クイズマジックアカデミーのエロSS

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1名無しさん@ピンキー
その名の通り
アーケードゲーム「クイズマジックアカデミー」の
エロSSを書き綴るスレ
2名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 21:51:30 ID:huuAOyll
糞スレの2をゲッツしに参上
3名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 22:35:43 ID:vtMYo9Ch
クソスレの2get乙
4名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 23:44:31 ID:Sbqcam52
糞スレに4様参上
5名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 02:27:59 ID:pk6AxBKx
こんな完全なキャラゲー、需要はあると思うがな。
6名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 04:23:38 ID:Z9dsvXLN
まあ公式サイトぐらい貼ろう。
ttp://www.konami.co.jp/am/qma/qma2/mainmenu.htm

でSS書くとしたらお仕置きネタかね
7名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 08:42:47 ID:COj2XB3m
生徒同士よりは先生混じったほうが楽しそうだし。
8名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 19:49:54 ID:PbOXQx39
age
9名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 20:53:41 ID:ZXMXkDYp
お仕置きといえば、シャロン様が雷?に撃たれる前
後ずさりするのがハァハァ

アルカディアのアレも良かったですなー
10名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 18:08:06 ID:XVBCd1Vo
保守。
11名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 20:26:20 ID:jucBZYD5
書きたいのにGWまで忙しくて書けねえ…orz


しばらく残ってたらなんか書くから、とりあえず保守
12名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 21:09:25 ID:cKhuDa+G
俺も保守しとこう。

レオン×ルキアで行くか、それともレオン×アロエで甘々SSにするか…。
早ければ週末にでも書きこんでみよう。
文章下手だけどな。
13名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 06:38:12 ID:frY6RV5T
>>12
レオン×ルキアがいいなあ・・・リクが通るなら・・・
14名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 10:08:01 ID:i/ZMEi1z
あげるぜ
15名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 15:17:47 ID:xQ6BIzlt
お仕置きされるアメリア先生とか書きてええええ
16名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 15:48:12 ID:UcGtlsoM
>>15
是非書いてくれええええ
17名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 21:12:40 ID:0CtYv3eH
本サイトに投稿する前にここに投下していい?

女生徒全員レイープものですが…

まだ完成してないけど
18名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 21:24:58 ID:bisFXMgz
いーよーっ
ドントコーイ♪
19名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 22:26:47 ID:byMxLL3k
どぞー
20名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 22:28:17 ID:byMxLL3k
おっと
щ(゚Д゚щ)カモォォォン
とか言ってみる
21名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 22:53:50 ID:cTo2B29+
>>13
すまん、レオン×アロエで書いてる…。
アロエの一人称ってなんだろう?
シャロンとルキアは「あたし」だったと思ったけど、アロエって
なんだったけか…。

「レオンお兄ちゃんは、アロエのこと、嫌い?」

みたいに、自分を「アロエ」と呼ぶのがシックリ来そうなんだけど。

17さんщ(゚Д゚щ)カモォォォン
22名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 00:45:10 ID:QBdIrU7V
あたし、より私なのではなかろうか?
特にシャロン

アロエはそれでいいんじゃないかな?
23名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 01:35:33 ID:VYHGwhe1
ルキアは「あたし」でいいと思う。

期待してますよ
24名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 22:25:15 ID:tdnmP/wx
>>22-23
了解であります。
レオン×アロエは半分が終わったところです。
オトナのちゅうが終了。
うぷは日曜になるかも…。明日も仕事さあーっ!
25名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 02:45:14 ID:NYKdo+CY
シャロンは「わたくし」が脳内デフォ
26名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 10:49:55 ID:xCvfvjPu
保守
2717:2005/04/09(土) 22:15:17 ID:VCOjEDrK
投稿します。初SSなので至らぬ点が多々あると思います、ごめんねお母さん初めてのSSだからごめんねてなるかもしれませんが宜しくお願いします。
一応18禁、陵辱ものですので嫌悪感がある方はお辞め下さい。
そして男キャラクターは皆ストーリーの都合によりCOM名となってますのでお気をつけ下さい。
レオン=ルッツ
セリオス=マテウス
カイル=アーベル
ラスク=ガブリエル
サンダース=ハートマン
タイガ=ドラゴン
です。
お読みの際にはお気をつけ下さい
2817:2005/04/09(土) 22:23:16 ID:VCOjEDrK
「あれー?なんでみんなここにいるのー?」
今は使われていない旧校舎の教室に入ってきたルキアが勢揃いしていたアカデミー女子生徒の面々を見て驚いた声を挙げた。
わざわざ手紙で今は使われていない旧校舎に誰かいるとも思えなかったからだ。
「呼び出されたんですのよ!」
明らかに怒気を含んでいる感じがあるシャロン
「みんな一緒で何があるのかなー?」
イベントでも期待している感のあるアロエ
「待ちくたびれたよー、もー。ありえな〜い」
うんざりみたいな言葉を言いつつもアロエと同様に表情はちょっとワクワクしているユリ
「こんな勢揃いしてるから告白って訳でもなさそうですね」
冷静に現状を分析しつつも困惑している表情のクララ
各人が様々な予測を言い合う中一言も喋らなかったマラリヤが口を開いた。
「……嫌な予感がする……」

その言葉とほぼ同時に入り口から複数の人物が入ってきた。
姿が無かった男子生徒たちだった。
「あ、レオン?」
「残念賞、俺はルッツだよ」
よく見ると確かに頭の所にアンテナのようなものが付いている。
確かに皆見覚えはある。少なくとも一度はマッチングしたことがあった。
女子生徒達の認識を言えば
2917:2005/04/09(土) 22:26:30 ID:VCOjEDrK
アカデミーでのトーナメントの際人数不足時に駆り出されるロボットとでもいおうか。
「で、何の用なんですの?わざわざこんな所まで呼び出して」
「簡単なことや、な」
そういうと男達はニヤニヤと笑みを浮かべている。
「今からお前ら犯しまーす」
「ちょっ…馬鹿言わないでよ。ロボットでしょ!あんたら」
「違うな。俺らはアカデミー作のお前達のクローンだよ。ちゃんと感情だってあるんだぜ」
「当然痛みもね」
「てわけだ。わかるよな?賢明な皆様なら」
「意味分かんない!なんなのよ!!あんたら」
「ちっ、あかんわ。こいつら。」
「まぁそういうな、ドラゴンよ。せめて理由くらい話さないと一方的に憎むのみだ」
「ハートマンさんの言うとおりですね。仕方ない復讐の前にお話ししておきましょうか」
「ふ、復讐?…」
「お前らトーナメントは俺達が入った時は大抵いい成績だったろ?」
「た、確かに…」
「でもそれがどうしたっていうんですの!?」
「あれは僕達わざと負けてるんだ」
「わ、わざと?」
「アカデミー製のクローンの俺達はお前らのレベルに合わせて戦っているんだよ。そう徹底的に教育されててな」
「教育というより洗脳に近いけどな」
「みんなは中級魔術師だっけ?」
しかし誰も答えず沈黙が走る…
「答えんかい!!コラァ!!」
机を蹴り上げるドラゴン。
「ひっ」
アロエ、クララは小さな悲鳴と共に泣き出している。
「落ち着けよ、ビビらせてどーすんだ。」
「答えるだけやろが!苛つくねん。くそが」
「は、はい。みんなぢゅうきゅ、ぢゅうきゅうまぢゅちゅちでしゅ」
3017:2005/04/09(土) 22:28:34 ID:VCOjEDrK
しゃくりあげながらもアロエが答えた。分かりにくいがガブリエルの問いを肯定したというのは分かった。
「僕達は階級なんて興味はないんですが少なくとも賢者以上ですよ」
「それも、君等がいうとこの黄金くらいかな」
「お、黄金…」
賢者を目指し頑張る6人。壁にぶつかりながら、諦めようとしても皆で励ましあいながら目指した賢者への道。それは文字通り困難極まりない道というのは身に染みてわかっている。
しかし目の前にいる彼らは、クラスメートに似ているが非なる彼らは自分たちの遙か彼方にいる。
圧倒的な力の差。それでいて彼らの意志は堅い。絶望…皆の脳にその言葉が浮かんだ。
現実に引き戻されるようにドラゴンから言葉が放たれる。
「勝って当然の俺らがわざと負けんのはストレスやで。まぁ俺らが勝ってもしゃあないがな。階級上がるわけでもなし」
「即ち我が軍全体のレベル向上を我々が担っているということである」
「でもアカデミーの先生はわざと負けても僕らにお仕置きするんだよ」
「アカデミーの秩序を保つためだからってね。君らが負けてお仕置きがあるのに僕らに何も無しとなると反抗されかねないかららしい」
「これはストレスが溜まりますよ」
3117:2005/04/09(土) 22:30:24 ID:VCOjEDrK
「てわけでだ。見返りがなくちゃたまらない。12人全員で直訴したぜ。ここにいる俺達とお前等のクローン。もうイヤだってな。洗脳に勝るストレスだ。ある意味ストだよ。おっこれなかなかうまくね?ドラゴン」
「微妙やで。ルッツ」
「ちっなんだよ。冷たいの。ま、いーや。どこまで話したっけ?」
「抗議したあとだ」
「あ、わりわり。そうだったな。したら傑作なのが何て言ったと思う?お前らの信頼してる先生がさ」
「なら、復讐しろよだって(笑)ひどいよね〜」
「本来復讐すべきは教師陣だが我々が束になれど奴らにはかなわぬ」
「だから妥協して復讐の相手を君達に変更した。少なからず僕達も君らにいい思いは抱いてないしね」
「助けはこないぜ。公認だからな」
「あ、言っとくけど多分男子も来ないぜ。今頃お前ら自身のクローンにやられてるだろーな」
「女の方を怒らせると怖いですね〜、ストレス解消にギタギタに叩きのめす!ていってましたから」
「お喋りはここまでだ。そういうわけだから大人しくやられてくれ」
32名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 22:32:51 ID:VCOjEDrK
「ふざけるのもいい加減にしなさい」
「人が黙って聞いてれば調子のりすぎなんじゃない!?」
「私もそんなの認めるわけにはいかないよ」
女子の中でも強気なシャロン、ユリ、ルキアの3人がくってかかる。
「はぁ〜」
ため息をついたドラゴンは、「俺一人で十分や」といって3人の前に立った。
「あんま手荒な真似したないんやけどなー、素直に応じたったならちっとは優しくしたんやろけど」
「そんなの結構!自力で脱出するよっ」
言うや言わんやユリがに殴りかかる。当時にルキア、シャロンも魔術にて攻撃を仕掛けた。
が、
「……」
ぼそっとドラゴンは防御の呪文を一言呟きあっさり魔術を受け流し、ユリの体術も全てさばききる。
「生意気子猫にはお仕置きやな」
にやりとするとドラゴンはさっと魔術を唱えると3人に雷撃が炸裂した。
『うあああっ』
三重の悲鳴が折り重なり3人は倒れた。
「ついでや」
そう言うと今度は6人全員が何か光のようなものに包まれた。
「…動けっ…ない…」
「まぁ反撃されても返り討ちやけどいちいち面倒やからな。自由を奪わせてもらった」
「最初からそれをやればよかったんだけど」
「やかましな、クソガキ」
「まぁまぁ、じゃあ始めましょうか」
アーベルの一言でクローンは女子生徒にゆっくりとにじりよった。
3317:2005/04/09(土) 22:34:24 ID:VCOjEDrK
ユリの前にハートマンがやってきた。
「あんたが私の相手?」
「いかにも」
「もう抵抗はしない。だから気持ちよくして」
「経験はあるのか?」
「何かバカにされた気がする」
「そうではないが、まぁいい。全身全霊を持って相手しようではないか」
そういうとおもむろに服を脱ぎ出すハートマン。軍隊にて鍛えられた引き締まった肉体はユリを期待させる。しかし…
「ちっさ…」
その肉体に反比例してハートマンのモノは見劣りする。だがその発言は意に介さず。
「問題はなにもない」
そういうとハートマンはユリの胸をもみしだく。
「あっう…」
喘ぐユリの唇を奪い、全身を慈しむように舐め尽くす。
うなじ、脇、胸、腹、太ももに爪先。
その丁寧さにユリは痺れていた。
(ん、き、気持ちいいっ)
久しぶりの性行為に少し弄られただけでも感じてしまう。
がそれだけでなくハートマンのテクも巧みなせいでもある。
弱い所をみると徹底してそこを責められ幾度か絶頂に達してしまう。
「ここは既にいじる必要もないくらいだな」
いつもの口調でハートマンはユリの足を広げ、秘部をいじくった。
「あっ、ひっあ、はうっ」
それを何度も何度も繰り返す。
3417:2005/04/09(土) 22:36:30 ID:VCOjEDrK
ユリの唇からは涎が一筋つたって光に当たっていた。
「こちらはもういいだろう」
「いやぁ、もっとぉ〜」
「もっと強烈な快感を与えてやろうというのだ。欲しいか?」
「ひゃ、ひゃい。お願いしみゃす」
すっかりハートマンのおりなす前戯の前に開発されつつあるユリ。
目の焦点はうつろで考えるのは快感のみとなっている。
「小さいのは嫌なんだろう」
そういうとハートマンはユリの秘部から溢れる愛液を自分の肉棒とユリの菊に塗りたくる。
「えっ、まさか…」
無言で一気に付き入れるハートマン。
「ひぎぃぃっぃぃっ」
「我慢しろ、直によくなる」
「あ、あうー。あぁっあぐぅ、うぐぅ」ハートマンが動くたび声にならない声を発するユリ。
「さぁ、では望みを叶えてやろう」
そういって取り出したのは長さは30cmは優に超えるバイブだった。体位を背面騎乗位に変え突きながらバイブをユリの秘部へ突っ込む。
「うぐぅぁあぁあぁぅすご、凄い」
ハートマンはズブズブと根元までねじ込み更に激しく突き続ける。
バイブはそれ自身が意志を持ったもののようにうねり続け奥へ奥へと侵入する。
「ひゃ、あ、あぁっあっあっあぁぁっ」
35名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 22:38:23 ID:VCOjEDrK
「そろそろか……」
この言葉とほぼ同時に動きを早めユリの中に体液を排出した。
コポッと音がしつつ菊から茶色混じりの白濁液が溢れた。


アロエにはアーベルが近づく。
「や、やめてぇ…」
消え入りそうな声で懇願するがアーベルは唇の端を釣り上げる薄い笑みを浮かべただけだった。
「やだよう…助けてよう…」
「すぐ気持ちよくなりますよ」
アーベルはアロエの制服の下を捲った。
「あれ?はいてるんですね。噂は僕らにも広がってますよ。アロエちゃんははいてなくてスリルを楽しむ露出狂だってね」
「違うもん…そんなんじゃないもん…」
必死に否定するアロエ、だが…
「そのわりにはパンツに染みの様なものがついてますよ」
そういうとアーベルはアロエのパンツを脱がしアロエの口に押し込む。
「どうです?自分が出した液の味は」
「ふほほはひひはひはひほ〜(布の味しかしないよ〜)」
アーベルはアロエの口からパンツを取り出し、その代わりに自らの唇を近づけキスをした。舌がアロエの口内を蹂躙しつく。
「ほら?舌を出して下さい」
戸惑いながらも素直に舌を出したアーベルはすぐにそれに舌を絡みつける。
十分に味わいつくさた所でアーベルはアロエの大きめの服を脱がし一糸纏わぬ状態にした。
36名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 22:42:06 ID:VCOjEDrK
「幼い体はいいですね。汚れが全くない。興奮してしまう。ほら、もうこんなになってしまった」
そういうとアロエに自分のものを触らせる。ズボンの上からでも硬く、熱を帯びているのが分かった。しかもかなり大きい。
「あ、変態のアロエちゃんには直に見せた方がよかったですね」
そういうとアーベル自身も服を全て脱ぎ捨てた。その中でもアーベルのいきり立ったものは天をも破らん勢いである。
「ほらどうですか?」
そういって頬に陰茎を近づけ擦り付ける。
そこから唇に近づけた。
「さぁ、舐めて」
アロエはおずおずと口を開き舐め始めた。だがそれに満足しないアーベルは自らゆっくりと腰をふり始めアロエの頭を掴み喉の奥までねじ込む。
「ご、ごぼっ。んーんーっ」
苦しくなったか暴れ出したアロエ。しかしアーベルは全く気にせず同じ動きを繰り返す。アロエの顔がやや青ざめてきたところでゆっくりと口から陰茎を引き抜いた。
唾液がタップリと染み込み照らされている。
咳き込むアロエ。
「げほっ、おえっ、ぐぇっ」
アーベルはそれを無視し股を大きく開かせる。
「さぁ変態アロエちゃんの中に入れますよ」
「や、やめてよ」
アーベルは一気に腰を突き入れた。
37名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 22:43:32 ID:VCOjEDrK
「おおっ、やはり締まる」
歓喜の声を出すアーベル、一方アロエは悲鳴をあげ暴れ出した。
「いやぁあああぁぁぁぁ、抜いて抜いて」
アロエの股からは血が流れだす。
「お願いします…抜いてください…このままじゃ壊れちゃうから…」
だがアーベルは暴れるアロエの体を抑え勢いを緩めることなく腰を振り続ける。
「可愛いよ、もっと泣いてみろよ」
最早いつもの丁寧口調ではなく欲望に身を任せ自らの快楽の為にアロエを道具の様に扱っている。アロエの顔は青ざめ口はガチガチと震え始めた。
「お願い…抜いて…」
か細い声でそればかり繰り返すアロエ。目からは涙、鼻から鼻水、口から涎と顔面はグチャグチャだ。
「ちっ俺がいくまで我慢しろよ、しかたねぇ。いってやるよ」
腰を大きく打ちつけ大量の白濁液を中に注いだ。
3817:2005/04/09(土) 22:46:23 ID:VCOjEDrK
シャロンにはドラゴンが向かう。近付いてすぐ制服の上から胸を強めに触る。
「触らないで!!」
ドラゴンを睨み付けるシャロン。しかしドラゴンは、意に介さず
「抵抗できんのに強気やな。こんな女は調教しがいがあるで」
とニヤリと笑った。シャロンの制服の上を脱がせると乳首をつねりあげる。
「あうっ」
「反抗的な態度やったからな、きつめにいくで」
親指の腹で押し付けたり、捻ったり小刻みに動かしたり。様々な動きを披露するドラゴン。
「あ、あぁっ、はうっ」
「貧乳は敏感てのはマジやったんやなぁ」
ドラゴンの言葉に顔を真っ赤にしつつも睨みつけるシャロン。
「おー怖い怖い」
言葉とは裏腹にニヤリと笑うドラゴン。「さて、くわえてや」
ズボンから自らの陰茎を引き出しシャロンの眼前に見せつけた。目の前に見せられた醜悪なもの、これを口の中に入れるなど考えられない。が目の前の男はそれを望んでいる。
しかし抵抗しようにも体は動かない。せめて少しでも抵抗の意志を見せるべく口を固く閉じた。
ドラゴンはとりあえず自らの陰茎を口元へ押し付けるがシャロンは目を瞑り顔も背ける限り背けている。
それを見たドラゴンはシャロンの鼻を摘んだ。驚いたシャロンだが、このままではくわえざるを得ない。
必死になって我慢するが呼吸を欲する本能には勝てない。その瞬間をドラゴンは見逃さなかった。
一気にシャロンの口に押し込む。初めて味わう圧迫感がシャロンの中に広がってしまう。
3917:2005/04/09(土) 22:48:26 ID:VCOjEDrK
「ふぐぅ」
「ほら舌つこて」
誰がそんな要求を聞くかと思っていたが口内を暴れ回るものに対し少しでも楽になろうとすると舌にて陰茎を刺激してしまいドラゴンの命令に従順に従う形になってしまった。
結果満足したのかドラゴンは陰茎をあっさり引き抜いた。
そして残っていた制服の下を脱がし舐め回す。
「はうっ、いやっ。だめっきたな…いからっ…」
「何や、綺麗にしとらんのか?」
ニヤニヤしながらシャロンの秘部を舐め続ける。
「そうじゃ…ないけっ…どっ」
体験したことない刺激にシャロンの息は絶え絶えになる。
クリトリスの皮を向き摘み舌でころがす。
「ひゃうっ…ん」
軽く痙攣し絶頂に達してしまったシャロン。
「あー顔が汚れてもうたわ。綺麗にせい」
顔をシャロンに近づける、戸惑いながらもそれに従うシャロン。舌を丹念に用いドラゴンの顔を舐める。
「どーや?自分の味は」
そう言われて自分が出した液体を舐めていたことに気付くシャロン。ドラゴンの顔を見れず顔を真っ赤にしてしまう。
「くくっ。嬢ちゃん可愛いな。ほな気持ちよくしつつわいが巨乳にしたるわ」
ドラゴンはローターを取り出しシャロンの乳首に貼り付ける。
「これで声出さなければ一週間後にはワンカップ上がるで(ハート)」
4017:2005/04/09(土) 22:49:55 ID:VCOjEDrK
それを信じたのかシャロンは今まで上げていた喘ぎ声を押し殺す。
それを確認したドラゴンは笑顔になり、シャロンの乳を揉むしだく。
「いや〜あんまボリュームはないけどやっぱ他の肌とは柔らかが違うな」
その言葉にシャロンは睨もうとするが乳首に与えられる快感にうまくいかずひたすら耐えている。
「可愛いのぉ、もうギンギンやで」
そういうと分泌物で溢れるシャロンの秘部を開き一気に貫いた。
「ひあぁぁぁぁっっっっっ」
「あ〜残念やったなぁ」
声を上げてしまったシャロン。しまったという顔をしつつも声は止まらない。
「あっ、あぐ、ひぐぅ、うぐ、あっあっ」
巧みに速度を変えるドラゴン。シャロンの快楽の開発に楽しみを抱いているようだ。そろそろ発射の気配を感じたドラゴンは動きを止め陰茎を引き抜いた。
「えっ…な、何で?」
「疲れたからな、小休止や」
勿論それは建て前で本来の目的は別にある。
「ん?何かリクエストでも?」
にっこり笑っていい笑顔をシャロンに見せるドラゴン。
「……」
「ん?まったく聞こえへん。なんやって?」
「お願い、いかせて」
「そやな〜やってもええけど。一つ条件」
「な、何ですの?」
「私のまんこにぶっといおちんちん入れてって言うこと」
4117:2005/04/09(土) 22:51:35 ID:VCOjEDrK
それを信じたのかシャロンは今まで上げていた喘ぎ声を押し殺す。
それを確認したドラゴンは笑顔になり、シャロンの乳を揉むしだく。
「いや〜あんまボリュームはないけどやっぱ他の肌とは柔らかが違うな」
その言葉にシャロンは睨もうとするが乳首に与えられる快感にうまくいかずひたすら耐えている。
「可愛いのぉ、もうギンギンやで」
そういうと分泌物で溢れるシャロンの秘部を開き一気に貫いた。
「ひあぁぁぁぁっっっっっ」
「あ〜残念やったなぁ」
声を上げてしまったシャロン。しまったという顔をしつつも声は止まらない。
「あっ、あぐ、ひぐぅ、うぐ、あっあっ」
巧みに速度を変えるドラゴン。シャロンの快楽の開発に楽しみを抱いているようだ。そろそろ発射の気配を感じたドラゴンは動きを止め陰茎を引き抜いた。
「えっ…な、何で?」
「疲れたからな、小休止や」
勿論それは建て前で本来の目的は別にある。
「ん?何かリクエストでも?」
にっこり笑っていい笑顔をシャロンに見せるドラゴン。
「……」
「ん?まったく聞こえへん。なんやって?」
「お願い、いかせて」
「そやな〜やってもええけど。一つ条件」
「な、何ですの?」
「私のまんこにぶっといおちんちん入れてって言うこと」
「なっ、そんなこと…」
「嫌ならええけど」
「ま、待って、言う、言うから」
勝ったな。ドラゴンは思った。乳首や秘部を執拗に責めたかいがあった。
4217:2005/04/09(土) 22:53:52 ID:VCOjEDrK
「なっ、そんなこと…」
「嫌ならええけど」
「ま、待って、言う、言うから」
勝ったな。ドラゴンは思った。乳首や秘部を執拗に責めたかいがあった。
「私の……に……入れて
「んー聞こえへんな。もっと大きな声で」
「私のまんこにぶっといおちんちん入れて!!」
「そんな大きな声ださんでも聞こえるがな」
そう言われると真っ赤になってしまうシャロン。
「まぁよくできました。ほらご褒美や」そういうと体位をバックに変え再び挿入した。パンッパンッと乾いた音が響く。
「どや、気持ちええか?」
「は、はい。いいです」
「犬みたいな格好してよがっとるがな」
「そ、そうです」
そうするとシャロンの中がきゅっと締まる。
恥ずかしいことを言われるとそうなることを前戯などで発見していたドラゴン。活用しない手はない。
「どや、俺のちんぽええんか?」
「は、はい。いいです、気持ちよすぎます〜」
一人の女を開発した喜びに浸りながらあえて一度我慢した射精感に包まれた。
「膣に出すで」
「き、きてぇ」
「うっ」
一気にペースをあげあっという間に射精してしまった。
「ふうぅ…ええか。ずっと気持ち良くしたるからな」
「は、はい、お願いしますぅ」
ここにドラゴンに二人目のペットが誕生した。
4317:2005/04/09(土) 22:55:30 ID:VCOjEDrK
マラリヤにはガブリエルが近寄る。
「宜しくね☆」
「……ここで猫被る必要はないんじゃない?……」
「……ちぇっ、バレてんの?油断なんねーの」
ガブリエルは髪を掻くと表情を一変させた。
「あーあ、せっかくみんなの可愛いガブリエルくんを演じてたのに」
「……気づくわよ、そんな雰囲気醸し出してるんだから……」
「うるさいな」
そういうとガブリエルはマラリヤの胸を荒々しく押しつぶすように揉む。
「エロい体してるよねー。あっちにいるデカパイねーちゃんには負けるけど」
「……あれは、異常よ」
「たはっ、偉い言いようだね」
「……事実よ」
「確かにあの乳はいじりたかったんだけど」
「……じゃあ何で私を選んだの?」
「まぁぶっちゃけるとジャンケンで負けたからなんだけど〜」
「……呪うわよ……」
「や、やめてよ〜、てかやっぱこうなりそうだからみんな敬遠したんじゃないの?」
「……なる程ね」
「でもあんたである意味よかったよ。やっぱスタイルがよくないと」
そういうとガブリエルは縄を取り出した。
「これ、一番似合いそうなのあんたっぽいし」
ガブリエルは指先に魔力を集中させ縄にそれを与え縄自体が意識を持っているように動かし始めた。
指をくるっと回すと縄はマラリヤにまとわりつく
「んあっ」
「ガブリエル流亀甲縛り完成ー☆」
4417:2005/04/09(土) 22:56:58 ID:VCOjEDrK
「ほ、ほどきなさい」
「もー、そんな面白くないこと言うならこうだ」
ガブリエルは指を動かし股間部と胸の縄をもっと締め付ける。
「あ、ああぁぁっ」たわわな胸が上下に潰れ股は割れ目に対して自己主張するように食い込む。
「ほ、どいてっ」

「もー。つまんない返事だなぁ」
ガブリエルはこのままでは自分がやりたいこともままならないと思い一計を案じることにした。
更に縄の力を強めるとマラリヤは
「あ、かあぁあはぁぁぁ…」
と苦しみの声を出す。息がしづらいらしく、声にならない声が出てしまう。ガブリエルはそれを確認すると別の指で自分の股間に魔術を施した。
完了と同時にマラリヤの縄を緩めた。
「ぜぇ…ぜぇ…はぁはぁはぁ…」
苦しみから解放され息を整えるマラリヤ。
よし、気付かれなかったな。マラリヤは苦痛でそれどころではなかっただろう。
ガブリエルは屈服では無理だと方針を切り替えることにした。そういう魔術を使えば簡単だが、それは面白くないしいつでもできる。慌てる必要はない。時間はたっぷりあるのだ。
「ごめんね☆ちょっとやりすぎちゃったかな!?」
「……」
返事はない。
「じゃあお詫びの印に〜」
そういうとガブリエルはズボンを脱ぎマラリヤの前に突き出した。
「ねぇ、キノコ好きでしょ?はい」
4517:2005/04/09(土) 22:59:17 ID:VCOjEDrK
そこにあるのは確かにキノコだった。先程の魔術は陰茎をキノコに擬態させたということである。
マラリヤは何故いきなりキノコが現れたのか不思議に思ったが、先程までの苦しさによってあまり頭が回らなかったこと、そして何よりキノコを見て我れを忘れてしまった為納得してしまった。
「キ、キノコ……」
マラリヤは一生懸命触ろうともがくが縄とドラゴンがかけた魔術により届かない。
「あ〜ごめんね。縄はほどいてもいいけど魔術は本人じゃないと解けないからさ」
嘘つき。なんて自分にぴったりな言葉なのかガブリエルはそう思う。しかも嘘をつくときはいつもの口調、ガブリエルというキャラクターを演じてしまうらしい。
「だから触れれないから味わうだけにしといてね☆」
ガブリエルはつかつかとマラリヤの前に立った。
マラリヤは初めて見るキノコに興味津々だ。僅かにきつい臭いがある。
はむっ。口に含んでみて舌で転がしてみる。するとどうしたことだろう。キノコが若干硬くなった気がする。
噛んでみた。しかし何かに遮られそれは実行できない。
「このキノコはね。ヒトキセイダケって言って徐々に硬くなっていくんだ。噛めないのは寄生している人が死ぬまでガードされてるんだよ。そしてこのキノコの特徴は唾液とかに反応して最終的に液体が出るんだよね、まぁマラリヤさんなら知ってたかもしれないけど」
4617:2005/04/09(土) 23:03:04 ID:VCOjEDrK
「……分からないわ……」
にっとガブリエルは笑い口にする。
「催淫効果があるんだよ」
「えっ……」
「熱かったでしょ?ヒトキセイダケはその名の通り寄生して生きるんだけどその液体が胞子代わりに人に入っていくんだよね。そして繁殖するためにその人をいやらしくしちゃうんだよ」
「んっ、あっあぁっ、体が熱いぃっ」
マラリヤは本当に体が熱くなったようで頬を染め腰をクネらせ始めた。
「あっあぁぁ…熱い、熱いの、体があそこが熱いぃ!!」
ガブリエルはニヤニヤするばかりだった。まさか上手くいくなんて。よくて五割くらいかなと思っていた成功率だがここまでくると自分が末恐ろしい。
人間の思い込みを利用して本来無いキノコの液体として精液を利用してマラリヤのいやらしさを引き出す。
当然精液にはいやらしさを出す効果などない。言葉巧みな嘘の演出とマラリヤ自身の潜在的なマゾヒスト、そしてキノコマニアぶりを見抜いたガブリエルの計算高さによって成功したといえよう。
「うん、思った通りだったよ」
セリフとは裏腹な気持ちで望んだ計略の完成としてこの言葉をぼそっと呟き、これから目の前にいる従順になった女をどう弄ぶか小さな策略家は考えていた。
4717:2005/04/10(日) 07:11:54 ID:JCA703bS
ルキアにはマテウスが迫る。
「感謝してくれよ」
「な、何をよ?」
「僕に抱かれるなんて光栄なことだろ?」
ルキアはあえて何も言わない。体が動かない今それが一番の抵抗だと思ったからだ。
「ふん、可愛くないな」
そういうとマテウスはルキアの胸を揉みしだく。
「んっ、んぅっ」
我慢しようとしつつも思わず吐息が漏れてしまう。
「へぇ、大きくても感度は良好…か」
マテウスは感心したように言う。
ルキアは心底自分が嫌になった。正確には自分の胸だろうか。こんな時なのに正確に刺激を敏感に受け取る。
昔からこうなのだ。大きくなったのは11歳頃、だいたい今のアロエくらいだろうか。みんな胸に目をやる。同級生はもとより教師、果てには父親まで。
12歳の時男の子と付き合ったことがある。好きって言ってくれたし態度でも示してくれた。それは嬉しかった。でもそれは胸が大きい私が好きだったということだと感じた。
胸なんかじゃなくて私自身を見て欲しかった。
私自身を好きになって欲しかった。
13歳でマジックアカデミーに入りその彼とは自然消滅したような感じでひっそりと終わった。
こんな胸はいらない。
この胸に関しては自分にとってはただの枷にしか過ぎない。
4817:2005/04/10(日) 07:13:23 ID:JCA703bS
そして今もこうして辱めを受けている。
胸は関係なくこうなる運命だったにしろルキアにはそう感じてしまう。
このルキアの思いを知ってか知らずかマテウスは執拗に胸を責めていく。
ルキアが気付いたときにはマテウスは全裸になって、自らも胸をさらけ出していた。外気に触れ乳首がたってしまう。
「可愛い乳首だな」
チロチロと乳首に舌を這わす。
「あっ、くうっ、うんっ」
「挟んでみるか」
肉棒を豊満な胸に挟み込みしごく。どんどん凶悪に硬くなる肉棒、目の前にあるまがまがしいものから必死に目を背けるが、マテウスはそれを認めない。
ルキアの頭を掴むとめいいっぱい胸に近づけさせ、パイズリとフェラチオを同時に行おうということだろう。
ルキアは目を閉じ拒むがマテウスは無理やり押し込もうとする。
それでも拒むルキアに怒りが沸いたのかマテウスはパイズリはやめフェラチオだけに切り替えた。
ルキアにとってはこの選択はマイナスだった。胸だけで済んでくれれば自分自身の憎悪の対象であったため無理やりにでも納得できなくもないと思ったのだが口や陰部はそう簡単には割り切れない。
どうにか顔を横にしたり口を噤むがマテウスは頭を掴み腰をグラインドさせ唇を肉棒が割り込もうとさせる。
我慢して肉棒を否定しようとすればするほど肉棒は硬くなり侵入の拒否が難しくなっていく。
4917:2005/04/10(日) 07:14:50 ID:JCA703bS
顔の付近をマテウスの我慢汁がルキアの顔を蹂躙し汚していく。非常に不快ではあったが口内よりはマシと我慢していた。
だがその抵抗もマテウスの手が胸を荒々しく揉まれ虚しく終焉を迎えた。
「ひあっ、ふぐぅ、むぐぅ」
自然と涙が出てきた。何とも耐え難い屈辱。しかし抵抗しようにもどうしようもない現状。
マテウスは強引に喉の奥まで男性自身を突っこむ。
ルキアは強い嗚咽感を伴い、肉棒を噛んで振り払いせき込んだ。
「うあぁっぁっ」
「げほっ、げほっ、げえっ」
「この女!!」
平手がルキアの頬を打つ。
「せっかく人が優しくやっていれば調子に乗って…」
何度も何度も顔を張りルキアの頬は赤く染まっていく。
「いいか?僕がうけた痛みはこんなものじゃない。今度こういう真似をしてみろ」
頬を掴みルキアの目を見ながら少々間を置いて冷たく言いはなった。
「殺す」
ルキアはマテウスが本気であることを本能的に感じとった。
私が何をしたというのか…さっきのだって下手したら死んでしまうかもしれなかったんだし…でも今度抵抗したら本当に殺される。ルキアに出来ることは最早ただひたすら早く終わるのを祈る。それだけだった。
「しゃぶれ」
今度は素直に頷く。歯を立てない様に、奥に入りすぎない様に気をつけながら。
5017:2005/04/10(日) 07:16:17 ID:JCA703bS
「やれば出来るじゃないか」
誉められるが何の喜びもない。機械的にくわえている。
しかしそれでマテウスは満足だったのか肉棒を引き抜いた。
マテウスはルキアの股を広げるだけ広げ未だ湿っていない入り口に陰茎の先を当てる。が、あまり潤滑していないためなかなか入らない。
「ふん」
マテウスは苦々しく呟くとルキアの陰部をめいいっぱい押し広げる。
「つぅ、ん、うぅ」
「我慢しろよ」
無理やりそのまま挿入しようとするマテウス。陰茎はズブッズブッとゆっくりと吸い込みまれていった。
「んっっっーー…」
肉付きのよい太ももがガクガクと震えだす。
「どうだ?痛いか?だが僕が受けた痛みはこんなものじゃないからな」
濡らさずに挿入したのは痛みを与えるためだったようだ。
「あ、あぁ、い、痛い痛いよぉ」
マテウスは苦しむルキアを見て静かに微笑んでいる。その笑顔はとても冷静であり、凶悪なものだった。
そのままマテウスはピストル運動を繰り返し突き続ける。
そう長くはない時間だったがルキアにとっては永遠に等しい数分間だった。
その間ルキアは悲鳴に近い嗚咽しか出なかった。
「あっあぁはぁっ、うぅう」
「くうっ、出るっ」
マテウスは最後の数回更にスピードを高めルキアの中にぶちまけた。
5117:2005/04/10(日) 07:19:44 ID:JCA703bS
やっと…やっと…終わった。ルキアは安堵感に包まれた。
しかし…
「膣に出してすまなかったな。綺麗にしてやろう」
するとルキアは温かいものが自分の腹部に当たるのを感じた。
「気付いたか?」
「あ、あぁっ、あぃ、うおえっ、げぇっ。辞めてぇっ。お願い、抜いてぇ」
ルキアの腹部が膨らんでいく。まるで蛙のお尻から膨らませ破裂させるように…
マテウスは繋がったまま尿をルキアの中に放ったのだ。
容量一杯になったかルキアの陰部からマテウスの肉棒や腹部に光沢をまぶしていく。
「ふぅ。綺麗になっただろ」
マテウスは肉棒を引き抜くと凄まじい勢いでルキアから自分ではない尿が噴水のように垂れ流された。
「まだまだだ。こんなものじゃまだ僕は許さないよ」
ルキアの耳には最早その言葉は入っていなかった。涙をポロポロ流し口をパクパクと動かし薄い笑みを浮かべていた。


クララにはルッツが向かう。
「宜しくな」
クララは奇妙な感覚に包まれていた。自分が好きと思っていた人に抱かれる。しかしそれはその人ではない。姿は同じであれ中身は自分が好きなレオンではないのだ。
そんな事を考えていたらルッツの顔がクララの顔にどんどん近づき唇を重ねた。
5217:2005/04/10(日) 07:21:29 ID:JCA703bS
「んむっ、ふっ」
唾液が二人の間で糸となり繋がりを持つ。
ルッツはクララの制服やブラジャー、パンツを半分ズラす形で胸と陰部を露出させた。
ルッツはそれほど大きくはないが、形がいい胸を揉み舌を這わす。
「ん、はっ…ああっ…」
思わずクララから吐息が漏れる。
ルッツは同時に陰部に手を伸ばし手でクララの敏感な部分を責める。
「ふぁあぁぁぁっ」クララは叫ぶとガクガクと痙攣して絶頂に達した。
「さて…」
ルッツは着ていたものを全て脱ぎ、生まれたままの姿になった。股間のものもビクンビクンと脈打っている。
「入れるぜ?」
「あ…優しくして…」
「……OK。まぁ最初は痛いだろうけど我慢しろよ?」
そういうとルッツはゆっくりとクララに挿入する。
「どうだ?痛いか?」
「だ、大丈夫。でもゆっくりお願いします」
「了解」
言葉通り優しくゆっくりと慣らしながら動くルッツ。
「どうだ?」
「う〜痛い…ですぅ」
「そっか、ごめんな。もう少し我慢してくれよ」
その言葉と同時にクララの耳を甘噛みし耳の中に舌を入れる。
「ひゃあ」
思わぬ部分を触れられ思わず声を出してしまうクララ
「や、そんなところダメですぅ〜中耳炎になっちゃう」
「お前可愛いな」
中耳炎というこういう場では耳慣れぬ言葉に一瞬きょとんとしたルッツはプッと吹き出すとこう口にした。
5317:2005/04/10(日) 07:22:57 ID:JCA703bS
そして微笑んだまま手は腰をゆったりとなぞり胸へ、舌は耳から頬を経て唇を吸った。
暫くこうした前戯を繰り返し腰を再びゆっくりと動かす。
「どうだ?」
「はい、だ、大分」「そっか?じゃあもう少し上げるぞ」
「えっ、あ、はい」ルッツは腰を激しく打ちつける。
「ひぁっ、あうっ」
クララから声が出るが苦痛ではないようだ。むしろ甘い感じた声に感じる。その声にルッツの肉棒は硬度を増しクララの中を暴れ回る。クララは目を閉じ唇をぎゅっと噛む。
「あ、あん、あっあ凄い、す、好き、好きです」
「あぁ俺も好きだぜ」
「い、いい。す、凄い、き、気持、気持ちいいです。レオンさん」
すると激しい動きを見せていたルッツは動きを止めた。クララは思わずルッツの顔を見る。
なんとも不思議な表情だった。
ルッツの顔は怒りとも寂しいともとれるような表情だった。
「あ、私何か!?」
「…いや、何でもない。好きだよ、クララ」
何事も無かったようにそういうと再び腰を同じように振り始めた。縦だけでなく横や回したり絶えず新たな刺激を送り続ける。
「いくぞクララ」
「は、はいっ」
「…一つだけ…ってのもこの状況でこういうのもおかしいけど…ワガママ言っていいか?」
「え?あんっ!ど、どうぞ、んっ」
5417:2005/04/10(日) 07:25:19 ID:JCA703bS
「嘘でもいいから…好きだ、ルッツって言ってくれ」
「え!?」
「ダメか?」
「い、いえ。そんなことは」
「じゃあ頼む」
「す、好きで、っす。ルッツさん」
「…ありがとな」
そういうとルッツは更にペースを上げ絶頂に達した。
「あっああっ」
ルッツはスッと陰茎を抜きクララの顔に出した。大量の白濁液がクララの顔や眼鏡に降りかかった。眼鏡から精液がつっと一筋垂れた。
「なぁ、これだけは聞いてくれ」
ぜえぜえと息を整えているクララにルッツは話しかけた。
「何か俺、お前のこと好きなった。この気持ちは嘘じゃない。こんな形で会いたくなかったな…、レオンに正々堂々と勝ちたかった」
「ルッツさん…」
だがその次の瞬間ルッツに魔術の結晶がまとわりつき雷撃が落ちた。
「ぐあぁぁぁっっっ!!?」
不意を突かれ全く対処出来なかったルッツはモロに雷撃を受け倒れた。
「その辺にしとけよ、ルッツ」
声がした方をクララが振り向くとそこにはもう一人、ルッツと、すなわちレオンと同じ顔が喋る。
「レ、レオンさん!?」
「悪いな。俺は、ユルグだ」
そう、クローンは一人では無かったのだ。
ユルグは、ニヤニヤと最初の頃のルッツ達と同じような顔をしている。
ルッツは苦渋の顔を浮かべている。雷撃を受けたためだけでなくこれからクララに興るであろうことを分かっているからだろう。
5517:2005/04/10(日) 07:28:27 ID:JCA703bS
ユルグはクララに顔を近付け囁く。
「お前は相手を顔で選んでるんだろ?」
「ち、違います、私は…」
「ルッツとやってる時にレオンって言ってるんだから言い訳しようがねーだろ?好きになりかけててそんなことやられたルッツくんは落ち込んだろーなぁ」
クララは思い出していた。先ほどの行為の際の発言を。あまりの快感と現実離れした状況、そして憧れだった人と同じ顔、声だった為についついレオンと言ってしまったのだった。
だからあの時動きが止まったのか…ショックを受けたルッツ。しかしそれを隠し私の為にレオンを演じてくれた。最後に思い出だけ要求して…
クララはルッツの方を向いた、ルッツもクララの方を向いていた。雷撃を受け声がでないのか口をパクパクと動かしている。
ま、も、れ、な、く、て、わ、り、ぃ
それに首を横に降り答えるクララ。
「メロドラマはその辺でいーか?」
その一言に現実に引き戻される2人、さらにユルグは、クララの頬を掴み正面を向かせた。
「まぁ喜べよ。俺がお前の望み叶えてやるから」
するとレオンと同じ顔が沢山現れ、そしてクララに群がっていく。
「いやぁぁぁぁっっっ」
穴という穴、他にも手や胸、太股、髪の毛などに陰茎を押し付ける…先ほど気をつかってくれたルッツと違い自らが気持ち良くなるだけしか考えていない。
クララは悲鳴をあげ泣き出した。
「望みが叶って嬉し泣きか?スケベな女だな」


悪夢はまだまだ終わらない……
5617:2005/04/10(日) 07:39:29 ID:JCA703bS
以上です。
書くきっかけはアイス時の全COMの力の差です。賢者以上とそれ以外の時の力の差を体感した時に思いつきました。
初めて書いたけど難しいですね、SS…
出来るだけ違うエロをモットーにやろうとしてたんですがorz
神と呼ばれる人達は本当すごいです。
前半台詞だけで会話が進んだり強引にまとめたりと反省点は多々ありますが宜しければ感想でもお聞かせ下さい。
57名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 09:44:23 ID:MOpQXpmr
GJ!!(・∀・)b
58名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 16:22:34 ID:qwoEk0k5
確かに締めがビミョンヌだけどそれ以外は特に問題無し
俺はルキアマンセーだから少し目を覆いたくなったが作品としちゃ良作なんじゃ無い?
今後に期待&応援!!
59名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 22:18:08 ID:Y44RaVi4
確かにすげえな…
感心したよ、GJ!
6017:2005/04/11(月) 21:20:30 ID:u0Uarf/h
うわぁ感想まりがd
嬉しいですね。
今度はラブラブなやつか先生ものを書いてみたい
61名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 00:38:43 ID:/ZAfDtes
>>60
俺的にはラブラブなやつとか好きかも…
期待してるぜ!
6260:2005/04/12(火) 22:13:29 ID:JWsWKVoi
とはいったが誰×誰がいいんだろ?
リクカモーンщ(゚д゚щ)

まぁ自分で決めた方がいいんだろうけど…皆萌えるからさ…
妄想力はある方なんでそれにあうシチュを考えますから(`・ω・´)シャキーン
63名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 23:02:03 ID:VanqOVoq
ルキ×レオ
ルキ×セリ
シャ×カイ
シャ×タイ
クラ×レオ
クラ×サン
アロ×ラス
アロ×レオ
アロ×タイ
マラ×セリ
マラ×ラス
ユリ×レオ
ユリ×セリ
ユリ×タイ
が私の脳内カップル!
64名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 00:01:56 ID:RGqld1lK
クララ×サンダース
マラリヤ×ラスク
上の組み合わせの中だとこの二つが気になる
65名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 00:29:30 ID:ed4Nneo7
マラ×ラスは小説読んで、まあ決定。サンダースはマジどうでもいいけど他の小説でクララとくっついてるの見付けたから。
逆にサンダースって誰とよ?
66名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 01:49:40 ID:FrEr4VGg
シャ×タイが気になる漏れ
67名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 02:16:38 ID:TDNYlUYr
1稼働直後から俺の脳内ではカイ×アメ、ルキ×レオが出来上がってる。しかも後者は双子(さらにはルキアが姉)設定。
異性双子スキーはマイノリティかな…さすがに。
68名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 07:11:57 ID:RGqld1lK
別にハッピーエンドにする必要性はまったくないんだが、
双子カプって行く末考えると切ないな・・・。

まあ個人的にはエロく書いてくれれば何でもかまわんのでカモーン。
69名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 08:31:25 ID:RGqld1lK
>>65
あ、失礼、難癖を付ける意味で「気になる」と書いたんじゃないんだ。
「興味をそそられる」って意味だった。
サンダースは、クララ以外だとマラリヤかなあ・・。
連カキすまん
70名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 21:35:21 ID:trvNWbhs
ここで百合派な俺が来ましたよ
71名無しさん@非公式ガイド:2005/04/13(水) 22:15:37 ID:ed4Nneo7
>>69
あんま気にしてないからまあ大丈夫だ。
でもサンダースとアロエとかやだよな…
>>70
百合なら…
アロ×マラ
ルキ×ユリ
ルキ×シャ
ルキ×クラ
シャ×ユリ
アメ×ミラ
アロ×マロ
か?
てか百合なら誰と誰がなっても大丈夫な気がする…
72名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 22:35:40 ID:ed4Nneo7
名前ごっちゃになってるし(笑)ケータイからだから許せ!
73名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 23:43:25 ID:PNgq9M8c
ここでルキ×フラとか言ってみたりする
74名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 00:21:48 ID:nMtgG9qJ
フランシスが受け?
75名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 06:54:09 ID:hx5IKQ0D
フランシスの相手は呪いがとけて美人のお姉さんに戻ったガルーダ
これだけはガチ
76名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 21:30:50 ID:CREJFM0U
修学旅行…
サンダースに襲われるレオン…なんかじゃなくて
お風呂でのルキ×シャや
ユリ×アロなんか希望。
77名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 00:06:57 ID:eg1sncl+
>>76
アロ「いいな〜、私もそのくらい大きくしてみたいな〜」
みたいな感じ?
78名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 13:30:45 ID:F0RIA63E
>>74
俺的にはどちらでもまあ可だがルキ攻めには憧れるな
79名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 04:15:41 ID:zD/dyzdy
ルキア輪姦激しくキボンヌ
80名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 00:06:37 ID:QX9xN/hD
いや輪姦が似合う(?)のはむしろクララ
81名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 00:25:44 ID:HUMHJw43
レオン×アロエを書いたんですが、需要なさそうですね…。
当方12でござる。
82名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 00:32:32 ID:QX9xN/hD
>>81
そんなことはない。いろいろ読んでみたい。
83名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 00:40:08 ID:HUMHJw43
>>82
では、明晩というか今晩に投下します。仕事があるんで…。
レオンが実はモテモテだったことを、ラストで書いたりしてます。

84 名無しさん@ピンキー :2005/04/18(月) 09:45:53 ID:owqWjuUF
>>81
当方12って・・・・・・・レスbP2か・・・
12歳かとおもたYO!
SS期待してます。
85名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 14:12:49 ID:Aq0NDhAt
>呪いがとけて美人のお姉さんに戻ったガルーダ

鳥先生、雌だったのかYO _| ̄|○

変態フランシスに調教されるクララとかも見てみたいな
86名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 17:15:41 ID:ZK7Cbt2R
んじゃあ生徒たちに逆お仕置きされるアメリア先生をキボン
87名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 21:03:11 ID:X5XdU3OJ
>>81
えっ、12歳!?
と一瞬マジボケしてしまった俺ガイル
8812:2005/04/18(月) 22:15:41 ID:3vriAQba
当方、12でございます。
それでは、これからレオン×アロエのSSを投下いたします。
…SSと言っても、41に分かれているのですが(汗

それと、色々と改変している部分があったり、キャラの一人称のように
書いた人間の想像で勝手に決めている箇所があったりしますので、その点に
ついてはご容赦いただけると嬉しいです。

それと、私も17氏と同様に初SSだったりしますので、お目汚し、
失礼いたします。
891/41:2005/04/18(月) 22:17:17 ID:3vriAQba
「『世界で五番目に広い国は、オーストラリアである』」
「当然、バツだ」
「せいかーい!」
答えるレオンの前で、ちっちゃい女の子──アロエが、にぱーっと笑った。
ここはリディア寮にあるアロエの部屋だ。ルキアとシャロンの部屋に挟まれた、
いわゆる女の園という奴である。
そのせいで、ベッドに腰かけるレオンの様子は、なんだかそわそわと落ち着きがない。
「なあアロエ、十問連続で正解したんだし、俺、そろそろ帰ってもいいだろ?」
「えー? まだ早いよ、レオンお兄ちゃん」
ぶっきらぼうなレオンに、アロエが非常に悲しげな顔をする。
『お兄ちゃん』と呼ばれて、レオンの顔が少しだけ赤くなった。
902/41:2005/04/18(月) 22:18:41 ID:3vriAQba
…さて、なぜレオンがアロエの部屋にいるのか、事情の原因と結果だけを語ろう。
アカデミーが誇るロリコン問題児・タイガが、アロエをストーキングし続けたのが原因。
半月前、そのタイガをレオンがぶっ飛ばし、アロエになつかれてしまったのが結果。
かくして、レオンの放課後はアロエと一緒の時間が多くなり、放課後はアロエの部屋に
連れこまれるパターンが完成したわけだ。
おまけに、アロエは人前でも「お兄ちゃん」と呼ぶものだから、猛烈に恥ずかしい。
『あいつもタイガの同類だったか…』
などと陰口を叩かれるのは、熱血硬派を自認するレオンにとって、あまりに辛いことだ。
思わず頭を抱えるレオンに、猫耳リボンをふりふりしたアロエが、ぴょこんと近寄った。
「…ねえ、お兄ちゃん?」
「な、なんだよ」
913/41:2005/04/18(月) 22:19:29 ID:3vriAQba
いきなりアロエが顔をのぞきこんできて、レオンの胸がどきりとする。
「…レオンお兄ちゃんは、アロエのこと、嫌い?」
「なっ……!」
唐突すぎる問いかけ。レオンの顔が耳まで赤くなった。
「アロエは、レオンお兄ちゃんのことが好き。大好き。お兄ちゃんと一緒に、賢者さんに
なりたいの。お兄ちゃんの…恋人に、なりたいの」
ちっちゃな拳を握りしめて、ほっぺを真っ赤にして、両目を潤ませながら、アロエがレオンを
見つめる。
小さな身体に精一杯の勇気を詰めこんだ、想いの告白。

…レオンは、アロエが自分を好きなのではないかと、以前から思っていた。
自意識過剰じゃないかと、今まで確認してこなかったのだが──。
こうやって現実に告白されると、頭の温度が急上昇して、冷静な考えなど吹っ飛んでしまう。

──俺は、アロエのことが好きなのか?

そう自問し、次に、返事を待つアロエを見つめる。
不安そうな、泣きだしそうな、女の子の顔。
レオンは胸が締めつけられて、自分でも知らないうちにアロエを抱きしめていた。
924/41:2005/04/18(月) 22:20:18 ID:3vriAQba
「お…お兄ちゃん?」
びっくりするアロエに、レオンは優しく答える。
「俺も…俺だって、アロエのことが好きだ」
言いながら、レオンは自分自身に苦笑を向ける。
どうしてアロエの部屋に通っているのか。どうしてクイズの予習を一緒にやっているのか。
…どうして、あのときタイガをぶっ飛ばしたのか。
今、やっとわかった。
何のことはない。自分は、ずっと前から惹かれていたのだ。
腕の中にいる、ちっちゃくて可愛い、賢者志願の女の子に。
レオンの告白に、アロエも抱き返すことで答える。二人の身体が、制服越しに密着する。

──とくん、とくん、とくん……。

「あっ…。お兄ちゃん、胸、どきどきしてる…」
「アロエも、同じだろ…」
あとはもう、言葉など必要なかった。
レオンとアロエは見つめあい、目を閉じて。
初めての、恋人どうしのキスをした。
935/41:2005/04/18(月) 22:21:05 ID:3vriAQba
まず、唇を触れあわせるフレンチキス。
それから、舌を絡めあい、お互いの唾液を飲ませあう、激しいディープキス。
後頭部を走る、熱くて甘い電流のような快感。
うなじの辺りが、蜂蜜の塊にでもなったかのような悦び。
ぷはぁ…と唇を離したとき、二人の口の間を、銀色に光る唾液の糸が伝った。
「お兄ちゃん…大好き…」
ぽーっとした表情で、アロエがうっとりと呟く。そして、気づいた。
レオンのズボンを押し上げる、堅く膨張した分身。
「す、すごいね…。お兄ちゃん、それって、苦しい…?」
「そりゃ、ま、まあな」
正直者の自己主張を目撃された恥ずかしさに、レオンがそっぽを向く。
その様子がどうしようもなく可愛くて、アロエは自然と提案していた。
「ねえ、お兄ちゃん…。最後まで…しよ?」
「なっ……! い、いいのかよ!?」
「うん…苦しそうなお兄ちゃんを、アロエが楽にしてあげるね…」

946/41:2005/04/18(月) 22:21:42 ID:3vriAQba
「んっ…んっ…ちゅぱっ……」
ベッドの上。
生まれたままの姿で、四つん這いのアロエがレオンの分身をしゃぶる。
根元から先端を、つつーっと舌でなぞる。
尿道口をちろちろと舐められた瞬間、
「ううっ……」
レオンは思わず呻き声をあげた。
「レオンお兄ちゃん、可愛い…」
とろんとした目で、アロエが熱っぽく囁く。

──や、やばい。これじゃ、すぐに出しちまうかも……。

元気いっぱいな、ちっちゃい女の子が見せる、淫らなオトナの表情。
えっちなオトナと純真なコドモ、そのギャップがレオンを興奮させた。
分身がさらに大きく、熱くたぎって、アロエが「わあ……」と驚く。

957/41:2005/04/18(月) 22:22:48 ID:3vriAQba
──そ…そんなに見つめないでくれ。

悶えるレオンの顔をじーっと見ると、アロエはそそり立つ肉の棒を、ためらいなく口の中に
含んだ。
収まりきらない根元は、指で小刻みにしごく。
「う、うあっ!? ア、アロエっ…!」
固い上あごと柔らかい舌、左右の熱い粘膜に包まれて、レオンの声が裏返った。細い指先が
与えてくれる刺激は、自分でするより何倍も気持ちいい。
「んっ、んっ、んっ……」
アロエの頭が上下に動く。指が袋をたぷたぷと揺らす。
最愛の女の子からの、精一杯のご奉仕。アロエは一旦、肉棒から唇を離すと、上目づかいで
レオンを見た。
「レオンお兄ちゃん…気持ちいい? アロエの口、気持ちいい?」

968/41:2005/04/18(月) 22:23:31 ID:3vriAQba
仔猫を思わせる仕草で、大胆なことを口にするアロエ。
大好きなお兄ちゃんを気持ちよくしてあげたい…そんな想いが、痛いくらい伝わってくる。
愛おしさがこみあげて、レオンは右手を伸ばした。
アロエの頭を、優しく撫で撫でする。
「ああ、気持ちいいよ…。だから、もっと続けてくれないか…」
「えへへ…、嬉しい…。アロエ、いっぱい頑張るからね。いっぱい、気持ちよくなってね」
あどけない口調でものすごいことを言って、アロエは口淫を再開した。
先走りの汁を、尿道口を押し開くように、小さな舌先で舐めとる。
「うっ! くあっ……!」
「あっ…、我慢するお兄ちゃん、すごくえっち…」
アロエの繰りだす、無邪気でナチュラルな責め言葉。レオンの背筋をゾクゾクと快感が駆けぬけた。
そして、ふたたび肉棒が熱くて柔らかい粘膜に包まれる。ねっとりと唾液が絡んでくる。
とどめに、根元をいじる十本の指。
「んっ、ぢゅっ、ぢゅっ、んんんっ…。んっ、んっ、んっ…」
頑張り屋さんなアロエの口撃が、レオンの理性をドロドロにとろけさせてゆく。

979/41:2005/04/18(月) 22:24:38 ID:3vriAQba
──いまなら、タイガの野郎の気持ち…わかるかもっ…。

気持ちよすぎて、レオンは思わずバカなことを考えた。
直後、アロエが一気に肉棒を奥まで飲みこむ。ぞぞぞぞっ、と強烈な刺激を受けて、レオンは思いきり
のけぞった。

──駄目だっ、もう、限界…!

「うああっ!? ア、アロエっ!」
「うんっ、うんっ、お兄ちゃん、出してっ、いっぱい、アロエの口にっ!」
そんな意味の言葉が聞こえるのと同時に。
「ご、ごめん、アロエ…出るっ…で、出るっ!!」
レオンの下半身が震えて、大量の精液がほとばしった。自分でも信じられないくらいの量と勢いだった。

──びゅっ! びゅっ、びゅびゅびゅっ!

9810/41:2005/04/18(月) 22:25:24 ID:3vriAQba
「んんっ!? あむっ、んっ…!」
白濁液の塊を何度も喉の奥に打ちこまれ、アロエが苦しげな表情をする。
目に涙を浮かべながらも、アロエはむせんだりせず、レオンの精液を余さず飲みこんだ。
こくっこくっと喉を動かすアロエの頭を、レオンはまた撫で撫でする。
「ほ、ほんとに、ご…ごめんな、アロエ。こんなの…飲ませちまって…」
快感が強かった分、レオンの胸に深い罪悪感が広がる。
大好きな女の子だからこそ、無理はしたくなかった。させたくなかった。
なのに、一人だけ気持ちよくなって…。
すると…アロエは、撫でるレオンの手をとって、自分の頬に添えさせた。
「いいの。レオンお兄ちゃんが気持ちよかった証拠だもん。アロエ、嬉しかったよ?」
幸せそうに、にぱっと微笑む。

9911/41:2005/04/18(月) 22:26:08 ID:3vriAQba
それから、
「あ…また…」
肉棒から流れ出る残りの精液を見ると、迷わず舌を伸ばしてきれいにした。
イッたばかりで敏感なモノに刺激を受けて、レオンが身体を震わせる。
「ア…、アロエ…」
あえぎながら、レオンが後始末をするアロエに目を向けたとき。
「ん……?」
レオンは、四つん這いのアロエが内股をもじもじさせているのを見た。

──もしかして。

ピンと来るものがあって、レオンはアロエに両手を伸ばす。
「きゃっ!? お、お兄ちゃんっ!?」
いやに動揺した声を無視すると、ころん、とベッドの上で転がした。
「や、やだっ…! お兄ちゃん、見ちゃ駄目えぇぇっ…!」

10012/41:2005/04/18(月) 22:27:18 ID:3vriAQba
あお向け、しかも両足がMの字に開脚した体勢。
アロエは慌てて大事なところを隠したが、もう遅い。
レオンは、ばっちり見てしまった。
自分を絶頂に導いた女の子が、股間をぐっしょりと濡らしているのを。
中心が両手で隠されていても、太股を伝う液体の筋までは隠せない。
レオンの中に、意地悪でヨコシマな気持ちがむくむくと湧いてくる。
「へえ…。アロエって、悪い子だったんだな」
「ち、違うもん。これは、あ…汗だもん…」
弱々しい言い訳。アロエは顔を真っ赤にして、顔をそむけた。
レオンの右手が、愛液に濡れた太股をツツッ…となぞる。とたんに、アロエの身体がびくびくと
震えて、サーッと鳥肌を立たせた。よほど感じたらしい。
レオンは軽い征服感を自覚しながら、愛液で濡れた指先をアロエに見せつける。
人さし指と中指を開くと、その間に糸の橋ができた。
「これ…汗なのか? アロエって、こんな汗をかいちゃうのか。知らなかったな」
「や、やだやだ、レオンお兄ちゃんの意地悪ぅ…」
アロエがいやいやと首を振る。
可愛らしい仕草の数々が、レオンの股間をさっき以上の大きさに膨張させた。

10113/41:2005/04/18(月) 22:28:05 ID:3vriAQba
今度は、左手をぺったんこの胸に伸ばす。
「ひ、ひうっ! そ、そこっ!?」
ピンク色の乳首をつままれて、アロエが軽くのけぞった。
そこはもう、とっくに固くしこっていた。
「気持ちよくなってるアロエ、可愛い。すごく、えっちだ…」
「んんんっ…、違うもん…。アロエ、えっちな子じゃ──はうんっ!」
乳首を指先で甘く転がされ、アロエがはしたない声をあげる。
レオンは右手も使って、両方の乳首を責めた。
アロエの長い髪が、シーツの上で乱れる。熱くとろけた声が、部屋の中に響く。
しかし、それも一分くらいのことで、レオンは手を離すと攻撃を中断した。
「え…ど、どうして…?」
ぽーっと頬を染めたアロエが、たどたどしくレオンに訊く。
するとレオンは、左手をアロエの頬にそっと触れさせた。

10214/41:2005/04/18(月) 22:28:43 ID:3vriAQba
「…駄目だ。俺、意地悪なだけじゃ、全然気持ちよくなれない」
「…………?」
「俺さ、アロエの全部を見ながら気持ちよくなりたいんだ。できれば、二人で一緒に、
えっちな気持ちになりたい」
「お、お兄ちゃん……」
レオンの優しい言葉に、アロエの目が熱っぽく潤んでいく。
相手を好きな気持ちが、どんどん湧いて止まらない。
レオンも同じだ。
身体の下にいるちっちゃい女の子が、どうしようもなく好きだ。
だから、気持ちよくなりたい。気持ちよくしてあげたい。できれば、最後まで。
けれど…、一方的なのは駄目だ。一緒じゃなきゃ、嫌だ。
そうでないと、恋人になった意味が無いじゃないか。
レオンの気持ちが、頬を通じてアロエの中に染みとおる。
それから、アロエは恥ずかしそうに微笑むと、
「お兄ちゃん。き、嫌いに…ならないでね」
M字型に開脚したまま、ずっと隠してきた大事な場所を、レオンに見せた。

10315/41:2005/04/18(月) 22:29:16 ID:3vriAQba
アロエのそこは、洪水状態だった。
薄い産毛しかない、つるつるの恥丘。割れ目はふっくらと盛りあがって、中心に見えるピンク色の
襞が、ひくひくと動いているのがわかる。
快楽にとろけきったことを教えてくる、アロエの、女の子の部分。
割れ目の中からあふれる愛液は、シーツに大きな染みを作っていた。
「す…すご。ぐしょぐしょだ…」
ごくりと唾を飲みこんで、レオンが正直に指摘した。
「や…やだっ、お兄ちゃん…言わないでよぉ」
アロエが真っ赤になって顔を押さえる。
そのくせ、アロエの女の子からは恥ずかしい体液がじわっとあふれてきた。
幼女にイタズラしているような後ろめたさを覚えつつも、レオンは迷わず行動に出る。
アロエの両足をさらに広げ、逃げられないようにして──

──ちゅうううぅっ。

「ひ──ひあっ!? お兄ちゃ…ああああっ…!」
レオンの口が、アロエの女の子にキスをした。

10416/41:2005/04/18(月) 22:29:59 ID:3vriAQba
キスをして、舌を差しこみ、かき回しながら吸い上げる。
「だ、だめっ、お兄ちゃん、そこっ、汚い…」
「アロエに、汚いところなんかない」
断言して、レオンが行為を激しく続行する。
唇でクリトリスを包皮ごと優しく挟み、ときどき方向を変えて、舌先で尿道口をつつく。
ずずずっ…と、聞こえるように愛液を吸う。
ドロドロになった襞の中へ、思いきり舌を突き入れる。そして、抜き差しをくり返しながら
ねっとりとかき回す…。
「そっ、そんなっ、お兄ちゃんっ! アロエっ、アロエぇぇっ、おかしくなっちゃううぅ…」
あまりの快感に、アロエが悩ましげに腰をうねらせた。
もしかすると、レオンの舌から逃れようとしたのかもしれない。
けれど、その動きは弱々しくて、レオンの顔から離れる結果には繋がらなかった。むしろ、
快楽を求めておねだりしているようにさえ見える。

10517/41:2005/04/18(月) 22:30:47 ID:3vriAQba
「お兄ちゃん、お兄ちゃんっ、お願い…、もう…やめ、て…」
本当は、キモチイイ口撃をもっといっぱい続けて欲しいくせに、アロエはそんな嘘を言う。
もちろんレオンは全部お見通しで、だから速攻で却下した。
「だーめ。俺の恥ずかしい瞬間を観察したんだから、アロエも恥ずかしい瞬間を見せてくれないと、
絶対に不公平だろ?」
「い、いじわるぅ…」
恥ずかしい瞬間、という責め言葉に、アロエの背筋をゾクゾクと快感が駆けぬける。
レオンの口撃が再開された。
細長く伸ばした舌を奥まで入れて、激しくかき回す。右手の人さし指と中指で、クリトリスを包皮から
完全に解放する。そうして、剥き出しになった芯の部分をきゅ、きゅっとしごいた。
「あああっ…! お兄ちゃん、それ、いいっ…!」
アロエが悩ましげな悲鳴をあげる。レオンはそれが嬉しくて、同じ責めを続けた。
ふと視線を上げれば、大きく勃起したクリトリスの向こうで、首を振ってはのけぞるアロエの顔が見えた。

10618/41:2005/04/18(月) 22:31:25 ID:3vriAQba
なんて可愛いんだ。
アロエの愛液を音を立てながらすすり、芯をしごく速度をさらに上げる。

ぢゅうっ、ぢゅ、ぢゅぢゅぢゅ、ぢゅっ……!

