【女装】処女はお姉さまに恋してる 第5話【百合】

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561名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 20:11:44 ID:YJjiELZD
ってあと28KB!?
最後は次スレのほうがよろしくて?>>441
5623代目226:2005/04/06(水) 21:42:10 ID:fbsOEVd4
オーケー、次スレ設置完了。
長編チームは次スレに転戦されたし。

【女装】処女はお姉さまに恋してる 第6話【百合】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1112791250/
563名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 21:51:39 ID:YJjiELZD
>>562
乙ですわ

今からなにして埋めましょうか?
564ヤマモン:2005/04/06(水) 23:13:39 ID:shAA2nEy
ヤバイ。瑞穂ヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。
瑞穂ヤバイ。
まず女装。もう女装なんてもんじゃない。超女装。
女装とかっても
「少年少女くらい?」
とか、もう、そういうレベルじゃない。
何しろ無限。スゲェ!なんか単位とか無いの。何坪とか何?fとかを超越してる。無限だし超エロい。
しかも性転換してるらしい。ヤバイよ、性転換だよ。
だって普通は性転換しないじゃん。だって女子高に入学させられたら困るジャン。トイレとかやりかたわからないとか困るっしょ。
一年のときは彼氏だったのに、三年のときは彼女で同性愛状態とか泣くっしょ。
だから紫苑とか性転換しない。話のわかるヤツだ。
けど瑞穂はヤバイ。そんなの気にしない。性転換しまくり。最も近くから到達する光とか観測してもよくわかんないくらい美しい。ヤバすぎ。
無限っていたけど、もしかしたら有限かもしんない。でも有限って事にすると
「じゃあ、瑞穂より美しいやつってだれよ?」
って事になるし、それは誰もわからない。ヤバイ。誰にも分からないなんて凄すぎる。
あと超賢い。開正でトップクラス。恵泉で言うと一位。ヤバイ賢すぎ。塾行く暇もなく合格する。怖い。
それに超強い。四人敵に回しても勝てる。それに超運動神経良い。完璧超人とか平気で出てくる。完璧超人。小学生でも言わねぇよ、最近。
なんつっても瑞穂は馬力が凄い。3又とか平気だし。
うちらなんて彼女とかたかだかエロゲで出てきただけで上手く扱えないからセーブしたり、再プレイしたり、攻略サイト使ったりするのに、
瑞穂は全然平気。彼女を彼女のまま扱ってる。凄い。ヤバイ。
とにかく貴様ら、瑞穂のヤバさをもっと知るべきだと思います。
そんなヤバイ瑞穂のパロディ書いてる職人様方超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ。
565名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 23:22:47 ID:T7ElQpP5
作品or作者紹介、オリキャラ紹介、埋め立てSSでも良いなぁ
566名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 23:23:02 ID:Uo63zijF
>392の直後と思いねえ。

ある日の鏑木家 〜幕間〜

「ところで紫苑さん、家に帰らなくていいんですか?」
「まあ、千穂さんったら…私がお邪魔なんですね?よよよ…」
「いえ、そうではなく…父親がいない上に母親も不在では紫穂ちゃんが寂しがるのでは?」
「大丈夫ですよ、楓さんに頼んできましたから」
「ああ、それなら安心…ってまさかお父さまにまで頼んでないですよね?」
「ええ、もちろんです」
「安心しました…」
「…何故総帥には頼まないんですの?」
「それは…」
「ねえ…」
「初孫は目に入れても…などとは言いますが…」
「?」
567名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 23:23:52 ID:Uo63zijF
一方その頃。

