1 :
名無しさん@ピンキー:
移動!!そして乙です
3 :
次スレへ逝け:2005/04/11(月) 23:30:09 ID:iX+G8NBJ
3げと
迷子出ないことをL様に祈る。
えっと、OVAはTVと違って動きがいい!細かい!
ジョゼフイーヌさんなんか、その最たるもの。
あ、そういや彼女も巨乳。
4 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 23:30:51 ID:iX+G8NBJ
ありゃ、名前失敗・・
OVAは高いですからね・・金をかけているだけあります。
リナのお尻が非常に魅力的なOVAでした!
6 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 23:32:51 ID:AMSa+lEx
あ、ジョゼフィーヌさん、スルーした。
リナタンのおちりは、TVでもぷりちー!
NAXTの1話なんて、マントなびかせてHなおちりですた。
ジョセフィーヌは印象がないんですよねー。
リナ尻は小さいんだけどかわいくて好きです。
ナーガのはとんでもなく興奮しますが!
>>6
うに?
出ないべ?
10 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 23:40:21 ID:AMSa+lEx
>>10
☆○)0')〃 アウッ
ちょっとノックアウトだ。いいぱんちだ・・>>6・・
ジョゼフィーヌさんの印象が薄いというのも、珍しい気がする。
ナーガが和尻で、リナが洋尻というセットのセンスは素晴らしい。
ナーガしか見えてなかったのかもしれませんw
ナーガみたいなお尻があったら痴漢してでも触りたいですな
痴漢は犯罪です。なりちゃか大人の実況でドゾ。
漫画描いたら、見せてね!もしくは、SS書いて出してv
満員電車なんか乗せたらすごいだろうな〜・・うっとり。
あの服装で満員電車乗せますか?w
電車内がとんでもないことになりますね!!
ホーム歩いてるだけでロックオンされて、乗車と同時に開始。
最初から手加減なしでお願いしまつ。
ナニコノゼンスレカラノチャットジョウタイ
ホームで見た時点で勃起状態ですねー。
乗ったらまずは110センチから触りまくりますよ!
>>17さま
すみません。撤収します。
>>18 長々スマヌ
また、どこかで会いましょう!
皆様失礼しました!
とりあえず
>>1乙!
そしてリナの知りはぷりぷりしててサイコーでつ!!
21 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 01:32:42 ID:6GwXni7E
リナタンのおちりはガウのもんだ〜!
とか主張したかったガウリナ専…スマソ、本気で逝ってくる…
リナは心がすうっと冷えていくのを感じた。
リナが戻ろうとしていた席には、肩を剥き出しにしたドレスを纏った女性が居座っている。
確か、リナ達がこの酒場に入った時からこちらを見ている視線を感じていた。その女の一人だ。
黒い髪をかき上げながら、隣のガウリイに話し掛けている。
自分には無い色気を振りまく女性を眺めながら、リナはただ立っていた。
よくある光景だった。
連れのガウリイはとてももてる。整った顔、すらりと引き締まった体。彼の魅力はそんなところだけではないとリナは知っているが、それだけでも女性達には十分だった。
これまでにもリナが席を外した隙に、それどころかリナが隣にいるときでさえ、女達は寄って来た。
最近、二人の関係は旅の相棒から恋人に変わった。
そのことがいつものこの光景に、リナにいつもの行動を取らせなかった。
何気ない顔でそのまま席に戻ったり、拗ねて他の席で飲んだり。いつも、そんなリナをガウリイはにこやかに迎えてくれたり、追いかけてくれたりしていた。
は――
知らず、リナの口から溜息が漏れる。
少しくすぐったいこの関係になってからは、リナは自分達は変わったと思っていた。
歩く時の距離も近くなったし、時々手を繋いだりもする。リナはほんの少し素直になったし、ガウリイは本当にリナの事を恥ずかしくなるくらいの愛しげに見つめるのを隠さなくなった。
それなのに、これだ。
あの女性は、今ガウリイの腕に手を添えた女性は、二人でいるところを見ていたはずなのに。
やんわりと、でもしっかりガウリイがその手を外す。
あの女性にはリナの恋人の関係など、子供のお遊びのように見えたのか。それとも、リナから奪うことなど容易いと思ったのか。
どちらにしろ、自分が子供なのだとそう言われているようで。
以前なら不快に思っても、ここまで傷ついてはいなかったのに・・・・・・。
胸も小さいし・・・・
なおも引き下がる女性から目をそらし、自分の胸を見下ろす。
「リナ」
気がつくと、ガウリイが目の前に立っていた。その顔はどこか不機嫌そうで・・・
「いつまでたっても戻ってこないし」
何やってるんだ、と少し拗ねたような口調。
あの女性は既に酒場からは消えていて、ぼんやりしているあたしを心配してか、ガウリイはもう部屋に戻ろうと促した。
階段を踏みしめるたびにきしんだ音が薄暗い中響く。
廊下を歩いて、辿り着いたのは仮の寝床。
「それじゃ、お休みリナ」
他の客を配慮してか少し音量を落としてガウリイが優しく囁いた。
そしてガウリイはリナの隣の部屋の戸を開ける。
「・・・ガウリイ」
部屋の中に入ろうとしたガウリイをリナは呼び止めた。
その声はいつもの元気な声ではなく、どこか頼りなげな、不安そうに揺れる声だった。
そんなリナに、ガウリイは少し戸惑いながら戻る。
「どうした?」
俯いたリナの顔を覗き込むように体を折ると、ガウリイはそっと手を栗色の髪に伸ばした。くしゃくしゃとかき回すのでなく、優しく梳くように撫でる。
しばらく黙り込んでいたリナは顔を上げる。
すぐ近くにある、自分を心配しているガウリイの顔。
戸惑いながら、リナはそっとガウリイの肩に手を添えると、顔をゆっくりと近づけた――。
その瞬間は、長かったような短かったような。
ファーストキスはレモンの味と聞いたことがあるが全然違っていた。
さっきまでガウリイの飲んでいた、リナが飲めないような強いアルコールと暖かな柔らかい感触。
リナは顔を離してから、少し驚いた顔をしているガウリイを見て、今さらに恥ずかしさが込み上げてきた。
みるみる真っ赤に染まるリナ。
そんなリナに、ガウリイは丸くしていた目を細めると、リナを抱き寄せてそっと口付けた。
二度目のキスを終えた後、しばらくリナはガウリイに抱かれるままに胸に顔を寄せていた。
「えっ・・・と、その・・・」
油の切れた機械のように、ぎこちなくリナが動く。
もそもそと離れようとするリナに苦笑して、ガウリイはそっと腕をほどいた。
解放されたことに、リナは一瞬無自覚に寂しそうな顔をした。
チラリとガウリイを見あげたリナは、穏やかに微笑む青い瞳と目があうと慌てて視線を下に落とした。
「・・・・あの、おやすみっ」
ガウリイの顔は見えないはずなのに、痛いほどにガウリイに見つめられているのを感じる。
リナは耐え切れずに逃げるように部屋に駆け込んだ。
いいぞー 萌へ〜
(〃▽〃)キャー♪
29 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 00:32:54 ID:h/1g5sqi
リナさんに禿萌え…(〃д〃)ウヒャ
リナタンがかわいすぎますぞ!
リナタんが大事すぎてなかなか手をだせないガウももゆるー
リナタンカバエ-モユルッ
・・・・
で、エロはまだでしょうかハァハァ
誰もいないの〜?
ちょっと聞きたいんだけど、ナーガが和尻、リナが洋尻ってどゆこと?
初めて聞く単語なんで、どう違うのかわかんない…
リナの洋尻てのがぷりんとあがった尻で
ナーガの和尻ってのがどっしりたっぷりな尻では。
ぐぐってみてはいかがか。
37 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 00:27:40 ID:wDmR3LOg
リナタンのヒップライン…(*´д`)ハアハアハアハア
エロはまだーかーーー
ゼルリナ読みてぇ…
神が来るまで待ち切れないから自給自足するか…
誰かメフィでなんとかしてくれー
41 :
ゼルリナ:2005/04/19(火) 21:05:17 ID:7QLAKZws
「いい格好だな………」
くっくっと笑いを押し殺して、心底楽しそうな声が洞窟の中に響いた。
「ちょっと………何時まで見てんのよっ。早く、助けなさいよっ」
ゼルガディスっ!
悲鳴に近いその声に、ゼルガディスは助ける様子もなく、ただ目の前に宙吊りにされている少女………リナを見つめているだけだった。
「本当にこんな作戦でいくのか?」
「そうよ」
何か文句ある?
とでも言いたそうな表情で、リナはゼルガディスを睨み付けた。
ちなみに、今のリナの格好はいつもの魔道士姿ではなく、いかにも町娘といった感じで、短めのスカートにセーター、その上から薄手のコートのような物を羽織っているだけだった。
「いつも通りでもいい気がするが?」
「それじゃぁ、思いっきり警戒されるでしょ。こんなか弱い女の子が迷い込んだら、ひとまず頭を呼んでくるでしょう。そこを一網打尽にドラグスレイブでもお見舞いして………」
結局いつもと同じだろっというゼルガディスの突っ込みは、見事に無視された。
「で、俺はどうすればいいんだ?」
「ん〜、もしあたしが危なくなったら助けてくれればいいわよ」
危なくなる事、が果たして今まで何度あっただろう。
少し頭を抱えながら、それでもリナの盗賊いじめ、に付き合うのは最近のゼルガディスの日課となっていた。
そして今日もいつものように盗賊いじめに付き合う事となったのだが、今日に限ってリナは何故かいつもと違う趣向で行こう、などと言い出し、まるで猿芝居のような道に迷った少女、を演じて盗賊団をおびき寄せる、ということとなった。
42 :
ゼルリナ:2005/04/19(火) 21:06:03 ID:7QLAKZws
その猿芝居に見事に引っかかったのが、この辺りを根城にしていた盗賊だった。
アジトに連れて行かれたリナは、あっと言う間に盗賊団1つを壊滅させた。
「お宝、お宝………」
嬉しそうに物色を始めたリナの悲鳴が聞こえたのは、その次の瞬間だった。
「ぎゃぁぁぁぁぁ」
お世辞にも可愛らしい悲鳴ではなかったが、その声に驚いて振り向いたその先には………
手首をロープで縛られ、宙吊りになったリナの姿があった。
そして冒頭にいたる。
「早くこれ切ってよ」
ばたばたと暴れながら顔を真っ赤にしてリナはゼルガディスを睨んでいた。
「これは、これで………」
心底楽しそうな笑みを浮かべるゼルガディスの腕は、一向にリナを縛り付けているロープに伸びる様子はなかった。
「ゼル?」
「いや………その格好………結構………」
「なに、よ」
「そそる」
言われた瞬間、ぼっとリナの顔が赤くなった。
「ちょっとっ!!」
「暴れると、ロープが食い込むぞ?」
「うっ」
ぴたりっとリナの動きが止まる。
「まぁ、助けてやらないこともないが………。こんな状況だ。それはそれで楽しむべきだろ?」
意地悪そうな微笑に、リナは大きく首を横に振った。
「楽しまなくいいっ」
ゼルガディスが何を考えているのか分かってしまったから。
「そう言うな」
近づいてい来るゼルガディスから逃げようと身体を後ろに動かそうとするが、宙吊りの状態でそれが出来るはずもなく、身体をくねらせる小さな仕草にしかならなかった。
43 :
ゼルリナ:2005/04/19(火) 21:07:08 ID:7QLAKZws
「誘ってるのか?」
「どこをどう見たらそうなのるよっ」
「いや、………その格好を見たら、大抵の男はそう思うと思うがな」
確かに、今のリナの格好は、そそるものがあった。
スカートから見える白い脚。
腕を縛り上げられ、抵抗すら出来ない状態。
さらに怒りのためか潤んだ瞳に高揚した頬。
見事に男の欲情をそそるものだった。
「早く帰らないとガウリィ達が」
目を覚ましちゃう。
そう言い掛けた言葉は、見事にゼルガディスの唇によって遮断された。
「平気だろ。一度寝たら朝まで起きないような連中だ。………お前の盗賊いじめに気が付いた事だってないだろ?」
「そう、だけど………ひゃっ」
頷くリナの首筋を、ゼルガディスが舐める。
「いい声で鳴くな……」
「ばっ」
真っ赤な顔できっと睨み付けると、意地悪そうな光を宿したゼルガディスの瞳と重なった。
「ゼル、変なこと考えてるでしょ?」
「いや、いたって普通のことだ」
「嘘っ!」
「普通のことさ……このまま、お前をいただこう、なんて普通だろ?」
にやりっと笑みを浮かべたゼルガディスの表情は、いつもでは見られない、心底楽しそうな、そんな感じだった
44 :
ゼルリナ:2005/04/19(火) 21:07:42 ID:7QLAKZws
「ちょっと、ゼル………」
服の隙間から滑り込んでくる手。
自分の顔が羞恥で顔が赤くなるのがリナにはわかった。
「やっ………ん、はぁ」
「相変わらず感度いいな」
捲り上げられた服からこぼれる胸を揉みながら、ゼルガディスは自然と笑みを零していた。
リナとの関係は、比較的リナの方が積極的だった。
別にゼルガディスが積極性に欠けていたわけではないが、意固地の塊のリナが素直に抱かれるわけもなく………
「やっ………んん」
抵抗できないリナの乳首を口に含み、ころころと舌で転がすと柔らかかった乳首はだんだん硬くなりだす。
「ひゃっ」
軽く甘噛みすると、リナは身体を仰け反らせて反応を示した。
心底楽しそうにその状況を楽しんでいるゼルガディスに、リナはただ睨み付けるしか抵抗の手段を持っていなかった。
は、早く続きを……ゴフッ
46 :
ゼルリナ:2005/04/19(火) 22:13:23 ID:sTVtUz6M
「んっ……あっ……は」
声が漏れるたび、身体が熱くなっていく。
下半身に力が入らなくなり、がくがくと小さく震えている。
「そうやってると……可愛いな」
もれるのは噛み殺した笑い。
「や……だっ……」
そう言ったものの身体は正直に反応を示していた。
しっとりと濡れ始めたソコがむずむずとし始め、刺激を欲しがっていた。
「ここの方が素直らしい」
「やっ……はぁん」
ゼルガディスの冷たい指がソコに触れた。
しっかりと濡れたソコは、滑らかにゼルガディスの動きを助け、リナの身体に刺激を与えた。
「ひゃっ…ん………ゼ、ル……」
ゆっくりとした指の動きは、決して絶頂へ導いてはくれない。
撫でるように、焦らすようにゼルガディスの指は動いていた。
ゼルリナキテル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
(´Д`*)ハァハァ
_ト ̄|〇アハァ
すぺしゃる24のリナの着てる水着・・・ちょっとスク水の変形みたいな
51 :
ゼルリナ:2005/04/25(月) 10:47:38 ID:Cxq/w/Rm
46からの続き…
「もう……や、だ……」
自分から動くことも出来ず、リナはただされるがままになっていた。
快楽が思考を絡め取りかけていたが、刺激がゆるい分だけ完全に溺れることは出来ず、それがなお更リナの身体を苦しめていた。
「はぁ……ん」
すでにぐっしょりと濡れたソコからは、ゼルガディスの指の動きに合わせて、くちゅりっと卑猥な音が漏れ出していた。
太ももを滴り落ちる生ぬるい感覚。
「ゼ、ル……」
「ん?」
潤んだ瞳がゼルガディスを捉える。
「お、……ねが…い」
震えるように唇から漏れるのは、懇願の言葉。
けれど……
「断る」
「……っ!」
笑みを浮かべてのその言葉に、リナは唇を強く噛み締めた。
「言ったろ? 楽しむべきだ、って」
突然視界からゼルガディスが消える。
「ゼ……、ひゃっ!」
次に襲われるのは、太ももを這いずるねとっとした感触。
「あぁっ」
52 :
ゼルリナ:2005/04/25(月) 10:49:01 ID:Cxq/w/Rm
吸い付くように内側を這いずるのは、紛れもないゼルガディスの唇と舌。
暖かい、というよりは生暖かい感触が一気にリナの理性を吹き飛ばす。
「あぅっ……、はぁ……ん」
下からゆっくりと付け根へと動く舌への期待。
早くそこへ来て欲しい。もっと快楽を……気持ちよくなりたい。
言葉には出ないリナの本音が、荒い息となっていく。
「ゼル……、あっ…ん。……んんっ」
付け根の側で、ゼルは少し強くそこに吸い付く。
小さく赤い印がそこに宿り、その周りに幾つものその印を増やしていく。
赤く彩られた、自分だけの印。
その側にある、すでにあまり役目を果たしていない薄い布。
ぐっしょりと濡れた患部部分は、透けていてくっきりとその形を現していた。
ゼルガディスは、何のためらいもなくその布を引き裂く。
「あっ」
その音に一瞬我に返りかけたリナの理性は、ソコに宛がわれたゼルガディスの生暖かいモノによって、また闇の中へ沈んだ。
53 :
ゼルリナ:2005/04/25(月) 10:49:59 ID:Cxq/w/Rm
「ひゃっぁぁっ………」
声にならない喘ぎが漏れた。
ぷっくりと膨れ上がったソコが、ゼルガディスの舌でころころと転がされるたびに、身体から滴り落ちる愛液。
「やっ……ひ…ん………ああっ」
突然膣口に当てられた舌先。
そのままぐっと中へ押し入れられる。
「ひゃっ…あぁあん」
喘ぎにもならない言葉がリナから漏れた。
「ゼ………あぁぁぁぁん」
指やアレのように硬くない、妙に柔らかいものがその場所を出たり入ったりするたびに、リナは身体を小さくねじらせた。
もっ萌ゆる…
みんな遊びにいっちゃった?
萌えるのだが、ゼルって確か体温ないんじゃ・・・
石だから。そんな感じの描写もなかったっけ?
>>56 そうなんだ… 知らんかった、というより覚えていない…
その辺は気にしないでくれるとありがたい。スマン…
ついでに、石だから固いんだよね。
魔法の力で融合したから普通の人間と同じように動いているが、触ると固い。
つまり勃起しなくてもアレは固い(爆
挿れたら粘膜が炎症おこしそうだ…OTL
イタタタタタター。
今度はそういうスレにしたいわけ?
リナガウ神の降臨キボン…。
63 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 22:36:49 ID:AU0SfuVI
禿同っ!!ノシ
つか、ガウリナ読みたい…もち、リナガウも。
リナに攻められ悦楽を堪えるガウ萌え(*´Д`)ハァハァ
盛大に喘がれると萎えるが。
堪えるガウにムキになったリナがSッ気モードONなのが激しく読みたい。
どこ探してもリナガウ少ない(ノД`)。・。
ノシ
67 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 19:16:56 ID:1KGLfGX0
禿しく同意っ!!
裏持ちの神サイトどんどん消える…
ゴバークじゃないか?
70 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 22:13:50 ID:1KGLfGX0
>64
レス番号書き忘れスマソ…
ゼルリナの続きをぜひっ…!
このままじゃ生殺しだよ〜
ゼルアメもまってますよ。
73 :
ゼルリナ:2005/05/03(火) 20:21:01 ID:drW1QTl3
53からの続き…
「い…や……ぁん」
抗議の声など全く無視して、ゼルガディスの動きは時に激しく、時に滑らかに動いていく。
「…ゼ、ル」
もう、我慢できない……、入れて欲しい。
耳に届くのは、くちゅくちゅという卑猥な音だけ。
「んっ……、ぁっ」
リナの限界を悟ったのか、ゼルガディスは不意にその行為を止め、ようやくリナと視線を交わした。
「も、う……だ………め」
ぽろぽろと瞳から溢れる涙。
少しだけ苦笑して、ゼルガディスはリナの腕を縛り上げていたロープにナイフを入れた。
重心を失ったようにとさっとその場に倒れるリナ。
「ゼル……」
頬を伝っていく涙はまだ止まらない。
けれどリナはその腕を真っ直ぐ前に突き出すようにしてゼルを誘う。
そっと頬を伝う涙を指先で救い、ゼルガディスは本当に優しそうな笑みを浮かべ……
いっきにリナの中へ挿入した。
「ひゃっ……あぁはぁぁ……」
身体に流れる電気のような感触に、ぎゅっと瞳を閉じる。
「キツ、イ」
求めたものを放さないように、ぎゅっと締め付けてくるリナの中に、余裕だったゼルガディスの表情が曇った。
「ゼルっ……もっ、と……、ぁんっ」
いつも以上にあふれ出す蜜の音とリナの甘い声が入り混じる。
「リ、ナっ」
自分のモノをしっかりとくわえ込み、自分の下で快楽に表情を歪ませるリナ。
その姿が異様に妖しくぞくっとする。
その妖しさに惹かれるように、激しく腰を打ち付けるゼルガディス。
「はぁ……あ…ん。……ふぁ……あぁっ」
びくんっと身体を弓反りにし、リナの身体からいっきに力が抜けるのと同時に、どくんっと音を立てるように熱いものがゼルからリナへ流れ込んだ。
75 :
ゼルリナ:2005/05/03(火) 20:29:31 ID:T1MoVYIy
「ひっ…ぅく」
脱力した身体を投げ出したゼルガディスの耳に届いたのは、小さな泣き声。
「……」
そっと手を差し出しその頭を優しく撫でた。
「ば…か…ひっく」
いつもの勝気な光を戻した瞳がゼルガディスを捉えた。
「悪かった、な」
まだ泣き止みそうにないリナの髪を撫でながら、ゼルガディスはそう呟いた。
睨み付ける瞳からは、まだ涙がこぼれていた。
泣き止むまではもう少し……一緒にいられる、な。
隣で身体を投げ出している少女の温もりを感じながら、ゼルガディスは気が付かれないようにそっと微笑を浮かべた。
おわり
神、乙です。
ゼルちゃんたらもうっ
78 :
ガウリナ:2005/05/04(水) 21:18:04 ID:liJoK8SI
「ほんとに、悪かった」
心底反省した、というか後悔している、といった響きを含んだ声があたしの耳に届いた。
「いいってば。……あたしも悪かったんだし」
これは本当。
こうなったのは何もガウリィだけのせいじゃない。
判断を見誤ったあたしの責任。
「けど……」
どうしていいのかわからない。そんな感じのガウリィの声。
「本当にっ、大丈夫だから!」
「そんなわけないだろっ」
言い切ったあたしの言葉を、思いっきり遮断したガウリィの声は真剣そのものだった。
「目が…見えてないんだ。……こんな時ぐらい、甘えてくれ」
頼むから……
消えそうな声と同時に、ふわっと暖かいものがあたしを包んだ。
抱きしめられた、と分かるまでには数秒。
いつも以上にどきどきするのは、やっぱり相手の顔が見せないせい?
ドクンドクンと聞こえるガウリィの心臓の音が、とても心地よく安心をくれた。
……目が見えなくなったのは……本当にあたしの、ミス。
盗賊苛めの最中に投げられた何かを、ショートソードで真っ二つに叩きのめした瞬間、そこから溢れた真っ赤な粉。
目を瞑る暇もなく、それはあたしの眼の中に入り込み、……気が付いた時には、瞳にぐるぐる包帯を巻かれた状態だった。
それが目に入った瞬間、悲鳴を上げてのた打ち回ったらしいんだが、さっぱり覚えていない。
ガウリィが街へ運んでくれてすぐに医者に見せてくれたらしいんだけど、ね。
「本当に、大丈夫だってば。……医者だって、1週間もすれば回復するって言ってたし」
軽くガウリィの身体を押しのけて、あたしは言った
79 :
ガウリナ:2005/05/04(水) 21:19:08 ID:liJoK8SI
本当はこのままずっと抱きしめられていたかったんだけどね。
そんな事言えないし、それ以上にガウリィの辛そうな声、聞いていたくなかった。
「リナ……」
そっと頭を撫でられる。
「ほんとに大丈夫だから」
笑えたかどうかはわからない。
目が見えないって事は、思った以上に怖い。
自分に触れたものが何かわからない。近づいてくる物音の正体が分からない。
張り詰めた緊張感がいつも付きまとう感じ。
「ふぅ……」
「リナ?」
小さなため息にまで過敏に反応するのは保護者としての義務、みたいなものだろうか。
「あっ、なんでもない」
笑えたかどうかはわからないけど、軽くあたしは返事を返した。
「……」
無言はちょっと怖い……
「あっ、お水、欲しいかな、なんて」
だから適当に言葉を作った。
まぁ、実際汗をかいたせいか咽もカラカラだったし。
「おうっ、すぐに持ってくる」
バタバタと遠ざかっていく足音。
そしてまたバタバタと近づいてくる足音。
「…早い」
「リナを1人に出来ないだろ」
ボッと頬が熱くなるのがわかった。
なんちゅう恥ずかしい事を……
80 :
ガウリナ:2005/05/04(水) 21:20:09 ID:liJoK8SI
「ありがと」
手を差し出したが、いつになってもそこにコップが渡される気配はない。
「ガウリィ?」
「あー。その、……飲ませてやる」
「はぁ?」
間の抜けた声を張り上げた瞬間、何かが唇に触れた。
そして暖かいものが唇をこじ開けると、冷たい液体がゆっくりとあたしの口の中に流れ込んできた。
「んっっ……」
こくりっ、と飲み込むと触れていたものがゆっくりとあたしから離れた。
「……もっと飲むか?」
聞こえた声に、あたしはぶんぶんと首を横にふった。
「なんだ……」
ちっと舌打ちが聞こえる。
……ガウリィ、楽しんでる?
「おっ、そうだっ!」
コップをテーブルの上に置いた音が聞こえたと同時に、ガウリィの嬉しそうな声。
いっ、嫌な予感が……
瞬間的に身を固めるのと、ガウリィがあたしの腕を捕まえるのとは、ほぼ同時だった。
81 :
ガウリナ:2005/05/04(水) 21:20:40 ID:liJoK8SI
「リナ、汗かいただろ? 拭いてやるよ」
「えっ?」
「リナを守れなかったんだ。精一杯、リナの世話をさせてくれ」
「い、……いや、あの……」
世話っていったって……、あっ、こら、服に手をかけるんじゃ……
「ガウリィっ!!」
あたしの抗議の声は、くらげ頭には全く届いていなかった。
「んっ……はぁ、ん……ふぁ」
体中を動き回る手の熱さと、ゆっくりと身体を動く冷たいタオル。
こうも器用に両手の動きを別々に出来るガウリィに、ある意味感心してしまう。
「ガゥ…リィ」
「どうした?」
すでに息の上がっているあたしに対して、いつもの変わらないトーンのガウリィの声。
ガウリナ神キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!
本命カプにウハウハ(*´Д`)ハァハァで続きお待ちしております。
83 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 00:23:47 ID:cS4pzDve
正直初めがよくわからなかったが、読み進めて納得。
ガウリナ神Gj!!!
リナが可愛い…
看病にみせかけて・・・・モエーーー
85 :
ガウリナ:2005/05/05(木) 13:58:23 ID:K+iSc5Of
81からの続き…
悔しい…!
いつも翻弄されるのはあたしの方。
くらげのくせに、女の扱いに慣れてるなんて………詐欺だ!
そう思っていても抵抗できるわけでもなく、あたしはただガウリィの指の動きに身体を熱くさせていくだけだった。
「はぁ、ん……ふぁ……ひゃっ」
「リナ、身体を拭いてるだけでそんな声だすなんて……。いやらしい子だな」
耳に聞こえる声は、鼻歌交じりの実に楽しそうな声。
嘘吐きがぁぁぁぁ!
「ちっ……はぁん」
否定しようとした途端、胸に走るぬめっとした感触。
「ひょら、ひょんなにたぁっしぇる……」
(ほら、こんなにたってる)
たぶん、乳首を口に咥えたまま喋ってるのだろう。
声の震えがダイレクトに乳首に伝わり、あたしはびくんっと身体を仰け反らせた。
「やぁっ…ん」
いつもなら容赦なくスリッパで頭を叩くところなのだが、何処に何がどうあるのかよくわからないため、そんな反撃もいまいち行動に移せない。
くぅ―、リナ・インバースともあろうあたしが……こんなくらげに……
86 :
ガウリナ:2005/05/05(木) 13:59:18 ID:K+iSc5Of
「はぁん……ガウ…リィ」
「はぁんだ?」(なんだ?)
視線がこちらを向いた、ような気がした。
「いっ……」
「い?」
「いつまで舐めとるんじゃぁぁぁぁ!」
ひとまず両手をぶんぶんと振り回してみたら、がこっという音と何かが拳に当たった感触があった。
「ひどい……リナちゃん」
「身体拭くだけでしょっ! 余計なことしないでいいっ」
そう言うと、『つまんない』とか、『それじゃぁ、面白くない』とかぶつぶつ言うガウリィの呟きが聞こえた、それは完全に無視。
あたしにだって、羞恥心とかはある。
目が見えないからって、ガウリィのおもちゃになるつもりは……ないんだから。
「じゃぁ、リナ」
「何よ」
「やろう」
「……はっ?」
一瞬の間。
いや、何を……やる?
意味を理解出来なかったあたしは悪くない。
相手の表情も、自分の格好もわからないこの状態で、言葉だけで意味を理解しろ、だなんて。
無論ガウリィだってそんなのはわかっていたのだろう。
あたしの頭が理解する前に、それは行動に移っていた。
「きゃぁ」
悲鳴と同時に胸に感じる指の感触。
首筋に当たる暖かい吐息。
「ガゥリィ……、だ…め」
力を入れてあたしの上にあるだろうガウリィの身体を押し戻そうと試みる。
87 :
ガウリナ:2005/05/05(木) 13:59:50 ID:K+iSc5Of
……無理。
「リナ……、お前今、どんな格好してるか、知ってるか?」
「…はぁ?」
「胸まで服捲り上げて……、乳首もこんなに硬くさせて……」
きゅっと乳首が摘まれ、びくんっとあたしは動かす。
「下半身は下着一枚で……、やらしいよなぁ……」
そっ、そうなの?
いやいやと身体をねじらせるあたしを、それ以上辱めたのは、次の一言。
「真昼間なのに」
なっ、なんだとぉ―――!
あたしの視界はゼロだったし、包帯を巻かれていたせいか光を感じることがなかった。
だから今の時間の感覚を認識することなくいたのだが……
確かに……盗賊いじめをしたのが、まだ朝早い時間だった。
それを考えれば、今は……お昼を少し過ぎたくらい?
あっ、あたしとした事が……
突然暴れだすあたし。
頭の中に想像された自分の姿。
それが昼間の光の中にいるだなんて……、耐えられるわけないでしょ。
88 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 16:19:30 ID:cS4pzDve
ガウリナщ(゜д゜щ)カモォーン
「ガウリイ」ならもっと萌える。
イヤ-----(*゚∀゚*)-----ン!!!!
91 :
ガウリナ:2005/05/05(木) 18:15:16 ID:408Sdbq/
87からの続き…
「やだぁ……」
「お前……それ、誘ってるとしか、思えん」
耳元で囁かれる言葉は、あたしの羞恥心をさらに煽る。
ガウリィを押しのけようとしても、執拗なまでの愛撫が身体の力を奪っていて、思うように抵抗が出来ない。
「ふぁっ……」
耳たぶにガウリィの歯が軽く立てられる。
「やっ、…ぁん。……はぁん」
「可愛い、リナ」
余裕のガウリィの声とは裏腹に、あたしは余裕を失っていく。
「はぁ…ふぁ……ぁぁん」
いやらしい声が漏れるたび、じわっと溢れ出すモノ。
「リナ……ぐしょぐしょに濡れてる」
ぴちゃりっと音を立てて、ガウリィの舌らしきものがソコを這う。
「やっ……、あっ…ん。ガゥ……リ」
ぴくぴくと身体が痙攣を起こしそうになっていた。
「すごい……。本当に……リナは、やらしいな」
ずずっと音がなると同時に、電気が走ったような快感が身体を走り抜けた。
「やっっっ!」
腰が軽く浮き上がると、つかさずガウリィの腕がその隙間に入り込み、腰を持ち上げる。
「だっ、め……」
見られているっ!
暗闇での行為には経験はある。
明かりをつけようものなら、即座にベッドから追い出していたし……
それなのに、今は……
92 :
ガウリナ:2005/05/05(木) 18:16:11 ID:408Sdbq/
腰をつかまれ、その部分を突き出すような格好になっているのは、何となくわかる。
そして、ソコに向けられる視線。
「ひくひくいってるぞ」
意地悪な言葉と同時に、またぴちゃりっと舌先が触れる。
「あぁぁっ」
「見られて、舐められて、感じるなんて……」
いけない子だなぁ。
「ふぁ……ひゃっ、あぁん……、ガウ、リィ……………」
自分でも、ソコがひくひくとしているのがわかるくらいに、あたしは感じていた。
見られている、という状況が、羞恥心を煽り身体を熱くさせてゆく。
「こんなに濡れてるし……。リナはやっぱり、スケベな子だ」
「あぁん……、はぁ……んんっ」
何かを言ってはソコを舐め、吸いあげるガウリィ。
「リナ……俺、もう限界だわ」
その言葉の後、舌ではない、もっと熱いものがソコに当てられる。
「……いいか?」
今さら、嫌なんて言ってもどうせ止める気なんてさらさらないくせに。
あたしは小さくこくりっと頷いた。
「ひゃっ……!」
いつも以上にそれを感じるのは、やっぱり何も見えないせいなのだろうか。
ずんっと身体の中に押し込まれてくる異物感。
「あっん……、いっ………ぁん。はぁ、やっ、……ゆっく…り」
激しい動きに、ガウリィの腕を探し当ててぎゅっと掴む。
「そんな、……声出されて……。そんな、格好で、挑発されて、……無理だろ」
こんな格好にしたのも、そんな声出させるようにしたのも、みんなガウリィの仕業なのだけれど……
「ガウ……リィが、……ぁぁぁん。いゃっ」
反論してくても激しい動きに、言葉は途切れてしまう。
93 :
ガウリナ:2005/05/05(木) 18:17:04 ID:408Sdbq/
「リナ……」
優しい声。
顔が見えないのが、妙に悲しく思える。
「ガウリィ……」
だからあたしは掴んだ腕をもっと強く握る。
そこにガウリィがいることを確かめるかのように。
「……もっ、…と」
するりっと唇から漏れて言葉に、驚いたのはあたし。
一瞬にして顔から火が出そうなくらい赤くなったのがわかった。
「……あぁぁぁっ!」
いっきに激しく突き上げられる。
熱く火照ったソコから溢れる蜜が、ガウリィのモノと擦れあい、ぐちゅりっと音を立てる。
「いっ……ゃぁぁぁぁぁっ!」
絶叫と共に、頭の中が真っ白になった気がした。
「……ナ……リナ?」
遠くで聞こえる声。
「……」
「リナ?」
頬に触れた大きな手を感じ、あたしは唇を微笑みの形に動かした。
「……風呂、行こうか?」
――――なにぃ?
94 :
ガウリナ:2005/05/05(木) 18:17:49 ID:408Sdbq/
「宿屋のおかみさんに頼んどいた。……ずいぶん汗もかいてるだろうし……」
そう言っているガウリィの声がやたら弾んでいるのは、あたしの聞き間違いではない。
「ゆっくり、あったまろうな……。綺麗に洗ってやるし」
「いっ、いや……誰かきたら」
「大丈夫だって。理由話して、おかみさんに貸しきりにしてもらった」
ふわっとあたしの身体が浮き上がる。
「ガウリィっ!」
「お風呂まで行く間に転んだ困るだろ? 大丈夫だって」
「ちょっ…と。ガウリィ――――」
あたしの悲鳴はやっぱりくらげ頭には届かなかった。
――――次の日、目が見えないのと同時に、風邪を引いたのは言うまでもない。
おわり……
モ…モエ…(*´Д`)ハァハァ。
>89
同意だ。
「ガウリィ」→「ガウリイ」だよな。
ガウリナ神よ GJ!!
ハァハァさせてもらったでつ。
そっか、昼間プレイだったんだなw
>89、96
本読み返したらガウリイだった
ずっとガウリィで書いていた
スマン…
誤ってばっかだ…
>>97 次から気をつければいいだけだよ(´∀`)
>>97 GJ!!!(・∀・)モエッ
今度はガウリイでヨロスク!!
萌えました!イェア!
ゼルリナもガウリナもGJ!!
お疲れ(*´∀`)つ且~
神々乙!でした。
そしてリナタソも乙カレー
つトウゾクダンノアリカノチズ
103 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 12:08:26 ID:Ursw9HV7
スレ伸びないな…誰もいないのか?神も来ないしな…
まったり待とうじゃないか
まったり執筆中…
新たな神の予感!?(・∀・)
もう日は落ちた夜も更けたこの時間、体からほかほか湯気を上げたあたしは、そのままベッドに倒れこんだ。
くうぅぅっ!ベッドのふかふかあったか加減が、こんなにも愛しいとわ!
ここ五日間ほど、護衛の依頼を引き受けた。
この辺り一帯の領主が依頼人で、報酬がなかなか良かったからである。
昼夜問わずのしつこい暗殺者の来襲に、うんざりしかけていたが、あたしの誠意ある説得に応じてか、
黒幕の名前を言った暗殺者がいたので、解決に結びついた。
護衛中はいつ襲撃があるかも分からず、適当な簡易ベッドですごしたので、今はこの懐かしい柔らかさを堪能しているのだ。
「おお、先戻ってたのか」
わしわしと自分の髪をタオルで拭きながら、パジャマを着たガウリイが入ってくる。
それでも、あたしは起き上がることなく枕に頬ずり。
「遅かったわね。お風呂混んでたの?」
「ああ、あんまり風呂が広くなかったしなあ」
そのままどかっとガウリイがベッドに座ったので、ベッドは大きく軋んだ。
ええっと、まあお気づきだろーとは思うが、こうして二人で平然と一部屋だけを取っている、
ということはそーゆーことなのだ。つまり、あれ、男女の仲ってやつだ。
ガウリイと一緒の布団で寝るのも、久しぶりなのでどーも照れくさい。
嫌だって訳じゃなく、この気持ちは、ただの相棒からちょっと関係が変化した日のくすぐったさ、あの感じに似ている。
あたしは寝転がったまま、ガウリイの方をちらっと見上げる。
ガウリイは、まだ頭を乱暴にタオルで拭いていた。
その横顔といい、黙っていると、ハンサムさんである。
口を開くと、のほほんとした感じがしてハンサムっぷりは多少かすむが、戦闘の時は逆にかっこよさは割り増し。
普段のほわんとした感じはガウリイらしくて、そーゆーところも、その、えっと、あの、…好き…だったりするのだ。
目を伏せて、そのまま伸びている金髪を指でもてあそぶ。
それに気付いたガウリイは、タオルを脇の椅子にかけて、ランプの火を吹き消し、ベッドに上がってくる。
ダブルベッドを占領していたあたしは、なんとなくごそごそと横を開けてガウリイのスペースを作る。
たった五日間があいただけなのに、頭をなでる手がひどく懐かしい。
「なあ」
「ん?」
「夜だけでも一緒じゃないのは、なんだか寂しかった。数日間だとしてもな」
ガウリイは言いながら、空いている手の甲を自分の額に乗せた。
「そーねえ。確かにこんだけ大きい人間が横にいなかったらすーすーするわ」
ガウリイは苦笑してあたしを見る。あたしもガウリイを見る。こーゆー瞬間が、また照れくさい。
だって、ガウリイはあまりにも優しくあたしを見るのだ。でも、照れくさいからって、目をそらしたりしない。
ガウリイの指が頬をなぞって、あたしの唇をなでた。
あたしは、唇を少しだけ開けて、節くれだった指をぺろっと舐める。
すぐにガウリイに引き寄せられて、そっと唇を重ねる。啄ばむみたいに音を立て、くっつけては離す。
ガウリイとキスだなんて想像しただけでも、昔は恥ずかしかったのに、これがまた不思議である。
いまだに顔は赤くなってしまうのは否めないが、恥ずかしいどころか、ガウリイともっと近づきたくなるのだ。
遊びみたいな口づけがだんだんと深くなって、すそからガウリイのがさっとした手が滑り込む。少しずつはだけていくパジャマ。
心臓が痛いぐらいにドキドキして、世間一般で言うえっちな気分、ってゆーやつにだんだんなってきた。
さっさと衣服は脱ぎ捨てて、ガウリイが覆いかぶさってくる。
裸になって抱きしめあった。
いたずらっぽい笑みを浮かべて、ガウリイがめちゃくちゃにあたしの顔や首にちゅっちゅっとキスする。
ひゃうっ!くすぐったいってば!
笑いながら身をよじると、ガウリイがあたしの指先を舐めはじめた。
この柔らかくて少しざらざら舌が、体中を丹念に舐めると、はじめはくすぐったいよーな感じがして変な気持ちになる。
でも、背中をそろりと弱く吸われたり、わき腹を舌の面で舐めまわされると、だんだんと気持ち良くなってきて、口からひとりでに声が出るのだ。
体を貪るように舐めるガウリイが、あたしの顔を見つめると、お腹の中がうずく。
その目の光が優しさを潜めて、噛み付かれそうなほど興奮した野獣のような瞳になる。
舌は、敏感なところはわざと避けてるってゆーのに、あたしは何度も軽くイってしまった。
これは、あたしのこらえ性がないのではなく、ガウリイが一枚上手だからなのだ。うみゅ。
「…んねぇ、ガウリイ」
「どーした?」
「あたしが…んっ…今度は、ガウリイに…はぅっ…したげ、るっ」
あう、うまくしゃべれない。
力が抜けかけた体をむち打ち、あたしは無理やり体を起こした。
まだ舐めて欲しい部分は正直いっぱいあるのだが、してもらいっぱなしは嫌なのだ。
と言っても、し始めた頃は、そんな事は思いこそすれ、ろくに実行に移す事は出来なかった。
まあ、人には絶対に言わない思い出話みたいなもんである。
押さえつけようとするガウリイからなんとか抜け出し、
「ほら、ガウリイ寝て!」
「リナまだ最後までイってないだろ」
ガウリイは焦っているが、それは本心からではないと知っている。
あたしをもう一度寝かそうとするガウリイ。その腹筋に、手を這わせて、ガウリイを上目づかいに見る。
「だって、あたしがガウリイに触りたいの」
か細く言うのが、ポイントである。
ごくりと生唾を飲む音。
してやったり!
あたしは、ガウリイをあっさり押し倒すことができた。
ガウリイの顔に背を向けて、あたしはお腹の辺りにちょこんと座る。
ほとんどたち上がってるガウリイのそれは、とりあえず置いといて。
太ももをやわやわと撫でる。
彼の太ももは、あたしのなんかと比べ物にならないくらい力強い。きれいでもない。
ガウリイがやってくれたのを思い出しながら、おもむろに、舌の先っちょや裏を使って舐めてあげる。
時折、顔が足の付け根に近づく。
その度に、あたしの頬に熱いものが触れて、ガウリイの呻き声が聞こえて嬉しくなる。
腰を浮かせて、腹筋も舐める。
あたしも十分に腹筋はついているのだが、ガウリイには負けてしまう。
舐めつづけたので、ガウリイの足からお腹まで、てらてらと光っていた。
うーみゅ。どことなく、ヤらしい感じである。
ガウリイの茂みの広がる皮膚を指先で撫でると、
「リナ…それ…」
わかってる。ガウリイは、これに触って欲しいんでしょ。
天井を刺すようにそりあがっているガウリイのモノを、そっと手に取る。
まずは挨拶がてら、手の中でぴゅくぴゅくするそれに、優しくキス。すると、また大きくなって熱くなる。
これだけ反応するってことは、あたしに興奮してるってことだ。素直で、よろしい。
根元を握って、片手を上下させる。
初めの頃は不気味な形だと思っていたのだが、慣れてみれば結構かわゆい。
触れるか触れないかの距離で、舌をはわすと、こらえるようなガウリイの呼吸が伝わってきて、
ますます焦らしたくなる。
散々遊ぶと、ガウリイ自身の体液で濡れてきた。
それを確認して、あたしは大胆にくわえ込む。
息を飲む音がして、ガウリイの体がぴくりと反応する。
根元の刺激は止めないまま、じゅぷじゅぷと唾液の音を立てながら、
あたしは口を上下させてガウリイをしゃぶる。
経験の少なさから、確かにあたしは上手な方とは言えないだろう。
だから、とにかくガウリイの反応に沿うよう、口を使うことにしている。
混じりあった唾液と体液で濡れた片手を、
しゃぶっているモノの下についている袋にまわし、撫で回す。
「……あっ…!」
大きく跳ね上がるガウリイの体。
ふむふむ。前々からにらんでいたのだが、ここがどーやら弱いらしい。
ガウリイを愛撫しようと、根元を握っていた手は動かし続けるが、口は離す。
あたしは袋を舐めまわすことにした。
押し隠さずに、はあはあ言いだしたガウリイを、もっといじめたい♪
調子に乗りはじめたら。
はうっ!
思いがけない刺激に、あたしは口も手も止めてしまった。
どーやらあたしは腰を浮かせたままでいたらしく、むき出しになったあそこを、ガウリイの指がいじったのだ。
覗き込むと、あたしは足の向こうにガウリイが見える。
丁度そのタイミングであたしの中から、光った蜜がとろりとガウリイの体の上に垂れていく。
いやらしい光景に、カアッと熱くなる体。
「ガウリイ、今はあたしの番なのよっ」
「誰の番なんて決まってないぜ。ほら、リナも続けて」
こりは、絶対、先にガウリイに、イってもらわなければ!
対抗心を燃やして、もう一度、ガウリイの竿を口に含んだのだが。
一番敏感なところをガウリイにいじられて、そちらの方に集中してしまう。
さっき体中を舐められた時の名残か、ガウリイを舐めて興奮していたからなのか、
ずっと感じやすくなってるらしい。
半分開いているだろう入り口に、指が何度も浅く抜き差しされる。
それだけじゃ、物足りない…っ。
耐えきれず、あたしはガウリイの顔にとろとろになったそこを押し付ける。
くわえていたガウリイの熱いものは、握るだけで精一杯。
「ひゃうぅッ!」
ぴくんと体が動いて、思わず、声が出てしまう。
ガウリイはじゅるじゅると音を立てながらあたしの気持ちよいところを攻め立てるだけじゃなく、
お尻と太腿もさわさわと撫でてくる。
やだぁっ!止められなくなっちゃう!
「がうりい!いやぁっ…だめ…だよぉっ!」
「りな…いいから…」
嬉しそうに言うなぁっ!
くぐもって聞こえてきたその声と共に吐き出された吐息が、あたしを更に熱くさせた。
四つんばいのまま、無意識のうちに、一番気持ちいい場所をガウリイの顔にすり付ける。
この体制じゃあ、あたしとガウリイの体格差がありすぎて、
ガウリイを口で愛撫してあげることができない。
気持ちよくってこすり付ける腰を緩めないまま、
あたしは硬くて大きいモノと、その下の袋も、唾液が乾き始めた手で刺激する。
後ろの穴も優しくさすってあげる。
「…ぅぁっ…りなぁ…」
意識が飛びそうになるけど、ガウリイも感じてくれるらしい。
低くうめく度、濡れたあそこに吐息がかかって思わず、
張り詰めたガウリイを可愛がる手を止めてしまう。
流されちゃうっ!
「ああっ…がうりっ!」
上りつめて、あたしはまたイってしまった。
でも、まだガウリイは張り詰めたまま。
ぐったりとしたい気持ちを振り切り、お尻を上げる。
開放してくれと言ってるあたしのガウリイを、再びしゃぶりあげた。
「おいっ!」
ガウリイが何を言っても聞かずに、愛してあげる。
ここからガウリイの顔が見えないのが残念だ。
「…う…はぁ…っ!」
やがて、ガウリイの掠れた声が聞こえて、びゅっくんと律動したそこから熱い液体が、
口の中に注ぎこまれる。
全部逃さないよう、あたしは吸い尽くした。
口の周りをぬぐって、振り返る。
息を上げているガウリイが手を伸ばしてきたので、指を絡めると、引っぱられてすぽんとガウリイの胸に収まった。
ガウリイの心臓が、あたしの下で早鐘みたいに鳴っている。
「リナ、まだ足りない」
言いながら、ガウリイはあたしの脚に、アレをすり付けている。
「うん、あたしも」
自分の脚を早くしたり遅くしたり動かして、ガウリイのをまた硬くて熱くする。
「…ガウリイ、キスしよ」
かぶりつくように、唇を覆われて。
口の天井をつついたり、歯茎を味わったりしていると、期待する心がますます膨らんでいく。
くちゅくちゅと唾液を飲みあっていたら、あたしはガウリイの下に組み敷かれた。
顔を離したガウリイは息が乱れて、最高に野性的な目で射抜く。
あたしだって、変な風に呼吸して上手く落ち着くことが出来ない。
何度もイったけど、あんなものじゃない、一番の快感が欲しい。
ガウリイが欲しくってしょーがないのだ。
「…リナ」
かすれた声、あたしの足を広げる熱い手のひら、と感じる限りのガウリイに反応して、
背中とお腹の中にぞくりと何かが駆けぬけた。
「…ぁは…いれ、て……!」
にゃぁっ!思ったこと、そのまま口走っちゃったよぉー。しくしく。
あたしのあそこがぴくぴくしているのが、ガウリイにも分かってしまったのだろーか。あぅ。
「行くぞ」
ぐっと熱くて大きな塊がぐっと押し入ってくる瞬間、目の前に白いものが弾けてあたしは息が詰まる。
「あぁァっ!」
「…くっ…ぁっ…」
すごく、気持ち、イイっ…!
呼吸を忘れてしまうほどの快感は、ガウリイと何度体を重ねても新鮮に感じる。
あたしのために、こんなにもおっきく、熱くなってくれてるのだ。
もう、恥ずかしいなんて、言ってられない。
いっぱい、ガウリイと気持ちよくなりたい。ガウリイにも、たくさん気持ちよくなって欲しい。
あたしが馬鹿みたいに腰を動かすと、ガウリイはそれよりももっと激しく突いてくる。
体液が滴るぐらい混じり合って、ぐちゅにゅちゅとたつ音に、あたしたちは煽りたつ。
「…あぅッ…んにゃはっ…あっあっあっ…!」
絶えず鳴き続けるあたしの半開きになった口から、涎が出てきてしまう。
それを、軽く息を乱したガウリイが思い切り舐めるものだから、あたしの口もガウリイの口もベトベトだ。
「リナ、かわいい…」
腰を小さく動かしたまま、あたしのまぶたや頬にキスを落とす。
みゅー、ガウリイに言われるとこんな時でも嬉しいってゆーのは内緒。
あらためて見ると、熱に浮かされて目をとろんとさせたガウリイは、とても色っぽい。
ガウリイは、獣みたいにギラギラした目になったかと思うと、こーやって最後にはうっとりとした目になるのだ。
一度ずるりと抜き取られて、あたしはまた四つんばいになる。
力が上手く入らない。
これまでに激しく動いた分ってゆーのと、
こんな動物みたいな体位に対する恥ずかしさもまだあってか、
体を支えるあたしの手足は勝手にぷるぷると震えた。
つられて震えるお尻を、微妙な力加減でやわやわと揉まれて、
力が抜けそうになるのをなんとか耐える。
こらっ!早くするっ!
ガウリイはまだまだ平気そうなのが、非常に悔しひ。
「リナ、これからだからな」
ささやいたかと思うと、すぐにガウリイが後ろから入り込んでくる。
勢いよくぶつかる肌の音と、ぬめった水がはぜる音。
片手はあたしの腰を支えているとゆーのに、
もう片方はあたしのすっかり固くなった胸の中心を刺激する。
「んもうっ、がうりっ…の…ぁっ…ばかぁっ…そこはぁ…んあっ!」
って、そっちに行くんじゃない!
今度はガウリイはつながった上の部分の、充血したあたしの赤い実をこねくり回す。
敏感になった体には、かなりきつひ。
止めようとして太い腕に手をかけたが、爪を立ててしまい、まるですがりついてるみたいになる。
のけぞったあたしの喉に、ガウリイが後ろから軽く噛み付いてきた。
イきそ…!
すると、ぴたりとガウリイが動きを止めた。
荒い息のまま、あたしは顔を後ろに向けて。
「ちょっとぉ…」
「そんな顔で、にらむなよ…。さっき、ダメだって言ったぜ」
そのまま、身を乗り出してぷちゅっと口付けてくる。
ん!その唇のやわらかさと、わずかに動いたガウリイの熱いものに、また体が火照る。
今度はガウリイがねっとりとした動きになって、それにあわせてあたしもゆっくりと腰を動かす。
激しいのも良いが、こーやってもどかしくなるような動き方も、また、たまらない。
顔を後ろに向けたままだったから、ガウリイの手が頬を支えてくれた。
舌を出しあって、舌先と舌先とをつつきあったり、絡めたり。吐息だって、絡めあう。
ガウリイが小刻みに動き始めると、あたしはその気持ちよさに、舌でつつくことすらままならなくなって、
腰を高く上げたまま、顔をベッドに押し付ける。
悲鳴を抑えてシーツを噛んでいると、急にまた抜かれて感じるあそこの喪失感。
もっと、入れていて欲しいのに…っ!
不満の声を上げようとすると抱きかかえられて、座ったガウリイの上にぐいっと落とされる。
「んあああーッ!」
はうっ!良すぎて、頭がおかしくなっちゃいそーだ…!
座ったまま向き合うと、また深々と刺さって。
「リナの顔、見ていたい…っ!」
こーして、お腹の奥の奥まで、ガウリイが入っている。
ガウリイだけが、あたしの秘密の場所に入って来られる。
そー意識すると、あたしの中は引きつるように、ガウリイ自身を思い切り締め上げた。
ガウリイが吐き出す、体の奥から出てくる切ない溜息に、更にきゅんとなるあたし。
下から容赦なく突き上げてくる動きになんとか合わせて、腰をくねらせ、あたしは甘く叫び続ける。
「ガウリイっ!あたし、そろ、そろ!ああッ!」
「もーすこし、もうすこしだから」
無意識のうちに、ぽろぽろ涙が出てくる。
いつもガウリイとえっちしていると、こーやって最後には泣いてしまうのだ。
生理的なもんだと分かっていても、優しくなぐさめてくれるガウリイ。
きつく抱きしめられて、ガウリイが頬をすり寄せてくる。
あたしも少しでも近づこうと、出来るだけ体を伸び上がらせて首に巻きつく。
すると、つながった部分がもっと深くなってあたしとガウリイは同時に声を上げた。
あたしとガウリイは夢中になって、最後の高みに行こうと、体中を使って動く。
唇の先だけでキスもして。
「きもちいーよぉっ!もう、だめぇっ!んぁっ!」
「くぁ…オレも、イイっ…!」
甘くて切なくて、目まいがするほどの強い痺れ。
あたしとガウリイは、今完全に一つになっている。
それが、例え一部、いやらしいところって言われたとしても、この充足感は他の誰とも共有できないのだ。
安物のベッドが軋む音が、遠くになっていく。
「ン!ぁあああッーーー!」
押し上げてくるこの上もないほどの快感に身を任せ、
あたしは甘ったるい悲鳴を上げて、筋肉を硬直させる。体がしなって、絶頂に達した。
「…リナ、リナ!」
余韻を引きずったままひくひくと痙攣するあたしの一番奥底に、
ガウリイは眉をひそめて吐精する。あたしの中が、ガウリイで満たされる。
しばらくの間、部屋の中には荒い息をつく音しか聞こえなかった。
呼吸がおさまっても、ガウリイにもたれかかる。冷えかけた汗でくっつく肌と肌。
鼓動が静まったら、湿らせたタオルでお互いの体を拭きあう。
ぎゅうっと抱きしめられて、ガウリイはあたしを抱えて、ぼすっ、とベッドに倒れこんだ。
ちうと額を吸われる。
「リナ、すっごく良かった」
目じりでちゅっと音がする。
「いつまでも、こーして一緒にいような」
「ん、そーね」
頬をちゅうと吸う唇。
んにゃあ!あんたはいちいちキスしないとしゃべれんのかっ!
いや、本当は、そのう、嬉しいのだ。
「かわいくって食べちまいたい」
とろけそーな顔で言って、ガウリイはふざけてかぷっとあたしの肩に噛みつく。
「はいはい、もーわかったてば」
あんまり可愛がられると、さっきのことを色々と思い出して恥ずかしくなる。
あれは、ちょびっとやりすぎたかもしれない。
背中をなでるガウリイにされるがまま、なんとなく、もじもじしながら、
目の前の裸の胸に爪あとをつける。意味は全くないのだが。
そのまま、ガウリイの腕枕の硬さを味わっていると、うつらうつらしてきていた。
「おやすみ、リナ」
ささやかれて、あたしはこくんと頷いて、おやすみと返した。
なにしろ、しっかり動いて心も体も満足したので、眠気が襲ってきたのである。
朝はもう一度お風呂入んないといけない。
明日はふたりでどこへ行こうか、ね、ガウリイ。
あたしたちはすき間なくくっついて、それから眠りに落ちたのだった。
(おしまい)
キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!
思いっきりツボだ(*´д`)ハァハァ
堪らん。神GJ。最高!モエテル━━━━━━━(*´▽`)━━━━━━━!!!!
萌え死にましたーっ
スゴクステキー!
つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚
。・ ゚・。* 。 +゚。・.。* ゚ + 。・゚・(ノД`)
GJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
128 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 21:22:25 ID:Ursw9HV7
神キタ━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━!!!
GJGJGJGJGJ!!!
まっていたよ━!ガウリナもリナガウも最高━ッ!エロ萌えますた━!
129 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 22:07:31 ID:hc8Nru8w
GJGJGJ!!
神だよ、神すぎるよあーた!!
あうあう言いつつ積極的なリナがめっさ可愛い……。
いやほんとGJ!
積極的なリナはあまり見ないので、
受け入れられるか心配だったんですが、安心しました。
暖かくむかえてくれて、ありがd
読み返してみたら、ミスがたくさんある…次はもっと精進します。
>>131神
GJ!萌えたよー。
積極的なリナ大好きだ。
ミスはあんま気にしなくても萌が萎えになるようなのじゃなきゃ
あまり気にならないよ。GJ&乙でした。
はげシック萌えますた! GJ!!!
神よ! GJ!!
リナ可愛すぎです、すげぇよ神!
メイドナーガもの希望
136 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 01:55:57 ID:wDEu0N9x
前スレの最後あたりから保管庫に更新されてない件について
前スレって後半チャット状態で、いつもと違う勢いで
スレが埋まったから、保管庫の人がログをとりそこなった上に
新スレに気づいてないかもしれないね。
保管庫あてにしていたので、自分のログ消してしまったorz
前スレは966まで保存してあるが、それ以降は見てないや
リナにはまったせいで貧乳萌えになっちまった
140 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 21:35:44 ID:zqXGcwYn
だれかスレッド全部保存している人いますか?
欲しいよぅ・・・
前スレは確か949以降は雑談になっちゃってるから、948まであればいいと思うけど。
確認したら947で次スレ(5話)へ誘導になってる。
その先は保守雑談だけかな。
1000までは持ってないからわからんが
1000いかなかったよ
>>140 荒らしとまちがわれるから、下げような。
メール欄に半角で「sage」
クレクレは嫌われるから控えよう。
マナーを覚えたほうがいいよ。
145 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 00:40:22 ID:4cgpYZFN
>144
今はage進行じゃないのか?喪舞さんもageてるし。
146 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 01:06:40 ID:bGBp9YOI
ゼロリナの神はいずこにあらせれますのやら…
>>145 ageとsageの基本的なことから覚えた方がいいよ
君はsageを誤解してるっぽい
>>138 俺も確認したら966までだった。
もしかしてここまでで落ちちゃったのかな。
新たな神はいずこ…
誰もいないのかな…?
ちなみ前スレで書いてくれいていた○┼<さんは
もういないのかな、やっぱり…
マターリいこうや
やはり神々はオフの聖典の為に天岩戸なのだろうかと考えて
リナの裸弁天想像してしまった(*´Д`)ハァハァ
どっちかっていうと裸弁天ならナーガだろうか。
>>152 岩戸にこもるリナに踊るナーガ?
うはw 一生岩戸ひらかねぇw
……岩戸の前でガウリイにナーガがせまれば即開くかもと思ったらハゲ萌える
おーいかみさまー
156 :
小ネタ:2005/05/17(火) 16:13:22 ID:rOx6soIk
>>153 ちょっと面白そうだと思ったので……
ぴったりと閉じられた岩戸の前で、ガウリイは大きくため息を付いた。
「リナァ〜」
岩戸の隙間から、中に閉じこもっている少女に声をかけるが、
返事が返ってくる様子も無ければ、無論のこと岩戸が開く気配も無い。
「ほーっほっほっほっほ! こんな所で何をしているのかしら?」
頭を抜きぬけるような笑い声に、
ガウリイは返事を返すことなく、ただぴったりと閉じられた岩戸を指差した。
「あら…」
すぐに状況を理解したのか、可笑しそうな表情を浮かべてナーガはその岩戸を見つめた。
「リナったら、あたしに恐れをなしてこんな所に逃げ込んだのねっ。ほーっほっほっほっほ」
「……」
「じゃぁ、このあたしの見事な踊りで……」
157 :
小ネタ:2005/05/17(火) 16:14:57 ID:rOx6soIk
『火炎球』
無意味に胸を揺らしながらナーガが踊りだした瞬間、
どこからとも無く現れた炎が、ナーガを一瞬にして包んだ。
「おっ、おい」
その場に倒れ、ひくひくと身体を痙攣させているナーガを、
ガウリイはその辺にあった棒で突っつく。
「……ふっ、この程度で白蛇のナーガが倒れるものですか!」
がばっと起き上がって踏ん反り返るナーガに冷たい視線を送るガウリイ。
「あら?」
その視線がナーガと重なった。
「ふーん」
妖しげな光を宿したナーガの瞳が、じっとガウリイを見つめる。
158 :
152:2005/05/17(火) 17:06:50 ID:iwUJ/bMo
キタ━━━━ヽ(*´Д`*)ノ━━━━!! GJです神!
続きをください!おもしろそー
こ…これで終わりですか、神よーっ!!
続きを禿げしくキボンです。ワクテカしてお待ちしておりますですよ、神━━━━!!
漏れもテカテカしすぎてこまってるんですが!
「確かあなたは……。ふーん、そう」
独り言のように呟き、ナーガはすっと差し出した両腕をガウリイの首に巻きつけた。
「こうすれば……、リナは出てくるかもしれないわよ」
そのままぐっと腕に力を入れて、ガウリイの顔を自分の顔へ近づけた。
「まあ、そうね。結構見れる顔じゃない。
……リナにしてはいいせんいってるわね。あたしには負けるけど」
悪戯を思いついた子供のような微笑が浮かぶ。
その手を振り切ろうとしたガウリイより先に、一瞬早くナーガが動いた。
「んっ!!!!」
重なったのは唇。
強引にナーガの舌がガウリイの口の中に侵入していく。
『……っ! 炎の矢』
「氷の矢」
大き目の爆発音と共に、ナーガとガウリイの頭上で2つの魔法が交差した。
「ほーっほっほっほ! 甘いわねっ、リナ」
片手をガウリイの首に絡ませたまま、びしっと指先を岩戸に向ける。
「その程度の呪文で、このあたしが止められるとでも思ってるのかしら?」
そう言い放つと、再びあっけに取られているガウリイに絡みつく。
163 :
小ネタ:2005/05/19(木) 22:07:29 ID:vtpWYmk0
「リナみたいな子供相手より、ずっと楽しいはずよ」
にやりと笑うと、ガウリイの手を握り、
自分の胸に運ばせ、ゆっくりと……動かす。
「……」
「どう?」
「……」
少しずつガウリイの表情が変わっていく。
男の、それに…
「リナ、いいのかしら? このまま進んでも」
勝ち誇ったような口調で告げるナーガ。
『爆裂陣っ!』
「ふっ、所詮この程度」
『風魔咆裂弾』
爆発の後立ち上がったナーガを、つかさず別の呪文が襲い、
見事にナーガの身体は空の上へ飛んでいった。
残されたのは……微妙にこげてすすけたガウリイ。
ぺたりっと地面に腰を落としたガウリイの視線の先には、
ほんの少し隙間の開いた岩戸。
「リナッ!」
地べたを這いずるようにその隙間に手を入れると、
指先にぬくもりが……
キタ━━━━ヽ(*´Д`*)ノ━━━━!!
ワクワクテカテカ(AAry
アハァ_ト ̄|〇
キタキタキタキタ━━━━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━━━!!!!!!!!!!
いいですよ!神いいですよ!
キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!
GJ!!!!
か、かんじんの続きを・・・じ、じらさないでぇ
ずぶの素人だが、ガウリイ視点で書いてみる
だが、ソレもつかの間 すぐに奥へと消えて行き岩戸が再び閉まり始める
あわててオレは両手を無理やり岩戸へ差込み押し開いて体を中へ滑り込ませた。
岩戸の中は弱めの『明かり』が灯されていてうすぼんやりとリナの体を照らしていてる。
「リナ……」
後ろ手に岩戸を閉め、名を呼びながらリナのほうへ近寄っていく。
弱めの『明かり』に照らされたリナの顔が強張る。
ジリジリと壁際に追い詰められ逃げ場をなくしたリナをガウリイは両手で包み込んだ。
「はなして!」
「嫌だといったら? 今の状況分かってるのかリナ」
ガウリイの顔には少し意地の悪そうな笑みが浮かんでいる。
普段の保護者の顔ではない、男の顔。 その声には
居心地の悪さを感じているのか身じろぎしながらもリナの視線はオレに注がれる
「ココでの声は外に洩れず、外からは誰も入ることができない。 そうだよな?リナ」
「えぇ、そうよ。それがど……えぇ!? な、なにを考えてるの!」
「ん〜、ナニかな?」
笑いながらそっとリナの手をオレのものへと押し当てる。ソレはすでに固くなっていた。
「こんのセクハラ親父!!!!」
真っ赤になりながら殴ってこようとしているのを押さえつけ、リナの唇を自分の唇で塞ぐ。
……て、だめだ、映像は浮かぶのに文章にすることのなんと難しいことか。
これ以上は無理ぽ。ヘタレですまぬ orz
がんがれ!応援しとるぞ!テカテカしながらまってます!
