ふしぎ星の☆ふたご姫

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1名無しさん@ピンキー
未成熟な幼女同士又は変態に襲わせる鬼畜スレ(予定)
2名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 19:59:58 ID:LePM0tSQ
超余裕で2get
3名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 21:49:12 ID:7Ft12qUX
ゆるゆる〜っと3
4名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 16:02:28 ID:atuM/t/W
王子みたいなやつとファイ・レインで3Pキボン
5名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 18:57:02 ID:QKg/t413
触手はだめ?
6名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 20:45:23 ID:JUZ5jXUa
いんじゃないか?
だが外せないのはリオーネ姫さま受け×双子責めじゃないかと俺は思う。
7名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 20:41:40 ID:1gHlBjE9
受けにはティオきゅんも外せないぞ
8名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 23:39:17 ID:ol/FwDg4
2人にはもっと本気でイヤイヤダンスさせたい。
「イッ……イヤッ…! こないでっ!! イヤァァァァッツ!!!!」
みたいな(*´Д`)
9名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 14:56:41 ID:EIsX6JsF
最後までギャグノリでいくか途中から怯えるグロものでいくか・・・
10即興SS:2005/04/19(火) 17:14:00 ID:l/Wy9qKS
あのドラゴン騒動を終えてファインとレインは、リオーネと温泉に入浴し身体を洗ってました
「わ〜リオーネのお肌ってスベスベ〜!」
「そ…そんな…」
「ほんと綺麗〜!」
「お肌の手入れを怠らない…流石はプリンセスだプモ」
ファインとレインに褒められて、真っ赤に照れるリオーネでした…が
「ねぇ触っていい?」
「え…でも…」
「触りたい触りたい」
「あっ…ダメぇ…あんっ」
ファインとレインに前と後ろからその素肌を触られまくるリオーネ…その声は徐々に甘味が篭ってきています
「なんか…ヤバイ雰囲気だプモ…」
「あ…これ以上は…あぁ…」
「あれ?なんか濡れてきたわ?」
「本当だ…股からねっとりしたのが出てきた」
「あ…それは…」
「何だろコレ?調べてみる?」
「調べようか?じっくりじっくり!」
「「じっくりじっくり!!」」
そして何やら目つきが怪しくなったファインとレインの手が…リオーネに迫っていきます
「え…えぇぇ〜〜!!!??あぁぁ〜〜っ!!!」

「ああぁぁ〜〜…リオーネ様のあんなとこにあんな事を!ってファイン様、その穴は違うプモ〜!て二人とも何をやってるプモ!!」

【お試し版につきここまで】
11名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 19:22:04 ID:WV0RTw9m
製品版作ってくれ(;´Д`)ハァハァ
12おひさまの国のななしさん(仮):2005/04/23(土) 12:29:11 ID:+zB3iLHl
正直股間からねっとりした液が出てくる年齢に達していない悪寒 w

は気にせず
「あぁー、リオーネ、あなたが好き、でも… せめてこの消しゴムで…」
13名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 12:36:16 ID:brtWebCC
>>12
つ[ローション}
14名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 14:29:16 ID:c9wL4vYP
スレが立つのは時間の問題ではあったな(w
15名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 04:40:08 ID:z7NYQplW
このままではおちるのも時間の問題
16名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 19:09:00 ID:MTc1aqex
ファインたんの陵辱プレイがみたい俺はあえて保守する
17名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 01:25:33 ID:nCoZ23PY
今まで半角の方をエロパロだと思い込んでたorz
18おひさまの国のななしさん:2005/05/01(日) 14:45:56 ID:ohPzmVZB
「さあ、あなたたちでしょ、私の宝石を盗んだのは」
「違いますわ」^11
「うそおっしゃい、あなたたちにはアリバイが無くってよ」
「そ、そんな」^11
「さあ、あなたたち、服を脱いでちょうだい」
「え、」^11
「こういう時は服の中に隠すってのが相場なのよ、さあ、別室を用意したから
そちらにおいでなさい」
「はい…」^11


「さ、早くお脱ぎなさい」
「え、ええ…」^11
「あら、そうね、いきなりそんな事言われても困るわね…
お兄様、タネタネのお姫さまにお茶を差し上げて頂ける?」
「ああ、わかった、アルテッサ」

「さ、遠慮なくどうぞ」
「そ、それでは…」

「あっ」「えっ」…「アルテッサ姫、このお茶は…」
「そうよ、媚薬入りのお茶よ、あなたたちを一目見た瞬間からどうやって
私の手篭めにしようか考えていたの。やっとその願いがかなうわ…
19名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 13:08:42 ID:T6Cy6Geg
未熟半熟魅力満点♪

なんて魂にストレートに訴えかける歌なんだ……!
20名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 13:32:20 ID:wUTwW0TC
>>18
ついに神降臨ですか?
続き激しく希望!!
21名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 22:33:19 ID:m+4WDpdy
触手は
いやいやいや〜 いやいやぁん
22名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 00:50:59 ID:lW6fgMMG
ダビイとジルがぁっ!
23名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 01:04:47 ID:ORpaalH8
ファインの「ばぶばぶばぶ〜♪」に萌えてしまった私。
ああ、ぜひともファインたんで赤ちゃんプレイをしたいっ!
24ROCO ◆VpKHzOu04Y :2005/05/08(日) 01:18:27 ID:/tqGVNbP
「ふあぁ…ひゃぁぁ〜〜〜〜っ!!」
「オラオラ!ガンガンいくぜ!もっと激しく乱れな!!」
そこはとあるふしぎ星の辺境の洞窟、そこで無数の山賊達によって嬲られてるのは、双子の幼い少女達であった。
「あぁ〜〜〜〜〜っ…ファイン…私もう…ひあぁ…イっちゃいそう…」
「あんっ…私も、もうダメかも…イっちゃおうか?」
「イっちゃう?」
「イっちゃいましょうか?」
「「イっちゃおう!!ひあぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!?」」
まるで合わせたように、赤髪の少女と青髪の少女が同時にイクのです、そしてその幼いまだ未発達の
股間の割れ目に、白い男の精液が大量にドクドクと注がれていくのであった…
だけど二人がイっても、まだ淫らな宴は終わらない…まだ満足してない山賊達が沢山居るからである。
「オラオラ、いつまで呆けていやがる!まだまだ相手しなきゃいけない奴は、こんなにいやがるんだぜ!」
「あうぅ〜少しは休ませてよ〜〜…」
「はぁ…なんでこうなったのかしらね…」
すっかり精液まみれになった双子の少女、彼女達は何を隠そう一国のプリンセス達なのであった。

それは一週間前の事、おひさまの国から来た彼女たちは、危機が迫るこの星を守る為に様々な国を旅していたのだが…
そんなある日とある国の辺境で、ついついプロミネンスの力を使いすぎて自分達の国に帰る事ができなくなってしまい
お供の妖精プーモがプロミネンスの力をチャージする為に二人から離れて一人帰ってしまって、その間は彼女達は
その場所で取り残されたのですが、そんなタイミングでその辺を荒らす山賊達に襲われ拉致されてしまったのでした。
「ガハハハ〜!!今日はイキがいいガキの女を二人もゲットできたぜ!」
「うぅぅ〜〜離せ〜〜!!」
「はぁ…せめてプロミネンスの力が使えたら何とかできたのに…」
牢に囚われた双子の姫のファインとレインは、プロミネンスの力が使えない今はとことん無力なのであった。
「どうなっちゃうの、私達…」
「そうだな…簡単に人買いに売ってしまうのも勿体無いし…味見をしてからでもいいよな」
「オオオオオ〜〜〜〜!!!」
25ROCO ◆VpKHzOu04Y :2005/05/08(日) 01:18:57 ID:/tqGVNbP
頭の英断に山賊達は一斉に歓喜の声を上げるのでした
「え〜食べられちゃうの〜!!」
「違うわファイン、私達を犯す気なのよこの人達…つまりエッチな事をする気なの!」
「えぇぇ〜!!でも…私達、まだ子供だよ?」
「安心しな…俺らは、幼女が大好きだ!」
なんと山賊達は、揃いも揃って幼女愛好者達…しかも鬼畜好きなのであった!!
「「そんなぁぁ〜〜〜〜〜!!!」」
そして二人の絶叫は空しく響くのです…。

その後…牢から連れ出された二人は服を無残に剥がされ、一国の姫君であったファインとレインは
その生まれたままの姿を、こともあろうに山賊達に見られてしまう…徐々に高まっていく山賊達の欲望は、
まだ汚れも知らぬ小柄な身に容赦なく向けられていく…浴びる視線に恥らう二人だったが、一人の山賊が
ファインを抱き寄せると、そのまま押し倒すのであった…そして悲鳴があがった。
「やだぁ…痛いぃぃ!!」
その小柄の身体に山賊の一人の肉棒が、深々と刺さったからである。
「ひあぁ…痛い…痛いよおぉぉ…」
身体をビクビクと震えさせ、襲い掛かる激痛に涙を流し息を荒げるファイン…
幼い股間の恥部は、割れ目から飛び出す鮮血で真っ赤に染まっていくのであった。
しかし痛みで苦しむファインとは逆に、彼女を犯す山賊の男はその幼い処女の膣の感触に、満足そうな表情をしていた。
「痛いか?だけど、俺は気持ちいいぜ…やっぱり処女の膣は最高だな〜ギュギュと締まっていくぜ」
「ひあぁぁ…」
ファインの膣内からもたされる快楽に、顔色を紅葉させる男であった…。
ただファインの方は血の気が失せて、その顔色は蒼白になっていたが…。

「ああぁ…ファイン…ひぃ!?」
「お前もボーッとしてちゃいけないぜ…あぁ〜いい尻だな」
レインのお尻を撫でながら、その尻の穴に指を入れる山賊…
「ひぁ…何これ変な感じがするぅ…ひゃぁ〜〜!ひぃっ!?」
だが指で物足りなくなったのか、山賊は指を抜くと股間の肉棒を、レインの尻の穴へと挿入し始めたのだった。
「うぉぉ!!こいつはいいぜ…腸壁が締め付けてきやがる!」
「ひぎぃぃぃ!!痛ぃぃ…お尻が広がっちゃう!ひあぁ!!」
26ROCO ◆VpKHzOu04Y :2005/05/08(日) 01:20:03 ID:/tqGVNbP
さらに別の山賊がレインの前にくると、恥部の裂け目の穴へ自分の肉棒を突っ込ませるのであった。
「空いてるから使うぜ!ウォ…こっちも凄い締りだ!!」
「ひぎぃぃ!ひゃぁぁ〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」
前と後ろの両方から太い肉棒を刺し込まれて、脂汗を流しながらその拷問のような苦しみに耐えるレイン…
当然ながら二つの穴からは、痛々しく血が染み流れていました。

「出るぞ!出すぞぉぉぉ!!」
「ひゃぁぁ〜〜〜〜〜〜っ!!!」
そしてファインの幼き小柄の体格に、欲望の混じった精を注ぎ込ませる山賊…
わけのわからないままに、ファインはその体を白く汚してゆく…。
「あぁ…何…熱いのが入ってくるよぉ…あぁう…」
痛みと別の何かで意識が飛びそうになるファイン…しかし山賊はそれで楽になる事を許しません
続いて別の山賊がファインの中へ、欲望が詰まった肉棒を挿入させるのです。
「おっと、まだまだ相手がこんなに居るんだぜ?この程度でくたばるなよ」
「やだぁぁ〜〜〜〜〜あぁ…!!んん〜〜〜〜っ…」
レイン同様に、今度はお尻の穴にまで肉棒を刺し込まれただけでなく、
今度はその小さな口にも、肉棒を銜えさせられるのです。
ファインは自分の小柄の身体で、大の男のを三つ相手しなければいけなかったのでした…。
(…もう何が何だかわからないよ〜!!苦しいし、痛いし…もうやだぁ〜)
だけどその地獄のような責め苦はまだまだ続くのでした…当然にファインだけでなくレインも同様です
彼女も、片割れ同様その身を、男の欲望にまみれた精で汚していたのでした。
(こんなに汚れたら…もうブライト様と一緒にダンスできないかも…)
穴という穴から溢れる精液…レインは変わり果てた自分のその身を見て、静かに絶望するのでした…。

ようやく全ての山賊達が満足し淫らな宴が終わると、ファインとレインはまた牢に閉じ込められます
山賊達は二人を自らの性処理奴隷として、飼うつもりなのでした。
「うぅぅ…どうしよう、すっかり汚れちゃったよ私達…」
目に涙を貯めて落ち込むレイン、だけどファインはそんな片割れを慰めます。
27ROCO ◆VpKHzOu04Y :2005/05/08(日) 01:21:19 ID:/tqGVNbP
「だ、大丈夫だよレイン!そりゃ今は辛いけれども…明日になればプーモが来てくれて、プロミネンスの力でなんとかなるって!」
「…そうかな?」
「そうだよ!大丈夫大丈夫!!」
「「なんとか、なるなる!!」」
最後はいつもと同じに合わせると、互いに笑いあうのでした…希望の明日を信じて…。


「まさか明日どころか、一週間経った今でも来ないなんて思わなかったわよね…」
「プーモの馬鹿ぁぁ〜!!どうして助けに来ないのよ!!」

拉致されて一週間…ファインとレインは山賊に捕まったままでした、そこで毎日性処理の相手をさせられていたのです。
「しかし、お前達も僅かの間に、だいぶエッチになったよな〜最初はあんなに泣いて悲鳴をあげてたのに…」
「あ…あぁぁ〜〜んっ!もっと…もっと…!!」
レインは山賊二人を相手にしていた、前と後ろに刺し込まれて…だけど以前のように苦しんでいる様子はありません、
むしろ自分から腰を動かして男の肉棒を銜えこんでいたのでした。
(だって…気持ちいいんだもん…あんなに初めは痛かったのに…嘘みたい)
どうやら性行為にすっかり慣れてしまったようでした、ファインの方も口に男の肉棒を銜えると、
そこから射精された精液を、ゴクゴクと一滴も残さずに飲み干してゆきます。
「んん〜〜〜っ…んはあぁ、おいしい…ねぇもっとミルク飲ませてよぉ!上の口にも下の口にも〜!」
「ファインちゃんは本当にミルク好きだな〜、へへへ…待ってな、たっぷり飲ませてやるからさ!」
28ROCO ◆VpKHzOu04Y :2005/05/08(日) 01:22:03 ID:/tqGVNbP
すっかり二人のプリンセスは、ここでの生活に慣れて楽しんでいたのです…
使命の事を忘れているのは…言うまでもありませんね。

「まったく…凄い変わりようだな、鬼畜好きとしては泣き叫ばなくなって残念だがな」
「そういや頭、知ってますか?何でもおひさまの国の双子のプリンセスが行方不明らしいですぜ、まさかこいつらじゃ…」
「まさか!この淫乱少女の何処がお姫様なんだ?」
山賊達は、まさか自分達が散々に犯しまくっている少女が、一国の姫だとは夢にも思わなかったのです。
「はぁはぁ…ねぇファイン…、思ったんだけど…このままずっとここでエッチしてるのも悪くないんじゃない?」
「あぁ…私も実はそう思ってたんだよレイン、だって…凄く気持ちいいんだもんね」
すっかりエッチの虜になってしまった双子の姫でした…その頃、とある場所では

「うわぁぁ〜〜〜〜〜〜〜ん…ファイン様とレイン様何処に行ってしまったプモ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
必死に様々な国々のあっちこっちを探しまくる妖精がいたのでした…

【おしまい】
29名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 11:59:23 ID:WZp9UTYr
そして一年後に滅ぶのか
30名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 17:56:00 ID:WZp9UTYr
激しく(;´Д`)ハァハァ
でも・゜・(ノД`)・゜・可愛そう
でもエロい事したい
31名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 07:27:09 ID:BmgjFzeL
住人はどのくらい居るのかな??
32名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 11:18:30 ID:OYDWSCFa
ひとーり
33名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 12:19:32 ID:BmgjFzeL
ふた〜り
3429-30:2005/05/09(月) 13:11:48 ID:NiLQZlFG
さ〜んにん
35名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 14:29:31 ID:7v82KhGP
死人
36名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 14:54:10 ID:ZClJdApY
誤認
37名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 16:12:00 ID:46S+pzpd
麓助
38名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 02:44:57 ID:Vm/ascpb
死血仁
39名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 14:42:48 ID:nqNWT6YW
刃痴妊
40名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 17:13:52 ID:0DIsSkjX
何この空気
おまいらもうちょっとゆるゆる〜っとしようぜ
41名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 18:59:17 ID:nqNWT6YW
SS職人さん降臨マダー?
42名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 00:35:15 ID:tDRcL+ZR
漏れのファインたんとレインたんはお○○こなんてしません!!
43名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 01:52:33 ID:qfzVqGdb
>>41
3日前に光臨したばかりだろ
44名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 23:08:16 ID:i3/t41gW
明日だ。
45今日のお話:2005/05/14(土) 22:18:25 ID:L+146gdZ
「ダメだラビ。」
「おっぱい責めしてもクリ責めしても、こいつらのマンコはオアシスにならないラビ。」
「『未熟 半熟 魅力満点』と言うけど、性感帯が未成熟だからラビか?」
「仕方ないから、おしりの穴を掘ることにするラビラビ。」

「ええーっ!!」「そんなー!!」
「ここ掘れラビラビ。もっと掘れラビラビ。」
「ここ掘れラビラビ。もっと掘れラビラビ。」




「ううう・・ひどい目にあった・・」
「ファイン立てる?」「なんとか・・」
『でも、おしりの穴、ゆるゆる〜〜!!』
46名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 22:25:31 ID:BBlmVNdC
↑ラビがニダに見えた俺は相当2ちゃんに毒されているのか・・・
それはともかく乙。
47愛憎相関作戦会議 雄サイド:2005/05/15(日) 11:06:30 ID:159tEbxr
「おいエクリプス、お前はレイン狙いでいいんだな」
「ああ。そういうお前はファインなんだな。それにしてもブライト、お前
あのおてんば食欲娘の何処がいいんだ?」
「そこがいいんだろ、あのお姫さまなのに野性的、理想のプリンセスだ、
そういうお前こそあの色ボケへにゃへにゃ娘の何処がいいんだよ?」
「馬鹿、おっとり娘はプリンセスの基本だろ、俺色にいろいろ調教しやすそうだしな」
「まあこんなご時世だから慎重にな」
「解ってる、あんなへまは俺はしない」
48愛憎相関作戦会議 双子サイド:2005/05/15(日) 11:14:35 ID:159tEbxr
「ねぇファイン、どうしてエクリプスみたいな奴がいいのぉ?ホントに変わった趣味よねー」
「そんな事…別にレインにはどうだっていいことじゃない」
「えーっ、あいつ、なんかぁー、むっつりみたいだしぃ、きっとロープとか持ち出して
あんなこととかこんな事とかするのよー、きっと変態な事ばっかりするのよー」
「ば、ばっ、ばっかじゃなーい、そんな事想像するなんてー、レインのえっちぃ」
「またまたぁー、そんな事いってぇー、本当は少し想像しちゃったんじゃないのぉー」
「そ、そっ、そんな事ないもーーん! レインのばかぁ」
「その点エクリプス様ならぁー、きっと私をベッドまで優しくお姫さまだっこ
してくれてぇー、やさしくぅ、ナイトウェアをそぉっとー、脱がせてぇ、
や、やだぁー、何想像してるのぉ、あたしぃ〜〜」
「お、おいおい、レイン… 」
49名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 14:55:55 ID:/jFJ7sLo

微妙な突っ込みで申し訳ないが
下から四行目は「ブライト様」ですよね
多分
5048:2005/05/15(日) 17:45:41 ID:159tEbxr
>49 もちろんでつ、つーかこれだとライバル関係になってしまう 
とりあえず吊ってきて出直してきまつ ∧‖∧
51名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 01:47:11 ID:xhqdigFq
仲良しでもライバル・・・
52名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 22:52:49 ID:8X7depTZ
「まて〜〜〜〜っ!!許さないんだから〜〜〜っ!!」
「うわぁ!お、お許しを〜〜〜っ!!」
夜も更けてきたおひさまの国の城内で、ファインとレインは下っ端の小間使いさんを追いかけていた。
(くそ〜こんな事になるなんて〜)
そう嘆きながらふたごより5歳だけ年上の少年は今までの事を振り返る。
色々事情がありこの若さで小間使いとしてお城に来て数ヶ月。
たまたま浴場の前を通りかかった所で中から子供の笑い声が聞こえ、すぐにそれがファイン様とレイン様だと分かり、
実はロリ属性があったので出来心から事もあろうに中の様子を覗き見してしまったのだ。

そして最悪な事にちょうど着替え終わって出てこようとした二人と鉢合わせになり今にいたるのである。

「うう〜〜女の子のお風呂を覗くなんて許せない許せない許せな〜〜い!」
「わ、私は何も見てません!」
「信じられるのもですが!それに本当だとしても覗こうとしたのは間違いないじゃない!」

追いかけてくる2人は同じ子供同士でも10歳にも満たないょぅι゙ょなのに足を「@@」←このように回転させて
人間離れした速さで追いかけてくる。
仮に逃げられたとしても顔を見られてしまったのでもう終わりだ。
53名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 22:54:31 ID:8X7depTZ
「トゥインクル ブルー ミッシュ ダルマさんが転んだ」
その時後ろでファインが何かの呪文を唱え次の瞬間少年は金縛りにあった様に身動きが取れなくなってしまった。
そこで追いついたふたごが同時に飛び掛ってくる。
「えい!はなさないからねっ!!」
「くっ・・・」
必死に抵抗しようとするがプロミネンスの力で体を動かすことが出来ずなすがままになる少年。

「レイン、プロミネンスの効果が切れたらまた逃げられるよ。今の内に何とか出来ないかな?」
「何か縛るものがあったらいいんだけど・・あっそうだ」
何か思いついたのかおもむろにタイツを脱ぎ始めるレイン。
ファインは訳が分からず見てるとレインは脱いだタイツで後ろ手に縛りだした。
「あ、なるほど〜レインって頭良い〜♪」
「結び方教えるからファインは足をお願い」
「うん」
そう言われファインも同様にタイツを脱いで足を縛り出した。
そしてちょうど作業が終わった所でプロミネンスの効果が切れてしまった。
「ぐ・・うう・・」
途端に逃れようともがく少年だがかなり上手に縛られたので拘束を解くことは出来なかった。
「外せないみたい、レインってこういうの上手なんだね」
「あれぇ?そういえばここって私達の部屋の前じゃない」
「あ、本当だ〜追いかけっこしてるうちに部屋の前まで来ちゃったんだ」
「とりあえずこのお兄さんを部屋の中に入れよっか」
ファ「そだね」
そう言うと二人はそれぞれ少年の両脇を掴んで部屋の中まで引きずり込んだ。
54名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 23:22:26 ID:8X7depTZ
「うんしょ!っと・・はぁ・・疲れた〜」
部屋の中央まで引きずりついでにベットの上にまで持ち上げて一息つくふたご
「やっぱり年上の人は重いわね〜。せっかくお風呂に入ったのにまた汗かいちゃった」
「あ、あの・・ファイン様レイン様・・私をこれからどう・・・むぐぅ」
自分の身を案じ質問しようとした少年に猿轡をするレイン
「ちょっと黙ってて」
「むぐぅうう」
「この人どうしよっか」
レ「やっぱり兵士さんを呼んで捕まえてもらうしか」
「ええ〜捕まえるって牢屋に入れられるって事?ちょっと可愛そうすぎない?」
「でもお風呂覗かれたのに許すのも嫌だし・・そうだ!いいこと思いついちゃった」
「え?なになに?」
「私達でお仕置きするって言うのはどうかしら」
ファ「ええ〜!?私達で〜!?」
レ「大丈夫大丈夫〜」
「しょうがないな〜それじゃあお兄さん覚悟はいい?」
そう言い歩み寄りながら手を前に出してワキワキするファイン。
「む・・むぐうう!」
「大丈夫だよ。痛い事とかはしないから」
そう言うや否や襲い掛かった
「ぷ・・ぷくくくくはあーー」
「コチョコチョコチョコチョ♪どう?くすぐったいでしょ?」
55名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 23:27:24 ID:8X7depTZ
「も〜う、ファインたら・・お仕置きっていうのはこうするの」
そう言うとレインはタイツを脱いだ素足をコックの股間の上に置くとクリクリとさすりだした。
「男の人ってここが弱点だって聞いた事があるの」
「ふ〜ん、それじゃ私も」
そう言い二人でクリクリ弄り出す。
「む・・むくうう」
「あれぇ?お兄さんなんだか気持良さそうだよ?」
「お仕置きしてるのに・・何でだろ?」
「うわ!お兄さんのズボン凄く膨らんできた!」
「どうしよ?」「どうしよ?」
「どうする?」「どうする?」
『見てみよう!』
そういい嫌がる少年のズボンとパンツを下げると今まで引っかかってた肉棒が勢い良く飛び出した。
「わぁ♪何これ?」
「ふ・・ふえええ!何これ?」
レ「触ってみよう!」
ファ「しまっちゃおう!」
全く逆の反応を示すふたごだがこういう時は比較的ファインはレインに丸めこめられてしまう。
「何だが凄くあつい・・ファインも触ってみたら」
「えぇ〜マジ〜」
「大丈夫大丈夫〜」
レインに言われ恐る恐る肉棒に触れるファインだが次の瞬間そこから大量の白濁液が出てきた。
「わ・・わ!わ!どうしよレイン!このお兄さんお漏らししちゃったよー!」
「・・・」
レインは白濁液で汚れた自分の布団を唖然としながら見ている
「あわわわ・・レインのお布団が・・」
心なしか黒いオーラが出てるようだ。
うつむいてて表情が見れないため余計に怖い。
少年が心底怯えながら様子を伺ってるとレインはゆっくりと顔を上げた。
その表情は今までにない笑顔だった。
「お兄さん・・一晩お仕置きね♪」
こうしておひさまの国の夜はさらにふけていった。
56名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 23:32:48 ID:8X7depTZ
初めてこういう文を書いてみたが
読み替えして肝心のエロシーンが少ない&足コキと手コキだけ
なのに気づいたorz
57名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 08:30:14 ID:8p+kV5U5
レイン・・・流石は色欲担当プリンセスだ。w

それにしてもこの作品はここまででも色んな語彙を産み出してるな。
一人プロミネンス(本来の意味じゃない方)とかおしりプロミネンスとか・・・

おしりプロミネンス
http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/kao/1112798897/48
ttp://poptan.net/DIARY/200504.html   の4/10
58名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 15:47:19 ID:LvAoMc0a
>>52-56
GJ!!
その後がどうなったか知りたいです…
59名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 13:42:54 ID:MB8RLeWV
>>「わ・・わ!わ!どうしよレイン!このお兄さんお漏らししちゃったよー!」
ワロス
60名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 00:40:39 ID:85nfmBlp
エクリプス「ルーチェをこっちに渡せ」
レイン「ちょ、ちょっと放して!放してったら!」
ファイン「レインから離れてよ!でないと本気で怒るよ!!」
エクリプス「本気で?…世間知らずもほどほどにしろよ。」

エクリプスはファインとレインのタイツの中に手を入れた。

ファイン「ひぁっ!」
レイン「きゃぁぁっ!」
エクリプス「危険も考えずに行動してるからこうなるんだ。」
ファイン「て、手をどけてよ!」
レイン「や、やだ!やだぁ!!」
エクリプス「いい機会だ。おまえらの非力さを思い知らせてやる。」
ファイン「なにが思い知らせてやるよ!こんなことして…ひやぁ!!」

エクリプスはタイツの中に入れた指をパンツの上から動かし始めた。

レイン「んんっ!!!ちょ、だ…だめ…動かしちゃだめぇ…はぁ…」
ファイン「こんなの…だめだよ…んん…くぅぅ…}
61名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 01:00:53 ID:85nfmBlp
エクリプス「どうした。嫌ならかかってこいよ。」
レイン「そ、そんなこといったって…あん…」
ファイン「体に…ち、力が入らない…よ…んっ…はぁはぁ…」
エクリプス「ふん。がっかりだな。それじゃこのまま惨めにイクだけだ。」

エクリプスはパンツの中に指を滑り込ませ、少し濡れ始めた秘部を直接刺激する。

ファイン「ふあぁぁん!!」
レイン「はぁぁん!!!こ、こんな人にイカされるのはいやぁぁ…絶対いやぁぁ!!」
ファイン「イクって…あん…な、なに!?…んん!…」
エクリプス「まぁ知らなくて当然か。だが、おまえは経験あるみたいだな。」
レイン「し、知らない!!知らないもん!!あん…はぁん…ん…」
62名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 01:37:22 ID:UAw+EFYN
レインたんとファインたんの熟練度の違いにワロス
63名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 01:53:03 ID:zMnuAjHS
ファインとレインのおもらしキボン
64名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 04:23:41 ID:MIMYtAqm
>60-61
どっかの同人誌にありそうなネタだな・・・
65名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 19:59:47 ID:WUGjqDVC
続き早く
66名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 00:21:43 ID:YFb1Ur2X
エクリプス「どうせブライトのことでも考えながらここをいじってるんだろ?」

そういってレインの方だけ刺激を強くする。

レイン「あぁぁんっ!!!し、しら…んん…知らない…はぁんっ!」
エクリプス「そいつが寝たあと一人で弄ってるんだよな。Hなお姫様だ。」
レイン「も、もう言わないで!!!あんっ!」
エクリプス「なんだ。濡れ方が激しくなってきたな。言葉で責められるのがそんなに好きか。」
レイン「はぅん!お、お願い…もう許してぇ…ひぁん!!」
ファイン「レイン…私が寝てる間に…そんなこと…んん…してたんだ…はんっ!」
レイン「ファ、ファイン…はぁ…はぁ…」
エクリプス「お前も濡れてきたな。姉の自慰を思い浮かべてその気になったか。変態だな。」
ファイン「そ、そんなこと…ひ、ひぁぁんっ!!」
67名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 00:33:43 ID:YFb1Ur2X
エクリプスは指の動かす速度を上げていく。

エクリプス「そろそろ限界か。」
レイン「いやぁ!!いやぁぁ!!!」
ファイン「ふわぁん!!あん!!レ、レインっ!!」
レイン「ファイン…も、もうだめ…はぁ…私…もう…はぁはぁ…」
ファイン「な、なにも考えられないよぉ!!レイン…ふぁんんっ!!」
エクリプス「今楽にしてやる。」

一番敏感な部分を一気に刺激する。

レイン「はん!!いく!いっちゃう!!いっちゃうよぉ〜!!」
ファイン「なにか、はぅん!!なにかくるぅ〜っ!!!」
エクリプス「仲良くイキな。」

レイン「ふぁ!ふぁん!!いっいくぅぅぅぅぅ〜っっ!!!」
ファイン「はぁん!!ひあああぁぁぁんん〜〜っっっ!!!」

体を痙攣させながら、地面にペタリと座り込むファインとレイン。

エクリプス「わかっただろ。これに懲りたら無茶な行動は慎むんだな。ルーチェはもらっていく。またな。」
レイン「はぁ…はぁ…」
ファイン「はぁ…はぁ…」

去っていくエクリプス。余韻に浸ったままうつろな目で見送るファインとレインだった…。
68名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 09:44:29 ID:O+sr4kiP
GJ!!
69名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 15:55:39 ID:3DMJ+Dl3
GJ!! ああ〜、エクリプスに襲われる双子って見てみたかったんだよ(;´Д`)ハァハァ

確か13話で森の中でファインとエクリプスが野宿?するシーンがあるらしいんだけど
今から色々妄想してしまう。
70名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 23:17:39 ID:+aONCIF6
>69

業界の人?
葦プロ関係だったりして・・・・
71今日のお話:2005/05/22(日) 00:13:58 ID:NIDcJ0fl
<Aパート>

「まずは腹ごしらえでしょう!!」
「育ちざかりなんですね。しっかり食べてください。」
「プリンセスファイン。とりあえず、僕のミルクは如何ですか?」
「はーい!!いっただっきまーす!!」

ちゅぱちゅぱカポカポちゅるちゅるっ

「ゴクッ!!」
「なんかこのミルク変な味がするよ。ネバネバでズルズルしてるし・・・」
「でも、なんだか病みつきになりそうな味。ごちそうさまっ。」

「ああん、ファインばっかりずるーい!!」
「ブライトさま。わたしにも頂けますか?」
「失礼、プリンセスレイン。今は品切れです。」
「午後にまた来ますので、その時にでも。」
「それでは失礼します。ともあれ、ようこそ宝石の国へ。」

「ブライトさまってホントに素敵〜。」
「げっぷ、お腹一杯。」
72今日のお話:2005/05/22(日) 00:17:44 ID:NIDcJ0fl
<Bパート>

『プロ〜ミネンス!!ドレスア〜ップ!!』
『セリアスさんを元気付けてあげて。』

コロン

「何かなコレ?さっきミルクが出てきたものに似てる。」
「ああー!!これ知ってる!!お父さまがお母さまに使ってるのを見たことがあるわ。」
「お母さまったらとっても気持ちよさそうに、『イクー!』とか『イッちゃうー!』とか叫んでたわよ。」
「どうやって使うの?」
「じゃあ、ファイン。スカートとぱんつ脱いで。」
「脱いだよ。」
「少し股を開いて。」
「こう?」
「これを、股の間に当てて、割れ目の間に押し込む。」
「ううう・・そんなの入らないよー!!それにちっとも気持ち良くないし。」
「あれ?おかしいな。」

「あの、おふたりとも何をなさっているのですか?」
「さあ、なんだかよくわからないんですけど。」
「わたしたち、セリアスさんに気持ちよくデコールを作って欲しいんです。」
「こ、これは!!」
73今日のお話:2005/05/22(日) 00:18:19 ID:NIDcJ0fl
・・・・
「お待たせしましたアルテッサさま。どうぞご覧ください。」
「どういうことですの?これはただのビーズですわ。」
「これはアナルビーズでございます。」
「今一度、初心に立ち返ったところこのようなデコールが出来上がったのでございます。」
「わたしが作るべきデコールは、持つものに快感を与える。そんなデコールだったのです。」
「ミスターセリアス。なんとも素晴らしいデコールです。」
「これは、アルテッサのかわいいおしりにぴったりだと思います。」
(ククク、今夜さっそく試してみるか。)
(そしていずれはプリンセスファイン、あなたのおしりにも・・・フフフ。)

こうして、方向性が違いすぎるミセスバタフライとセリアスは共存してやっていけることになりましたとさ。


またしてもケツネタでスマソ。
74名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 00:35:32 ID:RiRWs56N
今日の話をもうネタにしてるのかw
75名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 02:02:57 ID:gtMGeWeA
76名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 14:32:04 ID:pxw8HlIA
>>70
NASのふたご姫のページに第15話までのあらすじが乗ってるよ。
 ttp://www.nasinc.co.jp/information/inner.php?no=87

多分「ふたご姫 nas」で検索してもすぐに出てくるはず。
771/3:2005/05/23(月) 23:36:32 ID:yo6QaJWd
盛り上がってきたところ、下げるようですみませんがなんか書きました。意味もなく駄文ですが読んでいただけたら光栄です。

「侵入罪は罰として、三年間の強制労働ラビラビ!」
「「ええ〜!!」」
ふたりはサンドシップで見張りの塔に突っ込んだあげく、塔を全壊させてしまったのだった。
「どうするレイン?」
「どうするファイン?」
困ったように顔を見合わせる二人。このままだと「労働はいやいやいや〜ん」と踊り出しそうな雰囲気である。
「・・・といいたいところだがお前達のように小さい、しかも女の子では、労働させても役に立ちそうにもないラビラビ。
そこで今回は特別に三年間の強制労働は許してやるラビラビ。」
「「やったー!ありがとうございます!」」
「でも「罰を受けなくてもいい」なんて誰も一言も言ってないラビラビ。お前達は労働の代わりに3ヶ月間、ここの男の性欲処理に使われることになるラビラビ!」
「おおおおおおお!!!」
彼の一言で、周りに集まっていた者達から一斉に歓喜の声が沸き上がった。
「せいよくしょりってなんだろうね。あれ?レイン?」
ふとレインを見ると、彼女のひざは小刻みに震え、顔には恐怖の表情が浮かんでいた。
782/3:2005/05/23(月) 23:36:56 ID:yo6QaJWd
「だ、大丈夫!?どうしたの!?レイン!」
「な〜んもわかってないんだなラビラビ。性欲処理ってのは盛ってる男に犯されるってことだラビラビ。みたところ8〜9歳か?なかなか珍しい体験をすることになってよかったなラビラビ。」
「いやぁ・・・いやぁ・・・」
ぺたりと恐怖に座り込んでしまったレインをみてさらに不安になったのだろう。ファインもいつもの元気は消えていた。
「ね、ねぇレイン、せいよくしょりってなんなの?」
「っぐ・・・ひっく・・・性欲処理っていうのはね・・・男の人たちにHな事を無理矢理されること、なの。」
「!?」
ようやく事を飲み込んだファインは、驚きと絶望の混じった声で懇願した。
「ホントよ!私たち本当におひさまの国のプリンセスなの!ムーンマリア様に聞けばわかるわ!」
「そもそも他国のプリンセス様が一人でこんな所に来るわけないラビラビ!いいからこっちへ来いラビラビ!」
79名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 23:37:12 ID:yo6QaJWd
泣き叫ぶファインと、恐怖に声も出ないレインのふたりは十人前後のラビ族に連行され、観測所から離れた建物につれてこられた。
レンガのようなもので作られたその建物が、二人には恐怖の象徴のように思えた。
ひんやりと
「さぁ・・て。まずは服を脱がせるラビラビ。」
そういうと周りにいたラビ族の男達が二人の服を破きすてはじめた。恥じらう間も与えずに次の令が飛んだ。
「まずはうるさいほうから犯ってしまえラビラビ!」
声と同時にひとり(?)のラビ族の男が猛る肉棒をレインのまだ汚れのないわれめに無理矢理ねじ込んだ。
「ひぃいいっ・・・っつう・・・いだ・・いだい・・・よぉ・・」
身体を弓なりにして、必死に痛みに耐えるファイン。酸素を少しでも多く取り入れようと口をパクパクさせる姿は、まるで死にかかった魚のようだった。
「あ・・・あぁ・・・」
妹だが、同時に一番の親友だったファインの痛々しい姿を見て、レインの縦すじからは尿があふれだしていた。
「恐怖に失禁したかラビラビ!こんなはしたない娘がプリンセスなわけないラビラビ!たしか王族を名乗って罪から逃れようとした場合、罰は2年追加されるんだったなラビラビ。」
「あ・・・ぁ・・・・」
「いだいぃ・・・。痛いよう・・・。助けて・・お母様・・・お父様・・・エクリプス・・」
彼女達の地獄は、まだ始まったばかりだった。
   ・
   ・
   ・
まぁ、お察しの通り、このあとエクリプスとブライトが来て二人を助けたあと、ラビ族の方々はさらし首になりますw

80名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 23:38:30 ID:yo6QaJWd
ミスった!?sage忘れスマソです。
7話のウサ公の出てくる話です。
81名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 14:17:14 ID:CvEn/wiQ
>>77-79
GJ!!! すげー良かったです。やっぱラビ族ネタは(゚∀゚)イイ
82名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 02:35:00 ID:Vu3hjAZv
うん、これはいいモノだ!GJ!!
83名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 00:27:50 ID:nGfo+j3O
レインたんがエロ関係の知識が豊富なのは、
すでにデフォ設定なのか(;´Д`)ハァハァ
84名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 09:49:29 ID:bycIm21Z
>>83
色ボケ認定されてるからなぁ。
85おひさまのくにのななしさん:2005/05/26(木) 21:55:01 ID:rUnaAFCF
「よし、ファインは寝たわね、そーっとそーっと、おとうさまとおかあさまは
私たちがねた後なにをしているのかしら」
以前トイレに起きた時、国王と王妃の寝室で二人がなにやらしゃべっているのを
見て以来、あの二人が夜中何をやっているのか気になって仕方ないレインであった。
まあティーンエージャですらないレインの考えることなので美味しいお菓子を
食べて居るんじゃ、程度の物だが。

普段はふたごが寝付くまで番をしているキャメロットがいるので、こっそり
出歩く事は不可能だが、今日は慰安旅行と言うことで、侍女も含めみんな留守であった。
こんなチャンスをレインが見逃すはずが無い。すごく好奇心が旺盛な子なんのである、レインは。

「そーっと、そーっと、ま、だれもいないから大丈夫だけどねー」
なんていつもの調子のへにょへにょなしゃべりをしてるから案の定暗いお城で
「いたっ、いったーーぁ…、あっ、いっけなーい、そーっとそぉっと」
なんてドジも踏む。
それでもどうにか国王の寝室にたどり着くと明かりは消えている、正確には
ほんのわずかの光しか漏れていないのに二人の声が聞こえてきた。
86おひさまのくにのななしさん:2005/05/26(木) 22:06:44 ID:rUnaAFCF
「よし、衛兵を残してみんな寝静まったな、今日はみんな慰安旅行でメラメラの国の
温泉に下ったからな、ゆっくりできるぞ」
「そうね、久しぶりね、こんなにのびのび出来るのは。いつもなら後ろの間に
侍女が控えているからやっぱり少し緊張するものね」
「さて、エルザ、何からしようか」
「そおねー、まずスカートの中に入って貰おうかしら」
(おとおさまがおかあさまのスカートに?ふたりでかくれんぼでもするのかしら?)
薄明かりで良く見えないが、それでもトゥルースがエルザのスカートの中に潜っていった。
程なくエルザから聞いたこも無いような変な声が漏れ出した
「あっ、いいわ、トゥルース、そこっ…気持ちいい…」
「ああん、そこ、そこよ、トゥルース、いいわ、アソコがとろけちゃう…」
「いっ、イイー、あっ、あぁーん、いい、イイ、イイー」
(おとうさま、いったいなにをなさってるの?おかあさま、あんなに苦しそう)
「トゥルース、もう我慢出来ないわ、早く、早く!、後ろから突いてーー!」
スカートから出てきたトゥルースはすかさずズボンを脱いでエルザのスカートを
まくり、何やら腰をお尻にぶつけた
87おひさまのくにのななしさん:2005/05/26(木) 22:18:26 ID:rUnaAFCF
無論二人はバックからセックスをしているのだが、幼いレインにそんな事は解る筈もない。
ただ、エルザの嬌声だけが寝室に響きわたる、それは王妃としてはしたなさの無い
小さな声だったのだが、初めて聞くレインにはものすごく大きな声に聞こえた。
「あぁ、トゥルース、私、いくわー」「俺もだ、エルザ」「来て、熱い液を一杯注いでー」
「ウっ…」「あぁ…」
二人は果てたようだった、無論レインにそんな事は解るはずも無く、二人とも
ぐったりしているのにおどおどするだけだった。
(ど、どうしよう?ファインと相談、ううん、だめだめ。衛兵?だめ、あたしがおこられる。
でもおとうさまもおかあさまも…どうしたらいいのー)
そうこうしているうちにトゥルースが起きあがった。
「エルザ、風邪をひくよ、さ、着替えて寝よう」
「えぇ…でももうすこし余韻にひたらせて…」
よくみるとエルザの股間からはトゥルースの精液が流れ出ているのだが
幼いレインがそんな事に気付く筈は無い。二人が無事なのを見て我に帰るだけだった。
(おとうさまもおかあさまもご無事みたいね、みつからないうちにベッドに戻らないと)
「そぉーっとそぉーっと」
88おひさまのくにのななしさん:2005/05/26(木) 22:26:49 ID:rUnaAFCF
どうにか寝室にたどり着いたレイン。
「えっと、ファインは…うん、ぐっすり。さ、私もお布団にはいろ」
しかしナマのセックスをみてしまったのである。いくら幼いレインでも
そう簡単に寝付けるはずもない。幼いからだの奥に火がついたようになってしまった。
「ね、ねむれなーぁーい。でもでも…、ひつじさんがいっぴき…

…んーとひゃくさんじゅうにひき、はもういったから…あーん、わかんない
もういちどさいしょから、ひつじさんがいーっぴき…」
空が白んで来た頃(おひさまの力取り込み装置が起動し始めた頃)
ようやく眠りについたレインであった。

それからのレインはヒトの体について人一倍興味を持つようになってしまった。
当然キャメロットを何度も困らせもした。
そしていつしか…すっかり耳年増になってしまった…プリンセスなのに…
89おひさまのくにのななしさん:2005/05/26(木) 22:27:57 ID:rUnaAFCF
まあ幼年期に親がヤッてるのを見てしまう、ってのは耳年増の基本と言うことで(w
90名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 22:43:50 ID:YuS/CwGA
GJ!これでレインがエロ知識豊富なのも解釈できるようになったわけですね!?
91名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 01:15:05 ID:7BYU9ZWY
いいねぇ。エリザとトゥルースのセクースシーンも違和感ないし。
ただ、しいていえば交代制ではなく、みんなで慰安旅行ってのは王国としてどうよって気もするがw
まぁ平和な世界だからアリなのかもね。
92名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 06:35:38 ID:cd9HZYUf
結構いいペースでSSが投下されるようになってきたなGJ!
93名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 18:46:52 ID:iEF4Skto
このまま神をお待ちする
94今日のお話:2005/05/29(日) 00:45:54 ID:whXrljuP
『人形たちの悲しみを消し去って!!』
プロミネンスの魔法の力が人形たちに降り注ぐ。

プペットの様子がおかしい。レインはプペットのうつむいた顔を覗き込んだ。
「レイン・・ごめんね。わたし本当は・・・ダッチワイフだったの。」
その口は、ぽっかりと丸く開いていた。
「え?『だっちわいふ』ってなに?」
「本当はこの口で男の人に奉仕するんだけど、特別よ。」
プペットはレインのドレスの中に潜り込んだ。
「え!え?え?ちょっと?」
「きゃー!!ぱんつめくってそんなとこ舐めないで!!」
「ああーん!!そんなに吸わないでー!!いやーん!!」

その頃ファインとロボは。
「トランスフォーム!!」
ロボは下半身が人型に変形した。
「とらんすふぉーむ?」
ファインは目が点となっていた。
「俺様、実は女性用のマッサージロボだったのさ。」
「ファイン!!俺様が腕によりをかけてマッサージしてやる。」
「ちょっと!!何をする気!!」
「こうするのさ。」
ロボは、ファインのドレスの裾を持ち上げると、ファインの頭の上で縛り上げた。
「何も見えないよー!!」
茶巾絞り状態のファインのタイツとぱんつをずり下げた。
「ああっ!!」
95今日のお話:2005/05/29(日) 00:46:26 ID:whXrljuP
「プリンセス様に何をするでプモ!!」
「待って!!あの子たちの好きにさせてあげて。」
止めようとするプーモを、マリエージュがさえぎる。
「止めないでプモ!!」
マリエージュを押しのけようとするプーモにマリエージュはキスをした。チュッ。
するとプーモは力が抜け、デレデレになってしまった。
「もう、どうなってもいいプモ〜。」

その頃レインとプペットは。
「あら、ようやくおチンチンが顔をだしたわ。」
「ええ?そんなものわたしにあるわけが・・?」
「いいえ、しっかりあるわよ。豆粒みたいな大きさだけど。」
「必死に大きくなろうとしているわ。カワイイ。」
プペットは、口を小さくするとレインのそれを吸いあげた。
「ふわわゎっ!?」
そして、舌先で刺激するのだった。
「あぁーっ!」
プペットのご奉仕テクに、レインは身悶えし続けるのだった。
96今日のお話:2005/05/29(日) 00:47:04 ID:whXrljuP
その頃ファインとロボは。
ロボは、両手でファインの足を持つと、自分の股間のところに引き寄せた。
「ウイーーン」
するとロボの股間のシャッターが開くと、太い棒が出てきて、ファインの割れ目に押し当たった。
「ちょ、ちょっと!!どこ触ってるの!!」
ロボは棒を一気に押し進めようとした。
「ピピッ」「ムッ。処女膜感知機が作動している。」
「残念だ。処女でなければ俺様自慢のマッサージで気持ちよくさせてやるものを。」
太い棒が格納され、代わりに綿棒を持った触手が出てきた。

「仕方がないので、綿棒で処女膜を破らぬように刺激してやろう。初心者メニューだ。」
ファインの割れ目を大きく開かせると、小さな穴から綿棒を挿入して内側を刺激した。
「ちょっと!!やだー!!痛いー!!」
「なーに。痛いのは最初だけだ。毎日繰り返してるとじきに気持ちよくなるぞ。」
「今日はあと2箇所サービスしてやろう。特別だぞ。」
あと2本、同じように綿棒を持った触手が現れた。
「2箇所って?まさかーー?そんなのいらないよー!!」
「なーに、遠慮するな。」
1本は尿道に、もう一本はお尻の穴に、つぷっと突き刺さった。
「キャーーーー!!い、痛いよーーー!!」
ロボは3本を、バラバラに動かしながらファインの3穴を刺激し続けるのだった。
ロボのマッサージテクに、ファインは悶絶し続けるのだった。

その頃、ブライト王子は、憧れのファインの綿棒3Pを目の当たりにし、微動だにできなかった。
「(今、動くと射精してしまう。)」


そして、何時の間にか現れ、これらの光景を見た人々に、人形たちは引き取られていった。
もちろん、性処理用の道具として。
めでたしめでたし。
97名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 01:19:05 ID:bgDFOVfr
GJ!
ブライトワロスw
98名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 14:05:55 ID:I9ZmZA/l
動くと射精するって…どんだけ我慢してんだw
99名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 15:02:18 ID:t75fFyM9
綿棒プレイってマニアックでイイ! GJ!!
ふたご姫は毎回エロネタには困らない話ばかりだ
100名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 21:26:19 ID:/j1YUoWW
神キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!みたいなw
たしかにブライトテラワロスw
でも俺だったらファインタソがそんなんなってる光景をみたら即射精すると思ふw我慢したブライト偉いかもw
101名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 21:48:45 ID:/i0bsqOQ
マリエージュに弄ばれるプーモたんもキボンヌ
102名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 00:35:31 ID:9b2WhVfm
その時のエクリプスの様子レポきぼん。
103名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 19:53:08 ID:stnI40dl
ファインたんにクソミソに貶されたい
104ちょっとだけよ:2005/05/30(月) 22:23:18 ID:4nS34SL5
>>102
プロミネンスの力(ファイン・レインの犠牲)により
人形たちの悲しみが消えた頃、その場を後にするエクリプスの姿があった。

「あれがプロミネンスの力か。」
「想像してた以上だ。(エロエロっ!!)」

何を考えているかわからないニヒルなエクリプスだが、
彼の股間はすでにベタベタだった。
「(帰ったらパンツ替えないと。)」

おわり
105名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 21:43:19 ID:Ytm2HRRr
ウホ
エクリプスにワロタ
106名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 21:43:55 ID:Ytm2HRRr
sage忘れたorz
107名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 02:47:53 ID:gFDD6mJv
あげ
108名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 21:39:54 ID:ZB7dEa1D
>>101 おお、なんかそれ凄く見てみたいぞw
1091/2:2005/06/04(土) 16:42:43 ID:LxMM+ZpY
>>101のご期待に沿えるかどうか不安だけど、一応投下してみまつ。

_____

「来たわよ!」
「幸せでプム〜・・・」
古びた戸棚に隠れたふたり。その小ささが味方してか、鬼のファインがこちらに来る気配はない。
「あぁぁ・・・ファイン様に一生見つかりたくないでプム。」
「じゃあ、ずっと私達と遊んでいてくれる?」
「もちろんでプム。一生君を離さないでプモ(照」
照れながら古くさい台詞を言うプーモに、妖しく光る彼女の目は見えていなかった。
「じゃあ、私といいことしません?」
「プ?缶蹴りなら現在進行形でやっているでプムよ?」
「ふふふ。そうじゃなくて、こういう事よ」
そういとマリエージュは、目にもとまらぬ早さでプーモに飛びついた。
「プ、プモ!?鬼ごっこなら缶蹴りの後に・・・」
「ふふ。そんなコドモの遊びじゃないわ。オトナの遊びよ。」
マリエージュはプーモの服(?)に手をかけ、一気に脱がした。
「な、何するでプモ!?は、恥ずかしいでプム!」
しかしプーモの腕を押さえる彼女の力はものすごく、すでに女性のそれでは無かった。
1102/2:2005/06/04(土) 16:47:18 ID:LxMM+ZpY
「ふふ。可愛い・・・」
プーモのまだ小さな性器(ついてたんだ・・・)を右手で持つ。まだ期待よりもはるかに不安の方が大きいようで、それはまだほとんど堅くなっていない。
「離して欲しいプム!恥ずかしいでプム!」
「たべちゃおーっと♪パクッ」
彼女はそれを、なんのためらいもなく一気に口に含んだ。
「き、汚いでプム!やめて欲しいでプモ!うぁ...うあぁ...」
未知の刺激に仰け反るプーモ。不安とも期待ともとれぬ表情がそこにはあった。
「ん〜・・・ペロペロ・・・ズズズッ」
初めての精通が、自分の意思でなく他人の、しかも口で強制的に行われようとしていた。いままでで一番激しい快感の波に、プーモは無意識に腰を振っていた。
「で、出ちゃう!なんか出ちゃうでプモ!プ、プモぉ〜!!」
ドピュッ ドピュッ
「濃いわね♪ん〜、とってもクサイしイイ感じ。」
(ぼ、僕はいったいどうなってしまったんでプム?病気だったプムか・・・?)
放心するプーモと久しぶりにショタ少年を狩り満足げなマリエージュが、そこにいた。
______

駄文スマソです。
こんな駄文でよろしければ、また投下したいと思っています。・・・よろしいでつか?
111名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 23:28:13 ID:cfrQB060
許可!許可!
つ〜か…GJ!!
112今日のお話:2005/06/05(日) 00:01:17 ID:8nDaKNSJ
『リオーネにお砂糖を!!』
ロッドから放たれた光がリオーネに降りかかる。
何の変化もないように思われた少しの間をあけて、リオーネはへたり込んだ。

『リオーネ!!』
「どうしたの?」「大丈夫?」
思わずファインとレインは駆け寄り、リオーネに声をかけた。

「ううん。何でもないの・・・・何でも・・・。」
「・・・ああっ!!」
リオーネは慌てて立ち上がると、駆け去っていった。
『リオーネ!!』
二人はリオーネに声をかけたが、リオーネの耳には届かなかったようだ。
「どうしちゃったんだろ?」「心配だわ。」

ファインは、ふと床を見ると水たまりができているのに気づいた。
「あれ?床に水たまりができてるよ。」
さっき、リオーネがへたり込んでいたところだ。
「まさかリオーネ、おもらししちゃったの?」
レインが言った。

それを聞いて、プーモは水たまりに鼻を近づけにおいを嗅いだ。
「くんくん・・・。この香りは!!」
そう言うと、プーモは水たまりに顔を押し付け、水をすすり出した。
「ズズズズ・・・。」

『!!』
プーモのその意表を突いた行動に固まる二人。
「ああああ・・・幸せでプモ〜幸せでプモ〜。」
プーモはまだ水をすすり続けている。
113今日のお話:2005/06/05(日) 00:01:52 ID:8nDaKNSJ
「プーモ!!何やってるの!!」「そうよ!!おしっこをすするなんて!!」
二人はプーモを水たまりから引き離した。
「違うでプモ!!それは誤解でプモ!!」
「何が違うっての?」
「これは、おしっこじゃないでプモ!!これは幻の『メラメラハニーシロップ』でプモ!!」

「えっ『メラメラハニーシロップ』?幻?」
怪訝そうに水たまりとプーモを交互に見る二人。
「そうでプモ。これは、メラメラの国のプリンセスだけが作ることができる、幻のシロップなのでプモ。」
「ウソだと思うならお二人も舐めてみるでプモ!!」

二人は水を指ですくってみた。たしかに水と違って少し粘り気がある。
そしておそるおそる口に運んだ。
『甘〜〜い!!』「それになんていい香りなのかしら。こんなの初めて。」
「どうでプモ?ウソじゃなかったでプモ?」
『ごめんねプーモ。疑ったりして。』

「って、そんなことよりリオーネを追いかけるわよ!!」
「はっ!!わたくしとしたことが!!ついシロップに夢中になってしまったでプモ。」
リオーネが駆けていった方向へと、二人と一匹は向かった。
床にシロップが点々と落ちている。
「あああ、もったいないでプモ。」
「これを辿っていけば、リオーネのところへ行けるわ。」
そして、リオーネの調理場所へと辿り着いた。

114今日のお話:2005/06/05(日) 00:02:27 ID:8nDaKNSJ
『リオーネ!!大丈夫!?』
リオーネは調理場の隅っこでしゃがんで泣いていた。下半身は裸だ。
「ファイン!!レイン!!」
「クスン。わたし変なの・・・。おもらしが止まらないの・・・。」
立ち上がったリオーネの股間から脚をつたって、粘り気のある液体が流れ続けている。
床は大きな水たまりが出来上がっている。調理場は甘い香りで一杯だ。

プーモはその光景を見て、思わずリオーネの股間に吸い付いた。
「きゃあ!!」
「ああああ・・・幸せでプモ〜幸せでプモ〜。」
「コラ!!プーモ!!何やってるの!!」
ファインはプーモの頭をはたいた。
「ハッ!!いかんでプモ。またシロップに夢中になってしまったでプモ。」

「って・・・もったいないでプモ!!早くこのシロップを器に受けるでプモ!!」
「じゃこのボウルで受けましょ。」
「さ、リオーネ。この上にしゃがんで。」
リオーネは訳のわからぬまま、ファインとレインの言うとおりにするのだった。

「え?『メラメラハニーシロップ』ですって?」
「知らなかったでプモか?」
「ええ。まだわたしには早いといって作り方は教えてくれてないの。」
「そうでプモか。シロップの作り方は秘伝中の秘伝と聞いていたでプモが・・・」
「まさか、プリンセスさまのオマンコの汁だったとは。驚きでプモ。」
「でも、このシロップを砂糖の代わりに使えば、ベストスイーツプリンセスは間違いないでプモよ。」
「!!」
115今日のお話:2005/06/05(日) 00:03:03 ID:8nDaKNSJ
話をしているうちに、シロップの流れ出る量が次第に減ってきた。
ファインとレインはシロップの溜まった量をチェックした。
「どれくらい溜まったかな?」「ボウルに半分くらい。」
「うーん。お料理にはちょっと足りないかな。」
「せっかくたくさん出たのに、ずいぶん床に流しちゃったもんね。」

「ううん、もういいの。ごめんなさい心配かけて。今回はあきらめるわ。」
「だめだよ!!」「もう少し頑張りましょう!!」
「頑張るってどうやれば?」
『・・・。ね?プーモ。どうすればいい?』
「わかったでプモ。人肌脱ぐでプモ。」

「リオーネさま、脚を大きく開くでプモ。」
「レインさまは、その下でシロップを器で受けてくださいでプモ。」
「さ、ファインさま。リオーネさまの股間に指を突っ込むでプモ!!」
「こう?」
「ああっ!ダメ!」
「いや、もっとこう深くでプモ。」
「ああん!!」
「そして、指を抜き差しするでプモ。」
「こう?」
「ひいっ!!」
「もっと速くでプモ!!」
ぬぷぬぷぬぷっ
「はぁん!!」
116今日のお話:2005/06/05(日) 00:03:24 ID:FliEL/Cb
リオーネのあそことファインの指の間からシロップが溢れ出る。
「すごいすごい!!いっぱい出てくる。」
「じゃ、指を2本に増やすでプモ。」
ファインは、プーモに言われたとおりにした。
「ひぎいいい!!」
「もっともっと速くするでプモ!!」
ぬぷぬぷぬぷぬぷぬぷぬぷっ
「そっ!そこ!そこよ!!」
気がつくとシロップの出る量は尋常な量でなくなってきた。
ファインは怖くなってきた。
「(ううう。なんだか怖い。)」

「さ!!フィニッシュでプモ!!」
「ああああああああああああああああっ!!」
リオーネは体を痙攣させると、滝のようにシロップが流れ出た。

「すごいわ!!もうこのボウルから溢れちゃった!!」
「これだけあればお料理はバッチリ。やったね!!」
「ハァハァハァ。ありがとう。これもあなたたちのおかげよ。」
息を切らしながら、リオーネは礼を述べた。


しかし、そのとき時間切れのアナウンスが。
結局、リオーネはシロップを使えませんでしたとさ。
117名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 00:05:43 ID:z1d6hekv
マジGJ!オチもワロスw
っつーかそれだと結局、鉄鎖が優勝で喧嘩せずゆるゆるエンドだったかもねw
118名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 00:34:55 ID:lGSZJ0JG
毎週の話と連動したネタが多いな
GJ!
119おひさまのくにのななしさん:2005/06/09(木) 20:54:14 ID:rnqIYqsE
「帰っちゃ嫌!」
「でもあたしたちこっそりお城を抜けてきたから… 」
「あきらめろ、こいつらも同じさ、俺達は捨てられた大人のおもちゃだからな、
こいつらだってちょっと試して使っただけですぐ捨てるのさ、俺達をな!」
「そ、そんな…あたしたち… 」
「どうした、お前達、プロミネンスの力でこいつらを救ってみろ!」
「どっ、どうする」
「やるしかないよ、アレを!」
「そうね、やるしかないわね」
「プローミネンス、ドレスあっーぷ」
「こ、これは、まさか、あの…伝説の」
「えへへ、やっぱ痛いね、レイン」
「そうね、おしりプロミネンスはちょっと痛いね」

「…あのアナルバイブを…、プロミネンスの力、想像以上だ… 」
120今岡:2005/06/10(金) 04:10:12 ID:A9SU5RZw
みんなで乱乱☆プリンセスパーティー


 全国8千万のプリンセスファンの皆様こんばんはプモ!
 待ちに待ったプリンセスパーティーの日がやってきたプモよ!
 今回のテーマはズバリ! 「性交」! そうセックスプモっ!
 プリンセスたるもの、男性を悦ばせるスベを持っていなければならないプモ!
 わがおひさまの国のプリンセス達には今回こそぜひ優勝していただきたいプモっ!
 なお実況解説はわたくし、とんがり帽子のエロ妖精! プーモが空からお送りするプモっ!
 プモプモうっとおしいと思いますが仕様ですので気にしないでほしいプモ!
 あーっと、さっそくパーティーが動きはじめた模様プモっ!!
121今岡:2005/06/10(金) 04:13:19 ID:A9SU5RZw
 あそこに見えるは……アルテッサ様! 宝石の国のアルテッサ様プモ!
 姫様の命ともいえる頭の宝石をのこしてあとはスッ裸、一糸まとわぬお姿をお晒しになっているでプモっ!
 まだまだ性徴……もとい成長前のお体の鋭角的直線的なシルエットはまさにダイヤの原石!
 この先男たちによって幾重にもカッティングされその輝きを洗練されていくことでしょうプモ!
 さあ〜そのブリリアントなお姫様のお眼鏡にかなうのは……おーっとティオ様プモっ!!
 メラメラの国の若き王子、リオーネのお兄様ティオ様でプモっ!
 いつでも人の上に立ちたがるアルテッサ様と、威勢だけはいいけれどじつは臆病なティオ様。
 この図式はつまり……
「ほらほらどうしたの? これくらいでネを上げておしまいになられるのかしら」
「なっ、なんのこれしき! 我こそはメラメラの国のプリン……あっあっ」
 あーっとやはりドS! アルテッサ様のド攻めプモーっ!!
 ニヤニヤと不敵な笑みを浮かべながらティオ様の小さな……失礼、愛らしいプリンスを
ニギニギグニグニといじくっているプモっ! そしてその敏感なプリンスは可愛いながらも健気に、
一生懸命に勃起して押し寄せる快楽に必死に耐えているプモよ!
 おふたりの誇りをかけた、これはまさに聖戦! ジハードでありますプモっ!!
「ふーん。けっこうがんばるじゃない」
 あっと、業をにやしたアルテッサ様が手を離して……次はもしや、おくちプモか?
 そのおくちで優しくプリンスの皮の帽子を脱がしてあげるプモかっ!?
「ほーら! これでどうかしら!」
「うっ、うあーっ」
 なんとっ! 足! 足でプモっ!!
 あられもない姿で横たわるティオ様を見下ろしながら右足でムニムニ踏みはじめたプモっ!!
 いや、そこはすでに先走り汁でヌルヌル! どろんこに足をつっこむ時のような、ぬち、ぬち、
なんとも粘性の高い音が、アルテッサ様のクスクス笑う声にまじって聞こえるプモよ!
122今岡:2005/06/10(金) 04:16:36 ID:A9SU5RZw
 あー、そしてそこにティオ様の喘ぎ声が参加! ついにこらえ切れなくなった模様プモ!
「あっ、なっなんの……なんのこれぅあっあっ」
 その仕打ちがけっして痛くないのは、ティオ様の喘ぎようを見れば明らかプモ!
 痛いと気持ちいいの間で絶妙にコントロールされている足裏圧! お見事プモっ!
 あまり運動はしないっぽいアルテッサ様のこと、足の裏はきっと極度のヘンペイ足!
 お胸とおんなじぺったんこのはずプモ! だがそれがいいプモかっ!?
「だめ? もうだめなの? ねえ? もうだめ?」
「うっうっ……はあっ」
「まったく情けないわね。私のブライトお兄様とは大違い。
 あなたみたいな情けないお兄様をもってリオーネも可哀想」
 こっ、言葉攻めー! ここに来て言葉攻めプモ!!
 ふみふみ速度をどんどん上げながら精神的にもいたぶる!
 さらに指を巧みに使って先っぽをクリクリ刺激しているプモっ! これはティオ様もう限界プモ!?
「ほら! いくんならちゃんとおっしゃって! いっちゃいますって!
 足でいじられただけでいっちゃいますって! 情けない声お出しになりなさい!」
「いっ……いっいっ」
「あなたのかわいい妹さんも! ご覧になってますわよ!!」
「いっ、いっちゃ……! あしっ、で、いじられて……いっ、いーっ!!」
 あーっ! フィニッシュ! ティオ様がご射精なされたプモっ!!
 ピクピク全身をふるわせて……アルテッサ様の足の指の間からあふれ出しているプモ!
 ……あー、ティオ様、精魂尽き果てたご様子でぐったりしておられるプモ。
 対するアルテッサ様は余裕の顔で足をどけて……文字どおり、「満足」といったご様子プモ。
 ティオ様の雪のようにまっ白い精液がヌルリと糸をひいて非常にエロ美しいプモ。
「セリフ……最後までちゃんと言えなかったわね」
「う……」
「でも、王子としてよくがんばったわ。ほめてさしあげてよ」
 おお、最後に優しさも忘れない。ティオ様はおもわず照れ笑い……なんとも爽やかで気持ちがいいプモ。
 さすがはアルテッサ様。見事なプレイでしたプモっ!
 う〜む、はたしてわれらがふたご姫は勝てるんでプモか? かなり心配になってきたプモ……。

(つづく)
123名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 10:21:27 ID:/Sy8ErUq
>>120-123
めっさワロタ!GJ!
124名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 17:07:46 ID:vzW3Ew8K
GJ! 続きが気になる。
125名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 19:29:30 ID:78cLD7bm
続きキボンヌ!!
126名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 21:47:29 ID:N7aXE9Qs
やっぱアルテッサたんは足コキが一番のプリンセスだ。
後、さながらプロレス実況のプーモたんワラタ
127名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 00:43:49 ID:m+zC4Bkp
われらがリオーネ様がだれと対戦(?)するのか気になるのは俺だけじゃないだろう。
128名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 06:53:28 ID:P6R60tCq
リオーネは会場中の男どもから林間
129名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 21:04:23 ID:W9CKilcG
良スレ
130今日のお話:2005/06/11(土) 22:30:17 ID:PX4GDr+i
ピシィッ
「あ〜れ〜〜!」

「なかなか様になってきました。」
「立派なプリンセスは、たとえどんなにつらい目にあったとしても、美しく振舞わねばなりません。」
「そう、たとえムチで打たれても。」

ピシピシッ
「あ〜れ〜〜!」

城の中にあるプリンセス特別訓練室。
背中やお尻にムチで打たれた跡をつけながら、肩で息をするファインとレイン。
そして、その姿は全裸であった。

「たいへんよろしい。」
「はぁはぁ。これでわたしたちも立派なプリンセスになったのね。」
「いいえ。まだまだこれで終わったと思ったら大間違いです。」
『ええーっ!!』
「まだあるの?」
「当然です。」


「ではおふたりともここにお立ちください。」
女講師は、ファインとレインの両手を後ろ手で縛りあげた。
さらにファインとレインがお互いに背中合わせで離れられないように、
それらを繋げるように縛ってしまった。

「では、ここに膝をついてください。」
ファインとレインが膝をつくと、ファインの右足とレインの左足、
ファインの左足とレインの右足と、それぞれ隣り合う足首を固く縛りあげた。
131今日のお話:2005/06/11(土) 22:30:43 ID:PX4GDr+i
「では、おふたりともそのままじっとしておいてください。動いてはいけませんよ!!」
「ごくり。」「いったい何が始まるのかしら。」

女講師が何やら壁の操作パネルをいじると、
ちょうどファインとレインの両脚の間の床が開き、何かがせりあがってきた。
「えっえっ?」「なになに?」
ファインとレインはなすがままに、せりあがってきたモノに跨るしかなかった。

「きゃーっ。これ痛いよ!」「あそこに食い込む〜!」
『ひーっ!!』

そのモノとは、俗に言う三角木馬だった。

「先ほどまでの訓練の成果を生かすのです。」
「もっと優雅に!!もっとにこやかに!!」
女講師は、ファインとレインの苦痛などどこ吹く風で注文をつける。

『やっぱ、痛いのヤダー!!』
『いやいやいや〜ん。いやいや〜ん。』

「あっ。今の下品な仕草はペナルティです。お仕置きです。」
そう言うと女講師は、ふたりのまだ膨らみのない乳首をつまみあげると、
先端を洗濯バサミで挟み込んだ。

『ひーっ!!ひーっ!!』
『立派なプリンセスになるのがこんなに辛いなんて・・・。』


『マゾ修行☆もっとすてきにプリンセス』の巻
おわり
132名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 00:22:48 ID:AVXawCtd
>>130-131
GJ! オチにワロスw
133今岡:2005/06/14(火) 04:42:01 ID:rv7HK/K3
みんなで乱乱☆プリンセスパーティー (2)


 おや、次に出てきたのはミルキー様。月の国のプリンセス・ミルキー様でプモ!
 今日も専用ゆりかごに乗ってふよふよと空中を漂いながらのご登場でプモっ!
 さすがは赤ちゃんプリンセス、スッ裸でもまったく違和感がないというか、自然体というか、
汚れなきお股の一本線は天使のような神々しさすら感じさせるプモっ!
 なんぴとたりとも侵すことのできぬまさに聖域、サンクチュアリ……あっ!? ミルキー様に近づく黒い影が!
 あのキザったらしい先割れ帽子は……エクリプスでプモ!
 謎の男エクリプスもちゃっかりパーティーに参加していた模様プモっ!
 あいかわらずクールな顔をしておられますが、全裸に帽子ルックはド変態以外の何物でもないでプモよ!
 おーっとそのエクリプス、さっそく怒張した肉棒をミルキー様に近づけているでプモっ!!
「ミルキー……」
「バブバブ〜」
 あっとミルキー様は興味しんしんといったご様子! サオの部分に手をそえてじーっと眺めておられるプモ!
 その瞳には「おいしそう」の色がありありと浮かんでるでプモよ! さすが食いしんぼうのミルキー様!
 目の前にあるのはさしずめ焼きイカ風味のフランクフルトソーセージといったところでしょうかプモ!
 イカフランクの方も早く食べてくれとばかりにピクピクとその身をふるわせているでプモっ!
「バブバブ〜」
 あーっ食いついた! 食いついたプモっ!!
 両手でもってサオをおさえながら先っぽをその小さなおくちでおくわえになったプモっ!!
134今岡:2005/06/14(火) 04:44:39 ID:rv7HK/K3
 ああ、なんとまあお楽しそうに。お行儀悪くじゅるじゅるよだれを垂らしながら
あむあむ噛んだりチュウチュウ吸ったり、エクリプスを容赦なく攻めたてているでプモ!
 テクニックも何もない、ただ本能のままなされる圧倒的な攻め!
 これにはエクリプスもたまらず大人のミルクを大放出でプモかっ!?
「う……」
 いや、いや、耐えているプモ! クールな表情を崩さないまま耐えているプモっ!
 しかしカウパーという名のシロップはミルキー様のよだれにまじってダラダラ溢れ出している事でしょうプモ!
 その我慢汁が本気汁に変わるのは時間の問題……あっと、ミルキー様が手をお放しになったでプモ!
 やはりカウパーのしょっぱ苦い味わいはミルキー様にはまだ早かったでプモか!?
 助かったエクリプス! ここは一旦ブレイクでプモっ!

