1 :
名無しさん@ピンキー:
2ゲット
とりあえず即死回避
>1乙
即死回避>1乙。
カナタの涼が女性型の予備ボディに……とかいうのも見てみたい希ガス。
>>1乙
トリアエズ ミナサマニ オチャドゾー
( ・∀・)つ且且且且且且且且且且且且且且且且~~~~
9biget
>1 おつ
神速の保守
即死防止ついでに言ってみる。
スレタイわかり辛くないか?
作者の名前全部を使うか、「GS」「美神」「絶チル」とか入れないと、
何のスレだかさっぱりだ、と言う人も多そうなんだが。
kaihi
【チチシリ】【フトモモ】で充分って気もしないでもない。
一見さんに優しくないのは確かだが。
確かに、GS美神くらいはあった方がわかりやすかったな
椎名で検索しろってのは酷な話だな
チチシリ、フトモモで検索汁!
>>16 先生ー、何も知らずにそんな検索をする変人は極少数だと思いまーす。
×変人
○変態
絶チルっていつ連載だっけ?
パンツ心眼の続きが読みたい
折れも読みたい
おれは魔鈴さん読みたい
「おつかい」のつづきというか本番は読んでみたい
ヒャクメはエロいからだしてるよな
ちちを揉まれた神様はヒャクメだけ
毘沙門天は小竜姫の隠し撮り写真で買収されたけど惚れてるのか?
小竜姫はおそらく武闘派神族のアイドル的存在と思われ
(毘沙門天=多聞天、四天王の一人)
ホシュ
横島×おキヌがいいです。
大人しいおキヌが攻めでおキヌ×横島も面白そう
日付が変わるまでにレスがついたら書いてみようかな?
流れは決まってるけど、踏ん切りがつかないので
>>32 初めの一歩は凄く勇気がいりますけど
是非書いてください!!
早っ!
まぁ、がんがってみるっす
トリップてすと
メドーサ×小竜姫がいいです
37 :
名無しさん@ピンキー:05/03/21 01:28:59 ID:iz37KFjB
>>36 おおぅ。それは誰か書いてくれるとのたうち悶えまつ。
じっくり、ねっちょり、たっぷりいぢめてくだされ。
38 :
某スレ371:2005/03/22(火) 03:10:45 ID:kfm3mzko
>>36 面白そうですねー。
挑戦してみていいですか?
>>38 是非お願いします。
メドーサって使い魔いっぱい持ってるみたいだし、色々いぢめネタありそう♪
>>38 是非ともおながいします!!!!!1!!11
某スレ371です。
まずは小竜姫が捕まるところまでです。
すれ違いざまに放った一撃は奇麗にいなされ、お返しとばかりに飛んできた太刀が頬を掠めた。
ちろり
口の中に広がる錆びた味
まったく、憎たらしいねぇ
真っ正直な剣筋も、真っ直ぐな瞳も
どうしようもなくあたしを苛立たせる。
確かにあんたの方が腕は立つ。
今ので十を越える傷を受けた。 中でも肩の傷が一番深い。
だけどね、剣技だけで勝てるほど、戦いっていうのは甘くないんだよ?
現に 見てごらん。
これだけチャンスがありながら、あんたはあたしを殺し切ることができなかった。
何度でも言ってやるよ だからあんたは甘ちゃんなんだってね。
「まだ、闘うのですか?」
当たり前だろう?
なぜなら――あたしの方が勝つからさぁっ!
叫ぶと同時に一気に間合いを詰める。
振りかざされる神剣――ああ、やっぱり分かってなかったんだね。
あんたの剣は正直すぎる。一合 二合 挿す股を返して石突きで足をがちりと刃が柄に食い込む左腕に力が入らないギャリッ弾かれて身体が泳いだ見逃すはずがない大きな隙
「甘いですっ!――」
ザクッ 交わしきれずに左腕の肘の少し上 肉を引き裂きながらめり込んでくる刃 骨ごと 噴き出す赤切り飛ばされて くるくると回りながら落ちていく 流石だね
だけど
ずぶり
「……え?」
きょとんとした なんだ、随分と可愛い声出すじゃないか。
まだ分からないか? しょうがないね 教えてやるよ。
あんたじゃない 今までのは全部あたしが切らせてやってたのさ。
だから切りやすかっただろう? あたしの腕は。
華奢な身体を抱きしめて、その喉に
ずぶ ずぶぶ
「……あ……ぁ……」
深く深く。諦めな。この脈に届いたら、あんたにできることなんて、これっぽっちもありゃしないんだ。
それでも、ゆっくりと剣を持ち上げてい――
どぐっ
「……うぁっ」
細い指から力が抜けて するり 神剣が滑り落ちる。
どくり どくっ
「……うそ……どうして……」
震えてるね。どうしてこんなことになるのか分からないって。竜の毒が竜神に効く筈がないのに。そう思ってるのかい?
簡単さ。あたしが注ぎ込んでるのは毒じゃない。
これはね…………だよ。
「……ぁ……や だ……」
いやって言っても、もう遅いさ。あらかたは注ぎ込んじゃったしね。
おやおや、随分敏感なんだねぇ。もう息が荒くなって、震えてるじゃないか。
分かったかい。これが、あんたのもう一つの弱点だよ。
「……はぁ……あっ……あぁっ」
ふふふ こうなったら剣神小竜姫もお仕舞いだね。
咬痕から流れる血を、舌を伸ばして掬い取る。チロリ 喉をくすぐると あんっ いい声で啼くじゃないか。
ほら 口をあけな。
「あうっ……む……んぐぅっ」
くちゅ ぬちゃにちゅっ
縮こまろうとする舌を絡めとリ ねぶり 吸い上げる くちゅ ぐちゅ あんたの血は甘いねぇ あんたもそう思わないかい?
「……はぁはぁ……や……ゆるし……」
目にうっすらと涙まで浮かべて。
こういうのを、憎さ余って可愛さ百倍とでも言うのかねぇ。もっと泣かせてみたくなるじゃないか。
……ずぎり
ぐぅっ 流石に、血を流しすぎたね。
試験会場の方はどうなったか……まあいい。
小竜姫を手に入れた。これだけで、全部の失敗にお釣りがくるほどさ。
……これからたっぷりと、左腕のお礼をさせてもらうからね。
待ってましたよこんな展開待ってました!!!!!1
47 :
某スレ371:2005/03/22(火) 04:01:47 ID:kfm3mzko
勢い余って、メドーサの腕落としちゃいました(汗
次からは、捕えた小竜姫さまをねちっこくいたぶりたいと思います。
……パンツ心眼の方は、ネタが思いつかないので続きは誰かにお願いしたかったりして。
49 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 20:35:57 ID:0Byr0DAP
相変わらず某371氏の作品はGJですなー
…実は自分もメドーサによる小竜姫の陵辱調教物書いたんだけど…読みたい人はいるでしょーか?
SMやスカ要素入ってんだけど…ここでは需要ある?
51 :
49:2005/03/22(火) 21:08:44 ID:0Byr0DAP
載せるとしても…
某スレ371氏と被ったりするとアレだから、氏のが掲載し終わった後に載せた方が良いでしょうか?
一応ラストまで書きあがってるんだけど…
52 :
某スレ371:2005/03/22(火) 21:34:11 ID:kfm3mzko
私も49さんの読みたいですー。
それに私まだ手をつけてませんから、全く問題なしですw
あーつまり某スレ371氏は49氏の作品見てから、シチュかぶらないように書き直す余地があるわけですな?
つまり読者はシチュの違う小竜姫いぢめを2本立て続けに堪能できるわけだ♪
酔っぱらっているか知らんけど…
漏れの脳内では
「小竜姫にいじめられるメドーサ」
になっています(爆)
…。
もう一杯逝くか
55 :
49:2005/03/22(火) 21:56:48 ID:0Byr0DAP
では投下させていただきます。
単行本14巻の香港で闘ってた辺りから。
原作の方は完全無視の方向で。キャラも違ってるかも知れない。
陵辱、調教、痛い系…さらにSM、スカトロ要素有…なのでそーゆーのやな人はスルーして。
短め。
56 :
49:2005/03/22(火) 21:58:00 ID:0Byr0DAP
「とどめだ!!死にな、甘ちゃん!!」
眼前に迫るメドーサの矛に、小竜姫は死を覚悟する。
…普段の小竜姫ならば、軽くいなす事も出来たであろうが、今の彼女は人間等を庇いチカラを使い果たしている…満足に動く事すら出来ない。そして…
べぎんッ
「くぁッ!?」
衝撃、激痛…しかしそれは小竜姫が想像していた物とは違う…彼女を死に至らしめるほどモノのでは無い。
メドーサの矛が切り飛ばしたのは、額の飾りのみ…最も、その衝撃は今の彼女の意識を刈るには充分すぎるほどの物であったが。
「…と、思ったけどまだまだ“殺してはやらない”よ…アンタには今まで散々邪魔されてきたからねぇ…」
「…め…メド……」
「簡単に死なれちゃ困るんだよ…私の腹の虫がおさまらないからね?」
意識を失った小竜姫を前に…メドーサは淫猥に微笑んだ。
57 :
49:2005/03/22(火) 22:00:33 ID:0Byr0DAP
淫虐遊戯(タイトル)
広くも無く狭くも無く…床、壁、天井全てが石張り…窓も無く、出入り口は鉄の扉ひとつだけ。灯りは壁際に並べられた蝋燭のみ…揺らめく焔の灯りが妖しげな雰囲気を醸し出す。
壁際には大小カタチ様々な…用途不明の器具が所狭しと並べられている…その様はまるで中世の拷問部屋を思わせる。
そんな部屋の中央にメドーサはいた…目の前には天井から吊るされたひとつの“物体”…
「やぁ小竜姫…調子はどお?」
「………」
…それは生け捕られた小竜姫…彼女は今一切の衣類と宝具を剥ぎ取られ、革の枷と荒縄で、その裸体を屈辱的な姿勢に固定され拘束されている。
「…調子はって聞いてんでしょうが!このメスブタッ!!」
「んぎッ!!?」
ばちんッ…
メドーサの手が、形の良い小竜姫の“赤くなった”尻たぶを張りとばす。
ぱぁんッぱぁんッ…と、何度も何度も打付けられるメドーサの平手…小竜姫は其れに合せるかのようにして、その身を震わせ悶絶する。
その身を歪に歪め拘束する荒縄と拘束具が、震える度、白い肌にギリギリ食込み、平手打ちの苦痛を一層強い物にしている。
叩かれる前より、まるで紅葉したかの如く赤く彩が添えられた尻が、この行為が絶え間なく…腫れが引く間も無い程の頻度で繰り返されているコトを示している。
羞恥と屈辱にその顔を赤く染め、目じりには涙すら浮かべ小竜姫は耐えていた…しかし…
58 :
49:2005/03/22(火) 22:02:50 ID:0Byr0DAP
「ッたく…ホントにクソ生意気なブタちゃんだねぇ…おらよッ!」
「あ…が…ぁ…ッ!?」
ぎりッ…
激しいスパンキングから一転…肉が千切れるかと思うほどのチカラで、メドーサが小竜姫の尻たぶを抓りあげる。平手打ちによりジンジンとした刺す様な痛みが全体に篭った尻たぶに、新たに加えられた局所的な抓りによる鈍痛…
直後…
ぷしぃぃぃ…
吊るされた彼女の股座から、勢い良く迸った液体が、床の上に水溜りを作り上げる…拘束され、厠に行く事も許されず、限界までに溜められていたモノが、遂に耐え切れずに噴出したのだ…
「あーあー、派手に漏らしちゃってまァ…恥しくないのかしらね?それに…あら…こりゃあおしっこだけじゃあ無いねぇ?」
「…ぐ…く…ぅぅ……と…とまってぇぇ…」
ぴゅ…ぴゅ…
膀胱に溜まっていたもの全て出し尽くしたというのに、それでも尚止まらない…否、其れは小水では無い。
キレ悪く断続的に噴出し、小竜姫の意思に反し留まる事無く股を濡らしていくそれは…
「…潮まで噴いちゃって…くく…まさか尻叩かれて感じちゃったとか?呆れた変態さんだねぇ…♪」
「…くッ…うぅ…ち、ちが…」
「何が違うんだい?」
「ぎひッ!?」
59 :
49:2005/03/22(火) 22:05:11 ID:0Byr0DAP
ぷちゅ…メドーサの指が何の抵抗も無くすんなりと小竜姫の股座に割り込んでいく。
中央の縦線…薄紅色の花弁がはみ出したその秘裂に宛がわれた指が蠢き、ほころばせ、刺激を与える度、まるで搾り出されるかの様に、とろとろと淫液が滲み出てくる…
「…“クスリ”が馴染んできたにしちゃあ随分と反応がいいじゃないか…アンタ…“素質”があったみたいだねぇ…」
「…く…ふあ…ぁ…や、やめ…く…」
薄ピンクに染まったカラダ、硬く尖った胸の先端…そして今だ愛液を溢れ出させる女陰…
こんな仕打ちを受け、それでも尚小竜姫は快楽を感じる…感じてしまっていた。
「ほら…これしきでへばってるんじゃないよ…さぁて…今日はどうやって…
そうだ…今日はこのまま尻を嬲ってやろうか…このケツ穴…思う存分可愛がってやるよ…クク」
「あ…あぁ…い、いやぁぁッ…」
力ない小竜姫の悲鳴が響く…恐怖と絶望に彩られた暗い悲鳴…
最もメドーサにとってそれは、自身の嗜虐心を擽る心地良い音色でしかなかったが。
60 :
49:2005/03/22(火) 22:06:47 ID:0Byr0DAP
妙神山から切離され、神族としてのチカラを失い、火竜への変身も封じられ…
それでも死なない…消滅しない程度の霊力を供給され無理矢理に生かされ続ける…メドーサの為の生きたオモチャ…
それが、メドーサの手に落ちた小竜姫を待っていたもの。
投与される妖しげなクスリ、かけられる妖しげな術…
小竜姫が眼にした事も無い様な“女性”を辱める為のありとあらゆる調教器具…
おおよそ考えうる限りの…『女として生まれた事を後悔する』様な激しく陰湿な責めと調教…
女陰も、尻穴も、口も…穴という穴を犯され…
それでも尚飽き足らず鼻穴も顔も胸も脇も…挙句逆鱗までをも“汚されて”…
絶え間なく、快楽と苦痛にその心身を苛まされ…自ら慰めた経験すら殆ど無い小竜姫の無垢な肉体は、その性感は…
メドーサの手による性の暴虐により徐々に…だが確実に開発されていった。
常軌を逸脱したありとあらゆる淫らな行為…
今ではもう…どんな事にでも快感を覚え、股を濡らし、絶頂を迎えてしまう…
それは死にも勝る極辱…
しかしチカラを失っているとはいえ、其れなりに高位の龍神である小竜姫…生半な事では死ぬ事も出来ず、メドーサが多少“無理”をしようともそう簡単には“壊れない”…
無限に続く淫獄は、小竜姫の誇りと尊厳を粉々に打ち砕き、その精神を徐々に蝕んでいった。
61 :
49:2005/03/22(火) 22:08:49 ID:0Byr0DAP
今小竜姫を支えているものは、神族として魔族に屈するわけには行かないという最後の誇り…そして何より、自らを辱め続けるメドーサへの恨みだけである。
…しかし…
「それも…何時まで持つかしらねぇ…?」
「ぐ…ぁ…や…灼け…が…お腹が灼けちゃうぅ…や…お…があぁッ死ぬッ…死ぬうぅッ…」
殺しても飽き足りない程憎い…そんなメドーサの手による淫辱に、悦び、狂い、達してしまう…すっかりと調教されきった小竜姫の肉体…
そんな彼女が完全に堕ちるのは最早時間の問題だろう。
「うあぁぁッ!?や、やぁ…だめ…も…もぅ…あ…ぁぎ…ぐ…ぁ…あがぁぁぁッ!?」
ぽっこりと、蛙のように膨らんだ下腹…
小竜姫は今、吊る仕上げられ何ら身動きの取れぬその姿勢のまま、腸内に大量の薬液を注ぎ込まれ、菊門を極太の張り型で犯されている。
ぶしゅぶしゅ…と、容赦の無い苛烈なストローク。菊座の形をグニグニと変形させ、張り型が腸壁を擦りあげる度…腹の中を掻き回される快楽と、限界を超えた便意の苦痛に、小竜姫はその身を震わせ獣じみた嬌声を上げる。
「まぁ…精々頑張っとくれ…あんまり早く壊れちゃっても面白くないからねぇ♪…そらッ!」
ずぐぅぅッ…
「ひぁ…ぎ…あ…い、イグゥッ…お尻で…イ…あがぁッ!!?」
62 :
49:2005/03/22(火) 22:10:30 ID:0Byr0DAP
びくん…びくん…
今まで以上に勢いをつけた止めの一撃に、小竜姫は絶頂を迎える…次いで…
ぼしゅんッ…
そのまま勢い良く、張り型が引き抜かれる。
「あ……が…ああああぁぁ―――――――ッ!!?」
ぶしぃぃぃッ…
蕾の様な菊座から迸る止め処ない汚物の本流…
強烈な便意からの開放…腹が軽くなり、むりむりとひり出された内容物が肛門を内から拡張し刺激する排泄時特有の快楽…
絶頂時のそれが引かぬ間に与えられた新たな刺激が、小竜姫の心身を灼く…絶望に濡れた絶叫をあげ…その身を痙攣させ彼女はその意識を手放した。
「…あらあら…この程度で気を失うだなんてね…これはキツイお仕置きが必要だねぇ…
クク…」
「………ぁ………」
「今度は、私が直に犯してやるよ…そのクソ穴存分に抉りぬいてやる」
事切れたかのようにぐったりと脱力しその肉体を弛緩させる小竜姫を前に、メドーサはその顔を歪ませた。
酷く残虐な微笑だった。
終了
63 :
49:2005/03/22(火) 22:12:56 ID:0Byr0DAP
駄文によるお目汚しスマン。
…何だこれ(汗)…orz…
小竜姫ファンの方ゴメン…彼女はついつい虐めたくなっちゃうんだ…
…陵辱物初挑戦…ついでにスカも初挑戦。
『メドーサ×小竜姫がいいです』の書き込みをみて、プロットすら立てず、勢いだけで書き上げました。推敲も無し…完成まで延べ1日もかかってません。
ありきたりなネタと展開、全編グダグダ、突込み所だらけの拙い物とは思いますが、キタンのないご意見を聞かせていただけるとありがたいです。
64 :
某スレ371:2005/03/22(火) 22:25:16 ID:kfm3mzko
はふぅ 濃い〜
これぞ調教っていう感じですね。
特にお尻にめちゃくちゃ力が入っててよかったですー。
どきどきしたところ
逆鱗! いったいどんな風に汚されたんだー!w
あうう 私はどうしよう(汗
いきなり場面が堕ちきる直前にスキップしてしまったのが逆に想像力をかきたてられます。
こうなったら逆に某スレ371氏には堕ちゆく過程を事細かにじっくりと書いていただけるといいな〜
乙でした。
そして、
>>63 >彼女はついつい虐めたくなっちゃうんだ…
禿げ上がるほど同意
そういや虐めるような男キャラはいないな
アシュもなんか違うし
陰念とかは?w
陰念に虐められてるって話読んでも面白くない。
いっそオカマの勘九朗にねちっこく責めさせるとか
……ここは 牢獄……
ぎちゅ
直径4間ほどの歪な半球。
地面を埋め尽くす生暖かい肉質の床は、微かな身じろぎにも耳障りな軋みを上げる。
剣を立てればそこからどぶりと血を噴き出しそうな禍々しいピンク色の、それはまるで巨大な生き物の舌のようで
ここにいてはいけないと、小竜姫の心に警鐘を鳴らし続ける。
「……く」
探すまでもなく、出口は彼女のすぐ目の前。
部屋のほぼ中央 桃肉に沈み込む小竜姫から、僅かに2間ほどの距離を置いて黒々とした口を開けている。
だが、それでもここは牢獄なのだろう。
ぬちゅり
意識を取り戻してから、どのくらいもがき続けているのか。
「……く……はぁ はぁ……」
全くといっていいほど、手足に力が入らない 出口までの僅か数歩の距離が果てしなく遠い。
震える指先 幾度床を掻いても何の引っかかりもなく、爪はただ徒に滑るばかり。
そして、全身から噴き出した汗が また
ぎちゅ
擦れて、いやな音を立てた。
……薬さえ抜ければ
なぜこの場にメドーサがいなかったのか……傷を癒しているのだろうか。
片腕を失う それは竜族にとっても重傷なのだから おそらく きっと、そうなのだろう。
小竜姫の薬への耐性を、低く見ていたのかもしれない。
だからこそ、こんな中途半端な部屋に彼女を捨て置いたのか。
メドーサの慢心 それは、今の彼女にとって唯一の救いでもあった。
意識が闇に沈む前に向けられたメドーサの最後の視線は……彼女をして歯の根を震わせる禍々しさを秘めていたから。
だからこそ今のうちにここから抜け出さなければいけないのに。
今しかないのに……逃げられない。
互いに剣を向けたのだ。
負けることも考えなかったわけではない。
それでも、捕らえられる事までは考えなかったのは……それは彼女の甘さなのだろうか。
……にちゃり
焦りは正常な感覚を狂わせる。
僅かに回復した体力も、こうして垂れ流されてしまってはまったくの無意味。
そんなことにも気付けないほど、小竜姫は怯えてしまっていた。
「……いいねぇ その顔……堪らないよ」
メドーサは長椅子に身体を預けながら、巨大な玻璃に映し出される光景に目を細めた。
あの小生意気な小竜姫が今にも泣き出しそうな表情で、しかも芋虫のようにもがいているのだ。
こくり……はぁ
喉を滑り落ちる酒精よりも、彼女の泣き顔の方が遥かに胸を熱くときめかせてくれる。
「動けないのは薬のせい……そう思ってるみたいだね……クク……どこまで行っても甘ちゃんだよ」
本当に楽しませてくれる……左腕の疼痛すら、快感に思えてしまいそうだ。
メドーサは、左腕を再生させようとはしなかった。
使い魔に命じて止血させただけで、矢継ぎ早に指示を飛ばした。
凄まじい精神力と言える。
だから今こうして身体を横たえているのは、体力の限界だからというのもあるのだ。
抱えていた幾つかの計画は、いけ好かない連中に頭まで下げて押し付けた。
仲間内での彼女の評価は、最低ランクまで落ち込んだだろう。
だが、それがどうした。
「薬が抜ければ、か……ああ、本当に待ち遠しいよ」
もっともっともがいて 汗と一緒に全部流し出しちまいな そうしたら――
ぴきっ かしゃん……ぽた ぽた
メドーサの興奮を受けて、手の中で酒盃が砕ける。
ぴちゃり ぬらぁ
指を濡らす血と酒を、長い舌を伸ばしてゆっくりと舐め上げる。
……あんたの血は……蜜は、さぞや甘いんだろうねぇ……
ククク……
「……ぁ」
間に合わなかった。
暗い出口の向こうから近づいてくる気配 それは紛れもなく――
「おや もうお目覚めかい?」
姿を現したのは、薄絹を身に纏っただけの凄艶な美貌。
たいしたもんだ 流石は名高き剣神小竜姫
言葉とは裏腹に、その口調はあくまでも嬲るもの。
その気だるげな表情は、どこかやつれているようにも見えた。
中身のない左袖――小竜姫の目がそこを見ているのに気がついたのだろう。
「フフ……これから、このお礼をたっぷりとさせてもらうよ……と言いたい所だけど、その前に――」
近づいてくるメドーサに、無力な獲物でしかない少女にできることなど
「わ……私に何をするつもりですか?」
「なに、簡単なことさ……」
ぎし
桃肉を軋ませながら、メドーサが小竜姫に覆いかぶさってくる。
ぴちゃり
「あっ!……やぁっ」
喉に浮いた汗の雫を、熱い舌が掬い取る
「精が足りないんだよ……あんたのせいでね……だから」
……搾り取ってやるよ……
74 :
某スレ371:2005/03/23(水) 14:52:52 ID:+y4VnbZY
小出しになっちゃってごめんなさい(汗
とりあえず、書けた所まで。
GJ!
GJ!GJですよー
ねちっこいとこが溜まりません。
メドーサ×小竜姫の続き読みたいです
もう辛抱たまらんですハァハァ
メドーサとの対決によって月神族が減ってしまったため、横島が呼ばれ迦具夜と子作り
ついでに神無、朧とも子作り
って話はどうだ
>>78 タマタマに「絶」と「倫」の文珠仕込んでか(藁
…。
ナンカイイカモ
そう言いながら、小竜姫の胸を服の上からやわやわと。
「や、やめて! 私は――」
「分かってるよ 初めてなんだろう?」
かっと白い頬が鮮やかに染まる。 その初々しさが益々メドーサの劣情をそそる。
「だから、やさしくしてやろうって言うんじゃないか……こんな風に ね」
指先だけで、胸の表面を撫でていく。滑らせた五指が辿り付くのは
きゅっ
「……あうっ!」
先端を抓まれて、堪らずに声を上げてしまう。
痛みは一瞬 また最初から繰り返される じれったくなるほど緩慢な指使い
つつ つ……きゅっ……つつ……きゅっ
「あんっ……あっ!…………あふっ!」
執拗に右の乳房だけを
……はぁはぁっ……ぁっ……あ!
服を通しても、はっきりと右の乳首が硬くなっているのが見える
「敏感だねぇ……いつも自分で慰めていたのかい?」
「ち、ちがっ 私そんな――あんっ!……あ ああっ!」
今度は指を離してやらない 上から乳首を押し戻し、指でくりくりと捏ね回して
「あっ! やあっ! んんんっ!」
必死に歯を食いしばって、声を堪えようとする。
この程度でそんなになってたら、この先大変だよ
「……教えておくれ、小竜姫……いつもはどうやってるんだい? その通りにしてやるよ」
ちゅぷ 耳たぶを甘噛みしながら。ぴちゃ れろ
……どうして
耳を噛まれると、乳首がずきんと疼く。自分の身体はどうしてしまったんだろう。
「……んんっ……あ……うあっ!」
指先がこりこりと、乳首を。だめ 声が抑えられない。
仰け反ったとき、未だ触れられてもいない左の胸が……ずきっ
「きゃぁ!……うそ……どうして……あんっ!」
これも薬のせい? それとも私の知らない魔界の術なの?
小竜姫の頭の中で火花が散る。
「そうだよ 我慢なんかしなくていいんだ……もっともっと啼いておくれ」
「ああっ!……あっ! う ああぁっ!」
……これは本当に私の声なの?
ずくん ずくん 左の胸が疼く……私を忘れないで 私を触って と
「……ああっ……だめぇっ!」
メドーサの舌が、耳の中をぞろりと舐め上げた。おぞましさに全身が粟立つ。それが……
ちろり ぴちゃ……ちゅぷにちゃ
……耳を……犯されてる
ぬちゃ ぬっちゃくちゅ ぢゅぷり……言うんだよ自分の口から……ぬちゃ
いけないと思ったときには、もう止まらなかった。
「あくぅっ!……おっぱい こっちもしてぇっ!」
誰 私の声で叫んだのは……まさか……私?
「違うっ! やめてメド――きゃああぁぁぁっ!!」
ぐにゅうぅっ
握りつぶされる ぐにゅぐにっむにゅっ もみしだか ぎりっ 抓り上げられて
「うああぁっ! あひいっ ぎいぃっ……っ!…………っ!!」
華奢な肢体が、メドーサを跳ね飛ばすほどの勢いで反り返って。
「……ぁ」
がくと脱力した。
はぁはぁと濡れた荒い息。びく びくっ と。
目は開いている。けれど、今の小竜姫には何も見えていないだろう。
「これは まいったね」
呆れたように呟く。まさかここまで感じやすいとは。
「あんたまさか、自慰をしたこともないとか言わないよね?」
ぴく と、小竜姫が震えた。
それが意味するのは……
くく……くくく……
「そうかい……だったら、最高の舞台を整えてやらなきゃねぇ……」
舌なめずり……本気になっちまいそうだよ……
82 :
某スレ371:2005/03/30(水) 01:45:53 ID:OGR4D9QX
こめんなさい、また小出し(汗
てゆーか、最高の舞台ってどんなの?(大汗
>>82 続きキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
マジで最高ですよこの調子でそれこそ蛇のようにwねっちょりたっぷりじっくり
やさしくかつサディスティックにいじめてあげてください!!!!!!1
最高の舞台ってこのシチュエーションで書いてくれてるだけでもうね
371さんの書きやすいように思うがままに書いてもらえればそれが最高の舞台だと思いますよ!!!!!!!!