きゅっ、きゅっ、きゅっ、きゅっ、きゅっ……!

「お、お兄ちゃんっ! アロエ、そんらの、らめえっ、らめらめらめ、らめえぇっ…!」
甘い悦びで舌足らずになるアロエの柔肉が、レオンの舌をきゅっと締めた。
絶頂が近いことがわかって、レオンは責めるスピードをさらにアップする。
「ああああぁぁっ!?」
乳首を痛いくらいに勃起させたアロエが、シーツをぎゅうっと掴んだ。
「ら、らめっ! 来ちゃうのっ、アロエ、来ちゃって、来ちゃって、出ちゃうのおぉぉっ!」
レオンが、その悲鳴にさらなる責めで応えた瞬間──。
「お、おにい…あ、ああっ…あああああぁぁぁぁぁぁぁーっ!!!」
アロエの両足がぴんと突っ張り、レオンの舌を引きちぎるように、あそこがきゅきゅっと締まる。
両目を思いきりつむって、舌を突きだした、アロエの淫らな絶頂の表情。
それをレオンがばっちり目に焼きつけたとき、舌を締めつける力が弛緩して──

10719/41:2005/04/18(月) 22:32:05 ID:3vriAQba
「あっ、やっ、出ちゃうっ! 出ちゃううぅぅっ…!」
「っ!?」
いきなり、アロエの女の子…その一番上の穴から、黄金色の液体が噴き出した。

──ぷしゃあああぁぁぁぁ……。

「やだ、止まらない…止まらないよぉっ…。お兄ちゃん、ダメ、見ちゃダメぇぇぇ…」
顔を離して呆然とするレオンの前で、アロエが弱々しくいやいやする。
おもらしだ。
アロエは、レオンの責めがあまりにも気持ちよすぎて、おしっこを漏らしてしまったのだ。
黄金色のはしたない放物線、糸をよじりあわせたような液体の放出は、なかなか止まらなかった。
レオンは、おもらしのアーチに見とれてしまっていた。

──可愛い…。

純粋にそう思っていると、アロエの失禁はようやくおさまった。

10820/41:2005/04/18(月) 22:32:58 ID:3vriAQba
「うっ…ひっく…ご、ごめんなさい……」
大きな目からぽろぽろと涙をこぼして、アロエが謝る。
「な、なんで謝るんだよ?」
「だ、だって、ぐすっ…、おもらしなんか…。レオンお兄ちゃんに、嫌われちゃう…」
「き、嫌われる?」
「お…お願い、アロエのこと、汚い子だって嫌いにならないで…。アロエ、レオンお兄ちゃんが
大好きなの。だから…だから…」
このときになって、ようやくレオンはアロエが泣く理由に気づいた。
失禁という恥ずかしい排泄行為を見て、レオンの気持ちが冷めると思ったのだ。
「…ばかだな、アロエは」
優しく呟くと、レオンはアロエのほっぺにキスをする。涙をすくうように、二度。
「お…お兄ちゃん?」
「俺が、アロエを嫌いになるわけないだろ。おもらしするアロエが可愛すぎて、今もいろんなトコが
ドキドキしてるんだからな」
「え…う、嘘。アロエみたいな、変態さんでも…?」
「あれで変態だったら、俺も変態だ。…ほら」
アロエの右手を掴んで、レオンはそのまま自分の股間に持っていった。
「ああっ…、お兄ちゃん、熱い…。ビクビクしてる…」
ぼうっとなった声で、アロエが言う。

10921/41:2005/04/18(月) 22:33:46 ID:3vriAQba
レオンの分身は、破裂しそうなほどに熱く、固くたぎっていた。
あふれる先走りの汁が、アロエの右手をトロトロと汚す。レオンの手が離れても、アロエの手は
熱い肉棒から離れなかった。
「だいたいさ、俺…さっきのアロエを見て、嬉しかったんだぜ」
「え…」
「だってそうだろ? 俺が気持ちいいと、その…出ちゃうじゃないか。今回は、アロエに全部飲まれたけど」
「あ、う……」
レオンの精液を迷わず飲んだことを思い出し、赤面するアロエ。
その頭を、レオンは優しく撫で撫でする。
「アロエのも、それと一緒だよ。あれは…、アロエが気持ちよすぎた証拠。…俺、本気で嬉しかったんだぜ。
大好きな女の子を、そんなに満足させられたんだからな」
「レオンお兄ちゃんの、い、いじわるっ。しょ、しょーこだなんて…」
「…で、これが、俺がアロエに興奮してる証拠。嫌いなら、こんなになるわけないだろ」
アロエの抗議を無視して、レオンが分身をもう一度握らせた。
火傷しそうな熱さを感じて、ほっぺをぽーっと赤くしながら、アロエがうっとりと呟く。
「おにいちゃん…、ほんとに、こ…こーふんしてるんだ…?」
「ああ、めちゃめちゃ興奮してる。大好きなアロエが、あんまりえっちすぎだから」
「ア、アロエも、いっしょ…。だいすきなおにいちゃんだから、アロエ、こーふんして…いっぱいえっちに、
なっちゃってる…」
レオンとアロエはまた見つめあい。
次のステージへと移った。

11022/41:2005/04/18(月) 22:34:40 ID:3vriAQba
「アロエ…。いいよ…な?」
「う、うん。…レオンお兄ちゃん。アロエのはじめてを…、も、もらってください」
言うと、アロエが自分から足を開く。
尿と愛液で充分すぎるほど潤った、アロエの花弁。

──本当に、大丈夫かな…。

いまさらなことを、レオンはつい考えてしまう。アロエのそこは小さくて、自分のものが入るかどうか
疑問だった。
が、アロエの不安げなまなざしに気づき、覚悟を決める。
「俺もはじめてだから、力の加減がよくわからないんだ。…だから、痛いときははっきり言ってくれ。
アロエの…苦しい顔って、あんまり見たくないからさ」
「う、うん。…よ、よろしくお願いします…」
「ああ…」
レオンは両手を伸ばして、割れ目をゆっくりと押し開く。
サーモンピンクの襞、その中心に、挿入すべき穴が見えた。濡れた愛液が光って、最高にいやらしい。

11123/41:2005/04/18(月) 22:35:26 ID:3vriAQba
アロエの身体が、ぴくんと震える。気持ちいいみたいだ。
それを確かめてから、レオンは分身の先端を真ん中の穴にあてがった。
「アロエ…、行くからな…」
アロエがこくんと頷く。レオンはゆっくりと腰を押し出す。
亀頭が入る。アロエが、眉間にしわを寄せる。
シャフトが半分沈む。アロエが、唇を噛んだ。
「大丈夫か、アロエ…?」
埒もない質問。痛いに決まっている。当たり前だ。
なのに、痛みに耐えながら、涙を浮かべながら、アロエはけなげに頷いた。
「うん…。大丈夫だから、アロエを、最後まで…」
どうしようもない愛おしさが、レオンの中にこみあげる。
苦しい時間を、長引かせたくない。
「ああ…、…行くぞっ…!」
ずずずっ、と、レオンは腰を突き出した。

11224/41:2005/04/18(月) 22:36:15 ID:3vriAQba
一瞬の、肉の抵抗。
レオンの分身は、それを一気に押し割り、ぷつっと引き裂いた。
「〜〜〜〜〜〜〜〜っ!! ひっ、ぐっ……んんんーっ!!」
アロエは涙をこぼしながらも、悲鳴を飲みこんで、破瓜の瞬間に耐える。
直後、レオンの巨大な肉棒は、全部がアロエの中に収まっていた。
最大の山場を越えて、レオンの両手がアロエの脇につく。
二人とも、呼吸を荒くしていた。
「おれたち…ひとつになったな」
息をととのえながら、レオンが呼びかける。
「うん…。アロエ、嬉しい…」
えへへ、と、目尻の涙をぬぐう。それから、
「お兄ちゃん、動いていいよ…。アロエの中で、気持ちよくなってください」
と、自分から腰を動かしてきた。
破瓜の血が、シーツの上に点々と染みを作っている。
ものすごく痛いだろうに、恋人をいっぱい満足させたくて、無理にそんなことをしているのだ。
次の瞬間、レオンは思わずアロエを抱きしめていた。

11325/41:2005/04/18(月) 22:36:48 ID:3vriAQba
そして、言った。
「アロエ…、愛してる」
「お兄ちゃん…」
腕の力をゆるめると、レオンはゆっくりと分身を出し入れする。
血と愛液に濡れたシャフトの、カリ首が見えるまでずずずっ…と引く。
そこから、同じ速度でじりじりと押しこむ。
そのくり返し。
単調な作業だというのに、
「うあっ……!」
アロエの膣内(なか)は、声が抑えられないくらい気持ちよかった。
肉の襞がウネウネとペニスに絡みついてくる。押しこめばぐぐっと広がるくせに、抜こうとすると吸いついて
離さない。

──もっと、速く動きたい…!

焦げつきそうなほど熱い欲望を、かろうじてこらえる。
そんなことをしたら、アロエが痛がるだけだ。
できるなら、このけなげな女の子を、なんとか気持ちよくしてやりたい。

11426/41:2005/04/18(月) 22:37:30 ID:3vriAQba
レオンは優しく腰をグラインドする。射精感が、潮が満ちるように迫ってくる。
どこかもどかしい動きをくり返すうちに、アロエの反応に変化が現れた。
「おっ、お兄ちゃん…。あ、アロエ、変っ。変なのっ」
痛がるだけだった声に、甘いものが混ざる。

──ずぢゅっ、ぢゅっ、ぢゅっ、ぢゅっ…。

ペニスを通じて、アロエの中が潤ってきたことがわかった。
「き…気持ちいいのか、アロエ?」
快感をこらえながらレオンが訊く。
「うん…うん、うんっ…! アロエっ、なんだかっ、気持ちいいっ…! お兄ちゃんの熱いのが、とっても
甘いのっ…!」
まちがいない。
アロエは、次第に感じてきていた。
証拠に、膣内の襞が、レオンの動きにあわせてきゅきゅっと蠢く。

11527/41:2005/04/18(月) 22:38:17 ID:3vriAQba
「うっ、く…」
先程までとは比較にならない快楽に、レオンが思わず呻いた。
すると、アロエから腰を動かしてくる。
「おっ、お兄ちゃんっ。もっと、動いて…いっぱい、えっちになってっ…!」
「ああっ…、アロエも、えっちに…!」
レオンは、腰の動きを一気に速めた。熱く、固く膨張しきった先端が、アロエの内側を開拓する。
やがて、そりかえった亀頭が、アロエのざらついた天井を思いきり擦りあげたとき。
「ふああっ!? そっ、そこっ!?」
アロエがひときわ大きな嬌声をあげた。
ぎゅぎゅ、とペニスを締めあげられて、レオンは気づいた。
「そっか…。ここがアロエの弱点なんだな? 責めて欲しい場所なんだな…?」
「う、うんっ! アロエ、そこがいいのっ…! お兄ちゃん、アロエをっ、アロエをいっぱいいじめてっ…!!」
快感に従順となった、アロエのはしたないおねだり。
「アロエの、すけべ」
わざとストレートな言葉で責めると、レオンは恋人からのえっちなリクエストに応えた。

11628/41:2005/04/18(月) 22:39:27 ID:3vriAQba
ざらついた部分に亀頭をこすりつけ、小刻みに腰を動かす。
強弱をつけたり、緩急を加えたり、ねぶるように責め立てる。
「ああああっ! お兄ちゃんっ、そこっ、いい…いい、いい、いいっ!!」
快楽のツボをピンポイントで集中攻撃され、アロエは素直に悦びの悲鳴をあげた。
あまりの可愛さに、レオンはあやうく射精しそうになる。
それをなんとかこらえ、グラインドを続行した。
アロエが感じてくれている。だったら、登りつめるのは一緒に。
「アロエ…、アロエ、アロエ、アロエ、アロエっ…!」
「お兄ちゃん…、お兄ちゃん、お兄ちゃん、お兄ちゃん、お兄ちゃんっ…!!」
お互いを呼びあう。そうやって、どうしようもなく大好きな気持ちをぶつけあう。
「あんっ、お兄ちゃあぁん…。アロエ、気持ちよすぎてダメになっちゃう…お空に、お空に飛んじゃうぅっ…!」
「ああ…おれもっ…!」 
レオンとアロエが、お互いの両手を握る。ぎゅっと握りしめる。
手のひらの熱さとともに、お互いの愛情が通いあった。
二人は同時に、絶頂を迎えようとしていた。

11729/41:2005/04/18(月) 22:40:29 ID:3vriAQba
「お兄ちゃんっ…! アロエ、頭がまっしろになっちゃう…お空に飛んで、落ちちゃうっ! お、落ちちゃうよ
おおぉぉぉーっ!!」
幼くて淫らで色っぽい、アロエの絶叫。
その膣が、ぎゅぎゅぎゅっ…と締まった。
絶妙すぎる強さの締めつけは、レオンの限界を突き崩した。
レオンが、叫んだ。
「──ア、アロエっ、好きだ…愛してる…!!」
「うんっ…アロエもっ、大好き!! だから、最初はっ、中に…!」 
アロエの細い足が、レオンの腰に絡む。
その勢いで、レオンの分身は一気に子宮口まで飲みこまれた。
今までで一番の快感が、アロエとレオンの全身を甘く貫く。
そして、ついに──。
「ふああっ!? あっ…あああっ…あああああぁぁぁぁぁぁぁぁ────っ!!!」
「うっ…くっ…!!」
レオンとアロエは、同時に絶頂を迎えた。
のけぞるアロエの子宮に、レオンの熱い白濁液が勢いよく叩きつけられる。二度、三度、四度。
「す、すごい…。お兄ちゃんが、アロエのお腹にいっぱい…嬉しい」
「ア、アロエ…」

11830/41:2005/04/18(月) 22:42:20 ID:3vriAQba
はあはあと荒い息をつきながら、二人は絶頂の余韻に浸った。
少し経って、レオンがぬるっと肉棒を引き抜く。精液と愛液と尿と…赤い血。
罪悪感がレオンの胸に湧くが、それを、抱きつくアロエの感触が消した。
「えへへ、お兄ちゃん…」
幸せそうな声。にぱーっと明るい笑顔。
温かいものが、レオンの胸の中を満たす。

──この子を好きになって、良かった。

心の底からそう思った。
ここで、アロエがおずおずと提案してくる。
「レオンお兄ちゃん。今日、泊まっていってくれる…?」
「ああ。リディア先生には見つからないように、な」
レオンは頷いて、アロエを優しく抱きしめた。
恋人どうしの甘い時間は、静かに過ぎていった。

11931/41:2005/04/18(月) 22:43:38 ID:3vriAQba
一ヶ月後。
「で・す・か・らっ! 早くなんとかして下さいませっ!!」
放課後、シャロンの怒鳴り声が、職員室の中に響く。
「そう言われても…困りましたねぇ」
頬に左手をあてて、リディア先生はのほほんと応じた。
シャロンがむーっと唸る。
「困ってるのはこっちですわ! そうでしょ、ルキア!?」
「…………」
クラスメイトの視線を受けて、ルキアは無言で頷いた。
元気ハツラツ、という表現がぴったりと似合うルキアだが、今はなぜだかしおらしくて、
顔が赤い。
ついでに言えば、シャロンの目の下にはクマができている。
それでも気品が失われないあたり、シャロンの美少女度は半端ではない。
さて、なぜこの二人がアカデミーの職員室、それも男性教師陣のいなくなった職員室に
いるのか。
リディア先生は、その理由に目を向けた。

12032/41:2005/04/18(月) 22:44:31 ID:3vriAQba
ガラス窓の向こう、校庭側を、「理由」が歩いている。
レオンとアロエ。校内黙認となった「らぶらぶカップル」だ。
『レオンお兄ちゃーん、今日もクイズの予習しよっ?』
『だーっ! アロエ、だから人前で腕を組むのはマズいって!』
『だってぇ…。こうしないと、他の女の子にとられちゃうもん。お兄ちゃん、すごく
モテるんだよ?』
『他の子なんて知るかっ! 俺が好きなのはアロエだけだ!…って、やばっ』
『……。えへへ、アロエ、嬉しいっ!』
『ば、ばか、抱きつくなって! 誰が見てるかわからないだろ…?』
『別に、見られてもいいもん。アロエは、レオンお兄ちゃんが好き。好き。大好き』

12133/41:2005/04/18(月) 22:45:23 ID:3vriAQba
…いや、実に素晴らしいバカップルぶりである。
シャロンの細い肩がワナワナと震えた。
親の仇でも見るように、リディア先生を睨みつける。
「とにかくっ! レオン君を立入禁止にしてくださいませっ! このままじゃ、今夜もあんな
ことやこんなことを…!」
目を血走らせて、シャロンが拳を握った。
そう。シャロンとルキアが職員室に来ているのは、それが理由だった。
この一ヶ月、だいたい二日に一晩のペースで、レオンがアロエの部屋に泊まっていくのである。
目的はもちろん、恋人として当然の行為──愛の営みだ。
特に最近四、五回は、最低3ラウンド(注:レオンが射精する回数。アロエの絶頂は、少なくとも
倍以上)はこなすため、部屋が両隣のシャロンとルキアは、すっかり寝不足ぎみだった。

12234/41:2005/04/18(月) 22:46:07 ID:3vriAQba
なにしろ、

『きゃふっ…。お兄ちゃんの舌がっ、アロエの中っ、溶けちゃううぅっ…』

『い、嫌ああぁぁぁっ…。アロエのおもらし、見ないでえぇぇぇ…』
『アロエは悪い子だな。どんどんえっちになってる』
『ア、アロエ、すごくえっちだもん。お兄ちゃんとすると、気持ちいいんだもん』

『お、お兄ちゃんっ! お願いっ、そこっ、いいの、いいのっ! アロエっ、アロエぇぇっ……』
『わかってる…ここ、アロエの弱点だもんな』
『こんな格好、ダメえぇぇ…。アロエ、お兄ちゃんに犯されてるうぅぅ……』

『お兄ちゃんっ! アロエ、飛んじゃうっ! お空に飛んじゃうっ!!』
『ああ、俺も…飛びそう…!』
『外はっ、外はダメなのっ! アロエ、お兄ちゃんを中で感じたいっ…!!』

…などなど、とろけきった声を何度も何度も何度も聞かされているのだ。眠る方が無理というもので
ある。
12335/41:2005/04/18(月) 22:47:05 ID:3vriAQba
そんな事情がこもったシャロンの訴えに、リディア先生は熱っぽく「ほう…」とため息をついた。
「止めてあげたいのは山々なんですけど、恋人どうしの邪魔をするのも…。ねえ、アメリア先生?」
「え? は、はいっ」
いきなり水を向けられて、アメリア先生が反応する。
ひとつ咳払いをすると、眼鏡をくい、と押し上げて、シャロンとルキアを見た。
「あなた方の言い分はもっともですが、これといって立入禁止の口実がないんです。レオン君もアロエさんも、
つきあい始めてから成績がグンと伸びてますし」
それは事実である。この一ヶ月で、レオンもアロエも、成績はトップに肉薄している。
だが、事実ゆえに腹が立つということも、世の中にはあるわけで…。

12436/41:2005/04/18(月) 22:48:04 ID:3vriAQba
「納得行きませんわ!」
シャロンはバン、と机を叩いて猛抗議した。
「わたくしたち寮生には、共同生活者として安眠の権利があるはずです! あのようにふしだらな会話と行為は、
迷惑千万ですわ!」
至極もっともな御発言。顔を赤くしたままのルキアも、無言で同意する。
すると、リディア先生はくすりと笑った。妙に黒い笑顔だった。
「迷惑千万──ですか? ふふっ、本当のところはどうなのかしら。まさか、楽しんでたりはしませんよね?」
「────っ!」
シャロンとルキアの顔が、同時に真っ赤になる。
完璧に図星だ。
シャロンもルキアも、愛しあうレオンとアロエの会話に耳をそばだてて、自慰にふけっていたのだ。
ふたりとも、レオンに…淡い想いを抱いていたから。

12537/41:2005/04/18(月) 22:48:54 ID:3vriAQba
シャロンの方は、四つん這いになり、お尻を高々と突き出すような姿勢で。

『タイツははいたままが…、殿方は興奮すると…んああっ!?』

『あっ、はぁっ…ん…。わたくしの胸が好きだなんて、う、嬉しいですわ…』

『あんっ…レオン君、わっ、わたくしっ、そこを摘まれると…いいっ…!』

『そっ、そうですのっ。わたくし、えっちですの。かき回されて…ああっ! ふ、ふしだらな
女ですの…』

『んああぁぁっ! 弱点だなんてっ…、勃起だなんて、意地悪な言い方…しないで下さいませ…!』

『わたくし…わたくしっ、感じすぎてっ! ああああっ、宙に浮いてしまいます…! レオン君…
レオンくぅんっ…!』

12638/41:2005/04/18(月) 22:49:33 ID:3vriAQba
 ルキアの方は、校内一豊かなバストを寄せあげるように揉みしだきながら。

『レオンのばかっ…胸ばかり、いじめないでよぉ』

『あっ、だめっ、だめっ、剥いちゃ…擦っちゃ…あふっ…』

『わたしがえっちなのはっ、全部レオンのせいなんだからっ。レオンが上手な…せいなんだからぁっ…!』

『やあぁぁ…。広げちゃ、いやっ…お尻をいじっちゃ、いや…んんんっ!?』

『言ってっ、もっと言ってっ。ルキアのこと、えっちですけべだって、言ってっ……!』

『そんなに激しく、舐めないでえぇ…。わ、わたし、こんなっ、すぐにっ、飛んでっ!』

12739/41:2005/04/18(月) 22:50:22 ID:3vriAQba
アロエほどではなくとも、それに近い回数、オナニーによる絶頂を迎えていたりする。
「…まあ、自分の胸に手をあててみれば、すぐにわかるでしょうけど」
相変わらずのほほんとした口調の、リディア先生。
シャロンもルキアも、どことなーく全てを見透かされているような気がした。
だから、
「まあ、もうしばらく様子を見ましょうか。処分は、それからでも遅くはないでしょう?」
と訊かれると、頷いて退散するしかなかった。
二人の足音が聞こえなくなってから、リディア先生がアメリア先生に話しかける。
「青春、ですねえ。ミランダ先生は容認派ですけど、アメリア先生はどうなんです?」
「えっと…、その、わたしは…」
口ごもるアメリア先生。
リディア先生は、さっきとよく似た黒い笑みを浮かべた。
「アメリア先生は、否定派と推進派の両方かしら? 寮の見回りはありがたいですけど、
覗きに夢中なのは感心しませんよ。示しがつきませんからね」
「────!!」
アメリア先生の頭が、ぼんっと音を立てて真っ赤になる。
大正解だった。

12840/41:2005/04/18(月) 22:51:08 ID:3vriAQba
レオンとアロエの営みも、シャロンとルキアの秘め事も、アメリア先生は一部始終、ぜーんぶ
覗いていたりする。
あわあわと両手を振って、アメリア先生は混乱した。
「ど、どどどっ、どうしてそれをっ!?」
リディア先生はにこにこと種明かしをした。
「彼女たちがいるのは、わたしの寮ですよ? 防犯用の監視魔法は、二十四時間休業日なしで
かけてあります」
「あ……!」
「ま、犯罪だとまでは思いませんけどね。でも、教え子の男の子に惹かれるのは、自重した方が
いいですよ」
「う、うー……」
ぐうの音も出ない様子の、アメリア先生。
もしかすると、自分の部屋でレオンをおかずにイケナイ行為に没頭していたことも、ばれているのかも
しれない。
そう思うと、全身がカーッと熱くなる。
アメリア先生は三歩ばかりあとずさると、
「そ、そうだ、わたし、校内の見回りに行ってきますっ」
あからさまに怪しい口調で、そそくさと職員室から退散した。

12941/41:2005/04/18(月) 22:51:54 ID:3vriAQba
ぽつんと一人になる、リディア先生。
ため息をつくと、腕を枕にして机に顔をのせた。
「はあ…。わたしも、あまり他人のことは言えませんね」
悲しげな顔で、そっと呟く。
「レオン君の、ばか。先生の気も知らないで」
リディア先生の頬が、拗ねたように少しふくれた。
「ずっと告白できなかったわたしが、一番悪いんだけど…。レオン君……」
その甘くて切ない言葉は、誰も聞くことはなかった。

レオンとアロエの姿が、リディア寮へと消えていく。
今日もまた、マジックアカデミーの一日が終わろうとしていた。
                            
                       
─おしまい─

130名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 22:57:52 ID:3vriAQba
…以上、ツタナイ作品ですが、レオン×アロエSSを終了させて
いただきます。

レオン×ルキアもネタはあるんですが。バカップルとして有名な
二人にムカついたマラリヤが、媚薬を飲ませてしまったりとか。

「さあ! せいぜいモンキーになって幻滅しあうがいいわっ!」
とマラリヤが思っていたら、レオンもルキアも燃えあがりすぎて、
思惑とは反対にバカップルぶりが進行する…という話だったり
します。リクエストがあれば書いてみたいかなー…?
あー、でも仕事が…さっそく五月病の新入社員もいるし…。

とにもかくにも、お目汚し失礼しました。
楽しんでもらえたら幸いです。
では。
131名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 23:05:04 ID:EORbTJsl
>12氏
超GJ!! これほどまでにレオンになりたいと思ったことはなかった!!
アロエも健気でいいなあ・・・。

「レオン×ルキア」も勿論読みたいです。もしその気になったら載せて頂きたいです。
132名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 23:46:11 ID:TlQAdd1T
GJハァハァ(;´Д`)


なんか自分も書いてみたくなってしまう
133名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 23:52:01 ID:owqWjuUF
GJGJGJGJGJGJGJGJGJGJ!!!
五月病の後輩の人たちにもこのSSを読ませてあげたら?
13417:2005/04/19(火) 02:46:49 ID:Kr6cL5mf
ウマー
私も精進せねば
12氏GJ
135名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 08:28:56 ID:oWEDXeyS
>12氏
激しく乙!!
なんかレオンがエロギャルゲの主人公並に激しくモテモテですな。
レオルキも待ってます、全裸でテカテカしながら。



最近、フラ×ミラの「セクハラ混じりの大人の恋愛」っぽいのを読んでみたくなった。
っつーか、あのミランダの衣装はフランシスの趣味だと勝手に脳内設定w
136名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 10:27:14 ID:eXse5uY+
フラ×ミラ(アメ)賛成!
フランシスって全キャラの中で一番変態&エロ向けっぽい気がするのに
あまり注目している人がいないみたいだね
137名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 15:05:32 ID:2/D7ve6P
12氏GJ!
レオンかっこいいしアロエはかわいい

作中で出てきたロリコンタイガにも(*´Д`)ハァハァ
138名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 15:16:36 ID:m0u6Apcj
手持ち無沙汰で、自慰するしかないシャロンたんとルキアたんの独り言にも激萌え。
特にルキアたんの方ハアハアハアハア
139名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 22:19:19 ID:6xR7bJ/i
感想ありがとうございました。
優しい言葉を頂いて、ホッとしています。
最初はレオン×シャロンだったんですが。
37/41はボツにしたレ×シャSSの台詞だったり。

ロリコンタイガは…ネタですので、ファンの方にはご容赦を。
改行その他、文章をもっと読みやすくしよう、と猛省です。

次のSSは、ちょっと間が空くと思います。
萌えエロになれれば…。
あと、自分はおもらしラヴ人間なので、「そういうのは勘弁」という
方は、書いてくださるとありがたいです。
140名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 22:46:06 ID:fnPDwPB0
>>139
乙です。次も期待してます。

>自分はおもらしラヴ人間なので、「そういうのは勘弁」という
個人的には自分もまったく同じ趣味ですので、どんどんやってほしいと思ったり
141名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 23:10:26 ID:nPxyfwIr
>139
GJ! 次も期待するっす!

>『言ってっ、もっと言ってっ。ルキアのこと、えっちですけべだって、言ってっ……!』
これだけでレオルキ者の自分は(自主規制)をイタしちゃったよ。

>自分はおもらしラヴ人間
大丈夫。自分もさ!
142名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 02:16:20 ID:dPEYhunP
ほす
143名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 16:57:06 ID:x4UIrtfq
マダー?
144名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 19:49:15 ID:8+pUNu2j
何か夢に出てからサンダース×アロエに萌え。
内容は覚えてないけどベタつくアロエと清い交際をしようとするサンダースな感じ。
145名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 08:56:25 ID:D9P8fsli
ユリで書こうとしたらネタが一人歩きして途中からルキアメインになりつつあるのに気付く(´・ω・`)
もう一回練り直します
146名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 02:14:19 ID:fse9Ks2H
うむ、ユリよりルキアの胸の方が練り甲斐があるからな
147名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 02:15:54 ID:wyWPKqXX
このスレ初めて見たけど良スレだな。
12氏超GJ。各キャラがしっかり立ってて、いい味出してるよ。
やっぱこういう文章が書ける人は尊敬できるね。
148名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 16:42:10 ID:BX8GK58M
だいぶ下なのでage
149名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 01:43:14 ID:2GMsLwp9
セリオス×シャロンです。よろしければどうぞ。
設定を勝手に考えたり変えたりしてる部分がありますが、ご了承ください。


--

自習室の扉を開けると、机に向かっているシャロンが慌ててノートをたたむの
が見えて、僕は思わずにやりとした。振り向いて扉を閉めて、音を立てないよ
うにそっと鍵をかける。
近づいて行くと、シャロンはすました顔で百科事典をめくっていた。
「熱心だね、シャロン」
僕は隣の席に腰を下ろす。シャロンは事典から目も離さず応じた。
「何も熱心なことなんてないわ。セリオスこそ、こんな時間に勉強しに来たの?」
「きみが此処に居るんじゃないかと思ったんだよ」
「それはご明察ですこと」 
シャロンは相変わらず目を上げないが、視線は泳いでいてあまり文章は目に入
っていないようだった。
僕はちょっとからかってみることにした。
「シャロン、百科事典を読む趣味があるの?」
「そうよ、悪い? 意外と面白いんだから、知識も身に付くし――」
僕はシャロンの手元から百科事典を脇にどけた。その下から先ほど慌ててたた
んでいたノートが姿を現す。丁寧な字で“スポーツ”と書かれていた。表紙はか
なり傷んでいたし、中紙も幾度もめくられて分厚くふくれあがっていた。
「こ、これは違うのよ。昨日、自習室に忘れて行っちゃったから」
シャロンはようやく顔を上げて反論したが、僕がじっとその顔を見つめると、
ぷいと視線を逸らしてしまった。わずかに頬が紅潮しているようにも見える。
僕がどかした百科事典をまた手元に戻し、ページを一枚めくる。
150名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 01:44:57 ID:2GMsLwp9
「……惜しかったね、今日は」
「惜しくないわよ。ローカル大会の4回戦負けなんて自慢にもならないわ。そ
れに、ホッケーのピリオドの呼び方なんて知らなくても別に悔しくなんてない
んだから」
言葉とは裏腹に、口調は必要以上に勢い込んでいて、声の端々がわずかに震え
そうになっていた。
「『チャッカ』だよ。ちゃんと憶えた?」
僕は思わず言ってしまってから、ちょっと後悔した。案の定猛烈にシャロンは
噛み付いてくる。
「あら、物知りなのね。調べてたわけじゃないから憶えてなんかいないわ。次
に訊かれても諦めるわよ」 
そこで一旦言葉を切って、「――あなたには頭に来るわ。いつも冷静で、なん
でも知ってて、皮肉っぽくて」
シャロンはこちらを向かない。視線は百科事典に落としたままだ。
「……でも、今日は2回戦落ちだったよ」
僕は応じた。「シャロンだけだろ、うちから4回戦まで進んだのは。どんな問
題にも堂々と答えてたし、あの面子の中じゃ一番かっこよかったよ。順位発表
でも、5位で落ちちゃって一番悔しい筈なのに、胸を張って立ってたよね。そ
の子がクラスメイトだっていうのが、今日はほんとに誇らしかったんだよ。そ
れを伝えたくて此処に来たんだ」
シャロンは大きな目を見開いて、びっくりしたように僕を見つめた。口がほん
の少し開いてしまってすらいた。その少し厚い、でも形のいい唇が何か言いか
けるように動いたが、音声は発せられなかった。
「ごめん、復習の邪魔だったよね」
僕は椅子を引いて腰を浮かせた。「今日は帰る――」
強い力で制服の裾を引かれて、僕は上げかけた腰をすぐにまた下ろすことにな
った。シャロンの左手が僕の右裾をつかんでいた。
「頭に来るわ、あなたには」 
今度はシャロンは僕の方を真直ぐ向いていた。「最初っからそう言えばいいじ
ゃない。からかったり煽ったりしないで、そう言えばいいじゃない」
瞳にわずかに光るものが見えたような気がした。
151名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 01:47:21 ID:2GMsLwp9
僕はシャロンの方に身を乗り出すと、その身体に両腕を回して抱き寄せた。シ
ャロンは一瞬戸惑ったように身を強ばらせたが、すぐに僕の方にもたれかかっ
てきた。
「立って、シャロン」
僕は耳もとで囁いた。他の誰にも訊かれないことは判っていたけど、できるだ
け小さな声で。
シャロンは小さく肯いて、椅子からゆっくりと立ち上がった。僕もそれに合わ
せて立ち、改めてシャロンの身体をぎゅっと抱き締めた。あれほど堂々と見え
たのに、腕の中にすっぽり収まってしまうほど小さくて細い。それでいてどこ
もかしこも柔らかい。女の子ってのは本当に不思議な生き物だ。
「んんーーーー」
しばらく抱き締めていると、腕の中でシャロンがもがき始めた。どうやらきつ
く抱き締め過ぎたらしい。僕は慌てて腕を離した。
「はあっ」 大きく息をつく。「ちょっと、殺す気なの? もう少し加減を考
えてよ、こっちはかよわい女の子なのよ」
息を切らしながらも猛然と抗議するシャロンを見て、僕は思わず笑い出してし
まった。
「笑い事じゃないでしょ」 なおもシャロンは続ける。「…………しかったん
だから」
「え?」
「……嬉しかったんだから」
シャロンは殆ど聞き取れないほどの声で言うと、両手で僕の顔をつかんで引き
寄せて、唇に唇を重ねてきた。ふっくらとした感触が心地よい。
つつき合うようなキスを何度か交わしてから、僕は舌を伸ばしてシャロンの唇
の間に差し込んだ。シャロンも唇を開いて、おずおずと舌を伸ばしてくる。互
いの舌を絡めるようにくねらせると、シャロンの身体の匂いが強く感じられて、
僕は自分が欲情しつつあるのを自覚した。シャロンの舌が僕の口腔に入ってき
たところを強く吸い上げると、「んんっ」と呻き声が洩れた。
僕は唇を一旦離して、今度はまぶしいほど白い首筋に吸い付いた。と同時に、
右手を制服のスカートの下から差し入れる。やや繊維の太いタイツに包まれた
脚を辿って、股の間を目指した。反射的に腿に力が入ったが、すぐに緩んだ。
152名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 01:48:26 ID:2GMsLwp9
「んっ……んんっ……」
舌を使いながら、首筋から耳の下辺りをゆっくり丁寧に唾液で湿らせていく。
時には強く吸ったり、ふっと息をふきかけたりする。シャロンは身を硬くして
いるが、刺激の何回かに一回は身体が反応し、わずかにぶるぶると震えが走る。
指の方は脚の付け根に辿り着いたが、流石にタイツとパンツの上からでは刺激
も効果が薄いようなので、何度かなぞり上げてから今度は強引にタイツの上端
に指を持って行った。スカートが完全にまくれ上がる。
「あ、いやっ」
僕は構わずタイツとパンツの間に指を侵入させて、今度は少しずつ下へ進めて
いった。想像より少し柔らかい陰毛に手が触れる。やっぱりここも金髪なのか
な、などと余計なことを一瞬考える。すぐに指はシャロンの大切な芯に届いた
が、一旦もう少し下まで進めて、秘唇の上端に指先を差し込んだ。
唇は耳まで進めていた。耳を口に含んだり、舌先を伸ばして複雑な溝をなぞっ
たりしていく。さらに舌を突き出して、耳の穴に挿し入れた。穴の内側の壁を
丁寧に舐め上げる。耳の穴には迷走神経と呼ばれる神経が複雑に走っている。
耳かきが誰にも気持ちいいのと同じ理由で、男女問わずここは絶対に感じる部
分だ。
「ああっ……あぁん……」
シャロンも例外ではなかったらしく、悩ましい声を上げる。
鍵を閉めているとは言え、誰かが来たらおしまいであることに変わりはない。
その上、先生たちの力ならその気になれば自分の私室でカウチにふんぞりかえ
ったままでも、生徒全員が何をしているか把握できるだろう。
だけどここまで来て止める気には流石にならない。なるようになれ、だ。
ねっとり舐め上げて、すっかり唾液まみれになった耳の穴に息を吹き込むと、
シャロンの身体がまたぶるぶると痙攣した。先ほどまでよりも明らかに震えが
大きくなっている。かなり準備が整いつつあるようだ。
予想通り蜜が湧き始めている割れ目に漬け込んで湿らせた指で、シャロンのク
リトリスをこちょこちょと撫でる。
「やっ!」 
自分でも声が大き過ぎたと思ったのか、慌てて左手で口を塞ぐ。
153名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 01:49:31 ID:2GMsLwp9
「ううんっ、やっ、いやっ」
「……嫌なの?」 僕は動かし続けていた指をぴたりと止めた。
シャロンは無言で首を横に振る。
「嫌なら止めるよ。無理にしたくないもん」
僕が言って指を抜きかけると、慌ててシャロンはその手をつかむ。「嫌じゃな
いよ」
「じゃあ、気持ちいい?」
シャロンは無言で今度は肯いた。頬が紅潮していた。
「いいって言って。口に出して気持ちいいって言って」
「…………」 唇を動かすが、声が出ない。紅潮はほとんど耳まで広がってい
た。「……き、気持ち、いい……」
僕は先ほどからかちんかちんになっている自分のペニスに、さらに血が集まる
のを感じた。本当に口にするとは思っていなかった。頭にも血が上っていく。
だが、その次の言葉は僕の予想をはるかに超えていた。
「欲しいの、セリオス。ちょうだい………」
あまりのことに、たっぷり二秒は何かを考えることすらできなかった。なんと
かそれを乗り越えると、自分の中の冷静な部分がこう口走っていた。
「なにが欲しいの?」
「セリオスの………」 シャロンは眉間にわずかに困ったようにしわを寄せる。
「僕のなんだい?」
「これ………」 シャロンはなんと右手を伸ばして制服の上から僕のペニスを
つかんできた。膨張して金属のように硬化しているが、ひるむ様子はない。
「これじゃわからないな。口に出して言ってよ」
「セリオスの、おちんちん……」
シャロンは視線を脇に逸らしながら、しかし意外なほどはっきり口に出した。
それを聞いた瞬間僕の中の冷静パートを押しのけて、動物パートが僕の身体を
支配した。僕は一旦指を抜いて、手をスカートの下から外に出した。
「よし、じゃあ机に手をついて、お尻をこっちに向けて」
シャロンはちらちらとこちらを見ながら、机の方を向いて立ち、少しだけ前屈
みになって両手を机につけた。
154名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 01:50:27 ID:2GMsLwp9
「だめだめ、もっとお尻をこっちに出して。脚を開いて上体をもっと前に倒す」
ためらいながらも、ゆっくりとシャロンは僕の指示に従う。僕は真後ろに立っ
てそれを見守りながら、ベルトを外し、ファスナーを下ろして硬化したペニス
をトランクスから外に出した。こちらをうかがった時に視界にそれが入り、慌
ててシャロンが視線を逸らした。
美しいすらりとした脚が逆V字型に伸び、お尻が手前に突き出される。華奢な
肩、幅の狭い背中。
「ようし、いい子だ」
僕は制服のスカートの裾をつかみ、ゆっくりと捲り上げていった。黒タイツに
包まれた意外にボリュームのある尻があらわれ出て来る。シャロンは恥ずかし
そうに脚をくねらせる。
「結構お尻大きいんだね」
僕は率直に言った。
「――そうよ」
シャロンは机に向いたまま振り向かず、怒ったような声で応じた。「神様も大
したことないわよね、胸をこんなに薄く造っといてお尻はこれなんて、バラン
ス感覚の欠片もありゃしないわ。どっかのおばかさんみたいに胸もおっきくし
ろとは言わないけど――まあそもそも大きけりゃいいってもんじゃないのよ――、
せめて全体に細く造ってくれればよかったのに」
「あれもこれもってわけにはいかないよ」
僕は言った。「シャロンはそんなに綺麗な顔に生まれついたんだから」
シャロンはぱっと振り向きかけたが、すぐにまた机の方を向いてしまった。
「……ふん、ようやくあなたもわたしの美しさを認めたってわけね」
「そういうこと」
僕はタイツのゴムに手をかけて、皮を剥くように尻たぶの下まで引き下ろした。
淡い空色の、派手ではないが綺麗なレースの凝らされたパンツが露わになる。
「シャロン、早くこうして欲しくて待ちきれなかったんだろ?」
僕はシャロンの股間に手を伸ばし、ゆっくりパンツも引き下ろした。真白です
べすべの双丘が露になる。秘肉は先ほどよりもはるかにたっぷり蜜をたたえて
きらきらしている。中指を伸ばして軽く触れるだけで、シャロンの尻がびくん
と動いた。想像以上に熱くなっている。僕はさらに蜜壷の中へ指先を埋めてい
った。
155名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 01:51:21 ID:2GMsLwp9
「ああっ………」 
シャロンは必死にこらえているようだが、小さく腰が震えているのは隠しよう
もなかった。
「僕は大きいお尻好きだよ」
指を抜くと、シャロンはほっと息を吐き出して一瞬身体の力を抜いた。僕はそ
の隙に両手でシャロンの尻をがっちりつかむと、抵抗する暇も与えず一気に腰
を前に出し、ペニスで蜜壷を刺し貫いた。
「………っ!」
秘肉は狭く、僕のペニスは先端部分までしか入らなかったが、シャロンは声に
ならない叫びを上げて腰を痙攣させた。
僕は一旦ゆっくり腰を引いて、またゆっくりと突き込んだ。最初よりもほんの
少しだけ先端を奥に入れて、きつく締まる秘肉を押し広げる。
「うっ………ううっ………」 シャロンが抑えた呻き声をあげる。
それからまたゆっくり引いて、またちょっとだけ奥まで突き入れる。蜜にまみ
れた温かい肉の感触が心地よい。何度も繰り返して少しずつ肉茎の全体を埋め
ていく。
シャロンの声が、吐息が、少しずつ甘くなっていく。
「おおきい、セリオスの……」
うわごとのようにシャロンが呟いた。
「シャロンのが狭いからそう感じるんだよ」 
僕は応じた。誰かのと比べてるわけじゃなくて、ただ僕の感覚として狭いと感
じていた。「気持ちいいよ、すごく。あったかくて、ぬるぬるして」
「だめ、言わないで、恥ずかしい」
「だって、本当に気持ちいいんだもん」
「あっ、いやんっ」
ようやくペニスが一番深いところまで届き、秘肉は最後まで押し広げられた。
僕はまくり上げたスカートごとシャロンの腰骨の辺りをつかんで、腰を前後に
リズミカルに動かし始めた。最初はゆっくり、そして少しずつペースを上げて
いく。
156名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 01:52:40 ID:2GMsLwp9
「あん、あんっ、あっ、あっ、」
奥を突くタイミングで、押し出されるように喘ぎ声がこぼれる。時々動きを止
めると、驚くほど激しく腰が痙攣して、豊かな尻肉がぷるぷると震えた。
ぱしん、ぱしん、と僕の下半身がシャロンの尻に当たる音が夜の自習室に響き
渡る。不気味なほど静かな部屋で、僕たちの吐息と性交の音だけが広がって吸
い込まれるように消えていく。
じっくり続ける心算だったが、あまりに心地よく、そしていとおしく、とても
我慢が利かなかった。僕は可能な限り速く腰を往復させ、シャロンの中をえぐ
っていった。ほどなくペニスの付け根の奥にこみ上げてくるものを感じ始めた
とき、シャロンが肩越しにこちらを振り向いた。眉根を寄せ、ほとんど苦悶に
近い表情を浮かべている。
「ああっ………はあっ、だめ………っ」
シャロンの剥き出しになった尻がぶるぶると震えた。「おかしくなっちゃう………」
「いきそうなの、シャロン?」
「あっ、そんな言い方、」
「いいよ、いって。気持ちよくなって」
「ああっ、でも、だって、あっ、あっ、あっ、あっ!」
僕はペニスの根元に込めていた力も抜いて、ただひたすらに腰を動かした。シ
ャロンの腰の震えはもはやほとんど間断なくなっていた。
「やんっ、だめっ、いくっ、いくっ」 シャロンの声がひときわ高くなる。
「おれもいくよ」
「だめえっ、いっちゃう! いっちゃうっ!」
「おおっ」
僕はぎりぎりのタイミングでペニスを引き抜いて、右手でつかむとシャロンの
尻にあてがった。大量の精液が肉棒をかけ抜けて、なめらかな尻肉の上に注が
れた。二度,三度、四度とペニスは跳ね、そのたびに白濁液がシャロンの肌を
汚していく。
シャロンはほとんど机に突っ伏して、突き出した尻と下肢を震わせ続けた。時
折背中にまで痙攣は伝わり、硬直した背筋がびくっ、びくっとひきつった。尻
の上にべっとりとぶちまけられた大量の粘液は、身体の震えに耐え切れず、端
の方から尻のすぐ下まで下げられたパンツとタイツへ向かってどろりと流れ出
していた。
157名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 01:56:33 ID:2GMsLwp9
「はあっ、……」
シャロンは一旦こちらを向きかけたが、すぐにまた向こうを向いてしまう。
「……どう、だった、セリオス?」
「気持ちよかったよ。ありがとう」
「よかった………」
シャロンは上体の力を抜いて、くったりと机に身体を預けた。
僕はポケットからティッシュを取り出すと、シャロンのまるいお尻と下着をで
きるだけ丁寧に拭った。それだけでもわずかに刺激になるらしく、尻肉が小さ
くぷるぷると震えた。3枚使ってどうにか拭い終えると、最後に自分のペニス
もひととおり拭いてトランクスの中にしまいこんだ。
「はい、一応拭いたよ。ちょっと下着汚しちゃったけど」
そう言って軽くお尻を叩くと、シャロンは顔だけで振り向いた。「ありがとう」
それからシャロンはむくりと身体を起こして、後ろを向いたまま両手で下着を
腰まで引き上げた。大きなお尻は下着に覆われ、次いでスカートに隠された。
「わたしも気持ちよかった。すごく。」
シャロンは頬を赤らめ、目を少し伏せて言ったが、最後にはちゃんと顔を上げ
て、その青い瞳でまっすぐ僕の目をのぞきこんできた。「どうもありがとう」
それからシャロンは両腕を僕の身体に回してきて、満身の力でぎゅうっと僕を
抱き締めてくれた。息が苦しくなるにはほど遠かったけど、とても心地よかっ
た。

--

ここまでです。
読んで下さった方がいらしたら、感想など頂けると嬉しいです。
「よかった」だけじゃなくて、「いまいち」とか、「だめ」とかでも、全然構
いませんので。
158名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 03:17:02 ID:412WDxZY
乙。
いい意味で上品さと淡白さがあってよろしい。
気になった点・・・改行くらいかな?指摘できるほど詳しくないスマソ。

それと、どっかのおばかさん禿藁タ
159名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 03:46:27 ID:xvUGcGsh
同じく、すんなり入り込める部分と、濃厚なエチ描写がとても良かった。
個人的にシャロンが好きで、これがイメージ通りだったんで満足w
160名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 01:37:02 ID:lAxJPTaV
感想有難うございます。上品などと言ってもらえるとは想像もしませんでした。
わりとにわかシャロンなので、シャロン好きな方に喜んで頂けたのも嬉しいで
す。というか、ほっとしています。

改行は全角35文字に固定しています。横幅が全角40字の環境だった頃の癖
が抜けません。読みにくかったのであれば申し訳ありませんでした。等幅フォ
ントだといくらか読みやすいかと存じます。

またいつかなにか書いたらアップロードします。
161名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 22:06:19 ID:DM9Uf6Cv
ほしゅあげ
SS書いてる途中で新たなネタ浮かび一からになってる今日この頃です
162名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 00:42:32 ID:Jm5VmKUR
>>161 ガンガレ
163名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 04:23:21 ID:pQaBUwTG
栗×飴見てぇ
164名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 18:47:29 ID:2zyOkq1p
>>163
いい組み合わせだ…俺も見てえ
165名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 04:55:36 ID:GGLi6KQ+
画期的ですね
166名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 18:31:43 ID:iPRmVi+c
マ「ふふ・・いつからそんなに生意気になったの?アメリアったら・・・ほら・・。」
ア「あぁ・・・ごめんなさい、許して下さい・・・マロン先生・・そんなの、いやですっ・・」

こんな感じ?
167名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 23:43:33 ID:GGLi6KQ+
>>166
続きをたのむ
168名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 03:28:05 ID:o95sHee2
>>166
ムッハー
169名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 22:18:19 ID:TuqiKvi/
>>166
続きと、その前も頼む
170166:2005/05/10(火) 19:20:22 ID:MpUReO8d
>>167
>>168
>>169
本当にすまない。
とっさに頭に思いついたのを出しただけで前後のつながりなんてまるで書けないんだ。
漏れ文才0だし・・・orz
一応修行はしてくるけど、期待しないでくれ。悪かった。
171名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 22:50:19 ID:KXwecHkc
>>170
夢を諦めないで!

    _, ,_  パーン
 ( ‘д‘)
  ⊂彡☆))Д´)
172名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 01:22:54 ID:HGO33G5S
>>170
俺はいつまでも待ってるぞ
173名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 01:37:18 ID:Q6FdIqjG
代わりに書こうにも、この二人の設定がなさ過ぎて困ってます。
電波設定ゆんゆんになりそう。
174名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 01:59:49 ID:932LqSJv
担当寮が無いアメリア先生は、各寮の教員室に日替わりで泊まる。
そしてその対価に各寮の先生に・・・
175名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 08:41:33 ID:BoTwH6R2
>>173
電波上等でつ
・・・・届きましたか?
176名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 12:21:16 ID:AVx2A74J
>>173
アメ先生のエロ本も稀に見るぞ
QMAのエロ本自体が稀な存在だが…
177名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 21:33:14 ID:DEDZZUfM
デスノートの年賀状で、酔いつぶれた先生方がお題で何かキボンヌ
178名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 23:20:56 ID:9mM9fnux
各先生方には「寮担任じゃないと張り合いがないでしょう?」などと言われる。では、当の本人-アメリアが日々の職務を悠々とこなしているのかといえば、決してそうではない。
彼女の担当であるノンジャンルは、文字通り学園で教える全ての科目が含まれているわけで、大雑把に言ってしまえば、各教科の専任の先生の5倍は勉強しなければならないことになる。
さらに、新任の先生より馴染みがあるからなのか、新学期が開幕してからアメリアは質問攻めにあうことが多かった。
そんな新学期も一月を過ぎた五月のある日・・・

「先生ー!」
放課後のがらんとした職員室に響く元気な声。アメリアが声がした方へ見やると、やや短めの赤い髪とやや(?)大きめの胸が特徴的な少女が、息を弾ませながら駆け寄ってきた。
「あら?何かしら?ルキアさん」
ルキアと呼ばれた少女は、息を整えつつ
「マロン先生が大事な用があるそうなんで、至急自分のところに来てくださいって」
とだけ捲くし立てると、勢いそのままに職員室から出てってしまった。
そんなルキアの様子を苦笑混じりで見送りながら、大事な用事?一体何かしら?とマロン先生の部屋がある校舎に向かうのだった。
179名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 22:43:48 ID:QQSmVwT7
age
180名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 20:39:11 ID:TM1qBhtp
急に廃墟に・・・
私のせいでしたら、すみません・・・onz
181名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 22:00:18 ID:LopgHRQ8
>>180=>>178なのか?
だったら気にするな。元々こんな感じの人口だから。
だから人を集めるために続き希望。
182名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 22:11:36 ID:p+8WiQrn
というか、寸止めなかろう…
…俺も書いてみようかな
183名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 00:55:24 ID:niVgShnO
「アメリアです。マロン先生いらっしゃいますか?」
マロン先生個人の教員室(通称アニゲ部屋)の戸を叩く。
「アメリア先生ですか〜?ちょっと待ってくださいね」
と同時に、何やら派手な雪崩の音がした。あぁ〜もう!とぼやきながらマロンが部屋の戸を開ける。
「どうぞ。ちょっと散らかってますけど」
そう言って通された部屋の中は確かに散らかっていた。ただし、「ちょっと」などという可愛らしいレベルではなかったが。
いつもは彼女らしく整理整頓された部屋が、古文書の類で覆いつくされている。
しかも、古文書というだけあって、何やら黴臭い。これでは、まるでロマノフ先生の部屋といった方が通りそうだ。
呆気に取られていたアメリアに、適当に座ってくださいとマロンが椅子を勧める。
「あの・・・・先生これは?」
着席しながらようやっとアメリアが口を開く。
「ははは・・・。ちょっと調べ物をしてまして」
苦笑いするマロンにつられて、思わず自分も苦笑してしまう。
「で、私に用がおありと聞きましたが?」
その言葉を聞いて、マロンは少し驚いたように眼をクリクリさせた。
「あ。アメリア先生が協力してくださるんですね。助かります〜」
そう言うと、山の中から一冊引っ張り出して、勢いよく机に置いた。今一つ彼女の真意がわからず、今度はアメリアが眼をパチクリさせる。
「実はですね。新しいお仕置き方法を試そうと思いまして〜」
184名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 00:57:55 ID:niVgShnO
彼女が言うにはこうだ。赴任して一月、担当科目は「アニメ&ゲーム」であるが、どうも生徒達の成績が芳しくないらしい。
元々苦手意識を持ちやすい分野である上に、お仕置きの雷は実は結構痛かったりするので、余計に生徒達が予習を避ける。そして、さらに成績が悪化。という典型的な悪循環に陥っている。
で、さすがにカリキュラム変更は校長じゃないと無理なので、燃えるマロン先生は、お仕置き方法変更に活路を見出そうというらしいのだ。
一教師として、生徒達の成績向上を考えるのは当然なのだが、その方法がお仕置きの変更とは・・・。アメリアの背中を嫌な汗が流れた。
「まさか、そのお仕置きを私に試そうとしてますか?」
「正解〜。本当はルキアさんにお願いしてたんですけど、急に都合が悪くなったらしくて。アメリア先生が快諾してくださって、本当に助かります〜」
・・・!あのデカ乳!ハメたわね!
「さ、アメリア先生。始めましょう」
いつの間にかアメリアの背後に来ていたマロン先生は、時折見せる妖艶な表情でそう呟いた。
185名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 23:04:07 ID:kAwgTKuh
>>184
ラスト2行だけでも激しく(;´Д`)ハァハァ

つ…続きを…ぅぁ
186名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 23:43:26 ID:trhfKL5g
今日、新しいカード作ったら、シャロンタンでリディア先生だった。
物凄く嬉しかったから漏れも初書きしてみようと思う。

キャラの性格把握仕切ってないから、誰か解説おながいします。
187名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 23:51:40 ID:uuwcbgnS
誰の性格についてだ?一応その二人なら
シャロン→お嬢様・高飛車(根は親切という声も多い)・貧乳
リディア→天然・豊満なバディ

こんな感じ。他のキャラも知りたきゃ、こんな書き方でいいなら教えます
188名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 23:55:17 ID:trhfKL5g
>>187
アリガd。
できれば全員お願いします。
土日には書き上げるつもりでつ
189名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 00:06:42 ID:MzUG7WLK
んじゃ、協力しましょう。
(ただ、あくまで俺個人の感じたキャラの性格なので、反論・苦情など出るかもしれんぞ)
レオン:熱血馬鹿・勝負好き・単純
セリオス:クール・ちょいナルシー・でも意外と喋る
カイル:優等生キャラ・面倒見がいい
ラスク:生意気・口が達者・でも半面子供っぽい
サンダース:軍人気質・堅物
タイガ:関西弁・お調子者・我が強い
190名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 00:13:43 ID:MzUG7WLK
ルキア:活発な元気娘・ムードメーカー・巨乳
クララ:大人しい・優しい・ちょいドジっ娘
アロエ:甘えんぼ・誰とでも仲良く話したがる
マラリヤ:冷たくはないが口下手・一歩退いて物事を達観する・実験好き
ユリ:スポーツ命・熱血・勝負好き

191名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 00:21:21 ID:KvDXTAlI
>>186さんが書く前に
俺もアメリア先生のエロ話を書きてえええ。
>>184さんの続きっぽく書いたほうがいいのかな?
それとも完全オリジナルでもいいのかな。
192184:2005/05/18(水) 00:48:41 ID:BnfkhKqw
>>191
191さんのお好きなようにどうぞ〜。書いていただけるだけで喜んでおりますのでw
元々職人さんが来てくれるまでの繋ぎとして、勢いだけで書き始めたものですからw

186&191さん、待っております〜。
193名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 01:45:04 ID:C2BY0+Ul
スレが伸びつつありいい感じ

しっかし完成しないよママン

現在保留中のカップリング一覧
クラ×マラ
ユリ×ルキ←本来はユリ×レオのはずがいつの間にやら…
先生陣(♂)×生徒陣(♀)

どれからやればいいんだ?orz
194名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 03:20:52 ID:XETXoKBl
俺も書こうかな…マラリヤ×誰かで
195名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 08:33:24 ID:ZDldmJ3I
期待
個人的にはタイガ推薦
〜×マラリヤじゃないとこが(・∀・)イイネ!!
196名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 10:00:16 ID:GJcBdvFK
性格に巨乳と書かれるルキア最高W
197名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 18:57:56 ID:XETXoKBl
今日QMAやって何回も決勝行ったのに優勝なし…優勝かっさらってったのほとんどルキアだったしな…orz
よし、マラリヤ×ルキアを今週中に書きます
198勝手に続き:2005/05/19(木) 01:52:05 ID:fLQMa/tQ
マロン先生は両腕をアメリアの体の両脇から前に出して、スタームーン
ワンドを立てて構えた。
「おしおきよ」
呟くように言うと、ワンドが先端からゆっくり光り輝き始める。
眩しい、と感じた筈なのだが、アメリアは吸い込まれるように
見入ってしまった。光は杖の先端から徐々に全体に広がり、さらに
輝きを増しながら周囲の光景を飲み込んでいく。
やがて視野の全てが光に覆われると、しばらくはぼんやりと白い光が
ゆらいでいたが、そのうちに奇妙なイメージが光の中に浮かび上がり
始めた。
白い、殆ど光に溶け込んでしまいそうな曲線。その曲線が立体を
形作り、ゆっくりと動き始める。滑らかに、往復するように、円を
描くように。
だんだんピントが合うみたいに曲線がはっきりとしてきて、そこで
ようやくアメリアはそれが女体であることに気がついた。一糸まとわぬ、
流れるような輪郭を持つ裸体が、光の中で動いている。最初は背中の
辺りだけだった身体は、段々見える範囲が広がっていった。
「あ……」
アメリアは思わず声を出していた。全体が明らかになるにつれて、
その動きは明らかに性交のものであることがはっきり判ったからだ。
床に両手と両膝をつき、幅の広い腰を前後左右にくねらせ、乳房が
ゆさゆさと揺れている。男の姿は無かったが、背後から突き入れられて
歓喜の中にあることはおよそ間違いない。
同時に、アメリアは奇妙な既視感を覚えていた。このイメージに、
というか裸体に、見覚えがある気がしてならなかった。いや、見覚えが
ある以上の感覚――
さらに映像が広がり、がくがくと揺さぶられる首が見えるに至って、
ようやくアメリアは全てを理解した。もちろんその身体はアメリア自身の
ものだった。微かに記憶の底に残っている、かつての恋人との激しい交わり。
199名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 01:53:18 ID:fLQMa/tQ
これは私の記憶から掘り起こされた映像なのだろうか? 
それとも今の寂しい私が作り上げた都合のいい妄想? 
いずれにしても、あまりに真に迫った自分の淫らな姿は、急速に
アメリアの身体をも高めていった。
アメリアは頭を強く横に振った。
「……何を考えてるんですか、マロン先生。こんなものが生徒相手の
お仕置きに使えるとでも思ってるんですか?」
後ろに居るはずのマロン先生に言う。
「あれー、おかしいなあ。生徒の深層心理に入り込んで、反省を
促した上で、次頑張ろうっていう前向きな気持ちを起こさせる映像を
作り出す予定なんですけど」
マロン先生は悪びれる様子すらない。
「……こんなAVみたいな映像が出て来ちゃうようじゃ、確かに
使いものになりませんね」
「早く止めてください、恥ずかしい」
思わず口にしてからアメリアは激しく後悔した。なんてことを――
杖を両手で持っていたはずのマロン先生の手が、アメリアの身体に
伸びてきた。左手は胸元に、右手は下腹部に。
「ふふ……。いつからそんなに生意気になったの?アメリアったら……。」
急にマロン先生の口調が変わる。かつて自分の先生でもあったマロン
先生。子供のようなしゃべり方だが、その声を聞くと何故かアメリアは
抵抗する気力を失ってしまう。
マロン先生の小さな手が、ゆっくりと、しかし力強くアメリアの
柔らかい乳房を握ってくる。いけない、と思いながらも先ほどから
高ぶっている身体は言うことを聞いてくれない。またたく間に乳首が
固く尖り始めるのが自分でもはっきりわかった。同時に右手はスカートの
前側をまくり上げて、股の間に近付いてくる。その手がまだどこにも
触れないのに、秘部は期待に熱くなってしまう。
200名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 01:55:01 ID:fLQMa/tQ
「ほら……」
マロンは妖しい声で囁きながら、手を動かし続ける。
「あぁ……」
アメリアはこらえ切れずに声を漏らしてから、それでも言った。
「ごめんなさい、許して下さい………。マロン先生……そんなの、
いやですっ……」
だが、言いながらもアメリアは、自分が本心では止めて欲しいなどとは
思っていないことをわかっていた。ただもっと高めて欲しいとだけ
望んでいることをわかっていた。
なのにそこでマロン先生は指の動きを止めてしまう。
「わかりました、いやなら止めるわ」
「あ………」
アメリアはどうしていいかわからなかった。熱くなった身体はもはや
抑えが利かない。このままではマロン先生にいいようにもてあそばれて
しまう。
なおも光の中の映像は動き続けていた。映像の中のアメリアは口を
はしたなく開き、快楽の叫び声をあげている。音は聞こえないが、
絶頂が近いのは口の動きだけで見てとれた。
「ま、マロン……せんせい……」
アメリアは口に出していた。
「なあに?」
「さわって……ください……」
「んー、聞こえないなー」
マロン先生が応じると同時に、映像の中のアメリアが絶頂に達した。
背中をぴんと反り返らせ、顔は苦悶に近い表情に歪んでいた。アメリアは
自分の中で何かが切れる音をはっきり聞いた。
「さわってください!」
201名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 02:02:02 ID:fLQMa/tQ

すみませんここら辺が限界です
あんまりエロくなくて申し訳ないです
IDがQMaなのはちょっと嬉しいかも


>>196 それ言ったらシャロン様なんて貧
202名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 02:22:49 ID:vZm05ZFx
>>201
素晴らしい。思わず勃った。


これから書いてくださる職人の方々にも期待。頑張って。
203名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 23:36:48 ID:2PjjpmpI
わたしもマロン先生は年上だと思ってます。
日曜のイベントで萌えを補給したら書きたいなあ。
204名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 00:22:51 ID:G24S6BB7
勝手な電波設定