「紫穂かわいいよかわいいよしほ」
「お爺さま!く、苦しいです!」
「あああほんとうにだきごこちがいいなあよしこのままだいてねよう」
「お、お爺さま!お髭が!お髭が!!」
「いい加減にしなさい!!」
「へう゛っ!?」
「か、楓さ〜ん」
「よしよし、大丈夫だった?」
「は、はい…」
「まったく、慶行ちゃんったらちょっと人が目を離した隙に…」
「今日のは特にこわかったです…」
「ごめんね…私が紫穂ちゃんを置いて慶行ちゃんを野放しにしちゃったから」
「いえ、楓さんは悪くなんかありません。お仕事が忙しかったんですから」
「そう云ってくれると助かるわ。お爺ちゃんの暴走も許してあげてくれる?」
「はい…紫穂のことを大事に思いすぎてああなっちゃうんだってわかってますから」
「ありがと。…さて、慶行ちゃんにはみっちり言い聞かせておかないと。紫苑さまやまりやさんから留守中くれぐれもと頼まれてるからね」
「え、ええっと…手加減してあげてくださいね?」

「…なんだかお父さまの悲鳴が聞こえたような気がする」
「また楓さんに説教されてるのかもね」
「否定できないのが情けないです…」
「?」
568名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 23:26:03 ID:Uo63zijF
完結済みな上に埋め立てだからって完全な色物にしてしまった…すまん親父。
at the timeの続編ではまともな役処だから成仏してくれ。
断片ばっかりで一本に通して書けるかどうかすら未定だけど。

というわけでおまけのプチ予告?
都合により変更される可能性があります。

「昔から、御伽噺はめでたしめでたしで終わるものだ。そうだろう?」

「ううん、貴子なら安心だ。…あたしもこのままじゃいられないよね」

「厳島貴子としてではなく、ただの貴子として…ですか」

……そして、それぞれの未来へと。
at the time -latter half-
coming soon...?
5691話スレ241:2005/04/07(木) 04:05:26 ID:Z/RvydYe
>>553
瑞穂ちゃん、哀れ・・・・・・。
いったい何人倒れたんだろう・・・・・・・・・。

あと24KBありますから短編or単発長編くらいは入りそうな気がします
570名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 21:32:19 ID:mYtLGYHm
「楓さんは見ていた・裏2」
小ネタを集めてみました。
パクリネタでよければ、すぐに思いつけるんだけど……。


「突っ込み自在」
まりや「にゃはははは。それにしても瑞穂ちゃんて、突っ込み上手いよねぇ」
瑞穂「……」
まりや「隣の柿はよく客食う柿だ――ほぅーら、突っ込んでごらん、瑞穂ちゃん」
瑞穂「(特徴的なSE)」
まりや「ぐはぁ、まさかサマーソルトキックがくるとは……さすが瑞穂ちゃん……」
571初代スレ123>570も:2005/04/07(木) 21:33:33 ID:mYtLGYHm
「エロの君」
瑞穂「由佳里ちゃん、やめて、やめてください。女子トイレでオナニーするのはやめてください」
瑞穂「そこは寮のトイレです」
瑞穂「そこは体育倉庫です」
瑞穂「由佳里ちゃんがエロエロのエロエロに……」
瑞穂「奏ちゃん、にげて〜」


「養女・鏑木奏」
由佳里「奏ちゃんて、誘拐されないのですか?」
まりや・奏・紫苑「――」
奏「私は誘拐されるのですか?」
由佳里「されるかも」
奏「そ、そうなのですか?」
まりや「何を言いだすのかな、由佳里は……」
由佳里「だって捕まえやすいし」
奏「リ、リボンをつかまないでくださいなのです……」
まりや「まあ、確かに、かなちゃんなら小脇に抱えれそうだものね」
奏「で、でもいざとなったら、お姉さまが守ってくれるのですよ〜」
由佳里「……。バーン! 瑞穂さんは撃たれました」
奏「ええっ!!」
紫苑「大丈夫。いざとなったら、奏ちゃんのお父さんが……」
奏『キャー、助けてー』
慶行『まてーい』
紫苑「きっと飛んできてくれる」
奏「そ、そうなのですか」
由佳里「バーン」
奏「ああ!! お父さんも?」
紫苑「……」
慶行『――』
紫苑「大丈夫。跳ね返した」
由佳里・奏「うそっ」
572初代スレ123>570も:2005/04/07(木) 21:34:36 ID:mYtLGYHm
以上です。
アニメ版のほうが良かったかも。
業務連絡
図書委員の中の人へ。
「楓さんが見ている3」は「楓さんは見ていた3」
の間違いです。お手数ですが訂正してください。
573名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 22:59:51 ID:k+1A6Dzf
だからモトネタを(ry
574名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 00:25:11 ID:EIyalU6g
えー元ネタはあずまんが大王です
575名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 01:05:20 ID:Ryg5w9Lm
鏑木家のその後。