良いですよー良いですよー
…それにしても焦らされますねw
85 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 22:19:02 ID:DpF1N+ph
普段は読んでいないひと&前は誌読んでいたけど、最近は読んでないという
人にも知らせるべきだ。
だからage
86 :
じゅうよん:2005/04/02(土) 04:49:48 ID:NSSYF9t1
87 :
某スレ371:2005/04/02(土) 13:17:33 ID:LU2MlBIm
わぁ じゅうよんさま、ありがとうございます。
うう そこまで痛いシーンを書けるかどうか(汗
でもがんばりますー。
本当は、潜経蟲を使うつもりだった。
……一度逝く度に、一匹ずつ寄生させてやろう……どこまで正気でいられるか。
体内に寄生し、神経に絡み付いて相手を意のままに操る。
メドーサが手ずから改造した蟲だ。いかな小竜姫と言えども抗うことなどできようはずがない。ましてや今の彼女は力を使い果たして木偶同然。
意識を取り戻すまで待ったのは、一時の希望の後に絶望に突き落としてやろうと思ったからだが――
そんな簡単に終わらせてしまっては、あまりにも勿体無い。
じゅるり
口の中によだれが沸く。
「決めたよ……あんたにはもっともっと色んなことを教えてやるよ」
人形に堕とすのは、その後だ……いや、自分から人形にしてくださいと泣き叫ぶまで嬲りつくしてやろう。
パチリ
メドーサが指を弾くと、中空に大きな鏡が浮かび上がった。
それも一枚ではなく二人を取り囲むように次々と。
目を見張る小竜姫。彼女の知らない魔生物なのだろうか。縁そして背面に無数の肉質の突起がざわざわと蠢いている。
そこに映し出されるのは、頬を染めて胸を波打たせて荒い息を零す少女。それはまるで――
思わず顔を背けた小竜姫けれどそこにもまた潤んだ瞳にうっすらと涙まで浮かべた少女の姿。
寄り添うような妖艶な美女の隣にあって、その少女は余りにも無防備で……
「い……一体、何の真似ですか」
どうしても声が震える。自分の弱さを見せ付けられて。
……私は、あんなに首が細かっただろうか……肩も、腕も……
ぷち
「あっ!」
鏡の中で少女の上着の釦が 一つずつ外されていく。
「やだっ……くぅ……」
もがいても、緩やかなその手が止められない。ぷち ぷち。
怖い……でも鏡から目が離せない……ああ あと3つで全部外されちゃう。
服の上からでさえ、あそこまで感じさせられてしまったのだ……もしも、直接触られたりしたら……
「どうしたんだい? いやだったら抗ってもいいんだよ? ほら あと一つだ」
そんなことを言われても、鏡の中の少女は身体を震わせるばかりで。
まるで……まるで、そうされることを望んでいるように……
違うっ 私は――
「……ぁ」
ぷち……はらり
肌蹴られた上着。
薄い襦袢は汗に透けて、ふっくらと形のよい双丘のその頂――淡い桃色の尖りさえも曝け出していた。
……う、うそ
「ふふ……よく見ておくんだね……自分が逝ってしまうところをさ」
「やっ……いやああぁぁっ!」
むにゅぅ
食い込む指 柔らかな膨らみは自在に形を変え、指の間から搾り出され 捏ねられ
ふにゅっ むにゅ もみもみゅ
「……ああっ!……ああぁっ!」
嬌声 喉を仰け反らせて よだれまでたらして あれは誰? 鏡の中であんなに
太腿を擦り合せて もっと そこだけじゃいや 乳首が切ない
ずるり
「ひいぃぃっ!!」
襦袢の合わせから、メドーサの手が潜り込んで来た。ぬる ぬちゃ
薄絹の下で蠢く五指蜘蛛のようにぬちゅりぬちゃあううぅっ!かりっうああぁっ!僅かな痛みが次の瞬間快感になって爆発した鋭い爪が乳首を――
「……ああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
……ぷしゃああぁぁぁぁぁぁ……
90 :
某スレ371:2005/04/02(土) 13:24:25 ID:LU2MlBIm
小竜姫さまのおしっこw
潮騒って?
shousai
shiosai
かなり無理があるぞ
95 :
じゅうよん:2005/04/04(月) 19:02:29 ID:o1pPtL/v
ああ「詳細希望」つう意味っすか。
「MODEL」というだいぶ前(90年代前半)の同人誌に載った
「ゆうき友ひろ」さんの描いたカット。
これと対になってる、「いい格好だね小竜姫・・・もっといたぶって
やるよ」と裸で舌なめずりするメドゥーサのイラストもあったけど
個人的におばはん好みじゃないので、それはスルーしちゃって
手元にはない、スマソ
アリガトザイマス
保守なのねー
98 :
49:2005/04/09(土) 23:00:11 ID:Jeh7oaKC
前回の小竜姫のにレスくれた人有難う。
調子乗ってまた、イタいお話を書きましたので投下しマス。
氷室姉妹。
原作無視、キャラ違う…てか別人、百合、鬼畜、調教、お尻物なので、そーゆーの嫌な人はスルーして。
99 :
49:2005/04/09(土) 23:01:10 ID:Jeh7oaKC
某月某日…それは東京都内、とある神社での出来事。
「大丈夫か?…何か苦しそうだね…」
心底心配だと言った表情で尋ねる宮司…
「…ぃ…え…ぁ…だ、だいじょう…ぶ…で…」
ぽん…びくんッ…肩に置かれた宮司の手に、過剰な程に反応…身を強張らせながらも、肩口で切り揃えられた短髪の巫女服を着た少女はゆるゆると返事を返した。…と
「すいません。お姉ちゃん今朝から具合悪くて…風邪なんですよ。少し早いけど、お昼休み取らせてもらっていいですか?」
短髪の少女の言を遮る様に、長い黒髪を持ったこちらも巫女服の少女が宮司に言う。
「あぁ…そうだね、君たちには頑張ってもらっているし…いいよ、休んでおいで。」
「すいません、失礼します♪…行こ、お姉ちゃん。」
「あ…ぅん…ぁ…」
長髪の少女に肩を抱かれる様にして、短髪の少女は控え室へと向かった。
ふらふらと覚束無い足取り、その頬に朱を散らし、顔はじっとりと汗で湿り、息遣いも多少荒い。
風邪…そう見えなくもないだろう…だが、少女のその様はあまりにも…悩ましく艶を含んだものでもあった。
100 :
49:2005/04/09(土) 23:04:14 ID:Jeh7oaKC
『愛の形、幸せの形』(題名)
「ふあ…ぁ…ぁッ…は…」
控え室…施錠され、乱入者を許さない小さな密室と化したその部屋に、荒い息遣いが木霊する。
部屋の中央…床に敷かれたバスタオルの上、膝を突き向き合い、支えあう様にしている2人の美少女…悩ましい声の主は短髪の少女…氷室早苗。
気崩した様に羽織った巫女服は、上のみ。下…袴は既に穿いておらず、その健康美溢れる素足をさらけ出している。
小刻みに震える素足は、彼女の可憐なその顔同様、珠の様な汗で覆われ、今の彼女の容態が尋常な物では無いコトを示す…
そんな彼女を支えるようにしているのが黒い長髪の少女…早苗の妹の氷室キヌ…此方は巫女服を着けたまま。
早苗はキヌの首に、おキヌは早苗の腰に…其々に手を回し、まるで寄りかかる早苗をおキヌが受け止めるかの様にして…抱き合い2人は寄り添っている。
氷室キヌと氷室早苗は、血の繋がりを持たない義姉妹である。
上司のツテで紹介してもらった、霊能の実習を兼ねた神社でのバイト。その途中…姉である早苗の不調を理由に早々と休憩にはいり、控え室へと篭った2人であったが…
「お姉ちゃん…今からそんなでどうするの?目盛は最小のままなんだよ?言いつけを忘れちゃったの?」
「はぁ…でも…でもぉ…」
「全く…相変わらず敏感だね…だからこそ苛め甲斐があるんだけどね♪」
「ひ…ヒドイだぁ…おキヌちゃ…」
101 :
49:2005/04/09(土) 23:06:03 ID:Jeh7oaKC
早苗の腰…秘所を覆う急角度のデルタを描く、鈍く黒光りするそれは下着などでは断じて無い。それはレザーベルトの拘束具。
「早苗お姉ちゃん…色っぽかったよ?赤い顔で…はぁはぁって息荒くしちゃってさ…
お客さんも宮司さんも…具合悪いって思ってくれたみたいだけど…ホントの事知ったらどう思うかしらね?」
「う…っく…ひぃ…んぁ…」
拘束具の下に隠された物は、極太のアナルバイブ。早苗の尻穴に挿し込まれ、小刻みに揺れその場所を犯すそれは、革のベルトによって“ひり出されない”様に確りと固定されている…午前のバイトの間中、早苗はその状態で参拝客の前に立っていたのだった。
「早苗お姉ちゃん、本当は巫女服の下でお尻にバイブを突っ込んで、それで皆の前に出て興奮して感じている変態さんなんです…ってさ?」
「ひぁ…い、言わないでけろ…おキヌちゃん…」
『見つかってしまうかも知れない』というその焦燥感が…参拝客の、雇い主の宮司、そして傍に居る妹の視線が…バイトとはいえ、神聖なこの場所で神聖な衣装に身を包んだ巫女である自分が、こんなにも淫らで浅ましい痴態を晒しているというその事実が…
早苗の尻穴に、確りと咥えられ飲み込まれたバイブの振動を、より一層強く、敏感なものへと変えていた。
「それにしても…大分こなれてきたみたいだね。お尻なのにそんなに気持良くなって…もう立派なケツマンコだね♪」
「ふぁ…や、やめてけろ…おキヌちゃん…もう勘弁し…んふ!」
102 :
49:2005/04/09(土) 23:07:23 ID:Jeh7oaKC
容赦無いおキヌの言葉嬲り…だが事実故に反論できず、早苗は羞恥に身体を熱くした。
巫女服を仕事着としてはいても、厳密には『巫女』ではないおキヌと違い、彼女は神社の跡取りでもある正真正銘の『巫女』である。
処女を散らす訳には行かない…よって彼女は重点的に、そして徹底的に尻穴を開発・調教されていた…“御主人様”のおキヌの手で。
「でも…このままじゃ間に合わないわ…お姉ちゃん解ってるの?今晩までに、そのバイブの電池使いきっとかなきゃダメだって…そういう命令でしょ?」
「あ…はが…ぁ…らって…らってぇぇ…」
「…またオシオキされたいの?…もぉ仕方ないなぁ…私が手伝ってあげる…」
「あ…ま、まってけろ…ま…ぁ…ひぎぃぃぃッ?」
「えい♪」
かち…おキヌが、手にしたリモコンの目盛を、『最弱』から『最大』にまで一気に押し上げる…途端…
ヴヴヴヴヴヴ…早苗の直腸を埋めていた電動の張り型…その動きが激しさを増す。
「うはぁ…凄いね…振動が此処まで伝わってくるよ…このままずっとこうしていれば、今晩までには電池なくなるかもね♪」
「ひぃッ…ぎ…あ…ぎぃあッ!?」
103 :
49:2005/04/09(土) 23:08:48 ID:Jeh7oaKC
びぐんッ…腰に回されたおキヌの手にすら感じられる程の凄まじい振動。直腸を一杯に埋めた物体に、腹の中を目一杯掻き回され、蹂躙されるその刺激に、思わず達してしまう早苗。眼前で火花が弾け、頭が瞬間真っ白になる…次いで…
「ひぐ…ぃ…あぁ…わ、わたす…わた…が…あぁ…と、トまらね…イグのが止ま…あがぁッ!?」
びぐんッびぐんッ…余韻覚めやらず,先程の波浪も引かぬ内に齎される立て続けの絶頂。
絶え間なく、そして容赦なく…直腸内で振動し、暴れ続けるバイブの刺激が、達し押し上げられたその高みから早苗を降ろすコトを許さない。休む間も無く、断続的にイき続ける…いや、イかされ続ける…
「ひぁ…あ…が…あッもがッ!??」
続く絶頂に嬌声をあげようとしたその矢先…ぐり…早苗の口内に丸めたハンカチが押し込まれる。
「しぃ〜…お姉ちゃん声大きいよ…誰かに聞かれちゃったらどうするの?」
104 :
49:2005/04/09(土) 23:10:57 ID:Jeh7oaKC
にこやかな笑顔で、早苗の声を封じるおキヌ。
“声”として吐き出されていたモノが、口を封じられた事によりその体内に留まり溜まって行く…吐き出したくても吐き出せない…そんなもどかしい感覚が募る…そしてそれは更なる苦痛と快楽として早苗の心身を蝕んだ。
そして尚も、おキヌは責めの手を緩めない…早苗の腰に回していたその手の位置をするすると降下させ…その中央の窄まりを極太の張り型で塞がれた、両の尻たぶをグニグニと揉み解し、新たな刺激を早苗に与える。
「もが…ほ…ぁ…ふぁ…ひぃ…ぎ…ぁ…」
早苗は、おキヌの首に手を回し、それでも懸命に、尻穴から全身へ、広がるようにして連続で襲い来る快感とアクメの衝撃に耐えている。
が…ピンク色の靄のかかった頭はもう、何も考えられない…早苗はただ、心身を貫く快楽の傍流に全てをゆだね、ただひたすらにイキ狂い続けるだけ。
汗を飛ばし、むかれた白目から涙を流し、鼻水をたらし、塞がれた唇の両端から涎を垂れ流し、拘束具の食込む股座からは、全身ガクガクと痙攣させるその度に潮を噴き出し撒き散らしている。
バスタオルは、既にずぶ濡れ…潮、腸液、小水、汗、涙、涎、鼻水…床には早苗の体液によって出来た液溜りが、雨後の水溜りのように広がっている。
彼女が寄りかかるようにしている、おキヌの巫女服もまるで水でもかけられたかのような有様。
例え気を失っても、連続して齎され続けられる快楽と絶頂の衝撃に強制的に意識を覚醒させられる…それは無限に続く快楽の地獄だ。
そんな早苗の様を見て、おキヌは満足そうに、優しげに微笑むだけだ。
105 :
49:2005/04/09(土) 23:12:15 ID:Jeh7oaKC
より一層の霊能の勉強をするため、六道付属の大学へと進んだ早苗はこの春東京へと上京してきた。だが…数ヵ月後、早苗はボロボロになっていた。
馴れない都会、辛い勉強、厳しい実習…そして何より付き合い想っていた先輩と疎遠になり、ココロが離れてしまったと感じた事。早苗の方は兎も角、相手の方は遠距離恋愛が出来るタイプではなかったらしい。
心身ともに傷つき疲弊していた…そんな時優しく接し慰めてくれたのが、妹のおキヌだった…彼女は、早苗のココロの間隙に巧みに入り込んできたのだ。後はもう坂道を転げ落ちるかの如く…早苗はおキヌとの情事に溺れ、そして堕ちていった。
おキヌが、そうなるように仕向けた可能性は否定できないが…自ら深みに嵌っていく早苗。
異様にこなれたおキヌの手管に、初心で穢れを知らない彼女は、少しづつ…だが確実におキヌに隷属していった。
「…ふ…ふも…ぁ…」
「うわぁ…やっぱり袴脱いで正解だったね。
お姉ちゃんイく度に潮噴いて…お漏らしまでするもんね。でも大丈夫…着替えもあるし。
それにちゃんと“オムツ”だって持ってきたから…午後からはコレ着けてお仕事しようね?」
「……ぁ……ひ……」
「そうだ…ちゃんと言いつけを守れたらご褒美あげる…だから頑張ろうね♪」
「……ぎ…ひぃぃ…あ、ぁ…ひぐ…ひグゥゥ…ッふぁ」
106 :
49:2005/04/09(土) 23:13:05 ID:Jeh7oaKC
大好きで大切な姉…傷ついた彼女を助けたかった…幸せになって欲しかった…おキヌのその気持に嘘偽りは無く、それは今だって続いている。
ただ…彼女の求める物が、世間一般のそれと大きくかけ離れていただけだ。その形が異なるだけだ。歪み切っているだけだ。
大好きな姉を、穢し、責め嬲りつくし、身も心も隷属させ、自らの奴隷に…所有物にする…それがおキヌの愛の形…それがおキヌの幸せの形。
そして、それは今の早苗も同じ…おキヌは、そう信じて疑わない。だってそういう状態になるように、散々躾けてきたのだから。
「早苗お姉ちゃん…可愛い♪」
「……も…ふも…ふ…ひぐッ…ぐふぁ…ぁッ!」
くぐもった嬌声をあげ絶頂し続ける、最早意識すら定かではない早苗に向かい…おキヌは微笑を浮かべ続けた。
終了
107 :
49:2005/04/09(土) 23:13:52 ID:Jeh7oaKC
以上です。お目汚しスマン…またこんなイタいお話…orz
おキヌちゃん、実は早苗ちゃんに歪んだ愛情持ってるだけでなく、真のw御主人様である横島に、新しい奴隷として早苗を捧げさせ、姉妹で一緒に奉仕して悦んで貰おうとか画策して、早苗を調教している…とゆー設定wがあるのだけど…横島の事巧く絡められなくてこんな感じに。
…別に氷室姉妹でなくてもイイよねコレ…構成も前のと変って無いし…相変わらずヘタクソな駄文でスマン。出来れば是非キタンの無いご意見を。
スルー
某スレ371氏ガンバレ
>>109 投下後すぐにそんなこと書くなよ。49氏もがんばれ。
49氏乙
感想は、あとがきに書いてある設定を本文に入れるべきだったかと。
状況が唐突すぎて、盛り上がりに欠ける展開になってしまった気がする。
ここから続きがあるのなら、今の意見は無かった事にしてくれ。
この板でエロ以外の部分は書き辛いかもしれないけど、個人的にはエロ以外もじっくり書いて欲しい。
>>110 >投下後すぐにそんなこと書くなよ。
>>107の4行目他で自覚はあるらしいのに
わざわざ貼りにくるあたりがアレだから。
112 :
某スレ371:2005/04/10(日) 12:59:35 ID:SHN+92IL
あう ごめんなさい。
自分のサイトの更新で手一杯で、頭がウニでした(汗
何とかアップできたので、メドーサの続き頑張りますー。
>49さま
本編とは関係ないけれど、方言で喘がれるとどうしても笑ってしまいます(笑
相変わらず描写がねちっこくて、気絶しても逝かせ続けるという辺りは、お手本にしたいです。
それにしても、おキヌちゃんにケツマンコって言わせるのがすごいですね。
あれ?って思ったのは、横島にそこまでレベルの高い調教(本質は変えずに淫乱度と概念の書き換え)ができるのかなーってことでしょうか。
まあ、文珠を使えば不可能はないのかもしれませんけど(笑
個人的には、おキヌちゃんが勝手にそう思い込んでて、(自分自身と)早苗ちゃんを開発。
何も知らない横島に「ご主人さま……私たちを奴隷にしてください……」とか言いながらお尻を差し出す展開を想像しちゃったりして(笑
>>49 >キタンの無いご意見を。
読点が多すぎる。文節ごとに読点を置いてリズムを演出するならまだしも、
闇雲に置いているように感じられる。三点リーダーも同様。
ついでに言えば、「忌憚」をカタカナに開くのは如何なものかと。
115 :
49:2005/04/10(日) 20:56:37 ID:iuX9qnfe
レスくれた方有難う。
>110、114…次書くコトがあればご指摘された点気を付けます。
>某スレ371さま…横島の事はそこまで深く考えて無かったですw
49氏、自分の作品を駄文とか言うのはよくない。
作者が駄作と言った作品を、誰が好きになれるのか考えような。
呼んだ後に後書きで「駄文」とか見たら、気分を害す読者もいる。読む側も手間を取っているわけだからな。
謙遜するのはいいが、ほどほどにしないと反感を買うぞ。
ここまで卑屈になると「だったら書くな」と言いたくなる
つーか
そのキャラらしいエロを書けないんだったらパロにする必要ない
オリでも書いててくれ
わざわざカマトトキャラを黒くするのはエロパロじゃないんじゃね?
>>118 そうか?
もれは黒キヌでもはぁはぁできるが…
白でも黒でもエロければ無問題っ
逆なんじゃね?
黒くするのは別に構わん。
元の性格との対比という意味で十分パロディの範疇だ。
ただ、その所為でキャラらしさが完全に失われると、
そのキャラを使う意味が見出せなくなるだけだ。
性格改変は諸刃の剣
それによって原作と違う新鮮味や面白味が出る場合も多い。
しかし、それを活かしきれなかった場合は、ただの改悪に終わる。
118みたいにキャラ改造を受け入れられない人も少なくないしな。
122 :
じゅうよん:2005/04/12(火) 02:19:20 ID:Iks34Woz
俺はおもしろかったなー。
あの田舎娘の氷室って、この漫画で数少ないティクビ披露娘なんだよね
123 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 18:21:09 ID:AGNiacL5
お尋ねしますけど、美神のエロパロサイトだったZERO=SIGHTは
もう閉鎖になったんでしょうか?
>49
大体本文から言いたい事は判った。が、指摘の通り一場面を持ってきた場合
非常に不親切だと思った。ただ、それも味かなとも思う。
偉そうでスマソ。
127 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 20:48:50 ID:czgmOqou
age
128 :
保守:2005/04/29(金) 01:26:24 ID:qk88/E8/
だれかいるー?
おうよ
需要ある?
おうよ
めっちゃあります
133 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 07:04:12 ID:vYkPliEO
ノシ
某スレ371氏、メドーサ×小竜姫の続ききぼんぬ
パンツ心眼キボン
それでもメドーサの手は止まらない。
残酷なまでに容赦なく小竜姫の胸を蹂躙し、汗と涙と 蜜を搾り出す。
「見てごらん小竜姫 あんなに胸を突き出して、腰を震わせてるじゃないか」
熱い吐息と共に囁かれる禍言 正面に浮かぶ魔鏡の中 大きく肌蹴られた胸元 上気した肌は汗に塗れ、ぬらぬらと輝いている
ぎりりっ
「……あうぅっ!……んああぁぁっ!」
乳首を抓まれて、あられもない悲鳴を上げる。零れる涙 はぁはぁ
くり くりゅ 縦長のお臍をくすぐられて 今までに味わったことのない感覚に、声もなく悶える。
……ぬちゃ にちゃ
ぞわり お尻から背中に広がる生暖かい感触は――
「お偉い竜神さまが、おしっこまみれか いいざまだねぇ」
嘲笑 言葉の剣に切り裂かれる小竜姫の心。
諦めてしまいそうになる……だって、鏡の中であんなに声を――
「――っ!?」
心臓が凍った。
今 鏡の中……『私よりも先に動いた』?
まさか、そんな……うあっ
コリ……鋭い爪に乳首の先を抉られて
『きゃうぅっ!』
っ! 私あんなに胸を突き出したりしてないっ
「嘘じゃないさ だって鏡に映ってるだろう?」
『……あっ……うあぁっ!……あぁぁんっ!』
ちがうちがうっ! あんな声……腰を……私は……
『鏡の中の小竜姫』が、羞恥に肌を桃色に染めながら、自分から脚を開いていく。
「なんだい? またココを弄って欲しいのかい?」
……ちがうっ!
こくりと、潤んだ瞳で頷く『小竜姫』 怯えながらも、隠し切れない期待に瞳を潤ませて
くちゅり……
いやあぁぁっ!
『ふああぁぁっ! いいぃっ!』
指が踊り、飛沫が散る 髪を振り乱して泣き叫びながら、どこか恍惚として ぬめる舌が
にちゃっ くちゅ……ぬぷり
いやぁっ! お尻なんて――
『ひぃっ! あっ!……あぁぁっ!』
「そんなにいいのかい?」
ぬぬ……恥ずかしい窄まりが……ぬぷぷ……メドーサの指を飲み込んでいく。
だめえぇぇっ!
『んああぁぁっ!……そこっ!……あぁっ!……』
ぐちゅり……たった一抉りで『小竜姫』が崩れた。声のトーンが跳ね上がる。
「ココだね……ほら、ほらっ」
『ふあぁぁっ! きゃひぃっ! いああぁぁっ!』
華奢な肢体が跳ね、汗が飛び散る……全ての鏡に映る『小竜姫』が
……ちがう私は屈したりなんか……っ! 腕が動く! メドーサを突き飛ば――
むにゅぅっ
『ふあぁっん! あひぃっ!』
自分のおっぱいを捏ね繰り回し乳首を抓み上げ弾き爪を立てるどうしてぇっ!
「あはははっ! そんなに物足りなかったのかい すまないねぇ、何しろ片腕だからさ!」
そんな……もしかして、ほんとうにわたし……なの?
「ほら、おっぱいだけじゃイけないよ こっちも一緒に触るんだ」
……やりかたは、もう分かってるだろう?
びくっ
耳元に囁かれるメドーサの言葉に、『小竜姫』の――一瞬遅れて『小竜姫』に引き摺られるように、心挫けた少女の右手が、淡い叢に飾られた秘唇を……くちゅり
『ふあぁぁっ!!』
くちゅ……くちゅっぬちゅっぬちゃっ
もう、止められない……ここに来るまで、自慰すら知らなかったとは思えない指使いで、蜜を撒き散らしながら肉芽を掻き毟りただひたすら快楽を貪る。
その瞳に僅かに残っていた理性が 矜持が……愉悦に塗り潰されていく。
……上手くいった
メドーサがほくそえむ。
『鏡像』と本体……ここまで重なれば、もはや離れることはできないだろう。
後は……ゆっくりと、快楽に染め上げてやる……細胞の一つ一つ、魂の最後の一欠けらにまで……
「……ああぁぁっ!……ふああぁぁぁっ!……」
『……ああぁぁっ!……ふああぁぁぁっ!……』
魔鏡によって歪められた幻想を受け入れてしまった少女
……ピシ……パキッ……
心が屈したために砕けていく竜神の術具……それにつれて少女に迫る淫気がその濃度を増す。
『……ひっ……ああぁぁっ!……いやああぁぁぁっ!!」
いつしか嬌声は一つに蕩けて
「……ぁ」
目の前に、涙を湛えた瞳……頬を染めて、震える吐息……鏡の中の、もう一人の『私』
戦慄く唇 ほんの少し開いて……甘い匂い……まるで……
(……あんたを待ってるんだよ)
吸い寄せられる……桃色の舌が……どきどき 胸が苦しい
そっと伸ばした手が、とぷりと暖かいぬめりに包まれる……そのまま、『私』を抱き寄せて
「……んっ」
ちゅ……くちゅ……
蕩けちゃう……甘く痺れてく……私と『私』が……一つになる……
139 :
某スレ371:2005/05/01(日) 23:23:59 ID:RpMhRCdU
待ってて下さった方、ごめんなさいお待たせしました。
そうじゃない方、ごめんなさいお邪魔します。
……何でこんな時間掛かっちゃったのかなぁ(汗
一応ここで終わりです。
後はもうラブラブで、小竜姫がメドーサに甘えまくった挙句
「……姉さま……私の処女、貰ってください」
という展開になりそうなのでw
>>139 >……姉さま……私の処女、貰ってください
なぜそこまで書かないのですか!
つーか書いてくださいおながいしまつor2
>>139 もの凄く(・∀・)イイですよどうもありがとうございました!!!!11!!
>>140 それだと「いぢめ」にならないからじゃないかなと思いますですよ
142 :
某スレ371:2005/05/01(日) 23:59:56 ID:RpMhRCdU
>>140-141 ありがとうございます。
いや、自分で思いついといて何ですけど、
それはもう小竜姫じゃないだろう、と(汗
(・∀・)イイ!
鏡像の自分とえろいことになる、というラスト(ですよね?間違ってたらスマソ)は個人的に
好きなシチュで、かなりクルものがありました。
でも
>「……姉さま……私の処女、貰ってください」
も見てみたいな、と思ったり。
あと、小竜姫様は潜在的Mだとやっぱり思うのですた。
144 :
某スレ371:2005/05/02(月) 22:51:04 ID:HUaNYSjP
>>143 ありがとうございます。
>鏡像の自分とえろいことになる
そうです そのつもりで書きました。
よかった、ノリと勢いで書いちゃったから、分かってもらえて嬉しいです。
>あと、小竜姫様は潜在的Mだとやっぱり思うのですた。
ですよねw
おまけに何にも知らないから、好きな色に染められそうですしw
GJでした。
>後はもうラブラブ
それはそれで、いじめとは別のお話で読んでみたいデス。
>>145 ありがとうございます。
思いつけたら書くかも。でも今はちょっと無理かもなのですw
>>130さんが投下してくれるモノを楽しみにしつつ、また名なしに戻ります。
保守
ヲチスレより
164 :名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 08:50:19
おキヌのアヌス、略してキヌス
166 :名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 09:01:57
>>164 おお 何だかとっても慎ましやかで清楚な雰囲気がするじゃないですかw
これはこれで妄想が膨らむ……私、どっか壊れてるなぁorz
ええと……そういうわけで妄想中w
書けるかどうか分からんけど、苦手な人はスルーしてね。
149 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 19:00:48 ID:DRtkjmmc
このキヌスって書いたの俺だぞw
パンツ心眼…まだ?
152 :
148:2005/05/18(水) 09:12:20 ID:VVi/vFSz
>>150 ごめんなさい ヲチスレで166書いたのが私でしたw
いや妄想はしてるんですけど、中々文章にまで育ってくれなくて
153 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 18:59:39 ID:uJNjwQ4j
エリス×ホームズでひとつ
保守
保守
| 干 |
| d、 し' ゆ
157 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 07:03:22 ID:fq2YJhkc
小龍姫様とヒャクメ様が拷問されたあげく、強制レズ(浣腸されパイプで連結とか。)されるのキボン
神と魔の名において、蛇女を拷問するヒャクメ様とワルキューレキボン
158 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 00:49:23 ID:vvqoCn1F
159 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 22:30:15 ID:0pS8D8Cy
横島百合子あげ
寂れてるから、一般作も投下OKにしない?
エロを書くのは書き手が疲れると思うんだ。
短い短編とかなら、思いつきで投下してくれそうだし。
すでに2ちゃんでGSSSを投下する所があったらかぶるけど
実はホームズxエリスで書いてたんだが…完成出来ない内に時期を外したからやめちゃったんだよな…
読みたい人居る?
投下。
『GSホームズ極楽大作戦!!〜血を吸う探偵〜』よりホームズxエリス。
ヒロインがエリスとゆー都合上ロリになってしまうのはご勘弁。
最初に断っておけば、彼…シャーロックホームズは幼い少女相手に性欲をぶつけ、悦びを覚える様な歪んだ性癖を持っているわけでは無い。
ただ、彼は騎士道精神を尊ぶ英国紳士で…目の前で涙を流す小さな淑女をそのまま放っておく様な真似をするのは、紳士としてどころか人としても最低だと信じている。
だから彼は間違った事はしていない…筈だ。だって他に方法は無かったのだから…多分。
そう、コレはその小さなレディを慰める為の、仕方の無い行為なのだと…彼はそう自分に言い聞かせた。
「ぁ…ぅ…あぅ…ん…はぁ…ふぁ…イイ…イイよ…ホームズ…」
際立った凹凸の存在しない滑らかな曲線を描く少女の裸身…その素肌は、陶器の如く白く美しい。
冷たく、だが今は熱を帯びつつあるその肌に、舌を這わせ指を滑らせ…唯一つの珠玉を取扱うかの如く優しく丁寧に繊細に…彼は少女を愛撫する。
…齎される刺激に、踊る様にその裸体をくねらせ、跳ねあげさせ…エリスは彼の愛撫に敏感に反応する。
西洋人形を思わせる、表情の乏しい顔を快楽に歪め、悩ましげな嬌声をあげる彼女は実に官能的で…ホームズは不覚にもそんな彼女にオンナを感じ身体を熱く滾らせる。
死の淵から蘇ったホームズ…彼は今、恩人である吸血鬼の少女エリスと共に、恐らくは隠れ家と思われる地下室で、狭い棺の中寄り添い、絡み合い、情事に耽っていた。
「はぁ…」
「……ホームズ?」
「…いや、なんでもないよエリス…」
「…そう…?ホントに?…やっぱり…」
「エリス…君は奇麗だ…本当に…本当に美しい。そんな君と寝所を共に出来るなんてこれ以上の事は無いよ…」
「…嬉しい…」
白い顔をほんのりと朱に染め、エリスは歳相応の少女らしく可愛らしい笑みを浮かべた。
逃げたかったのかも知れない、忘れたかったのかも知れない。今感じている辛さから。
お互い、心身ともにまともな状態ではなかった。ボロボロに傷つき大事な何かが欠けていた。
攫われ、囚われ、手術と実験の果て脳を壊され、記憶と過去と絆を失い・・・何もかもを失くしてしまった吸血鬼の少女エリス。
滝壷に落ち、命を落とし…しかし人類の天敵として黄泉返ってしまったホームズ。
互いの疵を舐めあう様に、欠けた何かを埋め合う様に…ふたりは身体を重ねあい、求め合い、貪りあう。
刹那の快楽に興じ、逃避する。
その逞しい腕で抱きしめて、慰めてくれるホームズに、エリスは確かに満たされる。
腕の中の小さなエリスの、その確かな存在感は、ホームズの心を潤し癒す。
「んぁ…ふぁ…ぁ…そ、そこ…は…ふぁ…ッ」
ちゅく…ホームズの無骨な指先が、腿を割り股座へ…産毛すら生え揃っていない、硬く閉ざされた少女の蕾は、彼の愛撫に綻び潤う。直後…
「く…ふぁ…ぁ…あぁッ…ぁ…」
びくんッ…少女の幼い身体に走る、甘く心地の良い衝撃。
しっとりと蜜を滴らせるその源泉を優しく嬲られ、エリスは幾度めかの絶頂を迎える。
166 :
161:2005/06/17(金) 02:39:07 ID:K3EXQfH+
こんな感じで。
続きはボチボチ…
「…ぁ…はぁ…は…ぁ…」
「大丈夫かい?エリス…」
「あ…うん…大丈夫…ただキモチ良すぎて…ちょっとトんじゃっただけだから。
…次は…私の番だね…」
「あぁ…頼む」
達した余韻覚めやらぬまま、今度はエリスがホームズを攻める。
鮮血の如く赤い唇…最初はそっと、唇と唇を触合わせるだけのバードキス。そしてそのまま下へと降りる…
首筋から胸板…腹…ホームズの身体中に残る、いまだ塞がりきれていない疵痕…その疵に沿うように…唇をあて、舌を蠢かせ、時には甘く噛み痕をつけ…
エリスの唇が、舌が、歯が触れた…口奉仕されたその箇所から、ぞくぞくと微弱な電流にも似た快楽の信号が発せられ、ホームズの身体を甘く痺れさせる。
奉仕するエリスもまた同様…先程までの愛撫で火照らせた身体を、今また更に奉仕する悦びで昂らせる。
ずんッ…重く熱くなる腰の奥底から、全身にさわさわと染み渡る様に、むずむずとした痛痒が広まりゆく。全身を苛む、だが心地の良い痛痒に、エリスの薄い胸の先端を硬く尖らせ、しこらせる。
「ん…ちゅ…む…ぁ…はぁ、ぁむ…」
口元から、下へ下へとゆるゆる下降して行ったエリスの口奉仕は、遂に彼の男性自身へと辿りついた…奉仕による快楽ゆえか、既にいきり勃っている。
熱く、硬く、大きく…赤黒く充血し強張ったそれにそっと手を添え…
「…ん…む…」
ちゅ…愛しげに軽く、その先端に口付けをする。
「じゃ…いくね?」
「あぁ…」
それが、始まりの合図。ちゅるる…ちゅる…ぶちゅ・・・根元から、裏側を上に向い…小さなピンク色の舌を蠢かし、丁寧に丁寧に舐め上げる。
性知識の無さ故か、その拙い舌使いは、小さな子供が大好きな飴をしゃぶる様にも似て…だが、その艶を含み快楽に濡れた貌は、明らかにコドモの…少女ではないオンナのそれで…そのアンバランスさが放つ背徳的な雰囲気が、彼の昏い欲望を刺激し、奉仕の快楽を増幅させる…
「ん…んむ…んも…ふ…ぁふ…んぁ」
ちゅる…ぷちゅ…内に淫らさを秘めた湿った水音が、薄暗闇の中に木霊する。
唇を、顎を、限界にまで開いても彼女の口は小さすぎて…今している様に、その先端を咥え込むのが精々だ。
口内をいっぱいに埋められ、その先端が喉奥を突き、満足に呼吸するのもままなら無い…その辛さと息苦しさとで顔を紅くし目に涙をため、だがそれでもエリスは奉仕を続ける…
懸命に舌を動かし舐りあげ、更に深くと吸い上げて…そして、その際は鋭いキバが彼を傷つけない様にと、気を配るのも忘れていない。
空いた両手は、口内におさまり切らない箇所に添え愛しげに撫で、擦り上げる。
何と健気な姿だろうか。全てはホームズを悦ばせる為…今の彼女の姿はあるのだ。
肉体で感じている、甘く熱い快楽とはまた別に…彼は胸奥に暖かく、だが何か切ないモノが湧き上がってくるのを感じる。
「う…ぐ…エリス…もう…出る」
「……んちゅ……」
しかし、エリスは離れない。
口に含んだそのままで、視線で彼に返事を返す…『このまま口に出してもいいよ』と。
瞬間…
170 :
161:2005/06/18(土) 01:53:52 ID:Wm5L3Xkl
続きはまた次に。
まさしく寸止め。そりゃねーよ。
GJ
「う…」
「……ッ!?」
ぢゅ…どぷッ…ぼぷッ…エリスの口内でそれは弾け、白濁液を撒き散らす。
それは、血よりも濃くて生臭く、死肉よりも尚苦く、粘り喉奥に絡みつき…
「ぶはッ…ぁッ…ぅぁ…かはッ…がはッ…うぁッ…はッ…」
「だ、大丈夫か!?」
エリスは思わず口を離し蹲る…飲み干す事等不可能だった。
かはかはと噎せ返り、身を震わす彼女に慌てるホームズ…だが…
「うん…大丈夫。…ごめんなさい…吐き出しちゃった…」
「いや…謝るべきは僕の方だ…無理にでも止めさせるべきだった。すまん…」
言い合い、ふたり見つめあう。
その間に流れるのは、情事を中断されたがゆえの何となく白けた…しかし、互い思いやっているコトが伺えた事からくる優しげな…そんな不思議で柔らかな雰囲気。
「…んと…じゃあ…あの…そろそろ…」
「あぁ…解ったよ」
ともに、準備は出来ていた。
疵癒えきらず、いまだ動くのも辛い彼に代わり、少女が全ての事を進める。
一度爆ぜたにも拘らず、硬度を損なう事無く上向きにそそり立つ剛直の上に跨って…エリスはゆっくりと腰を下ろす。だが…
「んくッ…は…」
苦痛の喘ぎ。
充分に潤み綻んだとはいえ、幼く小さな少女の花弁に、彼のそれは大きすぎる。
みちっ…ぶちっ…耳障りな音を立て、割り入る剛直に幼い身体が悲鳴を上げる。蜜と共に流れ出る紅いものは、破瓜によるものだけではない。文字通り、自身を引裂かれる程の激痛と衝撃を受け…しかし、それでも尚…
「…嬉しい…嬉しいよぅ…」
「…え…エリス…」
それでも尚エリスは微笑む。
その紅い瞳から、ぽろぽろと零れ落ちる滴は、苦痛ではなく歓喜によるもの…痛みよりも、衝撃よりも、尚上回る充実感。
今少女は繋がったのだ、目の前の男と。身体が、心が、絆が。
何も無い彼女は…確かな繋がりを手に入れた。それは何て幸福感…がらんどうだった自分がいっぱいに満たされていく様な感覚…エリスは今幸せだった。
174 :
161:2005/06/19(日) 02:15:49 ID:XzwPIs8F
続きはまた。次で終る予定。
>171
>GJ
有難う
原作が読めなかった・・・・読めれば、今でも面白いが
さらに楽しめるのだろうな
そんな歓喜に涙するエリスの姿は、ホームズの心をも満たしていく。
彼女を抱いて尚、心の内より消える事無く残留し、燻り続け其の心身をじくじくと苛んでいた、荒みささくれ立った感情(モノ)…それが奇麗に霧散してゆく。
後に湧上り心満たすは、腕の中の少女への想い…どうしようもない程の愛おしさ。
…もしかしたら…それは、普通じゃない状況が生み出した、マトモじゃない感情(モノ)かもしれない。でもいい、関係ない。彼も彼女もその想い、素直に受け止め身を任せる
「…じゃ…いくよ…」
「……うん……」
ホームズはエリスを優しく抱きしめ、静かに微かに腰を揺する。
だがそれは激しさ等とは遠く無縁、ひどく緩やかで単調な行為。なぜならば…
「く…ぅ…ぁ…ぎッ…ひ…」
先端がその奥底に届くほどに、奥深くまで突き入れられたそれは、小さな少女の下腹部には明らかに大きすぎる異物。
ぎちぎち…と、僅かに身体動かすだけでもエリスにとっては大変な負担。
しかし少女は必死に耐える。身体を苛む激痛でさえ、今の彼女にとっては嬉しい。
蕩ける様な快楽も、その身に刻み込まれる痛みも、エリスにとっては大切なもの。
確かな絆、確かな繋がり。もう自分はからっぽじゃない…其れを感じる確かな証。
「あ…ぁ…ぅ…ぅあ…」
必死に耐える彼女の貌が男の視界をいっぱいに埋める。ホームズの胸に再度溢れるエリスを愛しく感じる想いが、その心身を昂らせる。
ぎちちッ…未成熟…故に狭い、少女の蜜壺の締め付けは、迎え入れた男の其れを千切らんばかりに強力で…ホームズは堪らず限界に。
「…ぅ…くぁ…で、でる…!」
「ぁ…ぁ……ッ…ぁ…」
どぷっ…ごぷっ…
「「…………ッ!!!」」
ホームズは再度高みに達し、その肉竿を弾けさせ、熱く粘つく白濁液をエリスのなかに注ぎ込む。
彼女が『焼ける』と錯覚する程熱を持ったその液体は、収まりきらずなかより溢れ接合部から流れ出ている。
「あ…ぁ……ぁ…ふぁ…」
「はぁ…はぁ…かぁ…」
虚ろな視線が宙を漂う…ホームズの精の迸りを受けエリスもまた達していた。
肉体的には快楽よりも苦痛が勝っていたであろう交わり。しかし其れをも上回る、心を満たす溢れんばかりの絶対的な幸福感に、少女は達し果てたのだ。
そして心地良い余韻に浸りふたりは寄りそい眠りに入る…
目覚めた時にエリスが感じた、それは相反するふたつの想い。
寄り添う男に感じる安堵、そして交わりの熱醒めた後の例えようも無い不安。
…コレは所詮は刹那の触合い、疵だらけのふたりが出会い、其れを慰めあっただけ。この後ふたりがどうなるのか…先の事なんか解らない。
エリスは其れをよく理解していて、故に不安に顔を曇らす…哀しみの涙で瞳が潤む。
「なぁ…エリス」
「…!…」
何時の間に目が醒めていたのか、男が少女に囁きかける。エリスのそんな泣き顔なんて、彼は見たくは無かったから。
「君の君の依頼は…引き受ける…最後まで付き合うよ。
だから、その…“その後“の事は解らないし、まだ決めていないけど…」
「……」
先の事なんて解らない。だからホームズは少女に告げる。
今の自分に出来る事を、少女(きみ)の為にしてあげる…と。
「…その時まで…僕は居るよ。エリスの隣に居させて欲しい。…君を決してひとりにはしないよ。…それじゃ駄目かな?」
「…ううん…いいよ…それでもいい…嬉しいよ…」
再びエリスの瞳が潤む…が、それは嬉しさ故の物だ。
その泣き顔を隠すように、彼女はホームズの胸に顔を埋めた。
終
179 :
161:2005/06/20(月) 02:18:45 ID:bjFhWee5
これにて終了。
お付合い頂いた方、どうも有り難う。
>175
有難う。
完結乙
>173の最後のくだり、ああいうのに弱いんだわ俺
普段はエロ重視のハードなものが良いとか思ってたが、
こういうのも良いね
181 :
161:2005/06/23(木) 02:53:36 ID:mwYAO1GW
>180
有難う。
161さん、GJ!
