創聖のアクエリオン

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1名無しさん@ピンキー
801以外なんでもいけるぜ!
2名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 19:24:02 ID:PB4Zl+QO
おらおら、WWF(World Wide Fund for Nature:世界自然保護基金)の
愛くるしいパンダ様が>>2ゲットだぜ! 頭が高いんだよ、ボケ!

.         ,:::-、       __     >1 クソスレ建ててんじゃねーよ。ビンスみてーに裁判で潰しちまうぞ。
    ,,r   〈:::::::::)    ィ::::::ヽ    >3 >>2ゲットも満足にできねーお前は、俺の着ぐるみ着てプラカード持ってろ(プ
  〃   ,::::;r‐'´       ヽ::ノ     >4 お前はカキフライのAAでも貼ってりゃいいんだよ、リア厨ヒッキー(プ
  ,'::;'   /::/  __            >5 汗臭いキモヲタデブは2ちゃんと一緒に人生終了させろ、バーカ。
.  l:::l   l::::l /:::::)   ,:::::、  ji     >6 いまさら>>2ゲット狙ってんじゃねーよ、タコ。すっトロいんだよ。
  |::::ヽ j::::l、ゝ‐′  ゙:;;:ノ ,j:l     >7 ラッキーセブンついでに教えてやるが、俺はストーンコールドが好きだぜ。
  }:::::::ヽ!::::::::ゝ、 <:::.ァ __ノ::;!     >8 知性のねーカキコだが、お前の人生の中で精一杯の自己表現かもな(プ
.  {::::::::::::::::::::::::::::`='=‐'´:::::::::/      >9 つーか、自作自演でこのスレ盛り上げて何が楽しいんだ?
  ';::::::::::::ト、::::::::::::::i^i::::::::::::/      >10-999 WWEなんか見てるヒマがあったら、俺に募金しろカスども。
.   `ー--' ヽ:::::::::::l l;;;;::::ノ       >1000 1000ゲットしたって、WWF時代の映像物に販売許可は出さねーよ。
        `ー-"
3名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 00:03:33 ID:tzkhBixB
シルヴィアが合体して気持ちいい〜な話をお願いします
4名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 15:41:54 ID:jJdNco0M
お姉さまと巨乳メガネとのレズプレイ
5名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 16:26:35 ID:tz/ApSqi
メガネがお姉さまのあまりのヘタレぶりに失望していじめる話をキボンヌ
6名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 23:02:18 ID:ylvF8vg+
アポロがへたれを無理やり
7名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 23:31:00 ID:z4qnl+qs
トーマがアポロを無理やり
8名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 18:38:48 ID:lMX2WVwv
シルヴィアの自慰
9名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 11:10:43 ID:p/gjpzbR
うむ、シルヴィアだな
10名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 23:23:26 ID:OFqMQVtU
汁「おにいさまぁ…ハァハァ・・・」
お兄様「な、何をしているんだシルヴィア…」


こんなシーンしか思い浮かばん
11名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 23:53:41 ID:wUTwW0TC
お兄様ではじめたのに、いく時にはアポロを思い浮かべてしまう汁たん。
12名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 23:16:48 ID:3wEJN9Pz
お兄様にいじめられるへたれをお願いします
13名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 01:13:25 ID:iu7m3pKl
深夜枠なだけに、本編での描写が期待されるのは、
GENとソフィア、アポロニアスとセリアンあたりか。
14名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 09:30:21 ID:WSPB4JgW
シンクロした状態でアポロがオナニー!
シルヴィアはアポロの性感に同調して、あんあんイクイクいっちゃうー!
15名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 16:30:12 ID:rVU9NhFQ
お兄様と合体しちゃうぞっ♥
16名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 02:32:26 ID:ZzgXZ0LK
アポロと汁
お兄様とスジはもう決まりっぽいな
17名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 00:16:06 ID:Gr6Wpa4N
職人募集あげ
18名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 00:24:29 ID:F3VjCtfu
うざっ
19名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 15:34:56 ID:ug923EK8
不覚にも「汁」にワロタ

たとえスジが決まっていてもおもしろい物を書けるのがネ申なのだよ
20名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 17:40:31 ID:HNEXTI63
俺の中でセリアン株が急上昇中
21名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 09:46:47 ID:Mb0JKzz/
シル兄と姐さん急接近
SSにしてほしい
22名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 13:00:31 ID:9Gta6VSN
放送age
23名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 19:30:59 ID:8K+hZhGc
兄妹の故国はなんで「旧」王国なの?
やっぱり革命が起きて王族総レイプとかあったの?
24名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 01:09:07 ID:j/xa0BZO
なんかいいかもーーーっ
25名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 00:16:32 ID:J1lnVSoP
そもそもどの層をメインターゲットに置いてるんだこのアニメw
26名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 02:18:26 ID:JcY0kuQ9
シルヴィアのオナニーは見てみたい
27名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 01:45:54 ID:f20jlpar
まずどういう設定なのかイマイチよくわからない、最初から見てるけど…
もしかして何かの続きもの?
昔見たエスカフローネを何故か思い出した。
28名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 01:49:09 ID:0IBFeKP1
公式いくといい
29名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 00:03:58 ID:XTYpL1/m
>>23
普通に考えたら、神話獣の収穫獣あたりに襲われて、
国民丸ごと持ってかれたんじゃないか?
それで、エレメント能力者だった兄妹は助かったと。
30名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 02:48:07 ID:d39Z1w4U
うーん公式行かないとよくわからんアニメなのか…
メンドクセ



と言いつつもトーマ?(頭が鳥の羽?の人)と手が羽の人の大人のエロ読みたい
31名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 08:05:01 ID:+xHuPuTX
何か勘違いしてるレイカ可愛いな…
32名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 08:44:23 ID:1AWU4jI9
麗花(;´Д`)ハァハァ
33名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 13:05:09 ID:Jqk2DGBb
司令語録

「例え三本の矢といえども、予期せぬ強い力を受ければ……折れる!」
「闇から生まれる光……宇宙を生み出す創世の光!」
「悔やんでも遅い……これが現実だ。」
「あの三人は本当に無様だ……しかし! 無様な姿を晒さなければ身につかぬこともある!」
「人はみな、欠けたる月。しかし、かけらとかけらをあわせれば、円なる月……満月になる。」
「離れてなどいない。離れていると思うから遠い。距離も時間も…人の心の迷いが生み出す幻に過ぎん。」
「嫉妬は、人の魂がかけらを呼ぶ声……すなわちエネルギー! それを抱えて生きろ、アクエリオン!」
「合体は、爆発だ!」
34名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 19:33:12 ID:uQog/wVQ
>>33
ある意味,あの人が一番オイシイ。
35名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 03:20:48 ID:RiyPDv8O
やはり最後は眼鏡同士ジュンとつぐみはくっつくんだろうか。
シリウス×麗花は確定的だし、メカオタ同士相性も結構良さそうだけど。
36名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 21:24:32 ID:0til+sYE
正直なところ、ガチなのはアポロとシルヴィアぐらいだと思われる。
シリウスと麗花はくっつく寸前ぐらいで、シリウスが堕天翅側に行ってしまいそうだ。
眼鏡同士も公式の相関図でつぐみ→麗花な辺り、まだ可能性は低い。
37名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 00:45:30 ID:GWO3/9lL
堕天翅族って性別ないの?
それともトーマとアポロニアスがホモ?

>>27
多分あのにーちゃんが似てるんだろう
38名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 15:05:57 ID:cloAPF//
エンディングで、二番目あたりに出てくる
前髪全部あげてヘアバンドでとめてる女性は、セリアンなのかな。
アクエリオンの手に乗ってるみたいなの。
最初メガネなしつぐみなのかと思ってたんだけど。
だってつぐみが出てこないから。
39名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 17:03:02 ID:HRrbpmpc
クルトとクロエの前にでてくるやつだよね?
あれはつぐみでいいんじゃないの
セリアンはちょい後でアポロニアスといっしょに出てくるし

にしても、このED、誰が誰だかなかなか見分けがつかないよなぁ
4034:2005/05/29(日) 20:21:25 ID:OiRNHUXD
誰も貼らないから,漏れが貼る。

公式サイト
ttp://www.aquarion.info/

スペシャルサイト
ttp://www.so-net.ne.jp/aquarion/

ブログ
ttp://blog.so-net.ne.jp/aquarion

ゲーム版公式サイト
ttp://www.bandaigames.channel.or.jp/list/ps2_aquarion/

富士見書房(コミック版)
ttp://www.kadokawa.co.jp/fujimi/index.html
4127:2005/05/29(日) 20:27:50 ID:GWO3/9lL
公式見に行ったら
なんとなく見てただけのアニメだったけど萌えそう
42名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 02:27:22 ID:5lb8jYQL
放送終わったけど人イナス
仕方がないので初合体を終えたクロエに萌えておこう(;´Д`)ハァハァ
43名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 12:09:48 ID:blL6kVBM
クロエの初合体は、すでに7話で終わっているよ。
お兄様・クロトと合体してる。
44名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 13:23:49 ID:5lb8jYQL
そういやそうだった…orz
初めて合体を披露した、とでも訂正しとく。
45名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 21:42:11 ID:2RSrCXxl
シルヴィアのオナニーきぼーん!
46名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 04:02:02 ID:/MHPOetb
ダテンシ側のエロ見たい
47名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 15:19:58 ID:rAKGjoiC
もちろんトーマ×アポロニアスで
48名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 18:54:59 ID:qBG/a8hr
>>47
板違い。

アポロとシルヴィアだと犯罪っぽいので、
アポロニアスとセリアンの絡みは見てみたいかもしれない。
まあ、本編でやりそうな気がしなくもないが。
49名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 02:05:26 ID:nhBvJogw
>>47
なんなのかよくわかんないけど公式じゃトーマとアポロニアスって許婚なんだよね。
どういう意味なんだろ?
50名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 02:19:05 ID:MCkvP0I3
>>49
読んで字のごとく許婚ってことかと。
アポロニアスは元々堕天翅族だったし、トーマの許婚でも不思議じゃない。
男同士なのに何で許婚なんだってのは、堕天翅族にはそもそも性別って概念が無いんじゃないかという説が有力。
ただし詳しいことは本編では語られていないため不明だけど、多分そんな感じだと思う。
51名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 02:51:14 ID:nhBvJogw
>>50
なるほどね、サンクス
52名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 04:21:35 ID:nhBvJogw
って事は子供は木の実から生まれてきたりするのかな…
53名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 05:39:48 ID:HYj2Zf9g
>>52
十二国記かw
54名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 22:17:56 ID:bk6tyVuG
堕天翅族は夜翅(ヨハネス)が生み出したものらしいので、むしろピッコロ星人に近い気がする。
55名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 22:01:05 ID:1jMlW5Cb
オトハはあからさまに女の姿なのに…<性別の概念がないのに
56名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 22:45:02 ID:JBQx63kB
セクースとかしないのかな?
お戯れの1つなのか…?
夜翅が生み出すのなら、生殖器とかなさそうだな。
アポロニアスとセリアンもセクース出来ないのか。
57名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 11:28:27 ID:UwipuvgM
>56
いや生殖器はあるだろう!いくらなんでも!
もしなかったら堕天翅族は服とかきなそうだ。
58名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 06:31:21 ID:DR3bMEAM
シルヴィアの生殖器は凄いんだぞ
59名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 08:47:11 ID:s9rMh/qf
小説を読む限り、どうも堕天使にとって人間の生殖器に相当するのは翅のようだ。
音翅が想像で頭翅と「翅を摺り合わせたい」と考えてるし、舐められて感じている
風な描写がある。
あと、恋人同士が翅を振るわせ合っている彫像が出てきたりしてる。
60名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 09:10:26 ID:uRqAqFgj
まとめて観たけど結構面白い作品ですね。
M属性っぽい麗花がお気に入りです。ラバースツーとか似合いそう。

そういえば角二探したのですけど、アクエリオンスレ
無かったです。人気無いのかな?
61名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 20:13:28 ID:nvE8I85Q
>>59
恋人同士が翅を振るわせ合っている彫像が出てきてる時点で、
翅=生殖器の線はない気がするんだが。
むしろ、翅を摺り合わせる=接吻ぐらいの感じでは。
62名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 22:27:26 ID:6lN1Ux0m
翅が性感帯の方がありえるような。でもそうするとトーマは頭が性感帯になるのか…www
生殖機能ないんだったら器もないような気がする。排泄もなさそうだし…。
チンコから何でんのよ?汁か?あ、生体エネルギー?
63名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 22:40:23 ID:R/6CJktV
夜翅が公式で「天翅たちを生み出した開発メンバー」と書かれてるから
生殖行為自体はやっぱりないんだろうと思う。
許婚ってのも、遺伝子掛け合わせて新しい天翅を作るつもりだったとか
そういう関係だったんじゃないかな。
64名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 17:55:16 ID:SX9xrJL4
両翅とか昆虫型とか書かれてるしな……まぁ本編でずばり
言われるまでは妄想で好き勝手させてもらえばいいじゃん。
65名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 18:05:30 ID:sjQc38wt
CMキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
66名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 18:05:48 ID:sjQc38wt
誤爆…orz
67名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 02:49:22 ID:4MuW4NFk
うーん人気ないなぁ…age
今日の話見たけど、トーマとアポロニアスの関係は>>63みたいな関係なのかな〜と思ってたけど
なんかトーマはホンキだったみたいだね?
トーマやオトハ、モロハなんかは名前が漢字だけど何故アポロニアスだけ違うんだろう?
あと初めて堕天翅って口が動いてない事に気づいた

今日のアポロとシルビアかわいかった!
68名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 04:45:15 ID:l2bdllL1
今日の放映は萌えた。
アポロと汁が本当にかわいかった。

アポロニアスとセリアンのセクースは
天翅に性器がない場合。ある場合。両性具有の場合で妄想しないとなぁ…
69名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 00:42:39 ID:fFUzSIcd
ネタはあるけど文才がないからSS書けない_| ̄|○
70名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 02:33:31 ID:xxa6neJ9
少しだけ友達以上な感じの眼鏡二人に萌え。
つぐみの方はいたってマイペースだけど、そこがいい。

>>69
だったらそのネタだけでも書き込むんだ。
誰か書いてくれる人が現れるまでは萌え語りでもしてた方が有意義だし。
71名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 07:44:31 ID:fFUzSIcd
今、頭の中で妄想してるのは、天翅=生殖器がない。って事で
・愛ゆえにアポロニアスを求めてしうまう身体をオナヌで慰めるセリアン。
・自分がアポロニアスであると証明するためにシルを犯すお兄様。
72名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 15:30:11 ID:QZ7sBfN0
>>59
翅をすり合わせたい=翅が性器ってのは無理があるだろ
それだと常に性器を露出してることになる
どんな未開部族でも腰ミノとかペニスケースで隠してるし
やっぱり両性具有、男性器と女性器両方持ってるのが良い

マッチョ男のアポロニアスの女の子の部分をセリアンがペニバンやバイブで責める
アポロニアスは女の子の部分を責められると男の子のほうでもイってしまう
アポロも実はふたなりっ子かもしれないな
73名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 18:16:43 ID:jc8Wx3DI
マッチョメンにまんまんが…_| ̄|○イヤー
74名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 19:09:18 ID:QZ7sBfN0
>>48
>アポロとシルヴィアだと犯罪っぽいので

マテ、舞台は創聖記0011年でジュンの出身地なんかネオアジア第17エリア出身とかだぞ
ディーバ基地がどこにあるのかわからんが日本の淫行防止条例なぞが…

つーか、14歳と15歳なら無問題じゃないか!
75名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 19:36:13 ID:xxa6neJ9
>>74
アポロ13歳、シルヴィア14歳だぜな。
っていうかもうそこらへんは気にしてもしょうがないw
76名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 19:41:54 ID:QZ7sBfN0
あう、創聖紀だった
年齢も間違えてるし
つーかね、堕天翅族とか機械天使とか羽なしとか変換しにくいんだよ!!
77名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 21:47:03 ID:QZ7sBfN0
ジェロームが過去生の比良坂先生の記憶に目覚めるやつキボン
78名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 22:26:37 ID:5P230PYy
>71
太陽の翼の生まれ変わりだと自信を持たせるために
シリに迫るシルってネタを考えてたんだが、
今週の放送見てボッシュートさ・・・orz
79名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 21:21:08 ID:+eU6FIkV
>>78
イ`

小説版読んだ。
男・女って書いてあるから、性別ってはっきりしてるのかなぁ…
ますます許婚が??になる。
80名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 06:44:39 ID:Q+KwwGy5
>>75
マジかよ13かよあいつw
大人の毛が生えてる程度でムキになってもしょうがない年齢か
81名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 00:30:24 ID:W0WGX+aL
ソフィアさんってエレメントスクール生たちを担当するサイコセラピストなんだよな。
ということは当然性の悩みも…。
82名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 19:04:18 ID:+tfXTv1W
ageてみる
83名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 01:38:36 ID:5SlXVIEA
トーマの頭翅エロキモカッコイイ

アポロニアスとセリアンの子孫ってはっきり出てきたな。
生殖器アリ、と…。

あとトーマ様とオトハちゅうしてたな。
続きが見たいぜ…
そんなところが… なんだったんだろう?
84名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 02:49:36 ID:3TrIuLnN
これでセックルも妊娠も中田氏もオケダワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!
85名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 06:11:18 ID:pioE0+Nb
>>83
「そんなところが…好きだよ」ダッターヨ。

トーマとオトハのちゅうはすげーエロかった。イイヨイイヨ。
つか、生殖できるってことは生殖器ありってことだいね。
トーマも男だから生殖器ついてるだろうし…
あまり言いたくないけど、801穴でもついてるのか?
86名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 06:16:48 ID:gjhCVky9
トーマが男だなんて誰も言ってない
アポロニアスが男ならトーマが女でオトハが男かもしれんだろ
87名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 10:59:28 ID:rvnBiVhB
>>86
な、なんだってー!!Σ(・∀・;)
88名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 12:58:33 ID:W+9GHfE8
放精……?
89名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 15:50:02 ID:5SlXVIEA
>>86
確かに!男装美女モエス
90名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 18:15:45 ID:j6UBcjWb
>>86
お前天才
91名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 00:58:29 ID:Ro3v1xQl
なるほど!どうりでトーマたまの執念深さにも納得いきますた。
昼どらの主役はれますよ、あの執着ぶりは。
92名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 10:35:03 ID:pCbPGgAm
あいつらが子孫だったのね
シリウスがアポロ嫌う理由もそこらへんか
93名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 01:36:01 ID:VtFxp+KS
堕天翅って紹介されてる以外にいるのか?
生殖で増やす事も出来るし、自分で作り出す事も可能って事なのか
94名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 15:59:57 ID:bJpCPnox
明らかに人型してないやつとかはさすがに無理そうじゃない?
造り出すにも恐らく0からではなく元があったんだろうから、
アポロニアスとかトーマ辺りは原型が人間だったんじゃないだろうか。
95名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 01:04:50 ID:28KT4B7u
堕天翅の歴史よりヒトの歴史の方が長いのか?
96名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 01:14:13 ID:e5Cvc7xi
夜翅が「天翅たちを生み出した開発メンバーの一人」なわけだから、
現世代の天翅たちの歴史が人間より浅くてもおかしくはないと思う。
97名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 04:50:39 ID:28KT4B7u
でもたぶん、翅なしどもってバカにしてるくらいだから
型取ったりはしなさそう
98名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 11:00:14 ID:EEP6JdDX
天翅にとっては翅のあるなしはそれこそ人間と猿くらいの違いなんじゃない?

人間だって元辿れば猿(という言い方は正確でないが)だけど、今は自らより
下等なものだと認識してる場合が一般的な見解だし。
99名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 01:46:51 ID:dOAyhGCL
ふいんき(ry を読まずに
ニアスとセリアンが読みたい、といってみる
100名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 20:27:59 ID:ZbwNV+FA
きっと翅が無くなると性別が出来るんだよ、・・・・・・たぶんな。
101名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 22:29:43 ID:G0Ry/GyH
>>100
お前も天才
102名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 01:56:26 ID:GTksWjp1
>>100
なるほど、じゃあ翅をちぎったあとニアスの股間から息子が
生えてきたってことになるな。
103名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 02:13:09 ID:nHWmYQ+k
ようやく汁がお兄様からアポロに移ったね
そろそろSS書けるぐらいの関係になってくれないかな
104名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 16:38:45 ID:oWrhvq7G
なーんかニアスとセリアンにはあまり興味わかないんだよな〜
暑苦しそうというか…。
105名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 21:12:43 ID:ZqrTVAnu
>>100
性別がほしかった(息子がほしかった)から、
翅を取ったってことか(天翅じゃなくなる?)
でも、間違えて女になったらどうなるんだろ・・・
ま、それはいいとして、
翅取った状態で喋ってても、口は動かないんだよなぁ
106名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 23:30:39 ID:yIdEykBJ
羽はセリアン助けるために千切れちゃったから
ティンコはやす為とは関係なくない?
107名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 02:50:52 ID:OZcRK2d8
司令「アポロ、シルヴィア、交尾しろ!」
アポロ&シルヴィア「はぁああー!?」
司令「交尾すればお前たちは一つになれる!」
アポロ&シルヴィア「・・・・・・」
司令「さあ早く交尾するんだ!さあ!さあ!」

アポロ&シルヴィア「死ねぇえええ!!!!」
司令「ぐはぁ!!
   若い娘と青臭いガキのセックスが見たかった・・・・」
108名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 03:30:37 ID:YccwJ/hU
今回の放送を見て、ジュンの見舞いに行くつぐみというネタを思いついたが…この二人はエロにしにくいな。
好きだけど想いを伝えられない少年と、その気持ちに全く気付いてない少女という、王道な組み合わせではあるんだけど。
109名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 11:17:55 ID:JHXsMELK
そういえばサッカー男はあの二人やったと勘違いしたままじゃないか?どうでもいいけど
110名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 13:20:08 ID:OGDc6ax7
なんとなく書いてみた…
SS初心者なんでお目汚し失礼します。



月影に星が遠い夜は馬を駆り、そこを目指す。
人を寄せぬ荒野の先、太古の面影を残す森を望む場所にそこはある。
そこは一面には淡紫色のヒースが咲き、鈴のような可憐な花が夜風に揺れる丘。
セリアンは小川の縁の若い樹に愛馬を繋ぎ、ひとり丘へ向かった。

冷たい岩を背に天を仰ぎ、微かな星達の瞬きに想いを馳せる。
一体何度目であろうか…
夜の花園でひとり愛しい人に想いを馳せるのは…
こんな夜は月の白い輝きを酷く眩しく感じる。
静かに瞼を綴じると涼やかなヒースの薫りに抱きしめられているよう。
「セリアン」
薫りは自分をそう呼んだ優しい声を鮮明に想い出させてくれる。
耳の奥にまるで残響のように、愛しい声が響く。
111名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 13:23:57 ID:OGDc6ax7
>>110
いつか彼が自分の名を呼び、そうしてくれたように白い指先を唇に遣る。
指先が柔らかな肉に触れ、軽い音が生まれる。
その啄ばむ音が水音に変わる頃、舌先はその存在を確かめるように
指の腹をそっと舐めあげた。
「あっ…」
指ではなくセリアンの背筋に僅かな電流が走った。
肌に触れた舌先の熱さは頬は上気させ、人肌に触れた舌先は呼吸を乱す。
自分に与えた愛撫にたまらず、熱い舌はねっとりと指先に絡みつき
熟れた果実のような唇は親指を包み込んだ。
果蜜に濡れた親指は欲情し、更に紅い唇を貪る。
じゅるじゅると淫らな音を響かせながら、夢中で咥内を犯す指を味わう。
だらしなく果蜜を滴らす唇は口付けを求めるように愛しい名を紡いだ。
「…アポロニアス…」

熱い吐息の紡いだ言葉は、身体に刻み込まれた熱い想いを更に鮮やかに甦らせた。
112名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 00:31:14 ID:NKfAn7rb
>>110-111
続きもの?未亡人セリアンモエス
113名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 00:48:50 ID:i2SqLqVr
>>110-111
おおおーニアセリキテルキテル〜(゚∀゚)
続き気になるよー初SSがんがれー。
114名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 03:26:29 ID:fq9GaP0k
115名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 10:44:49 ID:cpdD7YGv
シルヴィアのオナニーきぼーん!
116名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 02:01:13 ID:0CjtcNaJ
合体依存症(*´Д`)'`ァ'`ァ
今週も脳内妄想がひろがる〜
117名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 07:51:35 ID:k08oaMBP
ピエールは寝取られキャラだったのか
前から男のキャラでは一番好きだったが余計に萌えてきた
118名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 22:21:48 ID:SUWtISIx
やりてぇ…
119名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 02:32:49 ID:8hvYnsIA
ジュンの合体依存症が次回までにどう治ったか、で話一つ作れそうな…。
120名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 09:01:24 ID:ATPIIP2o
予告の髪をおろした汁に(*´Д`)はぁはぁ。
アポ汁展開きぼん。
121名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 23:46:53 ID:ytF3Setd
前回でアポロとシルヴィア、くっついたんだよな?
ピエール祭りのせいで、そこらへんがさっぱりなかったが。
122名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 02:21:21 ID:vcVtILuT
シルヴィアはともかく、アポロにその自覚があるかどうかは怪しいような気がする。
という訳で今後は、にぶいアポロにやきもきするシルヴィアが見れるんじゃないかと夢想w
123名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 15:15:24 ID:jtt/HUdM
公式相関図で
アポロ・シルヴィア 共に「気になる存在」にはなってるけどなー
アポロって主人公のくせに、結構とらえどころの無いキャラだよな
何を考えているのか、よー分からん
124名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 20:19:29 ID:rdsj2mHH
なんだかんだいってシルヴィアのこと心配はしてるよなアポロ
125名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 20:37:21 ID:OdG+uocL
とにかくもうちょっと急接近しろアポ汁!おねがいします!
126名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 03:13:53 ID:4blOXmbo
むしろアポロ×リーナな展開に
127名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 03:38:42 ID:G8+sZpBy
今回の嫉妬シルビアには萌えまくりだ!
いっそエロ抜きでもいいから誰か書いて〜!!
128名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 03:38:46 ID:ol1Ulo6v
リーナをあんなポジションで抱きしめて合体して
アポロはよく我慢できるな
129名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 03:39:56 ID:A1WxpAxI
アポロ×リーナキボン
130名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 09:18:05 ID:2s7l5dBe
>127
自分もシルに萌えまくりだよ!!!なんだかシル→アポ×リーナ展開だったけどな!

アポとシルとリーナの3Pでもいい。
131名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 14:29:46 ID:9Dqp+sC+
オトハのでかい胸はなんのためにあるのかと小一時間
132名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 20:40:31 ID:ZjAzyVen
鳩胸です
133名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 22:32:07 ID:6OauOpq+
見る毎にはまる、アクエリオンて…
134名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 03:06:27 ID:pQRkCHF8
リーナのフェラチオ頼む!
135名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 03:23:01 ID:B2ME8DJ7
>128
リーナのお尻に硬いものがあたってます
136名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 12:31:09 ID:pS3AHZgY
つまり、ジュンたん→つぐたん→麗華お姉さまへの一方通行という解釈でよろしいでしょうか。

これで麗華お姉さま→ジュンたんになれば面白そうだが、まず無理だろうな。
137名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 12:54:19 ID:rc+o5V7v
ジュンたん→つぐたん→麗華お姉さま→尻→ジュンたん
138名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 16:19:33 ID:BR3KE47p
正直汁よりリーナに萌えてしまった。
アポロってリーナに対しては結構素直な気がする。
139名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 23:01:49 ID:nu+sKnk5
映画見てるときつぐみがジュンにくっついてたから、センパイ離れしたかと思ったが……

あれは単に男として見られてないだけか。
140名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 00:48:24 ID:Kl45bbNg
れいか「あぁ、おねえさま…」
おとは「うふふ、かわいいこ…」

なSSきぼん
141名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 00:50:58 ID:35ogAqgr
>>139
つぐみからすればジュンはいい友達でしかないんだろうしなあ。
告白さえしてしまえばなんか上手くいきそうな気がしないでもないけど。
142名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 00:53:43 ID:mmDR/4fV
つぐみみたいな奴が実は一番経験豊富で彼氏途切れなかったりするんだよな
143名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 21:53:09 ID:4/51chjb
つぐみってドイツ系だったんだな。


それっぽいのは乳だけか。
144名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 22:37:47 ID:AJ4Kflk1
リーナのオナニーSS書いてほしいそうです
想像できねw
145名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 02:22:14 ID:GhW4XyZR
アポロ×ソフィア読みてぇー
性の知識がないアポロに色々教えるソフィア(*´Д`)ハァハァ
146名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 10:56:38 ID:FD+bjf0T
ジュンたんが可愛い顔して性的知識&経験豊富だったりしたら大爆笑。
麗華もつぐみもころっと騙され…
147名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 00:55:40 ID:Stf1J4Hi
>>145
それ良いな(*´Д`)'`ァ'`ァ 

指令×ソフィアでも良いけど
148名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 20:04:59 ID:d6fUKFyg
リーナのオナニーきぼんぬ
149名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 17:02:41 ID:tv9ZuG/W
誰もいないのをいいことにリーナ話書いてみた。
SS初めて書いたんで、お目汚しスマネ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 夜中にふと目が覚めてしまった。

(…きっとあいつが夢に出てきたからよ…汚らわしいっ…そうだ!お兄様と一緒に寝てもらおうっ!
そして…キャッ)

 お兄様との夜の過ごし方をシミュレーションしながら、お兄様の部屋で寝ることに決めて、
自分の枕を持ってお兄様の部屋へ向かおうと廊下の窓の近くを通った時。

 窓越しにあいつの姿が見えた。

 下の階のバルコニーの手すりに、行儀悪く腰掛けたアポロの背中は、西に傾きかけている月の光に
照らされて柄にもなく寂しそうに見える。
 そんな丸まった背中を、私は、カーテンの陰からしばらく見つめていた。

(?何で私が隠れなきゃいけないのよ。これじゃストーカーみたいじゃない!声。掛けてみようかな…
でも、あいつ!さっき私のあんなところにあんなことを!…ってそれは私の夢の中の話か。
あいつには関係ないわよね。…よしっ)

 心の中で気合を入れてから、窓を開け下を見ると、いつの間にか現れた別の人影が、私より先に奇麗な澄んだ声で呼びかけていた。

「アポロ…」

 ちょうど薄雲から出てきた月の光に照らされたリーナの横顔は、女の私が思わず息を呑んでしまったくらい幻想的で、きれいだった。

150名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 17:04:04 ID:tv9ZuG/W
(あ…声かけ損ねちゃった…それになんとなく出て行きにくくなっちゃったじゃない…)

「お?リーナじゃねえか。どうしたんだこんな夜中に?」

「あなたを。探していたの。」

 あのバカの声はともかく、つぶやくほど小さいはずのリーナの声も、不思議なくらいはっきりと聞こえてくる。

「へ?俺を?」

「…きれいな、月ね…」

「お?おお。まぁな」

 すうっと月を見上げたリーナにつられて、アポロも空に浮かんだ満月に目を向けて、そのまま二人で静かに月を眺めてる。

(ちょっと、いい雰囲気じゃないの。気に入らないわね。)

「約束…」

「んあ?」

 しばらく続いた沈黙を破って、リーナが静かにつぶやいた。

「約束。覚えているかしら?」

「……えーと…あぁ、血をすわせる話かぁ?」

(…ほおぅ…あの野蛮人、私との約束は平気で忘れるくせにリーナのは覚えてるわけね?)

「いいかしら?」

「お、おお。かまわないぜ。こっちもすーっとするしな」

 ほれ!という風にアポロが首元を近づける。ほんとに品がない。
そんなあいつを見てリーナの顔が、かすかに微笑んだようにみえた。
151149:2005/07/25(月) 17:07:27 ID:tv9ZuG/W
「そこに座って、膝に乗せてくれる?」

「お。わかった。」

 アポロはリーナが指差したあたりのバルコニーの床にあぐらをかいて座った。
そのまま車椅子からリーナを抱き寄せて、自分の腰がリーナの脚の間に入るように
して、リーナを脚の上に座らせてる。

(なんでわざわざ向い合わせるのよっ!?お兄様の部屋の本で読んだわ。これって
「座位」って奴じゃない!)

「いいかしら?」

「お、おう」

(ちょ!ちょっと!アポロ!なに赤くなってんのよ!)

戸惑いながらも目を閉じたアポロの首元に、月光に照らされたリーナの顔が
少しづつ近づいて。

「じゃ。もらうわね。」

アポロの耳元でささやいて。

 噛み付いた。

(アクエリオンの中でも見たけど…なんか…アポロ気持ちよさそう…)

 リーナを抱きしめる手に力がこもってきてるのがここからでも見える。
あんなふうにぎゅっと抱きしめられたら…前世でアポロニアスに抱きしめられた
記憶が頭をよぎる…やだ…背中がぞわっと…

 私が自分の体の変化にとまどっているうちに、リーナはそっと口を離した。

「お?もういいのか?」

「えぇ。血はもういいわ。ありがとう。」

 そういうと、リーナはもう一度アポロの首に唇を近づけて、今度はさっき血を吸った
あたりを舐め始めた。

「お?おい?リーナ?!」

「お礼よ。」

 アポロの首筋に手を回してぺちょ…ぺちょ…ちゅっ…と首筋や耳を舐め、吸う音が
ここまで聞こえて来る。

「クッ…はぁ…」

「んっ…アポロ…だめ…動かないで…」

 リーナが透き通った小さな声でアポロの耳元にささやいている言葉が全部わかって
しまう。
 丁寧に、いとおしそうにアポロの首筋をなめているリーナと、腰にリーナの身体を
押し付けるように力強く抱きしめるアポロに、私の目はくぎ付けになってしまった。
152149:2005/07/25(月) 17:10:20 ID:tv9ZuG/W
投入完了。
 お目汚し申し訳ない上に、エロもなかった。
スレ汚し失礼。
153名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 18:24:07 ID:+EaaD6L1
そ、そこで終わりなの!?
続きを……続きをプリーズッ!!
154名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 22:30:41 ID:UAYaHGC6
うは。汁に萌えてしまった。

リーナ攻めってのも良いね!GJ!

続きも読みたいにゃー…
155名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 00:43:03 ID:74C3dcCS
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
ここで終りと言わず続きを!
156名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 00:55:20 ID:VUMCBQPz
微エロGJ! 続きキボン
157名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 02:13:11 ID:YCN4QdnP
つ・づ・き!つ・づ・き!
ここで終わらせるなんて勿体無いYO!
158149:2005/07/26(火) 16:20:18 ID:dmXgGTdk
調子に乗って追加投入してみます。151の続きからです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
抱きしめあっているリーナとアポロの腰が小刻みにゆっくりと、押し付けあうように
動いているのがわかる。

(きっと、アポロとこすれて…)

「…ん…ふぅ…」

「くはぁぁぁぁぁぁ…」

深いため息をついて二人はわかれた。

(あ。ちぃぃっ…もっと見ていたいような…って早く離れなさいよ野蛮人!)

「気持ち…よかった?」

「お、おぉ…」

「アポロ?」

「…なんだよ」

「もう一度吸わせてもらえるかしら。」

「今かよ?さすがにちっとふらふらだぜ?」

「いいえ…血はもういいの…」

月の光が反射してリーナの目が怪しく輝く。

(え、ええええええ?!)

「ちょっ!ちょっと待てっておい!」

「こっち。」

リーナが目を向けたのは、白い手でズボン越しに握った、アポロの…あ、アレだった。
159149:2005/07/26(火) 16:23:01 ID:dmXgGTdk
「こっちのほうが、プラーナ。多いの。」

「そ、そうなの…か?」

「そう…。だから。…頂戴?」

上目遣いに微笑むリーナ…

(く…か…かわいいじゃないのよ…)

「お、お、おう…わかった…」

(わかったじゃないわよぉぉぉぉぉ!)

「地面に下ろして?」

アポロがリーナを脚の間に下ろす。

そのままアポロのズボンとその…下着…を下ろして…

(キャー!キャー!キャー!で、出てきた!)

 とてもじゃないけど、正視できない。思わず目を手のひらで覆い隠してしまった。
でも指の間からちょこっと見えちゃうのはしょうがない。

(あんなに…大きいんだ…)

「ふふ…アポロ…とっても硬くて…熱いわ。」

「クッ…ちょ、ちょっと待てよ!」

リーナの小さい手では、両手で握っても余るくらい…
白い手がアポロのあれを確かめるように、上下にゆっくりと動いていく。

(私知ってる…さっきの夢で見た…熱くて…硬い…)

さっきの夢で見たのはアポロのだったけど、他にも私は知っている。
…アポロニアスの感触を。

(く…んっ!)

過去生で体感したことの記憶と、さっきの夢、目の前の光景…3つが重なり合った
瞬間、背中のぞわっとした感触が、増幅されて脚の間に下りてきた。
160149:2005/07/26(火) 16:24:45 ID:dmXgGTdk
「く…うっ。」

眼下のリーナの手の中で、アポロのアレが益々猛っているのが見える。
先から液体が出て、リーナの指を汚しているのまで…見える。

(リーナ…あんなに強く握って…)

いつしか、私も窓枠にすがるように、そして窓枠がアポロであるかのように
強く握り締めていた。

「ぐぅっ!リーナ!ちょっと!ちょっとまて!」

「強すぎたかしら?」

「いやその前に!こんなところじゃ誰か来るかもしれないだろうが。」

「あら?誰も来ないところなら…いいのかしら?」

「いや、そういう話じゃなくて!」

「…ふふっ…しゃぶってあげるわね。」

女の私でもぞくっとするような、笑いを浮かべたリーナのいたずらっぽい目と、
一瞬目があったような気がした。
161149:2005/07/26(火) 16:29:00 ID:dmXgGTdk
(だめ…それ…わたしの…)

思った瞬間、ジュル…と、音をさせながら奥まで、リーナがあれをほおばった。

「おっ…くうっ」

(んっ…はいって…くる…)

夢と過去の記憶が目の前の光景と重なる。
下着がいつの間にかびしょびしょに濡れているのが分かる。
ぬれている奥に…アポロニアスの、アポロの、アレの存在感を感じる。

深く。浅く。リーナの小さい口が上下している。リーナの頬が時々丸く盛り上がるのも見える。

(あぁ…あんなにあたって…んっ)

アポロが入っているのはリーナの口なのに、まるで私の中に入ってるみたい。

「ん…ん…ちゅる…んっ!…」

「くっ!いいっ!」

あ…アポロも動き出してる…
気のせいじゃない。じゅる、くちゅ…って水っぽい音がここまで…

(あんっ…あんなに濡れて…そんなに…乱暴にしちゃやだ…んっ…)

「くっ…リーナっ…」

「んっ…」

リーナ…感じてるアポロを見て喜んでる…
アレをしゃぶったまま下からみあげて…なんていやらしい顔…

 腰と脚に力が入らない。
両手で窓枠を必死に握り締めて、内股で立っているのがやっと…

(…全部…見られてる…)

そんな自分をリーナに見られている気がした。

「あ!あぁ!出るっ…」

アポロが喘いだ直後、リーナの口とアポロの腰のペースが跳ね上がった。

「んっんっんっ!」

私の中も、乱暴にかき回されて…

「お、おおっ」

「んんっ!!!」

中腰になったアポロが硬直した瞬間。私も…

(ん…あふれるくらい…たくさん…私の奥に…ん…いっちゃった…
 見てただけで触ってないのに…口。閉じてたけど、声…でちゃった…)
162149:2005/07/26(火) 16:31:05 ID:dmXgGTdk
まだアポロを咥えたままのリーナの口の横から白いものが流れて、リーナの白い喉に
まで垂れている。
そして、私の脚にも…まるでアポロのを受け止められなかったように、私のジュースが
垂れてきているのを感じる。

「ふふ…おいし。」

アポロのを飲み終わったのか、アポロを見上げながらリーナが言った。
あ、…垂れたのまで指ですくって…舐めてる…

(いいな……って、なに考えてるの…私…)

「…おいしいのかよ…その…それ。」

「舐めてみる?」

「…やめとく。」

「ふふふ…プラーナの味よ?」

「そういう…もんかぁ…?」

少し二人とも落ち着いたのか、腰のあたりにあるリーナの頭をアポロが撫でながら、
二人は話しはじめた。

(…なに二人で甘いトークしてるのよっ!…うらやまし…くないっ!)

「きもち…よかった?」

下から見上げながら、リーナが尋ねる。ぬれた唇が…月の光でぬめるように光って
…いやらしい…
(やだ…また…)

「お、おう…その…よかった。」

全身真っ赤にして、そっぽ向きながらアポロ。

(…本気で喜んでるわね。)

「…そう?ふふふ。二人とも喜んでもらえてよかったわ。私も美味しかったし♪」

「二人?そういえばさっき声が…」

いたずらっぽくこちらを見上げたリーナと目が合った瞬間。
私は部屋に逃げ帰った。
163149:2005/07/26(火) 16:33:21 ID:dmXgGTdk
「ううう…眠い」

結局昨日は、眠れなかった。こう…ベッドの中でいろいろ思い出したり、
…その…女の子だからいろいろあったり…その後シャワー浴びたりしてたらいつのまにか
起床時間になってしまった。

「あら。おはよう。」

(げっ)

向うからよりによってリーナが声を掛けてきた。

「お゛、はよう…リーナ。」

自分でも顔がこわばっているのがわかる。

「顔。こわばってるわよ?寝不足?」

「え、ええ、まぁね。」

「そう。気をつけてね。」

そのまま彼女はすーっと通り過ぎた。

「……はぁぁぁぁぁ…」

力が抜ける…気づいてなかったのかな…ありがたいけど…

「あ、そうそう。」

「!!?」

ビクッっと「気をつけ」の体勢で振り返る。

(まだ…いたわけ?)

「な、なに?!」

「南側の窓。ベランダの上のところ。…窓枠。つぶれてたわ。」

「っ!!わ、私じゃないわよっ?!」

「気をつけないと…握りつぶしちゃうわよ?」

「な!なにをよっ!!」

「ん。いろいろ♪」

「いろいろって……!…だからっ!わたしじゃないってばぁ!」

164149:2005/07/26(火) 16:35:38 ID:dmXgGTdk
以上、今度こそ投入完了です。だらだらと長い…
今回が初めてですので、ご容赦ください。ほんとに。
165名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 17:32:16 ID:eNanQKXm
>>164
ごちそうさまでした
リーナも汁もかわえぇえええ
166名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 22:18:08 ID:7spwVBoD
>>149
ベリーグッジョブ!
汁かわいいよ汁
167名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 01:25:26 ID:f2F3H05f
>>164
GJ!
アポロ×シルも見たい…気が向いたらお願いします
168名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 17:22:44 ID:Y6fgX4WF
>>164
お疲れ
自分もアポロ×シルヴィア希望
169名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 21:16:41 ID:qzDOCQSk
リーナ×アポロ
GJ!!ッス
かなり萌えますた
170149:2005/07/28(木) 14:01:35 ID:LBDDFuVN
萌えてくれてありがとうございました。
スレの上の方から見直してみると、アポリナキボンレスが
多かったんで、なんとなく浮かんだんです。ありがとうございました

アポ×シルですかぁ…
なんかいい感じのシチュありましたっけ?
171名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 20:26:42 ID:tevpBxKJ
>>164
GJ!!!!
本スレで見たバレ(?)で、ピエール×クロエ なんかもイイ
クロエのツンデレっぷりが・・・
172149:2005/07/29(金) 00:35:36 ID:RtNO5Gu0
思いついたんで落としてみます。要望に沿ってなくてゴメンナサイ
173149:2005/07/29(金) 00:37:30 ID:RtNO5Gu0
深夜。
「…あ…んっ…」
「…ふぅ…くっ…はぁ…」
今日も若い男女の声が暗い密室の中でひそやかに響いていた。
「ふ…んっ…あっ…シリウス…」
「ふふふ…本当に胸を吸われるのがよいのだな、麗華。」
「んぁんっ!だめ…そんなこと…いわないで…」
 若い男女で構成された組織、毎日行われる訓練、命をかけた戦闘。
 そういった要素が二人を激しい肉体関係へと走らせていた。
 アクエリオンの合体により知っている快感。
二人はすでに何度もその快感を確かめている。一度その快感を知ってしまえば、毎日でもしてしまうのが若さというものか。

「…入れるぞ。いいな?」
「…えぇ…」
仰向けになった麗華の引き締まった細い腰を、両手で抱え、シリウスは、いつものように一気に麗華の最奥部まで挿入した。
「はぁっんっ!」
「おおおぉ!麗華!!」
エレメンツの中では年長とはいえ、シリウスも若い。麗華の都合を考えることなく満身の力で、挿送をはじめる。
「あ!ああっん!はぁ!駄目!!もっと!んっ!ゆっくりぃ…」
「くっ!はぁ!ふぅ!!あぁ!出る!麗華!麗華!」
「え!待って!私まだっ!あぁんっ!」
「ああああっ!!!!!!麗華!」
「駄目っ!中はっんっ!外にぃっ!!」
しかし快感のあまりか。シリウスは男根を抜くことなく。麗華の奥に全てを放出してしまった。
174149:2005/07/29(金) 00:39:34 ID:RtNO5Gu0
「あぁ…ん…はぁ…」
「…はぁ……すまない。また中でそのまま出してしまったな…しかも君はまだ…いっていないだろう?」
「構わないわ…シリウス。行為ではないの。私は…不幸を呼ぶ女だから…」
「…麗華」
「それにもしも…できたとしてもあなたの子どもなら…」

「未   熟   !  !」
   パァァァァァン!

「キャァ!!」
「なに!!?」

「合体はぁ!!! 爆 発 だ!!!!」

『司令!!!?』
「ぐはぁ!!くっ!麗華!急にっ!締め付けてくる!?」
「あああああ!!!いたっ!痛い!」

「ふ…相手を満足させることなく、己のみ先走る…経 験 が 足 り ん ! !」

「ぐっ…!これは一体!?」
「痛っ…くっ…動かないでっシリウス!!」

「フ…よほど驚いたか…どうやら膣痙攣を起こしているようだな。」

「…私はやはり…不幸を呼ぶ…痛っ!!」
「ぐああああ!抜けん!!!」

「二人、共に未熟っ!!」

『…消えた…』

……

「私の気配に気づくようになるにはまだまだ時が必要か。
 まずは麗華を3度はイかせてから放出する程度の余裕がなくてはなるまい。 
 …ん?そろそろ、つぐみが自慰を始める時間か。見守らなくてはな…」
175149:2005/07/29(金) 00:41:50 ID:RtNO5Gu0
シリウス×麗華もどきです。
司令。出したかったんですよ…。
アポ×リーナ+汁のときも出したかったんですよ。
全部ぶち壊しになるとは思いつつ、出さずにいられなかったんですよ…。
176名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 01:09:01 ID:4/XYcZqR
G☆J
GEN様が見てる、ワロスwww
177名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 01:59:42 ID:+AAga3Mn
GJ!!
司令そーゆー感じだよねw
シリ×麗ちともったいなかったような気もするけど
基本バカアニメ(いい意味で)だから、こういうのも全然アリだと思う
178名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 19:10:09 ID:bSIeTs6U
わ、わろた……
さすが司令だ!!
つーかそれでこそ司令だ!!
179名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 22:36:44 ID:0EchiXN/
何しに来たんだ司令!?
180名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 00:59:17 ID:dTjC3fSz
まじれすすまんが膣痙攣で女は痛みは感じないそうだ
うろ覚えだがたしか数百kgくらいの力で締め付けるので男は悶絶だそうな
抜くどころか1ミリでも動くだけで激痛が襲うという…

しかしながらGJ
181名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 22:55:28 ID:AoKF+AZk
さぁ、次回の放送はクロエたんが大活躍(なのか?)だぞ!
182名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 15:20:56 ID:nf41VCYR
クロエたんとは関係なく投入。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 「びしょびしょだな…シルビア…おもらしでもしたのか?」
自分でもあそこがびしょびしょになっているのがわかる。
「私はまだ触ってもいないのに…こんなにしているなんて…いやらしい。」
「う…ん…だって…おにぃさまにあんなにされたら…」
 そう。意地悪なお兄様は、消して強く触ってくれない。それも、胸の先端とか、
あそことかは触らずにその周囲だけを丹念に、すーっと、羽でなぞるように軽く
触っていくだけ。
 陰毛の生え際をなぞったり、わき腹をくすぐったり、背中を背骨にそって触って
いったり、とにかく焦らしに焦らし続けておいて、そのくせ冷たくそんなことを言う。
本当に意地が悪い。…けど大好き。

「ふ!…ん…」
 くちゅ…とやらしい音を立てて細い指があそこにはいっていく。
それも奥まで入れてくれない。
指先で濡れたひだをもてあそぶようにしてすぐ抜いてしまった。
「やぁ…抜いちゃやぁ…」
意識せず、腰が抜かれようとする指を追いかけるように動いてしまう。
くちゅ…
「すごいな…糸を引いてるぞ。」
てらてら濡れた指を私の前で開いたり閉じたりしてねばっているところをみせてくる。
もう我慢が出来ない。はたしないとは思いつつも、目をつぶってお願いした。
「お願い…入れてください…おにぃさまぁ…」
183名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 15:27:54 ID:nf41VCYR
「ああ。いいぜ。」
…いつもよりもワイルドな返事…というか、声が変わっているような気がする。
私の腰を掴む手もなんだかさっきよりもごつごつ…
「入れるぞ?」
「きゃうっ!」
不審に思った瞬間、アレが中に入ってきた。
すごく乱暴。太く、硬くて、焼かれるように熱い。ごつごつした形が、私の奥で感じられる。
「んぁん!」

目を開けるとそこには…
「ア、アポロ!!?」
「お、いいぜ、姫さん。めちゃくちゃ締まって…」

えーと。私はお兄様と…でも目の前にいるのはアポロで、そうすると中に入っている
のはアポロよね。うん。きっとそう……アポロ!?