 賢明な視聴者ならもうお気づきでしょうが……じつはこの全裸帽子男、エクリプスとは仮の姿!
 その正体はなんと、月の国のプリンス! ミルキー様の兄上・シェイド様なのでありますプモっ!
 つまり! 今までエクリプスと名乗り正体を隠していたのはすべてこの一日が為なり!
 実の妹を我が物にするという、月の裏側よりもドス黒い欲望を今! 彼は果たさんとしておられるのでプモっ!
 しかもその妹は年端もいかなすぎる赤子! シェイド様……なんとおそろしい男でプモっ!!
 ……あーっとそのド外道が! ついにイカフランクをミルキー様の聖域に侵入させようとしているプモ!
 その顔は必死でクールを保っているものの、ハアハア息を荒げてもはや絶頂間近といった様子でプモっ!
 エクリプスとは「蝕」の意! 今その名のとおり暗黒のイカフランクがプリンセス・ミルキー様を蝕み、
侵そうとしているでプモっ!!
135今岡:2005/06/14(火) 04:46:10 ID:rv7HK/K3
 ミルキー様のお股の割れ目をすこし拡げて、そこにフランクをすべりこませて挟む形に……おーっと、
これはまさにホットドッグ素股! プニプニお肉とガチガチお肉の禁断ハーモニーでプモっ!!
 エクリプス、そのまま肉の谷間に裏筋を押し付けながら前後に腰を動かすっ!
 サオ部、カリ裏、筋、尿道口がムニムニ柔肉に包まれて思わずエクリプスの顔がゆがむプモ!
 毛穴ひとつない真っ白お股のスベスベヌルヌル感はたまらないものがあるでしょうプモっ!
 どんどんと本能に従うように速くなっている腰の動きがなによりの証明でプモっ!!
「うぅっ!」
 おっといよいよフィニッシュか……あっ、あーっと!?
 ミルキー様の秘部をぐいと拡げ、あらわになった小さな穴に先っぽを押しつけてご射精なされたプモっ!!
 膣内射精っ!! 妹の処女を守りながらの膣内射精でプモーっ!!
「うっ……う、はぁっ」
 あぁ、エクリプスが初めて悦楽の顔を……さぞかし感無量でありましょうプモっ。
 いやここはシェイド様とお呼びするべきでしょうプモ。悲願達成、このプーモ確かに見届けましたプモっ。
 満足なされたシェイド様がゆっくりフランクを離して……ミルキー様の小さなお膣では入りきらなかった
精液がトプトプとあふれ出しているプモ。幼すぎる肉穴がヒクヒクと収縮しているのがなんともいじらしいプモ。
「ミルキー……」
「バブバブ〜」
 こんな外道プレイにもかかわらず天使の笑顔をみせるミルキー様……なんとうるわしい兄妹愛でプモか。
 これなら月の国の将来は安泰でプモね。
 しかし……掟破りの赤子近親姦、マニアックすぎて減点にならないか心配プモ……。

(つづく)
136名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 06:41:19 ID:BK6kKLEN
GJ!…さすが公式でシスコンの男よ!
137名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 20:06:16 ID:r34RbhqN
プーモワロス
138名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 11:13:57 ID:9Ovspyr7
GJ!
139おひさまのくにのななしさん:2005/06/18(土) 14:14:04 ID:6X9gBlDX
あーあ、ファイッキー…じゃなかった、ファインったら。折角おさるさんに
なったのにたーだキーキー遊んだだけなんだ、つまんないのー。

そのてん、あたしは…しっぽがせっかくあるんだから…いっいやーん、恥ずかしいぃ
しっぽでおっぱいをくりくり、あん、ふさふさで両方のちくびを、いやーん、えっちぃ
で、も、やっぱりしっぽっていえば…先っぽでぇ、おまたのぉくりくりぉお
でぇ、おっぱいはおててでくりくり、そしてぇー湿ってきたあそこにぃー
しっぽぉを、そしてぇふさふさでくりくりもぉー

い、いやぁーんはづかしぃー、でもぉー、気持ちいいー


−−−−−−−−−−
ファイン様がさらわれた?のにナニひとりでオナニーしてるんですか、レイン様
140今日のお話:2005/06/18(土) 23:36:06 ID:3/Choi7n
「怪獣をやっつけるダネ!!」
「きゃーっ!!」
ちゃちな攻撃であったものの、反撃をためらっているうちに、
まるでガリバーのように、地面に縛られてしまったレインとプーモ。

「わたしは怪獣じゃありません。」
「わかってるダネ。さ、服を脱がすダネ。」
「いやー!!」
まるで、兵隊アリが木の葉を切り出していくように、
レインの服はタネタネの国の兵隊に切り刻まれていった。

「レインさまー!!レインさまに何をするでプモー!!」
「うるさいダネ。こいつを黙らせるダネ。」
兵隊はプーモの口に木の実をつめ込んで黙らせてしまった。
「ムグググ・・・」
「あとで、娘たちのおもちゃにしてやるダネ。」

そのころ、レインはすっかり全裸になってしまっていた。
レインの体の上を這いまわり、隅々まで調べる兵隊たち。

兵隊が膨らみのない胸の先端を突ついた。
「きゃー!!くすぐったいー。」
胸の先端は、レインの感情と無関係に固くなるのだった。
「むっ。何か怪しいぞ。」
「怪しくなんてありませーん!!」
141今日のお話:2005/06/18(土) 23:39:21 ID:3/Choi7n
兵隊はさらに、へその穴や、耳や鼻などの穴をことごとく調べていった。
さらには、大勢の兵隊が足を縛ったロープを両側から引っ張ると、
次第にレインの足は開き、汚れを知らぬ割れ目があらわになった。
「おおっ。ここだ。」
兵隊が二人がかりで、割れ目を両側からこじ開けると、ピンク色をしたきれいな花が開いた。
「キャー!!イヤイヤー!!」

「さ、王様どうぞ。」
兵隊がキングに告げた。
「うむ。」

キングはその危ない形をした冠を脱ぎ捨てた。しかしその頭の形は変化しなかった。
いや、それどころか以前より大きくなっていた。
それもそのはず、キングの生殖器は頭にあるのだ。

「お、王様。わ、わたしはおひさまの国の・・・」
「ほっほっほっ。わかってるダネわかってるダネ。」
「ではいくダネ。」

レインの花の中心に、キングは頭を押し付けると深く突き進んでいった。
「あああーーーっ・・・」
頬を涙が伝い落ちた。

国王はしばらくモゾモゾとすると、頭を抜き去った。
「タネ付けは完了ダネ。きっと豊作ダネ。」
果たして、レインはこのあとどうなってしまうのか?

おわり
142今日のお話NG:2005/06/18(土) 23:40:03 ID:3/Choi7n
その1

「マザーツリーってウ○コに似てるよね。」
ファインがそう口にすると、ファインの姿が忽然と消えてしまった。

「ファイン?」
「どこいったでプモ。」
あたりを見回すレインとプーモ。

「ファイーン!!」
「ファインさまー!!」
レインが足を踏み出すとぐちょりとした感触が伝わってきた。
「あ、何かしら?」
「ヤダー!!ウ○コ踏んじゃってる!!」


その2

崖の上から大岩が落ちそうだ。
プロミネンスの力で食い止めようとする2人。

「トゥイントィンクル・・」

ぷちっ

惜しい。間に合いませんでした。
143名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 00:13:48 ID:8D37iYDw
おお、あえてサルネタを使わないのがGJ!
144今岡:2005/06/19(日) 22:06:48 ID:G4SOpUn7
みんなで乱乱☆プリンセスパーティー (3)


 さぁ〜パーティーも盛り上がりをみせているでプモっ! 次は誰でプモか?
 王女様ショタ責め、極ロリ近親……と少々マニア向けなのが続いたので
そろそろノーマルなエッチが見てみたいところでプモね。
 おっと? あちらのほうで何やらモゾモゾとうごめく肌色のものが……
 あ! あれはタネタネの国のプリンセス達でプモ!
 11人の全裸小人はものすごいインパクト! ひとところに固まっていると
まるでひとつの肉塊のような圧倒的存在感でプモっ!
 そんなプリンセス達のお相手はまだ見つかって……あ、いや! いるプモ!
 すでにプリンセス達に囲まれて、いや包まれてといったほうが正しいプモか、
とにかく濃密プレイが行われている模様!
 空前絶後の1対11大乱交でプモっ!!(どこがノーマルプモーっ!?)
 え〜と、まず相手のお顔を覆うような顔面騎乗スタイルでお股を舐めさせて
いるのがリーダー格のイシェル様。耳周辺を責めておられるのがジュリア様。
乳首とクリトリスをこすりあわせておられるのがシヨン様。左手の小指が
ジャストフィットなご様子のニーナ様。ちょっと太い右手の中指を挿入しようと
トライしておられるのがナーシャ様。さらに左足にはサーヤ様右足にはロロア様。
おへそをチロチロ舐めておられるのがジョイナー様で、おしりの穴に指を入れて
楽しそうにしておられるのがキュアリー様。そしてそれら全身責めによって
グイグイ勃起した王子様の肉棒をふたりの体全体ではさみこんで、ヌルヌルと
上下にしごいておられるのがハーニィ様とゴーチェル様! でありますプモっ!!
145今岡:2005/06/19(日) 22:07:57 ID:G4SOpUn7
 ぐおっとフィニッシュっ! たまらずご射精なされたプモ! 早いっ!
 それほどの快楽! さすがタネタネ、子種を絞るのはお手のものといった感じでプモ!
 白濁液を体中に浴びたハーニィ様とゴーチェル様がぺたこんぺたこんと
お互いのお体にぬりっこしてキャハキャハ笑っておられるプモっ!
 なんとも明るい! 見ているこっちも思わず笑顔になってしまうでプモっ!
 あっと今そして、顔面騎乗を楽しんでいたイシェル様が動いて、
あっけなく精液を放出させられてしまった王子様のお顔がチラと見え……
なんとっ!? ティオ様! アルテッサ様と一戦終えていたティオ様がまた!
 さすがは神出鬼没のティオ様! いつのまにかタネタネのプリンセス達に挑み、
あっさり返り討ちにあってしまった模様プモっ!
 じつにうらやま……いや! 情けない王子様でプモね!
 しかしそんなティオ様もこれで懲りて……あっと? タネタネのプリンセス達が
またキャハキャハ笑いながらモゾモゾと動き出したでプモ!
 どうやらまだ全然満足していないご様子! 責め場所の配置を換えて第2ラウンドプモっ!
 え〜と、まずティオ様のお顔を覆うような顔面騎乗スタイルでお股を舐めさせて
いるのがニーナ様。耳周辺を責めておられるのがハーニィ様。乳首とクリトリスを
……ってやってられるかプモーっ!! みんな同じじゃあー!!
 しかし、もしかしてこれが11ラウンド続いちゃうでプモか?
 ティオ様……このプーモ、ティオ様の勇姿けっして忘れないでプモっ! 

(つづく)
146おひさまのくにのななしさん:2005/06/19(日) 23:02:40 ID:UcoZV1hb
さりげなくナニしにきたんだお前、なティオきゅんを用いる所なんてさすがでつね >145
でも椰子なら11Pも割と耐えられそうな悪寒
147名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 00:55:55 ID:K19Entq8
しかし文章うまいなあ・・・
アホすぎるw
148名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 11:10:44 ID:9CshFsR2
11ラウンドもやったら枯れますw
149今日のお話:2005/06/25(土) 23:06:55 ID:3Baj15hq
うーん。今回は脚本に完全に見越されてるな。

突然、ファインとレインの服装が変わった。
『なんだかちょっとかっこいいかも。』

と少しウットリした気分でいると、
目の前をプーモ、ティオ、ブライト、エクリプスが性転換した姿で通りすぎていった。
『これってもしかして。』
立ち止まり、二人は自分達のズボンの中を確認した。
そして、しっかりとモノがあるのを確認した。
『・・・。』

お互い顔を真っ赤にして呆然と見詰めあう二人。
「ある。」「あるね。」
『こんなことって〜!!』
「そうだ!!これは夢だ!!」「そうか!!これは夢なんだ!!」
『あ〜。よかったよかった。』

「ね、ファイン。これを使って楽しまないか?」「どういうこと、レイン?」
「プロミネンスを使うようになってからというもの、ぼくたちひどい目に遭ってばかり。」
「そうだよね。おしりやあそこ責められたり・・・あんなことやこんなこと。」
「そこで、たまにはこっちから仕掛けるのさ。」「ふむふむ。」
「だってこれは夢なんだから。」

「善は急げ。ぼくはブライト姫を。」「あっ、じゃ、俺はエクリプス嬢を。」
150今日のお話:2005/06/25(土) 23:07:26 ID:3Baj15hq
【レイン&プライト】
ブライト姫の前に立ちふさがるレイン。
レインはズボンを脱ぎ去り、モノを立てた状態でブライト姫に近づいた。
「ああっ。プリンセスレイン!!いったい何を?」
ブライト姫の後ろからスカートを引きずり下ろす。
「きゃーっ。やめてえー。」
「さ、プリンセスブライトきょうはぼくがエスコートします。」

さらにパンティを無理矢理引き降ろした。白い肌ときれいな縦筋があらわになる。
「(これがブライトさまの・・・。)」
ブライト姫の縦筋にレインの大きくそそり立ったモノがあてがわれる。
「さ、いくよ。」「きゃあーーーーーーーー」
ブライト姫の悲鳴が響き渡るが、無視してレインは思いっきり突き上げた。

何らかの感触を期待したレインだったが、そこには何の抵抗もなかった。
「あれっ?」
もう一度腰を使ってみたが、何の感触もない。
「あれあれっ?」「いったいどういうこと?」
レインは自分の股間を見た。すると、あれほどいきり立っていたモノがなくなっていたのだ。
見えるのは自分の縦筋だけ。レインは少し焦った。
「肝心なときに〜。」

ハッと気がつくと、目の前に下半身が裸のブライト王子が立っていた。
股間には、先ほどの自分のモノの比にならないくらい大きなモノがあった。
「やあ、プリンセスレイン。やはりここはぼくがエスコートしますね。」
「え、あ、あの、その・・・。は、はい。お願いします。」

パンパンパンパン・・・・
スコスコスコ・・・・
「ああっ。やっぱりこんなことになるのね〜。」
「でも、これはこれでいいかも〜。」
憧れのブライトに犯されながら、とても満足なレインだったのでした。
151今日のお話:2005/06/25(土) 23:07:50 ID:3Baj15hq
【ファイン&エクリプス】
エクリプス嬢の前に立ちふさがるファイン。
ファインはズボンを脱ぎ去り、モノを立てた状態でエクリプス嬢に近づいた。
「ああっ。ファイン!!いったい何を?」
エクリプス姫の後ろからスカートを引きずり下ろす。
「いやーっ。やめてえー。」
「さ、エクリプス。きょうは俺があそんでやるぜ。」

さらにパンティを無理矢理引き降ろした。白い肌ときれいな縦筋があらわになる。
「(これがエクリプスの・・・。)」
エクリプス嬢の縦筋にファインの大きくそそり立ったモノがあてがわれる。
「さ、いくよ。」「いやあああああああーーーー」
エクリプス嬢の悲鳴が響き渡るが、無視してファインは思いっきり突き上げた。

何らかの感触を期待したファインだったが、そこには何の抵抗もなかった。
「あれっ?」
もう一度腰を使ってみたが、何の感触もない。
「あれれれっ?」「いったいどういうこと?」
ファインは自分の股間を見た。すると、あれほどいきり立っていたモノがなくなっていたのだ。
見えるのは自分の縦筋だけ。ファインは少し焦った。
自分の縦筋をすこし広げてみるが、やはり先ほどのモノはどこにもない。
「ないないない!!どこいったの〜?」

ハッと気がつくと、目の前に下半身が裸のエクリプスが立っていた。
股間には、先ほどの自分のモノの比にならないくらい大きなモノがあった。
「悪い子はお仕置きだ。」
エクリプスは鞭を手にした。
「え、あ、あの、その・・・。は、はははは・・・。」
ピシィパシィ・・・・ピシィ
「ううっ。やっぱこんなことになっちゃうんだ〜。」
「でも、これはこれでいいかも〜。」
おしりと背中を真っ赤にしながら、マゾ修行の成果を発揮するファインだったのでした。
152名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 00:05:05 ID:bv9FNDx2
>おしりと背中を真っ赤にしながら、マゾ修行の成果を発揮するファインだったのでした。
激しくワロタ
153名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 01:25:19 ID:4Ik8xoEz
スゲェ、ストーリーが流れてきてる。
154名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 04:34:39 ID:+CIBGLs/
毎度GJ!
155おひさまのくにのななしさん:2005/06/27(月) 07:51:12 ID:cdofKMMb
…もうすこしいい夢見させてあげるよ…

それぞれ果てたファインとレイン、でも夢をまだ食べたり無いバクが…

「けっきょくやられちゃったね、レイン」
「でも私はブライト様と結ばれて…?・ ってファイン、あなた、その、お股の…」
「げーっ、また出たー、ってことはレイン、あなたも…」
「えぇーっ、またついてるぅう(泣)」
「って事はあいつとブライト様も… やったー、プリンセスになってるぅー。
よぉーし、今度こそエクリプスを… 」
「えっ、ブライトじゃないの? 」
「えぇっ、ブライト様とはさっき、あんなにあっつい交接を交わしたしぃー
やっぱりぃ、今度わぁ、あいつを犯さないとぉ、いっつもの仕返しをこめてぇー」
「犯す…ってレイン、止めなって、あんた、元に戻ったらナニされるかわかんないよー」
「いいの、今しかチャンスは無いんだからぁ!」
156おひさまのくにのななしさん:2005/06/27(月) 21:47:56 ID:cdofKMMb
「さあ、エクリプス、いいえ、プリンセスエクリプス、今日こそ年貢のおさめどきよ、覚悟なさい!」
何処で年貢の納め時、なんて覚えたんだか
「く、レイン…プリンスレインか… そうだな、年貢の納め時だな。
さあ、俺、いや、私は逃げも隠れもしない。ただ…こういうのは初めてなんだ…… 」
きゅん、レインのハートが鳴った、その普段の勇ましさ、ふてぶてしさからは
想像出来ない美しい姿に。
「ええ、じゃなかった、ああ、優しくするよ」
そっとエクリプスのドレスを肩から外すレイン、肩が小刻みに震えるエクリプス
エクリプスの体に唇を這わすレイン、じわりじわりと快感が押し寄せるエクリプス
「うっ、あっ、ぁっ」
軽いうめき声、我慢していてもどうしても声が漏れ出すエクリプス、
そんな姿にレインのモノは破裂しそうなほど膨れ上がっていった。
157おひさまのくにのななしさん:2005/06/27(月) 22:43:38 ID:cdofKMMb
二人が交わっているのを見ていたファインとブライト、いつしか…

二人の姿に釘付けになっていたファイン、ふと股間に感じたことの無い感覚が…
「ファイン…いや、プリンスファイン、僕、いや、わたくし我慢できません」
「ブライト…いや、プリンセスブライト、一体」
やはり二人の姿を見ていて我慢できなくなったブライトがファインのズボンを
ずり降ろしフェラチオをしていたのだった。
これまで感じたことの無い男の感覚に初めは戸惑い、…いつしか快感に酔いしれていった
フェラチオを続けるブライトもいつしかアソコから汁が溢れ太股につたわる程になった
そして
「あそこが、あそこがもう…どおか…ファインの…これ…を…」
ブライトは息も絶え絶えにファインのそれを欲しがった
「でも…」
無論こんな経験の無い、しかも性に無関心だったファインにはどうにか受け入れる事は出来ても
股間の破裂しそうに膨張したモノをあてがう術を知らなかった
「ファイン、ここに、ここに先をあてがって」
「こ、こう?」
「そうしてゆっくり差し込むのです」
「こ、こお?」
158おひさまのくにのななしさん:2005/06/27(月) 22:52:05 ID:cdofKMMb
「エクリプス、入れるよ」
性について知識だけは溢れんばかりに知っているレインはどうにかエクリプスの
股間にその猛り返ったモノをあてがい正に挿入しようとしていた
そしてふたごはほぼ同時にそれぞれのパートナーのアソコに自身を挿入したのだった
「うっ」「あっ」
女性の感覚を知らない元男二人はその異物感に最初戸惑いながらも何時しか
快感に溺れていったのであった

ふたごもファインはさっきの入れられる感覚とは違う入れる感覚に腰が別の生物
のようにうねり、また、レインもオナニーのあそこの感覚とは違う膣に挟まれる
ねっとりとしたセックスの快感にふけっていった

そおして絶頂の時
「エクリプス、イクよ」「うっ、うっ、ぅーー」
「ブライト、僕っ」「プリンスファイン、さあ、私の中に」
4人は果てたのであった
159おひさまのくにのななしさん:2005/06/27(月) 23:01:17 ID:cdofKMMb
何時間経ったのだろうか、気付くとまた元の姿に戻っていたのだった
女の姿に戻ったふたご、まだ気絶しているふたりの上に誰かがのしかかっている
「プリンセスファイン、プリンセスファイン」
「おい、起きろ、いつまで寝てるんだ」

「ん、あ、ブライト、って貴方どうしてあたしの胸触っているのよ!」
「素敵なセックスでしたよ、プリンセス、いや、プリンスファイン。
女性のセックスがあんなに素晴らしい物だったなんて。お礼に今度は僕が」
「ってもう止めてよー、あたし疲れたー」

「おい、お前」
「お前、って誰よ、私はレイン、プリンセスレインよ。もお、起きてみたら
いきなり胸を触られてるなんて、さいてー」
「さっきはその…、とっても気持ちが良かった。お礼をしたい」
「お礼って…、やっぱりえっちなのー、あーん、ブライト様ぁー
…ファインと夢中になってる、ブライト様、そうか…」
「どおした」
「なんでも無い……」
ちらりとファイン×ブライトの方を見るエクリプス
ブライトが積極的に動き回り、ファインもそれほど嫌ではないようだ
「そおか、どうする?」
「止めないで、エクリプス。あたしを抱いて」
「ああっ」
160おひさまのくにのななしさん:2005/06/28(火) 22:58:16 ID:f2hrv31F
ああ、わたし、こんなあの野蛮で無礼で口が悪くて偉ぶってて冷酷で残忍で血も涙もないこいつが大っきらいだったのに…

エクリプスになされるがままのレイン、とはいえ拒絶している訳ではなく、体を開いていつしかひとつになっていた。
静かに、しかしねちっこく結合している二人、そして…
「レイン、出る!」「来てー、エクリプス!」
同じ頃
「プリンセスファイン、僕はもう、うぅーっ」「あー、いい、いい、いー!」
また4人同時に果てたのであった

161おひさまのくにのななしさん:2005/06/28(火) 23:00:05 ID:f2hrv31F
−−−−−−−−−−
正気に戻った4人はまた、例によりブライトがエクリプスを責めたて、去っていった。
ブライトの白馬の上に乗っているふたごの姫、ブライトはしきりにファインに声をかける
それを見たレインはちょっと嫉妬したが、ブライトの本心が何となく分かり、
エクリプスの気持ちが少し自分に向いている事を知り何とか矛先を納めた。
でもやっぱり一言位言いたい。
「何よファインってばー、にこにこしちゃってぇー」
「どうしたのよ、レイン」
「何でもない」「何でもなくないよー」
「いいじゃない、ブライト様と仲良くね (プイ」
「ちょっとー、何それー」「ふーんだ」「んもー、レインのばーか」
「ばかってなによー」「ばかだからばかっていったんだもーん」

「……いーだ」×2

「まあまあ、プリンセスファインもレインも落ちついて」
「ブライトには関係ないでしょ」「そうよ、ブライト様は黙っていて」
「…やれやれ」
こうしてオスメス入れ替え、4Pまでやった四角関係はもつれにもつれていったのであった。
162名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 21:28:46 ID:hu57DepQ
レインたん攻めハァハァ(´Д`;)
163名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 15:42:56 ID:tilYjmKT
ファインたん受けハァハァ(´Д`;)
164今日のお話:2005/07/02(土) 13:42:42 ID:GFtprUbr
お互いに上半身を抱き合ったまま、腰を互いにゆする。
「ああっ、この曲がってるところの先っちょが気持ちいい!!。」
「だよね。まっすぐなキュウリじゃこうはいかないよね。これが自然の味なんだね。」
しばらく自然の味を堪能した二人。
「ファインお願い。」「うん。」

抱き合ったままファインが仰向けになるように体を倒すと、ファインはキュウリが抜けないように膣を締め付けた。
そしてレインは、腰を振り始めた。
「あっあっあっ・・・」「んっんっんっ・・・」
レインは、次第に腰がとろけてきた。
「ああっイッちゃいそう。」

「じゃ、次はわたしの番。」
こんどは、レインが仰向けになるように体を倒し、膣を締め付けた。
ファインが腰を振り始める。
「んん〜気持ちいい〜・・・」「あっあっ・・・」
ファインがしばらく腰を振っていると、キュウリがぬぽっとレインの膣から抜けてしまった。
「あっ!!」
「ちょっとレイン!!ちゃんと締め付けておいてよね!!」

「ね?レイン。前よりユルくなったんじゃないの?」
ファインは冗談めかして言った。

「まあ〜!!失礼ね!!ファインほどガバガバじゃないわよ。」
「ガバガバなのはそっちでしょ!!わたしはまだ男の人の相手してないし、レインみたいにヤリマンじゃないんだから!!」
「何よ〜!!あなたは食い気だけで、女性としての魅力がないってことよ!!」
「何さ〜!!ユルユルのくせに〜!!」
「何よ〜!!」

ちょっとのことがきっかけで、また喧嘩になる二人なのでした。
165今日のお話:2005/07/02(土) 13:46:51 ID:GFtprUbr
カンフーマスターからもらったキュウリを携えて自分の国に戻った、
その夜の出来事でした。
166名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 14:52:46 ID:wHgG7vo3
曲がったキュウリでギシアン
ゆるゆる〜なことでケンカするふたご姫にハァハァ
167名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 17:55:04 ID:UdE78wtm
早速ネタになってるいのかw
168おひさまのくにのななしさん:2005/07/02(土) 18:07:57 ID:6rHChsWx

「あー、素敵な船長様〜、どうかのせてくださ〜い」
「おじょうちゃんが乗ってくれたらいいよぉ〜」
「あん、あん、あん?・」

「うわ、マッチョな船長だー、おーい、乗せてー」
「いいけど、まずはお前さんが乗ってもらおうか」
「うわっ、おおきい、すっごーい?・」

−−−−−−−−−−
「もお、ファインってば、あんなひとの何処がいいのよ」
「えー、あのワイルドさがいいんじゃない、レインこそあんなおやぢの何処がいいのさ」
「あーら、ダンディで素敵なおじさまじゃない」
「えー」「なによー」「…ふーんだ」×2
−−−−−−−−−−
「プリンセス様とヤルのが王子の勤めであります…     島が遠いのであります
でもお二人と3Pするためこのティオ、命を懸けて渡るのであります」


…どおでもいいがティオきゅん愛されてるなーw
169名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 13:34:31 ID:DnopwM7M
だが活躍できないという恐ろしい罠
170名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 20:32:34 ID:fiDhzKb3
活躍してないのに出番が多いのはスタッフの愛か。
171名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 20:18:16 ID:rPHC6HVP
出番が多いのは、レギュラーに昇格したからだよ
172今岡:2005/07/09(土) 06:21:45 ID:fqO14Izu
みんなで乱乱☆プリンセスパーティー (4)

 さあ皆様たいへん長らくお待たせいたしましたでプモ!
 ついにわれらがふたご姫! おひさまの国のプリンセス・ファイン様とレイン様の
お出ましでプモっ!! まったく今まで何やってたんだか……
「だめだようレイン〜、はずかしいよう」
「私だってはずかしいわよう〜」
 あーあーさっそく二人してイヤイヤダンス!
 スッ裸と思いきや首もとにチョコンと蝶ネクタイ、そして脚には白タイツという
妙ちくりんなお姿でイヤイヤ〜ンと体をくねらせておりますでプモっ!
「だってだって、ハダカなんてはずかしいじゃないーっ」
 しかしファイン様、むしろそっちの方が恥ずかしいっていうか……
ある種ツボをついた格好だと思いますでプモっ! まあ結果オーライでプモね!
「私ったら、こんなえっちなかっこで、ブライトさまと……きゃーっきゃーっ」
 レイン様のほうは早くも妄想炸裂モード!
 しかしいつものパターンだとブライト様は……あっと!
 噂をすればそのブライト様が、全裸ながら颯爽とおふたりの前に現れたでプモよ!
「あぁ〜ブライトさま〜っ」
「プリンセスファイン。セックスしていただけますか?」
 ぐあーっとやはり無情にも! その右手はファイン様に差し出されるっ!
 ムッとしている! レイン様あきらかにムッとしておられますでプモっ!
「あ〜いや、私はいいからレインと……」
「いいえファイン、私はあなたとセックスしたいのです」
 引かないっ! ここはブライト様引かないでプモっ!
 王子の情熱的な瞳にモジモジしているファイン様……しかし気づいてほしい!
 その煮えきらない態度がよりレイン様を怒らせているという事にっ!
173名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 06:23:30 ID:fqO14Izu
「私はいいんだってばあ〜、おねがい、レインと……」
「いいじゃないファイン。私、お邪魔だろうからむこう行ってるね」
「レイ〜ン……」
 ああ〜レイン様なんとおいたわしや……ムカつきまくっているにもかかわらず
自ら身をお引きになって……二人に背を向けて歩きはじめたでプモっ!
 届くことのない思いに心を痛め……その小さな背中が泣いている!
 それに気づかず、いや気づいているでプモか? ファイン様にばかり言い寄る
ブライト様のバカ野郎様をできればこのプーモ、この鋼鉄のシッポでもって尻穴でも
犯してやりたい気持ちでありますが、ここはレイン様に免じてグッとこらえるでプモっ!
 おっと、そうこう言ってる間にレイン様がトボトボと会場の端のほうへ……あっ!?
そこにはしゃがみこんで小さく震えている、もうひとりのプリンセスのお姿がっ!?
 あのオレンジの髪からのぞく丸とんがりお耳はまさしく! リオーネ様っ!
 メラメラの国のプリンセス・リオーネ様でプモっ!!
 どうやらリオーネ様はパーティのお相手が見つけられなくて、ずっと隅っこで
体育座りをしておられた模様でプモ! レイン様を見上げるその両の瞳は、
雨の中捨てられた子猫のような、なんともいえぬいじらしさをたたえているでプモっ!
「レイン……」 
「リオーネ、どうしたの」
「私、どうしたらいいのかわからなくって……。セックスなんて私、自信ないもの……」
「リオーネならだいじょうぶよ、勇気出して」
「ありがとう……。あれっ、ファインは一緒じゃないの?」
「知らな〜い。それより、相手がいないんなら私と遊びましょ、ね?」
 こっこれは! この展開はっ!? レイン様のあの優しく妖しい笑顔はっ!?
 しかしレイン様待つでプモっ! このパーティはあくまで男相手にプリンセスぶりを
発揮するもの! 女性を相手にしてしまっては減点どころか失格にっ……!
 ああしかし……しかしこの心の奥底から湧き上がる期待感は何でプモーっ!?
「え、え? レイン、なにしてるの……」
「自信ないなんて。リオーネ、すっごくかわいい」
「はずかしいよ……」
 あーもうこうなったらレイン様の思うまま! いっちゃってほしいでプモっ!!
174名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 06:25:44 ID:fqO14Izu
 レイン様は横たわるリオーネ様のお体をじっくりと観察なさっているご様子!
 対して、どこを見ていいのかわからずただオロオロと顔を赤くするリオーネ様、
やはり獣の血か、その身体的成長はレイン様より若干お早い模様でプモっ!
「いいな〜、おっぱい……」
 すこしだけふくらんでいるお胸の弾力をプクプクと楽しむレイン様!
 私にもこれがあればブライト様の気をひけたのに……あるいはそんな事を
考えておられるのでしょうか!
 リオーネ様は恥ずかし、くすぐったい感覚に口を結んで耐えておられますが、
時おりレイン様の指先がちいさな薄ピンクの乳首に触れると思わず息がもれて、
そのたび口もとから大きな犬歯がキラリのぞいておりますでプモっ!
「アハハすご〜い、固くなってきた」
「やだぁ……ひゃあっ!」
 おーっとっ! リオーネ様が泣き出しそうな顔で身をよじり、腕を上げて
顔を隠そうとしたところ、ガラ空きになったワキにすかさずレイン様の指先が
のびたでプモっ!
 これにはたまらず変な声! リオーネ様いいように遊ばれているでプモ!
 さすがは毎晩ファイン様とあれこれしているレイン様! いけないあそびの
習熟度では一枚も二枚も上手なようでプモっ!!
「リオーネって、感じやすいのね〜」
「ごっ、ごめんなさい……」
「もっとしてあげる」
175名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 06:26:51 ID:fqO14Izu
 あーっと! レイン様がついに伝家の宝刀! ロイヤルサニーロッドを
取り出したでプモっ! このロッドは見てのとおりのエロアイテム!
花弁を模した部分が開閉式になっており、挿入ののち先っぽから媚薬ローションを
ドプドプ噴出させながらゆっくりと開いて膣内を快感で満たす仕組み!
 ファイン様もレイン様もこの子供向け大人のおもちゃの虜でプモ、が……
「リオーネには……入れるのはムリかなぁ……」
「う、うん……」
 そう、けがれを知らぬリオーネ様の膣穴にはとても入らない大きさでプモっ!
 しかしレイン様はロッドを手にして……? まさかムリヤリ……!?
「見ててね、リオーネ」
 なんとっ!? レイン様がみずから、ロッドの花弁を挿入しはじめたでプモっ!?
 ロッドの上にひざで立ち、その先っぽを小さい割れ目にあてがい少しずつ腰を
落としていくっ! ローションでヌルヌルになっている花弁部がレイン様の花弁部を
押し広げてグヌ、グヌとゆっくり、しかし確実に深く、深く挿入されてゆくでプモっ!
「んっ、んん……」
「すごい、レインの中に……飲みこまれてる……」
 驚きと昂奮でハァハァ息を弾ませながら食い入るように見つめるリオーネ様!
 その熱い視線を感じながらレイン様も息を乱し、瞳をうるませているっ!
 あーっとそして今! ついに花弁部のふくらみがスッポリとレイン様の中に
おさまってしまいましたでプモっ! あふれる汁がロッドの柄をつたって
下にしみをつくっておりますっ! そしてひとつ息をつくレイン様!
「はぁっ……。えへへ、ぜんぶはいっちゃった」
 ほんのりふくらんだ下腹部を母親のような表情でさすっておられますでプモっ!
「きもちいいの……?」
「うん、すっごく……おなかいっぱいな感じ」
176名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 06:28:50 ID:fqO14Izu
 しかしレイン様、そうやってご自分のプレイを見せるだけでプモか?
「ううん、これからこれから〜」
 あっと!? レイン様が、くわえこんだ花弁部からニョキリと伸びる
ロッドの柄の部分に手をのばし……グイッ! と前に折り曲げたでプモっ!?
(関節可動なのでプモ!) お股から隆々そそり立つそのシルエットはまさに!
「えへへ〜男の子みたい。これでリオーネもきもちよくしてあげる」
 なっなんというプロミネンス! なんというドレスアップ!
 サニーロッドにこのような使い方が……レイン様すばらしいでプモっ!!
「そ、それで……?」
 レイン様とすっかり一体化したロッドが媚液ローションをしたたらせながら、
眼前の可憐な姫様にねらいを定めそのピンクの体を固くしているでプモっ!
 あわれ獲物となろう姫様は息をのんでそれと対峙しながらも……何か、
レイン様の恍惚ぶりをうらやむような、自分も気持ちよくなりたいと言いたげな瞳!
 その思いをくみとったレイン様、リオーネ様をあお向けに寝させ……ああ、
ドキドキがここまで伝わってきそうなほどの不安、そして期待の表情でプモっ!
 そしてそこにレイン様がおおいかぶさるっ!
「わぁリオーネってふにふに〜。それにいいにお〜い」
「ひゃうっ!」
 リオーネ様の肢体がびくりと跳ねたっ!? それもそのはず、抱きついた拍子に
ロッドがおふたりの下腹部ではさまれる格好になり割れ目にヌルリとくいこんで、
最も敏感なところがグイグイ押しつけられているのでプモっ!!
「うあっ、あ! れ、レインうっ動かさないでぇっ」
「あははっ、だってきもちいいんだもん」
177名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 06:30:54 ID:fqO14Izu
 最初は刺激が強すぎて身悶えしていたリオーネ様でプモが、レイン様の
絶妙な腰の動きにより次第にほぐれてきたのか、それに合わせて自分も
体を動かしヌルヌルダンスを楽しんでいるご様子でプモっ!
「ん、んっ、はぁ」
 息の合ったおふたりのあえぎ声に、ローションやら愛液やらでいっぱいの
密接部がクチュ、クチュリと合いの手を入れる!
 リオーネ様が快感に背を反らせるとほとんどわからなくなってしまう
胸のふくらみに、レイン様が確かめるように手のひらをあてがい、その先の
ピンと上を向いた乳首に舌を這わせるっ! そのたびに頭の上の大きなお耳が
ピクピク動くのがなんともかわいらしいでプモっ!!
「そろそろ、いいかな……」
「え……」
「いっちゃおうー!」
「あぅっ!?」
 あーっとついにっ! レイン様がロッドをリオーネ様の中にっ!
 レイン様のピンクの花弁から伸びるピンクの棒がリオーネ様のピンクにっ!
これぞまさに桃源郷! ユリの花咲き乱れるユートピアはここにあったプモーっ!!
「……痛くないでしょ? じゅうぶんほぐしたしね」
「う、うん……はあっ、だいじょぶ……ん、んんっ」
 ゆっくりとゆっくりと、リオーネ様が息を吐くタイミングにあわせて挿し込みを
深くしていくレイン様! グ、グ、だんだんとロッドのピンク色がリオーネ様の中に
埋めこまれてゆくっ! もうーお耳はピクピクしっぱなしでプモっ!!
178名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 06:32:53 ID:fqO14Izu
「だっ、だめっ。もう、いっぱいだよぅ……」
 ロッドの柄をすこし余して、ついにふたりの姫様がひとつに繋がれたでプモっ!
 ふうふう息を荒げて、全身でレイン様を感じているリオーネ様はもはや
汗びっしょり! 今まで誰の侵入も許さなかった膣壁は容赦なく圧迫され、
そのヒダのひとつひとつがひと呼吸ごとに、まったく新しい感覚、つまりは
女としての快楽を姫に教えている! 上気したそのお顔はまだ幼いというのにっ!
 そしてさらに幼いお顔の、もうひとりのお姫様は、リオーネ様のよろこぶ姿を
うれしそうに見つめながら、すこし腰を引いてみたり、また押してみたり、
汗でしょっぱくなった乳首を舐めたり、フワフワのお耳をニギニギしたりして、
それに対するリアクションを楽しんでおられるでプモっ!
 そんなレイン様の中でも実は、ロッドの頭の部分が花弁を開いて膣内を強烈に
刺激しており、もうたまらないとった表情で……おっと!?
「リオーネ、私、いっちゃう」
「えっ、なに」
「リオーネの中でいっ……ん、んっ、ふ……!」
「なにっ……う、やはあぁぁっ!」
 レイン様が絶頂に達し膣壁がギュウと収縮、膣内のロッドの花弁がそれを感知!
同時にロッドの反対側、つまり柄の先から大量のおひさま液が放出される仕組み!
おひさま液とは白濁でアルカリの、……つまりは疑似膣内射精でプモっ!
 リオーネ様の小さな膣内が、子宮内が、あっという間に粘液で満たされるっ!
「やっ、やあっ、おなか、おなかぁっ……」
 ロッドが抜かれ、ドプリとあふれ出るおひさま液が情事の最後を彩るプモ!
 レイン様のほうの花弁部も抜いて、しばらく放心のおふたり……いやはや、
なんとも密度の濃いプレイでしたでプモっ!
「……きもちよかった〜。またやりましょっ」
 笑顔のレイン様にリオーネ様はもじもじとうつむいて……あ、またお耳がピクリ。

(つづく)
179名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 08:48:40 ID:YuuIwOxW
>>172-178
ファイン側の詳細キボンヌ
180名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 11:24:07 ID:5FOmrO6q
毎度毎度GJ
次回はファインたんとブライトですよね
181名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 11:29:24 ID:oo2JZzud
このままスルーだったらそれはそれで神w
182名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 11:37:50 ID:Fq8xqtOD
シスコンエクリプスが乱入して3Pに突入でしょう
183今日のお話:2005/07/09(土) 23:13:41 ID:t85t7Ccp
ファインとレインは、悶々ゴーレムの寝室へ案内された。
奥へたどり着くと、女性たちが真っ裸でへたり込んでいた。
「どうしたの?」
ファインは女性たちに尋ねた。
「もうへとへとですぅ〜〜。これ以上ご奉仕できませ〜ん。」
「悶々ゴーレム様を目覚めさせるため、お言い付けどおり陰茎マッサージを施しましたが、」
「夢精されたものの、一向にお目覚めにはなりませんでした。」
よく見ると、女性たちの全身は白濁液にまみれていた。

ファインとレインは悶々ゴーレムに目をやった。
その可愛い顔とは裏腹に、股間には大人の身長はあろうかと思われる一物が直立していた。
『うわー!!おっきーい!!』
「こんなの入んないわね。」「そうだね。」
ヒソヒソ話をするファインとレイン。

「ではさっそくですが、プロミネンスの力で目覚めさせてください。」
大臣は二人を促した。

『悶々ゴーレムに目覚めを!!』
プロミネンスの力が発動する。
そして、光の中から現われたのは二着のエプロンだった。
184今日のお話:2005/07/09(土) 23:14:36 ID:t85t7Ccp
「これでどうするんだろ?」
後ろに?マークを浮かべてしばし考える二人だったが、
少し間をおいてレインはその意図を理解するのだった。
「そうか。わかった!!」
「どうするの?」
「こうするの。」
おもむろに服を脱ぎ出し、一糸纏わぬ姿になるレインに驚くファイン。
「ええーっ!!」
驚きをよそにレインはエプロンを着て、ポーズをつけた。
「どう?似合う?」
「悩殺!!裸エプロンよ。」「さ、ファインもやって。」
「そんなこと言ったって・・・」「みんなの幸せのためよ。やるのよ!!」

いやいやながらも結局裸エプロン姿になるファイン。

「じゃ、二人そろってLet'sイヤイヤダーンス!!」
「起きてくれなきゃイヤイヤイヤ〜ン。」
ファインとレインの桃色のおしりが左右に揺れる。
ゴーレムの股間がピクッと反応した。
「あっ。もう少しで起きそう。」

二人はさらにおしりを大きく振った。
『ゴーレムちゃーん!!』『裸エプロンですよー。』
そのことばに反応して悶々ゴーレムが目覚めた。
「ムハーーー!!」

「やったー!!大成功!!」
「やっぱり、たまには違ったシチュエーションでないと満足しないのね。」
185今日のお話:2005/07/09(土) 23:15:36 ID:t85t7Ccp
ゴーレムはファインとレインの裸エプロン姿を見つけると、そこに目標を定めて一物を片手でつかんだ。
「ムハーーー!!」
『まさか!!』
時すでに遅く、ファインとレインは消防隊の放水のような白濁液をまともに顔に受けてしまった。
「がぼがぼっ。」「げぼげぼげぼ。お、溺れる〜。」
顔射を避けようと後ろ向きに床に手を着いた二人のおしりめがけて、ゴーレムはさらに白濁液を噴出した。
勢いは衰えるどころかさらに増していった。
「ヤダー!!おしりの穴に入ってくるー。」
「おまんこにも入っちゃうよー。」

『キャー!!』

・・・

とてもスッキリさわやかな顔のゴーレムと、
体の内外を白濁液まみれにしてボーゼンとへたりこむファインとレインでした。
186名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 09:47:04 ID:6XODnp3O
毎週グッジョ!そして乙!

大臣とプーモもベットベトだねっ
187名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 12:43:07 ID:AQKXb5Vz
>>183-185
同じくGJ!これからもがんがってくらさい。
>>186
((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル
188名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 23:44:26 ID:mBFp9eN4
さすが裸エプロンの力はすごいな。
にしてもゴーレム出し杉(w
189名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 01:16:58 ID:m2al6kK1
GJ!!
ところで姫達だけでなく王妃関連を希望される方はおられませんかね?
エクリプス×エルザ王女、月の国の大臣×王妃とか
190名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 23:13:31 ID:WUKhLQJw
>>189
センセー!ここに一人エルザママンの痴態を拝みたい変態がいまーす!
191名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 01:26:36 ID:Db6g4A3U
>>189
センセー!ここにもう一人エルザママンの痴態を拝みたい変態がいまーす!
192名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 02:38:03 ID:X9ogzjDx
>>189
センセー!ここにさらにもう一人エルザママンの痴態を拝みたい変態がいまーす!
193名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 03:58:56 ID:PDk/rhY3
エルザママンは毎晩観測所のヌコたちと10Pくらいで獣かn
194名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 09:04:59 ID:64GR+sX8
エクリプスは鞭の名人と見た。幼少から師匠(月の国の王妃)から手取り足取
り腰取りで教わったに違いない。
将来、ファイン、レインを奴隷に従えて各国を攻め滅ぼし、すべての王女を捕ら
えて下僕し、ブライトはじめ各国のプリンスどもは、地下牢に幽閉されてエクリ
プスの目の前で近親相姦されると読んだ。
195名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 17:07:53 ID:pq+SMSJO
生産国の王子ブライトも道具を使わせればすごいに違いナイ
196ROCO ◆VpKHzOu04Y :2005/07/12(火) 17:07:55 ID:ndBP9ZYd
許可を得たので、即席ながら投下しますね
197ROCO ◆VpKHzOu04Y :2005/07/12(火) 17:09:12 ID:ndBP9ZYd
その日、私プーモはトンデモない光景を見たでプモ!
またあの二人が色々あってプロミネンスの力を使い果たしたので、プーモだけおひさまの恵みを
チャージいたす為に戻ってきたでプモよ…だけどそこで見た光景は…
「あぁ…あんっ…そこ、だめぇ!」
「まったく、おひさまの国の王妃ともあろうお方がいやらしいな、発情した獣のようだ」
「いや…恥ずかしい、そんな事…言わないで…」
あわわわ…っ、エルザ王妃が犯されてるでプモ〜〜!!
しかもお相手はあのエクリプスだプモよ!どうなってるでプモ!!
「すっかり、エルザ…お前のおまんこは洪水になってるな、よほど男の物を銜え込みたくて仕方ないみたいだ」
「はい…そうです、早くほしいの…貴方のおちんちんが…」
「ふっ、一国の王妃だと言うのに、こんな不審者に身体を許すとはな…この淫乱女が、いいだろう望みのモノをくれてやる!」
「うん、きて…このエルザを犯してぇぇ!!」
ああ…エルザ王妃、そんな奴に股を拡げて大切な神聖な場所をお見せするなんて〜はしたないプモ〜〜!
っていうか、旦那はどうたでプモ!妻が寝取られてるのに、どこで油売ってるでプモ!
「いくぞエルザ、この熟されたおまんこに若い男のイチモツをぶち込んでやる」
「はい…お願いします…ふあぁ!」
あわわわ〜!!!ついに挿入されちゃったでプモ〜〜!!王妃の中に奴の股間のモノが入っちゃったでプモ!!
「うっ…ほう、大した締りじゃないか、てっきりガバガバになってるかと思ったぞ」
「だって…久しぶりだったから…はぁぁ〜!大きい〜〜〜凄いわぁ〜!」
「ふっ、玩具なんかと違うだろ…激しくイクぞ!!」
するとエクリプスは、激しく腰を動かしていくでプモ!あ〜!!そんなに激しくしたら王妃が壊れちゃうでプモよ!
「いい!とってもいい!!感じちゃう、感じちゃうわぁぁ〜〜!!」
って王妃にとってはちょうどいいみたいでプモね…
「いつも、慰めてもらってるヨシオ君2号とは違う…あぁ、本当の男の人のおちんちん…気持ちいい!!」
ちょっと待った〜!!ヨシオ君って誰の事プモ!あんた密かに夜な夜な何をしてるでプモよ!
「こんなに悶え狂いやがって…よほど良さそうだな?旦那のと比べてどうだ?」
「貴方のと、あんなふにゃちんなんか、とても比べ物にならないわ!
198ROCO ◆VpKHzOu04Y :2005/07/12(火) 17:09:53 ID:ndBP9ZYd
 もっと、もっと滅茶苦茶に犯して!エルザの膣を、その逞しいので掻き回して!」
王〜あんな事を言われてるでプモよ!このプーモ、貴方様の代わりに泣くでプモ…
その後も徹底的に、エルザ様は犯されちゃっていくでプモ…
今も正常位から後背位に変わって、獣の交尾みたいに犯されてるでプモ…
「ひぁ…もう駄目ぇ…エルザ…イっちゃう!イっちゃうぅ!!」
「あぁ、イってしまえ!俺の子種をたっぷりこのお腹の中に出してあげるからな!」
って中出しするでプモか!それはダメでプモ〜!ファイン様とレイン様の弟か妹が出来ちゃうプモ〜〜!!
「いいわ、出して〜!エルザに貴方の子を孕ませて〜!!」
って王妃〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!?即答でプモか…
「いくぞ…うっ!!」
ドクゥ!!ドクドク〜〜〜〜ゥ!!!
「ひゃぁぁ〜!!!入ってる…熱いザーメンが…久しぶりに感じるドロドロしたのがエルザの奥にきてる…」
「うっうっ…全部一滴残さず注ぎ込んであげたぞ、どうだ満足したか…しただろうな、その顔は…」
エルザ王妃はだらしなく口を開けて、荒い息を整えつつ性交の快楽の余韻に浸っていたでプモ…
それは、もうとても一国の王妃とは思えない姿でしたプモ…

ちなみに…この後連続で3回戦も続いていくのでしたプモ…こんな事、ファイン様達にはとてもお伝えできないプモ〜!


「あぁん…エクリプス〜お母さんばかりじゃなくて、私にもしてよぉ〜!」
「もうファインたら…こんな娘はほっておいて、私をもっと可愛がって下さいエクリプス様〜!」
って、どうして三日後にこうなってるでプモ〜〜〜〜!!
ファイン様まで追加して…エルザ王妃はすっかりエクリプスのメス奴隷化してるでプモ!
「ふっ…慌てなくても大丈夫だ、淫乱母娘ともども可愛がってやるさ、もっと徹底的に犯してやるからな…くくっ」
「ねぇ…もっとここに、エルザのおまんこにザーメンください…ファインの妹を産みたいの〜!」
「エクリプス、お母さんのヌルヌルのより、私の方がキツキツだよ〜早くお母さんに孫を見せたいよぉ!」
「だからガメつくなって、母娘同時に決めてやるからさ…まったく赤毛は淫乱の証なのかね」
あぁ…もうすっかり二人はエクリプスの虜だプモ〜!
こうなったら、もう残る希望はレイン様しか居ないプモね!
199ROCO ◆VpKHzOu04Y :2005/07/12(火) 17:10:28 ID:ndBP9ZYd


「お父様…気持ちいいですか!」
「あぁ…上手いよレイン、すっかり上手になって…」
「だって、ほぼ毎日密かにお父様と練習してるんだもん…んっ」
あの…お二人とも何をしてるプモ、何でレイン様は父親の股間のを銜えてるでプモ?
「んっ…出るぞレイン!」
ドクゥ!!
「んんむぅ〜〜〜…んくっ」
ゴックン…
「んはぁ…お父様のミルク…美味しい…」
そんなの飲んだら駄目プモ〜!あぁ…そんなうっとりした目で男のそれを見つめちゃって…いけないプモ!
「さぁ…次はどうしたいんだい、レイン?」
「お父様の上に乗って…これを私のアソコに下さい…」
「ん…いい子だなレインは、いつも言っておくけど、母さんとファインには内緒だからね」
「わかってます…ごめんねファイン、こんな気持ちいい事を独り占めにしちゃって…あんっ」
こうしてレイン様と王様はアソコで繋がってしまったでプモ…
青毛父娘もこうなっちゃて…

駄目だこの王家、早く何とかしないと…プモ!!!

【おわれ】
200名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 22:03:48 ID:KvkXOOFf
>>197-199
センセー!ここに一人母娘の親子丼で勃起したうえ、射精までした変態がいまーす!
201名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 00:34:02 ID:+ltTptzN
プーモだけお日様の国に戻ってきたわけだから
ファインとレインがいるはずはないのでは。
202名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 01:16:00 ID:DoasFPK2
>>201
センセー、ファインが登場したのは三日後だと書かれてますよ−−
203名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 02:23:34 ID:VAuk15dZ
グジョバ!
プーモも大変だなw
204名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 06:44:35 ID:OdKMdRsz
でも、プーモも抜いているんだろ?
205名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 17:01:29 ID:CDJhQJiD
公式サイトとここを往復するとプーモの性別が分からなくなる・・・
どっちなんだこの野郎・・・orz
206おひさまのくにのななしさん:2005/07/13(水) 22:24:58 ID:At6MZr/w
>205
獣なんだし都合で変えていいんじゃないの?
公式には一応おとこのこ、らすいけどw
207名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 07:02:21 ID:rSRWrhwi
>>205
> どっちなんだこの野郎・・・orz
野郎だから雄。
208名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 07:53:08 ID:fNwgeggO
でも俺の中では雌
209今日のお話:2005/07/16(土) 11:07:24 ID:RMnT/Xt4
プロミネンスのデータの収集に成功した大臣一味。
地下の秘密研究所ではその分析が進められていた。

「むむっ。今のドレスアップのシーンをもう一度再生しろ。」
「わかりました。」

ファインとレインがドレスアップするシーンが壁面の大モニターに写し出される。
「よし。そこの全身が光で包まれているシーンで停止だ。」
「はい。」

「コントラストと明度を調整しろ。」
「はい。」
光でぼやけている部分がより明確になってきた。

「いいぞ。ここでスーパーコンピューターによる分析にかけろ。」
「はい・・・でました!!」


「これが・・・、これがプロミネンスの秘密!!」
「一瞬スッポンポンになっていたとは・・・。ハァハァ」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

月の国の女王よりもらったアイテム。
「あーん。早く使いたーい。」
「そんなに慌てなくても・・・。」

「だってー。この根元の角度と形がちょうど良さそうなんだもの。」
「はいはい。寝る前に入れてあげるから。もうちょっと待っててよね。」
210名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 15:44:06 ID:bXeWto7G
そしてコレに続くわけですね
ttp://suzuka.mine.nu/nijiup/upfiles/niji3125.jpg
211名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 21:43:27 ID:xQ2lntRi
夏コミはふたご姫のエロ同人がたくさんw
212名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 23:11:03 ID:QHQ3zfz3
>>211
もしそうだったらマジで楽しみだ。
ファインとかレインとかミルキーとかプーモ(ぇ)とか・・・。
213212:2005/07/20(水) 23:15:17 ID:QHQ3zfz3
sage忘れた。
ホントにスマン!!
214名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 02:06:27 ID:qHKodits
各国の姫達の痴態を拝みたい変態が集まっているスレはここですね?
かくいう僕もレイン×エクリプスの鞭責めSMを期待していますがなにか問題でも?
215名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 11:02:36 ID:kCMT0tLs
プリンセス全員揃ったか……………
ええなあ……
楽しみじゃ……
これからの蘭香パーティーが楽しみじゃ……
ほんま楽しいで……
わしゃ胸がはずんで……
216今日のお話:2005/07/23(土) 23:33:18 ID:xkJcdtkq
エクリプスとブライトを追って森にやってきたふたご姫たち。
程なくして、ブライトとエクリプスの姿を目の当たりにするのだった。
『ああっ!!』

「やるな。どこで受けを習った?」
「ふっ。ダンスだけがとりえじゃなかったんだな。」
互いを褒め称えるブライトとエクリプス。その下半身は裸だった。
パンッ☆パンッ☆

『・・・・・・』
しばしの沈黙のあと、ファインが口を開いた。

「ねえレイン。これからはブライトと関わっちゃだめだよ。」
「レイン?」
ファインは、問いかけに応じないレインの方をみた。
レインは、目をハートに輝かせながらブライトを見つめていた。

「ブライトさまーっ。す!・て!・き!」
「あの悪者のエクリプスを服従させるなんて。あとでわたしにもしてー!!」

「だめだこりゃ。」
呆れるファインでした。
217名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 12:23:43 ID:2bikKl66
俺はプリンスクラウドとかいうすっきょんとうな名前でおひさまの国に向かっている
辿り付くと暖かく迎えてくれる美男美女な父母。
で、愛らしく姫様らしくない妹達…ファインとレインが「にいさまー」とか言って突進してくるのな
一生懸命フェラしてくれるふたごの頭を撫でてやりつつ

という夢をさっき見た!
218名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 21:32:59 ID:SSn70ZPU
>>217
俺はファインとレインと大喧嘩してマジで嫌われる夢を一回だけ見ただけorz
219おひさまのくにのななしさん:2005/07/24(日) 23:31:02 ID:BZ8gXwbV
>217
「もぉー、何やってんのよ! 早くクレヨン王国に帰るわよ!」
とシルバー王女が回収していかなかったか?  w
220名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 14:34:45 ID:cHhlSahP
>>219
それもありだな。w
221名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 15:03:34 ID:I1/H0jcf
プーモとブライトがまぐわってる夢を見た俺の存在意義って、いったい・・・
222名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 21:00:24 ID:75RdOpk3
まて、それはどっちが受けだ。
論議はそれを確認してからだ。
223名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 19:46:54 ID:JJ3zgwF/
漏れとしては
ファイン×キャメロット×レインの調教モノか性教育モノが読んでみたいw
224おひさまのくにのななしさん:2005/07/28(木) 22:53:53 ID:iaSavGtq
>223
性教育専門の教育係がいるのに年寄りの冷(ryでがんがるきゃめチャン萌え w
つか実践編では相手オメっち?  w
225名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 23:34:12 ID:T0QaKm8X
いつもルルが実験台になってます。
226名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 20:19:52 ID:EWH4Mkec
>>224
何だか楽しそうだな w(ワラ
227おひさまのくにのななしさん:2005/07/29(金) 22:40:10 ID:GHgWGTjm
「いいですか、ファイン様レイン様。プリンセスのベッドでのマナー実践編でございます」
「実践編って…」「あぁん、ブライト様ぁ〜」
「ご心配なく、お二人にはちゃんとご希望に叶うように手筈は取ってございます。ルルっ」
「はい、キャメロット様」
と、都合良く催眠状態のブライトとシェイド
「お二人は今眠っていて、何も憶えてらっしゃいません。ご心配なさらずとも大丈夫です」
「ブライト様ぁ〜?・」「あたしはシェイドなのぉー、ま、ブライトよりましだけどぉ」
「コホン。あくまでもベッドでのマナーでございます。プリンセスたるもの
結婚をする前に交うなど言語同断、結婚なさってからにしてください」
「えぇー、そんなぁあ〜、折角ブライト様と結ばれると思ったのにぃ」「あたしは別にいいけどね」
「コホン。それでは私が見本をお見せいたします。まず、殿方が来る前に
お化粧をしておかねばなりません。清楚にかつ淫靡にです」
「むつかしいよー」「淫靡…いやぁ〜はづかしぃい〜」
「ファイン様レイン様、出来ましたか?」
「こぉお?」×2
「ファ!レィ!」「ああ、キャメロット様ー」
「キャメロット!」×2「でも」「一体どおして?」
「お二人とも、鏡を見て下さい、口裂け女ですよ」
「だぁってー、お化粧って難しいんだもーん」「でもでもぉ〜、やっぱりぃ〜、まだベッドは早いしぃ〜、まずは公園でデート…(ry」

「今日もお化粧から先に進まなかったでございます。折角ブライト様、シェイド様を拉致して来たんでございますが。後ほどそっと放り返してくるでございます。」

きょうもおひさまの国の夜は楽しくふけていきましたとさ。

…あっ…伽目×お目…
228名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 21:28:06 ID:NSy2TCrb
キャメ×オメ・・・・キャメロット攻め!?
229名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 20:25:05 ID:ezv0KhMZ
保守あげ
230名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 20:18:50 ID:D119xsc3
ここで一回もミルロたんの話が出ていないのは仕様ですか?w
231名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 23:08:36 ID:DStZv2Vv
>>230
次回放送後には確実に出ると思われ。
しばし待とうではないか。
232名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 14:21:34 ID:wlbTRZUN
>>231
桶。期待して待ってる。
エロが早く見たいぜ・・・
233名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 18:12:07 ID:GfdDpI3y
今日の話で、顔を真っ赤にして耳をひくひくしていたミルロたんにハァハァし、
「脱がしてぇ〜」
「襲いてぇ〜」
「まぐわいてぇ〜」
と思った香具師







ノシ
234名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 21:45:44 ID:nEmVPoNr
>>233
ノシ
ここにも一人

俺だったらそれ+縛りてぇ〜ってつけくわえたいな。


月の国の大臣の陰謀により、両手両足縛られて裸で監禁&くろずくめの人たちに視姦されて恥ずかしさで紅潮するミルロたん
235名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 06:20:19 ID:HfU0YMX+
むしろ飼いてぇ〜!
ビーバーだしお水がないと生きにくいだろうから、
小屋は水牢にしてあげようハァハァ
236名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 10:36:42 ID:9P+RJGqK
俺なら、本番とかフェラとかはしないしさせない。代わりに、いろんな事をさせてぇ〜!