がんがれ!熱をぶつけるだけでいいのさ。
文章なんて気にしないで勢いのままにがんがってー
172 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 21:59:11 ID:XIMoCMz3
寸止めだ…だけど萌vv
ここで質問です。
ガウリイがたってしまったのはナーガのキスのせいなのか、
リナとのシチュエーションのためなのか!?
ガウリナスキーとしては、後者キボン…
書いてる人が変わってるんだから、聞いてもしかたのないことだと思うよ。
最初の人が書いていたときはガウナーっぽかったけど、
後から継いで書いた人はガウリナの人っぽいし。
リレーになっちゃったようだから、そこはうまく頭を切りかえるんだ!
ちょっぴりガウナー見てみたかったけど…w
ナーガのキスで驚きながらも興奮し、
リナとのシチュエーションで完全に……ということで。
>>169 続きをありがとう!
その続きをまた書いても良いかい?
>>176 続きお願いします、私にはアレが限界で。
153で小ネタふったのも実は私でして、書いてくださった156さんには感謝を述べたい。
続きが気になってワクテカしてたのですが、放置プレイに耐えられず書いてしまいまして。
いやぁ、本当に文章にするのは難しいものですね。
書いてくださる神に感謝感激猫まっしぐら! 後はお願いします
リレーもいいかもね!続きがんばってくれー。漏れも時間あれば参加したかった・・・。
二人ともゴージャスボディだから、ガウナーって妙な色気があるね。
ある意味一番エロいカプだ
180 :
小ネタ:2005/05/28(土) 22:17:26 ID:wVrXZrkl
169からの続き(リレー?)
「んっ!!!」
見開かれた瞳は、少しだけ充血をしていた。
泣いてたのか……?
お金以外に余り執着を見せないリナに、
嫉妬、というモノが生まれたのかもしれないと思うと、
純粋に嬉しかった。
閉じようと力を入れる口に舌をねじ込ませ、
口の中を執拗に嘗め回す。
「痛っ!」
その行為に夢中になりかけた瞬間、
唇を襲った痛み。そして口の中に広がる鉄の味。
「エロ親父っ!」
じろっと睨み付けた力のこもった瞳から、
透明の滴がリナの頬をつたった。
「リナ……」
「……くせに」
「は?」
「……ナーガとも……スした、くせに」
リナの身体が小刻みに震えていた。
「どうせ、あたしは……、色気なんて……」
また、涙が頬をつたう。
181 :
小ネタ:2005/05/28(土) 22:36:14 ID:wVrXZrkl
「そんな事ないぞ?」
言った瞬間、リナの瞳が『うそつき』と告げる。
「俺は知ってるぞ? リナが十分色っぽい事」
頬をつたう涙をそっと撫でる。
「たとえば……」
ニヤリっと笑い、すばやくリナの耳を軽く舐める。
「ひゃっ」
突然の行動に予測が出来なかったのか、リナは可愛らしい声を上げ、
身体をぴくんと震えさせた。
「なっ?」
真っ赤になっているリナに、そう告げるがどうもまだ信用していないらしい。
「……仕方が無いなぁ」
そう呆れた口調で言いながらも、心底嬉しそうな笑みを浮かべてガウリイはリナの顔を覗きこんだ。
「教えてやるから、間違えても竜破斬なんかぶっ放したりするなよ?」
リナの返事など待たずに、ガウリイは再び自分のモノをリナに握らせた。
「まずは……いつものように、シテくれ」
「うっ……」
一瞬怯んだリナに、ガウリイは余裕の男の笑顔を向けた。
間違えて別スレに続きを投下した。
うゎゎゎゎゎ、何てことを……
もう駄目だ。しばらく旅に出よう……
誰かこの続きを…………頼んだ
イ`
184 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 00:13:04 ID:Pa0VqKia
181…いつものように!?
り、リナたん…!?
ど、どこに誤爆したんだ! 気になる!!!
SS書きの控え室だろ
誤爆にめげずにがんがって!誤爆もたまにはかわいいよ!
188 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 18:26:42 ID:Sb0wwyoT
>SS書きの控え室だろ
何処何処?
リナたん・・・
189 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 01:32:40 ID:k/S+26L/
リナのウンコが見たい…
続きまっちょります!
神さまマダー
神はいないのですか(´Д`)
自給自足するしかないかなぁ…
リナタンハァハァ
194 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 12:35:54 ID:Lh97mRF5
ココ以外にスレイヤーズのHな小説読めるトコないですか?
虚ろな瞳以外知らない
つ アドレス請求
つ 単語並び替え
どんどんんスレのサイトが閉鎖したり、更新しなくなったりしてきてるな。
アニメ開始からもう十年だもんな。寂しいなぁ。エロもどんどん少ない・・・。
>194
も少し伏せ(ry
リンクたどるとか、検索サイト回るとあるんじゃないかなー
カプサイトだとちらほら見るし。がっつんエロは少ないが
リレーの流れを豚切ることにならなければいいのだが
スレ活性化を祈って投下します
あたしはいつも、負けてばかりだ。
波乱万丈の一日が終わり、安宿に転がり込めば、今日もまた連戦連敗の戦いが始まる。
部屋に入れば、それが始まりの合図だ。風呂上りの温かな湿り気を纏ったまま、扉の前で少しの間息を整える。
今夜こそは、負けない。小さく頷いてあたしは扉を開け放った。
「おー、おかえり」
如何にも暢気な声に迎えられる。あたしなんかよりずっと先に風呂から上がっていたのだろう、長い髪ももう半分乾いた状態で、ガウリイがベッドに座っていた。さっきまで髪を拭いていたらしいタオルを首にかけている他は、ほとんど下着同然の姿で。
お前はオヤジか、とか、乙女に対して気遣いはないのか、とか、色々言ってやりたいところではあるが、浮かびかけた言葉はそのまま呑み込んだ。何を言っても無駄だ。
だってきっとあたしの声には本心が滲んでしまっていて、変なところで鋭いガウリイには気付かれてしまうから。
あたしがもう、彼を見ただけで堪らない気持ちになってしまっているってことに。
もう何回こうやって過ごしたか分からないほどになったけれど、彼の方からあたしに触れてくることは滅多にない。彼の方から求めてくることは全然ない。記憶の限り一度もない。
いつだってあたしばかりが欲しがって、そしてそれを抑え切れなくなって、彼の体温に触れに行く。彼がそれに応えてくれる。その繰り返しだ。
側にいるだけで我慢出来なくなってしまう自分が情けなくて、悔しい。あたしはいつも、負けてばかりだ。
結局今日も、また。
黙って隣に座り、剥き出しの腕に抱きついた。彼の顔が見えないように、俯いたままで。
「どした?」
あたしは黙ってふるふると首を振る。なんでもない、と言うことさえ既に出来なくなってる。
ガウリイはあたしの頭に手をやって、宥めるようにぽん、ぽん、と叩いた。
「言いたいことがあったら、ちゃんと言わなきゃダメだぞ。俺の頭じゃ、お前さんの考えてることなんて分かんないんだからな」
相変わらず保護者面して、偉そうなんだか情けないんだか分からない台詞を吐く。本当はちゃんと分かってしまうくせに。あたしのしたいこと、してほしいこと、全部、分かってしまってるくせに。
もういい、今夜もあたしの負けだ。さっさと認めてあげる。だから、応えてよ、ちゃんと。
手を伸ばして頬を捉える。伸び上がって唇を奪う。風呂上りのあたしのよりももっと温かい、唇。舌で隙間を探って、無理矢理に中に入り込む。ぬるりと温かい、彼の内側。堪らなくなって首に縋り付き、台詞にならない声で誘う。
ねえ、しよう。
彼の手が背中をぽん、と叩いた。何故だか分かる、これが今夜の「了解」の合図だ。
包まれるようにして抱き締められたかと思うと、あたしの身体はベッドに横たえられている。半開きの唇で繋がったまま、あたしはガウリイを、ガウリイはあたしを味わい尽くそうとする。
口で、舌で、歯で。指で、爪で、手のひらで。少しずつ動きを大きくしていく手で互いの衣服を剥ぎ取って、直接体温を馴染ませ合う。
ガウリイの肌は強く滑らかで、手のひらを滑らせるだけで幸せな気持ちになる。心地よく高い体温。男らしいのに優しい匂い。腕や脛に散った体毛の固ささえ、あたし好みに誂えられたもののように思える。
ひとつひとつを確かめながら、声にも顔にも出さずに尋ねる。
ねえ、あたしの体は、どんな風?
「リナ、気持ちい」
何か通じたのか、嬉しそうに彼が言う。分かってるよ、もう指で確かめてるから。
そう答える代わりに、あたしは彼の腰に顔を寄せた。
節操がないほど元気よく起き上がったそれは、如何にも彼らしい容貌をしている。無骨で逞しくて、のびのびと大らかで、不思議と朗らかな。
思わず口元が綻んで、あたしはそのままその綻びに彼を迎え入れた。
「ぅあ……」
ぱくりとくわえると、ちょっとだけ声を漏らす。この瞬間が嬉しい。
両手で包んで丁寧に可愛がってあげながら、舌で先っちょを突付いて苛める。つるりと張り詰めた粘膜の感触。微かに塩の味。汗の匂いと、何かそれ以外の匂い。少し石鹸の匂いもする。
太腿の奥に鼻を擦り付ける様にして、あたしは彼を味わった。大きな手のひらが頭を撫でてくれるのが、すごく、すごく、気持ちいい。
頭の奥がくらくらする。これだけのことでもう、脚の間が融け落ちてくる――
「んぅ!」
――いきなりその雫を拭われて、あたしはくぐもった声を上げた。
「そんなに腰振って、すごいな、リナ」
頬がますます熱くなる。あたしの腰は気付かないうちに高く高く持ち上げられていて、如何にももの欲しそうにくねっていたのに違いない。
無防備に空気に晒されていたそこを、改めて彼の指がいじり回していく。拭い、擦り、開く。入り口だけくちゅりと捏ね回して、また外側を撫でる。時折爪が小さな突起に引っかかる――偶然を装うみたいに、軽く。
焦らされてるのは分かってるのに、どうしてもっと触ってくれないのと喚き出しそうになる。その度にあたしは彼のものを含む唇に力を込め、強く吸い、舐めて、噛んで、もどかしさをやり過ごす。
あたしの体を通り抜けてきた疼きが、口から彼の体へ移ってしまうように願って。
突然、指が離れた。あたしは思わず動きを止める。上目遣いで彼を見て、もっともっとと訴える。
ガウリイは笑った。熱に浮かされた目に、なりかけてる。
「俺にも、可愛がらせて?」
言うが早いかあたしを抱えて押し倒した。あ、ガウリイの体、汗ばんでる。
そんなことを考え、唇が首筋に噛み付いたのを感じた瞬間、蕩けたあたしを突き抜けて、待ち焦がれた感覚が頭のてっぺんまで押し寄せた。
「ふわぁっ!」
押し出されたように声が出る。欲しがり続けていたあたしの中はもうぐずぐずで、彼が動くのに何の抵抗もなかった。滑らかに伸びた粘膜は、ただ気持ちよさだけを受け取っては震える。
ガウリイが腰を揺らす度に、恥ずかしい声と恥ずかしい音が溢れては空気に溶けた。
「すごいな、どろどろ、だ」
耳元で彼が囁く。ひどく嬉しそうな声音で。
「いっぱい、動いて、やるから、な」
荒い息に邪魔されて途切れ途切れになる台詞。細切れになった言葉が頭の隙間に滑り込んで、あたしの羞恥を煽り立てる。
ガウリイが上体を起こし、あたしの腰を持ち上げた。動く度にぶつかる肌が、生々しい音を立てる。
「ほら、溢れて、きた……、」
擦れる粘膜の間から押し出された汁が、あたしの外側を滑り落ちていく。お尻の丸みを伝ってシーツを汚すのが分かる。
これを今、見られてる――そう思うだけでますます濡れる。繰り返す悪循環に快感が膨らみ、あたしはどんどん追い詰められていく。
「……いやらしいな、リナは……」
昂り過ぎて視界が滲み始めた。彼の言葉があたしに火を点け、煽る。けれどその音はとても優しくて、「言葉責め」なんかじゃないって分かってる。
――ああ、そうだ。分かってるんだ、あたし。
勝てっこない。こんなに激しく動きながら、こんなに深く入り込みながら、熱に浮かされた目をしながら、欲望に憑かれた顔をしながら――それなのにガウリイの手は、宝物を扱うみたいなのだ。
この人はおおきい。あたしのちいさな体も意地も、造作なく包みこまれてしまう。勝つも負けるもない。そんなこと、この人の頭の中にはない。
ただ、あたしをあいしてくれてる。
繋がっているこの瞬間、どんな言葉も追い付かない次元でそう感じられる。それが嬉しくて、うれしくて、だからあたしはいつも、いつも、ほしくて、ほしくて、ほしくて――
「あぁ!」
頂点を越えて、快感の真っ只中へ放り出された。制御不可能になったあたしの中がびくびく震え、彼が溜息のように呻いたのは分かった。
意識していられたのはそこまでだ。あたしはいつものように、白い感覚の中に吸い込まれていった。
「……いーわよ、もう」
「ん? なんだ?」
振り向こうとしたガウリイを後ろから抱き締めて制する。
「んーん、何でもないの」
「でもリナ、今なにか」
「何でもないんだったら」
背中に頬を押し付けてぎゅっとすると、怪訝な顔をしながらも大人しく引き下がってくれた。大きな背中。そうだ、あたしの大好きなひと。
うん、もーいいわ。勝つも負けるも、ないものね。
あたしは微笑んで目を閉じた。いい夢が見られそうな、気がした。
投下終了
激烈に萌えました。GJ!!
甘いぜガウリナ…!
211 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 04:09:43 ID:sOQF2jLt
GJ!!
ガウリイ萌え〜
ところで亀ですが
>>73 リナの台詞を
も、う…だめ…ぽ
と読んでしまった…orzモウダメポ
かわいいーリナタンかわいいー!
禿モエス。グッジョブ!
ドキがムネムネ(*´Д`)ハァハァ
神に感謝です。GJ神!!
燃えました!うおー!
215 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 20:07:42 ID:UZM8KHSi
落ち着けw
216 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 23:37:40 ID:9qVw3br2
あげ
217 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 09:44:38 ID:EUM+NVjz
新しい神さまの降臨を正座してまってます。
220 :
ゼロリナ:2005/06/13(月) 22:35:54 ID:P5q7z7yT
「あっ…ん。……ふぁっ」
ぴちゃりっと音を立てて乳首を舐めあげると、
今まで押し殺していた声がその唇からこぼれた。
「ねぇ、リナさん……」
乳首を責めながら、上目使いで見上げると、
頬を高揚させた、まだ少女らしさを残した顔が見えた。
「なっ……に?」
問いかけに答える声も、小さく熱を帯びている。
「一緒に、滅びませんか?」
「いや」
間髪いれず返ってきた拒絶のその言葉だけが、
やけにはっきりとボクの耳に届いたような気がした。
「そう、ですか……」
そう答えることなどわかっていたけれど、やはり心の中にチクリと何かが当たった。
「ゼロ……ス」
「何ですか?」
「……もっ、と……」
潤んだ瞳がボクを捕えた。
そんな瞳で見つめられては、逆らうことなど出来そうもない。
「本当に、お好きですね。リナさんは」
子供をあやす様な口調で告げると、少しだけその表情が歪んだような気がした。
「違いますか?」
笑みを浮かべて問いかえると、『違わないわよ』と小さな返事が返ってきた。
こんな時だけは素直なんですね、貴女は。
221 :
ゼロリナ:2005/06/13(月) 22:37:06 ID:P5q7z7yT
「んぁっ……」
口の中で硬くなった乳首を軽く噛んでみると、ぴくりっと身体が動いた。
その動きが面白く、舌で転がした後またそれを噛んでみる。
「ぁ、ん」
普段では決して聞く事のない甘い声。
ボク以外聞いた事のない声。―――今は。
「他の誰かにも……、そんな声を聞かせるんですか?」
耳もとで囁くと、頬が朱色に染まった。
肯定とも否定ともとれるその表情に、少なからず嫉妬というものを覚える。
「あっ、ん」
胸への愛撫を止め、その手を脚の付け根へと動かすと、ソコはぐっしょりと濡れていた。
「あ〜あ、もうこんなになってますよ?」
くちゅくちゅと音を立ててそれを聞かせる。
「んっ、……はぁん。……もっと、ゼ…ロス。……さわっ、て」
「ここですか?」
「あぁん……、いいっ」
小さく首を振りながら、快楽に溺れていく様が少しだけ心を満たしていく。
それでも
滅びたい―――滅びたい、貴女と。
「……滅びませんか? 一緒に」
「だ、……め」
どんなに快楽に導いても、欲しい答えがその唇から導かれることがない。
貴女が欲しいのに。
ならば、快楽だけでも貴女と共に味わいたい。
女の蜜が溢れ出すソコを吸い上げる。
「やっ……」
222 :
ゼロリナ:2005/06/13(月) 22:38:39 ID:P5q7z7yT
行為から逃れようと微かに腰を動かすが、
そんな動きでボクが止められるはずもない。
ぷっくりと膨れ上がった蕾を舌でちろちろと舐める。
「ぁっ……、やめっ、んっはぁん」
首を左右に振り、喘ぎ声と荒い息使いが聞こえると、
もっともっとそれを聞きたくなっていった。
「だっめ、……あんっ!」
否定の言葉とは裏腹に、ソコから溢れ出す蜜は男を誘う。
「ひゃっ…ん」
強めに蕾を刺激すると、びくんと腰が浮き上がり、
ボクの肩を掴んでいたリナさんの指に力が入った。
「おや? もうイっちゃったんですか?」
「……ぁ」
とろんっとした瞳がボクを見つめ、小さく頷いてくれた。
本当に……こんな時だけしか素直にボクを見てくれない。
それが、どんなにボクを苦しめているか……
心の中で嘆息をついて、ボクはいつもと同じ微笑を向けた。
「自分だけイっちゃうなんて、……ずるいですよ、リナさん」
まだ余韻の中にあるリナさんに、ボクは自分のモノを見せ付ける。
「んっ……」
視点の定まらない瞳を抱えたまま、そっと身体を起こしてリナさんは
ボクのソレを口に含んだ。
ぞくっとした感覚が襲ってくる。
「いいですよ、リナさん」
口いっぱいにボクのモノと頬張り、じゅるじゅると音を立て吸い付いてくる。
223 :
ゼロリナ:2005/06/13(月) 22:39:57 ID:P5q7z7yT
「だいぶ上手くなりましたね、リナさん」
頭を撫でると、少しだけその身体を動かす。
暖かい、ボクにとっては苦痛の原因になりかねないものがリナさんから流れてくる。
己の身を滅ぼしかねないそれすら、愛おしく感じる。
貴女だけしかいらない。
貴方だけを……見ていたい。
そっとリナさんの腰に手を当てて、ぐっとその身体を持ち上げる。
「なっ!」
行き成りの行動に驚いたのか、一瞬我に戻ったリナさんの表情が見えた。
けれどそれも一瞬のこと。
持ち上げた身体をいっきにボクのモノの上へ突き立てると、その表情は豹変した。
「んっぁ、ん」
快楽がリナさんを飲み込むのがわかった。
「あっん……もっ、と……、ゼロ、ス」
腰を動かすたびに、漏れる声。
ボクだけを、求めてくれる―――今は。
「リナさんっ」
「んっあ……ひゃ」
潤んだ瞳。
高揚した頬。
小さく開き、甘い声だけを漏らす唇。
どれも、全て……欲しい。
224 :
ゼロリナ:2005/06/13(月) 22:41:42 ID:P5q7z7yT
「もっと、ボクを、呼んでください」
「ゼ、ロス……、もっ、と……あぁん、もっと……ゼロ…ス」
答えるようにボクを求める。
貴女は自分だけのもの。
誰にも……渡さない。
「あっん……いゃ……ゼっ」
心の中の靄をはらうかのように、ボクは激しく腰を打ち付ける。
そのたび、リナさんの口から喘ぎ声が上がり、
ボクのモノを飲み込んでいるソコは締め付けを強める。
「いいですよ、リナさん……。リナさんの、ここ。いやらしく、ボクを飲み込んでいますよ」
「だっ、……あんっ」
卑猥な言葉をかければかけるほど、ソコの締め付けはよくなり、
快楽と屈辱の波動が流れ込んでくる。
「イっ、ちゃ、う……、ゼロ、ス」
ぎゅっと中がよりいっそう締め付けてくる。
「ボク、も……」
「一緒、……に、……イっ、て」
「……」
ボクの望みとは違う。
ボクは、貴女と……一緒に滅びたい。
けれどそれを望まないから。貴女は。
「……残酷、ですね、貴女は」
「えっ? ……いゃぁぁぁぁぁぁっ!」
微笑を向けた僕に、一瞬不思議そうな表情をリナさんはした。
そして―――
225 :
ゼロリナ:2005/06/13(月) 22:42:47 ID:P5q7z7yT
ぐったりと力を抜いて、ボクの腕の中で息を整えている。
「リナさん……」
「……ん?」
瞳の中に映るのは僕だけ。
「いえ」
それだけで少しは満足したような気がした。
「へんなゼロス」
微笑むその顔は、誰よりも愛おしい。
貴女と共に……滅びたい。
貴女だけに―――滅ぼされたい。
<おわり>
ネ申GJ!!
ガウリナ派だけどこれはこれでGJ!!
文章が巧い! 美しいよ神! 乙だー!
ゼロリナ!待ってました神…!
一番好きな二人なので、素敵に書いていただけて嬉しいよ〜
ハード陵辱ものでもいい?
タイトルにその旨かいておけばオケイ!
( - _ - )イイ!
>>232 そんなことないよ!
(*´д`*)ハァハァマッテルヨ!
(・∀・) イイ!!
<予定>
リナ・アメリア陵辱
魔法・体の自由を封じられた盗賊キラー、リナ=インバース 、リナに恨みをもつ世界中の盗賊達なんかになぶり尽くされる。
巻き添えくって理不尽に陵辱を受けるセイルーンの姫、哀れ…
とかなんとか・・・あまりに酷すぎてリナ場合によっちゃ死んじゃうかも・・・
そのときはタイトルに「死にもの」追加ヨロ
拷問とか猟奇入るのなら、注意書きお願い。
わりとほんわか和姦シリーズ路線?でやってきてるからダークものはとんとご無沙汰
240 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 11:32:51 ID:b2BGTQOq
アメリアをメチャメチャに犯してくれ
猟奇的な血とか刺したり切ったりしばいたり激痛そうな描写とか
リナ・アメリアだいじょうぶ?
注意いれてくれたら。
楽しみにしています。
早くきてください!こっそりまってます!陵辱!陵辱!
陵辱待ちの保守替わりに、なんぞ一発書かいちゃろうか、
……と思ったのだが、どうもトントネタが浮かばない。
誰かガウリナ和姦な萌えネタ、クダサイ〜(⊃д`)
かいてくださ〜い
リクエスト表
1.挿入してから動かないポリネシアンセックスに挑戦するガウリイリナ
2.夫婦になって10年ほどのガウリナ。
少しマンネリになったために一ヶ月〜半年ほど触れないと心に決め、
断食後の食事のようにまた新たに新鮮な気持ちで激しいエッチを行うのだった・・・
便乗してみます
1.妊婦ガウリナ、ラブラブかつソフトに…
2.寝てるガウにリナがちょっかい。
そのまま下のお口でいただきますして一回イったあとに、実はとっくに起きてたガウにへろへろにされる。
248 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 20:02:18 ID:6mdWFQeS
ところで…「ヌケルモノ」じゃないと、投下はダメなんですか?
ゼルアメでいきたいけど…ぬるい予感大。
マターリ、イイ!
250 :
http://hotel-nozoki.jp/?pee1:2005/06/28(火) 20:32:08 ID:s8webk2f
↑で使えるパス
まだ50分ぐらい、生盗撮映像見れる
複数の人が同時には見れないらしいから
ポイントがあるうちに見てみな
番号:03098765432
パス:1234
>>248 どうぞどうぞ!
ゼルアメ大好きです
投下待ってるよー
ぬるいのも良いね、
ハード陵辱がそのうちくる予定?だし
253 :
うえみる@ゼルアメ ◆xvvHlVjOeA :2005/06/29(水) 04:44:27 ID:jG1qm+a1
そもそも、相手は強敵だ。
深層の令嬢といったらまだかわいいものだ、なにせ令嬢度合いの格が違う。
巨大王政国家、白魔術都市の正当なる王位継承者の血統を持ち、
加えて神により添う巫女様と来た。
それを迎えうつ自分ときたらどうだ。
人外の冷たい体に封じられた、忌々しい過去。
人から悪事と呼ばれるうしろぐらい事ばかり手がけてきた、汚れた手。
かたや、穢れなど知らぬ、知るはずもない、尊き巫女姫。
かたや、裏街道を歩んできた、人ですらない、悪党。
これを分がいいという奴はいないだろう。
…戦う前から分かりきったことだ。
負けがきまってるものを、わざわざ挑むバカもそうそういまい。
生憎、先を読む賢さには不自由していない。
背中を向け、見なかったことにすればいいことだ。
ポーカーフェイスには、自信がある。
「ゼルガディスさんってば、そんなに弱虫でしたっけ?」
そう、こんな腸が煮えくり返るような一撃だって、
蚊ほども利いていない顔をしてのけられる。
…実際のところ、相当なダメージをくらっているのだが…。
254 :
うえみる@ゼルアメ ◆xvvHlVjOeA :2005/06/29(水) 04:54:31 ID:jG1qm+a1
「…言っている意味がよくわからん」
「そのまんまコトバの通りですってば。なんでそんなに及び腰なんですか?」
分が悪い上に、相手は好戦的かつ挑発的で、逃げる背中を捉えて離してくれそうもない。
薄暗い宿の部屋、訪れてきたままの場所に立つ彼女を、ベッドに半身起こした状態で睨みつけた。
「…お前、今俺が言ったことを、聞いていたか?」
「ええっと…私はセイルーンの王女で、ゼルガディスさんは怪しい魔剣士さんってくだりですか?」
「…どうも引っかかる言い草だが…まあいい。聞いていたなら、わかるだろう。俺はお前を相手にするつもりはこれっぽちもない。わかったらさっさと寝ろ」
無情に吐き出された拒絶の言葉に、大きく見開かれる蒼の瞳。…彼女がどんな思いで、夜更けに自分の部屋を訪れたのか…。
分からなくはないからこそ、受け入れるわけにはいかなかった。ここでゼルガディスが引かなければ、後戻りはできなくなる。
そうなってからでは遅すぎる。
無くすものなどなにもない自分だが、彼女は失うものが多すぎるのだ。
大事に思えばこそ、そうやすやすと手は出せなかった。
255 :
うえみる@ゼルアメ ◆xvvHlVjOeA :2005/06/29(水) 04:56:44 ID:jG1qm+a1
「…ってオイ!!!お前なにしてるんだ!!」
しんみりと思いにふけっていたゼルガディスを尻目に、黒髪の巫女姫様は、
さっさと彼のベットにもぐりこんできていた。
「なにって…寝ろって言ったのゼルガディスさんじゃないですか〜」
呑気な声にこめかみがひきつる。
「俺は自分の部屋に戻って寝ろと言ったんだ!!」
彼女が引き寄せようとする上掛けを、力ずくで引き剥がすと、
見透かすような青い目がゼルガディスをとらえた。
「こそこそ逃げるゼルガディスさんなんて、初めて見ました」
─そもそも、相手は強敵だ。
ここで背を向け、戦いを避けるは簡単だが、舐められるのはしゃくにさわる…というか我慢ならない。
いろいろな意味で。
しっかり雌雄を決しておかねばなるまい。
あらゆる意味で。
256 :
うえみる@ゼルアメ ◆xvvHlVjOeA :2005/06/29(水) 05:00:41 ID:jG1qm+a1
…なんか導入がくどくてスイマセン…。
続きはまたこんど。
ちなみに元248です。
パソ内を漁ってたら昔のが出て来たので、
空気を読まずに投下。
ゼロリナです。
句読点が多過ぎるとか突っ込みどころは多いけど触るのがめんど(ry
「ひとつ、賭けをしませんか」
安酒場の片隅。
乱立する酒瓶の中で、ゼロスはそう言ってにっこり笑った。
「…何を賭けるって? 言っとくけど、今はお金無いからね」
じろり。
この上なく不機嫌な眼差しを、あたしは奴に向ける。
それもそのはず。尊大でムカつく依頼人にゴマをすりつつ、面倒な仕事をやったのは当然、オイシイ報酬を頂くため。
…なのに、結局たったのあれっぽっちってどういうこと。
勿論、そんな依頼人にはきっちり教育的指導を行なっておいたけど、あたしの傷心は癒えるべくもなく。
仕方なく、こうしてヤケ酒に溺れているのだ。
なのに、ガウリィもアメリアもさっさと潰れちゃうし。
ゼルは呆れて寝ちゃうし。あたしの繊細な乙女ゴコロをなんだと思ってんのよ。
結局残ったのは、たまたま居合わせた、この得体の知れない魔族だけ。そりゃあ幾ら寛容なあたしでも、不機嫌になろうというもの。
「そうですね、じゃあ…ええっと」
人差し指をこめかみに当て、考える素振りをするゼロス。
「ああ、そうそう。こういうのはいかがです」
「だから、何」
「僕が勝ったら――
…貴女の、身体を下さい」
ぶはあっ!!
口に含んでいたお酒を、盛大に吹き出す。
「あ、ああ、あのねえ――」
あらぬ想像をしてしまい、思わず怒鳴った。顔が火照るのは、決して酒のせいだけじゃない。
…でも。待てよ――
「…あのね。それって、あなたの上司の為になったりすることじゃあ…ないわよね?」
幾ら人間臭くとも、こいつは魔族。下手な約束をして、生け贄にでもされたら目もあてられない。
「へ? ……あ、ははは。さすが、リナさんだ。用心を怠らない所、僕は好きですよ」
「じゃあ、どういう――」
「だから。そのまんまの意味ですって。
それから、貴女が勝ったら僕の所持金全部。
どうです? やりますか、やりませんか」
「………はぁ?」
本気なのか。
相も変わらず、ニコニコと呑気に笑っている。その顔色はいっこうに読めない。
「大丈夫ですって。単なるお遊びですよ。
貴女とはいずれ、やりあう事があるかもしれませんが、今はその時じゃない。
…ちなみに。
これ、僕の財布です」
どすん。
重そうな音を立てて、革袋が目の前に置かれた。
…予想外に多そうだ。あれだけあれば、アレも買ってコレも買って、美味しいもの食べて、まだお釣りが出そう。
どうする。
たやすく悪魔の甘言に乗っていいものか。
あたしは、理性と欲望の狭間で揺れ動――
「のった」
…く前に、そう答えていた。
人間、正直が何より。そう、勝てばいいんだから。それだけの話。
大丈夫。あたしの悪運の強さは、並大抵のもんじゃない。
そう信じて、あたしは奴が配るカードを手にした――
…どどど、どーしよう…
かちり。
背後で、鍵のかかる音が聞こえた。あたしは、一層焦燥感に駆られる。
こんな安っぽい宿の壁、突き破って逃げるコトは容易い。いかにゼロスといえど、この程度の事に本気になることはないだろう。……多分。
けど、一度条件に納得して賭けをした以上、負ければ潔く従うべきじゃあないだろうか。
――嗚呼、乙女のぴんち。
格好悪くとも逃げるが吉か、それとも――
「…リナさん?」
「っ…!」
突然肩に手を置かれ、あたしはびくりと震える。
反射的に手を振り払おうとしたその時、奴は強引に唇を重ねてきた。
「ちょ、ゼ……ぅ…」
その感触は、飽く迄柔らかく暖かい。喋りかけて半ば開いた口から舌が滑り込んでくる。
――ほんとに良く出来てる。
まるで本当の人間と変わらない。つくづく、ゼロスの魔族としての力の凄さを思い知る。
しかも、これから行なわれるだろうコトを考えると、つまりそこまで出来るという訳で――
「訳で、じゃなーいっ!」
オーバーアクションで奴の魔手から逃れ、一息で数メートル後退した。
現実逃避をしてる場合じゃない。
「――な、なんなのよ、どうして魔族のあんたがこんなコト――、
目的は、なに」
長いキスと動揺のせいで、息が上がっている。それを無理矢理抑えつけて、あたしはゼロスを睨んだ。
奴は、ふう、とかるいため息を落とすと、
「何を今更。
…冗談だと思ってたんですか?」
感情の読めない瞳であたしを見据える。
「そりゃあ今更だけど…
でも、変じゃない。生粋の魔族であるあんたが人間なんかと、その…する、なんて、普通ありえないでしょ」
「だから、変わってるんでしょ。僕か貴女か、或いは――二人とも」
「…なに、それ」
「僕だって、基本的には人間の女性への興味なんてありませんよ。
貴女だから――こういうのも面白いかなあ、とね」
くすくす、と笑って。
一歩。また一歩。
奴が近づいてくる。
あたしは――凍り付いたように、動けない。
「貴女に興味を持つ僕が変わってるのか、僕を魅き付ける貴女が変わってるのか。
僕はきっと、後者だと思うんですけど」
「…っあ…!」
視界がぐるりと回る。驚くほど優しく、あたしは身体をベッドへと押し付けられた。
その距離、僅か五センチ。
息がかかる。
その黒い髪の毛先が、あたしの頬を掠める。
――さあ。始めましょうか――
全ての終わりを告げる死神のように。
ゼロスはそう、囁いた。
「…ぅ、く…」
蹂躙するがごときの口付けを終えたあと。
奴は、執拗に耳を責め立てる。濡れた舌の、耳穴に潜り込む水音が、直接脳髄に響くようで。
あたしは、堪えるように下唇を噛む。
「…肌、熱いですね。
感じてます…?」
「誰が…っ、あ…!」
つうっ、と舌が耳の後ろを辿る。
不意打ちを食らって、思わず声を上げてしまった。
「…いい声だ。せっかくなんですから、楽しんで下さいよ」
底意地の悪い、笑いを含んだ声音。
「そ、んなの、出来る訳……んう…っ」
たくし上げられた上衣が、縄のように胸元を締め付ける。自分でも、余り誇ることの出来ない乳房が、奴の目に露わになった。
「や、やだ…っ」
「…何故隠すんですか?」
「う、うるさいわねっ…」
「ははあ…そういえば、大きさ、気にしてらっしゃいましたっけ」
「っあ…!」
首筋に張り付くぬめった唇。同時に、ひやりとした感触が胸を覆った。
奴の、手のひら。押しつぶし、転がし、撫でる。でも決して、その頂きには触れようとしない。
――こいつ。焦らして遊んでる――
その間にもゼロスの舌は、あたしが感じる場所を探すように蠢いている。
…賭けに、負けて。
これ以上負けてたまるもんか。
あたしは、仕方なく応じているのであって、それ以上では絶対に、ない。
「…僕には十分魅力的ですけどね。柔らかいし形もいいし、それに」
「は、あ…っ!」
くっ、と奴が胸の先端を口に含む。まるでそれは、胸から背筋まで電流を通されたようで。
「ほら。…感度だって、いい」
じわり。下腹の辺りが僅か、暖かくなる。
や、だ――そんなの、絶対、やだ…っ。
悔しさと羞恥と、絶え間ない快感で脳内が掻き回される。
「…ああ。実にいい反応ですね。本当に、可愛らしい」
嬉しげなゼロスの声。
…ムカつく。ほんっとーに、ムカつく。
「ん、は…あっ、…ぅ…」
気が付けばにじんでいた涙を、奴の舌が掬い取った。先端を弄んでいた指は、徐々に下へと下りてゆく。
――そう、ムカつく。 何よりも、反応が止められない自分の身体に。
「これだけでそう、なら。これ以上だと、
一体どうなるんでしょうね…?」
するり、その指が下着越しに秘所をなぞった。
「ひ、あっ…!」
それだけで、あたしの身体は大きく跳ねる。
「もう、ずいぶん濡れてますよ。下着がぴったり、張り付いてる」
「やぁ…っ…」
突き付けられるのは、容赦の無い現実。指は尚も、下着ごとあたしを抉ろうとする。
その度に、身体の奥から生まれてくる、熱。
「っ、はぁっ、…ぅ…」
「…それにしても。意外でしたよ。貴女は変に律儀な所がありますけど、真逆こういうコトを、然程抵抗なく受け入れて下さるとは思わなかった」
どこまでも冷静な声音が憎らしい。
「な、にが言いたい、の…ん、あっ」
下着の脇から、浅く、指が内部へ這入ってくる。ひどく冷たく感じるのは、…あたしが熱い所為なんだろうか。
「…いえね。貴女はガウリィさんの事が、好きなんだろうと思ってましたから」
「あ、いつは――」
大事だけれど。そういうんじゃない。上手くは言えないけれど、相棒というか、家族というか、でももっと違うような――
うわごとのようにそう告げると、ゼロスはふっと微笑んだ。
「なら――
遠慮は、要らないんですね」
…いつ。どう遠慮したっていうのか。
「ん、あっ!」
突っ込みは、結局声にはならなかった。
指が一層、奥まで侵入してきたのだ。
くちゅり、くちゅり。
ゆっくりと胎内を掻き混ぜる水音が、やけにはっきりと聞こえる。
「は、ぁう……も、や、やめ…てぇ…」
「お嫌、ですか?
…なら。力任せに逃げればいい。僕はやめませんが、逃げようとするのを押さえ付けてまではしませんよ」
「…っう…」
そうだ。――何で。
何であたしは逃げないんだろう。
危険を糧にしてきたこの身、貞操の危機だって幾度となくあった。
そのたび、あたしは相手を容赦なく粉砕してきたはずだ。
なのに、何故。
ゼロスの事が恐いから?
否――そうじゃない。
あたしは――
「ひ、やぁ…!」
不意に、ゼロスは其処に顔を埋めた。舌が、襞を掻き分けるようになぞってゆく。
とろとろと、熱いものが溢れてくるのが分かった。
腰が、知らず微妙に揺らめく。吐息が。身体が。頭の髄まで。あたしは熱に支配されていた。
――あたしは。
あれ程嫌だった、快楽に染まる事をすっかり、許容している。
そうやって。微かに揺れ動いた感情を、あたしはシャットアウトする。
こいつは、魔族。たまたま今は敵じゃない、それだけ。
だから身体だけ。そう、身体だけなら。いつか闘うことになっても、平気だから。
「リナさん。貴女…、処女、ですか」
「だったら、…はぁ、何。やめる、の」
奴は、あたしの挑戦的な眼差しを微笑みで返す。
「いえ。…覚悟も出来ていらっしゃるようですから、有り難く頂きます」
そうして、何の役も果たさなくなった下着が、脚からするりと抜かれた。
「そういえば、このままでは不粋ですよね」
そう言うと、ゼロスは瞬く間に裸身になる。服も身体の一部だから。
あっという間に脱ぎ着出来るんだ。便利だな――
「…っ…」
場違いな感想はそこで途切れる。
ぐい。
ゼロスがあたしの脚を抱え込むと同時に、堅く熱いものが花芯に当てられた。
「…入れますよ」
「く、あぁっ…!」
一気に。それが、あたしの中に潜り込んできた。
あ…あれ?
――覚悟、してた程、
「痛くない、でしょ?
こういう芸当も出来るんですよ」
そして、奴はあたしの上半身を抱え起こし、繋がったまま膝の上に座らせる。
「んあぁっ、ふ…」
すると、尚も挿入が深くなって、完全に胎内に収まってしまう。
手を離すと、倒れてしまうから。自然、奴にしがみつく格好になって。
…それが少しだけ、悔しい。
「もう、…いいかな…」
奴の呟きを合図に、
「あ…あぁっ…!」
少しずつ。少しずつ。
膣内の圧迫感が増してゆく。その間にも、ソレはゆっくり動いていて、
あたしの感度をじわじわと上げようとする。
「…痛く…はないようですね。貴女の中が、こんなにも妖しく淫らに蠢いている」
「や…、やぁ…っ」
言葉とは裏腹に。
あたしの其処は、もっと、もっと欲しいとひくついている。
「んぅ、っは、ああ…」
――そうか。太さを変えてるんだな――
熱に浮かされた脳内で、漸くその事に思い至る。
「っ、あっ…!!」
びくん。
え――な、に。
激しい出し入れもないまま、緩やかに掻き回すソレが、ある一点に触れたとき。脳裏に一瞬、電光が閃いた。
「そう――ここが、いいんですね」
にやり。奴が浮かべたのは――悪魔の笑みか。
「あ、ひぁあっ、だ…め、ぇっ…!」
何度もそこを刺激されて、あたしの腰ががくがくと震えた。
そして。
増し続けていた圧迫感が、ぴたりと止まった。
もう――限界、だ。まるであたしの身体が、隅から隅まで奴に満たされてしまったかのような錯覚を覚える。
「そろそろ――動きますよ」
…最後通牒。
あたしの耳には、そう聞こえた。
「は、…ああっ!」
下からの突き上げるような責め。どういうことになっているのか、先程あたしが強く感じた場所が、常にぐりぐりと刺激されている。
「や、は、あ、――はぁ、ゼ、ロス…っ」
――気が。
遠くなる。
その度に、より強い快感があたしを現実へ引き戻す。
その繰り返し。まさに、――無限地獄。
絶えず分泌されるあたしの蜜が、溢れて、泡立って、ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てる。
「…本当はもっと色々出来るんですが、これくらいにしておきますね。
病み付きになってしまうと、――普通のセックスが出来なくなりますから」
「っく、う、…はぁ、あ、あう…」
あたしにとっては。
これだけでも十分おかしくなりそうなのに。――これ以上、なんて本当に狂ってしまう。
「ん、ぅ、は、も――う、あた、し…っ」
視界が明滅する。
全身が沸騰して、溶けてしまうようで。
そこへ辿り着くのが怖くて、でも欲しくて。
知らないうちに、必死で奴の背中に爪を立てていた。
「いい――ですよ。
…思いっきり、イっちゃって下さい」
この期に及んでも冷静なゼロスの声。でも、いつもよりも熱を帯びて聞こえるのは、気のせい、なんだろうか。
「はあっ、あぅ、ふ、は――あっ」
苦しい。呼吸すら、思うようにいかない。
「く、あ…あああっ!」
その時。
全身が軋むほど、一際強くねじ込まれた。
――ああ。
世界が。
反転する――
あたしは、強烈な絶頂を迎えると同時に。
すうっと、無意識の暗闇に沈んでいった。
「…ん…」
――明るいな。もう、朝かあ。
しばし、仰向けのまま、何も考えず天井を見つめる。
…と、ふと。
唐突に、昨夜の出来事がまざまざと脳裏に甦った。
「っあ、あたし――!」
慌てて辺りを見回しても、奴の姿はない。
…着せてくれたのか。服も乱れなく身に付けている。
全身に残った気怠さと、処女を失ったその部分のかるい痺れのみが、あれは現実だったのだと――
…静かに、主張していた。
ふと。
サイドテーブルに置かれた、一枚の紙切れが目に入る。
『おやすみなさい』と。
そこにはただそれだけが書かれていた。
走り書きの癖に、あたしのそれよりも流麗な文字。
くしゃりと、あたしはその紙を握り潰す。
自らの中の、淡い、微かな感情をも握り潰すように。
あれは、夢。たった一度きりの。
だから、敵に回った時は容赦しない。――きっと、あいつも。
そう。あたしとあいつは、それでいいんだ。
手にした紙屑をごみ籠へ放る。
――ナイス、イン。
「さあ。朝ご飯、朝ご飯、と」
今朝は少し寝坊した。食堂ではもう、ガウリィたちが待ってるだろう。
――今日もまた。いつもの一日が始まる。
-了-
*********
終わりです。
長々と失礼しますた。
あ、朝からえらい萌えが…!
これから仕事なので、また後ほど読み返させていただきますけども、ゼロスもリナも本当に最高でした!
神様ありがとう…!
ああ…なんか素晴らしいゼロリナさんの話の後に続けるのはかなり羞恥プレイなんですが…
一人オナのつもりでこそこそ投下です…
─────*─────*─────*─────*─────*─────*
「逃げるゼルガディスさんなんて、初めて見ました」
そもそも相手は強敵だ。年頃の乙女が自ら深夜のベットに入り込んできても、強情に突っぱねる。
ならば、これくらいの挑発も、言い過ぎということはないだろう。
「…そこまで言っておいて、後でほえずらかいても知らんからな」
低い声音が耳を打ち、アメリアの視界いっぱいに冷たい目をした岩肌の顔が映った。
これから愛の営みを行なおうという人のセリフにしてはちょっと殺伐とし過ぎです、ゼルガディスさん…。
心中で苦笑しながら、彼のくちづけをうける。
冷たいだろうと思っていたその唇は、意外にも熱く、アメリアの体をとろけさせるのにそう時間はかからなかった。
舌先を絡まされた時は、こんなことをするの!?と内心慌てふためいたが、衣服ごしに何度も体を愛撫されているうちに、
なにがなにやらわからなくなってきて、恍惚となる。
「は…ふ…はぅ…」
吐息のような鼻にかかった声が自然と漏れ出てしまい、ゼルガディスの口元に小さな笑みが刻まれた。
「気持ちいいか?」
「はい…き…きもちいい…です…ふぅ」
素直に答えると、彼は満足気に頷き、ならもっと気持ちよくしてやろうな、とローブの裾から手を差し入れて素肌を直に撫で摩ってきた。
時折指を腹の上で滑らせたり、ふくよかな胸をやわやわと揉みしだいたりする度に、アメリアの口から、
先ほどよりも色のついた嬌声が漏れ始める。
「あ…んっ…は、はぁっんっ…」
「…いい声だ」
お前、そんなやらしい声も出せたんだな。
揶揄する言葉に羞恥を煽られるのと同時に、彼を興奮させ喜ばせているということを感じて、嬉しくもあった。
「…あっ!ひっ」
固く尖った胸の突起をこねくりまわされ、だらしなく開いた口からこぼれる唾液を舐めとられ、
アメリアの腰から下がじんじんとしびれ、熱くなっていく。
あらぬ部分が、熱を持ち、わけのわからない疼きと共に湿り気を帯びているのすら感じ取れる。
どうなっちゃてるんだろう…わたしのアソコ…。
アメリアはどこかぼんやりと他人事のように、いまだやむことのない愛撫を体全身で受けながら、
ゼルガディスの胸にすがっていた手をそっと自分の下穿きの中に差し入れてみた。
アメリアの突飛な行動に驚いたように手を止めるゼルガディスの気配を意識しつつも、頭に靄がかかったようで手は止められない。
くちゅ…
「あ…」
甘い疼きと共に、かすかな水音が漏れ、アメリアの潤んだ瞳が切なく瞬いた。
「
濡れてるだろう…感じてるんだ、お前のココは…」
「
ひゃ…いやぁっ」
興奮した低い息を吐きながら、ゼルガディスの指がアメリアの手の上から彼女の蜜口を掻き回してくる。
ゼルアメ(・∀・) イイ!!続きカモーーン!
274 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 17:41:43 ID:CJuwHP+B
イイヨイイヨ(・∀・)
ゼルアメ(途中だけど)GJ!
文章もなかなかウマイヨー
ゼルアメ神キタキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
誘い受けマンセー!!
ちょびちょび投下ですいません…続きです。
─────*─────*─────*─────*─────*─────
「自分で触るなんて、お姫様はずいぶんはしたないんだな。いやらしい奴だ」
言葉で嬲り、卑猥な音を聞かせるように、強く指を蠢かしてやると、感極まったような雫が、青い双眸からぽろぽろと流れ落ち、
ゼルガディスの征服欲をさらに煽り立てた。
「…ひっ…そんなこと…」
「ないとでも言うつもりか?こんなびちょびちょにして、自分から指突っ込んでおいてよく言うもんだ」
「や、やぁっ!ん…ふぁ…っ」
汗ばんだ額に黒い一房が張り付いたアメリアの顔が、強い羞恥と快楽に歪む。
舌足らずなあえぎ声は、ゼルガディスを追い詰め、誘い込むように淫らに響き、
ねちゃねちゃといやらしく塗れそぼる蜜壷に今すぐにでも張り詰めた己をねじ込みたくさせたが、目を瞑り、息を整え、なんとかこらえた。
まだまだお楽しみはこれからなのだ。
「さて、これからどうして欲しい?やらしいお姫様?」
アメリアの陰部から手をどけて、横たわったままの彼女を見下ろしたら、口をへの字に曲げ、顔を赤く染めていた。
とまどっている巫女姫の腹や太ももを、きわどい動きの指先で促してやると、拍子抜けするくらいにあっさりと陥落する。
「…もっと、…もっと気持ちよくしてほしいですぅ…」
「お前ホントにセイルーンの王女なのか?」
淫乱女、とあざ笑うと、耐え切れなかったのだろう、さらに大粒の涙を落としながら顔を華奢な腕で覆ってしまった。
「気持ちよくなりたいのなら、それなりの対価を払うんだな」
涙を見ても胸が痛むどころか、さらなる興奮の呼び水となる時もある。今がそうだ。
桃色に染まった顔を覆う腕を無理に引き剥がすと、背中からベットに倒れこみ彼女の体も自分の上へと引きずり上げた。
「次はお前の番だ、アメリア」
「……えぇっ!?な、なにがですか!?」
「なにがですか、じゃない。今度はお前が俺を気持ちよくしてくれ」
「えええぇぇっっ!?」
先ほどまでの痴態はどこへやら、完全にギャグ顔であわてまくるアメリア。
あたふたとわけのわからない動きを繰り返すのを、軽く起き上がり頬杖をついて眺めるゼルガディスは、
面白そうに、つぶやいた。
「なんだ…ずいぶんと及び腰なんだな」
ぴきーん。
聞こえよがしなつぶやきに、わかりやすすぎる程の反応を返す淫乱王女…。
「こそこそ逃げるアメリアなんて、初めて見た」
「なっ!」
ぐっと拳を握るアメリアに、とどめの一撃がさわやかな笑顔と共にお見舞いされた─。
「正義じゃないな」
にっこり。(はぁと)
ぷっちーん。
「正義の名の下に、アメリア、参ります!!!」
「おお、こい」
…かくして、正義の名の下に、夜の戦い第二ラウンドのゴングが高らかに鳴ったのであった…。
…続く…のかなあ…見切り発車はするもんじゃないですなあ…
これで終わりじゃ中途半端かなあ…これで終わりでもいい気がしてきたなあ…
後は皆さんのご想像におまかせってことで、雑文失礼しました〜!!
280 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 19:52:06 ID:041BSGKj
/ヽ /ヽ
/ ヽ / ヽ
/ ヽ__/ ヽ
┏┓ ┏━━┓ / \ ┏━┓
┏┛┗┓┃┏┓┃ / \ / | ┃ ┃
┗┓┏┛┃┗┛┃┏━| > < |━┓┃ ┃
┏┛┗┓┃┏┓┃┃ |. (__人__) | ┃┃ ┃
┗┓┏┛┗┛┃┃┗━ヽ \/ / ━┛┗━┛
┃┃ ┃┃ / \ ┏━┓
┗┛ ┗┛ /  ̄ ̄ヽ / ̄ ヽ .┗━┛
.ヽ_______/ \__/
つ、つづきを・・・
282 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 20:39:05 ID:XU8n1lBW
出し惜しみしてゼルアメマンセーされたいのがミ エ ミ エ で す
ウザッ
283 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 20:40:19 ID:XU8n1lBW
出し惜しみしてゼルアメマンセーされたいのがミ エ ミ エ で す
ウザッ
284 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 20:40:42 ID:XU8n1lBW
出し惜しみしてゼルアメマンセーされたいのがミ エ ミ エ で す
ウザッ
285 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 20:44:51 ID:XU8n1lBW
ゼルアメはイラナイ
凌辱モノ キボン
286 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 20:49:40 ID:XU8n1lBW
ゼルアメはもうイラナイ
凌辱モノを期待しつつ正座して待つ
ワクワク
287 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 20:53:21 ID:XU8n1lBW
ゼルアメはもうイラナイ
凌辱モノを期待しつつ正座して待つ
ワクワク
288 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 20:53:42 ID:XU8n1lBW
ゼルアメはもうイラナイ
凌辱モノを期待しつつ正座して待つ
ワクワク
いいスレだと思っていたのに
がっかりな方がいらしたなぁ
書き込みの時間間隔が何ともなぁ
うえみるさん、よかったですよ!
今までゼルアメ興味なかったけど、かなり萌えた!
荒らしはスルーで(・∀・)
ゼルアメ乙!このカップリング大好きだよー
ツヅキщ(゚Д゚щ) カモーン!
良い感じじゃないですか
あまり日にちも経過しすぎてこの良い雰囲気に陵辱投下しずらいなあ
ゼルアメ良かったよ!恥じらいながら攻めるアメリアもキボン
>>293 焦らさないで、早くぅ〜ん
>282
好きなカポを否定されたり、がんがって書いた話の後でスレッド荒らされたりしたら誰でも悲しくなるよ。やめようよ。なんでそんなことするの?(・ω・`)
ゼルかアメリアかどっちかが好きで許せなかったの?
おい荒らしなんてほっとけよ
つか同じゼルアメ好きにこんなバカが居なくてマジよかった
あと続きはやっぱホスィ(´д`*)ハァハァ
(´∀`)マターリ
荒れる原因となってしまい申し訳ないです…が、一応前回のままでは自分的にも
すっきりしないので、続きを投下させて下さい。
チマチマ投下でほんとすいません。
赤コーナー、聖王都の淫乱巫女姫アメリアー!!
「正義の名の下に、アメリア、参ります!!!」
青コーナー、据え膳、棚ぼた魔剣士ゼルガディスー!!
「おお、こい」
ファイト!!!カンカンカンー♪
第二ラウンドは、ゼルガディスの挑発に乗ったアメリアの先制攻撃で幕を開いた。
「ちょっと腰浮かせてください!」
ゼルガディスの下衣に手をかけながら、鼻息も荒く息巻く少女に少々慌てる魔剣士である。
「おま…段取りってもんがあるだろうが」
「?だから、まずは服脱ぐところからです」
「や…そうじゃなくてだなぁ…」
…クールっぶっていても、その実、ゼルガディスはロマンチスト─というか、ノリや雰囲気を重要視する男でもあったりする。
かと言って、自分から誘ってきたとはいえ、いかんせん、ベットの上のあれこれに関する経験値など0に等しいアメリアに、
彼の言うところである「段取り」とやらを期待するほうが無理な話しであろう。
「よいしょ」
「おわっ…」
ズリズリと下穿きごと下衣を引き抜かれ、思わず情けない声を上げるゼルガディス…残酷な魔剣士も形無しというところか。
とにかく彼の猛った分身は、花も恥らう乙女の前に、なんの前ぶりもなく曝け出されてしまったわけだ。
なんとなく気恥ずかしさを感じてそっぽを向きながらも、アメリアの反応が気になった。
男の証をこんな風に見ることなんてなかったのだろうから、驚きや羞恥心、もしかしたら嫌悪感も示されるかもしれない…。
「わぁ〜どうも、始めまして!」
「挨拶はいい!!」
…第一印象はよかったようである。
果たして未知の物体Xとの初対面を果たしたアメリアの心中は、まさに「生命の不思議を観察する少女」であった。
彼女が思っていたよりも、ずっと生生しい姿をしたソレは“俺の生き様を見ろ!!”と言わんばかりに雄雄しく天を仰いでいる。
そっと指先で触れると、ゼルガディスの腰がかすかにわななく。
「い、痛かったですか!?」
驚いて手を離すアメリアを、どこか焦点の合わないような目で眺めていたゼルだったが、
「…いや…もっと触れてくれ…」
アメリアの小さな手を掴み、己自身に擦り付けるようにして導いてくる。
かすれたような低い声音に、アメリアの背中にざわざわと電気が走り抜けた。ゼルガディスさんが、感じてる。
…そう思い至ったとたん、彼女の下腹部がきゅう、と震え、とろりとした何かが漏れでてきた。
「…もう少し強く握っても、大丈夫だ…そう、上手だな」
お互いが向かい合うように座りながら、アメリアの両手は添えられたゼルガディスの片手に教えられるままに、ゆるやかな動きで彼を追い上げていく。
そして、彼女もまた。
「んっ…あ…っ」
ゼルガディスの空いている方の手で、彼と同じ場所にある、まったく逆の作りをした部分を撫でられ、かき回されて、少しずつ上り詰めていった。
慣れない手技を導くゼルガディスにとっては、彼女の愛撫は正直言ってものたりなくもあったが、
一国の王女でもある可憐な少女の小さな手を借りていることを考えると、そのシチュエーション自体が興奮させてくれるのだった。
─ずいぶんマニアックな嗜好をお持ちのことで─どこぞの秘密主義な魔族の突っ込みが聞こえてきそうなところではあるが…。
だんだん、アメリアの方も上り詰めてきたのだろう、ふいに憑かれたように唇をよせてきたので情熱的なものを返してやった。
「ふ…」
唇を離す度漏れる、鼻がかった吐息にたまらなくなって、何度もアメリアの名を呼びながらやわらかい彼女の頭を抱き摩りながら固定する…
もう、我慢の限界だった。
「…アメリア…っ」
「うわゎっ!?」
どぴゅっ…と、濁った音を立てながら、ゼルガディスの放った白い液体がアメリアの顔に撒き散らされた。
「ええええええええぇぇぇええーーーーーーっっっ!!?」
アメリアの素っ頓狂な声が耳に響く…やりすぎた、と反省しつつも、粘つく精液を顎から滴らせる姿は、なかなかそそる。
「じっとしてろ、今拭いてやるから」
「あうぅぅう〜〜変なにおいがしますぅうぅ〜〜っ…」
「…悪かったな…」
サイドテーブルから手ぬぐいを取り、アメリアの渋い顔を無造作に拭き取ってやり、汚れた手ぬぐいをベット脇に投げ捨てながら
またもや彼女を押し倒し圧し掛かった。
まだ臭いが気になるのだろう、顔をしかめて頬を拭う彼女をゆるく抱きしめながら、白い足の間に割り込むと、
「痛かったら言えよ、な?」
と、できるだけ優しく声をかけ、吐き出したばかりで勢いを失った己をゆっくりとアメリアの体の中に埋めていった。
ゼルガディスさん…。
自分の中に押し入ってくる、硬く冷たい感触に、アメリアはたじろいでいた。
言葉を発することすらできず、唇の動きだけですがるように彼の名を紡ぐ。
男と女が睦み会う時、最終的にどういった部分でどんな行為を行なうかは、お姫様育ちのアメリアとて知らないわけではなかったが、
考えていたよりも痛みを伴わないことに驚きと戸惑いを感じていたのだ。
ゼルガディスの局部は、彼が忌み嫌う合成獣の体と同じく岩肌で、萎えた状態でもそこそこの硬度を持つので挿入が可能な為、
対した痛みがなかったに過ぎないのだが、そんなことは露ほども知らないアメリアは自分が処女だというにも関わらず、
こんなにすんなりと受け入れてしまうことを恥ずかしく感じる。
『淫乱女』
彼にあざ笑われた言葉が耳によみがえり、頬に血が昇る。ゆるゆると律動を始めたゼルガディスの動きに体ごとゆさぶられ、アメリアの
思考に幕がかかっていく。
「わ…わたし…」
溺れる者のようなしぐさで、アメリアは彼に縋り付く。体も熱いが、胎内の方がもっとずっと熱かった。
「うん…?」
普段のゼルガディスからは考えられないような優しい声で促され、なぜか目元が熱くにじんで止める間もなく零れ落ちる。
「わた…し…って…んっ…い、いんらん…ですか…?」
恥ずかしい質問を必死に口にしたというのに、頭の上で笑いを堪えている気配が伝わってきていささかむっとした。
しかし抗議してやろうと開いた口からは、あられもないあえぎ声がもれるばかりだ。
「そうだな…こんなにいやらしい奴は初めて見た。初めてのクセに…こんなに喜んで…」
「やっ…いや…」
繋がった部分がアメリアの視界によく入るように、身体を起こしたゼルガディスがぐっと彼女の下半身を折り畳むかのように扱う。
彼の分身はとうに力を取り戻していたが、熱く熟れきって麻痺したアメリアには痛みどころか快感を伝えるばかりだ。
ぐちゃぐちゃと淫らな音がひっきりなしに響き、突かれ、抉られ、かき回され、こどものように泣き喚く自分の声をどこか遠くに聞いた。
いやだ、とか、もうだめ、とかそんなことを漏らしていたような気もするが、定かではない。
なにが『もうだめ』なのかは、彼が教えてくれた。
「…イクぞ…」
「ああ、あぁっ!?いやぁっ!!」
頭の中がすうすうする感覚と共に、膣壁が収縮し、浮遊感を伴う絶頂を知った─。
後日、また続きがあるのかな?
GJのワクテカ〜
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
+. (0゚∪ ∪ +
/ヽと__)__)_/ヽ +
(0゙ ・ ∀ ・ ) ワクワクテカテカ
(0゙ ∪ ∪ +
/ヽと____)___)_/ヽ + +
( 0゙ ・ ∀ ・ ) ワクワクテカテカ
( 0゙ ∪ ∪ +
と_______)_____)
漏れもワクテカー!
ところでうえみるてなんなんだ?
─わたしって淫乱ですか?─
…煽っているとしか思えない、場違いな質問に笑いが漏れるのは仕方ないことだろう。
よりいっそう彼女をいとおしく思うのも、いじめたくなるのも。
「そうだな…こんなにいやらしい奴は初めて見た。初めてのクセに…こんなに喜んで…」
「やっ…いや…」
なにがいやなもんか。それじゃコレはなんなんだ。こんなにヨダレをたらして、俺を銜え込んで離さないクセに。
いやだ、とか、もうだめ、とか、そんな言葉で男が止まるとでも本気で思ってるのか?
涙も拒否する唇も、上気した頬と汗ばんだ肢体にかかれば形無しだ。
「…イクぞ…」
「ああ、あぁっ!?いやぁっ!!」
限界はあっさりとやってきた。彼女の内部を汚してはならないと思いもしたが、今更止まりようもない。
小刻みに震える熱い身体を強く抱きしめながら、白い巫女姫を汚した背徳感に酔いしれる。
ぜるがでぃすさん。
呼ばれた気がして彼女の顔を覗き込むと、のぼせた瞳がかすかに笑んで、唇だけが動いていた。
だいすきです。
…そもそも相手は強敵だ。
翻弄して、打ち負かしたつもりになって満足していたところに、この殺し文句。
油断しきっていた反面、モロに食らえばたまらない。
背中を向けることなど、男の矜持が許さない。
「…アメリア…」
「にゃ…んっ…や〜っっ」
そしてまた。
ゴングの音が高らかに響いたが、それはまた別のお話。
END
…ってなわけでやっとこさケジメがつきました。
エロパロ書くのは初めてで、とても難しかった…ヘタに手を出すものじゃないんですね、修行します。
だらだらと半端に続けてすんませんでした。
>>293さん陵辱物待ってマスね〜〜
>>305さん、うえみるとは、たぶんHNのつもりだったのでしょう…自己主張が激しい奴だと笑って下さい。
では、お目汚し失礼しました。
あと、感想クレクレで恐縮なんですが、変な文体やなんかここが足りない、と感じた部分あったら、
指摘が欲しいです。
話し言葉に違和感はないか、キャラ設定に無理はないか…なんでも結構です。
文章書く修行中なので、協力して頂けたら幸いです。
GJ!萌えました!
GJ
アメリアかわええ(*´Д`)
萌えたのが第一ですが、文体もキレイでよかったですよ。
ごめ・・・ボキャブラリーの少ない漏れにはこの感想だけでいっぱいいっぱい。
310〜312さん、もったいないお言葉、ありがとうございます。
そういえば↑のアメリア、おもいっきしアニメ版設定で書いちゃいましたが、
アニメと小説のアメリアはかな〜り性格違うなぁ、と思ったり
どっちかというとアニメ版アメの方が、分かりやすいキャラなんでパロやるには
向いてますね。動かしやすい。
でも原作アメリアって言うのも書いてみたかったり。
原作アメ→アルフレッド。とか。
王家に生まれたが故に狂気に走ったアルフレッドを、心から打ち消せないアメリアを
いたぶるゼロスとそんなアメリアを救ってやるゼル、とか。
原作読む限り、アルフレッドとアメリアの仲に何かあるはずだ。っつかなくちゃやだん。
…アメリア話ばっかですんまそん。容易に想像つくかと思いますが、自分、アメバカなんです。
えっと、初めましてです。初投稿です。
「ってか、エロでも何でもねぇ」って代物です。
まぁ、笑ってすましてくだされ。
===================================
「ひゃぁっ・・・!あっ、ん・・・んんっ!も・・・い、くぅっ!!」
「リ・・・ナぁっ!」
あたしの中の『彼』があたしの中で果てた。
「どうだった!リナ!?」
そう無邪気な顔で聞いてくる自称保護者の『顏』。
「ね、ねぇ、もう・・・いいでしょ?・・・ハァ、はぁ・・馬鹿馬鹿、しいのっ、よぉ・・・」
息も切れ切れに言うあたしに、前にいる自称保護者の『顏』はフッと笑い、あたしのよく知るあいつの『顏』に戻る。
「あはははは、でもリナさん。いつもより激しかったと思うのは僕の気のせいですかvそんなに───ガウリイさんに抱かれてみたかったんですか?だから感じちゃった、とかv」
ゼロスが、おもしろ半分に聞いてきた。
「あ、いつなんかに・・・抱かれたくないわ!どっちかっていうと白けちゃったし・・・」
ふと、ゼロスの方を見ると、久々に魔族らしい恐い微笑みをしていた。
「───てことは、いつもの僕の顔の方が感じるってことですね・・・」
「い、いやぁ・・・あの・・・そ、そんなもろ喜びの顔で近付かれても困っちゃうな〜、なんて思うんですけど・・・。それにあたし、疲れてるから寝たいんだけどなぁ・・・
あたしはじりじりと後ろへ下がっていく。だか、後ろには壁があってこれ以上下がれそうにない。
「あぁ、寝てていいですよ?僕がやるだけですしねv」
「も、もっと嫌じゃ〜!!」
そう叫ぶとゼロスがさら〜に喜んだ顔で、
「え!?寝たくない!?そんな、寝られない程疼いてらっしゃったんでしたか・・・。気付かなくてすみませんねv」
「ぬあぁぁっっっ!!ンなことないわぁっ!!」
ほんの一瞬で耳まで赤くしてしまった。
───こいつ・・・こんな恥ずかしい事をぬけぬけと・・・!!