「キャーーーーーー!!イヤァァァァァァ!!!!」
「お!?どうした?くっ、ますます締めてくるぜ!」
この馬鹿は、私の叫び声なんて聞こえていないかのように、平然と腰を打ち付けてくる。
「なんであんたが!お、おにいさまはどこにいったのよ!やっ!」
冗談じゃない。よりにもよってこいつとなんて!
手と脚を思い切りばたつかせて抵抗する。

 「っと、暴れるなって、シリウス?なにいってんだ?おめぇ?」
アポロの奴はあっさりと私の両手を掴んで、頭の上に押し付けた。
ただの力勝負だったら念道力もあるし負けるはずないのだが、どうしても、
中に入っている物が気になって、力が出し切れない。
…正直チョットだけ気持ちいいし…
184名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 15:28:53 ID:nf41VCYR
「あ、ん、ふぁ…ん!」
「…感じまくってるんじゃねえか?お、姫、様?」
「いゃん…や、だめ。なにこれ…よすぎるぅ…」

ぐちゅ、くちゅ、ぐりゅ…
 アポロとつながっているところから卑猥な音が聞こえてきて、私の性感を高めていく。
アポロが、たまに斜めに入ってきたり、ねじるように動かしたりして、中のいろいろな
ところにあたる。不意に中の感じるところを先っぽが擦ったりして、絶えられない。
「ふぁんっ!や、そこ駄目ぇ…」

だめだ。私。腰が動いてる。これじゃまるで喜んでるみたいじゃない…やらしい…
と、思う間にだんだん頭の中が真っ白になってきた…やば…

「あ、やぁ、あ、あぁぁぁ…」
「へ?いっちまったか?姫さんよぉ。」
私がいってしまったのをわかったらしい。アポロが動くのをやめて私の顔を覗き込んできた。

「すっげぇ締まりいいぜ。それに中がうぞうぞしてらぁ。」
「やだぁ…ばかぁ…」
ほんとに憎たらしい。勝ち誇ったような笑いを浮かべて見下ろしてくる。
「どうした?お姫様?涙目になってるぜ?…へへへっ動くぜ?」
「あ、や、やぁ!私っ、さっきいったばっか…うんっ!」
「一人で楽しんでないで俺も気持ちよくさせろよって!」
私の制止なんて聞きもしない。さっきよりも強く、早くアポロが動き始めた
もう私の体中振り回されてるみたい。

 私が抵抗できなくなるくらい感じてるのがわかって、アポロは私の手を開放した。
その代わり今度は、私の胸に手を伸ばしてくる。
アポロの手を止めようと思うけど、力が入らない。まるで、アポロの手を自分の胸に
押し付けているみたいになってしまった。
…実際そうかも…
 アポロは容赦なく胸を握りつぶしてくる。その痛みさえ、私の身体は快感として
受け取っていた。
「あ、あんっ駄目!また、またいっちゃうぅ…」
「お、俺もいきそうだ!!出すぜ!中に!」
 言うなり、この馬鹿は一番奥まで突き入れてぐりぐり押し付けてくる。中でゴリゴリ
と奥に当たって…
 あ、もう駄目。ほんとに駄目。私、また、イッチャウ…

って、中?

「だめぇぇぇぇ!!中に出しちゃ…やんっ」
「ぐっっっっ」
「や、やぁぁぁ!!!!!!…やぁ…ん…出てる…中に…どくどく出てくるぅぅ…」
185sageわすれたあああ:2005/08/01(月) 15:30:47 ID:nf41VCYR
……………
「バカ!!なんてことすんのよ!!」
…という自分の声で目が覚めた。
「夢…か…」
それにしてもリアルな夢だ。セリアンの過去生の記憶が残っているせいで、セックス
の記憶を、知識ではなく、身体が覚えている。
…まだ処女なのに…
セックスを体が覚えてるって考えてみたらすごいことよね…

 アポロがアポロニアスの転生だとしたら、今日の夢も別に不思議ではないってこと
になるのかもしれないけど、こういう夢にアポロが出てきたのなんて初めてだ。
「いつもよりも気持ちよかったし…」
夢の中の感触が、まだ生々しく残っている。
って…ひんやりする…脚の間が…

「ってちょっとまった!?」
がばぁ!と勢いよく起き上がった。
「あちゃぁ…」
濡れてる。パジャマ越しに少し湿ってるのがわかるくらい。
…おもらししなかっただけでもましか…
「私濡れやすいのかなぁ…」
セリアンも、そうだったみたいだし。
「きょ、今日のはしかたないわよね。アポロが凄すぎるから…」
…なに顔を赤くしてるんのよ私。
「アポロよ!何で人の夢まで出てくるのよ!!そうよ!全部あいつが悪い!!」

 結局。私はブツブツいいながら自室で汚れた下着とパジャマを洗った。
 …洗濯には出せないわよ…
洗ったものがすぐに乾くわけじゃないし、裸で寝なおすことになった。
…惨めだわ…
186149:2005/08/01(月) 15:36:07 ID:nf41VCYR
途中でsage忘れましたごめんなさいorz
ということで、149の前にシルビアが見てた夢ってことで書いてみました。
寝なおした後、夜中目覚めて149へ続くつもりで読んでくださいませ。
…矛盾とかあったら目をつぶってください…
187名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 15:44:50 ID:V/+wxtsq
GJ
シルヴィア萌えました
188名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 20:52:27 ID:c2yktm0+
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(`  )━(Д` )━(*´Д`)━━━!!!!!
うぞうぞ、って言い方に萌えた。GJ!
189名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 23:19:46 ID:GTWXMG9j
GJ! シル×アポロ萌え〜
おにゃのこが気持ちよさそうなのがイイですな
190名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 08:54:41 ID:KLzF8eD/
GJ!シルアポ合体!萌えた。
191149:2005/08/02(火) 12:07:20 ID:SB5HAyff
 その日も満月の夜だった。

 俺は、日課の狩りも終わって腹いっぱい。いつものベランダで、ベランダの手すり
に座っていた。そういえばこの間はここで… 

「アポロ?」
「のわっ!?っと、リーナか。びっくりさせるなよ…」

 そう。この間はここでリーナに俺のモノをしゃぶられたんだった。
あれは気持ちよかったぁ…
「…アポロ?どうかした?涎でてるわよ。」
「…お!?いやなんでもない!それより、どうしたんだリーナ?こんな時間に。」
回想にふけっていたのをごまかしながらリーナに問い掛けると、

リーナはまた、あの、いやらしい女の笑みを浮かべた。

「ふふふ…また。飲ませてもらおうかと思って。アポロのミルク。」
「お、おう。俺は構わないぜ!?」
我ながら声が裏返っているのがわかる。

「ふふ。ありがと。じゃ、もらうわね。」
言うが早いか、リーナは俺のズボンの上からモノを握り締め…
「イテテテテテテテテテ!強い!強いってリーナ!!」
「フ、フフフフフフフフ」
…まさか…これは…

「 笑 止  ! ! ! ! 」
「どわあああああぁぁぁ!!?」


「て、てめぇ何しやがるってかなにしてやがるってか、かんっぜんにリーナの匂い
 だったぞ!」
「ふふふ。本人の服を拝借してきた。」
「…そ、そこまで…」

「一度の逢瀬でいい気になり、リーナに劣情を抱くとは…甘い!甘すぎる!!」
「て、てめぇなんでそれを…つか、手を離せ!手を!!」

「男子、家を出れば七人の敵がいるという。ゆめゆめ油断することなかれ!!」
…聞いちゃいねぇ…
むぎゅう。
「痛ててててっ!手、手を離せっつってんだろ!大体ここは家の中だろうが!!!!!」
「ではさらばだ!」
「待て!!!!こらぁ!!!!」

………………………
その頃、リーナの部屋。
「Zzzzzz…うふふ…お腹いっぱい…」
192149:2005/08/02(火) 12:09:35 ID:SB5HAyff
以上。
正直反省している。
でも昨日のを見たら、まずこれが思い浮かぶんだ!!

毎度の事ながらいろいろ妄想のしがいがあるポイントが
あるアクエリオンですけど、司令、リーナバージョンみたら
全部吹っ飛びましたorz
193名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 13:52:09 ID:VPFMkDb2
禿しくGJ! ワロスw
昨日のアレはすごかったもんなー
すっかりネ申アニメ認定だよ
194名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 23:56:41 ID:uaoKZs5n
ところで新OPはどうよ?漏れ的には
旧OPの曲がインパクトでかすぎてそれほどでもない感じ
195名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 02:32:11 ID:WhIgwwIQ
悪くは無いけど前OPの神っぷりには劣る、って感じかな。
まあ、新OPなんて大抵そんなもんだけど。
196名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 02:38:52 ID:iQw7UrD+
OPが変わるなんて…
と思ってがっかりしている。
イヤ、たぶん新OPも好きな曲なんだけどね。
197名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 02:48:59 ID:CML1fXbS
多分聞いてるうちにまた好きになりそう。
198名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 23:37:07 ID:2x3XZgce
>197
3回目のビデオを見るに至り既に気に入り始めているw
199名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 00:31:49 ID:ee2ZrI+t
司令ソフィアと不動リーナどっちに萌える?
あと、どうでもいいけど双子のクロエじゃないほうも忘れないでね。
200名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 00:57:27 ID:lfNNCXYI
司令ソフィア。普通にかっこよかった。
201名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 08:44:10 ID:OZ3Nxo/V
age
202名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 10:08:30 ID:lOPOT4ih
>>199
>あと、どうでもいいけど双子のクロエじゃないほうも忘れないでね。
おまいあからさまにクロエじゃないほうの名前。忘れてるだろ…
203名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 19:06:03 ID:1Fq9GwPa
>>202
おまえも、クロエじゃない方の名前忘れてんな( ´,_ゝ`)ピ
204名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 22:02:25 ID:YotgUT0Q
>199、202、203
おまいら…(ノд`)ひどいよ みんなしてクロエじゃない方の名前忘れてんだろ
クロエじゃない方はク、ク…ク?

…まぁわざわざ教えてやることもないか
205名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 02:42:20 ID:vMIS8luE
あれ?「クロエじゃない方」が名前じゃなかったのか?
206名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 13:30:33 ID:N0ts9W/5
アポ汁が読みたいなぁ・・・
ついでにあげ
207名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 21:58:47 ID:1hGStrwi
ピエクロが読みたいなぁ・・・
さりげなくあげ
208名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 21:59:44 ID:3S1ilkAW
ジュン麗が読みたいなぁ…
しつこくあげ
209名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 01:18:05 ID:yVXhm5gZ
>207
あー、なんかいいなw
210名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 10:40:13 ID:bKMR3esz
>>207>>209
脳内にはストーリーが出来上がってるんだが、いかんせん文章に出来ない
・・・文才無いのはきびしぃなぁ・・・orz
211名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 21:37:18 ID:uFqoPj9c
>210
がんばれ!
あなたの作品を待っているぞ
212ピエール×クロエ 1:2005/08/13(土) 00:50:56 ID:vaNnKPtg
210です
腹をくくって書いてみました・・・
ということで、ピエール×クロエ 恥ずかしながらも投入・・・

クロエは図書館でレポートに必要な参考文献を探していた。
「なかなか見当たらないわね・・・」
ふと、入り口近くにある鏡を見て思わずため息が出た。
鏡には自分の姿が映っている。
その姿は、実に絵に描いたような優等生ぶりだ。
(これじゃ誰も声掛けないわよね・・・あいつ以外は)
ふとある人物が思い浮かぶ。
その人物とはプロサッカー選手だったピエールである。
女の子なら誰にでもちょっかいを出すような、名うてのプレイボーイだ。
クロエにとっては、『あんな軽い男、大嫌い』・・・のはずだったのだが、
いつの間にか気になる存在になっていた。
こんな、つまらなくてかわいげのない自分に、気さくに話しかけてくれた。
いつも笑いかけてくれて、落ち込んだときには和ませてくれるような。

さっきのため息とは裏腹に、
顔がニヤニヤしていることに気づいて呟いた。
「・・・普段から素直になれれば、もっと仲良くなれるかしら・・・なんてね」
「誰と仲良くなりたいんだい、クロエ?」
213ピエール×クロエ 2:2005/08/13(土) 00:53:44 ID:vaNnKPtg
「だ、だ誰?!」
誰も居ないと思っていた図書館で自分以外の声が聞こえたクロエは、
心底仰天してしまって、思わず叫んだ。
そしてその声の主を知った途端、
顔から火が出そうになるくらい恥ずかしくなってしまった。
「・・・ピエール!」
「ふぅ〜ん、今日も勉強か?相変わらず真面目だなぁ」
「あ、あ、あなたこそレポートの提出は済んだの?提出期限は明後日よ!?」
「俺はもう提出したぜ〜、今回は楽勝楽勝」
「・・・信じられないわ、あなたに負けるなんて・・・」
正直凹んだクロエ。そのしぐさにすかさずピエールは言う。
「なんだぁクロエ、なんなら俺が手伝ってやろうか〜〜〜?」
「う、うっうるさいわね!あなたに手伝ってもらったりなんかしたら、
とんでもないレポートになってしまうわ!」
いつもの漫才のような馴れ合い。
でも、正直楽しんでやっていることにも気づいていた。
そして、それはピエールにとっても同じだった。
いちいち突っ掛かってくるのが、これまた非常に楽しい。
今までいろんな女性にちょっかいを出してきたが、
その女性達とは違う何かがあった。
そして、初恋の女性のエスペランサとも・・・。

「・・・で、ク・ロ・エ。
もっかい質問するけど、誰と仲良くなりたいんだぁ?」
ピエールは今にも歯が光りそうな笑みを浮かべながら、クロエに尋ねる。
「もしかしてさぁ〜〜〜〜、俺?」
「な、ななな!!」
本当にマジでやばいくらいだ。たぶん本当に顔から火が出てるに違いない。


今回はこれくらいで(とうか、ここまでしか文章が出来てない orz)
もし、需要がありそうならばまた続き書かせて頂きます〜〜
214名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 12:02:53 ID:m1GLlVBn
      ∩ >>212-213
 ( *゚∀゚)彡 続き!続き!
   ⊂彡
215名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 21:52:29 ID:6zkKZ4Mt
まだ書き途中+オチまでいかんで逃亡するかも
+最近ハマったので色々間違ってる+エロくないアポ汁って需要ある?orz
216名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 19:19:04 ID:rsvM+NQQ

                          ァイ^「、\
                       /イ_lィ| l lヽ
                        イl r‐、 リ、|l |   疑問は抱くな。解き放て!
                 / ̄ 下、-‐l┴〈 /ィル 
  / \          /ニ 二  !  \//7/イ
  ノ _.. -l‐ 、        /        l \ l l l!l 〉
  〉´   __l  ト 、---<       / \ // ll !〈
  `i "´ _ 〉-ヘ ヽ   l      /   // 〃l l
.  ヽ ‐ '´_ノ )l  |    l      /  .// 〃 ll、 l
    ヽ-----/ /    l   /    // .〃 〃l l l
     l.   / /       /    // 〃 // l l |
      l_/__/__  -‐ ´     /./ .〃 //   l l. |
      /            / /  // //    l//
   /            / /  // //   //
 /              / /  /./ | |    //
217名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 09:38:42 ID:Ct+WfwzP
(イメージとしては16話〜17話の間らへん)
(致命的なまでにエロくない。つか書けないorz)
(ネ申が来るまでのおつまみにもならんけど)

「あ〜〜〜もうっ!」
部屋に戻るなり、シルヴィアは叫ぶとベッドへ飛び込んだ。
今日不動の命によって行われた特訓は『一日パートナーと二人三脚で過ごせ』という
相変わらず不可解なものだったのだが、自分のパートナーがクルトとなったことで
「アポロじゃなくて残念♪」などとつぐみやジュン達にからかわれたのだ。
その上……。
「アポロったら、麗花に鼻の下伸ばしちゃって、みっともない!
しかも肩どころか腰に腕を回すなんて!! いくら特訓だからってフケツよ!!」
実際は、アポロは麗花から漂う匂い――麗花の前日の夕食は小龍包だった――を嗅いでいただけで、
腰に腕を回したのも階段でつまづきかけた麗花を救うため……というより、
自分も巻き込まれないようにしただけなのだが。
「そもそも、なんで私がアイツを見てイライラしなきゃならないの…よっ!」
周りに置いてあるぬいぐるみを壁に向けて投げつけ、枕に顔を埋める。
無意識に念力を込めていたのか、壁に備え付けられている棚が揺れ、小物がいくつも降ってきた。
一つも頭の上に落ちてこないところが麗花との運の差だろうか。
バサバサという物音の中にあったドサッという音に顔を上げると、ある物が目に入った。
「これ……」
翼を抱く銀の女神像をそっと手に取る。
『羽があろうとなかろうと、お前はお前だ』
「アポロ……」
アンティークショップでこの女神像を見つけた時、一目で気に入っていた。
お兄様に窘められ、その直後にアポロがシリウスに斬りかかってきたためにうやむやになってしまったが、
後でこっそり買いに来ようと思っていた程だ。
(その女神像を、あの野生児のアポロがプレゼントしてくれるなんて夢にも思ってなかっ……)
「……ちょっと待って。アポロって、どうやってお金を手に入れたのかしら?」
氷の街で初めて出会った時、アポロはバロン達と共にストリートチルドレンとして暮らしていた。
必要な物は拾ったり盗んだりして当たり前だろうし、そもそも「金を払う」という行為を知っているかどうか……!!
「ぁア〜〜ポ〜〜ロ〜〜〜〜〜ッッ!!!」
ベッドに飛び込んだ時以上の大声を上げ、シルヴィアは部屋を飛び出していった。
218名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 09:39:56 ID:Ct+WfwzP
「痛でででで!! おい! いいかげん手ぇ放せよ、この怪力女!」
「いいから黙ってついてきなさい!」
「分かったから放せってば! 腕の骨が折れるっつーの!」
特訓ののち、夕食後のデザートを探しにディーバの森を走り回っていたアポロを見つけたシルヴィアは、
腕を引っつかむと競歩さながらのスピードで商業区域へと歩き出した。
木のうろからアポロの魔の手を逃れた鼠が顔を覗かせたが、シルヴィアの鬼気迫るオーラを感じたかすぐに引っ込める。
「不覚だったわ……。盗んだ物をプレゼントされて喜ぶだなんて、お兄様に怒られちゃう!」
「あぁ? 誰が何をどっから盗んだんだよ」
「あんたが、これを、アンティークショップから盗んだんでしょ!」
アポロの鼻先1cmに女神像を突き出す。しばらく訝しげな表情をしていたアポロだが
「何言ってんだよ、この馬鹿女!!」
と、シルヴィアの手を勢いよく振り払った。
「何……って、この女神像、盗んだんでしょ!? 開き直るの!?」
「開き直るもクソもねー! ちゃんと金出して買ったんだよ!」
「嘘おっしゃい!」
「嘘じゃねー!」
「じゃぁ、そのお金はどこから手に入れたのよ!?」
「そっ、それは……」
気色ばんでいたアポロの表情が急に曇り出す。
「女神像にしてもお金にしても、盗むなんてサイテー!」
「だから違うっての! その……リーナから借りたんだよ」
「リーナに?」
シルヴィアもリーナの名を聞き、アポロとは違った意味で表情を曇らせた。
「まぁ、最初はマジでどうやって盗もうかって思ってたけどよ、
 バロンに『誰かに物を贈りたいなら、盗んだ物をあげちゃだめだ』って言われたのを思い出したんだ。
 で、どうやって金を手に入れるか考えてたら、いきなり後ろにリーナがいてよぉ」
「そっ、それで?」
「『これだけあれば足りるでしょ』とか言って、財布ごと貸してくれたんだ。
 中身は値段ぴったりしか入ってなかったけどさ。で、『この貸しは体で返してもらう』とか何とか……。
 年下の女から金借りるなんて恥ずかしかったから言いたくなかったけど、ドロボー扱いされるよりゃマシだっ」
「かかか体ぁっ!!?」
シルヴィアの顔が一気に赤くなる。
「なっ、何考えてるのよリーナったら!! 女の子がはしたないっ!」
219名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 09:41:19 ID:Ct+WfwzP
「はぁ? 荷物運びをやれーとか、血を吸わせろーとかって意味だろ?」
「……そっ、そうよね! 変な意味じゃないわよねっ! あは、あははは……」
シルヴィアは愛想笑いをして妄想をかき消した。が……
「『変な意味』……って、何がだよ?」
「こっ、子供には関係ないわよっ!」
「あんだとぉ!? 俺はもう大人だぞ!」
再び訪れた不穏な気配に、眠っていた鳥たちも飛び去っていく。
「あんたなんてお兄様と比べたら体も心も子供じゃないの!」
「なにぃっ!? こないだ大人の毛ぇ見せてやっただろ! 俺は大人だっ!」
「わきの下の毛が大人の毛なわけないでしょ……ッ!」
思わず口走ってしまい、慌てて口を両手で塞ぐがもう遅い。
アポロはじりじりとシルヴィアににじり寄っていく。
「じゃぁ、どんな毛が大人の毛なんだよ」
「そ、それは……」
迫力に圧されて一歩、また一歩と後ずさる。
背中が木の幹にぶつかり、シルヴィアはごくりと息を飲んだ。
「ほ〜れみろ。お前、ホントは大人の毛がどんなのか知らねーんだろ」
「知ってるわよっ! 私にだって生えてるんだからっ!」
「……え?」
「……あっ」
互いの顔を見合わせ、同時に目をパチクリさせる。
アポロは自分の知識――さすがのバロンも性教育には疎かったのか、はたまた自分に生えていなかったのが
恥ずかしかったのか、「腋毛が大人の毛である」とアポロに教えていたらしい――が何かおかしいものだと漠然とながら気づき、
シルヴィアは愛するお兄様にすら言ったことのないことを、追い詰められていたとはいえアポロに告白してしまったことで
頭が真っ白になってしまっていた。
「……えっと、大人の毛って男にしかないんだろ? 運動場でも大人の毛が生えてるヤツ、全然見たことないし」
アポロは滅多なことでは風呂に入らず、入っても“カラスの行水”で済ませているので
他の仲間達の身体について全く気づいていないようだ。
「それは腋のお手入れをしてるからよ。今時、男も腋を剃ったりするじゃない」
「ああ、そういやピエールもモテる男は毛の処理がどーこー言ってた気がするな」
「そそそそうそう! 大人の毛のことは大人なピエールに聞きなさいっ!
 じゃ、私はこれでっ!」
慌てて逃げ出そうとするシルヴィアの左手を、アポロはしっかりと握り締める。
「待てよ」
そのまま腕を引き、シルヴィアの目をじっと覗き込んだ。
「あのさ、俺、ドロボー呼ばわりされて結構ムカついてんの思い出したんだけど」
「えっと、それは……ごめんなさいっ! 早とちりしちゃって……」
「詫びはいらねーからさ、お前の大人の毛、見せろよ。生えてんだろ?」
「…………ぇええええええええっっっ!!!??」
シルヴィアの顔から勢いよく火が出る。
220名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 09:41:53 ID:Ct+WfwzP
「あああああんた何言ってるか自分でわかってんの!? 嫌よ! ぜ〜ったい嫌っ!!」
「あっそ。じゃ、他のヤツに頼もっかな」
(他の?)
シルヴィアの脳裏にアポロの血を吸うリーナの姿や、アポロに腰を抱かれていた麗花の姿がよぎる。
つぐみやクロエ、ソフィアに他の女性エレメント達の姿もぐるぐると回り出し……。
「………………………………ゎょ」
「ん? 何か言ったか?」
「見せてあげるわよって言ったのよっ!」
言うが早いか、下着ごと一気にホットパンツをずりさげる。
「こっ、これが大人の毛っていうの! 分かった!?」
シルヴィアはさらに顔を赤くし、両目を固く閉じて出来る限りアポロから顔を逸らした。
恥ずかしさからか怒りからか体を細かく震わせていたが、股間の茂みにささやかな風を感じて目を開くと――
「あ……あ、あんた……何してんのよっ!!」
「(クンクンクン)……ふーん、なんか変な臭いがすんだな」
「何ですってぇっ! 私はあんたと違って毎日お風呂に入ってるのよっ!!」
「んー……汗とはちょっと違うぞ」
「え、ちょっと待……」
シルヴィアの動揺を無視してアポロはさらに顔をシルヴィアの股間に近づけた。
アポロの鼻息をさらに強く感じ、身をよじらせる。
(『汗とは違う』……って、まさか、私……!?)
221名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 09:44:24 ID:Ct+WfwzP
「おい、あんま動くなよ。よく見えねーだろ」
「も、もうじっくり見たでしょ!? あとは図書館で本を探……ぁッ!!」
指先で茂みの奥にある肉芽をつつかれ、思わず上ずった声をあげてしまう。
「……なんだこれ? ションベンとも違うよな?」
己の指に絡みつくとろみのある液体をしばらく眺め、そのまま口の中に入れる――寸前で、
今度はシルヴィアがアポロの手首を握り締めた。
「そそそそれだけはダメッッ!! ねっ! お願いだからっ!! もう満足したでしょっ!?」
「ん〜〜〜……」
自分の行動を邪魔されるのは気に入らないものの、涙を浮かべるシルヴィアの姿を見ているうちに
アポロの中で今までシルヴィアに抱いていたものとは違う感情が湧いてくる。が――
「……わーったよ。これで終わりにしてやる」
「ほ、本当!?」
その言葉を聞き、シルヴィアは表情を一変させてホットパンツをはき直した。
――“それ”を解放すると、シルヴィアと自分の関係が良くも悪くも全く違うものに変化してしまうだろう。
今はまだ、ケンカしたりじゃれあったりするままでいたい。……今は、まだ。
「そんかわり、今度昼飯に鳥のから揚げが出たらお前のぶんも俺によこせよっ!
 あ、あの栗の乗ってる黄色っぽいケーキでもいいぞ?」
「モンブランは私の好物よ! だ〜れがあんたにやるもんですかっ!」
「食いすぎはデブのもと〜。あ、これ俺の独り言だから気にすんなよ?」
「私は食べても太らない体質なの! あんたこそ食べすぎで太って、
 そのうちシューターに詰まってベクターに乗れなくなるんだから!」
ようやくいつもどおりの雰囲気を取り戻した二人を、夜空に浮かぶ星と森の小動物たち、そして不動GENが見ていた。

「フッ……青いな」


(中途半端wwっうぇwwGENオチパクってスマソorz)
(その晩同じようなことやってるニアスとセリアンの夢を見る汁とか浮かぶけどもうむりぽ)
222名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 19:34:45 ID:tJnzj06U
激しくGJ
223名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 19:36:05 ID:z85rhwXn
GJ!アポ汁禿萌えた
224名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 23:52:52 ID:jmGmwX/4
GJ GJ GJ〜〜〜!!!萌えすぎて死にそう
225名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 18:48:11 ID:8S42WZ3l
無限叱咤!
226名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 02:48:28 ID:UXYBVMPH
保守あげ
227名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 12:00:02 ID:UprbAs5R
へたれの不幸なエロキボンヌ
228名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 02:52:31 ID:xLReJL4/
クロエが合体依存症になって弟襲う話マダー
229名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 18:01:05 ID:dSI0WYNf
弟が姉を襲うのが読みたい。
弟→姉→ピエールでw
230名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 00:28:06 ID:PvZccSE1
GEN×スジ子きぼんぬ
231名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 09:32:09 ID:jmG+RhPB
保守あげ
232名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 10:43:09 ID:hE8FpjEq
>>212-213
続きマダー
233名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 02:02:25 ID:Z6qkfspd
アポロ×麗花萌えた
234名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 03:22:09 ID:zrrYNk0q
じゃあ俺はアポ汁萌えた
235名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 05:37:40 ID:2loWwloe
ここはあえてピエールXクロエ萌え、と言ってみよう。
236名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 06:52:09 ID:GENElNtO
このスレではアポロが人気なのか?
237名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 08:09:42 ID:zrrYNk0q
なんで?
238名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 11:47:31 ID:Wnc4+0/P
>>236
IDがGEN・・・


てなわけでGENスジ萌え
239名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 12:19:39 ID:NaUz8Jh/
GEN×ソフィア萌た
ソフィア誘ってた(*´Д`)'`ァ'`ァ 
でも、GEN絡むとギャグにしかならない罠
240名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 21:14:04 ID:cI9RHecs
ここであえてシリウス×麗花萌えを主張する俺
241名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 00:49:35 ID:1vpcRhBV
アポロXシルヴィア
詩翅X麗華
ピエールXクロエ
ジュンXツグミ


一人忘れられるクロト
242名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 02:30:08 ID:AH/19Ldg
>>241
クルト「……」
243名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 16:49:25 ID:hFme9bF5
ここはひとつクルト×クロエ→ピエール
弟が姉ちゃん襲うのキボン
244名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 18:30:56 ID:ySbnSv1+
クルトがピエールにヤキモチ妬いて姉ちゃん襲う話マダー
245名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 22:14:56 ID:mWs0eXw3
クルトの一人称って僕?俺?
そもそも出番ないからどこ探せばいいのやら
246名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 00:40:18 ID:l/aqfWgY
おまいらクルトをエロ要員としか見てないのかっ!



まあかく言う俺も姉弟が読みたいわけだが
247名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 13:43:46 ID:uavykZ39
クロエ!( ゚∀゚)o彡゚ クロエ!
248名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 01:51:17 ID:BIj7ubpp
リーナと麗花のSMプレイが見てみたい
249クルト×クロエ→ピエール:2005/09/04(日) 06:59:31 ID:owXsDJ9R
クルト×クロエ→ピエール
新規参入なものでストーリーと矛盾があったらスミマセン

**
“姉さん、ちょっと話があるんだけど”
“クルト?なぁに?テレパシーじゃ駄目なの?”
“ちょっと話があるんだ。部屋に居るから……来てよ”
繰り返す。
一瞬の逡巡の後にテレパシーが返ってくる。
“解ったわ、じゃあ後で”
また、ピエールの所にでもいたんだろうか。
…………。
まぁいいや。
もうすぐ、姉さんがやって来る。
この部屋に。
僕が何を考えているかも知らずに。

――今なら、引き返せる。
250クルト×クロエ→ピエール:2005/09/04(日) 07:00:07 ID:owXsDJ9R
彼女はずっと、僕の、僕だけの姉さんだった。
いつからか、彼女の中に恋心が生まれていたのは知っていた。
たぶん、彼女が気付くよりずっと前から。
いつも一緒に居るから、いつも彼女の事を考えているから。

でも、この間、とうとう自覚してしまった。
それは奴が姉さんに扮して言った言葉。
『ピエール、どうしていつも他の女の子達にちょっかいばかり出すんです!
 手を出すなら、私だけにして下さい、ね?』
奴の不用意な一言が。
彼女の中にあったばらばらのパーツを組み合わせてしまった。
「だって、あたし、いつも真面目過ぎるから…ピエール位しか声を掛けてくれなくて…」
奴への恋心を自覚して羞恥に頬を染める姉さん。
正直あの時の姉さんは可愛かった。

でも、その瞬間、僕と姉さんの世界が崩れていく音を聞いたんだ。

他の人に興味を持つ事は良い事なのだろう。
でも…僕らは、二人きりの姉弟なんだよ…?
もう、こっちを向いてくれる事はないの?

心を繋げないのなら、体を繋ぐしかない。

そんな考えに囚われるのに時間は要らなかった。
これが、恋心なのか執着なのか。
そんなのもう、僕にだって解らないよ。

――姉さん。
251クルト×クロエ→ピエール:2005/09/04(日) 07:00:44 ID:owXsDJ9R
「奴とはもう『合体』したの?」
驚いて頬を染める彼女。
奴っていうのは誰なのか、解ったんだろうな。
青くなったり赤くなったりする。
セックスの事なのか、アクエリオンの事なのか、って考えてるんだろうか。
「クルト…何を言って」
「色ボケ女」
呟いて近付くと体を強張らせる。
「そんなにあいつがいいの?」
僕よりも?
「クルト…?」
不安そうな彼女。
肩に手を置く。
「あんな奴に取られるくらいなら…」
そのまま引き倒すようにベッドに押し付ける。
「クルト!何を…」
彼女は抵抗する。
でもそんな事、問題じゃない。

僕を刻みつけて。
僕を忘れられなくして。
例えば…奴としようと思っても僕を思い出すように。
252クルト×クロエ→ピエール:2005/09/04(日) 07:01:20 ID:owXsDJ9R
ベッドの上で揉み合う。
「冗談は止めなさい!」
暴れるから彼女の白い脚が丸見えだ。
いい眺め。
そんな短いスカート履いてるのに、迂闊だよね。
「離して!」
下着の色は…淡いブルーか。
彼女の白い肌に良く映える。
「クルト、駄目!」
左肩を押さえて襟元からネクタイを引き抜く。
「いやっ!」
床へネクタイを落す。
僕の手を止めようともがくけど僕だって男なんだよ。
次に、大声を上げようと大きく口を開く。
その口を右手で塞いで片手でシャツのボタンを外す。
くぐもった声でなにかを叫ぶ。
「ね、誰か、呼ぶの?」
耳元で囁く。
ピエール?それともエレメントの誰か?司令?
「見られても、いいの?」
シャツの隙間からそっとその白い肌に触れる。
ビクッと彼女の体が跳ねる。
「僕に、こんな事、されている所」
そのまま鎖骨から臍までつうっと体の中心の線をなぞるように、
手袋をつけた手を走らせる。
僕の指の隙間から声にならない声が上がる。
掌で、息を詰めたのを感じる。
「見られても、いいの?」
もう一度繰り返す。
答えず、耐えるようにぎゅっと強く閉じられる彼女の瞳。
何に、耐えているのか。
253クルト×クロエ→ピエール:2005/09/04(日) 07:01:57 ID:owXsDJ9R
もう大きな声は出さないだろうと判断して、口から手を離す。
はぁ…っと荒い息を吐いた彼女の唇を奪う。
体重を掛けて彼女の自由を奪いながら口腔を貪る。
途中、侵入を拒むように歯を食いしばってきたので
彼女の唇や、歯列、歯茎などを丹念に舐る。
頬がうっすらと桜色に染まる。
「感じて…るんだ?」
言うとわずかにうっとりと目を薄く開けた彼女が反論しようと口を開く。
そこを逃さず唾液をたっぷりと乗せて舌を絡ませる。
舌を噛まれないように左手で顎は固定する。
「ぅ……ふ、…っ!」
鼻から抜ける甘い吐息。
歯の内側から上顎にかけて舌でなぞると面白いように体が跳ねた。
「ここが、良いの?」
満足して唇を開放する。
受け切れなかった液体を口の端から垂らして荒い息を吐いている姿は淫らだ。
出来れば、目を開けてもらいたいものだけれど。
ふと思いついて右手の手袋を口の端に噛み、外す。
彼女の口の端から唾液を掬う。
そしてそのまま唇に擦り付ける。
少し反応する彼女。
左手に力を入れて口を開けさせると人差し指を頬の内側から歯列をなぞる様に動かす。
熱い。
僕の冷えた指先が彼女の口内を縦横無尽に蹂躙する。
止めようとしていたのか、僕の腕を握っている手に力がなくなってくる。
敢えて、先程反応のあった部分は避け、焦らすように何度も指を動かす。
指先を歯に滑らせ、舌の裏側を通り、上顎に到達する。
ぎゅっと腕を掴まれる。縋るように。
「ん、あ…っ」
指を抜こうとすると惜しむように唇が動いた。
漏れ出た甘い声に一瞬で頬が染まる。
「何?もっと欲しい?」
恥ずかしげに視線を逸らそうとするが、僕の手がそれを許さない。
254クルト×クロエ→ピエール:2005/09/04(日) 07:02:33 ID:owXsDJ9R
濡れたままの指先を素肌に滑らせる。
熱い指先が触れる傍から濡れた感覚が熱を奪う。
彼女が身じろぎする。
シャツを大きく肌蹴、胸を露出させる。
ショーツとお揃いの淡いブルーのブラジャーの上から掌でつぶすようにして
そのやわらかな感触を楽しむ。
「痛ッ…」
彼女が呻き声を漏らす。
「優しく、して欲しい?」
返事は期待しない。
ブラジャーを上に擦り上げると形の良いふくらみが零れ出た。
外気に晒された為か、それとももっと別の要因か、乳首は既に立っていた。
人差し指と中指で側面を挟み、捻る。
指の腹で刺激を与える。
手全体で円を描くようにゆるゆると愛撫する。
胸を弄びながらゆっくりと舌を這わせる。
彼女に見せ付けるように、ゆっくりと。

彼女の眉間の皺が少し増える。
震える吐息。
口を引き結んで強く目を瞑る彼女。

唇を付け、音を立てて吸うと、白い肌に赤い痕が散る。
声は出さない。
微かに耳を震わせる吐息だけ。
僕の舌が彼女の体の上を這い回り、時々思い出したように印をつける。
手は体の横で強く握られている。白くなるほど強く。
白い肌が薄っすらと桜色に染まっても、彼女はこちらを見ない。
声を上げない。
かと言って拒絶もしない。

耐えて。
耐えていればいつか終わるって事?
目を瞑ってさえいれば誰に触れられているかなんて問題じゃなくなるって?
何をされても汚されないって?
冗談じゃない。

それでは、僕の欲しいものは手に入らない。
255クルト×クロエ→ピエール:2005/09/04(日) 07:03:19 ID:owXsDJ9R
脇腹を撫上げ、捲れ上がったスカートを辿り、太腿に手を這わせる。
これから起こる事を予期したのか、彼女が体を強張らせる。
でもすぐには触ってやらない。
スカートの内側から臍の下を触れるか触れないかギリギリの感覚で撫でる。
何度も、何度も。
何度目かの往復の後、そのままスルリと下着のラインを辿ってお尻へ手を滑らす。
掌全体を使って揉み、揺する。
そして脚を持ち上げ体の中心へ。
ショーツの上から探ると湿り気を感じる。
縦に、焦らすようにゆっくりと指を動かす。

体が跳ねた。
息を飲む彼女。
微かに、背を反らしている。
ベッドと背中の隙間に手を差し入れて撫で上げる。
「……っ!」
反射的に体を丸めようとする彼女。
そのまま両脚を曲げさせ、その間に入る。
彼女の顔が、真っ赤だ。
浅く繰り返される呼吸。
256クルト×クロエ→ピエール:2005/09/04(日) 07:04:00 ID:owXsDJ9R
ねえ。
僕にはあなたが必要なんだ。
こっちを向いてよ。
一人にしないでよ。
僕にはあなただけで良い。あなたも僕だけいれば良いでしょう?
今までそうだったのだから。
この安定した関係を壊さないで。
ずっと、一緒にいようよ。
でも一度外の世界に魅せられたものは元の世界には留まらない。
留まってはいられない。

行ってしまう。
僕の手を離れてしまう。

それなら。

許される事ではないけれど。
でも。
どうせ誰かに汚されてしまうなら。
いっそ自分の手で汚してしまいたい。

ショーツに手を掛ける。
それまで抵抗らしい抵抗をしなかった彼女が跳ね起きる。
「それだけはやめて!お願いよ、クルト!!」
目を見開いて、僕を見る。
でも僕はそんな事はお構いなしに彼女の最後の砦を崩す。
「いやあ!!ピエール!!!」
泣きながら彼女が叫ぶ。
こんな時に呼ぶのは奴の名前、か。


ずっと、一緒に居たいよ…
でも、僕では、幸せに出来ないんだね。
257クルト×クロエ→ピエール:2005/09/04(日) 07:11:51 ID:owXsDJ9R
「…ルト、クルト?」
気付いたら姉さんが不思議そうな表情をして僕の前に立っていた。
「ああ、姉さん」
先程まで思い描いていた不埒な妄想を振り払う。
「ごめん、やっぱりなんでもないよ。…帰って」
強い口調で言って、姉の背中ドアの方へ押す。
でないと本当に僕の気持ちをぶつけてしまいそうだ。
「あなた、話があったんじゃないの?」
振り向きながら困惑の表情を浮かべる姉さん。
「いいんだ。ごめんね」
「もう、変な子」
帰ろうとした姉さんの背中に向かって声を掛ける。
「ピエールが……好きなら怒ってばっかりじゃ、駄目だよ?姉さん」
「クルト!もう、からかわないで!」
その時、怒って振り向いた姉さんが、それはもう、幸せそうに笑ったので。
素直にこれで良かったんだと思えた。
小さく「……考えておくわ」と呟いて、姉さんが部屋を出て行く。
ああ、切ないけど、僕も姉離れしなくちゃ、ね。
ベッドに倒れこんで天井を見上げる。

「あー…もしかしたら将来、ピエールをお義兄さんって呼ばなきゃいけないのか」

なんて。気が早いけど。
まぁ、そんなのも悪くはないか。
せいぜい、幸せになってよね、姉さん。
258クルト×クロエ→ピエール:2005/09/04(日) 07:14:24 ID:owXsDJ9R


入れ忘れましたが終りです。
失礼しました。
259名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 09:55:18 ID:Dhfjokvm
超GJマジGJ
クルト…切ないな(つд`)
260名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 11:17:51 ID:CNuSgQEv
>>258
す、すごいっす・・・
これだけ心理描写出来るなんて。
ものすごく感動しました!!
261名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 17:20:02 ID:PWl5aBgT
神光臨キタ──(゚∀゚)──!!!!
262名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 20:44:20 ID:EZt95zfC
ツンデレ
263名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 20:48:10 ID:kuieSJcz
【オ】【マ】【ン】【コ】【オ】【マ】【ン】【コ】

   ↑これを貼って1000を目指すスレ
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/car/1125482747/
264名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 22:34:53 ID:gIdfiOLR
>>258
GJ!!
妄想オチだけど、よかったよー

ところで22話だが、お兄さまってあんなに強かったっけ。
嫉妬しか覚えてねえ
265名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 01:17:29 ID:ym7YeIPC
>258
メ欄には突っ込まないのか?
誰か2軍辺りででもいい女の子がいるといいんだが。
266名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 01:21:22 ID:zrIu9ICN
>>264
お兄様は実力なら全エレメント中トップだぜな。
爆発力はないけど高い水準で安定してる感じだと思う。
…あんま活躍してないけど。
267名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 01:25:01 ID:M1T+70Oz
>>264
21話で黒ケルビムと対等に戦ってたじゃないか。
268名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 01:55:04 ID:d1ILraQf
今日でアポ汁確定ということでよろしいか?
269名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 02:50:32 ID:yzlJpPG0
アポ汁は最初からガチ
270名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 03:23:22 ID:cT3y0e9H
むしろこれで汁からツンデレがはずれやしないかと心配
271名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 12:43:31 ID:WuPMSqv+
今回はデレ回、またツン回がやってくるさ
272名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 14:38:16 ID:iM/swQtT
来週は双子姉のデレっぷりが堪能できそうですな
273名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 16:23:35 ID:Xz2f6PhU
アポロの過去生が目覚めて
汁襲っちゃう話とか読んでみたいのぅ・・・
自分で書こうとしたけど文章力が皆無だった。むなしい・・・
274名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 23:43:54 ID:t0FyNlXo
>273
どういう話かだけでも振ってくださいw
というか、うp
275名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 08:06:16 ID:r07maHP7
お兄様よりもアポロをとったか
お兄様視点から見ると哀れだな
276名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 18:44:59 ID:F84KyAn+
>275
無様ね、おにいさま…
277名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 20:04:51 ID:GUjtXnn3
スジ子だけはお兄様のこと信じてるから
278名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 23:23:26 ID:q50DgN2M
信じてるだけじゃ駄目だろw
279名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 02:16:50 ID:yjWgRr+8
たとえ罠避けと言われても!
280名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 10:14:13 ID:VkRPKLWw
さりげなくアポロに告白してなかったかシルビ
281名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 14:00:37 ID:dcXR3clq
してたね
なんで汁スレないんだろ
今更立ててもしょうがないような感じもするけど
282名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 03:42:42 ID:ijOh2HfE
>281
今更でもスレ立てれば?
283名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 05:21:13 ID:a5poRDr7
人いないね、このスレ
本編自体エロいからなー
284名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 14:47:14 ID:fcyenmvj
というか本スレがエロOKっぽいからかな
285名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 03:50:17 ID:0fQ9NN8y
というより5人くらいしかいなくね?
286名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 15:39:01 ID:YTMfFjB8
点呼でもしてみるか

いーち↓
287名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 15:57:26 ID:PGChM0Iv
ノシ <にー
288名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 18:07:43 ID:eHhRtMPG
さぁ〜ん
289名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 23:01:06 ID:6eQXetHR
しー
290名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 23:12:24 ID:2Krgj0fd
さーん
291名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 23:23:59 ID:scY8djWZ
ひゃくー
292名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 23:32:01 ID:6Q3Wr1JT
ごー!あくえりおーん
293名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 01:28:53 ID:vJWUa4Ha
今日の放送がやばいくらいアポシルでやばいくらいハァハァしたんでアポシルきぼん
294名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 01:37:47 ID:uTZzm7fu
とりあえず尻は氏ね
せめて空気嫁

それにしても今回はアポシルピエクロつぐ麗と豊作だったな

>>286
ろーく
295名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 02:02:41 ID:BBbsc9mc
つぐ麗は確定なのかw
296名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 09:02:50 ID:OlXKUq0+
ジュン片思い決定か・・・?