オールヌードより恥ずかしいエチーなランジェリーを着用させたり、
エロエロな同人誌を描かせて即売会で売り子をさせたり、
官能小説やHOW TO SEX本を朗読させたり、
男物のワイシャツだけ着せて大雨の中に立たせたり、
スッポンポンにしてウナギがいっぱいのプールに放り込んだり……



いかん、まるで罰ゲームだorz
237名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 20:15:32 ID:HfU0YMX+
>>236
エロエロな同人誌を描かせて即売会で売り子、はなんか本人嬉々としてやりそうな気がする。
締め切り際の修羅場だけ人格変わったりさーw
238名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 03:56:42 ID:kCP72F9q
しかし描くのは801ばかりという罠
239名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 10:26:59 ID:f0cw1TBG
しかもエストヴァン×家庭教師だったりして
240名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 10:28:53 ID:4Qjl1gVN
プーモとクリオネのssきぼん
241名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 18:02:34 ID:flfiimTF
ミルロ×エストヴァンの激甘エロSSキボン。
242名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 16:28:28 ID:UfrA1Vim
大臣に調教されるミルロキボン
243名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 23:45:33 ID:2c2pIg5t
漏れはどれも見てみたいがオメ×キャメ(逆でも可)が見て(ry
244名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 00:51:13 ID:DORiiIJ5
それは若い頃のか、それとも今現在のか?
245名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 06:42:04 ID:VXeo1sHl
どっちでもおkだ。
246名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 19:40:25 ID:S+fS/o9i
     , - ' ゙    `` ‐ 、_,,,,,
   ,r'          /=ミ
  /           彡ll',''´
. /             彡lll
 !-- .、    ,、、、、,,,   彡lノ
 l,,,,,__ /   ___     'r''゙ヽ
. |`゙'' ./   `'゙'''"    .〉,l |
 |.   ,'           //
. ',. ,'           , r'
.  ゙, ゙'ー ‐`      l  |
   ゙、''゙ ,,、二''‐    ノ  l、
''''''''7'ヽ  '''    /   /`〉`゙T''''''''''
  l  ` 、,,,,、- ' "    / /.|  |
.  |  |  .l i       / ./ |  |
  |  |  | l      / ./ .|  |
. |  |   | l     / /  |  |
 |  |   | ',   / /  l  .l
【ゴールデンレス】
このレスを見た人はコピペでもいいので
10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です




保守age
247名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 12:59:03 ID:ElUfhIYY
サークルカット描き中
「今回は………これで、いい…かな…?」
原稿描き始め
「ここをこうして…で、こうなって……」(真剣
締め切り一ヶ月前
「と、トーンが足りない…急いで買いに…あと、これとこれも…」
修羅場
「ミルロ!急いでこっちにきて手伝ってくれないっ!?」
「れ、レイン…はぅ…せっかく締め切り前に終わらせたのに……」
2481/3:2005/08/30(火) 12:29:55 ID:CYQvRNTU
ミルロたんSSを待ち焦がれているうちにうっかり自分で書いてしまいました。
駄文ですが保守がてら投下しますね。19話録画しそこねたので色々変なところもあるかもしれませんがスマソです。

エストヴァンとの結婚話がすすんでいたある日のこと、ミルロはヤームル女王に呼ばれた。
「ミルロ、エストヴァンの父親が検査をうけてほしいとのことです」
「あの……検査って……?」
「あちらのお家の花嫁としてふさわしいかどうかの検査です。いいですね。」
こうしてミルロは女王に指示された部屋へとやってきたのである。
おずおずと扉をノックしたミルロをエストヴァンの父親が笑顔でむかえ入れた。
「おお、プリンセス・ミルロ。今日は我が家の花嫁になっていただくためにちょっとした検査をしたいと思いましてね」
部屋の中にはエストヴァンの父親とその召使たち数人が控えており、彼らの真ん中には寝台が置かれている。
「さあ、早速この寝台に上がってください」
「(一体何をするのかしら)」
そう思ったミルロだったが尋ねることができず、召使たちに促されるまま寝台に上がらされてしまった。
寝台の上に横になったミルロをエストヴァンの父親は見下ろして言った。
「では、ドレスをめくってください」
「え?」
「ドレスをめくり上げて中を見せてください」
「で、でも・・・・・・私、あの・・・」
「恥ずかしがっていても仕方ありませんよ。検査ですからね。
我が家の花嫁になるからには丈夫な跡継ぎを産んでいただかなくてはなりません。ですからお身体を調べさせてもらうのです。」
ミルロは躊躇した。男の人の前でドレスをめくり上げるだなんてとてもできない。
「ご自分でできないのでしたらかまいませんよ。おい、お前たち」
主人に目配せされ、召使いたちがミルロの身体を押さえつけた。
「やッ・・・」
エストヴァンの父親はミルロの白と青のドレスを一気にめくりあげる。
男たちの前にミルロの白い脚と太股、そして大事な部分を隠しているレースの下着があらわれた。
ミルロは真っ赤になって身をよじったが、屈強な召使たちに押さえつけられていてはどうしようもない。
「(い、いや!)」
「では失礼しますよ」
そんなミルロに構わずエストヴァンの父親はレースの下着をひきおろした。
2492/3:2005/08/30(火) 12:33:36 ID:CYQvRNTU
必死に足を閉じ大事な部分を隠そうとするミルロだったが、召使たちがその両膝をがっちりとつかみ左右に押し開いた。
ミルロの可憐な秘部が男たちの前にあらわれた。
「や、やあぁっ!」
「ふむ、形はなかなかですな。色もよろしい」
エストヴァンの父親はミルロの大事な部分をじっくりと眺めまわして言った。
ミルロがただ恥ずかしさに震えているその時、部屋に小さな影が入ってきた。
「ミルロー、何してるの?」
「エストヴァン!?」
そう、ミルロの現時点での婚約者、エストヴァンだ。
「(あああっお願い、見ないで〜っ!)」
しかしエストヴァンの父親は言った。
「エストヴァンもこちらに来て一緒に見なさい。お前の花嫁なのだからね」
小さなエストヴァンは父親の横に来ると驚いたようにミルロの両足の間をのぞきこんだ。
「ミルロってこうなってるんだ。ぼくと全然ちがうんだね」
「そうだよ。さわってごらん」
エストヴァンはミルロの秘部に手をのばした。
「(ああッ)」
小さな指がミルロの薄ピンク色のヒダを撫でまわし、柔肉を押し拡げていく。
「(あ……あんっ)」
思わず声をあげそうになりミルロは必死にこらえた。
やがてエストヴァンの指が小さな突起をさぐりあてた。
「エストヴァン、それはクリトリスというのだよ」
「くりとりす?」
「そう、よく刺激してあげなさい」
「ひゃんっ!」
可愛らしい突起をぐりぐりされてミルロは思わず声をあげてしまった。
ミルロの秘部は少しずつ潤ってきている。
肉ヒダをまさぐっていたエストヴァンの指がついにミルロの秘孔をさぐりあて、指先がつぷりと中に入った。
「はぁうっ!」
2503/3:2005/08/30(火) 12:35:57 ID:CYQvRNTU
「そのままゆっくり動かしてみなさい」
父親の指示どおりに中でうごめく指の感触にミルロは身悶えした。
ちゅぷ…・・・ちゅぷ・・・。
「あんっ、あんっ、……!」
ミルロの桃色の秘部からは透明な雫が滴り、可憐な肉ヒダはぴくぴくと震えている。
「さすがしずくの国の姫ですな。たっぷり濡れていますよ」
エストヴァンの父親の言葉にミルロは真っ赤になって可愛らしい耳をひくひくさせるしかなかった。
そのまましばらくエストヴァンは指を抜き差ししていたが、子どもの指の中途半端な動きではそれ以上の刺激は難しいようだった。
父親がうなずくとエストヴァンは指を引き抜いた。
「(あふぅっ・・・。)」
これで終わるのかしら?と思ったミルロだったがそれは甘かった。
「エストヴァン、お前にはこれ以上は無理だ。
しかしいずれは花嫁を存分に悦ばせる男にならなくてはいけないよ。よく見ていなさい」
父親はそう言うと自分の指をミルロの秘孔にズブリと突き入れた。
「はぁんっ!ああぁっ」
大人の太い指が奥まで挿入され、激しく抜き挿しされた。ミルロはこらえきれずにのけぞった。
ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷ。
そして父親はもう片方の手でミルロの敏感な突起も刺激しつづける。
「やああぁんっ、だめぇ!」
指の動きが一層激しくなり、ミルロの身体がびくんびくんと痙攣する。
「ああああぁぁーっ!」
挿し入れられた指をミルロの内部が強く締め付け、そこから一気に雫があふれだしていた。

「花嫁としての機能は充分なようですな。」
はあはあと荒い息でぐったりしているミルロを眺めながらエストヴァンの父親は満足げに頷いた。
そしてエストヴァンを振り返ると言った。
「結婚式までに二人でよく練習しておきなさい」

おわり
251名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 19:47:01 ID:WI7ybNib
GJ! なかなかエロ可愛かった
252久々の愛憎相関作戦会議 雄編:2005/09/03(土) 22:13:41 ID:e0K9famz
「くっ…ブライトめ、レインの愛をあんなに受けやがって…」
「エクリプスこそ何だ、あんなにファインに気に入られて…、
ファイン、君のことは絶対僕が守る。その豪快な食べっぷり、自由奔放さ、
あどけなさ…いつかきっと僕のものにしてみせる!」
「ふ、おぼっちゃま風情が何を守れるんだか」
「エク!… …ふ、そうだな、お前もそんな格好をしているけど
ミルキーの前ではいいお兄さんだもんな、なあ、月の国のプリンスよ」
「お前!どうして!」
「普通わかるだろ。お前も大変だよな、シェイド様ならレインに好かれているのにな」
「くっ…、だが月の国を守るためには仕方が無いんだ… レイン…」
253その頃月の国では:2005/09/03(土) 22:29:37 ID:e0K9famz
「大臣、お止めなさい!私は月の国の女王よ、快楽にふけっている時間など無いのです」
「ムーンマリアよ、下の口はそうは言って無いぞ」
「女王と呼びなさい、無礼よ、大臣!」
「では女王陛下、先ほどから顔色が優れないようだがどうかなされたか?
まさか女王陛下とも有ろう方がこんな小さなローターで絶頂を迎えますとも思えませぬが」
「私は何ともありませぬ、さあ、早くスイッチを切るのです」
「では…  おおっと、間違えて強のスイッチを押してしまいました。
女王陛下、一層お加減が優れないようで」
「大臣、ふざけるのは止しなさい!」
「いえ、別にふざけてなど」
「大臣! ぁあ… ぁあアァーーー!」
「おや、そのような大声は女王陛下にはふさわしく無いかと」
「大臣!」
「失礼。僭越過ぎました。」
「大臣、いえ…、アーロン、お願い、私を鎮めて…」
「果て、どのように」
「あぁ…アーロン…早く、その…」
「ふっ… ムーンマリアよ、その気丈な様がたまらん。
さあ、寝室に来い。お望み通り鎮めてやろう」

(あぁ…シェイド…快楽に溺れる母を許して…)
(ふ、すっかり虜だな、ムーンマリア。さて、次は誰を狙おうか…
そうだな、シェイドの入れ込んでいるレインとかいう娘にしようか。
餓鬼でがさつだが、さすがにおひさまの国のプリンセスだ、
大きくなったらさぞかし美しくなるだろう、雛鳥も悪くないな)
254名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 16:39:17 ID:FexqmFhQ
アーロン→ローマン

まぁ、似てるから仕方がないよ。どっちもあんまし出てこないし。
255翻って宝石の国:2005/09/12(月) 20:46:57 ID:yEr0wxyp
アーロンの秘密工場にて
「ああ、アーロン、そこ、そこが…」
「ムーンマリア、そうかい、そんなに寂しかったのかい。」
「ぁあ、そんな、機械なんかじゃなくて、貴方のモノを…」
「済まない、俺のモノはもう… せめてこのハリカタ君で」
「あぁ、機械なんて…、でも…いい…」
(あぁ、ムーンマリアよ、済まない。毎日カメリアに小言を言われて俺はすっかり…



…ぉお、この久しぶりの下半身の疼きは…まさか! 不能とばかり思っていた
俺だが、これなら)
「ムーンマリア、待たせたね」
「ぁあっ、アーロンの…いきり立った…あたしに感じてくれたのね…」
「ああっ。今からこれを君のそのぬれそぼった所に入れるよ」
「うっ…うれしぃ…  …あぁっ 」

−−−−−−−−−−
折角間違ったので淫乱マリアにしてみました。でアーロン王は不能って事で。
鉄鎖はきっとカメリア王妃がありとあらゆる媚薬、精力剤で無理矢理立たせて
搾り取った結晶でしょう。  w

でムーンマリア様がアーロンに合っている理由はありません。つか思いつかなかった w。
256名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 20:36:17 ID:OIvqN37b
皆さん上手いですね。
俺もちょっと過疎っている今のうちに
こっそり投下してみます。
257チラシの裏1/6:2005/09/25(日) 20:37:46 ID:OIvqN37b
リオーネはお部屋のお片付け中。
「お部屋が綺麗になってうれしいな・・」
リオーネはご機嫌で作業に打ち込んでいた。
お片付けが終わりにさしかかったとき、リオーネは何かがソファーの下に落ちている
ことに気づいた。
「何かしら・・・」
リオーネはそうつぶやきながらその物体を拾い上げた。
「まあ、これは・・・」
それは小さな本だった。表紙には、
『レインの絵日記(勝手に見ちゃいやいやいや〜ん)』
と大きく書かれていた。レインがメラメラの国に来たときうっかり忘れてしまったよ
うだった。
「あら、レインったら、大事な日記を忘れて・・お片付けももう終わることですし、
これからこれをおひさまの国に届けてあげましょ」
そう言いながら日記をテーブルに置こうとしたが、
「きゃっ」
リオーネは手を滑らせて日記を床に落としてしまった。日記はページを開いた状態
で床で横になっている。
「いやだっ、私ったら・・」
リオーネはかがんで日記を拾い上げようとした。しかし当然の如く日記の絵と文がリ
オーネの目に飛び込んでくる。
「・・・・・・・・・・」
「・・・何が書かれてるのかちょっと気になるなぁ」
「・・・だめよ、人の日記を読むなんてはしたないわ」
「・・・そうよね、はしたないわ。・・・・でもこれって私の事も書いてあるのかなぁ、
レインが私の事どう思ってるのか気になるわ・・」
「・・・・・・・・・・」
リオーネはしばらくの間葛藤したが、結局誘惑に負けて日記を覗いてみることにした。
「レイン、ごめんね。少しだけだからね・・」
258チラシの裏2/6:2005/09/25(日) 20:39:33 ID:OIvqN37b
リオーネはソファーに腰掛けてレインの日記を読み始めた。
『5月1日、晴れ
 今日はファインとリオーネの3人でピクニックに行きました。
 ファインは元気良く走り回っていました。
 お昼のとき、リオーネがたこさんウインナーをくれました。
 リオーネはかわいいしやさしいし大好きです。』
そこには子供らしい字と絵で楽しい思い出が記されていた。
「いやだ、レインたら、私も大好きよ。」
リオーネの顔がぽっと赤くなった。
リオーネは日記で褒められて嬉しく、そして照れくさいと思った。
『5月12日、曇り
 今日はアルテッサとけんかした。
 なんかむこうが肩が触れたとか言ってくるんだもん・・
 もーチョーむかつくんだけど・・』
「だめよレイン、あんまりむきになって相手しちゃだめよ」
リオーネはいつの間にか日記と会話をしていた。
そして同じようにページを進めていった。
しばらくして何も書かれていないページが続くようになった。
「フフフ、レインたら・・」
リオーネはそれでもページを進め続けた。だがあるページまで来たとき、急に記述が
再開され、リオーネはそこに書かれている内容を見て固まってしまった。
259チラシの裏3/6:2005/09/25(日) 20:42:25 ID:OIvqN37b
『10月3日、雨
今朝もまたブライト様の事を考えながらオナニーしちゃった。
お布団の中でやっちゃったからファインにいっちゃったときの声、聞こえたかな?
ブライト様の事を考えてると知らないうちに指がオマンコにいっちゃってるの・・
不思議だわ。でもやめられないの・・気持ちいいのよ・・・
隠れてこんなことして私ったらいけない子だわ・・
でもねブライト様ったら私の想いになかなか気づいてくれないんだもん・・
ブライト様のバカっ』
『11月16日、雨
 ああブライト様私をめちゃくちゃにして・・
ブライト様にドレスを脱がされてベットに押し倒されたいの。
 クリトリスをつまんでこねくり回してほしいの・・
私のオマンコにブライト様のアレを入れられて突き回されたい・・
 ああっ、中に出してお願いブライト様ぁ!!
 ・・・・・・いっ、いや、いやあっ・・いっちゃうわあ・・・・』
「・・・・・・・・・・」
それらのページは前半のページとは違い幼い少女とは思えないほどの細かい字体で
書かれ、レイン自身が自慰行為に及んでいるイラストがリアルに描かれていた。
「・・・・ねえレイン、これってどういうことなのかしら・・・『オナニー』って?
なんだかわからないわ」
リオーネは半べそをかきながらそうつぶやいた。
その先も読み進めていったが、結局残りもブライトに関するエッチな内容で占めら
れていた。
(・・・私ったらどうやら見てはいけないものを見てしまったようね)
少し落ち着いたリオーネは本能的にそう感じて日記を閉じようとした。そのとき、体
がちょっとおかしな感じになっているのに気づいた。
260チラシの裏4/6:2005/09/25(日) 20:43:39 ID:OIvqN37b
リオーネは自分のアソコがなんとなく湿っている気がしたのだ。
「いやだ、私ったらお漏らししちゃったの?でもなんかお漏らしとはちょっと違
うような・・・」
「何なのかしら・・・確かめたほうがいいのかな?」
リオーネはそう言いながらソファーからベッドに移った。取り敢えず手袋とタイツを
脱ぎ、ベッドの端に腰掛けた。それから実際にドレスをめくり上げ、パンツの中に
手を入れてみた。そしてアソコを指でさらっと拭いてみた。手には何かねばっと
した液体のようなものがついていた。
「・・・何かしら、これ・・病気なのかな?・・」
どうやらリオーネはレインの日記を読んで興奮してしまったようだ。日記の内容には
ショックを受けてはいたものの体ではちゃんと感じていたようだ。リオーネ自身は
気づいてはいないようだが。
「・・うーん、もう一度見てみようかしら」
そう言いながらリオーネはもう一度アソコに触れようとした。しかしオマンコが濡
れていたためうっかり指をワレメの中に入れてしまったのだ。
「いけないっ・・」
そう思って指を抜こうとしたがその瞬間、陰部からは今まだ味わったことがない
ような快感が伝わってきた。
「えっ・・・何この感覚、うっ・・なんだか気持ちいいかも・・」
リオーネはベッドの上に横になり、しばらくオマンコの中で指を動かしていた。はじ
めはゆっくりと・・それから激しく。陰部をこするたびにリオーネの体には絶えず快
感が伝わってくるのだ。
「あっ、ああっ・・・いやっ!あっ!!」
そしてオマンコからはクチュクチュといやらしい音が発せられていた。興奮のため
か、頭の上の大きな耳はピクピクと動いていた。
261チラシの裏5/6:2005/09/25(日) 20:44:46 ID:OIvqN37b
リオーネは指を動かしながらふと部屋に置いてある大きな鏡を眺めた。そこにはド
レスの中に手を突っ込んで快感を味わっている少女の姿が映し出されていた。
「はあっ・・これってどこかで・・・」
そう、これはレインの日記に描かれていた、レインが自慰に及んでいる姿のイラスト
と同一の姿だったのだ。
「・・・これがレインのいつもやってる『オナニー』なのね・・・」
リオーネはやっと自分がオナニーをしていることに気づいたのだ。
(気持ちよくなるっていってたけど・・・こういうことだったのね・・まさかあたし
もあの日記のようになるなんて・・ちょっとショックかも。・・でも、でもっ・・・
・・・あっ・・はあっ・・いやあん!!気持ちよくて指がとまらないわ・・どうなっ
ちゃったの・・私・・)
そう思いながらもリオーネはしきりに指を動かし続けていた。
そのうちリオーネはレインの日記の中にある単語を思い出していた。
「『クリトリス』・・・・だったっけ?」
「・・・それってオマンコにある小さなお豆らしいけどほんとにあるのかなぁ?」
リオーネは好奇心に駆られ指でそれを探してみた。しばらくしてそれらしき突起を
見つけることに成功した。
「それでこれを摘まむと・・・・」
クリトリスを摘まんだ途端、リオーネの体全体に電撃のように快感が走った。
「ああっ!!あんっ!!・・・いやあっ!!」
リオーネは思わず大きな声で喘いでしまった。
「いやん、私ったらはしたないわ、ティオに聞かれて無いよね?」
リオーネは一国のプリンセスらしく快感を味わいながらも恥ずかしさも感じていた。
それからも自慰はしばらく続いた。そうしてるうちに・・・
「ああっ・・きもち・・いいわぁっ・・・はあっ!いやっ!!はあっっっっっ!!!!!!!」
リオーネは再び大きな声をあげた。快感の絶頂に達したようだ。初めて味わった快感
にまみれたリオーネは息をハァハァさせながらベッドの上に横たわっていた。
262チラシの裏6/6:2005/09/25(日) 20:45:40 ID:OIvqN37b
リオーネはしばらく天井を眺めてボーとしていた。
それから着替えを持ってお風呂場に向かった。体とドレス・パンツがエッチな液で
汚れてしまったためだ。リオーネはシャワーを浴びて新しいドレスに着替えた。
そして部屋に戻り、部屋の窓を大きく開けた。外からはやわらかな日差しとさわやか
な風が入ってきた。
「さーてレインに日記を返しに行かなきゃ!!・・・・・
 ・・・・・・あと私も絵日記、始めようかな・・えへっ」
そう言いながらリオーネは元気良く部屋を飛び出していった。
                           おわり
263名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 21:59:17 ID:/J6sdTnr
日記って余所へ持っていくか普通?
264名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 02:04:17 ID:uo7/jnJu
>>262
チラシの裏GJ!
>>263
あーたたたたたたたたほあたぁ!
お前はもう…無粋な突っ込みをしている
265名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 02:47:26 ID:HdF0/hmz
リオたんは一度オナニー覚えたら毎日×2 
腰が立たなくなるまでやりそう。
266おひさまのくにのななしさん:2005/09/27(火) 00:08:05 ID:Yn0eYbnr
>263
大事な物だから肌身離さず、ここまでは普通
ここでしっかり忘れるのがレインクオリティw

但しリオーネタソがコソーリ読むのを見込んで仲間を増やすょぅι゛ょのわるだくみ、説も捨てがたい w

>265
でもネコ科だからティンティンはトゲトゲの悪寒、セクースよりオナニーに走りそう(ネコでも痛いらしい)

ハッ!…ティオきゅん…そんな立派な逸物!
267名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 03:17:36 ID:g+P97oCc
プロミネンスの力が吸い取られるシーン見て…。

変身シーンの構成上そうはならないってわかってるけども、、
やっぱり、ここは素っ裸になって恥らってほしいよ。


「てぃんくるとぅいんくるぶるーみーっしゅ!」
「いまだっ!」
しゅるるぅーー(吸い取られるプロミネンス)
二人の衣装が光に変る。

「なにこれっ?」
「きゃっ! あああーーっ」
「いっ、いやぁ〜ん!」

光が消えるとそこには一糸まとわぬ姿の二人が。
あわてて前を抱えて座り込む。

「ふははは、いい格好だな! それでは追いかけてこれまい!」
逃げる手下たち。

「ああっ、まっまてー」
立ち上がって追おうとする二人だが。

「おやおやーっ、可愛いところがぜーんぶ丸見えだよぉー」
「ああーっだめぇーーっ見ないでぇ!」
再び丸まってしまう二人。


結局逃げ去られてしまい、広間にぽつんと残されるすっぽんポンの二人。

「こっ、これからどうしよう」「どうしよう…」

広間の冷たい空気が、羞恥でほてったからだの隅々を冷やしてゆくのだった…
(男二人はとりあえず削除w)


あとで素っ裸で救助されたりするのもまた良いねぇ…。
268おひさまのくにのななしさん:2005/10/03(月) 23:46:54 ID:+QUOEipD
>267
なんか、こわれかけたブライトきゅんならそのままファインを襲いそうな悪寒w
エクはショックを受けたレインを回収して自室でゆっくりハァハァ w
269名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 10:28:58 ID:dd7rAckN
(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ

駄目だたまらん、近親好きにあれは本当にたまらん、今日は神だ。
270名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 00:46:36 ID:NInw5MvP
あげ
271おひさまのくにのななしさん:2005/10/10(月) 22:37:58 ID:AXF0KwFA
「暗いねぇ〜」
「暗いわね。」
「深いねぇ〜」
「深いわね。」
「やめようよぉ〜」
「やめないわ!」
っ痛!
「…出ちゃったわ!」
「そんなぁ〜」
「だいじょうぶだいじょうぶ、なんとかなるって」

どこからともなく蒼さんがフタナリになって焔さんをはめて中出汁、でした
272今岡:2005/10/15(土) 08:05:40 ID:RLGE5RdB
闇の宝石

 こんこん、とドアをノックする音に、ベッドの上で膝をかかえて小さくなっていた
アルテッサがふと顔を上げた。
 だれ、と言いかけて口をつぐむ――きっと、あの人だ。
「アルテッサ。入るよ」
 ドアの向こうから聞こえる声はやはり、兄ブライトのものだった。
 ノブが回りドアが静かに開かれる。アルテッサはおもわず身を硬くした。
「どうしたんだい、夕食もとらないで。お父様もお母様も心配していたよ」
「お兄様……」
 ブライトがいつもの、妹を気づかう優しい兄の顔をしたように見えた。
 しかしそれは、アルテッサの願望が見せた一時の幻である。
「僕から逃げられるわけないじゃないか。同じ城の中にいるんだから」
 優しい兄の笑顔ではなく、弱々しい獲物を手にかける前の余裕の笑みだった。
「本当に……世話のやける妹だ」
「来ないでっ」
 アルテッサは強く言い放ち、こちらに歩み寄ろうとする兄を制した。
 部屋は閉ざされている。彼の言うとおり逃げ場はない。
 かかえている膝が恐怖に震えている事を悟られまいと、アルテッサはさらに声を上げた。
「お兄様……お兄様は闇の力に操られてるの、お願い目を覚ましてっ」
「操られている、だって?」
 アルテッサの悲痛な声を飲みこむように、ブライトがぎろりと睨みつけた。
「僕はこの星の王となるべき男だ。そしてこの力はそのための力。
 誰にも邪魔はさせない……シェイドにも、ふたご姫にも……」
 そうつぶやくと、ひどく下品な目をしてアルテッサを見すえた。
「そして君にもだ、アルテッサ」
 自分の知っている兄は……大好きな兄はもういない。
 妹の幼き心は絶望という暗闇に包まれようとしていた。
273今岡:2005/10/15(土) 08:06:57 ID:RLGE5RdB
「いやぁっ! やっ……やめてえっ」
 アルテッサがはじめからベッドの上にいたのはブライトにとって好都合だった。
 両の手首をグイとつかみ無理やり押し倒すのに大きな力はいらなかった。
「だっ、誰か……! お父様! お母様ぁー!」
 必死で助けを呼ぶその小さな口をブライトは、自らの口で一気に塞いだ。
 んむ、んむー、と声にならない声がくちびるの端から漏れる。そして、何か
黒いモヤのようなものも。闇の力を口移しでアルテッサに与えていたのである。
 アルテッサの声が小さくなり、やがて消えるまで、ブライトはその薄いくちびると
中の白い歯のエナメル質と、淡いピンクにぬめった舌を丹念に味わった。
 妹の唾液は格別に甘かった。
「――静かになったね。プリンセスがあまり大声を張り上げてはいけないよ」
「お兄……さま……こんな、こんな事……」
 すっかり力が抜けてしまった様子でぐったりと横たわるアルテッサ。
「僕の力をすこし分けてあげたよ。頭がしびれて……ぼうっとして……
 きっとまた僕のことを好きになってくれるはずだよ」
「ちがう……ちがう。お兄様はこんな事……こんな事するはずないっ」
「こんな事? こんな事って、こんな事かい?」
 言いながらブライトは、アルテッサのドレスの脇からするすると手を入れて
すこし汗のにじむ素肌に指を這わせた。
「ひあぁ」
 まだふくらむ兆しもない胸が、闇の力によって性感帯に変えられている。
 すぐにピンクの先端がかたくなり、兄の指にいじられドレスの裏地にこすられ、
はじめて体験する快楽にびくりびくりと全身を震わせて応える。
 頭に残るわずかな理性と戦うには、あまりに圧倒的な快楽だ。
 つづいてドレスの肩の部分をずらして胸を露出させ、小さな先端に吸いつくと、
跳ねるように上体を反らせてひぃあとまた鳴いた。
 汗も格別に甘かった。
「どうかなアルテッサ、僕はやっぱり悪い兄かな」
 それに答えずただ呼吸を乱すだけの妹の、大きくふくらんだスカート部分に
ブライトはその手を伸ばした。
 ……スカートの中は実に従順だった。
274今岡:2005/10/15(土) 08:07:57 ID:RLGE5RdB
 しみのできた下着を取り除くと粘液が糸をひいた。
 兄を受け入れる。それが闇の力に冒されたアルテッサの下半身の答えだった。
「ああアルテッサ、わかってくれてうれしいよ」
 ブライトはスカートの中に頭をつっこんで毛穴ひとつない割れ目を鼻先で
押しひろげた。トロトロの液は格別に甘い香りがした。当然、味もだ。
 真っ赤に充血した突起に触れると甲高い声をあげて、ぎゅっと太腿に力をこめて
ブライトの顔を締めつける。たまらずスカートから頭を出したブライトは、
すぐに下半身の頭……妖しく黒光りする闇の肉棒を取り出した。
「いくよ、アルテッサ」
 すでに闇の力が暴発しそうな肉棒を割れ目にあてがうと一気に奥へと突き入れた。
 本来小さく狭いはずの膣内も闇の力で程よく広げられており、アルテッサに
痛みはなく完全に快感を享受できる。
「ひやあぁ……あ……」
「うあぁ最高だ、最高だよアルテッサっ」
「お兄様っ……お兄様ぁぁ」
 膣壁と亀頭がヌルヌルとこすれ合い……ふたりはあっという間に、そして同時に
快楽の頂点へと達してしまった。ブライトの肉棒からドクドクと闇の力が噴出され、
アルテッサの子宮をとおして全身へと巡ってゆく。膣内射闇である。
 アルテッサはこれで完全に、闇の力に屈伏することとなる。
 ふたりは昂奮がおさまっても、そのままいつまでも抱き合っていたが、やがて
アルテッサが微笑みながらぽつりとつぶやいた。
「お兄様……大好き……」
 ブライトがいつもの、妹を想う優しい兄の顔をしたように見えた。
 しかしそれは、もう一時の幻などではない。

(おわり)
275今岡:2005/10/15(土) 08:09:34 ID:RLGE5RdB
随分ごぶさたしてしまいました。
エロパーティーの続きも近いうち書きますね。
276名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 11:51:14 ID:d0ungrOt
イイ!!!!!!(・∀・)
277名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 22:46:01 ID:0FIJ9SUO
gj
278おひさまのくにのななしさん:2005/10/15(土) 23:27:36 ID:zNlArP8p
>275
不在の間に本編ではこれでもか、って位いろいろありました罠。
ゆるゆる〜とまってまつ w
279名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 00:57:04 ID:m3Jneqz1
うわぁ、久しぶりに来てみればリオーネの1人プロミネンスとか、
アルテッサのレイープとか、素晴らしいSSが来てたんですね。
本編もテコ入れ入ったし、これからが楽しみだ。
280名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 20:31:06 ID:yCpPTClH
あのー、某サイトのイラストみて勢いで雨×晴の百合萌え小説1本書いちゃったんですが、
ここってエロじゃないと投稿しちゃダメですか?ちょっと時間くれれば自然な形でエロも入れられますが・・・
281名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 20:33:52 ID:KyQrRBA5
この際エロなくてもかまわんので投下しる
282名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 21:27:14 ID:yCpPTClH
じゃあ投下します。エロ入れますたので。
妄想をそのままメモしたみたいなものなので、小説というかちょっとアニメの台本っぽくなってますが。。。
283282 (1/4):2005/10/26(水) 21:28:31 ID:yCpPTClH
それはプロミネンスの力を授かるちょっと前のお話・・・

レイン「あーっ! ファイン! おやつのケーキ、私の分まで食べたでしょー!」
ファイン(両手を合わせて)「ご、ごめーん ついお腹がすいてて・・・
     おわびに何でも1つだけ言う事きくからさー」
レイン「うーん・・・じゃあそうねぇ・・・」
   (片手を胸に当てて)「じゃあ今日一日、私の事を「お姉ちゃん」と呼びなさい!」
ファイン「えー?」
レイン「だって一応私がお姉さんじゃない?」
ファイン「(でもそれ裏設定じゃ・・・)」
    (目線を少し外しつつ照れながら)「えーと・・・じゃ、じゃあ・・・
     レイン・・・お姉・・・ちゃん・・・(/// )」(照れ)
レイン(顔面真っ赤にして)「!(キューンv)」(ときめきSE)
    「(ヤバイ・・・可愛過ぎる・・・!!)」(ドキドキ)
ファイン(固まってるレインを見て)「レイン・・・お姉ちゃん?」
レイン(ドキドキドキドキドキ)「(私はそっちの気はないと思ってたのに・・・!)」
   「(しかも相手がファイン・・・)」(ドキドキドキドキドキ)
   (くるりと振り返って笑顔で)「・・・ファイン」
ファイン「え、な、なに?」
レイン「私の残りの分のおやつも食べる?」
ファイン「え、いいの!?」
レイン「はい、お姉ちゃんが食べさせてあげるvアーンしてv」
ファイン「そ、それはちょっと恥ずかしいような・・・」
レイン「はい、アーンv」(目の前にケーキのかけらを持ってきて)
ファイン(パクッv)「(あ、ついつられちゃった・・・)」
レイン「(かーわーいーいーv)」(心の叫び)
   「もっと食べるー?v」
ファイン「うんっ!v」

(−−−−夕食時−−−−)
トゥルース国王「・・・・・・」
エルザ王妃「・・・・・・」
レイン「はい、アーンv」
ファイン「アーンv」
エルザ王妃「どうしたんでしょう、あの子達・・・」
トゥルース国王「さて私にも何が何だか・・・」
レイン「あらあら、ファインたらお口のまわりについてるわよv」(ナプキンでファインの口の周りを拭く)
   「はいvとれたvv」
ファイン「お姉ちゃん、ありがとう!」
レイン「うふふv」
エルザ王妃(汗)「・・・・・・」
トゥルース国王(汗)「ま、まあ仲が良いのは良い事じゃないか・・・」
284282 (2/4):2005/10/26(水) 21:31:28 ID:yCpPTClH
(――――入浴時――――)
(カポーン)←(SE)
ファイン(浴槽で体を洗いながら)「(うーん、なんだか今日はレインにすごく甘えちゃったなぁ・・・)
     (いつもは全く意識してなかったけど、そういやレインって一応お姉ちゃんだったんだっけ・・・)
     (・・・たまにこうやって甘えるのも悪くはないかなぁ・・・)」
レイン(浴槽につかりながらちらっとファインをみて)「(いつも一緒に入ってるのに、何だか今日は凄く意識しちゃうなぁ・・・)
     (ってゆうか今すぐファィンを抱きしめたい・・・!キスしたい・・・!あ゛ああ゛ああ耐えるのよ私・・・!)」

(――――お風呂上りに寝室にて――――)
キャメロット「ではファイン様、レイン様、おやすみなさいませ」
ファイン&レイン「おやすみー」
(バタン)(←ドアの閉まるSE)
ファイン「じゃ、寝よっか」(カチッ)(←消灯SE)
    「(あーあ、これでもうレインにお姉ちゃんって言いながら甘えられる日もお終いかぁ・・・)」(自分のベッドに入る)
レイン「あ、ファイン」
ファイン「ん?何?」(レインの方を向く)
レイン(ファインのおでこに軽く口をつける)「(ちゅ)」
ファイン(照れつつ慌てて)「! レ、レイン・・・お姉ちゃん!?」
レイン「おやすみのちゅーよ、おやすみなさーい」(自分のベッドに入る)
ファイン「・・・・・・」(ベッドに入りなおす)
    「レ、レインお姉ちゃん・・・」
レイン「?」
ファイン「あ、あの・・・その・・・・・・
     今日は一緒に寝て欲しいなー・・・なんて・・・
     あ! で、でもごめん! それはちょっと甘え過ぎだよね! あはは・・」(後ろを向いて照れる)
レイン「もー、ファインったらほんとに甘えん坊さんねー」(と言いながらファインの布団に入る)
   (ゴソゴソ)
ファイン「! ( ///// )」←(照れ)
レイン「・・・( /// )」
ファイン「・・・( /// )」
レイン「(つ、ついファインが可愛くて入っちゃったけど・・・マズイ・・・マズイわ・・・このままでは流石に我慢が・・・
     あ・・・近くでファインのいい匂いが・・・駄目・・もう・・・)」
ファイン(急にくるっとレインの方へ振り向いて)「あ、あのさ・・・」
レイン「! え、あ、何!?」
ファイン(かぁっと照れながら)「お姉ちゃん・・・もう一回おやすみのちゅー・・・してンッ」(言い終わる前に口で口を塞がれる)
    「−−−−−−ッ(舌が・・・)」
(長いキスの後)
レイン「ごめん・・・お姉ちゃんもう我慢できない・・・」
ファイン「え・・・?」
285282 (3/4):2005/10/26(水) 21:33:38 ID:yCpPTClH
レイン(ファインの寝巻きをめくりつつお腹の辺りから上に向かって点々とキスをしていく)「ちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅ」
ファイン「ふぁ・・・あっ・・・」
レイン(そのまま口が乳房に被さる)「(ちゅぅぅ〜〜〜)」
ファイン「んっ・・・!」(目を閉じて体を硬くして声を出すのをこらえる)
レイン(その様子を見てファインの口のすぐ横に軽くキスをする)「(ちゅ)」
   「ファイン・・・こういうの嫌・・・?」
ファイン「よくわかんない・・・けどレイン・・・お姉ちゃんなら嫌じゃない・・・かも」(/////)←(照れ)
レイン「ファインかわいい・・・」
   (そういって自分とファインの寝巻きを脱がすと、ファインの顔や上半身をくまなく軽くキスしながら手で体中を揉みしだいていく)
ファイン(体の力が抜けて思わず声が漏れる)「ん・・・ふ・・・あっ・・・」
レイン(お互い半目開きの状態(旧EDの最初のアレ)で顔を近づける)
   「(・・・ちゅ・・・ちゅ・・・)」(そのまま片手をファインの下腹部の割れ目に当ててなぞる)
ファイン「あ・・・そ、そこはっ・・・!」(顔を真っ赤にしてレインの手を押さえようとする)
レイン「大丈夫・・・お姉ちゃんにまかせて・・・」(そういってそのまま指を入れ始める)
ファイン「あ・・・」(一瞬体を少しピクンとさせると再び全身の力が抜ける)
レイン(ファインの顔を覗きながら少しずつ指を動かす)「・・・痛くない?」
ファイン「あ・・・うん、何とか大丈夫・・・」
レイン(時々ファインの体や口にキスしつつ徐々に指の動きを速めていく)「ん・・・ちゅ・・・」(ちゅぷちゅぷちゅぷ・・・
    くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅ・・・ぢゅぷぢゅぷぢゅぷぢゅぷぢゅ・・・)
ファイン「あ、ダ、ダメ! !」
レイン(手の動きを止めて)「え?あ、ご、ごめんなさい、痛かった?」
ファイン「ち、違うの・・・そ、その・・・ちょっとお手洗いに・・・」
レイン「・・・・・・」
   「大丈夫よ、ファインのだったら飲んであげるからv」
   (頭と両腕でファインの脚をがっちり掴みながら、顔をファインの脚の間に潜り込ませる)
ファイン「工エエェェエエ工〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
    「駄目だよそんなの!汚・・・」
レイン「(ちゅぅぅぅーv)」
ファイン「アッ!」
レイン「ファインのなら汚くなんかないわ」
   (そのまま穴に舌を入れたり剥いた豆を舐めたり吸い上げたりしていく)
   (くちゅくちゅずっずっずず〜〜〜っちゅっv)
ファイン「だ、だ・・・め、レイ・・・おねがっ・・・やっ、あっ・・・」
レイン 「"お姉ちゃん"、でしょ?」
    (そういうと一気に吸い上げる)「(ちゅぅぅぅーーーーーーーーv)」
ファイン「!!ーーーーーーーー・・・!!!!」(凄まじい快感と共に、全身がびくびくっと痙攣)
レイン「・・・イっちゃった?」
ファイン(少しぐったりした表情で)「わかんない・・・けど凄く気持ちよかった・・・」
レイン「ファイン、すっごく可愛かったよv(ちゅv)」(ファインの頬と口にキスする)
ファイン「レイン・・・お姉ちゃんはすごいね・・・いつも一緒だったと思ってたのに、いつの間にかこんな事憶えたなんて。
     ・・・もしかしてすでに私以外の人にもこういう事ってしてるの?」
レイン「してない・・・ファインが初めて」(といってファインの顔に頬を寄せて抱きしめる)
ファイン「そ、そうなんだ・・・」(ちょっと照れ)
    「・・・・・・」
    「あ、あのさ・・・」
レイン「?」
ファイン「お姉ちゃんにもしてあげる」
レイン「え?」
286282 (4/4):2005/10/26(水) 21:40:06 ID:yCpPTClH
ファイン(レインの頬を舐め始める)「(ぺろぺろ・・・)」
レイン「ちょ、ちょっとファイン!?」
ファイン「大丈夫、私達ふたごだからきっと気持ちいい所も一緒だよ」
    (今度はレインの耳を舐める)「(ぺろぺろ・・・)」
レイン「あ、あんっっ」(顔を赤らめて体がぴくっと震える)
ファイン(レインの全身いろんな所を舐めていく)「(ぺろぺろ、ぺろぺろ、ぺろぺろ、ちゅっ・・・)」
レイン(体をこまめに震わせながら喘ぎが漏れる)「あっ(ぴくっ)・・・あっ(ぴくっ)・・・はぁんっ(ぴくくっ)」
   「(ファイン、舌使い凄い上手い・・・さすがとゆーか・・・あぁっv)」
ファイン「お姉ちゃん・・・めちゃくちゃ感じやすいね(ぺろ、ちゅっ)」
レイン「あっ・・・ファ、ファインの舌使いがうまっあっ・・・うま過ぎるのよぉ・・・あっ」
ファイン「だってお姉ちゃんの体、おいしいんだもんっ♪(ちゅ、ちゅ、ちゅ)」
レイン「あんっ、そ、そんなっあっ、はっ、あぁっ、も、もうっあっ」
ファイン「もしかしてもうイキそう?」
レイン(涙目を浮かべながら首を縦に振る)「あっ、あっ、んっんっ(コクコクッ)」
ファイン「じゃあ最後は一緒に気持ちよくなろっ」
    (脚をレインの脚と脚の間にからませ、全身を使って激しく擦り合わせながら、
     レインの口に吸い付くようにキスをして、口の中全体や舌を激しく舐め回したり吸ったりする)
レイン「――!――!!――――――っ!!!――!――――――!!っ!!っ!!」(全身を何度もひくつかせる)
(凄まじい快感の余韻と共に、急激に体の力が抜ける)
ファイン「んっ・・・はぁ、はぁ・・・・・・気持ちよかった?」
レイン「・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・う、うん・・・(ファインにイかせられちゃった・・・)」
ファイン「良かった・・・私、お姉ちゃんの事、大好きだよ」
レイン「私もファインの事、大好きよ」
ファイン「レインになら・・・お姉ちゃんになら、どんな事されても大丈夫だから・・・さ」
レイン「うん・・・ありがとう、ファイン」
(2人お互い向かい合う形で手をとりながら眠りにつく)

(―――次の日―――)
ファイン「レイン、そろそろおやつの時間だよー!私、運んでくるー!」
レイン「そうそう、せっかくだからこないだ買った新しいティーカップで紅茶を飲みましょう」
トゥルース国王「ふう・・・どうやら元に戻ったようだな」
エルザ王妃「ええ・・・」
(ガシャガシャガシャーン!)
レイン「あー!こないだ私が買ったばかりのティーカップー!もうー!ファインー!」
ファイン「ご、ごめーん、慌てちゃって・・・おわびになんかひとつ言う事きくからさー・・・」
レイン「うーん・・・そうねぇ・・・じゃあ、今日一日私の事を"お姉様"とお呼びなさい、ファイン」(丁寧な口調で)
ファイン「・・・は?」
レイン「"は?"じゃなくってよ、"レインお姉様"よろしくって?」(やたら丁寧口調で)
ファイン「え、え、えええと・・・レ、レ、レ・・・レインお姉様・・・」
レイン「(ネク)タイが曲がっていてよ」
トゥルース国王「・・・・・・」
エルザ王妃「・・・・・」



(続かない)
287282:2005/10/26(水) 21:44:37 ID:yCpPTClH
以上です。ちゃんと読んでくれた人ありがとう。
メモみたいな形でかいてるのは元々同人とかで描きたいなー・・・とか思ってたのでネタメモとしてかいてたので。
まあ時間ないから無理だとあきらめたんですけどね・・・。

ちなみにこの妄想のネタ元になったイラスト↓
ttp://jhtsf.net/icp/nikki/cg/cg0503/i050319b.jpg

なんか最近エロでも萌えでもノーマルカプ(男×女)では何も感じなくなってきている自分はどうしたら・・・orz
288名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 23:33:21 ID:3qaPAu+c
>>282氏GJ!
レインたんを「お姉ちゃん」と呼ぶファインたんが意外と新鮮で良かったヨ
289名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 10:05:04 ID:i7VMOp+S
父母もコメントに困ってるねw
GJですた
290名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 16:16:44 ID:IyNtBZmU
>>282
GJです!姉妹でレズプレイは基本中の基本ですな。
291おひさまのくにのななしさん:2005/11/06(日) 22:56:57 ID:V3DHAcOx
そおいやちゃお12月号のふたご姫の表紙は殆ど>287のノリだったような
某ふたご画像スレで貼られているので未見の方はドゾ(いや、今号は勇者となって買い、の価値あるけどw)
292名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 03:02:05 ID:6OfvGHGC
正直絵がダメだ。
アニメは全然平気なんだが、「いかにも」な少女マンガ系の絵はダメな不思議。
293名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 07:09:26 ID:xORf5qbA
リオーネが不足している……。
メラメラサンバネタで誰かお願い……。
294名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 20:06:45 ID:G4amAwhM
>>291
これか・・・
ttp://hutagohime.nm.land.to/file/html/1_1.html
つかコミック版は妄想必要ないくらいエロいのな
ttp://hutagohime.nm.land.to/file/html/5.html
295おひさまのくにのななしさん:2005/11/12(土) 11:34:34 ID:H2w3+CSa
一応維持sage
296名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 01:46:17 ID:4V5G7Xg5
メラメラサンバを踊り終えたリオーネは控え室で余韻に浸っていた。

リオーネ「みんな楽しく踊ることができて、本当によかった。」
ブライト「ほんと。僕からも拍手を贈らせてもらうよ。」
リオーネ「だ、だれ!?」

手をゆっくりと叩きながら部屋に入ってくるブライト。

ブライト「僕だよ。」
リオーネ「あなたは、ブライト様…。なぜこんなところに。」
ブライト「なぜ?…っふ、あそこまで念入りに計画した洗脳作戦が失敗し、結局僕はピエロを演じただけだった。」
リオーネ「ブライト様…?」
ブライト「こんな屈辱は生まれて初めてだ。お前も僕の失敗を心の底では笑ってるんだろう?」
リオーネ「なにを言って…」
ブライト「そんなお前に少し分けてやろうと思ってさ。…この屈辱を。」
リオーネ「きゃっ!」

ブライトから感じる威圧感から部屋の端に追い込まれたリオーネ。
背中が壁にぶつかり軽く悲鳴を上げる。
動けなくなったリオーネにゆっくりと近づくブライト。
297名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 15:14:02 ID:e6Kjbqoc
つ、続き激しくキボンヌ
298名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 16:03:34 ID:JOGvdB2i
目の前で怯え、震えながら哀願するリオーネの顔をゆっくりと楽しみながらブライトは続けた。

「まずは大勢の人間たちに恥ずかしい姿をさらす屈辱から味合わせてあげるよ。ブーモ!」
「ハイでブモ!うぬぬぬぬぬー!!」

ブーモが意識を集中させると、リオーネの周囲の空気が揺らぎ、周りの風景が突然城下町の往来に・・・
いや、そうではない。リオーネ達自体が往来の真ん中に突然放り出されたようである。
少々の間をおいて突然現れた2人(プラス一匹?)に周辺の人間が仰天し、視線の先にある光景に広い小路は
騒然となった。

「リオーネ様!」「なぁ、あれブライト様だよな?雰囲気違わないか?」「お母さん!リオーネ様なんで座ってるの?」

そしてざわめきの中にブライトの声が響き渡った。

「みなさん!私は先日の祭りでこの小娘に屈辱的な仕打ちを受けました!しかし、あなた方の姫様は立派だ!
 皆さんの目の前で私に詫び、私が受けたのと同等の屈辱を披露してくださることを了承してくださいました!」
「わ・・・わたしそんなこと!!」

驚くあまり目を見開き、大きな声を出すリオーネ。周囲の国民はその声で我に返った。

「ひ・・・姫様をお守りするんだ!」

群衆がどっと押しかけてブライトを包囲し、ある物は力ずくで、ある物は道具を使い取り押さえようとする。

「そうはいかないブモ!」
「その通りだブーモ。」

ブライトの剣が一閃し、人々がひるんだ隙にブーモがなにやら妙な呪文を唱えて光の輪を描くと
それは見えない壁があるかのように周りの人間の突撃を阻んだ。

「ブーモ、よくやったぞ。」
「はぁ、練習しておいて良かったでブモ。」
299名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 16:17:22 ID:JOGvdB2i
「さて、待たせたねリオーネ姫。屈辱的なデビューを飾るのに最高の舞台だと思わないかい?」
「いや・・・いやよ・・・・」

ブーモが張った見えない壁を大勢の人間が懸命に破ろうとする中、ショーは始まった。

「さぁ、まずはその服を脱いでもらおうか。祭りの時の扇情的な衣装に比べたら裸なんてなんでもないだろ?」
「うひひひひひ、盛り上がってきたでブモねぁ痛ーっ!何するでブモか!」
「おまえは黙ってろ、気分が萎える・・・・・」

頬を膨らまし、脳天のたんこぶをさすりながら渋々ひっこむブーモ。
その一方でリオーネは剣を突きつけられ、ゆっくりと服を脱ぎ始めた。その光景に周囲は息を呑み
先ほどまでの喧噪がゆっくりと引き、ついには口々に小さくリオーネの名を呼ぶばかりに静まった。

「ぐすっ・・・・ひっく・・・・」
これだけ大勢の国民の前で全裸にされる、その事実がリオーネの涙を呼んだ。

「国民の注目を集める気分はいかがですか、メラメラの姫様?」
「もう・・・もうこれで許してください!」

「それじゃぁあと一つだけお願いを聞いてもらおうかな。もちろん断ったりはしないよね?」
「それは・・・あ・・・は・・・はい。あと一つ、あと一つだけだったら言うことをききます。」

上目遣いで唇をかみしめ、両手で体を隠しながらリオーネは仕打ちに耐え続ける。
300名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 16:31:55 ID:JOGvdB2i
「そうかそうか。よく言えたね、それでこそメラメラの姫だよ!」

ブライトは冷たい笑顔を浮かべてリオーネに近寄り、続けた。

「それじゃお願いするよ、ちょっとした物を口でしゃぶって欲しいだけなんだ。別に毒なんかじゃないさ。」
「・・・・えっ?それだけで?」
リオーネは一瞬あっけにとられた後、安堵の表情を浮かべた。

「あぁ、それだけさ。それじゃそこにひざまずいて・・・そう、そんな感じだ。」
リオーネの膝をつかせたブライトは自らの腰をリオーネの顔に近づけ、ベルトをゆるめ始めた。
「ぶ・・・ブライト様、まさか!」
「なんだい?ボクの体が汚いとでも言いたいのかい?」
「い・・・いえ、そういうわけじゃないですけど!」

ベルトを外し終えたブライトはズボンの前をはだけ、リオーネに向かって命令する。
「さぁ、ボクに奉仕するんだ。丁寧にね。」

そしてメラメラの国どころかふしぎ星を揺るがすその瞬間は来た!

「ち、ちっちゃい・・・・・・・・ティオよりも全然ちっちゃーい!!みんな!みんな見て!見てみてちっちゃいよ!
 すごいちっちゃい!ギガワロス!いえ、ちがうわ、うはwwテラチッチャスwwwうぇっっwwww」
「ほ・・本当だ、あんな小さいの見たことねえ!」
「あら、うちの子供より小さいわ・・・」
「うぶぶぶぶわ、笑っちゃいけないブモっぶはっうひひははぶふぉっブ・・・ブモうひゃひゃひゃ」


大勢の前で恥ずかしい姿をさらす屈辱を味わったブライトはそのままショボーン状態に陥り、
その後もふしぎ星の人たちは、それはそれは平和に暮らし続けましたとさ。

                                             (おしまい?)

>>296氏スマソw どうしても書きたくなったw)
301名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 16:52:00 ID:4V5G7Xg5
>>298-300
いや、ここ過疎化しかけてるし執筆意欲がわいたなら大歓迎だw


このままでもいいかなと思ったがせっかくなので、続きを少し書いとく。
>>296のつづき。

ブライト「普段はほとんど肌を見せないお前が、これはまた大胆な格好だな。」
リオーネ「え…?」

リオーネはあらためて自分の姿を見下ろす。
頭の羽や腕巻きなどの飾りを覗けば上を隠すものはチューブトップ一枚。
下もスカートは飾りでしかなくスパッツ一枚だけを纏うのみ。
舞台では気にならなかったが、こうも至近距離で男の視線にさらされるとまるで裸でいるような感覚になる。
顔を真っ赤にしながら胸とスパッツを手で隠す。

リオーネ「み、見ないで…ください…。」
ブライト「ククっ、メラメラサンバの正装なのになにを恥ずかしがっているんだ?」
リオーネ「そ、そんなことはっ…もう出て行ってください。これから着替えますから…。」
ブライト「まぁそういうなよ。手伝ってやるからさ。」
リオーネ「あっ!」

リオーネの両手首を左手で掴み、頭上の壁に固定する。

リオーネ「は、放してください!…放してっ!」

リオーネは手を振り解こうと力いっぱい抵抗するが、
ブライトの握力にはまるで適わない。
そんなリオーネの必死な形相を楽しみつつタンクトップへと視線を移す。
302名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 23:13:38 ID:uUrZgNnI
age
303名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 18:56:04 ID:ZqFDXS23
続きマダー?
生殺しは止めてくれ・・・
304名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 19:18:28 ID:UaBFdD+0
ブライト短小編の
>頬を膨らまし、脳天のたんこぶをさすりながら渋々ひっこむブーモ
に萌えたw

つかリオーネVipperかよwww
305名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 20:28:42 ID:d8T9PyCP
おまた。>>301の続き。

ブライト「…ほとんど裸の上半身に一枚のチューブトップ。よくこんな格好で踊れたもんだ。」
リオーネ「………。」
ブライト「お前も観客の視線がここに釘付けだったことに気づいてるんだろう?」
リオーネ「そんなことっ!あっ…」

チューブトップの上から乳首の周辺をゆっくりと人差し指でなぞるブライト。
いきなりのことで触れられた感覚よりも行為そのものに驚くリオーネ。

リオーネ「や、やめてください!」
ブライト「踊りの熱気でごまかせてはいたが、本当はその視線を浴びてこの体を熱くしていたんだろ?」
リオーネ「なっ、そんなことありません!…ひぁっ!」

言葉の反撃を待っていたかのように指を中心へと移動し、
指のへらでその先端を刺激し始める。
リオーネの体がビクンと跳ねた。

リオーネ「そ、そこは…うっ…ん…んんっ…」
ブライト「いい反応だね。小ぶりだが感度はいいようだ。」
リオーネ「ゆ、指の動きが…気持ち悪いだけです…んん…もうやめて…ください…」
ブライト「こんな状況でも自我を失わずにそんな目ができるんだ…ふふ…」

そういうと先端を生地の上からつまみ上げる。

リオーネ「きゃうっ!!」
ブライト「嬉しいよリオーネ。それでこそ陵辱のしがいがあるってもんだ。」
リオーネ「んん…痛い…放して…」
ブライト「おおっとごめんよ。痛かったねぇ。お詫びに舐めて治してあげるよ。」
リオーネ「え…そ、そんなのいや!」
306名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 11:09:18 ID:tZcGH69X
( ・∀・)イイヨイイヨー
307名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 20:25:32 ID:gc3FnYtO
>>301
ほんとだ・・・めっちゃ過疎ってる・・・orz

で、続きマダー(AAry
308名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 22:00:55 ID:wg9Z4BfU
遅書きで悪い。
>>305の続き。


そういうとチューブトップの端を持ち上へとずらしていく。
少し膨らんだ左胸が徐々にその姿をさらし、
ついにその先端の可愛いピンク色が顔を出す。
あまりの恥ずかしさにたまらず声を上げるリオーネ。

リオーネ「いやぁぁぁ!!」
ブライト「なるほど。触られるよりも直接見られる方が屈辱なのか。」
リオーネ「もう放して!!放してぇぇ!!」
ブライト「でも、僕が求めているのはそういう声じゃないんだよねぇ。」

顔を左胸に近づけ、その先端を転がすように舐める。
リオーネの体が一気にのけぞった。

リオーネ「ひゃぅ!!ひぁぁぁっ!!」

初めて味わう刺激的な感触はリオーネの思考を停止させた。
胸が弱いことを確信したブライトは乳輪の外側と先端を不規則な動きで執拗に責める。

リオーネ「やだ!!やだぁ…はぅんっ!!はぁはぁ…もうやめ…ひぁぁんっ!ふぁん!!」

嫌悪感と羞恥心にさいなまれつつも、
体の底からこみ上げる慣れない感覚に戸惑うリオーネ。

リオーネ「あんっ!はぁん!!(な、なんかおかしい…一体なんなの?…体が…体が熱い…)」
309名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 18:50:02 ID:qVvM83oo
おおっ、続きが!
遅くてもいいんで、この続きもよろしくお願いします
310名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 18:36:33 ID:uI+IIg0n
黒ブライトGJ!
いつもヘタレてるが、こういう時ぐらいは徹底的にやってほしい。
311名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 00:53:03 ID:joKbLBb/
ほんと遅くて悪い。>>308の続き。


しばらく続いた愛撫は確実にリオーネの体を快楽へと導いていく。
ブライトは顔を離し、硬くなった乳首を指でコリコリと弄る。

ブライト「っふ、こんなに硬くして。嫌がってるわりには結構感じてるじゃないか。」
リオーネ「はぁ…はぁ…か…感じてなんか…ひぁん!」
ブライト「そうかい?まぁまさかこの程度で濡らしてるってことはないだろうけど。」
リオーネ「な、なにを言って…はぅぅんっ!!」
ブライト「ふふっ。ちょっと見てみようか。」

ブライトは空いている手をスパッツの中に滑り込ませる。

リオーネ「いやぁぁ〜っ!!」

必死に足を閉じて抵抗するリオーネ。
だが、上から突っ込まれた手には無駄な行為だった。
割れ目に到着した指はその形を調べるかのように周辺を撫で動かす。
すでにそこは汗と愛液でじっとりと濡れていた。

リオーネ「そ…そんなところ…はぅんん〜!!だめぇ…くふぅん!!」
ブライト「はは。すごい濡れっぷりだ。胸だけでこんなになるとは、実は結構マゾ体質なんじゃないか?」
リオーネ「ま、まぞたいしつってなんのこと…はんっ!!はぁ…はぁ…ひぁんっ!!」
ブライト「お前が変態ってことさ。」
リオーネ「私変態なんかじゃっ…はぅん!!ない…あんっ!!はぁ…はぁ…」
ブライト「なら、この濡れっぷりはなんだ?」
リオーネ「そ、そんなの…ふぁぁん!!はぁ…はぁ…知らない…あふぅん!!」

ブライトはスパッツから手を抜き、指に絡みついた愛液をリオーネの顔に近づける。
312名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 22:01:24 ID:vDd8AfKm
313名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 22:35:41 ID:rr+Ax2yM
今日は暇だから早めに書こうと思ったら>>312を見てびっくり。
俺が表現したいと思ってたシチュエーションがこの一枚にギッシリ詰まってるw
文章下手なのにポイント掴んで描いてくれてることに感動したよ。
絵が描けるっていいなぁ。一応続き載せときます。

ブライト「知らない?それじゃ教えてやるよ。よく味わいな。」
リオーネ「はぁ…はぁ…うぐっ!んん!!」

その言葉からブライトの次の行動を悟ったリオーネはとっさに口を閉じて抵抗を試みる。
だが、さきほどからの恐怖と熱い感覚のせいでほとんど力が入らない。
大した抵抗もできず侵入を許してうリオーネ。

リオーネ「んん…んむ…(あ、諦めちゃだめ…諦めちゃだめ…)」

ブライトは笑みを浮かべながら指を口に突っ込み舌にからませていく。

リオーネ「んぁ!…いあぁっ…んむっ!!」
ブライト「はははっ、どうだ?自分の味は?美味しいか?」

屈辱的な言葉を選び耳のそばでいやらしく囁くブライト。
しかし、このまま順調に堕とせると思っていたブライトは
リオーネの予想だにしない行動に足元をすくわれることになる。

リオーネ「んむむっ…んんっ!!(も、もう嫌ぁっ!!)」

リオーネの中でなにかが切れた。
残った力を振り絞って頭を左右に振るリオーネ。
突然の行動にブライトは指を口から放す。

リオーネ「ぷはぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」
ブライト「…驚いた。まだそんな力が残っていたのか。」
リオーネ「はぁ…はぁ…もう絶対…はぁはぁ…許さない…んだから…はぁはぁ…」

メラメラ王家の血筋はもともと負けず嫌いな気が多い。
その中でリオーネは珍しく対抗意識が薄い方なのだが、この時は違った。
遠のく意識の中であるにも関わらず、しっかりと相手を睨みつけ攻撃的な言葉を返したのだ。

ブライト「………ちょっとお前を甘くみすぎていたようだ。
     その精神力、さすがはあの親父の娘といったところか。」
リオーネ「はぁはぁ…」
ブライト「ならば僕もその敬意に評して、本気でいかせてもらうよ。…いや、イカせてやる。」
314名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 00:00:16 ID:h6fz6tnz
リオーネたんのささやかな抵抗にハァハァ
315名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 00:33:11 ID:jz1JI3m0
>>313の続き

ブライト「ならば僕もその敬意に評して、本気でいかせてもらうよ。…いや、イカせてやる。」
リオーネ「どんな…ことをされても…私は負け…はぅんっ!!」

リオーネが言い終わるのを待たずにブライトは再度スパッツに手を入れる。
同時にクリトリスに容赦ない刺激を与え始める。

リオーネ「はぁぁぁんっ!!!んあぁぁっ!!(う、うそっ…なにこれっ!?)」

全身に電気が走ったかのように体をのけ反らせるリオーネ。
もうなにをされても感じないと心に決めたリオーネだったが、
予想以上の強い刺激につい声が出てしまう。
ブライトは指の動きに強弱を付け、余った指で淫口の輪郭を刺激していく。

リオーネ「んんっ!!あはぁんっ!!ひあぁぁんっっ!!(く、悔しいけど…こ、こんなの…耐えられないっ…)」
ブライト「どうした。僕が許せないんだろ?こんなことをされても負けないんだろ?」
リオーネ「ひぁぁっ!!ふぁあんっ!!(な、なに!?なにか、なにかこみ上げてくる!)」
ブライト「おいおい、まさかこのままイってしまうなんてことはないよなぁ?」
リオーネ「ひあぁん!!はぁぁん!!ふぁぁんっ!!(もう、もうだめぇっ!!)」
ブライト「抵抗してみろっつってんだよっ!」

ブライトは怒りに任せ今までにない素早さで指を動かした。
自覚しきれていない快楽という荒波が一気に押し寄せてくる。
こみ上げる快感に全身が鞭打ったようにビク、ビクと震える。
抵抗むなしく、ついにリオーネは甘美な叫び声と共に生まれて初めての絶頂を迎えた。

リオーネ「はあぁぁぁぁぁぁんんっっっ!!!……はぁ……はぁ……はぁ……」

絶頂を迎えると同時にリオーネは意識を失う。
ブライトは押さえつけていた手を放す。グタっとその場に倒れこむリオーネ。
もはやさっきまでの気丈な姿はどこにも見当たらなかった。
スパッツの中に納まりきらない大量の愛液はだらしなく足の隙間から溢れ、
まっすぐに睨みつけていた鋭い目は半開きの状態で視線は宙をさまよっていた。

ブライト「っくそ、意識を保たせたまま陵辱するはずが…」

つい苛立ちと怒りでカっとなり簡単にイカせてしまったことを後悔した。

ブライト「…まぁいい。これからいつでもチャンスはある。次の機会に楽しませてもらうことにしよう。」

意識を回復させさらに陵辱することもできたが、
それは完璧主義であるブライトのプライドが許さなかった。
部屋をあとにするブライト。
リオーネの陵辱劇はまだ始まったばかりだった…。

END
316名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 07:34:39 ID:LvSr3QYS
あげ
317名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 02:07:21 ID:KTIMV56g
>>315
頼むから、
 い ち い ち 台 詞 に 名 前 を 書 く な
318名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 05:26:05 ID:fRcpWwDB
>>317
そういう言い方は、荒れたり作者の断筆の元になったりする、悪い言い方だぞ。
こういう時は、「台詞の前に名前を入れない方が読みやすいと思いますよ」というべきだ。
319名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 10:08:33 ID:3HHgqYcO
丸い卵も切り様で四角、 物も言い様で角が立つ
320名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 00:47:06 ID:c05fmFM9
>>317
なるほどなぁ。
普段は俺台本書き(アニメじゃないけど)だから名前描くのがデフォで全然気にしてなかった。
よく考えたら2人しか出てこないんだし全然必要なかったな。
次書くことあったら気をつけるよ。

>>318
>>319
フォローサンクス。物書きにとってはそういう配慮すごく嬉しい。
321名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 00:47:13 ID:297rGtb9
保守
322名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 20:59:52 ID:qfp9Q237
ティオとシェイド エロい エロすぎる
323名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 15:50:31 ID:ATTT+Y9A
保守
324名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 22:26:03 ID:ANymrhVP
(´Д`)age
325名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 12:26:01 ID:glkckcpg
シェイドとファインの普通のエロが見たい今日この頃・・・
326葡萄酒 ◆f/WwGSUBhs :2005/12/24(土) 21:20:22 ID:2wgy5V7L
ミルロでレイープものかきますた。
書き始めたのは19話終了時点なんですが長すぎて今までかかりました。
注意点幾つか・・・・


・鬱話です。苦手な人はスルーで。
・大臣はローマンじゃなくて、大臣って呼ばれてましたね。つーか死んじゃったしorz
・オリキャラのロレント登場。大した役じゃないけど。
・ミルロのお姉ちゃん度20%アップ
・その他問題多々ありますが目をつぶってください。とにかく長いです。
327蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:21:57 ID:2wgy5V7L
T.


しずくの国の宮殿から海に向って張り出すように設置されたテラスに
一際強い海風が吹き込んできたのは 少女が画を完成させ終えたのとほぼ同時だった。

 潮の香りをふくんだ風が肩までの長さで切り揃えた少女の髪を梳かし、吹き抜けていく。
慌てた彼女が画架に立てかけた画用紙が飛ばされないように指を添えて押さえると
端だけがパタパタと捲れあがる音を立てた。

 やがて風が収まると、このしずくの国の姫─── ミルロは指を離し改めて自分の作品を眺めてみた。

 今 ミルロがいるこのテラスから見渡せる景色となんら変わらぬものが、画用紙の上に色鮮やかに描かれている。
そこには、しずくの国の象徴たる何処までも澄み渡った空とその色をうつしこんだ海の“蒼”が 見事に再現されていた。

 その澄んだ蒼い景色の中を鴎の群れが連なって羽ばたいて行く。
彼らの鳴き声を絵に取り入れることが出来ないのをミルロは日頃から残念に思っているのだが
実際彼女の画は 見ただけで鴎達の楽しげな鳴き声が聞こえてきそうな程に見事な出来栄えであった。

 鬱蒼とした気分を抱えて日々をすごしていたあの頃も、ここで同じ風景を描いていた。
その時も画を描く、という行為はミルロの心を支えてくれたものだった。

 あの頃、というのは母親の女王ヤームルから結婚の話を聞かされてからの事だ。
突然すぎる話と相手のあまりの幼さに戸惑いもあったのだが
それでも国の事情を想うと断る事など出来そうにもなく、決心がつかぬままの日々を送っていた。
 
 友達のお日様の国のプリンセス ファインとレインが尋ねてきてくれたのはそんなある日の事だった。
新聞で自分の婚約発表を見てお祝いに来た、という二人は事情を知って
自分のために本気で怒り、婚約を中止するために奮闘してくれ
最終的には本当に結婚を取りやめにしてくれた。

 その後改めて問いただすと、幼い婚約相手は、実は結婚の意味すら分かっていなかった。
接してみれば思いやりを持った優しい男の子である事もわかり、ミルロは好感を持った。
さらに問題だった雲を製造する為のポンプの件も結婚相手の父親が快く資金を援助してくれ
全てがまるく収まって、婚約騒動は幕を閉じた。
328蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:22:43 ID:2wgy5V7L
……いや。全て、ではない。
ひとつだけ気懸かりなことが残っている。月の国の大臣ローマン……
今回の事は全てローマンが裏で操っていた事だったのだそうだ。
その策略が明るみに出て、あの披露宴の日逃げ出してから行方が全く分からなくなっているという。

 ともあれ、それは自分の考える事ではないのだろう。
きっと大人たちが解決してくれる。自分に振りかかったことはもう終わったのだ。
ミルロはそう楽観して、ゆっくり伸びをした。

 うなじ辺りに、射し込んだ太陽光線が当たって暖かい。
さらに海からは規則的に潮風が穏やかに吹き、絶妙に温度が保たれ心地よい。
昼食後から少し経った時刻も相まって、ミルロは軽い眠気を覚える。
今、ミルロの胸の中はとても安らいでいる──
329蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:23:23 ID:2wgy5V7L
 タタタタ…………


 少しウトウトとまどろみかけたその時
背後の階段から勢い良く駆け下りてくる足音が聞こえた。
振り返って目をやると、身なりのいい男の子が短い足で精一杯の駆け足をしてこちらに近付いてくるのが見えた。

「お───い! ミルロぉ!!」

「エストヴァン……」

 ミルロは少年の名を口にする。
エストヴァンこそ、ミルロが結婚させられる予定だった相手である。

 あの事件以後、ミルロ達王家とエストヴァン親子は
疎遠になるどころか、前にも増してとても良い関係を築いていた。

「あ‥… あんまり急ぐと転んじゃうよ……」

 オロオロしているミルロの心配を他所に、エストヴァンは最後の数段をジャンプで飛ばし、ミルロの足元に着地する。

「遊びに来たよっ! ミルロ」

 エストヴァンはミルロを見上げてにかっといたずらっぽく笑って見せた。
走ってきたせいで撫で付けた前髪がかるく垂れてきている。

「あんまり心配させないで……」

 ほっと溜息を吐きながら、その乱れを手櫛で元に戻してあげる彼女の瞳は、とても優しい色をしていた。

 ミルロは、最近ではこの幼い少年に対してもう一人弟が出来たような愛おしさを覚えている。

「坊ちゃまぁ……」

 今度は見るからに運動が不得意そうな男性が息を切らしながら階段の手すりに掴まり、よろよろと降りてくる。
新しいエストヴァンの家庭教師として雇われている、ロレントだ。

 以前の家庭教師は実はローマンと裏で繋がっており、披露宴のあの日 彼も同じように逃げ出したのだが
途中でローマン達にもう必要ないと見捨てられたようで、となりの宝石の国でこそこそ隠れまわっている
ところを国の兵士に見つかり、今はこの城の牢で判決が下されるのを待っているらしい。
330蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:24:18 ID:2wgy5V7L
「坊ちゃま‥ プリンセスの前で失礼のないようにとあれほど……」

 ようやく追いついて、肩で息をしているロレントにいいんです、とミルロは軽く首を横に振ってみせる。
この人もエストヴァンには手を焼いているんだと思うと可笑しかった。

「ねえ! 今日は何して遊ぼっか?」

「え…… そうね…」
 
 瞳を輝かせ自分を見上げるエストヴァンの問いに、ミルロは少し語尾を濁した。

 エストヴァンと遊ぶ日は決まって走り回る彼に振り回される事になる。
あまり身体を動かす事が得意でないミルロは
彼が帰っていく頃にはくたくたになって、まともに歩く事も出来なくなってしまう。
それが嫌な訳ではないのだが、出来ればもう少し大人しく
絵を描いたりのんびりお茶をしながらお喋りをしたりしたいと考えているのだが、
やんちゃなエストヴァン相手ではそうもいかない。
一度、絵を一緒に描こうと提案した事もあったのだが
その時もエストヴァンは はしゃぎ回って辺りを絵の具まみれにしてしまったものだった。


 そんな事情もあって、何と答えたものか考えあぐねていると
明らかに愛想笑いとわかる表情を浮かべたロレントが口を開いた。

「エストヴァン坊ちゃん…… 今日は、ミルロ様をお招きしてみてはいかがでしょうか……?」

 どちらかというと普段おとなしく後ろに控えている彼が
珍しく意見を口にしたので、ミルロは少し驚いてロレントの居る方に振り向いた。

「僕の家に……? どうしたのさ、急にそんなこと言うなんて」

 意外に思ったのはエストヴァンも同じだったようで、不思議そうな顔をしている。

「あ…… いえ、その…… いつもこちらからお邪魔してばかりでは申し訳ないので、
 少しでも お返しが出来れば、と…… 思った次第でして……」

 なぜか 口調がしどろもどろになっている。
それでも引き下がろうとしない様子を見る限り
どうしてもミルロに来て欲しい、という風にも取れる。
331蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:24:59 ID:2wgy5V7L
「う〜ん…… 今は別に新しく買った玩具もないんだけどなぁ…… どう? ミルロ 僕の家、来る?」

 小さな腕を組んで大人びたポーズをとりながらエストヴァンはミルロに尋ねた。

「ええ…… そうね…… でも、迷惑じゃないのかな……」

 一度エストヴァンと目を合わせてから、ちらりとロレントの方に目をやる。

「迷惑だなんてとんでもないッ!! 是非ッ!!」

 やけに声を張り上げて、ロレントはかしこまった。
こうまで言われたら、断ったほうが悪い気がする。 

「それじゃあ、お邪魔しようかな……」

 ミルロの答えに、ロレントが露骨に安心したような表情になる。
さっきからなんだか様子がおかしい。

「では、 私は先に外でお待ちしております故!」

 そう言って、やたらうれしげに階段を駆け登っていく。
先程とは正反対の彼の動きを、唖然とした表情を並べたミルロとエストヴァンは
しばし眺めていた。
332蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:25:46 ID:2wgy5V7L
「さ…… 私たちも行こう……?」

 ミルロはエストヴァンの手を取って階段を登り始めた。
放っておいたらすぐに走り回るエストヴァンを追いかけずにすむ、という意味もあるのだが
仲のいい姉弟の気分を味わいたいという意味合いの方が大きかった。

「ね…… ミルロ……」

「ん……?」
 
 エストヴァンが口を開く。心なしか声に元気がなかった。
 
「僕、あの…… 僕ね……」

「………?」

 だんだん足取りもとぼとぼとして、最終的には階段の途中で立ち止まってしまう。

「あのね、 僕…… 僕…… 最近 もっと もっとミルロと一緒にいたい、って思うんだ。」

 エストヴァンにしては珍しく俯いたままボソボソと話す。
最後の方は声がかすれて聞き取れなかった。

「エストヴァン……?」
 
 様子がおかしいと思い、屈んでエストヴァンの顔を覗き込んだミルロは息を呑んだ。


 ──エストヴァンは、声を殺してポロポロと涙を零していた。


「こうやって、普段、遊んでるだけじゃなくって、
 ずっと一緒に、居て欲しい…… って、思う時があるんだ……」

 しゃくりあげながらエストヴァンは何とか言葉を続けた。
 
 ミルロはエストヴァンが泣くところを初めて見た。
何と声をかけてあがればいいものか分からず、黙って彼の頭を撫でてやる事しかできなかった。
333蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:26:29 ID:2wgy5V7L

 エストヴァンのお母さんは、彼を産んでからすぐに亡くなっている。
父親は父親でほとんど毎日仕事で忙しく出かけまわっている為
甘えたい盛りのエストヴァンに申し訳ないと思いながらも
彼に頻繁におもちゃを買い与え、寂しさを紛らわすようにさせていた。

 その孤独は幼い子供が抱えるにはあまりに大きなものであったに違いない。

 そんな時出合った自分を もしかしたらエストヴァンは
お母さんのように思ってくれているのでは、とミルロは思う。

 そうだとすれば光栄な事だが、それでもミルロにはプリンセスとしての日々の課題や
行事への出席などで ずっと一緒に、という訳にはいかない。

「ミルロと遊んでる時は すっごく楽しくって……
 寂しい気分も…… 忘れちゃうんだけど…… でも……
 家に、帰ったあと その楽しかった分だけ…… たまらなく、寂しくなるんだ……」

 ようやく落ち着いてきたのか、小声ながらはっきりした口調でまた ぽつりぽつりと語りだす。
 
 その姿がいじらしくて ミルロは胸が締め付けられた。

「エストヴァン…… 私も、なるべく時間を作るようにするから……」

 散々言葉を捜したが、結局ミルロに言ってあげられたのは
自分でも呆れるほどありきたりな気休めでしかなかった。

 それでも、エストヴァンは顔をあげてくれた。

「ミルロ……」

「今日は、思いっきり遊びましょう。ね?」

「………うんっ!!」

 頷いたエストヴァンの瞳はいつもの元気を取り戻していた。
今日ぐらいは、鬼ごっこでもなんでもとことん付き合ってあげよう、と思う。

「でもミルロはトロいからなあ」
「ふふ…… ごめんね。」
 
 ミルロは再びエストヴァンの手を引いて階段の残りを登る。
照れ隠しなのか 急に憎まれ口を叩くエストヴァンがミルロにはなんだか可愛らしく思えた。
334蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:27:36 ID:2wgy5V7L
 ロレントの運転するボートに揺られながら
今度はミルロが深刻な顔をして考え込んでいた。

 城から出掛ける時は 当然母親のヤームルに事情を伝える必要があり 
途中すれ違った家臣に母の居場所を尋ねると会議室に居るとの事だった。
失礼します、と声をかけ会議室の扉を開けると
ヤームルはちょうど国王のパンプと 数人の家臣とで張り詰めた空気の中、なにやら相談事をしているところだった。

 ミルロとエストヴァンの存在に気付くと少しその場の緊張が解けたが、話し声の端々から
“月の国の大臣”という単語が幾度か聞き取れた。
あの事件の直後、しずくの国は月の国に当てて抗議文を出したのだが、
いまだ 正確な事情の説明も、謝罪も帰ってきていない。
二国間での交流は、少しずつだが確実に薄れつつある。

 このまま国同士の関係がこじれて行けば最終的には── と心配性の性で危惧しているミルロにとって
その言葉は過敏に反応せざるを得ないものだった。

「そう…… それではお言葉に甘えさせて貰いなさい。
 エストヴァン、ミルロをよろしくお願いしますね。」
 
 ヤームルの言葉にエストヴァンは得意げに胸を張ったりしている。

「あの…… お母様…… いま相談していたことは……」
 
 そんな事は聞いてどうする事も出来ないとは分かっていたが、どうしても聞かずにはいられなかった。
 
 ミルロの言葉を受けたヤームルは 彼女の瞳をじっと見据えて
しばらくしてゆっくりと口を開いた。

「……あなたが心配することではないのですよ。」

 予想通りの答えが返ってくる。
優しい口調ではあるが、有無を言わせぬ圧力を感じさせる言い方だ。
要するに自分のような子供にできる事など何もないのだ、と言われている気がして
ミルロはしゅんと肩を落とした。

「……はい。それでは…… 行ってまいります。」

 それ以上何も言う事が出来なくて
一礼してから、エストヴァンと並んでボートの停留所に向けて歩き出した。

「気をつけて行ってらっしゃい。」
 
 その背中に ヤームルはそれでも優しい言葉をかけてくれた。
最後にもう一度振り向いたミルロは少し微笑んでみせてから 会議室を後にした。

 扉が微かな音だけを立てて閉じると、すぐに会議は続けられた。
335蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:28:06 ID:2wgy5V7L
(そうよ…… 私に出来る事なんてないんだわ……)

 虚ろな瞳で、ミルロは高速で走るボートが水面を切り裂いておこす白い波を眺めていた。

 自分の無力さは悲しい事だったが紛れもない事実だ。
それなら、大人たちに全て任せておけばいい。
いや、本当はすでにそうするつもりでいたののだから 
先程の話には 思わず反応してしまったに過ぎないのだろう。

「ねえ…… ミルロ……」
 
 ロレントが船の操縦に集中しているのを確認して
エストヴァンがこっそり耳打ちしてきた。

「あのね…… さっき泣いたこと、誰にも内緒にしといてね……」

 おずおずとしたエストヴァンの様子が微笑ましくて
つい さっきまでの不安も忘れ吹き出してしまう。

「うん。 私とエストヴァンの秘密…… ね?」

 そういってミルロはエストヴァンの頭に手をおいた。
国は守れなくても この子のためにならきっと出来る事がある。
そう思うと、圧し掛かっていた無力感がスーッと引いていくのが分かる。

 エストヴァンの家は もう目の前まで近付いている。
ミルロは手の平から伝わる確かな温もりを感じていた。
336蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:28:55 ID:2wgy5V7L
U.


