爆走兄弟レッツ＆ゴー

懐かしのレツゴーでエロパロしませんか？
萌えキャラ満載！職人さん待ってるよっ！

801は該当板でどうぞ。登場人物の年齢は現在の年齢でもかまいません。
烈兄貴は19歳、ジュン、豪、ミハエルあたりは18歳になってるはずです

あほくさ。

ゲスゲスゲス

糞スレ終了

すげー懐かしいw大好きなアニメだよ。
ブレットジョーとか見たいなぁ。

懐かしー、リョウとジョーが好きだ

ミハエル希望！つーか雑談で保守ろうぜ

ポンとリーチが好きだった

この女とあったのはある大きな大会だ。ミニ四駆のモーターやギアをチェックし終わり、烈たちと合流するかと思っていた矢先だった。
「あなたのミニ四駆、マグナム？」
唐突に話しかけられた。
「あ、そうだけど？」
その女の手にはミニ四駆が握られていた。最近では女も珍しくはない。まして豪ほどの名の知れた人間に話をかけてくる人間は普通だった。
だが、この女は違う。ミニ四駆など全く知らなさそうな顔、容姿も捲ろうと思えばすぐに捲れるようなミニスカートだ。

「へぇ…あなたが…」
女はそう言い、うすら笑いを浮かべた。その笑みが、18になった豪にも、官能的に見えた。
「じゃあさ、あたしと勝負しない？」
女は唐突に切り出した。
「勝負って…コレでか？」
豪は整備したてのマグナムをちらつかせ言った。
「うん、お互い勝った方のゆう事を聞くって事で…どう？」
豪は迷った。女である事以前に、この女に聞いて欲しい事などない。
「あたし、あんたに負けたら何でも聞くよ」
その一言が豪をやる気にさせた。
確かに聞いてもらう事は何もないが、勝負に負けるのは嫌だった。ましてこんなにも挑戦的な言葉を吐かれては、受けなければ男じゃない、そう豪の本能が言っていた。
「分かった、いいぜ」
豪は勝負を承諾し、会場へ向かった。

勝負は目に見えていた。
女のミニ四駆は、モーターなどを高い物にして、使っているだけだった。
豪はその扱いに怒りを覚えた。
「そんなに金だけかけてても速くなる訳じゃねぇよ」
レースが終わり、ショックを受ける女になお、そういった罵声を浴びせた。豪なりに相手を気遣ってかけた台詞だった。
「お〜しっ！今日もさくっと優勝っ」
豪が同じチームだった烈たちと笑みを浮かべながら会場を後にしていた時だ。
「ちょっと待って」
ふいに声をかけられた。先には勝負を挑んできた女がいた。
「約束は守るわよ…」
女はか細い声で言った。
次郎丸が後ろで冷やかす声を尻目に、豪は言った。
「お前がオレくらい速くなったら、もう一回勝負しようぜ」

豪ものですが良いかな？過疎化しそうなこのｽﾚにとりあえず…

アメリカチームの金髪ポニテの子可愛かったな

>>12
18の豪を想像できないっていう最大の問題はあるが続きよろしく。

「ふざけないで！あたしのマシンが遅いって言いたいの？」
女は憤りを隠せなかった。今まで、敗北をした事がなく、こんな同情をかけられるのも初めてだった。
プライドをずたずたにされた、その悔しさが女を動かした。
「…？！」
豪をはじめ、皆は驚いた。その女はいきなり豪にキスをしたのだ。
「き、キミ、何やってんの…？」
慌て、問いかける烈に、次郎丸の目を塞ぐリョウ。
「男はねぇ、あたしに従わなきゃないの。あんたはもっといい奴だと思ってたけど…違うみたいね。」
女は、ミニ四駆に明け暮れ、女性と付き合った事がなさそうな豪の心を奪う事で、豪を従わせようとする事にしたのだ。

「ふざけないで！あたしのマシンが遅いって言いたいの？」
女は憤りを隠せなかった。今まで、敗北をした事がなく、こんな同情をかけられるのも初めてだった。
プライドをずたずたにされた、その悔しさが女を動かした。
「…？！」
豪をはじめ、皆は驚いた。その女はいきなり豪にキスをしたのだ。
「き、キミ、何やってんの…？」
慌て、問いかける烈に、次郎丸の目を塞ぐリョウ。
「男はねぇ、あたしに従わなきゃないの。あんたはもっといい奴だと思ってたけど…違うみたいね。」
女は、ミニ四駆に明け暮れ、女性と付き合った事がなさそうな豪の心を奪う事で、豪を従わせようとする事にしたのだ。

ｲｲﾖｲｲﾖｰ職人さんがんがれ
カイのハーレムを書いてほしい。てか懐かしすぎ！
ミニ四駆ブームって何年かおきにくるって…もしや来るのか？また来るのか！？
とりあえずDVDきぼんぬ。ミハエル分を補完したい。

マリナを忍者にセックルさせろ

烈矢×マリナがいい！

今ミニ四駆って売ってるん？ベルクカイザー欲しくなってきた

豪×ジュン キボン

微エロか単なるカップリングものでもいい？
小学生だとエロエロにしにくいんだ

「お前っ！！何しやがんだっ！！」
豪は怒りで顔を赤くして言った。
「あら、そんなに怒って、初めてだったの？
それにあたしはお前じゃなくてミサトって言うの。よろしくね」
女は、明らかに馬鹿にするように言いのけた。
「う、うっせぇぇ！！ぜってぇお前は許さねぇ！ミニ四駆で勝負だ！来やがれ！」
痛い所を指摘され、単細胞な豪にはもう勝負をし、相手を黙らせるしか思い浮かばなかった。
「だからミサトって言ってるでしょ？記憶力もないのかしら？」
ミサトはいやらしく笑い、豪の後からさっきまでミニ四駆を走らせていたレース会場へ向かった。

書き込み秒数で書くものきめる。

↓秒数10の位
1…ジョーが
2…ジュンが
3…マリナが
4…ジュリアナが
5…マルガリータが
0…チイコが

↓秒数1の位
1…豪とケンカセクース
2…烈とラブラブセクース
3…ミハエルにいじられる
4…カルロに犯される
5…ブレットとクールにイク
6…カイをいじる
7…シュミットとエーリッヒに弄ばれる
8…オナーニ
9…リョウとアウトドアセクース
0…Jとタイツプレイ

何がでるかな

……ジュリアナがJとタイツプレイでますた('A`)

ジュ、ジュンのオナーニを(*´д`)

「ねえ、エーリッヒ。」
独特の、鼻にかかったような甘ったるい声。
「なんです？リーダー。」
思わずにっこりとして、視線を落とし、続ける。

「その声は、私に何かお願いごとする時の声ですね」「あは、ばれた？さすがエーリッヒ」
アイゼンヴォルフのリーダー、ミハエルは邪気のない笑顔で微笑んで、金髪の髪をいじった。
「んーとね、教えてほしいことがあるんだ」
「なんでしょう…私にわかることなら。」

「うん、エーリッヒなら知ってるって言われたんだ。えっとね…。

ファックって、なに？」
碧色の瞳をキラキラ輝かせて。

「教えて？」
彼は小首をかしげ、上目使いで。


「………ハイ？」

たっぷり10秒の沈黙のあと、エーリッヒは声を震わせながら聞き返すことしかできなかった。
彼の胃に、痛みが襲ったのは言うまでもない。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

「ねぇーなんでだよー！どーして教えてくれないのさ！なんで逃げるの〜？」
「わっ…私は知りません！そ、そんな言葉聞いたこともないです！てか、リーダーどこでそんな言葉を！」
顔を真っ赤にしながら、必死でミハエルから逃げる。
(い、いくらなんでも、リーダーにはお教えできませんっ！)

「この前、ロッソのカルロが教えてくれたんだよ。最高に気持ちいいことだって。レースで大差をつけてぶっちぎり独走する以上だって！」
「………まったく…リーダーになんてことを…」
ミハエルから逃げながら、エーリッヒが頭を抱え込む。
ミーティングルームの机のまわりをぐるぐると追いかけっこしながらミハエルが叫ぶ。
「ねぇ！教えてよ！僕もファックしたい！」
「っ！リーダー！なんてことを！」
かあっと赤くなりながらエーリッヒがミハエルをつかまえ口をふさぐ。


『ばさばさッ…』

音をしたほうに目をやると、シュミットが青ざめた表情で立ち尽くしていた。
「ああ、シュミット…助かった…」
半泣きで、エーリッヒは彼に助けをこう。
「り、リーダー…今なんと…？」
「ああ、シュミット。僕ね、ファックしたいの。気持ちいいんでしょ？」
ニコリ、とエンジェルスマイル。
「………エーリッヒ…」
頭を押さえ、親友の顔を睨む。
「わ、私が教えたんじゃありませんよ！カルロが吹き込んだようで…」
「あいつめ……」

「カルロがね、シュミットとエーリッヒなら教えてくれるって言ってたんだ」

「…！！そんなこと…私だってわかりません！！」
シュミットは眩暈を起こしそうになりながらも強い口調で言い放った。
「…………。」
(……うっ)
ミハエルは、じっとりと恨めしそうに膨れっ面をしてこっちを見ている。

「シュミット、嫌い」
(！！)
さすがの彼も、尊敬するリーダーに嫌いと言われると辛い。
「二人とも教えてくれないんだったら、僕他の人に聞いてみる」
そういってスタスタとミーティングルームを出る。

「ま、待ってくださいリーダー！」
慌てて追い掛けるシュミット。

ミハエルのことだ。誰彼かまわず、得意の人懐こさで聞きまくるにきまっている。
「……アイゼンヴォルフ最大の危機です…」
キリキリと痛む胃を押さえ、エーリッヒもシュミットの後を追った。

(たぶん続く)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
SH携帯からなので一度に512までしか打てない。
スレ消費すまん。落ちそうなのでageで行っていいのかな。

ミハエルは黒ミハでいこうか白でいこうか迷い中なり。自分もジュンたん見たい。

書き込めない

ジュンのオナニきぼん

性に無知なミハたん(；ﾟ∀ﾟ)=3ﾊｧﾊｧ

>>31個人的に白ミハきぼんす

OK、兄者。了解した。

しかしこのスレ三人しかいないんじゃないかw

そんなことない。ﾈﾀがないので書いてないだけのﾔｼとかいるよ。

がんばって書いてくれ

「もぅ、豪のバカっ！」
ジュンは豪の部屋のドアを思い切り閉め、言った。きっかけはいつもの痴話喧嘩だった。
豪の家に遊びに来て、二人で喋っていた時に、ちょっとした事で喧嘩になった。その喧嘩で、豪に「そんなんじゃ一生嫁にいけねぇぞ！」と言われ、腹が立っていたのだ。
豪と顔を合わせたくなく、豪の部屋に閉じこもった。豪も腹が立っていてか、部屋にこもるジュンをほおっていた。
「あ〜あ、なんで喧嘩ばっかりしちゃうんだろ。」
ジュンはつぶやき、ドアの前にへたりこんだ。
でも、豪が来てくれるまでは部屋から出ないと決めていた。
豪の事だ。一時間は腹が立っていて来ないだろう、そう思ったジュンは、暇潰しに近くにあった雑誌の束をあさりはじめた。
やはり、ミニ四駆関係がほとんどだ。少し微笑ましくなり、笑顔だったジュンの顔が次の瞬間、凍った。

キャラが思い出せねえ
なんかリョウといい感じの仲になったアメリカ女がいたような気がするが

「コレ…何？」
さっきまでとあきらかに表紙が違う。ミニ四駆でも、男の子でもない、水着を着た女が、足を思いきり開き、こちらを向いている。
「グラビア…なのかな？」
そうつぶやき、ジュンはページをめくりはじめた。
そこには、男に指を入れられている写真や、ローターで感じている女の写真ばかりだった。
「これ、エロ本ってやつ…？」
豪も男だからしょうがない、そう思う事はジュンにはできなかった。豪のスケベっ！と思いながらもどんどんページをめくってしまう。
「これが、せっくす…？」
次の写真は、男のモノを女が股を思いきり開き、入れてる物だった。
「こんなおっきいの…豪もこんなに…？」
ジュンは想像してしまった。アソコが熱くなるのをジュンは自分でも感じた。
写真の女のように、手を胸に持っていった。乳首をつんと弾くと、電流が走ったように感じ、ジュンは「あっ」と声を漏らした。
「豪が悪いんだよ…こんなの、持ってるから…」
写真のように、豪にされているように、ジュンは乳首を親指と人差し指で挟み、こねくり回した。
「あ…豪…ダメだよ…」
そう言いながらも、指はなお激しさを増す。
「あんっ気持ちいいよぉ！！」
ジュンの右手が下半身に伸び、一番感じる所を刺激した。

もう止まらない。
ジュンの女性器はこれまで感じた事もない濡れ方をしていた。
パンツまで濡れてしまい、愛液などという言葉も知らないジュンは、お漏らしをしてしまったと思った。
だが、それより、この気持ち良さの方がジュンの思考を占めていた。
「あんっ…豪ぅ、そこ、気持ち良いぃっ」
クリトリスを愛液で濡れた手で擦ると、どうしようもなく気持ち良かった。
足を写真の女のように開き、乳首とクリトリスを擦る。気持ち良過ぎる…
自慰に夢中になるジュンには、豪が部屋の前まできているのに気付かなかった。ジュンの喘ぎ声を聞き、何事かと、急いでドアを開けた。
「おいジュン！苦しそうにしてるけど大丈夫か！！」
豪の目の前にいたジュンは、苦しそうにしていたのではない、自慰をしながら、喘いでいた。
その光景に固まる豪。
「あふぅ…はぁぁんっ豪ぅ、いやぁ、見ないでぇ…あん…」
ジュンの指は止まらない。むしろ動きを増した。
「あっ！いやぁ、見ちゃいやぁっ！豪ぅっはぁっダメ…もうダメぇぇぇぇっ！！」
豪に見られているせいか、ジュンは達してしまった。豪は何もできず、それを見ているしかできなかった。

神様GJ！








小３の女の子ってセクースを知ってるのかな・・・

キタキタキタキター！！
続きｷﾎﾞｰﾝﾇ！ジュン好きだから嬉しい


リョウと絡んでたのはジョーですね

鉄狼の性教育、先の展開が全く読めない(・ω・)…

アイゼンヴォルフのはちゃんと女とｾｯｸﾙするんだろうな？
ホモネタならよそでやって欲しいのだが。

まさか！ホモじゃないですよw
マターリとお待ちを…すみませぬ。

レイは女だっけ？

>>47
男。このスレで勘違いしたらえらいことだ
他紛らわしいのはジュリオぐらい？でもネタにされないか

男だぞ

ミハエルは腰まである金髪ロン毛なのにちゃんと少年に見えるところがいい

可愛いようで男らしいとこがイイですな

どうでもいいんですが

ジョーの正式な名前は確か
ジョセフィーヌ・グットウィンだったはずなんだよ

いや、どうでもいいんですよ

そんなこてよりたまみ先生の乳がデカイ！！！

こないだカイゲンレイが新選組と今更気付いた


沖田総司に島田魁
近藤勇に井上源三郎
土方歳三に・・・

・・・レイって誰だ？

戒厳令じゃねーの？

自分もそう思った

土方ケイだったら山南敬助だったろうけど・・

あまり深く考えすぎると体こわすぞ
SSでも書いてﾏﾀｰﾘしなさい

アイゼンヴォルフの性教育は結局誰と誰がヤる内容なのだ？
誰か女キャラがミハエルに性教育を施すのか？

やるのか

>>58
違うな
作者は明らかに勘違い
ここを801板と勘違いしていたんだろう
おおかたチンポをシュミットか土屋博士にしごかせるSSでも考えてたんだろ
その証拠に続きが無い

すみません。もう少し待ってくだされ

展開は考えてありますがPCが故障してもた…
LCDいかれてるとかで修理費7万宣告orz

あぁ、はじめから女の子と絡ませるつもりでしたよ
801は苦手なので。
他の職人さんにも期待してます。とりあえずPC治すためにお金稼いできまつ…

【二人組の男が模型店で暴行】
大阪府警察は今月２日、「店内で二人の男が暴れている」との通報を受け、
星馬烈容疑者（21）と星馬豪容疑者（20）を傷害罪の現行犯で逮捕した。
調べによると、容疑者らは模型店のミニ四駆コーナーに立ち寄ると突然
「ミニ四駆はおもちゃじゃねぇ、マシンだ」などと叫び、
ピンバイスやニッパーで店員を滅多打ちにして全治４ヶ月の重傷を負わせたという。
容疑者らは「おもちゃコーナーにミニ四駆が置いてあるのが許せなかった」と供述している。

豪　ミニ四と同じ。ひたすら獣のように
　　　腰を振りまくってガンガン突く。まさに性交といった感じ。
烈　ミニ四と同じ。挿入しながら耳を舐めたり髪を撫でたりということを
　　　忘れないテクニシャンタイプ。こちらは抱くという表現が相応しい。

リョウ かなりのスーパーテクニックの持ち主
しかしかなりの早漏でその上予備タンクが無い
藤吉 半インポで滅多にたたない
ちなみにビクトリーズ唯一の経験者、筆下ろしはメイドにしてもらった
道具をよく利用するタイプ

ttp://catalpa.moo.jp/sekai/letsgo/aijo/aijo2-01.gif
ttp://catalpa.moo.jp/sekai/letsgo/aijo/aijo2-02.gif
エロくないけどこんなアンソロ見つけた

人いないなぁ

とりあいずアイゼン書き手さんの復帰に期待age

絵だったら描けるが絵はスレ違いだよな？

>>68
いや、歓迎

非エロだがとりあえず投下してみる
http://www.uplo.net/www/vip13420.jpg
ジャネットな

ｽﾏｿ直リンしてしまった
ttp://www.uplo.net/www/vip13420.jpg
反応があったらまたかきまつ

うほっ！いいおっぱい！！

素晴らしいボディラインだな。GJ!
ジャネット、マルガレーテとレッツ＆ゴー屈指の美少女が二人もいるチームなのに
バタネンは男のスカウトに躍起になっていてﾜﾗﾀ。

大暮の絵でレツゴーの漫画がよんでみたい
ぐれレツゴーかいてくれないかな

大暮とは、エアや天で有名な？

あ

確かにエアギアもレッツ＆ゴーに通じるものがあるしな

魂の篭ったマシンのモーターをバイブにしてオナッたらかなりいい気ガス

あー、大暮のレッツ＆ゴーは熱いかも

島本和彦レツゴが読みたい。
絶対熱い。ブレットがクールじゃなくなる。

>>80
何かいてる人？

>>81
アニメ店長、ほえろペン(漢字知らん)、逆境ナインなど

ガールのＣＤを手に入れたんだがこれって順位がスタッフの都合入ってる？
ってことでみんなの考えが知りたい
漏れの脳内だとこう↓

◆マシン性能ランク予想
Ａ　ドラゴンデルタ　バックブレーダー３　フェニックススティンガー　インフィニティブレイカーＺ-ZERO　　
Ｂ　ＢＳゼブラ　ネイティブサン　ホームランマンタレイＷＧＰ　フラワーバイパー
Ｃ　ホワイトナイト　クーロン　ジャミンＲＧ　マリンブレーダー

◆レーサー能力(念力)予想
Ｒ＞＞＞ジョー＝ジュリアナ＝大神マリナ＞サリマ＝ジャネット＝シナモン＝リタ
＞ミシェル＝クレモンティーヌ＝ポン＞ヴィッキー＝パティ＝マルガレータ＝マリーン
＞＞佐上ジュン＞＞三国チイコ＞新井ミナミ

>>83
おおむね同意。

なんのバックアップもなさそうなRがあそこまで強いことにされてるのは
スタッフのひいきだとは思う。
マリーンはもう１ランクあげても良くない？

Cのホワイトナイト以外のマシンはオフロード向きだから
その手のコースなら順位がかなりあがるのでは
ドラゴンデルタってオフロードどうなのかな。

>>83
マリンブレーダーはバックブレーダーの一応後継機だからあげてもいいんじゃない？
パワーブースターないからBで
>>84
Rなら高速コースで豪に勝って
テクニカルコースで烈に勝って
オフロードでバックブレーダーに勝つ

言いすぎだろうからもうちょっとレベルの低いレーサーにしてみてくれ

マリーンブレーダーはベルクカイザーを瞬殺した量産型ディオマース相手にほんのちょっとだけ善戦したから個人的にはＡでもよさそうな気もするが・・・まぁ必殺技が水ないと使えないんじゃダメか・・・。
しかしあのＣＤだとフレイムバードでパワーブースターに追いつけないんだよな・・・

>>85
Rなら高速コースでニエミネンに勝って
テクニカルコースでユーリに勝って
オフロードでネイティブサンに勝つ

まだ微妙だな。Rの強さって特殊なマシン形状と
裏レースで磨かれた反則ギリギリのかけひきの上手さってとこか？
ただ素人の自分でもRのマシンはオフロード向いてない気がするのだが。

ストレートは一応バーニア抜きでもブレイジングマックスについていけるフェニックスを軽くパスしたくらいだから本来なら敵になるやつがいない気もする。
コーナーは無印でパワー抑えた状態でＥＶＯに勝ってたくらいしか判断材料無いな・・・。

とりあえずDVD化きぼん
ミハエルに萌え&燃えたい。同人のミハエル関係はフォモばかりで嫌いだがキャラが大好きだ。

女の子も可愛いよな。マリナはエロいしジュンは可愛いし
職人さんカモン！！

同人界のミハはほとんど女にしか見えんから何か抵抗がある
ああいうキャラを男の子らしく描けるこしたせんせの技量に改めて感服。

超速スピナーVS烈＆豪
ミニ四にヨーヨーで攻撃。
ぶっ壊したらスピナーの価値耐えたらミニ四レーサーの勝ち
勝者は霧崎マイをやれる。

ﾜﾛｽ

ミハエルはアレだな、やってる最中も笑ってそうだな、余裕で。

それめっさ怖えーな・・・

ミハエルってｾｸｰｽの方も早いのかなやっぱり

ミハエル「あはっ☆セクース最高っフゥーーーーーーーー！！中出しフォーーーー！！」
ジョー「やっ…やめてぇぇーーー！ブレット！助けてぇ！」
シュミット&エーリッヒ「いいなーリーダー」

自家発電してるカルロに「ひとりでダンスしてて楽しい？」とか言うんだな＞ミハエル

ｸｿﾜﾛﾀwww
腹痛い

>>97
ﾃﾗﾜﾛｽ

「イっけー！俺のマグナム！」

この板だと結構卑猥なセリフ

>>100
「イっけー！俺のマグナム！」
「あっ・・・！？ちょっ痛い痛い痛い！！」

ジュンが好きだ

ﾚｼｺﾞのオフィシャルカップリングって
ジョー→リョウとサバンナ→沖田とチイコ→烈ぐらいか？
一方通行ばっかだな

豪ジュン きぼん

エッジ→ジュンもあったような

自分はサバンナのコーチハーレム希望

R姉ちゃん×J希望

Ｊたんの逆レイプがいいな。

ミハエル様がジャネットとかに襲われて逆に食っちゃうの希望

シュミット×女体化ミハエル希望

女体化は勘弁してくれ

ハイパーヒートやった奴いる？
これの各章ごとについてくるおまけシナリオみたいなの(フルボイスの)って
出てくる条件とかあんの？全部できない

ハイパーヒート持ってるけどどうだったか忘れた

とりあえず一位になってたらいいんじゃなかったっけ
適当にやってたからなぁ…ハイパーヒートのあとにでたやつ、ミハエル分補給できる？

>>112
エターナルウイングのこと？
ビクトリーズ全員と各チームリーダー、ＭＡＸの主役兄弟、マリナは個別にシナリオある。
特にミハエルはおまけシナリオ２（ミハエルＶＳシュミット＆エーリッヒ）と、
？？？（レースなし、ゲームの裏側事情）にも出てるから、
ある意味一番目立ってるかもしれん。
ハイパーヒートと違ってフルボイスで喋り捲るのでこっちのがお勧め。

何故か世間での評価はハイパーヒートの方が高いみたいだが…。
あれは面白いの問題以前に操作性と快適度に大いに問題があったからなあ…
一周だけやってやめちった
男→女→男→女で計４回クリアするとビクトリーズメンバーがプレイヤーキャラで使えるらしいけど
正直根気が持ちそうにない。エンディングもマルチらしいけど、全部見るとか無理。
長くて回数も多いロードとキーレスポンスが少しでも改善できる方法があればいいのにな

ありがとう！エタウィン買おうかなー。マリナも好きだし…
ｼﾞｭﾝ出るのかな。フルボイスは魅力やね

>>114
ネタバレになるが、ジュンとミナミは全キャラクター及び全マシンクリア後、
出てくる勝ち抜きモードで一定のところまでクリアすれば
プレイヤーキャラで使えるようになるぞ。
…俺はまだ、10人しかクリアしてないからそこまで行ってないが。

一人当たり１時間前後でクリアできると思うんで頑張ってみ。
ニエミネﾝでブレットやカルロ、豪を倒す時とか、
ミハエルを烈矢で倒す時とか、結構抵抗あると思うけどな。

スレ違いなので今度からはゲーム話はこのあたりで
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1118331802/l50
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1117611298/l50

ジョーとタカバさんは肉体関係まで発展したのかね
その過程に激しく萌へ

>>115
それってデマじゃなかったっけ？

カルロとマリナのけなし合いはある意味小学生ぽかったな・・・

流れ無視してらくがき投下してみる↓マリナ
ttp://www.hakusi.com/up/src/up0789.jpg
えろい小説まってます

>118たんの絵が携帯ゆえ見られないくやしさ

>116
その前にブレットが手をだしてますよ

ロリロリなジュンたんは挿入させたら可哀相かな？

ジュンだと無理そうだが
一個上なだけのWGPに出てたレーサーだと問題なさそうなのが不思議

エロ本読んでミハたんが
「あ〜なんかムラムラしてきちゃった
シュミット、エーリッヒ、適当に女の子連れてきてよ
あ、もちろん可愛くないと嫌だからね」
とか半日常的にぬかしてたらどうする

>121
ちょっと待って
それに近いような話を今書いてたとこなんだが…！！

>>122
マジでか
心から投下まってますﾍﾟｺﾘ

しかしジャネとマルはかわいいな

豪樹×マリナは需要どうだろう。

大アリです！！烈マリもいいっ！

ミハエルの話、今書いてますので少しお待ちくだされ〜
それにしても小4で精通ってあるの…？女なんでちょっとその辺ワカラン。

明後日当たりにブレット×襲い受けジョー投下しまする。
ブレットはいじりがいがあって書くのが面白いことに気付いてしまった

>>125
外国人だしなによりミハエル様だからあると信じる

北欧女子２人とドイツの例の２人のカプが同人界であたりまえだったことを知ってちょっとびびった

北欧女子は北欧リーダーともそれぞれカプ見たことあるな。

>>125
「烈マリ」って略すと烈君と間違えるぞ
俺だけですか、そうですか…orz

あえて豪樹×ミナミの需要を聞いてみよう。どうなの？
やっぱ多数派は豪樹×マリナなの？

豪樹×マリナ派
てか最終回の「マリナ」呼びは反則級に萌えた。

でもエロパロはなんでもщ(ﾟДﾟщ)ｶﾓｫｫｫﾝ

>>130
ﾉｼ

>>129
ミナミは最終的に女将さん的立場になっちゃった感じがするのよね。

しかし書いてくれる人がいればщ(ﾟДﾟщ)ｶﾓｫｫｫﾝ

今からブレット×ジョー投下します。
ジョーが襲ってるので、駄目な方は「ボーダーライン」をNGワード登録して下さい。

　舌先に走った慣れない苦味に、ブレットは、自分がコーヒー豆の分量を間違えたことに気付いた。
　起床後、ブレットが真っ先にすることは、洗顔でもシャワーでもなく、
コーヒーをブラックで一杯淹れることだった。
これは大学入学当時からの癖で、卒業してから７年経った今でもそれは変わっていない。
　確認するようにもう一度舌に乗せる。目が覚めてきたせいか、
先程よりも強くそれは感じられて、自業自得とはいえうんざりした。
元々朝は濃い目にしているのだが、今日のこれは行き過ぎだ。
色を見てみると、インクを零したかのように黒い。
　見なかったことにして、ブレットはそれを一気に飲み干した。

　シャワールームの前にあるブラインドのついた窓を開けると、暖かな光が部屋に飛び込んできた。
太陽の位置を見ると、どうやらモーニングには遅い時間なようだ。伸びをすると、自然と欠伸が漏れた。
眠気が本格的に脳に来る前に、さっさと服を脱ぐ。昨日から着たままだったワイシャツは、見事に縒れ、
型崩れを起こしていた。
　今日はオフということもあり、十分に睡眠をとったつもりではあったが、
それも、ここ三日分まとめての時間ということを考慮するとあまりにも少ない。
再来月にある、宇宙飛行士としてのファーストミッションに向けての準備に、
時間と体力をとられ過ぎていた。
　そう、史上最年少宇宙飛行士として。

　IQ二百の天才少年。MIT首席卒業。一八歳の史上最年少パイロット。
　それだけで世間の注目を集めるには十分だった。
　ほぼ毎日のように付きまとうリポーター達に、テンプレートに描いたような質問を繰り返され、
こちらもそれに相応しい型通りの返事をする。そんなありふれた回答でも、一般人が口にするのと、
ブレットのような人間が口にするのでは重みが違うらしく、終日、
まるで政治家のお偉方か何かのように扱われ、オウムのように繰り返し同じような台詞を吐く自分の姿が、
テレビに映るのは不愉快だった。
　シャワーの水量を最大にし、乱暴に頭からかける。
そうすることで、負の感情が全て、流れ落ちてパイプの向こうに消えてしまえばいいと思った。

　自分が、他人より遥かに潜在能力的に優れていることは自覚していた。
だが、それはあくまでも先天的なものであって、自分自身の努力の結果ではない。
正直、自分が人並み外れた知能指数の持ち主でなかったら、初フライトはもう三年遅れていたことだろう。
それでも『史上最年少』という大変名誉で迷惑な前置詞は付けられたことだろうが、
少なくともここまでひどくはならなかったはずだ。
　努力を認めて欲しい訳ではない。ただ、自分ひとりでここまで上がってこれたのだと
勘違いされるのは腹立たしいにも程がある。
　彼らと一緒でなかったら、ここまで早く上がって来ることは出来なかっただろう。
　ブレットは脳裏に四つの顔を思い浮かべた。もう、三ヶ月近く顔を見ていない、愛する仲間達。
大学卒業後にプロジェクトに参加し、その際にチームとして組むことになってからずっと、五人で前に進んできた。
今では、家族より過ごした時間の長いことも手伝ってか、第二の家族と感じてさえいた。
　行く時は五人一緒だ。
　そう口にした張本人が、誰よりも先にシャトルに乗り込もうとしている。
　
　ふと、自分がシャワーの蛇口に手をかけたままの体制で固まっていることに気付く。
水は止まり、髪は半分乾きかけていた。
　ブレットは溜息をついた。