「とまぁ、冗談はこれくらいにして、と、そろそろ始めましょうかv」
そう言うとまだ上手く動かないあたしの足を持ち上げてゼロスの方にかける。
「や、ヤダぁっ!こんな格好恥ずかしいよぉ!それに電気もっ!」
「イ・ヤ・で・すv」
こ、こいつ・・・あたしの羞恥心を食べてやがる〜!
ぺろん♪
「ひゃぁっ・・・!」
ゼロスがいきなりあたしのあそこを舐めてきた。
「美味しいですよ・・・リナさん・・・」
「んっ!やぁっ・・・!だ、めぇっっ!!」
さっきイったばかりで、敏感だったあたしは舐められただけで達してしまった。
「やっぱり、リナさんは感じやすいでうすねv舐めただけでイっちゃうなんて・・・。でも、僕はまだ満足して無いんで・・・」
そう言うとあたしの濡れぼそった秘所にゼロス自身を一気に入れてきた。
「ひゃぁぁんっっ!!!やぁっ・・・!!ダメぇっっっ・・・!!!」
続きはまた明日書く『予定』です。。。
317 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 00:24:24 ID:yOBiNFNv
斬新じゃねぇか
期待あげ
えっと・・・まぁ、続きです。
今回で最後です。タイトル決まりました。『Face』&『Voice』です。
リナの台詞、ほとんどカットしました。それだけで場所使っちゃうんで。
まぁ、他のネ申、期待して身を隠します。
===================================
「ひゃぁぁんっっ!!!やぁっ・・・!!ダメぇっっっ・・・!!!」
「やだ?駄目? 下のお口はそんなこと言ってませんよ?それどころかもっと欲しいって、僕をどんどん締め付けてきますよ。もっと、下のお口のように、もっと正直になりなさい・・・」
耳もとで喋る声は凄く熱っぽく、色っぽい、そそるって言うかもう・・・言葉でなんか言い切れない程の声だ。その声にあたしは感じて、濡れて、こいつの声が好きなんだと自覚してしまう。
「リナさん、どうですか・・・?」
「い・・・いいぃっっ!!もっ、とぉ、激しくしてぇぇっっっ!!!」
あたしの理性はなくなってしまったかのように素直に感情を現した。
「───やっと正直になりましたね。これが御褒美ですよv」
その声が合図かのように今までの2・3倍の速さで動き始めた
「も、だめぇぇぇっっっっ!!!!」
あたしはその動きに耐えられず、意識をそのまま手放した・・・。
「ごちそうさまでした♪」
えっと・・・あんまり反応がないところを見ると、イマイチでした?
まあ、読んで下さった方、ありがとうございました。 <(_ _)>
また機会があったら書きますね。
遅レスですが、よかったですよ!GJ!
321 :
由加:2005/07/12(火) 22:09:19 ID:rFHZP6lD
>>317 >>320 さん、ありがとうです。はい。
スレイってやっぱカプリングはガウリナ・ゼルアメが王道ですかね??
もっともっとゼロリナを広めたいです!
ゼロリナのネ申、降臨プリーズ!
ゼロリナはお腹一杯・・・
ヴァルフィリのネ申カモーン
>>322 よくそんな人の気分考えないことが言えるな。
他人のカプ作品貶しをするような香具師のリクなんか受け付ける奴はおらんよ。
モチツケw
322が個人的な我侭で神の気分を害する発言して
それに腹立つのまでは同意だが、
基本的にはマターリ行こうよ
>>319 あっさりし過ぎとゆーかテーマ(?)がハッキリしない様な気がして
物足りない感がある。
多少長くなっても削らない方がゼロリナを強調出来て良かったかも…?
でもリナ可愛いかった!GJ!
>>323 言及しないのが無難とは思うがお腹一杯といったのが貶したって事にはならんだろ。
過剰反応し杉、・・・まあ俺もだが。
>>322 すまん、そんな香具師のリクをまじめに考え、そして……断念した。
こんな流れの中…
ガウリナキボン…
といってみるオレ
>321
広めたければ自分でサイト開いて、思う存分
やればよか。誰も文句言わん。
ミ、ミルリナ…なんて言ってみる。
淡々と攻めるミルさんきぼんw
>>329 なんてマニアックな!
マニアックすぎてみてみたい気がしてきたw
よし。それ以上に茨道で言ってみよう。
ズーマとリナできぼn(ry
ヌンサを忘れちゃいかんぞ
ヌンサは投下されなかったっけ?
334 :
アメリア陵辱:2005/07/16(土) 13:41:35 ID:AwsjhaP0
「リナさん!行かないんですか!」
この付近の盗賊のことを旅人から聞いたアメリアが道中でリナに詰め寄る。
「だってねぇ、あたしは今魔法が使えないんだからしょーがないでしょ!」
リナは面倒くさそうに答え、街への足を早めていた。
アメリアは渋るリナを諦め、ゼルガディスとガウリイに話しかけた。
「ゼルガディスさん!ガウリイさん!わたしと共に正義のために戦いましょう!!」
しかし熱血正義娘の熱い口調に2人は同意しなかった。
「盗賊なんて退治してもうようよ湧いてくる、やるだけムダだ」とはゼルガディス
「う〜ん、リナが行かないし、それにアイツ調子悪いからついてあげないと・・俺、アイツの保護者だし」とガウリイ
「もういいです!みなさんが行かないなら、わたしが1人で行きます!!」
アメリアは3人の制止を振り切り1人で盗賊たちのアジトへと向かったのだった。
335 :
アメリア陵辱:2005/07/16(土) 14:31:26 ID:AwsjhaP0
深い森を抜けると盗賊たちのアジトが見つかった。見張りの他に何名かが入り口の周りで駄弁っている。
不意打ち上等のリナであればいきなりファイヤーボールをくらわしているところだ。
だがそんな卑怯な真似は敵が例え盗賊であってもアメリアにはできなかった。
「己が欲望を満たすため善良な人々から金品を奪う悪人たちよ!いまこのわたしが正義の名の下に鉄槌を下します!!!」
近くの木に登り高らかに宣告する。それと同時に木から思い切り良く飛び降りた。
外の騒ぎを聞きつけた盗賊たちもぞろぞろと外へ出てきた。
「何だお前は!お前が俺たちをどうするって?!」盗賊たちの頭がアメリアに向かって嘲る様に言い放つ。
「あなたたちのような悪人はこのわたしが正義の裁きを下します!!」
アメリアの言葉に盗賊たちが一斉に笑い出す。「お前、何者だ?」という声もあがる。
「わたしは正義のヒロイン!アメリア=ウィル=テスラ=セイルーン!」
「いきます、バースト・ロンド!!」名乗ると同時に魔法を使う。
爆発が起こり盗賊たちの何名かが吹っ飛んだ。敵が魔法を使うと分かった頭が宝物庫へ行きあるものを持ってきた。
盗賊たちを吹っ飛ばし気分の良いアメリアが第2撃を打ち込もうとした。
「降参しないならいきます!ファイヤーボール!!あ、あれぇ?!」
強烈な火球が頭に向かうはずがいかない、というより魔法が発動しなかった。
「え?えぇ?!なんでですかぁ!」
驚くアメリアに頭は勝ち誇ったように部下をけしかけアメリアを捕縛した。
「へッへッへッ、すごいなコイツの効き目は」感心して頭は魔道書の写本の切れ端を見つめた。
頭自身は知りようもないがそれは魔道士なら誰もが知る“異界黙示録”であった。
336 :
アメリア陵辱:2005/07/16(土) 14:57:12 ID:AwsjhaP0
「さてと俺の部下を吹っ飛ばしたお礼はたっぷりとしてもらうぜ」
「え〜ん、放してください」
アメリアが首を振り必死に解放してもらえるように哀願した。
「どうしたさっきまでの威勢のよさは?負けたヒロインはどうなるかわかってんだろ」
「そうだ俺たちもかなり溜まっているからな、お前でたっぷり楽しませてもらうぜ」
盗賊たちがナイフでアメリアの服を切り裂いた。年齢に合わない大きな胸が盗賊たちに晒される。
「い・いやぁ・やめてくださいぃ・・」
「おうおう、セイルーンのお姫様は発育がいいねえ」
そう言いながら盗賊たちはアメリアの胸を揉み始める。さらに乳輪や乳首を舐め回していった。
「いやぁ・そんな・・にさわっちゃ・・舐めない・・でください・・・」
「もう我慢できねえ!お姫様のそのデカイ乳でイカせてもらうぜ」
盗賊の1人がアメリアの前に立ちチンポを胸に挟んで動かした。
「いや・いやだぁ・・そんなの挟まないでくださいぃぃ・・・」
「おう、いい弾力ださすがはセイルーンのお姫様、おう、イクぞ!イクぞ!」
「え?・・な・なんですか?・・ひぃ・・きゃあ・・いやぁ・・」
男のチンポが痙攣するように震え大量の精液がアメリアの胸や首筋、頬、口を穢していった。
「いやぁ・・ドロドロ・こんなのいやですぅ・・」
「そんなに嫌か?お姫様、じゃあ好きになるまでたっぷり出してやるぜ」
「そうそう、まだまだあとがつかえんてんだからよ」
盗賊たちの言葉にアメリアはこんなことになったのを心の中で後悔した。
337 :
アメリア陵辱:2005/07/16(土) 15:27:07 ID:AwsjhaP0
「お頭見てくださいよ、コイツまだ毛が生えてねえ、つるつるですぜ」
盗賊たちはアメリアの脚を開かせ無毛のワレメを一斉に覗き込んだ。
「・・うぅ・見ないでぇ・・見ないでくださいぃ・・」
アメリアの声を無視して盗賊たちはアメリアのワレメを弄び始めた。
「へッへッへッ、コイツ絶対処女ですぜ、お頭から犯っちまってください」
「そうだな、じゃあセイルーンのお姫様の処女を頂くか」
部下たちにしっかり抑え付けさせ頭が服を脱ぎ、アメリアの顔にチンポを近づける。
「さあお姫様、これからこのぶッといモノをお姫様のオマンコに突っ込んで差し上げますよ」
下卑た笑いが語尾に続き、頭はチンポをアメリアのオマンコになすりつけた。
「いやぁ・・たすけて・ゼルガディスさん・リナさん・ガウリイさん・・・」
そんなアメリアの声を無視して、頭がチンポをアメリアのオマンコに捻じ込んでいった。
「いやあぁぁぁぁ・・痛いぃ・・痛いですぅ・・抜いてくださぁいぃぃぃ・・」
高貴な者を汚す感覚に頭は酔いしれていた。さらなる昂奮で激しく腰を動かしていく。
「最高だ、俺はいまセイルーンの姫を犯しているんだ!!よしイクぞ!出すぞ!!出すぞ!!」
頭が叫びながらアメリアの膣内に何度も何度も射精した。
呆然とするアメリアの膣からは破瓜の血と溢れ出た精液がミックスされ地面に滴り落ちていた。
338 :
アメリア陵辱:2005/07/16(土) 15:59:29 ID:AwsjhaP0
「おら、いつまでもボーッとしてんじゃねえ、まだ始まったばかりじゃねえか」
盗賊たちはアメリアの髪を掴んでムリヤリ引き起こした。
「・・おねがいです・・こんなの・・せいぎ・じゃないです・・」
「まだ、そんな“正義”“正義”って言ってんのか」
「仕方ねえ、教えてやるよ俺たちの“性技”をな」
アメリアを引き起こした5人の盗賊たちはそういいながらアメリアを跪かせた。
「まずはその減らない口に俺たちの“性技”をたたきこんでやる」
そう言ってムリヤリ口を開かせチンポを突っ込んでいく。
「おら、しゃぶれ、もっと舌を使え」
「・・んく・ふぅ・んん・んくぅ・んぐ・んぐ・・・」
「下手糞だなお姫様、仕方ねえ俺が動いてやるよ」
アメリアの頭を掴み激しく腰を動かしていく、アメリアが苦しんでむせるのもお構いなしだった。
「んんんー・んー・ふぐぅぅぅ・んんんんー・・」
「射精すぞ!飲めよ!飲まなかったら殺すぞ!!」
アメリアを脅しながら喉の奥へと大量の精液を流し込んだ、口を塞がれたアメリアは吐き出すこともできなかった。
ようやく口からチンポを放した男は精液を飲み込めず苦しむアメリアに再度飲めと命令した。
「んく・んく・んく・」震えながらアメリアが喉を鳴らして精液を飲み込んだ。
「へへへ、セイルーンのお姫様が精飲姫になっちまったな、どうだ美味しかったか?」
「・・にがぁいぃですぅ・・おいし・くない・ですぅぅ・・」
口から白い雫を垂れ流しながらアメリアは正直に答えてしまった。
「美味しくなかったか、じゃあ美味しさが分かるまでとことん飲んでもらうぜ」
残った4人がアメリアを取り囲んでいた。
339 :
アメリア陵辱:2005/07/16(土) 17:11:55 ID:AwsjhaP0
残った4人はアメリアの髪を強引に掴み次々と口を犯していった。
「さあお姫様、胸がもっと大きくなるように俺たちがミルクを入れてあげますよ」
「・・ふぅぅ・・んん・んん・・んんんんー・・・」
アメリアの頭を掴んで激しく腰を動かし喉の奥へと射精する。アメリアに選択権はない
ただひたすら射精された精液を飲み干していった。
「・・もうだめ・です・のめない・・です・・もうだめ・・」
「なに言ってんだ、あと2本だぜお姫様、残らず飲み干しな」そう言うと3本目を強引に口に捻じ込んだ。
本来なら近づくことも出来ないセイルーンの姫の口を犯し自分たちの精液を飲ませていく。
そんな昂奮で盗賊たちはアメリアを徹底的に嬲るつもりだった。
やがて3人目の男が射精しアメリアが苦さや臭さにたえながらまた精液を飲み干していった。
「さあ最後は俺だ、1ヶ月ほど溜まってるからとんでもないことになるかもな」
周りの盗賊が囃し立てる。3人の男の精液を飲み干しフラフラのアメリアに最後の1本を咥えさせた。
正義はあっても性技はないアメリアは最初から最後までイマラチオされることになった。
「クゥー、いいぜ、セイルーンのお姫様の口は最高だ!もうイキそうだ、たっぷり射精してやる!」
男のチンポがビクッと震えるとまるで黄色い塊のような精液がアメリアの口の中に流れ込んでいった。
「へへへ、すごいのが射精ちまったぜ、だがちゃんと飲むんだぞ」
アメリアがむせて苦しみながらも少しずつ男の精液を飲み下していった。
「どうだ俺の精液は前の3人とは違っただろ」
「・すごい・いっぱい・・ヨ・ヨーグルト・みたいですぅ・・もう・だめ・おなか・いっぱい・・ですぅ・・」
「ギャッハハハ、もうお腹いっぱいか、胃袋に精液溜まっちまったか」
「セイルーンの精飲姫だな、お姫様新しいあだ名で自己紹介してみな」
「・・うぅ・・わたしは・・セイルーンの“精飲姫”アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンです・・・」
340 :
アメリア陵辱:2005/07/16(土) 17:13:47 ID:AwsjhaP0
とりあえず今日はここまで
通りすがりにGJ!!と言ってみたり。
アメリアがおもちゃにされとる…ハアハアな展開に期待です。
雨李亞キテタ━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚ )━( )━( )━( ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━ !!
テカテカしますよ。
343 :
アメリア陵辱:2005/07/17(日) 12:32:27 ID:DU/A73cX
「ギャッハハハ!口から精液こぼしながら本当に言いやがった!」
アメリアが堕ちて行く姿を見た盗賊たちが一斉に爆笑した。
「・・おねがい・・ですぅ・もう・ゆるして・・くださいぃ・・」
涙を滲ませながらアメリアは必死に哀願する。だがその姿が盗賊たちの劣情をさらにかきたてた。
「そうはいくかよ、今度は下の口でたっぷりと飲んでもらうぜ。いいっすかお頭?」
「ああ、処女は頂いたし、あとはお前らの好きにしろ」
頭の言葉に盗賊たちは喚声をあげ、アメリアに襲い掛かった。アメリアの脚を開かせ犯す準備をする。
「え〜ん・・やめてくださいぃぃ・もう挿入れないでぇぇぇ・・」
「口とマンコから精液垂れ流しておきながら、いまさらジタバタするなよ!」
もがくアメリアをしっかり抑え付け、毛の生え揃っていないオマンコにチンポを強引に挿入する。
「いやあァァァァ!痛ッーいぃぃ!抜いてくださァいぃぃ!!」
激しい痛みにアメリアが悲鳴をあげる。盗賊たちはそれすら面白がってアメリアを嬲るのだった。
「へへへ、いいぜ、お姫様の膣壁がギュウギュウと俺のモノを締め付けやがる」
「おい、お前らお姫様の乳を舐めてやれ」頭の命令に側にいた2人がアメリアの乳を舐め始めた。
「ひ〜ん・やだぁ・・なめちゃいやぁ・・いた〜い・・ちくび・かまないでくださぁい・・」
アメリアが苦悶の声をあげるごとにアメリアを犯している盗賊の昂奮が高まっていく。
「ぐふう!イクぞ!イクぞ!お姫様!しっかりマンコで受け止めろよ!!!」
「ああぁぁぁ!あついぃぃ!おなかが・・おなかにはいってくるぅぅぅ・いやあぁぁぁ・・」
盗賊がアメリアの膣内に最後の一滴まで精液を搾り出し、恍惚とした表情を浮かべていた。
「ふえ〜ん・・どうしてこんな目に・・あうんですかぁぁ・・うぅ・・」
震えながら泣くアメリアを盗賊たちが囲んで笑い飛ばしていた。
344 :
アメリア陵辱:2005/07/17(日) 13:08:41 ID:DU/A73cX
「おらしっかりしろ!まだ夜にもなっちゃいねーぞ!!」
盗賊たちがアメリアを引き起こし大声で命令する。
「お姫様、今度はお前が上のなるんだ、いいか!」
意味のわからないアメリアが戸惑うような顔をする。盗賊の1人が勃起したチンポをしごきながら仰向けになる。
「いいかお姫様!コイツのチンポに自分のを押し広げて自分から挿入れていくんだ!」
「え?!そ・そんなこと・できないですぅ・・」
「できないなら俺たちが手伝ってやるよ!!」
そう言うが早いかアメリアを担ぎ上げて大股開きにすると仰向けになっている男のチンポに強引に挿入させた。
「ひいぃぃぃんん・・くぅぅぅぅ・・いッた〜い・・・」
担ぎ上げられた所から一気に下に落とされた衝撃でアメリアの膣は裂けて血が滲んでいた。
「おら動かないと気持ちよくなんねーだろ!しっかり腰を振れ!」
だがアメリアにはそんな知識があるはずもなく、ただ痛がるだけだった。見かねた盗賊が後ろからアメリアの乳を掴みながら体を動かした。
「くぅぅ・・いたいですぅ・・そんなに・・胸掴んだら・・いたいですぅぅ・・」
「おらお口がお留守になってるぜ!しっかりしゃぶりな!」
さらに盗賊の1人がアメリアの口にチンポをねじ込んだ。
「んふぅ・・ひたいぃ・んん・・んん・いらいれすぅぅ・・」
「よしそろそろイクぜ!」
「俺もだ!いっしょに射精してやれ!!」
2人が同時に絶頂に達しアメリアの口と膣に大量の精液を流し込んでいった。
「んんー・・んん・んん・んんー・・ごきゅ・ごきゅ・・ごきゅ・・・」
アメリアが2人の精液を上下の口で飲み込んでいった。
「・・ゼルガディスさん・・リナさん・・・ガウリイさん・・たすけ・・て・・」
アメリアの視界がボンヤリとなり、意識が遠くなっていった。
345 :
アメリア陵辱:2005/07/17(日) 14:46:38 ID:DU/A73cX
「へへへ、いいザマだぜお姫様、今度はこっちの穴を使ってみようか」
盗賊たちはアメリアを四つん這いにするとまだ使っていない穴を拡げ始めた。
「・・い・いやぁ・・おしりは・おしりは・・ゆるして・・くださぁい・・」
「こっちの穴も気持ちいいんだぜ、じっくり味わってもらおうか」
盗賊の1人がアメリアのアナルに指を入れ掻き回し始める。
「いやあぁぁぁ・・きたない・ですよぉ・・かき・・まわしちゃ・・だめ・・ですぅ・・」
「この程度で痛がってちゃ、俺たちのモノなんて入れたらどうなるかわかんねえぞ」
充分にアナルを掻き回した男が指を抜いてアメリアに命令する。
「おらもっとケツを上げろ!」
言われるままにアメリアがお尻を上げると男はアナルを押し広げてチンポをなすりつけた。
「おら力を抜け!挿入れるぞ!」
男はそう言うとアメリアのアナルにチンポをねじ込んでいった。
「うぐッぅぅぅ・・うぅぅぅぅ・・・はあぁぁぁぁぁッ・・・い・たい・いたぁいぃぃ・・」
「ゲヘヘ、お姫様、初めてのアナルファックはどうだい、気持ちいいだろ?!」
「・・気持ち・よく・ないで・すぅ・・抜い・て・くだ・さぁいぃぃ・・」
「口ではそう言っても、お前のアナルは俺のモノを締め付けて放さないみたいだぜぇ」
アナルの奥まで激しく蹂躙され、アメリアは息が詰まり声がかすれてきた。
「おらイクぞ!お姫様の腸の中にたっぷり流し込んでやる!!」
男がアメリアのアナルの中で爆発した。腸内に男の精液がドロリと流れ込むのをアメリアは感じた。
「ひ〜ん・・おなかが・おなかがぁぁ・・おしりも・・ヌルヌル・・してる・・ですぅ・・」
男がチンポを引き抜くと尻の穴から収まりきらない精液が溢れ内腿を伝っていった。
アメリアの耳に盗賊たちの下卑た笑いと鴉の鳴き声が響いた。
346 :
アメリア陵辱:2005/07/17(日) 15:47:02 ID:DU/A73cX
虚ろの瞳をしているアメリアを盗賊たちは容赦なく犯し続けた。
「おら立て!まだまだ犯ってないヤツがいるんだ!世話焼かすな!」
「いいかお前は俺たちの精液タンクなんだからな!俺たちのが空っぽになるまでしっかり受けとめろよ」
盗賊たちはまだ20人はいそうだった。アメリアは小さな体ではそれまで保ちそうもなかった。
それがなんとなくわかったのか、盗賊たちはアメリアを囲むと3人はそれぞれ口、オマンコ、アナルを犯し始めた。
「いやぁぁ・・1度に・・3人なんて・・ムリですぅぅ・・」
騎乗位でアメリアのオマンコに挿入し、そのまま四つん這いにしてアナルに挿入した。
さらに喘ぐアメリアの口をチンポで塞いだ。
「・んん・・んくぅ・・ふぐぅぅぅ・・んふうぅぅぅぅ・・・」
3つの穴を塞がれ痛がり苦しむアメリアを見ながら残りの盗賊たちは自分たちでしごいていた。
「どうだ3つの穴を同時に犯される感触は?これじゃあもうセイルーンには帰れねえな」
「そうなったら俺たちがずっと飼ってやるよ!」
盗賊たちの声にアメリアの頭の中は混乱し真っ白になっていった。
「よしそろそろイクぜ!」
3人が交互に射精していく、アメリアはまた口、膣、アナルを蹂躙されていった。
3人はアメリアを抑え付けるとしごいていた仲間たちにぶっかけるよう煽り出した。
「え?!いやあぁぁぁ・・うぅぅ・・やめて・くださぁいぃぃ・・」
盗賊たちがアメリアの顔に向けて次々と精液をぶっかけていく、みるみるアメリアの顔面が白く染まっていった。
「・・ドロドロ・ですぅ・・ヌルヌルして・・くさい・・ですぅ・・かけないで・・くださぁいぃぃぃ・・」
最後の1人がぶっかけて終了した。アメリアは臭いと気持ち悪さでその場に倒れてしまった。
347 :
アメリア陵辱:2005/07/17(日) 16:10:35 ID:DU/A73cX
「・・・リナさん・・ゼルガディスさん・・ガウリイさん・・リナさん・・リナさん・・」
うわ言のようにアメリアはリナたちの名前を呼んだ。
「うるせーんだよ!なんだよ!リナ、リナってよ」
それを聞きとがめた頭がアメリアに近づいて話しかける。
「おい、さっきからリナって名前出してるが、それってまさか、リナ=インバースのことか」
アメリアは黙って力なく頷いた。頭は真っ青になって部下に撤収を命じた。
「マズイぞ!あの“盗賊殺し”のリナ=インバースの連れだコイツ!」
「お頭!ど、どうします・・」
「撤収だ!撤収ッー!!」
「コイツはどうします?」
「ほっとけ!早く逃げるぞー!!」
素早い適確な判断で盗賊たちは撤収した。あとにはメチャクチャに蹂躙されたアメリアがポツンと残された。
・
・
数時間後、帰りが遅いのを心配したリナたちが洞窟内でアメリアを発見した。
「アメリア!!大丈夫!!」
大丈夫ではないのは一目瞭然だった―顔中をドロドロされ、口、オマンコ、アナルから
流れる精液が陵辱の凄まじさを物語っていた。
「・・リナ・さん・・わたし・・よごれ・・ちゃい・ました・・」
リナが精液で汚れた顔を拭いてやり、体にマントを羽織らせてあげた。
そして歩く力すら残っていないアメリアをゼルガディスが抱えて街へと戻っていった。
END
乙です!
ハードエロだけど、そこまで残虐じゃなくてあっさりしてたんで読みやすかったです。
ハアハアさせていただきました。
流れを読まずに
オー×リナ萌えと呟いてみる。
ガウリナとして・・・
ガウリイは浮気したいような時もあるかもしれないけど、
リナを裏切ることはないと思うので、
ほかの女とエチーするより、リナとのマニアックなプレイを
楽しみそう。
しかも年々エスカレート。
ガウリイ少し変態でもいいな。
リナとお初の時は、自分の一番先に出した精液ゴムの中にためて、
そのままゴム玉結びしてずっと大切に保管してそう。
全く流れが読めてませんが、自己満足、しかもエロでもないガウリナを投下しても良いでしょうか?
ネ申の後で恥ずかしい上に初SSなので超未熟者なんですけど書きたくなってしまって。
おkが出たら夜に投下しに来ます……。
どんとこいやー。
流れなんてないから
皆適当だから
352同様どんとコォ━━━━щ(゚Д゚щ)━━━━イ!!!!
ガウリナ〜カモン!
355 :
351:2005/07/20(水) 20:37:44 ID:vtgp4sEb
こんばんわ。
>>352-354 ご期待に添えるか判りませんが、では投下させて頂きますねw
長いです(汗
356 :
351:2005/07/20(水) 20:38:59 ID:vtgp4sEb
むかむかする。何がどうとうまく言えないけど、とにかくむかむかする
あたしは宿屋であてがわれた自室を、意味もなく行ったり来たりしていた。
あーっ、なんでこんなにむかむかすんの!?
部屋のドアを睨み付ける。もちろんそこには誰も居ないけど。
そう、誰も。
あたしの旅の友、ガウリイは、一階にある食堂にまだ居るはず。
側に綺麗でナイスバディな女の人を座らせて。
いつものようにお宝を求めて旅をし
いつものように立ち寄った街の宿屋に部屋を取り
いつものように二人で美味しいご飯を食べていた時だった。
背後からちらちらと、視線を感じる。
自慢だけどあたしは有名だから、適当に潰した盗賊の残党が逆恨みでもしてるんだろう、と無視を決め込むつもりでいた。
アイコンタクトを図ろうと、視線を目の前に座るガウリイに向けた時、彼の表情に気が付いた。
驚愕。
何に驚いてるんだ?コイツ。と思ったのも束の間。
「ガウリイ……よね?お久し振り……」
背後から聞きなれぬ声がした。
振り向くと、そこには目を見張る程の美女が立っていた。
けぶるような水色のロングヘアは腰まで流れ、女性特有の膨らみを隠し切れない、薄い黄色の紗で出来たワンピースを身に纏い。
見た感じ20代前半かな。水色と黄色のコントラストが最高。
瞳は透き通った金色だし、すっきりした鼻梁と睫もぱっちりで非の打ち所が無いって感じ。
ななななな、なんだこの美女はっっ!?あたしに喧嘩売ってんの!?僻んでるわけじゃないぞ、こんちきしょー
ってゆーか、『お久し振り』?知り合い?
と観察しながら一人思考を廻らせてると、あんぐり口をあけたままのガウリイがやっと声を漏らした。
357 :
351:2005/07/20(水) 20:40:31 ID:vtgp4sEb
「セリア……?いやぁ〜、一瞬わかんなかったよ!!綺麗になったなぁ」
ぴくぴくぴくぅっ!!!!!
目の前に美少女が居るってのに、そのあたしを差し置いて他の女に『綺麗になったな』ですってぇえ!!??
ボイルドビーフを突き刺したフォークを持ったままこめかみを引きつらせてるあたしを他所に、二人の会話は続く。
要約すると、どうやら数年前ガウリイが傭兵業をやっている間に知り合った人で、この街がトロルの集団に襲われた時に助けてくれた命の恩人、と言う関係らしい。
まだ若かったのもあって無茶をしすぎ、怪我を負ったガウリイを付きっ切りで看病したそうな(だからくらげなのにガウリイが覚えていたんだろう)。
はっはぁ〜ん、それでね。ガウリイを見る目が潤んでるのは。ほっぺも赤いし惚れてるんだ、彼女
こんなくらげみたいな脳みそで筋肉と戦闘しか能が無い馬鹿でも見た目はまぁ……ソコソコだし
怪我が治るまででも一緒に居たら、そうなるだろうしね
・・・チクン・・・
何かが胸の奥で音を立てた。あたしはまだそれが何か知らない。
きっと連れが居るのに声をかけてくる相手と、あたしを無視して話し込むガウリイにむかっときたんだろうと解釈した。
「お連れの方が居るのは解ったんだけど、どうしても我慢できなくて……」
畳み掛けるようにセリアの言葉があたしに突き刺さる。あたしは目線を料理から上げなかった。
「あ、ごめん、紹介して無かったよな。彼女はリナ=インバース。で、リナ。こっちはセリア」
「…………ども」
口元にたこさんウィンナーをあて、もごもごと挨拶(?)するあたし。
今更遅いってーのよ。このくらげっ!!
「初めまして、セリアと申します。あの……失礼ですけど、どんな……?」
来た来た。そりゃ惚れた男が知らない女(しかも美少女)と一緒に居たら気になるってもんだよね。
「あぁ、俺はコイツの保護者なんだ。しばらく前に出会って、それから一緒に旅をしてるんだよ」
…………。実際そうだけどさー……。自称が抜けてる。-5点
「あ、そうなんですか」
あからさまにほっとしたような声を聞いたとき、あたしの中で何かが弾けた。
358 :
351:2005/07/20(水) 20:41:19 ID:vtgp4sEb
「なーんかお邪魔みたいだしーっ、あたしお腹いっぱいになったから、部屋に戻るわっ、じゃっごゆっくりねーっ」
勿論嘘。だけど、何故だかもう二人の会話を聞きたくない衝動に駆られたのだ。
まだ海老のムニエルも食べてない。ハンバーグのトマトソース添えも食べてないのに、一人慌しく席を立つ。
「あ、おいリナー」
追いかけるようなガウリイの声も無視して、人込みを掻き分け階段へ急ぐ。出来るだけ、急いでるのを悟られないように慎重に。
階段を上りきって、ガウリイが追いかけて来ないのを確認すると安心して部屋に駆け込んだ。
でも、独りになってからのほうが、何故かむかむかが酷くなった。
ゆらゆらと揺れるランプの灯りが、立ち止まったあたし一人を照らす。
まだ、二人で話をしてるんだろうか。それとも、二人で……
あれから…あたしが部屋に上がってから、1時間くらいが過ぎていた。
柔らかい灯りも、訳の判らない焦燥感を掻き立てるだけで。
あたしは帰るべき巣が無くなったアライグマのように、落ち着き無く部屋をうろうろしっぱなしだった。
懐の懐中時計を見ると、時間は8時を少し回ったくらい。
まだ夜は長いというのに、お風呂にでも入ろう、と言う考えも浮かばなかった。
なんで、こんなにむかむかするの?
答えは出ない。だってこんな事初めてだったから。
独りの時間ってこんなに長かった?
いつもはガウリイが居て。心行くまで食事を楽しんで。
食事が終わったら、二人で「明日はあの街道を抜けてどの街に行こう」とか、翌日の移動ルートを相談したりして。
時には手に入れたお宝を吟味したり、次はもっと羽振りの良い盗賊をって…
ぽたっ
不意に、あたしの眼から滴が零れた。
359 :
351:2005/07/20(水) 20:42:31 ID:vtgp4sEb
「あれ?」
何で泣いてるの?あたし……
あたしの大きくて愛らしい瞳は、いつの間にか涙で溢れていた。
たった1時間独りになっただけで!!!!
おかしい。こんなあたしはおかしい。わけ判んない。
コンコン、とドアがノックされる。
「リナ?起きてるか?」
なんて最悪なタイミング。鍵なんてかけてない、あぁー、大失敗!!!
泣いてるあたしなんか見せたくない、見られたくない!理由も解らないのにっ!!
あたしは慌ててランプの火を吹き消し、布団に潜り込む。そうすれば顔は見られないし、寝てる振りだって出来るから。
ガチャ…と遠慮がちにドアが開く音がした。一呼吸置いて、ブーツの足音。ベッドの軋む音。
あたしの右側に重心が寄った。座ったのかな?
「寝てるのか……。ほっといちまって、ごめんな」
優しい声と共に、頭の辺りを上掛けの上から撫でられる感触。
あたしは布団の中で横を向き、両の掌を顔に押し付けじっと身を潜めていた。
優しくしないでよ。あんたなんか、あの綺麗なお姉ちゃんと仲良くやってれば良いじゃない!
「っ……」
しまった!!自虐的なことなんて考えるんじゃなかった。
堪えていた嗚咽が漏れる。気付かれた?気付かれてない?
「リナ?起きてる?腹でも痛いのか?」
コイツの空気の変化における反応は鋭い。全然見当違いだけど。
頭部の圧迫感が無くなる。布団を捲られてしまっていた。
「泣いてるのか?」
左頬にガウリイの大きな手が添えられ、上を向かされた。自分の顔を包み込んでいたあたしの手がどかされる。
あたしの涙に濡れた顔は、頭上にある窓から漏れる、微かな月明かりで照らされていた。
「なによ」
じろっとガウリイを睨み付ける。
返事のないレディの部屋に入り込んで、あまつさえ布団を捲る所業を働いたことを批難するように。
「なんて顔してんだよ」
360 :
351:2005/07/20(水) 20:43:30 ID:vtgp4sEb
そう、あたしの瞳からは次々と大粒の滴が零れ落ちていた。上を向いた事で、顔の両端に流れ落ち髪を濡らす。
ガウリイはその滴をそっと指で拭った。
「どこか具合でも悪いのか?食欲もあまり無かったろ」
そういうところはちゃんと見てるんだな。さすが自称保護者。
具合が悪いのかな?でも違う。お腹も痛くない。寧ろ食べ足りない。
でも胸のどっかに何かが痞えて食欲すら押さえ込まれてる感じ。
「違う。……さっきの人は?」
あたしは自分の疑問に正直だった。
ガウリイはきょとんとした顔であたしを見る。と、にったぁ〜〜〜っと笑った。キモチワルイ。
「はっはぁ〜ん、独りで心細かったのか?置いていかれるかとでも思ったとか?」
「んっなあぁあっ!!!ちがっ!!!!」
反射的に物凄い勢いで否定。これじゃ『そうだ』って申告してるようなもんだろ(トホホ
「そうじゃなくてっ!ひ、久し振りに逢ったんだし、それに彼女、ガウリイが好きなんでしょ!
だったらもっとゆっくり話してくれば良いのにって思っただけ!!」
思いついたままに言葉を吐く。
「なぁんだ、ヤキモチか」
「★※○×*▽☆!!????」
あまりの返答に言葉が出ない。この馬鹿、今なんて言った?
や き も ち ??あたしが?このくらげに?
「んなわけあるくぁああーーーーーーーっ!!!」
がばっと起き上がって力任せにスリッパで頭をはたく。うみゅ。我ながらクリーンヒット。
「じゃぁなんで泣いてたんだよー、子供みたいに独りで布団なんか被ってさ」
頭をさすりながらくらげがぼやく。
そんなのあたしだって知らない、あたしの方が知りたい。
ぶんっ!!と勢いつけてそっぽを向く。あれ、なんか髪が引っ張られてる?
「彼女はさ、もう結婚してるよ。子供が二人居るんだって。幸せだって言ってたよ」
首だけ後ろを向かせると、ガウリイの指があたしの髪をくるくると弄り遊んでいた。優しい微笑みを浮かべて。
その顔を見て、不覚にもまた涙腺が弛んでしまった。驚きと困惑で止まっていた涙がまた零れ出す。
「旦那さんに飲ませるワインを買いに来て俺に気付いたんだけど、お前さんが居るのを見て、恋人だったら申し訳ないと思って声をかけ辛かったそうだ。
俺の事は思い出にしか過ぎないんだよ。所詮傭兵だったんだから」
361 :
351:2005/07/20(水) 20:44:40 ID:vtgp4sEb
髪を弄ってるのとは違う手が、あたしの涙を拭った。
「今の俺は、目の前のお前さんで手一杯で他の女によそ見する暇なんて無いんだけどなぁ」
きっとあたしは、鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしてたんだろう。ガウリイがぷっと吹き出した。
「なんて顔してんだよ」
さっきと同じセリフが、違うニュアンスで吐き出される。
ガウリイの口から出た言葉の意味を、必死で解読しようと頭をフル回転させる。
しっかり判った訳じゃないけど。あたしの中のもやもやが、むかむかがふわっと軽くなった気がした。
いつしか、ガウリイの掌があたしの涙に濡れた頬を包み、優しくさすっていた。
大きな手の感触が心地良い。その感触をもっと確かめたくて、瞳を閉じる。
しっかり体育座りをしていた筈が、手の力が抜け、自然とガウリイの手に重なっていた。
あたし、心細かったのかな?ホントにヤキモチ妬いてたの?良く判らない。そんな感情、今まで誰かに感じたこともない。
でも、この優しい手があたしの側にある。あたしに触れている。それだけで心が温まった。
ぎゅうっ……とガウリイに抱き締められた。
ドキンッと心臓が跳ね上がる。だって、今までこんな事された覚えがないっ!!
てゆーかくらげだよ?いつも保護者面してる、くらげでトロルだよ?
戦闘能力しか取柄がなくて魔術なんて何も知らなくて3歩歩けば忘れちゃうような鳥あたま・・・
そこで思考は中断。
ガウリイの柔らかい唇が、あたしのそれに重なる。
「んっ……!?」
確かめるような、触れるだけの口付け。ふわっとアルコールの匂いがした。
ガウリイは一度離れると、こう言った。まさに寝耳に水。
「俺の方だけ、って思ってたから、我慢してた。我慢できてた。保護者で居られた。
でも、今日のリナを見たら、そんな我慢なんて吹き飛んじまうくらい可愛い。俺の事を想って泣くなんて、反則だ」
知らなかった。気付きもしなかった。いつから?いや、おまいを想って泣くって誰がよ?
疑問はたくさんあったけど、考える暇も無かった。
再び唇が重なる。今度は、深く。
362 :
351:2005/07/20(水) 20:45:46 ID:vtgp4sEb
あたしの閉じられた唇を柔らかい、ぬるっとしたものがなぞる。何度もなぞられる内にくすぐったくて、唇を少し開いた。
その隙間からぬるっとしたものが咥内に滑り込む。
これ、何?舌っ?ヤダ、なんか、変な感触・・・
あたしの中に入ったガウリイの舌は、あたしの歯を舐め、中を探るように動き回る。
閉じられた歯を優しく舌で誘導して抉じ開け、固まっていたあたしの舌に触れると、それを巻き込んで絡ませる。
「んぅ……ふっ…」
息苦しくて声を漏らすと、更に唇が開きガウリイの侵入を助ける羽目に。
あたしの舌は自分の意思とは関係なく、ガウリイのそれと蠢き、絡み合い、吸われたり舐められたりしていた。
くちゅ・・・ぴちゃっ・・・
そんないやらしい音を自分の口が出してるなんて。
大きく開かれた唇の端から、どちらのものともつかない涎が垂れる。
「はぁっ……ガウ…リ…くるしっ……」
呼吸もおぼつかず、やっとの思いで伝えると、ちゅうっと音を立てて唇が離れた。
あたしは抱き締められたまま、必死で酸素を吸う。視界がぼやけていて瞳が潤んでる。
ぼやけた視界の中で、ガウリイの唇がまた動くのだけが判った。
あたしの頬に、瞼に唇が触れる。生暖かくて、先程までのいやらしいキスで濡れていて、不思議な感覚。
ちゅっ、ちゅっ、と音を立てながら顔中にキスの雨。一度、唇にまた触れたとき、思わずビクっとなってしまった。
でも、軽く吸われただけ。そのまま唇はあたしの顔にキスをしながら耳元へ動いていき、耳たぶを柔らかく包んだ。
「あっ!?」
体に電流が走ったような衝撃に、驚きの声が漏れる。
なに、今の?
ガウリイはそのまま耳たぶを舐め上げる。優しく咬んだり、吸ったりしながら。
「あっ……やっ、ガウ、リイ……っ」
唇が動くたびに体がビクビクする。息が上がって、熱い吐息と声が漏れ出した。
「リナは耳が弱いんだ」
囁くように耳元で言われ、それにも反応してしまう。
「弱いって、はぁ……何っ……んっ、ふぅっ…」
全ての感覚が初めて与えられるもので、何がなんだかさっぱりわからない、理解できない。
ただ、体だけが熱く反応していた。
363 :
351:2005/07/20(水) 20:46:41 ID:vtgp4sEb
「ひゃうっ!?」
いきなり首筋をつうっと舐められる。
「キスでだいぶ敏感になってるな。ここもかなり弱いみたい」
ちろちろと上下に舌を動かしながらガウリイが言う。
「は、あっぁ、ぅうん……っゃあっん……んっ」
ガウリイが操る舌の動きにいちいち体がびくつく。その度に声。
ヤダ、なんか凄くやらしーよぉ・・・
初めて知る自分に戸惑いを隠せない。あたし、どうしちゃったの?何があたしに起こってるの?
後ろに回されていたガウリイの手が、ゆるゆるとあたしの背中を撫で回す。
唇は相変わらず、あたしの首筋を舐めながら。
ガウリイの指が、あたしの腰のある部分に触れたとき。あたしの体は一際激しく反応した。
「ん?ここ?」
首元に顔を埋めた姿勢で聞きながら、さらに触れるか触れないかの繊細な動きでそのあたりを撫でる。
「ひゃぁっん、あぁああっ……ぁ、はぅ、うぅんっ」
服の上からなのに、そうだと判るほどあたしはそれに感じていた。
キス、耳たぶ、首筋と責められて既に頭に靄がかかっていたあたしは、腰にあるその指の動きで更に翻弄される。
体が熱い。奥の方から、何かが湧き出てくるかのような熱さ。
胸が苦しくて、でも熱くて、今、自分がどうなってるのかも判らなくて。ただガウリイだけに反応する。
涙が零れ落ちる。切なさと、もう一つの何かで。
それに気付いたガウリイは、やっと手の動きを止めてくれた。
「ごめん。泣かせるつもりは無かった」
「は……ぁ」
あたしは返事すらままならない。ぐったりと体をガウリイに預け、喘ぐように息をする。
あたしの小さな体は、ガウリイの腕にすっぽりと納まっていた。
胸に顔を埋めて、心臓の音を聞きながら深呼吸。
「あんまり嬉しすぎて、箍が外れちまったみたいだ。リナは初めてなのにな、すまんかった」
その言葉に嘘はないんだろう。心臓の音は、通常の倍くらいの速さで脈打ってる。あたしにドキドキしてるのね?
「んーん、だいじょぶ。びっくりしたけど」
これも本当。そう、あたしは嫌じゃなかった。
364 :
351:2005/07/20(水) 20:47:13 ID:vtgp4sEb
ガウリイがあたしに触れるのがこんなにも嬉しいなんて。こんなにも……気持ち良いなんて。
照れくさすぎて言わないけど。
あたしは顔を上げて、ガウリイを見上げる。心配そうにあたしを見ていたガウリイと見詰め合う形になった。
ガウリイの太い腕に手をかけ、瞳を閉じる。
了解したようなガウリイの空気が静かに動いて、そっと…触れるだけの口付け。
10秒?20秒?じっと触れ合わせたままだった唇が、躊躇いがちに離れた。
あたしは瞳を開け、またガウリイを見詰めた。少し困ったようなガウリイの顔がおかしくて、微笑む。
「笑うなよ、俺だって自分にびっくりしてるんだ。抑えが利かなくなるなんてさ」
「仕方ないわ。だってあたしは魅力的だもの」
自分でもよく言う、と思う。
今では、さっきまでの真っ暗な独りの時間が嘘のように明るくて。
ガウリイの言葉を聞いた瞬間から、ランプなんかじゃ照らせない、目の前の暗闇が開けた気がして。
そしたら、いつも以上に元気なあたしがそこに居た。
ガウリイを見詰めたまま問う。
「ねぇ、ガウリイ。あたしの事どう思う?」
事が後先、と言う気もしないではない。でも言葉で聞きたかった。
あたしの真意を知ってか知らずか、ふわっと微笑んだ目の前のくらげはこう言った。
「強いくせに危なっかしくて見てられない。大喰らいな癖に栄養は体まで行き渡らないし、お転婆で我侭で自己中で、それで居て寂しがり屋なお嬢さん」
竜破斬でもかましてやろうか、と思った。チョッピリ(実はいっぱい)本気。
「でも、大好きだよ。リナ」
365 :
351:2005/07/20(水) 20:48:36 ID:vtgp4sEb
なにが『でも』なんだと問い詰めてやりたいけど。
その一言が聞けただけで十分なあたしは現金なんだろう。
ガウリイの胸に顔を埋める。今の表情を見られたくなかったから。
ポタポタを頬を伝い落ちる滴。
そうなの、あたしもあんたが大好きなんだ。こんな気持ちになるなんて知らなかったけど、大好き。
ガウリイの言葉を聞いて、判らなかった何かがやっと判った。…愛しさ。
人を想って切なくなる気持ちが、人を愛しいと思う気持ちが、自分に芽生えていたこと。
でも、悔しいから絶対言ってやんない。
「リナは?」
聞かれても、だんまりを決め込む。
「おーい、リナー?リーナちゃん?」
無視無視。
「寝たのか?」
諦めたような溜め息と共に、体に上掛けがかかる。
「俺だけかよ、ずりーなぁ……」
ぎゅっとあたしを抱き締めて、一人ぼやくガウリイがおかしくて。
そんな事無いよ。
と、心の中で言って、心地良いガウリイの温もりを感じながら眠りに落ちて行った。
「少しずつやって、慣れてきたらもっといっぱい良いコトしてやるな」
・・・・・・空耳ということに、しておこう。うん。
***END***
366 :
351:2005/07/20(水) 20:51:31 ID:vtgp4sEb
以上ですー(>_<)
最初ageてしまってなんだかもー、慣れてないのがバレバレです。
投下してからすんごい恥ずかしくなった。やっぱり異常に長いし…(;´Д`)
全然エロく無くてごめんなさいでしたっm(。_。;))m ペコペコ…
批評があったらお願いしますっ!!
では、失礼しましたーっ ノシ
うぐあっ!
も、萌えッ!!
リナたんかわいいですハァハァ
神…!
原作っぽいリナがすごくいい。なんかキュンキュンしました!
気が向いたらまたぜひ!
続き?というか本番もよろしくお願いします。
抑えのきかないガウリイエロ萌え希望!
やきもちリナキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
372 :
351:2005/07/20(水) 23:06:58 ID:vtgp4sEb
うわ、好印象だったみたいですっごく嬉しいです!!
自分じゃベタな展開だなぁ、と思っていたので萌えて頂いて良かった〜〜!
>本番
私の文才でどこまでエロく書けるか判りませんが(苦笑)
出来得る限り潜在能力を駆使して書きたいと思います!
では、近日中を目標に次回作が完成したらまた来ますw
少しでもこのスレの活性化に役立てる事を願って…。
未熟者に温かい感想のお言葉、有り難うございました!!
萌えました〜なんかドキドキしてるリナにこっちがドキドキしたよ
つづき烈しくキボン!!
小学・中学とスレイヤーズ好きでした。
お姉とかに憧れてしばらく…てか、かなり離れてたんだけど。
やっぱりいいですねww
ガウリナかなり萌えるwww
こっちの世界にもどりそうw
本編のシリアス+ちょいギャグくらいが好きだったけど
すぺしゃるはギャグ多めで短編が多くて個人的にあまり楽しめない
本編復活してくれねーかなぁ
チョット場繋ぎとして思いついたのでガウリイ視点のショートを書きました。
アホさ加減爆発なガウリイを笑ってやってくださいw
俺達がこの街について、二日目の朝が来た。
窓からは、まだ時間が早いことを示すように柔らかい朝日が差し込む。
俺は一人、ベッドの上に座り項垂れていた。
隣には、幸せそうな寝顔を浮かべる、俺の旅の友であり、……恋人。リナ=インバースがそこに居る。
つん、と頬をつつく。
「んー……」
一瞬顔を顰め、寝返りを打つ。
かっ…………可愛いんだよもうあぁちくしょうっ!!
目が覚めてから何度も繰り返して阿呆な悶絶を繰り広げ、このままここに居たんじゃ俺が危ない、と朝風呂を決め込む。
そっと、眠る恋人の頬にキスを落として。
俺とリナは少し前に、旅の友、と言う関係から見事恋人へ昇格した訳だが
――――――実はまだ致して無いのである。昼夜問わず一緒に居ると言うのに。
理由は彼女にあって。
見た目華奢で小さく、栗色の髪に大きな瞳、一見して愛くるしいお嬢さんで、見る者が油断する外見。
とは裏腹に、実は棘を持っているのだ。とても毒の強い。
黒魔術のエキスパートで、魔力のキャパも物凄い。持ち前の運動神経とテクニックで敵を捌く剣術もかなりのレベル。
いつも自信満々で、守銭奴だし口は悪いしどこに入るんだと思うほど大食らい、自分の欲望に忠実で知識を高める事には手間を惜しまない、と言うのがリナなのだ。
その探究心と情熱、揺るがない自信が何よりも彼女の魅力だと俺は思う。
あの瞳に見詰められるだけでゾクッとするのだ。全てを見透かし、見るものを侵食する。
が、こと恋愛には全くと言って良いほど疎く、俺と『そういう関係』になったところでそれは変わらなかったのである。
悲しいくらいに全くねっ!!はははっ(泣笑)
まぁ別に?今まで我慢してたわけだし、俺だって大人だ。今更普通の状態で居ろと言われたって一向に構わんさ。今まで通りならな。
だがな?
だが、頼むから俺の寝床に潜り込んできて
「一緒に寝よv」
と頬を赤らめながら可愛く言うのは勘弁してくれぇええぇぇええぇええええええっ!!!!
さらに
「ガウリイにくっついて寝るの、安心する」「こうやってるだけでも良いんだ、あたし」
だとか…誘ってるのか牽制されてるのか、はい、俺は生殺し状態です。
そして、前の勝気で強気な彼女も俺を捕らえて離さなかったが、今の彼女はまた全く違う魅力なのだ。
なんと言うかこう……隣を歩いてる最中にぴっとりくっついてくると「ぐはぁっ!!」と内心悶絶モノの可愛さ。
話してる時にじっと見詰められると「はぐぅっ!!」と俺の脳天を貫く可愛さ。
彼女を待ってる俺と目が合い、にっこり微笑まれた日には「ごふぉっ!!」と昇天しそうな可愛さなのだ。
兎に角一挙一動が愛しいのだ。俺の貧困なボキャが悔やまれる。余すところ無く表現したいのになぁ。
でも、未だに「好き」の一言も俺は貰えてない。
態度が一変した事から、同じ気持ちで居るのだろう、それは判るんだけど、さ。
くっつくだけで安心するリナ。
抱き締められるだけで喜ぶリナ。
触れるだけのキスで満足するリナ。
彼女の全部が欲しいと思う俺が、とてつもなくケダモノに思えてしまう。
否、気付かれないように抑えてるだけで十分ケダモノだけど。(認めてますよ、ええ。)
「俺って絶対リナに遊ばれてるよなー…」
シャワーで体を流しながら一人ぼやく。
いつまで俺の自制心が保つのか、自分でも判らないというのに。
無邪気に俺の傍に寄ってくるのもまた、確かに可愛くて仕方ないのだが。
想い合ってる者同士なのに(勝手に断定)警戒心0で傍に居られたんじゃ、限界がいつ来たっておかしくない。
くっついたら二度と離れたくないと願う俺。
抱き締めたら全てに触れたいと思う俺。
触れるだけのキスじゃ満足出来ない俺。
俺のエゴなんだと判ってる。まだ、リナの心はそこまで成長していないのだから。
子供の恋愛、まさにそれ。
しかし、そんな恋愛で満足できるほどに俺は経験が無いわけでもないのだ。
でも無理強いは出来ない、したくないと思う俺も居る。とても、大切な存在だから。
いつまでこのジレンマに悩まされるのだろう。
シャワーのカランを冷水に合わせる。
彼女の温もりや表情を思い出すだけで、猛った自分を諌める為に―――――。
さすがにヤバイって、俺。(自己嫌悪)
***END***
うぐぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜!!!!!
も、萌え氏にそう…
ガウリイ面白すぎ!!
がうりー視点、いいですね〜v
こりゃ致す時がたのしみだw
GJ!!
続きキボン!シリーズ化してくらさい!!
超萌えた!GJ!PCの前でニヤニヤしてたら同居人が変な目で見てる!うはあ!
馬鹿だガウリイ馬鹿だw
>>378の最初3行ボキャブラリーの無さを見事に表現しててハゲワラw
楽し過ぎる。続きキボン
ガウリナってやっぱりガウリイ生殺しなんだよなw
っと読んで思ったよ。
早く本番させてあげてくれw
面白かった。続きってかエロエロキボン!!
ガウリイ馬鹿だけだど愛しい…
楽しんでいただけたようで幸いですーw
あくまで私のイメージですけど、ガウリイはお馬鹿な所が良いと思ってるので(笑)
そのまま書いてみました。
続きはリナ視点に戻ってのを現在作成中ですので、待機中の神様がいらっしゃいましたらどうぞ投下お願いしますw
最近ロスユニ読み返したら、ケイミリ熱再燃
ケイミリの神はいないのかな
チン☆⌒ 凵\(\・∀・) まちくたびれたー!!
もうちと古いがオーフェンリナキボン
|д゚)コッソリ
やっと書きあがりました、ガウリイ成就編です(笑)
長い割りに大してエロくないので、誰も居なさそうな日中に投下して逃げます…。
ではドゾ↓
「リナ……」
愛しそうにあたしを呼ぶ声。
躊躇いがちにあたしに触れる指。
限りなく優しくあたしを抱き締める腕。
精一杯の愛を込めて、あたしを見詰める瞳。
彼の全てがあたしに向けられる、この幸せをどう表現したら良いんだろう?
言葉じゃ到底言い尽くせない。
だから、態度で示すの。あんたが大好きだよ、って、あたしの全部を以て。
伝わってるかな、伝えられてるかな。
あんたがあたしの存在を認めてくれているのが、どれだけ嬉しい事なのかを。
ただそこにあんたが在るだけで、あたしがどれほどの幸福に包まれるかを。
――――――――――――――――――――――――
あたし達が海沿いの宿場町に突いてから、そろそろ1週間が過ぎようとしている。
ここまで一つの町にゆっくり滞在する事は稀なんだけど、小さな町にも関わらず存在していた図書館で発見した書物があったために、ついつい長居してしまっていた。
ガウリイ、退屈してるだろうなぁ〜…
今日も宿屋にガウリイを一人置き、あたしは図書館へ繰り出していた。
ページを捲る手を止め、恋人となった彼を思い浮かべる。
思い出すのは、あたしを嬉しそうに見る笑顔ばかりで、顔が思わず弛んでしまう。
あの顔を見るのは好き。あたしが本当に好きなのね、って実感できるから。
それと、ガウリイとする、その…キスも、好き。照れくさいけど、恥ずかしいけど。
だけどたまにアイツは、キス以上に進みたがる。嫌だって言うのに!
悲しいかな、あたしは胸だってぺったんこだし?なんちゅーか、凹凸が無くて女性らしい体型じゃないと自分でも判ってるのだ。
見られたり、触られたりするとそれをはっきり確認されちゃうんだもん。
もっとナイスバディだったら、そういう事に踏み出せるのかな、とは思う。全く興味が無い訳じゃないし…。
んでもやっぱ、自分がそんな事するなんて全然想像できないや。
だってあたしはあたしなんだもん。急に変わろうったって無理無理!
良しっ、今日はもうここまでで止めっ!
考えに限が付いた所で、今日の調べものは終了。図書館の時計を見ると、もう夕刻にまで下がっていた。
あっちゃー、もうこんな時間だし
本を棚に戻し、ガウリイの待つ宿へと急ぐ。
通りを急ぐあたしの目に、とある露店でディスプレイされている物が飛び込んできた。
「あ、可愛い…」
「お客さんお目が高いね!!これは今日仕入れたばっかりの一点ものだよ!!お嬢さん可愛いから、少しならオマケしてあげるよ〜」
キュピーーーーン!!!!
オマケしてくれる、と聞いたらあたしの商売魂が黙っちゃいない。
「おじさんホントにぃ??」
低い身長を利用しての上目遣い&甘えた声。ふっふっふ。勝負はここから始まるのよ。
外見で判断すると後悔するわよ、オジサン♪
その後30分ほど繰り広げた交渉の末、見事6割まで値を下げて購入v意外とチョロかったわ♪
「ありがとうございました〜(涙)」
「おじさんありがとねーっ♪」
ほくほくと包みを抱え、宿屋への帰路に着く。(憐れ、露店のオヤジ…)
宿屋へ到着し、部屋に上がると、はたしてガウリイは呑気にベッドで熟睡していた。
「口開いてるし…んもー、だらしないなー」
ほっぺをぎゅーっと抓って起こす。ん?もっと恋人らしい起こし方しろって?気にしない。
「ひてててて……ひは、ほはえひー(リナ、おかえりー)」
「ただいま。待たせてごめんね、ご飯食べよvそれから、良い物買ってきたんだ。後で見せるわね」
「良い物って?」
頬をさすりながら、まだ寝惚け眼なガウリイが聞く。
勿論さっき買った物だけど、いつも待たせてるお詫びのつもりもあるし、後でゆっくり見せたいのだ。
「なーいしょっ。食後のお楽しみー♪」
「やだ。今が良い」
「後でだってば」
「今」
「あーとーでっ」
「いーまっ」
以下延々と同じやり取りが繰り返される。
コノヤロウ、まだ寝惚けてるな…。いつもだったらあっさり引くのに
これ以上寝惚けてるコイツと言い合っても時間の無駄だと判断し、と言うかガウリイに見せるために買ったんだから意地張るのも馬鹿らしいか、と思い。
「判った、わーかった。じゃぁちょっと部屋から出ててよ」
と、ガウリイを部屋の外に追い出し
「呼んだら入ってきてね!」
問答無用でドアを閉める。
さて、どんな反応するかなー。寝るときまで取って置きたかったけど、まぁ仕方ないか…
ごそごそと包みを開ける。
中身は、全体が薄ピンク色で統一された、ふんだんにレースをあしらったキャミソールタイプのネグリジェ。
生地は光沢があるけど肌触りも良く柔らかいのでので、たぶんシルク。値切ったから安かったけど、実際はもんのすごーく高かったのだ。
肩紐もフリルのついたレースでリボン結びだし、太ももから腰の辺りにスリットが入っていて、ちょっぴりセクシーなのだv
いつも一緒に寝るときは普通のパジャマなんだけど、あたしだってたまには可愛い格好がしたいし。
胸元はギャザーになっていて、アンダーの部分から絞れるようにレースのリボンもついており、あたしの小さな胸もカモフラージュ出来る(うぅ……自分で言ってて情けない)
ささっといつもの服を脱いで、それを着ける。部屋にある姿見で自分チェック、うん。よし!
ソファにちょこんと座って、ドアの外に追いやったガウリイに声をかける。
「ガウリイ、良いよ」
「ほーい」
ガチャリとドアが開く。
むふふふふ。あまりの可愛さに声が出なかったりして♪
反応を想像してにまにましてると
「………………っっっ!!」
「ガッ、ガウリイ???」
なんと、声が出ないどころか、いきなり床にへたり込んだのだ!
なんで?なんで?変なのかなぁ、これ???
慌ててガウリイに駆け寄るあたし。
「どーしたのよ、大丈夫?」
「…………リナ…」
「う、うん?」
「 誘 っ て る の か ? 」
ガウリイの押し殺したような声。
「はぁ?」
全く理解不能。なんで可愛い格好したら誘ってるって事になるわけ????
「判ってないのは判ってるが、敢えて言うぞ…その服は、夫婦や恋人が夜の営みを行う時に着る、ある種のサインのようなものなんだぞ」
「…………!!!????」
今度はあたしがへたり込む番だった。
「もーーーー駄目だ。俺限界」
はっ?えっ、げっ、限界って何がっ!?
聞く暇もなく抱きすくめられる。と同時に、あの時したような、深い深いキス。
「んぅっ……!!んっ、んーっ」
ちょ、ちょっと待って、何?限界って何の限界なのよぉ!!
目を白黒させながらじたばたと手を必死でバタつかせ、抵抗する。
その間に、ガウリイの大きな手はあたしの太ももを撫で回し、ネグリジェの裾から上へと侵入してくる。
「んんっふ……」
咥内を満遍なく探られ、舌を吸われ、歯茎や歯列を嘗め回されたりが絶えず繰り返され、あの時よりもそれは激しく、熱く絡みつき、あたしの呼吸を阻み、息を乱れさせる。
同時に太ももに与えられる柔らかな刺激が、あたしの息を喘ぎに変化させていく。
「ふぁっ……ぁあっ、はぁ・ん…がう、り……ぃっ」
必死で紡ぎ出した反論の意味を含ませた声も、その意を成さない。
「リナが、悪いんだぞ。俺が限界に近い位置で繋ぎ止めていた理性を、そんな格好してあっさり壊したんだ」
あたしの唇から自分のそれをずらし、耳元で囁く。
「そん・な…つもりじゃっ…はぁっ」
今や、あたしの手は力なくガウリイの服を掴んでいるだけ。
「無くても、もう、駄目。止めない。止められない」
ガウリイは床に座り込んでいたあたしを軽々と抱き上げ、ベッドへ移動する。あたしの耳朶を柔らかく愛撫しながら。
「ちょっ…やっ、まだ、明るいしっ…」
明るくなくたって、心の準備とかそういうものが全く出来てないから嫌なんだけどっ!