ところで横島×おキヌってないですかね?
朝age
絶チルって来週のサンデーからだよな?
流れを無視して
「横島クン」とつぶやいた美神さんはその白い指先を・・・
・・・くちゅり
ぎりぎりまで研ぎ澄ました耳に濡れた音が聞こえた。
(み、美神さん・・・もしかしてオナってるんですかっ しかも俺をネタにして!)
窓枠に指先だけでぶら下がって
(チクショウッ こっからじゃよく見えんやないかっ けどこれ以上乗り出せば間違いなく見つかってしまう)
「・・・あ・・・んっ」
くちゅ くちゅ
あわよくば着替えのシーンでも拝めればと思っていたら予想外の展開。
だがだからこそ、覗いているのがばれたらいつものように張り倒されて終りと言うことはないだろう。
・・・間違いなく殺される。
だらだらと脂汗が噴き出す。
(離れなきゃ命がないというのが分かっとるのに、指が離れん)
それどころか、じりじりと乗り出していっているではないか。
「・・・はぁ・・・あっ あふっ・・・んああぁっ!・・・」
美神さんの声は益々大きくなって・・・こ、これはもしかして、イクのか? 俺でイクのか!?
「よ、よこし・・・まぁっ・・・ああぁぁぁっ!!」
続き誰か頼む。
とらのあな池袋店にいったら、横島Xタマモのエロパロが売ってましたよおおお!!
しかもランキング10位に入っていた。
やpっぱりまだ需要あるんじゃん
>188
自爆システムな。いきなり前書きに某SS作家の名前が出ててビックリしたが(笑)
190 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 20:16:00 ID:0OcOkC3j
某SS作家って誰のこと?
逢川氏のことだろうか?
191 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 21:25:31 ID:jDCKqRUP
絶対可憐チルドレン連載開始age
あれも大分読みきりで続いてたような。
絶対いける!みたいな読みがあるんだろうな
193 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 03:47:38 ID:91juW6k/
クソ生意気な3人は、風呂場の床に素っ裸で並べて、平等にあそこを
指でなぶってごめんなさい入れてくださいって言うまでイキかけの
状態にさせとくべきだな。
じゃなかったら全員よつんばいにさせて尻を平手打ちして、いい音した
やつから順番にベッドでかわいがってやる
では俺はそのシチュをルシオラベスパピリオにしてきますね
>192
読みきり分が単行本に収録されてくれるの激しくキボンヌ
196 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 21:12:11 ID:3QmoBT7s
俺はおキヌ、シロ、タマモの美神事務所の居候三人を風呂場の床に(ry
小龍姫、ワルキューレ、ヒャクメの三人をお風呂場に(以下同文)
小竜姫様をだまくらかしてエロ映画をいっしょに見に行きたい。
小竜姫様をだまくらかしてラブホテルで一緒にイキたい
201 :
200:2005/07/17(日) 13:47:04 ID:6qoq6uGt
200%妊娠したりして(ww
ヒャクメ様騙すなんて無理だ…ヒャクメ様トエロ映画ミニイキタイヨ..orz
>>198 『国天妻人んらんい』か?
大画面で展開されるエロ映画にびっくりしつつも見入っちゃう小竜姫様(;´Д`)ハァハァ
「国天んらんい妻人」だってば
>とらのあな池袋店にいったら、横島Xタマモのエロパロが売ってましたよおおお!!
この本ではラブラブだけど、ストーリーの中で
「最初は私をむりやりレイプしたくせに」って言ってて、
しかも作者はそれを将来描くって言ってたな。
それ読みたいから、この同人誌をみんな買って売り上げ大にしてくれ!!
絶対可憐チルドレン始まって、ここも再度にぎわえばいいな
207 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 18:27:31 ID:WmK/7pla
エロ絵ならすでにあるが
つ〜か、集中連載後にエロ同人だって出たし・・
なぁ夜に咲く話の花ってサイトさ
管理人さん亡くなったから閉鎖したの?
さっき探してたらそんことが書いてあったんだが。
てか夜に(ry の小説が読みたい・・・
ハーレム保守。
215 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 06:20:49 ID:yDmij+GM
!警告!ダーク有り
「歴史は変わる、憎しみで(GS)」出雲 (2005-08-06 22:35)
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横島が多少邪悪でストレスを感じていたら、そんなお話
場面はシュミレーションでの百人組み手(?)のシーンにて
「横島君!これがあなたの次の相手よ。」
声の方へと目を向けると美神美知恵がいた。
「隊長?」
俺はその姿をにらみつけるように見た。
ハッキリ言おう、俺は隊長が大嫌いだった。
人類のためと称して俺を裏切り者に仕立て上げ、挙句の果てには娘かわいさのために
時間移動までして他人を巻き込んだ。
今回の事件だってそうだ。
本当に人類のためだと思うのならば自分の手で娘を殺すなりすればよかったのにそれを・・・。
気配を感じて視線を戻すとそこには自分の雇い主でもあり、復讐対象の一人でもある美神令子が立っていた。
「って、美神さん?」
「それはシュミレーションで作った令子よ。」
「これは美神さんの偽者か・・。」
ちっ、これが本物ならば今すぐにでも殺してやるのに・・。
だが、そうもいかないか、仮に本物でも今殺してしまったら今まで耐えてきた意味がなくなる。
俺を丁稚だと言い切り、奴隷のように扱ってきたくそ女を殺すのにはまだ早い。
「いきます!」
そんなドロドロとした感情を表面にはおくびにも出さずに目の前の敵に向かい、”剣”の文殊で相手の神通根と打ち合わせた。
「ふぅっ!」
一拍の気合とともに思い切り神通根を弾き飛ばして距離をとった。
横島はこの状況を楽しんでいた。
シュミレーションとはいえ、隊長こと糞女の前でやつの愛娘を殺せるのだ。
これが高ぶられずにいられようか?
否、無理だ。
216 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 06:22:07 ID:yDmij+GM
現に俺の体からは嘗てないほどといっていいほどの霊力が満ちている。
「すごい、横島君の霊力がどんどん上がっていく・・。」
美知恵は数値を見て驚愕していた。
そんな様子にほくそえみながら新たに生み出した文殊に念をこめた。
”幻/覚”、”転/移”、”滅”
俺はまずいままでの感謝を込めてとびきりの幻覚を見せてやった。
シュミレーションに精神があるかは知らないが、壊れないようにギリギリで。
幻覚に恐れ戦き悲鳴をあげる令子の背後に”転/移”して片手に持った”剣”で首を切り落とし、
”滅”の文殊で肉体を消し飛ばした。
シュミレーションに肉体があるのかは知らんがな。
上から呆然と見ていた美知恵はがたがたと震えていて、顔面は蒼白だった。
そんな様子に怪訝としながら隊長に声をかけた。
「終わりましたよ。
ずいぶん弱いっすね”アレ”。」
「よ、横島君あなた令子を殺したわね・・。」
その声は地獄の底から聞こえてくるように怨嗟に満ちていた。
「はぁ?
アレってシュミレーションじゃないんですか?」
「あなたがやりにくいようだから本人だってことは伏せておいたのに・・・。」
「それって隊長のせいじゃないんすか?」
「待ってなさい。
そこで殺してやるわ。」
怨嗟の声とともに窓枠から姿を消した。
「ははははははははは。」
横島は狂ったように声をあげて笑った。
まさか本人だったとは!
ようやく運が向いてきたようだな。
しかもこのあとは美神み美知恵まで殺せるとはなんてついてるんだ。
殺した後のことなんてどうでもいいどうせ俺は世界の敵になっているんだ。
217 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 06:23:17 ID:yDmij+GM
「くくっ。」
「何がおかしいのかしら。」
「おっと失礼、ついついうれしくて。」
「あなただけは私の手で殺します。」
「そもそも自分で倒せといったから倒したのにな。」
「黙りなさい!」
「図星をつかれたからって怒鳴らないでくださいよ。」
美知恵はもう会話する価値などないと言ってまっすぐこちらに突っ込んできた。
「隊長ともあろう人が無用心ですね。」
俺はにやりと口元に笑みを浮かべて言った。
「なっ。」
その声と同時に足元から隙を見て転がしておいた二つの文殊が輝いた。
すさまじい爆音とともに美知恵が壁まで吹き飛ばされた。
「おや、さすが隊長。
普通なら跡形も残らないはずなんですけどね。」
それでも無傷ではなく、下半身は吹き飛び上半身のみになっていた。
「かはっ・・。
な・・にが・・。」
「理由は簡単です。
文殊に”地/雷”と込めて転がしておいたんですよ。」
汚物を見るような目で美知恵を見下ろしながら横島は新たな文殊を作りだした。
「それでは、さようならです。」
美知恵はもう何も答えられず、出血によってすでに目は虚ろだった。
生み出した文殊に”滅”と込めて身知恵に投げて魂すら消滅させた。
「さてと、どこにいるかなーと。」
きょろきょろとあたりを見回すとそこにはやはり美神令子の魂がただよっていた。
「さすがに生き汚いですね、美神さん。」
「あ、あんたどういうつもりよ!
私の丁稚の癖にママまで殺して!」
「ああ、うるさいっすね。
こんなかにでも入っていてください。」
文殊に”吸”と込めて文殊のなかに閉じ込めた。
「よしっと、これからどうしようかな。
この魂は消滅させるわけにはいかないし。」
まあいいか、これからのことはこれから考えればと自己完結をしてその場をあとに、どこかへと転移した。
いろいろツッコミあるかもしれんがそれはなしの方向で!
美神親子なんか大嫌いだい!
連載はきついよな・・・やっぱ。
218 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 06:28:41 ID:yDmij+GM
--------------------------------------------------------------------------------
△記事頭
1.
結構、賛成派だったりします。
おキヌ、タマモ、小鳩などは幸せに〜とか思ったり。
{Good(2005-08-06 22:48)}
2.
はじめまして出雲さん。作品を読ませていただいたのですが、極端なヘイト作品は削除対象になっていたいたと思います。
管理人さんの手を煩わせる前に削除された方が良いと思います。
{ライト(2005-08-06 22:49)}
3.
ツッコミは無しって・・・明らかにヘイト物じゃないですか。
規約違反だと思うのでライトさんと同じく削除することをオススメします。
{nonoshi(2005-08-06 22:51)}
4.
まさにこういう展開の話を待っていました。
私も美神親子は好きになれません。
残念なのは出雲様が書かれた様に連載化が難しいのではないかと思います。最近、検閲が厳しいですから。
{ナマケモノ(2005-08-06 22:51)}
5.
サイトの規約も空気も読めない点はさておくとして、
この時点の横島が二文字の文珠を使えるってのが変ですね。
原作を読み直して、せめて整合性のあるお話を書いてください。
{剛打(2005-08-06 22:57)}
6.
削除される前に読めてよかったなと思います
こういう話結構好きです
{辻斬りマン(2005-08-06 23:00)}
219 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 06:32:06 ID:yDmij+GM
7.
もっと連載しやすい場所に投稿したら良いと思うです、この手のヘイト物でGS物って完結してるの見たことないですから
{通りすがり(2005-08-06 23:01)}
8.
なにこの頭の悪い作品。
{ぬでれば(2005-08-06 23:05)}
9.
文章を書く練習からされた方がよろしいかと思います。
シュミレーション→シミュレーション
美知恵→美智恵
夏休みですね。(釣でしょうか?)
{t2(2005-08-06 23:07)}
10.
美神親子が嫌いなのは別に構わないと思います。
キャラの好き嫌いは読み手の自由ですから。
また、キャラを貶めるような話を書いても構わないと思います。
それが自分のサイトであるならば。
出雲さんの描写を見るに、明らかに恣意的に一部のキャラを
貶めているように思われます。長くなるので一々あげつらっ
て指摘はしませんが。
また、出雲さん自身が前書きでおっしゃっているように「横
島が多少邪悪でストレスを感じていたら」という前提をつけ
てまで美神親子を貶めるのはどうなのでしょう?
それは、このお話の横島がその程度の人格しか持っていない
ということであり、結局のところ横島自身を貶めているのでは?
少なくとも人のことを軽々しく「クソ女」などと表現したり、
不必要なまでに残虐に殺害したりするような人間に共感す
ることは私には不可能です。
以上のことから、この作品に対する評価としては「ありがち
にキャラを貶めた作品だな」という感想しか持ちえません。
長文、失礼いたしました。
{水谷(2005-08-06 23:14)}
えーとこれは、ここの住人に対するするーできるかどうかの踏絵?
やべっ、だとしたら踏んじゃったよw
いや、アルカイダ利用してる馬鹿の仕業っしょ。
せめて殺す前にエロいことしてくれなきゃ
スレ違いとしか言いようがないな
初めてこちらに投下させて頂きます。今週のお話のラストからということで。
【絶対可憐チルドレン 4th Sence. 触る大捜査線 Other Side】
「私ね、こんな能力だから、この世がおとぎ話とは違うってことはもうわかってる。
――だから、世の中に汚いものがあることは隠さなくてもいいのよ」
念動能力者(サイコキノ)による殺人事件を解決した後の、帰り道の車中。
超度(レベル)7の接触感応能力者(サイコメトラー)、ザ・チルドレンの一人である三宮紫穂(10歳)は助手席に座り、
その指揮官である若き天才科学者・皆本光一(20歳)の腕に細い腕を絡ませて、
信頼の証を示すように頭を寄りかからせてそんなことを喋った。
子供そのものの風貌で呟かれるその台詞に、皆本は幾ばくかの苦笑と――
彼女たちを守らなくてはいけないという愛情に似た使命感を覚え、
「救われるね。君の方が、僕より大人だよ」
――と、横目で紫穂を見ながら、叶わないという風に言った。
それが、数分前の出来事。
数分後、皆本は「僕より大人」であるという事実をしっかりと知らされることになる。
ぢゅ、ぢゅぷっ、ぢゅぱぁ……!!
「っ……! こ…らっ……! やめろ紫穂…!! 薫と葵が…起きる……っ!!」
夜景をひた走る車の中に響くのは淫猥な水音と、指揮官の押し殺した喘ぎ声。
フロントガラス越しには、ついさっきまで助手席に座っていた紫穂の姿は見えない。
――それは当たり前であった。彼女は、蹲っていたのだから。
運転席の皆本の股間の方に屈みこんでスラックスのチャックを開けてトランクスを掻き分け、
ペニスを愛しげに撫で回したり、その幼い舌や口でで舐め上げたり頬張ったりしていたのだから。
ぴちゅ……っ。
数分間、何も言わずに一心不乱にフェラチオを繰り返していた口の動きを止めると、ゆっくりと皆本を見上げてにこりと微笑む。
「――だって皆本さん、私に欲情してたでしょ?」
「……っ!!」
息を飲む皆本。
薫や葵の前でこんなことを言われたならば即座に否定して、笑い話にする所なのだが。
――触れるだけで相手の心を読み取ってしまう接触感応能力者(サイコメトラー)に――嘘は通じない。
それは、皆本が一番良く判っていることだった。
それを紫穂も判っているからこその、いつものじゃれ合いであり、皆本の心の冗談めかした暴露である。
――あるいは、10歳も歳の離れた少女たちに男として反応してしまうことへの警告なのか。
どちらにしろ紫穂が一人でこういうことを言ってくるということは、「本音を言え」ということなのだと直感する。
「薫ちゃんと葵ちゃんなら大丈夫。二人なら今、とってもいい夢を見ているから。
叩いて起こされでもしない限りは起きないわ。
――皆本さんが、イッちゃった瞬間にハンドル操作を誤って事故とか起こしたら話は別だけど」
そう言いながらも、小さな手で皆本のペニスを擦り立てる手は休むことがない。
「……っ、ど、どうして…僕が、君に欲情して…いる、と…?」
『読まれている』と知っていても、皆本は紫穂に問う。
自分の──大人の──汚い部分を、少女の口から聞きたいという…歪んだ欲望。
それすらも、心を読める紫穂にとっては想定内で。
むしろ、今の皆本に求めていたことはこういうこと。
──つまり、今は正直に…自分とスキンシップをして欲しい、と。
「…さっき、事件を解決したときね。
薫ちゃんたちが助けてくれるって判ってたんだけど…それでもやっぱり怖くて」
──当たり前だ。
──超度(レベル)7のエスパーとはいえ、実年齢は10歳の子供に過ぎない。
──引き金を引くだけで簡単に人間を死に至らしめるような凶器を向けられて、平気でいれるはずもない。
…と、皆本は思った。
その、少女を心から案じる思考は、そのまま彼のペニスに触れる紫穂に読み取られる。
「…うん、ありがとう。…それでね?
銃口を向けられた瞬間に、ぶわっ、て汗が噴き出しちゃって。
さすがにあんなところで近場にシャワーなんてあるわけないからそのまま車に乗ったんだけど…」
そこで言葉を止めて、ちろりと皆本の顔を盗み見る。
互いにしゃべり続けている間も刺激され続けているペニスから這い登る快感に耐える姿を、紫穂はいとおしく感じた。
「……車の中っていう密閉空間って、結構においもこもるみたい。
今はもう汗もひいたからにおいはしないけど……。
さっきまで、私の汗のにおいに──ちょっと、勃ててたでしょ?」
顔に浮かぶのは、紛れもない小悪魔の──。
「小」なんて言葉は該当しない、と皆本は思いなおす。
──悪魔の微笑み。
無言で、紫穂から目を逸らして小さく頷く。
少女の汗の──決して汗くさい訳ではない、甘くて、けれど少しだけ淫靡な匂いに、皆本は知らずに性感を刺激されていたのだ。
判っていたことではあるが、それを知られていたという事実に恥ずかしくなる。
「だからね。…折角二人きりだから、ちょっと処理してあげようと思って」
そう告げると、紫穂は再び皆本のペニスを口に含んだ。
──次の瞬間には、口いっぱいに頬張られる。
それでも根元までは飲み込めないペニスを、紫穂は喉さえも使って、根元まで一気に口中に収めきった。
ぢゅ、ぢゅぶ、ずちゅぢゅ……っ!
「〜〜っ!?」
皆本は驚愕する。紫穂が行ったことは『ディープスロート』と呼ばれる口淫の技術だ。
凄まじい快楽が脳髄を走る。少女の喉に締めつけられる亀頭が、今にも暴発してしまいそうだった。
「んッ……、んむ…っっ……」
鼻にかかった、甘い紫穂の声が耳に届く。
紫穂も快楽を感じているのだろう。残った手がスカートの中に差し込まれて蠢いている。
──それでも。素直に快楽を享受出来ない皆本がいた。
ハンドルから片手を離し、紫穂の肩を掴んでペニスから口を離させる。
「──紫穂っ! どこで、こんなことを覚えたっ……!?」
快楽を振り切って、怒りすらも浮かべた表情で問い掛けた。
──彼女たちを健全に育てることも自分の任務であると。
──もし、誰かが紫穂に強制してこんなことをさせたことがあるなら、放ってはおけないと。
皆本の正義感が、紫穂に流れ込んだ。
無心にフェラチオを繰り返していた紫穂はしばらくぼうっと皆本の眼を見つめてから、ごくり、と溜まった唾液を飲み込む。
「……N県の山中に埋められてた女の人」
「──っ!?」
「…暴行目的で連れて行かれたその人のハイヒールの記憶の中に、コレがあって…」
“コレ”というのは、まさに今していた『ディープスロート』のことに違いない。
それを、遺留品から読み取ったということは────。
「…ええ。レイプの記憶だけど──……」
「〜〜ッッ! 何を考えてるんだ、紫穂っ!!」
皆本は、紫穂を力いっぱいに怒鳴りつけた。
これほどに皆本が激昂すると予想もしていなかった紫穂は、面食らった表情をしている。
「──レイプの記憶なんて、持たなくていい! すぐに忘れるんだ!
…ましてや、乱暴された女性がさせられていたことなんか…、するんじゃない…!!」
悲しげな面持ちで諭すように話しかける皆本に、
「ただ、気持ちよくなってもらいたいからやった」ことが大きな間違いであったことを知った。
彼が本気で自分たちを心配している思いが、怒声と共になだれ込んでくる。
紫穂は、うるさくさえ聞こえる心の声を、しかし嬉しいと感じた。
「ごめんなさい。…もうしないから、許してくれる?」
眉尻を下げて微笑みながら、そう言った紫穂の姿に皆本は少しみとれてしまった。
「……っ、ああ、こっちこそ…キツい言い方をしてすまなかった」
──とても、物分かりがよく。自分の意を汲んでさえくれる。
──彼女は本当に、自分よりもおと──……
「……それはそうと今の大声で薫ちゃんたちが…」
「────なッッ!!??」
バックミラーで見れば良いものを、驚きのあまり直接振り向いて後部座席を確認してしまう。
「…──起きたら大事よね」
二人は無邪気にぐーすかと寝こけている。
ばっ、と紫穂の顔を見ると、クスクスと笑っていた。
「あのなぁ、紫穂……」
「ほらほら、ハンドル」
「ぅおっ!?」
ギャギャギャッ──!
前を向かずに車を走らせていたため、車線をはみ出して中央分離帯に衝突しそうになってしまう車。
すんでの所で、ハンドルを回して回避することが出来た。
────ごっ!
「んぎゅ!」
後部座席シートに横たわっていた葵は何ともなかったが、
ドアに寄り掛かって眠っていた薫はしたたかに側頭部を窓にぶつけてしまう。
紫穂が心配な顔で後ろを振り向き、皆本は引きつった顔でバックミラーの薫を注視する。
その間も、紫穂の手は皆本のペニスに触れたままで。
──今の衝撃で起きはしないかと、冷や汗を垂らしながら見つめた。
どきどきどきどき…………。
「ん……」
「!」
「!!」
薫の呻きに、息を飲む二人。まるで永遠のような緊張。
「くかぁ〜〜」
そして、額をすりすりと撫でながら、薫は再び窓に寄り掛かって寝息を立て出した。
安堵の息を洩らす二人。
「……ね、起きないでしょ?」
「──おっ、起きるところだっただろうがっ!!」
あははと笑う紫穂に、できる限り小声で叫ぶ皆本。心臓に手を当てて息をつく。
「まったく、心臓に悪い──……っ!?」
ため息と共にぼやいた次の瞬間、紫穂の手が再び動かされた。
未だ外気に触れたまま、紫穂の手が添えられたままであった皆本のペニスに加えられる愛撫の続き。
「…こ、こら、また…っ…」
「だって、まだイッてないもの。…大丈夫、ディープスロートはしないから」
「そーいう問題じゃなくてっ!!」
否定も空しく、紫穂の口唇は皆本のペニスに近づけられていく。
──と、何かを思いついたように動きをぴたりと止める。
皆本の片腕に手を添えると、制服の胸元へと導いた。
自ら制服のボタンを外すと、シャツを下着と一緒にまくりあげる。
少女らしい、ふくらみかけの胸が露わになった。
「ちょ…っ!? 何をするんだ!?」
「──何って、期待してるくせに。建前は忘れないのね」
くすくすと笑うと、裸の胸に──皆本の手をあてがった。
ふにゅ……っ。
「!?」
「ん……っ」
震える手に、わずかな膨らみの感触が広がってくる。
掌の中央に感じる硬めの触感は、紫穂の慎ましげな薄いピンク色の乳首か。
「薫ちゃんが言ってたでしょ? 私、発育が良いって。
胸はまだこれくらいしかないけど…ほら」
声で皆本を促す。
運転に支障をきたさないようにしながら、しかし吸いよせられるように紫穂へと目線を移す。
──紫穂の片手は自らスカートをたくしあげ、その下のショーツを指先でずらしていた。
「……っ」
ごく…んっ。皆本は、知らずに大きく唾を飲み込んだ。
ショーツの下の秘部は愛液でとろとろに濡れそぼっており、割れ目がぱっくりと開いている。
そして土手の上には、まさに和毛と呼ぶに相応しい、紫穂の髪の毛と同じ色の毛が少しではあるが息づいていた。
まだまだ生え揃う気配のない、生えかけの陰毛。
──だが、それが逆に危うい美しさと、それ以上の淫靡さを放っていた。
パラリ、と。まるで劇場の緞帳を下ろすように下げられるスカート。
少女の身体の中で、最も大人の香りを放つ場所への視線は遮られた。
「──今日はここまで。あとはお口で…イカせてあげる」
先程までのディープスロートのような技巧はなくなり、拙い愛情のおしゃぶりがつづく。
「んぅ、ふっ、んちゅ……」
ちゅぱ、ちゅぱ……。
単調にさえ思えるそのフェラチオに、しかし皆本は確実に追い込まれていった。
自分に、少女趣味はない。ない…はずであるが。
「う…っ、くっ…、し、紫穂…っ!」
皆本の心が発した限界のサインを読み取り、ペニスを頬張ったままで小さく頷く。
大きく頭を動かし、舌だけでなく口腔粘膜も、そして時折当たる歯でさえも愛撫に使う。
ぐちゅぐちゅと唾液と先走りに塗れてぬめり、快楽はどんどんと深くなっていく。
再びスカートの下に突き込まれた紫穂の手も激しく動いているのが判った。
少女の胸のふくらみとぬくもり、そして早鐘を打つ鼓動を感じ。
硬い怒張を口いっぱいに頬張りながら自慰を続ける姿を目の当たりにして、ついに限界が訪れた。
──同時に、ペニスに触れたままで皆本の心にも触れ続けていた紫穂も、皆本の絶頂に半ば巻き込まれるようにして、アクメを迎えていた。
「っ…! 紫穂、すまない、出る……っ!!」
「んんっ!? ん…っ、んぅううぅ────!!」
びゅる、びゅるっ──と、口内に叩きつけられる熱い精液。
紫穂はペニスから口を離さず、また、それを吐き出すこともしなかった。
「ん……む…ぅ…」
口の中を精液でいっぱいにしたままで、ちろりと舌先だけを出してみせた。
ごくり、ごくり…と。粘つく精液をゆっくりと飲み干していく。
最後に、皆本のペニスを舐め清めて元の通りにスラックスの中に収めることも忘れない。
そして最後に、口の周りの精液をはしたなくぺろりと舐めとって優雅に笑いかける。
「ごちそうさまでした」
皆本は射精の余韻に浸りながらその顔を見て、図らずもペニスが再び反応するのを感じた。
――そして、車は三人を家に送り届ける。
「んー? なんだ皆本、顔赤いぞ?」
「…そやな、皆本はん体調悪いんとちゃうか?」
まだ少し残っていた情事の余韻を、車が着いてようやく目を覚ました薫と葵が僅かに察知し、
「――あ、『眠ってれば二人とも可愛かったのになぁ』って思ってる」
「うっわロリコン――っ!!」
「サイテーや皆本はんーっ!?」
紫穂がそれを有耶無耶にするようにでっちあげのサイコメトリーをしつつ、皆本を見上げてウィンクをした。
――その表情に、皆本は改めて「僕より彼女は大人」である、と実感したのであった。
おわり
以上、椎名系初SSでした。
ご意見、ご感想などございましたら頂けると喜びます。
それでは。全部まとめて読みたくなったのでこれからGSを古本屋で揃えに行ってきます。
乙
次は4Pヨロレイヒ
きたきたきたきたきたきたキタキタキタキタkitakita!!!!!!!!
