   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | ヽ"::::''   ̄´.::;i,  i `'' ̄    r';' }   | プレデター見て思いついた
 . ゙N l ::.  ....:;イ;:'  l 、     ,l,フ ノ   | 本当は性欲ないんだよなプレデターは。
 . |_i"ヽ;:...:::/ ゙'''=-='''´`ヽ.  /i l"  < この作品は
   .| ::゙l  ::´~===' '===''` ,il" .|'".    | 大部分がグロだから困る
    .{  ::| 、 :: `::=====::" , il   |     \________
   /ト、 :|. ゙l;:        ,i' ,l' ノト、
 / .| \ゝ、゙l;:      ,,/;;,ノ;r'" :| \
'"   |   `''-、`'ー--─'";;-'''"   ,|   \_  
178 ◆ozOtJW9BFA :2005/05/26(木) 22:27:00 ID:/d1uwPDA
       _,,:-ー''" ̄ ̄ ̄ `ヽ、
     ,r'"           `ヽ.
 __,,::r'7" ::.              ヽ_
 ゙l  |  ::              ゙) 7
  | ヽ`l ::              /ノ )
 .| ヾミ,l _;;-==ェ;、   ,,,,,,,,,,,,,,,_ ヒ-彡|
  〉"l,_l "-ー:ェェヮ;::)  f';;_-ェェ-ニ ゙レr-{   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | ヽ"::::''   ̄´.::;i,  i `'' ̄    r';' }   | ようやく書き終えた
 . ゙N l ::.  ....:;イ;:'  l 、     ,l,フ ノ   | 今から投下する。
 . |_i"ヽ;:...:::/ ゙'''=-='''´`ヽ.  /i l"  < この作品は
   .| ::゙l  ::´~===' '===''` ,il" .|'".    | グロがあるから困る。
    .{  ::| 、 :: `::=====::" , il   |     \________
   /ト、 :|. ゙l;:        ,i' ,l' ノト、
 / .| \ゝ、゙l;:      ,,/;;,ノ;r'" :| \
'"   |   `''-、`'ー--─'";;-'''"   ,|   \_  
179 ◆ozOtJW9BFA :2005/05/26(木) 22:28:31 ID:/d1uwPDA
数日前のことだったエリンシアを連れ、ガリアへと護衛していくことが決まった。
「休んでる暇はないぞ。全員、荷物をまとめろ!敵の増援が来ないうちに脱出する!」
父である団長グレイルの命令の下、夜中のうちに大移動が始まった。
不要な書類すべて焼却処分され、行軍中の食料を詰め込み、
武器を持って翌日には、もう跡形もなく去り、ガリア王国へ向かっていった。
ようやくたどり着いたガリアの森に入ったときから、おかしな感じがしていた。
何か変な生き物がいる、今まで友達のように接してきた
森の動物の気配がぜんぜん感じられない。
人間や半獣じゃなくて、もっと別な生き物がここにはいると・・・
アイクやグレイル、団員に相談しても気のせいだと笑い飛ばされた。
そんなとき、ガリアの森の奥へと進んでいくアイクたちを見ている影があった。

身軽な装備で先へと斥候に行ったシノンが丸っきり帰ってこないので
心配になったアイク達は先に進むと皮をはがれたシノンの死骸を発見した。
「まさか、シノンが殺られるとはな・・・」
元はシノンだった遺体は、鋭い刃物で腹を貫かれた上に
頭蓋と背骨を抜くという残酷な殺し方だった。
警備を強め、臨戦態勢で進んでいったがまた犠牲者が出た。
図らずとも単独行動をとって、本隊から離れたオスカーとボーレが死んだ。
殺され方から同一の犯人だろうと思われた。
180 ◆ozOtJW9BFA :2005/05/26(木) 22:30:36 ID:/d1uwPDA
ミストとアイクが得体の知れぬ化け物の犠牲になった元仲間たちの墓を参りに行った。
仲間の犠牲の下ようやくここまでたどり着けた。
そう感傷に浸り、いつの間にか日が暮れかけている。
「ミスト、そろそろ戻る・・・ぐぅぁああ!」
「お兄ちゃん!」
アイクの体を爪が貫き、瞬く間に息絶えた。
爪が抜かれて、アイクは地面にたたきつけられた。
「ミス・・・ト・・・早く・・・逃げ・・・」
姿は見えなく、ただ、血に染まった爪が宙に浮いていた。
杖を持ち、振りかぶろうとしたミストを見えない化け物が殴りつけ、一緒に連れて行った。

気づくとそこは何かの建物の中、しかも縛られれているので身動きが取れない。
えらく血のにおいが立ち込めている嫌な場所で、気分が悪くなりそうで顔をしかめた。
あたりを見渡すと、真っ赤な塊が中吊りにされているのが目に入った。
それが兄の遺体であることに気づいたのはすぐ後のことだった。
「お兄ちゃん・・・」
ぽろぽろとエメラルド色の瞳から涙が零れ落ちる。
自分の無力さ、兄を失ってしまったことの悲しみ、そして絶望がミストを追い込む。
ミストのいる部屋に向かって数人の足音が聞こえる、
金属的な音でアーマーナイトの足音に似ていた。
181 ◆ozOtJW9BFA :2005/05/26(木) 22:31:53 ID:/d1uwPDA
その足音の主の顔を見ると、明らかに人間ではない。
というよりも、この世の生物ではないような醜い顔をしていた。
「ひぃ・・・」
さらに、数人の同じような顔のモンスターがやってきて、なにやら話をしている。
その瞬間、服を切り裂かれた。
「キャーーーーー!」
発展途上の幼い体を晒したという恥ずかしさより、
それ以上に化け物への恐怖感により、体が震えた。
(何?何をされるの?)
1人が、ミストの体に触れた、硬い皮膚の感触に全身に身震いをした。
全身の性感帯がわかるかのようにミストが感じる部分を攻めていく。
「ああ・・・あ・・・」
まだ恥毛も生えていないミストの恥丘に指を這わせる。
絶妙にクリトリス責めを繰り返し、イカせないように寸前でとめながら焦らしていく。
愛液が秘所をぬらし始めたころ、男を知らない中に指を入れて掻き回す。
それに触発されたほかの奴も加わって、全部で5人同時に責められることになった。
両乳首、両腋、臍、クリトリス、尿道、ヴァギナ、アナルと、
自分が感じる所を責められて続けたミストはついに果ててしまった。
「あぁあっ!!」
ぷしゃあという音とともに、潮を吹き、その場にへたり込んだ。
目はうつろになり、痙攣をしている。
182 ◆ozOtJW9BFA :2005/05/26(木) 22:33:08 ID:/d1uwPDA
その中でボスらしき1人が自らの一物を取り出し、ミストに突きつけた。
それは赤黒く勃起し、人間のものとは思えない形をしていた。
「や、やめて・・・」
しかし、誰にも言葉は通じず、足を開かされて秘所が丸見えという
屈辱的な格好にされてしまったが、その強い力で抵抗することができない。
「や、やだ!やめてー!」
懇願むなしく、無理やり逸物をねじ込まれてしまった。
結合部から痛々しいほど血が流れている。
「痛ぃぃぃ!」
初めて男を受け入れるミストにとってそれは屈辱と痛みのほかなんでもなかった。
奥まで突くと、今度は激しくピストン運動をして、ミストを攻め立てた。
「ひぁっ!あぁあっ!!」
(助けて・・・お父さん、お兄ちゃん、ティアマトさん、セネリオ、キルロイ、ヨファ・・・)
「ああーーー!!」
体がピンと伸びてミストは果てた。
その化け物はさもつまらんそうにミストから抜き出した。
「はあ・・・はあ・・・」
突然、その化け物がミストに話した。
「兄を殺したものに善がるか。まだ終わらない。」

化け物の狂った宴は続く。
183 ◆ozOtJW9BFA :2005/05/26(木) 22:35:00 ID:/d1uwPDA
       _,,:-ー''" ̄ ̄ ̄ `ヽ、
     ,r'"           `ヽ.
 __,,::r'7" ::.              ヽ_
 ゙l  |  ::              ゙) 7
  | ヽ`l ::              /ノ )
 .| ヾミ,l _;;-==ェ;、   ,,,,,,,,,,,,,,,_ ヒ-彡|
  〉"l,_l "-ー:ェェヮ;::)  f';;_-ェェ-ニ ゙レr-{   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | ヽ"::::''   ̄´.::;i,  i `'' ̄    r';' }   | ムシャクシャしてやった
 . ゙N l ::.  ....:;イ;:'  l 、     ,l,フ ノ   | 今は反省している。
 . |_i"ヽ;:...:::/ ゙'''=-='''´`ヽ.  /i l"  < ここには頭をかち割るための
   .| ::゙l  ::´~===' '===''` ,il" .|'".    | ひとつの岩すらないから困る
    .{  ::| 、 :: `::=====::" , il   |     \________
   /ト、 :|. ゙l;:        ,i' ,l' ノト、
 / .| \ゝ、゙l;:      ,,/;;,ノ;r'" :| \
'"   |   `''-、`'ー--─'";;-'''"   ,|   \_  
終わり
184名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 01:28:19 ID:n2qXF9aZ
もうアニメ版のラングはええっちゅうねん
185名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 04:55:27 ID:LbrhCHJd
ベルサガもこのスレでいいの?
186名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 07:16:29 ID:5KgQcFoH
>183
お疲れ様です。面白かった!
ところで気になるがこのAAのおさーんて元ネタ誰ですか?
187名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 17:31:20 ID:pMCkw6JN
>185
ベルサガ、レイプネタ(未遂含む)満載らしいな
本編でそんなことヤられちゃエロパロ板の出る幕ねえべ
188名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 18:33:07 ID:C3b4BqzH
正直、BSはキャラ萌えとかしてる余裕がないんだが……
章、クリアするだけでそんな想像してる余裕が無い
189名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 19:25:24 ID:ZJt+hUX0
>187
本編がそうなら、こっちは愛が溢れたセクースで対抗だ。
190 ◆ozOtJW9BFA :2005/05/28(土) 15:06:12 ID:iVLNWQeK
そのうちクリムゾンから、ベルヴィックサーガの同人誌が出るはず。
191名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 18:36:38 ID:SL+jZl26
本編があからさまにエロだとイマイチ食指がわかないんだよな
俺的にはトラ7でしょっぱなさらわれたナンナがサイコー
192名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 22:48:31 ID:Wm0uO3FN
ナンナを監禁しながらマリータの…
193名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 22:49:24 ID:SL+jZl26
そうそう。そしてエーヴェルも…
194 ◆ozOtJW9BFA :2005/05/29(日) 00:31:53 ID:9RHgk+a0
ヒーニアス小ネタ

彼女とは、3ヶ月前に出会った。なんでも天馬騎士らしい。
そんなことはどうでもいい、彼女はいまでは私のいい奴隷だ。
私が集めている千点にも及ぶ監禁・陵辱を主題にした小説、
いつかこの手でこの小説に書かれているようなことがしたかった。
それがこのとき叶った、
彼女を首輪をつけさせて逃げられないようにしていて
常に私のことを敬わせて「ご主人様」と呼ばせている。

195 ◆ozOtJW9BFA :2005/05/29(日) 00:38:17 ID:9RHgk+a0
最初のころは、反抗的でよく殴ったが、
今ではそんな抵抗もほとんどなくなった。
彼女には私の性欲の捌け口となってもらったりもした。
主従プレイとはなんとも面白いものか。
さすがに、彼女1人では飽きるので仲間を
つれてこさせてハーレムを作る計画を立てた。
天馬騎士は皆処女だからやりがいがある。
しかし、今では私は檻の中、あのころの私は若かったな。

終わり

小林容疑者をモデルに作りました。
196名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 07:48:24 ID:vv41/hQC
>>191

実母バレはしてるのに実父バレしてないナンナ…
不自然、だが、それがいい。











「すずめの子をマリータが逃がしつる云々」
197名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 09:29:19 ID:KlTiMWjO
>>194
淡々と語っているのが良いな…
聖魔やってないからキャラはあまり分からないんだが

ところで、前出の生足魔道士にアーサーは入りますか?
198名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 09:30:21 ID:KlTiMWjO
>>193
親子どんぶりか!
今気付いた
199 ◆ozOtJW9BFA :2005/05/29(日) 11:17:16 ID:9RHgk+a0
エトルリア王立魔法性玩具研究所レポート

1:魔ローター
私たちは研究所設立以来のすばらしいものを発明した。
魔法力を増大させ、それを動力に振動をする性玩具である。
箱に導線をつけ、その先に楕円状の球を取り付ける。
魔力を注ぎ込むことにより、凶悪なまでの振動を放つ。
また、魔力の持ち主のレベルに比例するため、
古のアトスやブラミモンドの魔力であったら想像を絶するほどの振動を放ったことだろう。
ここで、一組のカップルを募集したら以外にも魔導軍将パント様とその妻ルイーズ様が
名乗り出てくださった。まったくありがたいことである。
私たちはパントとルイーズに使い方を説明し、とりあえず預けることにした。
実験という名目で閨房に入れさせてもらった。
200 ◆ozOtJW9BFA :2005/05/29(日) 11:33:03 ID:9RHgk+a0
ベッドに入り、ルイーズの服を脱がせるパントの顔には邪悪なまでの笑みがあふれていた。
魔ローターを取り出し、魔力を注ぎ込んでいる。
操作する箱のランプが赤から青に変わった。
これは魔力が十分にたまったことを示しているサインで、持ち主にあわせてその上限は変わるようにプログラムしている。
いよいよ、魔ローターの出撃だ。
パントはルイーズのクリトリスに魔ローターで圧迫するように固定すると、スイッチをONにした。
その瞬間、空気が震えんばかりの振動音と共に、ルイーズの淫靡なあえぎ声が上がった。
経験豊富なルイーズでもこのように感じるとはものすごいできばえだ。
ルイーズの陰部からは噴出すように愛液が溢れ、ベッドにシミを作っている。
私たちの実験は大成功に終わったが、パントはまだやめようとせず魔ローターによる刺激を続けた。
いっそう高い声が上がり、ルイーズはベッドに崩れ落ちた。
潮を吹いているだけでなく、括約筋が緩んだのか失禁してしまっている。
予想以上の結果に私たちは驚きを隠せなかった。
これを元に、さらなる改良の余地があることがわかった。
これからも、倦怠期の夫婦のラブライフでも快適にするため日夜努力を欠かさないようにしよう。

終わり                エレブ新暦1002年・射手の月
201 ◆ozOtJW9BFA :2005/05/29(日) 11:34:59 ID:9RHgk+a0
職人様方には私のネタを使っていただきとうございます。
202 ◆ozOtJW9BFA :2005/05/29(日) 19:08:01 ID:9RHgk+a0
何か悪い事した?
203名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 20:30:12 ID:C9ubdsPS
>196
アーサーって生足だったっけ?
聖戦の魔道士は、アゼルの公式イラストのイメージが強いから、
シッカリズボンはいてるイメージが勝手にあるな。
そして女の子はFE伝統のスリットで!
204名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 20:50:56 ID:+vJLNukj
>>203
アゼルはズボンはいてる。もちろんレヴィンも。
アーサーとアミッドは生足で、セティとホークはズボン着用。
あと、男性ウィンドマージの皆さんも生足だったような。

セティはマージ出身のセージっぽいから、数年前までは生足だったかもしれん。
205ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/05/29(日) 21:20:58 ID:vahztYTO
「では、このように決定する。」
セリスの言葉で、軍の重要な会議は終了した。そして、会議に参加したメンバーは幕舎を後にした。
「では、おのおの、明日から早速実行するように。」

「うふふ・・・アーサー兄様、楽しみです・・・・・・。」
「あらティニー、やけに楽しそうじゃない?」
「あっ、フィーさん・・・だって・・・うふふ。」
「そりゃまあ、あたしもある意味楽しみだけど・・・」
この日の会議で決定した重要事項・・・それは・・・

『魔導師の男は、下半身に何もはいてはならない』

翌日・・・

「きゃあっ!」
軍のあちこちで悲鳴が上がる。それもそのはず、軍の正装で現れたアーサーは、大きなアソコを丸出しにしている。
「え、ええと・・・」
そして、そこにセティもやってきた。もちろん、アソコを丸出しで。

「わあ・・・アーサー兄さま・・・大きい・・・」
「こ、こらティニー!あんまりじろじろ見るんじゃない!」
「うわあ・・・お兄ちゃんのって、かわいいね・・・」
フィーの一言に、セティは顔を真っ赤にした。

おしまい

スマソ。単なる思いつきでつ。
倉庫には収録しないでね(はぁと
206名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 21:24:18 ID:maYMB8Vt
トレジャーのアーサーおよびアミッドは
生脚に加えて服のすそもびみょーな長さで
「あれでは魔法で服をあおられたら(ry」
っていわれたもんだ。
207名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 21:52:36 ID:zmRZMnjl
>204-205
セティはそうだったのかw
208名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 22:03:26 ID:19GC/aVs
アーサーがたくましくって、なんとなく俺は満足だ
セティw
209196:2005/05/30(月) 01:08:38 ID:xfEFXshM
皆ありがとう。
トレジャーとマージ時代の戦闘アニメは生足だけど、本当は露出してほしくないキャラだったり…
アゼルもアニメは生足だよな。

>>205
まさに君のような人を待っていたよ!
小振りなセティワロスw
210名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 15:38:51 ID:skpe+cmW
>>108-121見て、ノイフュリとアレティトのが読みたくなってきたぞ きさまらー
211名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 22:21:31 ID:JoXwrOui
>>192-193の流れで親子丼もいいかなと思った漏れ。

練ってみた。練ってみた。
…他人丼になった。orz
212名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 22:32:49 ID:s+b0Xwxb
>>211
他人丼でもいい。
アプするんだ。

どうでもいいけど、豚肉の卵とじをずっと他人丼って言ってたけど、北海道では開花丼って言うらしいな
213211:2005/05/30(月) 22:47:46 ID:JoXwrOui
それが、形になってないんだ。頭の中だけ。
残念だけど、リクには答えられないし、投下予告もしない。
男39歳、魔法使い。永遠に砂漠の中を歩くだけ。

でも、エーヴェルとマリータが
正確には本物の他人丼だよな、
ブリギッドとパティなら親子丼だけど。
214名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 23:02:33 ID:s+b0Xwxb
俺はココでは見る専門。
全てサイトにあぷしている。
でも、それってずるいかな。
ココでも楽しませてもらってる分、投下するべきだろうか。
215名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 08:33:00 ID:nDna9M+k
するしないは自由では、と。
ここは(もし自サイトにBBSがあるとして)
BBSとは違った反応が返ってきて、
かえって精神的ダメージを負うかもしれないが、
それでもいい、

俺の話を聴け〜♪

なら、投下する意味はあると思う。
自分はアプしたスレがdatいったら
自サイトへ格納してる。

老婆心ながら、書き手スレもあるから、見てみるといいかも。
216名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 09:01:22 ID:UqjAxwnA
マリータの話題が少し出たところでつぶやいてみるんだが
サイアスがマリータに言った「たとえどのような剣でも愛さねばなりません」
の剣がやらしい意味に思えてしかたなかったりする俺は妄想しすぎでしょうか
217名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 09:20:21 ID:nDna9M+k
そこで
「その剣で私をスキにして!」ですよ。


「剣」はよくある「男」をさすメタファーだしな。
特定のキャラクターにしか使えない(神器とか)剣だと、
その剣の名前だけで本人をさすことだってできる。
(女性専用剣はこの例にあたらないけどね。
本人の身柄は暗喩できるが持ち物は暗喩できない)
男のジョブによっては「槍」になったりするわけだが、
さすがに「斧」とか「魔導書」とかはみたことないな。
218名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 12:32:26 ID:nbYgObsZ
ここ最近ネナベの書き込みで生め尽くされてるな
219名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 14:24:41 ID:fmL41ONw
半獣姦を書きたくなってミスト×ライを書いてみた。
支援があるモウディでもいいんだけどさ、、萌え燃料が足りませんでしたorz
220ミスト×ライ 1:2005/05/31(火) 14:25:50 ID:fmL41ONw
真下に伸びる自分の二本の足。
そのあいだでゆらゆら揺れる水色の尻尾をミストはみていた。
尻尾は、時折激しく振られる。持ち主がやや腰を浮かしぎみにしてミストの感じる箇所を探っているときだ。
このばあい、木の幹に爪を立て必死でミストはしがみつくが、抑え切れない喘ぎが漏れてしまう。
切なそうに腰をもたげているミストをじっくり見てから、ライは再び動いた。
尻尾が足にするっと巻き付けられ擦り付けられると、ミストの体は打ち込まれている硬い芯にしゃぶりついてしまう。
「あ、あんっ…!」
ビクンとした直後にすかさずさらに奥へと打ち込むと、ミストの下腹部は明らかに膨らんだ。
「う…」
221ミスト×ライ 2:2005/05/31(火) 14:29:18 ID:fmL41ONw
一杯まで飲み込み、苦しげにするのを構わずライは腰を擦り付け動かす。
「あ、あんッ、やぁっ…!」
尻尾がぶんぶんと激しく振られ、ミストの声が高くなっていく。

ジワリと溢れてくる肉汁を味わうときのように、ライは舌なめずりをした。
クチャクチャと音を立て肉をむしゃぶりつくしていく。
丁寧に丁寧に、身を剥き出しにして隅々まで舐めるようにして、
「はァッ…あっ、あぁッ…ライぃ…」ミストの背中が震え出したら、尻尾をするりとかわいらしい尻の間に割り込ませる。
そして花芯に触れるか触れないかの程度で沿わせて、さわさわと撫でる。
ミストは認めたがらないが、絶頂に達するには非常に効果的だとライは知っていた。
「あぁッ、いやあああぁァッ!!」
背中をピンと反らしたミストの喉から出たのは、動物的な悦びの咆哮だった。

「あ……あァッ、あっ……」
びくびくと全身を震わせて快感をむさぼると、同時にライの精が迸り、ミストの臑をつうっと伝っていった。
222ミスト×ライ:2005/05/31(火) 14:31:21 ID:fmL41ONw
まだ続きます。……まとめて投下できんですまない。
職人さん、気にせず投下してください。
223名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 01:07:27 ID:1NigSLvh
三姉妹はエロの温床だからな
224名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 01:07:44 ID:1NigSLvh
すまん、誤爆したorz
225名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 07:53:50 ID:2XfdQVab
>>223
激しく同意


と誤爆なのに言ってみる。
226名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 09:27:22 ID:1NigSLvh
このスレにあっても違和感のない誤爆だからなw
227名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 21:05:16 ID:ZxQqgBzk
しかしどの三姉妹が一番萌えるかとなると、かなり意見が分かれるのではないか?
228名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 22:28:04 ID:izx9WNOF
ところで、前スレのアイク×レテの続きはどうなったんだ…?
229名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 22:53:02 ID:3IBL3wNF
>>227
個人的には封印>紋章>烈火。世間的には逆だと思うが。
230名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 22:57:09 ID:v9a26Oux
三姉妹の末っ子萌え
231名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 23:09:22 ID:ZxQqgBzk
>>229
TSにもいるぞw
漏れはやっぱ紋章だなー。
最初だけにインパクトでかかった。
232名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 00:01:46 ID:Lh95WG6y
パオラたんとシレーネたんだろ
フィオーラなんざ似ても似つかない
233名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 00:22:21 ID:RxdjdJGD
聖戦にも三姉妹は一応いるけどな。敵だけど。

自分は三姉妹よりも二人姉妹の妹萌えだな。
フュリーとかヴァネッサとか。
234名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 08:55:28 ID:YTO0yuo5
三姉妹の次女萌え!
235名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 18:45:15 ID:PHiil+1X
長女萌え。特にパオラたんフィオーラたん萌え!
「きれいなおねえさん」属性なのにどっか抜けてるところが好きだ。
236名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 23:26:47 ID:1E0yVqDc
フュリーは説明書のイラストと顔グラのギャップが鮮烈すぎて一気に萌えキャラになったな。

三姉妹というと個人的にはパメラ・ディートバ・ヴァハを連想してしまう…
実際には赤の他人だが。
ヴァハなんか何の繋がりも無いしw
237名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 05:21:01 ID:R3Bp+5Ic
終章の名も無きファルコン三姉妹
238名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 08:41:52 ID:5TsJ99Gd
>>237
メング・メイベル・ブレグと
たまたま手元の公式(ネタ練り用)に
乗ってたよ<名前

見切り+レッグリングは反則やろ〜と
当時画面前で絶叫したが、
考えれば親次第で見切りつきファルコン
一頭持つこともできるんだよな。

見切りだけでアレフュリすすめてるし<公式
セティはだれが父親でも強いってそら殺生というもの。
239名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 09:04:08 ID:5TsJ99Gd
>>238
自己レス。

最後の一行は別に
アレフュリがデフォの人をどうこうゆうてるわけでもなく、
たといってととらなながどうとかでもなく、
単に「娘だけに視点絞ったカプじゃ息子の立場ってどうよ」
ぐらいの意味です。
公式ガイドブックのおすすめカプは順当なのもあれば
トンデモもあるです。

それでは引き続きご歓談および職人様の投下を…

240名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 16:43:04 ID:7yekaWNW
どんなゲームでも、魔法系を育てるのがあんま上手くないから
少しでも強いキャラが欲しくてレヴィフュリにしたが
セティ登場の頃にはメンバーが強くなっていて、ほとんど使わなかった。
こんな事なら、登場が早くて単独行動の多いフィーに強化を絞って
クロフュリかアレフュリにしといた方がいかった、と
いまだに思っている俺がきましたよ。

241名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 18:33:16 ID:M3sbVCLS
チラシの裏にでも書いとけ
242名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 22:53:47 ID:CuwwhzKZ
ラレンティアはリースを思って毎夜牢の中で濡れているのです
243名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 10:38:44 ID:8jsDQq5u
うむ。
244名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 14:32:21 ID:VyLU3Q+R
届かない想いがあって一人悶々するキャラは
なにげに萌えるな。
245名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 16:55:52 ID:aK/rxgHL
FEのキャラってなんとなく最後にはくっついちゃうイメージがあって中々思いつかない…

ブルーニャくらいしか
246 ◆ozOtJW9BFA :2005/06/05(日) 18:48:02 ID:6cPRtbtw
イグレーヌは未亡人
セシリアおばさん行き遅れ
ユーノ姉さんエロ熟女
ニイメのばあさんテクニシャン
ロリっ子ファは・・・4桁目

マズいぞセシリア行き遅れー。
247988%マシン ◆ka5BrNUzcE :2005/06/05(日) 23:01:51 ID:RNkuoQB4
ども、マシンっす。FEには馴染みの薄いサッカー物で書いてみました。
ええ、サッカー物です。誰が何と言おうとサッカー物のはず……
舞台は紋章、二部の第七章と第八章の間に位置します。注意書きは以下の通り。

・マルスの登場から始まりますが、彼は今回カラミには関係しません。
・長文になりますがネタ系です。しかも嗜好が偏ってます。ご注意下さい。
・ネタバレになりかねないのでアレですが、結末はエロパロ板にあるまじき物です。
 (゚д゚)となるかもしれませんが、できれば物投げないで下さい……

では投下開始。
248退屈なサッカーをしよう♪:2005/06/05(日) 23:02:37 ID:RNkuoQB4
マルス王子は悩んでいた。
ハーディンに勝てないで悩んでいた。
「どうしてアカネイア帝国軍に勝てないのだろう」
マルス王子は水平線の彼方に消えて行くラーマン大橋を呆と眺めて溜息を吐いた。
アカネイア帝国の要請に従ったグルニア遠征は、マルスの留守を狙ったような
アリティア陥落という結末を迎え、マルス自身も国を失った挙句にハーディンの
猛攻から辛うじて逃れたばかりだった。
婚約者のシーダ王女がアリティアを脱出できたのは、不幸中の幸いだった。
さもなくば今頃彼女を人質にされ、ハーディンに降伏するか彼女を見殺しにするか、
そのどちらか以外に選択の余地は無くなっていただろう。
それにしてもこれから先どうすれば良いのか。アリティアに戻るのは不可能だし、
他国に共闘を呼びかけようにも、グルニアは滅亡しマケドニアは王不在と来ている。
ならばカダインか。親友のマリクは今や高司祭だから、カダインでの発言力も相応に
持っている。彼ならばアリティアの味方に付くよう、他の高司祭を説得してくれる
はずだという確信がマルスにはあった。
しかしカダインとてアカネイアに対する恐怖は同じである。マルス自身も自分の考えが
楽観的すぎる事は認めざるを得なかった。
ましてやカダインをうまく味方に付けた所で、アカネイアとその同盟を相手にするには
分が悪い。オレルアンもグラも、主力を欠いた現在のマルスから見れば一国でも
強すぎる――
鋼の脚甲が木製の甲板を踏み締める音に、マルスは後ろを振り返る。
白髪の目立つ初老の騎士が、現役時代から愛用する赤い甲冑を纏って立っていた。
「マルス様、何を落ち込んでおられるのですか」
ジェイガン――マルスは最も尊敬する軍師を前に力なく言った。
「こんな事になるのなら、最初からグルニアの出兵を拒めば良かったのかな。
 ハーディンの企みを見抜けなかった時点で、僕は王としての資格を失ったのかな」
普段のマルスらしからぬ弱気な発言である。アリティア落城が相当堪えているのだろう。
初老の騎士ジェイガンはマルスの見ていた水平線に顔を向けた。彼は主君を気遣って、
殊更に冷静な口調で応える。
249退屈なサッカーをしよう♪:2005/06/05(日) 23:03:09 ID:RNkuoQB4
「ハーディンの強引なやり方を見れば、早晩言い掛りを付けてアリティアを攻めていた
 事は明らかですな。今更言っても詮無い事です」
「でも結果として負けたのは事実だよジェイガン。負けたからには負けただけの理由が
 あるはずなんだ」
それを明らかにしない事には、アリティア奪還を目指した所で何度でも返り討ちに遭う――
マルスはそう呟いて甲板の木目に目を落とした。ジェイガンが一歩彼に近付く。
ふむ、とジェイガンは顎を触りながら逡巡した。
「国力と勢いの違い、それから他国を攻めるという明確な意志。そんな所でしょう。
 こればかりは今日明日でどうにかなる問題ではありません」
それは解ってるよ――マルスは苛立ちも露に、ジェイガンの肩を掴んで自分に向けさせた。
「僕が言ってるのは、指揮官としての僕についてだよ。国力云々がどうしようもないのなら、
 僕自身が抱える問題を解決しないと勝てないだろ?ジェイガンならそれを知っているはず
 だから、それを聞こうと思ったんだよ」
激しく自分を問い詰めるマルスの態度に、ジェイガンは僅かな希望を見出した。上に立つ者が
一番避けるべきは、落ち込んだ姿を将兵に見られる事である。この逆境においてもマルスが
戦う意志を失っていないのなら、ジェイガンとしては大いに援助せねばならぬ。
無論その意志が、単なる匹夫の勇とは性質を異にする事が前提ではあるが――
ジェイガンは自らの役目を果たす事に決めた。教師のように穏やかで、かつ冷静に口を開く。
「では申し上げましょう。マルス様は武勇にも優れており、聡明な方でいらっしゃいます。
 これは守り役としての贔屓目ではありません。先の大戦で国を取り戻し、ドルーア帝国を
 攻め滅ぼされたマルス様ご自身の実績が証明しております」
マルスは相槌も打たず、ジェイガンの目から視線を外さずに聞く。ジェイガンが続ける。
「しかし先の戦争から今回の出兵までを見ておりますと、少し世知に乏しい所がございます。
 正義や理想を推し進める事には反対致しませんが、マルス様ご自身の正義が仇となって
 部下や民に苦しみを与える事が有り得るのだ、と覚えて下さい」
マルスは苦笑を浮かべて頷いた。
250退屈なサッカーをしよう♪:2005/06/05(日) 23:03:42 ID:RNkuoQB4
「確かに僕自身の正義感からラングを討ったけどね。それをハーディンに付け込まれたって事か」
「騎士道に悖る卑怯極まりない手段ですが、それでも結果を見ればアカネイアの勝ちです。
 これを諺で云うと、何と云いますかな――」
「――勝てば官軍、負ければ賊軍」
「左様、卑劣な手段でも一度勝ちを収めてしまえば既成事実となります。あまりにも道を外した
 やり方は私も賛同しかねますが、戦術ならば積極的に活用すべきかと思います」
マルスは再び頷く。彼の顔からは怒り、嘆き、悔やみそして憎しみなどの激しい感情が消えていた。
「確かに我が軍は戦力自体が少ないし、新兵も多いからね。そういう『狡さ』を持て、って事だね」
ジェイガンは釈然としない様子で唸った。マルスはその態度に疑問を抱き、彼の意図を問い質す。
「ジェイガンの言いたい事は解ったよ。なのにどうしてそんなに難しい顔をするんだ?」
これは失礼しました――ジェイガンは顔の皺を緩めて快活に笑う。
「『狡さ』と言えば道を外した印象を受けますからな。別の言葉で表したいのですが、良い言葉が
 浮かばずに困っていた所です」
それはマルスも同じ意見だった。単なる『狡猾さ』という言葉で部下を説得したら、彼等はそれを
曲解して不法行為に及ぶ恐れがある。道を外した『卑劣さ』とは意味が違うのだと理解して貰わねば
なるまい。狡猾さと卑劣さの違いも判らない者に、どう云う言葉で伝えれば良いのだろう――
そんな事をつらつらと考えていたマルスの脳裏に、突如として天啓が浮かんだ。
悪戯っぽい少女の笑み。これだ――
マルスは確信に満ちた顔でジェイガンに告げる。
「『マリーシア』と云うのはどうだろう?」
ジェイガンは不思議そうにマルスの目を見返したが、やがて納得した顔付きでしきりに頷いた。
「マリーシアですか――確かに私の言いたかった『狡さ』にしっくり来る呼び名ですな」
マリーシア、うんマリーシア――ジェイガンは何度も呟きながら、マルスから離れて船内に下りて行く。
心地良い潮風に吹かれながら、マルスは彼の背中を見送った。
そろそろ真っ赤な太陽も左手の水平線に掛かる――
251退屈なサッカーをしよう♪:2005/06/05(日) 23:05:49 ID:RNkuoQB4
翌朝――
船内の食堂に会した面々を前に、マルスは朝の訓示で狡猾さについて熱弁を揮った。
十分近く熱弁を揮った末、彼は訓示を次のような言葉で締める。
「――以上がマリーシアである。率直に言えば、君たちに欠けているのはこのマリーシアだ」
いきなり何を言い出すのかという途惑いに、食堂がしんと静まり返る。軍団の面々にはマルスの
言う事の意味を理解出来ないでいた。
ただ一人、只ならぬ様子で上座のマルスを鬼の形相で睨んでいた人物がいた。マリーシアである。
灰色の髪をさくらんぼのような髪飾りで留めた彼女は、がた、と椅子を蹴倒して立ち上がった。
「マリーシアマリーシア言うなぁっ!!それじゃ私が卑怯者みたいじゃない!!一体私がいつどこで
 そんな卑怯なマネをしたって言うのよっ!!」
「いや誰も卑怯者とは言ってないんだけど――」
冷静に応じたマルスの態度は、マリーシアにとって余計に癪に障る物だったらしい。
彼女はわああぁと泣き声を上げ、食器を片手に卓に着いていた面々を押し退けて食堂を飛び出した。
呆気に取られた様子で彼女を見送ると、マルスは何事も無かったかのように続けた。
「まあ彼女の場合はラングの手下に連れて行かれそうになったのを、十才になったばかりだと
 嘘を吐いて逃れようとした訳なんだけども。でもラングの悪辣さを考えると、彼女を嘘吐きだと
 責められないよね。そういう意味での賢さを表したかったから、マリーシアって名付けたんだよ」
許される嘘や方便を使う事って少ないよね――マルスは誰に言うでもなく呟いて一同を見渡す。
髪を短く切った新兵が挙手で発言を求めているのに気が付いた。その新兵、ルークを指名する。
「お言葉ですがマルス様、オレだってそのマリーシアを使ってますよ」
「どんな?」
「ラーマンで戦闘中に馬がダメになって、波止場まで走っても船の出港に間に合わないって事が
 あったんですよ。それでセシルに頼んで後ろに乗せてもらって、やっとこの船に間に合いました」
「それのどこがマリーシアなんだいルーク?馬がやられたら誰かに乗せて貰うのは当然だろう」
えへんと胸を張り、ルークは食堂の隅々まで届く明瞭な発音で話す。
「二人乗りをいい事に、セシルの胸や尻やフトモモ触りたい放題!」
252退屈なサッカーをしよう♪:2005/06/05(日) 23:06:21 ID:RNkuoQB4
言い終わったルークはしかし、冷たい食堂の空気とマルスの視線とに当惑してきょろきょろと見回した。
「ルーク、それマリーシアじゃなくてただのセクハラだから」
二軍行き、騎士叙勲も中止――マルスは微笑みながら冷酷な内容を宣告する。
四方で沸き起こった嘲笑を背に、ルークはがっくりと肩を落として着席した。
「ルーク、お前はマリーシアという物が解ってないぞ。マリーシアと言うのはオレのやり方を言うんだ」
野太い声と共に、椅子を二つ占めていた大柄なドーガが立ち上がった。彼はマルスにとってタリス以来の
信頼の置ける部下である。
「じゃあドーガ、君のマリーシアは?」
「はい。私はこの体格を維持する為に、よく食べてよく寝なければならんのです」
「それで?」
「その為には一日四食では足りんので、夜中にこっそり兵糧を――」
そこまで言ってドーガは、マルスの視線が先程と同じように冷たくなっているのを感じ取った。
「ふーん、兵站から食料の減りが計画より早くて困るって報告があったけど、あれ君だったのか」
違います違います――ドーガは両手で被りを振った。
「――私一人でそんなに減る訳ないでしょう!言い掛りですよマルス様!」
「だけど計画した人数より四人分減りが早いんだよ。君一人でもそれくらい食べられるだろ?」
「幾ら私でも五人前は食べられませんよ!精々四人分です!」
ドーガの主張が本当だとしても、矢張り食料の減りは彼が主な原因である事には変わりない訳で――
マルスは穏やかに宣告した。
「次のカダインでは頑張ってね。君ベテランだから新兵四五人分の働きは出来るだろ?
 ただでさえ食糧事情が悪化してるんだから、食べた分くらいは働かないと」
食卓のあちこちから湧き上がった明るい笑い声の中、ドーガは恥辱に顔を歪めながら着席した。
「皆せせこましいな。どこがマルス様の言うマリーシアなんだよ、大体騎士の人は頭が固いから――」
先の二人を小馬鹿にした笑いを浮かべたのは、タリス出身の狩人だった。
名をカシムと云う。先の大戦でもマルスの軍門にいた人物であり、マルスは彼の顔を覚えていた。
「じゃあカシム、君はどんなマリーシアをしているって言うんだい?」
253退屈なサッカーをしよう♪:2005/06/05(日) 23:06:52 ID:RNkuoQB4
待ってましたとばかりに、カシムは立ち上がって口上を述べた。
「もちろん母の病気ですよ。母が病気でいてくれると、薬代だってお給金に色付けて貰えるんです。
 お蔭さまで貯金もだいぶ出来ました。タリスで穏やかな余生を送れるくらいは――」
「君の口振りからすると、つまりお母さんは病気じゃないんだね」
カシムはげっ、と叫んで血の気を失った。今のは明らかな失言だったと彼は後悔する。
「違うんです!私がこの軍に参加したのは、母の病気が――」
皆まで言わずとも宜しい――マルスは殊更に笑みを浮かべてカシムを威圧する。
「君は給金を不正に受け取って、なおかつ二軍でのんびりしてたんだね。次、出撃してね」
マルス様――それまで彼の次席で食堂の様子を眺めていたカインが口を開き、マルスは自分の左側に
顔を向けて副将の言葉を促した。
「これはもしかして、マルス様なりのマリーシアではありませんか。先刻から誰かが口を開く度に
 軍団員の不正が暴かれているのですが」
「さあ、どうだろうね」
今の三人は自分から勝手に喋ってくれただけだし――マルスは意地悪く笑い、再び一同を見遣る。
「他にマリーシアの例はないの?いいんだよ、言っちゃって」
一同は勘弁してくれと言わんばかりに、ぶんぶんと首を振った。

朝食後、一同はそれぞれの持ち場に付く。甲板から眺める海原は程よく凪ぎ、船縁に立てば
心地良い風が頬を撫でる良い天気であった。
陸戦を主とする兵たちにとって、海の上では一見何もする事がないように思われ勝ちだが、
軍団員は間近に迫ったカダイン上陸に備えて甲板に待機しなければならない。万一アカネイアの
船に見つかり、これを振り切れない場合には交戦の必要が生じる。
但し全員にその義務がある訳ではない。狭い甲板に全軍団員が配置できる筈も無く、他の要員は
その間船内に待機、あるいは他に宛がわれた仕事をこなす事となる。
帆の張り畳み、ロープの牽引。飛べる者は索敵に回り、他には万一の怪我に備えて救護その他。
食堂で醜態を晒した三人の軍団員には、船底で浸水を掻き出す役目が宛がわれた。
時化の時には重要な仕事だが、こう風も穏やかならば三人でこと足りてしまう。
はっきりと云えば、この仕事の必要性には大いに疑問符が付いた。
254退屈なサッカーをしよう♪:2005/06/05(日) 23:07:50 ID:RNkuoQB4
ドーガは肌着と見紛うような薄着で、自分の踝まで浸入した塩辛い水を手桶に汲み取る。
筋肉質なのだが腹を脂肪が覆っているため、彼はでっぷりと肥えて見える。
「正直勘弁して欲しいモンだよ。こんな中途半端な仕事までする羽目になるし――」
どうせ力仕事ならば漕ぎ手でもさせて貰えば良かったのだが、慣れない櫂を持てば船足が
遅くなると船長に止められたので、同じ力仕事ならばと船底に配置されたのだ。
「それってマリーシアの事ッスよね。確かになぁ」
これまた薄着のルークがドーガに近付き、手桶を受け取りつつ応える。
「マルス様も時々思い付きで喋りますからね。お蔭でつい口を滑らせて。ほれ――」
ルークは転倒せぬよう注意深く竜骨をまたぎ、粗末な造りをした階段を身の丈の三倍ほど登る。
階段と云っても甲板まで続くそれは、梯子と呼んだ方が適切かも知れぬ。両足に加えて少なくとも
片手を使わないと、登る途中でバランスを崩して落下してしまう程の急勾配なのだ。
その途中には、寸借詐欺師のカシムが上手に座って待機していた。彼のすぐ隣には、
汲み上げた海水を捨てる為の窓が開けられている。
ちなみにこの時代の船は、風力と人力を併用したものである。蒸気機関は未だ発明されていない。
漕ぎ手は三人のいた船底の上ではなく、その上に設けられたフロアで櫂を漕いでいる。
「あーあこれで給金も下げられる」
カシムは泣きそうな顔をして、ルークから受け取った手桶の水を海面に放り捨てた。
お前の場合は下がらんだろ――予備の桶に水を汲んでいたドーガが、カシムを見上げてそう言った。
「マルス様はあれでも傭兵の給金を値切るようなマネはなさらないからな。今までの分も
 前線でしっかり戦えば、横領の罪も帳消しにしてくれるさ」
「そうそう、お前はまだいいよ前線に出られるんだから。俺なんか戦闘要員なのに後方待機
 させられるんだぜ。しかも叙勲もなしと来たもんだまったく――」
カシムの隣に座ったルークは、羨望も露にそう吐き捨てた。
255退屈なサッカーをしよう♪:2005/06/05(日) 23:09:04 ID:RNkuoQB4
じゃあ代わって下さいよ――カシムは苛立った声で歳下の騎士に頼んだ。
「オレは出来れば前線に行きたくない、ルークさんは前線に行きたい。簡単な話じゃないですか」
「あんたはそう言うがな、騎士に取っては一軍で手柄を得られないんじゃ面子が立たないんだよ。
 だから二軍行きが罰になるんだよ。オレに取っちゃ正直ドーガさんも羨ましいよ」
そうは言うがなお前ら――ドーガはいつまでも下りてこない若い同僚に痺れを切らせたのか、
両手に水の入った桶を持ち階段まで歩く。
「お前らな。全身鎧に身を包んだ状態で砂漠のど真ん中に立ったら、どんな気分になると思う?」
そりゃ暑いっスよね、とルークはすかさず相槌を打った。
暑いでしょうね、とカシムも続く。
「暑いなんてモンじゃないぞお前ら。鎧の表側は直射日光で肉が焼けるくらい熱くなるんだよ。
 しかも鎧だから服よりも断然風通しが悪い。汗を掻いても乾かないから中身は蒸れて、蒸し風呂
 よりも熱くなるんだ」
いや蒸し風呂の方がマシか――口を挟もうとした二人の若者を遮ってドーガは呟く。
「蒸し風呂なら数分で出られるが、砂漠の行軍は何時間も続くしな。そんな目に遭うオレが――」
羨ましいか――ドーガは憤りに任せて勢い良く階段の板を踏み締める。
みし、と踏み板が軋む音に、ルークが血相を変えて階段を駆け下りた。
「ああもう三人も乗ったら階段が壊れちゃいますよ。確かにそりゃ辛いっスよね」
先輩が一番悲惨だと諂うルークの態度に、むっとした様子でカシムが船底まで降りる。
カシムは二人の騎士に向かって、分かっていないと反論した。
「けど鎧があれば剣とか槍とか当たっても大丈夫じゃないですか。オレは前線に立たなきゃ
 いけないのに、お二人と違ってオレは鎧の一つもないんですよ」
「前線に立てるんだからいいじゃないか!戦場に立つなら鎧でも何でも身に着けろよ!オレは折角の
 手柄を、後方で指咥えて見逃さなきゃならないんだぞ!しかもセシルと離れ離れになって――」
「女の事言ってる場合か!鎧着込んで砂漠に立ったら、敵と戦う前に干からびて死んでしまうぞ!」
256退屈なサッカーをしよう♪:2005/06/05(日) 23:09:41 ID:RNkuoQB4
オレが一番悲惨だ――
いやオレの方が――
オレだって――
不幸自慢の醜い諍いが徐々に昂じ、終にルークが水溜りの上に突き飛ばされた。
一人転べばまた一人。それが掴み合いになり殴り合いになり、水飛沫と打撃音が船底に響く。
争いを繰り広げた三人は、やがて浸水を免れた竜骨の上にそれぞれ息も荒く腰を下ろした。
誰ともなく溜息が漏れる。服はびしょ濡れ身体には傷、こうなっては騎士も傭兵もあった物ではない。
「オレ達どうしてこんな目に遭っちゃったんでしょう」
今更それを言うな――ドーガは諦めた口調でカシムの弱気を宥める。ルークがうんうんと頷く。
間延びした溜息をもう一つ。三人はまるで示し合わせたように、揃って俯き黙り込んだ。

――あ、サボってる
頭上から聞こえた声に、三人は顔を上げる。
上層に通じる四角い小穴から彼らの仕事振りを覗く、悪戯っぽい娘の顔があった。。
「何やってんの、こんな所で大の男が三人して座り込んで」
休憩中だ――ドーガが短い袖を捲くりながらそう答える。
そうなんだ――疑問形で応じながら、マリーシアは階段の傾斜と向き合うようにして一歩ずつ
足元を確認しながら降りて来る。彼女が裸足なのは、足元をの滑りを気にしたからであろう。
「そうだよマリーシア。大体オマエこそ何しにここまで来たんだ?」
「私?私は漕ぎ手さん達に差し入れ持って行ったのよ。ここに来たのはそのついでだよ」
階段の下に座っていた三人からは、法衣の裾からすらりとした脹脛と華奢な膝が見えた。
今日の彼女は一体とんな下着を穿いているのだろう。わざわざ彼女の足元まで近寄って中を
覗けば問題になるが、何もせずに不可抗力で見えてしまう分にはマリーシアとなる。
しかし法衣の丈が長いのでそこまでは良く分からない。三人の男は内心歯噛みする。
当のマリーシアは男たちのささやかな苦悩にすら気付かぬ様子だった。
「しっかしこの階段ってホントに急よね、まるで梯子みた――」
と――
何を間違えたのかマリーシアはいきなり足を踏み外し、一気に船底の水溜りへと落下する。
塩辛い飛沫が上がり、三人は慌てて竜骨を立って尻餅を付いた彼女に駆け寄った。
257退屈なサッカーをしよう♪:2005/06/05(日) 23:11:05 ID:RNkuoQB4
「あたたたた――びしょ濡れになっちゃった」
ルークとカシムに両手を持って貰い、マリーシアは彼らの助けを借りて起き上がる。
真っ白な法衣はたっぷりと海水を含み、腰から下にかけてマリーシアの肌に纏わり付いて
彼女のすらりとした尻のラインを浮き上がらせた。
何か気持ち悪い――マリーシアは呟いて尻の布地を摘み上げ、濡れた布地と肌の間に空気を送る。
「もう、ちゃんと仕事してよね。お蔭で法衣が台無しじゃない」
済まん済まん――ドーガが愛想笑いを浮かべる。
「ところでマリーシア、その差し入れはオレ達にはないのか?もう腹が減ってしょうがないんだ」
既にマルスの臣下としては実績を積んでいる男なのに、この食い意地の悪さと来たら――
ルークもカシムも、そしてマリーシアも苦笑した。
「ここに寄ったのはついでだって言ったでしょ。全部漕ぎ手さん達にあげちゃったから」
「無いのか?」
無いわよ――マリーシアの冷酷な宣告に、ドーガはがっくり肩を落とした。
くるっと振り向いて、マリーシアは灰色の長い髪と法衣の裾を翻す。濡れた髪や法衣が気持ち
悪いのだろう。重くなった法衣は下着が見える程捲れないので、男達がまた歯噛みする。
「あーあ疲れちゃった。お昼までここで休憩して行こうかな」
お前他に仕事はないのかよ――カシムの一言に、マリーシアは無いわよ、と微笑んだ。
「上に戻ったらまた何か用事を云い付けられるかも知れないし」
「つまりお前の方こそサボりって訳か。それマリーシアだぞ――」

マリーシアの表情が一変した。笑みが消え、明らかに激昂している。
その言葉をマルスが口にした所為で朝食の席で皆の晒し者になったのだから、当然とは言えるのだが――
「マリーシア言うなぁ!!」
頬を打つ平たい音――ではなくて、骨と骨とが打付かる鈍い音が船底に響いた。
「殴ったね?親父にも打たれた事ないのに!」
258名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 23:11:11 ID:NcDD0tht
>>246セシリア姉さんは俺のだー
259退屈なサッカーをしよう♪:2005/06/05(日) 23:11:37 ID:RNkuoQB4
カシムが腫れ上がった頬骨を掌で押さえ、恨めしそうな抗議の目を彼女に向ける。
その場が一瞬静けさに包まれたかと思うと、ドーガが徐に口を開いた。
「言いたい事は判るんだが、お前さん確かお袋さんと二人暮しだって前に言ってなかったか?
 親父さんはいないんじゃなかったのか――」
「はい、だから親父にも打たれた事はないんです」
右頬を痛がりながらも、カシムは当たり前のように答えた。
三人分の冷たい視線がお調子者のカシムに注がれる。
「使い古されてカビの生えたギャグを――それは兎も角として、マリーシア」
カシムを殴った姿勢のままその場に固まっていたマリーシアに、ルークの狡そうな目が向けられる。
「え、何?何なのよ一体」
「手を上げたんだから反則だよな」
そうですよねドーガさん――ルークはその顔に狡そうな笑みを浮かべてドーガを振り返った。
ドーガは僅かな間を置いてルークの意味する所を察し、彼と同じ笑みで頷く。
「これは反則だな。マリーシアとか言える問題じゃない」
だからマリーシアとか言わないで下さい――半ば諦めたようにマリーシアは言って肩を落とした。
「大体何で手を上げたら反則なのよ?」
そりゃお前――ドーガが勿体振った態度で云う。
「闘技場で手を使って戦ってる奴がいるか?」
260退屈なサッカーをしよう♪:2005/06/05(日) 23:12:45 ID:RNkuoQB4
え――マリーシアは当惑気味に訊き返して彼らの言う意味を探る。
「傭兵だったら剣、騎士ならば槍、賊ならば斧、弓兵は弓。魔道士だって魔道書で戦うだろう。
 竜だってブレスで戦うんだ。誰も手を使っていないだろう」
だから手を使ったら反則なんだよ――ルークは自信たっぷりに胸を張った。
マリーシアは顔を青くして大声で反論した。怒りがあまりに激しくなると顔から血の気が引くものである。
「あれは武器持って戦ってるだけでしょうが!大体反則だったらどうなるって言うのよ!」
それはね――カシムが横からにやけた笑顔をマリーシアに突き出した。
こうなるんだよ――ルークが足元に水音を立てて一歩近付く。
三人から只ならぬ気配を感じ取り、マリーシアは二人から遠ざかるように一歩引く。
その彼女を――
背後から大柄な男が、がっしりと羽交い絞めに捕まえた。
「いやああぁ!!」
誰か――
誰か助けて――
大声で救いを求めたマリーシアの口を、カシムが手で押さえて塞ぐ。
「無駄だよお嬢ちゃん。この船底は昼休みまで誰も来ない、つまりはオレ達四人だけなんだよ」
そう、カシムの云う通りだった。
上の階にあった漕ぎ手の場所は、常に掛け声と物音が響いてまともに会話が出来ない。
ここでマリーシアが泣こうが喚こうが、漕ぎ手の耳には届かない。ましてやその物音が邪魔をして、
救いを求めるマリーシアの声が甲板や船室に聞こえる事は有り得ないのだ。
サッカーに喩えるなら、差し詰め観客無しで行なわれる試合、とでも言おうか。
兎にも角にも――
無観客試合の開始を告げる笛の音が、どこか遠い世界から聞こえて来た。
もし誰か第三者がこの様子を見ていたのなら、恐らくそんな気がするだろう。
261退屈なサッカーをしよう♪:2005/06/05(日) 23:13:31 ID:RNkuoQB4
まずは前半戦――
ドーガが仰向けに寝かせたマリーシアの上に乗り、しっかりと床に固定。大柄な体格を生かし、
マリーシアが抵抗の頼みとする手首も封じる。
水溜りの気持ち悪さを嫌がるマリーシアが、唯一自由な首を振って抵抗を示す。
塩辛い水滴がドーガの額から下りて目に入るが、彼はそれでも動かない。
重騎士だけに後方の守備は完璧だ。その脇からルークとカシムのツートップが、肩から耳朶にかけて
じっくりと分厚く舐める。
塩味に混じる甘酸っぱい匂いが、中盤の攻めを助長するきっかけとなった。時折キスも混じる。
「いや、いや――お願い、止めて」
マリーシア、これは堪らない。けれども女一人に対して男三人という戦力差は如何ともしがたい。
腰を僅かに捻って、腰に乗ったドーガの尻を押し退けようとする。水溜りの表面を指で掻く。
気を付けるんだマリーシア。その動きは余計に敵の戦意を掻き立てる事になるぞ。
と、ここで後方の守備に回っていたと思われたドーガが前線に飛び出した。
マリーシアの身体に倒れ込んで密着し、喉元から顎にかけて唇と舌で攻略開始。
「やだよぅ――こんなの、やだぁ――」
そうは云ってもマリーシア、顔までキスされては唇を拒み切れない。
ベテランのドーガは攻め上手。いきなりディープキスで舌を入れるような真似をするのは性急だろう。
万一舌を噛み切られたら致命傷だ。ここはカウンターを警戒して、最初は軽く啄ばむように。
徐々に唇を重ねる間隔を短くして行って――
ようやく口の攻略に成功。じっくりとマリーシアの口内を嘗め回す。
鼻で荒い息をしていたマリーシアの頬に赤みが差す。目がとろんと酔っている。
第一関門突破。ここでドーガが一旦引くが、マリーシアの口攻略はここでルークに引き継がれる。
最初はベテランで慣らしておき、次に若手を投入する。この戦術が当たったようで、マリーシアは
身体の自由が利かない状態でもルークとのキスだけは嫌がらない。
いや、一旦引いたと見せかけたドーガは矢張り攻め上手だった。
ルークと口の中で攻防戦を繰り広げていたマリーシアが、驚いて目を見開く。
ノーマークだった彼女の右胸を、ドーガが法衣の上から舐めている。舐めるだけでは飽き足りず、
海水と唾液で浮かび上がった可愛らしい乳首を吸い上げたのだ。
262退屈なサッカーをしよう♪:2005/06/05(日) 23:16:56 ID:RNkuoQB4
ここまで鳴りを潜めていたカシムが、さりげなくドーガのサポートに回っているぞ。
空いた乳房のケアも怠らない。左の盛り上がりを包むように持ち、柔らかさを堪能するように
揉んでいる。揉むだけでは飽き足らず、尖り始めた先端を指の腹で軽く擦って――
「んーっ、んーっ――」
喉から声を絞り上げたマリーシアの唇からルークが離れた。どうやら酸欠だったのは彼女だけでは
ないようだ。調子に乗って攻め過ぎたのか、深刻な顔で息継ぎをするルークの経験不足は否めない。
ただしルークの姿勢だけは評価出来る。若手の持ち味は積極的な攻めがあってだろう。
現にマリーシアが息を整える間もなく、今度は彼女の右手首を掴んで襟から手を突っ込んだ。
後方に下がったドーガに代わって右の乳房を攻める。海水でしっとりと濡れた若い娘の肌に直接
触れるのは、ルークに取っても嬉しい限りだろう。
「柔らかい、柔らかいよマリーシア!」
感極まってルークが声を上げた。マリーシアの乳房は、小さくてもしっかりとした弾力を有していて
掌に肌の吸い付く逸品だ。
「お願い止めてぇ!!おっぱい触らないでぇ!!――ひぅっ!」
マリーシアに叫ぶ暇も与えない、そんな風にカシムが布地の上から左の乳房を鷲掴みにした。
上から鷲掴み、下から包むように揉み、乳首を擦り、時には指で摘み上げる。
若手のルークに歩調を合わせたカシムの渋いファインプレーである。彼は陰の実力者と云えるだろう。
「やだ――やだってばぁ――はんっ」
あれほど三人を拒絶していたマリーシアの抵抗が、徐々に弱まってきた。時折甘い声も混じっている。
263退屈なサッカーをしよう♪:2005/06/05(日) 23:17:18 ID:RNkuoQB4
しかしこれ以上の進展はしばらく見られなかった。法衣の上からでは、いかにツートップと云えども
攻め辛い物がある。そうこうしている内に、マリーシアが理性を取り戻し始めた。
若い乳房に溺れていたツートップをきっと睨み、棘のある声で叫ぶ。
「あんた達、女の子にこんな事しておいて――許さないんだから!」
ルークとカシムの顔色が変わった。もしこの事件がマルスにでも報告されたらどうなる事か――
マリーシアが自軍の陣地まで下がっていたのは明らかだった。このままでは先制されてしまう。
と、ここで自陣手前まで下がっていたドーガがマリーシアの反撃を受け止めた。
マリーシアの脚を掴み、一気に彼女の胸近くまで押し上げた。法衣の裾が自然と捲り上がる。
「やだ何するのよ、ねえお願いだから止めて!パンツ、パンツ見えちゃう――」
自陣から一気に敵陣へ。守備の醍醐味は単に敵の攻撃を凌ぐのみに非ず、敵の攻撃を自軍の攻撃に
すり替える所にあるだろう。
マリーシアの陣地を守る門番は薄い下穿き。それさえ取り除けば良いのだ。
捲れ具合が不十分だったので、ドーガはマリーシアの尻を持ち上げるようにして裾を背中と腹に
押し上げた。丸見えになったマリーシアの下穿き、その柄は――
264退屈なサッカーをしよう♪:2005/06/05(日) 23:18:04 ID:RNkuoQB4
――ドゥラームだぁ!!