「大丈夫、関係ないから」
関係ないって……絶句。こんなガウリイは見た事が無い。あたしの知らないガウリイが、此処に居る。
いつもはやだって言ったら止めてくれた。ぽんって頭を軽く叩いて、しょうがないな、って笑顔を浮かべてくれた。
でも、こんな……あたしに有無を言わせないってオーラを出してるガウリイは、あたしは知らない。
そんな事を呆然と考えている間に、ベッドの脇にあるカーテンを引き部屋を心持暗くして、寝かせられたあたしの上にガウリイが覆いかぶさってきた。
「ガ……」
再び唇が重ねられる。今度は、さっきより少し優しく。
「本当に可愛いよ、リナ。大好きだ」
胸の奥ががきゅうんっと音を立てる。
そんな、優しい瞳で、優しい笑顔で、優しい声で言うなんて狡い
何も言えなくなっちゃうじゃない。馬鹿
と、ふっと、肩の圧迫感が失われる。目をやると、左の肩紐が解かれていた。
「あっ!?」
肩口に鋭い痛み。ちゅうっ、と音を立てて、ガウリイがそこを吸っていた。
「リナが、俺の物だって証」
ガウリイが唇を外すと、あたしの白い肌に、赤い花が咲いている。首筋にも同じように強く吸い付き、満足そうに微笑み、つぅっと胸元まで舌先を這わせながら、降りていく。
気が付くとネグリジェは少しずらされ、あたしの小さな胸を外に晒していた。
「やだっ!!」
慌てて腕で隠そうとすると、素早くガウリイの左手が伸び、あたしの両手を頭の上で押さえつける。
力の差は歴然としてるんだから、こうなっては抵抗すら出来ない。
「なんでやだ?」
「だって、見ても面白くないよ、…………ちっちゃいし……」
真っ赤になった顔を背け、そう呟くと
「なに言ってんだよ。小さくたって関係ない。好きな女の胸なら、どんなのだって好きなんだからな」
呆れたように言いながら、乳房に唇を寄せる。
「あっ……!!」
ガウリイの唇が触れた所が、びくんと跳ねる。
「やっぱり、感度も凄く良いな」
「ばっ……かぁっ……ん、あぁあっ」
乳房の周りを丹念に舐め上げられ、その度にあたしの体は震え、声が漏れる。
胸にいくつもの赤い花を散らしながら、且つ優しく口付けていくガウリイ。
あたしの両手はいつの間にか自由になっていてしっかりシーツを握り締め、それを押さえていたガウリイの手は、唇が触れていない乳房を優しく揉みしだいていた。
「はぁあっんんぅっ!!」
今まで感じた事の無い刺激が、あたしの胸に与えられた。見っとも無いほどに大きな声を上げてしまい、自分に羞恥する。
丹念な愛撫を繰り返され小さく尖ってきた胸の先端を、片方は唇、もう片方は指先に触れられたのだ。
唇にはちゅうっと吸い上げ、口の中で舌に転がされるように弄ばれ。
指先には触れるか触れないかの微かな刺激や、きゅっと摘んでくりくりと弄られ。
「あっ、あ・あぁっん…っ、はぁっう……んんっ」
きっと、そこはあたしのとても敏感な部分なんだろう。両方に触れられ、弄られ頭の中が真っ白になって行きそうな程に反応している。
もう、何も考える事が出来ない。ガウリイの動きに神経が集中する。
これが感じるって事?啼きそうなほど、切なくて苦しくて、でも愛しい。あたしに触れるガウリイの全てが。
その時、ガウリイの指があたしの股間に触れた。
「っ!!??」
一際激しく体が波打つ。乳首に触れられたときより、更に敏感に。
指先はショーツの上からアソコの割れ目をなぞり、軽く上下に動いている。
「リナ、濡れてる……」
変わらず唇は乳首を弄びながら囁く。
濡れてる、なんて言われても、そんなの自分じゃ全く気付かなかった。
「ああぁぁあああっ!!!」
ガウリイの指が、ショーツの横から入り込み、割れ目に直接触れた。それだけでこんな……
「ちょっと、力抜いて」
そう言って、あたしの脚の間に自分の脚を割り込ませ、大きく広げる。
「やぁッ!!」
恥ずかしさのあまり両手で顔を覆いたいのに、ガウリイの手がそれを阻む。
「もっとちゃんと見せて。リナが俺を感じてる顔を」
そう言って。指を割れ目の中へ少しずつ侵入させる。
「やぁっ、あ・あぁあっは、はぁああっ!」
「キツイ……俺の指を、滅茶苦茶締め付けてる」
良くもそんな恥ずかしい事を平気で口に出せるもんだ、と半ば抗議したい衝動に駆られたが、それさえ出来ない。
与えられるその感覚があたしの頭を蝕み、思考が鈍ってくるのだ。
一旦指を引き抜いた後、くちゅ…くちゃっと音を立てるようにショーツの中で指を動かされ。その音を聞いて、更にあたしは昂ぶって行く。
腰が考えられないほどにびくつき、指を動かされるたびに跳ねて。次々と口から漏れるあたしの喘ぎ声は、全く知らない人の声を聞いてるみたいで。
「リナ、腰浮かせといて」
と言うが早いか、ガウリイは手であたしの腰を支え、浮かせたままショーツをするすると脱がし、あたしはネグリジェのみの格好にされてしまった。
ネグリジェも最早胸の部分は肌蹴ていて、ウエストに所在無げに絡み付いているだけ。
「リナの此処、可愛い」
柔らかく恥丘を撫でながらガウリイが言う。
明るみに晒されたあたしのアソコは、まだ薄く恥毛が生えている程度で、そんな部分を人に見せた事は、今まで勿論無かった。見せる事があるなんて、想像もしてなくて。
「やだぁっ、見ないで……!!」
脚を閉じようとするけれど、ガウリイの大きな体が間に入り込んでいて、全く無意味。
ちゅうっと大きく胸に吸い付いた後、体を下にずらしあたしの脚を両腕でそれぞれ抱え込み、アソコに顔を持っていく。
「リナの全部をしっかり見せてもらうから、安心しろ」
そう言ってアソコの割れ目へ舌を這わせた。
「はぁああぁああっ!!!や、ぁあだっ……きたな・いよぉ……っ」
あまりの刺激に腰が逃げそうになるけれど、しっかり掴まれていて動けない。
「全然、汚くなんか無い。綺麗だよ」
ふうっと息を吹きかけ、恥毛を浮かせる。そして、舌を何度か上下に動かした後、にゅるっ…と中へ入ってきた。
「あぁっは……あ・んんっあっ、あぁあっ、ああぁあぁぁぁっ!!」
柔らかくて、ぬるっとした温かいものがあたしの中を掻き回す。
同じ舌が触れているのにキスとは全く違う感覚で、一気にあたしの脳天まで届いて、あたしの瞳から涙が零れる。
自分でさえ触れた事が無い場所なのに、そこにガウリイが入ってきて、あたしの知らなかった刺激を与えていくその行為がなんだか怖い。
「どんどん溢れてくる……気持ちイイ?」
そう問われても、これが気持ち良いのかなんなのかさえ判らなくて。
段々と頭の芯がぼぅっとしてきて、アソコに触れるガウリイの舌の動きだけがあたしを反応させていた。
「んぁ…っや、はぁあっ、あぁ、ぅ……あっ、あっ」
ぴちゃぴちゃと音を立ててそこを貪るガウリイは、あたしの知らない【男の人】だった。
繰り返し舌を出し入れされ、あたしのアソコはどんどん敏感になって行って。
「そろそろ、大丈夫かな」
「は……?あ―――――――――っ!!!!!」
大丈夫って?と思ったのも束の間、アソコに異物感。ガウリイの指がもう一度、今度は2本入れられていて。
散々舌で舐められ、解されたソコはガウリイのそれを容易く飲み込んでいた。
「まだちょっと、キツイかな」
そう言いながらもガウリイの指はあたしの中を蠢いて掻き回す。2本の指がそれぞれ意思を持ち、思うままに動いてるみたいに。
「あっぁああんっはぁ、ふあぁっ、あぅうんっ!!」
ガウリイが指を動かすたびに、あたしの声がどんどん大きくなる。自分ではもう、抑えられない。
ぐちゅぐちゅと卑猥な音が聞こえてくる。アソコだけじゃなくお尻の方まで濡れているのが判って、でもまだアソコの奥からどんどん湧き溢れてくる。
「まるで洪水だな、後から後から出てきて。初めてにしてはリナは敏感だから、濡れやすいみたいだ。これだけ濡れてれば…」
「んあっ…!はぁ……っ、ぁ……」
ずるり、と指が引き抜かれる感触。
自分を支配していた指がら開放され、あたしの全身の力は一気に抜けて、ベッドに深く沈みこんだ。
ゴソゴソ、と足元から聞こえてくる音に対して注意も向けられず、ただ荒く呼吸を繰り返していると、目の前にガウリイの、いつもの何倍も優しそうな笑みを浮かべた顔が現れ、だらしなく開いたままのあたしの口にキスをした。
「入れるよ」
「あっあぁああぁっ………っあ――――――――――――――――っあぁ、くぅっ…んっ!!!!」
アソコに硬い物が押し当てられ、一、二度先端を擦り付けるように動いた後、ずぶり…と音を立て入ってきた。
「すっげ……キツ……。痛くない?大丈夫?」
痛くないわけ無い。
アソコにすっごくぶっといモノが入ってきて、少しずつ、でも確実に奥へ、奥へとさらに侵入してくるのだから。
抜け切っていた全身の力はそれで完全に強張り、あたしの全神経はそこへと集中してしまう。
あまりの痛みで零れ出る涙もお構い無しに、いつの間にか裸になったガウリイの背中へ必死に腕を回し、胸の中で首をぶんぶんと左右に振る。
「苦しい、アソコが凄く苦しいのぉっ!!」
「ごめん、もうちょっと我慢して……気持ち良くなるように頑張るから。痛かったら、爪立てて」
ぎゅぅっと、体を支えてる方とは別の腕であたしを抱き締め、頭にキスをする。
そして、奥へと侵入するのを一旦止め、ゆっくりと腰を前後に動かす。
「はぁっ、あぁあっぁ、ふぅうっ・うぁ…くっ」
あたしの膣壁をガウリイのが擦って、その動きを助けるようにあたしから出てきた液がガウリイに絡みつく。
「リナの膣、熱くてきゅうきゅう締まって、でもぬるぬるしててすげぇ気持ち良い……っ」
「ゃ……だぁっ、恥ずかし……あぁあっっ!」
そういう言葉を言われると、凄く恥ずかしい事を知った。
でも、確かに凄く痛くて苦しいけれど。
やっとガウリイと一つになれたんだ、と言う嬉しさの方がとても大きくって。
思わずあたしは、こう言っていた。
「ガウ・リ……ちゃんと、動い・て…。奥まで、…入れて。お願い」
ガウリイはびっくりしたような顔をして。目で、良いのか?と問う。
小さく、こくん、と頷く。
体を支えていた両腕を緩めて完全にあたしに覆い被さり、強く抱き締めた後。
腰をぎりぎりまで引き抜いて、一気に奥までガウリイが入ってきた。
「っゃぁあああああああぁぁあああっ!!!!!」
「全部、入ったよ。……苦しい?」
ぎゅっと閉じた瞳からボロボロと涙を流しながら、上下に首を振る。ガウリイはあたしの目尻に唇を寄せて涙を吸い取り、再び動きを再開した。
少しずつ引き抜いて、同じようにすこしずつ、あたしの一番奥までゆっくりと、挿入。
繰り返されるその動きは次第にあたしの脳を溶かし、ガウリイのが大きすぎるせいか、それともあたしのが小さいせいか、苦しいのは変わらないけど、少しずつ痛みが鈍ってきた。
それと同時に、あたしから漏れる声も、とてつもなく甘い声に変わる。
「はっあぁん、あ・あぁあっ、ふぁっ、んん…あぁああっあ、ぁあっ」
「リナ……可愛い。凄く可愛いよ。もっとその声、聞かせてくれ」
目敏く痛みが快感に変化し始めたのに気付いたのか、ガウリイはそう言って前後の動きを少し早めた。
「ぁっ、あっぁ・あっ、あん、はっあぁあっあっ、やぁ・んっあぁあっ」
あたしから溢れている液が潤滑油の役目を果たし、あたしの膣とガウリイのそれがぬるぬると擦れ、絡み付き、次第にアソコがじーんと痺れてくる。
「んっ……リナ、イきそう?凄い、締め付けてきた」
「わ…かんなっぁ……ぃッ!!はぁ、あぁあっ、あっ、あっ、ああぁああぁっ」
あたしに「締め付けられた」からかガウリイのそれもだんだんと硬さを増し、更にあたしの膣を抉るように掻き回してくる。
あたしの頭にはそれで与えられる感覚の事しかもう無くて。
ガウリイの動き、硬さ、熱。
アソコに全ての神経を集中して、それらを焼き付ける。
「……俺の事、好き?好きって、言ってくれ」
「好き!!大好きぃっ、好き……っはぁ、がうり……ぃっ好きぃいっ!!!」
ガウリイの言葉の意味もろくに理解出来ずに、うわ言のように繰り返し言葉を紡ぐ。
まるでそうする事が、この行為から開放される術だと言うように。
「有り難う……俺も大好きだよ。本当に……」
そして。
今までより更に激しくガウリイがあたしを貫いた。
「ぁあっあっあっあぁああっあっ、っやっ……あっ、駄目ぇ――――――――――!!!!!!」
数回それを繰り返された時、あたしの頭の奥で何かが弾け、世界が真っ白に包まれる。
「っくぅぅっ…リナッ…………!!!!」
次第に薄れて行く意識の中で、ガウリイがあたしの膣で、数回跳ねるのだけが判った。
目が覚めると、既に部屋は真っ暗になっていた。
「んっ……痛……っ」
不用意に体を動かすと、下半身に痛みが走る。
あ、そっか……あたし、しちゃったんだ…………ガウリイと
汗まみれ、唾液まみれに加えてアソコから溢れた液でどろどろになっていたあたしの体は綺麗になっており、きちんとネグリジェも着せられていた。
視線を落とした先にあるシーツに付いた赤い染みと、あたしの体の所々に残された赤いシルシがその行為を現実のものだと自覚させる。
そして、隣には幸せそうな顔で眠るあたしの恋人。
動き難いと思ったらずっと抱き締められていたようで、顔を横に向けると目の前には逞しい、筋肉質の胸がある。
思わず最中を思い出し、赤面する。
うっひゃぁああーっ恥ずかしいよぉ〜っ!!あたし、なんだか凄い事口走ってた気がする…(汗)
胸に顔を埋めると、ガウリイの腕にぎゅうっと力が入る。
「起きた?」
視線を上げると、優しく微笑んでいるガウリイと目が合う。
「……痛いんだけど。アチコチ」
ぷーっと脹れて文句を言う。
「ごめんごめん、あんまりリナが可愛かったもんでさ」
くすっと笑って、悪びれた風もなくほざくくらげ。常時笑顔で。
「それにやっと好きって言って貰ったから、俺はとても嬉しい♪」
…………そういえば、言った記憶がある。
ご機嫌の理由はそれもあったのか。好きって言うだけで、こんなに喜ぶなんて。
あたしよりそっちの方が、可愛く思えてしまうんだけど。
今度からは、照れくさいのは相変わらずだけど、たまには言ってやっても良いかなー、なんて思ってしまった。
「初めてでイっちゃうリナもすんごい可愛かったしー、案外いやらしいのな、リナ♪」
前言撤回。2度と言ってやんね。
――――その後、部屋にガウリイの悲鳴と爆音が鳴り響いた事は言うまでもない。
「ごめんなさい、もう言いませ〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!」
「問答無用!!!炸裂弾っっ!!!!」
「ぎゃひぃ〜〜〜ん…」
口は災いの元、である。うみゅっ!
***END***
以上ですー。
何故か最後、オチをつけなくてはという衝動に駆られてしまい、こんなラストにしてしまいました(;´Д`)
少しでもガウリナファンの皆様に楽しんで貰えたら幸いです。ペコリ(o_ _)o))
それではヾ(゚ω゚)ノ゛
GJ!
二人ともカワイイ〜
ご馳走様でしたっ
神様GJ!よかったよー!
二人とも可愛かったしエロかった〜(*´∀`*)
かわいくってもえました・・・
もへもへ
406 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 01:30:24 ID:nelZo0rY
下がりすぎ!!
かなり好きですこーゆー話!!
ちょっと限界きて意地悪ガウリイに何も知らないリナ+初エッチもの。
あーもえた…w
ほす
新たな神光臨まってます
で、
小松未歩の「輝ける星」は
とってもガウリナな歌だと思う俺が
ネタを振りに来たわけだが
ガウリナでよかったら書いても良いでしょうか・・・エロは少なめというかほとんどないかもしれませんが・・・
そろそろやっばいなぁ・・・とは思ったのだ。
そしたら、案の定なっていた。
・・・・・今日からあの日である。
世の女魔道師にとってこの日とは魔法が使えない日。
特に、魔族達に狙われるあたしにとっては魔法が使えないのはかなりイタイ。
だけど、まぁあたしには相棒がいるからなんとかなるのだ。・・・・敵の襲来は。
ただ、も ひとつ困ったことがあって。
あたしの相棒―――ガウリイのことである。
最近あたしは彼とその、うみゅ・・・その、あの・・・世間で言う男と女の関係を持ってしまっていて
しかし、その関係を持ってからまだ1ヶ月も立ってなく。
今日、とうとう関係を持って始めてのあの日が来た。
・・・・つまり、体を求められる可能性がある、のだ・・・・・。
もし求められてどう断ればいいのだろう、相手はあのくらげだが。
勝手に書いておきます(汗)
がちゃ、 部屋のドアが開いた。
「あー気持ちよかった」
入ってきたのはガウリイ。
彼が入ってきた途端、部屋にシャボンの香りが広がる。
「リナはもう風呂入ったのか」
「あ、うん」
彼があたしの前に立って、あたしの髪の一片を手に取った。
「な、何?」
「やっぱりこの前みたいに一緒に入ったほうがいいのかもな」
「・・・はぁっ!?」
「ほら、髪がもうこんなに冷たくなってる」
ふっ、 とそのまま髪に口付けされた。
「ちょ、ガウリィ」
大きな手があたしの首に触れた。
・・・・あれ、まさかもうコイツその気ー?!
ふわり、 髪を撫でられてシャボンの匂いを濃く感じる。
頬にひたり、と唇をつけられる。
思わず流されそうになる、って・・・・・・・・・・・・・・・違う違う違う!!!!
なんで今日こんなに手早いのよーーーーー!!!!!
・・・・別に、今日に限ったことじゃないケド。
「ちょ、ガウ」
喋ると唇の端、ぎりぎりに口付けされた。
「ちょ、ガウリィ・・ってばっ」
「何、リナ」
唇があたしの肌から少し離れた。
彼と視線がかち合った。
その瞳にゾクッ、とした。
・・・・って、どきどきしてる場合じゃなーーーーーーーいっ!!!
「〜・・・・。」
言わなきゃ、今のうちに。
今日はこれまで。こんなのでよろしいのでしょうか・・・?駄目だったら「駄目」といってくださいねー。
あの日ネタキターーーーーーーー!続きカモーン
щ(゚Д゚щ)カモォォォン!!!!
チン☆⌒ 凵\(\・∀・) まだぁ?
418 :
あの日―ガウリナ04:2005/08/08(月) 22:27:11 ID:cqnGgST9
「が、ガウリイっ!」
思わず叫んだ。
「何、リナ?」
手首に口付けされながら、ガウリイが言う。
ずっぺーんっ 懐からスリッパを出して思いっきりそのくらげ頭を叩いた。
その隙に彼から離れる。
「いてて・・・」
「わ、悪いけど、あたし今日からあの日だから!」
高らかに宣言した。
くはー、くはー、 やっと言えたわ!
今日はこれでナシな、はずっ!
「・・・・それで?」
その冷静な声にあたしは思わず、びくっ!とした。
「・・・そ、それでってあんた・・・」
「今日、あの日なんだろ?」
「う、うん・・・・」
「いやーだろうと思ったよ。最近カリカリしてたし」
「う、うっそなんで知ってんのよ!」
「いや、見てたらわかるって」
ガウリイがまた、あたしのいたるところに口付けを始める。
「だー!!!!だから止めろセクハラは・・・・・!」
「セクハラってもなー・・・」
「とりあえず今日はで・き・な・い・の!!!わかるで――んっ・・・」
その下が口の中に入り込んできた。
さっきsageなくてごめんなさい。一日たつとIDって変わるんですね。
「あんたわかってん・・・の」
「なにが」
「だからできないんだってばっ」
「俺はやる気だけど?」
ぷち、 服のボタンがはずされる。
「だから今日はだめなの!その血がどばって、その・・・あそこ、から出るから・・・だから今日は無理なの」
かぁああっ 照れながら(どないせーっちゅうんじゃ!こういう時いっ!)答える
「ふーん。」
「わかった?」
「・・・でも俺はやる気なんだけど」
「だから無理だって言ってんじゃない!」
「じゃあ、リナ。」
「・・・何よ」
「血が、でるんだろ?」
「そーよ、だから今日は抱けないの」
「じゃ、口で。」
・・・・沈黙。
「・・・・・・・・・・・・・・・・、はいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!???」
(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)
続きマ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━ダ????
(・ω、・)ジュル
どきどき
テカテカ
「そんなでかい声で叫ばなくても・・・」
ガウリイが、さもあきれた口調で言う。
「・・・だっ、誰だってあきれるわ!!!」
「そうかなー」
「とりあえず無理なんだってば!!ていうか嫌」
「別にいいだろ?今後一切リナは俺しか抱かれないし」
「はあっ!?誰が決めたのよ!!!」
「俺。」
「黙れエロくらげ!!!自信満々に言うな!!」
「でも俺、リナがほかの男に触れるの嫌だし。というか、触ったら殺すかもな」
・・・・びくっ。
「普通に怖いこといわないでよっ、っていうか何度も言うけど無理だって!!!」
「うん。だから、口でな?リナ。」
そんなあたしににっこりと、人のよさそうな笑みを浮かべた。
・・・・う゛。
「い、一回だけだかんね!!!!」
「はいはい。」
その会話を20回は繰り返して、覚悟を決めた。
「最初は、ゆっくりでいいから」
そういわれて、思わず身構える。
そしてソレ、に手を伸ばした。
どきどきする、どきどきどきどきどきどき・・・!
そしてつかんだ。
もう、硬い・・・・・。
ああっ、恥ずかしいっ!!
「そんなに照れなくても」
「普通は照れるわよ!」
彼が床に座りこんで、あたしはそこに顔を近づけた。
「もっと、脚、開いて・・・よ・・!」
恥ずかしながら言う。
「おーすまん。」
なのに、ガウリイはにこにこしてて・・・ムカツク。
あたしはソレに、手を添えてゆっくりとゆっくりと上下に動かし始めた。
・・・・こーいうことのやりかたなんてもちろん知ってるわけないけど、
ガウリイが何も言わないなら多分、大丈夫だろう。・・・・本当に多分ね!
ゆっくりと、ゆっくりと手を動かしてみる。
しばらくすると、動かしやすくなってくる。
すごい、硬い。
「・・・・硬い、んだけどっ」
「当たり前だろ?」
「・・・ん・・・・。」
かぁああっ、 羞恥心で顔が赤くなる。
・・・ああ・・・これが・・・・・・いつも・・・っ・・・・・・。
次第に慣れてくる。
嫌だな・・・あたし・・・・
「リナ、」
「・・・なにっ」
「手だけじゃ、だめだぞ?」
「・・・っ・・!」
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
「ふぁっ・・・」
挑発してきたガウリイに、仕方なく口に入れた。
「んっ・・・」
少しずつ、先頭をなめる。
「・・・は・・・ぁっ・・・・」
恥ずかしいのと、咥えてる、ので息苦しい。
部屋に響くのは、あたしの声と水の音だけ。
・・・不意に、首に衝撃が来た。
「・・・!!」
「口もっと開けて、リナ。」
「・・・んむ、無理ッ」
「無理じゃないだろ?もっと咥えて。全部入るから」
「・・・・・・・んっ」
口の中にふいに息苦しくなった。
「・・・ほら、全部入った。」
「んっ・・・」
口に、なにか入ってる・・・ていうのはわかる。
すっごい、息苦しい・・・・
正直口から離したくて堪らない、・・・抵抗しようと試みるが首が押さえつけられていて不可能。
・・・・・・・・・・・・噛み付いたろか、本当に。
でも、噛み付いたらどうなるんだろう・・・・もしかしたら で、出る・・・かも。
え、まって。もしここに出たとしたらあたしの口の中で・・・・・
・・・・・・・・・・・・もしかして飲まないといけない?
そんなことを考えてると軽く髪の毛がひっぱられた。
「ちゃんと、舐めろよ」
「・・ひゃ、ひゃんとして・・・っ」
「じゃ、俺が動かすよ」
そう、相棒が言うか言わないかのうちに頬を挟まれて
無理な力で上下に顔が動き始めた。
・・・・・・・・苦しいっ
今日はここまで。いいところですいません。
キタ━━(━(━(-( ( (゚∀゚) ) )-)━)━) ━━ !!!!!
息詰まる・・・仕方ない・・・
カリ、軽く噛んだ。
口の中に苦い液体が少し、入り込んでくる。
そこで、やっとガウリイから開放された。
「今のは少し痛いよなぁ・・・」
「やかましっ!!!無理矢理動かせて最低よ!!」
「リナがチロチロ舐めるからだろ」
「うるさいっ・・・!」
「で、続きは?」
「しないわよっ」
「へぇ・・・そう。」
ガウリイがニヤリ、と笑った。
・・・・・・・・・ひどく怖いんですケド・・・・・。
「じゃあ無理矢理するぞ」
「そ、それはいやっ」
「じゃあ、どうするんだ?」
「・・・・やるわよ ただーしっ、無理矢理させないでよ!!」
「わかった。」
ごくり、と唾を飲んでもう一回ソレをつかんで、口に咥えた。
ソレはもう、べとべとしていた。
口に含んで、顔を前後に動かす。
さっき、無理矢理やらされたときの、動き・・・でいいのよね・・・・?
「っはぁ・・・・」
息苦しいし、苦い・・・・
早く開放されたくて、その時を待って―――・・・・・やっぱり口にだされるんだろうか・・・・?
さらっ ガウリイがあたしの頭を撫でる。
よかった、無理矢理なことをする気じゃないみたいだ。
触れた手の感触が気持ちいい。
顔をさっきよりも早く前後に動かす。
・・・・スッゴイ、硬くなってきた・・・・!
「んんっ・・・・!」
「・・・・こぼしてもいいから。」
ポツリと、そう聞こえた。
「!!」
びゅしゃっ
口の中が一気に苦くなった。のどに叩きつけられる。
「んっ・・・」
コクリ 仕方なく、それを飲み込んだ。
すっ、と飲み込めなかった一部が顎をつたっていく。
口をソレから離して、顔を上げる。
ガウリイは、笑っていた。
「けほっ、けほっ」
せきをする。
・・・・・口の中がにっがい、はげしくにっがい。
すっ、とガウリイの指があたしの顎に触れてそして口に指を入れてくる。
きっとこぼれたやつを口に入れてるんだろうなぁ・・・・。
嫌味のつもりで、その指を噛んでやった。
「痛いなぁ」
「あんたがわるいんでしょうがっ」
「悪いって、そうか?」
「そうよっ」
ちゅ、 顔が近づいてきたと思ったら、唇の端にキスされた。
「・・・うわっ、苦」
「でしょう?言っとくけど、それあんたのなんだからね」
「わかってるよ、お疲れ様」
にこ、ガウリイが笑う。
「ど、どういたしまして」
照れながらそう答えた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こういうのも・・・たまには、いいのかもしれない。
糸冬
一応完成させました。こういうのはいかがでしょうか?
誤字脱字があったりなどうしようもない乱文でしたが喜んでいただければ幸いです。
うひょーもえました!
ほんとにほんとにほんとに禿しくもえますた。
感動をありがとう。
440 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 03:07:28 ID:V2WHKSzo
新たな神様をまちつつ上げ
441 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 14:38:29 ID:HGFs0yd8
神呼び込みage
442 :
436:2005/08/16(火) 16:19:10 ID:0mDNN9sw
感想ありがとうございました。よければあの日の続編でも書きましょうか?
ヾ(゚∀゚)ノシ キタキタキタ━━━━!!
ぞぞ続編かかかかか書いてくださーーーーい!!
何かを握り締めながらまってるよー
(゚∀゚)神のヨカーン
首をながくしてまってます
神降臨キタキタキタキタ――――――――!?
ワクテカしながら待ってまつ(*´Д`)
期待あげ
・・・・・・・・・おわった。
ふぅーと一息。
あの日が今日で終わった。完璧に。
あーよかったー。魔法が使えないと物足りないのよねー・・・・
・・・・そして、もうああ・・・いうことをしばらくしなくてもいいってコト。
数日前、あの日で性行為を出来なかったあたしはそのあのガウリイの
あれ・・・をく、口でしたのだ。
・・・・・ちなみに、昨日までかれこれ4回・・・。
一日で2回なんてこともあった。
あー解放されてよかった・・・・ま、あの日がおわったんだから
やっぱり元通りにやるわけで・・・ってなんかあたし期待してないか・・・!?
って違う違う違う!!
べ、別にあたしはどうだっていいんだからっ!
がちゃりと、部屋に入った。
続きです。22日から一週間外出するのでそれまでに書き上げますね。
「あ、あの日終わったか〜?」
ずっべーん! 部屋に一歩入れていたあたしは盛大にこける。
・・・・、がばっ! 飛び起きて立ち上がって、
ばんっ! 部屋の扉を思いっきり閉める。
ごんっ と部屋の扉に頭をつけた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ったくあいつはぁあああっっ
盛大なる、ため息。
なんで気づくんだっていうか、敏感なんだっていうか
天然的セクハラ魔だっていうか・・・・・・・・・エロ馬鹿クラゲ。
部屋の扉が開いた。
ガウリイの顔がとびらからのぞいていた。
その顔は――――笑顔だった。
「その態度を見る限りは終わったんだな♪」
その♪ってなんなんだ。
手を、扉に添えながら(とりあえず最低限のガードのつもり。)
「・・・・まーね・・・・」
「やっぱり。」
「だぁから何・・・?」
「いやー口にしてもらうのも良かったけど、やっぱり生だよなー」
ぴくっ。
ぐっ 力任せに扉を押した。
がしっ しかしガウリイがガードしてたから対して扉は動かなかったけど。
「あーんーたーねぇー・・・・」
「?変なこと言ったか」
「・・・あんたぶっとばすわよ」
「そいつは困るな」
「勝手に困ってろ」
「ま、今日は雨だから時間もゆっくりあるし」
「あたしは忙しいんだけど」
「あ、盗賊いぢめには行かせないからな」
「・・・・・・・・・・・・・・・・殺すわよ」
「怖いなぁ」
にこにこと、ガウリイが笑う。
がちゃっ 扉が開いた。
「・・・・。」
扉から手が伸びて、あたしの背中に回される。
「リナ。」
そんな、楽しそうな声を聞きながらあたまのはしっこで「やっぱりこうなるのか・・・」と思っている自分がいた。
・・・・・・仕方ないかぁ・・・・。
彼を求めてなかった、といえば嘘になる・・・から。
続き楽しみにしてます!
がんばってください!!
まってまーーーすハァハァ
454 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 23:15:03 ID:EdL008KG
>415が後日談でオチなのかと思ってしまった
結構きれいにまとまってるから
>>454 大丈夫ですよ。まだ終わってませんw
これから書き出したいと思います。心配かけてごめんなさい。
「ん・・・ふぁっ・・・・」
口に舌が入って絡みついてくる。
背中が部屋のドアにぴったりと密着しながら長いキスを続けて。
そのまま、へたり込んだ。・・・それでも続けて。
口の端から混ざり合った唾液が滴り落ちて首の端までしたたる。
もう、抵抗する力なんてなくて本能のまま。本能のまま舌にあわせて絡まって。
「ここで、このままする?」
その問いかけにコクリ、と頷いた。
ガウリイのその指があたしの服をたくし上げた。
唇も口から鎖骨に移っていく。
。.:*・゜(n‘∀‘)ηキタワァ゜・*:.。☆
早くー(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チン
459 :
週後-中断:2005/08/22(月) 11:43:45 ID:LYoqPd7w
すいません、間にあいませんでした・・・時間が無くて・・・
一週間後・・・29日にまた書きたいと思います・・・ごめんなさい。
楽しみに待ってまつ(・∀・)
正座してまってまつ
ワクテカして待ってまつ
463 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 09:19:13 ID:QPOzflsJ
期待あげ
464 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 17:03:44 ID:ocvTeBOT
保守
チン☆⌒ 凵\(\・∀・) まちくたびれたー!!
466 :
ガウリナ:2005/08/29(月) 20:41:43 ID:njv2lk0J
「はぁぁぁぁぁ」
嬉しそうに鼻歌交じりでお風呂へ行くガウリイの背中を見送りながら、
あたしは派手なため息を1つ付いた。
「どうしてこうなっちゃったんだろう……」
呟いた言葉に、またため息が出そうになった。
いや、あたしも悪いんだけどね……
「リナァ、早くこいよぉ〜」
語尾にハートマークでも飛んでいそうな程甘い声が
バスルームから聞こえてきた。
全く嬉しがるんじゃないっ!
「今行くわよっ!」
半ばやけくそであたしはその声に返事を返した。
ドアノブに手を掛け、大きく深呼吸。
ぐっとノブに力を入れた瞬間、扉はあたしの力とは関係なく開いた。
「何やってんだよ」
すでに準備万端?のガウリイが、タオル一枚腰に巻いて目の前に立っていた。
「……」
一瞬にして頭に血が上って行くのが自分でもわかる。
いつもなら『乙女の前でっ』とスリッパを出すところなんだが……
「ほらっ」
ぐっと腕を捕まれ、そのまま引きずられるように、あたしは中へ入っていった。
バタンと閉まった扉の音が、やらた大きく聞こえたのは何故だろう。
「どうした? リナ」
いつもと同じ表情でそこにいるガウリイがやたら恨めしく、
どんどん余裕が無くなっていく自分が情けなかった。
「ほら、早く脱げよ」
ガウリイの手があたしの肩に触れると、瞬間的に身体が硬直し、
びくっと反応を示した。
「リナ」
優しい声が上から降ってくる。
見上げたあたしの顔は、たぶんこれ以上赤くなれないくらいまで
真っ赤になっていたことだろう。
「んっ……」
突然塞がれた唇から漏れる声が、いやにはっきりと耳に聞こえた。
口の中で蠢くガウリイの舌に、ぎこちない動きで合わせると、
頭の芯がぼーっとしてきて……気持ちよかった。
どのくらいの時間そうしていただろう。
もしかしたら一瞬だったのかもしてないけれど。
そっと離れた唇から、もっと、と漏れそうになった言葉をあたしはぐっと飲み込んだ。
嬉しそうなガウリイの顔。
あたしだって別に嬉しくないわけじゃない。
ガウリイとのその……エッチは。
「可愛いなぁ、リナは」
羞恥心を煽るようなガウリイの言葉に、やっぱりあたしは放浪されるだけ。
「ほら、ばんざーい」
子供の服を脱がすようにガウリイはあたしの服を脱がしに掛かる。
「じっ、自分で脱げる、わよっ」
「だめっ。俺が脱がすの。ほら、手上げろよ」
促されてあたしは仕方がなく両腕を上げた。
「やぁっ」
ちょうどすっぽりとあたしの頭が服にかぶさったところで、
胸の先端に感じだぬるっとした感触に、あたしは思わず声を上げた。
「ちょっ、ガウリイ」
突然ゆっくりと脱がされる服と、胸で動く感触。
「ぁんっ」
舐めてるっ!
慌ててあたしはもごもごと動き、途中で止まりかけていた服を脱ぎ捨てた。
「がっ、ガウリイ!」
あたしのコンプレックスの象徴でもある胸に、
ひっつく形でガウリイは予想通りあたしの胸を……舐めていた。
「やぁ……」
身体の力が抜けるような感覚にあたしは自然と甘い声を上げていた。
ガウリイの身体を押しのけようにも力が入らず、
ただガウリイの身体に触れているだけのような形をなってしまっていた。
キタキタキタ━━━━!!
(;´Д`)ハァハァ…待ってたよー的支援
「・・・ぁ・・・っ」
言葉にならない声が口から漏れる。
身体から力が抜けていく。
・・・そのガウリイの指や、舌に敏感にいちいち反応してしまうあたしの身体が恥ずかしい。
指が、胸の膨らみの一番先端を摘む。・・・ちょっと痛い。
一方、口はあたしの首筋あたりにたくさんの彩をつけている、肌を吸われる感触。
くすっぐったいような、かゆいような、・・・溶けるような。
いったん、ガウリイが口を離して着ている服を剥ぎ取った。
外気が肌に触れて、少し涼しい。
「・・・ぁ・・っ!?」
胸に口付けされて、思わず声が出た。
帰ってきました。。。遅くなってごめんなさいですー
彼の舌が、口がしつこくそこを舐め回す。
「・・・・・・っ、ああんっ」
びぐびぐ、といちいち反応する。
その口が先端を舐めたり噛んだりする度に。
快感と、恥ずかしさが交わって・・・・気持ちいい。
・・・・・いやらしいなぁ。あたし・・
「・・・あ・・・んっ」
指があたしの下腹を這ってとうとう秘所に到達した。
そこはもうすでに濡れていた・・・びしょびしょに。
週後キターン━(´∀`)━( ´∀)━( ´)━( )━(` )━(∀` )━(σ´∀`)σゲッツ!!
むっはー萌え!
待ってました(´Д`*)
つ…つづき期待age
『くらげ男の性欲について』を未だに待っている自分・・・
>476
私もさ…
「くらげ男」神よ…よかったら戻ってきて欲しい。
自分も待ってます・・・
「くらげ男」神よ…
民草めはいつまでもあなた様をお待ちしております
466タソ
週後ネ申
マ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━ダ????
「んっ……はぁ…ん」
だんだん熱くなっていく身体と、息遣い。
「……さてと、お風呂入ろうな」
「もっ……」
突然快楽から現実へ戻されたあたしは、もっと、と言う言葉を思わず漏らしかけた。
「ん?」
たぶん何を言いかけたか分かっているだろうガウリイの、
にんまりと意地の悪い笑顔があたしを覗き込んだ。
「どうした?」
「なっ、なんでもないわよっ」
素直に求めたい……
小さなため息すらも気付かれそうで、あたしは心の中だけで嘆息した。
「うわぁ、ひろっ」
2人で入っても十分すぎるほど広いお風呂の感想。
「へぇ……。2人で入っても十分分泳げそう」
余りの広さに一瞬そこにガウリイがいることを忘れてしまった。
我ながらゲンキンだな、ほんとに。
「そうだろ? だから、こんな事してもぜんぜん……」
後ろから抱きしめられ、肌が直に触れ合う。
「……っ!」
跳ね上がるように心臓が高鳴り、身体がピキンッと硬直した。
「ほんと可愛いな、リナは」
また、子ども扱い……
こんな時にまで保護者でいるガウリイを見返してやりたくて、
あたしは顔だけをガウリイへ向けた。
「ん?」
余裕の笑顔があたしを追い詰めていく。
「ガウリイ……」
少しだけ背伸びをして、あたしからのキス。
いつもみたく恥ずかしげに触れるだけのキスではなく、
深く、深く求めるような口付け。
自分から舌をガウリイの口の中へ割り込ませると、
少しだけガウリイが動揺したのが気配でわかった。
けれどそれも一瞬の事。
すぐにあたしの動きに合わせて、ガウリイの舌が絡み付いてきた。
「んあっ……」
あったかい……
そっとガウリイの手が背筋から腰へとなぞる様に動いた。
「んっ」
一瞬離れそうになった唇を、ガウリイがまた引き戻す。
慣れた動きでガウリイの指先は、背中や腰をゆっくりと、
けれど確実にあたしを感じさせながら蠢いていた。
「やぁっ……」
気持ちよすぎる……
その手つきのよさで、どれだけいままで女を経験してきたか分かってしまい、
見ず知らずのそんな女達に嫉妬してしまう自分がいる。
また、いつかそんな人のもとへ行ってしまうかも……
ガウリイの動きに快楽を感じながらも、そんな事が頭をよぎった。
「リナ……」
耳元で囁かれた声。
「何考えてる?」
少しだけトーンの低い声。
「……いつになったら、リナは俺を―――信じてくれるんだ?」
決して怒っている声ではなかった。けれど……
ハァハァ(*´д`*)
続きщ(゚Д゚щ)カモォォォン
つづきまってます!
(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ
487 :
ゼロリナ:2005/09/03(土) 23:53:06 ID:d0neeJT+
「ガウリィ?」
隣のベッドで、規則正しい寝息を立てている彼に、リナは声をかけた。
「……グゥ」
すっかり深い眠りについているのだろう。
リナの声に答える声は無い。
そっとベッドから這い出し、リナは気が付かれないように部屋を抜け出し、宿の外へと出た。
外はひっそりと静まり返り、人の気配は無い。
リナはゆっくりと歩き出し、町外れの小さな泉まで足を進めた。
後を付けられている気配は無い。
誰にも気が付かれずここまでこれたらしい。
「……いるんでしょっ、ゼロス」
すっと息を飲み込み、吐き出すように声を上げた。
「おやおや、そんな大きな声を上げては、誰かに気が付かれてしまいますよ。リナさん」
嬉しそうに微笑みながら、暗闇を割るようにすっと現れたのは、やはりゼロス。
「昼間っから、ちょろちょろと目の前をうろちょろして……。で、用件は何?」
ギリッ睨み付けるようにゼロスを見つめリナは言った。
「用が無くては、現れては駄目ですかねぇ」
用が無ければ現れないくせに。
こぼれそうになった台詞を飲み込み、唇を噛み締めてリナはゼロスを見つめた。
「また、なんか企んでるの?」
「そんなぁ。いつ僕が企みをしました?」
嫌ですねぇ、リナさんは。疑り深くて……
そう言いながらも心底嬉しそうな顔をして、ゼロスはくすくすと笑った。
「降りてきなさいよ。見下されるのは嫌いなのよっ」
「―――知ってますよ」
リナには聞こえないような、小さな声でぽつりっと呟くと、
ゼロスは素直に地面へと足を付けた。
「次に会う時は敵同士、そう言ったのはあんたのほうだったと思うけど?」
「そうでしたか?そんな事言いましたっけ?」
ゼロスはすっと体を移動し、リナの背後に回り、
後ろから抱きしめるような形で腕を回す。
「なっ!」
「おや、どうしました?」
「どっ、どっ、…どうしましたじゃ」
「おやおや、意外と恥ずかしがりやさんなんですね、リナさんは」
「………どつくわよ」
ぼそっと呟くよりも早く、肘がゼロスの腹部へヒットする。
488 :
ゼロリナ:2005/09/03(土) 23:53:39 ID:d0neeJT+
「ぐほっ……酷いですね。そういうことは、どつく前に言ってくださいよ」
人間のように目に涙を浮かべて、痛くも無いだろう腹部をさするゼロス。
尽かさずリナは怯んだゼロスの腕からするりと抜け出した。
「で、用件は何?」
「ん〜、用件。用件……」
腕を組み、考え込んでいるそぶりを見せるゼロスを見ながら、
リナはいっそのことドラグスレイブでふっ飛ばしてやろうかと、
真剣に考えてしまった。
「最近、暇なんですよ」
「へっ?」
突然のゼロスの言葉に、口をぽかんと開けて、
リナは間抜けな顔でゼロスを見た。
「ですから、暇、なんです」
「……………」
「シャブラ二グドゥ様が復活する様子もないし、
フィリアさんは色々と忙しいみたいだし。
リナさん達はのほほんと旅を続けてるだけだし……」
続けてるだけって……。そりゃそうだが
なんでそんな事こいつに言われなきゃならないんだ?
そう思いながらむっとした表情で、リナはゼロスを睨み付けた。
「そんな顔しないで下さいよ」
「で?」
「恐怖も憎悪も快楽も、何も受けないと、魔族は辛いんですよ?」
「……」
嫌な予感がした。
リナは、顔を引きつらせながら、2.3歩後ろに下がる。
「おや? どうしました? 顔が引きつってますよ」
本当に楽しそうにゼロスはそう告げ、リナとの距離感を縮める。
「ゼ、ロス……?」
「だから」
遊んでください。
台詞が言い終わる前に、リナは脱兎のごとくその場から逃げ出していた。
ゼロスが何を求めてきたのかわかってしまったから……
「おやおや、ボクから逃げ切れるわけ無いでしょうに」
楽しそうに呟き、ゼロスは獲物を狙う獣のように、チロリッと唇をなめた。
冗談じゃないわよっ……! 魔族の糧のために、抱かれるなんて。
逃げおおせるわけなど無い事を十分に承知している。
なんせ相手はあのゼロスだ。
目的の為には、どんな手段でも取る。そんな極悪魔族。
489 :
ゼロリナ:2005/09/03(土) 23:54:17 ID:d0neeJT+
「くっ……」
勝てる見込みは?
自問自答しながら、それでも逃げ切れる万が一の可能性を探る。
「本気でボクから逃げれると思っているんですか?」
心を見透かしたような声が宙から聞こえる。
「まあ、貴女らしいですけどね」
揶揄したような言い方が、リナの神経にさわった。
「本気で遊びたいの?」
「もちろん」
姿を現したゼロスは、やはり楽しそうな表情で頷いた。
「あたしは、嫌よ」
きっぱり、はっきりと拒絶。
「わかってますよ。嫌がられてくれなきゃ、つまんないじゃないですか」
「こっの……」
「でも、まあ、……ボクはボクなりに、……結構本気なんですけどね」
瞳が重なり合った途端、リナの動きが止まる。
「えっ?」
動かない……うそ
「なっ…… どうして」
「あっ、一応ボクは魔族ですから、こんな風に簡単に自由を奪うことも出来るんですよ」
驚愕の色を隠せないリナに、いけしゃあしゃと言ってのけると、
ゼロスはリナに覆いかぶさるように倒れこんだ。
ふわっと体が浮いたかと思うと、どさっと音と共に暖かい布団の感触。
「こ、こは?」
「リナさんの宿の部屋です」
「なっ!」
「大きな声を上げないで下さい。ガウリィさんが起きてしまいますよ」
声を上げようとしたリナの口を手で塞ぎ、そうゼロスは言った。
「リナさんも、こんなところ見られたくないでしょ?
ボクも気づかれて戦うのも面倒ですから……」
手間、取らせないで下さいね。
「ゼ、ロス……」
「まぁ、大きい声を出さなければ、気が付かれないと思いますよ。
だから―――いい声で鳴いてくださいね」
真っ赤になって口をぱくぱくさせているリナの首筋に、ゼロスは唇をおとす。
「んっ……」
「感じやすいんですね。リナさんは」
490 :
ゼロリナ:2005/09/03(土) 23:55:19 ID:d0neeJT+
恥ずかしさの為か、沸騰でもしそうなほど顔を真っ赤にして、
リナはゼロスを睨み付ける。
それが欲しいんです。
憎しみが自分へと向けられ、体内に活力が沸いてくる。
「リナさん……初めてですか?」
「っ!」
刹那、どっとリナから流れ出てくる羞恥と嫌悪。
「そう、ですか」
肯定以外の何者でもないその波動に、ゼロスは嬉しそうに笑みを返した。
「光栄ですよ。あのリナ・インバースの初めて、なんて」
じわっとリナの瞳に涙が浮かんだ。
「泣かないで下さいよ。まるでボクが虐めたみたいじゃないですか。
大丈夫ですよ、ボクは基本的に優しいですから」
耳元で囁き、そのままそこをそっと口に含む。
「ゃぁっ」
小さく首を振り、それから逃れようとするリナだったが、
組しかれた上に魔族相手の防戦。
声を上げようにも、隣のベッドに寝ているガウリイに
こんな姿を見られたくないため、全てが思うようにいかなくなっていた。
いやだいやだいやだ……
心の拒絶とは裏腹に、熱くなっていく身体に嫌悪感を抱く。
「……っ、やぁ」
服の隙間から潜り込んだ手が、身体の線をなぞる様に動いた。
こんな奴に、こんな奴に……
出来る抵抗などたかが知れていた。けれど、しないわけにはいかない。
リナは再び降りてきたゼロスの唇に自らの刃を立てた。
じわっと口の中に広がる鉄の味。
魔族のゼロスに血など流れているはずも無いのに、
それでも噛み付いた唇から、何かが滴るような感じがし、口の中に人と同じ味が広がった。
「……悪戯はいけませんよ、リナさん」
苦笑と共に、普段見られないその瞳が開かれた。
ぞくっと背筋が凍った。
「せっかく優しくしてあげようと思ったのに……。
リナさんがその気なら、仕方が無いですね」
すっと表情が消えた。
一瞬垣間見えた瞳の奥の歪み。
「忘れられなくしてあげますよ」
ゼロスの声が頭の芯でこだまする様に響いていた。
491 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 02:59:29 ID:5zh3PtuJ
ゼロリナ続き早く
466タソ
週後ネ申
ゼロリナネ申
マ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━ダ????
493 :
ゼロリナ:2005/09/05(月) 19:00:48 ID:0WJYbPOY
「ぃゃ……、お、願い……、もう」
やめて。
「まだ、駄目ですよ。もっと……もっと、感じてください」
「いやぁぁぁっ」
小さく首を振り、全身を駆け巡る快感に身体を震わす。
何度目かの絶頂。けれどそれはゼロスの愛撫だけでもたらされたもの。
何を考えているのか、全く分からないゼロスの動きに、リナはただ翻弄されるだけで、快楽を身体に刻み込まれていた。
ゼロスに噛み付き、全てを拒否した途端、ゼロスはリナの周りに結界を張った。
『これでどんな声を上げても聞こえませんから』
そう言って。
事実、リナの声で同じ部屋のガウリイが目を覚ますことも、宿の人間が部屋を叩くこともない。
それはリナが助けを求められないということを指していた。
「んっぁ……ゼ」
リナの爪がゼロスの肩に食い込む。
刹那、がくんっと身体の力が抜けてリナの身体はベッドへと沈んだ。
「リナさん。もっと、快楽が欲しくありませんか?」
肩で息を切らせながら、真っ赤に欲情した表情で、リナはそれでも首を横へ振った。
「……そう、ですか。意外と頑張りやさんなんですね、リナさんは」
アメリアさんはもっと早かったのに。
聞き捨てならない名前がゼロスの口から漏れた。
「なっ!」
「どうかしました?」
「ゼッ、ロス」
怒りがぶわっと全身から湧き上がるのがリナ自身にもわかった。
それがゼロスの目的だと分かっていても、それでも許せないものがある。
相変わらず笑顔を絶やさないゼロスに、懇親の力を振り絞って、リナはその手を上げた。
バチンっ!
「あっ、あんたって、奴、は」
怒りで震える身体。
燃え上がるような瞳。
嘘とは思えなかった。わざわざそんな嘘をつく必要はゼロスにはない。
だから……多分
「何をそんなにお怒りですか? ……ああ、先にアメリアさんを抱いたことが気に入りませんでしたか? 最初にボクに犯されたかったですね、それはすみませんでした」
にこにこととんでもない事をさらっと言うゼロス。
「ゼロスっ!」
「アメリアさんだって随分お楽しみでしたよ。最後には自分から腰振って。神聖な巫女があるまじき行為を、よりによってボクみたいな魔族としているのに」
アメリアとの行為を喋ればしゃべるほど、リナから流れ出る憎悪。
494 :
ゼロリナ:2005/09/05(月) 19:01:27 ID:0WJYbPOY
「絶対に、……あんたを、許さない」
「……所詮人間と魔族。相容れることなんて無理なんですよ」
動きを止めていた手をゼロスは再び動かし始めた。
何度となく絶頂へと導かされた身体は、リナの心とは裏腹にすぐに反応する。
「ぁん」
つんっと自己主張した胸を突起を口に含み、ころころと転がすように舐めると、小さく声が漏れた。
「いやらしい身体ですね」
見せ付けるように舌で乳首を嘗め回し、あいている胸を乱暴に揉む。
「ひゃっ、あぁっ」
「リナさんだってこんなに感じてくれてるじゃないですか」
「んっ……いゃ……はぁ」
「ここだってこんなにぐじょぐじょに濡らして……」
指をあてがった秘部は、ゼロスの言うとおりびっしょりと濡れていた。
「アメリアさんを犯したと聞いて、もっと燃えちゃいましたか?」
くすくすと笑い声が聞こえる。
堕ちてしまえば、楽ですよ。
まさに悪魔そのものの囁きが耳元で聞こえた。
「欲しいでしょ? もっと感じたいでしょ、リナさん」
「ひゃっ……」
ぴんっと秘部の中心を弾かれ、リナは思わず側にあったゼロスの腕を掴んだ。
「リナさん」
優しい呼びかけに、不覚にも一瞬心を奪われそうになる。
いっそ溺れてしまおうか。そう思えるくらい、ゼロスにしては優しい響きを宿していた。
「……あた、しは……んあぁ……あんたを、絶対……っ! 許さ、ない」
そう言葉を発しなければ、堕ちてしまいそうだった。
たとえソレがゼロスの糧になろうとも、憎悪という鎖で自分自身の心を縛らなければ、快楽という波に飲み込まれそうだった。
必死に絶えているリナを楽しげに見つめながら、ゼロスは蜜がとめどなく溢れ出ているソコをゆっくりと嬲るように撫でていく。
「んぁっ」
脳髄を溶かしそうな快感。
身体を痺れさせる甘い誘惑。
「こんなに濡れて……。アメリアさんよりも感度いいですよ、リナさんは」
「くっ!」
羞恥と憎悪を刺激するゼロス、リナはただ負けないとばかりに鋭い眼光を投げるだけしか出来なかった。
「ボク、もっとリナさんを味わいたいですね」
クスリッと笑い声が聞こえた。
おお素晴らしい・・・!これは燃えますね
496 :
ゼロリナ:2005/09/06(火) 19:33:33 ID:DccLKOk+
「いっ!」
じゅるっとした音と、ソコに感じる異様な感触。
這い回るような何か。
「いっ、いゃぁぁっ」
ソコに顔を埋めているゼロスの視線が、リナのそれと重なった瞬間、
リナは今まで以上の拒絶をした。
「やっ、だ……。やめ、て……ゼロ、ス、いや」
左右に首を振り、瞳からは大粒の涙が溢れ出した。
「イヤ、ですか? ココは嫌がっていない、ようです、けどね」
動きが見えるように、舌先でちろちろと突起を刺激すると、
どっと蜜があふれ出す。
首を横に振り涙を流しながらその行為から逃れようとするが、
身体を動かすたびにかえってゼロスの舌にソコがこすり付けられ、刺激を与えてくる。
「ひっ……んっあん。やだぁ」
壊れそうだった。
心の中でゼロスの言葉がこだましている。
『堕ちてしまえば、楽ですよ。』
アメリアだって……、あたしがこのまま……堕……も、誰も―――責めない?
ぼんやりとした視線がゼロスと重なる。
魔族とは思えないほど、自愛に満ちた微笑。
「ぁっん」
自分の物とは思えないほど甘い声だった。
耳に聞こえてくるのは、いやらしすぎる水音。
ゼロスの舌の動きに合わせて、くちゅっと音を立てている。
「はぁ、ん」
撫でるようなその動きから、少しずつ激しく転がるように、
吸い付くように動きが変わっていく。
「あっ、だっ……んんっぁ。……イッ……ちゃ、う。……いっやぁ」
ぎゅっとゼロスの肩を掴んでいた。
「また、イッちゃったんですか?」
意地悪なゼロスの声すら、遠くに聞こえていた。
「……本番は、これから、ですよ」
触れるだけの優しいキスの後、聞こえた台詞。
「リナさん、ボ……し……か?」
497 :
ゼロリナ:2005/09/06(火) 19:34:08 ID:DccLKOk+
よく聞こえなかった。
否、聞こえていたのかも知れないが、
それを理解出来るほどリナの思考は動いていはいなかった。
「頷いてください」
促されるままリナはコクリと首を縦に振った。
「いっ…………やぁぁぁぁぁ」
現実に引き戻されたのは、お腹あたりに感じた激しい痛み。
何かが圧迫していた。
「やっ、……痛っ……んっ、イ、タ……イョぉ」
『リナさん、ボクが欲しいですか?』
「いいですよ、リナさん。リナさんの、ココ、ボクのをしっかりくわえ込んで……」
「イッ、た、い……やっ」
「締め付けて……ますよ」
痛みから逃れようと、じたばたと身体を動かそうとするその小さな仕草が、
ゼロスの心にもっと火をつけることすらリナには分からなかった。
苦痛で顔を歪ませるリナの姿は、魔族のゼロスすら溺れそうになるほど、扇情的だった。
唇を重ねる。
ゆっくりと腰を動かしながら、同じようにゆっくりな動きで舌をリナの口の中で動かす。
「んんっ」
ゆっくりと、ゆっくりと……
痛みは少しずつ和らいでいく。
同時にまた身体を支配し始める快楽。
「はぁっん。……だっ……」
奥へ奥へとゼロスが入り込んで、そのたび甘い痺れが身体を支配していく。
「んっ、はぁ……んんぁ。……ぁ……っ!」
一瞬、頭の中で何かがスパークしたように光に包まれ、
そして白い靄と黒い闇が、リナの意識を包み込んでいった。
498 :
ゼロリナ:2005/09/06(火) 19:35:31 ID:DccLKOk+
「……もう、おしまいですか……」
ぐったりと身体の力を抜いてしまった少女を前に、
ゼロスは少し悔しそうにそう呟いた。
リナの中に押し込めていた自分をずぶりっと抜き出し、
少しだけ優しくリナの身体をベッドに横たえてやる。
「もう少し、楽しみたかったんですけどね」
仕方がないですね。
ため息1つと共に、一瞬で乱れていたその場は元に戻る。
「次は、もっと楽しませてくださいね」
呟いた瞬間、ぐっとゼロスの裾が引っ張られた。
「おや?」
「ゼ、ロス」
見上げるのは、気を失っていたはずの少女。
「あんたは、……糧が欲しくて、アメリアを、……」
「……そうですよ」
リナが何を言いたいのは、ゼロスには分からなかった。
だから、正直に答える。
今の彼女に、自分とやり合うだけの体力と魔力は残っていない、はず。
「なら……」
ゆっくりと身体を起こし、リナは真っ直ぐにゼロスを見つめた。
「なら?」
「あんたが糧を必要としている時、あたしがそれを提供してあげる」
「それで?」
「……アメリアには、金輪際近づかないで」
「それは、随分もったいない」
「……」
見つめる瞳は真っ直ぐで……
ぞくっとゼロスの背筋に寒気が走った。
「わかりました」
にっこりと微笑み、ゼロスは承諾した。
「リナさんは、僕以外の誰のものでもない、ということですよね?」
「……そう、よ」
答えた声は微かに震えていた。
ふっとゼロスはリナの唇に自らの唇を重ねる。
リナは瞳を閉じて、それを受け入れた。
契約は成立した。
「貴女は、ボクのものですよ」
「わかってるわ。……ゼロス、アメリアの」
「はいはい。……ちゃんと記憶は消しておきますよ。ボクとの淫乱な一夜の記憶を」
ぎろっとリナの瞳がゼロスを射抜く。
「でわ、また……」
一瞬で消えるゼロス。
『二度とくるな』
そう言えない自分が悔しくて、リナはぎゅっと唇を噛み締めたまま、
ゼロスの消えた闇を見つめていた。
<おわり>
☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ
そっと上目遣いで見上げると、ガウリイの瞳の奥に、微かな怒りをあたしは見つけた。
「ガウリイ……」
「ほんとに、お前って奴は」
ほら、また子ども扱い。
必死で抑えている感情がこみ上げてきそうで、嫌だった。
お風呂は暖かいはずなのに、指先が冷たく感じ身体が小さく震える。
「……リナ」
ぞくっとするほど感情が感じられないような声だった。
「ガウ、リイ?」
「信じさせてやる」
「えっ? ……んっ」
唇を貪る様なキス。
閉じていた唇をこじ開け、生き物のようにガウリイの舌が動く。
先ほどの動きとは違う。まるで、口の中を犯すような、そんな動き。
「ぁんっ……、ガゥリ」
全てを曝け出すのが怖い。
けれど、全てを委ねなければ、ガウリイが何処かへ行ってしまうような、そんな気がして。
あたしはそっと腕をガウリイの首へと回した。
「リナ、俺はお前だけが―――欲しい」
首筋から胸へとガウリイの唇が降りてきて、あたしの胸にしゃぶりつく。
「んんっ……ふぁ」
背筋を流れる快感。
ゆっくりとガウリイの指先があたしのソコへと降りていく。
「ぁっ」
触れられた瞬間、びくんっと身体が跳ねた。
「気持ちいいか?」
ガウリイの質問に、こくりとあたしは頷いた。
「もっと、……気持ちよくさせてやる」
「ひゃっ」
ぐちゅっと音と共に、ガウリイのごつごつした指が、あたしの中へ押し込まれた。
「んっ、はっぁ」
ゆっくりとけれどいやらしくあたしの中でその指は動く。
指が動くたび、あたしの中からどろっとしたものが溢れ出て、
足をつたって降りていくのが、気持ち悪くて―――気持ちよかった。
「ぃゃっ、……だっ、……め」
足ががくがくと震えだし、あたしはガウリイに寄りかかるように支えを求めた。
「もっと、だ」
耳元で囁かれた瞬間、ソコを圧迫する感じが増した。
「はぅっ……ひゃっ、だっ、だめぇぇぇっ」
びくびくっと身体が痙攣のように震え、あたしはガウリイの指で簡単にイッてしました。
「んっ、はぁ」
肩で息をしてガウリイにしがみ付いていなければ、そのまま崩れそうになりそうだった。
「いっちゃった?」
意地悪な質問と笑み。
「……」
「リナ」
そっと抱きしめられて、優しくガウリイがあたしの身体をその場に横たわらせてくれる。
んー、やっぱり無意味に広いな、このお風呂。
あたしとガウリイが転がっても狭く感じないここ。
「リナ。まだ余裕があるようだな」
耳元で囁かれ、再びソコへごつごつした異物が入り込む。
「はひゃ」
おかしな発音の声があたしから漏れ、ガウリイの指の動きはいっきに激しくなる。
「やっ、んんっ。……ひゃ、だっ、だぁ……だめっ。イッ、……また、イッちゃ」
ぬるぬるしたものが激しく動き回り、苦しいのか快感なのか分からずに、
あたしはソコからガウリイの腕を押しのけようとした。
「駄目だ」
その一言でガウリイは簡単にあたしのその手の動きを妨げてしまった。
「やっ、だめっ。おかしく……、あぁっん」
ガウリイの指で、またしても簡単にあたしはイッてしまった。
こうも簡単にイかされてしまうと、何かこう……
「ガ……ガウリイ」
声、震えて、ないよね?
ドキドキしながらあたしはガウリイの名を呼んだ。
「ん?」
「あ、あたし……」
たぶん、顔が真っ赤だろうな。
あたしは声が震えないように、ゆっくりと思いを告げる。
今、あたしが、したい事を。
たぶん、ガウリイとこういう関係になって、初めての……自分からの行動。
「何だ?」
「ガウリイにも……し、たい」
語尾は震えていたかもしれない。
たったその一言を言うだけで、何か喉がカラカラになった。
一瞬何を言われたか分からずに呆けているガウリイをよそに、
あたしはそのまま行動を起こす。
イッたばかりの身体には、動くのはちょっと辛かったけど。
熱くそそり立ったソレを、あたしはそっと掌で包み込み、
ゆっくりと唇を近づけていく。
「ちょっ、リ、リナっ」
慌てたガウリイの声が、ちょっと嬉しかった。
あたしは怖じ気ないうちに、一気にソレを口の中にほおばった。
正確には、半分くらいしか入らなかったんだけどね。
「うっ」
じゅるっとソレを舐めあげると、ガウリイから小さなうめき声が聞こえた。
それが嬉しくて嬉しくて、あたしは何度も口を上下させて、ソレに刺激を与えた。
「馬鹿っ、それ以、上……」
ガウリイの声と同時に、無理やりあたしの口からガウリイのソレが引き離される。
「……」
デカイ。
口から飛び出たソレは、あたしの目の前で大きくそそり立っていた。
コレ、入ってるの? ……いつも
今までだってガウリイのを見たことはあったけど、
さすがに目の前でまじまじと見たのはこれが初めてだった。
だから……ちょっと怖気づいてしまった。
その瞬間、身体がふわっと浮いたかと思うと、あっという間にあたしの身体は床の上。
ガウリイの身体はあたしの上。
そして
いいとこで止めないでー(*´Д`)アフン
ガウリナ神…これは新たな焦らしプレィでつか_ト ̄|〇
ガウリナ萌え(´Д`*)
続きお願いしまっす!!
ゼロスヤバイです、かなり萌です。
もっと鬼畜な魔族なゼロスを見たいですー。
ネ甲グッジョブ!
そして…
っておいっ!ガウリナ神!
いいとこで止めないで…orz
続き大人しく待ってるよ。
やっぱいいなぁガウリナ♪
>そして
。・゚・(ノ∀`)・゚・。 466タソハヤク!!