234 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 03:13:47 ID:sw2MHsaH
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
乙です。過疎スレが伸びててびっくりしたから見に来たけど正解でした。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !
エロいな……
237 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 17:26:15 ID:XybmYsVi
すごいー!おもしろいっす
寝てる二人の傍でというスリルが堪りませんねー
ぜひ他の二人でも…ああでももっと紫穂を書いて欲しかったり
とにかく乙でした
割と好評なようで、喜んでおります。
それでは、今週号からのエロ妄想ということで。話的には前回の続きになります。
【絶対可憐チルドレン 5th Sence. 長距離瞬間移動能力者(テレポーター)の孤独 Other Side】
野上葵(10歳)。超度(レベル)7の瞬間移動能力者(テレポーター)。
――特務エスパー「ザ・チルドレン」の一員である。
三人組の中では一番の常識人――――? …と言われている少女。
そのトラブルの原因は、ちょっとした仲違いだった。
勉強を教えようとしているのに真面目に聞かない二人に、昔のことを思い出してしまい。
「自分だけが損だ」と、そう思ってしまった。
それなら──と、皆本に与えられた緊急の単独任務。
総理大臣が緊急に、極秘にストックホルムまで届けてほしいという──直接の依頼。
「この荷物を、皆本はんと一緒に総理大臣に届けたらええねんな?」
政府専用機の中、制服のベレー帽の下に防寒のための黒いマントを羽織った葵が言う。
マントの合わせ目はぴったりと閉じ、中で葵がぎゅっと握っているのか胸のあたりにしわが寄っている。
心無しか、葵の顔が赤くなっているように見えた。
「…?」
皆本はその姿に少し違和感を覚えたが、放っておくことにした。
総理からの依頼物の入ったスーツケースを確かめ、しっかりと握り締める。
「ほな、行くでえっ!!」
気合一発、瞬間移動で政府専用機の中から空中へと飛び出す葵と皆本。
晴天であるとはいえ、雲を突き抜けるような高々度の瞬間移動である。
風は強く吹き付け、葵の羽織った黒マントをばさっ──! と吹き上げた。
「────寒っ────!!」
葵がぎゃあと叫んで自分の身体を抱く。連続の瞬間移動が途切れ、自由落下していく二人。
「〜〜っ!?」
何事かと驚いて葵の方を見た皆本は、ナンカトンデモナイモノを見た。
ぶわっ、と巨大なフレアスカートのように広がったマントの中心にあったものは、
──全裸の少女。
裸に靴下と靴を履いて、リミッターを付けた「だけ」の葵の姿であった。
寒さに身を震わせながらも持ち直し、瞬間移動を繰り返す葵。
白い肌の幼い肢体と、黒い無骨なマントのコントラストに一瞬見惚れてしまった皆本だったが、
思いなおすと見ないように目を伏せて叫ぶ。
「なっ、何をやってるんだ葵────っっ!?」
その怒号に振り向いた葵の顔は、ワナワナと恐怖に震えていた。
「いやーっ皆本はんのヘンタイ──っ!!」
「うわスマンっっ!? ……って、脱いでたのはお前だろうが──っ!!」
「あ、バレた?」
てへへ、と悪びれなく頭をかく葵。腕をあげたせいでマントがはだける。
乳首の部分だけがぷっくりと膨れた──10歳の少女の裸の胸が晒された。
つづく
…というところまで導入を書いていたのですが、今日の夜からコミケのために東京へ行くのでしばらく続きが書けません(汗)。
それでも、折角なので書けたところまで見ていただこうと思いましたので投下させていただきます。
月曜には書けるかと思いますのでそれまでお待ちください。
今週号が合併号でよかった…。
…黒いマントって言ったら下は裸で間違いないと思うのですがどうでしょうか(偏見)。
うん、裸+マントで、「はだかまんと」という単語になっているから、問題は無いぞ。
日本国語大辞典第2版にも記載されているしな。
>>241 俺のは落丁してるみたい
金田一に文句言ってくる
きっと金田一さんもお墓の中で謝ってるよ。
━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !
>>241 俺の辞書は誤植で「と」が「こ」に。
しかし、絶チルの時代が来たね
夏コミで椎名エロパロあった?
コミケは楽しかったけど絶チルはなかったなぁ…。
それでは、
>>239のつづきです。
【絶対可憐チルドレン 5th Sence. 長距離瞬間移動能力者(テレポーター)の孤独 Other Side】
高空を突風が吹き荒れる。
長いマントは風に吹かれてバサバサと音をたてて舞い上がり──
皆本の網膜に焼きついたのは、野上葵の全裸姿だった。
──空の上は温度も低い。だから防寒のためにマントを羽織らせたというのに。
──どうして葵は裸でいるのか──!?
…と、思索を巡らす暇も、葵に問い正す暇もなく。
二人を並走するように飛び、追いついてきた存在があった。
それは、某国の戦闘機。
正式な許可は取ってあるというのに、それが届いていないのか警告を繰り返す。
──従わない場合は、機銃で撃ち落とすと。
「素直に従って誤解を解いていたら時間には間に合わない」と皆本は戦慄する。
撃たれた機銃をテレポートでかわし、葵は言い切った。
「こんな奴ら、振り切ったらあああッ!!」
自分が失敗することは「チルドレン」が負けることである、と。
他の2人に恥をかかせるわけにはいかない――、先刻までの仲間たちとの諍いは影すらもなかった。
葵の本気と、警告無視としてミサイルを持ち出す戦闘機を視認し、皆本も腹をくくる。
「……!! しょーがない、一度下に降りろ!」
林の中にテレポートすると、皆本は抱えていたスーツケースを葵に手渡す。
そして葵から離れ、葵一人ならばこの地上に追いつけるものなどいないと断言した。
自分は救援を待つから、単独で総理に依頼物を届けるんだ──
……と。言い切ろうとして、葵の格好のことにふと気が付いた。
「ちょ、ちょっと待った葵!!」
慌てて腕を掴んで、テレポートしようとした葵をすんでの所で留める。
はだけた肌からは目を逸らして、葵に訪ねた。
「……服は、持ってないのか?」
目を逸らしながらそう言った皆本。
その一言を待っていたのだと言わんばかりに、葵は笑みを浮かべた。
ごそごそっ……とマントの中、首筋の辺りに手をやると、そこから小型のナップサックを取り出してみせた。
それを見た皆本は、露骨に安心した表情をする。
そんな顔をあざ笑うようにナップサックを突き出すと、葵は口を開いた。
「さ、皆本はん。――――着せて?」
たっぷり一分ほど、皆本は硬直していた。
「――――――――へ?」
ギャグ顔で聞き返すと、葵はニコニコと笑っていた。――ただし、目がマジで。
「着せて、って言うたんや。ほら、はよせんと遅れてまうし」
「何でだっ!?」
「…や、何でって。こないだ車ン中で(前作参照)紫穂とイチャついてたやんか。そんなん不公平やし」
ビキィッ!!
――今度は派手に音を立てて、皆本は石化した。
「あ…え…、あっ、み、見てっ……」
いっそ面白いくらいに取り乱し、ぶるぶると葵を指差す皆本。
その指をひょいと掴んでぺろりと舌を出して舐め上げると、人差し指で眼鏡の位置を直しながら唇の端で笑った。
「ふふ、薫は寝とったかもしれんけどな。ウチは神経質やから眠りが浅いんや。
――あんな近くでチンチンしゃぶっとったら気付かんわけないわ」
痴態を間近に見ていたのを思い出したのか、ほのかに頬を染める葵。
手近な切り株に歩み寄ると、マントをレジャーシート代わりにして腰掛ける。
そして、ナップサックを手に持ったままで硬直する皆本に見せ付けるように大きく脚を開いた。
細身の脚の生えている中心には、まだ産毛も生えていない割れ目がくっきりと確認できた。
妖艶な美女がそうするように脚を組み替えてから、今度はM字に開脚をしてみせる。
皆本の視線が自分のオマンコに吸い寄せられているのを感じて、葵は10歳ながらに昂ぶりを覚えた。
「ほらぁ、はよせんと。ほんまに遅れてまうで? …まぁこのまんまで首相に会いに行ってもええんやけど」
「首相にンな姿をみせてどーすんだーッ!?」
葵の言葉に硬直が解けたのか、反射的に怒鳴る皆本。その様子に、葵はにんまりと笑いを深くした。
笑い方に何か不穏なものを感じて、一歩後ずさる皆本。
――しかし、視線は無毛のオマンコから離せなくなってしまっていた。
「──他の男に見せたくないんやろ? そうならそうと、ハッキリ言うたらええんや」
「なっ! そういうことじゃなくて! 首相に失礼なことを――――」
「正直に言い」
葵の目に宿る本気の光に、皆本は直感した。今、はぐらかして答えるようなことをすれば、彼女の信頼を裏切ることになるのだと。
息を吸い込み、一語一語噛み締めるようにして言い放つ。
「……そうだよ。君たちの裸なんて、不特定多数の人間に見せたいわけが、…ないじゃないか」
「――――君「たち」っちゅうのがちょっと納得いかへんけど、まぁ今はそんなモンか。
見てもええのは自分だけってことやな? 皆本はん独占欲強いんやから」
くすくす、と満足げに笑う葵の姿に皆本は安堵して、改めて促す。
「…さぁ、葵。早く着替えて――」
「…は? 何言っとるんや皆本はん。早く「着替えさせて」なー」
――――少女たちへの気持ちを吐露させられた皆本に、最早反発する気力も、理由も残ってはいなかった。
両手で葵のショーツを広げて、脚を通していく。
通すときに触れる少女の肌のなめらかさが手に心地良い。
両足を通し、太腿まで下着をずりあげたところで、ふと皆本は気づいた。
「…葵、腰をあげてくれ。でないと穿かせられない」
「……う、うん…っ」
穿かせてもらう、という行為にまるで赤ちゃんに戻ったように感じたのか、顔を赤らめる葵。
ごくり、と葵が唾を飲み込んだのは、意を決してのことか。
皆本にショーツから一旦手を離すように促すと、──切り株の上にごろりと寝ころがった。
「!?」
「……ほ、ほら、皆本はん? これで……穿かせやすくなったやろ…?」
脚を揃えて寝ころがったせいで、葵のオマンコが丸見えになってしまう。
M字開脚をしていたときのように奥まで見えるわけではないが、ぴっちりと閉じた割れ目は幼さを強調していて卑猥だった。
「さ、さぁ、はやくっ。…あんまりじろじろ見んといて…っ」
太腿を自らのショーツに拘束されたままの葵が、羞恥に耐えながら叫ぶ。
さっきまではもっと大胆にオマンコを晒していたのに、今になって恥ずかしがり出したのには訳があった。
両足を上げたままで身体を後方に倒したせいで、皆本にお尻を突き出す格好になる。
今、皆本の目に飛び込んできていたのは、きゅっとすぼまった葵の肛門だった。
視線から逃れようとするかのように、ひくひくと収縮を繰り返していた。
──肛門まで見せることも覚悟はしてたんや。
──チンチンをしゃぶることはまだ怖いから…せめて、ウチの身体の奥まで見てもらおうと思ったんやけど……。
ひっ──、と、息を飲む葵。
「や、やぁっ……! やっぱり、ウチのケツの穴見んといてっ、皆本はんっ」
土壇場で、耐えきれなくなったのか悲鳴をあげる。
切り株についていた手で肛門を隠そうとして────その手を、皆本に押しとどめられた。
──ごくん。
今度は皆本が思わず飲み込んだ唾の音がやけに大きく響いた。
びくっ、と葵が震えたのを見るに、その音は葵にも届いたのだろうか。
皆本は葵の手を押さえつけると、ちょん、と葵の肛門に触れた。
「ひゃうっ──!?」
電気を流されたように震える葵の裸身。
すりすり…と肛門のしわの数を数えるように撫でられ、葵はあられもない嬌声をあげた。
「ひぃ、ひっ、あぅっ! や、やぁっ!」
涙は流れるが、同時にオマンコから少しずつ液体が滲み出しているのを皆本は見過ごさなかった。
「ダメじゃないか葵。着替えてるのに自分から汚しちゃ……」
「そ、そんなっ、ちゃう! ウチ、そんなっ……」
いつもの優しげな(?)皆本の変貌した姿に(自分が誘ったのだが)わずかな恐怖と、それに大幅に勝るぞくぞくした快楽を覚える。
皆本が懐からハンカチを取り出してオマンコにあてがった。
上下に擦り立て、愛液を拭き取るが――もちろんそれで拭き取れるはずもなく、余計に溢れ出す結果となった。
「うっ、ふぁっ! んぅぅ!! ――――…………?」
――と、突然ぴたりと皆本の手が止まった。
愛撫のままに喘ぎたてていた葵であったが、突然皆本の動きが止まった事を不思議に思って顔を上げる。
なにやら、時計を見ている――――。
「――――さあっ! 冗談はここまでにしてっ! ききき着替えてっ、早く行くんだっ!」
「――――はい――――ッ!!??」
そこから先は素早かった。
愛液をハンカチで擦らない様にして拭き取ってショーツを穿かせ、制服を着させる。
いきなり職務に戻った皆本に混乱する葵を無理矢理立ち直らせ、2人で協力して一気に着替えを終わらせた。
「道に迷うなよ!? あと、首相に失礼のないよーになっ!!」
「りょ、了解っ!!」
最後には、葵も仕事モードに頭を切りかえ、再びテレポートで大空に舞い戻っていった。
飛び立った葵の姿を見送り、やがて完全に見えなくなったところで皆本は心臓に手をあてて息を吐く。
その顔には脂汗がだらだらと流れていた。
「……あっ、危ない……っ! 任務忘れるところだった────!!」
ハハハ…と乾いた笑いをあげながら、汗を拭く指揮官。
それがついさっき葵のオマンコを拭いたハンカチであることを思い出し、――とりあえずポケットにしまい込む。
悲しき中間管理職であった。
ばしゅ、ばしゅっ──!
単独でのテレポートはマッハ3、そしてマッハ5を超え、戦闘機でさえもその姿を見失っていく。
まるで何かを振り切るように、もしくは欲求不満を解消するかのように。
────ところで、何でウチ、ケツ嬲られたときにテレポートせえへんかったんやろ…。
断続的な高速テレポートを行いながら、ふと葵は自問した。
──まさか、あのままされたかったなんて──という考えに至り、ぶんぶんと頭を振って否定する。
(ウ、ウチ……、そんなヘンタイやないもん……!!)
テレポートの速度を上げて首相の待つストックホルムへと一路向かう葵。
任務に没頭することで、さっきの快楽を忘れよう、と。
──だが、ついさっき触れられた少女の肛門は、その間もずっと官能の熱をもったままであった。
おわり
以上、5話からのエロ妄想でした。
私のSSでは紫穂だけはちょこっと毛が生えているという脳内設定です。あと2人はパイパン。
それでは、ご意見ご感想などありましたら頂けると喜びます。
今から急いで仕事に戻ります(汗)。
絶チルの時代がたった今訪れた!
絶チル最高ーーーーーーーー!!!!!!!!!
otu desu
こうなると、薫編を是非読みたい。
前スレにも「絶チル」のSS(未完)があった。リバイバルしとこう。
329 :じゅうよん :04/10/01 04:58:21 ID:g6auLPsa
「砂浜エロ水着編」終わらせてないのに書いちゃまずいけど
>>327を受けて・・・
(サンデーの時期から2、3年後を想定)
「皆本が、辞表出したってホント?」「いったい何があったんや?」「どうしてよ?」
3人の超能力少女が、血相を変えて詰め寄る。
「知らんよ!というか、キミたちが原因じゃないのかネ?」と
長官が逆に3人を問い詰めると、3人がそれぞれ思い当たることがあるようで、
うっと絶句した。
「彼も打たれづよい、いや粘り強い男だ・・・何回も慰留したんだがね、今回は
辞意が固いようだ・・・・原因、つまり、彼のココロの内がわかれば対策の
立てようもあるんだがね」長官は、ちらりと紫穂を見る。これ、扇動だw
「オッケー!とにかくやつが逃げようって理由をゲロさせりゃいいのね」
「ほな、いくで!」速攻で葵が、テレポートして部屋から3人は消えた。
で、いきなり皆本の部屋。彼は当に、荷造りの真っ最中だった。
その空中に3人が出現し、彼の上にどさどさと落ちる。
「ぶぎゃっ!!お、お前らか!! 部屋に来るときは普通にドアから
来いとアレほど!!」
「んなことはどーでもいいんや!」
「ワシらから逃げようたあ、いい度胸じゃねえか!指の一本か二本は
覚悟してるんだろうな!!」
「随分と、水臭いじゃない・・・」
330 :じゅうよん :04/10/01 04:59:57 ID:g6auLPsa
「ど、どこで聞いてきやがった・・・僕としてはもう、決めたことだ。
キミたちには悪いが、キミたちのためなんだ・・・」
「そんなんで納得するわけないでしょ?本音をいいなさいよ。あたし達
に、そんなにうんざりしてたの?」「出世にひびくわけ?
「それともこの前の強盗犯人の半殺しか、テロリスト制圧のときに
建物ごとひっくり返したのがまずかった?あ、通算大臣の汚職をばらした
のがよくなかったの?」
「違う、違う!! ・・・とにかくもう決めたんだ!」
「やはり、やるしかないな」薫が、カッと目を見開く。
たちまち念力で皆本は金縛りにあった。
薫「やっておしまい!」
紫穂「イエッサー」じりじりと近寄った紫穂が手を伸ばし、皆本の体に触れた。
「やっ、やめろ!!!マジでマジでやめろ!!」
数十秒後。
「・・・」紫穂は顔を真っ赤にし、両腕で胸元を隠すようなしぐさを見せた。
皆本は、がっくりと下を向き、目を合わせないようにしている。
「ど、どしたん紫穂ちゃん?」葵がたずねると、紫穂はしばらくためらったのち
口を開いた。
331 :じゅうよん :04/10/01 05:00:43 ID:g6auLPsa
「皆本さんの心の中、そのまま繰り返すね。
『三人が、綺麗に、イロっぽくなってきてしまった。昔みたいに、薫が挑発して
きたらうまく切り返せない。正直、彼女たちの体を見ていやらしい想像をして
しまう。薫の胸を揉みしだきたい。葵の尻をなめまわしたい。紫穂にしゃぶって
もらいたい・・・。』」
「やっ、やめろお、やめてくれえ・・・」皆本が首を力なく振る。
「そんな妄想を、あの子たちに抱くなんて許されない。彼女たちはいい子だ、
健全な人間によって育てられるべきだ。僕のようなよこしまなロリコンは、
彼女たちと一緒にいてはいけないんだ・・・」
葵も薫も、ひとことも発しなかった。・・・沈黙を、皆本が破る。
「その通りだよ。・・・本当なら知られたくなかったけど、君たち相手じゃ
やっぱり無理だったな。そうだ、僕は君たちの裸を想像したり…、もっと…
ひどい妄想をしたことがある。ごめん、だから僕は、もう・・・」
332 :じゅうよん :04/10/01 05:01:48 ID:g6auLPsa
「バカッ!」薫がもう一度目を見開くと、皆本はかっとんでいった。
どこへ?---それは、建物の浴室へであった。
浴室の壁にたたきつけられ、一瞬軽く意識を失った状態の皆本は、薫の
念力が自分の服をビリビリにやぶき、体が裸にされていくことに気づいた。
「な・・・何をする」
同時に、同じく念力で蛇口がひねられ、バスタブにお湯がたまっていく。
薫たちはつぶやいた。
「妄想? なら、現実にさせたげようじゃない」
「そうそう、その程度で悩むようじゃ、社会人はつとまらへんで。
カラダでそのへんのこと、分からせてやらんとな」
「要は、そういう感情が自然じゃないって言ってるんだもんね。
それって、あたしたちに対するブジョクだよね」
三人は、脱衣場のかごにつぎつぎと上着やスカートを放り込んだ。
(続きとかはあまり考えてない)
>>258-260 あー、いいですねぇ。4P。
…これは補完して書いてみても良いものなのでしょうか?
設定を連載版に合わせて、描写を足す感じで。
もしもじゅうよん様がいらっしゃったらお答え願いたいです。
…といっても、どのくらいで出来るかは判りませんが…。
(水曜に今週号が出たらそれで次のSSを書こうとも思っていますので)
262 :
じゅうよん:2005/08/23(火) 20:32:13 ID:ZBTfC2SO
久々の登場でし。
自分の力不足で未完におわったものの続編を書いてくれるというなら
こんなサンクスなことはない。
つーかぜひお願いしまつ。
お願いするだけじゃ申し訳ないので、俺もGS美神のほうでひさびさにSS
書いてみるよ。絶対。
このあいだ古本屋で美神全巻買って読んだ。
ちちしりふとももーっの明るいエロというかそういう感じがすごく懐かしいつうか
いまどきボディコンは無いだろうとかイケイケだとかの死語には苦笑い尾した
けれどもまあそこは「死後」の敵と戦う漫画ってことで……
いわんきゃよかった
それでは、今週号からのエロ妄想です。一応、前作・前々作とちょこっと繋がっています。
今週は色々と悩みました。もういっそ明石母姉含めた6Pでも良いかと思ったくらい。
【絶対可憐チルドレン 6th Sence. あたしンち Other Side】
明石薫。ザ・チルドレンのリーダー格で、元気者。彼女には――有名人である、家族がいる。
…のだが。
優しい母に、優しい姉。物分りの良い遊び人を気取っていても――。
結局は、超度(レベル)7の念動能力者(サイコキノ)である薫の能力を恐れて叱れないだけ。
10歳の娘を一番信用していないのは――母と、姉だと。
薫は悲痛な表情で叫び放った。
激情のあまり口が過ぎた薫を平手で諌める皆本。
家を飛び出した薫のことを母・明石秋江は皆本に託し、姉・明石好美が心配ないという風に笑った。
それは半分事実であり、――家族であっても本気でケンカなどできないという悲しい証。
――けれど、残りの半分は。
「もう、ほんの少し……、大人になればそれですむことじゃないか」
という皆本の台詞は、意図したようには伝わらなかったが。
薫は明るさを取り戻し、皆本の手を引いて歩き出す。
「考えてみりゃー、あたしもすぐにピチピチなんだよなっ!
さすが皆本、いいこと言うぜ! あー、なんか急に元気出たっ!!」
残りの半分は、ただのヤキモチで。
皆本を取られたくないという、嫉妬だから――、と。
『──え、何? 母ちゃんそんなこと言ってたのかっ!?』
電話の向こうで、薫が喜色満面に喋っていることだろう。
──それくらいは、サイコメトラーでない葵にでも容易に判ることだった。
薫の母・大女優でもある明石秋江が言った言葉を、葵は電話で薫に伝えた。
曰く「今夜はそちらで泊めてやってください」と。
「そちら」は当然、チルドレン指揮官・皆本光一のマンションである。
…「気になる男と邪魔者なしに今夜は二人きり」──。
これで、いい感じにオヤジっぽさの入った薫が奮い立たないわけがない。
電話の向こうから『ビキキッ! ごっごっごっ……、ぷはーっ!!』という、何処かの栄養ドリンクのCMじみた音がする。
『よっしゃあ、いい機会だ! ここで皆本をバチーンと堕としてやるっ!』
「…あー、皆本はんが性犯罪で捕まるような真似は避けてなー、…もしもし、もしもしー?」
──ぷーっ、ぷーっ、ぷーっ……。
受話器を片手に、憮然とした顔で立ち尽くす葵。
その顔色を覗き込むように、背後からひょい、と紫穂が顔を出した。
「薫ちゃん、なんて?」
「──アカンな…薫のヤツ、ホントに皆本はん押し倒してしまいそうや」
引きつった笑みで答える。頬には一筋の冷や汗が流れていた。
「…止めにいかんとっ…!」
テレポートしようと身を乗り出す葵。──その袖を、紫穂が掴んで止める。
「なっ、なんで止めるんや、紫穂!?」
「────だって、ねぇ?」
「…………あ」
含みのある言葉。その微妙な表情に、葵は紫穂が何を言いたいかを悟った。
「ねー、私たちだけじゃ……」(←前々回フェラした)
「…………」(←前回大股開きでお尻の穴まで見せた)
二人の間に沈黙が訪れる。
しばらくして、乾いた笑いを浮かべる葵。
「ま、まぁ、少しくらいええかー……」
「ねー」
──と、仲間たちが最後のお膳立てをしてくれているころ。
薫は鼻息も荒く、2本目の栄養ドリンクを飲み干している最中であった。
ごっごっごっご…………。
「──っぷは──! よおっし元気百倍!
おらぁ皆本ーっ!! ちゃーんと身体を綺麗に洗えよー!? 隅々までなぁー?」
「だからどーしてお前はそうオヤジなんだっ!?」
場所は皆本の自宅マンション。
明石家母姉の意向で、今日は薫が一人でここに泊まることになった。
──そして、『げへへへへっ』という下卑た笑いをあげながらバスルームの扉を蹴りつける薫。
サイコキネシスでバスルームに放り込まれた皆本は、半ば強制的にシャワーを浴びさせられていた。
「ったく……。なんだってまた……」
愚痴りながらも、薫に元気にが戻ったことは嬉しいのか苦笑する皆本。
手早くシャワーを浴び終えると、バスローブを羽織って外に出る。
そこには、ベッドの上で胡座をかいて座り、腕組みをした薫がいた。
「さ、来い皆本! ニャンニャンするぞ!」
「…ニャンニャン言うなバカ…」
微妙に古臭い表現にこめかみを押さえてうめく。
「……大体、泊めるとは約束したがまたなんで……」
――『こんなコト』に。
「いや風呂の中だと、じゅうよんさんのリメイクと被るから」
「作者の裏事情の話じゃないっ!!」
額に青筋を立てて怒る皆本に、薫はうるさいとでも言いたげに手を振りかざした。
ふっ――ぼふんっ――!!
床からサイコキネシスで持ち上げられたと思うや否や、ベッドに叩き付けられる。
「ぐはっ――――!?」
大の字に横たわる皆本の上にのしかかる薫。
にやりと口の端を歪めて笑みを浮かべた。
「こ、こらっ…」
「細かいことは言いっこなし。――さーて、皆本にはナニをしてもらおっかなぁ」
ちょうど股間の上に馬乗りになった状態で、薫は思案する。
その格好は昼間と同じ、ノースリーブの上着にミニスカートというものであった。
馬乗りになっているということは当然脚を開いているわけであって。
暗がりになっていて詳しく確認は出来ないが、皆本が顔を起こすとショーツが見えそうであった。
「お、おい……!」
遠慮がちなその視線に気付いたのか、薫は意地の悪い表情になる。
「お、どうした皆本ー? あたしのパンツ見てコーフンしたかー?」
「なっ、何をっ…!」
否定する皆本に向けて、ばっ――、とスカートを上に捲り上げてみせる。
「っ――!」
皆本の目に映ったのは、およそ10歳の少女が穿くとは思えないほどにきわどい黒の下着だった。
下着の成すべき役目をほとんど果たしていないほどに面積は少なく、ほとんどがヒモのようで。
「ほらほらっ♪」
スカートを持ち上げたままで腰を浮かせると、前に突き出して見せ付けるようにする。
割れ目だけをかろうじて隠す下着のヒモが、股の下を回りこんでいる様が見せ付けられた。
ヒモは尻肉の間に挟まれて、すぐに見えなくなっている。
背後から見なくても、それはTバック状になっているとすぐに理解できた。
ごくっ……。
少女の穿く卑猥な下着に、皆本は思わず唾を飲み込んだ。
「おっ、お前なんでこんな――!?」
顔を赤くした皆本の反応に気をよくしたのか、スカートのホックを外して下半身を露わにする薫。
ぴしゃ、と自分の尻たぶを軽く叩いてみせる。
「いやー、勝負下着ってヤツ? こないだ買い物に行ったときに買っておいたんだけどさ。
こんなに早く見せられるとは思ってなかったなー」
子供用のエロ下着なんて何処に売ってるんだー、という皆本の至極当然な抗議が口から迸る前に。
それを遮るように、薫はノースリーブの上着のすそに手をかける。
――そして、一気にがばっと脱ぎ去った。
その下には簡素なスポーツブラ。
まだ胸の二次成長が起きていない薫にはちょうどいい下着であった。
「そのうち、ブラもエロいの着けたいんだけどさー。
さすがにこっちは姉ちゃんとか母ちゃんみたいに胸が『どぷりんっ』てしてないと無理じゃん?」
そう言いながら、薫はスポーツブラも脱いでいく。ふくらみの薄い、少女の胸が晒された。
下半身にセクシーな下着一枚で、成人男性の腰の上にまたがる少女。
その姿は、確実に法に触れそうな卑猥さを放っていた。
「……っ、しまっ…」
むく……っ。
期せずしてその一部始終を眺めていた皆本は、自らの身に起きた異変に気付いて収めようとするが既に遅く。
バスローブの中でペニスはむくむくと大きくなり始めていた。
「ほほう、さすがは皆本。イイモノをお持ちで」
少し頬を赤くした薫がにやにやと皆本をねめつける。
普段から読んでいるオヤジ向けの週刊誌で随分な耳年増になっている薫は、少し余裕を持っていた。
馬乗りになった状態から皆本を解放すると、一旦立ち上がってくるりと身を翻す。
Tバック状に下着の食い込んだお尻を皆本に見せ付けてから、皆本の隣へ倒れこんだ。
「皆本にシてもらいこと、思いついた――」
添い寝の状態から身を起こし、薫は皆本の胸板に手をついて喋った。
自分の胸に手を置くと、くりっ…と乳首を自分で弄り、熱い息を吐きながら続ける。
「ウチの遺伝子って母ちゃんも姉ちゃんもアレだから、あたしも巨乳になるとは思うんだけどさ。
――あたしは一刻も早くエロい格好の似合う胸になりたいわけ。
だから――――皆本、揉め」
「……は!?」
面食らった顔をする皆本に、更に言い募る。
「揉めば大きくなるって言うしさ。つっても自分でヤってても空しいし。
じゃー皆本が適任じゃんってことで」
「お、おいっ!?」
「返答はイエス以外認めないっ! 他の二人にシといて、あたしだけなんもしないつもりかっ!?」
「――――!?」
薫も、――皆本が紫穂や葵をシていたことを知っている。
それを知って、皆本は顔を真っ青にした。
つづく
ということで続きます。
来週号が出るまでには完結させないとなぁと思っております。
じゅうよん様のSSのリメイク作業も…なんとか並行させて進めております。
とりあえず導入部のリメイクVERだけでも、出来次第投下させていただこうかと。
既にある分のリメイクだけでも結構な量になってきました(汗)。
それでは。
ハァハァ……
は、早く続きを……
272 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 01:15:07 ID:/ZtZvfJA
やべぇよ。今勃起したままなんだけど…続き読みてぇ!!!