 千穂から瑞穂に戻るため、すっかり慣れてしまった手つきでメイクを落としながら
(うっうっうっ・・・・・父親の威厳なんてなに?)
「はあ・・・・・・、メイク落としに慣れてしまった自分が恨めしい。紫穂が、まともに育ってくれるのか
将来心配になってきた。お父さまは、ますます凶暴化してくるし・・・・」
「いまや、ぼくにとって、この家も心を休めれる場所じゃなくなってきたな。会社では、暴走する貴子
さんとまりや・・・家では、紫穂と紫苑・・・・いっそ・・・」
「瑞穂さま・・・お気持ちは痛いほど理解できますが、くれくれも軽はずみな事は、謹んでくださいね」
鏡に映った楓を見て
「楓さん?」
「今のは、聞かなかったことにいたしますから、それと瑞穂さまのプライベート空間のクリーニングは
済ませてありますが、外からの盗聴までは防げませんので、くれくれもお気を付けください」
「というと、盗聴器が?」
瑞穂が驚いたように問いかけると
「はい。瑞穂さまが気を許す場所に・・・・犯人の目星はついておりますので、私の裁量で処理しても
よろしいでしょうか?」
「うん。楓さんの裁量で処理してもらってかまわないけど、きき腕は傷つけないでね。なにかと困る
から、車いすがあれば、移動は出来ないことはないが、利き腕が使えないと・・・ね」
楓は、ブラシを手にすると瑞穂の髪の毛をすきながら
「ええ。利き腕に関しましては、配慮いたします。それと、まりやさまにも、お灸を据えてもよろしい
でしょうか?”少し”調子に乗られているようなので・・・」
「そうだね。まりやの仕事に差し支えない範囲でなら、出来れば、女装とか言わないでくれるとあり
がたけど・・・、後、紫穂も、わがままが過ぎるようだからね」
「少し、千穂おばさまをお呼びになりすぎますわね。私の裁量でしかっておきますわ」
「本来なら、父親の役目なんだけど・・・なにもかも楓さんに押しつけるようで悪いね」
楓に頭を下げそうな瑞穂に
「だめでしょ。昔とは違うのですから・・・」
”めっ”という表情をわざと作ると瑞穂をたしなめた。
576名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 01:56:57 ID:Ryg5w9Lm
>>575から、数日の後
鏑木家のその後