「あぁぁっ」
一気にその大きかったモノがあたしを貫いていた。
「あっ、ん……ひゃっ、ぅん」
腰を激しく打たれるたび、空気と一緒にあたしの声が漏れる。
「だっ、だめ……おかしく、……なっ、ちゃ」
激しすぎる動きと、押し寄せてくる快感が、確実にあたしの中で何かを壊しかけていた。
「ガゥ……リイ……、や、だ……イッちゃ」
何とか逃げようと、ずるずと身体を動かしてみるが、たぶん動いてなんかいなかっただろう。
激しい動き。 息を吸っているのか、はいているのかそれすらも分からないくらい。
「やっ、ぁ、……ひっ……」
聞こえるのはあたしの水音と、打ち付ける音、そしてガウリイの息遣いだけ。
今までこんな抱かれ方はなかった。
ガウリイはいつも、大切にあたしを気遣って。
「んっ、ガウリ……ィ、はぁ、はぁん」
壊れる……
そう思った。
バランスを取っていた、否取ろうとしていた何かが、
ガウリイの動きと共に少しずつそのバランスを崩し、ゆっくりと壊れていく。
そんな感じがした。
そして事実、あたしはガウリイを求め始めていた。
「んっ、はぁん……もっ、と……ガウ、リィ……」
淫らに自分からガウリイの動きに合わせて腰を振る。
ガウリイから離れないように抱きつき、キスをせがむ。
「リナ」
満足そうなガウリイの表情があたしの瞳に写った。
少しずつ狂いだしていくあたしを、さも愉しそうに、満足そうに、嬉しそうに……
「もっと……、ああっ……もっとして、ガウリィ!」
ガウリイが欲しい
ガウリイで満たされたい
膨れ上がっていく思いが、唇からこぼれるまでに時間はかからなかった。
「がう、りい……」
「ど、した?」
目は開いているのに、ガウリイがよく見えない感じがした。
「……ほし、い」
「……何が?」
「ガウリイ……が、もっ、と……欲しい」
よく見えないのに、ガウリイが至極満足そうに頷いた気がした。
「んんっ……あっぁぁ……イッ……ぁぁぁぁ!」
そして―――あたしの意識は真っ白に包まれた。
「リナ?」
耳元で優しい声が聞こえる。
ゆっくりと瞳を開けると、ちょっと苦笑したガウリイの笑顔。
「風邪、引くぞ」
大丈夫か、と聞かれない事がちょっと嬉しかった。
少しだけ大人になれた気がして。
「お風呂、入らなきゃ」
立ち上がろうとした瞬間、腰ががくがくっと震えてあたしは思わずびっくりした。
「……」
そんなあたしを何も言わずに抱きかかえて、一緒に湯船へと入れてくれるガウリイ。
あたしは少し照れながら、その首に自分の腕を回していた。
随分素直になったもんだ。
「リナ」
「何?」
「……お前だけが俺の女だ」
重ねられた唇からこぼれた言葉に、あたしは小さく頷いた。
「あたしは」
―――あなただけをアイシテル
<おわり>
ブラボー(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ
ハァハァ…。
グッジョブ…………ウッ
ええもんみさせていただきましたーーー
あの日
週後のネ申はいずこ(つд⊂)エーン
514 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 11:57:15 ID:D5WKPItI
みなさん乙です!
そしてさらなる期待あげ(・ω・`)
+ +
∧__∧ +
(0゜´Д`) ワクワクテカテカ
(0゜∪ ∪ +
と__)__) +
ちょ…ッ!
なんだ、この名前欄www
行く気がないのがバレたのかorz
どのカプがお好みで?
40代リナと50代ガウリイ
キボン
リナガウかガウリナ…。
アメリア×リナで
ガウリナだな。
524 :
ガウリナ:2005/09/10(土) 23:04:29 ID:8zObQoIK
何もかも、壊してしまえばいい。
誰かに―――奪われるくらいなら。
無防備にスヤスヤと眠る横顔を、ガウリイはただじっと見つめていた。
信頼しきっているのか、馬鹿にされているのか、
それとも……男としてすら見られていないのか。
年頃の少女が、無防備に身体を投げ出し、男と同じ部屋で、同じベッドで寝る。
たとえ偶然的に1人部屋しか空きがなく、
仕方がなくという状況であったとしても、その無防備さが……気に障る。
「はぁ」
知らずにため息が漏れた。
保護者、と言ったのは自分の方からだった。
子供だと思ってた。
たとえどんなにすごい魔法を使えても、見事な剣捌きをしても、
まだ子供だと、そう思っていた。
確かに、胸はやや小ぶり。どんぐり目で背も高くない。
子供扱いされる事を嫌いながらも、見た目は中身を裏切らずに、
すぐ怒るわ、我が儘だわ……
十二分に子供っぽかった。
だから惹かれていることにすら気が付かずに、時間だけが過ぎていった。
信頼が絆を生み、絆がより強固な信頼を生み出していく。そして―――
気が付いた時には、目が離せなくなっていた。
「……リナ」
そっとその髪に触れる。
525 :
ガウリナ:2005/09/10(土) 23:06:10 ID:8zObQoIK
規則正しい寝息が耳に届き、触れられた事に無意識に反応を示したのか、
小さく身体を揺らした。
「リナ」
もう一度耳元でその名を囁く。
「……んんっ」
寝返りを打つように身体がゆっくりと動き、ちょうどガウリイの目の前に顔が来た。
ドクンッと心臓が高鳴った。
安心しきった表情が、逆に苛立ちの原因となる。
壊してしまえばいい
自分以外の誰かを―――見つめるくらいなら
ゆっくりとガウリイは顔を近づけ、その唇に自らの唇を重ねた。
柔らかく、甘い香……
少しだけ開いていた唇の隙間から舌を入れ、リナの舌と絡ます。
「んっん……」
この関係が壊れてしまう事の恐怖より、
奪われることの恐怖のほうが遥かに大きかったのかもしれない。
そんな想いが執拗に口の中を撫で回す。
起きるかも知れない……。否、起きるだろう。
それでも一度動き出してしまった感情は止められなかった。
服の隙間から手を入れ、そっと肌を指先でなぞる。
壊れてるのは自分かもしれない。
まだ目を覚まそうとしない少女を見つめ、ガウリイはふとそう思った。
壊れているから、壊したいのかもしれない。
526 :
ガウリナ:2005/09/10(土) 23:06:54 ID:8zObQoIK
目の前の、まだ無垢な少女を。
欲望の鎖で絡み取られ、動きを取れなくなってしまった自分。
同じ処まで落としてしまえば、
少女は自分と同じように壊れてくれるかもしれない。
そう思うと、自然と笑みがこぼれていた。
堕としてしまえば、いい
離れられなくなるまで
そっと服の中から手を出し、側にあった細い紐状のものを手に取る。
リナの右手を掴みその紐を絡ませ、そのままベッドの端にくくりつける。
「リナ……」
耳元で優しく囁くと、微かに息遣いが変わった。
夢の中から確実に現実への扉を開きかけている。
「ガウ、リイ?」
とろんとした瞳が少しだけ開かれ、不思議そうな声のトーンで名を呼ばれた。
「リナ」
「……どう、した、の?」
とても優しく微笑んで自分のを見つめるガウリイが、
よほど不思議だったのか、軽く首をかしげてリナは問いかけた。
「……リナ」
微笑を崩さないまま、降りてくる唇。
何が起きたのか、起きているのか分からずにリナはその口付けを受け入れていた。
「……っ!」
527 :
ガウリナ:2005/09/10(土) 23:07:39 ID:8zObQoIK
口を割って入り込んできたガウリイの舌の感触に、
一瞬びっくりしたリナが反射的にガウリイを押しのけようとした。
「……?」
力を込めて動かした腕が、思い通りにガウリイの身体に触れない。
それどころか、まるで引っ張られるかのように自分の手首に痛みが走った。
「リナ」
「ガウリイ?」
微かに声が震えていた。
優しい微笑で自分を見つめてくれている『保護者』の瞳の中に、
明らかに狂気の光を見つけてしまったから。
「なっ、にして……」
いつものようにスリッパで叩いて、何を寝ぼけているのかと、
そんな風に誤魔化したかった。
微かに震えている身体に気が付かないふりをしたかった。
「震えてる……」
そっとガウリイの指先が頬に触れた。
その冷たさに、背筋がぞっとした。
「怖い、か?」
微笑んでいつもの調子で言ってくるガウリイ。
528 :
ガウリナ:2005/09/10(土) 23:08:26 ID:8zObQoIK
けれど瞳の輝きだけがそれを裏切っている。
「ガウ、リイ……」
明らかに怯えているリナが愛しく感じた。
微かに震え、それでも何かの間違いではないだろうかと、
力を込めたまま、自分を真っ直ぐに見つめている瞳。
濁りのない思い。
―――壊したい 滅茶苦茶に
どす黒い想いだけが膨らみ、破裂したのは次の瞬間だった。
「ガウっ……やだっ、ちょっ……ガゥリイ!」
びりびりっと音を立ててリナの服を一気に引きちぎる。
悲鳴を上げかけたリナの頬すれすれに、
側に置いてあったリナの護身用のショートソードをつきたてた。
「……っ!」
一瞬信じられないような表情をしてから、
リナは上げかけていた悲鳴を喉の奥にしまいこんだ。
「リナ」
響きだけはいつものように優しかった。
それが余計にリナの恐怖を煽る。
「ガウリイ」
怖いことはしないで。
言葉にならずに、唇の動きだけがそれを伝えてくる。
それに答えることなく、ガウリイは破いた服の隙間から見える、
ほんのりピンク色の胸に顔を埋めた。
「ひっ……」
それが行われることは理解していたはずだろうリナの喉から、小さな悲鳴が上がった。
529 :
ガウリナ:2005/09/10(土) 23:09:34 ID:8zObQoIK
「ここを触れられるのは……俺が初めてか?」
そんなことわかっていた。
けれどリナの口から聞きたかった。
『貴方が初めて』 と……
ぼろっと大粒の涙がリナの瞳から落ちた。
「……」
「……初めてか?」
ショートソードに手をかけて、念を押すように再度尋ねる。
「……初めて、よ」
涙で頬を濡らしながら、拗ねるような口調でリナは答えた。
満足げにガウリイは頷き、再びリナの胸へ顔を埋める。
ほんのりと甘い香り。
「ゃっ」
胸の膨らみを口に含むと、小さくリナの体が揺れた。
開いている片方の胸に手を這わせ、執拗に乳首だけを刺激する。
「……ぁっ」
漏れそうになる甘い声を、リナは必死に押しとどめていた。
「たってる」
煽り立てるようにそう告げると、涙を溜め込んだ瞳がガウリイを見つめた。
「……」
真っ直ぐな瞳が、じっと自分を見つめていた。
子供だと、そう言い聞かせていた自分が……子供だった、そう気が付かせるように。
「リナ」
真っ直ぐな瞳が痛かった。
痛くて、痛くて……
「……俺は、お前が……欲しい」
告げれたのは素直な気持ち。
純粋な想い。
「俺じゃ、イヤか?」
欲望のあまり、突っ走って泣かせた少女の頬をそっと撫でると、
まだ涙が乾いていないのか、少しだけそこは濡れていた。
「……ば、か」
恨めしそうな表情でリナは呟いた。
「あたし、は……ひっく……あんたが、思ってる……ほど、子供じゃ……な、い、んだ、から」
「リナ」
「ばか、ガ、ウリ、イ」
「……すまん」
神キタ━━━━━(・∀・)━━━━━━━!!
神様!乙です。
ちゃんと選挙行きますから、続きお願いします!
注:アメリア×リナのレズモノとなります。
苦手な方は、スルーで宜しくお願いします。
「リナさんて、肌、綺麗ですよねぇ」
突然同姓に言われた台詞に、ちょっとあたしは顔を赤らめてぶくぶくと湯船の中に顔を半分までつけた。
「石鹸、市販じゃないですよね?」
「はぁっ?」
「香り、違いますもん。リナさんの国のですか?」
「まぁ、ね。あんまり肌強くないから……。市販のもん使うと、荒れるのよ」
「へぇ〜」
きらきらと瞳を輝かせて、なるほどと頷くアメリアに、あたしはひょいっと外に置いてあった石鹸を投げた。
「使ってみる?」
「えっ? いいんですか?」
嬉しそうに湯船から出て、それを使おうとしたアメリアが、突然何かを思い出したように、あっと声を上げた。
「どしたの?」
「……リナさん、石鹸使わせてくれたお礼に、背中流しますよ」
にっこりと笑みを浮かべたアメリアの言葉に、何故が良からぬ悪寒が走った。
「……」
「遠慮なんてリナさんらしくないですよ」
「べっ、別に」
「なら、早くしてください」
「……」
あたしの目の前で、必要以上に大きな胸を2つ揺らし、アメリアは無邪気な笑顔でそう言った。
「本当に、リナさんって、肌すべすべなんですね」
泡いっぱいになったタオルを背中で上下させながら、心底感心した口調で告げるアメリア。
ちょっとだけくすぐったい感触に、あたしはただ黙ってその一方的な会話を流していた。
「だから、ガウリイさんやゼルガディスさんが溺れちゃうんですかね?」
「……?」
「ゼルガディスさん、すべすべの肌、気に入ってるんでしょ?」
いたずらっ子のような表情を浮かべて、
あたしを覗き込むようにアメリアはあたしを見つめていた。
「何馬鹿な事言ってんの」
否定の言葉は、完全に裏返っていた。
そんなあたしにアメリアは特に気にした様子もなく、じっとあたしの胸辺りを見つめる。
「小さいほうが、感度いいって、本当ですか?」
あたしに喧嘩売ってるのかぁ?
怒りでド突き倒そうと思った瞬間、泡だらけのアメリアの手が、
あたしの胸をわし掴みにした。
「ひゃっぅ」
あたしの口から小さな声が漏れると、
アメリアの表情がみるみるうちに変わっていくのがわかってしまった。
「アッ、アメリアっ!」
「リナさんて、ほんといい声で鳴くんですね」
「んっ、やっ」
すべりのよいアメリアの手が、ゆっくりとあたしの胸を揉みだすと、
あたしの身体はすぐに解れだしてしまう。
「アメ……リァ」
「ふふっ……リナさん、可愛い。乳首、もうたってますよ」
2本の指でソレを摘まれ、一瞬イキそうになるあたし。
「リナさんて、そんな顔してよがるんですね」
アメリアがこんな事すること事態考え及ばなかったが、
そんな台詞を恥ずかしげもなく言うことも、嘘のようだった。
「アメ、リア」
「なんですか?」
「あっ、あんた、ねぇ」
このままアメリアのペースに引き込まれそうになっていたあたしは、
何とかしてこの場を逃れることを考えていた。
「ここ、感じます?」
「やっ……んぁっ」
ころころと乳首を転がされ、その周りを爪を立てるように引っかかれ、
一瞬で身体の力が抜けてしまった。
「ゼルガディスさんが、……リナさん、こうすると感じるって言ってたけど……本当だったんですね」
ゼル……殺すっ!
アメリアのぬるぬるした手の動きが、確実にあたしの理性を殺ぎ始めていた。
「リナさん……」
近づいてくるアメリアの顔。
あたしはそれを受け入れるしかなく……
「はぁっん……、んっん」
息をするのを忘れるくらい、柔らかいキス。
女の子とのキスって、ちょっと甘かった。
女の子って、こんな味がするんだ、て思うくらいに。
「あっ、リナさん」
「なっ、何?」
突然思い出したように声を上げたアメリアに対し、
あたしは思いっきり挙動不審な態度で返事を返した。
「ここも、綺麗にしないと」
にんまりと笑顔を作ってすっとアメリアの腕が動いた。
「ひゃっ」
触れられたのは、……あたしのアソコ。
「やっぱり、こんなに濡れちゃって……」
「ちょっ、と……アメ」
静止の声などアメリアには届いていないらしい。
「リナさん、足、開いてください」
突然真顔でそう言われて、あたしは目をぱちくりとさせた。
「えっ?」
「足、開いてくれないと、洗えないじゃないですか」
なっ、何をこの子は……
そう言われると、よけいに身体に力が入ってあたしはぎゅっと足を閉じてしまった。
「ふぅ……。このまま、生殺しが良いですか?」
この子ってば、どこでそんな言葉を……ゼルガディスの教育の賜物?
そんな事を頭で考えながらも、身体がじんじんと熱くなっていることを
あたしは否定出来なかった。
だから、小さく頭を横に振った。
「じゃ、自分で、開いてください」
自分で、をやたら強調する辺りは、なんとなくゼルに似ていた。
きっとアメリアも同じようにゼルにされているのね……
あたしは、おずおずと自分で足を開く。
同姓とはいえ、自分のソコをあからさまに見せるのは、とてもとても恥ずかしかった。
「……」
真っ赤になりながらも、あたしはアメリアの目前にあたしのソコを曝け出す。
「こんなになって」
アメリアの指先があたしのソコに触れると、体中を電気が走ったような感官に襲われた。
ゆっくりと、撫でるような指使いは、周りを丹念になぞるだけで、
その中心部には触れてこない。
「あ、めりあぁ」
「リナさんて、ほんと相手を狂わせちゃうんですね」
言っている意味が分からなかった。
「……別に私はレズってわけじゃないんですよ」
それは知っている。
アメリアとゼルガディスが関係があることも。
「けど、リナさんのそんな顔みてると……、なんだか虐めたくなっちゃうんですよね」
それは……ちょっと。
あたしの返事など気にしている様子もなく、アメリアは続ける。
「ガウリイさんも、ゼルガディスさんも、同じなんでしょうね」
2人のような強い刺激ではないけれど、アメリアの指の動きは、
完全にあたしを狂わせるような、そんなものだった。
確実に急所を外した触り方。
爪で軽くだけ刺激を与え、悶える様な指使い。
「ア……メリ、ア……」
声が涙声になっていた。
こういう状態がどれだけ辛いかわかるはずのアメリアは、
そんなあたしをみて満足そうに微笑んだだけで、決して刺激をくれようとはしなかった。
「ほんと、リナさんて……。淫乱ですよね」
言葉責め……だとは分かっている。
けれどやっぱり羞恥を刺激する言葉に、あたしは小さく身体を揺らしてしまう。
「だって、最近はガウリイさんとゼルガディスさん、2人に責められてるんでしょ?」
ボッと顔が赤くなるのが自分でも分かった。
「腰振って……甘い声で、鳴いて……」
「……あっん」
アメリアの指があたしの突起に軽く触れた。
「こんなに濡らして。リナさん、はしたないですよ。……でも」
2人の気持ち、よく分かっちゃいました。
ぺろっと舌を出して、告げるアメリア。
天使のような微笑は、悪魔の微笑と大差なかった。
「あぁっ」
ゆっくりと優しくアメリアの指が、あたしの中に入り込んでくる。
くちゅっと音を立てて、アメリアの指が動くたびに、そこから蜜があふれ出していく。
「やっ、アメリ……あっん……だっ」
「足、閉じたら、お仕置きですよ」
一瞬、その台詞にくらっと来た。
自分でもアソコがヒクヒクいっているのがわかるくらいだった。
「やっ、アメリアぁ……」
ゆっくりとした動きは、決してあたしを高みへは導いてくれない。
「はぁん…、んっあ、ん」
くちゅ、くちゅっと音を立てて、そこを出たり入ったりするアメリアの指。
「だ、めぇ……、おね、が、い」
「せっか、くです……。リナさん、あたしのココも、触ってください」
少しだけとろんとしたアメリアの声。
あたしの手を掴んで、アメリアは自分のソコへ導いた。
「あっん」
触れた瞬間、アメリアから甘い声が聞こえ、ソコから蜜があふれ出す。
このまま主導権を握ってしまおうと思った刹那、アソコに大きな刺激が走った。
「ひゃっう」
「ふふっ……。2本、入っちゃいました」
うっとりとした表情でアメリアが指をくちゅくちゅと動かす。
「やっ、だっ……あっん、アメリアッ……」
中をかき回すように指が動き、多分親指?らしきものが、そこの突起をいじる。
「んっ、ぁんっ……やぁ……」
卑猥な音だけがソコから聞こえ、あたしは小さく頭を左右に揺らす。
「やだぁ……」
優しい愛撫から、急に受ける刺激に、あたしの身体は付いていかず……
「やっぁぁぁぁぁつ!」
本当に簡単にあたしはイッてしまった。
「はぁ……はぁ、はぁ」
くったりとアメリアの胸にもたれかかるようにあたし。
小さく息をすると、アメリアの胸の感触がとても心地よかった。
「リナさん……」
「…ん…アメリア」
「……足、閉じましたね?」
「……っ!」
その言葉に思わずその心地よい胸から顔を上げてしまった。
「アメリ、ア?」
恐る恐る声をかけると、アメリアは小さく笑った。
悪戯を思いついた子供のように……
「今夜は、ガウリイさんとゼルガディスさんと、一緒に遊んであげますね」
満面の笑みを浮かべたアメリアに、あたしはただ引きつった笑いを返すだけだった。
<おわり>
538 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 21:33:50 ID:YAVx+sKc
ゼル×アメ好きなんだケド、あまり好きな方少ないんですかね。。。
神…百合萌えでとても素敵なのですが
頼んます。ゼルリナ前提なら始めで書いてて欲しいですorz
鼻息荒く読み始めたら、それっぽい単語が
出てきて集中出来ませんつД`)・゜・。
>>539 スマン……
頭を切り替えて、529の続きでも読んでくれ
541 :
ガウリナ:2005/09/11(日) 22:44:10 ID:RbJqxNKA
529からの続きです
自然と笑みが毀れていた。
相変わらず、腕の中にいる少女は涙目で自分を睨んでいるが……
「リナ……」
ゆっくりと唇を重ねると、リナは静かに瞳を閉じた。
全てを受け入れるように。
舌を隙間から入れると、少しだけリナの身体はぴくんと動いたが、
ガウリイのそれにあわせる様に、自らの舌を絡ませてきた。
長いようで短いキス。
「これ、外してよ」
縛り付けられている腕を見つめ、リナは少し笑って言った。
「……やだ」
言った瞬間、リナのこめかみ辺りがぴくっと動いたが、
ガウリイはあえてそれに気が付かない振りをする。
「このほうが……俺、燃えそうだもん」
「……すけべ」
「もちろん」
リナに限ってだけどな。
付け加えられた言葉に、リナは困ったように微笑んだ。
「……いい、か?」
いまさら言えた台詞ではなかった。
「イヤって言ったら、やめてくれる?」
「……さあ、な」
意地悪な笑みを浮かべ、ガウリイはリナの首筋をぺろっと舐めあげた。
「ひゃっ!」
冷たさとぬめっとした感触に思わず悲鳴を上げるリナを無視して、
そこからゆっくりと下へ降りていく。
透き通るほど白い肌の所々に、小さな紅い印をつけては、また別の場所へ移動する。
時折聞こえる、リナの甘い声がガウリイの余裕を奪っていく。
542 :
ガウリナ:2005/09/11(日) 22:45:35 ID:RbJqxNKA
「んぁ……」
胸の頭をそっと口に含んで、舌で転がすと、甘い吐息と共にリナの声がそこから漏れる。
「やぁっ、んん」
軽く甘噛すると、リナの腰が少し反れるように浮いた。
「リナだって、十分にすけべだよ」
唾液で濡れた乳首を指で転がしながらそう告げると、
真っ赤になってリナは何かを言い返そうと口をパクパクさせていたが、
言葉が出てこないのか、そのまま視線をそらしてしまった。
「くっくっ……」
笑いを噛み締めて、ガウリイはそっと下の部分に手を伸ばす。
「だっ」
慌ててその手を押しとどめようとしたが、片方はベッドに縛り付けられたまま。
両手だって敵わないガウリイに、片手で対抗できるはずもない。
「やだっ……」
少し涙声になりつつあるリナの頭を開いている手で撫でながら、
それでもその手の動きを止めないガウリイ。
服の上からなぞると、指先に触れる湿った感触。
それに気が付かれた事がよほど恥ずかしいのか、
リナは顔を真っ赤に染め上げ、瞳を泳がせていた。
俺だけを―――見てくれ
唇からこぼれそうになった言葉を、ガウリイはぐっと飲み込んだ。
口にしてしまえば、とても軽い言葉になってしまうようなきがして……
そんなに簡単な想いではないから。
壊れるくらいまで自分を押しとどめて、結局暴発してしまい、
挙句に少女によって救われる。
そんな事をして、それでも少女を求めて止まない。
悔しいくらい、子供じみた想い。けれど、真剣な想い。
伝える相手は、伝えたい相手は……まだ子供過ぎるから。
ドキドキ
アメリナ萌えっ!
その後のお仕置きも気になるー
545 :
539:2005/09/12(月) 01:30:48 ID:PcyjcrxW
>540
スマソ。
頭を切り替え覚悟を決めてから読んだら
禿げ萌えですた。
アメリナはまったく抵抗ないどころか
萌え萌えなので。続きが気になる…おしおき(*´Д`)
ガウリナ神、ハアハアワクテカしつつ次の投下待ってます。
(*´Д`)アアン
のぉぉぉおおおおおお二人も神様が光臨しておられる!
罠か!喜ばせる罠か!
ハァハァハァ
アメリナ作者さんの全員和姦ものが読みたいかも・・・。
リナ総受けで。
ともあれGJ!!
548 :
ガウリナ:2005/09/12(月) 22:42:46 ID:XNie0Qn/
542からの続きです
隙間からソコへ指を忍ばせると、確かにそこは濡れていた。
「やっ……」
小さく身体を捻らせる姿は、逆に男を誘うだけだということに気が付かないリナは、熱っぽい瞳でガウリイを見つめていた。
ヤバイ、かも。
視線だけで自分のモノがいきり立って、リナの中に押し込みたい衝動を駆り立てていく。
ソコを指先でいじると、くちゅっと音がなる。
「なん、か……へ、ん」
ゆっくりと撫でるように刺激をすると、少しずつ息をあげてリナが小さく呟いた。
俺はとっくに変になってるよ。
苦笑して、ガウリイはリナの側につき立ててあったショートソードを抜き取った。
「動くなよ」
低い声で制止を促し、ガウリイはそれをリナの秘部を隠している布へ当てる。
「がっ、ガウリイ」
ビリッという音と共に、冷たい空気がソコに触れた。
「やっ、やだぁ」
じたばたとベッド上で暴れるリナの身体を、ガウリイは簡単に押さえ込んでしまう。
全部―――俺のモノだ
リナ自身ですら見たことのないだろうソコへ、顔を近づけていくガウリイ。
549 :
ガウリナ:2005/09/12(月) 22:43:37 ID:XNie0Qn/
濡れているソコは、女の香を放ち男を誘う。
舌先でちろちろとソコの突起をいじると、リナの身体がびくんっと震えた。
「なっ、なっ……」
何してる、と言いたいのだろうか。
真っ赤な顔で、必死に身体を動かそうとするリナが、愉しくてもっと意地悪をしたくなる。
「何って……舐めてる」
わざわざ言ってから、またソコに舌をはわす。
「ひゃぁっ」
どっから声出してるんだ?
などと茶化すガウリイの声は、どうやらリナの耳には届いていないらしい。
小さく肩を揺らして、今にも泣き出しそうな表情でリナはガウリイを見つめていた。
そんなまだ子供っぽい表情に少しだけ罪悪感がもたげてくる。
「いや、か?」
保護者だった時期が長すぎたのか、ついついこんな時までその保護者の顔がちらほらと見え隠れする。
「……」
リナは顔を真っ赤にしながらも、小さく首を横に振った。
続けて、と付け加えながら。
ぴちゃっと音を立てて舐めあげると、リナの小さな声と同時に身体がピクンピクンと震える。
あわせる様に、ソコがひくっとなり蜜がトロリッとあふれ出した。
「やぁっ……んっ、はぁん……ひゃん……」
「誘ってるのか?」
「ちっ、ちが……ふぁ……んん」
「誘ってる」
そんな声で違うなどといっても、説得力の欠片もない。
とろんとした瞳。
あふれ出す蜜。
高揚した頬。
何もかも自分だけのもの……
執拗に舌先でリナのぷっくりと膨らんだ真珠をいじる。
550 :
ガウリナ:2005/09/12(月) 22:44:21 ID:XNie0Qn/
「だっ、……やっ、へん……だめっ。ガウ…リィ。やだぁ、……おかしく……なっちゃ」
ぎゅっとシーツを握り締め、リナはびくんっと大きく痙攣すると、
そのままくたっと全身の力を抜いた。
「……イッちゃった?」
「……たぶ、ん」
リナらしい答えに思わず噴出しそうになった。
もっとリナを味わっていたかったが、既に限界ぎりぎり状態の自分のモノ。
「リナ……ちょっと、痛いかも」
苦笑しながら己の逸物をリナのソコへ宛がう。
痛い、という言葉に微かにリナの表情が曇った。
ああ、そういえばリナ、痛みに弱かったっけ。
ぼんやりとそんな事を考えていたが、後には引けない。
ゆっくりと、先っぽだけソコに埋めようとした時、案の定、リナが悲鳴を上げた。
「いっ、た、い」
「まだ、ぜんぜんなんだけど……」
「やっ、む、無理ぃ」
それでも歯を食いしばるようにそれを耐えているリナが、とてもとても愛しかった。
551 :
ガウリナ:2005/09/12(月) 23:29:58 ID:XNie0Qn/
ゆっくりと時間をかけて緊張してしまったソコを解していく。
身体を指でなぞり、リナの感じる場所だけを執拗に攻めていくと、
再び甘い声が漏れ出した。
リナの呼吸に合わせて、少しずつ自分のモノをリナの中へ侵入させていく。
うっ……マジで、ヤバイ。
半分くらい入ったところで、たらりとガウリイの背中に冷や汗が流れた。
気持ち……よすぎ。
我を一瞬忘れて、リナの中に無理にでも入れたくなるような、そんな感覚。
「ガゥ…リ?」
苦しそうとも感じているとも取れるような声が名を呼ぶ。
視線だけを絡ませて、どうしたと尋ねる。
「……っ、大、丈夫だ、から……続けて、……いい、わよ」
「……………」
一瞬で理性が何処かへ飛んでいった。
リナの押し殺した悲鳴も、苦しそうな表情も、全てそそる要素にしかならなかった。
己の欲望だけが走り出し、リナの中へ押し込む。
自分だけが高みに昇っていき、リナの中ではてるまでにそう時間はかからなかった。
「……はぁ」
深い自己嫌悪に陥りながら、ガウリイは腕の中で震えている
少女のおでこに口付けを落とした。
「リナ」
大丈夫かとは聞けなかった。
決して大丈夫などではなさそうだから。
「……平気」
少しだけ笑みを浮かべて返事が返ってきた事に、ガウリイはほっとした。
「ねぇ、ガウリイ」
「何だ?」
「あたし……ガウリイが、思ってるほど……子供じゃない、から」
「……悪かった」
「わかれば、いいのよ」
にっこりと笑みを浮かべて、そっとリナのほうから唇を重ねる。
甘い、甘い口付け。
壊れかけていた何かを、一瞬で直してくれる、まさに魔法。
誰にも渡したくない。
自分だけを見ていて欲しい。
それは決して消えることのない欲望。
どす黒い想いにひきずられ、深い闇を彷徨う。
壊れるほど愛しい
壊されるほど―――愛されたい
<おわり>
グッジョブ!グッジョブ!グッジョブ!ツカーーーッ
ワッショイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワッショイ
GJ━━━━(*´Д`)━━━━━!!
なんて良スレなんだヽ( ´ー`)ノ
556 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 23:16:25 ID:jw16myx3
gjgjgjgj〜〜〜〜!!!!
(*´Α`*)ハァハァ
557 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 21:56:41 ID:jsBqsHr3
いちお保守
神のいらっしゃらない隙にガウリナ投下させてもらいます。
えーと、浮気じゃないけど、浮気とも言えるような。
ガウリナなんですが、ガウ側がちょっと微妙かな。
ちょっとパラレル気味な所もあるので、苦手な方はスルーでお願いします。
559 :
ガウリナ:2005/09/17(土) 05:18:46 ID:wasiXmae
微かに耳の奥に残る、自分の絶叫。しかし、それは遥か遠く、やがて消えていった。
「おい、しっかりしろ」
聞きなれた声と共に揺さぶられてあたしは目を開けた。
「……あれ?ガウリイ」
我に返ったあたしの目の前にいた人物は、金髪碧眼の剣士、
見慣れたあたしの旅の連れ、ガウリイ・ガブリエフであった。
ーーはずだった。
「……誰だ?あんたは。何で俺の名を知っている?」
そこには、いつもののほほんとした彼の姿は無かった。
「何言ってんのよ?ガウリイ。とうとう脳みそ完全にとろけちゃったわけ?」
「あんたは誰だ?」
いつものように笑いを含んだ口調で言ったあたしとは対照的に、
ガウリイの口調は冷たいままだった。
違和感。そう。違和感を感じて、改めて彼をじっと見る。
気のせいか、どことなく若く見えるような……。
ふと目に入ったのは、彼の背にある見覚えある剣の束。
「光の剣……?」
つい口に出したあたしの言葉に、呼応するように、ガウリイの警戒の色が濃くなるのがわかった。
どういうこと?光の剣はとっくの昔にあるべき処へ還ったはず。
「なぜこの剣の事を?一体何者なんだ。答えろ」
警戒の色そのままで問いかけてくる、ガウリイの言葉はとりあえず無視して、
あたしは思いを巡らせる。
光の剣を携えていて、あたしの事を知らない様子のガウリイ。一体何が?
あたしは気が付く前、何をしていた……?
560 :
ガウリナ:2005/09/17(土) 05:19:36 ID:wasiXmae
確か、数日前あたし達は、大量発生したレッサーデーモンを退治するという依頼を受けた。
そして、デーモン達を呼び出していた魔道士と、更に現れた魔族とも戦うことになって……。
それから?なぜかそこから先は、記憶に霞がかかったようになってはっきりしない。
何かあったはず。そう、とっても重要な事が。
ーー怖いーー
霞の向こうに手を伸ばそうとしたあたしの心に、正体不明の恐怖がどっと押し寄せ、
驚いたあたしは思考を中断した。
「おい、大丈夫か?震えてるぞ」
「え……?」
いつのまにかガウリイがあたしの肩を支えていた。
気付けば脚ががくがくして力が入らない。体中が冷え切ったように寒く感じられ、
あたしはわけのわからないまま、目の前のガウリイにしがみついていた。
なんとか落ち着きを取り戻したあたしは、とりあえず陽の落ちかけた森を後にすることにした。
今いる森には見覚えがあったが、それ以外はわからない事が多すぎる。
とりあえず、近くにあるという村で休んでから考えよう。
561 :
ガウリナ:2005/09/17(土) 05:23:56 ID:wasiXmae
「つまり、記憶喪失ってやつか?」
村へ向かう道すがら、ガウリイが問いかける。
「うーん。それもあるんだけど、それ以外にもね」
「そーいやお前さん、俺の名前やこの剣の事も知っているみたいだな。どうしてだ?」
「それは……あなたに会ったことがあるからよ。」
「俺は会った覚えはないが。」
「そうみたいね……。」
ガウリイもあたしと同じように、記憶がどうかなったのかとも思ったが、そうではないらしい。
光の剣、そしてやはりあたしの知っているよりも、若いように見えるのだ。
魔族との戦いで、結界のようなものに閉じ込められたのだろうか?
確か、あたし達の戦っていた魔族は中級がいいところだったはず。
ここまでの世界を作り出すことは、ちょっと考えにくい。
今のところ、襲撃らしいものも無いようだ。泳がされている可能性も考えられるが……。
「とにかく、あたしかガウリイのどっちかに、何かが起こった可能性が高いわよね。
ねえ、ガウリイ。あなた最近記憶が途切れたりしたことはある?」
普段のガウリイなら、聞くのもアホらしい質問をあたしはあえてぶつけてみた。
「お前さんと一緒にするなよ。俺はちゃんと覚えてるぞ」
ぐ……。なんかガウリイらしくない。しかもあたしがガウリイにこんな事言われるなんて。
まさかこいつ魔族じゃないでしょーね?
「なんだよ、信用しないのか?お前さんと会う前俺はー」
……本当に覚えているらしい。ホントにこいつガウリイ?
近づいてきた村の明かりを目にしながら、あたしの心はは魔族結界説に傾きそうだった。
562 :
ガウリナ:2005/09/17(土) 05:26:31 ID:wasiXmae
ガウリイの言っている事が正しかったようだ。とりあえず村に宿を取ってから仕入れた情報によると、
サイラーグの街の崩壊など、既に起こっているはずの出来事が、まだ起こっていないようなのだ。
まあ、あくまでも、この世界が魔族に創られたものでなければの話だが。
「う〜〜〜〜〜ん」
食事を終え、風呂あがりのパジャマ姿で、宿屋のベッドに寝転がり、あたしは1人考えをまとめていた。
今までの所ではあるが、どーやらあたしがどこかに飛ばされた。という確率が高いようである。
ガウリイの様子や、村の人達の話を総合すると、ここはあたしとガウリイが出会う以前の世界……。
「まさかねーー。でも、それが一番辻褄が合うのよね。今んとこ」
とにかく、途切れた記憶を取り戻せば、もっと何か詳しい事がわかるかもしれない。でも……。
思い出そうとすると、あの森で襲われた、言い知れぬ恐怖が蘇った。
身体の奥から沸き起こってきて、全身が凍りついていくような感覚。
忘れていることの中に一体何があるというのだろう?
あたしはなんだか落ち着かない気分になり、
気が付くとパジャマ姿のまま隣のガウリイの部屋をノックしていた。
「なんだ、あんたか。」
聞きなれた声が放つ余所余所しい声色に、ただでさえ落ち着かない心がざわつく。
いつものガウリイなら、ドアの向こうからでもあたしだってわかるくらいなのに。
小さく鋭い針が刺さったような気がした。刺さったところから凍りつくようなあの感覚。
「リナよ」
あたしは思わず挑むように言い放っていた。
「ああ、そうだったな。何か用か?」
「入っていい?」
「……ああ。いいぞ」
一瞬のためらいの後、入ることを許されたそこは、
あたしの所と同じくベッドとサイドテーブルくらいしか無い、簡素な部屋だった。
促されてベッドサイドへと腰掛ける。
ガウリイはそのベッドの脇に立ったまま、あたしを見下ろした形だ。
改めて思い知らされる。ここにいるのは、あたしの知らないガウリイなのだと。
とてつもない寂しさに侵食されるのを、あたしは感じた。
訳のわからに恐怖に脅かされて、一人ではいたたまれず、ここに足が向いたのだが、
この時あたしは余計に孤独を感じていた。
563 :
ガウリナ:2005/09/17(土) 05:28:44 ID:wasiXmae
あたしってこんなに弱かったっけ?ドラゴンもまたいで通ると言われたあのリナ=インバースよ?
心の中で自嘲して、あたしはガウリイに問いかける。
「座らないの?」
「……ああ」
また一瞬の間があり、ガウリイはあたしの隣へと腰を下ろした。
「で、何か思い出したのか?」
切り出したのはガウリイで、あたしは無言で首を横に振って答える。
「そうか……。まあ、無理に思い出そうとするなよ。」
「え……?」
聞き覚えのあるようなトーンで言われて、あたしは訝しげにガウリイの目を見返していた。
「いや、その……。お前さん思い出すのすごく辛そうだったから。それに」
「それに、何?」
「今もすごくつらそうな顔してるぞ」
そう言ったガウリイの表情は、あたしのよく知ってるガウリイのものと同じで、
さっきまで凍てついていた氷が一気に溶けるような感覚の中、あたしは泣いてしまっていて、
そんなあたしを、ガウリイは黙って抱き寄せ、泣き止むまで抱きしめてくれていたのだった。
564 :
ガウリナ:2005/09/17(土) 05:30:03 ID:wasiXmae
「思い出そうとすると、何かはわからないけど、すごく恐ろしいの。
きっと重要なことなんだけど、まるでそれを思い出したくないみたいに……」
泣き止んだあたしは、ガウリイに胸の内を語り始めた。
「さっきも言っただろ?無理に思い出すことないって」
「でも、思い出さないと何が起こったのか、元に戻る方法だって」
「……じゃあこういうのはどうだ?今日はとりあえず思い出すのはやめにして、明日必ず思い出す。」
「……そうね」
思わずクスリと笑っているあたしがいた。
「初めて笑ったな」
「そうだった?」
「ああ。初めてだ。笑うと可愛いな、お前さん。」
「な、な、何言って……」
「耳まで真っ赤だぞ。ますます可愛いな」
ますますガウリイらしくない事を言うガウリイに、
あたしはこの部屋に来る前と違う落ち着かなさを感じた。
「なあ、何もかも忘れる方法教えてやろうか。」
気のせいか、悪戯っぽい目をしながらガウリイが言う。
「何?……まさか変なクスリとか言うんじゃないでしょーね?」
「違う違う。こういうことさ」
言ってガウリイの顔がアップになったかと思う間もなく、あたしは唇を塞がれていた。
「えっ……んむっ……」
驚いて薄く開いたまま塞がれて、その隙間から生暖かいものが入り込んでくる。
「んふ……」
いきなりのことで動転してしまったあたしは、侵入してきたそれに噛み付いてやることも忘れていた。
何も出来ないままのあたしの口内でガウリイの舌が蠢き、次第に頭の芯が痺れていく。
それと同時に、さっき泣いていたあたしを抱きとめてくれた時の、安心感が蘇ってきて、
あたしはそのままガウリイとの行為に身を任せていった。
565 :
ガウリナ:2005/09/17(土) 05:31:32 ID:wasiXmae
今は、今だけは考えたくない。あの先の事は……。
ちらりと過ぎる恐怖を押しのけ、あたしは目の前の暖かさにすがっていた。
自らも求めるように、ガウリイの舌に自分のそれを絡めていく。
ガウリイも応え、何度も向きを変えながら、あたしの口内を犯していく。
深いキスを続けながら、ガウリイの手があたしのパジャマの胸元を肌蹴、
その内側へと潜り込んでくるのがわかっても、あたしは抵抗しなかった。
「っはぁっ……」
服の中の侵入者に胸を揉みしだかれて、一瞬開放された唇から、自分とは思えない声が零れる。
「気持ちよさそうだな」
にやりと意地悪い笑みを浮かべたガウリイに至近距離で言われて、あたしは赤い顔を一層赤く染めた。
「やっぱり可愛いな」
「なっ?はうんっ……」
「ほら」
硬く立ち上がってしまった胸の頂を指先で摘まれて、あたしの言葉は中断される。
代わりにまたあたしの口を突いて出るのは、自分でも恥ずかしくなるような声で。
ガウリイはそんなあたしをからかう様な目で見ると、今度はあたしの首筋へと顔を埋めていく。
さっきまであたしの口の中で暴れていた舌に、首筋をねっとりと舐め上げられ、
あたしの背筋がぞくりと粟立つ。
その後も、ガウリイの右手に胸を、首筋から上ってきた舌に耳を愛撫されて、
恥ずかしさに抑えようとしていた喘ぎも、次第に抑えきれなくなっていった……。
「耳、弱いみたいだな」
そんなこと知らないわよっ!そんな言葉も与えられ続ける刺激に、遮られてしまう。
566 :
ガウリナ:2005/09/17(土) 05:33:10 ID:wasiXmae
眩暈がしたと思ったら、シーツの上にあたしは押し倒されていた。
胸の前は肌蹴られ、ガウリイに覆いかぶられた格好で、
あたしの手は彼を押しのけるどころか、彼の服を握り締めていた。
そんなあたしの胸の上には、手だけでなく、彼の唇と舌の動きが加わわってくる。
逞しい手が、指があたしの両の胸の形を変え、
その先を唇で啄ばむように、時には口に含み舌で転がされ、吸い上げられて、
あたしの身体は火照りを増していった。
火照りだけではない、少し前からは下腹部の奥の疼きも……。
「ぅん……はぁ……ん」
どんどん切なくなる感覚に耐え切れず、あたしは太ももを擦りあわせてしまう。
あたしのそんな動作にガウリイが気付き、また意地悪そうな笑みを浮かべるのが見えた。
わかってやってるのだ。この男は。……悔しい。でも奥から湧いてくる切なさは増えていくばかりで。
「あ……はぁ、おね、がい……」
「何をだ?」
手を這わせていたシーツをぎゅっと握り締め、口を突いて出てしまった懇願に、
ガウリイは白々しくとぼける。
言えるわけないじゃない。悔しさに下唇を噛み、ぷいっと横を向いてしまったあたしに、
ガウリイがくすりと笑いを漏らすのが聞こえた。……悔しい。
「ここか?」
ガウリイの手があたしのパジャマのズボンの中へと潜り込み、そのまま下着の内側へと入ってくる。
「ああっ!」
あたしの口から叫びにも似た声がこぼれ、身体は、指の動きに応えるようにビクンと反応してしまう。
「ぐちょぐちょだぞ」
布とあたしの体の間で指を前後に動かしながら、彼が耳元で囁く。
「やぁ……っ」
ぞくぞくとする感覚と羞恥に、あたしの熱がぐんと上がった気がした。
気持ちいい……お願い。もっと。あたしの中で誰かが懇願する声が聞こえる。
「邪魔だな。脱がせるぞ」
一旦愛撫を中断すると、ガウリイはあたしのズボンと一緒に下着さえも取り去ってしまう。
567 :
ガウリナ:2005/09/17(土) 05:35:13 ID:wasiXmae
晒された場所に室内の空気が触れ、ひんやりとした感覚に、
自分のそこがどんなことになっているか知らされてしまう。
恥ずかしい……。そう思うと更に切なさが強まり、蜜が溢れてくるのだった。
あたしが恥ずかしさに戸惑っているうちに、ガウリイも全てを脱ぎ捨て、
再びあたしの上へ覆いかぶさってきた。
どきんとあたしの心臓が跳ね上がる。恐れからではなく、これから起こる事に期待しているかのように。
目の前のガウリイの首から下がっているのは、見覚えの無いペンダント。
小さな小瓶のようなペンダントトップの中身が、薄暗い部屋の灯りに揺らめいている。
あたし、なんでこんなことしてるんだろう。
それを見て、ふと思いがよぎる。
目の前にいるガウリイは、あたしの知ってるガウリイじゃないのに……。
あたしの知ってるガウリイとは、まだ自称保護者のままで、
こんな関係どころか、想いを伝え合うことさえしていない曖昧なままで。
ガウリイなら、こういうことになっても嫌じゃないかも。とか、
もしずっと一緒に旅を続けるなら、ガウリイがいい。今となってはガウリイ以外に考えられない。
そう思ったことはあったけど、何年にも一緒に旅をし、生死さえ共にしたガウリイではなく、
あたしの事なんて知らないガウリイと今こうしてるなんて。
「あああっ!」
脚を大きく開かれ、濡れ過ぎたそこを彼の舌によって舐め上げられて、
あたしのそんな思考は吹き飛ばされてしまった。
「誰の事を考えてたんだ?」
脚の間から見上げるような形でガウリイが問う。
「……あなたの、ことよっ……」
野獣の様な瞳。射竦められる。こんなガウリイ、あたしは知らない。でも、なぜかそそられる。
恐ろしさも感じるけれど、同時に捕まえて欲しいとも思う自分がいた。
「嘘だな」
言って再び脚の間へと顔を埋めるガウリイ。
ぴちゃぴちゃとわざと音を立てているようだ。耳に響く水音がやけにうるさくて、
あたしは恥ずかしさでおかしくなりそうだった。
568 :
ガウリナ:2005/09/17(土) 05:36:30 ID:wasiXmae
ガウリイの舌は、肉芽を探り出すと執拗にそこを攻め立てた。
外側を這っていた指も、ゆっくりとあたしの内部へと埋め込まれてきて、
あたしはもう自分の嬌声を止めることが出来なくなっていく。
そしてガウリイの唇があたしの敏感な部分を痛いくらいに吸い上げた時、
あたしの内部は中にいるガウリイの指をきつく締め上げ、あたしは軽い絶頂を迎えた。
霧の向こう、ぼんやりとしたイメージが浮かんでくる。
血にまみれた手。あたしの手。助からない。助けられない。
ーーオモイダシタクナイーーワスレテシマエーーー
どっと襲ってきたあの恐怖に押されるように、あたしは覚醒する。
頭がぼんやりしたままで見上げると、目の前にガウリイの顔があった。
「大丈夫か?」
あたしの目に恐怖の色を読み取ったのだろうか、心配そうに聞いてくる。
ガウリイじゃないけど、この人もガウリイなんだ。
なぜか心のどこかでそう確信出来て、あたしは頷きで問いに答え、今度はどちらともなく唇を重ねていった。
お互い貪るような口付けを続けながら、ガウリイの手はあたしへの愛撫を再開していく。
右手は親指で肉芽に振動を与えながら、今度は数を二本に増やした指が、あたしの中へ潜り込んでくる。
そして左手は胸からわき腹、背筋と身体中を這い回る。
ガウリイは余裕であたしの反応を楽しんでいるようで、時折確認するように一箇所を攻め立て、
あたしはといえば、ただ与えられるまま翻弄され、彼の前に全てを晒していくだけだった。
569 :
ガウリナ:2005/09/17(土) 05:37:58 ID:wasiXmae
二度目の絶頂はすぐにやってきた。真っ白い世界の向こうに、あたしはまた何かを思い出しかけて、
あたしは恐怖する。またあの感覚。嫌、思い出したくない。
溺れるものが足掻くように、あたしはガウリイにしがみ付いていた。
そんなあたしを、ガウリイがわかった。大丈夫だというふうに、抱きしめ返してきた。
その途端、さっきまでの恐怖が霧散していき、代わりに安堵が心を満たしていく。
押し上げられた意識の向こう、再び断片的なイメージがやってきたが、
今度は今までのような恐怖はなかった。
あたしはまた少し思い出す。
戦い。散らばるレッサーデーモンたちの屍。倒され、風に散っていく魔族。
眩い光、遠ざかっていく景色……。
心地よくさえある気だるさと共に、あたしはまた還って来る。
重なり合う二つの身体を伝う汗、吐息と淫らな音が交じり合う空気が漂うこの場所へと。
まだぼんやりとしたなか、腰を掴まれ持ち上げられて、何か熱く硬いものが押し付けられるのを感じる。
それはぬるぬるとした感触を伴い、何度か割れ目に沿ってゆっくりと擦られる。
「うん……ああ……」
彼の動きにあわせて、あたしは身悶え、甘い声を漏らしていた。
擦られている場所からもぬちゅぬちゅといやらしい音がしているのが聞こえてくる。
敏感な部分も擦られて、小さく身体が跳ねる。
新しくあたしの中から溢れてきたものがお尻のほうへと伝っていった直後、
ゆっくりとあてがわれたものがあたしの中へ入って来るのがわかった。
570 :
ガウリナ:2005/09/17(土) 05:40:22 ID:wasiXmae
濡れ過ぎているせいか、あたしのそこは押し込まれるものを意外とあっさりと呑み込んでいった。
しかし、内部を押し広げられるような圧迫感は先ほどまでの指のそれとは比べ物にならなくて、
あたしの体は勝手に緊張へと向かってしまうのだった。
「力抜かないとつらいぞ」
「……わかってるけどっ……。」
頭ではわかっていても、かえって緊張してしまうばかりのあたしに、
ガウリイは一旦腰を進めるのを止め、身を屈めるとあたしの耳に舌を這わせる。
「はぁ、あん……。」
耳の奥まで舌を入れられて、力が抜けたあたしの中に、一気に突き入れてきた。
痛みとあまりの圧迫感に一瞬息が出来なくなるあたし。
体が勝手に逃げようとするけれど、しっかりと腰を掴まれていてどうにもならない。
「はぁっ……やあっ、抜いてっっ……」
目尻から涙を零して訴えるあたしに構わず、奥まで突き入れたまま、
ガウリイは腰をしっかりと密着した状態で抱えたまま離してはくれなかった。
代わりに先ほどと同じく、耳元であやす様に囁くガウリイ。
「大丈夫だ。力抜いて」
額に、頬に首筋にキスを降らされて、あたしもだんだん落ち着きを取り戻していった。
「痛かったか?」
「……すっごく。つか、今も痛いんだけど」
見下ろして当たり前のことを聞いてくるガウリイに、あたしは半ば憮然として答える。
「リナの中はすごく気持ちいいぞ」
「なっ、何言ってっ……。?!今?」
恥ずかしすぎる発言に一瞬で茹で上がりながらも、
初めて名前を呼ばれたことに気付いてあたしの心臓がまた大きく跳ねる。
「ん?今?リナの中はあったかくてすごく気持ちいいぞ。纏わりついてくるみたいだ」
「そ、そうじゃなくてっ!……ったく。よくそんな恥ずかしいコト言えるわね。」
「そうか?でもリナも今俺の言葉聞いて締め付けてきたぞ」
「ちがっ、それは、その……名前を」
「名前?」
「なんでもないわよっ。忘れて」
571 :
ガウリナ:2005/09/17(土) 05:41:58 ID:wasiXmae
どの言葉に反応したかなんてよくわからなかったけれど、
いつの間にか痛みは徐々に治まってきているように感じられた。
「動くぞ」
短く発せられた言葉とほぼ同時に彼が動き出し、治まったと思った痛みが蘇ってくる。
ぬぷ……ずちゅ……。
最初の数回はゆっくりと引き抜かれ、そしてまたゆっくりと侵入してくる。
「くぅ……ん……はぁ……ガウリイ……」
呼んでいるのはどっちの名前だろう?そんな風に思いながら、
あたしはだんだん速く強くなってくる抽送に身を任せていった。
痛みはまだ確かにあったが、ぬめりきっているそこからは、密かにではあるが別の感覚も生まれてきていた。
それをガウリイに知らせるように、あたしの声音も変化していく。
そして、ガウリイの方もそれに応えるように、自らをあたしの奥へと突き込んでくるのだった。
今はさっきまでの淫猥な水音と、あたしの喘ぐ声、ガウリイの吐息に加えて、
お互いの腰が打ち付けあう音が響いていた。
あたしの中の一番奥の壁は、何度も突き上げられる衝撃で、じんじんと痺れたようになっていた。
彼に揺さぶられて感じているそれが、痛みなのか快感なのかもうわからなく、
あたしはガウリイから逃れるようにか、それとも応えるようにか、自らも腰を振っていた。
どのくらい経ったのだろう?とてつもなく長いようでも、一瞬でもあったような気もする。
あたしは、またあの真っ白な波が近づいてくるのを感じた。
「あっ、あっ、がう、りぃ……あた、し、また、きちゃうっ……」
「イッていいぞ。俺も、そろそろ、ヤバイかも」
今までとは比べ物にならない程の波が押し寄せて、あたしは全身でガウリイにしがみ付いていた。
真っ白な光の中、またあの記憶がそれに混じる。
572 :
ガウリナ:2005/09/17(土) 05:42:58 ID:wasiXmae
あたし達は戦っていた。いつものように……。
終わったはずの戦い。あたしをかばって倒れ付すガウリイ。血に塗れている。
駆け寄って呪文を唱えるが止まらない血。何か小さい丸い物体。
そしてあの眩い光に包まれ、遠ざかっていく景色……。
次第に遠ざかっていくイメージと入れ替わるようにやってきた、
身体の内部に熱いものが叩きつけられる感触に、あたしは吐息を漏らしていた。
どうやらあたしが目一杯しがみついてしまったせいで、
ガウリイはあたしの中で達してしまったらしい。
一瞬躊躇ったものの、次の瞬間には一層あたしの腰を引き寄せ、奥へと注ぎ込んでくる。
びくびくと脈打ちながら、それはあたしの内部を満たすかのように長く続いた。
そしてあたしのほうもそれに応え、搾り出すような動きで締めつけるのだった。
やがて身体が弛緩し、シーツの上へと下ろされたあたしのアソコからは、
鮮血混じりの大量の白濁液が零れだしていた。
「すまん。中に出しちまった」
息が整ってきたあたしに、ガウリイが言う。まるで叱られた子供みたいに。
またあたしの知ってるガウリイが感じられて、あたしは黙って微笑み返す。
さっき断片的に蘇った記憶がふいに思い出された。
大怪我をしたガウリイ。あの後一体どうなったの?
まだ全部思い出せていない。早く思い出さなくちゃ……。
もう思い出す事に全く恐怖は無かった。あたしは傍らにいるガウリイにこう切り出した。
「ねえ、もう一度抱いて」
573 :
ガウリナ:2005/09/17(土) 05:43:57 ID:wasiXmae
「あ……はぁっ……う、ん」
今度はいきなり入ってくる彼を、あたしは恍惚の表情で受け入れていた。
彼とあたしが吐き出したもので、どろどろになってしまったそこから生み出される感覚は、
言い知れぬ快感がそのほとんどを占めていて、あたしはそれに酔うように身悶えるのだった。
ガウリイの肩に脚を担ぎ上げられた格好で激しい抽送が行われる。
腰を持ち上げられ、折り畳まれた体勢の為、結合部分があたしからも丸見えでとても恥ずかしかったが、
リズムを変え捻じ込まれ、突き入れられ、擦られる動きに、あたしの内側の襞も纏わりついていく。
あたしの絶頂はすぐに訪れた。また新たな記憶が蘇ってくる。
ラグナブレードで最後の魔族を倒した直後、横手から放たれる複数の刃。
こちらももう一体の魔族を倒した直後のガウリイがあたしを庇うように回り込んでくる。
既に怪我をしているようで、いつものガウリイの動きではない。
あたしに迫るいくつかは弾き飛ばしたものの、弾ききれなかったひとつがガウリイを捕らえる。
「くっ……」
そのまま倒れ伏すすガウリイ。
あたしは刃を放った魔道士姿の敵を魔法で打ち倒し、ガウリイに駆け寄る。
腹部からは、止まらない大量の血。とりあえずリカバリイを。唱え始めたが、とても追いつかない。
リザレクションが使えれば……。
「リナ……」
明らかに体力を失いつつあるガウリイが、弱々しくあたしの名前を呼ぶ。
「大丈夫、必ず助けるわ。だから頑張って」
自分の声に悲痛な色が混じっているのを自覚する。
助けることが出来ない?このまま置いて行かれてしまう?ミリーナとルークの事が心をよぎったその時、
目の端に完全にこと切れていなかったらしい、敵が動きを見せた……。
574 :
ガウリナ:2005/09/17(土) 05:44:53 ID:wasiXmae
それは一瞬の事だったのか、再び現実に引き戻される。
そう。今はこっちが現実。安物のベッドをぎしぎしと軋ませて、
今日出合ったばかりの男に抱かれているあたし。
何度も体位を変え、身体を重ねた。あたしはその度に波に呑まれ、そして思い出していく。
ガウリイが再び限界を迎えた時には、あたしは全てを思い出していた。
「おねがいっ……なかにっ、ちょうだい……」
今度は腰を引こうとしたガウリイを引き留めて、あたしは言った。
また一瞬の躊躇があった後、彼が一気に腰を押し付けてきて、
びくびくと脈打つものが、あたしの中に二度目の大量の精を注ぎ込む。
「リナ……」
耳元で囁かれる聞きなれた声が、懐かしい声と重なる。
「ガウリイ……」
あたしが呼んでいるのは、どっちのガウリイの事なんだろう?
ぼうっとしてしまっている頭の隅で考える。
きっと、どっちでもあるのだろう。なんだかそう思えた。
目を覚ますと、もうすっかり明るくなっていた。
傍らには、先ほどまで身体を重ねていた男。あたしを囲い込むように、その腕に閉じ込めている。
ガウリイがしてくれたのだろうか、あたしの身体はきれいに拭われていて、
汗や体液による不快感はなかった。
彼の腕の中で彼の鼓動を聞きながら、行為の中、思い出した事を考える。
あたしは重症のガウリイに回復呪文をかけようとしたところを、
敵のいまわの際に放たれた、オーブのようなアイテムで、この世界に飛ばされたらしい。
戻らなくちゃ。ガウリイが待ってる。
575 :
ガウリナ:2005/09/17(土) 05:46:25 ID:wasiXmae
あたしはガウリイを起こさないように、静かに身体に絡みつく腕を抜け出そうとした。
しかし、反対により拘束されてしまう。
「行くなよ」
抱きしめられ、耳元で囁く声に、心が、そして身体がざわめく。
「行かなくちゃならないの」
そう。ガウリイが待ってる。あたしは押しのけるように身体を離すと、彼の瞳をまっすぐ見つめた。
海のような深い蒼。あたしはこの瞳を知っている。
「……また、会えるわ」
緩んだ腕を逃れて、あたしは身支度を整える。あちこち身体が痛いけれど、じっとしてはいられなかった。
「なんで着いて来るのよ?」
宿を引き払い、あの森へと向かうあたしの後ろには、まるでいつもと同じように、ガウリイの姿があった。
「だってお前さん、そんなあちこち痛そうな状態で途中で何かあったらどうするんだ?」
「……大丈夫よ」
「あんまりそうは見えないけどな。それにリナがそうなっちまったのは、俺にも責任があるわけだし」
「わかったわ。勝手にして。」
改めて昨夜の出来事を思い出し、耳まで赤くなりながら吐き捨てて歩き出すあたし。
後ろでガウリイが可笑しそうに小さく笑うのが聞こえた。
結局、あっちでもこっちでも着いてくるのね、こいつは。
嬉しいような、呆れたような気持ちになりながら、あたしは道を急いだ。
576 :
ガウリナ:2005/09/17(土) 05:48:24 ID:wasiXmae
森へ向かう途中で、あたしは止血に効く魔法薬か何かが手に入らないかと、
村に唯一の魔法医の元を尋ねたが、何分それほど大きくない村のことである、これといった解決策は見つからなかった。
「もっと大きな街へ向かうしかないのかしらね……。」
いい方法が見つからず、呟いたあたしに、ガウリイが服の中からペンダントを取り出し、あたしへと渡してくる。
「ばあちゃんにもらったんだ。どんな大怪我もあっという間に治してしまう薬が入っているらしい。」
「え……?」
「必要なんだろ?持っていけよ。俺は使った事がないが、効き目は確かだぞ。」
「あ、ありがと」
他に方法がない以上、これに賭けてみるべきだろうか。
彼の事を信じないわけではないが、ついあたしは慎重になっていた。もうあんな思いはしたくないから。
あたしの記憶通りならば、戦った魔道士は森の近くの遺跡に潜伏していたはず。
そこへ行けば何か手がかりが見つかるかもしれない。
記憶通り遺跡はすぐに見つかり、その遺跡の地下奥深く見覚えのあるオーブもやがて見つけることが出来た。
ここがあたしのいた過去ならば、おそらくこの先、これをあの魔道士が見つけるのだろう。
「俺が着いて来て正解だったろ?」
「そうね。さすがに今のあたし1人じゃここまで辿り着けなかったわ。ありがと。」
ガウリイに笑いかけて、あたしは目の前のオーブを手に取り、調べてみる。
表面に刻まれたルーン文字を解読すると、刻まれている呪文の詠唱と、強い精神集中とによって、
別の場所への移動が可能となるようだった。
「とにかく試してみるしかないわね。」
オーブを元の台座に戻し、心を決めたあたしに、一段低い場所で見守っていたガウリイが声をかける。
「行くのか」
「行かなくちゃ。きっと待ってるから」
あたしは段の上に腰を下ろし、ちょうど横にあるガウリイの首へと腕を回す。
「また会えるわ。」
そう言って、あたしは自ら唇を重ねた。
唇を離すと、あたしを捕らえようとするガウリイの腕をかわし、再びオーブの元へと戻る。
表面に刻まれた呪文を詠唱し、願いに集中する。
ガウリイに会いたい。ガウリイを助けたい。置いていかれたくなんてない。
そう強く願った瞬間、あたしを覚えのある光が包み、あたしは戻っていった。
577 :
ガウリナ:2005/09/17(土) 05:50:57 ID:wasiXmae
気が付くと、あたりは真っ暗だった。
「ライティング!」
魔法の光に映し出されたのは、さっきまでいた遺跡の一室のようだったが、
目の前には、オーブもそしてガウリイの姿もなかった。
どうやら同じ場所には転移されたらしい。果たして無事元に戻れたのか?
たとえ元の場所でも、間に合わなければ意味が無い。
あたしは急いで来た道を駆け戻った。
魔道士が住居としてかなり手を加えたらしく、地上へ戻るのにさほど労力は要しなかった。
遺跡を後にすると、あたしはレイウィングで、自分が消えそして現れた場所、大樹の根元を目指した。
あたし達に倒されたのだろう、レッサーデーモンの死体がごろごろ転がっている。
大樹の根元、倒れているガウリイが見えた。
おそらくリカバリイをかけているのだろう、あたしの姿もその隣に見える。
二人のいる、すぐ近くの茂みに魔道士が倒れているのが見て取れた。
倒れたままのそいつが小さく身動きするのが見える。きっとあの呪文を唱えているのだろう。
その魔道士がいる場所から、オーブらしき物が、ガウリイの傍らにいるあたしの元へと転がっていき、
眩い光に包まれた、もう1人のあたしがどこかへ消えていく……。
風の呪文を解き、降り立つついでに倒れている魔道士を完全に沈黙させ、ガウリイの元へと走り寄る。
向こうの世界のガウリイにもらった薬は、驚くほど効き目があり、
瀕死状態だったガウリイは、本当にあっという間に回復した
578 :
ガウリナ:2005/09/17(土) 05:53:43 ID:wasiXmae
「まさか本当にこんなすごい効果とはねー」
森を後にして、並んで歩きながらあたしは呟いた。
「なんだ。信じてなかったのか?」
まるでさっきまでの怪我が嘘のように元気そうなガウリイがあたしに向かって言う。
「いやー、信じてなかったわけじゃないけど、こんなに即効性も回復力もすごいとは……
って!あんたなんでそんな事を?」
「何でって、それは俺の家に伝わる秘薬だし。あの時だって効き目の事は説明しただろ?」
あたしの手にしているペンダントを指して、ガウリイが言う。
「え……えええっ?そ、それって?」
「なんだ?忘れたのか?」
「いや、覚えてるけど……。」
「リナのイク時の顔可愛かったなー♪」
「ちょっ!ガウリイ!!あんたもしかしてっ」
そりゃー、そうじゃないかなー?なんて推測したりもしたけど、まさか本当にあたしは「過去」に行ってたの?