>>269の続きです。39号掲載分からのエロ妄想、後編をお送りします。
【絶対可憐チルドレン 6th Sence. あたしンち Other Side】
「――ったく、あたしが寝てるスキに紫穂にフェラさせたり、葵と露出プレイしたりって随分らしいじゃん?」
薫は冷や汗を流す皆本の顔を拗ねたようににらみつけた。
じーっと皆本の目を凝視すると、急にふいっと顔を逸らす。
そして、ちっと舌打ちをした。
「…あたしは最後かよ」
「……え……?」
「あたしはそんなに二人と比べてミリョクないのかって!!」
逸らした顔を再び突きつけて怒鳴りつける。――その目には、少しだけ涙が滲んでいた。
自分の状態に気付いたのか、ごしごしと腕で涙を拭う薫。
その様子を見ていて、皆本は一つの事実に思い至った。
――確かに、紫穂や葵としてしまったことは偶発的な(?)トラブルだったが。
――それはまるで薫一人を仲間はずれにしているような構図になってしまっていたことを。
頭を掻いて溜息をつく皆本。不意に、薫を抱き寄せる。
「なっ、なんだよ皆本っ…! 放せよっ…!」
突然の出来事にパニックに陥ってじたばたと暴れる薫。
サイコキネシスを使えばすぐにでも放れることが出来るだろうにそれをしないのは――、
パニックゆえか、それとも意中の男に抱きしめられているからか。
優しげに頭をなでてやると、間近から薫の顔を見据える皆本。
「――――済まなかった。君のことを忘れていたわけじゃないんだ」
本当に済まなそうな顔をして――素直に、謝罪する。
そんな皆本の顔を、呆けたような顔で見る薫。
――と、途端に輝くような笑顔になった。
すっ、と前に身体を倒し、目の前の皆本に口唇を重ねる。
「んっ…」
一瞬、触れるだけのキス。身体を逸らして皆本の手からも逃れると、悪戯っぽく笑った。
「今の、嬉しかったからさ。あたしのファーストキス、やるよ。…売ったら高いぜ?」
そう告げると、やはり恥ずかしかったのか頬を赤らめる。
無意識に口唇の触れた箇所を指で触れる皆本。
(……そういえば)
不可抗力(?)とはいえ、ザ・チルドレンの少女たち三人のうち二人とこれまで性交渉をしてしまった皆本であったが、
(キスは…初めてだな)
彼女たちとのソレは初めてであると思い至り、少し恥ずかしくなった。
胸が『どくん…っ』と鳴るのを感じる。
改めて薫を見やると、上目遣いではにかむ姿があった。
さっきまでのかしましさはどこへやら。まるで可愛い歳相応の笑みを浮かべて胸を逸らしてみせる。
ふくらみの薄い胸は、しかし期待に肌を桜色に染めていた。
「そ、そんじゃ…さ。して…くれよ」
そう言って俯く薫に吸い寄せられるように、皆本は手を伸ばしていた。
薫はベッドに横たわり、皆本がその上に覆い被さるような形になる。
――先ほどと、ちょうど真逆の体勢だった。
「は…っ、んぅ…」
優しく、優しく。壊れ物を扱うように撫でていく。まるで、砂場で砂をかき集めるように。
薫が「胸が大きくなりたい」と言うのであればと、左右均等に揉みあげるようにしていく。
――確かに、「揉んで貰えば大きくなる」というのは聞いたことがあったから。
それで本当に大きくなるのかは皆本もわからなかったが。
「はぁ、はぁ……あぅっ!!」
胸をさするように揉みしだいていると、たまに頂点に立つピンク色の突起に触れてしまう。
そのたびに、びくんびくんと跳ねる薫の身体。
それが面白くなって――可愛くて。
皆本はつい、そこを重点的に責めてしまうのであった。
「っ、くぁっ……! み、皆本…っ…! そ、そんなにぃっ…、乳首ばっかり触るなよ…ぉ」
はぁはぁと息を荒げながら、薫が抗議の声をあげる。
「…あたし、そこっ、弱いんだって…ばっ…」
その言い方に、ふと皆本は聞いてみたくなったことがあった。
「薫。――自分で、触ってるの…か?」
「!!」
皆本の発した質問に、どぎくっ、という擬音で言葉を詰まらせる薫。
当然であった。それは、『オナニーしてるのか』と同義語であったのだから。
一瞬皆本の顔を見ると、顔を真っ赤にして視線から逃れようと強く目を閉じる。
「…どっ、どうだっていいだろ!? そ、それより、もっと大きくなるように揉めよ…っ!」
はぐらかしたようであって、その返答の仕方は何よりも雄弁に答えを語っていた。
曰く――『皆本をオカズにオナニーしてます』と言っているようなものだった。
ごくんっ…。
口腔にたまった唾を飲み込む。
そんな、ある意味告白に近い行動をされて黙っていられるほど朴念仁な皆本ではなかった。
――とはいえ、相手は10歳である。
ひとまず、もっともっと念入りに――胸を揉んでやろうと思い立つ。
出来る限りの手の動きを駆使して、まるで陶芸家のように少女の胸に触れていった。
中でも乳首を重点的に。上をかすめ、ときに弾くようにして執拗に刺激を与えていく。
薫の目は悦楽に潤み、口からは熱い吐息ばかりが溢れていった。
「あ…っぁ……っ! やめろ…よぉ…っ。
そんなに…されたら…っ、あたし、乳首だけおっきくなっちゃうだろ…っ」
乳首を重点的に責め出してから結構な時間が過ぎた。
その間、成すがままに歓び続けてきたのに。
今更そんな心配をする薫に、皆本はもっと悪戯をしてみたくなった。
掌でこねくりまわすのを止めて、指先で。
――小指先ほどの大きさの、薄いピンク色をした両方の乳首を、つまんで引っ張り上げる。
なるべく強く、突然に、――けれど優しく。
きゅっ――!!
「っひぃ…っ!?」
がくんがくん、と、まるで電流でも流されたかのように痙攣する身体。
乳首から糸で引っ張られるように背筋が弓なりに反り、びくんっ、と震えた。
「あっ、ぅあぁぁっ――――!!」
目いっぱいに口を開き、目を見開いてあられもない喘ぎを上げる。
そして、ぷっつりと糸が切れたかのように倒れこんだ。
「あ………ぁあ…………」
ぷしゅっ……、ちょろちょろちょろ……。
脱力してベッドに横たわる薫。
その股間から黄色い液体が迸った。
絶頂を迎えて、尿道への緊張が緩んでしまったのか。
黒いセクシーランジェリーのショーツに塞き止められながらも、ちょぼちょぼとお尻を伝って流れ落ちていく。
おしっこは、そのままベッドのシーツを黄色く染めていった。
無言で、薫の放尿を眺める皆本。
力が抜け切ってしまったのか、薫はおもらしを止めようとするそぶりも見せなかった。
小さな水音だけが、部屋に響いていた。
おもらしの後、朝まで薫は目を覚まさず。
目を覚まして早々皆本はサイコキネシスで壁にめり込まされたのだが、…多分それは照れ隠しで。
翌日、薫と共に出勤した皆本を待ち構えていたのは――
明石家姉・グラビアアイドル明石好美と、
明石家母・大女優明石秋江であった。
それぞれに昨日とは違う、けれどもっと過激な「巨乳を強調する」衣装を着ていた。
二人は両側から皆本を挟み込むと、それぞれが巨乳を皆本の腕に押し付けあう。
「昨日はどうもありがとうございました、皆本さん!」
「妹がご迷惑をおかけしまして!」
昨日薫と性的な遊びをしたとはいえ、「出して」はいない皆本は、すぐに前かがみにさせられた。
「あっ、いや…し、指揮官として当然のことですからっ…!」
額に青筋を立てて睨みつける薫を尻目に、二人は更にぎゅうぎゅうと身体を密着させていく。
――そして、前かがみになった皆本の耳に口を近づけた。
皆本だけに聞こえるようにして小声で囁く。
「――――娘がおもらししちゃうまで可愛がってくださってどうも♪」
「――――次は私も食べてくださいね?」
「――――――――!?」
がばっ! と皆本が顔面蒼白になりながら身を起こすと、二人は既に離れた後だった。
口々に「それじゃあまたー」「お仕事終わったら迎えに来ますね?」と言い残して去っていく。
その手にはそれぞれ、小型の機械が握られていた。
「……お、おい皆本、顔色悪いぞ?」
くいくいと袖を引く薫の、身を案じる声もも耳に届かない。
皆本は昨日、母の秋江が何と言っていたか思い出した。
『抑制装置(リミッター)には発信機機能もあるんでしたわね?』
――彼女たちが持っていたのは、受信機。
発信機とは、何も居場所を突き止めるためだけのものではなく。
普段はプライバシーの保護のために使われないが、有事の際には装着者の周囲の音を発信、受信できる。
――そして、BABAL局長・桐壺帝三は明石秋江の大ファンである。
彼女が頼めば、きっと――――
そのとき、皆本の視界の隅を通り過ぎたものは。
頬にキスマークと、サイン入りの舞台パンフレットを片手に意気揚揚と歩く桐壷帝三の姿だった。
(……全部、聞かれてたのか…………!!)
がっくり、と崩れ落ちる皆本。遠からず、二人からの呼び出しがかかるに違いない。
スラックスの中のペニスは未だ勃起したままで、その期待に打ち震えていたが。
皆本はこれから心労(と身労)に、溜息をつくのであった。
おわり
以上、6話よりでした。これでとりあえず三人制覇。
以後も、なんとかいろいろ特殊なエロを書いていけたらなぁと思っております。
それでは。ご意見やご感想など頂けると書く励みになります。
皆本・・・・・死なないよう頑張れ!
失礼、訂正です。
>>279本文最後の文、
>皆本はこれから心労(と身労)に、溜息をつくのであった。
↓
>皆本はこれからの心労(と身労)を思い、溜息をつくのであった。
に変更してお読みください。
ヤバイ、萌えすぎ
神認定さしてもらいますわ(当方大阪人
283 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 06:26:02 ID:iNrsWOsd
ヤバイ、萌えすぎ
神認定するっちゃ。(当方北九州在住
※じゅうよん様に敬意を表しつつ、連載版に設定を変更しつつ続きを書かせていただきます。
当方、読み切りの方を見逃してしまっていたので、そのあたりをご理解ください。
【絶対可憐チルドレン Xth.Sence 不確定未来(連載)、或いは過去(読切)の出来事】
「皆本が、辞表出したってホントかよっ!?」
「いったい何があったんや?」
「どうして…?」
三人の超能力少女が、三者三様に血相を変えてBABEL局長・桐壺帝三(53歳)に詰め寄る。
彼女たちの「アメ」を自称し、チルドレンに対して徹底的に甘い桐壷としては迂闊なことは言えない。
機嫌を損ねてしまったり、 嫌われてしまったりしては局長としての自分の役目は果たせないからだ。
「しっ、ししし知らんよ! 私は知らん!」
いっそ哀れなほどに、鬼気迫る様相で迫ってくるチルドレンに慌てる桐壷。
視線で横に立つ局長秘書官・柏木朧(年齢不詳)に助けを乞う。
ふぅっ、と息を吐いて進み出る、ウェーブのかかった長い髪で片目を隠した美女・柏木一尉。
どこかミステリアスな目つきで少女たちを見据えた。
「何度も慰留したんですが…、今回ばかりは皆本さんも意志が固いみたいで。
――原因…彼のココロの内が分かれば対策の立てようもあるんですけど……ね?」
そう言うと、ちろりと紫穂に視線を送って目を細める。
それは扇動であり、同時にチルドレンとその指揮官の絆を信じているという意味でもあった。
それを知ってか知らずか、薫がばん、と自分の胸を自慢げに叩く。
「オッケー! とにかく皆本が逃げようって理由をゲロさせりゃいいんだな?」
「よっしゃ、ほないくで!」
行動は実に迅速に。葵のテレポートが発動し、三人は局長室から掻き消えた。
柏木は貴いものを見るように、彼女たちの消えた場所から窓の外に視線を移す。
そして、ぽつりと呟いた。
「――しっかりね。三人とも。…多分、皆本さんが一番あなたたちを判ってくれる人だから。
……無くさないように」
ヒュパッ――――!!
超度(レベル)7の瞬間移動能力者(テレポーター)である葵にとって、少々の長距離などは近所のコンビニ程度の認識でしかない。
わずか数回のテレポートで、三人は皆本の自宅へと直接乗り込んでいた。
当の彼は、まさに荷造りの真っ最中であった。
その空中に3人が出現し、彼の上にどさどさと落ちる。
「ぶぎゃっ!! お、お前らか!! 部屋に来るときは普通にドアから来いとあれほど!!」
三人の少女に潰された格好のままで怒る皆本だったが、
少女たちはそれ以上の剣幕で皆本に詰め寄る。
「そんなことはどーでもいいんや! 皆本はん、どういうことや!?」
「あたしたちから逃げようなんて、いい度胸じゃねーか!
指の一本か二本は覚悟してるんだろうな!!」
「ずいぶんと、水臭いじゃない…」
口々に責めたてる三人を振り払い、そっぽを向いて荷物を詰めていく皆本。
「僕としてはもう、決めたことだ。
君たちには悪いと思うけど…、君たちのためでもあるんだ……」
沈痛な面持ちでそう言い捨てる皆本に、彼女たちは激昂する。
──ならばどうして、一言も言わずに去ろうとするのかと。
──そんなに自分たちの絆はか細いものだったのか、と。
「そんな詭弁で納得できるわけ、ないじゃない。…本音を言って?
──私たちに、そんなにうんざりしてたの?」
「…ウチらのことで出世できへんようになったとか」
「こないだの強盗犯人の半殺しがマズかったのか?
それともテロリスト制圧のときに建物ごとひっくり返したのがいけなかったか?
…あ、もしかして通産大臣の汚職バラしたのがダメだったとか?」
わいわいと言い募る三人の姿に、知らずに苦笑して頬を緩ませる皆本。
――だが、そんな自分の姿に気付くとそれを振り払うように頭を横に振った。
「…ち、違う、違う!! …とにかくもう決めたんだ!」
そんな皆本の姿に、やはり何か自分たちに隠し事をしたままでいなくなろうとしている、と察する薫。
「しょーがない、やるしかないか!」
ニッ、と笑うと、見えない力――サイコキネシスが発動した。
――ドンッ――!!
「――っ!!」
皆本の身体は跳ね飛ばされるようにして、壁に磔にされる。
力を振り絞って動こうとするが、易々と建物を倒壊させるほどのサイコキネシスにかかっては首を動かすのが精一杯であった。
「よーっし、やれっ紫穂!」
「はーい」
ぴっ、と右手を上げた紫穂が手を伸ばし、無造作に皆本の身体に触れようとする。
「やっ、やめろ!! マジでやめろ――っ!!」
必死な皆本の叫びも空しく、紫穂の手が――触れた。
――――キュン……ッ――――
――そして、一瞬後。
「……」
紫穂は顔を真っ赤にして、両腕で胸元を隠すようなしぐさを見せた。
その目は、ぱちぱちとまばたきを繰り返しながら皆本を見つめている。
そんな視線から逃げ出そうとするかのように、もしくはすべてを知られたという絶望感にか、
皆本はがっくりとうなだれて目を合わせないようにした。
「ど、どうしたんや、紫穂?」
へたりこんだ紫穂を心配した葵が訪ねると、紫穂はしばらく躊躇いを見せて――意を決し、口を開いた。
「皆本さんの心の中、そのまま繰り返すね。
『三人が、綺麗に、イロっぽくなってきてしまった。
昔みたいに、薫が挑発してきたらうまく切り返せない。
正直、彼女たちの体を見ていやらしい想像をしてしまう。
薫の胸を揉みしだきたい。葵の尻をなめまわしたい。紫穂にしゃぶって貰いたい…』
――あとは、私たちの…そういう姿の想像…とか」
「――やめろ、…やめてくれ…っ」
言っても無駄だとは判っているが、力なく首を振って叫ぶ皆本。
サイコメトラーである紫穂に隠し事は通用しない。――彼女に読まれた時点で、すべての事実が明るみに出てしまう。
自分の最も深い場所知られることを恐れる、悲痛な表情の皆本を紫穂は一瞥する。
――そして、心の中で「ごめんなさい」と皆本に謝って、二人に向き直る。
「――続けるね。
『そんな妄想を、あの子たちに抱くなんて許されない。
彼女たちはいい子だ、健全な人間によって育てられるべきだ。
僕のようなよこしまなロリコンは、彼女たちと一緒にいてはいけないんだ…』
って、……考えてた」
紫穂の口から発されてはいるが、それは紛れもない皆本の――本音。
一部始終を聞いている間、葵も薫も、一言もも発しなかった。
――その沈黙を、他ならない皆本自身が破る。
「――その通りだよ。
…本当なら知られたくなかったけど、君たち相手じゃやっぱり無理だったな。
そうだ、僕は君たちの裸を想像したり…、もっと…酷い妄想をしたことがある。
ごめん、だから僕は、もう…………」
どこか、自嘲気味な笑いを浮かべて呟き、彼女たちには軽蔑されたくはなかったと思い返す。
…もちろん、黙っていなくなることで嫌われはしただろうが――醜い欲望は知られたくなかった、と。
(…ああ、でもこれで――心置きなくいなくなれる――)
――こんな汚い大人を、彼女たちは心のそこから軽蔑するだろう。
――彼女たちへの未練は尽きないが、もう合うことも思い出すことも許されまい。
きっとすぐに三人からの失望の声が聞こえると思っていた皆本の耳に飛び込んできたのは、
怒号ではあったが――どちらかと言えば、『くおのすっとこどっこい!』という感じの薫の声。
「――――バーカッ!!」
その叫びと同時に皆本の身体は浮き上がり――、一直線にバスルームへと飛ばされる。
「っっ!?」
驚くヒマもなく浴室の壁に叩きつけられると、次の瞬間にはスーツからワイシャツ、肌着、
――果てはトランクスまでがサイコキネシスでビリビリに破かれていた。
「――っ、なっ!? 何をっっ!!」
同時に、同じくサイコキネシスで蛇口がひねられ、バスタブにお湯がたまっていく。
皆本を追って、三人がどやどやとバスルームに入ってくる。
――元々彼女たちは皆本のマンションで過ごすことも多かったため、バスルームは三人で入っても十分広いようにリフォームされていた。
壁に裸で叩きつけられている皆本の前にずらりと並び立つザ・チルドレン。
そして、口々に言い放つ。
「妄想? だったらソレ、現実にさせたげようじゃん」
「そうそう、その程度で悩むようやったら社会人はつとまらへんで。
ウチらのカラダでその辺のこと、判っといてもらわんとな」
「要は、そういう感情が自然じゃないって言ってるんだもんね……。
それって、私たちに対する侮辱だと思うの」
三人は、まるで羞恥心を何処かに忘れてきたかのように服を脱ぎ始める。
――そして、饗宴が始まる。
つづく
以上、まずはじゅうよん様が書かれた所までを連載版の設定に合わせて書き直してみました。
既に存在する部分のみでごめんなさい。
続きはゆるゆると書いていきたいと思います。
…まずはその前に、明日発売のサンデーでのエロ妄想にチャレンジしなくてはならないので…。
>>282-283 何だか各地方からのお褒めの言葉、ありがとうございます(笑)。
291 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 01:33:12 ID:0oforD9l
かなり良い。
292 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 04:07:49 ID:AOUXzvlT
あげとくべし
ワクテカ
心を読ませながらレイプしたら堕とせそう
うむ
ヒャクメには成功しますた
40号からのエロ妄想です。
「一応」レイプ、若干暴力となっておりますので、お嫌いな方はスルーでお願いします。
【絶対可憐チルドレン 7th Sence. 普通の敵(前編) Other Side】
『エスパーを嫌う者はどこにでもいる……!! 我々はその代表として、断固貴様らと戦うのだ!!』
反エスパー組織「普通の人々」テロ実行部隊の一人は、そう皆本とチルドレンに言い放った。
一般人とエスパーの間にある軋轢。――その軋轢の中でも最も危険なもの。
エスパーを「この世の秩序の破壊者」とまで呼び、排除しようとする者。
それが、反エスパー組織「普通の人々」であった。
黒服にサングラスをかけた集団は銃器で武装し、10歳の少女に暴力を振るうことも厭わない。
彼らは、軍で開発された最新式のECM(超能力対抗措置)――――。
それさえも持ち出して、特務エスパー「ザ・チルドレン」をおびき寄せて捕獲せんとする。
強力なデジタル念波であらゆる超能力を無効化する超能力妨害装置は、薫の、葵の、紫穂の。
――全員の超能力は押さえ込まれ、なすすべもなく。
葵と紫穂は大人しく縛り上げられたが、最後まで抵抗した薫は――気絶するまで殴打を繰り返された。
そして。
三人は、――連れ去られた。
何処へともない、闇の世界へ。
巨大ECM付きのトレーラーが、広い空間の片隅に停車している。
超能力を阻害する装置は稼働したまま。
──ここは、何処かの地下駐車場跡であった。
「普通の人々」は、三人の拷問場所にそこを選んだ。
──理由は勿論、ECMが空間内に入るから──である。
「や、やぁぁ…! も、もうイヤやぁっ!!」
葵の悲痛な叫びが響く。
泣きながら首をぶんぶんと振ったせいで、眼鏡はズレてしまっている。
その体躯には、一糸すらも纏うことを許されてはいなかった。
未成熟な胸も、恥毛のない割れ目も晒したままで──黒服の男たちの好奇の視線を受け止めている。
「痛、痛ぁ……っ! やめてぇ、降ろしてぇな……!!」
両手を高く上に掲げ、天井からつり下げられる葵。
──その下には、三角形の胴体を持った木馬があった。
痛々しく割れ目に食い込む三角の頂点。
「ほら、化け物のガキ。早く吐いた方が楽になれるぞ?
──もっとも、「死ぬ」ことで楽になれるんだがな!!」
吐いた方が、と言いつつも彼女たちは知らないようなことばかりを聞いてくるのだ。
少女をいたぶることを目的としているのは明らかだった。
黒服の一人が、嘲笑いながら葵の背後に回る。
痛みを少しでも和らげようと前傾姿勢になっている葵のお尻に手を這わせ──
ずぶぅっ!!
──葵の尻穴に、容赦なしに指を突き入れた。
「──ひぎぃぃぃ!!」
目を見開いて痛みの叫びをあげる葵に構わず、ずりゅずりゅと抜き差しを繰り返す。
「ひぃ、や、やぁ!! 嫌ぁぁ!!」
ガタガタと木馬を揺らし尻を揺すって指から逃げようとする葵であったが、しかし。
腕を拘束されたままではそれもままならず、より深く腸内を掻き回されることになった。
じゅぽ…っ。
腕が疲れたのか、ようやく尻穴から抜かれる野太い指。
葵自身の腸液でテラテラと卑猥に輝いていた。
「ぁ……は、はぁ……」
股間に食い込む三角木馬すら忘れ、安堵の息をつく葵。
「──っ!!」
──と、休む暇もなく次の黒服が尻穴に指を突っ込む。
今まで尻を弄っていた男は葵の前に回り込み、その小さな唇に指を押しつけた。
「テメェのケツで汚れちまったんだからな、綺麗にしろよ?」
下卑た笑いと共に、強制的に口をこじ開けて入ってくる指。
「ひっ、んぅ、ひぐっ…! んっ、ンむぅっ……」
ちゅぱ、ちゅぱちゅぱ……。
行動が、諦観を示す。葵は尻穴をほじくられながら、男の指に奉仕をしていった。
――葵から少し離れた場所で、数人の男に囲まれていたのは紫穂。
痛みに顔をしかめながらも、男たちを睨みつけていた。
「…っ……!」
葵と同じように、すべての服も下着も取り払われてしまっている。
――だが、一つだけ違うところがあった。
紫穂は、一つだけ装飾品をつけていたのである。
それは、銀色のピアス。
それが、膨らみかけの胸の頂点にあった。桜色の乳首の片方を無慈悲に貫通している。
清楚な少女の身体の上に付けられた卑猥な装飾が、エロティックな輝きを放つ。
白い肌の上を、ひとすじの血が滴り落ちていった。
「……っ、……」
紫穂は一言も発さずに、ただ男たちを睨みつける。
それが唯一の抵抗だったのだが、それは逆に黒服たちの嗜虐心に火をつける結果となった。
「気丈だなぁ? おじさん、そういう娘を見ると――いたぶりたくなっちゃうんだよ!」
そう言い放つと、乱暴に紫穂の腕を掴み上げる。
――キュン……!
「――っっ!!」
その瞬間、紫穂の頭の中に流れ込んでくる残酷な思考。
――いかに大人の世界が汚い事を知っている紫穂であっても、直接叩きつけられる敵意と悪意には疲弊の色が見えてきていた。
「それじゃあ、もう一個、いっちゃおうか〜?」
針とピアスを手に持ち、男がニヤニヤと笑いかける。
残る片手で胸を隠そうとする紫穂を、数人が後ろから押さえつける。
――キュン!!
濁流のように流れ込む男たちの獣欲に満ちた思考。――そして、自分たちエスパーを心から憎む憎悪。
『どうせエスパーだ。死んだって構いやしねぇよな』
『死ぬまで犯してやろうぜ』
『次はクリトリスにピアスだな』
「っ……!! い、イヤ……!」
ついに、紫穂の口から言葉が漏れる。
恐怖に引きつるその表情を縫いとめるように、もう片方の乳首にも針が突き刺された――。
――三人の中で、最も扱いが酷かったのは薫であった。
気絶するまで殴打をして連れてきたにも関わらず目が覚めるなり手当たり次第に暴れ始めた薫は、
口に突き込まれたペニスを躊躇なく噛み千切ったのであった。
――その行動が、薫に二倍三倍の憎悪となって跳ね返ってくる。
口にはボールギャグを付けられ、身体を荒縄で亀甲縛りにされて転がされた。
全身に走る青アザ、切り傷、擦り傷があまりにも痛々しく映える。
そんな中で、濡らされもせずに剛直を秘所に挿入されたのである。
「――――っぐ…! テ、メェら……! 覚えてろよ……っ!! っう……!!」
がくがくと労わりの欠片もないピストン運動をされながらも、薫は目に光を失っていなかった。
股間からしたたる血液が、薫の純潔が散らされた事を如実に示す。
男が動くたびに、薫は痛みに呻き声を漏らした。
だがそれでも、男は動きを緩めようとしない。
「…ハハハ、頑張るねぇお嬢ちゃん。エスパーの癖に。――――おい」
薫を貫いていた男が、後ろに控える黒服に声を飛ばす。
黒服はその声に従い、薫の後ろに――二人で挟み込むようにして腰を下ろした。
ジィィ……、という、何かを引き下ろす音が耳に届き、青ざめる薫。
「っ!? て、てめぇ、まさかっ――!?」
薫が息を飲む。男は自分の後ろでペニスを出している。秘所はすでにペニスでふさがれている。
となれば――と、ゴシップ誌で得た性知識が不意に頭に浮かんだのだ。
「や、ヤメろよっ! そんな、――――っぐ……!!」
ぐぢぢぢっ……!!
「ぎ、っ……! い、痛…、っぐあ……!!」
濡らしもせず、ほぐしもせず。薫の尻穴に二本目のペニスがめりめりと挿入された。
限界まで広げられた少女の尻穴は少し切れてしまったらしく、薄く血が滲み出す。
「よし、互い違いに動くぞ。…壊すつもりでヤれ」
無情に下される宣告。
――そして、幼い秘所と排泄器官は、心無く、乱暴に――使い潰されていく。
少女たちの、怨嗟か、悲嘆か。それとも絶頂か――叫び声が、地下の密閉された空間に響き続けた。
――――キュン!!
「…と、チラっと考えてる」
「くおら皆本――っ!!」
「な、何考えとるんや皆本はん――!!」
やおら響く薫と葵の怒号。
場所は橋を擁した河川敷。――そして、「普通の人々」と相対する皆本とチルドレンがそこにはいた。
紫穂が、皆本の片手に触れていた。
実に都合のいいことに、これまでの話はすべて皆本の頭の中の――いわゆる、妄想だった。
「ほ、『捕獲して情報をすべて吐かせる』なんて言うんだから…ち、ちらっとだけ考えただけだっ!」
「嘘。…もっとマニアックなプレイも考えてたくせに」
――言ったら確実にスレ違いになるくらいのプレイまでも読み取ってしまったらしく(口に出すのは憚られたらしい)、顔を若干赤くする紫穂。
冷や汗をだらだらと流して、皆本は乾いた笑いをあげる。
「普通の人々」の面々も、面食らった表情でその様子を見ていた。
焦れた薫が、血の滲む右頬を押さえながら叫ぶ。
「そーいうプレイが良いんだったら、帰ってから縛らせてやっから!
まずはそこの新型ECMを何とかしろ――っ!!」
「わ、判った! じゃあとりあえず――――」
皆本は新型ECMを、そして「普通の人々」へと相対すると、勇猛果敢に言い放った。
「第41号――9月7日(水)発売につづくっ!!」
だああっ、と周囲がギャグ漫画のようにコケたのは言うまでもなかった。
おわり(ある意味8話につづく)
――と、いうことで、今週分からの妄想でした。なんとか次の号に間に合いました。
…レイプとか暗いのは苦手なので、少しだけ。その上で妄想オチというお約束で。
椎名作品には似合わないですし。
紫穂の能力は都合が良くて便利です。
それではまた。ご意見ご感想など頂ければ喜びます。
…しまった。
薫、ボールギャグ付けてたら喋れないですね(汗)。
>>300の一文を、以下のように変更して読んでください。
>口にはボールギャグを付けられ、身体を荒縄で亀甲縛りにされて転がされた。
↓
>散々殴られ、蹴られたうえで、身体を荒縄で亀甲縛りにされて転がされた。
>>304 皆本の過剰な保護意識からの妄想だから、それくらいの矛盾はいいんでない?
ECM働いているのに紫穂はある程度相手の意識を読み取ってるんだし。
>ECM働いているのに紫穂はある程度相手の意識を読み取ってるんだし
――しまった、そこにそもそもの間違いがありましたか。
7話で薫が「あそこまで無効化されたのは」と言っているので、
無効化される程度があり、外に効果を及ぼすサイコキネシスはより妨害されやすく、
直接触れることで内に効果を及ぼすサイコメトリーは、発生されるデジタル念波の妨害を受けにくい…
…という屁理屈を一応こねておきます。
妄想内はまだいいにしろ、妄想の外でも紫穂が意識を読んでいるので(汗)。
…失敗したなぁ。お目汚し失礼しました。
>>299の以下の部分を、後述の部分のように差し替えてお読みください。
…これでなんとか言い訳にはなるはず…かな。
>>305さん、ご指摘ありがとうございました。
【訂正前】
>――キュン……!
>「――っっ!!」
>その瞬間、紫穂の頭の中に流れ込んでくる残酷な思考。
>――いかに大人の世界が汚い事を知っている紫穂であっても、直接叩きつけられる敵意と悪意には疲弊の色が見えてきていた。
【訂正後】
――キュン……!
「――っっ!!」
その瞬間、紫穂の頭の中に流れ込んでくる残酷な思考。
ECMが発動している中でも、紫穂の能力だけは効果を発揮していた。
――それは、内に向かう能力と外へ向かう能力の差でもあった。
デジタル念波が放射されることによって、外部に効果を及ぼすサイコキネシスやテレポートはほぼ完全に無効化されているが、
対象に触れる事で内部に効果を及ぼし意識を読み取るサイコメトリーだけは、ECMの効果をあまり受けなかったのである。
しかし、そのことは皮肉にも逆に紫穂にとって辛いこととなる。
――いかに大人の世界が汚い事を知っている紫穂であっても、直接叩きつけられる敵意と悪意には耐え切れなくなってきたのだ。
徐々に精神は疲弊し、心が砕けそうにさえなってしまっていた。
さーて、それが吉と出るか凶と出るかは明日のお楽しみ♪
>>307 それはさておき、GJ!
乙!
GJでした!
八話からのエロ妄想です。
今回は尿ですので、苦手な方はスルーをお願い致します。
【絶対可憐チルドレン 8th Sence.普通の敵(後編)Other Side】
超能力対抗措置・ECM。
その最新型は、超度(レベル)7のサイコキネシスさえも容易に押さえ込んでしまうものであった。
超能力者の排斥を謳うテロ組織「普通の人々」は、軍用に開発されたその最新型をも手にしていた。
――そして、超能力を封じられ、捕らわれるチルドレン。
三人は廃工場の一室に閉じ込められ、上着を奪われて手錠をはめられていた――。
「ええか、こーゆー時はジタバタしたらあかんねん! 理性的に行動するんやで」
チルドレンの中で一番の常識人――と言われる葵が、諭すように二人に語りかける。
三人が瓦礫の散乱する一室に閉じ込められてから、大分時間が経っていた。
最初は扉を警戒して身構えていた三人も、時間が経つにつれてモノを考える余裕を持ち始める。
薫は胡座。
葵は正座。
紫穂はお嬢様座り――と、三者三様の座り方で話し合い、事態の打開方法を探っていた。
──ぶるっ……!
「……!」
突如走る悪寒。
胡座をかいて座っていた薫が途端に落ち着きをなくし、そわそわと辺りを見回し始める。
だが、周囲を見ても打ち捨てられてボロボロになった棚などがある程度で、何もなかった。
(ま、まずい……!)
薫の頬を、一筋の冷や汗がつたう。
お尻をもじもじと動かしてその感覚を紛らわせようとするが、徐々にその悪寒は高まっていく。
「…どうしたんや? 薫」
そんな仲間の動向に疑問を感じ、葵が正座を崩して身を乗り出す。
「なっ、ななななんでもない! なんでもないから!!」
間近に顔を近づけられた薫は、自分の窮状を悟られまいと必死になる。
──だが、逆側から近づくもう一人の仲間の存在を薫は忘れていた。
スカートから伸びる健康的な素足にひたりと触れる、紫穂の手。
サイコメトラーは、人の意識を読み取れる。
「……薫ちゃん、おしっこ…したいの?」
ごく普通の声音で紫穂が言ったその言葉に、薫は一気に赤面させられた。
「し、紫穂っ! 読んだな──っ!?」
紫穂は答えず薫ににっこりと微笑む。
その冷静さに、薫の顔はますます赤くなっていく。
オヤジ趣味の薫ではあるが、やはり十歳の少女であった。
自分がおしっこを我慢しているということを友人に知られるということに、これ以上ない羞恥を覚えていたのだ。
「……っ、そーだよ! さっきから腹が冷えて!