 このところ消えることのない胸の中の蟠りを持て余して
ローマンは腰掛けた椅子の肘掛を無意識に人差し指で叩いていた。

 ランプの乏しい明かりだけで照らされた薄暗いこの室内の陰気さは
彼の心にさらに拍車をかけるように圧し掛かる。

 冷静な彼の心をここまで蟠らせているものの正体は 苛立ちや復讐心とは少し違う、とても複雑な形をしている。
 
 苛立ち、というのならば我ながら理不尽なほどに逆恨みの念を抱いている相手は山と居た。

 プロミネンスの力を使うおひさまの国のふたご姫、エクリプスなどという偽りの姿を使い
ことあるごとに自分達の邪魔立てをする月の国の王子シェイド。 その母ムーンマリア。
さらに 自分を失脚に追い込む原因となった政略結婚の計画が失敗に終わって以来は
しずくの国の女王ヤームル、国王パンプ、政略結婚のため利用しようとした
エストヴァンとその父親に対しても激しい憎しみを持っている。

 それでも── なぜかしずくの国の姫 ミルロに対してだけは他の者達に対し抱いているような
怨みも復讐心も湧いてこなかった。
 
 ただ、なぜかあの日以来 自分の受けた屈辱を何倍にも増幅させ 彼女に与えたい、という妙な願望だけが
彼の心にどっかりと腰を下ろし離れなかった。

 しずくの国で何度か見かけたミルロの あの気弱そうな、いつも何かに脅えているような儚げな瞳に
自分の加虐待精神は強く刺激されてしまったのかもしれない。

 今はっきりといえる事は 自分が抱いている憎しみは他の者に対するものであるにも関らず
その感情をぶつける相手は“ミルロでなくてはならない”し
そうしない限りこの胸の蟠りは消えることがないだろう、という事だ。


 いま、しずくの国は全力で自分の行方を追っているのだ。
それなのに“ここ”でこうしている事がどれだけ危険かは充分わかっている。
 
 我ながら、馬鹿なことをしている、とは思う
そんな感情的な行動を取っている場合ではないだろうと自分をいさめもする。
 
 しかしこの願望はどんどん大きくなっていき
もはや自分ではどうしようもなくなってしまっているのだ。
337蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:30:03 ID:2wgy5V7L
「ローマン様…… 本当によろしいんで……?」

 名前を呼ばれ、ふと我に返る。
 大臣という地位を失ってからは、様付けで名前をよばれるようになっていた。

 声の主は脇に控えていた手下のヤンだった。
小柄で小太りなヤンは、お預けをくらった犬のように忙しのない様子をしていた。
ローマンはいささか鬱陶しさを覚えたが、無言で首を縦に振ってやる。
 
 実は、同じ質問をヤンは先程から何度も繰り返している。
 
「ふひひ…… 楽しみですねぇ……」
 
 声がくぐもって聞こえるのはマスクで顔の下半分を覆っているせいでなく
口元が常にだらしなく緩んでいるせいだろう。

 ローマンは、自分の手下達にミルロを陵辱させるつもりだった。
何が最も彼女に屈辱を与えられるかと考えた時、男どもの慰み者にすること
より他に思い浮かばなかった。

 ふと ヤンの下半身に目をやると ズボンの前が膨らんでいた。
この男は、どうやら少女性愛者らしく、ミルロの陵辱の話を持ちかけた時から
異常なまでのはしゃぎ振りをみせていた。これからの事を思い浮かべているのか
いやらしい目つきで気味の悪い薄笑いを浮かべるヤンを見ていると
ローマンは少し気分が悪くなってきた。
338蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:32:41 ID:2wgy5V7L
「しかし、ローマン様も中々 悪趣味をしておられる」

 今度はもう一人の男が口を開いた。
ヤンとは正反対に、ひょろりと背の高い彼はラウといった。
彼の特徴である妙に格式ばった喋りかたで茶化される。

 ローマンはラウの目を睨みながら低く答える。

「……言っただろう。 今回の目的は金を手に入れ、体制を立て直すこと。
 復讐はあくまでそのついでとして行うだけだ」

 ローマンは、手下二人には今回の件は計画のほんのついで、という事にしてある。
勿論 本当はその逆で、ミルロに陵辱の限りを尽くさせるのが真の目的だ。
 
 確かに、“今回の計画”が上手く運べば 莫大な金も手に入るだろうが
大臣という地位を失い形振り構わず行動できるローマンにとっては
金など強奪でもなんでもして手に入れる事が出来るのだ。

 それでも自分のこの異常な願望を他人に話す気にはどうしてもなれず
金を手に入れるというこじ付けの理由をつけてこの計画を実行に移したのだ。

 ただ、あまりにもリスクの大きい今回の計画を持ち出したとき
浮かれていたヤンと違い、猛反対するラウを無理矢理押し切り話を進めたため
この感のいい男は、計画の裏に個人的感情があるのではと目星をつけており
案の定それは当たっている。


「ま…… まあ、かくいう私も待ち遠しくて仕方がないのですがな」

 ローマンの態度をみて、取り繕うようにラウが慌てて言葉を付け加えた。

「ああ、私も楽しみだよ……」
 
 小声でつぶやいた声は、ヤンにもラウにも聞こえなかった。
改めて深く椅子に座りなおした時、部屋の扉に手を掛ける音が聞こえた。

(来たか……)

 ローマンの口元が怪しくつり上がった。
339蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:33:13 ID:2wgy5V7L
エストヴァンのお屋敷は宮殿からさほど離れていない位置に停留した豪華客船ほども大きさがあるボートハウスだ。

 乗ってきたボートが減速しながら桟橋の横に止まる。
そこから船内に伸びる長い階段を登るのが一苦労だった。

「じゃあ、僕の部屋へおいでよ。」

 階段を登りきるや否やエストヴァンはミルロのドレスの袖を引っ張っる。

「坊ちゃま 実はですね」

 そこで後ろから遅れて追いついたロレントがまたも口を挟んだ。
例のごとく息をきらせているが、なんとか呼吸を整え 愛想笑いを顔に貼り付ける。

「実は、本日お越しくださったミルロ様のために、心ばかりの贈り物を用意してあるのでございますよ」

 ロレントの言葉に、エストヴァンは首を捻った。

「え? そんな事僕は何も聞いてないよ?」

「それはそうでしょう。旦那様と私だけで秘かに計画していたことですから。ささ、どうぞこちらへ」

 エストヴァンの質問に早口で答え
ミルロの返事も待たずそのまま先頭をきってロレントは船内に向けて歩き出してしまう。

 今日のロレントはなぜかずっとあの調子だ。
なんだか自分達の行く先を否が応にも
決定しようとしているように見えるのは気のせいではないと思う。

「旦那様もお待ちですから。 さあ」

 いつまでたっても後を付いてこないミルロたちを見かねてロレントが引き返してきた。

「だってさ、ミルロ。 折角だからそっちを見てみようか」

 まだ納得がいかないような顔をしたエストヴァンがミルロを見上げた。

「うん。でも、なんだか悪いな。 私のためにそこまでしてもらっちゃって……」

「そう遠慮されますな。さあさあ」

 歩き出したロレントは今度こそ二人が自分の後ろを付いて来ているのを確認すると
悟られぬように額の汗をぬぐった。
340蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:33:50 ID:2wgy5V7L
 客室か食堂あたりに通されるだろうと思っていたミルロの予想と反して
ロレントは船内を奥へ奥へと進んでいく。

「ねえ、いったいどこに行くの」

 もう、すでに客を招待するような区画は通り過ぎ
ボイラー室や、厨房の前を突き進んでいくロレントを
不審に思ったのかエストヴァンは尋ねた。

「地下の倉庫で御座います」

 ロレントはその質問に振り向きもせずに短く答える。
先程まであれほど振りまいていた愛想は微塵も感じられなかった。

「地価倉庫ぉ? なんであんなところで? 僕あそこキライだよ。
 暗いし、汚いし、じめじめしてるし、お化けだって出そうだしさ」

 エストヴァンが不満と不信感をあらわにするが
ロレントは黙々と船内の回廊を進み続けたまま、もう返事すらしなかった。

「何なんだよもう! 感じ悪いよね ミルロ」

「………」

「どうしたっていうんだよ、ミルロまで」

「あ…… ごめんなさい。ちょっと考え事してて」

 このお屋敷に招待されたことは今までに何度かあったがエストヴァン親子とロレントの他に
様々な職種の使用人が数人住み込みで働いていたはずだ。
しかし今日はこのボートハウスに来て誰ともすれ違っていない。
 
 それどころか、人の気配すら感じられない気がした。
何かあったのではないかとミルロは言い知れぬ胸騒ぎを覚える。

「ねえ 何だかおかしいよ。なんで今日に限って誰も出迎えてくれないのさ。
 だいたい 何でだれとも会わないんだよ。それに今日のあいつちょっと変じゃない?」

 エストヴァンに耳打ちされ、ミルロはどきりとした。

 同じ疑問を感じている者がいるのだと思うと
疑惑が確信に近付いてしまったような気がして、とっさに
口を出た言葉はその考えを否定するものだった。

「きっと気のせいよ。 私を歓迎してくれるのだからそんな言い方しちゃ悪いわ」

 そう、気のせいだ。 そうであって欲しい……
341蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:34:21 ID:2wgy5V7L
地価倉庫というだけあって螺旋階段をぐるぐる回りながら
何階分も下っていった船の底部にその入り口はあった。
いかにも頑丈そうな扉の前に立つとロレントは重そうな扉に手を掛ける。

ギギーッ……

 古い蝶番が軋む耳障りな音とともに扉が開かれる。室内は暗くてよく見渡せなかった。

「いったい、なにが始まるっていうのさ?」

 ミルロと並んだエストヴァンが入り口に立ってなかの様子を覗き込む。

(あれ……? いま奥で何か動いたような……)

「さあ、そんな所で立ち呆けてないで…… お入りくださ…… いっ!!」

 急に背中を強く押される。突き飛ばされたミルロとエストヴァンは地価倉庫の冷たい床に前のめりに叩きつけられた。 

「う……」

 痛みをこらえて顔をあげるとすでに扉は閉じられ内側に入ってきたロレントが扉を守るように立ちふさがっていた。

「な…… 何をするんですか……」

 ロレントの突然の無礼に ミルロが弱々しい声を絞り出し抗議した。
肺を圧迫されたのか、本々小さいミルロの声は 蚊の鳴く程度のものにおさえられていた。

 ロレントは無言でミルロを見下すだけだったが変わりに背後から別の、低く冷たい声が響いた。

「……ご苦労だったな」

 途端にミルロの身体は硬直する。それは、突然声がしたからではなく
聞き覚えの在るその声が 今自分が最も恐れている人物のものと
酷似していたからだ。

 まさか、と思いゆっくり首を背後にひねり
その姿を確認して、ミルロは絶望した。
342蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:35:02 ID:2wgy5V7L
薄暗い室内の真っ直ぐ奥に 見覚えの在る黒衣に身を包んだ二人の男を従え
この倉庫のものであろう高価そうな装飾が施された椅子に腰掛けた男──

 男は、傍らに置いたテーブルの上のランプを手に取ると、自分が何者かをミルロに確認させるように
顔の高さまで持ち上げてみせた。

「月の国の………ッ!?」

 薄暗がりのなかぼんやりと男の輪郭が浮かび上がる。
忘れようも無い、鋭い目元を備えたその顔のつくりは
月の国の大臣だったローマンのものだった。

 橙色の炎に照らされ、顔の凹凸に沿ってかかった影は
彼をさらに冷酷そうな人物にうつした。
 
 思いがけない場所で恐怖の対象と出くわしてしまった
ミルロの声は震えていた。次いで身体まで震えだす。
 
 「ようこそ。 プリンセスミルロ」

 椅子から立ち上がったローマンは 再びランプを元の位置の戻してから
その場に座り込んだままのミルロに近付き 跪いて頭を垂れた。
 
 その立ち振る舞いは大臣を務めていた頃と同じものだったが
彼の全身から漂う隠し切れない危険な気配は
ミルロにもひしひしと伝わってきた。

「ご存知かとは思いますが、私はもう月の国の大臣ではありません。
 あなた様が…… 私の計画に大人しく従わなかったおかげでね……」

 静かだが、言葉の最後には凄みが利いていた。
343蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:35:38 ID:2wgy5V7L
思わずミルロは後ずさろうとしたが
足がすくんで思うように動いてくれなかった。

「おや…… 足を挫かれでもしましたかな……? これはいけない……」

 そう言い終ると ローマンはミルロの前髪を掴んだ。

「え……? やあっ! 痛い……ッ!」

 そのままミルロを無理矢理立ち上がらせる。
ずっと頭から離れなかった彼女の瞳の相変わらず弱々しい様を
再び目の前にする事ができ、押さえきれなくなった感情が
ローマンをそうさせた。

 ミルロが頭を両手でかばいながら顔をあげると、
そこにはローマンの凍てつくような双眸が自分を見据えていた。 

「あ…… あ……」

 ローマンの瞳に宿るあまりの冷酷さと
それでいながら黒い炎が燃え盛るような邪悪さも併せ持ったその色に
ミルロはすくみ上がり、口からは意味のない声が漏れた。

 その時、ローマンの足元に小さな影が飛びついた。

「ミルロから手を離せよっ!!」

「エストヴァン…… 来ちゃ駄目よ!」

 いつの間にか起き上がったエストヴァンが
必死になってローマンのローブの裾を引っ張っている。

「パパから聞いてるぞ!! お前達は悪い奴らだったんだって!!」

 ローマンは ミルロの前髪を掴んでいた指を下ろすと
ただ黙って健気にミルロを守ろうとするエストヴァンを見つめていた。
344蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:36:26 ID:2wgy5V7L
「坊ちゃん、あまりローマン様に失礼を働きますな」

 とっさにロレントがエストヴァンの身体を背後から抱えローマンから引き剥がした。

「離せよっ! おまえも…… こいつらの仲間だったのかよ!!」

 ロレントの腕の中で足をばたつかせるエストヴァンの問いに答えたのはローマンだった。

「彼は品行方正な立派な家庭教師だよ。
 仲間に引き入れたのはつい一昨日、我々がこの国に到着してすぐの事だがな。
 莫大な金が手に入るぞ、と話を持ちかけたら 快く協力すると言ってくれてね。
 今日 プリンセスミルロをここまで連れてきてもらったんだ。 全く、理解在る人物で助かったよ」

 そう言って さも愉快そうに口の端を持ち上げてみせる。

 今回の計画でもエストヴァンに接近する必要があったのだが、
前回のように事前に仲間を忍び込ませたのでは
警戒の厳しくなっているエストヴァンの父親に何かの拍子で感づかれる事も充分考えられる。
そこで、すでに家庭教師として認められているロレントを引き入れる形をとったのだが
考えてみればこの方法だって ロレントに断られていたら台無しになるどころか 
自分達を身の危険に晒す事になっていた。
全く、今回の計画は自分でも呆れるほど穴だらけだ。
それほどまでにミルロに対して執着してしまう自分に、ローマンは少し戸惑いを覚えた。

「おまえ…… 僕達を裏切ったんだな……」

 ロレントはエストヴァンに睨みつけられたが
いかにも馬鹿にした風に おぉ恐い、と呟いただけでものともしなかった。
345蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:37:00 ID:2wgy5V7L
船のみんなは…… どうしたんですか……?」

 少しだけ落ち着きを取り戻したミルロが
ずっと気にしていた疑問を口にした。

「……船を降りてもらった」

「ついでに 海の底にも沈んでもらいましたけどねぇ」

 そっけなく答えたローマンの横から 得意げにヤンが口を挟んだ。
ニタニタしたその目元はミルロの全身を品定めするように眺めている。

「酷い……」

 ミルロは口元に手を当てた。

(どうりで船内に人気がないはずだわ……
 それに、船を制圧したならもしかすると エストヴァンの……)

「パパは…… パパも…… 殺したのか……!?」

 エストヴァンが唯一の肉親の安否を尋ねる。
搾り出すようなその声は泣き出す前のように震えていた。

「……安心しろ。おまえの父親は別室に拘束してある。 奴にはまだ利用価値があるのでな」

 ローマンがそう答えると すこし安心できたのか
強張っていたエストヴァンの小さな身体から力が抜けていった。

 だが、その安心もつかの間、今度はヤンが口を開いた。

「ロ、ローマン様ぁ…… も、もうそろそろ始めましょうよぉ」

 やはり、一番初めに痺れを切らせたのはこの男だった。
ヤンは この可憐な美少女に今すぐにでも襲い掛かりりたい衝動を
先程からヤキモキした気持ちで必死に堪えていたのだ。
ヤンのよく肥えた体躯からは 発情した雄の肉食獣のようなむさ苦しい気配が漂っている。

「む…… そうだな。 お喋りはここまでにしておこう」
346蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:37:46 ID:2wgy5V7L
ローマンはロレントの方に向き直る。

「おい、その餓鬼を連れて行け」

「そ…… その子には…… エストヴァンには手を出さないで下さい!!」
 
 その時、ミルロが始めてはっきりした口調で叫んだ。
“弟”を思う心が ミルロを突き動かしたのだ。

「安心しろ。これから始まる計画の邪魔になるから
 連れて行くだけだ。我々の目的はあくまでお前だ。それに……」

 そこで言葉を切り、ローマンはミルロだけに聞こえるように声量を絞った。

「おまえも見られたくはないだろう……?
 男どもの慰み者にされ、汚し尽くされるところなど」

 そう耳元で囁かれ、ミルロの背筋は硬直した。

 その言葉の持つ意味をミルロはかろうじて理解出来たが
年端もいかない彼女の持つ知識ではこれから何をされるかなどは
具体的な想像は全くつかずにいた。
ただ、男女の関係がお伽話の中のような美しいものばかりでなく
その影に 大人達が話そうとしない淫らな世界が潜んでいるという事には
薄々感づいてはいた。

「ひ…… 姫様ぁ…… 恐がらないでいいですからねぇ……」

「くくく…… 存分に楽しませてもらうぞ……」

 ようやく出たローマンの許しを得てヤンとラウがミルロに歩み寄る。
下卑た笑みを浮かべたその目元から注がれる視線は
まだまだ未発達な少女の身体をねぶるように観察していた。
その様子から 間違いなくこの男達は自分に対して興味を持っている、とミルロは確信する。 
 
 だが、なぜ大の大人が自分のような子供に興奮を覚えるというのだろう。それがミルロには分からない。
頭は逃げ出せとしきりに命令を送っているのだが、足がすくんでまるで役目をなさなかった。

「お前ら!! ミルロに近付くなよっ!!」

 再びロレントの腕の中のエストヴァンが声を吼えた。
その声に、ミルロはなんとか気を持ち直す。
347蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:38:18 ID:2wgy5V7L
「いいの…… 私は大丈夫だから……」

 絞り出すようにそう答えたが、エストヴァンの方を見る事は出来なかった。
放っておけばひとりでに震え出しそうな指先を硬く握り締める。

「何言ってるんだよ ミルロぉ!!」

 今の自分は、きっと酷く脅えた瞳をしているだろう。エストヴァンにこれ以上心配をかけたくない。
それに、今エストヴァンと目を合わせたら自分はきっと泣き出してしまうだろう。
そう思うと、ミルロの視線は地下倉庫の埃っぽい床に注がれるのだった。

「さぁ…… 坊ちゃんはこちらに……」

 ロレントは抱えていたエストヴァンを肩に担ぎなおすと倉庫をあとにしようとする。
エストヴァンはそれでもなお抵抗を続けてロレントの身体に蹴りを入れる。

「嫌だっ!! ミルロは僕が守らなきゃ!! ミルロは泣き虫なんだから!! 離せ! 離せよっ!!」

「おぉ! 坊ちゃんはそのお年ですでに紳士の心得を備えていらっしゃる。
 いつの間にやら立派になられて…… 私はとてもうれしいですよ」

 必死にあがくエストヴァンを軽くあしらう様にその背中をぽんぽん叩いて
ロレントは入り口の扉に手を掛けた。

「ありがとう。エストヴァン…… これが終わったら、後で沢山遊びましょう…… ね?」

 優しく、諭すようにミルロが言葉をかけてやると
エストヴァンは今まで堪えていた涙を零してしまう。
 
 その後は、もう黙ってロレントの肩の上でうな垂れてしまった。

「すまないが、事が終わるまでその餓鬼を見張っておいてもらえるか」

 最後にローマンがロレントに声をかける。

「ええ。 勿論構いませんよ。 これから起こることは痛々しくて
 とても見ていられないでしょうからね」

 意味深なロレントの言葉に、ミルロの表情は凍りついた。
それを確認すると 満足したように笑い、ロレントは耳障りな音を立てる扉を開く。

「それでは、ご命運お祈りいたしますよ? プリンセスミルロ……」

 そう捨て台詞を吐いて、エストヴァンを連れ地下倉庫を後にした。
348蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:39:45 ID:2wgy5V7L
途端に、ミルロの身体は今まで以上に露骨に震え出した。
エストヴァンの前ではなるべく平静を装っていたものの
いざ彼がいなくると心の支えが折れてしまったようだ。

(いやっ…… 私…… いやらしい事…… されるの………?)

 ミルロの頭を様々な不安が駆け巡る。 これからいったい何をされるというのだろう。
ローマンに会った瞬間に 自分に対して恨みをもっているであろう
彼らが自分に復讐をするだろうとは悟ったが、それはたんに暴力を振るわれるとか
自分を人質にとって城に身代金を要求したりするのだと見当をつけていた。

 だが ローマンは自分を犯す、と宣告してきた。
男が女をどうやって犯すかなどミルロに分かるはずもない。
少なくとも、愛に溢れた抱擁などではないだろう。
ただ 自分の意思など全く無視された世界で、欲望のままに扱われるのだ。

 それに それが終わったとして、その後はどうされるのだろう。
城には戻れるのだろうか。 それとも必要なくなったら自分もこの船の使用人達のように……

 そんな不安が脳裏をよぎった時、足から力が抜けた。
中途半端な推測は、却ってミルロの恐怖を煽るだけの結果に終わった。
その場にへたり込みそうになったところをラウに抱きとめられる。

 外の廊下では、しばらくロレントの高笑いが響いていた………
349蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:41:19 ID:2wgy5V7L
V.


「さぁて…… では、おまえらでそいつを存分に犯してやれ」

「おや? ローマン様はよろしいのですか?」

 乾いた声でそれだけ言うと、 先程の椅子に再び腰を下ろしてしまうローマンに
ミルロの腕を後ろにねじり拘束したラウが意外そうに尋ねた。

 ラウの言葉に ローマンはいかにも心外だ、というような表情をとる。

「私にお前達のような趣味はない。 ただ、その餓鬼── 」

 答えながらラウに掴まったミルロを顎でしゃくる。
彼女は、すでに拘束の必要もないほどに
身体を強張らせて小刻みに震わせ、脅えきっている。

「金を手に入れるにはその餓鬼を利用しなければならないのだ。
 お前たちが行き過ぎたことをしてそいつを使い物にならなくしてしまわぬよう
 見張っておく義務が私にはある」

 嘘ではなかった。ローマンはまだ子供のミルロに性的興味を抱くような輩ではない。
ただ 彼の本能は無性にミルロが壊れ、汚しつくされる場面を欲していた。
 
 ようやくその場面が見られると思うと、胸が高鳴り始めている。

 それは、幼い頃サーカスを見に行った時の
客席に腰掛け 始まりの時を今か今かと待ち続けた時の高鳴りとどこか似ているような気がした。
350蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:41:59 ID:2wgy5V7L
「ロ…… ローマン様がいいとおっしゃってるんですからいいじゃないですかぁ…… 
 はぁ…… はぁ…… お、俺はもう始めさせてもらいますよぉ…… 」

 その空気を破る だらしなくくぐもった声に目をやると
熱っぽい息をしきりに吐き出し、目を血走らせたヤンがミルロの足元の床に膝をつけているところだった。。 

 ラウはまだローマンの胸中が理解出来ず得心の行かないような
顔をしているが、好物を目の前に置かれたヤンにとってそんな事はどうでもいい事だったのだ。

 薄気味悪い笑いを浮かべたヤンは ミルロのドレスのスカートの裾を掴んで捲り上げ
露になった白い太腿に頬ずりをし出した。

「はあぁ…… やっぱり 子供の身体に限りますねぇ もちもちぃ〜っとして吸い付くようですよぉ…… 」

 待ちかねた少女の身体に触れることが出来たヤンは、興奮に押さえが効かなくなり
口元を覆った布をせわしなく外すと そのままミルロの太腿に唇を押し当て、レロレロと気味悪く舌を這わせた。

「い…… や…… や、やめてくださぃ………」

 蚊の鳴くような声をミルロがこぼす。
それが聞こえなかったのか 聞こえたが無視しているのか、ヤンは舌使いを辞める素振りもみせない。
それどころか、彼女のキメ細やかな肌の感触を楽しむようにもう一方の太腿を擦っていた指をそのまま
足の付け根の方に向って這い上がらせていき、ミルロの秘部を それを隠す可愛らしいショーツの上から
関節まで丸々と太った指で弄った。

「やぁ…… そんなところ…… さわっちゃ駄目……」

 弱々しいミルロの声は、およそ抵抗と呼べるものではなかった。
自分の身体の不潔な部分を弄られたミルロの顔は真っ赤に染まる。
なぜ、こんな場所に触れているのにこの男はこんなに嬉しげにしているのだろう。
ミルロにとって得体の知れない男の性的欲望というものは、奇妙であり
それ以上に恐怖であった。

 全く力のこもっていない手で、なんとかヤンを引き離そうとするが
彼は夢中になってミルロの下半身をいじくり倒す。

 当惑しているミルロの背後で人の気配がしたのはその時だ。
振り返る間もなく、両胸に人肌の温もりが伝わる。
351蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:42:47 ID:2wgy5V7L
「きゃっ……!?」

 今度はラウがミルロの胸を後ろから手の平で掴んでいた。

 ドレスの布地の上からでも分かる、微妙な脂肪の膨らみを確認して
さも大発見でもしたような甲高い声をラウがあげる。

「おい! すごいぞ! このガキ
 もう胸が膨らみかけてるぞ!!」

「ほ…… 本当でしゅか!!?」

 ラウの言葉を受けて、ミルロのスカートに隠れていたヤンの表情が変わった。
ようやくミルロの太腿から顔を離し、ヤンが涎でも垂らさん勢いで
ミルロのドレスの胸の部分を力加減もしないで両手で揉みしだいた。

「はぁ、はぁあ…… ど…… どれどれ……」

「い…… いたぁい……!! 離して…… 離してください……」

 爪をたてられ、ミルロが身体をよじる。
それを容赦ない力で羽交い絞めにして押さえ込むとラウは
ヤンに交代だ、と言い
ドレスの深く開いたデザインの胸元に手を掛け、そのまま力任せに引き裂いた。

「きやあぁぁっ!!?」

「お…… おおおぉおおぉぉおおぉぉおおおっつ!?」

 露になった胸にミルロは羞恥で短い悲鳴を、歓喜の声を上げたヤンは
ミルロの幼い乳房を食い入る様に見つめた。 

「み…… 見ないで……ッ」

 前かがみになって胸を隠そうとするミルロだが、それをラウが許す筈も無かった。
羽交い絞めの姿勢のまま、彼女の細い身体を無理矢理逆方向に反らせる。
当然、彼女の両胸は目の前にいたヤンに存分に晒されることとなる。 

「ひゃぁあっうぅ………」

「ふぉおおおおおっつ!!! こ…… これはぁああ!!!」

 ヤンが声を張り上げる。
可愛らしい桜色の小さな乳首を乗せたミルロの乳房は、
ラウの言う通りこの年頃の女の子にしては早めの成長を迎えており
一見すると真っ平にも見えるものの、よく見れば少女らしいほんの僅かな脂肪の膨らみが見て取れる。
 
 だがそれは、あくまで幼児体系を卒業し、大人の女の身体へと成長していく
準備段階の最も初めの兆候があらわれているに過ぎない。
それでも、いや だからこそヤンとラウはそこに
背徳的な淫靡さを見出し、興奮を覚えている。
352蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:43:23 ID:2wgy5V7L
おおっ……! ぺったんこのおっぱいもいいけど
 こういう膨らみかけちゃんも萌え萌えでそそるものがあるなぁ……」

 感動のあまり小刻みに震え出した指を近付けようとするヤンだったが
それより早く後ろから伸びたラウの手の平がミルロの幼い両胸を包み込んだ。
ミルロの髪に顔を近づけ香りを吸い込みながら、ラウはゆっくりとその感触を指の一本一本で
味わうように揉み始め、さらに硬くそそり立った股間をミルロの腰辺りに密着させる。

「さわらないで…… こんなの…… 間違ってます……」

「お、俺にも触らせてくれよぉ!!!」

 震えているミルロの抗議の声は、ヤンの叫びで簡単にかき消されてしまった。
なんとか手を触れようとするのだが、ラウがそうはさせじとミルロを引き寄せる。

「お前はさっきまで触っていただろうが」

「で、でも直に触りたいよぉ……!」

 ヤンが必死に懇願するも、ラウは知らん顔でミルロの胸に愛撫を続ける。

 苛立っていたヤンだが、急に何事か閃いたように再び屈み込んでミルロのスカートの中へと侵入し始めた。

「え…… またなの……?」

 自分の衣服の中を男にもぞもぞと這い回られる不快感にミルロは身をよじった。
ヤンは、くねくね動くミルロの細い足がまるで誘っているかのように思え
興奮しきって彼女の淡いブルーのショーツに指を掛け引きずり下ろした。

「きゃあっ!? うそっ!?」

 ミルロの悲鳴を聞きながら、ヤンは目の前の無毛の花弁をいかにも愛おしいもののように見上げた。
綺麗に閉じられ、全く色素沈着をしていないそこは、ヤンの理想とする女性器そのものであった。
興奮の鼻息がかかるたびに、ミルロがくすぐったそうに身体をよじり、それにあわせて割れ目の入り口の
薄赤色をした肉がほんの少し顔を覗かせ、結果的にヤンを喜ばせる。

「ぱ…… パイパンぷりっぷりおまんこ…… いただきま〜ふ」

 気持ちの悪い台詞を吐くや、ヤンはミルロの秘部にむしゃぶりついた。
 
 「え……!! そんなっ!? な…… なにしてるのぉっ!!?」
353蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:44:04 ID:2wgy5V7L
ヤンのねばっこい舌使いにミルロが慌ててスカートの上からヤンの頭を抑え防ごうとした。
そんな事に全くかまわないヤンが舌を止め、改めて自分の鼻を押し付けた。
鼻先をミルロの秘陰に埋没させるほどに押し付け
ミルロの幼い秘陰の香りで気管支を満たそうとするように、豚のような鼻息をたてながら吸い込んだ。
呼吸が限界になるまで吸い込んだヤンは、一端ミルロのスカートの中から顔を出す。
そして、ギュッと目を瞑ったまま身体を固めている彼女を見上げて嬉しそうにほくそ笑んだ。

「う…… うへへぇ…… こ、ここ…… オシッコの匂いがしたよぉ……」

 そう指摘され、途端にミルロの顔が真っ赤に染まる。 
自分を見上げるにや付いたヤンの目から視線を逸らしてしまう。 
 
「え…… えと…… えと…… ご、ごめんなさいっ!!」

 どう応えればいいものか戸惑い、 自分は悪くないのについ普段の癖で
謝ってしまう。 こんな状況にも関らず、それはなんだか滑稽であった。

「謝らなくってもいいよぉ…… お、俺はすっごぉく嬉しかったんだからぁ……
 ミルロちゃんのオシッコの匂いを嗅げちゃうなんてさぁ……」

 ヤンは、あろうことか一国の姫を“ちゃん”付けするつもりらしい。
王族であることを鼻にかけた事など一度もないミルロだったが、こんな薄気味悪い男に
親しげにそう呼ばれるのはあまり気分のいいものではなかった。

 すぐにスカートの中へと戻っていったヤンがミルロの性器を舐め上げたが
それに不快を覚えるより先に両頬に痛みが走った。
ラウが胸に触れていた両手から右手だけを離し、ミルロの頬骨あたりを親指と中指を添えた人差し指で
強く締め付けたのだ。必然的に口がこじ開けられる。

「あ……! あぁ……っ!」

 このまま砕かれるのではと思うほど頬骨を圧迫され、たまらず
ラウの顔の方に首を向けたミルロの目に飛び込んできたのは
いつの間にかマスクを外した彼の口から小泡を含んだ唾液が滴ってくる瞬間だった。

「いやっ!!」

 とっさにミルロは顔を逸らそうとしたがラウの手は
口を開かせると同時に首を固定する役割も果たしていたため
されるがままにラウのすえた臭いのする唾液を口内に受け止めてしまう。

 吐き気と背筋に虫唾が走るような悪寒に襲われたミルロは
一刻も早く口内に注がれた異物を吐き出そうとするが、そうはさせじと
蓋をするようにラウが彼女の唇に自分の唇を押付ける。

「んんっ!? んっ…… むうぅ……!」

 ミルロは、自分の唇に触れた生暖かく弾力のある感覚に一瞬目を白黒させるが
すぐに自分はこの男に初めての接吻を奪われたのだと気が付いた。

 少女らしく恋愛に憧れを抱いているミルロの理想とはかけ離れたその接吻は
荒々しく、暖かみなど全く通っていない、ただ雄が性的興奮をたかめたいがための行為にすぎなかった。

 ナメクジのようにぬめった舌を器用に動かし、ラウはミルロの清潔な口内を
頬の内側や歯の裏側までたっぷりと時間をかけて汚していった。
354蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:44:37 ID:2wgy5V7L
「んぅ…… はぁ…… はぁ…… やめ…… やめてぇ……っ!」 

 なんとか首を強く動かしてラウの舌から逃れる。ようやく呼吸が自由になって荒い息をする。
ミルロの胸の奥から吐き気と一緒にずっと抑えていたものが込み上げてきた。
鼻がむず痒くなるような感覚に気付き、ミルロはなんとかそれを堪えようとするが、手遅れだった。

「ううぅ…… ひっ、ひっく……」

 ミルロの大きな瞳からひとつ、ふたつと涙の粒が落ちる。
出来るだけ弱さを見せてはならないと必死にせき止めておいたが
10歳の幼さで、しかも元来気弱な質のミルロがここまで堪えられただけでも驚くべきことなのだ。
 
 それでも、やはり唇の貞操を無理矢理奪い取られた喪失感は
ミルロにとってあまりに大き過ぎるものだった。

 ミルロは指で両の目から零れ出した涙を拭おうとするが
それはすでに無駄な事だった。一度流してしまった涙は
次々ととめどなくあふれて、目元から頬を通過して顎を伝い落ちてゆく。

 ミルロはなぜだか無性に申し訳なさを感じた。
それは両親に対してなのか、自分自身に対してなのか
ひょっとしたら将来自分を愛してくれる素敵な異性に対してかもしれない。

 しゃくりあげる様なミルロの泣き声に気付いたヤンが唾液まみれにした
彼女の下半身を離れ、スカートから顔を出した。
355蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:45:14 ID:2wgy5V7L
「おいおい、女の子を泣かせるなんてだめじゃないかぁ」

 状況を把握したヤンが、口では尤もらしいことを言いながらミルロの顔を覗き込む。

──ヤンは息を呑んだ。

 俯いて溜った涙で潤んだミルロのその瞳は、捨てられた子犬のように
弱々しく、いじらしく、儚げで、そして恐いくらいに美しかった。
 
 背筋がぞくっとするものを感じて、ヤンは一歩後ずさった。
ヤンの心の中ではある感情が膨らみ始めていた。

『この少女を壊したい……』 

 最初、ヤンは幼い子供とセックス出来る事だけに喜び 興奮していた。
子供と関係出来るなら、無理矢理犯そうと和姦だろうとどちらでも構わないとまで考えていた。

 それが、今ミルロの美しい脅えきった泣き顔を見て
彼女を滅茶苦茶にしてやりたいという願望に駆られた。

 この可憐でひ弱そうな少女の心の全てを破壊してやりたいという衝動が内側からひしひしと昇りつめてきた。
彼女の貞操を壊し、希望を断ち、過去も未来すらも消し去ってやりたい。
そして代わりに痛みと失望を無理矢理与えてやりたい。
ヤンの中で雄特有の加虐精神がはやく外へ出してくれと暴れ出していた。

 ラウも同じように顎に自分の手を掛けたミルロを見下ろした姿勢のまま固まっていた。
ローマンが感じた奇妙な感覚は、なにも彼だけが感じたものではなかったのだ。

 女性のもつ美しさとひと口に言っても、明るい健康的なものであったり
知的な大人のもつ妖艶さであったり様々だが、ミルロの放つ儚げな外見とオーラは
人間の心の何処かに必ず潜んでいる“美しいが故に汚したい”という複雑な、
あるいはもっと原始的なのかもしれない感情を否が応にも煽ってしまうのだ。
一見恵まれた容姿と性格を併せ持ったミルロだが
それは彼女が彼女である限り一生逃れる事のできない呪いを授かったようなものでもあった。
356蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:46:06 ID:2wgy5V7L
「お、俺ぇ…… そろそろ抜いとかないとおかしくなりそぉ……」

 ミルロのオーラに引き込まれ、すでに限界まで硬くなった肉棒を
解放してやろうとヤンがズボンのベルトに手を掛けると、ラウも同じように
腰のベルトを解きその時間ももどかしいようにズボンと一緒に下着まで一気にずり下ろしていた。

「きゃぁ!!!」

 ばね仕掛けのように飛び出したグロテスクな男性器を二本も同時に見せられて
ミルロは赤く染まった両頬を手の平で押さえ、驚きに悲鳴を上げた。
 
「ほら! 初めてだろう? よぉく見ろっ!!」

 慌てて視線を外すミルロだが、ラウが腕に力を込め頭を上から押さえつけ
床に無理矢理膝をつかせる。
そうなると、当然ミルロの目の高さには二人の男の肉棒が突きつけらていることになる。

「やぁあ…… そんなもの…… 近付けないで……!」

 ラウに言われたとおり、ミルロが男のものなど見た事があるはずが無い。
目の前に並んだ二本の反り返った肉の塊は、先程一瞬見たよりさらに不気味で汚らしく
悪臭を放っていた。ミルロの目からすれば、血液が集まり赤黒くなった亀頭やそこから縦に裂けた
尿道口や竿の部分に幾筋も浮かび上がった血管などで、まるで怪物の幼蟲か何かの様にしか見えなかった。

 目を瞑ってしまおうと決めたミルロだったが、その愛らしい両頬に二人の男たちは
そそり立った肉棒の亀頭部分を一斉に擦り付けた。目を閉じていた事が災いして、ミルロは避けることが出来ず
突然頬に押付けられた熱の感触に驚き、小さく悲鳴を上げ目を開ける。
そしてそこにあるものの正体を確認して、さらに大きく叫んだ。

「むはぁぁ…… 柔らかぁい…… す、すりすりしてるだけでもう…… やばいかもぉ……」

「やめてぇ…… もう…… いやだぁ……」 
 
 自分の身に振り掛かっているあまりに変態的なその行為に
ミルロの瞳からはまた涙が溢れ出し、伝い堕ちていくその軌道上に置かれたヤンとラウの亀頭の上に滴る。
熱せられた身体の一部に感じる冷たい違和感は、男達の性感をいたずらにたかめてしまった。
357蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:46:37 ID:2wgy5V7L
「お、俺ももう駄目だっ! おいっ!! これを握れ!!」

 射精欲求が堪えきれなくなったラウは、ミルロの左手を引っ張って自分の肉棒を掴ませようとした。
驚いたミルロは、とっさにその腕を振りほどいてしまった。すると、ラウの目の奥に明らかな憤怒の色が浮かんだ。
それを見て取って竦みあがってしまうミルロの腕を再び捕まえると、ラウは声にドスを効かせた。

「男のチンポも満足させられないような役に立たない手はへし折ってしまってもいいよなぁ!!」

 そう宣告し、腕の筋肉に徐々に力を籠める。

「い……! やぁ……っ!! 痛っ……!? いたぁああい!!」

 腕に走る激痛とミシミシと軋み出した自分の骨の音に、ミルロは恐怖した。
先程の顎を無理矢理こじ開けられた握力の容赦のなさから考えても
この男なら脅しでなく、本当にへし折られかねない。

「あ…… ああっ!! や…… やめて……!! します……!! しますからぁ……」

 心の中で決断を出すより先に、許しを請うための叫びが勝手に口を飛び出していった。
否応無く言わされた言葉だったが、途端に腕に籠められていた力は緩められる。

「ほら、おまえが言ったんだから今度は自分から手を出して握れよ」

 ラウは、もう自分からは何もせず、ミルロの方に向けて股間を突き出す。
顔を赤らめ巧みに視線を逸らしながらも、それでもそこに手を伸ばさないわけにはいかなかった。
なるべく性器を見ずに済むよう、ラウの膝辺りに視線を落とし、恐る恐る震える指先を持っていく。
ゆっくり伸びていったミルロの人差し指の先端が、ラウの肉棒の竿部分に少しだけ触れた。
途端、それに敏感に反応して肉棒がピクンと上向きに跳ね上がった。

 驚いたミルロはとっさに手を引っ込めてしまう。なんだか死に掛けの虫の様子を確かめているみたいだった。
やはり気味が悪くて仕方なかったが
頭上からは、ラウがもたついている自分に対して苛立ち、見下ろしている事がひしひしと感じられた。
早くしなければ本当に怒らせてしまうかもしれないと恐れ、ミルロはまたそろりと指を持っていく。
やがて、先程と同じように竿部分に指が届いた。手を引っ込めたくなるのを懸命に抑えて
目を固くつむる。そのまま竿全体を小指から順にくるんで行く。
358蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:47:18 ID:2wgy5V7L
「は…… ああっ……」

 ラウの咽喉からだらしない溜息のようなものが漏れた。

(やぁぁ…… 本当に男の人のに触っちゃった…… それに…… なんなのこの感触……)

 生まれて初めて触れた男性器は、ミルロにとって不快の極みだった。 
およそ人体から発せられているとは思えないほどに熱をもち、硬質のゴムのような感触をしていて
ほのかに汗ばんで手の平にねっとりと吸い付いてくる。
小指側の手の肉の部分にはパサついた陰毛の感触が伝わり
おまけに鼻を刺すような特有の刺激臭は一層強く感じられた。

「あ…… あの…… に、にぎり…… ました……」

 おずおずと顔をあげて、一応報告する。
これで終わりにしてくれたらいいのにという期待も少しはあったが
次の指示を聞き出すという意味合いのほうが大きかった。

「そうしたら、つぎはそのまま手を動かすんだ。丁寧に扱うんだぞ……」

 案の定、次の命令が出される。その行動の意味合いはミルロにとって理解不能だったが
ともあれ、肉棒に這わせた左手をゆっくり上下させてみる。

「おおぅ…… 俺も! 俺もやってよぉ!! ミルロちゃあん!!」

 今度はヤンが飛びついてきた。

「この、かわいいお手々でさぁ」

 そう言って、ヤンは空いていたミルロの右腕をとり、手の平に厚ぼったい唇を押付けた。
王子様を気取っているつもりらしいが、全く様になっていない。
挙句、勝手に興奮してミルロの手をそのまま口の中にくわえ込んでしまった。

「やぁぁ…… 気持ち悪い……」

 指の上をヌラヌラと這い回るヤンの舌にミルロは不快感をあらわにする。
唾液で満たされた口内はジュブジュブ淫靡な音をたてている。
一本一本時間をかけて爪まで嘗め回し、 指の股にまで丁寧に舌を這わせ味わってから
ようやくヤンはミルロの指先と自分の唇の間に唾液の橋をかけながら顔を離していった。

「じゃあ、いよいよこのお手々でしてもらうよぉ」

 言うが早いかヤンは自分の唾液にまみれたミルロの右手をラウがそうしたように股間へと引き寄せた。
二度目ということもあり、いささか抵抗が薄れていたミルロがもう一本の肉棒に手を被せる。
ヤンは、その上から自分の手の平を載せると、ミルロの手の平ごと上下させ
自分の肉棒に刺激を与え始めた。
359蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:48:36 ID:2wgy5V7L
生まれて初めて触れた手の平の中の異物に初めは耐え難い不快を感じていたミルロだったが
しばらくすると肉棒から生じた熱が自分の手を温め、同じ温度になってくると
手の平にそれが一体化したような妙な感触になり、やがてその感触すら忘れてしまう。
今自分は何かを握っているのか、それとも手の中には何も無いのか、それすら分からないほど馴染んでしまった。
 
「あ! あ! ううっ!! はぁっ!! はぁっ!! き、気持ち良過ぎる……!!」

 ミルロの躊躇いがちな愛撫に先に限界を迎えたのはやや早漏気味のヤンの方だった。
既にいつ射精を迎えてもおかしくないほどにたかまっている。

「ミ、ミルロちゃあん…… こっち、こっちを見るんだ……」

 吐き出す荒い息に混ぜ合わせたような掠れた声でヤンが呟いた。

 言われた通りにヤンの指示した部分── 亀頭の排泄口あたりのほうに目を向ける。
涙で滲んだ瞳からでもそこはしっかりと確認できた。
やはり怪物の口にしか見えないそれにミルロは顔をしかめたが、勝手に目を背けたりすれば
この人たちは何をしてくるか分からない。そう思い怪物と見つめあいながら奉仕を続けるしかなかった。

 ミルロの手の中の怪物がそれまでで最高に怒張すると同時に大声があがった。

「だ、だめだぁ!! でるっ!! 出るからなぁ!!」

 倉庫じゅうに響くヤンの叫びに、ミルロは『なにが?』という様な表情に変わる。
変わるや否や、その顔にヤンの放った精液の第一射が命中した。

「う、ぐわぁ!! いいっ!! 見て!! その汚れない目で俺のザーメン噴出すところ見てよっ!!」

 ミルロの手の平に載せた自分の手を激しく動かして、断続的に精液を肉棒から吐き出すヤン。
男が放つ精液の存在すら知らず、ましてや顔射という行為など知っているわけがないミルロに
対応がとれるはずもない。あまりに突然の事で とっさに顔を逸らす事すら出来なかったようで
全て外れることなく放たれた精液がその愛らしい顔を汚されていく。

「ふぅうっ…… きっ…… 気持ちよかったぁ……」

 最後の一滴まで搾り出すと、それを皮切り肉棒の硬さはみるみる失われていった。
ヤンはミルロの手を離して腰が砕けたようにその場にへたり込んだ。

「え……? え……? え……?」

 固まったミルロが口をパクパクさせて事態を把握しようとする。
一体何が起こったのだろう。小太りの男の方が何だか情けない叫び声をあげた所までは覚えている。それから──

(そうだわ…… 顔に何か熱いものがかかって……)

 思い出してミルロは自分の顔の鼻の頭付近を指で拭ってみる。

(え……!! なんなのこれ!?)

 ひとさし指に付いて来た白い液体を確認したミルロの瞳は大きく見開かれた。
軽く鼻を刺す薬品のような臭いがする。親指をくっつけて離してみると糸を引き、それが粘着質である事が分かる。

(お、おちんちんから出たってこと……? で、でも…… おしっこじゃあ…… ないよね?)

 無理に理解しようとして、ミルロの頭は却って混乱に陥る。
ただ、この液体は忌まわしいものであるとミルロの本能がしきりに囁きかけていた。
きっと顔中に飛び散っているであろうこの液体をきれいに拭い去りたい衝動に駆られ始めたミルロに
追い討ちをかける様に、今度はラウが限界を迎える。
360蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:49:08 ID:2wgy5V7L
「ほら!! いつまでもそっちを向いてないで!! 今度はこっちだぞ!!」

 ラウは、そうするのが好きなのか、また無理矢理ミルロを自分の方に向かせる。
今度はこの状況で考え事に夢中になった事が災いして、ミルロの反応が遅れた。
ヤンの精液に上塗りするように勢い良く排出されたラウの精液もまた余すことなくミルロの顔を汚していく。

「い…… いやあぁ…… これ…… 気持ち悪いよ……」

 男2人の大量射精の餌食となった顔を悲痛なものに歪めながら涙声でミルロが呟きを漏らす。
ヤンと違いラウの肉棒はまだ硬さを保っていられたようだ。

「それじゃあ…… お次はいよいよだな…… おい、そこの壁に両手をついて腰を突き出せ」

 ミルロの背後に回ったラウから命令が下る。
まだ顔の体液の不快感が気になって仕方なかったが
いつの間にかミルロは言われた事を即座に実行してしまうほど従順になっていた。
どうあがいても、結局最終的にはこの男達の指示に従わされるのだ。
それならば、気の済むまで大人しく素直にしている方が懸命だ。
それは、一見前向きな考えのようだが10歳の少女が悟るにはあまりにも大きな絶望の側面でもあった。
361蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:49:40 ID:2wgy5V7L
「う…… いったい…… 何をするんですか……」

 背後に立ったラウを不安げに振り返るミルロだったが
ラウは何も答えずミルロのスカートを捲り上げる。
まず、先程ヤンに下ろされて下着が引っかかった足が露出し
さらに捲りあげると同じくヤンによって嘗め回された性器が唾液で淫靡に光っていた。

「いやあぁ……」

 恥かしさに目を瞑るミルロだったが、自分の性器にあてがわれた生温かいその感触に
飛び上がりそうになった。

「そ…… そんな…… うそ…… 嘘でしょ……」

 信じたくなど無かった。ミルロにとってその場所は昨日までただの排泄器官としか認識されていなかった。
だから、今背後の男が行おうとしている事の理由が分からない。分からない事が恐怖心を何倍にも増長させていく。
ただ、もし“それ”を本当にやられるなら想像を絶する痛みが伴うだろう事は容易に想像できる。
腹が突き破れ、血が沢山出て、もしかしたら死んでしまうかもしれない。

「おい!! ちょっと待てよぉ!!」

 恐怖に飲み込まれそうになったミルロの意識の片隅でヤンの大声が響いた。
我に返ったミルロが振り返ると、ヤンがミルロの腰に密着していたラウを引き剥がしていた。

(え…… もしかして…… 助けてくれるの……)

 ミルロの心に僅かに希望が射す。
そう言えば、先程までの様子だとこの小太りの男は少々気味の悪い所を除けば
背の高いほうの男より優しく接してくれていた気がする──
だが、そんなミルロの期待もあっさりと打ち砕かれた。

「俺が!! 俺がするんだ!! これだけは絶対に譲らないからなぁ!!!」

 ヤンが怒気すら感じられる口調でラウを突き飛ばしていた。
甘い希望を抱いた自分が哀れで情けなくてミルロは涙を零す。

「は、早いもの勝ちだろう!」
 
「うるさいっ!!!」

 床に尻餅をついたラウの抗議の声をヤンは間髪入れない怒鳴り声で叩き落した。
普段とぼけたヤンからかけ離れた全身から漂う、性欲に取り付かれた獣の気配に
ラウは手に負えそうも無いと渋々引き下がる。
362蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:50:52 ID:2wgy5V7L
「うふふふ…… ミルロちゃぁん…… 俺が、俺が初めての男になってあげるよぉ……
 遠慮しないでいっぱい、いっぱい気持ちよくなっていいからねえ……」

 ラウに代わってミルロの腰に抱きついたヤンが
ミルロの背中に自分の胸をくっつけるように体重をかけ耳元で囁いた。

「やぁ…… 恐いよ……」

 すでに上下の歯がガチガチとぶつかってはっきり聞き取れるほどの音をたてていた。

「大丈夫…… 死にはしないからさぁ……」

「う…… ひっく…… でも…… 痛いんでしょう……?」

「そりゃあ…… まぁ……」

 そこで口籠るとヤンはいよいよミルロの性器に向って垂直に自分の性器の先端をあてがう。
ミルロは目をぎゅっと瞑り、覚悟するように全身を硬直させた。


「痛い」


 短いヤンの言葉が終わった瞬間、ミルロは自分の性器の入り口が押し広げられる感覚と摩擦を感じた。
その感覚が消える間もなく侵入してきた異物は少し進んだ先にあった膜に阻まれる。
いや、阻めてはいない。一瞬侵入の勢いを弱めたに過ぎず、そのまま異物はぶつりと膜を破壊した。

「………………ッ!!!!!!? ぁぁぁあああああああああああああああっつ!!!!!!!!!」

 つんざく様なミルロの悲鳴が地下倉庫に幾度も木霊した。
彼女の腹の中を 熱湯を注ぎ込まれたような激痛が駆け抜けた。
背筋をつりそうなほどに反らせてのた打ち回るが、ヤンは器用にミルロを追いかけ腰に下腹部をぶつけ始めた。

「い……! ああっ!!! や…… だ……!! 痛ぁああ!!!」

 痛みと同時に股間に明らかな違和感を感じる。 
粘膜が拡張され、閉じ合わさっていた花弁は左右に離れていこうとしている。
まだ性交渉に耐えられるほどに成長しきっていないそこに
ヤンは何一つ躊躇することなく肉棒を出し入れしている。
ヤンが腰を引くたびに、ミルロの膣内で流れた経血が掻き出されて床やヤンの衣服を赤い点で染めた。

「うぁぁ…… いだぁい!! し…… 死んじゃう!!! 死んじゃうぅ!!!!」

 ミルロはすさまじい勢いで涙を流している。
先程までただ脅えて縮こまっていたミルロが痛みに這いずり回り泣き叫ぶ姿は
さらに男の性欲を煽る。ミルロの抵抗が激しければそれだけ相手も興奮し
彼女が苦しむところが、絶望へ突き落とされるところが見たくなってしまう。

 実際、ヤンもすっかりその魅力の虜になっている。
巨体をミルロにのしかけ、全体重をこめて肉棒を繰り出す。
363蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:52:04 ID:2wgy5V7L
「あああぁ…… ご…… ごめんなさい!!! ごめんなさい!!! 許して下さいっ!!!」

 ミルロは強く圧迫されるような痛みに、本当にこのまま腹を内側から突き破られてしまうのではないかとい思った。
なんとかこの痛みだけからは解放されたい、その一心で叫んでいた。

「あははぁ…… なんでミルロちゃんが謝ってるのかな? 悪いのはおじさんたちのほうなのにねぇ!!」

「うそっ!? やああああああああぁぁ!!!」 

 ミルロの懇願など無視した様子のヤンは、却って痛みを倍増させようと
不必要なほど腰を回して膣全体をえぐるように傷つけた。
ようやく少し収まり掛けていた経血が、再びびちゃびちゃと音をたて床に滴る。
床の血液の量は確かに人を死に至らしめるほど致命的には流れ出ていなかったが
薄暗いこの倉庫でなければ、ミルロのような気弱な少女が目にすれば
ショックで倒れてしまいそうなほどに滴っていた。

「ほら!! 俺の相手も忘れるんじゃないぞ!!」

 ヤンに良いところを持っていかれてしまったラウはその腹いせのつもりか
強引にミルロの唇を割って自分の肉棒を挿し入れた。

「む……!!? ふぃあぁぁ!?」

 口の中に突如広がった生臭さに耐えられずえづきそうになるミルロ。
必死にその異物を吐き出そうとしても、ラウは彼女にそんな隙は与えなかった。
ミルロの頭の後ろに抱き込むように両手を回したラウは腰を前後に揺らした。

「ぁ……! はぁ……! むはぁぁぁ!!!」

 前から後ろから叩きつける様な衝撃を加えられて
ミルロの脳はぐらぐらと揺れ、僅かに意識が朦朧とする。
そのまま気を失ってしまえたなら幾分かは幸せなのかもしれないが
下腹部の焼け付くような痛みと口の中で暴れまわっているラウの肉棒の感触は
しきりに働きかけ、ミルロにその救いを与えようとはしなかった。

「ああっ!! もうっ!! もう次がきたぁ!!! 次! 次の出すよおッ!!!」

 悪夢のようなヤンの台詞にミルロの意識がはっきりと覚醒させられる。
同時に流し込まれる精液の感触が子宮を襲った。
妊娠の心配のないミルロの膣内に射精することはヤンにとって何ら躊躇う必要も無い事だった。

「んうっ……!? むあっ!! ふぁっ!!!?」

 身体の表面に精液をかけられることすら不快で堪らなかったミルロは
ヤンの異常な行動に驚愕してラウの肉棒で塞がれた口で必死に叫び声をあげた。
子宮の粘膜に染み込んだ汚らわしい精液が
自分の一部となって一生付きまとうような気がして恐怖すら覚えたのだ。

「はぁ…… はぁ…… お…… お姫様に中出ししちゃったぁ……」

 恍惚の溜息混じりにヤンが呟く。
射精が終わってもその硬さを失い始めた肉棒をミルロから引き抜こうとはせず
その場でただぼんやりと感動に打ち震えている。
364蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:53:00 ID:2wgy5V7L
「次は俺だ!! いいか!? お前の口の中に全部出してやるから有り難く飲むんだ!!
 吐き出したら承知しないからなぁ!!!」

 休む間もなくラウが二度目の絶頂を迎えた。
頭を押さえつけたラウに一気に腰を深く突き入れられる。
ミルロの咽喉の奥まで到達した肉棒が脈打って精液を吐き出す。

「んんうっ……!!? ぶふっ……! ぐ……!」

 口のなかで亀頭が跳ね上がる度に起こる精液の発射が途絶えるまで
ラウは引き寄せたミルロの頭をがっちり掴んで離そうとはしない。

「………!?」

 口内射精の波が終わるまで、ミルロは自体を理解出来ず
ただ されるがままにそれを受け止めていた。
始めは口の中になにか熱い液体を注がれた感触に驚いただけでしかなかった。
だが、だんだん自分が何を飲まされたのか理解しはじめると
途端に舌が機能を取り戻したようになり
胸焼けのするような特有の酸味と濃厚な苦味が口いっぱいに広がった。
そして、その味以上に汚らわしい器官から排泄された液体を
無理矢理飲まされるという状況にミルロは寒気が走るほど強烈に生理的な嫌悪感を覚えた。

「はぁ…… はぁ…… よし。 それじゃあさっき命令した通りに口の中の物を飲むんだぞ……」

 押さえつけていた頭からようやく両手を離すとラウはミルロの唇から肉棒を引き抜く。
再びそのグロテスクな姿を表した自分の唾液とラウの放った精液の残りでぬらぬらと光る赤黒い男性器を目にして
ミルロの吐き気はさらに増幅してしまった。

「う……!? うぇえ……! おええ……! げほっ……!! はぁっ…… はぁっ……」

 ミルロは、堪えきれずラウの命令があったにも関らず口の中の精液を残らず吐き出してしまった。
唾液と混ぜ合わさった精液は、ミルロの口の端から糸を引きながら床に垂れていく。
吐き出し終えてもなお消えることのない胸焼けに呼吸を荒くしながら、それでもミルロは顔を上げた。
 
 同時に、彼女の頬に痛みが走った。

 ぱんっという小気味の良い音を倉庫内に響かせてラウがミルロに平手打ちをしたのだ。
ふり抜かれたラウの手の平の進行方向に導かれるようにミルロの首も捻れてしまう。

 生まれてこのかた顔を張られたことなどなかったミルロは
ショックに目を丸くしながらラウを見上げた。彼女の右腕は無意識に頬を押さえている。
365蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:53:38 ID:2wgy5V7L
「誰が吐き出して良いと言った!? おまえのいやらしい唇のせいで出てしまったのだから
 ちゃんと責任持って自分で始末しろぉ!!」

 命令に背いたミルロに怒りを露にしたラウがミルロの頭を再び引っ掴むと体重をかけ、床に這い蹲らせる。

「床を汚しやがって……! さぁ! 飲めなかったんだから、舐めて綺麗にするんだ!!」

「ん……! いたぁ…… やぁっ……」

 床の精液から顔を背けようとすれば、ラウが頭に載せた手の平に体重をかけてくる。
もう二度と味わいたくないような強烈な味のするそれをミルロは
仕方なく舌を出して少しずつ舐め取っていった。
だが、躊躇いがちなそのやり方では結局精液の味を存分に堪能する事になってしまう。
こんな事になるのなら、さっき流し込まれるままに飲み込んでしまった方が
幾分か楽に済んだのに、とミルロは後悔する。

「くくく…… おい…… 俺の精子はうまいか……」

「…………」

 ラウの質問には答えず、ミルロはちびちびと舌を動かし続けている。
気を悪くしたラウは無言でミルロの顔を上げさせ、戸惑った表情のミルロの頬に
再び平手をくらわせた。

「生意気な態度を取るな! 俺が質問したら必ず答えろ!! いいなっ!!」

「…………ごめんなさい」

 消え入りそうな声で謝ると、ミルロは無性に自分が哀れになった。
一国の姫である自分が動物のように床に下を這わせ理不尽な暴力に屈服させられている。

「俺の精子は、うまいだろ……?」

 ラウが静かだが凄みを利かせた口調で言う。
ミルロに他の答えなど、許されるはずが無い。

「……はい。 おいしい…… です……」

 俯いて屈辱的な言葉を搾り出す。
無理矢理言わされたようなものだが、そう答えてしまうと
本当に自分が淫らで汚らわしい女に堕ちてしまったように感じる。

「くくっ…… おい! 聞いたか!? プリンセスミルロともあろうお方が俺の精液が大好きなんだと!」

 ミルロを屈服させた喜びに、ラウは自慢げにヤンに声をかける。

「ほ、本当かい!? ミルロちゃぁん! そ、それじゃあ俺の精子もいっぱい飲ませてあげなくっちゃねぇ」

 しばらくの休憩ですっかり精力を取り戻していたヤンは嬉しげにミルロの唇に肉棒を押し当てる。

「今度こそ零さずに飲むんだよぉ……」

「よし、今度こそ俺はこっちを貰うか……」

 前後入れ替わって、再びヤンとラウの肉棒に貫かれるミルロ。
すぐに痛みと不快が全身を駆け巡る。

 ミルロに出来るのは、永遠とも思えるこの悪夢のような時間が
一秒でも早く終わってくれるよう祈る事だけだった──
366蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:54:16 ID:2wgy5V7L
W.


 常人なら目を背けたくなるであろうにもかかわらず
ローマンは腰掛けた椅子から身を乗り出して目の前の光景に魅入っていた。

 (ついに、念願が叶った……!!)

 やはり自分の眼に狂いは無かったようだ。
繰り返される男達の性欲処理のなかで泣き叫んでいるミルロは
圧倒されるほどの美しさを放っている。

 きっと、これがミルロ本来の“美”なのだとローマンはひしひしと感じた。
思えば初めて彼女を目にした時、その外見の愛くるしさには素直に感心を覚えはしたが
何か物足りないような、容姿などではなく、この少女にはもっと相応しい“美”があるのではないか。
そんな奇妙な違和感を少なからず感じたように思う。

 そして今、目の前で行われている陵辱劇こそが
その時感じた“ミルロにとって最も相応しい美”であったのだという結論に至った。

 ミルロのもつ儚さは、やはり男達をサディスティックに走らせる。
二人の部下の様子からも、その事は明白だった。
367蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:56:08 ID:2wgy5V7L
体液にまみれてもなお、ミルロは美しい。
いや、汚され泣き喚くミルロこそが美しいのだ。
美しいから汚したい。だが、汚せば汚すほどミルロは美しくなる。
ミルロにとっては汚される事で増す美しさなど歓べることではない。
しかし、彼女が心底嫌がっている事が分かるからこそ、相手はミルロを汚すことの歓びを見出してしまう。
だから、一度ミルロの儚さに獲りつかれると反比例した感情がミルロの美しさを永久に持続させるのだ。

(なんと素晴しい、崩壊の美だろう……) 

 計算尽くされたループの様なミルロの“美”のシステムを、ローマンは最高の芸術作品であると賛美した。
感慨にふけるローマンは、しばしの間計画の続行どころかふしぎ星を手に入れることすら忘れてしまっていた。
はっと我に返ったローマンは、慌てて頭を揺さぶった。

(私はまた…… ミルロの美に引き込まれていたのか……?)