「えーと、ということは、昨夜、じゃなかった。あの夜の事も……?」
嫌な汗が流れるのを感じながら、あたしはおずおずと聞いてみる。
「覚えてるぞ。リナの初めての夜だもんな。あんなこととか、こんなことも全部覚えてるぞ」
「だーーっ!!言わんでいいっ!!大体何で今まで黙ってたのよっ?」
全身が茹で上がったような状態のあたしに、ガウリイがこう答えた。
「だって、『また会える』って言ったじゃないか」
「あ……」
あたしは自分があの時ガウリイに言った言葉を思い出して納得した。
ガウリイは今やっと「あの時のあたし」に会えたのだと。
「やっと会えたな」
いつもの笑みを浮かべてガウリイが言う。
「そうね」
あたしも笑顔で答える。
579 :
ガウリナ:2005/09/17(土) 05:54:35 ID:wasiXmae
「でも、こういうのも嫉妬っていうのかなー?」
村までもうすぐという所で、ガウリイが呟く
「へ?どういうこと?」、
「昔の自分に好きな女を獲られたっていうのは、嫉妬になるのかな?ってさ」
「な、何言ってんのよ。」
「これでやっと自称保護者を卒業出来そうだな。あ、ほら、宿屋が見えてきたぞ」
またしても何やら意味深なガウリイの発言に、
さっきから赤くなったり青くなったり忙しいあたしが目にしたのは、もう見慣れた気がする宿屋で、
あたしはなんとなく嫌な予感と共に深いため息をついたのだった。
ちなみにそれから約1年後、あたしは子供を出産したのだが、
それがどちらのガウリイとの子供なのかは、永遠の謎である。
おわり。
カ、カミキター!
GJGJGJっ!!
神降臨GJ!!
宿屋に戻ってからの二人も気になる…。
GGGGGGGGGGGGGGGGGGGGJGJGJGJGJ!!!!!!!
(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ
萌え死にそうだー
宿屋に戻ってからの二人>>GO!!!
なんだかおもしろそうでワクテカしてます!
585 :
558:2005/09/17(土) 23:27:15 ID:PU7MhWaX
レスありがとうございます。読んで頂けて恐縮です。
宿屋に戻ってからの話も、もし完成したら投下させてもらうかもしれません。
>>585 GJ!!禿げ萌しますた
次回作が読めることを楽しみにしてます(*´Д`)
やっぱりガウリナは(・∀・)イイ!
可愛い可愛い萌え(;´Д`)ハァハァ (*´Д`)/lァ/lァ (*` Д´)//ア//ア
GJであります!次回作、ワクテラしながら待ってます!
ちょっと暗いリナ×ガウ投下してもいいですか
さわやかだけどリナいまわの際
死なないけどガウリィグレぎみ
スレイヤー同人で結局本にしなかったやつがあるのだけど
ここみたら再燃
でも、ネタがダウナー系なので嫌な人は嫌かな?と
もし、投下OKなら今月末あたりにトリップつけてNGワードとかで見れなくしてもらえるように配慮して
吐き出させていただきます。
注意書きありならオケイ!
待ってまつ!
寧ろ楽しみだ、バッチコーイ
いろんな料理楽しみたいっす!
どんとこーい!
592 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 08:58:45 ID:kpOMnhkc
585GJ!!普通に漫画掲載されても良さそうな話ですごく楽しめました。ありがとう
注意書き有りなら覚悟決めて
読めるからおkです。
トリップついてたら更に分かりやすくてありがたいでつ。
ワクテカしながら覚悟決めて待ってます!
>>588 超щ(゚Д゚щ)カモォォォン
でもガウリ「イ」でお願いします
>>558さんGGGGGJ!
超萌えるー!!
再会した二人にはもう保護者のラインはないんだ…(´∀`*)
オトナになった二人の…宿での夜が…見たいです…
続編いつまでも待ってます(´Д`*)
パタン。と音を立てて部屋のドアが閉まるのを聞いて、あたしは少し緊張していた。
この宿に泊まるのは、もう3度目になる。
一度目は今日から一日前、ある依頼を受けてこの村にやってきたその日だ。
二度目は……それも昨夜のこと。ただし、あたしにとっては。だが。
昨日、あたしと旅の連れガウリイは、依頼を果たす為にこの村の外れにある森へ向かい、
そこでデーモンの群れやそれを呼び出した魔道士、そして2体の魔族とも戦うことになった。
そして、その戦闘の終わる頃、ガウリイは瀕死の重傷を負い、
あたしは、その彼を救えないまま、過去の世界へと飛ばされてしまったのだ。
結果的に、それは彼の命を救うことになったのだが、
その過去の世界で過ごした夜、あたしはあることをしてしまったのだ。
チラリ。と傍らで防具などを片付けている、旅の連れに目をやるあたし。
その姿と昨夜の出来事が微妙なズレを持って重なって、あたしは自分の鼓動が早まるのを感じた。
「どうしたんだ?」
「べ、別にどうもしないわよ」
急に声を掛けられて内心焦りつつ、あたしは自分も旅の装備を外し、掛け始めた。
あたしにとっては昨夜にあたる一夜、過去の世界であたしはある男に抱かれた。
その名はガウリイ=ガブリエフ。
しかしそれは、今隣にいる彼ではなく、あたしと出会う前の彼であったらしい。
もちろん出会う前の彼はあたしのことなど知らなく、
最初はガウリイの名や光の剣の事を知るあたしに警戒の色さえみせていた。
あたしは過去へ飛ばされる直後の記憶を失い、得体の知れない恐怖に苛まれ、
この日あったばかりの彼の部屋をパジャマ姿で夜遅く訪れて、
そのまま……半ばなりゆきのような形で身体を重ねてしまったのだった。
また思い出してしまった恥ずかしすぎる記憶を、あたしは慌ててぱたぱたと扇ぎ消す。
「顔真っ赤だぞ、リナ」
「ななな、何でもないわよっ。あーあのそう、あたし先にお風呂行って来るわね。
あのーほら、遺跡でかなり埃っぽくなっちゃったし」
聞かれてもいない事までまくし立て、あたしは逃げるようにその場を後にする。
とにかくちょっと落ち着こう……。あたしは風呂場のドアを後ろ手に閉め、ひとつため息をついた。
「な……なによこれ……」
とりあえず一人になって落ち着こうとしたはずだったあたしは、こう呟いていた。
あたしの肌の上には、全身にわたり、無数の口付けの跡が赤い華となって残っていた。
今朝、といっても遠い過去のことだが、宿を出る前に軽く湯を浴びた時には、
どこか意識がぼんやりしていたこともあり、気付かなかったのだ。
その色に、昨夜の濃密な行為が思い出され、あたしは身体の火照りを感じてしまう。
そして湯船の中、蘇ってくるのはこの赤い印を付けた男の肌や唇、指の感触……。
のぼせる前に急いで風呂から上がったあたしは、余計に落ち着かない気持ちになっていた。
あたしと入れ替わりにガウリイが風呂場へと消えていき、
一人残された部屋で、あたしはベッドに腰掛けていた。
身に纏っているのは昨夜着ていたものと同じデザインのパジャマ。
昨夜は一晩中抱かれていたせいで、ほとんど眠っていない。
その後遺跡を探索までしたというのに、なぜか眠気は全く無かった。
もう見慣れてしまった感のある部屋をぐるりと見回す。
今までと違うことといったら、ベッドの大きさくらいね……。
そう考えてしまってあたしはまた赤面する。
ガウリイが戻ってきたら、一緒にここで寝るのよね……。
二人用のこの部屋の中にはベッドはこのひとつだけだった。
今夜一部屋と決めたのはガウリイ。
「時々やけに強引なのよね……。いつもはとことんくらげなくせに。」
「誰が強引だって?」
「うひゃあっ!!ガウリイっ?な、なんでもないわよっ、こっちのこと」
至近距離で囁かれて飛び上がるあたし。
「ふ〜ん」
いつの間にか風呂から戻ってきたらしい。まったくこの男は。油断も隙も無い。
ばくばくと煩い鼓動を静めようと努めながら、
あたしは隣に座って髪を拭いているガウリイを眺めていた。
……きれいな髪よねー。男のくせして。
「ねえ、なんでいきなり同じ部屋なんかにしたの?」
ぼーっと眺めていたあたしは、疑問を思わず口にしていた。言ってしまってから恥ずかしくなる。
「いきなりなんかじゃないぞ。同じ部屋を取ったのは、リナを抱きたかったからだ。」
「だっ……」
「リナにはつい昨日の出来事でも、俺にはもう何年も我慢してきたことなんだ。
俺は今日リナを抱きたい。だから同じ部屋を取った」
あまりの直球な発言に、あたしはただ口をぱくぱくするだけだった。
「ということで」
「うわきゃあ!ちょっと『ということで』じゃないわよ、何押し倒してんのよ!」
あたしはそれこそいきなりの事に抗議しながら、
ぎしりと軋むベッドの上、のしかかっているガウリイを見上げていた。
「リナは嫌か?俺とするの」
真面目な顔して何聞いてくるかなこひつは……。聞いてるこっちが恥ずかしくなりつつ、
あたしはこう答えた
「す、するのって大体ねぇ、順番が違うんじゃない?順番が。
ふつー好きだの愛してるだのがあって、その……そーいうことに至るわけでしょ?
あたしはそーいう商売してるわけじゃないんだからっ」
「……前はそんなの無くてもしたじゃないか」
「う゛っ……そ、それはそーかもしんないけど。」
「俺はリナの事が好きだぞ。ずっと前から。だから好きな女を抱きたい。おかしくないだろ?」
どさくさまぎれのような告白にあたしはふいを突かれて固まってしまう。
「リナはどうなんだ?俺のこと嫌いか?」
「き、嫌いじゃないわよ……」
「じゃあ、好きか?俺とこういうことしたくないのか?」
耳元で囁かれてそのまま耳のふちを舌でなぞられる。
「はぁっ……やぁん」
「嫌なのか?」
再び耳元で囁かれながら、わき腹をガウリイの指が撫でていって、あたしは身を震わせてしまう。
昨夜、さんざん貪られた身体が敏感に反応してしまうのが自分でもわかった。
ガウリイにとっては大分前の事なのに、全て覚えているのだろうか。
あたしが弱い場所を確実に責めてくる気がした。
嫌なんかじゃない。これはむしろ以前から望んでいたことで、
昨夜の事だって、今目の前にいるガウリイへの想いが無かったら、あんなことにはならなかっただろう。
あたしは言葉で答える代わりに、ガウリイの首に腕を回し、自らガウリイの唇に口付けた。
数分後、お互い一糸纏わぬ姿になったあたし達は、シーツの上で絡み合っていた。
あたしの肌の上には、無数の赤い印。
「何年も前の自分のキスマークっていうのも、妙な感じだな」
そう言ってガウリイは、それを更に深く刻み付けるように、口付け、新たな印も増やしていく。
あたしの体中をガウリイの指が舌が唇が触れていく。触れていないところなどないくらいに。
「あっ……はぁん……ああ……」
そして、あたしは今日も彼のモノを体内へと受け入れていく……。
既にとろけてしまっているそこからもう痛みは生まれず、ただ快感が湧き出してきた。
押し込まれるそれを全て呑み込み、あたしの内側の襞が彼に絡み付いている。
繋がったそこからは、二つの脈動が感じられた。
「リナの中はやっぱり最高だな」
あたしを愛おしそうに抱きしめ動かないままでガウリイが言う。
そっか。ガウリイにとっては数年ぶりなのよね。
「……その……やっぱりつらかった?」
「ん?」
「その……あたしと……できなくて。」
言ってしまってから恥ずかしくなる。
「ああ。最近は特にな。目の前に一度その味を知った女がいて、
しかも、どんどんきれいになっていくんだ。つらいなんてもんじゃないぞ」
「味って……」
「リナの味は一度味わったら忘れられないからな」
「人をどっかの名産品みたいに。ちょっ……あぁん……急に、ん……動か、ないでっ……」
「久し、ぶり、だから、な。たっぷり、味あわせて、もらうぞ」
「待っ……あたし……昨日……さんざんっ……んむっ……ん、ん……ん……」」
口付けによって唇も塞がれ、喘ぎはくぐもったものになってしまう。
次第に深くなっていく口付けと下からの突き上げを受けながら、
あたしは両方から犯されているような感覚に陥っていった。
やがて唇が開放されると同時に、一層激しくなっていく律動に
あたしの唇からは恥ずかしげもない声がこぼれるのだった。
そしてまた、眩い光の波があたしを襲う。
でも、今度は忘れてしまった記憶が蘇ることなどなかった。
あるのは何も考えられない程の快感だけ。あたしはそれに身を委ねてやがて沈むに任せる。
そして新たな波を待ち受ける……。
しばらくすると、さっきまで室内を満たしていた、いくつかの淫猥な音が消え、
二人の乱れた吐息だけが耳に届いていた。
しかし、あたしの身体の内部では、彼の吐き出すものが激しく内壁を叩き響かせている。
昨夜、もう一人のガウリイに自ら望むようにしてそれと同じものを受け入れたことを、
あたしは思い出していた。
------------------------------------------------------------------------
あれも浮気っていうのかな……。別にそれまで、あたし達どうかなってたわけじゃないけど。
次の朝、ガウリイの腕の中で目覚めたあたしは一人考えていた。
「誰のこと考えてるんだ?」
いつの間に起きていたのか、あたしの傍らに横たわり、あたしの髪を撫でながらガウリイが言う。
「あの日……なぜあたしを抱いたの?」
ガウリイの問いには答えずに、あたしは自らも問いかけた。
「……それは、その……怒るなよ。」
髪を撫でる手を止め、ガウリイが言う。
「努力するわ」
「据え膳食わぬは男の……いてっ!お前さんスリッパなんていつの間に?」
「うっさいわね、乙女の企業秘密よ。ったく男って。
……まあ、そうよね。あの日出会ったばっかりだったんだし。」
「最初は正直、可愛くて心細そうなお前さんに付け入っちまったってとこはあったかもしれないな。
今更だがすまん」
「べ、別に謝ることはないわよ。あたしだってその……無理矢理されたわけじゃないんだし。
でもまさかよくあんな事してたわけじゃないでしょうね?」
スリッパを手にしながらジト目で言うあたし。
「人聞き悪いなあ。誰でもってわけじゃないぞ。リナは可愛かったしな。
それに女の子にあんな時間にあんな格好で訪問されることなんて、そうあることでもないしな」
「う……それは。でもあたしにとってはあなたは全く知らない人って認識じゃなかったし……。」
「でも、あれは男からしたらかなり誘ってるようなもんだぞ。」
「…………」
言われてみればそーかもしんない……とあたしは赤くなって沈黙するのみ。
「リナは後悔してるのか?あの時の事。」
「えっ?」
問われて初めて考える。後悔は……していない。それは確かだと思えた。
「……後悔はしてないわ。でもよくわからないの。」
正直にあたしは答えていた。
「わからないって何がだ?」
「最初はただ不安で、言われるまま忘れてしまいたくて……。
あなたがあたしのこと知らないっていうのはわかってたけど、
ああやっぱり同じあなたなんだって思えて安心したのも確かよ。
途中からは失った記憶を取り戻したくて、最後はただ気持ちよくて……」
余計な言ってしまってから気付いてあたしは赤面する。あたしってば何て事を……。
「気持ちよさそうだったもんな」
案の定、意地悪そうな笑みを浮かべてガウリイがこっちを見ている。
う……恥ずかしすぎる。あたしはガウリイの腕の中でくるりと反転し、ガウリイに背を向けた。
「あの時のリナは、ずっと誰かの事を考えているみたいだったな。
だから、惚れちまっても帰るお前さんを止められなかった。」
背後から、一転真面目なガウリイの声が聞こえてあたしははっとする。
「あ……。」
罪悪感があたしの胸を掠めた。確かにあたしはあの時、別のガウリイに抱かれながら、
今目の前にいるガウリイの事も考えていて……。
「じゃあどっちの俺がいいか確かめてみるか?」
起き上がり、あたしの上に覆いかぶさった体勢のガウリイが悪戯っぽい口調で言う。
「確かめる?……ってどこ触ってんのよっ。」
「どこってリナのおしり」
「おしりじゃなくって。ちょっと朝から何を……あ……ん。やぁ……ぅん」
あたしのおしりをさわさわと撫でていた手が、あたしを抱きすくめるように身体の下を通り、
横向きに寝ているあたしの前の方へまわって、脚の間へと潜り込んできたのだ。
左手は胸を掴み、やわやわと揉んできて、無防備にガウリイの前に晒されたあたしの左の耳には、
熱い吐息と共に舌がその表面を這っていた。
「っはぁ……がう、りぃ……やめ……あ……」
3箇所を執拗に攻められ、朝だというのにあたしは鼻にかかった吐息を漏らしてしまい、
あたしのアソコからは、早くもくちゅくちゅといやらしい音がしてきていた。
そしてあたしの太もものあたりには、何か硬いものが押し当てられている感触。
あ、やだ、これってガウリイの……。
気付いて赤面してる所へ体内へと指を埋め込まれて、あたしは首を仰け反らせ高い声をあげてしまった。
ふと目を開け、上を見るとあたしの表情をいかにも楽しそうに見ているガウリイと目が合う。
恥ずかしさと悔しさで血が上るが、更に指の数を増やされて、
あたしは気持ちよさに溺れてしまっていた。
こんな明るい中でこんなことをされて、それを見られている。
それを意識したあたしの身体は一層感じやすくなり、
体内を蠢く指に応えるようにそれを締め上げるのだった。
「んあっ……はう……」
あたしの吐息を伴ってずるりと指が引き抜かれたかと思うと、次の瞬間うつ伏せにされていた。
「ガウリイ?えっ……や……っは、くぅ……ん」
その状態のまま太もものあたりを持ち上げられ、ずぶずぶと後ろから彼が入ってきて、
あたしはうち震えながらそれを受け入れていく。
「はっあ……あ……ガウリイ……」
シーツに肘をつき、最後まで受け入れてあたしは彼の名前を呼んでいた。
彼はそれに応える代わりにいきなり激しく腰を打ち付けてくる。
悲鳴にも似たあたしの嬌声が肌の打ち付けあう音にあわせて部屋を満たしていく。
彼は片手であたしの腰を抱え、空いた手で揺れる乳房を更に揺さぶっていた。
その手は時折胸を離れ、あたしと彼の結合部近くの小さな芽を押し潰すように振動を与える。
絶頂はすぐにやってきて、あたしは抗う間もなくそれに呑み込まれていった。
いきなり激しくされてぐったりしたあたしを休ませることなく、
ガウリイは仰向けにすると、脚を開かせ今度はゆっくりと入ってきた。
「あ……ぅん……は……あ……」
あたしのほうも、ぼんやりした状態のまま、
うっとりとした表情でその感触を味わっていた。
そして全部呑み込まされた後、身体を繋がったまま抱き起こされて、
向かい合った形で彼の上に座らされる。
既に奥まで受け入れていたものが、自分の体重によって一層突き入れられて、
あたしはイッたばかりなのにもう切ない声をあげてしまっていた。
彼の胸にもたれかかり、快感に耐えるあたしの腕を、
ガウリイは自分の首へと回させると、自分はあたしの腰を掴んで揺さぶり始めた。
あたしはまた切なく啼き声をあげ、彼の胸に額を摺り寄せる。
朝の明るい日差しの中、やや俯き加減になったあたしの視界には、
ちょうどあたしたちが繋がっている所があって、
ぬちゅぬちゅといやらしい音に併せて、あたしの中から彼自身が出し入れされているのが見えた。
あ……やだ……。
あたしは恥ずかしさから目を逸らそうと思ったが、なぜか出来なかった。
前後左右、上下にと動かされ、繋がっているそこからは、
あたしの生み出す液体がどんどん溢れてきて、彼の動きによって泡だったようになっている。
ああ、もうだめ……。あたし、また……。
あたしがやっとそのいやらしい光景から目を逸らせたのは、
ガウリイの前に喉を晒し、高みへと昇りつめた時だった。
「やっぱりリナってやらしいのな」
なんとか通常の呼吸が戻ってきた頃、笑いを含んだ声でガウリイが言う。
「なっ……」
見ているところを見られていたらしい。
しかし、真実なだけにあたしは何も言い返せず、そっぽを向いて顔を赤らめるしかなかった。
「ほんとかわいいな、リナは。」
そう言ってガウリイはあたしの腰を持ち上げ始める。
「あぁ……んふ……ぅ。は。あ……」
太いものが抜かれていき、内側をこそがれる感触にあたしは吐息をもらす。
あたしの中からはそれが入っていたとは信じられないほどの大きさのものが、
愛液を掻き出しながら姿を現してくる。
……これがあたしの中に?
目の端でそれを見てしまったあたしは、半ば信じられない思いでそれを見つめていた。
全て体内より引き抜かれ、しかし腰を浮かされた状態でガウリイがこう言う。
「リナ自分で入れてみて」
「え……?」
「ほら、俺両手が使えないから。リナが俺のを自分の所にさ」
「だって、そんな……」
「簡単だって。ただ誘導するだけでいいんだ。後は俺がやるから。」
そう言ってあたしの胸へと口付け、その先に吸い付いてくるガウリイ。
何度も両方の胸の先をかわるがわる吸い付いては舌で転がされるうちに、
あたしは股の内側を新たな蜜が伝っていくのを感じていた。
「あ……はあ……ガウリイ……あたし……」
ついに耐え切れなくなったあたしは、潤んだ目でガウリイに訴えかける。
それを見たガウリイは、一度あたしを自分の膝へと下ろし、
あたしの手を取って、自分自身の裏側に手を沿わせるように誘う。
愛液によってぬるぬるになってしまっているそれは、
手を這わせるとびくびくと脈動が感じられた。
「いくぞ」
あたしの腰を持ち上げ、ガウリイが言う。
「……あ、うん。」
あたしは根元から先端へと手を滑らせ、下ろされてくる自分の大事な部分にあてがっていく。
「ぅん……ここ……」
あてがっただけでそれは、既にその先端をあたしの内部へ沈めようとしていた。
そしてもうそれだけであたしはふるりと微かに身を震わせてしまう。
「そのまま添えてて」
そう言うとガウリイはゆっくりとあたしの身体を下ろしていく。
あたしは手のひらと膣と視覚とで、彼の侵入を感じていた。
手のひらを、ぬめり脈打つ自分ではないものが滑っていき、
あたしの体内へと呑み込まれていく。
その光景はいやらしくもあり、不思議でもあった。
こんなのが入っちゃうなんて……しかもこんなに気持ちいい……。
自分の内側で自分ではない鼓動を感じながら、あたしは考えていた。
「リナも気持ちいいみたいだな」
ゆっくりと円を描くようにあたしの腰を揺さぶりながらガウリイが言う。
「うん……きもち……いい……」
「急に素直になったな」
「ん……しら……ない……は……あ……」
いつしか熱に浮かされたように、あたしは自分で腰を振っていた。
代わりにガウリイはあたしの胸を、背を唇を愛撫していく。
「あっ、あっ、あっ……がうりぃっっっ……」
ガウリイに首筋を吸われ、胸の先を摘まれ、背中の弱い所をなぞられて、
あたしは彼の名を呼び、自ら昇りつめた。
背を反らせ、自分の中のものをぎちぎちと締め付ける。
同時に身体の奥で熱いものが弾けるのをあたしは感じて、一層背筋を粟立たせるのだった。
「まさかリナから動いてくれるなんてな。すごく色っぽかったぞ」
あたしを抱きしめ、髪をやさしく撫でながらガウリイが囁く。
今更ながら、恥ずかしくて堪らなくなったあたしは、何も答えられなかった。
---------------------------------------------------------------------------------
「ねえ、あの日、あたしを抱かなかったら、自称保護者のままだった?」
宿を後にし、次の目的地へと街道を進みながら、あたしは隣を歩くガウリイに尋ねた。
「それはないな」
「そう……なの?」
あっさり答えが返ってきて少し面食らうあたし。
「逆にあれがなかったら、もっと早く自称保護者から卒業してたかもな。」
「そうなんだ……」
あたしはどこかほっとしたような、今までの数年を考えるとくすぐったいような気持ちになっていて、
「元々自称保護者っていうのも、そういうことだったしな」
いつの間にか少し先を歩いていたガウリイが、
ぽつりと呟いた言葉があたしの耳に届くことはなかった。
おわり
キタ━━━━(*゜∀゜)━━━━━━!!
ああっ。たまらん!
ありがとう!神様ありがとう!
エエもん見させていただきました
嬉しいーー!!
GJでございます!
あう…たまらん……(*´Д`)ハァハァ
ガウリイ容赦ねぇ…w 我慢してただろうからなぁ。
原作の二人っぽくてイイです。ありがとうございますGJ!!
あうあう可愛いよリナ…!
押しの強いガウリイはいいなあ。GJGJ!!
達人技だなぁ
構成の妙味にGJ!
614 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 13:45:09 ID:WijlxjgC
最近、ココレベル高くて感動!!
ほしゅ
神々は休養中なのかな(´・ω・`)
期待保守。
617 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 21:08:31 ID:qv5UPecj
次なる神を待ちあげ
前に引き続き、中年のガウリナキボン
619 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 23:52:45 ID:deyHRzBc
久しぶりにゼルアメが見たいとか言ってみる
620 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 01:55:59 ID:ruSSpuGa
それが純愛モノだとなおうれしい
621 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 02:39:58 ID:M3rufXMl
もうすぐ神無月、神が居なくなります
出雲(だっけ?)の国に集まった神がそこから投下してくれれば無問題。
質問。
パソコンから見た時に、横は何文字までが読みやすいんだろう。
そんな事言われたら全角数字1から0まで連続で並べたくなっちゃうじゃないか
ありがd。(´・ω・`)改行入れるタイミングがよく分からなかったんだ
ガウリナのゆる甘ぬるめエッチものがあったから投下しようかと思ったんだが
出先から携帯に打ち込んだものなので改行メチャクチャ(;´Д`)
半端なとこで止まってるので書き上げたら投下してみる。
>>629 待ってます!
神待ち間にミニショートのガウリナなんぞを
アトラスの魔道士より
デイミアの家に乗り込んだまではよかったものの、
床に開いた穴から地下へと落とされたあたしとガウリイは、
その巨大な地下の魔法陣の影響で、浮遊の術も使えないまま、
下に広がる暗い水の中へ吸い込まれていった
気がつくとどうしてかみょーにあったかかった
確かあたし水に落ちたはずよねー
そんな事を考えてたら今度はなんだかあちこちきもちいい
「ガウリイ?!なにしてんのよ!」
「何ってこういう時は裸であたためあうもんだろ?」
ガウリイは人が気を失っている隙に着ている物を脱がせてあたしの上に乗っかっちゃっていたのだ
そのうえ手がややこしい所を触ったりなんぞしている
絶対下心ありまくりの動作に、最初こそ抗議と抵抗していたあたしだったが、
魔法もまともに使えないこんな場所ではそれらも時と共にむなしくならざるをえなかった
合掌
風邪ひきのおいらにガウリナを!
さっきブコフでスレイヤーズ(コミクス)立ち読みしてきた(;´Д`)ハァハァ
ガウリナ萌え最発火(;´Д`)ハァハァ
ゼロリナも良いねぇ(;´Д`)ハァハァ
ゼルアメも好きだけど(;´Д`)ハァハァ
(結局は何でも良いのか)
ちょっくらネタでも練ってくるか……
神不在のようなのでぬるめのヤツ投下します
改行おかしいかもしれん
++++++
「あ………っ」
漏れそうになる声を唇に手の甲をあてて押さえる。
右の手指はズボンの中に潜り込み、下着の上から脚のつけ根をいじっ
ていた。
触れるその場所は、汗ではない体液で薄い布地を湿らせ、指を濡ら
している。
「………くぅ……んッ」
押さえても押さえても、喉の奥で鳴る声は自分のものではないよう
に感じる。
薄靄のかかった思考の隅で、冷静に今の状況を観察している自分が
いた。
いつもの旅路。
その中でいつもと違ったのは、足元が崩れたことだ。
山奥深くで道に迷うことは今までにも何度かあった。
気が付けば足場の弱い場所だったようで、ガウリイにオチャメに攻
撃魔法のプレゼントをした瞬間、足元が崩れたのだ。
山の斜面が崩れて土砂と一緒に転がり落ち、その先にあった崖から
真ッ逆さま。
さほど高さがなかったのと、盗賊から頂いたお宝さんの入った荷物
が下敷になったから怪我はしなかったけれど。
あとで選り分けようと思っていた薬瓶がひとつ、割れてしまった。
あたしの横で、ガウリイは大きな岩の下敷になっていた。
さすが、ガウリイ。
といったところだろうか。
大人の男が二抱えするほどの岩の下敷になっても、命に別状はない。
まあ、怪我はしているけど。
宿に入り治癒をかける。
直撃をうけた背中が痛いというので、鎧を外し、上着も脱がせた。
傷口が汚れている時に治癒をかけると、バイキンが増殖してしまう
ため、濡れた布で素肌を拭いてから治癒をかけた。
「リナ?」
呪文を唱えている時に声をかけないで欲しい。
「熱でもあるのか?」
確かに。宿に帰ってきたあたりから、体が火照り動悸がする。
ガウリイは首だけ動かして、背中に手をあて呪文を唱えるあたしの
様子を伺っている。
「気のせいよ。はい、治療は終り」
ポン、とガウリイの背を叩いて立ち上がった。
「あっ、おい。リナ!」
あたしはガウリイの呼び止める声を無視してドアを開ける。
そしてそのまま自分の部屋へ飛込んだ。
それで冒頭に戻るわけである。
どうやら崖下に落ちた時、割れた瓶に入っていた薬品は媚薬の類だっ
たらしい。
気が付いたのは、ガウリイの治癒を終えた時だ。
何の裏もなく触れた彼の背中。
掌で軽く触れただけにも関わらず、触れた熱にあたしの体は反応し
た。
嘘でしょ?たったアレだけで。
戸惑う想いも押し退けて、勝ったのは体の欲求。
あたしは自分で、そういう欲求はないのだと思っていた。
だからというかなんというか…実は自分でイタしたこともない。
そういう知識は最低限あるつもりだったけど、いざその欲求が体に
起こるとワケがわからない。
今あたしの中に篭っている熱が、ソレであるのだと気付いたのも、
指先が股間へと伸びてからだった。
部屋に入って、ベッドに身を投げ出したその後で、彼に触れた掌を
自分の唇へあてた。
あの逞しい背中に爪を立ててみたい。
思い切りすがりついて、体温と彼の匂いを感じてみたい。
ふとよぎった思考。深く考えもせずに、自分の体を強く抱き締めた。
ピクリと体が反応する。
体を動かした拍子に、擦れてしまった股間が熱くなっているのに気
付く。
恐る恐る手を伸ばして、その場所に触れた。
ズボン越しに触れたそこは、体温が上がっていることを伝えている。
もどかしく切ない感触に体と心が震え、自分が欲情しているのだと
知った。
ズボンの上から軽く触れていただけの指は、やがて大胆な動きに変
わる。
さすがに直に触れる勇気はなく、ズボンと下着の間の狭い空間で拙
い動きを繰り返した。
「ぁ……あぁ」
彼に対して好意を持っていることは事実だったけれど、こういう対
象としての好意を持ってしまったことに、堪らない羞恥を感じる。
おひさまのように微笑うガウリイを、あたしは今、妄想の中で汚し
てしまっているのだ。
あの太い指が触れたのなら、いったいどういう気分だろう?
いつもおひさまのように微笑う唇が、あたしの肌を這ったのならど
ういう心地がするのだろうか。
「……あ。…ぃ…………がうり」
「おう」
「はぇ?」
「ぎぃゃああああああぁぁぁぁぁぁーーーッ!!」
「うわっ!こら、リナっ落ち着け!!」
「むぐぅっ」
ななななななななななんでガウリイが目の前にいるのよーっ!
突然目の前に現れたガウリイに、あたしはパニくった。
大声を出したあたしの口を、こともあろうに彼は彼自身の唇で塞い
でしまった。
うぎゃー!舌っ舌がッ!!
「む……ふ、ん…んんっ」
ガウリイの舌があたしの口内で動き回る。天井のあたりを舐められ
て体が跳ねる。
だめ。もうなにも考えられない。
ガウリイがどうしてここに居るのか、どうしてあたしに口付けてい
るのか。
もうなにも考えたくない。
「リナ」
僅かに唇を離して彼があたしの名を呼ぶ。そしてまたすぐに唇を重
ねられた。
いつもと違う声。いつもよりも熱く低い声。
いつもどこか余裕を持った彼の態度が崩れている。熱く、せっぱ詰
まったような気配に、あたしの体は熱をあげた。
「………ん」
吸われ、舐められ、甘噛みされる舌。
あたしも堪らなくなって、拙い動きを返した。
すがり場所を求めた腕は、ガウリイの首に回す。そうすると、キツ
く抱き締められた。
薄目を開けてガウリイを見れば、嬉しそうに見つめる青の瞳にぶつかった。
「リナ、リナ、リナ………好きだ」
嬉しそうに細められた瞳。告げられた言葉に頬が熱くなる。
「抱きたい。抱いてもいいか?」
あたしからは恥ずかしすぎて言葉には出来ない。
直球な要求に、あたしから口付けることで答えを返した。
軽く音がする戯れるようなキスを繰り返す。
緊張も戸惑いも、強い羞恥さえも歓びに変わってしまう。
ガウリイの指は優しく髪を撫で、頬を撫でる。頬を辿っていた指先
はそのまま下へと降りて、服を乱れさせた。
乱れた上着の合わせ目から大きな掌が肌を伝い、侵入する。
「……っ」
あたしは必死で息を殺す。こわばったあたしに小さく苦笑して、侵
入を進める掌はそのままに、優しく額にキスをくれた。
ガウリイの掌が、あたしの小降りな胸に達する。
「やわらかい…」
「…………どうせ大きい方がいいなーとか思ってんでしょ」
嬉しそうな声が恥ずかしくて、ついついいらない台詞を吐いてしま
う。
わざと怒ったような声音を出して、彼が言う。
「そんなこと言うヤツは、オシオキするか?」
「ひゃぅッ!」
強い衝撃。ガウリイが胸の先を擦ったのだと気がつけぬまま、声を
上げた。
「あっ!や…やだ、なに………ひあぁっ」
「やっぱりリナは感じやすいんだ?」
耳元を熱く湿ったものが這う感触に、さらに高い声が溢れる。
唇は鎖骨のあたりで強く吸い付き、下へと降りていく。
すでに上着は完全にはだけてしまっている。
先端を擦っていた指は、乳房を揉みしだきながら気まぐれに乳首に
触れる。
反対側の胸には熱い唇がたどり着き、先端に吸い付いた。
甘くてもどかしい。
切なくて堪らない。
この熱い感じこそが快楽なのだろう。
初めて感じるその感情は、あたしの脳をとろけさせた。
あたしにもガウリイが移ったのかもしれない。だって、なにも考え
られない。脳みそが溶けてヨーグルトみたいにドロドロになっている。
「あ…………ふぁっああ、あ、ん。がう…ぃ」
「リナ、かわいい」
「やぁっ、あん…んんっ」
ズルリと下の着衣を全て取り払われてしまった。
熱くなった場所が、外気に触れてヒヤリとした。
「す…げぇ。ぐしょぐしょになってる」
「言わないでよ、馬鹿っ」
脚のつけ根は溢れた体液でグッショリと濡れている。何も言葉にし
なくてもいいのに、意識的か無意識か、ガウリイはあたしの羞恥を
あおっては追い上げていく。
薄暗い室内でさえも、彼の目にはハッキリとその場所が見えている
のだろう。
とりあえずここまで( ´・ω・)
ぬるくてスマソ。
また後で続き投下しにくる。
他カプ期待してた人はマジゴメソorz
゚+.(・∀・)゚+.゚神キタ!
神キター!!!
モエモエモエモエー----
ここのところガウリナ熱再燃でやばかったから
かなり萌えた。つづき期待してますー!
待てません!!
(*´д`*)ハァハァハァハァハァハァハァハァ
647 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 23:55:36 ID:3rPQTf0e
後、ってんな殺生なぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!
はうはうはう。。そんなトコロで止めるなんていけずぅ。
神よ続き待ってます。
あぁぁぁぁ、寸止め放置プレイっすかぁぁぁぁ
少しでもガウリイの視線から逃れたくて、自分の腕を交差させて顔
を覆う。
そうすることは裸の胸や下半身を晒け出すことだと分かっている。
快楽に歪み紅潮した顔を見られるよりもマシだと思った。
それに恥ずかしくてガウリイの顔を見られないのだ。
感じる視線を意識の外へと追いやってしまえば、素直に身を委ねる
ことも出来るだろう。
「く…ぁっ」
視線から逃げたあたしを嘲笑うように、無防備に晒した裸体をガウ
リイが撫ぜる。
敏感な場所を避けるように触れるか触れないかのもどかしい力。
擽ったいはずのそれでさえもビクリと体が反応してしまうのは薬の
せいなのだと自分自身に言い聞かせた。
「強情」
ガウリイは呟くように言って
「やっぱりリナはリナだな」
と笑った。
弱い力で触れていた指が徐々に強くなり、下腹部へ向かう。
緊張と恐怖と期待に、あたしは背中をヒクつかせた。
「っ」
ぐいっと膝を持ち上げられて息が詰まる。
濡れたその場所に熱い視線が突き刺さる。
息がかかるほどの近さにガウリイが頭を寄せた。
「ひゃぅ………っ…あ…ぁッ!」
思わず高い声を上げて身をよじる。
「ああッあ、あ、あ…ぅ」
しっかりと捕まれた下半身は動かせずに、上半身だけが逃げを打つ。
敏感な尖りをガウリイが吸っているのだと気付いたのは、強い刺激
にたまらず見下ろした時だった。
「ゃああああぁぁっ!」
ふざけてちゅうちゅうと音を立てながら敏感な芽に吸い付くガウリ
イ。
「いやだ、やめろ」の台詞も言えないままに、ロクに動かせない身
をよじって単語にすらならない声を上げた。
くちゅ…ちゅっ
ぢゅっ、ちゅる。
音を立てて吸い付きながら、時折尖らせた舌を使って潰すように
唾液と愛液で濡れた芽をいじる。
あたしの脚をしっかりと固定していた彼の腕は、いつの間にか外さ
れて指や掌が脚のつけ根をさ迷う。
下半身だけが別の生き物のようにビクビクと波打った。
ふ…っ
吐息がかかって、あたしの股間に顔を寄せたままのガウリイが微笑
む気配がした。
「我慢するなよ」
そこで喋るんじゃない!
「どんどん溢れてくる」
言わんでいいっ!
反射的にスリッパを探して手が動くが、濡れた場所に指を差し入れ
られて、シーツを掴むだけで終った。
「くぅ…っ」
「さすがにキツイなあ…。痛いか?」
初めて感じる圧迫感。ツラいものはあるけどまだそんなに痛くない。
言葉で伝えようとしても、うまく息が出来ない状態では、うめくよ
うな声しか出せなかった。
フルフルと軽く首を振って、大丈夫だと示す。
ゆっくりと進む指の感触が体内にあるのが分かる。
「!」
ある一点でガウリイの侵入が止まった。
先程よりも違和感を強く感じる。
「リナ、ちょっと痛いかもしれん」
股間から顔を離し、まともに呼吸の出来ないあたしのこめかみあた
りに優しくキスをする。緊張に強張っていた体から、余計な力が抜
けて少しだけ違和感が薄くなったようだった。
止まった場所は、あたしの体内の中で狭くなっている場所らしい。
顔中に軽いキスと、侵入している手とは逆の掌で頭を撫でられた。
そして優しく、強く指が奥を目指す。
「……………はぁ」
一番奥にたどり着いた指に、溜め息が漏れる。
入り口あたりに違和感はあるものの、中の道に逆らわず差し入れら
れた指は、不思議と体に馴染んでいる。
爆睡してたよママン(ノД`)アチャー
半端なところですが、また後程
エロって切るトコ難しい…orz
米dです。寸止め投下で申し訳ないですがコメントむちゃくちゃ嬉しいです。
リアルタイムキタ!
アアン神の焦らしプレイ(;´Д`)ハァハァ
待ってます!
続きキタッ
今度は指入れたままで一時停止ですかーーーっ?!
ある意味エロイっす
くちゅりと音を立て、ゆるやかに指が抜き差しされる。そのリズム
にあわせて、あたしの唇から甘いあえぎが溢れた。
「ん……っ、んぁっああ、あ…ゃぅ」
「リナ、かわいい…。もっと感じて」
「や…がうり……がうりぃっ」
いつの間にか増やされた指が、バラバラに動いているのを感じる。
嬉し気に目を細めたガウリイが、何度も何度も顔中にキスの雨を降
らせた。
激しい指の動きとは裏腹に、優しく甘い彼の表情に堪らなくなる。
思うように動かせない腕をガウリイの首へと回し、必死でしがみつ
いて何度も名前を呼んだ。
押し寄せる感じたことのない感覚。
喉がヒクつき、背がしなった。
何かが押し寄せてくる………っ
「あぁ…ぅ………ッ!」
ビクビクと体が跳ねた。張り詰めていた力が抜けて、四肢を投げ出
した。
ちゅっと音を立てて、ガウリイとキスをする。いつもより優しく髪
を撫でられた。
撫でられる感触が心地良くて、あたしはスリスリとガウリイに擦り
寄った。
「……あ。」
ガウリイの胸元に擦り寄ったあたしは、ふと気付く。
「ん?」
「ずるい」
「どうした?」
「あたしばっか、脱がされて。あんたは何でもないなんてズルイ」
頬にあたるガウリイの服の感触に、あたしは不機嫌な声を上げた。
あたしの体を隠す布地はない。先程の行為で汗ばみ、髪も乱れてい
るというのに、その行為を施したガウリイには乱れた様子もない。
「不公平だわ」
確かにガウリイの瞳の奥には、いつもとは違う熱が灯っている。
それはあたしにも分かるのだけど…。
「うわっ」
なんだかムシャクシャしてきて、まとわりつくガウリイの腕を押し
のけ彼を押し倒した。
「リナ…?」
「ムカツクわ。あたしばっかり、あんな恥ずかしいことされるのは」
「おい、ちょ…っなにやって……うわぁっ!」
勢いに任せて、ガウリイの服をひん剥いた。
慌てて身を起こすガウリイ。丁度良いとばかりに、たくし上げた彼
の上着を抜き取る。
ぐぁああああああああ!!!!!!!!!!
ここで止めですかそうですか(;´Д`)ハァハァフンフンソウソウ脱がすの?襲うの?
ネ申よ・・・・・・妄想が膨らみすぎてもどかしいよ・・・il|li_| ̄|○il|li シクシク
ああああ神の焦らしプレイにもうクラクラ(;´Д`)ハァハァ
毎度毎度なんてところで焦らすんですかー!!
禿萌えしながらお待ちしてます。
「ん…っ」
ジタジタとあたしの下で慌てているガウリイの首筋に口付けた。
ピクリと唇で触れた肌が反応し、ガウリイの動きがおとなしくなる。
静かになった彼に気を良くして、彼の首を舐め上げる。
ちぅ、と音を立てて吸いつけば、うっすらと肌に赤い花が咲いた。
「リナ」
喉仏に唇を這わせれば、ガウリイが低くあたしの名を呼んだ。
直接伝わる声の振動に、触れた唇が甘く痺れる。
「くすぐったい」
ガウリイは少しだけ余裕を取り戻したらしい。笑いながら、あたし
の髪を撫でる。
あたしは知らん顔をしてガウリイの肌を吸う。
余裕のある表情が腹立たしい。
あたしの耳元を擽りだした悪戯な指から逃げるように、触れる場所
を下へと変える。
恐る恐る掌を這わせれば、指先にガウリイの胸の飾りが触れた。
男の人でも何か感じるのだろうか。
ガウリイの反応が知りたくて、少し強めに爪を立てた。
「…………っ」
息を飲む気配がしてガウリイを見上げる。眉間を軽く寄せた彼の瞳
と視線が交わる。
ゾクリとなにかが背筋を駆け抜けた。
熱い視線にゾクゾクする。
彼が乱れる様を見てみたいと、あたしの中で欲望が溢れそうになっ
ている。
「……り、な」
ガウリイの息が少しずつ乱れはじめている、その事実がたまらない。
期待と困惑の入り混じった彼の視線が心地良い。
爪を立てたその場所を慰めるように、たっぷりと唾液を乗せた舌で
触れる。
くちゅくちゅ、ちうちうとワザとらしく音を立てる。
掌はガウリイの肌をたどって下へと向かわせた。固く引き締まった
筋肉の感触を掌で感じながら。
「…ん」
腹筋を撫で、臍のあたりを擽る。ガウリイの胸に吸い付いていた唇
も少しずつ下へ下へと移動させた。
「……………っ」
ピクリと今までよりも大きくガウリイが反応する。
「うわ…っ…すご………」
掌で確かめた彼のその場所は、熱く固くなっている。
他の人のものを見たことがあるわけでも、彼の平常時を知っている
わけではなかったけれど。確かにそこは熱く大きく反応を示してい
ることが分かる。
初めて目にするガウリイの性器は、あたしの体には大きすぎるよう
な気がする。
うにゅ…。女は度胸!ここで引いたらあたしじゃない!
……………でも痛いのはヤだなあ。
などと躊躇っていると
「リナ、無理はすんなよ」
「ムッ。無理なんかじゃないわ」
そのまま勢いで答える。
「このままだと流石に俺もヤバいんだけど」
「わ…わかってるわよ」
パンパンに膨れ上がったように見えるソコは、期待に震えているよ
うだ。あたしの掌の中で、強く脈打っていた。
さすがにイキナリ自分の体内に導くことは躊躇われて、まずは唇を
寄せた。
「………は…ぁ…っ」
ガウリイの唇から熱い吐息が漏れる。口腔いっぱいにくわえこんで、
苦しい。喉奥までくわえ込んでも、まだ入りきらぬ彼自身に生理的
な涙が浮かんだ。
ムッと蒸せ返るような雄の匂いに、慣れることもあるのだろうかと頭の隅で思う。
どうにかして苦しさを逃がそうと、もごもごと舌を動かした。
「く………ぁっ」
動かした舌が、たまたまガウリイのポイントをかすめたらしい。
「りな…り………な……………」
「んー…んっ、ぅんん。はふ」
ガウリイの反応が少しでも強く返ってくる場所を重点的に攻める。
巧く動かすことが出来ないのは分かりきっている。だけど少しでも
ガウリイが乱れさせたかった。
彼を攻めることで自分自身も高ぶってきていた。
閉じた脚がいやらしく、モジモジと動いてしまう。尖りきった乳首
をガウリイの脚にこすりつける。
「!」
ズルリと口腔から性器が抜ける。
ガウリイがあたしの頭を引き離したのだ。
「すまん、リナ。我慢できない」
そのまま引き上げられて、唇同士が重なった。
続きキターア!!
熱くぬめったガウリイの舌が侵入する。あたしの舌を追い掛けて吸
いつき、甘く歯を立てられた。
「ん…っん、ん」
拙いながらも、あたしも舌先の愛撫を返した。
「ぅんんんんッ!」
交す口付けに夢中になっていると、スルリとお尻を撫でられ、その
奥へと指が入り込む。
あたしの股間は今までの行為でぐっしょりと濡れていて、どんどん
と与えられる新しい刺激に泉の潤いが増していく。
「ぁ…はあッ」
「くぅ…っ、キツ…………」
ぐいっと腰を引き寄せられたかと思うと、強い力でガウリイが腰を
突き出した。
ズブ、ズブリと嫌な圧迫感を伴い挿入される。
痛みと圧迫感と、熱に体が痺れる。
「ああ…っ、はいってる。がぅ…り………ぃる」
あたしは、うわ言のように単語を繰り返すしか出来ない。
「ああッ」
じゅぶ、ジュ、ぢゅちゅ…ぢゅくっ
最初はゆっくりと、慣らすようにガウリイが動く。
一番奥で腰を回されると、肉壁と肉茎が強く擦れて堪らなく気持良
かった。
だらしなく涎を垂らしながら、あたしは高く鳴く。
「は…いって、る…よ……ぅ。がうりいの…あっあぁッ、ぅん」
「リナ…すっげーキモチイイ」
「ひゃぅあ、あ、きもちぃ…も…もっとォ…………っきゃぅッ!」
強くしがみついて、もっと、もっととねだるとギュウっと抱き締め
られた。
ゆるく甘く切ない動きから、早く強く確かな動きへと変わる。
はしたないと思う理性はぶっ飛んで、自分からガウリイの腰へ脚を
絡める。
突き上げられ、押し寄せる感覚に泣きそうなほど切ない感じが襲う。
「りな、りな…悪ィ………俺、も…限界かも」
「あぅッ」
ガウリイの動きが、駆け昇るように早く確実なものに変わった。
追いあげるように、ガウリイの指が性器の繋ぎ目をいじる。
繋ぎ目の上にある、あたしの肉芽を摘みこねまわされる刺激に涙が
溢れてくる。
頬を伝う涙をガウリイが舐め取り、口付けられた。あたしの顔は、
涙と涎とガウリイの唾液と二人分の汗でぐちゃぐちゃになってしまっ
ていた。
「あぁぅッ」
抱擁がキツくなり、胸がガウリイの大きな体に押し潰される。
「ふ、ひゃあああぁッん、あ、あ…ああああっ!」
グイグイと強く奥を突かれて悲鳴のような嬌声を放つ。
体の中でビクビク脈打つものが、熱い何かを吐き出している。
ああ、ガウリイがいる。
中にガウリイが…。
叩き付けられる激情に、あたしの意識を真っ白な悦楽の海へ投げ出
した。
「………リナ」
「ん…」
髪を撫でる馴染んだ感覚に目を醒ますと、愛しげに細められたガウ
リイの瞳とぶつかった。
「大丈夫か?スマン、無理させたな」
「だいじょーぶよ…たぶん。今は動けないけど」
撫でる掌が心地良くて瞼が重いからだろうか。思ったほど照れは感
じない。今は甘いダルさが体を支配していて、頭が回っていないか
らだろう。
「保護者じゃなかったの」
「ん」
「アンタ、子供だと思ってる相手に手を出す趣味でもあったの?」
あたしの言葉に、一瞬だけ目を丸くして次の瞬間に笑い出した。
「まさか」
あっけなく返された否定の言葉。
「保護者ってのはさ、まあ…最初は子供に対してだったのは否定し
ないけどな。今は違う」
「どう違うってのよ」
「知りたい?」
「あたりまえでしょ」
笑って、あたしの耳元に唇を寄せる。低く甘い声で囁くように言う。
「大事な女性は守りたいって思うもんさ」
言って、いつものように朗らかな声音に戻って「俺も男だからな」
と笑った。
今回はこれで終りです
半端な長さでの投下すみませんでしたorz
頂いたコメント励みに、また来まつ(`・ω・´)
乙!萌えますた!
次回作も蝶期待しています、また来て下さい。
この時間まで起きててよかった…!
萌えました。GJでした。
またいらしてください。待ってます。
ブラボー感涙っす!!!
うわ、ガウリイ超カコイイ!
負けず劣らずリナもカコイイw
GJです!
はぁ……ゼルアメ書いてるけど、ダメポ。
漏れのSSって致すまでの前置きテラナガス。
脳内にネ申が降臨するまで、ちょっと逝ってくる
∧_∧ < か〜みよ来い!
(∩ ⌒ヽノ
\ _⊃ ババッ!!
∪ Σ
≡| ̄ ̄ ̄ ̄|
>>679 前置き長いのも何作もあるしガンガレ
>>680 d。
どうしてもシチュに拘りたくなって…まだちゅーもしてないのに6kb超えてる('A`)
間違えた。8kb超えだった。
がんがって書いてくる。投下できる出来になったら投下しに来るね。ノシ
ガンガレ!
ちょおガンガレ!!!!!!!!!!
お久し振りの◆U7FfGx90a2でございます。
ガウリナ神が続々と降臨されているので、ここらでちょっとゼルアメなどを、と思い
無い脳みそをひねり出して弱音を吐きつつ(>679)無事書き上げたですよ(つД`)
励ましのレスアリガトウでしたw
前置きがあまりにも長すぎたため、ざっくりカットしてみたけどそれでもまぁ長い事。
先に注意書きしときますね。
17レス分あります。純愛っぽいゼルアメなので、エチーはぬるめ。
長ったらしく場所とってしまいますが、お気に召さなければヌルーしてくださいね。
デハ↓ここから。
「ひぃっく……」
ソファに腰掛け、1人泣きじゃくるわたし。隣には、困り果てた表情のゼルガディスさん。
ここは殺風景なむき出しの岩肌に囲まれた、簡素なリビング風の部屋。
「そんなに泣くな、アメリア……」
ぽつり、と彼が、声を漏らす。
わたしとゼルガディスさん、リナさん、ガウリイさんの4人は、とある洞窟へ来ていた。
ここはかつて人間と魔物の融合などの研究をしていた魔道士が居住していた場所らしい。
でも、その魔道士は自らが作り上げた人と魔物のキメラや、魔物同士を掛け合わせたキメラに殺され、この洞窟は近隣
の小さな村で語り継がれるのみとなっていたようだった。
セイルーンで巫女としての執務をこなしていたある日、酒場に訪れた冒険者から話を聞いた警備兵が、もしそのキメラ
達が村を襲いでもしたら、と視察隊を派遣して欲しいとの嘆願書を出してきた。
その話を聞いたわたしは真っ先にゼルガディスさんを思い浮かべた。
キメラの研究をしていたなら、彼の体を元に戻す手がかりもあるかもしれない、と。
そこで方々に手を回し、彼ら3人を集め共にこの洞窟を訪れることに。
でも、この洞窟に残されていたものは、人命を弄んだ、憐れな魔道士の成れの果て。
自らが作り出したキメラ達に襲われ、弄ばれ、挙句ギリギリ殺さずの状態でそのドアの奥に閉じ込められていたと言う。
動けなくなった魔道士の目の前で全てのキメラ達は、あるいは砂となり、あるいは泥となり、原型を留めずに朽ち果てて
いったと。
そして、何年を経たか判らない今、前に現れたリナさん達に、命を絶ってくれ、と懇願してきた……。
わたしはリナさんから止められ、ガウリイさんと共に待機していたのでその場面は見ていないけど。
かなり来るものがあったんだろう。
対面したソファに座ったリナさんの表情は、いつもの生命力が溢れんばかりの生き生きした表情ではなく、暗く沈んでいた
。
「前にもこんな事があったわ……。あの時も、こんな嫌な気分になった」
ぽつり、とリナさんが言う。わたしと出会う前の話だろう、聞いた事が無いから。
ガウリイさんは何も言わず、ただリナさんの頭を引き寄せ、撫でていた。
「キメラなんてものを作り出す事がどれ程愚かなのか、それを我が身で十二分に感じただろうさ。
結果人に殺してもらわねばならない、惨めな話だ」
その声を聞いて、はっ、とゼルガディスさんを見る。
「あ……ごめんなさい…………わたし……」
元に戻す方法すら見付からず、挙句嫌な気持ちにさせてしまう結果になるなんて。
余計なこと、考えなければ良かった。
視界がぼやける。泣きたいわけじゃないのに、目頭が熱くなって涙が浮かんできた。
「おいおい、アメリア泣くな」
ゼルガディスさんが困ったような声で言う。
でも、わたしは申し訳なくて、情けなくて。浅はかな考えだった自分が、馬鹿のようで。
「別にまぁ、またのんびり探すだけであってだな、お前が自分を責める必要なんか……」
「あれ?」
空気を割って、呑気な声がガウリイさんから発せられる。
「どうした?」
「ひぃっ……く?」
「リナ、寝ちまった」
がくっ、とゼルガディスさんが項垂れる。
「精神的にきちまったんだろうなぁ。こういった事にはメンタル面、弱いからな、こいつ。
確か寝室あったよな?ちょっくら寝かせてくるわ」
ひょいっ、とリナさんの小柄な体を抱きかかえ、軽快に移動するガウリイさん。
ドアを出て行く直前に、意味深な一言を残して。
「お邪魔虫は退散しないとなっ♪」
「ふん、くだらん」
ゼルガディスさんは意にも介さない感じで、それをやり過ごす。
わたしは何も言えず、ただ止まらない涙を流していた。
そして、冒頭のシーンへ戻る。
「そんなに泣くな、アメリア……」
どれくらいそうしていただろう。涙は納まったけどしゃっくりが止まらない。
「ひっく……ひぃっっ……く」
「いい加減落ち着いたか?」
呆れたような声で、隣で困り果てていたゼルガディスさんが言ってきた。
「は……っく、い」
「大体、なんでお前が泣くんだ……」
チクリ、と彼にとっては何気ない言葉が胸に刺さる。
なんでって、それは……。
「ごめんなさい……」
思わず、しょぼんとして謝ると、今度は憤慨でもしたかのように
「別に俺はお前に謝って欲しいわけでもない」
と言う。もしかして、今度は怒らせてしまったのだろうか。
「ごめ……あ、いえ……その」
「何故俺の事でお前がそこまで思い詰めなきゃならん。確かに話を持ってきたのはお前だが、それに乗ったのは俺だ。
お前に非があるわけでもあるまい」
ぶっきらぼうでも、優しい言葉。
気にしなくて良いんだ、と隠して言ってくれているのが解って、嬉しくてまた泣けてしまう。
「また泣く…………」
「だっ……て、ふぇっ……」
くしゃ、と頭を撫でられる感触。
顔を上げると、困ったような、居場所がないようなそんな顔のゼルガディスさんと目が合う。
たまらず、ゼルガディスさんにしがみ付いてしまう。
「アメッ……???」
「ごめんなさい……ごめんなさい!」
慌てふためくゼルガディスさんに抱き付きながら、なきじゃくりながら、必死に言葉を紡ぐ。
「わたし、ゼルガディスさんが一生懸命元の体に戻りたがってるのを見ていて、早くその願いが叶って欲しくって……
わたしにでも、何かゼルガディスさんの為に出来ることがあったら、お役に立ちたかったんです」
手をばたばたと動かしていたのが止まる。寧ろ、硬直したと言っても良いかもしれない。
「な……」
「わたし……ゼルガディスさんの事が…………」
「それ以上言うな」
厳しい声が私を制する。その後に続く言葉は解ってる。私が王族だから。身分が釣り合わないから。
でも、わたしはそんな身分なんてどうでも良かった。
こうして逢えた時に言わなきゃ、伝えなきゃ、次はいつ逢えるか解らなくって。
「嫌です」
「アメリア!」
「好きなんです……ゼルガディスさん」
突然発せられたその言葉。
胸元には、大きな瞳を潤ませ俺を見詰める愛しくてたまらない少女が居る。
若さゆえの純粋さなのか。曇りの無い真っ直ぐな眼差しで俺を見ている。
「ゼルガディスさん…。大好きなんです」
繰り返し、もう一度囁くように。
今まで保っていた自制心が、たったそれだけで吹き飛ぶかのような感覚が俺の全身を駆け巡る。
思わず、宙に浮かせていた手をアメリアの背中へ回す。
駄目だ。このままじゃ駄目だ。
アメリアを想うならば、俺の居る場所へ引きずり落とすような真似はしてはならない。
頭の奥でもう1人の俺が警告する。
「大好きです。ゼルガディスさん」
きゅっ……と、アメリアの腕に力が入り、俺の胸に顔を埋める。
柔らかい感触。今、確実に其処に在るのだと存在を俺に知らしめている。
誰が抗えようか。
今まで何度も頭の中で汚したいと、求め、求められたいと思っていたその相手が腕の中に居るというのに。
「俺は……キメラだ」
「知ってます」
「お前のような地位も名誉も何も持たない、お尋ね者でもある身だ」
「関係ありません。それでも……ゼルガディスさんはゼルガディスさんで、私の大好きな人です」
ふっと俺の胸から顔を外し、頬を赤らめ微笑む。
「わたしは、ゼルガディスさんがとても優しい人だって知ってます。
ゼルガディスさんが、痛みを解れる人だって知ってます。
ゼルガディスさんが、温かい人だって知ってます」
今度は俺が赤くなる番だった。どうしてこいつは、そういう事を何の臆面もなく言えるんだ。
「負けたよ…」
アメリアの顎に指をかけ、上を向かせ、ピンク色に艶めくその唇にそっと唇を重ねる。
「んっ…!」
「お前の気持ちは解った。だが、言葉はやれない。俺はお前に此処まで落ちてきて欲しいとは思わない。
そして俺も、其処まで上がる事は出来ん。お前を俺に縛る事は、俺が許せんのだ」
一瞬悲しそうな顔をしたが、この聡明な少女の事だ。それも想像のうちだったのだろう。
軽く首を左右に振り、ふっと笑った。
「良いんです。言葉を貰えなくても。その代わり、気持ちを下さい。」
そう言うが早いか、俺の右手を取り柔らかな膨らみに這わせる。
「お願いします……」
今度はアメリアから、俺の唇に口付ける。
微かな体の震え。精一杯の勇気を振り絞っているのだろう。
女にここまでさせて、俺は一体何をやっているんだ……。
背中に回していた左腕に、ぐっと力を込めた。
「んっ……ふぅっ、んん…っ」
甘い香りがする、柔らかい唇。俺は無心にそれを貪る。舌を咥内へ侵入させ、アメリアのそれと絡ませる。
唇の端からはどちらともつかぬ唾液が零れ、アメリアの顔をいやらしく濡らす。
右手は絶えずアメリアの乳房を撫で、時には先端の突起を軽く弾いてやると、アメリアの口からやや艶を帯びた吐息が漏れた。
「感じてるのか?」
唇を離し、少し意地悪なセリフを吐いてみせると、アメリアは顔を益々赤らめ抗議するような目線を俺に向ける。
ヤバい。かなりそそられる。
「はぁ…デリカシーないです、ゼルガディスさんっ」
「そりゃ失礼……」
言いながら、アメリアの胴衣を裾からたくし上げる。邪魔なベルトは既に外してあり、俺の侵入を阻むものは無い。
「あっ!いつの間に…」
ぷるん、とその年齢と幼い顔立ちには似つかわしくない、大きな乳房が顔を覗かせる。
綺麗なお椀型をした胸と、ピンク色の乳首。
「立ってる」
アメリアの背中をソファの背もたれに押し付け、やや硬さを増してきたその先端に唇を寄せた。
「はぁっぁあっ……!!」
舌先で転がすように乳首を嘗め回し、ちゅぅっと音を立てて吸い立てると、アメリアの体はびくんっとしなり背中を浮かせた。
空いている方の胸には手のひらをあてがい、回すように揉む。
あまり強くすると壊れてしまいそうなほど柔らかい…。
「っあんっ!ゼ…ルガディス、さん……なんだか…体が、熱いですぅっ……!」
「くっ……。そんな声で鳴かれてそんなセリフ、まるで催促でもされてる気分だな」
「な……ぇっ!?」
アメリアはソファに座らせたまま腰の下に手を差し入れ、一気にズボンを膝まで引き摺り下ろす。
膝の間に体を差し入れ屈み込んで見ると、アメリアの秘部を包む下着には、既に溢れて来た蜜で染みが作られており
まだ男を知らないのであろう。あのくらくらするような女の匂いはしない。
「やっ……見ないで下さい、いやっ!」
「残念だが。抵抗の言葉はもう聞き入れられる状態じゃない」
下着の上から割れ目に舌を這わせる。
ちゅく…ちゅくっ
「あぁっふっ……ぁ…あぁあはぁっ!!」
いやらしい音を立て上下に舌を動かすと、アメリアの腰はその都度びくっびくっと反応を示し
俺の顔に更に腰を押し付ける形になる。
「いやらしい腰だな。そんなに嘗めて欲しいのか?」
にやり、としながら問うと、喘ぎ声の混じった非難が発せられる。
「違いっ……ますぅ!っあ……、ゼルガディスさんが、ふぁっ、そんな事、するからですぅっ!」
ぞくり、と胸の奥から何かが込み上げる。
どうやら俺は、こいつにそういう事を言われるのがたまらなく好きらしい。
更に下着越しに、一番敏感な部分を弄る。布の下で、そこが既に硬くなり、顔を覗かせているのが解った。
「ひゃぁあっぅうんっ!!はぁ…ゃあっ、なっに…っ!?」
何をされたのか解ってないのだろう。経験も無いのだから無理もないが。
重点的にそこを責立てる。舌先で突付いたり、円を描くように嘗め回したり、ちゅぅうっと吸い付いたり。
「あっあっあぁっ、ゼル…ゼルガディス、さっ……あぁああっなにか、あぁっ」
イきそうなのか?