しょーがないだろっ!? 漏れちゃいそうなんだからっ!!」
恥ずかしさを紛らわすように怒鳴り散らす薫。
赤面する薫の姿を初めて見て、紫穂は驚きと興味に目を輝かせる。
──そこに、葵がこそこそと近寄ってきた。
眉根を寄せた、不可解だと言わんばかりの表情で紫穂に耳打ちをする。
「……なぁ、サイコメトリー使えるんか?」
「──使えないわよ?」
しれっと言い放つ紫穂に、葵は固まらざるを得なかった。
「……ちょい待ち。ちゅうことは──」
「ハッタリ♪」
キラキラといっそ神々しいほどの笑顔で答える紫穂。
葵は、その笑顔に悪魔の姿を見た気がした。
(──アカン、この娘は────)
Sだ、と。皆本の前ではどうか判らないが、少なくとも自分たちの前では──
サディストなのだと。そう直感した。
そうしている間にも、薫はどんどん切羽詰まった表情になっていった。
手錠をかけられた両手で股間を押さえ、はぁはぁと荒い息をつく。
「……っ、くぅ……!」
脂汗さえも流れ始め、薫の苛まされる我慢の痛みを外に訴える。
「…な、なぁ、誰か人呼ぼか…?」
「──そうね。テロ組織でも、トイレにくらいは──」
薫の身を案じる二人。だが、当の薫はその言葉にそっぽを向いた。
「イヤだ! そんなの、アイツらに負けを認めるみたいだし!」
「……そんなこと言うたかて。……漏らすつもりなんか?」
「…それもやだ」
結局堂々巡りになってしまい、身をよじるだけになってしまう。
それからしばらく足を突っ張らせて尿意に耐えていた薫であったが、やがて耐えきれなくなったのかガバッと立ち上がった。
「……も、もーガマンできねー!! そこでする!」
限界を迎えつつある膀胱を抱えて、ふらふらと部屋の隅へ歩き出した。
床に落ちた瓦礫を忌々しげに蹴飛ばしつつ、壁際に辿り着く。
「……み、見るなよ……?」
くるりと振り向くと、鬼気迫る顔で葵と紫穂にそう告げた。
「おー」
「はーい」
明らかな生返事をして、手で目を押さえる二人。
──確実に指の隙間から見る気マンマンであったが、薫にはそこまで気をくばる余裕はなかった。
手錠された手でスカートをまくりあげ、ショーツを引き下ろそうとして──、
そこで踏みとどまらざるを得なくなった。
手錠のせいで少ししか開かない両腕では、ショーツを下ろすことができなかったのである。
「──っ、くそっ、このっ……!」
もどかしげにショーツを引っ張ってみたりする薫であったが、ゴムが少し伸びただけであった。
逆に引っ張ったショーツが自身の割れ目に食い込んでしまい、余計に尿意を煽る結果になる。
「〜〜っっ……!」
羞恥に焦がされた顔で、目を隠した二人に振り向く。
しばらく踏ん切りがつかずにぱくぱくと口だけを動かしてから、
──切迫する尿意に耐えきれず、懇願の声をあげた。
「あ、葵…、紫穂! 頼む! ぱ、パンツ……下ろしてくれっ……!」
普段の薫からは想像もできないような弱気な叫び。
指の隙間からその一部始終を見ていた二人は、薫に見えない場所で「にやり」と笑った。
「…いいの? 薫ちゃん」
「ウチらに全部見えてまうでー?」
「……い、いいからっ! はや、はやく……っ!!」
すぐそこまでおしっこが出かかっているのだ、と腰をやる場なく動かして示す薫。
葵と紫穂はスカートのたくしあげた薫の背後に近づくと、ショーツに包まれた尻たぶを撫であげた。
――さわ……っ!
「っひぃ!?」
明らかに性的な意図をもって触れられた手にびっくりして、薫は引きつった叫びを上げてしまう。
その瞬間、我慢に我慢を重ねていた膀胱を塞き止める力が、少しだけ緩んでしまった。
ちょろ…………。
ショーツの股布の部分が、じんわりと黄色く染まる。
「……っ!!」
慌てて股間に力を込め、それ以上漏れることを阻止する薫。
泣きそうな顔で怒り、背後の二人を振り返った。
「なっ、なにすんだよっ……!?」
しかし、二人に悪びれた様子はない。笑いながら薫のお尻の丸みを撫で回す。
「ゴメンねー。薫ちゃん可愛くてついー」
「スマン、すぐに下ろすさかい」
ずる……っ――。
二人がそれぞれショーツの片側に手をかけ、一気にずりおろした。
外気に晒される薫の幼い無毛の秘所。
すぅっ、と吹き抜けた風に刺激されて――薫の膀胱は、本当の限界を迎える。
ぷしゃっ、と飛沫いたかと思うと、激流を思わせるほどに大量の尿が溢れ出した。
「あ、あああぁぁ……!!」
じょぼ、じょぼじょぼじょぼじょぼじょぼ…………!!
尿道が緩み、立ったままでじょぼじょぼとアーチを描いて落ちていく薫の黄色いおしっこ。
コンクリートの床に落ちて、ぱしゃぱしゃと跳ねをあげた。
乾いた灰色の床が、尿の水気で濃い色に塗り替えられていく。
――何もない、日光も当たらないせいで冷える部屋の中で、温かい尿からは湯気さえも立ち上るほどであった。
「……ぁ、はぁ…………」
薫はスカートをたくしあげたままで、開放感に身を震わせる。
我慢の末の排尿の快感は――まるで性的な快感にも似ていて。
つい先日、皆本に乳首だけをいじられてお漏らししてしまったときの感覚が甦った。
途端、ビリビリと尿道から駆け抜ける強い快楽。
ちらりと股間に目をやると、勃起したクリトリスがあった。尿の水圧に圧されて、微弱な快感が更に走る。
がくがくと脚が震え、ぴゅ、ぴゅっ…、と潮のように尿が吹き出る。
「……あ……っうぁ! っ――!!」
ビクン、ビクンッ――!
――結果、誰に触れられることなく薫は、軽い絶頂に達してしまったのであった。
「……へー…」
「あらー……」
葵と紫穂は興味津々といった感じで、小ぶりなお尻越しに放尿ショーを眺める。
薫の意外な一面に、二人ともが頬を朱に染めていた。
ちょろ、ちょろ、ちょろ……。
「――はぁ、はぁ……、はぁ……」
やがて、長く続いた薫の放尿も終わりを迎える。
勢いの無くなったおしっこは太腿をつたい、脱がされて膝でたわんだショーツや靴下までもを黄色く汚していく。
そして、最後の一滴が流れ落ちると同時に、薫の全身から緊張が抜けていった。
「ぁ――――」
ふらっ――。
脱力して倒れこむ薫を支える葵と紫穂。
「だいじょうぶ?」
「…ウチらのこと判るかー?」
わずかに赤く染まった顔で覗き込んでくる二人に、放尿姿を完全に見られていたことを薫は知る。
――そのうえ、二人は――興奮すらもしていたのだとも。
「……こ、このヘンタイ……っ……」
両手で顔を隠しながら毒づくが、まったくいつもの勢いがない。
「ひ、人の立ちション見て、何が楽しいんだよ……」
「……そう言われても…なぁ?」
「うん。すごくいいもの見た感じ…」
二人は口々に賛辞を述べながら、汚れた薫のパンツを脱がせていく。
さらに、膝に薫の腰を乗せて丁寧にティッシュで秘所を拭いてやる。
まるで赤ん坊のように扱われ、薫はどうしようもない恥ずかしさと――――、
わずかに、心地よさを覚えた。
…それでも、恥ずかしいことには変わりなく。
「〜〜っ、二人とも覚えてろー!
超能力戻ったら、念動(サイキック)カテーテルでションベンダダ漏れにしてやるー!!」
がー、と吼えたのであった。
――そして、その影では。
「子供を一人連れて来い」と言われた「普通の人々」の男が、
三人の騒ぎを聞いていたせいで部屋に入るタイミングをすっかり逃していた。
──つまり、この話はどういうことかというと。
冷たいコンクリートの上にお尻をつけて座っていたら、
いくらスカートと下着があってもお腹冷えるだろう──、ということであった。
トイレに行けない場所で安易にお腹を冷やす行為は慎みましょう──……。
薫は、ちょっとした教訓を得た。
おわり
【おまけ】
……そして。
――――ぶるっ……。
「……あ、あれ……?」
薫ほどではないにしろ。床にお尻をつけて座っていた紫穂にも――尿意?が、迫りつつあった。
おわり(?)
祝・10月18日ごろに1巻2巻同時発売予定。
読みきりも入るはずと大期待の内村です。
ということで、8話からのエロ妄想でした。
怪我した皆本を三人で看護――というネタもあったのですが、その辺の4Pはネタ切れになりそうな気もしまして。
放尿のみという選択になりました(汗)。
いっそこの続きでもっとマニアックなものを該当スレに叩き落しに行って来ようかなとも思案中です。
>>318 乙!
GJでした!
感情の描写が細かくて良かったです。
>怪我した皆本を三人で看護
こっちも見てみたかったですw
原作もパロも活気付いてるな
薫立ちション挿絵、ありがたく保存させていただきました。
俄然やる気が沸いてきた私がここに。
よーし次のサンデーこーい。
※このSSは、じゅうよん様の絶チルSSの続編にあたります。
快諾を頂きましたじゅうよん様に感謝を。尚、リメイクした1は
>>284-289にあります。
(設定年代は元作品と同じく本編の2〜3年後と設定)
【絶対可憐チルドレン Xth.Sence 不確定未来(連載)、或いは過去(読切)の出来事2】
三人がめいめいに服を脱ぎ出すさまは、皆本が心の奥底で望んでいたものだった。
知らずに、ごくり――と大きな音をたてて唾を飲み込んでしまう。
その視線を感じてか、三人の脱ぎ方は多分に男の目を意識したものになっていく。
ぽいぽいと着衣を脱ぎ捨てる薫。
色気のない無地のスポーツブラと、同じく無地のショーツを脱衣所へ投げると、
皆本の目の前で立ったままガニ股開きのように腰を落とし、手で秘所を惜しげもなく開いてみせた。
「〜〜っっ!?」
驚きを隠せない皆本に、頬を赤くしながらも笑みを向ける。
薫の股間は、生えかけの陰毛こそあったものの、少女そのものの印象をみせていた。
──ただ、開かれたそこからとろとろと流れる愛液だけが、彼女の中身が大人であることを示していた。
「皆本のチンチン見てるだけでこんなになっちゃったじゃねーか…。
責任、しっかり取ってもらうからな?」
細い指でぐちゅぐちゅと自分の膣の入り口をかき回し、びちゃびちゃと太腿や床のタイルを汚していく。
あげく、やり慣れた手つきでクリトリスの包皮を剥くと指先で転がし始めた。
「ん……ふぅ……っ…」
立ち上がったまま、相手を見据えてのオナニー。
未だ10歳のあのときのままの胸を自分で揉みしだき、薫は興奮に満ちた吐息をついた。
一方、三人の中でもっとも恥ずかしそうに服を脱いでいったのは、葵であった。
「もっとも恥ずかしそう」とは言っても、それでも一般の観点から見ると十分に羞恥心に欠けた行為に見えたが。
簡素なブラジャーを外しながらも、胸に手をあてて隠したまま。
ショーツをするすると脱いでいくときも、もう片手で股間を隠したままだった。
しかし、手だけではやはり隠しきれるものではなく。
腕で隠したから胸はチラチラと桜色の乳首が見え隠れしていたりしていた。
しかし何より皆本を驚かせたのは──、
股間にあてた手がずれた拍子に見えた、黒々とした陰毛であった。
乳房はまだローティーン半ばの少女らしい膨らみをみせているのに、「そこ」だけがまるで大人のように生え揃っていたのである。
皆本の視線が股間に注がれているのに気づくと、葵は慌てて両手で陰毛を隠した。
「やっ……、そ、そんなに見んといて……」
視線から逃れようとでもするかのように、わずかにお尻を横に振る。
だがその行動も、今の状況では卑猥なダンスにしか見えない。
「…あ、葵……」
「……胸は大きくなれへんのに、毛ばっかり生えてくるんや。
恥ずかしくてしょーがないわ……ハハ……」
照れ隠しに笑いながらも陰毛を隠す葵。…しかし。
ガバッ──!!
その両手を、背後から近づいた薫が掴んで一気に広げてしまう。
「……っ!? な、何するんやっ、薫──!!」
「ここまで来といて恥ずかしがってどーすんだっての!
ほーら、ボウボウに生えた大人の証、見てもらえー!!」
両手を掴まれて露わになった股間の恥毛は、割れ目を覆い隠しかねないほどの量だった。
少女の未完成な肢体を彩るにはあまりにアンバランスで、淫猥過ぎた。
「……す、すごいな……葵……」
「いやぁ、いやっ──! そ、そんなトコ褒めんといてー!!」
思わず賛辞を述べてしまう皆本に、テレポートも忘れてじたばたと暴れる葵。
だが、サイコキネシスを併用して押さえつけられた腕はびくともしない。
羞恥により強く身を焦がされ、太腿を摺り合わせる羽目になるだけであった。
「葵ちゃん、薫ちゃんを許してあげて?
自分の胸が全然成長してないのを苦に思ってて、
葵ちゃんの『胸は大きくなれへんのに』って言葉にカチンと来ただけだから」
「んなッ!?」
「……へー……」
薫が葵を押さえつけていじめている所に近づいて、その身体に触れた紫穂がポツリと喋る。
その瞬間、それまで高笑いをしていた薫が引き攣った顔になり、
逆に葵がニヤニヤと笑みを浮かべる結果となった。
(…確かに)
葵と薫の胸の成長具合を見比べて、なるほどと頷く皆本。
──ごしゃっ!
「ぐはぁっ!?」
次の瞬間には、より深く風呂場の壁にめり込ませられていた。
薫は顔を真っ赤にして、ふーふーと息を荒らげている。
「ち、ちっくしょー! 悪いかよっ!?
あたしだけ二次成長遅いんだよ! ……可笑しいかよ……!」
悲しげな顔で吐き捨てる薫に、唖然とする葵と皆本。
──そんな薫を、背後から抱きしめたのはランジェリー姿の紫穂であった。
「可笑しいなんて、誰も思ってない。
──本当は判ってるでしょ? みんな、薫ちゃんが大好きだって」
他の二人と比べて、紫穂は一番発育が早かった。
むにゅり……、と背中に押しつけられる大きめの胸。
少し大人っぽいランジェリーの布地の感触とともに感じる柔らかい胸の温かさ。
とても母性に満ちたその温かさに、落ち着きを取り戻す薫。
サイコメトリーの能力は薫には無いが、十分に想いは──伝わった。
「……落ち着いた?」
「…お……」
「?」
「おじょーさん、ぼかあ、ぼかあもぉ──っ!!」
まるで思春期で性欲を持て余す童貞の青年のように紫穂に一気に覆いかぶさる薫。
葵はどがっしゃあ!!と風呂場の床にすっ転んだ。
「きゃー、やめて薫ちゃんー、私たち女の子どうしなのよー」
棒読みの紫穂のセリフが風呂場に空々しく響いた。
ムニムニとひとしきり紫穂の胸をもみしだくと満足したのか、ひと仕事終えた風に汗を拭うしぐさをする。
「──すまん、取り乱した!」
「おまえはダチョウ倶楽部か──っ!!」
すがすがしい顔をした薫に飛ぶ、皆本と葵の容赦ないツッコミ。
薫は大口を開けて笑い、それに応える。
そして──パァン!と自分の胸元を景気づけにはたくと腰に手をあてて、待ちきれないといった風情で叫んだ。
「よっしゃあ! それじゃあ始めっか──!!」
…と、薫が気勢をあげた瞬間、紫穂はふと自分の格好に気づいた。
「…いけない。私も──脱がなきゃ」
つい他の二人が楽しくて、下着まで脱いだところで止まってしまっていた。
するする…と、流れるような動きで下着を取り払っていく。
──特に何かしたわけでもないのに、皆本はその姿に顔が熱くなる思いをさせられた。
男をくすぐるツボを心得た動き。
恥じらいつつも見せつけるように、それでいて肝心なところはギリギリ隠すように。
果実の薄皮を剥くようにブラジャーのカップ部分をゆっくりと剥ぎ、勿体ぶりながらも乳房を露出する。
緩やかに脱ぎ去ったショーツに包まれていた股間には、さらさらとした柔らかそうな恥毛が慎ましげに生え。
脱いだショーツとスリットの間では、愛液が糸をひいていた。
すべて脱ぎ終えて、発育した肢体を優雅に晒す。
「準備できたわ。……どうしたの?」
「……」
「……」
ぼうっと紫穂を見つめる皆本を、どこか面白くない顔で見つめる薫と葵。
そんな可愛い嫉妬心を見せる二人に、紫穂はくすりと笑い返した。
「ほら、二人とも。「三人で」皆本さんを……しちゃお?」
「三人で」ということを強調しつつ、皆本に視線を誘導する。
薫と葵も、その視線につられるように皆本の方を向き──そして、笑みを浮かべた。
「…そうだな。今は皆本をこれでもかってくらい犯すのが先決だ」
「ウチら犯されるんとちゃうの?」
「んー、どっちかっていうと……」
三人の視線が、皆本の一部分を捉える。
「……こ、こらっっ」
まじまじと恥部を見られることに、羞恥を覚える皆本。
その瞬間、びくんっ、と跳ねた。
──そう。これだけのコトを目の前にして、勃たない者が居ろうはずもなく。
また、サイコキネシスに縛られているのは四肢と胴体だけのはずなのに、皆本の目は彼女たちを凝視したまま。
閉じることも、逸らすことも叶わなかった。
その股間では、皆本の汚い(と皆本が断じた)欲望がはち切れんばかりに反り返っていたのだった。
「──ま、どっちでもいーか!」
そんな些細なことはどうでもいいと、皆本のペニスをむんずと掴む薫。
それに習うようにして動きだす残りのチルドレン。
葵は陰嚢をもみしだき、紫穂は乳首に口唇をつけて吸い上げる。
「……っ! っくぅ……!!」
三人の少女に良いようになぶられる背徳感に、苦悶とも取れる悶えを見せる皆本。
歯を食いしばり快楽に耐えようとするその姿を嘲笑うように、薫は舌なめずりをした。
「正直になりなよ、皆本。そしたら、念動力解いてやっから……さっ──!!」
「こ、こら──……っあっ……!!」
じゅぷううっっ!!
そう叫ぶと同時に、皆本の亀頭に──しゃぶりついた。
つづく
以上、リメイクSS第二回でした。
……脱ぐだけしか進んでないですが……(汗)。
薫はまだ母や姉のような巨乳になる予兆は見えていないということで。
二話、三話のサンデーを買い忘れたので下着の描写がうまく出来ませんでした。あしからず。
次は皆本を拘束したままでご奉仕とかそんな具合かなと…。
その前に今週分で何かネタをひねり出したいところですが。
それではまた。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
皆本……早くおねだりするんだ……
キター──!!
GJ!
333 :
じゅうよん:2005/09/16(金) 01:48:24 ID:rXySOZQo
俺は彼の潜在能力を引き出すバンダナだったようだ。
もう敗れてビリビリになっても悔い無し。
でもひとつぐらい、このスレのおまけとして久々にGS美神のSS書いてみるか
>>333 なにをいう
今度はお前の潜在能力を引き出してもらう番だぜ
336 :
某スレ371:2005/09/18(日) 19:55:45 ID:/HpzTj2N
お久しぶりの某スレ371です。
(ヲチスレで)おキヌちゃんのアナル書こうと思い立って。
突発的なネタなので、設定とか適当になっちゃってます。
ごめんなさい。
でも頑張って潜在能力引き出してみました。
337 :
某スレ371:2005/09/18(日) 19:57:36 ID:/HpzTj2N
おキヌちゃんと特訓
先日横島さんが新しい技を身に着けました。
名付けて「栄光の手」
はぁ、やっぱり横島さんはすごいです。
「あ、ちょうどよかった、おキヌちゃん」
えっ? あ、はい、なんでしょう
丁度横島さんのことを考えてたときだったから、声が上ずっちゃったかもしれません。
「暇だったら、練習に付き合って欲しいんだ」
練習 ですか?
何だかいつもの横島さんらしくないですね。
「せっかく出せるようになったのはいいんだけど、このところ使う機会がなくて。いざと言うときに失敗しちゃったら困るからね」
「横島さん…」
ちょっとびっくりです。
横島さんって、ごめんなさい、もっといい加減な人だと思ってました。
あ、だからって頼りないなんて思ってませんよ。
いざと言うときにはきっと何とかしてくれる人だって、私知ってますから。
「はいっ 私でよかったら、喜んでお付き合いします」
「そう? じゃあ…そうだな、ガレージに行こうか」
ヴンッ
私の目にも眩い光が横島さんの右手から迸って、横島さんの真剣な表情に、私も気を引き締めます。
「あの、練習ってどういうことをするんでしょうか?」
338 :
某スレ371:2005/09/18(日) 19:58:12 ID:/HpzTj2N
「おキヌちゃんはこの中を逃げ回って欲しい。それを俺が追いかけるから」
「逃げ回る…鬼ごっこみたいに、ですか?」
「うん、そんな感じ」
でも、ちょっと怖いです。
「あ、心配しないで、おキヌちゃんを怪我させたりなんて絶対にしないから」
ちょっと手を出して そう言いながら横島さんは、細く伸ばした「栄光の手」で私の手の平を――
「あっ」
ぴりっとはしましたけど、確かにこのくらいなら痛くありません。
「単純に威力を上げる練習なら一人でもできるんだけど、すばやさとか反射の練習は一人だと上手く行かなくってさ」
色々考えてるんですね。
私もしっかりしなきゃって思うけれど、でも自分にできることなんてないし。
せめてここでは役に立ちたい。
「分かりました 私一生懸命逃げますね」
ぐ、と気合を入れて
「じゃあ、これが合図ね」
ポケットから取り出したのは、ちょっと汚れた五円玉。
それをピンって指で弾いて
チャリーン
床で跳ね返った瞬間、後ろに飛びずさる。
目の前をひゅんって走り抜ける光。
横島さんのちょっと驚いたみたいな顔。確かめるまもなく体をひねって、今度は全力でジグザグに逃げる。
チッ
二回ほど袴の裾を掠めたけど。
危なくなったら美神さんのコブラを盾にしちゃう。
「わ! ちょっとずるい!」
339 :
某スレ371:2005/09/18(日) 19:58:46 ID:/HpzTj2N
ずるくないです、これだって作戦です! 返事をする余裕なんてぜんぜんなかったけど。
「なろ! そっちがその気なら――」
ぎゅんと蛇みたいに曲がって襲い掛かってくるのを必死に交わす。
ビチッ
「あうっ!」
右足に電気が走る。
でもまだ捕まってません。
それに…これで終わっちゃったら、横島さんの練習にならないから。
ビッ
「きゃぁっ」
…どのくらい経ったんだろう。
バヂッ
「くぅっ! はぁはぁ…」
何度も「栄光の手」に鞭打たれて…体中、じんじんと火照ってる。
ヒュヒュッ
横島さんは、五本の指から伸ばした五本の鞭であっという間に私を追い詰める。
ビシッ バチィッ
「きゃうっ!」
ふらふらと、ほとんど歩いてるのと変わらないような。
ビシッ ビチッ バシッ
「あうっ あっ! あんっ!」
何だか頭がぼうっとして…倒れかけた私の手足に シュルルッ 細く伸ばされた「栄光の手」が絡みついた。
…捕まっちゃった
340 :
某スレ371:2005/09/18(日) 19:59:23 ID:/HpzTj2N
スル シュルル
「…え?」
降ろしてくれるのかと思ってたら、やだ、手首から肘の方に絡み付いてくる。
足も――
「ひゃうっ 横島さんっくすぐった…きゃっ」
ふくらはぎをつつとくすぐられて、ぞくりと。
「おキヌちゃん、もう少し練習に付き合ってよ」
「れんしゅうって あっ やだ そこはっ!」
シュルル
いやぁっ 袖口から入ってきた「栄光の手」が二の腕を何度もなぞり上げて。
「やっ あっ あっ!」
バチッ
「きゃあぁぁっ!!」
ずるいっ 横島さん、くすぐるのと霊激なんてっ そんなことされたら、私…
「あっ きゃぁっ! あうっ!」
いつの間にか、巫女服の中にまでシュルシュルと その…おっぱいを絞り上げるみたいに…
「横島さ…ひゃうっ! あぁんっ だめぇっ!」
何十本にも枝分かれした横島さんがっ きゅうと乳首を締め付けられて あああぁぁっ!
びりっ びりり
…ぁ
お尻がすうすうする 袴が。
私、うつ伏せの格好で、宙に張り付けにされてた。
341 :
某スレ371:2005/09/18(日) 19:59:56 ID:/HpzTj2N
…よこしまさんは どこ?
ぼんやりした視界にはいない。
呼ぼうと口を開けて――
つぷ
「ふああぁぁっ!」
横島さん! 私の後ろにいたっ 私の…大きく広げられた足の間に!
「いやぁっ! 見ないで 見ちゃいやぁっ!」
もがいてもびくともしない。それにもう力なんて入らない。
「そんなに嫌がらなくてもいいよ。だっておキヌちゃんのここ、とってもきれいだからさ」
だって、そこはちがうっ!
つぷり
「あ…ああぁっ」
恥ずかしさと気持ち悪さと、色んなのがごちゃごちゃになって、頭の中に心臓があるみたいにどくどくいって。
ずるる ぬぷ
ひぃっ! 指とは違うのが、怖いくらいどこまでも奥に入ってこようとする。
「…おキヌちゃんの中、よく分かるよ」
「な、なにを…あんっ」
「ほら、こいつは俺の手の延長みたいなもんだからね」
ぐりっ
「うああぁっ! もうやめてぇっ!」
「だけどさ、おキヌちゃん、嫌がってないじゃない」
…っ!
「ち、ちがっ! あっ! だめ、横島さ ああぁぁっ!」
ぬぷっ ずるる ぐちゅっ
声が 腰が動いちゃうっ もうだめ 止められないっ!
342 :
某スレ371:2005/09/18(日) 20:00:24 ID:/HpzTj2N
「ひぃっ! あうああぁっ! ああぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「あの…横島さん」
トイレに立った横島さんを追いかけて。
「ん? どうしたのおキヌちゃん」
意地悪です、分かってるくせに。
「ほ、ほどいてください」
見えないくらいに細い「栄光の手」が、私の体に絡み付いてるの。
美神さんの前で平気な顔をするの、もう限界。
「こんなこと――ひうっ!」
口を押さえて、何とか叫ぶのだけは堪えた。
乳首とクリトリスと、それに…縛られてるのは体の外側だけじゃない。
「…っ!…っ!!」
たった数秒でめちゃくちゃになっちゃった私を見えない糸で支えながら。
「美神さーんっ! 俺ちょっとおキヌちゃんと特訓してますからっ!」
『あっそう、いいわよ でも一時間くらいで戻って来んのよ!』
「…だってさ。行こうかおキヌちゃん」
どくん
お尻が疼いた。
…特訓なら…いいよね…
終わり
343 :
某スレ371:2005/09/18(日) 20:07:59 ID:/HpzTj2N
あう
久しぶりに書いたらこんなんなりました。
ちんちんに霊気をまとわせればフェラも本番もできるということにしといてください。
ただどうやって袴を破いたのかは謎w
横島がすこしらしくないが
それはそれとしてGJ!
345 :
じゅうよん:2005/09/19(月) 03:58:21 ID:/Qn080U4
GS美神のコピー同人誌を某古本屋で見つけたはいいが、ぺらぺらなコピー本に1500円とか
値札がついてて「正気か?」と思ったのを憶えてる。見てみたかったけどなあ
9話よりのエロ妄想です。日があけるのには間に合いませんでしたが(汗)。
そろそろいい加減に毎週はキツくなってきた感が。今週はかなり無理矢理です。
【絶対可憐チルドレン 9th Sence. 誘惑者(1) Other Side】
バン、バンッッ――。
乾いた発砲音が室内に響く。BABELの射撃訓練場内で、皆本は無言で銃を撃ち続け。
チルドレンが悪魔になることを防げるのだろうか――。
そんな、答えの出ない考え事に没頭していた。
『ビルや家でやったらもっと気持ちいいかもな』
――という薫の言葉が、澱のように心にどろどろと積もり、離れなくなっていたのだ。
そんな皆本の前に現れた、学生服の青年。
チルドレンを皆本の手で殺せば未来は変えられる――と示唆し、
「まさか皆本に撃たれるとは思っていない彼女たちは、今ならESPで抵抗もしない」とまで言い放った。
その物言いに激昂した皆本を小馬鹿にするように笑いながらテレポートで消えたその青年こそ、
地下500mに造られた特殊監房に収容されている「はず」の、エスパー犯罪史上最悪の人物。
その名を兵部京介。
あらゆる超能力を兼ね備えた、しかし超度も種類も不明の複合能力者。
老化遺伝子(テロメア)をコントロールして老化を免れた男。
――新型ECMすらも何の役にも立たず。
記録にすら残さず、彼は何度も厳重な警戒の中を軽々と外出してさえ見せたのであった。
BABEL局長桐壷泰三は、皆本を伴って兵部の収容施設を訪れる。
目を細めて笑う兵部を睨みつけながら、言い放った。
「ここ10年ほど大人しかったあんたが…、「チルドレン」になんの用だ!?」
その問いに、兵部はにんまりと笑みを深くする。
片目をつぶってウィンクをし、同時にとんでもないことを言い出した。
「興味があるのさ。可愛い子たちだからね。
将来僕の花嫁にしたい―――……って言ったらどうする?」
(――花嫁て!! 局長!!)
(――言うに事欠いてこのジジイ―――!!)
皆本と桐壺に衝撃が走った。
光源氏計画もかくやという行為を行おうとしているのか。
というかそりゃ名前からして皆本の役目じゃないのかという話はさておいて。
伺うようにじろじろとねめつけるが、兵部の表情は笑顔のまま。
こちらに真意を見せようとはまるでしない。伺い得ないものだった。
「…花嫁、だと…? 何のつもりだっ……!!」
ようやく皆本が、それだけを訪ねる。
くっくっく、と含み笑いをして、兵部は口を開く。心底楽しそうに表情を歪めて。
「何。そう、ナニと聞くかい皆本くん?
――ならば教えてあげよう。僕が彼女たちとナニをするか!!」
「そんなこと、聞いてない――!!」
皆本のツッコミも空しく、兵部は道化師じみた動きで朗々と語りだしたのであった。
「まずは明石薫くん。彼女の肢体は前途有望だから…そうだね…」
======================================
16歳になった薫は、母も姉も凌駕するほどのナイスバディに成長していた。
兵部の前にひざまずいた薫は、制服の胸の部分だけをはだけてその大きく膨らんだ胸を両手でむにぃっ、と掴みあげて見せる。
「ん…んふぅっ……」
柔らかく吸い付くような肌触りの胸でペニスを挟み、ずりゅずりゅと動かし始めた。
自分の指先で乳首をしごくようにしながら、胸からはみ出た亀頭をぴちゃぴちゃと美味しそうに舐めていく。
「へへ…こうするのが…好きなんだよな……?」
幼さを残した顔でそう言って笑う。たわわに実った身体とのアンバランスさが、卑猥さを際だたせていた。
摩擦熱で焼けどしてしまうのではないかと心配になるくらいにごしゅごしゅとパイズリを続ける薫。
ずりゅ、ずちゅ、じゅぷっ…!
薫の唾液と、兵部の先走りが混じって胸とペニスの間に落ち、淫らな粘着音に変わる。
どんどんと昂ぶっていく薫を見下ろして、兵部はくいっ――と指先を動かした。
ごとり――と音を立てて動く、部屋の隅に置かれていたバイブレーター。
すぐにスイッチが入り、ヴィィィィ……と低い音で振動を始める。
パイズリをしながらフェラチオをするのに一生懸命な薫は、自らの股に近づくバイブレーターに気付くよしもなかった。
ぐちゅりっ!
ペニスを舐めていただけでぐちゃぐちゃになっている秘所にバイブレーターが宛がわれ、驚いて顔を上げる薫。
だが兵部に頭を押さえつけられ、イラマチオのごとくペニスを強制的に咥えさせられた。
「やっ、待てよっ! そんな、いきなりっ――んむぅっ!!」
ずぶちゅううっ……!!
「ひぃいいいっ――!!」
――そして、薫の抗弁も空しく。擬似男根は容赦なく濡れそぼった下着の上から強引に突き込まれた――。
「次に野上葵くん。…彼女は、少しMっ気があるみたいだから…」
==========================================
はぁ…はぁ…。
路地裏に、熱い吐息の音が聞こえた。少し進み出れば、人通りの多い駅前の雑踏。
葵は、10歳のときに着ていたコートだけを着ていた。その下は一糸まとわぬ全裸であった。
10歳のころは丁度いい大きさだったコートも、大人になってしまった今ではあまりに短い。
必死に合わせ目を閉じようとするが、実った胸は隠し切れずに肌色がのぞく。
――また、すそからは黒々とした陰毛がはみ出てしまっていた。
「はぁ……、や、やっぱり、こんなんアカン…。恥ずかしゅうて…死にそうや……」
顔を真っ赤にしてもじもじと腰をくねらせる葵に、兵部は耳元に息を吹きかけながら甘言を囁く。
「大丈夫。…見つかったら、すぐにテレポートして逃げればいいんだから。証拠だって残らないしね」
コートの下からぷりんと突き出たお尻をこねくり回しながら、耳朶をねぶっていく。
「あんっ、んんっ!! そ、そうやな……んぁっ……!!」
兵部にぺちん、と尻たぶを叩かれて、葵は路地裏から一歩を踏み出す。
路地裏からふらりと歩み出てきた一人の眼鏡をかけた美女に、会社帰りの男性たちの目が向けられた。
明らかに丈の短いコートから伸びたすらりとした長い脚だけでも人目を引くのに、合わせ目から覗く肌色が更に男たちの下卑た視線を煽った。
ざわめきを一身に受けながら、葵は一気にコートを脱ぎ捨てた。
形の言い乳房も、股間に生い茂った陰毛も。
何もかもが見知らぬ男たちの視線に晒されて、瞬く間に分泌された愛液でどろどろになる葵の股間。
緊張に歯をがちがちと鳴らしながら、葵は雑踏へ向かって歩き出した。
歩くたびに股間から滴るねばついた愛液が、アスファルトに点々と染みをつくっていく。
やがて野外露出の快楽に笑みすら浮かべるようになった葵は、全裸のままで走りだした。
すれ違う人が驚き、侮蔑、劣情の視線を向けてくるのがあまりにも心地よく。
大事になって警察が駆けつけてくる寸前まで、葵はテレポートで逃げようとはしなかったのであった…。
「最後に三宮紫穂くん。一番三人の中でオトナな彼女は…皆本くんと一緒というのもいいかもね」
===========================================
ずぢゅっ、ずぢゅっ――――!!