マロン先生2?歳。
独自で研究した魔法で、外見を幼女に変える。非処女。Sっ気あり

なんてどうかな?
205名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 01:22:23 ID:R2902EOV
>>204
外見を幼女に変える、だとなんか若作りみたいだから
とある魔法研究の最中の偶発的事故により、肉体が成長しなくなったとかは、どうか?
非処女、Sッ気は、激しく同意。
206名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 02:53:04 ID:9fpkghiw
そしてアメリア先生はMっ気があるように思ってるのは俺だけじゃないはず
207(1/20):2005/05/20(金) 18:56:24 ID:k7Up5YUc
渡された答案用紙を見たシャロンは、勝ちを確信した。
2問だけ間違えてしまい、画竜点睛を欠いた、と言わざるを得ないが、94点は充分な成績と言える。
この点数なら彼女には、いや、クラスの中でも最高得点であるに違いない。
穏やかな優越感を白磁の如き頬に込めて、シャロンは勝負の相手がやって来るのを待ち構えた。
「どうだった?」
春の陽射しを受けた緑葉のような色の瞳を煌かせて、ルキアが近づいてくる。
その表情からすると彼女も相当自信があるようだが、シャロンは動じず答えた。
「ごらんなさい」
答案用紙を差し出すシャロンの手に、自慢がなかったとはいえない。
優雅とさえ言える手つきで摘ままれた答案用紙を、ルキアは下から上へと見ていったが、
最後に点数の記載されている部分を見たときの彼女の反応は、シャロンを裏切るものだった。
「やった、アタシの勝ちっ!」
「嘘っ!」
無邪気に両手を上げて喜ぶルキアが信じられず、シャロンは彼女が持っている答案用紙を引ったくった。
この科目が苦手のはずの彼女の点数は、自分よりも3点高かった。
「こ、このわたくしが……」
シャロンの、スターサファイアの色をした瞳が揺らぐ。
運動以外は負けるところがないと思っていたルキアに負けた。
しかも運などではない、実力で組み伏せられたのがシャロンに追い討ちをかけていた。
まだ自失から立ち直れない彼女に、ルキアは飛び跳ねて喜びを表す。
「ね、ね、覚えてる? 約束のこと」
心底嬉しそうに言うルキアに、シャロンはぼんやりと頷く。
負けたショックが大きすぎて、負けた方は勝った方の言うことを一つだけ聞かなければならない、
という賭けを履行しなければならないという事実も、今の彼女には些細なものでしかなかったのだ。
「それじゃさ、アタシの部屋行こ!」
ルキアに手を引かれるまま教室を出るシャロンは、
何故か自分よりも冷たい彼女の手の感触だけをはっきりと意識していた。
208(2/20):2005/05/20(金) 18:57:02 ID:k7Up5YUc
勉強机に備え付けられている椅子を引っ張り出し、
ベッドの前に置いたルキアは、そこにシャロンを座らせた。
自分はベッドの上に適当に腰かける。
意思持たぬ者のように従ったシャロンは瞳に映る、ほがらかな笑みを湛える、
短い紅色の髪をした少女のことを、考えるでもなく思い浮かべていた。
ルキアとは同級生ではあるものの、性格も環境も何もかもが違いすぎるため、
これまで彼女があれこれと積極的に話しかけてきても、シャロンは必要最低限の返事しかしなかった。
それはルキアだけでなく、誰に対してでもあり、
一方ルキアは誰とでもすぐに打ちとける性格だった為に、
常に彼女の周りには誰かがいて、自然と二人は疎遠になっていったのだ。
だから今回、テストの点数で勝負しないか、とルキアに持ちかけられた時、
シャロンは意外さを禁じえなかったのだ。
何故彼女はこうも自分に構うのか。
その興味が背中を押し、また、彼女にテストで負ける訳がないという自信も手伝って、
賭けなどという愚劣な行為を受けたのだ。
それが蓋を開けてみれば、彼女に負かされ、部屋に連れてこられている。
一時の屈辱が過ぎた今、シャロンの心には大きな空洞が出来ていた。
認めなければならない現実。
受け入れなければならない敗北。
それらに内側から侵食された彼女の心は、元から人形的な美しさを持つ彼女を、
無機的な美に彩っていた。
「シャロン?」
名を呼ばれたシャロンが顔を上げると、
ベッドの上に座っているルキアが心配そうにこちらを覗きこんでいた。
両方の足を身体の外側に置き、お尻をぺたんとつける、いわゆる女の子座りをして、
上半身を乗り出しているルキアは、とても可愛らしい、と思う。
女の子、ではなく女性であることをずっと求められてきたシャロンにとっては、
子供っぽいとも言えるそんな仕種が似合うルキアが羨ましくさえ思えるのだった。
209(3/20):2005/05/20(金) 18:58:00 ID:k7Up5YUc
その、自分には決して似合わないだろう仕種をして、
良く動く大きな瞳でこちらを見ている彼女が、小声で呟く。
「……そんなに、悔しいの?」
「当たり前ですわ!」
ルキアの口調に馬鹿にされた響きを感じ、シャロンの頭の中で何かが弾けた。
屹と睨みつけ、端正な唇に怒りを乗せて撃ち出す。
「どうしてわたくしが貴女に負けなければなりませんの!? ありえない屈辱ですわ」
間近で罵声を浴びせられ、ルキアの、淡い緑色の瞳が大きく見開かれる。
その輝きは激情を跳ね返すものであり、シャロンはまだ続けようとした醜い言葉を呑みこまされた。
汚い悪態は、それにふさわしく苦い味がした。
しかし、自業自得も省みず、シャロンが更に続けようとすると、
ルキアが床に向けて声を落とす。
「アタシね、一杯勉強したんだよ。シャロンに勝とう、って」
およそ彼女らしくない寂しげな呟きに、シャロンは悔いていた。
負けたことばかりを騒ぎ立てていて、彼女が努力したという事実を無視していた自分が、
ひどくちっぽけなものに思えた。
「……ごめんなさい、少し言いすぎましたわ」
「ううん、いいの」
シャロンが語勢を弱めると、ルキアは性格を良く表している短い髪を小さく揺らしたが、
それ以上何も言わない。
あまり人付き合いの上手くないシャロンは、
他人と二人きりになることなどほとんどなかったので、こういう時何を話せば良いか全く解からなかった。
仕方なく、逃げるように部屋を見渡す。
彼女の部屋は雑然としているくらいで珍しいものは特になかったが、
幾つかのぬいぐるみが彼女の興味を惹いた。
その中でも一番大きな、ふわふわとした毛が気持ち良さそうな、赤い、丸々とした竜。
彼女の頭くらいはありそうなそれに視線を止めていると、
気付いたルキアが小さく笑うのが聞こえた。
210(4/20):2005/05/20(金) 18:58:34 ID:k7Up5YUc
「そ、そんなことはありませんわ。ただ、ちょっと」
「ちょっと……何?」
つい言いさしてしまったシャロンは、答えなければならない。
それは彼女がたぶん、初めて口にする言葉だった。
「か、可愛……らしい……と思いましたの」
何故こんなに恥ずかしいのか、自分でも判らない。
ルキアとまともに目を合わせられず、顔をそむける。
するとルキアは、ますますおかしそうに笑うのだった。
「な……なんですの」
シャロンはむくれてみせたが、そこにいつもの小さな棘はない。
何のことはない、彼女が周りを遠ざけていたのでも、周りが彼女に近づこうとしなかったのでもなく、
ただほんの少しだけ付き合い方が上手くなかっただけのことだったのだ。
「ううん、なんでもない。シャロンもさ、ああいうの好きなんだなって」
「悪かったですわね」
シャロンは頬を軽く膨らませる。
そうしなければ、むくれているはずの自分も笑ってしまいそうだったから。
しかしルキアが肩を震わせているのを見ると、それも難しくなってしまうシャロンだった。
「それじゃさ、始めよっか」
思っていたよりもずっと豊かな表情を見せるシャロンにひとしきり笑ったルキアは、唐突に告げた。
「え?」
「罰ゲームだよ、罰ゲーム!」
その為に来たのだから当たり前なのだが、やはり罰という言葉はシャロンを落ちつかなくさせる。
ルキアに対する不安はだいぶ薄れているものの、身体はどうしても硬くなってしまうのだった。
「な……何をなさいますの」
「えっとね……目、閉じて」
211(5/20):2005/05/20(金) 18:59:13 ID:k7Up5YUc
言われるままに目を閉じる。
何をしようというのか、というわずかな恐怖がシャロンの脳裏を掠めた時、
ルキアが動いたのが伝わってきた。
「な、何を」
「へへっ、シャロンの手さ、綺麗だから前から触ってみたかったんだ」
ルキアの両手が自分の右手を取り、撫でている。
全く予想外の行動に、シャロンは動けなかった。
「やっぱり……きれいで、滑らかで。少し冷たいけど、でも気持ちいいな」
「そ……そう」
他に答えようもなく、シャロンはそう答える。
ルキアが甲やら掌やらやたらに撫でまわすため、くすぐったさに耐えねばならず軽く唇を噛んで。
「……っ」
掌に温かいものが触れる。
目を閉じてしまっているために判らないが、
どうやらルキアは掴んだ手を自分の頬に押し当てているようだった。
それは別に驚くことではないかもしれない……けれど、ルキアの頬ははっきりとした、
熱に近い温もりを伝えてきて、シャロンは微かに腕を強張らせてしまった。
それはいくらか増幅されてルキアに伝わる。

ほんの少しだけ悲しそうに目を伏せたルキアは、求めていた感触をそっと手放した。
もう、止めようか──よぎった心は、しかし、彼女の白い指を見ると簡単に潰えてしまう。
きっと嫌われてしまうと思いながらも、一度解き放った想いを抑えることはもう出来なかった。
一度は彼女に返そうとした手を口許に寄せ、中指の爪に口付ける。
唇の中央だけを、弱く、浅く。
「ん…… ちょ、ちょっと」
「動いたらダメだよ。負けたんだから」
212(6/20):2005/05/20(金) 19:00:28 ID:k7Up5YUc
無邪気な言葉が動きを封じこめる。
そのうちにルキアの唇が触れている場所から、何か魔法のようなものがかけられて、
シャロンの腕は石のように硬くなっていった。
「も、もう……っ」
何かが、訪れる。
正体のわからないそれが怖くなって、シャロンは止めてもらおうと口を開く。
それと、爪先に鈍い痺れが走ったのはほとんど同時だった。
一瞬だけ訪れた、不思議な感覚。
ルールに反するのを承知で薄く目を開けると、指の先が見えない。
シャロンの細く伸びた指先は、艶やかな桃色をした唇の中に消えてしまっていた。
「何、を……」
「ん……」
尋ねると、返ってきたのはくぐもった声だった。
うっかり咥えたまま喋ろうとしてしまったのか、もごもごと舌が震える。
そしてそれは、新たな刺激をシャロンにもたらした。
指のもっとも敏感な部分を、舌が撫でる。
爪の中にまで入ってこようとするその感触は、甘く、温かった。
「やっ……」
中指からまっすぐに上ってくる何かが、シャロンの、ルキアのそれに較べて淡い色の唇を開かせる。
唇を撫でる自分の熱い呼気に、シャロンは眩暈すら感じていた。
ルキアが指を吸う小さな音が響く。
時に弱く、時に強く、その度に少しずつ指が熱く濡れていく。
指はいつしか半分ほども咥えられていて、軽く歯が当てられていた。
するとルキアはますます大胆に舌をまとわりつかせてくる。
指腹を乗せ、しっとりと撫で、そこから一周させる。
シャロンはこれまでそういうことを全くしたことがないのに、
彼女の舌の動きを、いやらしい、と思っていた。
213(7/20):2005/05/20(金) 19:01:02 ID:k7Up5YUc
小指と薬指は彼女の左手が、人差し指と親指は右手がそれぞれ包み、
付け根から爪までを、ゆっくりと、何度でも往復している。
シャロンはルキアが何故こんなことをするのかわかっていなかったが、
それがもたらす不思議な気持ち良さは少しずつ感じ始めていた。
彼女のふっくらとした唇が形を変えるごとに、何かが身体の奥で揺れる。
どこかはっきりとした部分ではない、腹から腰にかけてに広がる、痛みとは違う何か。
それはルキアが吸っていた指を離すことで、何故か余計強くなっていった。
唇は離れたといっても、手が解放された訳ではなく、
手首からするりと絡み付いてきたルキアの指は先端を付け根に触れさせたところで止まり、
そこからは反応を試すようにじりじりと進む。
その甘美な動きを、シャロンは遂に止めることが出来なかった。
指が重なる。
吸い付いた彼女の掌は、うっすらと汗ばんでいた。
その、いつもなら不快に思うはずの湿りは、形を変えてシャロンの背筋を伝い、
既に下腹全体を包んでいた何かに混じっていく。
「今日負けてもね、何度でも挑戦するつもりだったんだよ」
ルキアの声が遠くに聞こえる。
いたずらっぽく舌を出したルキアは、空いている方の手でシャロンの肩を掴んだ。
掴む、というよりそっと置かれただけの手が、身体を小さく揺らす。
その拍子に、シャロンは何かが零れたような気がした。
「シャロンと、こうできたらいいなって思って」
「ルキ……ア……」
「シャロン……ごめんね」
「なに」
言いかけた言葉が、塞がれる。
214(8/20):2005/05/20(金) 19:01:35 ID:k7Up5YUc
「……っ!!」
甘いぬくもり。とろけそうな柔らかさ。そして、搦めとられた指先。
驚きはしたものの、自分でも意外に思ったことに、嫌だ、とはあまり思わなかった。
だからシャロンにとって、ルキアの手を握り返すのは自然なことだった。
「……!」
ルキアが大きく目を見開く。
至近距離で見る緑色の瞳は、彼女らしくない揺れ方をしていた。
「あ、の……」
「どうしましたの」
シャロンが尋ねると、その揺れはますます大きくなる。
それは今の行為を悔いているようであり、シャロンには気に入らない。
彼女が身を乗り出すと、ルキアはその分身体を縮めて答えた。
「嫌じゃ……ないのかな……って」
「どうしてわたくしが嫌がらなければ?」
「え、だって、その……」
説明に困るルキアに、シャロンは蒼の輝きを強める。
「失礼ね、わたくしだってキスの意味くらい知ってますわ」
「……それじゃ……」
大きな目を丸くするルキアの、シャロンは両手を掴む。
その掌は、ルキアから伝えられた温もりでもう冷たくはなかった。
「あなたは、わたくしを好きだということなのでしょう?」
「う……うん」
「ごらんなさい。わたくしの予想通りですわ」
笑顔を浮かべるシャロンに、何か言おうとしたルキアは諦めて首を振り、
代わりに彼女にもう一度唇を寄せた。
「……ふ、っ……」
微かな吐息が唇を濡らす。
いつも強気な、眩しいくらい強い彼女の声が、こんなにも弱く紡がれて、ルキアはどきりとする。
215(9/20):2005/05/20(金) 19:02:08 ID:k7Up5YUc
もっと聞きたくなって、一度唇を離し、さっきとは少し違う場所に触れた。
支えている華奢な肢体が強張り、また元に戻っていく。
その感触が愉しくて、ルキアは何度かキスを繰り返した。
シャロンは当然のように腰に腕を回し、大人しくしている。
きっとキスとはそれでおしまいなのだと思っているのだろう彼女に、
ルキアは思いきって舌を伸ばしてみた。
「んっ……!」
綿帽子のような息が、急に変わる。
余程驚いたのだろう、シャロンは拒みもせずに受け入れた。
「あ……ぁ……」
ルキアは夢中で口内をまさぐる。
固まったままの舌を掘り起こし、表面を舐める。
ぬらりとした舌触りに興奮を呼び覚まされ、ルキアは腕に力を込め、
より深くシャロンとキスを交わした。
「……んぅ……」
鼻にかかった声が、シャロンの口を衝く。
怯え、まだそれがもたらすものの正体に気付いてはいない微かな鼻息は、ルキアを奥深くへと誘うものだ。
薄い肢体をかき抱き、ルキアは唇と舌とを交互に舐めてシャロンを感じた。
「っ……ふ……」
唇の裏側に舌が入りこむと、シャロンはくすぐったそうな声を出す。
そこが彼女の気持ちよい所だと気付いたルキアは、集中的に舌を這わせた。
「……ぁ……ん……」
ひくりと身体が震え、腰を掴んでいる手に力がこもる。
そんなシャロンが愛おしくなって、ルキアは更に丁寧に舌を蠢かせた。
216(10/20):2005/05/20(金) 19:03:13 ID:k7Up5YUc
腕に重みを感じる。
いくらシャロンが華奢であっても、力の抜けた彼女の身体を支えるのは難しく、
ルキアは抱きかかえるようにして彼女をベッドに横たえた。
荒い息が首筋を撫でるのが心地良くて、白みがかった繊細な金色の髪に指を絡める。
幾度も唇をついばみながら、その間隔をだんだん開けていく。
顔を離したルキアは、まだ軽く口を開けたままのシャロンの頬に口付けた。
「こういうのは……知ってた?」
軽く挑発的な口調で囁くと、シャロンは自分がしているのと同じように前髪の一房を握ってきた。
弱く、握るというよりも手でくるんだだけの仕種に、ルキアは呼吸を止める。
彼女に軽く触れられただけで、どうにかなってしまいそうだった。
それはシャロンが恥ずかしげに頬を擦りよせたことで、頂点に達する。
「……し、知りませんでしたわ。……だから」
瞳に宿る蒼い光をわずかに薄れさせ、頬を薄朱に染めてシャロンは言った。
「だから……もう一度、わたくしに教えてくださらないと」
濡れた唇の息遣いしか、ルキアにはわからなくなった。

ルキアが顔を離すと、シャロンは掌で意思を伝えてきた。
小さく泡立っている桃色の塊の縁を、ルキアは自分の舌ではなく、指先でなぞってやる。
指先を濡らした彼女の唾液を唇に塗ると、シャロンは恥ずかしそうに口を閉ざした。
「気持ちよかった……ね」
「わ、わたくし……こんなの……初めてですわ」
「アタシだって初めてだよ」
口を尖らせ、その口をまたシャロンに触れさせたルキアは、彼女の制服のボタンに手を滑らせる。
「何……を……」
「シャロンのこと、もっと知りたいな」
217(11/20):2005/05/20(金) 19:30:17 ID:k7Up5YUc
知りたい──それは、彼女達にとって魔法の合い言葉だった。
知識や知恵よりも、何より探求する心がなければ、このアカデミーに入ることは許されない。
そして入った後にもそれはたゆまず要求され、
学業の成績よりも真理を求める心を失ったと判断された時に退校処分が下されるのだ。
だからシャロンは、ルキアが自分のことを知りたいと言った時、彼女を拒む気をなくしていた。
それに、知りたいのは彼女だけではなかったからだ。
ルキアの手がひとつひとつボタンを外し、リボンを解く。
服を脱がされるというのはもちろんシャロンにとって初めての経験で、
彼女の指が軽く素肌に触れただけでその部分が燃えるように熱くなった。
その熱が心地良くて、シャロンはルキアが触れるのを待ち望んだ。
胸のところから、腹部へと。
程なく全てのボタンが外され、彼女の手によって制服が脱がされる。
しかし、そのままスカートを脱がせようとするルキアを両手で押し留めた。
「待って」
怪訝そうな顔をする彼女に、シャロンは説明しなければならない。
「わ……わたくしも……あなたの……こと、知りたい……ですわ」
「うん、そうだよね」
頷いたルキアは目を閉じ、軽く胸を突き出した。
すると、窮屈そうに制服を押し上げる胸の膨らみが強調される。
そのあまりに見事な椀状の盛りあがりに、シャロンはどこから触れてよいのかわからなくなってしまった。
「どうしたの?」
「な、なんでもありませんわ」
不思議そうに尋ねるルキアに答えたシャロンは、おっかなびっくり一番下のボタンに手をかける。
「あ……」
「ど、どうかしましたの」
何か間違えたのかと思い、慌てて手を引っ込めると、ルキアはゆっくりと首を振った。
218(12/20):2005/05/20(金) 19:31:06 ID:k7Up5YUc
「ううん、シャロンは下からボタン外すんだなって思っただけ。いいよ、続けて」
耳が火傷しそうに熱くなるのを自覚しながら、シャロンはボタンを外していく。
二つ目までは順調に来た指先は、三つ目で止まった。
これを外すときはどうしてもルキアの、自分の何倍もの大きさがありそうな乳房に触れなければならない。
と言ってこのままでいるとまた怪しまれてしまうので、
我知らず唾を飲み下したシャロンは一気にボタンを外した。
何故だかひどく焦りながら、どうにか肩口の、最後のボタンも解く。
制服をはだけると、シンプルな水色の下着に包まれた豊かな丘が姿を現した。
あまりにも自分と違う身体つきに、シャロンのどうしても目はそこにいってしまう。
下着からはちきれんばかりに詰まっている乳房へ、
自分でも気付かないうちに顔を近づけていたシャロンは、ふと視線を感じて顔を上げた。
そこには目を閉じていたはずのルキアが、艶美な微笑みを浮かべてこちらを見下ろしていた。
「シャロンは……アタシのおっぱい、好き?」
口にしたことさえない言葉を簡単に言うルキアに、シャロンは恥ずかしくてつい、と顔をそむけた。
「す、少しだけ……羨ましいとは、思いますわ」
「いいよ、触って」
ルキアが小さく笑った拍子に、彼女の胸が手に当たる。
その柔らかさは、シャロンの息を呑ませずにはいられないものだった。
「べ、別にそういう意味では」
「触って、欲しいんだ」
ひどく染みとおる彼女の声に操られるように、シャロンは手をあてがう。
初めて触れた他人の胸は、信じられないほど柔らかく、温かかった。
「んっ……」
「ど、どうなさいましたの」
「気持ち……いいの。シャロンに触ってもらって……すごく……ね、もっと……」
いつも溌剌とした笑顔を絶やさないルキアが、愁いを帯びた表情をしている。
それは彼女の見たことのない一面だった。
219(13/20):2005/05/20(金) 19:31:51 ID:k7Up5YUc
シャロンは間近でみる艶を帯びた顔を呼吸も忘れて凝視していたが、
手は曲面にそってひとりでに動き、下着の上から大きさを確かめている。
「あ、ぁ……んぅっ、シャ、ロ……」
ルキアの呼気が荒くなっていく。
滑らせる指を少しずらしただけで変わる彼女の音色は、どんな楽器よりもシャロンを虜にした。
表面を撫でているだけではすぐに飽き足らなくなり、掌を押し当て、弱く力を添えてみる。
あれほど綺麗な形をしていた丘は、信じられないほど簡単に形を変えた。
「あっ、……っくぅ……」
苦しそうで、でもどこか違う響き。
シャロンはルキアが本当に気持ちいいのか確かめたくなって、もう一度ふかふかの胸をそっと揉んだ。
「ん……うぁ……」
ルキアの口が微妙に開く。
中途な快感がそうさせたのだが、その表情はシャロンの歯止めを効かなくするに充分なものだった。
指先がルキアの肌に食い込む。
小高い丘はそれでもなお指を沈め、柔らかさを見せつけてきたが、
痛みに耐えかねたルキアに手首を掴まれてしまった。
「もう……ちょっと痛いよ」
「あ……ご、ごめんなさい」
どうしてそんなことをしてしまったのだろう、と自分でも不思議に思いつつ、シャロンはとにかく謝る。
するとルキアは彼女らしい、いたずらっぽい笑顔を浮かべた。
「いいよ、そのかわりアタシにも……触らせてよ」
シャロンが止める間もなく、ルキアは手を胸に添えてくる。
彼女と較べてあまりにも違うその大きさを思い知らされてシャロンは穴に入りたい気持ちになったが、
彼女の手は構わず小さな隆起を優しく撫でてきた。
「あ……っ」
鈍い心地良さが胸に広がる。
声を漏らしたシャロンは、ルキアもこんな風に感じていたのだろうかと思い、
心がどこかくすぐったくなった。
220(14/20):2005/05/20(金) 19:33:14 ID:k7Up5YUc
彼女の手の動きに合わせるように、自分も彼女の乳房を揉みしだく。
それが急に変わったのは、ルキアが胸の一点に触れた時だった。
「……んぁっ!」
じわじわと身体を浸していた甘い痺れが一転、鋭い疼きとなってシャロンを襲う。
「な……に……?」
もう一度。
同じ場所から訪れるそれは、偶然などではないと彼女に教えた。
「ここ……気持ちいいでしょ」
全体を撫で擦っていたルキアの手が、胸の頂を集中的に触っている。
母親が乳を与えるところ──つまり、子供が産まれるまでは必要のない場所というのが、
そこに対するシャロンの知識だった。
家やここにある膨大な書物のいくつかにはそう書いてあった。
しかし、大きくなっているそこを触られると、それが間違いでないにしても、
全てを記してあった訳ではないのだとシャロンは気付かされていた。
「ル……キア……っ」
声が上手くだせない。
硬くなっている──ルキアの指先がそう教える胸の先は、それほど気持ち良かった。
軽く摘ままれただけで、全身の力が抜けてしまう。
「ね、シャロン……アタシのも」
ルキアの求めに指がひとりでに応える。
下着の上から微かに硬くなっている部分を探り当て、同じように引っ掻く。
「うぁっ……シャロン……シャロンっ……」
掠れた声で名を呼ばれると、下腹の熱い感じがどんどん高まっていく。
まだ誰にも触れられたことのない花唇は、シャロン自身も気付かないうちに蜜を吐き出し始めていた。
「下着……取るね」
ルキアの腕が背中に回り、ホックを外す。
シャロンも半ば無意識に同じ動作をし、二人はお互いに下着を脱がせあった。
221(15/20):2005/05/20(金) 19:34:21 ID:k7Up5YUc
シャロンの視界を、露になった彼女の胸が覆う。
握りこぶしよりも遥かに大きな柔丘の上に、桃色の部分がある。
その中心は硬く膨らんでいて、シャロンは彼女の身体に訪れている変化を興味深く見つめた。
「やだ……そんなに見ないでよ」
ルキアはそう言いながらも胸を隠そうとはせず、おかえしにシャロンの胸を覗きこんでくる。
すると自分がそうしていたのに、シャロンは耐えかねて両腕で胸を隠してしまった。
「えー、ずるいよシャロン」
「で、でも」
「でもじゃないよ……ね?」
シャロンは抵抗したが、ルキアの力には敵わず手をどかされてしまう。
両腕で隠すことでようやく丘と呼べるくらいだったシャロンの胸は、
また小さな膨らみに戻ってしまった。
小さな胸のせいで余計に目だってみえる、まだ白に近い薄桃の乳首をルキアは凝視する。
シャロンが押しのけようとすると、ルキアはあろうことかそこを口でついばんできた。
「やっ、ル、キ……ア……」
口の中で感じたぬるりとした感触が、硬くなっている部分の頂を舐める。
指で触れられていた時よりもずっと強い、それは快感だった。
「ふっ、ん、ぅ……やめ……て……」
勝手にそれを求める気持ちが、自分のものではない気がしてシャロンは怖くなる。
しかし、ルキアの熱い舌にねぶられると、すぐに何も考えられなくなってしまうのだ。
それはもう片方の胸の尖りもルキアに触られることで一層強くなり、
シャロンは目を閉じ、押し流されないようにするのが精一杯だった。
「んっ……ふ……んむ……」
乳首に軽く歯を当て、先端を舌でつつく。
裾野に広がる乳暈ごと唇で吸い上げ、音を立てて放す。
ルキアはシャロンの反応を見ながら、様々なやり方で愛撫を試していた。
222(16/20):2005/05/20(金) 19:35:22 ID:k7Up5YUc
特にシャロンはゆっくりと吸い上げ、その状態で全体を舐められるのが好みのようで、
その時だけ反応が違う。
はっきりとした喘ぎではない、長く、切ない吐息が続くのだ。
だからルキアは、彼女の望むように、息の続くまで小さなしこりを舌腹で転がしてやった。
「ぅ……ん……ぁぁ……」
胸が苦しくなる。
苦しく、甘く、辛く、切なく、その全部が一緒くたになって胸から身体中に染みていく。
とても受け止めきれない気持ち良さをルキアに浴びせられているシャロンは、不意に冷たさを感じた。
どこに感じたのか、すぐには判らなかったそれは、足の間から生じていたのだ。
下着がもたらした気持ち悪い冷たさに、シャロンは思わず声をあげた。
「どうしたの」
「い、いえ……その……」
まさか下着を濡らしてしまったとも言えず、ただ腰をもじもじさせるシャロンに、
敏く気付いたルキアは彼女の手を取った。
「下着……濡れちゃった?」
「! そ、そんなことは」
何故判ったのかとシャロンは驚く。
するとルキアはお見通し、というように微笑み、握ったシャロンの手を自分のスカートの中へと導いた。
驚く前に触れた彼女の下着は、自分と同じように、あるいはそれ以上に湿っていた。
「アタシもね……濡れちゃってるんだ」
ルキアは手を押し付け、下着を探らせる。
自分と違ってルキアはタイツを履いておらず、その湿り気と熱がよりはっきりと伝わってきた。
「……あの、これ……どうし、て……」
そうなったこと自体が初めてのシャロンが戸惑って尋ねると、ルキアは随分と驚いたようだった。
「もしかしてシャロン、こんな風になったの初めて?」
「え、ええ」
223(17/20):2005/05/20(金) 19:36:08 ID:k7Up5YUc
「アタシはね、シャロンのこと考えると……なるよ。大好きなシャロンのこと、考えるといつも」
指先に新たな熱が伝わってくる。
太腿で手を抑えこむようにするルキアを、シャロンは瞬きもせずに見つめていた。
唇が重なる。
もうその柔らかさを、シャロンは自然なものだと感じていた。
「ね……脱ご」
再びシャロンの身体を横たえたルキアは、下着ごとタイツを脱がせる。
まだスカートは脱がせていなかったから大事な部分が見えてしまう訳ではなかったが、
シャロンはつい裾を押さえていた。
その横に、同じく下着だけを脱いだルキアが横たわる。
「シャロ……ン……」
下着の上からでも温かかった彼女の肌は、直に触れると溶けてしまいそうなほどだった。
その心地良さに陶然とするシャロンに、ルキアは弱い口付けを浴びせていく。
「ん……」
唇の端に、細く通った顎に、ほっそりと浮き出た鎖骨に。
キスはなお止まらず、更に下へと降っていった。
時折キスではなく、舌を這わせながら、なだらかな隆起を辿り、尖っている頂を通り、
形良く窪んだへそへと進む。
「あ……っ」
声に合わせて腹部が収縮する。
それが愛おしくて、ルキアは幾度か小さな縦穴の周りに口付けを落とした。
寮のベッドは一人用の為、いくら女性でも二人乗っているとそれだけで窮屈だ。
彼女のへその所まで頭を下げていったルキアは、
スペースが足りないことに気付き、身体の向きを変えた。
律儀に中断したへその所に舌を触れさせ、そこから、今度は上に頭を動かしていく。
舌よりも先に彼女の中心に辿りついた指先は、さわさわとした感触をルキアに伝えてきた。
224(18/20):2005/05/20(金) 19:36:46 ID:k7Up5YUc
上目で覗くと、髪の色と同じ、薄い金色の繊毛が控えめに芽吹いている。
「あ、シャロン……生えてるんだ」
「やっ、見ない……で……」
シャロンは両手でひそやかな部分を隠すが、ルキアは気にした様子もなく彼女の手の甲に舌を乗せる。
「んっ、や……」
むしろ楽しむように口付けを落とすルキアに、シャロンは抗えない。
手の両側から熱をまぶされて、溶けてしまうかのように気持ちいい。
唇で食まれると、細やかな震えが肌の表面を駆け上ってくる。
散々にふやかされてしまった後に摘ままれると、いとも簡単に手は離れてしまった。
「こんなふうに……なってるんだ……」
遠慮のない好奇心を口にするルキアに、シャロンの羞恥はいや増す。
それでなくても足を開かされ、どうしようもなくはしたない格好をさせられていて、
頬が熱を出した時のように熱い。
それなのに、腰の辺りは温かい、これまで感じたことのない心地良さに包まれて、
シャロンはどうしたら良いか判らなくなってしまうのだ。
上のほうをわずかに繊毛が覆っている以外は、幼子のそれと変わらない秘裂をルキアは指で押し広げる。
小さなとば口がその門を開くと、桃紅色に煌く柔壁が姿を見せた。
白い肌にそこだけが浮き上がっていて、ルキアは吸い寄せられるように口付ける。
「んあっ!」
細い身体が大きくしなった。
それが落ちつくのを待ってから、舌を秘裂に這わせる。
「あ……んっ……」
再び腰が浮き上がるが、さっきよりも弱く、幾分慣れたようだった。
うっすらと色づいてはいるものの、まだ真っ白な肌の中に浮かび上がる、鮮やかな桃色の口。
透明な滴に濡れる、誰も触れたことのないそこを、ルキアは情愛を込めて舌を滑らせた。
「ひっ……っあぁっ」
声のトーンが上がるのに合わせ、蜜が零れる。
225(19/20):2005/05/20(金) 19:37:32 ID:k7Up5YUc
掬ってもすぐに新たに湧き出すシャロンの水源から、
その蜜を飽きることなく汲み出していたルキアは、不意に太腿に彼女を感じた。
それは偶然足が触れただけだったのだが、昂ぶった情欲はルキアに大胆にシャロンの顔を跨がせる。
「ね……シャロ……ン……」
自分が発したとは信じられない弱々しい声は彼女に届いたかどうか、
ルキアには判らなかったが、ほどなく熱いものが内腿に触れた。
恥ずかしい、と思ったのも束の間、それを押し流す快感が足の間を伝ってくる。
「あ、あ……気持ち……いいよ……っ」
自分が与えていた快感が、こんなに凄かったのかとルキアは仰け反った。
襞に沿って舐めあげてくるシャロンの舌に、夢中で腰を押しつける。
シャロンの動きはたどたどしく、単調なものだったが、
快感に目覚めて日が浅いルキアには充分な刺激となっていた。
「ああっ……シャロン……シャロンっ……!」
シャロンを想って一人でした時に感じる、身体の中を駆け巡っていた何かが頭の中で弾ける。
しかしいつも来るそれとは違い、あまりに爆発的で、何が起こったのかもすぐには判らないほどだった。
大きなうねりのようなものが身体を揺らし、持ち上げ、落とす。
腰を幾度か痙攣させたルキアは、そのうねりに身を委ね、ゆっくりと力を抜いていった。
「やぁっ……! こ、れ……なん……で、す……の……あぁっ!」
それに少し遅れて、シャロンの身体も小さく跳ねる。
生まれて初めての絶頂を迎えたシャロンは、それが何かも知らないまま与えられた快感に浚われた。
細い肢体がしなやかにたわみ、弛緩する。
身体だけでなく、心も虚脱させたシャロンは、
抱き寄せてくれるルキアの肌に誘われて、心地良いまどろみに落ちていった。
226(20/20):2005/05/20(金) 19:38:52 ID:k7Up5YUc
小さなベッドの上で、二人は顔を近づける。
シャロンはまだ快感が残っているようでぼんやりとしていたが、
ルキアが彼女の乱れた髪を揃え、ついでに指を搦めていると、小声で尋ねてきた。
「あなたは……知っていたの? こんなことを」
「え? ま、まぁね」
他にどう答えようもなくルキアがそう言うと、シャロンは頬を膨らませた。
「わたくしが知らないことを知っているなんて……納得がいきませんわ」
彼女らしい言い方で、でも彼女らしくない、その先をルキアに言って欲しいような声で。
その頬をつつきたい衝動を我慢しながらルキアは囁いた。
「それじゃさ、また……勝負してくれる?」
「……当然ですわ」
枕に顔を埋めるシャロンの頬に、ルキアは優しくキスをした。
227名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 20:02:55 ID:Mz2QhSY3
素晴らしい!ルキアとシャロンは一番好きなキャラクターですので、まさにど真ん中ストライクでございます。


あざーっす!
228名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 20:14:11 ID:R2902EOV
百合神だ!百合神様のご降臨じゃぁー!!あざーすっ。
229名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 20:23:07 ID:RnQE4ur3
>>226
お前にはこれしか言うことがない

神!!!!
超超超超GJ!!!

>「アタシはね、シャロンのこと考えると……なるよ。大好きなシャロンのこと、考えるといつも」
これが恐ろしくツボに入った
230名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 21:44:33 ID:h4gXgQuf
QMAKETが開催されているスレはここですか?

>>226
もーね、なんというかね、GJ
231186 :2005/05/21(土) 01:15:51 ID:EP9IeGeg
>>226
げぇっ! ルキア×シャロン被ってしまった…_| ̄|○

ならば…シャロン×ルキアの馬鹿エロ物でいこうと思います…(´・ω・`)
あくまでも予定ですが…
232名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 03:30:23 ID:XjsDSrAI
ユリGJ!!!!!!!!
233名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 07:55:52 ID:TDcPxmxu
>>226
凄すぎる…今マラリヤ×ルキア書いてるけど自分のがめっちゃ稚拙に見える…
234名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 18:34:04 ID:ITzjyaTW
レオン×ラスクが見てみたいな
235名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 01:29:19 ID:rcAxO/8e
>234



















数字板へ(・∀・)カエレ!!
236名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 02:23:29 ID:eG+oRDZW
まあ気にするな。
男も女もエロを求めるなら同士よ。
237名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 22:00:03 ID:RZjbyDn8
この世界初心者なのでよくわからないいんだが…


何故、女×女はオケで男×男はダメなんだ?

ちなみに自分はノーマルカプ以外はちょっと…なので、単なる疑問。
238名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 23:19:53 ID:h53VbZ5c
801板以外の大人板では、801のやの字を出しただけでもたいてい荒れることに。
わたし自身は抵抗はないのですが。

801板にQMAのスレッドがあるのでそっちに行くのが無難。
239名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 17:07:40 ID:Qmve/Pch
>>237
ジャンルが違うから。
同人系とかで男性向けというとヘテロと女×女だけど、
女性向けつうと基本的に男×男だけ。
240名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 01:47:20 ID:4RfVuQmJ
レズ・百合萌え@bbspink掲示板
http://sakura02.bbspink.com/lesbian/
ここにマジアカスレ立てても需要あるかな?
241名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 14:34:43 ID:kvApLwrv
>>240
そこの板なら21歳未満禁止だし、スレを立てても無問題かと。
pink系板のスレに宣伝しないとろくにレスがつかずdat落ちするよ。
242名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 01:36:47 ID:FZpkPIwl
保守
243名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 14:26:09 ID:xSkd7OtS
ageてみる
244名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 12:05:55 ID:AlGBUqtQ
保守がわりに一言。

ミランダ先生が両刀だと思ってるのは俺だけで良い。
なんつーか、抱くなら良いオンナ、抱かれるなら良いオトコとか言ってそうな雰囲気があるんだよな、あの人。
245名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 12:31:00 ID:QIsGBB3v
ならば誰を抱くのか?
246名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 17:40:47 ID:qxZryC2z
シャロンでしょう。
「あら、まだ一人で寝られないのシャロン?」とか言って、なしくずすミランダせんせ
247名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 02:26:16 ID:Vr0HQWgS
248名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 05:07:55 ID:OW7CILJd
>>246
なしくずされようと思ったがミランダ先生の胸を見てさらに落ち込むシャロン
249244:2005/06/04(土) 13:54:44 ID:MS1fiD6m
>245
とりあえず漏れの脳内では、アメリア・リディア・クララの三名は済み扱いです。
しかもクララに至っては、ミランダを「お姉さま」と呼ぶほどと妄想。


ちなみに、男はラスクと爺以外は全て済み。
250名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 23:12:48 ID:63P1MTrH
ミランダ先生、ラスクはとっておいてるのか?
デザート?
251名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 01:13:11 ID:lgo6rRg6
むしろメインディッシュ
252名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 05:21:44 ID:oWNdWawE
>>226
通りすがりに見たら起った。
あげ
253名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 18:01:31 ID:jWbGNsmD
保守
254名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 12:35:54 ID:iV8A+CQj
あまり無さそうな組合せだが
リディア先生とラスクの組合せはどうだろう?

ある日突如として,精通が来たラスクがリディアに相談を持ち掛ける展開に…w
255名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 19:09:15 ID:RXlOWR1Y
>>254
非エロな本ならクマケであったな。そのカプは。
256名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 23:03:10 ID:UzVEOacW
>>254
それやばいよ、テラモエス。
ただでさえリディア先生とラスクって親子っぽくて萌えるのにー
257名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 23:46:59 ID:asELzP1X
女の子達に飲ませてあげると喜ぶわよ。
258名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 00:55:26 ID:5yifZTRU
>>256
そーいえば、リディア先生とラスクだけが緑髪だね
259名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 16:22:13 ID:gtTXTGxV
アロエのお仕置きされてるときの顔エロ杉。
舌だしてるし、あれ完全にイってるよ
260名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 20:33:44 ID:DKNzj01b
>>259 だから股間を押さえているのでしょう?
261名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 18:39:35 ID:syatAcuz
ラスクの得意教科が次で出ると知ってシャロン辺りに挑んだら、徹底的に対策してきた相手に僅差で負けて・・・

普段の生意気さが祟ってお仕置きされてしまう・・・みたいなのどうよ?
262名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 21:41:28 ID:hkXNUyAZ
ほしい!!
ラスクがいじめられるとこマジで見たい!
263名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 22:36:11 ID:b98x72Fn
漏れも見たい見たいー
ラスクたんの普段のセリフはほんとあれだな
小生意気で萌えすぎます。とうわけで投下よろ>>261
264名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 22:02:27 ID:M+I+etqN
保守
265名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 13:31:08 ID:4ZGaRfPP
保守
266名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 12:30:19 ID:CLg+Gk7f
多分そろそろなんか作品投下するかも
267名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 21:55:31 ID:yzuYj1tG
>>266
神の予感きたー
がんばってください!期待してまつ。
268名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 23:16:35 ID:kOZzHdvm
wakuwaku
269名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 13:34:27 ID:+kE8iBoP
漏れも書くかも。
某SSの続編を。
270名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 16:44:05 ID:TNYLGlEC
景気付けに
アメリア先生のエロSSでも描きたいな
271名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 19:11:48 ID:AdXZcYEO
試しにリディア×カイルで書いてみているが……エロ描写で挫折しそう……orz
272名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 23:04:47 ID:JzhaGC5O
>>271
そこで何とかふんばってくれ。この過疎化したスレを救ってくれよ・・・!
273ろくしょう ◆lDuDHMY9Oc :2005/07/06(水) 09:56:04 ID:SbVTVSw5
ではタイガ×シャロンを載せたいと思います
ちょっとギャグ系ですので苦手な方はスルーして下されば…
274ろくしょう ◆lDuDHMY9Oc :2005/07/06(水) 10:14:17 ID:SbVTVSw5
マジックアカデミー校舎にて。
夕刻の下校もそろそろといった時間であったが、今日は大会の為に多くの生徒が教室に残って語りあっていた。
今日の大会はアニメ&ゲームの「ガ●ダム」杯。
ありとあらゆるガン●ムの問題が出題され、その知識を競いあった。
ちなみに優勝はぶっちぎりでセリオス。
穴が無かったのが勝因であろうか。
続いてレオン・ルキア・ラスク・シャロン・サンダースと続く。
一概に言うと男子勢が圧倒的であった。
反対に順位が壊滅的だったのが女子勢。
…とは言え合格点は超えているので問題は無いが。
そんな中、これまたぶっちぎりで最下位を取った男がいた。
その名はタイガ。
今日の大会全てで一回戦落ちと言うのだから無理もないが。
…そして当然というか何と言うか、本日の話題の中心は彼であった。
まぁ、サラシモノと言った方が近いが。
275ろくしょう ◆lDuDHMY9Oc :2005/07/06(水) 10:57:31 ID:SbVTVSw5
「どうやったらそんなに間違えられるんだ?」
セリオスが聞いた。
「てか、お前予習してんの?」
レオンも続く。
「…いやーそれがな?、昨日阪神巨人戦やっててなー…」
当のタイガは悪びれる様子もない。
「だが昨日の試合は早く終わったではないか、阪神の勝ちでな」
こめかみに青筋を立てながらサンダース。
どうやら彼は巨人ファンの様だ。
「その後は録画してたアニメ見てたんや、アニメ&ゲームの大会ってのは覚えてたんやけど」
「何のアニメですか?」
クララが眼鏡を上げて聞く。
「言わん。言うたら絶対お前らヒクしな」
「教えてよ〜タイガ兄ちゃん〜」
アロエとラスクが声を揃えて聞いてくる(ラスクは猫を被っているが)
「…●が望む永遠」
…一同沈黙。
「まずさぁ〜、タイガは●ンダムのどれかでも見た事あるの?」
ユリが小馬鹿にしたように聞く。
276ろくしょう ◆lDuDHMY9Oc :2005/07/06(水) 12:33:52 ID:SbVTVSw5
「あるに決まっとるやん!このタイガ様を見くびったらアカンで」
「…へえ…で…何を…見たの…」
とマラリヤ。
「お前ら、聞いて驚くんやないで!ガンダ● SEED ASTRAYや!」
「…その他は?」
拳を震わせながらルキア。
「知らん。見てへんもん。」
右手を挙げて机に乗りポーズをキメているタイガとは対照的に黙りこくる一同。
徐々に怒りのボルテージが上がっていく。
「…そんなお前のせいでな」
「アタシ達は寮別対抗戦でぇ」
「最下位になっちゃったんだからぁ!」
「…マロン教官から直々に罰が下るそうでな」
「また連帯責任で全員で〜」
「マロン先生の実験台になるのよ!」
「…タイガ…」
「お前一人のせいでなぁ!」
全員が声を揃えて叫ぶ。
「どうしてくれるん(だよ)ですか!」
…もはや宗教裁判である。
277名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 22:28:45 ID:x5e8boZw
>ろくしょう氏
流れをぶった切る形になって大変申し訳ないんだが、
一旦投下を切るのなら、そう宣言してもらえるとありがたい。他の人が書き込めなくなってしまうので…。
あと、時間帯から見るにリアルタイムで打ち込んでいるように見受けられるけど、
2ちゃんに投下する場合は、メモ帳などに書きあげてから一気に貼り付ける方が好ましいと思われ。

作品自体は面白いと思う。続きに期待してます。
278271:2005/07/07(木) 01:39:41 ID:xDhkCR1P
一通りメモ帳使って書いてみたが……肝心のエロ部分が非常に少ないorz
エロ書いて見たの初めてだからなぁ……今はこれが限界っぽい(−−;

で、ろくしょう氏がリアルタイムで書いてるのなら更新が止まってから上げた方がいいかな?
279ろくしょう ◆lDuDHMY9Oc :2005/07/07(木) 05:39:17 ID:VbfmpfAf
>>277>>278
迷惑かけて済みませんです、自分の方は一旦切りますんで278氏、どうぞ。
280271:2005/07/07(木) 12:07:42 ID:xDhkCR1P
うぃうぃ、ではリディア×カイルで投下します
……まぁ↑で書いてるけど、エロ描写が非常に少ないのでその辺ご了承くださいな^^;

でぁ投下します
281271:2005/07/07(木) 12:08:46 ID:xDhkCR1P
 リディアは苦悶していた、こんな物をどうしろと?と。
 ここはリディア寮の自室、机の上にある小瓶の前に座り込んでウンウンうめいていた。
 本日の授業……今日は珍しくボーっとして授業になっていたかどうかは定かではないが……が終わった後、リディアはそのまま自室へ戻り色々な想像を膨らませてはこうやって苦悶し続けていた。
 事の発端は昨晩のことである……

「それにしても、リディアから飲みに誘うなんて珍しいわね〜。」
 リディア寮の自室でリディアと共にお酒を飲んでいたミランダがそう聞いてきた。
 リディアはグラスに入っていたワインを一気に飲み干すと、ミランダに詰め寄って口を開く。
「ミランダ!!実は相談があるの!!」
「カイル君のことでしょ?」
 ミランダにそう返されると、リディアはそのまま固まって動かなくなる。
「な、な、な……」
「なんでそれをって……近頃の貴方の態度を見ていればわかるわよ。」
 ミランダの指摘にここ最近の自分を振り返ってみる。言われて見れば確かにカイルの事ばかり見ている気がする。
282271:2005/07/07(木) 12:09:21 ID:xDhkCR1P
 カイルとはメガネをかけた気の弱そうな男の子。リディア寮の一室に暮らしている、マジックアカデミーの生徒である。
 彼はここ最近、リディアの担当である『雑学』の科目を必死に勉強しているようで、それを見ている内にリディアは好意を持ち始めたのである。
「それにしても……貴方ってあぁいう気の弱いタイプが好みだったんだ〜♪」
「いいじゃないの、あぁいう子ってほっとけないじゃない?」
「でも恋愛対象に考えるのはちょっとなぁ……
 まぁ、大体話の内容は大方的中していたし、これをもってきておいて正解だったかな……」
 そういいつつ、ミランダは胸の谷間からピンク色の液体が入った小瓶を取り出す。
「!?ちょ、どっから出してるのよ!!??」
「ここに入れておけば女の秘密は大抵男にばれない物よ。
 それより、これ、なんだと思う?」
「え……?なんなの?」
283271:2005/07/07(木) 12:10:07 ID:xDhkCR1P
「媚薬よ、び・や・く♪」
 リディアは口に含んだワインを盛大に噴出した。
「きゃっ!!汚いわねも〜……」
「げほげほ……あ、あなたなんでそんなもの持ってるのよ!?」
「ここのとこ寂しくてね、フランシス先生を誘うのに使ってるのよ。
 これ私が作った特別製でね、香りを嗅ぐだけで効果が出るのよ。
 どう?貴方も使ってみない?一発で落とせるわよ?」
「……あなたに相談したのが間違いだったみたいね……」
 ぐったりとしつつ、疲れた声でリディアは呟く。
「でも、他に相談するあてでもあるの?」
「うくっ……」
 確かに、男性の教諭に相談できるような内容ではないし、アメリア先生だと自分で困惑するに違いない。ましてマロン先生だと変な想像をしてしまいそうで論外である。
 生徒に相談することも考えたが、彼女達に相談する事で勉強に身が着かなくなってしまえば本末転倒である。
 結局、このミランダに相談するしかなかったのである。
「まぁ使う使わないは貴方の好きにして、また欲しくなったら私の部屋にまだあるからね。
 それじゃ、おいしいワインごちそうさま、また何か悩んだらいつでも呼んでよね。」
 そういいつつ、リディアの部屋を後にするミランダ。当然先ほど胸の谷間から取り出した小瓶はおきっぱなしである。
 それを見たリディアはそのまま頭を抱え込んでしまった。
284271:2005/07/07(木) 12:10:43 ID:xDhkCR1P

 そして冒頭に戻るわけだが……
「……これをどうしろと……?」
 そう自問自答して再び頭を抱え込む。
 しばらく理性と妄想がせめぎ合っていたが、ついに妄想が勝ち、小瓶に手を伸ばそうとした時である。
 コンコン。
「リディア先生?呼びましたか?」
「きゃっ!!」
 ドアをノックした音に続いて響いた声はカイルのものである。
 突然の事にびっくりして、小瓶をはじいてしまい、その勢いで机から転がり落ちて、ガチャン!!というガラスが割れた音と共に小瓶がはじける。
「先生!?大丈夫ですか!?」
 小瓶が割れる音を聞いてドアが開き、カイルが部屋に入って来る。
「あ、大丈夫、ちょっと瓶を落としちゃっただけだから、あはは……」
 リディアはそうごまかすと、ふと微かに甘い香りが鼻に入ってくる。
「そうですか、それで御用があるとミランダ先生から聞いたのですが……リディア先生?」
 甘い香りを嗅ぐ毎に、少しずつ頭がくらくらしてくる。そして次第に不思議な気分になってくる。
「先生?大丈夫ですか!?先生!!??」
「えっ?あ、大丈夫大丈夫、なんでもな……いから……」
 そう言いつつ、ふらふらとカイルに近づくリディア。
(あれ?なんだろう……だんだんカイル君が……)
 そう思った所でぶっつりと意識が途切れる。
285271:2005/07/07(木) 12:11:25 ID:xDhkCR1P
「先生!!??」
 カイルは倒れそうになるリディアを抱きかかえると、リディアの顔を凝視する。
(あれ?リディア先生、いつもより綺麗……)
 そう思いつつぼーっと見ていると、不意に後ろからバタン!!と音がする。慌てて振り返ると、扉が閉められている。
「なっ!!??」
 驚く間も無く視界が反転し、カイルは仰向けに倒れる。リディアに押し倒されたのだ。
「せ、先生!?一体何を……むぐっ!!」
 リディアは無言で唇を重ねると、一気に舌を割りいれカイルをきつく抱きしめる。
「んん!!??ん〜!!」
 カイルはそのまま成すがままにされつつ、抵抗する気力も失せていた。媚薬の香りを嗅いでいるのは何もリディアだけではなかったのだ。
 リディアはカイルのズボンのチャックを開けると、器用にカイルのモノを取り出し、左手で頭を固定しつつ右手でカイルのモノをゆっくりとしごき始めた。
 段々と硬くなっていくカイルのモノ、それを手探りで確認したリディアは唇を離した。
「ぷはぁ……せ、先生?」
 リディアはカイルに馬乗りの状態で自分のスカートの中から下着を脱ぐと、それを床に放り投げる。
「先生……先生が欲しい……」
 カイルは虚ろになった目でリディアを見る。リディアも既に万全の状態となっていた。
「私もよ、カイル君……私もカイル君が欲しい……」
「先生……」
 もはや、媚薬の効果で二人の脳は正常に作用していなかった。
 リディアはカイルのモノ目掛け、ゆっくりと腰を下ろしていく。
 少しずつリディアの中に入るカイルのモノ、スカートで直接見ることはできないが、カイルはそれを感じ続けていた。
「ううっ!!き、気持ちいい……これが女の人の中……!!」
「あんっ!!私も……中でカイル君のモノを感じるわ……!!」
286271:2005/07/07(木) 12:12:46 ID:xDhkCR1P
 再びカイルに抱きつき、ゆっくりと腰を動かし始めるリディア。それが少しずつ速くなり、グチュグチュと愛液の音をたてながら二人の快感は最高潮となった。
「先生!!僕もう限界です!!」
「私もよ!!一緒にイきましょう!!」
「あ……あああああああああっ!!」
 ドピュッ!!ドクドクドクドク……
 少しずつ、リディアの太腿に愛液交じりのカイルの精液が伝ってくる。リディアの子宮はカイルの精液が独占し、その快感を感じながらリディアは失神した……
 一方のカイルも、射精の快感に身を委ね、少しずつ意識が薄れていった……

 しばらくして、リディアは気がついた。
「ん……あれ?」
 布団を跳ね除けて上半身を起こす。
「あれ?確か私、カイル君と……!!!!」
 そこで重要な事を思い出したかのように辺りを見渡す。と、机の上に見慣れぬ紙切れが残っていた。
287271:2005/07/07(木) 12:13:23 ID:xDhkCR1P
 リディアは慌てて起き上がり、その紙切れを見た。この字はミランダの物だ。
『リディアへ
 どうやらカイル君とうまく行ったようね、あの後部屋を覗いたら二人とも床で繋がりながら気絶していた物だからびっくりしちゃったわ。
 とりあえず風邪引くといけないからカイル君だけ起こして布団の中に入ってもらったわ。
 カイル君はそのまま自分の部屋に戻ってもらったし私から言い含めておいたから他の生徒にばれる事はないと思うから安心してね。
 それじゃ、またお酒誘ってね。
ミランダより』
 紙切れの内容を読んだ時、リディアは呆然としていた。
(あれ、やっぱり夢じゃなかったんだ……生徒とあんな事しちゃうなんて〜!!)
 そこで、ふとわれに返り、時計を見る。
「きゃ〜!!もうすぐ授業の時間じゃない!!」
 リディアは慌てて身支度をはじめ、部屋を出た。
『P.S.
 ちゃんと説明書きを読みなさいよね。あれ、部屋にばら撒いたらお互い意識が無くなるまでヤり続ける嵌めになるから。揮発性の強い物だったからよかったものの、下手したら命を落とすまでヤりかねないからね。
 また必要になるようならいつでも私の部屋にいらっしゃいな、いくらでも分けてあげるわ。』

End
288271:2005/07/07(木) 12:18:05 ID:xDhkCR1P
以上です
……エロ物は初めて書いてみたけど、結構難しいorz
少しずつ精進していこうと思いませう
289名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 19:58:05 ID:96bQ32BK
>>271氏 GJです。カイルスキーとリディアスキーの漏れにとって、
言葉では言い表せない位の素晴らしい出来です。
290名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 23:03:13 ID:PC3ZuYI/
布団派の人たちイイ!
291名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 12:55:01 ID:ZDA0x76i
>>271
GJであります。
こうしてみるとやっぱり、
生徒たちより教師陣のほうがエロいよなw
292名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 00:22:31 ID:6+OQrELu
age
293271:2005/07/10(日) 02:07:54 ID:81qOygoY
遅くなりましたがありがとうございます
読み返していたら微妙に続きを書いてみたくなった自分が居ます

……楽しみに待っている方は気長に待っていてください、
今月一杯は少なくとも厳しいのでorz
294名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 23:59:59 ID:6VJtUDS3
すいません。ちょっと保守りますよ。>>271氏の新作に期待しつつ。
295名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 17:19:18 ID:a/20WZKS
>>294を支援しつつ保守
漏れもはやいこと今書いてるSSを仕上げたいんだが、時間がなー…
296名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 10:40:18 ID:TD2/xqbz
保守
297おうか:2005/07/20(水) 01:32:04 ID:l/7KwXbI
 マラリヤ×セリオスです。もしよろしければ感想お聞かせください。
 
 アナタだけには。
 
 コンコン、と自分の部屋をノックする音が聞こえた。その瞬間を待ち望んでいたように、マラリヤは
立ち上がった。
 …セリオスだ。
 扉を開けると、そこにはサラサラの銀髪をもつ同級生(恋人と言ったほうが正しいだろうけど)セリ
オスが立っていた。
 「…入って」
 「うん」
 セリオスを招き入れて一緒にソファーに座った。そっと身を寄せると、彼も優しく抱き締めてくれて
髪を撫でてくれた。
 「マラリヤ、どうしたの?」
 我慢していた涙が溢れ出す。普段は少し自己主張の強い彼だけど、自分にだけ向けてくれる温かい言
葉。
 尚も無言のマラリヤに、セリオスは顎に手をやって自分の方を向かせた。
 涙で目が潤んでいて彼の顔がよく見えない。堪えようとすればするほど、次から次へと涙が頬を伝う。
 「セリオス…」
 そのまま彼に口吻た。触れた唇がとても温かくて、目眩がした。そっと舌を差し入れると、彼の舌と
絡みあって何ともいえぬ快感がマラリヤの中を駆け抜けていった。 
 唇が離れると、セリオスはマラリヤの涙を拭いながら尋ねた。
 「マラリヤ、何があったのか、話して」
 勿論、涙には理由があった。
 
 
 
298おうか:2005/07/20(水) 01:33:27 ID:l/7KwXbI
今日の午後の学問の天体の授業。前回のペーパーテストの結果が返ってくる授業だった。学問は自分
の領域と言ってもいい程の教科。100点も容易に取れる。…筈だった。
 「マラリヤ」
 ロマノフ先生が自分の名前を呼びあげた。解答用紙を受け取る。しかし、席に戻って結果を見たマラ
リヤは愕然とした。
 結果は、満点からはほど遠い73点。アカデミーでも(学問では)今まで取ったことのない点数。
 予想外の出来事に、しばらくどこで間違えたのかも解らなかった。完璧に解答した筈なのに。
 落ち着いて解答用紙を眺めてみると、惑星の名前を内から順に答えるという、実に単純な問題を、解
答用紙に1つズレて記入してしまったらしい。後半の問題にじっくりと取り組みすぎたせいか、全く視
野に入っていなかった。こんな単純ミスをするなんて、自分自身に腹が立った。(レオンやタイガまで正解していた、ということもあるかもしれないが)
 その日の午後の授業は全く頭に入らなかった。こんなこと、誰にも言い出せる筈もなく。
 …惟一人、こんなことを打ち明けられるのは、愛すべき人、セリオスだけ。
 彼に全て打ち明けて、そして甘えさせて欲しかった。
299おうか:2005/07/20(水) 01:34:47 ID:l/7KwXbI
 「そう…そんなことがあったんだ」
 涙声で話し終えると、セリオスは優しく髪を撫でてくれた。
 「だから…セリオスに…縋りたくて…」
 こんな一面を見せたのも、きっと今日が初めて。いつも皆の前では冷静な自分を演じているけど、本
当はいつも彼に頼りたくてしょうがなかった。
 「マラリヤ、よく聞いて」
 そっと顔を上げると、涙の向こうでセリオスは微笑んでいた。
 「完璧な人なんて、この世にいないよ。人は誰だって失敗したり、躓いたりするんだから。マラリヤ
の気持ちもよくわかる。得意な教科だもんね。でも、その失敗をいつまでも引きずるのは駄目。たまた
まなんだから、気にしてたらもっと続いちゃうよ。だから、元気出して。いつもクールなマラリ
ヤでいてよ。ね?」
 「セリオス…」
 彼の言葉に、また涙がぽろぽろと零れる。
 「…ありがとう」
 「ううん。なんか偉そうなこと言ってごめん。…でも、マラリヤの泣いたところ、初めて
見たかも」
 「…余計なこと…言わないで」
 ふふっとお互いに笑って、啄むようなキスを交わす。
 「セリオス…ベッド…行こう」
 「うん。…立てる?」
 彼の手を握って立ち上がった。1人部屋にしては大きすぎるベッドに、マラリヤは自分から仰向けに
倒れ込んだ。
300おうか:2005/07/20(水) 01:35:58 ID:l/7KwXbI
「今日のこと…全部、忘れたいの。だから…」
 セリオスも上から覆い被さってくる。
 「滅茶苦茶に、して…」
 「マラリヤ…」
 その言葉に完全にセリオスの理性は溶けてしまった。先刻よりも激しく口吻て、マラリヤの胸をカー
ディガンの上からまさぐる。そこまで大きくはないが、綺麗な形をしたマラリヤの胸にセリオスはいつ
も狂わされる。
 「ん、んぅ…。あ…はぁ…」
 唇を離すと、マラリヤが遠い目でセリオスを見つめていた。
 「全部…脱がせて…」
 「ちょっと急ぎすぎたね、ごめん」
 カーディガンのボタンを外し、ハーフパンツを降ろす。そして薄手の長袖も剥ぎ取る。下着に包まれた
形の良い胸が姿を現した。マラリヤもセリオスの服を脱がせ、2人はほぼ全裸に近くなった。
 「体、起こせる?」
 「ええ…」
 ブラのホックを外すと、マラリヤの形の良い胸が露わになった。その胸にセリオスは手を伸ばす。
 「あぁ…ん」
 軽く触れられただけなのに、体中を電流が通り抜けて行ったようだった。次第に強みを増していくセ
リオスの愛撫がとても心地よかった。抑えようもなく甘い言葉が流れる。
 「くぅ…。セリオス…気持ち、いい…。あぁんっ」
 「マラリヤ、すごく綺麗。ね、もっと可愛い声聞かせて」
 首筋に温かいものが触れる。またゾクリとして、セリオスの背中に爪を立てた。いつもより酷く敏感
に感じる愛撫に悶えた。
301おうか:2005/07/20(水) 01:37:33 ID:l/7KwXbI
 「だめっ…ああ…はぁ…も、もっと…」
 「…マラリヤは、ここが一番敏感なんだよね」
 意地悪な言葉を投げかけ、セリオスはまだ攻められていないのに勃ち上がった乳首をくわえた。
 「あぅっ…!セ、セリオスっ…。いやっ…」
 舌先で転がされ、手では揉みしだかれ、どんどん自分が欲情していくのが解る。理性が遠のいていく。
前戯だけで、こんなに感じてしまうなんて。
 「あんっ…あぁっ!き、気持ち…いいっ…!はぁん…んぅ…」
 唇を塞がれ、声にならない声が次々と口から出てくる。もう彼に縋っていないとおかしくなりそうで
、思い切りセリオスを抱き締めた。下半身に硬い物を感じて、彼も燃え上がっているんだなと感じた。
 「ひゃぁっ…ん、んん…ああ…」
 「んっ…マラリヤ…」
 彼の手がお尻に触れたのを感じた。下着を降ろされる。もう充分に潤ってしまった秘所に、思わず赤
面した。やがて、そこにセリオスの細い指が入ってきた。
 「…っ!ああっ!だ、だめよ…あっ、あぁんっ…」
 「…すごい。まだ触ってないのに、こんなに濡れてる」
 「だって…気持ち、いいから…」
 荒い呼吸をつきながらマラリヤは応える。セリオスはもう1度軽く唇と唇を合わせ、指先をくちゅり、
とマラリヤの中に忍ばせた。
 「やっ…そんな…ふあっ…」
 くちゅくちゅと卑猥な音が耳に届く。それを恥ずかしく思う間もなく、快感が体の底から込み上げて
くる。それはきっと、性的なものだけでなく、セリオスに愛されているという嬉しさからも来ている。
302おうか:2005/07/20(水) 01:38:49 ID:l/7KwXbI
 「中もすごく濡れちゃってる。ね、気持ちいい?」
 「すごく、すごく気持ちいいっ…!あ、あああっ!」
 「マラリヤ、入れてもいい?僕も…欲しくて欲しくて堪らないんだ」
 「ええ、来て、来てっ…!」
 半分うわごとのように叫ぶと、脚を彼に向かって広げる。もう恥ずかしさなど通り越していた。
 「…いくよ、マラリヤ」
 「あっ、ああっ!」
 ぬるりと彼の物が入ってきて、マラリヤの膣と結びついた。ゆっくりと前後運動を始め、2人は無我
の境地に入った。
 「うっ…気持ち、いいよ…」
 「わ、私もっ…!あっ、あっ、あっ…!」
 お互いに抱き合い、体を密着させる。彼と1つになっているという実感に、マラリヤは心から打ち震
えた。セリオスがいて、本当によかった。
 抜き差しの度に、自分の胸が揺れているのがわかる。それをセリオスの手が捕らえ、強く揉みしだく。
そして、段々彼の動きが速さを増して行く。
 普段の生活の中では、こんな一面を自分で見つけることも恐らく出来ないだろう。何も隠さず全てを
さらけ出せるのは、彼の前だけ。
303おうか:2005/07/20(水) 01:39:45 ID:l/7KwXbI
 「セ、セリオスっ…!気持ちいい、よぉっ…!もっと…激しく、してっ…!」
 「マラリヤ、エッチだね。でも、すごく綺麗」
 息を繋ぐのに必死になっていると、背中を支えられてゆっくりと体を起こされた。今度は私が彼の上
になっている。彼の動きに合わせて、自分も腰をくねらせた。
 「うっ、ああ…そんなに締めないで、マラリヤ…」
 「だ、だってっ…!あ、あああっ!わ、私、なんだか…もう…」
 激しさを増していくピストン運動に、絶頂を迎えようとしていた。このままセリオスと一緒に果てて
しまいたい。室内は2人の荒い息と耳に残る卑猥な音とで満たされていた。
 「あんっ、あんっ…!いいわ、セリオス…。好きっ…!」
 「僕もだよ、マラリヤ…。くっ…」
 「ねぇ…一緒に、いこう…!んうっ…」
 「うんっ…!いくよ、マラリヤっ!」
 「き、来てぇっ!あ、あぁっ!もう、だめっ…!」
 「マ、マラリヤっ!」
 「セリオスっ!ああっ!あああぁぁぁっ!!」
 快楽という深い深い海の中に、2人は落ちていった。聞こえるのは荒い息づかいだけ。漸く落ち着く
と、マラリヤはセリオスの胸に顔を埋めた。
 「…ありがとう」
 「ううん。元気出してね、マラリヤ」
 「…はい」
 まだ彼に愛されているという余韻の中で、セリオスの温もりを感じながらそっと目を閉じた。
 
 これからも、時々は甘えていいですか?
304おうか:2005/07/20(水) 01:42:24 ID:l/7KwXbI
 …以上です。改行が変でスミマセン。感想お待ちしてます。
305名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 02:08:10 ID:Wd2wAK3L
>>304
うおー。ええもん読ましてもらいました。GJ!
クールビューティ・マラ姐さんの秘め事…イイ!
306名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 08:38:56 ID:lLvAJWgW
儚げなマラリヤと温かいセリオス…いいなあ
307名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 17:54:12 ID:y7h/Ki+I
>>304
あー もー





GJ!!
308名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 18:41:16 ID:BumzV+Kv
>>304
しばらく過疎ってたこのスレに、久々のネ申が!
個人的にセリオス×マラリヤってぴったりだ、と思ってたところにこのSS。GJ!
309名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 20:56:46 ID:9nE+nKg5
さて、保守しに行くかと思ったら・・・。

い い も の 来 て る じ ゃ ま い か 。
>>304氏!GJです。
310おうか:2005/07/20(水) 23:15:22 ID:l/7KwXbI
感想どもです。これからも少しずつ投稿予定です。
セリオス×マラリヤ、レオン×ルキアCPが自分の中ではベスト。
なのでこの2つ中心に行きたいかと。
311名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 23:25:30 ID:6iHOkFA+
>>344
激しくGJ!!そして乙です。

次回作、楽しみにしています。(特にレオン×ルキア・・・)
312名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 00:09:01 ID:T5PR9Swt
ほすあげ
313おうか:2005/07/25(月) 01:23:53 ID:cM7cx2DH
今回はルキア×レオンです。

バスルームにて。
 
 「あー、終わった終わった!」
 自分の部屋に入るなり、教科書と筆記用具を放り出してベッドに仰向けになった恋人に、
思わず笑みが洩れた。彼の隣に座って額を軽くこづく。
 「殆ど寝てたくせにー。まるで真面目に授業受けてたみたいじゃない」
 「そう、ちゃんと睡眠学習してたぜ」
 あはは、と笑うとレオンの腕が伸びてきて腰のあたりを掴まれ、ゆっくり引き寄せられた。そのまま私が彼の上になる。
 「あたし、重いから…」
 「そんなことないって。今さら何言ってんだよ」
 「…ん」
 抱き締められてそのままねっとりと口付けられる。目を閉じると、感じるのは唇の感触だけになる。暫く甘い味を愉しんでいると、彼の舌が差し出されてきた。自分も舌を出して受け入れると、体がぴくりと震えた。
 「んー…。はぅ…」
 夢中で彼の舌を貪っていると、服の上から胸を触られた。徐々に力がこもってくる愛撫に思わず高い声が出た。
 「んっ!レオ…」
 歯と歯がぶつかって軽く音を立てる。レオンが制服のリボンを解き始めたので、慌てて唇を離した。
314おうか:2005/07/25(月) 01:25:18 ID:cM7cx2DH
「待って。シャワー、浴びてくるから」
 「いいよ、そのままで…」
 そこまで言うとレオンは私の顔をじっと見つめてきた。
 「…そうだ」
 何か思いついたように、レオンの顔に笑みが広がっていく。
 「な、何?」
 「風呂でエッチしようぜ♪」
 …ええっ!?
 思いもよらぬ言葉に、少なからず動揺した。たまに突拍子もないことを言うけれど、まさかそんなことを言うなんて。
 付き合う前からずっと好きだったけれど、知らない一面も沢山あった。付き合って呆れるような彼の性格もいっぱい感じてきたけど、(それでも好きという気持ちはこれからも変わらないだろうけれど)それでも今の一言は予想もしていなかった。
 「普通にベッドでしようよ、ね?」
 「新鮮でいいじゃん!ほら、いこっ!」
 必死の抵抗も虚しく、腕を掴まれてバスルームに連れていかれる。
 「レオンー…」
315おうか:2005/07/25(月) 01:26:12 ID:cM7cx2DH
 「ほら、ジタバタしない。ここまできたらやっちゃおうぜ?」
 「もう、馬鹿ぁ!」
 なんとか逃れようと必死に抗っていると、首筋に彼の指先が触れた。次いで唇が触れて忙しなく動き回る。温かい感触が首から耳に伝わる。体中から力が抜けていき、私はそのままへたり込んでしまった。
 「ふぁ…。レ、レオン…」
 「ルキアめちゃ可愛い。な、一緒に気持ちよくなろ」
 服を脱がせ始めたレオンに抵抗する術もなく、ルキアはされるがままに座り込んでいた。先刻はあれほど拒んだのに、これから彼に愛されるという期待に、どんどん気持ちは高ぶっていった。
 私の服を全て脱がすと、彼も自分の制服を取り払って何も纏わない姿になった。
 「いつ見ても綺麗な体してるな。…立てる?」
 差し出された手を取って立ち上がった。軽く唇を合わせると、レオンと共にゆっくりとバスルームの中に入った。
316おうか:2005/07/25(月) 01:27:21 ID:cM7cx2DH
 レオンがシャワーのノズルを捻る。温水が吹きだし、私の体を流してくれる。
 「ルキア」
 そっと口付けられ、シャワーの音が止まる。彼の手が胸に触れたかと思うと、ゆっくりと揉みしだかれる。
 「ん…っ。はぁ…」
 「…柔らかい。俺、ルキアのおっぱい大好きだ」
 「む、無駄に大きいだけ、だよぉ…。あんっ」
 「そんなこと言うなよ。ほんとに綺麗だよ」
 レオンはいつも私の体を綺麗だと言ってくれる。自分では、目立ちすぎてあまり好きとは言えないけれど、彼に言って貰えるととても
嬉しい。
 彼が胸に顔を寄せてくる。乳首を弄ばれて、声にならない声が口から零れ落ちる。レオンの舌が器用に動き回り、ルキアの敏感な所
を刺激していく。
 「ひあっ!か、感じちゃう、よぉ…あ、あぁっ…!」
 「いっぱい感じてくれよ。ルキアの可愛い声、沢山聞きたいから」
 ベッドで体を重ねるより、声が響き渡る。その恥辱さがルキアの快感をさらに誘う。
 硬く立ち上がった乳首をレオンは更に指で愛してくる。次第に彼の手がお臍のあたりまで伸びてきて、ルキアの体に火を点けてゆく。犯罪とも言えそうな彼の行為に、もう飾った言葉は出てこなかった。
 「あっ、あぁ…。レオン…すごく、気持ちいい…」
 「ほんと?ルキアが感じてくれると、俺はそれが一番嬉しい」
 そう言ってニコッと微笑むと、私の両脚を広げようとした。私は反射的にそれを押し止めた。
317おうか:2005/07/25(月) 01:28:10 ID:cM7cx2DH
 「待って、レオン」
 「どうしたの?」 
 恥ずかしかったけれど、勇気を振り絞って言った。
 「あたしも、レオンを気持ちよくさせてあげるから。…ここ、座って」
 「いいのか?ルキア」
 ゆっくり頷くと、自分の乳房で彼のものをそっと包み込んだ。既に硬く大きく膨張したそれに、ルキアは少しドキドキした。彼を自分の中で受け入れることは何度もあるけれど、こうして直に触れたのは初めてだった。思ったよりも熱くて、そして波打っている。
 ぴったりと乳房をあてがってゆっくりと動かした。見上げると、レオンは何とも言い表し難い表情を浮かべ、こちらを見ていた。髪に彼の手が触れる。
 「ル、ルキア…。めちゃくちゃ気持ちいい…」
 「ほ、ほんと…?」
 「…あぁ。な、もっと激しくして」
 言われたとおり速く小刻みに乳房を動かす。次第に荒くなっていく彼の呼吸に、感じているのかなと思った。
 …そうだ。
 ふと思いたって彼のものを口に含んだ。舌を使って丁寧に舐め回すと、レオンが今までになく悶えた。
 「くはっ…!ルキアっ!それ、すごくいいっ…!」
 「んくぅ…。ほ、本当…?」
 「あぁ…!くぅっ、ルキア、好きだっ…!」
 がくがくと震え始めた彼に合わせて、乳房と口の動きを更に激しくした。レオンが喜んでくれるのなら、何だってしてあげたい。口を狭くすぼめて、強くしゃぶりついた。
 「うわっ、ルキア…!」
 「んぅぅ…。はぁ、はぁ…」
 「やばっ…!俺、いきそうっ…!」
 「うん、出して!レオンの、いっぱいちょうだいっ…!」
 「ああっ!ル、ルキアっ!」
 彼の叫び声と同時に、口の中に次から次へと匂いの強い液体が入り込んできた。それを1滴残さず、私は飲み込んだ。
 …これが、彼の味。
318おうか:2005/07/25(月) 01:29:09 ID:cM7cx2DH
 「…ごめんな。いっぱい出しちゃって。口、濯ぎなよ」 
 レオンが荒い息をつきながら言う。絶頂に上り詰めたのにも関わらず、自分を気遣ってくれるのが嬉しい。 
 「…ありがと。ね、レオンの顔可愛かったよ」
 からかい交じりに言うとすぐに彼は噛み付いてきた。
 「…うるさいな。ルキアと一緒にいく時と変わんないぞ」
 「あはは。レオン、照れてるでしょ」
 そこまで言うと、肩に手をかけられ、強引に押し倒された。
 「今度は、俺が攻める番」
 「ちょっ…レオン…」
 抵抗するべくもなく、脚を大きく広げられる。前戯で愛された体は素直で、そこは充分に潤っていた。レオンは成熟した密壷にゆっくり
と指を差し入れると、上へ下へとこねくり回した。刺激的すぎるその行為に、腰が跳ねた。
 「あふぅっ!ひゃっ…!」
 「敏感だなぁ、ルキアは。な、ここはどう?」
 え、と答える間もなく、一番敏感な蕾をそっと舐め回されて体中が震えた。優しく続くその愛撫に、ルキアは狂ったように叫んだ。
 「ああんっ…!そ、そこは…だめぇっ!んあっ…」
 「可愛いな、ルキア。俺、もう勃ってきちゃった」
 またくちゅりと、潤った秘所に指が入り込んでくる。外からはまた乳房を揉みしだかれ、意識を失いそうだった。淡々と続くその作業に、私は待ちきれなかった。
 「ねぇ、レオン…。欲しいよぉ…」
319おうか:2005/07/25(月) 01:29:53 ID:cM7cx2DH
 哀願すると、軽くキスされ、OKのサインを貰う。
 自ら脚を開いて彼を導くと、彼のものがゆっくりと押し入ってきた。その間にも込み上げてくる快感にルキアは目を瞑って堪えた。
 「ルキアの中、あったかいな」
 「だ、だってぇ…。あぁっ!」
 早急に突き上げられ、待ち望んでいたその感覚にルキアは喘いだ。自分の中で、レオンが動いているのがはっきりと伝わってくる。
 「レ、レオン…あっ、あんっ、あんっ!」
 「ルキア、俺も気持ちいいよ…。くぅ…」
 「う…あぁ…っ。ああぁ…」
 抑えようもなく、口から甘い言葉が飛び出す。レオンの全てを受け入れたくて、夢中で彼を抱き締めた。
 「はあ、はあ…」
 「んうっ…!レオン!レオン…!」
 暫くすると、片方の脚を持ち上げられ、お尻を引き寄せられる。身を任せるままに、今度はレオンがルキアを後ろから突く形になった。
 腰を掴まれ、思い切り突き上げられた。その深すぎる快感に体が壊れてしまいそうだった。
320おうか:2005/07/25(月) 01:31:40 ID:cM7cx2DH
 「ふああっ!あっ、あっ…!」 
 結合部から耳障りな音が聞こえる。バスルームでその音はさらに恥ずかしく響き渡り、2人の呼吸と混じり合う。もうどんなに汚れたっていい。レオンの全てが欲しかった。
 「くっ…!ルキアっ…!」
 「あうっ…!レオン…!もっと、欲しいよぉ…」
 「あぁ、いくぞ…!」
 「あ、あああっ!いい!いい、よぉ!」
 激しすぎるレオンの攻撃に体中が震える。もはや体のコントロールは失われ、暴走していくのが自分でもわかった。もう認識出来るのは自分の中で蠢く彼の感触だけ。
 「あっ、あっ、あぁ!ん…んぅ!」
 「ル、ルキアっ…!俺、そろそろ限界、かも…!」
 「うんっ、あ、あたしも…!ああっ…!」
 「くっ…。で、出るっ…!」
 「あああぁ!い、いっちゃうよぉ!レオンっ!」
 「う、くぅっ!」
 「ひっ!あああああっ!」
 絶叫と共に2人はその場にずるりと倒れ込んだ。ルキアの目から次々と涙が零れ落ちる。
 そっとレオンが抱き締めてくれる。ルキアも抱きついてレオンに口付けた。
 唇が離れると、彼は悪戯な笑みを浮かべて私を見ていた。
 「な、ベッド行って2回戦目やらない?」
 …本当に、この男は。
 「…しょうがないなぁ」
 そんなことを思いながらも、私は笑って返事をした。

 
321おうか:2005/07/25(月) 01:34:49 ID:cM7cx2DH
 …以上です。やっぱりこのCPいいな、と。ちょとルキアが大胆だった気がw
 前作に引き続きヘタレで申し訳無い。。
 
322名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 01:53:07 ID:OaXkkaoI
 超良作投下キタ━━━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚  )━(   )━(   )━(  ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━━━!!!!

