☆魔法少女リリカルなのはエロ小説 第二話☆

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686名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 12:05:49 ID:IP6RPsyc
>>685
しかも7:3でなのはが腹黒くなってるのなw
687名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 12:29:32 ID:6MhtAgME
さくらは、黒くなる要素あんまないし
(なのははありまくり・・・)
688640:2005/10/02(日) 12:35:53 ID:ExPAz10i

>>683

>ってか週1上回るペース
今週は加速装置(小説+メガミ)があったのでなんとか。


>>685
あー、なのはとさくらの競演ですか。黒いなぁw
漏れも話考えてはいたり>なのは&さくら
するならさくらのほうは最終回の中学生さくらでいくと思うけど。
まあ当分は今の話で手一杯かな。何よりクロスものは双方ファンから
集中砲火浴びそうでテラコワス






A's、opだけ拾って見ますた。
・・・・・・・・orz見たい見たいよ本編見たいよ

689名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 04:21:41 ID:lXnzfxAF
>>688
>A's、opだけ拾って見ますた。
>・・・・・・・・orz見たい見たいよ本編見たいよ

解像度80x60程度で良ければ、エンコしてあげるぞw
690640:2005/10/03(月) 07:00:15 ID:aJBtUPMl
>>689
dクス。一話プリーズ
見れない腹いせに一晩中一期全部見してますた。
今日仕事ないのをいいことに

・・・・とこんだけ言っておいてなんですが
千葉在住の友人にゴリ押しして二話より録画ゲッツしますた(・∀・)b
これでなんとか本スレについていける・・・・かな?


よーし気分乗ってきたんで一眠りしたらおっちゃん次の話書いちゃうぞ

691689:2005/10/03(月) 07:03:08 ID:A+XDce1T
>>690
ほれ。手違いで160x120になった・・・
ttp://aploda.com/dl.php?mode=pass&file_id=0000034558
692549 ◆51nyTkmf/g :2005/10/03(月) 14:12:30 ID:kpKLpSVc
HDDレコがおかしくなって録画したのが消えた。。。orz
PCでも録画しておいてよかった。

はやて受けな話を書いてみたいけど関西弁が……。
中の人つながりで、ぺとぺとさんの原作とか資料になるかな?
693名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 15:09:09 ID:tzXBlYor
>>640
何ですとー、すずかが夜の一族にぃぃー!!?
って事は、やっぱしファリンも自動人形・・!?
694640:2005/10/03(月) 17:26:33 ID:GLVYtS/3
話のおおまかな展開は完成、あとは書くだけであります・・・って、
できあがっても次スレまで投下待ったほうがいいのかな?容量とか考えると

>>689
d。話の流れ概ね理解完了。

・・・・なのは敗北拉致→四人がかりで色々と

なんて駄ネタ考えてしまったorzてかちょっと書いたorz

>>549
つ<あずまんが>(待て

>>693
えーとですね(汗←何も考えてなかった馬鹿
ノ、ノエルは機械て設定にしてますよ(論点逸らし)


695名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 19:06:52 ID:PgbP7GXJ
>>640
スレスト対象まで最短で残り9KBかな…?きわどい…普通のレスじゃ結構かかるし('A`;)
640氏の続きが見たいのも山々なんだけどなぁ…(´・ω・`)

ってか、>>691を本スレに張り付けるバカがいた…自分は携帯だから中身が分からないけど…
69676:2005/10/03(月) 19:18:09 ID:plrsCs9d
お久しぶりです。
番外編、遅筆ながらまだ書いてますorz
話の筋はできてるけどボリューム増やしすぎたorz
今月中には何とかしたいと思いますのでしばしお待ちを…