目線を上げアメリアの表情を伺うと、硬く目を瞑り、頬を真っ赤に染め上げ、熱さからか流れた汗がいやらしい表情を映えさせている。
そこですっと唇を外す。
「……ぁ…………?」
ぐったりと体をソファに埋め、何が起こったか判らないような表情でぼんやりとしている。
「まだ、イかせてやらんよ」
体をずり上げて耳元に顔を寄せ、ふぅっと息を吹きかけながら囁く。
「んっ……」
びくっと体をのけぞらせる。
「耳も感じるのか?」
「知りませんっ……」
恥ずかしさからか顔を背けるアメリアを見て、また俺はほくそ笑んだ。
「俺を見ろ。お前の顔を見せてくれ」
「ゃぁっ…」
耳朶に噛り付き、軽く歯を立てる。
「ひぁっ……」
ちゅう…ぴちゃ、ぴちゃっ
丹念に嘗め上げ、吐息を吹きかけアメリアの反応を確かめていく。
どこが感じるのか、どこを触れられたいのか、一つ一つ己の脳裏に刻み込んでいく。
次に触れられるのが、いつになるか判らないから。触れる事が出来るのかも、判らないから。
「全てを、見せてくれ…」
そう言いながら手を背中に這わせ、その柔肌を出来るだけ傷つけない様に、そっと撫でる。
「ゼルガディス、さん…好き…っ」
俺の背中に腕を回し、服を握りしめるアメリアの肌はしっとりと汗ばんでおり、俺の岩のような肌であっても吸い付くような
感触に眩暈を覚える。
――――今だけは、全てが俺の物なのだ。
その華奢な体も。柔らかな乳房も。揺るかなカーブを描くその脚も。甘ったるい吐息を交えつつ喘ぐその声も。
そして、幼さの中に徐々に女を目覚めさせてきたその顔も。
思考を廻らせると、胸の奥から衝動が込み上げてくる。
今までずっと、どうせもう手に入りはしないのだから、と押さえ込んでいたものが壊れそうになる。
手を下腹部へ滑らせる。臍の窪みに触れたとき、また体が跳ねた。
耳元を弄っていた唇を、今度は胸元へと落とす。
鎖骨、乳房の周辺、鳩尾、脇腹と丹念に赤い花を咲かせ、俺の物だという標しをそこに刻み付ける。
これが愛しさなのだろうか?俺には判らない。
ふと、ゼルガディスさんの手の動きが弛んだような気がした。
それまでは、絶え間なく与えられる快楽にただただ翻弄され、あられもない声を上げるしか出来なかかったけど
今は優しく、わたしの体に唇を寄せ、口付けてくれている。
わたしに触れてくれるその指がすき。
わたしを貪るその唇がすき。
わたしを見詰めるその瞳がすき。
わたしを求めてくれるその心がすき。
貴方の全てがすき。だいすき。
何をされているか解らなくっても、意地悪なことを言われても、わたしの胸の中では、知らなかったゼルガディスさんを知った悦びが溢れ出す。
叶わない想いだって解っていたの。きっと貴方は受け入れてくれないって知っていたから。
だけど、今。こうしている間は、貴方はわたしを受け入れ、求めてくれる。
わたしはそれだけでもスゴク嬉しいんです。ゼルガディスさん…。
幾つもの赤い花をアメリアの白い肌に咲かせ、下着の腰紐に手をかける。
それまでは緩い動きをしていたので安心していたのだろう、急にアメリアの体が強張った。
安心させるために、太ももの内側に口付ける。
裏側からつうっと舌を這わせ、唾液で筋を作りながら強く吸い付き、また赤い花を咲かせる。
「はぁっ……ん…」
意識をそちらに集中させ、手早く下着を剥ぎ取りソコが潤んでいる事を確認する。
「いやらしいな…こんなに濡らして、もうびしょびしょになってる」
「ゃぁあっ!!だって、ゼルガディスさんがたくさん触るからですっ!」
顔を両の手のひらで覆い隠し、イヤイヤをするようにかぶりを振るのが可愛く、いたづら心でふぅっと軽く息を吹きかける。
「ひゃぅっ!?」
くちゅっ…
「あぁあっ、あっ、なっ…にを…!?ふぁっ」
急に与えられたソコへの刺激に、思わず力を込めたのだろう。左右の脚に顔を挟まれる形になった。
「なんだ、もっと嘗めて欲しいのか?髪が刺さる…力を抜け」
脚に手をかけ、無理矢理開かせる。つぅ……と、赤い一筋の線が秘部に向かって走った。
「ち、違ぃますぅっ!!あっ!?はぁあぁっあん!ゃっ、あぁあ!ゼルガディス、さ…!」
ぴちゃ、ぴちゃ、ちゅるるっと、わざと音を立てて吸い上げる。
「ぃやぁっ…やぁ、あぁあっ!」
口の中へ一杯に蜜が溢れてくる。じっくりとその味を楽しみ、喉の奥へと流し込む。
唇を離し、ゆっくりと指先を入り口にあてがい、何度か上下に軽く動かしアメリア自身の蜜で湿らした後に
少しずつ中へと侵入させていく。
「んゃあぁあぁっ!!!」
「すげ…きゅうきゅう締め付けて来る。キツイな……」
びくんっと跳ね、一気に体が強張る。
緊張を解す様に入り口のあたりでゆっくりと出し入れし、太腿や腹部へ口付けを繰り返してやる。
「はぁん…ぁあ、あはっぁあん……」
次第にアメリアの声が艶を増し、喘ぎ声に変化していくのが解ったので、少し奥へと指を進めた。
「あぁあ……はぁ…、あ、つい……っ」
締め付ける力が弱まったのを見計らい、指を2本に増やし、ゆっくりと中で動かしていく。
納まっていた蜜が再び溢れ出し、肉壁が指に絡み付いて来るかのようにぐねぐねと動いている。
ぐちゅぐちゅ、と卑猥な音を奏で、緊張が十分に解れた事を伝えてきた。
「どんどん溢れてきてるぞ。そんなに気持ち良いか?」
「ぁ…は…ぃっ……」
素直な返事に少々面食らいながらも、くすりと微笑む。
「随分素直だな。……悪い。そろそろ我慢が利かんようだ」
「はぇ……?」
ぐい、とアメリアの両足を抱え上げ、痛いくらいに硬くなっていた自身の先端を入り口に当てる。
「あっ……!」
先端からは既に先走りの汁が滲み出ており、濡らす必要もないくらいだったが、何度か焦らすようにくちゅくちゅ、と軽く擦り付けた。
「ぁ……」
「入れるぞ……少し痛いかもしれんが、我慢しろ」
ぐっ、と力を込める。
「っ……!!!」
わたしのまだ誰も知らないソコへ触れたゼルガディスさんのソレはとてもひんやりとしていて。
でも、熱が通っていることをはっきりと示すように硬く膨張しているのが解った。
そして彼の言葉どおり、わたしの中へと挿入って来る。
「ふぅっ……んんんっ、あ……っあはぁあっ…!!」
ゆっくりと、少しでも痛みを感じさせないようにと、顔中に優しくキスを降らせてくれながら。
それでも、物凄い圧迫感。
ソファの背もたれに体を預け、首を後ろへ仰け反らせ、極力力を抜くように心がけてるけど、苦しい。
必死に腕をゼルガディスさんの方へ伸ばすけど、アソコからのくらくらする痛みと繋がる事が出来た嬉しさで前が見えず、上手く掴めない。
わたしの腕をゼルガディスさんの手が掴み、肩へと導いてくれた。
「痛いか……?」
ふっと顔を上げると、とても心配そうなゼルガディスさんの瞳が見えた。
「だいじょう、ぶ……ですぅっ」
本当です。だって、とっても嬉しいから。
「だか、ら……ちゃんと、動いてください…。もっとちゃんと、ゼルガディスさん、を…感じたい、んです」
わたしの言葉を聞いて、少し困ったような微笑みを浮かべ、解った、とゼルガディスさんが呟いた。
「っくぅううぅっんん……っ!!!」
ぐぐぐっ!と、更に深くゼルガディスさんのモノがわたしの中へ入ってきた。
「全部…入ったぞ…」
苦しそうな声。きっと、わたしの中が狭いから窮屈なんだ…。
「っはい…っ。どうしたら、気持ち良くなれますか……?」
「!?」
思ったことをそのまま口に出しただけなのに、ゼルガディスさんはまるで鳩が冷氷弾をくらったような顔になった。
「これはこれは……。随分と大胆な巫女様だな。正直、驚いた」
「え?」
言ってる意味が解りません、ゼルガディスさん…。
「そんなに気持ち良くなりたいのか?」
どうやら、どうしたら『わたしが』気持ち良くなれるのか、という意味に受け取られてしまった模様。
「えっえっえぇえええっ!?ちっ、違いますっわたしじゃなくってっっ!!」
言い終わるが早いか、繋がってる部分の少し上。
先刻ゼルガディスさんからたっぷり苛められた所に刺激が走った。
「あぁあうっん!!」
「仰せの通り、もっと気持ち良くしてやろう」
そう言いながらも指はソコをやわやわと刺激してくる。
指の腹で押し潰してきたり、くるくると円を描くように撫で回したり……
その一つ一つの動きにわたしはいちいち反応してしまって。
「ふぁっ、ああぁあっ!ひぁ…あ、はぅうっんんぁああ!!」
じんじんとソコから刺激が広がり、アソコが熱を持ってきて、ゼルガディスさんは全く動いていないのに
勝手にわたしの腰はいやらしくくねりながら前後へと動き出す。
その動きで少なからずゼルガディスさんのモノが、わたしの中を出たり入ったりして、それで更にわたしは声を荒げてしまう。
どうしよう…すごく気持ち良い。
ぐじゅっぐちゅっずぷ、くちゃっ
「あぁ、ああぁあっ、は、んあぁああっ、あん、ゃあっ…あん、あああっ!」
「くくっ……やはりいやらしいな、巫女様は。
自分で腰を振って俺のモノを咥え込み、よがってるなんてな」
きっとわざとそんな事を言うんだ。わたしを恥ずかしがらせたくて、意地悪な事を。
「ゼルガディスさん…意地悪です……っ」
俺が意地悪だって?それは仕方の無い事だ。
お前があまりにも愛おしい事を言うから。
そんな真っ直ぐな眼差しで、俺の心を射るから。
狂おしいほどに腰を突き動かしたい衝動に駆られるが、まだ駄目だ。
もっと乱れるアメリアを、俺の心に刻み付けたい。
妄想の中でしか得られなかった、快楽に溺れる愛しい少女の表情を焼き付けたい。
アメリアの俺を締め付けるその動きをじっくりと味わいながら、且つ指の動きを休めずに、アメリアを昂ぶらせて行く。
「ひゃぁあっは、あぁああああっ、ぁ、はあぁっ、ゼルガ、ディスさぁあっ…!」
秘部の先端へと繰り返し与えられる刺激と、自らの腰の動きで繰り返される膣内への刺激でアメリアが限界に近い事が伺われた。
「今度は、ちゃんとイかせてやる」
「は……?あぁああぁぁあぁぁぁっや――――――――ぁああっっ!!!!!」
きゅうっとソコを指先で摘み数回こねてやると、散々焦らしてやったからかあっさりと絶頂を迎える。
俺の肩をきつく握り締めて汗に光る全身をぶるぶるぶるっ、と震わせ、恍惚の表情を浮かべたままソファに深く沈みこんだ。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」
「お前、声大きいな……。ガウリイ達に聞こえたかもしれんぞ」
そう言うと、はっ!と緊張に身を強張らせ、表情が硬くなる。
「だって…ゼルガディスさんが、凄いから……」
しょぼんとしてぶちぶちと文句を言うその姿が、また俺の胸の奥を燃え上がらせる。
もし狙ってやってるんだとしたら、大したもんだ。良くもここまで俺のツボを心得てるなんて、な。
「今度は抑えてくれよ。俺の番だ」
「はいっ!?」
ぐいっとアメリアの背中を抱え、向かい合って抱き付く格好にする。
勿論まだ繋がったままだ。
「ひぁあうっ!」
くるり、と身を反転させて、俺がソファに腰掛けその上にアメリアを乗せ、両腕を首にしがみ付かせる。
「あっ、まだ……そんなっぁ」
まだ先ほどの余韻が体に残っているのだろう。
アメリアの後ろ頭に左手を添え、抗議の言葉を吐こうとした口を強引に塞ぐ。
「ふむぅ……」
そしてアメリアの腰に右手を回しぐっと押さえつけ、ゆっくりと腰を回し更に深く深く、アメリアの中を掻き回す。
「むぅっ……んんんっ、んっふぅうっ!!」
本来ならば肩に噛み付かせてやりたい所だが、俺のこの肌ではアメリアの歯を折りかねんので仕方ない。
それ以前に、もっと乱れる声を聞きたいのが本心だが…。
この声を聞くのは俺だけで良い。
こういうのが、独占欲とでも言うのだろうか?
この俺が、そんな事を思うとはな。全く滑稽な話だ。
目の前にあるゼルガディスさんの瞳は、いつものような冷たい輝きではなく、熱を帯びて潤んでいて、わたしを捉えて離さない。
唇の中に差し込まれた舌は、まるでそれだけが意思を持っているかのようにわたしの咥内を動き
わたしのそれに絡み付いたり歯列を嘗め上げたり……
それと同時に腰は絶え間なく動き、最初はゆっくりと膣内を擦るように回っていたのに、いつしか突き上げるような動作に変わっていた。
眉間に皺を寄せ、目は閉じられている。
ゼルガディスさん、気持ち良いですか?
聞きたいのに唇を塞がれていてそれすらも出来ない。
ただただ、小さく喘ぐ事しか。
ぎゅうっ、とゼルガディスさんを抱き締めると、手のひらに伝わる服の感触に気が付いた。
素肌を感じたい。けれど、わたしの肌を傷付けないようにしてくれているんだろう。
やっぱり、とっても優しい……。
わたしは愛しさが溢れてきて、もっときつく抱き締め体を密着させる。
そして自分からも舌を絡ませ、彼の口の中へ持って行き唾液を絡め取りごくり、と飲み下す。
目を開けると、やっぱり驚いたようなゼルガディスさんの顔。
わたしがこんな事するなんて、信じられませんか?
でも、それくらい愛しいんです、好きなんです。……貴方が。
ふ、っと彼の瞳が細まった。
全く、驚かせる事ばかりする奴だな。そんな事をされたら狂ってしまいそうだ。
もっと味わいたくて果ててしまいそうになるのを懸命に堪えているというのに、一挙一動で俺を昂ぶらせる。
時折目を開け、俺を熱っぽく見詰めるその瞳すらも俺以外の誰にも見せたくないほど、譲りたくないほどになっているというのに。
どうしてここまで俺を虜にするのか。
言葉に出してしまいたいと、俺から離れられないようにしたいと願いたくなってしまう。
どうやら俺は、自分で自分を追い込んでしまったらしい。
戒めのためにも、これ以上苦しめないためにも。
俺は更に激しく、深くアメリアを下から突き上げ、絶頂を迎える事にした。
「ふぅうっ!!」
急に動きが荒くなったからか、アメリアの呼吸が乱れる。
またイきそうなのか、膣内が締まり俺自身をきつく締めて来る。
「はあっ」
唇を離し、正面から見据えて言う。
「一緒にイこう」
そう言ったゼルガディスさんの瞳は、今までに見た事が無いほどに切なそうで、消えてしまいそうな光を浮かべていた。
きっと、これが最後だと。2度目は無いんだ、とわたしに訴えているかのように。
それでも良いんです…。
今この瞬間に、わたしを愛してくれるなら。
これ以上望むのは、きっと貴方を苦しめるだけだって解るから。
でも、例え次が無くても、胸の中で想う事は許してくれますよね……?
そう思った瞬間、一層激しく下から突き上げられ、頭の中が真っ白になっていった。
「はぁっ……ゼルガディス、さぁんっ……好き…好きぃっ!!」
「っくぅ……っ!」
果てる瞬間にアメリアの体を抱え上げて抜き出し、白い肌の上に解き放った。
くたり、と俺の肩に頭を乗せ全身を預けてくるアメリア。腕も下にずり落ち、気を失っているようだ。
初めてだったのに、ちと激しすぎたか…。
少しばかりの後悔を胸に、その華奢な体をソファに横たえ腹の上にぶちまけたものを処理して、マントを羽織らせる。
「すぅ……すぅ……」
浅い呼吸を繰り返し、幸せそうな表情をしているのを見ると、本当に良かったのだろうか、と不安が襲う。
仮にも相手はセイルーンの王女であり、聖なる巫女なのだ。
求めてこられても拒絶するべきだったのではないか。
自分の中に、まだこれほどまでに人間らしい感情が眠っていた事に気付けなかった、俺の落ち度なのだろう。
きっと、次は無い。そう願う。
もし、次があれば……俺は、これ以上コイツ相手に自分を抑えられる自身が無い。
手放したくないと願う気持ちが芽生えてしまったから。
他のなにものにも代え難く、貪欲に欲してしまいそうだから。
だが、それは互いのためにならぬ事を、俺はもう知っている。
この洞窟を出たら、また1人で旅立とう。
俺はまだ、留まるわけにはいかないのだから――――――。
***END***
よかった。早起きして凄く得した。ありがとう。
以上、お目汚し失礼致しました ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ
このような時間にこっそり投下しに来る小心者を許してやってください…orz
しかも1は修正し忘れて妙な改行が入ってるし('A`)
少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。
では、新たなネ申の降臨を期待しつつ ノシノシ
>>703 人が居た…無茶苦茶驚きました。
喜んで頂けましたか?。゚(PД`q)゚。ヨカター
では、寝ます。ノシ
アメリアかわいかったですーーーーーー
GJ!
708 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 00:45:44 ID:2F+d7QW1
この2人好きだから、泣きそうだったよ!!
正直、ちょっと泣いた。
うはwwwwwwwテラモエスwwwwwwwwwwwww
GJ!!
ぐっ……
……GJ!
ああ、ゼルアメ熱が久し振りに上がってきた……また巡回始めるかな。
心ゆくまで読みに行く(エロを)。
おはようございます〜。
感想とGJ有り難うです、気に入ってもらえて、萌えてもらって良かった…(*´д`)励みになります!
実は、ゼルが居なかったらきっとここまでスレイヤーズにハマらなかっただろう、と言うくらい好きなキャラだったりします。
読み返してみたら、所々に誤字や修正ミスが目立ってて(´・ω・`)ショボーン
また脳内に妄想が発生したらこっそり投下しに来ますw
読んでくださった皆さん、本当に有り難うございました。
では、七誌に戻ります ノシ
(*´Д`)アメリア テラモエス
神GJです!ハァハァ
714 :
ガウリナ:2005/10/08(土) 20:27:51 ID:R7m2jvdi
大丈夫、大丈夫だから……
今にも震え出しそうな身体を抱え込み、あたしはぎゅっと唇を噛み締めた。
既に周囲は日が完全に落ち、夜の鳥が鳴き始めていた。
自称保護者のガウリイとはぐれてから、もうすぐで丸1日。
はぐれた時は悪態を付いていたけれど、時間がたつにつれてだんだん不安が募り、焦りが出始めていた。
夜、森を徘徊するのは得策ではない。
あたしは仕方が無く野営を出来そうな場所に腰を下ろして、小さなたき火をすることにした。
「……」
いつもなら2人で取り合いになる夕食。
1人で食べるといやに味家のない物だった。
「くらげ……」
不安になる要素はもう1つ。
昨日あたりから、極端に魔力が弱まりつつある事。
たぶん……もうすぐあの日、なのだ。
魔力がなければ、ガウリイを探すのにもっと手間取る。
何かあっても、すぐに、側に行けないかもしれない。
「あー、もう、やめやめっ。こんなに不安になるなんて、リナ・インバースらしくないぞ」
焼けた魚にがぶっと噛み付き、不安になる心を叱咤してどうにか食事を終えた。
おなかがふくれれば、自然と眠気が襲ってくる。
ガウリイを探して1日中森を彷徨っていたせいもあって、小さく燃える火をじっと見つめていると、瞼が重くなっていった。
715 :
ガウリナ:2005/10/08(土) 20:28:23 ID:R7m2jvdi
「……ナ、……リ……、リ……ナ」
聞き覚えのある声と、ぐらぐらと揺さぶられるあたしの身体。
「ガ、ウリイ?」
目の前にあるのは、金色の髪をなびかせ、今日1日散々探し回って、見つからなかった男。
「心配したぞ?」
それはこっちの台詞だ!
と言い返したかった。言い返したかったのだけれど、言えたのは『馬鹿』の一言だけだった。それもどうにか声を出した程度の、小さな声だった。
見つけた?事への安堵か、ガウリイはいつものように笑っていた。
「腹ヘッタァ」
あたしの横にどんっと座り込み、目の前の火に当たりながらお約束の言葉を口にするガウリイ。
ほっとした。
1人じゃないことが、こんなにほっとするなんて……
「リナ? 何泣いてるんだ?」
「何言ってるのよ、泣いてなんか」
ガウリイの大きな手が、あたしの頬に触れた。
「泣いてる」
「泣いてなんか……」
ない。
触れられた指先は、確かに濡れていたけれど、泣いてなんか、ない。
「意地っ張りだなぁ」
そっと頭を撫でられ、そのままガウリイの大きな腕に抱きとめられた。
トクンッ、トクンッ、という心臓の音が聞こえ、赤面しながらもあたしはその腕の中から逃げることは出来なかった。
怖かったから。
離れた瞬間、ガウリイがいなくなってしまったら……
そう思ったら、急に怖くなって、その温もりや鼓動を感じていたかった。
716 :
ガウリナ:2005/10/08(土) 20:28:59 ID:R7m2jvdi
怖かったから。
離れた瞬間、ガウリイがいなくなってしまったら……
そう思ったら、急に怖くなって、その温もりや鼓動を感じていたかった。
どのくらいそうしていたのだろう。
あたしの涙が止まるまで、ガウリイは何も言わずに頭を撫でてくれていた。
「心配したか?」
「……してなんかいないわよ」
ズズッと鼻をすすって言い返すと、微かにガウリイの笑い声が聞こえた。
本当は、すごく心配した。
何故だかわからないけど、すごく、すごく……心配だった。
このままガウリイと会えなかったとか。
実はガウリイは1人で行ってしまったんじゃないかとか。
そんな事ばかり考えて、不安だけが心を占めていっていた。
「俺はお前を置いて何処にも行かないよ」
まるで心を見透かしたようにガウリイが言った。
止まりかけていた涙がまた溢れそうになり、あたしはそれをぐっと飲み込むように抑えるので必死だった。
「なぁ、リナ」
名前を呼ばれた瞬間、心がドキンと高鳴った。
「なっ、何よ」
「……腹減った」
ズズっと身体の力が抜ける。
まったく……
溢れ出しそうだった涙がしっかりと奥に引っ込んで、あたしはガウリイにいつもの笑みを返していた。
「適当に残り物でも食べれば? 全く……、ガウリイの頭の中には食欲しかないんだから」
ぶつぶつと言いながらも、弱くなりだしていた火にマキをくべる。
「そりゃ減るさ。ずっと我慢してたんだから」
「適当に食べればよかったじゃない。ガウリイの野生の感なら、食事くらいすぐに見つけられたでしょ?」
「……、まぁ、な」
急にトーンが下がったような気がした。
そんなにお腹すいてたのかな?
717 :
ガウリナ:2005/10/08(土) 20:29:36 ID:R7m2jvdi
すこし冷めてしまったあたしのお食事の残りを火にくべて、早く温まらないかな、なんて思ってしまい、ちょっとそんな自分に顔を赤くした。
「なあ、リナ」
「なに?」
「もう、いいよな?」
「んー、もう少し待ったほうがいいんじゃない?」
「……腹へって、もう我慢できない」
「ちょっと、もう少し待ったほうが、おいしく……あれ?」
まだ温まりきらない食事に手を伸ばそうとしたはずのガウリイの手が、何故かあたしの肩を捕らえ、そのまま地面へ倒れこんでいた。
少しだけ冷たい土の感触。
目の前にはガウリイの顔と、その向こうにはすごく綺麗な星空。
「あれ?」
「……」
「大丈夫? ガウリイ」
「は?」
ガウリイはあたしの質問に間の抜けた顔で返事を返した。
えっ? 倒れただけじゃ? ……ち、違う? ……あれ? えぇぇぇぇぇぇっ!!!!
突然の出来事に、あたしの思考回路は真っ白。
組み敷かれているような状態で、じたばた、じたばた
ガウリイの顔が目の前にある。
ちょっとだけ困ったような、喜んでいるような、そんな表情を浮かべて。
「ど、どうしたの?」
……何言ってる、あたし。
際どい状態に、どうしていいか分からずに、あたしは勤めて冷静にそう言ったつもりだったんだけど、声は完全に裏返っていた。
「どうしたって……腹減ったから」
「……で、どうして?」
腹減った、とあたしを押し倒した、どう結びつくんだろう……
「だからさぁ」
「うん」
真面目な顔で真っ直ぐガウリイを見つめていたら、少しガウリイが照れたように頬を赤くしていた。
「……うまそうなもんが寂しそーにしてたから、食べようかなっ、て」
うまそう? 寂しそう?
「それって、……あたし?」
「うん」
語尾に可愛らしいハートマークでも飛んでそうな笑顔で頷くガウリイ。
ネ申キタァ━━━━━━━(*゚∀゚)━━━━━━━!!
続き待ちです!!
(*´д`)ハァハァハァハァドキドキドキドキ
これはいいガウリイですね!
722 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 12:01:57 ID:KQpHWFGN
こ、こんな所で切るなんて〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
ちょっとまてぇ―――
言いかけた時には、あたしの口はガウリイの口によって塞がれていた。
「んっ……」
息をしかけてほんの少し明けた口の中に尽かさずガウリイの舌が割り込んでくる。
ねっとりとした熱い舌が、あたしの思考を絡め取るように動き、いつの間にか服の隙間から滑り込んでいたガウリイの指先に、あたしはびくっと身体を振るわせた。
あたしの身体が熱いのか、やけにその指先が冷たく感じた。
「やっ……んっ」
あたしから離れたガウリイの唇が耳に軽く触れただけで、あたしの身体が急激に熱を帯びる。
「感じる?」
いつもとは違う、低い響くような声に、あたしは首を横に振った。
「リナの意地っ張り」
ガウリイが少しだけ笑った。
ガウリイの指先が、あたしの胸の突起に触れる。
「やぁ」
びっくりした体が、反射的にその手を払いのけようとするが、びくとも動かなかった。
ガウリイの腕って……
その腕に触れた時、初めて男を感じてしまった。
瞬間、体中の血が沸騰したように熱くなる。
「やだぁ……」
半分泣き声状態だった。
ガウリイに男を認識したせいと、身体が熱くなる感覚が、あたしを確実に追い詰めていた。
「怖いか?」
一瞬手の動きを止め、あたしの顔を覗き込むようにガウリイは尋ねた。
724 :
ガウリナ:2005/10/10(月) 16:38:18 ID:eIZwnV7J
「……怖い」
「なら、……止めるか?」
ガウリイの顔が悲しそうに歪んだ。
どこまでも……あたしを考えてくれている人。
たぶん、一生あたしは勝てない。
一緒にいないだけで、あれだけ不安になったあたし。
見つけた瞬間に、安堵で泣き出したあたし。
置いていかれたかもと思い、傷つきかけたあたし。
抱きしめられて、安心したあたし。
…………………あたしは、ガウリイが、好き。
「いい」
「……?」
「このまま、続けて、いい」
「リナ……」
嬉しそうな、楽しそうな、そんな子供のような笑顔が振ってきた。
「んっぁ」
怖くないといえば嘘になる。
熱くなる身体も、悶えるような感覚も、全てが、怖い。
「リナ……可愛い」
「うるさいっ」
恥ずかしくなる台詞を言うんじゃない。
いつもの癖でスリッパで叩こうとしたあたしの手首を、ガウリイが素早く押さえ込んだ。
「こういう時に、スリッパはなし」
簡単にそれを取り上げられ、暗闇の中へ放り投げられてしまった。
「やっ……だ」
胸を弄られ、まるで生き物みたいに動くガウリイの指と唇に、あたしは放浪され、完全にペースはガウリイのものだった。
725 :
ガウリナ:2005/10/10(月) 16:39:14 ID:eIZwnV7J
「はぁん、ひゃ」
「気持ちいい?」
余裕のある笑みが、悔しくてぷいっと視線をそらすと、ガウリイの指が行き成り付け根に触れる。
ぐちゅっという聞きたくもない音をわざとたてて。
「んっぁ」
ぴくんっと腰が浮いた。
「すごいぞ、リナ」
「やぁ……んっ……ひゃぁ」
ガウリイの言葉にすら答えを返せない。
返させないように、ガウリイが指の動きを止めてくれない。
撫でるように、2本の指があたしのソコをいじめ続ける。
痺れるような甘い感覚が、ソコだけでなく体中を支配していた。
まさに陥落目前。そんなあたしを引き止めていたのは、乙女の意地?
「リナは、我が儘だなぁ」
「やぁぁっ」
予告もなしに指があたしの内部へ押し込まれ、悲鳴とも喘ぎとも聞き問える声が唇から漏れた。
「あったかい」
こんな状況に似合わない笑顔を見せるガウリイ。
「ぐっしょり濡れて、指に絡んでるよ」
笑顔とは無縁の台詞をはくなぁ。
言い返そうとするが、やっぱり言い換えさせないようにガウリイの指があたしの内部をかき回した。
「ぁぁっ」
わざとだ。
絶対わざとだ。
潤みかけた瞳でガウリイを睨みつけると、悪戯の見つかったような子供のような顔をした。
お願いじらさないでえ〜ウウ
727 :
ガウリナ:2005/10/10(月) 20:49:37 ID:eIZwnV7J
「可愛いよな、リナは。ほんとに」
「やぁっっ、ん……ああっ」
羞恥を煽られ、どくんっと心臓が高鳴った。
「そんなに、気持ちいい?」
ぐっと両足を持ち上げられ、ソコにガウリイの視線が集中する。
「いやぁぁぁぁぁっ」
見ないで、とは言葉が出ない。
「すごいな」
嬉しそうな声だった。
そして、何とも表現しにくい感覚がソコに走った。
「はぁ……んっ、やぁ」
ぐちゅっと音がたち、生暖かい感触と、身体を駆け巡る快感。
「はぁ……んっ、だっ…ん…」
「気持ちいい?」
ガウリイの息がソコに当たった。
「やだぁ…ん…」
泣きそうだった。
恥ずかしさと、快感と、訳がわからなくて……
事実、泣いていたのかもしれない。
そっとガウリイが優しく髪を撫でてくれて、それがいやなくらい暖かく感じられて。
「ごめん、な」
そっと耳元で囁かれた言葉に、ほんとにもう、どうして……
こんなに、くらげなんだろう、と思ってしまった。
728 :
ガウリナ:2005/10/10(月) 20:50:36 ID:eIZwnV7J
「ガウリイ……」
「ん?」
「馬鹿、くらげ」
「……リナが悪いんだぞ。うまそうな顔してるから」
まだ言うか、こひつはっ!
乱れたままの姿であたしはそっとガウリイの唇にキスをした。
「リナ」
「少しは、……ムードとか考えてよね。あたしだって、女の子なんだから。いきなり、こんな、……ところで」
ぶつぶつと声を沈めて言うと、ガウリイの顔が嬉しそうに笑った。
「そうか、……じゃ、続きは宿でな」
「ちがっ」
「なんだぁ。そう言ってくれよ。我慢してた俺が、馬鹿みたいじゃないか」
決してそういうつもりで言ったんじゃない。
そんなつもりは……
そう思いながらも、ちゃんとベッドの上でしたい、とか、今度は少しは積極的も求めようとか、そんな事を考えている自分に赤面しながら、ぼんやりと空を見つめていた。
その後―――
野生の感は見事なもので、夜だというのに見事に森を抜け、宿屋でガウリイの気が済むまで、されたのは、もちろん言うまでもないこと。
おわり
あ〜、見事に半端な感じで終わってしまった。
スマン……
宿屋!宿屋!
宿屋で求めるリナ……(;´Д`)俺は許しちゃうヨ! ハァハァ
宿屋プリーズ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(;´Д`)
愛の告白もよろしく
宿屋で今度はリナタンらおそってくだちぃ!
734 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 01:18:35 ID:VzWoOxBp
神光臨カモン!
家紋
嘉門?
原作3巻だったかな?
リナとガウリイが捕まった時、
ガウリイの嘘にびびったからいいものの、
そのまま笑い飛ばされたら、ガウリイの前で…?
最初の頃はイロイロ危なかったね、リナ。
むしろあの怪しい男達がいなくなった後、ガウリイに…って展開を希望w
そーいやあの男たちが出て行った後、ガウリイがリナのさるぐつわを噛み切って、
リナがガウリイの戒めを魔法で切ったんだよな。
自分のじゃなく。
リナって柔らかそうだ。
あらいずみ氏のイラストだと胸は小さくてもおしりはぷにぷにだし。
モリマンだし具合いいね。
赤ん坊産んで丁度良くなるくらい。
確かに・・・・細そうでもやわらかそうではある。
ちゃんとつくとこついてそう。ハァハァ。
743 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 21:59:31 ID:qnMaSMiO
>>739 ドウーイ(*´∀`)人(´∀`*)
誰か書いてクレ
リナたん…(´д`*)
リナは抱き心地良さそうだ。
末ッ子タイプなのに、たまに感じる母性愛ちっくなあたりとか。
ガウが抱き枕にして離さないとか萌え。
ガウにちょっかいかけるルナと、それ見てキレるリナ。姉妹丼編を描くネ申はいないものか…
投下させてもらいます。
リナ触手物になるでしょうか。苦手な方はスルーお願いします。
それはなんでもない、いつも通りの一夜のはずだった。
あたしは、ストレス解消と実益を兼ねた趣味のひとつである、盗賊いぢめに出かけた。
ガウリイが寝静まったのを確認した後、こっそり窓から宿を抜け出し、
適度に攻撃呪文をぶっ放し、ひじょーに協力的な盗賊達のおかげもあって、
収穫もまずまず。後は宿に戻ってふかふかベッドで休むだけ。
だったはずなのに……。
宿へ戻る道の途中、行きとは違い、陸路をほくほく顔で歩いていたあたしの鼻を、
何ともいえない魅力的な香りがくすぐった。
好奇心に臨時収入の浮かれ気分も手伝って、
あたしはその未知なる香りの元へと足を向かわせていた。
満月に照らされた森の奥深くに、その香りの元はあった。
それは、見たことも無い巨大な花だった。
地面に大きく広がった葉の上には、あたしの背丈くらいはありそうな壷状の花があり、
月明かりだけではなく、自らも光を放ち、ぼうっと蒼く輝いていた。
くらり……。と眩暈を感じてあたしはやっと気付く。
今はもうむせ返る程になっている花の香りのせいなのか、
それとも不思議な蒼い光のせいなのか、あたしは緩慢にしか動けなくなっていた。
どさりとお宝さん達の入った袋が手をすり抜け、草の上へと落ちる。
マズイ……何かわからないけど、かなりマズイ状況かもしんない。
しかし、警鐘は遅すぎ、とうとう膝をついてしまったあたしの足元には、
新たなる危険が忍び寄っていた
しゅるしゅるしゅる……。
何本もの蔓状の植物が足元の草を掻き分け、あたしへと向かってくるのがわかった。
「くっ……。」
しかし、起き上がろうと試みるものの、ほとんど力が入らない。
それどころか、一層力が抜けていくようだった。
しゅっ!しゅしゅっ!
焦るばかりのあたしの手足をとうとう辿り着いた蔓が絡め取っていた。
「うわきゃっ!!」
そのままぐんっ!と勢いよく上へと持ち上げられるあたし。
呪文で断ち切ろうと考えたが、キツイ香りのせいで、頭がぼうっとなり、
意識集中も詠唱さえも上手くいかなかった。
結局何も抵抗出来ないまま、あたしは蒼い巨大な花の上へと宙吊りにされてしまったのだった。
両手は頭の上で一つに束ねられ、
両脚もそれぞれ別々の蔓にしっかりと絡め取られ、身動きもかなわない。
げ……。
見下ろした細長い壷状の花びらの内側には、
正体不明の液体で満たされていて、蒼白い光を放っていた。
どうやらあの光の正体はこの液体だったようだ。
……もしかしてあたし溶かされる?
冗談じゃない!あたしはハエじゃないっつーの!
しかし、もがく事さえ出来ないまま、あたしは想像通り花びらの内側へと下ろされていった。
「う……やあ……こんなの……ガウリイ」
無駄だとは知りつつも、ここにはいない相棒の名前を呼ぶあたし。
とぷ……。
蒼く光る液体に、あたしは首まで沈められた。
消化液だと思われる得体のしれない液体が、衣服に染み込んできて気持ちが悪い。
このままじわじわと何時間もかけて溶かされるんだろうか?
虫の気持ちなんぞ今までも考えたくなかったが、これからだって考えたくないっ!
なんとか溶かされる前にこの蔓から逃れて……。
「ひゃうっ」
くらくらしてしまいがちな頭で考えようとしていたあたしは、
ふいに与えられた感触に思わず声を上げた。
足下のどこからか新たな物体が現れて、あたしの股の間を擦リ始めたのだ。
「や、やめっ……」
言ってもどうにもならないのはわかっていたが、あたしは制止の声を上げた。
もちろんそれで事態が変わることは無かったのだけど。
蔓に拘束され、開かされた脚の根元を、
同じような蔓状の物が前後に往復運動を繰り返していた。
布ごしに敏感な所への刺激を受け、あたしの息は知らず上がっていく。
息を乱していたのは、植物に似つかわしくないその動きのせいだけではなかったようだ。
外側から布を通して染み入ってくる液体が肌にまで到達すると、
あたしは身体中にじんじんと痺れるような火照りを覚え始めていた。
「はうっん!」
まるで日焼け後の皮が剥けるように、
擦られていた部分の衣服がずるりとあたしの肌から離れた。
今まで布越しだった物体の動きを直に感じ、あたしは呻いた。
「あ……う……いやぁ……」
直に感じるその感触は、植物というより動物の感触に近く、
蒼く光るどろっとした液体を纏わり付かせながら、変わらず動き続けていた。
今や遮る物の無くなった肌の上を、お尻の方から前の肉芽の部分まで、
溝にぴったりと張り付くようにして動いている。
その動きに呼び起こされるように、あたしの息は乱れ、
あたしの中からも蜜が湧き出してきていた。
切ない感覚がどんどん強くなってきて、あたしはより強い刺激を求めて自ら腰を動かし始めていた。
それでも増大していく焦燥感は満たされない。
「おねがい……このままじゃあたし……おかしくなっちゃう……」
伝わらないとは思いながら呟いたあたしの言葉にまるで反応したように、
股間を蠢いていた蔓が離れていった。
そして、再び上に持ち上げられていくあたし。
なぜ?開放してくれるの?
ほっとしたような、残念なような気持ちになりながら持ち上げられていくあたしの身体は、
一旦花の外へと出されたものの、しかし開放されはしなかった。
それどころか、新たな蔓が植物の根元から現れ、腰へと絡みつき、一層戒めは増えてしまった。
他にも何本かの蔓が身体に纏わり付いてきて、水気を含んでずっしりと重くなった衣服は、
ぼろきれと化してぼたぼたと花の周りの地面へと落ちていく。
その周りには、あたしの身を守るはずのショルダーガードやショートソードなどが散らばっていた。
衣服と違って溶かされたりはしていないようだが、この状況では、本来の目的を果たしてはくれない。
あたしの身体には絡みつく幾本もの蔓と、それにかろうじてひっかかっている布の切れ端が、
わずかに残っているだけだった。
またしても身体が下降させられていく。
降ろされていく花びらの中を見ると、蒼く光る液体に変化があった。
どこへかはわからないが、水面が下がっているようだった。
代わりに花の中央からせり出してくる物が見えた。
それは普通の花にあるようなおしべのようだった。
ただし、眼下にあるそれは、この花の大きさに似合う、巨大なものだったが。
あたしの身体はそのおしべに向かって下ろされているようだった。
「ま、まさか……」
背筋を嫌な汗が滑り落ちるが、状況は変わらないまま嫌な予感は的中してしまった。
「あ、う……いやぁ……やめ……くぅ……」
腰と両脚に絡みついた蔓に引っ張られるようにして、
あたしのあそこにおしべが押し込まれていった。
心の拒絶感とは反対に、身体はぞくぞくとした悦びを感じてしまっていた。
入ってくるものを身体は待ち望んでいたようであっさりと呑み込んでいく。
ああ……だめ……すごく気持ちいい……。
やだ、あたしってば、何考えて……。
何とか理性を保とうとしたあたしだったが、その直後に開始された蔓達の動きに
悲鳴じみた嬌声をあげることに没頭させられていくのだった。
腰に絡みついた蔓があたしの身体を激しく上下に揺さぶり、
あたしの内側を花の一部が擦っていった。
「あっ!あうんっ!はぁ……ん……」
揺さぶられるまま、あたしは声をあげていた。
蒼く光る液体はもうすっかり引いていて、代わりにあたしと花とを繋ぐ所から、
ぐちゅぐちゅという水音が聞こえていた。
半ば密閉空間のような花びらの内側に、あたしの出すいやらしい声と音が篭って耳に響き、
あたしは一層いやらしくなっていくようだった。
腰の揺さぶりに加えて、身体の他の部分に絡みついた蔓も愛撫のような動きをみせていた。
あたしの脇腹を首筋をおへそを、さわさわと這い回る。
硬く立ち上がってしまった胸の先にも細い蔓が挟み込むように絡みつき、
細かく風に震えるような動きを続けていた。
「あっ、あっ……っはぁ、はぁ……も……だ、めぇっ……!!!」
ついに達してしまったあたしは背を仰け反らせて咥えこんでいるものを締め付けた。
その時あたしは気付かなかったが、同時に花の方にも変化があった。
「おしべ」の根元から送り込まれた何かが、その先端から吐き出されてくる。
「ああ……ぅん……はぁ」
自らの身体の奥でそれを受け止めているあたしは、気持ちよさに酔うだけで、
危機感を持つ事は無かった。
達してしまったせいで余計に力が抜けてしまったあたしの身体がまた持ち上げられた。
咥えこんでいたものをずるりと引き抜かれ、あたしは沈んでいた意識から呼び起こされた。
「おしべ」が出て行くのと入れ替わりに、幾本かの蔓がその入口を塞ぐように動いた。
さっき中に注ぎ入れたものを少しでもそこに留めておこうとしているようだった。
あたしは快感の中、受け入れてしまったものの事をやっと思い出し、背筋を凍らせる。
さっき中に出されたもの、あれって一体……。
自分の腹を食い破って巨大な蒼白い花が咲く映像を想像してしまって、
あたしは無駄とは知りながら、恐怖の誘うまま、もがこうと試みる。
しかしやはり虚しく、拘束の解けぬままあたしは自分の身体が降下していくのを感じるしかなかった
その先に待っていたのは、今度は真っ赤な花だった。
形は蒼の花とほとんど変わらず、おぞましいことにその花びらの内部にも
先ほどのおしべとほとんど同じ形状の突起が中央に待ち構えていた。
「うそ……」
つい数分前の出来事が思い起こされて、拒絶感と期待感がせめぎ合うように押し寄せてくる。
あたしの身体を拘束し、操る蔓達はそんなあたしの心情などにはもちろんお構いなしに、
淡々とした動きで花の内部、中央へとあたしを下ろしていった。
そして赤い花の突起があたしのあそこにあてがわれるようにすると、
入り口を塞ぐようにしていた細い蔓がするすると退いていった。
既に赤い花の一部を受け入れかけているあたしの内側から、
トロトロと金色の液体が零れてきて、赤い花の突起へと滴っていった。
これが、さっき出されたもの?
そう考えた直後、ほとんど落とされる勢いで身体が落ちる。
「はくぅっ!!!」
自分の体重も手伝って一気に奥まで貫かれてあたしは一瞬息が止まった。
そして再び間を置かずに上下に動かされる。
「あっ!ああっ!はあぁんっ!」
先程と同じく、いや更に激しく体中を弄られながら、体内を突き上げられて、
あたしはまた感じてしまっていた。
ぐちゅぬちゅと音を立てながら、あたしの内側の襞が赤い花の一部へと絡みつき、蜜をすりこんでいく。
それはあたしのものなのか、あの時蒼い花に注がれたものなのかわからなかったが、
身体が求める気持ち良さに溺れてしまったあたしには、どっちでも構わなかった。
やがて激しく揺さぶられるまま、声にならない声をあげ、あたしは赤い花の中、背を反らせた。
今度は射精に似た行動は花には見られなかった。
あたしはきっとめしべだろうその突起を体内に沈めたまま、絡みつく蔓に体重を預けて意識を失った。
「リナ!リナ!どこだ?!」
聞きなれた声があたしを覚醒させた。まだ頭がどこかぼんやりしている。
「ガウリイ……?」
囁くように発せられた声を聞きつけたのか、足音が急ぐようにやってきて、
見慣れた手が赤い壁を押しのけ、固まった。
「リナ……?」
目の前には月明かりの中、ガウリイが驚いた顔をして立っていた。
何でそんな顔してんのよ?と言おうとして、そういえば自分がどんな格好だったか思い出して青くなる。
全裸状態で何本もの蔓に絡め取られ、しかも巨大な花の突起を身体に埋めているのだ。
驚くのも無理はない。……なんて他人事装ってる場合じゃないのよね。恥ずかしいったら。
あれほど強靭だった蔓達は、ガウリイの剣に逆らうようなこともなく、
切られた後はすっかりしおれたようになっていた。
蒼や赤の花の本体もまるで役目を終えたようで、それぞれの花びらを散らしていった。
後日文献で調べた所によると、この花は数十年に一度、満月の夜に咲く花で、
その際、受粉の為に人間を使うらしい。
あたしはたまたまくそ珍しいタイミングに居合わせて、世にも珍しい花の受粉に一役買わされたようなのだ。
まあ、あたし自身に何か孕まされなかっただけマシか……。
あたしは借りてきた本を閉じてそう思いながらため息をついた。
この本には記されていないが、あの夜の後遺症としてあれから数日媚薬のような効果が抜けなかったのと、
ガウリイに発見時の事を散々からかわれたり、しばらく盗賊いぢめの監視が厳しくなったりしたのは、
ちょっぴり苦い思い出である。
おわり。。
ネ申キタァ━━━━(*゚∀゚)━━━━━━!!!!!!
イイヨーイイヨー
エグさを感じさせない展開に禿げ萌え。ネ申GJ!!
欲を言えば、媚薬効果の残るリナとガウの絡みも見たい(*´Д`)
∩
( ゚∀゚)彡 触手!触手!
⊂彡
触手っぽいものに襲われるリナキター!
媚薬!媚薬!
媚薬効果後日、漏れも激しくキボン!!(*´д`*)
757 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 10:29:33 ID:7l0gEc8b
後日!後日!
漏れも漏れも
触手媚薬効果ガウリイにせがむリナ
>ガウリイにせがむリナ
この一行だけで妄想が膨らむ。
ネ申タスケテ この萌え昇華して下さいorz
両思い風味で
761 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 22:02:17 ID:7l0gEc8b
君達とは友達になれそうだ
追加
ガウリイも実は辛抱たまらんかったという感じにお願いします
読み終って時間が経てば経つほど加速する萌え話だな。
さすがネ申技。
アアン(*´Д`)モットォー
765 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 02:45:55 ID:8zhf9ACZ
レスくれた方々どうもありがとうございます。
>>753の続き書いてみたので投下します。
月明かりを弾いて銀光が煌き、あたしを捕らえていた戒めを断ち切っていく。
ある満月の夜、あたしは盗賊いぢめの帰りに謎の香りに誘われ、
数十年に一度咲くという、巨大な花の蔓に捕らえられてしまった。
食虫植物を人間サイズにしたような、その巨大な植物の目的は、
人間の身体、それも女性の持つ生殖器官を使って受粉することで、
あたしはまるで動物のように動く蔓に自由を奪われたまま、裸に剥かれ、
蒼く輝く花のおしべらしい突起物に性交渉をするかのように犯されたあげく、
体内に花粉の混じった蜜を注入されてしまった。
しかも、それだけではなく傍らに咲く雌花らしい赤い花でも同じように陵辱され、
そのまま気を失ってしまったのだった。
宿を抜け出したあたしを探しにきたガウリイに見つけられた時のあたしの姿は、ほぼ全裸。
その身体のあちこちには幾本もの蔓が絡みついていた。
両腕は頭の上で一つに束ねられ、胸には上下から挟みこむ形で縛り上げられていて、
その先にも細い蔓が絡み付いていた。
脚は左右に大きく広げられ、その間には花の根元から伸びる太いものが、
あたしの体内へと突き刺さっていた。
そして、その姿は全身に纏わり付いたどろっとした青白い液体のせいで、淡く光を放っていた。
戒めを解かれてもなお、身体の中心に花の一部を突き入れられたまま動けないあたしを
ガウリイが正面から抱きしめるような格好で助け出してくれた。
「あ……はうん……」
自らもガウリイの首に腕を回しながら、身体の内部を擦られる感触に、
ガウリイの耳元であたしは甘い声を漏らしていた。
身体のあちこちに残る蒼色の液体のせいか、いまだに体中が熱かった。
「リナ、大丈夫か?一体何があったんだ?」
花の外、柔らかい草の上にあたしを座らせ、横抱きにしながらガウリイが問いかけてくる。
「あの花に捕まって……大丈夫よ、たぶん」
確信はなかったが、心配そうなガウリイを安心させるためにもあたしはそう答えた。
ガウリイに抱えられ、宿へと戻ったあたしは体中に纏わり付いた液体や汚れを落とすため、お風呂に入っていた。
花の香りによって痺れたようになっていた頭や身体は、もうほぼ元に戻っていた。
蔓に無理矢理拘束され、乱暴されたせいで、身体がどこか重くあちこち痛かったりはしたが。
衣服を溶かし、花との行為の間ずっと纏わり付いていた蒼い液体は、
もうすっかり洗い流されたが、既にかなりの量が肌や粘膜を通して体内へ吸収されてしまったようだった。
二度も花に犯され達してしまった後だというのに、あたしの身体はまだひどく疼いていた。
湯船の中、そろそろと手が脚の付け根へと伸びていき、その奥へと指を進めてしまう。
くちゅ……。
そこは既にぬるっとした感触を生んでいて、更に指を呑み込もうとひくひくしている。
「ああ……ん……」
欲望の赴くままあたしは指を動かし、唇からは喘ぎが、
そしてあそこからはまだ体内に残っていたらしい花粉入りの金色の蜜が溢れ出していた。
「はあ、はあ、ああっ……ぅんっ…………」
湯船の中、軽く達してあたしは荒い息をつく。
だめ。こんなんじゃ足りない。あの時、花に焦らされた時のようにあたしは焦燥感を募らせていた。
「リナ大丈夫……か?」
そんな中急にがちゃりとバスルームのドアが開けられ、ガウリイが入ってきて、
あ、また固まってる。
「ちょっ、何勝手に入ってきてるのよっ!」
突然の訪問者に叫んだあたしだったが、この時のあたしの格好はといえば、
入り口側に脚を向け、軽く開いた状態で自ら指をその奥に潜り込ませていたのだ。
気まずいこと気まずいこと。
「……いや、あんまり遅いんで心配になって。鍵かかってなかったし。」
固まっていたガウリイがやっと言葉を発する。
「で?何やってたんだ?」
続けて余計なことまでにやりと笑って聞いてくる。
「そ……それは。」
そんな恥ずかしいこと言えるかーーーっ!しかも思いっきり目撃したくせにこの男は。
「とっとにかく出てけー!このすけべくらげ!!」
恥ずかしさに湯だったあたしは、そこらへんにあるものをガウリイに向かって投げつけ、追い払った。
お風呂からあがると、そこにはガウリイが待っていた。
ガウリイとは既に恋人関係にはあったものの、この日は別々の部屋を取っていた。
もちろん一番の理由は今夜の盗賊いぢめの為である。
その時はまさかあんな事になるとは思っていなかったけれど。
「一応魔法医に看てもらう……か?」
ガウリイの隣、ベッドに腰掛けたあたしに彼が気遣わしげな声で聞いてくる。
今夜あったことを説明しなければならないかもしれないと考えると、
それは恥ずかしくて出来そうに無かった。あたしは首を横に振って答える。
あまり確信は無いが、何か寄生されたとかそういうことはないだろう。
もちろん、後で独自に調べてみる必要はありそうだが。
今はそれよりも……。
こうして黙って座ってる今も、切ない感覚が膨れ上がるようになってきていた。
息があがり、耐え切れなくなったあたしはガウリイの腕へ縋り付いてしまう。
「リナ?」
「……さっきの蒼い液体、催淫剤みたいな効果があったみたいなの」
訝しげに見下ろすガウリイの目は見られずに、あたしは言う。
「だからさっきあんなことしてたのか。」
「う゛っ……」
恥ずかしいことを思い出してあたしは真っ赤になり、言葉を詰まらせる。
「まだツライのか?」
「ツライっていうか……っはぁ……どんどんひどくなってて」
熱のこもった息をつきながら、あたしは言った。ガウリイの腕を掴む手に力がこもる。
ふわっと身体が浮いたかと思うと、ガウリイの膝に横抱きにされていた。
風呂上りに着替えたパジャマのズボンの中、下着の内側へと、
乱暴とも思える動きでガウリイの手が滑り込んできて、あたしは悲鳴に似た声をあげた。
「本当だ。すごいな。どんどん溢れてきてる。」
蕩けたようになっているそこに指を這わせながらガウリイが言う。
「ぅ……ん。あ……」
より強い刺激を求め、あたしは自らも腰を押し付けていた。
しかし、ガウリイの指は外側を撫でるだけで、疼いて堪らない内側へは入ってきてくれなかった。
「やぁ……はぁ……がうりぃ……おねがい……」
あたしは強くなる焦燥感に目を潤ませながら、懇願していた。
「もう1人で黙って夜中に出かけたりしないか?」
ゆるゆると円を描くように動かしながらガウリイが言う。
「後を追ってみたら、森の中に装備が散らばってて……。どんなに心配したかわかるか?」
あの花と同じ色の蒼い瞳が、真剣な色を湛えてみつめていた。
一瞬あたしは身体を襲う乾きも忘れ、その瞳を見つめ返す。
「……ごめん。」
あたしは素直に謝っていた。
「しかも、見つけたらあんなことになってるしな。」
一転にやりとした笑みを浮かべて言われる。
「うっ……あれは……」
ガウリイと対面したときの状況をあたしは思い出し、恥ずかしさに居たたまれなくなった。
「あの時は驚いたが、今考えるとかなりいやらしい図だったよな。」
「い、言うなっ!!思い出さんでいいっ!!」
「助けた時、気持ちよさそうな声出してたよな。そんなによかったのか?」
ついに指を奥へと進ませながら、ガウリイが言う。
「ん……あ、あれはっ、あの変な液体のせいでっ」
「ふーん。じゃあ今もその変な液体のせいで俺としたいんだ?」
「ちがっ……そりゃあそのせいもあるけどっ……。ガウリイとじゃなきゃあたし……っあ!……」
一旦引き抜かれ、二本に増やされた指を勢いよく突き込まれて、あたしは一瞬息を詰まらせた。
そのまま掻き回すように激しく動かされて、あたしは一気に昇り詰めてしまった。
ぐったりとした身体を、ベッドに横たえられ、再び全て脱がされたあたしの中に、
覆いかぶさるようにしてガウリイが入ってくる。
今度は身体と心が一緒になって与えられる快感にうち震えていた。
「あ……ああっ!ガウリイっ……」
気持ちよくて堪らなくて、あたしは涙を零す。
感じやすくなっているせいだけではないだろう、ガウリイの動きはいつもに増して激しく思えた。
身体の奥に響くように強く突き上げられ、その度に空気を求めるようにあたしは喘ぐ。
ガウリイの身体の下で絶頂を迎えた数分後、あたしは仰向けになったガウリイの上に跨り、
森の中で強制された事を自らの意思で貪っていた。
「んっ、んっ、んっ……あ……はぁ、んっ……」
今は絡みつく蔓ではなく、ガウリイの手と指があたしの胸を押しつぶし、捏ね回している。
あたしの中にはガウリイのものが繋がり、動きに合わせてぐちゅぐちゅと淫猥な音をさせていた。
「ああっ……ガウリイっ、ガウリイっ……!!!」
彼の名前を呼んだ後、あたしは彼のものを締め付け、
背を反らせたあたしの中には彼が欲望を吐き出していく……。
彼の胸に倒れこみ、ぐったりしてしまったあたしだったが、
それから数分後、信じられないことに身体の奥に新たな疼きを感じていた。
そしてこちらも信じられないことに復活したガウリイによって
幸か不幸かあたしは組み伏せられ、
激しく動かされて歓喜の声をあげてしまうのだった。
「はぁ、はぁ、がうり……あたし……もう……ゆるし……」
それから数時間後、あたしは息も絶え絶えに訴えていた。
結局あたしはその後も、何度かわからないほど抱かれ、
開放されたのは空が白みかけた頃、気を失う事でやっと叶えられた。
しかし、悪夢に近いその症状はそれから数日続き、
あたしは昼夜を問わずしばらく同じ部屋で過ごす事になった。
「これじゃあ、どっちが薬づけにされたのかわかんないわよね……」
今日ももう明るくなってきている部屋の中、傍らで呑気に寝息を立てている相手が、
体力バカで良かったのか悪かったのか複雑な思いを抱きながら、
やっと通常の感覚に戻った身体をシーツの上に横たえ、
あたしは久しぶりの眠りに沈んでいった。
おわり
キタキタキタキタキタァァァ━━━━━━━━━!!!!!!!!
待ってました!禿げ萌えGJ
萌えツボ直球。アアン
絶倫モエ
767-771投下した者です。すみません。昨夜書き直し前の方を投下してしまいました。
>>770の続き再投下させてもらいます。
----------------------------------------------------
「はあ、はあ、はあ……。」
ガウリイの下で弛緩して、あたしは息を乱していた。
まだ達してないはずのガウリイは、動きを緩やかなものに変え、抽送を続けている。
ぐちゅぐちゅといういやらしい音と共に中で動かれる度、
あたしは過ぎ去ったはずの疼きがまた強く蘇ってくるのを感じていた。
あ……うそ……また……。
「また欲しくなってきたみたいだな。」
まるで見透かしていたかのようにガウリイが言う。
「ひゃうんっ!」
ふいに繋がったまま抱き起こされ、一気に体内の重圧が増した感覚にあたしは悲鳴をあげた。
そのまま、仰向けに寝そべったガウリイの上に座らされるあたし。
ガウリイは腰から手を離し、あたしの胸を掴むようにして揉み始める。
まだ完全に息の整わないあたしは、ガウリイの体の両脇に手を付き、
やや前かがみの状態でその愛撫を受け入れていた。
「はあ、はあ、ん……く……ぅん」
あたしの内側が再び中のものを締め付け、すごく欲しがっていて、
恥ずかしいなどと思う前に、あたしは自ら腰を動かしていた。
そしてその動きは次第に貪るようなものになっていき、
あたしは鼻にかかる吐息を漏らしながら、夢中で腰を振り続けていた。
「んっ、んっ、んっ……あ……はぁ、んっ……」
今、あたしの胸を押しつぶし捏ね回しているのは、得体の知れない絡みつく蔓ではなく、
ガウリイの大きなあたたかい手と指で、
今あたしの内壁を擦り、ぐちゅぐちゅという淫猥な音を生み出しているのは
熱すぎるガウリイのもので。
「ああっ……ガウリイっ、ガウリイっ……!!!」
彼の名前を呼んだ後、あたしは彼のものをきつく締め付け、
背を反らせたあたしの中には彼が欲望を吐き出していった……。
彼の胸に倒れこみ、ぐったりしてしまったあたしだったが、
それから数分後、信じられないことに身体の奥に新たな疼きを感じていた。
そしてこちらも信じられないことに復活したガウリイによって
幸か不幸かあたしは組み伏せられ、
激しく動かされて歓喜の声をあげてしまうのだった。
「はぁ、はぁ、がうり……あたし……もう……ゆるし……」
それから数時間後、あたしは息も絶え絶えに訴えていた。
結局あたしはその後も、何度かわからないほど抱かれ、
開放されたのは空が白みかけた頃。気を失う事でやっと叶えられた。
しかし、悪夢に近いその症状はそれから数日続き、
あたしは昼夜を問わずしばらく同じ部屋で過ごす事になった。
ガウリイのほうも飽きることなくあたしの身体を貪り続け、
あたしも熱に浮かされたようにそれに応え、自らも繰り返し求めていった。
「これじゃあ、どっちが薬づけにされたのかわかんないわよね……」
もう何度目の朝なのだろう?やっと催淫効果が薄れてきたあたしは、ガウリイの腕の中呟いた。
体力バカのおかげで、助かったといえば助かったのだが……。助かったんだろうか?
複雑な気分だったが、とにかくこれでやっとまともに休めそうだ。
「なんだ?またして欲しいのか?」
ほっとしてガウリイの肌に身を寄せ、眠りにつこうとしたあたしに、声が掛けられる。
「ちょっ、ガウリイ寝てたんじゃなかったの?ってどこ触ってるのよっ!」
「俺ならまだまだ付き合えるぞ。」
「もう付き合わんでいいっ!この数日何回したと思ってんのよっ、やめっ……んあっ」
……あたしはまだ当分休ませてもらえないようだった。
おわり
----------------------------------------------------
>>772-773ありがとうございます。書いた甲斐がありました。
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!
リアルタイム遭遇ヽ(*゚∀゚*)ノ ワチョーイ!
非常に満足と言うかなんと言うか・・・
禿萌え・・・・・・(*´д`*)
GJっす!!!!!
タ…タマラン(*´Д`)ハァハァ
もえましたーーーー!リナタンかわいい・・・・
ネタ自体は陵辱っぽいのに少しもダークじゃなくてイイです(´∀`*)
今夜は萌えにまみれて寝れそうです。GJでした!!
人間ゼル×アメで前置き長め&設定くどめ+エチぬるめでもおk?
書き始めたらむちゃくちゃ目が滑る話になった_| ̄|●
>>780 全く問題ないです
ゼルアメ(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
783 :
780:2005/10/22(土) 20:33:13 ID:SWrpPpkS
今夜〜朝あたりにかけて投下予定でつ(`・ω・´)ガンガル。
784 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 22:40:33 ID:fWJ8HZ00
☆ チン マチクタビレタ〜
マチクタビレタ〜
☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・) < くらげ男の続編まだ〜?
\_/⊂ ⊂_ ) \_____________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 愛媛みかん |/
sage忘れスマソ
風邪ひきリナたんの表情と胸元にハァハァ
788 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 01:24:25 ID:0FUd0Bwo
んばんば
( ´・ω・)ゼルアメ持ってきますた。
エチにたどり着くまで長い&くどいので注意お願いします。
>風邪引きリナタン
(*´Д`)ハァハァ想像しただけで萌える。
そこは暗く冷たく広がる廃墟だった。
遥か昔に滅びた国の神殿跡地。深い森の奥深くにあるそこは、立ち入る者がないためか手入れも撤去
もされず朽ち果てていくだけだ。
石造りの大きな建物は崩れかけ、昔は美しく研かれていただろうタイルを押し退けて、名も知らない
木々が枝葉を伸ばしている。
神殿中央の祭壇らしき場所は崩れ、その下にある隠し階段が朝の光に照らされていた。
隠し階段を下に降りれば、強く水の匂いがする。暗く閉ざされた地下は半分ほどが崩れていた。
「扉がある」
持続時間を長くするために、弱く光る明かりの魔法。それを岩壁に向けると、この廃墟には似合わな
い扉がひとつ。
「オリハルコン…?」
「…のようだな」
高く可愛らしい少女の声に答えたのは、低く甘い声音の男。
「いかにもって感じですね」
「どれだけ怪しくても、これ以外に扉はないんだ。開けてみるしかあるまい」
「それもそうですね」
本来であれば強固な扉なのだろう。それでもヒビの入った岩にはめこまれているため、扉はすんなり
と奥に開いた。
天井から木々の根が垂れているものの、あまり荒れた様子はない。どうやらこの場所は研究結果や資
料を集めた書庫らしかった。
天井まである本棚の中の書籍類は、長く放置されたためだろう。ほとんどが湿気で歪み、カビなどで
やられ見れるようなものはない。
アメリアとゼルガディスは注意深く辺りを見回しながら奥へと進む。
歩くたびにタイル張りの床が、ブーツの底に当たって硬質な音をたてた。
アメリアが、この神殿の地図を手にいれたのは偶然だった。セイルーンの神殿にある、定められた者
のみが許された書庫の奥。忘れ去られたように埃を被った一冊の本。
昔から本を読み、知識を得ることは好きだったものの、アメリアはそれほど多くの分野の深い本を読
むことはなかった。
それがある旅以降、どんなに小さな知識や情報も貪欲に求め始めたのだ。
セイルーンで手に取った本には、この神殿への大まかな地図と、そこで行われていたらしい研究の内
容が書かれていた。
それだけなら珍しいものでもなかったが、アメリアの目を奪ったのは『その姿を本質へと戻す』と書
かれたマジックアイテムだった。
持ち出し厳禁の本をこっそりと持ち帰り、ゼルガディスに宛てたメッセージを出したのがその日のう
ち。
一月ほど経った頃、ゼルガディス本人がセイルーンへと現れた。
はじめは一人で向かうと言ったゼルガディスだったが、アメリアの押しに負けて二人で向かうことに
なったのだった。
「ゼルガディスさん!」
本棚を物色していたゼルガディスに、アメリアが声をかけた。
「なんだ?何か見付かったのか」
「はい。たぶん、これのことだと思うんですけど…」
心なしか不安げに答えるアメリアに、小さく微笑って
「ああ、どんなに小さなことでも見付けてくれるのはありがたい」
アメリアが指差した場所は、本棚の奥。以前は大量に本が並んでいたと思われる場所だ。壁の奥に、
細かい文字の書かれた掌ほどの大きさの扉があった。
「これは………」
「呪文みたいですね」
細かい文字は、よく見れば紋様のように配置されている。
「汝、望み願うもの……か」
小さく、ゼルガディスは呪文の一節を呟いた。
「黒魔術系統ではないみたいですけど」
「あまり見慣れない文字が混ざっているな。アメリア、読めるか?」
「リナさんあたりなら解るかもしれませんけど…すみません。わたしはあまり、こういうのは……。」
古代文字の一種だろうことは解るのだが、書かれた意味を解読出きるほどではないのだ。
いくつか読める文字もあるものの、ここに書かれた文字はアメリアにとって難解すぎた。
(ううっ。もうちょっと勉強してくれば良かったかも)
「オレも一部くらいしか読めん。もしかしたら、この神殿独特のものかもしれんな」
「そんなのもあるんですか?」
「まあ、ないわけじゃない程度だがな」
(神殿独特の…ってことは開けることは出来ない?)
せっかくここまで来たのに…!