楓は、リビングにある時計を見ると”そろそろ、紫穂さまが幼等部からお戻りになりますわね”
「ただいま」
楓の呟きが終わらないうちに、紫穂の元気な声がした。
「おかえりなさいませ。紫穂さま。まずは、手を洗ってきてくださいね。その間にお飲み物を用意して
置きますから」
紫穂は、かばんをソファーの上に置くと手を洗いに出て行った。
(さて、瑞穂さまに頼まれたことを・・・)
紫穂が、楓に言われたとおり手を洗って戻ってくると
「紫穂さま。ジュースの前に、少しお小言を聞いて頂きます。よろしいですね」
紫穂が嫌そうな顔をすると
「では、夕食には、紫穂さまの苦手な物ばかりお出ししましょう。全部食べ終わるまで楓がついてい
てさしあげますから・・・」
「お小言のほうがいい」
「紫穂さま。少し、千穂おばさまをお呼びになり過ぎませんか?まあ、お友達に自慢したいお気持ち
は解りますが、このままですと、千穂おばさまも、おとうさまも、紫穂さまを嫌いになられますわよ」
「し、紫穂を嫌いになるの?」
「はい。紫穂さまを嫌いになるぐらいで済めばいいのですが、もしかすると、紫穂さまの前から姿を
姿を消されるかもしれませんわね・・・・」
紫穂は驚いて大きく目を見開くと
「いなくなっちゃうの?」
「はい。お父さまも、千穂おばさまも、紫穂さまの前から・・・・どうなさいます?」
「いっちゃだめ」
「いまのままでは、いつかは、そうなりますよ」
大好きな父親が自分の前からいなくなると聞かされた紫穂は
「楓さん」
「だめですよ。紫穂さまが、ご自分で考えませんと・・・ジュースは置いておきますから、ご自分で
どうすればいいのか考えてくださいね」
紫穂の前のテーブルにジュースを置くと部屋から出て行った。
577名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 01:59:12 ID:rdgknYA0
夫と嫁では一般的に夫の方が権力ある
その夫より偉いと思ってる姑は、当然 嫁より格上と勘違い
嫁いびり。これが、カス女の典型

ヤンキーの女も原理は一緒。姑のように勘違いしてえばりたいカス女。

援助交際はしない女でも、お金持ちに嫁ごうとする。
違法か合法の違いであって、金のために人生売る援助。
援助の方がまだ健全、カス女達は勘違いし続ける。
578名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 02:20:21 ID:S5lGSKca
>482-495から数年後の一幕なんて書いてみるテスト。

その後の鏑木家

紫穂が恵泉付属小学校に入学して少し経った頃のこと。

「お父さま、お母さま、よろしいですか?」
「なんだい?紫穂」
「再来週の月曜日に授業参観があるんですけれど、見学に来てもらえますか?」
「うん、いいよ」「ええ、もちろん」
「よかった。それで、ひとつだけお願いが…」
「え…まさか…」
「千穂さんとお母さんに来て欲しいんです」

         やっぱり…
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「駄目…ですか?」
「…いいよ、紫穂の頼みだからね」
「ありがとうお父さま!(抱きつき)」
「あらあら、あなた。随分と遠い目をしてますね」
「ははは…今更だからね…ずっとないから安心してたのに…」
579名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 02:20:59 ID:S5lGSKca
「ここが紫穂ちゃんの教室ですか…」
「そうみたいですね。…どうかしたんですか?」
「いえ、恵泉の小等部の校舎内を見るのは初めてでしたから少し珍しくて」
「なるほど、でもあまりきょろきょろしていると不審人物に間違われるかもしれませんよ?」
「あはは、それは困りますよね。それでは中に入りましょうか」

ざわっ…
  ざわっ…

(うわ〜すごくきれいなお姉さんたちだ…誰のお母さんだろ?)
(なんだかキラキラ光ってるような気がする…)
(あ、確か紫穂ちゃんのお姉さんだよ!私会ったことがある!)
(本当?あ、よく見るとそっくり!)
(それじゃ隣にいるのは紫穂ちゃんのお母さんかな?)
(だと思うよ。だって似てるもん)

(まあ…なんてお美しい…)
(思わず見惚れてしまいますわ…)

「な、何だか凄い反応ですね…」
「うふふ、千穂さんがいらっしゃるからでしょうか?少し妬けてしまいますね」
「からかわないでくださいよ、紫苑さん…」
580名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 02:21:48 ID:S5lGSKca
「はい、皆静かにして。授業を始め…お、お姉さま方っ!?」
「えっ!?」
「あら?もしかしてあなた、恵泉の…」
「お、おおおおねえさまがた、なぜこのようなところに…?」
「何故と云われましても…娘の授業参観に来ただけですよ?」
「し、しおんおねえさまとみずほおねえさまがわたくしのじゅぎょうをごらんに…はぅ」
「せ、先生!?しっかりしてください先生!」