「っ、んっ、ああっ! イイっ……」
兵部の腰の上に乗った紫穂が、あられもない喘ぎ声をあげる。
紫穂の成長は、チルドレンの三人の中では最も「エロい」と言える成長であった。
胸も尻も、身体のパーツのどれもが扇情的で。
騎乗位で腰を動かす紫穂の姿は、背後に控える皆本のペニスを滾らせるのに十分な刺激を持っていた。
「あっ、うぁっ!! はぁ、もっと…もっとして……?」
紫穂が振り返り、皆本を見つめて妖しげに笑う。
それを見た兵部もまた、切れ長の目を細めて皆本に促した。
「ほら、皆本くん。女王(クイーン)のご指名だ。彼女の空いた穴を埋めてさし上げたまえ」
そう言うと対面座位のまま、兵部は紫穂のお尻に手をかける。
むにゅっ、と広げられるお尻の中央には、慎ましげにひくひくと蠢く蕾があった。
「はぁ……ぁぁ、皆本さん…。いいのよ。私の……お尻、使って……?」
ぺろりと赤い舌を出して、紫穂がそう告げた。
ふらふらと引き寄せられるように紫穂の背後に辿りついた皆本は、勃起しきったペニスの亀頭を窄まりにうずめようとする。
ぐにゅっ……!
「んっ…、皆本さんの…熱い……! お尻…焼けちゃいそ……」
「ぅ…あぁっ……!!」
「…くくく。皆本くん。お尻でスるのは初めてかい?」
辛抱たまらず、皆本は激しく腰を使い出した。それにシンクロするように、兵部も突き上げを再開する。
「ひっ…ああっ……! 中でっ…擦れてる……っ!!」
前後から剛直に突き上げられて、がくがくと揺さぶられる紫穂。顔は快楽に蕩けつつも、冷静な光を失っておらず。
――ある意味、彼女は兵部すらも手玉に取っているのかもしれなかった。
「――――という具合だ。どうだい?」
どうだ凄いだろうと言わんばかりに両手を広げる兵部。
桐壷は鼻血を出しながらワナワナと震えていた。
「そっ、そんな羨まし、いや、彼女たちの人権を無視するようなマネをさせるわけにはいかんっ!」
「……局長、鼻血鼻血」
「うぉっ」
慌てて鼻血を拭う桐壺を横目に、皆本だけが頭痛いという表情で呆れていた。
「――何を考えているんだ、この妄想狂は……」
「くくく、皆本くん。君には言われたくないなぁ。ガチでロリのくせに」
「なっ!?」
「射撃訓練場でサイコメトリーさせてもらったけど、君は3人全員と何らかの性交渉を持っているそうじゃないか」
「ぐはっ!!」
「――真性ロリコン」
兵部の精神攻撃(?)に大ダメージを受け、膝をつく皆本。
そしてその話を聞いて、チルドレンを溺愛している桐壷が黙っているはずもなく。
鼻血を振りまきながら皆本に食って掛かった。
「みみみ皆本くん! 国の宝になんてことを――ッ!?」
「だぁぁっ!? まっ、まだヤってませんって――!!」
「まだ!? じゃあいつかはヤるつもりなのかネ君はー!!」
「〜くっ、おい兵部! お前が三人を花嫁にするというのなら…僕が先にお手つきにしてやるっ!」
「そ、それは困るな…」
――そして、収拾のつかなくなる地下500m。
80歳、53歳、20歳。三世代の男たちの醜い争いは、果てることなく続いたという――。
おわり
以上、9話からのエロ妄想でした。
兵部のキャラがまだ見えないので、小ネタの連弾になってしまいました。
各人のシチュエーションを考えるのに一番時間がかかってしまったり。
次はエロにしやすい話だといいなぁ。
>某スレ371さん
GJです。おキヌちゃん可愛いです。
…でもやっぱり横島がちと場慣れし過ぎてる感もあったり。
>>354 GJ!
良かったです。
ほんと9話の「花嫁」発言はもうw
ワロタ
むしろ、皆本の名はそう言う繋がりもたせてあったのか、と目から鱗な私はかなり脳足りん?(´・ω・`)
今週のサンデー、皆本がマンションに帰ってたらマジで風呂に引きずりこまれてたな・・・
359 :
じゅうよん:2005/09/21(水) 23:35:54 ID:Q7cWrQJn
最初にそういうシチュを妄想した漏れも、あの原作の展開には
かなりビビッたw
タイミング的にも、作者がここを見ている悪寒。
むしろ作者がベンジャミン氏
>「〜くっ、おい兵部! お前が三人を花嫁にするというのなら…僕が先にお手つきにしてやるっ!」
原作の解決策もコレだったら、ベンジャミン氏が作者とゆーことで
とにかくGJ
SS美神極楽大作戦!! 『横島忠雄独壇場!!』
青年は星の見えない夜空を仰いだ。夜空に星が見えないのは雨や、雲のせいではない。
大都会の汚れた空気、人を惑わす下品なネオン光、これらは星を見るのには不要すぎる。
青年は叫んだ。仰いだ夜空のそのはるか遠くに存在するはずの星にも届くかのように。
「煌くネオン!そこはかとなく妖しい雰囲気!そして何より美しいお姉様方ッ!!
ああッ……こうして目を閉じればまるで桃源郷のように芳しい香りが……!」
「はーい、一名様ごあんないねー」
「ああっ何故だ、体が勝手にお姉様のほうにッ!!」
化粧の濃い女性が、しめたとばかりに腕を絡め、青年を店にひきずりこもうとしている。
「着いて早々何をしとるかオノレはーッ!!」
がこんっ、慣れ親しんだ衝撃が後頭部に走る。
噴出す血液といいくも膜下に達する裂傷といい、まったくいつものことながら
遠慮というものがない。
「なんだ、美神さん、痛いじゃないですか。」
「なんだ、って…横島くん……あんた、日に日に頑丈になっていくわね……。」
神通棍が後頭部にめりこんだままで青年が振り返ると、そこには青年の雇い主である
GS(ゴースト・スイーパー)、美神令子が呆れ顔で立っていた。
スイカ並みに豊満なバスト、くびれにくびれたウエスト、これでもかと突き出たヒップ、
スーパーモデルばりのスタイルは日本人離れしている。
人が彼女を目にしたときには、まずその容姿の美しさに目がいってしまうだろう。
そして並み外れた美貌の持ち主でありながら、その実力――除霊能力――も
日本随一である。
自らの美貌と実力を売り物に、美神除霊事務所は連日大繁盛なのであった。
忙しければアルバイトを雇わなければならない、その場合、支払うバイト代は
できるだけ安いほうがもちろん望ましい。
ふつう都内の激務バイトならば、時給が1,000円を超えることはけして珍しくない。
しかし払う側からしてみればバイト代とはそれそのまま人件費である。
純然たる出費なのである。払いたくないのである。
そういった理由で、後頭部に神通棍をめり込ませている青年――横島忠雄――の時給は
わずか250円に抑えられているのだった。
「ふっ……美神さん、ここを一体どこだと思ってるんですか……。
右を向けばソープ!!左を向けばトルコ風呂!!正に男の夢と浪漫がぎっちぎちに
詰め込まれた治外法権の街、吉原ですよ(実際の吉原とは多少異なる場合が
あります)!!多少の傷なんか怪我のうちに入りませんっ!!」
聖地を訪れた回教徒はこういった表情をするのではなかろうか、この例えは多少
問題があるんじゃあなかろうか、横島は、とにかくそういった感極まったという
表情と動作で自らの興奮を力説した。
後頭部裂傷、頭蓋骨骨折、くも膜下出血が「多少の傷」と言えるのかどうかは別にしても、
この横島忠雄の霊力の源は煩悩であるから、確かに吉原の街はこの男にとって都合のいい
場所ではあるのだ。
「あーら素敵なお兄さん、ちょっとよってかなーい?」
「おおっと言ってるそばから美しいお姉様ぁ!不肖横島、あなたのためなら
どこへでもーっ!!」
「うふふ、ありがと。ねえ、ところでお兄さぁん、今、いくら持ってるの?」
素早く横島の左腕に絡みついた客引きは、単刀直入に尋ねた。
横島は不敵な笑みを浮かべながら、
「ふっふっふっ、金か、金ならなぁ……」
右手をジーンズのポケットに突っ込みごそごそ引き出すと、ゆっくりと開いた。
にじゅうごえん。
手のひらに置かれた銅貨三枚。正真正銘、これが現在の横島忠雄の全財産であった。
「ふざけんな貧乏人が。あー、こび売って損したわー。」
左手に絡めていた腕を、ぱっぱっと払いながら客引きの女はさっさと行ってしまった。
「……うう……貧しさに負けた……いや、世間に負けた……」
一人残された横島はむせび泣いた。Gジャンの袖に染み付いた安香水の香りが
やけに目に染みた。
「泣かないでくださいよ横島さん、一体何をしたかったのかはわかりませんが、
お金を貯めてまた来たらいいじゃないですか。」
「おキヌちゃん…こんな俺に慰めの言葉を掛けてくれるのか…この、負け犬に…。」
涙と鼻水を勢いよく流す横島の背後に、いきなり女の子が現れた。
人が彼女をみた時に驚くポイントは二つある。一つは現代の普段着としては
全くありえないであろうハカマ姿、巫女姿であること。そしてもう一つは、彼女がいつも
ちょっと浮いていることである。つねにちょっと浮いている人物など、ドラえもんのほか
に誰も知らない。
「何言ってるんですか、ちょっとダメだっただけで諦めるなんて、いつもの
横島さんらしくありませんよ!!元気出してください!」
「ううぅ……あんた、ええ子や……死んでても、えっ子やでぇー!!」
おキヌ、そう呼ばれた巫女姿の女の子は、細かい説明は省くがもう300年ほど前に
おもいっきり死んでおり、成仏もせずに美神所霊事務所で雇われているのだった。
ちなみに日給30円である。現代日本社会、デフレ・スパイラルのせいではない。
美神のがめつさのせいである。
「ええい、いつまでも馬鹿やってないで、さっさと仕事しに行くわよ!!」
先頭を行く美神が振り返り、二人を促す。
そう、三人が吉原にやってきたのはちょっと遊んでいくためでも、物見遊山でも
出征前の思い出作りでもなく、まっとうな除霊の仕事――ゴースト・スイープ――
のためなのであった。
「しっかし美神さん、こんなところに悪霊なんているんすかー?」
現場に向かう途中の道、色とりどりのネオンに囲まれた道は確かにある意味妖しい雰囲気
ではあるのだが、陽はとうに落ち真夜中、子の刻であるがまるで昼間のように明るく、
霊が存在できるような暗く陰湿な場所は無いように見えた。
「ええ、多少電気で明るくても、人が集まるところには霊も集まりやすいわ。
でもまあ、そんな霊はほとんどが低級霊で除霊の必要もないようなものなんだけど……
どうも一匹、強力なのがいるらしいのよね。」
自分で説明しておきながらいまいち納得がいかない、そんな様子の美神に横島は
質問を続けた。
「ふーん……そいつ、どんな奴です?」
「依頼者の話によれば、こいつは……淫魔――サキュバスよ。
本来はヨーロッパの悪魔で、日本には存在しない筈なんだけど……。」
依頼者からの情報をまとめた書類を改めて見直しながら、美神はぽりぽりと頭をかいた。
「美神さん、以前にそういうの除霊したことあるんですか?」
「ないわ。」
しばらくの沈黙が流れた。
「それって……平気なんですか?」
「ええ、確かに初めてやりあう相手ではあるんだけど……
美神はいったん言葉を切って
「横島クンもいるし、大丈夫よ。」
夜空に目を向けて言った。
「はは、そんなこと言って、どうせまた人間の盾にでもしようって言う……」
除霊に関しては大体のことが美神にお任せであるから、それはそれで仕方のないことかと
横島は思っていたのであるが、美神は少しうつむいていた。
美神の意外な悩み顔に、横島はごくりと生唾を飲み込んだ。
「……横島クン、あなたがいないと……ダメなの。」
美神は横島に向き直り、上目遣いで言った。
「…………!!」
(おおっ……これはっ……俺が頼られる日がついに来たかっ……!?
そうだ、今まで闘った経験のない相手に美神さんも不安なんだ……!
そしてその不安な心は自分より強い男に頼ることでしか慰められない……!!
ということはっ……)
「その不安な心を解きほぐすためにも今から二人でしっぽりとッ!!」
「なんでそうなるッ!!」
パンツ一丁で飛びつく横島の顔面に、美神の裏拳がクリーンヒットした。
「ああ……見事な……ロシアン・フック……」
横島は鼻血を出しながらアスファルトに崩れ落ちた。
(まったく……今回のキーマンだって言うのに、大丈夫かしら?)
だらしなく地面に横たわる横島に、一抹の不安を感じずにはいられない美神だった。
「依頼書によれば……ここのこの角を曲がって……このビルとビルの隙間を通って……」
複雑に入り組んだ路地をすり抜け、ようやく少し開けた場所に出ると、眼前には
立派な屋敷が確かに建っていた。
「こ、これが悪霊のいる屋敷ですか……。確かに、こりゃあ単なる屋敷っていうより
『幽霊屋敷』って言った方がしっくりくる感じの建物っすね……」
崩れたかわら屋根、割れた窓ガラス、ぼろぼろになったしっくいなどが、長い間建物に
人が住んでいないことを教えており、屋敷とその周りにはいかにも異様な雰囲気が
漂っていた。
玄関には大きな木の看板が掲げてあり
『極上館』
とあった。それがこの売春宿の名前だった。
「なんでも、明治時代に建てられたらしいわよ。まあ、その、『春』を売るお店としては
由緒のある店だったらしいんだけど、昭和に入って女店長が病死、閉店したけれど
土地も建物もそのままで、乱立する高層建築にちょうどかくまわれる形で現在まで
残っていたらしいわ。」
「残ってた……って、そんな、ちょっと他の建物に囲まれてるってだけで
見つからないで、そのまま現在まで残っちゃうなんてもんですか?」
「もちろん、他にも理由があるからウチに依頼が来たわけでしょう?」
「……そりゃ、そっすね。」
除霊事務所に依頼が来る理由、それは亭主の浮気調査でも迷子の犬探しでも
ラーメンライスの出前でもなく、そんなもの
「悪霊が取り付いてにっちもさっちもいかんからどうにかしてくれぃ」
以外にはない。
「ちなみに、今回の依頼者は吉原商工議会青年部よ。青年部つったって働いてるのはまあ
みんな女の子なんだけど……」
美神の説明は横島の叫びに遮られた。
「んなあにぃーー!!それは……つまり除霊を成功した暁にはそこらのお店ご利用し放題
っつーことですね!?……あぁ、神は我をお見捨てにならなかった……!!」
涙を流し喜ぶ横島を、美神は冷たい目で見ていた。
「ああっ、美神さん!これは決して浮気ってわけではその!!もちろん一番は美神さん
ですから安心してください!!」
横島は弁明した。自分でも弁明になってないなこりゃ、と思いつつもしないよりはまし
だろうというのは浅はかな考えだとわかっていながらも弁明した。
どうしてこう自分は思うことをすぐに口に出してしまうのだろうか、と、身構えながら
軽率な発言を後悔していると、美神の口が開いた。
「……そう、今回の除霊はあなたを頼りにしてるわ……。がんばって。」
またしばかれるかと身構えていた横島は、予想外の言葉に目を丸くした。
(……あれ?俺、マジで頼りにされてる?……お、俺の時代が、来たかっっ!!)
横島が今までにない時代の到来を予感しているところに
「美神さんっ!!」
上空や二階の窓から様子を探っていたおキヌが急に叫んだ。
「急に霊気が強くなって……っ!」
「ええ、わかっているわ。」
神通棍を取り出し、身構える。屋敷からの霊気が急に強くなった。悪霊が戦闘態勢に
入ったようだ。
(ほほ……そう、身構えないで……歓迎いたします。どうぞ中へ……。)
どこから声がしたのかでどころがよくわからない、壁が、屋敷全体が震えたような音、
それがそっと響いた。
「かか、歓迎いたします、ですって……美神さん。」
「……そうね……怪しいけど、入ってみるしかなさそうね。虎穴にいらずんば、
…とも言うしね。」
「ま、まじっすか……。うう…」
屋敷に近付くと、入り口の扉が音を立てて開いた。すると美神はおもむろに立ちどまり、メモ帳にペンを走らせ、書き終わると一枚破いて、一万円札と一緒におキヌに渡した。
「なんですか、美神さん?」
「おキヌちゃん、あなたには今から別の仕事を頼むわ。ここに書いてあるものを
事務所に集めておいてちょうだい。」
「……ニンニクに黒ヤモリ……他にも…。これ、どうするんです?」
「ん、まあ、あとで使うの。大丈夫、除霊は私と横島くんで終わらせちゃうから、それ、
よろしくね。」
「は、はい、わかりました。どうかお気をつけて。」
一万円とメモを持ち、おキヌは飛んでいってしまった。
「美神さん、あのメモ、何が書いてあったんです?今から準備しても……」
「ああ、除霊には使わないわよ。使うのは、その、あと。」
(場を清めるのに使うのか……?それにしては『陰』の素材ばかりだったし…)
あごに手を当て考え込む横島を見て、
「ほら、今は除霊に集中!いくわよっ!!」
美神はせかすように邸内へ入っていった。
「暗いわね……」
屋敷の中は真っ暗で一緒に入ったはずの横島の姿も見えない。
ほこりっぽく黴臭い空気と、身体にまとわり付く蜘蛛の巣がうっとうしい。
「横島クン、懐中電灯。」
「はい」
(その必要は御座いません……)
再び、出どころのわからない声が屋敷に響き、一瞬あって部屋がぱっと明るくなった。
「!」
急に光量が増えると瞳は驚き、瞳孔をしぼめる。
瞳のピントが合い、最初に美神の目に入ってきたものは、女の姿であった。
汚れたボロ屋敷には不釣合いな、整った和服姿。長い黒髪は後ろできれいに
まとめられている。控えめなおしろいに薄く引いた紅。黒髪と対をなす大きな黒い瞳。
格好は若干、時代錯誤的ではあるが、十分に美人であった。
「あんた……」
「う、美しいー!!」
美神が口を開きかけた直後、横島が女に飛び掛った。
「やあ、初めまして美しいひと!ボク横島忠雄って言います!あなたのお名前は!?
年齢は!?スリーサイズは!?」
素早くもしっかりと手を握っている。
「ああっ!!あなたの手はひどく美しいっ!白くまるで透き通っているような――!」
「あほかいっ!!欲情する前に少しは怪しめっ!!」
美神が握っていた神通棍は悪霊よりも先に、横島の後頭部へと振り下ろされた。
「つうっ……美神さん…それじゃあ、このひとが――?」
「ええ……。あなたが、この『極上館』の主人ね?」
美神は視線を女から外さずに尋ねた。
(ええ……そうでございます。一時の『極上館』と言えばそれは大したもので
ございました……しかし、時代の流れと申しましょうか、その栄華も今は昔、
でございます……。ああ……あの頃が、懐かしい……。)
女は霊圧をこめた美神の視線を意に介さず、目を伏せたままで答えた。
「ふーん……なるほど。」
「なにが、なるほどなんですか?」
何かをつかんだらしい美神に、隣の横島がそれを尋ねる。
「霊としての力は強いけれど、こいつは厳密には西洋のサキュバスとは別物よ。
淫魔と言えばまあ、そうなのかもしれないけど、彼女が執着しているのは
性の快感と言うよりは、生前の職業意識だったのね。それが凝り固まって
……サキュバス並の力を持つようになったのかもしれないわ。」
「へえ……死んでまでこんな仕事したいなんて、すごいプロ意識っすね……。
……しかも美人っ!!」
「オノレはそれしかないんかっ!!」
(私はただ……ここを訪れる殿方に、喜んでいただこうと……)
「あんたのその思いは認めないでもないけどねー、あんたはもうとっくに死んでて、
現代の日本に悪霊を住まわせておく土地なんてどこにもないのよ。
素直に成仏できないなら、この美神令子が極楽へ行かせてあげるわ!!」
美神は一足飛びに間合いを詰め、霊の頭をめがけ全力で神通棍を振り下ろす。
「!?」
とらえたと思ったが、あるべき手応えはなく、女主人の霊は霧消してしまった。
(ふふ……乱暴なお方……)
「しまった!これは、ヴァンパイアと同じ能力――!?」
(ねえ、そこのかっこいいお兄さん?私と、遊びましょう……)
広がった霧は横島の目の前で再び女主人の姿に戻った。
女主人は細く優美な腕を横島の首に回し、もたれかかる。
「ああっ……いい香りが!?しかしいくら美人さんでもこいつは悪霊……!!
でも美人……!!でも悪霊……!」
「横島クン!」
(何も恐れることはありません……目を閉じて……)
「美神さ…むぐっ!」
女主人のたっぷりとした唇が、血色の悪い横島の唇に重ねられた。
(どど、どぇえええ……き、気持ちいいっ!!キスがこんなに気持ちいいものだった
なんて……あ、みかみさん…こっち見てる……これは、おれの意思じゃ……)
横島のまぶたは次第に下がってゆき、閉じられた。
※
意識がとろけて消えかけた横島の瞳に次に映ったのは、女主人に神通棍を振り下ろす
美神の姿であった。
「くたばれ悪霊ッ!!」
(!!)
振り下ろされた神通棍は女主人の脳天を確実に捉え、女主人の霊は頭から股下まで
分断され、真っ二つになった。
「!!……ひぇ、ひぇえっ!!」
「横島クン、正気に戻った?」
美神は神通棍を肩に担ぎ、二つになった女主人の向こうから横島に尋ねた。
「は、はい。……でも、なんで今度は霧状になんなかったんですかね?」
「狼が無防備になるのは獲物をとらえる瞬間だ、って話、しらない?」
「は、はぁ……ってまさか美神さん、『頼りにしてる』ってつまり……囮として……
ってことで……?」
「うん。あんた、モノノケに好かれやすいし。」
美神はこともなげに答えた。
なんじゃそりゃあ、横島がそう言いかけた瞬間、二つに割れた女主人の断面から
霧が勢いよく噴き出した。
「きゃっ!何これ!?」
霧は一面に立ち込め、美神と横島は完全に霧に取り囲まれてしまった。
(ゴーストスイーパー……よくもやってくれたな……ただでは成仏なぞ……し、まい……)
屋敷が震えて出す声は、最後には弱々しくなり、消えてしまった。
「ごほっ、えほっくそっ……油断したッ……」
眼前一メートルくらいの距離で美神がせき込むのが聞こえる。
「美神さん!美神さん!!大丈夫ですか!?」
(なんだ……?美神さんはせき込んでるけど、俺は霧の中でも息は吸えるし、
大声も出せるぞ……?霊能力の高い、美神さんだけに効く毒霧……?)
時間が経つにつれ霧は晴れ、横島の眼前に美神の姿が現れてきた。
「美神さん、大丈夫ですか!?」
「えほっ、げほっ……なんであんたは平気なのよ、こんな気持ち悪いの吸い込んで……」
「いや、俺にもよくわかんないんですが……、とりあえず、水です。」
「ありがと。」
美神はペットボトルを横島から受け取ると、一度に半分ほど飲んでしまった。
「ふぅ……やっと一息ついたわ……。霊気も消えたし、単なる最後っ屁だったらしいわね」
「んな、イタチじゃあるまいし……」
と言って、再び美神から受け取ったペットボトルの水を、横島は最後まで飲み干した。
「ふぅ……はっ」
美神がこちらを睨んでいた。
「あ!いやその!水はこれっきゃないってわけじゃないんですけどその美神さんの唇が
触れた飲み口に自らも触れてみたいなどということではなくてこれはつまりそのただの
日本的もったいない精神であってけっしてこの間接キスの思い出を家に帰ってから
今晩のオカズにしようとかそういうアレではいえそのごにょごにょ……」
殴られる、そう思って横島は反射的に腕を前に出したが、いつまで経っても殴られる
気配がないのでおそるおそる目を開けてみた。
「……なによ、別に睨んでなんかないわよ。間接キスなんてそんな、気にするほどの
もんじゃないでしょ。」
「へ、そ、そうですか?まあ、そうですよね…?」
てっきり殴られるかと思った横島は、拍子抜け、といった感じで肩の力を抜く。
「横島クン……今日は、なんだかごめんね?囮なんかやらせちゃって……。」
「いや!?いっすよ、別に。実際そんなでもないと役に立てませんし……。」
(な、なんだ……?美神さん、なんか変だぞ……)
「ううん、そんなことないわ。いつもすごく助かってるもの。だから……」
不意に美神の体が横島に預けられた。急だったので横島は少しよろけてしまう。
「……ごほうび、ね」
美神は少し顔を上げ、横島の唇に自らの唇を重ねた。
(…………?)
(…………………?)
(…………………………!?)
(はっ!あまりのことに意識が飛んでいたっ!!み、美神さんの唇が俺の唇にっ……
ゆ、夢じゃないよなっ……!!)
美神は唇をゆっくりと離し、じっと地面を見つめている。
しばらく横島が放心状態で何も言わないでいると
「何とかいいなさいよ……ばか。」
美神はうつむいたまま頬を赤らめた。
「み、美神さんっ……!ついに、ついに、俺の愛が通じたんですね!やはり最後には愛が
勝つんだーっ!!」
叫びながら横島は美神の身体を押し倒す。
「きゃっ!」
「えっ、あっ、ごっ、ごめんなさ……」
普通の女の子のように小さく叫びをあげた美神の反応に、横島は驚いてつい謝ってしまう。
「もう……あせりすぎ、よ。」
美神はそう言って、再び横島の唇に口付けた。
「夜はまだ長いんだから……ね?」
そう言って美神は片方のまぶただけをつむって見せた。女主人の霊力は消え、
屋敷の明かりも徐々に暗くなり、壊れた窓から差し込む月とネオンの明かりが
二人に降り注いだ。
「んんっ……んぅ……んっ…!…はあ…はぁっ……」
確かにいま自分の体の下で喘いでいるのは美神さんだよな、何度目かわからない問いを
頭の中で唱える。一糸まとわぬ姿の美神は、目もくらむような美しさで、
一も二もなく飛びついた横島だったが、あまりに展開が速いために自分でも驚いていた。
驚いていてもやることはやる。自分の腰を打ちつけるように動かすと、
「ううんっ……!!っあああ……!!」
美神の口から声が漏れる。
豊かな乳房に右手をそっとあてがい、すっかり硬く立ち上がっている先端を指でつまむ。
「よ、横島、くんッ……!!」
美神は呼吸も乱れ、単語の後に言葉が続かない。
自分の腰の動きに合わせて上下に揺れる胸は、やはり大きく、手で包み込むようにしても
まだ余る。右乳首を右手で弄びながら、空いている左乳首をほおばる。
まず舌の表面、味蕾細胞が集まってざらっとしている部分全体で乳首を舐め上げる。
「ひゃあ、んっ!!」
ぴくん、と美神の体が震えた。
次に舌の側面や裏面、粘膜のように滑らかでぬめついた部分を乳首にまとわらせる。
「やぁ……んん……ッ……」
鳥肌が立つような快感に、美神は身悶え、肢体をのけぞらせる。
舌の先端と乳首の先を合わせて、ぺろぺろぺろっと乳首を弾くようにして舐める。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、んん……」
動きにあわせて美神の口から嬌声がリズミカルに漏れた。
(うーん……あの美神さんがこんなにも淫乱に……。やっぱり、あの最後の霧を
吸い込んだせいやろーなー……あれの効果が『人を淫乱にさせる』だったら
おれが平気だったのもうなずけるし……)
「……正直……ありがとうっ!!あの、あの美神さんがついに俺のものにっ!!
いくら妖怪のおかげとは言えこれは嬉しいっ!!理屈抜きに嬉しすぎる!!」
感謝の気持ちと感激で横島の動きは更に激しくなった。
「うぅんっ……!!横島クンッ……好きっ…好きッ……!!」
美神は両手を伸ばし横島に抱きつき胸を押し当てる。
横島があぐらをかいた上に美神がだっこするような体勢になった。
「ああ……んっ!奥まで、奥まで届いてるッ……!ダ、ダメ……!!もう……
い、イっちゃうぅ…………。」
「み、美神さん、俺まだ全然……」
「ふぁ、あ、あああああああやあああぁっ!!」
美神の全身がびくびくっと大きく痙攣し、果てた。美神はがっくりとこうべを落とし、
横島にもたれかかった。
「………はぁあ。」
美神は大きく息をついて、横島の貧弱な胸板によりかかった。
「……すごかったぁ……」
「あの……美神さん、余韻に浸ってるとこ悪いんスが……」
横島が少しきまり悪げに呟くと、美神は上目遣いに横島の顔を見つめた。
「分かってるわよ、横島クン……まだ、イってないんでしょう?」
と言うと、美神は横島の体から降り横島の前に四つんばいになった。
「ちょ、美神さん、何を――!?」
美神はまだ元気満々な横島のペニスを大きく口にくわえ込み、頭を上下に動かし始めた。
「ばびぼっべ、べらびおびゃびゃい。びらばいの?」
何をって、フェラチオじゃない。知らないの?と美神は言ったつもりだったのだが、
口にモノを含んだ状態ではうまく喋れなかった。が、
「ああっ…そんな状態で喋られるとっ……!すごく気持ちいいっ……」
むしろよかった。
さっきのお返し、とばかりに美神は横島のペニスを責める。
亀頭にたっぷりつばをつけ、尿道から裏スジを攻め、右手で袋をもてあそびつつ、
カリの部分をよわあく噛む。
「おうっ!美神さんっ……俺、もう……」
極上の舌技に横島は身を任せていた。
横島からは当然見えなかったが、美神の唇の端がにやあっと上がった。
「ぼのばばビっべびいばよー(このままイっていいわよー)」
横島がもう少しでイキそうだとわかり、美神は上下運動を激しくする。
「うわっ……気持ちいい……美神さん……」
もうイキそうだ、という時になって、横島の胸に疑問が浮かんだ。
(そうだ……これはあの美神さんだぞ……。いくら妖怪の毒気に当てられたからって、
こんな、男に(特に俺に)尽くすようなマネ、するか……?)
「美神さん……?」
横島がおそるおそる顔を持ち上げると、
「……気付かれましたか……」
美神のひたいの真ん中、ちょうど横島の親指をあたりから、ぱきぱきぱきっと
卵の殻のように割れ、中から現れたのは美神が一刀両断したはずの淫魔であった。
「お、お前――!?わっ!館が崩れる!?」
横島の周りの風景も音を立てて崩れ始めた。
「仕方ありません……続きは現実の方で……」
「な、なんだとー!?」
※
「横島クン!!」
美神が横島に向かって叫んだ。
「あれ?みかみさん…なんで服なんかきて……?」
「馬鹿!幻覚よ!!」
「幻覚?そんな!だってモノローグだって三人称で……!!」
「そんなもん知るかっ!!そいつは獲物に都合のいい幻覚を見せるのよ!」
「幻覚……って、じゃあ今も続くこの快感は……?」
横島が不思議に思って視線を下に移すと、淫魔である女主人が横島のペニスに
むしゃぶりついていた。
(半世紀ぶりの殿方の精気……いただきます……。)
「ああ……こっちでも巧い……って、美神さん、何で助けてくんないんスかーッ!?
……っていうか恥ずかしいから見ないでーっ」
「なんでって……」
「いかん!このままでは確実に精気を吸い取られてよぼよぼのじーさんみたいに
なってしまうッ!!……よぼよぼのじーさん……?そうだっ!」
(!?)
女主人のくわえていた横島のモノの硬さが急に失われていく。
(そんな、私のテクニックを受けて、どうして――!?)
女主人が横島に目をやると、横島は目をつむり必死で何ごとか呟いていた。
「カオスが一人!カオスが二人!!ううっじじむさいっ……!わははーっ!どうだ、
悪霊ごときに俺の精気は吸わせはせんっ!!」
どうやら横島はドクターカオスを思い出しているようだ。
「き……緊急時とは言え、最悪の解決法ね……。」
遠くで美神がずっこけた。
(そ、そんな馬鹿な……!……では私も全力を以ってお相手いたしましょう!
極上館奥義、吸引式口唇地獄極楽責めっ!!)
「ううっ……!!こ、これはかなりっ……ええいっ、カオスが十人、カオスが十一人!!