　感傷に浸るなどと、らしくもない。やはり自分は疲れているらしい。
体を拭くのもそこそこにバスローブを羽織り、ソファーに倒れこんで目を閉じた。
階下から聞こえてくる話し声が、生渇きの髪の冷たさが、微かに部屋に残るコーヒーの香りが、程なくして意識の淵に沈んでいった。



　視界が赤く彩られているのは、ゴーグルを着けているからだ。
　スタートラインから見渡せる広大なコースは、いつだって広大な空の下にある。
特に今日は快晴だ、最高のレース日和だろう。
　右手をボディに添え、空いた左手でシャーシ裏のスイッチをオンにする。
心地よい音を立てて、それは動き出した。
　当てた右手から伝わってくる、マシンの鼓動、熱。
　シグナルが赤く点灯する。
　何故だろう。間違いなくそれはそこにあるものなのに、今の自分には届かない。
　――届かない？　何故？
　シグナルが青へと変わりファイターが声を張り上げたのと同時に、手元からバックブレーダー１を離す。
すぐにそれは、他のマシンを引き離し、カーブを超えていった。
　自機の後方遥か遠くには、引き摺られるように走る四台のマシン。
どこのチームのマシンだろうと思い、後ろを振り返った瞬間、信じられない光景にブレットは目を見開いた。
　自機から遠く離れて、半周遅れになっているマシンは全て、他チームのマシンではなく、
他でもないNAアストロレンジャーズのバックブレーダーだった。
　エッジが、ジョーが、ミラーが、ハマーDが、必死にバックブレーダー１を追う。
しかし、何周目に入ろうと、差が縮まる気配はなく、逆に離され続けている。
　あまりに非現実的な光景であるのに、奇妙な既視感があって、それが嫌気に拍手をかけた。
　バックブレーダー１のモーター音が変わる。
命令も、カウントダウンすらもなく、一瞬にして加速し、ゴールラインへと頭を捻りこむ。また、周回を重ねる。
　「もういい、やめろ……止まれ！　……止まってくれ、バックブレーダー！」
　澄み渡った空の下、自分の声と、一台のマシンの走る音だけが響いていく。
　数分前のモーターの鼓動と熱が、まだ指に残っている。それで確信できた。
　これは夢だ。

　
指先にぬくもりを感じ、ブレットはそっと瞳を開けた。
焦点の合わない視界に広がるのは、赤ではなく、柔らかな金。
「大丈夫？」
　額の上辺りから懐かしい声が降ってきた。
　目を大きく開けると、今度はもっと懐かしい顔がそこにあって、さらに目を見開く。
　心配そうにこちらを覗き込む瑠璃色の瞳。
背中まで届く、長い金髪は、まとめずにそのまま重力に任せている。
　この姿は、つい先刻思い浮かべたものだ。
「ジョー……」
　掠れた声でその名を呼ぶと、胸が急に熱くなった。
「よかった、辛そうな顔してたから具合でも悪いのかと思ったわ」
　ジョーが両手を胸にあて、ほっとした、というポーズをとる。
それと同時に指先から熱が引いたので、起きるまでの間、ジョーが握っていてくれたのだとようやく気付く。
「何か飲む？　コーヒーじゃなくて、ホットミルクでも作る？」
「いや、いい。喉が渇いた」
　焦がれた顔が、すぐそこにある。
「言ってる事がちょっと無茶よ。水でいいならすぐ持ってくるわ」
「いい。喉は渇いているが、必要ない」
「どこの駄々っ子なの」
　ジョーはそう言って笑った。それだけでもう抑えが利かなかった。
　ブレットはソファーに倒れたまま、ジョーを力任せに引き寄せて、噛み付くように抱きついた。
「ちょ、ちょっと、ブレット！？」
「……すまない、少しだけだ」
　首に腕を回し、肩に顔を埋めるようにして目を伏せる。
ジョーの体が、バスローブの上からでも泣きたくなるほど温かかった。
　突然のことに、さすがのジョーも一瞬抵抗を見せたが、すぐにそれも消え、ブレットの頭を包むように手を回した。

　しばらくそうやっていた後、ブレットの方から腕を解いた。
「……いきなり、悪かった。久しぶりだったから」
　言い訳のように呟いた。我ながら、謝っているのか弁解しているのか判らない。
「……いいけど、今度からは一言前置きしてからにして。私にだって心の準備くらいあるんだから」
「すまない、寝ぼけてるんだ」
「……疲れてるんでしょ？　眠かったら寝てていいわよ」
　迷わず首を横に振った。
「せっかくジョーが来てくれたんだ、勿体無い」
「私は……その、これ届けに来ただけだから」
　小さめのバスケットを差し出される。蓋を開けると中からこんがりと焼けたパイが顔を出した。
形が少々いびつなところから見ると、ジョーの手作りだろう。
「今月誕生日だったでしょう。会えなかったから、その代わり」
「ありがとう。わざわざ悪いな」
　夕食を作る気にも外食する気にもなれそうになかったので、ありがたい差し入れだ。
　そこで、ふと疑問に思い当たる。
「そういえば、何でお前、オレのオフを知っているんだ」
　ここのところずっと訓練所に缶詰状態だったので、普段のような決まった休みは取れていなかった。
にも関わらず、ジョーは今日ここに居る。彼女の性格から考えて、偶然ということは考え難い。
「あなたのクルーに聞いたの」
　ジョーは何でもないことのようにさらりと口を開いた。
「……そうか」
　『クルー』という単語が出ただけで、また胸が掻き毟られる。視線が自然と脇にそれた。

「再来月のミッション、補給フライトなんですってね。船長もいい人だし、絶対、いいフライトになるわ」
「当然だ」
「約束、守らなかった」
　息が止まった。
　思わずジョーを見てしまう。そこには、いつもの勝気はなかった。
「一緒に行けなくてごめんなさい」
　見ると、ジョーの肩が震えている。
　てっきり、責められると思っていただけに、不意打ちだった。
「それはオレの……」
「違うわ！」
　ジョーが強く首を振った。
「約束したのに、皆で行くって……約束破ったのはブレットじゃない、私たちの方なのよ。
あなたが気に病むことなんて何もない」
　心臓が止まるかと思った。女という生き物の恐ろしさを目の当たりにした気がした。
どうしてこうも、何も言わなくとも判るのだろう。
「エッジも、ミラーもハマーも……。もちろん私も、あなたのファーストミッションを本当に喜んでる。
確かに私達はずっと一緒にやってきたけど、それもいつまでもって訳にはいかないってこと位、私にだって判るわ」
「……守れない約束はしないってのが、オレの身上だったんだがな」
「そんなのシャトルの外から捨ててらっしゃい」
「彗星になって地球に落ちてきたら、災難だな」
「そしたら私が見つけてあげる。学会に申請して、私の名前付けてもらうの」
「……相変わらずだな、ジョー。何も変わってない」
「嘘ばっかり」
「よく判ったな。嘘だ」
　ブレットは、ふくれっ面になったジョーの、目を見ながら笑った。
「前にあったときよりずっと綺麗になった」

　途端に、ジョーの目が丸くなった。ついでに眉が八の字に動き、顔色が目に見えて変わっていく。
　てっきり反論されると思っていただけにブレットは面食らった。
「……な、な……なっ」
　ジョーはといえば、怒りとも取れるほど押し殺した声を漏らして口をぱくぱくとさせている。
彼女のその目に鋭さがない。――というより、まさか。
「……まさか、お前」
「泣いてなんかないわよ馬鹿ッ！！」
　鼻声で怒鳴り返された。見ると、やはり目が酷く熱っぽく潤んでいる。
　まずい、とブレットは直感した。
こうなった女性はまず並大抵のことじゃ収まりがつかないことは、この一八年間で身に染みていた。
「……ジョー」
「何よっ」
「……まだオレはどうやら寝ぼけてるみたいだ。変なこと言ってすまなかった」
　言った直後、地雷を踏んだと思った。
「……ふざけてるの？」
　今度は予想通り、ジョーの声色が、これ以上ない位に下がった。
　ブレットは今日今まで自分の行動全てを心底恨んだ。
きっと朝に不味いコーヒーを飲んだ時から、今日の運命は決められていたに違いない。
　ジョーの顔がずいっと近付く。一つ下の少女に迫られて、ブレットはソファーの背に張り付いた。
「ほんっと、最低の男ね！　私が今日、どんな思いで来たのかなんてこれーっぽっちも判ってないんでしょどうせ！
　いつもそうよ、もう10年近く前からずっとあなたはそう……昔っから、ずっとそうだったじゃない……」
　頬に熱い水が落ちた。

「ジョー……」
「あなただって馬鹿じゃない。気付いてたんでしょ？　ずっと気付いてないフリしてただけなんだよね？」
「何のことだ」
　嫌な予感がした。こういう口調で女性が話すときなんてのは相場が決まっている。
　だが、そうでないと信じたかった。
今まで何人かの女性を知ってきたし、来るもの拒まず去るもの追わずの精神でいたブレットだったが、
アストロレンジャーズの仲間である、この少女とは、絶対に一線は越えたくなかった。
　子供じみた幼い感情ではあるが、『仲間』でいられなくなるのは、どうしても嫌だった。
「いつだって私が見てたのは一人だけ。服を選ぶ時も、寝る前に思い出すのも……パイを作るときだって、全部」
「やめろ、それ以上言わなくていい。オレは」
「女を甘くみないで」
「……お前は、勘違いしてるんだ。お前が欲しいのは……ッ」
　言い終わらないうちに滑る様な感覚が唇の上を襲った。背筋が凍り、心がすっと冷える。
「私が好きなのはブレットよ」
　唇を離し、ジョーは泣き顔のまま薄く笑った。
　その言葉を聞いた瞬間、今まで必死に守ってきたものが崩れていくのが判った。
　ブレットは、生まれて初めて、絶望というものを知った気がした。

ｽﾏｿ。次回投稿からエロ入ります。
エロ書いた分のファイルが行方不明なんで探してきますﾉｼ
深夜には投稿できるかと

何か暗い話でゴメス

ほ、本格的なのキター！！
文章うまいなぁ…。ほんとにアスレン未来編ってかんじ。期待してまつ！

乙です！
続きお待ちしとります〜！

遅くなりますた。続き投下します。
なんか間違ってファイル上書きしてたみたいで全部書き直ししたら
ところどころおかしくなっちまいましたが、見つけたらほくそえんでやって下さい。
タイトルは変わってません。

　ブレットが呆然としていると、ブレットのバスローブに手をかけた。
　意図することが判り、本格的に恐怖が走る。
「……やめろ、ジョー」
　ジョーの手を退けようと手を伸ばすが、そこにあったクッションで防がれる。
　そのまま、しゅるりとローブを剥がされた。
カーテン越しでも明るい昼の光に照らされて、鍛えられた己の体が浮かび上がる。
「ジョー！」
　自分でも情けないほど悲鳴じみた声が出た。
　ジョーはそれを無視して、迷うことなくブレットの下腹部にあるそれを握りこむ。
「……ッ！」
　途端に這い上がる、幾多の虫のような寒気。咄嗟に払おうとして手を振り上げる。
「！」
　だが、もっと信じられない感覚がブレットの下腹部を襲い、中断せざるを得なくなる。
視線を下へずらした瞬間、耐え切れないほどの失望感が再び這い上がってきた。
　ジョーが、自分のものを咥えていた。
　ぎこちなく舌を使って、下から上へと、丁寧に舐められる。
空いた片手は、自分で服を脱ぐ為に動かしているようだった。
　ブレットのそれが固くなり始めるころには、ジョーも一糸纏わぬ姿になっていた。
　時折こちらを見ながら、ぴちゃぴちゃとわざと音を立てて――おそらくわざとだろう、ジョーは続けた。

「いいじゃない、ブレットはどうせ初めてじゃないんでしょう？」
「そういう問題じゃない……!!」
「だったら、目でも瞑って今のカノジョのことでも思い浮かべてなさい。すぐに終わるから」
「頼む、やめてくれ！」
「よく言うわね」
「ッ……」
　ふいに先割れをなぞりあげられた。思わず身を固くする。
「ブレットもやっぱり男よね。好きでもない女に触られただけでこんななっちゃうんだもの。
いいじゃない、悪い思いはさせないわ」
「……ジョー、やめてくれ……オレは、こんな……ッ」
　こんなことなんて望んでいない。
　今までどおり、仲間として一緒に歩いていきたい。
「ブレット、ほんとうに好き。愛してるの……」
　ジョーが、固くこわばり、はちきれそうになった自身に歯を立てた。
「――ッ……!!」
　薄暗い視界の中、白い液がジョーの顔に貼りつくのと、それを飲み干す音だけがやたらリアルに聞こえた。

　別に、ブレットのプライドを傷つけようとした訳ではない。
結果としてはそうなってしまうだろうが、どちらかというと、これはただの征服願望だ。
　誰かの心を自分で満たしてしまいたい、なんてのは恋愛において最も大きな理由だが、
ようするにそれは征服欲の塊なのである。
　今、自分がしていることに良心が痛まないでもなかったが、こうでもしない限り、
ブレットのような人種はそういう対象に自分を見てくれることはない、とジョーは思っていた。
　一度そういう関係になってしまえば、嫌でも自分を見るたびに思い出すだろう。それが、非合意の上でのことなら尚更。
　ブレットのそれを、再び舐めあげる。今度は先端ばかりを執拗に。
　ブレットは抵抗しない。抵抗すればジョーが傷つくだろうし、
また怪我をさせることになるとでも思っているのだろうか。
「さっき出したばかりなのに、もうこんなになってるの？　溜まってたんじゃない」
「……」
　汚い言葉で煽っても、ブレットの表情は変わらない。――ずっと、どこか生気を失ったままだ。
　それは、ジョーの秘部にブレットのものをあてがう時になっても、変わらなかった。
ブレットだけ遠い時間で動いているように、反応がなかった。
　ブレットに乗り、そのまま腰を落とす。
「あ……ぐっ……！」
　さすがに痛かった。破瓜は出産の次に痛いとは聞いていたが、まさかこれほどとは思わなかった。
きっと血が出ているに違いない。それでも殆ど声を上げずにすんだのは、日ごろの厳しい訓練の成果だろう。
　痛みをこらえて腰をゆっくり動かす。すでにびっしょりと濡れそぼったそこは、
ブレットのそれを柔らかく包み、締め上げる。

「やめっ……」
　ようやく声を出して抵抗をしてきたが、声にも、体にも力が感じられない。
　腰を緩く振ると、痛みに混じってではあったが、徐々に信じられないくらいの快感が襲ってくる。
その度に、ブレットのものも固さを増し、ジョーの中を抉る。
「どうしよう……気持ちいい……」
　自慰行為などとは比べ物にならなかった。愛する男の熱いものに、
自分の最もデリケートな部分を晒して、貫かれて、突かれて、感じないはずなどない。
「……んっ、どうしよう……ここ、溶けちゃいそう……」
　ブレットに見えるように、そっと自分の秘部をめくりあげる。ぬらぬらと光るそこには、
しっかりとブレットのものが咥え込まれていた。
　ブレットが辛そうに目を伏せたのを見て、ジョーは笑う。構わずに腰をピストン運動させた。
「――ぅ……!!」
　途端にブレットが自分の口を手で押さえる。まるで女が、男にされている時にするように。
「……駄目よブレット。私だけ、声出してるなんてずるい……」
　そう言ってブレットの手を除けようとしてみるが、予想外の強さに指一本さえも動かせない。
こんなとこに力をかけるくらいなら、いっそ突き放した方が早くて、楽だろうに。
　何となくつまらなくなって、揺さぶりに強さを増してみる。
「……く……っ」
　水っぽい音に混じって、ブレットの押し殺したような呻き声が聞こえる。
酷く汗を掻き、目元は赤く染まっていた。
　どんなに口では嫌がっていても、体は正直だ――とは、よくポルノ小説の台詞にあるものだが、
全くその通りらしい。ただし、大抵の場合、立場は逆だが。

「ふああぁっ！　ああっ！　イイのぉ……ッ！　ブレットぉっ！」
　じゅぷじゅぷと音を立てるのにも構わず、自分を追い詰めるように休まず腰を振る。
パンパンという淫らな音が、思考回路の麻痺に拍車をかけた。
　動く度に、せりあがる快感と征服欲。
「ああ、すごい……すごいのぉっ……」
　結合部から透明な蜜を絶え間なく流しながら、自分達の痴態に酔う。
　こうしてみっともないところを見せるのも、あなただけ。
　こうして熱くなるあなたを見られるのも、今だけは私だけ。
　今だけはあなたは私のもの。
　こうして繋がってるのは、私なの。
「ひぁ……んっ、やあっ……ああっ……」
　豊かな胸がブルンブルンと揺れ、髪がバサバサと舞う。ジョーのそこからはとめどなく蜜が流れ、
ブレットの足までもを濡らしていた。
　自分でも、中の収縮が激しくなってきているのが判る。息が苦しい。
限界は、すぐそこに来ている。
「ブレット……わ、私、もう……ッ」
　それでも止まらなかった。脳髄をすり合わせたような刺激にひたすら酔い、狂気にも似た感覚に身を任せる。
視界は涙でぐちゃぐちゃだ。そんなこともうどうでもよかった。
「あああ――――ぁッ!!」
　歓喜に満ちた声が上がり、ジョーの体が弓なりに跳ね、ビクビクと大きく震えた。
　同時に、ジョーの体に、明らかに快楽とは違う衝撃が走った。
「……え？」
　その正体を知った瞬間、ジョーは意識を手放していた。

　ジョーが体を反らせた瞬間、ブレットも限界に達しかけていた。
だが、絶対にそうなる訳にはいかなかった。射精してしまったら、それこそ本当に終わりになる。
　それだけは、絶対に――！
　ブレットは最後の力を振り絞り、両の手で、達したばかりで脱力しているジョーをめいっぱい突き飛ばした。
　ジョーの体が、壁に当たった音が聞こえたのと同時に、ブレットのそれも達し、
ビュクビュクと粘り気のある白濁液を、自らの腹に飛ばす。
いくらかは受け止めきれずに、床にぱたぱたと落ちた。
　視界がぼやけて、喉が苦しく、頬が熱い。
　目を覆うように手を当てて、ブレットは、自分が泣いていることに気付いた。


　壁に当たる前から気絶していたのか、壁に当たったことで気絶したのかは定かではないが、
ジョーは壁にもたれてぐったりとしていた。
　このまま、彼女を放って置く訳にもいかない。自分のことはそこそこにし、
先ほど脱がされたバスローブを羽織り直すと、傍にあったバスタオルで、裸のままのジョーの体を拭く。
首、背中、腹部、足。繋がっていた箇所も酷いことになっていたが、さすがにそこは周りを拭うだけに留めた。
そのまま、脱ぎ散らかされた服を掻き集め、着せていく。
女性用の服というのは、脱がせるのは簡単だが、着せるのには時間がかかる代物らしい。
こんな面倒なものを、毎日着続けている世の女性に小さく敬礼をしたくなった。
　着せ終わると、自分も服を着る。ジョーを抱きかかえて、部屋を出た。
　女子寮の場所は覚えていた。ジョーの部屋も。

　自室に帰ると、部屋の端にあるものに気付いた。
　小さなバスケット。中にパイの入った。
　既にカットはされていたので、フォークも使わずにそのまま口へ運ぶ。
手作りならではの、自然な甘さが広がった。
　ブレットの誕生日は六月二日だ。それから今日までの間にオフは三度あった。
にもかかわらず、ジョーは敢えて今日やってきた。
クルーに聞いたのなら、かなり正確な日にちと時間まで判っていた筈だ。なのに、何故。
　一切れを食べきった所で、ふとカレンダーを見る。あれからもう一六日も経っている。
　もう一切れ手を伸ばそうとして、パイとは別に、バスケットの底にあるものに目を見開いた。
　瞬時に、ブレットは、ジョーの来訪の本当の目的を悟った。
　再びブレットが行動を起こすまで、時間はそう掛からなかった。

　目が覚めると、そこは見慣れた自室だった。
　出掛けた時のままの姿でベッドに横たわっていたから、
一瞬、自分は部屋を出る前に寝てしまったのかとさえ思った。
　ベッドから降りようとして、違和感に気付く。少し、腰が痛い。
　やはり夢ではなかったのだ。
　頭に血が上っていたからといって、あんなことをしてしまうなんて。
　ジョーは泣きたい気持ちを堪えてうずくまった。
　ブレットのことが本当に好きだった。
でも、それを言う何の切欠もなしに口にする勇気もなかった。
　でも、もしかしたら。何かの記念日にかこつけてなら、言えるかもしれない。
　そう思って、ブレットのオフを彼のクルーから聞きだし、それを知ったときには心底嬉しくなった。
　数日あるオフのうち、一日が自分の誕生日と重なっていたのだから。
　久しぶりに料理をした。母に教わった、スイートパイ。一つ一つの行程、全てが幸せだった。
　これを食べてもらって、おいしいと言ってくれたら。全部食べてくれた時に、
その下にあるメッセージの意味に気付いたなら。その時は、きっと私も勇気が出るかもしれない。
本当のことを言えるに違いない。
　そうでなくとも、せめて一言、『おめでとう』と言ってもらえたなら。
　パイの受け皿の下には、一筆のメモを忍ばせた。
『I want to be with you.』
　―― あなたと一緒にいたい。

　だから、悲しかったのだ。
「前よりずっと綺麗になった」
　そう口にしたブレットの顔は、いつものからかうそれと、同じものだったからだ。
その上、「寝ぼけてた」などと言うなんて。悪い冗談にも程がある。
　あの瞬間、この恋は実らないと思った。ここにいる以上、仲間以上に、ブレットはジョーのことを見てくれない。
　だったら無理やりにでも、こちらに顔を向けさせるしかない。
　そう思ってしたことは、取り返しがつかないものだった。
　最後の砦を壊したのは他でもない、自分だ。ブレットが守ろうとしていたものを壊したのは自分なのだ。
　行動の重さに、きつく胸が締め付けられた。

　リビングに出た。窓から注ぐ夕焼けが目に染みる。
　テーブルの上に、見慣れたバスケットが置いてあった。
　ああ、やはり出かけてなどいなかったんだ、と思いなおし、バスケットを開き、ぎょっとする。
パイは入っていなかった。
　代わりに、中から覗いていたのは、一筆の手紙。
　几帳面な文字でこう書いてあった。
『Us too.』
　気づいたら、声を上げて泣いていた。

　ずっと一緒に居られたらいい。でもそれは、ジョーだけに対しての言葉ではない。
　アストロレンジャーズの皆と、これからもずっと、孫の代までも愛し合い続けて生きたい。
それが心からの望みだった。
　自分達が求め合っていたものは愛情ではない、確かな信頼と、限りない友情。
　だから、ジョーの想いを受け入れる訳にはいかなかった。一線を、越えてしまいたくはなかったのだ。
　男女の縺れはいつだって醜い。そんな汚いもので、今まで培ってきたこの信頼を壊されたくなかった。
　壊されたと思った。心の底から絶望した。
　その後、ジョーのメモを目にするまでは。
――簡単なことだった。ジョーも同じだったのだ。
ただ、方法を誤ってしまっただけだったのだ。
　なら、やり直すことはいくらだって出来る。
『Us too.』
　――オレ「達」もだ。
　その思いを必死にこめて、字を綴った。


　ジョーの部屋に再び行き、まだ眠っていることを確認してからそっとバスケットを返す。
そのまま、他の誰かに見つからないうちに部屋に戻り、今度はソファーでなくベッドに入った。
　忘れることは無理でも、せめてもう少し大人になれたなら。
そんなこともあったなと、笑って話せるようになれたなら。
　そう願って、瞳を閉じた。　

　視界が鮮やかに澄み渡って見えるのは、ゴーグルを外しているからだ。
　スタートラインから見渡せる広大なコースは、いつだって広大な空の下にある。
特に今日は快晴だ、絶好のレース日和だろう。
　右手をボディに添え、空いた左手でシャーシ裏のスイッチをオンにする。心地よい音を立てて、それは動き出した。
　当てた右手から伝わってくる、マシンの鼓動、熱。
　シグナルが赤く点灯し、青へと変わる。ファイターが声を張り上げたのと同時に、手元からバックブレーダー１を離す。
すぐにそれは、なだらかなラインを描き、カーブを超えていった。
　トップはもらった、そう思ってふり向くと、凄まじいスピードで追い上げてくるマシンがあった。
　バックブレーダー３だ。
　いや、３だけでない。エッジが、ミラーが、ハマーDが、そしてジョーが、真っ直ぐに前だけを見つめて、走りこんでくる。
　驚いた後、思わず笑みが零れた。
　――いいぜ、来いよ。お前たちはそんな後ろで這い蹲ってるようなタマじゃないだろう？
　数分前のモーターの鼓動と熱が、まだ指に残っている。胸が熱く燃える。
　もうすぐあいつらがやってくる。
　思えば、自分は『行く時は五人一緒だ』とは言ったが、何も『初フライトは』とは言っていない。
つまり、あいつらがここまでさえ来れば、約束は守られるのだ。
　さあ、食らいついてこい。オレの元へ来い。いっそ超えてみせろ。
　そして、一緒に行こう。
「Countdown,start...3,2,1」
　ゆっくりと口を開け、腹の底からめいいっぱい叫ぶ。
『Go!　BuckBlader!!』
　五人の掛け声が唱和した。待ってましたと言わんばかりに五台のマシンが一気に加速し、コースを突き破り、空へと派手に飛んでいく。
　勿論、そんなことはあるはずがない。
　いいのだ、これは夢の中なのだから。何があったっていいだろう。
　ブレットは目を細め、空を仰ぎ見た。

　空には、『夢』という名のコースを走っている五台のマシンがあった。

おしまいです。長くてｽﾏｿ。
久しぶりにエロパロなんて書いた全然エロじゃなくて申し訳ない。
また機会があれば何か書きたいと思います。ジョーたんﾊｱﾊｱ

か、神すぎるよ…！エロパロで泣いたなんて初めてだ。
ほんとにほんとに感動した。
ジョーの攻めに興奮しつつも、せつなくて、もう泣きながらハアハアしてました。


ところでもしかしてサイト持ちさんですか？
違ってたら悪いんですが、神のような文体のレツゴSSを目にしたことある気が…。
とにかくほんとに最高でした！！アストロ大好きだ…。ジョー×ブレ初めて見たので新鮮だった。

>>156
乙！
良かったです〜！

>>156
萌えた！！
あなた最高です！！つか、マジ上手い。神！
心理描写萌えを目指す自分にとって目指したい領域だな、こりゃ。

>>129-131
自分は烈矢×マリナ派。
理由は…MAXとの初めての邂逅が草薙兄弟と烈矢＆マリナとの
タッグバトル回だったということで察してくれ…たった一回にして
このｶﾌﾟが脳裏に焼き付いちまいましたよ、否応無く。
もちろん全話見た今は豪樹×マリナも萌えだけど。

ブレジョーと言い張りたいけどジョーブレなボーダーライン書いた人です。

>>157
嬉しいこといってくれるじゃないの
泣いたとかﾜﾛﾀとか言って貰えるのは最高の褒め言葉です。
サイトは持ってないです。数日中に作ってみようかなと思ってます。

>>158
ありがたいお言葉ありがたいです

>>159
ありがとうー、やったぜ、ありがとうー！
ちなみに拙者も烈矢マリナ派です

初めてエロSS書いて初めて感想なんて貰えたので嬉しくて全ﾚｽしちまいました。
ウザーと思った方ごめんなさい。
またネタが出来た頃に何か書きに来させて頂きます。
他の職人さんもщ(ﾟДﾟщ)ｶﾓｫｫｫﾝ щ(ﾟДﾟщ)ｶﾓｫｫｫﾝ щ(ﾟДﾟщ)ｶﾓｫｫｫ――ﾝ!!