5分後。
「う、ううん…」
「気が付きましたか?」
「お、お姉さま!?」
「ええっと…人違いをなさっているのではないでしょうか?私は紫穂ちゃんの叔母で、鏑木千穂というのですが」
「え?え?宮小路瑞穂お姉さまではないのですか?」
「宮小路瑞穂は私の従姉妹です。よく似ているそうですから、それでお見違えになられたのではないでしょうか?」
「す、すみませんでした。本当にそっくりでいらっしゃったものですから。…そうですか、ご親戚の方でしたか」
「驚かせてしまったみたいでごめんなさいね?」
「い、いえ!とんでもありません!わたくしがかってにかんちがいしただけですから!」
「そうですね、私も最初勘違いしましたから」
「し、紫苑お姉さまにも失礼いたしました」

「…こほん。御父兄の皆様、お忙しい中ご足労頂きありがとうございます。私、当学級の担任をさせていただいております時宮鈴子と申します。先程はお見苦しい姿をお見せしてしまい申し訳ありませんでした」
「随分と緊張されているようですけれど、もしかして新任の方なんでしょうか?」
「それはちょっと違うような気がします…」

多少開始が遅れたもののその後は恙無く授業は進み、無事に終了となった。
「し、紫苑お姉さま!この後の懇親会には出席なされますか!?鏑木さんも是非!」
「いえ、残念ですけれど、私たちはこの後用事がありますから…」
「そうなんですか…」
(残念ですわね…)
(本当に…お近づきになれると思ったのですが…)
「ええ、こちらこそ折角の機会ですのに残念です。それでは皆様、お先に失礼させていただきますね。ごきげんよう」
581名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 02:23:32 ID:S5lGSKca
そして帰宅後。
「まさか恵泉時代の後輩が担任になっているなんて思ってもいませんでした…」
「うふふ、あなたったらやっぱりどこか抜けていらっしゃるんですね。あの小学校は恵泉の付属校ですからありえない話ではないと思いますよ?」
「あはは…恥ずかしいです。…それにしてもあんな騒ぎになるなんて」
「うふふ、本当に千穂さんは罪作りなお方ですわ」
「勘弁してよ、紫苑…」
「ただいま帰りました…」
「お帰りなさい、紫穂」
「お父さま…やっぱりもう千穂叔母さんにはなってくれなくてもいいです…」
「ど、どうしたの?急に…」
「クラスの友達やお母さんたちに色々聞かれて疲れました…」
「あらあら…」
「それに先生や他のクラスの先生まで来て全然帰してくれませんでしたし…」
「そうなんだ…」
「お父さま、お母さま。お行儀が悪いですけど少し休ませ…て…」
「…眠っちゃいましたね」
「本当に疲れていたんでしょうね…夕食まではまだ間がありますし、このまま寝させてあげましょう」
「あ、楓さん」
「それでは瑞穂さまと紫苑さまはごゆっくりなさっていてください。私が紫穂さまをお部屋へお連れしておきますから」
「いえ、僕が抱えて行きますよ。楓さんだって忙しいでしょうから」
「大丈夫ですよ、瑞穂さん。それでは…」
「…予想以上の大騒動だったみたいですね」
「明日には沈静化しているといいんですけど…」