布地に散りばめられた無数の邪眼が、獣の欲望を持った男をじろりと睨んでいる!
これはとてもシスターに相応しい柄ではない。いや、それ以前に女の子の下着ではない。
イチゴ柄とかザクロ柄ならばまだ話は判る。子供っぽくて色気に欠けると笑い飛ばす事も出来るだろう。
しかし選りにも選って、マリーシアは何故こんな禍々しい意匠の下穿きを身に着けているのだろう。
敵陣を守る強烈な門番の印象に、攻め手の動きが完全に固まった。いや――
マリーシアも膝を持ち上げられ、両足を大きく広げられた姿勢で止まっている。
ロスタイムが心配な所だ。

ドーガがすぅ、と深く息を継いだ。
こういう時は何事もなかったように振舞うのが一番だと、ベテランの経験が物語るのだろう。
大事なのはあくまで敵陣であり、門番を脱がせてしまえば後は他の女性と変わりない。
普段ならいきなり下着を脱がせる真似はしないのだが、ここは一気に取り払う。
邪眼の上から柔らかな秘所を弄るのもナニだから――
海水に濡れて肌に張り付く灰色の茂みと、襞が小さくはみ出した健康的な桜色の秘裂が現れると、
マリーシアが最後の抵抗を試みた。
膝から下をバタバタと泳がせ、ドーガの顔を蹴ろうとする。
「ダメ、見ないで、恥ずかしい――あうっ!」
ドーガが頭をマリーシアの太股に埋めた。舌を使って秘裂をなぞり、左右の襞を舌先で突付く。
マリーシアは目を瞑り歯を食い縛って、背筋を登って脳髄に伝わる擽ったいようなむず痒いような
感覚にじっと耐える。
そんな彼女の首筋をツートップがぴちゃぴちゃと音を立てて舐める。これではマリーシアの
努力も台無しだ。
裂け目の奥から少しずつ滲み出た愛液を舐め取られる度に、マリーシアが甘い声を上げ――
「やあ――あぁ――っ!」
秘裂の合わさった所からぷっくらと膨らんだ蕾を吸い上げられ、マリーシアの身体がぴくんと震えた。
ついにドーガが下半身の衣服を膝までずり下ろした。いよいよ最終兵器の投入だ。
姿を現したドーガの最終兵器は、凶悪に反り返った大きなものだった。その先端をすっかり準備の
整ったマリーシアの小さな秘裂に宛がい、一気に腰を下ろす――はずだった。
265退屈なサッカーをしよう♪:2005/06/05(日) 23:18:38 ID:RNkuoQB4
だが上手く行かない。門番がいなくなっても、ここに来てマリーシアの陣地が意外な抵抗を見せる。
「止めて、痛い――痛いってば――」
ようやく先端がマリーシアの暖かい粘膜に飲み込まれた所で、マリーシアが呻き声を上げる。
彼女自身、自分の陣地に敵を迎え入れるのは初めての事だ。
攻め手の足踏みは容易に守り手にとって反撃の糸口となり得る。早急な対応が望まれる所だ。
ここでドーガの危機を救ったのは、やっぱりこの人だった。
カシムがマリーシアの頬から唇を舐める。最初にドーガが取った戦術に従い、啄ばむような
キスからディープキスへ。緊張を解きほぐすには良い戦術だ。
マリーシアの膣から緊張が抜けるのを感じ取り、ドーガが彼女の襞を押し分けてその中へと飲み込まれる。
「――んんっ!!」
マリーシアの目から、痛みとも悲しみとも付かない涙が一筋こぼれた。

カシムのアシストを受けて突入を果たしたドーガだが、しかし敵陣真っ只中での攻防はここから始まる。
彼にはマリーシアの暖かく滑った、処女の締め付けを味わっている余裕はない。
マリーシアにとっても余裕などなかった。ただでさえ大きな物が膣内に挿入されたのに、その傷口に
海水の塩分が染み入れば相当の痛みを引き起こす。
マリーシアは息をするのも苦しい、といった様子で苦痛に顔を歪ませた。えぐえぐと泣きじゃくる
彼女に構わず、ドーガがゆっくりと最終兵器を引き抜く。そして一気に沈める。
「うわ、ああぁぁ――」
身体を引き裂かれるような痛みに、マリーシアが堪らず叫び声を上げる。もう一度引き抜いて沈める。
「ああっ、あぁ――」
さらにもう一度、もう一度。彼女の乳房を揉むルークとカシムの優しい手付きに、マリーシアも次第に
慣れてきたようだ。
呼吸がドーガの動きと同調して、可愛い喘ぎ声まで漏れ出している。頬にも赤みが戻っている。
おっとここでルークが不満そうにドーガを見たぞ。流石に欲求の溜まった自分を差し置いて、
恍惚の表情で女の身体を味わっている先輩の姿には反感を覚えるのか。
ドーガが動きを止めて、そんなルークを一瞥する。ドーガの為すが侭になっていたマリーシアにも、
現状把握のチャンスが生まれるぞ。
「心配しなくても次はお前だから」
266退屈なサッカーをしよう♪:2005/06/05(日) 23:19:10 ID:RNkuoQB4
「でもドーガさん、オレもう我慢出来ないっスよ」
「じゃあ次までに口でして貰えよ」
マリーシアの顔から血の気がさっと引いた。冗談じゃない、ただでさえ危機的状況の中で
さらにもう一箇所攻められたら――
おっとルークが嬉々として自分の最終兵器を取り出したぞ。カシムが戦列を離れた所で
ぴたぴたと彼女の頬に最終兵器を叩き付ける。マリーシアがルークの兵器から顔を背けた。
が、下半身にドーガの熱い動きを受けて無防備にも顔を上げてしまう。
ルークがその隙を見逃さず、半開きになったマリーシアの唇へと兵器を侵入させた。
カシムは今回の攻防には参加しない。この老獪な狩人は、慌てずとも自分の順番が
回って来る事を知っているのだ。
「ん、ん、んー―」
ドーガの動きに苦痛を覚えなくなると、マリーシアには徐々に自分の置かれた状況を受け入れる
余裕が出て来た。
自分の予想しない形で純潔を奪われた。息は苦しい、下半身は痺れる。
しかし――こんな目に遭っている自分を、心のどこかで確かに喜んでいる。一体自分はどうなって
しまったのだろう。
ドーガの動きが早くなって来た。ルークも女の舌に自分を擦り付けて恍惚の表情を浮かべている。
そしてドーガとルークの動きが一瞬止まる。マリーシアが小さく呻き。

ゴ――――――――――ル!!!

ルークの精を口で受け止め、ドーガの精は身体の奥底で。
どくどくと放たれる熱い精液を注ぎ込まれる感覚は、マリーシアにとっても悪い物ではなかった。
やがて二人が身を離すと、マリーシアは喉の奥に注がれた精液に噎せ返る。
咳き込んだ彼女の秘裂から、少し血の混じった粘っこい白濁液がどろり、と零れた。
267退屈なサッカーをしよう♪:2005/06/05(日) 23:20:21 ID:RNkuoQB4
ここで前半戦が終了した訳だが、勝負の行方はこの時点で決したに等しい。
なぜならマリーシアに取っては勝負が無得点の内に終了する事こそが至上命題であり、
純潔を守る為には一点たりとも三人の男に与える訳には行かなかった。
それが、破られたのだ。
先制されたマリーシアからは、もう抵抗する意思そのものが消え去っていた。
人形のように虚ろな目をして、彼女は三人にされるが侭に法衣を剥ぎ取られる。
大人しく船底の床に膝を付き、竜骨に肘を付いた四つん這いの姿勢にされた。
ドーガがここで控えに戻り、ルークがいそいそと彼女の突き出した尻に回った。
腰を掴んで再び元気になった兵器を未だドーガの匂いの染み付いた秘裂に宛がう。

後半戦のスタートである。後はオマケのような物であるが、簡潔に記しておこう。
ルークの挿入から始まった後半戦だが、マリーシアはさほど嫌がる様子も見せずに彼を受け入れた。
だが未だ男に馴染んでいないのか、身体の奥を突かれて時折苦痛交じりの声を上げる。
しかし彼女はそれにも徐々に慣れて行ったようだ。
無意識ではあるが、彼女はルークの動きに合わせて時折膣内を締め上げていた。
「んっ――ふぅ――」
苦痛の薄れた喘ぎ声という物が、ルークの戦意を嫌が応にも高める。自分の動きで
女が喘いでくれたら、男にとってこれほど嬉しい事はないだろう。
マリーシアのやや未熟な尻の肉に、ルークの腰が打ち付けられる乾いた音が辺りに響いた。
暖かさ、滑り気、締め付け、そして匂い――男を知ったばかりの若い女の肉体が、経験の浅い
新兵を抗い難い魅力で惹き付ける。
「マリーシア!マリーシア!」
官能を刺激され、ルークの出入りが激しさを増す。それを逃すまいとマリーシアの体内が
奥へ引き込むようにうねる。
「あっ、あっ、あっあっあぁぁ、――!!」
後ろからルークに翻弄されていたマリーシアの前に、カシムが下半身を曝け出して立っていた。
そそり立つ彼の下半身を近付けられ、マリーシアは渋々それを咥え込む。
カシムは悦楽に溜息を漏らすが、しかしそれで満足する男ではなかった。
下向きに突き出した彼女の乳房に軽く触れる。弾力のあるそれをたぷたぷと揺らし先端を擦る。
それと動きを同じくして、自分の腰を揺らして彼女の口内を往復したのだ。
268退屈なサッカーをしよう♪:2005/06/05(日) 23:21:22 ID:RNkuoQB4
マリーシアが再び目を強く瞑った。全身の筋肉が強張ったのを、ルークもカシムも感じ取る。
ツートップはそのまま最後の助走を付け、やがて彼女の受け入れられる限り奥深くに辿り着き、

ゴ――――――――――ル!!!

そして今度はカシムがマリーシアを味わい、ルークとドーガが交代する。水溜りの上に胡坐を
掻いたカシムが膝の上にマリーシアを抱き、ドーガが立ち位置で自身を舐って貰うのだ。
ドーガの体格に見合った凶悪なそれは、マリーシアが必死に頬張ってもとても収まる物ではない。
口に含んだだけで、マリーシアの目尻に涙が浮かぶ。
カシムの腰がぱしゃぱしゃと水面を掻き回す度に、マリーシアは我慢出来ずに呻き声を漏らした。
彼女は苦痛など忘れていた。身体の中を往復する男の剛直と、捏ねくり回される乳房からの
甘い痺れとが連動しているのに気付いたのだ。
マリーシアはすっかり堕ちていた。ただ必死で男たちの欲望を受け止めたいと、酸欠気味の頭で思う。
あの熱く生臭い濁った体液を中に出される甘さなど、こうして男に身を預けるより他に得られまい。
感極まった男たちの囁きも、彼女にはどこか遠く感じられた――
「いいよいいよマリーシア、どんどんイヤらしくなって来てるよ」
「ああ。いい感じになって来てるよな、っと――」
絶頂の予感に、男たちの動きが激しくなる。そして――

ゴ――――――――――ル!!!

打者一巡の猛攻が終わっても、まだ三人の男はアウト一つ取られていない。もう一巡、と考えるのは
男の悲しい性だろうか――
この戦いで打者やアウトという表現など登場して来なかった。筆者の不明を恥じて陳謝すると共に、
前述した内容の訂正をお願いしたい。
既に累計で三回も得点している男たちだが、未だ後半戦は終わっていない。昼休みまでにはまだ若干の
時間的余裕を残している。
だから後は消化試合かと云えば然にあらず。攻められる時には出来る限り手抜きせず攻めておくのが、
後に行われる戦いを有利に迎える為のコツである。
269退屈なサッカーをしよう♪:2005/06/05(日) 23:22:01 ID:RNkuoQB4
残り時間を活用するもう一つの方法がある。新戦術の実戦テストを行う事がそうだ。
その新戦術の布陣は奇妙な物だった。まずカシムが水溜りに寝転んで、その上をマリーシアに
跨がせるのだ。
マリーシアは大人しくカシムを跨ぎ、自分から秘裂を指で開き腰を落として繋がった。
挿入の瞬間、彼女は何とも云えない艶やかな微笑をカシムに向ける。下から突き上げられるばかりで
なく、自らも腰を振ってカシムの兵器を体内で味わう。

そんな彼女の背後にドーガが立った。彼が何をするつもりなのかとマリーシアは一瞬怪訝な表情を
浮かべたが、尻の肉を両開きにされるように掴まれた所で重騎士の意図を理解する。
「ダメッ!!お尻に入れちゃダメッ、絶対ヤだッ!!」
性器同士の結合には慣れても、マリーシアは排泄器官への挿入には抵抗を示した。そんな物だろう。
陰唇よりもやや色の濃い、窄まったマリーシアの肛門に己の兵器を宛がいながら、ドーガは出来るだけ
優しい口調で語りかけた。
「大丈夫だよ、痛くしないから」
「そういう問題じゃない!大体さんざん痛い目に遭わせてくれたじゃないの、この嘘吐き!」
激しい口調が俄かに甦った感のあるマリーシアだが、しかし両の乳首を背後からドーガに摘まれて
小さく身を震わせる。
その間にもドーガは、何度も精液を受け愛液も垂れ流して粘り気に塗れた彼女の股間に兵器を
擦り付けて、兵器に丹念に塗す。
そして――
――いやああぁぁあ
マリーシアの叫びに合わせて、ドーガの剛直が彼女に侵入して行く。
固唾を飲んでその光景に見入っていたルークに、ドーガは振り向いて呼び掛ける。
「お前も、来いよ――」
理性を失ったルークは、互いに繋がった三人目掛けて突進した――
270988%マシン ◆ka5BrNUzcE :2005/06/05(日) 23:23:45 ID:RNkuoQB4
ここから先はオチです。『うほっ』系統が苦手な方はスルーでお願いします。
271退屈なサッカーをしよう♪:2005/06/05(日) 23:24:41 ID:RNkuoQB4
船足が快調だったお蔭で、翌日にはマルスの軍団を載せた船はカダイン近くの小さな波止場に到着した。
暑い日差しの下、船に掛けられた桟橋を渡ってフード姿の軍団員がぞろぞろと陸に上がる。砂漠での
進軍速度を考えて、その大半は傭兵と魔道士で占められていた。
これに弓兵を加えた歩兵軍団に、飛行部隊がその補助に回る。
弓兵のカシムは無論だが、重騎士であるドーガも彼らの一団に加わるべく甲板で待機していた。
彼らを見送るべく、ルークが彼らの傍に立つ。砂漠では馬の足が遅くなるので騎士団の出撃は
ないが、彼に限っては今後砂漠であろうとなかろうと出撃の機会は与えられないだろう――
気落ちした後輩を気遣い、鎧兜に身を固めたドーガは彼の肩を叩いて言った。
「そうしょげるなよ。今回はセシルの出番もないから、彼女と一緒にいられるだろう?」
そうっスね――ルークは力なく笑った。その脇からカシムが励ますような口調で割り込む。
「それに彼女が相手してくれなくとも、オレ達にはマリーシアがいるじゃない」
そうっスよね――ルークは噛み殺した笑い声を漏らした。ドーガとカシムは互いに目線を交わし、
この新兵ならば大丈夫だ、と確認した。
「では行って来る。カダインで合流したら、またマリーシアを呼んでやろうな」
「はい。あのお蔭で少し元気になりましたよ。やっぱり女って良い物っスよねえ」
あの後も順番を変えつつ、ルークは何度も熱く締め付ける肉の中で果てた。得点数で例えるならば、
三人合わせて二桁に届いているのは明らかだった。過去に男を知らなかったマリーシアが、
よくそれほど男の欲望を受け止められた物だと感心せざるを得ない。
ドーガの唇が小さく動いた気がした。微かに聞こえた彼の声と照らし合わせ、ルークは重騎士が
何を言ったのか頭の中で再現する。
――男もな
この重騎士は確かにそう言った。だがルークにはその意味が判らない。
困惑の表情を浮かべた新兵の考える事は、ベテラン二人にはお見通しだったらしい。
カシムが笑い声を上げた。可笑しくて敵わない、とでも言いたげである。
272退屈なサッカーをしよう♪:2005/06/05(日) 23:25:12 ID:RNkuoQB4
彼は一通り笑い終えると、年下の新兵に不完全な敬語で告げた。
「ルークさん、あんたオレ達と繋がってたマリーシアの股間目掛けて突っ走っただろう。
 アソコも尻も塞がっていたのなら、あんたはどこに突っ込んだと思う?」
「え――?」
ルークの中で、その時の記憶が徐々に鮮明さを帯びて来る。

最早男の性欲処理役として、身体の中を往復される度に掠れた善がり声を上げるマリーシア。
我を忘れて素晴らしい締め付けの肉感に酔い痴れ、激しく腰を揺らす自分。
そして――
――おううううん!!
女のような善がり声を上げる、ドーガとカシムの浮かべた恍惚の表情。
彼らはマリーシアだけではなく、何度も自分の名を呼んで果てたような。
そう言えば――
自分を締める肉の動きに、マリーシアのような肉襞のうねりが無かったような――

今や事実は明白だった。
ルークが無我夢中で達した絶頂には、男の中で果てた物が混じっていたのだ。
選りにも選って敵陣ではなく彼らの――自陣であるドーガとカシムの中で。
女の中で果てるのを得点とするなら、自殺点にも等しい行為だった。
所謂オウンゴールである。
ドーガとカシムがそう叫んだからと言って、決して『おううううんゴール』などと呼んではいけない――

暑気の激しい甲板の上で、ルークはその場に時間ごと凍り付いた。
ドーガとカシムはそんな新兵を、頬を赤く染めた艶やかな笑顔で見守った。

<<終>>
273988%マシン ◆ka5BrNUzcE :2005/06/05(日) 23:28:18 ID:RNkuoQB4
以上で終わりです。ホモネタが苦手な方、ご気分を害された事にお詫び申し上げます。

いやその、今週中に落とさないと無観客試合のネタが賞味期限切れそうだったんで…
もう切れてる?ああそう、そうですよね…_| ̄|○

書けたら書きます。ではお休みなさい
274ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/05(日) 23:28:40 ID:MHsK0R9v
リアルタイムハゲシクワロタw

GJ!
275名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 00:09:43 ID:wO0T3SIo
マシン氏…こんなのも書けるんだなw
GJ!
276名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 01:18:46 ID:Dg/X9tRN
マシン氏にはトルストイとか夏目漱石とかの堅い文豪の
イメージを持っていたのに、そのイメージが
光の彼方に消え去った。イイ意味で。

>筆者の不明を恥じて陳謝すると共に、前述した内容の訂正をお願いしたい
ここ特に禿藁
277名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 05:20:57 ID:dLuN7OGg
前スレの、イレースvsマカロフってことで
題して:
たかり女にお仕置きを、そんなに腹が減っているなら俺様のソーセージをご馳走だの巻
278名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 05:49:00 ID:FIqcZxH3
ほう、マリーシア…
超GJ!
卑怯→マリーシアという解釈。
カシムの母の病気もマリーシアかよ! 激ワロタw
うほっが自殺点かよ。入れるとこ間違えてるよ、確かにそうだよ。
重ねて超GJ!
279名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 13:16:15 ID:tJS5m80s
しかしタイトルがまた随分と懐かしいネタだな


『退屈なFEをしよう』
「退屈なFEをしよう」

『ジェイガンは最後まで使い倒そう』
「ジェイガンは最後まで使い倒そう」

『Sナイトは何人もいらない』
「Sナイトは何人もいらない」

マチス「全部うそだ!ところでレナはどこにいるんだ!」
280名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 10:52:56 ID:Gw5C3NIP
>273とても笑わせていただきました。ありがとうございます。
281ルゥくんお風呂に入りましょ♪:2005/06/07(火) 11:14:02 ID:Gw5C3NIP
お風呂でショタいたずら責め注意
       *
 孤児院で魔道士のルゥくんが仲間になりました。
 生脚丸出しのかーいい男の子です。

 そのルゥくんを見て、お姉さん方は胸がキューンと高鳴ります。
 キュンキュンキューン

 乙女パラメータ急上昇!
 ならヤるしかないじゃないか!

「はぁ・・・ルゥかわいいわぁ」
 木陰からルゥを見つめるシスターのエレンさん。彼女もまた、ルゥの生脚にノックアウトされた一人です。
「でも、どうしたらいいのかしら」
 苦悩するエレンさん。と、後ろを通りかかったギネヴィア王女が、ぽんと肩を叩いて一言。
「犯しなさい」
 なんだか悪役みたいな御言葉ですが。
 振り向いたエレンさんの瞳は、「それですね!」と輝いていた。

「そこの僕。ちょっといいかしら」
「は、はい」
 急に話しかけられて、ルゥはドギマギしちゃいます。
 だって相手はベルン王女のギネヴィアさん。侍女でシスターのエレンさんも一緒です。
 二人の美人のお姉さんに挟まれ、ドッキドキのルゥくん。赤面しちゃうのも無理ありません。

「私たちと一緒にお風呂に入りなさい。これは命令です」
「え?」
 言われた内容が分からずポカンとするルゥくん。
 その両手をギネヴィア王女とエレンさんが、それぞれ持ち上げる。
「さ、行くわよ」
 こうしてルゥはお風呂に連れ去られた。
 え、行軍中にお風呂があるのかって? あるといったらあるのです!
282ルゥくんお風呂に入りましょ♪:2005/06/07(火) 11:27:14 ID:Gw5C3NIP
「い、いや。やめて。見ないで」
 お風呂に連れ込まれ、強制的に服を脱がされ。
 ルゥはお風呂の片隅で、白い裸体を震わせます。

「ふふ。ほら。怖がらないで」
「そうよ。痛くなんてしないから」
 そのルゥに迫るギネヴィア王女と侍女エレン。もちろん二人とも裸です。

「ひ、ひいぃ!」
 手が触れた途端、ビクッと大きく震えるルゥくん。
 裸で迫る二人のお姉さんは、尋常でないオーラを発散させて。
 ルゥくんは小動物のようにガタガタブルブルと震えます。
 それがまた、乙女の琴線を刺激するのですが。

「ほら、怖がらないで」
 そんな震えるルゥくんが可愛くてしょうがなくて。
 エレンさんは優しくルゥを包み込む。

「あ……」
 エレンさんに包まれ、ルゥはその暖かさにほんわかと穏やかな気分になります。
 いつもの修道服の上からでは分からなかった、エレンさんの豊満な肉体。
 その柔らかさ、良い香り、そして聖母のような優しい気配。

「シ、シスター……」
 ほっと笑顔で顔を上がるルゥ。
「ごめんなさいね。驚かせて。ただルゥをお風呂に入れて、綺麗にしたかっただけなの」
 いつもの優しい口調。
 よかった。いつもの優しいシスターだ。
「ぼくの方こそ、ごめんなさい。王女様やシスターが優しくしてくれてるのに」
「ふふ。いいのよ」
 そしてルゥは気付く。今、このお風呂には、自分と美人のお姉さん二人が裸でいることに。
 ルゥは急に恥ずかしくなり、紅くなります。
283ルゥくんお風呂に入りましょ♪:2005/06/07(火) 11:40:01 ID:Gw5C3NIP
 ちらっと自分を優しく包むエレンさんを覗き込むルゥ。
 そのシスターの意外に豊満な乳房にカーと赤面。
 ルゥの視線に気付き、エレンさんが「ん?」と首を傾げる。

 慌てて視線を逸らすと、そこには美の女神がいた。
 
 裸体のギネヴィア王女。その完璧な美しさは、至高の芸術品である。

 目の行き場を無くし、下を向いて赤面するルゥ。
 そんな少年のウブな反応を、お姉さんはクスクスと見ていました。

「さあルゥ。体を洗いましょう」
 お風呂の中央にルゥを座らせ、エレンさんが背中に回ります。
 ルゥはもう目を開けていられなくて、ぎゅっと閉じていました。
「まずは背中を洗います」
 と、ルゥは背中に、むにゅっとした柔らかい温もりを感じる。
「え?」
 目を開けて背中を見れば−
 
 エレンさんが乳房で、背中をごしごしと洗っています。

「ひ、やめて…!」
「あら。動いちゃだめよ」
 反射的に逃げようとするルゥを、背後から抱きしめて逃さないエレンさん。
「ほーら。心地いいでしょ?」
 ルゥの華奢な背中に胸を当て、エレンさんはおっぱいをぷるんぷるんと震わせる。
「や、やあぁ。だめ、だめです、こんなこと!」
「あら。どうしてダメなの?」
 ぷるぷる
「だ、だって。こんなのいつものシスターらしくありません!」
「あら。ごめんなさい。本当の私は、こんな女なのよ。ふふふ」
 妖艶な笑顔を浮かべ、腕の中の少年に、乳房をぷるるんと、擦り付けるエレンさん。
284ルゥくんお風呂に入りましょ♪:2005/06/07(火) 11:51:57 ID:Gw5C3NIP
「は、はわわー。ひうー。はっあー」
「うふふ。気持ちいいのね。嬉しいわ」
 乳房をぎゅっと密着させ、エレンさんはそっと、ルゥのほっぺにキス。さらに耳に熱い息を吹きかける。
「あ、ああう」
 びくんとス振動するルゥくん。

 その様子を真正面から鑑賞していたギネヴィア王女は見ていました。

 ルゥのまだまだ未成熟な小振りのちんこ。

 その象さんの鼻のような、可愛らしいちんこが、鼻をもたげるのを。

 象さんパオーン。ルゥの象さんパオーン。

 その様子に、ギネヴィア王女はごくっとツバを飲み、遂に自ら動く。

「さあ。ギネヴィア様。お先にどうぞ」
 主人の意図に気付き、エレンさんはルゥの両脚を広げ、その真ん中の象さんを見せつける。
「いやー! やめてー!」
 もうルゥくんに抵抗する力はありません。

「ふふ。では頂くとしましょう」
 ギネヴィア王女は長い金髪を掻き揚げ、そっとルゥの前に腰を降ろし、その象さんを口に含む。

「アー」
 突然の未知の衝撃に、ルゥの小柄な肢体がピクット飛び跳ねます。若鮎のように。

 ちゅっちゅっ、ちゅぅ
 王女の口は、あまりにも暖かく心地よく−
「アー! あああ、あうあうあうー!」
 ルゥはピクント飛び跳ね、喘ぎ悶える。
「アアアー! アー!!」
285ルゥくんお風呂に入りましょ♪:2005/06/07(火) 12:01:10 ID:Gw5C3NIP
「や、やめて! だめー!」
 口に含んだルゥの細い小枝のような象さん。
 その可愛い象さんを、王女様が丹念にしゃぶり、味わいます。
「あー! だめ! だめだったらー!!?」
 背中から抱きしめ、腕の中で飛び跳ねるルゥに、エレンさんは最高に悶えた表情を見せました。

「やーん。ルゥったらかわいー」
 そして背中から、ルゥのピンクの乳首をつんと摘みます。

「ダメー! ぼく、ぼくもう!!!!!」

 ルゥの背中が限界まで仰け反り−

「出ちゃうよおおおおぉぉぉぉぉぉー!」

 ぷるっ

 その象さんの先っちょから、真っ白な液体が放出されます。

 ルゥくん初めての射精おめでとう!

 そのルゥの子種を、王女様はゴクゴクと飲み干します。
 ルゥの精液はミルクの味でした。まる。

「はー。はー」
 王女の口のナカで果て、がっくりとうな垂れるルゥ。

 もう頭の中が真っ白です。
「ふー。美味しかったわよ、ルゥ」
 満足しきったさっぱりな表情で、ようやくギネヴィア王女が口を離す。
 その口元の精液を、エレンさんがぺろっと舐め取った。
「あら。本当に美味しいわ」
286ルゥくんお風呂に入りましょ♪:2005/06/07(火) 12:11:49 ID:Gw5C3NIP
「はぁ。はぁ」
 お風呂場で横たわるルゥ。
「さあ、今度は私の番よ」
 今度はエレンさんが上から覆い被さり、ルゥの象さんをぱっくん。
「い、いや。もうやめて」
 弱々しく頭を振るルゥ。だがどうしても力が出ない。
「た、たすけて。誰か助けて」
 小さな口から漏れるのは、絶望的な望み。
「助けて! だれかーっ!」
 その願いが通じたのでしょうか。
「ちょっと! 何やってらっしゃるのですか!」
 お風呂場に、もう一つの声。
 たまたま入ってきたクラリーネさんです。
「ク、クリーネさん。助けて……」
「私も混ぜなさーい!」
「え?」
 だーとルゥに駆け寄ると、その生脚にクラリーネさんは飛びつく。
「私だって、この生脚狙っていたのですわ。
 王女様もシスターも二人だけなんてずるいです」
 ルゥの白く細い生脚に、すりすりと頬を寄せる貴族のお嬢様。
「うふふ。それでは三人で愉しみましょう」
 さらに王女様も、ルゥの華奢な薄い胸を、指でツツツとなぞっていく。
(ハァ。ルゥのここ美味しいわぁ)
 そしてルゥの象さんを一心不乱に舐めるシスター。
「いやー! もうやめてー!」
 ルゥの女難はまだ続く。

 その隣のお風呂では。
「ロイ。ルゥを助けなくていいの?」
「僕には止められないよ」
 ロイとリリーナが仲良く混浴していました。
287ルゥくんお風呂に入りましょ♪:2005/06/07(火) 12:14:46 ID:Gw5C3NIP
 そして。

 ギネヴィア王女、エレンさん、クラリーネさんにミルクを全て吸い取られ−

 ルゥはお風呂にうかーと浮かびます。

 ぷかー

 ぷかー

 ぷかー

 ぷかー

 ぷかー

 ぷかー

 ぷかー

 ぼちゃっ

「きゃー! ルゥが、ルゥが沈みましたわー!?」
「じ、人口呼吸! 人口呼吸!!」
「それなら私がー!」
288ルゥくんお風呂に入りましょ♪:2005/06/07(火) 12:18:47 ID:Gw5C3NIP
 やがて。

 戦いが進むと、今度はルゥの双子の弟のレイが仲間になります。

「あら。今度の子も可愛いわね」
「ルゥの双子の弟ですって」
「ツンツンの男の子も可愛いわ」
「気の強い子が、どんな風に悶えるか楽しみですわ」
「うふふ。双子プレイもいいかもしれません」

 なお、戦いが進むに連れ、お姉さんも増えてます。

(つづかない)
289外伝:2005/06/07(火) 12:20:06 ID:Gw5C3NIP
以上で終わりです。ごめんなさい。いろんな意味で。
290 ◆ozOtJW9BFA :2005/06/07(火) 19:24:07 ID:AI3B46iP
      _,,:-ー''" ̄ ̄ ̄ `ヽ、
     ,r'"           `ヽ.
 __,,::r'7" ::.              ヽ_
 ゙l  |  ::              ゙) 7
  | ヽ`l ::              /ノ )
 .| ヾミ,l _;;-==ェ;、   ,,,,,,,,,,,,,,,_ ヒ-彡|
  〉"l,_l "-ー:ェェヮ;::)  f';;_-ェェ-ニ ゙レr-{   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | ヽ"::::''   ̄´.::;i,  i `'' ̄    r';' }   | 久々にワロタ
 . ゙N l ::.  ....:;イ;:'  l 、     ,l,フ ノ   | こういう文章なのが
 . |_i"ヽ;:...:::/ ゙'''=-='''´`ヽ.  /i l"  < 外伝さんだったんだよな
   .| ::゙l  ::´~===' '===''` ,il" .|'".    | 今の新参はユーモアがないから困る。
    .{  ::| 、 :: `::=====::" , il   |     \________
   /ト、 :|. ゙l;:        ,i' ,l' ノト、
 / .| \ゝ、゙l;:      ,,/;;,ノ;r'" :| \
'"   |   `''-、`'ー--─'";;-'''"   ,|   \_  
291ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/08(水) 03:21:45 ID:m3I5aHxb
どうも、ダミアンです。

投下前の注意書き

・鬼畜や陵辱といった内容は一切ありませんが、今回は、バアトルがカアラの最期を看取るというお話です。
 重い内容だけに、鬱になるかもしれません。ご注意下さい。
(なるべくそうならないように注意はしたつもりですが・・・)

では、投下します。
292ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/08(水) 03:22:24 ID:m3I5aHxb
死と変容(1)

とく、とく、とく、とく・・・・・・

愛する妻・カアラの手を握るバアトルの手に伝わる、弱々しい鼓動・・・・・・
「カアラ・・・・・・」
バアトルが呼ぶと、ベッドの上の愛しい妻は、顔だけを彼に向けた。
「・・・・・・。」
かつて、共に修行に勤しんだ頃の妻の美しい顔・・・それは、わずかに面影を残すのみ。
頬はこけ、顔色は青白くなっていた・・・隣に座る、娘のフィルを見ると、よくわかる・・・
娘は、妻によく似ていた。いや、正確には、妻の元気な頃に・・・
ほとんど父親に似ていない娘・・・・・・だが、部分的には、いくつかバアトル似なところもある。
フィルは、産まれてから、ほとんど病気らしい病気をしたことがない。この彼女の健康優良児ぶりは、まさに父親ゆずりであろう。
また、その一本気でそそっかしい性格も、バアトル譲りであろう。
少し前に、パント夫妻が遊びに来たときも、パントはフィルを見て笑った。
「バアトル、君にそっくりな娘じゃないか。」
そう言われて、バアトルは少し難しい顔をして、首をかしげた。
「そうであろうか・・・?」
「うふふ。ご両親から、いいところばかりを受け継いだのですわね。」
293ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/08(水) 03:22:53 ID:m3I5aHxb
死と変容(2)

バアトルは、じっと二人の顔を見つめる・・・
「父上?」
「あなた?」
視線に気づいてバアトルのほうを見る二人の顔・・・そっくりな顔のはずなのに、娘のほうは血色もよく、生命力溢れる顔。
一方のカアラのほうは・・・顔色は青白く、瞳はその輝きを失っていた・・・
誰が見てもわかる。
妻の生命の灯火は、あとわずかであること・・・・・・

共に永遠の愛を誓った、バアトルとカアラ。
しかし今、妻が永遠の旅路へと、旅立とうとしている・・・・・・
バアトルはカアラの手を離し、その力強い己の両手の拳を、ぎゅっと握りしめた・・・。

なぜ、わしはこんなにも無力なのだ!?

かつて、最強を目指した男・・・・・・男の望みどおり、男は比類なき名声を手に入れた。
「最強バアトル」「豪腕バアトル」
彼の行く先々で、強者どもはひれ伏し、悪人どもは算を乱して逃げ出す・・・・・・
だが・・・今、妻の病を前にして、この男ができることは、何もなかった・・・。

最強が、聞いて呆れる。

何が最強だ!目の前にいる、最愛の人の命一つ、救えんではないか!

バアトルは拳を握りしめ、自分を責める。まるで、力なき自分を、嘲り笑うように。
ぐっ・・・・・・。
いくら力があっても、最強と謳われても、惚れた女一人を守れない自分・・・
バアトルはただ、口惜しかった・・・
294ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/08(水) 03:24:22 ID:m3I5aHxb
死と変容(3)

その愛しい人が、握りしめた拳を、そっと優しく撫でた・・・・・・
「あなた・・・・・・そんなに悲しい顔を・・・・・・しないでください・・・・・・」
妻の言葉に、バアトルははっと顔を上げる・・・そして、愛しき妻の顔を見た。
「もっと・・・・・・いつものように、豪快に・・・・・・笑って・・・・・・ください・・・・・・
・・・・・・でないと・・・・・・私も・・・・・・悲しくなって・・・・・・」
妻の悲しむ表情・・・・・・察するに、己の顔は、今にも泣きそうになっていたのであろうか・・・?
バアトルは目をごしごしこすると、にかっと笑う・・・・・・無理やり作った、作り笑顔・・・
しかしそんな笑顔でも、バアトルを見てカアラは微笑んだ。
「あなたの・・・・・・豪快な笑顔が・・・・・・大好き・・・・・・」

一瞬の沈黙。三人だけの、穏やかな時間・・・・・・
295ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/08(水) 03:25:00 ID:m3I5aHxb
死と変容(4)

だが、妻の身体に巣食う悪魔は、そんな穏やかな時間を、あっさりと食い破って出てくる・・・・・・

「ごほっ、ごほっ・・・」
急にカアラは胸を押さえて、激しく咳込んだ・・・・・・
「い、いかん!発作だ!フィル、すぐにお医者様を!」
「は、母上!しっかりして!」
「フィル!早く先生を呼んでこい!」
「はい!母上、今、お医者様を呼んできますからね!」
フィルはそう言って、すぐに部屋の外へと駆け出した・・・・・・
「カアラ!しっかりするのだ!今、お医者様が来るからな!」
青白い彼女の顔から、さらに血の気が引く・・・
「カアラ・・・・・・カアラよ・・・・・・」
妻の手を握りしめ、ただひたすら祈るしかできない・・・・・・己の無力さが、恨めしい・・・
人一人も救えんで、何のための力か!
バアトルはただ、己を責めることしかできなかった。
だが、カアラは、バアトルの力強い温もりに、何とか持ち直したようだった。
「はあ、はあ、はあ・・・・・・あなた。」
「カアラ・・・・・・」
「あなたと過ごした日々・・・・・・幸せでした・・・・・・」
妻はそう言って、ゆっくりと思い出を語り始めた・・・・・・
296ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/08(水) 03:25:38 ID:m3I5aHxb
死と変容(5)

「・・・・・・やはり、ここにもおらぬか・・・・・・」
とある闘技場。観衆は、しーんと静まり返っていた・・・・・・
長い髪の美しい女性剣士の、すさまじい剣さばきに。
彼女よりも、はるかに体格のでかい男たちが、次から次へと倒されてゆく・・・
「・・・・・・すげえ・・・・・・」
あまりの凄まじさに、観衆は声も出ない。
「むっ!?何だ何だ!?」
そこにやってきた、この闘技場最強の男・バアトル。彼はいまだかつて、敗北を知らなかった。
「貴様〜!よくも俺の舎弟たちをーっ!!!」
そう言ってバアトルは斧を構える・・・・・・そして、バアトルは、女性剣士に向かって、突進する・・・・・・
だが、次の瞬間・・・・・・
お腹に強烈な一撃を食らって、目の前に火花が散る・・・一瞬、彼のバランス感覚は失われ、よろよろとよろめくと、
次第にバアトルの身体は傾き始めた・・・・・・
(ま、まさか・・・・・・俺が・・・・・・負ける・・・・・・?)
そして、地面に横になる・・・・・・バアトルを見下ろして、女性剣士は、ふっと笑みをもらした。
しばらくのちに、彼が意識を取り戻すと、もう彼女はいなかった。
「あ、あいつは・・・・・・一体・・・・・・?」
生まれて初めて味わう、敗北という屈辱に、バアトルはわなわなと身体を震わせた・・・
297ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/08(水) 03:26:11 ID:m3I5aHxb
死と変容(6)

そして、彼が次に彼女を見たのは、オスティアの闘技場・・・・・・
「むっ!き、貴様は・・・・・・!ここで見つけたが百年目!今こそこの前の借りを返さん!いざ、尋常に勝負!」
バアトルの視線の先には、あの女性剣士。
「ふっ・・・・・・よかろう。では!」
再び火花が散る・・・だが、今度は、バアトルもそう簡単にはやられない・・・
「ほう、腕を上げたな。」
「当たり前だ!このバアトル、同じ相手に二度も不覚は取らん!」
そして二人は離れる・・・・・・すると、女性剣士は、構えを解いた。
「気に入った。私は、お前に付いて行く。」
「なっ!何を突然言い出すのだ!?」
「お前、いつかは私に勝つのであろう?なら、都合がよいではないか。」
「むむ・・・確かにそうだが・・・」
「よし!それでは、これからよろしく頼むぞ!」
女性剣士の名はカアラといった。この二人が、後に夫婦になるとは、この時点では、まだ誰も想像できなかったであろう。

この時点ではリキア同盟のフェレ家に雇われていたバアトル。しかし、フェレ家最大の敵が倒れて、契約は終了した。
「バアトル殿、今までありがとう。どうか、あなたもお元気で!」
フェレ家の新公爵・エリウッドがバアトルの手を握る。すると、バアトルも手を握り返す・・・
「俺も、エリウッド様のお役に立てて、すごく嬉しかったですぞ!また、何かあったら、俺を雇ってくだされ!」
そしてバアトルはフェレ家のお城を出た。すると・・・・・・
298ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/08(水) 03:27:07 ID:m3I5aHxb
死と変容(7)

「バアトル。」
城門を出た先に待っていたのは、カアラだった。
「むおっ!?お、お前はカアラ!いったいどうしたのだ!?」
カアラを見て驚くバアトル。しかし、彼女は平然と答えた。
「言ったではないか。私は、お前に付いていくと。」
「む・・・しかし・・・」
「ほら!さっさと行くぞ!」
「行くって、どこへだ?」
「知らん。お前が決めるとよい。」
「あのなあ・・・・・・。・・・そういえば、お前は兄を探してるのだったな。」
「兄には会えた。」
「じゃあ、勝負だ!」
「・・・・・・まあ、よかろう。」
こうして、二人の気ままな旅が始まった。だが・・・・・・

バアトルとカアラ。二人は、まだ若い男女である。
そんな二人が、勢い男女の関係になるのは、当然の成り行きであった。

299ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/08(水) 03:29:58 ID:QzDM0LCb
死と変容(8)

その日は、薄暗い古砦に泊まることになった。
昼間、この近辺にたむろする山賊を、二人でさんざんに打ち破ったお陰で、辺りには誰もいなかった。
うっすらと月明かりのみが、狭い部屋を照らす・・・・・・壁は石が積んであるだけの、狭くて脆い砦。
要塞としての機能は、はっきり言って無きに等しい・・・おそらく、敵を見張るためだけに建てられたのだろう。
明らかに篭城には向かない、粗末な砦。
「バアトル。」
名前を呼ばれて、バアトルはカアラのほうを見る。
すると、バアトルの心臓は、いきなり激しく鼓動を打った。
「か、かかかか、カアラ・・・・・・!?」
月明かりにうっすらと浮かぶカアラの姿・・・・・・そこに映し出されたのは、彼女の艶めかしい裸体。
「カアラ!?い、一体、何を・・・?」
するとカアラは、そのままバアトルに寄り添う・・・。
「バアトル・・・・・・おぬしは、男だ・・・・・・。」
「む・・・・・・、それは、そうだが・・・・・・?」
察しの悪いバアトルを見て、カアラは少しムッとした表情をした。
「そして、私は女なのだぞ・・・?」
「なっ!?そ、それは・・・・・・」
そして、カアラはバアトルの手を握る・・・・・・そして、その大きな手を自分の胸に当てた。
柔らかい女の胸の温もりが、バアトルに伝わる・・・・・・
「まだわからないのか?おぬしは男。そして、私は女。その二人が、この狭い部屋に二人きりなのだ。そして、周りには誰もいない・・・」
そこまで言ってしまえば、いくらバアトルでも、さすがに気づく。
次の瞬間、カアラは、バアトルに組み伏せられる・・・・・・
「ん・・・・・・」
唇が重なり合う・・・そして、バアトルは唇を離した。
「カアラ!お前は、何ていい女なのだっ!!!」
「ようやくわかったか。・・・・・・まったく。私をいつまで待たせるのだ?」
300ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/08(水) 03:30:39 ID:QzDM0LCb
死と変容(9)

「カアラ・・・・・・。」
「私は・・・おぬしが・・・こんなに・・・す、好きなのに・・・・・・」
そのとき、バアトルは気づいた。彼女が、泣いていることに。
「少しも、女として見てくれていなかったではないか!」
「そんなことはない!断じて!」
「ではなぜだ?」
カアラは尋ねた。バアトルが、今まで自分に手を出さなかった、その理由。
「お・・・俺は・・・怖かった。お前と・・・・・・一線を超えることに。」
カアラに会うまでは、恋をしたことも、ましてや男女の関係になったこともなかったバアトル・・・・・・
彼にとって、男女の一線を超えた世界は、未知の領域であった。
「お前と、一線を超えてしまったら、もう後戻りできなくなる・・・それが・・・」
「私はかまわない!おぬしと一緒なら、男女の一線を超えてしまっても、かまわなかった・・・のに・・・」
「カアラ・・・お前は・・・そう・・・思っていてくれたのか・・・臆病なのは、俺だけだったのだな・・・」
後悔・・・・・・
自分の知らぬ間に、カアラにさみしい思いをさせてしまったことへの・・・・・・

「すまん・・・・・・カアラ、もう・・・さびしい思いは・・・させない!」
「バアトル・・・・・・大好き・・・・・・」
もう後戻りはできない。だが、今、二人の前に、一本の道が示された。
それは、二人で歩む道・・・互いに、手と手を取り合って・・・歩いていく道・・・・・・
301ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/08(水) 03:31:30 ID:QzDM0LCb
死と変容(10)

バアトルはやり方を知らなかった。
今、男と女として裸で向き合っているが、詳しいやり方など、元々この男が知るわけがない。
それだけではない。
カアラも、その手の知識には疎く、ただ抱き合って一緒に寝るぐらいしか知らなかった。
「・・・・・・どうするか・・・・・・?」
「む・・・・・・。」
誰か知っている人に聞こうと思っても、ここにはバアトルとカアラの二人だけ。
遠くに聞きに行ったとしても、随分時間がかかってしまう。
二人は、今、やりたいのだ。
「ええと・・・・・・」
バアトルはふと、この間までのエリウッド一行の軍中を思い出していた・・・
確か、あれは・・・魔道軍将の奥方が、夫の愛弟子に、何かアドバイスを送っていたのだったな・・・・・・
「ルイーズ様、僕、どうしてもセーラとうまくいかなくて・・・・・・」
「ねえエルク。あなた、変に気取ってない?気持ちはわからないではないけど、男と女っていうのは、そういうものではないの。
本当に愛する人の前では、気取ってはダメ。本能のままに、愛すればいいのよ。」
そして、魔道軍将の妻は、夫の愛弟子の肩をポンと叩いて言ったのだったな・・・・・・
「本能のままに、愛しなさい。」

その言葉が、バアトルの脳裏に響き渡る・・・・・・
本能のままに、愛しなさい・・・
本能のままに、愛しなさい・・・
本能のままに、愛しなさい・・・
・・・・・・。
・・・・・・。
302ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/08(水) 03:31:58 ID:QzDM0LCb
死と変容(11)

「きゃっ!」
バアトルはいきなり、カアラの両足を掴み、左右に大きく開いた・・・・・・
そして、その中央に咲く花に、己の分身を当てると、一気に貫いた。
「ぎゃあっ!」
股間の痛みに、カアラは思わず悲鳴をあげた。
「抜いて!い、痛い!」
しかし、そんな悲鳴は、すでに獣になっているバアトルには届かない。
「うおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」
力強く、そして凄まじい勢いで腰を振るバアトル・・・・・・
「ひいっ!ひっ!ひいいいいいっ!!!」
カアラには、もはや何も考えることはできなかった・・・
股間の痛みに、ひたすら耐えるだけ・・・・・・
まるで、倭刀を丸ごと突き刺されたような、強烈な痛み・・・・・・
気持ちいいなんてものではなかった。
303ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/08(水) 03:32:27 ID:QzDM0LCb
死と変容(12)

少し前・・・・・・

「何だって!?あんた・・・男を知らないのかい!?・・・・・・ぷぷぷ・・・・・・あーっはっは!」
「わ、悪いか!」
顔を真っ赤にして怒るカアラを前にして、ヴァイダは勝ち誇ったような高笑いをあげた。
「じゃあ、教えてやるよ。男ってのはね・・・・・・すごく、気持ちいいものなんだ。
まるで、身体の芯から抉り取られるような、凄まじい快楽・・・・・・」
そこまで言うと、ヴァイダは横を向いた。
「おっ!ヒースが来た!おいっ、ヒース!」
「は、はい、何でしょう、隊長?」
「お前・・・わかってるんだろうね!今夜は・・・・・・覚悟しなっ!」
「は、はい!」
「・・・とにかく、男ってのは、気持ちいいものなのさ。それを知らないで死んだら、大損だね。」
「む・・・そうか。それでは・・・考えておくことにしよう。」

ヴァイダが自慢げに語った、快楽・・・・・・
しかし、今感じてるのは、快楽ではなかった。
強烈な痛み・・・・・・やがてそれは、熱い濁流を、胎内に噴き出す・・・
「はあ、はあ、はあ・・・・・・」
バアトルは息を切らせて、ようやく息子を抜いた。
「カアラ・・・・・・気持ちよかった・・・・・・」
「私は痛かったぞ・・・・・・」
「何!?」
涙目でカアラはバアトルを睨む。
「す、すまん・・・・・・」
一瞬にしてしぼむバアトルを見て、カアラは思った。
「まあ、許してやるか・・・・・・」
304ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/08(水) 03:33:09 ID:QzDM0LCb
死と変容(13)

「すまぬ・・・・・・あの時は、前戯とやらを知らなかったのだ・・・・・・」
病床の妻に、バアトルは申し訳なさそうに謝った。
「ふふふ・・・・・・今思えば、皆、懐かしい・・・・・・」
バアトルを見て、カアラはにこっと微笑んだ。
「でも、あの時・・・すごく痛かったけど・・・・・・とても幸せな気分だった・・・・・・」
「そ、そうか!?」
「あなたの愛を、強く感じたから・・・・・・」
「むう・・・・・・」
バアトルが少し考え込むような仕草を見せると、カアラは言葉を続けた。
「あれから、いろいろなことがあったけど、私は・・・・・・」
そう言いかけて、カアラは急に咳込んだ。
そして胸元を押さえて、急に苦しみだす・・・
「カアラ!しっかりしろっ!!!」
青白く、生気を失ってゆくカアラの肩を、バアトルは激しく揺さぶった。
「フィル・・・フィルは、何しておるのだっ!!!」
「あなた・・・・・・。」
消え入りそうな弱々しい声で、カアラはバアトルを呼ぶ・・・。
「私は・・・・・・もう・・・・・・」
「弱気なことを申すな!しっかりせい!」
すでに生気を失った目で、カアラはバアトルを見つめる・・・・・・
「あなた・・・・・・」
「カアラ!」
「私の・・・・・・最期の・・・・・・願い・・・・・・」
「申してみよ!」
バアトルはカアラの手をしっかりと握る・・・すると、カアラは、最期の力を振り絞って、強い力で握り返してきた・・・
「私を・・・・・・抱いて・・・・・・下さい・・・・・・」
「カアラ?」
「あなたの・・・・・・腕の中で・・・・・・旅立ちたい・・・・・・」
305ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/08(水) 03:33:40 ID:QzDM0LCb
死と変容(14)

バアトルはそっとカアラを抱きしめると、彼女の全身をひょいと持ち上げる・・・
バアトルの目に、うっすらと涙がにじむ・・・・・・
すっかりやつれ果てたカアラ・・・・・・彼女の体重は、元気だった頃の半分ほどしかない・・・・・・
(こんなに・・・・・・痩せ細って・・・・・・)
「あなた・・・・・・違う・・・・・・」
カアラの意外な答えに、バアトルは驚いた。
「何!?・・・・・・違うって・・・・・・?」
バアトルにはカアラの意図はわからない。すると、カアラは苦しそうな表情で言葉を続けた。
「あの時の・・・・・・砦の・・・・・・夜の・・・・・・」
「カアラ・・・・・・」
ようやく、バアトルにも、彼女の意図がわかった・・・。
すぐに、カアラを寝かせ、寝巻きのすそをめくって、下着を外す・・・・・・
そして、両足を左右に広げた・・・・・・あの時と、同じように・・・・・・
「あなた・・・・・・来て・・・・・・」
カアラが促すと、バアトルはベッドの上に乗る・・・・・・そして、あの時と同じように、男根を挿してゆく・・・・・・
「・・・・・・ん・・・・・・」
「カアラ・・・・・・」
この世での最期の思い出・・・・・・カアラはそれを、丹念に味わっているように見えた。
あの頃と違って、もう痛みはない・・・・・・すでに何度も経験しているし、出産も経験している・・・・・・
「あなた・・・・・・懐かしい・・・・・・もっと・・・突いて・・・・・・」
青白い顔で、カアラがバアトルを促すと、バアトルはそっと優しく突く・・・
「ダメ・・・・・・強く・・・・・・」
「カアラ・・・・・・無理を言うな・・・・・・」
「いや・・・・・・力強い・・・・・・あなたを・・・・・・感じたい・・・・・・」
「カアラ・・・・・・。」
「私の・・・・・・最期の・・・・・・願い・・・・・・。」
306ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/08(水) 03:34:19 ID:QzDM0LCb
死と変容(15)

バアトルは一瞬、ごくりと息を飲んだ。そして、呼吸を整えると、ぐいっと力強く彼女を突く。
「ああっ!あなた・・・・・・こ、これよ・・・・・・」
今、二人の世界は、あの、若かりしころの風景・・・・・・
ただひたすらに、お互いを鍛えあい、そして、愛し合った、あの風景。
少しだけ、カアラの顔色が・・・・・・血色がよくなる。
「ああっ!あなたああああっ!好き!大好き!!!」
「カアラ・・・・・・わしも・・・・・・愛しているぞ!!!」
「あっ・・・・・・あなたが・・・・・・入ってきているわ・・・・・・幸せ・・・・・・」
あの時と同じく、カアラの胎内に精を噴き込むと、彼女の顔色が、一瞬、輝きを増した。
しかし・・・・・・
それは、カアラの生命の灯火の、最期の輝きだった・・・・・・

「あなた・・・・・・。」
妻が、再び生気を失った顔で、夫を見つめる・・・・・・
「カアラよ・・・・・・」
そこに、フィルがようやく戻ってくる・・・・・・。
「父上!お医者様を、連れてきました!」
だが・・・・・・
「母上・・・・・・?」
フィルにも、一目でわかった。もう、カアラは・・・・・・どうしようもないということが・・・・・・。
最期に、娘に言葉を残せる時間・・・・・・神は、それだけは用意してくれていたのだ。
カアラはフィルを見ると、言葉を遺す・・・・・・
「フィル・・・・・・強く・・・・・・生きなさい。」
「母上!やだっ!死んじゃやだっ!!!」
フィルは母親のベッドにすがって泣きじゃくる・・・・・・
そして、カアラは、バアトルのほうを見た。
「あなた・・・・・・フィルと、兄上を・・・・・・頼みます・・・・・・」
307ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/08(水) 03:35:34 ID:QzDM0LCb
死と変容(16)

「カアラ・・・・・・わかった。」
そして・・・・・・
「最期に・・・・・・あなた。」
「カアラ?」
「私は・・・・・・生まれ・・・変わっても・・・あなたの・・・・・・妻に・・・・・・」
「わかっている。何べん生まれ変わっても、お前はわしの妻・・・そして、わしはお前の夫だ。」
その言葉を聞いて、カアラは、そっと小指を差し出した。
「げんまん。」
「ん・・・。」
バアトルが小指を差し出すと、カアラの細い小指と、バアトルの太い小指は、しっかりと繋がれた。
だが・・・・・・カアラの小指の力が、急に抜けていく・・・・・・
同時に、彼女の小指を通じてかすかに伝わっていた心音が、すっと消えた。
「カアラ!?」
「母上!!!」
もう、カアラの身体からは、何の力も感じられない・・・・・・彼女の呼吸も、そして心臓の鼓動も。
「母上ーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
母親の亡骸にすがって、フィルは泣き叫んだ・・・・・・。
その横で、バアトルは、俯いていた・・・・・・。
308ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/08(水) 03:36:18 ID:QzDM0LCb
死と変容(17)

空は快晴。
ぽかぽかと暖かい日光。
「カアラ。ようやく着いたぞ。」
雲ひとつ無いこの大草原に、さわやかな風が吹く・・・・・・
カアラの愛した大地。ここに、静かにたたずむカアラの墓標。
墓標は、バアトルの手作りだった。フィルが、きちんとした職人に頼もうと言ったのに、バアトルは自分が作ると言い出して聞かなかった。
「母上、お久しぶりです。」
「カアラ、驚いたか?今日は、フィルの子供たちも連れて来たんだぞ。」
フィルの夫は、ちょうど仕事で予定が空けられなくて、仕方なく子供たちだけ連れてきたのだ。
「さあお前たち、おばあちゃんに自己紹介をしなさい。」
バアトルがそう促すと、子供たちは墓標の前に横一列になって、順番に自己紹介をする。
「カアラ、これで、お前もめでたくおばあちゃんだな!もっとも、わしもすっかりじいさんになっちまったがな!はっはっは!」
そして、子供の一人が、バアトルのひざをぽんぽんと、かわいく叩いた。
「ねえおじいちゃん!おばあちゃんのお話、聞かせて。」
「おおっ!聞きたいか!では、何から話そうか・・・・・・」
カアラの墓標の前で、皆は輪になって座る。

ふとバアトルは空を見上げた。
心地よい草原の風が、カアラの愛した草原の風が、ふっとバアトルの身体をくすぐる。

(カアラよ。何べん生まれ変わっても、わしらは・・・・・・夫婦だ。)

おしまい
309ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/08(水) 03:37:40 ID:QzDM0LCb
途中連投規制に引っかかったので、一回接続を切って繋ぎ直しますた・・・・・・OTL
310名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 07:32:45 ID:rq5tOcou
>>309
ダミアン氏、GJでした。
自分、あんまり涙腺弱いほうじゃないんだけどね、不覚…
311名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 09:21:50 ID:tsldqRgS
ダミアン氏とマシン氏は主旨変えでもしたのか?
作風がいつもと正反対だ。
何はともあれ2人ともGJ!
312名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 10:07:42 ID:KFtw0Cj5
作者がダミアンたんなだけにいつギャグになるかと思いながら読んだ。
泣いた。正直すまんかった。GJ!
313名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 19:00:59 ID:Cxn8X4x3
お二方の中の人が入れかわっ(ry
いやあGJであります。新鮮だったし。
314名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 20:03:09 ID:yCscF1JK
>>281-288
外伝氏GJ!
掴みの良さが最高!最初の二行でグッと来た。
ギネヴィア様、「犯しなさい」って…

(´-`)oO( ロイとリリーナ、どんな風に仲良くしてたんだろう…)
315名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 22:05:01 ID:sZFJ05Xu
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/news/1118233676/137
137 名前:番組の途中ですが名無しです[sage] 投稿日:2005/06/08(水) 21:55:14 ID:vWAtQe490
これがマリーシアか
316名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 23:07:13 ID:3NlldNAR
>>ダミアン
エロパロかと思ったらお涙頂戴物かよwww
今時流行らないってのwwwwww














な、筈なのに何で涙がでてくるんだ。
敢えてフィルの旦那挙げない辺りがまたなんともいいGJ。
317名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 01:11:18 ID:qJTgxo5l
ダミアン氏GJ!
ウワアアァァァァァン。カアラさんが切ない切ねえよぅ。
でも最後のセクースをフィルが目撃するかとドキドキしてしまった俺は、冥府魔道に逝ってくる。
318名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 01:32:57 ID:qJTgxo5l
>>54-62の続きで、兄リュート×妹デューテです。近親相姦注意。
      *
・第三章アルム軍水門戦。
 ソフィア王国とリゲル帝国を挟む水門。ここを陥とせば、リゲル本土まではもうすぐである。
 ワーと攻め込むアルム軍。
 その中に、魔道士リュートの姿があった。
 妹デューテを妖術師タタラに連れ去られ、救出の為にアルム軍に加わったリュート。
 彼にとっては、戦の勝敗よりも妹を救出する方が大事だった。

 その頃。水門内部。
タタラ「ふぉふぉ。おまえたちにこのタタラさまがたおせるとおもうか」
タタラ「デューテよ。あのおろかものたちを、おまえのオーラでしょうめつさせよ」
タタラ「やつらにてんばつをあたえるのだ」
デューテ「タタラサマニ、サカラウオマエタチ、コロス」
タタラ「ドーマのかごがあらんことを」

 水門に向けて、着実に攻め込むアルム軍。だがその進撃が不意に止まる。
 『ワープ』によって突如出現した少女が、未知の攻撃魔法『オーラ』を繰り出してきたのだ。
「タタラサマニ、サカラウオマエタチ、コロス」
 無表情なままオーラを繰り出すデューテ。その強力無比な一撃に、アルム軍の面々は怯えました。びびりまくりです。
「そーれ、退却、退却〜」
 魔防の極端に低い騎士クレーベなどはとっとと逃げ出す。それを追う洗脳デューテ。目が怖い。
「しょうがねえ。ヤるか」
 すちゃっと王家の剣を構える主人公アルム。その後頭部をリュートがどつく。
「待て。あれは俺の妹だ」
 茶色のポニーテールに緑の服。可愛らしい幼さを残した童顔。そして左手の薬指に填めた祈りの指輪。リュートにはすぐに分かった。妹のデューテだと。
319名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 01:47:45 ID:qJTgxo5l
 だがその瞳。以前は爛漫に輝いていた瞳が、今は殺気の籠もった怖いものになっている。
「妹だったら説得ぐらいしてみろ!」
「ふっ。それは無理」
 リュートが隣接しても「説得」コマンドは出ない。
「まあそう言わずに」
 アルムに蹴飛ばされ、デューテの眼前に飛び出るリュート。仕方なしに説得を試みる。
「やめるんだ、デューテ。俺だ。兄さんだ」
「タタラサマニ、サカラウオマエタチ、コロス」
 そのカタカナセリフを聞いた途端、回り右してリュートは走って逃げた。
「すまん。やるだけやって無駄だった」
「うん。とりあえずお前は、力いっぱい舌を噛め」
 とりあえず力いっぱい舌を噛んで、リュートは言う。
「だから、デューテを操ってるタタラを先に倒せばいいんだ。
 そうすれば、デューテの洗脳も解けるはずだ。多分」
「そのタタラってのは、どこにいるんだよ」
 とアルムがそこまで言うと、聖女シルクがやってくる。
 そしてシルクは上空を飛ぶ天馬騎士クレアからのサインを受けて、アルムに『ワープ』。何処かへと転送する。
「アルムをタタラの元に送りました。もうじき倒してくれるでしょう」
 クレアが上空からタタラの位置を割り出し、シルクがワープでアルムを直接送り込む。見事な連携だ。
 送り出されるアルムに、心の準備が無いのが問題だが、それはどうでもいいらしい。