まぁ、取りあえずアポ汁萌え
シルヴィア積極的だな。だが、それが良い
297名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 09:20:29 ID:mV+si2Fk
クルトったら世界が終わる前に姉さんの後つけ回して……
298名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 10:18:23 ID:N+ZCKT92
妹の貞操の危機にあわててシルヴィアをさらったシリウスって考えると萌える
299名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 10:23:55 ID:9Mdj7s72
アポ汁たまらん!萌え。
汁がアポとキスしかけた件でお兄様にお仕置きされてないか心配だよ。
300名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 14:07:48 ID:vJWUa4Ha
>>297
だがそれがいい
301名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 15:37:16 ID:ETZyOfPZ
つぐ麗お願いします
302名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 16:16:02 ID:VaCLihwo
俺もつぐ麗おねがいします。
百合板の姐さん達はとってつけたような百合といって相手にしてくれません
男が少しでもいるのが気に入らないらしい・・・orz
303名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 20:38:18 ID:rbcL3Utl
録画してたのを見た
やばいくらいアポシルピエクロに萌えた

尻氏ねマジ空気嫁
304名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 00:58:36 ID:xRf2TNY8
「こ、ココは‥」
光の鎖で全身を拘束されたシルヴィアが目覚める。
「そう、アトランディア」
「お兄様!?」
兄が逆さ向きに立ってるのではなく、
この世界では自らが逆さ吊りであることに気付くのにそう時間はかからなかった。
「おまえはベクターで亜空間ゲートに飛び込もうと‥」
「違う、私はお兄様を連れ戻そうと」
「おまえが来たいと望んだ、だからココにいるんだよ、シルヴィ」
シリウスが指を上げると、シルヴィアの左手が意志とは無関係に彼の前に差し出された。
パンッと甲高い音をたててリストバンドがはじけ飛ぶ。
「綺麗な翅だ」
「さ、さわらないで!」
強い語調に一瞬、ビクッと手を引くシリウスだったが口元に不敵な笑みを浮かべると
再びその指を剥き出しになった翅に近づける。
「じゃあ、こうしよう、私の責めに」
「はぁっ!」
シリウスの指が翅にそっと触れると、シルヴィアの全身が電気ショックを受けたように反り返った。
「気をやらずに我慢できたなら、翅無しどもの元へ帰してあげるよ」
「そんな、お兄、さ、‥!や‥」
305名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 00:59:12 ID:xRf2TNY8
リストバンドは人間に堕天使の翅を見られぬためだけではなく、
強烈な性感帯である翅を外界の刺激から保護するものでもあった。
年頃になるまで風にさえ触れず守られて来たソレの敏感さは他のどの性感帯も比にならない。
シルヴィアは彼女のもっとも敏感な部分を憧れていた兄にさらけ出し、もてあそばれようとしているのだった。
「大丈夫、シルヴィは強い子だから‥」
ゆらめく翅のうち、もっとも幼く見える一本に狙いが定められる。
「きっと望み通り、仲間達の元へ帰れるさ」
「やんっ!‥はぁ、はぁ、だぁ、駄目!っ!」
シリウスの人差し指がなでるように、とは言っても触れるか触れないか程度の往復運動を行うと、
それの動きの波と寸分も違うことなく、シルヴィアの体が敏感すぎる反応を示す。
「そうだ、5分、翅無しどもの時間で我慢できたなら・・」
「んん‥、ん!ん!」
シルヴィアは翅の毛並みと順方向に撫でられると、恍惚の表情で身を震わせ、
「はぁ、やっ!やっ!‥あぁんっ!」
逆方向に撫でられると全身をくねらせて息絶え絶えに乱れた。
「受容体の少ない幼い翅でこんなでは、先が思いやられるんじゃないか?ん?」
「やぁ、‥助けて、あ、アポロォ!」
「!」
彼女が叫んだその聞き慣れた名に、穏やかだったシリウスの表情が途端に鬼の形相を帯びる。
「汚らわしいその名を!この期に及んでっ!」
306名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 00:59:48 ID:xRf2TNY8
「痛っ!たぁい!‥」
思わず強くつかんだ翅を慌てて離すと、ふたたび優しく微笑みかける
「私としたことが‥あのような獣のことなど、もう‥」
「はぁ、はぁ」
「しかし、汚らわしい名を口にしたいけない子には、お仕置きしなければ‥な」
自らの右腕を差し出すと、シリウスの翅が怒張した男根のようにそそり立つ。
「シルヴィのはしたない姿がいけないんだよ‥お兄様の翅がこんなになってるのは」
火照りきった顔を思わず背けるシルヴィア。
「翅同士を絡ませ、まぐわせるとどうなるか‥わかるかい?」
何かを察知したのか、彼女の膝頭がガクガクと震えはじめる。
「今なら許してあげるよ‥愚かな翅なしと我々は共に生きられないんだ」
シリウスの翅がゆっくりあてがわれる。
「や‥!」
「転ぶ、ひとこと、転ぶと言うんだ!」
「んはぁ、シ、シルヴィア、勝ちます‥」
「ありえない!」
307名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 01:00:29 ID:xRf2TNY8
怒りにまかせ、乱暴に翅同士が差し込み合わされる。
「!ーっ、あっ!ーーっ!」
「はっ、はぁ、どうだい?くっ!はぁっ!」
飛びそうな意識の中、シルヴィアは自らを責める兄の余裕の表情に絶望する。
「ふふ、お兄様は禁を守ってきたおまえとは違って‥毎晩、翅を鍛えていたからなっ!」
ズグッ!ズグッ!容赦なく翅が組み合わされる。
翅に通った敏感な神経、全てがあまさず刺激されるのだった。
「んあっ!あ!あ!あ!」
白いのどを晒し、だらしなく開いた口から涎をしたたり落とすシルヴィア。
「アリシア王家の血を受け継ぐ者が、まさか愛する兄の前で!くっ!」
「めぇ!らめ!やっ!」
「はぁ、そんなにはしたない声をあげ‥」
「っ!っ!っ!っ!」
「そんなにいやらしく身をよじらせるなんて!」
何を思ったか、シリウスがその腕の動きを突然止める。
しかし、それによって、あろうことか、シルヴィア自らも腕を往復運動させている事実が白日の下に晒される。
「自分が、何をしているのか、わかってるのかい?シルヴィ!?」
「やぁ、違っ!やぁ、見ないで!」
308名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 01:01:23 ID:xRf2TNY8
むさぼるように自らの腕の翅をシリウスのそれと交差させるシルヴィア。
「私は幻滅したよ!愛する妹がこんなに淫猥な‥」
「はっ!はぁ!やぁ、私!ちがっ‥んっ!」
「何が違うんだ?ん?」
頃合いと見て、拘束されているシルヴィアの右腕の光の鎖を解くシリウス。
全身を波打たせる中、自由を得たシルヴィアの右手は無意識か自らのショートパンツの中に即座に滑り込む。
「んはぁ、くぅ、イ‥、んん!」
「慣れた手つきじゃないか?お兄様は知ってたよ!おまえが毎晩、毎晩‥」
天地逆さまの互いの唇が合わされ、シリウスの舌がシルヴィアの口の中に躍り込む。
「んーーーっ!んーーっ!」
翅の交接、手淫、あこがれの兄とのディープキス‥最後のダメ押しを待ちながら登りつめるシルヴィア。
ふと唇が解き放たれ、唾液の糸が橋を作ると、その向こうのシリウスが言い放つ。
「イケよ!この、汚らわしいメス犬めっ!」
瞬間、弓なりに体を反らせたシルヴィアの体がビクン、ビクンと激しく波打つ。
見計らって彼女の全身の拘束を完全に解くシリウス。
その場に突っ伏したまま、シルヴィアの腰だけが尺取り虫のように卑猥にグラインド運動を繰り返す。
パンツに突っ込まれたままの右手がいまだ痙攣に合わせて刺激を続ける様は、
もはや王家の姫とは呼べなかった。
309名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 02:51:11 ID:5yAVm0G/
尻は萌えねえなあ・・・
310名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 03:03:32 ID:nQUaNf+C
取りあえず一旦終了ですか?
あぁーシルヴィア萌え!!乙です。
なんか「イケよ!」にわろすww
>>309
ちょっと失礼じゃまいか
311名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 22:50:34 ID:wofmB2Eu
羽プレイ……まあ、天使連中が性行為するなら使うのかもなあ。

だったらフタバタンが羽切り落とされたのは人間で言うとパイプカryに((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル
312名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 23:32:09 ID:GAB541TM
ヒント:翅千切っても子孫できたニアス
313名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 00:14:19 ID:X044F/PB
ということはオトハタンはよく羽爪弾いてるけど
あれって公開自慰な訳?
314名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 16:02:01 ID:gpD4QROo
保守代わりに回文を一つ

クロエをエロく
315名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 23:14:47 ID:iiPBGaWh
クロエはエロスの星の下に生まれたんだな。感動したよ。
そういうわけだから、>>212-213の続きをキボンヌさせてもらうね。
316名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 01:43:13 ID:rCY1c8eK
少しおびえるセリアンに手を差し出すニアス(*´Д`)'`ァ'`ァ
317名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 07:29:48 ID:IG3soIEq
尻…死んだ?
318名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 20:08:54 ID:xTC0f594
グレンの回想(妄想?)の麗花タンが異様に可愛かったんだが。
319名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 21:31:14 ID:fgFWgxUq
320名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 00:56:13 ID:BNIucjFN
>>319
トンクス

最近ジュンとクルトがひたすら哀れに感じてきた(クルトは前からか)。
そういうわけでジュン×つぐみが読みたいです
321名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 19:55:07 ID:dMxmi+0k
>>320
つぐみがセンパイセンパイ言ってるとこに「つぐみさんガンバレー」って、思いっきり振られた男のセリフだと思った。
322名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 03:37:14 ID:vxWOm156
>>321
振られるも何も、まず異性として意識されてなさそうだから…。
逆に言えばとりあえず告白なりなんなりして意識さえさせればエロパロ的には何とかなるかも。
323名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 10:43:02 ID:LQgoUKDe
そういえばピエールはジュンとツグミやったって勘違いしたままの気がする
324名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 02:02:57 ID:Lth9nsaa
泣けた…
最後にアポロと汁がチューして(つД`。)
「運が良かったら、1万2千年後にまた会おうぜ」って
325名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 02:37:35 ID:cxG5vPjg
最終回エロ杉
こんなにエロいとは不意を突かれた
326名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 04:04:08 ID:EVhNrWTo
切なすぎたんでアポシル激しくキボン(つд`)
327名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 06:18:10 ID:KbzqXH5u
もうアポシルが切ない
切ねえええええorz
328名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 08:03:11 ID:Hi7MgpVt
最後の幽霊抱きつきは生身で合体するんじゃないかとヒヤヒヤわくわくしたよ
329名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 08:42:50 ID:+30Zvaol
アポシル大好きだ!できれば再会させてほしい…。
自分も324のところで泣いたよ。
330名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 09:20:49 ID:fkqbYJ/S
シルは個人的に好きじゃなかったけど最終回のシルは女神っぽくて
セリアンを意識してなくて(むしろ超越していて)好きだなー。
そして麗花やピエールはいつもどおりで良かった
>>328
ひょっとしたら合体してたのかも
331名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 09:27:57 ID:Hi7MgpVt
今見直して気がついたけどジュン君活躍してねえ…

あとジェロームが生き返った描写なかったけどまさか
332名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 09:28:09 ID:0pge7nP+
ダ・ガーンは24話〜29話の5話で復活したし、
アポロだって…アポロだって……(´;ω;`)


まぁ、帰って来るまで5年かかったとして
成長した汁・リーナ・チビコでアポロを取り合っても萌(ry
(アポロは男前に成長してても時間が止まってちみたんのままでも良し)
333名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 10:37:48 ID:zK+Mfh/e
ジュンたんとつぐたんはちゃんと仲良しこよしになれたのだろうか?
334名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 13:52:57 ID:vdBwKILP
アポシルは萌えたが、シリ麗が…orz
前半のあのフラグ立ちっぷりはなんだったんだよー
補完してくださるネ申はおられないものか…
335名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 16:11:33 ID:KzQYPYgB
グレンです……。
時間があれば俺のエピソードも増やせたはずです……。
グレンです……。
336名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 20:11:55 ID:ZixjM1ErO
>>335
君は立派な鋼鉄ジーグになった上に壮絶なムサ死を遂げたじゃないかw
337sage:2005/09/27(火) 22:15:59 ID:Hq+aq0T20
そういえばジュンくんはどうやって合体依存症を治したんだろうな…

>>335
ここで披露すればいい
338名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 22:43:30 ID:O++MK4cC
>>330
俺も合体しててもおかしくなさそうだ ってオモタ
シルは聖書のマリア様みたいに処女妊娠でもええなぁ、なんてな
339名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 23:39:25 ID:ufEiQEQ3
ピエクロ、レイシリ、アポシル、レイグレ
つぐじゅん、れいつぐ、つぐれい

待ってる
340名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 23:39:56 ID:ufEiQEQ3
出来ればクロクルも
341名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 00:06:33 ID:7oGbYwXY
麗花3股wwwスゴスwwww
342名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 00:45:40 ID:GLC/f1As
改心した(諦めた)トーマが、最後の力を振り絞って、アポロだけ
でも地上に送り返してあげる…みたいなED後を妄想してみる。

最近、ハマってた別CPも悲恋EDだったからセツナス…
一万二千年後なんて、気ぃ長すぎるよ…
343名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 02:33:29 ID:Tc/4OSrZ
シリレイが欠片もなかったなwww
手を離さないんじゃなかったのか、あいつ

3股でもいいから、レイカキボン
344名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 11:56:49 ID:RyuvyaZL
オレ、スカパー視聴組なんだけど、今まで麗華お姉さまにハァハァしまくってたんだけど
クロエのムチムチボディを8話(シャワーシーン)&9話(戦闘服)でこれでもかと披露されまくったときは
「麗華お姉さま以外にもこんなエロい身体したヒロインが隠れてたのか!?」とショックを感じた。

ピエールには悪いがクロエのムチムチボディはやはりクルトに貪っていただきたい…弟×姉ハァハァ

>>339
ジュンたんはつぐたん相手でも受けかYO
345名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 12:41:56 ID:RihedCRK
よかったら麗花のはキャラサロンの麗花スレに落としてくれてもいいぞ
でも何故かキボンヌされてるわりには書き手いないんだよなぁ麗花…orz
346名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 14:46:17 ID:MpXpkj1Q
>>344 クロエロス(クロエの発するエロス)はひざ小僧とフトモモに集結していると思う 
347名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 15:40:35 ID:eprHZEUi
クロエもシルヴィーも14歳なんだよね。
うっだぴょーん・・・
348名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 23:21:39 ID:TASgCCtz
最後の最後でリーナキター!!

シリウス居なくなったおかげで不幸はフリーだから、ジュンはますます望み薄になったなあ……
349名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 01:12:10 ID:OMlgLBOC
シルってヒロインのわりにはスタイルよくねーなーと思ってたが、最終話で挽回したわな。
しかし、終わり方が急やな〜もう少し余裕見てもよかったんでないか
二次元になる話とか絶対いらなかったし。
350名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 08:46:10 ID:Mo9X4MRV
もともと二次元世界の住人なわけだが
351名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 19:45:28 ID:/dqRfC98
そういうことをいったんじゃないと思いますよ
352名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 21:35:24 ID:SSfbFLSU
うつのみや・・・


あっ、言っちゃった
353名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 22:49:39 ID:pN03DNfo
個人的にはあの回好きだし、
意味もあったと思うからはずせないけどな。

まあ、それよりも、フルーツケーキ食べてたはずが
いつの間にかクロエを食べちゃってたピエールの話を
読んでみたい。職人さんの降臨を望みます。
354名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 15:26:16 ID:s/Ub2S0S
>>353
即興だし職人じゃないけどこんな感じ?

「ピエール、こ、これ……」
視線をピエールから逸らしつつ、クロエはフルーツケーキをピエールに差し出した。
そんなクロエの様子に、ピエールは人の悪い笑みを浮かべ、かすかに震える細い手首を優しくつつむと
「いっただきまーす」の声と共に指先ごとケーキを口に運ぶ。
「きゃっ!ピエールッ!?」
「……んまいっ!クロエ、もう一つくれよ」
すぐ手の届く位置にケーキの入った籠があるにも関わらず、ピエールはニコニコと催促する。
クロエはさらに顔を赤らめながらも、素直にケーキを差し出した。
今度は指先だけでなく、手のひらまで軽く舐めてから一口で胃に収める。
「フフッ。ピエールったら、まるでアポロみたい……」
「俺が?へっ、アポロのヤツだったら籠だけ持ってトンズラするだろうな」
そう言い切る瞳に僅かな陰りを見たクロエは、黙ってピエールに身を寄せた。
「……ごめんなさい。寂しく思ってるのは貴方だけじゃないのに、気が利かなくて…」
「いや、そんなことない……って!」
「って!」の声と同時に、ピエールはクロエを横抱きに抱き上げる。
「ピッ、ピエールッ!?」
「こんなにうまいケーキを作れる子って、きっと”ゴイアバーダ”みたいに美味しいんだろうな。
俺っていうチーズをつけて、”ロメオ・イ・ジュリエータ”にしてもいいかい?」
『ロミオとジュリエット』……確か、中世の劇作家が書いた悲恋の物語だ。
「チーズを加えるのは構わないけど……」
「けど?」
「すれ違ったまま、永遠に別れるのは嫌よ?」
潤んだ瞳で、じっとピエールの顔を見上げる。
白い歯を見せて笑っていたピエールも、表情を改め優しい笑顔を浮かべた。
「……ああ、約束するよ」
「ピエール……」
クロエが自分の逞しい胸に顔を埋めたのを確認してから、
ピエールは背後にいた出歯亀に向けてニヤリと笑ってみせた。
――そういう訳だ。ここから先は目の毒だぜ?
   それとも大事な姉さんのあられもない姿を見たいのか?
そんな思いも視線に込めてみる。
「……ピエール?」
「なんでもないよ。ちょっと迷子の子犬がいたから追い払っただけさ」


その日から毎日、深夜にディーバの森のどこかから釘を打つ音が聞こえるという。


※ゴイアバーダ:ブラジルのお菓子
 チーズをつけると名前が変わるのは本当
355名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 20:32:20 ID:9jkwJZRq
>>354
トン! クロエかわいいw ピエールもらしくていいです。萌え〜
そして出歯亀テラワロスw
356名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 12:09:08 ID:VRLVZ88l
最終回マジ良かった!戦闘シーンもビジュアルも音楽も!
アポ汁切ねー。覚醒したアクエリオンサイコーーーーーーーーー!!!
357名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 20:45:16 ID:O7s6+96P
>354
GJGJGJ!!!
こういうのダイスッキ!つうかピエクロ書いてくれよこの後www
358名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 22:00:53 ID:tN1ab9LE
>>357
テラ無理スwww220-221程度が限界wwwっうぇwww

orz
359名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 19:43:16 ID:anyEotbU
>>1のブログ見たけど、続きやるんだなぁ。
一万二千年後だけど
360名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 15:28:35 ID:EZGIBVVu
アポロ「ん?シルヴィアお前怪我してないか?」
シルヴィ「いきなり何よぉー?してないけど・・・何で?」
アポロ「血の匂いが・・・ここら辺から(クンクン)」
シルヴィ「ぎゃあーっっ!!どこ嗅いでんのよぉーこのケダモノ!!」(はっ!そういえば私・・・)
(以下略)

みたいな生理ネタとか見たかったな・・・(´;ω;`)
そして改めて自分の文章力の無さに落胆
361名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 02:32:38 ID:N3uUAnAr
>>360
ヤバス。私の脳内にもアポ汁の生理ネタが降ってきた!
362名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 17:42:10 ID:l0XUxh/3
>>361
同じく降臨したけどおまいとかぶってそうなのでお先にどうぞ
363名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 08:37:06 ID:13s9ykCh
ほしゅ
364名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 07:30:02 ID:el8uHGPF
アポロニアスとセリアンの初合体

「セリアン、君の身体は 柔らかく、温かい」
アポロニアスがセリアンを抱きしめながら言う
「あなたの身体こそ、とてもたくましいわ」
セリアンが頬を赤らめながら答える
二人はキスをしながらお互いの服を脱がしていった
アポロニアスのそれはすでに大きくそそりたっていた
「セリアン、気持ちいいか?」
「んっ!そこは…だめ…あっ」
セリアンの切なそうな表情を満足気に見つめながら
舌でクリトリスをさらに刺激していく
「はぁん、もうアポロニアスったら、あぁ…頭がおかしくなりそう」
365名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 07:34:29 ID:el8uHGPF
暇だったのでとりあえず投下してみますた
思いつきだからつまんなかったらごみんなさい
もし続き希望する方がいたらまた投下します
366名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 22:05:35 ID:1iUJFQ+C
ほしゅ
367名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 18:32:53 ID:SB5GR1YK
もう落ちるばかりかねー
368名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 19:19:52 ID:iNYXeMJM
ageたらどう?
ここ本スレからリンク貼られてないから人来ないのかな。
369名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 19:31:47 ID:7n1bND/H
21禁は貼っちゃいけないからね。
370名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 02:38:54 ID:2y2ljISu
じゃあageる。
371名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 02:41:03 ID:PQ+vL9yZ
本編はエロかったのになぜ盛り上がらない?
372名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 00:22:44 ID:3v+QaN+m
麗花のエロスレがトマ麗投下で密かに盛り上がってる件について
373名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 02:30:50 ID:9kky8dYB
な、なんだってー!
ちょっと行ってくる
374名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 02:51:09 ID:TbF2n1K7
ちなみに不動×麗花もあるよ>麗花エロスレ
375名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 00:05:31 ID:HvPYa6O0
ほしゅりましゅ
376名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 18:29:19 ID:yEWcrDIB
なんでここはこんなに過疎ってるんだろう…orz

>>372
嫉妬変性剣!!
377名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 18:32:38 ID:mrpXYPhL
アクエリって知名度低いのかな
378名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 19:16:42 ID:gJinI9lG
深夜アニメで、なおかつ原作らしい漫画が前々からあったわけでもないことの宿命でしょ。
379名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 19:19:53 ID:yEWcrDIB
でも本スレも関連スレも一応それなりに人いるじゃん。
ここだけ全然だなーと思ったんだけど。
380名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 20:22:15 ID:mrpXYPhL
盛り上げたいなら自分からネタをふったらいいと思います ! !
381名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 20:27:51 ID:XVouJJPD
ここ以外のアクエリオンスレで楽しめてるから、
もうここはいいやって気も正直ある
382名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 18:19:38 ID:bBWF33pb
それを言うとおしまいだろー!

まあこのスレには他力本願なヤシ大杉→現状ってことでFA?
383名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 18:35:10 ID:qi9g+Uve
最近本スレも関連スレも人稲な稀ガス
サミシス
384名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 19:45:18 ID:eWnNzRWA
>>383
ここよりよっぽど動いてるからいいんじゃないか?
385名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 19:49:00 ID:0Nk3Mt3v
この板の役割を麗花スレが変わりに果たしてる漢字がする
386名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 22:07:13 ID:fk26NEka
>>385
麗花好きな人なら楽しめるけど
他のキャラが一押しの人が見てもあまり面白くないんじゃないかと。

盛り上げたかったら自分から話を振ったりネタを投下するしかないと思う。
知名度がある作品なら勝手に賑わってくれたりするけど
アクエリはそうじゃないみたいだし。

それでも別にどうでもいいやって言うなら、落ちてしまってもしょうがない・・・かな。
387名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 22:14:20 ID:VAHxwxmV
>>386
まったくそのとおりだね。自分はあちらへ移るよノシ
388名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 08:11:27 ID:W66+bv6W
ほしゅ
389名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 02:05:50 ID:xDFXfOSA
レイカすれどこ?
390名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 15:36:39 ID:tKlwoDl3
>>389
全てを見渡せ ! アクエリオン !
391名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 16:50:21 ID:mOkLzBuS
>>389
自分で探せこのうんこたれ
392名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 21:05:15 ID:kyXSwnIH
>>389
URLは ttp://sakura02.bbspink.com/ の中

探す対象たいしてたくさんないんだから、
いちいちスレ一覧で語句検索すればすぐみつかるよ
ちなみに非21禁だったらアニキャラ個別。
393名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 21:24:19 ID:mOkLzBuS
>>392
そんな親切にしてやる事ない
394名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 21:43:19 ID:tKlwoDl3
>>393
あまり美しくないことばかりするとケルビムを呼んでしまうぞ
>>392
つかこのスレにもあるし本スレからもリンク貼ってあるのに・・・
395名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 23:10:58 ID:mOkLzBuS
>>394
ごめんなさいお兄様・・・
396名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 00:25:52 ID:DNTXiHn5
なんだか面白い流れがきてますね
397名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 02:00:46 ID:ZihYSgik
麗花先輩以外にネタないんですかー?


先輩のことは大好きだけど、それだけじゃ物足りないというか(もじもじ
398名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 07:32:41 ID:AbzAeL0r
つぐみたんもえろいですよね
399名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 10:06:18 ID:MI/9stGn
じゅんたんもえろいですよ
400名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 00:30:25 ID:zLtbTqsH
今日もスレあげちゃうぞっ
401名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 23:00:34 ID:VG2pJEqu
ジュンえろいよジュン
男の癖にレイカたんや汁よか合体シーンがえろいのはどういうことだ…
402名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 23:07:51 ID://xf908w
>>401地点にHOMO出現 !
フォーメーション801、コードネームウホッ命のカタチ !
403名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 23:25:23 ID:uCYm4rFN
>>401
思い出せ、私の      愛      をぉぉぉぉぉっ!!
404名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 20:58:45 ID:CNs5zZJ0
>>402
違うよきっと。>>401はジュン君に抱かれたいオニャノコ
405名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 22:12:55 ID:WXRxgbHu
むしろジュンたんのオティムティムを扱きまくってキャンタマ空っぽになるまで汁を搾り出したい女傑かも知れぬ。
406名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 22:48:44 ID:TWhi53AT
>>405
痴女じゃないかそれはw
407名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 22:54:29 ID:r9iF+YL/
401はジュンの鼻血に萌えたんだ。
408名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 09:02:31 ID:hht+MrzM
>>401の人気に嫉妬
409名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 22:43:38 ID:6D2H9KMx
宣伝みたいでアレですが、麗花好きな人はエロスレの方おいで。
ルナ麗に萌える日が来るなんて思いもよらなかった…(;´Д`)
410名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 04:41:35 ID:jDNPQNci
>>409
漏れも見てるけど、マジ面白い展開になってきて楽しいっす。
411名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 12:00:21 ID:j9S7cEPo
そうだね。麗花の話題はそっちのスレでやったら?もう来なくて良いよ
412名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 14:38:05 ID:eAA8e9nQ
じゃ、クロエの話でもしようか
413名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 17:58:00 ID:JbmPylo5
>412
クルクロについて語り合いたいとおもいます
>407
その通り。あの初合体の頸ががくんとなって眼鏡上げて鼻血流すところが!!
414名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 18:22:13 ID:awPqLRCH
>>411
気持ちはわかるけど、そんな言い方しなくても…(´・ω・`)
あっちの動きを教えてくれただけでダラダラ書いてるわけじゃないんだし。

ガイシュツだけど、ここはずっとこんな調子でまとまった話題なくて
散文的な萌え語りだけだなぁ。過疎化が急激でサミシス
415名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 20:07:26 ID:0efm5AeE
要するに、麗花の話は、せっかく麗花スレあるからそっちでして、
こっちではその他の萌え語りしようってことでしょ?
>>411はなんでそんなカリカリしてるの?

>>407
その通りなのかよw
416名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 22:30:05 ID:YxaPnUws
死亡寸前スレ
417名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 23:24:33 ID:eAA8e9nQ
>>414-415
372-395のあたりの流れを見れば、なんとなく反感買われてしまったわけがわかる。
敵対するわけじゃないんだ。謝るよ。




418名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 23:39:18 ID:JD3ZyAO/
だってネタギレなんだもん。>>417がキレたのもわかるでしょ?
だから、許せないだろうけど…だけど…。
419名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 11:42:58 ID:QX8tb82E
というか、麗花は大好きだけど、正直麗花厨は少し・・・静かにしててくれ
420名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 20:27:08 ID:QmMIwQqa
麗花さん以外にはもうネタないの?
みんな怒ってばかりで、語ろうとかいっても話は出てこないしさ
421名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 22:19:47 ID:ccEuUX2O
職人さんたちもいなくなっちゃったな
422名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 23:23:09 ID:Hf+uOZuJ
職人じゃないしエロもなくていいなら頑張ってみるが
423名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 00:34:11 ID:Xokwcfzl
>>422
何でもいいよ。はじめは誰でも素人さ。
424名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 02:30:06 ID:/dWm3d1s
久々にスレ進んでた―
実際放送も終わったわけだけどみんなどんなカプ読みたいの?
ピエクロ読みteeeeeeeeeeeeee!!
425名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 07:35:28 ID:1XzZeXBD
ここは王道でアポシルとか?うん、ピエクロも読みたいな
426名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 11:56:48 ID:HkEpNfSQ
クルクロ、ジュンつぐが読みたいでつ。
427名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 21:58:54 ID:Bbj7Vi2Z
読みたい、ばっかりなんだよね…このスレは。
他のスレもそうだけど、ここほど沈黙期間が長くはない
428名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 22:20:23 ID:Dxi+hwdg
下手なりに書く側からすると、「読みたい」だけじゃなくて
具体的なネタをふってくれる「○○なシチュが読みたい」のほうが
書く気が増すかな

ネタをふった本人が書いてくれるほうがもっと嬉しいけど
(ネタをふった人と書く側とで考えた話は絶対に別物だし)
429名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 23:23:33 ID:KfBrt8oN
リーナがディーバの皆の性欲処理と称して精力を(ry
なのキボンヌ
430名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 23:45:41 ID:IjypJiFJ
>>428
そうすると、無茶なネタとかシチュとかが降り注ぐよ?
431名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 00:01:26 ID:nLBQPPqs
フォルダ漁ってたら消えたと思った書きかけのSSが出てきた。
手直ししたら続き投下しにきます。
432名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 00:13:31 ID:oxIVbkmz
自分も書きかけのピエクロあった。
エロの手前で止まってる。
おいおいエロ描写が一番苦手だよアッハッハハハハ
頑張れたら自分もまた来ます。

個人的には本編でなかった尻の手を取るレイカ見たい。
なんかもーバカップルくらい幸せな奴を。
「手を離しません」を実行されてないフラストレーション
433名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 00:50:27 ID:rk59x0L1
おーがんがれよー。自分は別スレで投下作業してるから無理だorz

>>432
後半3行、禿しく同意…なんだが、それはここではNGなんじゃね?
過去のレスの具合見るに、レイカはレイカスレで…らしいんで
その希望自体をここで投下するとまた怒り出す人が…((((;゚Д゚)))
434名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 02:30:42 ID:AKdkOf0I
>>433
敏感になりすぎるのもどうかと思うぜよ。
こっちでも少しぐらい麗花絡みの話題OKでもいいと自分は思うんだが…。
あまりガチガチに分けても空気悪くなりそうだし。

…これだけじゃなんなんで、とりあえず自分も何か話考えてみるわ。ノシ
435名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 12:27:42 ID:9baq9J7d
彼の手を放しません ! と言って尻と一緒に地中に呑み込まれてしまう話だったらワロス
436名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 13:16:54 ID:M1gFCngG
>>432
エロなしでよければ、そのうちそのネタ
麗花スレに投下するよ。
運が良ければ、そちらで会おうな。

その代わり・・・と言っては何だが、>>432
エロの手前で止まっている書きかけピエクロ読みたい。
頑張れ。待っているから。
437名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 14:07:34 ID:ILS6peDj
麗花がNGというより、彼女の話題が出るとずっとそれ続きになっちゃう感がある。
それは困るんだよな。ちゃんと専用スレがあるんだし。
まぁそれだけ麗花スキーが多いって事だろうな・・・・・・
438名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 21:03:13 ID:s5+EFa9N
>>430
実際に書くかどうかは別だからw
ってのは半分以上本気としても、一人の妄想ネタにゃ限りがあるし
とっかかりを貰えたほうがありがたい、ってのが個人的意見
439名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 21:07:32 ID:SCY4OEFW
>>438
実際に書くかどうか別でも、そういうので荒れてるスレはよく見る
>>430も多分そういうことが言いたかったんじゃないかな。
440名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 23:39:24 ID:ZZGnwrqz
無理矢理頑張ったのでピエクロ投下します。

>212-213図書館ピエクロ神、続き降臨をいつまでもお待ちしてます。 マ ジ で ! !

コスプレ回終ったあとどっかの話。
ピエール×クロエ 時々クロピエかもw
たぶん甘いです注意。
久々にエロ書いてあれもコレもと詰めこんで長くなったので
止まってたら支援お願いします。
441ピエール×クロエ:2005/11/08(火) 23:41:10 ID:ZZGnwrqz
「なぁ、クロエ。お前ってホントに俺の事好きなの?」

いつか。
そう聞かれるのを覚悟していたのに。
声が、どうしても、出なくて。
赤くなる顔を見せないように俯いて。
それでも必死に何度も頷いた。


「じゃぁ、俺と合体しようか?」
耳元で囁かれる。
最初は何を言われたのかわからなかった。
ここは、ディーバの廊下で、それなりに人通りもある。
そんな話をするのに良い場所とは思えなかった。
「…?アクエリオンの事?シュミレーターでなら…あぁ、でも、もう一人要るわね」
それならばクルトを呼ぼう。
「ではクルトを呼ぶわね」
一応先に断りを入れると慌てて遮られた。
「だぁっ!違うって、二人で出来る合体のコト」
二人…で?
「えっちな事しましょう、って」
ピエールに囁かれて瞬間顔に血が上る。
あっと思った時には手が出ていた。

ピエールの頬を打った音が廊下に響く。

「あっ…あの、ごめんなさい」
自分の手と、ピエールの赤く腫れた頬を見比べながら慌てて謝る。
「いってー…これが答えかよ。まぁ…そうだよな。じゃあ」
頬を撫でさすりながら去って行こうとするピエール。
442ピエール×クロエ:2005/11/08(火) 23:42:37 ID:ZZGnwrqz
白い手がピエールのシャツを掴む。
「あの、待って」
自分でも、どうしてだか、解らない。
でも、どうしても、ピエールをこのまま行かせてはいけない気がして。
「いいわ、その…………しましょう」
去り際に一瞬見せた、傷付いたような、悲しげな表情が忘れられなくて。
今この男の手を離してはいけない、と思った。


次の一言は意外だった。
「なんで?」
なんで?と聞かれても。どうしてだろう?
私にも解らない。
正直、ピエールがその辺にこだわりを見せるとは思わなかった。
女なら誰でもいい、って訳じゃないのかしら?
それとも私だから?
私だけ、特別?
それが…いい意味か、悪い意味か解らないけれど。
内心の動揺を押し殺して答える。
「その気になったから、かしら」
「ふぅん…そんなもんかね?」
女ってわけわかんないよな、と呟きながら私の横を通りすぎる。
「ちょ、ちょっとピエール!どこに行くのよ?!」
去って行く背中を追いかけながら小声で怒鳴る。
「だってあっち行ってもなんにもないだろー?どこでするよ?」
443ピエール×クロエ:2005/11/08(火) 23:43:39 ID:ZZGnwrqz
お互い真っ直ぐに前を向いたまま小声で会話する。
「ピエールの部屋は?」
「俺の部屋、男子部屋で雑魚寝状態だけどいい?」
「私の部屋…も、いつクルトが来るか解らないわね」
「どこかご希望はありますか?」
「そう、ね…」
他のエレメント達に気付かれなくって、人の来る心配もなくって…
言ってる間に人の少ない区画にきた。
この辺の部屋でいいんじゃないかしら。
色気はないけれど。

「この辺でいいんじゃない?」
と私が言うとピエールの方が慌てた。
「こ、ここって倉庫だぞ?汚いし、つか、お前はいいのか?」
いいから、そう言ってるのに。
「欲を言えば下に敷く物は欲しいわね。何かある?」
いう傍から倉庫の中を漁り始める。
なんだか私の方が積極的で、おかしくなってしまう。
なんとなく、覚悟が、決まってしまったというか。
仕方なさそうにピエールも空き箱の中を探し始める。
ない…わね。
「おい、毛布、あったけど」
みつかった毛布は3枚。十分ね。
2枚を下に敷き、上の方を少しだけ折って枕のかわりにする。
1枚は一応掛け布団の代わり。
さて。準備は、整った訳だけど……
ピエールがどうも煮え切らない。
さっきからずっとこちらに背中を向けたままだ。
こういう時、どうすれば、いいのかしら?
経験がないのでさっぱりわからない。
でも、多分。
444ピエール×クロエ:2005/11/08(火) 23:44:41 ID:ZZGnwrqz
私は、後ろからピエールを抱きしめた。
驚いたのか、ビクッと反応するピエール。
それに構わず、背中に、体を押しつけるようにしてピエールの体温を感じる。
あたたかい。
今なら、言えるかもしれない。
ピエールは向こうを向いているし。
「…ピエール、好き、よ」
小さな小さな声で呟いたそれは、ピエールの耳に届いたのか。
少しだけ、甘えるようにピエールに体重を掛ける。
なんだろう、とても、大胆な気分。
ピエールの前に回した私の腕に、ピエールの大きな手が、そっと、添えられる。
どきどきする。
ピエールの反応を窺っているとポツリ、と声を漏らした。
「……用意してない」
何、を…って!そう、よね、急だったもの。
今からそういう物が必要な事をするんだなーと思って頬が赤くなるのを感じた。
でも、その次にピエールが茶化す様に、真剣に、言った言葉。
「俺の子ども…産んでくれる?」
「いいわ」
即答してしまった。逡巡の間はなかった。全く。
それが現実になったら色々障害はあるだろうけど、今は、頷いてしまいたかった。
445ピエール×クロエ:2005/11/08(火) 23:45:52 ID:ZZGnwrqz

ピエールが私の腕の中で身を回転させてこちらを向く。
「何で、今日はそんなに優しいんだ?」
優しい目で問われて。
「その気になったから、かしら?」
なんと答えていいかわからなくてそう言うと、
「またそれか?……んっとにわかんねーな女は」
ピエールは笑ってくれた。
そして一瞬真剣な表情になる。
「俺、お前の事好きとか一言も言ってないけど」
私は彼の言葉を遮った。
「いいの…私はあなたが好きだから」
今度こそ、顔を見て言えた。
ピエールが戸惑っているのが伝わってくる。
「抱いて、くれるんでしょう?」
駄目押し。
恥かしくない訳じゃ、ない。
物凄く、恥かしい。
でも、この機会を逃したら、彼は、私の手をすり抜けて行ってしまいそうで。
それは嫌だったから。
ピエールの胸に押しつけるようにして埋めていた顔をそっと持ち上げられる。
「クロエ…」
唇が重なった。
名前を呼ばれるだけでこんなにも嬉しい。
角度を変えて、何度も口付けられる。
チュッチュッと音を立てて、何度も。
そこからはすっかりピエールのペースで、私は息をどこで吸えばいいのかわからなくて、
鼻にかかった声を出すと、ピエールはそこで一度キスを止める。
「色っぽい、な」
と私の耳に囁いた。
嬉しかったし、何か言いたかったけれど私は解放された口から新鮮な空気を取りこむのに精一杯で、荒い息をついているしかなかった。


「なあ、クロエ…今なら止めれると思うけど……やめなくていいか?」
多分、最後の確認。
私は頷いた。
446ピエール×クロエ:2005/11/08(火) 23:46:53 ID:ZZGnwrqz

身を寄せ合ったまま敷いた毛布の上に二人で座る。
お互いに緊張しているのが丸わかりで、おかしくなってまた二人で笑ってしまった。
「もっかい、キスしていい?」
返事の代わりに自分からピエールの唇を奪う。
ピエールがバランスを崩して、倒れる前に後頭部を支え、毛布の上にそっと頭を降ろす。
覆い被さったままキスを続ける。
なんだか自分が手慣れてるみたいでおかしい。
でも、いっぱい、ピエールに触れたい。
キスを繰り返していると唇に生温かい物が触れた。
唇をなぞるように動くそれは私の快感を呼び起こす。
驚いて慌てて離れようとした私を、今度はピエールが抱きしめて離さない。
「…んっ……!」
声を出そうと口を開いたところを侵入される。
腰と首から頭を掴まれて身動きが出来ない。
身体が、とろりと熱くなって行くのを感じる。
自分の身体をピエールの身体にくっつけているのが恥かしい。
熱が、伝わるんじゃないかと心配になる。
…ああ、でも。
開いたままの唇から、ピエールの口に、頬に唾液が伝う。
なんだかそれは酷くエロティックで。
ゾクゾクした。
447ピエール×クロエ:2005/11/08(火) 23:47:55 ID:ZZGnwrqz

浅黒いからよくわからないけれどピエールも、顔が赤いみたい。
ピエール。ねえ、欲情してくれてる?私は、誘惑出来てる?
私は、もう――あなたと、合体したい。
身体の奥から湧き上がってくるような、むず痒いような衝動。
「クロエって、すっげー色っぽい」
ピエールの上で身体を起こすと急にそんな事をピエールが言うものだから、びっくりした。
…ピエールだって、すごい、えっちな、顔とか。してたのに。
狭い部屋に興奮した二人の荒い息がこだまする。
ええ、と。この次は?…どうすればいいのかしら。
……待って。
ちょっと待って。
女の私が男のピエールのお腹の上に乗ってるのって間違ってないかしら?
どうしよう。
私、ピエールに触れたいってそればかり考えて…
「…ってェ!」
思わず後摺さるとピエールが声をあげた。
私のお尻に硬いモノの感触。
お腹の上から、後摺されば、そりゃ当然…
448ピエール×クロエ:2005/11/08(火) 23:49:00 ID:ZZGnwrqz

「きゃ―――――――――っ!」
今更ながら大声を上げたかった。
が、すんでの所でピエールの手に口を塞がれる。
「人来たらどうすんだよ、クロエちゃん…」
そう言って私の体を抱きしめたまま体を倒すとこめかみに軽いキスを落すピエール。
だだだだだだだだって!
男の人の生理現象。それはわかってるけど。
私で、反応してくれた、っていうのも嬉しいんだけど。
今更だけど恥かしくなったのよ。
ちょっとだけ、ちょっとだけこのまま抱き合ってるだけでもいいかなって思ってたけど、やっぱりピエールは、したい、のよね?
「ねえ…」
ピエールの体の両脇に手をついて、少し話をしようと思ったら、ピエールはニヤリと笑って……
両手で私の胸を揉みしだいた。
優しく、時に荒々しく。
「やっ……あ、んっ」
ブラウスと、ブラジャー、それにネクタイが擦れて、また新たな刺激を生む。
下を向けば変幻に形を変える自分の胸と、楽しそうなピエールの顔。
二つ目か三つ目のボタンを外して、直に肌に触れられる。
熱い掌。
胸から上に手を滑らせて、ブラジャーの肩紐が落される。
「…ゃんんっ」
露出した胸が、ブラウスに擦れて……気持ちいい。
自分を支えてる腕が、がくがくする。
獣のように、唾液が口を伝って落ちた。
ネクタイをぐっと引っ張られてピエールに顔を寄せるとまたキス。
ブラウスの裾を引っ張り出されて、なんと言うか、あられもない格好だ。
普段の優等生の私とは全く違う、女の私。
唇が離れると、ピエールは尚も私のネクタイをピエールの頭上に向かって引っ張り、
それと同時に足払いをかけた。
449ピエール×クロエ:2005/11/08(火) 23:50:13 ID:ZZGnwrqz

自然、体を支えていられなくなった私はあろう事か、ピエールの顔の上に、その、肌蹴た胸を。
ピエールは当然それを狙っていたらしく、既に尖っていた胸の突起や柔らかい胸の感触を楽しむように顔を動かす。
その間も片手はネクタイを握ったままだし、もう一方の手は逃がさないとばかりに腰に巻かれている。
胸の尖りを口に含まれ、ざらざらした舌の感触に思わず声を上げそうになるがここは…倉庫だし。
躊躇しているとピエールが察してくれたのか、胸に音を立てて赤い印を散らしながら、
「クロエちゃんの色っぽい声、聞かせてくれよ」
お互いの表情が見えない分、なんだか急に興奮してしまう。
「…ゃ、だ…って、恥かっ……!」
腰に当てられていた手がスルスルと這い登って、ブラジャーのホックを外す。
なんとも言えない開放感。それに加えられるピエールの熱い手の刺激。
「あ、ああっ…」
気持ち良くて、ぼうっとしているうちにブラジャーがブラウスの袖口から取り去られてしまう。
その間にもピエールはぴちゃぴちゃといやらしく音をたてて私の胸の突起を舐め、尖らせた舌先でつぶし、吸う。
頭の芯がぼうっとなって、離して欲しいのに身体が動かない。
背中に添えられていた手が、また移動を始める。
450名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 23:51:01 ID:YFd7OSfb
連投支援
451ピエール×クロエ:2005/11/08(火) 23:51:33 ID:ZZGnwrqz

今度は下へ。
その間も間断なく胸への愛撫は続いて、私はもう、おかしくなりそう。
いつのまにかベルトを抜き取られ、投げられたベルトが部屋の隅でからんと乾いた音を立てる。
そのまま、スカートのラインに沿って手が下に移動…っ!
「あ、だめぇっ…」
今まで気付かなかったけど、その、その先は、駄目。
……濡れて、しまっているから。
ピエールの口はまだ私の胸で塞がっていて返事を返してくれない。
スカートの裾をつまむと、ピラリと捲られる。
露になった腰から、お尻の部分に向かって、人差し指が移動する。
「やめ、て…っ、あっ!」
お尻の割れ目から、すっと降ろされた先には湿った感触。
ばれて、しまった。濡れて、感じてた事。
そのまま、中心をそっとつつくように刺激を与えられる。
「あっ、あっ、あっ……!」
刺激に合わせるようなタイミングで声が漏れ出してしまう。
濡れた音と私の嬌声、それにピエールの口が立てる濡れた音が響く。
「ぁ、あ―――――ッ!」
一際、大きな声を上げて私は、そう多分絶頂というやつを、迎えたのだと思う。
452ピエール×クロエ:2005/11/08(火) 23:52:41 ID:ZZGnwrqz

「やっと聞けた」
ふふん、と嬉しそうに笑うピエール。
解放されるとピエールの横に転げ落ちるようにして倒れ伏す。
毛布越しとはいえ硬い、コンクリートの感触。
「汚れる前に脱がしちゃえば良かったな」
荒い息をつきぼんやりと横に転がるピエールを見るとユニフォームのお腹の部分に濡れたようなし、み…染み?
そ、それって!思わず顔を赤らめ、隠そうとするがピエールがそれを許してくれない。
「コレ、気持ちよかったって事だろ?」
わざわざ見せ付けるように動けない私の目の前に持ってくる。
口惜しいけど、気持ちよかった。
そして、思ったより、優しかった。
「これ乾かさなきゃな」
そう言って、ピエールはシャツを脱ぐ。
ピエールは結構体育の授業の後とか、脱いでる姿を見かけた事があるけどこんなに近くで見たのは初めてだった。
均整の取れた、筋肉質の身体。
さすがスポーツ選手。ぽーっと見惚れているとその辺にシャツを掛けたピエールが戻ってくる。
453ピエール×クロエ:2005/11/08(火) 23:53:45 ID:ZZGnwrqz

「でさ、もう1個、乾かさなきゃいけないもの、あるよな?」
にっこりと笑うピエール。でも頭が上手く働かなくてなんの事だかわからない。
少し、身じろぎするとピエールが唾を飲んだのがわかった。
「クロエ、お前さ、誘ってる?」
ピエールの頬が赤い。今度ははっきりわかる。そう言えば、息も荒いような。
そうね、私も結構あられもない格好で…ん?濡れたもの…
もしかして、下着…?
やだっ!確かにびしょびしょに濡れてるけどこれは乾かしたからってそのまま履けるわけじゃなくって…
無理して起き上がると、ピエールにお願いする。
「ちょっと、自分で始末するから…向こうむいてて、くれる?」
言うと、ピエールがまた唾を飲む音がした。
胸と太腿がむき出しで、片方の靴下はずり下がってるし、ネクタイは首に巻きついてるだけ。
でも、駄目、下着は、例えピエールでも、見せてあげない。しかもこんな濡れた下着は。
「脱いでるとこだけ見ててもいい…?」
それには応えず、ぽわーっとした表情のピエールに背を向けるとまず下着を脱いで、濡れた部分を処理する。
丸めてスカートのポケットにしまう。ついでに靴下も脱いでしまう。
そこで振り向くと、期待したような表情のピエール。
454ピエール×クロエ:2005/11/08(火) 23:54:53 ID:ZZGnwrqz

「全部、脱いでみない?」
簡単になんて事を…!でも確かに終わった後の事を考えると服は多少でもきちんとしていた方がいい。
落ちていたブラとベルト、靴を拾い、ネクタイ、ブラウス、スカートと順に脱いで畳む。
身につけるものが何もなくなると後ろで溜息が聞こえた。
「いいなぁ〜」
だらしなく緩みきってるピエール。
それすら、可愛いと思ってしまう私は…末期だ。
「私が脱いだんだから、そっちも脱ぎなさいよっ!」
照れ隠しに語調が荒くなる。
ピエールはさっきシャツを脱いだから、それはつまりズボンを脱げと、言ってる訳で。
自分で言っておいて恥かしくなる。
「見たい?まぁ俺も汚れるよりはね〜」
と軽い口調で脱ぎ始める。
それを見ていられなくて慌てて後ろを向く。
「……脱いだけど、こっち向かないの?」
そう言った声があまりに近くて、驚いた。肩に、ピエールの熱を感じる。
どうしよう、服を脱いだだけでこんなに自分を頼りなく感じるなんて。
455ピエール×クロエ:2005/11/08(火) 23:55:26 ID:ZZGnwrqz

でも、さっきので、終りじゃない。
さっきのは…私が気持ちよくしてもらっただけ。
ピエールは、まだ…その、イッてない。…と思う。
でもこの先の知識って、どうしたらいいのかわからない。
こんな事ならもっと医学書ででも勉強しておくんだったわ!
そして、この先に進むのに怖い気持ちもある。
でも、ピエールに、抱いて、欲しい。
思いきって振り向くと、ピエールの腕に飛び込んだ。
ピエールは上から下まで私を検分するように見て、満足そうに笑った。
「服着てた時からいいと思ったけどクロエ、お前やっぱいいわ〜」
よくわからないけど、多分それは褒め言葉で。少し嬉しくなる。
先程とは違って、直接触れるピエールの肌は熱くて、心地よかった。
ぎゅっと抱きしめられて、そのままピエールが仰向けに倒れる。
毛布の上で縺れあうようにしてピエールの上に落ちつく。
閉じた脚の間に熱い固まりを感じる。
やだ、これってピエールの…よね?
「脚、閉じてて、な」
ピエールの上でうつぶせになってる私は、ゆっくりと動き始めたピエールから落とされないようにしがみつく。
456ピエール×クロエ:2005/11/08(火) 23:56:25 ID:ZZGnwrqz