>156
すごく感動しました…泣けるぜ。切なくて良い！米チーム好きだったので尚よかった！
次回作も楽しみにしてます！

157ですが神よ次回作に期待しまくってます。


誰も考えなかったであろうミハエル×ジュンきぼん！
ハイパーヒートで萌えた

>>160
サイト完成したらヒントだけでもｷﾎﾞﾝ

http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1117873875/l50
虹版で発見

>>163
いやいやいやいや！藻舞落ち着け
こんなとこで晒すのは自殺行為だろ

ネ申SSあげ

この間久しぶりに見たら、左京×マリナが読みたくなった。
ボルゾイオープン辺りが(確か)エロかった。

双子モノはないの？

ポンとリーチか

ミハエルたんｷﾎﾞﾝ

この前ミハたん書いてる香具師いなかったっけ？
投下まってるからおいで〜

ミハエルを猫可愛がりしたい

ミハジョーｷﾎﾞﾝ

ミハエルもの書いてる奴です ﾉｼ
神SSの後なんで尻込みしてるが、完成したら投下させてもらいます。

ミハエル待ちはりはり
ttp://osiire.x0.com/uploader/src/up1863.jpg
板違い注意

乙。

久しぶりにええもん見たんであげておきますね

男らしいミハエル様ｷﾎﾞﾝﾇ

ちょっおまっっIＤウィークリージャンプ

ミハエル人気あんなあ・・・ミハエルにしゃぶってもらいたいぜ

ミハエルはどっちかというと膝枕とかして欲しいタイプ

エリがミハを激しくやっちゃうＳＳがあるサイトがなくなってた・・・
OTL

801話はやめようぜ


ジムシナ希望

>>183
すまん、けどミハは女と絡んだとこまったくないからさ・・・

ここはｴﾛﾊﾟﾛだからな。801話は該当ｽﾚで。
絡む相手がいなけりゃ作ればいい。それが　職　人

ジュンとはちょこっと絡み？あるよね（ｹﾞｰﾑとか）
こどもの日レースってミハたんまだ来てないんだっけ？

あの頃はまだ２軍じゃなかったか。
それよりもドイツ出てたっけ。イタリアは欠席してたよね確か。

こどもの日レースはブレジョーに禿げ萌えてたよ。

ドイツはいたけどレースには出てない。
ジムがはさまれた柏餅にはさまれてみたいと思ったのは俺だけかなぁ？

こどもの日レースはリョウジョー萌えー。
当時出てたシールのでリョウジョー裏に

「着物じゃ走りにくくないか？」
「ううん、嬉しくて」
――嬉しいのはその一言

ってあって萌えメーター振り切ったことを思い出した。

サユリさんファイターにゾッコンだから鬼畜プレイされても喜ぶんだろうなあ・・

たまみ先生×ファイター萌。

>>190
マリナと大神も似たような感じだろうなぁ

>>192
親子！親子！ｗ

>192-193
ワロタ
捏造甚だしいが今夜ミハジュン導入部投下予定

>>194
がんがれ！！

(へー、これが日本の街かぁ…)
目の前に広がる異国の景色を見渡しながら、一人歩く。
(ちっちゃい家がたくさん並んでる。すごいなー。意外に教科書でみた日本っぽい家って少ないみたいだけど)

くせのある、ブロンドの長髪が太陽に照らされてキラキラ輝く。
すれ違った人々は皆珍しそうに彼の姿を見つめていて。
(やっぱ普通の商店街だと、僕のこと知る人も少ないのかな。見られてるけど、全然声かけられないや)
満足そうにニコニコとしながら、異国の街を練り歩く。
ドイツチーム、アイゼンヴォルフのリーダー、ミハエル。

ミニ四駆界で「カリスマ」「天才」の名をほしいままにしている彼も、今日は私服で、久々にプライベートを楽しんでいるようだ。

(確かこのあたりだと思うんだけどなー…)
手にしていた雑誌を広げる。月刊ミニ四駆WGPマガジンと書かれた表紙は日本チーム、TRFビクトリーズが飾っていた。
(FIMAの公式ガイドとは違ってゴシップ色強いんだけど、結構面白いんだよね)
パラパラとめくると、「サバンナソルジャーズ秘蔵ショット！」だの、「イケメンランキング」だのミーハーな内容が目に入った。

通り掛かった商店の前にあるベンチに腰掛ける。

ミニ四駆界で「カリスマ」「天才」の名をほしいままにしている彼も、今日は私服で、久々にプライベートを楽しんでいるようだ。

(確かこのあたりだと思うんだけどなー…)
手にしていた雑誌を広げる。月刊ミニ四駆WGPマガジンと書かれた表紙は日本チーム、TRFビクトリーズが飾っていた。
(FIMAの公式ガイドとは違ってゴシップ色強いんだけど、結構面白いんだよね)
パラパラとめくると、「サバンナソルジャーズ秘蔵ショット！」だの、「イケメンランキング」だのミーハーな内容が目に入った。

通り掛かった商店の前にあるベンチに腰掛ける。

(あは、何これ、カルロが一位だって)
「恋人にしたいランキング」では、ロッソストラーダのリーダー、カルロが一位に輝いていた。
(ふーん、カルロがまだ猫かぶってる頃のアンケートなのかな……あ、エーリッヒも入ってる。)
カルロやリオーネ、エッジなどファンサービスをよくする面々についで、二軍リーダーのエーリッヒの名もある。
(……「優しそう」「誠実そう」か。まぁだいたい合ってるけどさ、シュミットが怒るだろーな、負けず嫌いだし)
何号か前の物ゆえに、アンケートが取られたのはまだ一軍が来る前だった時のようだ。

当然一軍メンバーの名前はあがっていなかった。

さらにページをめくり、右端を折り曲げて目印にしていたページを開く。
(ああ、これこれ)

『ここにいけば日本代表メンバーに会えるかも！？代表メンバー出没スポットランキング！』
そんな見出しが目に入る。
(暇だし、豪くんがいるかもしれないからね)
豪のところへ遊びに行こうと、ここまでやってきたのだ。
「ん？2位、佐上模型店……」
ふと、つぶやく。
一位にランクされている、土屋研究所にいけばきっと豪に確実に会えるだろうが、何故か次点の佐上模型店が目にとまった。

『星馬兄弟なじみの店、佐上模型店はパーツの取り揃えもかなり充実している。
佐上模型店の看板娘、ジュンちゃんが元気にお出迎えしてくれるぞ！』
そんなコメントと共に、ジュンの写真が載っていたのだ。

(ああ、この子、ジュンちゃんっていうんだ…)

レース会場で、観客の最前列に陣取り声が枯れるくらい一生懸命、豪の名前を呼んでいる。
そんなジュンの姿を何度もみかけたことがある。

(……………)

(ここから、まっすぐ行けば着きそうだな…行ってみようかな)
地図を確認し、腰をあげる。足取りは、何故かさっきよりも軽やかで。

(変だな、僕。初めてのコースを走るときみたいに、ワクワクが止まらないや)
透き通る金髪をなびかせて、いつの間にか風をきるように走っていた。


まっすぐまっすぐ走って15分。
(はぁ…はぁ…ああ、ここだ。)

大きく『佐上模型店』と書かれた看板が掲げられている。

「こんにちは」
ガラッと戸を開けると、狭い空間にミニ四駆のパーツが所せましと並んでいるのが目に入る。
「いらっしゃい」
太い声がして、店の奥から中年の男性が出てくる。
ジュンの父、佐上タモツである。

「コンニチハ。あの、…」
「……おや！君は！」

「ミハエルーー！」
タモツが目をぱちくりさせて声をあげると同時に、後ろから聞き覚えのある元気な声。
「豪くん！！よかった、会えて！」
駆け寄る豪とハイタッチを交わし、ニッコリと嬉しそうに微笑む。
「おー！ほんとに遊びにきたのか！」
「うん、今日はオフだったし。急に来ちゃったけど、豪くん今日暇なの？」
「あー、もうちょいしたら土屋博士んとこ行かなきゃなんないんだよな〜」
「あ、そうなの。残念」
肩を落とすミハエル。
「いや、でもまだ時間あるし、中入れよ。な、おっちゃん？」
豪はそう言って、タモツを見上げた。

「ああ、もちろん！歓迎するよ。君みたいな超有名人を招くには狭い家で恐縮だがね」
タモツは少し申し訳なさそうに肩をすくめてみせる。
「いえ、とんでもないです。お邪魔します」
ぺこり、と頭をさげるミハエル。
(日本人は、確かこうしておじぎをするんだよね)
日本の習慣にも、だんだん慣れてきた。

「ミハエル、早く来いよ！あ、靴はここで脱ぐんだぞ〜」
豪がミハエルの腕をひく。
「うん、ちょっと待って」
靴を脱ぎ、丁寧に揃える。これはエーリッヒに教えてもらった。
「そんなんいいからさ、早くあがれよ。こっちこっち」

細い廊下を通り、豪が右手の和室の戸を開ける。

「もぉーーーっ何してたのよ豪っ！トイレに何分かかってんのよーっ！！」
途端、威勢のいい声が狭い部屋に響いた。

「わりーわりージュン。でも、すげー奴遊びに来たぜーっ！」
「えぇ？」

「こんにちは」
豪の後ろから、金髪の髪をのぞかせていたミハエルがひょっこり顔を出す。
「…………」
思わず、固まったように大きな目を見開くジュン。
「な、スゲーだろ？レアだろ？」
「……う…うそ…嘘ーっ！」
「？」

ジュンが豪のほうに向き直り、口をパクパクさせる。

「あ、アイ…ゼンヴォルフの…ミ、ミハ…」
「ミハエルだよ。はじめまして」
ニッコリ、微笑んで手を差し出す。
「うそぉ…そんなっ…あっ、は、はじめまして…えとっ佐上…ジュンです…」
最後のほうは絞りだすように掠れた声で。あわてて手を差し延べる。
「あは、知ってるよ。よろしくね、ジュンちゃん」
優しく手をとり、口づける。
「……ひゃ！！」

慣れないことに、思わず声をあげてしまう。

「あーあ、ほんとキザだなーミハエルは。ジュンなんか女の子扱いすることないんだぜ？」
「なっなによーっ！」

顔を赤らめながらも、ぷぅっと頬をふくらませるジュン。
「だいたいお前も赤くなってんじゃねーよ！そんなん向こうじゃ当たり前の習慣だっつーの！なー？ミハエル」
「あは」
(……違うよ。女の子なら誰にでもするってわけじゃないし)
そう思いながらも、ニッコリ笑ってみせる。

「それにしても、偶然だったなぁ、どーして俺がここにいるってわかったんだー？」
「あぁ、WGPマガジンに載ってたでしょ？豪くんがよく来るお店ってあったし…」
「あー、あの雑誌かーそういや載ってたな」
「…あ、だから、あたしの名前も知ってたんだ」

ｷﾃﾙｷﾃﾙｰ！！
ｲｲﾖｲｲﾖｰ！先が楽しみです。

続きをщ(ﾟДﾟщ)ｶﾓｫｫｫﾝ щ(ﾟДﾟщ)ｶﾓｫｫｫﾝ щ(ﾟДﾟщ)ｶﾓｫｫｫ――ﾝ!!

ミハたんｷｬﾜｽ

ミハエルとジュンって……ねーよｗｗｗｗ

俺がミハエルの話を考えるとどーしても鬼畜になっちまうｗ

(*´Д｀)ﾊｧﾊｧ

>>211
ハイパーヒートではそれっぽいシーンあったぞ

あのかっこいい子、だれ？
みたいな事言ってなかったか。妄想？

途中で切れててすみません(´Д`)
携帯からだとスレ消費してしまうので後日になりますがネットカフェからでも書きこまさせてもらいます。

豪ジュンも含ませたいなーとか思ったり…。

ミハ様は鬼畜じゃないとやだん
ミハたんは右も左もわかんないひよっこじゃないとやだん
なにが言いたいかっていうと
み　は　え　る　は　と　て　も　萌　え　る　

>>217
うぜー
なんだこいつ

職人さんは別として、便乗でミハエルミハエル騒いでる奴らって何か腐女子っぽくて嫌なんだよな。きもいっつのw

おいおい荒らすなよ
大人らしい節度ある行動をとってくれ

それはどっちに対して言っているんだ？

どっちもだろ

ミハジュン待ち

ミハジュンの次はミハサリマとか見てみたい

豪マリナとか烈ミナミとかJジャネとか

ボイスドラマだったら途中でどっちがどっちだか判らなくなりそう

>224
なんでミハサリマ？

>226
いや、なんとなく浮かんだだけ
新鮮ぽくてええやろかい？と思った

サリマってサバンナの副リーダーだっけ？
俺はマルガレータかジャネット辺りがいいなあ

そこまで覚えてる藻まえらにﾜﾛｽWWWWW

烈ジュンかもーーーん

虹版のほうもよろしくｂ

マルガレータの愛称はマギー派かマリー派かどっちだこのやろう

ジュリアナｷﾎﾞﾝ

ヨハンソンとマルガの純愛ｾｯｸﾙが見たい。

エーリッヒとジョーのしっとりｴﾁ期待

エーリッヒは言葉責めしてきそうなイメージ

カルロたちが女の子を無理矢理希望

マシン壊されたくなかったらやらせろみたいな最悪ものも見たいw

エーリッヒってミハエル以外にも敬語だっけ？

>>238
２軍、シュミット、へスラー、アドルフ以外に対しては全員敬語

じゃあジョーにも敬語責めか
いいな

エリ「リーダー、どうしましょうか」
ミハエル「あー、いいよ。エーリッヒの好きにしちゃって。僕、もっとちっちゃい子が好みだからサ」
エリ「そうですか。それでは…」
ジョー「なっ何するのよっ…やっ…」
エリ「静かにしてもらえませんか…リーダーの音楽鑑賞の邪魔になるでしょう」
ミハエル「ん、構わないよ、もうすぐ第二楽章だし…この楽章は、すっごく激しいから。ふふ…」
エリ「……了解しました。」
ミハエル「appassionato…激しく、熱情的にか。あは」


ジョー「いやぁっ…やだぁぁー…あぁっ…んぁ」

ﾛﾘｺﾝですか。

ジョーは軍人の娘らしいぞ

>>242
いや241のミハは原作版だからきっと自分と近い体型が好きなんだよｗ

軍人の娘ってまじかい？

>>243
ジョーの一家は全員軍人。

エーリッヒ×ジョー→ブレット
とか面白そうかも

まぁよく考えると鉄狼は女に苦労してないだろうと

アドルフが微妙な気がするのは俺だけか

ヘスラーはガタイいいからそーゆーの好きな女の子も多いと思うけど

もまいら見てたら急にエーリッヒ×ジョー書きたくなってきたジャマイカ！
ちくしょう、ちょっくら書いてくらあ！

>248
是非投下ｷﾎﾞﾝ

エリジョー期待！
ミハジュンの続きにも期待！

職人さんもっともっとщ(ﾟДﾟщ)ｶﾓｫｫｫ――ﾝ!!

ジョー、かわいいよな

なんでカイとサバンナの５人乱交Hとかでてこないんだ？

>>253
書き手がいないから

エーリッヒ×ジョーとシュミット×ジョーの連続ワザ来い！

>253
そのシチュはすでに脳内で再生済みだが…書くとなるとむずいorz

「ジャネットは意外に処女って気がする‥」
「ああ分かる。あーいうタイプは逆に異性寄せ付けない嫌いあるよな。
　純情かレズかのどっちかってヤツ」
「逆にマルガレータみたいなコの方が、ちゃっかりやる事やってたりして」
「ソルジャーズはそういうオーラ持ってんの‥何となくサリマだけだな」
「あとは女子校ノリだからな‥」
「ジョーは？」
「いやー‥」
「それ以前の問題って言えば問題な気がするよ？」
「チーム内連中じゃ最早家族みたいなモンだろうし、
かといって外部の男にはアレだしなぁ‥」
「まあ、育った環境もあるっちゃあるけど。軍人家系〜」
「ジャネットとは別の意味で、並の男じゃ扱えないモン持ってる(´д｀;」
「そこが燃えるんだよ☆コブタちゃんは！」
「いや、アンタは趣味悪いだけね」
「心外だな。むしろ見る目があると言ってほしいね」

台詞だけスマソ　なぜか最後だけリオーネ×ジョー。（ばればれ）

>>248　エリヒジョー禿希望！待ってる('∀')！！

じゃあアイゼン御三家×ジョーで

ジャネット「ｲｲ男がいないとやる気でなｒｙ」
ｲｲ男だったら誰でもよさそうだなジャネ様は

>ジャネット「ｲｲ男がいないとやる気でなｒｙ」
どこでそんなことを！

それ聞き覚えあるな。結構はじめの方で、アニメで言ってなかったか？

覆面会話ｵﾓｼﾛｽw
所詮男だもんな、集まると絶対そんな話になるよな

自分は、オカマと見せ掛けて安心させて次々に女をひっかけるジュリオ希望
それか、女に興味ないわよなんていいつつコブタちゃんが気になるツンデレなジュリオ…

>>260>>261
レディースGPだな
女ばっかのレースでやる気がでないわけ

最近ジュリオと青木さやかがかぶる

普通にサバンナ乱交がいいなぁ…カイハーレム状態。
ビデオ７巻見て思った。

どんなんがお好みよ？
ジュリアナたちがカイコーチにご奉仕争奪戦？
もしくは攻めなカイコーチがジュリアナたちに「一番速く走れた人順に入れてあげます」みたいなんか


ジュリアナの焼けた肌にカイコーチの白い精(ry

>「一番速く走れた人順に入れてあげます」

おいそれ禿げ萌え

もまいらみてたら書きたくなったエーリッヒ×ジョーです。
タイトルは『ブラインド』で投下します。
何か長くなってしまいそうなんでとりあえず前半だけ。
後半は今週中にでも。

先に謝っておく。
誰かジョーを幸せにしてやってくれ＿|￣|○

　彼女を見たのは、レースが終わり、ひとりで宿舎へ戻ろうとしていた時だった。
　はじめは、足でも怪我しているのかと思った。だが、そうではないことにすぐに気付いた。
　離れていても聞こえる荒い呼吸。壁伝いによろめきながら、
周囲から切り離されたようにゆっくりと、ようするにのろのろと歩いている。
　そいて、空いている左手を常に腹部に当てていることから考慮すると、おそらく――。
　単に体調が悪いだけならともかく、さすがにこれは男が口を出すわけにもいかない。
良心が痛むが、それでも、少なくとも彼女にとっては男に手助けされるより数倍マシだろう。
　NAアストロレンジャーズのジョセフィーヌ・グッドウィンはそういう人物だ。
　アイゼンヴォルフ二軍リーダー、エーリッヒ・クレーメンス・ルーデンドルフは、
今見たことをなかったものにしようと、きびすを返した。
　その瞬間、背後から鈍い落下音が聞こえた。
「……ジョーさん？」
　咄嗟にふり向くと、そこには芝生に頬を埋め、倒れこんでいるジョーの姿があった。
　これは、いくらなんでも見過ごすわけにはいかない。
「ジョーさん……しっかりして下さい、ジョーさん！」
　頬や額をぺちぺちと叩いてみたが、反応はない。
　この時間だと救護室はまだ開いていない。今日中に終わらせたい作業があった為、
エーリッヒだけは先に電車で帰って来たので、お互いの監督もチームメイトもまだ会場にいるはずだ。
今日の対戦相手は、他でもないアストロレンジャーズだったのだから。
　そういえば、今日のレースにジョーは参加していなかった。おそらく、
他人の変化に敏感なブレットあたりが、半ば無理矢理休養させたのだろう。
　ポイント制レースだったので、チームごと棄権ということにはならなかったが、
それでもナンバー３が抜けていたのはチームにとっては小さくない打撃だったようで、
アストロレンジャーズにしては珍しく、余裕のない試合運びだった。

　どうするべきか。
　ジョーの部屋はアメリカチームの部屋ということを考えると、おそらく５階の奥にあるはずだ。
しかし、行ったところで鍵は空いていないだろう。かといって、女性の体をまさぐって鍵を探すのも非常にはばかられる。
今日のジョーはいつものユニフォームとは違い、露出の多い私服だ。
万が一、誰かに見られたり、本人に起きられたりした日には、二度と故郷の土は踏めないに違いない。
　繰り返すが、救護室はまだ開いていない。お互い、監督もチームメイトもここにはいない。
それ以上に、彼女をこのままにしておくわけにもいかない。
　となると、取るべき手段は、ひとつ。
　アイゼンヴォルフのエーリッヒの部屋は、２階にあった。


　思っていたほど重くなかった為、割合楽に運ぶことが出来た。
途中で他のチームの選手に会わなかったのは幸運だったと言うしかない。
　ベッドに寝かせ、ブランケットを掛ける。ポニーテールが頭に当たって痛そうだったので、これはほどいた。
熱もあるような気がしたので、持っていたハンカチを濡らして、額に当てる。汗も掻いていたので、こちらは濡れタオルで拭った。
　トランスポーターなら、もう２時間もしないうちに、宿舎まで着くはずだ。それまでの間だけ、ここで休んでいてもらえばいい。
　エーリッヒはサイドテーブルにある椅子に腰掛けると、ノートパソコンの電源を入れた。
勿論、音はミュートだ。ここなら、ジョーに何かあった時にでもすぐ気付ける。
　エーリッヒは、極力音を立てないように、慎重にタイピングをしていった。指はいつも通り、
滑らかにキーボードの上を跳ねている。調子は悪くない。少々ハプニングはあったが、
これなら何とか夕食までには終わらせることが出来そうだ。
　日光がカーテンの隙間から差し込み、エーリッヒの横顔を照らしていた。

　もう、時刻は５時をまわろうとしていた。夕焼けが眩しい。そろそろトランスポーターも戻ってくる頃だろう。
「……あッ……」
　そんなことを考えながらモニタを見つめていたら、傍のベッドから声が聞こえた。
「……ジョーさん？」
　素早くショートカットキーで保存をし、エーリッヒはベッドへと体を向ける。
「……っ」
　うなされているのか、ジョーは落ち着きなく頭を動かしながら、荒く息をついていた。
エーリッヒが汗を拭おうと手を伸ばしても、いやいやをするように、首を振って寄せ付けない。
「ジョーさん、動かないで。体に響きます」
　エーリッヒは耳障りにならない程度の音量で声を掛けたが、ジョーは聞こえていないらしく、
きつく口と目蓋を閉じて震えている。寒いのだろうか。
「や……」
「ジョーさん」
　手を握ると、酷く熱い。やはり熱があるのではないだろうか。救護室が空き次第、
すぐにでも先生に診てもらったほうがいいのかもしれない。
　ふと、ジョーの目が極薄く開いた。ぼやけた視線と迷いのある視線が、掠れ合う。
悪いことをした訳でもないのに気まずくなって、エーリッヒは視線を脇へと逸らした。
　するとジョーは、それを見ると、まるで家族か誰かを見ているかのように柔らかく微笑んだのだ。
　おかしい。普通なら、もっと驚いてもおかしくないはずだ。
　エーリッヒが軽く混乱していると、ジョーの手がエーリッヒの髪の中にするりと入り込んできた。
「あの、ジョ、ジョーさん？」
　ジョーの突然の行動に、思わず赤面してしまう。ジョーは相変わらずとろんとした笑みを湛えたまま、
まるで子供を宥めるかのようにその手を動かした。
　立て続けの衝撃に、目をしぱしぱさせていたエーリッヒに、ここでトドメの一撃が入った。

　ジョーはあろうことか、エーリッヒを頭ごと引き寄せて、キスをしてきたのだ。
「！　……んむむむむむー」
　エーリッヒは必死に逃げようとするも、努力むなしく、間抜けな音を唇の隙間から漏らしただけで、
それ以上抵抗らしい抵抗は出来なかった。何しろ、頭をメロンか何かのように、
ぐわしと掴まれていては、逃げるどころか、まともな行動すら叶わない。
　別にファーストだのセカンドだのにこだわるつもりはないが、それでも、
初めては自分の方からするのだと決めていただけに、ファーストキスを、しかもあまり面識のない女性から、
おそらく深い意味もなく奪われてしまった日には、泣いても悔やみきれない。
　今日は疲れたな。夕食は何だろう。明日の朝食は何だろう。次のレースはどこだったか。
シュミットやミハエルはいつ来てくれるんだろうか。トランスポーターはいつ着くんですか。救護室はいつ開くんですか。
　僕はどうすればいいんですか。
　エーリッヒの、レースで疲れた脳味噌は、処理の限界を超えて、オーバーヒート寸前だった。
　こうなったらもう自棄だと言わんばかりに、エーリッヒも男のプライドをかけてキスに臨むことにする。
とっくに舌は突っ込まれていたので、後は角度を変えながら徐々に絡めていくだけだ。
どちらにせよ、こうも頭を押さえつけられていては逃げられない。これは不可抗力なのである。
それなりに満足させれば、もしくはジョーが呼吸に困れば、とりあえずこの状態から解放はしてもらえるだろう。
その後のことはその後で考えればいい。
　エーリッヒは、少々疲れていた。
　チェリーの茎を口の中で結べる人はキスが上手いというが、その理論で行くならば、
口の中で蝶結びができるエーリッヒは、相当なテクニシャンであるはずである。
「う……んっ」
　チェリー論が正論だったのかどうかは判らないが、エーリッヒが角度を変えるたび、ジョーの頬が紅潮していく。
　風邪引きの子供のように、口内はねっとりと熱かった。時折舌に当たる吐息も、掠めるだけで火傷をしてしまいそうなほどに。
　歯列をなぞり、ジョーの舌を軽く吸う。その度に、小さく身じろぎをするのが、どうにも女性らしい。
いつもの勝気な姿からは想像し難くいだけに、新鮮だった。
「……は、っ……」
　しばらくそうしていると、一際大きい吐息とともにジョーの唇が離れていった。
薄く開いた唇からは透明な唾液の糸が引いている。出来る限り呼吸がし難いよう、顔を近づけていたのが利いたようだ。

　――僕は何をやっているんだ。
　相変わらず整理の出来ていない頭を抑えながら、エーリッヒも一際大きい溜息を吐いた。
　唐突に、ジョーがエーリッヒの腕をぐいと引っ張った。思わずバランスを崩し掛けるが、
すんでのところでベッドに倒れこまずにすむ。
「......! .........」
「え？」
　ジョーの口から漏れたのは、彼女の母国語だった。
　霞かかった頭で、なんとか訳する。
　『なんで私を見てくれないの。ひとりにしないで』――おそらく、そう聞こえた。
「……ひとりになんてしませんよ、安心してください」
　落ち着いた声でエーリッヒがそう言っても、ジョーには聞こえていないらしい。
きつく瞳を閉じたまま、うわ言の様に唇を動かしている。
「――............」
　今度はとても利き馴染みのある、まるで英語の例文のような一節。
そのはずだが、何故か耳がその言葉を受け付けようとしない。それをエーリッヒに向けて言う理由が分からない。
　先ほどから、釈然としない違和感を感じていた。
　起きたら目の前にエーリッヒがいたことにも驚かなかったことといい、さっきのキスといい。
　第一、いくら熱に浮かされているからといって、大して仲の良くもない男の唇をいきなり奪ったりするだろうか。
「……ッ……」
　小さい呻き声が漏れたのをみて、また痛みがぶり返したのかと思い、
慌ててタオルをとろうとするが、腕をしっかり掴まれて、それも許されない。
　いや、これはただの呻き声ではない。

　エーリッヒの耳が正しければ、それは誰かの名前だった。少なくとも、この部屋にはいない人物の。
　エーリッヒは耳に届いた英語を、もう一度、ゆっくり翻訳していった。
『なんで私を見てくれないの。ひとりにしないで』
　そして。
『――愛してる』
　ふいに光が目を眩ませた。身だしなみを整える為、常にサイドテーブルに置いてある小さな立て鏡が光を反射したのだろう。
エーリッヒは鏡を伏せようとして、手を伸ばしたところで、無意識に鏡面に目が行き、そこに映されたものを見て愕然とした。
　夕日はとても綺麗で、部屋中を黄金色に染め上げている。
「――まさか、貴女は」
　それに気付いた瞬間、全てを理解した。ジョーが見ていたのは、エーリッヒであって、エーリッヒではなかったのだ。
　カーテンの僅かな隙間から漏れる夕日が、エーリッヒの横顔に当たって、銀髪が鮮やかな金に染まる。
空色の瞳が深みを増す。それはまるで。
「……なんで私を女としてみてくれないの……お願い、傍にいて……！」
　きつく目を閉じたまま、ジョーが声を荒げた。掴まれた腕に力が入り、軽い痛みが走ったが、
それ以上にジョーの言葉の方が衝撃だった。
　そして、ジョーの唇が、大切なものを口にするようにそっと動かされる。
「……お願い……ブレット……」
　今度ははっきりと、自分ではない者の名前が耳に届いた。もうエーリッヒは驚かなかった。
　それは間違いなく他人事なのに、何故だかどうしようもなく切なくなった。

　病人の寝言と言ってしまえばそれまでかもしれない。
それでも、エーリッヒはこの少女のことを無視することはできなかった。
　ジョーが再び両手を伸ばしてくる。目蓋がぴくりと動いたのを見て、
エーリッヒは咄嗟に手元にあった乾いたスポーツタオルをジョーの顔の上半分に、手のひらで包むように押し付けた。
「ブレット……？」
　先ほどまでもおそらく明瞭でなかった視界を完全に遮られたジョーが、不安げな声色で尋ねてきた。
「そこに、いるんだよね？」
　エーリッヒは少し考えてから、言った。
「……『ああ』」
　いつもより若干低めに声を作り、伸ばされた手にそっと口付ける。
「『ここにいる』」
　それに安心したのか、ジョーはエーリッヒの頭に両手を絡めると、再びキスをしてきた。
　エーリッヒは、今度は抵抗しなかった。片手をタオルから動かさずに、積極的に口付けに応えていく。
　自分のしていることに罪悪感がなかったわけではない。こんなことをしたところで、
ジョーの秘められた想いに対する現実問題が解決するわけでもない。
　ただひと時の、偽りの安堵を与える為だけの、愚かな行為に過ぎなかった。
　人はこれを偽善と言うのだろう。
　唇を甘噛みし、緩んだそこに舌を差し入れ、喰らいつくように口内をまさぐる。
その度に、いちいちジョーは過敏に反応した。
「ん、ふぅっ……はっ……」
　舌を絡めとり、吸って、唾液をジョーの口内に流し込む。
こくりとジョーの喉が動いたのを見て、唇を離した。さっきよりも粘度の高い糸が、二人の口を伝っていた。
　ジョーの長い髪に指を入れ、自分の妹にしてやっているように、柔らかく梳く。
髪を弄られるのが好きというのは、どんな女性でもあまり例外はないらしく、
ジョーもおとなしくそれに身を委ねていた。指を通す度に、宿舎の備品ではないシャンプーのいい香りがした。
　どのくらいそうしていた時だろう。
「……ねえ、お願い」
　目を覆い隠している為判らないが、おそらく微笑っているのだろう、薄い声でジョーが言った。
「……？」
　小さいながらも妖しさを含んだ響きに、エーリッヒの心臓が一際高鳴る。
　ジョーは口元をゆるりと歪ませ、これ以上ない程甘い声で囁いた。
「……して？」
　何を、と聞き返すほど、エーリッヒは子供ではなかった。
　エーリッヒは、答えの代わりにもう一度、ジョーに深く口付けた。

とりあえず、ここまでです。
もう8割がた書きあがっているので、何も起こらなければ金曜辺りまでに
続きを投下できると思います。
前回といい今回といい、中途半端で区切ってｽﾏｿ…

乙!テクニシャンなエーリッヒいいね。続き期待しとります。

>>276
乙〜！
ＧＪ！

ﾜﾛｽ

>276
面白いよ乙ー！
続き気になります。待ってるー。

エリジョーいい！ジョーがせつない…

早くミハエル帰ってきてエーリッヒをヒヤリとさせてほしいw

>>281
>>269にエーリッヒが２軍リーダーってあるから一軍が来る前の話じゃね？

風鈴小学校七不思議とかよさそう

高校生って設定で烈×ジュンが読みたい

お化けとｴﾁすんの？

練習中にニエミネンとケンカして事故って怪我して医務室で
リーダーに応急処置されてその場の雰囲気で・・・なジャネット様がみてみたい

なんかオーディンズっていいよね。

>>286
やばいそれマジときめいた
…書きてえ。ワルデガルド×ジャネットってことだよな

>>285
いや、乗り移られたジュンと・・・

>>175って何の画像だったん？

>>290
ミハエルが大根舐めてる絵だったが消えてますな

急に人いなくなったな

ここは絵師の話題が出ると急に過疎化する傾向にあるな

エリジョー、ミハジュンまだー？

職人さんガンガレ！

乙〜！！！

萌えまくったよ、エーリッヒに
早く続きがみたいです

エリジョー待ちのとこ恐れ入りますが、
ジョー→リョウ前提のジョーｵﾆｬｰﾆモノ、
あんまりエロくなくてなぜか薄暗いのできました。
需要ありますかー？

是非！

やだ

誰か他の書いて〜

ワルジャネとか見てみたい

エリジョー待ってるよ〜！
無理せずマイペースで投下ｷﾎﾞﾝ

>>299
ｽﾏｿ他のじゃなくて他のもな

甘ったるいブレジョー期待

ミハジュン！

今日まんだ○け行ったらジュンちゃんの本がなぜかあったぞスレ違い

いーなー、レツゴ同人みたい。
職人さんはまだかー誰かｼﾞｭﾝの絵くれ

もうこのスレはダメだ

>>307
そんな事言うなよぉ

懲りずにラクガキ落とそうと思うんだけど需要ある？

是非っ！

おい、もうパンツ履いていいか？

自己マンのつまらないものですがﾄﾞｿﾞｰ
ttp://osiire.x0.com/uploader/src/up2635.jpg

>>311
なんかｽﾏｿ

>>312
キター！！
ＧＪ！
絵柄が好みです。

来たのが遅かったから
見れなかったー！！

orz

ほ

し

ゅ

ブレジョー見たいぞ！ブレジョー！ｴﾛｴﾛｶﾞｯﾁｭﾝぼすけてエロリーナ！

誰かー！

ほす

誰かきて

ミハエルきゅんが女の子に食われるのとかはどうすか

>>322 それだ!