 そしてワープされたアルムは、目の前の怪しい妖術師と対峙していた。
「お前だな。リュートの妹を攫ったロリコンおやじは」
「ふぉふぉふぉ。ロリコンは我々にとって最高の褒め言葉だ」
「死ね!!!!!!!!!」
 ザクザク   ドスドス
 こうして妖術師タタラは倒された。
320外伝シスターエムブレム:2005/06/09(木) 02:01:44 ID:qJTgxo5l
 タタラが倒されたと同時刻。
 暴れまわっていたデューテが、ハッと正気に戻る。
 だがそこは戦場。血生臭い凄惨な光景に、少女は当然ながら困惑して、怯えてしまう。
「ここはいったい・・・。私、どうして、こんな所にいるの・・・。
 兄さん・・・助けて兄さーん!」
 何が何やら分からぬまま戦場を逃げ出すデューテ。水門の方向へと。
「あ、待って」
 後を追おうとするシルクだが、後ろからリュートに踏まれてしまう。
「待つんだ! デューテ!!」
 シルクを踏み越えて、妹を追う兄リュート。
「むぎゅー」
 後には、踏まれたシルクだけが残る。

 水門内部。その薄暗い一室に、デューテは逃げ込んでいた。
「ひっく・・・ひっく・・・」
 膝を抱えて泣いているデューテ。突然、戦場のど真ん中で意識を取り戻したのだ。少女にはあまりにも衝撃的だった。
 あの目にした戦場の光景と音が、今も頭にこびりついている。
「う、うう・・・。怖いよぉ。兄さん」
 そうやって泣いていると、
「デューテ?」
 聞き慣れた優しい声。顔を上げると、そこには兄の姿があった。
 急いで駆けつけたのだろう。ハアハアと荒い息を吐いている。
「兄さん・・・兄さん!」
「デューテ!」
 立ち上がって駆け寄る妹に、それを優しく抱きしめる兄。
 離れ離れにされた兄と妹は、ようやく再会したのだった。
「デューテ!」妹をしっかりと抱きしめるリュート。
「兄さん。怖かったよぉ」兄の胸で泣くデューテ。
 兄と妹の抱擁はいつまでも続く。
 外はまだ戦闘中だが。
321外伝シスターエムブレム:2005/06/09(木) 02:17:09 ID:qJTgxo5l
「デューテ…」
 ようやく手に戻した妹の茶色の髪を優しく撫でるリュート。胸が濡れるのも構わず、デューテを好きなだけ泣かせてやる。
「ひっく…兄さん…」
 少しは落ち着いたか、顔を上げるデューテ。その鼻から鼻水出て服を濡らす。
「ほら。ちーんして」
 ちーん。その鼻水を拭ってやる兄。ちーんしてから妹は訊く。
「ねえ兄さん。どうして私、こんな所にいるの?」
「それは…」
 リュートは言葉に詰まった。どうやら最愛の妹は、タタラに連れ去られてからの記憶が無いらしい。ならば、そのままでいいじゃないかと思ってしまう。
「ねえ、どうして?」
 だが再度訊ねる妹の瞳、その可愛さに負けて、リュートはポツリと漏らしてしまう。
「すまない。デューテは悪い魔法使いに操られていたんだ」
「え?」
 兄の言葉を、即座には信じられないデューテ。無理もない。連れ去られてからの記憶は全く無いのだ。
 陵辱の記憶も。
「じゃあ私・・・悪い事しちゃってたの?」
「ああ、それは大丈夫。デューテが悪い事する前に、悪い魔法使いを倒して、洗脳は解いたから」
 実際には解放軍に被害出るまくりだが、それをデューテの責任にするのは酷だろう。
「そうなんだ…」
 兄の語ってくれた真実にに、しばし呆然とするデューテ。やはり記憶に無い自分の行動というのは、薄気味悪い。
 それでも、洗脳されて間の記憶を思い出そうと、デューテは意識を過去に向ける。
「うっ・・・」
 だが思い出そうとした途端、頭に鈍い痛みが走る。まるで思い出そうとするのを、体が拒否するように。
322外伝シスターエムブレム:2005/06/09(木) 02:29:48 ID:qJTgxo5l
「デューテ。大丈夫か?」
 急に頭を押さえた妹を、リュートは慌てて横から支える。
「う、うん。大丈夫。ちょっと、目眩がしただけ」
 そしてデューテは、「ちょっと疲れちゃった」と言って、兄に身を預ける。
「デューテ…」
 再度妹の身体を抱きしめる形になり、リュートは不意にドキッとなった。

 妹の温もり。妹の柔らかさ。妹の香り。

 それら全てが、リュートの本能を刺激する。それはもはや妹ではなく、一人の女としてのものだった。
「デューテ…」
 腕の中の妹に「女」を感じ、ハッとなる兄。久しぶりに再会したデューテは、確かに成長しているように見えた。
「兄さん。どうしたの?」
 兄のギラギラした視線に、無邪気に聞き返すデューテ。彼女はまだ男の本能というものを知らない。
いや、記憶から欠落している。犯された記憶も無いのだ。
「デューテ…」
 無意識のうちに、妹を抱く手に力が籠もる。
「いたっ…」
 腕の中でデューテが身をよじるが、リュートは構わずに全身で力一杯妹を抱きしめた。
「きゃっ。兄さん痛い・・・!」
 すぐ耳元でデューテの非難の声を聞きながら、リュートは妹を強く抱く。

 やっと取り戻した妹。

 リュートの脳裏に、今までのデューテとの思い出が駆け抜ける。

−妹が生まれたあの日。
−妹が初めて立った日。
323外伝シスターエムブレム:2005/06/09(木) 02:45:40 ID:qJTgxo5l
ー妹が初めて「にいさん」と呼んでくれたあの日。
ー寝ている妹があまりに可愛くてイタズラしたあの日。
−妹が初めて生理を迎えて、手を繋いで看病したあの日。
ー一緒にお風呂に入って欲情したあの日。

 今までの妹との思い出をしっかりと噛み締めながら、リュートは腕の中の妹を愛しく抱きしめる。
「ん、兄さん・・・」
 優しく強く抱きしめる兄に、デューテもすっと目を閉じて、兄の胸元に頬を寄せる。
 先程の再会の感動とは違う、静かな抱擁だった。

 デューテの茶色の髪を優しく撫でながら、リュートはさらに胸を高鳴らせていた。
(兄さん・・・すごくドキドキしている)
 胸元の妹に鼓動を聞かれるぐらい。
「デューテ・・・」
 妹に鼓動を聞かれるのが恥ずかしくなったのだろうか。リュートはそっと妹を胸元から引き離す。そしてハッとなった。
 顔を上げたデューテ。そのあまりの可愛さに。
 いつも見慣れたはずの妹。久しぶりに再会したせいだろうか。胸のドキドキのせいだろうか。無性に可愛く見えてしまう。
 その可憐な桜色の唇に視線を注ぎ、次の瞬間には、その唇を塞いでいた。己の唇で。

「!!?」
 突然の兄からの接吻に、デューテは丸くする。
 だが最初の衝撃から立ち直ると、すっと目を閉じた。兄のキスを受け入れたのだ。

「!!?」
 今度はリュートが目を丸くする。衝動的にキスしてしまい、妹に怒られると思った。だが実際には、妹はキスを受け入れてしまった。
324外伝シスターエムブレム:2005/06/09(木) 02:56:51 ID:qJTgxo5l
 した時と同じように、パッと唇を離す。
 妹の潤んだ瞳と目が合った。
 
 何故だか、カーと紅くなる兄と妹。
 
 先に口を開いたのは、妹のデューテだった。
「キス・・・しちゃったんだよね。私たち」
「あ、ああ・・・」
 気恥ずかしげに相槌を打つ兄リュート。それからすぐに、
「わ、悪かった」と謝る。
「どうして、謝るの?」
「ど、どうしてって・・・」
「私、嬉しかったよ」
「デューテ・・・」
「怖かった時に兄さんが来てくれて。
 兄さんがキスしてくれて。
 すごく嬉しかった」
 そしてデューテはまた目を閉じて、兄に顔を向ける。唇を突き出して。

 しばしの逡巡。

 だが迷ったのは一瞬。
 リュートは覚悟を決めると、デューテの唇にキスする。
 それは、妹を愛するという覚悟。一線を覚悟。
 そして覚悟を決めた途端、リュートの中から全ての禁忌が取り払われた。
「デューテ・・・」
 低く呟き、妹の肩をしっかりと握りしめる。
「兄さん…?」
 兄の気配が変わったのにデューテは敏感に気付き、途惑う。
「抱くぞ。デューテ」
「え?」
 もう何も言わず、リュートは妹を押し倒した。
325外伝シスターエムブレム:2005/06/09(木) 03:10:20 ID:qJTgxo5l
「きゃっ」
 突然押し倒され。デューテは目を回す。
 背中には冷たい床。そして上からは覆い被さる兄の温もり。
 その兄が、怖い目をして、ハァハァと荒い息を吐き−
 デューテの胸を服の上からぎゅっと鷲掴み。
「きゃっ!」
 デューテのまだまだ蒼い果実。その固い膨らみを、リュートは遠慮なく手の平で包み、握り締める。
「いたっ! 兄さん・・・いたいよ」
 きゅっと眉を寄せ、痛っと声が漏れる。リュートは慌てて力を弛め、しかし胸から手を放さず、今度は優しく撫で回す。
「い、いやっ。やめて兄さん」
 腕の中で身をよじり、デューテは拒絶する。さすがに兄が何を求めてるか理解した。
「だめだよ。私たち。兄妹なのに」
「なに言ってるんだデューテ」
 嫌がる妹を上から覆い被さりながら見下ろし、リュートはきっぱりと言い切った。

「兄妹だからいいんじゃないか」

「そ、そうなの?」
 さすがに疑問が浮かぶ。だが反論を許さないように、リュートはキスで言葉を封じた。
「ん、ううー」
 さっきとは違う、強引で荒々しいキス。デューテの目に涙が滲んだ。
 さらに舌を挿れ、妹の口内を舐め回す。
「んー」
 形いい歯並びをしたでなぞり、舌としたを絡ませ、その唾液を混ざらせる。
「んー! んー!」
 デューテはどんどんと兄の胸を叩くが、ビクともしない。
 リュートがようやく唇を離したとき、二人を粘液が結んでいた。
326外伝シスターエムブレム:2005/06/09(木) 03:21:48 ID:qJTgxo5l
「はぁはぁ」兄は妹に欲情し、
「や、やめて兄さん」妹は欲情した兄に怯える。

「もうやめて兄さん。こんなのいつもの兄さんじゃないよ」
 デューテの目から零れる一筋の涙。

 その涙を見てリュートはハッとする。
「お、俺は・・・・」
 見下ろすと、そこには泣きすする妹。
「すまないデューテ」
 そっと愛しく優しく妹を抱きしめる。兄として。
「兄さん・・・」
 そしてデューテも、自分から兄の背中に手を回す。いつもの優しい兄さんに。

 兄妹はそのまま優しく抱き合う。

 兄妹だけの時間、兄妹だけの空間。

 それは、兄妹だけの大切な宝物。

「デューテ」
 妹の涙をそっと拭い、その頬にリュートは手を置く。
「兄さん」
 その手を握り、デューテはそっと目を閉じた。
「いいよ。私。兄さんなら」
「デュ、デューテ!?」
 突然の妹の告白に、今度は兄が不意を付かれる。
 妹は目を開けて、そんな兄をクスッと笑う。
「今だけは。いいよ。兄さんだから」
 そして、デューテは兄の首に手を回し、今度は自分から唇を重ねる。
「抱いて。兄さん」
 妹も覚悟を決めた。禁忌を犯して兄と一線を越える覚悟。
327外伝シスターエムブレム:2005/06/09(木) 03:34:44 ID:qJTgxo5l
「見て兄さん」
 一旦離れ、お互い衣服を全て脱ぎ捨て、兄妹は立ったまま見つめ合う。

 デューテの幼い肢体に、兄は目を奪われてしまった。
 子供から少女へと成長途中の妹。妹がもっとも可愛い時期。
 その細い手足は若い小枝のようで。華奢な体躯も青いお尻も細く引き締まっている。
 そしてまだ固く小さい乳房も、産毛も生えていない秘所も、男を受け入れるには早すぎることを示していた。

 だはそれでも−
 リュートは妹の蒼い裸体はそっと抱きしめる。
「あっ・・・・」
 兄に包まれ、デューテは身を固くする。だが一瞬だけ。
 自らも手を回し、兄を抱きしめる。
 
 そうして裸で裸で抱き合ったまま、兄妹は静止した。

 こうして裸で抱き合うだけで十分だから。

 高まる鼓動も−
 熱くなる体温も−
 お互いを想い合う愛も−

 こうして抱き合ってるだけで、実感できるから。

(兄さん。きて)
 もう言葉にせずとも、想いは伝わる。
 リュートは唇を重ね、妹を優しく抱きかかえると、そっと床に敷いた己のマントの上に横たえた。

(いくよ。デューテ)
 重ねた唇を下げ、リュートは首筋を吸う。白い肌に真っ赤な口の跡が残される。
「あっ・・・・」
328外伝シスターエムブレム:2005/06/09(木) 03:48:03 ID:qJTgxo5l
 そうして今度は胸まで顔を下げ。
 デューテの淡く膨らんだだけの、蒼い果実。
 それに恐る恐るテを伸ばすと、びくっと妹は震えた。

(大丈夫?)
(うん大丈夫。いいよ)

 リュートはそっと妹の乳房を覆うように、手の平で撫で回し、その先端のサクランボを、ちゅっと口に含む。
「あっ・・・あう」
 デューテはかすかに身をよじり、ぎゅっと兄にしがみつく。

 ちゅっちゅっ、ちゅちゅちゅ

 舌で乳首を転がす度、デューテは「ん、ううん・・・・」と首を悩ましげに振った。

(感じてるのか? デューテ)
(うん、とっても気持ちいいよ。兄さん)

 デューテの肌に玉のような汗が浮かぶ。その汗を、リュートは丹念に舐め取っていった。
「は、ああっ」
 急所以外の場所を舐められても、デューテは切なく喘ぎ、細かく悶える。
 今や全身が敏感に反応するようになっていた。
 その反応がもっと見たくて、リュートは舌を這わせていく。
「あ、あう・・・・・んうっ」
 幼い声で喘ぎ、ポニーテールを振り乱すデューテ。
 そんな妹の痴態に、兄は内心罪悪感すら覚えた。
「・・・・・あ・・・・・だめ、いい・・・」
 だがそんな罪悪感も、妹の幼く甘い喘ぎの掻き消される。

 兄の手が、妹の脚をゆっくりと押し広げる。
 そこには可憐なピンクのたて筋があった。
329外伝シスターエムブレム:2005/06/09(木) 04:02:28 ID:qJTgxo5l
 妹の太股の温もりと柔らかさ。
 それを顔の左右に感じながら、リュートは妹の女の部分に舌を伸ばす。
「あっ・・・・・」
 そっと兄の舌がヒダを分け、ナカに侵入していく。
「ああっ・・・・」
 そうして、秘所の丸いクリストスまでも愛撫した。
「アー!」
 甲高い声で、背筋を仰け反るデューテ。
 両脚にも力が籠もり、天井に向かい、ゆらゆらと揺れる。
「ア、ああっ、あああ、はあああぁう」
 兄の舌がクリストスを刺激する度、デューテの全身が振動し、その官能がリュートにも伝わる。

(へん。兄さん、デューテへんになっちゃうよぉ)
(いいよデューテ。めちゃくちゃになっても)

 妹の秘所から漏れる愛液。その蜜を、リュートはずずっと音を立てて吸い取る。
「アー! ダメー!」
 羞恥心でいっぱいになる少女。その瞬間、頭を真っ白な波が覆う。
「アアアアアー!」
 デューテの腰が高々と上がり、がくっと脱力した。
「はぁはぁ」
 絶頂を迎えた妹の耳元で、リュートはそっと囁く。
「かわいいよ。デューテ」
 そしてほっぺにキス。罪悪感を感じながら。
「ン、兄さん」
 潤んだ瞳を、妹は兄に向ける。
(お願い。最後まで)
(わかった)
 すでにリュートの分身は、限界まで勃起している。
 躊躇いと罪悪感を引き摺りながら、リュートは妹を貫いた。
330外伝シスターエムブレム:2005/06/09(木) 04:14:25 ID:qJTgxo5l
 妹の小さな割れ目。そこに兄の怒張がゆっくりと侵入していく。
「兄さん・・・・んっ」
 デューテがかすかに身をよじる。あっ、と声が漏れる。

 妹の中は暖かく、柔らかく、そして狭かった。

(大丈夫?)
(平気)

 痛がらない妹に、リュートはホッとする反面、一抹の寂しさを覚えた。
 痛がらないということは、それだけ慣れているということで。
 実際デューテ自身は覚えていないが、妖術師タタラに洗脳されている間、毎日のように犯されていた。記憶はなくとも、体は覚えている。

 開発された蒼い体に、穢れを知らない無垢な心。

 それが今のデューテだった。
 そして慣れたデューテの体は、兄のモノをぎゅぅと締めつける。

(すごい。デューテのナカ、すごく気持ちいい)
(えへへ。よかった)

 一つに繋がり、兄妹は必死に抱き合う。もう二度と離れないように。
 その手と手が、無意識の内に重なる。
 そして手を握り合うと同時−

「アー! アアアアアー!!」

 妹の膣内で兄は果てた。
 どくどくと注がれる兄の熱い精液。濃い子種。
 その熱い温もりをしっかりと膣内で感じながら、デューテは兄の腕の中で、安らかに眠った。
331外伝シスターエムブレム:2005/06/09(木) 04:29:12 ID:qJTgxo5l
「ふぅ」
 腕の中で気を失った妹に腕枕しながら、リュートは急速に熱が冷めるのを感じた。
 代わりに、行為の最中から感じていた罪悪感が胸を占める。
(デューテ。俺の妹)
 腕の中で妹は安心しきって眠っている。
(すまない)
 いつの間にかリュートは泣いていた。そして決意した。

 この戦いが終わったら、妹から離れようと。
 妹に溺れる前に。これ以上、妹を傷つける前に。

 と、リュートは人の気配に気が付いた。

 何故か−

 部屋の前に、アルム軍の全員が集結している。
 そして妹を抱くリュートうぃ指差して一言ずつ、
「シスコンだー」「シスコンだー」「シスコンだー」「シスコンだー」・・・・・・・
 全員ともニヤニヤ笑っていました。

 水門の掃討と制圧を終えたアルム軍。水門の一室で愛し合う兄妹を発見し、全員で見学していたのです。
 そんな一同に、リュートはきっぱり言い切る。
「シスコンで悪いか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
 この戦いの間は、妹は俺が守ろう。
 リュートはやけに清々しく笑った。吹っ切れた笑顔だった。

 やがて目を覚ましたデューテは、これまでの一部始終を改めて聞かされた。
 タタラに操られ、アルム軍と戦ったことを。
「迷惑をかけたのですね。ごめんなさい」
 この一言で、みんなあっさりとデューテを赦し、仲間に迎える。
「可愛いから赦す」というのが本音でしょうが。
332外伝シスターエムブレム:2005/06/09(木) 04:39:22 ID:qJTgxo5l
 この日の戦いで水門はアルム軍と手に落ちた。
 だが東の水門と同時に開けないと、ソフィアが水没してしまうそうです。
 そして水門が開けられないと、リゲル本土にも渡れません。
「ソフィアが水没してもいいから、水門開けてよ」
「ワープ!」
 ふざけた事をぬかすアルムを、シルクがワープで水の中に送り込む。
彼女がソフィアの救世主になる日も近い。
「ならなくていいです」

 仕方なしに、誰かがミラ神殿の副門を開けるまで、アルム一行は足止めをくらう。

 その頃。
 セリカ一行は、まだスタート地点のソフィア城にいた。

 そして暇を持て余す間。
「ねえ兄さん。しよ」
「しょうがないなぁ妹」
 リュートとデューテの兄妹は深く愛し合う。

 戦後。
 兄リュートは、実力不足を感じ、修行の旅に出る。
 妹デューテは、その高い魔力を封印し、一人の女として幸せに生きる。
333外伝:2005/06/09(木) 04:43:06 ID:qJTgxo5l
以上で終わりです・
最初の二つ抜けてましたが、タイトルは「外伝シスターエムブレム」です。
ではでは。
334名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 10:37:30 ID:RtQ7fSw3
イレースといえば百合。
百合といえばイレース。

これ最強。
335名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 11:07:02 ID:sMadgYMP
イレースは食欲魔人だから…
全ての欲が「食う」ことに集中してるお人だから…
336名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 18:08:50 ID:SwsZ/JMr
食われるモゥディたんの尻尾
337名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 19:15:47 ID:mncSqFOH
「あんた全然人の名前覚えないじゃない?ほら、あの人の名前分かってる?」
「……ティアマトさん、です。髪のボリュームがすごくて、たくさん食べられそう……」
「……じゃ、あの彼は?」
「サザくんですね……きっとあの髪、とれたての野菜みたいな味がすると思います」
「髪から離れなさいよ。あの天馬騎士は?」
「マーシャさんです。髪どころか……頭ごと食べられそうですね……」
「…………私の名前、知ってる?」
「ワユ、でしょ?ふとももが美味しそうだから、忘れるはずないです……」
338 ◆ozOtJW9BFA :2005/06/09(木) 20:56:49 ID:qwb8qGLG
イレースは食事だけでなく男の精も求める。
だから、食事を奢ってもらったにあきたらず
精液さえも貪り食らうわけだ。

エロい
339名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 22:26:13 ID:Iid8Aucr
バキュームフェラで精を吸われまくってミイラ状態で転がる男たち。
340名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 01:44:09 ID:IDYnKGtd
つまりイレースの正体とはサキュバスだったのだよ!!!
341名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 02:32:26 ID:IevQXRSA
イレースは傭兵団に居候しているオバQ
342名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 10:44:28 ID:qQLmiFc6
>338
いきなりちんこ食いちぎられて終了だと思うが
343 ◆ozOtJW9BFA :2005/06/10(金) 19:21:19 ID:HlG5BETj
太いウインナー一本か
ミルクを出し続けてくれる肉棒か。

イレーズたんは迷っただろうな
344名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 23:00:46 ID:sVMKtubf
だれか13章保存してる人うpしてください
345名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 23:41:52 ID:AbHTQAW1
すまん、●持ちでログあるので2ちゃんねるうぷろーだで上げようとしたが。。。
エラーで上げられなかった。
346名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 23:50:33 ID:sVMKtubf
>>345
報告ありがとうございます
できたらほかのロダも試していただけませんか?
347名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 23:57:25 ID:ctJFTlvB
どうだろ、DLできるかな?
ttp://www.uplo.net/www/vip14907.zip
348名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 00:03:17 ID:Pulvjgny
>>347
見れました!超dクス!
349名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 10:35:04 ID:4VW5DstO
前スレのサザ×ステラの続きなんて需要あるー?
350名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 12:09:54 ID:4MUqjG29
いる!
3511/20:2005/06/12(日) 12:18:58 ID:4VW5DstO
 家が完全に無人なのを確かめると、サザはようやく緊張を解いて古びたベッドに腰を下ろした。この家の持ち
主が戦火を避けるために疎開したのは比較的最近なのだろう、目ぼしい家財は全て持ち去られていたが、荒らさ
れた形跡も無く、床に積もった埃も厚くなかった。
 外の雨は一層ひどくなっている。クリミア旧臣の守る城を救援すべく、雨の中あわただしく戦闘が開始された
が、サザは主力から離れて河の北部に派遣されていた。敵を倒して民家に警報を発した後、城の崖下を伝って本
隊に合流するはずだったが、豪雨のため崖が崩れて道が塞がり、引き返そうにも橋が濁流に飲み込まれていたの
で孤立していた。仕方なく戦闘か雨のどちらかが終わるまで休息しようとして、この空き家に忍び込んだのだ。
 ぶるっと身震いしたサザは、暖炉に火を起こそうと立ち上がった。煙突からの煙が敵の目を引くかもしれない
が、こちら岸の敵は全て排除したはずだし、この雨では視界も制限されるだろう。そう考えて彼は暖炉に燃えそ
うな火種を積み始めたが、疲労による注意力の低下と激しい雨音のせいだろう、馬蹄の音が近づいてくるのに気
付くのが遅れた。
 (……!)
 サザは内心舌打ちした。まだ敵がいたらしい。裏口は調べてあったが、もし敵に囲まれていたら万事休すだ。
サザはダガーを抜き、忍び足で入り口の脇に張り付く。馬の荒い息と、乗り手の足音が聞こえてきた。
 「!!」
 小さくドアが開いた瞬間、サザはドアにかかった侵入者の手をつかんで思い切り引き寄せた。床に押し倒して
ダガーを突きつけて動きを封じ、敵が複数なら人質にするつもりである。
3522/20:2005/06/12(日) 12:19:30 ID:4VW5DstO
 「…………あ……」
 が、サザはすぐに侵入者から離れた。侵入者は敵兵ではなく、味方だった。ただし、今彼がもっとも顔を合わ
せたくなかった女性―ステラだった。
 「え!?サザ……さん?」
 ステラはまだ事態がよく飲み込めていないらしく、黒髪から雨滴を滴らせながら呆然と立ち尽くしている。サ
ザは顔をそらし、さっさと暖炉の前に戻って火を起こし始めた。
 「……一人か?」
 ようやく火の勢いが強くなった頃、サザはステラを見ずに尋ねた。
 「あ、はい!私、皆さんとはぐれてしまって……」
 「じゃ、寒いからドアを閉めてくれ」
 自分でも冷たい態度だ、とサザは思っていた。半月前のデイン王宮で、彼女のひたむきな願い―自分を抱いて
欲しいという―に応えて以来、彼女とは一度も口をきいていなかった。
 あの夜彼女は5回もサザと愛し合い、翌朝彼がカーテンを開けようとした時は、まだ夜ですと止めて更に2度
抱き合った。しかしその後は、どことなくお互いを避けるようになり、野営の際天幕の外で擦れ違っても目をそ
らし合う日が続いていた。オルリベス大橋の戦いの際にも、彼女が落とし穴に落ちたところを彼が手を貸して引
き上げたことがあったが、彼女が何か言う前に彼は走り去ってしまっていた。
3533/20:2005/06/12(日) 12:19:59 ID:4VW5DstO
 元々が許されぬ恋だったのだ、とサザは自分に言い聞かせている。彼女は貴族で、しかも婚約者がいる身であ
る。二人の気持ちが同じだからといって、二人が共に望んだからといって、結ばれる関係ではない。彼女の美し
い姿を見たり、言葉を交わしたりすることは、彼の苦悩を増すだけだ。しかし、今の状況ではそうも言っていら
れなかった。豪雨の中馬を駆ってきたステラは全身ずぶ濡れで、寒さに身を震わせている。
 「…………火のそばに来いよ」
 相変わらず彼女の方を向かないまま、サザはほとんどつぶやくように言った。ステラはこくんとうなずいて、
静かに暖炉に歩み寄り、サザの背後にそっと腰を下ろした。二人は同じ大きな敷物の上で、しばし沈黙してい
た。外の雨の音と、暖炉で火のはぜる音だけが部屋の中に響いている。
 「服が濡れたままだと風邪を引く。俺は前見てるから……」
 そう言ってサザは自分の濡れた服を肌からはがすように脱ぎ始めた。赤の他人の前でするような行為ではない
が、今は状況が状況だったし、やはり身体を知った男女の狎れというのもあるのだろう。サザが下着一枚になる
と、サザの背後でもステラが湿った音を立てて胸甲と服を脱ぎ始めた。
 「…………」
 何かしていないと間が持たない。それどころか、半裸で濡れた髪と肌のステラを想像すると、自分の情欲を抑
制出来なくなるかもしれない。サザはふと思い出して、脱いだ服のベルトに吊ったなめし皮の水筒を取り出した。
中には保温用の植物油が入っている。彼は適度に粘性のある液体を掌に少量注ぎ、腕に塗り始めた。
3544/20:2005/06/12(日) 12:20:31 ID:4VW5DstO
 「あの、サザさん、それは?」
 遠慮がちにステラが尋ねてきた。彼女の声を聞くだけでサザの心臓は大きく脈打ったが、平静な口調で防寒用
の油だと答えた。
 「それでしたら私、背中を塗ってさしあげますから……」
 サザは何と答えるか迷った。断るべきだったが、ステラの柔らかい手の感触を思い出し、あの手で触れられた
いという誘惑が彼を悩ませる。そうするうちに、ステラがそっと彼の背後に座って、彼の手から水筒を取り上げ
た。「貸してください……これを、塗っていけばいいんですね?」
 「や、やめろよっ」
 あわててサザは振り返ろうとしたが、ステラが濡れた服を脱いでいることを思い出して辛うじて思いとどまっ
た。一方ステラは少年の抗議に耳を貸さず、かすかに植物の芳香を放つ油を手に取って、サザの背中に塗り始め
ていった。
 「うっ……!」
 にゅるっとした液体を通して、ステラの掌の感触が背中に伝わってくる。雨に打たれて冷たかったが、サザの
背中を撫でていくうちにすこしづつ温まってきた。その柔らかい手は、いとおしげに少年の背中や肩、首筋をさ
すり、粘液を塗り拡げていく。それはもはや愛撫と呼ぶべき行為だった。
 「も、もういい、十分だから……やめろって……っ!」
 サザは切なさと情欲を必死に噛み殺していた。このまま今すぐ振り返ってステラを抱きしめたい。もう一度、
彼女と愛を交わしたい。サザはきつく目を閉じて、そういう感情を追い払おうと激しく首を振った。
3555/20:2005/06/12(日) 12:21:03 ID:4VW5DstO
 と、ステラの手が離れた。サザは大きく息を吐いて呼吸を落ち着けたが、背後のステラが自らの身体に防寒
油を塗っている気配に気がつかなかった。そして立ち上がってこの場を逃れようとした瞬間、彼は背後からス
テラに抱きつかれた。
 「…………!!」
 「動かないでください……サザさん……」
 粘液で滑るステラの胸が、ぴったりとサザの背中に押し付けられている。硬く勃起した乳首と、弾力のある
乳房の感触が、少年の本能を刺激した。彼の耳元で、ステラの口が切なげに呼吸している。
 「ばか、離れろ!」
 サザは上体をひねって振りほどこうとするが、ステラは無言のまま一層きつく少年を抱きしめてくる。サザ
が動くと、その分乳首が擦れてかえって逆効果だった。立ち上がって引き離そうとしたが無駄に終わり、それ
どころか一瞬胸が離れた際、尖った乳首がツンと彼の背に当たって男の獣欲を余計に刺激してしまった。
 「どうしろっていうんだよ……」
 ついに少年はあきらめて座り込んだ。このままこんな状態が続いたら、気が変になるか性欲にまかせて彼女
を押し倒すかしてしまう。既に彼の男性自身は爆発寸前だった。
 「サザの……なさりたいように……」
 ステラのささやきは、激しい雨の音でかき消されそうだった。しかし、彼女がサザを呼び捨てで呼んだのは
間違いなかった。彼女がそうしたのは半月前、あの一夜限りの「結婚」の時だけだ。
3566/20:2005/06/12(日) 12:21:35 ID:4VW5DstO
 サザはようやく理解した。ステラもまた切ないのだ。婚約者のある身で、自分から他の男に対して抱いてく
れとは―たとえその男と愛し合っていても―言えるはずがなかった。サザは自分の胸に回された彼女の白い腕
にそっと触れた。
 「わかった、ステラ。俺の……したいように、するからな」
 静かだが決然とした口調に、一瞬ステラの手が緩んだ。その隙をついてサザは身を沈めて彼女の腕から逃れ、
逆に彼女を押し倒して両手を頭の上で押さえつけた。
 「ああっ……!サザ……」
 ステラは全裸だった。真っ白い裸身の胸のあたりは、防寒油を塗ったせいで妖しい光沢を帯びている。サザ
は空いている方の手で自分の服のベルトを引き寄せ、小袋から包帯と細紐を手早く取り出すと、包帯でステラ
の両手首を巻き、その上を細紐で縛り上げた。そうして彼女の両手の自由を奪ってから、別な包帯で彼女に目
隠しをした。全て、数瞬の出来事だった。
 「えっ……あ……」
 「ステラ、いいか?あんたは雨宿りしようと入った空き屋で、悪い盗賊に捕まったんだ。これからその悪い
盗賊に……犯されるんだ」
 「ええっ?あ、ああっ!」
 ステラが何か言う前に、サザは彼女をきつく抱きしめていた。好きだ、と言って抱くことができればどれほ
ど幸せだろう。しかしそれが出来ない以上、こういう嘘をついて自分を偽り、言い訳を作って抱き合うしかな
い。それがたまらなく悲しかった。
3577/20:2005/06/12(日) 12:22:08 ID:4VW5DstO
 サザはしばらくステラを抱きしめていた。彼女の柔らかな肉体の感触を全身で味わい、油で滑る胸をそっと
揉む。むにゅ、という弾力に富んだ手ごたえが、サザの動悸を激しくさせた。このまま優しく愛撫を続けるつ
もりだったが、彼は今自分が「悪い盗賊」なのだと思い直して手に力を込めた。
 「きゃあっ!!うふっ……ああっ、ああっ!いや……」
 胸を鷲掴みされ、ステラは苦痛に喘いだ。目隠しをされたまま首をのけ反らせ、縛られた両手でサザの手を
掴んで抵抗するが、その力は強くない。サザは油でぬめる乳房を容赦なく絞りあげ、手から滑り落ちるまで握
り締める。
 「あ、ああっ……いやっ……怖いです……あうっ!!」
 ステラが甘い喘ぎを漏らして背を反らした。サザの手からぷるんとバストがこぼれ落ちる。サザは手を伸ば
して皮袋を掴み、中身を硬くなった乳首に垂らした。
 「ひくっ……」
 ステラがぶるっと震える。目隠しをされているので、次に何をされるか分からないのだ。今の刺激も予想外
だったらしく、油に濡れた乳首が細かく震えていた。
 「……次は鎖骨にたっぷりかけてやるよ」
 サザはそう言って、わざと数瞬間を置く。そして、ステラのへその窪みに粘液を垂らした。
 「っ!!うあぁっ!!あはっ!!」
 サザが驚くほどの大きな悲鳴をあげて、ステラは腰を大きくビクンと痙攣させた。鎖骨に神経を集中させて
いたのに、全く無防備なところに刺激が来たのだ。
3588/20:2005/06/12(日) 12:22:41 ID:4VW5DstO
 「うっ……は……ぁ……サザぁ……んっ……」
 大きく喘ぐステラの下腹部に溜まった油を、サザは丹念に塗り広げた。へそから腰のくびれ、そして太もも
に、擦りこむように油を塗っていく。暖炉の火に照らされてステラの白い身体が液体のせいで鈍く光り、彼女
が悩ましげな吐息を漏らして身体をくねらせるたびにサザの欲望は高まっていった。
 「…………」
 サザは我慢できなくなり、少女の唇にキスをした。半月ぶりの彼女の唇は甘く、彼が舌を差し入れる前に、
彼女の方から熱い舌を絡めてきた。
 「……んっんうっ……!んふぅ……む……ちゅうっ」
 サザもステラも、お互いを求め合って貪るように舌を絡めあう。ステラは縛られた手をサザの背にまわして、
少しでも強く少年を抱きしめようとした。
 「……盗賊に犯されてるのに、自分から舌を絡めるな。あと、自分から抱きつくなよ」
 「ごめんなさい……でも、私……」
 切なげに喘ぐステラを見て、サザはますます彼女を愛しいと思った。しかし、恋人として抱くことは出来な
い。サザはステラの口を自らの唇で塞いだ。
 「……何も言うなよ。俺は悪い盗賊。あんたは、そのエモノなんだ」
3599/20:2005/06/12(日) 12:23:14 ID:4VW5DstO
 「でも悪い盗賊さんは……手を縛る時に紐が食い込んで痛くならないよう、包帯を巻いてから縛ってくれる
のですか……?」
 ステラは口元に悪戯っぽい微笑みを浮かべて言った。
 「………………」
 「優しい盗賊さん……せめて、あなたの顔を見せてください……」
 「……嫌だ」
 これ以上ステラが余計なことを口にしないよう、サザは再び彼女の口を自分の口で塞いだ。ただし今度は、
彼女の下の口だった。
 「!!あ、きゃあっ!!うぁっ……いき…なりっ……あはっ、あああっ!!」
 すでに彼女のそこは熱い蜜で満たされている。クレバスを舌先で割り、花弁を指で広げ、下品な音を立てて
肉壷の中をすすりあげると、ステラは淑女としての慎みも騎士としての尊厳も忘れて悶え狂った。
 「ああ、うああっ!!サザ……好きですっ……あっ……!!ふぁぁ、わ、わたしひっ…………!!」
 サザが軽く蕾に歯を立てた時が、彼女の限界だった。油まみれの太ももが少年の頭部を挟み、ぶるぶる震え
る。サザがなおも舌と歯で蕾を責めたてると、少女は絶叫のような悲鳴をほとばしらせて、腰を上下に大きく
振った。
 「い、くあっ、だめっ……もうっ……!!サザ、サザっ…………!!あ、あーっ!!!」
 ステラは最後に大きく叫ぶと、背を弓なりに大きくそらして痙攣し、やがて力尽きた。
36010/20:2005/06/12(日) 12:23:47 ID:4VW5DstO
 ステラはすらりと伸びた脚をだらしなく開いて、ひくひく震えている。可愛らしい口元は泣き声のような音
をたてて息づいて、縛られた両手は胸の下でもぞもぞと動いていた。
 「ほら、背中に塗ってやるよ」
 サザはぐったりしたステラの肉体をうつぶせに引っくり返した。彼女の柔肌が、サザの手の中でにゅるりと
滑る。彼はまだ恍惚の境を漂うステラの白い背に、油を一筋そっと垂らした。
 「!……うっ!っふあ、ああぅ……んっ……」
 新たな刺激に、少女の背中が小さく跳ねる。サザは少女の美しい黒髪を汚さないように注意しながら、透明
な粘液を塗り拡げていった。指先で引っ掻くように、手のひらで擦り込むように。ステラの肌を撫でるという
より、彼女の官能の琴線を奏でるような指の動きだった。
 ステラは目隠しされた顔をいやいやするように振りながら、声にならない喘ぎをあげている。彼女の背中に
一通り液体を塗り終わったサザは、彼女の腰に手を回した。
 「あ……いやぁ……」
 それだけで次に何をされるか想像がついたらしく、ステラはさらに大きく首を振る。しかしサザが彼女の丸
いお尻を持ち上げて突き出させても、彼女は抵抗しなかった。
 「……嫌なら抵抗しろよ……」
 サザは皮袋を手にして、慎重に狙いを定めて油を垂らす。細い一筋の糸となった粘液は、彼女の尻と背の境
目に滴り落ちて、尻の割れ目をとろとろ流れていった。
36111/20:2005/06/12(日) 12:24:21 ID:4VW5DstO
 「…………!!いやっ、いやですっ……ぅ!!はずかしぃ……あ……やっ……」
 愛する人の前で最も恥ずかしい部分をさらけ出し、ぬめる液体で汚されていく。ステラはか細いうなじを羞
恥に染めて、黒髪を振り乱して悩乱するが、サザはかまわず彼女の尻の割れ目に沿って油を塗っていった。
 「この辺は何で濡れてるか分からないな」
 指がステラの秘所に達した時、サザは意地悪くささやいた。そこは愛液と油が交じり合っており、ステラは
泣きそうな声をあげて、見ないでくださいと懇願した。
 サザは一度手を離して、左手に油をたっぷりと取った。そしてその左手をステラのヒップに叩きつけ、同時
に右手の指をステラの膣に挿入した。
 「あ、あああっ!!うああ、あぁん……はああ、んんあっ!!くっ……あ……!!」
 少し大きく、脂肪と柔肉が丸い曲線を描くステラの可愛らしいヒップを、サザの左手が容赦なく打ちすえ、
油が飛び散った。膣を犯す右手の人差し指は、彼女の熱い肉襞の中で激しく暴れまわり、彼女の性感を間断無
く責め立てた。
 「も、もう……おねが……ああっ!!サザっ、おねがい、サザ……サザぁ!!」
 縛られた手をついて上体を起こし、背中をそらせてステラは啼き叫ぶ。雨音をかき消すように男の名前を絶
叫し、その男の指が子宮近くまで挿入されると、全身を震わせて絶頂に達した。
36212/20:2005/06/12(日) 12:24:55 ID:4VW5DstO
 「あ……サザ……すき……さ…ざぁ……すき…です……」
 うわごとのようにつぶやくステラの桜色に染まったヒップに、サザは油を塗っている。粘液で光る曲線が暖
炉の炎に照らされ、一層妖しい輝きを放っていた。
 「……だからあんたは盗賊に犯されるんだって言ってるだろ」
 サザは後悔していた。どう理屈をつけようと、肌を合わせれば男女の仲は深まる。ステラを愛してはいけな
いと自らに厳しく言い聞かせてきたサザの必死の努力は、この愛撫であっさり無に帰した。
 「……ぅ……あっ……うっ、うぅっ……」
 「…………?」
 サザは愛撫の手を止めて、ステラの目を覆う包帯を解いた。ステラはとっさに顔をそらしたが、その鳶色の
瞳が涙に濡れているのをサザは見逃さなかった。
 「泣いたって……仕方ないだろう」ついでにステラを仰向けにして、その両手の縛めも外したサザは、縛ら
れていた細い手首をさすってやりながら小さくつぶやいた。ステラは自由になった腕を伸ばして、サザを抱き
寄せた。少年は黙って彼女の横に寄り添い、抱きしめ返してやる。
 「……キス、してください……」
 おそろしく澄んだ彼女の瞳が近づいてくる。サザが何か言おうとする前に、ステラの方から唇を熱っぽく押
しつけてきた。
36313/20:2005/06/12(日) 12:25:30 ID:4VW5DstO
 「……むっ……んん……ちゅっ。ぷあ……サザ……顔を……見せて……うんっ……ぷちゅっ」
 「……キスしながら顔を見られる訳ないだろ……」
 サザの答えに、ステラは寂しげに微笑んだ。「あの日から……ずっと、キスしたかったんです」
 「…………」
 「サザを見るたびに、人前だろうと戦闘の最中だろうと……抱かれたいと、思い続けてきました。はしたな
い女だとお思いでしょうが……橋の戦いであなたに助けられた時…………濡れました」
 サザは思わず唾を飲み込んだ。動悸が抑えかねるほど早くなっている。
 「その夜、ずっと泣きました。自分の欲情が情けなくて。それ以上に、あなたが恋しくて……」
 「もう言うな」
 サザはステラの口を自分の唇で塞ぐ。もう何度目だろう、こうしてステラの告白をキスで封じるのは……。
 「…………ふぁっ、はぁ……サザ……」
 ステラは粘液で滑る身体をサザにまとわりつかせ、彼の全身を包み込もうとする。サザは、このまま彼女を
抱きたいという衝動と、これ以上彼女と愛し合えば破滅に至るという不安の間で懊悩していた。
 「…………」
 ステラも、サザの苦悩を理解した。深窓の令嬢として育てられ世間には疎い彼女も、凡百の男はこういう状
況ならただ肉体の快楽に身を任せるだけだということくらいは知っている。しかし目の前の真面目で純真な少
年は、あくまでも自らの欲望を押し殺し、相手の精神的な重荷を何とか軽くしようと想ってくれている……。
36414/20:2005/06/12(日) 12:26:03 ID:4VW5DstO
 「サザ」
 はっきりした口調に、少年ははっと相手の美しい顔を見た。普段の憂いを帯びた表情はなく、はかない中に
も凛とした感じがある。
 「……今は、みんな忘れてください。何も考えないで、私を……抱いてください」
 「何を……」
 言うんだ、というサザの言葉を、ステラの朱の唇が遮った。彼女は少年を抱きしめ、仰向けにし、自分はそ
の上に四つんばいになる。彼女の唇はそのまま少年の首筋を這い、乳首を吸った。彼女が軽くそこに歯を立て
ると、サザは思わず上ずった喘ぎを漏らしてしまう。
 「うっ……あっ……やめろっ……ぉうっ」
 ステラはさらにサザのへそのまわりを舌でくすぐり、ついに苦しげに隆起した男性自身を愛撫し始めた。白
い手でいとおしげに数回しごくと、そのまま口の中に含んでサザを吸い始めた。
 「んんっ……!ん、んっ、ぅんうっ…………むう……ずりゅっ」
 「うあ、あああっ!やめろ、やめろって……あぐっ!」
 サザはあっという間に達しそうになる。最後に彼女を抱いて、その腹に射精して以来、半月間彼は自慰もせ
ずにいた。そんなことをすれば、彼女との激しい情事を思い出すからだった。その溜まりに溜まった白い欲望
が、爆発しそうな勢いでたぎっている。
36515/20:2005/06/12(日) 12:26:38 ID:4VW5DstO
 「むふっ……ぐっ……うぐ………………ぅあぉ……ん……っ!」
 「…………あぁっ…………!ステラ、ステラっ……ううっ!!」
 ステラが、サザを喉の奥まで迎え入れたのだ。さすがに彼女は苦しげに呻いたが、その喉の振動がサザに圧
倒的な快感をもたらした。確かに、何も考えられない。今の二人は、女騎士と盗賊ではなく、ただの男と女と
して存在していた。
 その女が、上目づかいに男を見ながらささやいた―男を喉の奥深くに含みながら。
 「……う……ひゃは……?」
 「う、あ、しゃ、しゃべるなっ!ばかっ……あっ!」
 「……ひゃは……はひひて…ひあふ……」
 それが「サザ…愛しています」という告白だと理解した瞬間、少年はステラの黒髪を掴んで絶頂に達した。
 「ステラ……!俺も……う、くっ、すきだっ……あぐっ……!!」
 少年の太腿がぶるぶると震え、おびただしい量の熱い白濁がステラの喉奥に注ぎ込まれる。びくんっ、と跳
ねた先端が柔らかい喉に当たり、射精の快感を倍加させた。
 「……っ!!うぐっ、ぐっ……!おうっ!げ……おぶっ……んっ……!!」
 ステラは懸命にサザの射精を喉で受け止める。口の中に射精されるのは始めてで、しかも相当な量の精液で
ある。彼女は鼻腔にまで達する勢いで放出される精液にむせるが、それでもサザを離さない。
 「……あ、あ……ステラ……もう、もう……はなれ…て……」
 「……ぐふっ、ごぶぅ!!……ずぢゅ……んぐっ………………おふっ……」
36616/20:2005/06/12(日) 12:32:09 ID:4VW5DstO
 まだサザの射精は続いている。目の眩むような官能の中、少年の頭の中は真っ白になっている。辛うじて意
識にあるのは、ステラへの想いだけだった。
 「……あ……ステ…ラ……」
 「……う、はぁっ、はっ……」
 ようやく濁流の噴出が止まる。ステラは一瞬顔をあげて少年と目を合わせたが、再びサザを口に含んだ。
 「!?……な、もう、もうやめろよ……っ!!あっ……あう……」
 射精を終えたばかりで敏感になっているサザのそこを、黒髪の美少女が丹念に舐め上げていく。先刻の残り
汁を絞り出そうと強く吸い、先端の割れ目や傘の裏側に舌を這わせる。サザは膝をがくがく震わせて快感に耐
えていたが、ステラは半月前の交わりを思い出して、自分の黒髪―だいぶ乾いていたがまだ湿り気を帯びてい
る―をサザの根元に絡めて、しごき始めた。
 「ん……んんっ……ふちゅっ……ちゅうぅっ」
 「ステラっ!!好きだ、すきだからっ……!!ああ、ああっ、またっ…でるっ……ステラっ!!」
 「……んっ、はぁっ……顔に、かけて……ください…たくさん……」
 ステラが口を離すと、唾液が先端から糸を引いて落ちた。サザはたまらずに二回目の精を、端麗な女神の顔
にぶちまけていった。
 「うあっ!あ……サザ……きゃ……ん……」
 溜まっていた精液はまだ濃厚で、粘性を失っていなかった。どろりとした白い液体が、ステラの清楚な顔を
みるみる穢していく。
36717/20:2005/06/12(日) 12:33:25 ID:4VW5DstO
 顔中を精液まみれにしたステラは、放出を終えたサザの先端を唇にあて、朱をひくように動かした。残って
いた白濁液が、紅い可憐なリップをピンクに染めていく。その柔らかな刺激と淫靡は光景は、サザの欲情をさ
らに刺激した。
 「もっと……もっと、してください……サザ……」
 ステラはゆっくりと上体を起こすと、まだ硬度を失わない少年の剛直の上にまたがって膝をついた。油でぬ
める彼女の白い肉体は、暖炉の炎に照らされて赤く妖しい輝きを放っている。立て続けの放出による、痺れる
ような快感の余韻の中で、サザは自分の怒張が熱く湿ったものに包まれるの感じた。
 「あ……う……ステラぁ……」
 「かわいいです、サザ……んっ……入り、ました……」
 騎乗位で挿入したステラは、サザの胸に手をついて呼吸を整えていた。挿入されたサザのものを、肉襞が熱
くやさしく締め付けている。少女は、ゆっくりと腰を動かし始めた。
 「……サザは、いつも……張りつめたような顔をしています……んんっ……でも、私を……抱いてくれてい
るときは……やさしくて……かわいらしくて……あどけなくって……あっ」
 「う、っく……か、かわいいなんて……言うな……うあ」
 照れて頬を赤くしたサザを見て、ステラは満ち足りたように微笑んだ。が、次の瞬間、激しい刺激が彼女を
襲った。サザが、思い切り腰を突き上げたのだ。
36818/20:2005/06/12(日) 12:34:05 ID:4VW5DstO
 「きゃあっ!!あっ、ああっ!あうっ……あ、うあっ!!」
 ステラの黒髪が波うって宙に舞い、弾力に富む乳房が弾む。サザは油で滑る彼女の腰を強くつかんで、根元
まで叩きつけるように激しく揺り動かした。
 「ああ、ああっ……!っ!!」
 「ステラだって……いつも、哀しそうな顔してるくせに……!ほらっ、もっと、うれしそうに喘げよっ!」
 「うくっ、ひあああっ……きゃうっ!!サザ、ああっ、あっ、あああ〜!!」
 サザが膣壁を擦るように激しく突き上げると、少女のそこはきゅうっと収縮する。ステラは無意識のうちに、
馬を御す時のようにふとももで強く少年を挟みこんだ。温かいもも肉の感触が、サザの腰に伝わってくる。
 「うっ!……ステラ……っ!」
 すでに二回も射精しているにもかかわらず、あっという間にサザは達しそうになる。彼は歯を食いしばって
耐えようとするが、夢中になって腰を動かす少女の激しさは、余りにも淫ら過ぎた。彼女の膣は男の愛を受け
止めようと、貪欲にヒクついていた。絶頂が近いらしく、収縮が強さと激しさを増している。二人とも待ち望
んでいた交合に、お互い限界が近づきつつあった。
 「…………ひっ!!くうっ………………ああああぁっ!!」
 先に達したのは、ステラだった。サザに跨ったまま上体を思い切りそらし、全身をぶるぶると震わせた。サ
ザからは、白いバストの間から彼女のおとがいが細かく震えているのが見える。彼女の肉壷も歓喜に震え、快
感を男と分かち合おうと誘っていた。
36919/20:2005/06/12(日) 12:34:53 ID:4VW5DstO
 「う、はあっ……!!ごめん、ステラ……っ!!」
 サザはついに彼女の肉孔に精を放った。濃厚で熱い白濁液が、彼女の子宮にたっぷりと注ぎ込まれていく。
びゅくんっ、と脈打って精液を放つサザの感触に、ステラは大きく喘ぎ叫んだ。
 「ふああっ……サザのが、ああっ……ううっ、はううっ!」
 「はっ……うっ……!!」
 サザの射精が終わると、ステラは力尽きたように少年の胸に倒れこんだ。少女の熱く甘い吐息を感じながら、
サザは少女をそっと抱きしめた。
 「……どうして……あやまったのですか……?」
 「どうしてっ、て……」ステラの問いに、サザは呼吸を整えながら答えた。
 「膣内に、出しちまったから……。どうしても……出したかったんだ」
 半月前に愛し合った時も、彼女の胎内にだけは射精しなかった。できなかった、と言った方がいい。抱き合
うことすら許されざる行為だというのに、それ以上の行為ができるはずがなかった。しかし、今回は……
 「みんな…忘れてた。愛し合うのに邪魔だったから……俺が薄汚れた盗賊だってことも、ステラが貴族の令
嬢だってことも……」
 「……私が婚約していることも」
 「…………」
 「うれしいです、サザ……あなたと、本当に何にも煩わされずに……愛しあえて。だから、謝ったりしない
でください……」ステラはそう言って、少年にキスした。
37020/20:2005/06/12(日) 12:35:29 ID:4VW5DstO
 「…………」
 サザはきつくステラを抱きしめながら、キスに応じた。何も悩むことはなかった。今の二人は、何の制約も
なく愛し合うだけの存在なのだ。そう考えた時、まだ少女の肉孔に深々と打ち込まれていた肉の楔が、びくん
と起き上がった。
 「……あ……」ステラはぴくりと体を反応させる。サザの胸の上で潰れていた乳房が少年をくすぐり、黒髪
が少年の肩にかかった。サザは恥ずかしそうに視線をそらしてつぶやいた。
 「す、好きな人とは……何回でも、できるんだよ……だから……いいか?」
 ステラは少年の頭をきゅっと自分の胸に抱き込んだ。「愛してる、って言ってくれたら……いいですよ」
 「…………愛してる……」
 「ふふっ、聞こえませんよ?」
 「……!愛してるよ!!ステラっ!!」
 「きゃあっ!!」
 サザはステラを抱いたまま横に転がり、上下を逆転させた。「愛してる……ステラを愛してるから……」
 「サザ……私も……ああ、ああっ!」
 さっき注ぎ込まれた精液が、激しく運動する乙女の秘所から掻きだされて流れ落ちる。激しい雨音の中、二
人は狂おしく互いを求め合い続けた。雨が上がれば、また戦争という現実に引き戻される。だがそれまでは、
全てを忘れて愛し合える……サザもステラも、この雨が少しでも長く降り続くように祈りながら抱き合い、キ
スを交わし、愛撫し、幾度となく絶頂を極めていった。
371 ◆ozOtJW9BFA :2005/06/12(日) 15:03:58 ID:q0sEd1Ry
GJ
372名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 19:37:08 ID:tOCQ748v
     ___
   /    ヽ\
  │       │        
   へ-  ─ヾ  │       
    ─  ─   ∂ \     
  |  し 丶 √ │││
  | ト-=ヽ  │ ││    
   \    /  │ │            
  / ゝ── /ノ  丿
  ( \__ /   /│

わたしはそうりょリフ
たたかいはできませんが GJはできます
373 ◆ozOtJW9BFA :2005/06/12(日) 20:22:43 ID:q0sEd1Ry
リフは傷薬になった。
374名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 20:24:18 ID:JjNOoivL
ステラえろいよステラ
GJです!
375名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 20:42:42 ID:b8Wa/6sO
GJです
死んでしまったもう一人のステラの分まで幸せになってくれ!
376名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 20:56:56 ID:wR72wFI2
どういう意味だ?
377名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 21:21:55 ID:HFb+z5ep
>>376
ステラ違いって奴だ。

向こうのステラはあまり好きじゃないがこっちはGJだ。
378ボーレ分補給1/2:2005/06/12(日) 22:29:43 ID:4VW5DstO
 雨もあがり、丘の上の城からは歓声が聞こえてくる。河は依然濁流で渡れないが、空は抜けるような晴天で、
じきに飛行部隊が二人を探しにこちら岸に飛んで来るだろう。サザはステラが胸甲を付けるのを手伝っている
がその様子は恋人同士の睦みあいのようだった。
 「もう戦いは終わったみたいですね……クリミアの皆さんは、ご無事だったでしょうか」
 「ステラ抜きじゃ、本隊は苦戦したかもな」
 サザが何気なく口にした言葉に、ステラの手がぴくりと止まった。
 「あっ……私、すっかり忘れていました……」
 「何を?みんな忘れて……しよう、って言ったのはステラだろ?」
 ステラは真っ赤になってうつむいた。「……そういうことではなくて……」
 「何だ?」
 「私のせいで、ボーレさんが……重傷を負ってしまって……」
 「……戦場で起こった出来事で、誰かのせいにできることなんかないさ。話してみろよ」
 「はい……」
 ステラいわく、彼女はティアマト、ボーレと遊撃隊を組織して、河沿いを索敵していた。ステラが先頭で、
その後方をティアマト・ボーレが固める陣形だ。問題が生じたのは、対岸―つまり今サザたちがいる岸―に渡
る橋の敵を倒した直後のことだった。橋の周辺に敵部隊が集中していたため、ステラが単騎馬をあおって橋上
に乗り進み、敵を両岸に分断する。彼女が橋の上で対岸の敵を射倒している間、こちら岸の敵をティアマトと
ボーレが撃破していく、という作戦だった。
379ボーレ分補給2/2:2005/06/12(日) 22:30:14 ID:4VW5DstO
 雨の中奇襲をかけたこともあり、拍子抜けするほど簡単に橋を制圧できた。ステラが前方に敵が残っていな
いか橋の上で警戒していると、後ろから近づくボーレの声が聞こえてきた。
 『ティアマトさん!これで敵騎兵を通算38騎撃破っすね!さっすがぁ!!』
 『あれ!?そういえばティアマトさんも今年でさんぢゅぴっ』
 何か凄まじい打撃音と共にボーレの声が途切れ、橋が大きく揺れた。ステラが振り返ると、橋の中央でボー
レが血まみれになって倒れている。彼が攻撃された時の衝撃のせいか、雨で増水した河にかかる木橋は危険な
きしみ音をたてていた。
 『ステラ、こっちは大丈夫よ。あなたはそのまま対岸を索敵して』
 ティアマトはそうステラに叫ぶなり、ボーレの襟髪を引っつかんで馬上から引きずって戻った。その直後、
橋が濁流に飲み込まれていった……
 「きっと、敵がまだいたのです……私がもっと、しっかり見張っていれば……」
 「ステラ」サザは優しくステラにささやいた。「俺が断言する。君のせいじゃない」
 「ですが……」とまどうステラを、サザはきゅっと抱きしめた。
 「何が起こったか、分からないんだろ?……俺、ステラのそういう純粋な心が……とっても、好きなんだ。
俺の心は汚れてるけど、ステラはずっと…きれいなままでいて欲しい……」
 「??は、はい……」ステラはきょとんとした表情のまま、サザのキスを受け止めた。
380名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 23:09:30 ID:JjNOoivL
終わったと思ってたら別のエピソードもあったのか!
GJだコノヤロウ、また来てくれよ!

前スレの355氏、アイク×レテの続きも待ってるぞ!
381名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 23:18:47 ID:Ai3dRpOa
ボーレとティアマトがナイス。GJ。
382名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 23:22:48 ID:q9FXAa1B
うわぁぁ!!GJ!!