 自分にとって最も大切な使命すら忘れさせるほど強力な彼女の魔力に
ローマンの背筋を冷や汗が伝う。

(これ程の…… ものとはな……)

 強張った表情の口元には、やがて含み笑いが浮かんだ。
素晴しい、ローマンは心の中で手を叩いていた。

(いいだろう、もっとだ、もっと汚してやる。 そして、最高に美しくなれば良い……)

 ローマンは傍らのテーブルに置いた無線機を手に取ると、スイッチを入れた。
しばし流れた雑音が途絶え、ローマンが口元をあて何事か呟く。

 元の位置に無線機を戻すとローマンはとりあえず椅子に腰掛け直した。
まだまだこの陵辱劇を終わりにしてやるつもりはない。
もうすぐ次にミルロに与える失望がここを訪れる。
それを待つしばしの間、ローマンは再びミルロの叫び声に耳を傾ける事にした。
368蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:57:54 ID:2wgy5V7L
X.
 

 拘束されたままの自分を引き連れて来た
すっかり様子の変わってしまったロレントが地下倉庫の扉を開いた瞬間、
飛び込んできた光景にエストヴァンの父は目を見張った。
在り得ない状況に置かれた少女が、馴染みのある風貌をしていたからだ。

 倉庫の薄暗さに目が馴れてしまっていたのか、扉が開いた事によって差し込んだ僅かな光に
しばらく目を細めた後、その少女の方も自分が誰であるのかに気が付いたようだ。

「あ……!? い、いやっ!! 見ないでくださいっ!!」

 あまりに唐突に現われた親しい人物と目が合った瞬間、ミルロの心臓は飛び跳ねた。
慌てたミルロが咄嗟に顔を逸らすが、その顔に浴びせ掛けられた大量の精液をエストヴァンの父は見逃さなかった。

「んーっ!! んぅーっ!! んぅーっ!!!」

 猿ぐつわを咬まされているため、言葉を為さなかった声が自分の耳にだけやけにキンキンと響く。
その様子を見たローマンがロレントに向って軽く頷いた。
自分も頷き返すとロレントはまずエストヴァンの父の口元に咬ませた布をずらしてやる。

「姫様ぁ!!」

 息を吸い込む間すら惜しいかのように即座にエストヴァンの父は声をあげた。
続けてロレントは背中側で縛った両手首の荒縄の硬い結び目を、少々もたつきながらほどく。
やっと拘束から解放されると、腹立たしげにロレントの腕を払い
ヤンとラウも押し退け、エストヴァンの父はミルロに駆け寄った。

「ひ…… 姫様…… おお…… こ…… こんな事があっていいのか……」

 自分と視線を交える事を巧みに避けようとする酷くやつれたミルロの様子を
エストヴァンの父は泣き出しそうな顔で見つめた。
愛らしいミルロの顔には、やはり精液が余すことなく付着していた。
それだけではない。頬骨あたりの皮膚には一文字に走る爪でかかれたような傷がつき
うっすらと血が滲んでいた。
両方の下まぶたからは、そこから頬を縦に真っ直ぐに伝う乾いた涙の痕が残されている。

 どくん、とエストヴァンの父の胸は脈打った。
ローマン達に散々慰みものにされたのであろうミルロを見た途端
今まで会った時には感じる事のなかった感情が心の奥に確かに芽吹き始めていた。

(やはり…… この男も同じか……)

 エストヴァンの父の微かな心の揺らぎを、ローマンは見逃さなかった。
ミルロの持つ魔力には親しい者ですら邪な思いを抱いてしまうようだ。

(だが、まだ弱い……) 

 ローマンは上着のポケットを上から触り、中にある物体の存在を確認する。
369蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:58:41 ID:2wgy5V7L
(な…… なんと愚かな事を考えてしまったのだ、私は…… 
 よりにもよって…… 姫様を“犯したい”など……)

 こんな目に遭わされているミルロにさらに追い討ちをかけるような真似を
たとえ想像の中であろうとしてしまい、エストヴァンの父は酷く自責の念にかられた。 
しかし、それとは裏腹に彼の心の中でその欲求は後から後から湧き出し、彼は戸惑いを隠せない。

 それでも大きく頭を揺さぶってその忌まわしい考えをなんとか振り払うと
エストヴァンの父は表情を引き締めた。
きっとこんなものは一時の気の迷いに決まっている。
そうだ。ローマンたちがミルロをこんな目に遭わせるものだから自分も反応してしまったに過ぎない──
こじつけたような理屈だが、自分のバツの悪さの分までローマン達へ対する憎しみは膨らんでいった。

「き、貴様らぁ…… ミルロ様に…… ミルロ様になんという事を……!!」

 煮えたぎる憤怒の炎を纏い、エストヴァンの父はミルロを労わりながらゆっくりと立ち上がった。
凝縮させた怒りをすべてぶつける様に睨みつけてくる彼の双眸に気圧されたローマンは少したじろいだ。

(そうだ……! そうだったな……!! あの目だよ!! こいつの、あの時の目だ!!)

 後ずさってしまっていた自分に気が付き、ローマンはにわかに苛立ちを覚えた。
しずくの国での結婚騒動のあの日もそうだった。
思わぬタイミングでふたご姫たちにあの力を使われたようで
自ら墓穴を掘った自分を、エストヴァンの父は同じように燃え盛るような瞳で睨みつけ怒鳴りつけた。

 ふつふつと、自分の中から例の理不尽な怒りが湧き上がってくるのをローマンは感じた。
理不尽ではあっても、ミルロに対する感情よりは遥かに単純明快な
ただ自分の邪魔者に対して平等に抱く怒りだ。
 
 あの時の借りを返してやる。ローマンの口元に余裕の微笑みが浮かんだ。
なにしろ今度は準備万端なのだ。

(お前も私の手の平の上で躍らせてやるよ……)

 自分が今圧倒的に有利な状況にあるのだと思い出すと
ローマンの怒りは簡単にその勢いを弱めてしまった。
冷静さを取り戻すと目の前で必死に粋がっているエストヴァンの父に
哀れみすら感じてしうほどの余裕が生まれていた。

「そう怒られるな。 あなたにも是非参加して頂こうとご用意した宴なのですよ」

 予想外のローマンの台詞に、エストヴァンの父は一瞬怒りすら忘れてしまうが
すぐに気を持ち直してローマンに食い下がった。

「ふ…… ふざけた事を抜かすなあっ!!!」

 詰め寄ってくるエストヴァンの父にやれやれというように溜息を吐くと
ローマンは上着のポケットの中に手を入れた。
もはやエストヴァンの父の瞳には微塵も恐怖を感じていないようだった。

 小ばかにしたようなローマンの態度に怒ったエストヴァンの父がさらに顔を接近させてくる。
その鼻先に、ローマンはポケットの中から掴んだ小型のスプレー缶のような物をつきつけ、一吹きさせた。
あたりに甘ったるい香りがたちこめる。
370蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:59:18 ID:2wgy5V7L
「な、なんのつもりだ……」

 一瞬ひるんだエストヴァンの父だが、あざ笑うような態度を繰り返すローマンに
とうとう怒りが爆発し、掴みかかった。

 だが、彼を“異変”が襲ったのはその直後だった。 
 
「こんな事をして、ただで……… 済む…… と……?」

 エストヴァンの父の抗議の声の語尾からは力が抜けていた。 
鼻を抜けていった甘い香りは脳に到達し 
そこを暖かな膜でそっと包まれるような、そんな感覚を覚える。
暖かさはそのまま延髄を通り抜けていき、身体の隅々まで行き渡り
最終的に下半身に到達すると、ある一点で停止した。

「な……?」

 彼の肉棒はむくむくと首をもたげ始めていた。
図られた! と気付いたその意識すらもすぐにかき消されてしまう。

 ふと、半裸に剥かれたミルロに目が留まる。
先程振り払った邪な感情が再び舞い戻ってきて胸の中を渦巻いている。

(抱いてみたい……)

 彼の心は素直な感想を弾き出した。
認めたくは無いが、やはり自分は汚されたミルロにすっかり欲情しているらしい。

(………!? な、何を考えているんだ……ッ!)

 消えかけの理性がその感想を取り消そうとする。
だが、時既に遅く彼の目が強い酒に酔った時のように据わってくる。

(あぁ…… なんと柔らかそうで清らかな肌をしているんだ……)

 愛おしい恋人を見つめるように、据わった目でミルロの白く美しい裸体を凝視する。
血液は彼の肉棒に集まり、これ以上ないくらいに勃起しきっている。 
まるで意識の全てを股間が支配してしまったかのように、もう何も考える事が出来なくなる。

 ローマンが吹きかけたスプレー缶の中身は違法に強力な媚薬の一種だった。
371蒼の絵の具:2005/12/24(土) 21:59:59 ID:2wgy5V7L
「おい! 私も参加してもよい、そう言ったよな!?」

 エストヴァンの父は自分でも発したと気付かないうちに早口な声をあげていた。
確認をとってはいるが、すでに誰に向けて言っている言葉なのかすら彼には分かっていない。

「ええ。 勿論ですとも」

 釣竿に魚がかかった様な得意げな面持ちでローマンは返事をしてやった。
その言葉だけは理解できたようで、エストヴァンの父の口がだらしなく開いて
にやついたような表情に変わった。

「わ…… 私はな、ただ、ただ、はは、裸の女性が、めめ、目の前にいるんだから……
 抱くのは当たり前の事じゃないか…… な、なぁそうだろぉ……!」

 理性がアメーバのように溶けたエストヴァンの父は、妙な滑舌でぶつぶつと小声で呟いている。
同意を求めるような事を言ってはいるのだが、ローマン達に問いかけているのではなく
行いを正当化するためにかなり無理のある屁理屈を自分で自分に言い聞かせているだけだ。

「ど…… どうかしたんですか……」

 自分に向って近付いてくるおぼつかない様子のエストヴァンの父の足取りを
不審がったミルロはおずおずと声を漏らした。
ミルロの目の前で再び屈み込んだエストヴァンの父は
彼女の精液で汚れた頬を両手で包み込んだ。

「ミ、ミミミ、ミルロさまぁ…… こんなに、なってしまって……
 こんらに……… いや……ら、しくなって……」

「え…… え……?」
 
先程の頼りがい在る人物とは別人のようなエストヴァンの父に
ミルロはヤンたちと同じものを感じた。
全身の毛穴が開き、身に振り掛かる危険を警告していたが
身動き一つとれなかった。

「か、顔中精子でベ、ベトベトになってしまって…… ど、どうれす? 
 これの味は、もも、もうすでに体験しましたかな……?」

 震える指先でミルロの頬からヤンとラウのどちらとも分からない精液をすくい取ると
そのまま彼女の唇へ擦りつけようとする。

「いやっ……!? そんなっ…… どうしちゃったんですかっ! どうして…… あなたまで…… むぐぅ……!?」

 必死で叫んだ唇に、精液を指で塗りたくられた。涙を飛ばしてそれから逃れる。
あの親切なエストヴァンのお父さんが自分をあの男達のように犯そうとしているのかと思うと
失望を通り越して気が狂いそうだった。 

 だが、エストヴァンの父は先程触れたミルロの唇の感触と脅えきった反応にさらに興奮をたかめていた。
今度は四つん這いにされている彼女の足の方に回る。

「ミ、ミ…… ルロ様…… ここも、その御歳で こここ、ここをこんらに汚されてしまうなんて……」

「きゃあっ!!?」

 ミルロが驚いたのも無理はない。
何度も精を注がれ、さらに自らの経血にまみれた性器にエストヴァンの父はいきなり指を突き入れたのだ。
372蒼の絵の具:2005/12/24(土) 22:01:18 ID:2wgy5V7L
「や、やぁぁ…… そんな…… 抜いてぇ…… なんで…… 私がこんな……」

 すすり泣くミルロと対照的に、楽しげに蜜壷を指でかき回していたエストヴァンの父が
ふとミルロの身体の一部に目を留めた。始め何となしに見つめていただけだったが
一度気になり始めるとその部分への興味が押さえきれなくなってきた。

「ミルロ様ぁ…… か、体中精液ベットリなのに なな、何故ここらけ き、綺麗なままなんれす……?」

「ひゃあっ!?」

 そう言ってエストヴァンの父が指の腹で軽く撫で上げたのは、小さくすぼまったミルロのアナルだった。
驚いて振り返ったミルロの目に その指を自分の鼻に押し当て大きく吸い込んでいるエストヴァンの父が写る。

「いやあぁっ!!? な…… 何してるんですかぁっ!?」

「だだだって…… ここだけこんなに綺麗なのはおかしいじゃらいか……!」

 エストヴァンの父はろれつの回らなくなった口調で答えながら指先の匂いを堪能する。
媚薬で麻痺した脳にその芳しい匂いがさらに溶け込んでいくと
彼は抑えが効かなくなり自らの分身を取り出し、ミルロの肛門にあてがった。

「い…… いやっ…… いやだぁ…… なんで…… こんな……」

 エストヴァンの父がこの場所に現われたとき、ミルロはこんな自分を見られたくない
と思う気持ちと同時に、彼ならばきっと今の状況から救い出してくれるに違いないと
大きな期待を抱いていたのだ。その期待は、僅かな間胸に留まっただけで、完全に砕け散っていった。
さらに高い所から突き落とされたような物だ。
救世主だと信じて疑わなかった人物が、大臣の部下と同じくあの忌まわしい液体を吐き出す
怪物の頭を自分の体内へ埋没させたがっているのだと思うと
全身からあらゆる力が殺がれていった。がくりと倒れ込みそうになるミルロを
エストヴァンの父が引き戻す。二人の下半身は密着を通り越して一体化しようとしていた。
373蒼の絵の具:2005/12/24(土) 22:02:04 ID:2wgy5V7L
「ここを…… こ、ココ… こコも…… ココモヨゴシテ……
 ワタシガヨゴシテソウスレバカンゼンニィィィィィ!!!!!!!!!!!」

 最大限に興奮したエストヴァンの父がいきなり奇声をあげた。
強引に突き入れた肉棒はミルロの肛門を無理がある形に拡張し
なかを何度もつかえながらゆっくりと進んでいった。
その度にミルロは耳をつんざく悲鳴をあげる。

「い、いったぁい……っ!! うぐ…… くっ…… ああああっ!!!」

 処女を奪われた時の痛みすらましに感じられる程の激痛がミルロの下半身を襲った。
こじ開けられた肛門のひだががギチギチと音をたて裂けていった。
なんとか肉棒を根元まで押し込むと、エストヴァンの父は壊れたゼンマイ人形のような動作で
腰をぶつけ始めた。だが、無理のある尻姦のため肉棒を行き来させる度にいちいち引っかかる。
その都度走る痛みにミルロは何度も悲鳴をあげた。
喘ぎ声の代わりにその悲鳴に興奮を覚えながら肛門の締め付けを味わっていたエストヴァンの父は
早くも絶頂を迎えようとしていた。

「はああ…… つ、妻でもこっちはやらせてくれませんれしたからなあ!! じ、実は秘かに憧れ…… うっ!?」

 長いやもめ暮らしを経ての性交に感慨にふけったその瞬間、亀頭の快感がさらに増幅した。

「あああああっ!!! もうだめだあ!! ひ、姫のお尻がいけないのれすよぉおおおお!!!!
うううううぉおおおお!!! ギモヂイイイイィィィイイ!!!!!」

 野獣を思わせる、腹の底から搾り出すような咆哮をあげると
エストヴァンの父は幼いミルロの尻穴を犯したまま果てた。
濃厚な精液を、幾度も肉棒を痙攣させ吐き出す。
これまで味わったことのない、まるで全身から精液を吐き出しているような
次元を超えた射精間にエストヴァンの父は打ち震えた。
長い、長い時間をかけて精巣の中の精液をすべて出しつくすほど射精し、ようやく萎み始めた肉棒を引き抜く。

 あれ程までに自分の感覚を支配していた性欲が過ぎ去っていく。
それとは入れ替わりに、エストヴァンの父に理性が舞い戻ってきた。

「はぁ…… はぁ…… ……………!!? わ、私はなんという事を……」

 正気を取り戻した頭には、自分が犯した罪の重さが痛いほど染み込んできた。
後ずさりしてしまいそうになるほどに当惑する。
彼は現実から逃れたいと切望するが、自分自身の手で傷つけたミルロが目の前に力なく横たわっている。
そんな彼女の姿を見ていると、例えローマンの企みにはめられたという事実があったとしても
決して許される事の無い深い傷を与えてしまったことを否定する事など出来なかった。
374蒼の絵の具:2005/12/24(土) 22:02:44 ID:2wgy5V7L
自分の肉棒によって拡張してしまったミルロの肛門のひだが
彼女が疲労の呼吸を吐く度、死に掛けの小動物のようにひくひくと痙攣している。
自分の過ちを直視するに耐えられずに目を逸らそうとした時
ミルロの腹から聞こえるギュルギュルという音が耳に入った。

「え……? い……いやぁ……… なに……?」

 ミルロ自身もその音に困惑して上体を起こす。
肛門の焼け付く様な痛みを除いては、排便の感覚などなかったからだ。
ただ自分の腹の内側で鳴り続ける不健康そうな腹の音に為す術も無く戸惑っていると
何の前触れも無く、肛門から空気が抜けていくような感覚がした。
そして先程注ぎ込まれたエストヴァンの父の精液が逆流し、押し出されてきた。

「うそっ……!? み…… 見ちゃだめえっ!!!」

 必死になってミルロが叫んだがエストヴァンの父は先程とは逆に
自分自身の罪の形跡に目が釘付けになってしまった。
ミルロの肛門から糸を引いて倉庫の床へと垂れ下がっていく精液は
秘薬によって分泌がたかめられていたらしく
本当に精巣の中に蓄えられていたものをすべて排泄してしまったのではと疑うほどおびただしい量だった。

 体内の不要な液体を追い出すとミルロの肛門の痙攣がようやく治まる。
再びミルロは叩きつけられる様な動作で力なく床に倒れこんだ。 
呆けたように床に視線を落としてはいるが、その目元からはしきりに涙が溢れ出していた。

「う…… うわあああああぁぁぁっ!!!!!!!!!!!」
 
 すさまじい後悔が押し寄せ、エストヴァンの父もがっくりと床に膝をつく。

「ミルロ様あっ!! お、お許しを!! お許しをおおおおお!!!!!」

 本来小心者の善人である彼は罪の意識に耐え切れなくなり、ひたすらミルロに許しを請う。
だが返事は無い。ミルロの瞳はどこを見つめているのかすら分からなかった。
うなだれるエストヴァンの父。だが、その背後から容赦なくローマンが口を開く。

「先ほどの模様はすべて記録させてもらっている……
 われわれの提示する条件をのんでもらうぞ…… お前に逆らう権利は無い。 いいな……」

「……好きにしろ」

エストヴァンの父は、下を向いたまま聞き取れるか聞き取れないかの声で投げやりに返事をした。
375蒼の絵の具:2005/12/24(土) 22:03:22 ID:2wgy5V7L
Y.


 ミルロは火照った身体の熱を地下倉庫の冷たい床に逃がすように横たえながら
何とはなしにローマンのエストヴァンの父に向けた一方的な交渉を頭の片隅で聞いていた。
幾つもの惨劇が続けざまに振り掛かった彼女にとってその時間は束の間の休息となってくれた。

 ローマンの提示した条件は聞き取れた限りでは

『彼らを資金的に援助し続けること』

『月の国に戻る事が出来ない為、所有している土地の中で人目に付きそうに無い場所に
 新たなる研究施設を極秘に建築して提供すること』

 など、他にもエストヴァンの父は彼の多額な財産を根こそぎ奪い尽くされるであろう
無理な脅迫を幾つも突きつけられていた。
それでも、彼はうな垂れた様子でローマンの要求にただ黙って頷き続けていたのだが
ある条件をローマンから聞かされた時だけは酷くうろたえていた。
脅迫まがいの交渉はそれを最後に終わったらしく、再びロレントによって同じように拘束され
地下倉庫を連れ出されていった。エストヴァンの父はすれ違いざまに
ミルロを何事か訴え掛けたいような瞳で見つめていたが、結局無言のままだった。

 きっと、しずくの国有数の資産家であるエストヴァンのお父さんでも
手に負えないような事を言われたのだろうとうっすら推測はしたが
あんな事をされた後ではとても彼に同情するような気分にはなれずにいた。

 それよりも、こうして何もせずに身体を横たえていると
陵辱を受けている間では考える暇も無かった城の事が段々恋しくなってきてしまった。

 どうやら、ローマンの本当の目的はエストヴァンの父の財産にあるようだ。
きっと彼を脅迫する材料として、同じく憎いであろう自分は丁度良い餌食だったのではないか。
自分への復讐も終えて、さらに多額の金を手に入れたのだ。もう自分には用は無いはずだ。

 このまま帰して貰えればいいが、秘密を知った自分はもしかしたら──
憶測を重ねていくうちに恐ろしい結末を想像してしまい、ミルロは床に投げ出した身体をぞくりと動かした。

(そんなの絶対にいや……! 助けに来て……… お母さま……!)

 ミルロは凛とした母の時たま覗かせる暖かな笑顔を思い出し、涙をこぼした。 
今日城を出るときも、あの笑顔で自分を送り出してくれた。その時の事がもう随分昔に感じられる。
376蒼の絵の具:2005/12/24(土) 22:04:12 ID:2wgy5V7L
 倉庫の重苦しい扉が耳障りな音をたてて開き、例の廊下の照明がにわかに射し込む。
ぼんやりと顔をあげ、一応だけその光を見やったミルロは
ロレントが入れ替わりに連れてきたその小さな影を見つけ、瞳を見開く。
目元を濡らしていた涙の粒が明かりに照らされ、例えでなく本当に瞳が輝いているかのようだった。
打ちのめされたミルロの心が完全に折れてしまう寸前に
この場所では唯一彼女の支えとなれる少年が戻って来てくれたのだ。

「ミルロっ!!」

「エストヴァン……」

 必要がないと判断されたのか、拘束具のつけられていないエストヴァンは一目散に
ミルロに駆け寄ってやつれた表情を覗き込み、彼女の頬に小さな手の平で触れた。
ミルロもエストヴァンの全身を観察した。ローマンとの約束は本当だったようでどこにも怪我は無い。

「ミルロ…… あいつらにいじめられたの……?」

「ううん…… 大丈夫だから…… それより、約束のこと……」

 エストヴァンの手の平の温もりからは、彼の純心さが伝わってくるようだった。    
ミルロの胸にこみ上げるものがあり涙が流れた。今までとは別物の暖かな涙だ。

「約束…… って?」

「後で…… 遊ぼうねって…… 言ったけど…… ごめんね……
 私、今日ちょっと疲れちゃった…… また…… 今度でもいいかな……?」

 自分と交わした約束の事を真っ先に口にするミルロにエストヴァンも堪らず泣き出した。

「なに言ってるんだよ! 謝らなくっていいよそんな事!! 
 ミルロがこんな目に遭わされてるのだって僕のせいなのに……」

 ミルロは微笑んでしずかに首を横に振った。力は無いが、とても優しい笑顔であった。

 寄り添う二人の暖かな光景を、ローマンは冷え切った眼で見据えていた。 
ミルロのあのガキを見る目はどうだ。まるで子の寝顔を見つめる母親のようではないか。
これで仕上げだ。ミルロにとって安らぎの場であるこの空間すらも粉々に砕いてくれよう。

 そして、砕かれた空間の破片を手にし、お前の傷を最も深くえぐる人物は目の前にいるのだ──
377蒼の絵の具:2005/12/24(土) 22:05:08 ID:2wgy5V7L
「よし。 あとひとつ、言う事を聞け。 そうすれば最後にしてやる。」

 姉弟のように寄り添う二人の間に割って入るローマンの言葉。
その内容はミルロを瞬時に反応させた。

「ほ…… 本当に……?」

 あとひとつ、言う事を聞くだけで城に帰して貰える……
先程の心配は取り越し苦労だったのか。
胸を撫で下ろすと、ミルロは安心感ばかりか僅かだが歓びも覚える事が出来た。

 自分は確かに男達によって汚されてしまった。自身の性格は嫌と言うほど理解しているつもりだ。
つらいだけだと分かっていても、今日ここで起こった事を
ずっと落ち込み悩む日々が城に戻ってからも続いていく事だろう。
カーテンを引いた部屋のベットの上で、抱えた膝に頭をつけるようにして泣き続けるだけの毎日を
ありありと思い描くことが出来た。

 でも、今は唯それ以上に我が家であるしずくの宮殿が
そして母への恋しさで頭の中はいっぱいだった。
宮殿に戻ったらすぐ、浴場でこの忌まわしい体液の纏わり付いた身体を綺麗に洗い清め
母の暖かい腕の中に包まれたかった。

 母は、きっと何も聞かないでそのまま優しく髪を撫でてくれる。
その間だけなら、つらい事を思い出さずにいられそうな気がした。

「何を…… すればいいんですか……!」

 弱々しくもどこか急かすような、すがりつくようなミルロの尋ね方に
ローマンは満足げな表情を浮かべた。
彼女の様子から精神が完全に限界にきていることが容易に読み取れたからだ。
 
「簡単なことだ。 ……そのガキを、満足させてやれ」

「え……?」

 思いもしなかったローマンの要求にミルロは身を硬くした。
ローマンを睨み付けているエストヴァンの横顔を思わず凝視してしまう。

「それで終わりにしてやろうと言うのだぞ? さっきまで何度もやっていたことだろうに。
 さんざん犯されて、そろそろ馴れてきたのではないのか?」
 
 ミルロの顔じゅうに付着した精液を指差し、ローマンがほくそ笑む。

「どうして…… よりにもよって そんな……」

 どれだけ私を堕とせば気が済むのだろう、とミルロは肩を落とした。
エストヴァンの肩に乗せていた両手の平に小刻みな震えが再発する。
ミルロの様子がおかしい事に、エストヴァンはようやく気が付いた。
 
「ミルロ……?」

 心配そうに覗き込む幼い澄んだ瞳と視線があうことを拒むように
ミルロは床を見つめ、葛藤していた。

 出来ない…… こんな健気な子供を汚すことなんて。
だが、それだけすれば自分達は解放される。
エストヴァンをまきこみたくないと思っていても
自由への協力者がすぐそこにいる状況に
衰弱しきったミルロの心は大きく揺らいでしまった。
378蒼の絵の具:2005/12/24(土) 22:05:44 ID:2wgy5V7L
「エストヴァン…… ほんの少し、我慢してちょうだい」

 視線は合わさずのまま、低く、どこか疲れた声でミルロが言った。
ミルロは、葛藤に負けてしまった。罪悪感を振り払ってしまったのだ。
彼女の優しさは、苦難に打ち勝つだけの強さを併せ持っていなかった。

「ごめんなさい……」 

 ひどく悲痛な響きがミルロの口からこぼれる。
そのままミルロは状況が飲み込めないエストヴァンのズボンを脱がしにかかった。

「え……? お、おい! なにしてるのさっ ミルロ!!」

 驚いたエストヴァンが慌てて止めに入ろうとする手を、ミルロがさらに制した。
ためらいを感じつつも下着を引き下ろすと、ミルロの目の前に幼い男性器が露出する。
さんざん自分を苦しめてきたものとは別物のように、それは凶悪さを微塵も感じさせなかった。
勃起すらしていないエストヴァンの肉棒に、ミルロは安心して顔を近づけ口に含んだ。

「ちょ……!? なにやってるんだよ!! そんなとこ汚いよ!! やめてったらぁ!!!」

 ミルロの理解を超えた行動にうろたえたエストヴァンは彼女を引き離そうとした。

 力をこめた腕の下から、ミルロは懇願するような捨てられた犬のような瞳で自分を見上げていた。

「お願いよ……! エストヴァン…… 私の…… 私のために、協力して……」

 エストヴァンの動きが止まる。
普段から年上なのに妙に腰が低い、弱々しい印象をミルロに持ってはいたが
悲痛に叫ぶ今の彼女は、頼みを聞き入れてあげなければ
本当に壊れてしまいそうに感じて強い否定が出来なくなってしまったのだ。 
 
 エストヴァンの抵抗がなくなり、ミルロは口の中の小さな性器を舐め始めた。
その性器全体がすこしづつ順調に膨らみ始めていることをミルロは舌先で敏感に感じ取った。

「う…… あぁぁ……っ なんだよぉ…… この感じ……」

 一方、初めての性の快楽にエストヴァンは戸惑っていた。
下腹部あたりに、小便を我慢している時のようなむず痒さが走り始めた。
その感じが、なんとも心地いい。

「んっ…… んふぅ…… ちゅっ…… んぐぅ……」

 小さく吐息を漏らしながらミルロは口淫を続けている。
口を前後させるのに合わせ、ゆれる髪の毛からは
ほのかな甘い匂いがただよってくる。
ミルロを見下ろしていたエストヴァンの瞳は
徐々にとろけたものに変わっていった。
379蒼の絵の具:2005/12/24(土) 22:06:24 ID:2wgy5V7L
彼は、ミルロに対して初めて“女性”を意識していた。
身体の内側が暖まるようなこの快楽をいつまでも味わっていたい。 そう思い始めていた。

(いつまでも……)

 長い間せき止めてきた感情がエストヴァンの心からあふれ出そうとしていた。

(ずっと…… ずっと居たいよ…… ミルロと……)

 ミルロと過せる時間が、エストヴァンは一番好きだった。
でも、その時間は永遠ではない。 まだまだ遊びたいと思っても時が来れば家に帰らなければならない。
しずくの宮殿に遊びに行った夜、エストヴァンは決まって独りのベットで涙を流す。
楽しかった分、またしばらく会えない日々がつらくて仕方が無いのだ。
ミルロとずっといたい。そう父に何度も泣きついた。
父の答えは決まってこうだった。

「馬鹿を言うな。 ミルロ様は立派な王族になられる為、日々お忙しくされているのだ。
 本当は、お前と遊んでくださる時間だって、貴重なお時間を割いてくださっているのだぞ」

 今日だって、ミルロから遠慮がちにそれと同じことを言われてしまった。
そんな事はわかっているのだ。子供みたいにわめき散らすのも嫌だったから
エストヴァンは最終的には仕方なく引き下がることにする。
だが、大人ぶってみたところで寂しさは一向にぬぐえない。

「それにな、会えない時間だけ想いが募るのだから 遊んでいただける時の楽しみが増していく、と思いなさい」

 などと馬鹿げた事もいう。
ミルロと遊べるだけで、エストヴァンはもう最高に楽しくて仕方ないのだ。
あれ以上楽しくなることなんてあるものか。
それどころか、あるのはただ、あの心を引き裂かれるような冷たい夜じゃないか。
あんな思いは味わいたくない。その日の夜を思い出すと、ミルロと遊べる時も
不安で仕方なくなる。ずっと、ミルロと居られるのならばすべては解決するのだ。

 あの冷たい夜に、ミルロがいれば。
甘えさせてくれる。優しく自分を抱きしめてくれる。
そして、毎朝をミルロの腕のぬくもりのなかで迎えたい。
いつもそばにいて欲しい。
自分の都合のいいように、自分を悲しませること無く
歓びを与えてくれる事だけのために生きて欲しい。
存在して欲しい。
でも、それじゃあまるでミルロは──

「おもちゃ……」

 知らず、声に出していた。
ミルロにはそれが聞き取れなかったのか
まだ一心不乱にエストヴァンの肉棒を刺激し続けていた。
380蒼の絵の具:2005/12/24(土) 22:06:59 ID:2wgy5V7L
「はぁあ…… ううっ…… くうっ……」

 間もなくして、射精間を覚えるまでに昇りつめる。
全身の感覚が過敏になり、エストヴァンはその場にへたりこみ、そのまま仰向けに寝そべった。
それを追いかけ、ミルロもはいつくばって奉仕を続ける。

「はぁ……っ ミ…… ミルロぉ…… 変な…… 感じがするっ……!
 うあぁ…… その…… まま…… 続けたらぁ……!!」

 エストヴァンは早すぎる精通を経験しようとしていた。
最高潮まで興奮は達し、精液が尿道を通過した。

「うああはああぁぁぁん!!!」

 まるで泣き声のような大声を地下倉庫中に響かせ
エストヴァンは肉棒から精液を吐き出した。
背筋を仰け反らせ、断続的にミルロの口内に精液を送り込む。
やがてその全てを発射し終えると背筋が反動で元に戻り軽く背中を床に打ちつける。
その衝撃すら、いまのエストヴァンには心地よいものだった。

「ミル…… ロ…… ミル…… ロぉ……」

 体重がふわりと軽くなるような心地よさのなかで
エストヴァンはうわ言のようにミルロの名前を呟いた。

「離れたくないよ…… ミルロ……」 

381蒼の絵の具:2005/12/24(土) 22:07:35 ID:2wgy5V7L
 ミルロは無意識に口の中の精液を飲みほしていた。
あどけないエストヴァンの精液にさして抵抗を感じなかったのかもしれない。
 
 少し躊躇いながらも、ミルロはエストヴァンの服を元に戻してからそっと抱き起こした。 
そのまま、さらに彼を引き寄せ強く抱きしめる。

「ごめんなさい…… 私…… 自分が助かりたいがために…… エストヴァンにこんな事を……」

 身体を少し離し、手は肩に置いたままミルロが謝罪する。
口の端に、先ほど飲みきれなかった精液が伝っている。
エストヴァンは自分の排泄した液体はこれだったのかと始めて確認できた。

 エストヴァンは、もう一度ミルロに抱き寄せられた。
ミルロの温もりに抱かれ、やはり自分はこの人と離れたくないと思った。
自分も小さな手をミルロの背中にまわして、力をこめる。
もう、決してどこにも行かせないように。

 ミルロはローマンに向き直った。

「……終わりました」

「見れば分かる。 大分激しかったじゃないか……」

 顔が赤くなりそうになるのがわかった。
なんとかそれを悟られまいと言葉を続ける。

「約束です。 私をお城に帰して下さい……!」

 ようやく、ローマンを真っ直ぐ見据えて言う事ができた言葉だった。
だが、ローマンは肩眉を吊り上げ、何のことだというような反応をした。

「城へ帰す…… だと? 私がいつそんな約束をしたのだ?」

 わざとらしく首をひねっているローマンがどこか愉快そうに見えた。
ミルロの心に、不安がよぎる。 
いやだ。 そんなの認めたくない。

「い…… 言いました! エストヴァンに…… その…… してあげれば帰してくれるって」

 後ろめたい部分だけ小声になりながら、それでも不安を振り払うように
ミルロは少し語気が強めの抗議をする。

「終わりにする、と言ったのだ。 帰してやるとは言っていない」

 乾いた声でローマンが返事をした。
言葉の意味が理解出来ず、ミルロが明らかにうろたえ始めた。

「い…… いったい…… 何を言って……」

 大人しく控えていたロレントが、ミルロに近付いてきた。
ローマンの言葉の意味を教えてくれるというのか。
それが、知りたくなかった答えだとしても。
382蒼の絵の具:2005/12/24(土) 22:08:11 ID:2wgy5V7L
だが、ロレントが言葉をかけたのは
ミルロではなく彼女の腕のなかでまだ射精の余韻を引きずって呆けている
エストヴァンに向けてだった。

「この女が、坊ちゃんの人生で最も最高のものになるであろう、新しい玩具ですよ」

 その言葉は、さらにミルロの頭を混乱させていった。
いったい、さっきから何を言っているのだろうか。
目まぐるしく展開する状況についていけず、気が遠くなりそうだった。

「おもちゃ……? ミルロが…… ぼくの……!?」

 焦点の合わない瞳をしていたエストヴァンはロレントの言葉にぴくりと反応した。 

「ええ。 いつも坊ちゃんのそばから離れない
 好きな事を、好きな時に思い通りに出来る。
 まさに、坊ちゃんの最高の玩具になってくれる筈です」

「な…… 何を言っているの……?」

 訳も分からぬままだが、あまりに勝手に進む話に
ミルロは言葉を挟まないわけにいかなかった。

「エストヴァンが…… そう……! エストヴァンはそんな事望んだりしないわ…… そうでしょう……?」

 この子と自分は強い絆で結ばれているんだ。
だから自分を玩具みたいになど扱う筈がない。
僅かな希望をエストヴァンに委ねる。
だが、エストヴァンの顔は明らかに普段と違って見えた。
ミルロを思わず固まらせるほどに。
その双眸は、どこか憧れのような、それでいて優越感からくる軽蔑のような
それこそ玩具を見るような視線を自分に向けているようにミルロには思えてしまったのだ。

「どうなんです……? 坊ちゃん」

 ミルロの言葉を試すように、ロレントはエストヴァンに尋ねた。
 
「……本当に、ぼくのものになるのか?」

「勿論です」

「ずっと、ぼくの近くに居てくれるの……?」

「ええ……」

 店員に玩具の特徴を事細かに尋ねるようなやりとりに
ミルロは初めてエストヴァンに恐怖を感じた。
明らかにローマン達の考えに乗るような素振りを見せ始めている。  
383蒼の絵の具:2005/12/24(土) 22:08:51 ID:2wgy5V7L
「なんなら、本人に証明させましょう」

 恐ろしく冷たい目をしたロレントは
しゃがんでミルロと視線を合わせた。

「お前は、エストヴァン様の玩具だ。 そうだな」

 あまりに不仕付けな言い草に、ミルロは一瞬面食らい
そして徐々に怒りを覚え始めた。

「だれが玩具なんか……! 私は、しずくの国のプリンセスよ!」

 あまりの怒りで語尾が震えた。
普段大人しいミルロが、しかも敵意を持つものたちに囲まれたなかで
感情を露にしてしまうほど、ロレントの態度が許せなかったのだ。 

「だから、それは終わったことだろう?」

 ロレントを睨み付けるミルロに今度はローマンが口をひらいた。

「男どもにさんざん純潔を犯され、幼い男児に淫行を働くようなお前に
 プリンセスの資格などあると思うのか?
 だから、終わらせてやったのだ。 “しずくの国のプリンセスとしての人生”をな」

 言い終えると、ローマンは耐えられなかったように大声で高笑いを始める。
ようやくローマンの言わんとした意味と、自分の甘さを理解して
耳障りな、悪魔のようなその笑い声のなかでミルロは絶望に打ちひしがれた。

「おまえはそのガキの玩具としてここで飼われ続け死んで行くんだよ」
 
「そんな…… お母さま…… お母さまに…… もう、会えないの……?」

 思い浮かぶのは、母の顔と、あの美しい蒼い海ばかりだった。
だがもうそのどちらも、自分は目にすることはない。

「もう一度聞く。お前は何者だ? 本当に、自分をしずくの国の姫だとでも思うのか?」

 ロレントが同じ質問を繰り返してきた。
それすら、今となってはもうどうでもいい事だと思い、ミルロは投げやりに返事をした。

「いいえ…… 私は…… 玩具です。 唯の玩具でいいです……」

 ロレントとエストヴァンは顔を見合わせた。
これで、ミルロは正式に彼の玩具となったのだ。
384蒼の絵の具:2005/12/24(土) 22:09:27 ID:2wgy5V7L
「うおおぉ!! ミルロちゃんの玩具発言…… いいですねぇ……
 お、俺もそろそろ回復してきたからもう一回やらせてもらいましょうかねぇ」

 ヤンが興奮しきってズボンのチャックに手をかけた。
それを見たエストヴァンの顔つきが変わる。

「ダメだっ! ミルロはぼくだけのものだぞ!! お前みたいなやつがさわるな!!」

 ミルロを独占しようとエストヴァンが吠える。
ぎゅっとドレスをつかむ強さ母を離そうとしない乳児のように本物だった。
主従関係の逆転した親子だ。
ミルロは、その小さな拳を遠のきそうな意識の中で見つめた。
この手からは、絶対に逃れることができないとなにかが囁いていた。

「な……! 何だとこのガキ……!」

「まぁ 待て」

 掴みかかろうとするヤンをローマンが制した。

「仕方がなかろう。 ミルロの持ち主はあの子供なんだ」

 ローマンが静かな威圧を加えているのは鈍いヤンにもすぐに理解できた。
仕方なくチャックにかけていた手を離す。 なにせ、彼に目を付けられればどうなるか
現在進行形で見せ付けられているのだ。
385蒼の絵の具:2005/12/24(土) 22:11:20 ID:2wgy5V7L
「やっと、願い事がかなった…… ミルロ…… ずっと一緒だね、ミルロ」

 エストヴァンが話しかけても、ミルロは何も答えなかった。
まさに、人形との対話の様だった。

「なんだよ。 せっかく一緒になれたのに、無視するなんてひどいじゃないか……
 ああ、そうだミルロ。 さっきのあれ、もういっかいやってよ」

 気を取り直し、エストヴァンが今度は自らズボンを下ろす。
心ここにあらずだったミルロだったが、露出したその男性器をみて小さく悲鳴をあげた。

 ローマンの命令の時は、何のおぞましさも感じなかったエストヴァン肉棒が
今ではヤンたちと同じ不気味な怪物のように見えたからだ。

 勃起はしているが、外見的な変化があったわけではない。
エストヴァンがヤンたちと同じ陰湿な気配をまとっていたからだ。
いや、それ以上はかり知れない闇かもしれない。
ミルロの本能が危険だとびりびり警告しているのだ。
いったい、なぜエストヴァンがこんな事に──

「い、いやぁ…… 来ないで…… お願い、だから……っ」

「ダメだよ! ミルロは玩具なんだ! ぼくの言うこと聞かなかったらバラバラにしちゃうからね!!」

 追い詰められたミルロは仕方なくエストヴァンの幼い肉棒を受け入れてやった。
しかし、今度のエストヴァンは受身のままではなかった。 
ミルロの唇をつかって滅茶苦茶に下半身を動かし快楽を得ようとし始めたのだ。

「ごほっ…… むうぅ…… いやぁ…… お…… 母さま……」

「ミルロも、お母さんに会いたいの?」

 苦し紛れにミルロの口から漏れた言葉にエストヴァンは反応した。

「ぼくもね、ずっと、ずっとお母さんに会いたかったよ。
 でも、もういいんだ。今はミルロが手に入ったからね」

 エストヴァンは、なにかにせき立てられているように腰を激しく動かした。
ミルロと繋がっている事を最大限に感じたいがため、落ち着きがなくなっているようだ。
エストヴァンはやがて涙を流し始めた。 
母親の胎内に回帰するような、生物が海に戻っていくような、そんな懐かしさが
必死に自分に奉仕するミルロを見て、胸のうちに湧き上がってきたのだ。 

 ああ、エストヴァンは寂しかったのね、とミルロは思った。
自分を犯している彼の心の闇を少しだけ哀れむ事が出来た。
エストヴァンくらい小さなときは自分も不安で
片時もヤームルのそばを離れようとしなかった。

 エストヴァンにはそれが出来なかったのだ。
母親の姿を自分に重ね合わせているというのも、自惚れではいのかもしれない。

 でも、もっと一緒に居て欲しいというエストヴァンに、自分は本当に下らない
気休めにすらならないかもしれない返事をかえしたのだ。
それでも微笑み返してくれたエストヴァンは、一体どんな気持だったのだろう。


 気付いてあげられなくてごめんね。 エストヴァン……


 でも、やっぱりこんな事…… 間違ってるよ……
386蒼の絵の具:2005/12/24(土) 22:11:52 ID:2wgy5V7L
Z. 
  

 目の前で乱雑にミルロを取り扱うエストヴァンの様子にローマンは心底満足していた。

 今回のローマンの計画はこれですべて終了だ。
まず、手下ふたりにミルロを陵辱させる。
これによって彼女のもつ特異な気配のようなものが
“崩壊の美”なる芸術だと結論付けることが出来た。

 そして、ブラックプロミネンスの完成を急ぐため
エストヴァンの父にミルロを犯させ、莫大な金と新たな研究施設を脅し取る。

最後に、エストヴァンの心の陰の部分につけ込んで
ミルロをこの船で飼い続けるようしむけさせる。
だが、これは正直上手くいく自信がなかった。
もしエストヴァンが否定したなら予備の作戦に切り替えなくてはならないところだったが
あの様子ならミルロを手放すことなど有り得ないだろう。
それに、もしもの時はこの船に残るロレントがすべて始末を付ける。

 ヤームルたちは今頃帰りの遅い娘を心配しているところだろう。
そこで、エストヴァンの父親にあえて自分達一味に襲撃を受けたことは明かすよう命じる。
そして、そのままミルロは連れて行かれた、と。

 実際にボートハウスを襲撃した事は事実だし
まさかその場所にミルロが監禁されているなど夢にも思わないだろう。

 そして、これからは自分に代ってエストヴァンが毎日ミルロを陵辱するのだ。
犯されれば犯されただけ増していくミルロの美しさだ。
過酷な監禁生活のなかで彼女はきっとこの世のものとも思えぬ美しさを手に入れることだろう。

 時々、ミルロの様子を見に来るとしよう。
そしてふしぎ星を手に入れた暁には、自らミルロを飼ってやろう。
星の支配者に相応しい、最高の芸術作品として──
387蒼の絵の具:2005/12/24(土) 22:12:28 ID:2wgy5V7L
[.


 あの日からいったいどれだけの日にちが経ったのだろう。
画用紙に鉛筆で下書きのデッサンを走らせながらミルロはふとそんな事が気になった。
こんな生活が始まったばかりの頃は食事の運ばれてくる回数で判断していたのだが
やがてそれすら面倒になり、数えるのをやめてしまった。
何十日経とうが、何年たとうがここでの暮らしは何も変わらないのだ。

 ミルロが監禁されている部屋は、あの薄暗い地下倉庫ではない。
最初の数日間はあの倉庫から出されることがなかったのだが
突如開いた扉の向こうから現われたロレントによって数日振りに外に連れ出されたのだ。
腕を拘束されたことから、自分を解放してくれる訳ではないのだろうと判断できた。
尤も、期待をしていたわけでもなかったが。

 船内を歩かされ、連れて行かれた先には地下倉庫のものと同じような
頑丈そうな扉が待ち構えていた。
室内に入ると、豪華な家具やそこかしこにさりげなく設置された趣味の良い調度品、
一通り整えられた最先端の設備などから客室であることはすぐに分かった。
ただ、普通の客室と違うのは窓がひとつもないこと、そして何よりひとつしかない
出入り口の扉の重量感が異様な違和感をはなっている事だ。
元からあった客室の一室を監禁のため改造したのは明らかだった。

 それでも、ミルロはその部屋に関心を示すことはなかった。
あの冷たく不衛生な地下室に比べれば幾分ましな場所に移された程度にしか思わなかった。
ただ、ベットが用意されていたことには救いを感じた。
地下倉庫の硬く冷たい床では、ろくに睡眠をとることができなかったのだ。
あの日、エストヴァンに身体中を弄ばれ、ようやく全員が部屋から出て行った後ですら
あれほどの疲労があったにもかかわらず、浅く断続的に眠ることしか出来なかった。

 久々のベットに倒れこむと、ようやくミルロはまともな睡眠を取ることが出来た。
それは、死んだような眠りだった。
388蒼の絵の具:2005/12/24(土) 22:12:59 ID:2wgy5V7L
扉が開く音で目を覚ました時、エストヴァンの父が絵の道具を一式抱えて部屋に入ってきている所だった。
彼は、あの日の罪悪感からか、ミルロと目をあわせられず何も喋らず道具だけを床に置いて、部屋を出て行き
それ以来二度とミルロの前に現われていない。

 この道具をくれたことには、ミルロは本当に感謝している。
これがなければ、ここでの生活は食事と…… そして、“エストヴァンの玩具にされる”
のふたつ以外、何もすることがないのだ。

『最後まで、あきらめちゃだめよ』

 ふと、いつだったか誰かを励ますのにそんな言葉を使った事を思い出した。
ミルロはその事を実行するのがどれ程難しいことか知らずに
偉そうなことを言った自分を恥じた。
今の自分は、とっくに全てを諦めている。

 いつまで待っても、助けがくる気配は一向にない。
この場所を見つけ出すことなんて不可能ではないのか。

 この生活を続ける以上、本当に毎日同じことだけを繰り返し、ここで飼われ続けることだろう。
それでも、死ぬ勇気すら出せず、死ぬよりましというだけの理由で醜くこの命を保ち続けるのだ。
 
 そんな生活に、大好きだった絵だけが僅かな心の支えとなってくれていたのだ。
窓のないこの部屋では、外の景色など見ることが出来ない。
この船は海に浮かんでいるというのに、自分がその光景を目にすることはもうないのだ。
そんな喪失感と手を伸ばせば届きそうな外の光景へ対する歯痒さと戦いながら
ミルロは記憶の中のあの大好きだった蒼い海とそれを取り巻く風景を頼りにし
一心不乱に何枚もの風景画を描きあげていた。

 今日もまた、しずくの宮殿から見渡せた同じ光景を描く。
この絵ばかりは何度同じものを描いても一向に飽きることがなかった。
389蒼の絵の具:2005/12/24(土) 22:13:34 ID:2wgy5V7L
下書きを終え、鉛筆を絵筆に持ち替えようとしたその時
外側から幾つも掛けられた入り口の扉の鍵がガチャガチャと音をたてた。


 今日も、あの時間がやってきたのだ。


 毎日、ロレントを見張りに伴ってエストヴァンがこの部屋を訪れる。
入ってくるなりエストヴァンはいつも、自分には声もかけず
ミルロの服を脱がし、溢れる好奇心のままに思いついた行為で
彼女を慰み者にした。
ミルロと交わる時、エストヴァンは決まって目を泳がせ
落ち着きない態度で、休むことなく彼女を犯した。
確かにそこにいるミルロの存在を、それでも確認し続けたいように。

 やがて満足いくまで射精を終えると、エストヴァンは決まって
態度を豹変させ、ミルロに甘え出すのだ。
そして、ミルロは彼の遊びの相手をさせられる。
その時ばかりは、以前と変わらず彼女に接するエストヴァンなのだが
ミルロはエストヴァンとお喋りをするにしても、玩具で一緒に遊ぶにしても
一切目を合わせられず、脅えている。
あの日以来上手く接することが出来なくなったのは当然のことだ。

 そんなミルロの態度に、エストヴァンは苛立った。
何で自分に優しくしてくれないんだ、と子供であるが故の身勝手さで
とうとう大好きだったミルロに暴力を振るい出すようにまでなった。
酷いときはそのまま押し倒されて陵辱の続きまで強制した。

 金切り声を上げるエストヴァンに殴られながら
ミルロは身体より心をひどく痛めた。

 彼の悲しみを知ってしまったからだ。

 暴力を振るった後のエストヴァンは、もっと始末が悪い。
ふと殴る手を止め、今度はミルロにしがみついて火がついたように泣き出すのだ。
そして、『ごめんね』とか『嫌いにならないで』と許しを請う。

 ミルロは、その言葉にどう答えればいいのか未だに見つけられていない。
一方的に泣き、謝り続けながらエストヴァンは部屋を出て行ってしまう。

 エストヴァンの悲しみは、痛いほど伝わっている。
彼を救ってやりたいと想う心のどこかで
自分をこんな目に遭わせ続けるエストヴァンを本当に嫌いになりそうな自分もいる。
そんな自分も嫌いになり始めている。

 この監禁部屋には、中に入った者の醜さも全て閉じ込められている。
390蒼の絵の具:2005/12/24(土) 22:14:06 ID:2wgy5V7L
「おーい、ミルロぉ! 遊ぼうよぉ!!」

 一見楽しげなエストヴァンのはずんだ声が扉の向こうから聞こえた。 

 手が震え、絵筆をぽろっと床に落とした。

 ひとつひとつ、鍵が解除されていく音が聞こえる。

 冷たそうなその金属音に、ミルロは耳を塞いで身体を震わせた。

 落ち着かなきゃ……

 そう思い、あの綺麗な海を思い浮かべようとする。

 ぎゅっとつぶったまぶたの裏に、あの光景を回想する。

 またひとつ、扉の錠が外れる音がする。

 その音に合わせ、ミルロの回想のなかの風景に、異変が起きた。

 “色”がなくなったのだ。

 思い浮かべた光景は黒と白と灰色のモノトーンの世界でしかなくなっていた。

 いったいどうしたんだろうと、うろたえ瞳を開くと同時に次の鍵が解除される音が聞こえた。

 今度は、物理現実の世界からも、“色”が消えていた。

豪華な絨毯も、頭上のシャンデリアの明かりも、ベットに取り付けられた天蓋に使われた複雑な模様も

 それら一切の“色”がミルロから失われていた。 
 
 いや、“色”という概念そのものがミルロから欠落しようとしていた。 

 もうすぐ全ての鍵が外される。 そうすればまたあの悪夢のような時間がやってくるのだ。

 手の震えは止まるどころかいっそう激しいものになり、背中からは汗が伝い始める。

 落ち着かなきゃ……! 落ち着かなきゃ……っ!

 何度脳裏に浮かべようとしても、ミルロはもうあの美しい海の“色”を思い出すことが出来なかった。 

 



                 ─── END ───

391葡萄酒 ◆f/WwGSUBhs :2005/12/24(土) 22:15:34 ID:2wgy5V7L
以上です・・・
ラストはつまりストレスで色が見えなくなってしまったんですね。
392名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 01:06:52 ID:TkKBzzRV
まさかこんな大作が来るとは…
GJでした!
393名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 19:55:22 ID:rv280FYK
うおぉ・・・、鬱物は苦手だったが
気が付けばグイグイ引き込まれてしまった。

最高にGJだ!!!
394名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 03:30:11 ID:493nfO98
すげぇ! GJ!!
395名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 04:34:41 ID:jp+CTStH
長編乙でした!

このミルロはいつか「光」さえも失うんだろうか、なんて考えると…
あ、あれ?鬱とは別の感情が芽生えてきましたよ…!?
396名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 17:36:56 ID:IoYRSNSR
ち*お版オチは勘弁
397名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 13:03:59 ID:GEWy4t3d
GJ!!393に同じく鬱物は苦手だったけど読んでしまった。
ミルロカワイソス(´・ω・`)
398名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 18:05:42 ID:oI7PVGT/
いや、ここまで来るとGJ!どころの騒ぎじゃないよ。マジでうまい。
あんた、プロになりなよ。あんたなら、エロじゃない一般の物書きでも通用すると思うぜ。
399名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 19:49:28 ID:WKxMCX3y
へぼだろ
400名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 21:47:44 ID:4uBiZlf4
不思議星の☆双子姫 (退避テスト)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1135426793/l50
401名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 12:37:42 ID:9x0zJMWd
>>326
GJです。次回作も期待してますぞ!
402名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 10:45:09 ID:dvyVJw3O
次のSSまだー?
といってみるあげ
403K:2006/01/15(日) 03:46:19 ID:FR65Nk12
「ふしぎ星のしずく姫」

 しずくの国のプリンセス、ミルロの日課は弟の世話をすることです。
 ミルロの弟、ナルロはまだ赤ん坊だというのに、とっても好奇心旺盛。
 部屋にいたはずなのに、いつの間にか外に出ていたり。
 お城の宝物庫に隠れていた、なんてこともありました。
 だからミルロは、片時も目を離さないようにずっとナルロと一緒にいます。
「……ンギャー、ンギャー!」
「ナルロ、どうしたの?」
 ベビーベッドで眠っていたはずのナルロが、突然泣き出しました。
 赤ちゃんが泣くのには、たいてい何かしらの理由があります。
「あら……、おむつが濡れているのね」
 ミルロには、その理由がすぐに分かりました。
 ミルロは、手馴れた手つきでナルロのおむつを脱がせると。
 ウェットティッシュでナルロのオチンチンやおしりを丁寧に拭いてあげます。
 後は、新しいおむつを付け直して完成。これで泣き止んでくれるはずです。
「……キャッキャ、キャッキャ」
 思ったとおり、ナルロはすぐに笑い出しました。
「ナルロ、またおねんねしましょうね」
 ミルロが、ナルロに布団をかけてあげようとすると。
 ナルロが、ドレスの裾を引っ張りました。
「……マンマ、マンマ」
 今度はミルクのようです。
「ミルクが欲しいのね。待ってて、今持ってくるわ」
 ミルロは、急いで給湯室に向かいました。
404K:2006/01/15(日) 03:47:35 ID:FR65Nk12
「どうしよう……」
 ミルロは、困り果ててしまいました。
 あろうことか、粉ミルクを全部切らしていたのです。これではミルクが作れません。
「そうだ。お母様なら……」
 ミルロは、以前ミルクが切れたときのことを思い出しました。
 泣き出すナルロを目にしたヤームルは、そばに秘書が控えているにもかかわらず。
 ためらうことなく自分のおっぱいをあげていました。
「ダメ。今日お母様はお出かけしているわ……」
 ヤームルは、たまたまお仕事でお城を留守にしています。
「……ンギャー、ンギャー!」
 待ちきれなくなったナルロは、とうとう泣き出してしまいました。
 あわてて戻ったミルロは、ナルロをゆらゆらと揺すってみたり、「いないいない、ばあ」をしてみますが、一向に泣き止む気配がありま

せん。
「ンギャー、ンギャー!!」
 ナルロは、火のついたように泣き続けています。
 このままでは、「ナルロの面倒をちゃんと見ていなかったのね」と、お母様にしかられてしまうことでしょう。
「わたし、おっぱい出ないよぉ……」
 思わず弱音が出てしまいます。
 でも、そこでくじけないのがミルロのいいところです。
「……最後まで、あきらめちゃダメよ」
 弱気な私に負けないように、自分自身に喝を入れてみます。
 そう。もしかすると、もしかするかもしれません。
 万にひとつの可能性があるのなら、とにかくやってみる。あきらめるのは、それからだっていいのです。
405K:2006/01/15(日) 03:48:24 ID:FR65Nk12
 ミルロは、部屋に誰もいないことを確認すると、左のおっぱいをはだけました。
 ミルロのおっぱいは、まだふくらみはじめたばかり。先端にはかわいらしい桜色の突起がついています。
 そのままの格好で、泣き続けるナルロを抱き上げると。
「……バブ?」
 ナルロは、少しだけ泣き止み、ミルロのおっぱいに興味を示しました。
 ミルクは出なくとも、このまま泣き止ませて寝かしつけることはできるかもしれません。
 その間に、粉ミルクを買いに行けばいいのです。
「バブ!」
 すると、ナルロはくわえていたおしゃぶりを落とし。
 代わりに、ミルロのおっぱいをくわえました。
「あっ……!」
 いきなりのことに、ミルロは思わず声をあげてしまいます。
 胸に感じた、ナルロのあたたかさに戸惑い――
「ダメよ、ナルロ……」
 ミルロは、ナルロを離してしまいます。
「……ンギャー、ンギャー!」
 すると、ナルロはまた泣き出しました。
 もう、覚悟を決めるしかないようです。
 ミルロは、再びナルロを胸に近づけました。
 赤ちゃんは、口に近づくものをなんでも口に入れてしまうもの。
 ナルロは、なんの戸惑いもためらいも罪悪感もなく、ミルロの乳首を口に含みました。
 ちゅう、ちゅう、ちゅう……。
 ナルロの口が、波打つようにうねうねと動きます。
 赤ちゃんがどうやってお母さんのおっぱいを吸っているのかがよく分かります。
「お姉ちゃんのおっぱい……おいしい?」
 ちゅう、ちゅう、ちゅう……。
 飽きることなく、黙々とおっぱいを吸い続けるナルロ。
 ミルロの中に、だんだんと不思議な気持ちがこみ上げてきました。
 それは、甘いお菓子にも似た、とろりととろけるような感覚です。
 言葉には言い表せないけど、ナルロのことがいとおしくて仕方がありません。
「ダメよ、ナルロ……ううん。いいのよ、ナルロ……」
 気が付けばミルロは、自分のすべてをナルロにあずけていました。

 どれくらいの時間が経ったのでしょうか。
 ようやくナルロが口を離し、ミルロはハッと我に返りました。
「……マンマ、マンマ」
 あれだけ恥ずかしい思いをしたというのに、うまくいかなかったようです。
「……マンマ、マンマ」
 必死になってナルロはミルクをせがんで……。
「あれっ……?」
 こう思ったミルロでしたが、ナルロはキャッキャと笑っています。
 よくよくナルロの言葉をよく聞いてみると、さきほどの「マンマ」とイントネーションも違うようです。
「……マーマ」
「……もしかして、『ママ』って言ってるの?」
 ミルロには、確かにそう聞こえました。
「……マーマ、マーマ!」
 私のことを、ママと呼んでくれた。
 たったそれだけのことが、こんなにもうれしいなんて……。
「ナルロ!」
 たまらずミルロは、やさしくナルロを抱きしめました。

(おしまい)
406K:2006/01/15(日) 03:51:18 ID:FR65Nk12
元ネタ:
ttp://anime.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1135211878/359

ミルロばっかりでスマソ
407名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 11:18:05 ID:272ZMHJZ
ほのぼの系は見ててほっとするな。

これってある意味バッドエンドなような…w
408名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 01:35:21 ID:ZUL+4gOJ
捕手がわりに。




ブライト様が悪い。
私のことは全然見てくれないのに、ファインにはいつだって優しい。

ファインが悪い。
ブライト様があんなにファインを気にしてるのに、
ちっとも気付かないであんな怪しい人のことばかり気にしてる。

だからなのだ。こんなふうにもやもやして、苛々して、
なんだか嫌なきもちで頭がいっぱいになってしまうのは
全部あの怪しい人のせい。
(ルーチェを狙ってると思ったら至るところで助けてくれて、
実は月の国の王子様だった――なんて、何なのそれは)
彼の背中を見ていると、何故だかはわからないけれど腹が立った。
だから、言ってしまったのだ。
「話があるの」と。
ファインには知られないように、そっと小さな声で、彼の手を引いて。
シェイドはちらりとレインを見下ろし、「分かった」と答えた。

私が今からしようとしてることを知ったら、この人は
どんな顔をするかしら。
嫉妬と罪悪感と、ほんの少しだけ、期待があった。
409408:2006/01/23(月) 01:38:10 ID:ZUL+4gOJ
淫乱妄想乙女ツンデレイン×天然むっつり助平シェイド(エクリプス)に
ムラムラきたのでついカッとなってやった。
反省は(ry



410名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 01:39:03 ID:BVAsMWVd
>>409
続き激しくキボン!
411名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 01:48:55 ID:/9xfVZPq
>>409
同じく続きキボンヌ
412名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 18:47:27 ID:oacl9USa
おいおいおいおいおいおい何を始める気だ!!




続き激しくキボン
413名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 00:36:44 ID:V0R9V9S0
はやくあの変体糞野郎を殺してしまえ
エロリプスなんか死んじゃえばいいんだ〜
階段の上からカッターなげつけろ
414名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 09:48:08 ID:yDGVIZU8
レイン様が黒い…
415名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 22:46:22 ID:o+sBvImP
>409
続きマダー?
416名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 01:24:26 ID:U2/XpKP1
カメリア王妃とセックスしたいよぉ
417名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 00:11:46 ID:cAoR72fX
じゃあ、俺はリオーネと
418名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 09:53:04 ID:NfDqe3sr
空を飛んで
419名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 11:20:44 ID:DToIuaEC
ナッチが団員とアクロバティックな体位でセックルする話キボン
420名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 12:30:38 ID:NfDqe3sr
アクロバティックセックル
ttp://www.gougoule.com/porn_kungfu/
421名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 01:51:55 ID:uf8lpmmD
「たいへんたいへん!」
「どうしたの、ファイン!?」
「リオーネとミルロが、プロミネンスでドレスアップしちゃうよ!」
「大丈夫、大丈夫! でも、私たちの出番は〜?」
「次回、仲良しプリンセス☆リオーネとミルロ」
「ゆりゆりっと見て見て〜」
422名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 20:40:53 ID:nXY1jXbE
「いまこそ毒吐きプリンセスに!」

ソフィー「ちんちん♪ちくわ♪」
リオーネ「サンサン♪サンバ♪」
423名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 22:27:12 ID:2Z78QtbZ
44話を見て「いっそシェイドはふたごの両方を嫁にもらえばいいんでね?」と思ったが
そんな双恋的おいしい状況はシリーズ構成のりかたんが許しても俺が許さん
424名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 02:19:45 ID:bmvrg3fg
某スレでインスパイアされたので書く
需要・・・?何それ、食えるのか?
 