おうか氏お疲れ様です。ルキアスキーな漏れは激しく萌えますた。(*´д`)
あと大胆なルキア、すごく良いですw
323名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 11:11:17 ID:/xYWWaFx
やっべえ…ルキア萌えの贔屓目を差し引いてもこれは素晴らしい…
待ち望んでいた甲斐がある代物です。
おうかサン 超GJでした。

絡みだけじゃなく、本当に愛し合ってる恋人同士の雰囲気が伝わって素敵です

324名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 18:35:40 ID:9ei2lHow
あー。そのー。何だ。

 神 と 呼 ん で い い で す か ?
325名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 21:27:20 ID:nvv4Vs/J
幸せそうなルキア…滅茶苦茶いいです。

こらレオン、俺と代われ。
326おうか:2005/07/25(月) 23:39:35 ID:cM7cx2DH
 皆さん感想どもです。これからも精進出来るようにします。
 他のCPが全く書けないのが悩み。。特にサンダースなんて誰とも絡まないしw
 やっぱり自分の好きなキャラに熱が入りますね。
327名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 20:52:36 ID:KyHutH85
三ダースはマロン先生に片思い
328SS保管人:2005/07/28(木) 22:08:02 ID:q/HZ0ptF
2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.arings2.com/

職人様、
このスレに投下されたSSを当方の保管庫に収蔵させてもらってよろしいでしょうか?

329名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 22:31:24 ID:TPDm8Fnu
>>328

207-226は収蔵無しでお願いします
330名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 00:28:31 ID:jDJ/Neko
>>328
149-157 も入れないでおいてください

でもほんとにおれが書いたかどうかわかんないですよねこれ
331271:2005/07/29(金) 07:21:34 ID:S0CiTbru
ご無沙汰してます
しばらく忙しかった間に良作が投下されていて嬉しい限りです

>>328
281-287も、載せるのは勘弁して欲しいです
シチュだけで肝心の中身は駄作に等しいのでorz
332名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 19:49:38 ID:s87EHoMk
>>329-331
それじゃ収録作品無しになっちまう
もっと自分に自信を持つんだ
333SS保管人:2005/08/02(火) 02:27:33 ID:IhSDsotx
問題なさそうな所だけ収蔵させてもらいました。

2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.arings2.com/
334age:2005/08/06(土) 10:50:12 ID:5lmxCB0R
age
335名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 02:25:28 ID:+4GoLot8
投下してみる。

マラリヤ*アロエ で 脳内設定二人はルームメイト。

↓はじまりはじまり・・・
3361/7:2005/08/08(月) 02:26:41 ID:+4GoLot8
とある暑い夏の昼下がり。
寮の自室でくつろぐマラリヤとアロエ。
マラリヤが怪しげな液体の入ったコップを持ってアロエに呼びかけた。
「アロエ・・・のど渇いたでしょう・・・?ジュースを飲ませてあげるわ・・・」
勿論そのジュースの中には特製の媚薬入り。
「ジュース?わーい♪」
何も知らずにそれを両手で大事そうに抱えてごくごく飲んでしまうアロエ。
そんなアロエを愛しそうにじっとみつめるマラリヤ。
「・・・ん?」
視線に気が付いて恥ずかしがるアロエ。
「アロエは素直で可愛い子ね・・・」
そう言いながら頭を優しくなでまわす。
目をとじて気持ちよさそうなアロエ。
あまりの愛くるしさにちゅっとキスをしてしまうマラリヤ。
それがスイッチとなり、じわじわと媚薬がきいてきてヘンになってきちゃうアロエ。
3372/7:2005/08/08(月) 02:27:22 ID:+4GoLot8
「もっと・・・」
「うふふふ・・・。」
「あ・・・あれ?アロエ、どうしちゃったんだろう・・・なんだかえっちな気分だよ・・・」
「え・・・?なんで・・・?おしっこしたいわけじゃないのにあそこがむずむずするよ・・・」
おなにーという行為は覚えちゃったけど言葉と意味はまだ知らないアロエ。
そして徐々に息が荒くなり、お互いの吐息がかかるくらい近づいて・・・ねっとりと舌をからませてディープキス。
マラリヤはアロエの小粒の歯をなぞるように舐めまわす。
「マラリヤお姉ちゃんの唾液おいしいよぅ・・・」
ぱんつをはいてないため太ももからつーっと汁が流れ落ちるアロエ。
3383/7:2005/08/08(月) 02:28:04 ID:+4GoLot8
「アロエ・・・私ともっと気持ちいい事しましょう・・・。」
「マラリヤおねえちゃん、怖いよぅ・・・アロエ変になっちゃいそう・・・」と抱きつくアロエ。
「優しくするから大丈夫・・・すぐに気持ちよくなるわ・・・」と優しくアロエの背中からお尻をなでるマラリヤ。
「う、うん。アロエ、マラリヤお姉ちゃんを信じるね・・・」といいつつ服を脱ぎ始める。
「良い子ね・・・あら?これはなにかしら?」と、アロエの割れ目を指でなぞるマラリヤ。
「あ、あのねあのね・・・アロエ、マラリヤお姉ちゃんとえっちなことするんだって考えちゃったらね・・・その・・・」
「そう、可愛い子・・・さぁ、自分で舐めて綺麗にしなさい。」と、アロエたんの蜜をすくった指をアロエたんの唇に当てる。
「や・・・やだ。だって変な味なんだもん・・・」
ぷいっとそっぽを向くアロエ。
3394/7:2005/08/08(月) 02:28:37 ID:+4GoLot8
「あら・・・あなた、自分のを舐めたことがあるのね・・・いけないコ・・・。」
「ち、違うもん!本で読んだんだもん・・・」と否定はするがどこか様子がおかしい。
「ちゃんと舐めなさい・・・。これからこの指があなたの中に入るのよ・・・?濡らさないと痛い思いをするのはアロエなのよ・・・」
じわぁとなみだ目になりつつ懸命にマラリヤの指をちろちろと舐めるアロエ。
蜜とよだれでべちょべちょになった指はアロエの割れ目にあてがわれる。
2,3度割れ目に沿ってかるくこすってすべりを良くし・・・
「入れるわよ・・・」と耳元で息を吹きかけるようにささやく。
「だ、駄目!やっぱり駄目!」
「黙らせてあげる・・・。」と、騒ぐアロエの唇にしゃぶりつく。
「んー!んー!」と必死に抵抗するもアロエの体格では何の抵抗にもならない。
マラリヤの指はアロエの大事なところへ・・・
触れた瞬間にびくん!とアロエの体が大きく跳ねて動きが止まった。
3405/7:2005/08/08(月) 02:29:13 ID:+4GoLot8
「あああ・・・」と、恍惚の声をあげるアロエ。
マラさまの指が入り口をなぞった瞬間、アロエはおもらしをしてしまった・・・
「ご、ごめんなさい、マラリヤお姉ちゃん・・・気持ちよかったからつい・・・」
「つい・・・?ついおしっこを漏らしちゃったの・・・?」
「だって・・・そんなところ人に触られたことなかったから・・・」
「じゃあ・・・今度はこの指を綺麗にしてもらおうかしら・・・」
「やだ!ごめんなさい!それだけは許して!お姉ちゃん!」
「駄目よ。自分で出した物でしょう。ちゃんと綺麗にしなさい・・・」
片方の手でアロエの華奢な体を抱き寄せて再び指をアロエの唇へ・・・
「やぁだ・・・。」顔をぷいっと背けて抵抗の意思を示す。
3416/7:2005/08/08(月) 02:29:49 ID:+4GoLot8
「仕方がないわ・・・じゃあこうするしかないわね・・・」
アロエの唇に当てていた指を自分の口内に入れてくちゅくちゅしはじめるマラリヤ。
「え・・・?まさか・・・」
「口移し・・・してあげる・・・。」
「ん!んんー!ん、んー!」再び舌と舌が絡み合ってアロエの口内におしっこや蜜やマラリヤの唾液が流し込まれていく・・・
「はぁ・・・はぁ・・・アロエ・・・もう完全にお姉ちゃんのものになっちゃったね・・・」
「そうよ・・・アロエは私のものよ・・・さぁ、あなたの処女も私に頂戴・・・」
「うん・・・あの、アロエのこと、大事にしてね・・・」
「勿論よ・・・。さぁ、力を抜いて・・・息を吐いて楽にして・・・」
「んぅ!お、お姉ちゃん!お姉ちゃん!」
マラリヤの細い指ですらぎちぎちに締め付けるアロエの中
「ねぇ・・・キス・・・してて。そうすれば・・・怖くないから・・・!」
3427/7:2005/08/08(月) 02:30:35 ID:+4GoLot8
「ん・・・。」
「ね、ねぇ・・・もう全部はいった・・・?」
「まだよ・・・まだ半分くらい・・・」
急に指を締め付ける抵抗がゆるくなり、奥までにゅるんと入った時アロエの体が大きくのけぞった。
「ひっく・・・痛いよぉ・・・でもこれでマラリヤお姉ちゃんと一つになれたんだね・・・」
アロエの割れ目から赤い筋が伝わってマラリヤの指を染め上げる・・・。
「アロエの中・・・暖かくて気持ちいいわ・・・。」
「マラリヤお姉ちゃん・・・大好き・・・。」
「私もアロエのことが大好きよ・・・。」
「今夜は一晩中繋がっていましょう・・・。」
「うん・・・マラリヤお姉ちゃんと繋がったまま寝たいな・・・。」
「おやすみなさい・・・アロエ。」
「うん・・・おやすみ・・・マラリヤお姉ちゃん・・・。」

ー終わりー
343名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 02:32:51 ID:+4GoLot8
ぎゃーやっちゃった。
全てマラリヤに修正したつもりが1箇所マラさまのままだ・・・orz
妄想のままに書きなぐった文を少し修正しただけなのでお見苦しい点も多々ありますがご容赦を・・・
344名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 11:53:59 ID:E8UBR1sm
久々に良作キター。
マラ×アロとは、新境地開拓ですな。
漏れも、何か書きたいのだが、エロスが思いつかないのだよ・・・。
345名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 21:25:01 ID:SVKlFeZJ
激しくGJ!!
乙です

てか俺マラリヤで
『おねえさま』
っていうIDもってるw
346343:2005/08/08(月) 22:37:16 ID:+4GoLot8
>>344
>>345
レスありがとうございます。
エロSSなんて初めて書いたもんでどきどきでした。
実は他にもいくつかストックがありまして・・・
清書して再び投下してみます(´∀`)
347271:2005/08/08(月) 23:07:38 ID:U0xydN7M
現在鋭意製作中です……前半のシチュがだらだらと長くなっている上に結構無理矢理設定なので
下手すると一つ目と同じ悲劇が起こりそうな予感がヒシヒシとしてますorz

>>343
GJです
自分もエロSS書くのはリディア×カイルが初めてで苦戦しています^^;
お互い頑張りましょう
348343:2005/08/08(月) 23:42:52 ID:+4GoLot8
>>347
おお、ありがたいお言葉感謝です。頑張りましょう。

自分は百合が大好きなのでノーマルカップル分の補給をお願いします!
今書いているのもシャロン×マラリヤだったりします・・・。

ちなみにこんな俺はマラさまスキーです(´∀`)
349271:2005/08/08(月) 23:53:28 ID:U0xydN7M
>>348
ノーマルカップリング分に関しては了解しました〜
……まぁ、自分の場合CPが固定しちゃいそうな気がするので他の人にも期待ですが^^;

なお、新作に関しては明日投下予定です
……予定は未定なので間に合わなかったらごめんなさいorz

ちなみに、こんな自分はリディアスキーはもちろん、ミランダスキーやシャロンスキーだったりします(多っ!!
350343:2005/08/09(火) 00:45:48 ID:kS2eN2Fy
情熱がほとばしり過ぎて1作分の清書が完了しました。
自信作ですが自分の性癖丸出しですねこれ(笑
マラさまは攻めるのも好きだけど攻められるのも好きという脳内設定です。

↓投下開始します。はじまりはじまり・・・。
3511/10:2005/08/09(火) 00:46:46 ID:kS2eN2Fy
「新薬のお味は・・・?」

シャロン(ふたなり)×マラリヤ


アカデミーの一日の授業を全て終えた放課後。
自室でもくもくと怪しげな煙を立たせながら調合中のマラリヤ。
「出来たわ・・・新しい薬・・・。」
今までの知識と経験を束ねて作成された薬。
その効果の程は未知数だ。
「実験台は・・・誰にしようかしら・・・。」
大切なアロエに飲ませる前に誰か手ごろな人間で実験をしなければ・・・。
そんなことを考えていると部屋のドアがこんこんとノックされる。
「誰かしら・・・?どうぞ。」
3522/10:2005/08/09(火) 00:47:21 ID:kS2eN2Fy
「失礼しますわよ。」
ガチャリ、とドアが開いた。来訪者はシャロンであった。
「シャロン・・・?どうしたの?」
「貴方のお部屋のアロエさんが教室に忘れ物をしたので届けに来たのですわ。」
うんざりしたような顔をするシャロン。大方先生に言いつけられて嫌々来たのだろう。
「あら、それはわざわざありがとう・・・。そうだ、折角だから何か飲んでいかない?・・・ご馳走するわ。」
マラリヤの目がきらりと光る。どうやら獲物を定めたようだ。
「そうね・・・丁度のども渇いていたところだしご馳走になるわ。」
にやり、とシャロンには気付かれないようにほくそえむマラリヤ。
「それじゃあ中に上がって・・・。」
「お邪魔しますわよ。あ、アロエの忘れ物はここに置いておきますわね。」
何の疑いもなく招き入れられるシャロン。
その様子から察するに本当にのどが渇いていたようだ。
3533/10:2005/08/09(火) 00:48:00 ID:kS2eN2Fy
「お待たせ・・・。」
先ほど調合したばかりの薬品を普通のコップに移し変えてシャロンに差し出す。
「ちょっとマラリヤさん・・・なんなんですの?この毒々しい色の液体は・・・。」
「新製品よ・・・さぁ、飲んで・・・。」
「ちょ、新製品て貴女が調合したものなのですの?」
「・・・飲むと胸が大きくなるのよ。」
「頂きますわ。」
胸が大きくなる、という言葉に触発されてつい反射的にグビット飲み干してしまうシャロン。
「さて・・・どうなるのかしら・・・ドキドキだわ・・・。」
「・・・。」
「・・・?シャロン?」
「・・・ぅぅ。」
「・・・薬が効いてきたのかしら・・・それにしても早すぎるわね・・・調合を間違えたかしら・・・?」
「・・・ぁ、ぁぁぁぁ!」
突然ガタッと立ち上がるシャロン。
3544/10:2005/08/09(火) 00:49:20 ID:kS2eN2Fy
「こ、これは一体なんですのぉぉぉ!?」
「・・・?」
シャロンの股間の部分に女の子ではありえない膨らみが浮かんでいた。
その膨らみはスカートを猛々しく持ち上げて自己主張をしている。
「あれ・・・おかしいわね・・・ただの媚薬のはずなのに・・・?」
「マラリヤさん・・・?やってくれましたわね・・・?」
マラリヤに詰め寄るシャロン。
その顔はまるでアルコールが入ったかのように赤らんでいる。
シャロンは薬の副作用のせいで酩酊状態になっていた。
「大丈夫・・・しばらくすれば元に戻るわ・・・。」
「しばらく・・・?わたくしに長時間こんなモノを付けていろと!?」
ぐいっとさらにマラリヤに詰め寄るシャロン。
その距離は既にお互いの吐息が感じられるほどだ。
「一時的に陰核が肥大化しているだけだから・・・。」
「こんなんじゃ外を歩けませんわ・・・こうなったらマラリヤさんの体で責任を取ってもらいますわ。」
「・・・え、ちょっと待っ・・・。」
言いかけた唇が柔らかなシャロンの唇でふさがれる。
3555/10:2005/08/09(火) 00:49:59 ID:kS2eN2Fy
「ん・・・!んーっ!」
突然の出来事で思わず取り乱してしまうマラリヤ。
「ん・・・マラリヤさんの唇って温かくて柔らかくて気持ちいいですわ・・・。」
「駄目・・・!シャロン、やめて・・・!」
「逃がしませんわよ・・・。治まるまでお相手してもらいますから・・・。」
がしっと両手でマラリヤの頬をつかみ、逃げられなくする。
「マラリヤさんの口の中を味見させてもらいますわ・・・。」
「んむぐ・・・んー!」
強引にマラリヤの口内へと侵入するシャロンのしなやかな舌。
シャロンを撥ね退けようと抵抗を試みるが体に力が入らない。
どうやら唾液を通じてマラリヤも若干薬の効果に支配されてしまったようだ。
室内にくちゅくちゅとお互いの舌と舌が交わる淫靡な音が響く。
「んん・・・マラリヤさんのお口の中、熱くてとろけそう・・・。」
「はぁはぁ・・・こ、こんなところアロエに見られたら・・・。」
「ではそろそろわたくしのモノも慰めていただきますわ・・・。」
すっと手をスカートにかけて下にずりおろす。
上品な下着の中から不釣合いに肥大化した陰核が飛び出した。
形は男性器そのもの。
同年代の男子たちと同様に先端は包皮に包まれており、仮性包茎状態だった。
3566/10:2005/08/09(火) 00:50:32 ID:kS2eN2Fy
「さぁ、咥えてくださいまし・・・」
「嫌・・・変な匂い・・・。」
マラリヤの小さな口にシャロンの擬似ペニスが浸入していく。
「失礼ですわね・・・ならちゃんと貴女のお口で綺麗にして貰いますわ・・・。」
「ぅぅっ・・・。」
マラリヤの口の中で陰核の包皮がめくれ、亀頭部分があらわになる。
「ああ・・・いい・・・気持ちいいですわ、マラリヤさん・・・。」
両手でマラリヤの頭を抱え、前後に腰を降り始めるシャロン。
「やっ・・・やめて!気持ち悪い・・・うぇっ・・・。」
「吐き出したりしたら承知しませんわよ?貴女の可愛がっているアロエにこの事を話しますわよ?」
「・・・!お願い・・・それだけは・・・我慢するから・・・!」
気丈に振舞っていたもののアロエの名前を出された途端に涙ぐむマラリヤ。
「ふふ、いい子ですわね・・・」
マラリヤの頭をなでまわし、そのままその手を後頭部、うなじ、背中へと這わせ・・・
「・・・!」
びくんっ!とマラリヤの体が跳ねた。
シャロンの指はマラリヤの白くて弾力のある臀部の割れ目にあてがわれていた。
3577/10:2005/08/09(火) 00:51:32 ID:kS2eN2Fy
「そろそろお口は飽きましたわ。・・・次はお尻をくださいな。」
「な・・・お・・・お尻だなんて・・・。」
「いつもルキアさんがわたくしのお尻を苛めますの・・・なので一度わたくしもお尻を攻めてみたかったのですわ。」
「いつもルキアって・・・じゃあルキアにすれば・・・!」
「わたくしは、”今”貴女のお尻が欲しいのですわ・・・。」
「・・・痛っ・・・!」
つぷっとシャロンのしなやかな指がマラリヤの肛門の中に吸い込まれた。
「いきなり挿れたら切れてしまいますから慣らしてあげますわ・・・。」
一度挿れた指を抜いて口に含み、唾液をねっとりと付けて再びマラリヤの肛門へ。
「ゃ・・・中で・・・かきまわさないで・・・!」
「ちゃんと広げておかないと後で痛いのはマラリヤさんですわよ・・・?」
「ひぅっ・・・。変な感じ・・・。」
「前のお口もだいぶ濡れてますわね。丁度いいですわ。潤滑油に少し貰いますわ。」
空いているもう片方の手でマラリヤのぬるぬるの愛液を肛門まで伸ばして塗りたくる。
3588/10:2005/08/09(火) 00:52:03 ID:kS2eN2Fy
「ぅくっ・・・。」
「さて・・・これだけほぐせば十分ですわね・・・マラリヤさん、貴女の大好きなキノコ、お尻から食べさせてあげますわ・・・!」
マラリヤの背後に回りこみ、背中を押さえつけて四つんばいにする。
「やだ!要らない!・・・そんなの嫌・・・」
ぴちゃっと、ぬるぬるになったマラリヤの肛門にシャロンの仮性包茎の擬似ペニスがあてがわれた。
「・・・入れますわよ・・・。」
「待って!・・・あ・・・!」
みちみち・・・と輪状の筋肉を押し広げて腸内へと浸入するシャロンの擬似ペニス。
「ぅぁぁぁあっ・・・!」
「あん・・・きついですわ・・・。」
「か・・・は・・・!痛い・・・!お願い・・・抜いて・・・!」
「もう先端は入りましたわ・・・ここで抜くと逆にもっと痛みますわよ・・・?」
「ごめんなさい・・・もう許して・・・薬の実験台にしたことは謝るわ・・・!」
「わたくしをここまで興奮させておいてなにを言いますの?貴女の中でたっぷり出してスッキリするまでは止まりませんわ・・・。」
「・・・そんな・・・!」
泣いて許しを請うマラリヤ。いつものクールな彼女の面影はどこにもない。
3599/10:2005/08/09(火) 00:52:38 ID:kS2eN2Fy
「あら・・・マラリヤさんこの方が可愛いんじゃありません?貴女もやれば素直になれるじゃないですの・・・。」
「ひっく・・・ひっく・・・ごめんなさい・・・シャロン・・・許して・・・。」
ずっちゅ、ずっちゅ、ずっちゅと狭いマラリヤの腸内をかき混ぜ続けるシャロン。
「マラリヤさんのお尻の中、熱くて狭くて気持ちよくてもう射精ちゃいそうですわ・・・。」
一刻も早くこの苦しみから解き放たれたいマラリヤはシャロンの射精を促そうと自ら肛門を締め付ける。
「あっ・・・!そ、そんな、自分からお尻を締め付けてくるなんて・・・!あ、もう射精ちゃいますわ!」
ずにゅっ!ずにゅっ!ずにゅっ!と根元まで差込み、一気に引き抜く激しい運動を繰り返すシャロン。
「痛いから・・・早く・・・射精して・・・っ!」
「ああうっ!射精しますわよ・・・!」
びゅくん!びゅくん!とマラリヤの腸内でシャロンが大きく動いた。
「(あ・・・出てる・・・)」
腸内に熱いものが流し込まれる感覚が伝わった。
「はぁぁ・・・いい気持ちでしたわ・・・マラリヤさん・・・。」
「私は・・・痛かった・・・。」
36010/10:2005/08/09(火) 00:53:13 ID:kS2eN2Fy
「全部出してスッキリしましたわ・・・あら。」
シャロンの股間にいきり立っていたものは射精し終わるとみるみる小さくしぼんでもとの陰核に戻った。
「ふふ、いつもルキアさんとするときは魔法で大きくしているのですけど・・・貴女の薬品の方が便利そうですわね。」
「・・・うう・・・。」
事が終わっても痛みのあまり泣きやめないマラリヤ。
その肛門からは先ほど注入されたシャロンの精液やら血やら分泌物が混ざり合わさったモノが流れ出ている。
「それではわたくしはこれで失礼しますわ。気が向いたらまた先程の薬品を貰いに来ますわ。」
「そんな・・・あれは偶然出来たもの・・・!」
「貴女がお尻の穴を犯されて泣き叫んでいたことをアロエさんが知ったらどんな顔をするでしょうね?」
「・・・!」
「オホホホ・・・。始めはどうなるかと思いましたけど思わぬ収穫でしたわ。・・・それでは御機嫌よう。」
シャロンは服を調えると半裸になったマラリヤを置いて部屋を立ち去った。
辺りに残った淫靡な匂いが先ほどの淫行を物語っている。
「・・・呪ってやる・・・。」
ごろり、と仰向けになり、虚ろな目で天井を眺めながらそう一言呟いた。

ー続くー
361343:2005/08/09(火) 00:57:34 ID:kS2eN2Fy
お目汚し失礼しました。
自分の文章「・・・」が多いですね orz
精進精進。
362名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 11:22:50 ID:rdngUVPJ
>>361
GJ!!
激しく萌えますた(*´∀`)
363271:2005/08/09(火) 12:37:02 ID:y0DKl17L
一応こちらも書き終わりました
……改めて見ると本当にシチュが長いなぁ……orz
とりあえず投下しますね
364271:2005/08/09(火) 12:37:42 ID:y0DKl17L
 リディアとカイルが繋がってから数日後……
 どうやらミランダの言うとおり、噂が広まる事は無かった。
(もしあの噂が広まっちゃったらどんな事になるのやら……)
 職員室で机に突っ伏しながらそう呟くリディア。
「大分御疲れね、そんなんで大丈夫?」
 後ろから肩を叩かれそう言われる。リディアが起き上がって振り返るとそこにはミランダが居た。
「大丈夫そうに見えてるなら、貴方の視覚関係の神経系の精密検査が必要だわ……」
「これはまた重症ねぇ……とは言え、これじゃあんまり良い傾向じゃないし……」
 ミランダが人差し指を顎に当てて考える。ミランダは考え事をするときこういったポーズをする癖があるのだ。
「ん〜……どっかから漏れれば噂なんてすぐに立っちゃうからなぁ……そぉだ♪」
 ミランダは悪戯を思いついた子供の用に、職員室を出て行った。
「……ミランダがあんなに嬉しそうに出て行く時って、大抵ろくでもない事を思いつくのよねぇ……」
 机に突っ伏したまま、リディアはボソッと呟いた。
365271:2005/08/09(火) 12:38:14 ID:y0DKl17L
 その日の夜……
「……何よ、これ……」
 リディアは今日のカイルの雑学の成績を見てわなわなと震える。
 他の科目については担当が違うためにわからないが、雑学の成績がガクンと下がっている。
 なぜ今日に限ってこんな成績が下がったのか……心当たり思い当たってみると、一人居た。
「まさか……」
 リディアは教員専用通信の端末に接続して、心当たりを呼び出す。
『はぁ〜い……どうしたのよこんな夜に……』
「貴方、カイル君に何か告げ口したでしょ!?」
 心当たり……ミランダはあくびをしつつそう返す。
 この端末、テレビ電話のようになっていて、緊急連絡用に各寮の寮長室(リディア寮ならリディアの自室)に一つずつ、職員室、宿直室(現在ミランダの寝床)にそれぞれ備わっている。
『つげくち……あぁ、確かにしたわよ。』
「なんて告げ口したの!?今日に限ってガクンと成績が落ちてるじゃない!!」
『成績が落ちれば当然補習が必要でしょう?生徒全員の雑学の成績見たら、皆補習の必要性は無いと見たの。貴方の部屋に呼ぶ口実ができれば噂が広まり難くなるでしょ?』
「貴方……聞くけど、そんなあからさまに成績がガクンと落ちてたら誰だって不振に思うじゃない。」
『そんなの貴方の作る問題の難易度や詳細ジャンルで調節してあげればいいじゃない。それこそ貴方は先生なんだから、権力は有効に活用する物よ?』
「……かなり無茶な注文つけてくれるわね……」
『あら、無理なら噂が広まる用に仕向けちゃっても良いのよ?』
「……それ、普通に脅してない?と言うか、貴方この状況を非常に楽しんでるわね?」
『何を今更、なんならまたあの媚薬をそっちに届けても良いけど?』
「……」
 これ以上の問答は無意味と見るや否や、媚薬の件は適当に断って接続を切り、この後どうするかを考える。
(まぁとりあえず、明日の放課後補習をするとして……そう頻繁に呼べる訳でもないし……って、何に私は期待してるの〜!!??)
 慌てて考えていた事を振り払い、残りの採点を済ませてから床に着いた。
366271:2005/08/09(火) 12:39:18 ID:y0DKl17L
 翌日の放課後……リディアの部屋にカイルがやってきた。補習のためである。
「……で、ミランダになんて言われたの?」
 ある程度間違った箇所の指摘等をやった後、リディアはそう話を切り出す。
「え?ミランダ先生ですか?
 えぇと……『リディアが寂しそうにしてたから、たまには補習でも受けに行きなさい。』……と。」
(……ミランダ……貴方後でいっぺん絞めさせて……)
 心の中で軽い呪詛を紡ぎつつ、カイルに向き直る。
「あの人は他人を言いくるめる技術だけは達者だから、余り鵜呑みにしないようにね。」
「あ、はい……で、リディア先生……」
「ん?なぁに?」
 カイルはもじもじとしながらリディアを上目遣いで見る。
「きょ、今日もやった方が……いい、ですか?」
「……」
 ボムッ!!
 リディアはその言葉を聞いて顔を真っ赤にして、頭から煙勢いよく噴出した。
 一方のカイルも、気まずい事を聞き、更にもじもじする。
「……え〜っと……この間のあれは事故よ、だから気にしないで、ね。」
 顔を真っ赤にしながらそう弁明するリディア。
 確かに状況は状況だけに、見方によっては事故で通るかも知れない。
 知れないのだが……媚薬の存在を知らないカイルからしてみれば、リディアが自分に欲情してきた、と言う認識しか無いのである。
「……先生、僕もう我慢できません。
 この間先生としてから、先生の事を想う度に……」
「カイル君……」
 お互い頬を赤く染めつつ見つめあう……しばらくして、つい最近嗅いだ覚えのある甘い臭いが二人の鼻腔を擽った。
 リディアはすぐに気づいたのだが、カイルは気がつかず、リディアをベッドに押し倒す。
367271:2005/08/09(火) 12:39:50 ID:y0DKl17L
 カイルはそのままリディアの服を脱がし始める。リディアも大分媚薬の香りを嗅いでしまい、自らもカイルの服を脱がし始めた。
 やがて全裸になった二人は激しく音を立てて唇を吸い合い、体をゆすりながらお互いを強く抱きしめあった。
 ……ちなみに、全寮の寮長室は防音壁で構成しているのでこの位の音では漏れる心配は無い、念のため。
 しばらくして、唇がちゅぽんっと離れる。二人は酸素を求めるように肩で息をする。
「せ……先生……僕…もうっ…我慢できませんっ…!!」
「わ、私も……我慢できないの…
 ここに…カイル君のを……入れてもらえるかしら……?」
 リディアがそう言うと、十分に濡れそぼった自らの秘所を指で広げる。
 カイルはそれを見て、いきり立った自分の物をリディアの秘所に向けて、一気に挿入する。
「あんっ!!」
「ううっ!!」
 二人とも挿入の瞬間呻くが、媚薬の効果なのかはたまた本能でそうさせるのか、次の瞬間には二人とも激しく腰を振り回す。
「せんせ…い……僕、もうっ……!!」
「私も……一緒に…イきましょう!!」
「先生…!!」
 次の瞬間には二人とも絶頂を向かえた。
 その後、カイルは気絶し、リディアは意識を保っていた。
368271:2005/08/09(火) 12:40:23 ID:y0DKl17L
 リディアはカイルと繋がっている部分を丁寧に外し、ベッドを出た。
 部屋の中を探してみると、ドアの所に見た事ある小瓶と見た事ある液体が置いてあった。ご丁寧に蓋もその横においてあった。
(ミランダめ……)
 小瓶の蓋を閉めつつ、そう心の中で零す。
 とりあえず、文句を言うのは後にして、カイルを起こす事にする。
「……んっ……」
 カイルが目を開けると、目の前に全裸のリディアが前屈みに立っていた。
「あ、先生……」
 媚薬の効果があった間も記憶があったのか、お互い全裸で居る事に疑問を持っていなかった。
「おはようカイル君……と言ってももう真夜中だけどね。
 そろそろ部屋に戻りなさい。そして今日やった内容をちゃんと復習してね。」
「……はい。」
「あ、でもえっちな事に関しては復習しなくてもいいからね。」
 頬をぽりぽり掻きつつ恥ずかしそうに言うリディア。
「はい……えと、それでは失礼しますね。」
 カイルも恥ずかしそうな顔をしながら服を着なおし、とっとと部屋を出て行った。
 カイルの姿が消えたのを確認して、リディアも服を着なおし、端末を開く。
『何よ、二日連続で……』
 ミランダが画面上に欠伸をしつつ出てくる。
「これ置いていったのはどう言うつもりかしら?」
 リディアが小瓶を振りつつミランダに問い詰める。
『あら、折角私がサポートしてあげたって言うのに、文句でもあるの?』
「大有りよ、昨日丁重に断ったのに何で持ってくるのよ。」
『あら、でも貴方の性格上、それ無しでうまく事を進められたかしら?』
「事を進めようなんて思ってないし、そもそもあれは私の中で事故として処理するつもりだったの。」
『いいじゃないの、貴方は恋愛事に関してはかなり鈍感だったし、それでカイル君が他の人に持っていかれて泣くのを見るよりは良いと思った親友の心遣いよ?』
「……貴方、私を怒らせようとしてる?」
『あら、事実でしょう?
 それと、親友から通告、カイル君て結構他の子にも人気があるから、早いうちに覚悟決めちゃわないと手遅れになるわよ?』
「……」
 リディアが押し黙っていると、ミランダが留めの一言を突きつける。
『私達が学生の頃、貴方に好きな人ができても積極的になろうと思わなかったでしょ?そのせいで他の子にその人を取られて、しばらく散々泣き喚いていたわよね?
 貴方のそんな姿を見るの、私はもう嫌よ?』
 この言葉を聞き、リディアは頭を抱える。
(やっぱりこれに相談したのがそもそもの間違いなんだわ〜!!)
 と、心の奥底から後悔を始める。
『ま、ここまで来たなら腹を括りなさい。また以前みたいなことにならないよう、サポートはしてあげるから。
 じゃね、お休み。』
 ブツンッ!!と通信が切れる。
 その端末の前で、リディアは今後の事について頭を抱えているのであった。

 ……続く?
369271:2005/08/09(火) 12:42:20 ID:y0DKl17L
以上です
……最後だけ異様に長くなってしまったのは反省してますorz
しかもこれだけ長いのにエロ描写が1レス分だけ……orz
……今後とも精進しますので見捨てないで居ると助かります

遅くなりましたが
>>361
GJ!!
370343:2005/08/09(火) 19:02:32 ID:kS2eN2Fy
>>362
励ましがなにより創作意欲につながります(−人−)

>>271
どうもです。そしてお疲れ様です(´∀`)
ピュアーな感じがGJであります!

ー独り言ー
今日の明け方SSを投下した後、ふらっと立ち寄った保管庫にもう自分のSSが収納されてたΣ(゜д゜;
時間にして2時間もたっていなかったはず・・・。びびりました(笑
371名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 22:02:06 ID:A3yeJVJx
今日はいい日ですな。SSが二つも投下されるとは・・・。

>>343氏 GJです。攻めも受けもオッケーなマラ様素敵です。
シャロン様にたっぷりお仕置きされましたね。

>>271氏 おぉ。リディア×カイルの続編が出てる。良いですよー。
次回作のリディア×カイルの話に期待です。
372名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 22:56:12 ID:2B/e3H8H
>>353
>「・・・飲むと胸が大きくなるのよ。」
>「頂きますわ。」
このへんにワラタ
373343:2005/08/11(木) 17:02:36 ID:pQ55ASUK
はふぅ・・・
登校するたびに貢献度が-10ずつ下がっていく・・・orz
こんなときは妄想をして気分転換です。

次回はアロエ×マラリヤを投下します。
百合ばかりでゴメンナサイ。
374名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 21:37:44 ID:pDd4x51E
>>343氏 期待してますよ。アロエ×マラリヤ。
こっちなんか、累計貢献度ー60です。あははは。こんな自分は駄目賢者。
375343:2005/08/12(金) 00:53:18 ID:QZBnkS6t
>>374
自分は累計貢献度-80の大賢者(愚者)でございます(´∀`)
いつもお仕置きばかりでゴメンヨマラリヤさま・・・

アロエ×マラリヤが書いていてとてつもなくむずかしっす。
シリーズ物になんてするんじゃなかった・・・。
なので2話完結ということで次で終了です。
現在執筆中ゆえ今しばらくお待ちを。
376343:2005/08/12(金) 02:48:49 ID:QZBnkS6t
何とか完結したので投下します。
今回もちょい陵辱物なので次書くならば愛のあるえっちにしたいと思います。

↓さぁ、逝きましょう。
3771/7:2005/08/12(金) 02:50:12 ID:QZBnkS6t
アロエ×マラリヤ
(新薬のお味は・・・?の続き)

「ただいま〜♪」
「・・・!」
シャロンが出ていってすぐ、入れ違いにアロエが部屋に帰ってきた。
「のど乾いちゃったなぁ。お姉ちゃんジュース飲んでもいい?」
早く・・・早く乱れた服を直さなきゃ!
「わぁ、美味しそうなジュース発見☆もらっちゃお〜♪」
アロエの声はまだ少し遠い。
慌てて立ち上がろうとするも、体に力が入らず起き上がれないマラリヤ。
「マラリヤお姉ちゃん?いるのー?」
駄目!せめて・・・隠れなきゃ!
上半身だけを何とか起こした瞬間
「あれ・・・?マラリヤお姉ちゃんどうしたの・・・?」
「あ・・・。」
部屋に入ってきたアロエと目が合った。
脚はアロエの方を向いており、股間は丸出しだった。
3782/7:2005/08/12(金) 02:50:44 ID:QZBnkS6t
「もう、ぱんつはちゃんとはかなきゃ駄目だよ!」
しかしそう言う自分は今日もぱんつをはいてない。
「アロエ、見ないで!」
一番見られたくない姿を、一番見られたくなかったアロエに見られてしまった。
体中から血の気がサーッと引く。
「なんで・・・?マラリヤお姉ちゃん、とっても綺麗だよ・・・?」
嫌がるマラリヤにはおかまいなしでアロエはいつもの調子で近づいてくる。
「アロエ・・・!?もしかしてあそこに置いてあったジュースを・・・!?」
「うん。のど渇いてたから貰っちゃった・・・。」
アロエの目はどこか虚ろで妙な艶を帯びていた。
「ねぇ、マラリヤお姉ちゃんはなんでぱんつはいてないなの・・・?」
「そ、それは・・・。」
「どうせなら全部脱いじゃおう?・・・ね♪」
眼前にアロエが迫る。
どうやら先ほどシャロンに盛った媚薬の残りを飲んでしまったようだ。
目がとろんととろけていて焦点が定まっていない。
「アロエ、やめて・・・!」
マラリヤが動けないのを良い事にするすると服を脱がしていくアロエ。
「アロエね・・・ずっとマラリヤお姉ちゃんとえっちな事したいなって思ってたんだよ・・・?」
そう言いながら自分の服もするする脱ぐアロエ。
とはいっても制服を1枚脱いだだけであるが・・・。
3793/7:2005/08/12(金) 02:51:25 ID:QZBnkS6t
「やっぱりマラリヤお姉ちゃんのおっぱい大きいね・・・。」
そっとマラリヤの形のよい乳房に唇を這わせるアロエ。
「あっ・・・。」
思わず反応して甘い声を上げるマラリヤ。
「アロエのおっぱいはぺったんこなのに・・・ずるい!」
かぷっと桜色の乳首を甘噛みする。
「はぅっ・・・!」
「マラリヤお姉ちゃん、痛かった?・・・ごめんね。」
そういいつつもう片方の乳房にむしゃぶりついて同じことをするアロエ。
「マラリヤお姉ちゃんのおっぱい、アロエの大好きなプリンみたい・・・」
かぷり、とまた甘噛み。
「駄目・・・アロエ・・・。」
「マラリヤお姉ちゃんのおっぱい美味しい・・・。」
「すごく柔らかくて暖かくて甘いよ・・・。」
すっかり火がついてしまったアロエは、ちゅうううーっと一気にマラリヤの乳首を吸い上げる
「・・・ぅぁっ・・・!」
たまらず声をあげてついに胸だけでイってしまったマラリヤ。
3804/7:2005/08/12(金) 02:52:02 ID:QZBnkS6t
「お姉ちゃん・・・お姉ちゃん・・・」
うわごとのように呟きながらイった後もさらにちゅうちゅう吸い続けるアロエ。
「駄目・・・アロエ・・・もう・・・本当に・・・やめて・・・!」
必死に声を張り上げるも胸を吸われているためたいして力がこもらない。
「アロエ、ずっとマラリヤお姉ちゃんのおっぱいを吸っていたいな・・・」
頬を赤くして呟く。
「だ・・・だめ!本当にもう駄目!アロエ、もう許して・・・!」
「・・・だーめ♪」
にっこりしてもう片方の乳房にかぶりつく。
「マラリヤお姉ちゃん・・・もっとアロエのお口で気持ちよくなって欲しいな・・・」
「はぅっ・・・」
いつもクールを装っているマラリヤだがだんだん弱気になっていく。
「アロエはマラリヤお姉ちゃんのものだけど・・・マラリヤお姉ちゃんはアロエだけのものなんだからね・・・」
恥ずかしそうに呟く。そして唇をすぽめて乳首だけをきゅっと吸うアロエ。
「ぁぁぁ・・・」
声を上げてもう片方の胸でも達してしまうマラリヤ。
3815/7:2005/08/12(金) 02:52:43 ID:QZBnkS6t
「いいなぁ、マラリヤお姉ちゃんのおっぱい・・・これだけあれば枕にも出来ちゃうね♪」
ぽふっとマラリヤの胸の上に頭を乗せるアロエ。
「とくんとくんしてる・・・マラリヤお姉ちゃんの心臓の音が聞こえるよ・・・。えへへ・・・。」
自分の胸の上で微笑むアロエを見て無性に愛しさがこみ上げてくる。
「わっ・・・。」
気が付けば愛しいアロエをぎゅっと抱きしめていた。
「マラリヤお姉ちゃん・・・大好き・・・。」
アロエもぎゅっ、と抱き返してきた。
「ねぇ・・・キス、したいな・・・。」
「うん・・・。」
お互いに顔を寄せ合い、唇と唇が触れるだけの口付けを交わす。
「んん・・・。」
「んっ・・・。」
「ねぇ・・・もっと・・・。」
「うん・・・。」
そっとアロエの口の中に舌を差し入れる。
ぴちゃっと小さく音がして暖かいアロエの舌と触れた。
貪るように、けれども優しくアロエの口内を蹂躙するマラリヤの舌。
「あ・・・。」
ディープキスで先ほどシャロンに犯された時の事を思い出すマラリヤ。
「あれ・・・?マラリヤお姉ちゃんどうしたの・・・?」
「う・・・。」
「どうしたの?どこか痛いの・・・?」
「アロエ・・・私、私ね・・・。」
3826/7:2005/08/12(金) 02:53:45 ID:QZBnkS6t
・・・

「そうだったんだ・・・。」
「・・・。」
「泣かないで・・・アロエが綺麗にしてあげるから・・・。」
マラリヤの股間にもぐりこむアロエ。
「な!アロエ、駄目!そこは汚いから・・・!」
「こっち・・・だよね?マラリヤお姉ちゃんが汚されちゃった場所は・・・。」
「駄目!アロエ!・・・んっ・・・!」
シャロンの精液がまだ流れ出ている肛門をちろちろ子猫がミルクを飲むように舐め取るアロエ。
「あ・・・気持ちいい・・・。」
「マラリヤお姉ちゃん、元気になった?もう少しで全部キレイになるよ♪」
「う・・・だめ・・・アロエ、そんなに舐めたら・・・。」
「・・・あれ?白いのは全部きれいにした筈なのにおまたの方からまた白いのが出てきちゃった・・・。」
「これはマラリヤお姉ちゃんのジュースだよね?」
「や・・・そんなこと言わないで・・・。」
「マラリヤお姉ちゃんのジュース、美味しいな・・・。」
「あ・・・アロエ・・・んっ・・・!」
「お尻はもういいよね。次はジュースがあふれてるおまたを綺麗にしてあげるね。」
「あ・・・はぁ・・・はぁ・・・。」
「舐めても舐めてもぬるぬるが取れないよぉ・・・どうすればキレイになるかな・・・?」
アロエの目にマラリヤの勃起して皮から少しだけ顔を覗かせた陰核が目に留まった。
「このお豆みたいなのも綺麗にしてあげるね♪」
ぬるぬるの愛液が付いた舌でクリトリスをねちょねちょと舐めるアロエ。
3837/7:2005/08/12(金) 02:54:57 ID:QZBnkS6t
「ひぅっ・・・!」
プシャアア・・・
勢い良くマラリヤの尿道から黄金色の液体が迸る。
「わっ、マラリヤお姉ちゃんがお漏らししちゃったよぉ・・・」
あまりの快感に、加えて体内を巡る媚薬の利尿効果も手伝って失禁してしまうマラリヤ。
「ごめんなさい、アロエ、お姉ちゃんがおしっこ我慢してるなんてわからなくて・・・アロエのせいだよね・・・ごめんね・・・」
「え・・・?あ・・・う・・・。」
妹のように思っていたアロエの前で失禁をしてしまい、頭の中が真っ白になるマラリヤ。
「・・・お姉ちゃん・・・?あ、そうだ。」
いつもと違って大人しいマラリヤをみて小悪魔的な心が芽生えるアロエ。
「・・・アロエに舐められておしっこ漏らしちゃうなんて恥ずかしいよね・・・?」
「そ、そんな・・・!」
「おもらししちゃうなんてアロエと一緒だね・・・マラリヤちゃん・・・。」
「そんな・・・アロエ・・・」
妹同然と思っていたアロエにそう言われて涙目になるマラリヤ。
「アロエおねえちゃん・・・でしょう?マラリヤちゃん。」
「え・・・!?」
直後、覆いかぶさるようにアロエがマラリヤの上に乗る。
「たっぷりお仕置きしてあげるね・・・。」

マラリヤの受難は始まったばかりのようだ・・・。

ーおしまいー
384343:2005/08/12(金) 02:56:28 ID:QZBnkS6t
俺も混ざりてぇとか思いつつ寝ます、オヤスミナサイ・・・orz
385271:2005/08/12(金) 15:38:48 ID:yrsmkZGa
>>343
GJです
マラリヤが哀れに思えたけど、そこはそれ、たっぷり苛めてあげて下さい(酷っ
同じく混ざりたいとか思った事は非常に内緒です(何

話変わりまして、本日夏の祭典(通称コミケ)で数少ないQMAのサークル様を巡って参りまして、
QMA分の補充を完了いたしました(なんだそのQMA分て
そんな訳で、近々時間が取れたら別のカップリングで続きでもしてみようと思います
……相変わらずエロ描写苦手ですがorz
そして相変わらず時間も……ここ一週間は結構スケジュール埋まってたりするわけでorz
……ま、適当に頑張って書いて見ますのでよろしくお願いします
以上、微妙な言い訳を含めた連絡でした(ぁ
386名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 16:23:21 ID:r0NdLtjT
3が出るそうだから、これで活気が出ればいいね。

俺もなんかSS書いてみたいな…アメリア先生…
387343:2005/08/12(金) 20:20:28 ID:QZBnkS6t
>>271
コミケお疲れ様でした。
自分はコミケには行きませんがクマケットには客として参加します(笑

マラさまはお仕置きの顔を見るに一見Sに見えますが、
潜在的にはMで苛められるのが好きなんじゃないかなぁと勝手に妄想・・・。
次回書くとすれば愛のあるえっち路線で行きたいなとか思ってます(*´▽`*)

ところで3が出るというのは本当なのでしょうか?
本スレでも騒がれてポスターの画像も上がってはいますが自分はどうもマユツバに感じます・・・。
388名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 20:35:59 ID:aaeteMMG
>>343氏。お疲れ様です。マラ様立場逆転しましたな。
今後の発展に期待です。3は本当に出るんじゃないでしょうか?
自分は出ることを信じています。(出ないと、友人に嘘つき扱いされる・・・)
389名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 21:16:58 ID:FOfHeOhz
>「もう、ぱんつはちゃんとはかなきゃ駄目だよ!」
>しかしそう言う自分は今日もぱんつをはいてない。

ワラタ
390名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 09:10:26 ID:oEj5slUX
age
391名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 18:16:11 ID:DpQ6buUj
ユリ(ネタじゃないよ)のSS希望!!
誰か文章力ない俺の望みをかなえてくだせぇ〜!!
392名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 19:15:19 ID:J5sKb8iZ
じりじりと緑を照りつける陽射し。
アカデミーにも夏がやってきた。
日数は少ないが、生徒にとっては待ちに待った夏休みである。
しかしその前に立ち塞がっている期末試験の壁。
成績によっては休暇中もアカデミー内に残り、
補習と追試の日々が待ち受けている。
まさに『勝てば天国、負ければ地獄』である。

そんな迫り来る地獄に頭をかかえる一人の少女がいた。
393343:2005/08/15(月) 22:20:28 ID:4TsySDTa
>>391
百合でもよければマラ×ユリなど投下しますが・・・。
先日妄想したてでご期待に沿えるかどうかはわかりませぬ。

>>392氏は一旦切り上げでしょうか?
しばらく書き込みを待っていたのですが続きが投下されないようですので・・・。
394392:2005/08/15(月) 22:31:01 ID:J5sKb8iZ
>393氏
すみません。
続きを誤って保存せずに消してしまいました。
もう一度書き直しになりますので、一旦切ります。
先に投下をお願いします。
395343:2005/08/15(月) 22:33:15 ID:4TsySDTa
>>392
了解しました。
しかしこちらもこれから清書するので完成したら遠慮なくお先にどうぞm(__)m
396271:2005/08/15(月) 22:54:01 ID:mZjJ6oPK
SS投下が止まってるようなので今のうちに……

>>392を見て思いついた…
そうだ、期 末 テ ス トネタがあるじゃないか
微妙に続きどうしようと悩んでいたので丁度良かった(パクる気か貴様

……まぁ冗談はさて置き
しばらく続きを書くつもりですけど、リディア×カイルじゃなく
ミランダ×カイル以外の男誰かの構図になるかも知れませんがご了承ください
まぁ、しばらく予定一杯一杯なので投下が何時になるかわかりませんがorz
で、皆さんに質問ですけど
この『カイル以外の男』は誰がよろしいでしょう?組もうと思えば
セックスが絶望的なロマノフ先生以外ほぼ誰でも入れる事が可能ですんで(何
そんな訳で意見と言うか皆さんの希望求みます

ついでに
夏混み3日目にてリディア×セリオスの同人ゲーを発見、迷わず購入してみました(ぁ
そんな訳で、QMA分は最高潮です
予定と相談してこれを放出していきませうのでよろしく

長くなりましたがこれにて失礼
397名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 03:24:29 ID:BzCphsAh
>>396
個人的にはラスクキボンヌ
398おうか:2005/08/16(火) 10:19:47 ID:zJoJSsgs
>>271さん
自分もラスクかなぁ。
 
久し振りに作品投下してみます。相変わらずマラリヤ×セリオスですが…
399おうか:2005/08/16(火) 10:22:06 ID:zJoJSsgs
『コイビト』
 
 薬草の事典から目を離して、そっと目の前にいるマラリヤを盗み見た。相変わらず彼女は物憂げな瞳を、僕と同じ事典に通して羊皮紙に何やら書き込んでいる。
 いつもと同じように、一日の授業を終えたら、彼女か自分の寮の部屋で、一緒に復習をするというのが日課になっていた。マラリヤは成績は校内トップクラスであり、(自分自身もその中に入ってるつもりだ)彼女といるととても勉強になる。
 告白したのは僕からだった。いつも放課後に化学室で実験をしているマラリヤに思い切って伝えた。彼女は事も無げに、私でよければ、と返事をくれ、その日からマラリヤは僕の恋人になった。その日の嬉しさを、今でもよく覚えている。
 …けれど、最近悩みがある。
 以前からずっと思っていたのだけれど、彼女は自分の感情をあまり表に出そうとしないのだ。告白も、初めてのキスも、セックスも、全部僕から。マラリヤは文句も何も言わずいつも僕の事を受け入れてくれた。
 そんな彼女の、本当の気持ちがわからない。嫌々なのか、それとも嬉しいのか。マラリヤの気持ちが知りたい。
 「…どうしたの?さっきから…」
 余程長く彼女の事を見ていたらしく、顔をこちらに向けた。柄にもなく彼女の視線に慌ててしまった。
 「…その」
 今なら聞ける。でも、マラリヤの答えによってはこの恋が終わってしまうかもしれない。それは、絶対に嫌だ。
 しかしマラリヤは僕の事をどう思っているのか。それが今一番知りたい。彼女の髪と同じ鮮やかな紫の瞳を見つめて、切り出した。
 「マラリヤは僕の事をどう思ってるのかな、って…」
 「どう、って…」
 マラリヤは困ったように首を傾げる。
 「僕は、マラリヤから『好き』って言われたこと、一度もない。何かするにも、全部僕の方から。…マラリヤ、何も言わないから、不安で…。無理してるんじゃないかって…」
 マラリヤは、つと下を向いた。その顔がわずかに紅潮しているように見える。
 ぽっかりと何分か空白の時間があった。その時間が長く長く感じた。しばらくすると、マラリヤが漸く重い口を開いた。
400おうか:2005/08/16(火) 10:23:49 ID:zJoJSsgs
 「…ごめんなさい。私、あの…く、口下手、だから…」
 「…え?」
 思わぬ返事に驚いた。それは、もともと口数は多くない人だと思っていたけれど。いつもあまり喋らない彼女は、自分にとってクールで冷静という印象が強かった。
 「…セリオスから告白された時…すごく嬉しかったの。私…前の学校でも…殆ど誰とも喋らなかったから…いつも1人でいたの。でも…セリオスは私に話しかけてくれて…」
 ふつふつとマラリヤが語り出す。僕はその言葉を聞き漏らすまいと耳を傾けた。彼女がこんなに話してくれた事だって、今までにそうなかったから。
 「…付き合ってからも…ますますあなたに惹かれていったわ。…初めてのキスも凄く嬉しかった。…その、エッチの…ほうも」
 「マラリヤ…」
 「でも…恥ずかしくて…自分で素直になれなかったの…。セリオスはいつも私のことを愛してくれた。…私は、それに甘えてた」
 ごめんなさい、とマラリヤはまた顔を俯ける。僕は机越しに、彼女の流れるような紫色の髪を撫でた。体中に安堵感と嬉しさがどんどん広がってゆく。
 「…良かった。僕の独り善がりかもしれないって、不安だったんだ。でも、もう安心したよ」
 「セリオス…」
 マラリヤと目が合った。彼女はゆっくりと瞳を閉じて、少し上を向いた。僕はその薄紅の美しい唇に、自分の唇を重ねる。マラリヤの唇はいつもとても温かい。触れる度に何度も癒されるのを感じる。
 そっと唇を離して向かいの彼女の隣に腰を降ろす。再び口付けて抱き寄せる。彼女の腕が首に廻ってきたのを感じた。ふわりと甘い香りが鼻を擽る。
 しばらくして、僕は舌をマラリヤの口内に差し込んだ。彼女の舌と自分のとを絡ませ、夢中になって貪った。歯、上顎と舐めあげると、次第にマラリヤの吐息が甘みを帯びていった。
 「ん…んん…はぁ…」
 唇を離すと、微睡んだような目でマラリヤが僕のことを見つめていた。
 「セリオス…。好きよ…。愛してる…」
 「…!」
 その言葉に、涙が零れ落ちた。瞬間マラリヤは驚いた顔をしたが、唇をあてて涙を拭い取ってくれた。
 「…本当に、ごめんなさい…」 
 「ううん。いいんだ。…僕も好きだよ、マラリヤ」
401おうか:2005/08/16(火) 10:24:40 ID:zJoJSsgs
 彼女の手にはめている薄紫の手袋と、羽織っているカーディガンを剥ぎ取った。これはマラリヤの前の学校の制服。彼女はこっちのほうがアカデミーの制服より落ち着くらしい。
 薄手の制服の上から胸に触れ、額にキスした。マラリヤの甘い声に、下半身が膨張していく。もう理性を保つことはできなかった。
 耳殻を丁寧に愛撫して息を吹きかけると、マラリヤは消え入りそうな美しい声をあげた。
 「あぁ…ん」
 声を堪えようとしているのか、マラリヤは顔をしかめて唇を閉じた。そんな彼女を見てそっと耳打ちする。
 「…マラリヤ、我慢しないで。声、沢山聞かせて」 
 「はい…」
 頬を染めながら、マラリヤは妖しげな表情で応える。そんな顔はどこまでも愛おしく、更に火をつけるには充分だった。
 制服の下からゆっくりと手を這わせ、今度は直にマラリヤの乳房に触れた。彼女のそれはとても形が良い。触れるととても柔らかく、僕はマラリヤの乳房を強く揉んだ。彼女もそこは敏感らしく、唇から甘い声が零れる。
 「ふぁ…。あっ、あぁっ…」
 「マラリヤ、感じてるんだね」
 そう言って彼女の乳首を愛撫する。その言葉がマラリヤの恥辱心を誘ったようだった。
 「くふっ…!そんな…、あんっ…。あっ、あん!」
 同時に首筋に舌を這わせると、マラリヤが高い声を発した。自分の愛撫で感じてくれている彼女が酷く嬉しかった。堪らなくなって、彼女の纏っていた上半身の制服も取り払った。マラリヤの美麗な乳房が姿を見せ、小さく揺れた。
 夢中でマラリヤのそれにしゃぶりつくと、舌で彼女の胸を貪った。
 「ああ…。はぁ…。んん…」
 口の中でマラリヤの乳首は更に硬く大きく育つ。もう片方も口にくわえて、丁寧に舐め回した。
 「セリオス…気持ちいいわ…上手ね」
 「…マラリヤが感じやすいんだよ」
 作業を続けると、彼女は仰け反り、大きな声をあげた。
 「ああっ!だめぇ…!おかしく、なっちゃう…。ねぇ、セリオス…、し、下の方も…」
 「わかったよ。脚、開いて」
 「…はい」
402おうか:2005/08/16(火) 10:26:55 ID:zJoJSsgs
 彼女の手にはめている薄紫の手袋と、羽織っているカーディガンを剥ぎ取った。これはマラリヤの前の学校の制服。彼女はこっちのほうがアカデミーの制服より落ち着くらしい。
 薄手の制服の上から胸に触れ、額にキスした。マラリヤの甘い声に、下半身が膨張していく。もう理性を保つことはできなかった。
 耳殻を丁寧に愛撫して息を吹きかけると、マラリヤは消え入りそうな美しい声をあげた。
 「あぁ…ん」
 声を堪えようとしているのか、マラリヤは顔をしかめて唇を閉じた。そんな彼女を見てそっと耳打ちする。
 「…マラリヤ、我慢しないで。声、沢山聞かせて」 
 「はい…」
 頬を染めながら、マラリヤは妖しげな表情で応える。そんな顔はどこまでも愛おしく、更に火をつけるには充分だった。
 制服の下からゆっくりと手を這わせ、今度は直にマラリヤの乳房に触れた。彼女のそれはとても形が良い。触れるととても柔らかく、僕はマラリヤの乳房を強く揉んだ。彼女もそこは敏感らしく、唇から甘い声が零れる。
 「ふぁ…。あっ、あぁっ…」
 「マラリヤ、感じてるんだね」
 そう言って彼女の乳首を愛撫する。その言葉がマラリヤの恥辱心を誘ったようだった。
 「くふっ…!そんな…、あんっ…。あっ、あん!」
 同時に首筋に舌を這わせると、マラリヤが高い声を発した。自分の愛撫で感じてくれている彼女が酷く嬉しかった。堪らなくなって、彼女の纏っていた上半身の制服も取り払った。マラリヤの美麗な乳房が姿を見せ、小さく揺れた。
 夢中でマラリヤのそれにしゃぶりつくと、舌で彼女の胸を貪った。
 「ああ…。はぁ…。んん…」
 口の中でマラリヤの乳首は更に硬く大きく育つ。もう片方も口にくわえて、丁寧に舐め回した。
 「セリオス…気持ちいいわ…上手ね」
 「…マラリヤが感じやすいんだよ」
 作業を続けると、彼女は仰け反り、大きな声をあげた。
 「ああっ!だめぇ…!おかしく、なっちゃう…。ねぇ、セリオス…、し、下の方も…」
 「わかったよ。脚、開いて」
 「…はい」
403おうか:2005/08/16(火) 10:28:27 ID:zJoJSsgs
 彼女の手にはめている薄紫の手袋と、羽織っているカーディガンを剥ぎ取った。これはマラリヤの前の学校の制服。彼女はこっちのほうがアカデミーの制服より落ち着くらしい。
 薄手の制服の上から胸に触れ、額にキスした。マラリヤの甘い声に、下半身が膨張していく。もう理性を保つことはできなかった。
 耳殻を丁寧に愛撫して息を吹きかけると、マラリヤは消え入りそうな美しい声をあげた。
 「あぁ…ん」
 声を堪えようとしているのか、マラリヤは顔をしかめて唇を閉じた。そんな彼女を見てそっと耳打ちする。
 「…マラリヤ、我慢しないで。声、沢山聞かせて」 
 「はい…」
 頬を染めながら、マラリヤは妖しげな表情で応える。そんな顔はどこまでも愛おしく、更に火をつけるには充分だった。
 制服の下からゆっくりと手を這わせ、今度は直にマラリヤの乳房に触れた。彼女のそれはとても形が良い。触れるととても柔らかく、僕はマラリヤの乳房を強く揉んだ。彼女もそこは敏感らしく、唇から甘い声が零れる。
 「ふぁ…。あっ、あぁっ…」
 「マラリヤ、感じてるんだね」
 そう言って彼女の乳首を愛撫する。その言葉がマラリヤの恥辱心を誘ったようだった。
404おうか:2005/08/16(火) 10:30:06 ID:zJoJSsgs
「くふっ…!そんな…、あんっ…。あっ、あん!」
 同時に首筋に舌を這わせると、マラリヤが高い声を発した。自分の愛撫で感じてくれている彼女が酷く嬉しかった。堪らなくなって、彼女の纏っていた上半身の制服も取り払った。マラリヤの美麗な乳房が姿を見せ、小さく揺れた。
 夢中でマラリヤのそれにしゃぶりつくと、舌で彼女の胸を貪った。
 「ああ…。はぁ…。んん…」
 口の中でマラリヤの乳首は更に硬く大きく育つ。もう片方も口にくわえて、丁寧に舐め回した。
 「セリオス…気持ちいいわ…上手ね」
 「…マラリヤが感じやすいんだよ」
 作業を続けると、彼女は仰け反り、大きな声をあげた。
 「ああっ!だめぇ…!おかしく、なっちゃう…。ねぇ、セリオス…、し、下の方も…」
 「わかったよ。脚、開いて」
 「…はい」
405おうか:2005/08/16(火) 10:32:32 ID:zJoJSsgs
 スカートの内部に手を忍ばせ、下着の中に手を入れた。陰毛が手に触れ、そのまま手を下の方にあてていった。そこはもう充分に潤っており、とろとろと蜜が溢れていた。
 「マラリヤ、凄いね。沢山濡れてるよ」
 「やっ…恥ずかしい、わ…。…あぁっ!」
 指を彼女の秘孔に入れる。その中は想像よりもぬめっていて、温かかった。ゆっくりとかき回すと、マラリヤは自身の細くて華奢な指を自ら口に加えた。喘ぎ声を堪えるためらしい。僕はその指をそっと外し、濃厚な口付けを交わした。
 そしてとろりと舌が絡み合う。その感触はどこまでも心地良く、ずっとこうしていたかった。
 「マラリヤ…我慢しないで…」
 「んぅっ!あふ…。んふぅ…」
 指を抜くと、視界には入らなくとも指先がぐっしょりと濡れているのがわかった。その愛液を、彼女の敏感な蕾にそっとこすりつけた。
 「んあっ!セ、セリオスぅ…。そんなこと…、あんっ!」
 「…どう?」
 「くぅっ…。気持ちいい…!あっ、セリオスが触ってくれると…感じるの…!」
 いつも体を重ねる時よりも淫らなマラリヤに僕の本能は大きく動かされた。靴下と下着を脱がせると、彼女もそれを察したのかズボンとパンツを脱がせてくれた。先ほどから膨張していたそれはマラリヤの目前に姿を現す。
 「マラリヤ、来て…」
 「はい…」
406おうか:2005/08/16(火) 10:33:19 ID:zJoJSsgs
 見つめ合ったまま、マラリヤがゆっくりと腰を沈めてゆく。全て収まりきると、潤ったマラリヤの内壁に、いつもより強い快感を感じずにはいられなかった。
 「はぁ…はぁ…。セ、セリオス…。いい…いいわっ!」
 彼女の腰を掴んで、最初はゆっくりと揺さぶる。その動きに合わせてマラリヤの乳房が上下に揺れる。マラリヤも腰をくねらせ、上半身は裸、下半身はスカートのみと、あられもない格好で快感の大きさを無意識に教えてくれた。、
 「凄い…!ねぇ、愛してるよ、マラリヤ…!」
 そう言って彼女を強く抱いて口付けた。激しいキスの合間に、彼女の声が聞き取れた。
 「ふぅ…。わ、私も…愛して、ます…あああっ!」
 一層2人の呼吸は荒くなる。徐々に激しさを増していく互いの動きに、絶頂の時は近づいていった。今はもう彼女を抱いていることと、彼女から快感を与えられているだけ。
 「ああっ!マラリヤ…!」
 「あんっ…あんっ…あんっ…!くぅっ…!」
 愛する人と体を重ね合う悦び。僕はこの人を好きになって本当に良かった。
 その思いに滑車をかけるように、セリオスはマラリヤをきつく抱き締め、更に深く速くマラリヤを貫いた。
 「ああああっ!セリオスっ!ひぁっ…!いいっ!」
 「マラリヤの中…熱い…!はぁ、はぁ…」 
 「…ねぇ、今日は…んうっ…大丈夫だから。私の中に全部、出してっ…!」
 「うん…!あっ、マラリヤ、出すよっ…!」
 「ええ、全部、全部くださいっ…!ああぁっ…!」 
 「うっ、ああっ…!」
 「い、いくぅっ…!ああああっ!」
 