>>549
当方関西人なので、よろしければ…

>>640
いつもわくわくしながら読んでおります。
フェイトとすずかの話でなんだか胸が切なくなりました。
続きを楽しみにしてます。
697名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 01:46:20 ID:LD8Ql5Ff
698446:2005/10/04(火) 11:10:49 ID:QKqHrlip
>278 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2005/10/03(月) 23:59:12 ID:0CcQiCsx
>>>277
>/(#・_・)\「…私の妻に何をする?」
>⌒*(・∀・*)*⌒「フェイトちゃん…」
>
>ヴィータ「………(ズザザザザッ)」
>
>
>ごめんプレシア様の鞭とファランクスシフトとブレイカー同時に喰らうから許して。

(*´д`*)ハァハァハァアハァ
699640:2005/10/04(火) 19:13:21 ID:mIo9yx6z
>>695
なる。書き上げて確認したところ次の話が約4KBでした。
大丈夫そうではあるんですが、投下中に気になったところを
ちまちま付け加えるという悪い癖が漏れにはあるのですよorz
どーしますか。

上でちょっと書いたorzて言ってるやつはちなみに約3KBでつ。

>>76
おかえりなさいませ。投下待ってますよー
700名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 19:33:02 ID:wZLr1SNf
700ゲトー┗(゚Д゚#)┓

>>640
なら大丈夫じゃないッスか?とりあえず見たい…
701名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 00:51:28 ID:/C0tsCSL
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1099817658/
カードキャプターさくらVSリリカルなのは

今おもしろいことやってるWWWWW
702名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 16:52:41 ID:A6UtzzRc
ほかの誰からよりも、アルフにいいやつと思われたい……。
703【沈黙-ω-】 ◆.0e0wEv5W6 :2005/10/05(水) 16:57:52 ID:BlJ3mKuw
このスレ見たらちょっとひいちゃった
704名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 17:32:38 ID:mWSNAzWj
>>703
フェイトがエロいから?w
705640:2005/10/05(水) 17:42:41 ID:VMx+XQga
流れぶったぎって投下しますー
706640:2005/10/05(水) 17:43:18 ID:VMx+XQga
第二十七話 二度目の戦い、その不在証明

「これを・・・・預かっていて欲しいんだ」

フェイトが差し出したのは、幾度となく彼女が身に着けているのを目にした、ピンク色のリボン。

「これって・・・」
「確か」

すずかとアリサ、二人の表情に戸惑いが浮かぶ。
このリボンが元々なのはのもので、フェイトにとってすごく大切なものであるということは二人も知っている。
それを何故今、なのはを助けに向かおうとするこのときになって二人に預けようというのか。

「・・・・もう一度、約束したいんだ。今度はなのはに言われて気付くんじゃなくて、はじめから自分の意思で」
「フェイト」
「なのはを連れて、二人で帰ってくるよ。このリボンを受け取りに。これは私となのはの、大切な思い出だから」








あれから数日。
なのはがプレシアの手に落ちたのは大きな痛手であったが、同時にそれは時空管理局にとって好都合でもあった。
ジュエルシードをめぐる事件において共に行動したなのはの魔力パターンデータは、十二分にアースラのデータベースに蓄積されている。
プレシア達がなのはを連れ去れば、その軌道、目的地をなのはの魔力の波形をトレースすることで容易に特定することが可能であるからだ。


そして「それ」は、なのはの魔力が途切れたその場所に、かつての威容そのままに存在していた。


「・・・・これは・・・まさか、修復されていたとは・・・」

───虚数空間からの生還といい、あの人は・・・どこまで底が知れないのだろう。

クロノが見上げるモニターに映し出されたのは、見紛うはずもない。

「時の庭園」────そう呼ばれていた。この目で確かに崩壊を確認したはずの、次元間航行要塞であった。

(・・・これほどのものをこの短期間で修復するとなると・・・魔導師一人の魔力でどうにかなるもんじゃない。とすれば・・・)

やはり、彼女と共に落ちていったジュエルシード。あるいは虚数空間内で起こったであろう何かが関係しているのであろう。

(おそらくそれはアリシア・テスタロッサの復活を可能とするほどのもの・・・少なくともプレシアがそう感じるほどの・・・)