 
 
月が明るく照らす夜のこと、一行を乗せた気球はとある川のほとりに留まっていた。
会えれども一向に改心する様子のない兄に憂いているのか、アルテッサは眠れずにずっと布団の中でぼんやりしていた。
「えっ・・・?」
背中に何かドンと当たるのを感じ、アルテッサは反対側に寝返りながらそちらのほうをそっと見てみた。
「う・・・ん、もう食べられないよ・・・」
その寝言の主は、自分の布団を蹴飛ばしてこちらのほうに転がってきたファインだった。
「もう・・・あいかわらず寝相の悪い人ですこと。これじゃゆっくり眠れやしませんわ・・・。」
アルテッサはその寝相の悪さにあきれつつも、やや伏し目がちにしながらそのままずっとファインの寝顔を眺めていた。
そして問いかけるようにそっとつぶやいた。
「ねえ・・・ファイン・・・・・・キスしていい?」
「・・・・・・・・・え・・・な、なに・・・!?」
ファインはその言葉に思わず飛び起き、アルテッサのほうに振り向いた。
アルテッサはファインのびっくりした顔で我に返り、
「じょ、冗談ですわよっ!!」
と耳まで真っ赤になった顔を隠すように、布団を頭かぶって鼓動を抑えていた。
425名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 02:27:46 ID:bmvrg3fg
ファインは緊張で震えているアルテッサを眺めると、顔を少し赤らめながら、その耳元のあたりにささやいた。
「ちょっとだけなら・・・いいよ・・・。」
「冗談だって言ってるでしょ!」
「・・・・・・お友達だから・・・別に変なことじゃないよ・・・。してくれたらわたし・・・・・・うれしいかも・・・。」
「ほ、本気でそんなこといっているんですの・・・?」
「うん・・・」
「そ、それほどまで言うのならしてあげますわよ・・・」
アルテッサは真っ赤な顔のままゆっくりと起き上がり、ファインの左肩に両手を添え、そちらのほうから自分の体を震わせつつ、やや尖らせた唇をそっと頬に押し当てた。
ファインはその感触に身をゆだねるように、ゆっくりと体を傾かせながら目を閉じた。
その体の重みに気をよくしたのか、アルテッサはそのまま少し舌を口の奥に引き込め、ファインの肌を吸い込んでみた。
「あ・・・アルテッサ・・・すごくドキドキする・・・」
「こ・・・、こんなんでよろしくて?」
アルテッサがそう言いながら少しづつ唇を離すと、頬と口元の間に光る糸がつっと伝わった。
426名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 03:11:14 ID:bmvrg3fg
ファインはアルテッサの唇が離れたのを感じると、それまで閉じていた目を少し流し目にして
「こんどはわたしがしてあげるね」
と言ったかと思うとアルテッサを背中から抱き上げ、口をやや大きく開けて、肩越しに頬にかぷっと吸い付いた。
「ひゃ・・・・や・・・いや・・・」
不意をつかれながらも、その感触に体の力が抜けていってしまうアルテッサ。
ファインは抱き上げた手にさらにぐっと力を込め、アルテッサに吸い付いたまま、舌を平たくしてその頬を大きくぬるっと舐め上げた。
「い・・・や・・・いやーーーーー!!」
さすがにたまらなくなったのか、アルテッサはファインの手を振りほどき、キッとファインのほうを振り返った。
「こ・・・これキスじゃないじゃないの!」
「えー、だってちゃんとちゅーしてるじゃない?」
「こんなのチューじゃなくて、ナ、ナ、ナメナメ見たいなもんじゃないの!!」
「うーん・・・だってアルテッサのお肌、つるつるしてて美味しいんだもん・・・」
「も・・・もう・・・・・・だからって・・・こんなの・・・」
「ねえアルテッサ、もう少しキスさせてよ・・・あんなに長くわたしにキスしておいて、わたしには少ししかさせてくれないなんてずるいよー。」
「・・・・・・わ、わかりましたわよ!今度はもっとやさしくして・・・くださらないこと・・・?」
「うん、わかった。今度はもっとやさしいところにキスしてあげるね。」
「やさしいところって、な・・・・きゃっ!」
とアルテッサが言いかけたところでファインは今度は彼女の両肩を掴み、ころんと仰向けに転がした。
427名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 03:55:55 ID:bmvrg3fg
あとは後ほど
428名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 00:12:59 ID:Pq7h3n9y
>>427
早くしてくれ!
429名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 00:53:30 ID:aNAfhApZ
これは
新しいな

続き激しくキボン
430K:2006/02/11(土) 01:18:47 ID:Z+wTZHDg
>>423に水を差すようで申し訳ないんですが、
漏れもゆりゆりもの書いてみますた。
リオーネでミルロでギャグでほのぼのでゆりゆりしてます。

【注意】
・とにかく長いです。30ページは超えてるかと。
・シーン1は10話、シーン2以降は31話と32話の間を想定してます。ネタバレが嫌ならスルーで。
・「炎雫」は造語です(「えんだ」と読んでくれるとうれしいかも)。
・至らない点も多いですが、そこは萌えと妄想がおおまかカバー。
431炎雫の邂逅:2006/02/11(土) 01:19:44 ID:Z+wTZHDg
1.おさとう
 勇気を出して聞いてみるか、それともやめておくか。
 仮設されたテントのひとつを前にして、リオーネは悩んでいた。
 ベスト・スウィーツ・プリンセスを決定する第三回プリンセス・パーティーは、ここ宝石の国で間もなく開催される。
 各国のプリンセスたちは今ごろ、その準備に追われているだろう。
 しずくの国のプリンセス・ミルロも、このテントの中で甘いスウィーツを作っているはずだ。
 ほのかに漂ってくる果物のふんわりとした甘い香り。
 獅子族の血を引き、嗅覚が敏感なリオーネには、それがはっきりと分かる。
 他のプリンセスたちとはそれなりに面識はあったが、プリンセス・ミルロとは、プリンセス・パーティーで二、三度顔をあわせた程度だった。
 これは、メラメラの国としずくの国が、地理的に離れていることも少なからず影響している。火と水は相容れないということか。
 最初にミルロのところに来たのも、ただ単にキッチンが隣り合っていたからにすぎない。
 だからこそ、リオーネはミルロに声をかけることをためらっていた。
「残り時間、あと二十分です」
 スピーカーから聞こえてきたアナウンスの声に、耳をピクッと立てるリオーネ。
 迷っている時間はない。
 リオーネは、意を決して目の前のドアをコンコンとノックした。
「……誰?」
 小さな声だったが、リオーネはかろうじて聞き取ることができた。獅子族は聴覚も優れている。
「メラメラの国のリオーネです」
 名乗るとすぐに、中から水色のドレスをまとった少女――ミルロが出てきた。
「……」
 耳をシュンとしおれさせ、うつむき加減の表情。
 ミルロは、突然の訪問者に戸惑いを隠しきれずにいた。
 そんなミルロの心を察してしまい、躊躇するリオーネ。獅子族は、においだけで相手の気持ちが分かってしまう。
 でも、一度聞くと決めたからには、逃げたくない。
 リオーネは、勇気を振り絞って声を出した。
「あの……」
「どうしたの……?」
 少しだけミルロの緊張がほどけたような気がした。聞くなら今しかない。
「あの……、わたし、おさとうをこぼしてしまって……。もし余ってたら、おさとうを分けてもらえませんか?」
「ごめんなさい……。私もおさとうが足りなくて……。全部、使ってしまったの……」
 本当に申し訳ないという気持ちと、自分のことを心配し気遣ってくれている気持ちが、リオーネに伝わってくる。
「ううん、悪いのはわたしよ。わたしがおさとうをこぼしてなければ……」
「いいえ、悪いのは私だわ。私がおさとう取りすぎてたかもしれないから……」
 意図せず言葉が重なってしまったことに、二人は恥ずかしくなり頬を桜色に染めてうつむいてしまう。
「……じゃあ、わたし他のプリンセスのみんなにも聞いてきます」
 リオーネが、その場を立ち去ろうと会釈をしたときだった。
「リオーネ……」
 ミルロが、リオーネのことを優しく抱きしめたのは。
「……!?」
 突然の出来事に言葉を失うリオーネ。でも……。
 ミルロから伝わってくる温かさと甘酸っぱい香りは、不思議と心地よかった。
「あきらめないで……」
「……うん」
 耳元で聞こえたかすかな声すらも心地よい。
 もしわたしにお姉さんがいたら、こんな感じなのだろうか?
 リオーネの中に、ふたつのものが芽生えはじめていた。
 よし。こうなったら、おさとうが見つかるまでプリンセス全員に聞いて回ろう。
 バブバブ語しか話せない月の国のプリンセスだって、表情とジェスチャーでなんとかなるはずだ。
 タネタネの国のプリンセスは、体がちっちゃいから使うお砂糖の量も少ないのかな?
 風車の国のプリンセスとは、長話になっちゃいそうだから、気をつけないと。
 おひさまの国のふたご姫は、親友なので何だって気軽に話せる。
 あの宝石の国のプリンセスにだって、当たって砕けろだ。
 リオーネの中に芽生えたもの。そのうちのひとつは、どんなときでもあきらめない小さな希望だった。
 そして、もうひとつは――
432炎雫の邂逅:2006/02/11(土) 01:21:03 ID:Z+wTZHDg
2.リオーネの招待状

 勇気を出して、お母様に相談するべきか。
 母ヤームルがいる執務室を前にして、ミルロは迷っていた。
 彼女の手には、薄いオレンジ色のかわいらしい手紙が握られている。
 ハートマークやフリルがふんだんにあしらわれていて、いかにも女の子っぽいものだ。
 しかし、その手紙にはメラメラの国の紋章で厳重に封が施されていた。形式的には正式な親書である。
 差出人は、もちろんリオーネ。
 あのプリンセス・パーティー以来、ミルロとリオーネの二人はすっかり打ち解け、こうして手紙のやりとりを行うまでになっていた。
 宛名はミルロ宛てになっていたから、さっそく封を解いて中の手紙を読んでみたのだが……。
 その書いてあった内容に問題があったのだ。


 親愛なるミルロへ

 落ち葉の舞い散る中、いかがお過ごしでしょうか?
 このたび、メラメラの国でささやかな晩餐会を開くことになりました。
 ご公務にお忙しいとは思いますが、お時間があればぜひ参加なさってください。
 お会いできる日を心から楽しみにしています。

                                 かしこ

                  メラメラの国より愛をこめて リオーネ



 読んだ瞬間、どうしよう、とミルロは思った。
 しずくの国の財政が厳しい状況にあることは、幼いミルロでさえ理解している。
 だからこそ、「喜んで出席します」と気軽に返事が出せなかった。
 メラメラの国に行くには、気球で飛んで行けばよい。
 ただし、その気球を飛ばすには、当然のことながら燃料が必要となる。
 その燃料を買うには、これまた当然お金が必要。
 一国の予算からすれば、燃料代などはたいした金額ではないのだろうが、財政難のしずくの国にとっては塵もつもれば借金の山になってしまう。
 正式な公務であるプリンセス・パーティーならともかく、半ば私用でおいそれとお金を使うわけにはいかない。
 ミルロの耳までもが、しょんぼりと落ち込んでしまう。
 身勝手なことは分かっている。それでも、ミルロはリオーネのいるメラメラの国に行ってみたかった。
 ミルロは、意を決して執務室の扉をノックする。
「誰ですか?」
 はっきりと、それでいて、威圧感のある声が聞こえた。しずくの国の女王、ヤームルである。
433炎雫の邂逅:2006/02/11(土) 01:22:06 ID:Z+wTZHDg
「ミルロです」
「入りなさい」
 返事はすぐに返ってきた。ミルロは、ゆっくりと扉を開け、部屋の中に入る。
 執務室は、厳かで重い空気に包まれていた。
「何の用ですか?」
「あの……リオーネの……招待状……」
 小さな声でおどおどと話してしまったから、ヤームルの耳には届かない。
「何ですか?」
「メラメラの国のリオーネ姫から、晩餐会の招待状をいただきました……」
 そこでミルロは、手に持った招待状をヤームルに差し出した。
 ヤームルは、招待状を一読し、
「招待を受けたことは分かりました。それであなたは、どうしたいのですか?」
 と、厳しく問い正してくる。
「私は……」
 せっかくのご招待ですが、お断りするのが妥当だと考えています。
 こう答えてしまえば、楽だっただろう。
 しかしそれは、ミルロの本心ではない。
「せっかくのご招待ですから、受けるべきだと考えています……」
「ミルロ。分かっているのですか? しずくの国の財政は、もはや火の車。気球の燃料代を出す余裕さえもないのですよ」
 ヤームルは、眉根を寄せてミルロをたしなめる。
 こうなることは分かっていた。でも、自分の気持ちを隠さずに正直に言えただけでミルロは十分だった。
「と、言いたいところですが、せっかくのご招待。無下に断ってしまっては、国同士の外交問題にも関わってきます。そこで、ミルロ。あたたをメラメラの国の特別大使に任命します」
「……お母様!」
 意外な母の言葉に喜びを隠そうとするミルロだったが、耳だけは正直にピコンと反応してしまう。
「いいですか、ミルロ。これは、公務なのですよ。いままで関係が希薄だったメラメラの国との友好関係を深めるのです。その事だけは、肝に命じておくように」
「はいっ、お母様! ありがとうございます!」
 ミルロは、はやる気持ちを抑えながら、執務室を後にした。
434炎雫の邂逅:2006/02/11(土) 01:22:39 ID:Z+wTZHDg
3.ダミールーチェ
「今度は何を作っているんだ?」
 ブライトがそう問いかけたのは、またブウモが怪しげな代物を作っていたからだった。
「わっ! なんだ、ブライトでブモか。いきなり驚かさないでほしいブモ」
「この前の地図といい、お前も懲りないヤツだな。で、それは何だ?」
 ブライトは、ブウモの作っているものが何なのか興味を示す。
 丸く平べったい形のそれは、二枚貝のように開く形状になっているようだ。
「これでブモか? これは、ダミールーチェでブモ」
「ダミールーチェ?」
 ブラックルーチェならば聞いたことがある。ブライトがつい先日、月の国の大臣から受け取ったものだ。
「要するに、サニールーチェの偽者でブモ」
 ブウモの語るダミールーチェとやらは、明らかにファインとレインのサニールーチェを模して作られていた。
「前回はあのふたご姫に邪魔されたブモが、今度のは自信作ブモ」
「それは見れば分かる。ボクが聞きたいのは、それを使って何をするかということだ。前回の失敗を忘れたのか?」
 ブライトが指摘したのは、地図を使って一般人を困惑させようとしたあの事件である。
「前回の失敗は、一般人をターゲットにしたことブモ。一般人を狙ったところで、たいした効果は効果はがげられないブモ。そこで……」
「ほう?」
 ブライトが再び興味を示す。新たなターゲットとは誰なのか。
「今回は、特別な存在。各国の姫君をターゲットにすることにしたブモ」
「なるほど。その手があったか」
「各国の姫君にもしものことがあれば、その事実は広く知られることになるブモ」
「その事実が広まれば、ふしぎ星中に不安が広がり、闇の力がその力を増すというわけか。フッフッフッ……」
「ブモブモブモ!」
 二人の笑い声が、薄暗い部屋の中で不気味に響き渡った。
435炎雫の邂逅:2006/02/11(土) 01:23:15 ID:Z+wTZHDg
4.晩餐会
「お招き、ありがとうございます」
 メラメラのお城、迎賓の間に通されたミルロは、しずくドレスの裾を持ってプリンセスらしくあいさつしてみせた。
「しずくの国のミルロ姫! よくぞいらした! いらした! いらした!」
 まるでどこかの格闘家のごとく気合いが入っているのは、メラメラの国のウォル国王。
「ようこそいらしてくださいました、プリンセス・ミルロ」
 王妃ニーナは、彼の隣で優しそうな微笑みを浮かべている。
「ようこそ、メラメラの国へ!」
 リオーネも、ミルロに習ってプリンセスらしいあいさつを返してみせる。
「……と、かたいあいさつはこれくらいにして」
 リオーネの表情が、プリンセスのそれから、年相応の女の子のものへと変わった。
「こっちよ、ミルロ!」
「えっ、あっ……リオーネ……」
 リオーネが、ミルロの手を引っ張って、テーブルに案内する。
 円形のテーブルの上には、すでに食器や色とりどりの料理が並べられていた。プリンセスを迎えるのにふさわしく、かわいらしい花も活けてある。
「あらあら。あの子ったら、すっかりはしゃいじゃって」
「よっぽどうれしんだろうな! だろうな! だろうな!」
 二人もまた、一国の王と王妃ではなく、かわいい実の娘を見守る父と母となっていた。
「あら……こちらの席は……?」
 ウォル国王。ニーナ王妃。リオーネ。そして、ゲストの席。ミルロは、座席がひとつ空いていることに気付く。
「そこは、ティオの席よ。今はいないけど、すぐ戻ってくるかもしれないから」
 リオーネの兄、ティオはシェイド(エクリプス)とともに武者修行の旅に出ていた。
 だが、リオーネはティオのことを心配していない。
 リオーネ自身も、諸国を回ってみたいというあこがれを抱いているからだ。
「すまぬのう。このような席に不在で! 不在で! 不在で!」
「わたくしからもお詫び申し上げますわ」
 ウォルもニーナも、ティオの留守をあまり気にしていない。
 むしろ、一国の王子たるもの一度は武者修行の旅に出るべきだ、くらいに考えている。
 こうして全員が席につくと、楽しいひとときがはじまった。
 ミルロは、プリンセスらしからぬ作法をしないように注意しながら、出された料理にナイフとフォークを入れ、口元へと運ぶ。
「あっ……、おいしいわ……」
 それは、驚くほどミルロの口にあった。
 メラメラの国は、ふしぎ星の熱を生み出すのが役割であるから、とにかく暑い。その暑さに負けないよう、料理は辛いもの、スパイシーなものが好まれる。
 だが、ミルロの口にしたものは、メラメラの国風の味付けも生かしつつ、しずくの国風にもアレンジがなされていた。
 すると、隣のリオーネがうれしそうに微笑む。
「よかった。ミルロに喜んでもらって。実はそれ、わたしが作ったの」
「リオーネ、すごいわ……」
「仕上げたのはシェフですけどね」
「リオーネは手伝っただけだ! だけだ! だけだ!」
 だが、すぐに本当のことをバラされてしまった。
「お父様! お母様!」
 耳をピコッと立ててかわいらしく怒るリオーネ。
「……うふふっ」
 そんな3人の様子を見て、ミルロが笑い出す。
「あっ……、ごめんなさい……。私、一人で食事することが多いから、こういうのに慣れてなくて……」
「いいのよ、ミルロ。笑いたいときは笑っても。ここは、メラメラの国なんだから」
「自分の国だと思ってくつろいでくれたまえ! くれたまえ! くれたまえ!」
「郷に入らば郷に従えとも申しますわ」
 全員の気遣いに、ミルロは自分が本当に歓迎されているのだと知った。
『アハハハハッ……』
 誰からともなく発した笑い声は、全員に広がる。
 楽しい晩餐会は、まだまだ始まったばかりだった。
436炎雫の邂逅:2006/02/11(土) 01:24:04 ID:Z+wTZHDg
5.パジャマでパーティー
 メラメラの国に、夜が訪れた。
 夜――正確には、おひさまの国がおひさまの恵みの放射を行わない時間のことである。
「ここがわたしの部屋よ」
 リオーネは、ミルロを自分の部屋に招き入れていた。
 晩餐会は、宴もたけなわのうちにお開きとなったが、
「日は落ちて暗くなってしまったから、帰るのは明日になされたらどうですか?」
「今夜は泊まっていくといい! いくといい! いくといい!」
 と、リオーネの両親が申し出てくれた。
「はい。お申し出の通りに……」
 ミルロは、この申し出をありがたく受けることにした。
「ミルロ、わたしの部屋においでよ!」
 同じ年頃の女の子と、一緒の部屋で眠る。
 リオーネは、いわゆるパジャマ・パーティーというものをやったことがなかった。
 プリンセスとして育てられているリオーネは、特別な存在。
 外に自由に出られるわけではないから、自然と友達は限られる。
 ましてや、自分たちの家はお城だ。お泊りを誘ったとしても、遠慮させてしまうか、敬遠されてしまう。
 かといって、庶民の家に一国の姫君を招くわけにもいかない。 
 リオーネは、一度でいいから自分の部屋に友達を連れてきたかった。
 だから、ミルロを自分の部屋に呼んだのだ。
「うん……!」
 リオーネの境遇は、ちょうどミルロにも当てはまる。
 だから、喜んで申し出を受けたのだ。
「すごい……」
 リオーネの部屋に入ったミルロは、そのかわいらしさに圧倒されてしまう。
 ふかふかのベッドにふわふわのカーペット。フリル付きのストール、飾り彫りがされたチェスト、宝石がはめこまれた鏡。すべて、メラメラの国のイメージカラーである赤で統一されている。
 ひらひらのドレスや、大きなぬいぐるみもたくさん飾られていた。
「そんなことないよ。ミルロの部屋だって……」
「私の部屋、ベッドくらいしかないから……」
 ミルロは、そのうちのひとつ、クマのぬいぐるみを手に取った。
「こんなの、欲しかったな……」
「ごめんね。変なこと言っちゃって……。もしかして、お母様が厳しいの?」
 リオーネの耳が、しょげかえってしまう。
「うん……」
 半分正解だった。残り半分は財政的な問題なのだが、そのことはしずくの国の機密事項に触れる。おいそれと口に出すわけにはいかない。
「でも、よかったの? 急に泊まることになっちゃったけど?」
「ちゃんとお母様の許可は得てるから、大丈夫よ。だけど……」
 ミルロは、クマのぬいぐるみを抱きしめて、
「弟のナルロに会えないのはさびしいわ……。あの子、ちゃんと寝てるかな……?」
 今は遠く離れたしずくの国の方を見つめる。
「いいなぁ……。わたしにも、かわいい弟か妹がいたらなぁ……」
 かわいい兄ならいるじゃん。
「お父様とお母様に頼んでみるといいかもしれないわ……」
「うん。今度お願いしてみる。でも、ついこの間ドレス買ってもらったばかりだから、お願い聞いてもらえるかな?」
 二人きりだけの楽しい話。このまま眠りにつくまでの、ほんのひとときの時間。
 コンコン……。
 しかし、ノックの音が聞こえ、話はそこで途切れてしまう。
「誰だろう、こんな時間に?」
 リオーネが、ノックの主を確かめると。
「夜分遅くに、プリンセスの寝室を訪れるご無礼をお許しくださいブモ」
「プーモ!?」
 ドアの前には、ふたご姫の従者――プーモがいた。
437炎雫の邂逅:2006/02/11(土) 01:25:21 ID:Z+wTZHDg
6.プーモ
「えーっ! ファインとレインが!」
「風邪をひいて熱を出して寝込んでる……!」
 話を聞いたとたん、二人のプリンセスは心配そうな表情を浮かべた。
「そうでございまブモ」
 そういうプーモも、風邪を引いているのだろうか。声のトーンが普段よりも低くなっている。
「そこで、ファイン様レイン様のご友人であるお二人に……」
 プーモは、懐からサニールーチェを取り出し、
「このサニールーチェを預かってほしいブモ。そして、もし万が一のことがあったら、お二人にプロミネンスの力を使ってほしいブモ」
 リオーネとミルロにひとつずつ手渡す。
「これが、サニールーチェ……」
 リオーネは、早速ルーチェのフタをゆっくりと開けてみた。鏡の部分にリオーネの顔と八重歯が映りこむ。
「ねえ、プーモ……。プロミネンスって、痛いの……?」
 ミルロは、何か根本的な勘違いをしているようだ。
「もちろん痛くないでブモ。それどころか、プロミネンスすれば甘いお菓子を食べたときのような幸せで素敵な気持ちになれるブモ」
「わたし、一度でいいからプロミネンスでドレスアップしてみたかったんだ!」
 自分が変身する姿を思い浮かべ、リオーネの目がパッと輝く。
「でも……、できればプロミネンス使うようなことが起こらなければいいわ……」
 対照的に、ミルロは重大なことを任せられる責任を感じていた。
 だが、彼女の想いとは裏腹に、プロミネンスを使う事態が起こってしまう。
「……!」
 突然、リオーネの耳がピクンと震えた。
「ヘックション!」というくしゃみと、「ゴーッ!」っという猛烈な風の音を聞き取ったからである。
 リオーネは、おそるおそるテラスから顔を出してみる。
「ヘックション!」
「ヘックション!」
 外では、砂嵐が吹き荒れていた。
 街中に発生した竜巻が、あたりの砂を舞い上げているのだ。
 さらに、街の人たちがみんな、引っ切りなしにくしゃみをしている。
 砂嵐のほこりを吸ってしまったせいだろうか?
「これって……」
 ミルロの鼻に、清涼感と香ばしさを含んだ独特の香りが届く。
 リオーネほどとはいかないが、ミルロもそこそこ嗅覚は優れている。
「この香り……まさか、メラメラスパイス!?」
 リオーネには、幼いころから慣れ親しんだ香りの正体がなんであるかすぐに分かった。
 なんと、砂粒のひとつひとつがメラメラの国の特産物、メラメラスパイスだったのだ。
438炎雫の邂逅:2006/02/11(土) 01:25:55 ID:Z+wTZHDg
「大変ブモ! 二人とも、急いでプロミネンスを使うブモ!」
 プーモは二人を急かす。
「ミルロ!」
「うん」
 二人は、それぞれのルーチェを手に取って呪文を唱えた。
「リンリン、リオーネ♪」
「まーきゅりー、くりすたるぱわー。めーいく、あっぷ……」
 一瞬、気まずい空気があたりを包む。
「ミルロ様! じゅもんがちがいますブモ!」
「ミルロ、それじゃミルロ亜美ちゃんになっちゃうよ!」
 リオーネ、詳しいなお前。
「えっ、でも、変身の呪文はこうだって、お母様が……」
 ヤームル様もかい。いったい実の娘に何を?
「気を取り直して、もう一回ブモ!」
「リンリン、リオーネ♪」
「ミルミル、ミルロ……」
『プローミネンス、ドレスアーップ!』
 二人の姿が光に包まれ、きらびやかなドレスが……現れなかった。
 ルーチェからあふれてきたのは――黒い霧。
「かかったでブモ!」
 さらに、プーモの様子までもがおかしい。
「どうなってるの!?」
「体が……、動かないわ……!」
 黒い霧の影響だろうか。リオーネとミルロは、金縛りにでもかかったみたいに身動きが取れなくなってしまう。
「もう正体を隠す必要はないブモね」
 バッとかぶっていた帽子を振り払って変装を解くと。
 そこに現れたのは、なんと黒いプーモだった。
『ブウモ……!』
 ようやく二人は、だまされていたことに気が付く。
「ブモブモブモ! 気付かないお二人が悪いブモ。今までのセリフもちゃんと、『プモ』じゃなくて『ブモ』になってるブモ!」
 わけの分からないことを自慢するブウモ。
「ホントだー!」
「濁音と半濁音は、パソコン上では見分けにくいわ……」
 リオーネとミルロは、律儀にも今までのセリフを確認する。
 体が動かないはずなのに、どこからノートパソコンを取り出したのかは謎である。
「さて、お二人の姫君には……」
 ブウモは、二人に向けていやらしい笑みを浮かべた。
439炎雫の邂逅:2006/02/11(土) 01:27:01 ID:Z+wTZHDg
7.リオーネの中に芽生えたもの
「まずは、お前からブモ」
 ブウモは、リオーネの眼前へと迫った。
「何をするの!」
 必死に抵抗するリオーネだったが、どんなにもがいても体が動いてくれない。
 まるで、手足が鉄のかたまりか何かになってしまったかのようだ。
「さあ、欲望を解放するブモ!」
 ブウモはリオーネの眼を見つめ、催眠術をかけていく。
「ダメッ! やめてーーーー!」
 リオーネの中で、何かがうごめきはじめた。
 それは、欲望という名の悪魔のささやき。
 自分の中から湧き上がってくる感覚に、リオーネは耐え切れなくなっていた。
「リオーネ……!」
 リオーネの瞳から、急速に意志の光が失われていく。
 すでに、ミルロの叫びすら届かない。
「ブモモモモ! これで、姫君は闇に堕ちたブモ! さあ、欲望のおもむくままにするブモ!」
(わたしの……欲望……?)
 リオーネは、ブウモの言われるままに動く操り人形と化していた。
「リオーネ! リオーネ!」
 必死に呼びかけるミルロの声に、リオーネはわずかに手を動かす。
 どうやら、リオーネの金縛りは解けているようだ。しかし、ミルロの体は闇の力のせいでまったく動かない。
「わたしの……欲望は……」
 リオーネが、ミルロの目の前に近づいてきて――。
 二人の唇と唇が触れ合った。
「……!」
 一瞬、何が起こったのか理解できなかった。
 それがキスであると気付き、ミルロの顔が紅く染まる。
 いつか、大切な人とめぐり会えるときまで取っておいたファースト・キス。
 でも、決して嫌な感覚ではなかった。
 なぜなら、ミルロにとってリオーネもまた大切な人だから。
 どれくらいの時間が過ぎたのだろう。
 永遠とも思えたキスの時間は、リオーネが顔を離したことで動き出す。
「どうしたの、リオーネ? もしかして、闇の力に操られているの!?」
「ううん……」
 首を横に振るリオーネ。いつしかリオーネの眼差しには、はっきりとした意志の光が戻っている。
「……ずっと、こうしたかった! ベスト・スウィーツ・プリンセスのあのときから!」
 ずっと胸に秘めておくはずだった想い。
 リオーネの中に芽生えたもの。それは、ミルロへの愛しい想いだった。
「リオーネ……」
 親友の本心を知ったミルロは、戸惑いの色を隠せずにいた。
 リオーネには、ミルロの困惑が手に取るように分かってしまう。
 一方的に自分の想いをぶつければ、ミルロを傷つけてしまうかもしれない。
 だが、内から沸いてくる想いを止めることはできなかった。
440名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 01:27:43 ID:z1l6thaT
>>424
グッショブ!!
元ネタはアルテッサスレのこれですな

> 486 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/01/28(土) 23:40:34 ID:Pk0zop+Y
> >>485
> すでにふたご(特にファイン)ラブだと思う
> 気球の中で夜中添い寝してるときに思わず「キスしていい?」とか言っちゃって
> ファインのびっくりした顔で我に返り「じょ…冗談ですわよっ!!」とか言って怒ったフリをしながら
> 耳まで真っ赤になった顔を隠すように布団を頭から被ってドキドキしてたりするんだ
> 間違いないね
441炎雫の邂逅:2006/02/11(土) 01:28:38 ID:Z+wTZHDg
「大好きだよ、ミルロ」
 リオーネは、しずくドレスに手を伸ばす。
「ダメよ、リオーネ……」
 リオーネの指先が胸の先端に触れて、ミルロはピクンと体を震わせた。
 動けないミルロは、抵抗することができない。
 いや、もし体の自由が利いたとしても、ミルロは抵抗しなかっただろう。
 リオーネを拒否すれば、彼女を傷つけてしまうと分かっていたから。
 身動きのできないミルロにできること。それは、すべてを受け入れることだった。
「ミルロのおっぱい、けっこう膨らんでるね」
 ミルロの温もりと優しさが伝わってきたリオーネは、服の上からゆっくりと手を動かしはじめる。
「えっ……」
 思わずミルロは声をあげた。
 もっとミルロに喜んでほしい。リオーネの欲求は強くなっていく。
 そこでリオーネは、しずくドレスの襟に手をかけた。
 ドレスは肩口からはだけ、白地にブルーの水玉模様のインナーと鎖骨があらわになる。
「しずくの国だけに、水玉模様なんだね。かわいいよ」
 さらにインナーも剥ぎ取り、ミルロのかわいらしい膨らみがさらけ出された。
「ダメ、見ないで……」
 恥ずかしさのあまり耳をたたんでしまうミルロ。
 だが、体は動かせないので手で隠すこともままならない。
「それじゃ、行くよ。力を抜いて」
 リオーネは悪戯っぽく舌を出すと、ミルロの胸に顔を近づけ……。
 ピンク色の先端部分を、ペロッとなめ上げた。
「きゃっ……!」
 ミルロは、痛そうに顔をしかめた。
「ごめんなさい、痛かった?」
 そこでリオーネは、ミルロが痛くないようにそっと舌先を動かしてみる。
 ミルクを与えられた仔猫のように、舌でミルロの胸の感触を味わっていくリオーネ。
「あっ……」
 彼女のざらざらした舌の感覚に、ミルロは混乱していた。
 こんな気持ち、生まれて初めてだ。
「ミルロ、感じているのね」
「違う……わ……」
 否定するミルロだったが、ミルロが発するほんのわずかの香りから、リオーネにはミルロが気持ちよくなっていることが分かる。
 もっともっとミルロに感じてほしい。
 だから、リオーネはミルロを攻め続けた。
 ミルロの首筋に舌を這わせるリオーネ。
「ここなんか、どうかな?」
「ダメ……そこは……」
 リオーネが舌先で触れたのは、ビーバ族の血が流れている証でもあるミルロの耳。
「やっぱりミルロも耳が敏感なんだね」
 おなかに背中、指先までミルロの体中をピチャピチャとなめていく。
「お願い……もう許して……」
「ダーメ。まだこれからだよ」
 そう言ってリオーネは、ミルロのしずくスカートを脱がす。
 インナーとお揃いのパンティから、かわいいシッポが飛び出している。
442炎雫の邂逅:2006/02/11(土) 01:29:14 ID:Z+wTZHDg
「ミルロにもシッポがあるんだね」
 リオーネは、興味津々といった様子でミルロのシッポをなでなでしてみる。
「いけないわ、リオーネ……」
 ミルロは、恥ずかしそうに顔をそむけた。
「シッポも敏感なのね、ミルロ」
 リオーネは、ミルロのシッポを両手でぎゅっと握り、擦り、上下に動かす。
 まるで、ミルロが男の子になったかのように。
「敏感じゃ……ないわ……」
 すべてを受け入れると決めたミルロだったが、襲ってくる快楽までは受け入れることができなかった。
 認めてしまったら、闇の力に負けてしまいそうで。
「じゃあ、もっと敏感なところを触っちゃおうかなー?」
「えっ……!」
 リオーネはそう宣言すると、ミルロの水玉パンティを剥ぎ取った。
 生まれたままの姿にさせられたミルロ。
「しずくの国のプリンセスじゃなくて、ビショビショの国のプリンセスだね」
 ミルロのそこからは、しずくがあふれていた。
「いや……、見ないで……」
 足を閉じて抵抗しようにも、体の自由が利かない。
「ミルロのここ、すごくきれいだよ」 
 リオーネの舌が、ミルロの女の子部分に触れた瞬間。
 ミルロは、ほてった体をビクンと震わせた。
 リオーネは、ミルロの足をゆっくりと開いて顔をうずめると。
「見ーつけた」
 女の子にとってもっとも敏感な部分をペロペロともてあそんでいく。
「だめーっ……!」
 ミルロは、襲いかかってくる快楽の波に必死に我慢していた。
 ミルロに、最高の気持ちになって欲しい。
 リオーネは舌先を動かしながら、右手の人差し指をミルロに差し出す。
 高まっているミルロのそこは、リオーネの指をやさしく受け入れる。
「ミルロの中って、あったかいね」
 指を動かしはじめるリオーネ。
「……!」
 声にならない声を上げるミルロ。
 彼女は、もう押し寄せる快感に耐えられなかった。
「もうダメ……!」
 ミルロは、今までにないくらい激しくその身を震わせる。
 ミルロが果てた瞬間だった。
「ブモブモブモ! 人間の女に興味はないブモが、これはこれでそそるものがあるブモね」
 二人の様子をじっくりと観察していたブウモの脳裏に、新たな案が浮かんでいた。
 その案とは――

(つづく)
443K:2006/02/11(土) 01:35:07 ID:Z+wTZHDg
以上です。

本格的なえちーのを書くのが初なので、至らない点も多いですが、ご容赦を。
(つづく)とかなってますが、現在続編を製作中です。近日投下予定。

>>424氏もがんがってくだしい。需要はありますぜ。
444名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 08:45:01 ID:m1M+KS7A
このスレ毎日チェックしてて良かった・・・
>>424氏&K氏の続きが早く読みたーい!
445名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 12:07:35 ID:7Iimdh7u
続き激しくキボンヌ!!
446名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 21:35:30 ID:iTUH9qnF
しかしこのスレ、本編であんなに恋愛フラグがこれでもかというぐらいに
乱立してるというのに
全くふたご(or姫)×王子とかの普通のエロが投下されないな(w

というわけで最もフラグが立ってる師匠×ティオきゅんをあwせdrftgyふじこlp
447名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 00:15:04 ID:5kb6KbCw
>>446を真に受けて、流れを無視した投下を行うtest


夜・・・それは、おひさまの国の光が届かず、月の国の管理下にある時間帯。
そんな時間にある森でおこった出来事だった。

「月が綺麗だな・・・。と、自分で月の国の象徴を誉めるのもなんだが・・・。」
美しい月明かりの下、焚き火を囲みながらシェイドは物思いに耽っていた。
月の光が弱まっているように感じられる。これも、おひさまの恵みが衰えているせいか・・・。
いや、母上の体調が悪化したのかもしれない。ミルキーも元気にしているだろうか・・・。留守を任せるには、幼すぎる。
レイン達もうまくいっているだろうか・・・。アイツ、無理して頑張るところがあるからな・・・・。
彼に心配事は尽きない。
それにコイツも・・・。
精悍な顔つきの少年が、月明かりの下、物思いに耽る――そんな幻想的な雰囲気をぶちこわす声が辺りに響いた。
「師匠!安心してお休みください!例え獰猛な獣が襲いかかってきても、このティオが命に代えても師匠の安眠を夜通しお守りします!」
この辺に獰猛な獣なんて生息していないのだが・・・。シェイドは苦笑していた。
「そんな必要はない。いいから早く寝ろ。明日も早いぞ。」
「でも、師匠ぉ・・・獣が・・・」
ティオが、いかにも不服そうな表情をする。「兄に認めてもらいたい弟」・・・ぴったりの形容詞だ。
「動物なら、この辺りに獰猛なのはいない。仮にいて、夜襲ってきたとしても、レジーナが異変に気づく。」
「でも、師匠ぉ・・・」
「明日、起きないヤツは置いていくぞ。それでもいいなら好きにしろ」
本当に置いていくつもりなど全くなかったが、ティオへの効果はてきめんだった様だ。
「うぅぅ〜・・・。わかりましたぁ〜・・・。」
女系家族の中で育ったシェイドにとって、ティオは弟のような存在になっていた。
448名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 00:16:14 ID:5kb6KbCw
小さい頃から「一緒に城の中を探検したり、大臣や母上にイタズラをしたりする兄か弟」に憧れていた。

王子という身分上、一般の子供たちと泥だらけになって遊ぶことはできない。
かといって同い年くらいの王子と遊べるかと言えばそうでもなく、月の国に他国との深い交流が無かったため、同い年の王子達は滅多に訪れなかった。
彼自身も、幼いながらにそれを理解していたし、ワガママを言って母を困らせたくは無かった。
でも、弟なら常に一緒に行動できるし、遊び相手にもなるんじゃないか・・・。
だが、彼と血を分け生まれてきた子は、残念な事に女だった。
もちろん、すごく嬉しかったし、キチンと世話もしている。これからも可愛がっていこうと思っている。
しかし、それは決して彼の「弟への希望」が消えたわけでは無かったのである。

ある日――ファインとレインがプロミネンスの力を授かる数日まえ――に彼が宮廷図書館で読んだ小説は、彼をその方向に向かわせるのには充分だった。
――兄が弟を求め激しく交わる。そんな小説が何故、宮廷図書館にあったのかは深い謎だ。
彼がそのシチュエーションに興奮を覚えたのと同時に「弟」の形が歪められていたのは確かだ。
彼の中に、欲望が芽生えていた。

自分よりも小さく幼い体、あどけない表情、そして何より純粋な心・・・。ティオは、彼の「理想の弟」に限りなく近かった。
いや、ほぼ同じだったと言っても過言ではない。
常に旅につきまとう・・・そんな姿が可愛らしく、うっとうしいと思いながらも、愛おしくなってきていた。
449名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 00:20:02 ID:5kb6KbCw
「でも師匠!せめて今夜だけは、このティオに何かさせて下さい!」
「ダメだ!余計な事をするぐらいなら、とっとと帰れ。」
もちろん、そんな感情が間違っていると世間一般で言われているのは理解している。
だからこそ、余計冷たく当たるのだ。
一国の王子が、そんな事は・・・。
「でも、今日は師匠の誕生日だからっ・・・」
ティオはポロポロと涙をこぼしていた。何故だろう・・・。自分でも解らなかったが、止めることはできなかった。
一方シェイドは、あっけにとられていた。
「・・・・・・」
「一昨日、師匠の事調べたんです!そしたら、誕生日が明後日で・・・。何も用意する時間がなくて・・・」
そういえば自分でも忘れていた・・・。
そして、自分の為に何かしたくて涙をこぼすティオが、愛おしくて、愛おしくて、たまらなかった。
「えっく・・っく・・・何か・・・何かさせてくださいよぅ・・・っく」
泣きじゃくるティオに、彼の薄くなっていた理性は、途切れた。
「・・・じゃあ、俺の欲望でも処理して貰おうかな・・・」
シェイドはおもむろに・・・・・


ヤベェ・・・。これ以上は吐く。流石に無理。勢いで作るには無理がある。死ぬ。精神的に。
まずシチュが無理。死ぬって。コレ。
次に自分の文章力の無さに吐く。テラキモスとは、まさにこの文章の為の言葉だよ。
しかもスレ違いだし。
読んだ勇者がショック死しないことを祈る。
そして雰囲気壊してごめん。
深い反省と、お詫びを申し上げます。
450名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 00:34:16 ID:EADJH5Hg
>>447-449
読んでみた勇者がここにいますよ
それほど文章は下手ではない希ガス
ただ、内容は801板逝きケーテイだな

ティオが実は女の子だったとかすればあwせdrftgyふじこlp
451名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 01:00:36 ID:DbcnZ8f+
すんません>>424です
自分の遅筆のせいでどうやらK氏や>>447氏にご迷惑をかけたみたいで申し訳ない・・・
いちおう出来上がりましたので
自分のわがままですが見やすいように>>424-426も一緒にUPします・・・
内容はやや変態的になってしまいましたが
どうかご勘弁を・・・
452名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 01:01:31 ID:DbcnZ8f+

月が明るく照らす夜のこと、一行を乗せた気球はとある川のほとりに留まっていた。
会えれども一向に改心する様子のない兄に憂いているのか、アルテッサは眠れずにずっと布団の中でぼんやりしていた。
「えっ・・・?」
背中に何かドンと当たるのを感じ、アルテッサは反対側に寝返りながらそちらのほうをそっと見てみた。
「う・・・ん、もう食べられないよ・・・」
その寝言の主は、自分の布団を蹴飛ばしてこちらのほうに転がってきたファインだった。
「もう・・・あいかわらず寝相の悪い人ですこと。これじゃゆっくり眠れやしませんわ・・・。」
アルテッサはその寝相の悪さにあきれつつも、やや伏し目がちにしながらそのままずっとファインの寝顔を眺めていた。
そして問いかけるようにそっとつぶやいた。
「ねえ・・・ファイン・・・・・・キスしていい?」
「・・・・・・・・・え・・・な、なに・・・!?」
ファインはその言葉に思わず飛び起き、アルテッサのほうに振り向いた。
アルテッサはファインのびっくりした顔で我に返り、
「じょ、冗談ですわよっ!!」
と耳まで真っ赤になった顔を隠すように、布団を頭かぶって鼓動を抑えていた。

453名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 01:02:14 ID:DbcnZ8f+

ファインは緊張で震えているアルテッサを眺めると、顔を少し赤らめながら、その耳元のあたりにささやいた。
「ちょっとだけなら・・・いいよ・・・。」
「冗談だって言ってるでしょ!」
「・・・・・・お友達だから・・・別に変なことじゃないよ・・・。してくれたらわたし・・・・・・うれしいかも・・・。」
「ほ、本気でそんなこといっているんですの・・・?」
「うん・・・」
「そ、それほどまで言うのならしてあげますわよ・・・」
アルテッサは真っ赤な顔のままゆっくりと起き上がり、ファインの左肩に両手を添え、そちらのほうから自分の体を震わせつつ、やや尖らせた唇をそっと頬に押し当てた。
ファインはその感触に身をゆだねるように、ゆっくりと体を傾かせながら目を閉じた。
その体の重みに気をよくしたのか、アルテッサはそのまま少し舌を口の奥に引き込め、ファインの肌を吸い込んでみた。
「あ・・・アルテッサ・・・すごくドキドキする・・・」
「こ・・・、こんなんでよろしくて?」
アルテッサがそう言いながら少しづつ唇を離すと、頬と口元の間に光る糸がつっと伝わった。

454名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 01:03:11 ID:DbcnZ8f+

ファインはアルテッサの唇が離れたのを感じると、それまで閉じていた目を少し流し目にして
「こんどはわたしがしてあげるね」
と言ったかと思うとアルテッサを背中から抱き上げ、口をやや大きく開けて、肩越しに頬にかぷっと吸い付いた。
「ひゃ・・・・や・・・いや・・・」
不意をつかれながらも、その感触に体の力が抜けていってしまうアルテッサ。
ファインは抱き上げた手にさらにぐっと力を込め、アルテッサに吸い付いたまま、舌を平たくしてその頬を大きくぬるっと舐め上げた。
「い・・・や・・・いやーーーーー!!」
さすがにたまらなくなったのか、アルテッサはファインの手を振りほどき、キッとファインのほうを振り返った。
「こ・・・これキスじゃないじゃないの!」
「えー、だってちゃんとちゅーしてるじゃない?」
「こんなのチューじゃなくて、ナ、ナ、ナメナメ見たいなもんじゃないの!!」
「うーん・・・だってアルテッサのお肌、つるつるしてて美味しいんだもん・・・。」
「も・・・もう・・・・・・だからって・・・こんなの・・・」
「ねえアルテッサ、もう少しキスさせてよ・・・あんなに長くわたしにキスしておいて、わたしには少ししかさせてくれないなんてずるいよー。」
「・・・・・・わ、わかりましたわよ!今度はもっとやさしくして・・・くださらないこと・・・?」
「うん、わかった。今度はもっとやさしいところにキスしてあげるね。」
「やさしいところって、な・・・・きゃっ!」
とアルテッサが言いかけたところでファインは今度は彼女の両肩を掴み、ころんと仰向けに転がした。

455名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 01:03:58 ID:DbcnZ8f+

「な、なにするの!?」
「アルテッサのすきなのはたぶんここでしょ?」
ファインはそう言うとがバットアルテッサのネグリジェの上着をめくり上げた。
そして右のわき腹を腰から脇にかけて舌先に力をこめて一気に舐め上げた。
「きゃ・・・やっ・・・ひゃっ・・・」
声にならない悲鳴を上げるアルテッサ。
「前にここをくすぐったとき、アルテッサすぐに元気になったじゃない。ここ触られるの気持ちいい?」
「そ、そこは・・・あ・・あ・・・あ・・・」
アルテッサの体は完全に固まりながらも、ファインの舌先の往復に合わせて従順に体をくねらせていた。
それは肌の滑らかさを感じなくなるくらい舌先が乾いてしまうまで続けられた。
ファインがそっと舌先を離すと、アルテッサはまだ物足りなそうな表情を見せながらも、
「お返ししてあげますわね・・・」
「うん・・・」
そういって無抵抗なしぐさを見えるファインのワンピースのネグリジェを首元まで捲り上げた。
「いきますわよ・・・」
こくりとうなずくファイン。
未だ膨らむ気配さえ見せない胸のその右側を、外から大きく渦を巻くようにほんのりと赤らんだ乳首に向かって、ゆっくりと舌を這わせていくアルテッサ。
そして頂点に達すると深く吸い付きながら舌先で転がしていく・・・
「あ・・・アルテッサ・・・なんだか赤ちゃんみたいだよ・・・」
懸命に吸いつづけるアルテッサの頭を抱えながらファインはすっかり夢心地のような恍惚の表情を浮かべていた。
息を荒げながらファインはさらに言葉を続けた。

456名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 01:05:03 ID:DbcnZ8f+

「ねえ・・・赤ちゃんといえば・・・ナルロのお世話をしたときのこと・・・おぼえてる・・・?わたしあのときオムツの実験台になってっていったよね・・・あれね・・・ちょっとだけ本気だったんだ・・・」
「え?どういうことですの?」
思わず口を離すアルテッサ。
「あのね・・・わたしたちふたごでしょ・・・だからレインとわたしとからだのいろいろなところの形とか、ほとんどいっしょなんだ・・・」
「そ・・・そうなの・・・」
「だからほかの女の子のは、どんなふうになってるのかなと思って・・・」
「みんなで温泉に入ったとき、見てみなかったの?」
「あのときはそんなこと考えてなかったから・・・・・・ねえ・・・見せて・・・アルテッサのあそこ・・・」
ファインのその切なげな目にとまどい、アルテッサはずっと沈黙していた。
「ねえ・・・わたしのも見せてあげるから・・・ねえ・・・」
せかすファインの声についに観念したのか、アルテッサはゆっくりと自らネグリジェの下をずり下げていく。
「へえ・・・アルテッサって意外と普通のぱんつはいているんだね・・・。」
途中から手伝うように下着を下ろしていくファイン。その姿をアルテッサはもうあきらめたかのように口を横結んで眺めていた。

457名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 01:06:18 ID:DbcnZ8f+

「アルテッサ・・・こんなんなんだ・・・」
ファインは両手の中指で押し広げられた部分をまじまじと眺めながらゆっくりと顔を近づけていった
「んん・・・」
よほど恥ずかしいのか伏せた目から涙をにじませつつ、じっとアルテッサは耐えるような顔をしながら小刻みに震えていた。
「ここびっしょりだけど、おしっこのにおいしないね・・・いくよ・・・」
会陰から突起にかけてべろっと舌をこすり付けるファインにアルテッサは
「いや・・・そこい・・・やあああああああ!!」
もう泣き声とも叫びとも唸りともつかない悲鳴を上げるアルテッサ。
さらにほじるように舌を必死に往復させるファイン。
「アルテッサのここ・・・おいしい・・・おいしい・・・すごくおいしいよぉ・・・」
「や・・・いや・・・わたしファインに食べられちゃう・・・たべられちゃうううううう!!・・・ゃあ・・・あ・・・ああああああああ・・・・!!!」
股間にうずまるファインの顔を跳ね飛ばすほど激しく、アルテッサは全身を何度何度も飛び跳ねるかのようにその小さい身体のけぞらせた。

458名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 01:09:17 ID:DbcnZ8f+

長い静寂が辺りを包んだ後、まだ肩で息をしているアルテッサに、ファインはそっと添い寝するように寄り添うと
「ねえ・・・アルテッサ・・・わたしのまだ見せてあげてないよ・・・」
絶頂の余韻にファインの声は届いていない。
「じゃあ・・・アルテッサ・・・せっくすって・・・知ってる?」
その言葉にようやくアルテッサは我に返ると、
「ちょっとなら知ってるけど・・・ファインって見かけによらずすごくえっちなのね・・・」
「え、えー・・・わたしはえっちじゃないよー、わたしに教えてくれた人がすごくえっちなだけだよ・・・。」
「誰?教えてくれた人って・・・?まあ、大体見当がつくけれど・・・」
「・・・そ、それはないしょ。そんなことより少しだけやってみようよ・・・」
そのとき、
「おんなのこどうしでどういうふうにやるの〜?」
その声に驚いて電気を当てられたかのように硬直し、おそろおそる振り向いた視線の先には、目をきらびかせながらこちらをじっと見つめているレインの姿があった。
「レ、レイン、いつから起きてたの?」
「キスしていい?のあたりからかしら。」
「それって、さ、最初から全部見てたということですの!?」
「そう・・・いうことになるのかな。それとファイン、すごくえっちなのっていったい誰のことかしらねぇ〜」
「だ、誰もレインはすごくえっちだなんてい・・・いってないよ・・・」
「ならそのえっちじゃないレインさんがいろいろ教えてあげましょっか。」
「え、遠慮させて・・・い・・・いただきますわ。」
「そんな遠慮することはないから〜。」
「もぅ〜こんなに夜遅くプリンセス様たちでなにを遊んでいるでプモか!」
騒がしさにとうとうプーモまで起き出してしまった。
そのプーモをレインはぐっと捕まえると、
「あっプーモ、いいところに起きてきたのね、ねぇプーモ・・・こないだのファインのときのみたいにアルテッサの中見てみたくない?」
「レ、レイン・・・あれやるの・・・?」
「そ・・・それってもしかして・・・」
「あ、あれってまさか!・・・あれはぼくの息が詰まって死んじゃいそうになっちゃうから・・・ぜ、絶対・・や、やめるでプモ!」
プーモの喚きは全然聞こえてないようだった。
「だいじょぶだいじょぶ。プーモってやわらかくってけっこう気持ちいいんだから。ねぇーファイン。」
「う・・・うん・・・最初ちょっとすごいけど・・・」
「や、やめてやめてやめてやめて、いやーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」


こうして3人の姫様の夜は更けていくのであった・・・


〜なおこの叫び声を聞きつけたシェイドとティオが危機と勘違いして、気球に飛び込んでくることになるとはまだ誰も知らない・・・

(おしまい)
459名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 01:10:48 ID:DbcnZ8f+
以上乱筆駄文失礼いたしました
460名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 14:30:16 ID:HXapMtBJ
>>459

プ・・プ・・プ・・プーーーモーーーー!!!
シェイドはその意味を知っているだろうから気まずいだろうな・・
ティオはまだ知らなさそうだけど

GJ!!
461小梅太夫:2006/02/14(火) 21:39:21 ID:88Fbl431
「あっあっああん、ブライト、わたしのここから生まれたのよ。」「いいのよ、ブライト、私のクリトリスが立ってるのよ、ここを舐めてぇーー。」
462小梅太夫:2006/02/14(火) 21:45:27 ID:88Fbl431
「あああっ、気持ちいい、カメリア、イッちゃうーー、イクッーー。」「はあ、はあ、はあ、気持ちよかった、ブライト。」
463小梅太夫:2006/02/14(火) 21:53:18 ID:88Fbl431
「フフフッ、ハッハッハッッッ、当然だろう、僕が生まれてこなかったら、こんな気持ちいいことなかっただろう。」
464小梅太夫:2006/02/14(火) 22:04:52 ID:88Fbl431
「ブライト、私のオマンコに、感謝してください。」「お母様、僕を、産んでくれてありがとう。」と、ブライトは、嬉しすぎて高笑いした。
「フフフッ、フフフッ、ハッハッハッ、ハッハッハッ、」
465名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 00:50:00 ID:Wv9EHUZ1
>>459
もしかして、プーモってものすごーく役得なキャラだったのか・・・
最近このスレは活気が出てきて嬉しい限りです。
466名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 00:52:20 ID:GAnYtDxB
>>459
同じくGJ!
マジで続きが来るとは思わなかったよ
エロ度は低いものの、描写が濃厚なので萌え度が高い
プーモテラワロスwww
次回作も期待age

というか、作者はバレンタインデイに何をやっていたんだと小一時間(以下略)
467名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 01:37:28 ID:SyYALCXn
ごめんなさい!>>447ッス
>>447氏やK氏にご迷惑をおかけしたみたいですね・・・。
どうもすいませんでした・・・。心よりお詫び申し上げます。

>>459-458
GJ!!!おいしく頂きました。
今日のオカズはこれで決まりですがな。
自分も見習わなければ・・・。


>>461-464
SSはある程度まとまってから投下したほうがええと思ふよ。
このスレ、結構のんびりと進むと思うから、多少は時間かかっても平気だす。多分。
あと、メール欄に半角でsageっていれると、なお良しかな。
468>>467:2006/02/15(水) 01:39:52 ID:SyYALCXn
訂正:
誤:>>447氏やK氏にご迷惑をおかけした〜・・
正:>>424氏やK氏にご迷惑をおかけした〜・・

重ね重ねすいません・・・。
469小梅太夫:2006/02/15(水) 14:02:51 ID:Xi9Bx51x
カメリア「アルテッサ、私のオマンコを見てぇ。」
アルテッサ「うわぁーー、とてもきれいなピンク色だ、あたしは、この膣から産まれたんだ。」
カメリア「ああん、そうよ、お前はプリンセスになるために、生まれたのよ、
私のオマンコに感謝して、舐めまわしてくれーーー。」
アルテッサ「はい、お母様、あたしを産んでくれてありがとう。」
アルテッサは、
嬉しそうにクンニをして、カメリア王妃は、可愛い喘ぎ声が、こだました。
カメリア「ハァァァ、アアン、私のクリトリスが、おっきしたよぉぉぉーーー。」
アルテッサ「お母様、そろそろイクわよ、」
カメリア「ヒャァァァーーー、もうダメぇーーー、イクゥゥーー、イッちゃうーーー、」
カメリア「ハァハァハァハァ、アルテッサ、とても気持ちよかったよ、ありがとう。」
こうして、宝石の国の母娘は、幸せそうに笑顔があふれた。
470小梅太夫:2006/02/15(水) 16:19:33 ID:Xi9Bx51x
ニーナ「リオーネ、私のオマンコを見てぇ。」
リオーネ「これが、あたしが産まれた所の穴なんだ、でもお父様に怒られない?」
ニーナ「いいのよ、内緒にしてあげるから、遠慮なく、舐めてくれーー。」
リオーネ「はい、お母様、ありがたく愛撫します。」
リオーネは、
ニーナ王妃のオマンコを舐めまわして、キュートな喘ぎ声が、こだました。」
ニーナ「アーン、アッ、アッ、アーー、クリちゃんが勃起したぁ!、もっと舐めて、リオーネ。」
リオーネ「そろそろイッていいですか、お母様。」
ニーナ「イイイィィーーよぉー、アアアン、そんなに激しくしたら、ニーナ、イッちゃうよぉーー、アアアァァーー・・・。」
ニーナ「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、最高だったよ、リオーネ、上手いじゃないか、私のオマンコにお礼を言ってね、ウフフ・・・。」
リオーネ「お母様、あたしを産んでくれて本当にありがとう。」
今日も、至福のひと時の、メラメラの国の母娘で、あった。
471小梅太夫:2006/02/16(木) 00:26:41 ID:oolamKHC
エルザ「レイン、ファイン、」
レイン&ファイン「なあーに、お母様」
エルザ「私のオマンコを見せてあげようか。」
ファイン「お母様、あたしたち、ここから産まれたんだね。」
レイン「そうよ、きれいなピンク色で、クリトリスがすごく勃起していて、その上濡れている。」
ふたご姫は、エルザ王妃のオマンコを、指入れしたり、クリトリスを吸いつけるように、舐めまわして、
エルザ王妃の喘ぎ声が、まるで、トゥルース国王とセックスするように、敏感に感じた。
エルザ「アアアン、ハァァァーー、二人とも、とてもお上手よぉぉぉーー、」
レイン「ファイン、そろそろお母様をイカせてあげようか。」
ファイン「そうね、イッちゃいましょう、あたしたちが産み落とした、お母様のオマンコを、」
レイン「やちゃおうか、」
ファイン「うん、やろうよ、」
エルザ「ヤァァァーーー、イッちゃう、イッちゃう、エルザ、イッちゃうよぉぉぉ・・・。」
エルザ「あぁぁ、あぁぁ、あぁぁ、すごく気持ちよかったよぉ、二人とも立派なプリンセスになれるでしょう。」
レイン&ファイン「はい、お母様、あたしたちを産ませてくれてありがとう。」
相変わらず陽気な、おひさまの国の王妃とふたご姫で、あった。

以上で、本人が好きな、3人の妃たちのタブーな、王女からのクンニでした。
書き込んで大満足です!
472小梅太夫:2006/02/16(木) 01:18:33 ID:oolamKHC
sageを入れました。
473名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 02:07:38 ID:gFbDjU14
>>469-472
だいぶまとまってきたね。
まずは、エロ用語を多用しないように気をつけるといいかも。

例えば、他のSSなんかだと、

花弁
ピンク色の先端
かわいらしい膨らみ
女の子部分
突起

などなど。

こういう単語をいかに駆使して書くかが、職人の腕の見せ所だね。
474名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 23:20:32 ID:0ENZXdXC
ちょっとナッチでかいてみました。
あんまりエロくないです
475Lost Wing:2006/02/16(木) 23:21:31 ID:0ENZXdXC

 よしっ、このタイミングで飛ぼう。

 掴んでいたバーを放すと私の身体は宙に放り出される。
遠心力の助けをかりて私は身体をひねったり回したり。
この動きこそが空中ブランコの醍醐味だ、ってお客さんは口を揃えて言ってくれます。
私もそうだと思う。なんといっても初めて見たサーカスでは
そのダンスみたいな身のこなしにすっかり引きつけられてしまったのですから。
でも、ミラクル一座に入団して実際やってみれば見た目の華やかさとは大違い。
言ってみれば力仕事でしょうか。体じゅうの筋肉に意識を配って、力を入れたり緩めたりを一瞬でコントロールして。
馴れないうちは目まぐるしく旋回する風景に気持が悪くなったり、なんてこともあったなぁ。
しかも、この動きにはものすごい力の負担がかかるから本当は体じゅう痛くてしかたないんです。
それでも、この瞬間のこの浮遊感。自分の力で空を飛ぶこの気持の良さは
空中ブランコ乗りだけが感じることのできる特権なんだと私は思っているんですけどね。

それは…… ついこの間までその楽しさも自分の心の弱さの後ろに隠れて忘れてしまっていたけど…… でも、

 パシッ!

 手の平に確かな手ごたえがある。やった! 今度も成功。
私はしっかりと向こう側のブランコのバーを掴んでいました。
いろいろあったりもしたけど、私はもう大丈夫。
またこうやって飛ぶ事ができる。夢を…… 掴んでいられてる。
ありがとう…… ファイン。レイン。

「おーい! ナッチ! どうする!? もう一回かぁ!?」

 一座でジャグリングを担当してる団員さんに声をかけられる。
空中ブランコの練習は反対側からバーを投げてくれる人がいないとだめだから当然ひとりじゃできません。
外はもうすっかり日が落ちていて、本当は練習時間はとっくに終わっていたんだけれど
再び飛ぶことができたあの日からもう空中ブランコが楽しくって。
いつまでも練習をやめようとしない私に、彼は嫌な顔ひとつせず付き合ってくれているんですが
でも、やっぱり本当は他のみんなと一緒にお酒を飲みに行きたいんだろうなぁ。

「ううん。 今日はここまでにしよう。 ありがとう。 付き合わせちゃってごめんね」

 そう言って、私はバーから手を離す。しばらく浮遊感があって
安全のため下に張られた落下防止ネットにお尻から着地する。反動でもう一度身体が跳ね上げられる。
今度は両手をぴしっと斜め上にのばして綺麗に立ったままポーズをとってみました。
476LostWing:2006/02/16(木) 23:22:09 ID:0ENZXdXC
「またいつでも付き合うぜ! それじゃあ、俺も団長達と合流してくるわぁ!! ナッチもくるかぁ!?」

 やっぱり行きたかったんだ。妙にそわそわしだした団員さんを見上げて私はくすっと笑いをこぼしました。

「ううん。 私はいいよ。 残ってお片付けしておくね」

 お酒を飲む楽しみだけは、私にはまだ当分わかりそうにないです。
ネットから床に下りると、私は今度はひとりでもできるトレーニングに移ろうとしました。
それを見た団員さんが驚いた声で

「おいおい! まだ続けるのか?」

「う、うん。 もうちょっとだけね」

 親切な彼のことだから“だったら俺ももうちょっとここにいるよ”なんて言出しかねません。
私のためにそこまでしてもらうのも、勝手言うようだけど悪い気がするし……
彼を見送るまで待ってからにすればよかったな、なんて思いながら

「大丈夫だから。 最近なんだかもう、動いてるのが楽しくってしょうがないの。 だから気にせずに行ってきて」

 早く行きたいのが私にばれてるのが分かったのか、彼はようやくはにかんだ様な笑いをうかべ
今いる足場からカーテンの奥へ控えようとしました。
 
「でも、二日酔いで明日の講演は中止、何てことはナシだからね!」

 私の冗談に彼は歯を見せて笑い、手を振りながら今度こそ赤いカーテンをくぐって、その直後でした──


「うわあああぁぁぁぁぁ!!!!」


 耳をつんざく様な絶叫が仮設の劇場のなかに響きわたったんです。
え!? え!? 今のはなに? 悲鳴……? 
一瞬、わけがわからずその場で固まっていました。
でも、すぐさま私は駆け出してました。
観客席からは見えないように設置された組み立て式の階段を駆け上がる。
なんで私、こんなに慌ててるんだろう。
本当は足を滑らしたとかそんな事だよね、きっと。

……これだけ真剣な顔をして必死に走りながら言っても説得力ないかな。
477LostWing:2006/02/16(木) 23:23:12 ID:0ENZXdXC
私たち一座の演目で二階部分を使うのは、空中ブランコと、あとは綱渡りくらい。
だからそんなに大掛かりなものをつくる必要はなくて階段を上ると小さな控え室があって
そこは出番を待つだけのなんの設備もないシンプルなところ。置いてあっても講演で使う小道具くらいかな。
あとはそこからカーテンの向こうにステージに伸びた足場があるだけで、反対側にも同じつくりのものがあります。

 私が飛び込んだのは、その控え室のなか。カーテンの開け閉めの時に
中の殺風景な様子が見えてしまわないようになってるから、中は真っ暗。
ごくり。と唾を飲み込む。部屋の中に恐る恐る首だけ伸ばして声をかけました。

「どうかしたの……? なにかあった……?」

 返事はありませんでした。 
もういちど同じ台詞を、少し大きな声で言ってみるけどやっぱり何も聞こえてこない。
もしかして、頭を打って気絶……とか。 そんな事になってたら大変。
普段なら暗いのなんてなんでもないのに
今はなんだか嫌な予感がしてならなかったけれど、入ってみるしかないですよね。
それでも私はおずおずと入り口の壁の内側に指先を這わせていました。
控え室にたった一つだけ取り付けることが許された白熱灯のスイッチを手探りでさがすために。
ようやく探し当てて、パチンと切り替える。切り替えて、ひっと息を飲み込んだ。

 薄暗く部屋の中を照らす白熱灯の真下に、その団員さんの姿が浮かび上がったものだから。
飛び跳ねる心臓をどうにか落ち着かせて、私はあらためて彼に質問しました。

「ねぇ、さっきの悲鳴なんだったの?」 

 おかしなことに、それでも彼は返事をしませんでした。
どうしちゃったんだろ? おかしいとは思ったけど彼の無事を確認して
安心した私はいつもの調子を取り戻していたから
つかつかと彼に近づいてもういちど同じ質問を繰り返そうとしました。
でも、その言葉を飲み込んでしまう。
彼の顔は、どう見ても驚いている様にしか見えない表情のまま固まっていたのだから。
ううん。表情だけじゃないみたいです。
体も、なんだか仰け反ったような、何かから逃げ出そうとするような姿勢のまま止まっていて……
478LostWing:2006/02/16(木) 23:23:47 ID:0ENZXdXC
「ねぇ…… どうしちゃったの? ねぇってば」

 あまりにも静かな彼の様子が、私はだんだん恐くなってきてしまって
彼の目の前に手の平をかざしてぶんぶんと振ってみました。
やっぱり、なにも反応がない。なんて言えばいいのか目がやけに澄んでいて
どこも見ていないような何も瞳に移っていないような……そういえば、瞬きも全然しない。

「なんだっていうの……」

 人形のようになってしまった彼から後ずさりしたとき
この部屋に私達以外の誰かがいるのを感じました。 
別に、私のカンが特別するどいとかいうわけじゃなくて、視界のはしっこに
布みたいなものがはためくのが見えたから。

「……だれ? だれかいるんでしょ?」   

 もしかしたら、彼をこんな風にした犯人かもしれない。
だとしたら声をかけるのは危険なことなのかもしれないけど、それでも声を出さずにいられませんでした。
不安で体は震え出すし、独り言にしかならなくても今この空間に音が欲しかったから。
 
 白熱灯が照らしてくれる範囲はすごく狭い。
注意深くきょろきょろとまわりを見回しても、だれもいない。
でも、間違いなくだれかがいる。部屋中を私に見つからないように移動する気配がするもの。
ああ、お化けだったらどうしよう。私そういうのものすごく苦手なのに……


 トントン


「ッきゃあ!!」

 なにかが肩に触れました。肩を叩かれたって言った方が近いでしょうか。
反射的に振り向く。でも、だれもいない。
いないのを確認した直後、私の体は宙に浮いていた。
踵側から足をすくわれたみたいで、そのまま床に叩きつけられる。
サーカス団の意地っていうのかな。とっさに受身をとって頭を打たないようにはしたけれど
それでもあまりに急な事で腰を強くぶつけてしまい息が詰まる。  
かなり、痛い。
479LostWing:2006/02/16(木) 23:24:17 ID:0ENZXdXC
「うぅ…… いったぁ……」

 早く態勢を立て直さないと追い討ちをかけられちゃう!
あせった私はとにかく身を起こそうとするけど腰の痛みは想像以上でろくに動く事もできません。
受身、なんて言ってるけど私がいつも受身をとる場所なんて所詮ネットの上。
しかも空中ブランコの練習はたとえ失敗したってあれだけの高さがあるんだから
フォームをつくる時間は充分あるのですが
それがまさかこんな実戦的なケースで使うことになるなんて。
だって、ふつう女の子がこんなことに巻き込まれるなんて思いませんよね?

 無理に起き上がろうとしたせいでズキンと腰が強く痛んだ。
起こしかけだった私の体は結局叩きつけられた場所から一センチも動く事はありませんでした。

 バサッ!!

 鳥の翼がはためくような音がして、身動きの取れない私の上に犯人(たぶん)が圧し掛かってくる。
その重さに続いてて大きな布のようなもので体が覆われていく感触も。
どうしよう……! 逃げないと……!!
でも、相手の力はものすごい強さです。女の子とはいっても体力には自信がある私でも手首を掴まれて
床に組み伏せられて悪あがきすらさせてもらえなくて。

「いやっ…… 離し…… て……!」

 自由に動かせるのは口だけだったから無駄だとわかってても声を絞り出してみる。
このピンチを抜け出せるような魔法の言葉でもあればいいのに。
そんな甘い考えが頭をよぎった時、とうとう唇も手でふさがれてしまう。
……? ううん。やっぱり手じゃないみたい。それにしてはなんだかやけに柔らかいし
骨の硬さが感じられない。それになんだかちょっぴり湿ってるような……
ちょうどたった今ふさがれてる唇と似た感触がする。え……? 同じもの……? 
これ…… 相手の唇……? 唇と唇が合わさるって…… そ、それじゃあこれって……  キ…………

「むぐぅ……!!? むううっ……!! ……ぷはっ! や、やめてくださいっ!!」

 なにをされてるのかようやく理解すると瞬発的な力がみなぎってきて
なんとか顔を背けて相手の腕を振りほどくと思いっきり突き飛ばしてやりました。
信じられない! 女の子にいきなりキスするだなんて……
で、でもいまそれどころじゃないわ…… 
向こうはもう呻きながらも立ち上がろうとしている。
とりあえず外に助けを呼びに行こう。
駆け足で横をすり抜けさえすればあとはもう私の足に追いつけるはずがない。
それは確かなんですけど……
それはあくまですり抜けることができたらの話で
私の考えは簡単に見抜かれてしまったようで犯人は部屋の入り口に立ちふさがっていました。
暗がりでもよくわかる。両手を横におもいっきり伸ばした、抱き合う直前みたいな格好。とーせんぼ。
そのポーズは相手に、心理作用? っていうのかな。
とにかくそれだけで威嚇するような力強さがすごく伝わってきました。
実際、ひるんでしまって駆け出すタイミングをなくしていましたし。
私は最初のひと足をなかなか前に踏み出せません。
それどころかとうとう後ろへと下がりはじめてしまいました。
犯人のほうから私のほうにつかつかと歩み寄ってきたから。
時間がひどくゆっくりとながれ、犯人の淡々とした足音のひとつひとつが
耳に刻まれて、私は彼を睨みつけたまま後ずさりをつづけるだけでした。
顔も見えないのに睨みつけるっていうのもおかしな話かもしれないけれど。
480LostWing:2006/02/16(木) 23:24:49 ID:0ENZXdXC
ついに私は背中でカーテンをくぐって足場のところまで追いやられてしまいました。
いっきにあたりが明るくなった。目が痛くなるような照明に暗がりに慣れていた目をやかれ、くらっとする。
私、今はじめてサーカスの照明を毒々しいってそう思いました。

「やれやれ。 あまり手を焼かせないでもらいたいね」

 カーテンの向こうから、黒いマントをひるがえした人影がゆっくりあらわれた。

「え…… あ…… あなたは……!」

 その顔には覚えがありました。忘れるわけがありません。
ファインたちの探していた宝石を横取りして、私を襲おうとした…… 確かブライトだったでしょうか。

「どうしてここにいるんですか……」

「どうして、だって?」

 おどおどしながら質問すると、ブライトの細い眉がぴくりと動くのが見えました。
彼がどうやら酷く苛立っているらしいということが伺えます。

「決まってるじゃないか…… 君は一刻もはやくこの星の王にならなければならない僕の使命の邪魔立てをした。
 だからその罰を与えにきたのさ……」

 そんな……! なんて滅茶苦茶なことを言うの……
この人の言ってるのはあの日私が石を奪い返したことに決まってます。
ファインたちから聞いた話だと七つの国にそれぞれ同じ石があって
それをすべて集めるとファインたちの使うあの魔法の力を強くできるみたい。
でも、ブライトはその石を悪いことに使おうとしてることも知っています。
私、この人 大っ嫌い!
大切な友達を傷つけようとしたり、平気で人を騙したり。
おまけに、私のファーストキスまで……

「私は自分がしたことが間違ってるなんて思っていません!
 あなたこそ、ファインとレインに謝るべきです」

 この人も魔法が使えて、それがどんなに危ないものか私は身をもって知っていました。
それでも、そう言わずにはいられませんでした。私はファインたちを信じる。あの石は彼女達が持つべきだと思うもの。
でも、ブライトは私の言葉を聞いても馬鹿にしたようにせせら笑っただけでした。
481LostWing:2006/02/16(木) 23:25:29 ID:0ENZXdXC
「君は本当に愚かしいね。君のような困ったレディはやはり僕の罰を受けるべきだよ。
 感謝することだね。じきこの星を統べるものとなるこの僕直々にお仕置きをしてもらえるのだから」

 そう言ってブライトは上着のポケットから短い紐をつまんで引っ張り出しました。その先に円盤みたいなものが括りつけてあります。
それを私の目の前に突き付けて、振り子のように揺らし始めました。

 ああ、これって見たことがある。
確か、催眠術のやりかたのひとつだったかな…… ……あれ? へんだな私…… 
なんだか頭がぼーっとして…… 眠たい…… ような…… そんな…… 場合じゃないのに……

遠のいていく意識の片隅で、ブライトの声が聞こえました。


 コノモノノイマワシキキオクヲヨビサマセ
 

 ……あれ? なにやってるんだろう私…… 空中ブランコの練習が終わって……
そしたら団員さんの悲鳴が聞こえて…… 急いで駆けつけたら、ブライトがいて…… 催眠術で……

  はっと我に返った。私はまだ舞台二階の足場部分に立ち尽くしてるみたいでした。
当然、目の前にはブライトがいます。その手にあの円盤はもうありませんでした。
私…… どうしてたんだろう。 長い時間意識をなくしていた気がする。
それとも、一瞬のことなのかもしれません。ブライトが私に何もしていないところを見ると多分そうなのでしょう。
そうだわ! 私、ブライトから逃げないといけないんだった。逆恨みで私を酷い目にあわせるつもりなんだから。
早く外に出て、助けを…… でも、どうしよう。下へと降りようにもブライトが立ちふさがっているから
階段は使えないし…… 他に逃げ道は……
482LostWing:2006/02/16(木) 23:26:04 ID:0ENZXdXC
あるじゃない!! 