ジャネ様はﾔﾘﾏｿだろうけど処女だったりしても全然いけます

ジャネミハきぼんと言ってみる

ずっと昔にみかけた鬼畜SSなんだけど、
大神に拉致られたジュンが、ホモのショタコンに調教された烈と豪に調教されるSS誰か知らね？

>326
何その素敵シチュ！！


女の子に食われるミハはどんなんがいいすか
ミハエル様なのかミハエルきゅんなのかでまた違う感じに

内心腹黒くて負けず嫌いで女を見下してるミハエル様がお姉様がたにやられる話か
純粋無垢なミハきゅんが筆おろしされる話か

>>326
いいシチュですな

もうちょっと詳細書くと（うろ覚えだけど）
・ジュン気がついたら拉致られてた。天井から両手首縛られて吊り下げられている。大神に向かって「烈と豪が助けに来てくれるもん」。
・烈と豪、レザーパンツ一丁で登場。ジュン「な、何？　そのかっこう」。ふたりは大神の配下のホモのショタコンに調教されていたのだ。
・ジュン、ふたりにエロいことされる。強制放尿、強制脱糞あり。
・豪に処女奪われる。同時に烈にアナル処女奪われる。ジュンは痛みによる喘ぎ声をあげるが、ふたりはそれを快感の声だと思いこんでヒートアップ。
・時間が経過して、椅子に座ってる大神の前で四つんばいになっているジュン（調教済み）。大神「前の穴と後ろの穴どっちがいい？」ジュン「おしりの方に入れてほしいです」
・大神「自分で入れろ」。ジュン、自分から大神のチンポをアナルに挿入していく。大神の目の前にスクリーン（？）。そこには拉致られたリョウと藤吉。烈と豪に調教されている様子。（調教描写無し）
・大神、（土屋に向かって？）高笑い。END。
こんな感じだった。

リア厨だったときになんかのキーワードで検索してたら、いきなりこんなSSにぶち当たってびっくらこいたのを今でも覚えてるよ……。

>>329
＞リア厨だったときになんかの

あるある。自分も検索で入って最初普通かと思ったらディープな
展開になってまいったまいったｗ　

レツゴーサイトの多かったあの頃が懐かしい・・・

ttp://sylphys.ddo.jp/upld2nd/manani2/src/1128063841562.jpg

高校生になった豪樹とミナミのとか

高校生になってミハエルたんがジュンや豪の高校に交換留学で来るって話誰か書いて

( ;´Д｀)もう我慢できん
　Σ⊂彡_,,..i'"':
　　　　　|＼`､:　i'､
　　　　　＼＼`_',..-i
　　　　　　 ＼|_,..-┘

ほ

ミハたん( ;´Д｀)ハァハァ...

ゅしほ

ttp://www.k3.dion.ne.jp/~cluclu/novel/04.html

これの上10行ぐらい

>>182
＞エリがミハを激しくやっちゃうＳＳがあるサイト

ここのこと？
ttp://www.interq.or.jp/gold/suzuna-a/syo/otasyo/rgsyo/rgura/ura.html

保守

正直糞スレ

神はどこにいってしまったんだろう

あのゴールの向こうに走り去っていったよ。

ほ

し ュミジョー

保守

神いる？

>>347
あなたの心の中にいらっしゃいます。

マリナﾀｿの太ももエロ杉だたね

ヘソと腕と胸と声もな

ttp://tmp.2chan.net/img2/src/1132765428633.jpg

カワイソス

ﾐﾊ(・∀・)ﾐﾊ

ミハエルって名前なんかかわいい

そんな貴方にガン×ソード

あげ

保湿

エーリッヒって意外と人気あるんだな

以外もなにも、エターナルウィングスの人気投票１位だぞ。

１位エーリッヒ
２位シュミット
３位烈
４位ミハエル
５位ブレット

だったかな。
ちなみにこのときのユーザー層（アンケート投票層）は７割が女性、平均年齢は１６歳、だったらしい。

むう。俺ランキングトップ３のカルロ・リョウ・ブレットは
ブレットが滑り込みだけか。

８０１人気で決まってると思えばそんなもんだろ

前にどっかのサイトで、レツゴ世界のWGP選手の人気投票があったっていうのを見たんだけど
これって本当？
ファンブックか何かに載ってたのかもしれないけど
確かブレットが２位だった気がする

ミハエル人気あんな男に

ミハエルが女だったら多分超ツンデレ

そういえば少し前にエーリッヒ×ジョー→ブレット書いてた人はどうしたんだ？
何もなかったら続き投稿するとか言ってたけど何かあったんだな

エーリッヒ一番好きなキャラだからこんなに人気あって嬉しいよ
アニメでも原作でもいまいち影薄かったし

アイゼン書き手さんはまだパソコン直らないんだろうか？

性教育のやつ？
俺もミハのエロ読みたい

あ

黒いミハ希望

書き手いないなぁ〜

烈に負けたあとムシャクシャして腹いせに烈を応援してたビクトリーズのジュンを
ひっかけちゃおうっていう黒いミハエル様はありでしょうか


高校生ならなあ・・かきやすいんだけど。

ミハエルは女だったら人気すげーんだろうな

いやいや男だから好きなんだ

あぁでも確かに年上男子をまとめるカリスマ女リーダーとか、萌えるな

ミハage

ミハエルは男のままでも十分かわいいよ

エタウィンでカルロとマリナの絡みがあったような
気のせい？

あったけど

烈×豪
豪×ジュン
烈×豪×ジュン
リョウ×次郎丸

どれがいい？

へスラー×ミハエル

烈ジュンか豪ジュン。

流れはミハエルか。
何でもいいからエロエロエロなやつが読みたい・・・

エリヒ誕生日おめ！ということでエリジョー読みたい

エリヒ何歳だ？いい男になってそうだな。
ジョーもいい女になってそう。

あああああードイツ・北欧・アメリカものが書きたい！！
無性に！！

エロエロじゃなくても書いたら投下させてくれ・・

ええよ

昔描いた双子絵うｐしてみた
エロくないけどどうぞ
ttp://kjm.kir.jp/pc/?p=12361.jpg

>>387
乙！

なぜに本編でそれほど接点のなかったエーリッヒジョーが人気なのかが気になるところ。

同人でネ申でもいたのかな？
シュミジョーも見かけるけど。

やはりリョウジョー萌え
リョウ←ジョーなのが萌え

最近ドイツとジョーのカプ多いみたいだね
そういう自分はシュミット×ジョーが好きだ
エーリッヒ×ジョーも捨てがたい

んじゃーアタシはミハエルとジョーで。

エジジョーも見かける
ジュリオとジョーも意外と人気っぽくてびっくりした

なんかジョーがドリ小説のヒロイン代わりにされてる悪寒

ジョーカプ人気だな

エーリッヒ

女の子５人＋女の人１人の大所帯なのに、まったく話題に上がらないサバンナソルジャーズって……

サバンナでメジャーって何かな
ジュリカイとかミラヴィキとか…？

うん、ジュリカイ好きだった！！

漏れも。

カルロ全然でないな
一応そこそこ人気キャラなのに

カルロって女キャラと接点あったけ？
カルロだとゴーカンしか思いつかない・・・

ロッソがジョー拉致るけど
ジュリオは妙にジョーの味方になる（ツンデレ風味で）
でも結局カルロにやられてしまうジョー

それを知り怒り頂点なアストロメンツ
・・・・ってのを昔かいてた

>>403
その小説激しくうｐ！！！！！

おぉ！ではいつか。。昔かいたので保存してないから・・・
卒論＋テスト明けの三月とかになりそうだ。

それまでマターリと他職人お願いしまつ
ミハ様が見たいですよ(*´д｀*)ﾊｧﾊｧ

>>405
期待してまふ。
テストと卒論ガンガレ！

女キャラ自体少ないからほとんど男キャラとの接点ないんだよな

ジュン＝烈・豪・黒沢・次郎丸
ジョー＝チーム内・リョウ・リオーネ
サバンナ＝カイ
カリビアンズ・オーディンズ・光蠍＝チーム内

やっぱりチーム内が多いな。

ジュンはエッジとも絡んでたよ、わりと

少数派だろうけどチイコとWGP編の外人キャラとのも見てみたいな
ゲームではユーリに「可愛いお嬢さんだね」とか言われてたｗ

土屋×Ｒとか犯罪的なことを言ってみる・・・

ジョーはブレット×ジョーの王道パターンから
ヘスラー×ジョーくらいのマイナー路線も捨てがたい。

>>412
それいいな
ヘスラー結構いいと思うんだけどアニメで殆ど出番がなかったせいか
レツゴのファンサイトとかでも全然見ないもんな
キャラ自体よくわかんないから仕方ないのかもしれないけど

へスラー好きだぞ！
少年なのにキャラカードに「好青年」と書かれていても…orz

しかも公式の何かで「ハンサム」みたいなこと書かれてた
ハンサムかな？

へスラーって誰

レツゴーWGPに出てくるチーム「アイゼンヴォルフ」に出てくるキャラですよ。
このチームには青春を捧げてしまいますた…。

確かへスラーの同盟があったはず。アドルフはあんまりみないなあ…

ヘスラーって体格いいほうだっけ？？
自分もアイゼン大好きだった。
１０年後、レツゴのことなんてすっかり忘れてた頃、フットサルのチームの対戦相手が偶然
「アイゼンヴォルフ」ってチームだったからものすごいテンションあがったな
アイゼンのあのテーマが空耳で聞こえてきたよ。

というわけで、今このスレにいる。

＜４１８
そうです、体格のいいほうですよ！！

昔は、エリやシュミのキャラにはまったけれど…
大人になった私はへスラーに…もうどうすりゃいいんだ。

よくよく考えてみたら、好きなタイプなんだよな…へすらー。
結婚したい理想像かもしれん。とかなりイタイ妄想ワールドが広がり続けている。

仕事のストレスで疲れているんだろうか…。

いくら16歳前後の女の投票ばかりだったとはいえ
組織票でもないのに人気投票でエーリッヒ1位は信じられないｗｗ
ブレットやミハエルやカルロが1位の方がまだ納得できたかも
出番も台詞もそこそこだったし
やっぱ外国の上位３チームの中ではいちばん性格もよさそうだから？

間違いなくそうだろう。
というか、出てきた時に烈に言った台詞「逃がしませんよ」がお姉さまの心を逃がさずゲットしたのだ。

アンケートハガキ送ってシールあたったときは眩暈がしたよ。
日ごろ抽選関係は全く当たらないのに…。

へぇ、そんな初登場だったけ！懐かしい

ミハエルの初登場好きだったな
最初、声に違和感ってかんじだったけど、あのクセのある声に
病み付きになっていったよ…
今でも未練がましく、しまじろうチェックしてる。

てか、確かにヘスラー、今かんがえるといいね。リア厨時代は目に入らなかったのに
てことは大人の女にモテてるのか？ヘスラー(・∀・)

ってことで、アイゼン5人×ジョーの6Pｷﾎﾞﾝと言ってみる

うはｗハゲシスｗｗｗ
テストも終わったし何か書けたら書くよ。

へスラーを…！！！
と妄想がとまらない喪女がリクエストしてみる…（ホンマすいません。orn）

おわ、ごめん。アイゼンものは書いてるけど
ヘスラーメインじゃない方向だわ・・・

「ピンポーン」
寄宿舎のチャイムがなる。
「はい」
めんどくさそうに腰をあげて、シュミットがドアをあけた。

「ハーイ！遊びにきたわ・・・って、なんだ、シュミット」
「・・・・・ジョー」
ムスっと眉間にしわを寄せ合う二人。

今日はドイツ、アメリカチームとも久々のオフ。
ブレットは勉強、ミラーとエッジはバスケをやるといって出て行き、ハマーは
疲れたので寝ると部屋にこもっていた。

暇をもてあましていたジョーはわりと近くにあるドイツチームの寄宿舎へと足を
運んだのである。


「せっかくの休みなんだが。」
あからさまに迷惑そうにジョーを見下ろすシュミット。
「うるさいわよ、別にアンタに会いにきたわけじゃないし、どーぞ部屋におもどりになって？」
この二人は顔を合わせるといつもこうである。
嫌いあっているわけではないのだが、どうも会うたびにケンカ腰になってしまうのだ。
シュミットのイヤミな物言いと、ジョーの勝気な性格のせいであろうか。

「ああ、ジョーさん！」
「お久しぶりです」

ふと声がして、奥からアドルフとヘスラーが出てきた。

「ハーイ！遊びにきちゃった」
くるりと笑顔を咲かせて、シュミットをかわし二人のもとへ駆け寄る。

女っ気のないドイツチームゆえに、アドルフとヘスラーにしてみれば、こうしてジョーが遊びにきてくれるのは
なかなかの楽しみなのであった。
「大歓迎ですよ、さぁ、どうぞ」
アドルフは頬を紅潮させつつ、ジョーをリビングへ案内する。
ヘスラーも少し顔を綻ばせ、ジョーの後ろ姿を見つめていた。

（まったく・・・・わかりやすい奴らだ・・）
シュミットはそんな二人の様子にあきれながらも、少しだけ、口元をゆるめる。
（二人とも、最近結果出せていなくてリーダーに怒られっぱなしだったからな・・・。
　こんな顔を見るのも久々か。）

「お邪魔するわ、・・・・あら」
「ああ、やっぱりジョーですか」
「エーリッヒ！久しぶりね」
階段を下りてきたのは、銀髪に褐色肌の元二軍リーダーのエーリッヒ。

「ごめんね、急にきちゃって」
「いえ・・・私たちは大かんげ・・」
「まったく、迷惑なやつだ、いっつもこうして突然やってきて」
シュミットが口をはさむ。
「だいたいブレットの許可はとったのか？お前がここに来てると知ったら
　煩くてかなわんからな、アイツは。それにしても・・・」
「ハイハイ、まぁその辺は適当に口裏あわせておいてねシュミット！
　あ、エーリッヒこのお菓子もらってい〜？」
つっかかってくるシュミットを軽くあしらい、テーブルの上のバームクーヘンに手を伸ばす。
「ええ、どうぞ。今紅茶いれますから」
「おい・・・お前・・・」
「まぁまぁ、シュミットもコーヒーでも。」

「ふぅ・・・オフってのに疲れるな・・」
あきらめたようにソファーに座り、エーリッヒの煎れたコーヒーをすする。

「そういえば、髪、少し切りました？ジョー」
エーリッヒがやわらかく微笑む。
（はぁ？少しも何も、いっつも同じ髪型では・・・）
怪訝な顔でジョーを盗みみるシュミット。

「すごい、よくわかったわね。エーリッヒって、ほんとこういうとこスゴイのよね〜」
感嘆の声を漏らし、３センチくらい切ったの、と金髪のテールをいじる。
「はは、いつも見てますから・・・」
少し、小声で付け加える。
「え？」
「いえ、何でもないですよ」
意味ありげに微笑んで。チラリ、シュミットを盗みみる。

（何だよ、その顔は。出し抜いたつもりか）
イライラして、手元にあった砂糖を思いっきりぶちこむ。
「ちょっ・・シュミっ・・・」
「ぶはっ！！！」
勢いよくすすったコーヒーを思わず噴出しそうになり、咄嗟に手で覆う。
「馬鹿ね、砂糖いれすぎよ。あんた、いつもブラックなのに」
ジョーはあきれたように呟いて、パクリとバームクーヘンのかけらを放り込んだ。
隣でエーリッヒがくすくすと笑っている。

・・・・その時。


「楽しそうだね」

独特の、幼い声。

「あ・・・・・」
その場の空気が、すこし変わる。

「ミハエル」
ジョーが呟く。どこか少し、声を震わせて。
「ああ、来てたんだ。」
ミハエルはそういって、ニッコリと人なつこい笑顔を向けた。
「ゆっくりしていって。」
「あ・・・・ええ、ありがとう」
優しい言葉、優しい笑顔。

それなのに、どこか、距離を感じるのは何故なのか。
一瞬で場を緊張させてしまうほどの、凄まじいオーラ。

「リーダー、お加減はもう・・・」
「うん、大丈夫。薬ものんだからさ。」
エーリッヒが思わずミハエルに駆け寄る。
さっきまでえらそうにソファに腰をおろしていたシュミットも、
少し心配そうな面持ちで立ち上がった。

「あ・・・ごめんなさい、起こしてしまって・・」
きっと二階で寝ていたのだろう、コホンと咳きこんだミハエルの髪は
少し寝癖がついていた。
「ううん、いいよ。キミ・・・えっと・・」
「ジョー、よ。」
「あは、ごめん・・ジョー、だったね。ごゆっくり」
「・・・・・・・」

（また、だ。）
ギリ、とくちびるを噛む。
（何度もこうして遊びに来ているのに、名前を覚えてくれないんだから。）
愛想の良さに潜む、冷たい影。
その笑顔も、言葉も、すべて見せかけだけのような気さえする。

ミハエルやカルロって出番もそこそこあったのに
アニメ本編では女キャラと全く絡んでないんだ
ちょっと残念

「レーサー」としても、「友達」としても認識されていないのかもしれない、という歯がゆさ。
必然的に感じさせられてしまう、劣等感。

シュミットの嫌味な性格のほうがまだましだ。
ミハエルのようなタイプは、どうにもすきになれない。

「あなた、熱があるんじゃない？」
さりげなく、そっと近づいてみる。
並ぶと、実際は彼のほうが少しだけ背が高い。
「大丈夫？」
そう言って、手をミハエルの額に当てようとする。

「ん・・・大丈夫だよ、ありがとうね」
するり、ジョーの手をかわすように身を引くミハエル。
熱のせいでほんのり頬を紅潮させながら、ニッコリ。

「・・・・・・。」
（・・・・ムカツクのよ。その、営業スマイル）

愛想がいい割には、どこかで、他人が入り込むのを拒んでいるように感じるのだ。
何を考えているのかさっぱりわからない。

「ジョー、よかったら、晩御飯ご一緒しませんか」
もやもやと考えているジョーに、エーリッヒが声をかけた。
「え、あ・・・いいの？」
チラリ、とミハエルを見やる。
「もちろんだよ。」
「そう・・・ありがとう、いただくわ」
「それじゃ、夕飯ができるまで、ピアノでも弾いてあげたら？ヘスラー」
「えっ・・・」
いきなり話を振られて、目をまるくするヘスラー。
「こう見えて、彼の趣味はピアノなんだよ。キミ、クラシックは聴く？」
「ええ、・・・まぁ。」
「それはいいね、ヘスラー、何か弾いてよ」
「はっ・・はい・・。あ・・ジョーさん、何か好きな曲、あれば」
リビングに置いてあったピアノの椅子に腰をおろし、鍵盤に手を添える。

導入部長くてすみません。続きはまた明日にでも。
ジョーがちょっと小悪魔なカンジなＳＳになりそうです。カプはお楽しみに。

すみません、痛恨のミス。
ピアノが趣味なのはアドルフでした。

GJ！！
ジョー一番すきだから嬉しい！
展開が全然見えませんが続きを楽しみにしてまつ(´∀｀)

乙です！！

やっぱアイゼンはいいなぁ…
今日の夜は妄想を肴にして眠ります…。

アイゼン×ジョー、すごく楽しみ！
こんなの読んでみたかったんですよ。

そういえばアイゼンではアドルフとヘスラーだけ私服が

遅くなってすみません。レスありがたいです。頑張ります。
今日も小出しになってしまいますが、とりあえず書けたものを投下します。

「え、うーん・・・あ、じゃあ。」
そんなにピアノ曲に詳しいわけでもなかったジョーだが、ふと、思い出して。
「ドビュッシーの『月の光』を」
「わかりました。・・・では」

リビングに響く、やわらかい音。
繊細な旋律。

『きっと、５人であそこまで行こうな。』
夜空に浮かぶ黄金色の月を指して、ブレットはそう言った。
その時、彼の部屋でかかっていたのが、この曲。
月明かりの照らす暗い部屋で、５人そろって誓ったあの夜。

・・・月に照らされるブレットの横顔に、なんだか妙に胸がざわついて。

「素敵・・・・素晴らしいわ」
弾き終わったアドルフのもとに寄り、拍手を送る。
「うん、僕もこの曲大好きなんだよね」
ミハエルがニコニコと満足そうに微笑んだ。
「恐縮です・・・」

「すごいなぁ・・・なんか、意外だわ」
そう言って、アドルフの顔をのぞきこむ。
「・・・そうですか？」
照れているのか、顔をそむけるアドルフ。
（ふふ、アドルフてば、可愛いわね・・）

ちょっとだけ、イタズラ心が芽生えて。
「あなた、すごく柔らかくて、綺麗な音をだすのね」
「・・・・！」
アドルフの手をとり、自分の手と重ねる。
「わぁ、華奢に見えるけど、やっぱおっきいね、あなたの手」
「じょ・・ジョーさん・・」
耳まで真っ赤に顔を染めるアドルフを、ミハエルが不思議そうに眺めていた。

「ジョー。アドルフをからかうのもいいかげんにしろ、困ってるだろ」
シュミットが溜息をついて割って入ってきた。
「もう、せっかくアドルフと仲良くしてるんだから、邪魔しないでくれる？」
「・・・ウチの者をたぶらかすのはよせ、小悪魔が」
「うるさいわね〜」

「ハイハイ、食事の支度ができましたよ」
タイミングよく、エーリッヒがリビングにやってきた。
またいつもの言い合いがはじまるのかとウンザリしていたヘスラーは、ほっと胸をなでおろす。

「わ、やった。ビーフシチュー。」
「一昨日から煮込んでるので、いい味が出てるとおもいますよ」
「ありがと、エーリッヒ。じゃあ頂こうか。」
ミハエルの一声で一同がテーブルに集まった。

食事中も、何かとつっかかってくるシュミット、それをフォローするエーリッヒの
気遣い、話しかけるたびに頬をそめて思わずむせかえるアドルフとヘスラー。
その様子をただにこにことしながらも、 特に話に入ってくるわけでもなく、静観するミハエル。

（・・・・・・・・・・あ）
ふいに、ミハエルと目が合っても。
（・・・・・・・・・やっぱり。）

一瞬、目をそらして、いつものようにニッコリ。

「・・・・・何よ」
思わず、呟いてしまう。
「どうしました？ジョー」
急に不機嫌になったジョーにすかさず気づき、エーリッヒが声をかけた。

「ああ・・・・ゴメン、なんでもないの。」
「そうですか・・」
「あ、シュミット」
顔をあげると、ふとシュミットの口元に目がいった。
「え」

向かいに座るシュミットのほうに乗り出して。
「ついてる。」
彼の口元についたビーフシチューを指でぬぐう。
「・・・・・っ！」
瞬間、顔をみるみるうちに赤くしていくシュミット。

（あらあら・・・）
可愛い、と思ってしまう。彼も、こんな顔をするのかと。
思わず、さっきぬぐった時に指についたソースを、ペロリと舐めてみる。
わざとシュミットを上目づかいで見て、少し微笑みながら。

「ちっ・・・・・」
ごしごしと口元をナフキンでぬぐい、顔を赤らめたままシュミットは目をそらした。
なんとなくおもしろくなさそうなエーリッヒ。

「あの・・ジョーさん、ニンジンはお好きですか？」
「えっ？うん、好きよ？」
隣に座っていたエーリッヒがジョーに声をかけた。
「良かったら、食べてもらえませんか？私少し苦手なんです」
そういって、シチューの皿の底にひとつ入っていたニンジンを指す。
「なぁに、子供みたいね。いいわよ」
スプーンを彼の皿にのばそうとするが、エーリッヒがニンジンをすくった。
「ハイ、食べてください。」
ニッコリ、笑ってジョーの口元にスプーンを運ぶ。
「あ・・・うん」
さすがに少しだけ躊躇したが、あーんと大きく口を開けてパクリとやる。
「フフ、ありがとうございます。あぁ、ついてしまいましたね」
さっきジョーがシュミットにしたように、ジョーの口元についたソースを
指でぬぐって優しく微笑んだ。

「なぁに、エーリッヒ。いつも女の子にこんなことしてるんだ？」
「いえいえ。・・・・ジョーさんだけですよ」

サラリと放たれる、意味ありげな言葉。
普通の女子だったら、速攻で彼に堕ちてしまうだろう。
二人のその様子をポカーンと眺めるアドルフとヘスラー。

「なんだか、ジョーさんとエーリッヒって、お似合いですね」
いつもは無口なヘスラーが口を開く。
「僕もそう思いました・・夫婦みたいというか。」
アドルフも同調した。
「ふふ、私エーリッヒなら結婚してもいいかしら」
「・・・・その言葉、覚えておいていいですかね」
柔らかく微笑みながらエーリッヒがジョーを覗き込んだ。
「ん〜、３０才超えてお互い独身だったら、結婚しちゃう？」
「はは、そうですね。では、待っていますから」

冗談なのか本気なのか。

「フンっ・・・・」
カシャンとスプーンを置き、シュミットが席をたつ。
「あら、もう食べないの？」
「・・・人前でいちゃつくな。胸糞悪い。」
不機嫌そうに語調を荒げて、リビングの方へ向かっていった。

（あらら・・・・）
エーリッヒとジョーが思わず顔を見合わせて笑った。
「からかいすぎましたかね」
クスクスと笑いながら、小声で呟く。
「何、冗談だったの？」
わざとふてくされたようにしながらジョーがエーリッヒに囁いた。
「・・・・そんなこと言ってると、本気になりますよ？」
彼女にだけ聞こえるようにそっと呟く。
彼のターコイズ色の瞳がジョーの瞳をつかまえて。
少しだけ、彼に釘付けになってしまう。
「べ、別にいいわよ？」
思わず火照りそうになる顔をそらし、水をゴクゴクと飲み干した。
「・・・まったく、悪いお人だ」

そう言って、エーリッヒは切なそうに苦笑した。
仲は確かにいいが、きっとそれどまり。
なんとなくだが、エーリッヒは直感していたのだ。

「ごちそうさま〜」
シュミットに続き、ミハエルが席をたつ。
食事中、不思議そうにジョーたちのやりとりを眺めながらも、
我関せずといったようすで黙々とシチューをたいらげていたミハエル。

（もうちょっと、乗ってきてもいいのに）
実をいうと、気になっていたのだ。
他の四人は何かしら、自分に興味を持っていてくれている。
そんな感じはする。

しかしミハエルはというと、全く自分に関わろうともしないのだ。
社交辞令的な笑顔を咲かせているだけで、自分に対する何の感情もないといったかんじで。

（まだ、嫌いだといわれるほうがマシだわ。）

別に好きになってほしいとかそんなことは思わない。
しかし、おこがましいと自分でも思うが、ここまで自分に興味も何も示さない男というのは
結構珍しい気がして。
自分なんかまるで眼中にないというミハエルの態度に、激しくプライドが傷つけられるのだ。

「ごちそうさま・・・あ、片付けるね。おいしかったわ、ありがとう」
「いえいえ・・ああ、そのままにしておいてください」
「僕たちが片付けるので、どうぞあちらでごゆっくり」
ヘスラーがジョーの皿を受け取り、台所のほうへ向かった。
「そう？ありがとう」

リビングへ向かうと、シュミットとミハエルが別々ソファーに座っていた。
ジョーの姿を見るなり、シュミットはさっきのことを思い出したのか不機嫌そうに眉をしかめる。
「何怒ってるのよ、シュミット」
「別に怒ってなんかいないが？」
「ふーん」

向かいのソファを見ると、ミハエルが何か本を読んでいた。
機嫌の悪いシュミットの隣に座るのも何なので、ミハエルの隣に腰掛ける。

「ね、何の本、それ？」
肩がふれ合うくらいの距離まで、詰め寄ってみる。
「え・・・ああ」
少し肩を避けるようにしてミハエルがやっと顔をあげた。
「あ・・・この本」
ミハエルの手にする本には、「宇宙の神秘」というドイツ語のタイトル。
「キミもこういうの好きなの？」
「・・・・・好きもなにも。私たちの専門分野よ」
そういってにっこり微笑むジョー。
「専門分野？？」
「彼女たちは、アストロノーツ候補生なんですよ、リーダー」
洗い物を終えたエーリッヒが後ろから声をかけた。
「えっ、そうだっけ、ああそっか。そういえば前にも聞いた気がするな」
すっかり忘れてた、とミハエルが苦笑する。
「じゃあ、こういうの全部わかるんだ」
感嘆の声を漏らして、ジョーのほうを見上げる。
その目はさっきと違って、キラキラと輝いていた。
「だいたいのことは、わかるわ」
なんとなく嬉しくなって、顔がほころんでしまう。
「へーすごいなー、宇宙飛行士か、かっこいいや。」
すごいなーすごいなーと繰り返すミハエル。
初めて、ミハエルの年相応の反応を見たような気がして。


・・・・もっと近づきたい、そう思った。

アイゼン＋ジョーを書いてらっしゃる方、個人のサイトはお持ちでしょうか？
ございましたら、ぜひともお邪魔したいのですが・・・。
それともココでリンクを貼るのは気が引けますか？

いえいえ、サイトなんてもってないですｗ
ずぶずぶの素人でして・・・。なんだか興味もっていただけて嬉しいです。
もし個人的にご感想などいただけるのでしたら、アド晒しておりますのでよろしくお願いします。


そしてまたひっぱってすみません。マタリとお待ちくださいませ・・。

乙〜！
続きも期待しとります〜！

おっ！いつの間にか更新されてる！
今のところアイゼンの誰メインかわからんねー。
あいつだったらいいなｗ
続きも楽しみにしちょります！
俺もビーフシチュー食いたくなってきたお

>446
川’−’）つビーフシチュー

続きが気になる！
期待してっぜ！！

>>419
そんなにあのマイナーキャラが好きかｗ

マイナーなら中国の双子がええわ
可愛すぎる

中国の双子って男の子と女の子じゃないっけ？どっちも女の子だっけ？

>>451
姉がポンで弟がリーチ

弟は男だったっていう設定は最初からあったのかな？
なんか後付けｸｻｰ

あ、やっぱり男の子と女の子だったんだ。記憶薄れてなかったw

設定、後付けでない？
最初っからそんな設定あったなら、あそこまで男の子と女の子同じく描かない気が
わからないけど・・・
どうなんだ？

それを言うならアイゼンのリーダーは最初シュミットとアニメーターさん達に
思われていたらしく、あとでミハエルがリーダーだと分かったときには大慌てだったそうだ。
アニメのOPの切り替えは間に合ったが、アメリカカップ？では黒髪のミハエルが見れる。

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えーー！そうなの！
シュミットがリーダーと勘違いされたのか・・・。
初耳だ。それ面白いなぁw
機会あったら黒髪のミハエル観てみよっと
誰か他に面白い情報ない？