だんだんと、息が荒くなってくるピエール。
頬が赤い。
興奮してくれてるんだ。そう思うとドキドキした。
「ぅ、クッ……」
辛そうなピエール。
そんな表情もセクシーで、ときめいたりとか、はいいんだけど。
ピエールのゆったりとした動きで、くっついたり離れたりする胸や、閉じた脚の間の昂ぶりや、そんな刺激で。
自分の股間がまた、濡れてしまっているのを感じる。
それに気付いたのか、ピエールは私の体を少し下にずらして、自らの昂ぶりに私の濡れた部分を当てて身体を揺さぶった。
「やっ……あ、あ、はッ」
確かに気持ちいいけど、微妙に違う。なんだろう、酷くもどかしい。
息が苦しくて、獣のように舌を突き出して呼吸を整える。
私を乗せたまま起き上がるピエール。
「そろそろ、……いいか?」
そう言って唇にキスを落してくれる。
私も、自分から舌を絡ませてピエールを味わった。
その間にも項から、肩、胸、背中、腰へと手が滑って行く。
全身が性感帯になったみたいでいちいちビクビクと反応してしまう。
口が塞がっていてよかった。と少しだけ思う。
457ピエール×クロエ:2005/11/08(火) 23:57:28 ID:ZZGnwrqz

ピエールは私を膝立ちにさせると腰を支えゆっくりと私の秘所に昂ぶりをあてがった。
腰を落すたびに、少しずつ、異物が、私の身体の中に入ってくる。
「きつい、な…」
初めてだから上手くいかないのだろうか。
確かに私も、少し痛いけど、我慢出来ない事はない。だって…相手はピエールだもの。
思いきってぐっと腰を落すと鋭い痛みが走った。涙まで出る。
涙目でピエールを見ると、
「ばっか、急がなくていいんだよ、ゆっくり、な」
とウィンクをくれて、それが少しおかしくて気を抜いた瞬間。
――入った。
初めての合体。
それは特別気持ちよくもなくて、痛くて。
でも、ピエールと一つになれたんだと、そう思ったら嬉かった。
入ったらこういう時、きっと男の人は腰をガンガン振ったりして自分の欲望を充足させたいんだろうと思う。
なのに。ピエールは優しかった。
「ホラ、お前がそうやって怖い表情してっから入んなかったんだよ。笑ったら、入っただろ?」
といって私の緊張をほぐすようにキスをくれる。
どうしてこんなに優しいのかしら。
キスも、触れる手も、指も。
私をこんなに幸せにしてくれる。だから…私もなにかしたい。してあげたい。
458ピエール×クロエ:2005/11/08(火) 23:58:31 ID:ZZGnwrqz

「動いて、いいわ…」
少し躊躇って、それからゆっくりと動き出す腰。
最初は痛いだけだったけど、その内にだんだんと得体の知れない感覚が、身を巡り始める。
「…あっ」
思わず声が出て、手で口を塞ごうとしたけどピエールにそれを阻まれる。
「もっと、聞かせて……くれよ」
言われたから、という訳でもないけど、ピエールの動きに合わせて、あられもない声が上がる。
そう言うと他人事のようだけど…本当に本能というか、頭で考えるより先に声が出て、自分でもびっくりしながら、
次第に、ピエールのくれる快感に夢中になっていった。
だんだんと抽挿の間隔が短くなり与えられる快感に耐えられなくなった頃、私の中で何かが弾けた。
ピエールの苦しげな呻き声。
腿の内側をとろりとした液体が伝う。
「…あ」
そのまま、ピエールに重なるように倒れこむ。
荒い息をつきながら、気持ちは、快感と満足感でいっぱいだった。
ピエールの胸にそっと手を這わせるとピエールは髪を撫でてくれた。
「クロエ、可愛かったぜ」
そう言って抱きしめられる。
髪の毛もボロボロで、涎も垂らして、汗だってかいて汚いのに、そう言ってくれて、なんだか涙が出そうだった。
初めてを、この男にあげられてよかったと素直に思う。
たとえ、ピエールの胸に、他の女性が住んでいても、私は、この男を好きだから。
459ピエール×クロエ:2005/11/08(火) 23:59:32 ID:ZZGnwrqz

ピエールが合体依存症になったあの日。
彼の初恋の人は結婚したという。
次々と投入されては倒れて行くエレメント達。
最後に出たのはピエールだった。
彼女も助けて、祝福の鐘も鳴らして。
素敵だった。
他の女性の為に戦っていても。
――でも私は知ってる。
彼の部屋にまだ、彼女の、エスペランサの写真が飾ってあること。
初恋の人だもの。
すぐには忘れられない。
でも、いいの。
今日、一つになれたから。
460ピエール×クロエ:2005/11/09(水) 00:00:34 ID:ZZGnwrqz

**

あの、日からしばらくしたある日。
私の元にピエールがやってきた。
一度くらい関係をもったからって、彼女面なんて出来ない。
だから私は出来るだけ、いつも通り振舞うことに決めている。
それなのに、ピエールは私の元を離れようとしない。
「ねぇ、クロエちゃん、俺、また、なりそうなんだよね」
少しだけ真剣な表情で、おちゃらけたようにピエールが言う。
「え?」
振り向くと爽やかに笑って小さな小さな声で言った。
「合体依存症。君との合体が…あんまりにも気持ちよかったもんで」
な、何を…!
「という訳で、今夜あたり、またどう?」
合体したい、合体したい、合体したい合体したい合体、合体させてくれえェ!…なんて。
私の耳元で小さな声で囁くピエール。
そう言えば、あの日のことで私も一つだけ聞いてみたい事があったのだ。
「ねえ、一つだけ教えてくれたら考えてもいいわ」
「はいはい?」
にかっと嬉しそうに笑うピエール。
この笑顔には…ちょっと弱い。
「この間、私がずっと上だったのはどうして?」
聞こえるか聞こえないかほどの小さな声で聞く。多分、顔は真っ赤だろう。
だって、女性は普通、下だって、言うから。
「なんだ。そんな事気にしてたの?」
そういってピエールは笑うと
「寝たらさー毛布あっても背中痛かったから、クロエを下にはさせらんないなーと思って。お・わ・か・り?」
そのまま私の頬に口付ける。
遠くにいたクルトが雑誌を破る音が聞こえた。
ええと、その。それは…少しは期待しても、いいって事かしら?
「……その気になったら、ね」
内心の動揺を悟られないようにピエールから距離を取り、歩く。
ちょっとだけ、浮かれてるかもしれない。


そしてピエールの部屋の写真立てにクロエの写真が入ったものが増えるのはもう少し、先の話。
461名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 00:02:22 ID:Pf2pWc51


っていれるのまた忘れたw
見てくれて人乙。

>450
支援d!
462名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 00:02:35 ID:Zdfg3R0P
ピエクロ、グッジョォォォォォブ!!
ク、クロエめちゃくちゃかわええ・・・
ピエール、めちゃくちゃ男前・・・
463名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 01:02:43 ID:CJPgv6nD
お、神降臨は久々ですな。乙
464名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 01:29:45 ID:NUAQ7feR
GJ ! クルト雑誌を破るって・・・ワロタ
健康的であんまいやらしくないところが彼女らしくて良かったよ
465名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 02:28:26 ID:pqk6lpwo
GJ!
クロエが可愛くていいよいいよ〜!
ピエールなにげにいい男でいいよいいよ〜!
466名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 13:38:21 ID:wZwVFTM9
キター!!
ハァハァ乙乙!!
467名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 22:10:34 ID:aeZIPkuI
神キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
GJ!エロ萌えしました、ゴチ
468名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 23:57:43 ID:vYT1MTkr
何が一番萌えたかってクルちゃんが雑誌びりっとやっちゃったことだなんて
内緒だ、口が裂けても言わん。

乙ですた!
469名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 00:31:56 ID:o0GamQeP
お、結構スレに人いるんだな
470名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 15:46:43 ID:gHJaBrma
すみません自演しました。反省してます。くると
471名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 22:06:20 ID:Hx6tmzs8
>470お前>468か!w
名前覚えてくれてる人いてよかったね、としか思わなかったよー
ピエクロクルの関係が好きだ。
472名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 00:56:17 ID:46VGlHkw
ごめんなさい、姉さんの秘事を知って動揺のあまり。
でも>>468は僕ではないとだけ言っておきます。
正直、>>468を見て自分の名前を思い出しました。
473名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 14:42:29 ID:ZKAgU5AY
おっ、クルトとは関係無いけど468って智翅って読めるね
474名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 23:38:49 ID:bZYsr1De
GJ!!!!!
なんか、めちゃくちゃクロエかわえぇ・・・
ピエールも良い感じだ!!
475名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 21:27:50 ID:ITdvMAIs
ねーねー、こんな勢いでクルクロが読みたいでつ
476名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 18:58:22 ID:6JPHqRhp
\\   一  万  年  と  二  千  年  前  か  ら  愛  し  て  る //
  \\  八 千 年 過 ぎ た 頃 か ら も っ と 恋 し く な っ た     //
   \\   一  億  と  二  千  年  後  も  愛  し  て  る   //
         ∩.       ∩.       ∩.       ∩.       ∩.     ∩.  
     ( ゚д゚ )彡   ( ゚д゚ )彡   ( ゚д゚ )彡    ( ゚д゚ )彡    ( ゚д゚ )彡   ( ゚д゚ )彡 
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   し ⌒J.    し ⌒J.    し ⌒J.    し ⌒J.   し ⌒J.    し ⌒J.    し ⌒J
477名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 23:57:05 ID:nkiTz/zA
>>217-221の続きっぽい気がするようなしないような)
>>361はいつになったら降臨するんだyp…orz)


 「う゛〜〜……トイレ、トイレ……」
今トイレを求めて可能な限り全力疾走――亀よりは速いかな――している私は、地球防衛機構ディーバに所属するごく一般的な女の子。
強いて違うところをあげるとすれば、左腕に翅があるってことかナー。
「……なんて、どっかの漫画みたいなことを考えてる余裕ないのよね……あ痛たた」
下腹部の鈍痛に眉をしかめ、シルヴィアは廊下にしゃがみこんだ。
2年前に初潮が来て以来、定期的に訪れる痛みは他の女性エレメントと比べて軽いほうだったのだが、
ここ最近は以前の10倍ほど痛みが増し、痛む期間も長くなっている。ような気がする。
(絶対アポロのせいよ! あんなケダモノが近くにいるから、そのストレスが原因でこんなに痛むんだわ!)
思うように動かせない体に苛立ちつつ、壁に左手をついてゆっくりと立ち上がる。
その手が壁をしっかり掴み、指が壁の中にメリメリと沈んでいくが、彼女は全く意に介していない。
「早くトイレに行かなきゃ……。誰か来たら痛み止めも貰わないと……」
「痛み止め、って何のだ?」
「っぎゃーーーっっ!!! ……ぁ痛ったぁ〜……」
天窓から逆さまに現れたアポロを見て、自分の体のことも忘れて絶叫してしまう。
そんなシルヴィアの様子に気づかずアポロは軽く眉をひそめた。
「お前さ、一応女なんだから、叫ぶにしてももうちょっとマトモな声を出せよ。どっかの神話獣かっての」
「っるさいわね……。あんたがいきなり出てくるからでしょ。いいから早くどいてよ」
「へっ! お前が避ければいいだろ?」
「今日はちょっとでも動きたくないのよ……」
「……ん?」
ようやくシルヴィアが常態でないことに気づいたアポロは、さらに眉をしかめて鼻をひくつかせる。
「……なぁ、お前どっか怪我でもしてんのか?」
「え? 怪我なんてしてないわよ」
「だって、お前から血の臭いがす」
「わーーーーっっ!!! それ以上言っちゃダメッッ!!!」
鈍痛にも構わず再び大声をあげ、右手でアポロの口を塞ぐ……つもりが、勢いよく顔面に張り手を喰らわせた。
478名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 23:57:46 ID:nkiTz/zA
「いっへーな! ひははんああろ!(いってーな! 舌噛んだだろ!)」
「あんたがバカなこと言いだすからよ! 本ッ当デリカシーのかけらもないんだから!」
「あらあんえひおいおいすうんあお?(なら何で血の臭いするんだよ?)」
「そっ、それは……っ」
言いかけて、シルヴィアは慌てて口を塞ぐ。
(こ、これってこの前と同じパターンじゃない! 慎重に答えないと……)
「…………そっ、それはね、さっきまで厨房にいたからよ! お兄様に手作りの料理を食べてもらいたくて……」
「俺、さっきまで厨房にいたんだけど」
「えっ?」
シルヴィアは目を丸くする。
「あそこにゃ丸々と太った鼠がよく出るからな。野良と違って脂がのってて美味いんだぜ!」
「そ、そう……」
引きつった愛想笑いを浮かべ、シルヴィアは必死に思考をめぐらせた。
「でも、厨房にお前がいたにおいは全然無かったし、よく掃除してっから血の臭いだってほとんどねーぞ?」
「あ、えーっと、……そう! 厨房じゃなくって、庭園に怪我をした小鳥がいて、その手当てを……」
「鳥の臭いもしねーんだけど」
「じゃぁ怪我をした子猫が……」
「猫の臭いも犬の臭いも、ついでに馬とか鹿とか猿の臭いだってしてねーよ。
 それともお前の血って象の臭いでもすんのか? 象の臭いは嗅いだことねーからなぁ」
「違うわよ!!! じゃぁ、じゃぁ……えっと……」
次第に俯きだすシルヴィアの顔をチラッと覗き込み、
「ぃよっと!」
「きゃぁっ!! なっ、何するのよっ!!」
シルヴィアを横抱き――通称お姫様抱っこ――にすると、勢いよく駆け出した。
「ちょっ、下ろして! お兄様に見られたらどうすんのよっ!!」
「っるせーなぁ。お前怪我してんだろ? 医務室に運んでやっから大人しくしてろって」
「違うのっ! 怪我じゃないから! お願いっ!!」
「耳元で怒鳴るな! あんまジタバタしてっと傷口が開くぞ!」
「だから違うんだってばぁ!」
479名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 23:58:17 ID:nkiTz/zA
「二人とも、廊下で騒ぐんじゃないっ!」
アポロの首に腕を回しつつ、泣きそうな気持ちになりながら必死で抵抗するシルヴィアのもとに
ようやく救いの女神が現れた。
「……なんて、ジェロームがいたら怒られちゃうわよ?」
科学誌を数冊手に、ソフィアはいたずらっぽく微笑んだ。
「それで、騒ぎの原因は何かしら?」
「こいつが怪我してんのにぎゃーぎゃー騒ぐから、医務室に運んでやろうとしたんだよ」
「だから、私は怪我なんてしてないんだってば!」
「じゃぁ、どうして血の臭いがすんだよ?」
「そっ……それは、その……えっと……」
チラチラとソフィアを盗み見て救援を要請するものの、どうやらまだ気づいてくれないらしい。
「……お前、よく見たら顔もわりーじゃん」
「なんですってぇっっ!!」
「じゃなくて、顔色もあんま良くねーじゃん。さっきなんかかなり血の気がひいてたし」
「あんたのおかげで血圧が上がったのよ……」
頬を引きつらせつつ、左手に念力を込める。
「とにかく、あんたはさっさと私を下ろしてあっちに行ってよ! あんたがいると困るのっ!」
「はぁ? 何がどーして困るんだよ」
「まぁまぁ、ケンカなら後でもできるでしょ?」
「へいへいわかりましたよーっと」
ようやく事情を飲み込んだソフィアの仲裁で、アポロは医務室へと足を向けた。
480名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 23:59:33 ID:nkiTz/zA
痛み止めの薬を飲み、ベッドに横になっただけのシルヴィアを見てアポロは首をかしげた。
「なんで血ぃ止めねーんだ? ちゃんと止血しねーと治るもんも治らなくねーか?」
「これでいいのよ」
笑いをこらえきれないのか、クスクス笑いながらソフィアは隣室のソファに腰を下ろす。
アポロも彼女の向かいに座り、差し出されたスポーツドリンクを一気に飲み干した。
「んじゃ、なんでほっとくんだ?」
「そうねぇ……。アポロ、動物の出産って見たことある?」
(えぇぇぇっっ!? いきなりそこからっ!?)
耳をそばだてていたシルヴィアは慌てて体を起こす。が、忘れていた痛みがぶり返しすぐにまた横たわった。
「んー、野良犬のなら見たことあるぞ。バロンと手伝ったんだけど、赤ん坊のほとんどは寒さでやられちまった」
「なら話が早いわ。女の子はね、いつかお母さんになるための予行練習をしなきゃならないのよ」
(やめてぇぇっっ!! そんな言い方したら、また変な好奇心出しちゃうじゃない!!)
「予行練習?」
「そう。お腹の中から赤ちゃんが出る時って、とっても痛いし血もいっぱい出るの。
 だから、いつか来るその時のために文字どおり血を流して練習しなきゃならないのよ」
「へ〜……。あのじゃじゃ馬姫が、母親になる練習ねぇ……」
(じゃじゃ馬は余計よっ!)
「アポロが嗅いだ血の臭いも、その練習で出たものなの。怪我とは違うから安心なさい」
シルヴィアにも聞かせるため、「安心なさい」という部分をわざと強調してから微笑んだ。
「でもね、女の子は影で練習してるところを男の子に知られたくないの。だから、他の人に言っちゃダメよ?」
「なんで知られたくないんだ?」
「心配させちゃうからよ。貴方も、シルヴィアが怪我したと思って心配してたじゃない」
ソフィアはさらに微笑み、アポロの額を軽くつついた。
つつかれたアポロだけでなく、シルヴィアの顔も見る見る赤くなっていく。
「ししし心配なんてこっここれっぽっちもしてねーっ!! おっ、俺、メシ食いに行くからなっ!」
481名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 00:00:34 ID:nkiTz/zA
四足で部屋を飛び出すアポロを見送り、ソフィアは隣室へと声をかけた。
「……こんな感じでどうかしら?」
「……その、誤魔化してくれてありがとうございます……」
隣室に入り、シルヴィアの顔を覗き込む。
「あら、誤魔化したなんて心外ね。嘘は言ってないわよ?」
「そうですけど……」
「アポロの性知識は小さな子と同じくらいだから、このくらいでいいのよ。
 安心したなら仮眠を取りなさい。司令には出撃できない事を私から言っておくから」
「はいっ! ……本当にありがとうございました」
痛み止めも効いてきたのか、すぐにシルヴィアの安らかな寝息が響き渡る。
ソフィアは彼女の枕元に薬やゼリー飲料などを置くと、そっと部屋を出ていった。


「アポロには後日、実地で性教育を施そうかしら……フフッ」


(CSで16話見てアポ汁版お姫様抱っこがしたくて生理ネタに混ぜた。反省する気はない)
(年上女×年下男は大好物ですが何か?)
(でも本番自力で書くのはテラムリス)
482名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 01:04:33 ID:wbbJ2jOT
>>481
GJ ! いいねぇ。

>年上女×年下男好きなら
よかったらソフィア×アポロ書いてくれ
483名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 02:28:12 ID:7eI2CSV0
おいおいヤマ●゙ュンかよw
と思わせてネ申キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !!
GJGJ!ソフィア×アポロもイイ!待ってる待ってる!
484名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 05:07:27 ID:jm9x2Y30
ソフィアポに期待するから、挽回してくれ。
485360:2005/11/17(木) 05:42:01 ID:/NnXjUzT
自分が何気なく書き込んだ生理ネタからこんなにも萌えな文を投下して下さるなんて・・・
>>477-481
超GJです!朝から良い物読ませて頂きました(´Д`*)
486名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 22:58:32 ID:OHs/HCCY
>484
21歳以上ならもうちょっと言い方ってもんを考えような。

職人さん乙!
ただ生理ネタとかはちょっと人選ぶと思うので
出来れば投下前に告知があるとよかったかな。
487名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 23:13:12 ID:pHfSp3Ph
>>486
477の2行目で予告したつもりだったし生臭さも抑えたつもりでいたけど
どうみてもヤ●ジュンネタで生臭さ倍増です
申し訳ありませんでしたorz



ソフィア×アポロは脳内で独り楽しむんでよろw
488名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 23:48:13 ID:u8u8K3/f
>>361
生理ネタOKだから降りといで〜
489名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 02:39:43 ID:JB9bnVBj
>>484じゃないけど、ちょーっと今回は辛かったかな。
>>360くらいの数行ならいいんだけど、できれば
>>477は投下する前に、ちゃんと1レス使って
まっとうな予告をしてほしかった。

ま、もうガタガタ言わずにROMに戻ります。
>>487乙ですた
490名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 03:20:59 ID:k7cBq/FZ
489が一理ある件について
491シリウス×麗花:2005/11/18(金) 20:00:29 ID:l3Wki+pK
尻麗っぽい何かを投下。
中盤ちょい雰囲気うほっぽいかも(トーマと尻)手すら繋がんが。
お兄様の心情を綴って行く感じなので電波について来れる奴だけ頑張れ。
エロなし。
お兄様主体だしこっちに投下させてほしい。
だめぽならスルーで。
>436いつまでも待ってるからなwバカップルは任せた。
492シリウス×麗花:2005/11/18(金) 20:00:49 ID:l3Wki+pK
私は、旧アリシア王国の第一子として生を受けた。
アリシア王家は一万二千年前の天翅、太陽の翼・アポロニアスと
人間の戦士、セリアンの血に連なる家系である。
身の内に印を持ち、それ故に他者と隔絶して生きてきた。

太陽の翼の転生体として王国の再興の期待を受けた私は――何も思い出せなかった。
私の妹として生まれたシルヴィアは、セリアンの過去生を覚えていた。
その事が、私と、国王、母上を追い詰めた。
どうしてアポロニアスの記憶は私に現われないのか。

太陽の翼でない私に価値などないのに。
493シリウス×麗花:2005/11/18(金) 20:02:24 ID:l3Wki+pK
私はディーヴァのエレメントスクールに入った。
妹のシルヴィアも一緒だ。
最初は、慣れない団体生活。
兄妹で居る事が多かった。
その内、シルヴィアは戦いや生活を通して、人間に溶け込んでいった。
もう、私が居なくても、大丈夫。

私にもそれなりに仲の良いものは出来た。
紅麗花とグレン・アンダーソン。
グレンは初の実践で負傷し、療養中だ。
麗花は――そうだな。
最初は罠避けにした事もあったが、私自身、心の矢の訓練などで助けれらたこともある。
494シリウス×麗花:2005/11/18(金) 20:03:13 ID:l3Wki+pK
しかし安心、停滞と反比例して膨れあがる、ディーヴァの中での異物としての自分。
他者とは交わり得ないという感覚。
私は、何者だ?
私は――シリウス・ド・アリシア。
アリシア王家の者。
太陽の翼の血を引くもの。
アポロニアスの転生体。
そう、である…筈なのに。
私の居場所は、一体どこなのだろう…?
495シリウス×麗花:2005/11/18(金) 20:03:48 ID:l3Wki+pK
その答えは、向こうからやってきた。
堕天翅。
いや――天翅だ。
美しく、私を揺さぶるもの。
私の、求めていたものはこれだったのか!

しかし一方で私をひきとめるものもあった。
麗花。
私は、手を伸ばした。
翅の生えた、腕を。
麗花は、翅を見て手を……

もう、迷いはない。
496シリウス×麗花:2005/11/18(金) 20:04:11 ID:l3Wki+pK
私は、私の意思でアトランディアへ。
翼咲き初めし都へ上がった。
ディーヴァのエレメントなど、最初から仲間ではなかった。違ったのだ。
私の居るべき場所はここだ。
一万二千年前から、太陽の翼を愛しつづけていた、頭翅様の、隣。
ここに居て、初めて、心が安らぐ気がする。
美しく、かぐわしい香気に満ち、心地よい楽の音が流れる、幽玄の世界。
天翅の口は卑しい翅なし共のように物を食べる為にではなく、ただ、美しい言葉を紡ぐ為にある。
なんと素晴らしい事だろう。
私は、幸せだ。

満たされる事がこんなにも心地よい事だなんて。
アトランディアでの生活に慣れた私の心に懸かるのは、翅なし共の間に残してきた妹の事。
シルヴィアは、元気で居るだろうか。それに、…いや。
こんな私を、頭翅様は気に掛けて下さった。
「君の妹も招待するといい」
なんと、お優しい…!
この方は強く、美しいだけでなく、優しさも兼ね備えた、本当に、素晴らしい方だ。
アポロニアスの記憶は未だ思い出せないが、そんなことは、もう、どうでもいい。
497シリウス×麗花:2005/11/18(金) 20:04:32 ID:l3Wki+pK
結論から言うと、シルヴィアは私の誘いを断った。
翅のない手は、愛する人と繋ぐ為に、あるのだと。
私ではない、人間の手を取った。
アポロ…どこまでも私の邪魔をする。
498シリウス×麗花:2005/11/18(金) 20:04:57 ID:l3Wki+pK
シルヴィアをアトランディアに迎え入れた。
それなのに、どうして解ろうとしないのだろう。
天翅の素晴らしさを。
すべては、あの翅なし共の、アポロのせいだ。
私が直々に引導を渡し、妹の目を醒まさせてやらなければ。
499シリウス×麗花:2005/11/18(金) 20:05:22 ID:l3Wki+pK

戦いの最中に、記憶がフラッシュバックする。
『アポロニアス――!』
なん、だと…?叫んでいたのは私だった。
シルヴィアの前で音翅様が言う。
「セリアンの魂は二つに分かれ、一つはお前に、もう一つはお前の兄に」
私が、セリアン…?
一万二千年前、アポロニアスを誑かし、天翅を滅亡へ追いやった、翅なしの女。
私がその、生まれ変わり、転生体、だと?
「私は、太陽の翼ではなかったのですか…!」
悲痛な思いで、叫ぶ。
「お前が…?」

振向いた頭翅様は壮絶なまでに美しい。
手が、離れてしまった。
500シリウス×麗花:2005/11/18(金) 20:05:51 ID:l3Wki+pK
一度。繋がった、と思った。
手の中にあった全てを失ってもあなたの、頭翅様の手を取ろうと。
しかし、違った。
私はただの駒だったのだ。
あの方と太陽の翼の為の。
――復讐の。
愛されている、と。
私を必要としてくれている、と。
そう、思ったのは、夢、だったのですね。
私が見たがった夢。
それを見抜けなかった、私の未熟さが私を滅ぼした。
ただそれだけのこと。
501シリウス×麗花:2005/11/18(金) 20:06:36 ID:l3Wki+pK
そう、か。
アポロニアスの記憶なんて、現われないはずだ。
最初から何もかも、間違っていたのだから。

アポロ…私はお前が羨ましかった。
嫉妬していたのだよ。
シルヴィアに愛され、頭翅様に目を掛けられ、太陽の翼として、扱われ。
出来るならば、シルヴィアを――頼む。

翅が、散る。
翅が散って行く。

――私の手の先には、誰が、居るのだろう?
誰も。
誰も、いない。
ただ、そこに闇があるだけ。
502シリウス×麗花:2005/11/18(金) 20:07:06 ID:l3Wki+pK
「シリウス!」

闇を裂いて声が聞こえた。
「創聖、合体……?」
ケルビムと合体していた私のマーズと、アポロのソーラー、麗花の、ルナ。
気が付いたら合体していた。

創聖の光が、傷を、癒していく。
それでも傷が、痛む。
思わず声を上げる。
「シリウス!」
私を、呼ぶ声。
この私の身を……案じてくれているのか。

君を、君達を裏切ったのに。

君の手を離してしまったのに。

もう1度。
あの時、繋げなかった手を…
今でもまだ間に合うだろうか。
君と、繋ぎたい。

例えこの命が果てる前の一瞬だけだとしても。
503シリウス×麗花:2005/11/18(金) 20:07:41 ID:l3Wki+pK
全てが終り、眠りにつく前に…
初めて、合体した時の事を思いだした。
「これが、機械天使アクエリオンの光…」

来るべき新世界の予感。
1万本の白い薔薇に包まれて、愛しき人と朝を迎える。
香しき光。
この世のものとは思えない楽園の光を。
初めての合体の時に。

あの光。

愛しき、人と。

麗花。
最後に、君と合体できてよかった。
体は結ばれることはなかったが、もっとずっと深い所で君と繋がっている。
そう、信じている。

私は、君と離れ離れになるが、君の生きる世界を護ろう。その礎となろう。

だから…今度生まれ変わったら、君の手を取りたい。
答えは、一万二千年後に。
504名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 20:08:49 ID:l3Wki+pK




ごめんいつも入れ忘れる。
見てくれた人乙です。
505名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 20:15:33 ID:37M1H1LP
>>491-504
乙!何か感動したよ
506名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 20:53:12 ID:HXGKjMRZ
>>491-504
乙!
お兄様らしい電波に、いい意味で酔ったよw

ところで、自分は>>436だけど、SSは実は
麗花スレの686-688に投下ずみだ。
こっちでもアナウンスしておけばよかったね、ごめん。
507名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 21:55:22 ID:7U1r3iwO
触手、か……
508名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 23:20:45 ID:StqftklZ
電波お兄さま乙!切ない…。
509名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 00:22:21 ID:+JtxkpYM
>>507
510名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 02:00:09 ID:7FlK3jmr
>>491-504
GJ!一万二千年後を待ってるよ、お兄さまw

>>507
もしかすると眉翅の件で誤爆してないか?w
それともエロオトメの誤爆ですか?

もしかしたら、アポ汁とかクルクロで触手をという提案ですか?
511名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 09:11:14 ID:dJ5QXZxe
>>509-510
お前らコンプリート買えてないんだな(ノ∀`)

ヒント:スーライム
512名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 10:37:51 ID:odj5YOiN
コンプリート買えてないんだなって・・・
理由があって手に入れられない人の事とか、ちょっとは考えたらどう?
513名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 21:26:36 ID:pQBCOJ37
アクエリオンに乗った時に出てくる緑色のゲルが人工生命体の触手で、
オーラに反応して合体がさらに気持ちよくなるっていう文があったんだよ


コンプ読んで小ネタ浮かんだけど投下しないほうがよさそうだね
514名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 22:12:14 ID:xg3SjmNI
スーライムの話はコンプリートだけじゃなくって
たしかDVD4巻の特典にもあったと思うんだけど

>>513
自分は小ネタ熱烈キボンヌ
515名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 22:13:40 ID:A1aC1Pkq
自分も微妙な気持ちになった鴨。
ファン必携だが、発売日すぐ買うこと前提で言われても…。
ネタバレは歓迎だけど、そういう言い方はどうかと。

というわけで、ここは自重してください(´・ω・`)
516名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 22:34:28 ID:kbQFgUe1
>買えてないんだな(ノ∀`)
ここが良くない。言いたいことはわかるし責める気なかったが、
>投下しないほうがよさそうだね
っていう誘い受けが重ねて良くない。

21禁なのに、なんか時々池沼が湧くなあ…orz
517名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 23:24:52 ID:liPKoj7b
なんだかなぁ。今回はそこまで大騒ぎするようなことかな。

人のSSをいたずらにけなす人がたまにいるのは気になるけど。
自分が気に入らなかったらスルーが基本。
気にくわないからって叩いてたら、ますます職人さんも投下しづらくなって
SSを読める機会が減ってしまう事になるんだから悪循環ですよ。

>>513
自分も小ネタきぼんぬ。

518名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 23:43:26 ID:wrj3H7m1
>>517
確かに騒ぐほどではないと思いつつ、>>516に大体同意。

こういう意見もスルーすればいいってことなんだよね。
調子に乗った口調もスルーしなきゃいけない、と。

>>511>>513 気分を害してたらスマソ
というか害してると思うが、正直な気持ちを書いた。ゴメソ
小ネタはできれば拝読したいんで、気が向いたらお願いします
519名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 00:09:52 ID:ILJjQQQI
空気読まずに
>506
ネ申キタワァ*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゚゚・*
あっちのスレで話流れてるからこっちで申し訳ないがGJGJ!!!!!!!テラモエス
ありがとうございました!気持ち的にはここでの投下でもおk!みたいな。
麗花スレ2個あるって自分が知らなかっただけでお手数お掛けして申し訳なかった。
長文ウザでスマソ
520名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 00:22:57 ID:Td+UZlnZ
>>519
エロスレじゃないほうのスレに投下されたんだよな。
シリ麗。
521名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 00:56:20 ID:LDenjMmP
(J( 'ー`)し ごめんね。おかあさんくうきよまなくてごめんね)
(ジュンつぐに挑戦してみたものの、どう見ても設定捏造です。本当にありがとうございました)
(相変わらずエロがない理由はラスト)
522名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 00:56:50 ID:LDenjMmP
「う、ん……」
(これはシーツ、これは枕、ここはベッド……ここは、私の部屋?)
暖かな闇の中から、暖かな光の中へと覚醒していく。
(あれ、私……)
ゆっくり目を開くと、部屋の中は明るく、窓の外には青い空が広がっている。
「おはよう、つぐみさん」
「あ、おはようジュン君」
「ミネラルウォーターとお茶があるけど、どっち飲む?」
「じゃぁ、お茶にしよっかな……って何でジュン君が私の部屋にいるの!?
 麗花先輩は!? アクエリオンは!? みんなはどうなったのっ!?」
「うわっ! こぼれるっ!」
寝ぼけ眼をこすっていたかと思ったら、勢いこんでジュンにくってかかる。
ジュンはサイドテーブルにポットとティーカップを置くと、ずり下がった眼鏡を直して椅子に座った。
視線はつぐみにではなく、何故か枕に向けられているが、つぐみの眼鏡のレンズは割れてしまったため彼女にはジュンの視線がよく見えていなかった。
「麗花先輩とピエール先輩、それに単独テレポートしたリーナさんは強攻型アクエリオンに乗って勝ったよ。シルヴィアさんも無事だって。
 神話獣にプラント化されたクロエ先輩やジェローム副司令からはえてた植物は消えたし、アトランディアにさらわれていた人達も、弱ってる人もいるけどほとんどは大丈夫みたい。
 ただ、アポロとシリウス先輩が……」
「どうなったの!?」
ジュンの視線が枕から床に向けられる。
「……ベクタールナを乗っ取った堕天翅を追って生命の樹の地下に行ってから、どうなったかが分からないんだ。
 映像も音声もこっちに届かなくって……」
「そんな、まさか……っ」
つぐみは大きく目を見開いて口を覆った。ジュンは慌てて顔を上げる。
「でっ、でもっ、地球の大規模な地殻変動や異常気象は止んだし、きっと二人がなんとかしてくれたんだよっ!
 まだ詳しい報告が来てないだけだし、すぐに『腹減った!』とか『薔薇の手入れをしないと……』なんて言いながら帰ってくるよ! もちろん、麗花先輩達も一緒でね」
「……そう、よね。アポロ君ってすぐお腹がすくみたいだし、シリウス先輩の薔薇園もだいぶ弱っちゃってるし……。シリウス先輩、怒るだろうなぁ……」
うっすらと滲む涙をぬぐって微笑む。
「……ありがとう、ジュン君」
「えっ、なっ、何が?」
「わたしが起きるまで、ずっと傍にいてくれたんでしょ?」
つぐみは眼鏡をしていないため、ジュンがどんな表情をしているかはよく見えない。
だが、頬が赤くなったことはぼやけた視界の中でも分かった。
「いやっ、その、お、女の子の部屋に無断で入っちゃってゴメン!
 あ、でも、この部屋に運んだ時はソフィアさんも一緒だったし、クルト先輩と担架で運んだし、ソフィアさんがパジャマを着せてる間は部屋から出てたからっ!
 じゃ、僕はこれでっ!」
「待ってジュン君!」
慌てて立ち上がるジュンの腕を掴む。
523名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 00:57:36 ID:LDenjMmP
「えっと、もうそろそろ報告が来るかもしれないし、麗花先輩達だって戻ってくる頃」
「どうしてジュン君、わたしの目を見てくれないの?」
つぐみはジュンの目がはっきりと見える程に顔を近づけさせる。
「そ、それは……その、つぐみさんのパジャマ姿が目の毒で……」
「誤魔化さないでっ! ジュン君、何かわたしに言いたいこととか、隠してることとかない?
 それがあるから一緒にいてくれたんでしょ?」
「……つぐみさん……」
ようやくつぐみの顔を見たジュンは、時間をかけて椅子に座りなおした。
座ってからもしばらく貧乏ゆすりをしたり、手をすり合わせたりと落ち着いた様子を見せない。
が、何度か深呼吸を繰り返し、今度はしっかりと視線を合わせる。
「……つぐみさん。つぐみさんがアトランディアへのゲートを開いた時に言ってたこと、覚えてますか?」
「えっと……『私は、人間が大好きだーっ』?」
「その前です」
「その前?」

『私、先輩のことが……どんなに辛いことがあっても負けない、真っ直ぐな先輩が、大好きです!』

「やだ、聞いてたの!? はっ、恥ずか……っ!」
つぐみの心音が激しくなる。
「つぐみさん待ってっ! まだ続きがあるんだっ!」
「つづき?」
どこかうっとりした顔でつぐみは問いかけた。ジュンはつぐみの鼓動が落ち着くのを待ってから言葉を続ける。
「……あれで分かったんです。つぐみさんの本当に好きな人が……」
「え?」
自嘲的な笑みを浮かべ、ジュンは再び床に視線を向けた。
「正直、ショックでしたけどね。でも、曖昧な言葉をかけられる前に、つぐみさんの中の順位がハッキリ判ってよかったです」
「……え、ちょっと待っ……」
「ネットで検索して、どんな言葉にしようか考えたりもしてたんですけど……」
「待ってよジュン君!」
「僕は未成年だからやけ酒は無理ですけど、やけチョコボンボンでもしようかな、って……」
「待ってってば!!」
つぐみはジュンの顔を両手で掴み、一気に引き寄せた。
「ジュン君のほうこそ、曖昧な言葉で誤魔化してる! ちゃんとハッキリ言ってよ!」
「だって、好きな子に振られたのにカッコ悪いじゃないか!!」
「わたし、まだ『好き』って言われてないっっ!!」
「言う前に振られたんだからしょうがないだろ!!」
「言われてないのにどうやって振るのよっ!!」
「言ってたじゃないか! 麗花先輩のことが好きだって!!」
「麗花先輩のことは大好きだけど、ジュン君のことだって大好きなんだから!!!」
「へ?」
間抜けな顔で固まったジュンに、つぐみはさらに怒鳴りつける。
「わたしが初めての合体をした時、ジュン君、わたしのことを怖がったりしなかった!
 わたしの嫌な力のことを知っても、嫌がらずに合体してくれた! 支えてくれた!
 麗花先輩のことは大好きよ。でも、ジュン君だって……ッッ!!!」
つぐみがようやく自分の発言内容に気づいた瞬間、室内に凄まじい爆音が響き渡った。
524名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 00:59:43 ID:LDenjMmP
ジュンが意識を取り戻した頃には、既に夕陽が空を支配していた。
手探りで眼鏡を探したが、フレームは歪み、レンズも粉々になっている。
「新しいの買わなきゃな……」
「お揃いになっちゃったね、眼鏡。今度、一緒に買いに行こ?」
「分かりました、つぐみさ……ってうわぁぁぁっっ!!!」
つぐみに顔を覗かれ、ようやくジュンは膝枕されている自分に気がつき慌てて起き上がった。
二人とも何故か正座をして向き合う。
「……ごめんね、わたしのせいで……」
「つぐみさんのせいじゃないよ。僕が不用意なことを言ったから……」
「あのね、そのことなんだけど……」
つぐみはしばらく体をモジモジさせてから、揃えた指先を床につけ、
「さっきのわたしの言葉、無かったことにして! お願いっ!」
と言うと頭を下げた。
「……ぁぅ……」
へなへなと崩れ落ちるジュンに気づかず、つぐみは言葉を続ける。
「だって、麗花先輩にもジュン君にも、わたしが先に『好き』って言っちゃったんだもん!
 わたしだって、一度ぐらい誰かに好きって言われたくって……ジュン君!? ジュン君!!」
涙を流すジュンを必死で揺さぶるものの、気力体力共に限界を超えたジュンにつぐみの言葉が届くことはなかった。


つぐみの本心が正しく伝わってからが本当の試練になることを、ジュンはまだ知らない。



(とりあえずジュンを「告白」っていうスタートラインにつけたくてやった。反省する気は相変わらず無い)
(本当の試練=「好きです」の「す」の時点で爆発)
(つぐ麗にしろジュンつぐにしろ、セックルなんて到底無理かと。服を一枚脱ぐだけで爆発する予感w)
(無意識的な行動(この場合膝枕)なら爆破はないだろうし、ささやかな恩恵ってことで)
525名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 01:07:32 ID:B4ZTdEBv
どうみても萌えジュンつぐです。本当にありがとうございました。

ってわけで>>521-524乙!GJ!
526名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 09:03:42 ID:SDvTCauq
GJ!GJ!萌え
527名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 10:16:26 ID:adpZ5KVE
>>521-524
GJ!ネ申!
なんだか泣きそうになったよ。
初々しいジュンつぐに萌え!
528名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 21:47:03 ID:JZenjpoM
>>521-524
乙!グッジョブですネ申!
ジュンもつぐみのかわいい(*´д`*)
529名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 23:49:56 ID:N2Bx6vPm
hosyu
530名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 22:16:43 ID:63LYvgTp
ジュンつぐGJ!
やけチョコボンボンww
531名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 16:00:23 ID:2v50EoJ8
ほっ
532名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 18:37:02 ID:CzpNs15/
しゅ
533名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 18:22:23 ID:XvqKhYlL
863 :名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 16:13:03 ID:???
不動「好きなのを選びたまえ!!」

アポロ  無限チンポ  うねうね動く
シリウス ロングレンジペニス  鋭く子宮にあたっく
ピエール 灼熱のファイヤーティンポ  熱膨張で一気に巨大化で緩急をつける
ジュン  分析チンコ 平凡だが的確に相手のツボを尽き、感じさせる

866 :名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 18:05:15 ID:???
グレン 創聖の自爆テリンコ  自爆することで、相手を道連れにしてイかせる
GEN  神速マグナム  素早く粘膜を摩擦する
ジェローム フラワーティムポウ  時々花が咲く
クルト 運命の凸凹  姉さんの前でしか勃たない
534名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 21:42:29 ID:XRran7Cm
その中ならクルト一択
535名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 03:21:14 ID:2L9ucTiR
ジュンを選ばせてもらう
536名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 08:52:41 ID:kYQp9TY1
ここはジェロームを試したい
537名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 11:59:02 ID:P4A72bMD
このスレではヘタレ男が人気だな
538名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 16:17:50 ID:lBNG0ZyE
ジュンがいいでーす
539名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 18:08:08 ID:q9PXpfiE
ここはジュンじゃないか?
540名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 00:45:09 ID:OdcMMDVB
最近「もしモンジみたいに極小神話獣の攻撃で野郎キャラ(除GEN)が女体化したら
おっぱいの大小はどうなるか」っつー妄想が浮かんでは消える
541名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 00:52:02 ID:gb7QIrWE
>>540
それは禁断の女体化妄想か・・・。
じゃ俺は女キャラを皆男にしてチン(ry
542名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 21:09:16 ID:4eO91MSi
GENも女体化しろよw
543名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 00:01:16 ID:OdcMMDVB
>>542
中身が眉翅だと思うと蝶無理w



こっから女体化レス書くんで嫌いな人はあぼーんよろしく













アポロ:ノーブラ四足走行(乳チラあり)のおかげでお椀型おっぱい。Dカップ
シリウス:過去生とは逆にひんぬー。B寄りのAカップ
ピエール:ガタイのいい爆乳お姉さん。Fカップ
ジュン:巨乳だとまんまつぐみなのであえて普通サイズ。Cカップ
クルト:密かに姉より大きいと萌えるからEカップ
グレン:爽やか系スポーツ少女っぽいのでBカップ
544名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 13:48:33 ID:89jeBXyP
で、女性陣のカップのサイズはどれくらいなんだ?
545名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 14:31:46 ID:ZKSLg7DV
おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚ おっぱい!
546名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 23:04:44 ID:svPr3tPs
>>544
パッと見+希望も入るけど
シルヴィア:B寄りのCカップ
麗花:グレンの妄想@25話ではDカップw実際はCと見た
つぐみ:下手しなくてもFカップ
クロエ:断固Dカップ派
リーナ:11歳だしAカップが妥当かと
ソフィア:Eカップだとウレシス
547名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 00:35:46 ID:8BqAKoNX
つぐみさんはセリアンより大きいです!
548名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 06:59:44 ID:26MdKBiS
汁ってそんなにあったっけ?
ペタン子だと思ってた。
549名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 12:39:25 ID:8BqAKoNX
>>548
誰かの願望で倍に膨れた
550名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 14:14:36 ID:eh0hKbnq
正面画見る限りペタンコではないな。>汁
(リーナを除く)メインキャラの中では一番小さそうだけど。
551名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 16:44:35 ID:hpg81/tT
汁はAかBの75って感じ
552名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 18:33:47 ID:+c99/XLO
シルペタ
553名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 19:14:18 ID:xZiKBSOd
小さいことを気にしているのが萌える
554名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 23:46:41 ID:4Nu3+snJ
汁だったら70Aか65Bくらいじゃないかなあ細っこいから
555名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 10:31:31 ID:mRCPWHuv
65Bと見た
556名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 17:34:00 ID:WJ9mqo1y
投下まだー?
557名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 20:16:02 ID:I4XBMydF
>556
何の投下待ってるの?

シルはAで恥らってくれればいいw
558名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 20:37:58 ID:9NQH6aLb
17話のバストの話見ていると、
汁はどちらかっつーと、バストの小ささを恥らうよりも
なんとかしてボインになるわ!と色々豊胸術とか試してそう。

「揉んでもらったら大きくなるらしいの!ほらアポロ揉みなさいよ!」
とかってアポロに迫るとか。
559名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 23:33:16 ID:hpfoxXiu
自分でモミモミしてる所をだれかに見られて、
慌てふためいてる汁キボン。
見ちゃったのは、アポでも尻でもGENでもつぐみでも…誰でも良さげ。
560名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 01:15:02 ID:edtjkAz3
自分で揉むと大きくならないって言うから…揉みなさいよ!