それから一週間は休み時間の度によそのクラスの子からも質問攻めだったとか。
先生たちには紫苑さまと千穂さんのツーショット写真をくれないか、むしろ自分と一緒に撮ってくれるよう頼んでくれとも言い寄られて大弱り。
これに懲りたのか、それからは瑞穂ちゃんに女装を頼まなくなったそうな。
582名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 02:24:55 ID:Ryg5w9Lm
>>576の続き
一人にされた紫穂は、ジュースにも手を付けず
「おとうさまが、しほをきらいになって・・・いなくなる」
(んーーと、どうしたら・・・・・・おとうさまがいなくなると、ちほおばさまもいなくなるし・・・そんなの
ぜったいだめ)
「んーーーと、んーーと、だったら、ちほおばさまにあうのをずーーーっとへらせばいいのかな?
おともだちには、がいこくにいったことにすれば・・・・」
どうにか、考えらしきものをまとめた紫穂は、初めてジュースに手を伸ばして
「おとうさまにも、ごめんなさいしないとだめだね。うん。かえってきたら、ごめんなさいしよっと」
「紫穂さま」。お考えはまとまったようですわね。楓も付いていってさしあげましょうか?」
「しほ。ひとりであやまれるから・・・・ちほおばさまにあうのをずーーーーっとへらすことにしたの
おとうさまが、いなくなるのいやだから」
そういうと、ジュースを飲み干して、リビングから出て行った。
(これで、紫穂さまに関してはしばらく大丈夫ですわね。鏑木グループ次期総帥の家出なんて
笑い話にもなりませんから)
楓は声に出さすにそう呟いた。
5833-206:2005/04/08(金) 02:27:33 ID:S5lGSKca
>495の「紫穂が小学校に上がるまで〜」というところからなんとなく浮かんだので。
…at the timeが冒頭部から進まないことからの現実逃避とも言う。
584名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 02:31:12 ID:Ryg5w9Lm

書きかけのが途中でつまったので
埋めたて協力かねて投下
585名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 02:33:07 ID:S5lGSKca
>582
割り込み申し訳ない…

補足。
時宮鈴子というのは思いつきでつけた名前なので特に意味はありません。
恵泉のOGで、紫苑さんへの反応が瑞穂ちゃんよりも薄いところから考えると、作中では奏ちゃんや由佳里ちゃんと同学年…かな?
5862スレの402:2005/04/08(金) 10:15:14 ID:Ryg5w9Lm
>>585

授業参観ネタは、考えていたのですが
さきにかかれてしまいました。(^^;
やっぱり、考えることは一緒?なんですね
587名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 13:50:48 ID:Ryg5w9Lm
>>578-581の数年後
鏑木家のその後
いつも起きてくる紫穂がを起きてこないのを、不思議に思い起こしに行った楓はベットの横に
立つと
「紫穂さま。お腹が痛いのですか?」
紫穂は、はれぼったい目で楓を見ると
「もういや。またお腹の痛いときがきちゃった」
楓は紫穂と視線を合わせると
「こればっかりは、楓が替わってあげられませんからね。紫穂さまの体が、大人になっていく
という証拠でもありますから・・・紫苑さまも苦しまれているのですよ?」
「えっ、お母さまも?だって・・・・・」
紫穂の問いかけに優しく頷きながら
「紫穂さまに余計な心配をかけたくないとの想いから、顔に出されないだけですよ。紫穂さま
これから。おばあさまになるまでのおつき合いですからね。上手なおつき合いの仕方を今の
内から覚えませんと、将来お困りになりますよ」
「ずっーーーとおばあさまになるまで」
「はい。今の時期は、赤ちゃんを生むための体を一生懸命作っていますからね。ですから、
男の子から、「太った」とか「でぶ」とか言われても気にしてはいけませんよ。紫穂さまに気
にしていただきたいから、そう言うのだと心の内で思っていましょうね。それと、紫穂さまが
恥ずかしがったりしますと、相手が調子に乗りますから、堂々としていましょう。赤ちゃんを
生むことが出来ますよと、体が教えてくれてるのですから」
「で、でも・・・」
楓は、心配そうな紫穂の顔をのぞき込むと
「ひやかす男の子に「それがどうしたの」とふつうの声で言ってあげなさい」
「それがどうしたの?」
楓はよくできましたといわんばかりに、紫穂の頭を撫でて
「学校で、どうしてもお腹の痛いのが我慢できなければ、保健室で休ませていただくのです
よ」
優しい笑みを浮かべて、紫穂に注意を与えると「食堂でお待ちしています」と告げ、部屋から
出て行った。
588名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 13:57:01 ID:6x7Wj7MZ
女子校じゃないのか、と思い。
589名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 14:05:07 ID:Ryg5w9Lm
埋め立て第二弾ということで
紫穂ちゃんの女の子の日に話されそうなのを書いてみました。