こう、ロミオとジュリエットみたいな2人がめちゃ良かったぁ・・なぁ・・
383名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 23:42:20 ID:BCJLDnbR
>349
ギャー!禿萌えた!前回のは切ない系でしたが
今回はお互いを想っている感じでハァハァ。
純愛なのにハードなラブエロ…
しかも後日談(?)がすごい面白かった!
神よ有り難うハァハァ…!機会あらばまたお願いします!
384名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 01:14:23 ID:vSbBrqja
>349
あの話には続きがあったのか!
サザ×ステラは切ないけど、そこがまた好きなんだ。
GJでした!最高。悶えた。
385外伝 ◆9QlRx9nooI :2005/06/13(月) 20:59:00 ID:9ktjnQFi
 こんばんわ。今日からトリップを付けてみる外伝です。
以下に「外伝エスト海賊強姦SS]を投下しまう。

注意点・エストが強姦されます。
   ・途中に僧侶リフがいますがお気になさらずに。

 では投下開始。  
386外伝エスト海賊強姦SS:2005/06/13(月) 21:01:23 ID:9ktjnQFi
「じゃあアベル。行って来るわね」
「ああ。気を付けてな。エスト」
 アリティア城下。
 その一角にある小さな武器屋の前で、ペガサスに乗った少女が、青年に見送られていた。
 赤いショートの髪のいかにも快活そうな少女。
 名高いマケドニア天馬騎士三姉妹の、三女エストだった。
 その彼女を見送るのは、元アリティア騎士のアベル。かつては黒豹と呼ばれた彼も、今では武器屋の主となっていた。

 ドルーア帝国の侵略を発端として始まった暗黒戦争。
 その大戦を鎮めたのは、アリティアの若き王子マルスだった。
 アベルもエストも、その解放軍の旗の下で共に戦い、今ではただの戦友以上の仲となっていた。男女の仲である。
 長く苦しい戦いが終わり、解放軍の面々はそれぞれの道を歩む。それは次なる戦いまでの、束の間の休息でしかないが。

 アベルは騎士団を退役し、長年の夢だった武器屋をアリティア城下に開いていた。
 エストは二人の姉と共に、故郷であるマケドニアに戻っていたが、アベルが武器屋を開いたというので、様子を見にひょいとやって来た。
 だが任務を控えたエストの滞在時間を短い。一日としない内に、エストは発たなければならなかった。二人の姉、パオラとカチュアを待たせるわけにはいかない。
 
 と、一旦はペガサスに跨ったエストだが、何を思ったか急に降り、アベルへと駆け寄る。
 そして何も言わず、目を閉じて唇を突き出した。
「エ、エスト?」
 その仕草の意味する処が分からない訳ではない。アベルは途惑った。
 肩を並べて戦い、同じ時間を共有する内に、仲良くなったアベルとエスト。 傍から見れば恋人以外の何者でもないが、実はキスもまだだった。
387外伝エスト海賊強姦SS:2005/06/13(月) 21:02:40 ID:9ktjnQFi
そのキスを、エストは別れ際の今、求めているのだ。

(ねえ。して)と、せがむように、さらに唇を突き出してくる。
 アベルはぽりぽりと頭を掻き、誰も見ていない事を確認してから、エストにキスした。そのおでこのハチマキに。

 口ではなく、おでこにキス。しかもハチマキの上から。
 エストは目を開いて、上目遣いでアベルを睨みつけた。
「もう。アベルのバカ」
「はは、ごめん。でも、そういうのは今度な」
 その言葉に、エストはぱっと輝く。
「じゃあ。今度は絶対だよ!」
「あ、ああ・・・」
 しまった、とも思ったが、今更撤回は出来ない。
 エストはさらに追い討ちを掛ける。
「ねえアベル。私、前から考えてたんだけど」
「ん?」
「私、アベルと一緒に暮らしたいな!」
「え!!!?」
 頭が???で一杯になるアベルにくすりと笑い、エストはさっとペガサスに飛び乗った。
「じゃあね、アベル。姉様たちにもよろしく伝えるから」
 そして、エストは返事も待たずに上空に飛び、そのまま大空へと駆け上がった。
 アリティアの空を一周し、エストの姿は消えていった。
 その飛行を見ながらアベルは想う。
 
 やはりエストには、青空がお似合いだと。

 それから数日後。
 パオラとカチュアから、エストが海賊に攫われたという残酷な報せが伝えられた。
388外伝エスト海賊強姦SS:2005/06/13(月) 21:03:57 ID:9ktjnQFi
「ふんふんふーん♪」
 鼻歌混じりで、ご機嫌に空を飛ぶエスト。その後ろから、パオラ姉様の叱責が飛ぶ。
「こらエスト! 任務中ですよ」
「ごめーん」
 そう言いながらも、笑顔をやめられないエストだった。
 アベルの所から戻って以来、エストはとっても上機嫌。何があったか教えてくれないが、幸せの絶頂にある事は確かだった。
 そしてエストが幸せになるほど、パオラは憂鬱になっている。
 エストは気付かないようだが、次女のカチュアなどは、そっとため息を付くのだった。彼女もまた報われぬ淡い恋心を知っているから。

 パオラ、カチュア、エストの三姉妹は、アカネイア大陸の西の海を飛んでいた。
 最近、この海域に海賊が出没するようになり、その調査と討伐を、三姉妹は任じられていた。
 もちろん本隊は後から船で付いているが、まずは三姉妹だけで上空から偵察を行っている最中だった。

(これが終わったら、アベルと一緒に暮らせるんだ)
 しかしエストは、アベルの事で頭がいっぱい。
 そんなエストに、憂鬱になってしまうパオラ。正確には、妹の幸せを素直に喜べない自分が嫌になるのだ。
 さらにその姉を気遣うカチュア。彼女としては、姉妹のどちらの想いも分かってしまうだけに、切なく重いものを感じてしまう。

 三姉妹それぞれに、浮かれ、悩み、憂鬱になる。

 だから気付かなかった。

 ひゅん
 一本の矢が、エストのペガサスの翼を射抜いた。
389外伝エスト海賊強姦SS:2005/06/13(月) 21:05:18 ID:9ktjnQFi
「え?」と思ったときには、エストとペガサスは落下していた。
「きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
 エストの落ちる先には、見慣れぬ船。
「エスト!」
 すぐさま助けようとする二人の姉。
 だが船からは、雨のように矢が飛び、用意に近付けない。そしてエストは、その船に落下してしまった。
「エスト! エスト!」
 あの船が、最近出没している海賊船なのは間違いない。そして海賊に捕まったらどうなるか・・・・。
「エストー!!!」
 矢の中に飛び込むパオラ。だがその動きはあまりに単調すぎる。
「きゃっ!」
 肩に矢を受け、パオラは危うく落馬しかける。下が海なので死ぬことはないだろうが、どの道ただではすまない。
「姉様!」
 慌ててカチュアが支えて、パオラを下がらせる。幸いペガサスは無傷なので、空を飛びながら撤退することが出来た。
「わ、私よりもエストを・・・・」
 だがそういうパオラの顔は蒼い。よほど矢が深く刺さったのか、出血の量があまりにも多い。
(今すぐ治療しないと)
 幸い後方の船には、僧侶リフが乗っている。

「わたしはそうりょリフ」
「たたかいはできませんがちりょうのつえはつかえます」
 その彼なら、今すぐ引き返せば間に合うだろう。だがそれは、海賊に捕まったエストを見捨てることでもある。
(エスト! ごめん! 必ず助けに行くから!)
 一瞬逡巡した後、カチュアは負傷したパオラを連れて撤退した。
 
 こうしてエストは海賊に拉致された。
390外伝エスト海賊強姦SS:2005/06/13(月) 21:06:41 ID:9ktjnQFi
 






     ___
   /    ヽ\
  │       │        
   へ-  ─ヾ  │       
    ─  ─   ∂ \     
  |  し 丶 √ │││
  | ト-=ヽ  │ ││    
   \    /  │ │            
  / ゝ── /ノ  丿
  ( \__ /   /│

わたしはそうりょリフ
たたかいはできませんが 癒しの杖でペガサス3姉妹を癒せます。
よろしければごいっしょさせてください
391外伝エスト海賊強姦SS:2005/06/13(月) 21:07:58 ID:9ktjnQFi
「ん、ううーーーー?」
 エストが目覚めると、そこは見知らぬ船上だった。寝ているのではなく、立ったまま。
「あ、あれ?」
 周囲を見渡すと、そこにはやはり見知らぬ男たち。
「へへ。やっと目覚めたか」
「これが異国の女か」
「いい女じゃねえか」
 口々に勝手な事を言う男。どう見ても堅気の人間ではない。
 エストは反射的に後ずさろうとするが、体は動かなかった。
「え?」
 そこでエストは気付いた。己が船の帆柱に縛り付けられているのを。
「きゃあっ」
 小さく悲鳴を上げ、体をよじるが、縛り付けた荒縄はビクともせず。
「おやおや。元気なお譲ちゃんだ」
 と、男たちを割って、恰幅のいい男が前に出た。
 この船の船長だろうか。とエストは直感した。
「わ、私をどうするつもり!」
 その問いには答えず、男はエストを頭から足下まで眺め回す。その厭らしい視線は、エストの癪に障った。
「私をどうするつもりよ!」
 必死に動けない体でもがきながら、縛られてない両足をジタバタさせる。
「本当に元気だな。こりゃいいめっけもんだ。だっはっは」
 男はそう言い、顎をさすり、
「あのペガサスともども、ギース様は気に入るだろうよ」
 ペガサス、という単語にぎょっとする。そういえばペガサスの姿が見えない。
 今まで忘れていた自分を呪った。
「ペガサスは、あの子はどうしたの!」
「心配するな。お前もペガサスも、大事な戦利品だ。傷つけずに、ギース様の元に送ってやるよ」
 とりあえず愛馬の無事にホッとする。
「ギース?」
392外伝エスト海賊強姦SS:2005/06/13(月) 21:09:09 ID:9ktjnQFi
 だが聞き慣れない名に、エストは疑問が浮かんだ。
「あ、あなたたち、一体何者なの!」
「ふん。知らないなら教えてやろう。
 わしは海賊ダッハ様。盗賊王ギース様の一番の部下さ!」
「これはどうもご丁寧に」
 と言ったものの、やっぱり分からない。
「さあ今度はお譲ちゃんが名乗ってもらおうか」
「・・・私は、マケドニア白騎士団のエスト。天馬騎士よ」
 名乗った相手に名乗らないのも失礼だと思い、エストは告げる。
「まけどにあ? 知らないな」
「え?」
 ダッハの言葉に、エストは唖然とした。
「マケドニアを知らないなんて・・・あなた達、どこの人なの?」
 そういえば、最初「異国の女」と呼んでいたのを思い出す。
「わしらは西にある大陸バレンシアの砂漠の盗賊王国の海賊だ。これからお前は盗賊王ギース様に献上する」
 ダッハの言葉に、エストは蒼ざめる。アカネイア以外の大陸の事はよく知らないが、どこか遠い場所に連れていかれるのだけは分かった。

「さて。その前に」
 ダッハは舌なめずりしながら、マストに縛られたエストの顎をくいっと持ち上げる。
「ギース様に献上する前に、味見しとこうか」
 その言葉に、部下の海賊からワッと歓声が上がる。みんな目が血走ってる。
「な、なにを・・・・きゃっ!!!?」
 エストが問い掛ける間もなく、その両脚を左右から海賊が掴んで横に広げ、股を開かせた。
「やっ・・・なにを・・・」
 男の前で股を広げられエストは狼狽した。羞恥よりも先に困惑してしまう。
 そして前に立ったダッハは、短剣を振り上げていた。
「きゃっ!」
 覚悟もままならないまま、目を閉じるエスト。 
393外伝エスト海賊強姦SS:2005/06/13(月) 21:10:28 ID:9ktjnQFi
 ばさっ、と鎧が落ちる。
 ダッハの短剣は、鎧の止め紐を切っただけだった。
 天馬騎士の鎧は薄く軽い。容易く外され、エストの身を守るものはもう何も無かった。
 そして短剣は、今度は服の襟元に掛かる。
「いやっ。なに」

 ビリイイイイイ

 短剣が、一気に上着からミニスカートまで引き裂き、白い下着と滑らかな肌が露になる。
『おおっ!!!』
 その若い肢体に海賊の好奇の視線が突き刺さった。
「きゃああああああああっ!」
 悲鳴を上げ、エストはなりふり構わずもがきだした。
 さすがに気付いた。男が捕まえた女に何をするか。
「いやっ! いやあっ!」
 だが上半身はマストに縛られ、両脚はそれぞれ男に押さえられ、身動き一つできない。
「姉様! 姉様!!!」
 青空に向かって叫ぶ。だがそこに姉の姿は無かった。
「一緒にいた奴等か? あいつらなら、お前を見捨てて逃げ出したぜ」
「嘘よ! そんなの!!」
「嘘なもんか。実際助けに来ないじゃねぇか」
「く〜」
 言い返せなくなったエストは、きりっとダッハを睨みつける。私はマケドニア白騎士団の騎士。その誇りだけは忘れないように。
「いい目だ」
 その目を平然と睨み返し、ダッハは言う。
「愉しみだぜ。この目が、死んだ魚のような濁った目になるのがな」
 薄汚れた手が、無造作にエストの下着まで一気に剥ぎ取る。
 少女の小振りの乳房が露になった。
394外伝エスト海賊強姦SS:2005/06/13(月) 21:12:55 ID:9ktjnQFi
「きゃああっ!」
 晒された胸を必死に隠そうとするが、手も足も動かせない。
「へへ」「かわいいムネじゃねーか」
 左右から脚を広げる男は、間近で鑑賞していた。
 ダッハはその乳房には興味を示さず、その下の股間を覆う白い布まで剥ぎ取った。
「やめっ!」
 ばっと力づくで剥ぎ取った布を高々と掲げるダッハ。その表情は戦利品を手に入れた海賊の誇りに満ちていた。
「やああぁっ!!!」
 髪の毛と同じ色の、微かにはえた生えた赤い陰毛。その奥の可憐な割れ目は、固く閉ざされている。
「船長!」「ダッハ様!」「海賊やっててよかった!」
 恥じ入るエストとは対照的に、わーと歓声をあげる海賊たち。略奪した女を、みんなで輪姦。それが何よりの海賊の醍醐味だった。
 ましてエストほどの美少女なら、尚の事だ。このまま何もせずにギースに献上するなど有りえない。
「いやっ・・・いやああっ・・・・」
 唯一動く首を左右に振り回して、エストは泣きそうになるのを堪えて、虚しい抵抗を示す。
 今のエストは、破られたシャツがわずかにかかっただけで、あとはロングのストッキングしか身に着けていない。いや、頭のハチマキも。あのアベルがキスしてくれたハチマキを、エストはずっと身に付けていた。
そんな全裸同然の格好でマストに縛られ、何も身に着けていない股間を大勢の男に向かって開かされ、視姦され。
 エストは恥ずかしさで、死にそうだった。
「助けて! パオラ姉様! カチュア姉様!」
(アベル!)
 その名は外に出さず、内で呼ぶ。どうしてかは、エストにも分からなかった。
「へっ、もう諦めな。誰も助けにはこないぜ」
「だ、誰があなたなんかの言い成りになんか!」
エストが気丈に言い放つと−
395外伝エスト海賊強姦SS:2005/06/13(月) 21:13:57 ID:9ktjnQFi
  ぱん! 突然の平手打ち。
 
 エストの唇をツーと血が流れる。
 痛みよりも殴られたという衝撃に硬直するエスト。
 その唇に、いきなりダッハが己のそれを重ねる。
「!!!!?」
 カッとエストの目が見開かれ、そして涙が溢れた。
 唇に触れる生臭い感触。
 アベルにあげるはずだった初キスは理不尽に奪われ−
 
 初めてのキスは血の味がした。
 
 唇が触れるだけの短いキス。ダッハが唇を離すと同時、
「イヤアアアアアアアッ!!! やああああああああっ!!!!」
 エストはこの世の終わりのような絶叫を上げた。
(アベル! アベル! アベル!)
 アベルにあげるはずだった大切なファーストキス。それを無残にも海賊に奪われ、乙女の純情な願いは粉々に打ち砕かれる。
我慢に我慢を重ねていた涙が、滂沱となった零れた。

「キスぐらいでぎゃーぎゃー喚きやがって。いい声で啼いてくれよ」
 ダッハは悲鳴を間近で心地よく聞きながら、エストの半裸に手を伸ばす。
 まずは船長のダッハから。それが海賊の暗黙のルール。

 エストの微かに実った小振りの乳房。発育途中を思わせる淡い果実は、ダッハの手にすっぽりと覆われる。
「ほう。なかなかいい手触りじゃねえか」
エストの、小振りだが柔らかくしなやかな肉の手触り。
「やっ・・・! いやっ! 触るなっ!」
 だが柔らかいのは表面だけで、ぎゅっと力を込めると、芯は固いのが分かる。
「いたあっ・・・・!」
 可憐な膨らみを、ダッハの無骨な手が乱暴に撫で回す。
396外伝エスト海賊強姦SS:2005/06/13(月) 21:15:06 ID:9ktjnQFi
「いたっ! いやっ・・・いたいってば、もう!」
 小さな乳房が無理矢理形を変える程にこね回され、その度にエストは鋭い痛みに襲われる。痛いだけで少しも感じない。
 そもそもエストには、そういう経験が全く無い。
 そのエストの反応が面白くないのか、ダッハはその先端の乳首を、ぎゅっと指で挟みつける。
「ひいっ!」
 胸の先端の小さな桃色の蕾。それを指で押し潰され、エストはピリッと小刻みに震えた。痛みで。
「や、やだ・・・やめて・・・」
 蒼ざめた表情で、エストはぷるぷると首を左右に振る。

 犯される。汚される。陵辱される。強姦される。そして・・・・・

 それはアベルという恋人のいるエストにとって、耐え難い恐怖となった。
 まして初体験もまだのエストには。

 これから、次に逢う時にあげると決めた処女。それをこんな最悪の形で・・・

「いやああああああっ! やああああっ!
 わアアアアアアアああああああああああーつ!!!!」
 突然半狂乱になって叫ぶエストに、ダッハはにやりとほくそ笑む。そして胸を撫で回しながら、耳元で囁いた。
「へへ。今すぐ、ここにでかいのをぶちこんでやるぜ」
「いやあっ! やだああああっ!!!!」
 エストの股間をするっと撫で、ダッハはズボンを降ろす。すでにその分身は隆々と勃起していた。
「だめええーっ! おねがい!! おねがいだからあぁぁぁぁーっ!!!
 おねがいだからやめてエエエエエえええええええええぇぇぇぇぇー!!!」
 初めて見るナマの男の勃起に、エストは心底恐怖した。

 アレが、体のナカに入ってくる!!!
397外伝エスト海賊強姦SS:2005/06/13(月) 21:15:58 ID:9ktjnQFi
「おい。しっかり押さえてろよ」
咄嗟に脚を閉じようとするエストに、左右の男は渾身の力を込めて股を開かせる。
「いやあああああっ! やだああああああーっ!!!」
 マストに縛られ、股を広げられたエスト。その脚の合間に、海賊ダッハが腰を割り込ませる。
「そーら。ご開帳だ」
 これまでの乱暴な嬲りに感じるわけもなく。
 まだ少しも濡れていないエストのあそこに、男の象徴が突き刺さる。
「ひぎっ!」
「そらっ!」
 抵抗する肉の感触をむしろ愉しみながら、ダッハは硬直した肉棒を狭い割れ目に突き刺し・・・・貫いた!
「ひぎいいいいいいぃぃぃぃぃっ!」
 秘肉がめくれ、大きな穴がうたがれ、その結合部からドクドクと鮮血が溢れた。
 ただの破瓜の血ではない。どこか傷ついたらしい。
「ぎゃああああぁぁぁぁぁーっ!!!」
 エストの断末魔の叫びが、虚しく青空に轟く。
「助けて! 姉様! 姉様ああああああぁぁぁぁぁっ!!!」
 だがその青空に姉の姿はない。そしてアベルの姿も。
「そうらっ!」
 エストの苦痛など物ともせず、ダッハは腰を振り回して、蹂躙する。
 
 エストの膣は暖かく狭く、ぎゅうぎゅうと男を締めつける。
「いたああああっ!!! いたああああああっい!!!!」
 騎士として戦場に赴き、痛みには慣れているはずのエスト。
 だが胎内からの痛みは全く別のもので、エストさえも泣き叫ぶ。
「いたっ、ぬいてええええぇぇぇぇ!
 もう抜いてエエエええええええぇぇぇぇぇっー!!!」
「こんな気持ちいいもの、誰が抜くかよっ!」
 ダッハは構わずに腰を振る。振り回す。
398外伝エスト海賊強姦SS:2005/06/13(月) 21:16:52 ID:9ktjnQFi
 ぱんぱん

 肉と肉がぶつかり、血と汗が飛び散る。
「ひいいっ! ひいいいーっ!
 ぬいてぬいてぬいてえええぇぇぇぇぇぇー!!!!」
「くあー。エスト! お前のここは最高だ!!!」
 快哉を上げ、ダッハは肉棒に神経を集中し、エストの肉壷を掻き回し蹂躙していく。
 今まで何人もの女を犯してきたダッハ。だがその中でも間違いなく最高だった。
「す、すげぇ・・・」
 見ている海賊の誰もが、ぽつりと呟く。全員が息を呑んで凝視していた。エストの脚を押さえていた二人も、今や手を離して、呆然と見ている。
 そう。エストの両脚はすでに自由になっていた。だがその脚は、ダッハの腰を挟みながら、宙に向かいゆらゆらと揺れている。
「やめてええぇぇぇ! ぬいて! ぬいてえええぇ!
 もうイヤアアアアアあああああああああああああっ!!!」
 さらに船が揺れる度に、その振動が肉棒を通して、エストの胎内に直接響く。
「ぬいて! ぬいてってたらああぁぁぁっ!!」

 ぎしぎし

 こうしてる間にも海上を進む海賊船。その振動が、マストに縛られ、犯される少女の膣内に、肉棒を通して直接響く。

 ぱんぱん

「ひいいいいいっ!!!!」
 いつしかエストの肉壷は蜜に溢れ、少しは滑りをよくする。これは身を守る為の防衛本能による。
「やああっ! たすけて!! だれかたすけてよおぉ!!!」
 熱い涙を流しながら、エストは想う。
399外伝エスト海賊強姦SS:2005/06/13(月) 21:17:54 ID:9ktjnQFi
 あの長く苦しい暗黒戦争。
 それを勝ち抜いたのは、ただ平和のため。
 決して、海賊に捕まって犯される為ではない。

(どうして。どうして、私がこんな目に遭わなきゃいけないの?)
 激痛の中でエストは想う。
 姉の事。そしてアベルの事。

(ごめんね。アベル)
 次に逢ったら捧げようと思っていたファーストキスも処女も−
 海賊に無残にも散らされてしまった。

「わアアアアアアアああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
 天に、青い空に向かってエストは叫んだ。
 だがそれはもう彼女の空ではない。

「そうら。出すぜええええぇ!!!」
「えっ・・・・いやっ!!!」

 ドクドク

 腰を高々と突き上げ、ダッハは果てた。
 胎内を強く打つ熱い衝動。
「いやっ・・・いやっ・・・いやっ・・・」
 エストは本能で分かってしまった。何をされたか。
「イヤアあああああああぁぁぁぁぁぁーっ!!!」
 エストの目から涙が溢れ、そして光は消える・・・・。

「ふうぅぅぅ」
 射精するだけ射して、ダッハはイチモツを引き抜いた。
「あ、あ、ああ・・・・」
 エストの股間から、白濁液とより大量の血が流れる。
400外伝エスト海賊強姦SS:2005/06/13(月) 21:18:42 ID:9ktjnQFi
「んー? もうおねんねか」
 エストの顔を上げさせ、ダッハはその光を失った瞳を覗き込む。
 何も映さぬ虚ろな瞳。ダッハの言った『死んだ魚のような濁った瞳』そのものであった。
「しょうがねえ。後は好きにしな」
 ダッハが許可が出すと同時、一斉に海賊達がエストに群がる。すでに壊れた少女に。
 全員が勃起した性器を取り出し、マストに縛られたエストにこすりつけ、運のいい何人かが穴という穴にに挿入する。
 そう。一度に何本も刺されたのだ。
「あう・・・・いや・・・・いあ・・・・・・」
 虚ろに呟く口も、すぐに塞がれ、もう空気しか漏れない。
「殺すんじゃねえぞ。ギース様に献上するんだからな」
 ダッハのその言葉を、聞いていた者がいたかどうか。

 海賊船が彼らの拠点の海賊の砦に到着した時−
 マストに縛られたエストは全身が血と精液にまみれ、すでに言葉も失っていた。

 海賊の砦に到着してからも、エストの生活は変わらない。
 鎖で縛られ、ただ犯される。それだけの毎日。
「う、うう・・・・」
 薄暗い牢屋で、エストは鎖に繋がれていた。
 そして精液にまみれたエストを、まだ海賊たちは飽き足らず、犯し続ける。「姉様・・・・姉様・・・・」
 虚ろな瞳で同じ言葉を繰り返すエスト。その力を無くした脚を開かせ、男が激しく腰を打つ。

 もう何十回何百回と犯され、ぼろぼろのエストの膣。
 だがそれでも挿入された男をぎゅうぎゅうと締めつける。
「おらっ! 出すぜ」
「あ、ああ・・・・いや・・・あう・・・」
401外伝エスト海賊強姦SS:2005/06/13(月) 21:19:46 ID:9ktjnQFi
 胎内に出される熱い精液。その瞬間にのみ、エストはぴくりと反応した。
「いや・・・・なかはいや・・・・・」
「へへ。安心しな。これだけ出されたら、確実に妊娠だぜ」
「いや・・・・にんしんなんていや・・・・」
 未だに、妊娠だけには強い恐怖を見せるエスト。その反応が見たくて、海賊は耳元で囁く。
「妊娠。妊娠。妊娠。妊娠。ほうらもうお腹の中に子供がいるぜ」
 そうして、わざとらしくエストのお腹を撫でる。
「いやあぁ・・・・姉さま・・・・・」
 エストの目から、涙が止まる事はない。そして、エストはアベルの事は自然に考えなくなっていた。考えると、アベルに済まない気持ちになるから……。

 だがそんな日に転機が訪れる。
 バレンシア大陸からの迎えの船が来て、エストは砂漠の盗賊王ギースの元に送られる事になった。

 海賊の砦がセリカ一行によって陥落したのは、エストが連れ出されてからすぐの事だった。
 あの海賊ダッハも他の海賊たちもセリカ一行に皆殺しにされる。

 バレンシア大陸に着いたエストは馬車に乗せられ、その馬車の中でも犯される。
 馬車の中で座った男の上に跨がされ、イチモツに下から突き上げられていた。

  がたんごとん  がたんごとん

 そして馬車が揺れる度、肉棒を通してエストの胎内に直接振動が伝わる。
「あ、ああ・・・・あう・・・」
 エストを犯しつつ、馬車は進む。
 その先には、砂漠の砦、そして盗賊王ギースが待っていた。

(外伝エスト盗賊調教SSにつづく)
402外伝 ◆9QlRx9nooI :2005/06/13(月) 21:26:20 ID:9ktjnQFi
以上で終わりです。というか続きますが。
勢いでAAを使ってしまった。だが俺は謝らない。
ところで自分のトリップ9QlRx9nooI 形式番号みたいでカッコイイ
ではでは。
403名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 00:33:42 ID:4p1my/Ay
…リフwwwwwwwwww

陵辱物ステキィー
404名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 02:00:58 ID:4fLh9Ps0
エストには当然の報いじゃ!!妊娠するがいい!!
405SLS:2005/06/14(火) 02:02:56 ID:l+Rh2phH
初投稿します;

名だたる作家さんの作品が並ぶ中、大変僭越ですが
愛のみでネサラ×リアーネを晒していこうと思います。

なんだか無駄に長くなりそうなので区切り区切りうぷしていきます
人気のカップリングだけに、イメージを害された方ごめんなさい。
なお、文章中の設定は全部当方の脳内ということで・・・
406はじめてのK?:2005/06/14(火) 02:05:27 ID:l+Rh2phH

女神の加護によって護られし大陸・テリウス――
その南海には鳥翼族と呼ばれる獣人(ラグズ)の王国が2つ
並んでいる。

西に鷹のラグズの住むフェニキス王国。
そして東には漆黒の翼を持つ鴉のラグズの王国、キルヴァス。

北の大国デインが隣国クリミアを中心に大陸に起こした戦乱が
鎮圧されてより早数ヶ月。
鴉のラグズ達の王国キルヴァスには穏やかな時間が流れていた。

その鴉たちの王を頂くキルヴァス王宮の1室―――。
彼の人もまた、その穏やかな時間の中でとある季節を迎えていた。
407はじめてのK?:2005/06/14(火) 02:06:32 ID:l+Rh2phH

「ああっ、ネサラ様ぁっ!・・・ああぁん!」

激しく寝台が軋む音に合わせて一糸纏わぬ姿の女が嗚咽にも似た
快楽の悲鳴を上げる。その背には鴉の民たちにだけ許された1対の
黒翼が生えていた。

女を背後から組み敷くようにして翼に顔をうずめている男の背にもまた
女のそれよりさらに大きく立派な黒い翼が広がっている。
男はくすりと冷たい笑みを浮かべながら女の片翼を鷲掴みにして口元に寄せた。

「ほら、どうした? 欲しければもっと腰を振ってみせろよ。」

冷淡な言葉と嘲笑を女に投げつけ、男は更に女のうなじに手をかけ
彼女の首を、乱れた寝台の上に辛うじて残っている敷布に押し付ける。
屈辱的な姿勢で背後から犯されているにも関わらず、女はただ
恍惚とした喘ぎ声を上げていた。

―――突然、けたたましく部屋の扉が叩かれ、同時にしわがれた老人の怒号が響いた。


「ぼっちゃま!!!ネサラぼっちゃま!!!」

「ちっ。またかよ。」

男は忌々しげに舌打ちし、体を起こして女から自身を抜いた。
そして寝台から床に落ちた毛布を拾い上げると腰に巻きつけ、
乱暴に扉を開け放った。
408はじめてのK?:2005/06/14(火) 02:08:07 ID:l+Rh2phH

「ニアルチ!!いい加減にしろこの老いぼれが。出歯亀もいいところだぜ!」

扉の外に立っている老人は、気圧される勢いで男に怒鳴られたものの逆に顔を
激しく紅潮させ男ににじり寄る。

「いい加減になさるのはぼっちゃまのほうですじゃ!!城の端女どもに手をお出しに
なるなとあれ程口を酸っぱくしてこの爺めがおっしゃっておりますに!!

お嫁様が欲しければ、それこそキルヴァス中を探し回って爺が素晴らしい娘を
ぼっちゃまに輿入れさせますのに・・・。ぼっちゃまときたら戯れに城の女をかどわかす
とは何たる事です!!情けなや!!」

老人の頭を突付き潰したい衝動に駆られながら、ネサラと呼ばれた男は深く息を
吐き、乱れた髪を片手で掻き毟った。

「はあっ。笑わせるぜ。他所のお国を真似して王様とお后様、2人揃って仲むつまじく
円満宮中でも作って欲しいのか?? ここを何処だと思っている。鴉の王国
キルヴァスだぜ。」


そもキルヴァスには決まった王家の血筋などはない。同じ鳥のラグズである
鷺の民は先祖代々の血と力とを大事にしてきたが、鷹や鴉の民たちは
力ある者のみを盟主と仰ぐ。殊更王座を臨む鴉の男達は力と知恵と
謀略と与奪を駆使して覇権を争ってきた。それは女であっても変わりない。
より狡猾に、他者を欺き自分を立てて王の寵愛を得る。そうして王の子を
孕んだ女のみが権力を約束される。

ネサラ自身もそうして生まれてきたのだ。そして他の兄弟達をその力と智謀で
出し抜き、彼は今日キルヴァスの民に王と呼ばれるまでになった。
409はじめてのK?:2005/06/14(火) 02:08:52 ID:l+Rh2phH
むむむ、と唸り声を上げながらそれでも尚、ニアルチはネサラに食い下がった。

「だまらっしゃい!今と昔とでは時代が違うのですぞ。今後ラグズとベオクの交流は
一層広がり、このキルヴァスの在り方も変わってきますのじゃ!ぼっちゃまがそのような
ことではこれからの、「こくさいしゃかい」に乗り遅れますぞ!」

再びネサラはハアっと大きなため息を吐いた。それから部屋の中へ顔を
向けると、きょとんとした表情でこちらを見ている侍女に出て行けと目配せをする。

「興ざめだ。お前はもう帰っていいぜ。恨むならこのモウロク爺を恨んでくれよ?」




着替えを済ませ、再び部屋から出てきたネサラに、艶をなくした羽根を揺らしながら
ニアルチが歩み寄る。

「なんだよ・・・まだお説教か? そんな暇があったら」

「ぼっちゃまのあまりの醜態ぶりにこの爺めは言い忘れておりましたのじゃ。
リアーネお嬢様がぼっちゃまを尋ねておいでになっておりますぞ。」

「はい?」

ふつっとネサラの眉間に怒りのしわが寄る。
ネサラは乱暴に後ろ手で扉を閉めると、大股で城の回廊を踏みつけるように
歩き始めた。そして後を付いてこようと慌てて小走りに
なっているニアルチを睨みつける。

「先に言え!このクソジジイ!!!!」

(続きます;)
410名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 02:47:23 ID:E4IEebbS
ところで・・・ベルウィックサーガの話題が
全く出ないけど、需要ないのかな・・・?
411名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 03:21:39 ID:l7qThs98
本編レイープねたばかりで、想像力を掻き立てられないのかもしれない。
412名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 04:59:41 ID:YDy1k/DY
語りたいことは山程あるが、正直話題に出していいものか計りかねてる
妹より巫女だろうとか、秘書もいいなとか、いやいや竜騎士もとか
413名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 08:40:45 ID:uJ19/smz
ベルサガ、軽くネタ触れたいしたいけど、ネタバレになっちゃうからな……
ちょっと迷うトコロ。
レイープネタばかり出されるけど、赤の相手とか( ;´д`)お見合いイベント、カワイイ
風王女と傭兵とか、ツボつかれまくった。
というか、風王女と傭兵は13章のイベントの後、やっちゃってると思う。
414ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/14(火) 17:06:00 ID:pm45sEBt
最重要依頼(1)

「リース様。」
リースが戻ると、秘書のティアンナが早速話しかけてきた。
「何?」
リースが聞くと、ティアンナは用件を切り出す。
「実は、一件、依頼を承ってきたのですが・・・」
「依頼?」
「はい。」
リースはじっとティアンナを見つめる。すると、ティアンナはなぜか、顔を赤らめた。
「で、どんな内容なのかな?」
「それは・・・・・・秘密です。」
「秘密って・・・・・・それじゃ、依頼を受けられないよ。」
「うふふ。実は・・・・・・この執務室のどこかに、依頼内容を書いた紙を隠してあります。それを見つけられたら、この依頼をお願いしますね。」
リースには彼女の意図がまったくわからない。
「とても重要な依頼なのですが・・・」
「そんなに重要なら、どうして隠したりするの?」
するとティアンナはじっとリースを見つめた。
「もし見つけられなければ、リース様にこの依頼をこなせるだけの能力がないと判断いたしますので。」
「・・・・・・。」
「ですが、もし見つけられたら、そのときは・・・・・・」
ティアンナの顔が再び赤くなる。
「だからどうしてそこで赤くなるの!?」
「期待しておりますわね。リース様。」
リースは執務室を見回した。自分の席、そしてティアンナの席、戸棚、花瓶、カーテン、窓・・・・・・探すところはたくさんある。
「こりゃ大変そうだな・・・・・・」
「そうですわね。それではヒントを差し上げます。本棚や戸棚には、隠しておりません。」
「ありがとう。これでだいぶ絞れたよ。それじゃ、探そう!」
415ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/14(火) 17:06:36 ID:pm45sEBt
最重要依頼(2)

リースはさっそく、窓やカーテンを調べる。
「う〜ん、ここにはないな・・・・・・」
窓やカーテンのどこにも紙が無いことを確認すると、次は自分の執務机を調べる。
「この紙は・・・・・・違うな。これも・・・違う。んー・・・・・・ここには無いか。」
そして、今度は彼女の執務机を調べた。
「えーっと、あ、ティアンナ、自分のプライベートの物は除けといて。見られたらいやでしょ?」
「ご心配なく。見られたらいやなものは、入っておりませんので。」
「そう・・・・・・んん〜、これも違う・・・・・・ここにもなし、か・・・」
次に、花瓶の中・・・・・・
「ないな・・・・・・。」
そして、倉庫から脚立を持ってきて、照明の裏も見てみる。
「なし。う〜ん、わからないよ・・・・・・」
「そうですか・・・・・・それでは、この依頼は、キャンセルということに・・・・・・」
途端に、彼女は残念そうな表情を見せる・・・・・・その意味が、リースにはわからない。
「・・・・・・もう一つ、ヒントを差し上げましょうか?」
「うん。」
「紙は、私の半径一メートル以内にあります。」
リースはティアンナを見た。彼女の半径一メートル以内。
「ねえティアンナ、少し向こうに歩いてくれる?」
リースがそう言うと、ティアンナは数歩歩いた。そして、ティアンナのいた位置に、自分が立つ。
「ここから半径一メートル以内か・・・」
「いいえ。私から、半径一メートル以内ですよ。」
「えっ・・・・・・?」
416ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/14(火) 17:07:10 ID:pm45sEBt
最重要依頼(3)

その瞬間、リースにはピンときた。依頼の紙は、彼女自身が持っているということに。
「ね、ねえティアンナ・・・・・・。」
「はい・・・・・・。」
「ティアンナの身体、調べてもいい・・・?」
するとティアンナは急激に顔を火照らせる・・・・・・そして・・・・・・
「・・・・・・はい・・・・・・」
リースはティアンナの正面に立った。そして、彼女の美しい顔を覗き込む・・・・・・
「ティアンナ、あーんして。」
その言葉に、ティアンナは口を開けた。
「口の中にはないな・・・」
そして・・・・・・。
ごくり。リースは思わず息を呑む。
「え、えっと、服・・・・・・脱がすよ。」
「はい・・・・・・。」
リースはゆっくりと彼女の服に手をかける。そして、彼の指が動くと、次第に彼女の服のボタンが外れていく・・・
その下には、至高の芸術ともいうべき、彼女の裸体。リースは彼女の胸の下着をめくってみた。
「おおおっ!!!」
大人の色香が漂う大きなふくらみの先端に、可憐に咲く花・・・・・・
「こ、これが・・・・・・ティアンナの・・・っと、こうしている場合じゃない。依頼の紙は・・・・・・ないな。」
上半身にはないとなると、次はいよいよ・・・・・・
リースは彼女のスカートに手をかける。そして、ホックを外すと、スカートははらりと落ちた。
その下には、白いショーツ・・・・・・しかし、リースは、それさえも下にずり下ろしてゆく・・・・・・
「あ・・・・・・」
リースの目の前で、ティアンナは全裸になった。その茂みの奥の割れ目に、紙が挟まっている・・・・・・
「あった!」
「・・・おめでとうございます。」
「どれどれ・・・・・・」
そこには、こう書いてあった。
417ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/14(火) 17:07:41 ID:pm45sEBt
最重要依頼(4)

依頼内容

ティアンナの洞窟の最深部に、種を植え付けること。

「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
二人は黙ったまま、お互いを見つめ合っている・・・・・・
やがてリースが口を開いた。
「ね、ねえ、種って・・・・・・?」
するとティアンナが口を開いた。
「もちろん、あなた様の・・・・・・種でございます。」
「・・・・・・いいの?」
「いやなら、こんなことしません。」
「・・・・・・。」
リースはティアンナを抱いて、床に寝かせると、彼女の両足を大きく左右に広げた。
「・・・・・・こ、これが・・・・・・ティアンナの洞窟・・・・・・」
股間の中央に、大きな亀裂が走り、中からおびただしい液体が溢れている・・・・・・。
リースはそっとズボンを脱いだ。その下には、彼女に種を植え付ける、大きなおしべ・・・・・・
そのおしべと、彼女の洞窟が、惹かれあうように共鳴しあっているように感じる・・・・・・
何のためらいもなかった。
418ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/14(火) 17:08:27 ID:pm45sEBt
最重要依頼(5)

リースは彼女の股間のところにしゃがみこむと、そのおしべをゆっくりと洞窟に押し込んだ・・・・・・
「ああああああっ!!!」
彼女の悦びの叫びが、部屋にこだますると、リースは、徐々におしべをスライドさせてゆく・・・
「ああっ!あひい!いいい!リ、リース様ああああ!!!」
「うああっ!ティアンナ!き、気持ちいいよ〜!」
「わ、私も〜!!!リース様!いい!いひいいいっ!!」
リースのおしべの動きに、ティアンナの洞窟は次から次へと蜜を噴き出す・・・
そして、リースのおしべも、次第に昂ぶる・・・
「ああああああ!!!リース様!!!い、イク〜!!!」
「ぼ・・・僕も・・・うっ!!!」
ティアンナの膣の中で、リースのおしべは弾けた。
彼女の奥深くに、今、リースの種が植え付けられた。

依頼達成!おめでとう!

おしまい
419名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 18:15:27 ID:mcsgbjqz
秘書キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
しかしリースはナチュラルに口説きまくってるよなw
お互い様っぽいところもあるが
420名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 21:47:13 ID:xPXIYCAL
キ、キターーーー!!!!!
次はラレンティアらへんでお願いします。
421名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 23:46:24 ID:2HeD9FTQ
>>404
ヽ(`Д´)ノ
422名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 00:20:46 ID:4z0fGVSY
洞窟ハァハァ(´Д`;)

>依頼達成!おめでとう!
さわやかすぎてワロタw
423名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 00:53:09 ID:/D70mXUR
「こ、これが・・・・・・ティアンナの・・・っと、こうしている場合じゃない。

すんでのところで冷静になるリースにワロタ。
424名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 01:05:53 ID:+VJTLL9W
ヤバいナチュラルに萌えた。
gjすぎる ハァハァ
425名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 02:35:18 ID:sUZOOdoG
秘書が机の下でおしゃぶり
王道だよな!
426名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 10:30:06 ID:oDEpiuEg
エンディング後のリース×リネットタンを・・・
427名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 20:55:34 ID:xozgUiAN
 「…ぬぅ、一つ聞きたい。側近よ?」
「はいはい。なんでしょうかね?ゴーゼワロス様?」
 「何故、我々はここに居る?」
 「それはここが地下牢で、我々が捕らえられたからですよ。ゴーゼワロス様。」
 「なるほど。だが私が聞きたいのは何故13章になってもなお、捕らわれているかを聞きたい。
寧ろ小一時間は問いつめて聞きたい。」
 「私に小一時間問いつめても事態は変わらないと思いますよ?ゴーゼワロス様。」
 「そうか。しかし私が捕らえられてからすでに約3章分、
後からここに入った連中は早々に解放されたではないか。
私ばかり何故に拘束され続けねばならぬのだ?」
 「拘束されている期間は私も一緒ですよ。ゴーゼワロス様。」
ーキィー
  「ム?扉が開いたぞ?新入りか?側近よ?」
 「台詞まわしだけで話を進めようとする故か見事なまでの説明台詞ですな。
ゴーゼワロス様」
 「なんの、なんのお前も立派な説明台詞だぞ。側近よ?」
 「おお、これは私が一本やられましたな。ゴーゼワロスwww」
 
428名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 20:56:34 ID:xozgUiAN
 「呼び捨てな上に何故かすごく侮辱された気がするぞ?側近よ。」
 「気のせいですよ。ゴーゼワロスwww様。」
 「また侮辱しおったな。こやつめ。」
 「や、やめて下さいよ。ゴーゼワロス様。」
 「よいではないか。よいではないか。」
  「あぁ…どこ触ってるんですか……ゴ、ゴーゼワロス様〜」
 「………さっきから私を無視して何をしとるのだ。おまえ達!」
 「ぬおっ看守!!」
 「ゴーゼワロス様との二人の愛の巣に何をしに来た!看守!」
 「……釈放だ」
 「おおついに我々も釈放だぞ!側近よ!」
 「やりましたね。ゴーゼワロス様!」
 「イヤ、釈放は相方の側近の方だ。」
 「な、なんと!?」
 「イヤ、だっておまえ………鑑賞用だし。」
 「!!」

ー終わり(変なもの書いて申し訳ない)
429名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 21:12:22 ID:5sQxkE4a
>402
(;゚∀゚)=3 かめへん!かめへんよ!
続き楽しみにしてるよう
430名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 21:40:04 ID:bxzLCUJt
>427-428

元ネタ知らないのに笑ったw
ゴーゼワロスwwwwww
ところで側近って女?ゴーゼワロスは美女なの?
431名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 22:23:01 ID:FDhsD/n9
ゴーゼワロスの真の姿を知った>>430が、悲しみのあまりナルヴィア港から
身投げするに一票w

あいつがいなかったら、CCしなかった奴が沢山いるよww
432405:2005/06/15(水) 23:11:23 ID:VbP4lURe
せっかくベルサガネタで盛り上がっている流れをぶった切って
すいません(つД`) 先日のネサ×リアの続きを投下します。
433はじめてのK?:2005/06/15(水) 23:13:11 ID:VbP4lURe
城の中程に設けられた客間のソファには、純白の翼を背に生やした
少女がちょこんと座っている。彼女は部屋に飾られた煌びやかに光る装飾品を
物珍しげに眺めていた。

「待たせたな、リアーネ。」

そう呼ばれた少女はネサラの姿をみとめると、ぱっと顔を輝かせた。

『ネサラ!』

立ち上がって今にもこちらへ飛び出してきそうなリアーネをネサラは
そのままで、と手で制し彼女の隣へどかっと腰を下ろした。

「あれ、もしかしてお前1人か?リュシオンは一緒じゃないんだな。
確か今はフェニキスからガリアへ移って獅子王のところで世話になってるって
話だったよな。あんな所からよく1人でここまで来れたな。」

幼いころから鳥翼族の王族のよしみで何度となく遊んだ鷺のラグズの美しい兄妹。
鷺の王族特有の滑らかな金糸のようなリアーネの髪を指先で弄びながらネサラは
リアーネに笑いかけた。彼女は嬉しそうにうなずく。

『うん。途中まで白い竜のひと、お船に乗せてくれたの。』

ああ、あいつかとネサラは納得した。確かベオクの間でクリミアの救国の英雄として
騒がれているアイクという男の傭兵団に居た者だ。ゴルドアの竜鱗族でナーシルといった。
一度故郷のゴルドアの地へ帰ったと聞いたが、今では再び自慢の船を駆っているのだろう。
それにしても、キルヴァスの近海からここまで小さなリアーネの翼で飛んでくるのは
大変だったろうとネサラは改めてリアーネを見つめた。
434はじめてのK?:2005/06/15(水) 23:14:44 ID:VbP4lURe

「・・・で、大層な長旅をしてきてどうしたんだ?リアーネ。俺に何か用が
あるんだろう?」

リアーネは人懐こく笑い、両手を丸くすぼませてネサラの耳に近づけると
『あのね』と声をひそめた。


『・・・赤ちゃんのつくりかたおしえて。』

「へ?」

ネサラは思いもよらないリアーネの言葉に間の抜けた声をあげる。

「何でまた・・・・そんな事知りたいんだリアーネ。」

『あのね、森のみんなが死んじゃってから・・・とうさまもにいさまも
すごくさびしそう。だからね、わたしがたくさん赤ちゃんを産んだら
きっとさびしくなくなると思ったの。』

「ううむ、まあ・・・な。気持ちは解るが。それならわざわざこんな遠くまで
来なくてもリュシオンに直接聞けばよかったんじゃないのか?」

『きいたの。でもにいさまは「お前には知る必要はないから」っておしえて
くれなかったの。』


それはそうだろう。セリノスの鷺の民は王であるロライゼ、その王子リュシオン、
そして妹のリアーネを残してことごとくベオクに虐殺されたのだ。時がたてば
姫を見初めて婿となった男もいただろうに、肝心の民が残されていないのだから。
同じラグズでも多種族同士の交配や、王族の近親婚は禁忌とされている。
435はじめてのK?:2005/06/15(水) 23:15:17 ID:VbP4lURe
百歩譲って種族の存続のためと唱えても、あの堅物のリュシオンが何より大事にしてきた
妹を汚すような真似を死んでもするとは思えなかった。

つまり鷺の民は緩慢に滅んでいく運命を突きつけられたのだ。身勝手なベオク達の手によって。
だがネサラには年頃の娘が女としての幸せを知ることもないまま、
ただ年を取り枯れて死んでいく事実がたまらなく哀れな事に思えた。

「・・・いいぜリアーネ。俺がお前に教えてやろう。手取り足取り・・な。」

理を犯すのは自分であってリアーネではない。なに、例え女神に罰を当てられても
神経が図太く面の皮が厚い自分のこと、大したことはないだろう。
リアーネはそれを聞くと嬉しそうにネサラの手を握ってはしゃいでいる。
本当にこの娘は何も知らないのだな、とネサラは思わず苦笑した。

リアーネを伴って客間を退室するとき、ネサラは指をぱちんと鳴らして城の
兵士を呼び寄せた。

「いいか、これからあの爺を一歩たりとも俺の部屋に近づけるな。
押し通ろうとしたら殺していいぞ。」

ネサラの低く押し殺した声に圧倒され、兵士は背筋を伸ばして承知しましたと答えた。
これで邪魔者の心配は無い。
436はじめてのK?:2005/06/15(水) 23:16:02 ID:VbP4lURe
自室にリアーネを招きいれ、金色の絹で織られた美しい天蓋のかかる寝台に座らせる。
念には念をいれ、ネサラは部屋の扉の錠を掛けた。
そしてリアーネの隣へ静かに腰を降ろすと、そっと彼女の肩を抱いた。

これから起こりうることを何も知らされていないリアーネは期待に目を輝かせながら
ネサラを見つめている。


「さて、リアーネ。お前はとても運がいい。実はな・・・子を成す時期っていうのは
年に1度しか機会がない。今頃はちょうどその時期なんだ。
いわゆる「恋の季節」ってやつだ。粗野な呼び方だと「発情期」とも言うけどな。

もっとも、俺たちラグズよりずっと寿命も短くて、戦争ばっかりやってばたばた死んでるベオクは
年中子作りできるそうだぜ?そうやって頭数を増やさないと種の存続が危うくなるからだな。」

ふうんと嬉しそうに微笑んでリアーネはぽつりと「こいのきせつ」と口の中でつぶやいた。

「そこでだ、恋の季節が到来すると男は女を、女は男を求めるようになる。獣牙族の連中は
いきなり背後から女の首筋に噛み付いて押さえつけるっていうけどな。どうも品が無くていけない。

俺たち鳥翼族は繊細だからな。翼を綺麗に磨いて広げてみせたり、とびきりの美声で歌を聞かせたり
ここぞとばかりに踊りを踊ったりして相手に「求愛」するわけだ。
まあ、品が無いといえば隣の鷹の連中もそうだけどな。

・・・1番大きな獲物を狩ってきた男に女はなびくらしい。」

リアーネがたまらず吹き出した。ネサラもつられて忍び笑いを漏らす。
そんな事を言いつつ、気の利いた求愛行為をしたことなどネサラにはない。
放っておいてもネサラを求めて寄ってくる女達にそれらは必要なかったので。

笑いを噛み殺して、彼は得意げに先を続けた。
437はじめてのK?:2005/06/15(水) 23:17:01 ID:VbP4lURe
「そして相手の求愛に応えた男と女が1組の「つがい」になる。」

『ネサラ、それで?それで?』

「それで・・・だな。」

リアーネが瞬きする一瞬の隙を突いて、ネサラは鳥の羽で刷くように
そっとリアーネの唇に口付けた。
金色の睫毛に縁取られたエメラルドの瞳を大きく見開いて、リアーネは
ネサラの目を見る。ぽっと可憐な頬に朱が差した。

彼女は口付けられた場所を小さな舌で拭うと、うふっと笑って肩をすくめた。
ネサラはリアーネの肩を抱く腕に力を入れて体を自分の方へと引き寄せる。

そして彼女の耳元で、「リア」・・・と幼少の頃よく呼んでいた愛称を囁いた。
ひゃん!と小さな叫び声を上げて慌ててリアーネはネサラの胸元に顔をうずめる。

「ん?どうしたリアーネ。」

『・・・くすぐい。』

顔をもぞもぞさせながらリアーネはくすくす笑っている。ネサラがもう1度彼女の
耳に愛撫しようとすると、リアーネは子猫のように『やぁん』と鳴いてネサラの腕をすり抜け
寝台の上掛けの中へ隠れてしまった。
布の隙間から純白の翼がすらりと伸びて、ネサラをからかうようにゆらゆら揺れている。
438はじめてのK?:2005/06/15(水) 23:17:43 ID:VbP4lURe
「・・・・頭隠して羽根隠さずとはこの事だよな・・・。こら、待て!」

ネサラはリアーネの体を布の上から捕まえると、翼の付け根を指の腹で優しく撫でた。
指先にふわっとタンポポの綿毛のような柔らかい感触を感じる。

「なんだお前。まだ産毛が残ってるじゃないか。まだ雛もいいところだぜ。
そんな様で子作りしたいなんてよく言う。」

『そんなこと、ないもの。』

リアーネは上掛けから抜け出し、頬をふくらませた。

『もうねえさまたちみたいに、むねもふくらんできたし。
もう大人になったもの。』

へえ・・・とネサラは苦笑した。小さいリアーネはうつ伏せに寝そべり、
足をぷらぷらさせながら得意げになった。

「それじゃ俺が隅々まで調べてやろう。」

ネサラはリアーネに覆い被さると、指先を立てて彼女の体の至るところをくすぐった。
彼女は火が付いたようにはしゃいで笑いころげる。
唐突にネサラは我に返った。

(・・・・・・・ああ、何やってんだ俺は。ほだされてどうする・・・・。)

これでは子供のころ無理やり付き合わされた「とうさま、かあさまごっこ」と
全く変わらないではないか。ごっこでは駄目なのだ。
彼の中で情欲とは劣情であり、黒い炎のように冷たく燻っていなければならない。
せめてリアーネがほんの少しでも肉欲を見せてくれれば。
このままでは情に流されて満足に彼女を抱けそうにもない。
439はじめてのK?:2005/06/15(水) 23:18:16 ID:VbP4lURe
ふとネサラは寝台の傍に置かれたサイドテーブルに目をやる。
そこには水出しした香草の茶が入った水差しと茶器、
そしてある薬の包みが置いてあった。
薬はベオクの商人から買ったものだ。この薬を使うと、季節でなくても
いつでも発情することができたし、性欲に溺れて泥のように眠りたいとき、
ネサラはいつも自分や相手の女に薬を使った。

「リアーネ、はしゃいだら喉が渇いたろう。茶でも飲むか?」

リアーネはうん、と嬉しそうに頷くと上体を起こし、ネサラの傍へ
寄ってきた。ネサラはリアーネを再び座らせ、素早く彼女のカップの中へ
薬をしのばせると、ガラス棚から皿に盛られた山葡萄や無花果の実を
取り出し、それを添えてリアーネに差し出した。

「うまいか?」

『うん』

無花果の実を頬張りながら、リアーネは薬の入った茶を飲みほす。
それから彼女は満足そうに息を吐き、けぷっと喉をならした。
ほんの少しだけネサラの心に冷たい水が流れる。それは獲物を
狙うときのあの感覚とよく似ていた。

ネサラは指先で山葡萄をぷつりともぎ取り、それを口に含むと
今度は荒々しく深く、彼女の唇を奪った。
突然の出来事にリアーネは驚き、びくっと体を硬直させる。
唇を割って、ネサラの吐息と舌が滑り込んでくる。
リアーネは自分の体に回されたネサラの両腕を掴んで何とかその
呪縛から逃れようとしたが、か弱い彼女の力では逃れることは叶わなかった。
440はじめてのK?:2005/06/15(水) 23:19:16 ID:VbP4lURe
甘い果実をリアーネの舌先に転がして、また絡めとる・・・
ネサラは巧みに舌先を使いながらそれを繰り返した。
口を塞がれ、荒々しい口付けに動揺しているリアーネは苦しさから
次第に息を弾ませてくる。
やがて、熱を加えた角砂糖がじっとりと溶けて落ちるように
リアーネの体から力が抜けた。

それを確かめると、ネサラはリアーネから唇を離し
今度は彼女の頬に短く口付けた。
リアーネは深く息を吐くと、切なげにネサラの腕にしがみ付く。

『ネサラ・・・へんなの。』

「何が?」

『からだ、へん・・・。むずむず・・する。』

ネサラは自身の腕からリアーネを引き離すと、服の上から
彼女の下肢―――恥骨の辺りを優しく指でまさぐった。
またリアーネの体がびくりと反応する。

「このあたり?」

『・・・ぅん』

目を細め氷のような笑みを浮かべると、ネサラはリアーネの腰に手を回し
静かに柔らかい肢体を仰向けに寝かせた。息を弾ませ、
上気した彼女の顔はほんのりと薄紅色に染まっている。

「服を・・・脱ごうな。暑いだろ?そのままだと。」
441はじめてのK?:2005/06/15(水) 23:19:55 ID:VbP4lURe
リアーネが『えっ』と不安げに顔を曇らせるのを横目に、
ネサラは白の上質の絹で織られたリアーネのドレスに手を掛けた。
起用に背中の止め紐を解き、肩口から下肢まで純白の衣を
一息にずり降ろす。

慌てて胸を手で隠そうとするリアーネを押さえつけ、ネサラは
彼女の美しい肉体に目を落とした。
透き通るような象牙色の肌、横になると一層淡くなる2つの膨らみの上には
桃色の小さな蕾が咲いている。
腰から下肢にかけては、少し力を入れただけでも折れてしまうのではないかと
思うほどか細く、それは彼女が化身した時の真の姿――鷺の肢体を思わせた。

『みたらだめ!はずかしい』

リアーネは瞳の端に羞恥の涙を滲ませながら、消え入りそうな声でネサラに訴えた。
ネサラはふっと笑うとリアーネの鎖骨の窪みから、首筋、耳たぶまで舌を這わせて
甘く囁く。

「リアーネ、綺麗だよ。」

ぴくっと体を小さく震わせたが、彼女はそれ以上ネサラに抵抗しようとはしなかった。
燃え上がる情欲の中で、鷺の民はいつもこうだな・・・とネサラは考えていた。
他人から加えられる欲望に極端に弱くできている。圧倒的に搾取される側であり、
それ故滅びの憂き目を見る事となったのだ。
442はじめてのK?:2005/06/15(水) 23:20:44 ID:VbP4lURe
今も自分は彼女を薬で無理矢理発情させ、その美しい純潔を奪い去ろうとしている。
自分に寄せられた無垢の信頼を裏切って。酷く空虚なものを感じたが
ネサラはそれ以上に昂った自身の衝動を抑えることはできなかった。

彼女の腕を引き上体を起こすと、ネサラは背後から腕を回し
リアーネのまだ幼い乳房を下から搾りあげるように揉みしだく。
そして柔らかいうなじに唇を這わせると強く、強く吸い上げた。

『んんっ・・・あっ』

体の中に湧き上がる初めての感覚に翻弄されながら、リアーネは
何度も小さな喘ぎを漏らす。それを愉しむかのようにネサラは
今度はつんと尖らせた舌を使って全身の感じやすい場所を丹念に
愛撫していった。

脇の下や腹部から双丘にかけたライン。内股の根元、背筋、
そして桃色の乳首。舌で転がし優しく甘噛みする。

声にならない悲鳴を上げながら、リアーネは今にも飲み込まれて
しまいそうな激しい快楽の波に抗っていた。
昔――小さな足で駆けて追いかけた兄とネサラの笑顔。
いつも屈託なく自分に接してくれた彼をリアーネは兄と同じように
慕っていた。
しかし今自分を熱く抱擁しているのはあのころのネサラではない。
遠くなりそうな意識の中、リアーネはネサラに男を感じて
高鳴る鼓動に胸が潰れる思いだった。
443はじめてのK?:2005/06/15(水) 23:21:19 ID:VbP4lURe
不意に、ネサラの指がリアーネの下肢に残された下着に触れる。
今まで彼のされるがままに大人しくしていた彼女は涙まじりの声を上げ
ネサラの腕を掴んだ。

『だめ、そこはいや。だれにも内緒なの!』

リアーネは以前、初めて彼女に初潮が訪れたとき、
怪我をしたのではないかと不安になり1度だけ手鏡で自身の秘所を
見てしまったことがある。彼女は衝撃を受けて、それ以来そこは
何となく不浄なものとして記憶されていた。
だから自分だけの秘密なのだ。誰かに見せて嫌われたりしたくない。

「リアーネ・・・怖くないから、な?お前が俺にいつまでもそうやって
隠し事をしてたら、お前の望んでる子供はできないぜ?