たぶん既出だがこどもの日レースのチイコの烈ﾊｰﾚﾑ妄想に
双子どっちも出演してたお
双子やっぱｶﾜﾕｽよお

ミハエル誕生日ということでアイゼン＋ジョー続き期待
ミハエルフラグととっていいのか？
この話のミハエル個人的に好きだな

ミハエルでくるんじゃないか？
このミハエルいい感じだよね

あの〜…ずっと気になってたんだけど続きﾏﾀﾞｰ？？

あせっては駄目だ！！
急いては事を仕損じるというではないか！！

ネ申の降臨をそっと待つのだよ…。

すみません今週中には・・！私用で忙しくて・・・申し訳ないです。

気にしなくて大丈夫ですよー。
続き楽しみにしてまつ(・∀・)

アトランティックカップのミハエル似の黒髪の少年て一体なんだったんだろう
ミハエルが入ったからあぶれたにしたって２軍にも入ってないしww

ミハエルは気分屋だからそん時は黒髪がよかったんだよきっと

レイ×マリナはどうだろう。
エタウィンのおまけシナリオ見てたら妄想萌えー。
誰か書き手いないでしょうか。
誰も居なければ同人書きでもなんでもなく、小説などほとんど書いた事ない
ヘタクソな私の文でも投下しようと思うのですが。
…需要ないですか？

あります！お願いしまつ

>>467
ぜひ！

>>465
引退が妥当じゃね？

>468-469
他の書き手いなさそうなので書いてみて出来たら投下してみます。
よろしくです。

>>465
>>454

ミハエルがリーダーじゃあなく、例えばARのミラー的ポジションでもそれはそれでもえたかもしれない

ミハエル分が足りないよアイゼン書き手さん投下ﾏﾀﾞｰ？？
あっでも急がないで俺はいつまでも待ってるから

正直、アイゼンはもう投下されない気がしてきた…
だってこのスレ上から全部見てると殆ど（特にアイゼン)が書きかけで終わってるし
続きはまた今度とか言ってそれきり……
今度から投下する人は全部書き終えてからにしてほしい
それができないなら中途半端に書き込まなくていいよもう

言い分は分かるがそんなキツイ言い方しなくても。
戻ってきにくい雰囲気作るなよ
まぁ、マタリと待ってるヤシもいるんで、思い出したらまた投下キボンヌ

自分は一気に投下されるよりちょこちょこ投下されて焦らされるのもまた一興と
思ってるからなぁ。
住人の反応みながら話の方向考える人だっているし・・。

ま、>475よ、そんなに言うならおまいさんがなんかネタ持ってきてくれ

でも>>475の言うことも一理あると思う。
自分は書き手の更新が早かろうが遅かろうが、ちゃんと結末まで書いてくれるならどっちでもいい。
でも途中まで書いといてそのまま続きの投下なしにお流れみたいな感じになるなら、
最初から投下しないでほしいかも。
せっかく続きを期待して読んだのに損した気になるし。

最近、このスレの最初からずっと読んだけど、
きかけの話ばっかりでがっかりしたよ。

遅レスだが>>454の
「アニメのOPの切り替えは間に合ったが、アメリカカップ？では黒髪のミハエルが見れる」
て、ＯＰの初期は黒髪だったってこと？アトランティックカップ映像が出たのは中盤だし

<<478

イエイエ、アニメOPの切り替えが間に合ったというのは、ＷＧＰ放映前に切り替えが出来たということ。
OPのミハエルの位置に修正前はシュミットが鎮座していたらしい。
こした先生に「リーダーはミハエルです」といわれ製作者サイドはむちゃくちゃ慌てたらしい。

アトランティックのときは、シュミットメインでセルを起こしていたし、ミハエルらしき人物がでるのは
シュミットとエーリッヒが握手交わしているときのちょこっとした部分だし。

さすがに、ＯＰでリーダーが間違っているというのはヤバスと感じて急いで切り替えたらしい。
しかも、台本もリーダーはシュミットで作成していたために、脚本家達も大慌てで作り変えたらしい。

でもまぁ、シュミットのほうがリーダーっぽく見えるからスタッフ間違えるのも仕方ないとオモ。
幻のシュミットリーダー脚本読んでみたいよ…。

シュミットがリーダーかー
恐そうｗ新撰組でいうと土方みたいな

エーリッヒが山南ミハエル沖田

ということはアニメ放映前には中盤までのセル画、動画まで完成していたわけか
だがそのすぐ後のミハエルの無敗神話のセリフが出てくる話は
プロットさえ作画スタッフに伝わってなかったのは脚本サイドに何かしらのトラブルでもあったのか？

ただでさえドイツはチームに女キャラがいないんだから
もっと他のチームの女の子と絡ませてほしかったな
エーリッヒとジョーなんかトップのライバルチームのNo.３同士
何か少しぐらい会話があってもよかったのに…
そもそもアイゼンは出番の割にまともに女キャラと絡んでるやつが一人もいないんだね

アイゼンの性教育の続き読みたかったなぁ。。。

書ききれないなら最初から出すなバーカ
自分から書くって言ったくせに

スルー

仕事ではなく、趣味として書いてるんですから。
何とも言えませんよ。
職人さん、
楽しみにしてますので、気が向いた時にでも投下して下さいね。
無理はなさらずに。

サバンナ好きだーーー！！

ジュリアナはWGPガイドでモロに乳首が透けてた

高見画のやつ？あれはエロかったなーーさすが高見

おおーすみません！！！！！！
忙しくてこちらに来れず、約束を大幅に破ってしまいました・・・・。
アイゼン＋ジョー、続き投下します。待っていてくださった方、本当に申し訳ない。

よかったら、読んでやってください。

>427-430、>439-442の続きです。
タイトルからなんかずれてしまったので「アイゼン＋ジョー」とだけ表記しておきます。
ミハエル性格悪い＆ジョーがかなり小悪魔です。ご注意を・・・

■■■■■■■■

「ジョー、そろそろ八時すぎますけど・・・大丈夫ですか？」
「あ・・・もうそんな時間？」
「あまり遅くなるとプレットがうるさいからな」
「そうね・・・じゃあ、そろそろおいとまするわ」
「寄宿舎までお送りしましょう」
エーリッヒがジョーの上着をとり、立ち上がる。
「じゃあね、ミハエル」
ジョーは隣で本を読んでいるミハエルに声をかけた。

「ん〜？ああ、またね」
ミハエルは一瞬顔をあげて、にっこり笑ったあと、また本のほうに目を落とした。
（・・・・・・・やっぱり、なんかむかつく。）

他のメンバー、シュミットでさえも立ち上がって見送る中、ミハエルは
本に夢中でジョーのことはおかまいなしだ。

（なによ、私に興味しめしたんじゃなかったんだ）
さっきの、自分を見るミハエルの瞳が変わったと思ったのは思いすごしだったのか。
一瞬でもミハエルに好意を持ってしまいそうになった自分がくやしくて、歯をかみ締める。

「・・・・ねぇ、今日はあなたが送ってくれない？ミハエル」
「え・・・・？」
きょとん、と振り返った後、ミハエルが一瞬思い切り嫌そうな表情をしたのをジョーは
見逃さなかった。

なんで僕が？というミハエルの空気を察して、エーリッヒが口を出す。
「ジョー、リーダーは今日は体調悪いですから、私が送りますよ」
「・・・私が行ってやってもいいが？」
コホンと咳払いをして、シュミットが外にでるために上着をはおる。
「あ、なんてゆうか・・・・あなた達だとブレットがうるさいのよ・・
　たぶん、ミハエルならブレットも何も言わないと思うのよね」

「確かにそうかもしれませんね・・・・」
「そうだな・・・・」
なるほど、と納得する四人。

「ねぇ、だからミハエル。ちょうど今日は星もよく見えるし・・・ね？」
お願い、と可愛くポーズをしてみせる。
たいていの男は、ブレットでさえも、こうすると少し照れてくれるものだが。

もちろんミハエルには効かず。
顔色一つ変えずに、小さく溜息をついて。
（女の子の頼みは聞いてあげるもんだって、エーリッヒが言ってたもんなぁ。
　・・・・・・めんどくさい）
そんなことをぼーっと考えながらも、いつもの癖でニコリと笑う。
「・・・・・・うん、わかったよ」
「ほんと？ありがとう！」
「しかし・・リーダー、お体は平気ですか？まだ熱もあるのでは？」
数時間前まで、寝込んでいたのに・・とあたふたするエーリッヒ。
「大丈夫だよ、さっきも言ったでしょ」
ぴしゃり、と言い放ってコートを羽織る。
「はい・・すみません」
叱られた子犬のような顔をするエーリッヒを見て少しきつかったかな、と
反省するミハエル。
（ごめんね、エーリッヒ）

・・・人に自分の体を心配されるのは、好きじゃない。
人より自分が体が弱いことを、ひしひしと実感してしまう。

小さい頃、友達が遊ぶ様子を、いつも病院の窓から見ていた。
もう大丈夫だから外で遊びたい、そう言っても
「あなたは体が弱いんだから」
そう言われて自由に遊ぶことなんてできなかった。

（過保護すぎるんだ、みんなさ）

地位も財力もある家の出身、そしてミニ四駆界のカリスマ。
今までの人生で、辛くあたられたことはほとんどないと言っていいだろう。
みんなが自分に好意的で、自分に優しくしてくれる。
自分がリーダーだから？ヴァイツゼッカー家の一人息子だから？
だからみんな、優しい。

つい、そんなひねくれた考えかたをしてしまう。

「ミハエル、行こう」
もやもやと考えていたミハエルにジョーが声をかけた。
「あっ、・・うん、そうだね。じゃぁ、みんな行ってくるね！」
「はい、お気をつけて・・・！」
あえて威勢よく、声をあげて出発。

「ひゃっ寒いね・・・・・！」
外は一面の銀世界に、見上げると満天の星空。
「うーん、悪くない。」
独り言のようにポツリと呟くミハエル。
女の子を送ってくのはめんどくさいけど、この景色を堪能できるのは悪くない。
「何かいった？」
「ううん、別に」
「ごめんね、わざわざ送ってもらって・・」
「いいよ、気にしてないから」
「ねぇ、近道あるの知ってる？道路沿い行くより、この林をまっすぐ突っ切ったほうが近いのよ。」

行きもここから来たの、とジョーは指を指す。
その先には、うっそうと木々が立ち尽くす林。
「へぇ、キミ結構ワイルドだね」
好奇心旺盛なミハエルはもちろん林のルートを選択する。
林といっても、舗装はされてないが人が通れるような通路はあるし、
夜八時ではあるが月の光と雪のせいでどことなく明るい。
「じゃ、行きましょうか」
よいしょとガードレールをまたぎ、林へと入るジョー。
ミハエルもそれにつづいた。

「ふふふ、嬉しいわ。初めてよね？こうして二人で歩くのって」
「ん？そうだっけ」
「そうよ。今まであんまり話したことなかったでしょ」
「うーん、そうだっけ」
ざっくざっくと、誰も足跡をつけていない雪を踏むのを楽しんでいるミハエル。
「私、ずっとあなたと話してみたいなーって思ってたのよ」
うふっとかわいらしく笑ってみせる。
「へぇ、そう」
ざっくざっくざっく・・・
嬉しそうにはしているものの、ミハエルはまったくこちらの話には食いついてこない。
（もう・・・つまんない男・・・）
せっかくわざわざ気を使って仲良くしようとしてるのに。
やっぱり、好きになれない。

フンフンフーンと鼻歌を歌いながら、星空を見上げざっくざっくと
歩を進めるミハエル。
「ちょ・・・ミハエル、早いよ〜！！」
（なんなのよコイツは〜！？）
ミハエルは林道が気に入ったのか、ジョーにはお構いなしといった様子で自分の
世界に入っているようだ。
「ちょっと待ってよー」
ぐいっ、とミハエルの腕をつかむ。
ハッと後ろを振り返って、ミハエルは少しつまらなそうに眉を寄せた。
『せっかく自分の世界に浸ってたのに邪魔しないでよ』
そんな声が聞こえてきそうな表情で。
（こいつ・・・・・）
イライライラとしながらも、なんとか平静を装って笑顔を作るジョー。
「ミハエル、歩くのはやいわよ、それに私、普通の靴だし滑りそうで・・」
そういいながらミハエルの服をかわいらしくつかんで。
「さ、行きましょう」
「・・・・・・」
つかまれた服の裾とジョーを交互に二、三回見て、そのまま押し黙ってぎこちなく歩くミハエル。

歩くこと五分。
（やりづらい・・・・ああ、やりづらいわ）
もうちょっと照れるとか、話題振るとかしたらどうなのよ、とジョーは腹の中で叫ぶ。
別にミハエルと仲良くなりたいとかそんなことではない、断じてない。
（なんてゆうか、女扱いしてくれってわけでもないけど、とにかくミハエルの
この反応の薄さには、なんか惨めな気持ちになるわ・・・女として。）
・・・ヒュウウ、と背後で風が吹いたのは気のせいか。

「ねっ、ねぇ、なんか寒いわね〜」
「・・・そうだね」
ジョーに服をひっぱられているせいで、さっきの「ざっくざっく歩き」が出来ずに
少し不満そうなミハエル。
「こんなに寒くなるとは思わなかったわ・・・。ああ、さむーい！」
そう言ってジョーはミハエルの腕をとり、ピタリと寄りそう。

「・・・・・・・何？」
足を止め、思いっきり嫌そうな顔をして、問う。
「何って・・・寒いから・・。いいでしょ？」
「・・・・・・・寒いの？」
「うん、寒い〜」
ぴったり、甘えるようにすがってみせる。

（・・・・ああ、我ながら気持ち悪いわ。）
自分でもなんでこんなことしてるのか、わけもわからなくなっている。
（さすがのミハエルだってここまですれば・・・！！）
もはや、もう意地になっていた。
本当に好きな男には気のきいた甘え方なんて恥ずかしくてできないくせに。

「寒いなら・・・ぼくのコート貸すよ」
「えっ・・・」
そうきたか！と思わず固まるジョー。
「も、もう、そういうんじゃなくって、こうしてるほうがあったかいからっ」
ねー？と上目遣いでミハエルを覗き込みさらにぎゅっと密着する。

「めんどくさいな・・・」
「・・・・は？」

（今、なんて？「めんどくさい」って言った！？）
「苦手なんだ、僕・・・・、こういうの、好きじゃないな・・」
そう言ってするり、と腕をほどく。

（ええ、えええええーーー！？）

「みっミハエル・・・あ・・あたしのこと、嫌い！？」

「えぇ？」
咄嗟に、大声を出してしまった。ミハエルが間の抜けた顔で聞き返す。
「あ・・ごめん、その、ミハエル、私の事嫌いなのかなって・・・。
　なんか・・・冷たいし・・・」
うる、と涙をにじませて。この涙は嘘ではない。ここまでヤケになってる自分に
嫌気がさしている意味での涙なのだが。
（なんの涙であれ、男は女の涙には弱いわ・・！）
ここまでくればどうにでもなれ、なんとしてでもミハエルの気をひいてやる！と
心のなかでガッツポーズ。

「・・・嫌いじゃないよ、別に」
「え、じゃあ好き？」
きゅるんと目を輝かせてみたり。
「・・・いや、好きでもないけどさ」
ハハッと乾いた笑い。
（ハァァァァァァ！！！！？）
もうちょっと他に言い方はなかったのだろうか、いや確かに好きだと言われたって困るが。


「・・・・キミは？」
ミハエルの足が止まる。
「え？」
「僕のこと、好きなの？」
小首をかしげて、妙に真剣な目でジョーを見つめて。
（・・・・・うっ）
よく見れば、まわりの女子が騒ぐのも当然の美少年。
好きじゃなくても、見つめられると胸が高鳴る。

「あ・・・あたしは・・・その」
（微妙に嫌いです、なんてホントのこといえないじゃない。）


「僕のこと、好き？嫌い？ねぇ、言って」
月の光が、ミハエルを艶やかに映し出す。
思わず、見とれてしまって。

「す・・・・・」


「好きよ・・・・！ず、ずっと前から、好きだったの！！」


（・・・ああ、言っちゃった）
心にもないことを。・・・もうヤケだ。どうにでもなれ。

ジョーの覚悟に相反し、たいして驚きもせずにミハエルはふぅ、と溜息をついた。

「ねぇ、好きって、どんな気持ち？」
「は？」
「キミ、僕のこと好きなんでしょ？好きって何なの？どんな気分になるの？」
「ええ・・？それは・・その、私があなたを好きっていうのは・・その・・」

「ねぇ、人を好きっていうのって、特別なんでしょ？僕がアドルフのピアノが好きなことや、
　庭に集まってくる鳥達が好きなこととは違うんでしょ？」
「違うわよ、ぜんぜん違うわよ・・。あなた、誰かを好きになったこと、ないの？」
「だから、好きってなんなの？」
「・・・・・・なんてゆうか！ホラ、ドキドキするなーとか一緒にいたいなーとか、
　可愛いなとか、手つなぎたいなとか・・そんなのがたくさんたくさん混じってさ・・」
「ふぅん・・・・」
よくわからない、といった様子で首をかしげる。
「じゃぁ、僕は、キミにドキドキしないし一緒にいたいわけでもないし、
　手もつなぎたいとは思わないからキミのこと好きじゃない、っていうのはあってるわけだ」
にっこり、笑顔を咲かせる。

「・・・・・・・・・・あってるんじゃないの」
（ああ、これならシュミットのイヤミを一週間聞いてるほうがマシだわ。）
ミハエルの気を引こうなんてバカなことするんじゃなかった、と後悔。
止めていた歩を進める。
「あ、でもまぁまぁ可愛いとは思ってるよ、キミのこと。」
「はいはい、そうですか・・・」
ああ、なんかすごく疲れる。早く帰りたい。
ジョーは星空を見上げた。

「そうか、好きって結構難しい感情なんだね。あれ、じゃぁキミは僕といっしょにいたいの？」
「・・・・・だからあなたに「送って」って、お願いしたんじゃないの・・」
ムダとわかってはいるが、一応しおらしく演じて見せる。
「ふぅん、じゃあ、手をつなぎたいとも思ってるの？」
「だからぁ、さっき腕くんでたりしたじゃない」
「それじゃぁ、僕を見てドキドキするんだ？」


「・・・・ハァ？」
思わず、心の声が口から出る。
（あらやだ、つい・・）

「どっドキドキするわよ、そりゃあもう！大好きなミハエルとこうして夜道、帰ってるんだもん！！」
「・・でも僕はキミにドキドキしないよ？」
スパリと早い切り返し。
「・・・・・・・・。それはさっきも聞いたわ・・」
好きじゃない相手だとわかってても、なんだかへこむ。

「なんか不思議だね、みんな、そう思ってたんだ」

「え？」
「キミみたいに僕のこと『好き』って言ってきた女の子『達』さ」
「・・・・あら」
（モテ自慢？）

胃のあたりがムカっとしたのは気のせいよ、きっと気のせい。
こんなことでイラついていたら体がもたないんだから。
そう自分に言い聞かせるジョー。

「ねぇ、僕、なんでこんなにみんなに好きだって言われるんだろう」
「・・・・・」
（ハマーＤが同じこと言ったらリンチくらいそうな破壊力のセリフね）
無言で雪を踏み進める。とにかく早く帰りたい。

「好きってことがキミの言ったとおりの感情だとすればさ、みんな
　僕を見てドキドキして、一緒にいたくて、手とかつなぎたいんでしょ？」
「・・・・・・・そうなんじゃないかしら」
ミハエルに恋した全ての少女にアーメンと言いたい。
可哀想に、あなた達の気持ち、この男には理解できていなかったみたいよ。



「・・・・・・気持ち悪いな」
ハハっという乾いた笑いと一緒に、ポツリとミハエルが呟く。


「・・・・なんですって・・？」
思わず足を止める。
（今、なんて・・・・・？）

「気持ち悪いって言ったんだよ。そう思わない？
　そんな感情もたれてるなんてさ。気持ち悪いというより気味が悪いかな」
ミハエルは、イラだったような声ですらすらと喋った。
「・・・・・・・なっ」

（なんなの、・・・・・コイツ）
胃の辺りから、何かこみ上げてくるのは、気のせいじゃない。

（ヒドイ・・・・・）
どんな理由にしろ、人に好意をもってもらえるのは嬉しい。自分はそうだ。
確かに、妙な奴に好かれるのはカンベンだと思うときもある。
それでも、好意自体はありがたい、と思っていた。

（こんな感じ方をする人間もいるなんて。）

自分は別として、ミハエルのことを本当に好きで、思い切って告白した
健気な少女達の気持ちを考えるといたたまれない。


「あなた、それはちょっと言いすぎにもほどが・・・・！！！！」

ぐっとこぶしを握り、まくしたてようとしたその時。

（・・・・・・・・・・あら？）
ジョーの声が止まる。

「あなた・・・大丈夫なの？」

見ると、ミハエルはいつの間にか熱があがっていたのか、顔が紅潮していて
冷や汗もかいていた。
今までは月明かりがあると言えど、暗くて気づかなかったのだろうか。
たまたま林道にポツリとあった街灯に照らされた、彼の様子に少し驚く。

「ねぇ、顔・・赤いわよ？熱があるんじゃないの！？」
さっきの彼の発言をひとまず棚にあげ、ミハエルに駆け寄るジョー。
「平気だよ。大丈夫だから」
そういいつつも、ぺたりと膝をついて息をきらすミハエル。
「大丈夫なんかじゃないわよ・・・ほら・・やっぱりすごく熱いよ！？」
ミハエルの肩を支え、額に手をやる。
「いいから、構わないで・・・・微熱だよ、慣れてる」
「でも・・・！」
「大丈夫だから」
「・・・そんなこと言って・・あなた、体弱いんでしょ？あなたにもしものことがあったら・・！」
思わず、ぎゅうとミハエルの肩をつかむ。

「・・・・・・るさい」
「え？」
「うるさいよ」
「ミハエル・・？」
「離して・・・こういうの、鬱陶しいんだ」

キッとジョーを睨み付けるその目に、ジョーは思わず怯む。
ジョーの手を振り払い、ハァハァ、と息を切らす。

「僕が大丈夫って言ってるんだ、構わないでくれるかな」
「でも・・・・・」
「しつこいんだよ、どいつもこいつも・・・」
今までに見たこともないような機嫌の悪そうな顔で呟く。

「どうして構うのさ？これも、僕のことが『好き』だからかい？」
「えぇ・・・？」
（てゆうか、好きじゃなくったって、こんな具合悪そうな人、心配せずにはいられないでしょ）

「・・・そうだけど」
なんとなく誘導されるがまま、ミハエルの言葉に頷く。
「・・・・・・フッ」
「何よ」

（全く、嫌になるな）
ミハエルはなんだか可笑しくなって、クスクスクスと笑い出す。
「なんなのよ・・・」
ジョーは怪訝な顔で自分を見ている。

（この女も、そうなんだ。）

（どいつもこいつも、よく知りもしないくせにさ）

（キミ達が好きなのは、僕のこのステータスだろう？）

（・・・・軽々しいそんな気持ちなんて、迷惑だ、気持ち悪い、吐きそうだ）

「嫌になる」
「え？」

「いいかい、僕はね」
ムクっと起き上がって、呟く。

「・・・・・・キミなんか眼中にないんだよ」
「・・・・・・・・！」
「興味なんかないんだ、これからもそれは変わらないよ。だから、僕のこと好きだなんて、もう言わないでね？」
挑発したような目を向け、フフッと鼻で笑う。

「な・・・・・・」

（なによ、なんなのよ、この男ーーーー！！！！！！）
何かがプツリと切れたような感覚がジョーを襲う。




「・・・・・・・・・ミハエル・・・！！！」
「・・・・・・・ぅわっ！！？？」

気がつくと、ジョーはミハエルの胸ぐらを掴みながら、彼を押し倒していた。



「ムカつくのよ・・！！あんた・・」
「・・・・・え？」
ジョーのこの反応に、驚いた様子で目をまるくする。

少なくとも、女の子に本気で「ムカツク」とキレられた経験はないからだ。

（てっきり、泣いて帰っちゃうかと思ったんだけどなぁ）
少し拍子抜けしたというかんじでポカンと口を開けるミハエル。

「言っとくけど、あたしはあんたなんか、好きでもなんでもないんだから！！！」
ミハエルにまたがったまま、ぐぐっと首元を締める。

「へぇ・・・・さっきは僕のこと好きだって言ったじゃない。僕がキツイこと言ったから嫌いになっちゃった？」
襟を締められ、少し息苦しそうにしながらも、フフフと乾いた笑いを漏らし、挑発の瞳を向ける。

（こんなヤツ、誰が！！！！！）
カァっと頭に血がのぼる。

「・・・・・・私は最初から、あんたなんか好きじゃないわよ！むしろ、嫌いだったわ！！」
「・・・・・・・」

「へぇ」
珍しい、と言った様子で間抜けな声を出す。
嫌いだと面と向かって言われるのだって、初めてだ。男にも、女にも。

「あのさ・・・、とりあえずどいてくれるかな？なんか気分悪いんだけど、この体勢。」
人に上に乗られたまま、首元を掴まれている（しかも女に）なんて、チームメイトが見たら卒倒するだろう。


「・・・私に興味ないっていったわね」
「・・・・・・・そうだけど」
「なんども顔を合わせてるのに、私の名前すら覚えなかったわよね？」
「・・・・・フフ、だってキミに興味ないんだもの。覚えられないよ」
「そう・・・・」

するりとミハエルの首元から手を離し、彼の頬に手を伝わす。
「・・・・・何？」
「フフ・・」
妖しく笑いながら、自分の頬を撫ぜるジョーを怪訝そうに伺う。
ゆっくりとジョーはミハエルのほうに顔を近づけてくる。

「何なの・・・？」
思わず顔をそらすと、ジョーが彼の耳元で囁いた。


「私の名前、覚えてる・・？」
「・・・・・さぁ、忘れたな」
「ジョセフィーヌ・グッドウィン」
囁きながら、ミハエルの唇を指で撫でた。
ゾクッと、背筋に寒気が走る。


「この先、嫌でも私の名前を思い出すように、してあげるわ」
そう一言囁いて。

ミハエルに、キスをした。

>>500

(*´Д｀)ﾊｧﾊｧ/lｧ/lｧ/ヽァ/ヽァ　ﾉ ＼ア　ﾉ ＼ア　/　＼　ア　/　＼　ア

逆ﾚｲｰﾌﾟっぽい展開に(;´Д`)ﾊｧﾊｧ

てっきりアイゼン５×ジョーのレイープだと思ってたけど
そう来ましたか！

エーリッヒってエッチ上手そう

続き期待！！！

アイゼンとジョー好きだなぁ
一度でもいいから本編で会話ぐらいさせて欲しかったよ

うちもそー思う。
会話すらなかったもんなぁ。
もしあったら、どんな内容だったと思う？
お互いの事どんな感じにとらえたんかなぁ。。。

自分は結構アイゼン書き手さんのＳＳっぽい感じ想像してたな

シュミットとジョーは会えばイヤミ言いあい
エーリッヒとはなごやかムード
ミハエルは無関心、愛想だけ
ジョーもミハエルは苦手

みたいな

エーリッヒとはなごやかでシュミットとはイヤミ言い合いってのは、
同人やサイトでも多いような気がする。自分が知ってるとこは全部そうだ。
結構共通の認識なのかも知れんね。

ミハエルとは普通に仲良しな印象だったから、これは新鮮だったよー。
でもこういうのも好きかも。

そうだね。
エーリッヒとシュミットは一種の固定観念になってるよね。
確かにそれと近いイメージあるけど。

ミハエルとジョーは仲良しってイメージある！！
一回ミニ四駆にたいして本性をみせたけど、人としてはいいヤツって感じ。
だから予想外の冷たいミハエルSS面白い。

アイゼンの中でジョーって一番誰とお似合いだと思う？
個人的にはシュミット。
最近ミハも有りだと目覚めたがw

自分はエーリッヒに一票

お似合い、となるとエーリッヒかなぁ。
萌えるのはシュミットとジョーのケンカップル

最萌えはブレットも入っての四つ巴ｗｗ

私的にエーリッヒは大人しそうな女の子が好きだと思う
いやなんとなく

おとなしい女の子といえば、マルガレータともよく同人でみかけるね〜

エーリッヒとジョー、いいね。似合うんじゃない？
なごやか路線好きだなー。一緒にお茶してる場面とか目に浮かぶ。
シュミットやミハエルもいいな。勿論上であがってたヘスジョーもｗ
アイゼンとジョーすごく好きだよ。

マルガレータはニエミネンとっていうか（ジャネット＆マル）×ニエミネンかな。
ジャネットとわいわい言いながらニエミネンをからかってるのが萌える。
女の子攻め(*´Д｀)

ジャネットは今までのレツゴにないキャラで新鮮味があったのに
アニメでもゲームでもあんまし出番ないね
逆にジョーはメインの話もあったしかなり優遇されてる気がする
WGP編の女キャラの中では一番目立ってたね

アストロのメンバーで原作キャラだからってのもあるかもね。
オーディンズとかはアニメオリジナルだよね？

あたしもオーディンズはオーディンズどうしのカプが好き。
マルとジャネをアイゼンと絡ますのは個人的に好きでないんだもん。。。
勿論いろんな考え方あるからね、あくまで個人意見で。
所詮あたしもジョーびいきなんだなー。はぁ。

オーディンズはビクトリーズが元なんじゃないっけ？
誰が誰なのかはニエミネン以外わからないけど。。。

でも個人的に脇キャラもよく描かれてた方じゃないかなと思う。
人数の割りにレツゴって。個人個人はアレでもチームごとでの描写とかさ。
ちらっとしたワンシーンでも個性が出てたと思うんだけど、どうかな。

やっぱりアイゼンとジョーの会話は欲しかったけどねｗ
エーリッヒやシュミットとの絡みは面白そうだし。

確かに各チーム個性強かった。
納得。あれだけ登場人物いるのに、しっかりしてたと思う。
それぞれの特徴があって、お互いかぶってなかったね。

ジョーとアイゼンの絡みは叶わぬ願いのまま終ったのが残念。
ロッソストラーダとはあったのにー。

ｵｰﾃﾞｨﾝｽﾞとﾋﾞｸﾄﾘｰｽﾞの被りは
マルガリータがJ
ジャネットが藤吉
ワルデガルドが烈
ニエミネンが豪
名前失念のでかいのがリョウ
だったと思う。

ヨハンソンだよ！

ジョーの絡み。ドイツとも禿げしく萌えるんだけど、イタリアとの
カップリングも結構好きだなあ。
ジュリオ×ジョーとか隠れた人気あるよね。

イタリアとのカップリング・・・ジュリオ×ジョーなんて想像もできんかった！
隠れた人気だったなんて、初耳w
それって何かのきっかけがあったって事だよね？
何の弾みで隠れ人気に？
あ、でもアイゼンとか関わりなかったのにジョーとカプ人気だよね。
て事はきっかけなんてないのか？
興味深いなぁ〜。