急ぐ必要が、ありそうだ。
707640:2005/10/05(水) 17:44:48 ID:VMx+XQga
手元のサブモニターを覗けば、フェイトがアリサ達に出発前の最後の会話をしているのが見えた。
彼女の復活は執務官としての立場で考えるなら、幸いだった。
いくらクロノとはいえ、なのは、リニス、プレシアの3人を続けて相手にするのは辛い。
ユーノやアルフの援護があったとしても厳しいだろう。

そういった点では、フェイトが無事戦列に復帰してくれたことは有難かった。
彼女なら十分、なのはと渡り合えるし、その分自分も力を温存しておくことができる。

だが、もう一つの。「兄」としての想いはというとそうではない。
今回戦うことになる三人はいずれも、フェイトにとって大切な人たちだから。
できることならフェイトをこの戦いに参加させたくない、というのが正直な気持ちだった。
フェイト本人が平気だと言っていてもやはり、再び自分を兄と呼んでくれた少女に辛い思いをさせたくはなかった。
その辺りがクロノのプロでありながら未だ大人になりきれない甘い部分であり、自身よくわかっている欠点でもある。

(やれやれ。・・・執務官・・・失格だな)
義妹と事件。二つの天秤が釣合ってしまっていることを、クロノは自覚する。
これが、身内に甘いということなのだろう。母に似てきたのだろうか。
フェイト自身が決意を固めているというのに、情けないものだ。

自嘲の笑みを浮かべつつ、クロノはモニター越しの妹に無言で詫びた。





708640:2005/10/05(水) 17:45:35 ID:VMx+XQga



「・・・よし、いくぞ」
そして今、彼らはアースラ艦上、時の庭園の正面に立っている。
ユーノが、アルフが、フェイトが、それぞれ無言で頷く。

「武装局員が陽動をかける間に、アルフは僕と最下層ブロックから」
「私は、ユーノと最上部から」

それぞれ、二手に分かれて侵入し、プレシアのいると思われる中心部を目指す。
そしてなのはを回収し、プレシアを捕縛する。大まかな作戦の流れはこうだった。
フェイトがアルフと別れユーノと組むなど、編成が変則的なのも、内部の構造を良く知る者が双方に必要であったためだ。
また、彼女たちが構造を知っていたからこそできた作戦とも言える。
何分早急に事を進めなければならなかったため細かい点は煮詰まっていないのが現状だが、
それでも正面からバカ正直につっこんでいくよりは有用な作戦であった。
「フェイト、気をつけるんだよ」
「うん、アルフも。無事で」

「ユーノ」
「ああ」
「フェイトの足をひっぱるなよ、フェレットもどき」
「なっ・・・!?」
「兄さん・・・・?」
「・・・冗談だ。フェイトの援護、頼むぞ」
「・・・・・・・・・了解」
こんなときにまで、人をからかいやがって。ユーノはそんな顔を浮かべつつも了承する。
いつも通りの二人のやりとりに、苦笑するフェイトとアルフ。

「行こう」
「・・・うん、また、中央の間で」

兄妹は頷きあい、しばしの後の再会を約す。

(待ってて、なのは・・・)
───決戦が、始まろうとしていた。


709640:2005/10/05(水) 17:46:59 ID:VMx+XQga
今回は勢いだけで書いた(今回「も」?)んでいつにも増して駄文ですなー




orz
710名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 19:56:07 ID:mWSNAzWj
>>640
短期間連続投下GJ!
またあの要塞が出るとは…
「フェレットもどき」…早速A'sネタがw
711名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 20:07:34 ID:A4URHnrX
>>640氏おつかれさま〜
いよいよ決戦!楽しみにしてます〜
712名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 20:24:56 ID:mWSNAzWj
ホストロックで次スレ立て失敗…orz
ってかまだ早いかな?
713名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 20:39:37 ID:BYOFKn7F
480KB突破
そろそろ必要なはず
714名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 22:27:41 ID:mWSNAzWj
だよな…
EZwebのホストじゃ立てれなかったorz
誰か頼むわ…職人様の場所確保…
715名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 23:32:35 ID:BYOFKn7F
本スレが移行したのに併せてスレ立てしてみました

☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第三話☆
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1128522625/l50

今後ともよろしくお願いします
716名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 02:03:37 ID:ZoJ6tP7q
717名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 00:55:54 ID:/5OFaqyf
718名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 18:29:57 ID:3dY5u49A
71976:2005/10/09(日) 03:21:16 ID:vio6aRwj
ここで一つ、梅がてらちょっとしたものでも
ネタバレ軽微ながらもA’sネタです。
ほぼ想像のみで書いたので、いろいろと微妙ですが…
72076:2005/10/09(日) 03:23:26 ID:vio6aRwj
わたしたちは、すずかちゃんの付き添いで図書館に来ました。
「この本、結構面白いんだよ」とすずかちゃんが手に取り、アリサちゃんに渡します。
「へーそうなんだー」本を手に取りぱらぱらとページをめくるアリサちゃん。
横で説明しているすずかちゃんの話に適当な相づちを打ち、本を閉じる。
「ごめん、このジャンルは苦手みたい」とすずかちゃんに本を返す。
ちょっとしょんぼりしたすずかちゃん。私はその本を見せてもらった。
少しメルヘンチックなお話に興味を持ったので、
「わたし、これ借りるね」とすずかちゃんにいった。
「うん」とうれしそうな顔で頷くすずかちゃん。
隣にいたフェイトちゃんにも本を見せてみる。ものすごく興味を持った顔になった。
「すずか、こんな感じの本ほかにない?」すずかちゃんはフェイトちゃんを連れて、
そのジャンルの本棚につれて一つずつおすすめを見せていった。
気がつくと、借りられる限界以上の本を抱えていた。
「こんなにいっぱい借りられないよ」とすずかちゃんが苦笑いをする。
フェイトちゃんも困ったといった表情で抱えた本の表紙をにらんでいた。
「そこでにらめっこしてても仕方がないから、あっちの机で吟味すればいいじゃない」
しびれを切らしたアリサちゃんがちょうど一島空いている机を指さしています。
72176:2005/10/09(日) 03:24:53 ID:vio6aRwj
アリサちゃんが確保した机にどっさりと本を置き、どれを借りようか一生懸命吟味しているフェイトちゃん。
フェイトちゃんに簡単な、話の内容をぼかした説明をするすずかちゃん。
(相当読み込んでるんだろうな…)
山の中から適当に本を取り出してつまみ食いするアリサちゃん。
わたしは、そんな3人を愉快に思いながら、アリサちゃんに習って山の中から本を取り出した。
そんなとき、何かきこきこと車輪が回る音がこっちに近づいてきて、
「こんにちわ」とおっとりとした、しかし明るい声が聞こえた。
「あ、こんにちは。はやてちゃん」すずかちゃんが顔を上げ、車いすの少女に会釈をした。
「すずかちゃん、こんにちは。今日はお友達も一緒なんやね」はやてちゃんがにっこりと笑う。
「紹介するね。なのはちゃんに、フェイトちゃん。そして、アリサちゃん」
わたしたちは、すずかちゃんが紹介した順に簡単な自己紹介をした。
はやてちゃんも簡単に自身のことを紹介してくれた。