ほら、大丈夫だから。そうだ、俺の秘密もお前に見せてやるから。」

ネサラは今にも弾けそうな欲望を抑えながら、リアーネをなだめる。
そして彼の腕を掴む力がほのかに緩むのを感じると、彼女の秘密を
隠した最後のヴェールをゆっくりと下ろした。


(まだ続くので一旦切ります)
444名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 23:31:06 ID:NV9Ib34y
うほー、期待してまっせー。
445名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 00:55:17 ID:cq5rW7Yq
うわ〜、いい!GJ!!
446名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 01:17:49 ID:1Lui6QR4
俺の愚息が激しく反応中(;゚∀゚)=3 ムッハー
447名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 10:46:26 ID:Hyawfv/3
>>414
GJ。BSで最初に思いつくのはやはりティアンナ関連か。
次点がラレンティア、エニードあたり、かな?
今後盛り上がるといいねぇ。
448名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 15:20:27 ID:QQyxEUC5
自分は初期も初期のディアン×イゼルナの絡み見て萌えた。
支援とかあったらくっつけたい感じ。
449名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 20:54:17 ID:V/sxXMw2
>>448
EDでくっついてなかったけ
450名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 21:45:24 ID:gtGMNEgj
>405

>『だめ、そこはいや。だれにも内緒なの!』

滅茶苦茶萌えだ〜! リアーネ可愛えぇ……
451448:2005/06/17(金) 00:35:32 ID:gCxe/gVk
>449
ままままマジでーー!?(゚∀゚)
やっべークリア楽しみになってきたw
452405:2005/06/17(金) 01:22:19 ID:VLialRb5
うわあ;読んでくださった人たちどうも有難うございます。
今度はラストまで一気に投下ですがまた無駄に長く('A`)
スレ潰し失礼
453はじめてのK?:2005/06/17(金) 01:23:32 ID:VLialRb5
体を硬く硬く強張らせて抵抗し、リアーネの両足はぴたりと閉じられていたが
ネサラに両の足首を掴まれ、ゆっくりと彼女の秘所が暴かれていく。
『いやっ』と彼女は悲痛な叫び声を上げて両手で顔を覆った。

真っ白な肌の中に咲いている小さな薄紅色の花弁。それを指先で押し広げると
肌の色素が少なすぎるせいか、綺麗に血の赤が透けて薔薇色に染まった内壁が覗く。
その秘密の園を護るようにくるりと円形に縁取られた処女膜にネサラは自身の欲望を
煽られるような思いだった。

しかし・・・これは・・・
(狭いかも)
ネサラは眉をひそめながら、指先でつっとリアーネの花弁の中心をなぞった。
リアーネの下肢がまたびくりと跳ね上がる。
まだ女として成熟しきっていない少女であることを差し引いても、リアーネの
秘裂は可愛らしいほどに小さかった。

兄のリュシオンもそうであったが、腰から足にかけてしなやかに
細く長い肉体を持つのが鷺の民の特徴なのだ。
鷺の女の膣開口部がこれほど小さいならば、リュシオンも他に比べてさぞ
粗末なのではなかろうかと、ネサラは低俗な思考を巡らせた。

とにかく、挿入する時に酷く痛むのは火を見るより明らかである。
彼に出来る事といえば、じっくり丁寧に愛撫してやって
少しでもリアーネの痛みを和らげるしかない。
454はじめてのK?:2005/06/17(金) 01:24:24 ID:VLialRb5

花弁の上の包皮をそっとめくり上げると、淡い珊瑚色の雛尖が顔を覗かせる。
ネサラはそれを優しく口に含むと舌先で弄ぶ。
リアーネの下肢に甘い電流が奔り、彼女の美しい瞳の端から真珠の涙が零れ落ちた。

『ネサラ、だめ!やめて!』

焼け付くような羞恥に蝕まれながらも、全身を波のように駆け巡る快楽に
彼女は次第に息を荒げていく。
ネサラは雛尖から秘裂へ舌を滑らせその先へ深く差し入れた。
彼が盛った薬に女の性を引出され、リアーネの秘所はじっとりと湿っている。

ネサラは舌を引き抜くと、今度は自身の中指を口に含み丹念に唾液を絡ませる。

「リアーネ、身体の力を抜け。」

左手で対になっている花弁を左右に広げ、彼はゆっくりと濡れた指先を
彼女の内へ挿入していった。ひゅっとリアーネが息を飲む。
ネサラは内壁を傷つけないよう慎重に指をくねらせながら引いては押す
動きを繰り返す。

『う・・』

少し痛みがあったのか、リアーネは自分の指を噛んでネサラの行為に耐えていた。
始め、指にねっとりと吸い付くように彼女の秘肉は頑なだったが
次第に愛液で満たされ滑やかになっていく。
それを確かめると、ネサラは指を抜き静かに上体を起こした。
突然縛めを解かれて、涙に潤んだ瞳でリアーネはネサラを見上げる。
455はじめてのK?:2005/06/17(金) 01:25:09 ID:VLialRb5

彼は腰の玉帯を解き外し、なめした皮であつらえた黒い上着と下衣を
次々と脱ぎ捨てた。
そして寝台に腰を掛けると、「おいで」とリアーネの細い身体を抱き上げ
毛織の絨毯が敷き詰めてある床へ静かに降ろす。

「ほら、約束だ。俺のもお前に見せてやるから、その代わり同じように
口に含んで湿らせてくれよ。よくやらないと後で痛いぜ?」

リアーネは生まれて初めて見る、発情期を迎えた男の性器に目を丸くした。
ネサラの自身は痛いほどに張り詰め、腹部までぴんと強直している。
彼の心臓の鼓動に合わせてそれはほのかに揺れていた。

『・・・きもちわるい。』

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・結構傷付く、それ。」

ネサラはがっくりと肩を落とすと、手を口に当てて顔をしかめている
リアーネの後頭を掌で包み股下に寄せた。
彼女は最初一抹の抵抗を見せていたが、それでも約束なのだからと思い直し
不器用にネサラの性器に舌を這わせていく。
こんなところをもしリュシオンに見られたら殺されるなと彼は大きく息を吐いた。

リアーネは小さな口腔と舌で懸命に愛撫を続けた。お世辞にも上手いとは
言えないが、そのひた向きな姿に返ってネサラの情欲は燃え上がる。
456はじめてのK?:2005/06/17(金) 01:25:56 ID:VLialRb5

「ん・・・あっ・・リアーネ。もう少し筋のところを、そう。
いいぜ・・・・・・・・い


・・・いぐぁっっ!!!!!」

潰れた蛙のような情けない悲鳴にリアーネはびくっと驚いてネサラを見上げる。

「・・・リアーネ・・・さ・・きの剥けてるところは強く指で擦ると痛いから。
口で優しく・・な?」

頬を赤くして『ごめんね』とリアーネは彼の顔色を伺い、
頂に生まれた小さな水晶の粒を舌先で舐め取った。

『しょっぱい』

「ん・・・。お疲れ様な。もういいぜ。ここからが本番だ。」

再びネサラはリアーネの脇に手を差し入れ抱き上げると
寝台に寝かせて足を開かせた。そして彼は彼女の太ももの下に
膝付く形で自身の両足を差し入れ、少しでも挿入に抵抗のない角度をつくる。
右手で性器を持ち、先端でリアーネの秘裂を何度もなぞりながら
彼女の愛液を馴染ませていく。

「リアーネ、腹に力を入れるなよ? 息を大きく吐いて楽にして。
最初は誰でも痛いから勘弁な。」

ネサラはそうリアーネに告げると、ゆっくりと彼女の内へ自身を押し入れていく。
瞬間、弾かれたように彼女は仰け反り、足の筋が張り切れる程につま先をぴんと伸ばして震わせた。
457はじめてのK?:2005/06/17(金) 01:26:42 ID:VLialRb5

『いやあっ!! ああっ!』

突き刺さるような、引き裂かれるような激痛が彼女の下肢を駆け抜け
リアーネは自分の両肩に押さえつけるようにして置かれているネサラの
腕に爪を立てた。ネサラの腰が少し動く度に彼女は悲痛な声を上げる。

『ネサラ痛いの! ・・・おねがい、やめて!』

涙で顔を濡らしながら、リアーネは懇願する。しかしネサラはもう自らの
欲情を制する事など出来ない程に昂っていた。
みしりと何かが裂ける感触が伝わり、朱の染みがじわじわと敷布に広がる。


『ネサラのばか・・ばかあっ! きらい!』

リアーネがあまりに痛がって泣くので、ネサラは1度根元まで性器を挿しいれた
ところで動きを止めた。そして静かに彼女の身体に覆いかぶさると、
首と腰の下に腕を入れ抱きしめる。彼女の背と寝台に挟まれた純白の翼は
ネサラの重みで限界までたわんできしきし痛んだ。

『ネサラおもい』

べそをかいてぐずりながら、リアーネはネサラの胸に耳を澄ませ心臓の鼓動を探った。
先ほどの激痛ほどでは無いにしろ相変わらずじくじくと彼女の内は痛んだ。
しかし彼と繋がったまま静かに横たわっているうちリアーネの不安は少しずつ薄らいでいった。
458はじめてのK?:2005/06/17(金) 01:27:39 ID:VLialRb5

「リアーネ」

『ん?』

「今日のことは誰にも言うなよ?2人だけの秘密だぞ。」

『うん。』

ネサラの身体の重みを受けて、胸が圧迫されているリアーネは苦しげに
荒い息遣いでそう答えた。よしっとネサラは上体を起こすと、
リアーネの両足を肩に掛け、か細い腰を両手で掴んだ。
『また痛いことするの?』と言いたげなリアーネの不安そうな眼差しが
視界に入る。

「すぐ終わらせるから。我慢しろよ?」

『ネサラ』

「どうした、リアーネ」

『わたしのことすき?』

また泣きそうな表情でリアーネはネサラを見つめる。
これだけ騙して奪っても、この白い少女は自分に信頼を寄せている。
熱い思慕の情に突き動かされ、ネサラは彼女になら何かを
奪われても・・・いや、与えても構わないと思った。

「ああ、好きだよリアーネ。」
459はじめてのK?:2005/06/17(金) 01:28:17 ID:VLialRb5
そう呟いてネサラはもう1度リアーネにそっと口付ける。
そして大きく腰を引いて今度は激しく打ち付けた。

『 ―――――――――っ!!!!』

リアーネが声にならない叫びを上げる。ネサラは始めは腰の振り幅を
短く・・・けれど次第にその間隔を大きくしていった。
締め上げられるような感覚に彼の意識は白く霞みそうになる。

「くっ・・・あっ」

初めての交尾の痛みに必死で耐えるリアーネの内で、ネサラは果てた。
荒々しく息を吐きながら、ネサラは彼女の額に汗で張り付いた金の髪を
指でそっと拭ってやる。

リアーネの身体を離れ、先端にまだ残っている精液を指ですくい取りネサラは
彼女の目の前にそれを差し出した。

「ほら、判るか?これが子種だ。こいつがお前の身体に入ると子供ができる。」

実際、多種族同士のラグズで子供が生まれたという話をネサラは知らない。
だから恐らくはそう定められているのだろう。ベオクとラグズの間では子が
生まれることがあると聞いたが理由は定かではない。

ネサラはそれを、力を持たないベオク達に与えられた自由だと考えている。
ラグズは完全に女神の理の内に縛られているが、ベオクはきっとそれが
半分で済んでいるのだ。逆を言えば女神に半分は見放されているということになる。
それゆえベオク―人間―は不完全なものであり容易に闇に堕ちて罪を犯す。
だが、今はそのベオク達に与えられた自由がネサラにはとても崇高な物に思えた。
460はじめてのK?:2005/06/17(金) 01:28:57 ID:VLialRb5

『しましまのあかちゃんかな。』

「黒と白のか?みっともないな。灰色かも知れないぞ。
最もそれも微妙だけどな。」

ゆったりと薄らぐ意識の中で2人はクスクスと笑いあっていた。



「リアーネ!!!探したぞお前!」

キルヴァス王宮の謁見の間をどかどかと踏み鳴らし、リアーネに歩み寄ったのは
隣国フェニキスの鷹王・ティバーンだった。


「ガリアのリュシオンから連絡が入ってな。お前が城からいなくなったって
向こうじゃ大騒ぎしてるらしいぜ。
全く・・・よりにもよって何でキルヴァスなんかに。」

「それは聞き捨てならないな。不粋なあんたこそ少し礼儀を勉強したほうが
いいんじゃないか?」

リアーネの傍らでネサラは不機嫌そうにティバーンと対峙した。
それを受けてティバーンは彼をぎろりと睨む。
461はじめてのK?:2005/06/17(金) 01:29:34 ID:VLialRb5
「とりあえず・・・理由は後で聞くとして、だ。リアーネは連れて帰るぜ。
お前も身辺を改めておけよ。事と次第によったらただじゃおかねえぜ。」

ティバーンに腕を引かれながら、リアーネは物憂げにネサラの方を振り返る。
視線が合うと、ネサラは人差し指を立てて、そっと口の前にかざし目配せした。
ぱっとリアーネは笑顔を浮かべ、ネサラを真似て嬉しそうに指を立てる。
そんな2人をティバーンは怪訝な顔で眺めていた。

キルヴァスを経ち、ティバーンの背に揺られながら空を翔ること半日。
途中で合流した迎えの船に乗り込み、リアーネは翌日の朝を迎えた。
今日の夜にはガリアへと向かう航路に入りキルヴァスも遠く霞む。

朝日が差し込む甲板に出て独り、リアーネは雲1つない空を眺めた。
心にはぽっかりと穴が開いている。彼女には耳元でネサラの優しい声が
聞こえたような気がした。

「そこでだ、恋の季節が到来すると男は女を、女は男を求めるようになる。」

彼女は突然に理解した。
自分は今こんなにもネサラに逢いたい。
つまりはそういう事だったのだ。

リアーネは体重を感じさせない動きでふわりと船の淵に飛び乗ると、
そのまま潮風に乗り、船から飛び降りた。
462はじめてのK?:2005/06/17(金) 01:30:18 ID:VLialRb5
「ぼっちゃま!!大陸から約束の武器商がお見えですぞ?!」

「ん・・・・? あー。そうか。・・・ニアルチ、お前適当に話を聞いといてくれよ。」

ネサラは心ここに在らずといった呆けた表情で、ぷらぷらと手首を振った。
そのまま自室を後に、背後から自分に向かって叫んでいるニアルチを無視して
城のテラスへと出た。リアーネがここを経ってから3日。その間彼はずっと
こんな調子で空ばかり眺めている。どうやら、自分で思っていた以上にごっそりと
何かを持って行かれたらしい。そんな深い喪失感に苛まれながら、ネサラは天を仰ぐ。

ふわっと柔らかいものが頬をかすめた。手に取るとそれは純白の羽根。
ああ、幻覚まで見るようになったら俺もお仕舞いだとたそがれながら、
彼は再び空を見上げた。

すると太陽の中から小さく美しい白鷺が舞い降り、光を放って反転したかと思うと
1人の少女に姿を変えた。そのまま彼女はネサラの首に飛び付く。

『ネサラ!わかったの!』

「リアーネ?!・・・お前どうして」

『わたしにもね、きたの、こいのきせつ!』

ネサラは慌てて落ちそうになるリアーネの身体を抱きとめた。
彼女は興奮しながら嬉しそうに頬を紅潮させている。
463はじめてのK?:2005/06/17(金) 01:30:47 ID:VLialRb5
『ネサラ、わたしのうたきいて。』

リアーネはそういうと、ネサラの腕の中で低く、高く、美しい旋律の
歌を口ずさむ。それは――遠く懐かしいセリノスの森で、恋の季節を迎えると
森中に溢れていた愛の歌だった。

「な、なんだよいきなり。」

『きゅうあいしてるの。』

リアーネの歌とそれに込められた暖かな情愛に突き動かされ、ネサラもようやく理解した。
彼もまた、百数十年長い年月を生きてきた中で初めての恋の季節を迎えたのだった。

得意げなリアーネの顔を見てネサラは吹き出した。

「ぶ・・・普通は男から女にするのが一般的だけどな。」

そう言うと彼は優しくリアーネの唇に自分のそれを重ねていった。



464おまけ:初めてのKnock Out:2005/06/17(金) 01:31:38 ID:VLialRb5
「ヤナフ!!!リアーネはまだ見つからねえのか?!」

「いえ・・・それが・・・いるにはいたんですけど。」

「どこだ?!早く言えよ。リアーネに何かあったら俺がリュシオンに顔向けできねえだろ。」

「いや、マジ無理ッス。ほんと無理無理、無理ゲーム。(ネサラと逢引してるとは)
口が裂けても言えないですよ、勘弁してください・・・・。」

「はあっ?! 訳わからねえこと言ってんじゃねえよ! おい、ウルキ!お前はリアーネの
声や羽音は聞こえんのか?」

「実は3日前から中耳炎で耳鳴りが・・・・。」

「嘘付け!!キタネエぞお前! 今朝も家のカミさんの寝言にニヤニヤしてた・・あああああああ!!?
ちょっとまて!! それはやっても いいことか?!(五・七・五)」

「・・・・・お前らなあ。本気で俺を怒らせたいのか?!」

「いやいや!! ただ春って素晴らしいなあと・・・。
ティバーン様(○百歳・ベオク年齢3○歳・独身)も早く嫁さん来るといいですね・・。」

「うるせー!!!!馬鹿!!!!!」

ウルキは錐揉み状態になって、水しぶきを上げながら海へ落下していく相棒を見てため息をついた。

「それ禁句 王の鉄拳 飛んでくる。」

465名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 01:37:22 ID:TM3Y1YSo
リアルタイムで読ませてもらいました!
GJ!

ネサリアは蒼炎のなかでもかなりの萌カプなので、
読めてウレシイぞ!
おまけもGJ!
独身鷹王ワロタw
466名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 09:40:59 ID:cqpuayzb
最高ッス。保存しました。
女性が書いてる文かな?
柔らかい感じでいいですね〜!
467名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 11:02:41 ID:Wg41+tDX
リアーネたんが初々しくて(*´Д`)
しかし大事な妹とセクースした上にあいつのアレ粗末なんかなと
勝手に推測されたとリュシオンが知ったら
その場で憤死するか釘バット持ってお礼参りに行きそうだw
468名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 18:43:05 ID:fhxfG99x
リュシオンは 貧弱脆弱 肉になる
469名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 19:32:21 ID:gs7gZ0zE
オクレ兄さん?
470どっかのアレ:2005/06/17(金) 20:55:55 ID:QolLd+Cu
【アイク】
あ!
タンマ!リュシオン! ▼
これを飲んでゆきなされ!
【リュシオン】

そ…それは…! ▼
何すか!?
【アイク】
人呼んで「漢方アイクダイナミック」! ▼
「リュシオンスペシャル」よりは
きっと役に立つぜ…!
【リュシオン】
ア…アイク…。
【アイク】
さ!たーんとお飲み…。
【リュシオン】
あ…ありが…ごふ!
んごふ!!あごふ!!
471どっかのアレ:2005/06/17(金) 20:58:26 ID:QolLd+Cu
(中略)
【リュシオン】
んーーー… ▼
おお…んん…
【ライ】
!?
【リュシオン】
お…お…
ティバーン…兄さァ〜〜ん。
【セネリオ】
(いっしょじゃないか…!) ▼
ま…また変な夢見てるよアイク!!
【ライ】
大丈夫なのか!?
【アイク】
なーに、心配するなって! ▼
我が「アイク漢方ダイナミック」は…
ここからが違うのさ!
【ライ】
ほ…ほんとかァ…?
【リュシオン】
う…うう〜、兄さん…。
ティバーン兄さんってばァ〜〜。 ▼
お…。
【ライ】
!?
こ…これは…。
【リュシオン】
マイネームイズティバーン!!
【セネリオ】
外人になってるー!!!
472名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 22:06:51 ID:eBxiRTAW
(狭いかも)
ウホウ
473名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 01:35:19 ID:7I0l927z
>470-471
このスレでマサルさんネタを見るとは思わんかった。
ハゲワロス
474名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 08:10:36 ID:0zOQt3Ye
リアーネ萌えるわぁぁぁ。
475sage:2005/06/18(土) 10:03:55 ID:geZsgwjm
うおぉおお!!ネサリア萌え〜!
リアーネがかわいいのはさることながら、ネサラもエロくてイイネ!超gj
476名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 13:08:48 ID:f8tAyBuo
ロイにしろ、エリウッドにしろ、エフラムにしろ、アイクにしろ
行軍中に村を襲って女を集めてレイプしているんじゃないの?
圧力によって隠蔽しているだけで。

そこで、俺はアイクが行軍中に村を襲って、村の女をレイプするというSSを書いた。
477名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 13:15:47 ID:c9RFwNKu
>>476
エイリークはやってるけどエフラムはやってないよ
478 ◆ozOtJW9BFA :2005/06/18(土) 13:17:28 ID:f8tAyBuo
テリウス大陸において、デイン王国国王アシュナードの号令の下
各国への侵略が始まった。
手始めに、デイン軍は武に疎い弱国クリミアを陥落させた。
国王ラモンを始め、王族を悉く殺されてクリミアは滅びたかに見えた
しかし、王女エリンシアが生きていた。
傭兵団団長アイクによって擁立されて、デインへ反抗を始めたのだった。
彼の類まれなる幸運と、デイン王国の武将の相次ぐ裏切りによって
デインは追い詰められ、最後にはクリミアの王都メイロルにてアシュナードを討ち
この忌まわしき戦いに終止符を打った。



これが、世に知られている大戦の概要だが
その裏には数え切れぬほどの犠牲があった。
史書にもかかれぬ歴史にも埋没しつつある説話を紐解くとしよう。
479 ◆ozOtJW9BFA :2005/06/18(土) 13:24:49 ID:f8tAyBuo
一介の傭兵であったアイクは今、クリミアの一軍を率いる将軍となった。
デイン王国との戦いは日ごとに激しさを増してした、
生と死が隣り合わせの毎日を送るうちに、子孫を残そうとする本能が
日増しに強く、そして激しくなってきた。
しかし、激務をこなしているアイクに自らを慰めるような
暇と時間は少しもなかった。
また、そうでなくても人の上に立つ将としてそれでは下の兵士に示しがつかない。
しだいに、悶々としてきた。

480 ◆ozOtJW9BFA :2005/06/18(土) 13:37:16 ID:f8tAyBuo
山間部に、村を発見した。
しかし、その村は周りを堀で囲み、塀を高くしている。
まさに要塞といった感じだった。
「クリミア軍のアイクだ。物資を寄付していただきたい。」
村の入り口に立ち、援助を請うが、村からは武装した数人の農民が
駆けつけて、アイクに槍を向けた。
「もら達はデインの村人だ。おまいらクリミアの兵には屈さんだよ!」
どうやら、クリミア軍、すなわち敵国の軍は受け入れないと、FE初の将を拒否する村らしい。
「そうか、ならしかたがないな。こっちも全力で相手するまでだ。」
アイクは剣を抜いて、村人たちに突きつけた。
今にも、戦いが起きそうな雰囲気で、村人に多くの犠牲が出そうだ。
そこへ、一人の村の女性が制止に入った。
「や、やめてください。」
「村長の娘様じゃないですか。ここはお引きください!」
その女性は凛とした態度で、アイクと対面した。
「村人が無礼を働いたことは謝ります。どうか、剣を鎮めて下さい。」
村長の娘はアイクに頭を下げた。
しばらくして、閉じていた口をアイクが開いた。
「お前の奉仕しだいでは、村人の命を救ってやらんこともない。」
という、なんとも村人の心を逆なでにするような発言だった。
「ふざけるなー!」
当然村人からは怒りの声が上がった。
481 ◆ozOtJW9BFA :2005/06/18(土) 13:43:32 ID:f8tAyBuo
村長の娘は、生きてきた中で最大の決断を迫られることになった。
自分の操をささげるか、村人の命を散らせるか。
悩んだ末に、アイクに奉仕することを決めた。
「あなたに・・・奉仕すればいいのですね。」
「そうだ、この女を連れて行け。」
数人の兵士がやってきて、村長の娘を連れ去っていった。
村長の娘が見えなくなったところで、アイクは再び村人に剣を向けた。
「奪え。」
その瞬間、兵士達に雄叫びが上がり、獣のように村に押し入った。
村の門にいた数人の武装農民は簡単に討ち取られ、その骸をさらした。
目ぼしい財産は奪われ、男は殺され、女はその場で犯された。
なまじ山賊よりもいい武器をもち、それなりに訓練を成されているので手に負えない。
その光景を見てアイクは自分のテントへと戻っていった。
482名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 13:54:27 ID:TJy7XNqc
>476
マジレスすると
英雄物語の主役はそういうことはしないようになってんの
483 ◆ozOtJW9BFA :2005/06/18(土) 14:01:17 ID:f8tAyBuo
テントには先の村長の娘が転がされている、
アイクはその女をじっとなめるように体中を見回した。
まだまだ熟していないが年頃の娘の柔らかそうな胸、
細くくびれた腰、
男を誘うかのように美しい形をしている尻、
それらを見て、アイクは娘に自分の一物を突き出した。
「ますはこれをしゃぶってもらおうか。」
それは天を突かんばかりに立って、硬く、そして熱を持っている。。
初めて男性のシンボルを見る彼女にとっては、恐怖の対象でしかなく、
どうしていいか戸惑っていた。
その様子に業を煮やしたアイクは娘の髪をつかみ、
「痛!」
「こうやってやるんだ。」
口を開かせて、その中に熱くなっているそれを突っ込んだ。
娘の生暖かい感触に包まれ、さらに大きく逞しく成長した、
汚らしいモノを喉の奥まで入れられて、苦悶の表情を浮かべる。
「舌をもっと動かしてカリのところをな。歯は絶対当てるな。」
「くちゅくちゅ・・・」
まだ、この行為はキスさえも下ことのない彼女にとっては
屈辱的だが村人の命にはかえられなかった。
484 ◆ozOtJW9BFA :2005/06/18(土) 14:22:38 ID:f8tAyBuo
「・・・そうそんな感じだ・・・出すぞ・・・」
一瞬震えると、ドクドクと精液を口の中へと放出した。
入りきらなかった分が雫となって床に零れ落ちる。
「ぉえ・・・」
あまりの量の多さ、初めて体験する男の精液のにおいや味に口に入った分を外へ吐いてしまった。
「吐くな、口にある分でいいから飲み込め。」
しかし、この苦さ、臭さを飲み込めといわれてそうそう簡単には飲めるものではなかった。
「村が、どうなってもいいのか?」
脅迫と、とれる言葉をちらつかせ、無理にでも飲ませようとする。
「わかりました・・・」
意を決してゴクンと飲み干した、その様子を見て、アイクはさも満足げだった。
「これで・・・村は・・・」
「いや、だめだ。」
あれだけ奉仕させておいて、これはねーだろ。
「ど、どういうことですか?」
「要するに、だ。お前の村を守るには、俺一人への奉仕では足りないということだ。」
「まさか・・・」
考えたくなかったことが、脳裏に浮かんだ。
「クリミア兵、総勢12000人の相手をしてもらう。」
「そんな・・・」
絶望に打ちのめされた彼女を残してアイクは近くの兵士に
「この女はお前たちにくれてちゃる、好きにしろ。」
「え!本当ですか!」
兵士数人が近づいてくる、絶望を引き連れて・・・
「い、いや!来ないで!キャーーーーー!!」
テントからは一日中、少女の悲鳴が響き続けたという。

終わり

ムシャクシャして書いた。だが、私は決して謝らない。
485 ◆ozOtJW9BFA :2005/06/18(土) 14:23:20 ID:f8tAyBuo
ムシャクシャして書いた。
村長の娘という設定でなくてもよかった。
次はいい作品を書く。
486 ◆ozOtJW9BFA :2005/06/18(土) 19:25:17 ID:f8tAyBuo
あの、俺何か悪いことした?
487名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 22:15:58 ID:MN6+Vj7o
胸に手を当てて考えてくれ。
488名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 22:32:55 ID:DDQDlsXn
まあ、聞き流してくれて構わないが。

村長の娘→オリキャラ→なのに人物描写がない
というわけで肝心の女性キャラの萌えどころがわからない。
あとわざと事務的に書いているのかもしれないが、
重めのテーマのわりにあまり陵辱や彼女の境遇の悲惨さが伝わってこなかった。
そしてエロスが足りない、これが最重要項目。

やる気があるみたいだから、次回に期待しておく。
ガンガレよー。
489名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 22:38:42 ID:hxYVgKdF
ネサリア良かった!
天然過ぎて無自覚に暴言吐いたり、強くこすったりしちゃうリアーネが可愛いな。
490S・L・S(405):2005/06/18(土) 23:27:28 ID:Vxh8i+zJ
>>読んでくださったALL

有難うございますた!名士揃いの伝統スレで投下直前は
心臓飛ぶ程緊張してたんですが、久々に創作物を人様に
読んで貰う喜びを思い出せ本望です。

次は性懲りもなく、ハール×ジルをやろうかと思っています。
再びスレ潰ししたときは失礼;。

>>466

Σ( ゚Д゚) 「ここは男の聖地だぜ、女子供はすっこんでろ!」
・・・という事で心にちんこが生えてます。('A`)
努めて中性的に書いたつもりなんすが、やっぱワカルディスカ
491名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 01:18:56 ID:VZgb9qDU
女性の視点からのSSもいいもんだ。
控えめなエロだが、萌えどころをしっかり押さえてる。
リアーネの口調とか

>>486
良い悪い以前に、アイクの性格とか全く無視するなら
FEである必要性がない。
あと、>>488も言ってるが、村長の娘とだけ言われても
いまいちピンとこない
492名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 02:00:19 ID:yjygKu0g
>>486
アイクが略奪なんてすると思うか?
もう少しキャラの性格や心情を重視したほうがいいと思われ。
あと、AAうざい。今回は貼ってないみたいだが。

>>490
GJ!
ただこれだけは言わせてほしい。



チ ン コ 立 ち ま す た 。
493名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 02:04:15 ID:8Jeud0h6
やべーネサリアハマりそう
494名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 02:13:02 ID:909tKQwd
>>490 超GJ! エロカワイイエロカワイイえろかわいい!!!

>>『わたしにもね、きたの、こいのきせつ!』
>>『きゅうあいしてるの。』

萌えー!!!! 鼻血拭いて転がりまくったぜー!!!!!
重ねて超GJ!
495外伝 ◆9QlRx9nooI :2005/06/19(日) 02:16:59 ID:909tKQwd
>>385->>402のつづきで、外伝エスト盗賊調教SS前編を投下します。
エスト陵辱調教注意
496外伝エスト盗賊調教SS:2005/06/19(日) 02:18:36 ID:909tKQwd
 そこは盗賊のものとは思えぬ豪勢な寝室だった。
 ソフィア王国の砂漠に拠点を持つ盗賊王国。その盗賊王ギースの寝室は、その名に相応しく、略奪品で溢れていた。
 金銀財宝。趣を凝らした芸術品。それらが無秩序に置かれている。
 そして豪華なベッドに横たわる裸の少女も、また略奪品の一つだった。
 一糸纏わぬしなやかな肢体を隠そうともせず、暗い瞳でただ横たわっている。

 盗賊王国を名乗るように、ギース盗賊団はただの野党の群れではなかった。その規模は、真に一国に匹敵する。
 まして内戦とリゲル帝国の侵略に脅かされるソフィアにそれを鎮圧する力もなく。
 人の踏み入らぬ砂漠に勢力を拡大したギースは、いつしか盗賊王を名乗り、その蛮行はますます広がり、とどまることを知らない。
 海にも海賊ダッハを従え、他国の船を襲撃するほどだった。
 そしてその海賊ダッハが捕らえたのが、アカネイア大陸のペガサス三姉妹の三女エスト。

「まったく。莫迦どもめ」
 ベッドにただ横たわり反応を見せないエストに、ギースは毒づく。海賊ダッハに向かって。
 ギースの砦に到着した時、エストはすでに身も心ボロボロだった。捕らえられて以来、絶え間ない陵辱を受けていたのだ。
 ギースは傷ついたエストを見るや、その場で運搬してきた部下を怒鳴りつけ、すぐにシスターを呼んだ。
 このギースの砦には、ミラ神殿から攫ってきたシスターが多数いる。癒し手には事欠かない。
 信仰深い清純で無垢なシスターを犯すのも良いが、今はエストを癒してもらうのが先だった。
 連れて来られた年配のシスターはギースの意図に気付き、躊躇ったものの、結局はエストの怪我を癒す。逆らっても無駄だと知っていたから。
 だが体の傷は魔法で癒せても、心の傷までは癒せない。
 だからエストは、空虚な心でただぼんやりと天井を見ていた。
497外伝エスト盗賊調教SS:2005/06/19(日) 02:19:48 ID:909tKQwd
(ここどこだろう?)
 ぼんやりと天井を見ながら、エストはそんなことを考える。
 鉛が詰まったように体が重い。ずっと感じていた腰と股間の痛みは消えたが、疲労感はぬぐえなかった。
(私どうしてこんな所にいるの?)
 だがそれ以上は考えない。考えると、耐え切れないことも思い出すから。
 海賊に捕らえられて、強姦され輪姦された記憶。それはエストの心の奥にひっそりと仕舞い込まれていた。

 そんな人形のようなエストを、ギースはじっくりと鑑賞していた。
 赤いショートの髪。よく引き締まったしなやかな肢体。
 小振りだが可憐な乳房。もう何度も使われているはずなのに、鮮やかさを失わない秘所。
「こりゃー上物だ」
 これまで多くの女を略奪してきたギースがこう評するほどの美少女だった。
一緒に送られたペガサスから、少女が異国の天馬騎士だとは分かった。
 彼女がアカネイア大陸で勇名を馳せたペガサス三姉妹の三女だと知れば、さらにその価値の大きさに驚くだろう。
 だがここはバレンシア大陸。エストを知る者も助ける者もいない。

「まったく。莫迦どもめ」
 虚ろな瞳を覗き込み、ギースは再び毒づく。
「ただ、がむしゃらに犯りおって。これだから海賊は」
 本来なら明るく輝いていたであろう瞳。陵辱のショックで、今は光もない。
「まあいい」
 ギースはおもむろに服を脱ぐと、全裸になってベッドに上がった。
「俺様が直々に仕込んでやるぜ」

 女の悦びを。性の快楽を。

「お前は今日から俺様の奴隷だ」
 エストへの奴隷調教が始まった。
498外伝エスト盗賊調教SS:2005/06/19(日) 02:20:51 ID:909tKQwd
 しなやかで張りのある少女の若い肌。
 その肌をゆっくりと上から下まで、無骨な手が撫でていく。確かめるように。
 その手が太股に触れた時、「あっ…」と声が漏れた。
「ここがいいのか?」
 無遠慮に太股をまさぐってみる。
「・・・・う」
 エストの眉がきゅっと曲がり、微かに脚がよじられる。
「感度はいいようだな」
 反応を確かめ、ギースは閉じられようとした脚を無理矢理開かせる。
 微かに抵抗したようだが、それは本当に微かなもので。エストはギースの目前で股を開かされた。
 そうして露になった花弁を、鼻頭を突きつけ眺め回す。
 もう何回も何十回も何百回も犯されたエストの膣。だが未だに鮮やかな桃色に輝き、男の目を魅了する。
 そのビラをめくって内を覗き込むと、エストはビクッと震えた。
「い、いや・・・・」
「ふん。まだ嫌がるか」
 その事にむしろ歓びながら、ギースは女の中心を視姦する。
 かつては固くとじられた割れ目。今では軽く指で押し退けただけで簡単に肉ビラが開く。
 ピンクに彩られた花弁。その中心の丸い豆をツンと突付いてみる。
「ひう・・・」
 びくっと持ち上がる腰。全身に力が籠められるのが分かる。
「どうやら、体までは壊れてないようだな」
 その事を確認すると、ギースは腰から離れ、少女の全身に覆い被さった。
「あっ・・・」
 全身を男の重みと体臭と体温に包まれ、さらに身を固くするエスト。
 それが、想い人のアベル以外の男だと認識すると、その瞳がわなわなと震えだす。
「い、いや・・・」
 見知らぬ男に汚される−その恐怖が再び頭をもたげた。
「イヤアアアあああああぁぁぁぁーっ!!!」
499外伝エスト盗賊調教SS:2005/06/19(日) 02:21:41 ID:909tKQwd
「なんだ。まだまだ元気じゃねぇか」
 それまでの呆けぶりが嘘のようなエストの絶叫に、ギースはむしろ悦びすら覚えていた。
 嫌がる女を無理矢理犯すのが、陵辱の醍醐味。人形のように壊れた女を犯しても、自慰と変わらない。
「いや! イヤ! イヤー!!」
 頭を左右に振り回し、ギースを押し退けようとするエスト。だがビクともしない。
 全身をしっかり抱きしめ、その温もりを味わいながら、ギースはやおら唇を覆う。
「んー!」
 口を覆う男の生臭い息に、感触に、エストの目から涙が零れた。
 さらにギースは舌を挿れて、口内まで貪ってくる。
 舌が形良い歯を、粘膜を、少女の舌を嬲り、味わっていった。
「ん、んんんー!?」
 かっと見開かれるエストの瞳。同時、ギースはさっと唇を離した。
 お互いの口の端から血が流れている。エストが舌を噛み切ろうとしたのだ。
「やってくれるじゃねえか」
 むしろ嬉しそうに、ギースはぺろっと血を舐めた。
 そうしてギッと睨みつけるエストに、再び覆い被さってキス。
「ん〜」
 またも唇を奪われエストは涙する。己の無力さに。
 血の味のキス。それは初キスと同じ味。
 今度は舌を挿れることはせず、唇を軽く触れさせるだけにする。
「ふぅ」
 すぐに口を離し、ギースは睨みつけるエストの視線に気付いて、ニヤッと笑った。
「そうそう。その目だ」
 視線を逸らそうともせず、真正面から受け止めてギースは言う。
「俺様はギース。この砂漠の盗賊王国の盗賊王。
 お前は今日から、この俺様の奴隷だ」
「違う!」
500外伝エスト盗賊調教SS:2005/06/19(日) 02:22:41 ID:909tKQwd
 反射的にエストは否定した。奴隷と呼ばれる事に。
「わたしはエスト! マケドニア白騎士団の天馬騎士!
 誰が、あなたなんかの奴隷になるもんですか!」
「そうそう。その意気だ」
 エストの頬を鷲掴みにして、ギースは顔を突きつける。
「愉しみだぜ。お前が、俺様にひれ伏して、奴隷になる日がな」
「だ、誰が!」
 騎士の誇り、そして空を自由に飛ぶ素晴らしさを知るエストには、耐えられることではない。誰かの奴隷になるなど。
 だがその誇りを打ち砕く事こそ、ギースの何よりの愉しみだった。
 そして女に屈辱を与えるには、犯すのが手っ取り早い。
「きゃっ」
 ベッドに押し付け、ギースはその上に馬乗りになる。
 そうして上を向いた少女の可憐な膨らみを、そっと包み込む。
「やめ・・・」
 すっぽりと手の平で覆われるほどの大きさのエストの乳房。その表面の柔らかさに感嘆しながら、ゆっくりと全体をこね回す。
「やっ、だめ・・・・・」
 身じろぎし、エストは歯を噛み締める。声が出ないように。
 その初々しい様子に内心苦笑しながら、ギースは手の平で、今度は先端だけをこね回す。
 膨らみの先端のぷっくりとした小さな桃色。それが手で擦られると、ツンと尖っていく。
「いや・・・あう・・・」
 口に手を当て、切なげに喘ぐエスト。目が潤み、やや汗ばむ。全身が緊張していくのが、上に乗るギースにもはっきり分かった。
「なんだ。もう勃ってるじゃねえか」
 腰を曲げて、その尖った蕾を口に含む。ちゅっ。
「あっ・・・・や、いや・・・」
 エストの乳首は、とても甘くまろやかだった。まさに甘い果実のように。
 ちゅっと甘噛みしつつ、もう片方の乳首も、指で挟んで転がしてみる。
「やだ・・・・やめてってたら、もう・・・・」
501外伝エスト盗賊調教SS:2005/06/19(日) 02:23:39 ID:909tKQwd
 エストの呼吸は、甘いものが含まれるようになっていた。
「こんな、ことしたって・・・・むだなんだから・・・」
「へへ。そう言いながら、ここはもう濡れてるじゃねえか」
 胸から離れ、ギースが股をさすると、
「ひあっ!」
 エストはびりっと震えた。
 丁寧に割れ目をなぞるギース。その指に、甘い蜜が採取される。
「ほうら。もうこんなに溢れてるぜ」
 そうしてわざとらしく、指に付いた愛液を、エストの目前で舐めて見せた。
「おお。甘い。甘い」
 実際にはややしょっぱいのだが、この時のギースには本当に甘く感じられた。
美少女の愛液はそれだけで特上の美酒なのである。
「くうぅ」
 羞恥に染まるエストの耳元で、ギースは囁く。
「もうこんなに濡らしやがって。エストはいけない娘だな」
 エストはいけない娘。そのフレーズだけが、やけに耳に残る。
「ち、違う! わたしはいけない娘なんかじゃ・・・・」
「じゃあどうして、ここはこんなに濡れてるんだ?」
 度重なる陵辱に体が慣れたから、とはエストは想いもしなかった。
 紅く染まるエストにギースは愉快に笑い、秘裂に指を這わせながら、耳に熱い息を吹きかける。
「はっ、やあぁ・・・」
「犯されて感じる悪い娘なんだよ。お前は」
 耳元で囁き、そのまま耳を甘噛み。さらに指を早める。
「や、ああっ・・・・だめ、ちがう・・・・ちがう・・・・!」
 言葉とは裏腹に、エストの裸体は、びくっ、びくっと、愛撫に反応していく。
 若鮎が飛び跳ねるように、ベッドの上を本能に任せて、振動していた。そして指に溢れる蜜も量を増す。
 エストが初めて感じる「濡れる」という快感だった。
「いやっ・・・・こんな、こんなのイヤアァ・・・・」
 切ない息で喘ぎ、潤んだ瞳で泣く度に、エストの官能は徐々に高まる。
 その腰が、男の指に合わせて、小刻みに回転しだす。
502外伝エスト盗賊調教SS:2005/06/19(日) 02:24:43 ID:909tKQwd
  秘肉をまさぐるギースの指は、実に巧妙だった。
 野太い無骨な指とは裏腹に、繊細に乙女に秘所を弄ぶ。
 時には入り口を軽くなぞり、時には奥を大胆にもまさぐる。
 その強弱を付けた刺激に、肉壷の奥からは愛液が止まる事はない。
 さらに秘所を責めながら、耳に熱い息を吹きかけ、言葉責めも忘れない。
「どうしたエスト。ここがひくひくしてるぞ」
「ち、ちがう・・・・・ひくひくなんか・・・あう・・」
 指が、脈動するエストの肉ヒダをグチュグチュと掻き混ぜていく。
「ひっ・・・・やっ、あう・・・あう、あう、あうっ・・・・」
「ほうら。こんなにぐちょぐちょにしやがって。いやらしい娘だぜ」
「ちがう・・・・ちがう・・・・ちがう、ちがう」
 嫌々と首を左右に振るが、一度火照った体はどうにもならない。
「認めるんだな。自分が犯されて感じる奴隷だと」
「ちがう!」
 エストは目を固く閉じて否定するが、下半身からの欲求は止めようがない。
 両脚は素直に快楽に反応してゆらゆらと揺れ、両手はぎゅっとシーツを握り締める。切なさに耐えるように。
「イッちまいな。エスト」
 ギースの指が秘肉の豆を摘み、同時に乳首も摘む。そして耳に熱い息。

「アー! あ! だめー!」

 エストの背筋がピンと仰け反り、上を向いた口からは金切り声が吹き。
 秘所にめり込んだ指の合間からは、透明な液がこぼれ落ちていた。
 今まで散々犯されてきたエスト、初めての絶頂だった。

「はぁはぁ」
 息を整え、ベッドに身を横たえ、エストは靄のかかった頭で考える。
 あの頭が真っ白になり、何もかも忘れる快感。あれは何だったんだろう。
 そして好きでもない男に襲われ、どうして気持ちよくなるんだろう?
「わたし・・・・どうしちゃったの?」
 エストの目から涙が一筋こぼれた。今までとは違う、自己嫌悪の涙。
503外伝エスト盗賊調教SS:2005/06/19(日) 02:25:36 ID:909tKQwd
「ようしよし。今度は俺様が愉しませてもらおうか」
 虚ろ涙を流すエストの顔に向け、ギースは己の分身をにゅっと突き出す。
 すでにその怒張は限界まで反り返り、隆々と天を突き刺す。

 むう。さすが盗賊王。見事なイチモツ!

「いやっ!」
 当然の如くエストは、そのグロテスクな怒張から咄嗟に目を逸らす。
「ほら。舐めな」
「いや! いやったらイヤ!」
 頬を突く怒張に、イヤイヤと首を振る。
「そんな汚らわしいもの、近づけないで」
「ふん。まあいい」
 屈服させるのは後でいい。今は己の猛りを鎮めるのが先だ。
 ギースはエストの両脚を掴むと、ぐっと広げて股を晒す。
「やっ・・・いやっ!」
 もう何度もされたことだ。エストはすぐに意図に気付く。だが拒絶しても赦されないということも、体で覚えている。
「お前が選んだんじゃねえか。口じゃなく、こっちにしろってな」
「ち、ちがう・・・そこはもうイヤぁ! ゆるしてぇ!!!!」
「遅えぇ!」
 ズン! と腰を叩きつけ、男のシンボルが、エストの女性器に真っ向から侵入していく。秘肉をえぐり、肉ヒダを捲り上げる。
「ひいいぃ!」
 股に入り、体内を一杯に満たすおぞましい異物感。
 それは何度経験しても、決して慣れるものではない。
「いやあっ! たすけて! 姉様! 姉様!!!」
 いつもの癖で、ここにはいない姉に助けを求める。無駄だと知りつつ。
「ほう。姉がいるのか」
 だがその悲鳴は、ギースを悦ばせるだけだった。

 エストの膣は、暖かく柔らかく、そして未だに狭かった。
504外伝エスト盗賊調教SS:2005/06/19(日) 02:26:23 ID:909tKQwd
「そうら! 俺様を受け止めな!」
 挿入と間をおかず、ギースは激しく腰を振る。
「ひいいぃっ!」
 上下に振り回したかと思うと、ピストン運動で肉棒を膣内でこすりあげ、エストの膣を縦横無尽に蹂躙していった。
「ひぎいいいいいいぃぃぃっ!!!」
 上に横に腰を振り回され、泣きながらエストはただ暴虐の嵐に揉まれていた。
「や、ああ・・・ぬいて・・・・ぬいて、ください・・・」
 今まで決して叶えられなかった願い。だがギースは、
「ああ。いいぜ」
 と、あっさり抜く。

 だがホッとしたのも束の間、
「そうら!」
 すぐにまた打ち貫く。
「きゃああっ!?」
 激しく突かれ、飛び上がるエストの体。その目は限界まで開かれ、涙が飛び散る。
「あ、ががが・・・・」
 そしてギースはまたも肉棒を引き抜いて、すぐさま再挿入!
「ひぎいぃ!」
 抜いて挿れて、抜いて挿れて・・・・その繰り返しに、いつしかエストの神経は焼き切れてしまう。
「ひいっ・・・ひい・・・ひ・・・・」
 抜き差しを繰り返す度に、飛び跳ねる少女の肢体。だがその意識は、すでに飛んでいた。
「ん?」
 それに気付いたギースは、突き刺したままのエストの腰を持ち上げ、下から思い切り突き上げた。
「そうら。くれてやるぜ!」
  どく・・・ドクドク・・・ドクドク・・・
 膣内に、熱い精液が放たれる。
505外伝エスト盗賊調教SS:2005/06/19(日) 02:27:12 ID:909tKQwd
「あ、あ、ああ・・・」
 胎内に注がれる熱い衝動。虚ろな瞳でエストはそれを受け止める。
 ぽかんと開いた口からは、よだれがボトボトと落ちていた。
 もはやエストに、正常な思考は残っていない。
「ふん。もう終わりか」
 出すだけ出して、ギースはふんとエストをベッドの上に放り込む。
 するっと抜け落ちる剛棒。射精したばかりだというのに、いささかも衰えていない。
 その怒張を、ぽかんと開いたままの口にねじ込んだ。
 
 一度は拒んだ口奉仕。もはやエストは黙ってその肉棒をくわえ込むしかない。
 だがそれは、ギースの望む奉仕ではない。
 意志を無くした人形のようなエストの口を使いながら、ギースは思う。
「エスト。必ず、お前の方から欲しがるようにしてやるぞ」
それでも暖かい口の中で、ギースは精を放った。

 この日、ギースは壊れたエストをさらに五回犯す。
 お尻の穴にも怒張を突っ込み、この時はエストも微かに痛がった。
 そして一夜が過ぎた時。ベッドの上のエストは、精液まみれで人形のように横たわっていた。

 ちゅん、ちゅん

 どこからか聞こえる鳥の声。
 虚ろな瞳を向けると、微かに日の光が見えた。
 寝室に一つだけある小さな窓。その窓から、青い空が覗いている。
(青い・・・空)
 エストはぼんやりと思い出す。
 天馬に跨って空を飛んでいたあの自由な日々を。
 大好きな姉様と、一緒に空を飛んでいたあの日。
 だがその青空は今は遠く。
 エストは泣いた。
506外伝エスト盗賊調教SS:2005/06/19(日) 02:28:00 ID:909tKQwd
 エストは夢を見ていた。
 それは夢とはっきり分かる夢。
 夢の中で、エストは空を飛んでいた。
 ペガサスに乗り、ただ青い空を飛んでいた。
 その側にはパオラ姉様がいる。カチュア姉様がいる。
 それに飛竜に乗るミネルバ王女もいた。
 いつもと同じ光景。いつもと同じ日常。
 だがそれが、今はとても幸せな事に思える。何故か。
 そして地上からは、エストを呼ぶ声。
 とても懐かしく、愛しい声で呼ぶ人。愛しい人。
 その声に、地上を見下ろした時−

 エストはサッと目が覚めた。
 暗い部屋。心配そうに、見知らぬ女性が見下ろしている。
「あの。大丈夫ですか?」
 聞かれて、エストは初めて気が付いた。自分が泣いている事に。
「う、うん。ありがとう」
 涙を拭い、エストは上半身を起こす。そして気が付いた。自分が服を着ている事に。
 今まで裸だったからだろう。上質なシルクの服が、やけに暖かく感じる。
「どこか痛い所はない?」
 先程の女性が優しく聞いてくる。エストには見慣れない修道服を着ているが、シスターなのだろう。年はずっと上に見えた。中年ぐらいだろうか。
「はい。大丈夫です。あの、ここは?」
 部屋を見渡すと、他にも女性の姿が何人か見える。年も格好もバラバラだが、共通するのは美しい容貌という事。
 そして皆が皆、暗い表情でうつむいているという事。
「ここは・・・・」
シスターはやや迷ったようだが、正直に打ち明けた。
「ギースが、気に入った女性を閉じ込める部屋なの。
 あなたも、攫われて連れて来られたのね」
そう言うシスターの目に、涙が光る。
507外伝エスト盗賊調教SS:2005/06/19(日) 02:28:56 ID:909tKQwd
エスト自身は憶えていないが、この砦に連れて来られた時、酷く傷ついていたエストを魔法で癒したのが、このシスターだった。
 それが更なる陵辱のためと知りつつも、シスターは従うしかなかった。今は死ぬわけにはいかないから。
 命が惜しいわけではない。彼女には、果たさなければならない使命がある。
「ごめんなさい・・・ごめんなさいね・・・」
 突然涙を流して頭を下げるシスターに、エストはただ困惑する。
「あ、あの。そんな謝らないでください。
 あなたが悪いわけじゃないでしょう?」
 そのエストの気遣い、優しさに、シスターはさらに感銘を受ける。
 酷い暴行を受けてきたというのに、まだ優しさを失わない少女の強さに。

 それからはお互いの身の上話となった。
 エストは別の大陸から連れ去られた事を話し、
 シスターはミラ神殿から連れ去られた事を話す。
お互いに連れ去られてからの話はしなかったが。
「まあ。別の大陸の方なの」
 エストが異国人と知り、シスターは純粋に驚いた。
「それでミラ様も知らなかったのね」
「うん。初めて聞くから」
 エストは女性が着る修道服を見やる。確かに、故郷のシスターのレナが着ていた修道服とは違うようだ。
「ミラ様は地母神と呼ばれる女神。豊穣と慈愛を尊ぶのよ」
 うっとりと虚空を見つめる女性。そこに信仰するミラがいるように。
「神様、か」
 だがエストはぽつんと膝を抱え、暗い影を落とす。
「神様って、本当にいるのかな・・・・・」
「え?」
「私ね。故郷が戦争になった時、頑張ったんだ」
 ぽつり、ぽつりと話し始めるエスト。
「本当に頑張ったんだよ私。嫌なの我慢して。
 ただみんなで平和な世界にしたいから」
508外伝エスト盗賊調教SS:2005/06/19(日) 02:29:51 ID:909tKQwd
 エストが思い出すのは、アカネイア大陸を席巻した暗黒戦争。
 長く苦しい戦い。だが今思い出すと、楽しい事もいっぱいあったと気付かされる。
 きっと、好きな人と一緒にいたからだと、最近は思うようになった。
「でね。戦争が終わったら、みんなで仲良く暮らせると思ったんだ」
 そこまで言って、じっと下を向く。いつの間にか涙が零れた。
「いっしょに・・・・くらせると・・・・おもったんだ・・・」
 アリティア城下で武器屋を開いたアベル。その彼と一緒に暮らせる。海賊に拉致されたのは、その直前だった。
「わたし・・・・なんにもわるいことしてないのに・・・」
 声が震える。言葉はそれまでだった。
「わあああああぁぁぁぁぁっ!!!」
「エストさん・・・・」
 泣き喚くエストを、シスターはただ優しく包み込む。
 今まで溜まっていた感情を爆発させたエスト。
 他の女性達も、触発されたようにすすり泣く。
 皆、辛い目に遭ってきたのだ。男の理不尽な暴力の犠牲に。
(ミラ様)
 泣くエストを抱きしめながら、シスターは祈る。
(どうか。この娘を、私たちをお救いください)
 今まで何度もして、叶えられなかった祈りでもある。

 その牢屋での暮らしは意外に快適だった。
 部屋は十分に広く清潔で、生活に必要な物は全て揃っていた。無論、全て略奪品だが。
 食事もきちんと運ばれて来るし、質も量も十分だった。
 さらに定期的にお風呂にも入れさせる。この砂漠では、非常に贅沢な事だった。
 ギースのお気に入りの奴隷という事で、常にキレイに保つということらしい。
 自由がない事を除けば、生活は裕福とさえいえる。
 だがそれでも奴隷である事に変わりは無い。
 盗賊王ギースの性奴隷である事には。
509外伝エスト盗賊調教SS:2005/06/19(日) 02:30:45 ID:909tKQwd
 そこは簡単に言えば、調教と拷問の部屋だった。
 ムチ、ロウソク、三角木馬、アイアンメイデン、双頭ディードル、バイブ、ボールギャグ、マグネーザー、タクティカルアームズ・・・・・
 様々な責め具が所狭しと並べていた。
 中には、エストには使用法も用途も分からない怪しげな道具もある。
「こ、こんなので私を屈服させようって無駄だからね!」
 最初は蒼ざめていたエストだが、すぐに気丈に怒鳴り散らす。自らを鼓舞するように。

 ギースの砦に連れて来られて数日。
 あれからも、エストは何度もギースに犯され、その度に泣き叫んだ。
 だが決して奴隷になる事を認めようとはしなかった。
 激しい陵辱に一時的に壊れる事はあっても、翌日にはケロッと反抗する。
 例えばフェラチオさせようとしても、頑として受け付けなかった。
 その気高い態度に、ギースはますます気に入る。
 今まで攫ってきた女は、最初こそ反抗したが、ちょっと嬲るとすぐに従順になった。気高い貴族の息女も、敬虔なシスターも。
 だがエストは違った。どれだけ嬲ろうと、心だけは折れない。最後の人間の意地だけは捨てようとしない。
 だからこそ、屈服させがいがある。

「こんな道具に頼るなんて! 最低!!」
「ああ。道具を使うのは、俺様も本意じゃないがな」
 これは嘘ではない。ギースは女を調教するのに、道具や薬を使うのは好まなかった。

 漢はちんこ一本で勝負。

 それが盗賊王なりの美学だった。
 だが頑ななエストに、そのポリシーを曲げて、この調教室を使うことを決意する。普段は拷問室だが。
「さて。始める前に。これを塗ってもらおうか」
510外伝エスト盗賊調教SS:2005/06/19(日) 02:31:33 ID:909tKQwd
 手にクリームを持って、迫るギース。
 逃げようとするエストだが、一緒に連れてきた二人の手下に簡単に押さえられ、ついでに裸に剥かれる。
「くっ・・・きゃっ!」
 強気な目で睨みつけるエスト。その視線にゾクゾクしながら、ギースは小股に塗り薬を擦り付ける。
「ひいいぃ!」
 相変わらず鮮やかさを失わないエストの割れ目。塗り薬を塗られると、ひんやりと心地よい冷たさが広がる。
「やっ、なに・・・・?」
 ビクッと振動するエスト。腰がガクガクと震えだす。
 早速の効果に、ギースはニヤリと笑う。
「おい。お馬に乗せてやりな」
「へい」
 手下も意地の悪い笑みを浮かべると、手馴れた動作で、エストの両手を後ろ手に縛り、両足を持ち上げて、三角木馬に跨らせた。
「ひっ、いやっ!」
 三角木馬に割れ目が食い込み、さらにひんやりとした心地よさが広がる。いや、だんだんと熱を帯び始めた。
「やっ、やっ、やあっ・・・・・やだあぁ!」
 早くも泣き声になり、木馬の上でよがるエスト。だが動くほど、割れ目に三角が食い込む。そして疼く。
「ひいいぃ!」
 そして木馬の上で悶える少女を、盗賊たちは哂いながら鑑賞する。
「へへ。おい。もう腰振ってるぜ」
「ああ。さすが天馬騎士。大した腰使いだ」
 その揶揄が聞こえたのだろう。エストはギッと歯を食い縛って耐える。甘い疼きに。
「おい。重りを付けてやんな」
 ギースが命じると、淡々と盗賊は、エストの両脚に鉄球を填めた。
 こうすると、重みでさらに、三角木馬に割れ目が食い込む。
「くうぅ。う〜〜〜〜〜〜」
511外伝エスト盗賊調教SS:2005/06/19(日) 02:32:32 ID:909tKQwd
 涙目で首を振り回すエスト。その腰が焦れったいようにガクガクと振動している。
(やああ・・・わたし変だよう)
 内心エストは焦れったさでいっぱいだった。

 痒い。とにかく、あそこが痒い。

 掻いてほしい。あそこを思いっきり掻いてほしい。
 その事だけで、頭がいっぱいになる。
「ん、ううー!」
 だが下卑た盗賊に、頼むことなどできない。
 あそこを掻いてほしいなど。この疼きを、鎮めてほしいなど。
「や、ああっ・・・・ハァハァ・・・・」
 荒れた息で、潤んだ瞳で、必死に火照った体を慰めようとするエスト。
 その腰が、自然に脈動し、三角木馬に擦り付けられる。

 しゅっ・・・しゅっ・・・・・

 最初は遠慮がちだったその動きも、すぐに大胆になる。盗賊の目も気にせずに。
「ん、んふああぁ・・・・」
 切ない喘ぎ。我慢しようとしても、耐えられない切なさが、よく表れている。
 きゅっと形のいい眉が曲がり、官能に頬が染まる。
 ツンと上を向いた乳首は尖り、擦り付ける股間からは、蜜が溢れ木馬を濡らしていた。
「あっ・・・あっあっああ・・・・やあぁん・・・・」
「ほう。ここまでとはな」
 媚薬の予想外の効果にギース、ちょっとビックリ。

「やあぁ・・・いやあああぁ・・・・」
 涙が飛ぶほど首を振りながら、エストは制御できない快楽に恐怖した。
 今や感じる事が恐怖に繋がっている。
512外伝エスト盗賊調教SS:2005/06/19(日) 02:33:25 ID:909tKQwd
「ふん、ふぅん、ふんん・・・・」
 盗賊たちの好奇の視線も気にせず、エストは三角木馬に股間を刷りつけ、疼きを止めようとする。
 だがそうすればするほど、疼きは高まるばかりだった。
「げへへ。こいつは淫乱な女だぜ」
「ああ。俺たちが見てるのに、こんなに乱れるなんてな」
「イヤァ。言わないでぇ。見ないでぇ」
 わざとらしい言葉責めにも、エストは涙して恥じ入る。それでも感じた体は止められない。
「よし。もういいだろう。降ろせ」
 ギースの命令を待ってましたとばかり、二人の盗賊はエストの両脚の枷を外して、三角木馬から降ろす。両手は後ろ手に縛ったまま。
 そうして床に降ろされてからも、エストはビクビクッと振動。
 両脚をすりすりと内股にすり寄せるが、手を縛られて、それ以上は何も出来ない。
「はぁ・・・・はぁ・・・・・・」
 体は火照ってるのに、何も出来ないもどかしさ。
 エストはもどかしさと焦れったさに、気が狂いそうだった。
 この熱い乾きを鎮めるのは・・・・・
「どうしたエスト。これが欲しいのか?」
 プルルンと目前に差し出されたのは、ギースのでかマラ。
 いつもは醜悪にしか見えないそれが、やけに美味しく見え−
 エストの喉がごくっと高鳴る。
「欲しいのか? 欲しくないのか?」
 じっと魅入られたように、エストはそのちんこから視線が外せない。いつもは見るのも嫌なのに。
「どうなんだ?」
 疼く。体が疼く。痒い。あそこが痒い。熱い。全身が熱い。
 その全てを鎮めてくれるちんこが、すぐ目の前に。
 エストの心に浮かぶのは、アベルの顔。
(ごめんなさい)
「はい。ください。私に」
513外伝エスト盗賊調教SS:2005/06/19(日) 02:34:11 ID:909tKQwd
 横になり、勃起した怒張を天に向けるギース。
 その上に、両手を縛られたままのエストが跨り、自ら腰を落とす。
 自然、二人の性器は一つとなった。
 巨大なマラが、少女の膣に納められていく。

「アー! アアアアー!」

 中に受け入れた途端、今までの飢餓感が嘘のような充足感に、エストは心底から歓喜の声を漏らす。甲高く。

「あっ・・・ああっ、イイー! イイよー!!!」

 自ら腰を振り、膣内の肉棒をお腹一杯に感じる。棒が秘肉を抉る度、エストのお腹の底から、ずしんずしんと快楽が衝動となって脳天を駆け抜けた。

「イイー! イイのー!! もっと、もっとー!!!」

 狂ったようにギースの上で全身を振り回すエスト。その脳裏に、もはやアベルの顔は無かった。

「ア、アアアー! あう、あう、あう! あうううぅぅー!!!」

「くううぅ。エスト。今日はやけに燃えてるじゃねえか」
 ぎしぎしと肉棒を締めつける膣に、ギースは堪らず果てる。精力盛んで我慢強いギースが、たちまち射精するほどのエストのよがりぶりだった。

 どく・・・・どくどく・・・・どくどく・・・・・・

 膣内一杯に出される欲望。同時、エストの全身がピーンと仰け反る。

「アーーーーーーーーーーーーーー!」
 エストが、快楽に屈服した瞬間だった。
514外伝エスト盗賊調教SS:2005/06/19(日) 02:35:12 ID:909tKQwd
「う、ううううう・・・・」
 どれぐらい時間が過ぎただろうか。
先程と同じ調教部屋で、エストは一人泣きすする。
 あれから、エストはさらにギースに膣内射精された。何度も何度も。その度に、エストはよがり狂い、悶え、喘ぎ、絶頂を迎える。
 今も、股間からは白濁液が流れるほどだ。
 そして部下に後始末を任せると、ギースは部屋を後にした。すっかり満足した様子で。
 その部下もさらに手下に後始末を任せ、エストを一人きりにした。
 だからエストは一人で泣いている。

 快楽に身を任せた自分。快感に溺れた自分に。

「ごめんなさい・・・アベル・・・・」

 あの時。エストはアベルの事すら忘れ、快楽を貪っていた。その事実が、エストをさらに苦しめる。

 と、そこに扉が開く。
 びくっと震えるエスト。だが入ってきたのは見知らぬ若者だった。
 金髪を刈り上げた若い青年。盗賊には見えない。
「あんたかい? ギースに捕まった異国の可愛い女の子ってのは」
 エストの姿を認めると、金髪の青年は、そう優しく声を掛ける。
「俺はジェシー。けちな傭兵さ」
 そう言って、ジェシーと名乗った傭兵は手を差し伸べる。
「あんたを助けに来た。一緒に逃げよう」
 
 エストは、無言でその手を取った。

 (外伝エスト盗賊調教SS後編につづく)
515外伝 ◆9QlRx9nooI :2005/06/19(日) 02:37:50 ID:909tKQwd
長くなるので前後編にしてみました。
これから調教と堕胎と萌えの勉強をしてきます。
皆さんも良い調教と堕胎をご存知でしたらご教授ください。
516名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 07:22:32 ID:ejSk65v4
うおおおおぉぉぉっっ、GJ!!
燃えました、滾りました!
エロいです・・・・

ところで外伝さんって、某TRPGの剣世界スレの方と同じ人なんですよね?