とない胸を突き出すシル萌え
561名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 06:59:32 ID:9dtDbgOn
どうしたら大きくなるのかしら…
と、つぐみをストーキングする汁。
562名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 20:52:26 ID:zaYnZG0I
麗花も案外あるのよね、とストーキングする(ry
563名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 00:12:57 ID:UorLny7t
てゆーかソフィアさんも、とすt(ry
564名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 21:09:06 ID:dSKMXrcO
>>542
リーナコスを思い出してしまう・・・w
565名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 18:49:59 ID:8DlwAzkO
>>562
NGワード
566名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 19:49:40 ID:Y3Y8oqX0
別にそこまでしなくてもいいじゃないの?
567名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 20:36:48 ID:PC+bvysw
NGワードにされたレ○カワロスw
568名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 00:34:50 ID:2RTzaBn4
>>566
あっちはあっちでやりゃええ 新スレになったんだし
569名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 01:07:36 ID:frNo76Ug
NGワードなら専ブラで勝手に指定してくれ
別に続けて話してたわけじゃないしこれくらい構わないと思うけど
570名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 21:08:37 ID:+OOzo5PN
hosyu
571名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 19:23:26 ID:DTgqwgrc
>564
今更だがワロスw
572名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 10:05:40 ID:B3ZKs66I
ほしゅ
573名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 01:18:19 ID:vn1OUI6K
一挙放送終了保守
574名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 22:42:21 ID:Rz14+tH9
保守以外に何もないんだね、ここ。
575名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 23:33:49 ID:N4a9wQxm
ネタはあるけどオチが浮かばない
576名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 23:51:46 ID:/WH2nSio
書いたら誰かが続けてくれるかもよ。
577名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 23:51:17 ID:LpHASvSK
もういい
578 【豚】 【1016円】 :2006/01/01(日) 19:12:03 ID:A0TbJHDG
>>576
時間ができ次第自力で頑張ってみるよ
579名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 20:41:31 ID:ZGyVM/HX
そう。頑張ってね、豚さん
580名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 21:25:29 ID:hyHUuL8W
豚さんてヒドスw

>578
待ってるよノシ
581名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 23:28:30 ID:SJe1EwT3
保守
582名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 20:52:31 ID:sJ+y3cIB
揚げてみる
583名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 20:56:28 ID:C7Jk2Vpv
職人さんまだ?
584名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 23:32:42 ID:GRsYse3a
職人さんは地中で創聖合体していて戻ってきません。
ここも最早超過疎スレだな。
585名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 15:07:58 ID:i1KYW1oZ
体調不良で早退した自分が小ネタ投下。

アポシル

アポロが帰って来るまで…待ってるんだ。チビ子達と一緒に。
ふと、人の気配を感じて振り向く。
「アポ、ロ……?」
「よっ!」
                     出会えた〜♪
軽く手をあげて挨拶するアポロ。
「本当にアポロなの?!」
「おう」
どうしよう、本物…?
近寄って、確かめてみる。
                     奇跡にぃいぃい〜♪
「どんだけ心配させたと思ってんのよ!」
そのまま首根っこを捕まえる。
「ぐえっ!」
                     もう、息が止まりそうだよぉ〜♪
「ちょっ、シルヴィア、離せって!」
「心配したんだから!」
恥かしくて顔が見れない。
だって、アタシ…
「だからその怪力…!ぐあっ!」
586名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 17:14:47 ID:JRXFCPUs
吹いたw
587名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 00:32:07 ID:3KCwe6Iu
これは最終回後の話?
ちゃんとBGMが流れてるところにワロタ
が、最終回思い出したら急に切なくなってきた(´;ω;`)ウゥ
588名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 16:19:38 ID:rXi6UlGB
>585
ワロスww

>587
お前さん純粋だな
589名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 20:08:51 ID:9J7XqIiT
神こないなぁ
590名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 03:46:21 ID:yYMTsVw/
ジュンとつぐみがもし付き合ったら、
今までの反動で些細なことでも相手のことを意識しだしそうだなーと、
なんかふとそんな妄想が。
最初は手をつなぐだけでもお互いに顔赤くしたり。

「つぐみさん、そ、その……手、つないでもいいかな?」
「え……う、うん、いいよ」
「……」
「……」
(緊張のため二人とも沈黙)
591名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 06:44:26 ID:MieMr1K2
年末CSで13時間かけて一気に見たけど面白いねコレ!ヴァンパイア扱いされてたゴスロリ
の子がお気に入りだったりする
592名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 00:07:47 ID:NArhNI6b
 
593名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 09:22:14 ID:T8DMJGHM
ほしゅ
594名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 12:12:15 ID:rrg6JLHJ
おおおおおおおおおおおおおおおとはちゃあああああああああああん
595名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 21:02:30 ID:KMy7amj8
hosyu
596名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 09:33:08 ID:8SZG+mjt
保守
597名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 23:56:22 ID:Wr8RIn14
保守
598名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 20:55:37 ID:1kAQy3HH
定期的に保守は入るがネタはないのな
599名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 00:39:07 ID:txb2ppzU
何のために保守入れてるんだよ
600名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 15:45:09 ID:33iK5Ist
司令…
601名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 21:30:09 ID:NMPGYR+m
なに?
司令の指令で保守ってるの?w
オトハ×トーマとかいっそ読んでみたい。
602名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 02:21:36 ID:sfK1opa6
書き手のいないスレだし、
自分で書いてみたら。
過疎ってるから下手でも有り難がられるよ。
603名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 23:27:03 ID:5x+NO+Fb
ほしゅ
604名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 21:02:14 ID:KeumGL68
頭翅×音翅の百合は良くても、ニアス×トーマの
ガチホモなんざ死んでも認めません。

このスレの上の方であったトーマ♀説にハァハァしている
腐的な自分………
605名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 21:56:11 ID:P89npoaV
>頭翅×音翅の百合

ちょっとまてww
606名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 22:28:13 ID:fGYw3Lju
>>604
腐兄ktkrw

頭翅×音翅が百合になる=頭翅は女って認識なら
ニアス×頭翅は男×女ってことにならね?
607名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 22:42:43 ID:tId8n3qs

「トーマ様・・・」
「ふふふ・・・お前のそういう所が好きだよ・・・」

×
「トーマ・・・」
「アポロ二アス愛してる(はあと)」

こーゆーことか
608名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 21:55:22 ID:y49CvjhK
セリ→←ニアス←トマ←オトハ
永遠の方おも〜い〜♪
609名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 17:22:12 ID:dQlp8/qp
ちがぁう!
ニアス×トーマ(♀)にハァハァしてるってこった。
(リーナ×アポロも好きだけどね……ぐへへへ)
610名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 14:54:15 ID:eNc8Rwlt
トーマ女だったらなー
確かに最萌ランクだな、個人的に
音翅と双璧で


ちょいと質問いいかな。
シリウスが過去生の夢見てるSS
…があったとしたら女体化スレ行きですか?
611名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 16:12:01 ID:gYQ0vGBr
ここでいいんじゃないか?
気になるようなら誘導かけてくれ
612名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 21:06:08 ID:UOQM7Ae2
>>610
ここでいいと思う。つか、それだと、普通にアポセリの話になるんじゃ?
もしアポシリになったら、板違いになるかもしれないが。
613名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 00:25:11 ID:O8Y6f9Za
注意書きして投下
614610:2006/02/12(日) 17:53:15 ID:Dd/qiyDN
…書き上がってみないと分からない方向になってきたので
その時になったら考えます。まだ四分の一もあがってないし
ありがとね
615名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 21:08:10 ID:gxRbIiyI
>>610
がんばれ。シリウスもアポロニアスもセリアンも
みんな好きなので、楽しみにしてる。
616名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 23:47:04 ID:Bx5Y8Xj9
「ふぅ・・・(シルヴィア・・・・・・)」
「馨しき花々の香り・・・」
「吸い込む程に、我がむ」
「だああぁーチクショー!いい加減にしろっ!
 もうずっとやってんじゃねーか!」
「美しくない・・・人が詩をうたっているというのに、それを邪魔するなんて」
「まったく、品の無い・・・」
「知るか!もう寝ろ!」
「そうだな・・・寝るか」
「よし、私も寝るとしよう・・・んがんご」
「もう寝たのか・・・おやすみ3秒とはこのことをいうのだな
 ぐぅすか・・・」
「お前もじゃねぇか!
 まぁいいや、すぅー・・・(シルヴィア・・・会いてぇなあ
 一万二千年後まで待てねぇよ・・・・・・」


あの環境じゃ自慰も難しいだろうな・・・
617名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 01:14:41 ID:8suYWkrJ
>>616
(・∀・)イイ!!
こうみるとあの3人のなかではアポロが一番常識人ぽく見えるなw
618名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 23:59:49 ID:rdWvEnAj
(J( 'ー`)し ごめんね。おかあさんバレンタインのことわすれててごめんね)
(いつも変わらずエロはない。即興だから萌えもない。見直しもしてない)

or2
619名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 00:00:35 ID:rdWvEnAj

古めかしい赤レンガに囲まれた調理室に、甘い香りがゆっくりと広がる。
湯煎していたチョコレートを一すくいすると、つうっ、と糸のように流れ落ちていく。
「いっちょ上がり、っと! 麗花、そっちの準備できた?」
「アーモンドにナッツ、シナモンと……ごめん、ミントを買い忘れてた……」
「ハーブなら、そこの勝手口から菜園に行けるから取ってくるわよ」
「いや、私が行ってくる。他に何か必要な物はある?」
「大丈夫よ。じゃ、こっちは先に進めてるから早く戻って来てね」
シルヴィアは笑顔で麗花を送り出すと、気合を入れなおすために腕まくりをした。
「さて、次の手順はっと……」
「何をしているの?」
「うわぁっ!? リ、リーナ!」
急に背中から声をかけられ、危うくチョコの入ったボウルを落としそうになる。
チョコの無事を確認し、シルヴィアは振り返ってリーナに声をかけた。
「ほら、今日ってバレンタインデーでしょ? クロエもつぐみも渡す相手がいるけど
私と麗花は特にいないから、協力してディーバのみんなに手作りチョコを配ろう、って約束してたのよ。
本当はリーナも誘おうと思ってたんだけど、このところ体調悪そうだったから……」
「そうね。最近、あまり血を吸っていなかったもの」
わずかに目を伏せるリーナを見て、シルヴィアの脳裏にある記憶がよぎった。
「そっ、そういえば、私も血をあげるって約束……」
「別にいいわ。あなたの血も美味しそうではあるけど、彼の血には敵わないでしょうし」
口調の軽さと反比例した表情を見て、同じものを浮かべるシルヴィアはわざと明るく問いかけた。
「……リーナって、意外とグルメだったりする?」
「……私、結構味にはうるさいのよ」
「なら、このチョコの味見もしてくれないかしら」
「いいわよ。私の舌を満足させられる自信があるならね」
「シルヴィア、ミントはこのぐらいで…………って、シルヴィア! チョコが固くなってる!」
ようやく戻ってきた麗花に叫びで、シルヴィアはボウルの中身の異変に気がついた。
「きゃーっ! せっかくいい具合に溶けてたのに〜っ!」
「まさか、私の不幸が戻って……!?」
「……先行き不安、ね」
急に慌しくなる調理室で、一人リーナはため息をついた。
620名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 00:01:20 ID:rdWvEnAj
冷蔵庫から十何枚めかのバットを取り出し、クッキングシートに並べられたチョコを別のバットに移し変え終わった頃にはすっかり日も暮れていた。
「こ、これで終わりよね?」
「形は多少不恰好でも、味が良ければ全て良し! けど、私の不幸が戻ってきていたとしたら……」
「まさか、こんなに時間も体力もいるとは思わなかったわ……」
「恐るべし、手作りチョコ……」
エプロンや服のあちこちにチョコの飛沫やパウダーシュガー等をつけたシルヴィアと麗華はへたりこんだ。
「って、へたってる場合じゃないわ! 麗花、早く包んで配らないと!」
「シルヴィア、リボンと小袋がないッ!!」
「汚れそうだから戸棚にしまったんじゃない! えっと、どこの段だっけ……!?」
ドタバタする二人を尻目に、全く汚れた箇所がないリーナはアーモンドチョコをつまみ上げて指先で回している。
「ふぅん……。これなら大丈夫かしら」
なんとか小袋を見つけ、乱雑に包んでいる二人にその呟きは届かなかった。


手分けしてディーバ内の男性に配り終え――不動は見つからなかったが、いつものことなので気にならない――
シルヴィアと麗花の手元には5個のチョコが残った。
そのチョコは他に配ったチョコよりもずっと大きく、包みも(多少は)丁寧になっている。
「……余っちゃったね」
「……そうね」
「つぐみ、『先輩の手作りチョコ、私も欲しいですぅ〜』なんて言ってたんだから、1個くらいあげたら?」
「シルヴィアこそ、二軍の子に視線を送られてたのに気づかなかった?」
「え〜っ? それって麗花のほうを見てたんじゃないの?」
「……ふふっ」「……ぷっ」
顔を見合わせ、同時に吹き出した二人にリーナは声をかけた。
「二人とも、ちょっとこっちに来て」
「どうしたの、リーナ?」
「いいから」
621名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 00:02:27 ID:Pav1nlAq
リーナに連れられてやって来たのは、運動広場脇の林だった。
ここにはディーバが神話獣モンジに襲われた際にリーナの歌声によって“咲いた”樹の挿木があり、
幹や葉の形はほぼ統一されているものの違った植物の実がなるため、新国連の研究対象にもなっている。
「ねぇリーナ。あなた、何をする気なの?」
麗花が声をかけたからか、ようやくリーナの歩みが止まった。
「二人とも、チョコを地面に置いて」
言われるままに、二人は包みを林の中心部に並べる。
その手前に、リーナはアーモンドチョコをそっと置き、大きく息を吸い込んだ。
「数が合わないと思ったら、リーナが持っていたのね」
「副司令の分だし、後でまた作ればいっか」
などと小声で話しているうちに、リーナの歌声が林に響き渡った。
歌は挿し木の葉を揺らし、チョコの中心にあるアーモンドに小さな芽を出す力を分け与える。
小さな芽はやがて葉を茂らせ幹となり、5つの包みもその根に取り込んでいく。
歌声が止んだ時には、アーモンドとしてはかなり大振りな木がその実をつけていた。
「リーナ、あなた何を……」
「シルヴィアはアポロとシリウスと頭翅、麗花はシリウスとグレンでいいのよね?」
いきなり問いかけられ、二人同時に頷く。
「ええ、そのつもりで作ったけど……」
「生命の樹を経由するからグレンの眠る場所に届くまで時間がかかるけど、ちゃんと届くから安心して」
「それって……」
目を丸くするシルヴィアに、リーナは口の中で何事か呟く。
「何か言った、リーナ?」
「……いいえ。とにかく、あの三人にもちゃんと届くから安心していいわよ、シルヴィア」
麗花の目が次第に潤み、シルヴィアの顔には抑えきれない笑みが浮かぶ。
「ありがと、リーナッ!!」
「本当に、ありがとう……」
二人に抱きつかれ、リーナは見えない目を白黒させ、やがて優しい笑顔を浮かべた。
622名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 00:07:03 ID:JQ1yTe+Y
おまけ

「なー、なんでお前だけ2個も貰ってんだよー」
「仕方が無いだろう。二人とも私のことを想ってくれているのだからな」
「聖なる口はこのような物を食すためにあるのではないのだが……」
「なら俺が食ってやる! よこせっ!」
「無様な……。見苦しいにも程があるぞ」
「人間の風習は分からんが、好きな相手に贈り物をするのか? ならば喜んで」
「ごめ、やっぱいらねーや」


(……ほら、ディーバ基地のあるヨーロッパは今が14日真っ最中だし!)
(ごめんね、うほっなネタで落としてごめんね)
(たまには季節ネタに挑戦してみたかった。今は反芻している)
623名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 00:32:27 ID:YV+rbEUH
バレンタインデーネタGJ!
624名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 09:45:58 ID:gCtk4PlI
バレンタインGJ!
なんかほろりとしちゃったよ。
3人仲良くしてるかなー。
625名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 20:36:09 ID:yvjaQHJp
ちょwww素敵wwwwwwww
626名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 23:42:43 ID:sTJGgu1s
ほしゅ
627名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 15:33:20 ID:WuUfWpl8
ほしゅあげ
628名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 20:24:07 ID:O4zjimrh
4人くらいしかおらんのかwww
629名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 01:12:37 ID:X4S4yi+9
世界の始まりの日〜
630名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 05:48:05 ID:ep5Vec66
命の木の下で〜
631名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 22:42:12 ID:6QI4Uo8u
鯨達の声の〜
632名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 08:59:21 ID:IWvBJv3+
Celianeって誰が歌ってるんですか?
633名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 09:00:32 ID:IWvBJv3+
わあスレ間違えましたごめんなさい
634名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 19:07:01 ID:HXobeoOD
自身が歌ってます
635名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 22:46:30 ID:Oq/JnV1E
保守
636名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 22:57:12 ID:ALIVnKXP
hosyu
637名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 08:58:50 ID:6Bhk9sZg
638名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 16:37:28 ID:4vLpiC32
保守w
639名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 22:48:33 ID:PcVcxW3u
ほしゅ
640名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 22:56:04 ID:8Aymh49Y
見事に保守ばっかだなーww
641名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 01:12:04 ID:Y8IQzJQw
一万年と二千年前から保守ってる
642名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 18:26:31 ID:JPamz38N
落としちまえ
レベル低いし
643名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 22:16:32 ID:HYvpVPvh
(J( 'ー`)し ごめんね。どう見ても男祭りです。本当に(ry)
(レベル低いけど>>619-622書いたからには…)
644名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 22:17:43 ID:HYvpVPvh
ディーバの商業区域にある小さな洋菓子店は、店内を異様な空気に支配されていた。
「さて、そろそろ人の買い物を邪魔するお邪魔虫くんは消えてくれないかな〜?」
サッカーのユニフォームに身を包んだ青年があさっての方向を向いて独り言を言うと、
「邪魔なのはどこかのマイナーチームのサポーターじゃないかなぁ?
 この店は小さいんだから、馬鹿みたいに大声を出してると店の人にも迷惑だろうな」
学生服を着た青年が、別の方向を見ながら小声で、だがしっかりと相手に聞こえるように独り言を言う。
「誰がマイナーチームのサポーターだ!? 俺はちったぁ名の知れたエースストライカーなんだぞ!」
「でも、姉さんだけでなくディーバの人達はほとんど所属チームの名前を知らなかっただろ?
 なら立派なマイナーじゃないか」
「そりゃ堕天翅の復活で通信手段があまりなかったから……!」
「ピエール先輩もクルト先輩も、そのくらいにして下さいよ〜」
二人に挟まれて縮こまっていたジュンが、それぞれの服の端を引っ張る。
「ホワイトデーのお返しを買いに来ただけなのに、なんでそんなに喧嘩腰なんですか?
 大声以上にそっちのほうがお店の迷惑ですよ」
「そっ、それは……」
「……君には関係ないだろう」
「関係大アリです。ほら」
ジュンが指差した方向を見ると、カウンターの向こうで接客用の笑顔を引きつらせた店員が
「あの……わたし、奥にいますので、お決まりになりましたらお声をかけて下さい」
と言って、そそくさと去っていった。
645名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 22:19:11 ID:HYvpVPvh
「そもそもホワイトデーというのは、バレンタイン司教のおかげで結婚できた恋人達が
 司教が処刑されてから一ヶ月後に改めて永遠の愛を誓い合ったという逸話が元でして……」
ジュンの長口舌を華麗にスルーしつつ、ピエールとクルトはそれぞれディスプレイされた
色とりどりのお菓子を検分した。
(クロエはどれが好きなんだろ。いっそのこと全部買ったっていいけど……くそっ!
 こういう時、実の弟ってのは有利だよな)
(姉さんの好みなら何でも知ってるけど、資金力ではプロ選手として活躍してたピエールに負けるかな)
……訂正。お菓子を検分するふりをしつつ、お互いの一挙一足を横目で監視している。
(こいつには……)(ピエールには……)
((絶ッ対に負けたくないっ!))
火花を散らす二人に全く気づかず、ジュンの長口舌は続く。
「お菓子ならキャンディ、クッキー、マシュマロを贈ることもありますが、
 バレンタインの告白のお返しとして指輪やネックレス等の装飾品を……」
「「それだーーーっっ!!!」」
「えぇっ!? なっ、何ですか!?」
ぴったりハモった二人の絶叫に、ジュンは肩をびくつかせた。
「……何が『それ』なのかな、クルトくん?」
「ピエールこそ、何が『それ』なのか教えてくれないか?」
「あ、あの〜……ピエール先輩? クルト先輩?」
再び漂い始めた不穏な空気をどうにかしようと声をかけるが、二人の視界の中に既にジュンの姿はない。
「まさかお前、クロエにお菓子だけでなく指輪も贈ろうなんて考えてねぇよなぁ?」
「そう言うピエールこそ、姉さんに指輪を贈る気だろ?」
「ふふん。指輪もいいけどネックレスにイヤリングもつけちゃおっかな〜。
 ブレスレットにアンクレット、ヘアピンもいいと思わねぇ?」
「姉さんにそんなゴテゴテした飾りが似合うわけないだろ!
 そもそもピエールにセンスのいい物が選べるとは思えないなぁ」
「ああもう、二人ともやめて下さいよ〜! ……ん?」
二人の険悪なオーラが漏れ出したのか、店内に飾られたランプがカタカタと揺れる。
いや、これは……
「しゃがんで!! 地震です!!」
突き上げるような揺れが来たのは、ジュンの警告とほぼ同時だった。
「うおっ!」
「わぁっ!」
ジュンに遅れてピエールとクルトも頭を抱えてしゃがみこむ。
ガタガタと店全体が揺れ、ディスプレイやお菓子もどんどん床に落ちて……いくものの、
ガラスが割れたり、ドアが壊れたりするような音は全く聞こえない。
揺れは次第に小さくなっていき、完全に収まってから三人はゆっくりと立ち上がった。
646名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 22:20:38 ID:HYvpVPvh
「……あれ?」
視界の端に金色の小さな手のようなものを見たジュンは、半分ずり落ちていた眼鏡を直して
きょろきょろと周囲を見回した。
「気のせいかな? …………ぁああああああっっっ!!!」
「どうしたジュン!?」
「先輩っ! お、お……」
「落ち着くんだジュン。ほら、深呼吸をして……」
「お菓子がありませ〜〜〜ん!!!」
ジュンの絶叫に、二人は改めて店内を見回した。
床に小さな穴がいくつか開いているが、建物自体は無事である。
飾られていた絵や花瓶なども、割れることなく床に並んでいる。
しかし、棚に並んでいたクッキーの缶やマシュマロの箱だけでなく、店頭に飾られていた繊細な飴細工や、
カウンターに並べられていたケーキも、全てが綺麗に消えていた。
残っているのはレジの横にあった小さな飴の入った袋が三つ。
「な……何じゃこりゃぁぁぁっっ!?」
「まさかピエール、僕に姉さんへのお返しを買わせないためにっ!?」
「んなわけあっか!! 誰かがこの穴から盗んでったんだろ!」
「穴から……?」
ジュンは視界の端に映ったモノを思い出し、床の穴をまじまじと観察する。
五つ目の穴を覗き込んで、半ばつかみ合いになっている二人に声をかけた。
「…………ピエール先輩、クルト先輩」
「ん?」「何だい?」
「これ、見て下さい」
ジュンに示された穴を、二人もじっと覗き込む。
「穴をあけた誰かさんは、盗んだつもりはないと思いますよ。
 向こうにはマナーや常識にうるさい先輩もいますしね」
その中には、小ぶりながら上質の宝石が一つ置かれていた。
「なるほどね。ま、これを換金すりゃぁ店の修理代を入れてもお釣りがくるだろうけどさ」
苦笑いを浮かべて宝石をつまみ上げたピエールに、クルトも同じ笑顔で返す。
「彼らが無事なのはいいけど、僕達のホワイトデーのお返しはどうするんだい?」
「…………しまったあああぁぁぁぁぁっっっ!!! つぐみさんへのお返しがぁぁぁっっ!!」
「残っているのは飴の小袋だけ、か……」
「つまり、お菓子については平等なわけだね……」
頭を抱えてへたりこんだジュンを尻目に、ピエールとクルトは三度火花を散らし始めた。
647名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 22:21:42 ID:HYvpVPvh
「うっめー!! ケーキも飴もクッキーも、久しぶりの食い物は何でもかんでもうめー!
 なぁ、もっと食べてもいいだろ?」
「馬鹿者! シルヴィアと麗花に贈る分を忘れるな!」
「可能な限りアームの質量を減らしても大地が揺れるとなると、
 深夜に気づかれぬよう届けるのは無理だと思うが……」
「んー……んじゃ、やっぱリーナに渡してもらうよう頼むしかねーかな」
「ならばリーナへの礼の分も残しておけ」
「……音翅の分も、いいか?」
「わーったよ。菓子の代金立て替えてもらったしな。それよりさ、お前ら何してんだ?」
「翅にメッセージを刻んでいる。ここには紙もペンもないからな。
 シルヴィアならばこの翅に込めた思いを詠み取れるだろう」
「私は……戯れに、刻んでいるだけだ」
「ふーん…………どうせ紙があったって、字なんてろくに書けねーしなぁ……」
「何をぶつくさ言っている」
「ふむ……私が代筆してやろうか?」
「えっ、いいのか!?」
「こんな奴のためにですか?」
「フッ、彼女にも翅を送ろうと思っていたからな……」
「やったー! ちょっと待ってろよ、今内容考えっから!」
「馬鹿の考え休むに似たり……」
「フフフフフ……」
「おい、お前ら俺のことバカにしただろ?」
648名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 22:24:32 ID:HYvpVPvh
おまけ

「ありがとう、お兄様……」
緋色の翅を真新しい写真立てに飾り、シルヴィアは可愛らしい包みをそっと握り締めた。
兄から贈られた色とりどりの飴玉にはまだ手をつけていない。
飴は日持ちするし、後でも楽しめるから……と、目の前にいない兄に言い訳し、
少し袋の口が緩んでいるクッキーの包みを開く。
「……やっぱり」
半月の形に欠けた一枚を取り出して微笑を浮かべた。
「ま、食いしん坊にしては残してあるだけ上出来かな?」
口唇を軽く半月の縁につけ、半月を三日月にする。
と、袋の中に白い翅も入っていることに気づいた。
「あれ? 頭翅からのお礼状なら読んだのに……。入れ間違えたのかしら?」
翅を取り出し、左手に乗せたそれに意識を集中する。
麗花がドアをノックしても気づかないほど、シルヴィアは翅のメッセージに気を取られていた。
「ちょっといい、シルヴィア? リーナにシリウスからのメッセージを
 読んでもらおうと思ったんだけど、あいにく出かけてるみたい……で……」
返事がこないのでドアの隙間から麗花が覗きこんだ先には、怒りのオーラに包まれた般若がいた。
「シ、シルヴィア?」
「……あンの堕天翅がぁぁぁぁぁっっっ!!!!!
 殺る! 今すぐにでもコキャッと殺る!!! いいえ、むしろゴスッと!!」
「ちょっ、どうしたのよシルヴィア!?」
「止めないで麗花! 何としてでも奴をシメなきゃ気がすまないわ!!」
「だ、誰か来て! シルヴィアが!!」
顔を真っ赤にして荒れ狂うシルヴィアとなんとか落ち着かせようとする麗花の様子を、
リーナは庭園の影からじっと見て、
「……やっぱり、避難しておいて正解だったわ」
と、小さくため息をついた。


((>643続き)一応返事書いとかんと)
(さすがにエロ度0はまずいので間接キスさせてみるテスト)
(手紙の内容は考えてませんが何か(゚∀゚))
649名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 22:42:00 ID:bg9MQM5f
>>644-648
GJ! GJ! グッジョォォォォブ!
650名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 02:10:24 ID:MMEDv9B5
>>644
良いホワイトデープレゼントをトン!GJ!
651名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 12:55:26 ID:cKmwvNjq
次回予告

シリウス「ふっ…無様だな、この私がスカートなんぞを穿くことになるとは……」
シルヴィア「そんなことないです、お兄様! とっても、とってもお似合いです!!」
アポロ「どーでも良いけどよ、股の間に何もぶら下がってないってぇのは、なーんか落ち着かねえなぁ」
つぐみ「レイカ先輩、す、すっごくカッコイイです! んもう、思わず抱かれたくなっちゃう(はぁと」
麗花「……………(lll゚д゚)」←ドン引き。
ジュン「つぐみさん、そのままじゃ単に百合から薔薇へ移行しただけだよ(泣)」
ピエール「こーゆーイベントは楽しんでナンボだろ♪ ヤリまくるぜぇ!」
ジェローム「ソフィア! 私を着せ替え人形にして遊ぶのは、よしてくれたまえ!!」
ソフィア「ジェローム、貴女とても可愛いわよ(*´Д`)ハァハァ……司令もワイルドでセクシー……」
ジェローム「なにズボンの前でテント張ってんだあぁー!!!」
リーナ「次回、創聖のアクエリオンinエロパロ板、『禁断のネタ』
     ………私はゴスロリ女装ショタっ子ね、ウフフフ……」
シルヴィア「来週はTSしちゃうぞ!」











……だめですかね?
652名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 14:16:23 ID:EYsi5zPL
ちょ、つぐみwww
麗花テラワロス
653名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 23:01:36 ID:4E1kKwx/
お待ちしております。正座で。
(0゚・∀・).+ワクワクテカテカ
654名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 22:53:31 ID:ly4z7JQW
>>644-648
GJ!GJ!
代筆の内容が禿しく気になる〜
655名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 01:37:03 ID:4/7wolU0
>>644-648
GJ!!
皆さんときどきはグレンのことも思い出してあげてください。
656名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 20:01:43 ID:aknQtrji
>>651
GJGJGJGJGJ!!!
こういうのを待ってた!
657名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 20:04:08 ID:OQoTCTGh
TSもまってるww
658名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 04:14:14 ID:d6GUZGn5
TSいいのか?w
しかし、パロで出来るかな?
659名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 23:56:04 ID:QmKaveFd
俺は別におk
wktk
660名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 00:49:24 ID:1ZSegGvw
同じくおk

ただ、念のため投下前に告知レス入れたほうがいいかも
661名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 23:54:33 ID:pRyzJqdg
ちょwwwおまいつの時代からきた人wwwwwwww
662名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 22:45:34 ID:dTLwJWkF
軽く日数合わんヤツがwwww32日アリエナスwwwwwこれも堕天翅の仕業かはたまたシルヴィアの怒りのせいかw
663名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 22:31:27 ID:0Z6crE5m
>>661-662
つ[2chのエイプリルフールネタ]
664名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 00:38:30 ID:hLwYR0e0
保守
665名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 02:54:40 ID:oVyfpS7r
hosu
666名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 22:30:33 ID:fSMeS1ul
ほしゅーん
667名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 21:53:48 ID:/hk24kde
保守だけはする
668名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 19:35:47 ID:Ud+zLAhI
pugera
669名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 23:00:14 ID:Ba/KK9W4
保守
670名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 12:48:05 ID:AZIY50sI
耳に届く言葉で言ってやろうか…hosyu
671名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 20:33:07 ID:8d1c5FEI
保守ついでに妄想書き。

ピエール「ワン!ワンッvv」
クロエ「キャッ!?なっ、いきなり何するのよピエール!」
ピエール「ハッ…!ハッ…!」
クロエ「やめっ…、そん…なに顔近づけないでっ…(真っ赤)」
ピエール「クンクン…ワフ!(もぞもぞ)」
クロエ「いやあっ!スカートの中に顔突っ込んじゃ…んっ(スカート押さえ)」
ピエール「(ペロペロ…)」
クロエ「んっ…はぁ…そんなとこ舐めたら私…。駄目ぇ…」
リーナ「フフ…。どうやら催眠術は成功みたいね。」
シル「やっぱり単純なピエールはかかりやすいわよね〜。クロエに悪いことしちゃったかな?」
アポロ「クロエの奴スカートの中に食いもんでも隠してんのか?」
シル「へっ…?!あ…あんたは見なくてよろしい!(アポロの目を隠し)」
リーナ「犬好きなクロエだからターゲットにしたんだしいいんじゃないかしら?」
ジュン「あれ?確か犬好きはクルトじゃありませんでした?クロエは猫好きじゃ…」
リーナ、シル、アポロ「…………。」

チラ裏妄想スマソ。
672名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 20:35:36 ID:8d1c5FEI
スマン見づらいな。
携帯からだったんで申し訳ない。
673いつかの続き:2006/04/24(月) 00:38:17 ID:4qPpwEOB
高まる鼓動を確かめようと胸に当てた左手は
押し潰すように乳房を揉みしだき
豊かな乳房を鷲掴みにした。
圧迫された頭頂部は抵抗するかのように硬くなる。
手の中で乳房を転がす度に頭頂部は布との摩擦に疼いていく。
(ああ、もっと…)
疼きに耐えかねた頭頂部を親指と中指が捻りあげた。
「ん…」
そこに生まれた小さな痛みはセリアンの快楽を増長させる。
咥内を犯していた指先も、今は対になった乳房にあった。
既ににもどかしい存在でしかない布の下へと指先が潜り込む。

布は躊躇なくたくし上げあられ、夜風に豊かな乳房が露わとなる。
それを見下ろすセリアンは少しだけ満足そうに微笑んだ。
清楚な薄紅の乳頭を指先が一気に捻りあげる。
「はあぁん…」
セリアンの白い喉が仰け反り、うっとりと潤む蒼い瞳に月が映った。
指先は更なる快楽を求めそっと肌を滑り降りていく。
下腹部に降り立った指先は、そのまま肌を伝うことなく
布越しに肉丘を撫で下ろした。
快楽を求める花のつぼみは布越しに甘い痺れを発し
蜜蜂の指先を誘う。
674名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 15:44:26 ID:2ItL4jC6
保守。
675名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 17:55:24 ID:6WW1Mvz1
ホシュ
676名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 15:28:34 ID:8tYJaNWG
一万年と二千年前からH O S H Uし・て・る
677名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 00:35:55 ID:WH0E9MZV
八千年過ぎたころからもっとホシュしたくなった
678名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 13:37:08 ID:c4lRXey7
一億と二千年後もH・O・S・H・Uしてる♪
679名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 20:56:22 ID:vO+v6MHT
君とあったその日から保守
680名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 21:04:01 ID:4tkmlGCr
僕の地獄に保守は絶えない
681名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 00:22:54 ID:Twm848em
うぉーうぉおーほぉーしゅー
682名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 19:03:20 ID:Ox6roivV
君がくり返し保守しまくって
683名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 01:06:52 ID:B6A/GOeI
何度も何度も保守しにいって
684名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 01:53:27 ID:Sa35M5/Q
書けない僕が投下できない僕が
685名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 23:52:05 ID:5vsUGp85
くしゃくしゃに保守ったとしても〜
686名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 15:30:12 ID:IV3ZjBEY
職人の名を うたーうためーにいぃーいー
687名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 16:23:45 ID:sMN721jC
あーーああ
688名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 01:01:50 ID:p5syDhK4
一万年と二千年前からH O S H Uし・て・る
689名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 12:15:37 ID:6DwCvhCe
八千年過ぎたころから投下したくなった
690名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 22:17:41 ID:c2gDz/o3
一億と二千年後もH O S H U し て る
691名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 23:50:53 ID:rWwcGbpl
スレを知ったその日から
692名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 00:26:59 ID:YVqyTft5
ROMし・て・る
693名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 19:14:03 ID:365Qg12j
せんせー


クロトもえ
694名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 16:22:16 ID:Hu9InGhV
くると?
695名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 16:41:59 ID:Syju1KOv
クルd?
696名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 19:05:21 ID:iXxE5+KJ
DVDで最近はまった 萌えさせていただきました
とりあえずピエクロハァハァ
697名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 01:42:36 ID:+VrB5LHB
じゃ、次は職人になれw
698名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 09:30:20 ID:dNYQAEhk
保守
699名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 21:23:54 ID:P8cIpx9y
hosyu
700名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 20:47:39 ID:m2bjmYLE
>>697
絵は描くんだが文章はムリポ
hosyo
701名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 19:56:15 ID:ut7134P4
>700
絵師神として光臨
702名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 22:07:52 ID:csuCE27D
保守
703名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 22:52:05 ID:MzAhPlh9
保守
704名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 21:59:24 ID:JgWyCaEW
保守
705名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 13:33:50 ID:jnU2Hui0
リナ×アポ書いてる。ちょっと待ってください。
706名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 17:28:34 ID:1ER+u83z
もちろん待つとも!
707名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 23:22:38 ID:aiO6WcIh
おお、期待
708アポ×シル ◆JBtnEvJis6 :2006/06/04(日) 09:14:28 ID:8HA/UMPK
アポロ×シルヴィア投下します。
709アポ×シル ◆JBtnEvJis6 :2006/06/04(日) 09:15:55 ID:8HA/UMPK

蜂蜜色の長い髪が揺れる。
鼻歌のリズムに合わせてそれはもう軽快に跳ねる。

「どうしたんですか、シルヴィアさん?」
「何が?」
「なんだか随分機嫌が良さそうだけど・・・」

教室に入ったシルヴィアを迎えたのはかつての一軍女子メンバー。
かつての、といったが彼女達が二軍に落ちたというわけではない。
そういう区分が無くなったのだ。
世界の始まりの日から既に二ヶ月。
ディーバは研究機関となりエレメントスクールは学校となっていた。

「べっつにぃ〜機嫌なんてよくないわよぉ♪」
「そんな事言ってぇ〜。
 顔緩んじゃってますよ?」
「本当にどうしたの?」

麗華が心配そうに聞くと教室にいる生徒達も聴力を研ぎ澄ませていた。
学校としてエレメントスクールが再開されてから
教室には二軍でさえ無かった者達もいる。
実際に堕天使と戦っていた一軍メンバーは尊敬を集め遠巻きに憧れられている存在なのだ。
その中でも犠牲となって消え、英雄視されているアポロとの悲恋があったと噂され
いつもどこか翳りのある表情を浮かべるシルヴィアは断トツで注目度が高い。
そんなシルヴィアが超ご機嫌ですって顔をして鼻歌交じりで登校してきたのだ、
教室中の人間が何食わぬ顔をしながら聞き耳を立てるのはしょうがない話である。
710アポ×シル ◆JBtnEvJis6 :2006/06/04(日) 09:16:30 ID:8HA/UMPK

「まったく、だらしない顔ね」
「リーナ!」
「締まりの無い頬、馬鹿みたいに垂れた目尻、膨らみきった鼻の穴・・
 シルヴィア、緩みすぎよ」

車椅子の少女の、久しぶりな辛らつな言葉に
シルヴィアは一瞬だけムッとした顔をしたがすぐに自らの頬を両手で張った。
そのままムニムニと顔をほぐしている。
どうやら顔が緩んでいた事を自覚したらしい。

「ええっ!?」
「し、シルヴィアさん怒らないんですか?」
「こりゃ本格的に何かあったのかぁ?」

離れた所にいたはずのピエールまでが驚きの声を上げた時、
カツカツと高い音を立てて一人の女性が入ってきた。

「はいはい、みんな席についてー」

手に持った出席簿をぱんぱんと叩きながらソフィアは教卓まで歩いていく。
シルヴィア達の話に聞き耳を立てていた生徒達もそれぞれ自分の席に戻る。

「今日は転校生を紹介するわ!
 入ってきて!」

ソフィアの声と同時に開きっ放しだった扉からゆっくりと一人の少年が姿を現した。
赤い短髪に少年らしいあどけなさと精悍さの混ざる顔つき、
背は低いが逞しい体は野生味にあふれている。
彼の姿を視認すると同時に幾人かの生徒が弾けるように立ち上がった。
他にも声も出ない様子で目を見開く者や呆然とする者もいる。
そして彼等のうち、比較的早めに現実を認識した者は口を揃えて名を呼んだ。

「「「「アポロ!!」」」と。
711アポ×シル ◆JBtnEvJis6 :2006/06/04(日) 09:17:16 ID:8HA/UMPK

「へへっ、久しぶりだな」

アポロがはにかんだように鼻をこすりながら挨拶をすると教室は大騒ぎとなった。

「アポロ!生きてたのか!」
「アポロさん!」
「アポロ!」

口々に名を呼びながら駆け寄るのはやはり肩を並べて戦った一軍メンバー達。
男達は確かめるようにアポロの肩を掴んだり小突きあったりしている。
麗華とつぐみ、クロエは涙を浮かべながら微笑み素直にアポロの帰還を喜んでいるようだ。
そして、オペレーターすらやった事の無かった三軍以下の生徒達は
初めて見る"英雄"の姿に興奮している。
ソフィアもこうなる事は分かっていたのか微笑を浮かべて見守るだけで何もいわない。

「あれ、シルヴィア?」

いなくなったアポロの事を最も気にしていた少女が近くにいない事に気付き
麗華が振り返ると、シルヴィアは自分の席に座ったまま潤んだ瞳でアポロを眺めていた。

「・・もしかして、シルヴィアは知ってたの!?」

麗華の声にシルヴィアはぴくっと反応しアポロはほえ?と口を半開きにする。

「なんだぁ?言って無かったのか?
 俺はシルヴィアとリーナに助けられたんだぜ」
「えっ!?」
「いつ!?」
「あ〜っと三日前ぐらいだ。
 アクエリオンの中で寝てたらシルヴィアの精神体に起こされて話をした後
 リーナとテレポートチェンジして帰ってきたんだ」
「私なら単独テレポート出来るから帰ってこれるしね」

アポロの話を継いだリーナの言葉にそれぞれ驚きつつ納得している。
テレポートチェンジで助けようという案自体は前にも出たのだ。
ただ一方通行の出来ないテレポートチェンジではアポロの代わりに
誰かが地中のアクエリオンに閉じ込められる事になってしまう。
その為に実行されなかったのだが確かにリーナなら大丈夫だ。

「それで、二人とも昨日休んでたのね」
「なるほどねぇー、シルヴィアが上機嫌だったのはそういうわけかぁ」

にやにやしながら麗華とクロエが視線を寄越す。
何よりもこういう話題が好きなピエールがニヤリと歯を光らせた。

「で、悲劇的な別れを乗り越え再開した二人は燃え上がったわけだ?」
「な、な、な、何言ってるのよ!ピエール!!」
「そ、そうだぜ!
 へ、変な事言うんじゃねえよ!」

顔を真っ赤にしてしどろもどろに弁解する二人を見てソフィアがくすくすと笑い出す。

「あら、昨日は同じ部屋に泊まったのに何もしなかったの?」
「い、」
「い、」
「い、」
「「「い、同じ部屋に泊まったーーー!?!?」」」

生徒達の非常に揃った叫びが上がり教室は爆発したような騒ぎとなった。
712アポ×シル ◆JBtnEvJis6 :2006/06/04(日) 09:18:37 ID:8HA/UMPK

創世記0011年。
始まりの日から二ヶ月。
かつて堕天使から人類を守り地球を救った組織ディーバは一つの役目を終え、その姿を変容させていた。

今のディーバには二つの顔がある。
一つは研究機関、もう一つは学校である。
かつて人類にとってオーバーテクノロジーだったアクエリオンを運用していたデータは貴重な物であり
アクエリオン本体を失った今、残されたデータを研究する事は人類の発展にとって非常に重要な事だと認識された。
そして、もう一つ忘れてはならなかったのがエレメント達の保護であった。

アクエリオンの搭乗者、もしくは搭乗者候補として集められ鍛えられた若き異能者達は
平和になった世界で行き先を失っていた。
力ある故に迫害され疎外され、また力ある故に暴走する。
堕天使という敵を失った世界が若き異能者達を疎外しようとするのは
容易に予測される事態であった。
そのような事態に対処すべく動いたのもまたディーバだった。
元々エレメントスクールという学校まがいの物を運用していたディーバだったが
それは能力を鍛え堕天使に対抗させる為であった。
それを今度は力を抑え完全に操らせる為のエレメントスクールへと転身させたのだった。


「なーんだ。
 じゃあ、アポロ君はちび子ちゃん達の為にシルヴィアの部屋に泊まっただけなんですね」
「そ、そうよ!
 ずっと心配してたし早く会わせてあげたかったの!」
「あ、ああ、そうだぜ!」

顔の色を赤から戻す気配も無い二人はしどろもどろになりつつも何とか弁明を果たした。
勿論それがそのまま通用しているわけでも無かったが
二人を取り囲む面子はシルヴィアがあの日から何度アポロの為に
ため息を吐いていたか知っていたので、それ以上はからかわなかった。

(ちび子ちゃん達は確かにシルヴィアの所にいるけど
アポロの仲間だった男の子達は別の部屋にいるんだから
泊まるのはそっちでも良かったんじゃ・・)とか

(大体なんで秘密にしてたの?)とか

(そういえばシルヴィアの歩き方・・・)とか

色んな事を思いはしたが口には出さなかった。
にやにやはしても言いはしないのだ。
ただ、男達はアポロに女の子達はシルヴィアに、
それぞれ一人きりになった時に問いただす事を決意していた。
713アポ×シル ◆JBtnEvJis6 :2006/06/04(日) 09:20:04 ID:8HA/UMPK

「まったく、ソフィアったら!」

学校が終わり生徒達がそれぞれ部活に行ったり寮に帰ったりする中
シルヴィアはぷんぷんと細い肩をいからせて歩いていた。
今もまた顔は赤い。
それが怒りによる物なのかかの少年が並んで歩いているからなのかは
見た感じでは判別できない。

「あれじゃ、みんなにバレちゃうじゃないの・・・!」

今度の声は小声だったが超感覚を持つアポロにはばっちりと届いてしまった。
ちょっと気まずそうにしていたアポロが固まってしまう。
言ってしまったシルヴィアは耳まで赤くなり
あうあうと自分の発言を取り消すように口を押さえる。

「あ、う〜・・い、行こう?
 もうすぐそこだから・・」
「あ、ああ・・」

何とか再起動を果たし二人はぎこちなく歩き出す。
もし見ている者達がいれば彼等の関係はもう完全に決め付けられていたであろう。
そしてそれは特に間違ってもいない。
再会を果たした二人は人目が無くなった時に自制する理由を思いつかなかったのだ。
714アポ×シル ◆JBtnEvJis6 :2006/06/04(日) 09:22:17 ID:8HA/UMPK

「ここよ!」

バーンと勢い良く扉を開け放つとシルヴィアはアポロを見やった。
アポロはほえ〜っと口を開けて広い室内をきょろきょろと見渡している。

「ここがあいつの部屋か・・ひれーなぁ」
「何言ってるの?
 今日からはあなたの部屋よ」

二人が訪れたのはシリウスの部屋。
ディーバ基地となった場所は元々アリシア王家の物である。
つまり、シリウスとシルヴィアの物。
それを考慮され二人は寮ではなく元々の自分の部屋をそのまま持っていた。
そして、そのシリウスの部屋は今アポロに受け継がれようとしているのである。

「本当にいいのか?」
「お兄様がそうして欲しいって言ったのよ?
 いいに決まってるじゃないの」

戸惑い気味のアポロにシルヴィアは穏やかに微笑んだ。
精神体となりアポロと話をしに行った時、
まだ辛うじて意識のあったシリウスは二人に託した。
持っていた資産の全てを二人に、
己の分の幸福を己の半身に、
最愛の妹を親友に。
715アポ×シル ◆JBtnEvJis6 :2006/06/04(日) 09:23:13 ID:8HA/UMPK

「いや、そうだけどみんな寮なんだろ?
 いいのか?」
「いいのよ。
 だって、寮じゃあんまり会えないじゃない。
 ・・・それに」

最後の方をかすれた声で言うとシルヴィアはアポロに倒れ込んだ。
一瞬だけうろたえてアポロは優しく彼女を抱きとめた。

「こんな風に二人っきりにもなれるし・・」

甘い声がアポロの首筋にかけられる。
その柔らかい匂いにアポロは抱く力を強める。

「体・・大丈夫か?」
「うん・・もう平気だよ」

示し合わせたように視線が絡み鼻が触れる。
瞼がゆっくりと閉じられると唇が重なり合った。

「ん・・・」
「ふぅ・・」

優しく噛み合い、確かめるように吸い付く。
力強く求め合う訳ではないが、いつまでも離れない。
柔らかさに、逞しさに安堵し、温もりに感謝し、腕の中に幸福を捕らえる。

「・・・いなくならないで」

吐息を唇にかけながらシルヴィアが懇願する。
首に回された腕は恐怖に震え、見上げる瞳は不安に彩られている。

「ずっと一緒にいるって約束して!」

悲痛なまでの叫びにアポロはぐっと腕の力を込めた。

「分かった。
 俺は、もうお前から離れない。
 ・・・離さない」

その言葉を割符にするように二人は口を繋ぎ合わせた。
唾液を飲ませ舌をこすりつけマーキングする。
あんたはわたしの、お前は俺の。
やがて二人の手は今以上の接触を求め、邪魔をする布切れの排除へと奔走しはじめた。
716アポ×シル ◆JBtnEvJis6 :2006/06/04(日) 09:23:54 ID:8HA/UMPK

上質な布に包まれたベッドにシルヴィアの裸体がふわりと埋まる。
めり込む手足に苦戦しながらのそのそと不器用にアポロがシルヴィアに覆いかぶさる。
控えめではあるが雪のように白い乳房がアポロの胸板に潰される。
黒く筋肉質なアポロの体に圧し掛かられシルヴィアの白く華奢な体はたおやかに支配される。

「んっ・・」

アポロがシルヴィアを舐め始めると敷かれた身体が小さく跳ねる。
首筋、鎖骨、肩から腕へと舌は這い、
指の一本一本をしゃぶり尽くす。
脇の下へを晒された時にあった抵抗も舐め溶かし
乳房を吸って桃色の頂を美味しそうに転がすと蜂蜜色の髪が振り乱れた。
啼かされてすぎてかすれた声でシルヴィアが許しを請う。
中でアポロを感じたい、息も絶え絶えにそう言われアポロは口を離した。
もっとシルヴィアの身体を舐めしゃぶろうと思っていただけに
多少残念な気持ちはある。
が、昨日知ったあれもまたいいものだと思い直す。

「いいのか?
 痛くは・・」
「いい・・平気・・」

返事を聞き、アポロはシルヴィアの細い腹に侵入した。

「ぁうっ・・!」

成熟したとは言いがたいシルヴィアの身体は一生懸命にアポロを受け入れる。
未だほぐれぬ柔肉は汁を分泌し動きを助け
押し広げられる肉壁はアポロの形へと変わっていく。
突き上げられる体はアポロへとしがみつき、絡み付いて離れない。
喉から漏れる空気は甘く彩られて露のように空へ蕩けていく。

「くっ・・!」
「ぁぁあっ・・」

耐えるすべも知らぬアポロがシルヴィアの中へと放つ。
シルヴィアも経験値はアポロと同じ。
率直に胎で受け止めたシルヴィアは中へ吐き出された熱を味わうように目を閉じた。
717アポ×シル ◆JBtnEvJis6 :2006/06/04(日) 09:26:06 ID:8HA/UMPK

「・・アポロ変わったね」

余韻に浸るようにシルヴィアの薄い乳房を弄ぶアポロに声をかける。

「そうか?」
「うん・・なんだか」

胸でも尻でもどこだってシルヴィアの身体を撫でる時
アポロは優しく壊れ物のように扱う。
いかにもアポロらしい優しさだけど
まるで子供だった面影の無い触り方。
乳首をふにふにと揉まれる感触にシルヴィアは息を途切れさせながら口を開いた。

「大人になった、って感じ」
「そりゃあ・・まあな。
 アクエリオンの中でも意識はあったしな。
 でも、お前も変わったぜ」
「あたしが?」
「ああ、なんか・・・可愛くなった」

シルヴィアの口がぽかんと開く。
アポロは冗談を言った風でもなく真顔である。
あまりにもストレートな褒め言葉に呆けてからシルヴィアはクスリと微笑んだ。

「あたしは素直になったのよ。
 意地を張ってる時間がどれほど無駄だったのか実感したから」
「・・俺もそうかもしんねえ。
 もっと話しとけば良かった。
 もっと一緒にいれば良かった。
 あのゆっくりと溶けていくような感覚の中でそればっかりを考えてた」
「・・アポロ」