一応、露骨には書かず、ぼかした書き方にしてみましたが(^^;
つらい方は、生活に支障が出るほどだそうですが
590名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 14:10:15 ID:Ryg5w9Lm
>>588
二人の娘なら、外でちょっかい出してくる男の子がいても
なんら不思議ではないと思うのだけど?
591名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 14:41:01 ID:6x7Wj7MZ
>>590
それはそうなんだが、外でちょっかいかけられるのと
生理でひやかされる話とでは繋がらんような気がするが。
592名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 15:15:08 ID:ntLleS4j
>>591
確かに不自然な気がする。
中学部以上は女子とか男子のみでも、小学部までは共学っていう所はありそうだけど、
前の部分だと、どう考えても小学部も女子のみに見えるし。

ちぃと辛いね ( ´Д`)
593名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 15:22:25 ID:S51UOcqU
こいつは通りすがりの女に「お前生理だな」って言って回ってんだろw
てかこいつに理屈が通用するかっての
思いつきだけで書いてんだからよw
594名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 15:27:00 ID:xUZ+WMi6
というか紫穂なんて絶対恵泉幼等部〜恵泉女子大だろ。
そして親子3代(4代?)エルダー。

男との接点なんか父親以外ありえんよ。

595名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 15:28:09 ID:S51UOcqU
まあどうせ梅なんだからこいつのひとりよがりも笑って流してやろうぜ
寛容の精神とやらでなw
596名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 15:35:44 ID:ntLleS4j
まだ粘着しとんのか、お前は。
597名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 15:36:12 ID:6x7Wj7MZ
スマソ、なんか漏れのせいで変なのまでわいてきたみたいだ。
598名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 15:41:34 ID:S51UOcqU
あんたはあからさまにおかしいところにツッコんだだけだから誤る必要なし
開き直って変ないいわけして正当化してるやつが悪いw
599名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 15:48:38 ID:S51UOcqU
それにしても402にしろ206にしろ名無しでもわかるくらいくせえな
オリキャラ厨は失せろとまでは言わねえけど勘違いしてでしゃばるんじゃねえよ
600名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 15:53:51 ID:S51UOcqU
まあどうせ梅なんだから仲良く逝こうぜ兄弟
いまのとこ向こうにツラ出すつもりはねえからよw
601名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 22:07:04 ID:Lwe6SHNB
俺は10月、11月もすきだけどな。
12月はなんか印象薄いな。でかいイベントないし、一子昇天あったりなかったりだし。まりやとのダンスはよかったけど。

個別にはいると結構重い話多くなっちゃうのがなあ。それはそれでいいんだが、どうしても再プレイが躊躇われる。
602名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 22:10:14 ID:Lwe6SHNB
超誤爆すまん・・・
どこに書きこもうとしてたかは瞭然だとおもうが・・・・。
603名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 22:59:45 ID:ntLleS4j
むしろ、ありがとう。

おかげでまったりしたよ。
604名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 21:41:54 ID:g3z2Q0G1
次のスレに投下するかもしれない作品予告編。