 簡単なことだったんだ。この足場から一気に下に張られたネットに飛び降りちゃえばいい。
そのほうがかえって階段を使うよりずっと早く外に逃げられます。
私は、ブライトに背を向け、一気に走り出しました。でも……
足場の残りの長さも少なくなって、下のネットが見えたとたんに、私の心臓がどくりと脈打ったんです。
あれ……? どうしたんだろう…… 足が…… がくがくする……
そうしたらもう、今度は体じゅうが次々に震え出してそのままへたり込んでしまいました。
それだけじゃありません。 誰もいないはずの客席からいくつものヒソヒソ話がきこえ始めたのです。

『またあの子 飛ばないつもりかしら』

『いいかげんにしてほしいよな 俺たちはこれを見に来てるっていうのにさ』

『もうやっていけないんじゃないのか あのナッチって娘』

 そんな会話がいくつも重なってまるで小さな生き物の巣のなかみたいなざわめきになる。
みんな私を見てる…… 私を嗤ってる…… 私に失望してる……

 恐い── と、そう思いました。 なんで……!? せっかく、克服できたのに。
半年前のあの事故の時と全く一緒でした。なんで今頃になってまた……
さっき見下ろした光景は私には酷く恐ろしいものに見えました。
人々を吸い込もうとする奈落の底へ続く穴のように映ったんです。
あんな場所に飛び込めるわけないじゃない……!
私は今までなんて無謀なことをしてたのでしょう。
いくらネットが張られていたって、絶対に安全かどうかなんてわからないのに。
事実、半年前の事故で私は怪我を負った。あの時の怪我は……すっごく痛かった。
もう、あんな思い、するのは……いや。
 
「いっ…… いやあぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 半年前の恐怖は消えてなくなったわけじゃありませんでした。
呼び戻されたその恐ろしい記憶が私の中でいっきにふくれあがって、のどを突き破りました。
その叫びで客席の耳障りな話し声はかき消されたみたいだったけど
そんなことは、もうどうでもいいことでした。
それどころじゃないんです。ここにこれ以上いたらおかしくなりそうで……
私は、絶対にバランスを崩すまいと四つん這いになって焦って足場を戻ろうとしました。
でも、そこにはブライトがたたずんでいて……
483LostWing:2006/02/16(木) 23:26:37 ID:0ENZXdXC
「ど…… どいてくださいっ! お…… お願いだから! ここに…… ここにいるのは恐いの!!」

 涙目になっていくのがわかります。
この足場は次の瞬間にも崩れてなくならないとも限らない。そんなありえないことにまで脅えていました。
形振りなんて構っていられず、私はブライトの足元にすがりついてお願いしました。

「まあそんなに焦らずに…… 僕のお相手をしていってくれよ…… ほら!」

 え……? え……? 何する気なの……?
ブライトは、私の体を持ち上げると、自分の肩に私の両足を乗せて抱きかかえました。

「な…… なんですか……? ば、罰なら受けますからここじゃない場所にしてください! お願いですから……」

 絶対に落とされたくなかったから。
やりたくなかったけど、彼の首に手をまわして思いっきりしがみつきました。
なんだか赤ちゃんになったみたい。
なにも出来ずに泣く事しかできないところなんて今の私にそっくり。
けれど、赤ちゃんならお母さんが抱っこしてくれればすぐに泣き止むことができます。
けれどしがみついてるブライトから安心も温かさも感じられない私はひたすらふるえ続ける事しかできないんです。

「よぉーし。 そのままにしていなよ。 下手に動くとどうなってもしらないからね」

 私の重さなんてなんでんもなさそうにブライトは歩き出しました。でも、その方角は

「い…… いやっ! あっちには行きたくない!! 行きたくないんです!!」

 ブライトは私を足場のぎりぎり端っこまで運んでそこでどうにか止まってくれました。   
それでも私の上半身は宙にはみだしてしまいます。この場所の高さを背中にひしひし感じました。

「お…… お願い…… します…… から…… 落とさないで……」

 もう、うまく喋る事もできません。
瞳には涙を溜めて、声はかさかさで。

「ふふふ…… おかしな子だねぇ、君は。 べつに落ちたところで平気じゃないか。
 なにをそんなに恐がる事があるんだい?」

 そんなこと言われなくたってわかっています。
飛べなくなっていたあのころ、何度も自分に言い聞かせたものでした。
でも、やっぱり私には駄目だった。
空中ブランコの楽しさがそのことをまぎらわせてくれてはいたけど
本来私は高いところそのものがもう、苦手なんですから。
484LostWing:2006/02/16(木) 23:27:08 ID:0ENZXdXC
「でも」

 ブライトが笑いました。ステージの照明で影がかかってその笑顔を不気味なものに演出しました。
でも、突き落としてやる。悪者ならそう言に決まってます。
けれどそうじゃありませんせした。ブライトは、こう続けたの。

「安心して良いよ。僕は君を落とそうっていうんじゃないんだ」
 
 いまブライトは何て言ったのかしら。

あんしんしていいよぼくはきみをおとそうっていうんじゃないんだ

 って聞こえたけど、そんなはずは……
ううん。やっぱり間違いなくそう言っています。

 心底ほっとしました。
状況はかわりないっていうのに、思わず私は笑顔をこぼしそうでした。
でもすぐに、生まれかかったその笑顔は凍りついていきました。

「あ…… あ……」

 いつの間にかブライトは綺麗な宝石がきらきらちりばめられた短剣の柄を握っていました。
私だって女の子だからその魅力には充分惹かれていたと思います。
その刃の切っ先をスパッツごしに“女の子の部分”に突きつけられたりしていなかったなら。

「さ…… 刺さないで……!」

 落とされるのもいやだけど痛いのもいや!
この人おかしいよ…… 私死にたくない……!
こんなのもうお仕置きっていわない……!
485LostWing:2006/02/16(木) 23:27:41 ID:0ENZXdXC
「動くと余計に危ないよ」

 ぼそりとそっけない言い方でブライトがつぶやきました。
それだけなのに、彼から離れようと身じろぎしかけた私を止めるには充分効果的のものでした。
ブライトはそのまま短剣の刃を押し当てていたあたりのスパッツの生地をつまんでそこに縦に切り込みをいれました。
それから このまま切り刻まれると思っていた私の予想と違ってブライトは短剣を放り投げてしまいました。
埋め込まれた宝石に照明の光をうけてキラキラ輝きながら落下していきます。
その輝きがあんまりきれいで私はすっかりみとれていました。
からん、と小さな音が聞こえました。ネットの隙間をくぐり抜けてしまったのかな。
でも、私はそんなことを考えてる場合じゃないのです。
スパッツの裂け目から侵入してきたブライトの指が女の子の部分にふれてようやくそのことを思い出しました。

「おや…… 下着はつけていないのかい…… 丁度いい……」

 なに……!? なに考えてるの…… この人……

「あ…… だめです……! そこは男の人にさわらせたら…… いけない……」

 震える声でそう言ったところでブライトがやめてくれるはずもありません。
しばらくその部分の周りのお肉に這わせた指を気持悪いほどゆっくり動かしていたけれど
どんどんその動かし方が乱暴になってぐりぐり指を押付け始めました。
そのまま指がなかに入ってきて、ねちゃっとした感触と一緒に下半身に違和感を感じました。
体の内側は感覚がすごく敏感で、痛くってしょうがなくて。
彼のほうもだんだん落ち着きがなくなって来たようで息が荒くなり始めたみたいです。

「はぁ…… はぁ…… や…… やっぱりきついな……  人差し指一本だけなのに……
 締め付けがすごい…… でも…… 挿入てやる…… 挿入てみせるさ…… くくく……」

 ブライトが片手だけで私を支えながらズボンのチャックをずらしました。

「きゃあっ!!?」

 うそ……!? おちんちん…… あんな汚いもの平気で見せるなんて……
次から次へとブライトがとる奇妙な行動に私は口をおさえて目を丸くしてしまいました。
486LostWing:2006/02/16(木) 23:28:17 ID:0ENZXdXC
「あ…… やだぁ…… 近付けないで……」

 今度はもっとおかしな動きをしてきました。
私の女の子の部分── そこにひたすらおちんちんをこすりつけてきたんです。
汚いとか、気持ち悪いとか、そんなこと考えてる余裕はすぐになくなりました。
信じられなかったけれど、ちょっとずつブライトのおちんちんはそこから私の体のなかに
はいろうとしていたんです。ちがう…… もう先っぽがはいって…… る……

めりいっ……!

「痛あぁ!!!」

 激しい痛みに私は大声をあげてしまいました。
だってどう考えても入る大きさじゃないもの。
それでもおかまいなしにブライトはそれをおしこんでくるものだから
体が下から半分に裂けてしまいそうで。

めりめり……!

「んくっ……! あ…… あぁ……っ!!」

 しかも、始めから無理があるからその動きはひどくゆっくりで痛みを感じる感覚が長くて。

めりめりめり…… ずりゅうっ!!!

「……!!? っああああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

 うそっ!? は…… 入っちゃった…… ぜんぶ…… ぜんぶ…… 入っちゃってる……

「あぁ…… い…… 痛いっ! 痛いよぉ……!! あ……!? やぁ…… 血…… 血が出てる……」

 本当に体が裂けた。 血がどくどく流れ出しています。
見ているだけで痛みがじんじん増してきます。

「はははははあぁ────っ!!!! 挿入った!! 挿入ったよ!! なんだ案外出来るものじゃないか!!」

 この人…… なんでこんなに楽しそうなの…… 私がこんなに苦しいのに、痛いのに……
私の流した血は彼の服にも染み込んでいるというのに少しも気にしていないみたい。
それどころか、ブライトの目は私達が繋がっている部分を嬉しそうに見つめています。

「さぁて 次は君の番だよ。 このまま腰を動かしてみてくれ」

「ん…… くっ…… そんな…… ただでさえ…… 痛いのに…… 動いたり…… したら…… ああっ!!?」

 ブライトがあんまり無茶な要求をするものだから、肩で息をしながらなんとか声を振り絞りました。
でも、言い終える途中でまたするどい痛みに襲われます。ブライトはゆっくりと腰を引いて、そして押し戻してきました。
その動きで私の体の中であふれてる血がふき出してまたブライトの服にかかりました。
487LostWing:2006/02/16(木) 23:28:53 ID:0ENZXdXC
「僕が動いてもいいんだよ…… でもさ…… それだとバランスをくずして
 ふたり仲良く下に落ちてしまうかもしれないよ? それでもいいのかい……?」

 そして、ブライトはわざとふらついた足取りをしてみせました。
だめ……っ! 落ちちゃう! 落ちるのだけは絶対いや…… 落ちるくらいなら、私は痛みを選ぶわ……

「待って……! 動きます…… 私が…… 私からしますから……」

 満足そうにブライトが笑う。私は歯を喰いしばって腰を少し浮かせました。痛みで力が入らないからそれが精一杯でした。
ふっと力が抜け腰が砕けると、ブライトのおちんちんにまた深く突き刺されてしまいます。

「う…… あぁ…… あ…… 痛い……っ」

 一回動くたびこの痛さだからとても耐え切れるものじゃありません。
それでも私は血を流しながひたすら同じ動きを繰り返しました。
それが一体なにをしているのかさえ知らずに。

 血をいっぱい流したせいかな。
意識がだんだんうっすらしてきたような……
それでも体だけはゆっくり同じ動作を続けることをやめない。
そんな私の耳にまたあのひそひそ声が聞こえてきました。

『おい…… あの娘 自分で腰振ってるぜ』

『空中ブランコが出来ないからそっちで客とろうってか? ははは』

 違う…… 違うよ…… そんなのじゃないわ……
ぼんやりと観客席に目をやると、そこは黒い影で満員になっていました。
その影すべてが私を指差し、口の辺りを三日月型にひらいた意地悪な嗤いを浮べているようでした。

「やめて……!! みんな…… 私を…… 私を見ないで……!!」

 頭が割れそうに痛みました。
488LostWing:2006/02/16(木) 23:30:02 ID:0ENZXdXC
「───────」

 ブライト、何か言ってるようでした。
でも影たちの言葉が頭を埋め尽くしているから聞き取れない。

「あぁぁ…… すごい…… すごい締め付けだ…… この娘の年格好で大丈夫だったから
 プリンセスファインとも出来るに違いない…… ふふふ…… まさかいきなりセックスして
 大切なファインを傷つけるわけにはいかないからね…… 丁度いい実験台だったよ……」


『見ろよあのエロい顔』

『やっぱ紅一点だから普段から団員に輪姦されたりしてんじゃねーのか』

『まぁ これが見えるならこれからは毎日見に来てやってもいいかな』

『へへへ…… 僕は今までも毎日通ってたよ なんせ空中ブランコじゃなくてナッチ自信が目当てだったからね
 彼女のお尻のラインやちっちゃなおっぱいの形を目に焼き付けて…… 寝る前に思い返しながら……』

『うわっ おまえロリコンだったのかよ やっべぇ』

『あれ? でも そう言うお前も勃ってんじゃん』
 
 そんな…… みんな…… 本当はわたしのことそんな風に思ってたの……?
私があんなに頑張って練習した空中ブランコも、そんな目で見てたっていうの……?

「─────!!!」

「うくっ…… そろそろ…… 出すよ…… はぁ…… はぁ…… ああああっ! 好きだっ!! ファインーっ!!!」

 どくん……! どぷっ…… どぷっ……

「熱いっ!?」

 いきなり体のなかに熱いものを注がれて、私は意識を取り戻しました。
瞬く間に、声も影も消えてしまいました。
練習用のレオタードにびっしょり汗がしみこんでいます。
いつの間にか痛みも血もだいぶ引いているようでした。
それなのに私の心からは影たちの言葉が消えないんです。
あれはただブライトが催眠術で見せたもののはずだと分かっているのに
悲しくって、気が付けば私はぼろぼろ泣きじゃくっていました。
489LostWing:2006/02/16(木) 23:30:35 ID:0ENZXdXC
「はぁ…… はぁ…… あぁ…… なかなか心地よかったよ……」

 そう言ってブライトは私の体に突きたてていたおちんちんを引き抜きました。
なにが気持ちよかったのか私にはよく分からなかったけれどとりあえずこれで気が済んだみたいです。

「気持ちよすぎて…… 力が…… 抜けてしまうよ……」

 私の体を支えていたブライトの腕の力がゆるむのがわかりました。
彼の顔がにたりとほほ笑んだのが一瞬だけ見えて
なにが起こるか理解できたけれど、どうにもならない。
ぐらりと体が後ろに傾いて、私は宙に放り出されて……


「い…… いやああああああああぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

 体がふわりと軽くなったように感じました。
そのまま、私は下に張られた“安全”ネットへと吸い込まれていく……



 ぼんやりとかすんだ照明が頭上で揺れていました。
寝そべってそれを見上げている私の頭も同じくらいぼんやりとしています。
息を吸い込むたび、吐き出すたびに私の小さな胸は上下して。
耳の裏側が妙に熱っぽくなっていました。

 ぴちゃ…… ぴちゃん……

 ネットを伝って床に滴る水の音。 
湿ったスパッツが肌に張り付いて冷たい。

「おやおや、お漏らしとは情けないな。 それでも本当にサーカス団なのかい?」

 いつの間にか下まで降りてきていたブライトが軽蔑するように話しかけてきます。
その横にはこれもまたいつの間に現われたのか、あの意地悪そうな目付きの妖精が浮かんでいました。

「すまなかったね。 つい腕に力が入らなくなってしまった。 
 さぁ…… それじゃあ気を取り直してお仕置きの続きをしようか」

 私の体の真下からブライトはからかうように背中を軽くぽんぽん叩いてきました。

「い…… いやっ……!」

 その言葉に頭よりも先に体が何かを思い出したみたく反射的に跳ね起きていました。
上手く身動きがとれないネットの上を、それでもブライトとの距離をとろうともがいたんですが
当然そんなのじゃろくに逃げることが出来るわけがなくって
ブライトは落ち着いた足取りで必ず私の真下にまわりこんできます。
490LostWing:2006/02/16(木) 23:31:15 ID:0ENZXdXC

「いやじゃないだろう? 君は自分のしたことがどんな罪深いことかわかっているのかい?
 あの石を僕が使うかどうかでこの星の運命が大きく左右されるというのに。
 本当はこんなお仕置きでは生ぬるいくらいなんだよ。次はもっと重い罰にしようか」

 私を見上げてるのに、彼は完全に私を見下していました。
もう、いや。 これ以上どんな苦しみも味わいたくないよ……

「ま…… 待って!! 待って…… もう、しないで下さい……
 と…… 取り返してきますから…… ファインたちから……
 そ、そう……! 団長が持っていた分だけじゃなくて、他の国の石も……!
 だから…… だから…… もう…… 許してください……」

 ああ、最低だ私って。
とっさに飛び出た台詞に自分がいやになる。
いくら追い詰められたからって友達を裏切るようなこと言うなんて。
私はやっぱり心が弱いんだ…… 彼女たちの友達でいる資格もないんだわ……

 ブライトはというと、なにも言わずに私の顔を見つめていただけでした。
あまりに無表情すぎてなにを思っているのかよくわかりません。
それでもやがてその口元からあきれた、と言うような溜息がこぼれました。

「行くぞ。 ブウモ」

 傍らの妖精に声をかけてブライトは踵をかえしました。

「え…… お、おい! ちょっと待つでブモ」

 慌ててその背中を追いかける妖精。
急にサーカス小屋をあとにしはじめた彼らの考えがわからず
私はただ呆然と見つめていました。
と、突然ブライトが私を振り返って
そして、腹立たしげにこう言い放ちました。

「君みたいな最低な女は僕がお仕置きをしたところで救いようもないよ。
 まさかファインを裏切るとはね。」

 私、悪者にまでお説教されてる……
もう私を振り返ろうともせずに一人と一匹が去っていく。
見つめていた視界が、徐々にうるみだして
そのまま私は泣き崩れた。




「おい、ブライト。 いいんでブモか? あいつを利用すればいっきに
 グレイスストーンを集めることが出来るかもしれないんでブモよ?」


「あんな女の話はもうよせ。 まったく腹立たしい女だよ……
 第一、役にたつと思うのか? “あれ”で……」


491LostWing:2006/02/16(木) 23:32:23 ID:0ENZXdXC
「ねえ、起きて。 起きてってば」

 一応練習義だけほかのものに着替えた私は、ジャグリングの団員さんの様子を見に向かいました。
ブライトたちが去ったから、もう魔法の効果も切れたかもしれません。 
思ったとおり、体を揺さぶっていると彼はすぐに目を覚ましてくれました。

「あ…… あれ……? 俺…… おや…… ナッチ。 俺はいったい……」

 目をしばたたかせて彼はあたりをきょろきょろと見回しました。
うろたえさせないように私はなるべく明るい笑顔をつくって見せました。

「もう…… 立ったまま眠れるなんてちょっと尊敬しちゃうわ」

 どうやら、彼はブライトの存在に気が付いていなかったみたい。
もしかしたら一瞬顔くらいは見たのかもしれないけど
あの暗闇なら忘れちゃってても仕方ない話ですよね。
それに、そのほうが私には都合がいいんだから。

「ねえ、お願いがあるんだけど。 最後にもう一回だけブランコを投げてくれないかな」

「え…… ああ。 もちろんいいよ。 しっかし本当によくがんばるよな。
 あれ? ナッチ。 お前目がなんだか赤いぞ? ひょっとして……」

 泣いてたんじゃないか、という質問を無視して私は足早に控え室をあとにして階段を駆け下りました。

「ナッチ……」

492LostWing:2006/02/16(木) 23:33:05 ID:0ENZXdXC
 私にできること、それはこれしかない。
空中ブランコ。私の夢。私に新しい友達をつくってくれたもの。
まだ…… 友達って呼んでもいいよね。
私はなにも変わっていない。体を汚されても、なにも変わったりしていない。
自分の弱さだって乗り越えてみせるもの……!
空中ブランコを飛び続けることが、私は変わらないっていう事を証明してくれるんだもの。

 大丈夫。きっと飛んでみせるわ。 
だってほら。もう高い場所だって恐くなくなってる。
ブライトの催眠術なんて、もうとっくに解けちゃったわ。
でも、なんだか変だな。
恐い、とも思わないかわりに今までの空中ブランコの楽しさも、歓びもなにも感じないのはなぜなんだろう……
493LostWing:2006/02/16(木) 23:33:39 ID:0ENZXdXC

「おーい! ナッチ! 準備はいいかぁ!?」

 ううん。きっとなんでもないわ。 自分を信じて……

「うん。 投げて!」

 ブランコが私めがけて飛んでくる。
タイミングを見計らっておもいっきり足場を蹴りました。
そのまま遠心力でブランコを離して……
その時……

『君みたいな最低な女は……』

 なぜこんな時に、ブライトに言われた事なんて思い出すのよ……
でも、その言葉のせいで私の体には力がまったく入らなくなってしまいました。
それは、基本フォームすらまるでなってない、最悪の飛び方でした。
飛んでくるブランコのバーに手を伸ばしても
当然勢いが足らなくて、手の平がむなしく宙をかいて、そして……

「だ、大丈夫か!! ナッチ!!」

 団員さんが信じられない、というような表情でネットに沈んだ私を見下ろしていました。
その表情に、ほんの少し失望の色が見えたような。
ああ、もしかしたらまた飛べなくなったんじゃないのかとでも言いたそうな。
あたりから、またあの影たちの嗤いが聞こえ出しました。
あれ? おかしいな…… ブライトの催眠術は解けてなかったのかな?

 でも、私はそのときばかりは
もっと大切なものを見つめていてその声に気を取られずにすみました。
太陽のようにまぶしい照明のあかりのなかで、まだかすかに揺れているブランコを見上げていたのです。
その揺れ方が、私にはまるでお別れを言われているように思えたんです。
きっと、お前はもう、飛ぶ事が出来ないってことなんでしょうね。

 私も、光に向けて手を振りかえしました。
私の夢に、空中ブランコに……




「ばいばい」








          終




494名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 23:34:21 ID:0ENZXdXC
ナッチかわいいよナッチ
ナッチレギュラー化キボン
495名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 00:52:01 ID:IclOVXCF
ナッチキター!

とりえずGJ!
十分エロいジャマイカ
特にラストシーンがうまい。脳内に映像が再生された
496名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 00:20:52 ID:tjDiwvtQ
ナッチGJ!!!

とりあえずブライトの黒さがいいと思った。
個人的だけど、悲劇スキーなんで、ナッチは俺の今晩のオカズn・・うわなにするやめt

>>494
同志よ。
497K:2006/02/18(土) 09:00:57 ID:tjxWFfLk
>>451
>>467
迷惑なんてとんでもないです。
過疎ってたこのスレがにぎわって、うれしい限りですよ。
ってなわけで、>>430-439>>441-442の続編を投下します。
以下注意事項。

【注意】
・やっぱり長いです。
・キャラのイメージを大きくそこなう場合があります。嫌ならスルーで
・文章力はないけれど、萌えと妄想がおおまかカバー
498炎雫の抱擁:2006/02/18(土) 09:02:32 ID:tjxWFfLk
1.ミルロの願い
「なかなか面白いものを見せてもらったブモ」
 ブウモは指をパチンと鳴らし、リオーネにかかっていた催眠術を解除する。
「わたし……いったい何を……!」
 今までやったことすべてを、リオーネは覚えていた。
 欲望に負けてしまい、自分の身勝手な気持ちでミルロを傷つけてしまったことを。
 リオーネを一旦正気に戻すことで、彼女を絶望へと突き落とす。それがブウモの狙いだ。
「ゴメンね……、ゴメンね、ミルロ……!」
 リオーネの瞳から、大粒の涙があふれ出す。
「ううん、いいのよ……」
 そんなリオーネを、ミルロはそっと抱きしめる。いつの間にか、彼女を戒めていた金縛りは解けていた。
「……うわーん!」
 リオーネの涙は止まらない。
 大切なミルロに、ひどいことをしてしまった自分が許せなくて。
 そして、ミルロに拒絶されなかったことがうれしくて。
 リオーネは、ただミルロの胸にすがって泣いていた。
「ブモブモブモ。茶番はそこまでブモ!」
 二人の慰め合いを黙って見ているブウモではなかった。
 プリンセスたちには、堕ちるところまで堕ちてもらわなければ。馴れ合いなど、一切不必要だ。
「さあ、次はお前の番ブモ」
 ブウモは、泣きわめくリオーネをそのままにして、今度はミルロの眼前へと迫った。
「解放するブモ! お前の欲望を!」
 闇をたたえたブウモの瞳が怪しく光る。
(私の……欲望……?)
 まともにブウモの眼を見てしまったミルロは、徐々に意識を奪われていった。
(私は、元気な女の子になりたい。ファインやレインのように……!)
 ミルロの脳裏に、ふたご姫の姿が一瞬だけ浮かび――
 次の瞬間、ミルロは気を失っていた。
499炎雫の抱擁:2006/02/18(土) 09:03:12 ID:tjxWFfLk
「ミルロ! ミルロ!」
 リオーネがミルロの肩を揺らす。
 ミルロが闇にとらわれそうになっていることは、すぐに分かった。
 でも、ミルロにだけは、わたしと同じ恐怖や悲しみを味わってほしくない。
 リオーネは、何度も何度も少女の名前を呼び続けた。
「……」
 呼びかけの甲斐あってか、ミルロはすぐに意識を取り戻し、ゆっくりと目を開く。
 ホッと胸をなでおろしたリオーネは、まだ気付いていなかった。
 ミルロの様子がおかしくなっていることに。
「ミルロ、よかった!」
「ミルロ……ですって……!」
 なんとミルロは、リオーネをものすごい形相でにらみつけたのだ。
「ミルロ、どうしたの?」
「ミルロ様の間違いじゃなくて! おーっほほほほほほほっ!」
 ミルロは、まるで別人になってしまったかのように高慢な高笑いを浮かべた。
 さきほどまでの清楚でおとなしいミルロの面影は、どこにも残っていない。
「まさか、マンガ版ブモか!?」
 ブウモは、しずくの国のプリンセスが闇の力に堕ちたことに歓喜の声をあげる。
 元気な女の子になりたい。闇の力によるゆがんだ形ではあるが、ミルロの願いは、確かに叶えられていた。
「ミルロ、ホントにどうしたの? もしかして、さっきのこと怒ってる?」
「リオーネ。さきほどはよくもこのわたくしを辱めてくれたわね」
 するとミルロは、リオーネの喉元に手をやって、猫をなでるがごとく指を絡めていく。
 リオーネにとって、そこは弱点のひとつだった。
「あっ……」
 思わず甘い声が出てしまう。
「お返しをして差し上げますわ。リオーネ。服をすべてお脱ぎなさい」
「……!」
 一瞬、ミルロの命令の意味が分からなかった。
 すぐにその意味が分かったリオーネは、その頬を真っ赤に染めてうつむいてしまう。
(わたしがミルロにしたように、ミルロがわたしを……)
 だがそれは、リオーネが望んでいたことでもあったのだ。
「はい」
 リオーネはすべてを受け入れることにした。変貌したミルロでさえも。
500炎雫の抱擁:2006/02/18(土) 09:03:49 ID:tjxWFfLk
2.変貌
 覚悟を決めたリオーネは、迷わなかった。
 メラメラドレスをバッと脱ぎ捨て、ブラジャーとパンティだけの姿になる。
 赤い糸で刺繍されたメラメラの国の紋章がワンポイント。薄いピンクの、かわいらしいインナーだ。
 だが、そこから先はどうしてもためらってしまう。
「……モタモタするんじゃありませんわ!」
 待ちきれなくなったミルロは、リオーネの下着に手をかけ、上下とも剥ぎ取った。
 勢いでリオーネはベッドに倒れこむ。
「見ないで……」
 リオーネは、胸の前に手をやって必死に隠そうとする。
「一国のプリンセスらしからぬ、はしたないお姿ね!」
 ミルロは、リオーネの腕を無理矢理どけて、リオーネの体をじっくりと観察した。
 ミルロより幾分幼いとはいえ、リオーネのおっぱいはすでに淡く膨らみはじめていた。
 おしりのあたりから生えた細いシッポは、先っぽがフワフワとしている。
 やはり獅子族の血を引いているリオーネは、成長が早いのだろうか。
 とはいえ、下半身はまだ幼い女の子のままだった。
「リオーネ。これからあなたには……」
 すると、ミルロは懐から一本の絵筆を取り出す。
 ミルロは絵が得意だ。もしかしたら、絵を描く機会があるかもしれないと念のため持ってきたものだ。
「モデルになっていただきますわ!」
 リオーネの部屋には、いつの間にかキャンバスや色とりどりの絵の具、パレットなどが用意されていた。
 これで、いつでも絵を描くことができる。
「リオーネ。そこにお立ちなさい」
 ミルロは、絵筆の先で鏡台のあたりを指し示した。
「はい……」
 リオーネは、従順なペットのように素直に従う。
 少女の白く細い裸身が鏡に映りこむ。
 自らのあられもない姿を再確認したリオーネは、恥ずかしさのあまり、その場にへたりと座り込んでしまった。
「いいですわリオーネ! 最高ですわ!」
 そんなリオーネを見たミルロの中に、だんだんと創作意欲があふれてくる。
 絵筆を握り締め、パレットに絵の具を搾り出すと、頭に浮かんできたイメージをキャンバスへとぶつけていく。
「……」
 ミルロから降り注ぐ視線に、必死になって耐えるリオーネ。
「芸術は、爆発ですわ!」
 一方、ミルロは恍惚状態に陥っていた。
 風景画が専門のミルロではあったが、絵の基礎は完璧にマスターしている。人物画を描くことは、そう難しいことではない。
 たちまち、キャンバスにリオーネのみだらな姿が描かれていく。
 ミルロの創作意欲が、ゆがんだ形で表現された結果である。
「……うーん、いまいちですわね!」
 だが、ミルロは自らが描いた絵に納得ができなかった。
「何かが足りませんわ」
 構図は問題ないし、色使いもリオーネのかわいらしさ、いやらしさが引き立つようなものを選んだ。
 だが、何かが足りない。
 そんなとき、ミルロにあるアイデアが浮かぶ。
「そうですわ」
「……何、するの?」
 ミルロは、使っていない乾いた絵筆を手に取ると、リオーネに近づいていき……。
501炎雫の抱擁:2006/02/18(土) 09:05:06 ID:tjxWFfLk
「こうするのですわ!」
「……!」
 絵筆の先端部分で、リオーネの胸のつぼみをコチョコチョとつついたのだ。
「宝石の国特製の筆の味はいかがかしら!?」
「ミルロ! こんなのダメだよ!」
 リオーネは、体をビクンと震わせて抵抗する。
「ミルロ様とお呼びなさい!」
「ミルロさま……ダメ……、感じちゃうよ!」
 ミルロは、手を止めるどころか筆をもう一本増やし、両手で器用にリオーネの胸を攻め立てていく。
 リオーネの声に、だんだんと艶っぽいものが含まれるようになっていった。
「そう。その表情ですわ! わたくしが求めていたのは!」
 ミルロはミルロで、芸術家独特のトランス状態に陥っている。
 もっともっとリオーネを高みへと導かなくては、最高の作品を完成させることはできない。
 ミルロは、リオーネを筆で、そして言葉で激しく攻め立てていった。
「そうそう。忘れてはいませんわよ。あなた、わたくしの耳やシッポを触ったとき、こうおっしゃったわね!」
 ミルロは、リオーネの耳にフッと息を吹きかける。
 と同時に、リオーネのシッポを軽く握り締めた。
「……にゃ!」
 思わず、リオーネは猫っぽい声をあげてしまう。
「あらあら、リオーネも耳やシッポが敏感ですのね!」
 ミルロは、指先でシッポの先端のフワフワをもてあそびながら、リオーネの耳を舌先で強く舐めまわした。
「お願い! もっとやさしく、して……!」
 リオーネは、シッポと耳をピクピクと震わせる。
 シッポや耳を誰かに触られることが、こんなに感じだなんて全然知らなかった。
「次は、ここかしらね」
「ダメ! そこは……!」
 耳とシッポの感触に飽きたミルロは、シッポをつかんだままリオーネの下半身に手を伸ばす。
 必死に閉じようとするリオーネの両足を、力ずくで広げていった。
 リオーネの少女の証が、ミルロの眼前にさらけだされる。
 リオーネのそこは、すでにしっとりとしていて、甘さを帯びていた。
「ここもメラメラしてますわね! さすが、メラメラの国のプリンセスですわ!」
 ミルロはリオーネの裂け目を手で押し広げると、その箇所を彼女自身のシッポでなぞっていった。
502炎雫の抱擁:2006/02/18(土) 09:05:39 ID:tjxWFfLk
 シッポのふわふわが、リオーネの花びらをくすぐっていく。
 まるで、自分自身に犯されているような感覚をリオーネは覚えた。
「ここなんてどうかしら!?」
「そこ、おしっこの……!」
 と同時に、ミルロは舌で要所要所を攻め立てていく。
「ミルロさま。わたし……我慢できないよ……」
 襲い掛かってくる快楽の波に、リオーネはもう理性のほとんどを失っていた。
「いいですわ。お望み通りに」
 ミルロが取り出したのは、ビーバ族のシッポだった。
 まさか……。
「やめて……! そんな太いの、入らないよ!」
「ダメ、許しませんわ!」
 まるで男の子になったかのように、ミルロは自らのシッポをリオーネに突き立てる。
 白い棒状のそれが、徐々にリオーネの中に吸い込まれていく。
「きゃーーーっ!」
 はじめての痛みと、ミルロとひとつにつながった悦びを感じて、リオーネが絶叫する。
「さあ、いきますわよ!」
「ダメーーーーーッ!」
 ミルロが動き出すと、リオーネの中に快楽がこみあげてきた。
 リオーネにとって、はじめての感覚だった。
「わたくしのシッポをこんなに締め付けるなんて! リオーネはなんてはしたないんですの!」
 ミルロにもまた快感が襲ってくる。
 リオーネをもっとメチャクチャにしてしまいたい。と同時に、リオーネがいとおしいという気持ちがこみ上げてきた。
「こわれちゃう! おかしくなっちゃうよ!」
「ベスト淫乱プリンセスは、あなたで決定ですわね!」
 リオーネのもっとも敏感な場所と、ミルロのシッポが激しくこすれあい――
「もう、ダメ……!」
「わたくしももう耐え切れませんわ!」
「ミルロさま!」
「リオーネ!」
 強く体を抱き寄せ合った二人は、同時に頂点へと達した。
503炎雫の抱擁:2006/02/18(土) 09:06:36 ID:tjxWFfLk
3.水のちから、炎のちから
「ブモブモブモ! 最高のショーだったブモ!」 
 ブウモは、二人のプリンセスが乱れた姿に酔いしれてした。
「さあ、最後の仕上げブモ!」
 ブウモは、再び指をパチンと鳴らし、ミルロの催眠術を解く。
「……どうしよう……、私……、こんなつもりじゃ……」
 正気を取り戻したミルロは、ガクガクと震え出した。
 怖い。自分の心の中に潜んでいる欲望という名の悪魔が。
 ミルロの震えは、ずっと止まらなかった。
「闇に堕ちたミルロ姫! あー、なんて最高ブモか!」
 ブウモは、怯えたミルロが大衆の面前にさらされる光景を想像する。
 作戦は成功だ。
 変わり果てたミルロを見れば、人々は間違いなく希望を失うことだろう。
 ふしぎ星は、闇の力に支配されるのだ。
「そして、リオーネ姫も今や……」
 ブウモが、ふとリオーネに目をやる。
 リオーネは、ミルロに犯されたショックで再び泣き出している――はずだった。
 だが、リオーネは――
「……わたし、うれしかったよ。だから、怖がらないで」
 上気した顔でささやくと、ミルロの震える肩をやさしく抱きしめた。
「……」
 ミルロは、リオーネもまた小さく震えていることに気が付いた。
 あんなに怖い思いをしたというのに、それでも自分のことを気にしてくれることが、たまらなくいとおしくて。
「リオーネ、あなたも……」
 ミルロもまた、リオーネをやさしく抱きしめていた。
 そのままお互いのぬくもりを確かめ合うように抱擁を続ける二人のプリンセス。
 いつの間にか、ミルロの、そしてリオーネの震えは止まっていた。
「どうしたブモか!?」
 ブウモは、二人の様子がおかしいことに気が付く。
 闇の力の影響が消えかけている。
「ここままじゃまずいブモ! もう一度催眠術を……!」
 瞳に闇の力を集めていくブウモだったが、時はすでに遅かった。
「リオーネ……」
「ミルロ……」
 お互いがお互いのことを思いやった瞬間。
 光が――生まれた。
 ブウモによって手渡された、偽者のサニールーチェに。
「これって!」
「何が起こったの……」
 気が付くと、リオーネ、そしてミルロは花畑の存在する空間の中にいた。
504炎雫の抱擁:2006/02/18(土) 09:07:09 ID:tjxWFfLk
「互いを思いやる気持ち。それが、闇を振り払ったのです」
 知らない女性の声が二人の耳に届く。
「あなたは?」
「誰……?」
「私は、プリンセス・グレイス。かつて、おひさまの国の王女をつとめていた者です」
「プリンセス・グレイス!」
「伝説の、お姫様……」
 二人とも、プリンセス・グレイスのことを知っていた。
 小さな頃から、絵本や童話などで何度となくその名前を見たからだ。
「あなたたちに、プロミネンスの力を授けます。さあ、そのルーチェを」
 二人の持っていた偽者のルーチェが空中に浮かび。
 赤い光と青い光を発して、また二人の手元に戻る。
「これって……」
 ミルロが手にした水色のルーチェに、しずくの国の紋章が浮かび上がっていた。
「青い方がアクア・ルーチェ。水のプロミネンスのちからを秘めています」
「これが、プロミネンスの力ですか?」
 リオーネの手にしたルーチェはオレンジ。やはり、メラメラの国の紋章が入っている。
「赤い方がフレア・ルーチェ。同じく、炎のプロミネンスのちからを有しています」
 プリンセス・グレイスは、二人に優しげな微笑みを浮かべると。
「頼みましたよ。プリンセス・リオーネ。プリンセス・ミルロ……」
 そう言い残して、光の中に消えていった。
505炎雫の抱擁:2006/02/18(土) 09:18:11 ID:tjxWFfLk
4.プロミネンス
「夢?」
 リオーネは、いつの間にか部屋に戻っていたことに気が付く。
「いいえ、夢じゃないわ……」
 ミルロが、もらったばかりのルーチェをかざす。
 リオーネの手の中にも、同じ形のルーチェが握られていた。
「何が起こったブモ?」
 二人の姫が持っていたルーチェが、一瞬光を発した。ブウモが認識できたのは、それだけだっ

た。
「じゃあ、やっちゃおう、ミルロ」
「うん……」
 だが、二人は先ほどの行為の続きをやろうとしているようだ。
「なんだ、杞憂だったブモか」
 ブウモにとって、特に問題はないように思われた。
「リンリン、リオーネ♪」
「ミルミル、ミルロ♪」
 しかし、二人はブウモの予想に反し、呪文を唱えはじめた。
「何をやってるブモか!? 偽者のルーチェでは変身なんてできないブモ。それとも、新しいプ

レイか何かブモか?」
 プリンセスたちの意味不明な行動に、嘲笑を浮かべるブウモ。
 だが、二人の行動にはちゃんと意味があった。
『プローミネンス、ドレス・アーップ!』
 二人の声が唱和した瞬間、部屋中に光があふれた。
「どうなってるブモ! あのルーチェは偽者のはずブモ!」
 ブウモは、信じられないといった様子で目を丸くする。
 リオーネのポニーテールが、くるくるっとツイストし。
 ミルロの髪にも、ふわふわっとしたウェーブが生まれる。
 頭上に冠するのは、プリンセスの証であるティアラ。もちろん、メラメラの国、しずくの国の

紋章入りだ。
 手にはサニーロッド。正確には、フレアロッド、アクアロッドだろうか?
 仕上げは、プロミネンス・ドレス。ふたご姫の色違いで、リオーネはオレンジ、ミルロは水色

を基調としていた。
「すごーい! これが」
「プロミネンスのちから……」
 鏡で自分たちの姿を見た二人は、黄色い声ではしゃぎだす。
「本当にプロミネンスしたブモ! まさか、この二人も選ばれた者たちブモか!?」
 ブウモはほぞを噛んだ。
 まさか、この作戦が、よりにもよって他の姫たちの秘められた力を引き出してしまうとは。
506炎雫の抱擁:2006/02/18(土) 09:19:20 ID:tjxWFfLk
「いこう、リオーネ……!」
「うんっ!」
 先ほどのことが嘘のように体が軽い。こんな気持ち、初めてだ。
 急いでバルコニーに出た二人は、気持ちを合わせて呪文を唱える。
『トゥインクル・トゥインクル・ブルーミッシュ!』
「外の騒ぎを」
「鎮めて……!」
 反応はすぐに起こった。
 くしゃみをしていた街の中の人たち。
 その中の、ある一人がどんどん大きくなっていったのだ。
 巨大化はどんどん進み、ついにはお城と同じくらいの大きさにまでなってしまった。
 白い顔だが、目の周りと耳は黒い。そして、くるくるとカールしたひげ。
 リオーネは、その顔に見覚えがあった。
「あれって、ホワンさん!?」
「……?」
 もちろんミルロには誰だかわからない。
「ホワンさん。メラメラの国が誇る天才料理人よ」
「ひょっとして、騒ぎを大きくしてしまったのかしら……」
 ミルロは、なぜがホワン大きくなったのかが気がかりでならなかった。
「うわーっ! これはどうしたことだ!?」
 ホワンは、自分の身に何が起こったのか分からなかった。
「こうなったら!」
 パニックに陥った人間は、ときに理不尽な行動をしてしまうことがある。
 混乱したホワンもまた理不尽な行動――メラメラチャーハンを作りはじめたのだ。
 幸いなことに、巨大な中華鍋や巨大なガスコンロ、大量の材料までもが、プロミネンスの力で

用意されていた。
「アチョー! ハチョー! キエーッ!」
 どこかの宝石の国のプリンセスのような奇声を発して、鍋を振るホワン。
 大量のごはんが、華麗に宙を踊る。
 だが、仕上げの段階で肝心の材料が足りないことに気が付いた。
「メラメラスパイスがない! どこかにメラメラスパイスはないのか!」
 ホワンは、砂嵐ならぬメラメラスパイス嵐の竜巻が発生していたことを思い出すと、竜巻に突

進する。
「そこだーっ!」
 中華鍋に大量のメラメラスパイスが降り注ぐ。
 メラメラスパイスを失った竜巻は、急速に威力を失い、消えた。
「メラメラチャーハンの完成だ!」

 チャーハンを完成させたホワンもまた、急速に縮んでいき元の大きさに戻っていく。
 あとには、何百人分、何千人分のメラメラチャーハンだけが残された。
「やーやー、我はプリンス・ティオ。この騒ぎを鎮めに参ったぞ! ……ありゃ?」
 サンダーボルトにまたがるティオが颯爽と登場したときには、事件はすでに解決していた。
507炎雫の抱擁:2006/02/18(土) 09:20:22 ID:tjxWFfLk
5.メラメラチャーハン
「やったねっ! ミルロ!」
「うん……」
 騒ぎを抑えたリオーネとミルロは、手を取り合って喜びあう。
「やはり本物のプロミネンスブモ! こうなったら……逃げるブモ! テレブーモーション!」
 ブウモは、文字通りシッポを巻いて逃げていく。
 ただ、この後大量のメラメラチャーハンは街の人たちに配られ、結局お祭り騒ぎになってしまったのだが、それは問題ないだろう。
 街に、人々の笑い声があふれているのだから。
「騒ぎも無事収まったことだし」
「なあに、リオーネ……?」
「さっきの続きしようか?」
「……!」
 リオーネの言葉に、ミルロが固まる。
「冗談よ、冗談! わたしたちも、チャーハン食べようよ!」
「うんっ……!」
 二人とも育ち盛りだ。夕食は取ったばかりだというのに、すぐお腹が空いてしまった。
 これじゃ、ファインやミルキーの食いしん坊を笑えない。
 二人は城を抜け出して、メラメラチャーハンを取りに行った。
「いっただっきまーす!」
 まずは、リオーネが一口。
 この味、この香り。これぞ、ホワンさんのメラメラチャーハンだ。
 だがリオーネは、ひとつだけ大事なことを忘れていた。
 このメラメラチャーハンは、メラメラの国の人しか口に合わないということを。
「待ってミルロ!」
「いただきます……!」
 気付いて止めたリオーネだったが、ミルロはすでにメラメラチャーハンを口の中に入れてしまった。
 あまりの辛さに、ミルロは気を失ってしまう。
「ミルロ! 大丈夫!?」
 あわてて抱きとめるリオーネ。
 ミルロは、すぐに目を覚ました。
「よかった……。ごめんなさい。メラメラチャーハンは辛いってこと言い忘れてて」
 リオーネは、ほっと胸をなでおろす。
「辛いの、いやいやいや〜ん! いやいや〜ん!」
 ミルロはふしぎなおどりをおどった!
 リオーネのMPが5さがった!
「うわーん! ミルロが壊れた!」
 結局、リオーネも、ミルロに合わせて泣きながらイヤイヤダンスを踊るのだった。

 ふしぎ星は今日も平和である。

(おしまい)
508K:2006/02/18(土) 09:23:27 ID:tjxWFfLk
以上です。

ミルロ×リオーネが書いてみたかった
ムシャクシャしてやった
今では反省している

では、他の職人さんもがんがってくだしい
509名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 10:48:01 ID:23MpK5Nm
おまえは神
俺の嫁に来い
510名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 13:20:47 ID:7LN3GeVF
いや、俺の嫁に来い。
・・・む、そうか。共有制にすればいいんだ
511名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 13:42:50 ID:4jkqrzkc
>>508
GJ!
小ネタもうまいですね。

ひょっとしてミルロスレその4でリレーSSの1コ目を書いた方ですか?
512名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 22:15:18 ID:eJNqXnNs
>>508
この2人は本スレや各キャラスレでは流石兄弟ネタのパロにされているしな
513名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 00:45:55 ID:PVxLDyyg
流れを読まずすみません。

SS爆弾投下予告いいでつか・・・?

多分、かなり糞だけど・・・。
514名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 01:45:54 ID:5mqi0XlR
そういう風に自分のSS卑下するのはよくないよ(´・ω・`)
515名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 02:30:19 ID:PVxLDyyg
>>514
反省しますた・・。
自分で「糞」とか思うのなら、「じゃあ投下すんなや」って感じですもんね・・・。よく考えたら。

これからは、自信をもって書いていきたいと思います。

あと、2〜3時間でおわる?感じです。多分。
516名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 03:28:23 ID:PVxLDyyg
一応できたので、投下しまつ・・・。

文章が拙い分は、萌えと妄想でおおまかカバー
5171/8:2006/02/19(日) 03:29:54 ID:PVxLDyyg
46話 各国のプリンセスが月の国に集合して、帰るあたりから・・・。



各国の気球がだんだん遠ざかっていく。
「じゃあ、月の国にある「グレイスストーン」を手分けして探すぞ。」
いつも冷静なシェイドの言葉も、今日だけは焦っているように聞こえた。
「探しものなら、このティオにお任せくだされー!」
「がんばるわよー!」
「うん・・がんばろ・・・。」
走っていくレインとは対照的に、どこか思い詰めた表情のファイン。
「(なんか・・・変だな・・・あたし。ブライトの事・・・やっぱり、気になる・・・)」
彼女は、ブライトの事で何か引っかかっているような気がしていた。きっと、ブライトがあんなことするのには、なにか理由があるんだろう・・・。

実際、ファインの勘はよく当たった。以前、エクリプスが悪人でないと最初に気づいたのは彼女だった。

「(パーティ・・か。ブライト、何考えてるんだろ・・・。行けばわかるの・・かな・・・)」
ファインの足は、リトル・プリンセス号へと向かって走っていた。
5182/8:2006/02/19(日) 03:30:50 ID:PVxLDyyg

気球のレバーを引き、離陸に成功。
置き手紙を書いて行こうか迷ったが、レインやシェイドに心配をかけたくなかったので、止めにした。言い訳が思いつかなかったというのも原因の一つだが。
ゆっくりと上昇する気球に、プーモはいち早く気づいた。
「あれは・・・!ファイン様!?お一人でパーティに行くつもりでプモか!?待つでプモ!ファイン様ーー!」
しかし残念な事に気球に追いつけず、プーモは落下。彼の落下先では、砂漠を猛スピードで走る亀の背中があった・・・。

普段は不時着だが、今回は成功したようだ。ズシンという重い音があたりに響いたが、衝撃は無かった。
城の警備にあたる者の姿はなかった。裏門から、城内に入ることにした。

いつもなら、なんとも思わない廊下も、人がいないというだけで、なんだか不気味に思えてくる。
「あたし・・・こういうの苦手なんだよね〜・・・。」
多分、大広間でやっているんだろう。
ファインは、一人で来たことを少し後悔しながら、広間へと進んでいった。
すると、かすか音が聞こえてくる。やはり広間からだ。
5193/8:2006/02/19(日) 03:31:51 ID:PVxLDyyg

「お部屋・・・どうなっちゃったんだろう・・・。」
もしかすると、とんでもない内装になっているかもしれない。
いや、残っているならいい。もし壊されていたりしたら・・・。

大広間には、沢山の思い出があった。
「(小さい頃、よくレインとお父様の膝の取り合いしたっけなぁ・・・。)」
「(第一回プリンセスパーティ、ここでやって、リオーネが優勝したんだっけ・・・。)」
「(ってことは、あたし達の初プロミネンスもここで。)」
「(お母様から、デコールメーカー伝承の儀式もここ・・・・。)」
「(お母様とお父様の昔のお話を聞いたこともあったっけ・・・。お父様ったら、照れちゃってて。)」
ファインの頬に、一筋の涙が伝った。
「(思い出・・・消えちゃったかな・・・。)」

扉をほんの少し開けて、中をみる。

内装はほとんど変わっていなかった。
唯一、壁の色が変わっている気がするが、前の塗装は剥がれつつあったので、丁度よかったかもしれない。
あとは、紙で作ったかざりが少々。
あまりの事に、ファインは拍子抜けしてしまい、つい、声を出してしまった。
「・・・え?」
5204/8:2006/02/19(日) 03:32:22 ID:PVxLDyyg

一番待ちわびていた声。気づいたブライトは喜びを隠さなかった。
「ファイン!来てくれたんだね!?君だけは来てくれると信じていたよ!」
「え・・?え・・?」
パーティというのは口実で、各国のプリンセスを捕らえる罠―――だと、だれもが信じて疑わなかった。ファインも、そう思っていた。
だが、テーブルにキチンと並んだおいしそうな食べ物、華やかな飾り付け、甘い香りのスイーツ・・・。
どこをどうみても、普段のパーティと変わりない。
「ブライト・・・もしかして、本当にパーティの準備してたの・・・?」
ブライトは、屈託のない笑顔で答える。
「もちろんさ!招待状にも「僕の王即位を記念してのパーティ」と書いてあったろう?」
「一人・・・で・・・?」
「そうさ。闇の騎士たちは使えないヤツらばかりだったからね。そこの料理も大体は僕が作ったんだ。」
「・・・・・」
「そうそう。これが特に自信作なんだ!是非、食べてみてよ!」
ファインは、ブライトを疑った事を後悔した。今からでも遅くない、謝ろう。彼女はそう思った。
「ブライト、ごめんね。」
突然の謝罪に不思議がるブライトを尻目に、ファインの「食」のリミッターは解除された。
「いったっだっきまーす!」
言うが早いか彼女は手当たり次第に料理を口に運んだ。そういえば、今朝は朝食も食べていない。
521名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 03:32:53 ID:PVxLDyyg

「むぐむぐ・・」
「おいしいかい?ファイン?」
「むがーむがー」
あまりの速さに、手が残像でしか見えない。
「気に入ってもらえてよかった・・・。みんな、君のものだからね」
「ケーキもおいしー!」
「すぐにこの星も僕のものにしてみせる。そうすればこの星は、君と僕のものだよ。」
ブライトの言葉に、ファインの手は止まった。
「違うよ!ブライト!ふしぎ星は、みんなの星だよ!」
「ファ、ファイン・・・」
ブライトの表情が曇る。
「パーティだって、せっかく美味しい料理作っても、一人じゃ寂しいじゃない!」
「いいんだ!僕は、君さえいれば!」
「そんなの・・・間違ってるよ!!」
二人の間に、緊張が走る
先に口を開けたのはブライトだった。
「・・・そうか。ファイン、君も僕を理解してはくれないのか・・・」
「そんなことっ・・・!」
ブウモがブライトに耳打ちをする。
「ブモブモブモ・・・。忘れられるところだったでブモ。・・・と、そんなことより、ブライトぉ。コイツの心をブラックプロミネンスで操るのはどうでブモ?」
「確かにそれはいい考えだ。・・・でも、ただ操るのじゃ面白くない・・・。」
「じゃあどうするでブモか?」
ブウモが首をかしげる。
「こうするのさ・・・・。」
ブライトは空にブーメランを掲げ叫んだ。
「ファインよ!僕の性奴隷になれ!」
5226/8:2006/02/19(日) 03:33:54 ID:PVxLDyyg

禍々しい光がファインに降り注ぐ。
「別に・・なんともないような・・・」
と、次の瞬間。異変は起こった。
「・・・!?体が・・・熱い・・・?」
ファインの頬はみるみる赤らみ、息は荒くなっていった。
「そして、決め手はこれで・・・」
ブーメランを掲げ、叫んだ。
「ファインよ!僕無しでは生きていけなくなれ!」
ブライトは、二回目のブラックプロミネンスを発動した。
闇の力が強大になった事で、一回に使える回数も増えたようだ。
「ハァ・・・ハァ・・・なんだか・・・熱い・・」
心臓は早鐘を打つように動き、息はさらに荒くなっていた。
「ぶらいとぉ・・・たすけてぇ・・・。あたし、変らよぉ・・」
ブラックプロミネンスの効果が全身に巡りきったのだろう。
ファインはもはや、思考も、ろれつも、全く回らなくなっていた。
「ふふふ・・・体が熱いのかい?じゃあ服を脱ごうか?」
「ひゃ〜い・・・」
ファインは言われたとおり洋服は全て脱ぎ捨て、ブライトの前に歩みよった。
「これれいい・・・?」
「下着も脱ぐんだ。ファイン。」
「はずかひいよぉ・・・。」
「ふうん・・。じゃあ、僕はもう君を見捨てるけど、それでもいいかい?」
『見捨てる』というワードにファインはビクっと反応した。
「やらやら!みすてないれ!いうこときくから!」
そういうとファインはおぼつかない手つきで、下着を脱ぎ、生まれたままの姿になった。
「(あたし・・・ブライトに見られてるのが・・・恥ずかしいのに・・・嬉しい・・)」
「こんなに濡れて・・・。ベスト変態プリンセスは、ファインで決定だね。」
ブライトは意地悪く微笑む。
「ちがうもん!あたし、変態らないもん!」
「でも、○歳でこれだけびしょびしょなんて。変態と淫乱の二冠だね」
たしかに、ファイン中の女の子は、充分すぎるほどに濡れていた。
5237/8:2006/02/19(日) 03:34:35 ID:PVxLDyyg

「(あたし・・・おもらししちゃってたのかな・・・)」
「次は・・そうだなぁ・・・。ファイン、ちょっとこっちに来て。」
「ふあ〜い・・」
ファインの頭には、「ブライトに従う」こと以外の思考がほとんどなくなっていた。
「あ・・そこ・・汚いよぉ・・・」
「ここに指を・・・」
ブライトは、ファインの中心に、指を埋没させた。
「ふやぁあぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
突然の刺激に、ファインは果て、ブライトにもたれかかった。
しかし、昇天してもなおブライトは容赦なくファインを攻め続けた。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?・・・ぁ・・・ぁ・・」
「ほら。気絶するんじゃない。起きろ」
「あぁぁ・・・あ・・・あ・・あぁ・・あっあっ・・」
もはやファインは、言葉を発していなかった。
5248/8:2006/02/19(日) 03:35:42 ID:PVxLDyyg


一回果てる毎に気絶し、起こされ、また果てる・・・。
何十回繰り返しただろう。もうファインに、意識と呼べるものは残って居なかった。
「とりあえず、今回は前戯だけで止めておいてあげるよ。・・・おいブウモ、ファインを繋いで倉庫に入れておけ。手荒なマネはするなよ。」
「はいはい。わかりまーしたでブモ・・・。テレブーモーション!倉庫へ!」

「(またアレ、やりたいな・・・)」
薄れ行く意識の中で、ファインはそれだけを考え続けた。
525名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 03:36:26 ID:PVxLDyyg
一応、姫×王子(健全愛方向)で行きたかったんですけどねぇ・・・。なんか書いてるうちに・・・。
そんなことはチラシの裏に書け?重々承知致しております・・・。ゴメンナサイ
しかも一回ageちゃったし・・・。ほんとスンマセン

レインが好きだった。
ファインをめちゃくちゃにしたいと思ってやった。
今は反省している。

拙い文章でゴメン。萌えと妄想でおおまかカバーしてくだせぇ。
526名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 04:43:38 ID:I7YRhS0f
>>525
それならレインでファインをめちゃくちゃにする話を書けば良いじゃないかw
考えるのは咎めないがわざわざ動機書くなw

何はともあれ乙w
527名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 15:34:28 ID:yZByNxlQ
GJ!
ブライト×ファインに禿あがるほど萌えたよ!
本番なブライト×ファインも読んでみたいよ!

あと、メル欄あたりにカプを書いてくれー ちょっと警戒した自分ガイル…
528名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 22:28:04 ID:U4owF4+S
ブライト×ファインと聞いて俺が想像したのは

(五年後ぐらい、何故か添い寝してる)
「んー、むにゃ…もうたべらんないよう…」
「…ねえ、ファイン。僕が好きかい?」
「ブライト…?うん、あたしブライトのことすきだよ…だいすき…うぅん…」(半分寝てる)
「…ファイン。僕が何をしても、君は僕のことを許してくれる…?」
「うん、へーき…ブライトのこと、世界でいちばんだいすきだもん……」
「ファイン……」
「え…ブライト…?や、なに……いやっ……!」
(衣擦れの音→暗転)

…どっかで見たと思ったら源氏物語だな
529K:2006/02/19(日) 23:17:05 ID:pltfN82b
>>509
>>510
((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

>>511
ありがd
当方リレーSSには関わってないでつ

>>512
それが元ネタといえば元ネタでつ

>>525
GJ!
漏れもファインが書きたくなりますた
530小梅太夫:2006/02/21(火) 01:35:35 ID:1Kivt3TR
461−464の改訂版
カメリア「ブライト、わたしと一緒にオマンコして、」
黒ブライト「フフフッ、お母様のピンクの花びらは、ズブ濡れだ、」
カメリア「あっあっああん、ブライト、わたしのここから産まれたのよ、」
黒ブライト「ハッハッハッ、僕とアルテッサが、産み落とした所か、」
カメリア「そうよ、ハアアアッ、私のお豆が、勃起したよぉぉ、」
黒ブライト「フンッ、僕と、お父様、どっちが気持ちいいか、」
カメリア「アッアッアアン、ブライトォォォ、」
黒ブライト「正解だ!そろそろイクぜ!、」
カメリア「あああっ、気持ちいい、もうダメ、イッちゃうーー、イクッーー。」

カメリア「はあ、はあ、はあ、気持ちよかった、ブライト。」
黒ブライト「フフフッ、ハッハッハッッッ、当然だろう、僕が生まれて来なかったら、こんな気持ちいいことなかっただろう。」
カメリア「ブライト、私のここに、感謝してください。」
黒ブライト「お母様、僕を産んでくれてありがとう。」
と、ブライトは、嬉しすぎて高笑いした。
黒ブライト「フフフッ、フフフッ、ハッハッハッ、ハッハッハッッッーーー。」
531名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 23:44:02 ID:Gzm5tYUB
>>530
キャラのセリフが三流エロ小説みたいで、何だか微妙な感じ。
カップリングは斬新だから、もちょっと頑張ってみて。
532名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 00:46:37 ID:wDxtHl08
でもその勢いで書けるということには素直に頭が下がります
533名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 22:21:36 ID:MNI0xTFX
>>530
「僕とアルテッサが、産み落とした」
だと、ブライトとアルテッサの子どもがカメリアになっちゃうよ
この場合は、「僕とアルテッサを、産み落とした」か「僕とアルテッサが、産み落とされた」が正解

あと 」 の前に 、 は書かないほうがいいよ
セリフを伸ばしたいなら …… を使おう
」 の前の 。 も国語の授業では書くように習うけど
普通に売ってる小説では省略することが多いよ

あとは5W1Hを考えよう

・誰が?
 例 : ふたご姫とエルザママン

・どこで?
 例 : ふたご姫の部屋

・いつ?
 例 : 夜、ふたご姫が寝る前

・そこに何がある?
 例 : ベッド、クローゼット、ジュエリーボックス

・何をやっている?
 例 : エルザママンがふたご姫に絵本を読んでいる

・何を着ている?
 例 : お揃いのネグリジェ

・どんなふうに?
 例 : エルザママンがやさしく見守るように
534名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 01:13:57 ID:ELb9MFfU
>>528 GJ!