 「…うーん。やっぱりソファーはまずかったかなぁ」
 情事を終えた後のソファーは、2人の汗や愛液やらで酷い有様だった。
 「ごめんね、マラリヤ」
 「…別に、謝らなくたって」
 そう言ってマラリヤは微笑んだ。
 「…今日は自分が変われたから」
 その笑顔は新鮮なようで、けれどいつものマラリヤのようで…。とにかく美しかった。
 
 これからもずっと君の傍にいられますように。
407おうか:2005/08/16(火) 10:38:20 ID:zJoJSsgs
 …以上です。ワンパターンの上に途中で連投orz 申し訳無い…
 
408名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 14:22:38 ID:va2Di+3T
いつ見てもイイカポーだ( ´∀`)
GJ!!
409名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 15:52:01 ID:OdhXX+bc
クララ書いて下され
410名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 17:43:09 ID:9a65XNKo
鬼畜ってあり?
411名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 20:25:58 ID:/GziWJv5
>>おうか氏
おおお・・・。
なんだかお互いが抱いている感情がリアルでドキドキしてしまった。
こういうシチュエーション大好きです。初々しくてたまらんです。


   _、_
 ( ,_ノ` )      n
 ̄     \    ( E) グッジョブ!!
フ     /ヽ ヽ_//


412名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 00:35:29 ID:5fwtfswg
>>407
GJ!!ますますマラリヤが好きになったぜ…
(*´д`*)
俺もクララ読みたいな…
413おうか:2005/08/17(水) 00:51:07 ID:M06nXU3T
>>409、412
クララだとおそらくカイルになるかなぁ、と。
自分はカップル固定で書くようにしたいので。
あまり期待せずにお待ちください。。
414名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 07:52:52 ID:5fwtfswg
>>おうか氏
ありがとうございます。待ってます…
415391:2005/08/17(水) 17:00:17 ID:Va43qMTS
>>393
書いていただけるならゼヒ頼みます!百合でも超余裕です!
ああ、でもできればユリが受けだと嬉しい・・・な
416343:2005/08/17(水) 21:29:40 ID:+t86NeNi
>>391
勿論ユリは受けでございます(´∀`)
現在想定しているシチュエーションはマラさまとアロエがイチャイチャしているところをユリが覗いてしまって・・・
それをマラさまに見つかってしまってたっぷりお仕置きされてしまうと言った感じです。
ちょい鬼畜っぽいのが好きみたいです。自分。
ただ少し時間がかかってしまうものと思われます。
どうか気長にお待ちを・・・orz
417岩越ルキア:2005/08/18(木) 01:21:45 ID:yeOCDk3R
           ,.,...-‐‐‐=、,,r::-...,
          ,.r''":::::::::,.:=二ミ;、,.r'::::::':..,
.        ,r' :::::;..:::''"::::::::::;...;:ミ:::;r";..::::::':., ルキアのお○んこを舐・め・て。  
       ,r':..  :::::::::;.ィ''":::::::`'::、;.r''".''‐=ヽ、
      ,ィ'::::::::::... .r'"::::::::::::::::::::::::`:::::::::::::::::::: ヽ.
    ,..ィ':::::::::::::::::::::::::.. ..   ::::::::::::::::::::::::::::::::::   ':,  
-‐''":::::;.:::::::::::::::::;.'::;::::::::::::::........ . . ..  .. . ..  .::;::i::::i
.`''‐-;.´:;.::::::::::::,:':::;':::::;:'::::::;:'::::;ィ'::;.ィ:/!::;!:::i::::::i::i::i::i::::',   
  ,:':,ィ´::;::::::::;'::::;':::::;'::::;r',';:r',';:r' ,'/ i:;'ヾ::!;::::i::i::i:::i::;::'.,   
  f::/ !:::;!::;::::i'::::i':::::;i/ '" イ" ,.ノ' 、'  ';' ';:;':;'::l:::l:::l::::ヽ、 
  l/ l:./!::;::::l:::::i:::::;i  """""´     ヽ、__ li/:::;!:;!:::;!‐-'' `
  '!  l:i''i;::i;:::i;::::i;::::l _,,..,_          ii':::;i':;i::::;!     
     'i,_'i;:i;::i;:::::i;:::l '"´"'ヾ      ,;.=、、 ,イ!::/:/ i:/
  γ~ ` 'i;::'i;:::::'i;'i,             /イイ;イ i'
   i   `ヽヾヾ;:::'i;.ヽ,...、    '゛  ,.ィ’´:;.イ 
   i     ヽ.`'ヾ;i/ /´'r 、'"',.-:."`ヾ,イ )
   ト;;:::::......  ';:::::/ / / ./'Y''‐-..,`'' .〉〈
   ヽ;::.    ..:::::ヽ.     i:::::::   ,イ''"ヽ.
    i;:      ...:::::ヽ     i::::  ,.イ_,....i-‐! 
     i  ,,,,,.............,,,〉、   .ノ::.. ,.ィk'"::::::i,.r'
     k''"ヽ::::   /    /lliiirf:{_}   i
      `'i'''ヽ   /     ハ::.“`''ヽ.  !  
       'i, ヽ /     ,':::::';:::.   ヽ、!
418岩越ルキア:2005/08/18(木) 01:35:49 ID:yeOCDk3R

    ,rn                       \从从从从从从从从从从/
   r「l l h.                      ≫  
   | 、. !j         /           /  ≫   この将軍様がルキアのお○んこを舐めるニダ!!!
   ゝ .f  /      _             ≫  
   |  |       ,r'⌒  ⌒ヽ、.         ≫   
   ,」  L_     f ,,r' ̄ ̄ヾ. ヽ.  / ./   ≫
  ヾー‐' |     ゞ‐=H:=‐fー)r、)  ./      /WWWWWWWWWW\
   |   じ、     ゙iー'・・ー' i.トソ
   \    \.     l、 r==i ,; |'
    \   ノリ^ー->==__,..-‐ヘ__.  /   /|  /
      \  ノ ハヽ  |_/oヽ__/   /\   /  |_  ゴゴゴゴ…
       \  /    /       /  \./  /  ヽ___
         \'    |o    O  ,|    \ ../   /   /
          y'   |        |\/  |   ./   /
          |     |o        |/| _ |  ./__/
          |    |       |  「  \:"::/
          ヾニコ[□]ニニニ  |   ⌒ リ川::/
          / \      /  \  ...::::/
         /    ゞ___     \/  /
           /     /    \.     \  /
        /  ゝ /       .::\ /    |
          |   /      ....:::::::::/\<    |    /
          | /      ...::::::::::/  |   |     /
       /      ....:::::::/    |     .|
      /      ...::::::::/     |   |
    /      .....::::::/       |___|   /
   /''' ....   ...:::::::::/         (   \__
419391:2005/08/18(木) 18:34:17 ID:3mmzD+te
>>416
ちょい鬼畜大歓迎ですwユリをいぢめてくださいw
あと書いてもらってる身なんで余裕で待てます!また〜りでドゾ!

>>417〜18
一応言っとく、乙
420271:2005/08/18(木) 20:44:32 ID:3Ko5lt8V
>>397 >>398
それでは次回はミランダ×ラスクで行ってみましょう、意見thx

おうか氏
GJです、自分も負けじとSS投下頑張ります!!
……しばらくはスケジュールと要相談ですがorz

>>391 >>409
一応、御二方の希望キャラで書けないこともないので、余裕ができたら書いてみますね
相手は自キャラのカイルが最有力になりますが(ぁ
421343:2005/08/19(金) 01:38:35 ID:dFMJVDWz
マラユリ執筆中・・・思ったより長いぞこれ・・・orz
眠りにつけるのは当分先になりそうです・・・orz
422343:2005/08/19(金) 03:33:39 ID:dFMJVDWz
お待たせしました。
相変わらず自分の趣味全開です。おしっこ星人でゴメンナサイ。

あー、だれか漫画にしてくれないかなぁ・・・自分マジで買いますよw

それでは↓投下します。
4231/19:2005/08/19(金) 03:40:59 ID:dFMJVDWz
マラリヤ×ユリ

「代償」

長かった夏休みも終わりに近づき、アカデミーの生徒の大半はどっさりと残った宿題に追われている。
勿論それは無計画にだらだらと遊び続けてしまった当然の代償である。
行為には、全てそれ相応の代償という物がある。

当初は立派な賢者を夢見てアカデミーに編入してきた女子生徒、ユリも例外なくその1人だった。
気の合う仲間達との楽しい一時に時間の流れを忘れて遊びほうけてしまった彼女は1人、自室で頭を抱えていた。
4242/19:2005/08/19(金) 03:41:40 ID:dFMJVDWz
「困ったなぁ・・・どうしよう。まだこんなにたくさん残ってるよぉ・・・。」
私の目の前に広がる白紙のままのレポート用紙。
「他の皆はどうしてるのかなぁ。もしかしてこんなにやばいのって私だけ!?」
割と得意分野のレポートはそこそこ完成してはいるものの、
苦手分野の、特に学問のレポートに関しては全くの手付かずだった。
「こうなったら誰かのレポートを写させてもらうしかないよね。うん、私って頭いい!」
うん、ちょっとお願いすれば写させてくれるよね?
代わりに私のレポートを見せてあげれば問題なし!

「えーっと・・・学問と言ったらやっぱりマラリヤだよね。」
彼女の学問の知識は相当な物だと聞いている。
時にはロマノフ先生ですらびっくりさせちゃうほどのレベルだとか!
「でも・・・マラリヤってちょっと苦手なんだよね。」
苦手とはいっても、決して嫌いというわけじゃない。
私がマラリヤに抱いている感情・・・。
それはなんだかよくわからない。
初めてマラリヤと会ったのは私がアカデミーに編入してきた直後。
物憂げで、神秘的な雰囲気を漂わせている彼女に私の心はすぐさま釘付けになってしまった。
話しかけたい、仲良くなりたい・・・と何度も思った。
でも、いざ話そうとすると胸がドキドキして・・・。今までまともに話すことが出来なかった。
こういうのって・・・恋・・・なんていうのかな。
女の子が女の子に恋しちゃうなんて・・・やっぱ変だよね・・・?
でも、それでも・・・やっぱりこの気持ちは止められないよ・・・。
4253/19:2005/08/19(金) 03:42:24 ID:dFMJVDWz
よーし、今日こそは!レポートを見せてもらうことをきっかけに仲良くなっちゃうんだから!
うん、レポートもばっちり、マラリヤとも仲良しになれちゃう!ナイスアイディアだね!
「えーっと、マラリヤはロマノフ寮だったよね。」
他の寮を尋ねるなんて事は初めてなので緊張しちゃう。
でも、別にけんかを売りに行くとかやましいことをしに行くわけじゃないから背筋を伸ばして堂々としていよう!
マラリヤに会ったらまず何て声をかけようか・・・?
「おーっす!レポート写させてちょんまげー!」
って、これじゃ馴れ馴れしすぎだよね・・・。
「こんちあー!あのさ、学問のレポート写させてくれない?お願いっ!」
うーん、一番私らしくて無難かな?よし、これにしよう!

コンコン、とマラリヤの部屋のドアをノックする。
ドキドキして待つこと数刻。
しかし中から反応は返ってこない。
「あれ・・・留守なのかなぁ?」
もう一度コンコン、とドアをノックしてみる。
「・・・。」
やっぱり返事は返ってこなかった。
「折角勇気を出してきたのに留守なんてついてないなぁ・・・。」
このままここで引き返してしまったらもう駄目な気がする。
私は、意を決してドアノブをつかんでまわしてみた。
「・・・!」
キィィィ、と木製のドアは鈍い音を立てて開いた。
「カギ・・・かけ忘れたのかな・・・?」
部屋の中は明かりが灯されたままだ。
つい先ほどまでマラリヤがここにいたような空気が漂っている。
「あのー・・・ユリだけど・・・マラリヤ?居ないの?」
やはりそれでも返事はない。
・・・ここでよせば良いのに生まれ持った好奇心の強さからか、私は部屋の中へ吸い込まれるようにして入って行った。
4264/19:2005/08/19(金) 03:43:17 ID:dFMJVDWz
「へぇ・・・これがマラリヤの部屋なんだ・・・。」
みるからに怪しい実験器具がずらーっと並んでいる。
理科室でよくみるようなホルマリン漬けも・・・。
「うあぁ!」
人の生首みたいな物が目に入った。
「つ、作り物だよね。驚かさないでよ・・・もう・・・。」
一方反対側には可愛らしい人形やぬいぐるみが所狭しと並べられている。
「あ、そういえばマラリヤってアロエと同室なんだっけ・・・。」
前に一度、アロエと手を繋いで歩いているマラリヤの姿を見かけたことがある。
そのときの彼女はこれがあのマラリヤなのか、と疑ってしまうほど優しく微笑んでいた。
アロエだけに向けられるその笑顔。
私は何故かそのとき無性にアロエに対して攻撃的な衝動を覚えた。
自分にも、あんな風に優しく微笑んで欲しい。そして・・・
「って、ああ。私は何を考えてるんだろ・・・。」
ぶんぶん、と今考えていたことを振り払う。
「そうだ、この部屋に来た目的・・・。」
マラリヤのレポートを写させてもらおう!
別に盗むわけじゃないし大丈夫だよね?減るもんでもないしね!
そっと、マラリヤの物であろう机に近づく。
その机の上に無造作に並べられたいくつかのレポート用紙。
「やったぁ!ビンゴっ!」
つい先ほどまで執筆をしていたのか、表面のインクがまだ完全に乾ききっておらず光沢を帯びていた。
「えっへっへ〜♪大量大量♪」
早速持ち込んだ自分のレポートにマラリヤのレポートを書き写す。
「うわぁ、難しいことがびっちり書いてある・・・。やっぱマラリヤって頭いいんだなぁ・・・。」
細かく、そして丁寧なマラリヤの書いた文字。
雑でお世辞にも綺麗とは言えない自分の字と比べると本当に美しい。
「マラリヤの書いた字・・・綺麗だな・・・。」
ってぇぇ、私はなんで文字にすらドキドキしちゃってるの!?
でもでも、あのマラリヤが書いた文字だと思うとそれだけで・・・。
4275/19:2005/08/19(金) 03:43:59 ID:dFMJVDWz
こつん。
「・・・ん?」
不意に、足元で何かがぶつかった。
「なんだろ・・・これ。」
私は机の下に落ちていた円筒形の物を拾い上げた。
「え・・・これって・・・?」
その形はどこかで見たことがあるものだった。
そう、秋になるとよく八百屋さんでべらぼうな値段で売られている・・・
「マツタケ・・・?じゃないよね・・・。」
黒くて、てらてらと光り輝くそれは明らかに食物ではない。
「も・・・もしかして・・・これって・・・!」
地上にいるときに読んだことのある少しえっちな本に載っていたこれって・・・!
「男の人の・・・あそこの形をした・・・おもちゃ・・・?」
本物の男性器なんて生で見たことはない。
だけど今この手にあるそれはあまりにも生々しくて、まるで本物の男性器を握っているよう・・・。
そしてなによりも・・・
「これ・・・マラリヤが使ってるのかな・・・。」
そう考えると下腹部の辺りがじんじんと熱を帯びてきた。
4286/19:2005/08/19(金) 03:45:15 ID:dFMJVDWz
「すごい・・・こんな大きいの、体の中に入っちゃうんだ・・・。」
どくん、どくん、どくん。
心臓が鳴っているのが自分でも理解できる。
「これが、マラリヤの中に入って・・・そして・・・ああ・・・。」
かぷっ、とそれをくわえてみる。
「ああ・・・私、マラリヤの中に入ったものをくわえてるんだ・・・。」
すっと、手が自然にスカートの中へと伸びた。
伸ばした指にぬちゅり、とした音とともに感触が伝わった。
こんな風にして下着をすぐに汚してしまい、今日は最後の一枚を洗濯籠に放り込んでしまったためぱんつは穿いてない。
「ぁ・・・」
いつも部屋で独り慰めているときよりも気持ちいい・・・。
「ねぇ・・・マラリヤ、これ、私の中に入るかな・・・?」
妄想の中のマラリヤは私に優しく微笑みかける。
ちゅぷっ、ちゅぷっと模造男根を舐めまわして唾液でぬるぬるにする。
「うん・・・。怖いけど・・・入れてみるね・・・。」
ぴちゅっ、と先端を膣口にあてがった。
「ゆっくり・・・腰を下ろして・・・。」
まだ穢れを知らない膣の入り口が、それを飲み込もうと懸命に広がる・・・。

「ただいま〜♪」
「・・・!」
そのとき、少女の嬉しそうな声がドアのほうから聞こえた。
「アロエ、外から帰ったらまず手洗いうがいよ。」
「はーい♪」
続いて自分が強く想いを寄せるこの部屋の主、マラリヤの声も聞こえた。
4297/19:2005/08/19(金) 03:46:02 ID:dFMJVDWz
ど、ど、ど、ど、どうしようぅぅぅ!!!
こんな現場見つかったら・・・もう口利いてもらえないかも!
ううん、それどころで済めば良いけど・・・
下手したら・・・マラリヤに・・・こ、殺されちゃうかも・・・!
もやもやしていた気分はサーッと引いて急に現実に引き戻される。
とにかくどこかに隠れなきゃ!
「あ!」
すぐそばに丁度身を隠すことの出来そうな大きさのクローゼットが目に入った。
私はとっさにクローゼットを開け放ち、その中へ身を隠した。
遅れること数秒、マラリヤたちが部屋にやってきた。
「鍵をかけ忘れていたみたいだけど・・・特に泥棒に荒らされたりとかはないみたいね。よかった。」
「もーう、マラリヤお姉ちゃんは心配性なんだからぁ。」
「ふふふ・・・ここには二人の秘密が沢山あるから・・・。」
「も、もう!恥ずかしいよ・・・マラリヤお姉ちゃん・・・。」
「アロエ・・・。」
「んっ・・・。」
4308/19:2005/08/19(金) 03:46:46 ID:dFMJVDWz
・・・!
忍び込んだクローゼットの隙間から覗いた光景に思わず絶句する。
二人は抱き合って口付けを交わしていた。
初めは静かだったが次第に激しさを増してお互いの舌をねちょねちょと貪りあいはじめた。
「お姉ちゃぁ・・・ん・・・。」
「はぁ・・・アロエ・・・。」

あ、あ、あ、ありえなーい!
何なのあの二人!こんな・・・こんな・・・
「キス・・・なんてしてるとこ初めて見ちゃった・・・。」
心拍数が再び上がっていく。
そして股間の辺りにとろっとした感触が走る。
「や・・・なんで・・・私、女の子同士のキスで興奮しちゃってる・・・?」
私もあんな風にマラリヤに口の中を蹂躙されたい・・・。
「あ・・・。」
つーっと、愛液が太ももを伝わって流れ落ちた。
「だ、駄目・・・我慢できないよ・・・!」
慎重に、音を立てないようにして手を湿ったあそこへと伸ばす。
4319/19:2005/08/19(金) 03:47:28 ID:dFMJVDWz
「ねぇ・・・マラリヤお姉ちゃん・・・そろそろ・・・。」
「ええ・・・脱がせてあげるわ・・・。」
慣れた手つきでアロエの服をするすると脱がしていくマラリヤ。
傍から見るとお母さんが娘をお風呂に入れる直前のようだ。
「あっ・・・!」
膨らみかけたアロエの胸にマラリヤがしゃぶりついた。
「駄目だよお姉ちゃん・・・!ああっ!」
「アロエはいつも私の胸を吸っているでしょう?だからたまには私にも吸わせて・・・」

ああ・・・アロエの奴・・・羨ましいよぉ・・・
私も・・・私もあんな風にマラリヤに吸ってもらいたい・・・

「アロエ変になっちゃうよ!やめてやめて!」
「アロエはおっぱい大きくなりたくないの・・・?吸われると大きくなるのよ。だから我慢しなさい・・・」
「えっ・・・?マラリヤお姉ちゃんみたいに大きくなれる・・・?」
「ええ、きっとなれるわ。私の胸だってアロエに吸われて大きくなったでしょう?ほら・・・。」
「うん・・・アロエ我慢するね・・・♪」

この二人は・・・部屋が同じなのを良い事に毎日こんな・・・こんな事を・・・?
このことが教師達に知られたら一発退学で寮も追い出されるんじゃ・・・?
「ああ・・・。」
とろとろと愛液が溢れてきてとまらない・・・。
狭いクローゼットの中は既に私のかいた汗と愛液の匂いで充満しているのがわかる。
この匂いが外に漏れちゃってないかな・・・。
ああ・・・でも・・・気持ち良いよ・・・。
指が止まらない・・・クリトリスをぬるぬると包皮の上からこすっていると足の土踏まずの辺りがとても熱くなって気持ちが良い・・・
43210/19:2005/08/19(金) 03:48:14 ID:dFMJVDWz
「ねぇ、お姉ちゃん・・・そろそろあれ・・・欲しいな・・・。」
「アロエはいやらしい子ね・・・いいわ、あれをあげるわね・・・。」

つかつか、とマラリヤがこちらへ向かって歩き出した。

「机の下においてあったはずだけど・・・あら?」
いや!こないで!見つかっちゃう!
「何かしら、私のレポートの横に誰かのレポートが・・・。」
「・・・!」
しまった!
どどど、どうしよう!
私が書き写していたレポートは机の上に置きっぱなしだったよぉぉ!
「これは・・・私のを書き写そうとしたのかしら?」
「・・・お姉ちゃん?どうしたの・・・?」
「アロエ・・・服を着なさい。どうやら子猫が迷い込んだみたいよ。」
クローゼットの隙間越しに、にやりと妖艶な笑みを浮かべるマラリヤの横顔が見えた。
43311/19:2005/08/19(金) 03:49:15 ID:dFMJVDWz
「・・・!!!」
声にならない悲鳴をあげた。
叫び声をあげられるのなら大声で叫んで逃げ出したかった。
でも今の私はそれすら出来ない。
マラリヤに、私という侵入者がいることを気付かれてしまった。
「さて・・・子猫ちゃんはどこに隠れているのかしらね・・・。」
アロエがもぞもぞと服を着てマラリヤの元へやってきた。
「ねぇ、気のせいじゃない?それかもう帰っちゃったとかさぁ。アロエ早く続きしたいな・・・。」
「駄目よ・・・。私たちの秘密を知った人間は生きて返さないわ。」
アロエには優しく語り掛けてはいる物の、その言葉に込められた意味は・・・本物だ。
「・・・!!!」
見つかったらどんなことをされるんだろう・・・
全身の体液を抜かれたり、おなかを裂かれて内蔵を取り出されたりしちゃうのかなぁ・・・。
私の首もあのホルマリン漬けのコレクションにくわえられちゃうのかなぁ・・・。
想像しただけでがたがた震えが止まらない・・・。
鏡がないからわからないけど多分今の私の顔は涙と汗と鼻水でぐちゃぐちゃだ・・・。
43412/19:2005/08/19(金) 03:50:05 ID:dFMJVDWz
「さて・・・アロエは玄関の前に立っていて。迷い込んだ子猫を見つけたら私に教えて。・・・ふふふ。」
「はーい♪」
ぱたぱたと玄関へと走っていくアロエ。
これで万一にも私が逃げ出せる希望がなくなってしまった。
「見つけたら・・・どう料理してあげましょうか・・・。ふふふふふ・・・。」

「ひ、ひぃぃぃ・・・!」
もう私が見つかってしまうのは時間の問題だ!
ああ、神様!なんでもしますから私をここから助けてください!
人のレポートを写そうと勝手に部屋に忍び込んだことは謝ります!
宿題も自分一人で真面目にやりますからぁ・・・!

「ベッドの下・・・はないわね。流石に。ふふふ・・・。」
ベッドの下を覗き込んでそうつぶやくマラリヤ。
まるで隠れている自分にわざと聞かせているようだ。
本当はもうマラリヤは私がここに隠れていることを知っていてそれで楽しんでいるの・・・!?

「冷蔵庫の中・・・だったらカチンコチンよね。くすくす・・・。」
冗談なのか本気なのか真意がつかめない・・・!
いやいや!お願いだからこっちへ来ないで!諦めて帰ってよ!
迷い込んだ子猫はもうとっくに出て行ったことにしてよ!

「机の下・・・だったらすぐに気付くわよね・・・。くすくす・・・。」
遠ざかっていったマラリヤがどんどん私が隠れているクローゼットに近づいてくる・・・!
神様ぁ!本当にお願い!いるならこの哀れな子羊を助けてください・・・っ!
ああ、どうしてこんなことになっちゃったんだろう!
こんなこっそり部屋に忍び込むつもりなんてなかった!
ただちょっとレポートを写させてもらって、それでマラリヤと仲良くなりたかっただけなのにぃぃぃ・・・!
43513/19:2005/08/19(金) 03:50:54 ID:dFMJVDWz
「さて・・・後はこのクローゼットだけね・・・。」
やだぁ!やだやだやだやだやだ!!
開けないで!お願い!イヤだってば!
もう絶対駄目!開けないで!
「あら・・・何か匂うわね・・・ふふ・・・。」
「マラリヤお姉ちゃん?見つかったのー?」
「いえ、まだよ。でもクローゼットの中からいやらしい匂いがするのよね・・・。くすくす。」
「えーっ?アロエがおねしょしちゃったシーツかなぁ?」
「あら・・・駄目でしょう。そんなのを隠してちゃ・・・ちゃんと洗いなさい。」
「・・・はーい。だって恥ずかしかったんだもん・・・。」
「それは置いておいて・・・アロエの匂いならわかるわ。でも別の匂いがするのよね。・・・雌の匂いが。」
大声で叫びだしたい衝動を必死で抑える。
もう言葉を発しなくても心臓の音が向こうにまで聞こえてるかもしれない・・・。
どうせばれているのなら不意を付いて飛び出して一気に部屋から逃げ出す?
「そうだわ・・・ドアは魔法で開かないようにしておきましょう。逃げ出されたら困るしね・・・。」
そんな・・・!私の考えていることが読まれているの・・・っ!?
だったらもうこんないたぶるような真似はしないで早く見つけてっ!

すぅっと息を飲み込んでマラリヤはゆっくりとつぶやいた。
「クローゼットから貴女の綺麗な髪がはみ出ているわよ・・・ユリ・・・。」
43614/19:2005/08/19(金) 03:51:40 ID:dFMJVDWz
「あ・・・!」
名前を呼ばれた瞬間、頭の中が真っ白になった。
初めから、ばれていたのだ。
マラリヤはそれを知っていて、わざと楽しんでいたんだ・・・!

がちゃり、と隠れていたクローゼットのトが開けられ、まぶしい光が差し込んだ。

「あ・・・あ・・・あ・・・あああ・・・。」
目の前に、私が想いを寄せる人が立っていた。
こんなにも愛しくて・・・そして恐ろしい人・・・。
「あらあら・・・凄い匂い。この中で何をしていたの?」
「あ・・・あああ・・・。」
ふるふる、と顔を横に振ることしか出来ない。
殺される・・・。私は間違いなく殺される。
本能でそう感じ取っていた。
「私たちの部屋に勝手に忍び込んで・・・あまつさえ秘密を知ってしまったからには・・・。」
「・・ごご、ご、ごめんな・・・さい・・・。」
嗚咽まじりで必死で紡ぎだした謝罪の言葉。
43715/19:2005/08/19(金) 03:52:24 ID:dFMJVDWz
「とりあえず、貴女が大事そうに握り締めているその玩具、返してくれないかしら?それはアロエのよ・・・ふふ。」
「え・・・あ・・・。」
さっき拾った男根を模した玩具は・・・マラリヤのではなくて・・・アロエのだったの・・・?
「唾液でこんなにしちゃって・・・ふふ。あなたアロエの事が好きだったの?」
「ち・・・ちが・・・!」
「アロエ、こっちにきなさい。このお姉さんはあなたの事が好きみたいよ?」
呼ばれててくてくとクローゼットの中で座り込む私の前にくるアロエ。
「・・・ユリちゃん?」
「あ・・・ち、違うの・・・!」
「ごめんね、ユリちゃん。アロエはマラリヤお姉ちゃんのだから・・・。」
「あらあら・・・振られちゃったわね・・・。アロエが気に入れば許してあげようと思ったけど・・・」
「ユリちゃん、アロエの玩具でオナニーしようとしたの?変態さんだね♪」
「・・・あ・・・!」
変態。
憎んでいた恋敵に、しかも年下の娘に変態と罵られた。
「そうね・・・変態ね。変態には変態的なお仕置きが必要ね・・・。」
「そ、そんな・・・!酷い・・・!」
想いを寄せていたマラリヤに変態、と罵られて眼から大粒の涙が溢れ出す。
「あら・・・人の部屋に忍び込んでクローゼットに隠れてオナニーをしちゃうような娘は十分変態じゃない?・・・くすくす。」
「ぁぁぁっ・・・ああああ・・・うわぁぁぁ・・・」
恥も外聞も全て捨てて泣きじゃくる・・・。
もう私はオシマイだ。この恋は完全に潰えてしまった。
「ねぇマラリヤお姉ちゃん。ユリちゃんのお仕置きはどうするの?クララちゃんみたいにしちゃうの?」
「そうねぇ・・・。丁度新しい媚薬を調合しようと思っていたところだからこのコを使いましょう。」
「わぁ♪楽しみだなあ♪もっともっと気持ちよくなれるお薬作ってね〜♪」
「ふふ・・・さぁ、アロエはもう上に上がっていなさい。」
「はーーい♪」
43816/19:2005/08/19(金) 03:53:14 ID:dFMJVDWz
「さて・・・と。」
「!」
がしっと髪を掴まれてクローゼットから床に叩きつけられる!
「げほ・・・。」
おなかを打ち付けてしまい、おもわず咳き込む。
そしてくいっと、私の顎がマラリヤの細い指によって持ち上げられる。
「貴女・・・勿論処女よね?」
マラリヤの冷酷な瞳に見つめられ、何も返事が出来ない。
「・・・答えなさい。」
のど元に刃物をつきたてられるような鋭さで言葉をぶつけられる。
「・・・!」
私はただ必死に縦にうなずくことしか出来ない。
「新しい媚薬にね。処女の新鮮な尿が必要だったのよ・・・。」
そういうとマラリヤはどこからか細いチューブのような物を取り出した。
「これ・・・なんだかわかる?」
見た目はゴム製らしい半透明の細長いチューブ。
そんなのわかるはずもない。一体何に使うの!?
「これはね・・・導尿カテーテルと言って尿道に差し込んで膀胱から直接尿を採取するための道具なのよ。」
え・・・?こんな太いチューブが・・・?
「そうよ、本来は自分でトイレにいけない人の膀胱をスッキリさせるためのものなんだけどね・・・。」
そ、それを私に入れるの・・・?そんな太いチューブを・・・?おしっこの、穴に・・・?
「怖がらなくてもいいわ・・・貴女は幸い女の子だし。そんなに深く入れるわけじゃないわ。」
そう言いながらマラリヤのしなやかな指は私の股間にあてがわれた。
「もし男の人だったら尿道が長いから大変なのよ。管を入れている途中で勃起してしまう人も多いから痛みも半端じゃないんですって・・・。くすくす。」
43917/19:2005/08/19(金) 03:54:01 ID:dFMJVDWz
「・・・ひぃぃ・・・!」
以前興味本位でお尻の穴に指をいれてみたことがあった。
その時は小指ですら痛くて全部は入らなかったのに・・・
それとさしてかわらない大きさのチューブが、おしっこの穴に、尿道に挿入されちゃうの・・・!?
「大丈夫よ。痛いのは一瞬だから・・・。入っちゃえば楽なのよ。」
「ん・・・んーっ!んーっ!」
全身で拒む!いやだ、絶対に嫌だ!やだやだやだやだ!
「大人しくしなさい・・・。」
不意に、口がマラリヤの唇によってふさがれた。
「ぁ・・・。」
先ほど狂おしいほど求めていたマラリヤの唇が、私の唇と触れている・・・。
そして乱暴に舌が押し入ってきて
「んぅぅぅ!」
ぬろぉっ、と口の中にマラリヤの唾液とまざった何かが流し込まれた。
あまりの量に反射的にこくん、と嚥下してしまう。
「あ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。」
「即効性の薬よ・・・良い気持ちでしょう?」
「あ・・・。」
言われて全身に力が入らなくなる。
が、感覚だけは研ぎ澄まされたような感じだ。
「入れるわよ・・・たっぷり味わいなさい・・・。」
マラリヤのしなやかな指が私の小陰唇を左右に押し広げた。
ねちゃぁっと粘質の嫌らしい音がして私の尿道口が外気に晒された。

ずるっ!

「い!・・・あ!ああああああああああああああああ!!」

痛い!やだ、痛い!痛いイタイイタイイタイイタイ!
針で指されたような、焼きつくような痛みが尿道から全身に巡る!
44018/19:2005/08/19(金) 03:54:45 ID:dFMJVDWz
「そんなに大きな声を出して・・・気持ちよかったの?」
「ひっぐ・・・痛いよぉ・・・痛いよぉ・・・!」
痛みのあまりに再び泣きだしてしまう私・・・。
マラリヤがチューブの反対側の先をビーカーの中に入れた。
ほどなくしてちょろちょろと、チューブの先から黄金色の液体が流し込まれた。
「ほら・・・この黄色いの、全部貴女のおしっこよ・・・。」
え・・・うそ・・・だって私、おしっこなんてもらしてな・・・
自分の股間に刺さったチューブからどくどくと、黄金色の液体が吸い上げられているのが見えた。
「ふふふ・・・随分たまっていたのね。こんなにたくさん出しちゃって・・・はしたないコ・・・。」
「も、もうやだぁぁ・・・死にたい・・・死んじゃいたいよぉぉ・・・ひっぐ・・・」
「駄目よ。折角新しい実験台が手に入ったんですもの・・・今度は簡単には死なせないわ・・・。」
え・・・?今度は・・・?マラリヤ、一体何を言っているの・・・?
「ふふふ・・・これだけ採取できれば十分よ。ユリ、よく頑張ったわね。ご褒美に抜いてあげるわ・・・!」
え!?ま、待って!入れるときにあれだけ痛かったんだから、抜くときなんて・・・!
「い・・・いやです・・・抜かないで・・・!ください・・・!」
「あら?つけたままの方が好きなの?ユリは・・・」
「そ・・・そういうわけじゃ・・・もう・・・もう許してください・・・帰りたい・・・帰りたいよぉぉ・・・家に・・・家に帰して!」
「駄目よ・・・。もう貴方はここから逃げられないわ・・・永遠に私の実験台として可愛がってあげる・・・ふふふ・・・。」
ぺろり、とマラリヤは私の頬を舐め上げた。
44119/19:2005/08/19(金) 03:55:37 ID:dFMJVDWz
当初の私の願いどおり・・・マラリヤに気に入ってもらえたみたいだ。
きっかけは、本当に些細な事。
本当に些細なことだったはずなのに、その代償は余りにも大きくて・・・。

夏休みが明け、アカデミーは新学期を迎えた。
生徒達は目に隈をつくりながら登校して課題を提出していく。
しかしそこにユリの姿はなかった。
ユリは夏休みのある日を境に行方をくらましてしまっていた。
夏休みの課題が出来ずにアカデミーから逃げ出した!という噂が流れてはいるがその真相を知るものはごく僅かであった・・・。

時折マラリヤの部屋から泣き声のようなものが聞こえるが皆どうせ新しい実験だろうと気に留めるものは居なかった・・・。

ーおしまいー

442343:2005/08/19(金) 04:00:53 ID:dFMJVDWz
締め切り近いのになんで俺張り切ってエロSS書いてるんだろう。
エロイ妄想のほうが楽しいですよママン。
もう寝ます、オヤスミナサイ(´・ω・`)ノシ
443名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 13:59:14 ID:fpmfJRqC
いぃぃぃぃやっほぉぉぉぉぉぉ!
>>343氏凄いぉ!
ユリの泣きじゃくる姿を妄想しておっきした。
何か、漏れ>>343氏のファンになりそうだわ。
お疲れさまでしたー。それでは、貴方にマジアカの女子生徒全員から
あんなことや、こんなことをされる夢を見れる魔法をかけておきますね。
いつ、効果が出るか分からないので楽しみにしていて下さいね。(笑)
444343:2005/08/19(金) 14:08:05 ID:dFMJVDWz
>>443
やったーーー!!
それじゃ今起きたばかりだけどもう一回寝ます(*´▽`*)

いやいや、気に入っていただけたようで嬉しいです(⊃д`;)
445おうか:2005/08/19(金) 21:57:39 ID:t8d8If3W
>>343
GJ!です。マラ姉さん…怖いですねぇ。。
自分のマラリヤとは対を成すものなので素晴らしいと思います。
いつか自分も攻め気なマラ姉さんに挑戦してみたいです。
446名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 22:15:01 ID:j2o7PUU/
>>444
GJだが
クララたん死んじゃったのかよヽ(`Д´)ノ
447343:2005/08/19(金) 23:19:34 ID:dFMJVDWz
>>おうか氏
自分の中でのマラさまは攻めも受けも大好きなんです(´∀`)
純愛も好きなんですけどこういう展開しか書けない自分OTL

>>446
さぁ・・・クララがどうなったかは誰にもわかりません(笑
死んでしまったのは別の子猫かもしれません。ふふふ。
448名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 00:25:35 ID:tcFfYEgB


    ,rn                       \从从从从从从从从从从/
   r「l l h.                      ≫  
   | 、. !j         /           /  ≫   みなさん、頑張っていますね。
   ゝ .f  /      _             ≫  
   |  |       ,r'⌒  ⌒ヽ、.         ≫   お仕置きだ〜!早くレポート提出しなさい!
   ,」  L_     f ,,r' ̄ ̄ヾ. ヽ.  / ./   ≫
  ヾー‐' |     ゞ‐=H:=‐fー)r、)  ./      /WWWWWWWWWW\
   |   じ、     ゙iー'・・ー' i.トソ
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          ヾニコ[□]ニニニ  |   ⌒ リ川::/
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449萌えスレ897:2005/08/21(日) 00:58:32 ID:fwu7GEyj
自分を解放するためにココに来ました。
はじめて、エロSSを投下します。いや、エロと呼べるものかどうか不安ですが。
それでは、「ユリ×カイル」を投下します。

ユリには好きな人がいた。同じクラスの生徒カイルの事だ。
何度も、カイルにアプローチを試みたがカイルは自分の想いに気付いて貰えず
ユリは、歯痒い毎日を送ってきた。
そんなある日、ユリは腹をくくる為カイルに自分の想いを伝える事にした。
450萌えスレ897:2005/08/21(日) 01:11:25 ID:fwu7GEyj
カイルに会うため、ユリはカイルの部屋へと向かった。
果たして、カイルは自分の告白を受け止めてくれるだろうか?
そんな、弱気な気持ちを払いつつユリはカイルの部屋に到着した。
ちょっと、控えめにカイルの部屋のドアをノックした。
カイル「はーい、今出ますよー。」
いた、カイルがいた。心の準備がまだ出来ていない。
その前に、まず何と言えば良いのか考えていなかった。
そうこうしているうちに、カイルの部屋のドアが開かれた。
カイル「あれ、ユリさんですか。どうしたんですか?こんな時間に?」
しまった。時間に配慮する事も忘れていた。引き返そうにもそうはいかない。
ここはやっぱり、思い切って告白するべきだろうか。
ユリ「あ、あのっ・・・は、話が・・・」駄目だ。声が震えて上手く言えない。
カイル「こんな所で立ち話も何ですから、部屋で話をしましょう。」
451萌えスレ897:2005/08/21(日) 01:25:50 ID:fwu7GEyj
カイルに誘われつつ、ユリはカイルの部屋の中へと招待された。
カイルの部屋の中はキチンと整理され誰が来ても恥ずかしくない様な部屋だった。
カイル「さ、どうぞ。椅子に腰を掛けてください。」
ユリ「う、うん。」言われるがままユリはカイルと向かい合わせに座る。
カイル「ところで、話って何ですか?」
ユリ「え?あぁ、えーっと・・・」
ここで、言わなかったら一生後悔すると思う。だから、神様。勇気をください。
ユリ「あ、あのっ。わ、私、カイル君の事が、す、好きです。」
言ってしまった。もう、後戻りは出来ない。果たして、カイル君の返事は?
カイル「・・・。」カイルは何も言わない。
ユリ「カ、カイル君?」恐る恐る声を掛けてみる。そして、カイルの目から涙がこぼれだした。
カイル「す、すみません。突然の事でちょっと驚いてしまいました。初めて人から好きって言われたもので・・・。」
そう言いつつカイルは涙を拭う。
452萌えスレ897:2005/08/21(日) 01:40:06 ID:fwu7GEyj
カイル「あぁ、そうでした。返事をしないと駄目でしたね。」と、カイルは一つ咳払いをした。そして、顔を赤らめつつ
カイル「僕もユリさんの事が前から好きだったんです。僕の彼女になってくれますか?」
ユリは天にも昇る気持ちだった。カイルが自分の事を好きと言ってくれた。
カイルの気持ちが分かった今、押えていたもう一つの感情が芽生えた。
(カイル君と一つになりたい)周りの子は皆経験しているのに自分だけしない訳にはいかない。
ユリ「うん、勿論だよ。私も前から好きだったんだよ?」そう言いつつユリも目に涙を浮かべていた。
ユリ「その・・・さ、カイル君。私ね、前から我慢していたんだけど、カイル君と・・・その・・・えっちしたいな・・・」
最初、カイルはその言葉に驚いていたが頷いてくれた。
453萌えスレ897:2005/08/21(日) 02:02:16 ID:fwu7GEyj
ユリは、カイルと一緒にベットへと向かった。お互い、生まれた時の姿になりあう二人。
カイル「あはは・・・僕、こういう経験初めてですよ。」
ユリ「じゃあ、カイル君童貞だったんだ。ふふ、カイル君のはじめていっただきぃ。」と、おどけて見せるユリ。
ユリ「じゃ、早速頂きまーす。」そう言うと、ユリはカイルのイチモツを咥えた。
カイル「ちょ、ちょっと待った!う、うわぁぁぁっ!」あまりにもの気持ちよさにカイルは悲鳴をあげてしまう。
ユリ「あはは。カイル君、女の子みたいな悲鳴をあげるなんて・・・。可愛い。」
そう、言いつつフェラをするユリ。フェラをしているうちに気持ちよくなってきたのかユリの口の中に白濁液が出てくる。
ユリ「んぶっ、ゲホゲホ。」変に喉にむせ返るユリ。
カイル「す、すみません。大丈夫ですか?ユリさん。」と、心配そうに声を掛ける。
ユリ「だ、大丈夫。それより・・・そろそろ挿れて・・・。カイル君のオチンチン。」
カイルは言われるがまま、ユリに自分のイチモツを挿れる。
ユリ「痛っ・・・。で、でもいいよ。気持ちいいよぉ・・・。」挿れた時、血が出てカイルは少し驚いたが腰を激しく揺らす。
カイル「あ・・・コレ・・・気持ちいいです。ユリさんの・・・気持ち良いです。」
そうこうしているうちに、カイルに限界が来たようだ。
カイル「ユ、ユリさん。もう、駄目です。出てしまいます!」
ユリ「いいよ。カイル君。私の中に出してっ!」
454萌えスレ897:2005/08/21(日) 02:16:04 ID:fwu7GEyj
ユリ「あははっ、暖かい。カイル君の暖かいよぉ・・・」
ユリの中にカイルの精液が入っていく。ユリはカイル君が好きと言ってくれた事。そして、一つになれた事の嬉しさのあまり泣き出してしまった。
しばらくして、二人はベットの上で横になっていた。
ユリ「・・・ねぇ、カイル君。何で、私あの時いっぱいアプローチしたのに気付いてくれなかったの?」
カイル「えーっと、それ、言わないと駄目ですか?」照れくさそうに頭を掻くカイル。
ユリ「うん・・・聞きたい・・・。」
カイル「えーっと、ぼ、僕とユリさんが付き合うだなんてもったいないかな?なんて思ったんですよ。」
ユリ「何それぇ。ひっどーい。」
カイル「でも、ユリさんの告白のお陰で自分に勇気が持てました。ありがとう。」カイルがそう言うとユリは顔を赤らめた。
ユリ「でも、そんな事を思っていたなんて許せない♪お仕置きだ。もう一回やるよ。」
カイル「えぇ、そ、そんな。」二人の恋はまだ、始まったばかりである。
終わり。
455名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 02:21:31 ID:qMnxAulo

    ,rn                       \从从从从从从从从从从/
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   | 、. !j         /           /  ≫   まだまだ、あまいな! 勉強不足だ!
   ゝ .f  /      _             ≫  
   |  |       ,r'⌒  ⌒ヽ、.         ≫   お仕置きだ〜!!
   ,」  L_     f ,,r' ̄ ̄ヾ. ヽ.  / ./   ≫
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456名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 02:21:51 ID:fwu7GEyj
言い訳。
まず、スミマセン。文章を読み返すとあちこちに誤字脱字がありました。
それに、上手く文を組み立てる事が出来ず、支離滅裂な文章になってしまいました。
修行を積んで、いつの日かまたリベンジしたいと思います。
板汚し、カイルファン、ユリファンの方々スミマセンでした。
457名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 02:25:11 ID:fwu7GEyj
>>455 ギャース。将軍様。ゴメンなさい。だ、だから日本にミサイル撃たないでー。
458名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 03:26:32 ID:2fzIH3Jd
サンダース×アロエです。
続きはそのうち書きます。たぶん。
459サンダース×アロエ:2005/08/21(日) 03:28:01 ID:2fzIH3Jd
「それでね、この前の大会で……」
男子寮の一室から、少女の楽しげな声が間断なく聞こえてくる。
本来のこの部屋の住人がひどく愛想無しであることを考えると、少々異常ともいえるこの事態について、
しかし一番驚いているのは誰であろうサンダース本人であった。

……本当にこんなことになるとは。

入学当時から妹のように可愛がってきた彼女と正式に恋仲になったのは、丁度今から一ヶ月前のこと。
口下手な自分の人生始めての告白は、聞き取りがたいわ要旨がはっきりしないわで、自身ですら「最悪だ」と言い切れる出来だった。
けれど、それを聞いた彼女はいつもの心を蕩かせる笑みに若干の恥じらいをプラスした顔つきで答えてくれたのだ。
「ありがとう。アロエもお兄ちゃんが好き」と。
そのときの喜びをどう表現したらいいか、あいにくにしてサンダースには文才がないのでうまく言い表すことはできないのだけれど、
少なくとも十数年間生きてきた中で最も嬉しかった瞬間であるとだけは確実に宣言できる。

――彼女への想いに気づいたとき、頭の中では犯罪とか変態とか色々な単語が飛び交っていた。
言わないほうがいいのかとも思った。言わずに、『優しいお兄ちゃん』の立場を守り通すほうがいいのだろうかと。
けれど、鈍感な自分が恋心を自覚したころには、全身もうその想いでいっぱいいっぱいになっていて、告げずにいることは不可能だったのだ。
あっけなく玉砕していい思い出にでもしようとでも最初から諦めていたところに、彼女のオーケーは予想外すぎた。
だって、彼女のような女の子が惹かれるのは、もっと顔も性格も良いまともな男だと思っていたから。
たとえば明るくリーダーシップのあるレオンや温和で面倒見のよいカイルのような、王子様然とした男達。
自分とは百八十度違う、そんな男達に恋をするのだと思っていたから。

……だからまさか、自分のように不器用で無愛想な人間を好きだとは思ってもみなかった。
460サンダース×アロエ:2005/08/21(日) 03:28:52 ID:2fzIH3Jd
仏頂面を崩さぬままでそう考えるサンダースの向かいでは、いまでは恋人であるアロエが天使のようににこにこと微笑んでノートを広げている。
自分の質素なノートとは違い、色とりどりのペンやシールでカラフルに彩られたそれがあまりに彼女に似合っていて、思わず苦笑する。
「今、笑った?」
「いや」
「うそ、笑ったよ! ふんっ、どうせお兄ちゃんも子供っぽいとか思ってるんでしょ!」
言いながら、目を吊り上げてべっと舌を出す仕草が何よりも可愛らしい。桃色の舌はまるでミルクを舐める子猫のそれのようだ。
「笑ってなどいない。もしそうなら……いや、何でもない」
途中まで言いかけてやめたサンダースの言葉に興味を持ったらしいアロエが、続きを聞こうとにじり寄る。
互いの吐息まで感じる距離にまで近づかれてサンダースが鼓動を早める一方で、まだこういったことに頓着しない年齢らしいアロエは少しの動揺もない。
「なーに? 気になるよぉ」
「……下らないことだ」
「ずるい。言って?」
唇が重なりそうなほど接近された上、上目遣いでお願いのポーズをとられては、さすがのサンダースにも逃れる余地はない。
できる限り彼女の顔を見ないよう顔を背けて、蚊の鳴くほど小さな声でぼそりと呟く。
「……もしそうなら、お前が可愛らしすぎるせいだ、と言おうとしたんだ! これでいいか!」
耳まで朱に染めてそっぽを向いてしまったサンダースの背中に、アロエがくすくすと鈴の鳴るような笑い声を放つ。
「わ、笑うな!」
「だってぇ……」
まだ笑いが抑えきれないアロエが、反対側を向いてしまったサンダースを振り向かせようと背中に寄り添う。
後ろから背中にぴったりと身体を付けたまま首に腕を回して、愛しげに声をかける。
「ありがとう、お兄ちゃん」
「…………」
ますます顔を赤くするサンダースへ、アロエが更に全身をきゅぅっと密着させる。
子供特有の高い体温が背中に広がっていくのを心地よく思う一方で、押し付けられる胸のふくらみに戸惑う。
いまだ凹凸に乏しいとはいえ、アロエは確かに女の子の体つきをしているのだ。
本人は悪気なくやっているつもりでも、されている男からすれば甘美な拷問に等しい。
461サンダース×アロエ:2005/08/21(日) 03:29:31 ID:2fzIH3Jd
「……アロエ、離れろ」
「どうして?」
「どうしても、だ」
命令を聞こうとしない彼女を無理やり背中から離すと、向き直ってもう何度目か分からない説明をする。
「あんまり男にべたべたするな。たとえ俺であっても」
「何で? 恋人なのに」
これまた何度目か分からない質問を投げかけるアロエに、サンダースはふっと表情を消し明後日の方向を見据えて告げる。
「……お前の身体に触れたくない」

――本当は、あまり触れていると自分の理性に自信がなくなるからなのだけれど、そう正直に言うには心が咎めた。

目線を合わせようとしないサンダースに、アロエが戸惑いがちに口を開く。
舌ったらずな口調で言葉にしたそれは、しかしサンダースを驚愕させるのに十分な破壊力を持っていた。
「じゃあ、お兄ちゃんはアロエと『せっくす』しないの?」
「……なっ」
絶句するサンダースには構わず、アロエは言葉を続ける。
「その、ユリお姉ちゃんがね『恋人同士ならするものだよ』って。お姉ちゃんは毎日タイガお兄ちゃんとしてるよって、そう言ってて……」
どこか恥ずかしそうに目の下を赤く染めながらも、真面目な顔で尋ねるアロエ。
その問いに、サンダースは喉から搾り出すような声で言葉を返す。
それは傍から見れば愚直なほどに禁欲的な決断だったが、以前から自分の中では決めていたことだった。
「……少なくともお前がアカデミーを卒業するまで、それをするつもりはない」
「……どうして? お兄ちゃんとアロエは恋人なんでしょう? それともお兄ちゃんはアロエのこと恋人だと思ってないの?」
縋るような目つきで問いかける少女の表情は痛いほどに真剣で、サンダースは心臓を握りつぶされたような気がした。
丁寧に撫で付けられた銀の髪をぐしゃぐしゃとかき上げると、大きく嘆息して口を開く。
見つめる先にいる少女の純粋な瞳に気後れしながら、己の本心を素直にぶつけた。
「……お前を壊してしまいそうで……怖い」
462サンダース×アロエ:2005/08/21(日) 03:30:03 ID:2fzIH3Jd
その言葉に、けれど当のアロエは気にしていないと言いたげな顔で首を横に振る。
子供そのままの小さな掌でサンダースの逞しい肩をそっと抱きしめると、泣き出しそうに潤んだ目で彼の顔を見上げる。
「どうして? どうしてそんなこと言うの? アロエは平気だよ。お兄ちゃんになら何されたって……」
「馬鹿を言うな」
ぴしゃりと嗜めて、サンダースは苦々しい思いを抱きつつ眼前の少女に笑顔で告げる。
「お前に苦しい思いはさせたくない。お前がもっと大人になるまで、我慢するさ」
その言葉に、アロエが強く首を振って語気荒く反論する。
「そんなの我慢できるもん。アロエ、平……」
――ばしっ。
サンダースの鋭い平手が、アロエの頬を音がするほど強烈に打つ。
突然襲われた痛みに目を見開く彼女に対し、むしろ叩いた本人のほうが驚いた表情を作った。
自分でも気づかぬうちに振り上げられていた腕と、その結果好きな相手を傷つけてしまった事態とに、どうすればいいか分からず戸惑う。
ただ自身の右手からアロエの顔へと、焦りに満ち満ちた瞳のまませわしなく視線を動かすだけだ。
「……す、すまな……」
平時の堂々ぶりとはうって変わったおろおろと弱弱しい口ぶりで謝りの言葉を口にするサンダースに、しかしアロエは頬を押さえたまま叫ぶ。
「お兄ちゃんの馬鹿っ! アロエ、もう知らない!」
「アロ……」
走り去る彼女の後姿にかけた声は、ばたんという乱雑にドアを閉める音のせいで途切れてしまう。
引き止めることすらかなわなかった自分のふがいなさに仰々しいため息を吐いて、握り締めた拳を床に思い切り叩きつけた。
鈍い音が室内に響き渡り、それと同時に血の滲み出るじゅわりとした熱い感触が掌に広がる。
指先がじんじんしたけれど、先刻アロエが感じた痛みはきっとこんなものではなかったろうと思うと、
もっともっと自分を傷つけなければいけない衝動に駆られて、二度三度と握った手を床に打ち付けた。
表面の皮膚が裂け、流れる血液の間にピンク色の肉が覗き見えるようになってやっと、たまらない虚しさに居たたまれなくなって行為を終わらせる。
463サンダース×アロエ:2005/08/21(日) 03:30:57 ID:2fzIH3Jd
もう手の痛みは感じなかった。
それ以上に、きりきりと締め付けられる心臓が痛くて張り裂けそうだった。

あいつは分かっていないのだ。
それがどういう意味を持つ行為なのか。
それがどんな痛みを伴う行為なのか。
知らずに、ただ俺への好意を示すため手を出そうとしている。

そんな彼女の単純なまでの純粋さが愛しい。
可愛くて可愛くて、――そしてだからこそ恐ろしい。

一度してしまえば、きっと自分はその行為に溺れてしまう。
今でさえ毎夜のように夢の中で彼女を陵辱しているというのに、実際にその身体を手にしたらどうなるか、答えは明白だ。

あの小さな、まだ幼女と呼ぶべき身体にかける負担も忘れて、昼も夜もひたすら彼女を啼かせることだろう。
欲望だけに忠実に、相手が嫌がって暴れてもお構いなしで延々と責め続ける自分。
上から下まで精液で塗れさせて、それでもなお足りずに突き上げる自分。
疲れて倒れ伏せようとする彼女に眠る自由すら与えない、鬼畜で下劣な自分。
――それが分かりきっているからこそ、彼女に手を出せないでいるというのに。


――お願いだから、これ以上俺を誘惑しないでくれ。
464名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 03:34:32 ID:2fzIH3Jd
すいません。ここまでです。この後エロの予定。
らぶらぶえっちか鬼畜強姦系かはまだ決めてませんが、
もし希望あったらどうぞ。
465名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 08:29:46 ID:BID58XiI
>>464
鬼畜らぶらぶで
466名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 11:51:20 ID:zAlmEvTm
>>464
展開的にラブラブ系がいいな〜
467名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 12:30:13 ID:ANBJq0mm
>>464 是非ともラブラブで。
468名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 12:38:07 ID:1928qLx/
サンダースカコイイ!! 漢!