普通のカップリングとはちょっと違うけど女の友情以上恋人未満ｗな感じの。
アニメジュリオのオカマキャラと、ジョーの性差へのコンプレックス（？）
みたいなものを絡めてたりしてる。きっかけはよく知らないけど。

ジョーばっかｗ
上でも出てたけどジョーが腐の
自己投影キャラにされてる感が否めない

自己投影ってｗ
便利で手っ取り早い言葉だけど聞き飽きた感がある。

ジョーの流れが嫌なら自分の萌えを語ってみればいいんでないの

そうそう。何もジョーばかりでなくても良いんだよね。
ただ単にジョー好きの意見が多かっただけで。自分もだがw
でも、気軽に他意見もカキコカキコ！
他の方はどんな萌え？？

ジョー絡みカプ好きだけど自己投影ではないなぁｗドリなんてきもくてカンベンｗ

他には烈ジュン豪ジュン、ジムシナ、カイジュリとか好き。
ジュリオとジョー好きだなぁ〜

528 ：名無しさん＠ピンキー ：2006/03/27(月) 21:26:58 ID:H0ohCp57
自己投影ってｗ
便利で手っ取り早い言葉だけど聞き飽きた感がある。

529 ：名無しさん＠ピンキー ：2006/03/27(月) 21:28:01 ID:H0ohCp57
ジョーの流れが嫌なら自分の萌えを語ってみればいいんでないの

ちょｗＩＤｗｗｗ

まぁ確かにジョーは女の子の中でもいろいろな人と絡みあったし出番も人気もあるが
エロパロ板にふつーにあたしとか女丸出しの意見書かれると萎える
スレの活性化はありがたいがちょっとはそういうことも考えてほしい

>532
自分、昨日のH0ohCp57だけど、529は528の追記だよｗ
別に矛盾したこと言ってないっしょ。

ジョー→リョウが全く語られてないあたり、無自覚自己投影厨臭がぷんぷんするな

自己投影言ってみたい年頃ですか。
ジョー→リョウに萌えなきゃしょうがないじゃん。
単純に萌えてる人が語ればいい話じゃないの？

リョウジョーはオフィで支持者も多いから語ることもなくて
あえて名前にださなかったりもしてたｗ

ジョー→リョウ大好物ですよ

>>535
自己投影してないならいちいちつっこまんで堂々としてろよ
反応するからそう言われんﾀﾞよ

ジョーはリオーネともつながりあったな
他はサバンナのコーチ愛が異常だったり
ホワン→シャイニングスコーピオンはガチ

堂々としてるぞ。でもそういうアホがムカつくんだよ。

ジョーリョー大好き。
536と同意見で語らずとも良いかなと勝手にw
あの二人って手紙交換したのかなぁ・・・
当時リョウに住所があるのかどうか気になってたっけ。

てか、リオーネって誰だっけ？スマソ。
キャラが多くて・・・年月も経ってるし。
ロッソの人だっけ？

リオーネ→ジョー→リョウ←ジュリオ　が好き
1個スレ違いカプ入ってるけどｗｗｗ

ジョーカプだとブレジョーが好きだ。
奴らは日本に来る前から出来上がってるといいなと思う。
他にもワルジャネとかジムシナとか、リーダー×女キャラが萌える。

>541
ブレジョー、自分も好きだー。
ていうかジョー→ブレットの矢印にものすごくハマってたよ。
是非ともくっついて欲しい！

リーダー×女キャラ繋がりで中国のトン×ポン。
なんか地味な感じだが、仲良しっぽくて萌ゆる。誰か投下ｷﾎﾞﾝ。

>>538
つっこんでんじゃんｗｗｗ

まぁ何度も自己投影自己投影言われりゃ、気分も悪かろうよ。
特定のカプを貶めるのはやめときな。

そろそろミハエル×ジョーの続き見たいなー。

ミハエルは受けでも(･∀･)ｲｲ攻めでも(･∀･)ｲｲ
の一粒で２度美味しいキャラだな。

トンポン好きだじょ〜！
ブレジョーも好きだ

なんか流れ止まったな
烈ジュンや豪ジュンは年齢操作したのが好み
中学高校辺り

ジュンはツンデレ！！！
今レツゴやってたら確実にジュンブームきてると思うけどなぁ

>547
成長して、烈か豪かに悩むジュンみたいなの妄想してた
個人的にレッツゴー兄弟とジュンはタッチの三人みたいな関係になってるといい。

タッチ３人いいな〜。
烈豪ジュンは３人で１カプみたいなのが萌えだ。
もやもやぐるぐるした恋がいい。青春！

もやもやぐるぐる最高ですよ

高校生になって、３人とも誰かと付き合ったりしなくて、クラスの子たちから
「烈くんと豪くんどっちが彼氏なのよ」とか茶化されたりして
「あの二人はちがうの！」とツンデレかと思いきや

二人のどちらが好きなのでもなく、小学生の時の初恋の人をずっとひきずってた・・・・とか。

そんなんも好きだ。その初恋の人はWGPで会った外国チームの誰かだとおもろい。
烈はジュンはずっと豪のことを好きだと思っていて、だから手出しできなくて、豪も同じだったので
その事実を知ってかなり驚く。「豪（烈）が相手だから諦めたのに・・・・」

そしてなんと三人が通う高校にジュンの片思いの相手が突然交換留学で来ることに！？
一波乱二波乱ありまくりのドッキドキ☆青春学園ラブコメディ！！！！！！





・・・・・・・なんちゃって

今の流れで豪ジュン烈など投下出来たら粋なんだが
書き綴ってみれば米ジョーだった‥
捏造が随所に見られるので苦手な方はスルーお願いします。

「ジョーのこと好きなひとー」
唐突なその物言いに、3人は思わず目を点にして固まってしまった。
彼らの視線が集中する先、一人の少年は特に悪びれる様子もなく能天気にぶらりと片手を挙げる。
「はーい♥」
小さなミーティングルームの中に不思議な沈黙が漂った。
発言者当人を除いて、皆一様に困惑した表情を浮かべたまま言葉を失っている。
ハマーＤはリアクションに戸惑ったし、エッジはひきつり笑いを浮かべたし、
ブレットはとりあえず、読んでいた書籍をパタンと閉じた。
「‥何の冗談だ？ミラー」
言われた当人、ミラーはリーダーのあくまで冷静風な問いかけにも耳を貸さず、
一人満足したのかマイペースに手元の小型ゲームに熱中している。
「よし誰もいないね。誰も挙げてないね。じゃ俺の一人勝ちってこ」
「ちょっと待てシャラップ。黙りなクソガキ？」
勝手にウンウンと頷くミラーの台詞を、笑顔のエッジがずびしと遮る。
「エッジ、『ちょっと待て』と『シャラップ』のあいだに間がないよ」
「そんなことはどーでもイイ！」
「それに歳１コしか違わな」
「ウルサイ!!それよりお前の今の問題発言は何だ?!お前なんか今ヘンな事言わなかった!?」
「ヘンじゃないよ。どっちかって言うと思い付きだよね」
「えぇー‥‥!?」
反応に困るミラーの自由な発言に周りのメンバーも少なからずドン引き。
割と禁句に近い爆弾発言をしたクセに、このしれっとした態度は一体何なのか。

ジョーのことに関しては、チーム内に今まで何となく手出し無用というか暗黙の了解みたいな部分があって。
あまり仲間内で男女関係がゴチャゴチャするのは良いモノではないし、
ましてや彼女は性差というファクターに敏感だ。
彼女が気づいて、女扱いしていると「憤る」段階では、まだそういった部分に触れてはいけないと思っていた。
だから年月を経て年頃になっても、あまり表立った場面で彼らは核心に触れるような発言はそれとなく控えてきた。
デリケートな問題を少年達は薄々感づいていて、それぞれ譲歩もしてきた‥はずが。

「ミラー、お前なぁ‥」
エッジが力なくうな垂れる。『思い付き』で長年の遠回りを陽気に飛び越えていいモノなのか。
その横でハマーが、ハッと思い出したように口を開く。
「ていうか、お前、エマが居るんじゃないのか？」
「‥！そうだろ！エマ彼女だろ!?それを差し置いて‥」
「あぁ〜‥。もう別れたよ」
またしても悪びれなく、エッジの台詞を遮ってさくっと言い放つ。
エマはＷＧＰで追いかけて来たファンの一人だ。
成長とともにソバカスが消え去り、すらりと身長も伸びた現在のミラーには
自然と数多くの女性ファンが付くようになった。
性根は小憎たらしい毒舌小僧のままなのに、と納得いかないエッジは度々地団駄を踏んだが、
そんな喧騒をよそにかつてのソバカス少年は次々寄せられる好意を拒むでもなく、
割とドライに場数を踏みまくったりしていた。
「あ‥そ。まぁどっちにしたってだ」
この際その話は一旦突っ込まないでおく、とエッジは咳払いする。
「何で、今、ジョーなの。ジョーとはずっと一緒に居てもはや家族みたいなモンでしょ？」
隣でハマーＤのウンウンという後押しを受けつつ、ミラーにそう問い詰めると
相手からは“ハ”といった表情で皮肉笑いが返ってくる。
「またそんな。白々しい。
　俺知ってんだぜ。エッジのジョーをオカズにした、多彩なズリネタの数々‥」
「ギャーーーーッ!!!!!!　ワーーーーッ!!!!」
『なんで知ってんの!?』ばりに両手をこめかみに当ておののくエッジ。
そのバカ正直全開なリアクションにフォロー不可能なハマーＤも２度目のドン引き。
思わず頭を抱えずには居られない。
「エッジ、お前‥」
口から心臓がばくばく飛び出しているエッジを、ブレットが言い表しようもない表情で見遣った。
「り、りーだー！！」
返事を裏返らせるエッジ。
リアルに驚いてしまったおかげで、既にしらばっくれるのが不可能。
非常に分かりやすいテンパりに沸き立ちながら、
彼はあくせく平静を装いリーダーを見つめ返した。
「俺を信じて。俺の目を見て」
そのキラキラした瞳に見つめられても、ブレットは既にコメントのしようがない。

「みんなーお待たせ！お風呂上がった‥よ？」
シャンプーの香りを漂わせながら、ジョーが部屋のドアを開けると
異様な沈黙が彼女を迎え入れたのであった。

つづく。バカバカしい内容でスマソ；

ぐぐぐぐぐＧＪ！！！！
こういうのダイスキだ！！！

ミラーってたしかに成長するとかっこよさそうだよな〜

上手いよー最高だよ米ジョー！
というかこういうノリでも上手く書けるって本当凄いな〜

ＧＪ！やっぱ米ジョーは基本だよね。
ミラジョー路線？米５Ｐでも萌え(*´Д｀)

まだジュリカイSSの需要はありますか・・？
新参者なのでつたないものですが。

あるある！投下希望します！

わかりました。土日がんばって仕上げます。
しかしエロパロ書く上であの身長差はかなりのネックだな。
ＷＧＰのサバンナソルジャーズその後の話って無かった・・よね？

あえてショタのままのカイがジュリアナを！ってのも好きだよ！！
どの話か忘れたけど、カイの隣にジュリアナ達が立ってる時
カイの身長があきらかにジュリアナ達のスカートより下で萌えたｗ
コーチ、パンツ見放題ｗｗ

>>560
乙〜！
楽しみにお待ちしとります！

ファイターレディのまんこにチンコ入れたい。

>563
ファイター乙ｗ

前哨戦だけあげます。少し長いです。微妙にパラレル設定入ってます。
NGワードにしたい場合は、コントラストと入れてください。

「お疲れ様でした。みなさん」
カイはそう言い、自分より背の高い５人の少女を見上げた。
肌が黒く、揃ったの黄色のユニフォーム。
「カイコーチ…」
「コーチ…」
つぶやく彼女達からは、ぽたぽたと涙の雫が滑り落ちていた。

「あなた達は、本当によく頑張りました」
いつも気丈な彼女達でも、この時ばかりはどうしようもなかった。
これで、WGPには二度と参加することはできない。その事実が、どうしても悲しかった。
カイはその時も皆を励ました。サバンナソルジャーズのコーチとして。
いつものように、丁寧な言葉使いで。
「みんな、ありがとう…」
ジュリアナ達はみんなで悲しみと、今までの思い出を分かち合った。
締め出された子供のように一人、カイはそれを遠い眼で見つめていた。
（これで、いいんです）

ジュリアナたちが12歳、カイが11歳。１年後、アメリカ大会後の話である。

そして、WGPも終わり、ジュリアナたちはアフリカへ帰る事になった。
今日はオフということで5人で街へ繰り出し、お土産もたくさん買った。
明日の朝には、みんなアフリカへ、それぞれの故郷へ帰る。
荷物以上はあるであろうお土産たちに、ジュリアナは一人笑った。
ジュリアナ好みの小物たちがありすぎで予算が無くなり、泣く泣くカットしたことも今ではいい思い出だ。
WGPにはもう出られないけれど、ミニ四駆をやめる訳じゃない。
思い直して振り返ると、BSゼブラが無いことに気がついた。
「そうか、ミーティングルームに置いてきたんだっけ…」
直前にメンテナンスしていたのは確かその部屋だったはず。
時計を見る。時刻は午後11時を指していた。
同室のサリマ、ミシェルもすでに眠りの体勢に入っている。
ジュリアナは一人でミーティングルームへ向かった。

外は、夕方から覆った雲によって、少しずつ雨を降らし始めていた。
「…あれ？」
ミーティングルームの明かりがついている。
この時間に使っている人間などいないはずなのに。忍び足でドアに近づく。
薄いドアからは、声が途切れ途切れに聞こえてきた。
どうやら、シンディとカイの会話だろうということは分かった。
雨の当たる音を無視して、会話に聞き入る。

そしてようやく、その言葉の意味を聞き取れた。
だが、聞こえた言葉は、信じられない言葉だった。
「……僕は、アフリカには行けません」
はっきりとした、カイの言葉。
ジュリアナは衝撃で声を失った。その間にも会話は容赦なく続く。
「そう、ですか…仕方ありませんね、残念です」
「大丈夫ですよ。彼女達は成長した。僕の役目は…終わったんです」
それは、シンディも納得している様子だった。
「明日、ジュリアナたちには話しておきましょう、寂しいですね。
この2年ずっと一緒だった貴方がいなくなるというのは…」

ぶるっ、と身体に身体に震えが走った。よろよろと、ドアから後ずさりする。
「嘘だ…」
自分の声が、自分の声で無いようだった。
カイコーチは、アフリカに一緒に行ってはくれない。
嘘だ、嘘だっ…
ジュリアナは一人で駆け出していくしかなかった。

「はぁっ、はぁっ…」
どこまで走ったのだろう。気がつけば、宿舎の玄関前にまで来ていた。
「私は…私はいったい、何が…」
何がこんなに苦しいのだろう。何故胸が締め付けられているように痛い。
胸の前で握り締めた手を離し、玄関先を見ると、雨が降っている。
「…」
ふらふらと、よろめくように玄関が二、三歩進むと、雨が身体に降りかかる。
「私は、何故…」
泣いているんだろう。

サバンナソルジャーズは全員が同い年だ。コーチ就任から2年がたてば全員解散。
カイが去ってしまうことは、心のどこかで覚悟していた。
覚悟はしていても、感情が追いついていかない。
「…私は、もっと一緒に……」
一緒にいてほしかった。ジュリアナの言葉は、言葉になどなっていなかった。
このまま、離れ離れになってしまうなんて、絶対に嫌だ。
雨はジュリアナの身体を濡らしてく。
薄い服を一枚纏っているだけで、水が染み込む。
あのときもそうだった。
サバンナゼブラを使った、二人きりの勝負。

カイは、自分が濡れるのにも関わらず、勝負を受け、そして買った。
そのときのカイは、ひどく不可思議な存在だった。
完全なる勝利の真実を知り、一緒に見つけようと言ったカイ。
2年、それを追い求めていた。それを…
「こんなところで、終わらせるなんて、絶対に嫌だ」
ジュリアナは意を決して、踵を返した。

「…」
ぼすっ、とベッドのスプリングが軋む。
体重を投げ出すように、自室のベッドにカイは転がっていた。
夕方から曇りだした空は、今はしとしとと陰鬱な音を立てて水を降らしている。
音が気になって、眠るに眠れない。
身体を回転させて、仰向けになった。
雨の音と、薄闇がカイの世界を支配する。
見上げる天井はただの風景でしかなく、何の意味も持たない。
「過去は振り返らない」主義のカイでもこういうときは嫌でも思い出してしまう。
沢山、沢山マシンを切り裂いたこと。トライダガーに負けた、その日のこと。
ビークスパイダーが噛み砕かれたこと。
いくつもいくつも、泡のように浮かび上がっては消えていく。
罪悪感を感じるのかどうか、今でもカイにはわからなかった。
あのときは、それが正しいと信じていた。
少し前は、BSゼブラで優勝することことが全てだった。
「今の僕には…何が…」
何が、残っているのだろう。
自問した答えは、返らなかった。

雨は未だ止まずに降り続いていた。

しとっ、と天井に響く雨音が眠気を誘いだす。
電気を完全に消して無いなと、ぼんやりした頭で考えたが、何もする気にも起きない。
どれくらいそうしていただろうか。こんこん、とドアを叩く音が聞こえた。
「…誰ですか？」
上体だけ起こし、眠い眼でドアを見る。
きぃ、と音を立てて、ドアが開いた。
ジュリアナがいた。下を向いているのか、表情までは見えなかった。
「…ジュリアナ？」
ぱたん、とドア片手で閉める。
ふらっとカイのほうに向かうジュリアナに、眉根を寄せる。
よく見れば、若干雨に濡れていた。びしょぬれでは無いが、雫がわずかに髪から滴っている。
しかし全然関係ないとばかりに、ジュリアナは前へ向かう。
「どうしたんですか？こんな夜中に…」
様子がおかしい、何も言ってこない。
「…ジュリ…アナ……」
眠気がまだ残るカイはふらっ、とした頭を片手で抑えようとした。
ぱしっ、とその手がジュリアナに捕まる。
「ジュリっ…」
そのまま、後ろへと押され、ベッドが軋んだ。
もう片方の腕も伸ばした手につかまり、両手を掴まれる。
カイはやっとここで意識が覚醒した。
「何をするんです。ジュリアナ！」
金髪の髪がベッドに広がる。
暴れる腕を押さえつけられ足を絡めることでこちらの動きを完全に封じられる。
一歳違いとはいえ、体格で勝るジュリアナにのしかかかれたカイは少しだけ声を荒げた。
ジュリアナは答えない。
うつむいたまま、カイの顔を見ようとせず、そのままの状態で止まっている。
「ジュリ…アナ……？」
ジュリアナは震えていた。
「…本当…なのか？」
「…えっ？」
ジュリアナが、顔を上げる。
「カイは、私たちと一緒に行ってくれるんじゃないのか？」
灰色の瞳に涙を一杯に溜め、ジュリアナはカイを見つめた。
カイは答えない。まだ両手を掴まれた状態のうえ、身体が思うように動かない。
一瞬だけ、躊躇う。意を決したように、目線をあげた。
「…ええ。僕はあなた達と一緒には行けません」
深く赤い瞳が、ジュリアナを射抜いた。
自分がカイの身体を無理矢理抑えてつけているはずなのに。
目線が、まるで自分を刺しているように強い。
「……どうしてだ？」
ジュリアナが狼狽する。それでも、カイは動かなかった。
「私たちが、優勝できなかったから？それとも…」
「そうでは、ありませんよ」
「ならどうして！」
言って、ジュリアナははっとした。
カイは、笑っていた。少しだけ淋しそうに。
「あなた達に、僕はもう必要ないんです」

雨が降り続く。
カイを押し倒した状態のジュリアナと、抵抗しないカイ。
明かりはわずかな豆電灯の光だけ。
一見すれば異常な状態でも、カイは心のどこかで冷静だった。
いつかは言わなければいけないこと。少し予定が早くなった、ただそれだけだと考える自分がいた。
「BSゼブラは成長しています。もう僕が手を加える必要が無いほどに」
「そ、それは…」
「GPチップが学習したからでしょうか？僕はそれだけではないと思っています。
あなたには才能がある。コーチとして僕が保証します。
ジュリアナ、あなたは僕を越えることができる。そのために僕はここにいてはいけないんです」
それから、僕は何処へ？
脳裏に、一瞬だけかすめる疑問はすぐに消えた。
ジュリアナは愕然とした表情でカイを見つめる。
不意にカイは目をそらしてつぶやいた。
「ここまで話したなら、もういいでしょう。この手を離してください」
BSゼブラを駆り、懸命に走り続ける彼女達をもっと見ていたかったけれど。
言葉にならず、カイはその手を離すのを待った。
ジュリアナはまだ手を離そうとはしない。押し付ける手を緩めようとしない。
「……サバンナソルジャーズのコーチとしてのカイは、もう私には必要ない。そう言いたいのか？」
ぽた、とカイの服に雫が落ちた。水の感触に、再び顔を上げる。
「そうです。それ以外に何が……っ…」
続きはジュリアナの唇に飲み込まれた。


「っ…っう……」
息が出来ない。
視界に入るのは、ジュリアナのさらりと落ちた黒髪と、わずかに見える天井。
腕を押さえつけられたまま、舌で口の中に入り込まれる。無理に呼吸をしようと顎を動かせば、舌を絡め取られた。
「ふっ…う…」
何が何だか分からない。ジュリアナにキス…されて、いるのだろうと思考の隅が言ってるが深く考える余裕は無い。
こっちが何もしなくても、ジュリアナのほうが動くので翻弄されるしかなった。
ただ、熱い。絡められた舌の温度が移っているように。何度も何度も動きを変え、口の中を蹂躙される。
いつのまにか、腕の拘束は外れ耳のあたりに触れられていた。
どれくらいされているのか分からないままに、視界が薄れはじめたころ、ようやくジュリアナは唇を離した。
「はっ…はぁ……はぁ…」
離れた唇から透明な糸が上に伸びて、やがて重力に逆らい落ちる。
薄ぼんやりとしたカイの視界に、ジュリアナの顔が見える。声が耳に流れる。
「コーチとして傍にいなくてもいい…私は、コーチが……カイが、好きなんだ」
頬に、雫が落ちるのを感じた。
動けない自分を抱きしめて、首元で泣きじゃくる少女が、そこにいた。
「私は…カイがいればそれでいいんだ」
身体全体に、ジュリアナの体温が伝わってくる。

「…僕が、必要なのですか？コーチとしてでなくて、僕自身が？」
視界が戻り始めたカイは、誰と言うでもなく呟く。
「ああ、私には、カイが必要なんだ」
「僕がどういう人間か、知ってしまってもですか？」
なすがままに、尋ねる。
「過去なんか知らない。私は今のカイが欲しい」
はっ、とカイは眼を見開いた。
「…そう、ですか……」
仰向けのカイに、覆いかぶさったジュリアナ。
腕だけは動かせる。
そっと、眼を閉じる。何を迷っていたのだろう。
嫌悪感も感じず、ジュリアナの体温に身を任せているこの意味がなんなのか。
かつて、誰も信じなかった自分を、受け入れる人が、ここにいる。
「ジュリアナ」
両腕をゆっくりと、ジュリアナの首に回した。
首筋に触れると、なおさらきつく抱きしめられた。

とりあえず、二人でベッド脇に座る。
「全く、まさかこういう展開になるなんて、思いもしませんでした」
ジュリアナに襲われ、あろうことかキスされて、僕が認めてしまうとは。
「コーチ…」
「カイでいいですよ。さっきはそう言っていたじゃありませんか」
「あれは…だって……」
年頃の女の子らしく照れるジュリアナに、カイはやれやれ、と息を吐いた。
眠りそうになったときにジュリアナが来たため、眠りが中断されてしまった。
まだ３時間は眠れそうだが、さすがに少し眠い。
「僕はもう眠ります。ジュリアナも明日はここを出るのですから、早く戻って…」
言った瞬間。
ぐい、と腕を引っ張られ、再びベッドに倒れこんだ。
シーツの海に横たえる。
「やっぱり、一緒には行けないのか？」
ジュリアナの灰色の眼がカイの赤い眼を捕らえる。
その状態のまま、カイはぽつりと答えた。
「…すぐには、無理、でしょうね…、僕の身体は、ジュリアナと違って太陽に弱い」
サバンナの強い光には長く耐えることが出来ない。
「一年程度なら、なんとかなったと思うんですけれどね…」
ジュリアナはカイの目を見て意味がわかった気がした。
日本人には珍しい、金の髪に、赤い瞳、そして白い肌。
サバンナソルジャーズとしてコーチをしたこの2年、ずっとそれを隠し通したのだ。
ジュリアナが何を考えているのか、カイには手に取るように分かる。
「帽子でもサングラスでも、なんでもして、必ず会いに行きます。だからジュリアナ」
ジュリアナに向かって手を伸ばす。くしゃ、と髪を触って。
「そんな、悲しそうな顔をしないでください」

雨が上がって、月の光が徐々に部屋に入り込んでくる。
青い部屋に、カイの赤い目だけが綺麗な光を放っていた。
ルビーと言うよりはもっと深い赤、ガーネットのような。
不意にその眼に自分だけ写したくなった。
「じゃあ、カイ、私に証を刻め」
「…証、ですか？」
意味を尋ねるように、カイが繰り返す。
「私を抱け、私が思い出すようにな」
悪戯っぽく、ジュリアナが笑った。
「僕達はまだ子供ですよ」
「だから何だ？もしかしてできないとか？」
「ばっ、バカにしないでください」
真っ赤になるカイに、くすくす笑うジュリアナ。
「じゃあ決まりだな」
「まったく、貴方って人は…」
気が抜けて仰向けに倒れたカイに、すぐ顔の近くにジュリアナがいた。
「…ジュリアナ？」
「私が誘ったんだ。私からやってやるよ」
くす、と笑ったジュリアナにカイはその笑みの真意を見た気がした。
「普通は逆なのでは…」
「いいからいいから」
カイの服をはらりはらりと剥いでいくジュリアナ。
（喜んでいるような気がするのは気のせいですか…？）
それはそれで僕にもいろいろ考えが…と思いふけっている内にもボタンが外れる。
ボタンを全て取り去ると、首から腰までの真っ白い肌が露わになった。
「すごい…」
ジュリアナが思わず息を呑んだ。
本当に真っ白い。月の残光に照らされているせいもあるだろうか。
「…本当は嫌いなんですよ。この肌」
ぽつりとつぶやくカイに、ジュリアナは眼を見開いた。
「そんなこと無い！私は、カイが羨ましい。黒い肌、見た目があまりよくないから」
世界に出て、自分の見た目を恥じたことは無い。
だけど、その自分に持たないものがほしいと思った。
「関係ないですよ、黒い肌でも、何色でも。あなたがジュリアナならば」
「カ、カイ…」
ジュリアナの首をそっと手前に近づけ、頭を上げた。
「……っ…」
ちりっ、と首に焼け付くような痛みが走る。
カイが首筋に噛み付く痛みに。
自力だけで自らの頭を持ち上げていたその口付けは長くは続かず数秒で離れた。
「証ならあげましょう。ただし、僕に居場所を作りなさい」
ゆっくりと紡がれた言葉に、ジュリアナはその痛みの意味を理解する。
「…いくつでも、作るよ」
重なった白と黒に、ただ、青い部屋だけが満たされている。

こっから本格的にいきます。
12歳と11歳でやるので、いちゃいちゃしていると言ったほうが正しい感じ。
カイが太陽に弱い、というのはオリジナル設定ですがあの見た目からして
あながち間違いではないのかも。

エロパロはじめてなので、緊張です…

>>671
ハゲは言いすぎだと思う。。。
ほんとにハゲだったら傷つくじゃん
アフォくらいにしとけば？

>574
ちょｗｗおまｗ何その誤爆ｗｗｗ
せっかくの切な萌え気分台無しｗｗｗ

>573
ＧＪです！！萌えますた(つД`)カイは金髪版アルビノみたいな・・・確かに太陽の光に弱そうですね〜
カイジュリ好きなので嬉しいですよ！

コントラストの続きを投下しようと思うのですが、
一回に何レスくらいでちょうどいいでしょうか……
この分だと、もう一回切る必要がありそうなので。

ちょ、萌えた！！
ＧＪ！！
カイがかなりらしくていいなぁーちょいと意地の悪いところとか。
命令口調とか。むきになるところとか。

レス数に関してはそんなに気にすることもないのではないでしょうか。
どうしても気になるなら自分の好きな神の投下量真似してみるとか
他のスレいろいろ読んで回って平均的な量を探るとか。
一レスでぶつ切りだったり何十レスも続いたりするとちょこっと咎められることもあるけど
そこまでいかなきゃ突っ込まれることも無いと思われ。

そんなわけで早く続き読ませてくだされ神ｗ

コントラスト続き投下します。
ジュリカイのつもり…だったはずなのに。

最初から、好きだったのかもしれない。
ジュリアナには才能があることには、一目見たときに気づいた。
誰も育てる者がいなかったから成長が遅かっただけで、愛情を注げばきっと強くなる。
だから…ジュリアナをレーサーとして育てた。ミニ四駆と同じように。
しかし、彼女は人間だった。思う心はあるし、一人で歩くこともできる。
彼女を育てた…その結果が、このなんとも形容しがたい感情だった。
真剣に顔を見た。強気な発言もするが綺麗と言える表情をもっと見たいと思った。
しかし、襲われる感覚に上手く動けない。
「う、うっ…はっ…」
ジュリアナの唇が落ちる。首筋に、肩に、胸に、腹に。
そのたびに息を詰める。のけぞりそうになるのを、必死でこらえる。
身体の奥に、小さく、炎が灯る。
「カイ、もしかしてこういうのはじめて？」
「……」
思わず、目を逸らす。なるほど、と答えも聞かずにジュリアナは笑った。
「私もそうだから、気にしなくていいよ」
言いながら、ジュリアナは自身の服、後ろのワンピースのファスナーをゆっくりと下ろした。
「ジュリアナ…」
まるでさなぎが脱皮でもするかのように、ワンピースが腰まで落ち、足に絡まる。
その瞬間を、カイは間近で見ることになる。
幼く膨らんだ胸が、揺れる。
「私も、上手いとは言わないけど、一生懸命、やるから」
露わになった胸もそのままに、ジュリアナは口付けを再開した。
舐めるように唇をスライドさせ、二の腕に吸い付いた。
「……っ」
密着した状態での口付けは、カイだけが感じているのでも無く。
動くたびに、身体に擦れる胸の登頂にジュリアナは息を吐き出した。
（ど、どうしよう…）
ぴりぴりと、自分のいたるところが感じ始めた。
胸の乳頭からはじまり、下へ下へと、熱が集まりだす。
何かが、溢れてこぼれそうになる。
「カイ…」
今まで触れなかった、胸の飾り。自分はとても感じるけれど、男がどうなのかはよくわからない。
だけれども。
「…好きだよ」
甘く噛んで、左手で触れた。
「あうっ……」
カイが大きく眼を開いて、びくっ、と身体が跳ねた。