堕胎は早めにしないとダメです。
あと掻爬はかなり痛いらしく、前日から無理矢理子宮口を広げる処置を施さないといけませんし
股間がかなりの出血大サービスになります。
処置が悪かったり、膣や子宮が器具で痛んだりすると二度と子を産めなくなったりもします。
身も心もボロボロになるのは必至ですね。
自分も妊娠・中絶・出産を含む強姦系SSを書きますが、あまりに酷いので直接描写は避けてます。
517名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 08:33:27 ID:4U5Y25K0
昔は水銀を飲んで堕胎したと何かで読んだような。
(もちろん母体も危険)
……痛そうなのはかんべんな。
518名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 08:53:05 ID:peT5OkXj
>>490
次もあるんですかー! ドキドキワクワク
ハルジルも楽しみにしております!
519名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 11:58:01 ID:3HcGXatl
薬草だったらアロエとかヘンルーダ。
アロエは下剤、ヘンルーダは月経促進作用で堕胎を促すとのこと。

とかいいつつ、自分はちょっとそういう系はダメそうだ…。
520名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 14:19:58 ID:jxAZUDPN
外伝は俺たちには出来ない事を平然とやってのけるぅ!そこにあこがれるぅ!しびれるぅ!
521名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 17:22:39 ID:tVze5zb8
外伝氏へ

人工中絶にはミフェプリストンという薬が使われることもあるそうで、
数時間から数日は強い腹痛、出血、下痢、吐き気、頭痛などを伴うという副作用もあるそうです。
これはネタに使えそうですね。
522516:2005/06/19(日) 17:41:24 ID:ejSk65v4
追加です。
妊娠初期(1〜4ヶ月)は着床が不安定なので激しくえちぃすると流産させられます。
ある意味、お金を掛けず手軽に堕ろせます。ちなみにこの時期は「つわり」が激しいです。
妊娠中期(5〜8ヶ月)は安定しています。 お腹もこのころになると目立ってきますね。
ホルモンの働きで女性は感じやすくなります。胸も2カップ以上大きくなり
胸・乳首を刺激すると子宮が収縮するので強制堕胎のチャンスです。
FEには関係ないですが、日本では5ヶ月目(20週)以降は堕胎罪になりますので中絶できません。
妊娠後期(9、10ヶ月)お腹おっきくてもえちぃはできますが、臨月(産み月)にするとその刺激がきっかけで
生まれることもあります。もはやこの時期だと堕胎ではなくて出産ですが。
523名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 19:37:00 ID:BD2CBz5Y
読むだけで腹痛くなるな
この流れ。
524名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 21:20:34 ID:kyQLDnOK
同じく…
525名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 22:16:49 ID:7TgBe4iZ
エロなし小ネタ、しかも聖戦親世代。
三発投下します。箸休め程度ですがどうぞ
526一発目:2005/06/19(日) 22:17:24 ID:7TgBe4iZ
♪オ・レ・は、エルトシャン
ノディオン王で神器持ち アグストリアの民の人気も抜群で
大陸最強クロスナイトを率いて戦う 獅子王だって
言うじゃな〜い
(じゃら〜ん)

でも大丈夫、第二章開始早々……
牢屋に閉じ込められちゃいましたから!
残念!!

♪オレの妹ラケシスは 世にも稀なるブラコンで
オレにベタベタなついてる 民の間は噂で持ち切り
調子に乗って ラケシスは
「兄様みたいな人でなければ絶対好きになれないわ、だから誰の妻にもならない」って 
言うじゃな〜い
(じゃら〜ん)

でも大丈夫、お前のブラコン発言……
家臣の三兄弟でさえスルーしてますから!
残念!!

♪オレはシルベールから配下を率いて シグルド軍と相対峙
指揮官☆5にミストルティン持ち 第一部では最強の敵
マトモにやるならジャムカだけれど 近付く前に味方が死ぬって
言うじゃな〜い
(じゃら〜ん)

でも大丈夫、ラケシスとの会話イベントで……
戦わずして殺されちゃいますから!
打ち首!!
527二発目・その1:2005/06/19(日) 22:18:32 ID:7TgBe4iZ
どうもコンバンワ、シルヴィアです…。

いつもなら元気に踊るところですが、今日はなんだか調子が出ないので、
最近気になる事を言います。

私だけ?
四章でフュリーとの間に起きる会話で、さりげなく品が無いって言われてるように聞こえるのは。
私だけ?
戦闘で経験値が稼げないから、踊りまくってターン数を消費してしまうのは。
私だけ?
子供がフォルセティを使いにくいという理由で、レヴィンと引き離されてしまう女性ユニットは。
私だけ?
魔法防御の上がりがいいのに、前半魔道士が少ないからムダになってしまうのは。
私だけ?
親世代のカップリングで、余り者同士くっつけられてる感じがするのは。

――最近、気になること。
クロード様との間に子どもが出来たので、自分の出生に少し興味を持ちました。
私どうやらブラギの末裔みたいです。一体私はどこで生まれたのでしょうか?
――気になること。
クロード様には生き別れの妹がいらっしゃるみたいです。
生きていたら、ちょうど私くらいの歳になっているはずだそうです。近親相姦?
まさか、と笑い飛ばせないので、ちょっと気になってます。


気になることと言えば――
皆さんの反応が少し気になります。
笑いを取ろうとして色々なことを言ったのに、殆どの皆さんが引いてしまっています。
528二発目・その2:2005/06/19(日) 22:19:16 ID:7TgBe4iZ
これではマズイので、ここで皆さんに誰にも見せた事のない踊りを披露します。

――――――――自主規制中――――――――

(ざわ・・・ざわざわ・・・)

調子が上がってきたみたいなので、ここで歌を歌います。

♪どーでもいーいですよ〜
私が誰かと結ばれると、子世代でバリアの剣が手に入らなくなります。

シルヴィアでした。
529三発目:2005/06/19(日) 22:20:02 ID:7TgBe4iZ
アーダンです…
同僚に「固い、強い、遅い」って言われました…遅いって何ですか?
アーダンです…
追撃リングをレヴィンに取られました…
アーダンです…
シグルド様から「君は優秀な乱数調整役だ」と慰められました…
アーダンです…
この顔で待ち伏せすると、女性陣に嫌がられます…
アーダンです…
念願のクラスチェンジを果たしました。けどやっぱり四章の山は越えられなかったとです…
アーダンです…
大盾が発動してもアイラに勝てません。流星剣は反則です…
アーダンです…
ティルテュと夫婦になる寸前まで行きました。直前になって逃げられました…
アーダンです…
彼女をいつもレックスに取られます。スキルが待ち伏せだけだからなんでしょうか…
アーダンです…
結婚すると、五章で技が大幅に上がったとです。いったい何の技なんですか?
アーダンです…
ティルテュとの子供が、待ち伏せと怒りを持ってるのに二軍落ちしました…
アーダンです…
同じアーマー系なのに、ハンニバル将軍に人気で負けている気がします…
アーダンです…
固いはずなのに、守備力でドラゴンマスターに負けてます…
アーダンです…
よく二次創作系で、いなかった人物にされてます…

アーダンです…
アーダンです…

アーダンです……
530名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 22:22:43 ID:KpKcHdZ5
(゚∀゚)―――― !!

テラワロス
531外伝 ◆9QlRx9nooI :2005/06/19(日) 23:58:06 ID:5XZb26sW
読んでくれた方、レスしてくれた方、ありがとうございます。
おかげでリアルな堕胎が書けそうです。
うわっ、何をするお前らry@
532名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 00:50:21 ID:DkdhN7T3
アーダンがやけに面白かったw
GJ!!
533名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 00:52:44 ID:oXUsBbD1
乙。そんなシルヴィでも好きだ。
534ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/20(月) 03:21:12 ID:zl/4/sSY
シノンさん

「・・・・・・。」
アイクにはリアーネの言葉の意味がわからなかった。
今ちょうどリュシオンは用事で出かけている。そのため、彼女の言葉を訳せる者は、そこに一人もいなかった。
「ええと・・・・・・何て言ってるんだ、ミスト?」
「お、お兄ちゃん、私にふらないでよ!わかるわけないじゃない!」
「・・・・・・。」
するとリアーネは悲しそうな表情をする・・・・・・無理もない。自分の言っていることが、周りに理解してもらえないのだから。
「そういえば、セネリオ。お前なら、古代語わかるんじゃないか?」
「無理です。簡単なのならともかく、彼女の言葉は、かなり難解な言葉のようですので。」
「そうか。困ったな・・・・・・」
そこにシノンがやってきた。
「・・・けっ。どいつもこいつも、役に立たねえなあ!どれ、俺が翻訳してやるよ。」
「・・・・・・。」
「えーと、『私・・・最近、アソコが疼いて眠れないんです。どなたか、私のアソコの火照りを鎮めてください・・・』ってか。」
「・・・・・・。」
途端に皆から白い目で見られるシノン。
「な、なんだよ・・・ちっ、しゃあねえなあ、今日のところは、これで退散してやるよ!じゃあな。」
シノンはそう言うと、そそくさと退散した。
「まったく!ひどいやつだ!リアーネがそんなこと考えるわけないだろうが。」
「やーねー、最低!」
皆がシノンのことを悪く言う中、リアーネはじっとシノンの後姿を見ていた。
『どうして、私の言ったことが、わかったの?』

おしまい
535名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 03:50:05 ID:DkdhN7T3
シノンさんww(*´Д`)
536名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 07:27:45 ID:ixpLVG+C
ノン気だなw
537名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 11:33:53 ID:oXUsBbD1
シノンワロスwww
538名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 19:46:27 ID:bc+f2VAS
欝だ死ノン・・・
(-_-)
⊂二⊃
539名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 20:41:15 ID:BjSqkv6e
 アイクは酔いつぶれたシノンを肩に担いで、宿営地の天幕まで引きずるようにして連れ帰ろうとしている途中だっ
た。先刻のシノンの言葉が、心に重くのしかかっている。
(……あんたがこだわっていたのは……)
 アイクは立ち止まって、ずり落ちそうになるシノンの体を再びずりあげた。
(……親父のことだったのか)
 自分はいつか父を超えることが出来るのだろうか。シノンばかりではない。この旅が始まった時から共に戦ってき
たグレイル傭兵団の戦友たち―ガトリー、オスカー、ボーレ、セネリオ、そしてティアマト―には、これからも父と比
べられていくだろう。
 「……団長……」
 アイクの肩で、酔ったシノンがつぶやいた。せめて彼を起こさないで天幕まで連れて行く位はしないとな、とアイク
が思った時、シノンがさらに夢見心地に言った。
 「……すごく……大きいです……」

 アイクはシノンを放り出すと、そっと泣き出した。
540名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 21:05:33 ID:kosV2mlb
>>539
シノォォォォォォォンンンンンン!!!!!!!!!!!!!!!
聞いたのがアイクだけでよかったのかもしれん。
ミストや他のメンバーが聞いたらと思うと…
541名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 21:19:50 ID:b2EwduW+
>>539
うほっ
542名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 22:58:50 ID:pQ+Rae4y
封印の剣のカップリングモノ書こうと思ってるんだけど、需要あります?
どうも封印の剣の人物名を見掛けないので…
543名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 23:10:00 ID:0Hk/e07I
>>542
ここでロイ×ソフィーヤ
544名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 23:43:14 ID:SLqoVw5g
>>543
それいいな
545名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 23:46:32 ID:xkRah4UY
アレン×ティト
546名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 23:53:29 ID:99A3zxnX
サウル×ドロシー
547542:2005/06/21(火) 00:06:13 ID:Yt1XTyeq
需要自体はあるようなので、書いてみます。
エロか非エロかは決めてませんが。
548名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 00:22:31 ID:UfjP7dgG
>>547
とにかくエロい奴をお願いします。
549名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 01:05:52 ID:0NpbRuyz
>>542
ちと遅かったか?
ランス×クラリーネかアストール×イグレーヌきぼんぬ。
もしくは若ニイメ。マジカル☆ニイメたん。
550963:2005/06/21(火) 02:31:07 ID:lSNFE0JD
>>549
アストール×イグレーヌはエロの有無に関わらずイイね

>>542
カプ単位で需要があるかどうかは分からないが、作品単位ならば需要がないってことはないと思う
我々はひたすら神の降臨をお待ちしてるだけなんで…
551名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 02:31:55 ID:lSNFE0JD
うわ、名前欄がorz
552名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 13:51:38 ID:VnkNT8sL
シノンの続き無いの?
553名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 16:46:08 ID:zbD1em9b
カメですが、ネサリアの方、激しく乙です。
かわいくて品があるリアーネタソ最高。
ハールとジル、楽しみにしてます。ハール萌えなので。
554名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 19:54:15 ID:bO0NykiU
 「技のウェンデル!」
 「力のバヌトゥ〜!」
 「そして控えるは……囮のボアァ!!」
 「我こそおと………って、え、わし囮?」


 「…何してるのかな。あの人達?」
 「あ、マルス様!」
マルスと呼ばれた青髪の少年が先ほどからの三人の老人たちの奇態を見守る少女に声をかける。
 「ええと、どうも私達のトライアングルアタックに影響を受けたみたいで、
自分達もやってみようと一念発起して頑張っているところらしいです。」
 「そ、そうなんだ……。それでカチュアは何で見守っているんだい?」
 「一念発起してみたはよかったんですけど、よく分からないからと私達のところに聞きに来られたんです。
でも姉さんは『ミネルバ様のお手伝いがあるから無理です。』と断ったんです。
エストは……あの子は姉さまが断るなら自分が教えると言ってたんですが、
あの子に任せるのは少し心配だったもので…」
問いかけられたカチュアとよばれた少女は少し苦笑いしながら答える。
 「それでカチュアが司祭様達をずっと見守ってたんだね。」
 「ハイ。私は幸い手があいてましたから……」
 「そうなんだ。
……しかしトライアングルアタックできるようになったからと言て……老人三人もだしたって…大した戦力にはならないし…
バヌトゥは…いいとして………デル司祭も……許せるとして…ボア司…は…キツいものがあるなぁ。」
カチュアの答えに納得したのかマルスが一人で頷き、ぶつぶつと一人言をつぶやきながら思索にふける。
 「マルス様はこんな時でも戦の事をいろいろ考えてるんですね。」そんなマルスを見守りながらカチュアがつぶやく。
 「え?…ゴメン。何か言ったかな?」カチュアのつぶやきが耳に入っていなかったマルスが聞き直す。
 「聞いてないなんて酷いです。マルス様。」
555名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 19:57:03 ID:bO0NykiU
 「?え?ゴ、ゴメン。考え事に夢中で聞いてなかったんだ…。」
 ちょっとした意地悪に本気でうろたえるマルスをみてカチュアはクスクス笑いながら、
 「冗談ですよ。怒ってません。」
と、マルスを許す事にした。
「ゴメン。次からは気をつけるよ。」
 「ハイ。そうして下さいね。」
笑いながらマルスの謝辞を受け入れ、カチュアは先ほどのつぶやきの内容に話をうつす事にした。
 「グルニアを解放し、みんなは息抜きにと羽を伸ばしてますよね。」
 「うん、そうだね。」
 「でもマルス様はいつも戦の事ばかりに気をとられて、
余り羽を伸ばす事をなさらないものですから…。」
 「……そうかな?僕はそんなに息を詰めてるように見えるかな?」
 「ハイ、見えます。……その……いつもみてますから…。」
 「……え?ゴメン。また聞いてなかったよ。」
 「い、いいです!!今のは聞いてなくていいです!気にしないで下さい!!」
勢いよく喋りながら両手を振り回してカチュアは自分の失言をごまかした。
 「そ、それよりもマルス様!」
 「な、何かな?」
カチュアの勢いに少し後ずさりながらマルスはカチュアに向き直った。
 「今日は空がこんなに青く澄んで、風もそよいで気持ちいいじゃないですか。
こんな時くらいは戦から離れて羽を伸ばしませんか?」
556名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 19:59:54 ID:bO0NykiU
 「うん。そうだね。
……でもカチュアと一緒ならどんな時でも息抜きしてるようなものなんだけどね。」
 「え!」
(え……え!え?わ、私と一緒ならって……ど、どどどういう意味だろう!?)
マルスの一言に過剰に反応したカチュアが横で顔を赤くしたりにへらと笑ったりと、
一人百面相をしているのをマルスは微笑を浮かべながら見守る。
 「今日は本当に空が青いなぁ。」
まだ百面相を続けるカチュアを横目にマルスは空を見上げてつぶやいた。


 「そこでボア殿が囮として敵の槍で串刺しになって引きつけている間に、
私が怒りのトールハン……げふん、げふん、トロンを仕掛けるのですよ。」
 「なるほど。その後、わしが火のブレスでボア殿の仇に報いる訳ですな。」
 「……わし槍で串刺し?あげくに仇って死亡前提なの?どう言う事?」
 「いやはや、とらいあんぐるあったくの完成ですな。HAHAHA」
 「違いますぞ。トライアングルアタックですぞ。ふぉふぉふぉ。」
 「いや、わし死んでたらトライアングル違うよ!できないよ!」

青く澄み渡った空に爺さん達の声が響いた―
557名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 20:03:31 ID:bO0NykiU
ーマケドニア城内ー
マケドニアの王城を巡る攻防戦に決着がつき、
その後の残務処理に手を着けていたマルスは突然の凶報に声を荒げた。
 「カチュアが怪我をした…って、本当か!?」
 「はい。敵将ミシェイルとミネルバ殿との一騎打ちのさいに、敵将の近衛めに手傷を負わされ、落馬……未だ意識は戻らずとの事です。」
 主君の激昂を一身に受けながら、老将は静かに答えた。
 「そんな馬鹿な事があってたまるか!!」
 「マルス様。…とにかく落ち着いて下さいませ。
幸いウェンデル、ボア両司祭によると命に別状はない。との事です。」
主君の激昂をいなしながらジェイガンは主君に伝えるべき事を伝えた。
 「…ジェイガン。カチュアは今どこだ?」
 「はっ、カチュア殿は現在ミネルバ殿のところにて治療を受けておられるとの事です。」
 「…わかった。
悪いがジェイガン、後は任せる。」
 「それはかまいませんが…………マルス様。」
急いで部屋を出ようとする主君の背に老将は警告を投げかける。
 「そろそろカチュア殿に対して腹を括られては如何かと―」
 「……。」
老将の諫言を無言でながし、マルスはカチュアの居る部屋へと向かう。
後に残されたジェ
558張り付けミスりましたm(_ _)m:2005/06/21(火) 20:05:40 ID:bO0NykiU
イガンの顔がニヤついているのも知らずに。

「―我が策なれりと言ったとこですかな。」

 「マルス様!」
カチュアの居る部屋に向かう途中の廊下でマルスは呼び止められた。
 「…シーダ。それにミネルバ様。」
呼びかけに振り向いたマルスはそこに二人の女性の姿を認めた。
 「マルス王子。この度の戦ではお世話になりました。
おかげで私は今こうして再びマケドニアの土を踏め……」
紅の髪をしたマケドニアの王女の言葉を遮りマルスは質問を浴びせる。
 「そんな事よりもミネルバ様、カチュアの怪我の様子は!?」
 「…そ、そんな事とは…」
 マルスの一言に衝撃を受けたミネルバの代わりにシーダが答えた。
 「お聞きの通り……落馬時の打ちどころが悪かったらしく、
もしかしたら……今夜が……」
血の気を失っていくマルスの顔を見るのがつらいかのようにシーダが顔を背ける。
559名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 20:09:15 ID:bO0NykiU
 「シーダ殿…カチュアは別に……もが、ふが」
横から疑問を挟もうとしたミネルバの口を塞ぎながら、
 「だから早くカチュアのところに行ってあげて下さい―」
シーダの言葉が終わる前にマルスはすでに走りだしていた。
 「―て、もう走って行っちゃった。」
 「カチュアが大けがをしてない事は今まで一緒にいた貴殿が一番分かっているではないか。
何故こんな嘘を?」
シーダの口封じから解放されたミネルバが問いただす。
 「芝居でも打たないとマルス様は素直になられないと思いませんか?」
訝しむミネルバを諭しながら微笑む。
560名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 20:10:50 ID:bO0NykiU
「なるほど。私とて木石の類ではない。
マルス殿がカチュアに好意を寄せているくらいはわかるぞ。
しかし―」
―マルス殿にはすでに貴殿と言う婚約者がいるではないか。
口に出しかけた言葉を目の前の少女を気遣ってミネルバは飲み込んだ。
 「あはは。別に私とマルス様は周りが思うような仲ではないですよ?
一緒に居すぎた時間が長すぎたせいで、
恋人同士と言うよりも兄妹みたいなものなんです。あはは…。」
 「そうか―。」
―だったらその泣きそうな笑顔はなんだ。
ミネルバは再び言葉を飲み込み、
代わりに違う言葉をかけた。
 「ところでシーダ殿?実は最近よい果実酒が手に入ったのだ。
私が一人で飲むは無粋。かと言ってパオラは私が酒を嗜むのによい顔をせぬだろう。
エストは論外として、酒の相手が欲しいのだが……。」
 「いいですね。私も今夜はお酒でも飲みたい気分です。」
 「ふむ。では私の部屋に参ろうか。
この城に帰ってくるのは久しぶり故に汚れているかもしれぬがな。」

部屋に向かうミネルバに付き添いながら
シーダは一度マルスが去った方を振り向いた。
 「愛し合う二人が一緒になるのがやっぱり一番だと思うんですよ……マルス様。」
561名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 20:13:21 ID:bO0NykiU
 「カチュアッ!!」
乱暴に部屋の扉を開き、マルスはカチュアが居る部屋に飛び込んだ。
 「え!?マルス…様。」
 「あら。」
部屋の中にはカチュアと彼女の姉のパオラがいた。
マルスはカチュアの姿を認めるとあたりもはばからずカチュアに抱きついた。
 「え!?あっ!う!?」
 「あらあら。」
常にないマルスの態度と抱きつかれた事にカチュアは狼狽する。
そんな妹の状況をみたパオラは、
 「私は邪魔みたいなので退散するわ。」
と狼狽する妹をおいて退室する。
 「ね、姉さん!」
去りゆく姉の姿を視界にいれながらいつもと違うマルスに問いかける。
 「……あの…マルス様。どうなされたのですか?」
ようやく落ち着きを取り戻したカチュアがマルスに問いかける。
 「…よかった。」
 「え?」
訝しむカチュアを抱きしめたままマルスがつぶやく。
 「カチュアが無事でよかった…。見たところ怪我も大事なさそうだし…。」
 「…怪我ですか?
確かに怪我はしましたけど、
そんな大騒ぎするような怪我はしてませんよ。」
 「でも……ジェイガンとシーダがっ………てまさか!?」
ここに至ってマルスはジェイガン達に謀られた事にそしてその意図に気づいた。
562名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 20:15:19 ID:bO0NykiU
 「…ところでマルス様?」
 「…何かな。」
 「この体勢やめませんか?……恥ずかしいです。」
頬を赤らめながらカチュアがマルスに要求する。しかし―
 「嫌だ。」
マルスは毅然としてカチュアの要求をつっぱね、カチュアの首筋に息を吹きかける。
 「ひゃっ!?マ、マルス様?」
そして狼狽するカチュアの頬に両手を添え、マルスは一瞬の内にカチュアの唇を奪った。
 「んっ…んむっ…。」
マルスの唇がカチュアの唇を犯す中、カチュアは突然の事に何もできずにいた。
 「カチュア…ごめん。」
ふいにカチュアから離れたマルスが謝る。
 「…何で謝るんですか…。」
俯き謝るマルスを睨みながらカチュアが声をかける。
 「…ごめん。」
 「謝るくらいなら……謝るくらいならこんな事しないで下さい!!
……こんな事されたら―」
―マルス様も私を好きだと勘違いしてしまうじゃないですか―。
浮かんだ言葉を頭を振って打ち消しながらマルスを睨みつける。
 「ごめん。だけどこれ以上僕は…僕は、カチュアを愛している気持ちを押さえきれなくなったんだ…。
だからカチュアが僕の事を好きじゃなくても、僕は君を無理矢理にでも………抱く。」
一瞬の静寂をやぶりカチュアが嗚咽混じりの声をあげる。
 「………酷いです。…酷いですよぉ…マルス様ぁ…
…好きな人にそんな事言われて拒めるわけないじゃないですかぁ……。」
マルスの強姦宣言にも近い告白を、カチュアはこみあげてくる嗚咽と自身の告白を交えながら受け入れる。
563名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 20:17:45 ID:bO0NykiU
 「カチュア!!」
 「きゃあっ!」
カチュアの返事を聞き終えると同時にマルスはカチュアを両手で抱えあげベッドに運んだ。
 「…いいんだよね?」
 「ハイ。だけど……できるだけ優しくして下さいね。」
カチュアの返事を受けながら、マルスはカチュアの上着を脱がせる。
 「…マルス様ぁ」
 「大丈夫。」
上着を脱がせ緩くなっていた胸のさらしをほどくと、
手の平に収まりそうなほどの小振りだがハリのある綺麗な二つの乳房がでてくる。
 「…あまりみないで下さい。」
 「どうして?」
「私の胸、大きくないですから……。」
そんな事気にしないよ。とカチュアを気遣いながら
マルスは左手で左の乳首を爪弾き、
右手で右の乳房を控えめにまさぐりながらカチュアの性感帯を探っていく。
 「ふぁっ…ぁうっ……」
胸への愛撫を堪えきれずに喘ぐカチュアを眺めながら、
マルスはカチュアの左耳に顔を近づけ髪の甘い香りを楽しみながら耳たぶを軽く噛む。
 「ひぃゃあ!?」
胸への愛撫に気をとられていたカチュアが突然の刺激に体をに仰け反らせる。
そのまま耳に優しく息を吹きかけわななくカチュアを堪能しながら下半身に手を伸ばす。
 「カチュア…ちょっと足をあげてくれるかな?」
 「ハ……ハ…イ。」
564名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 20:19:36 ID:bO0NykiU
すでに胸と耳への愛撫だけで蕩然としているためか、
何の疑いもなくマルスの指示通りカチュアは自ら両足を浮かす形を取る。
 「カチュアはお利口さんだね。」
 賛辞を送りながらカチュアのスカートを手早く脱がすと、マルスの前に可愛くデフォルメされた天馬の刺繍が施された下着があらわれた。
 「カチュアは下着も可愛らしいね。」
 「そ…そんな事……ないですよ……エストには子供っぽいって……」
 「そんな事ないよ。うん、カチュアによく似合って可愛いよ。」
 「あ…余り見ないで……下さい」
羞恥に顔を背けるカチュアを微笑ましく思いながらマルスは下着越しにカチュアの大事な所に指を這わせる。
 「や、やめ……ひゃん…あ…あっ…」
カチュアの大事な所に指を這わせながら、マルスはすでに張り詰めてピンと勃起している二つの乳首を交互に舌先でつつく。
 「んっ…んっ…や、マルスさまぁ…」
マルスの名を呼びながらピクンピクンと時折痙攣するように反応するカチュアを眺め、
マルスは左の乳房を口に含みながら天馬をあしらった下着をゆっくりと脱がしていった。
 (これが…カチュアの…)
かつて社会勉強と称してカインやドーガ達に何度か娼館に連れて行かれていたマルスにとって
何も実際に女性の性器をみるのは初めてではなかった。
しかし現実にカチュアの性器を目の当たりにすると
なぜか初めて目の当たりにした時以上に興奮している事にマルスは気づいた。
565名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 20:22:03 ID:bO0NykiU
 「わ、私だけ……なんて恥ずかしいです…。
私も…マ、マルス様の……裸がみたいかなぁ、なんて……」
あははと笑って誤魔化すカチュアが可愛くみえたマルスは自らも手早く着ている物を脱ぎ捨てた。
すでにマルスの怒張は反り返っており、
それを目の当たりにしたカチュアが言葉を失っていた。
 「どうかな?僕のは。」
マルスは驚きながらも目を離さずじーと見つめてくるカチュアに戯れに聞いてみる。
 「え!えーと…その……すごく……おおきいです……」
その言葉に男の自尊心を刺激されながら再びベッドに乗りこんだマルスはカチュアの陰部に顔を近づけ、指を割れ目の中に押し入れた。
カチュアがその刺激で弓なりに体をのけぞらせる。
指を軽く挿し入れしつつ堅く閉ざされているビラを開き
舌先でビラをなぞる。
 「っ……!」
いきなりの刺激と快感の波にカチュアは声にならない声をあげながら弓なりに体をのけぞらせる。
 「カチュアのここ……濡れてきてるよ。」
 「い…言わないで……言わ…ないで下さいぃ……」
マルスの軽い言葉責めに息も絶え絶えに反応しながら、
カチュアは自分の横の方で存在を主張しているマルスの男根に手を添えた。
 「カ、カチュア!?」
いきなりの自身への感触にマルスが当惑気味に声をあげる。 「…マルス様にばかりしてもらうのは悪いので……私もします…」
恥じらいながらもじもじと答えるカチュアに感動しながら、
 「なら頼むよ。」
566名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 20:24:30 ID:bO0NykiU
と自身をカチュアの目の前につきだした。
 「あ、ハ、ハイ!」
マルスに返事を返すとカチュアはおずおずとマルスの男根に舌を這わせる。
 「…くうっ…」
マルスが反応しているのにうれしく思いながら、たどたどしく雁首を舌先でなぞる。
次第にマルスの息が荒くなるのを感じながら舌の腹で亀頭全体を愛撫する。
舌の動きにあわせてマルスが反応するのが面白く思え、鈴口を舌先で刺激しながら
試みにとマルス自身を咥えた。
 「うあぁ……カチュア!ごめん!!」
咥えると同時にマルスの両手で頭を押さえられ、マルス自身が痙攣したかと思うと、
ビュクビュクという音とともに口内に暖かく生臭いものが広がる。
しかし頭を押さえられているためカチュアはマルス自身から口を離す事も出来ず、
結果としてカチュアはマルスがだしたものを飲み下す。
 「ごめん。」
けほけほとむせるカチュアにマルスが謝る。
 「…気持ちよかったですか?」
 「え?……うん。」
カチュアの質問の意図に戸惑いながら答える。
 「なら、いいです。
許してあげます。」
笑顔で答えるカチュアにマルスの怒張が再び勢いを取り戻す。
「うわぁ……あれだけ、だしたのにまだ元気なんですね。」
驚くカチュアをベッドに横たわらせ、マルスは自身をカチュアの割れ目に添わせた。
567名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 20:27:08 ID:bO0NykiU
 「…そろそろいくよ?」
 「ハイ…お願いします。」
答えを聞くと同時にマルスは腰に力を入れて割れ目に添わせた自身を挿入する。
「…!!」
自身に進入してくる異物感と痛みに耐える為に歯を食いしばりシーツをおもいっきり手繰り寄せる。
 「くっ……」
ようやく亀頭を全て飲み込んだあたりでカチュアを気遣いマルスが動きを止める。
 「……続けて下さい…」
 「カチュア?」
 「痛いのなんて頑張ったら我慢できますから、
それよりもマルス様と一つになれない方が辛いです……だから」
カチュアに最後まで言わさずマルスはカチュアに口づける。
 「…んむっ……むっ…んあぁ……。」
カチュアの痛みをごまかすために口腔を舌で愛撫しながら、マルスはついにカチュアの奥まで突き入れた。
 「カチュアァ。入ったよ…全部入ったよ……」
 「…マルス様!」
カチュアの破瓜に感動しながらマルスは腰を緩やかに動かす。
今し方まで処女だったカチュアの膣内はせまく、
緩やかなピストン運動でも処女膜の残滓や膣内のヒダが絡みつき充分過ぎる以上の快感をマルスに与える。
マルスが少しずつ腰の動きを早め、カチュアが両腕をマルスの首にまわして両足でマルスを逃がさないように挟み込む
568名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 20:27:23 ID:lSNFE0JD
 
569名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 20:29:18 ID:bO0NykiU
やがてカチュアの声に苦痛以外の痛みが混じりだしたころ、
マルスは次第に射精感を押さえ難くなる
 「カチュア、イクよ!!イクよ!」
 「きて下さい!マルス様ぁ!!」

ドクン、ドクンと膣内にそそぎ込まれる音が聞こえるほどにマルスは先ほどとは比べ物にならない量の精液をカチュアの膣に射精していた。



 「月明らかにして星稀に、烏鵲南へ飛ぶ…
…古詩にあるとおりすてきな夜ですね。ミネルバお姉様。」
 「そ、そうだな、シーダ姫。」
 「やめて下さい。さっき可愛がって下さったようにシーダと呼び捨てて下さい。」
(慰めるつもりの火遊びで私はとんでもないものに手を着けたのかもしれないな……)



 「まずウェンデル司祭がシェイバーで敵に傷を負わせ―」
「―続いてバヌトゥ殿の火のブレスで敵をやばい事にしておき―」
 「ーそしてボア殿がリカバーで完全治癒させる訳じゃな!」
 「完成じゃなバヌトゥ殿!」
 「我らのトライアングルアタックここにありですな!ボア殿!」
 「ようやくわしにもまともな役目ができた……」

 「…エスト。何教えたの?」
 「あ!!パオラ姉さま!練習の成果を見てあげて下さい!!」
「えーと…………かまいたち?」

―終わり
570名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 20:32:14 ID:bO0NykiU
ちょっと改行や張り付けミス等が目立つと思いますがすみませんm(_ _)m
571名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 20:36:54 ID:lSNFE0JD
リアルタイムでキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!

>>570
GJ!!であります。
マルス×カチュアの両想いものは初めて読んだので新鮮でした。初々しくて(・∀・)イイ!!
個人的には最後の「可愛がった」も気になるところ…。
572名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 20:43:05 ID:+Dwf4WlX
リアルタイムGJ第二弾!!
爺さん(笑)
573名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 20:50:26 ID:0sXg6agR
リアルタイムGJ3弾!
シーダも切ないな〜
ぜひ火遊びもキボン。
ボアのことすっかり忘れてた(笑)
574名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 22:34:49 ID:YAx88afy
中絶させるより生ませた方が鬼畜だと思うけどな。
後に救出されてもコブ付きだし
575名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 23:56:03 ID:OHbFiJoi
>>554-570
GJ。非エロのお笑い系小話かと思ってたら
ちゃんと小説に続いてたんで驚いた。シーダ切ないよシーダ。
でもたまにはカチュアが報われてもイイと思う。
シーダとミネルバは、俺と三人で幸せになるということで。

576名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 01:00:54 ID:fDSP/Zff
素晴らしい!!カチュア最高!!この後はラブラブヤりまくりですかい!?
577ティアサガ小ネタ:2005/06/22(水) 11:44:14 ID:QJUL/AJs
タイトル:初めてのセックス
オーラレインをメリエルに手渡し、リシュエルはサリア神殿へ帰ってきた。そして、マイハウスで、水を浴びた。
リシュエルは水中でオナニーをした。
「あん!いっちゃう!」
数分後、リシュエルは水から上がり、1人エッチを開始した。
「あん・・気持ちい!すまないメーヴェ、やはり私は君が・・!」
その時、少女が部屋に侵入した。
「強盗だ!・・・おう!」
少女はリシュエルの引き締まった裸を見て感激した。
「リシュエルの裸をみれるなんて生きていてよかった。よし!」少女はリシュエルの眼前で全裸になった。
「何してるんだバド!?」
「決まってるだろ!?セックスするんだよ!うりゃ!」
バドは自分の膣の中にリシュエルのペニスを突っ込んだ。
(このHPの挿し絵をはって下さいttp://www.river.sannet.ne.jp/hutaba/renyi9.html
「ああっ!?」
「リシュエル、出して!」
「止めろバド!私には好きな相手が・・!・・ああ!ダメだ!いくっ!あぁ!うわぁ!!」
リシュエルはバドの膣に大量の精液を流し込んだ。そして、二人は永遠にセックスをし続けた。
「もっと!もっと!!出して〜!!」
「分かった・・」
リシュエルはバドを妊娠させてしまった。

※収録は勘弁願います・・
578名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 13:30:42 ID:2xttMXb6
新手の荒らしか!
579名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 15:01:54 ID:SlQsAlBY
『駄目』のネタだな(笑)
580名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 17:21:16 ID:vwMbea0O
ティアサガなんざ、需要0!!
581名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 18:53:34 ID:I4+ewa5Y
話題にも出ない、
ベルサガには負ける。
582名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 19:37:07 ID:GBkcKoOc
('A`) なんだこれ・・・。

ジャンル以前に、書いたやつはこれでハアハアできるのか?
583名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 20:17:34 ID:ZID4bx6o
ネタにマジレ(ry
584542:2005/06/23(木) 01:03:12 ID:JTnZpSee
上の542だったモノです。
リクエストどうもありがとうございます。とりあえず、アレン×ティト物で行こうと思っております。
少し、文体がくどいのと、前振りが長い未熟者ですが、今日中にで投下できる予定です。
もう少しお待ちください。
585神父様×?…:2005/06/23(木) 01:26:13 ID:Iilhye1N


「神父様。」
「何です?」
「…後悔してる?」
「…何故、そう思うのですか。」
「あたし…すごく嬉しいよ。神父様が大好きで、神父様の傍に居たくて、神父様と通じ合えたって証が欲しかったの。
でも…」
「でも?」
「あたしの我儘のせいで神父様はすごく苦しんでる。
あたしが軽はずみな事をしたせいで…」
「…心外ですね。」
「…?」
「このような事になったのは、貴女に流されたからではありません。全て私の意志です。
色事に疎そうだからと言って、大人を甘く見てはいけませんよ。」
「…っな…っ!」
「私の心が、私の身体が、貴女を欲しいと思ったのです。
どんな罰を受けようと構わない。そう思えたのです。」
「神父…さま…」
「私を…受け入れて頂けますか?」
「…は…い…。」



誰のどんな状況なのかはご想像にお任せします。
前も後もない一発ネタです…
586名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 01:28:33 ID:Iilhye1N
神待ち中だったとは…失礼致しますた(;´Д`)
587542:2005/06/23(木) 03:18:17 ID:JTnZpSee
誰もいない…投下するなら今の内…
すげぇ長めのの振り部分です。エロはまだないです…生きててすいません。

↓以下投下開始
588アレン×ティト:2005/06/23(木) 03:20:14 ID:JTnZpSee
イリア騎士団天馬騎士、ティトは憂鬱な表情をしていた。
 彼女を憂鬱な表情にならしめてる理由とは自軍の戦況が不利なことでも仲の良い人が戦死したことでもなく、
ただただ単純な理由――好きな人に振り向いてもらえない。まぁ、そうゆうことなのである。

 彼女の好きな人――リキア同盟軍の騎士アレンとティトの出会いはけして良いものではなかった。彼女がリキ
ア同盟軍に参加してからすぐに戦場で見たアレンという人物は恐ろしい程に勇猛で危険で、死にたがってるよう
にしか見えない戦い方をしている人物であった。それも、ただの一度だけではなく何回も。傷つけば後方に下がり、
回復を受け、更に先ほどと同等かそれ以上の危険な戦いを何回でも繰り返していた。
 ティトにはアレンという人間が自分とはよほど別物の何かに思えて仕方が無かった。それにたまりかねた彼女は
ある日、アレンに言った。あなた、いつもあんな戦い方してるの?と。その問いにアレンは事も無げに
「ああ、いけないか?」と答えた。その答えにティトは心底呆れ返った。あんな戦い方ではいつの日か確実に死んでしまう。ティトはそう思ってアレンに注意を促したが、彼はにべもない答えを返し、また戦場へと向かっていた。
 彼はその日も地獄から生還した。全身に数え切れないほどのありとあらゆる傷を受けながらも。

 何回も、何度でも、幾度も、アレンは危険な戦い方を全ての戦場で繰り返した。ティトは何回もアレンを最前線で
見た。それがまだしも緻密で計算された戦い方だったならば、ティトも何も言わなかっただろうが、彼の突撃はその
ようものではなかった。例えば槍の構えにしてもひどく力に頼った構えをしていた。あんな構えでは敵の攻撃を避け
にくいだけであって得は無い。
 ティトはまた彼を呼び止めてそのことを言った。しかし、帰ってきた答えは意外なものだった。
「なるほど、よく見ているな」
「ち、違うわよ。あぶなっかしい戦い方してたから、たまたま目に入っただけ。べつに…それだけよ」自分が何故か馬
鹿みたいに動揺しているのを感じつつもティトは言った。アレンはティトの表情を見て不思議そうな顔をした。

589アレン×ティト:2005/06/23(木) 03:21:46 ID:JTnZpSee
「とにかく、私が言いたいのはもっと用心して戦ったらってこと」
「確かに、君の言うことはもっともだ。しかし、俺は」彼は一旦言葉を切り、真剣な表情をして言った「退くわけにはいかないんだ」
 ティトはアレンの答えを聞いて、少し腹を立てた。アレンを視野が狭隘な人間にありがちな、助言をしても一切聞き入れ
ないような類の人間なのか、と思ったのだった。
「まだ言ってるの?あなたのやり方じゃ…」いずれ野垂れ死ぬだけよ、と言葉を続けようとしたが、それは遮られた。
「戦場で最初に敵と刃を交えるのは、俺達騎士の役目だ。敵は俺の動きで軍の力量を測る。だから躊躇うわけにはいかな
いんだ」
「……」
 まったくの意外だった。彼がここまで考えているなんて。
「俺が少しでも怯めば、敵の士気は高まる。俺の動きに迷いがあれば軍全体の苦戦を招いてしまう…。だから俺は逃げな
い。皆の為にも、俺は前に進む」
 宣言するかのようにアレンは言った。ティトは笑い出したくなる何かを感じながら思った。何てこと。彼は突撃馬鹿なんか
じゃなくて。
「そう、ただの突撃馬鹿と思ってたけど…」まことに騎士らしい騎士じゃない。
「? 何か言ったか?」
「…別に」
「済まないが、そういうわけだ。しかし、君の言葉は勉強になった。何かあったらまた是非話を聞かせてくれ」
「…しょうがないわね」
 ティトはため息を吐きつつ言ったつもりだったが、その顔には隠すことができないほどの鮮やかな笑みが見えた。
 この日からティトはアレンに対して好意以上の何ものかを抱くようになった。彼女自身は気付いていなかったけれども、
ティトが少しも気付かぬ内にティトの心をアレンが占める割合は日増しに大きくなっていった。戦場で彼を見掛けるたびに
いつのまにか目で彼を追うようになり、視界に姿を見掛けない時は、負傷していないだろうか、と思うようになった。しかし、
まだまだ無自覚だった。
590アレン×ティト:2005/06/23(木) 03:22:57 ID:JTnZpSee
そんな無自覚を自覚に変える事件が起きた。アレンが戦場で多数の敵に包囲され、大怪我をして後送されたとの報告が
流れてきた。それを聞いた瞬間、ティトは顔を真っ青にし、続いて自らの天馬に乗り、戦場でも出さないような速度でアレン
が収容された後方の病院へ急行した。
 結局のところ、アレンは無事だった。ただし、なんとか命に別状は無いという意味で。
 どうも魔道士の部隊に包囲されて集中攻撃を受けたみたいで…。彼に回復魔法を施したシスターが言った。あと一撃も
食らってたら危ないとこでした。ああ、意識はまだ戻っていませんが、もうじき戻ると思いますよ。では、ごゆっくり。
 色々と気が利くシスターが気を利かせた台詞を発して去っていったが、そんなことはどうでもよかった。
 ティトはベッドに寝かされているアレンの手を握りながら思った。私はこの人がいなくなるかも、と思った時凄く怖かった。
これはやはり…。ティトはアレンの顔を見つめた。好きなんだろうな。私は。アレンが。
 しばらく顔を見つめていると、アレンの目が開き、私の方を見た。
 言いたいことはあった。言いたいことは山ほどあった。でも、なんて言えば良いのか分からない。ティトの口から出た言
葉はひどくぶっきらぼうだった。
「…相変わらずね。あなたって」違う、こんなことを言いたいんじゃないのに。
「ティトか」
「いつまで、そんな戦いを続けるつもりなの?あなたの言い分は分かったけど、死んでしまったらおしまいなのよ…」泣き
声のような響きを持たせてティトは言った。違う、と彼女はまた思った。何か優しい言葉をかけなければならない筈なのに。
我慢できないものがとめどなく溢れてきた。
「確かに、それは認める。俺一人の力では限界があるからな。しかし、俺は騎士だ。そうである以上は…」
 嫌だ。その言葉の続きなんか聞きたくない。私はあなたに死んで欲しくない――。
「だったら…その…私が…そばについてあげましょうか?」
「君が…?」
591アレン×ティト:2005/06/23(木) 03:24:07 ID:JTnZpSee
「あ、あなたみたいなのを放っといたら、心配で集中できないから。私が近くで援護すれば、あなたも戦いやすくなるでしょ
う?…それとも」もしかしたら嫌われてるかもしれない、という思いが一瞬頭をかすめ、言うのを躊躇させたが、それでもテ
ィトは言った「私じゃ…不満?」
「とんでもない!願っても無いことだ!君なら俺の馬にもついてこれるし」アレンはティトの顔を正面から見つめて、ティト
の手を握った「それに…君がいてくれると、不思議に危険な目にあわない気がする。君になら安心して命を預けられる」
 ティトは顔を紅潮させてうつむいた。当然だった。聞きようによっては今の言葉は告白、もしくはプロポーズの意味とも
取れるから当然だった。
「そ、そう…。でも、本当に良いの?私で…」
「もちろんだ。君は強い。共に戦うパートナーとして申し分ない相手だ」
「そうじゃなくて、その…」
 ティトが小さい声で言うのに、アレンは首をかしげた。
「だから、側にいる人が…私で…」
 再度、アレンは首をかしげた。
 ティトは先ほど感じた幸福感など何もかも投げ出し、盛大にため息をつきたくなった。この人は色恋沙汰などに相当ニブ
イのかもしれない…
「何でもないわ…もう…」
 その時、先ほどのシスターが部屋に入ってきて言った。もう意識が戻ったのなら問題はないから出て行って良いとのこと
だった。
「よし、行こう!」
 ティトはアレンの後ろ姿を見て、思った。長丁場になるかもね…この恋は。
592名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 03:25:31 ID:JTnZpSee
読みにくくてすいませんすいません。

今回のはエロがカケラも存在してはいませんが、次の投下は入れる予定です。
頑張らせていただきますので、よろしくお願い致します。
593ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/23(木) 08:55:53 ID:eWptwqqI
地獄のコンビネーション

「おおっ!これはルイーズ様!今日もまたお美しい!」
セインはルイーズにばったり会った。すると、さっそくセインお得意の美への賛辞が始まる・・・
「まあ、セイン殿、ごきげんよう。」
「しかしあなたは今日も素敵だ・・・ああっ!嘆かわしきはあなたがすでに人妻であるということ・・・」
そのセインの長く続く言葉・・・ルイーズはそれを聞かずに、そのままセインの下にしゃがみこむ。
そして、ズボンを下ろすと、セインの剥き出しになった一物を握った。
「あ、あの、ルイーズ様、何を・・・?」
ルイーズは何も言わずに、そのままセインの背後に回る。そして、両足を掴んで持ち上げると、セインはうつ伏せに倒れた。
「うわっ!」
そしてルイーズはセインの両足に己の両足を巧みに絡め、両手でセインの両腕を掴んだ。
そして、勢いよく真後ろに転がると、セインの身体は、まるで吊り天井のようになる・・・
吊り天井固め。

「ル、ルイーズ様!セイン殿に何をなさっているんですか!!!」
下半身を剥き出しで吊り天井に固められているセインを見て、フィオーラが駆け寄ってきた。
しかし、いきなり横から出てきた足につまづき、フィオーラはすってんと転んだ。
「きゃあっ!」
その足はパントだった。
そしてパントは、フィオーラのスカートを掴んで、中のショーツと一緒に引きずり下ろす・・・
「いやっ!何するんですか!」
下半身剥き出しでうつ伏せのフィオーラ。パントは彼女の膝の裏に両足首を絡め、彼女の両腕を掴んで真後ろに転がった。
「ぎゃあ!」
吊り天井固め。
594ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/23(木) 08:56:27 ID:eWptwqqI
「さあ、ホークアイ。私たちは準備完了だ。」
「わかった。」
するとホークアイはパントとフィオーラをその自慢の力で持ち上げ、ルイーズ達の真上へと放り上げる・・・
そして、フィオーラが下になり、セインの上へと落ちていった・・・
その先には、セインの一物。
二人がぶつかる瞬間、セインの一物が、フィオーラの膣を捉える・・・
「ぐわあああああ!」
「ひゃあああああ!」

事がすべて終わったあと、パントは立ち上がり、二人を見た。
「どうだい、気持ちよかったかな?」
そして、ルイーズも立ち上がる。
「うふふ。仲睦まじいお二人の、新しい愛の形ですわね。」
床に倒れたまま、セインは二人を見た。
「いや、あの・・・俺たち、死にそうなんすけど・・・」

おしまい
595名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 10:55:37 ID:RfR3rMAy
新しき神二人もキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
>554氏
いたいけなシーダ様…

>542氏
本格派の作品待ってました!!この調子でエロもお願いします!!