そのストイックさを卒業まで貫いて(アロエはルキアあたりに諭されて)、卒業式の日にプロポーズ・晴れて結ばれる。なんていいなあ…。
ここが何処か考えると、とんでもないスレ違いだけどwww
469名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 19:55:21 ID:mWBEd3QU
サンダースたんハァハァ
470名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 19:56:16 ID:mWBEd3QU
サンダースたんハァハァ
471名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 23:18:18 ID:n0nxJdlB
一日だけ10年後の姿になれる薬を
貰ってくればオケ
それならサンダースも納得するだろう
472名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 22:30:04 ID:3vcKDmmE
ttp://www.geocities.jp/haruhi_izm/mobile.html

ここのホムペに27氏のSSが盗作されてる
マジこんな奴はムカつくんだけど
473名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 23:09:39 ID:Kr68DRsC
>>472
27氏のというか、このスレの軒並みじゃない?
何考えてんだろなこのクソ野郎
474おうか:2005/08/23(火) 23:43:54 ID:FCDxRmqC
 リクのあったクララSSが出来ました。投下致します。
475おうか:2005/08/23(火) 23:45:08 ID:FCDxRmqC
 時計が午後9時を回ったころ、私はノートと筆記用具を持って図書室に向かった。大抵の生徒は寮の広間で復習などをするけれど、本が沢山置いてあるし、一人になれる図書室の方が私は好きだった。
 いつも通りで、この時間帯は図書館には誰もいない。いつも座っている席にノートと筆記用具を置き、世界史の事典を本棚から持ってきた。
 「…さてと」
 呟いて黙々とペンを走らせる。勉強をしている時が、没頭出来て一番良い。何もかも忘れられて夢中になれるから。
 眼鏡を掛けていて、いつも一人で勉強ばかりしているから、周囲からは避けられている気持ちは勿論ある(実際は取り越し苦労だが)。でも、勉強できることを、ある人には知ってもらいたかったから。
 …カイルくん。
 自分と同じく眼鏡を掛けていて、長身にブルーの長髪を後ろで束ねている。成績優秀で、誰にでも優しい。
 何もしなくても目立ってしまう彼に、次第に惹かれていった。彼のことを想って、自慰に耽ってしまうことも何度もあり、それほどに彼への想いは日に日に強くなっていくばかりだった。
 考え事をしていると、手が全く動いてないことに気がついた。
 「…はぁ」
 溜息をひとつついて、またノートに目を戻そうとした時、図書室の扉が静かに開いた。自分一人しかいない部屋に、その音は大きく感じられた。
 誰だろう、こんな時間に…。と思っていたら、そこにいたのはカイルだった。
 カイルもこちらを向き、自然と目が合った。彼は微笑みかけ、挨拶してくれた。
 「…こんばんは、クララさん」
 「こ、こんばんは…」
 言葉を交わすと慌てて目をノートに戻した。確かに自分の顔は熱くなっている。胸からは押さえようもなく、ドクドクと鼓動が聞こえる。
 カイルは、私の近くの本棚から本を選んでいる。
 「クララさん、いつも図書館で勉強してるよね。偉いな、って。尊敬してたんだ」
 「そ、そんな…。私は一人でいる方が集中出来るし、ここには本も沢山あるから。あ!でもカイルくんのこと嫌な訳じゃ…」
 「本当?じゃ、ここ座ってもいいですか?」 
 「はい…。どうぞ…」
476おうか:2005/08/23(火) 23:45:52 ID:FCDxRmqC
 緊張しすぎて勉強どころではなかった。目の前に、想いを寄せる人が座っているのだ。先刻からずっと、頭の中は彼のことでいっぱいだった。
 そっと目を上げて彼を盗み見た。そうしたらカイルと目が合ってしまい、私は俯いて反射的に謝ってしまった。
 「ご、ごめんなさい…」 
 「…やっぱり、邪魔かな?」
 彼を見ると、不安そうな顔で私のことを見ていた。そんなことない。ずっと傍にいてほしい。
 「ううん。わ、私…」
 …言おう。今しかない。先延ばしにして辛くなるのは自分なんだから。
 震える手を握りしめて、私は口を開いた。
 「…カイルくんのことが、好きだから…」
 喉が渇いて言葉が上手くでてこない。それでも、言えた。顔は先ほどよりも更に熱くなり、涙が落ちそうになった。
 「だから…」
 「…クララさん」
 カイルの真剣な顔がそこにあった。机の上にそっと彼の手が伸びてきて、私の固く組み合わせた両の手を優しく包み込んだ。
 「僕も、です」
 「…え?」
 まさか。
 「僕もクララさんのことが好きです」
 その言葉に今まで堪えていた涙がぽろぽろと零れ落ちた。目尻を拭っていると、カイルが頭を撫でてくれる。
 「…っく。ひくっ、カイル、くん…」
 私は席を立って彼の胸元に飛び込んだ。瞬間彼は驚いたようだったが、強く抱き締めてくれた。彼に縋って、声をあげて泣いた。
 「カイルくぅん…!」
477おうか:2005/08/23(火) 23:46:58 ID:FCDxRmqC
 涙を拭いてそっと顔をあげると、彼が微笑んでいた。こんなにも彼の近くにいることが、嬉しい。見つめ合っていると、彼が私の眼鏡を外して、机の上に置いた。
 「クララさん、眼鏡なくても素敵ですよ」
 「えっ、そんな…」
 視界がぼやけて、カイルの顔が少し遠くなった。
 またさっきと同じように心臓が高鳴ってくる。私は彼の肩に手を置いた。次第に二人の距離が縮まっていく。目を閉じると、温かく柔らかい、彼の唇が私の唇に触れた。
 「ん…」
 初めての感覚に体が震えた。彼の背中に手を回して抱き締めた。彼も抱き返してくれた。
 …ファーストキスがカイルくんでよかった…
 やがてつつき合うようなキスになり、そしてとろけるようなディープキスになった。
 「ん、んぅ…」
 舌に触れる感触に、頭の中がぼうっとなった。彼の舌が触れる度に甘い吐息が零れる。私も夢中で彼の唇を貪った。
 「はぁ…」
 唇を離すと、彼の胸元に縋った。温もりに包まれていると、太股に何か硬いものが触れた。それがカイルの性器であることに気がつくと、自分でも恥ずかしい想像をしてしまい、すぐにそれを打ち消した。カイルも、触れた瞬間ぴくりと体を震わせた。
 「あ…ご、ごめんなさい…。これは…」
 「カイルくん…」
 男性は性的刺激の受け入れが豊かなので、こうなってしまうことは知識として学んでいた。
 でも今はそんなことより、私と触れあっていることで感じてしまったことが嬉しかった。
 私はもう一度、勇気を振り絞って言った。
 「よかったら…、私を抱いて…ください」
 「…!」
 カイルの驚いた表情が目に入る。
 「いいんですか…?」
 「はい…。カイルくんなら…」
 「クララさん…」
 もう一度彼の腕の中にくるまれた。
 「…僕の部屋、来ませんか」
 「はい…」
478おうか:2005/08/23(火) 23:47:57 ID:FCDxRmqC
 制服のリボンを外され、上着を彼が脱がせていく。恥じらいで胸元を覆うと、スカートもするりと取られて下着だけの姿になった。
 彼も着ていたものを全て脱いで、生まれたままの姿になった。あまり筋肉のない痩せている体型だった。それでも自分とは全く違う体つきは美しかった。
 まじまじと彼の体を見つめていると、彼の手が背中に伸びてきて、ブラのホックを外された。
 「あ…」
 ブラを取ると、パンティも脱がされ、私も彼と同じ姿になった。
 胸を隠していた手を取られて、口付けられた。
 「んぅ…」 
 先刻と同じようなディープキスに頭がくらくらした。唇が離れたかと思うと、首筋に優しい愛撫を貰い、思わず声が出た。
 「…あっ!」
 体中が震える。もう一度口付けをし、私は自分から恥ずかしいと思うこともなく、激しく彼の唇を吸った。お互い激しく求め合っていると、彼の手が乳房に触れた。
 「あんっ…」
 最初は優しく、ゆっくりとした感覚が乳房を襲う。それだけでも充分感じてしまうのに、愛撫は次第に強くなっていった。乳房を強く揉みしだかれ、抑えていた声が口から次々に飛び出た。
 「あぁっ…。ん、あぅ…」
 「クララさん、綺麗な体してますね…」
 「んっ!そんなこと、ない…です。ああっ!」
 乳首を弄ばれ、くわえられ、また新しい快感が体中を駆けめぐる。セックスがこんなに良いものだなんて知らなかった。きっと、愛する人との行為だからこそ、そう感じるんだろう。
 「い、あぁっ!カ、カイルくん…」
 「…クララさんの胸、柔らかくて気持ちいいです」
 今や両の乳房の先は、先刻とは比べものにならないくらい勃起していた。自分でも信じられない程の快楽に、私は酔いしれていた。
479おうか:2005/08/23(火) 23:48:45 ID:FCDxRmqC
 「クララさん、脚…開いてくれますか」
 「はい…」
 自分でもわかるほどに、秘所は潤っている。これから行われる行いに、淫らな期待をせずにはいられなかった。
 カイルが静かに顔を埋めてくる。自分の汚い所を愛してくれる彼の行為が嬉しくてならなかった。
 温かいものが自分の秘孔に触れ、腰がぴくりと動いた。なおも続く愛撫に、体の制御は出来なくなってしまった。
 「んあっ…!あ、あぁ…」
 更に秘孔から蜜が溢れ出てくる。押し寄せる温かい感触に、声をあげて悶えた。
 暫くすると、今度は指がくちゅりと入ってきて、自分の膣で器用に動き回った。
 「ふああ…!い…いい!あんっ…」
 「クララさん…」
 「あ…ああ…」
 指が引き抜かれた。もっと欲しい、と思うと、カイルがこちらを見つめていた。
 「入れても…いいですか?」
 待ち望んでいたその言葉に、私は強く彼の腕を握る。
 「はい…。でも、初めてだから…優しく、してください…」
 「…わかってます。辛かったら、我慢しないでくださいね」
 気遣ってくれて、またにこりと微笑む。その仕草はどこまでも愛しかった。
480おうか:2005/08/23(火) 23:49:19 ID:FCDxRmqC
「…いきますよ」
 ゆっくりと彼のものが押し入ってくる。やはり、少し痛む。でも彼とひとつになれるのなら、この痛みを堪えることぐらい何でもない。深層部に進むにつれて痛みは増していったが、私は必死で堪えた。
 「くぅ…!」
 「大丈夫ですか…?クララさん…」
 カイルが不安そうに尋ねてくる。それと同時に膣の動きが止まる。
 「大丈夫…です。止めないで…」
 彼の手が乳房に伸びてくる。丁寧にこね回し、再び私を高ぶらせてゆく。そして私の膣にカイルが入ってくるのがゆっくりと感じられた。
 「あぁ…。あんっ…」
 「くっ…」
 「あっ…。はぁ…」
 彼のものが全て収まったようだった。漸く、彼とひとつになれた。
 「カイルくん…」
 私は彼を思いきり抱き締めた。こうして直に肌を寄せているととても安心する。
 軽く口付けると、彼がゆっくりと私の膣で動き出した。
 「んん…。あぁ…」
 やはり、少し痛む。堪えようと、彼の背中に爪を立てた。
 「くぅ…。クララさん…」
 「はぁ…はぁ…」
 ややもすると、大分慣れてきたのか痛みが薄らいでいった。徐々に快感が滲み出てきて、気がつくと大きな声をあげていた。
 「あぁ…。あっ!あんっ、あんっ…!カイルくん、もっと…!」
 為すがままに叫ぶと、彼の動きも少しずつ強さを増していった。カイルがもたらす快感に私はどんどん飲み込まれていった。
 「クララさんの膣、気持ちいい…!」
 「あうっ!わ、私も…!あんっ!カイルくん、カイルくん!」
 自らも意識せずとも腰が動いてしまい、そしてカイルの動きは次第に激しくなっていく。きつく抱き合い、獣のように口付け合う。このまま、カイルとふたりで溶けてしまいたい。
 「はぁ…はぁ…。あぁっ…!」
 「クララさん…僕、もう…そろそろ…」
 「はい…。来て…来てください…!」
 「うっ…!あぁ…!」
 「あぁ…!カイル…くん!あぁぁぁ!」
 ふたりは力尽きベッドに倒れ、酸素を求めるように、暫く呼吸の音が部屋に満ちていた。
 暫くすると彼に口付けられ、そっと抱き締められる。彼の温もりはとても温かく、私を包み込んでくれている。
 私はいつも柔和な彼の純粋な瞳を覗き込んだ。彼の瞳も真っ直ぐ私を捕らえていた。
 「カイルくん、これからもよろしくお願いします」
 「…はい、こちらこそ」
 幸せを感じながら、私は彼の腕の中で目を閉じた。
481おうか:2005/08/23(火) 23:54:41 ID:FCDxRmqC
 …以上です。
 流れ的には図書室エッチにしようか…と思ったんですが、
 この二人で初体験でそれはないだろ、とw
 期待していた方、申し訳ないorz
482名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 00:49:14 ID:0F+5gcz2
>>472
多分ばれないだろうとか思ってやってるんだろうね。

ときに、保管庫は免除なの?
いつのまにか収録されてたことが多々あるんだけど(´∀`)

>>おうか氏
GJ!貴方の作品好きです。
483名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 02:44:05 ID:k+XZR4I/
>>おうか氏
GJ!!待ちに待ったクララSSを投下してくれてサンクス!やっぱあなたのSSは素晴らしい…ハァハァ(*´д`*)
484名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 02:48:27 ID:6HEIKlMd
えっと、あの、なんというか、すごく、GJ、でした
485271:2005/08/24(水) 03:15:39 ID:Bkr63oiz
>>472
参考にする、丸写しでも作者はきちんと表記する
上記までなら自分は許せますが、丸写しでそれをさも自分が書いたかのような表記は許せませんね
今のところ最初の2作品だけのようですが、もし他の作品、特に自分の作品にまで及ぶようなら注意を呼びかけてみます

>>おうか氏
GJです、お疲れ様です
自分もこれに負けないように努力したいと思います

現在ですが、とりあえずラスト以外は一通り書き終わりました
早ければ明日位に公開できると思いますが、余り期待をせず生暖かい目で見守っていてください
相変わらず自己満足の域を出ない駄作なのでorz
486名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 07:41:03 ID:jb3u/hPA
フランシス×アロエが見てみたい…
487207:2005/08/24(水) 13:53:42 ID:Duszd8Zl
>>472
について、これ以上の被害を防ぐためにBBSに書いてきました。
とても悲しいです……
488271:2005/08/24(水) 14:03:57 ID:Bkr63oiz
え〜、一応書き上げました
今回はリディア×カイルの続きですけどカップリングは宣言した通りミランダ×ラスクになっています
珍しく今回はエロ描写がいつも以上に濃厚(いつもが軽すぎたってだけの話ですが)にできました
……が、最後がグダグダになってしまいました、その辺はスルーしてもらえると幸いですorz
でわ投下します
489271:2005/08/24(水) 14:04:50 ID:Bkr63oiz
「ねぇ、カイル〜。」
「なんだいラスク。」
 ここはリディア寮のカイルの部屋、カイルとラスクの二人は明日のトーナメントの予習をしていた。
 この二人は部屋が隣同士な事もあり、二人はよく一緒に勉強をする事がある。
 カイルの部屋は一番端であるので、一番静かな部屋であるため、勉強する時はカイルの部屋になる事も多かった。
「最近夜遅くに戻ってくる事多いよね〜……何してるの?」
 ギクッ
 ラスクの指摘にカイルの全身は一瞬緊張した。
 夜遅くに戻る理由……それはリディアとの交際による影響であった。
 あの後、結局隙を見てはカイルはリディアの部屋へと通い、セックスをしているのである。
 ラスクは続ける。
「リディア先生も最近綺麗になってきたし……何か関係でもあるの?」
 ジト〜っとした目でカイルを見るラスク。
「いや、えぇと……」
 コンコンッ
「あ、はい。」
 突然の来客に、カイルは一瞬ホッとしつつ入り口へ向かう。
490271:2005/08/24(水) 14:05:59 ID:Bkr63oiz
 扉を開けた先に居たのはミランダであった。
「あれ?先生、どうしたんですか?」
「ラスク君を呼びに来たんだけど、隣の部屋にいなかったからもしかしたらと思ってね。」
「ラスクならこの部屋にいますよ。
 お〜い、ラスク〜、お前の客らしいぞ〜。」
 カイルが呼ぶと、ラスクは不思議そうな顔をしつつ出てくる。
「先生、なんの用です?」
「ちょっと他の生徒には離せない用なのよ、悪いけどこれからすぐに宿直室に来てもらえないかしら?」
 宿直室……ミランダが寝泊りしている部屋である。そこに呼び出される理由の思い浮かばないラスクは渋々ミランダの転移魔法を通じて宿直室へ向かった。
 ちなみに、この世界では寮毎に別々の世界で構成されていて、本学へ行くには転移装置か携帯転移キーが必要になり、後者に関して言えば登録した場所と最後に使用した場所にのみ転移が可能である。
 但しキーに関して言えば職員のみにしか渡されない為に生徒が使う機会はそう滅多にある事では無いとだけ記述しておく。
491271:2005/08/24(水) 14:06:59 ID:Bkr63oiz
 話を戻して、ミランダが転送に使った穴を閉じると、ラスクを寝室へ連れて行く。
 ラスクが困惑していると、ミランダにすばやくベットに押し倒され、唇を塞がれる。
「ん〜!!んん〜!!??」
 がっちり押さえつけられながらも何とか抵抗しようと暴れるラスク。
 しかし、その抵抗も時間が経つにつれて少しずつ弱まっていく。
 ラスクの口の中で舌を蠢かせていたミランダは、抵抗が完全に止まった所で唇を離す。
「ぷはっ…!!せ、先生……一体、なに…を……」
「カイル君には内緒でね、あの部屋の中を盗聴させてもらったわ。
 そしたら貴方の勘の鋭い発言が聞こえて……ね。口止めとして気持ち良い事させてあげようと思ったの。」
「勘の鋭い……て、リディア先生とカイル君の……」
「あの二人、最近付き合い始めたんだけど、あの子……リディアの性格上、噂に立つと自殺しかねないのよね。
 だから、私は噂が広まる可能性を徹底的に潰してるの、わかった?」
「なるほど……やっぱりリディア先生に最近違和感を感じたのはそれが原因ですか……
 でも、僕じゃないにしても、日常の微妙な変化から噂って言うものは立つ物ですよ。僕一人黙らせただけじゃ結局噂になっちゃうんじゃないですか?」
「そうね……だからこそカイル君に一番近く、且つリディアのフォローもこなせる貴方を買収すればいいのよ。」
「買収……この場合買春になりません?」
「細かい事は気にしなくてもいいわ。
 で、もし受けてくれるのなら、これから気持ち良いことしてあげる。
 逆に断るのなら……そうね、しばらく生死の境をさまよってもらおうかしら?」
492271:2005/08/24(水) 14:08:17 ID:Bkr63oiz
 この脅しに苦笑しながらラスクは答える。
「……これはまた物騒な先生ですね……あっと、具体的な内容は言わなくていいですよ、今の話が本当なら、口止めしますし。」
「それはよかった、もし断られたらどうしようかと思っちゃった。
 それじゃ早速、始めましょうか……」
 ミランダはラスクの胸をはだけさせると、おもむろに乳首に吸い付く。
「あああぁぅっ!!」
 これにはラスクも驚いたのか、ビクゥッ!!全身を緊張させる。
 もっとも、ミランダの軟らかい唇と優しく愛撫する舌とがその緊張を解きほぐしていくのだが。
 ラスクはしばらく乳首を吸われた後、反対側の乳首も同様に吸われ、興奮から既に股間のモノが硬く立っていた。
「はぁ…はぁ…」
「乳首を吸われただけでもうこんなになっちゃったのね……よいしょっと…」
 ミランダは四つんばいの体勢から立ち上がり、ラスクのズボンをモノが飛び出る程度に下ろす。
 そうしたら、次は自らの胸をはだけさせ、自慢の乳房をラスクの目の前に晒した。
 服の上からでも分かるほどのミランダの乳房は、ラスクの予想を一回りほど上回っていた。
「大きいでしょ?これを維持するのって結構大変なのよねぇ…さてと……」
 まだ荒い息をしているラスクのモノを自慢の乳房で挟むと、唾液をたらしてゆっくりと揉み始める。
 ピチャ…ピチャ…ペチャ…
 一回揉まれる毎にすさまじい快感がラスクを襲う。全生徒の憧れであったミランダの乳房は想像以上に軟らかい物だった。
「あぁ…ああ…あぁぁっ…」
493271:2005/08/24(水) 14:09:19 ID:Bkr63oiz
 次第に、ミランダは舌を使ってラスクの亀頭を愛撫し始める。これがまたすさまじい快感をラスクにもたらしていく。
「せ、先生……そろ、そろ…限界…ですっ!?」
「わかったわ……私のお口の中に…ね?」
 乳房を離し、ミランダはラスクのモノを一気にくわえ込む。
「ああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
 これが止めとなり、ラスクは絶頂を向かえ、その証たる精液をミランダの口の中へ注ぎ込む。
 ミランダはその精液を全て飲み干し、残りカスさえも吸い尽くすと口からモノを離す。
「はぁ……はぁ……」
「ふぅ……どう?気持ちよかった?」
「は……はぃ…と、とてもよかった…です……」
 荒い息を吐きつつ、答えるラスク。
「どう?このまま本番まで行って見る?」
 上目遣いに話しかけてくるミランダ。その仕草から一瞬フラっと行くが思いとどまって。
「い…いや……これ以上……は…もう結構…です……」
「あらそう?それならしょうがないわね……それじゃ、服を整えたら部屋まで送ってあげるわ。」
 そう言われ服を整え始めるラスク。ミランダもはだけさせた部分を元に戻す。
 ラスクが服を整えたのを確認し、キーを使ってカイルの部屋の前まで転移する。
494271:2005/08/24(水) 14:10:21 ID:Bkr63oiz
 夜遅くなった事もあって廊下は暗く、廊下を出歩いているのは見た限りでは誰も居ない。
 ラスクはカイルの部屋の扉をノックするが、返事は無い。恐らくリディアの所にでも行ったのだろう。
 部屋に戻って、今日の出来事を思い出しながらゆっくりと床につくラスク。
 翌日、勉強した内容をすっかり忘れた上に勉強道具をカイルの部屋に忘れたラスクが最下位に成績が落ちた事は……また別のお話。

 ……続く?
495271:2005/08/24(水) 14:13:13 ID:Bkr63oiz
以上です

……これを書きながらミランダ先生のエロさに書いてる本人が悶絶しかけたのは非常に内緒です(何

>>487
>>207じゃなくて>>27でわ?
とりあえず、こう言った事は転載された作者が言うのが一番効果が出ます
もし自分の作品が転載された際は協力しますね
496207:2005/08/24(水) 14:34:39 ID:Duszd8Zl
>>495
いえ、207です。
ルキアxシャロンSSとして転載されている者です。
497271:2005/08/24(水) 14:42:43 ID:Bkr63oiz
>>496
それは失礼しました^^;
……考えてみればどちらにせよ先輩作家な訳で、大変失礼しましたorz
自分の作品が転載される事はなかろうと思いつつ、協力できる点は協力しますのでよろしくお願いします
498おうか:2005/08/24(水) 15:16:48 ID:x/lEJbWd
 >>271氏 
 GJですよ!自分のなんかよりずっと素晴らしいです。
 登場人物の関係性には脱帽ですよ。
 ミランダ先生、妖しくて素敵ですw
499名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 18:02:09 ID:9NoSdoaY
>>472 えっ!?あれ盗作(と、断言するのは失礼かな?)だったの!?
てっきり本人が自分のサイトにも置いているものだと思ってた。

と、こ、ろ、で、
おうか氏、>>271氏。グッジョブでした!
皆ー集まってー。良作を投下してくれる、おうか氏と>>271氏を胴上げするよー!
ワッショイ!ワッショイ!
500名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 18:15:09 ID:9NoSdoaY
今、>>472にあるサイト見てきたが・・・。うん・・・。その・・・。
あの書き込み(2chで〜のヤツ)に対して管理人が謝ってくれれば良いのですが・・・。

あと、>>499の書き込みに追加。
感謝の意を込めて胴上げするよー!に変更です。
501名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 18:25:31 ID:9NoSdoaY
連投で申し訳ない。
アロエ×レオンを書いた>>12氏・・・でしたっけ?
質問なのですが、貴方は自分のホームページを持っていますか?
もし、持っていたら自分のホームページに、アロエ×レオンのSS。
つまり、ここで投下した内容と全く同じSSを置いていますか?
もし、ホームページを持っていない。SSは置いていないとしたら、
ひとつ、気になるサイトがあるのですよ。大分、前に見たので見失ってしまいましたが・・・。
因みに、>>472にあるサイトと全く違うサイトです。
502271:2005/08/24(水) 23:18:17 ID:Bkr63oiz
>>499
とりあえず、胴上げするのなら俺やおうか氏以外にも、ここに作品を投下した全員にしてくだせぇ
むしろ、俺はしがないヘボ作家なもんで自己満足の域を超えないので胴上げする方に回ろうと(何
503おうか:2005/08/24(水) 23:37:07 ID:x/lEJbWd
盗作が気になりますね。。こんなことがこれからもなければいいんだけど…。
胴上げなんて自分には全く勿体ないです。。

今タイガを誰と組ませるか悩んでるんですが…。シャロンとユリ、どちらがいいですかねぇ?
やっぱりユリかなぁ…。
504名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 00:12:21 ID:4dFit5bP
>>おうか氏
ユリでお願いします!
505名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 00:21:31 ID:GDzW3LS+
>>おうか氏
やっぱユリですかね。転校生繋がりってことで。
506おうか:2005/08/25(木) 00:55:52 ID:dZHfBsds
 そうですね、やはりユリでいきましょう。
 …そうしたらシャロンはサンダースとなってしまう流れorz
 シャロン個人的に結構好きなのになぁ。。(サンダースが嫌な自分w
 …フランシスにするかな。結構よさ気な…
507名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 01:33:54 ID:rdI1Ik0W
フランシス×シャロン!
(・∀・)イイ!
508名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 20:40:53 ID:iABARYhx
>>502 すみません。他にもSSを投下してくださった方々を忘れていました。
それと、自分にもっと自信を持ってください。あ、そうだ。1000いったら
皆で、SSを投下してくださった方達を胴上げしましょう。

>>おうか氏 タイガ×ユリを期待してます。
509名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 22:38:11 ID:u1jtzzRA
ご無沙汰していてアレですけど、当方12でございます。
>>501に書かれたレスについてですが、私は自分のHPは持って
おりません。別人と思われます。

レオン×ルキアのSS、肝心な所でストップ中…。
いや、私の本業が文章書きなんで、締め切りがヤヴァイのですよ。
ここ三ヶ月は修羅場・修羅場・修羅場。
完成は来月まで無理っぽいです…。
ちなみに内容は、「目の前でイチャついて許せない…」とマラリヤに
媚薬を盛られたレオンとルキアが、放課後の教室でえっちするという
話なんですが。
「すでにつきあってて初体験は通過済み」な俺様設定を入れているので、
えろえろ度はレオン×アロエの時より(たぶん)大幅に上昇しております。
510名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 22:45:01 ID:u1jtzzRA
あと、他の皆さんのSS、すごく楽しんで読んでおります。
私も負けないように頑張らねば…。
511343:2005/08/26(金) 00:09:17 ID:uP4MHr9E
>>12
本業が物書きさんですかぁ。
自分も物書き志望で現在とある企画に参戦中なのですが思うように筆が進まず・・・
ついつい息抜きでQMAのエロSSなどを妄想するのが最近の楽しみになってきてます(´・ω・`)

どうでもいいですけどこの間初めて非エロな(笑)SSを妄想してみました。
意外と普通のSSも書けたのか自分とちょっと驚きです。
512おうか:2005/08/26(金) 01:18:06 ID:Td5+iBbt
 >>12氏
 初めましてです。盗作の方、心中お察し致します。
 
 次のSSはレオン×ルキアですか… 楽しみですw
 期待しています。
 これからもどうぞよろしくです。
513271:2005/08/26(金) 01:30:02 ID:ZDoMFnKi
>>12
本業の方が読んでらっしゃった〜orz
恥ずかしい文章でごめんなさいとっとと吊って来ます
つぅかそうか、それで41レス分もの大作SSを苦もなく書けたのか!!(過言

……と、一通り暴走したところで(何
盗作に関しては、スレ住民(なって間もないが)としては恥ずかしい限りですな
作者と盗作者できっちり話をつけるのがベストですが、いざとなったら協力します

>>12氏もそうですが、自分は皆さんの新作を楽しみに待っています
……や、もちろん自分も書きますよ?今後の展開はさっぱりだけども(ぇ
514サンダース×アロエ←カイル:2005/08/26(金) 16:12:09 ID:EwsGKQaI
やっとODN規制解けたー。ので、投下。
>459の続きです。
515サンダース×アロエ←カイル:2005/08/26(金) 16:13:24 ID:EwsGKQaI
勢いに任せて部屋を飛び出してしまったアロエが、いまだ赤く痕の残る頬のまま男子寮の廊下を駆け足で走りぬける。
「……お兄ちゃんの馬鹿馬鹿馬鹿っ!」
言いつつ俯きながら疾走していた彼女は、曲がり角の向こう側に突如現れた人影に気づくことができなかった。
急いで立ち止まろうとしたときには既に遅く、思い切り相手にぶつかってしまう。
ばさばさっと激しい音がして、廊下に何冊もの分厚い教科書が散乱する。
本の山を運んでいた当人は、散らばるそれらを微塵も気にせずに、焦った様子でアロエの前に手を伸ばした。
「すみません! 大丈夫でしたか?」
ぺたんと尻餅をついてしまったアロエがその声に見上げれば、そこに立っていたのは自室に戻る途中のカイルだった。
彼の腕を素直に掴んで立ち上がると、アロエは頭を大きく下げて謝る。
「ごめんなさい!」
「いえ。僕も前を見ていなかったですから」
優しげにそう言ったカイルがアロエの顔に視線を移し、うっすらと腫れた頬に気づいて一瞬言葉を失う。
「……ほっぺた、どうかしましたか?」
「う、うん、なんでもないよ。ちょっと転んじゃっただけ……」
明らかにでまかせだと分かるその言葉に、カイルがはぁと溜息を吐いて頭を振る。
「僕の部屋来てください。手当てしますから」
「え、でも……」
「いいから」
落とした本をかき集めて無理やり片手に抱えると、カイルは空いた右腕で少女の手を掴んでてくてくと歩き出す。
その手に半ば引きずられるような体勢で、アロエは彼の部屋まで連れて行かれた。
「今、少し散らかってまして……。ベッドに座っててもらえますか」
「うん」
そう言われてベッドの端に腰を下ろしたアロエに、カイルが真剣な口調で尋ねる。
「それ、本当はどうしたんです」
「これは……」
事実を言うのが憚われてつい口を濁してしまうアロエに、しかしカイルは重ねて理由を問う。
「まさか、サンダースにやられたんですか」
「う、うん……」
咎めるような口調で訳を訊かれて、嘘を吐く事のできないアロエは正直にそう告白してしまう。
それを聞いたカイルは苦々しげに顔をしかめて嘆息すると、彼女の両肩に力強く腕をかけた。
ずしりとした重みとともに、真摯な二つの瞳がアロエをまっすぐに捕らえる。
516サンダース×アロエ←カイル:2005/08/26(金) 16:14:03 ID:EwsGKQaI
「何があったんです? 何なら、僕から彼に言ってあげますから」
「ううん、アロエがいけないの。サンダースお兄ちゃんは悪くないから……」
しばしの逡巡の後、それでもきっぱりと言い切った彼女に対し、カイルが僅かに顔を曇らせる。
自分を傷つけた筈の相手を悪くないと言う少女が、なんだか妙に癇に障った。
「……どうしてあいつを庇うんです」
どこか虚ろな瞳でそう呟いたカイルに、アロエが不審そうに小首をかしげる。
人を疑うことを知らない少女は、この時点でもまだ友人の顔をよぎった暗い影に気づかない。
けれど、最早眼前の青年はいつもの気のよい彼ではなかった。
「僕じゃ駄目なんですか」
「カイル……お兄ちゃん?」
「僕は、ずっと貴方が好きでした。入学したときから、ずっとずっと貴方だけを見ていました。
なのに、貴方は途中から転校してきた彼といつのまにか付き合い始めて……」
長い間、ただの友人とばかり思っていたカイルに突然告白されて、アロエはうろたえるしかない。
戸惑う彼女を横目に、カイルは胸に秘めていた想いを初めて本人の前に晒した。
「……僕だったら、決して貴方を傷つけたりしません。ねぇ、僕じゃ駄目ですか……」
肩にかかる力が強められる。指が食い込むほどの強さで押さえつけられた少女は、けれど自身が思うままを告げた。
「ごめんね。カイルお兄ちゃんは、アロエの『お兄ちゃん』なの。大好きだけど、そう言う『好き』じゃないよ」
「アロエさん……?」
「アロエは、やっぱりサンダースお兄ちゃんじゃなきゃ駄目なんだ。怖そうに見えるけど、ほんとは優しいんだよ」
へへっと頭に手を当てて笑いながらのろけるアロエに、カイルが呆然とした表情を作る。
彼女が自分に抱いていたのが、ただの親愛の情であることに。
所詮自分はアロエにとって『いいお兄ちゃん』でしかないという現実に、頭が破裂しそうな悲しみを感じる。
「……どうしてなんです。いつも『好き』って言ってくれたじゃないですか。僕のこと、『好き』だって……」
生気の見えない目つきでぶつぶつと呟くカイル。その異様さに、ようやくアロエが気づいたときには既に全てが遅すぎた。
「貴方が好きなんです……」
アロエの小さな身体をベッドに押し倒すと、カイルは素早い手つきで彼女の両手を頭の上にまとめ上げた。
胸のタイをしゅるりと引き抜いて、二本の手首をベッドの柱に器用に縛り付けてしまう。
かちゃりと音を立てて眼鏡を取ったその瞳は、鬼畜な色に支配されていた。
「やめて、やめてよお兄ちゃん」
「はっ、……どうせもうとっくに彼にやらせてるんでしょう?」
517サンダース×アロエ←カイル:2005/08/26(金) 16:14:57 ID:EwsGKQaI
じたばたともがいて暴れる彼女には構わず、どこか諦めにも似た口ぶりでそう言うと、カイルはアロエの制服を力任せに真ん中から破り裂いた。
その下に隠れていた色気のない白い下着に、けれど陵辱者はひどく興奮した面持ちで指をかける。
ゆっくりとずらされたそこから小ぶりな胸のふくらみを暴かれて、アロエが両目をびくんと見開かせる。
「だ、だめ……」
「怖がらなくてもいいんですよ」
子供と変わらない板のような胸に目を細めると、カイルは広げた両手でやわやわと揉み抱く。
柔らかいその感触にカイルが嬉しそうに顔を綻ばせる一方で、アロエは恐怖に身を固くすくめている。
がちがちに固まった彼女に気づいたカイルは、彼女を乱れさせようと責めを与える箇所を変更した。
「あっ……!」
「ここ、感じるんですね」
胸の突起をそっと摘まれて、思わず声を漏らしてしまう。
その反応に気をよくしたのか、カイルはそちらを重点的に責め始めた。
固く尖った爪の先でぐりぐりと押しつぶされると、痛みと共にどうにもならない快感が全身を駆け巡る。
「……ひ、ゃあっ、あっ!」
びくびくと痙攣しながら漏れてしまう嬌声が恥ずかしくてたまらない。
口を塞ごうにも、括られた両腕は自由に動かすことすらままならない状態だ。
「あっ……ふ、ぁあっ……ひゃんっ」
アロエの眦から熱い涙がぽたぽたと流れ落ちる様を満足そうに見つめながら、カイルがアロエの首筋に唇を近づける。
細く息を吹きかけられてぞくりと背中を総毛立たせた彼女に、彼は笑顔で囁いた。
「乳首がいいんですか? なら、もっとしてあげますよ」
そう言って胸元に顔を寄せると、カイルは突き出した舌先でぺろりと先ほどまで弄っていたそれを舐め上げた。
既にぷつんと勃ち上がっていたそこは、先刻以上の刺激にあっけなく快楽を感じてしまう。
「ひゃ、あ、それ……それ駄目ぇっ!」
甲高い叫びに余計劣情を煽られて、カイルは熱くぬめる舌にますます力を込める。
激しくねぶり、口腔全体で強く吸い上げると、舌の上の粒がびくびくと固さを増すのが分かった。
「あ……んっ、はぁっ……あっぁあ」
顔を真っ赤にするほどに羞恥を感じながらも、舌が上下すると声を抑えきれない。
それでも何とか息を整えて、頭上に覆いかぶさるカイルに声を張り上げて願う。
「お、にいちゃ……もうやめ……っ! ……アロエ、こんなのいやぁ……」
涙目で嘆願する少女に対し、カイルはひどく幸せそうに微笑んで口を開く。
彼のその笑顔はいつもの温和なそれと紙一重なのに、どこかが完璧にずれてしまっていた。
518サンダース×アロエ←カイル:2005/08/26(金) 16:16:06 ID:EwsGKQaI
「駄目ですよ。だって僕、今更やめられないですから」
そう言って自身のズボンを下ろすと、カイルはそこから雄雄しく猛った性器を曝け出させた。
「ほら、アロエさんの可愛いところを見てこんなになっちゃいました。だから、もう途中じゃやめられません」
「おにいちゃん……」
愕然とするアロエに、カイルはにっこりと笑みを浮かべて残酷な言葉を吐く。
「それに、貴方だってこんなに気持ちよさそうじゃないですか」
言いながら、指先を足の間へと侵入させる。
下着を剥ぎ取って、胸への責め苦で既にとろとろに愛液を漏らしていたそこをさわりと撫でる。
びっしょりと濡れたそこは、カイルの言葉を確かに肯定してしまっていた。
「ほら、すっごくぬるぬるしてますよ。気持ちよかった証拠でしょう」
絡めとったぬめりをわざと顔の前に見せ付けられて、耐え切れなくなったアロエが思わず目を閉じる。
その瞳を無理にこじ開けることはせずに、カイルは濡れたそこを舌で弄び始めた。
ぬちゃぬちゃと音を立てながら鋭敏な突起に吸い付くと、身体の下のアロエが我慢できずにすすり泣く。
「……ぁっ、やぁ……やぁああっっ!」
部屋全体にこだまする一段大きい喘ぎ声に、ここがアロエのもっとも弱い所なのだと分かる。
包皮から姿を覗かせたそれを尖らせた舌先でチロチロと嘗め回すと、嬌声とともに苦しそうな短い息を吐いた。
「ひ、あ、ぁあっ」
ピンピンと指で弾いてから二本の指できゅっとひねり上げて、思い切りサディスティックに爪を立てる。
そのままがしがしと擦り立ててやると、アロエは全身を跳ね上げる様に痙攣させた。
「そろそろイっちゃますかね」
もう一度強く舌を押し付けて容赦なく愛撫する。
軟体動物のような舌がぬめぬめと上下左右に激しく動き、アロエのそこを蹂躙した。
その眩暈がするほどの快感に、アロエは自我を失って泣き叫ぶ。
「――あ、や、ぁぁあっつん!」
その絶叫と共にぱたりとベッドに伏せて気絶してしまった彼女の身体を、カイルがそっと抱き起こす。
その手つきはまるで王女を抱きかかえた従者のように優しく、見つめる眼差しもひどく切ないものだった。
「……許しては、貰えないですよね」
その瞬間、彼はいつもの優しい青年に戻ったようだった。
聞く相手のいない呟きは、腕の中の少女への愛情のみに満ち溢れている。
519サンダース×アロエ←カイル:2005/08/26(金) 16:16:43 ID:EwsGKQaI
「僕は最低だ」
カイル本人も、自分の行為の愚かさくらい存分に分かっていた。
けれど、最早どうしようもなかった。

サンダースを、大切な親友だと思っていた。
愛想なしでくそ真面目で、苛立つくらいに何に対しても一途で。
そんな彼を尊敬する傍ら、けれど同時にひどく憎んでもいた。

彼が転校してくるまで、アカデミーの成績は自分がトップだった。
賢者になるため、一回でも多く勝ち抜くために、日々勉強を怠ったことはなかった。
でも、彼が来てから全てが変わった。
彼は自分に、努力ではどうにもならない才能の差を思い知らせてくれたのだ。
全てのジャンルにおいて彼の知識は自分の数段上を行っていて、何度戦ってもとても敵いはしなかった。
だからカイルは彼への嫉妬を、唯一彼に勝てるだろう分野に対する優越感で塗り隠していた。
――それは恋愛。
不器用で無愛想な彼に意中の相手を振り向かせられるはずなどない。
カイルは勝手にそう確信していた。

だからこそ、またもや自分から大切なものを勝ち取った彼が、憎くて憎くて仕方なかった。
彼が転校してくるまで誰よりも自分に懐いてくれていた、一人の少女を奪い取った彼が。

「……んっ」
長い睫を震わせて目を開いたアロエが、眼前のカイルにびくりと肩を強張らせる。
彼女がしっかり目を覚ましたのを見計らって、カイルが頭上から声をかける。
「おはよう、アロエさん」
「あ……」
がたがたと震えるアロエに、カイルは優しい瞳のまま不思議そうに尋ねる。
「どうしたんです? いつもみたいにおはようって言ってくれないんですか?」
その表面だけ見ればひどく温かな笑顔に、アロエが表情を凍らせる。
目をそらせたまま沈黙を続ける彼女へ、カイルはとても悲しそうに言った。
「僕には挨拶もしたくないんですね。前はお兄ちゃんお兄ちゃんってうるさいくらい纏わりついてくれたのに」
520サンダース×アロエ←カイル:2005/08/26(金) 16:17:29 ID:EwsGKQaI
暗い瞳で呟いて、アロエの両足をおもむろにがばりと左右に開かせる。
まだろくに陰毛も生え揃っていないつるりとしたそこを愛しげに見つめて、既に大きく勃起した自身の性器と見比べる。
そこに彼の人並み以上な大きさのものが入るとは到底思えなかったが、深くは考えなかった。
「や……お兄ちゃん、見ないで……」
最も恥ずかしい所を視姦されているのに耐えられず、アロエがいやいやと首を横にする。
嫌がる仕種が逆に男を興奮させてしまうことを、幼い彼女は知らないのだろう。
「ほら、くちゅくちゅいってる」
伸ばした人差し指を秘所にそっと差し込んで、中を思い切り掻き回す。
ぐちゅぐちゅと嫌らしい音を立たせながら、痛みに顔を歪めるアロエの表情をつぶさに観察する。
「あっ……おっ、にいちゃ……」
震える声で拒絶する彼女をもっと痛めつけたくなって、カイルはそっと中に入れる指の数を増やす。
二本の指でぎちぎちと目いっぱい押し開かれたそこは、カイルのそれを痛いほどに締め付けてきた。
その感触をもっと別のもので感じたくなって乱暴に指を引き抜くと、十二分に濡れた入り口に男性器をぎゅっと押し当てる。
見せ付けるようにゆっくりと、彼女の中へそれを挿入していく。
「っ……ひ、ぁーっ!」
小さい身体には、やはり先端だけ入れるのが精一杯だ。
それでも、きゅぅきゅぅとカリ首を締め付けられる感覚は眩暈がするほどに気持ちよかった。
無理やりにでももっと奥まで征服したい欲求に駆られて腰を進めようとしたカイルが、ふとあることに気づいて表情を変える。
「……まさか、初めて……なんですか」
怯えた目でこくりと頭を縦に振るアロエに、カイルが呆気にとられたように目を見開く。
その表情は、だが徐々に心底嬉しそうなものへと変化していく。
「……へぇ」
くすくすと声を上げて笑うと、カイルはアロエをベッドに深く押さえ込み、いきなり下半身に力を込めた。
熱い楔がずぷずぷと卑猥な音を立ててアロエの体内に押し込まれていく。
「ぁっ、……いたっ……い、たい……っ」
内壁を抉られる初めての感触にアロエが髪を振り乱して叫ぶ一方、カイルは一人虚空へ向けて言葉を放つ。
「やっと……やっと勝てたんだ。それも、彼が一番負けたくないだろうことで」
ははっと乾いた笑いを響かせながら、乱暴にアロエの中へ太い幹を根元までねじ入れる。
最奥まで犯しきったことに満足しつつ激しい出し入れを繰り返し行うと、アロエは身体を弓なりに反らせて苦しそうに呻いた。
「あっ……ぁっ、や、やぁっ……」
521サンダース×アロエ←カイル:2005/08/26(金) 16:18:13 ID:EwsGKQaI
一物が往復するたびに、高い声で淫らに啼くアロエ。
涙のこぼれた彼女の瞳にもう生気はなく、まるで上等の人形のようだ。
そんな少女の身体を、カイルは本能のままに突き上げる。
その動きには相手を労わる心などなく、自分が射精することしか考えていないものだった。
腰を回転させ側壁に沿ってぐるりと円を描くと、中の襞がうねうねと吸い付いてくる。
その感覚を貪欲にむさぼろうと、カイルはひたすらに腰を前後左右に動かした。
そうしていると、カイルの先走りとアロエの粘液とでぐちゃぐちゃに濡れたそこは、豊富な潤滑液のためか次第に抽挿をスムーズにしていく。
ぐんぐんと突き動かす衝撃はいまだ少女には強すぎるらしいが、始めよりも格段に楽になっているようだ。
その証拠に、アロエの嬌声は痛みよりも快感を叫び始めていた。
「……ふ、ぁっ、んんっ」
奥の感じるポイントを突かれて、思わず快楽に身体を震わせる。
そこをカイルが激しく責めてやると、アロエはぽたぽたと涙を落としながら喘いだ。
「はっ……ん……いや……」
「嫌じゃないでしょう?」
言って、カイルはさらに腰の動きを強める。
肩を掴んで一層強烈に揺り動かすと、ごぷっと白い粘液が少女の中に飛び散り、どくどくと奥へ注がれていった。
「ぁ……やぁっー……!」
叫びとともに、アロエは中に注入される感触の気色悪さと精神的なショックとで再び気絶してしまった。
倒れた彼女をそのままに気だるげに立ち上がると、カイルは掠れる声で呪文を唱える。
それは、アカデミー生なら誰でも使えるような、ごく初歩的な通信の魔法だった。
一瞬遅れて、室内にカイルのものではない低い声が響く。
「……何だ?」
妙に気落ちしているような相手の声音にはやる心を抑え、ポーカーフェイスを崩さずに話しかける。
「あぁ、サンダース? 実はちょっと見せたいものがあるんですよ。僕の部屋に、来てもらえませんか」
「今でなければ駄目か」
「ええ。できるだけ早いほうがいいんですが」
「……分かった」
サンダースが面倒そうにそう言って通信を切った数分後、カイルの部屋の扉がこんこんと丁寧にノックされた。
その音に、内側からカイルが抑揚のない声で返事をする。
「どうぞ。開いてますよ」
「ああ、邪魔す……」
522サンダース×アロエ←カイル:2005/08/26(金) 16:18:51 ID:EwsGKQaI
ドアを開けて室内に踏み入れようとしたサンダースが、言いかけた言葉を途中で切らした。
そこにある光景に目を見開いて、カイルへ尋ねる。
「……何を、している?」
「見れば分かるでしょう、SEXですよ。それとも、こんなときまでクイズのつもりですか?」
その問いに、カイルはへらへらと笑いながら、ぐったりと倒れたままのアロエの身体を嫌らしい手つきで撫で回した。
制服が無残に引き裂かれ、ベッドの端に縛り付けられたその身体は正視に堪えかねた。
「ア、ロエ……?」
名を呼んでも起きる気配すら見せない彼女の姿に、サンダースへ絶望の波がゆっくりと押し寄せてくる。
その苦悶に満ちた表情を楽しそうに眺めながら、カイルが露わになったアロエの胸を見せ付けるように揉みしだく。
発達しきっていない薄い胸が上下に揺れるたびに、意識のないはずの口元から熱っぽい吐息が漏れる。
ひどく扇情的な、けれど多分に現実離れした光景に、サンダースは理解が追いつかない。
しかし、次にカイルが口にした言葉が耳に届いた瞬間、全身から血の気が引いていくのが分かった。
「すみませんねぇ。貴方があんまりもたもたしてるから、アロエの初めて、僕が貰っちゃいました」
「……何、を……」
級友のその言葉に、信じられないと言いたげな顔のサンダース。
だが悪夢のようなその台詞は、気を失ったアロエの周囲に広がる血液交じりの白濁液を見れば疑いようのない事実だった。
「――殺す! 殺してやる!」
叫んだサンダースが、カイルの元へと突進する。
先刻割れた拳はまだ痛々しさを保っていたが、そんなことを気にする彼ではない。
頭の中を占める思いは、ただ目の前の男を死ぬまで殴り続けることそれのみだった。
しかし、近づいたサンダースに対しカイルは逃げることすらしなかった。
彼は、自分の絶対的な優位を確信した顔でサンダースに向けて宣言する。
「どうぞお好きに。まぁ、僕をどうしようが、起こってしまったことは変えられないんですがね」
「貴っ様ぁああっ!」
怒りに任せた渾身の一撃をカイルの頬にぶつけると、相手は派手な音を立てて床に転がった。
カイルがそのまま立ち上がろうとしないのを確認すると、サンダースはアロエの身体をそっと抱え上げる。
自分の制服を脱いで彼女に被せると、起こさないよう慎重に自室へと連れ帰る。
目を覚まさない彼女をベッドに寝かせて、自分はその脇に腰を落とす。

何も信じたくなかった。
全て夢ならいいと思った。
けれど目の前にあるのは紛れもない現実で、
――サンダースは一人、声を押し殺して、泣いた。

523サンダース×アロエ←カイル:2005/08/26(金) 16:19:37 ID:EwsGKQaI
止め処なく瞳から流れる涙が頬を伝って落ち、足元の床に小さな水溜りを形作る。
「……っ、私が……私の責任だ……」
空ろな瞳で呟く彼の言葉を遮ったのは、傍らで眠っていたはずの少女だった。
自分の声で起こしてしまったのかと顔を曇らせたサンダースに、しかしアロエはいつも通りの屈託のない笑みで問いかける。
「お兄ちゃん、どうしたの?」
「アロエ……!?」
その無邪気な表情に、尋ねられたサンダースのほうが戸惑ってしまう。
恐る恐る名を呼び返すも、アロエは不可思議そうな顔をするだけだ。
驚きに駆られるサンダースの心中など知らぬアロエは、彼の目元に残る濡れた跡を見つけ、心配げな顔で訊いた。
「もしかして泣いてたの? 何かあった?」
「いや、私はなんでもない」
鉄の精神で無表情を通すサンダースに、アロエがそれならよかったと言わんばかりにほっとした顔をする。
その安堵しきった表情があまりに痛々しくて、サンダースは再び胸を苦しめた。

――先ほどのことを覚えていないのか!?
むしろそうであってくれと願うサンダースの思惑は、だがすぐさま崩れ落ちた。

「なんか、お腹痛い……」
ベッドから起き上がろうとしたアロエが、下腹部を襲う鈍痛に思わず顔を歪める。
そこに手を当てようとして初めて、アロエは素肌の上からサンダースの上着を羽織っただけという己の格好に不思議そうに首を捻った。
「あれっ? アロエ、どうして自分のお洋服、着て、な……」
途端、アロエの表情ががらりと一変した。何かに怯えるように瞳を限界まで見開いて、びくりと全身を震わせる。
その変化にサンダースがはっとした時には、彼女はもう全てを思い出してしまっていた。
夜中に幽霊を怖がる子供のような顔でサンダースを見上げ、その制服にひっしと取りすがる。
「サンダースお兄ちゃん……」
身体を強張らせて自分の上着にしがみ付く彼女の背中に、サンダースはそっと両腕を回した。
その刺激に、小さな身体がびくんと揺れる。
「カイルお兄ちゃんに……お部屋に行こうって言われて……。それで、それでアロエ、ついて行って……」
焦点の合わない瞳のままどこか遠くを見つめて言葉を放つアロエを、サンダースがぎゅっと抱きしめる。
腕の中の身体はあまりに脆く、ほんの少し力を込めればそのままくず折れてしまいそうだった。
「何も言わなくてよい。思い出さなくてよい。今は、ただ休め」
「あっ……っ……あぁっ……」
その言葉を契機に、アロエの両目から大粒の涙が零れ落ちる。冷たい滴がサンダースの肩をぽたりと打った。
「こわかった、こわかったよぉ……」
大声でそう泣き叫ぶアロエの髪をそっと梳くと、サンダースは彼女の肩を固く抱いた。
もう二度とこの手から離さないと誓うように、固く固く抱いた。
524サンダース×アロエ←カイル:2005/08/26(金) 16:22:03 ID:EwsGKQaI
えーと、とりあえず全てのカイルファンとアロエファンの方には土下座。
ごめんなさい。結局陵辱スキーの血は抑え切れず……orz
つか、鬼畜とラブラブとつい両方書きたくなっちゃったので、
このあとエロパロ定番の慰めえっち入ります。

525名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 20:44:50 ID:2LmH+kGO
乙!
鬼畜なカイルがおいしすぎだよw
そしてアロエたんと先任軍曹カワイソス…
526名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 23:03:22 ID:L6os1GEs
514氏乙でござる。
サンダースファンもここに居りますぞw
しかし、カイルって何気にガタイがいいですよね…。

当方12ですが、343氏、おうか氏、271氏に他の皆さん、続きや新作を
楽しみにしております。
…非エロって言うと、私はギャグしか思いつかないですw
40万人突破CGネタで、「サンダースがフンドシ姿で仁王立ち」とか。
あるいは、「ヒョウ柄ビキニパンツで、鼻息荒く登場するタイガ」とか。

…ごめんなさいすいません、SS完成してからまた来ます。
それでは、たぶん一ヶ月後くらいに。
527おうか:2005/08/27(土) 00:50:38 ID:TUHZWQ/0
 >>514
 GJです。カイルの出現が意外な展開ですね。しかも怖い…
 アロエが少し可哀想でしたね…。この後の展開が楽しみです。
 …サンダースかっこいいなぁ。
 
 >>12
 公式のトップ絵が変わりましたよね。カイルいいガタイしてますよね。
 しかも眼鏡外した笑顔がナイスw
 それでは、次の作品を楽しみにお待ちします。
528名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 01:21:28 ID:Gwcenogx
アーケードでQMAやったことないやつですが(アルカディアでキャラやシステムだけ知ってる)
サンダースめっちゃ良い!(ノД`)惚れた…
529ロッテ:2005/08/27(土) 16:42:57 ID:vtcJVD+8
初めまして!!マジアカキャラ大好きなロッテと申します!!
いきなり来ておいて、感想なのですが…
サンダース×アロエ←カイルのお話素敵です!!惚れます!!
私、カイル好きなんですが鬼畜なんて全然想像もつかなかったので
『なるほど!!こういうのも良い!!』と心の中で叫びました!!
そしてなんとも切ない!!サンダースがへたれなのもツボです☆
サンダース!!アロエcを幸せにしてあげて!!
続きが楽しみですww引き続き、他の方のssも読ませていただきますww
530名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 22:52:07 ID:1CMcXFGu
>>526
つ【レオン@ブーメランパンツ装備と「ザ・ブーメランズ」結成】
531271改めニナイ:2005/08/28(日) 01:05:29 ID:rQFfJe7d
数字だとスレが移った時に面倒だろうから変更しておこうかと(いやまぁ数字から名前付けてはいるけど)

>>514
GJ……といいたいのですが
なんか読もうとするとこっちのカイルまで影響する予感がして途中で読むのを断念しましたorz
そんな訳でごめんなさいm(_ _)m

で、次書き始めたのですが……
……こっからどうやってエロ展開まで持ち込めるだろう?
と、下手すると非エロで終わりそうな予感がひしひしとする状況だったりします
そんな訳で、次のは期待しないでください

>>ロッテさん
とりあえず最初に一言、sageましょう^^;
え〜っと、自分以外の方のSSはどれも素晴らしいですよと宣伝してみます(何
自分のは本当にシチュばっかりでエロ描写が極端に少ない駄文ですから、期待しないで読んでくださいな
532名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 02:22:04 ID:FvIsCATR
極めてヘタレてるが、それでもイイという奇特な人がいたら投下させていただく
533名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 02:33:23 ID:abKN1Izy
全然オケ! 
ていうか、投下する前からヘたれてるなんて言っちゃ駄目だ。
自分に自信を持つんだyo
534名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 03:00:18 ID:FvIsCATR
>>533
おk。
ほとんどエロはないので予めご了承を。
携帯なんで遅いかもしれん。
あと無理矢理ネタなんで苦手な人注意。
535 ◆45F2dDWvlE :2005/08/28(日) 03:01:47 ID:FvIsCATR
アカデミーの一室
外は全てのモノが死に絶えたかのような静寂が広がっている
そんな中、暗闇に響く呻き声
声の主は幼い少女
少女、アロエは普段ならとっくに寝入っている時間だろう
そのアロエの歳相応の可愛らしい寝間着が乱れている

いや、乱されている…

腕を拘束されて、口にも何かかまされているアロエにできる精一杯の行動が「呻き声」
上着はすでにまくり上げられまだ成長途上の胸を晒している
そして秘部には幼いアロエには大きすぎる男の象徴が深々と突き刺さり血を流している

アロエに覆い被さっている男、レオンは無表情に苦悶の表情に涙を浮かべるアロエを見下ろしていた
536 ◆45F2dDWvlE :2005/08/28(日) 03:04:51 ID:FvIsCATR
アロエの抵抗が無くなってきたことを確認したレオンはアロエの華奢な足を掴み腰を動かし始める
「ぅんんッ!!」
端から愛撫も皆無の状態のアロエに強引に突き入れた為、僅かに動くだけでアロエに苦悩の表情が走る
「…ちッ!」
初めて表情を変えたレオンが小さく舌打ちするとそれまで以上に強引に腰を叩きつけていく
赤く腫れ上がり流血する秘部を醜い凶器で抉られる激痛にアロエはただ目を閉じたまま涙を流し続ける
「ぅ…くッ」
レオンがうめき、力強くアロエを最奥まで貫く
「んん〜!…んむぅ!」
性の知識は乏しいながらその意味を察したアロエが目を見開き体を捻って逃れようとするがなんの意味もなかった
レオンは苦しそうな表情のまま動きを止めアロエの体に煮えたぎる欲望をぶちまける
やがて全てを諦め動かなくなったアロエからレオンが自身を引き抜く
痛々しく傷つけられたそこからは少女の純血の証とレオンの欲望の塊が流れ出した

身なりを整えたレオンが哀れな人形の拘束を解くとその場を立ち去った
その時アロエは聞いた気がする

「ごめん」

と…
537 ◆45F2dDWvlE :2005/08/28(日) 03:06:23 ID:FvIsCATR
*
「それで、相談ってなぁに?」
誰に対してもフレンドリーな少女(?)が相対するレオンに笑顔で尋ねる

レオンがマロンに個人的な相談があると話を持ちかけたのは昨日のことだった
マロンの個室で椅子に座って向かい合う二人
「えっと…そ、相談というか…あの…マロン先生ッ!」
「どうしたの?そんなに大きな声で」
ガタン!と音を立てて立ち上がるレオン
「俺、先生が好きです!」
拳を握り締め、普段とは違う真剣な眼差しでマロンを見据えるレオン
対するマロンは「予選落ちだと思ってたらそれどころか一位突破を通告された」ような顔で呆気にとられていた
二人だけの空間に重苦しい静寂の時が流れる
部屋の外の喧噪はレオンの耳に届かない
その耳は愛しいマロンの言葉を捉える為だけに働き、その目は愛しいマロンの唇が発する次の言葉の為だけに光を映す
「ごめんなさい」
538 ◆45F2dDWvlE :2005/08/28(日) 03:07:50 ID:FvIsCATR
「……」
ストン、と静かに椅子に墜ちるレオン
「あのね、わたし、好きな子がいるの」
静かに落ち着いた口調でマロンが話し出す
「ホントはね、先生と生徒が、とか…こういうのいけないんだけど。レオンくんだけに言わせるのはずるいもんね」
俯いたままだったレオンが顔を上げて言う
「それでもいいから、俺は先生と一緒にいたい」
「…わたしは他に好きな子がいるんだよ?」
「俺は諦められない…可能性が0じゃないんでしょう?」
身を乗り出すレオン
「…じゃあ、わたしのお願い聞いてくれる?」
マロンが妖しく微笑んで言った
*
539 ◆45F2dDWvlE :2005/08/28(日) 03:09:01 ID:FvIsCATR
「おはようレオンくん、首尾はどう?」
「あぁ…言われた通りに」
どこか気の乗らないような雰囲気のレオン
「うんっ!良かった〜アロエちゃんは一番のライバルだったの」
それに反してマロンは喜色満面
「じゃあ、また後でねレオンくん」

マロンの「お願い」はずばりマロンの好きな相手であるラスクの恋敵を陵辱すること
そんな「お願い」もレオンには何故かどうしても断れなかったのだった
レオンは「あの」後からずっと自己嫌悪と罪悪感に苛まされ続けていた
マロンはそんなレオンの背中をこの上なく楽しそうな顔で見送るのだった
540 ◆45F2dDWvlE :2005/08/28(日) 03:11:10 ID:FvIsCATR
「先生お待たせ〜」
緑髪の少年が勢いよくマロンの部屋に現れる
「あ、ラスクくんいらっしゃい〜例の件どうだった?」
「ダメだよダメ。ぜ〜んぜんダメ。一応やることはやったみたいだけど」
マロンが用意していたケーキと紅茶をラスクに勧める
出されたケーキにがっつきながらノンストップで喋り続けるラクス
「レオン兄ちゃんったらギリギリまで自分でしてからアロエちゃんに入れてそのまますぐ出しちゃってたんだよぉ?もっと痛めつけないと面白くないよねぇ?あ、これがその映像ね」
「そうね〜…コレは後で見させて貰うとして…次はもっと楽しませて貰わないといけないわよね」
541 ◆45F2dDWvlE :2005/08/28(日) 03:12:43 ID:FvIsCATR
「それにしてもこの薬の効き目、凄いね。アロエちゃんに少し使っただけで突然優しくなるし。う〜ん…優しくっていうか…」そこまで言うとラスクは紅茶を飲み干す
「一言でいうと惚れたのよ。惚れ薬っていうのも使い方次第よね」
ラスクが紅茶を口にしている間にマロンが説明する
「惚れ薬って本当にあるんだなぁ…で、今度は誰を僕に惚れさせればいいの?」
「そうねぇ…誰にしようかしら…」
二人は満面の笑みで次の獲物と計画について話し合うのだった
542 ◆45F2dDWvlE :2005/08/28(日) 03:18:06 ID:FvIsCATR
とりあえず今回はこれまで。
序章ということでうpしてみて反応見てから続き作ろうと思ってたが、フリの部分にしては無駄に長いから無理矢理エロを付けちゃいました

ごめん…読み直してて自分の才能の無さにorz
お目汚しスイマセンでした

ここまで読んでくれた奇特な人は好きなだけ罵倒してくれ。それを糧に精進します

脳内でシャロンの続き妄想中(;´д`)
543343:2005/08/28(日) 03:21:51 ID:e1ElG7Wf
>>542
GJ!
リアルタイムで遭遇してワクワクテカテカしながらリロードしてましたよ(*´▽`*)
544 ◆45F2dDWvlE :2005/08/28(日) 03:27:24 ID:FvIsCATR
(´-`).。oO(GJって言われると嬉しいですな)

実は生まれて初めてのSS投下で緊張してました。

当方、理系の大学生なんで文章はあまり強くないんで改善すべき点とか挙げてくれると嬉しい。
545ニナイ:2005/08/28(日) 09:52:04 ID:rQFfJe7d
>>544
な、仲間が!!
自分も理系の大学生だったりします
でもってエロSSでエロが少ない点でも……orz
とりあえずGJ、鬼畜はちょい苦手ですけどすんなりと読めてよかったです
携帯からの投下も御疲れ様です
546 ◆45F2dDWvlE :2005/08/28(日) 14:01:08 ID:FvIsCATR
度々カキコしてスイマセン。
見せられる程度の続編が書けたらまたうpさせてもらうかも…

今回はあえて主人公の感情などを描かず客観的に書いてみました。
それによって後半部分を読んでから前半を読み直すとちょっと見方が変わってくる……という小賢しい真似をしてます。
が、読み直すとやっぱり淡白過ぎるような気が。まだまだ未熟です。

しかし、マロンの腹黒さもレオンの心情ももう明らかになってるので次回は(書くことがあれば)その辺りも書いてみたいと思っております。というか、もはやエロ要素はあまり期待しない方が……

次回の希望シチュエーションとかありますか?
547名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 21:08:46 ID:OIJSpUHQ
サンダース×アロエ(>>515)の続きです。
また途中までですが。
548サンダース×アロエ:2005/08/28(日) 21:09:25 ID:OIJSpUHQ
紅葉のような手でサンダースを掴んでいたアロエが、彼の身体をきゅっと引き寄せて耳元にそっと囁く。
「お兄ちゃん」
「ん?」
「ごめんなさい……」
いきなり謝られて何がなんだか分からず面食らったサンダースに、彼女は言葉を続ける。
「アロエが悪いの。お兄ちゃんに言われたのに、男の人にべたべたしてたアロエが悪いの」
この状況で自身の状態以上に他者を気遣える人間がいることに、サンダースは愕然とした。
そして、それほどまでに心優しい少女を陵辱した相手とそれを防げなかった自分とが、心底憎らしく、また情けなかった。
「だから、ちゃんと謝るからアロエのこと嫌いにならないで。アロエのこと汚いって思わないで」
目に涙を潤ませて必死に哀願するアロエに、サンダースは一生懸命語りかける。
「お前が悪いわけないだろう。何を言っている」
「でも、アロエやっと分かったの。サンダースお兄ちゃんは、アロエのこと痛くしたくなくて言ってくれたんだよね。
なのに、アロエが……わがまま言って……」
少女の台詞は最後まで言い切れず、その途中でぐすぐすという嗚咽にかき消された。
再び泣き出してしまった彼女の顔があまりに辛そうで、サンダースは胸が締め付けられるような痛みを覚える。
「アロエ」
俯いた彼女に頭上から声をかけると、サンダースは顔を上げた彼女の目元に掌を近づけた。
伸ばした指先でそっと涙を拭って、未だ泣き顔のままのアロエをしっかと抱きしめる。
節くれ立った固い指を背中にそっと回し、眼前の少女に心からの思いを呟く。
「お前は何も悪くないし、どこも汚くなどない。自分を貶めるな」
「……本当? 本当にそう思う!?」
すがる様な目つきでそう問う彼女に、当然だと言いたげな表情でこくりと首を縦に振る。
それでもアロエは、どこか信じられなそうな顔で言葉を更に重ねる。
「サンダースお兄ちゃん。……だったら、して」
「何を……」
突然のアロエの台詞に対して声を失うサンダースに取り縋り、アロエは涙目で必死にお願いする。
それはまるで、捨てられるのを怖がる子猫のようだった。
「アロエのこと嫌いじゃないなら、汚いって思わないならして。アロエの全部、触られたとこ全部、お兄ちゃんに綺麗にしてほしいの」
「……っ」
じっと自分を見つめるアロエの視線が痛くて、思わずサンダースが無言で瞳を床へと反らす。
室内に訪れた沈黙を先に破ったのは、不器用な男が苦悶しながら放った一言だった。
549サンダース×アロエ:2005/08/28(日) 21:10:00 ID:OIJSpUHQ
「……いいのか」
「うん」
その言葉にアロエがこくんと首を振り、蚊の鳴くよりもよほど小さな声でサンダースへと告げる。
既に密着している二つの身体を今以上に摺り寄せ、サンダースの逞しい胸元に己の胸部をそっと押し当てる。
ぴんと張り詰めた空気の中、互いの心臓の音までも正確に聞こえそうなほどの距離で二人は切なげに見つめあった。
「私も所詮男だ。お前を苦しめるという点では、私はあいつと変わらんぞ。
いや、或いはむしろあいつより余程たちが悪いやもしれん。……それでも……本当にそれでもいいのか」
「そんなの気にしないよ」
己の胸の中の汚れた部分、アロエに対して以前から抱いていたどす黒いまでの欲望を吐露したサンダースに、当の少女はぶんぶんと首を横にした。
「だってアロエは、お兄ちゃんが好きだから」
「……アロエ……」
笑顔で口にしたその言葉の持つ余りの優しさに、サンダースは背中をぞくりとさせた。
この少女の願うことなら自分にできる限り何でも叶えてあげたいと、たとえできなくとも命と引き換えにでもやってみせると、彼はこの時決意した。
それほどに少女の笑顔は温かく、少女の言葉は優しさに満ちていた。
「私もだ。――私も、誰よりもお前を愛している」
素直な心の中の想いを音に換えて宣言すると、サンダースはアロエの唇にそっと自身のそれを合わせた。
柔らかな感触にほのかな感動を覚えながら、解きほぐす様に優しく上下の隙間から舌を差し入れていく。
「……んっ、んぅ……」
くちゅくちゅと音を立てて舌を吸い上げると、瞳を閉じたアロエの身体がびくりと揺れた。
熱い吐息を漏らす彼女が愛しくて、吸引する力を僅かに強めてみる。
その舌の動きにびくびくと肩を震えさせて腕にしがみ付いてくるアロエが、ひどく可愛らしかった。
「あっ……ふぅ……」
人間の性感帯である上顎の裏をぞろりと舐めあげると、アロエは呼吸を激しくしながら目を蕩けさせた。
喉の奥から微かに漏れ出る小さな嬌声にサンダースが目を細めて重ねていた唇を離せば、二人の間にはつぅっと淫らな糸が橋渡っていた。
淫靡なその光景に、サンダースがどきりと胸を上下させる。
先刻唇を寄せている間から既に彼の下半身は硬く熱を持ち、洋服を着たままでもはっきり分かるほどに形を成していた。
ズボンを押し上げて自己主張するそれに、いまだ興奮状態の覚めないアロエが目を留める。
「サンダースお兄ちゃん、これ……」
「その、これは……」
550サンダース×アロエ:2005/08/28(日) 21:11:03 ID:OIJSpUHQ
指摘され、思わず顔を赤くして何かを弁明しようとするサンダースに、アロエは予想外の言葉を放った。
「……アロエがしてあげる」
真面目な顔でそう言ってズボンのボタンに手をかけた少女に、サンダースが目を白黒させる。
やめさせようとその手に己の掌を重ねた瞬間、しかし驚くほどに頑なな声でアロエは呟いた。
「これは、これだけは、お兄ちゃんが初めてだから……」
どこか寂しそうな顔でそう言うと、アロエは無理やりサンダースのズボンを脱がせていく。
露わになったそれの根元を両手で軽く握ると、アロエはサンダースの性器に唇を寄せた。
柔らかい感触と、好きな相手にそんな行為をしてもらっているという事実とに、サンダースはくらりと眩暈を感じる。
「……こうやってお兄ちゃんを気持ちよくさせてあげるね」
アロエの桃色の舌が、戸惑いもなく猛ったそこをぺちゃぺちゃと舐める。
サンダースに少しでも快感を与えたい一心で一生懸命舌を往復させる姿は、見ているだけで興奮させられるものだった。
その上、彼女の舌はぎこちないながらも的確に男の弱い部分をついてくる。
太く勃起した幹を握られながら敏感なくびれをちろちろと執拗に舐められて、思わず股間のそれを一層ぐんと硬くしてしまう。
「……っ」
気まずそうに小さく舌打ちしたサンダースには構わず、アロエは嬉しそうに言う。
「そんなに気持ちいい……?」
先走りの液で口元を濡らした表情が見慣れた少女のそれとは別人のように官能的で、サンダースはごくりと唾を飲んだ。
自身の唇についた透明な液をそっと舌で拭って、なおもアロエはサンダースを悦ばせるための行為を続行する。
小さな口いっぱいにサンダースの性器を頬張ってゆさゆさと前後に頭を動かすと、自然と唾液が口腔から溢れ出た。
既にいつ上り詰めてもおかしくないそこに、流れる唾液がとろりと絡められたことで、サンダースは言いようのないほどの快楽を感じた
「……アロエ、もういい!」
焦ったような口ぶりでそう命じるサンダースの言葉を無視して、アロエは更に丹念に舌先を動かす。
喉の奥まで突かれそうなほど大きさを増したそれに苦しそうに顔を顰めながらも、大好きな相手を気持ちよくさせたい思いで、ひたすらに舌を絡めさせる。
ちゅぱちゅぱと卑猥な音が響くほどの勢いで頂上部に吸い付かれ、きゅぅっと優しく締め上げられる。
これほど激しい愛撫を受けては、鋼の自制心を持つサンダースといえど己を保ち続けることは不可能だった。
(まずい……このままでは……)
我慢の限界に達し少女の口腔から自身の一物を出そうとした瞬間、しかし最前よりもより強烈な舌技がサンダースを襲った。
刹那、びくっと痙攣したサンダースの性器から驚くほど多量の精液がびゅくびゅくと放たれる。
ねばつくそれをアロエの口腔に流し込んでしまっているのを感じ、苦々しげな顔を作るサンダースには構わず、
アロエはこくこと喉を鳴らし、味わうようにゆっくりと白濁した粘液を嚥下した。
551サンダース×アロエ:2005/08/28(日) 21:13:05 ID:OIJSpUHQ
赤く顔を上気させ口元に飲み残しの精液をたらりと一筋垂らした少女の姿は、恐ろしいほどの色気を感じさせた。
まだ少しぼんやりとした表情を残したまま、アロエがサンダースに尋ねる。
「アロエのお口、気持ちよかった?」
「……ああ」
「よかった!」
心から嬉しそうな顔をする少女を見て初めて、サンダースは彼女がいきなりこんな行為をした理由を悟った。
同時に、その訳に今の瞬間まで気づかなかった自分が何よりも大馬鹿者に思えた。
彼女は自分に負い目を感じているのだ。
『初めて』を自分に捧げられなかった事に引け目を感じて、その代わりにわざわざあんなことをしたのだ。