少し他愛のない話をしているとき、ふと、はやてちゃんが机の上を見た。
「こないに本を広げて、どないしはったん?」
わたしたちははやてちゃんに、フェイトちゃんが見たい本が借りられる限界より多くて、どれを借りようかと吟味しているところだと話した。
「じゃあ、この本なんかはどうです?」と山の中から3冊の本を見繕ってくれた。
フェイトちゃんは山の中から顔を上げて、渡された本を軽くめくり、満足した様子で
「うん。わたし、これ借りる」と微笑んだ。
72276:2005/10/09(日) 03:26:37 ID:vio6aRwj
机に積み上げた本を元の場所に戻してから、わたしたちははやてちゃんの捜し物を手伝った。
カウンターで本を借りたわたしたちははやてちゃんの車いすを押しながら、エントランスに向かった。
「フェイトちゃんとアリサちゃんって、外人さんなんやね」はやてちゃんが二人の目を見て話した。
「そういえば、そうだったけ。すっかり忘れてた」すずかちゃんがそういうと
「すずか、あんたって子は…」とアリサちゃんがジト目でにらむ、フェイトちゃんも
微妙に困ったような顔をした。
「まあまあ、押さえて押さえて」わたしがアリサちゃんをどうどうと抑えると、
はやてちゃんがクスリと笑った。
「うちにも外人さんが泊まってんねんけど、みんなええ人やで」はやてちゃんがそういい、
入り口に向かって手を振った。
72376:2005/10/09(日) 03:27:29 ID:vio6aRwj
「もう、うちはここでええよ。みんなおおきにな」とはやてちゃんが向かった先には、
そこには、金髪セミロングの女性と赤髪で三つ編みをした女の子が立っていた。
わたしは背筋がぞくぞくするのを感じた。女の子から殺気があふれてくるのが分かる。
少女が結界を貼る。周りの景色が変わっていく。いたはずの人がどんどん消えていき、
結界内部は魔法使いとはやてちゃん、アリサちゃん、すずかちゃんだけになった。
「シャマル。はやてを頼んだ。」無言で頷く女性
はやてを押したシャマルさんと入れ替わるように、バリアジャケットに身を固めた”騎士”がやってきた。
わたしとフェイトちゃんは、すずかちゃんとアリサちゃんを守る体勢をとる。そして、精神通話でユーノ君を呼ぶ。
「なのは、おまたせ」とフェレット形態で待機していたユーノ君がこっちに掛けてきて
人間形態になった。
驚いたように固まる二人。
「なのは、フェイト。これって一体どういう事?」アリサちゃんが怒ったようなおびえたような声で聞いてきた。
「ごめん、二人とも。話は後でっ。ユーノ君二人をお願い」わたしが言うとユーノ君は
「分かった」と言うと同時に結界を展開した。
よっぽどのことがない限りこれで一応大丈夫なはず。
向こうはすでに換装を終えている。
このまま変身したら、二人に正体がばれてしまうけど…。
わたしはフェイトちゃんと覚悟を決め、ジャケットに換装した。
72476:2005/10/09(日) 03:28:15 ID:vio6aRwj
「そんな…」短くすずかちゃんの嘆くような声が聞こえる。
「ごめん、すずか、アリサ。これがわたしたちの正体…」フェイトちゃんが横目で
つらそうに二人を見る。
そして、正面をむき直し、目の前の敵とにらみ合う。
しばらくの均衡の後、赤髪の少女がわたしに向かって飛んできた。
わたしも負けじと飛びかかり、杖を交差する。とたん、鋭い火花が飛んだ。
フェイトちゃんの方は、先にフェイトちゃんが仕掛けたみたい。こっちからでも明かりが分かるほど火花が飛んでる。
少しの間つばぜり合いをしていると、突然、
「ヴィータ、シグナムやめてっ!!」とはやてちゃんの声が聞こえた。
72576:2005/10/09(日) 03:29:28 ID:vio6aRwj
「シャマル、これは一体どうなってるんだ!?」騎士の方から怒号が飛んだ。
「ごめんなさい」と謝るシャマルさん。緑のバリアジャケットを着ている。
「ちっ」と少女が舌打ちをし、少女と騎士がわたしたちの元を離れた。
二人の目は、こちら側をにらんでいる。
「わたしは大丈夫だから、こんなのは無しやっていったやん。なのにどうしてこんな…」
はやてちゃんは目に涙をためている。デバイスをおろさない二人に向かって
「シグナム。武器を納め。これは命令や。ヴィータもやで」と一括する。
シグナムさんは渋々と云った感じで、デバイスをおろし、ジャケットを解除する。
なおもこっちをにらむヴィータちゃんに対しては、
「ヴィータ。うちの言うこと聞いてや。でないとうち、ヴィータのこと嫌いになるで」
と、強い口調で言った。
うっと言葉に詰まり、しばらくしてつまらなさそうにデバイスをおろし、ジャケットを解除した。
それを見たわたしたちも、武装を解除した。
「ごめんな、みんな。うち、こんなんで。なんかあんた達の敵みたいなんや」
はやてちゃんの目にたまった涙があふれている。それをぬぐおうとせずに、
「ごめんな、すずかちゃん。せっかく友達になれたのに。友達こんなひどい目に遭わせて。堪忍な。もう、仲良くはできへんな」必死に笑顔を作る。
ヴィータちゃん、シグナムさん、シャマルさんは気まずそうに顔を背けている。
「そんなこと無い!わたしたちは友達だよ」すずかちゃんが頬に涙の筋を作りながら訴える。
そして、はやてちゃんの前にいって、手を握り、
「だから、そんな悲しいことは言わないで」と笑いかける。
72676:2005/10/09(日) 03:30:32 ID:vio6aRwj
二人の様子を見て、とても心が痛んだ。わたしたちって、どうして戦ってるんだろうと。「でも、敵は敵だからな」と射抜くような目でこっちをにらむヴィータちゃん。
何か重大な決心を決めた目になっている。
「申し訳ありません、主。この戦いだけは必ず終わらさねばならない物ですから」
とシグナムさんも言った。
「わたしは補助しかできませんが、精一杯お相手差し上げます」とシャマルさんも言った。
今になって気がついたけど、一体この3人から発せられる悲壮感はいったい何なんだろう。