「…感じたのか？」
ジュリアナはうつ伏せになった身体を起こす。一方そのままのカイはどこか虚ろな表情で、
ゆっくりとジュリアナに視点を移した。
「…どうやら、そのよう…ですね」
はあっ、と息を吐いた。いつもと違う表情に、ジュリアナのほうがため息がこぼれそうだった。
「…でも、僕だけでも無いでしょう？」
少し汗ばんだ顔に、すこし困った表情を作る。
カイも身体を上半身だけ起こした。
「抑えなくていいですよ、ジュリアナ。」
それに、ずっと僕の上にいるのは辛いでしょう」
ジュリアナの右肩をつかむ。
腕だけシーツに押し付け、背中からベッドに落ちる。
視界が反転する。
とさっ、と身体が全て上向いたときには、カイの顔が目の前にあった。


灯った小さな炎が、広がっていく感覚がした。
自分がやるんだと思っていたジュリアナは目を開いたまま。
綺麗、だと思った。なにもかもが。
「…このまま、あなたにリードを奪われるのは、僕としても不本意です」
片手だけをゆっくりと移動させる。腕から肩、鎖骨を通り、胸の上へ。
少しだけ触れてみると、ジュリアナは明らかに息を呑んでいる。
「ジュリアナが本気なので…僕も本気になってみたくなりました」
「カ、カイ……」
口調だけはいつもどおりに。
いっそ気持ちいいくらいに対照的な黒い肌に、自分の手が重なる。
もう片方の手をに伸ばしたら、腕が届かなかった。
カイが少し眉根を寄せる。
「…でも、悔しいです」
「カイ？」
「僕の身長では、ジュリアナの満足いくまでできる保証が無いですから」
少し伸びたとはいえ、カイの身長はジュリアナの胸くらいまでしかなかった。
「でも、今の僕でいいんですよね」
「…ああ、今のままのカイで……いい。触れてくれ」
「感謝しますよ、ジュリアナ」
この行為がいくら背徳的だったとしても。自分の居場所を作ると言ったジュリアナに。
心からの、感謝と…口付けを。

先ほどジュリアナがやったことを、今度はカイがジュリアナに施している。
触れて、口付けを落とす。それを愛撫と呼ぶには、あまりにも拙い。
しかし、スキンシップと言うには濃密で、足りないものを補うように酷くゆっくりと、肌を吸い上げる。
「はうっ…」
腰あたりを撫でられて、ジュリアナはひくひくと喘いだ。
カイの場合、キスでも身体全体で触れてくる。胸は密着しているし、
髪は移動するたびに触れた部分の周りを撫でて、さらなる感覚を呼び起こす。
すでに秘所は濡れていたが、カイはそれを無視するかのように、なにも言わない。
自分の足の間にカイの片足が入っていたはずだから、気づかないはずは無いのに。
それに、感じる部分を撫でても、肝心な部分には触れてくれない。
「…カ、カイ……」
臍の上辺りを口付けていたカイは身体を起こした。
「なんですか？」
「…あの、その……えっと……」
なんで、触ってくれないの？
言えるはずも無かった。顔から火でも吹きそうだ。
なにか言おうと思ったが何も言葉が浮かんでこない。
カイはじっとジュリアナを見ている。
「……触れてほしい、ですか？」
2，3歩四つんばいをして、ジュリアナに目線を合わせた。
「……っ」
直接言われて、ジュリアナは真っ赤になる。しかし、こく、と一度だけ頷いた。
カイは一度眼を伏せて、
「……なんだか、僕が”そういうこと”をすると、本当に子供になってしまう気がしたので…すみません」
小声で、そういうとカイが一歩下がる。顔を染めているのが少しだけわかった。
「子供だから、いいんだよ。まだ11歳なんだろう？」
「…貴方こそ、1歳しか違わないのに」
カイの手が、ジュリアナの胸を下から押し上げる。手のひらで包み込む。
その感覚に身を任せると、胸に湿った感触が舞い降りた。全てが1点に集中した。
「ひゃあっ……あっ…ああっ……」
舌が動く。嘗め回す。噛まれる。
温度の違う、温かい口腔に感覚の全てが支配される。
身体がびくびくと跳ねる。一方のカイは体重が軽いため、自身すら振り落とされそうになるのを
抑えながら、舌技は続く。
「や、ううっ……あっ……」
カイはジュリアナの反応にともに、自身の変化にも気づき始めていた。

前に一度だけ、そういうのを何かで見たことがあった。
ただ、”それ”が実際自分でやるのだと、思うことは無かった。
びくっ、とまた身体が疼く。
今や身体の中に灯った炎は縦横無尽に中で暴れまわっていた。
ジュリアナの胸を咥えている間にも。いや、咥えているからそうなっているのか。
「はっ、ああ…」
声を出すのも大変なのだろう、ジュリアナはしばらく感嘆の息を零すだけで何も言っては来なかった。
「……」
ジュリアナのを乳房の片方をくわえて、もう片方を手でこね回す。
そして、余った最後の手を、ゆっくりと、下に伸ばした。


ジュリアナがカイによる胸の愛撫が治まったことを知るのは、終わってしばらく経ってからのことだった。
「…大丈夫ですか？」
カイの言葉が聞こえる。そこでようやく、自分がどうなっていたかを認識した。
汗ばんだ身体に、下でどうしようもなく溢れていた蜜は、すっかり下着を濡らしていた。
「カイ…」
ゆっくりと、視線を上向くと、カイがいる。
息が軽く上がり、前髪が汗で張り付いていた。
「ずいぶん、感じてくれたようですね」
くす、と笑みを漏らす。自分の痴態にかあっ、と全身が火照った。
「うまくいったみたいで、よかったです」
決してカイはジュリアナを責めたりはしない。お互い子供なのだから、初めてなのだから、と全てを許す。
「ごめん、私だけ…」
「いえ、いいんです。それに…」
言ったとたん、カイは腕の力を抜いた。
軽い身体が、ジュリアナの上に体重を預ける状態になる。
（えっ…）
その時はじめて、カイの変化に気がついた。
びくん。
何かが蠢いている。
カイは胸の下に顔をつけたまま、片手を彷徨わせ、ジュリアナの手を取った。
「…わかり、ますよね」
女が秘所を濡らすことが感じていたことの証明なら、
男の場合は、その部分が硬くなることくらい、は知っていた。
「……本当に…信じられませんよ……」
脈打ち、硬く膨らむ自身に、一番戸惑っているのは他ならぬカイ自身なのだろう。
「…カイ……」
確かジュリアナは、カイを脱がせるときに上半身しか脱がさなかったはず。
それが下半身まで脱いでいて、文字通り”一糸纏わぬ状態”になっているということは。
自分で脱いだ。ということになる。
「…すみません…ジュリアナ……少しだけ、このまま……」
カイが、ジュリアナの上で大きく息を吐いた。

自分の身体が、自分のものではなくなるとは、こういうことを言うのだろう。
どくん、と脈打つ自身を理性だけで抑えるのはカイにとってはあまりにも辛い。
先から粘り気を帯びた雫が垂れ、ジュリアナの上に落ちても、気づく余裕さえない。
「……はっ…はあっ…」
荒い吐息を出すだけが限界のようだった。
白い肌は血の流れが見えるように朱に染まる。それでも、動こうとはしない。
わかっているのだろう。この次にはもう行けない事に。行けば、子供の領域を超える。
戯れでは終わらなくなる。
だから、耐える。喘いで、苦しんで、狂いそうでも、どんな醜態を曝しても。
ジュリアナを傷つけるわけにはいかないと。
「いいよ、カイ……私は大丈夫から……」
だから、全てを見せてくれてもいい。どんなカイでも好きのだから。
身体の上で動けないカイに、そっと手を上げた。
「ジュリ…アナ……」
優しく、髪を撫でて、さらに手を下へ。
「…何、を……」
途切れ途切れに声を漏らすカイを無視して、さらに下へ。
「…やめ、なさい……」
カイが腕を立てようともがいた。
もう少しで手が届く。肩を撫で、背中を辿り、腰の上へ。
「……ジュリ…ア…ナ……」
腰まで来て、撫でていた手をカイと自分の間へ滑り込ませる。
「いいんだ。これは、私が望んだこと。ここでどうなってしまっても、私は」
幸せだと、言えるから。
信じられないほどに膨らんだ熱いものに、そっと触れて。
少しだけ、それをいとおしく撫でて、
くっ、と握り締めた。

「あ、うああっ……あああっ――！！」

カイの身体が限界まで反り返った。
同時に、白く粘ついた液体が噴水のように弾ける。
ぱたたっ、とそこら中に飛び散って、白く跡を残した。
放心状態のカイの下、ジュリアナはその液を体中で受け止める。
お腹に、臍の中に、胸に、腕に、肩に。
一部は口元まで飛んで、生臭いような味がした。
「ああっ―」
ようやく止んだ白い雨に、くたん、とカイジュリアナの上に足を跨いで座る。
ひくっ、と身体が一度震えた。
「カイ…泣いてるのか？」
あまりの解放に、空ろな眼でジュリアナを見ている。涙は無かった。
しかし、自身の身体から溢れた白い雨の跡は、まるで涙の跡のようだった。

しばらくして、答えが返ってきた。
「…泣いてるように、見えますか？」
限界を越えて、解放されたカイの表情はどこか吹っ切れていた。
はらっ、と流れた金の髪が片目にかかる。
「……カイ？」
呼びかけに、口元だけで微笑む。
「なんだか、自分を制限していたものが、全部取れてしまったような気分なんです。
達してしまうと、こんな気分になってしまうんでしょうか」
独り言かジュリアナに囁いているのか、わからないような言葉。
「カイ……」
「今度は、僕がジュリアナを満足させないといけませんね」
再び微笑う。とくん、と心臓が高鳴る。
腕を支え、そのまま進み、ジュリアナの顔の前で来る。
両手が頭の両端に置かれる。
「ジュリアナ」
名を呼んで、鼻が触れるまで近づく。
「……受け止められますか？この僕を」
答えを聞かないまま、カイはジュリアナに口付けた。

「ふっ…ううっ…」
1回目のキスは、ジュリアナが一人で口を絡めた。
2回目はお互いに求め合うように。
唾液が混ざり、お互いの吐息を吸う。
（な、何、これ……）
歯列をなぞり、舌を絡め、ねっとりとした温度を分かち合うのは先ほどしたはずなのに。
感覚がぜんぜん違う。キスだけで身体が砕けそうになるのだ。
最初は眼を閉じていたカイだったが、やがて薄く眼を開いた。
零れた唾液がジュリアナの口の端から伝う。
もっと欲しいと言わんばかりの、カイの舌の動きに、どうしようもなくなるのだ。
雰囲気が違う。笑みは同じはずなのに。
舌がしびれるほど、絡めたとき、なぜかそれを甘く感じた。

ジュリアナによって灯されたカイの炎は、カイの中にあった”制限”を
完全に焼き尽くしてしまっていた。制限どころか、理性さえも引火させて
少年だったカイから、雄の表情を引きずり出した。
幼かったが故に、本能に忠実で。
燻ぶる炎に、居場所を求めて。

”…僕が、どんな人間だったとしても？”
”受け止められますか？この僕を”

ジュリアナの脳裏に、言葉が聞こえた気がした。
あれは、ただの覚悟を聞いたわけではなかったのだ。
カイは、もっと深い。
行く場所は、奈落の底のような気がした。

ジュリカイ編終了。
沖田カイ、覚醒。

すみません。>>573の発言は撤回します。
こっちの煩悩に黒カイが降臨してしまいました。
あと1回の投下で終わらせたいと思います。

　

ｷﾀ━━━━(°Д°)━━━━!!!!

ネットのどっかで見た同人漫画の烈×ジョーはよかったなあ。
もううろ覚えだけど。身長差っていいよな。

>>585
長文乙＆ＧＪ！
続きも期待しとります〜！！

>588
ちょっｗすげー興味ある！どんなのか教えてくれたまへお願い。

>>590
・ジョーが生理痛をおしてレースに出るも、そのせいでチームの足引っぱって負ける。ブレット激怒。
・チームを飛び出して雨の街をさまよう。それを烈が発見。ジョーぶっ倒れる。
・星馬家にて、烈の母に看病してもらう。「初めてだったんだね、女の子の日。大変だったでしょ」。
・烈にいろいろ愚痴る。自分はどうして女なんだろう。なんで女は男に劣るんだろう。
・烈は言う。そんなことはない。ベストコンディションの君は男にだって負けない。ブレットが怒ったのは、レースで足を引っぱったからじゃなく、体調が悪いのを隠していたからだ。
　コンディションが悪かったら助け合う。チームレースはそういうものなのに、ジョーは自分のことだけを考えて、チームのことを考えていなかった。
・それを聞いて目が覚めた思いのジョー。烈を意識しだす。
・烈が「ジョーが男だったらどんなだろ？　でも今のジョーの方が好きだな」「ホントに私のこと好き？」とかなんとかで気分が高ぶってｾｸｰｽ突入。
・チームに戻るジョー。ブレットに謝罪。「じゃあ練習を始めるか。『５人』でな」。

こんな感じ。

>591
ｻﾝｸｽ禿げ萌へた。ていうかｾｲｰﾘｴﾁｰなのか(*´Д｀)

＞ｾｲｰﾘｴﾁｰ
言われて今気づいた。生理Ｈではなかったはず。
星馬家で看病→もう良くなったから帰る→次のレースはフォートップだからお前来なくていいよ→足手まといの私はいらないんだ
→後日、街を歩いていて気がついたら烈の所に足が向いていた。

こんなだったと思う。後出しみたいな書き方になってｽﾏｿ。

>593
おぉそうか。早とちりドジッ子ﾃﾍ☆
どっちにしても萌えたよ。情報ありがと。

コントラスト最後の投下です。
最初に謝ります。一番楽しかったのは、この私です…

ふっ、と唇が離れる。
離れた唇からは、銀の糸。瞼を開いたジュリアナの前に、自らの唇を舐めるカイがいる。
「…どうですか？」
くす、と笑う。ジュリアナの知らないカイが、目の前にいる。
答えを待っているのか、そのままジュリアナを見つめている。
「…すごく、よかった」
かろうじて答えると、そうですか、とジュリアナの髪に手を入れて、軽く梳いた。
「いい子ですね」
髪から手を離して、カイはゆっくりと後ろに下がり始めた。
「…カイ？」
言うと、ジュリアナの唇に人差し指を押しつけられた。
”黙っていなさい”そういう意味合いで。
なすがままのジュリアナの足の間に、カイの両足が入る。
そこは、少し治まっていたが、濡れた後が残る秘所。
カイは一度動きを止める。
ベッドに手をついて、上半身をあげる。
「ち、ちょっとカイ…」
ジュリアナの上に、カイが馬乗りになっていた。
「こうでもしないと、うまく掻き回せませんしね」
掻き回す。確かにカイはそう言った。
意味を知るのに、そんなに時間はかからない。

「ひ、ひゃああっ……」

カイの指が、下着の上からなぞりあげていた。
穴を捏ねるように、広がるのを待つように。
「あ、ああっ――」
ひくっ、と身体が跳ねた。しかし腰はカイが乗っているので動けない。
上半身になんの刺激も無いままに、一番敏感な部分を煽られる。
何度も何度も、なぞっては軽く食い込み、それでも下着が邪魔をしてそれ以上行くことをしない。
「はっ…はああっ……！！カイっ…」
もっと、深く…！
言葉にならない、掠れた叫びを、その耳に届かせる。
くちゃっ、とカイの指が離れる。離れた手には、ジュリアナから溢れ出た甘露。
「はあっ…はあっ……」
荒れた息を零して、上を見る。
ジュリアナが見ると、カイは眼を閉じて自らの中指を舐めていた。
指先から、関節に向かい、指の間まで。終われば、また次の指に。
もう片方の腕は、自らを抱きしめるように腰にある。
「カ、カイ……まさか、それは……」
気がついたのか、薄く眼を開いた。舐めながら、やはり微笑む。
「ええ、やはり苦いですね、こういうものは。でも不思議と嫌じゃないですよ」
ジュリアナだからでしょうか。独り言のように呟く。
「もっと、味わってもいいでしょうか？」
ジュリアナの答えなど、必要としない問いだった。

身体が、熱い。
しかし、悪い熱さでも無かった。
さっきまでは自分さえ焼き尽くしそうだった熱は、もう自らの手で鎮めることも
爆発させることも容易に出来る。
解放して、一線を越えたことの自らの変化に震えた。
ジュリアナが熱に浮かれたような顔で、自分を見ている。
解き放たれた、自らの炎と闇に飲み込まれてしまう。
…きっと、酷いことをする。
それでも、目の前のジュリアナは綺麗だと、自分だけは言うのだろう。


「ひ、ひゃああっ……」
ジュリアナから、悲鳴のような声が漏れた。
少しずつ、下着の奥に入れられた指。そして、すぐに引かれる。
触れたことで秘所に溢れ出した蜜をゆっくりと舐めとる。決して甘いわけではない。
しかし微笑みながら、見せ付けるようにゆっくりと、カイは舌を這わせる。
何度も何度も。
行為自体に特に意味は無い。ただ、こちらを見るジュリアナの表情がたまらない。
「…カ、カイ…も、もう……」
「…止めますか？」
といっても、止める気は無いですけど。と続きは心の中だけで呟く。
そろそろ舐めるだけも飽きてきた頃だ。
「そうじゃなくて……」
一度、言葉を切り、ジュリアナは眼を閉じた。
「なんですか？」
「……入れて、よ…もう、いいから…」
言って、ジュリアナを横を向いた。大きく息を吸う。耐えられないほどの羞恥心があれど、死にはしない。
悔しいのか、嬉しいのかわからないが、涙が溢れそうだ。
もう、自分でもこの先どうなるのかわからない。いるのはカイがずっといるということだけだ。
「可愛いですね、ジュリアナ」
ようやくカイは指からの注意を逸らした。
ぺた、と、また一歩。ジュリアナの頭の少し前まで顔を近づける。
「背中、浮かせてください」
「…えっ」
「起きるんですよ」
カイの手がジュリアナの背に触れる。唾液と蜜を拭い取った湿った手だと思うと、
どくっ、と心臓が高鳴った。
まるで抱えあげられるかのように、身体が上向く。
座れるようになると、ばさっと一気に髪の毛が降りた。
ぼーっとした状態のジュリアナの目の前に、見慣れた金の髪。
足を広げ、その間にカイが座っている。優しく、頬を撫でる。
「下着が邪魔ですから、切ってしまいましょうか。それとも…」
僕が脱がせましょうか？と軽い冗談のように言う。
蕩けた瞳で、ジュリアナを見る。
それでも、カイは本気なのだ。もう、ジュリアナには何の手立ても無い。
「…自分で、脱ぐよ」
きっと、これがカイなのだ。優しいけれど、酷いことをする。

くちゃっ、と粘り気のある液に触れる。
「んんっ……」
秘唇から溢れ続けるそれは、とろりとろりと泉のように。
「痛くないですか？」
目下にいるカイは、優しい。赤い眼で見上げている。
答えになるかどうかわからないが、軽く首を振る。
「なら、行きましょうか」
まるで、旅行に行きましょうか、と言ってるようだとジュリアナは思う。
秘所を全て晒し、足を開いて、全てを差し出した。
もう、何も残らない。
撫でるように入り口をなぞると、ぐっと指を押し込まれた。
「っ……！！」
入ってくる。身体の中に、カイの…指が。
さらに進む。ぎゅうっと入り口がすぼむ。それでも、止まらない。
割り開いて、一気に押し込まれる。
「うあっ…！」
眼を見開く、背が反り返る。身体が動いたことでまた進む。
しなった身体をカイが後ろ手で押し戻す。
支えたカイは、ジュリアナの表情を見ることなく、告げる。
「…辛いなら、しがみついていてもいいですよ」
それだけだった。
カイは、ジュリアナに刺した指を、曲げた。

「ひやぁああっ…」
関節を曲げ、手首だけでぐるっと掻きまわす。
思わず締め上げる。悲鳴があがる。
液を掻き出すように引っかかれる。
「や、やめ……ああっ――」
あまりの刺激に、緩んだ入り口に、2本目が来る。
2本の指が交互に暴れる。律儀な内部はその全ての刺激を脳に送る。
びくびくと身体が痙攣する。
「ああっ――うああっ―――！！」
痛みなのか何なのか、全く分からない。異物感なのかもしれない。
しかしそんなことを感じている余裕など無かった。
一度、引かれて3本目が来る。入り口が広がる。
「んっ、ん…あうっ…」
もう入らないと言いたいけれど言葉など出てこない。
ぎりっ、と身体が軋む。こんなことが気持ちいいことなんだろうか。
そう思った。時だった。
指が触れた。
「ああっ…」
今までと違う、出したことも無い声が零れた。

ジュリアナの声色が変わったことに、カイも気がついた。
それは、秘所でも最も反応する部分。中をかき回しながら、少し硬いその部分を押す。
「……」
カイはなんとも言えないような表情をした。
元から知っていたわけではない。ただ下着の上から触れたときに、そこを掠めただけ。
そのことを、ジュリアナは知らなかったのだろう。
「はあっ…カ、カイっ……」
ジュリアナの両腕が伸びて、カイを抱きしめる。
抱きしめられても、指の動きを止めない。ジュリアナの喉が上を向く。
「ようやく、わかってきましたよ」
その言葉を、ジュリアナは塗り潰された思考回路の奥で聞いた。
びくっ、と腰が震える。
液はすでにシーツに染み出し、カイの手のほとんどを濡らしていた。
異物感しか感じなかったその指は、いまや甘く、痺れるような快楽へと変わる。
しかし、カイはその指をずるっと引き抜いた。
「はあっ……」
潮が引くように陶酔が引いていく。
ジュリアナは切なげな息を吐いた。
「ジュリアナ」
呼ばれて、ジュリアナはカイを見た。
やっぱり微笑っている。まるで自分だけが変わってしまったかのようだ。
「カイぃ……」
呼びかける。甘えているかのように。
「なんですか？ジュリアナ」
「もっと欲しいんだ……カイが」
「どれくらいですか？」
「ぜんぶだ。」
そうですか。とカイは一度目を閉じて、頷いた。
「ジュリアナ」
再び呼びかけられる。気がつけば、腕をカイの後ろへ回される。
「捕まっていなさい」
とろりと、ジュリアナは微笑む。
「…うん」
息巻くそれは、すぐそこまで来ている。
先端を飲み込む。切り開かれる。引き裂かれる。
「うああっ――！！」

滴り落ちる雫が、滑る。
赤と、白の雫。

引き裂かれた膜を越えて、奥へ。
ぐちゅっ、と液体の粘つく音が妙にリアルに聞こえる。
「あ…ああっ――！！」
自分の声は、こんなものだっただろうか。それよりも、この圧倒的なまでに支配する、
”これ”は何なのだろう。
「…くっ……」
誰かのうめき声。…カイなのか？
どくん。
あれが大きくなる。蠢いているのをダイレクトに感じる。
そうか、そういうことか。
カイがいっぱい、私の中に入ってるんだ。

「はあっ…カイ……」
思わずきつく抱きしめる。抱きしめた反動で、くらっと後ろに傾いた。
大きなものが、ぐるっと私の中を蹂躙する。
「うああっ―――！！」
引きずられる。突き出される。加速する――。
「あ、ああ……」
もうどうなってもいい。カイの持つ全てに溺れる。
パタパタと音がするのは、身体が擦れる音？
「はあっ……」
締め付けたと当時に、腰が震えた。

「かい……どこだ？」
幼子のように、カイを探す。彷徨う手に、白い手が重なる。
「…ここに…いますよ……」
鼓動が大きくなった気がする。
「もう、私……ダメに……なっちゃう…みたいだ……」
熱がぐるぐるしてる。決壊の足音が来ている。
右も左もわからなくなってる。
荒い息が聞こえる。あれが、カイ？

「……じゃあ、二人で……ダメに…なりましょうか……」

それが、最後だった。
めちゃくちゃに掻き回されて、自分が何を言ったかさえ、もう覚えていない。
ただ、溢れたそれが卑怯なまでに温かくて。
しかも温かい液体は2箇所にあって。


ぼんやりと考える。
きっとこの身体の上にあるのは、カイのすべてだと思う。
普段見せないような、怒りとか、憎しみとか、孤独とか、不安とかが、全てあるのだろう。
何時も見せないから、それこそ重い。

でも、闇を抱えたカイは、最後の最後まで、私に優しかった。
これから別れる私に、卑怯なまでに。

「……して、います」

あのとき、カイは何て言ったのだろう？

「……ナ」
「…リアナ」

「ジュリアナっ！」

はっ、と薄く眼を開けた。
「ジュリアナ、寝ちゃってたの？」
薄眼を開けて周りを見渡す。右を見れば、サリマの表情がある。
ヴィッキー、クレモンティーヌ、ミシェルもいる。
シンディ監督も、私を見ている。
「どうしたの？ジュリアナ……あなた、眠りながら泣いていたのよ」
「泣いていた？私が？」
目元を見ると、確かに涙の跡らしきものがある。

「カイコーチと離れることが、そんなに辛かったの？別れるときはあんなに気丈だったのに」

空港で、私は精一杯強がった。
「サバンナソルジャーズは、もうカイコーチから卒業しなければならない」と言い出したのは、私だ。
みんな、別れを惜しんだ。
帰るとき、カイは一人ずつサバンナソルジャーズのメンバーを抱きしめて、感謝の言葉を述べた。
これからは、一人一人の道があるのだ。
一生、会えない訳じゃないのだから。

最後、私を抱きしめるときに、カイは耳元で囁いた。
「…ありがとう、ジュリアナ……お元気で」
少しだけ、照れたような顔で。
「カイも、元気でいてくれよ」
「ええ」

腕は離れた。そして、今は空の上にいる。
全ては、過去になったのだ。
「大丈夫だ、少し…怖い夢でも見たんだ、きっと……」
首筋にそっと触れる。自分の目では見ることが出来ない、赤い跡。
（…あのとき、カイは……）
なんて言っていたのだろう。どうして、思い出せないのだろう。

”…して、います”

私に、どんな言葉を？もう一度だけ聞かせてよ。

”…あいして、います”

思い出した。
最後に、カイはそう言ったのだ。
ぎりぎりまで、言わなかったその言葉を。
気づくのは、短いようであまりにも長い時間が、経っていた。

「―――っ…」
今すぐにでも、言葉を返してあげられるのに。
カイはもう、ここにはいない。
「ジュリアナ、どうしたの……？」
涙が滑る。

「ごめんなさい、カイ―――」
空の上で、ジュリアナは泣き崩れた。

――――アフリカ大陸、タンザニア。

子供達が、走っている。
傍には、ゼブラ模様のミニ四駆が、四機。
広いサバンナを、草を切り裂いて駆け抜ける。
またその近くに、ストップウォッチを握った女性が、一人。
「ラスト１周！気を抜かないでよ！」
「はーい」
手を振る、子供たちに手を振り返した。

――――ジュリアナ・ヴィクトール　18歳。

学校で勉強しながら、こうして暇なときには子供達のコーチをするのが、彼女の趣味。
セブラ模様のミニ四駆は、彼女が設計したもの。
今はもう、GPチップも積んではいないけれど。
ミニ四駆の楽しさを、少しでも教えてあげられたら。
そんな思いで、彼女は今もミニ四駆と共にある。
何かを忘れないようにして。

「う〜ん…いい天気」
強い日差しの下、ジュリアナは背伸びをした。
子供達も今日はいない。
ここはいつまでも変わらないままに、時間だけが過ぎる。
ジュリアナはそっと、籠からミニ四駆を取り出した。
BSの文字が刻まれたミニ四駆。
「お前も、たまには走りたい？」
それは何も言わなかったが、ジュリアナはスイッチを入れた。
「行け！BSゼブラ！」
草を切り裂いて、駆け抜ける。速すぎて、走るだけでは追いつけない。
「……」
手を伸ばして、やめた。
BSゼブラはコース通りに走る。あっというまに2周目に。
その横で。
黒い影がBSゼブラを追い抜いた。
「…えっ？」
オフロードをものともせず、黒い影は草を切り裂く。
「……まさか、ね」
後ろを振り向く。
一人、誰かが立っている。
サングラスと帽子を被っていて、顔まではわからない。

”帽子でもサングラスでもなんでもして、必ず会いに行きます”

言葉が、蘇る。
黒い影は、その人へと向かう。
銀のグローブが、受け止める。

「元気そうですね、ジュリアナ」
ばさっ、とサングラスとサングラスを外した。
太陽に透ける、金色の髪。深く、紅い眼。

BSゼブラを止める。抱いたまま、２、３歩前へ。
「…カイ……」
なにも言えないジュリアナに、カイは微笑む。
「言ったでしょう？必ず、会いに行くとね」
呆然としたまま、呟く。
「…私より、高くなってる……」
「えっ？」
「身長」
聞いて、カイはやれやれ、と息を吐いた。
「伸びたんですよ、いいでしょう？そんなこ……」
ぼすっ。
思わず飛びつく。信じられないことに、自分がすっぽりと腕に入ってしまっている。
「ジュリアナ…」
「ちょっと悔しいけど……やっぱり、カイだ」
「ええ」
今なら、恋人らしいキスも出来るだろうか。ちょっとした悪戯心で。背伸びして。
少しだけ、口付ける。

「…ジュリアナ？」
「おかえり、カイ」
カイは信じられない、といった感じで、手を口元に持っていく。
かあっ、と頬が朱に染まった。
「……カイ？」
指先だけで、カイは指差す。その先に。
知っている顔がある。
全員、硬直している。ジュリアナも、硬直する。
「……見た？」
「……見た」
4人、いや5人か。全員、頷く。
少しの、沈黙。
「きゃあああっ」
「ジュリアナ？！」
ぺたん、と膝をつくジュリアナに、焦るカイ。
「なんで、なんでここに？」
サリマが、ミシェルが、クレモンティーヌが、ヴィッキーが。シンディ監督まで……。
「空港で偶然、サリマに会いまして。ジュリアナに会いに行くといったら、全員呼んでくれたんですよ」
カイの理由など、問題ではない。
「ジュリアナ、いつの間にコーチと〜！」
「いい男好きになって〜、許せん！」
思い思いにジュリアナを冷やかす。当然だ、目の前でキスしてしまったのだ。
「やれやれ……」
「まるで時間が戻ったようですね、カイ」
少しだけ皺の増えたシンディだけが、時が進んだことを告げている。
「そうですね」
みんながばらばらになっていてもこんな時に、1つになれる。
ジュリアナに居場所を作れと言った。確かに、居場所はここにあるようだ。