――私を、私などを少しでも喜ばせたくて。

そんな単純な理由が分からなかった自分を、サンダースはひどく恥じた。
そしてまた、眼前の少女のあまりの一途さに、心の底から湧き上がってくる愛しさを感じるのだった。
552サンダース×アロエ:2005/08/28(日) 21:17:10 ID:OIJSpUHQ
とりあえずここまでです。
嗚呼、やっと書きたかったこの二人のエロに入れた……。

>>546
ちょい鬼畜っぽい描写がめちゃめちゃエロいっすね。
短いのに要点が押さえてあって、色気を感じさせる文章だと思いますよー。
あ、次回は是非言葉攻めを希望! 言葉攻め大好き。言うのも言わせるのも好き。
553 ◆45F2dDWvlE :2005/08/28(日) 22:10:12 ID:FvIsCATR
>>552
GJ&乙です
サンダースが漢だ…カコイイ

短いってのは自分の文の欠点の一つと見て良さそうですな…展開が早すぎて読者側を置いてけぼりにしてるような感じ。
理系の性か最小限の表現しかしないから、かなぁ…どなたか欠点の指摘とかアドバイスプリーズ

>言葉責め
とりあえずその路線で続き書き始めることにします。話の展開的にも合致しそうだし。
出来によっては投下せずに削除するかもしれないから期待せずにお待ちいただけると嬉しい。
554名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 22:54:17 ID:dhoNplLZ
>>552
GJだ
自キャラはこの二人だからほかのキャラより愛着あるからうれしいよ。
555ニナイ:2005/08/29(月) 01:59:41 ID:1UWzQs6M
>>552
GJです
最初の鬼畜カイルの話を読まなかった分前後関係が微妙にわからなかった部分もありましたがそれでも楽しく読めました。

さてさて、本日少々無理矢理SSを書いてみました
ネタを思いつかなかったので、日常の話から書いていたのですが……ラスクにやるつもりもなかったとんでもない変化が現れちゃいましたorz
しかも書けば書くほど量が増えるという始末……しかもリディア×カイルのエッチがほんの数行でメインがラスク×シャロンになってる辺りもうダメ臭いですorz

……と、少々長めに愚痴をこぼしましたが投下を開始します
556ニナイ:2005/08/29(月) 02:00:43 ID:1UWzQs6M
「ダイヤモンドを構成している元素の元素記号をアルファベットで答えなさい。」
 次々と解答していく生徒達。ちなみに殆どがCと答えているが、数名DとかGとか検討外れな解答をしている。
「正解はC!!」
 ここはトーナメントの予選会場の図書館、通称雑学の間である。
 リディアが次々の問題を出題していき、生徒が解答用紙に記入して解答できた時点でボタンを押す。その瞬間、時間が記録され正解者に時間に応じて得点を配分していく。
 ちなみに、解答ボタンを押した瞬間に解答用紙に薄い透明な板が出現して、それ以上書き込めないようになっている。その原理については生徒達には良く分かっていない。
 それはともかく、カイルはこの予選に見事勝ち残った。
「では今回の決勝進出者はラスク君、カイル君、シャロンちゃん、アロエちゃんです、4人とも頑張ってくださいね〜。
 あ、もちろん残りの皆はおしおきね♪」
 リディアのその一言に、予選敗退者は体を強張らせる。
 予選通過者の4人は予選通過証明書を受け取って決勝の場、アカデミーコロシアムへと向かう。
 決勝通過者が図書室を出て行くのを確認すると、残りの生徒達に向かって弓を構える。
「それじゃ、おしおきいきま〜す!!」
 リディアが矢を持たずに弦を引く、すると雷光を発する魔法の矢が出現する。
 それを見て逃げ出そうとする生徒諸君。無論簡単に逃がしてはおしおきにならない。
 リディアが弦を放す、と、弓のしなりと弦の復元力によって放たれた矢が逃げ出した生徒達の方へと曲がる。
 バチィン!!
「きゃ〜!!」
「うわぁ!!」
「いやぁ〜!!」
「ぐわぁ!!」
 強い光が瞬き、その光の放つ電撃に当てられ、予選敗退した生徒はおしおきを受けた。
「ふぅ……さて、と……」
 おしおきの済んだリディアは決勝戦の様子を見に行くため図書館を後にした。
557ニナイ:2005/08/29(月) 02:01:43 ID:1UWzQs6M
 コロシアムの観戦席には既に大勢の人が見物していた。
 教員の場合、専用の特等席が一部に設けられているため、リディアは人ごみを掻き分けてから特等席へと向かう。
 特等席に到着した時、決勝戦担当のミランダが壇上に上って来るところだった。
「あ、リディアちゃん間に合った。」
 そう声をかけてくるのは特等席に既に座っていたマロン。幼い外見の彼女も立派に教員だったりする。
「ほんと、最終予選の担当って貧乏くじよねぇ……」
 愚痴を呟きながらも、所定の席に着くリディア。
「悔しい気持ちも分かりますよ、自分の寮の生徒が二人も勝ち残れば早く観戦に来たい気持ちはね。」
 そうリディアを慰めるのがフランシス。特等席にはこの三人が座っていた。
 シャロンはフランシス寮、アロエはマロン寮の生徒である。この二人は親のような心境で自分の寮生の成果を見届けたいのだろう。
「ま、私の所のアロエちゃんが勝つと思いますけどね。」
「いえいえ、私の寮のシャロンが優勝で決定ですよ。」
「それを言うなら、私の所のラスク君やカイル君も引けを取りませんよ。何せ予選の時はワンツーフィニッシュだったんですから。」
 と、教員三人は火花を散らせながら残りの二人を睨み付ける。寮担当の教員は大抵こんな感じらしい。
「ふぅ……またそんなことをやってるの?寮担当してる人たちの心境が分からないわ……」
 そう呟きながらやってきたのはアメリア、彼女はトーナメントや決勝等の受付等を主にこなしている。
 丁度決勝の受付が終わってやってきたのだろう。愛用の眼鏡を正しつつ席に座る。
 そんなこんなで、決勝戦が始まった。
「問題!!」
558ニナイ:2005/08/29(月) 02:02:46 ID:1UWzQs6M
「結果発表!!」
 決勝の問題が全て終了し、集計をしていたミランダが壇上に立ち上がり、周りからはどこからともなくドラムロールが流れていた。
「4位!!マロン寮アロエ!!」
「ガーンッ!!」
 この発表を聞いたマロンは真っ白になってうなだれた。
「ほ……ほら、トーナメントなんてほぼ毎日やってるじゃない、今回ダメでも次があるわよ!!」
 と、アメリアが落ち込んでいるマロンを宥める。マロンはそんなアメリアを見て、子供っぽい泣き顔でアメリアの胸に飛び込んだ。
 そしてドラムロールは続く。
「3位!!リディア寮ラスク!!」
「あちゃ〜……まぁいっか、まだカイル君が残ってるし。」
「おやおや、余裕ですね、さすが決勝に二人進めた寮だ、さぞかし余裕だったでしょう。」
 なんとか強気に行こうとしたリディアをフランシスが皮肉っぽく言う。
「そうね、そちらのシャロンさんも残っている事ですし……ねぇ?」
 ……再び火花を散らし始めた二人は放って置き、ドラムロールはなおも続く。
「2位!!フランシス寮シャロン!!
 優勝!!リディア寮カイル!!」
「やった〜♪」
 カイルが優勝したのを良い事に、大人気なくはしゃぎだすリディア。
 その横でフランシスが悔しがっている訳だが……
 カイルがミランダから優勝旗を受け取ると、両手を使って頭上に高々と優勝旗を持ち上げる。
 その瞬間、歓声がコロシアムに響き渡った。
559ニナイ:2005/08/29(月) 02:03:51 ID:1UWzQs6M
「はあぁ……」
 長い長い溜息をつくのは自分の部屋へと戻る途中のシャロン。今日のトーナメントで準優勝終わってしまったために不満たらたらの状態である。
 彼女自身、プライドは高い。高いからこそ、取るからには優勝のみで準優勝は最下位と同意と考えているタイプの人間である。
「後一問……後一問正解を出せれば……」
 そうぶつぶつと呟くシャロン。彼女はこれからリディア寮に居るマラリヤと勉強をする為にリディア寮の廊下を歩いている真っ最中だった。
 時刻は夕方、シャロンは人が多く詰め掛ける所を歩くのは嫌だったのでマラリヤの所へ行く際は寮長室の前を良く通っていた。
 ふと、寮長室のわずかに開いた扉から声が漏れていた。これは紛れも泣く喘ぎ声である。
 何事だろうとシャロンは中を覗く。そこには半裸で抱き合っているリディアとカイルが居た。
(な、何をしているんですのこの二人〜!?)
 シャロンは二人が何をしているかを知っていた。しかし目の前に拡がる光景を自分は否定したかった。
(き、教師と生徒が、こ、こんな事をして良いはずが……)
 否定していけばいくほど、恥じらいからか頬を赤らめる。
 気がつくと、シャロン本人も誰も居ない廊下に座り込んで自らの秘所に指を添えて喘ぎ声を押し殺している始末である。
 微かに香る甘い香り、これを嗅げば嗅ぐほど股間が熱くなり、濡れて行き、そして男を欲し始める。
「……シャロンさん?」
 ビクッ!!
 声を掛けられ体が緊張する。
 顔を上げるとそこに立っていたのはミランダとラスクの二人だった。
「み、ミランダ先生……ラスク君……」
「どうしたのこんな所で……って……」
 扉の方を見て納得するミランダ。ラスクの方は媚薬の存在を知らないのでまだ気づいていないようだ。
「あれ吸っちゃったのね……なんで扉ぐらい閉めないのあの子は……」
 顔に手を当ててあちゃーと言うポーズを取りつつ溜息をするミランダ。一方のシャロンは媚薬を嗅いで居て男であるラスクを見ている。ラスクもラスクでそんなシャロンを見てドギマギしているわけだが。
「こんな状況を見られたらしょうがないわね……ラスク君、シャロンさんを連れて来なさい。早急に処置しちゃうわ。」
「え……あ、はいっ!!」
 シャロンの自慰に見とれていたラスクはミランダの言葉に我に返り、返事をする。
 ミランダは扉を閉め、キーを使って宿直室までのゲートを開ける。
 ラスクはシャロンの肩を担ぎ上げ、ゲートの中に連れて行き、ミランダはその後を追うように入ってからゲートを閉じた。
560ニナイ:2005/08/29(月) 02:04:55 ID:1UWzQs6M
 シャロンをミランダの寝室へ連れて行ったラスクはシャロンを横にする。
「それで先生、どうやって処置をするんです?」
「それなんだけど……ラスク君、シャロンさんが求めるままに抱かれてあげてもらえる?」
「はっ!?」
 ミランダがバツの悪そうに言うと、ラスクは驚く。
「抱かれるって……なんでです!?」
「え〜っとね……今リディア達はあの部屋で媚薬を使ってるのね、香りに効果のある私特性の。
 それをあの扉の隙間からシャロンさんが嗅いで、今非常に興奮しちゃってるの。
 それを鎮めるためにはセックスを思う存分やらせてあげる必要があるの。
 そうなると適任は君だけ、良いわね?」
 そう捲くし立て、ミランダはシャロンのおでこに軽く頭突きをする。
「……って、先生は何をするんです!?」
「私はこの子が本来やろうとしていた事をしてくるわ。
 この子はどうやら、リディア寮のマラリヤと勉強をしようと来ていたようね。事前に約束していたならそろそろ行かないと怪しまれるしね……っと。」
 そう言いながら、ミランダの体が光に包まれ、光が収まった所に居たのはシャロンだった。
「質問される前に言うけど、これは光の反射を調節して変身しているだけだから。
 それじゃちょっと行って来るね、それまでの間その子よろしく。あ、コンドーム忘れないでね、そこにおいてあるから。」
 慌ててシャロンの持っていた勉強道具を持ち出しゲートを開くシャロン……いやいや、シャロンに変身したミランダ。
 なんでコンドームなんて物がここにあるんだろうか?と言う疑問もそこそこに、それを見送った後、ラスクは目の前の、なおも喘ぎ声を発するシャロンの対処について悩んでいた。
 仕方なくベッドに横になってシャロンに口付けをする。以前ミランダにやられたキスを思い出しつつ舌をシャロンの口内へ出し入れする。
 シャロンもそれに応じるように舌を繰り出し、お互いを高めあっていく。
 唇が離れると、二人の口の間にツツーっと唾液が糸を引く。
 互いに荒い息をつきつつ、どちらからともなく互いの服を脱がし始める。
 自然な流れでそのままいきり立ったモノを挿入しようとして、ラスクはハタと気づく。慌ててコンドームの使い方を調べ装着する。
 コンドームを装着するや否や、シャロンはもう我慢できないとばかりに抱きつき、挿入しようとする。
 ぶちっ!!という感触がラスクのモノから伝わったと思うと、シャロンの股間から血が垂れ始める。
(あ、シャロンさんて処女だったのか……)
 悪い事をしちゃったな、と思いつつ、ラスクはシャロンの乳首を吸い始める。身長差から、ラスクの頭は挿入時丁度シャロンの胸の所に当たるのだ。
 シャロンは乳を吸われる快感で腔を思いっきり締め付け、更に腰を激しく動かしていく。自ら快楽におぼれるように。
「あっ…ぁん…ラスク、君…私、もう……!!」
「シャロンさん…僕もそろそろ…限界……!!」
 以前のミランダ先生のパイズリとは比較にならない程の締め付けに、我を忘れて自らのモノをシャロンの中にぶつけるラスク。
 互いが互いを高め合い、理性という歯止めを外していき、二人とも絶頂に達して、二人の意識は闇に沈んだ……
561ニナイ:2005/08/29(月) 02:05:56 ID:1UWzQs6M
「あらら、二人とも気絶しちゃったか……」
 マライヤへのアリバイ(?)工作を終えたミランダが戻ってきた時には、二人とも絶頂に達して気絶していた。
「ま、処女と経験の少ない男じゃしょうがないか。」
 ラスクを揺らして起こしつつ、呟く。
「んっ……あ、先生。」
「おはよう、お疲れ様ね。とりあえずこれで体を拭いて、それと自分の服も直してて。」
 ラスクにタオルを渡すと早口にそう伝え、ラスクは言うとおりにした。
 一方シャロンの方もミランダの手によってやさしく体を拭かれ、着衣を正されていた。
 無論のこと、ミランダはラスクを隣の部屋に追い出しているのでその辺はお構いなく作業を進めた。
「これでよし……と、後は……」
 シャロンのおでこに軽く頭突きをしながらそう呟く。
 この頭突きであるが、ミランダが使う魔法の一種でシャロンの記憶を一部出したり入れたりしているのだ。最初の頭突きからこの頭突きまでの間の記憶が上書きされるのである。
 おでこの痛みによってシャロンは目が覚めた。
「んっ……あら?私は一体……?」
 辺りをキョロキョロと見回すシャロン。ふとベッドを見ると赤い液体……シャロンの血がべったりと布団に付いていた。
「ひっ……」
「落ち着きなさい。」
 ミランダがシャロンの視線を自分の視線に合わせつつ力強く言う。
 するとシャロンは不思議と気持ちが落ち着き、ゆっくりと記憶を引き出していった。
「いい?思い出した?」
 無言でこくりとうなずくシャロン。
「それじゃ、一応説明しておくわね。実は……」
562ニナイ:2005/08/29(月) 02:06:59 ID:1UWzQs6M
「な、な、な……」
 ミランダの口から出た言葉は信じられない物ばかりだった。
 リディアとカイルの事、ラスクの事、さっきまで自分が行ってきた事。
 どれもこれも信じられない事ばかり、しかもその半分近くがミランダが仕向けた事であるからなおさら驚く。
「……ということなの、わかったかしら?」
「全然さっぱりですわ。」
 きっぱりと言い放つ。まぁほとんどが信じられない……どころか突拍子のない話である。そう簡単に信じられない。
 信じられないのであるが……自分の記憶を探ってみるとなぜか全て思い当たる節があるのである。
 自分の知らない記憶になおパニクるシャロン。
「とりあえず、今は信じられなくても良いわ、でも口外は決してしないで、約束よ。」
 ミランダの何時になく真剣な眼差しで冗談でないと察したシャロンはこくりと頷く。
「よろしい……と、そろそろ戻らないといけない時間よね。
 ラスク君〜、そっちは終わった〜?」
「あ、はい、終わりました。」
「それじゃこっちいらっしゃい、寮まで送ってあげるから。」
563ニナイ:2005/08/29(月) 02:07:59 ID:1UWzQs6M
 ゲートで転送したのち、ミランダはリディアの部屋に入って扉を閉める。
 ラスクはミランダに「レディのエスコート位はやりなさい。」と念を押された物の、廊下を歩く二人の間はしばらく気まずい空気が流れる。
 ふと、ラスクが口を開く。
「あの……さ、ミランダ先生が何て言ったかは知らないけど、先生は本当にリディア先生のためにあんなに頑張ってるんだよ。
 リディア先生って気さくな人だけど、結構恥ずかしがりやだからさ、カイル君との仲がばれて噂が立とう物ならこの学校から出て行ってしまうんじゃないかと思うんだ。
 僕にはリディア先生に去って欲しくないし、ましてやカイル君だけの力じゃそれを阻止する事なんてまず無理なんだよね。
 その事を知っているから、ミランダ先生や僕もこうやって隠蔽工作をしているんだけど……本当にごめんね。」
「……今謝られても、私が惨めなだけですわ。」
 ラスクの言葉を切って返すシャロン。
「私も、他人の事をとやかく言うほど落ちぶれては居ませんがあえて言わせていただきます。私は貴方に陵辱されました。私の不注意とは言えそれは事実です。」
「それに関しては……とにかく、リディア先生の不注意でもあった訳だけど……」
「それでも私を陵辱したのは貴方でしょう?
 そうね……知ってしまったからには協力しますが、一つ条件を出させてもらえますわ。」
「条件?」
「そう、私の純潔を奪ったんですもの、それなりの代償は支払うべきでしょう?」
「あ〜……確かにそうなるよね……
 それで、その代償って何?」
564ニナイ:2005/08/29(月) 02:08:59 ID:1UWzQs6M
「……と……い…」
「……え?」
「私と……付き合いなさい!!」
 恥ずかしさの余り少し大声になるシャロン。最初の方の小声で聞き取り難かったラスクはびっくりして尻餅をつく。
「……え、そんな事で良いの?」
「……私の純潔を奪ったんですもの、これで貴方に見捨てられては、私は……」
 その言葉をさえぎったのはラスクの唇であった。もっとも身長差の関係でやったのは手の甲であったが。
「………………………………」
 シャロンは恥ずかしさの余り顔を真っ赤にして煙が噴出す始末。
「本当にこんな事に巻き込んでごめんね。これからもよろしく、シャロンさん。」
「……これからは私を呼ぶ時は『さん』はいりませんわ。
 だって、私達は恋仲でしょう?」
「あはは、確かにそうなると変だね。
 それじゃ改めて……シャロン、そろそろ部屋に戻ろう、送るからさ。」
「えぇラスク、エスコートお願いするわ。」
 二人でくすくすと笑いあい、フランシス寮へと向かって歩き出した。

 一方その頃……
 リディアの部屋ではミランダにこっぴどく怒られているリディアの姿があったとかなかったとか……

 ……続く?
565ニナイ:2005/08/29(月) 02:10:56 ID:1UWzQs6M
……以上です
今回はやけに長くなってしまいましたね、凄く後悔していますorz
しかも前回のリバウンドかエロ描写とシチュの対比が洒落にならない位にシチュに偏ってる点に関してはスルーしてくださいorz
566ニナイ:2005/08/29(月) 02:15:21 ID:1UWzQs6M
……やっぱ推敲してから投下すべきですね、誤植を見つけてしまったorz

>>559
『今日のトーナメントで準優勝終わってしまったために不満たらたらの状態である。 』
の部分は省略してください、出ないとその直後で矛盾してしまうのでorz
567ニナイ:2005/08/29(月) 02:16:59 ID:1UWzQs6M
……疲れてるのかな……消す部分も間違えてるorz

『自分の部屋へと戻る途中の』の部分です、度々失礼しますorz
568 ◆45F2dDWvlE :2005/08/29(月) 02:38:52 ID:GYykdWT1
>>567
GJですわ

それにしても今私が作っている話とキャラが被ってますわ!
以前にもアロエで書いたら直前の方がアロエネタでしたのよ!
皆さん私よりお上手ですからネタが被って比較されると思うと恥ずかしかったですのよ!
なにはともあれお疲れさま、ですわ
569名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 12:27:54 ID:MGxHXfuL
>>12氏 そうですか。自分のホームページは持っていないのですか。
最近、目立ちますね。盗作。

サンダース×アロエを書いた方、GJです!これからの展開に期待です。
ただ、自分カイルスキーなので鬼畜なカイル君を読むのは辛かったです。

>>535氏 マロン先生腹黒いですねー。次の獲物は誰でしょう?シャロン様かな?

ニナイ氏 GJです!ラスク×シャロンですかー。
・・・同志よ!ここにもいましたか!俺の脳内カップルが一緒の人が!
ところで、ハンドルネームの「ニナイ」って沖縄の言葉ですよね?
570ニナイ:2005/08/29(月) 18:28:15 ID:1UWzQs6M
>>568
ありがとうございます
キャラ数制限されてる時点で被ってしまうのはしょうがないかと
と言うか必然的にCPは限定されてしまうので、どうしても比較されて恥ずかしいのであればシチュを変える等の工夫次第で大丈夫ではないでしょうか?
今回のCPは書いてる流れでなったってだけなんですがorz

>>569
え〜っと……この間まで>>271を名乗ってたんですが、数字よりも名前で定着させた方が分かり易いな、と思いHNを変更しましたが
混乱させてしまうようなら申し訳ありません
ちなみに、ニナイの名前は271から取っていて沖縄は関係ありませんので^^;

……まぁなんと言うか、急に変えた自分も悪いんですけどねorz<HN
571名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 20:06:15 ID:fZ21LoqB
どうも、>>569です。
>>271(ニナイ)さん。申し訳ありません。気付かなかった自分も悪かったです。
お気になさらずに。
572 ◆45F2dDWvlE :2005/08/29(月) 23:07:05 ID:GYykdWT1
>>570
律儀に返答されなくても結構ですわよ。ただ少し愚痴っただけですわ。
自分なりに工夫してはいますけれど、皆さんの作品がお上手ですので自分で恥ずかしくなりますの。

そんな私の作品でも読んで下さる方もいるようですのでまた機会があれは投下させて頂きますわ。
そのときは感想とアドバイス頂けるとうれしいですわ。
573名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 00:39:07 ID:Hwq48fCj
>>572
いつからシャロンキャラに・・・w

そして華麗に573ゲット(・∀・)
574名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 00:28:41 ID:B/Ie3Hy4
今更だが>>343氏GJ。つーか久しぶりに見てこんなにスレが進んでるとは思わなかった。
 
 マラリヤ×ユリ、ユリ×ルキアなら書きたいが、卒論あるんで書くに書けないorz
575343:2005/08/31(水) 01:30:52 ID:o/2iKAEx
>>574
おありがとうございます(*´▽`*)
思い切りフェチに走ったSSならお任せあれですわ〜。

自分も次スレ以降コテハンを付けるならば「さが」とでも名乗りましょうか。漢字で書くと性です(笑
576偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/08/31(水) 05:12:21 ID:j5WV8DO9
>>573
気にしてはいけませんわ。
シャロン編作成中はこれで(無理矢理)通すつもりですのよ。
そんなわけでHN(仮)をつけてみましたわ。

>>575
思い切りフェチに走ったSS、楽しみにお待ちしてますわ。


私も早く自分の作品を書き上げねばいけませんわね。
相変わらずえっち文の少ない話ですけれど(今度は鬼畜嫌いな人でも大丈夫な話にする予定ですのよ)。
577偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/01(木) 02:04:14 ID:NfI9amP8
しばらく誰も来てないようですので、途中までですが投下させていただきますわ。

以下は注意事項ですの。


・萌え、エロ要素はこの段階では皆無です。期待しないでください
・作者が自己満足な理屈をこねまくってます。見るに耐えないかも…
・前回同様微妙に小細工するつもりです。「小賢しい真似を!」と思う方は止めたほうがいいかも…


ご了承の上ご覧ください。
特に二番目。不快な思いをするかもしれないので注意。

途中で出てくるけど舞台は前回から約三ヶ月後、という設定です。
578偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/01(木) 02:06:45 ID:NfI9amP8
「う〜ん……」
小振りなテーブルに肘をつきながらなにやら思案しているように見えるマロン。
三階にあるマロンの個室のカーテンが開かれた窓から入り込む風に靡く。
その眼下には放課後を迎えたばかりの渡り廊下を行き交う多くの生徒。
夏の終わりが近いことを感じさせる、爽やかな風にマロンの桃色の髪が踊る。いままでの暑さが嘘のようである。
「ねぇ、どうかしたの?」
口を塞いでいたシュークリームを嚥下したラスクがそれだけ言うと、再び少しちいさめのシュークリームを一口で口に押し込む。
忙しく口を動かすラスクに顔を向けるとマロンが答える。
「なんだか飽きてきたわ」
マロンとラスクによる舞台はアロエの一件に止まらなかった。
もとよりマロンとラスクが楽しむことだけが目的に演出された舞台である。故に、その内容はもはやラスクに近づく女性を退かせる、という表向きの目的とはかけ離れたものとなっていた。

それでも、レオンは拒まなかった。
579偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/01(木) 02:09:28 ID:NfI9amP8
「アロエちゃん、クララちゃん、マラリアちゃん、ユリちゃん、ルキアちゃん……う〜ん…もうたくさんいて忘れちゃったわ」
二人の舞台の主役にさせられた者たちの名があげられる。これだけの数の「悲劇のヒロイン」達をまるでただ点呼をとるかのように…
「まあとにかく、レオンくんも飽きてきたからそろそろ他の役者を探そうと思ってるのよ。ついでに、最後にふさわしいレオンくんの相手も」
「ふ〜ん…そういうことかぁ。それじゃあ相手は決まったの?」
クリームのついた指をなめながらラスクが尋ねる。
「そうねぇ…まだ決まって」
そこまで言って突然固まるマロン。
「アレなんて面白そうじゃないかしら」
楽しいオモチャを見つけた子供のような満面の笑みのマロンの視線をたどる。
周りとは空気が違う、そんな錯覚を受けるほど優雅に歩く金髪の美少女がそこにいた。
580偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/01(木) 02:12:16 ID:NfI9amP8
その後日、放課後。
どことなく顔色も悪くなり口数も極端に少なくなったレオンがマロンに新たな任務を与えられた。
「……」
「どうしたの?まさか、できないの?」
妖しく微笑みながら言うマロン。逆らわない、と確信している。
「……問題ない。だけど」
俯いて聞いていたレオンがマロンの目を見つめる。最近の無気力な彼とは思えない、強い、真摯な瞳にマロンも僅かに驚きを覚える。
「先生は…俺のこと…」
「ごめんなさい。わたしはラスクくんが好きなの」
言葉とは裏腹に冷たく切り捨てるマロン。
「それでも…俺は先生のことが…」
もはや感情を表すことはないと思われたレオンの瞳に哀しみの色が浮かびそれもすぐに圧倒的な「無」に混ざって消えてしまった。
581偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/01(木) 02:15:34 ID:NfI9amP8
「あれで大丈夫なの?」
一部始終を隠れて聞いていたラスクが開口一番に尋ねる。
「大丈夫よ」
「スゴい自信だね。どうして言い切れるの?」
にやっと妖しく笑うマロンが逆に尋ねる。
「逆に訊くわ。ラスクくんが薬を飲ませた相手が言うことを聞かなかったことがあるかしら?」
顎に手を当ててしばらく考えていたラスクが言う。
「…それって、レオン兄ちゃんにあの薬を飲ませた、ってことでいいんだよね?」
「せいか〜い」
手にしたロッドをビシッと向けて言う。
「へぇ〜…いつの間に…僕知らなかったよ」
「そうねぇ…かなり前よ。四ヶ月前くらいかしら」
顎に人差し指を当てながら思い出すマロン。それを聞いてラスクが指を折りながら数え始める。
「え〜と……あれ?アロエちゃんの時は……三ヶ月前だから……もしかして…」
ラスクの顔色を見てうふふ、と微笑むマロン。
レオンがマロンに告白したのが三ヶ月前。最初の「悲劇」がその翌日。そしてマロンがレオンに惚れ薬を飲ませたというのが四ヶ月前。
「レオン兄ちゃんが先生に告白したのは惚れ薬のせい!?」
582偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/01(木) 02:17:51 ID:NfI9amP8
一体この私(わたくし)に何の用なのでしょう、と考えながらレオンの部屋へ向かうシャロン。考え事をしながらでも姿勢が乱れたりはしない。
女性でも振り返る程の美貌の持ち主であるシャロンだが、それ故、逆に男性から誘いを受けたことは数少ない。畏れ多い、と言ったところか。
早い話がシャロンは男慣れしてないのである。それ故、あまりに唐突な今現在の状況に少し緊張しているのだった。
自分らしくない、そう思う。
一つの扉の前で立ち止まり、部屋番号を確認すると軽く深呼吸してドアをノックした。
583偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/01(木) 02:20:32 ID:NfI9amP8
「男性の部屋にしては綺麗にしてありますのね」
沈黙に耐えかねたシャロンが当たり障りのないことを言ってみる。
紅茶と菓子を用意しているレオンが振り向いて言い放つ。
「へぇ、他の男の部屋を見たのか?」
「なっ!?そっ、そうではなくて…そうっ!イメージの問題ですわ!」
逆効果だった。すでに赤面したシャロンが慌てて弁解を始める。
(そもそも私のようなレディを迎えるのに予め準備をしてないなんてどういうつもりですの!?そうですわ。私がこんな屈辱を味わうのもこの男のせいですわ!)
同時に心の中で自己弁護を始める。レオンはたった一言のせいでシャロンの脳内裁判所にて死刑を宣告されつつあった。
「まぁそうカリカリすんなよ…せっかくの美貌が台無しだぞ」
「……ふ、ふんっ!そんなこと言っても許してさしあげませんわよ」
シャロン法廷第一回…被告無罪
レオンの逆転勝訴だった。
584偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/01(木) 02:23:31 ID:NfI9amP8
普段の人を寄せ付けないような雰囲気とは違い、話してみるとシャロンは実に親しみやすい。感情がすぐ表情に出てしまい、それを隠そうとする姿も微笑ましい。
しかし実際にそれを笑って見ていると…
「な、なにを笑っているんですの!?失礼ですわ!」
こうなる。一度口火を切ればその勢いは止まらない。しかしその勢いが空回りするのもまた彼女らしいというべきか。
レオンがお盆に紅茶とクッキーを乗せて運んでくる。
「いや、怒った顔も可愛いな…と思って」
本心だった。自分から望んで彼女と接触したわけではないが、そう思ったのは事実だ。
マロンに対する想いとはまた違うが、なんだか濃い霧が薄れていくような晴れやかな気持ちにさせられる。
時間にすればほんの数ヶ月前、でもとてつもなく懐かしい、もう戻れないであろう日常の香りがする。
だからこそレオンの目に魅力的に映る。
「ま、またそんなことを…」
レオンに相対した者がこれまで見せてきた怯え、恐怖…負の感情とは違い、瑞々しい頬を朱に染めて俯いてしまうシャロン。普段目にすることのないその初々しい仕草に対して改めてその魅力を認識させられる。

(…でも)

もう、戻れない。
あまりにも狂い過ぎた。
たとえ神が全ての罪を許そうとも自分が自分を許すことはできないだろう。いや、許してはいけない。
そんな自分が今更「日常」に焦がれるなど許されるはずがあろうか。

だからこそ、

(俺には…先生しかいないんだ…)
585偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/01(木) 02:27:18 ID:NfI9amP8
*
「そういえば僕は今回の計画内容知らされてないんだけど」
バリバリと煎餅を噛み砕きながらご機嫌なマロンに問いかけるラスク。
「うふふ〜知りたい〜?」
こうも上機嫌なのだから何か今まで以上に面白い計画なんだろうと思う。
「今回の計画は今まで使ってきたこの薬の説明からしないといけないわね」
ニコニコ顔で勝手に説明を始めるマロン。とりあえずおとなしく耳を傾ける。
「この薬は簡単に言うと惚れ薬ね。当然魔法薬の一種よ」
−魔法と言うのは理論よ。だからただ「惚れる」なんていう曖昧な魔法はないの。で、この薬は相手に対する印象をある一定の値まで引き上げるものなの。印象というのは他に当てはまる言葉がないからこの言葉を使ってるんだけど。
とにかくこの相手への印象なんていうものを数値で表せるわけじゃないからこれは喩えね。
もちろん実際にはもっと細かい制約があるわ。例えば全く知らない人。この薬はただもともと持っている+の印象を高めるものだから、最初から0だと何倍しても0のまま…つまり効果なし、ということ。あとはいい印象が全くない人、これも同じね。
あとは、使う前から規定値以上の印象を持っている人。数字で例えれば、この薬は強制的に相手への印象を70まで引き上げるけど、もともと90だった人が70になるのは術者の意図に反するから無効になるわ。
それと、惚れ薬と知ってて自ら口にしても効果はないの。無意識に効果を及ぼさないと感情と食い違いが出てきちゃうから。

頭から湯気のあがるラスクを余所にマロンは喋り続ける…
586偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/01(木) 02:29:11 ID:NfI9amP8
「ここまでは簡単ね。要は極一部の例外を除いて余程嫌われてさえいなければほぼ効果があるとみていいわ」
一度息をつき口を潤すマロン。すでにラスクは機能停止している。
「で、続きね」
−私が作ったこの薬の重要なところはこれからよ。
主作用である印象の引き上げに付属効果があるの。これは今までの計画を通して実感して貰えたと思うけど。
付属効果は相手への従属・依存心の引き上げよ。レオンくんが絶対に逆らわない「ワケ」はこれ。

こっちを主作用にして印象引き上げの方を付属効果にしても良かったんだけど、主作用が機能した場合のみ付属効果が発生するの。これを使うとどうなるかわかる?−

停止寸前の脳をフル回転して考える。
「え〜と…印象引き上げの方は条件ありで、従属の方は無条件に効果があるんだよね?」
「そうね。その通りよ」またしばらく考えるラスク。
「じゃあ……もし、僕が薬を飲ませるとして、僕のことが嫌いな人とかに使ったら…従属・依存心は上がるけど大嫌いなまま…に、なるのかな?それは不自然だよね」
「せいか〜い!その通りよ。だから主作用は印象引き上げのほうなの。」
うんうんと頷くマロンに、えへへと笑いながら当然といわんばかりのラスク。
「それで、今回使うのが最後の特徴。特徴と言うか…当然なのよね。この二つの効果は術者であるわたしの意志でいつでも解除できるの」
「へぇ〜…それをどう使うの?」
ラスクも興味を増してきたようだ。
「ふふ…それはこれからのお楽しみよ。ヒントはあげたから、答えは自分で探すのよ」
マロンが微笑むとラスクの不満の声が上がった。
*
587偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/01(木) 02:32:15 ID:NfI9amP8
シャロンが自室に戻って一人きりになったレオンが日焼けして微妙に変色した天井を眺める。
あぁ、俺の部屋ってこんなだったっけ…なんか、覚えてないな…

俺は今、幸せなんだろうと思う。好きな人の為にすることがある。必要とされる。これ以上の幸せがあるのか?
じゃあこの苦しさはなんだ?
振り向いて貰えない辛さ?

−違う。それでも良かったんだ。

罪悪感?

−違う。いや、それだけじゃない。

胸の奥につかえた「何か」は日に日に肥大化していく。
「何か」圧迫されて、窮屈で…
「何か」に押し出されて失って…

大切だった気がするものを失っても、もうどうでもよくて。
(あぁ…空っぽなんだな…俺は)
気づいた。
でも、そんなことは些細なことで、やはりどうでもよかった。
だって今の俺は幸せなはずだから。

だけど……楽しい、ということはなくなった気がする。
じゃあ以前は「楽し」かったのか?

…なにが楽しかったんだろう。なんでもないつまらない毎日だった。勉強は嫌いだったから成績はよくなかった。
放課後になればバカ同士でくだらない話で盛り上がって…(あぁ、いつも疲れて寝ちまうから部屋の天井なんか見ないんだな…)そんなことの繰り返し…
そんなありふれた日常のどこが?

ふ、と気づく。
「そんなありふれた日常」が楽しかった…いや、「幸せ」であったのではないか、と。
だが、

(違う。そんなのは自ら手放したものを懐かしんでいるだけだ)

だって、俺が自らの意志で望んで選んだのは今の幸せだから−
588偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/01(木) 02:34:21 ID:NfI9amP8
もう、後戻りはできない。ずいぶん前からわかっていたことだ。
過去を否定した結果が今。それを否定したらなにが残るというのか。
今を肯定するのは即ちマロンの望みを叶えることだ。

シャロンを招いた際にはマロンに渡されていた葉を使って紅茶を淹れ、後日改めて食事に誘った。全て指示通り。
これまでしなかったことをわざわざ指示するのだから紅茶になんらかの細工があるのだろうが、そんなことはどうでもいい。言われたことをこなせばいいのだ。
今回受けた指示は他に「シャロンちゃんの申し出は断っちゃダメよ」、とのことだが、こちらはなんだかわからない。
おそらくマロンには次の展開が予想できているのだろう。ならば自分が考える必要はない。自分マロンの駒として行動すればいいのだから。

思考を放棄したレオンは静かに夢の中に落ちていった。
589偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/01(木) 02:43:33 ID:NfI9amP8
あとがき、ですわ
さて、投下させていただきました。
もう少し先まで書いてありますが、キリのいいところまでにさせていただきましたわ。
勘のいい人はオチが予想できるのではありませんこと?
もちろん鍵はあの長い屁理屈のくだりですわね。

以前に言ったように今回はレオンの心情を大きく扱ってますわ。このスレの諸兄はそんなことよりシャロン嬢の方が気になるところでしょうけど、もうしばらくおつき合い願いますわ。次回からはシャロン嬢が活躍する予定ですのよ。

二番の注意事項を無視して読まれた貴方、後悔なさったでしょう?
590名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 02:55:08 ID:qyOXBXJX
>>偽シャロン嬢(仮)氏
またまたリアルタイムで遭遇してワクワクテカテカしながらリロードしてましたよ(・∀・)
これからシャロンはどんな目に遭わされてしまうのでしょうかハァハァ。

マロン先生の説明のくだりはラスクだけでなく俺の機能も停止しましたorz
591偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/01(木) 03:10:15 ID:NfI9amP8
>>590
奇遇ですわね。
今回は鬼畜ネタは無しの予定でしてよ。ここまでの雰囲気的にありそうですけれど、次回からはレオンも少しずつ変わり始めますの。


*筆者は「そう簡単にネタがばれてたまるか!」と思ってわざと複雑に書いてます。
いや、最後に驚いてもらいたいから。
とりあえず…
マロンがレオンに「例の薬」を告白前に投薬している、という点を踏まえてレオンの心情を読み返すと…
レオン(´・ω・`)カワイソス
ただ、これの見方を変えると…

以上、ヒントでした。
楽しんでいただければ幸いです。
592ニナイ:2005/09/01(木) 10:20:50 ID:Adc+kG6B
>>偽・シャロン嬢
展開が気になるタイミングでの寸止め、流石です!!
まぁ筆者さんの意図通りにネタがサパーリな訳ですが(何
今後の展開を楽しみにしています

……にしても、ミランダのといいマロンのといい、一口に媚薬と言っても効果が様々だなぁ^^;
593偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/02(金) 01:31:54 ID:Rv/dGIrs
>>592
恐縮ですわ。
アロエ編も含めればこれが生涯初のSSになりますわ。
ですからお見苦しい点も多いと思いますの。是非ご指摘お願いしますわ。

ネタがわかるかも、とは言え実際は難しいと思いますわ。
このSSのコンセプトは「読み直すと全く見方が変わる」ということですの(個人的に「万華鏡」とサブタイトルを設定してますの)。
ですから、正確に先が予測できればある人物の本当の心情をいち早く掴むことができる…かもしれませんわ。鍵はやはり「薬」ですわね。

実はアロエ編の時点では続編を考えていなかったので、シャロン編は辻褄合わせなんですの…なんとかまとまりそうですわ。

なんだか私以外の書き込みが減っているような気が致しますわ…私は自重しますわね。
次回は投下するときになりますわ。長文失礼
594おうか:2005/09/03(土) 00:54:13 ID:94fCONc9
>>偽・シャロン嬢さん
今後の展開が気になりますねぇ。。黒いマロン先生とラスクが怖い。。
レオンの心情の現れも良いですね。引き込まれそうですよ。

>>ニナイさん
GJです。これから先ラスク×シャロンのSSも出てくるのでしょうか?楽しみですw
最近シャロンが結構好きなんですよ。
今フランシス×シャロンを執筆中ですし。

その間に…以前からあっためてたSSを投下します。ルキア×レオンです。
595おうか:2005/09/03(土) 00:54:51 ID:94fCONc9
 ルキア×レオン ちょっとした災難。
 
 「あっ!あぁっ!レオン!いっちゃうよぉ!」
 「くぅ…。ルキアっ!俺も…」
 「…ああああっ!」
 体中からがくりと力が抜け、ベッドに倒れ、 息を繋ぐように浅い呼吸を忙しなく繰り返す。
 甘えるようにレオンに抱きつき、唇を求める。
 「…はぁ」
 「明日は授業無いから一日中一緒にいられるな」
 唇を離すと、確かにレオンは笑っていた。
 「うん、そうだね」
 私も微笑んで相槌を打つ。
 「おやすみ…」
 「あぁ、おやすみ」
 この時、レオンがニヤリと不吉な笑いを浮かべていることをルキアは気付いていなかった。
 
596おうか:2005/09/03(土) 00:55:25 ID:94fCONc9
 「…ん」
 目を細く開くと、眩しい朝の光が飛び込んでくる。目が覚めたようで、目蓋が次第に軽くなってゆく。
 横をみると、レオンはベッドにいなかった。どこだろう、と起きあがろうとすると、腕と脚が上手く動かせないことに漸く気がついた。
 「あ!何、これ!?」
 目の前の自分の有り得ない状況に思わず声が出た。
 手首と足首に、鎖のような銀色の枷ががっちりと取り付けられている。どう藻掻いても外れそうにない。
 …レオン!
 尚もがちゃがちゃと藻掻いていると、どこにも錠前が無いことに気がつく。どうやら魔法で取り付けられているようだ。
 漸くレオンが現れた。枷をつけられた私を見てニヤニヤとほくそ笑んでいる。
 「お、やっとお目覚め?おはよ」
 「おはよ、じゃないよ!さっさとこれ外して!」
 「…たまにはさ、こうゆうプレイもいいじゃん」
 「きゃっ…!ちょ、ちょっと…」
 拘束された身体では何の抵抗も出来ず、口付けられながら押し倒された。いつものように、レオンの舌が口の中で小気味よく動き、舌裏、歯茎、奥歯と舐め上げられる。
 何度も重ね合わせている行為なのに、こんな状況でも良いと感じてしまう自分が恨めしかった。
 「…ぷはっ、レオン…!」
 「ん?何?色っぽい声出しちゃって…」
 「そ、そんなんじゃ…」
 必死に弁解する自分を余所にし、レオンは徐に黒い布を取り出し、私の目を覆うように巻き付けてゆく。
597おうか:2005/09/03(土) 00:56:29 ID:94fCONc9
 「な、何するの…?やめてよぉ…」
 「視界が暗転するとさ、感じやすくなるっていうじゃん。ルキアの可愛い顔を見られないのは残念だけど」
 そう言ってまたとろとろと甘い口付けを貰う。視界を完全に塞がれ、感じるのは彼に抱き締められ、口付けられていることだけ。自分から抱くことも出来ず、ただレオンの唇を吸うことしかできなかった。
 乳房を握られた時びくんと身体が震えた。視界が0なので、これから何をされるのか見当もつかない。
 ゆっくりと彼の手が動き始め、私の身体に火をつけてゆく。
 「はぁ…はぁ…レ、オン…」
 「柔らかいな。ずるいよ、ルキア。こんなおっぱいしてたら興奮するに決まってる」
 「そんなぁ…、あぅっ…!」
 五感がひとつ遮断されているせいか、本当にいつもより少し敏感になってしまう。暫くすると彼の手と口が私の乳房から離れた。
 何をしてくるのだろう、と思っているとレオンが乳房に何か巻き付け始めた。
 「な、何してるの!?」
 「…ロープ」
 「ちょっ…そんな…」
 最初は両手で巻いているようだったが、縄が巻き付くにつれて空いた片手でまた私の乳房を弄び始めた。触れられる度に口から甘い吐息が洩れ、身体の力が抜けてゆき、抵抗のしようがなかった。
 ルキアの豊かな乳房に、きつめに縄が巻いてある。それによってルキアの乳房は更に妖しく、際立って見えた。
 「…うわー。ルキア、エロい格好…」
 「誰がしてるのよぉ…。あんっ」
 「でも、凄く綺麗だ」
598おうか:2005/09/03(土) 00:56:59 ID:94fCONc9
 乳首を口に含まれ、舌でころりと転がされる。左手はもう片方の乳首を愛撫し、右手は私のお腹から太股のあたりを行き来している。
 その微妙な快感と胸への愛撫に、私は声をあげて噎いだ。乳房には絶えず小さな痛みが続き、それすらも何故か良いと感じるようだった。
 「うぅ…。んあっ…!あん…」
 「ルキア、気持ちいいの?」
 「そ、そんなこと…。んっ!あぁっ…」
 「…身体は素直なのになぁ。なぁ、声に出して言ってよ。気持ちいいんだろ?」
 執拗に言葉を浴びせてくるレオン。耳元でそっと囁かれるその言葉に私はぞくぞくと身震いした。
 「ここもこんなに濡らしちゃってるじゃん…」
 彼が私の密壷に触れた途端、腰が動いてしまった。やはり、レオンの言う通り身体は何の恥じらいもなく、快感を受け入れてしまっている。自分の意志とは無関係に、甘い蜜が次々と溢れてくる。
 蜜壷を詰られ、私は震える声で言った。
 「ああん…!うんっ、気持ち、いい…の…!」
 「よし、じゃあロープ取るな」
 言葉通りにするすると縄がほどけてゆく。結ばれていた箇所が少し痛む。きっと跡がついているだろう。
 呆気なく胸元が自由になり、漸く羞恥から解放された、というルキアの解釈は実は大きな間違いだった。
599おうか:2005/09/03(土) 00:58:11 ID:94fCONc9
 「ちょっと待ってて」
 「あ…うん」
 何かを取りにいったのか、彼の足音が聞こえていった。何を持ってくるのか見当もつかずじっとしていると、また足音が戻ってきて、ふわりと口付けられた。
 「ただいま。これからもっといいことしてやるからな」
 「え…いいことって…」
 「今にわかるよ。じゃ、いくぞ」
 真っ暗な中、少し不安な気持ちでいると、乳首の先に暖かい何かがとろりと垂れ落ちてきた。
 「あ…、レオン…?」
 判別する間もなく、もう片方の乳首にも液体が垂れてくる。その暖かさが私を何とも言えぬ気分にさせていった。
 「…目隠しも取ったほうがいいか」
 するりと布も取られ、視界が露わになった。…そこに見えたものは。
 「レ、レオン…!」
 レオンが蝋燭を持って悪戯に微笑んでいた。先ほど自分の乳房の先端に垂れたのはロウだったのだ。
600おうか:2005/09/03(土) 00:58:44 ID:94fCONc9
 「こんな…酷いよぉ…」
 「そうか?白いおっぱいも綺麗だけどな」
 といって片手で乳房を揉みほぐしながら、今度は蝋燭を更に近づけてくる。枷で自由を阻まれた身体では、抵抗できるはずもなかった。
 「あんっ、ちょ、ちょっと…、んっ、熱い…よぉ…」
 そんな言葉は無惨にも聞き流され、レオンはロウと一緒に乳首をくりくりとこね回してくる。いつもの愛撫に加えて蝋燭の暖かさに、新たな快感を感じてしまった。不意に暖かさが退いたと思うと、今度は蝋燭の尻で乳房を刺激される。
 「うぁっ…。いっ…、あぁぁ…」
 揺らめく蝋燭の火の向こうで、レオンは薄く笑みを浮かべている。成すがままにもう片方の乳房も同じように愛され、どんどん自分が壊れてゆくばかりだった。涙が頬を流れ落ちてゆく。
 「…っ!あ、熱い!あんっ、レオン、熱いよぉ…!お願い、やめて…」
 「…ルキア、可愛いなぁ。どんどん虐めたくなっちゃうな…」
 ぽたりぽたりと、お腹にもロウが落ち、蝋燭を当てられ、火傷のような感覚が部位を襲った。
 「あぁ…!レオン…やめてぇ…」
 ロウと一緒に行われる愛撫は、いつもとまるで違う感覚だった。こんなに酷いことをされているのに、自分はレオンを受け入れてしまっている。
 「あ、あぅ…」
 「…よく頑張ったな。ご褒美やるよ」
 蝋燭が離れ、レオンがそれを吹き消した。見ると、自分の胸から太股のあたりにかけて、ロウが白い飛沫をいくつも作っていた。
 サイドテーブルに蝋燭を置いたレオンの手も、ロウでまみれていた。
 ふと、サイドテーブルには今置いた蝋燭以外にも何かが置いてあった。さっきは蝋燭を持ってきたのだと思っていたけど、レオンが持ってきたのは蝋燭だけではなかった。
 目に入ったのはコップだった。…氷が入っている。
 レオンはコップから氷を一つつまみ、こちらに寄ってきた。
601おうか:2005/09/03(土) 00:59:18 ID:94fCONc9
 「レ、レオン…」
 「さっきは熱かっただろ?今度は涼しくしてやるから」
 ぴたりと、お腹に氷をあてがわれ、声を出さずにはいられなかった。
 「…あぁっ!」
 氷が滑らかに自分の身体を滑ってゆく。味わったことのない感覚を次から次へと与えられ、頭がぼうっとなった。
 乳房を揉まれながら、ゆっくりと氷も近づいてくる。乳首に氷を当てられて、瞬間私は仰け反った。
 「……っ!!」
 そしてレオンの手から2つ目の氷が現れ、もう片方の乳房にも快感をもたらす。
 彼の手と自分の胸の間に氷を隔て、強く揉みしだかれた。更に冷たさを増した感覚が私を襲ってくる。触れられている胸だけが、酷くリアルに感じられた。
 「…ひぁっ!レオン、冷たい、よぉ…!」
 「…気持ちいいだろ?」
 「あっ!うんっ…気持ち、いいよぉ…」
 ほとんど胸だけしか攻められていないのに、自分の秘所はもうぐっしょりと、先ほどよりも潤っていた。
 そして首筋、脇腹と、冷たい氷が休まずに襲ってくる。コントロールを失ってしまった身体は、もうレオンにされるがままだった。
 自分自身も、今それを望んでいる。
602おうか:2005/09/03(土) 01:00:03 ID:94fCONc9
 「お願い…。レオンの、ちょうだい…」
 「…わかった」
 「ねぇ、それから…、これ、外して欲しいな」
 手と脚の枷を示す。
 「最後は…やっぱりレオンのこと、抱きたいから…」
 涙で潤んだ瞳で訴えると、レオンが枕元から杖を取り出し、一振りして枷を取り去った。
 「…ごめんな」
 「…ほんとだよ、馬鹿」
 涙を拭きながら笑うと、甘く口付けられ、押し倒された。
 「…いくぞ」
 「うん。来て…」
 彼の先端が、秘所に触れる。これからレオンが膣に入ってくることが待ち遠しくて堪らない。
 「力抜いて、ルキア…」
 「あっ、う、うん…!あぁっ!」
 彼のものが全て収まりきると、私は思いきりレオンを抱き締めた。彼の顔が近くにある。優しく微笑んだその顔を見て、私は心から嬉しくなった。触れあうだけのキスを重ね、暫くするとレオンがゆっくりと動き出した。
 「…んんっ!あう…」
 「…ルキアの膣、暖かくて…ぬるぬるしてる」
 「レオンが…やったんでしょぉ…!あっ、あぁっ!」
 早急に奥を突かれ、声が出た。止まらない彼の攻撃が私を絶頂へと導いてゆく。
 「あっ!あぁっ!あんっ、レオン!」
 「あぁ…。ルキア…、愛してる…!」
 「うんっ、あたしもだよ!…んっ!もっと、もっとちょうだい!」
 腰を掴まれ、激しいテンポで突き上げられる。何度も、何度も。
最奥部にまで届き、一定の間隔で続く快感にもう何も考えられなくなった。
 「あぁ!もう、だめぇっ!あ、あぁぁぁ…!」
 「ルキア、ルキアっ!」
 「レオンっ!いっ、いっちゃう!いっちゃうよぉぉぉ!」
 「…あぁっ!」
 「いくぅぅ!あぁぁぁぁ!!」
 レオンの温もりを確かに感じながら、私は静かに眠りに落ちていった。
603おうか:2005/09/03(土) 01:00:33 ID:94fCONc9
 「…もう絶対あんなことしないでねっ!」 
 「え?でも気持ちよかっただろ?」
 顔を真っ赤にして怒鳴っても、目の前の恋人はヘラヘラと笑ってばかり。まるで反省の色がないその顔に、私は枕を投げつけた。
 「うるさーいっ!」
 「わかったよ、もうしませんってば…」
 もう一度枕を投げようとした腕の動きを止める。
 本当は嬉しかった。心地よくて、壊れそうだった。でも、そんなことを言える筈もなく。
 「ほんとに?」
 「ほんとだよ」
 「…じゃあ、今度は普通にエッチしたい」
 「…はい」
 レオンは素直に頷く。その笑顔が、何より大好きで。どうしようもなくて。
 すっぽりと彼にくるまれたまま、私はまたレオンに愛される悦びを期待した。これから先もずっと、繰り返されるであろう、その愛の行為に。
604おうか:2005/09/03(土) 01:02:25 ID:94fCONc9
 …以上です。こんなんしか書けません、自分orz
605名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 01:14:48 ID:fvlsQ9/X
レオンの奴、こんなプレイまでして許されてるのか!! 羨ましすぎ。
だから俺と代わr(ry

なんだかんだでレオンの事をすべて愛して受け入れるルキアたんが凄まじくイイ!!!
このカップル大好きなので大変美味しく読めました。ゴチでございます。GJ!
606ニナイ:2005/09/03(土) 01:32:18 ID:oFQSQqAi
>>おうか氏
GJです
いやもう、ルキアに惚れかけますた(ハァハァ

……ちなみに、自分は基本的に行き当たりばったりで書いて、話の流れから適当に書いてたりするので
たまに設定とかで食い違いが発生したりとかも良くあります
まぁ、先に出てたネタ優先て感じで極力なくしているんですが
今回のラスク×シャロンも、書いてる途中で
「あ〜……このままシャロンも誰かとくっつけるか〜……事情知ってるラスクが楽かな」
って勢いで……大体10秒ほどで決まったようなもんです
アバウトすぎてゴメンナサイorz
ついでに裏話このままぶっちゃけると、トーナメントを書き終えた辺りで
「この後どうやってエロに突入するか〜……」
とかごく自然に悩んでました(何
結局ラスク×シャロンで落ち着いた訳ですが
そんな訳で、続きがどうなるか、筆者自身もわからなかったりします(ぉぃ
変な流れになったらごめんなさいorz(謝ってばかりだな

>>偽・シャロン嬢
あ〜……投下を始めた頃から見てましたが、基本的にまったりしてるので、変に自重する必要は無いかと思います
よかったら、これからもSSの投下頑張ってくださいな

最後に
長文失礼しますたorz
607そうはいかんざきぃ〜:2005/09/03(土) 01:43:52 ID:vfSWfc0i
       ____
     ,: 三ニ三ミミ;、-、     \/   ̄   | --十 i   、.__/__ \  ,   ____|__l l ー十
     xX''     `YY"゙ミ、    ∠=ー  ̄ヽ |  __|.  |   | /  ヽ  /   __|   ,二i ̄
    彡"     ..______.  ミ.    (___   ノ. | (__i゙'' し      ノ /^ヽ_ノ (__ (__
    :::::             ::;
   ,=ミ______=三ミ ji,=三ミi
   i 、'ーーー|,-・ー |=|,ー・- |                ,-v-、
   i; '::  ::: ーー" ゙i ,ーー'j             / _ノ_ノ:^)
    ーi:: ::i:  /`^ー゙`、_ ..i           / _ノ_ノ_ノ /)
     |:::. ゙"i _,,.-==-、;゙゙i             / ノ ノノ//
     〉::.:..  丶 " ゙̄ .'.ノ       ____  /  ______ ノ
   / i, `ー-、.,____,___ノ\____("  `ー" 、    ノ
 ー'/  'i. ヽ、 ,二ニ/   \       ``ー-、   ゙   ノ
  /   'i、 /\ /      >       ( `ー''"ー'"
  \   'i," (__) /   /         \ /ノ

608名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 02:35:50 ID:IM/aPd7G
>>おうか氏
いつもいつもありがとうございます。
読んでから、(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ と止まりませんw 
それにしてもルキアたん、幸せそうだなぁ。ルキアたん萌えな漏れは彼女が幸せそうで何よりです。
 次回作、激しく期待してますんで、気が向いたらまたよろしくお願いします。
609名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 17:24:33 ID:z6vmQSK0
最近このスレ盛り上がってますなあ

ワクワクテカテカ
610勉強不足だ!お仕置きだ!:2005/09/04(日) 00:04:26 ID:vfSWfc0i
    ルキアちゃん、ハアハア最高!もう、いきそうかんざきぃ〜!!
       ____
     ,: 三ニ三ミミ;、-、     \/   ̄   | --十 i   、.__/__ \  ,   ____|__l l ー十
     xX''     `YY"゙ミ、    ∠=ー  ̄ヽ |  __|.  |   | /  ヽ  /   __|   ,二i ̄
    彡"     ..______.  ミ.    (___   ノ. | (__i゙'' し      ノ /^ヽ_ノ (__ (__
    :::::             ::;
   ,=ミ______=三ミ ji,=三ミi
   i 、'ーーー|,-・ー |=|,ー・- |                ,-v-、
   i; '::  ::: ーー" ゙i ,ーー'j             / _ノ_ノ:^)
    ーi:: ::i:  /`^ー゙`、_ ..i           / _ノ_ノ_ノ /)
     |:::. ゙"i _,,.-==-、;゙゙i             / ノ ノノ//
     〉::.:..  丶 " ゙̄ .'.ノ       ____  /  ______ ノ
   / i, `ー-、.,____,___ノ\____("  `ー" 、    ノ
 ー'/  'i. ヽ、 ,二ニ/   \       ``ー-、   ゙   ノ
  /   'i、 /\ /      >       ( `ー''"ー'"
  \   'i," (__) /   /         \ /ノ


611名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 00:09:31 ID:1r8xiL02
キタコレ
612名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 11:23:18 ID:2wtird6U
ツッコミがてら、雑知識を…



そういったプレイで使用するのは赤い蝋燭。(白はかなり高温の為、マジで火傷をしかねないため。)



言っておくが、コレはそういったプレイに詳しいヤシから聞いたのであって、俺は未経験者だからな。



何はともあれ、おうか氏ゴッジョブ!!!
613名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 22:55:05 ID:jSEJbVmE
>>612
つか色じゃなくてSM用の低温ローソクを使う。
614かつての27:2005/09/05(月) 01:37:17 ID:3ARLIoa3
久々に来たらスレが盛り上がっててたまたま一番最初にSSを投下したものにとっても嬉しい限りです。
盗作騒動とかも出てたり・・・

蝋燭といえば高1の時クラス全員必ず一発芸をしなきゃいけない状況になり仏壇にあげるやつで
ロウを垂らしてた人がいたよ・・・

まあ高1でSMの蝋燭もってるのも怖いけどw

今マラリアもの(相手は・・・クララ?しかもクララ攻めで)
  男子全員×女子全員
  先生×生徒たち
といったものを構想中です。

全部途中までなんでここに書かないといつまでもやらない気がするので・・・

いつ投下できるやら・・・
615名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 23:25:38 ID:pqngpDL4
おうか氏
毎回(;´д`)ハァハァさせて頂いています
今回も素晴らしかったです次回作期待しています
616おうか:2005/09/05(月) 23:33:23 ID:E5UgHuC3
612、613>>氏
そうなんですか…。そこの知識が甘かったです。申し訳ないorz
ご指摘ありがとうございます。
617私は大和高田の吉岡勝次だよ〜ん:2005/09/08(木) 02:51:44 ID:4FY+lcD1
そんなこと言わないでみんなで(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァしようよ。
みんなでハッスルハッスル〜 (;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ〜
もっと、おもしろい投稿まっているよ〜ん。
   ノ         _   ミ:::
  ノ    二__, --、r'"___、 ヾ ト、::ヽ
  ミレ'"~,-,、 !  ! ' '" ̄ .ノ \ヾ:、
  K/ー'~^~_/  ヽミ:ー‐‐'"   ヽ i.             
 !〉 ー―'"( o ⊂! ' ヽ   ∪   Y_           
 i  ∪  ,.:::二Uニ:::.、.       l i           
 .!     :r'エ┴┴'ーダ ∪    !Kl             
 .i、  .   ヾ=、__./        ト=     復活ぅ〜!!              
  ヽ. :、∪ ゙ -―-    ,; ∪ ,!                         
  \.  :.         .:    ノ              
   ヽ  ヽ.       .    .イ                
.    `i、  、::..     ...:::ノ ,∧
618名無しさん@ピンキー:2005/09/11(日) 14:26:39 ID:W+yNi8tN
クララ「保守です。」
ルキア「保守するよ!」
シャロン「保守ですわ。」
アロエ「保守だよ!」
マラリヤ「・・・保守よ。」
ユリ「保ー守!」
619名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 10:45:30 ID:BECW3Tmu
レオン「保守するぜ!」
マテウス「…保守する」
カイル「保守させてもらいますよ」
ラスク「保守するよ!」
サンダース「保守である!」
タイガ「保守や!」
620名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 17:22:17 ID:JjfQutQm
ここでロリショタな俺が来ましたよ
621名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 17:47:54 ID:JR1moMuf
ミランダ「保守するわよ」
アメリア「保守するわね!」
リディア「保守します。」
マロン「保守でーす!」
フランシス「保守するよ。」
ロマノフ「保守じゃ。」
ガルーダ「ぶるぅあああああ!保守だ!!」
622343 改め さが:2005/09/13(火) 22:43:06 ID:Ya82KmfB
そろそろ新作を投下してみたいのですが忙しすぎて出来ませんOTL

ということでとりあえず保守に参上です(´∀`)
623名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 02:06:13 ID:xwj1O3ow
ユリはツンデレ属性と信じて疑わない俺は馬鹿でしょうかorz
ユリ×タイガとかわりかし書きやすいんだけど誰も書かないなぅ・・・・
624名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 02:48:15 ID:RGUWy9sc
>>623
ならキミが書けばいいじゃないか!