今度はシルヴィアの方がアポロへと覆いかぶさりキスをする。

「もう待てないんだからね?」
「ああ、俺ももう待てない。
 一万二千年は長すぎる」
「今度は一緒に・・」
「転生するなら二人で・・」

唇を繋げたまま、言われたのか言ったのか分からない程に
漏れる言葉は溶け合って二人を包む。

この日以来、元シリウスの部屋は愛の巣として蘇り
エレメントスクールで最も有名な私室となるのだが
それを堕天王子が喜んでくれたかどうかは定かではない
718アポ×シル ◆JBtnEvJis6 :2006/06/04(日) 09:28:22 ID:8HA/UMPK
投下終了です。
719名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 09:32:14 ID:MdCsKO6R
GJ!!!!!!!!!!
720名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 11:19:52 ID:c80Xz8G0
  _, ,_                _, ,_
(; ´Д`)<ハァ━━━━━━; ´Д`━━━━━━ン!!!!
/ヽ_ァ/ヽ_ァ
)  )


そして堕天王子ヒドスwww
721名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 14:32:29 ID:5wH2bDRQ
GJすぎて吐血した。
元一軍メンバーに問い詰められて二人が語る初体験の回想ネタをwktkしている。

>>705も待ってるぜ。
722名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 20:06:11 ID:xK1evsq/
麗花ちゃん名前間違えられて不幸だわ・・・(´・ω・`)
723名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 23:58:49 ID:Ei5lPE2h
アポシルキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
GJです!すげー萌える!
724名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 04:41:55 ID:7CgqmAfX
って王子は居残りか‥!
725名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 20:44:56 ID:cu8qCTtq
汁も大人だねぇ
726名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 11:27:36 ID:+uXvvlYE
しっとりと保守
727名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 06:50:16 ID:33bb98zB
そろそろ保守
728名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 23:40:51 ID:jJu90g2b
ちょっとやばいんで保守
続編wktk
729名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 08:58:29 ID:zUvzrTs2
ageると変なのが出てくるから保守はsageで
730名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 22:16:49 ID:y8GFDZLm
そろそろ保守
731名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 06:22:49 ID:T+BzdlMa
大丈夫か保守
732名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 00:04:25 ID:PTYsoihx
>708-718
久々に来たらいつの間にかすごい萌えるの投下されてた!
遅レスだがGJ!
733名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 14:50:24 ID:+Fe5BUHU
遅まきながらGJ!
734名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 02:31:16 ID:OT6+/SHM
エロ神様が死に絶えてしまったよ
どうか降りてきてエロ神様‥
735名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 20:02:51 ID:nKV8QEOS
続編きたっぽいage
736名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 16:27:38 ID:rbzeIiJb
続編キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
前キャラそのままだとよキタコレ
アポロとシルヴィアをどうか会わせてやってください
737名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 17:10:34 ID:r11L35/1
ポスターのお姫様だっこハァハァ
738名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 22:01:24 ID:6kQIXora
ほしゅ
739名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 21:10:02 ID:KJ0PksGg
ほしゅ
740名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 09:34:07 ID:qVhEnJ0A
ほしゅ
741名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 21:40:26 ID:0BMR7tDC
なぁ、せめて保守以外の言葉を書き込まないか

クルト萌え
742名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 18:57:53 ID:WunEDMNf
トーマにはかなりのエロさを感じるんだが
トーマ×アポロだと801になってしまうのが痛い
せめて乳だけでもあれば
743名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 19:06:46 ID:Aj3LybiR
っ【トーマは天翅なので両性具有】
744名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 20:46:06 ID:WunEDMNf
いや両性具有なのは知ってるが、
見た目や声のせいで801になっちゃうなあと

もしかして服を脱いだらたわわなオッパイがあるのか?
745名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 21:57:55 ID:MsNnA4Tl
最終回の合体シーンを見てみろ。
トーマは見事な胸板の持ち主だ。
746名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 22:41:43 ID:BLofesWV
トーマのB95 爆乳 これでよし
747名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 22:42:43 ID:Aj3LybiR
っ【出し入れ自由なおっぱい】
748名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 18:44:39 ID:Q0tok8Kj
変幻自在なおっぱいでアポロを籠絡するトーマ
よし抜ける
749名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 03:31:25 ID:Y7tsN/+l
ここは合体禁止なのか?
750名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 06:45:45 ID:OtSiCyp6
おk
751名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 18:46:57 ID:OTNy7pMl
本スレみたいに合体時のセリフだけで
スレを消費するって意味ならやめてくれ
752名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 21:35:12 ID:WFElZojP
度を越さなければ「保守」だけより建設的では?
753名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 03:44:15 ID:lQiVGAEm
エロ妄想に結びつき、いつかエロSSを生み出すようなネタなら
なんでも構わないと思う
754心配性:2006/07/12(水) 12:57:47 ID:AqLXt2dl
地中の、さらにアクエリオンの中という閉鎖された狭い空間での長い長い禁欲生活の所為で、
頭翅はアポロにアポロニアスの、アポロはシリウスにシルヴィアの幻影を見ないか心配だ。


トーマ :(;´Д`)アポロニアス…ハァハァ
 ↓
アポロ:(;´Д`)シルヴィア…ハァハァ
 ↓
シリウス:(lll゚д゚)ヒイィィッ!!
755名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 00:34:08 ID:+owkcwZk
>754
シリウスもアポロにアポロニアスの幻影を見れば無問題
756名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 09:38:20 ID:8nhoBA6g
>>755
それだとトーマがまた寂しいことにw

つーか、数字板向けのネタだな。
757心配性:2006/07/13(木) 18:57:02 ID:owxCv12Q
>>756
じゃあ、つぐみが初エッチの時に、興奮のあまり相手の男(たぶんジュン)の頭を
スキャナーズのごとく爆裂させてしまわないか心配だ。(めっちゃグロですがな)

それはそうと、つぐみとジュンがくっついたりしたら、ジュンはつぐみにコスプレとかさせて
セックルしそうですな。(PCの上にエロフィギアとか置いてあったし、もろにオタっぽいし)
758名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 19:47:10 ID:gBsLe3qn
とーまはアポロニアス(アクエリオン)に包まれているから大丈夫

>757
アンミラメイドエッティ!( ゚∀゚)o彡゚ エッティ!
759名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 22:33:18 ID:8nhoBA6g
>>757
18話でそういや、つぐみはマナマナのコスプレしてなかったっけ?
あのあと二人で(ry
760名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 02:31:24 ID:rQ3DBoYC
>757
ベッドサイドに卵を1ダース並べておいて、
それを破壊するように誘導すればいい

ついでにヤりながら
「ほら、また卵が割れた。興奮してるんだね」
「違う、違うのぉ」
「なら、割らないように我慢してごらん?」
と言葉責めも出来るぞ
761名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 07:10:47 ID:k8r78IiB
ジュン「ハァハァ……とっても可愛いよ、つぐみさん」
つぐみ「もう、こんな格好させるなんて〜」

そう言うつぐみの姿は紫色のレオタードに、同色のガントレット、ハート形の髪留め、レオタの上からかなり丈の短い
白と黒のプリーツスカートを穿き、脚は黒のニーソックス、そして胸元に赤い大きなリボンをブローチて留めていた。
初エッチの時に、いきなり相手にアニメキャラのコスプレをさせて事におよぶという、ぶっとんだ行為に出たジュン。
普通ならウルトラC級のNG行為だが、つぐみはそれでもOKしてくれた! 本当につぐみはやさしい娘(こ)だな。

(ああ、これから私、ジュンくんに抱かれるんだ……セックスされちゃうんだぁ………)
初めてのエチーということで、つぐみの心はかつてなく高揚し、その心臓は早鐘のように鳴っていた。

“ドクン、ドクン、ドクン、ドクン、ドクンッ”

ジュン「じゃあいくよ、つぐみさん」
つぐみ「う、うん……」

つぐみの興奮が最高潮に達した……その時!

“ドクッ、ドクッ、ドクッ……ピッキーン!”

つぐみ「あぁ――――っ!!」←思わず絶叫。
ジュン「うわらば!」←爆裂四散。


すんません、こんなもんしか書けませんでしたorz
コスプレの描写については自分のオリジナルです。無難にプリ〇キュアとかにしとけばよかった。
朝っぱらから何をやってんだオリは………
762名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 03:50:14 ID:1a6THFDU
>>761
つぐみは最初あれだけコスプレに引いてたのに、その後いきなりマナマナの格好してたあたり、
初Hでコスプレやってくれてもおかしくないと思ったw
しかし、真面目につぐみでエロを絡めるとなると爆発がネックだなあ。
イッた時の爆発なんか宿舎一つ軽く吹き飛ばしそうだし。
763名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 04:25:07 ID:6PXgWOFm
自分のコスに嫌がってただけで二次コスはいいんジャマイカ?

>761
萌えたw
764名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 20:17:35 ID:FvUXMmBC
そこでジュンくんの新発明ですよ
この首輪を装着すると彼らの特殊能力が抑制される、というものです
で、その首輪がどこまで有効に働くかを調べるために
つぐみが協力する事になるわけですよ

具体的にはつぐみにあんな事したりこんな事したりして、
どこまでつぐみの爆発能力を抑えられるかを調べるわけです
765名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 20:36:05 ID:UI0/14/O
「つぐみさん…これは実験なんだからちゃんと協力してくれないと」
「そっそんなこといってもジュン君!あっだめぇ…!」
766名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 20:38:15 ID:j+4o9d5u
>>764
頭いいな!確かに、ジュンの発明力は生かさにゃならんw
767名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 12:45:25 ID:vCJTu+rs
ジュンの透視能力で
つぐみの性感帯を探るとか
768名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 10:33:20 ID:0+wNzTSh
そろそろ保守しなきゃ!

つぐじゅんはジュン君頑張れとしか言いようがないなw
769名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 22:18:02 ID:drTaAw2a
ついでに、すごく下の方にいるからあげておく
770名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 13:51:00 ID:dUPWE9x7
今更だが…
新シリーズは、創「星」のアクエリオンなんだな…
771名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 22:53:15 ID:gW++jgh1
聖なるなんちゃらじゃなくなるのか
772名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 00:51:14 ID:1Jz4PYe+
「裏切りの翼」って誰が裏切るんだろう
773名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 03:13:47 ID:V3PdFIpm
お兄様(゚∀゚)!
774名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 20:57:20 ID:ZaonbHCv
汁とアポがディーバを裏切るとかか…?
でもディーバ裏切ったらエレメントスクールのあのメンツの
楽しいひとときが見れなくなるな…_| ̄|○
775名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 01:36:31 ID:GbJwf8vd
「今日は大丈夫よ」って言われたから安心して中に出したら
後で「できちゃったみたい」と言われるような裏切りで
776名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 19:22:08 ID:MTiAKA9P
ゴムを付けてしたのに
ゴムに穴が開いてたという裏切りで
777名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 20:43:48 ID:JPbMCyFK
つぐみが爆発しないからって言ってヤってたら頭ボーンな裏切りで
778名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 02:43:57 ID:93ukTg84
アポロ×リーナだと思ってたら
実はリーナのコスプレした不動司令だったという裏切りで
779名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 23:10:22 ID:z+sV+2Zp
こええええええええええええええええ
だんだんと夏の夜らしくなってきたぜ!wwww
780名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 01:45:45 ID:9rjvirD+
アクエリオンだと思ったら実はゲッターだったという裏切りで
781名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 03:01:19 ID:dAHSwKhG
>>780
それはすごい裏切りだw
782名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 01:40:39 ID:cph5z7ud
クロトとクロエの双子えっちが見たい
783名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 11:41:33 ID:pn9Xhv6a
「アクエリオンVSゲッターロボ」
という裏切りで(かつ、東映まんが祭りのノリで)
784名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 22:59:20 ID:99fpUEAC
ええとゲッターロボ攻めのアクエリオン受けとかを想像すればいいのか
785名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 00:35:03 ID:TFco33jK
ゲッターマーズとか、
アクエリオン2とか……
786名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 01:53:19 ID:8GQZ+4k1
昔シャア板で、ホワイトベースがマゼランとサラミスに犯されるネタレスがあったの思い出した
擬人化じゃなく戦艦のまんま。更に人格は3隻とも男、という設定
人間の想像力には限界がないんだな
787名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 16:25:50 ID:o1TYT38h
別にトーマとアポロニアスはフォモじゃないよ。ファンタジーとかでよくあるように、Angelは両性具有なんだよ。
だからトーマのおっぱいとティムポは収納式で、ニアスとイチャつくときは♀に、音翅に迫るときは♂になるんだよ。
788名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 20:50:32 ID:T1nggdPN
収納式にワロスwwww
変形しそうだ
789名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 21:34:15 ID:Ih5POkaI
変形・合体は眉翅の十八番ですから。
790名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 13:09:43 ID:cT7uB2oA
ジュンは説明するの好きそうなので
つぐみの体をいじりながら
「濡れてきたでしょう?これはバルトリン氏腺液といって、
デンマークの学者キャスパー・バルトリンが…」
と細かく説明しながら言葉責めするのが見たい
791名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 02:11:19 ID:SpEAj8cW
そんな責め嫌だ!!!
792名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 20:23:42 ID:TPzjg7UE
ていうか難しいよね。
>790に期待
793名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 00:34:24 ID:q+C8KzQH
ソフィアがアポロに女の体を
優しく教えてあげるとか
794名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 18:10:54 ID:Mx/Y67y+
>>790
ワロタw読みたい
795名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 22:36:53 ID:ymHxnFIw
ほしゅ
796名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 22:22:17 ID:BZWpq7+m
最近、アポロとシルヴィアで妄想が絶えないよ。
あ−、色々書きたいが文才がヌェ−
797名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 23:42:30 ID:amEMyZnf
妄想の断片だけでも書いてくれ
俺も妄想するから
798名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 01:35:22 ID:aG5ykoBA
ほす
799名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 10:50:36 ID:FcibuXBZ
じゃあ頑張ってみる。
少し時間くれ
800名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 22:58:13 ID:FcibuXBZ
801名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 09:47:55 ID:pt+2rfkp
おう、待ってるよ
802名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 09:17:32 ID:h2YQXgNd
hoshu
803名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 11:48:56 ID:mKVpeBf9
昨日インテのイベントでアポシルの微エロ本買った



幸せだ―
804名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 02:56:06 ID:efVeua50
>>803
すごく羨ましい
日曜日関西にいたんだよな、俺もインテ行けばよかった
805名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 19:52:04 ID:vORYDRWj
でもアクエリオン扱ってるサークル1つしかなかったよ
もう一つあったが多分BL
806リーナ×アポロ:2006/08/25(金) 23:56:58 ID:b0BIW5Gi
 深夜、雲ひとつない夜空に輝く月と星の光が、真昼のようにDEVAの敷地内を照らしている。
 その敷地の一角、DEVAの庭の花園から草原にかけての芝生を走る影があった。
幼くも野生動物のようにしなやかな身体と、美しい金髪を左右で輪の形に結った独特の髪型………シルヴィアである。
優雅に舞っているのではなくせわしなく疾走しているというのに、躍動するシルヴィアの姿はまるで妖精か舞神のようだ。
しかし……彼女は何故かスカーフをほっかむりの如く頭に巻き付けて、それを鼻の下で結ぶという怪しさ爆発な姿をしていた!

 何でそんなアホみたいな格好をわざわざしているのかとシルヴィアに問えば、
『人目を忍んで行動する時はこういう格好をするって、お兄さまの蔵書に書いてあったのよ!』
という答えが、おそらく鉄拳とともに返ってくるのだろう。
しかし人目を忍んで? そう、彼女はある噂を確かめるために人目を忍んで、というより噂の当事者たちに気付かれぬよう、
こっそり目的地へと近付きたいのである。
 ある噂とはエレメント並びにその候補生の間に流れた、非常にくだらない噂だ。
何の証拠もない信憑性の薄い噂。誰が流したかも分からぬ根も葉もない噂。だがシルヴィアは確かめずにはいられなかった。

『アポロとリーナが逢引きしている』というその噂を。





 確かにアポロとリーナは「リーナ吸血鬼疑惑事件」の時からなんとなく親密……のように見える。
いや、思い返してみれば、アクエリオンが初めて“立った”時も、何やらアポロはリーナに優しかったではないか!
足が不自由な彼女に気を使っただけだと言えばそれまでだが、普段の自分への態度とは格段に違うその気遣いを考えると、
シルヴィアはどうにも疑ってしまうのである。

 いや疑うもなにも、二人がお互い好きで付き合ってんなら何の問題もなく、こそこそ出歯亀的行為をしなくても……と言えば、
『べ、別にアポロの奴が気になるとかじゃないんだからね! 私はエレメント同士がふしだらなことするのが許せないだけよ!!』
という型にはまったツンデレな台詞が、やっぱり鉄拳とともに返ってくるのだろう。

なんて状況を説明しているうちに、シルヴィアは目的地に着いたようだ。
807リーナ×アポロ:2006/08/25(金) 23:58:35 ID:b0BIW5Gi
続きはまた別の時に……
808名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 01:08:21 ID:1Gk5tNcf
パンツ脱いで待ってます
809名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 01:38:25 ID:1PtrrO44
リーアポ好きだ。がんばって
810名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 10:21:55 ID:wj2Iio0M
>アクエリオンが初めて“立った”時も

すまん、違う事を想像してしまった
811名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 16:33:05 ID:4KpdgBrp
ほしゅ
812名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 01:16:17 ID:ADwCIh8A
女トーマ受けって需要あるか?
813名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 01:55:05 ID:ADwCIh8A
age
814名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 06:40:44 ID:RG95WnLs
女トーマは名前欄でコテ
NG指定できるようにして投下おk
815名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 07:18:04 ID:7VTMB5pE
>>812
やおいはやおい板へ
816名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 07:57:36 ID:9CXCuASJ
>>815
やおいじゃなくて性転だろ?
設定的には性転ともいい切れんが。
817名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 12:32:45 ID:tZxRIoX2
>>812
読んでみたい
が、嫌がる人もいるので名前欄にカップリング記載(アポロ×女トーマ、とか)
した方がいいと思う
818名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 12:39:19 ID:JDW1qArL
性転ってのは結局801の延長上じゃね?
819名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 12:53:38 ID:BeWNvjdk
あれって、性別ってはっきりあるんだっけ?
なんか両性具有とか、そんなイメージだった。
820名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 16:02:41 ID:9U3VGyn3
あの胸板では_
821名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 19:33:51 ID:f9ZkEm7j
>>812
ここにあるぞ。バッチこい!!

でもこのスレにうpすると荒れるかもしれないから
こっちに投下するのはどうだろう。
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1128085762/
822名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 21:48:21 ID:LwE7Kl7m
ニアス×セリアンが読みたい
823812:2006/09/03(日) 23:42:46 ID:ADwCIh8A
やおいじゃなくて、ひんぬー乙女だったら萌えとか思ってしまったのだが…
あの厚みを胸板だと思うとちと萎えるが、重ね着の着ぶくれだと思うとたまらん
その設定でオトハと百合とかもたまらん

書きながらちと投下どこにするか考えてみるわ
824名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 01:35:13 ID:a8bzc/6K
トーマの性別とか絡みについては>>742-748 辺りでも話し合ってるぞ
825812:2006/09/04(月) 02:41:42 ID:XUfFk5Vp
>>824
thx
一応スレ全体にも目は通して、天翅=両性具有説もむしろ推したいんだが
むしろこの両性具有説がゆえにTSスレに行くべきか、はたまたこっちでコテでやるべきか悩んでた
エチー時の体が完全に女性体の設定で書くつもりだったのだが、だったらTSスレでいいのかな?
826名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 22:27:00 ID:I2UHUeu2
別に投下がガンガンあるわけじゃないしこのスレに落としてもらって
NG指定はできるようにしてもらうか
TSスレ?に投下してアナウンスしてもらうか
書き手さんの好きなようにしてもらっていいと思う。
827812:2006/09/05(火) 03:35:55 ID:sneUT4mI
じゃあさわりだけ投下して様子見るわ
だめそうだったらTSに移動で

ダメな人はアポ×女トーマにNG指定でお願いします
おkなひとは女トーマ=ひんぬー乙女つか幼女で妄想して読んでください
自分そのつもりで書いてるんで
初エッチまでマターリみまもってやってください
828アポ×女トーマ:2006/09/05(火) 03:37:45 ID:sneUT4mI
中指と人差し指で隠された入り口を開き、親指の側面を滑らせるように湿った肉色にこすり付けた。
天翅であるから両性であることに間違いは無いのだろうが、滑らかな体のどこにも
男性器に相当するような箇所は見つからなかった。
…使うわけでもないから、あえて探し出そうとも思わなかったけれど。
指を動かすたびに敏感な奥の粘膜から粘液が滲み出しては滴る。
その度に、脚を開いて力無く寝台に横たわる華奢な体はか細い啼き声をあげた。
<名前を呼んでごらん、トーマ?>
ぬめりを帯びた箇所を焦らすように、…もしくは苛むように、
アポロニアスはそれでもただじっくりと表面だけを嬲り続ける。
目の前に投げ出された供物を、楽しみながらまるでゆっくりと食むように。
829アポ×女トーマ:2006/09/05(火) 03:39:08 ID:sneUT4mI
彼の新しい仕事が一つ増えたのは、太陽が黄道の周期を三分の一ほど過ぎる前のことだった。
その頃、彼は若いながらもすでに存分に翅なしに親しんでいた。
親しむというのはつまり、生まれ持った強大な力を活かし、家畜である翅なしを
恐怖と絶望で支配しながら大量に良質のプラーナを収集するという、
天翅としての素晴らしき行いを全うしていたということだ。
高い能力だけでなく、幼くして知の片鱗も覗かせていた彼は、
成長し、指導者としての力を得たならたらさぞや天翅族を繁栄に導くだろう、と多くの天翅に期待をもたれていた。
『太陽の翼』。天翅族の行く末を、明るく照らす者。
赤銅色に輝く髪と、ブロンズの肌から、彼は輝かしい名を与えられるが、
彼自身にとっては日々の事象はただ己の楽しみを追求しているだけに過ぎず、称号にも賞賛のまなざしにもどんな意味をも見出さなかった。
ただ奔放に、興味と欲求を満たすだけの毎日。だがそれがひたすら己の評価を上げていくだけだというのが皮肉だった。
830アポ×女トーマ:2006/09/05(火) 03:40:04 ID:sneUT4mI
そんな中、突然長老に呼び出されて押し付けられた、ひ弱な天翅。
<これをお前の許婚とする。お前の血を持つ子供を作りなさい>
引き合わされた相手の年のころは自分より2、3下だろうか、線の細さのせいで余計に幼く見える子供であった。
真珠のように白く透き通る肌、白銀に輝く羽は優雅に波打ち、月の光を思わせる。
(子供をつくる、ということは、これが噂の)
聖天翅、か。
ゆっくりと滅亡の道へ向かいつつあるという天翅族。
一族の存亡などはまだ若いアポロニアスにとってどうでもいいことだったが、
天翅族を復興させるため、優秀な天翅の母体となるために作られたという聖天翅には多少の興味はあった。
831アポ×女トーマ:2006/09/05(火) 03:41:17 ID:sneUT4mI
何しろ、自分と並ぶほどの特殊で強大な力を持つ天翅だという。
アポロニアスは、いまだかつて自分と同じくらいの強さの天翅になど出会ったことがなかった。
それにしてもこんな細い体の天翅のどこにそんな力が眠っているというのか。
美しいというのは認めよう。だが、教えられたばかりの生殖行為を行ったら、それだけで孕む前に壊れてしまいそうな華奢さだ。
これでは全く使い物になるとは思えない。
今もただ大人しくこうして繁殖のための苗床にされようとしているだけだというのに。
束縛を煩う自分にはとても我慢のならない立場に思えるのに、この『特別製の』天翅にとってはしごく当たり前のことなのだろうか。
832アポ×女トーマ:2006/09/05(火) 03:42:12 ID:sneUT4mI
長老に促されるままに、ただ無言で立つ聖天翅の手を取って引いた。
この天翅とはこれから毎日共に寝台につかねばならないことになっている。

それにしても、なんと誇りのない天翅なのだろう。
いくらかの憐憫の情と、嘲りを浮かべて見つめると、それまで無言で俯いていた天翅がふいに顔を上げた。
内包物のない澄んだアメジストの瞳が、ギラリと信じられないほど強い視線を向けてくる。
まるで射殺そうかとでもいうように。


…面白い。
正直あまり乗り気ではなかったアポロニアスだが、しばらくはこの戯言に付き合ってやろうという気になっていた。
833名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 04:09:22 ID:sneUT4mI
うはwwwwwwwアポ×女トマじゃなくてニアス×女トマって書くべきだったんだなwwwwwwwwww
スマソ
orz
834名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 11:49:02 ID:kFUpr1KD
>>828-833
アポロニアスかよ! こいつは想定外だった
でも面白い。続き待ってるよ
835名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 00:31:33 ID:MS5/JyOm
ここで続きでおk
ニアスとはやられたwww
GJ!!!!!!!
836アポ×女トーマ:2006/09/06(水) 17:35:51 ID:YclfklgX
題変えるのマンドクセのでこのまま行かしてもらいます
おkと言ってくれた皆様ありがwwwwwとうwwwwwwwww

アポロニアスは面白半分に、聖天翅に膝の上で食事を取る事を強要したりしながら二人の時間を過ごしていた。
元より生殖行為を強いるつもりはなかったし、何をするにもこの聖天翅の反応が一々毛を逆撫でた猫のようだったことのほうが意外で面白かった。
それを、許婚なのだからという言葉で無理矢理従えて連れ回したり、翅なしのつがいを真似て膝枕や耳掃除をさせてみたり、
背中を流させたり、時には執拗に悪戯をしてみたりするのはたまらない。
己の立場に縛られて逆らえない許婚は、憎々しそうに目を吊り上げ、翅を震わせて抗議した。
その度に怒りの美しい白い燐光が舞っては弾ける。
<今から夜昼と無く生殖行為を続けてわたしの子を孕むのとどちらがいい?>
だがどんな抵抗も、屈辱に震える翅を無理矢理愛撫しながらそう囁くとすぐに大人しくなった。
そうして一ヶ月ほど過ぎ、やがて聖天翅が、どうやら自分はからかわれていただけだったらしいということに気が付くと
今度は猛然と抗議を始めるようになった。
顔を真っ赤にして翅を唸らせ、近づくなとばかりに威嚇する。
思念も飛ばすようになった。全く話せないかと思われた生殖行為用の天翅は、お喋りで口が悪かった。
<いい加減にしろ、つばさ。望んだわけではないが、一応覚悟を決めてわたしはここにいる。
 与えられた役目を果たさないつもりなら私に触れるな。気分が悪い。
 許されているのなら今すぐにでもその身をずたずたに引き裂いてやろうものを…!>
<…許婚は面白いな。ますます好きになれそうだ>
<その汚らしい思考をやめろ!今すぐ塵にするぞ>
837アポ×女トーマ:2006/09/06(水) 19:22:56 ID:YclfklgX
よほど気に食わないのだろう。
最初に引き合わされた時はまるで人形のようだった許婚が些細な事でも一々激昂し、本気で反抗してくる様に、
たまらずアポロニアスは口から笑い声を発した。
自分を羨望や微かな嫉妬の眼差しで見つめる者こそあれ、ここまで激しく拒絶する者など初めてだった。
「はじめて見たときはまさかこんなのとは思わなかったな…本当に好きになれそうだよ、許婚」
突然の『声』に驚き、毒気を抜かれたような顔をしてぽかんと立ち尽くしていた聖天翅は、
体を折り曲げ涙を流して笑い転げるアポロニアスを前に顔をくしゃくしゃにして怒鳴った。
「『こんなの』とは何だ!いい加減許婚の名くらい覚えたらどうだ!
 トーマと呼べ、トーマと!!」
容姿に見合うような、幼い高く澄んだ声が静寂を裂く。
怒れる許婚は、ついでにアポロニアスに向かって手当たり次第に辺りのものを投げつけ始めた。
アトランディアの奥深く、大事に育てられたか弱い子供のする事などたかが知れている。
なんなくかわしたアポロニアスは、ふとあることを思いだした。そういえば、しばらく許婚をからかってばかりいて、
狩りに出ていなかったのだ。
<詫びといっては何だが外の世界でも見せてやろうか、トーマ?>
<…え…?>
トーマを外に連れて行ったらどうなるだろう。
それは軽い思い付きだったが、アポロニアスの心をわくわくさせた。
外を初めてみるのだろうこの許婚は、今度はどんな反応を示してくれるのだろう。
一旦思いついてしまえば、もう止まらなかった。
唐突に話しかけられ、動きの止まったトーマの体を、不意を付いて抱え上げ、そのまま勢いよく飛び出した。
大きな翼をはためかせ、ぐんぐんと上昇する。きりもみのように旋回するたび、腕の中の体がしがみついて震えた。
あの小生意気なトーマがだ。
それが楽しくて何度も何度も無茶な飛び方をする。
初めてのトーマはすっかりパニックに陥ってしまった。
838名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 21:10:01 ID:MS5/JyOm
し・え・ん!
839名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 00:35:52 ID:7BgFNBO7
本編のトーマが1万と2千年前はこんな初々しかったのかと思うと
笑えたり、時の流れの無情を感じさせられたり
とにかく続き期待
840アポ×女トーマ:2006/09/07(木) 01:31:37 ID:Wk8pVh7E
<やめて!…離してよつばさ!こわいよ!!>
<離したほうがいいのか?そうは思えないが…だが『トーマ』のたっての願いだ、離そうか?>
<!!>
<はははは>
興奮したトーマの翅が輝く。
恐慌状態に制御できなくなり、羽ばたき散った白銀の翅がでたらめに切っ先を変えて飛び交う。
幾筋かの翅はトーマを抱きかかえて振り回すアポロニアスの肌をも傷つけ、血を流させた。
(ほう…)
久しく目にすることの無かった己の血液。アポロニアスは静かに瞠目した。
傷をつけることが出来る、というのは、すなわち己の領域を侵すだけの力を持っている、という事。
トーマは真実、自分と釣りあうほどの潜在能力をその身に秘めている、
その何よりの証明に他ならなかった。
(子、とかそういうのはともかく、…伴侶とは認めてやってもいいかもしれんな)
風を切って翻ると、今にも翅なしの地平に沈もうとする赤く潤んだ太陽が見えた。
今度は速度を落としてゆっくりと浮遊する。
<ほら、見てみるがいい。美しい太陽だ>
あまりの無体な仕打ちに身も世も無く泣き叫んでいたトーマも、
穏やかな声と風圧に促されて恐る恐る目を開ける。そこには、初めて見る世界が広がっていた。
<あ…>
大事に守られたアトランディアの、その奥深くでは決して目にすることの出来なかった情景が。
日を浴び鮮やかなオレンジに染まる大地と、対比するように藍色に染まりゆく天。
昼がその姿を隠し、眠りの夜を迎えるための荘厳な祈りの歌が、
今まさに天空にちりばめられようとしているあまたの煌く星々から聞こえてくる。
841アポ×女トーマ:2006/09/07(木) 01:44:53 ID:Wk8pVh7E
実に美に敏感な天翅らしく、色彩の移り変わりの妙にあっという間に心奪われたトーマは
恍惚の表情を隠すことすら出来なかった。
歌に共鳴させるように、自然と己の翅すら振るわせる。
まるで、アポロニアスに抱かれさっきまで泣いていたことすら心の内から忘れ去っているように。
その表情に不覚にも魅せられつつ、アポロニアスは湧き上がる苛立ちを抑え切れなかった。
今まで夢中で自分にしがみ付いていたはずのトーマが、
普段何くれとなく自分を警戒し、不必要なまでに威嚇し警戒していたトーマが、
それすらすっかり忘れたように歌の虜になって自分を見向きもしない。
(つまらんな…全くつまらん)
今は目を閉じて振動に身をゆだね、天翅ならではの快楽に浸るトーマの
その柔らかな翅を愛撫しながらアポロニアスは耳元でわざと声を発した。
「忘れているようだがトーマ。お前には私の子を産んでもらうよ」
無防備に感覚を開放していたトーマは、いささか乱暴に差し込まれた刺激にびくりと身を震わせた。
心地よい波間に漂うような快感から急激に現実に引き戻され、
泣いた名残か潤み腫れた瞳で、呆けるようにアポロニアスを見上げる。
842アポ×女トーマ:2006/09/07(木) 01:46:55 ID:Wk8pVh7E

<聞こえたか、近いうちにお前と交配する、と言ったんだ>
アポロニアスは自分の心情を正しく把握していた。
それが純粋な興味なのか、それとも交配を行いたいという性的な欲求を伴う好意なのかは
まだわからない。
だが自分は今、確かに許婚としてではない『トーマ』個人に興味を持ち始めたのだと。
だから、自分から意識が離れたトーマに苛立ったのだと。
<もともとそういう理由でおまえはわたしに預けられたのだろう?喜べ>
<…>
腕の中におさまり、かつてないほど大人しくなったトーマはその言葉に、
嬉しいのか悲しいのか悔しいのか怒っているのが、何とも心情を推し量りがたい顔をして、黙った。
それをアポロニアスは了承の意だと勝手に受け取る事にした。
夜の闇を受け、しっとりと煌くトーマの髪に唇を付け、そこから美しい曲線で伸びる翅を愛撫する。
時折吸いながら、髪を掻きあげて滑らかな頬を辿る。
初めてそのような意図で触れた体は相変わらずへし折ってしまいそうな頼りなさではあったが、
思ったより抱き心地はよかった。
突然の事にどうしていいかわからないのだろう、弱々しくしがみ付くトーマの体を強く抱き寄せて、
唇を交わせあう。ゆっくりとプラーナを吸い上げ、そして同じように自分のプラーナを注ぎ込む。
初めての聖なる交歓だった。
最初から最後まで、常の彼女からは想像出来ないほどに、トーマは始終静かだった。
843名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 01:54:45 ID:Wk8pVh7E
とりあえず書いたとこまでおとしてみた
支援の人ありがとう
844名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 19:22:03 ID:2125O8yp
GJ!
つづき楽しみ
845アポ×女トーマ:2006/09/08(金) 05:05:13 ID:6iMJDBwv
それからは、とりあえず一日に一回は唇を重ねてみることにした。
寝台の上で一緒に寝る時も、背中合わせに離れて眠るわけではなく、
抱き合ってお互いの身体を密着させたまま眠ることにした。
細く華奢なトーマの身体は、抱きしめると翅が丁度アポロニアスの首筋にくる。
これがどうにもくすぐったくてたまらなく、アポロニアスには拷問以外の何物でもなかったが、
仕方が無いので黙って耐えた。

アポロニアスがからかいではなくトーマに触れるようになってから、
トーマの態度は目に見えて軟化した。
相変わらず身の程知らずのひどい悪態はつくし、嫌だと思うことは絶対にしない。
抱えられて空を飛ばれ、弄ばれたのがよっぽど屈辱だったのか、
昼間は決してアポロニアスの手の届くところに近寄ろうとはしなかった。
その影では隠れて飛行の練習をしていたらしく、
ある日突然目の前で自慢げに宙返りなどされた時にはアポロニアスはひどく笑い転げて
このまま笑い死ぬのではないかと思ったくらいだ。
無論、怒り狂ったトーマは部屋が壊れぬ程度に容赦ない攻撃を浴びせてきたのだったが。
そんなトーマだが、夜にはうって変わって大人しく、アポロニアスと同じ寝台について
抱き合って眠るまでになったのだ。
その幼い寝顔を観察しながらアポロニアスは、野生動物を手なづけるとは
こういうことなのかもしれないといささか哀しいため息をついた。
(わたしはどうみても子育てをさせられているようにしか思えないのだが)
天翅族の更なる繁栄などともっともな言葉を並べられながら、
とんだ厄介ごとを押し付けられたものだ。

アポロニアスは、実は天翅など滅びればいいと思っていた。
否、滅びればいいというのは言いすぎなのかもしれない。
アポロニアスの中にも、同胞をそれなりに愛する心はあった。
だが、生理を捻じ曲げ、こうして繁殖用の母体など生み出さなければ
天翅族が最早種族として成り立たないというのなら。
…それもまた一つの運命ではないのだろうか。
そんな思いが拭いきれないのは、地上で翅なしを多く観察しすぎたせいかもしれなかった。
846アポ×女トーマ:2006/09/08(金) 05:07:17 ID:6iMJDBwv
トーマと寝台に横たわる時、一番初めに腕を回す瞬間に、
一瞬だけトーマが身体を固くする瞬間があることにアポロニアスは気がついていた。

<トーマ、細すぎだ、まるで貧相な翅なしの雌のようだ。
 それでは子など孕めぬだろう。プラーナが足りないのか?ならば存分に与えよう。
 もっと大きく太く逞しくなれ>
<うるさい、それは余計なお世話というのだ。
 抱き心地が悪いから伴侶を変えるというのなら大歓迎、いつでも言ってくれ>
<そんな事は言ってない。…疲れているのか?もう寝ろ>

ただ抱きしめて目を閉じ呼吸を静かにすると、安心したようにトーマが擦り寄ってきてやがて眠る。
触れられて緊張するということは、やはりトーマは生殖行為が行なわれるということに関して
わずかでも恐れを抱いているということだろうとアポロニアスは考えていた。
恐れというより不安なのかもしれない。
そもそも天翅とは、誇り高き生き物。
『役目』があるとはいえ、長老の思うがまま定められた己が運命に対して
黙って頭を垂れて従うのを、この天翅も内心、良しとは思っていなかったに違いない。
だからこその自分への悪態であり、反抗であったはず。
その天翅らしいありようは、アポロニアスにとってはむしろ好ましかった。
だが、それならば尚更何故、自分と交わると宣言した天翅の寝台で抱き合って眠り、
唇さえ交わすというのか。したくないことなら、しなければいいのではないか。
そのことはどうしても不思議でならなかった。


ageちまった。スマソ
847アポ×女トーマ:2006/09/08(金) 06:09:03 ID:6iMJDBwv
<何故だ>
疑問は、解消されなければならない。
アポロニアスにとって、常に疑問とはそういったものであった。
<え?>
<何故トーマは生殖行為などしたくも無いのに、
 ある日突然引き合わされた見知らぬ許婚とやらの寝台で大人しく孕まされる日を待つ?>
この期に及んで、あまりにといえばあまりな質問に、流石のトーマも目を見開いた。
<好いた天翅などは、いないのか。したくないことならば、しなくてよい>
<…な!何を根拠に今更そのような!
 そもそも私は種族の繁栄のため、多くの天翅の母体となるべく作られた聖天翅だぞ!?
 私個人の意思で勝手な真似が出来るか>
トーマは顔を真っ赤にして怒鳴った。怒鳴らずにはいられなかった。
トーマは優秀な子孫を産むために作られた特殊な天翅である。
そのために、群を抜いて強い力と、美とを与えられた。
いわば子を作ることが彼女の存在意義だったが、それを今真っ向から伴侶に否定されたのだ。
激昂するなというほうがおかしい。
<…そもそもどうして天翅には子が出来ない?生殖能力が退化する?
 どうして特殊な母体を作り出さねば種族が保てないというのだ?
 これでは、搾取されながらもあれだけ地上に広がりはびこる翅なし以下ではないのか?>
<違う!我ら天翅族は、その優秀なる力故に翅なしとは違って一人で立つことができた。
 そのようにみっともなく手を換え品を換え醜く縋り付き合わなくても
生活を成り立たせることができた。
 だがその弊害として退化してしまった繁殖能力を自らの力で再び補おうとしているだけだ。
 それの何がいけない!?>
<退化してしまったことがだよ、トーマ。
 手を加えなければ新しい命さえ繋ぐことすら出来ない種族は、本当に存在する価値があるのか?
 トーマは子など産む必要は無いとわたしは思う、好きに生きればいいのだ>
「…っ、おまえがそれを言うのか!つばさ!!」
叫んだきり、トーマは口を噤み、ただ黙って涙をこぼし続けた。
顔も伏せずただアポロニアスの顔を強く睨みつけたまま、嗚咽すらなく雫が頬を伝う。
アポロニアスは自分がひどく失敗したことを悟った。
848名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 09:11:40 ID:ot7OSF7V
聖天翅とかアポロニアスの性格だとか、
作者さんが自分で考えた設定なのか、こういう設定が原作にもあるのか知らないけれど、
すごく面白い
話の続きが気になる。作者さん頑張れ
849名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 13:37:15 ID:0N64TfQX
GJ!!面白い!
続きたのんます
850アポ×女トーマ:2006/09/08(金) 22:35:34 ID:6iMJDBwv
アポロニアス。
わたしのつばさ。
わたしの伴侶。
…わたしのからだは、つばさにあわせてつくられている。

トーマは自分の身体を見回した。つややかな真珠の肌。柔らかく銀に輝く美しい翅。
わたしを形作ったヨハネスも、わたしを美しいと言った。
<おまえの伴侶の名はアポロニアス。太陽の翼とさえ呼ばれる、強く輝かしい天翅だ。
 多少型破りなところもあるが、むしろそこが好ましくさえある。
 …おまえの身体は、彼に合うよう作られている。
 伸びた手足、下肢の狭間にある生殖器はアポロニアスのそれと合致する位置に。
 抱き合い受粉するのにちょうど良い位置におまえの花は作られているのだよ。
 アポロニアスも、見目麗しく強いお前のことを、きっと一目で気に入るに違いない。
 そして、お前たち2人の結実によって作られるであろう我が同胞は実に優秀であろう。
 それだけの力を与えてあるのだから。
 お前たちの愛と、その子等によって導かれる輝かしい天翅族の未来を、楽しみに夢見ようぞ>
851アポ×女トーマ:2006/09/08(金) 22:36:08 ID:6iMJDBwv
わたしのからだは、つばさにあわせてつくられている。
わたしがつばさの伴侶になることは、本当は引き合わされるずっとずっと昔から
決められていたことだった。
ヨハネスは言った。つばさは一目でわたしを好きになるだろうと。気に入るだろうと。
わたしも憧れた。話でしか知らないつばさ。遠くからしか眺めることの出来ないつばさ。
強くて輝かしい、未来の象徴であるつばさ。そのつばさがわたしをきっと気に入るだろうという。
嬉しかった。
与えられた運命だったが、わたしはそれにとても満足していた。
その相手がつばさでなかったら、わたしは決して受け入れようとはしなかったかもしれない。
わたしはつばさに恋をしていた。
わたしはいつかつばさのものになり、天翅が忘れて久しかったという生殖行為を行い、
聖母となり、子供をたくさん作り、つばさに愛され、わたしもまたつばさを深く愛し、
天翅の一族は大いに栄え、このアトランディアで、いつまでもいつまでも幸せに暮らすのだ。
その未来予想図のどこにも、悲しみの匂いは欠片も見出せなかった。
ただ、嬉しかった。


それなのに。
初めて直に会ったあの日。

つばさは、わたしを、まるで蔑んだような瞳で。



…どうして?
わたしは、つばさにあわせてつくられているのに。
852アポ×女トーマ:2006/09/08(金) 22:38:08 ID:6iMJDBwv
どうして。
どうしてそんなに拒絶されていながらにして、
…それでも望んで伴侶となる事などできただろう?