「みんな、サバンナソルジャーズの同窓会でもしちゃいましょうか、私のおごりで」
シンディの呼びかけに、みんなが立ち上がる。
「ついでに、ジュリアナとカイコーチのカップル誕生記念付きでね」
「ついでって何よ！」
「いいからいいから」
ふう…、とため息を吐くジュリアナに、伸ばされる手。
「行きましょう。今度は、一緒に」
「…うん」

黒い少女の手と、白い少年の手が、重なった。

「そういえば、カイの告白の返事をまだ出して無いな」
「そうでしたっけ？」
「…そうだったよ」

返事は、もう決まっているけどね。この手を、カイが握っていてくれるなら。

コントラスト、全話終了です。
読んでくれた方に、心からの感謝を。
この作品を書く気にさせてくれた、>>132「ボーダーライン」の作者様に。

結局この話、カイジュリかジュリカイか最後まで自分でもわかりませんでした。
まぁいいかな。

>>605
ＧＪ！！！
いや〜ラブラブで良かったです！
長編乙でした〜。

成長してジュリアナより背が伸びてるカイ…どんなだろうｗ

書いた後で無印のサマーカップ見返したらあんなものじゃなかった…
丁寧語虐め最強だ。
正直3回目の投稿だけやり直したい気分。
普通に前方宙返りとかできる人だったんだ…orz

>>607
ありゃ、そんなことしてましたか。ＷＧＰの方だとだいぶおとなしそうな感じ
がしましたが。ジュリアナ達に振り回されてるイメージのせいかなｗ

レツゴーはカップルできるけどエロパロに発展しにくいな…
ピコリタとか想像がつかない。
すごくマイナーだが遊ジュンが見たい。成仏してるけど。
火車遊って言って分かるかどうか…

ageとく

遅レスですがカイジュリカイ最高ですた(;´Д`)ﾊｧﾊｧ

WGPやらゲームでは可愛いイメージが強いけど
無印時代は言葉責め多数の悪役だったよねコーチｗ
またアニメ見直すか…

>>594
キンモー☆
性別わかるような発言はやめてくれここエロパロ版だから

>612
('A`)

どこから突っ込んでいいものやら…。

？俺なんか間違ったこと言ってる？

>>615
お前キモいwww

・三週間前の書き込みにわざわざ煽りレス。
・どう見てもギャグなのにマジに受け止めて腐女子と勘違いしている。
・そもそもジャンルがジャンルだけに女は多い。性別云々言ってる方がキモイ。
・誤字。

>>612=>>615
解りましたか？

保守
レイ×ディアナが読みたい

ゲーム持ってる人自体少ないから難しいかもね。

ゲームもってないや

ディアナときいて真っ先にガンダムを思い出した

ディアナっていうのはフランスチームのリーダーで男装の麗人。
No.2のアームという男が片腕。（アームはどう見ても変装したレイ）
SFCのも結構面白いんだけどな。

ゲームというとPSのレイマリナにも萌えるね。レイ大人気。

ファイター×たまみの大人エロスとか読みたいな

未だになぜエーリッヒが人気投票一位なのか謎
ブレットやシュミットならまだわかるけど

分かる。
エーリッヒって髪型とかなんか全体的にダサいよね…。

豪樹×マリナが好きだが、ファン全体としては６/４ぐらいで烈矢×マリナ
に負けてる幹事かな。やはり序盤の二人のコンビは良かったし。

しかし烈矢の相方は本来豪樹なわけで、その辺で後半は絡みが減って
豪樹とマリナの絡みが増えたんじゃなかろうか。

>ブレットやシュミット
シュミットもおかしいだろ。

>>625
いや顔と髪型は普通にかっこいいと思ったんだけど…
塚髪型を言うんだったらブレットだって

エーリッヒの持ち味さ
パッとしないけど癒されるみたいな…
確か設定では女姉妹の中の男一人の家族設定だったはず

自然女に合わせたり目線を同じにして相手にものが言えるんだろうな
家ではきっと優しいお兄ちゃん・気の利く弟だったんだろうな

確かにお兄ちゃん属性だよね。
しかし姉や妹持ちの奴多くない？
ブレットも上に３人いるし、シュミットにも妹いた…っけ？

エーリッヒ×ジョーとか、ブレット×ジョーとか見たくなった。
米独×ジョーなら誰とでも萌えるからいい。

やっぱWGPの時点でブレットはジョーのことを同じ夢をもつ仲間
としか思ってないのかな

個人的には恋愛感情ありとみてる。いちいちジョーのことに鋭いしｗ
そしてジョーもブレットが好きという脳内公式。リーダー見る目熱いしｗ
ブレット×ジョーは仲間としても恋人としても尊敬しあって、
いい関係を築いてるところが好きだ。一番ジョーに似合うと思う。

ジョーがリョウだなんて嫌だよ…。
リョウは嫌いじゃないけどジョーとは合わないと思う。
どっちにしてもリョウはあんまりジョーのこと好きじゃなさそう。
リョウって意外とチイコと結婚しそうｗ

なにその矢島ｗ
リョウはどっちかっていうとホモ萌えするキャラだからなー。
男女カプだと相手いなくて。強いて言うならジャネットかＲ姉さん。

>634
いやいやｗ
ジャネットもＲもジョーもだけどああいう普通に綺麗な子じゃなくて
なんかキャピキャピ系の押しの強い女とくっつきそうだなって思って。
追いかけるより追いかけられる派みたいな。
ジョーが男に負けない！みたいな態度をやめて
リョウ大好き☆とか言い出したら面白いけど…
そんなのジョーじゃないorz

>635
あーなる、そういうことか。確かに追いかけられるリョウいいかも。
となるとあの３人じゃタイプ違うね。チイコとくっつくのも納得ｗ
リョウ大好き☆って追いかけるのはジョーじゃないもんね。

なんかすごいのが沸いてるな…

？

リョウジュンとワルジャネとブレジョー好きな自分が通りますよ
でもリョウチイコも捨てがたいと思った

ブレジョーが好きならそれでも構わないが
リョウジョーを貶してまで言うことか？
ジョーがリョウを好きなのは監督公認の公式設定だろ
腐女子はいちいち自分の考えを押しつける生き物だな

ブレジョーもリョウジョーも仲悪いからな
お互いに相手の行為に思うとこあるさ
片方が悪いわけじゃないよ

次萌え↓

リョウジョー萌えが通りますよ

シール烈伝の
>「着物走りにくくないか？」「ううん、嬉しくて」
>――嬉しいのはその一言
に禿萌えた何年だか前の冬。

あとドラマCDもひっくり返るほど萌えた。あれはヤバい。可愛すぎる。

シール烈伝集めてなかったから知らなかった…
あのシーンにそんなポエムがついていたとはｗ
着物を着て浮かれるジョーたんは可愛かったな

ジョーがリョウを気にかけているシーンを見る度に
胸をときめかせていた厨房時代を思い出す

ジョーならシュミット×ジョーが一番好きだ〜！
喧嘩ばかりしてるのに本当は信頼してる雰囲気に萌える。
すごい可愛い。
ブレジョーも好き。

>>644
そんな描写どこにあったの？
シュミットとブレットはしゃっべってたけど

>>645
雰囲気雰囲気。実際は絡みなかったけどさ。
もし合ったらそんな感じだろうなって。すごく可愛いんだ。

うわぁ…(;´д｀)

>>647
なにが
>うわぁ…(;´д｀)？

別に構わないよ。個人の萌えとエロパロのスレなんだから。
自分もシュミジョー好きだよ。割と人気だよね。

脳内妄想を現実にあるものとして語ってるのが痛い
妄想を妄想として扱うのはエロパロらしくていいんだけど

>>648
すごく可愛いんだって言われてもそんな事実ねーだろ
のうわぁ…(;´д｀)

てかジョー関係で脳内公式作り上げてる奴多いな。
ブレット×ジョーもリョウ×ジョーも好きだし
二次創作の一つとしてシュミット×ジョーも嫌いじゃないけど
あからさまに妄想押しつけられるとゲェってなる。
同一人物の犯行ならもうやめてくれ。
ジョー好きが皆こんなだと思われても困る。

別に「すごく可愛いんだ」くらいいいと思うんだけどなあ。押し付けてたか？
自分はそんなに痛いと思わんかったよ。だから>>648のように書いたんだけど。
てかジョー関係になると殺伐としてくるな。
以前の話題でもわざと荒れさそうとするレスあったよね。

痛いと思う基準が違うんだろうね。多分。
ていうか荒らそうとしたつもりはないんだが…。
これが普通なんだとしたらついていけない俺が悪いんだろう。
すまんかったな。

いや「すごく可愛いんだ」は普通に引くお
できればもっとパンピーに優しい表現にしてくれ

あとジョー関連で荒れるというよりは
ジョーの話題のときに腐っぽい(ﾄﾞﾘ腐？)発言が目立つからじゃないのかな

それよかジャネ様のお話読みたいお

アニキャラ板にジョー萌スレ立てようかと思ったが、カップリング論争で荒れそうなのでやめとこう。

>>653
お前の言葉と発言がきもいよ('A`)

>>653の発言こそキモイという程度ではない

てかさエロパロ板に立ってる時点で男も来てるということをお忘れなく
ジョー関連の話題とか見てて痛々しいったらないんだが

や、>>653は普通に痛いだろ。てか引いた。
そういう横槍が荒れさせてるんだからさ…。

ドリだの自己投影だの聞き飽きた。
誰かの萌えは誰かの萎え。

ジョーならエリジョー、ジャネットはワルジャネが好き。
本命はリーチとポン。

>>658
アホか
リョウジョーに決まってんだろ

>>658
双子だって！？
あのコピー具合実在の男女の双子ではありえないだろ！！１１１！
可愛いからいいか

>>659
ちょｗｗｗ

保守

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／
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　　　　　/ﾞｉ.　　)　／　,.ｲ::::::::::::: | /　　 人　 ＼　　　　　　　　（￣￣／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――⌒――ヽ

はじめてきた。
ひとがいませんね。

カプに文句つける厨がいるから寂れた

そういうこと書くから荒れるんだろ
でもこのスレ荒れてるとき人増えるよな

豪樹×ミナミでよろしく

エリヒはともかく、なんでシュミットってあんなに人気あるんだろう
初登場時から性格悪いっぽいし自分はイマイチ好きになれないんだけど

逆にエリヒの良さがワカランな。
シュミは美形顔っぽいし普通にかっこよさげ。
エリヒはなんか礼儀正しい雰囲気も腹立つし
変なオールバック風の髪型も気に食わん。
めちゃくちゃ主観だがｗ

シュミもエリヒもかたっぽだけだったら、そこまで人気なかったかも。
あのコンビ的な要素で相乗効果になってんじゃないの？
シュミは口の悪い貴族的なところがよく、エリヒはそれこそ礼儀正しい
雰囲気が好きだｗ

カップリングならジャネやジョーの様な気の強い系が似合いそうに思う。

ジョーはバイザー外したら特別可愛くもﾌﾞｽでもなくて
あまりにも普通の顔すぎて萎えた
当時はエッジのタレ目に驚いたが…
ブレットはバイザー越しに何度か目が見えたけどなんか作画監督によっていちいち変わってたような…

浜ジョーとかはないの？？

ブレットのあの目つきの悪さが好きだったのに
キラキラおめめの同人誌ばっかでゲンナリだった記憶が…

>>670
ジョーは一応公式で美少女設定らしいよ。
可愛く見えるかどうかは主観によるけど。
そもそもライバルチームの紅一点が美少女じゃなきゃアレだしナンでしょう。
>>671ノマカプ自体ネット上でもほとんど見かけないようなきがする
>>672同意。もう絵柄からして同人臭プンプンだよな
レツゴの同人で絵柄が原作かアニメに近いヤツってめったにないよな
ナヨナヨしててキモイ絵ばっかで。

>673
数から言えば801の方が多いけどノマカプは普通にあると思うよ。
大手や古参系からニ、三年くらいのサイトに多いとｵﾓ。
新規サイトはほとんど801みたいだねー。

エタウィンのOPで外人キャラの家が一瞬でてきたのがちょっとツボだったw
カルロ結構いい家住んでんじゃんwww

>>668
エーリッヒは見た目ワイルドで中身紳士だからかも
そういうのあんまりいないし

>>676
>見た目ワイルド

そーいやエリヒってそうなんだよな。思い出した。
虹サイトやサークル見てると頭からすっぽ抜けるｗ

age

ジュリオ×レイが読みたい！お互い相手を女だと勘違いみたいな設定で！

ジュン×烈きぼんぬ

ジョーってさ、クレヨンしんちゃんと同じ声優なんだよね。ちょっと萎える

そうか？
美少女美少年の声のイメージの方が強いから気になんないな。
むしろ彼女じゃなかったらジョー好きになってなかったかも。

興味ないから「矢島＝しんちゃん」の図式が成り立たないや。
声も全然違うし気にならないな。むしろチイ子と同じ(ry

誰か書いてくれ

私服の時にだいたい胸のでかさが分かる。
俺が見た限り、
E.ジャネット
D.ジュリアナ
C.ポン（可愛い顔して意外とデカい）
B.ジョー

って感じかな

ミハエルのエロきぼんぬ

hosyu

いまさらながら懐かしさでスピンアックス購入
シールがむちゃくちゃ貼りにくい

レツゴの携帯夢小説サイトの『夢見がちな少年期』
ってもしかして閉鎖されちゃったかな?
気に入ってたからすごくショックだ…

エタウィンのグラフィックって全体的にキャラの顔が幼いような……
シュミットもエーリッヒもカルロも普通に小学生に見える

ハリケーンソニック買って来た。

>>690
まぁ、エタウィンは全体的にキャラがアレだから。
ちなみにすごいマニアックだけど、エリヲタの自分はWGP2の彼のグラフィックがいちばん気に入っている。

ジムシナないのかよジム×シナモン
地味にほのぼのしていいカップリングだと思うんだけどさ

>>962
禿同！
あれワイルドでカッコヨスwww

あ、>>692ね

そもそも小学生で性欲なんてあるの?

なにそのマジな考察

小学生は普通にエロが好きと思います

お医者さんごっこから発展でも萌える

下がり過ぎage
シロント王子の回のジュンはエロすぎる
指なめで不覚にもおっきした

リョウジョー前提
成長二郎丸の初恋がジョー
とかどうだろう
問題は口調だが

前提じゃなくてジロが報われるのがいいなあ。
両思いのジロ×ジョーとか見たい。

そんな略奪チックなのはイヤだなぁ…
ドロドロっぽいし兄弟関係ぎくしゃくしそうｗ

略奪ってどこでそうなるｗｗ
純粋なジロとジョーの爽やかラブエロストーリーｷﾎﾞﾝ

爽やかもいいなｗ
｢二郎丸参戦！アストロドームの戦い｣のときの
ジロのはにかみが可愛すぎる

成長ジロとジョーの接点って、
リョウジョーなしにしたらどこに見つけたらいいんだ

ageてしまった……orz
逝ってくる

>>705
ふつーにアストロドームに接点を見つけりゃいいんじゃない？
あれ以来恋してたとかさ。かわいいと思う(*´Д｀)
リョウとジョーは友達やライバルでもおｋでしょ。
リョウジョーにしなくてもジロジョーは成り立つんだし。

むしろリョウとジローで２穴攻めをだな

ジョーが二本喰いです

リョウジャネマルユーリの4Pｷﾎﾞﾝ

・烈に負けたミハエルが腹いせにジュンをﾚｲｰﾌﾟ

・シュミットとジャネットの「イッたら負け」勝負


・実はクンニ好きな変態エーリッヒ

・性に目覚めた烈矢に突かれまくり潮吹くマリナ

だれか凄くマイナーだけど
ジュリオ×ジョーってゆうのを書いて
つーかロッソ絡みで
おながいします

ジュリジョーいいよいいよー！自分も見たい。

ジュリオ)あら、アンタたしか。
ジョー)(ゲッ)なによ
ジュリオ)こんな夜中の公園で何をやってるの？
ジョー)アンタには関係ないでしょ。
ジュリオ)そうね、でもアンタむかつくのよ
ジョー)そう、じゃ。
ジュリオ)待ちなさいよ。
ジョー)なに？
ジュリオ)むかつくって言ったでしょ
ジョー)ちょっとやだ！放しなさいよ
ジュリオ)いやよ、あんたのプライドも何もかもも奪ってボロボロにしてあげる、
ジョー)嫌だ・・イヤーーーーーー
みたいな感じ！？
やっぱり誰か書いて下さいな
なんかレズぽくなってまった

つーか上のやつジュリオより、リオーネにして。
終った後にジュリオがジョーを慰めるほうが萌えるかも

しまった(･∀･)ｼﾞｻｸｼﾞｴｰﾝぽくなってまった。

ていうかどう見ても自演じゃんww

前も書いたかもだけど、カルロ達に捕まったジョー
↓
ジョーの見張り役任されたジュリオ
↓
ツン同士なので始めは喧嘩、しかしなんかの趣味が合いだんだん喧嘩しつつも仲良くなる
↓
ジュリオ「アンタのこと嫌いじゃないわよ」
↓
そんな時カルロらによる卑劣なジョーﾘﾝｶｰﾝ計画を知るジュリオ
↓
ジュリオ「お逃げなさい」↓
しかしカルロにバレてジュリオがボコられる
ジョー「やめなさいよ！」
カルロ「じゃあ言うこと聞け」
ジョー「いいわ」
↓
カルロに悪戯されてるジョーを見てジュリオがおっき
↓
カルロニヤリ

カルロ「お前もやれ」
↓
ジュリオ「ごめんね…」
↓
ハァハァ


ﾄﾞﾋﾟｭﾂ



……というのは妄想した。

じゃあそれを書いて下さい

妄想専門なもんで
すまんね

誰か書いてくれ
AAでもいいしＳＳでもォk

ジョーの相手はブレットも良いけど、自分的にはリョウ派。
…所でマリナの相手は誰が良いかな？ 考えられる候補としては

・豪樹
・烈矢
・ひとし
・左京
…位か？
エタウィンを見る限りはレイやＪやカルロ辺りでも案外有ってる気がする…。
ビジュアル的に豪樹＆烈矢とマリナではカップルよりも姉弟に見えるからな…。
ひとしでは不釣合いだしな…見栄えが…。

ファザコンマリナを落とすには、押しが強くて、ツンな罵声を笑って流せて、褒め上手なタイプが向いていると見た。

個人的には豪樹マリナ一押しだけど。

豪樹はミナミのが合ってる気がするけどな…

個人的にアニメにオリキャラ出てくると引くんだが
レッツ＆ゴーシリーズだけは大丈夫だった
なんでだろオリキャラのほうが多かったからかな

>>726
WGPしか分からんけど主役や原作キャラの前に図々しく
しゃしゃり出てこずに、かつ、いい意味で主役たちを食うキャラが
たくさんいたからじゃないかな。
レツゴーの世界から浮いてなかったってのもあるかも…。

あと豪樹はなんとなくマリコ派、ジョーはブレット派だｗ

結局WGPの外人キャラで私服姿がでてないのって
アドルフとヘスラーだけ?

エジジョー派なんだが、俺一人か…

誰か>>70を再うｐしてくれない？見逃した・・orz

>>729
エジジョーも（・∀・）ｲｲ!!
ついでにブレット派とドイツ派も兼任してるｗ

要するに腐女子ってわけか

ジュリジョーとリオジョー派なんだけど同士っていないのか！？
ロッソ絡みのを誰か書いてくれ
マリナなら豪樹かな

ジュリジョーはないものねだりっぽくてモエ
リオジョーはアニメの絡みにモエ

リオジョーって･･･
リオンとジョーが会話したっけ？
リオンは劇場版とゲームにしか出てこなかったんだけど…

>>735
ちょｗ
リオーネリオーネ！！

>711
ミハエルが激しく気になる件。
詳細キボンヌ

てか書き手さんコネー

>693
ジムシナ同意。しかしエロさが足りないｗ

>>736
ああ、リオーネか…
サンクス

わかっててわざと言ってるんでしょうが

今もう成人してるだろうレツゴキャラで
誰が一番ヤリまくってるだろう

誰か大人版レツゴ考えてくれ

烈じゃね？
リョウファンの俺だが

いやー、烈はそのへんしっかりしてそう
ﾔﾘﾁﾝではないと思う

普通に考えてカルロかな
リョウはとりあえず来るものは拒まず健康的にヤってそう

男性向けのスレは無いの？

Michaelの口にチン子を入れたい

DVD(;´Д`)ﾊｧﾊｧ

ＤＶＤ早く出ないかな！？きゃーｗｗ

久しぶりに絵でもかいてみようかと思うんだが
なんかリクエストあればそれかく

おお!!なんか盛り上がってるね
レツゴも好きだけど住人の皆も好きだ!

お盛んな男の子予想だけど俺予想ではアイゼンヴォルフの
面々が結構お盛んそうだ
紳士的でどこから見ても優等生然な子達だけどヤる時は
情熱的、女との付き合いも上手く調整して噂にも立たな
いくらい上手く立ち回ってそう
チームの名前が「狼」だし
女を泣かせるまでガンガンやりそうなのがミハエル
泣いて止めてと言ってもイかせまくり
シュミット→自分リードで鳴かせるのが好きそう
エーリッヒ→優しく女の子のペースに合わせてくれる優しい
理想的な男だが持ち技が結構濃ゆそう、仕込み上手
アドルフ→夜景のきれいな部屋でしっぽり
へスラー→野外プレイ

ときめきました…ｗｗｗｗ

やっぱいつまでたっても、アイゼンは皆いいよｖ

>748
ｼﾞｭﾝちゃんを…是非！


>749
妄想GJ
アイゼンはやっぱいいね

創作意欲わいてきた
完成できれば投下するわ

レツゴーDVD化万歳！！
ってことで、駄文を書いてみた。むかーし、勝手に新チーム作って妄想してたの思い出した。
文章書くのは初めてなので、お目汚しすみません。

イギリスチーム：（WGP第三回ドイツ大会より参戦する予定）
紅一点の女の子（リーダー）：女王の国なので。
彼女が、アイゼンヴォルフと出会うきっかけを書いてみた。

（あれが、アイゼンヴォルフか…）
迷い込んだ会場の廊下で、アタシは控え室に入っていくアイゼンヴォルフのメンバーを見つけた。
彼らはヨーロッパでは敵無しの無敵のチーム。

初めて彼らをテレビで見たときは、本当に興奮した。
世界を舞台に戦ってキラキラしていて…。
どうしても彼らの活躍を生で見たくて、必死に両親にお願いして今回のWGPアメリカ大会に連れて来てもらったのだ。

アタシの家は世界有数のセキュリティ会社で今回のＷＧＰの警備を統括している。
アタシはそこのお嬢様ってワケだ。両親（とくに父さん）は「危ないから…」といってなかなか許可をだしてくれなかったけれど、
お兄と叔父さん（とはいってもまだ２８歳なので、レン兄って呼んでいるけど）と一緒に行動することを条件に、許可がおりたのだ。
けれども、今お兄とレン兄はここにはいない。
さすがにお手洗いに行くのに一緒についてきてもらうのはあんまりなので、一人でお手洗いに立ったのだけれど…。
近場のお手洗いが思いのほか込んでいたので、他のお手洗いを探して用を足し入り口を出た瞬間に気が付いた。

（どっちに向かえばいいのか分からない…）

方向音痴の気があるアタシはお手洗いを求めて彷徨った結果、自分の元いた場所への帰り道がわからなくなってしまったのだ。
そして、この会場は無駄に広い。
（流石だぜ…アメリカ…。）
イギリスの家も広いけれど、アメリカのこの会場にくらべればどうってことない。それに迷わないし。
しかし、はやくお兄とレン兄の場所に戻らなければ厄介な事になることは必須だ。さっきからずっと後ろを付いてきている足音もするし…。

「お嬢ちゃん、何か困っているのかな？」
いきなり方を掴まれて、背筋に寒気がはしった。親切そうな話し方や物腰をしているけど、アタシは騙されない。
こいつは≪ろりこん≫だ！！

まったくもって迷惑な話、アタシの外見は親父さんたちには垂涎ものらしい。
ストロベリーブロンドに近い赤毛の髪・桃色ほっぺの健康的な白い肌、お目目はぱっちりの琥珀色。１００人いれば１００人振り返る容姿。
…ただし、完璧なのは外見だけ。性格は女らしさからかけ離れている。
しかし、性格なんてパッとっ見ただけじゃ分からないもんだ。
こうしている間も親父はアタシにあれこれと肩を抱いて話しかけてきている。

（気色悪い…）

こういうときは護身術で一発キメておいたほうがいいのはわかっているけれど、帰り道がわからない今、無闇矢鱈と抵抗するのは危険だ。
そして、アタシは唯一の活路と思われる場所に逃げることにした。
親父の手をとって一瞬で投げ飛ばし、親父が起き上がる前にアイゼンヴォルフの控え室に飛び込んだ。
…まぁ、投げ飛ばした際の音に驚いたメンバーの一人がドアを開けようとしていたので、一緒に転がる羽目になってしまったけれど。

「な…なんだ！？」
おどろくアイゼンメンバーを軽く無視してドアを閉め、鍵をかけた。念のため椅子も立てかけておく。
ふりむけば、ボーゼンとしているメンバーの姿。驚いただろうなぁ、やっぱし。

今後のためにも、しっかりご挨拶をば…。
「突然飛び込んで、大変申し訳ありません。わたしの名は…」


結論。妄想するのと、文章書くのではまったく勝手が違う。神ってすごいなと再確認。

sage

>>752
(　ﾟдﾟ)

(つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼ

(；ﾟдﾟ)

(つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼ
　　_, ._
（；ﾟ Дﾟ）

>>753
禿げ同

ヒロインに魅力を感じない
容姿完璧だけど中身男っぽいっていう設定自体がまず厨臭いよ

自分の容姿に自信満々なところにちとﾜﾛﾀ

いや、ぶっとびすぎてちょっとおもしろかったw

アスカみたいな感じか？



ところで、レツゴ全盛期時代、男女カプものドジン誌でエロってあった？
ｼﾞｭﾝものは見たことあるけど男女カプというわけではなかったから

>757
ファイター×ジュンは見たことあるけどカプじゃないの？

>>757
ｼﾞｭﾝとかﾏﾘｺなら結構あるはず
相手は各主人公兄弟とかﾚｲとか博士とかﾌｧｲﾀｰとか
ｼﾞｮｰも探せばありそう

>758>759

サンクス
ファイター×ジュンは見たいなぁ
自分が見たのはアニメと関係ないオサーンや触手モノだったのよorz

ファイター×ジュンは毎回それで本出してるサークルさんがあったよ
エロだけど女でも楽しめる感じだったなあ

ところで、一回のSSって何レスくらいが妥当だろう。
長編もの書いてるんだけど、スレ独占しても悪いし、ページ設けて
リンク張ったほうがいいだろうか。

いちお未来モノなんだけど・・

何レスでも構わない派
30レス以上続いたって大歓迎

長編ぜんぜんおｋ
あんまり長いならできれば何回かに分けて投下してほしい派

ageときます。

職人さん達よ再び！

最近夢にミハエルが出てくるのでミハエル希望

ミハエル結構多いけどHシーンまでないし、完結してないから…
前のミハエル書き手さんも気が向いたらおながいします

保守

シュミット
「巨乳」「美女」「パイズリ」「爆乳」「尻」
エーリッヒ
「美乳」「微乳」「盗撮」「着替え」「美少女」「制服」




ミハエル
「レイプ」「監禁」「無理矢理」「中出し」「輪姦」「処女」

あるあるｗｗ

どうもミハエルは黒いイメージがあるw

シュミットが１番王道な好みっぽい…


ミハエルが誰かレイープするなら誰かね？

たまみ先生

実は最近まで、ミハエルの性別は女かと思ってた

真実が今更知れた経緯を知りたい

流れブッタ切ってスマソ
休みなのをいい事にさっき午前中を使って書いてみた。
今更ながら>>121と>>241に影響を受けたドイツ×ジョーを
独逸の話が出た所で‥と。
勢いなので文も話も軽いですがあしからず。

「あ―――――――――――――、」


優雅な昼下がり、それはミハエルの一言から始まった。

彼の口から飛び出した次の発言に
たまたま居合わせたシュミットとエーリッヒの２人は
飲んでいた紅茶を噴きこぼす事になる。

「セックスしたい」

どんがらがっしゃん

「は！？」

瞳孔をひん剥くシュミットに、ミハエルはさして悪びれた様子もなく。

「だってしたいんだもん。セックスぅ〜〜」

「リーダー、また何か変な本でも読んだんですか‥」

ひっくり返したテーブルや食器類を片付けつつ、
エーリッヒがやや呆れ気味にため息を漏らす。

彼の思いつきに振り回されるのは日常茶飯事だ。
とはいえ、ここまで突拍子のない重大な思いつき加減は今までにない。

「うん。なんか、『絶倫ピック・バルセロナでヤルセロナ』とかいうやつ？」

（またそんなえげつないものを‥）

どこで手に入れたのかのルーツが気になるタイトルだが、
ミハエルはおかまいなしに更なる追い打ちをかける。

「だからね。その辺にいる女の子、適当に見繕って拉致ってきて♥」
「え？」
「拉・致・って・き・て♥」


ミッション：　拉致

ミハエルの笑顔の背後に、どうしても黒々としたものが渦巻いている気がして仕方がない。
しかしその発言内容が何であろうと、どれだけ人道に外れた提案であろうとなかろうと、
二人に拒否権は、既になかった。

君主ミハエル様２#0530


「イっちゃいなよ〜♪」


能天気に明るい専制君主の声に見送られながら、
頭痛に悩まされる家来２人は共に青ざめた顔で部屋を後にした。

「拉致るって‥‥拉致るんですか」
「なんでお前、後半声に気迫があるんだ？」

２人がブツブツ言いながら廊下を歩いていると、
ふと近くの自動販売機コーナー辺りで物音がした。人の気配だ。

「あれ？」

二人が立ち止まると、ひょいっと顔を出した少女が一人。

高く結ったブロンドのポニーテールを揺らしているのは、
アメリカチームの紅一点、ジョゼフィーヌ・グッドウィン。
コーラを片手に、目線がかち合った２人をぱちぱちと不思議そうに眺めている。

「どうしたのよ、お二人さん。ヘンな顔しちゃって」

「‥‥」

無言のまま。
シュミットとエーリッヒは互いに顔を見合わせて、もう一度ジョーを見て、
仕上げにもう一度お互いを見て、ウンと頷いた。

「ジョー、すまん」
「ハ？」
「ここで会ったが運のツキ、っていう事で‥」
「何言ってるのよ？」

申し訳ないのか、若干ニヤついてるのかよく分からない表情で近づいて来る二人に、
ジョーは次第に怪訝に眉を寄せ後ずさったが
時、すでに遅し。


「んー!!　ん〜〜〜!!」

あっという間に口を塞がれ、細身のカラダを軽々と抱き上げられ。
気がつくとジョーは、つがい二人の腕の中、廊下をアイゼンヴォルフの宿舎の方向へ
猛スピードで連れ去られて行ってしまったのであった‥。