と言いつつ保守ゥゥゥゥゥゥッ!!
625名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 03:00:22 ID:Ktdpf4wN
たまには鬼畜な話も読みたい
626名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 03:12:38 ID:xwj1O3ow
昨日プレイし始めて、最初に使い出したのがユリだからなぅ。
そりゃ萌えるって(何。
627偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/14(水) 03:53:34 ID:OYJ5bLWK
次回カキコする時は投下する時と言いましたけど、申し訳ありません。もう少し先になりそうですわ。

>>616
GJですわ。
私は書けるシチュエーションが少ないので羨ましい限りですわ。

>>625
現在作成中のものがアロエ〜シャロン編ですの。
少し前のを見ていただければわかると思いますけど、アロエ編からシャロン編の間は大幅カットされてますの。
ですから、今のを書き終えたらその間の部分を番外として書く…かもしれませんわ。
リクがあってなおかつ私に書けそうなら…ですけど。

前回の投下以降私事で忙しかったため、最近ようやく続きを書き始めたところですの。今週中には投下できるように努めますわ。
628名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 18:24:46 ID:FQtbtLOZ
>>627 期待してます。うーん、楽しみぃ。
629名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 22:54:42 ID:Y8cDUOB9
サンダース×アロエを書こうと思うのだが、サンダースの一人称が分からん・・
630名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 23:53:02 ID:rqtnJZ9t
>>629
我輩!!・・・にしとけ
631名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 01:17:53 ID:yqHwuNBp
>>629
公式見る限り「私」かな?
632アロエ×サンダース:2005/09/15(木) 23:31:06 ID:wkq/YwrK
アロエはいわゆる天才少女であり、飛び級でマジックアカデミーに入学している。
その愛らしい容貌から、男女を問わず大人気である。ユリやルキアに抱き締められている様子がよく見受けられる。


一方サンダースはマジックアカデミー一の嫌われ者である。
軍人じみた高圧的な態度が、周りの癪に触るらしい。だが彼自身はそれが家からの躾なため気にする様子はないのだが。


さて、ここで大問題が一つある。


こともあろうに、アロエとサンダースは恋人同士なのだ。

633アロエ×サンダース:2005/09/15(木) 23:32:20 ID:wkq/YwrK
なれそめは簡単な事だ。
森で迷っていたアロエをサンダースが救出、普段の彼からは寸分見えない優しい笑顔をアロエに見せたところ、アロエがサンダースに惚れてしまったのだ。
普段とのギャップに心が揺れるのはよくあることだと周りが楽観視しているうちに、アロエはサンダースの良い部分を沢山見付けて。

以降、アロエはサンダースにベタ惚れになり、サンダースはサンダースでアロエは私が守る、と宣言した。


余談だが、サンダースはアロエに一目惚れしていたらしく、タイガ達にロリコンと呼ばれることになった。合掌。
634名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 23:33:54 ID:wkq/YwrK
頭だけ書いてみた。
明らかに無謀なカップリングだと今更ながらに痛感しつつ・・・(-_-#)
635名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 23:53:17 ID:yqHwuNBp
わーい、サン×アロキター!
この二人激しく萌えてるんだ。是非続き待ってます。
636さまーばけーしょん。:2005/09/17(土) 20:58:42 ID:gccTn+Qm
ミンミンと鳴くことで蝉が命を燃やし、うだるような熱さがやる気を奪う季節である、夏。
マジックアカデミーにも夏がやってきた。


「生徒諸君!」


緊急集会―12人の生徒と教師陣だけだが―と称して集められた人々は、眼前で熱弁開始寸前のガルーダにやる気無さそうな視線だけを送る。
タイガやマラリア等は普段と変わらない表情だが。


「いよいよ夏だ!・・よって合宿を行う!これはロマノフ殿、そしてリディア殿と私の三人で決めたことだ!」
「・・・マジかよ!?」


ガルーダの宣告に、教師陣―先の三人以外―と生徒達は一気気に笑顔になる。
特にユリ・ルキア・レオン・マロンの四人は表情変化が著しい。
637さまーばけーしょん。:2005/09/17(土) 20:59:40 ID:gccTn+Qm
出発は四日後、それまでは全ての授業を休みにする為準備に費やせ、とガルーダが追記気味に言うと、その集会は終りとなった。



さて。
こうなるとテンションが上がりっぱなしになるのが、マジックアカデミーのメンバーである。
男女入り混じってわいやわいやと騒いでいる。


だが、その中で唯一サンダースだけが浮かない表情をしたまま悩んでいる。
元々孤立しがちな彼のこと、周りも気にしていなかったが・・・・。
638さまーばけーしょん。:2005/09/17(土) 21:00:15 ID:gccTn+Qm
出発は四日後、それまでは全ての授業を休みにする為準備に費やせ、とガルーダが追記気味に言うと、その集会は終りとなった。



さて。
こうなるとテンションが上がりっぱなしになるのが、マジックアカデミーのメンバーである。
男女入り混じってわいやわいやと騒いでいる。


だが、その中で唯一サンダースだけが浮かない表情をしたまま悩んでいる。
元々孤立しがちな彼のこと、周りも気にしていなかったが・・・・。
639さまーばけーしょん。:2005/09/17(土) 21:01:40 ID:gccTn+Qm
「――ロマノフ先生」

不意にサンダースがロマノフに声をかけた。


「この合宿、私は不参加にしていただきたい」
「―む?」


周りの生徒達、教師達は耳を疑った。
合宿とは名ばかりのバカンスであることは先刻承知の話だし、日常のほとんどをアカデミーで過ごすすため、休日に街に買い物に行くぐらいのリフレッシュしか出来ない。
しかし、この合宿は一気に心身の回復を図れるものであり、悪いところなどないはずなのだ。
640さまーばけーしょん。:2005/09/17(土) 21:02:41 ID:gccTn+Qm
「私がいけばきっと―きっと皆に不快な思いをさせてしまう」
「ふむ。君が行かないと言うのならば引き止めはしないが」
「自分勝手で申し訳ない」

サンダースはロマノフに会釈をすると、寮の自室に戻っていく。
その様子を、なかば呆れたような顔で生徒達が見ていた。
641名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 21:05:05 ID:gccTn+Qm
さて、サンダース×アロエネタを考えてる最中に思い付いたサンダース×ユリネタ。
ツンデレ気味なユリに萌えていただくのは、次回以降になりますが・・・。
とりあえず、頑張ります。
642名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 22:06:08 ID:T98mchtf
乙。期待してます。
一つ言わせて貰うと、段落分けの部分以外は
もうちょっと行の間隔を詰めた方がいいと思われ。
結構読みにくい。
643名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 20:44:16 ID:FNUctaqc
サンダース祭りの予感・・・?
期待してるよ!
644名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 05:15:56 ID:kTrEXVT7
645偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/19(月) 05:41:18 ID:Ch/+swQN
今週中にはできる、と言ったものの予想以上に遅くなってしまいましたわ。
前回といい私は嘘ばっかりですわ…

とにかくなんとか仕上がりましたわ。

以下、注意点ですわ

いつの間にかまとめサイトに掲載されてました。自分なんかの作品まで入れてもらえるとは…感謝です。
で、読み直したところ、どうやら不要な改行は無視されるようです。ただでさえ読みにくい私の文が大変なことに。
また、今までは、1レスごとに場面を切り替えていましたが、まとめに入ると切れ目が分からずに意味不明な文になりかねません。
というわけで、



時間の転換。ある程度の時間の経過を示す。

*
場面の転換。前回までも何回か使いました。回想なども。

という感じでいこうかと。

以下、本編を投下させて頂きますが、またまたあんまりエロはありません。
あらかじめご了承を…
646偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/19(月) 05:43:18 ID:Ch/+swQN
淀みなく澄み渡る青空の下、多くの人が行き交う日曜日の街の広場。
広場の中央にある噴水の縁に腰掛けて行き交う人をただ眺める。
なんとなく時計を確認してしまう。これでもう何度目だろう。
これじゃあなんだか…
(デート、みたいだな…)
いや、女の子とこんな「いかにも」な場所で待ち合わせしているのだから、「みたい」ではなくデートと言って問題ないだろう。
同年代くらいのカップルも見受けられた。もっとも、べったりと寄り添う男女を見ると、やっぱり俺はこういうのは駄目だと感じるのだが。
いつもより少しだけ気を使って選んだ、シンプルかつ少しだけお洒落な服装。
なんだかんだ言っても相手を意識している自分に気づき、小さくため息を吐くと立ち上がって軽く伸びをする。
再び座るとごく自然に時計を確認し、見飽きた群衆を避け足下へと目を移す。
首筋が暑い。
二度目のため息が口から漏れたとき、照り返しの眩しい視界が影に覆われる。
影の主が不満げに言葉を投げかけてくる。
「私とご一緒することがそんなに憂鬱かしら?」
647偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/19(月) 05:45:51 ID:Ch/+swQN
「滅相もございません。光栄の極みにございます、お嬢様」
にやりと笑って立ち上がる。
「大きなため息をついてた方に言われても嬉しくありませんわ」
「まぁそういうなよ。可憐な女の子がなかなか来てくれなかったらため息も出るって」
手を広げて大げさにいうレオン。
「こ、こういう時女性は遅れてくるものですわ」
着ていく服を悩み抜いた末に時間に遅れたのはここだけの秘密だ。
結局、白を基調とした服を選んで着てきた。ブロンドの髪にはいつもと違う青いリボンが栄える。
難しい顔をしたレオンの視線が足下から上がってきて顔まで来て止まる。女性としてジロジロ見られるのは気分のいいものではない。
とっさに視線から両手で体を庇う。
「あ、あまり見ないでくださる?」
「ん?あぁ悪い。なんかいつもと違うからさ」
(いつもと違う…ってそれだけですの!?この場へ来るために私が二時間もかけて選んだんですのよ?レオンさんの為にここまで悩まされたと言ってもいいくらいですわ。それなのに「いつもと違う」だけですの!?)
シャロン法廷第一審…被告レオンは「おしおき」百回の刑。
「…でも何着ても似合うんだな。驚いた」
シャロン法廷第二審…被告レオン、無罪。
レオンの二回目の逆転勝訴だった。
648偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/19(月) 05:47:17 ID:Ch/+swQN
「そ、そんなの当然ですわ。それより早く行きますわよ」
恥ずかしくてつい背を向けてしまうシャロン。
「そっちじゃないぞ」
レオンをおいて歩き始めたシャロンに声をかける。
「…わかってますわ」
ピタッと止まって耳まで赤くなったシャロンが振り返る。アカデミーで凛とした顔で優雅に歩く彼女とは違い普通の女の子といった感じだ。
「ははっ…OK、わかってるって。じゃあ早速案内させていただくとしますか」
そんなシャロンについつい頬が弛んでしまうレオン。こんな気分になったのは久しぶりな気がする。
対するシャロンはいつもなら(あり得ない屈辱…!)となるところが屈託のないレオンの態度に何故か恥ずかしさでいっぱいになる。
清々しい気分で真っ直ぐ前を見て歩くレオンと、レオンの真横より少し後ろを顔を赤らめ俯き加減に歩くシャロン。
二人の運命の歯車が静かに回りだした。
649偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/19(月) 05:50:14 ID:Ch/+swQN


「本当にこんなとこでも良かったのか?」
軽く食事をとった二人が向かいあっている。
若者向けな雰囲気と手頃な値段のため、学生の間でわりと有名な店。
「『でも』ではなくてここが良かったんですの」
レオンが予定していたそれなりに値の張るような店はシャロンにあっさりと却下された。最初「もう一桁違うようなところじゃないと納得しないのか!?」と焦ったがどうもまったく逆のようだった。
「まあシャロンがそういうなら俺はいいんだけど…」
腑に落ちない、といった感じのレオン。
逆に興味深げに周りを眺めるシャロン。彼女にとって「学生同士の普通の付き合い」の方が値段だけ高い店なんかよりも遙かに魅力的だった。小さい頃から自分は周りと違ったから。
昔はそれで良かった。自分は他の人と違うということを自分が優れているからだと思っていた。大人に囲まれた中で暮らしていたから、同じ年頃の友達なんて馬鹿らしく思えた。
(でも、本当は──)
少し大きくなれば自分が他の人と違うのは両親の身分、肩書きであって自分の力ではないということくらいわかる。
だから人知れず努力した。「自分自身」を評価して貰いたかったから。勉強もお稽古事もした。
(私が本当に望んだのは──)
だけど、周りの目は違った。「さすが〜〜家の娘さんだ」、「やっぱり親御さんと似て…」
出てくるのは家の名、親の名…そこに「シャロン」の名はない。
私はただ…
(ただ私を一人の人として見て貰いたかっただけなのに──)
650偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/19(月) 05:51:45 ID:Ch/+swQN
アカデミーに入ってから同性のクラスメート達とは仲良くなった。だけど…
「やっぱり私なんかとは育ちが違うね〜」なんていう悪意のない言葉を耳にする度に、自分の存在を否定されたような言いようのない虚無感に襲われる。
(「私」に存在価値はあるのかしら…)
そんなことまで考えるようになった。
優れている、どころではない。「私」というものには価値すらないのかもしれない。
だって私という人間を見てくれる人がいないのだから。

…いや、いなかったのだから。
651偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/19(月) 05:54:31 ID:Ch/+swQN
*
その男は突然やってきた。
赤い髪の同年代らしい少年はシャロンにも見覚えがあった。
クラスの男子が集まって騒いでいるときのリーダー格、そんな程度の認識ではあったが。
「えっと…今日、暇?」
正直、驚いた。今までシャロンを誘いに来たのは妙に仰々しい態度だったりしたものだったのに対し、この男はまるで挨拶でもするかのように訊いてきた。
「えぇ、時間はありますわ」
「そっか。良かった。じゃあ放課後俺の部屋に来てくれ。場所はこれ。じゃ」
言うだけ言ってメモを渡して立ち去る男。
「あ…」
呼び止めようとするが名前がわからずに呟いてしまう。
「ん?」
首だけこっちを向く。
「じ、時間はありますがお相手するとはいってませんわ」
「駄目なの?」
「駄目…ではありませんけど…」
「じゃあ気が向いたらでいいから」
無言で男の背中を見送る。
近くにいたクラスメートが物珍しげに近づいてくる。
「珍しいね〜シャロンが誘いを蹴らないなんて」
珍しいどころか実は初めてだったりする。今まで誘いを持ちかけた男はことごとくその場で「お断り」であった。
「あの方、名前はなんていいますの?」
「…知らずに受けたの?…まあいいけど。レオンくんよ。よ〜く覚えときなさい」
自分から人の名前を訊いたのは初めてだった。
その十数分後にはレオンの部屋の前に立つシャロンの姿があった。
652偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/19(月) 05:57:49 ID:Ch/+swQN


興味本意で来てみたら早々に醜態を晒す羽目になった。
赤面しながらなんて失礼な男なんだろう、とも思い憤った。
だが、そこには今までのような「無価値な自分」に対する憤りはなかった。
言いたいことを気兼ねなくここまで言えたのは初めてのことだったと思う。言えた、と言うより言わされてるという感覚だったが。
普段ならある程度のことを言われても声を荒げることのないシャロンが、なぜかレオンと話していると本音が漏れてしまう。
その度に表情に出てしまったのだろう。何度となく笑われてしまった。
彼が紅茶とクッキーを持ってきたことすら忘れて話し続けた。
そういえば、といった感じでレオンが尋ねてきた。
「この前のテスト、どうだった?」
一瞬、嫌な言葉が脳裏をよぎった。
「もちろん満点ですわ」
レオン次の言葉は大体予想がつく。
「…マジで?」
「え、えぇ当然ですわ」
少し予想とは違う答えが返ってくる。「当然」と強がってしまうのは彼女の生来のものだ。
「当然…ってなんで?」
…どうして当然なんだろう。
「そ、それは私の家の名にかけて…」
シャロンが呟くのを遮ってレオンが問う。
「じゃあ…お嬢様に生まれたやつはみんな生まれたときから頭いいってことなのか?」
「え…?」
「俺はてっきり、私にはこのくらい簡単ですわ〜とか言うもんかと思ったんだけど」
「ぁ……」
「あ、ごめん。別に悪い意味じゃなくて」
突然黙り込むシャロンに不安になったのだろう。レオンが弱い口調で言う。
「構いませんわ」
今までで一番の笑顔で答える。
「ですけど、レオンさんの前でそんなこと言ったらレオンさんに失礼ですわ」
下から数えた方が早いレオンも笑いながら答える。
「はははっそれもそうだな」
すっかり温くなってしまった紅茶を飲みながら、二人の談笑はその後しばらく続いたのだった。
*
653偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/19(月) 06:01:40 ID:Ch/+swQN
自分の肩書きに囚われていたのは自分自身のせいだったのだろう。
レオンに問われた時、自分が何のために努力してきたのか答えられなかった。
自分自身が気付かないうちに「家名に負けないように」、「両親に負けないように」と生きてきた結果なのだろう。
今目の前にいる赤髪の少年がそれを教えてくれた。
レオンのことだから何の気なしに発した言葉の一つなのだろうが、シャロンにとっては自分を肯定してくれた唯一の言葉だった。
そんなレオンの為に、今日までの間レオンの情報を聞き回った。なにか自分にできることはないのか、と思い至ったのだ。
自分でもなぜここまでしようと思ったかはわからない。だけどそうしないといけないような気がした。
そんな時興味深い話を耳にしたのだった。
654偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/19(月) 06:03:42 ID:Ch/+swQN
「レ、レオンさんは…」
「ん?」
さん付けに僅かに違和感を覚える。そう言えば名前で呼ばれたのは初めてかもしれない。
「悩み…はありませんの?」
「……」
一瞬言葉に詰まる。
「いや…特にないけど」
できるだけいつも通りに答える。
「……ッ」
レオンの言葉を聞いた途端何かを堪えるように俯いてしまうシャロン。
「…では訊きますわ。最近友人の方とも顔を合わせずに帰ってしまうのはどうしてですの?」
感情を抑えながら静かに質問を投げかける。
「……」
「ご友人も『何か思い詰めたような顔をしてる』…と心配されてましたわ」
「俺は別に…」
周囲の喧噪の中しばしの沈黙が二人を支配した。
655偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/19(月) 06:05:53 ID:Ch/+swQN
「私では…駄目ですの?」
シャロンの呟きが沈黙を破る。
「え…?」
初めて自分を見てくれた人。そんな人の為に、何でもいいから何かしてあげたかった。
友人達から最近の彼の話を聞いた。レオンが何かを悩んでいるのは明白だった。
彼の悩みを聞いてあげることができれば、そう思った。
だけど──
「…私は相談を聞いてさしあげることすらできないんですの?」
今にも消えてしまいそうな、その儚さがレオンを不安にさせる。
「違う!」
一瞬、レオンに視線が集中するのを感じたが、そんなことは問題ではなかった。
今は目の前の少女が大事だったから。
「確かに俺はシャロンに話せないようなことがあるかもしれない。けど…」
不安げなシャロンの瞳を見据えてゆっくりと続ける。
「シャロンには話せないんじゃない。話せないんじゃなくて話さない。誰にも話さない…俺が自分で決めたことなんだ」
最後にごめん、とだけ付け足す。
しばらくの沈黙の後、ふぅ、とわざとらしくため息を付くと、
「…仕方ありませんわね」
と無理していつものように言った。
言ってから、やっぱりレオンにはバレてるんだろうなと思うと、なんとなく恥ずかしくなってしまった。
656偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/19(月) 06:08:26 ID:Ch/+swQN
「ごめん…」
なんとなくもう一度謝ってしまうレオン。
「まったくですわ。最初に『特にない』なんて言ったのはどこのどなたですの?」
いつも通りに振る舞おうと強がるシャロンがなんだかとても可愛らしい。
「だから悪かったって。謝ってるじゃん」
そんなシャロンを見ながらつい軽口を叩いてしまう。
「悪いと思っているなら嘘をついた罰として…つ、付き合ってもらいますわよ」
顔が真っ赤である。
「……は?」
耳がおかしくなったのだろうか、と疑ってみる。
「で、ですから…罰としてこの後私とショッピングをご一緒していただきますわ」
「……」
「に、荷物持ちとしてですわよ!?誤解なさらないでくださいます!?」
(なにも言ってないんだけど…)
「先に言っておきますけど、レオンさんに拒否権はありませんわよ!」
なんだかだんだんムキになってきているように見える。
「あぁ…そんなことでいいんだったらいくらでもお相手させてもらうけど」
収拾がつかなくなる前にとりあえず返事をしてからあることに思い至る。
「シャロンの申し出を断るな」というのはこのことなのか、マロンはどこまで予測しているのだろうか…と。
その後、二人の会話を聞いていたと思われる同年代の客に好奇の目で見られながら店を後にするのだった。
657偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/19(月) 06:10:03 ID:Ch/+swQN


「そういやなんで俺に悩みとか訊いたんだ?」
気になっていたことを訊いてみる。
「えっ!?べ、別に意味なんかありませんわ…」
何故か歯切れの悪い答えを返すシャロンに再度訪ねる。
「だってわざわざ人から聞いたんだろ?」
「それは…偶然ですわ!そう、たまたま話してるのを聞いただけですわ!」
「…まあいいけど。それにしても…まさかあの店の中に知り合いはいないだろうなぁ…」
あんな会話を聞かれていたら、次の日には噂になってアカデミー中を駆け巡ること間違いなしだ。
いつからかレオンの真横を歩くようになったシャロンも口にはしないものの赤面している。
「あんな恥ずかしいセリフ、よく人前で言えるな」
「レ、レオンさんこそ…ああ、もうっ!そんなことより着きましたわ。しっかり働いてもらいますわよ」
ショッピングに付き合う、ということでとりあえず服を見に行くことになった。レオンはファッションに特にこだわりはないのでシャロンが先導している。
ご立腹のシャロン嬢に追随しながら、こういうのも悪くないな、と思うレオンだった。
658偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/19(月) 06:12:26 ID:Ch/+swQN


人生には時として不自由な選択を迫られることがある。
そう、まさに今のように。
「これもいいですけど…こっちも捨てがたいですわ…レオンさんはどちらがいいと思いますの?」
人がどっちがいいか、と聞くときは自分の中で答えが出ている。それでいてあえて聞くのだから始末が悪い。自分の答えと一致しなかった場合機嫌を損ねる恐れがあるからだ。
「う〜ん…」
真剣に見比べるレオン。
一つは黒がメインのシックで高級感溢れる(実際高いのだろう)デザイン。
もう一つは逆に白がベースのワンピース。なんていうのか知らないけどヒラヒラしたのがついてて可愛らしい。
イメージにあうのは前者だろう。しかし…
レオンの脳内にシックでちょっと色っぽいシャロンと、無邪気に白い衣装を翻すシャロンが現れる。
「……………こっち」
悩んだ末にレオンが選んだのは明るく笑顔を振りまく白い天使(注!イメージです)だった。
「あら…意外ですわ」
「アカデミーだと制服ばっかりだからさ。明るいのも見てみたいと思って」
「それは貴方の趣味ではなくて?」
ジトっと見られながらしまった、といいわけを考え始めるレオン。
「いや、だってシャロンって何着ても似合うと思うからどうせなら…」
「仕方ありませんわね。そこまで言うならこちらにしておきますわ」
仕方ない、といいながら上機嫌なシャロンであった。
659偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/19(月) 06:14:02 ID:Ch/+swQN
試着してくるというシャロンに「そうか」とだけ答えると、むっとして、不満ですわと言わんばかりな顔をして一人で行ってしまったが、何か悪いことでも言ったのだろうか。
シャロンの姿を見たいとも思ったけど、「着替えたら見せてくれ」と言うのは恥ずかしいし、それに何故か分からないが怒ってるように見えたから大人しく待っている。

ぼんやりと外を行き交う人を眺める。
することもなく、なんで今ここにいるんだろう、と何気なく考えてしまう。
見知らぬ顔が通り過ぎていく。
なにか考える度に必ず同じ結果にたどり着く。分かりきったことだった。
ふぅ、とため息。最近ため息ばっかりだな、と改めて思う。
そのとき、通り過ぎていく人の中に、忘れない顔を見た。
(あれは…)
660偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/19(月) 06:16:27 ID:Ch/+swQN
何かに操られるように外に出た。
辺りを見回す。休日のためか、かなりの人で溢れている。
いない…確か向こうに…

何故探さねばいけないのか…それはなんとなくそんな気がしたから。

とにかく前に進む。手段と目的はすでに逆転している。
早足で歩く。人にぶつかるが今はそれどころじゃない。

…どうしてここに?
人の隙間を縫って早足で歩く。
心拍数が上がっているのがわかる。
人をかき分けて強引に前に進む。
この道は横幅は広いが一直線だから必ず見つかるはず。

しかし…

見間違い、か?

「…レオンお兄ちゃん?」
今まさに自分が探していた声が背後から聞こえた。
661偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/19(月) 06:21:52 ID:Ch/+swQN
振り向いた先には私服でも変わらず特徴的なリボンをつけた少女。
「…アロエ」
忘れるはずがない、この少女を。
いつも明るくて元気な少女「だった」。
俺をお兄ちゃんと呼び、俺も明るく答えて「いた」。
それをすべて過去のものに変えてしまい、弱々しい、今にも折れてしまいそうな彼女にしたのはのは他ならぬ自分なのだから。
「「…ぁ」」
二人同時に呟いて、二人して俯いてしまう。
「あのね…レオンお兄ちゃん、誰か探してたみたいだから…」
お前、何言ってんだ…お前は俺になにされたか忘れたのか…?
「あの、アロエで良ければ…手伝うから…」
なんだよこれ…なんでそんなことするんだよ…バカじゃねぇか…
「ねぇ…お兄ちゃん…」
俺をまだ『お兄ちゃん』なんて呼ぶのか、お前は…

「…泣いてるの?」

「…ぇ?」
言われて、初めて気づいた。
涙が一筋、頬を伝う。
「なにか悲しいことがあったの?」
違う。そんなことじゃない…
「それともアロエはおせっかいなのかな…?」
ああ、ホントにおせっかいだ…なんで俺なんかに話しかけてるんだよ…
「アロエでよかったら…話して」
…でも、お前なんかより俺の方がもっと馬鹿野郎なんだ。
言いたいこともあるのに言葉が出ない。
気が付くと俺は何度も何度もごめんと呟きながら久しく忘れていた涙を流し続けていた。
662偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/19(月) 06:23:58 ID:Ch/+swQN


結局、年下の(しかもかなり)女の子にあやされるという、みっともない姿を公衆の面前で晒してしまった。
人を待たせてるということで、人通りの少ないところで立ち話だけさせてもらうことにした。
とにかく、一番言いたかったことを真っ先に口にする。
「…ごめん」
シンプルな文句だが、上辺だけ飾っても仕方ないから、これが一番いいとおもった。
しばらくなにやら考えてからアロエが言う。
「それは前にも聞いたからもういいよ。それより、どうしてアロエを探してたの?」
あっさりと「もういい」と言われ、しかも「前も聞いたから」といいのはどういうかとかわからない。
「…いや…なんとなく。言いたいこと、というか謝りたいってのもあったし…」
とりあえず、質問にだけ答える。
「あははっ!やっぱりお兄ちゃんはお兄ちゃんだね」
なぜかすっかり元気になった(無理してそう見せてるのだろうか?)アロエが屈託のない笑顔で言う。
「さっきお兄ちゃんに話しかけるとき、すっごく怖かったけど…やっぱりお兄ちゃんは変わらないよ」
「……」
663偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/19(月) 06:27:47 ID:Ch/+swQN
何も言えないレオン。
「あのね…もしかしてお兄ちゃん好きな人、いる?」
「………ああ、いる」
やっぱり、とにこっと笑うアロエ。
「え〜と…もしかしてシャロンさん?」
おそるおそる聞いてくる。
「なんでそう思うんだ?」
「うん…さっき、一緒にいたから、そうかなぁ〜って」
アロエもこっちに気づいていたらしい。
「…いや、違う」
「やっぱり!」
呆気にとられるレオン。
「お兄ちゃん、マロン先生が好きなんでしょう?」
「え……い、いや、まぁ…」
アロエは何故か楽しそうだ。
「前からそうだと思ってた〜……あ、でもそれじゃあシャロンさんが可哀想だよ」
「何で?」
もはや話が読めず呆然して、愚直に聞き返すが、笑って誤魔化されてしまう。
「…アロエはさ、いつから知ってたんだ?俺が先生のこと…」
ふと真剣な顔になるアロエ。
「女の子はね…男の子が誰が好きか、とか結構わかるんだよ……特に好きな子のことは」
時が止まった。
そう、感じた。
「それって…」
「アロエにあんなことしたんだから、ちゃんと責任とってね。じゃあ、アロエも用事があるから」
くるりと身を翻して人混みの中に消えていった。
664偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/19(月) 06:29:50 ID:Ch/+swQN


シャロンのもとに戻るまで、時間にして15分もなかった。
女の子というのは、妙に化粧に時間をかけたりするらしい。どうにも試着にもそれなりに時間をかけていたらしく、怪しまれることもなかった。
一度「お披露目」に来たらしいがトイレに行っていたということで誤魔化した。まあ、そのせいで再び不機嫌になっていたりするのだが。
「わざわざ私がレオンさんのお目にかけようと…」
「へぇ〜…そんなに見てほしかった?」
シャロンの言葉を遮ってつい意地悪く言ってしまう。
「そ、そんなわけありませんわッ」
「そりゃ残念。んじゃ、次回にでも見せてもらいますか」
「ふふっ…それはデートのお誘いですの?」
いい加減レオンのペースにも慣れていた。
「はははは。今度の罰ゲームの罪状は何なんだ?」
まだレオンのほうが一枚上手なようだった。
665偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/19(月) 06:31:15 ID:Ch/+swQN

会計を済ませて、外を歩く。ちなみに会計はシャロン持ち。結構な額だがそれでももちろんレオンは格好良く払うつもりでいたのだが、「レオンさんはあくまで荷物持ちですわ」という良くわからない理由で却下された。
彼女らしいと言えばらしいのだが。

その後、他に目的がなかったので、レオンの「じゃあ普通に散歩でいいんじゃねぇの?」案が採用された。
取り留めのない会話を続けながらブラブラと散歩をする。
汗ばむ日差しに晒され続けていたが、今日一番充実していることを感じるのだった。
666偽・シャロン嬢(仮) ◆45F2dDWvlE :2005/09/19(月) 06:37:53 ID:Ch/+swQN
申し訳ありませんが長い上に、眠いので続きは明日投下させていただきますわ。
私のはエロパロというよりもただのパロだと改めて思いますわ…スレ違い?

ゆえに、エロ目的の人は読まないほうがいいかと思われますわ。




…やっぱりスレ違い?
667名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 11:43:44 ID:V2UwiUNK
>>666
ここは エ ロ パ ロ ス レ です。
668 ◆45F2dDWvlE :2005/09/19(月) 14:16:35 ID:Ch/+swQN
ごもっともです。
もともとエロ描写が得意ではないのに調子にのって書いていた結果、非エロ部分がダラダラ長くなってしまいました。申し訳ない。
当スレの諸兄を不快にさせてしまったことをここに謝罪させていただきます。
669名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 02:19:04 ID:8QEWiyFN
>>668
まあ待て、そう早まることはない。

確かにここはエロパロスレだ。
非エロはスレ違いだ。



が、
ここからエロに発展させれば、なんら問題はない。
これ程の文が書けるんだ。アンタになら出来る。

俺は焦らされる程、燃えるタイプだ。
俺はアンタが続きを書いてくれることを願って、今夜は眠りにつくとしよう・・・。
670名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 02:23:57 ID:9Wu4i4Al
いや、俺は見たいよ。うん。
つーかいきなりエロに入るのは無粋だなと思うタイプなんでいい感じと思うのですがね。
まあ個人的意見スマソ
671名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 02:24:44 ID:9Wu4i4Al
リロードしろ・・・俺
672さまーばけーしょん。:2005/09/20(火) 08:03:22 ID:gYVveb6L
さてさて。
サンダースが不参加とは言っても、別段彼と親しい者はいないし困りはしない。困りはしないのだが、一人だけが別行動というのがきに入らないと言う熱血漢風の生徒は数人いて。
それがレオン・ルキア・ユリの三人だった。


「おいサンダース!お前いい加減にしろよ!自分勝手過ぎるぞ!?」
673さまーばけーしょん。:2005/09/20(火) 08:04:45 ID:gYVveb6L
レオンとルキアの声にもサンダースは動じない。
反応と言えば鬱陶しい、と言わんばかりの冷たい視線と呆れたという溜め息。

「おいコラ!?」
「ふむ。話す・・訳にもいくまいし仕方あるまい」

サンダースはレオンの怒号を無視して口を開く。
・・・レオンが少しばかり寂しそうにしてるぞ。

「覚悟のある者にのみ見せようか」
「何をよ」

ユリがじれったそうに言う。
真実イライラしているのだろう。
674さまーばけーしょん。:2005/09/20(火) 08:05:57 ID:gYVveb6L
サンダースはおもむろに制服を脱ぐ。
ユリやルキアは顔を赤らめながらもそれを注視していたし、レオンは興味深そうにそれを見ていたが。

「・・うげ」

レオンが小さく呟いた。
サンダースの躯には幾多の切傷、縫い後が残っていた。
傷だらけの躯を晒したサンダースは、ふぅ、と溜め息をつくと苦笑する。
675さまーばけーしょん。:2005/09/20(火) 08:07:20 ID:gYVveb6L
「やはりそういう反応か・・・・予想は出来ていたのだが」
「・・・何なのよあの傷跡は?デタラメじゃない」
「この傷跡は、私が一流の軍人になるようにと父が躾ようとして・・剣の稽古をしていた時についたモノ」
やはり寂しそうに笑いながら、サンダースはぽつぽつと呟き出す。

「この様な傷跡を晒して彼等や君達の気分を害する様ならば、私はここに残り予習復習に励んだ方が思っていたのだ・・・」
676さまーばけーしょん。:2005/09/20(火) 08:11:00 ID:gYVveb6L
また中途半端なところですみません。
ちょいとミスがあるんですが、最後のサンダースのセリフのところで、正しくは「予習復習に励んだ方が良いと思っていたのだ」です。
もう少しで終りますので、今暫くのお付き合いをお願い致します。
677名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 13:05:20 ID:CR9W5qyX
蒸し返すようで悪い
例の盗作サイト、謝罪文もなく作品を扱ってるページ自体が消されてて
『無かったこと』にされてるんだが・・・・・・
678名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 14:21:55 ID:5kwPkd0Z
そうするんじゃないかと思ってたら案の定か。
679名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 14:27:49 ID:FJnMplU1
今日初めてこのスレ見て、例の盗作サイト見ても
盗作なんてしてないじゃん、とか思ったらそういう事か
680名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 18:49:42 ID:XPMsNY4N
>>668 俺も>>669氏と同じ意見だ。
貴方ならきっと出来るはずです。

さまーばけーしょんを執筆中の方
ワクワクテカテカしながら待っていますよー。

盗作サイト・・・謝罪も無しですか。
某大手音楽会社と言い、QMAエロSS盗作サイトと言い・・・。
最悪じゃ。
今年を漢字一文字で言うなら?と聞かれたら、すかさず「盗」と答えるね。
681名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 19:46:22 ID:lg+cyoy5
投下中の方、お疲れさまです。


>>669
>>670
>>680
自分なんかの為に気を使わせてしまって本当に恐縮です。
自分のせいでスレの雰囲気を悪くしてしまいました。申し訳ない

ちなみに、もともとエロは後半部分に若干あります。時間の都合で途中で投下を止めたので…

私はエロ描写だけでなく、登場人物の心情を描いて人間味が出ればいいな、と思って書いていました。
ですが、ここがエロパロスレである以上は、非エロとエロのバランスが悪ければそれこそ本末転倒でありスレ違いと言われて然りです。
ゆえに、不快感を覚えた方に対しては申し訳ないとしか言えません。



>>669
>>670
>>680
正直もうこのスレに来ないでおこうか悩んでました。
それだけに肯定的に見てくれる方がいて非常に励みになりました。ありがとうございました。

私はしばらく様子を見させてもらいたいと思っています。
それによっては続きを投下させていただくかもしれません。

長文失礼しました
682名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 21:21:00 ID:+jDtO5J3
>>681
首長くして待ってますよー

しかし、中身の濃いスレだよねここ。
680レスで445kbって…
誰か保管庫作ってくれ。
683さまーばけーしょん。:2005/09/20(火) 22:22:38 ID:gYVveb6L
サンダースの独白の後。
彼を無理にでも連れていこうと思っていた三人は、半ば打ちのめされたような思いを抱いていた。
思えば彼は物事の悉くに於いて人目を気にしていた。風呂に入るのも最後、自ら他人をけなすような言動の多さ。
それさえ自分達に気をつかっていての行動動だとすれば・・・。


「何か・・やりきれないよなぁ・・・」
「右に同じく。サンダース、怒っただろうな・・・」
684さまーばけーしょん。:2005/09/20(火) 22:24:35 ID:gYVveb6L
レオン・ルキア・ユリは、どんよりとした顔付きで自室に戻る。
レオンとルキアは、隣室のタイガ、アロエがそれぞれ気をまぎらわしてくれたが、ユリの隣室のクララは既に寝てしまった後らしく、物音の一つもしない。

「サンダースに謝った方がいいよね・・・」

許してくれるかどうかは兎も角、取り合えず謝っておこうとユリは考える。
もしかしたら襲われるかも知れないし、殴られたりなどはされて当然の覚悟でユリはサンダースの部屋に再度走った。
685さまーばけーしょん。:2005/09/20(火) 22:25:40 ID:gYVveb6L
サンダースの部屋の前で。ユリは頭を抱えて悩んでいた。
確かにサンダースに謝ることは曲げようのない決心だが、要のサンダースがいないのか・・部屋の鍵が閉まっている。
明日は朝早くからユリ・アロエ・シャロンと共に買い物に出掛ける予定なため、ここに来るのは遅くなる。しかしもしサンダースが明日に泊まりがけでどこかに行ってしまえば、謝るのは合宿後になってしまう。

(どうするどうする私・・・・)
686さまーばけーしょん。:2005/09/20(火) 22:27:14 ID:gYVveb6L
「私の部屋の前で何をしているのだ?」
「へ?」

ユリが必死で悩んでいると、上から冷たい声がかけられる。
間の抜けた返事をしたユリは、混乱する頭のどこかで彼がサンダースだと把握したようで。
しゃがんだまま、立つサンダースの顔を見上げてみる。
普段通りの無愛想な顔に、手に持つのは彼の制服一式が入っているらしい手提げ袋。
寝巻きも機能性重視っぽさが伺えるのは、彼がサンダースだからだろうか。
687さまーばけーしょん。:2005/09/20(火) 22:29:09 ID:gYVveb6L
「ごっ、ゴメン!邪魔だった?」
「割とな」
「あう・・・・」

歯に衣着せぬサンダースの物言いに、思わずたじろぐユリ。
各種定期テストでも彼より上の順位なんてとった覚えもないし、言いくるめられるのは目に見えていた。

「全く。かような深夜にそのような薄着で出回っていると、幾ら夏とて風邪をひいてしまうぞ」
「・・・うん」
「入れ。茶でも飲んで体を暖めてから帰るがいい。上着ぐらいは貸してやる」
688さまーばけーしょん。:2005/09/20(火) 22:30:51 ID:gYVveb6L
とろとろとすみません。
次回漸くシーンに突入出来そうです。
未熟ではありますがよろしくお願いします
689名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 00:02:26 ID:LnMl/5DM
>>681 待ってるよー。ノシ

さまーばけーしょんを執筆中の方
ワクワクしてますよ。さぁ、さんちゃん頑張れ!
690さまーばけーしょん。:2005/09/21(水) 23:06:11 ID:pSbhF1q+
サンダースの部屋に招き入れられたユリは、サンダースに勧められるままソファに腰を下ろし、ちゃっちゃと湯を沸かし茶葉の用意をしていくサンダースを眺めている。
日頃敬遠がちなため、彼のことは詳しくしらなかったが、なかなかどうして片付いた部屋ではないか。
本棚には年期の入った参考書やファッション誌が一冊も乱れることなく並んでいるし、机の上にも筆記用具やノートが丁寧に片されている。
部屋のすみにぽつんと置かれたテレビにパソコンも、まぁ綺麗なままだ。

(生真面目って言うの、彼のための言葉じゃないかなぁ・・・)
691さまーばけーしょん。:2005/09/21(水) 23:07:22 ID:pSbhF1q+
「殺風景な部屋だろう」
「ん・・綺麗すぎるね」

サンダースが盆にのせてきた茶を遠慮なしにもらいながら、ユリは苦笑する。
このマジックアカデミーは何より自身の探求心と好奇心で成績が決まると言って過言ではない。
その点に於いて、これほどまでの資料を擁するサンダースに勝てる相手はいるまい。
「しっかし・・・」

ユリは小さくうめいた。
頭もいい、家事も出来る、後は顔と性格にある難を少しばかり直せば彼はマジックアカデミー一の男になりえる素材だ。
692さまーばけーしょん。:2005/09/21(水) 23:08:25 ID:pSbhF1q+
「そういえばさ」

サンダースが上着を貸してやる、とクローゼットを開いていると、ユリが不意に声をかけた。

「サンダースって好きな人はいるの?」
「いるわけがあるまい」
即答。
マジですか、とユリは呆れたような顔をした。

マジックアカデミーには自慢ではないが、美男美女が揃っているとユリは断言することが出来る。
まさかとは思うが、全く好みが合わないなどということはないはずだ。

「もしかして好きって感情が分からなかったりして」「よく分かったな。私は人を愛したことも好きになったこともない」


693さまーばけーしょん。:2005/09/21(水) 23:09:42 ID:pSbhF1q+
軍人に愛など要らぬと教えられた、とサンダースは寂しげに微笑んだ。
ユリは、それが真実だというならとても悲しいことだと思う。
自分達は―セリオスは微妙だが―恋愛して、悲しんだり楽しんだりして学ぶことも多かった。
なのにただの本で知る知識でしか愛や恋を知らないと言うのは、余りに哀れだ。
「あったぞ。これはまた今度返してくれれば・・」
「サンダース、誰かを好きになりたいって思わない?」
「む?・・興味はある」

突然のユリの問いに、サンダースは苦笑混じりに返す。
サンダースにとっては冗談に過ぎないのだろうが、ユリは本気らしい。

「じゃあ、私が『愛』を教えてあげるっ」

微笑みを浮かべたユリは、しゃがんでいるサンダースにそっと近付き――そして優しくキスをした。
694ろくしょう ◆lDuDHMY9Oc :2005/09/22(木) 02:42:42 ID:U32Ot1su
投下中すみません
長い間SSをほったらかしていた馬鹿者です
最初はPCで書いていたんですがお逝きになられてしまったので巡回すら出来なくなってしまってたのですよ
一応書きかけのSSを完結させてもよろしいでしょうか?
と言ってもまだまだ完成には程遠いのですが…
695名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 10:37:08 ID:G4uCkAMo
サンダースはツンデレ
696名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 20:58:56 ID:2u7Eg44y
さまーばけーしょん執筆中の方
ふおぉぉぉぉ!い、いいところで止まっている。さぁ、サンダースよ!
今こそ、熱き魂を解き放つのだ!

ろくしょう氏
待ってましたー。
697ニナイ:2005/09/22(木) 23:32:57 ID:gyw69awH
>>さまーばけーしょん作者氏
そこで寸止めか〜!!
やべぇ、ユリに凄い萌えて来た
とりあえずGJです


>>ろくしょう氏
お疲れ様です、とゆかPC南無です^^;
完結はもちろんお願いしますよ、続きが気になり続けるじゃないですか!!

……延々終わりの無い物書きが言う台詞じゃありませんね、しかも作者自身が先を読めてない時点でorz


話変わりまして
とりあえず執筆始めましたが、相変わらずリディア×カイルのフォローメンバーのドタバタになってます
えぇ、具体的に言うとラスク君がミランダ先生との絡みで一番得票した時点からずるずると深みにはまってるわけですが
しかも今回はラスク×○ロ○です、○の中はご想像にお任せします
以上報告ですた
698ルキアちゃん:2005/09/23(金) 00:08:34 ID:Di+lfiLt
ルキアもHしたいポ。
           ,.,...-‐‐‐=、,,r::-...,
          ,.r''":::::::::,.:=二ミ;、,.r'::::::':..,
.        ,r' :::::;..:::''"::::::::::;...;:ミ:::;r";..::::::':.,   
       ,r':..  :::::::::;.ィ''":::::::`'::、;.r''".''‐=ヽ、
      ,ィ'::::::::::... .r'"::::::::::::::::::::::::`:::::::::::::::::::: ヽ.
    ,..ィ':::::::::::::::::::::::::.. ..   ::::::::::::::::::::::::::::::::::   ':,  
-‐''":::::;.:::::::::::::::::;.'::;::::::::::::::........ . . ..  .. . ..  .::;::i::::i
.`''‐-;.´:;.::::::::::::,:':::;':::::;:'::::::;:'::::;ィ'::;.ィ:/!::;!:::i::::::i::i::i::i::::',   
  ,:':,ィ´::;::::::::;'::::;':::::;'::::;r',';:r',';:r' ,'/ i:;'ヾ::!;::::i::i::i:::i::;::'.,   
  f::/ !:::;!::;::::i'::::i':::::;i/ '" イ" ,.ノ' 、'  ';' ';:;':;'::l:::l:::l::::ヽ、 
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   i   `ヽヾヾ;:::'i;.ヽ,...、    '゛  ,.ィ’´:;.イ 
   i     ヽ.`'ヾ;i/ /´'r 、'"',.-:."`ヾ,イ )
   ト;;:::::......  ';:::::/ / / ./'Y''‐-..,`'' .〉〈
   ヽ;::.    ..:::::ヽ.     i:::::::   ,イ''"ヽ.
    i;:      ...:::::ヽ     i::::  ,.イ_,....i-‐! 
     i  ,,,,,.............,,,〉、   .ノ::.. ,.ィk'"::::::i,.r'
699おうか:2005/09/23(金) 01:35:53 ID:xYpoI8gV
最近、SSが滞っているおうかです。やべぇ…。

>>偽・シャロン嬢氏
ここからの発展に期待してます!!
頑張ってください。

>>693
堅いサンダースを開こうとするユリ…いいですねぇ。
ここから先、楽しみに待っています。

自分も頑張らねば…
700さまーばけーしょん。:2005/09/24(土) 23:10:41 ID:zyiCFVV9
一瞬唇が触れ合うだけではあるが、ユリは確かにサンダースにキスをした。
柑橘類のコロンがサンダースの鼻孔をくすぐり、改めて理性を奪おうとする。

「――何をっ――!?」
「私は、サンダースが好きなの」
「っ馬鹿な!?」
「残念だけどホントよ」

ふふーん、驚いた?
得意気な顔をするユリに、サンダースは呆然とするしか出来ない。
何故だ。
何故この娘が私を好きになるというのだ。
ただ傲慢なだけでその実何もよいところがない自分を何故好きになる?
701さまーばけーしょん。:2005/09/24(土) 23:11:38 ID:zyiCFVV9
「・・・コラ。また何か自虐的な事考えてる」
「痛っ!」

サンダースの額がペチン、と音をたてる。
ユリはデコピンをした指をそのままに、サンダースに優しく微笑みかける。
普段の勝ち気で負けず嫌いな彼女からは考えられない優しい表情。
イタズラっ気な笑みでも大きな声をあげて笑うでもない、優しい笑み。

「サンダースは覚えてないだろうけど、私サンダースに沢山助けられてるんだよ?」
「・・・・む?」
「ほら、宿題とかでも見せてくれたり」
「あのぐらいよくあるだろう?」
702さまーばけーしょん。:2005/09/24(土) 23:13:08 ID:zyiCFVV9
「それにね?」

ユリはさらに続ける。

「私とルキアとアロエ、サンダースがいなかったら今頃アカデミーにいられなかったんだよ?」
「・・意味が分からん」

知らないとばかりに首をかしげるサンダース。
だがユリの話は実話だ。
数週間前にユリ達が街に買い物に行ったとき、彼女等はタチの悪い不良に絡まれたのだ。
アロエがいなければ走って逃げることも出来ただろうが、生憎ユリとルキアは友達思いで、襲われる一歩手前でサンダースに助けられたのだ。
資料収集のために本屋に行っていた、と言う彼は、しかし圧倒的な力を持ってして不良達を蹴散らした。
軍人となるべく育てられたサンダースには、不良など取るに足らない相手に過ぎなかった。

703さまーばけーしょん。:2005/09/24(土) 23:14:23 ID:zyiCFVV9
「一目惚れ?・・何か違うけど、兎に角私はあの時サンダースに惚れたの!」
「そうなのか・・・」
「そういうこと♪」

にこりと笑いながら、ユリはサンダースにしなだれかかる。
ユリの整った体を抱きとめたサンダースに、ユリは追い討ちとばかりに口を開いた。

「据え膳食わねばなんとやら、だっけ?私がここまで迫ってるんだから、女に恥はかかせないでよ?」
「そう・・・・だな」
「ん、よろしい。・・・じゃあキスしようよ、ね」
704さまーばけーしょん。:2005/09/24(土) 23:15:38 ID:zyiCFVV9
ユリの手がサンダースの頬に当てがわれる。
そのまま瞳を閉じたユリは、サンダースに再度キスをする。
唇同士が触れ合った刹那、サンダースはユリを思いきり抱き締めた。
何故だろうか、キスされた時に彼女に酷い愛しさを感じて、頭で思う前に体が動いていた。

「・・・・・♪」

サンダースに抱き締められたことに気を良くしたか、ユリはそのスレンダーボディを彼に押し付けた。
アクティヴなユリの体は、余計な肉が全くない健康的なもので、グラマラスな女性が結構多いマジックアカデミーの女性達の中でも割と通用しそうなものだ。
705さまーばけーしょん。作者:2005/09/24(土) 23:17:53 ID:zyiCFVV9
えー、遅くなってすいません。
リアルで忙しいってな三流の言い訳をしつつ、実はさまーばけーしょん。の続編(サンダース×ルキア、ところによりユリ)とか考えてました。申し訳ない。
706ニナイ:2005/09/24(土) 23:30:05 ID:3MwyjmmF
>>さまーばけーしょん作者氏
執筆を一区切りさせてみてみたら丁度更新してらっしゃった〜!!
え〜、GJです、これからのエチな展開を期待しています

で、こちらの方はと言いますと……
一応執筆は終わりましたが、終わり方に近づくに従って展開が異常なスピードになってきていますorz
特にエロ描写の後は3行書くだけで終わってます
……いやまぁ、結構一杯一杯の状態になってきたのでそうしちゃった訳なんですけど
で、一応最後の方だけ執筆しなおしできたらしなおしてから投下しようと思うので、もう少々お待ちいただけると光栄です

でわでわ、次の投下の時に
707ニナイ:2005/09/25(日) 18:18:52 ID:jU8/acr8
……前発言から誰の発言も無いと一人相撲してる感じがひしひしとして寂しいので誰か発言お願いします(−−;
とりあえず、最後に数行追加しただけになりましたが、一応完成しますた
これから投下開始しますが……今回に関しては書いてる内に訳が分からなくなった部分がちまちまとあったのでその辺をスルーしてくれると助かります^^;

でわ1分後から投下開始します
708ニナイ:2005/09/25(日) 18:19:54 ID:jU8/acr8
 シャロンとラスクの仲が急接近した日から数日後、二人は相変わらず仲がよかった。
 授業が終わってからはカイルを交えて勉強をしていたりする。
 無論、その仲の良さは全校生徒や教員にも伝わっている。
 そんな感じで、快く思わない人が居るのも確かな訳で。

「ラスク君……シャロンさんの事が好きだったの……?」
 アロエは自室で枕を抱え込みつつベッドでうずくまっていた。
 しかし、少し逡巡してから決意したかのように立ち上がり。
「そうよ、ラスク君はシャロンさんに脅されて無理矢理付き合ってるだけなんだわ!!
 そんなラスク君を救えるのは私しか居ないわ!!負けてられないんだから!!」
 そんな感じで、アロエは部屋を飛び出した。
 アロエが向かったのは寮長であるマロンの部屋。マロンは教師と言う立場でありながらも他の生徒達と仲がよく…もとい、かわいがられ、アロエとは(身長等共通点から)特に親しかった。
 また、そのような関係から、アロエはマロンに相談事…主に恋愛に関しては何度かしていたりする。
 コンコンッ
「はぁ〜い。」
 アロエが扉をノックすると、すぐに声が聞こえ、ぱたぱたと入り口の方へ駆け寄る音が響く。
709ニナイ:2005/09/25(日) 18:20:53 ID:jU8/acr8
 ガチャリッ
 扉が開いた先に居たのは部屋の主であるマロンだった。
「あら、アロエちゃん、そろそろ来る頃だと思ったわ、上がって上がって。」
 アロエはラスクの事に関して度々マロンの所へ相談に来ていた。
 今回の一件があれば相談しに来る事もわかりきっていたのであろう。マロンは快く部屋へ招き入れた。
「ごめんね、今ちょっと来客中なんであんまり話できないと思うけど…」
 中に入ると、そこにはミランダが居た。
「はぁい、ごめんなさいね、すぐに戻るからちょっと待っててもらえる?」
 ミランダがアロエが来るのを見ると話しかける。
「いえ、別に構いませんけど……」
「もうすぐ終わるから、ちょっと待っててね。」
 と断りだけ入れ、すぐさまマロンとの話に戻った。内容から察するに大会用の問題の回収に来ていたのだろう。
 ミランダが問題の確認をし、マロンがその説明をする。トーナメントの決勝はミランダが問題を読み上げるのでこの辺の確認は念入りにしておく必要があった。
 一通り話を終えたミランダはすぐさま書類を持って立ち上がり、帰り支度を始める。
「ごめんね、アロエちゃんがくるのに長く居座ったりして。」
「こっちこそ毎回取りに来てもらってごめんね〜、それじゃ〜。」
710ニナイ:2005/09/25(日) 18:21:54 ID:jU8/acr8
 ミランダが部屋を出て行くのを確認すると、マロンはアロエに向き直った。
「さてと……ごめんね、遅くなって。
 それで、内容はやっぱりラスク君とシャロンさんに関してかな?」
 マロンに言われてこくんと頷くアロエ。
「ラスク君、絶対シャロンさんに弱みを握られてるかなんかして無理矢理つき合わされてるだけに違いないと思うの。
 それで、それを証明する方法とか無いかなと思って……」
「う〜ん……そうねぇ……
 シャロンさんの方から当たっていくと違った時に対処が困るしなぁ……とは言えラスク君自身の弱みなんていいたくないだろうし……」
「それじゃ手の打ちようが無いじゃないですか。」
「そうねぇ……こうなったら……
 ちょっとこっち来て。」
 マロンがちょいちょいと手招きする。
 アロエがマロンに手招きされるがままに進むと、マロンは倉庫という名ばかりのごっちゃになった物置の一箇所からピンク色の液体が入った小さな小瓶を取り出してアロエに渡す。
711ニナイ:2005/09/25(日) 18:22:54 ID:jU8/acr8
「これ、なんですか?」
「ミランダ先生から以前もらった特殊な媚薬。」
「び!?」
 驚くアロエに気にする様子も無く、さらっと言い放ったマロンは続ける。
「普通は飲む物なんだけど、これは特殊で臭い自体に効果があるのよ。
 それを使って規制事実を作っちゃえば間違いなく負けないと思うわよ。」
「あ、ありがとうございます。頑張ってみますね!!」
 アロエは小瓶を受け取るとすぐさまリディア寮のラスクの部屋へと向かった。
「……あの子ももう少し落ち着きと言うものを覚えて欲しいわねぇ……」
 開きっ放しの扉を見てそう呟くマロンであった……
712ニナイ:2005/09/25(日) 18:23:54 ID:jU8/acr8
 コンコンッ
「は〜い。」
 アロエが扉をノックするとラスクの声が返ってきた。しばらくして……
 ガチャリッ
「あれ?アロエさんどうしたの?」
 そんな言葉と共にラスクが出てきた。
「ちょっとお話があるの、部屋に入っていい…かな?」
「え?別に構わないけど…?」
 二人は部屋に入る。
 中に入り、ラスクはお茶とお茶請けのお菓子を持ってきた。
「それで、話って何?」
「うん……それはね……」
 アロエは机の下で瓶を開け、液体がこぼれないようにラスクの目の前に突きつけた。
 フワッっと甘い香りが拡がる、ラスクはこの臭いを知っているためすぐに息を止め瓶を閉める。
「えっ……」
 この反応にアロエは驚いた。
 なぜこんなに早くに対応ができたのか。
 そんな疑問を持っているのを感づいたかのようにラスクは呟きはじめる。
「……これ、ミランダ先生の媚薬だよね……?」
「な、なんでそれを……」
「これに関してはミランダ先生本人から聞いてて知ってるからね。」
「……でも、だったらなんで!!」
「……ごめん、正直に白状しちゃうと、シャロンとの仲もこれに起因しているんだ……
 彼女が誤ってこの薬を嗅いで、それに対処できるのが僕だけだった。
 彼女と付き合いが始まったのもその頃からなんだ。」
713ニナイ:2005/09/25(日) 18:24:53 ID:jU8/acr8
「……!!」
 アロエはその言葉を聞くや否や、ラスクの手を振り払って瓶の中身を飲もうとする。
 ラスクは慌ててアロエの口から瓶を引き離すが、そのとき既に瓶の中身が半分に減っていた。
「けほっ……けほっ……」
「アロエさん、大丈夫!?」
「はぁ……はぁ……大丈夫…よ……
 でも…体がちょっと熱いかな……」
「えっ……」
 アロエが言うや否や服を脱ぎ始める。
 ラスクが慌てて止めようとするも、女の子の服の構造を知っているわけでもないため、アロエはどんどん生まれたままの姿へと変貌していく。
「ちょ、ちょっとまってって、アロエさん!!」
「ラスクくぅん……アロエだけ裸なんてずるいよ〜……」
「へ?」
 言葉の意味を理解するより前に、上半身の上着を脱がされ、下着に手をかけられそうになる。
「だ、ダメだって!!これ以上は本当にやめ……」
「……何をしてらっしゃるの?ラスク……?」
714ニナイ:2005/09/25(日) 18:25:54 ID:jU8/acr8
 ギクッ
 体を強張らせて後ろを振り返ると、居間の入り口にはシャロンが仁王立ちしていた。
 顔は多少引きつっている笑顔で、バックには壮大な炎が燃え盛っている幻影が見えたような気がラスクにはした。
「え〜と……これは訳を話すと長くなっちゃうんで、とりあえずアロエさんを止めてもらえるかな?
 例の媚薬を飲んじゃってるんだよ。」
「なんですって!?」
 それを聞いて慌ててアロエを引き剥がそうとする……が、
「……ラスク、聞きますが飲もうとしたのは当然止めたんですよね?」
「うん、慌てて引き離して。」
「その後、瓶はどうなさいました?」
 顔を見合わせてから床の方へと目を向ける。そこには床に広がる例の媚薬。
「きゃ〜!!換気!!換気しませんと!!」
「とりあえず窓を開けてからここから退避しないと!!アロエさんに関してはミランダ先生の所へ!!」
「わかりましたわ!!」
 ラスクは瓶を閉めた後、アロエを背負って脱いだ上着を被せた状態で外へ出る。
 シャロンも窓を開けてから一緒に外へ脱出する。
 その後、二人はアロエを連れてミランダの元へと駆け足で連れて行った。
715ニナイ:2005/09/25(日) 18:26:53 ID:jU8/acr8
「ミランダ先生!!」
 本校内にある宿直室の扉を盛大に開けると、ミランダがおなかを抱えた状態で床に手をバンバン打ち付けていた。
「………………あの、ミランダ先生?」
 笑い転げているミランダに声をかけるラスク。
 その言葉を聞いてようやく涙目のミランダが顔を上げる。
「ご、ごめん、もうちょっと…待って……」
 そういって笑いを堪えようと踏ん張ってから改めて顔を上げて一息つく。
「ふぅ……ごめんなさい。
 え〜と、アロエちゃんが媚薬を飲んじゃったのよね?」
「なんでそれを……って、部屋の様子を盗聴したんですか?」
「えぇ、以前使った盗聴器をそのまま部屋に放置するんだもん、面白くて面白くて。」
「なんで止めてくださらなかったんですの?と言うかラスクの部屋が盗聴されてたってまさか……あの時も?」
 シャロンが同意を求めるようにラスクを見た所、ラスクはこくりと首を縦に振った。
 盗聴されていた事実を知ったシャロンは顔を赤くして後ろを向いて蹲ってしまった。
716ニナイ:2005/09/25(日) 18:27:54 ID:jU8/acr8
 仕方なくラスクが続ける。
「で……聞いていたならなんで止めにきてくれなかったんです?」
「さっきマロンの部屋にも同じ盗聴器を仕掛けたんだけど、アロエちゃんの声が本気だったからねぇ、同じ女として止めるのはちょっと野暮だったかなぁと。」
「……まぁいいや、今はとりあえずアロエさんの処置を……って、やっぱまたやらないと無理なんでしたっけ?」
「まぁそうね。ただしその前に他の処置をしてからじゃないと大変な事になっちゃうけど。」
「他の処置?」
「そ、これを飲ませてあげて。」
 渡されたのは緑色の液体。
「これは?」
「媚薬の中和剤、臭いの場合信号が脳に浸透しちゃってるけど飲んで胃の中にある状態ならそれを飲ませれば中和されて臭いの効果も消えちゃうわ。
 逆にこれを飲ませないで処置をしちゃうと腸に流れきるまで香りが食道を通して届いちゃうから際限なく性欲が出てきて、腸に届いた後はしばらく吸収されるまで収まるけど、吸収された後はまた性欲が復活するわ。それこそ死ぬまでね。」
「それじゃ、急いでこれを飲ませないと!!」
「そういうこと、奥の部屋を使っていいからさっさとしてあげなさい。」
「はい!!」
 アロエをつれて、ラスクは以前シャロンの処置をしたミランダの寝室へ向かう。
 シャロンも復活して追いかけようとするが、ミランダが言葉巧みに止める。
 シャロンがなにやらラスクに向かって叫んでいるがまぁ気にしない方向で……
717ニナイ:2005/09/25(日) 18:28:54 ID:jU8/acr8
「困ったなぁ……」
 ベッドに寝かせてから中和剤を飲ませようとするのだが、一向に飲もうとしない。
 アロエの方が抵抗して唇を固く閉ざしているのだ。
「これじゃ僕の方が持たなくなるし……しょうがない。」
 ラスクはくいっと中和剤を口に含むと、すぐさまアロエに口付けし、中和剤を飲ませる。
 今度は安々と飲んでくれたが、アロエは代わりに舌を絡めとろうとしてきた。
「んっ……!?」
 クチュクチュと音を立てながら小さな舌を絡ませて来る中、ラスクは何とか中和剤をアロエに飲ませる事に成功する。
 しばらくキスを続けた後、ようやく唇を開放されたラスク。しかし息を整えている間にアロエがラスクの服を脱がせ始める。
 ラスクが落ち着いた頃には、全裸にされた上にアロエに押し倒された格好になっていた。
「ちょ……アロエさん、落ち着いて!!」
「ふふふ……ラスクぅ……良い事しようよ〜……」
 目をトロンとさせながらいとおしそうに見下ろすアロエにラスクはドギマギする。
 そんなラスクにお構いなく、アロエは体を密着させて、ラスクの首筋の届くところに満遍なくキスをする。
 時折強く吸っては軽く這わせるだけを繰り返し、ラスクはじわじわと高められていく。
 少しずつ立ち上がってきたラスクのモノに手を這わせると、アロエは軽く体を浮かせてから、自らの未発達な秘所へ挿入する。
718ニナイ:2005/09/25(日) 18:29:54 ID:jU8/acr8
 ズニュウ!!
「あぅっ!!」
「あんっ♪」
 体重を乗せて入れたために一気に挿入され、処女膜すらも一気に破れた。
 アロエは股間から赤い液体を滴らせながら、体全体を動かして貪欲にラスクのモノを自らの秘所の中で掻き回して行く。
「あぁっ……もうだ…め……一回…抜いて。」
「だ…めぇ……このまま………一緒にいこぉ!!」
 コンドームを装着する隙が無かったために、このまま出してしまうと危険な事になってしまう。
 そんな訳で必死に我慢するラスクだったが、アロエの秘所は無情にもそれを飲み込まんと体全体を躍らせる。
「あ…あ…あああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ……!!」
 ドピュッドプドプドプ……
「あぁん!!いいのぉぉぉぉっ!!」
 ラスクの射精を自らの秘所で感じながら、アロエは失神する。
 一方のラスクは、最近この手の事を多数やってきただけに何とか意識を保つ。
「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…や、やっちゃった……」
 後悔の念に苛まれながら、静かに秘所から自らのモノ引き抜いた。
「とりあえず……先生とシャロンに説明しておかないと……」
 体を拭いて着替えを済ませてからミランダ達の居る部屋へと戻っていくラスクだった。
719ニナイ:2005/09/25(日) 18:30:54 ID:jU8/acr8
 結局その後。
 ミランダに事情を説明して後の処置を任せることにした。
 その間ラスクはシャロンに只管謝り倒したかいあって、何とかシャロンの機嫌を取り戻し始めるが、処置の終わったアロエの一言で全て崩れ去った。
「ラスク、私の中に赤ちゃんできたら責任取ってね♪」
 その後、シャロンがキレにキレた事は言うまでも無く、アロエとの大喧嘩にラスクとミランダは必死に止めてその場はなんとか収まった。
 そして翌日から、ラスクは両手に花の状態で周りからの嫉妬に近い視線と両側からの火花を上げる視線に耐える日々が始まったと言う……。

……End
720ニナイ:2005/09/25(日) 18:37:37 ID:jU8/acr8
以上です
今回はかなりありがちな組み合わせで行って見ましたが、その結果どんどんラスク君の肩身が狭くなっていってます
書き始めた当初、ラスクをここまでさせるつもりが無かっただけに、この先の展開も全く分かったもんじゃありません
(作者が言うな)

まぁそんな訳で、相変わらず事前シチュが長い割りにエロが少ないわけですが
エロパロスレのSS倉庫の方へ、ここまで話がでかくなったらもう掲載しないでってのは撤回します^^;
依頼された当初はそれこそエロが少なめだったので躊躇しましたが、最近のはそれなりにエロ要素が大きくなってきたのでその辺の解消もされてると考えてるので、掲載に関しては問題ありません
と、かなり勝手な申し出を言ってますが^^;
もちろんこれからしばらく続きは書きます(ネタを思いつく限りは)

そういうわけで今回もこんな駄文で楽しんでいただけたらと思っています
でわでわ、失礼いたします
721名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 18:38:34 ID:nI0wZ/O5
GJ
こんど鬼畜なのかいて
722さまーばけーしょん。作者。:2005/09/25(日) 20:25:36 ID:x6kvW6ib
ニナイ氏GJですな。
私も気合入れて書かないとブーイング食らうかもなんで・・・・!
互いにがんばりたいですな。


723名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 23:53:43 ID:oy5KIvTC
GJ!
今度はラスク君が皆に集団逆れ・・・(行方不明
724名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 23:34:03 ID:l96oL58N
余計な気遣いかも知れませんが
現在 472KB なので次スレを用意した方がいいんじゃないでしょうか
500KB でおしまいですよね?
725名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 23:15:18 ID:apc/CpY4
自分は立て方わからないのでどなたか立ててくれると嬉しい
726 ◆45F2dDWvlE :2005/09/29(木) 13:30:02 ID:9PAa01C9
自分にレスしてくれた方々、ありがとうございます。
今更という感じかもしれませんが、続きを投下しようと思っています。

しかし、上では次スレの話も出ています。が、当方携帯使いであり、容量もよくわかりません。
今私が投下して次スレの誘導がされないまま容量オーバー、ということは避けたいのですが、どうすればいいでしょうか?
727さまーばけーしょん。作者。:2005/09/29(木) 16:13:28 ID:/nrlfGzy
続きを次のスレに書くとか、がいいんじゃないかな?
私はそうするけど・・・orz
728名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 02:02:59 ID:qSl6G6Zw
そう簡単に28KBも使わないと思うよ(・∀・)
投下分まとまってるならテキストで容量確認して大丈夫そうなら投下プリーズ。
729さまーばけーしょん。作者:2005/09/30(金) 08:44:11 ID:QibtOu2j
むしろ足りないかも。
まだ書いてる途中だし、無難な方がいいかと。
730名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 12:43:10 ID:YZrfzZlf
当然ながら生テキストの容量より大きくなるので、
止めておいた方がいいでしょうね。
731名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 19:00:28 ID:OFTN4U2d
次スレのテンプレ案を考えておいた方がいいかも。
732さまーばけーしょん。作者:2005/09/30(金) 21:48:40 ID:TAPURCW+
【皆仲良く】マジアカでエロSS。二回戦【エッチな勉強!】

・・・情けないテンプレでスマソ
733名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 22:45:04 ID:W0FsT87c
イイね!!
句点はいらないかも
734名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 22:00:22 ID:YqrbBXmg
良スレはけんフォーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
QMA最高フォーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
特にシャロン最高フォーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
735名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 00:36:03 ID:zO9TOwVC
テンプレ案。

--
前スレ
クイズマジックアカデミーのエロSS
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1112618806/l50

いちおう公式サイト
ttp://www.konami.co.jp/am/qma/qma2/mainmenu.htm
2chエロパロ板SS保管庫
ttp://sslibrary.arings2.com/
--

こんなもん?

732 のスレタイはおそらく長過ぎて使えない(全角24文字まで)。
あとできればゲーム名を略さない方が検索しやすいんじゃないだろうか。
736名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 00:44:22 ID:okqXPwhB
んじゃシンプルに

クイズマジックアカデミーでエロSS!二回戦
ぐらいかな
737名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 21:40:30 ID:IRjf4leF
>>736
それでいいんじゃね
738名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 15:17:44 ID:aXh0TpOT
クイズマジックアカデミーでHな授業 二時間目
739名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 03:59:47 ID:vHhhom4Y
捕手
740名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 01:03:12 ID:okLjaXvZ
さまーばけーしょん氏の続きが気になって
眠れぬ秋の夜長
741名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 12:16:57 ID:PIwf6Ixl
おしおきですわ!!
742さまーばけーしょん。作者:2005/10/09(日) 17:14:49 ID:q7jfLkN4
>740
あー、申し訳ない。
新スレ立ったら早めに投下するんでお待ちを。
今現在、さまーばけーしょん(あなざー)を鋭意製作中。
743名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 19:34:01 ID:498wdOWi
新スレ&続き期待
744名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 06:12:00 ID:KlmQY6yZ
結局>>726は続き書くの?
745ニナイ:2005/10/11(火) 23:54:57 ID:OzQXs/us
しばらくチェックしてない間に次スレの話し合いに入ってたようですね^^;

>>744
恐らく容量一杯になって次スレに進む間も無く終わるのを恐れているだけかと
2ch歴が半年に満たない自分も勝手が分からない事だらけなんで、
同じ状態になれば多分投下に尻込みするかと^^;

ここの所忙しいのでしばらく執筆は無理でしょうが、必要なら自分が現在出ているテンプレ案から
適当に立ててしまおうと思いますがどうでしょうか?
746名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 00:52:08 ID:qUO1Vn2Z
>>745
オケオケ
747名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 07:44:40 ID:+V1eGDLd
>745
まかせます
748ニナイ:2005/10/12(水) 08:44:40 ID:R/BSGiQr
次スレ クイズマジックアカデミーでエロSS!二回戦
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1129074191/l50
749名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 01:12:43 ID:CNre7WIc
う                                                                                 
め                                                                                 
た                                                                                              
て                                                                                 
ま                                                                                 
し                                                                                 
ょ                                                                                 
う                                                                                            
!                                                                                  
750名無しさん@ピンキー
う                                                                                      
め                                                                                 
た                                                                                                         
て                                                                                 
ま                                                                                 
し                                                                                        
ょ                                                                                 
う                                                                                                   
!                                                                                  

う                                                                                      
め                                                                                 
た                                                                                                         
て                                                                                 
ま                                                                                 
し                                                                                        
ょ                                                                                 
う                                                                                                   
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