自らのありようを、知らぬこととはいえ全否定されたトーマの悲しみはすさまじいものだった。
瞳は見る見るうちに精気を失い、暗く淀んで心が閉じていく。
プラーナが大気に溶けるように失われていく。
アポロニアスはひたすら己のうかつさを呪った。
]こんなはずではなかった、むしろトーマのことを個人として思ったがゆえに
好きに生きろと言ったのに!
<トーマ?トーマ!?トーマ!!>
うつろな瞳が、とろんとアポロニアスのほうを見る。
その目には何も映っていない。
「おいトーマ!!」
身体を強く揺さぶった。頼りない身体がガクガクと揺れる。
とめどなく流れる涙が、揺さぶられるたびに流れ出すプラーナと共に弾けて散った。
聖天翅は、こんな時ですら息を呑むほどに美しかった。
アポロニアスは、たまらずトーマに口付けた。
唇をこじ開けて歯列を割り、舌を追いかけて絡めとる。
深く交わらせたままプラーナを勢いよく注ぎ込んだ。
トーマの背がひどく撓る。
もがいて逃れようとする身体を腕にきつく抱え、へし折らんばかりに拘束し、
そして貪った。直接的に、一番深いところからプラーナが染み渡るように、奥の奥まで舌を伸ばす。
激しい攻防の末、強制的にプラーナを注ぎ込まれたトーマが
ついにアポロニアスを力ずくで引き剥がした。
肩で激しい息をしながらむせる。
同じく大量のプラーナを注ぎ込んだアポロニアスも、流石に荒い息をついた。
<トーマ…おまえは、…そんなに、そんなに子が、欲しかったのか。
 それとも、そんなに天翅の未来が大事か。
 …特別生殖行為がしたいようには…思えなかったのだが>
<違う!>
トーマから、矢のような思念が飛んだ。
<違う!違う違う違う!!
 わたしは、…生殖行為がしたかったわけではない…
 わたしは、おまえとの子が欲しかったんだ!>
<何だって!?>
今度はアポロニアスが驚きに目を見開く番だった。
853名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 02:02:42 ID:EaubjTVV
>>850-852
トーマが切なくて良いな
もうこのままセリアンとも出会わず、2人で幸せに暮らしてほしいとか思ってしまう
854アポ:2006/09/10(日) 02:18:42 ID:DXJlWhN8
激情のままにトーマは自らの衣を引き裂いた。
普段は幾重にも重ねられた薄絹の下にある、すべらかな裸身があらわになる。
<好いた天翅などはいないのか、だって!?
 …敢えて言うなら、それは君のことだよつばさ>
<そんな、…だが、しかし……>
<聞いたことがなかったとか知らなかったとか言うつもりなのかい?
 どうして言える?初めて会った時、わたしを蔑むような瞳で眺めた君に。
 はじめから、わたしにそういう興味を欠片も持ち合わせなかった君に。
 誇りが無いなどと嘲った君の元に、それ以上どうして望んで心など寄せられよう?
 だから、最初に言った筈だよつばさ。
 望んだわけではないが、一応覚悟を決めてわたしはここにいる、と。

 だけどそれももうおしまいだ。
 これ以上気持ちを弄ばれることにわたしは耐えられないから。
 君はわたしを好いてはいないし、例え君がわたしに触れても、行為を行っても、
 それは最早ただの同情でしかないだろう>
トーマはアポロニアスの手を取り、裸の胸部にそっと押し付けた。
薄い皮膚の下で、規則正しい呼吸が行われている。
アポロニアスは手のひらで暖かく脈打つ血液の流れを聞いた。
<…それはとても悲しいことなのだよ、わたしのつばさ>
855名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 02:24:57 ID:DXJlWhN8
スマンorzorz…
856名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 10:27:37 ID:4NX6EEhK
まさかここで喧嘩別れか?
俺今すごくトーマに感情移入してるから辛いな

けど、例えアンハッピーエンドでもやっぱり続きは読みたいので
職人さん頑張ってください
857アポ×女トーマ:2006/09/11(月) 00:23:38 ID:FypTE8gQ
トーマはアポロニアスをどんなときでも『つばさ』と呼んでいた。
『太陽の翼』。天翅族の行く末を、明るく照らす者。
…その呼び名は、密かに葬ることに決めていたらしいトーマの想いの、
せめてもの発露ではなかったか。
<例え愛情がなくとも君にはわたしに触れる義務があった。
 わたしもついさっきまでそう思っていた。
 だけど今は、違う>
トーマはアポロニアスの手をそっと離した。離された手は滑って落ちる。
<すまなかった。長老にはわたしから話しておくよ。
 ありがとう、アポロニアス。…さようなら>
今にもくず折れてしまいそうなトーマの儚い笑みに、アポロニアスは柄にも無くうろたえた。
知らずに抉ったトーマの傷の深さは計り知れず、そしてこうなってしまってはじめて、
トーマに対して生殖行為を行いたいという欲望を覚えたからだ。
手のひらにはまだ、先刻触れたばかりの淡いふくらみの感触が生々しく残っていた。
トーマは今自分のもとを去ろうとしている。
それは他ならぬアポロニアス自身が与えた深い傷によるものであり、
そしてアポロニアスはそのことに独占欲からくる微かな満足感を覚えつつ、
その一方で深く後悔していた。このままトーマとの関係を絶ちたくないと思っていた。
さぞ身勝手に思えることだろう、…だけど今、どうしてもトーマと繋がりたい。
正直、それがトーマの美しさに欲情させられためであるのか、
それとも時間をかけて心が近づいたためであるのか、判別が付かなかった。
こんなにひどく涙を流させた罪悪感によるものかもしれない。
これら全ての理由からかもしれない。
定められた2人だけに許された、生殖器を直に交わらせる行為。
自らの肉体の一部をトーマの奥底に刻み付ける行為を、
今始めてアポロニアスは行いたいと強く思った。
そうすればトーマを繋ぎとめることが出来るのかと思った。
今まで知らなかった熱が下腹部に集まってくる。アポロニアスはトーマをそのまま押し倒した。
<…!アポロニアスやめろ、わたしは…>
もがくトーマの四肢を自らの体重で押さえつけ、唇に唇を重ねる。
角度を変えて何度も触れ合わせる。
硬く引き結ばれたトーマの唇を、アポロニアスは舌先で舐めた。
<わたしとの子が欲しかったのだろう?トーマ。
 ならば作ればいい、わたし以外に生殖行為に適するような個体も見当たらないのだろう?>
硬直したトーマの顔が青ざめる。
アポロニアスが言葉を間違えた、と思ったときにはもう、彼女は抵抗をぴたりと止め、
哀しみに満ちた瞳を力無く閉じたところだった。
<……その通りだ、好きにすればいい…わたしはつばさの物だから>
858名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 01:53:27 ID:sK5PPXrS
ニアスがどんどん墓穴を掘ってる気がする…
ひょっとして凄いダメ男なのでは
859アポ×女トーマ:2006/09/11(月) 06:29:36 ID:FypTE8gQ
その痛々しさはまるで傷ついたトーマ自身の心を表しているようだった。
引き裂かれ、悲痛な皺をトーマの体の下で作っていた布の端を掴み、
アポロニアスはトーマの体にそっとかける。
見るにたえない惨状に変わりはないのだが、無いよりはましだった。
そのまま布にくるむようにしてトーマを床から抱き上げ、
アポロニアスが向かった先は寝台だった。
<…勘違いするな。同情でも義務感からでもない。
ただこのまま終わりにしたくないと思っただけだ。
 わたしは子供が欲しいと思ったわけではないが、トーマに欲情し、繋がりたいと思った。
 それではだめか?…それとももう手遅れか>
寝台の上にそっと乗せられ、労わるように、様子を伺うように翅を撫でられながら覗き込まれ、
トーマは困惑した。
<わたしの気持ちは、…おまえが抱いているような恋情とは多分違うのだろう。
 だがわたしはわたしなりにおまえに興味も好意もあるのだ、トーマ。
 身勝手ですまないが、わたしはこのままおまえとの関係を断ち切りたくはないと思っている。
 そのために生殖行為が必要ならば、いくらでもしようという程には、お前を気に入っている。
 結果として子供が出来、一族のしがらみの中で一生を終えることになったとしても、だ。
 わたしはトーマとなら名実ともに伴侶になってもよい。それが仕組まれた運命だったとしてもだ。
 トーマはどうだ?
 …答えてくれ、無理強いをするつもりはないから>
トーマは微かに寂しげに微笑った。
寝台の上に横たわったまま、かろうじて体に巻きついた布切れを払い落とすと、
上体を少しだけ持ち上げてアポロニアスの髪に触れた。
その手がそのまま首筋に下り、背中にたどり着いた。指先が翅に触れる。
<言ったはずだ、わたしはつばさの物だと>
860アポ×女トーマ:2006/09/11(月) 06:41:18 ID:FypTE8gQ
コピペミスった orz
再投下

動きを止めたトーマをアポロニアスが見おろすと、
既に半裸だった体は、暴れたせいで下肢にまとわる布すら解けてあらわになっていた。
その痛々しさはまるで傷ついたトーマ自身の心を表しているようだった。
引き裂かれ、悲痛な皺をトーマの体の下で作っていた布の端を掴み、
アポロニアスはトーマの体にそっとかける。
見るにたえない惨状に変わりはないのだが、無いよりはましだった。
そのまま布にくるむようにしてトーマを床から抱き上げ、
アポロニアスが向かった先は寝台だった。
<…勘違いするな。同情でも義務感からでもない。
ただこのまま終わりにしたくないと思っただけだ。
 わたしは子供が欲しいと思ったわけではないが、トーマに欲情し、繋がりたいと思った。
 それではだめか?…それとももう手遅れか>
寝台の上にそっと乗せられ、労わるように、様子を伺うように翅を撫でられながら覗き込まれ、
トーマは困惑した。
<わたしの気持ちは、…おまえが抱いているような恋情とは多分違うのだろう。
 だがわたしはわたしなりにおまえに興味も好意もあるのだ、トーマ。
 身勝手ですまないが、わたしはこのままおまえとの関係を断ち切りたくはないと思っている。
 そのために生殖行為が必要ならば、いくらでもしようという程には、お前を気に入っている。
 結果として子供が出来、一族のしがらみの中で一生を終えることになったとしても、だ。
 わたしはトーマとなら名実ともに伴侶になってもよい。それが仕組まれた運命だったとしてもだ。
 トーマはどうだ?
 …答えてくれ、無理強いをするつもりはないから>
トーマは微かに寂しげに微笑った。
寝台の上に横たわったまま、かろうじて体に巻きついた布切れを払い落とすと、
上体を少しだけ持ち上げてアポロニアスの髪に触れた。
その手がそのまま首筋に下り、背中にたどり着いた。指先が翅に触れる。
<言ったはずだ、わたしはつばさの物だと>
861名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 06:42:08 ID:FypTE8gQ
どう見ても需要のあまり感じられないカプなのに、それでも待っててくれる人ありがとう
進み早くなくて申し訳ない
正直最近VIPのAAで知った。そんで曲聞いてはまって関連スレと小説とサントラと最終回だけyoutubeで見てこれ書いてる
アニメのトマ男声と小説のトマ男顔はプチショックだったが脳内で全部女に変換して萌えている
このスレの上のほうで女トマ萌え話出てなかったらこれ書いてなかったかもわからんね
アニメもレンタル屋で見つけられなかったのでyoutubeで見てよかったらDVD買おうかと思う
何にせよ本当にありがとう

シルヴィア可愛いよシルヴィア
862名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 08:19:09 ID:KnZGk7Wk
>>861
つべ厨氏ね
863名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 09:49:56 ID:KENRAELs
需要があるから待っている

いいところで焦らすなw
864名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 11:14:27 ID:FypTE8gQ
>>862
>アニメもレンタル屋で見つけられなかったのでyoutubeで見てよかったらDVD買おうかと思う
まわりの評判とかスレ、AA見ただけでいきなりDVD買うとか流石に無理wwwwwwwwwwww
リアルタイムで見れずレンタルにも無かったらどうすりゃいいんだwwwwwwwwwww
よく読めwwwwwwwwwwまあ買いそうだが
サントラは買った。改めて菅野ようこすげえなと思った。

>>863
d!自分以外に一人でも需要があったら書こうと思ってたwwwwwwwwww正直ウレシス
この先はなるべく一気に上げようかと今頑張っているからちょっと待ってwwwwwwwww
勢いだけで書いたから前半の誤字とか恥ずかしいな
865名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 11:21:55 ID:Ek5VRyy1
おせーてくれ!
Sousei no Aquarion (Little Mix)のフルバージョンあるの?
866名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 19:52:51 ID:SRCTK54J
エロパロでに限らずそういうことはしてても言わないのがお約束ではないか?
作品は面白いのでその辺は秘密にしてくれたらありがたい

>865
そもそもLittle Mixがわからん。
音楽板か本スレで聞いた方が確かかと思われ
867名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 21:28:24 ID:G2b6b70p
>864
こないの?
まってるよ
868名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 00:37:59 ID:+yCpZ71e
モロハ→オトハ→トーマ→ニアス×セリアンな天翅編の関係に萌え。
天翅が絡むとBLGLNLの区別に困る。

ニアス×トマ(♀)切なくてGJ!
正座して待ってる
869名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 01:30:09 ID:ZSlJS6OK
>>866
そうなのかスマン
叩かれてるのは始めから購入の意思無いやつばかりなのかと思ってた
以後気をつける

>>867
書いてはいるんだがリアルで忙しくなって停滞気味だったスマソ
もうちょっと待って

>>868
ありがとう
うっかりシリアス系に持っていってしまったがために今エロで苦労してる
投げ出すことはしないので気楽に待っててくれると嬉しい
870名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 12:23:08 ID:v48KLcoQ
気長に待ってるよ
リアルに支障のない程度にがんばってくれ
871 ◆JBtnEvJis6 :2006/09/23(土) 12:45:12 ID:Esg6slf4
クロエ×ピエール投下します。
>709-717の続きみたいなもんで前振りとしてアポロ×シルヴィア描写があります。
872 ◆JBtnEvJis6 :2006/09/23(土) 12:46:42 ID:Esg6slf4

始まりはアポロが帰ってきて二週間ほど経った日の晩のことだった。
夜も更けてきて、クロエはベッドに身体を置いていた。
元から不眠症の気があるクロエはその日もいつものように眠れずにいた。
このまま目をつぶっているか、本でも読むかなんて悩んでいると
不意に声が聞こえてきたのだ。

『あはは、ごめーん、お待たせー』

突然の声に驚いて起き上がったのを覚えている。
シルヴィア?なんて返事までしてしまったのだ。

『ったく、おせーぞ。
 もう、ちび子達寝ちまったじゃねーか』

続けて聞こえてきた声はアポロのもの。
だけど、慌てて電気をつけて部屋を見渡しても二人の姿などどこにもない。

『あっちゃ〜…』
『ま、明日、いっぱい遊んでやればいいさ』
『そうだね、そうしようかな』

そして、ようやく訪れる沈黙。
だが、クロエにはアポロとシルヴィアが
子供たちのベッドの傍で寄り添っている姿が見えた気がした。
状況すら推測できるほどのリアルな音声がクロエの中に流れ込んでくる。

『…あー、その、シルヴィア?』
『なに?』
『かっ、可愛いぞ、それ』
『えっ、あっ、うん…………ありがと』

(何なの、これ?)

間違いなくアポロとシルヴィアの声…のはずだが、妙に甘い。
あの二人はそんなにべたべたとくっ付いていないし
一緒にいる事は多いけど、キスしたり愛を囁いたりする姿なんて見たことない。
にも関わらず今の二人は露骨なまでに恋人同士だった。
まるで二人きりの時のように。

(これ、もしかして……私が受信しちゃってる!?)

考えてみればテレパスを受信している時と全く同じような感覚があった。
そう考えると声が聞けた事には説明がつく。
ただ、本来クロエのテレパス能力は
エレメントスクールでも指折りとはいえ大した事は無い。
送信は誰にでも出来るが距離が短く
受信に至っては送信側にテレパスの素養が無ければ受け取れもしない。
相手がクロトであってさえ、あんな風に気付かれずに会話を聞くのは難しいのだ。
あまりに不可解な状況にクロエはふらふらとベッドに倒れこんだ。
873 ◆JBtnEvJis6 :2006/09/23(土) 12:47:32 ID:Esg6slf4

『ん……ねぇ、私重くない?』
『軽い』
『ほんと?』
『ああ、アクエリオンで地球支えてた時に比べればな』
『なによ、もうっ!
 地球と比べたら軽いの当たり前!』
『いでででで』

恋人達の甘いやり取りにドキドキと鼓動が高鳴る。
クロエも年頃の女の子であり、そういった事には非常に興味がある。
だが、悲しいかな寮生活の中では本やネットで知識を得るのは難しく
友達との会話で仕入れるにしても
委員長然としたクロエの性格ではクロエにはそんな事を話す友達がいなかった。
そこに来て突然のこれである。
興奮するなというのは不可能であった。

『あっ、あんっ…やぁ…』
『へへっ、シルヴィアはほんと柔いな』
『んっ、もう…ばか』

言葉が途切れ途切れになる事に疑問を抱く。
そして、すぐにそれがキスをしているからだと気付くとクロエは一人で真っ赤になった。
ドキドキして思わず聞き耳を立ててしまう。
既に、何故聞こえてくるのかなど気にならなくなっていた。

『…これ、どうやって脱がすんだ?』
『あ、リボンは飾り』
『じゃあ、このボタンか?』
『そうそう』

今、アポロがシルヴィアを脱がしている。
その光景を想像してしまい、クロエは着布団を頭からかぶった。
身体中が熱くって仕方なかった。

『…シルヴィア』
『ぅん……』
『こうしてると…なんか、いい』
『ほんとアポロってばおっぱい好きね?』
『いやか?』
『ううん、私もアポロに触られるの好きよ。
 こうして抱き締めてるの、すごく幸せ…』

(きゃーーーーーーーーーーーっ!!おっぱいって!幸せって!何やってるのよ、
二人とも!は、は、は、裸でだ、だ、d、だ、抱き合ってたりするのぉ!?
駄目よ!不潔よ!何やってるのよ!あんた達まだ14歳のくせに大人すぎるわよ!
私と同い年のくせにーーーーーーーーっ!!)

思いのたけを心の中で絶叫しクロエははぁはぁと息を切らせた。
どうやら、アポロが裸のシルヴィアの胸に顔を埋もれさせているらしい
という情報はクロエにはあまりに過激すぎたようだ。
874 ◆JBtnEvJis6 :2006/09/23(土) 12:48:05 ID:Esg6slf4

『今日は、して…いいよ』
『…いいのか』
『今日は安全な日だし』
『でも、痛いんじゃねえのか』
『いいってば。
 そう言って昨日も一昨日もアポロは我慢してくれたもの』
『シルヴィア…』

(いやぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!
 昨日も一昨日も我慢したって何をよ!何を我慢したの!
 それにたった二日我慢したからってさせてあげるなんてシルヴィアったら助平だわよ!
 もっと自分を大事にしなさいよ!
 いくら一万二千年待ってたからって!
また一万二千年待つことになりそうだったからって早すぎるわよおおお!!)

なんだかよく分からない恥ずかしさのようなものに突き動かされ
クロエはごろんごろんとベッドの上をのたうち回った。

「ハァ…ハァ…ハァ…」

着ている服を脱いでしまいたいような、どこかに走って生きたいような
訳の分からない衝動にクロエは口の中で唸った。
だが、呻いた所で何も事態は改善されない。
それどころか、アポロとシルヴィアの二人は更に盛り上がっていた。

『本当にいいのか?』
アポロの声。
だがクロエには聞き覚えのない、甘く優しい頼りがいのある声。
『アポロってば…いいのよ。
 アポロが私で気持ち良さそうにしてるの、見たいもん』
シルヴィアの声。
だけどクロエは聞いた事のない、甘く可憐な可愛らしい声。


唾を飲み込む音が五月蝿く響く。
身体の芯がジンジンと疼く。
これから始まる事に覚悟と期待をして、クロエはベッドの上に正座をした。
少し長めの静寂にパジャマの太腿のところを握り締めた手が緩もうとした。
その刹那、声は聞こえてきた。
875 ◆JBtnEvJis6 :2006/09/23(土) 12:48:55 ID:Esg6slf4

『んんっ!』
『くっぅぅ……』

苦しげにくぐもったシルヴィアの声。
押し出されるようにして吐かれる悲痛な響き。
何をしているのか、想像の余地すらなく伝わってくる。
乱れた息で囁くアポロの声はストレートに愛を語り
泣き声やうめき声に混じってシルヴィアも嬉しそうに応えている。
クロエは何も動けなかった。
ただぐっとパジャマを握り締め聞き耳を立てるだけ。

『っく…出る!』
『うん!うん!』

短いやり取りの末、声が途切れる。
十秒…二十秒……一分を超えた頃、クロエはハァっと息を吐いた。
握り締めすぎた指がジンジンと痛い。
どうやら、テレパスの暴走は終わったらしい。
そう思うと同時にクロエは自分の異変に気付いた。
思わず誰も居ない部屋をきょろきょろと見渡し、恐る恐るズボンの中に手を差し入れた。
ジュッという濁った音と共に指先が不快な感覚に包まれる。

(これ……)

指先に付着した粘液にクロエは軽い戸惑いと驚きを覚えた。

(こ、これ…わたしが…だよね…)

指で擦ってみて感触を確かめる。
クロエは今まで自慰をした事が無い。
愛液というものをクロエはこの時、初めて目にしたのだ。

(と、とりあえず着替えるべきよね…)

しばし、己の分泌した液体をみつめていたクロエだったが
濡れてしまって気持ち悪い下着を替えようと立ち上がった。
ズボンごとパンツを脱いで下半身を裸にする。
お漏らしをしたようになっているパンツを見下ろし
なんとはなしに持ち上げてみる。
再び声が聞こえきたのはそんな時だった。

876 ◆JBtnEvJis6 :2006/09/23(土) 12:49:32 ID:Esg6slf4

『ありがとな』
『……うん』

一拍の沈黙。

『キスして』

そして、無声の卑猥。
声が聞こえてこない分だけキスの熱烈さが想像できる。

『泊まってけよ』
『‥いい?』
『……離れたくないんだ』
『うん、…お休みなさい』

今度こそ本当に二人の会話は聞こえなくなった。
しばらく待ってそれを確認したクロエは最後の会話を反芻していた。
なんと愛に溢れた会話だろうか。
声だけでもアポロがどれほどシルヴィアをいたわってるか分かるし
シルヴィアがどれほどアポロの事を想っているか伝わってきた。
それに対して、自分ときたら下半身を露出させたまま
愛液で汚れたパンツを持ってつったっている。
何故だか惨めな気持ちになってきてしまい、
クロエはこの夜、全く眠る事が出来なかった。
877 ◆JBtnEvJis6 :2006/09/23(土) 12:50:16 ID:Esg6slf4
ちょっと長くなったので分けます。
続きはなるべく早く投下します。
878名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 14:36:27 ID:OqTW2av+
>>871-877
くは〜!GJ!
慌てたり脳内ツッコミを入れたりするクロエの一挙一動に萌えたw
879名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 23:20:33 ID:hCtnjFm5
GJ!!!!!!!!!!!!!!!!
クロエハァハァ
880 ◆JBtnEvJis6 :2006/09/25(月) 23:55:28 ID:Q6dnCjzc
続き投下します。
881 ◆JBtnEvJis6 :2006/09/25(月) 23:56:13 ID:Q6dnCjzc

翌日、クロエは寝不足で痛む頭を抱えて教室へと向かった。
エレメント能力の暴走という特殊事例が起きてさえ休めない性格なのだ。

「あっ、クロエおはよう」
「おはよー、クロエ」
「あ、おはよう」
「どうしたの?今日遅かったね」
「う、うん、ちょっとね」

扉を開けて机に向かうまでに幾人かと挨拶を交わす。
その当たり前の行為を繰り返す最中、クロエの身体が固まった。

「おっはよ、クロエ」

聞こえてきたのは幼さと気の強さを匂わせる声。
甘さも可憐さも消されているがどうしても昨夜の会話を思い出してしまう。

「えっ!?え、あ、お、おはよう……シルヴィア…」

これだけの事を言うのにクロエは全身の力を振り絞らなければならなかった。

「どうしたんだ?」
「クロエ、具合でも悪いの?」

シルヴィアの隣には当たり前のようにアポロがいる。
会話を聞かれたなんて思いもよらないであろう二人が揃って視線を向ける。
ひっついてはいないが大分近い、
そんな二人の距離が昨夜の愛の囁きを連想させクロエの鼓動を早めてしまう。

「な、なんでも無いのよ。
 昨日、少し眠れなかっただけよ」

きっと確実に顔は赤い。
そう自覚しながらもクロエはぶんぶんと顔を振って誤魔化した。
本当ならそんな事で誤魔化せる程度の動揺では無かったが
タイミングよく助けが入った。
その無自覚ながらも助けてくれたのは彼女の想い人だった。
882 ◆JBtnEvJis6 :2006/09/25(月) 23:57:54 ID:Q6dnCjzc

「大丈夫か、本当に?」
「あっ、ピエール…」
「熱があるんじゃないのか」

珍しく真面目な顔をしたピエールが傍に来て顔を覗き込んできたのだ。
クロエがピエールに対して抱いている想いは元一軍メンバーなら誰もが知っている。
だから顔を真っ赤にした事を不自然がられる事も無かったし、
実際クロエはピエールの声を聞いて赤面した理由を変えてもいた。

「だ、大丈夫…」
「ならいいけどな。
 でも、無理はするなよ」
「うっ、うん…」

ピエールの優しい声色に少し自己嫌悪に陥りクロエはうつむいた。
実はあの後、アポロとシルヴィアの会話を
自分とピエールに置き換えて想像してしまったのだ。
眠れなかったのは聞こえてきた会話よりも、むしろそちらに原因があったといってもいい。
勝手に火照り潤みだす体を抑えクロエは口を開いた。
だが、声を出す寸前、パンパンと手を叩く音が教室に鳴り響いた。

「はいはい、みんな席についてー。
 楽しい授業の時間よー」 

本日の一現目担当、ソフィアが入ってきたのだ。

「おっと、じゃあ…無理、すんなよ」
「う、うん…心配してくれてありがと…」

背中にかけたお礼の言葉は
慌てて自分の席に帰っていくピエールに届いたのか分からない。
だから、クロエは口の中でもう一度同じことを呟いた。
883 ◆JBtnEvJis6 :2006/09/25(月) 23:58:26 ID:Q6dnCjzc

どんな会話だったか具体的に話さなきゃいけなかったらどうしよう、
アポロとシルヴィアの会話を話す事になったら悪い、
ただの妄想だと思われたら、
他人の会話を盗み聞き出来るなんてばれたらみんなに嫌われてしまいそう等々・・・・
全てクロエがソフィアに相談しないで済むように考え出した言い訳である。
クロエは自分の能力を低く見積もっているつもりは無かったが
それでも今度の事の原因を自分で探り当てる事は出来ないと見切っていた。
だが、それでもすぐに相談しようとはならなかった。
その理由は多様にあったけども、やはり最大の理由は聞こえてきた会話の中身である。
あれが世間話であればクロエはすぐにでもソフィアの所へ向かっただろう。
それに、わずかばかり期待していたのだ。
あの現象が一回きりで終わってくれる事に。
勿論、そんな期待通りに物事が進むはずもなかったのだが。

『あ……今日も、する?』
『いや、そうじゃねえ……触ってたいだけだ』

ぶっきらぼうな言い方だが、照れているのは聞いているだけのクロエでも分かった。
勿論、目の前で言われているシルヴィアはもっと分かっているのだろう。
クスクスとちょっと馬鹿にしたような、それでいて嬉しそうな笑い声を漏らしている。

『もう、アポロってば甘えん坊さんねぇ』

その直後、シルヴィアの声が不自然に途切れた。
もうクロエにだって何をしているのかすぐに分かる。
アポロがキスで黙らせたのだ。

『…ちょっと大きくなってきてないか』
『そ、そう…かな?
 ね、アポロはおっきくなった方が嬉しい?』
『俺はどっちでもいいぜ』

(触りながら話したりするのね…)

恋人同士がどんな風にすごすのか想像すら上手く出来ないクロエには
二人のやりとりは刺激的な事ばかりだ。
884 ◆JBtnEvJis6 :2006/09/25(月) 23:58:57 ID:Q6dnCjzc

『ねえ、本当にしなくていいの?
 いいんだよ、別に。
 …アポロが私で気持ちよくなってるの見るの好きだし』

(そんなもんなのかな…)

枕を抱きしめてシルヴィアの言葉を考える。
二人の話を聞いているとどうやら"あれ"をすると
アポロだけが気持ちよくてシルヴィアの方はむしろ苦しいようだ。
だけどシルヴィアは何度もアポロにするように薦めている。

『危険日になったらさせてあげられないし…』
『いいんだよ。
 これからはずっと一緒にいるんだから焦る事なんか無いだろ?
 それより、俺はお前と話していたい』
『アポロ…』

それからの会話はクロエにとっては聞くに堪えない辛いものであった。
何しろアポロとシルヴィアはただの14歳の恋人同士ではないのだ。
一万二千年前の前世の記憶を持ち、一緒になる為に生まれ変わった二人である。
好きだとか愛してるなんて言わなくても分かりきっていて、それでも言葉にする。
キスで言葉を切り、時折はシルヴィアが艶めいた嬌声を上げながら
交わされる他愛もない会話。
夜が更け、会話が聞こえなくなった頃にはクロエは二人に関して多くの情報を得ていた。
シルヴィアの身体が柔くてすべすべしていて良い匂いがするらしい事や
胸は既にセリアンよりも大きくなっている事、
アポロのは大きく逞しすぎてシルヴィアは受け入れるのが大変らしい事、
二人の身体の性的な弱点までも教えられ
自分の身体からシルヴィアの匂いがする状態が好きだなんていう
アポロのどうでもいい告白まで聞かされるに至って、
クロエは恥ずかしくともソフィアに相談しようと決意していた。
885 ◆JBtnEvJis6 :2006/09/26(火) 00:00:04 ID:Q6dnCjzc

そして時間は流れ、翌日の放課後。
クロエは人影の少ない寮の廊下をふらふらと歩いていた。
その足取りは引き摺るように重い。

(嘘よ…私が……私のせいだったなんて…)

二日続けて起きたエレメント能力の暴走。
その相談に行ったクロエはかつてないほどの精神的ショックを受けてしまっていた。

(あ、駄目よ…こんな風に否定するとまた…でも…)

つい先程言われたばかりのソフィアの言葉がクロエの思考を縛り上げる。

『あなた達のエレメント能力はまだ不安定なものなのよ。
 つまりそれは変化や成長する可能性が十分にあるという事。
 特に思春期の強い欲求や願望はその糧になりやすいと言えるわ』

言われてみれば授業でも習ったはずだった。
強くなりたい、速くなりたい、そんな気持ちを持ち続ける事こそ
エレメント能力を強くする、と。
だが、クロエは全くその事に思い当たらなかった。
気付きたくなかったからである。
己の内なる欲求に。

『断定はできないけど、おそらくあなたの抑圧された思いが
そういった現象を引き起こしたと考えられるわ。
あなたはとても真面目だから…年頃の女の子なら持って当然の
性的な欲望に対して意識的にも無意識的にも抑えつけてきた。
その出口を求めて能力の暴走が起こった…
夜のアポロとシルヴィアの会話だけしか聞こえないのは
最も身近にいるカップルがその二人だったから』

ソフィアはそういった可能性もあると言っただけだ。
しかし、クロエは気付いていた。
それが真実なのだろうと思ってしまった。
二人の会話を聞いて興奮していた自分、
下着を汚してしまう程に聞き耳を立てていた自分、
アポロとシルヴィアの関係に自分とピエールを当てはめて想像し、うっとりしていた自分。
それらが事実となってクロエに襲い掛かり打ちのめす。
認めなければいけない、でも信じたくない、
堂々巡りに苦しむクロエを救ったのはまたしてもピエールだった。
886 ◆JBtnEvJis6 :2006/09/26(火) 00:00:41 ID:Q6dnCjzc

「クロエ、どうしたんだ?」

声に気付き顔を上げたクロエの前にはピエールが壁に寄りかかって立っていた。
少し格好つけすぎなポーズも柔らかな笑みを浮かべたピエールがやると様になっている。
少なくともクロエにはそう思えた。

「ピエール………ピエールこそどうして?」
「…今日はえらく具合が悪そうだったからな」

(見ててくれたんだ……心配もしてくれた…)

胸の中に暖かいものが広がっていく。
おおげさなものじゃない、だけど保健室と寮の間で待っててくれる優しさが
クロエの苦しみをあっという間に溶かしてくれる。
うちのめされた心に他人の優しさは劇薬である。
クロエは湧き上がってくる抱きつきたい衝動を必死で抑えた。
抑えて抑えて――涙となって溢れ出した。

「クロエ…」

さすがにピエールは女の涙だからといってうろたえたりはしない。
慰めるように優しく微笑むとクロエの涙を指で拭った。
ふにゅっと柔らかい頬に人差し指の背を滑らせる。
熱い涙に少し喜んでいるとクロエがゆっくり、ほんの少しだけ顔を上げた。

「うっ、ぅぅぅ〜〜っ」

泣き始めてしまったせいでクロエは開いた口から言葉を出せず
みっともなく唸ってしまった。

(きっと今、不細工な顔をしていただろう、
突然、泣き始めちゃって訳分かんない奴とか思われてるわ)

心の中では意外にも冷静に考えられるのだが
泣いている事が恥ずかしくて涙が止まらない。
クロエが再び顔を伏せた時、不意に暖かいものに身体が包まれた。

「ぁっ…!」

小さな驚きの声はピエールの胸へ吸い込まれていく。
抱きしめられている、そう分かった時
クロエは恥ずかしさのあまり涙が止まりかけた。

「泣けよクロエ、何でなのか俺は知らねえけど胸ぐらいは貸せるぜ」

頭上から振ってくる声も、髪を撫でてくれる手も、背中に添えられた手も、
涙を拭ってくれるサッカーのユニフォームまで優しくて暖かい。
嬉しくて、もう涙は止まりかけていたけど
クロエはゆっくりと手をピエールの背中に回した。
逞しい温もりにクロエはしばくの間、酔いしれていた。
887 ◆JBtnEvJis6 :2006/09/26(火) 00:01:27 ID:Q6dnCjzc

毎日使っているドアがいつもよりも少し重い。
緊張と嬉しさと恥ずかしさと様々な感情で乱れた頭は既に思考能力を失っている。

「こ、紅茶でもいれるわ。
 座ってて」
「あ、ああ」

何とかそれだけを言葉にするとクロエはピエールを部屋の中に招き入れた。
感嘆の声をあげながら部屋を見渡すピエールを背中にティーカップを取り出す。
どきどきと高鳴る鼓動に陶器のたてる音が煩く響く。
勿論、葛藤はあった。
どんな理由があろうともこれは男を部屋に連れ込む行為に他ならず
クロエが汚らわしいと断じていた事そのものである。
それでも、クロエはピエールに相談にのって欲しかった。
きっとピエールだったら聞いてくれる。
アポロとシルヴィアにも迷惑をかけないでくれる。
そう思った時、クロエは声に出していた。

「ここでいつも寝てんのか?」
「う、うん」

ピエールが椅子じゃなくベッドに腰掛けた事にクロエの鼓動はますます激しくなる。
不快感を感じない事に自分がピエールを好きだという事を改めて認識してしまっていた。

「クロエの匂いがするぜ…いい匂いだ」
「ば、ばか!もう…」

枕を抱えて大げさに息を吸うピエールに突っ込む。
へへっと笑う姿にピエールが元気付けようとしてくれたと気付き
クロエの顔に笑みが咲く。
くだらない、だけど大切なやり取り。

「はい、紅茶…」
「おっ、サンキュー」

ベッドに座るピエールにカップを渡す。
クロエは座る場所を探して部屋を見渡した。
テーブルも椅子も遠い。
ピエールがベッドに座ってしまった以上、そこしか座る場所を見つけられなかった。
そんな言い訳めいた理由を心の中で呟いて
クロエはピエールの隣に腰を下ろした。

「…………………………」
「…クロエ」
「うん…」

紅茶を一口飲むとクロエは覚悟を決めて口を開いた。
888 ◆JBtnEvJis6 :2006/09/26(火) 00:02:16 ID:Q6dnCjzc

説明なんて簡単なものだ。
エレメント能力が暴走してアポロとシルヴィアの会話を聞いてしまった。
その原因はいやらしいものへの興味を私が持っていたせい。
文章だと二行で済んでしまうこの事をクロエは30分以上かけて話し終えた。
恥ずかしくて言葉に詰まっても、焦って言葉をもたつかせても
ピエールは苛立った様子すら見せなかった。
それは女好きを標榜するピエールにとっては当たり前の事だったが
クロエにとっては嬉しい事だった。
だから、さり気なく肩を抱かれても、ピエールは慰めてくれてるんだと
疑いもしなかったし、感じる温もりを拒まなかった。

「そうだったのか……大変だったな」
「うん、でも、アポロとシルヴィアに悪くって…」
「う〜ん、そうだなぁ」

明るい調子であいづちを打つとピエールはクロエの肩に乗せた手にぐっと力を込めた。

「クロエ、顔を上げてくれよ」

言われた通り、クロエはゆっくりと顔を上げた。
視線が交わり、ピエールの手がクロエの耳の下をつかむ。
親指に撫でられる感触を頬に感じながら、クロエは唇を奪われていた。

「んっ…」

クロエの手から空になったティーカップが転がり落ちた。
ちゅっと音を立てる軽いキス。
唇と唇を触れ合わすだけの行為にクロエはわずかに失望を覚えた。
なんだこんなものか、とすら思ったものだ。
だが、すぐにその認識は改められた。
立て続けに行われたキスでピエールはクロエの中に舌を入れたのだ。

「……っ!?」

驚き、戸惑い、仰け反ろうとするクロエだったが
ピエールに抱きすくめられて逃げる事は出来なかった。
そうしているうちにピエールの舌は
ろくに防御方法もしらないクロエの口の中を舐めまわしていた。
そして、舌を舐められるにあたってクロエは身体を震わせ
未知なる刺激に快感をすら覚え始めていた。
889 ◆JBtnEvJis6 :2006/09/26(火) 00:02:54 ID:Q6dnCjzc

そっと離される唇に唾液がか細い橋をかける。
クロエの口からほぅと吐息が漏れると、ピエールはにっこりと笑った。
その笑顔と髪を撫でられる感触にクロエの顔の赤みが増していく。

「どうだった?」
「ど、どうって……その…」
「もう一回、してもいいか?」

恥ずかしくて声なんか出せない。
だからクロエは何も言わず小さく頷いた。

「っん…」

唇を甘噛みされて舌を舐められて唾液をすすられる。
何度も繰り返すキスの中でクロエはうっとりと酔いしれて
ピエールにブラウスのボタンを外されている事に気付く事は出来なかった。
そして気付いた時には14歳の少女らしい控えめな胸を揉みしだかれていた。

「んぐっ!?」

慌てて身を捩り抵抗する。
だが口はふさがれ抱きすくめられている状況でクロエに何が出来ただろう。
その上、この期に及んでクロエはピエールを突き飛ばす事など考えもしなかった。
元から暴力的な発想が浮かばない性格だったし
何よりもピエールに対して抱いていた感情がそうさせなかった。

「ぅんっ…あ…ぁ…」

ピエールの手が力強かったけども乱暴ではなかった。
揉みしだきながらブラをずり上げ全体を包み込むように揉みあげてくる。
膝を擦り合わせるだけでほとんど抵抗を諦め
ピエールの好きなように胸をまさぐられていたクロエだったが
ピエールの指が乳首を揉み始めると劇的に拒否反応を示した。
身をひねり突き飛ばさないまでも必死にピエールの身体を押し返す。
その反応にクロエの本気を見てピエールは胸から手を離した。
890 ◆JBtnEvJis6 :2006/09/26(火) 00:03:25 ID:Q6dnCjzc

「クロエ……泣いてるのか?」
「ぅ…ぅぅ……」
「すまん…!」

神妙な顔をして頭を下げるピエール。
だが、クロエは涙を滲ませながらぶんぶんと首を振った。

「違うの、ピエールが悪いんじゃないの…」

ぎゅっとスカートの裾を握り締めてクロエはピエールを見上げた。

「これ以上されたら駄目なのよ。
 私、ピエールに嫌われてしまうわ…」
「ど、どうしたんだよ。
 俺がクロエを嫌いになったりするわけないだろぉ?」

少しおどけて振舞うピエールを見つめクロエはぐっと息を飲み込んだ。

「だって、だって私―――エッチだから」
「・・・・・・・・・は?」
「さっき言ったでしょう!
 私は、エッチな事を知りたくてエレメント能力を暴走させるような人間なのよ!
 だから、だから――」

何が起きたのかピンときたピエールは
言葉を詰まらせたクロエの腰を抱いて引き寄せ、耳元に囁いた。

「クロエ、濡れたのか?」

随分と下品な言い回しだったがクロエは怒らなかった。
それどころか、顔から首、脱げかけたブラウスの間から覗く肌までも
見る見る内に桜色に染めてしまい、無言のうちに肯定してしまっている。

「俺はクロエが好きだ。
 そして、スケベな女も好きだ。
 …つまり、スケベなクロエだったら最高に好きって事だ」
「す、す、好きって……そんな………本当に?」

ピエールはこっくりと頷くとクロエの唇にそっとキスをした。
初めにしたような触れるだけのキス。
だけど今度はクロエが失望する事は無かった。
891 ◆JBtnEvJis6 :2006/09/26(火) 00:04:20 ID:Q6dnCjzc

「わ、私…嫌われてるかもって思ってた。
 私が好きだって、ピエールの事好きだって知ってるはずなのに
 何も言ってくれなかったから……」

泣きかけのクロエにそう言われピエールは照れくさそうに顎を掻いた。

「最初はさ、いいのかよって思ったんだ。
 アポロは俺達の犠牲になって消えた。
 堕天使に捕まった仲間も友達も助かって平和になってすげえ幸せなのに
 それを作り出した奴はその幸せを味わえない。
それなのに俺はこの幸せだけに飽き足らず、
好きな女と付き合うなんていいのかってな」
「ピエール……」

真剣な表情のピエールの手をクロエの手がそっと握り締める。

「そんであいつが帰ってきて、よしじゃあ俺も遠慮しなくていいかと思った。
 けどさ、何て言っていいか分かんなかったんだよ。
 きっかけが無いっていうかさ。
 踏ん切りがつかなかった」

ピエールは白い手を握り返し、真剣な目でクロエの顔を覗き込んだ。

「俺はクロエが好きだ。
 そして、クロエとエッチな事もしたい!」
「ぴ、ピエール…」
「正直言うとさ、チャンスなんて思ったよ。
 悩んでるお前を見て、心配もしたけど下心もあった。
 嫌なら無理強いはしない。
 でも、俺はクロエを抱きたい」

ピエールの真剣な瞳にクロエは見惚れていた。
いつになく真剣な表情、力強く握られる手、いまだに残っている口の中を舌が這う感触
抱きしめられた温もりと慰めてくれた汗臭い匂い。
これら全てのものが求めてくれている。
そう思うとクロエの下着はまた水分を含んだ。

「ど、堂々と言うのね。
 恥ずかしくないの……?」
「ぜーんぜん!
 好きな女を抱きたいって思うの当たり前だろ!
 俺は全く恥ずかしくないぜ!」

クロエの価値観ではエッチ=いけない事だった。
だけど。
もしかしたらそうじゃないのかもしれない。
勇気を振り絞ったクロエは繋いでいる手を控えめな胸に抱き寄せた。

「私で…いいの?」

鼻にかかった甘い声で上目遣いにピエールに確認する。
盗み聞いたシルヴィアの声を参考に、本能が女の魔性を作り出す。
手に当たるふにっとした感触と潤んだ瞳の見上げる角度にピエールの理性は崩壊した。
892 ◆JBtnEvJis6 :2006/09/26(火) 00:05:15 ID:Q6dnCjzc

「クロエっ〜!」
「きゃっ…んぐっ」

唇を塞ぎ、胸を揉みながら圧し掛かる。
胸をこねくり回しても唾液をいっぱい飲ませてもクロエにもう逃げ場はない。
勿論、逃がす気もない。

「はぅ…んっっ、やぁ…」

クロエの口の中を堪能するとピエールは口を離し
そのまま乳房にかぶりついた。
新たな刺激に柔らかな肢体が跳ねる。
舐められる事自体初めてなのに、吸われて転がされ甘く噛まれて
少女の身体がもがくようにベッドの上で身を捩った。
ピエールの手は踊るようにくねるクロエの腹を、背中をさすり
新たな弱点を探し出そうと探索の旅に出ている。
その旅が腰に到達するとピエールは乳房から口を離した。

「いいよな、クロエ」

スカートのホックに手をかけられてそう聞かれればクロエにだって
どういう意味か分かる。
もう今更引き返す気も無いが、一回だけ深呼吸をして体を起した。

「…自分で脱ぐから、ピエールも脱いで?」
「そうか、脱がせたかったんだが…分かった」

ピエールはいつもの調子で明るくそう答えてくれた。
その事に感謝しながらクロエは靴を脱いでベッドに登った。
ギシギシと頼りないスプリングを踏み確かめるように中央まで行くと
ピエールに背中を向けて、羽織っていただけのブラウスを脱いだ。
そのままずらされていたブラも取り去ると顔だけで振り返りピエールの様子を盗み見る。

「ちょっと!何見てるのよ!」
「いいだろ?見たいんだよ」
「駄目よ!もう!」
893 ◆JBtnEvJis6 :2006/09/26(火) 00:06:02 ID:Q6dnCjzc

残念がるピエールが可哀想な気もするがこればかりは仕方ない。
目の前でストリップするなんて恥ずかしすぎる。
クロエは憤慨した振りをしてベッドの上に座り込むと
着布団を腰に巻くようにバリケードを作ってスカートに手をかけた。
じたばたしながらスカートを取り去ると靴下を脱ぐ。
あとはもう下着一枚だけになってクロエは自分の下半身を見下ろした。
小さなリボンがついているだけの白い下着のほとんどが黒く濡れている。
アポロとシルヴィアの会話を聞いていた時よりも更に酷い。

(こ、こんなの見られるわけにはいかないわ!)

咄嗟にそう考えたクロエはさっとパンツをずり下ろした。
そして、下ろしてからハッと気付く。
汚れた下着は見せたくないが中身だって見られるの恥ずかしい。

「クロエー、いいかぁ?」
「い、いいよ」

さっさと全裸になり、避妊具まで装着して完全体となったピエールが振り返った。
そこでピエールが目にしたもの。
それは着布団をすっぽり被って顔だけを出しているクロエの姿だった。

「ぴ、ピエール、あ、開けないでよ!」
「どうやって入るんだよ?」
「入るのはいいわ。
 でも、開けて見ないで!」

そう言うとクロエは真っ赤な顔を向こうに向けてしまった。
ピエールは可愛らしい態度に微笑みながら布団の端に手をかけた。
希望に沿うように開けてから素早く中にもぐりこむ。
そして、クロエの上に身体を重ね合わせた。
894 ◆JBtnEvJis6 :2006/09/26(火) 00:06:57 ID:HLC7xqTd

「………………」

熱気のこもる布団の中で
しっとりと柔らかな肌がピエールの肌を受け止め
逞しい筋肉の詰まった身体がクロエの身体を包み込む。
どちらともなくキスが始まる。
どうしたって経験の差でクロエは攻め込まれてしまうが
それでも懸命に舌を動かしてピエールを喜ばせる。
そして、キスをしながらピエールはクロエの脚を掴み
強固に閉じられた太腿を撫で摩る。
太腿を揉む手が徐々に内側へと迫り、きわどい場所へと差し掛かった時
クロエは少しだけ脚を開いた。

「クロエ…」

すでにはちきれんばかりに膨張したものをクロエの女陰へとあてがう。
自然と見つめあい、口を吸う。
吐息のかかる距離で見つめられたクロエは視線を逸らして、
こっくりと頷いた。

「っっ!」

ゆっくりと、腰を掴んだピエールがクロエの中へと侵入していく。
肉の門を押し開き、張り付いた肉を引き裂いて奥へ奥へと進んでいく。

「っ〜〜!!」

痛みで背を反らし、シーツを握る指から血の気が失せる。
息を吐くことすら出来ずクロエは歯を食いしばった。
そこでようやく、ピエールの動きが止まる。
ぜえぜえと苦しそうに息をするクロエをピエールはおもむろに抱きしめた。

「ぁ…ぅんっ…!」
「クロエ、愛してるよ」

腹の中に埋められた熱い肉の塊にクロエは返事を封じられ
腕の下で恥らう乙女の柔肉にピエールは酔いしれる。
沢山分泌したはずの体液も痛みを消してはくれない。
だけどクロエは幸せだった。
シルヴィアが苦しくてもアポロに身体を許していた気持ちが分かった気がした。
クロエはそれをピエールに伝えたかった。
自分に構わず動いていいと言いたかった。
だけど、上手く話せそうになかったので、
クロエはピエールを抱きしめ返した。

「クロエ…」

どうやら意図は伝わったらしい。
それからピエールはクロエの身体を突き上げ始めた。
両腕を回し抱きしめたまま激しく腰を振ってクロエの粘膜を撫で擦る。
パンパンと肉を叩く音が布団にこもり、熱気に溶けていく。
何度も貫かれてクロエが泣いているような声を上げ始めた頃、
ようやくピエールは欲望を吐き出した。
895 ◆JBtnEvJis6 :2006/09/26(火) 00:07:55 ID:HLC7xqTd

終わった事にも気付かずに痛みを堪えるクロエの髪をピエールの指が梳いていく。
しばらくして終わった事に気付いたクロエがそっと目を開いた。
見えたのは抱きしめてくれる恋人の姿。
痛かったけど、苦しかったけど、クロエは幸福だった。

「クロエ、大丈夫か?」
「うん…」

本当は凄く痛かった。
労わってくれたからそれだけで満足してしまいそうだけどやっぱり痛かった。
だけど、どうしようもなく嬉しい。

「私、良かった…?」
「ああ、最高だった」
「良かった…」

もう一度、キスをする。
分かり合えた、繋がったキス。

「クロエ、これからはどんな時も俺がついててやるからさ。
 元気出せよ」
「ピエール…」

そうだ、これからは一人で悩まなくていいんだ。
そう思うだけで不安も吹き飛んでいく。
だから、クロエは早速わがままを言う事にした。

「ピエール、今日泊まって行ってくれる?」
「今日だけ、なんて言うなよ?
 俺はもうずっとクロエを離すつもり無いからな」

この日からクロエがアポロとシルヴィアの会話を聞く事は無くなった。
代わりに、弟ではないある男と離れていても会話できるようになったのだが
それはまた別の話である。
896 ◆JBtnEvJis6 :2006/09/26(火) 00:08:29 ID:HLC7xqTd
投下終了です
897名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 00:11:51 ID:GeQ5nqT3
ぐ、偶然にも投下に立ち会えた…!
乙でした!