自分の手に余ることなんだろうと、やりきれなさが募る。
「乙女の祈り」
「え?」
「この中央の文字は読めるか?」
中央に配置された文字を、ゼルガディスが指でなぞった。
その表情に落胆はなく、わずかに微笑んでいるようだ。
「はい。えーっと………『汝、望み願うもの、乙女の祈りで道は拓く』?」
「どうやら回りに配置された古代文字は、簡単に扉が開かれないようにした鍵みたいなもんだろう」
「鍵、ですか?」
「ああ。鍵を閉めた状態を維持するためだけの仕掛けだと思う」
言って、ゼルガディスが笑う。
「おまえが居て良かったよ、アメリア」
扉は開いた。それもアッサリと。
取っ手すらない扉が、アメリアが触れた途端に自動的に開かれたのだった。
その奥には木箱が入っていた。
木箱の中には厳重に保管された手帳が一冊と瑠璃色の石。部屋に散乱していた本と違い、痛んだあと
もなく、中の文字がはっきりと読みとれた。一緒に入っていた石こそが目当てのマジックアイテムの
ようだ。
その場で手帳を開き、ザッと目を通したところによると石の効果は永久的なものではないとのことだっ
た。
効果は、人為的に合成したものの分離。製作されたのは、神殿のあった滅びた国の背景があったらし
い。
その国は高位魔族の力を借りる黒魔術を良しとせず、近隣国魔道士によって造られたキメラに対抗す
る手段がなかった。そのために造り出されたのが、あの石ということだろうと手帳を読んだゼルガデ
ィスが言った。
人為的に合成されたキメラは攻撃力も高く、黒魔術なしでの抵抗には限界がある。その為に、少しで
も戦闘能力を下げることが必要だった。
キメラは元々の特徴を合成させることで、戦闘能力をあげたものだ。
一時的にでも合成させた者同士を分離させれば、その分戦闘能力は下がる。このマジックアイテムは
一時的に主人格のみを表面に残し、その他のものは内側に封じ込まれる仕組みのようだ。
手帳の最後には期限が書かれていた。
『満月の夜から新月の夜明けまで』
アメリアは高鳴る胸を押さえて、床にへたりこんだ。
廃墟となった神殿を後にして、森に近い宿へと戻ってきたのは夕方。簡単に夕食を摂り、ゼルガディ
スは早々に部屋へと篭ってしまった。
あの時言われた言葉と、笑顔が忘れられない。
あの小さな扉を開く前に言われた台詞。
(わたしは、あの人の役にたてたんだろうか)
あれからアメリアの鼓動は高鳴りを押さえられないままだ。
(満月の夜から新月の夜明けまで…)
短期間であれ、彼が人間の姿へと戻れる。
たとえ一時的なものであっても、完全に人間へと戻る手掛りになるとゼルガディスは笑っていた。
「おまえのおかげだ。ありがとう、アメリア」
部屋へ戻る前に、ゼルガディスはアメリアの頭をポンと叩いて照れくさそうに笑んだ。
「反則ですよ」
頬が熱く火照っている。
呟いて、熱くなった頬へ手を当てた。どうしても唇の端が上がってしまう。
(反則だわ)
心の中で、もう一度繰り返した。
あの笑顔は、彼に想いを寄せる自分には強烈すぎる。そして普段は見られない、その笑顔が今日一日
でどれだけ見れたのだろう。
会えない日々の支払いにしても、お釣りが来るんじゃないかと思う。
「…………ゼルガディスさん」
彼はどうするのだろう。
アメリアは部屋の壁に視線を向けた。この壁の向こうに彼が居る。
満月の夜は、今夜なのだ。
コンコン。
「ゼルガディスさん」
彼がどうするのか気になったアメリアは、隣にあるゼルガディスの部屋のドアをノックした。
思い立ったら即行動。
アメリアは元々、深く考え込み悩むようには出来ていない。
「アメリアか?」
「はい」
ガチャリとドアが開き、少し驚いた顔のゼルガディスが顔を見せた。
「どうしたんだ、こんな時間に」
彼が驚くのも無理はないだろう。夕食を終え、各自部屋へ戻った後にそれぞれの部屋を、何の約束も
なしに訪れることは今までなかったのだ。
「今夜が『満月の夜』だから。ゼルガディスさんがどうするのか気になって」
「ああ、そのことか」
部屋へ入ると、ベッドサイドのテーブルにあの木箱が置いてある。
一つしかない備え付けの椅子にゼルガディスが座ったため、アメリアはベッドの端に腰を下ろした。
「どうするんですか?」
一刻も早く人間に戻ることを望んでいる彼。だけど、今日手にいれたマジックアイテムは一時的なも
のだ。仮染めの姿をゼルガディスは望むのだろうか。
「それなんだが…今は迷っている」
「迷う、ですか」
「ああ」
「何か気になることでも?」
「今すぐにでも元の姿に戻ってやりたいことがある」
「?なら、迷う必要は…」
「それが出来れば、な」
「出来ないんですか?」
アメリアの言葉に、ゼルガディスが視線を向ける。
今までにないほど、じっと見つめられてアメリアの心臓が悲鳴をあげた。
「ゼル…ガディス…さ、ん?」
思わず声が震える。
熱い視線がアメリアの体を縛り上げて、身じろぎすら許されないようだ。
ふいに絡み付いて視線が外された。小さく溜め息をついて
「それが出来れば迷いはしないさ」
と苦々しく呟いた。
「ゼルガディスさんが迷うことっていうのは何なんですか」
視線が外れてもなお、アメリアは動けない。辛うじて声に動揺が消えたものの、極度の緊張に心臓が
悲鳴をあげている。
(もしかしたら、わたしは聞いてはいけないことを聞いたのかもしれない)
そうは思っても、彼が迷い躊躇う理由が知りたいと思った。
(ちがうわ。わたしはゼルガディスさんのことを、ただ知りたいんだ)
「アメリアには感謝している。だけど、理由は言えん」
「何故、ですか…?」
「オレは…オレはきっとおまえを傷付けるだけだ」
ゼルガディスは眉を寄せ、血の塊を吐くように低い声で言った。
「わたしはあなたのことが好きです」
本来ならば伝えるつもりもなかった言葉。その言葉は以外にもすん
なりと出てきた。
なぜ言おうと思ったのか、アメリア自身にもよく分からない。それは一種の勘のようなものだった。
「アメリア」
強く、叱るようにゼルガディスがアメリアの名を呼んだ。
「ゼルガディスさんのことが好きなんです。それは知っているでしょう?」
「……アメリア」
「わたしにはあなたの気持も、何を迷っているのかも分かりません。でも…迷う原因がわたしにある
のなら言って下さい」
「アメリア…………オレは…」
「もしも…もしも、言えない理由がわたしを傷つけるからだというなら、馬鹿にしないで下さい」
「ア、アメリア?」
目を見開くゼルガディスに向かって、ニッコリと微笑む。
「わたしはそんな簡単に傷付くほどヤワじゃありませんから」
アメリアの鮮やかな笑顔に息を飲む。いつからこの少女はこれほどまでに綺麗になったのだろう。
詰めていた息を吐き出して、ゼルガディスはいつの間にか強張っていた体の力を抜いた。
いつも真っ直ぐに向けられる好意に、自分もいつの間にか落とされていた。
「後悔はしないか?」
何を、とは言えなかった。
脅えているのは自分自身で、拒絶されることの恐怖と傷付くことに恐れていたのも自分なのだ。
「もちろんです」
答えたアメリアに、ゼルガディスは石を使うことを決めた。
木箱に収まった瑠璃色の石。それをアメリアに渡す。
「アメリア、この石に口付けてからオレに渡してくれ」
「それが発動の解呪なんですか?」
「ああ」
「わかりました」
アメリアが石に唇を寄せると、淡い光が石から溢れ始めた。
それをゼルガディスに渡す。ゼルガディスは石を受け取ると、石に口付けた。
まるで誓いの儀式のようだとアメリアは思う。
淡い光がゼルガディスを包み込む。柔らかな青色を纏った光が、銀色に輝く彼の髪に反射して綺麗だ。
ひときわ強く発光したあとに、少しずつ光が消えていく。その中から現れたのは、ゼルガディスだ。
「…どうやら髪の色までは戻らんらしいな」
「…………………」
「アメリア?」
「うわっ!」
急にアメリアが抱きつき、ゼルガディスが驚きの声をあげた。
「アメリア?」
アメリアは、ぎゅうっと強く抱きつき、ゼルガディスの胸に顔を埋めた。
「あったかい…」
「アメリア………頼む、離れてくれないか」
彼の胸の中でゼルガディスを見上げると、視線をそらしている。顔は耳まで真っ赤になっていた。
その顔、皮膚は人間のそれで、岩も張り付いていない。針金のようだった髪は、色はそのままにサラ
サラと流れていた。
抱きついていた手をゼルガディスの頬に当てた。触れた肌は暖かく、男の人特有の硬さはあるものの
押せば弾力がある。アメリアは愛しげに何度も頬を撫ぜた。
「アメリア…」
「ゼルガディスさんのやりたいことってなんだったんですか?」
「それは………」
頬を撫ぜながら問うアメリアを、ゼルガディスが見下ろす。真っ直ぐで曇りのない少女の瞳に、元の
姿に戻った自分の姿が映っている。
赤く小さな唇が自分の名を呼ぶのに、夢見心地のまま手を伸ばす。
両の腕は、小柄で柔らかな少女の背と腰に回して強く抱き締めた。
「ゼルガディスさん?」
アメリアの首元に自らの顔を埋めた。
甘く優しい香りに頭の芯が焼けてしまいそうだと思う。
「すまん…。こうやって……ずっと、こうやって触れてみたかったんだ」
「ゼルガディスさん…?」
「おまえに」
言って、半ば強引にアメリアの唇を奪う。アメリアは驚愕と息苦しさに、僅かにもがいたものの、腕
を首に回してすがりついた。
「ん…っ」
息をつく合間に、甘い声が喉から漏れる。深く、舌を絡ませて唾液を送り込むと、白く細い少女の喉
はコクリと小さく音を立てて、送り込まれ混ぜあった唾液を飲み干した。
「…………あ」
トサリと軽い音をたて、一人寝用の硬い寝台に横たえられる。アメリアは呆っとした意識を辛うじて
繋ぎ止めて、これから起こるであろう時間を思った。
ぎゅっと抱きつく腕の力を強めたアメリアの髪をなだめるように撫で、ゼルガディスは体を離す。
「………え?」
「すまん」
戸惑うアメリアに、ゼルガディスは苦笑して
「急にすることじゃないな。………それに、おまえは一国の王女だ。本来ならここで殺されてもモン
クは言えん」
そのまま、さらに体を離そうとした。
「!?」
気がつけば体制は逆転して、ベッドに押し倒される格好になっていた。
「忘れたんですか?ゼルガディスさん。わたしは一国の王女の前に、あなたが好きな女なんです」
ゼルガディスの顔の横に手を付き、のしかかる。
「わたしの性格は知っているでしょう。わたしが好きなものは『正義』と『真実の愛』です」
「アメリア……」
「それに父さんは、わたしの好きにすればいいって言ってくれましたから」
だから大丈夫ですと告げて、小さな音をたてて愛しい男の唇を吸った。
「……………止まらんぞ」
「はい」
「…どうなっても知らないからな」
「はい!」
とりあえずここまで(´・ω・`)
エチシーンのチェック後に続き投下しにきます。
ブツ切りスマソ。
アメリア可愛い!
なんつーか、一途さが清々しいよ
続きが楽しみだよー
GJ!
ラブラブの続きマダー (;´Д`)ハァハァ
あっ……こういうのスゴク好き…
807 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 21:11:00 ID:8S1YvY7H
今の時点で泣きそうなんですが!!
ぐじょぶー。
しかし今月のすぺさるのパジャマリナたんエロいよリナたん(*´Д`)
なに。
今月号買ってコヨ
あ、すまん。今月の新刊な。
熱く柔らかい唇が、頬の輪郭を辿りおりる。首筋に口付け、耳たぶを甘噛みすれば、少女の体がピク
リと小さく跳ねた。
唾液で濡らした舌で、耳を舐めあげる。掌は弱く、柔らかな乳房を撫でている。
アメリアの服をたくしあげて、直に掌を這わせると、くすぐったいのか身をよじらせた。
「ひゃ………っ」
白く丸い頬は赤く熟れ、林檎のようで、その幼さにゼルガディスの劣情と背徳感を刺激する。
大きな瞳は潤んで細められてはいるものの、まっすぐにゼルガディスを見つめていた。
幼い顔とは正反対でアンバランスにも感じる大きな乳房は、柔らかく熱くゼルガディスを楽しませた。
「あ………ゃ…っ」
熱い吐息に、戸惑いのような声が漏れる。その中には、確かに悦楽がにじんでいる。
「ゼル…ガディスさ………ん」
「アメリア…声、気を付けろよ」
「え?」
「隣に聞こえる」
「ひゃうッ!!」
(そんなこと言うなら手加減してください!)
ちゅうっと音をたててアメリアの胸の蕾に吸い付いたゼルガディスに、心の中で文句を言った。
抗議をしようとしても、かわりに唇から溢れるのは甘ったるいあえぎ声にしかならないのだ。
押し上げるように乳房を揉みしだきながら、その尖端を愛撫する。軽く歯で挟み、舌先で擽るように
撫でる。反対側の胸は指先で蕾を押し、こねまわす。
「ゃ…あ、あつい……体がジンジンして……あつい………ん、ぁや…あぁ」
ピクピクと小さく跳ねる少女の体を、胸先をいじっていた指を移動させて撫でまわした。
臍をくすぐり、腰に指を這わせる。そのまま下へおろして、下着の上から丸い尻を撫でる。
少しずつ撫でる指に力を加え、柔く弾力のある双丘を揉みこんだ。
「んーっ、んぁ………ひゃうっ」
下着の薄い布越しに、後ろから指を回したゼルガディスは尻を辿ってアメリアの秘部へ触れた。
触れた場所は水分を含んで、しっとりと濡れていた。
「アメリア、濡れてる」
「うぅっ。しょうがないじゃないですかっ!」
顔を真っ赤にしたアメリアに、ふっと笑いからかうようにゼルガディスは問う。
「しょうがないって、なにがだ?」
「そ…それは……。ゼルガディスのイジワル」
「なんでそうなる」
「だって、好きな人に触られてるだけで、勝手に……体が熱くなっちゃうんですもん。しょうがない
じゃないですか」
目を伏せ、すねるたような声音で可愛らしく詰るアメリア。
その表情、仕草に愛しさが募る。
「きゃうッ!」
ゼルガディスは、一度アメリアの秘所から指を離すと、緊張に強張った内腿を撫であげた。
ピクリと跳ねて力が緩んだ隙に、閉じていた脚を掴んで広げた。
「え?」
何が起きたか分からないとばかりに、目を見開くアメリアにゼルガディスは安心させるように微笑ん
で秘部に顔を寄せた。
「なな、なななな、な、なななにやって………ぅやあっ」
頬がこれでもかというほど熱くなっている。ぷしゅう〜っと音を立てて頭の中が蒸発してしまいそう
なほど恥ずかしい。
(うゃ〜っ!口がっ顔がっっ!!)
アメリアにも知識がないわけではない。経験は皆無だとしても、それなりの知識は教育として知って
いたし、各地を巡る旅の中で多少は見聞きしている。
(駄目よ。やっぱり目を開けてらんない〜っ!)
アメリアはぎゅうっと目を閉じた。
(うきゃあぁぁぁーっ!!)
その場所でゼルガディスが笑った気配がした。どうやら、こちらの反応を楽しんでいるらしい。
恥ずかしさに脚を閉じてしまいたいけれど、恥ずかしすぎて体に力が入り、閉じることも出来ないで
いた。
布越しに尖らせた舌が、敏感な肉芽をつつく。布越しのもどかしい感触に、アメリアの腰は痺れた。
「んーっ」
「アメリア、我慢するなよ」
意地悪く告げるゼルガディスに、アメリアは首を何度か左右に振ることしか出来ない。
「!」
ゼルガディスの顔がそこから離れた。そして感じる違和感…。
濡れたその場所が外気に触れてスースーする。驚きに目を見開けば、難無く最後に残った下着を抜き
とられたところだった。
「〜〜〜〜ッッ!!!」
ボフッと音がなりそうなほど、アメリアが朱色に染った。
「オオゲサなヤツだな」
くつくつと楽し気に笑うゼルガディス。
赤く染まりきったアメリアの頬にキスをした。
何度か顔中にキスの雨を降らせれば、徐々にアメリアから力が抜けていく。
上気した肌も、多少は落ち着いてきたようだった。
熱くなった肌からは、少女特有の甘い香りが立ち上っている。それはゼルガディスにとって、極上の
媚薬でしかない。
一生触れることは叶わないと思っていた。
異形の姿だとか身分の違いだとか、胸の内にはいくつかのわだかまりはある。
それを理由に、少女の好意から目を背けていたけれど…
(本当は、真っ直ぐすぎるアメリアに答える自信がなかっただけなのかもしれないな)
ただ愛しいのだと。
触れて、身も心も愛したいのだと。
今ならハッキリと分かる。
まだ言葉で伝えることは、臆病すぎる自分には出来ないけれど。
今はこの好意を受け止め、自分の全てで愛したいと切に思った。
ゼルガディスが唇にキスを落とすと、嬉しそうに腕を首に回された。
愛しさと切なさに胸が痛い。
愛し、愛されているのだと飢えた心の奥底から喜びがこみあげてくる。
くちゅりと音をたて、濡れたアメリアの体内へ指を潜りこませた。
「…っ」
違和感に眉をしかめたアメリアは、ゼルガディスの首に回した腕に力をこめることで衝撃をやりすごす。
奥まで指を挿入させて、異物が馴染むように動きを止めた。
回された腕の力が緩むまで待ち、強張りがとけたのを確認して、ゆっくりと指を動かし始めた。
くちゅくちゅと淫らな音が、二人の意識を侵食していく。
擦られる痛みと違和感に、アメリアは息を詰めた。
「……くぅ…ん」
指を二本に増やせば、喉を鳴らして背を反らせる。
目の前に晒されたアメリアの白い喉に、ゼルガディスが口付ければ小さく柔らかな体がビクリと震えた。
「アメリア……いくぞ」
「…………はい」
小さく言って、ゼルガディスは小さく狭いその場所に己を突き刺した。
「あ、ああああああ…っ!」
「………っ」
初めて押し入ったそこは、熱く狭くゼルガディスの劣情を追いたてる。
「……っ。力を抜け、アメリア…」
「は…はい…………んぁ、ああっ。や………」
(あ…気持良い…………)
下半身はズクズクと鈍い痛みと強烈な違和感を訴えているけれど。
ぴったり触れ合う肌と肌の熱さが、アメリアの緊張をほぐしていく。
優しく撫でる掌と、柔らかな唇になだめられて何度も深呼吸をした。痛みよりも触れる肌の愛しさと
熱が気持良い。想いが触れた肌と繋がった場所から交ざりあうようで、幸福なことなのだと思った。
切なく熱いゼルガディスの瞳に、微笑む自分の姿が映っているようだ。
「ゼルガディスさん、好きです」
笑んで触れるだけの口付けをした。いつか年老いて笑いあい、寄り添う人がこの人であればいいと願って
首に回した腕を背に回す。抱き締めた彼の素肌は汗ばみ、熱くなっている。
いつも冷静なゼルガディスが、自分に欲情しているのだと思うと、胸が締め付けられるほど嬉しかった。
「アメリア…」
低くかすれた声で名前を呼ばれると、切なさがこみあげる。
無意識に自分の内部が、きゅうっと彼を締め付けた。
「あ…きゃう…………っ」
アメリアの内部に締め付けられ、堪らなくなったゼルガディスは、やや強引に動き始めた。
「ひっ、あああ、あ、あ………ぅん」
動きに合わせて漏れる甘い声に、身体中が痺れた。
まだ痛みがあるのだろう。眉を寄せ、上げる声は苦痛の色が大きい。
それでもアメリアの『受け入れる』という気持ちからなのか、苦痛の合間に色を帯た声が交ざり始め
た。
「あああっ、あ…ゼルガディスさ…ぁん」
苦痛をまぎらわせるように、胸先に口付けるとアメリアの背が反りかえった。
ゼルガディスの頭を抱えるように腕を回し、嫌々をするように首を左右に振るアメリア。切り揃えた
艶やかな黒髪が敷布に当たってパサパサと軽い音をたてる。
ぷくりと勃ち上がった桃色に色付いた乳首の感触を舌で楽しむと、アメリアの中がきゅうきゅうと絞
めつけて応える。
「……ぁ、ふ…………」
結合部から溢れた蜜を指先で掬って、敏感な肉芽に擦りつけると、アメリアが泣きそうな顔で目を閉
じた。
「アメリア………っ」
「あああっ」
緩やかな動きを繰り返し、膣壁をかきまわせる。その甘い動きに、無意識にアメリアの腰が動き始め
たのを知ると、ゼルガディスは意地悪をするかのように早い動きに切り替えた。
「やぁ………ッ!」
高い悲鳴を上げて、アメリアが喉元を晒す。ピクピクと痙攣するように脚が震えていた。
(…そろそろ限界、か)
アメリアの限界が近いようだ。
(それまでオレが、もつか…だな)
苦笑して、強く腰を打ち付けた。
アメリアの中は熱くうるみ、優しく甘くゼルガディスを包み込んでいる。
極上の心地良さに、下手をすればすぐにでも達してしまいそうだった。
「ん…ん、ああ、あ、あっ」
結合部の拘束が強くなり、内部が小さく震え始めた。
「ああ………………ッ!!」
「…………っ」
絶頂を迎えたアメリアに、まるで離さないと言うようにゼルガディスの雄は締め付けられた。
(ヤバい。持っていかれそうだ)
今だ体を小さく痙攣させるアメリアの腕を外そうとしても、ゼルガディスにしがみついたまま離れよ
うとはしない。
「アメリア、頼む。離してくれ」
「は………ぁ…、いや…です」
荒く息を吐きながらアメリアは笑う。
「お願いします。さいごまで…全部、わたしの中に………ください」
達したばかりでキツいだろうに、アメリアは、細い両脚をゼルガディスの腰に強く絡めた。
「アメリアっ!」
このままでは本当に、アメリアの中にぶちまけてしまう。焦ったゼルガディスは、無理にでも引き離
そうと力を入れる。上から覆い被さる形のため、体制が不安定だ。
「!?」
アメリアはゼルガディスを、ぐいっと力任せに引き寄せて唇を重ねた。
男の唇を舐め、口腔内に舌を差し入れる。強引な口付けと、絡められた脚の拘束に逃げらないのだと
知った。
「…………っ」
ぎゅっと締め付けるアメリアの内部に、堪えていた精を吐き出す。
打ち付けられる白濁に、アメリアは満足そうに吐息を漏らして微笑んだ。
それから二人はタイムリミットの新月の夜明けまで、昼はこのマジックアイテムの研究、夜は体を重
ねて過ごした。
最後の夜、アメリアはゼルガディスに口付けて言った。
「わたしは、あなたがどんな姿だろうとかまわないんです」
「オレは…………」
「でも、ゼルガディスさんが困るだろうと思ってたんです」
「アメリア」
「でもね、ゼルガディスさん。わたし、我慢するのはヤメにしようと思うんです」
不思議そうな表情で、アメリアを見つめるゼルガディスに笑みを深くして
「ねぇ、ゼルガディスさん。規制事実って知ってますか?」
【終】
予想以上に長くなった○| ̄|_
事後の二人とかは、これ以上長くなっても…と思ったのでスパッと短く。
実は隣の部屋にリナ達が泊まっていてとか関係ないとこでも萌えつつ初のゼルアメエチですた。
アメリア好きだあああっ!
途中、※ありがとでした。
朝から萌え〜+。:.゜ヽ(*´∀`)ノ゜.:。+゜ヤッタァン
ご馳走様でした、非常に満足です♥
ってか、私のと違ってハピーエンドな展開……これもまたイィのう…(*´д`*)ハァハァ
既成事実アメリア逞しくて.。゚+.(゚ー゚)。+.゚ イイ!!
824 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 12:46:08 ID:pcMLK+PV
ハッピーエンドで心が満たされました!!
お疲れ様でした♪
最新刊の風邪リナたんもいいが、表紙も表情がエロくていいよ。
何かナーガに浣腸か媚薬いれられて耐えてるぽい
GJ・・・・・・・・・!!!!
ゼルアメほんともえますたっっ
アメリアめっちゃかわえええええええ
禿萌えですた
新たなるネ申降臨期待ホシュ
コソーリ小説版の男前なアメリアものもたまには見たいな・・・なんて・・・。
アニメ版の可愛らしい彼女も好きだけど。
原作アメリアだと、絡ませる相手がなあ…
なんか微妙に男キャラとの接点が薄いんだ。
ガウリナ前提でガウ×原作アメとか見てみたいかも。
原作アメリアだとゼロスやゼルと絡んだ方がカコイイ気もする。
何故だろう、アメリアってどう転んでもガウリイに興味なさそうに見えるんだ
サバサバした男前アメリアに振り回されるゼルハァハァ
833 :
831:2005/10/27(木) 03:31:45 ID:C9166Mwv
>>832 ただ見てみたいと思った好奇心。
原作アメリアだと、特に決まった相手居ない感じのイメージだからさ。
なんか色々あって利害が一致してガウと絡みとかなら萌えるなーと。
なんかお互い割り切った関係っぽく。
スレの世界観的に、王室の性関係ってどうなんだろう。
場所によっては男女共に乱れてヤリまくってるような王室と、処女崇拝的な王室がリアルではあるっぽいけど
セイルーンだと後者なのかねぇ…。
>>833 アメリア巫女!巫女頭!セイルーン聖王都!
そういう立場の人達の方が嵌まると凄いらしいけどね(そんな事件もあったよな)
>>834 ノンフィクの文庫(だったと記憶)で修道院=ヤリどころの場所があったらしい(´・ω・`)
日本の巫女もかなりアレだったらしいし(昔の日本は外人がひくくらい性に関しては規制が緩かったっていう話も。
スレの世界観だと、そこらへんどうなのかなーとか。
リナがガウ押し倒す話が読みたい…。
836 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 07:53:10 ID:JCxXkhDJ
萌え補給を…干からびそうだ。
>>835 ガウ→リナでアメ→ガウな話見てみたいとレス見て思った。
自分を見てくれないのは分かっていながら
一度だけでいいからとガウを押し倒す漢前アメリアとか・・・。
それいいな。
自分はガウ→リナ、アメ→ゼル
体の関係はガウアメを思い浮かべた。
でも
>>838のが萌ゆる。
アメリアなら、ゼロスとも絡めそうだ
魔族の弱点をつくため、研究のためにゼロスを襲うアメリア
VSオーフェンで、アメリアの言動に思うところがあっても突っ込まずにひたすらスルーするガウリイと
ガウリイがボケてもキメても関心示さないアメリアは実は似た者同士なのかもしれないと思った。
二人とも鷹揚と言えば聞こえはいいのだろうが
とことんマイペースなだけなのかも
アメ「ガウリィさん!私決めました。私のはバージンはあなたにさしあげます」
ガウ「っつていわれても」
アメ「リナさんには黙っています。さあ、四の五の言わずそのズボンとぱんつ脱いでください」
こんなかんじですか?
今出てるリクは
・ガウを押し倒すリナ
・アメ→ガウ→リナ(アメ片思い)
・アメ→ゼロ(やりっぱな)
ですか?
845 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 22:28:06 ID:YbCBAvGV
>>844 押したおすリナたんが黒いとなお良し!!!
・アメ→ガウ→リナだったら
ガウリイをレイプするアメリア
リナを襲うガウリイの3P風味が希望
リナの相手がガウであれば何でもいいな。
ガウの相手は誰でもいいがw
でも最近は定番カプものが多かったし、ガウ以外×リナは自分は地雷なのでwアメガウをプッシュ。
>>843みたいな軽いノリの読んでみたい。
リナガウも捨てがたいが。
>845-847を踏まえて
がんがって考えてきまつ。期待しないで下さい ノシシ
ガウへたれすぎw
+ *
∧_∧ *
(0゜・∀・) + ワクワクテカテカ
oノ∧∪ ∪
(0゜(0゜・∀・)+ ワクワクテカテカ
∪(0゜∪ ∪
/ヽ_と__)__)/ヽ +
(0゜ ・ ∀ ・ ) ワクワクテカテカ
(0゜ ∪ ∪ +
と______)______) +
***アメ→ガウ→リナ前編***
ひゅぅううううう
木枯らし吹き荒ぶ秋の夜。
揺れるススキ野原に佇む、男と女…。
1人は長身で、金色に輝く長い髪を風になびかせている体格の良い男。
顔立ちは整っているが、困り果てたような顔をしている。
もう1人は打って変わって小柄。だが凹凸のはっきりした体躯の少女。
綺麗に肩口の辺りで切りそろえられた黒髪を、こちらも風になびかせている。
表情は至って真剣そのもの。目の前にいる男を、じっと見詰めている。
「おい、アメリアァ……」
男が口を開いた。
「なんですか、ガウリイさん」
アメリアと呼ばれた少女は、至極真面目な表情のまま返事をする。
「なんですかって、聞きたいのは俺のほうなんだが…」
それもそのはず。
2人は、このススキ野原に辿り着いてから、既に小一時間向き合う形のまま立ち尽くしているのだ。
「用があるって呼び出したのはお前さんだろ?
流石にそろそろ夜も更けて来たしな…リナも心配してるだろうから、何も無いって言うんなら宿屋へ戻りたいんだが」
(やっぱり、ガウリイさんはそんなにリナさんが好きなんですね…)
その一言が少女の表情を薄く曇らせた事に、男は気付いていない。
「解りました…」
「戻って良いか?」
ぱっと表情を明るくした男にすかさず否定の台詞を吐く少女。
「いいえ。まだ駄目です」
「なんだよ…用があるってんなら早く言ってくれっ」
(頑張るのよわたし!!)
「ガウリイさん、好きなんです」
思ったよりすんなり出た台詞だった。
「……は?」
ぼけっとした表情で問い返す男。
「ガウリイさんがリナさんを好きだって事は解ってますから、別にわたしを好きになって頂かなくとも構いません」
「……はぁ。それなら話は早いが…」
頭をポリポリと掻きながら、別段困った様子でもなく男は言う。
「構いませんから、わたしの処女をもらってください」
「……はぁ―――――――――!!???」
夜のススキ野原に、男の声が木霊する。
「ちょっっまっ、なんでそうなるんだ?意味不明だぞアメリアっ!!」
慌てる男を他所に、少女は自分の言葉を続ける。
「お二人の絆と言うものがどれだけ深いか、わたしは解ってるつもりです。
羨ましいと思いながら見守らせて頂いてましたけど、やはりわたしも女ですからね。
欲というものが出てきたんです」
淡々と言葉を吐く少女を見て、顔中にクエスチョンマークを張り付かせている男。
「はぁ……」
「とまぁ、そういうわけで。シャドウ・スナップ!!」
「はっ!!??」
しゅぅうううんっ!
いつの間に呪文詠唱を終えていたのか、あっさり男は影縛りの術にかかり動けなくなる。
「今夜は月が綺麗ですからね。練習しておいた甲斐がありました♪」
「ちょ、おいアメリア卑怯だぞ!!」
動けなくなった男は苦しそうな表情で少女を罵倒する。
「これくらいしないと、押し倒されてくれないでしょう?」
にっこり、と。
月明かりに照らされながら、幼さの中に妖艶さを秘めた微笑みを浮かべ、無邪気に言う少女。
と、同時に、どさっと言う音と共に男をススキの群れへと押し倒し馬乗りになる。
「うわっ」
すかさず右手は男の下肢へと伸び、ズボンのベルトをかちゃかちゃと外し
左手は上衣の裾をたくし上げ、覗いた胸板にちゅっ、ちゅっと口付けを落としていく。
「おい、待てアメリア!」
「待ちませんよ」
「ふぐっ……むぅっ」
言うが早いか男の唇を自身のそれで塞ぎ、舌を咥内へ差し入れ、丁寧に歯列を嘗め回し、自分の唾液を男の中へと移す。
ぴちゃ…ちゅる、ちぅうっ
「ふ……むァ…メリ…」
「ぷはぁっ」
慣れないせいか。息苦しくなったのだろう。大きく息を吐いて少女は男から顔を外した。
そして、ふふっと微笑みながら、男の耳元に息を吹きかける。
「こんなキス、初めてしました。とぉーーってもいやらしい気分になりますね」
「おい、いい加減術を解けよ…」
「こっちはどうなってるんでしょう?」
男の言葉はまるで無視して、少女は下半身へと再び手を伸ばす。
「こら、やめろって、おいっ!……ぅっ」
股間の膨らみに指が触れると、男は小さく呻いた。
反応があった事を確かめると、少女は寛げたウエスト部分から、ズボンの中へと更に指を進める。
「ん?……ふふ、柔らかぁい♪」
指にモノが触れたのだろう。何故か可笑しそうに笑いながら、少女は中へ入れた指をふにふにと動かす。
「ちょっ…やめろって、アメリア!!」
慌てたような声を出すが、依然として身体は影縛りで動けない。
(くそう…月が隠れさえすりゃ……っ)
くらげ並みの知識であっても、影が無くなれば動けることは解っているらしい。
「足掻いても無駄ですよ?」
相変わらず微笑みを浮かべながら少女はズボンに両手をかけ、一気に膝までずり下ろして男の下半身を露わにしてしまう。
「だぁあああっ!」
動けぬ男の声は、ただ情けなく夜空に吸い込まれていくだけである。
そして少女は、おもむろに男の中心を握り締めた。
「っ……!!!!」
「柔らかいのに大きいんですね、ガウリイさんのって。……はむっ」
「くぅっ……」
柔らかい少女の唇が、心の準備も与えずに男のソレを頬張り、舌を絡め、唾液を滴らせながら、えもいえぬ快感を与えていく。
じゅる…ちゅぅ……ちゅぷ
「はぁ……少し、堅くなってきました」
「う……はぁ…っアメ、リアっい、いかげ…ん」
「んむ…、ひゃめまひぇんよ(止めませんよ)」
一旦唇を外した隙に抗議するも、即座に却下されてしまう。為す術が無いと言うのはまさにこの事だろう。
(この俺がアメリアごときに強姦される羽目になるとは…)
大の男にとっては屈辱以外の何者でも無いだろう。哀れである。
「ガゥ、リイさん、わたしも…」
男のモノを貪っているうちに昂ぶってきたのだろう、頬が朱く染まり目が潤んできた少女は、自分の衣服を自ら脱ぎ捨てて上にまたがり、股間を男の顔に押し当てる。
「気持ち良くして下さい」
動けぬ男にとってはお願いと言うより命令である。
顔面に押し迫った少女の花弁からは、透明に光る蜜が微かに溢れており、興奮している事を物語っていた。
観念したように、男は舌を出し少女の割れ目に沿って上下に動かしてやる。
「あぁっ、あっはぁあっ!」
初めて与えられる快感に脳が痺れ、腰がびくん、びくんっと痙攣する。
その間も少女の手は男のモノを固く握り、喘ぎながらも唇は口付けを繰り返し男を更に高めていく。
「ひゃ、ああぁあっんん…っああっ」
男も負けじと、少女の割れ目の上部に隠れている芽を探り当て、舌先で何度も突付いたり押し潰して、肉芽を堅く尖らせてやると、益々少女の腰は激しく揺れ、男の顔にぐいぐいと押し付けてくる。
「ガウリ……さっ、あっ、スゴ…ッ!気持ち、イィ…あはぁあっ!」
あまりの快感に我を忘れて少女は猥らに四肢をくねらせ、柔らかそうな乳房を揺らしながら軽く絶頂を迎えた。
「はぁっ、はぁ、はぁ……は…ふぅ…ん」
くたり、と前のめりに倒れこんだ少女の目には、大きくいきり立った男のモノが映る。
(凄い…こんなになってる……)
うっとり、と絶頂を迎えた余韻を湛え、その目の前にあるものへの期待を籠めて見詰めていると、不意にがしっと腰を掴まれた。
「えっ!!??」
慌てて見ると、それは男の筋張った手だった。
(しまった!精神力が途切れたから……!)
「良くも好き勝手やってくれたな、アメリア」
不敵な笑みを浮かべ、男が凄みを利かせる。
「あ……あははははははははは」
冷や汗を浮かべて体勢を崩さぬまま起き上がった男を仰ぎ見ると、傍でガサッと人の気配を感じ、2人同時にそちらを向く。
「リナ!!」
「リナさん!!」
***続く***
また出来たら続き投下します。
一応これから3Pになる予定…。
>>854の9行目
>(しまった!精神力が途切れたから……!)
(しまった!集中力が途切れたから……!)
に修正……スマソorz
待ってました!(*゚Д゚)
どきどき
GJ!!仕事はやっ
エロカモ−ン!!
夜だから月がかげったでもOKだと思ふ。
影縛りって持続に集中力いるんだっけ?
続き待ってます。
>>859 そっちにしようか迷ったんだけど…
集中力云々も悩んだけど、関係無かったらパロってコトで大目に見ていただけるとorz
ナイフは?とかってゆーツッコミも出来たら…o.......rz
ラバーズ見ながら続き書いてまつ。
今夜中にはまた投下出来ると思いますので ノシ
アメリアの謀の続きも楽しみに待ってます
待ってます!!
全体的に軽いノリなら、細かいとこは気にならないから集中力でも違和感なかった。
楽しみに待ってます
イッちゃった瞬間に魔法が持続できなくなるってのはそれはそれでムッハー
「……」
リナと呼ばれた少女は硬直して、その目の前に繰り広げられている淫らで卑猥な光景を見詰めている。
裸で重なり合う見慣れた男と女。
しかも、男は自分の恋人なのだ。
「あんた達……なにやってるの?」
呆けた表情で、聞く必要もないと心の奥では解っていながら思考停止した栗色の髪の少女は言葉を吐いた。
「え、えっと……」
「リナさんこそっ、どうしてここに!?」
「2人とも出て行って戻らないから、ぶらっと1人で散歩してたらガウリイの声が聞こえてきたのよ。
で、声のするほうに来てみたら……もう一度聞くけど。
なにやってるの?」
淡々と吐き出される、抑揚のない声がまた恐ろしい。
「ちょうど良いところに来てくれたな」
「あっ、ちょ、ガウリイさんっ」
組み敷かれていた男が、上の少女を押しのけて立ちすくむ少女の傍へ歩み寄る。
「は?」
「アメリアに良いようにされてたんだが、まだ俺は満足していないわけだ」
ほぼ全裸で寄ってきた男の中心は、明らかに勃起しており言葉どおりである事を示している。
それを確かめた少女は頬を赤らめ目を背けた。
「だから何よ。2人でこんなとこでこそこそして……っいやらしい!」
「そこにリナ。お前さんが来てくれた。ってことは、だ……」
ニヤリ、と笑みを浮かべ、男は恋人の頬へ顔を寄せ、ぼそりと呟く。
「満足させてもらうぞ」
ぽつん、と倒れたススキの中へ取り残された少女は、軽く迎えた絶頂の余韻も既に抜けた身体を持て余しつつも、
自身が尊敬と同時に畏怖の念を抱いている少女の逆鱗に触れた事をどうしようか、と取りあえず男の動向を見守っていた。
「きぁっ!」
とその時、目の前の二人の影が動き短い悲鳴が上がる。
ドサッと音を立てて、男が少女に被さる形でススキの中へ倒れこむ。いや、押し倒したのだろう。
「ちょっ、が、がうりっふぐぅ!?」
少女の上に乗った男は有無も言わさず少女に口付け、激しく舌を絡ませて少女の呼吸を乱れさせる。
素早く手は動き、あっという間に少女の衣服を剥ぎ取り、小さい布だけを残した華奢な身体を月明かりに曝け出した。
「ふぅっうぅうんっむぅ、んーーーっんんっ!」
少女はじたばた、と手足を動かし抵抗を試みるも、自分の倍近い大きさがある男に組み敷かれていては意味も成さない。
(……えーっと…)
いきなり目の前で、さっきまで自分が組み敷いていた男が別の女を組み敷き情事を開始され、黒髪の少女はただ呆然としてそれを眺めてしまう。
その間も男の手はくまなく動き、小ぶりではあるが綺麗な形の乳房を片手で弄ぶ。
先端の尖りを指先で弾いたり摘んだり、そのたびに口を塞がれている少女は身体をびくん、びくんと痙攣させている。
「んんんっ、ふむぅ……むっんっ」
月明かりに紅潮した頬が照らされ、影とのコントラストがやけにいやらしく感じる。
乳房を弄んでいる方とは逆の手が下半身へと下っていき、少女の太腿に手をかけ脚を開かせる。
急に快感を与えられ困惑していた少女はそれをあっさりと許し、男は自身の身体をそこへ割り込ませて細い脚をさらに大きく開脚させた。
くちっ……
股間を覆う布の上から割れ目へ指をあてがうと、既に濡れていたのであろう、蜜が布に絡む音が静かな夜の空間へ響く。
「濡れてるじゃないか。嫌がってる割に興奮してるのか」
顔を離し、真っ赤になっている少女を愛しく見詰めながらも意地の悪い台詞を吐き出す。
「止めないと怒るわよっ……!」
きっ!と鋭い目線を向けるも、その瞳は熱で潤み、ただ男の欲情をそそるばかりである。
唇を首筋へとずらし、ちゅうっっと一際大きく吸い付きシルシを残す。
股間に置いた手に力を込め布を破り、少女の秘部を明るみに晒す。
「あっあああぁっ、やっぁあ!」
くちっ、ぴちゃぴちゃっ
指を沈め数回動かして充分濡れている事を確認すると、男はおもむろに自分のモノをそこへ埋めた。
「っあぁあはぁあっ、ひぃっあぁ―――――――――っ!!!」
不用意に繊細な部分に異物を押し込まれた少女は思わず大きく悲鳴を上げる。
「んっ、ゆっくりしてやれる余裕が、なくてなっ……我慢しろ」
それだけを言うと、男は少女の両脚を自分の肩へと持ち上げ腰を激しく前後へ突き動かし始めた。
「っあん!あっ!ふぁ、あっはぁっ、あっ!あぁあ、っはぅ、んっ!」
(スゴイ……っ、わたし興奮してる…)
小さな身体を激しく突き上げる男。
あられもなく悲鳴を上げ、快感からか苦痛からか顔を顰める少女。
男は目を堅く閉じ、繰り返し激しく腰を叩きつけ少女を貪る。
全裸で座り込んでいる少女は、自然と自らの秘部へと手を動かし指をそこへ触れさせていた。
ちゅくっ
「ぁ……」
まだ男を知らないそこは、少女のか細い指ですらきつく締めつけ、侵入を拒んでいる。
指に溢れ出た蜜を絡め、馴染ませながら、少しずつ指を奥へと進めて行く。
ちゅく、ぴちゃっ
「あ、はぁ…」
視線は目の前の光景に釘付けになりながらも、少女の指は拙いながらも快楽を求め、自身を慰めていく。
「っくぅっ……」
小さく呻く男の声が少女の耳に届いた。
達したのだろう、男は眉間に皺を寄せ小刻みに腰を動かし、少女の奥へ全て吐き出していた。
「ぁ……はっあ…………」
散々叩きつけられた少女は、汗を滴らせながら浅く呼吸を繰り返し、ぐったりと両手を地面に伸ばしている。
満足したのか、男は自分を抜き出して横に身を投げ出した。
「はぁ、はぁ、はぁ…」
長い金髪を地面に広げ、大の字になって呼吸を整える。
黒髪の少女はそぉっと立ち上がり、横たわる二人の傍へと歩み寄ってにっこりと微笑んだ。
「ガ・ウ・リ・イさんっ、次は、わたしの番、ですよ♪」
「はぁ…はっ?」
「アメリアァ!?」
無理矢理な行為から解放され脱力していた少女は一気に我に返り、慌てて起き上がる。
「だってー、わたしだけ仲間外れなんて淋しいですし。
あ、せっかくですから、リナさんもご一緒しましょうっ♥」
屈託のない笑みを浮かべ、とんでもない台詞を吐く目の前の少女に呆れ、やってらんない、と手の平をひらひらと振り、身支度を整えようとする少女の腕を、男ががしっと掴んだ。
「3人でか。良いな、やってみよう」
「っはぁ――――――!?」
ふざけるな、勝手に決めるな、などとの抗議も2対1では虚しく響くばかりである。
黒髪の少女は男の股の間に座り込み、モノを口に含んで愛撫を始めだした。
ちゅぱ、ちゅるっ、ぺちゃ
「んっっ、ふぅ……おっひぃ(おっきい)…」
手馴れてはなくとも、懸命に舌を動かしながら少女はソレを嘗め上げる。
両手を根元の方に添えぎゅぅっと締めて、口の中に含みつつも舌を広げて裏筋の部分を上下に動かしていると、一旦は萎えていた男のソレは、小さすぎる少女の口に与えられる刺激で次第に硬さを増し、赤黒く膨張し始めていた。
片や男は股間に刺激を与えられつつも、反論を述べる恋人を力技で説き伏せ自分の顔にまたがらせる形を取り、割れ目へと舌を潜ませ今度は丹念に快感を与えていく。
「あっ、やっあぁっ!がうりっ、やめぇっ……んぁあっ!!」
じゅるるっ、ちう、ちゅるちゅるっ、ぴちゅっ
先ほどまで自分のモノを咥え込んでいたソコに、今度は自分の舌を差し込んで、すぼませて膣内を嘗め回したり、先を尖らせ肉芽をつんつん、と突付き、腰が動く様をじっくりと楽しむ。
男の上の少女は、再び与えられ始めた快感に最早抵抗できるはずも無く、男の頭に両手を置き、真っ赤な顔を力なく左右に振るばかり。
今までに何度も男にもたらされた刺激に慣れているせいか、身体は正直に反応しており、秘部からはどんどん蜜が溢れてくる。
「ひゃぁうっ!!」
少女の腰に回されていた手が尻へと下がり、中へと侵入して1本、2本と数を増やして中を擦り、舌と指から攻め立てられ更に快感に蝕まれる。
ぐちゅぐちゅっ、ちゅうぅっ
「あっ、あっ、あぁああっ、つゃ…ぁイっちゃ……ぅっ!!!」
そこで男はぴたっと動きを止めた。
「っは……ぁ?」
真っ白になりかけた思考は何が起きたか理解できず、突如訪れた解放に戸惑いの色を隠せない。
「アメリア、もう充分だから、そこに寝転んで。……入れてやる」
「あ、はいっ」
男のモノを口から出し、言われたとおり地面に横たわる少女の股の間へと男は身体を差し入れ、腕に抱いた恋人の体は少女の上にまたがらせ、自分と向き合わせた。
「リナ、しっかりしがみ付けよ?」
ちゅっと恋人に口付け、男は準備が出来ているかの確認もせずに少女の股間へ自身を沈ませる。
「っあ――――――――――――――――――――!!!!」
「キツイなぁ……」
当たり前だろう、少女はまだ未経験なのだし、男のモノが大きすぎるせいで入り口のあたりで阻まれてしまったので、じっくり、ゆっくりと回すように腰を動かし、少しずつ奥へと進めて行く。
「いっったぁ…………ぁあっ!」
「アメリア、口が疎かになってるぞ?」
「はっぁ……いっ……んんっ」
言われた少女は、自分の顔の上にまたがる少女の秘部へと舌を伸ばす。
「ちょ、アメリアっ良いからっ……」
少し我に返って来ていた少女はかぁっと顔を赤らめ、慌てて身を離そうとする。
「だーーーめ。リナも一緒に気持ちヨクならなきゃな」
そう言って男は動けぬよう恋人の腰に片腕を回して口付け、もう片方の手で乳房をやわやわと揉み出す。
「んっ、ふぁあっ……あぁあ、はん…」
ぴちゃ、ぴちゃと小さな舌で秘部を嘗められ、更に深い口付けと胸への愛撫。
3箇所から違う快感が押し寄せ、先ほどまで限界近くまで昂ぶっていた少女は、容易く快楽に思考を手放して喘ぎ声を上げ始めた。
その間も男は少しずつ腰を動かし続けており、繰り返し行われる緩慢な動きに秘部の締め付けは次第に抵抗をなくし、侵入を助けるように蜜が膣内に溢れ出す。
「ふぅうん…んむ、ふっ………むぁん」
初めて与えられた秘部への刺激で最初は強張っていた身体も次第に和らぎ、別の秘部で塞がれている口から微かに喘ぎが漏れ出してきた。
口の中に広がる、初めての味。そして下半身に広がる初めての快感。
思考の麻痺した頭でぼんやりと、自分のもこんな味なのか、などと考えながら、指で花弁を広げて更に奥へ、奥へと舌を突き進める。
「ひぁあんっ!」
つ、と舌がある箇所に触れると、腰がびくんっと上げしく波打った。
ぴちゃぴちゃっ、ちゅくっと更にソコを舌先で突付くと、やはりその度に腰が震える。
「ふぁっ、むぅ〜〜〜んんっ」
口を塞がれているからだろう、苦しそうに呻く少女。
「リナ、イきそう?」
絡めていた舌を外して男が聞くと、少女は荒い息を吐きながら答えた。
「わかん、はぁっなぁいっ……!ああっ、あ、がうりっぁっ!」
その表情を見て、男は溜まらず破顔する。
「すっげーイイ、その顔。俺もちょっとヤバい」
そう言うと男は腰の動きを少しずつ早めていく。
「にゃぁあっ、ふっあぁああっ!」
急に激しく動かれた少女は、思わず口を外して喘ぎ声を上げる。
「まぁ、しょうがないか」
「あぁああぁあ!っんっんんっ、ひぁっ、あはああっ!」
動作の出来なくなった少女の代わりに今度は男が恋人の秘部へ手を進め、3本の指を中に入れて掻きまわすと再び激しく声が上がる。
ぐちゅっぐちゅっと卑猥な音を立てて男の指を吸い込む秘部は、次第に締め付けがキツくなり限界が近い事を示していた。
「イきそうなんだな、リナ。一緒にイこう。アメリア、動くぞっ」
「っはいっ……!」
「あっあっあぁっ」
激しく腰を打ちつけ、指は動きを早めてピストンを繰り返す。
「ぁああああぁぁぁああっ――――――――!!」
「にぁあっ!!ふいぃいいんっ!」
2人の少女から一際大きな悲鳴にも似た声が上がると同時に男も絶頂を迎え、一気に腰を引き抜いて少女達の腹部へ白濁した液体を吐き出すと、恋人を抱えたまま再び地面に倒れこんだ。
「はぁっ、はあはぁ、はぁーーーっ」
「ぅうんっ、あぁ……ふ…」
「ひはぁ、はぁあぁあ……」
いつの間にか薄く陰った月明かりの下で、ぐったりとした身体を横たえる3人の男女。
こうして、少女念願の初体験は異色の青姦3Pという形で幕を閉じる事になった…。
後日、少女はその時の体験をこう、語っている。
「いやーー、さっさと犯って終わるはずだったんですけど
あんまり気持ち良かったんでハマっちゃいそうでしたーあははっ。
リナさんは怖いけどまた3人でやってみたいです♥」
***END***
ガウリイがヘタレ杉、との意見があったので(笑)
最終的には主導権を握らせてみましたが、どうでしょう(^_^;)
いまいちアメリア謀にならなかった感が拭えないんですけど…。
ネ申降臨までの暇つぶしにでもなれば幸いです。
またリク内容に沿ったものが書けたら来ますね〜 ノシ
キタッ
GJでした
やる時ゃヤル男ガウリイだ
乙です。
ムッハーな展開GJでした(*´Д`)ハァハァ
GJGJ!
最終的にガウリイが超おいしいポジションだ。ウラヤマシス
うおぉぉぉ、いい!! GJ!GJ!
リナしかみてないガウリイちょっとヒドスでもソコガイイ!!!!
サラっとギャグ落ちが素敵。
もしかして、まとめサイト消えてる?
自分も見れないです<まとめサイト
どうしたのかな
落ちてんじゃない?
ミラーがいくつかあった筈だから探してみ
d。
昨日は500番台?くらいのエラーだったんだよな。
やっぱ鯖落ちかな。探してみる。
今はちゃんと見られるね
って、よく見たらこのスレ、容量が485kbだ。
このまま一週間書き込みが無かったら落ちるとこまできてるから、
そろそろ次スレだね。
次スレの時期なのか
早いような遅いような…。
とりあえず移動?
885 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 23:39:02 ID:Z3U6DHi4
まて!埋めてからじゃないと気分が悪い。
雑談スレでいく?
梅参加
○+<さん待ってます。いつでも帰ってきてください。
良作品を投下してくれる方は神様です。
じゃあ、埋めがてら、次スレの保守がてらで書いたプチ物に
ちょいと加筆したものを投下します。
888 :
雨の日の退屈:2005/11/04(金) 02:29:51 ID:68KibLj2
どしゃ降りの為にあたしとガウリイはもう三日も同じ街に足止めをくっていた。
まあ、特に急ぐ旅でもなし、ちょうどこの街にはまだ食べていない名物料理がいくつかあり、
街の魔道士協会にも興味深い蔵書があったりで、あたしはそれなりにこの雨の数日を楽しんでいた。
今日も今日とて、名物料理でお腹はいっぱい。
ベッドの上に胡坐をかいて座り込み、あたしは新しい魔道書に目を通していた。
「リナ、ちょっと気になることがあるんだが、いいか?」
武具の手入れも終わり、退屈そうだったガウリイが声をかけてくる。
「気になること?」
本から目を話さずに答えるあたしは、後ろのガウリイの動きにはさして気を止めていなかった。
?!
背後から回ってきた手に胸をがっしと掴まれて、あたしは思わず硬直する。
「もうちょっとボリュームが欲しいよなー」
「なななななにやってんのよこのっ、ディル…んあっ、やめっもむな〜〜〜!」
呪文で吹っ飛ばそうとしたところへ胸を掴んでいた手がいやらしい動きを始めて、詠唱は中断されてしまう。
889 :
雨の日の退屈:2005/11/04(金) 02:32:36 ID:68KibLj2
「こうすると大きくなるらしいぞ。このあたりを刺激するとな…」
「えっ、大きくそれホント?…じゃなくてっ。そこは胸とは関係ない、あんっ」
“胸が大きく”の言葉に思わず反応してしまった自分がなんだか悔しい。
なんていってる場合でもなかった。
ガウリイの片方の手は根拠があるんだかないんだかわからない説明と共に、
胸とは関係ない下の方を触っている。股と豊胸と関係あるかボケーーッ!
「まあ、細かい事は気にするな。」
開き直りにも似た事を言いながら、ガウリイは服の中へ手を入れてくる。
「気にするし細かくないっ!だからやめっ…はうんっ」
抗議してみたが、ズボンの中に入ってきた手に感じやすい場所をなぞられて身体が反応してしまう。
数回動かされただけで、自分の中から潤んでくるのがわかった。
ぞくぞくとした切なさも背筋を駆け上がってきて、唇を噛み締める。
「すごく気持ち良さそうだし、ここもこんなになってるのにやめていいのか?」
「…う。」
こひつは〜〜〜!あんたがそんなことするからでしょーが!それにやめる気なんか絶対ないくせに。
悔しさがこみ上げるものの、くちゅくちゅという音が下の方からやけに響いて聞こえて、
あたしは言葉を詰まらせた。
「じゃあもっと気持ち良くして胸も大きくしてやるからな」
黙ったのを肯定と取ったのか、元々押し切るつもりだったのか、ガウリイはそう嬉しそうに言った。
「…もうどうにでもして。」
半ば自棄になったあたしは脱力気味の口調でこう答えていた。
890 :
雨の日の退屈:2005/11/04(金) 02:35:02 ID:68KibLj2
後ろから抱きしめられたまま、前に押し倒され、あたしは膝と両手で体重を支える。
四つん這いのその格好でズボンを引き下ろされると、後ろからガウリイが入ってきた。
前戯などほとんどしていないのに、あたしのそこは抵抗なく受け入れ、気持ち良さを感じていた。
ガウリイはすぐにゆっくりと動きながら、あたしの残っている服を巻くりあげ、胸を揉んでいく。
完全には脱がされていない状態で、あたしもより強い刺激を欲して腰を揺らしていた。
鼻にかかった吐息を抑えることが出来ない。
大きさが気になっている胸はもうもみくちゃに潰され、形を変えられているけれど、
そんなことはどうでも良くなって、あたしはただ気持ち良さだけを求めていた。
後ろから打ち付けられる腰の動きも次第に強く速くなっていく。
ちょっ…激しすぎ…
思うけれど言葉になどならなくて、あたしは追い上げられるまま空気を求めて喘いだ。
やがて声にならない声をあげて仰け反ったあたしの奥で熱いものが弾ける。
弛緩して、シーツに横たわるあたしの耳には、まだ激しく降り続ける外の雨音が遠く聞こえていた。
それから程無く、第2ラウンドが開始されてしまったのは、あたしにはちょっとした悲劇。
次の日、晴れ渡った空をあたしはどんなにありがたいと思ったことか。
そして、あたしの胸が大きくなったかどうかは…正直微妙である。
<了>
GJ!リアルタイムでリロードして読んだモエス
リナが可愛い(;´Д`)ハァハァ
892 :
887:2005/11/04(金) 03:02:07 ID:w/o9Uq4b
>>891 早速レスサンクスです。うれしや
あと9kですな。
それではおやすみなさいノシ
>>887 GJ!
激しすぎるガウリイに戸惑うリナ萌え
(*´Д`)ハアハア
こっちチェックするの忘れてた○| ̄|_
落ちる前でヨカタ。
ハァハァ_ト ̄|○ハァハァ
>>887 GJ!!!
896 :
887:2005/11/05(土) 14:44:14 ID:S/1cPQTM
更なるレスサンクスです。
>>895なんか出てるよ!w
埋め立て第2ラウンドも書いてしまったので投下します。
>>890の続きです。
震え、硬直する身体の奥で、熱いものが吐き出されていた。頭の芯が蕩けている。
ふっ、と力が抜けていく身体をあたしはガウリイに委ね、
全てをあたしの中に吐き出したガウリイは、あたしを抱かかえたまま、横向きにベッドに倒れこんだ。
降り止まない雨音が遠くに聞こえていた。
ガウリイに抱きかかえられたままの自分を見て、
上半身も下半身も中途半端に脱がされた状態だったのに気付く。
…なんか全裸よりも恥ずかしいんですけど。
上は胸のあたりを捲くり上げられ、今も彼の手がそこにある膨らみの片方を覆っていた。
もう片方の手は腰をがっしりと掴んでいる。
「ねえ、ガウリイ。もう離して」
言ってみたが、腕は緩まず、逆に胸にあった手が怪しく動き出す。
「何言ってるんだ。胸大きくするんだろ?」
言いながらかわるがわる両の胸を揉んでくるガウリイ。
「やっ…そんなこと言って、あんたはしたいだけでしょーがっ!…っうん」
「まあ、それもあるけどな。
でもお互い気持ちよくなって胸もこうやって大きく出来るんだからいいじゃないか。」
…認めやがったよ、この男は。
「それに胸だけじゃ結果的にリナも物足りなくなるだろ?」
当然のように言って、腰に回した手で肉芽までぐりぐりと捏ねてくる。
「あっ、くぅん」
イッたばかりの身体は悔しくも敏感に反応してしまい、
あたしはまた切ない吐息を漏らすのだった。
またも熱くさせられた身体を四つん這いにさせられると、ガウリイが入ってくる。
なんでもう復活しちゃってるのよ〜!
そんな心の叫びとは反対に、あたしは背筋を粟立たせて喉の奥から切ない声を出していた。
全部をあたしの中に挿れると、ガウリイはあたしの内股に手をかけ開かせる。
何をするんだろう?と思ったその途端、あたしは後ろに引き起こされ、
あたしはガウリイの上に後ろ抱きにして座らされていた。
開いた脚の間にガウリイの立てた膝があるので、閉じることが出来ない。
しかも、ガウリイ自身の脚が広げられた状態なので、
その外側にあるあたしの脚は相当恥ずかしい格好になってしまっている。
そんな恥ずかしい状況の中、あたしは胸を揉まれていた。
…ホントに大きくなるのかなあ?
今は衣服は脱がされ、見下ろした視界の先ではガウリイの大きい手が胸の上で動いている
すごく気持ちいいんだけど…なんかやらしい光景。
硬くなった胸の先を指で摘まれ、細かく揺さぶられたり押し潰されたりする度に
ビリビリとした快感が背筋を奔り抜けて、あたしは小さく悲鳴をあげた。
「感度はすごくいいんだよな。リナの胸」
手は止めないまま、ガウリイが耳を舌でなぞって囁く。
「な、によ、散々小さいって、バカにしてる、くせにっ」
途切れがちになりながらも、文句をぶつけるあたし。
「まあな、もうちょっと大きいほうがいいとは思うけどな。
でも、触り心地はすごくいいと思うぞ。それにこれから大きくしてやるんだからいいじゃないか」
恥ずかしげもなくこの男は…。
本当に大きくする気もあるのだろうか、執拗な程の胸へのマッサージ?は続いていた。
時折、下から腰を突き上げるように揺さぶられ、
あたしは目の前にあるガウリイの膝に手をかけ、何度も喘いだ。
「やっぱり、リナの表情見ないと物足りないな。」
言うとガウリイは手を止め、あたしを持ち上げて自身を引き抜いてしまう。
「うんっ…え、何?」
戸惑うあたしを向かい合うように反転させると、
今度は正面から抱き合う格好で挿れられる。
「ん…」
ガウリイの上へ座っていくあたしの表情を見て、ガウリイが意地悪そうな笑みを浮かべたような気がした。
「しっかり捕まってろよ。」
自分の首に腕を回させてそう言うと、ガウリイはベッド脇へ足を下ろしそのまま立ち上がる。
「!!!」
ガウリイに腰を支えられていたおかげで幾分和らいだものの、
かなりの衝撃が内側を突き抜けて、何を?という問いは言葉にならなかった。
慌ててしがみ付くように両脚をガウリイの腰に絡ませるあたし。
「や、ガウリイ、下ろしてっ」
「大丈夫。落としやしないって」
思わず怯んだような声で言うあたしに、ガウリイは気楽そうな声で言うと、
そのままの体勢で腰を揺すり始め、あたしはただしがみ付くしかなかった。
揺さぶられる度に頭の先まで痺れるような衝撃が襲ってくる。
さっきまでは胸を中心に攻められ、焦らされていた部分へ、
一気に強すぎる刺激を与えられ、あたしはすぐに何もわからなくなっていった。
自分ではほとんど覚えていないのだが、ガウリイに揺さぶられるまま、
ガウリイが言うところのそそる表情で達した後、気絶してしまったらしい。
翌日雨上がり、まだぬかるみの残る街道を二人歩きながら、
今度連泊する時は、別々の部屋を取ろうと、
哀しいかなあまり変化の見られない胸を見下ろしてあたしは誓った。
そんなあたしの様子を目ざとく見つけ、
「そんなにすぐ大きくなるわけはないだろう、これからもじっくりと〜」
などとお気楽口調で抜かしたガウリイをあたしが派手に吹っ飛ばしたのは言うまでもない。
<了>
900 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 21:12:18 ID:c1dnjm8d
ぐぐぐGJ〜〜〜〜〜〜!!!
(*´Д`)/lァ/lァ
も、萌えますたGJ!
GJGJGJGJGJGJGJ!!
携帯からハケーンして思わず全部読んじゃった…orz パケダイガ
駅(ry禿萌え(ノ´∀`*)
gjですた〜!!!
904 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 15:01:05 ID:ZLFcN5ZM
おおおおGJ!
スマン上げてしまった
○TZ
じゃあこっち埋め
埋め
埋め
千まで行くのが先か容量いっぱいになるのが先か
どうせだから原作の萌え場面を羅列
1巻
レゾが宿に現れた後、同じ部屋床に転がって寝るガウリイとリナ
翌日襲撃にあってリナが怪我をしたのに気付いてから
そーいえば今月のドラマガの踊り子リナでも何か出来そう
ハロウィンはないだろうから、
立ち寄ったある村か街の伝統行事とか
あと2Kか
すぺしゃる新刊のも色々えっちぃのが多かったな
表紙とかカラーとか。
作中では服はそのまま診察っぽかったのに、
カラーイラストではおもいっきし前はだけて先っちょ見えてたし。
ドレス絵はあれはドラマガの特集からかなんかなんだろうか?
あの絵だけ見て、偽結婚式の依頼話でもあるのかと思ったよ。
>>908 便乗して原作以外で萌え羅列
水竜王5巻「無茶するなよ」が(;´Д`)ハァハァ (*´Д`)/lァ/lァ (*` Д´)//ア//ア
じゃあアニメから。NEXTかTRYかうろ覚えだけど
ナメクジ出現でガウリイに抱きつくリナ
あと1k!
原作で外せないのはつけあわせのパスタ。
じゃなくて「今夜つきあってほしいの」発言だな。
赤面するガウリイカワイス
ドラマガのあらいずみ絵も萌える
いつだったかガウリナがおそろいの赤いコート着ててリナが子猫を抱いて、
ガウリイが自分のコートでリナを包もうとしてる絵にブレーカーが落ちそうなほど萌えた。
1000とれたらスレに小説投下するとかいってみるテスト
ウメウメ
>915
まだとってある。
萌えたなーあれ
あ、500いった。まだ書き込める?
そういや、SP表紙のプリクラ風イラスト。
思わず3冊位買いそうになった。
というか今でも見る度買って帰りそうになる。
ガウリナ好きとしてはさ、
ガウリイは男だから風俗で女買ってもいいんじゃないという意見もあるけど
リナのこと好きでない初期ならいいけど、
リナを大切だと思い始めてからは行って欲しくないんだ。
男だって好きな人できたり結婚したら、貞操を守ったほうが好感持てる。
ガウリイにはそうであってほしい・・・と虹を読んでオモタ。
ここでは、どんなカプでもばっちこい