7月のこと。
「あの、御門さん」
「はいなんでしょう、緋沙子先生?」
「瑞穂さんのことなんですけど?」
「瑞穂ちゃんの…?」
「あの子大丈夫かしら、だって、ほら、ココは女子高でしょ?
 その、そういうのって、大乗なのかしら?
 なにせ、男の子のことですから」
男の子というところはかなり声を潜めて教師は言った。
「えっ…そうですね。
 たしかに、瑞穂ちゃんとはいえ、そうならないとも言い切れませんね。」
「それで、いい案があるんです。」
「いい案?
 まさか、切っちゃうとかですか?先生大胆ですね」
「違います。これです。」
緋沙子が広げた本には…
「窄精…?」
「そうです。これで、睾丸の働きを過剰にして
 一時的に去勢するんです。」
「なるほど、『有効期間はおよそ一年』…とも書いてあるみたいだし
 効果ありそうですね。」

かくして、窄精がスタート。
瑞穂の運命やいかに。
605名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 21:43:03 ID:g3z2Q0G1
大乗…
ブッキョウですか?

「あの子大丈夫かしら、だって、ほら、ココは女子高でしょ?
 その、そういうのって、大乗(仏教)なのかしら?
 なにせ、男の子のことですから」

意味分からん・・・。
吊ってくる。
606名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 22:04:01 ID:KTUiFlGQ
>>604-605
607名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 23:39:43 ID:JhE9cx1W
はじめまして
で、穴埋めに協力。

こネタ 瑞穂の趣味
1/2
「お姉さま。奏、こっちを探してみるのですよ〜」
少女の幽霊を封印するための御札が、瑞穂の部屋のどこかに貼られているらしい。
御札を探すため、スカートが乱れるのも気にせずに奏はクローゼットの中を探っていた。
「あっ!」
「どうしたの? 奏ちゃん」
振り返った奏は手に何かを持っている。
「こ、これ、男性用の下着なのではないのですか〜」
「――それはっ」
瑞穂はまりやに反発して下着だけは男性物も持ってきていたのが奏に見つかってしまった。
後から思えば父親の物が紛れ込んでいたとか適切な言い訳があっただろう。
しかし、慌てた瑞穂はとっさにおかしな返事をしてしまっていた。
「奏ちゃん! そ、それは単なる趣味で……」
「お姉さま! お姉さまは男の方と付き合っ……」
同時にしゃべり出した2人は、お互いの言葉の中に思ってもいなかった単語を聞いた。
「……付き合う?」
「……趣味?」
間。
「…………」
「…………」
608名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 23:40:13 ID:JhE9cx1W
2/2
まずいと思った瑞穂だったがとっさに言葉が出なかった。
何か言わなければますます誤解させてしまうことは明らかだ。
瑞穂が思考をまとめる前に、ニコリと微笑んだ奏が言葉を発した。
「この下着はお姉さまのもの、でよろしいのでしょうか?」
「え、ええ」
「お姉さまは、付き合っている男の方はいないのですよね?」
「そ、そんな相手いないわ」
「お姉さま、奏、このことは誰にも言いませんです」
「え? あ、ありがとう」
「大丈夫です、奏はお姉さまの味方ですから!」
そう言うと奏は、瑞穂の手を取るとギュッと握った。
瑞穂は奏がいったい何を納得したのか全くわからなかった。
「これから奏の前では、男性になりたいことを無理して我慢する必要はないのですよ〜」
「…………え、ええ。あ、ありがとう」
ここまでバレたのに全く男と疑われないどころか応援までされてしまったことに、瑞穂は
自分のアイデンティティがどんどん崩れていくのを感じた。

次の日の朝
化粧と髪を整えに来たまりやに瑞穂は質問した。
「男になりたい女の子を演じるにはどうしたらいいと思う?」
「なにそれ」


終わり
609名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 00:06:55 ID:TfwDXMXC
>>607-608
ワロタ
6101スレの301
そして最後はやっぱり
−−−−−−−−−− 再開 −−−−−−−−−−
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そして
−−−−−−−−−− 終了 −−−−−−−−−−−