>ダミアン氏
ルチャなパント夫妻ワロタ。ロメロ・スペシャルに乾杯w
596名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 11:32:42 ID:naAHccjj
>>592
GJ!
ティトかわいいよティト
このあとどう展開してエロにもつれこむのか期待
597S・L・S ◆xTfHc.nBiE :2005/06/24(金) 01:49:15 ID:JPJ7twfZ
こんばんは、Sです。トリップを付けてみたのですが
ちゃんと付いてるかモッサリ不安です。

のべ4日癌ばって、ハルジル書きましたー。1日3時間しか寝てないやアヒャ

死ぬほど長いし、肝心のエロシーンがダメポです;。
そして相変わらず脳内設定と強引な辻褄合わせが炸裂してますが
気にせず読んでいただければ幸いです。

Σ( ゚ Д゚) カッ 「エロパロはエロだけ書いてりゃいいんだよ!!!」

とお怒りの方は、最初の方は読み飛ばしていただいて・・・
それでは投下します。( ゚Д゚)ノ三□
598傷跡:2005/06/24(金) 01:50:25 ID:JPJ7twfZ

「可愛い娘さんですね。」

シハラムは2重に硝子の張られた厚い窓の外を眺めながら、
「そうだろう」と太く笑んだ。

彼がデイン王よりこのダルレカの地に領土を賜ってより1年。
新天地へ渡り、間もなく生まれた娘はもう3つになる。今も窓の外で
今年1番の大雪と戯れながら屋敷の庭を走り回っている。

父親に似た明るい赤毛に、白い肌。雪焼けして林檎のように紅く染まった頬が
何とも愛らしい。しかし、その娘ともしばしの別れとなる。
シハラムは来年の春、王都ネヴァサへと上り周辺の警備を任命されることとなっていた。

「どうだ、ハール。武勲を挙げて将となった暁には娘を嫁にやってもいいぞ。」

ハールは「鋭意努力します」と苦笑すると頭を掻いた。
3年前、ベグニオン竜騎士団の部隊長であったシハラムが団を離反し
彼に附いてデイン王国の地を踏んだ当時、ハールは17歳だった。
それから3年、デイン王国の風土や気質に苦闘しながらも、王都で洗礼を受け
上位竜騎士へと昇格したのはつい先々月の事である。

今後は再びシハラムの率いる部隊へと就任し、共に戦線へ赴くこととなる。
尊崇して然るべき上官と歩む、力のみを頼りに
己の身を立ててゆく非情と栄光の新世界。
ハールには己の前途が煌煌と希望に輝いているかのように思えた。
599傷跡:2005/06/24(金) 01:50:59 ID:JPJ7twfZ

ふと、ハールは窓の外へ目を向けた。先程まで雪まみれになりながら
笑い声を上げてはしゃぎまわっていたシハラムの娘、ジル。
彼女の姿が屋敷の庭の何処を探しても見当たらない。聞こえてくるのは
静寂の中でしとしとと地面を打つ雪の音だけ。
彼の心の中で黒い不安が首をもたげた。

そういえば自分は庭からそう離れていない場所に騎竜をつないでいたはずだ。

ハールの竜はただの竜ではなかった。ベグニオンを共に発ち、
苦楽を分かち合ってきた竜は死に、ハールは新たに騎乗する飛竜を
デイン領の霧深くたちこめる霊峰で自ら捕らえたのだ。
当時、デインで竜騎士は稀有な存在であり、ベグニオンのように竜騎士が
騎乗するための竜を育てる施設などは無かった。そのためハールは危険を冒し
漆黒の飛竜に力を以って自分を主と認めさせたのである。捕らえた竜は野生が色濃く残っており
ハール以外の人間には如何にとしても馴れなかった。

「まさか・・・。」

心臓が一際高く鼓動する。
ハールは自分を呼び止めるシハラムの声を振りきって、真綿のような雪の
降りしきる屋敷の外へ、外套も羽織らずに飛び出していた。

600傷跡:2005/06/24(金) 01:51:55 ID:JPJ7twfZ

大きく身体を痙攣させ、ハールは己が再びうつつへ引き戻された事を意識し
左のみに残された瞳を開けた。
全身にはじっとりと汗をかいている。

「・・・まだ生きてたか。」

大きく息をつくと彼は天を仰ぎ、自らの生を深く噛みしめた。
あの傷跡が右目に刻まれて光を失って以来、彼の身体の中で何かが
狂い始めた。

何かの話であったか、眼球と思考を司る脳は密接に繋がっているという。
では、恐らくあの時に脳の何処かの神経に傷がついたのだろう。
彼は日に何度も不意に沸き起こる睡魔に侵され、近年酷い時には
突然視界が黒く染まり意識がぶつりと途絶えることもあった。
その頻度は少しずつ、そして確かに多くなってきているのだ。

眠りから覚醒する度に彼はいつも、自分が再び生きているという現実を実感する。

希望を胸にベグニオンよりデインへ渡り、兵役に着いてからすでに
18年という年月が経過していた。
あのシハラムは非業の死を遂げ、今自分はその敵軍の元へ身を寄せている。

「シハラム隊長・・・・。そう・・遠くない内に再会できるかもしれませんよ。」

最早自分が成すべき事・・・いや成しえたい事はただ1つ。
未だ寒気が強く残るクリミアの空の下。鼠色の雲は厚く垂れ込め
ハールの心を透かし映しているかのようだった。
601傷跡:2005/06/24(金) 01:52:40 ID:JPJ7twfZ
「ミスト、ちょっといいかな。」

「ん? なあに、ジル。」

「うん・・・・。実はね、これミストが持っていたほうがいいんじゃないかと思って。
この間はおめでと。人から預かってる物だからお祝いにもならないけど。」

そう言うと、彼女は両の手の平で包んだ首飾りをミストに差し出す。
指を開けると、美しい彫刻の施された真銀製の小さな盾が顔を覗かせた。
それは「護りの盾」と呼ばれる首飾りで、太古の昔――力ある司祭達の手によって
生み出された宝具(アーティファクト)である。
盾には強力な護りの魔法が掛けられており、守護するものに向けられた危険な攻撃を
大幅に緩和させる防御圏を作り出すことができる。

「駄目だよ、それは。お兄ちゃんがジルに持たせようって言って渡したものなんだから。
ジルは竜騎士だし、単騎で危険な任務に就く機会が多いでしょ?絶対必要だよ。」

ミストはそう言って、彼女の両手を首飾りごと握り返す。僧侶として修練を積んだミストは
数週間前にパルメニーの神殿にて洗礼を受け、剣と盾持つ聖なる戦乙女・ワルキューレの
称号を得た。その事に心を砕いてくれた彼女の気持ちは嬉しかったが、それ以上に
このクリミア軍で出会えた数少ない女友達である彼女にはどうしても危険な目に遭って
もらいたくはなかった。

「平気。父上までとはいかないけれど、私もそろそろ竜を自在に扱えるようになってきたもの。
それより騎馬に慣れていないミストのほうがずっと危険だよ。
戦場では人よりも先に騎馬を絡めとる武器がある。ミスト狙われたらいっぺんに殺されてしまう。」

彼女は強引にミストの手に首飾りを握らせた。いつもとは違う彼女の剣幕に驚いて、
ミストは彼女の瞳をじっと見る。
何かあったの?と言いたげなミストの視線を断ち切り、彼女は踵を返してその場を後にした。

「ごめんね、ミスト。でも私は平気・・・。独りだって平気だから。」
602傷跡:2005/06/24(金) 01:53:34 ID:JPJ7twfZ

テリウス大陸北部に位置する軍事国家デインにより起こされた隣国クリミアへの
侵略と戦乱。その戦火を逃れるようにしてクリミア王女エリンシアはグレイル率いる
傭兵団の助けを借り、宗主国ベグニオンへ正式な援助を求めることとなる。

そしてベグニオン帝国の助力によって、傭兵団を中核とする新生クリミア軍が結成された。
それを統率する将軍は今は亡き団長グレイルの息子である、まだ若干17歳の青年アイクだった。

デイン王国へと進撃を開始したクリミア軍は国境を越え、ダルレカとそしてついには王都ネヴァサをも
陥落せしめ、国王アシュナードと雌雄を決するべくオルリベスから、クリミアへと戦線を進めていった。
クリミア王国・王都内外に残るデイン兵は未だ多く、戦局は激化し
誰もが決戦の刻が近づくのを肌で感じていた。



「将軍に進言したほうがいい。ここから先はどんな瑣末な危険も取り除いておくべきだ。」

「それも一理ある。だが離反の意がなければ悪戯に事を荒立てるべきではなかろう。」

「何を甘い事を・・・。特にオルリベスで投降してきたあの竜騎士は信用できん。
軍隊では少しでも統率が乱れる要素があれば・・・・」


陰口ならもう慣れている。

ジルは未だ湿り気を帯びる綿布が無造作に入れられた麻の籠を小脇に抱えながら、
極力横に目を向けないようにして歩いていた。
603傷跡:2005/06/24(金) 01:54:10 ID:JPJ7twfZ
この雲空では、せっかく清水で洗った衣服や布も満足に乾かない。
ここのところのクリミアの空はまるで、この先の戦争の激しさを暗示しているようだった。

彼女―― ジル・フィザットはデインの竜騎士隊を率いる軍人・シハラムの娘である。
ジルは17歳で竜騎士の称号を授かり、このクリミアの戦乱へと身を投じた。
しかしデインの兵士として戦うはずだった戦場は、彼女の価値観を全く別の物へと変化させていく。
結果、彼女はクリミア軍に在籍する道を選び、祖国デインと剣を交える。

ジルは今、自分自身のたった1つの信念・・・ただそれだけのために戦っていた。
ダルレカで戦い死んだ父の死に報いるために。
その思いだけが彼女を支えていた。

ざあっと水の流れる音が聞こえる。気がつけばクリミア軍宿営地のすぐ裏手の森まで
彼女は歩いてきてしまったらしい。峯から流れ込んだ雪解け水は小川となって
森の外れまで続いている。その傍らで半裸の男が何度も冷水に自分の顔を浸していた。

「ジル、何か拭くもの貸してくれ。」

びくっと彼女は反応する。よく見れば男は、かつて自分がデインの兵士として竜騎士隊に
所属していたころ、上官として付き従ったハールだった。
クリミア軍に渡った彼女からすれば、ハールは敵であったのだが、オルリベスの戦いで
ジルの説得に応じて、今こうしてクリミア軍に下っている。

「・・・よく解りましたね、隊長。」

「足音で何となくな。」

ジルは脇に抱えた麻籠の中から綿布を取り出し、ハールへ投げた。彼はそれを受け取ると
片手で顔を拭う。またこんな所に独りで・・・とジルは小さくため息を吐いた。
クリミア軍に投降したものの、ハールはとことん無頼を決め込んでいた。
ここの所、ジルよりも更にハールへの風評は厳しくなっているように感じる。
604傷跡:2005/06/24(金) 01:55:01 ID:JPJ7twfZ

戦局が激しくなり、軍の緊張が高まるせいか、どうしてもクリミアの兵士からは
元デイン兵であった自分に対する不信感が出る。それはジルも止むを得ない事だと
割り切ってはいた。もちろん将軍であるアイクは味方を信頼し、そういった意見には
耳を貸さなかったのだが。
しかし、ジルの心には例えようも無い焦燥感が積もっていた。

「お陰で目が覚めた。冷え込むと思ったら・・・雪だな。季節外れの。」

「あ、本当・・・。」

鼠色の雲間からちらちらと、舞う様に白い雪が降りてくる。
ふと、顔を上げたハールの姿を見てジルは一瞬ぎくりとした。
彼の右目には深い傷跡が残されていた。瞼は縦に裂け、
その奥には黒々とした眼窩が広がっている。

ジルは今まで、彼が伊達を気取って黒い眼帯を片目に付けているのだとばかり思っていた。
何となく、聞くのもはばかられるのでなおざりにしてきたが
本当に右目に穿たれた傷跡を隠すための物だとは露ほども考えなかった。

何故なら、ジルは彼の本当の素顔を知っていたのだから。最もそれは
もっとずっと若いころのハールでしかなかったが、彼女の記憶の片隅に
しっかりと残されていた。
605傷跡:2005/06/24(金) 01:55:38 ID:JPJ7twfZ
あの傷跡はいつから・・・・。
心の中には深い霞が広がっている。掴めそうで掴めない感覚のもどかしさに
ジルは一抹の物悲しさを感じた。

ハールはここへ来てから、ジルを自分より少し遠ざける態度を取り続けている。
それがジルには一層悲しかった。隊長と呼び、部下と呼ばれ今まで無為に
接してきた彼だったが、気がつけばジルはハールへほのかな想いを寄せていたのだ。

「隊長、風邪をひきますよ。それは持っていって構わないですから早く
天幕まで戻ってください。」

ああ、とハールはぶっきらぼうに答える。
舞い落ちる雪は勢いを増し、2人の間に出来た近くて遠い距離に冷たく降り積もる。
胸にわだかまりを残したまま、ジルはその場を後にした。




騎竜に水を与えていなかったことを慌てて思い出し、ジルは水桶を片手に
宿営地のすぐ傍にある草地まで足を早めた。
606傷跡:2005/06/24(金) 01:56:12 ID:JPJ7twfZ
草地には太い杭が打たれ、そこにジルの飛竜は繋がれていたが、傍らには
金茶の髪を頭後ろに布で束ねた少年が立っていた。ただ、彼の背には1対の
鷹の翼が生えている。・・・彼は鳥のラグズなのだ。
確かフェニキス国王・ティバーンの側近で、デイン国境の砦より
国王の命令でクリミア軍に従軍している。名をヤナフといった。

「これ、あんたの竜か?」

唐突に話しかけられ、ジルは面食らった。彼はジルの竜に手に持っていた干し肉を
与えながら頤を撫でている。

「そうだけど・・・。」

「へえ。ちゃんと大事にしてるんだな。あんたの事はいつもまめに鱗を磨いてくれたり、
綺麗な水を飲ませてくれるから好きだってさ。」

「竜の言葉が解るのか?」

まあねと彼は得意気に羽根を揺らした。
同じ人間・・・ベオクからはあらぬ噂を立てられ、中には敵視
してくる者もいるというのに、彼は自分に対して気さくに語り掛けてくる。
かつてデインで極端な反ラグズ感情を植えつけられ、半獣と罵って
蔑んでいた自分へ・・・。何という皮肉だろうか。
ジルはかつての自分の狭量な見識を恥じた。
607傷跡:2005/06/24(金) 01:57:16 ID:JPJ7twfZ

「痛てて・・。こら、これ以上この紅顔に爪跡を残してくれるなよ。」

ジルの竜は嬉しそうに前足でヤナフにじゃれ付いている。彼の左頬には
一筋の傷跡が残されていた。

傷跡・・・・。

また何かが心に波紋のように広がる。
何となく押し黙っているのがきまり悪く、ジルは頭の中で必死に話題を探した。

「あの・・・その傷跡はどうした・・・の?」

「え・・?」

「あ、いや。別に話したくないならいい・・・・んだけど。」

ヤナフはうーんと腕を組むと、一際大きく羽根をはためかせ、ジルの竜の背に飛び乗った。

「まあ、あんたは竜を大事にしてる、いいベオクみたいだから教えてやってもいいけど。
でも他のやつには言うなよ。実を言うとあんまり格好良くないんだよな。理由が。

俺、昔は結構色々無茶やっててさ、まあ若気の至りってやつ?
それで調子に乗って、「王座の闘い」を挑んだんだ。」

「王座の闘い?」

「そのまんまだよ。俺たちは血筋ではなく、力で王を決める。「王座の闘い」を
挑まれた王は絶対に拒むことはできないし、勝てばそいつが今度は王になる。
最近では王に挑戦しようってえ俺みたいに気概のある鷹がめっきり減っちまって。
全く情けない限りさ。まあ、ティバーン様が凄過ぎるってのもあるんだけど。」
608傷跡:2005/06/24(金) 01:58:16 ID:JPJ7twfZ

「もしかして、鷹王に・・?」

「そ。」

ヤナフは竜の首に両手をついて、空を見つめる。まるで遠い記憶を
掘り起こすかのようにジルには見えた。

「案の定、一撃で墜とされたよ。信じられないくらい強かったな。
今でこそ丸くなったけど、あの頃ティバーン様は王座について
間もなかったから周りにはまだ敵も多くてさ。神経尖ってて
すっげえ怖かった。本当殺されても文句言えなかったんだけど・・・。」


「殺せよ」とヤナフは言った。彼の羽根は無惨に辺りに散り、
左頬の傷跡からはとめどなく血が溢れている。
そんな自分を中空から舞い降りた王は冷たく見下ろしていた。
ヤナフはその鋭い瞳に戦慄を覚え、そう吐き出すのが精一杯だったのだ。
王は顔に静謐を湛えたまま、彼に言葉を投げかけた。

「そんなに死にたければ、俺がお前に死に場所をくれてやる。」

ヤナフはそれ以来、王の片腕として彼に仕えてきた。
そして今日それが彼の生き甲斐でもあるのだ。

「ティバーン様の顔と身体にある傷跡も、前鷹王と王座を掛けて
闘った時に刻まれたものらしいぜ。当時はホント怖かったけど
やっぱり痺れたよ。あの人は特別だからなあ・・・。

色々あったけどこいつに関しては、いい思い出ってとこだな。」
609傷跡:2005/06/24(金) 01:58:47 ID:JPJ7twfZ

そういって笑うと、彼は人差し指でその傷跡をかりっと掻いた。

「思い出・・・。」

自分にも、内に埋もれてしまっている思い出がある。
降りしきる雪の中、ジルは何度も言葉を反芻させた。


降り積もる雪

懐かしいダルレカ

ハール隊長の右目の傷跡

竜・・・漆黒の竜

遠い思い出

泣いている私

そして・・・・・血の赤。




「・・・・・・思い出した。」


おおい!とヤナフが後ろから呼びかける声を後に、ジルは
宿営地の方へと駆け出していた。
610傷跡:2005/06/24(金) 01:59:26 ID:JPJ7twfZ

明朝―――。

季節外れにこの地へ舞い降りた雪は宵の口に雨へと変わり
アイク率いるクリミア軍は、デルプレー城へと進軍を開始した。

城にはかつてデイン王国の侵略を受ける以前にクリミア王家に仕えた
遺臣達が、敵の目を逃れるため潜伏して機を伺っていたのだ。

しかし、無常にもデルプレー城はデイン軍によって包囲され、
占領の危機を迎えていた。何処かで情報が漏洩していたのか、と
クリミア軍の兵士の間から沸き起こる懐疑の目が、自分にも少なからず
向けられていることをジルはひしひしと感じていた。

将軍の決断により、クリミア軍はデルプレーの忠臣達と再会を果たすべく
城下にてデイン軍と激突した。

ジルはクリミア軍本隊から外され、今別の任務を遂行しようとしていた。
彼女に与えられた任務はデルプレーより南西に隠れるように位置する砦へ向かい
そこに所在している残りの遺臣達と連絡を取り合い、
共に本隊に合流して戦線に復帰することだった。

敵軍の正確な総数や布陣が明確に掴めていないことから、
前線での戦闘ではないとはいえ、作戦には慎重が要される。
611傷跡:2005/06/24(金) 01:59:59 ID:JPJ7twfZ

「戦いの前に、余計な事を考えるな。」

ハールが自分に向かって言った言葉が彼女の頭の中に響く。

(大丈夫・・・・。私はやれる。)

味方から向けられる疑いの眼差しによって、積もり積もった焦燥感と
本隊から外されこの作戦に廻された事実。そしてハールとの事が
徐々に彼女から冷静な判断力を奪っていった。



ジルは息を弾ませながら、ハールの居る天幕へと急いだ。
空から舞い降りる雪が、彼女の額にふわりと落ち
溶けて汗と共にこめかみへ流れ落ちた。

ハールは天幕で彼自身が愛用している斧を研いでいる。
彼女は乱れる息を落ち着かせるように無理矢理飲み込み
ハールの背後に立った。

「隊長・・・聞きたい事があるんです。その・・・
右目の傷跡はどうしたんですか?」

ハールはジルの方を振り向かずに相変わらず、
斧の刃を砥石にかけている。
612傷跡:2005/06/24(金) 02:00:33 ID:JPJ7twfZ

「ああ、昔な。居眠りしていて飛竜から落ちて
木の枝でぐさりとやっちまった。あの時ばかりは
さすがの俺も参ったな。今ではいい教訓と言いたいところだが、
この癖だけはちっともなおらねえなあ。」

「・・・それは嘘でしょう?」

一定の調子で刃を滑らせていたハールの手がぴたりと止まった。
彼は大きく肩を上下させながら息を吐く。

「私がまだ小さかった時、隊長の飛竜に不用意に近づいて・・・。
怒った竜が私を襲おうとして、それを庇って受けた傷跡・・・ですよね。」

「あれはどう考えても俺が馬鹿だったんだ。あんな人目につくところ・・・
ましてや子供の居る場所に竜を置いてたんだからな。
別にお前が気に病むことじゃない。」

ハールはこちらを振り返らないまま、ぽつりと答えた。
ジルは彼の心を探るように、1歩だけ足を前に踏み出す。

「でも・・・そのせいで隊長の右目は・・・。いえ、それだけじゃないです。
隊長はいつだって・・・。」

その先、ジルは言葉に詰まって言い出せなかった。
2人の間に重い沈黙が流れる。その静寂を先に破ったのはハールの方だった。

「お前は尊敬する恩師の可愛い娘だ。目玉の2つや3つ、
喜んでくれてやるさ。最も、あと1つしか残ってないがな。」
613傷跡:2005/06/24(金) 02:01:02 ID:JPJ7twfZ

ジルはそう言って笑った彼の後姿に例えようもない物悲しさを
覚えずには居られなかった。そうではなくて、自分は・・・。

「隊長・・・・私」

「ジル、戦場では少しの油断が命を落とす。以前からずっと
お前には言っていただろう。

・・・戦いの前に、余計な事を考えるな。」

「すみませんでした・・・。」

失礼しますと言ってジルはその場を逃げるように離れる。
彼女の目の端には薄く涙が滲んでいた。
再び、斧を研ぐ音が天幕の中に響く。
雪はいつしか雨へと姿を変え始め、2人の頭上に冷たく降りそそいでいた。



「あれは・・・。」

ジルの目線の遠く先には、地図と磁石で説明を受けた砦が見える。
砦では、デルプレー城での異変を察知したのか、複数の人影が
戦場へ出る気配を伺っているようだった。
614傷跡:2005/06/24(金) 02:01:39 ID:JPJ7twfZ

森に囲まれたその砦からは、木々に埋もれるように小道が伸び
城への大通へと繋がっている。
そして道の傍ら――森の深い茂みに、ジルは数名の敵の影を発見した。
彼らは手に手に弓を構え、じっと砦から兵が出てくるのを息を潜めて待っている。

ジルの心臓の鼓動が早鐘のように高鳴った。
どうする・・・このまま疾風のように砦へ急ぎ飛び、この事を伝えるべきか。
敵にはまだ幸いジルの存在は気づかれてはいないようだった。
潜伏している敵の数はそう多くない。空から急降下して近づき、
奇襲をかければ倒せないことはない。

彼女は迷った挙句、顔を引き締め手に槍を構えた。
―――その刹那。


ジルの背後から突然、閃光のように一筋の矢が飛来した。
矢は彼女の肩をかすめ、騎竜の翼の皮膜へと突き刺さる。

「・・・・・?! しまった!」

また別に伏兵が・・・。
そう思った時にはもう遅かった。翼を打ち抜かれ、大きく飛竜は体勢を崩し
反動で彼女は空中に投げ出された。
615傷跡:2005/06/24(金) 02:02:17 ID:JPJ7twfZ

飛竜が発した短い咆哮・・・それに気付いた敵兵が一斉にこちらへ向かって弓を構える。
その光景がジルの瞳には、まるで時が止まったようにゆっくりと、そして妙に生々しく映った。

私は・・・もう・・・。
そう彼女が脳裏に思い浮かべた時、ジルの視界を黒く大きな翼が遮った。

「ジル!!!!」

「ハ・・・ハール隊長?!」

複数の矢が弧を描き、雨のようにこちらへ飛んでくる。
ハールは片腕のみで手綱を操りながら、ジルの腕を咄嗟に掴んだ。

駄目です、隊長・・・。来てはだめ。
どうして・・・どうしていつもあなたはそうやって・・・・。

ジルの思考は水面のように揺らぎ、そのまま彼女は意識を失った。



ジルが再び目を覚ましたのは、深い森の中だった。
木々の枝から零れ落ちた雨粒が、彼女の顔や体を冷たく濡らす。

「気がついたか?」
616傷跡:2005/06/24(金) 02:02:44 ID:JPJ7twfZ

耳のすぐ近くでハールの声が聞こえた。
彼の身体は、剥き出しの岩場の上に仰向けに投げ出されている。
まるでジルを庇うかのように、ハールは片腕に彼女を抱いていた。
もう片方の右腕は、肘の関節からあらぬ方向へ曲がってしまっている。
ジルは朦朧とする意識の中で、ハールの名前を呼んだ。

「もう少し向こうに俺の飛竜が落ちてる。お前の竜は無事空へ逃げたから安心しろ。
・・・お互い身体を強く打ったらしいな。どうやら味方が来るまでここで
じっとしていた方が安全だ。」

「・・・・・た、大変。私、任務に失敗して・・。」

「心配するな。ベグニオンの天馬騎士達が別働隊として砦へ向かってる。
森に潜んでた伏兵も、俺たちを発見する前に砦の兵士に掃討されるさ。」

ジルの心に冷たい雨が流れ落ちる。彼女の瞳からは一筋の涙がこぼれた。

「そう・・・ですか。ではやはり私は信用されていなかったんですね。」

そうじゃない、とハールは小さく叫んだ。

「戦争で作戦を成功させるために、複数の手段を用いるのは常套だ。別にお前だからとか
どうとかは関係ない。お前だって解るだろう。」

顔をうつむかせ、彼女はすすり泣いている。今までずっと我慢して鬱積してきた感情が
堰を切って溢れ出したかのようだった。ハールはそんな彼女を見つめて、小さく溜め息を吐き
彼女を抱く腕に力を入れる。
617傷跡:2005/06/24(金) 02:03:17 ID:JPJ7twfZ

「ジル。お前を本隊から外してこの任務に就けてくれと将軍に申し出たのは俺だ。」

「・・・どうして。」

ジルは涙に咽んだ声でハールに問いかけた。

「お前、将軍から預かった護りの盾を手放して人に渡したろう。
デイン軍の本隊を甘く見るな。弓手にも精鋭が顔を揃えてる。
お前の未熟な竜捌きじゃ一撃で撃ち落されるぞ。

だから汚いとは思ったが、シハラム殿の死を盾にとり
将軍にお前をこの任務に就けて、俺を後衛に廻してくれと頼み込んだ。」

「・・・どうして、どうしていつもそうなんですか。
隊長は私を認めてくれずに、いつも私を庇ってばかり・・・・。」

「ジル、俺はな。クリミア軍が勝とうがデイン軍が勝とうがそんな事は
もうどうでもいいんだ。ただ、あの人の忘れ形見であるお前だけは
何があっても護ると決めた。それが俺がこの軍で成しえたいただ1つの希望だ。」

それならば何故自分を遠ざけるのか。ハールはジルの気持ちを何も知らない。
こんなに苦しい思いをするならば、いっそのこと全く関わらないでいてくれたほうが
心が痛まないのに。

ジルは涙で染まった双眸でハールを仰ぎ見る。


「隊長・・・私と結婚してください。」
618傷跡:2005/06/24(金) 02:03:50 ID:JPJ7twfZ

驚く程自然にジルの口からその言葉が出た。ハールは何も言わずに
ただ黙って木々の隙間から覗く空を見つめていた。

「・・・私、気付いてしまったんです。
もう私は独りじゃ駄目なんだっていうことに。

心許せる友達もできて、父上の意思を継いで
私は自分の信念を持ったまま戦っていこうと決めていました。

クリミア兵の中には、元デインの人間だからと自分を疑いの目で見て陰口を叩く者もいます。
けれど・・・これが自分の選んだ道だからと思えば耐えられたんです。

・・・でも、でも私はもう駄目。

父上が死んで、故郷は荒廃して、帰る家も無くして・・・
私にはまるで冷たい雪のように降ってくる心無い言葉ばかりが残って。

ずっと独りで寂しかった。
隊長がこの軍に来てくれた時、本当に嬉しかったんです。

隊長は冷たい人間を装って、私に向けられていた言葉さえも
一身に受けていました。私を庇うみたいに・・・。」

「それは幾らなんでもお前の買い被りだ。
俺は元々こういうぞんざいな人間なんだよ。」
619傷跡:2005/06/24(金) 02:04:22 ID:JPJ7twfZ

「隊長は・・・・いつも私を庇ってくれました。
私・・・独りでも自分の心のままに生きていくって偉そうに思っていたけれど。

その優しさに気付いてしまったから、もうその頃の私には戻れない・・・。
もう駄目なんです。私には隊長がいないと駄目なんです。」

2人の間に再び静寂が流れた。遠くで馬の嘶きが聞こえる。
ハール達が敵に撃墜された連絡を受けて、味方が捜索の兵を遣したのだろう。

「ジル・・・。俺は。俺の身体は蝕まれてる。日に何度も意識が朦朧として
酷い時には何の前触れもなく気を失うこともある。相棒の機転で命を
拾ったことも1度や2度じゃない。

俺は・・・・もしかしたらお前の親父殿ほども生きられないかも知れない。

それでも・・・・。」


「ど・・・どうして今まで黙っていたんですか・・・。危険じゃないですか!!
戦場に出て戦うのに・・・・

?!――――――― まさか。」
620傷跡:2005/06/24(金) 02:04:51 ID:JPJ7twfZ

ジルの唇がわなわなと震え、大きく見開かれた瞳からはとめどなく涙が溢れた。

「その・・・その傷跡のせいなんですね?! そうなんですね?!!」

「前にも言ったが、お前が気に病むことじゃない。」

「だったら、なおさら!! 私は隊長の側を離れません。

ずっと・・・隊長と一緒にいます。
最後の一瞬まで・・・絶対に・・・。」



彼女の声は嗚咽で潰れ、最後は言葉にならなかった。
森の中を冷たい風が吹きぬけ、雨は優しく2人に降りそそぐ。

ジルはずっとハールの腕の中で泣き続けた。
621傷跡:2005/06/24(金) 02:05:25 ID:JPJ7twfZ
クリミア軍が、デルプレー城にて奮戦するクリミアの忠臣達と再会を果たしたのは
その日の夕暮れ時だった。デイン軍の将を討ち取り、僅かな敗残兵達は軍に投降し
その勝利にデルプレー城の者達は沸いた。

ハールとジルが捜索隊によって森から救出されたのは、その程無くしてからだった。
ミストは行方知れずだった友人の生還を知り、ジルに駆け寄り抱きついて涙した。
ジルの頬をくすぐる彼女の猫毛のような柔らかい髪と、彼女の暖かい体温とが
たまらなくいとおしい。しばし再会の喜びに浸った後、ハールとジルは身体に負った
怪我の手当てのため、城の部屋へと運び込まれたのだった。

デルプレー城への使者によって軍にもたらされた朗報は、
ガリアの獣兵団がクリミア軍と共に対デインの戦線に参加するという心強いものだった。
クリミア軍は、ガリアの兵と合流すべく明後日にはデルプレー城を発ち
マレハウト山岳地帯方面へ進軍を開始する。

ジルがハールの部屋へ呼び出されたのは、出発の前日のたそがれ時だった。

彼女の両の手の指先は冷たく冷え、小刻みに震えている。
ハールは自分に何を言うのだろうか。あの日、森で情けない程に泣いて
口をついてでた言葉を思い出すたびに、恥ずかしさで胸が焼ける想いがする。
彼があの時自分にかけてくれた言葉を考えれば、
ジルの想いを無下にするような真似をハールがするとは思えない。

それならば、自分を受け入れてくれるのだろうか。もしかしたらその先まで・・・。

ジルの顔は耳まで朱に染まっている。
とにかくハールと会って話してみないことには、何も始まらない。
けれど・・・もしも自分と契ることをハールが望んでくれるのなら、
ジルにはどうしても先に彼に話しておかなければならないことがあった。
622傷跡:2005/06/24(金) 02:05:58 ID:JPJ7twfZ

彼女は断頭台に昇るような悲痛な面持ちで、彼の部屋の扉を叩いた。
中からくぐもった声で、「入っていいぞ」とハールの声が聞こえ、
ジルは部屋の扉を開けた。

「失礼します!」

「・・・・お前な。あんまりでかい声と音を出すなよ。
お前を俺が自室に呼びつけたことが知れたら恥ずかしいだろ。」

どくんとジルの心臓が跳ね上がる。彼女は小さな声ですみませんと謝罪して
ハールの顔を見た。

「腕はもう・・大丈夫なんですか?」

「ああ、将軍の妹君の癒しの奇跡は大したもんだ。
もうほとんど痛みもないから心配するな。それより聞いたぞ。お前
明日の進軍では本隊の先陣に配置されたんだって?」

「それは隊長も同じでしょう? 急斜面が入り組む山岳地帯で
敵の襲撃を受けた時、竜騎士や天馬騎士の存在は戦局の要になると
アイク将軍が判断したそうですよ。」

ジルは嬉しそうに笑った。アイクが彼女の肩を力強く叩き、
「頼りにしている。」と言葉を掛けてくれた声が今も耳に残っている。
何故自分はあんなに意固地になっていたのだろう。自分はこんなにも
仲間から必要とされていたのに、本当に愚かだったのだ。
623傷跡:2005/06/24(金) 02:06:29 ID:JPJ7twfZ

ジルがハールに誇らしげに笑顔を見せると、彼は「調子のいいやつだな」と
同じように笑い返す。そんなことより・・・と言うようにハールは表情を変え、
腰を掛けていた寝台からおもむろに立ち上がり、ジルの目の前に歩み寄った。

彼女の心臓が早鐘のように高鳴る。2人の視線が交錯し、痛いほどの
沈黙が流れた。ジルは震える体を必死に押さえ、ハールの言葉を待った。


「ジル。」

「は、はい・・・。」

「尻触っていいか?」

「・・・・・・っは?!」


・・・・何、この男。私がどんな気持ちでここまで来たか解っているの?
私はそれこそ覚悟を、そう、つまりそういう覚悟を決めていたのに。

何で尻・・・・・・・・・尻なのよ!!!!


ジルの肩が怒りでわなわなと震える。彼女はくぐもった声で「どうぞご自由に」と
ハールへ憤怒の言葉を投げつける。
彼はジルの背後に手を回すと、無造作に彼女の左臀部をぐっと掴んだ。
まるで、戦の前に自分の槍を掴んで出陣する時のように無骨に。
624傷跡:2005/06/24(金) 02:07:00 ID:JPJ7twfZ

「俺は女の身体で何処が1番好きかと聞かれたら、尻が好きでな。
後ろから見てて思ったが、お前はやっぱりいいケツしてるよ、うん。」

「・・・・・・・・・はぁ。だからいつも私の1歩後を飛んでたんですね・・・・。」

まあな、とハールがにやりと笑った。
ジルは冷たい視線でハールを睨み付ける。それを知ってか知らずか、
ハールはどんどん勝手に話の先を続けた。

「それだけ肉が付いてれば、さぞ騎乗も楽だろう。ここだけの話だがな、
男の竜騎士の4割は痔持ちだ。俺も古い鞍が壊れて、新しくした時に
1度だけ経験したが、本当に死ぬかと思ったぞ。」


どうしてそこで痔の話題に転化するのよ!!!!!!!!!

色気の「い」の字もないじゃない!!!ここまで来ていきなり親父根性を出さないでよ!
このすぼけまら!!!

・・・・いけない、はしたないわジル。そう、この人を常識で推し測っては駄目!!
落ち着いて私から話を切り出すのよ。ああ、もう疲れてきたわ・・・。


「・・・あの、隊長。何か私に用があったんじゃ・・。」

「ん? ああ、そういえば忘れてたな。お前に渡そうと思ってた物があるんだ。」
625傷跡:2005/06/24(金) 02:07:38 ID:JPJ7twfZ

ハールはそう言って頭を掻くと、懐から小さな革袋を取り出しジルの掌に乗せる。
袋の中からはちょうどジルの薬指に収まるほどの径の金の指輪が零れ落ちる。
指輪には細工を施された小さな金剛石が1粒埋め込まれていた。


「お前の親父殿から預かった、今は亡き妻のものだそうだ。つまりはお前の母上殿だな。
人の尻馬に乗るのはどうかと思ったが、なにぶんこんな場所じゃ俺からはお前に
贈れない。それまでは代わりに付けておけ。
無くすなよ?形見と婚約の両方を兼ねてるんだからな。」

「隊長・・・・。」

ジルの瞳が涙で潤んだ。
やっぱり隊長はいつだって私の事を考えていてくれたんだわ。それなのに疑ったりして
私が馬鹿だったのよ。そう、さっきだってきっと私の緊張をほぐすために・・・
・・・というのは都合が良すぎるのかしら。
とにかく―――――。

「有難うございます、隊長・・・。でもその前に私。隊長に
話しておかなければならない事があるんです。」

ジルは沈痛な顔ででハールを見つめる。
緊張で、指輪を握り込んだ手には汗が滲んだ。


「私・・・私、処女じゃないんです。」
626傷跡:2005/06/24(金) 02:08:24 ID:JPJ7twfZ

ハールの心に、ざくりと鋭利な楔が突き刺さる。
自分がこの軍へ下る前、トハの街でジルと別れてからは随分と月日があった。
その間に、彼女に何があっても自分が窺い知れるところではない。
ハールは動揺を振り払うかのように、平静を心に言い聞かせた。

「へえ・・・。奥手なお前にしては驚きだな。それで、相手の男とはどうなったんだ?」

「え・・・・? いえ、あのですね。そういう事ではなく。」

ジルは彼から目を逸らし、うつむいて顔を赤らめた。


「実は・・・。ずっと前に騎竜に乗って戦っていた時に、下腹に痛みが走って。
帰って調べたら下着が血で汚れていたんです。月の物は1週間前にもう
終わっていたからおかしいなと不安になって・・・・いろいろ聞いたり
調べたり・・・したんですけど。」

彼女の声は細くなり、ますます面が朱に染まる。
ハールはああ、と声を上げて右拳で左の掌を叩いた。

「・・・・もしかして、裂けたのか?処女膜。」

「はあ・・・・・。女性の騎士にはよく、あることだそうなんですけど。」

瞬間、ハールは火が付いたように笑い出した。

「ぶ・・・あはははははははは!!!!!」

「な、何が可笑しいんですか?!! 隊長!!」
627傷跡:2005/06/24(金) 02:08:59 ID:JPJ7twfZ

「あっはははははは!!!!!いや、もう、お前最高!!!
ああ、腹が痛てえ。」

彼は腹部を両腕で抱えて、肩を痙攣させるように笑い続ける。
頭に血の上ったジルは、大声で「隊長の馬鹿!!」と叫ぶと踵を返した。


「もう知りません!!!私がどんな気持ちで話したか解ってないんだから!
これで失礼します!」

ジルが部屋を退室しようと扉に手をかけると、突然背後から2本の腕が
彼女の身体を包み込むようにして拘束した。ジルの肢体がびくっと強張る。

「いや、待て。まだ帰るのは早い。

よし・・・決めた。俺は今すぐお前を抱くぞ!」

「はあ?! 隊長いきなり何を言いだ・・・・・んっ」


ジルの言葉は、強引に唇を重ねてきたハールに遮られる。

ハールはその時、自分の心に気付いたのだ。
先程心を貫いたものが、彼女の純潔を奪ったという
見も知らない男へ向けられていた悋気だということに。
628傷跡:2005/06/24(金) 02:09:35 ID:JPJ7twfZ

・・・抱きたいと思った事は何度となくある。だが押し殺すような勢いで
ずっとそれを心に埋めてきた。尊敬して止まない恩師の愛すべき娘に
情欲を抱くことはまるで罪のような気がして・・・。
少しでも触れたらきっと際限なく求めてしまう。
それが怖くてハールは彼女に距離を置いた。

けれど、2人は今――――。


「・・・隊長、待って下さい。わ・・たしまだ心の準備が・・んんっ」

濃厚な口付けを交わしながら、ハールは右手の指先でそっと
高く1つに結い上げられたジルの髪を解く。
はらりと髪の束が崩れ落ち、彼の頬をくすぐった。
そして後ろから滑らせるようにして左の指先を下着の隙間に潜り込ませ、
下肢の間を優しく探る。


「濡れてるな・・・。もしかして、そのつもりで来たのか?」

「だって・・・こんな時間に部屋へ呼ばれたら・・誰だって少しは
考えるじゃないですか! それなのに隊長は馬鹿な事ばっかり言って・・・。」

ジルの瞳は涙で潤んでいる。「それは悪かったな」とハールは彼女に笑いかけた。
2人の視線が合い、ハールの口から笑みが消えて沈黙が流れる。
まるでそれを合図とするかのように、2人は再び抱き合った。
言葉は無く、心臓の鼓動と衣擦れの音だけが部屋に響く。
629傷跡:2005/06/24(金) 02:10:08 ID:JPJ7twfZ

息を弾ませて、腕と唇とが激しく絡み合い
2人はお互いの衣服を一枚一枚剥いでいく。


「隊長・・・あっ あん」

「いい加減「隊長」は止せ。部下に手を出してる駄目上司みたいで寝覚めが悪いだろ。」

ハールはそう言って、ジルの足首に自身の足を掛けると
彼女の身体と共に寝台に倒れ込む。

甲冑の上からでは窺い知れなかった彼女の裸体。

シハラムとジルの母親はデインで出会って婚姻した。
北国で育った母の血が濃く出ているのか、ジルの肌は雪のように白い。
少し雪の照り返しで焼けた赤い髪には小さい玉の汗が真珠のように散って美しい。

若い雌鹿のようなしなやかな下肢の間に身体を割りいれ、
ハールはそのまま彼女の胸に顔を埋めた。すでに自身は痛い程、熱く昂っている。

「じゃあ・・・。ハール・・・さん?」

ジルは息を荒げながら、指先で優しくハールの髪を掻き分けた。
ハールが顔を上げ、再び視線が絡み合う。
「ハールでいい」と彼はジルに呟くと、上体を起こしてジルの膝を掴み足を開かせる。

ああ、これから彼は私を――――。ジルは覚悟を決めて、ぎゅっと瞳を堅く閉じた。
630傷跡:2005/06/24(金) 02:10:51 ID:JPJ7twfZ

じっと暗闇の中でその時を待つ。
しかし、いつまでたってもハールは動かない。不思議に思ったジルは
閉ざした瞳を再びそろりと開いた。


「・・・駄目だ、眠い。」

「ええっ?!」

何もこんな時に・・・・とジルは眉をひそめる。ハールはジルから身体を離すと、
寝台に上がり仰向けに寝転んだ。ジルの視線が、彼の下腹の辺りに向けられる。
ハールの自身は硬く強張り、屹立していた。

(起きてるじゃないですか・・・。)

「よし、後はお前に任せたぞジル。」

「はい?! ち、ちょっと待って下さい。たいちょ・・・・ハールさん。
わ、私こういうこと一応初めてなんですよ?! 普通、男の人が優しく
導いてくれるものなんじゃ・・・。」

ハールはにやにやと笑っている。ああ、そういう事なのねとジルは右手で顔を押さえた。
要するに、彼は自分の羞恥を煽って愉しんでいるのだ。
本当に性格が捻じ曲がっていて、とことん親父なんだから、とジルは溜め息を吐いた。

「ほら、焦らすなよ。いつもみたいに俺を騎竜だと思って。」

「馬鹿!!!!!」

顔を紅潮させて、ジルは右の拳でハールの頭を殴りつけた。がくっと後に倒れて
ハールは動かなくなる。
631傷跡:2005/06/24(金) 02:11:26 ID:JPJ7twfZ

「え・・・・。ハールさ・・ん?大丈夫ですか。ちょっと、やだ!」

「お前な、頭はよせ。頭は。これ以上殴られたら本当に死ぬぞ。」

「うっ」とジルは言葉に詰まる。人の弱みに付け込んでハールは卑怯だ、と彼女は憤慨する。
そしてしぶしぶ膝を立てたままハールの身体を跨ぐと腰を浮かせた。
普通にされても怖いのに、自分から彼の自身を挿入するのはかなりの勇気が必要だ。

ジルは士官学校で、先輩の女性騎士に月の物の時に戦場に出る場合どうしたらいいかを教わった。
鉄の金型に水と綿を棒で硬く詰めて、天日で乾燥させたものを膣に挿入するのだ。
だから、感覚的にはどうしたらいいかが解るのだが、それにしても小さな綿の棒を詰めるのとは訳が違う。

彼女は覚悟を決めると、下腹部の奥から大きく息を吐き
指先で自身の花弁をつっとひろげて静かに腰を落とした。

「はっ・・・・・ぅ」

鋭い痛みが彼女の内を駆け抜ける。すでに破瓜を済ませ、
秘所は愛撫で濡れていたとしても、やはり痛い。
しかもこの体勢は、一番奥深くまで秘所が突かれる格好になる。
ジルはなるべく刺激を与えないように、ゆっくりと身体を沈めていった。
・・・ようやく、彼の腹部にぺたりと座り込み、ハールの顔を見る。
632傷跡:2005/06/24(金) 02:11:57 ID:JPJ7twfZ

「や、っぱり動かさないと駄目ですか? 結構痛いんですけど。」

「俺がやっても構わないぞ。その場合保障はしかねるけどな。」

本当に意地悪だわ、この人と悔し涙を浮かべながら
彼女はハールの胸板に両手をついて、不器用に腰を動かす。
その度に彼の自身が擦れて痛み、喘ぎとも呻きともつかない小さな声が
ジルの唇から漏れた。

性に不慣れな、二十歳にも満たない少女が
自分の上で羞恥に耐えながら艶かしく腰を振る姿は彼の嗜虐心を煽るのに十分すぎた。

突然、上体を起こしたハールに驚いて、ジルは後ろに倒れそうになる。
咄嗟に腕を伸ばして、ジルの腰を支えると、ハールはそのままジルを壁に押し付けた。
彼女の右腿を左脇に抱え、右手で腰を抱くとそのままえぐるように自身を突き上げる。

「ああっっ! いやっ・・・・あっ

・・・ハール・・さん、眠いんじゃなかったんですか・・。」

「今起きた。」

荒い吐息が掛かるほど近い位置にハールの顔がある。ジルは彼の首に両手を回すと
深く彼に口付けた。彼女の唇から喘ぎに混じって息が漏れる。
自身の内を激しく掻き乱され、彼女の下腹部には尿意にも似た快楽と鈍痛が交互に沸き起こった。
633傷跡:2005/06/24(金) 02:12:45 ID:JPJ7twfZ
「痛いか?」

「少しだけ・・・でも気持ちいい・・・。」

ハールの動きが一層激しくなる。
ジルの目尻から、少しずつ溜まった涙が溢れて一滴零れ落ちた。

「はっ あっ・・・。ハー・・・ルさ 」

びくっと大きく痙攣して、ハールはジルの身体から自身を引き抜いた。
彼女の大腿に、白濁した液体が垂れて落ちる。
ハールは肩で大きく息をしながら顔を上げて、ジルの瞳を見た。

「あの、私達もう婚約したのだし、そんなに気にしなくてもいいですよ。

・・・私貴方の子供欲しいし。」

ジルが顔を赤らめる。言ってしまった後ではしたなかっただろうかと彼女は恥じ入った。


「いや・・・・昔酒の席で、部下が女を孕ませて責任を取って
結婚させられたという話が出たんだ。

シハラム殿がそれを聞いて
『自分の娘にそんな真似をする男がいたら、この戦斧で頭を叩き割ってやる』
と血色ばんでいたのを思い出してな・・・・。

致した後に何だが、一応筋は通しておくべきだと・・・・。」
634傷跡:2005/06/24(金) 02:13:25 ID:JPJ7twfZ

ジルはそれを聞いて吹き出した。本当にハールはどこまでも父には頭が上がらないらしい。

「でもお前がそう言うなら遠慮は無しにしとくか。
やっぱり尻が見える体勢が一番いいな、俺は。」

ハールはにやりと笑って、ジルの両手を壁につかせる。

「ち・・・・ちょっと隊長!!!もうですか?!
本当そんなに元気ならぜっっっったい長生きしますから!!!!」

そう叫ぶと、彼女はしぶしぶと愛する男の身体を受け入れた。




明朝、ゆったりとまどろむジルを起こし、ハールは彼女を伴って城を出た。
空には明けの明星が美しく輝いている。

城の中庭の外れには、あのハールの黒い竜が繋がれて今も主人を待っている。
彼は主の存在に気がつくと、ゆっくりと頭をこちらへ向けた。

「ほら、お嬢様のお目見えだ。粗相するんじゃないぞ。」

ハールはそう言って、竜の横面を小さく拳で殴りつけた。
黒竜は低く唸ると、のっそり首をジルの方へと向けた。
真っ赤に染まった舌が口腔から覗き、べろりと彼女の頬を舐め上げる。
635傷跡:2005/06/24(金) 02:14:11 ID:JPJ7twfZ

「きゃあっ!」

「まあ、この通りだ。あれから愛と鬼の教育で厳しくしつけて
こいつもこうして反省していることだし、許してやってくれ。」

ジルは頬を拭いながら、わかりましたと2人に微笑んだ。

「ねえ、隊長。私の飛竜雌なんです。隊長の竜と
つがいにさせましょうよ。」

「そんなことしてどうするんだ。雛が生まれたら面倒みきれんぞ。」

「子供が生まれたら、私竜の乗り方を教えてあげたいんです。
私も父上から教わったから。初めて空から地上を見たときは
泣きたいくらいに感動したんですよ。だから子供にも同じ想いを
分けてあげたい・・・。」

ジルは山の尾根からうっすらと差し込む暁の光を見つめながら呟く。
彼女の視界にふいに、白い光がふわりと落ちた。

「あ・・・雪が、また・・・。」

「いや、違うな。あれを見ろ。」

空を見上げると、遥か高みに金の髪を翻し白銀の翼を広げた人影が見えた。
今は亡きセリノス王国の末裔で、鷺の一族の王子・リュシオンその人である。
636傷跡:2005/06/24(金) 02:14:36 ID:JPJ7twfZ

彼はこうして明け方に、暁の太陽が輝き始めるころ天高く昇り
セリノスの森へ向かって鎮魂と祈りの歌を捧げる。
その際、彼の翼からは白い燐光が数多生じ、地上に舞い落ちるのだ・・・・。
まるで雪のように。

その姿は荘厳でどこまでも美しかった。


「白の王子、セリノスを望郷す・・・か。

ジル、俺達も帰ろうな。今もシハラム殿が眠る
懐かしの故郷、ダルレカへ。」

「はい・・・。」

ジルは優しく微笑むと、ハールの手を握り締めた。

間もなくクリミア王都では最後の戦いが始まる。

彼女の心に積もった早春の名残雪は、いつしか緩やかに溶け始め
春の風が2人の合間を縫って静かに吹き抜けていった。



637名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 02:15:27 ID:KZgC4Ay6
GJ・・・!!
リアルタイムでいいもん見せてもらったぜb
638S・L・S ◆xTfHc.nBiE :2005/06/24(金) 02:17:03 ID:JPJ7twfZ

お粗末さまでした;;
ななんか、前振りで気分出しといて、ハールただのエロオヤジになってるし。
ファンの方すいません。
ジュディマリのラヴァーソウルを延々かけながら書いてたのでベタアマ
ですしね・・・。

スレの大量潰し失礼でした。
639名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 02:20:11 ID:vx6jT2EN
>>597-636
長編乙。
リアルタイムで堪能させてもらいました。
GJ。
640名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 02:26:03 ID:iOBPTg/w
ネサリアも今回のハルジルも心情が丁寧に描かれててよかったよ。乙。
641名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 04:17:47 ID:qI7BucDd
読み応えありで堪能しますた。
でも>>638さんのせいでリュシオンが出てくると粗チンと…
642名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 07:50:39 ID:hFBRZDdY
ハルジル……いい!
何か読み応えスッキリって感じで爽やかな朝になった。
ハールとジルの性格も上手く表現されてるし、グッジョブ!
643名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 09:12:36 ID:yeWUbhPI
ジルハルGJGJ〜
エロ親父とそれでも尽くしちゃう娘が可愛いかったよ〜

しかし隊長、やる気満々だ……w
644名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 14:00:48 ID:XURWpgA9
雪が数日で雨に変わったり、
クリミア遺臣への死者→山岳での先陣を任される等、
キャラの背景だけじゃなく、
進軍もあわせて描いてるのは見事だなぁ。

ヤバい、ジルに萌えてきたじゃないかちくしょうめ
645S・L・S ◆xTfHc.nBiE :2005/06/24(金) 19:29:43 ID:JPJ7twfZ
注釈(言い訳)

>>641 鷹王と男の付き合いで風呂に行った時にショックを受けて
肉・酒・魚をあおって生死の境を彷徨いました。でも精神力では
負けないそうです。( ´_ゝ`)

>>644 作中の砦はルキノさんがゲームで話していた「別の隠れ家」
にあたるものとして書きました。ゲフ。あと、雪なんですが、実は
最初から最後まで降らすつもりだったのですが、「戦場の再会」は
珍しく天気の設定があるマップだったんです。(ジョフレが雨でショボン)
あわてて、山下達郎の力を借りて、夜中に雪→雨に変わったことにしました。



>>ALL こんな無駄に長い文を読んでくださって有難うございました!!
646名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 23:56:28 ID:3eHom1vo
>>645

いいいいいいいよ〜〜〜〜〜GJでした〜〜〜
647名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 00:49:29 ID:I3o621Oj
S・L・S ◆xTfHc.nBiEさん
すんごくよかったです。ネサリアと一緒に保存しました。
ゆっくり寝て、またよかったら投下おねがいします。
648名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 11:02:44 ID:JGz4oI4k
つまりホイップとモップでタッグブレイク発動させた訳だな
649名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 11:26:10 ID:16YdDpmN
SLSさん長編おつかれ様でした。
すごい良かったです!!
書き方も上手いです。
自分もこのぐらい書きたいものです・・・


>>515外伝さんへの私信で申し訳有りません。
宣伝みたいで恐縮なのですが、堕胎ではないのが残念ですけど
私が妊娠・出産ネタで書いたスレのアドとレス番です。↓
もし使えるようでしたら、なにかの足しに使ってやって下さい。
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1104123277/l50 妊娠ソフト系
>>431
>>475
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1110097458/ 出産ハード系
>>225
>>250
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1116162946/ 出産ソフト系
>>25
650ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/26(日) 11:19:09 ID:OBvmdHuj
エリンシア「犯して差し上げましょう!」
アイク「あんたもうちの団になじんできたな・・・」

おしまい
651外伝 ◆9QlRx9nooI :2005/06/26(日) 12:28:04 ID:V/PA5wkY
FE外伝パオラ死亡時のセリフ「アベル。かえれなくてごめんね」
ふっかつのいずみで蘇生後。
エスト「パオラ姉様。どうして最後のセリフがアベルなの?」
パオラ「それは・・・・バグよ。バグなのよ」
エスト「虚ろ小一時間問い詰めます」

カチュア「orz」

カチャアとクレア。
カチュア「はあ〜。マルス王子。やっぱり幼なじみのシーダ王女がいいのかしら」
クレア「はあ〜。アルムが王子だったなんて。でもやっぱり幼なじみのセリカ王女がいいのかしら」
カ&ク「「よかった。別軍で。キャラかぶるところだった」」

黒騎士ジーク(記憶喪失)と三姉妹
ジーク「おや? 君たちはどこかで・・・・・?」
パオラ「おや・・・あなたは・・・黒騎士!?」
カチュア「ちゃっかり生き残ってるなんて・・・」
エスト「しかもちゅっかり女まで作ってるなんて。ニーナ王女にかわって成敗!」
「「「トライアングル・アターック」」」
ジーク「ぐはあっ! この技はどこかで!?」
ティータ「駄目! 思い出しちゃ!」

おしまい
>>574 いや、その展開はさすがに無理です(笑)
>>645 GJ! ジル萌え! エロかわいい!
>>649 ありがとうございます。いろいろと。
>>650 GJ! 犯すって誰を(笑)
652名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 12:29:21 ID:zKDOxhZo
>>650

実は>>42の続編だったりして。ワロス
653名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 15:42:54 ID:maDv6xqQ
いやな団だなw
654名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 16:38:18 ID:q8YT1/1h
>>554
おい、「きずぐすりのリフ」が抜けてないか?
655名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 17:06:56 ID:55JGFqgk
     ___
   /    ヽ\
  │       │        
   へ-  ─ヾ  │       
    ─  ─   ∂ \     
  |  し 丶 √ │││
  | ト-=ヽ  │ ││    
   \    /  │ │            
  / ゝ── /ノ  丿
  ( \__ /   /│

わたしはそうりょリフ
たたかいはできませんが いやしのつえがつかえます
よろしければごいっしょさせてください
656名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 23:22:28 ID:OBI2kVW1
ある無人島にウォルト、アレン、ランスが流れ着いた。
しかし無人島と思いきや現地の部族が暮らしていた。
3人は珍客として酋長をはじめ皆に祝福され温かく迎えられた。
不自由のない生活がしばらく続いたが性欲だけはどうにもおさまらない。
ついに3人は酋長の娘を輪姦してしまった。
朝それを知った酋長は怒りがおさまらない、
3人を縛って砂浜に座らせた。
酋長は言った、お前ら今ここで殺されるかブンダーかどっちか選べ。
ウォルトはブンダーが何かわからんが殺されるよりマシと思いブンダーを選んだ。
酋長が「ブンダー!」と叫ぶやいなや筋肉隆々の男たちがとりかこみ、
ウォルトは輪姦されてしまった。
ランスにも酋長は同じ質問をした。
ランスもブンダーが何かを解りながらやはり死ぬのはいやなのでブンダーを選んだ。
ランスもまた酋長の「ブンダー!」の叫びを合図に犯されてしまった。
酋長はアレンに同じことを尋ねる。
アレン「こんな屈辱はいやだ殺してくれ!
酋長「死ぬまでブンダー!」
657名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 23:23:05 ID:OBI2kVW1
>>655

リフもブンダー
658名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 01:10:39 ID:h+ULvbP6
リフはフサフサ
659名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 06:55:12 ID:FohbDL3i
>656=657
リフ「どうぞ」AA略
ワロタw GJ
660名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 01:16:33 ID:Rnc+Kp2O
|ω・`)

ライミスト
エスト陵辱
クロードと?
アレンティト
グレイル妖艶団
あとは、あとは・・

楽しみにしてます・・・

|三サッ
661名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 01:27:12 ID:Vt+HSM+M
アイク×レテも
662名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 07:51:47 ID:EYDWaKkO
女セネリオも
(TSスレ投下で)
663名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 08:42:34 ID:zelH/Q2k
あとシノンさんも・・・

TSスレってなに?
664名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 11:42:59 ID:EYDWaKkO
シノンは難易度高くないか?
いやエロければ何でもOkだけど
俺はTS好きだからモゥディでもOkだけど

TSスレは前に出てきた女体化専門の投下スレ
665名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 12:32:14 ID:EYDWaKkO
あ、シノンさんてダミアン氏のあれか
TSの事かと思った、勘違いすまん
666ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :2005/06/28(火) 13:53:46 ID:PFk1xDpB
いや、あれは一発ネタであって、続きはないんでつが・・・(汗

ついでに666
667名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 18:20:29 ID:1jUfXdJ3
>SLS氏、というかリュシオンについて
鷺は確かに下半身細長いが、
だからと言って粗と判断するのはまだ早いぞッ
その体格に見合って、細(ry
668名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 19:25:11 ID:mvmt3pBV
イナ萌え同士はおらんか?
ラジャイオンとの純愛が王道かつ基本のはずなのに、
お祖父ちゃんに調教される彼女を想像して萌え(´Д`;)キンシンデスマソ
669S・L・S ◆xTfHc.nBiE :2005/06/28(火) 23:04:12 ID:Rnc+Kp2O
>>外伝氏 (*゚Д゚)お粗末様ですた;;実は自分がSS(しかもエロ)
書いたのここに投稿したのが初めてで・・・。読んでもらえて幸せです。
エスト陵辱完成楽しみにしてます。(*´Д`)ハアハア


>>ダミアン氏 うはwWw 獣番号おめ。素敵です。

>>667様 (*´Д`)うほ。自分もまだまだ修行が足りないです。
マイハートチンコを磨きます。

ところで、セネリオ女体化が激しく琴線に触れたのですが、もし
書いた場合はTSスレを探して投下したほうがよいでしょうか。
670名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 23:19:14 ID:EYDWaKkO
> S・L・S ◆xTfHc.nBiE 氏

ぜひよろしくお願いします!
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1103497637/
できれば投下後にアナウンスほしいです
どういうスレかは>1に大体書いてありますので
671S・L・S ◆xTfHc.nBiE :2005/06/28(火) 23:27:10 ID:Rnc+Kp2O
>>670

おお!有難うございます。モッサリ構想を練ってみようと思います。
うわぁ、微妙に荒れてる(゚∈゚*) 囲碁とか展開されてるし・・・・。
672名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 23:32:50 ID:EYDWaKkO
荒れてますが気にしないで大丈夫かと思います
見に来る人自体はこっちから飛んでいくので

がんばってください!
673名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 01:38:05 ID:6cLhNzb9
>>591からの続きがやっと出来たのでこれより投下します。ただ、クソ長くなってしまったのでご容赦ください…
orz
674アレン×ティト:2005/06/29(水) 01:40:17 ID:6cLhNzb9
長丁場になるかも、との彼女の予想は完全に的中した。ティトはアレンと一緒に戦い、一緒に行動するようになってか
ら(遠まわしに)アプローチをかけるようになったが――彼はその全てにまったく気が付かなかった。ティトにはアレンとい
う人間は戦いか、己の所属している軍にしか興味のないようにしか思えなかった。ティトは自分が色気の少ない女なので
はないかとも心配になった。(実際、彼女は少々「お子様」体型であり、昔からそのことを気にしていた)
 そして、何時も戦果はなかった。もちろん戦争ではなく、恋愛の方の。
 今日は軍全体が野営ではなく、街に駐留していた。彼女も少し小さめだけれど、ベッドのある部屋をあてがわれた。アレ
ンがいる部屋も少し近かったので後で行ってみようとティトは思っていた。
 各部に付けている軽めの白い鎧を外し、部屋の隅の方にまとめて置く。下に着ていた長めのシャツとズボンを脱ぎ、ティ
トはタンクトップとショーツだけの姿になり、大きく息を吐いてベッドに倒れこんだ。ギシッというスプリングがきしむ音を聞い
たあと、うん、と縮みこんでいた手足を伸ばした。と同時に彼のこと――もちろんアレンのことがティトの頭をよぎった。
 今日も話すことは同じだった。途中は戦いでそれどころじゃなかったけど、少し落ち着いてもしゃべることは戦いのことば
かりだった。それに、最近は何故かアレンが困ったような顔をして黙り込むようなことが多くなっていた。ティトはそのたび
に自分が嫌われたのではないかと少しながら不安になり、アレンにその理由を聞こうとは思ったが、聞くのはその不安より
ももっと怖くて、聞いたことがなかった。
 今日は1つだけいつもとは違うことがあった。ティトは戦闘が終わって自分が今いる街に着いたときの事を思い出した。

今日の戦闘は敵自体の強さはあまり大したことはなかったのだけど、敵の増援の数がとてつもなく多く、ダラダラと長い時
間をかけて戦闘は進行し、その分ティトの疲労は蓄積していた。
 これまで長い戦闘の経験が少なかった上に、女性であるが故に少し体力が低い彼女は天馬から降りる時に疲れからバ
ランスを崩した。あっと思う間もなかった。いきなり生じた浮遊感と共にティトは地面に背中から落ちそうになったが、がっし
りとした何かに支えられた。
675アレン×ティト:2005/06/29(水) 01:42:53 ID:6cLhNzb9
次に来るだろう衝撃への恐怖から思わず目をつぶったティトは何時まで立っても衝撃がこないことをいぶしかんで目を開
けると――目の前にアレンの顔があった。
「大丈夫か?」
 アレンがいつもと変わることのない抑揚のない声で聞いてきた。ティトは呆然とした面持ちで首をこくりと縦に振った。今
自分が今どんな状況に陥ってるかを寸秒ごとに理解を深めていったティトは自分の心臓の鼓動の音が早くなっていくの
を感じた。
 彼女は今アレンによって俗に言う、「お姫様抱っこ」の状態になっていた。ティトの背中と両膝をアレンの腕が掴んでおり
お互いの顔の距離は信じられないほどに近い。ティトはドッドッドという心臓の音がうるさいと思った。顔が赤くなっていく
のも感じる。ティト自身は気付いていなかったが、彼女の目は少し潤みを帯び始めていた。
 ティトはアレンの目を見つめた。胸の前で手を組み、頬を赤くし、目を潤ませ、そして陶然とした熱に浮かされた表情で。
 それからのことはよく覚えていない。その永遠とも思える一瞬は彼女にそれほどの強い衝撃を与えた。アレンが何か言
って自分を地面に下ろしたとこまでは覚えているが、それからの記憶が定かではなかった。気が付けば自分の休むべき
部屋の前に立っていた。