「この勝負、受けて立つよ」わたしが言う。フェイトちゃんも頷いた。
「なのはちゃん…」すずかちゃんが悲しそうな目でわたしを見る。
「今度は正々堂々と、手加減なしで行くから」フェイトちゃんが言う。
「じゃ、決まりだな」ヴィータちゃんが出口に向かうと同時に結界が晴れる。
シャマルさんとシグナムさんがそれぞれ頭を下げ、はやてちゃんの車いすを押していく。すずかちゃんは
はやてちゃんが図書館を出て行くまで、はやてちゃんの手をずっと握っていた。

その様子を後ろで見守っていると、後ろから
「なのは、フェイト。話を聞かせてもらえるかな」とアリサちゃんが怒った様子でしゃべる。
目からは涙があふれていた。
「できるだけ、人気のないところで…」わたしたちは、そのまま図書館を出て、
すずかちゃんの家に行くことにした。
72776:2005/10/09(日) 03:33:47 ID:vio6aRwj
…つづきません

文体が変わってるのに投下した後で気がついたorz
728名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 06:05:44 ID:amT1m/nN
>>640
クロノが女性群に犯されるシーンがチラッと頭を過ぎった
乙であります

>>76
深夜にGJ!!
729名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 20:00:18 ID:a0yh2ehX
ho
730名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 12:47:04 ID:BlWy96v4
731名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 19:36:07 ID:p4bxkgz7
これもVIPクォリティ?
小学6年生の男女が裸体うp祭り中!!!

VIPになら小学6年生ぐらいは来てるだろ?
http://ex11.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1129427490/
732名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 01:50:10 ID:/FSrLVQ9
age
733名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 05:10:14 ID:a8F7mKpP
734名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 21:10:34 ID:7m1/uIsn
>>733
(1) 「・・・・・・・・・・・・・・あの、フェイトちゃん、私の、お嫁さんに、なってくださいっ」
   
(2) 「不束者ですが、よろしく・・・お願いします・・・」

(3) 「嬉しい・・・」

こうですか!分かりません!
735名無しさん@ピンキー