クロエ萌えハアハア
898名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 00:14:19 ID:ietYyU4o
>>896
リアルタイムで超乙!
899名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 00:41:53 ID:t+OnQKak
一気に読んだ
今夜はよく眠れそうだ
900名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 00:43:20 ID:Cko6Ytvq
GJ!
クロエに萌えた
原作の最終回後、本当にこんな展開になってたらいいな
901名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 22:47:07 ID:y+fOXTTI
GJ!
902名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 02:17:10 ID:puacs/cV
投下にきました。
903アポ×女トーマ:2006/10/03(火) 02:17:54 ID:puacs/cV
<……その通りだ、好きにすればいい…わたしはつばさの物だから>
下から抱きつくようにして、トーマの唇がアポロニアスの唇にそっと重ねられる。
アポロニアスはすぐに強く抱き返して応えた。
自分の体の下に抱き込まれたトーマの体は、相変わらず折れそうに華奢だった。
細い二の腕を撫で上げ、薄い筋肉の付いた胸部に指を滑らせ、
微かな胸の尖りにある未発達な乳首に触れた。
<…っ、は、…あ、そ、そこは…っ>
<知っている。乳首だ>
自然交配によって子が出来た時、子は成長して自発的にプラーナを摂取できるようになるまでは、
その母体の乳頭から分泌される『乳』を栄養源として経口摂取するのだとアポロニアスは聞いていた。
指の腹で押すとたやすく平らかになるほどまでに幼さの残るこの器官から
一体どのように乳が分泌されるのか不思議でならなかったアポロニアスは、
しつこく指でまさぐった。指で潰しても潰しても、小さなしこりはたちあがる。
神経が集まっている部位であるのか、そこをくすぐり、押しつぶすたびに
腕の中のトーマはのけぞって体を震わせた。
微かな徴を指先で何度もひねるようにつまむと、そのたびごとにトーマの体が面白いようにはねる。
<このような様で本当に授乳など出来るのか>
<やめ、ろ…そこ、ばかり触るのは…!っ、ゃ、やだだめ…待っ…>
爪の先で抉るようにして、敏感な先端に断続的に刺激を与える。
トーマが身悶え、深い息を吐いた瞬間に、アポロニアスはまた角度を変えて唇を犯した。
半開きの口から舌をねじ込み喉奥まで探ると、慣れない深い口付けの息苦しさにか
トーマが苦しげに唸る。
頓着せずに敏感な粘膜をざらついた舌の腹で何度も嬲る。
敷布をきつく握り締めて震えるトーマの拳に手を重ねてみれば、
かたく強張っていた肢体から徐々に力が抜けていくようだった。
それでも辛そうな時は、快楽の源でもある翅にも触れた。
敏感なトーマはそれだけで熱い息を吐いた。
<なるほど。トーマにわたしだけに意識を向けて欲しい時はこうすれば良かったのかな>
<!!ふざけ…るな、…も、これ以上は、>
指を胸から離し、あばらの浮く脇を滑らせて下ろした。
腰骨から、アポロニアスの体をはさむようにひらかれたトーマの太腿を辿り、内腿を撫でる。
張り詰めた脚が跳ね上がり、アポロニアスの体をきつく挟んだ。
宥めるように脚に手をかけながらアポロニアスは体を下にずらし、
トーマの顎から首筋、鎖骨まで丹念に口付けていく。
軽く歯を立て吸い上げるたびに薄く白い肌には赤い痕が散った。
904アポ×女トーマ:2006/10/03(火) 02:18:28 ID:puacs/cV
散々指で焦らした乳首にもアポロニアスは食いついた。
<やだ、そこはもういや…!>
悲鳴を上げながら胎児のようにトーマは体を丸めて逃げようとしたが、
上に乗るアポロニアスの体に邪魔されてそれは叶わなかった。
むしろ反るように足を突っ張らせた下半身が、跳ね起きようとした上半身が、
アポロニアスとより密着する。
アポロニアスは好都合とばかりに背中と腰を引き寄せ、
今はピンク色に充血して立ち上がった部分に唇をつけて吸う。
「っ、ゃあ…!」
思わず、といった風にトーマの喉から声が漏れた。
溺れる者が藁をも掴むような必死さでアポロニアスの髪に縋り付く。
上体が浮いた不自然な状態の体をうまく支えきれないのか、
アポロニアスの頭に掴まる力が徐々に強まっていった。
「あ、ああ、…っ」
<流石にまだ母乳は分泌されないようだな。
 乳房は発達する予定は無いのか?このままだと吸いにくいぞ、困る>
ちゅく、と舌先で時折音を立てながら、アポロニアスは目の前の乳首に交互に吸い付いた。
甘噛するとトーマはますますすすり泣くような声をあげてアポロニアスの頭を強く抱きこんだ。
まるでトーマ自らアポロニアスの頭を押し付けているような格好になる。
アポロニアスはトーマの乳首を舌で転がしながら、手を再び下肢へと伸ばしていった。
体の下で、刺激に反り返るたびにアポロニアスの腰を悩ましく挟みつける柔らかい皮膚。
ぴくぴくと痙攣するそこを筋に沿って体の中心へと辿っていく。
アポロニアスは何の躊躇も無く、手探りで見えない中心部分に指で触れた。
「!」
<ここが生殖器か?>
トーマはアポロニアスにしがみ付いたまま腰だけを捩じらせて逃れようとし、
寝台のスプリングに阻まれて叶わなかった。
動いたことで触感が瞬間遠ざかった局部に、再びアポロニアスの指を感じて体を震わせる。
905アポ×女トーマ:2006/10/03(火) 02:20:06 ID:puacs/cV
思わず我に返ったトーマは己の体勢に気が付くと、
羞恥を感じてアポロニアスの頭を抱きしめていた腕を離した。
半分上体を起こしたままで、あおむけに寝台に肘をつく。
トーマが恐々と自分の体を見下ろすと、見える範囲にところどころ赤く吸われた痕が散っていた。
その先、へその辺りにはトーマの拘束から自由になったアポロニアスの頭があった。
アポロニアスは先ほどよりもずり下がり、片手でトーマの生殖器周辺に軽く触れながら
体を検分しているようだった。
恥ずかしさの極みにあるトーマは、思わず片手で目を覆った。見ていたくなかった。
<トーマ、ここが生殖器でいいんだな>
<…一々聞くな!>
<聞かなければわからないだろう?
 何せわたしとトーマは違う個体だから、体のつくりが違う。
 こういうことはきちんと知っておくべきことであるだろうし…
 もう伴侶も同然の身だろう、何を恥ずかしがる事がある>
アポロニアスはトーマの脚の付け根を持って強く押し開いた。
<!>
<よく見えないと困る。
 ちゃんと脚を大きく開いてはくれないだろうか>
<…わかった>
トーマは顔を手で覆ったまま、言われたとおり限界まで脚を開いた。
顔を近づけているのか、アポロニアスの吐息のようなものを股間に感じる。
今すぐ脚を閉じてシーツに包まり、縮こまってしまいたい衝動と必死に戦いながらトーマは耐えた。
<触るぞ>
再び乾いた指先の感触が敏感な部分に触れた。
906アポ×女トーマ:2006/10/03(火) 02:20:50 ID:puacs/cV
産毛に守られた柔肉をなぞるように、一本の指が入り口に触れた。
割れ目を上から下に下ろされた指はまた下から上へと動き、やがて先端を中心部に食い込ませた。
右、左、と動かされ、中の様子を確かめられているようだ。
やがて二本に増やされた指が肉を左右に開き、入り口があらわにされる。
ありえない場所に急に感じる空気の冷たさにトーマは身をすくませた。
<なんだ、寒いのか?>
<…違う>
<ところでトーマ、お前の生殖器だが、自分で見たことあるか>
トーマは恥ずかしさに、
話しかけないで欲しい、もう淡々と最後まで作業をこなして欲しいと思っていたので、黙った。
しかしアポロニアスは黙らなかった。
<割れ目を開くと、その奥に湿った、肉の襞に囲まれた狭そうな洞がある。
 色は、生命の木の頭頂部に咲いている薄い紅の花の色に似ている。
 匂いも、トーマの匂いのような、そうでないような、何とも心を乱す香りだ。
 とりあえずわたしの生殖器がこんな小さなところに納まるとは思えず困惑しているのだが…
 …わたしはどうしたらいい?>
<好きにしろ!>
様々な意味で限界を感じたトーマはアポロニアスの手を局部に押し付けた。
同時に、緊張に引きつる脚を限界以上まで開こうと試みる。
彼女は他にもう意思表示のしようがないと思ったからだ。
突然の無茶に、脚が引きつる。恥ずかしさと恐怖に、体が竦む。
<…ほぐせば、徐々に濡れて広がる作りになっていると聞いた…だから>
消え入りそうな思念を飛ばしたトーマは、そのまま仰のいて寝台に沈んだ。
彼女が何より恐れたのは、アポロニアスが性交をやめるなどと言い出すことだった。
アポロニアスは、トーマを欲しい気持ちを恋情からではないと言った。
だが、トーマと繋がりたい、このまま終わりにしたくないと言ってくれた。
そのことが何より嬉しかった。
一時の感情から出た言葉だとしても、嬉しかった。
(同情なんていらない、なんて嘘だ。心の底ではずっと欲しいと思っていたんだ、つばさ)
(例えきみが明日我に返って…今日のことが無かった事になっても、それでも)
全てを諦めていた彼女にとっては、それは信じられないまでの幸福だったのだ。
907アポ×女トーマ:2006/10/03(火) 02:21:38 ID:puacs/cV
アポロニアスは押し付けられた手を動かした。
もう一度割れ目を開き、今度は洞の入り口を擽るように触った。
先でつつき、指の腹で擦るとトーマの体が何度も揺れた。
かみ締めた唇から押し殺したような声が聞こえる。
指先をほんの少しでも洞の奥に潜り込ませようとすると、トーマの体が
面白いを通り越して可哀想なほど硬直するので、
しようがなくアポロニアスは延々と表面だけを摩擦し続けた。
いっそいじらしいまでに投げ出され、捧げられたトーマの肢体。
指を局部にだけあてながら、アポロニアスは目の前の体をゆっくりと目で楽しんだ。
汗が滲む肌はまるで光を纏うように薄闇をはじいている。
誘われるように内腿に歯を立てると、体がびくりと揺れ、
そのせいでずれた指の先が偶然にもトーマの奥へ続く入り口を打つ。
「っぃやあああ…!」
急に硬直したトーマの体ががくがくと震えた。
トーマから涙がまた溢れてきて、アポロニアスはどうしたらいいかわからず、抱きしめた。
<おい、大丈夫かトーマ、辛いか、…やめるか?>
<いや、や、や…ぃやだ>
<嫌なのか>
アポロニアスに抱かれながらトーマはひたすら首を横に振った。
<ゃ、やめるの、が、いや、…だ>
<そうか…
 まあいい、それではわたしはどうしたらいい?>
<もう一回、……最初から>
<…それではもう一度だけ頑張ってみるが、…辛くなったら名前を呼べ。
 手を緩めてやる。
 但し次に泣いたら私はやめるぞ、泣かせるつもりはないのだからな>
トーマは頷いて脚を開いた。アポロニアスの指がもう一度狭間に触れる。
今度は先ほどまでよりもう少ししっかりと。
アポロニアスは、トーマの体が震えるのには見ないふりをした。 
まさぐり、見つけ出した肉芽の先端をつついてみる。トーマがのけぞる。
敏感な部分を探すようにあちこち触りながら入り口を摩擦し続けると、
トーマがついにあえかな声をこぼした。
<辛いなら名前を呼べ、トーマ。その方が楽だろう。
 おまえのいいようにするから>
トーマは寝台に爪を立てながら頭を振った。
何枚かの翅が散ったが、アポロニアスは構わずただ指を動かした。
やがてトーマの息が苦しそうになる頃になって、粘膜の奥のほうからうるみが現れてきた。
一度湧いた粘液は、指を動かすたびに次々生み出されてアポロニアスの指を濡らした。
<これでいいのか?>
アポロニアスは少し深めに指を押し付けた。
<っ…つばさ!>
呼ばれた名に動きを止めると、またトーマが頭を横に振る。
アポロニアスは指を引き戻してまた表面から濡れた指で辿ろうとした。
<違う、そうじゃな、い、…そのま、ま>
トーマは濡れた部分をそっとアポロニアスの指に押し付けた。
908アポ×女トーマ:2006/10/03(火) 02:22:33 ID:puacs/cV
「…っ、あ」
先ほど指が差し込まれたより少しだけ深く、指先が埋まる。トーマの腰がゆっくりと揺れた。
<ここが、…何か、へんな感じが、した>
恥ずかしげに頬を染めてトーマが呟いた。
奥の穴から溢れる蜜が絡み付いて滴り、アポロニアスの手のひらにまで雫が到達した。
<なるほど。それは気持ちよかったという解釈でいいのだろうか?
 それではわたしはトーマを焦らしていた事になるのだろうか>
アポロニアスは得たとばかりに笑んで、答えも待たずに宛がった指を一気に奥まで差し入れた。
不意を付かれた体はアポロニアスの指を根元までくわえ込んだ。
「っ、く…!」
反射的にきつく締まる粘膜の動きを無視してアポロニアスは指を無理矢理前後に動かす。
溢れかえった膣液が動きを助長させてゆく。
トーマは声無い悲鳴を上げたが、苦痛に呻くよりも
散々に焦らされ嬲られた入り口や中が刺激を快楽に変換しはじめる方が早かった。
体中に火が灯るように、熱が上がっていく。
あまりの衝撃に逃げようと引いていたはずの腰が、
いつの間にか快楽を貪るための揺れに変わっている。
前後する不意の拍子に剥き出された肉芽がアポロニアスの手のどこかに当たるのだ、
そのしびれるような感覚にトーマは酔った。
ぶつかるたびにじんわりとした痺れが腰を取り巻いた。
もっと強く打たれたいような、もっとゆっくり触れていたいような、
どうしようもない飢えを感じてトーマは体を押し付けた。
と、ふいに指が引き抜かれた。
もの足りなさに追いかけかけたトーマの秘所に、また何かが当てられる。
それは倍の質量になってトーマを貫いた。
指が増やされたのだ。先ほどとは違い、半ばまでも入らない。
入り口がいっぱいに広がり、きつい。
それでも何とか先ほどまでと同等の快楽を得ようと腰を振るトーマに、
アポロニアスも力で指をねじ込む事で応えた。
痛みに緊張し収縮する粘膜に、捻りこむように回転をかけながら指を埋めこんでいく。
三分の二の長さほど埋まったところで、指先を内部で動かした。
入り口だけではなく、中も広げた方が良さそうだとアポロニアスは思った。
内壁を刺激しながら、今度はトーマの恥丘に顔を近づける。
指の代わりに舌を使って、再び隠された芽を探し当てる。
ざらりと舐め上げた瞬間に、限界まで広げられたように思われたトーマの入り口が再び蠢いた。
<トーマ、ここが気持ちいいのか>
<ぁあ…っ>
答えのようにゆっくりとトーマの腰が持ち上がり、そしてまたうねる。
<もっと気持ちよくなりたいか>
909アポ×女トーマ:2006/10/03(火) 02:23:22 ID:puacs/cV
アポロニアスは指の埋まる入り口に舌を滑らせた。トーマの体がおこりのように震える。
アポロニアスは、肉芽と入り口の間を何度も何度も舌で往復した。
<気持ち良くなりたいのならば、何をやっても怒るなよ>
いつの間に抜き取られたのか、アポロニアスの手の中にはトーマの翅があった。
翅は天翅にとっての感覚器官でもあり、とくに快楽に敏感な部分だ。
本体から切り離されても、そのごく近くならば感覚器として十分に働く器官でもある。
あろうことかその翅の先端で、アポロニアスはトーマの敏感な部分をなぞり、つつきまわした。
「やだ、それ、だめっ、やだ、ほんとに、やだ、い、…やー!」
絶叫とともにトーマの中が痙攣し、再び奥からトロトロと蜜が溢れてくる。
秘所に触れられた衝撃と、翅が同時に嬲られる性感がトーマに容赦なく襲い掛かった。
翅で撫でられた粘膜の表面がじりじりと焼け焦げたようにトーマを苛む。
先ほどまでとは段違いの恐ろしい飢餓感がトーマの中を満たした。
それはもう、もっとしっかり触れて欲しいとなどというレベルではない。
ひたすら強い刺激を求めて、トーマの身体がわなないた。
アポロニアスの指が入ったままの内腔は、指をきつく締め付けたかと思うと
中に誘い込むように柔らかく波打つ。
二本の指が最早簡単にトーマの奥を突くことを確認してから、アポロニアスは指を再度引き抜いた。
<想像以上の効果だな>
腰を押さえつけ、指を三本揃えてその間に翅を挟みこむと、その先端を慎重にトーマの膣にあてがう。

それだけでトーマの身体は歓喜に震えた。
片方の手で入り口を大きく広げると、そこに翅ごと指をずぶずぶと埋め込んでいく。
<待っ、つばさ、…こわれ、る、おかしくなっちゃうよ…!>
<このくらいで壊れてもらっては私の生殖器が入らないのだが…>
<も…何でもいいから、早、くっ>
トーマは激しく首を振る。いつの間にかM字に開かれた太腿が耐えるように震えた。
入り口は妖しくうごめきながらアポロニアスの指と翅を飲み込んでいく。
奥に行けば行くほど抵抗はきついが、比例するように入り口は緩やかになり、滑りも出てきた。
軽く指を引くと引き止めるように入り口が締まるので、
それを堪能しながらまたゆっくり奥まで埋めてゆく。
<あああ、…ああっ、>
自らの翅を使われたのがよほど効いているのか、
嬌声を上げてのた打ち回りながらもトーマは腰を使った。
腹筋を使って浮かせた秘所を、アポロニアスに向かって突き出すように懸命に動かしている。
それでも足りないとばかりにゆるく円を描くような動作が加わり、その動きも次第に早まっていく。
910アポ×女トーマ:2006/10/03(火) 02:24:16 ID:puacs/cV
あれだけ狭く、本当に生殖器があるかどうかも怪しい程だった幼い作りの場所に、
トーマはいまや貪欲に三本もの指を飲み込んではよがっていた。
それはトーマの幼く清楚な容姿と相俟って壮絶に淫らに見えた。
<どうしよう、つばさ、つばさ!わたしはおかしい…!>
すすり泣きながら、トーマはおずおずと自分の指を貫かれている場所に伸ばした。
自分で肉芽を探り当ててはその刺激に悶絶する。
息を荒げながらアポロニアスの手を掴んで、指をもっと奥までむりやり押し込ませる。
<おかしくない、翅を使ったから当然のことだ。
 トーマがおかしいなら、こんなトーマは誰にも見せたくないと思うわたしは
 もっとおかしい>
アポロニアスはトーマの手を振り切り、
もっと速い速度で、もっと乱暴に、もっと奥までトーマを突いた。
トーマが息も絶え絶えに、大きくのけぞる。
内腿の痙攣が激しい。内壁が強く張ってアポロニアスの指を圧迫する。
<おねがい、やめてよつばさ…!>
<ここがいいのか>
アポロニアスは内壁を大きく抉るように穿った。トーマはうわごとのような悲鳴を繰り返す。
<だめ…だめ、つばさ、こわいよ…っ!>
トーマの身体がガクガクと揺れた。引き絞るように身体の中が締まってゆくのを乱暴に刺し貫いた。
たすけて、と呟いてアポロニアスに触れようと伸ばした指が震える。
そして突然力尽きたように落ちた。
汗がどっと出た体が急激に弛緩し、トーマは寝台の上にくずおれた。
目を閉じたまままぶたを震わせ、荒い息を吐くトーマから
アポロニアスは翅だけを残したまま、そっと指を引き抜いた。
大人しく横たわるトーマの上に覆いかぶさって様子を伺うと、トーマが薄目を開いた。
その視線はまだどこかをさまよっている。
911アポ×女トーマ:2006/10/03(火) 02:26:52 ID:puacs/cV
<性感を極めたのか>
触れたらとろけてしまいそうなトーマの痴態に、最早アポロニアスの熱も上がっていた。
普段はつんとすましかえった少女が、自分に溺れ、乱れる様にはいやでも支配欲を刺激させられる。
保護欲を軽く飛び越えた衝動は焼き尽くすような熱を伴って体に蓄積されていく。
生殖器を結合させない解消されない類の衝動なのだろう、と彼は冷静に分析した。
ここまで煽られてアポロニアスは止めるつもりも止まるつもりもさらさら無かった。
髪を梳いてやると、トーマがぼんやりと呟いた。
<つばさ、わたしは涙を流してしまった。…もうここで終わり?>
<何を言っている、今はわたしがトーマの中に入りたい。
 泣かせても入れたい。いいか>
トーマはアポロニアスに視線をめぐらせると、そっと頷いた。
<翅は?抜くか?それとも入れたまま?>
アポロニアスは再度トーマの脚の間に手を差し込んだ。
秘所に埋め込まれたまま頭を覗かせているトーマの翅に触れ、それをぐるりと回す。
トーマの体がたちまちまた赤く火照った。
<っや!…抜いて、それ抜いて…!>
<いいのか、多分辛いぞ?>
翅が刺さったままの秘所から蜜をひっきりなしにこぼしながらも、トーマはアポロニアスにすがった。
<違う、つばさはわたしを何もわかっていない。わたしは…つばさを感じたいのに>
<…そうか>
アポロニアスは一気に濡れそぼった翅を引き抜いた。
滴った雫を舐め取るだけで、トーマは体を震わせる。
初めて味わった性的な絶頂の余韻からまだ開放されないでいるトーマの体を抱き寄せると、
アポロニアスは自らも衣服を寛げ生殖器を露出させた。
<わたしはさっきトーマに体を見せてもらった。
 トーマもわたしの体を見るか?触ってみるか?>
トーマは弱々しくかぶりを振った。
<それでは次のときに見ろ>
アポロニアスはトーマの脚を再度割り開いた。
先ほどの行為で入り口は濡れ、柔らかくほぐれていた。
そこに指をあてがい、また再び入り口を開いていく。
あられもなく開かれた腔口に生殖器の先端を当て、軽く擦ってから狙いを定め、
静かに沈めていった。
散々摩擦で充血させられた場所は痺れていたが、
その感覚すら吹き飛ぶような質量が粘膜を圧迫する。
先端こそ尖りを帯びていたが、かなりの直径に達する生殖器がトーマの肉をめくり上げ、
かきわけながら埋まろうとしていく。
その膜の伸張には果てが無いようだった。
912アポ×女トーマ:2006/10/03(火) 02:27:40 ID:puacs/cV
トーマは引き裂かれるような苦痛と内臓が押し上げられるかのような感触に、
アポロニアスにしがみ付きながら耐えた。
「…っ、ぐ……」
<大丈夫か、トーマ>
<…大、丈夫>
どこか甘えるようにすがりつくトーマの手が震えているのを見て、
今すぐ思うさま動いてしまい衝動を何とか治めたアポロニアスは指と唇でそっとトーマの翅に触れた。
トーマの内側が、少しずつだがまた蠢きだす。
アポロニアスは、ついでトーマの肉芽に触れた。
何度かつつきまわすと、わずかながらまた新しい蜜が湧いてくるようだった。
少しずつ、少しずつ慎重に体を進めながら、
アポロニアスはトーマの体に出来るだけ丁寧な愛撫を施していった。
自らの翅も震わせて羽音を聞かせてやると、トーマの体が更に柔らかく色づいた。
<名前を呼べ、翅を共鳴させろ。いくらかはマシだと思う>
トーマは何度も深呼吸をしながら、極力体の力を抜くように努力した。
深く息を吸い込み、痛みに息を詰めてはまた息を吐く。
圧迫されている箇所から鋭い痛みと、
じりじりと身を焦がすような痛みと両方が湧き上がって、
そこから逃れるようにアポロニアスに触れられている翅に意識を集中する。
切羽詰った性的欲求を押し殺し、その上でどこか戸惑うような、
気遣うような優しい感触が自分に触れている。
特殊な翅音がトーマの苦痛を和らげてくれる。
アポロニアスが自分に欲情してくれることに喜びを覚えて、
トーマはアポロニアスの体を可能な限りきつく抱きしめた。
アポロニアスもトーマを抱く腕に翅を重ね合わせた。
抱き合ったままゆったりと翅を振るわせ合っているだけで、
次第にトーマの表情もほぐれて、呼吸も整いだす。
微かな吐息と柔らかな翅がアポロニアスの首筋を擽り、
アポロニアスは自分の情動が強まったのを感じた。
慣れないトーマの締め付けは、滾るアポロニアスにとっても食い千切られそうな痛みだった。
だがそれをゆっくり解していくと、花がほころぶように甘く内が揺らめく。
苦痛がやがてむず痒いような熱に変換され、アポロニアスは自分の性感をよりはっきりと自覚した。
翅が震えるのとは違う、猛々しく狂うような激情を伴う渇望と衝動。欲求。
想像以上のその感覚を作り出す相手が、腕の中にある、
少し乱暴にしただけで抱き壊してしまうような小さな体の持ち主というのが
アポロニアスには不思議でならなかった。
黙って目を閉じて震えるトーマの頬に触れる。
トーマはまだ苦しげに呼吸をしている。
<トーマ、平気か>
<つばさこそ、気分はどう?>
<…いい気分だ。トーマの中は心地良い>
<そう、良かった>
心底嬉しそうに、だがどこか儚げな笑みをトーマが見せた。
アポロニアスは微かに胸の痛みを覚えて視線を逸らした。
913アポ×女トーマ:2006/10/03(火) 02:28:29 ID:puacs/cV
トーマに自身を埋め込みながら、トーマはいつか自分から離れていくのではないか、
とアポロニアスはぼんやりと思った。
自分でわかっている。それは後ろめたいからだ。
最初の日にトーマを見下した傲慢。
トーマほどの覚悟も持たぬまま、自分の考えも変えられぬまま、
我に返ってみればただトーマへの興味と執着でその身を犯している自分の浅はかさ。
ただ幼いばかりのまっすぐなトーマは、
その幼さゆえに自分の今まで直視できなかった側面を否応なくあらわにしていく。
子供ができてもいいとは言った。しがらみの中で生きてもいいと思った。
だがそれが真実何を意味することなのか、わたしはよく考えてトーマを犯しているのか?
本当にトーマのことを思うのだったら、あの場で解放してあげるべきではなかったのか?
だがわたしは、…理由は何であれ、わたし自身のエゴを選んだ。
自分の中で何の解決も見出せないままに。
そしてトーマはいつか知るだろう、この醜さを。
その時選ばれるのは、それでも添う未来か、それとも……
トーマの、つくりの細い体は、こうして抱いてみるとますます消えてなくなってもおかしくないような

頼りなさだった。
それはそのまま、関係の頼りなさを見せ付けているようでもあった。
いつか失われゆく繋がり。それを想像して、アポロニアスは予想外の不快感に眉を顰めた。
気に食わない。
生まれてはじめて出会った、自分より能力的に上位になりえる個体だからこそ、
よけいにその想像が現実味を帯びてきたのかもしれない。
繋ぎとめるために抱いたのに、トーマの体はどこまでも知らずアポロニアスの精神を暴き、追い詰める


何もかも気に食わないのだ。
…だがもう引き返す事は出来ない。体も、心も。
新たに自覚したばかりの飢餓感のようなものに突き動かされて
アポロニアスはトーマを強く抱きしめた。
<動いていいか?>
目をしばたかせたトーマは、ややあってうなずいた。
押さえつける力強い腕に力がこもって、ほんの少しだけ苦しげに眉をしかめる。
中を侵すアポロニアスの生殖器が、狭い内壁の抵抗に抗いながら
やがてゆっくりと前後運動を始めた。
突きこまれ、引かれるたびに揺れてシーツを滑る体。
「あ、…は、っ…」
細い声をもらしながらも、なすがまま蹂躙を受けるために、必死で開かれる小さな体。
気遣う余裕すらもなかった。
痛々しいまでに全てを晒したトーマへと感じる罪悪感を振り切るように、
体の中心を引き絞られる肉体の快感に溺れ、
いつしかトーマを『串刺しにしている』という征服感に酔いしれた。
(好きにしていいというならば、好きにさせてもらう)
翅を折り、天に縫いとめて、いまだけは確かに思いのままに出来る幼い天翅。
上から腰を打ち付けると反射的に跳ね上がる体は、
ただ与えられたものを受け止めるだけで、逃げようがないことを知らしめている。
繋ぎ止めるように、刻み付けるように中を抉った。
914アポ×女トーマ:2006/10/03(火) 02:29:38 ID:puacs/cV
震える翅に唇を這わせるとトーマがしがみついた手を震わせる。
不意打ちのように脚を抱えあげると、息づくように収縮していた内側が急に驚くほど締まった。
<…つばさ!>
言葉など発せないように深く貫く。
今は何か意味のある言葉が聞きたい気分ではなかった。
本当ならば考えるべきことを、考えないために性交に集中した。
自分から目を背ければ背けるほどに、トーマと交わり貫く部位は蕩けるほど気持ち良かった。
熱く肉が擦れ、蜜が潤み、泡立ち、ジュプジュプと卑猥な音を立てる。
「…っ、あぁ」
トーマは恥じらいながら、痛苦に顔を歪めながら、それでも必死に縋り付き翅を震わせる。
視覚からも聴覚からも刺激された愉悦は、触覚と混ざり合いプラーナを高めていく。
程なく腰の奥から何かがせりあがっていくような感覚に包まれ、
生殖器をさらに奥までねじ込みたいという気持ちが強くなった。
生殖細胞が、トーマの中に植えつけられる準備だと本能で悟った。
中に出すべきか、外にはずすべきか、逡巡はほんの一瞬。
中に出してしまえば名実ともに、トーマはわたしのものになる、
その誘惑から逃れることはひどく難しかった。
…自ら望んで捧げられた甘い供物を自分のものにすることの、一体何がいけないというのだ?
決して逃げられることなどないようにトーマの腰をきつく掴む。
苦しげな息の下で不思議そうに見上げたトーマが微かに笑ったのを、
勝手に了承のしるしと受け取って、アポロニアスはより張り詰めた生殖器をためらいなく最奥に沈めて

いく。
(…そうだ、これはトーマが望んだことなのだ)
「っ!?」
絡みつく襞に促されるまま、抗わずにアポロニアスは熱を解き放った。
自らの遺伝子と共に解き放たれたプラーナがトーマの体を内から侵食していく。
驚き体を強張らせるトーマを抱きしめ、最後の一滴が搾り出されるまで隙間なく絡み合った。
今自分の一部が、トーマの内臓を、細胞を、侵している。
そして未来さえ侵そうとしている。
……目も眩むような快感だった。
915アポ×女トーマ:2006/10/03(火) 02:30:26 ID:puacs/cV
<わたしの胎は一体どうなったのだ>
体の下で、震える自分を抱きしめながらトーマは呟いた。
<…安心するがいい、今のは正常な交配反応だ>
宥めるように翅を何度も撫でると、トーマはただほっとしたように力を抜いて寝台に横たわる。
目的を果たし萎えた生殖器を引き出して辺りを見回すと、汗で濡れた敷布は乱れ、散々な有様だった。
その中心でトーマが力なく横たわっている。顔には慣れぬ苦痛に耐え抜いたことへの疲労の色が濃い。
労わるように頬に触れると、嬉しげに擦り寄って目を閉じた。
<つばさ、このまま眠ってしまっても構わないか?>
<ああ、朝まで抱いていてやる。…ゆっくり寝るがいい>
変わらない幼い仕草に安堵感のようなものを感じながら、アポロニアスはトーマを抱き寄せた。
喉元を擽る呼吸も、翅の感触も変わらない。
だが、自分はたった一度の性交で多くのものが変わってしまったように感じた。
例えばトーマの感触。吐息。わたしを呼ぶ声の甘さ。
…そして胸に落ちた、冷えた塊と。
だが、トーマを手放すつもりはどこにもなかった。
むしろ執着は増す一方だった。
(夜翅め、…全くとんでもないものを押し付けてくれたな)
トーマと信念の間で行き場を失い、矛盾に押しつぶされそうな心の免罪符。
それもまた、今までになく幸せそうな『女』の顔で眠るトーマの笑顔。
ひどいものだ。
舌に苦く残る感情を、アポロニアスは無理矢理飲み下した。
(未来などどうでもいい…考えたくない)
腕の中で小さく温もるトーマの体から自分の体臭がすることに満足して、
アポロニアスは目を閉じる。
すでにプラーナを半分以上トーマに注ぎ込んでいた体は、ひどく休息を欲していた。
しかしそれ以上に、満足感に包まれたままでトーマと眠りたかった。
決着をただ先送りにするだけだとはわかっていても、今夜は忘却を司る夜の帳にその身をまかせて
深い眠りへと落ちてしまいたかった。
916名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 02:37:16 ID:puacs/cV
一応終わりです
vipから来て投下してった時に何度か上げてしまってスマン
トマ派はこの後色々あってニアス→トマ自覚してくっついたと妄想してくだされ
セリ派はこの後結局トマにのめりこむ事が出来ずセリに出会って恋に落ちたと妄想してくだされ
長々お待たせして本当に申し訳なかった

蛇足↓
917アポ×女トーマ:2006/10/03(火) 02:37:59 ID:puacs/cV








寝返りを打った拍子に目が覚めた。
あらぬところがじくじくと痛む。それでも、幸せだった。
自分をしっかりと抱きしめる腕の熱さと強さ。きっと一生忘れる事は無いだろう。
つばさ、眠るままの君はきっと、全く理解できないんだろうね。
<耳に聞こえる言葉で言ってやろうか…>
いつでも。どんなときでも。この先何が、あろうとも。

「…愛している」
わたしの気持ちは、例え一億二千年たったって、きっと変わらないんだ。

夜明けまでは、まだ遠い。
918名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 03:55:15 ID:S1hKfL8e
>>902-917
GJ! そして完結オメ
翅を使った辺りが特にエロかった

ニアスとトーマの心のすれ違いが切ないな
本編観る時、トーマを見る目が変わりそうだ
919名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 00:16:49 ID:9CyW+j4n
>>918
コメントd
何も考えないで書き出すと途中から方向性が変わるといういい見本になってしまったが
おかげでニアス→トマとニアス→セリ(アポ→シル)話思いついた(途中から分岐)
今は無理だが書くだけの時間できたときにまだこのスレあったら投下させてもらうわ
マジ読んでくれた人ありがとう
920名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 15:11:14 ID:yPei+u8c
遅くなったが、アポ×女トーマGJ!
性交の時は乳がふくらめばいいのに

>>919
がんばれ、待ってるよ
921名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 05:08:19 ID:TF/iK5rq
>>902
(*´Д`)ハァハァ八ァ八ァノヽアノヽアノヽアノ \ア / \ア/ \ア
GJGJGJ!!!!!!
すごいよ、エロいよ、俺生きててよかった!!
922名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 04:22:16 ID:oYY3/ext
>>920
じゃあ次は乳ありでww
つか色々設定も脳内で考えたんだよ
成人or妊娠したら乳ふくらむみたいな
早く書きタスあああ

>>921
ありがとう
次はもうちょっと頑張れればいいと思ってる

しばらく投下できないのは自分でわかってるんで
もし職人さんとかいらっしゃったら自分を気にせずスレまわしてください
雑談でもwwまじww
923名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 10:40:30 ID:gVsr8NVW
ジュン×つぐみが読みたいんだけど、
このカップルでエロは難しいのかな
924名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 19:49:23 ID:a9FXLeNu
そんなことないと思うぞ
925名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 03:45:29 ID:ofd9zUiT
つぐみは爆発がネックな希ガス。
絶頂=爆発なのは明らかだし、その威力も半端じゃなさそうだから扱いが難しそうな感じが。
少なくとも、前に一度自分で考えてみた時はそれで挫折してしまったよ…orz
そこさえ何とかなれば割と書きやすそうなカップルではあるんだけどなー。
926名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 01:02:17 ID:8HAs78+C
おお久々にきたら大作が クロエ萌え
OVAはまだかねー
927名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 16:52:57 ID:Ywz0PTmm

928名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 22:21:37 ID:R5QxINuU
保守
929名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 02:03:31 ID:ehGd34vz
ジュンとつぐみは特殊能力を除けば、一番普通っぽいカップルだからな

ところでジュンは透視能力を使ってノゾキくらいしてると思う
930名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 04:46:34 ID:QvZQj7l2
ジュンが新八に見えてもうだめだ
あいつ新八だ
931名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 06:34:20 ID:A/uMQiBN
っていうか山崎
932名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 00:56:14 ID:ynsV1sG9
リーナのエロSSが投下されることを信じて待ち続ける



全裸で
933名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 02:10:16 ID:xHax+RSE
リーナ可愛いよな


性的な意味で
934名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 00:13:04 ID:vZb+PUcA
ある夜、地中のアクエリオンの中で。

トーマ「う〜ん………ああっ! だめだよアポロニアス、こんなところで…音翅が見ている……」
アポロ「むにゃむにゃ………シルヴィア、お前の身体…すっごく綺麗でイイ匂いがするぞ……」
シリウス「……何の夢を見てるんだ貴様等………」


―――翌日。

トーマ「……昨夜は久しぶりに芳しき夢を見たな………」←顔を赤らめながら。
アポロ「あのよぉシリウス、何かパンツの中が冷たいんだけど」←すっきりした爽やか顔で。
シリウス「知るか! 私に振るな!! ていうか臭っ、イカ臭ぁ!」←青ざめている。
アポロ「アクエリオンの力で何とかなんねぇかな」
シリウス「なるか馬鹿者! そんな事に太陽の翼の力を使うんじゃない!!」
トーマ「どうやらお互い愛しい者の夢を見たようだな」
アポロ「ああ、そうみてぇだな」
シリウス「お前もだトーマっ。栗の花臭いぞ!」
トーマ「プラーナの匂いだ。すべての生命の根源の聖なる芳香だぞ」
アポロ「そーだそーだ。健康な男子なら臭って当たり前だっつーの」
シリウス「そういう問題では無いだろうがぁ―――――!!!」

その後もアクエリオンのコクピット内は、しばしばイカ臭…もといプラーナ臭くなったという………
935名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 01:33:26 ID:/oKDvrAW
ワロスww
シリウスも夢見りゃいいのに
936名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 13:30:15 ID:1k4TMp7N
アポロX麗花のSSだしてもよろし?
アポロが麗花に肉饅頭を作ってもらい、ついでに麗花のいい匂いがする肉マンも食べちゃう
そんな話を。
937名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 13:39:53 ID:WGlxO20e
麗花関係なら、専用スレがあるので
そちらのほうがよろしいかと。

【天然】アクエリオンの麗花2【誘い受け】
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1134220885/

>>934
すみません、シリウスにも夢を見させてあげてくださいw
938名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 13:59:57 ID:/oKDvrAW
一時期のような事もないんだし
このスレでいいんじゃないかと思うんだが
939名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 21:04:45 ID:PE6Q7Ijq
レイカ排斥しなくていいじゃん
エロパロはエロパロでもおk
940名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 00:18:37 ID:+CrFc+ky
お兄様の相手って結局麗花なの?
941名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 01:18:11 ID:/nnb4S57
俺はそう思ってる
942名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 01:55:52 ID:5hUzennF
麗花は大好きなのだが、如何せんお兄様が好きになれない…orz
943名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 01:59:12 ID:C/BNDLfj
お兄様以外にも男はたくさんいるじゃないか
944名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 14:11:50 ID:FretVwj4
確かに男女の数は半々だもんね。
945名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 20:33:20 ID:TOHB91tA
嫌いキャラの話はいらん
好きキャラを語れ
946名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 21:40:25 ID:57OFVHTL
男ならピエール
女ならクロエが好きだ
次点はお兄様
947名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 22:58:39 ID:vgVnZIlL
>>930
お兄様は銀さん?ww
948名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 01:05:38 ID:4/KQEULT
クルトは服装と髪型のせいか、クロエよりもちっちゃく見えるな。
クロエ×クルトのほうが萌えるってヤシいる?

まあ・・・妄想しにくいのが難点だが・・・
949名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 22:37:44 ID:OahLFqVP
近親相姦でもおk
950名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 12:45:23 ID:rXaejiUl
むしろ近親相姦だからこそおk
951名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 00:22:13 ID:Llndh9H8
リーナ「うふふ………アーポロっ♪」
アポロ「何だよ、リーナ」
リーナ「ちょっと呼んでみただけよ」
アポロ「はあ? 何だそりゃ」
リーナ「別にいいじゃない(はぁと」

微笑みながらそう言うリーナ。一方その時、近くの物陰では……

シルヴィア(むきーッ! 何なのよ、リーナのあのデレデレっぷりは!
       別にアポロの大馬鹿野郎が気になるワケじゃないけど、
       ああも惚気られてちゃ、こっちの士気も下がるわよ!)

嫉妬マスクなシルヴィアがいた……

リーナ「ねえ、アポロ」
アポロ「こんどは何だよ」
リーナ「また………しても良いかしら?」
顔をほのかに赤らめながら、何らかのおねだりをするリーナ。

アポロ「ああ“アレ”か。別に良いぜ」
リーナ「本当? ありがとう、アポロ」
アポロ「おう、俺も気持ち良いしな!」
リーナ「アポロ………アポロって優しいのね」

ラブラブ光線(笑)を出しまくりなリーナ。しかし、シルヴィアはというと、

シルヴィア(あ、アレってまさか………あの二人! ………いえ、まさかね。
       きっとプラーナ吸収よ、そうに違いない……そうに違いないわ!
       でも、もしかしたら………あーもーっ、何なのよ“アレ”って!)

お兄さまの書物を読んで、知識だけは豊富なシルヴィアは、アポロとリーナの間に
男女の関係をあてはめた、自分の勝手な推測により、一人で悶々としていた。


不動「はたして“アレ”とは何なのか? そしてその行為を見たとき、シルヴィアはどうするのか?
    エロパロスレなんだからセクロスに決まってんだろ、というのは禁句だぞ。 以下、次回!!」

ウソです、続きません。
952名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 03:15:08 ID:7WUV/408
俺のリーナが愛されてる
嬉しい
953名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 13:13:10 ID:LRkZTn6F
続いてくれよ!
954名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 21:22:44 ID:qIrJ/ZAt
一万年と二千年前からリーナを愛してる俺はとても続いて欲しい!
955名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 05:15:15 ID:BCiD8E2g
シルヴィア好きとしては3P希望
956名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 10:26:06 ID:dHa9uMN7
>お兄さまの書物を読んで、知識だけは豊富なシルヴィア

さり気に流されているが、エロ本隠してるお兄様と
それをしっかり見つけて読んでるシルヴィアを想像してウケたw
そして続け、続くんだ!
957名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 18:43:27 ID:swQy9ejy
シルヴィア好きだからできればアポシルでやって欲しいが…
とりあえず続くんだ!

ってか次スレたてた?
958名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 18:45:53 ID:bEl0xVAz
いいえ
959名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 20:00:31 ID:9JhAiXnK
このスレ進むの遅いし980あたりでいいんじゃね
960名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 23:47:37 ID:CKOViroi
>>936
読みたい!そのカプ姉と弟みたいで好きだ
よかったら投下してくれ。専用スレでもいいから
961名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 08:02:48 ID:RAgMujl6
保守
962名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 21:05:59 ID:Whq3H8NE
職人待ち
963名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 20:33:01 ID:zLeWet+N
hosu
964名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 03:34:42 ID:sgKjmRq9
風の音や虫の声が五月蠅いくらい静かで穏やかな夜…。
寮ら少し離れた小高い丘の上、アポロはここからの眺めが大のお気に入りだった。
闇夜の中更に黒く染まる森や、キラキラと輝く町並み、それに負けないくらい満天の星空。
時折吹き抜ける風は、月光の中青々と生え揃った雑草と、アポロのザックリと切られた赤い髪を小刻みに揺らし、その毛先は意外な程に長い睫毛を撫でた。
突然、風の中に甘い香りが混ざった。まだ成熟しきらぬ少女特有のものである。
シルヴィアの匂いのそれに似ているが、もう少し艶やかさが感じられる。
突然の来客に少し驚くと、アポロは上体を起こすと身体を捻った。
予想通り、銀髪の少女―リーナが車椅子の上で優しく微笑んでいた。
「ふぅん…良い眺めね。」
ガラスのように澄んだ声がアポロの鼓膜をくすぐる。
「…リーナ、いつの間に?」
いくらぼうっとしていたとは言え、自分に近付く存在にアポロが気付かない訳が無かった。
「うふふ…ねぇ、隣りに行っても良いかしら?」
アポロの問いには答えず、リーナは首を傾げ囁いた。
「ここは誰にも秘密にしてたんだけどな。ま、こっちのが景色が良く見えるしな」
「ありがと」
気恥ずかしそうに鼻の頭を指で擦るアポロにリーナは微笑むと、車椅子を静かにアポロの隣りに並べた。
965名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 04:01:36 ID:sgKjmRq9
「それにしてもどうしたんだ?こんな時間に」
アポロが不思議そうな目でリーナを見つめる。
「あら、私が夜中に出歩いちゃおかしい?」
アポロはリーナの問いに、むしろその方がリーナらしいなと感じたが、口にはしなかった。
「まぁいいや。そういやさ、リーナって普段何食ってるんだ?もの食ってるとこみたことねぇし…血だけじゃ腹減るだろ?」
不思議だった。もし食事がたまに摂取する血液だけだとすれば、それはアポロには考えられないことである。
「そう、今日はそのことでアポロにちょっと用があるの」
妖しく微笑むリーナの口許に長い犬歯が光った。
「また吸血か?まぁ別に嫌じゃねぇけど…」
事実アポロはリーナに吸血されることに抵抗は無かった。寧ろ気持ちいいとすら感じてしまい、そのことに対する羞恥心を感じていた。
「ふふ、それはもちろんなんだけど、私にはもっと好物があるの」
なんだやっぱりリーナも食事を取るんだ。アポロの頭に渦巻く疑問がパッと解消された。
「なんだ、そんなことかよ!好物ってなんだ?鼠か?蛇か?俺が掴まえてきてやるぜ」
思わず立ち上がると、アポロはぐいと腕まくりする。
「ありがと。でも、私のもう一つの好物はやっぱりあなたの中にあるの」
唇に人差し指を当てると輝く瞳でアポロを見上げた。
「俺、の、中?」
アポロには皆目検討がつかない。と、リーナ指が唇から離れると優しくアポロの股間を包み込んだ。
「っつ!リーナ!?」
腰の辺りから頭に、ジン、と痺れが伝わる。
966名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 04:42:39 ID:sgKjmRq9
「私の好物はここにあるの」
磁器のように透き通ったリーナの肌は上気して、少し汗ばんでいるようにも見える。
「リーナ、お前…くっ!」
酷く細いリーナの指先が、ごわついたズボンの上からアポロのペニスを撫で回す。
「流石のアポロももう分かったでしょう?私の好物…」
朱のさしたリーナの表情からはいつものような理性が感じられない。
「リーナ、まてっ…っう!」
リーナの指先に弄ばれ、アポロのペニスは堅く反り返っている。
リーナは馴れた手つきでアポロのズボンと下着をずり下げた。
蒸れたような男の匂いがリーナの鼻腔を満たした。
「この匂い♪」
もうアポロには抵抗の気配は微塵も感じられない。
リーナは、目の前に反り返るペニスに手を伸ばして見た。
「……凄い…」
太さ、堅さ、そして熱さ。いづれもリーナを満足させるに十分な物だった。
「アポロ、気持ちいいかしら?」
リーナはペニスに優しく触れた手を、ゆっくりと上下させながら、上目遣いにアポロに尋ねる。
「お、おぅ…キモ、ち、いい」
頬を真っ赤に染めるアポロを盗み見ながら、均等なペースでアポロのペニスを責め続ける。
尖端からは透明な粘液が竿を伝いながら零れ落ち、リーナの柔らかな手のひらとの間で、ニチャニチャとイヤらしい水音を立てた。
「それじゃあ、いただきます…♪」
リーナは一度ゴクリと唾を飲むと、一気に熱いペニスを口腔へと導き入れた。
「えっ!?…っくはぁっ!」
性に鈍いアポロでもやはり時折自慰行為に及ぶが、これ程の快感は初めてだった。
自らのペニスを咥えるリーナの表情が余りにも淫らで、アポロはつい見入ってしまった。
何本かの前髪は汗ばんだ肌に張り付き、薄く開かれた瞼には、長く生え揃った睫毛と共にうっすらと涙がたたえられている。
窄められた頬、突き出した唇。零れた唾液は自らの体液と混じり合い、幾筋もの線を描き、星の光を僅かに反射し光る。
余りにも美しく、淫らだった。
「んふっ、ほっへも、んっ、ほいひい♪」
予想以上であった。アポロのこの年齢では考えられない程のペニスだった。
唯一、カリが心持ち小さい気がするが、それはそれで愛しくも思えた。そのカリが喉を擦る度に、リーナの中のある感情が膨らみつつあった。
(わたし、興奮してる…の?)
長くプラーナ吸収の為に飲精を繰り返していた。
だが今は明らかに性的な興奮を感じていた。
それは薄い下着の下、痛い程に勃起した乳首や、愛液が飽和し不快感を与えるレースのショーツが物語っていた。
967名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 05:12:47 ID:sgKjmRq9
そうこうしているうちに、アポロは限界に近付いて来た。経験の無いアポロには刺激が強過ぎるのだ。
「リーナ!俺、もう!…っ!」
リーナの口腔でビクビクとペニスが跳ね始める。ときたま、甘い精の匂いが混じり始める
「んふぅ…はひてもひいわよ」
リーナは、知らず自らの膨らみやらぬ胸を揉みしだきながら、アポロの射精を促した。
足は内股に強く閉じられ、陰核を圧迫する。少しでも快感を得たいのだ。
「だめだ!リーナっ!!…いくっ…っ!!!」
一瞬、ペニスが膨張したと思った瞬間、それこそ音が聞こえそうないで、リーナの口腔へと精が放たれた。
「んくっ、んくっ、んくっ」
リーナは喉を鳴らしてアポロの精を飲み続けた。
それでも飲み込みきれず、口許から零れた精が頬伝い落ち、リーナの胸を汚した。
二度三度亀頭をなめ回し掃除した後リーナは優しく微笑んだ。
「っ!リーナ、すまない!」
リーナの服を酷く汚してしまったことに気付くと、額に汗を浮かべたアポロは、すまなさそうに俯き目を逸らせた。
「いいわ。気にしなくて。とってもおいしかったわ、あなたの精液…♪それに凄い量だし…」
リーナは悪戯っぽく笑うと、未だ堅くいきり立つペニスに濡れた唇で口付けた。
「あんなに沢山出したのに、凄いわね…。これ、まだできるわよね…?」
リーナわ熱い視線をアポロに送りながら、白い指先で唾液と精液でグチャグチャの亀頭を弄り回した。
968名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 05:14:28 ID:sgKjmRq9
だめだぁ…携帯から&考えながらだから無茶苦茶だ…
もし許されるならまた続きは次スレが立った時にでもまとめて投下します。
969名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 12:43:41 ID:zdzbNWDV
アポ×リー来たぁぁあ!GJ!
続きを書いてくれるなら、次スレ立てにゃならんな。
970越えたら立てるってことでいいのか?
970名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 20:01:30 ID:Ua4XlsNs
うっはあああああああああああああ
リーナエロエロ
971名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 23:38:27 ID:zdzbNWDV
んじゃ次スレ立ててみる
972971:2006/12/06(水) 23:39:37 ID:zdzbNWDV
973名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 04:12:07 ID:XUPvXn4l
スレたて乙!!

続きが激しく気になる
974名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 00:38:25 ID:i/MggH/4
最後まで使いきろうぜ
975名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 02:29:54 ID:1TOIChaP
んじゃ。本スレのごとく。
念心!
976名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 03:09:38 ID:cKsyViBX
合体!
977名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 04:52:43 ID:gjy/UzzK
GO!
978名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 14:49:49 ID:NvrlSNIE
アクエリオーーーン!!
979名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 16:43:52 ID:4Hk4owVp
すごおおおおおおおいい!!!
980名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 21:32:26 ID:DwqyuKGS
気持ちいいっ!!!!!
981名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 05:43:18 ID:rKDwyKk1
おおおおおおおおおお燃えるううううううううううううううう
982名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 15:40:13 ID:wA6Qahtu
ああああああぁぁっぁぁぁああああん!!!!
983名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 21:07:23 ID:mkG0cFSE
ワロタw
984名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 03:17:13 ID:dp1YHqvX
そろそろ真面目に埋めるか
985名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 10:22:38 ID:2H/XVeSh
4人乗ってるみたいだなw
986名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 21:52:22 ID:dp1YHqvX
いくぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!
987名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 23:22:55 ID:TLg7fIUS
おおおおおおおぶいええええええええええええええええはやくううううううううううう
988名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 01:03:19 ID:ATLZFDku
アクエリオーーーーーーーーン・ルナ!!!!!!!!!!!!!!
989名無しさん@ピンキー
だめ…きちゃう…っ