 ティトはその時の記憶を克明に思い出して、また顔を赤くした。アレンの顔がキスをできるほどに近くにあり、彼の腕が
私の膝と背中を――
「…あ」
 不意に感じるものがあって、ティトは自分のショーツに手を伸ばした。股布の部分が既にしっとりとした湿気を含んでいた
 元々赤かった顔が更に赤くなるのをティトは感じた。気付いてしまったら、急に腰の辺りがむずむずしてきて、少し太もも
をすり合わせた。もう我慢できそうにはなかった。
 ティトはショーツの上から股間を人差し指で押し付けるように触った。
「っ…!」
676アレン×ティト:2005/06/29(水) 01:44:10 ID:6cLhNzb9
 途端に電撃のようなものが彼女の体を走った。ティトにとって、今まで彼のことを思って耽ったどの自慰よりも刺激的な
快感だった。
 指をもっと押し付ける。さざなみのように訪れる快感が彼女を更に深い動作に走らせた。
 タンクトップを左手でめくり、標準よりやや小さめな胸を露出させる。胸をやや強引に揉みしだき、乳首を指で挟んだ。
「ああぁっ…!」
 ぞくぞくっと、背筋に昇る快感が走り、思わず声を上げる。気付けば、鼻にかかった息を漏らし始めている。
 股間に更に指を押し付け、胸を揉み、乳首を指で挟んだ。それでも体はまだうずうずしていた。ショーツの股布の部分が
もうべちゃべちゃになっていた。
 もうやる事は1つしかなかった。少しばかり腰を浮かせてショーツをずらした。ちゃんと脱がず、太ももの辺りにくるくると
丸まった状態で放置した。――早く直に触りたかった。割れ目の上に薄く自己を主張しているティトの陰毛は大量の愛液
によって濡れてぴったりと肌に張り付いている。
 右手の指を割れ目の中に進入させる。ピンク色のものがちらりと覗く。得もいわれぬ快感が強くティトの全身を走った。
激しく前後に動かす。ぴちゃぴちゃというくぐもった粘着的な水の音が部屋に響き始めた。左手では割れ目の上部にある
クリトリスをこするように触った。
「はぁ……!ふぁ、は、あ……!」
 意味を成さない言葉が我慢しきれず出る。もっと出し入れをする。もっと触る。ゆっくりだった指の動きがどんどん激しさ
を増してくる。甘い喘ぎ声がちいさな部屋に響く。
「ん、ん、ん!う、んああぁぁぁ……っ!」
 ティトは体をつま先までピンと伸ばした。絶頂に伴う激しい刺激によって全身が震える。そして刺激が途絶え、ティトはそ
の体をベッドに沈めた。彼女のお尻の下に当たってた部分には愛液によって染みができている。
 余韻にひたるティトの体はぐったりとして動かなかった。
677アレン×ティト:2005/06/29(水) 01:45:40 ID:6cLhNzb9
その時――ゴン、という鈍い大きな音がドアの方からした。体をベッドに投げ出していたティトはその音にびっくりし、慌てて
近くにあったシーツで体を隠した。
 彼女はそこに信じられないものを見た。このようなことをしている自分をけして見られたくない人物――
「ア、レン……」
 彼がそこにいた。認識すると同時にじり、とアレンは距離を詰めてくる。ティトは思わず後ずさった。いつも彼を目の前にし
てわいてくる暖かい何か感じられない。目が怖い。あれは。あれはまるで――。アレンが距離を詰めてくるのをみて、更に
ティトは後ずさったが、すぐに背中に壁がついてしまった。まるで、獣。そう思った瞬間、アレンは一気にティトに「襲い掛か
った」
 ティトの体がベッドに押し倒された。ティトはアレンの体を押し戻そうとしたが、手首を両手で押さえつけられる。
「いや…っ!だめっ…んむっ!むぐぅ……!ぷはぁっ!やめ……て…」
 キスを、いや、口の中を蹂躙される。アレンの舌がティトの歯茎、歯、舌、上あご、下あごなど口の中を完全に貪る。
「んっ!んんっ!ふむっ!んぅぅぅぅぅぅぅぅっ!」
 アレンはティトの口を貪りながらも、彼女の膣内に自分の指を挿入した。ティトがくぐもった声を出す。中はさっき自慰を
していたこともあってとろとろだった。
 ティトは何度もアレンの指によって甘い声で鳴いた。けれど、内心では思っている。こんな風に彼と交わりたかったわけじ
ゃないのに――
「んんっ!あ、あ、あぁぁ!や、やああぁぁぁぁっ!」
 ティトの体がまた震えた。彼女はアレンの指によって強制的に絶頂に持っていかれた。ティトの膣内の肉が挿入されてい
る彼の指をきゅっと締め付ける。膣の奥から大量の愛液が流れてきてシーツを濡らした。体中の力が抜ける。
意識が曖昧になったティトはそこで見た。アレンは自らのモノを出して、彼女の中に挿れようとしていた。これから何が起こ
るか瞬時に理解をしたティトの顔が恐怖に歪む。赤ん坊がハイハイをするようにして、這って逃げようとしたが、力が抜けて
いて上手く動けない。そして、アレンのがティトの腰をしっかりと掴むと同時に――奥まで、一気に、挿入した。
678アレン×ティト:2005/06/29(水) 01:46:52 ID:6cLhNzb9
「うぐっ!う、うあぁ……っ!い、いたぁっ!いたいよぉ……」
 ティトはぷつっ、という「何かが切れる音」が自分の体の中に響いた気がした。続いて激痛。これまで自分が行った如何
なる過酷な戦闘や怪我でも値するものはないと断言できる激痛。彼女はシーツを両手でしわがよるほど握って痛みを抑え
ようとした。余り効果はなかったけれど。
 それでも彼はお構いなしだった。彼女が性器から血を流し、両目に涙をため、苦痛を叫び続け、やめてほしいことを何度
懇願してもまったく配慮することなく彼女を犯し続けた。熱い何かがティトの膣内を、体を、顔を、何度も打った。よく言われ
るほどの快感は何も彼女にはなかった。気絶しそうなほどの激痛と自分の処女以上に大切な何かを失ったという悲しみを
刻み込まれた彼女はやがて意識を失った。

 陽光がティトの目を指した。がば、と体を起こす。何時の間にかベッドに横たわっていた。部屋を見渡す。どこを見てもア
レンの姿はなかった。ほっ、とため息をつく。夢だったのだ、という安堵感が彼女の心を満たす。しかし、ベッドから立ち上が
り、振り返った彼女の表情は氷のように凝結した。シーツに赤い花が咲いていた。
 ティトは自分がいた施設内の水浴びのできる場所へと向かう。まじまじと自分の体を見る。何か強い力で掴まれたような
跡が全身に存在していた。
 「夢じゃ、なかったんだ…」
 頭から水をかぶる。すると、彼女の膣内に注ぎ込まれていた精液がこぼれて垂れてきた。ティトはその瞬間に深い悲しみ
を覚えて涙を流した。彼女は子供のように泣きじゃくった。涙は流れて流れて止まらなかった。
 ティトは思った。こんなはずじゃ、なかったのに。
679アレン×ティト:2005/06/29(水) 01:47:39 ID:6cLhNzb9
だけど、それでも戦争は続く。誰が傷ついていようと。誰が悲しんでいようとも。
 エトルリア軍はベルン進攻に伴うルートとしてサカ方面への進撃を選んだ。この方面は遊牧民――つまりは弓兵が非常
に多い地域となっている。天馬騎士や竜騎士は非常に注意せねばならない場所だった。
 ティトは少々腰に何かが入ってるような異物感を覚えたが、普通に戦闘をしていた。ただし、今日は一人である。アレンと
はどのような顔をして会えば良いのかなど、わかるはずがなかった。もちろん、頭の中ではずっとアレンのことを考えてい
たけれども。
 そんな時、彼女は敵陣の偵察を命じられた。別に特別なことではない。地形を気にせずに進軍ができる天馬騎士は、む
しろそれにこそ使用価値があるといっても良い。
 ティトは山や森などの弓兵や遊牧騎兵が苦手な地形に上手く隠れながら敵陣に向かった。
 だけど、そんな時も彼女の頭の中にはアレンのことが浮かんでくる。一体アレンは。それでも敵の動きを見ながらも思っ
た。私のことをどういう風に思っているのか――
 昨日のことでますますわからないことになってしまった。悪いイメージしか浮かんでこない。もしかしたら。もしかしたら、
下手をすると――性欲処理の道具かそれ以下にしか見られていないかもしれない。
 当然というかもしれないが、彼女の注意は酷く散漫になっていた。ヒュッという風切音がティトの耳をかすめた。射程を見
誤り、敵の弓の射程に入ってしまったのだ。幸いにも敵の弓の腕は高くなかった。
 天馬を急機動で翻し、不意の攻撃に大汗をかきながらもティトは思った。大丈夫、きっと大丈夫。これなら当たら――
 彼女がそう思った瞬間、横合いから飛んできたロングアーチの一発がティトの天馬に命中。彼女はそのまま墜落した。
普段のロングアーチの命中率から考えても、余程の運の悪い一撃としか思えなかった。
680アレン×ティト:2005/06/29(水) 01:48:56 ID:6cLhNzb9
 エトルリア軍の本陣からもその模様は見えた。周りがざわつきはじめる。救出をしなければならない。しかし、彼女が堕ち
たのは敵陣の真っ只中。下手に攻撃をしかけると、更に犠牲者が――混乱が最高潮に達した時、一人が、彼女が墜落した
方面に馬を走らせていった。上に乗っている騎士は赤い鎧を着ていた。

 墜落したティトは生きていた。けれど、もう満身創痍だった。天馬はロングアーチの一撃で絶命していた。彼女自身は天
馬がクッションになったのか怪我はなかったが、その周囲に山賊がいた。そして、彼女は下馬した状態での戦闘は慣れて
いない――
 槍を真っ直ぐ突き出す。しかし、それは斧の分厚い刃によって弾き返される。繰り返しだった。息が切れる。今、ティトは下
品な笑いを浮かべる男に追撃されていた。目の前にいるウォーリアは遊んでるかのように。いや、実際遊んでいた。天馬に
乗っていない彼女は余りに無力すぎた。
 彼の狙いは決まっている。この目の前の文字通り、落ちてきた騎士を捕まえ、陵辱しようと思っているのだ。ティトの表情
に疲れが見え始め、更に槍を突き出した。しかし、最早勢いはなかった。ぶん、という空気を切る音と共に斧によってティト
の槍は弾かれた。遠くに槍が落ちる。槍を取ろうと走ろうとする。
 ティトの腹に衝撃が走った。斧の刃がない部分で思いっきり殴られたのだ。
「ごほっ……!げほ…っ!」
 衝撃で弾き飛ばされる。背中に木が当たった。息が詰まる。呼吸ができない。男が接近する。意識が白濁する。体が動か
ない。服に手がかかる。
 ティトは混濁する意識の中で思った。犯される……昨日のように。鎧が乱暴に外され、服がちぎられる音がした。
 いやだと思った。助けて欲しいと思った。涙がにじむ。
 誰に?誰に?誰に?決まっている。決まっている。決まりきっている。強い人。私の好きな人。そして――私の愛してる人
例え、犯されようとも。
 届くかもしれない。届かないかもしれない。いや、きっと届かないだろう。おそらくは無理だろう。それでも彼女はその者の
名を叫ばずにおけれなかった。
「アレン!助けてーーーーー!」
681アレン×ティト:2005/06/29(水) 01:50:21 ID:6cLhNzb9
ティトはぎゅっと目をつむって叫んだ。まるで迷子の子供のように。
 彼女の体に何かがのしかかった。ティトの心を諦めが支配する。つむっている目からぽろぽろと雫がこぼれる。やっぱり、
駄目だった…
 だけど、それだけだった。ティトの胸に何かがのしかかる以外の何も彼女に影響はなかった。
 しばらく待っても何も訪れないことに疑問を感じたティトが目を開けると、彼女を犯すはずで彼女にのしかかった男の背中
に手槍が深く刺さっていた。
「一体誰が…」そこまでつぶやいて、はっとティトは顔を上げた。
 そこには全身に傷を負いながらも馬に乗り、槍を構える赤い騎士の姿があった。
 彼がこちらを見た。安堵しているような表情だ。信じられなかった。助けが間に合ったという事実が信じられなかった。何
よりも彼が助けにきたという事実が信じられなかった。言いたいことは沢山ある。前に私が彼を好きだということに気付いた
あの病院の時のように。何か言わなければ、という思いは更に彼女の中で強くなったが、それを言う前にアレンが口を開い
た。
「ここは危ない…早く脱出しよう」
 その通りだった。依然としてここは敵の陣地内だった。一国も早く脱出しなければ敵が追撃してくるだろう。ティトはまだ少
し呆然とした面持ちのまま彼の馬の後ろにまたがった。目の前にはアレンの広い大きな背中があった。ティトはその背中に
頬を擦り付け、彼の腰を抱いた。馬が走り始めた。アレンの背中に付けた耳から彼の心臓の鼓動が少し聞こえる。ティトは
まだ自分が何を言えば良いのかを必死に探していたが、やがて、まずは言わなければならないことがあるのに気付いた。
 ティトは抱き締めた腕を外さずに、少し背伸びし、アレンの耳に口を近付けて言った。
「ありがとう……」
 言い終えてまたアレンの背中にティトが頬を擦り付けた時、耳から聞こえてくる彼の心臓の鼓動の音が少し早くなったよ
うに感じた。
682アレン×ティト:2005/06/29(水) 01:51:06 ID:6cLhNzb9
 なんとか二人が味方陣地に帰還した時、味方はもう優勢に攻勢を進めていた。何とも皮肉なことだったが、ティトが攻撃
されたことによって敵陣地の動きなどが判明し、積極的な攻撃が可能になったとのことだった。自軍優勢ということから余
裕が出来たので、ティトは後方の病院に後送されることとなった。もちろん護衛はアレンだった。

 やがて、病院に辿り着き、回復魔法を施された後、大事をとってティトはベッドに寝かされた。傍らにはアレンがいたが、
場は沈黙が支配しており、空気は重かった。
 しかし、ティトが沈黙を破った。聞かずにはおれないことがあった。
「アレン……私はあなたの、何?」
 思わぬ質問にアレンは首を傾げた。しかし、ティトはそれを無視して言葉を続けた。
「私は貴方の何なの?友達?相棒?戦友?パートナー?」
 この問いは「何故、昨日私を犯したの?」ということと全く同じ質問になる。アレンが友達や戦友と答えた場合、昨日ティト
はティトの自慰を目撃したことによって興奮したアレンの性欲処理の道具として利用されたことになるからだ。
 アレンは何か困惑したような表情を見せたが、やがて何かを決意するような表情を見せた。彼もこの質問が何を意味す
るかということは理解している。
「…俺は君の自慰を目撃して、興奮したから君を犯した。……それは間違いない」
 質問と答えはまるでかみあっていないが、それはティトの疑問を解消する、最も聞きたくない答えであった。ひっ、とティト
が息を呑む。やはり私は――
 しかし、ティトの心は次のアレンの言葉を聞いてまたもや一転することになる。
683アレン×ティト:2005/06/29(水) 01:51:58 ID:6cLhNzb9
「でも、それは君にしか、しないことだ」
「……え?」どうゆうこと?とティトが聞く前にアレンは言った。
「俺は君のことが好きだ。だから君の自慰を見て興奮してしまった。自分の衝動を抑えられないくらいに。好きな人が目の
前で自慰をしていたから…それで間違いを起こしてしまった。本当に、済まないと思っている。君は自分が好きでもない男
に犯されてしまったのだから、怒るのは当然だ」
 ティトはもう後半の言葉を聞いていなかった。彼女は混乱していた。アレンが……私のことを好き?えっと、自慰を見て興
奮したからではなく、好きな人だからこそ襲い掛かったというわけで…。でも、アレンの言葉の最後はしっかりと聞こえてい
た。
「俺はこれからずっと君の願いを何でも聞こう。許してくれとも言わない。死んで償うとも言わない。生きて背負う」
 ティトは驚きの目でアレンを見た。彼は、本気だ。本気で背負うために、本気で言っている。だけど、とティトは思った。そ
れは勘違い。私は貴方に罪を背負わせはしない。いつの間にかティトの心からアレンへの疑いの思いは完全に消えていた
私はアレンが好きなのだから。『たかがその程度のことで』何も背負わせは、しない。
「なら…まず私を抱き締めて」
「え?それは…」
「良いから、早く」
 ティトの言ったことにアレンは少し困惑したが、語気に押されてティトを抱き締める。
「もっと強く」
 言ったとおり、アレンはティトをぎゅうと抱き締める。胸の柔らかいものがアレンの胸板で潰れて滑る。ティトはアレンの耳
に口を寄せて、言った。
684アレン×ティト:2005/06/29(水) 01:52:36 ID:6cLhNzb9
「あのね、私…貴方のこと、好きよ」
 密着していて彼の顔は見えないはずなのに、アレンの顔が驚愕に染まるのをティトは容易に感じることが出来た。
「そんな…嘘だ。俺みたいな男を好きになる人なんているはずが…」
「いる。ここに。私は…貴方のことが好き…いや、愛してる」
「君は俺に犯されたんだ。好きになるはずが…」
「その前から、ずっと好きだったわよ」
 ティトが顔を赤くして言った。
「それでも、俺は」
 アレンは何か言おうとしたが、ティトはそれを遮った。
「私が貴方を好きになっては…駄目?」
 ティトは少し体を離し、アレンの胸の方から見上げるようにして言った。声には懇願するかのような響きが入っている。
「…やめてくれ。そんな顔をされたら……また抑えが効かなくなる」
「私は…良い。貴方なら。何度犯されても」
 ティトの上半身をベッドに押し倒した。
 アレンはティトの目を見た。最後の確認だった。彼女は顔を赤くし、こくりと頷いた。
 ゆっくりと目を閉じ、キスをする。何回も。最初は軽いフレンチキスだったが、すぐに濃厚なディープキスに変わる。
「ん……んんっ、ふむっ、むう…」
 互いの舌がからむ。水音が部屋に響く。舌を吸い、吸われる音が出る。
 アレンの手がティトの胸にに伸びた。服の裾から手をいれて直に揉んでくる。
「んぅぅっ!ひやぁ…っ!」
 それでも二人は口を離さない。結果、鼻にかかったくぐもったティトの甘い声が出る。キスを続けていると、アレンの唾液
が咥内にたまってきた。思い切って飲んでしまう。悪い感じはしなかった。やがて、アレンの手が下の方にも侵入してきた
ショーツの中に手を入れてくる。もうそこは完全に濡れそぼっていた。アレンの手がクリトリスに触れた。
685アレン×ティト:2005/06/29(水) 01:53:23 ID:6cLhNzb9
「はぁっ!ん、あ、ひゃ、やあぁぁ!そこ、だめ……!」
 ティトの体がぴくぴくと震える。喘ぎ声が無数に出る。奥からどんどん愛液が溢れて止まらない。膣内にも指が入れられ
る。
「あっあ、あ、ああっ!くっあぁっ!」
 既に彼女の目は虚ろになっている。焦点が定まっていない。アレンは指の動きを止めた。彼女のショーツを下ろす。股布
が張り付いて肌にはりついており、それでも下ろすと粘着質の糸を引いて剥がれ落ちた。自分のモノを取り出した。ティトの
性器にあてがう。意識ははっきりしないが、彼女はアレンが何をしようとしているか、理解して言った。
「アレン…きて」
 アレンはゆっくりと挿入した。ティトの体は快感にぴくっと震えた。
「く、あっ……ん、んぁっ!ふ、はぁぁぁぁぁ……っ!」
 やがてアレンの腰がティトの腰に密着した。完全に入ったのだ。ティトは昨日と今日を合わせて四度目の涙を流した。しか
し、今度は違った。嬉し涙だった。手をしっかりと握り合う。本当に嬉しかった。アレンが腰をゆすりはじめる。嬌声を上げる
。今度は痛みなどはなく、ただただ気持ち良かった。
 ティトの膣内は既に崩れたゼリーのようにとろとろで熱く、締め付けはとても厳しかった。アレンが長く持つはずもなかった
。ティト自身も激しく高ぶりを見せ、絶頂を迎えそうになっていた。アレンがラストスパートで腰を強く打ちつけ始めた。その
衝撃で一層快感が強まる。
「んはあぁぁっ…!ひぅ…っ!あ、あ、んんんっ……!」
 ティトの膣内がきゅっ、と収縮する。そこに最後の突き上げがきた。
「ふあぁぁ……っ!ゃあぁぁぁぁぁーーーっ!」
686アレン×ティト:2005/06/29(水) 01:54:00 ID:6cLhNzb9
「ふあぁぁ……っ!ゃあぁぁぁぁぁーーーっ!」
 どくっどくっという音が聞こえそうなほど彼女の膣内で精子が吹き上がる。
「あ、ぁぁぁぁぁぁ……あついのが、でてる…」
 ティトがぼうっとつぶやく。アレンが自分のモノを引き抜いた。ごぷりと精子がこぼれ落ちる。それを見て、彼女は自分の
下腹部に手を当てた。
「おなかのなか…アレンので……あったかいよ」
 アレンは何も言わなかった。ただ彼女を抱き締めた。強く、強く。

 そして、それが始まりだった。その日、彼と彼女は結ばれた。だけど、まだこの大陸を襲っている戦乱はまだ終わっても
いない。アレンとティトは自分達が死に別れることを何よりも恐れ、絶対に死なないように堅く約束した。
 その後、エトルリア軍との戦闘においては敵のあらゆる人物が天馬騎士と騎士のペアを目撃したとさえ言われる。
 彼と彼女は何度も傷ついた。けれど、何度でも立ち上がった。幾度となく困難に直面した。けれど、諦めなかった。絶望
を思いもしなかった。
 やがて、戦乱は治まった。公式にはベルン王国の滅亡という形で決着が着いた。戦場で名を挙げたアレンには色々な場
所から自らの騎士になってくれまいか、と懇願にもにた要請を受けた。しかし、その全てを断りつくし、彼の主のいるリキア
へと戻った。
 元エトルリア軍総指揮官にして現リキア同盟軍当主、ロイはアレンに言った。アレンはあの戦争で僕を本当によく助けて
くれた。勲章を授かってはくれないか?
687アレン×ティト:2005/06/29(水) 01:54:47 ID:6cLhNzb9
それは実に輝かしい物だった。騎士にとって自らの君主から勲章を貰うということは至上の喜びといってよかった。
 しかし、彼は断った。
「自分は勲章を貰いたくて、ロイ様に仕えているのではありません」と。それでもロイはアレンに何とか貰ってくれるように言
った。アレンは困惑しきった表情を見せたが、やがて何かを思いついたかのようにして言った。
「ロイ様、やはり勲章はいりません。しかし、その代わりに家をください」
「家?」
「ええ、人が四人くらいは住める程度の」

 結局ティトは戦争が終わってもイリアに帰らなかった。彼女は永久就職したのだ。
 いつもの通り、夕食を作る。鍋の中のシチューはもう良い匂いを出し始めている。時計を見た。そろそろだ、と思い、家の
外に出る。
 時間通りだった。家の外から見える遠くには赤い鎧を着た騎士――彼女の愛すべき人がこちらに向けて歩いてくるのが
見えた。
 ティトは大きく手を振り、笑顔を見せた
「アレン、おかえりーーーー!」
 彼女は生涯、幸せだった――


<完>
688名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 01:56:49 ID:6cLhNzb9
えっと・・・これにて終了です…
文がめちゃくちゃというか未熟というかまとまっていないというか…
とりあえず、次回もまた機会があるのならば、更に精進しようと思っております。

感想お待ちしております&拙文失礼しました。
では名無しに戻ります。
689名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 09:25:06 ID:uiRfnPh9
GJ.
終わり方もいい!
690名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 10:04:20 ID:uiRfnPh9
あげてしまった・・・。すみません
691名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 01:25:47 ID:vGi8DpzU
GJ 最後の家で待つティトが新婚気分で胸キュン
692外伝 ◆9QlRx9nooI :2005/06/30(木) 01:31:49 ID:vGi8DpzU
>>385-402 >>495-515の続きで、エスト盗賊調教SS中篇を投下します(そう後編ではない)。
エスト陵辱輪姦注意
今回、堕胎までには行きませんのでご安心ください。
693外伝エスト盗賊調教SS:2005/06/30(木) 01:33:25 ID:vGi8DpzU
 盗賊王ギースの支配する砂漠の砦。
 その内部で、傭兵ジェシーの後をエストは続く。
 薄いマントだけを羽織っただけの、ほとんど裸に近いで格好で、
若い男性と連れ立って歩くという状態に、ふとエストは顔を赤らめた。
 そしてつい苦笑する。
 今まで散々男に嬲られてきたのに、今更恥じる己に。
 でも羞恥心が残っているのは、まだ正常な証拠だ。

 あの調教室での、過酷な調教の後。
 泣き崩れるエストに、救いの手が差し伸べられる。
 ジェシーと名乗った若い傭兵が、助けに来たのである。
「どうして?」
「んあ?」
「どうして、私を助けるの? 知り合いでもないのに」
「んー・・・。まあ、そのなんだ」
 ジェシーはぽりぽりと鼻をかき言ったものだ。
「可愛い女の子が困ってたら、助けるもんだろ?」
「でも・・・・」
「おおっと。それ以上は言いっこなしだ。早くしないと、ギースの部下に見つかるぜ」
 そして、ギースはエストに向けて己のマントを差し出す。
「これ掛けててくれないか。その、目の毒なんでな。いや保養か」
 調教を受けたばかりのエストは裸のままだった。
 エストは赤くなって、マントを羽織る。
「でも・・・・私、あなたに何も出来ない」
「いいってことよ。俺が好きでやってるんだからな。あ、そうだ。
 じゃあここから上手く逃げ出せたら、俺とデートしてくれよ」
 エストはつい苦笑する。恋人がいるからと断ろうとも思ったが、つい頷いてしまった。
「じゃあ決まりだ。こんな所さっさと逃げ出そうぜ」

 ジェシーとエストの逃避行が始まった。
694外伝エスト盗賊調教SS:2005/06/30(木) 01:34:52 ID:vGi8DpzU
 そしてジェシーとエストは捕まった。
 砦の入り口まで誰にも見つからず、やってきた二人。
 だが入り口をくぐろうとした瞬間、上から網が降ってきた。
 そして投げ網に絡まった二人を、盗賊王ギースと部下が取り囲む。
「へっ、莫迦どもめ。ここから逃げ出せると思ったか」
 あっさりと引き離される二人。
「きゃー!」
「やめろ! その人に手を出すな!」
 盗賊に押さえつけられるエストに向かおうとするが、そのジェシーもたちまち盗賊に囲まれ、袋叩きにされてしまう。

 殴る蹴る頭突き、殴る蹴る頭突き、殴る蹴る頭突き・・・・

「やめて! その人にひどいことしないで!」
 地面に押さえつけられたエストが叫ぶと、ギースがさっと手を上げ、ジェシーへの暴行を止めさせる。
「ほう。奴隷のくせに、俺様に指図か」
 顎を掴むギースを、エストはじっと地面から睨み上げ、
「誰が奴隷よ!」
「さっきは、あんなによがってたのにか?」
「くうぅ〜〜〜〜〜」
 ギースの指摘に、エストは顔を真っ赤にする。
 媚薬で性感を高められたとはいえ、自ら男を求めてしまったのだ。
「あ、あれは・・・・!」
 言い訳しようとして、何も言えず下をうつむく。
「ふん。まあいい。それより、この男を助けたいか?」
「・・・・はい。わたしはどうなっても構いません。
 彼の命だけは助けてください」
「待て・・・・! あんたがそんなことする必要ない!」
 叫ぶジェシーを、すぐさま盗賊が蹴り上げる。
 ぐふっと砂漠の上に倒れ込むジェシー。
 その姿に、ギースはぎらりと目を輝かせる。
695外伝エスト盗賊調教SS:2005/06/30(木) 01:35:54 ID:vGi8DpzU
「じゃあ、そいつのモノをしゃぶれ」
「え?」
 言われたことが分からず、きょとんとするエスト。
「おい。そいつを脱がしてやりな」
 言われて、すぐさま盗賊はジェシーのズボンとパンツを脱がす。
 そうして晒されたイチモツを見てエストは悟った。
「しゃぶれ」
ギースが何をさせたいか。
 エストはすっと目を閉じ、四肢を押さえられたまま、砂漠に横たわるジェシーのあそこに、
そっと舌を伸ばした。
「や、やめるんだ。あんたがこんなことをする必要はない」
(ごめんなさい。わたしのせで)
 知り合いでもない自分を助けに来てくれて、捕まったジェシー。
 その命を救う為、エストは彼の肉棒に、そっと舌を這わせる。
 紙と同じ、金色の陰毛に覆われた細い棒。
 ギースのデカマラに較べて、いかにも貧相である。
 その柔らかい肉の感触を舌に感じながら、エストはふと、性奴隷仲間からの助言を思い出す。

『いいことエストさん。男のあそこなんて、まともに洗ってなくて汚れだらけなんだから。
 しゃぶってそのままにしておくと、口の中が病気になるから、終わった後は、
ちゃんとうがいと歯磨きしておきなさい』

(うん。ちゃんと洗っておくね)
頭で別の事を考えながら、舌は無意識に舐めあげる。調教の成果だろうか。
 ぺろ・・・・ぺろ・・・・・
「うっ・・・・」
 舌で舐められる度、ジェシーの肉棒がピク、ピクッと脈動し、徐々に長く伸びる。
 この状況の勃起は、自然な生理現象であり、仕方ない。
696外伝エスト盗賊調教SS:2005/06/30(木) 01:36:52 ID:vGi8DpzU
「あひゃひゃ。見ろよこいつ」
「助けようとした女に、しゃぶられて勃ってるぜ」
 エストの口奉仕とジェシーの勃起に、周囲からは嘲りの笑い。
「く〜〜〜〜〜〜」
 ジェシーは己の情けなさに歯を噛み締め、口端から血が流れる。

(いいの。我慢しないで)

 周囲の嘲笑などもはや気にせず、エストは舌の先で震える肉棒に神経を集中させる。
 裏筋まで舌を回して覆いぺろんと唾液を擦りつけ、
「ううううー」
 先端のピンクの亀頭を、ツン、ツンと突付いて舌を転がす。
「ううううううー!!!」
 顔を真っ赤にして、腰をばんばんと上下させるジェシー。
四肢を押さえる盗賊が、下卑た嘲笑を浮かべる。

「だ、だめだ。もう俺・・・・・!」
 目に涙を浮かべ、ジェシーは大きく腰を突き上げた。

(いいよ。きて)

 ぷりゅっ・・・と、エストの顔を、白い粘液が汚す。
 その粘液を、ぺろっとふき取るエスト。
「おー。出した。出した」「ああ。見事なイキッぷりじゃねえか」
 盗賊たちは口々にはやしたて、ジェシーの屈辱を誘う。
「よーし。よくやったエスト。おい。その男は、前線の砦にでも送っとけ」
「へいギース様」「おら立て」
 こうして、エスト救出に失敗したジェシーは、砂漠の最前線の砦に送られる。 しかしその砦はセリカ一行が攻略し。ジェシーはエストよりも先に助け出される。
 そして彼の口から、エストの現状が明らかにされた。
697外伝エスト盗賊調教SS:2005/06/30(木) 01:37:53 ID:vGi8DpzU
「よその国からきたかわいい女の子で、ギースは奴隷にするつもりさ」

 どれい 奴隷 ドレイ

 その言葉に、二人の姉、パオラとカチュアが大いに衝撃を受けたことは言うまでもない。

 傭兵ジェシー。後にこの砂漠に傭兵王国を建国し、傭兵王と呼ばれる人物である。


 一方。
 ジェシーが連行された後、エストは盗賊たちの群れに放たれていた。
 両手を後ろ手に縛られ、足には棒が括られ、うつ伏せで顔を上げるエスト。
その目には涙が溢れ、股間からは調教の時に射精された精液がこびり付き、
割れ目からは血が一筋流れていた。
 そんな裸体のエストを、無数の盗賊が取り囲む。
 これは、脱走しようとした奴隷エストへの罰。
「犯せ」
 そのギースの一言で。
 エストのフェラチオを見せられ、すでに股間がパンパンの盗賊たちが、一斉に襲い掛かる!
「きゃー!」
 盗賊の、腕に、肉棒に囲まれながら、エストは奴隷仲間の忠告を思い出した。

『いいことエストさん。男が膣で射精しそうになったら、口かお尻に出してもらうようにお願いするの。
 そうじゃないと妊娠するかもしれないから』

 今更遅いかな、と思いつつ、エストは大勢の盗賊に懇願する。
「お願いです。口かお尻に・・・・!」
 皆まで言わさず、盗賊の肉棒が口を塞ぐ。
698外伝エスト盗賊調教SS:2005/06/30(木) 01:38:47 ID:vGi8DpzU
 もう前も後ろの穴も関係なかった。
 穴という穴に肉棒がねじ込まれ、無数の手が肌に張り付く。
 一斉にエスト一人に群がる、何十人とういう盗賊。
「んー! んんんんー!」
 手が性器が、エストの肌にべたべたと貼りつき、穴を貫く。
 エストにはそれが何十本もの触手に感じられた。
 意志を持つ触手。自らの性欲を解消する為だけに伸びる、欲望の塊り。
 その触手が口に入り込む。
「んぐぐぐぐぐー・・・」
 口いっぱいに満ちる、生臭く気色悪い肉の味。
このまま噛み切りたいが、もう力が入らない。

 触手が股間の二つの穴を前後から満たす。
 お尻の穴を限界まで広げ、ぶち込まれる触手。
「んぐぐぐ!!!!」
 痛みにエストは目を白黒させる。後ろの穴に異物が挿入される異物感は、何度経験しても慣れるものではない。
 それが前の穴から挿入された触手ろ、お腹の中で壁一枚を通して擦り合うのだ。
「んー!!!」
 エストは自身のお腹の中で触れ合う二本の触手に嫌悪し、腰をばたつかせた。
だがそれは刺激となって触手を悦ばせる。

 そして触手は穴を塞ぐだけではない。
 エストの短めの赤い髪にも、何本も絡みつく。
 女性にとって、命ともいえる大事な髪。
 短めにしてるが、エストは自分の髪の手入れは怠っていない。
 パオラのような長髪やカチュアのようなボブにも憧れてもいた。
 その髪に。もっとも不浄なモノが何本も絡みつき、こすりあげる。
(いやー! そんな汚いもの、くっつけないでー!!!!)
 涙を浮かべて、髪を振り払おうとするが、頭を押さえつけられ、それすらも叶わない。
699外伝エスト盗賊調教SS:2005/06/30(木) 01:39:38 ID:vGi8DpzU
 触手は背中にもまとわりつく。
 エストのさらさらの滑らかな背中。
何本もの触手が吸い付き、そして白濁液で汚していく。
背中に熱い液体を拭き掛けられる度、エストは背筋を震わせた。

 小さな可憐な膨らみも、触手が巻きつき、きゅきゅと締め上げる。
先端の桃色にも、触手は己の先端をこすりつけ、先端で先端を弄んだ。
「んんー!!!!」
 蕾に触れる男の先端に、小さな胸が震える。

 そして。
「おら。射すぞー!!!」
 穴という穴、体中に張り付いた触手が、一斉に精を放つ。

「ああ! イヤアアアアアアーーーーーー!!!!!」

 内と外に浴びせられる熱湯。
 その熱さに、エストは小刻みに振動し、さらに男を震わせた。

「はぁはぁ・・・・」

 精液まみれで横たわるエスト。
 まとわりついていた触手も、一斉に引き上げる。

(もう・・・・終わって・・・・)

 だがそう願ってもすぐに−
「おら! まだまだだぜ!!!」
 すぐにまた新たな触手がまとわりつく。
「いや・・・・いやぁ・・・・・・・」
 触手に覆われ、エストの目から徐々に光が消える。
「ワアアアアアアアアアアアーーーーーー!!!!?」
700外伝エスト盗賊調教SS:2005/06/30(木) 01:40:33 ID:vGi8DpzU
 性奴隷が集められた部屋。
 自由に出入り出来ない点を除けば、以外に快適な環境が整えられた部屋の、
その唯一の重い扉が開かれる。
「エストさん!」
 そして物のように投げ込まれたエストを見て、女性たちから悲鳴が上がる。
 自らも、過酷な陵辱を受け、また見慣れてるはずの性奴隷の女達。
 その彼女らが、目を逸らすほどのエストの参上だった。
 全身は血と精液に塗れ、もはやまともに肌を出している部分はほとんどない。
 鏡のように何も映してない瞳は死んだ魚のようで、その目にも精液が掛けられていた。
 ぽかんと開いた口からは、ドロリと精液がこぼれ落ちる。
 耳からも同様に、白濁液が流れていた。耳すら犯されたのだ。
 そしてお尻は大きく腫れ上がり、この部分がもっとも出血が酷かった。
限界を超えて、拡張され、切れたのだろう。だらんと力無く穴が広がりきり、血と精液を垂れ流している。
 前の穴も、後ろよりは軽症とはいえ、かなり手酷く痛めつけられていた。無論、血と精液が溢れ、
足下まで濡らしている。
「ちゃんと癒しておけよ!」
 一言言い残し、盗賊は重い扉を閉め、厳重に鍵を掛ける。
 言われた方の年配のシスターは、さすがに躊躇した。
 陵辱で傷ついた女性を、魔法で癒すのが彼女の役目。
 だが癒しても、また暴行を受け、傷つくだけ。
「あ・・・ああ・・・・・・」
 精液を垂れ流すエストの口から、声にならない呻きが漏れる。
「・・・ねえさま・・・・・あべる・・・・」
 それは二人の姉と恋人を呼ぶ声。
 だがその声に応える者はいない。今は。
(ごめんなさい。エストさん)
 その声を聞いて、シスターは癒しの魔法をかける。
 待っててくれる人がいるなら、生き残るべきだと思ったから。
 例えそれがどんなに残酷な結果になっても。
701外伝 ◆9QlRx9nooI :2005/06/30(木) 01:45:33 ID:vGi8DpzU
さらに長くなるので、前中後編にしてみました(さあもう後が無い)。
 
>>両手を後ろ手に縛られ、足には棒が括られ、うつ伏せで顔を上げるエスト。
>>その目には涙が溢れ、股間からは調教の時に射精された精液がこびり付き、
>>割れ目からは血が一筋流れていた。

今回このシーンが書きたかったのです。
702名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 02:02:45 ID:mGybPHaN
貴様の心意気、しかと受け取った
703名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 03:48:12 ID:cbPa2HUm
ああ、そのこだわりは良い。
ところで現在481KBそろそろ次スレの季節。
704名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 19:12:11 ID:eLmggmeS
. *⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒☆   +
 ☆   人   人   .人   人   人   .人   人   人    ノ    ☆
+  .\/  \./  \./  \/  \./  \./  \/  \./  \./ ☆ *
 ☆ ┏┓    ┏━━┓ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ .┏━┓
┏━┛┗━┓┃┏┓┃(*´д`)(*´д`)(*´д`)(*´д`)(*´д`)  ┃  ┃
┗━┓┏━┛┃┗┛┃┏━━━━━━━━━━━━━━┓ ☆┃  ┃ +
┏━┛┗━┓┃┏┓┃┃                      ┃   ┃  ┃  ☆
┗━┓┏━┛┗┛┃┃┗━━━━━━━━━━━━━━┛   ┗━┛*
.  * ┃┃   ☆   ┃┃(´д`*)(´д`*)(´д`*)(´д`*)(´д`*)   ┏━┓
    ┗┛        ┗┛ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ  .┗━┛  *
☆⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒☆
. *   人   人   .人   人   人   .人   人   人    ノ    ☆
+ .\/  \./  \./  \/  \./  \./  \/  \./  \./ 
705名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 21:23:02 ID:9G54TdeM
立てられないんでまとめだけでも。
16章まとめ
>10->26 外伝ミラ様が見てるSS百合(外伝)
>42->46 グレイル傭兵団 (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>54->62 外伝デューテ洗脳陵辱SS
>157 烈火ネタ(ダミアン ◆.lt5gYzbQ. )
>179->182 蒼炎ミストレイプネタ (◆ozOtJW9BFA)
>199->200 エトルリア王立魔法性玩具研究所レポート(◆ozOtJW9BFA)
>247->272 退屈なサッカーをしよう♪(988%マシン ◆ka5BrNUzcE)
>282->288 ルゥくんお風呂に入りましょ♪(外伝)
>292->308 死と変容(ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>318->332 外伝シスターエムブレム(外伝)
>351->370 サザ×ステラ(351)→ ボーレ分補給>378>379
>386-401 外伝エスト海賊強姦SS(外伝 ◆9QlRx9nooI)
>406-409 >433->443 >453->464 はじめてのK? ネサラ×リアーネ (SLS)
>414-418 最重要依頼 リース×ティアンナ (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>496->514 外伝エスト盗賊調教SS前編(外伝 ◆9QlRx9nooI)
>526->529 聖戦親世代エロなし小ネタ(525)
>534 シノンさん(ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>539 シノン小ネタ
>554-569 マルス×カチュア(554)
>585 神父様×?…
>588->591 >674->687 アレン×ティト(588)
>593-594 地獄のコンビネーション(ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>598-636 傷跡 ハール×ジル(S・L・S ◆xTfHc.nBiE)
>693-700 外伝エスト盗賊調教SS中篇(外伝 ◆9QlRx9nooI)
706名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 21:24:20 ID:9G54TdeM
抜けとかあったらスマソ。
707名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 04:08:40 ID:/k0dJds4
ちょっと長めのを書いてるんだけど、次スレの方がいいですか?
俺も立てられないから他力本願スマソ
708名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 16:59:48 ID:/k0dJds4
スレに容量制限があるの知らなかったヨ
全16KBになっちった。長くてスマソ
蒼炎からハールシグルーンです。ここの残りで間に合えば深夜に投下し
ますが、16KBいける?誰か教えて。
709名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 17:43:18 ID:GR8VXQ7I
たぶんいけると思います。
よろしく。
710名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 18:00:43 ID:fKuKYn6F
立てたよ。
ファイアーエムブレム&ティアサガ第17章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1120208359/
711708:2005/07/01(金) 19:18:44 ID:/k0dJds4
>>709
トンクス
じゃ、このスレの埋め立てに投下します。
712曇り空-1:2005/07/01(金) 19:31:18 ID:/k0dJds4
ハールは黒竜を駆って雪の降るデインからベグニオンの帝都シエネへと南下していた。

ダルレカでの戦いで将軍であり、竜騎士としての恩師でもあるシハラムを失った。
生き残った竜騎兵やその家族の処遇を聖天馬騎士団の知り合いに頼みに向かっているのだ。
それはシハラムが彼に残した遺言でもあった。

マナイル神殿の広大な中庭に騎竜で降りると、周囲の警備兵たちが緊張する様子が肌に伝わってくる。
「そうか、デインの黒い鎧はまずかったか…」ハールはポツリと呟いた。
ベグニオン帝国が正式にクリミア軍の後ろ盾となり、デインはすでに大陸中を敵に回し孤立していた。
こんな状況で、これから自分がしようとしている『頼み事』など一蹴されて当然だとハールもわかっている。
しかし、シハラムの遺言だけは、なんとしても叶えたい。叶えなければならない…。
それは自身で師を守れなかったハールの償いでもあった。

「誰かと思ったら…」聞き覚えのある柔らかい声に振りかえると、聖天馬騎士団団長であり、しかも神使親衛隊長でもある
シグルーンが瞳にわずかな驚きをたたえながら立っていた。
「デインの騎竜が来たって、みんなが騒いでいたものだから…。その黒竜と鎧は目立ちすぎるわ。」
シグルーンは目を伏せて少し笑ったあと、シハラムへの悔やみの言葉をつけくわえた。

シハラムとハールがまだベグニオンの聖竜騎士団に所属していた頃、シグルーンは見習いの天馬騎士だった。
伯爵家の生まれで、「天馬に乗ってみたかったの」といういかにも子供らしい理由で天馬騎士団に入団した少女は、
その血筋の華やかさと生まれ持った才能でめきめきと頭角を現していった。
そんなある日、彼女は「空の戦い方を教えてほしい」と竜騎士団のシハラム隊にやってきた。
聖天馬騎士団の長い伝統にあって、シグルーンははじめて竜騎士団と一緒に演習した少女として今でも語りぐさとなっていた。
713曇り空-2:2005/07/01(金) 19:35:07 ID:/k0dJds4
「戦況はどう?」人目を避け、ハールを自室に案内したシグルーンは葡萄酒を差し出しながらハールに尋ねた。
「そんなこと、君には逐一報告されてるはずだろう。」葡萄酒の深い赤がどうにも血のように見えて、ハールは目をそらす。
「もうすぐクリミア軍は王都に入るそうね。で、あなたはこれからどうするの?」
シグルーンの言葉に弾かれたように、ハールは椅子から立ち上がり床に膝をついた。
「俺のことじゃなく、今日は部下のことを君に頼みに来た。
ダルレカで生き残った竜騎士5名をベグニオンの聖竜騎士団の末席に加えてはくれないだろうか。
……デインには敗残兵の居場所はない。このままじゃ家族もろとも死はまぬがれないんだ。だから……。」

シグルーンはハールの口から出た思いがけない言葉に驚き立ちすくむ。こうべをたれたハールの表情はシグルーンからは窺えないが、震える声からその胸中は察した。
「……こんなことを頼めるのは…君しかいないんだ…」そうつけくわえたハールの髪にシグルーンはそっと手を触れた。
「あなたにそんな格好は似合いませんわ。さぁ、お立ちになって…」
いわれるまま立ち上がったハールの胸にシグルーンはそっと身体をあずけた。
714曇り空-3:2005/07/01(金) 19:39:15 ID:/k0dJds4
シグルーンが少女の頃、ハールは天馬騎士の皆が憧れる竜騎士だった。鈍い光を放つ巨大な騎竜を操り、空を駆ける。その影を見るたびに、少女たちは胸を焦がした。
シグルーンが竜騎士団との演習を志願したのも、純粋な向上心に加え、ハールにもっと近づきたいという気持ちがなかったといえば嘘になる。
兄のような優しさと空の騎士の先輩としての厳しさで接するハールにシグルーンの恋心はますます募っていった。
そしてハールも同じ気持ちでいてくれている…少女はそう信じていた。

「なんで、こんな風になってしまったのかしら…」ハールの胸に頬をつけたまま、シグルーンの口から小さな呟きが漏れた。
「あのまま、あの頃のままシハラム様もあなたもベグニオンにいたら、シハラム様を失うことはなかった。あなただって……」

あなただって……シグルーンは言葉を切った。あのままベグニオンの聖竜騎士団に所属していたら、ハールの前途は洋々と明るく開けていただろう。
サナキ様の御世になって、ベグニオンも変わりつつある。地方の軍人の家系にあっても聖竜騎士団の要職を担っていたかもしれない。
それなのに…。そう思うと、シグルーンの目から涙がこぼれた。

「さぁ、俺は…どうなっていたかなぁ」ハールはシグルーンの涙に気づかぬふりをして、外の風景に目をやった。
窓の外は低くたれ込めた雲が光を失っていく。ハールは10年前の今日と同じような空のあの日を思い出していた。
715曇り空-4:2005/07/01(金) 19:42:31 ID:/k0dJds4
デインの冬は暗く長い。亡命して7年、雪雲に閉ざされるデインの冬はハールの心にいつも陰を落とす。

ハールはシハラムと共に王都防衛の竜騎士としてデインに亡命を果たしたはずだった。
しかし与えられた土地は王都ネヴァサから遠く離れた辺境の地ダルレカで、時折伝えられる命令といえば盗賊退治とラグス狩りであった。
重たい曇り空のせいか、ややもするともたげてくる後悔の念をハールは急いで振り払う。
シハラム隊長を慕い尊敬して、お一人でデインに行かせたくはなかった。
ここで悔いては、亡命を決めたときの自分を裏切ることになる。
弱気の虫を払うようにかぶりを振り空を見上げると、日暮れ間近の灰色の雲から一頭の白い天馬が舞い降りてきた。

「君は……シグルーン…」
「……きて…しまいました」シグルーンは寒さで頬と鼻の頭を赤く染め、白い息を弾ませて少し恥ずかしそうに笑った。
716曇り空-5:2005/07/01(金) 19:46:14 ID:/k0dJds4
「私、神使親衛隊に任命されたんです」
寒かっただろうシグルーンのために暖炉に木をくべるハールに、彼女はいった。
ハールの手が止まる。「入隊の最年少記録だって、お祝いされました」
屈託なく笑うシグルーンをハールは眩しそうに見つめて「おめでとう」という。
あの少女がもう親衛隊に……それにひきかえ俺はここでラグス狩りか…
つい卑屈になってしまいそうで、ハールは立ち上がり慌てて言葉を継いだ。
「じゃあ、何かお祝いしないとな。でもこんな所じゃ気の利いたもんも買えなくて……」頭をかくハールにいきなり抱きついたシグルーンは真っ直ぐなまなざしでハールを見上げこういった。
「ハールさんからのお祝い、もう決めてます。私、ハールさんがほしいんです!」「…!……」
「だから…今日来ました…。……あ、あの、怒らせて…しまいましたか…」
力強いまなざしがハールの険しい表情を映して色を失っていく。最後は消え入りそうな声になった。

「あ、いや、こういう顔だから…」ハールはボソリと返したが、二の句が継げないでいた。
そんな重い沈黙に耐えられず、シグルーンは一気に話し出した。「親衛隊に入ったら……神使様から任務を解かれるまで恋も結婚も許されません。
……だからその前に、大好きな人に私の初めての人になってほしかったんです。一番好きな人に抱いてもらえたら、私、その思い出で生きていけます。ですから、今夜……」
耳まで赤く染めてまくし立てるシグルーンの背中を、大きな手が優しく撫でた。
「…わかった。俺でいいなら…」ハールはシグルーンの白くなめらかな頬を手のひらで包み、口づけをした。
717曇り空-6:2005/07/01(金) 19:48:20 ID:/k0dJds4
「はぁ…」寝台の枕に頬を埋めたシグルーンの口から息が漏れる。
うつぶせにされて一糸まとわぬ姿に剥かれた自分をハールが見ている……そう思っただけで恥ずかしさに顔が熱くなり、
胸になんともいえない感情があふれる。

ハールがデインに亡命した日から、ずっと望んでいたその時を迎えているというのに、シグルーンの身体は緊張でかすかに震えていた。

「寒いのか…?震えているが」シグルーンのエメラルド色に輝く髪にやさしく触れながら、ハールは声をかけた。
「いえ、違うの。恥ずかしくて…」起きあがり、急いで枕を胸と腹の前に当てるシグルーンを見たハールは口元にかすかな笑みを浮かべ部屋の灯りを消した。
すでに夜のとばりは降り、暖炉の炎だけが2人の顔を赤く照らした。
718曇り空-7:2005/07/01(金) 19:50:22 ID:/k0dJds4
長い口づけのあと、シグルーンの首筋に唇を這わせながら左手で腰を抱き右手は乳房を愛撫する。
天馬騎士や女性竜騎士の身体はどうしても筋肉質になりがちなのに、シグルーンは豊かな胸と細くくびれた腰、そして丸い尻がいかにも女性らしい肉感的なものだった。
…こんな身体でよく親衛隊に……ハールはシグルーンの天賦の才能に改めて驚き、しばし呆然とした。
「…ハールさん……、あの、やはり私ではダメですか…」突然いいだしたシグルーンは大きな瞳に涙をたたえていた。
「む、無理になさらなくてもいいです。ハールさん、なんだか上の空で……」あふれた涙は頬をつたい敷布にしみていった。

ハールはそれには答えず、シグルーンの涙を唇で吸うと彼女の髪と同じ薄緑色の草むらから秘所へと指をすすめた。
「っ…」シグルーンの手が敷布をまさぐりギュッと握った。ハールはいったん秘所から手を離し、シグルーンのもう一方の手をつかむ。
指が暖かく濡れていた。「シグルーンの気持ちはわかってる。俺の気持ちは…」
そういってシグルーンの手を大きくこわばったハール自身へと導いた。「さわっていてくれるだけでいい」耳元でそう呟くと、再びハールの指はシグルーンの一番感じやすい場所へと戻っていった。
719曇り空-8:2005/07/01(金) 19:53:05 ID:/k0dJds4
ハールの指が秘所の奥深くで動くたびにシグルーンの腰が反応してビクッと動く。
暖かな胎内は初めてにしては驚くほど潤い、ハールの指を抱いて締めつけていた。
シグルーンの指で愛された一物はあふれた粘液でぬるぬるとなり、準備が整ったことを物語っていた。
「入れるぞ」ハールは囁き、シグルーンに自身を一気に突き立てた。「くぅっ…!…」濡れていたとはいえ、やはり処女であるシグルーンの眉間に痛みの皺が刻まれる。
身体を堅くして耐えているシグルーンのせいでハール自身は徐々に押し返されてしまう。
「シグルーン、力を抜け。深呼吸だ。スーハースーハー…」そういうハールの真剣な顔に思わず吹き出したシグルーンを見て、ハールは再び肉を深く沈めた。
「あ…はぁぁぁ…」黒とエメラルドの体毛が交わるほどに深く挿入された一物はシグルーンの中でビクビクと鼓動していた。
「おまえ、暖かいな…」ハールがシグルーンの上気した頬に口づけてから、いたわるようにゆっくりと腰を突き動かしはじめた。
「うぅ…いた…い」目尻に涙の粒をたたえたシグルーンはハールの両肩をつかんで耐えていたが、その表情が徐々に柔らかくなっているのをハールは見逃さない。
「あん、あ…」漏れる声に熱が加わったのを合図に、ハールは身体を起こすとシグルーンの右足を軽々と持ち上げ、更に深く突いた。
「ああああ」首をのけぞらせるシグルーンには構わず、ハールは自身の欲望のままにシグルーンを責め立てた。
「もう…わたし…あ、はぁぁ」シグルーンは両手をいっぱいに伸ばしハールを求めた。
それに答えてシグルーンの上に身体をあずけたハールを力一杯抱きしめながら、シグルーンは身体を大きく震わせて達したことをハールに知らせた。
腕にこめられたその力が少しずつ抜けていく。
ハールは腰を浮かせ濡れた自身を抜いて、手で数回しごくとシグルーンの太腿を白い液で汚した。
720曇り空-9:2005/07/01(金) 19:55:51 ID:/k0dJds4
まだ熱のこもった瞳を気だるそうにして、シグルーンはハールの顔をみつめていた。
さっきまであんなに恥ずかしがっていたのに、今は美しい裸体を惜しげもなくハールにさらしている。
ハールは苦笑いをこらえてシグルーンの曲線を指でなぞる。

「ハールさん、いつか…ベグニオンに帰ってきていただけますよね。
私、任務を解かれたらもういい年ですけど、それでも待っていますから」
「亡命ってのは、そう簡単に行ったり来たりできるもんじゃないんだ…」
そう答えながらも、ハールはベグニオンの青空と降りそそぐ太陽に焦がれている自分を隠せなかった。

あれから10年。
シグルーンとは国境付近で何度か顔を合わせた。
しかし聖天馬騎士団長と田舎の竜騎士では格が違いすぎる。
お互いその存在を目で確かめるだけで月日が過ぎていった。
そしてデイン王国の突然のクリミア侵攻…。
運命はハールとシグルーンの国家を敵対させた。
721曇り空-10:2005/07/01(金) 19:58:08 ID:/k0dJds4
「君はクリミア軍に同行しないのか」椅子に腰をかけたハールが尋ねた。
「私は神使様の側近の命を受けております。仮に神使様が戦地に赴くことがあれば随行いたしますわ。
天馬騎士団からはタニスの部隊を派遣しております」
簡単な食事を部屋に運ばせたシグルーンが用意をしながら答える。
「ああ、あの骨と筋肉が皮をかぶったような女か…あいつは気が強そうだったな」
「ふふ…彼女の隊は精鋭揃いですよ。デインも手を焼くと思います」
かすかに笑ったシグルーンはハールの向かいに座ると、改めていった。
「さきほどの話、私の方から聖竜騎士団の団長へお願いしてみます。
今の団長も、昔はシハラム様に少なからず教えを請うた人物です。
きっとその恩に報いてくれると思いますわ。」

「あ、ありがとう…。シグルーン」パッと明るく輝いたハールの左の瞳はシグルーンをも幸せにした。
「でも、お礼はしていただきます。」料理をハールの皿に取り分けながら、シグルーンは目を伏せていった。
「今夜…、こちらでお休みくださいますよね…」
722曇り空-11:2005/07/01(金) 20:00:52 ID:/k0dJds4
豪華にしつらえた寝台に座り、ハールはシグルーンを待っていた。
落ち着いた、だか高価な調度品は騎士というより、たおやかな貴族の女性の部屋だった。

ノックをして部屋に入ったシグルーンを見て、ハールは息を飲んだ。
髪の色に合う薄紫の絹のローブから下着さえつけていない裸体が透けていた。
ハールの隣に座り、彼の首に顔をうずめたシグルーンは
「10年待っていました…今夜を」と熱い吐息を一緒に言葉を吐いた。
「シグルーン、俺は……今の俺は君を抱く資格があるだろうか」
身じろぎもせずに問いかけるハールにシグルーンは答える。
「あなたは…あなたはいつだって私の一番大切な方です…」
そしてハールの黒い眼帯を愛おしそうに指でなぞると、唇を重ねてきた。柔らかい唇から舌がさしこまれる。
二人の舌がそのまま溶けてしまいそうな長い口づけ……ハールはそこに仄かな薔薇の香りを嗅いだ気がした。
723曇り空-12:2005/07/01(金) 20:02:26 ID:/k0dJds4
ローブを剥ぎとり、白く輝く身体をハールはみつめる。
騎士だというのに痣や傷のひとつもないのは、その戦闘能力の高さを物語っている。

「ふふ、年をとりました」肩をすくめながら小さく笑う少女のような仕草が愛おしくて、ハールは立ったままギュッと抱きしめてしまう。
「俺は傷が増えたな。この10年、死にかけたことも幾度もあった…。」シグルーンはハールの衣服の釦や留め金をもどかしそうに外しながら
「ずるいです。早く見せてください」と少し拗ねたような目をした。
帝国の親衛隊長が、自分の前でこんな子供のような顔を見せてくれる。
ハールはまた口づけをし、自ら服を脱ぎ始めた。
724曇り空-13:2005/07/01(金) 20:04:07 ID:/k0dJds4
「目を閉じて…」シグルーンはハールを寝台に仰向けにして、そう囁いた。
「片方でいいか?」冗談を言うハールの頬を軽くつねり、左目の瞼を閉じさせてハールの身体に指と舌を這わせていく。
「う…」シグルーンの唇がハール自身に触れた時、さすがに息が漏れた。
すでにそれは充分に膨らみ起立していたが、シグルーンの口によって、身体中の血がそこに集まるような感覚に見舞われた。舌で十分に舐め尽くしたシグルーンはハール自身を口に含む。
それは喉の一番奥に達するかというほど、堅く張りつめていた。「ああ…」ハールは思わず腰を動かしてしまいそうになる自分を抑えた。
今、突いたら、シグルーンを苦しませる。

「もう…やめろ…」ハールの声に、シグルーンはあわてて顔をあげた。「ご、ごめんなさい。痛くしたかしら」不安そうな瞳でハールの顔を覗き込むシグルーンを抱き寄せて寝台に寝かすと
「俺は、ここがいい…」とシグルーンの太腿から少しずつ指を上に進めていった。
すでにあふれて流れる愛液は腿まで濡らしていた。
725曇り空-14:2005/07/01(金) 20:06:18 ID:/k0dJds4
女は男と違い気楽に性の経験を積める場所がない。
特に神使親衛隊のシグルーンにうわついた噂が流れることは絶対に許されない。
経験の少なさを埋めるように、小耳に挟んだ猥談を覚えていたのか……。
ハールはそんなシグルーンが可愛くて「無理するな」と微笑みかける。
シグルーンの頬が一瞬で赤く染まり、そしてハールに身を委ねるように力を抜いた。

秘所に到達したハールの指が彼女の敏感な箇所を執拗に愛撫する。ぐちゅぐちゅとした淫らな音はシグルーン自身の耳にまで届き、頬をいっそう赤くした。
「あ…はっ…恥ずかしい…です」さきほどまでの手慣れた態度は消え、10年前の恥ずかしがりやの面影が浮かぶ。

「そう。それでいいんだ…」頷いたハールはシグルーンの豊かで張りのある乳房を揉みながら、桃色に染まった乳首を口に含んで軽く歯を立てる。
ピクリと腰をくねらせたシグルーンは潤んだ瞳でハールを見上げ
「早く…してください。もう待てないです…」と喘ぐように口にした。
腰をぴったりとハールに押しつけ、妖しく動かしている。
「もう前みたいに優しくできないぞ…」
「わたしを…壊してもいいです…だから…」
726曇り空-15:2005/07/01(金) 20:08:23 ID:/k0dJds4
ハールは寝台に座り、シグルーンの身体を抱き起こし自分の上に座らせた。
ハールの首に両手をまわしてゆっくり腰を沈めると、あふれた蜜がハール自身を包み飲みこんでいく。
じらしたいのか、それともじらされたいのか……ハールの髪に頬をうずめ、小さな吐息をつくシグルーンの表情はわからない。
ハールはシグルーンの腰骨をつかむと一気におろした。

「ああああっ」顔を上げのけぞったシグルーンの乳房がなめらかに揺れてハールを誘う。
シグルーンの最深まで深く貫いたハールは胎内のなまめかしく動く触手に締めつけられてすぐにも果てそうになり動けずにいた。
その顔を見たシグルーンはハールの唇に舌を差し入れて、自ら腰をゆらゆらと動かし始めた。

「あなたも…そんな顔をなさるのね…」うっとりとした目でそう囁きながら、シグルーンの動きは熱を帯び、激しさを増していく。
727曇り空-16
「ああっ…あ…」
ハールの自身に奥を責められ、敏感な核は恥骨にこすられて渦のような快感がシグルーンの内部から湧きだしていた。
「くぅんっ…」と震えながら眉間に刻まれた皺は10年前の痛みの皺ではなく、悦びのしるしだとハールは知っている。
シグルーンはガクガクと身体を揺らして、そのままハールをきつく抱きしめていた。

「…シグルーン」
「…はい……」
「離れていいか…もう…限界だ…」
「いやです。中にお出しください」
「バカいうな。自分の身分を考えてみろ」
身体を離そうとするハールに、それでもシグルーンは力の入らなくなった腕で必死にしがみついてくる。
「いやです…」そう呟くと、足をハールに絡ませて残った力でさらにハール自身を締めつける。
「くっ」最後の理性は消え去り、ハールはシグルーンの中で弾けて、果てた。