自分の妄想は、こんな感じ
宝石赤
ファインをお姫様扱いした甘い和姦。
ファインはその甘ったるさが居心地が悪くて、終始涙目。
月青
その場の勢いでレインを押し倒してしまったエクリプス。
すぐに離すつもりだったのに、自分の下になったレインが自分を嫌がる姿に、
引くに引けなくなり、言葉より行動で、そのまま強姦。
ブライド様に憧れていたレインは理想の恋と現実の違いにショックを受けるが、
それを見抜いたエクリプスに他のことを考えられないほど、ひどくされる。
後日、レインはエクリプスが大嫌いじゃすまない位に嫌いになったが、
むこうは当然のように夜に会いに来る。

そんなわけで、王子×ふたご姫キボン
535名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 22:25:26 ID:AMMKeJe8
>534
一応和姦のファインに対しレインは強姦ってカワイソス
しかし
・立ったまま
・外で青姦 等
ムードもへったくれもないシチュエーションでなし崩しにセックルに持ち込まれ
乙女心と自尊心と嫌悪感と羞恥心の狭間で葛藤しつつ
次第にエクリプスなしじゃいられなくなる調教済みレインを想像したらちんちんおっきした
責任とってくれ
536名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 23:56:33 ID:/AXbO8K7
立ったまま外で青姦で真っ先に思い浮かぶのはバックだろうか、駅弁だろうか
どっちにしろドレス捲り上げては基本ですな
ドレスの中に顔突っ込んでとかもいいが
野外プリパで名前呼ばれる今正に寸前とかイイ
537名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 23:57:04 ID:/AXbO8K7
スマソ、sage忘れ
538名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 00:11:34 ID:HwP0Hch9
「エクリプス、貴方が知らなかっただけなのよ……?」

 よく笑い、よく怒る愛らしい娘。生きとし生けるモノに恵みを与える雫のようにエクリプスを慰めた娘は、一糸纏わぬ姿で妖しく揺らめいている。

「レイン……。」
 エクリプスの肉の楔を陰部にくわえ込み、快楽に紅潮した頬を歪め一人嘲うレイン。そんな悲しげな姿さえ美しく、エクリプスはただ見惚れていた。

 レインはエクリプスなど見てはない、ただ先程見かけたブライトとファインの微笑みを思い出していた。
 ブライトに興味はないと言いながら、ブライトと寄り添い微笑むファイン。思えばいつだってそうだ。
539名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 00:27:03 ID:HwP0Hch9
 何もいらないと微笑みながら、無邪気に何でも手にするファインが疎ましかった。いつも比較されることが嫌だった。

「あのコの欲しいモノを……私がもらってもいいじゃない。」
 レインの腿に伝う破瓜の証すら涙に見える程、レインは傷付いている。自らを追い詰めるように媚薬を使ってまで快楽を貪る様は、壊れてしまった硝子細工のように美しく寂しげで。

 エクリプスは何も言わずレインの頬に触れた。レインは虚ろな瞳で繰り返した。
「エクリプス、貴方が知らなかっただけなのよ。私は汚い、醜い。勝手に貴方が私を好きになるから……。」

―だから傷付いたのよ、可哀想に。―

 哀れむようにレインは囁き、自らの乳房にエクリプスの手を導いた。エクリプスが僅かに膨らんだそれを愛おしく揉みしだくとレインは再び寂しげに言った。

「優しくなんてしないで……、酷くシて。何もかも崩れてしまうように。」

 それ以上、言葉は紡がれず呼吸だけが重なり合う。今はまだ肉の悦びは分かち合えても、心に降る喜びは分かち合えない。
 それでも構わないからと二人は快楽の波間へと溺れていった。
540名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 00:28:20 ID:HwP0Hch9
すみません、思い付いたままにいきなり書き込みました。
エロくなくてすみません。分かりにくくてすみません。
541名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 00:32:06 ID:La+V0eNU
>>540
ちょwww思いついたままこんなに書けるのかwwwww
じっくり練って、続きもキボン
542名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 01:49:22 ID:e8F+PVgf
>>540
ももももも萌え!!
543名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 01:50:23 ID:ZQAecKMg
>>540
wktkして続編を待っています
544名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 02:28:16 ID:EqdKT2/k
>>540
わくわくしながら待っていたらテカテカになってしまったではないか。
責任とれ。











続きお願いします。
545540:2006/02/24(金) 10:07:12 ID:HwP0Hch9
皆さんありがとうございます。
続きになるか、ネタ変えるかわかりませんがもうちょっと話練ってみます。

次は連続投下出来るようにメモ使います。
546名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 20:27:13 ID:KQYmGT1y
保守汁
547名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 22:18:09 ID:y4f1h0wH
誰か何か書いて
548535:2006/03/02(木) 03:08:34 ID:qMdvoP08
535でおっきしたちんこが治らないので自家発電した。
シチュエーションとカップリングは>535のまんま。
549バッドエンドっぽい感じで:2006/03/02(木) 03:10:36 ID:qMdvoP08
軽快な音楽が聴こえる。
フルート、ヴァイオリン、チェロ、そこまで数えたときに
集中しろ、と低い声が耳に注ぎ込まれ、同時に強く腰を穿たれた。
熱い塊が内側から柔肉を擦る感触に、レインは睫を震わせる。
シェイドに強引に身体を開かれた当初は痛みしか感じなかった。
今では、それが与えられる瞬間を想像するだけで甘い痺れが全身を駆け抜け、
触れてもいないのに蜜が潤む。
ひどい話だ。シェイドも、自分も。

庭園の隅の大きな木―――人がふたり、絡み合っていてもすっかり隠れてしまうほどの
大きな幹の木だ―――に縋り付き、揺さぶられているせいで
レインの手袋には小さな擦り傷が無数についていた。
たくし上げられたドレスだってきっと皺が寄っている。
パールホワイトの、お気に入りのストッキングも秘所から伝った雫で
色が変わってしまっているだろう。
こんな格好じゃ、もう人前には出られない。
もうすぐ、ふたごの妹とともにレインの名前が呼ばれ、壇上に上がる。
そして満場の拍手に向けて、おひさまの国の姫として心からの微笑みと、
優雅なお辞儀を贈らなければいけないのに。
550バッドエンドっぽい感じで:2006/03/02(木) 03:12:04 ID:qMdvoP08
今頃、ふたごの妹はレインが焦がれてやまない宝石の国の王子と
踊っているはずだ。
その髪と瞳に相応しい、おひさまのような笑顔で、ふたり。
自分は、パーティーの照明も届かない庭の奥で、脚を広げ、腰を振っている。
ひどい落差だ。

と、不意に、ひどく乱暴に突き上げられた。痛みは無かったが、急に増した圧迫感に
一瞬、息継ぎを忘れてしまう。
なにするの、と息の間に漏らした声で問いかける。

集中しろ、って言っただろう。

レインの腰を支えていた手がドレスの裾を割り、そこから露出した脚を撫で上げた。
シェイドの指がどこを目指しているのか瞬時に理解し、身をよじることで
それから逃げようとしても、彼のもう片方の手はしっかりとレインの腰を抱いている。
男性器を咥え込み、限界寸前まで広がりながらも抽送の度にひくりと波打つ花唇を
指でなぞり上げられ、息を呑んだ。
強すぎる刺激を逃がそうとしても、縋りつけるようなものは目の前にある木の幹ぐらいのもので、
レインは自分の内を走る衝動に爪を立て、必死に耐えようとしていた。

551バッドエンドっぽい感じで:2006/03/02(木) 03:14:31 ID:qMdvoP08
さっきまでは、捲り上げられたドレスの裾を自分で咥え、シェイドが脚の付け根に顔を埋めるのを
ただ、じっと見下ろしていた。彼の長い指が花弁を割ると、
内に溜まっていた蜜が溢れるのが分かった。
羞恥と快感は、からだの奥深く、自身でも制御のきかない部分で密接に繋がっているのだと思う。
現に、いつ誰に見つかるかも分からないこんな場所で無理やりに
脚を広げさせられているというのに、レインの秘所はたっぷりと蜜を湛え、
自分を満たす熱を待ちわびている。
シェイドがレインを見上げる。責めるわけでも揶揄するわけでもなく、
ただ観察するための視線。夜の海に似た色の眼から感情を読み取ることは難しかった。
絶対に目をそらしてなんかやるもんですか、と半ば意地で睨みつけてやる。
その反応に満足したのか喉で微かに笑い、彼は眼前の泉に舌を寄せた。
猫がミルクを啜るような音が立つ。生ぬるい柔らかいものがレインの内を這い、
奥深くの欲望を引きずり出そうとする。

堪らず藍色の髪を掴むと、同じ色の瞳がこちらを見上げてきた。
目をそらすな、そう云われているような気がして、レインは藍色の髪の少年が
自分の脚の付け根に顔を埋めている姿から視線を外せずにいた。
シェイドは面を僅かに上げると、レインを見上げたまま、たった今まで
舌で愛撫していた其処に指を這わせ始める。
溢れ出した蜜とシェイドの唾液で濡れそぼった秘唇は、あっさりと彼の指を呑みこんだ。
柔らかい内壁を指で擦り上げ、硬く尖った蕾を舌で撫でられて、
そのまま、彼の指と舌に翻弄されて、立ったまま達した。
552名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 03:16:19 ID:qMdvoP08
レインの其処は、自身の指を除けばたった一人の指と舌、それから彼自身しか知らない。

からだの内を満たしていた指が引き抜かれると、知らずのうちに、
それを逃すまいと腰が動いた。抜かないで、小さく漏れた声は無意識のうちだった。
こうやって、シェイドに何かをねだる度に、そして彼がそれを与えるたびに、
レインの中で何かが溶けてゆくのだ。

指でいいのか。

彼は、わかっているくせにそんなことを言った。
いいわけがない。シェイドの指を三本呑みこんで、それでもまだ足りないと疼いているのだから。

挿れて、と掠れた声で彼を呼んだ。
シェイドは立ち上がり、レインの蜜で濡れた口元を手の甲で無造作に拭う。
僅かに覗いた舌の紅さに眩暈がした。
汗で張り付いた前髪に心地悪さを覚えていると、レインのそれよりも
幾分大きな手のひらが頬を撫でて、掠めるような一瞬のキスが唇を通り過ぎた。
彼はいつもそうだった。
レインが彼に対して構えることの出来ない無防備なときに限って、
こうやって、触れるだけのキスをする。
553バッドエンドっぽく:2006/03/02(木) 03:18:50 ID:qMdvoP08
貪るようにされる、乱暴で噛み付くような口付けのほうがよっぽど安心した。
両親から受けるキスによく似た、慈しむようなキスなんて、彼からは欲しくはなかった。
まるで、愛されているような気分になるから、いやなのだ――

押し付けられたシェイドの熱は既に硬く昂ぶっていて、自分だけがみっともなく相手を
欲しがっているわけではないことに微かに安堵する。
指と舌で責め立てられている間、背を置いていた木の幹に今度は縋り付くように身を寄せて。
ドレスが腰の辺りまでたくし上げられると、しとどに濡れた下肢に寒さがこたえた。
指で広げられた其処に、先端が沈む。粘膜が擦れ合う悦びに身体は震え、
唇からは溜息が漏れ―――――――それから、今に至る。


554バッドエンドっぽく:2006/03/02(木) 03:19:53 ID:qMdvoP08

耳を塞ぎたくなるような声が漏れる。自分を貫く欲望を、もっともっととねだるひどい声が。
必死に声を抑えようとして、指を噛む。
ふと、後ろから伸びた手が、レインの指を絡め取った。驚いて振り向けば、

指が傷つく。

そう言って、声の主は手袋越しにレインの指を食んだ。
手首を取られたまま、また、突き上げられる。
何でそんな顔をするの、と問おうとした言葉は嬌声に溶けて消えた。
シェイドの律動が短く浅いものに変わっていくのを身体の奥深くで感じ、
終わりが近いことをぼんやりと思う。
――終わり?何が終わると云うのだ。
シェイドは、またすぐに彼女を抱く。レインも彼を受け入れる。
何も終わらない。変わらない。

音楽は止まない。
ファインのこと、憧れていた王子のこと、パーティーのこと。
それから今、自分を抱いている藍色の髪の王子のことを考えながら、レインは果てた。
555535:2006/03/02(木) 03:25:29 ID:qMdvoP08
気付いたらタイトルが一個抜けてる上に途中で変わってるな…

せっかく正装&ドレスなのにフェラ&顔射コンボも入れ忘れてズコー
青姫さまは淫乱妄想乙女ツンデレエロカワイイ派としては入れるべきだった
556名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 22:18:17 ID:LkLl6NcI
>535
GJ!GJ!超GJ!感動したっ!
ありがとう!
557名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 23:54:05 ID:ieyrnA0S
>>535
レイン強姦ハァハァしてた534です。
GJ!!神よ、求めていたものに会えました。
ありがとう!!
558名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 01:55:40 ID:z6ygrBXG
>>540 >>535
まとめてGJ!!
レイン好きな俺への神からの贈り物に感謝!
559名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 22:26:04 ID:DRjM6qb2
>>535
カワイソス属性のレインたんハァハァ
某舞乙で報われない子好きになってしまったんで、
こういうシチュはたまらんですよ。
560名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 22:29:51 ID:n4JRfxhJ
レイプシチュだのバッドエンド好きな漏れがGJを送らせて頂きます。
561名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 23:05:02 ID:tsdD4u18
ファインはべったべたに甘やかして恥ずかしがらせて
身体も心も幸せいっぱいで
「えへ…なんか照れちゃうね…」
とか言ってる和姦が見たい
レインは羞恥プレイとかで理性がいやいや云ってるのに
身体はめろめろになっちゃって
「あ、あなたのことなんか…すきじゃないん、だから……っ!」
とか云いつつ相手にしがみついてる姿が見たい

そう考えている俺がいます
562名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 02:05:03 ID:TfHeJP2A

        __
      l´ ̄     ̄i
      |   _   |
     |マ^´ Yゝ`ソL -ァ    <わたしのおはなし書いてくれたのーー?見たい見たいーーー
    <´rァンヽ ̄ハヽ‐く   
     `( 1´┃  ┃`|ぅ    
   C_ノ:ヘゞ、__ワ__シl l.ト、n
   /:.:.:.:.:.:>_ノ^^l 7,ノ丿   
   ゝ:.:cゥ-○ァヨ}ヽニ'っ    
   /==く/l-r1、、\
   ゞ,_ン`´,r'┴ 、´`´
       'ー┴‐'


何も知らないレインたんがやってきましたよ
563560:2006/03/04(土) 20:03:02 ID:iw40T+Ek
だっ!だめですレイン様!こんな所に来てはいけません!
ささっ!私めと一緒にこちらの茂みへ!
564名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 20:05:17 ID:b7dQ7QlR
>>562
つ媚薬
565名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 17:48:13 ID:GcWwXtqU
>>562
キャンディを差し上げます。
__
   | )
 ̄ ̄
566名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 01:19:23 ID:KXupBPof
>>535氏の話を読んだら、何年かぶりにおんぼろエンジンに火がついてしまった。

ので、ファイン視点で>>535氏の平行SSを書いてしまったよう。
気を悪くされたらごめんなさいです。
567バッドエンド@ファイン:2006/03/07(火) 01:20:38 ID:KXupBPof

 あれは、何だろう。
 意味の無いただひとつの言葉だけが、頭の中をぐるぐると回っていた。

 あれは、キャメロットに言われたのだったか。
「レイン様がどちらにいらっしゃるか、ご存知ありませんか?」
 そう言えば、式典が始まる随分前から、姿を見ていなかった。
 もうすぐ出番が来るのに、どちらに行かれたのか、とぼやくキャメロットに、ファインはいつものように元気に応じた筈だった。
 私が探してくるね、と。
 普段着よりも足に絡みつくドレスに、少し辟易しながらも、ファインは駆け足で城の中を走っていく。
 自分たちの部屋、各国のプリンセス達が踊るホール、そして、調理場。
 途中、ばったり会ったブライトにダンスを求められたが、ファインはあっさりとその申し出を蹴った。
 いつもいつも一緒だった、大切な片割れがいないのだ。
 まだ何か言いたそうなブライトを残し、ファインは庭園に飛び出していた。
 正直に言えば、格式ばった式典も、ダンスも、ファインにとっては何の面白みも無い。
 ブライトから逃れられた事にほっとしながら、庭園をのんびりと歩く。
 そう、どちらかと言えば、レインの方がダンスや社交が好きで、自分はむしろ、美味しい物を食べたり、遊んだりする方がいい。
 ……だから、レインがこの庭園にいる筈が無いと、そう思い込んでいた。

 かすかな衣擦れと、荒い呼吸の音が重なる。
 庭園の隅にそびえる、大きな木。
 その陰で絡み合う、ふたつのからだ。
 ……レインは、そこにいた。
 半ば服をはだけ、少年に身体を預けた、しどけない姿。
 そこで行われている事の意味がわからないほど、子供ではない筈なのに。
568バッドエンド@ファイン:2006/03/07(火) 01:21:50 ID:KXupBPof

 そのどちらも、よく知っていた。
 けれども、そこにいた二人は、ファインの知る二人とは、全くの別の存在に思えた。
 少女と少年が睦みあってる……恋人同士の、あるいは夫婦の間の営みであると、ファインの記憶は囁く。
 けれども理解できない。
 ……理解したくない。
 耳を覆いたくなるような濡れた音は、服の間に隠れた二人の身体の接点から聞こえてくる。
 声を出そうとして、けれども唇はかすかに戦慄いただけだった。
 城から零れ落ちる楽器の音も、風が揺らす木々の囁きも消え去り、ただ、ふたりの息遣いだけがファインの耳を支配する。
 目の前が真っ白に染まり、意識がぐらりと揺れた。
 ふたつの絡み合う手も、震える息遣いをもらす、自分に良く似た横顔も、まるで遠い異世界の出来事にしか思えない。
 だが、自分に似た横顔に、少年が口付けをした瞬間、頑なに塞いでいた心が砕けた。
 ――集中しろ。
 聞こえるはずの無い低い声が、少年の口から発せられた瞬間、ファインは駆け出していた。

 頭の中はぐちゃぐちゃだった。
 笑っていたのかもしれなかった。
 だが、だったら、目から零れ落ちるものは何なのだろう。
 足は、まるで悪夢の中にいるように遅々として動かず、それでいて、廊下をすれ違うメイド達は風のように後ろに流れていく。
 その誰もが、驚愕の目で自分を見つめていた。
 どれぐらい走ったのだろうか、気がつけば、自分の周りには、誰もいなくなっていた。

 息は窒息寸前にまで上がり、全身の疲労に、ファインはよろよろと芝生の上に座りこんだ。
 走っている内に、いつの間にか、城のちょうど反対側の庭園に出てしまっていた。
 全身の汗が冷えていくにつれ、今見た光景がフラッシュバックする。
569バッドエンド@ファイン:2006/03/07(火) 01:23:57 ID:KXupBPof

 あの、木陰の間で行われていた事。
 合わせられた二つの体の奥で何が行われていたのか、その意味が酸のように心に染み込んでくる。
 ふたりの姿を思い浮かべた瞬間、胸を貫くような痛みに、ファインは息が詰まった。
 震える手で自分の胸元を掴み、歯を食いしばって、その痛みが薄らぐのを待った。
 以前、レインと彼が踊っていた時にも感じた、あの痛み。
 けれども今胸を貫いている痛みは、あの時の比ではなかった。
 重い身体を引きずるようにして、植木の木陰にたどり着くと、ぐったりと幹に背を預ける。
「……レイン」
 虚ろな目で呟くと、ファインはぎゅっと目をつぶる。
 レインと彼の事がわかっても、この痛みの正体はわからないままだった。
 けれどもこれが、どす黒く、あってはならないものだという事は、本能的に感じ取れる。
 だが、記憶の中でふたつの身体が絡み合う度、痛みはより強く、暗さを増していく。
 本当に辛い時は、泣く事すら出来ないのだと、ファインはその時初めて知った。

「…プリンセスファイン?」
 囁くような声に、ファインははっと顔をあげた。
 金髪の白い服をまとった彼は、かがやくような笑顔を浮かべる。
「良かった、時間になっても、あなたもプリンセスレインも現れないから、みんな心配してたんですよ」
 一瞬、言われた事の意味がわからず、ファインはぽかんと彼の顔を見返した。
「戻れますか?」
 耳元で囁かれる優しい言葉に、ファインは反射的に首を振った。
 その刹那、彼がほんの僅か、奇妙な笑みを浮かべた事に気付く。
 けれどもその意味まではわからず、ファインはただ自分の膝に顔を埋めた。
 彼はそれ以上は何も言わず、ファインの横にゆっくり腰を下ろす。
570バッドエンド@ファイン:2006/03/07(火) 01:25:03 ID:KXupBPof

 何で、何も訊かないの?
 掠れた囁きは、誰にも聞き取れないはずなのに、彼は穏やかな声で言葉を返す。
「訊いて欲しいですか?」
 ファインは、何も言えない。
 その瞬間、脳裏に浮かんだ二人の姿と共に、再び激痛が胸を苛んだ。
「ファイン」
 彼の手が肩に触れた瞬間、ファインは弾かれたように顔をあげる。
 怯えと、恐怖と、普段のファインには決して無い感情を見て取り、彼はことさら穏やかに囁いた。
「何も、怖がらなくてもいいんです。僕は、ずっと傍にいるから…」
 ブライト、とファインの唇が、声無く彼の名前をつむぐ。
 彼はファインの両肩に手を置くと、ゆっくりと芝生の上に押し倒した。
 見上げるファインの目には、逆行になって、彼の表情までは見えない。
 彼の手が、胸の上をゆっくりと這い回る。
 くすぐったさに、身体がびくりと震えると、彼がくすりと笑ったのがわかった。

 ……瞳の奥に宿る、暗い炎。

 覆いかぶさるようにして、唇と唇が重なる。
 彼の手は平らな胸からヘソを通り、スカートの中にもぐりこんでいく。
 一瞬、ファインが抵抗するように両足を閉じると、彼は顔をあげ、手を引き戻した。
 ほとんど隆起のない胸の上を、彼の手が優しくなぞっていく。
 くすぐったさがぼんやりとした熱に取って変わり、やがて、融けるようにして身体の力が抜けていく。
「感じているんだね、ファイン」
571バッドエンド@ファイン:2006/03/07(火) 01:27:06 ID:KXupBPof

 彼の言う事が理解できないなりに、恥ずかしい事を言われたと感じ、ファインは唇をへの字に曲げた。
 そこに再び、口付けが重なる。
 熱に浮かされたように、頭がぼぉっとしていた。
 だから、彼の指がスカートをまくり挙げた時も、今度は何の抵抗もしなかった。
 彼の指が、下着に包まれた敏感な部分に触れる。
 そのとたん、全身に走った電気に、ファインはたまらず声を漏らした。
 …何だろう。
 泡のように浮かび上がる疑問が、次々に走る電気にかき消されていく。
 けれども、何度目かの痙攣の後に、消え去る寸前の疑問に答えを見つけた。
 ふたごの心と心は、繋がっていると、誰かに聞いた事を思い出していた。
 心が繋がっているなら、きっと、身体もどこかで繋がっているのだろう。
 快楽に喘ぐふたごの姉の姿が、ファインの脳裏に浮かんでは、消えた。
 ……指が、下着の隙間を抜けて直接潜り込んで来る。
 湿った音とぬるりとした感触が、背筋を這い上がった。
 ブライトの手で、小さな下着が足の間を滑り落ちていく。
 濡れた両足の間に、ひんやりとした風が触れた。
「……入れるよ」
 ぼんやりと痺れた脳に、甘い囁きが届く。
 彼の体重がゆっくりとかかり、次の瞬間、鋭い痛みが身体を貫いた。
 胎内を押し広げられる痛みと、それを上回る充足感に、ファインはくぐもった喘ぎ声を漏らす。
 ずっ、ずっ、と彼の動きに合わせ、ファインの身体が揺れる。
 彼の瞳が、自分を見下ろしている。
 ……本当に……
 ……ずっと、一緒にいてくれるの……?
「ああ、もちろんだ」
 失ってしまったもの。
 大切な自分の片割れ。大好きだった姉は、もう、自分の手の先にはいない。
 かつて自分を助けてくれた、青い髪の少年。その瞳に惹かれ、彼の後を付いて回ったのはいつの日の事だったか。
572バッドエンド@ファイン:2006/03/07(火) 01:28:36 ID:KXupBPof

「ファインの全てを、満たしてあげるよ……もう決して、寂しい思いはさせない」
 荒い声と囁き、そして苦痛と快楽。
 そして……炎。
 ファインの頬を、ひとしずくの涙が伝い、落ちた。
 うん。
 ファインは言った。
「ブライトと一緒にいる」

 ブライトの口元に、笑みが浮かんだ。
 歓喜の笑み。
 その瞬間、自分の胎内に、熱いものが流し込まれた事を知った。
 そしてもう二度と、戻れない事も。

「これであなたは……ふしぎ星の王たる、この僕の后だ」

 ブライトの瞳の奥に宿る、暗黒の炎に見つめられている事に気付きながら、
ファインは自らの手で彼の首を抱き、唇を合わせた。



...BADEND?
573名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 01:30:51 ID:KXupBPof
……という話でした。
レインばっかり酷い目にあうのは可哀相かな〜と思った瞬間、手が勝手に……
エッチシーンも少なくて随分あっさりだし……反省。

ではお目汚し失礼しました。
574名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 10:38:22 ID:nBFR/QfV
ショックを受けて少しやさしくされただけで
嫌いだったブライトとやっちゃうのはなあ
それだけショックだったということか
アニメの方もこんな展開になりそで怖いw
575名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 10:51:46 ID:hLbczScN
最後になって黒ブラだったのに気づいた漏れバカ杉('A`)
エロよかエロにいくまでの方がドキドキしていたのは秘密だ
576535:2006/03/08(水) 22:36:22 ID:IMpz2pGw
姉はストーカー王子(鞭常備)にレイープ→調教コンボのツンデレ奴隷
妹は黒化ヘタレ王子(自称王様)にレイープ→后という名の性奴隷

おひさまの国のふたご姫クオリティタカスwwww




 だ が そ れ が い い 


まあ>549のアレはレイープものとか名乗っといて実質和姦な訳だが
577535 ID変わってるけど:2006/03/09(木) 01:49:45 ID:X0GXp3hp
遅くなったが、>566、GJ&サンクスコ
悲惨属性ファイン様に思う存分ハァハァした
せっかく黒ブラなんだからもっと言葉責めして欲しかったとかいうのは秘密な!な!

どうでもいいがシェイド×レインのセックルをファインが目撃ってシチュエーションが
既にエロいと思うんだが
これがシェイド(ブライトでも可)×ファインのセックルをレイン目撃、だったら
間違いなく
「きゃあきゃあ、ファインったらこんなとこで!やだあ、シェイドってば
あんなことまでさせるのお〜!?えええ、○×ってあんな●○△なことに
なったりするのね〜!」
とか実況出歯亀モードになってエロどころの騒ぎじゃない
578名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 00:39:37 ID:FyPNjrOi
もしもこのスレの住人がレインとファインを捕獲したら
579名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 20:06:41 ID:g1PT3L1z
イヤイヤダンスを24時間踊らせる
580名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 21:30:12 ID:GB4SdeQQ
帽子を隠して困らせる
581名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 23:23:32 ID:SMjESP0f
イタズラする
582名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 16:49:16 ID:DzVB/6RP
浮上age
583名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 17:26:30 ID:MqIu22fj
ベッドの上で湯たんぽ代わりにして寝。
584名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 19:18:49 ID:5TbTG95P
>>566
GJ!!すごく良かった!!
やばい…本当にいい。
最高のシェイド×レインとブライト×ファインを見せてもらった。
漏れ的には優しくされて、というのは現実にもありそうだし、いいと思った!
また書いてくれ…!
585名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 20:05:33 ID:5TbTG95P
しまった!>>535への感想と一緒になってしまった!
>>535>>566両方GJ!!!
>>535、本当にすまぬ_| ̄|●
586名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 20:08:11 ID:5TbTG95P
>>535じゃなく>>540だった…
何度もすまん…逝ってくるよ
587名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 18:11:55 ID:xM7klg1c
保守age
588名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 19:49:14 ID:HLOD7yLD
>>577
見ちゃって頭から離れなくなるファインたん
見られてさらに感じてしまうレインたん
逆はイメージしにくいな
589名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 23:35:42 ID:FXxGdNc5
処女膜って、本当に膜が張ってる訳じゃないんだよ

ミルロたんの話は良かったけど
処女喪失シーンだけはワロてしまた

次回作に期待
590名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 18:48:18 ID:AM7uDpQY
>>589
いや、人による。
医学書で見ちゃった。
ほんとに膜みたいなのもある
591名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 23:52:49 ID:WwMinaEo
>>589
(´・ω・`)カワイソス
592名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 00:52:48 ID:mHwI18q2
589だが正直すまんかった

私が言いたかったのは
処女喪失の痛み=処女膜が破られる痛み
という作者の書き方に違和感を覚えたって事なんだ

初体験の痛みはそんな神聖な(?)ものじゃなくて
もっと、スイカをまるごと鼻の穴に突っ込まれる様な
ナマナマしいものなんだ

とここまで書いて
そんなリアリティはエロ小説には必要ないということに
気付いたよ…本当にすまそorz
593名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 07:28:51 ID:5weVhwgo
年齢や体格差にもよるよ
漏れは、「うひゃひゃ」と腰砕けになるようなくすぐったい感じ→無感覚→終だったよ

(´・ω・`)萎えるから笑うな とか言われた
594名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 12:19:36 ID:pUR4CMUT
>>592
わかってんなら書かなくていいよ。
595名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 03:50:28 ID:wxOOJg1g
>>592
追い討ちかけるみたいだが。
>スイカまるごと鼻
って出産の痛みじゃなかったっけ?
596名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 18:36:06 ID:WIgYXatc
つーか3回目くらいでやっと入った
入ったとしてもきつくて抜けなかったとか色々聞くけど
もしシェレイシェファブラレイブラファがそんな事になったらそれはそれでおもしろそうだなあ
597名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 20:03:03 ID:x0AesMxM
お絵かき板作りました
適当に活用してくだたい
ttp://futafuta.s11.x-beat.com/index.html
598名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 16:14:36 ID:cCIClF5h
本スレより転々として、こちらへ迷い込んでしまった物ですが、
皆様のストーリーにGJ&脱帽です。何回妄想したことか・・・。

アウラー×ミルロ様の話を希望してみたり。
599名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 02:53:58 ID:n82S7gda
その二人はあまりに接点が無さすぎやせんかのう
600通りすがりのレインたん萌え:2006/03/23(木) 17:33:16 ID:blfAA0wX
「…あっ…あああっ……!」
 レインは堪らず声をあげた。
 意思とは無関係に背筋が反り返り、高く天を仰ぐ。同時に躰の芯からわななきがこみあげる。
 痙攣。痙攣。痙攣。
「……ふっ……」
 ピクピクと震えながら、うっすらと瞼を開く。小さな火種のランプが、周囲を僅かに浮かび上がらせている。
 だから今レインに見えるのは、目の前のそのひとだけだった。
「……」
 彼はいつも何も言わない。
 毎夜レインの躰に触れ、自身を埋め込み、そしてついばむ様なキスをする。
 乱暴に押さえ付けられる事もある。逆に、硝子細工を扱うようにそっと触れられる事もある。
 だけどどんな時にも、彼は何も言わないから、――レインも余計なことは言わずに、ただ耳元で囁くのだ。

「だいじょうぶ、だいじょうぶ……」

 行為は再び激しさを増し、冷めかけた躰の芯が熱くなる。
 何度も何度も貫かれ、頭の中が真っ白になる。
「……あ…あ……」
 苦しさと快感。寒気とほてり。
 相反する感覚に、意識を手放すその瞬間。

「……レイン……」

 名前を呼ばれた気がした。
 気のせいか、幻聴か。
 ――それでも。
(しあ、わせ)
 薄れていく意識の中、あたたかな何かが、頬に触れた。

END
601通りすがりのレインたん萌え:2006/03/23(木) 17:36:01 ID:blfAA0wX
携帯からなんで読みにくかったらスマソ
お相手はご自由にご想像下さい
602名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 23:50:45 ID:vhVW8wrR
GJです!
603名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 00:39:32 ID:/6Kln5HE
>>600
GJ
何だかレインたんには、切ない系のエロがぴったりな気がするなぁ。
相手は黒ブラが適任かな(w
604名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 10:24:42 ID:6nqVTu2F
もちろん私は
自分×レインたんw
605名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 15:58:21 ID:NkQKfWuM
かわいそうに、ふたご姫はこのスレの住人のような変態がたくさんいる
ムラムラの国におくられてしまったのです、たいへんたいへんこのままじゃはらんじゃうよー
606名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 16:09:26 ID:pYlk+nn8
ここなら聞ける。
ttp://m.pic.to/2nsb2転載スマソ
これは誰?
607名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 07:31:28 ID:UCnoI7uz
ふたご姫二年目の公式サイトのキャストにプリンセスがほぼ全員居たのを見たときに


アルテッサを人質に取られ抵抗出来ずに凌辱されるソフィー


王道の体育館の倉庫に呼び出されて犯されるリオーネとミルロ

を妄想した。
608名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 09:32:12 ID:JeniWaL3
>>607
>アルテッサを人質に取られ抵抗出来ずに凌辱されるソフィー

やべぇ、これ激しく読みたい(;´Д`)ハァハァ
609名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 23:46:14 ID:mhMPa4RA
ソ「どうしましょう・・・愛しのたわしを人質にとられてしまったわ・・・
  ならば・・・ならば、肉体言語にて語るまで・・・!!」
610名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 00:27:14 ID:zI3D1J4e
本気で取り乱すソフィーさんは、正直言って
見 て み た い
611名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 21:53:04 ID:Y1LPBfTg
あげ
612名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 01:16:53 ID:uW0rQwRs
>>609
それ、俺も考えたww
613名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 17:28:33 ID:99t/A63d
此処だけの話、
同人ヘ○○
あ○かむ等の同人誌が読めるサイトでふたご姫も読めるんだけど

ソフィーのみが単品で凌辱されて泣き叫んだりする同人誌が一つも無い

人気の問題なのか
性格が問題なのか

ふたご姫同人誌最大の謎
614名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 21:40:59 ID:Gg29XJqC
そんなこともそうだがソフィーのキャラスレがないんだが、気のせいだろうか
615名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 22:12:44 ID:W+BXYKX0
>>614
ふしぎ星のあソフィー様の裏腹発言 ちくわ2本目
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1142794067/
616名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 22:42:08 ID:Gg29XJqC
>>615
あったんだ、トントン^^
しかし2本目って、やっぱり人気ないんだなw
617名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 22:29:46 ID:G+Vt38MH
牛もはじまった事だし、ここも活気が出るといいな。
618名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 14:03:11 ID:cfruRml5
gyuの可愛さは異常
619名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 23:10:08 ID:AzOv84fD
620名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 19:28:38 ID:ZOGXg+kW
おもらしキタコレ
いつも思うけどこういうのは想像するのが可哀想だよな(´・ω・`)

「ご、ごめんなさいブライト様!ちょっと失礼します!」
そう言い残すとレインはブライトの言葉を待たず逃げるように立ち去った。
そして同じように腹痛に耐えるファインの手を引き一気に駆け出す。
「レイン!?どうしたの!?」
―いきなり手を引かれたファインは驚いて尋ねる。
「もう…もうダメな…の…。早くしないと…もれちゃう…!!」
「わたしも…だめぇ…もう…でちゃいそう…!」
今まで耐えてきたファインだがレインのこんな姿を見て自分の限界も近くなる。
幸いトイレの位置は把握している。歩く度に響く刺激に耐えながらトイレへ急ぐ。
そしてついにトイレのドアに手を掛けた時馴染みのある声が聞こえる。
「おふたりとも…なんて顔してるでプモ!」
しかし、立ち止まっている余裕などないふたりは一気にドアを開け
プーモを壁にはさみ中に滑り込む。ここで問題が発生した。
そこは一人で入るには十分過ぎるスペースが広がっていた。
…しかし用を足す所は1つしかない。
「ファイン…。わたしはファインの後でいいから早く…!!」
「で、でもそれじゃレインが…」
「ファインの方がたくさん食べてたから辛いでしょう…?終わったらすぐにどいてね…。」
―これ以上口論してても始まらない。
「…わかった、ちょっとでいいから待ってて…!」
言い終える前にもうドレスを脱ぎ終えていた。一気に下着まで脱いでそこへ駆ける。
「…あ、あ、あん、ああぁぁっ!!止まらないよぅぅぅぅぅ!!」
今まで溜めていた物を一気に垂れ流す。押し寄せる解放感に堪らず声を上げる。
レインもその声を聞いて限界を通り越しそうになる。
「ぅう…はぁ…はぁ…」
息を落ちつけるとそのまま眠ってしまいそうになる。
「ファイン…お願いっ…!早くぅ…!!」
両手でおしりと腹を押さえ、未だ苦痛に耐えているレインを見て我に返る。
「ご、ごめん!!今どくから!」
ファインがどいた刹那、レインが駆けこむ。
「ん、ああぁあっ…!うんっ…!あぁぁああ…!!」
流す余裕などある筈がなかった為どんどん蓄積されていく。
そこから放たれる異臭も今はどうでもよかった。
「ぅん…えへへ…だめだったねわたし達。」
忍耐力をつけるための修行に耐えられなかったレインは残念そうに話しかける。
「うん…でも、すごく気持ちよかった…。」
ファインはうまく立つ事もできなかったが今の解放感を伝える。
「そうね…また、別の修行で頑張りましょう。」
「うん。」

―意識が遠のきそうになるのに耐えながらふたりは笑っていた。

バットエンドもあれなんで別ルートを作ってみた。
ヘタレな上スレ違いかこれ…。スマソ
621名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 23:41:41 ID:SrixfPPu
あげ
622名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 21:00:12 ID:y1tptfON
ぬるぽしゅ
623名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 03:58:36 ID:3t9BFa5y
がっしゅ
624名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 10:48:47 ID:7YrMy3+X
あげ
625名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 01:43:40 ID:U8MnP2EM
はにほ!!シュ!
626名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 11:43:19 ID:ybkH150I
ミルロ様に期待ほしゅ
627名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 22:33:57 ID:/HMAZDLg
タンバリン先生を犯したくてたまらないんですが。
あのフェラすらままならないお口で、僕の控えめなモノをチュパチュパしてほしいんです。
628メロン×ソフィー1:2006/04/23(日) 02:59:12 ID:xtJPVfDh
何となくで組み合わせてみたメロン×ソフィー投下。
関西弁分からないorz
それとエロなしスマソ。

暖かい午後の昼下がり、ソフィーは庭園近くのベンチに座り日向ぼっこをしていた。
いつもは隣に居るはずのチームを組んでいるアルテッサとレモンの二人は今は居ない。
先ほどまで三人でお昼を食べていたもののレモンがハリセンでアルテッサを追い回して
二人して広い学園内のどこぞへと消えていってしまったのだ。
そんな二人を笑顔で見送り、ソフィーは二人が帰ってくるまでのんびりしようとベンチ
に深く腰掛けて昼のまどろみに心地よさそうに瞳を閉じていた。
もし眠ってしまったらアルテッサが起こしてくれるだろうか?そんなことを思いながら
船を漕いでいると真上から自分の名を呼ぶ声がしてゆっくりと瞳を開く。
ぼやける視界の先には長身の人のよさそうな顔をした少年が自分の顔を覗いていた。

「あなたは...たしかレモンのお兄様のプリンスメロンでしたわよね?」
「そうや、僕はメロン、宜しくな?君はソフィーだったよね、いつも妹の世話してくれてありがとう」
独特のイントネーションと柔らかな口調で話しかけるとソフィーもそれに答えて一つ会釈をする。
「いいえ、私こそ楽しませていただいてますわ。彼女のツッコミは天下一品ですもの」
629メロン×ソフィー2:2006/04/23(日) 03:00:12 ID:xtJPVfDh
「そう言って貰えると嬉しいな、レモンがまたツッコミを始めることが出来たのも君たちのおかげやから...」
眉尻を下げて口元に苦笑いを浮かべながら笑うも、その瞳には本当に嬉しいという気持ちが込められていて
ソフィーも笑みを深める。
「彼女が立ち上がれたのは彼女自身の力ですわ、私たちはただ彼女のお笑いに引き込まれていっただけですもの」
「ソフィー...」
「転んだらまた立ち上がればいいいだけのこと。それに、レモンが転んだままでいれらるようなタイプでない
ことは一目見たら誰だって分かることですもの」
だから心配する必要がないと笑う彼女の笑みは暖かく、胸に残るわだかまりを消すようにメロンの心に響いた。
お気楽といってしまえばそうかもしれないがその単純な考え方が今のメロンには暖かく優しかった。
「ありがとう。何か少し気持ちが楽になった見たいや」
「どういたしまして♪」


二人は暫くそのまま雑談を続ける。
常人なら傷ついてしまうようなソフィーの毒舌も彼には効果が薄いようで二人は時間を忘れて会話を続けた。


「...あら、もうこんな時間、そろそろ授業が始まってしまいますわ」
630メロン×ソフィー3:2006/04/23(日) 03:01:36 ID:xtJPVfDh
何気なく時計を見てみると授業開始まで時間が近づいていることに気付きソフィーはスカートを押さえて立ち上がる。
二人を待っていようとも思ったが帰ってくる気配がなく、減点されてしまうのも不本意なので仕方ないと
先に教室へ戻ることにした。
「それじゃ、途中まで一緒に行こか」
「ええ、そうしましょう」


メロンの隣に並ぶと顔を見合わせて頷き合い校舎のほうへ足を向ける。

と、何気なく足を踏み出したメロンの靴底に地面の芝とは違ったぬるっとした感覚が襲う。
それは抗うことをする間もなくぬめりと踏み出したときの勢いを借りてずるりと足を持っていった。
体全体が大きくがくんと揺れてそのまま後ろへと滑りそうになる。
何とか堪えようと咄嗟に隣に居たソフィーの手を掴んでしまいそのまま二人して芝の生えた艶やかな緑の絨毯に
埋もれることとなる。
滑るメロンの細い瞳の先に見えたぬるっとしたものの正体はバナナだった。


「あいた〜...」

転んだときにぶつけたのか痛む口元を押さえて体を起こす。
「ソフィー、怪我してへんか?」
「ええ、大丈夫ですわ。それよりも...この手をどけて頂けると嬉しいですわ」
にっこりといつものように笑った
631メロン×ソフィー4:2006/04/23(日) 03:05:13 ID:xtJPVfDh
ソフィーの指差す先を見ると、丁度彼女の胸の辺りに己の手があった。
これには慌てて飛び上がらんばかりの勢いでメロンも身を起こす。
ボケるほどの隙もないくらいに慌てたメロンはソフィーの胸に触れていた自分の手を信じられないといった
ように見つめ顔を真っ赤にさせる。
「わ、悪気はなかったんやっ...!」
両腕を左右に振り回し誤解を解こうとするメロンを見て口元を押さえてくすりと笑うとソフィーは制服についた
草を振り払い立ち上がる。
「ええ、勿論事故だと分かっていますわ。バナナの皮に滑って転ぶなんてさすがナニワン星のプリンスですわね。
おいしいところを持っていかれて残念です」
首を緩く左右に振り残念そうに息を吐き出すとはらはらと様子を窺っているメロンに微笑みかけ、時計を指差す。
時計の針は刻々と進み、先程よりもさらに授業の開始時間へと近づいていた。
「もう授業が始まってしまうから私は失礼します。メロンもまた滑って転んで授業に遅れないよう気をつけてくださいね」

それだけ言うとひとつお辞儀をして立ち去ろうと背を向けるも、思い出したように手を叩くと足を止めてソフィーは
632メロン×ソフィー5:2006/04/23(日) 03:06:19 ID:xtJPVfDh
制服のポケットからペンとメモ帳を取り出すとそこに何やら大きく字を書き込んでそれをちぎってメロンへと手渡す。
手渡された紙を呆けたまま見るとそこには『−20』と書いてあった。
「女の子の胸に触れたんですもの、これくらいの減点は当然ですわよね」
語尾にハートマークをつけてまるでメロンの反応を楽しむかのように満面の笑みを見せた後、踵を返して
決して慌てることなく上品に歩いてその場を去っていく。
残されたメロンは呆然と紙を見詰めて白くなっていた。




633メロン×ソフィー6:2006/04/23(日) 03:07:39 ID:xtJPVfDh
一方ソフィーはというと、人気のない校舎の端までたどり着くとらしくもなく壁に寄り掛かり顔を俯かせていた。
その頬はほんのりと赤く色づいている。
「ただの事故なのに...変ですわね」
らしくないと両手で頬を叩き緩く首を横に振る。
そんなことをしているとそこへ先ほど追いかけっこをしていってしまったはずの二人がソフィーを見つけて
駆け寄ってきた。

「こんなとこにいましたの。まったく、一人で居なくなるなんて...」
「ソフィー!探したんやで!なんやなんやっどこ行っとったんや!?」
いなくなったのは二人のはずなのにそ知らぬ顔で探していたとアルテッサとレモンの二人が詰め寄ってくる。
「アルテッサ!レモン!」
そんな二人にソフィーも顔を上げて嬉しそうに二人の手をとる。
「ちょっと!手を大きく振らないで下さる!?」
「アハハ〜♪早くしないと授業遅れてまうで?」
「ごめんなさい、二人に会えたのが嬉しくて」
行きましょうかと、二人の手をとったまま少し足早に歩き出す。

634メロン×ソフィー7:2006/04/23(日) 03:09:57 ID:xtJPVfDh
「?ソフィー、あなた顔が赤いわよ?」
横を歩くソフィーの顔がいつもより赤いことに気付いたアルテッサが訝しげな表情をしてソフィーを見上げる。
続いてレモンがソフィーの顔を見て慌てだす。
「ほんまや!風邪でも引いたんかっ!?」

言われるまで頬の赤らみがまだ取れていなかったことに気付かずにいたソフィーは困惑した顔で頬を押さえる。
保健室へ行くかと言う二人の言葉に首を横に振り先頭を立って歩き出す。
そのソフィーの頬がさらに赤みを増していたことに後ろを歩いている二人は気づかずソフィーすらも赤らんだ
頬の理由と胸のうちにある高鳴る鼓動には気付いていなかった。


終わり

無駄に長いな((( ;゚Д゚))
次はトーマ×ソフィーなんて書いてみたいがトーマの一人称が分からない
635名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 04:01:05 ID:LMuVt7vk
天然で男心を弄んでしまうソフィー様かわええな
ほのぼのしてて心地よく一気に読んでしまいましたGJ!
636名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 16:14:41 ID:XXovF9XX
もしや初の学園編パロか?GJですよ
トーマは1話でふたごに対して「僕」と言ってたね。
637名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 00:55:22 ID:LJkmk4rE
しかも初のソフィーじゃないか? GJです。
うたたねするソフィー様カワイス
エロパロなんでエロくしなきゃいけないと思っていましたが
おかげでエロなしでいく決心がつきました。dクス
638名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 01:21:25 ID:JYhiAkv1
あ、ここエロじゃなくてもいいのか。
エロ以外は書いちゃいけないと思ってたから本スレに書いたりしたことがあったがスレ違いといわれ、
じゃぁハァハァスレやキャラ個別スレならいいだろうと思ったがやはりスレ違いといわれて途方に暮れてたんよね。
暇があったら書いてみるとしよう。
639名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 01:36:22 ID:G7ig0Aqy
このスレでいうのもなんだけどこういう話は大好き。
いやむしろソフィー様が好きさ。
640名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 02:17:57 ID:vFpIaMlm
みんなレスdクス。初めての投下なんで冷や冷やだったよ。
テンプレがまだないみたいだから今のうちにと思って好きに書かせて
もらったがエロ無くてむかついた人はスルーで。
いや、次はマジにエロ書きます。勿論ソフィーさまで。

>>636
やっぱ僕か。
ありがと、参考にする。
641名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 22:21:25 ID:z7f/Kiq8
一応エロパロ板なんでその辺もよろしくメカドック
いや、たまにはエロなしほのぼのSSもいいと思うけどな
しかもソフィー様スレ住人としてはハァハァしたけどな
642名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 00:45:21 ID:8K67o0vi
ソフィーのSSとは珍しい。楽しく読ませてもらったよ。
個人的にはソフィーの相手はアルテッサなので、ソフィー×アルテッサも
読んでみたい。
643名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 22:36:54 ID:D3qx36oX
あげ
644名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 07:24:43 ID:XzhzX8lK
ノーチェ×ファインとファンゴ×レインが読みTEEEEEEEEEE
645名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 11:07:32 ID:xnq82Ata
なら自分で書け
646名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 11:47:12 ID:9+EVhyLH
ノーチェ「やろうよ」
ファイン「うん。あんあんあああん」
ファンゴ「俺たちもやろうぜ」
レイン「うん。あんあんあああん」
647名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 13:39:08 ID:O/Gos0pT
>>646
あまりの投げやりさにチクワ噴いたwww
648名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 20:25:32 ID:XzhzX8lK
>>646
ちょwwwww萌えたwwwww
649名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 23:05:03 ID:rmugK88y
シフォンにあそこ見せて
「どうして大きくなるのぉ?不思議ふしぎー」とか
シフォンの手でこすらせて
「なんで白い液体が出てくるの?不思議ふしぎぃ」
っていう感じのはないんですか
650名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 03:20:13 ID:KAtHdyKj
なら自分で書け
651名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 15:19:57 ID:qlFmo2F6
この板にリクエストなど必要ない…って事ですか?
652名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 00:04:53 ID:JzKXwcOy
>>651
誰が上手い事を言えと
653名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 02:32:11 ID:vHp2zBUE
ごめ644からの流れに吹いた
654名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 13:07:52 ID:PYpGup0a
ぬるぽしゅ
655名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 22:28:29 ID:61QHtPAd
はにほー
656名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 05:26:30 ID:7VaJDKjL
>>649
シフォンにちんこ見せて
「何でちんこ生えてるの?不思議ふしぎー」とか
シフォンの口でしゃぶらせて
「なんでミルクなのに苦いの?不思議ふしぎぃ」
っていう感じのはありました
657535:2006/05/11(木) 02:01:51 ID:De6e44Kn
捕手代わりに以下数行お目汚し。
とりあえず性懲りも無くツンデレインはエロカワイイ×天然むっつりシェイド。
658レインたんはツンデレエロカワイイ:2006/05/11(木) 02:03:50 ID:De6e44Kn
少女の白いブラウスのボタンを外すときは、いつもおひさまの匂いがした。
ふたごの妹とともに制服姿で四六時中太陽の下を走り回っているせいなのだろうが、
陽の差すおもてでならば微笑ましいその匂いも、薄暗い体育倉庫の中には不釣合いだ。
しかも、はだけられたブラウスの隙間から薄青の下着が覗いている状況なら尚更のこと。
一応施錠は確認してあるが、万が一誰かに見つかりでもしようものなら
いったいどうなることやら。
片手の指ほども年下の少女に対して、おおよそ公言できそうもない感情を抱いているだけでも
褒められた行為ではないというのに、それを実行に移しているとなったら
故郷の母親及び、少女の両親に二十回程度半殺しにされてもおかしくはないだろう。

だからといって、じゃあやめましょうという展開になったことは一度としてない。
理由はひとつ。
大人が思っているよりずっと、子供は貪欲で身勝手な生き物だ。
シェイドの指が肌の上を滑るたびに舌足らずな声をあげるレインはもちろんのこと、
その声に煽られるように彼女を腕の中から解放できそうもないシェイドも、
多分に洩れずそうなのだろう。

子供は穢れなきけものだなんて無責任なこと、いったい誰が云ったんだ?
659レインたんはツンデレエロカワイイ:2006/05/11(木) 02:04:58 ID:De6e44Kn

「ねえ、そんなとこ…ひゃ、んっ……触ってて、楽しい……?」
「何で?」
「だって、えっと、その……大きくないし。もっと大きかったら
触り心地とかいいのかもしれないけど、自分で触っても全然きもちよくないもの」
ぺったんこだし。
そう言ってレインは溜息をつく。
幼い少女が自分の発展途上を嘆いている姿は可愛らしいが、方向性がいささか
素っ頓狂なような気がしないでもない。十に満たない子供の悩みではないだろう。
「まあ、楽しくはないけどな」
「……やっぱり?」
胸を滑らせていた手を止めてシェイドが答えると、レインは目に見えてわかるほどに
落胆した様子だった。
初めて出会ったときから今も変わらず、彼女の表情はいつでもコロコロと変わりやすい。
理不尽な怒りをシェイドに向け頬を膨らませていたかと思うと、次の瞬間には
ふたごの妹とともにけらけらと笑っているのだから。
放送部の青い聖女だの何だのと(ちなみに、ふたごの妹は運動部の赤い天使らしい)
一部の男子たちが噂する度に、むしろ青い悪魔のほうが的を射ているのでは
ないかとシェイドは密かに思っている。
口に出したことは一度もない。青いハッピーベルンが飛んでくるのが目に見えているからだが。
660レインたんはツンデレエロカワイイ:2006/05/11(木) 02:05:52 ID:De6e44Kn

「なら、レインは楽しいから俺とこうしてるのか?」
「……ん」
息が触れ合う距離まで引き寄せれば、少女のほうから顔を寄せてきた。
飴玉のような翠の瞳がまぶたに溶け、その数瞬後に柔らかく重ねられる唇の感触にも
もう慣れた。
うすく開いた唇の隙間から舌を潜り込ませると、躊躇もなく小さな舌が絡められる。
キスに不慣れな頃は歯はぶつけるわ舌は噛むわと散々だったが、
(そして、その被害を被るのはもっぱらシェイドの役目だったりもした)
今では、お互いの腔内のかたちすら知り尽くしているかのように舌が動く。
音がやらしいからいや、とレインは云うのだが、そのやらしいことに率先して乗ってくるのは
どこのどいつだ、と問うてやりたい。
661535:2006/05/11(木) 02:09:50 ID:De6e44Kn
捕手代わりに数行のつもりだったのにちっとも終わらないので
続きはまた明日。
662DoReMiX ◆JPDoReMiXA :2006/05/11(木) 02:14:49 ID:P0pvMZsQ
>>661
貴様の止めどなく垂れ流される妄想力に嫉妬www
663名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 02:17:12 ID:P0pvMZsQ
    。。
   。     。 +   ヽヽ   某スレに続いてコテ消し忘れたYO!!
゜ 。・ 。 +゜  。・゚ (;゚`Дフ。ウワァァァン
            ノ( /
              / >
664名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 07:12:41 ID:yuubRHOw
朝からけっこうなものを・・・・

GJ!
665名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 14:31:27 ID:hW7zsfoB
GJ!!!!!全裸で待つ!
666535:2006/05/12(金) 00:27:28 ID:yTSetmqO
という訳で昨日の>658〜>660の続き。
先に断っとくが挿入シーン入れるの忘れてた。
ごめんよちんこスキーたち
667レインたんはツンデレエロカワイイ:2006/05/12(金) 00:28:55 ID:yTSetmqO

どこもかしこも甘いような錯覚さえする、レインの唇と舌をようやっと解放すると
つ、と透明な糸が垂れてぷつりと切れる。
「んー……」
唾液で濡れた唇を、手のひらでごしごし擦る仕草は年相応に幼い。
「口の中、葡萄の味だな」
「あ。さっきファインに葡萄の飴をもらったから、そのせいかも」
「ふうん」
「葡萄、嫌いだった?」
「別に」
葡萄の味がどうこうというわけでもなく、ただ、キスの最中に違和感を感じる程度には
彼女の味に慣れてしまっているというだけの話だ。
もっとも、慣れてしまったのはキスや触れたときの感触だけではなく、
どこをどんなふうにして触れたらレインがどういう反応をするか、
過程を脳が処理するよりも早く、身体が本能として覚えてしまった。
シェイドは自身がどちらかといえば禁欲的な人間だと信じていただけに、
嘆かわしいような、反対に心のどこかでほっとしている気もするような複雑な気分だ。
要するに頭の中も身体も健全でいいことだらけじゃない、とはレインの弁。
誰のせいだと思ってるんだ呆け、と言ってやりたい。
668レインたんはツンデレエロカワイイ:2006/05/12(金) 00:30:01 ID:yTSetmqO

不意をつくように内腿を撫で上げる。きゃ、と高い声。
密室状態の体育倉庫という場所が場所だけにじっとりとした熱をもっているのも
当たり前なのだが、それだけでもなさそうな熱さをシェイドの指は捉えている。
くちゃり、と微かに響いた水音がその証拠だ。
持て余していたのだろう其処に唐突に触れられて、レインの身体が強張るのがわかる。
「…………っ!いきなり触るの、ずるい……、ん、あ…っ」
「予告すればよかったのか?」
「ばか!」
そのまま、タイツの上からゆるやかに手のひらで擦り上げると、断続的に上がる、甘い悲鳴。
さっき感じた葡萄の味よりもずっと甘いように思えるそれは、まるで毒だ。
理性が危険信号を発する前に、ゆるやかにけれど抵抗できない速さで、シェイドの身体の
すべてを侵していくのだから。
669レインたんはツンデレエロカワイイ:2006/05/12(金) 00:31:54 ID:yTSetmqO

「や……それ、きもちい……っけど、やだ……汚れ、ちゃう………っ」
確かに、すでにタイツもその下の下着も本来の用途を成していない有様だ。
少し触ったぐらいで、などと揶揄はできない。
指一本触れてもいない自分の下肢も似たようなものだ。
「なら、やめるか?」
意趣返しのつもりで思ってもいない言葉を投げると、
案の定、レインは真っ赤な顔で眉を寄せ、
「……いじわる」
などとのたまった。そのつもりでやっているのだから痛くも痒くもない。
「どうする?」
「…………ばか。意地悪。すけべ。変態。性犯罪者。……シェイドなんかきらい」
散々な云われ様だ。
野蛮で無礼で口が悪くて偉ぶってて冷酷で残忍で血も涙もないだの、
乱暴でがさつでケッって感じ〜だのと、思えば昔から彼女のシェイドへの評価は容赦がない。
けれど、目を輝かせて慕われるような憧れの対象になるよりはずっと据わりがいい。
しれっとした歯に衣着せぬ物言いでシェイドの心の内を言い当て、
言いよどみもせずに彼の無理を諌めるレインのそばは居心地が良かった。
670レインたんはツンデレエロカワイイ:2006/05/12(金) 00:34:33 ID:yTSetmqO

「レイン」
ただ呼びたい、それだけの理由で彼女の名前を呼ぶ。
促すつもりも誘うつもりも無く、ただ、単純に呼びたかったというそれだけの。
――シェイドはふたご姫を呼ぶとき、いつもプリンセスレインを先に呼ぶんだね。
闇の力から解放されて以来、妙にふてぶてしくなった宝石の国の王子にそう指摘されてから、
シェイドにとってふたごの姉姫の名前は特別な意味を帯びてしまっている。


ぷいと横を向いて拗ねたままのレインが、シェイドの制服の袖を引いた。
それに応えるつもりで頬を撫でてやると、首を傾けてすり寄せられて、
まるで猫が甘えてるみたいだな、などと思った。
「……私ね、シェイドが名前を呼んでくれるときの声が好きなの。
何でかは……自分でもよくわからないけど。でも、好き」
レインの頬がほのかな桜色に染まっていた。それが羞恥や怒りのせいばかりではなさそうなのは、
僅かに潤んだ翠の瞳が揺れているからだ。
少なくとも、こうして二人でいるあいだはこの瞳が映すものは自分の姿だけなのだろう。
そんな考えがふと頭を過ぎり、ずくりと下腹部の更に下辺りが重い熱を持つ。
よけいなことばかりを考えてしまう頭と違って身体は正直だ。
そしてそれは、目の前の少女も同じらしい。
「……脱がせて?汚れちゃうから」
「ご随意に、プリンセス」
触れた少女の身体も、シェイドと同じように熱かった。
671レインたんはツンデレエロカワイイ:2006/05/12(金) 00:37:41 ID:yTSetmqO


楽しいわけじゃない。
多分、嬉しいわけでもない。
なら、何でこんな馬鹿馬鹿しいことを続けているのかと問われたら。
もしかしたらお互いの頭のどこか、それとも心の奥底あたりに答えはとうに
存在するのかもしれないけれど、今は、まだ。



「……確かに、楽しくはないような気がするんだけど」
「だろ?」
再開したキスの合間に呟かれた言葉。さっきの会話の続きなのだとようやく思い出し、
今度はお互いの身体を弄る手は止めずに、答える。
この状態でお預けに耐えられるほど、シェイドは忍耐強くはない。
「でも……、んっ、どきどき、……する」
シェイドの指を幼い秘裂で受け入れながら、彼の下肢に手のひらを這わせていたレインは
時折り身体を震わせながらも途切れがちな言葉を続けた。
672レインたんはツンデレエロカワイイ:2006/05/12(金) 00:40:51 ID:yTSetmqO

「シェイドが私に触ったりキスしたりする度に頭がすごくぐらぐらして、
心臓が死んじゃいそうなくらいにどきどきして、……もっとしてほしいって、思う。
……だから、こうしてるっていうのは」
変?

上目遣いに見上げられ、思わず天を仰ぐ。
彼の愛しい青い悪魔は、いつだって恐ろしい変化球をフルスピードで投げ込んだあげくに
しれっとした顔で彼を見上げてくるのだからたまらない。
シェイドの理性と本能と寿命と魂と、ついでに精力までも一滴残さず搾り取ろうとでも
云うつもりなのか。
とりあえず、これ以上不穏な台詞を吐かれないためにも、少女の唇は自身のそれで
塞いでおいた。



ああ、故郷の母上、可愛い妹、それからおひさまの国の国王夫妻とファインにも。
とりあえず避妊だけはちゃんとしますから、今のところは身勝手な子供の
馬鹿馬鹿しいふたりあそびに目を瞑っていてください、お願いします。

673535:2006/05/12(金) 00:45:36 ID:yTSetmqO
牛は学園ものだと!?それどこのプリンセススクール編(ry
そんなベタなネタで俺のリビドーが満足するとおもうなよ、ペッ

などと思っていたのも束の間、気付けば学園天国の尻ばっかり見てる
人生の落伍者な俺カコイイ
674名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 01:16:20 ID:8QrX8QBr
ももも萌えーーーーー!!!!

ついでに本番はしているのかどうか知りたい
675名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 01:31:18 ID:2SYVyf8D
レインがツンデレエロカワイイのを再認識した
GJ
676名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 02:25:00 ID:uK0XzYvm
GJ!すげぇ萌えまくった!(*´Д`)ハァハァ 
青い悪魔なレイン最高!シェイド羨ましすぎだ
次回作では是非とも挿入希望!
677名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 03:35:54 ID:Y3hAuJg+
なんで本編ブライトといいここのレインといいまだシェイド呼びなんだw
678名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 10:54:57 ID:WSh8tTwl
>>677
まだシェイド呼びって…シェイドに他の呼び方なんてあるか?
679大切なもの、ひとつだけ:2006/05/12(金) 15:03:34 ID:i5vzyhPs
>534
読んでて思いついた月青です。
こういうトコに投下するの初で緊張。
なんか不手際あったらアドバイスください。


きっかけは本当に些細なことだ。
今まで散々彼女たちを試してきた。だから、誤解されていて当然だって分かってる。

「いやっ!なにするのよ、はなしてっ!」

おっとりとした普段と違って、彼女の芯が強い事も分かってる。
だから、「悪い人」だと思われている自分を、彼女が拒絶することも当然分かっていた。
はずなのに。

「はなしてってば…!」

涙を浮かべ、それでも強く鋭く睨んでくる瞳。
頭の上に縫いとめた両腕は、まだ諦めずに俺の左手から逃れようとしている。

「やだ…はなして……はなしてよ…」

不安のほうが勝ってきたのか、体の震えが大きくなってきた。
瞳に留まっている涙ももう限界だろう。

……これ以上は、可哀相か…。

こっちの気も知らないで突っかかってくるコイツに、ついカッとなって押し倒してしまった。
分からない……
国のためにも、秘密裏に行動しなければならない。
だから、誤解を生む事だってある、そんなことは分かっていたし覚悟の上だ。
誤解されても気になんてならなかった。
ならないはずだった。
それなのに、分からない。
こいつを見ていると、分からなくなる……

ついにその強い瞳は隠された。
そのことを少し残念だと心の隅で思う。
彼女は恐怖から目をそらすように瞼を硬く閉じると、初めて俺から顔をそらした。
留まっていた涙が耐え切れずにこぼれ、草をぬらす。
小刻みに震える肩。
それを見ていると、母上に、妹に感じるのとはまた別の、確かな愛情が湧き上がる。
そして同時にこの状況に対する罪悪感も。

「…ブライト様……っ」

小さくかすれた声でつぶやかれたソレ。
罪悪感が消し飛び、愛情の中に、黒い何かが湧き上がるのを感じた。
680大切なもの、ひとつだけ:2006/05/12(金) 15:07:04 ID:i5vzyhPs
「呼んだって無駄なことは分かってるんだろ?」
「っ…!」

耳元で意地悪くささやいてやる。
途端に彼女は目を見開くと、またさっきと同じ強く美しいその翠の瞳を俺に向けてくれる。
強くにらんでいても、その潤んだ瞳では台無しだ。
可愛い……
自然と頬が緩んだ。
彼女には悪魔の微笑みに見えたかもしれないが。

スカーフを解くと、彼女の両腕を木の根に縫いとめる。

「や、やだっ、はなして! なにするの…っ!」

恐怖で声がかすれてる。
分かっているくせに。

「なんだ、ここまで来て分からないのか…?」

使えるようになった左手で、彼女の前髪をなでる。
そしてそのまま青ざめた頬に下ろし、優しく、その涙を拭いた。
愛しい…そして、壊してやりたい。
こんな気持ちは初めてだ。

ゆっくりと彼女の顔に近づく。
こんなに近づくのは初めてで、心臓が早鐘を打つ。
その赤い唇に堪らなくなって、そっと、触れるだけのキスをした。

「…っ!!」

大きく見開き、そして頑なに閉じられる瞳。
青ざめていた頬にさっと朱が灯る。

「キスは、はじめてか?」
「……っ、訊か、ないでよ…っ」

彼女の初めてのキス。
嬉しくなる。
そしてもっと欲しくなって、さっきよりも強く重ねた。

「んっ…!」

嫌がる彼女の両頬を包むように抑え、さらに何度もキスを贈る。
体全体でもがいているのが分かるが、男の体重で押さえているんだ、逃られるワケが無い。

唇だけじゃ物足りなくなって、舌で触れてみる。
と、ビックリしたのか、頑なに閉じられていた口唇がかすかに開いた。
とっさに隙間に押し入って、彼女の舌を探す。

「んうぅっ!!んっ!んっっ!」

さっきよりも酷く抵抗する。
押さえつけるようにして彼女を味わい、逃げる舌を追い、このまま文字通り彼女を食べてしまうんじゃないかと心の隅で思った。
681大切なもの、ひとつだけ:2006/05/12(金) 15:08:49 ID:i5vzyhPs
「…ん…んっ…ん……」

徐々に彼女の力が抜けて、目がトロンと虚ろになってゆく。
酸欠か。
こんなキスは初めてなんだ、あたりまえだ。
夢中になっていた俺も苦しい。
名残惜しいが、最後に味わいつくすように舌を絡めてから、彼女を解放した。

「はぁっ…はぁっ…はっ……」

肩で大きく息をする彼女。
俺も圧し掛かっていた上体を起こすと息を整える。

グッタリとその身を横たえ、上気した肌に浮かぶ玉の汗。
潤んだ瞳と唇。
誰もこんな蠱惑的な彼女を見た事は無いだろう。
両親も。双子の妹さえも。

ふと、白いタイツに覆われた脚が目に留まる。
さっきまであれほど抵抗しようともがいていたのに、今はぐったりと投げ出されている。
まあ、俺の両脚で抑えているのだから、抵抗のしようなど無いのだけれど。

そっと内股を撫でる。

「ひっ!」

びくんと反応する彼女が面白くて、もう一度同じところを撫でてから、その奥に進む。
ゆっくりと。

「やっ…やだぁ…っ!」
「……なにが?」

意地悪く訊いてやる。
その言葉に怒ったのかキッとこちらを睨んでくるも、俺の手のひらに反応したのか、小さく声を上げてまた目をつぶった。
682大切なもの、ひとつだけ:2006/05/12(金) 15:09:53 ID:i5vzyhPs
スカートは捲くらない。
手の感触だけで彼女を探る。
スカートに隠れた俺の手の動向が分からないからか、それとも初めてだからか……そのどちらもだろうが、彼女は敏感に反応を示す。

「やだ、やだ……くすぐったい…んっ…恥ずか、しいよ…」

火照った体の中でも、ひときわ熱いトコロを見つける。

「やっ…!!」

指が掠めただけなのに、彼女は強く背をのけぞらせた。
タイツ越しでも分かる、しっとりとした感触。
唇とはまた違う柔らかさに、恐る恐る指で撫でた。

「あっ…やだあっ…!やめてったらっ!」

そんなの無理だ。
頭で考えて、お前に触れているわけじゃないんだ。
指が勝手に動く。
もっと彼女を味わいたくて。

抵抗がいっそう激しくなる。
無駄だけど。
抵抗しているわけじゃないのかもしれない。
俺の指が動くたびに、勝手に体が反応するみたいだから。

「あっ…ああ……もうやだぁ……」

これ以上無いくらい赤くした顔を、涙がぽろぽろとこぼれてゆく。
激しい抵抗も鳴りを潜め、ただ小刻みに震えていた。
これ以上焦らせるのも可哀相だし、俺も限界だった。
でも俺だって初めてで、だから、急に緊張してきた。
腕が、震えるのが分かった。

腕の震えを何とか押さえ、ごくりと唾を飲む。
異常に喉が渇いた。
683大切なもの、ひとつだけ:2006/05/12(金) 15:11:01 ID:i5vzyhPs
恐る恐るスカートをたくし上げる。
彼女の抵抗は無い。
ただ急に寒くなったのか、ぶるりと震えた。
白いタイツから透けて見える下着に、隠し様の無い滲み。
めまいがした。

わななく唇をギュッと引き締め、普段決して見ることの無い、彼女のへそにそっと口付ける。
唯一あらわになった彼女の肌に。

「…っ」

息を呑む声が聞こえた。
そのまま彼女の腹を軽く舐めながら、両手でタイツを下ろす。
下着が完全に現れたところで堪らなくなって、思わず手を止めて、その白い下穿きに触れた。

「やっ…んっ…!」

可愛い声に脳が焼き切れそうだ。
そのまま下穿きに手をかけて、そっとずらした。
しっとりと濡れた白い肌。
誰も触れたことのない。

「やめて……」

力ない声。
抵抗なんてできないとわかっていても、なにか言わずにはおれないのだろう。
入らなくなる力とは反対に、涙はとめどなくあふれる。
泣きはらした瞼が痛々しくて堪らなくなって…自分のせいだというのに。

「……好きだよ、レイン…」

そっと囁いて、慰めるように、その瞳にキスを落とした。
684大切なもの、ひとつだけ:2006/05/12(金) 15:12:23 ID:i5vzyhPs
「んっ…!んんっ!」

熱いレインのそこに、恐る恐ると指を這わす。
直接触るそこは布越しに触れたときより比べ物にならないくらいに柔らかく、頼りなくて、恐ろしいほどに緊張する。
小さな突起を指が掠めるたび、びくりとひときわ大きくレインは震えた。

でもこのままじゃダメだ。
これ以上濡れてくれない。
初めてで、しかも幼いレインにはしょうがない事なのだろうけど。
このまま入れてしまったらきっと酷くレインを傷付ける。
すでにもう、これ以上無いくらい心も体も傷付けているのだけれど……
でも、少しでも、彼女を気持ちよくさせてあげたかった。

「きゃあっ!…やっ…なにっ…?」

指よりも熱いそれに驚いたのだろう。
レインはぐったりした頭をあげ、こちらに顔を向ける。

「あ…」

ぴちゃぴちゃと舐める。
唾液で無理やりにでも濡らさないと。
そう思って、しつこいくらいに、レインの入り口に舌を這わす。

「んぅっ…やだ……やだあ!……きたないよぉ…!」

その光景が衝撃だったのか、レインが体をゆすって抵抗してきた。

「ばか…お前が苦しいだけだぞ……」

一旦顔を上げてつぶやく。
まったく、レインを苦しめているのは俺自身だというのに……
685大切なもの、ひとつだけ:2006/05/12(金) 15:13:24 ID:i5vzyhPs
今度は抵抗されないように、太ももをしっかり押さえてから、またその行為に没頭した。

「あっ!…ん…んっ……!」

だんだんとレインの声が大きくなる。
ざらざらとした舌の感触が指よりも刺激するのか…。
俺が意識して伝わせている唾液も相まって、先ほどとは比べ物にならないほどびちゃびちゃに濡れていた。
それでも、もう少しだけ……
しつこいくらいに舌を這わせる。
たいした味なんてしないはずなのに、レインのナカを美味しいと感じている自分がいて……

「はあ……」

離れがたいそこから顔を上げる。
いい加減、俺の下半身のほうが限界だった。
唾液にまみれた口元をぬぐい、横たわるレインを見た。

薄く目を開け、ぼんやりとした表情。

俺が見ていることに気がついたのか、そっとこちらに顔を向け……すぐにそらした。
寄せた眉根、はらりはらりと零れる涙。
かすれた…その、声。

「ブライト様……」

ああ、ここまで来て、俺はレインに優しくしてやれそうも無い。
686大切なもの、ひとつだけ:2006/05/12(金) 15:14:34 ID:i5vzyhPs
「ひっ…!あっ…あぁあああああああっ!!」

切り裂くような声。
こわばり、滅茶苦茶に暴れようとするカラダ。
全身で痛みを訴えている。
これでもなけなしの理性で、優しくしようとしてるんだ。
まだ先端が少し沈んだくらいだ。それでも、レインの中は俺を必死に追い出そうと締め付けてくる。
なんだか、頭にくる…

「……邪魔だ…」

ふくらはぎに留まっていたタイツと下穿きを、強引に抜き取る。
下半身だけ、レインは生まれたままの姿になる。

そういえば胸を堪能していなかった…

ふっと頭をよぎるが、機会はこれから幾らでもある。楽しみはとっておくことにした。

両膝を抱え上げ、上から垂直にゆっくりと埋めて行く。
やっぱりキツすぎる。

「くぅっ……」
「ひっ…あっ……」

それでも、ずぶり、ずぶりと徐々にカラダが沈んでいくたびに、レインは悲鳴とも嬌声とも付かない声を上げ、俺はそれに気分が良くなってゆく。
そうだ、今彼女を支配しているのは俺だ。ブライトじゃない。
上げていたレインの片足だけ下ろすと、空いた手で敏感な部分に触れる。
ゆっくり、優しく。
触れるたびに締め付けてくるのが正直キツかったけど、レインが気持ちいいのが分かって嬉しくなった。
もっとレインに俺を感じさせたかった。
687大切なもの、ひとつだけ:2006/05/12(金) 15:16:03 ID:i5vzyhPs
「んうっ!…いっ!!ああっっ!!」

グッと押し込むと、ひときわ高い悲鳴を上げた。
俺も苦しいが、レインはもっと…苦しんでいる。
レインと繋がったところから、かすかに出血しているのが分かった。
傷付けてしまった……
でも、血のにおいが、さらに俺を興奮させた。
根元まで押し込んだソレをクッと引き、また押入れる。

「…あっ!」

反応してのけぞるレイン。白い首筋にゾクゾクした。

「レイン、レイン……」
「ひうぅ!…あっ……」

堪らなくなって、その喉元を食む。
それが怖いのか、レインはぶるりと震えて、小さく、本当に小さく、またアイツの名前をつぶやいた。

「ブライト…さまぁ……」

ここまで来ると、怒りすら通り越して悲しくなってくる。
レインにとってブライトも、恋も、愛することもまだ憧れで。
綺麗で幸せで、穢れの無いものなんだ。
それを滅茶苦茶に壊したのは俺。
分かってる。
悪いのは俺だ、浅ましい…。
レインの綺麗なものを全て叩き壊して、今、レイン自身も壊してる。

それでも止まる事なんてできない。
おろかな俺は、きっとレインに殺される。
それでもレインが欲しかった。
どうしようもなく欲しくて、欲しくて、ワケが分からなかった。

レインを傷付けるものが許せなかった。
レインの優しいだけじゃない、その強さがまぶしかった。
俺の心に空いた、暗く口をあけているナニカを、その柔らかな光で満たしてくれるような……そんな気がした。

レインが、好きなんだ…

「んっ…ああっ…あっ!…はっ…ひああっ…!」
「レイン、レイン……」

狂ったように打ち付けるたび、レインが声を上げる。
何度も何度も何度もレインの名前を呼ぶ。
レインが本当に、欲しかったから。
688大切なもの、ひとつだけ:2006/05/12(金) 15:17:06 ID:i5vzyhPs
「……っ…ぁ…」
「レイン、俺の名前を呼んでよ……レイン…」

それでも、あいつの名前をつぶやくレインに、俺は懇願する。
我ながら女々しいというか、情けない。

レインがふっと目を開いて、入れてから初めて、俺を見た。

さっきの弱気な声が気になったのだろうか…
……情けなくて恥ずかしくなった…

「あっ…んんっ!…」

それでも挿入はやめられない。
レインも声を上げる。
さっきとは違って、俺の目をずっと見ながら……

これには俺のほうが居た堪れなくなるじゃないか。
その澄んだ翠の瞳に、今は怒りも、羞恥も、何も浮かんではいなかった。
ただぼんやりと熱に浮かされ潤んでいる。
俺は苦しくなって顔をそらした。

「……エク…リプス…?」

涙が、出た……

そっと頬に触れる小さな手。
ビックリした。
驚いて、そらしていた顔をレインに向ける。

俺は、今、ものすごく情けない顔をしているに違いない。
だって、レインが微笑んだから……
689大切なもの、ひとつだけ
俺がレインを支配しているんじゃない。
俺がレインに支配されている。

「あんっ…あっ!…エクっ!…エクっ!!」
「レイン…レインっ……」

エクリプスは偽名だ。
それでも、俺の名だ。
先ほどとは比べ物にならないくらいに気持ちいい。
レインの微笑みが俺の心臓に痛いくらいに沁み渡って、涙が零れた。
その痛みは本当に今まで感じたどれよりも痛くて痛くて、それでいて心地よくて……

そのまま何かに急かされるように速度をあげて、そのままレインのナカに全て吐き出した。



まったく酷い有様だ。
先ほどまでの己の醜態が情けなくて堪らない。
横たわるレインの頬に触れる…
涙の跡の痛々しい、柔らかい頬。
眠る彼女の顔がそれでも安らかなのが救いだ。
赤く跡の残る両手首に唇を落とし、そっと地面に下ろそうとすると、そのまま袖をつかまれてビックリした。

「寝て…るよな……」
「……んー…」

かすかに反応するレインのその能天気さに、少しだけ苦笑し、少しだけ心が軽くなったのが分かる。

「ほんとに、良いのかよ……こんなとんでもない男の横で、幸せそうに寝るんじゃない」

汗で張り付いた前髪をかきあげ、額に接吻した。

今はまだレインにとって、俺はとんでもない極悪人だけど(本当に、まったくもってその通りなんだけど…)。
だけど、必ず、俺がレインの幸せになるから。
今日のことも絶対後悔させたりしないから。
必ず。

遠くで月が浮かんでいるのが見える。

大切なものは沢山ある。
このふしぎ星に。

大切なものを思い浮かべながら、傍らに眠る少女を引き寄せ、俺は瞼を閉じた。


END