さらに、タイガーが一人!二人!!タイガーとカオスがあわせてたくさん!!」
美神が再びずっこけた。
「もう少しましな方法はないんかーっ!!」
「あんたが助けてくれんからでしょーがっ!!おーっとタイガーとカオスに唐巣神父も
乱入だーっ!!」
「私の恩師を巻き込むなッ!!」
(そ、そんな……!うちの奥義が効かないなんて……)
「どうだ、この精神力の強さ!負けんぞっ!!」
このハイレベルな攻防を、美神はかなり冷めた目で見ていた。
「はーっ……低レベルな争いねー……そろそろ終わらすか……」
「わははーっ!どうじゃ、だいぶ萎えてきたぞー!!」
(そ…そんな……)
美神は横島の背後に回り
「よ・こ・し・ま・クン」
やわらかな胸をぐいぐい押し付けながら耳元で囁いた。
「そのまま除霊できたら……ご・ほ・う・び、あげちゃおっかな?」
「み、美神さん、何を……?ああっ、胸が!吐息がっ!?」
(!?また硬くなってきた!今度こそ……奥義っ!!)
「うう……あぁ……も、もうダメかも……み、美神さぁん……」
「うふ、横島クンを、ごくらくに、イカせてあげる。みたいな感じの?」
美神はとどめに、耳にふぅーっと息を吹きかけた。
「あ」
横島に臨界点が来て、凄まじい快感の濁流が横島を(特に下半身を)襲った。
(殿方の、精気ーっ!!)
女主人はみるみる生気を取り戻し、幽霊らしからぬ健康的な顔色になった。
一方横島は、どんどん精気を吸い取られ、目に見えてやつれていく。
(あなた、なぜ、横島様を……?)
どうして最後に自分に味方するようなことをしたのか、不思議に思った女主人は
美神に尋ねた。
「ふ、あなた、横島クンの精気を吸い尽くそうとしてるみたいだけど……
甘いわね!!」
(あ、甘い!?確かに、横島様の精気は今までになく甘美なお味……)
「なるほどね……あなた、自分の姿をよくみてみなさい!!」
美神は女主人をびしぃっと指差した。
(私の姿……?はっ!ふ、太っている!!)
女主人の姿は最初に現れたときよりふた周りか三周りは大きくなり、和服美人も
いまではただの関取にしか見えない。
一方横島は目に見えてやせている。頬骨は浮かび、着ている服はぶかぶかだ。
「横島クンの霊力の源は煩悩……いいえ、煩悩は、横島クンの命で、存在意義で、
アイデンティティで、つまり人生そのものなのよっ!!
そんな男の精気を全部吸い取れるつもりっ!?はっきり言って無理よっ!!」
美神は言い切って高笑いした。勝利宣言である。
そんなに長い付き合いというわけではないが、横島の煩悩の強さにだけは
全幅の信頼を置いていた。
どんな信頼の仕方だ。
吸い取るにつれ女主人の表情は徐々に苦しそうになり、ついに終結のときを迎えた。
(も、もうだめ……おなか、いっぱい……!)
ぱぁん。
はちきれんばかりに太った元和服美人の関取は文字通り、はちきれて消えてしまった。
横島の精気を吸い取りきることが出来なかったのだ。
「除霊、完了っ!!いやー、それにしても、今回は最後までほんとうに横島クンの
独壇場だった(つまり私は全く働かなくてよかった)わねー。ありがとう、
これも横島クンの(煩悩の)おかげね!こんなに計画通りにいった除霊、
久しぶりよー。」
美神が嬉々として横島の肩を叩くと、横島はゆっくりと振り返った。
「!?ず、随分痩せたわねー……。大丈夫?」
横島は無言で右手を差し出した。
「勝利の握手、ってわけね?」
美神はそれに答えようと手を出し返したが、横島はその手を握ることなく、
床に倒れこんだ。
「横島……くん?それじゃあまるで、どっかのボクサーみたいよ?」
横島を抱き起こした美神の頬に冷や汗が一筋、流れていった。
(し、死相が出てるッ……!!)
美神は急いでポケットから携帯電話を取り出し、事務所の番号を押した。
「はい、美神除霊事務所です。……あ、美神さん、紙に書いてあった通りの物
……にんにくに、黒ヤモリに、ユンケル皇帝液に、うなぎパイに……
一通り集めましたけど、これ、どうするんです?」
「うん、はじめはそれで料理してもらうつもりだったんだけど、そんな暇が
なくなっちゃったみたい。悪いんだけど、さっきの場所に持ってきてくれる?
……できるだけ急いで。」
「は、はいっ!」
必死の看護の甲斐あって、にんにくとヤモリとすっぽんを口の中に詰め込まれたところで
横島は蘇った。
晴れて横島は吉原商工議会青年部から、吉原全店フリーパス券をもらったのだったが、
とても使う気にはなれなかった。アルファベット二字の病気になりかけたのだ。
美神除霊事務所事後報告書No.381
「最近、夢枕にペレが立つんスよねー……」
ボソッと横島さんは呟きました。
しばらくは、私がスタミナ料理を届けてあげようと思います。
「そしたらそのうち治ってまた元気にセクハラしだすわよ」と美神さんは言いました。
早く横島さんに元気になって欲しいです。
おキヌ
めでたしめでたし。
古本屋で『GS美神』全巻セット3,000円で買ったら面白かった勢いで書きました。
十年も前の漫画のSSなんか投下していいんかいなと思いましたが
>>343とか
>>345とか
結構まだまだ現役ですね。
ところで
>>345の美神さんがかわいい……。
美神さんは十年経っても変わらずボディコンですなぁ。
長文乙〜。
GJでした!
横島と吉原というシチュエーションの良さが絶妙。
GJ
385 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 12:00:18 ID:JoagavWc
これはうまい。面白かった!GJ!
横島が横島らしく、美神が美神らしかった上に初期っぽい雰囲気が出てて非常に良かった。
やっぱ横島はへたれ、美神は外道でなくっちゃね!
ペレテラワロスwwwwww
括弧書きで状況説明だのつっこみだの入れてる文が上手いとは到底思えないんだが。
まぁ、SSに何を求めるかは人それぞれってこったろうね。
俺はカッコ書きとかもおもしろけりゃ許せるってかドンと来いって感じだけど、小説みたいに文が整ってるのがいいって人もいるし。
あ、エロは大前提だぞ
感想書くの忘れた。
エロもあるけどなんてーか、元の漫画にあってもいい感じの作り方してあるね。
一番最初が「GS美神〜」じゃなくて「SS」なのはわざとなのかミスなのかw
10話よりのエロ妄想です。
今回は風呂のシーンがあったためにとても満足でした。
【絶対可憐チルドレン 10th Sence. 誘惑者(2) Other Side】
皆本がBABEL局長・桐壺に伴われて兵部京介と対峙していたそのころ。
世帯主不在のマンション皆本家では、チルドレンの三人が生まれたままの姿でバスルームにいた。
ピンポーン♪ ――ガチャ……。
呼び鈴と、ドアノブを捻る音。
皆本の帰りを待ちかねながらシャンプーで頭を洗っていた薫が、その音に耳ざとく反応する。
「お! 皆本帰ってきた!?」
思い立ったが即行動。即決即断で――薫は、その人物に念動力を向けた。
「おめーも来いよっ! 一緒に入ろーぜっ!!」
げしゃしゃしゃしゃ、という下卑た笑い。
一緒に入っていた葵は羞恥心に胸を腕で隠して慌て、対照的に紫穂はにっこりと笑って肯定した。
ぐいっ、と服を掴まれ、着衣のままで湯船に突入させられる人影。
ドボンッ――!!
「きゃあっ!!」
「あ…あれっ!?」
叫び声は、明らかに成人女性の――しかも知っている声。
ウェーブのかかった髪で片目を隠したBABEL局長秘書官・柏木朧であった。
無理矢理湯船にダイブさせられたせいでぐしょぐしょに濡れた前髪をかきあげる柏木。
「あなたたち……、女の子なんだから皆本さんにこーゆーことは…」
呆れた口調で諌める柏木だったが、張本人である薫の目はワイシャツから透ける柏木の胸に釘付け。
濡れて透けたベージュのブラジャーと、襟元から覗く巨乳。
(お…、おおっ!? 予想より……)
ぞくっ──!
薫の視線に悪寒を感じた柏木が、両腕を組んで胸を隠す。
だが、そんな女性らしい恥じらいの行動が逆に薫のオヤジ心に火をつけることを柏木は知らなかった。
鼻息を荒くして両手をわきわきとさせて詰め寄られ、浴室の奥へと追い込まれる。
ふーっ、ふーっ……!
指先の動きは限りなくいやらしく、触れられてもいないのに乳房を揉みしだかれているようで。
身の危険を感じ、柏木が窓の方へとあとずさりをした──そのとき。
がしぃっ!!
「っ!?」
両太腿に感じる手の感触に驚いて視線を向ける。
──そこにいたのは、湯船に浸かっていた葵と紫穂。
葵はすまなそうな顔で、紫穂は何かノリノリで。
それぞれが片方の脚をしっかりと掴んでいた。
爪をひっかけ、湯船の中で柏木のストッキングをビリビリに引き裂いていく。
「ちょっ…! やめなさい!! こんなことしてるヒマは──」
「念動(サイキック)…猿ぐつわ──っ!!」
「────んぐ──っ!?」
薫の一喝と共に、ボールギャグを噛まされたように口を開けたままで固定されてしまった。
それに驚いている間に、葵が髪をまとめていたタオルで柏木を後ろ手に縛り上げる。
更に、念動力に浮かされて浴槽のへりに脚を広げて腰掛けさせられてしまう。
「んーっ、んぅーっ!!」
唸ってみるが、誰も取り合おうとはしない。…唯一葵が、ゴメンと片手を立てて謝意を示した。
「…堪忍なー。暴走した薫を止めるには誰かが犠牲になるしかないんや……」
そこに割り込むように、紫穂が清々しい笑顔を向ける。
「だいじょうぶ♪ 気持ちいいだけだから……」
びくぅっっ!!
その笑顔に僅かに垣間見えた悪女の笑いを、柏木は感じ取った。
紫穂の指先が巧みに動いてストッキングに空いた穴から中をまさぐり始める。
つ、つつつ……。
「んぅっ、んんんっ……!!」
下着の上から、小指で秘所をくすぐるように動かされた。
じわじわと這い上がってくるような快楽に、脚を震わせる。
「──ふふ、10歳の女の子にいいようになぶられるなんて、って思ってる」
心を読みながらの紫穂の妖しい笑みに、柏木は羞恥で頬を染めた。
股への刺激に腰をびくびくとさせている所へ、今度は胸へとにゅうっと手が伸びてきた。
誰あろう主犯、薫である。
「へっへっへ、朧さん。いい乳してんじゃねーかよー」
濡れたスーツをはだけさせ、ワイシャツの上から形を探るように柏木の胸を触る。
やがて愛撫に乳首が隆起してきたのを確認すると、それを絶妙の力加減で捻じるようにした。
正真正銘10歳の少女であるのに、あまりに卓越した手練手管。
──というかオヤジくさいセクハラじみた触り方だった。
オヤジくさくはあるのだが、その分効果はテキメンで。
「んむぅっ、んんっ! んぅ──!!」
長い髪を振り乱して柏木は喘ぐ。
そしてそれに合わせるかのように、葵が感嘆の声をあげた。
「うわ、凄……。もうぐちょぐちょやん……」
紫穂の指で撫ぜられていた股間は最初こそお湯に濡れた下着の生地の触感であったのだが、
薫と紫穂ののねちっこい愛撫で、葵が触れた頃にはすっかりねとねとと潤み始めていたのだった。
「ん、んん──っ!!」
葵の視線から逃れようと身体に力を込めようとする柏木。
だが、そのたびにサイコメトリーで察知されてしまう。
ぐちゅっ──!
「んむぅ──っっ!!」
ショーツの横から紫穂の指が深々と膣にもぐり込み、柏木のGスポットを刺激する。
力を入れようとした瞬間に幾度も腰砕けになってしまいそうな快感を送り込まれた。
ぴゅ、ぴゅっ…、と潮さえも吹いてしまっているらしく、柏木はそのたびに腰を跳ねさせる。
これでは、振りほどくこともままならない。
「ほら、葵ちゃん。脱がせてあげて?」
「……え、ええんかなー…」
紫穂に促され、葵が柏木のショーツに手をかける。
「んっ、んーっ!! んー!!」
ぶんぶんと首を振って否定の意を示す柏木に、そのままの体で躊躇する葵。
そんな「チルドレン一番の常識人」葵の背後に、紫穂がこっそりと身体を寄せる。
そして、お湯の中で葵のお尻に、人指し指を突き立てた。
ぬぷううっ……!
「やっ!? な、何するんや紫穂っ!?」
肛門から侵入してきた異物に、狼狽した声をあげる葵。
しかしそんな声など聞こえないかのように、紫穂は更に中指まで入れてしまおうとする。
ぐりぐりと肛門をほぐそうとする紫穂の指に、次第に熱い吐息を漏らし出す葵。
「んぁっ……、や、やめぇ……!」
もともと柔らかくなりかけていた肛門が、紫穂の指で簡単にこじ開けられる。
そこから、ほんの少しだけお湯が直腸に入り込んできた。
「──はやくしないと、このままお尻からお風呂のお湯飲んじゃうことになるけど…」
ニコニコと笑いかけながら、紫穂がそう告げる。
こんな場所でそんなマニアックなことをされては堪らない──と、押されるように葵の手が動いた。
むちむちのお尻を滑るようにして脱がされていくショーツ。
──ずるっ!!
「〜〜ッッ!?」
ぶちぶちっ、と破れかけのストッキングを更に大きく引き裂きながら、葵は一気にショーツを膝まで引きずり下ろした。
「よっしゃ、それじゃあっ!」
同時に、薫が念動力を行使した。
胸元のボタンが弾けとび、ワイシャツが開かれてブラジャーのフロントホックが千切れる。
ぶるんっ! と拘束を解かれて揺れる巨乳。
「!?」
柏木が胸を見られた恥辱に身を震わせる暇も無く、薫の第二声が飛ぶ。
「もーいっちょー!」
ぐいっ――ザバァァッ!!
「っううううっ!?」
紫穂に愛撫を受けていたのも、葵に下着を下ろされたのも、すべては湯船の中であった。
揺れる水面で底は見えず、柏木が感じる羞恥心は大分軽減されていたと言える。
湯船に身体を突っ込んだまま、膝を浴槽のへりに引っ掛けた状態の柏木。
その脚が大股開きにさせられ、一気に腰が水面へと持ち上げられる。
膝で止まっていたショーツがぶちぶちと音を立てて引き裂け、膝に赤い痕を残すほどの力。
――同時に、「念動猿ぐつわ」の維持が切れて、柏木の羞恥の悲鳴が浴室に反響した。
「…や、いやあああぁぁっ!!」
水面へと上昇しておっぴろげられた股間の中心で、成熟した大人の性器が露わになる。
10歳であるチルドレンとは熟れ具合の格段に違う雌の器官がそこにはあった。
秘唇は淫猥に開いているが、形は崩れていない。
赤々しい肉の花がそこには咲いていて、くちゅくちゅと蜜を滴らせていた。
少し下から覗けば、色素の沈着した肛門の窄まりさえも見えてしまうだろう。
同性の性器であるのに──否、だからこそと言うべきか。
チルドレンの視線はそこを穴があくほどに(3つほどあいているが)見つめた。
顔を赤くしながらも、爛々と目を輝かせて嘗め回すように鑑賞していく三人。
また、年齢の一回りも違う年端もいかない少女に股間をまじまじと覗き込まれるという羞恥に、柏木の中にも官能の火が灯ってしまった。
その思いを首をぶんぶんと横に振って追い散らし、正気に戻ろうとする。
「や、やめ…なさい、あなたたちっ……! き、緊急しゅつ……!!」
必死に当初の目的を果たそうと言い募る柏木であったが、チルドレンはまったく聞いていないふうで。
股を限界まで開いて股間をしとどに濡らす21歳成人女性を挟んで、相談を始めていた。
「最後までヤっちゃおーぜ!」
「……そ、そやな。ここまで来たんやし…」
「大丈夫。今読んだけど、朧さんもキモチいいって――」
結論は、すぐに出た。
三人は目を合わせて笑いあうと、まるでヨーイドンをかけたかのように愛撫を開始していった。
大事なトコロを余すところなく剥き出しにした柏木に、六本の手、三枚の舌が群がっていく。
「――じょ、冗談……よね!? ひ、ひぎぃっ――!!」
胸に、膣に、肛門に。どれもが遠慮も躊躇もなく、柏木の肢体を苛んでいった。
柏木の悲痛な叫びが、再び浴室の壁を揺らす。
悦楽に溺れた声が、絶頂に震える声が――響いていく。
緊急出動要請が受理されるのは、まだまだ先のようであった。
おわり(?)
以上、10話よりのエロ妄想でした。
途中まで本誌を参照せずに書き進めてから朧の体勢を本誌で見直したところ矛盾を発見したりして
描写を変更したりしていたため、予定よりも投下が遅くなってしまいました。
体勢の描写に時間を食いすぎまして…。
イくまで書こうかとも思ったのですが、冗長になりそうでしたのでちょっとカット。
たまには寸止めも、ということで。
朧さん主役の回が早く来るといいなぁ。
それではまた。11話のエロ妄想でお会いできたらお会いしましょう。
>横島忠雄独壇場!!さん
GJ、面白かったです。長さが気になりませんでした。
横島ってこういう男ですよね(笑)。
そして何より
>『GS美神』全巻セット3,000円
が羨ましいです。私の住んでいる市内では高くて…。
誰も名前に突っ込まない件について
ほしゅ
今週の・・・
先週分、第11話からのエロ妄想です。
ちょっと出来が良くないのですが…折角書いたので投下をば。
【絶対可憐チルドレン 11th Sence. 誘惑者(3) Other Side】
犯罪エスパー収容所での一件から一夜が過ぎ、病院のベッドの上で薫が目を覚ます。
皆本を自分の「恋敵」と呼んだということを葵と紫穂から聞いて、兵部京介に思いを馳せる薫。
BABEL局長・桐壺帝三は兵部を悪しざまに罵ったというが、当の薫にはそうは思えなかったのだ。
──と。
「あいつは変質者だよっ!」
バンっ、と病室のドアを乱暴に開け、頭に包帯を巻いた皆本がずかずかと歩み寄ってくる。
こめかみに青筋を浮かべて眉根を寄せる皆本に、薫の表情がにんまりと笑みに歪む。
「あっれ〜? 妬いてんの皆本?」
――そして、嬉しさを示すように肩口に飛びつき、抱きつく。
「あっ、ウチも!」
「ずるーい、私も〜!!」
そんな薫に遅れまいと、葵がテレポートで皆本の肩の上に腰を乗せ、紫穂が腰に抱きつく。
「だ、誰が──」
皆本がそう言って薫から顔を背ける──と、
当然、逆の方で腕にしがみついている紫穂と目が合うことになった。
にっこりと笑う紫穂。
──その笑みに、皆本の背筋に悪寒が走った。
「ちょっとまて紫穂っ、心を──……!」
キュン──!
「──あの人を野放しにしておけないっていう使命感が三割。
私たちのことを純粋に心配してくれている気持ちが五割。
……それと、残りの二割が嫉妬心かしら」
「ひ、人の心をやたら詳細にグラフみたいに読むなぁ──っ!?」
「…ってことはホンマなん?」
「……う」
葵の冷静なツッコミに、墓穴を掘ったことを悟る皆本。
どう誤魔化そうかと思索を巡らす皆本を余所に、薫はカチャカチャと音をたててベルトを外しにかかる。
社会の窓に小さな手を突っ込むと、ぽろりと皆本のペニスを取り出す。
「…お?」
「あら」
それは、既に半勃ちになりかけていた。
ゲッゲッゲ、と薫の笑顔が瞬時に下卑たものに変わる。
「おいおい皆本〜! ヤる気マンマンじゃねーかー?」
「ち、違う! これは──」
──キュン!
「肩に感じる葵ちゃんのお尻の感触みたい。勃起しかけてる原因」
「え、ウチっ!?」
紫穂のサイコメトリーでそう伝えられた瞬間、葵はテレポートで皆本の肩から離れる。
──両手を頬にあてて、頬を赤らめたままで。
逃げはしたものの、まったく嫌がってはいないのが明らかであった。
「葵ちゃんのお尻柔らかいもんねー?」
「そ、そないなコト言うな――!!」
にっこりと微笑む紫穂の言いぐさに、葵の顔が真っ赤になる。
お尻を隠して上目づかいに皆本を睨むその姿に、皆本は少しだけドキドキさせられた。
──そんな様子に、一番納得がいかないのは薫だった。
握っていたペニスが、葵のお尻の話に反応してむくむくと硬度を増してきたのだ。
明石薫という少女がその手で直接触れているにも関わらず、である。
ぶわっ、と嫉妬心が膨れ上がる。
次の瞬間には──その小さな口で、皆本のペニスにしゃぶりついていた。
じゅぶじゅぶっ…!
まだ少し柔らかいペニスを唇で絞り上げるようにして口腔愛撫を開始する。
当然、皆本はひっくり返るくらいにびっくりした。
「なっ、薫! いきなり何でこんなことっ……!!」
「ん、んんーんんんんっ!!」
ぐちゅぐちゅとフェラチオを続けたまま、何かうなる薫。
一旦口を放せば良いような気もするが、それをしたらペニスを奪われると心の何処かで思っていたのかもしれない。
みるみるうちに口の中で反り返っていくペニスに丹念に唾液を絡めながら、唸りをあげた。
「んんっ、んむ、んむむむっー!!」
「なっ…何を言ってるのかわからーんっ!!」
「えっとね。『なんかムカつくからチンポ吸わせろ』だって」
「──な──っ!?」
紫穂が薫の腕に手をあて、皆本に通訳する。
自分でも嫉妬をイマイチ理解出来ていない薫の言葉は意味不明であったが、
皆本はそれをはねのけることが出来なかった。
それが、不器用な感情の発露であると──超能力者でない皆本にも判ったから。
少女の口からつたわるぬめつく触感と体温に、皆本はびくびくとペニスを震わせる。
かつて紫穂にソレをされたときは、後部座席の薫と葵が起きるのではないかというスリルで快楽が高まった。
──今回は、最初から葵と紫穂の二人にマジマジと見られているのである。
スリルという点では劣るものの、アブノーマルな度合いで言うならば遥かに上であった。
「っ! くぅ……!!」
じゅぶ! じゅぽじゅぽっ!!
「んっ、んんん…っ」
一心不乱にフェラチオを続ける薫と、目を閉じて快楽に耐える皆本。
なんだか蚊帳の外に置かれた葵と紫穂は、釈然としない表情をしていた。
「最近薫ちゃんばっかりずるいよねー」
「…ここ数話は薫が主役やったからっちゅうたらそうなんやけど…」
「それでも、ねぇ?」
二人は顔を見合わせあうと、それぞれが動き出した。
葵はテレポートで何処かへ飛び、紫穂は何処からか持ってきた荒縄を後ろ手に薫へとにじり寄った。
──ひゅぱっ!
程なくして病室へ戻ってきた葵が、紫穂に向けてぐっと親指を立てる。
それが、敢行の合図。
口の端から唾液と先走りの混じった液を垂れ流しながらフェラチオを続ける薫に──、二人が一気に飛び掛かった。
「それ──っ!! 脱がせー! 縛れー!!」
「ごめんねー」
「な────ッ!?」
呆気にとられた薫の抵抗も空しく、皆本のペニスから遠ざけられた薫は全裸にひん剥かれた。
その上、やけに熟達した縄づかいの紫穂によって、亀甲縛りにされてしまったのである。
皆本はペニスを勃起させたままで、目の前の出来事を呆然と見ていた。
サイコキネシスを使えばすぐにでも縄など引きちぎれるだろう薫がそうしないということは、
これも遊びの一環だろう──と、乾いた笑いをあげて見守る。
だが。
「!? くそっ、な、なんで念動力が出ないんだっ!?」
薫は力を込めて掌を広げるなどして拘束を解こうとしているらしいのだが、一向に縄が解ける気配はない。
そんな薫の姿を見て、笑みを浮かべる葵と紫穂。
葵が窓際に近づき、ジャッ──! とカーテンを開け放つ。
そこにあったのは、巨大なパラボラアンテナを荷台に取り付けたような軍用車。
ヴィンヴィン…と稼働するその装置は──。
「いっ、ECM……っ!?」
皆本が眼下の光景に目を剥いて驚いたのも無理はなかった。
超能力対抗措置。その名の通り、超能力を抑え込むための装置である。
現状、薫の超度(レベル)7のサイコキネシスを抑え込むにはトレーラー並の大きさでなければならない。
(それでも暴走したらECMすら振り切るのだが)
薫はECMが発動していて、かつ暴走しない限りは普通の10歳の女の子である。
思い切り身をよじったために身体中に食い込むに至った荒縄に、痛痒感を訴えた。
「こうでもせんと、ウチら薫に力でかなわんからなー」
乱暴に脱がせた薫の服をたたみながらそう言う葵の背後では、紫穂がまたも出所の不明な金属の棒を持参していた。
「葵ちゃんにテレポートで持ってきてもらったの♪」
驚く皆本にそう告げると、二人は薫を更に拘束にかかる。
脚を大きくV字に広げられると、縄の食い込む無毛の割れ目が露わになる。
そのまま薫の上体を寝転がすようにして、それぞれの腕と脚を一括りにして──大股開きのままで固定される。
「ちょっ! や、やめろっ!! こんなのっ……!!」
普段のオヤジぶりは何処へやら、薫は年相応の恥じらいを見せた。
「やめろって──んむぅっ!?」
そんな薫の口唇に口づけして異論をふさぐ紫穂。
「んっ! んんっ!!」
ぐちゅぐちゅと舌を吸われ、身体を快楽に小刻みに震わせる薫。
紫穂は遠慮なしに、股に食い込む縄をぐいぐいと引っ張る。
そのたびに濡れた音が響き、途端に縄は水気を帯びていった。
「っあ! んぁっっ!!」
秘唇を、クリトリスまでもを毛羽立った荒縄に擦られて、薫はビリビリと焼け付くような快楽を感じる。
口づけされた口を何とか引き剥がして、悲鳴に似た喘ぎ声をあげた。
「も、もうっ、っぁぁあ!!」
荒縄でぎちぎちに縛り上げられ、幼い胸も体も実に卑猥にデコレーションされている。
身体中の縄は、あますところなく縛り上げた箇所を刺激し続けていた。
胸も、背中も、内腿も、お尻も。
薫の秘所からはだらだらと愛液が溢れ、乾いていた縄の一部を濡らして濃い色に変えていった。
「うふふ、薫ちゃん感じてる」
やがておとなしくなったのを確認すると、紫穂はアイサインを葵に送る。
葵は紫穂の合図を受けて、皆本のペニスを手でしごきながら腰を押してやった。
「ほら、皆本はん。いったってー」
「!? お、おいっ!」
どん、と突き押されてつんのめる皆本。
その上、葵に脚を引っ掛けられて倒れこむようになってしまう。
「――!!」
かろうじて手を突いて、顔面からダイブすることは避けたが。
倒れこんだ先は、寝転がった状態で大股開きで縛り上げられた薫のちょうどまん前。
『ようこそ』とでも言いたげな紫穂が、皆本につぶやいた。
「薫ちゃんのあそこ、こすってあげて? そのおちんちんで」
「え、いやっ、おい!?」
「往生際が悪いっ!!」
当惑する皆本を、背後から葵が更に突き押した。
ずぢゅううっ――――!!
皆本のペニスが、濡れそぼる薫の秘所の上をずるりと滑る。
硬く熱いモノが自分の性器に触れたというだけでもすさまじい快楽が走るのに、
その間には荒縄が挟まっている。食い込む衝撃に耐え切れず、薫は叫びをあげた。
「っひぃぃ!!」
「っ……! こ、これは…キツい……!」
ペニスに絡みつくような薫の秘所の感覚と、ペニスの裏筋を苛む縄の痛みに皆本は顔をしかめた。
腰を引かねば――、と思った瞬間、皆本の意思を無視するように前後に腰が動かされる。
「!?」
見れば、葵と紫穂が前後から皆本の身体を揺り動かしていた。
「ちょ、ちょっと待て――ッ!?」
ツッコむ皆本を無視して、二人は徐々にスピードを速めていく。
「ひっ……っあ! 痛っ! っあ!!」
「ぐぁ…! っ! 縄が――……!!」
荒縄を挟んで、互いの性器を擦り合わせる。
薫と皆本はそれに感慨を覚える暇も、互いを気遣うヒマもなかった。
痛みと共に叩きつけられる快楽に、逃れたいのに逃れられない。そんな相反した感情。
やがて、強すぎる快楽のためかいつもよりも早く――皆本は絶頂に達する。
「っ! う、うぁ……っ!!」
縄に鈴口を思いっきり擦られた瞬間、暴発するように薫の身体全体に放たれる精液。
びゅるびゅると顔から股間までを白くまだらに染められ、その熱さに薫も追いかけるように身体を跳ねさせる。
「あっ! んぁ! イ、イクっ……!!」
身体を包む精臭に脳を蕩かされたような熱い息を吐きながら、薫はぐったりと床に崩れ落ちた。
絶頂で力を無くしたか、皆本もずるり…と崩れ落ちる。
葵と紫穂にも、もはや支える力は残っていなかった。
縄に絡まれて精液まみれになったままで寝ている薫を抱きしめるようにして倒れた皆本に、
つい昨日、椅子に頭を直撃されながらも薫を抱きしめながら気絶した皆本の姿を重ねた。
そのときとはあまりにシチュエーションは違いすぎるが、二人の絆が見えたような気がした。
意識を失った二人を起こさないように、葵と紫穂はそうっと病室を後にするのだった。
==========================================
廊下を並んで歩く葵と紫穂。
テレポートで皆本のマンションに戻れば楽なのだが、なんとなく歩きたくなったのであった。
そして、どちらからともなく話し出す。
「――ん…。今回はまぁ、譲ったるかー」
「そうね。また私たちが主役のお話が出るときまでだけど」
「そやな!」
決意を新たにする葵が、パンと手を打ち鳴らす。
そこに、紫穂の魔の手が伸びた。葵が、その淫蕩な笑みに気付いたときには遅く。
「――ところで、葵ちゃん。そこで…シていかない?」
スカートの中に手を突っ込んだ紫穂が、葵をずるずると女子トイレの個室へと葵を引きずるように連れて行った。
「や、や――――…………ッ…………!」
葵の悲鳴は、誰にも届かない。
十数分後、お約束どおりにやけにツヤツヤした紫穂と、疲れた顔の葵が個室から二人で出てくるのだが…、
それは別の話。
テレポートで逃げなかったということは、葵は本当は――――。
おわり
以上、ちょっと遅れましたが11話からのエロ妄想でした。ちょっと手抜きですが…。
…んー、こういうシチュはそろそろ食傷気味ですかね?
次回からは書きにくい週はスルーするかもしれません。
…今週はワイルドキャットで書きますけども。
それでは。ご意見ご感想いただければ励みになります。
今回もおもしろいが、毎週の原作に沿った妄想という縛りが何かの
制約になるなら、もう漫画のキャラも完全に立ったことだしこだわら
なくても自由にやっていいんじゃないか?
つうか、ベンジャミンたんのGS美神ものが読みたい気がス
葵「えーと、ECM生きてるとうまいこと飛べへんから逃げへんかったんやけど……もしかして、とっくに切れとったん?
>>411 GJ!
今回も良かったです!
しかし、二人にちゃんとスポットが当たる日は来るんだろーか・・・・
どーも作者は古い時代の人だから、ずっと脇(薫メインで)のまま
のような気も。
>>413 …ありゃ。
どうもECMを出すと効果を忘れがちになりますね…(汗)。
>>406の該当部分を以下のように読み替えてください。
──ひゅぱっ!
程なくして病室へ戻ってきた葵が、携帯片手に紫穂に向けてぐっと親指を立てる。
携帯を受け取った紫穂が、相手に一言「動かして」と告げる。
それが、敢行の合図。
微かな鳴動音が響くが、薫も皆本も、それに気付いた様子はない。
何気に源氏物語からキャラ名取ってるのか
417 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 06:34:43 ID:rTb3hsXu
気付かなかった…。葵の上・紫の上・薫か!
薫がオヤジ入ってるのはそのせいか?
>417
今ごろ気づいたのか(笑)源氏物語だから皆本=源だし
柏木も桐壷も源氏ネタだし
ゲストなのかレギュラーキャラ化するのかはその辺でわかりそうだなw
皆本君はハーレム状態だから……?
>>418 そ、そうだったのか…orz
言われてみれば、確かにその通り。
小娘・マイフェアレディな設定も。
ちなみに三宮・明石・野上も源氏ネタ。皆本の名前は「光」一だし
来週が楽しみですな
今回のネタでベンジャミン氏が降臨しなかったらウソだな
梅枝ナオミも準レギュラーくらいになってくれるといいなぁ。
10歳にはまだない程よい成熟感が…。
ということで、12話からのエロ妄想です。
【絶対可憐チルドレン 12th Sence. プリンセス・メイカー Other Side】
――特務エスパーは、「ザ・チルドレン」の三人だけではない。
チルドレンに次ぐ超度(レベル)6の念動能力の持ち主、コードネーム「キティ・キャット」梅枝ナオミ(16)。
彼女は深刻なスランプに陥っていた。
念動能力が思うように使えなくなってしまったのである。
解決するために力を貸してほしい──と要請してくる現場運用主任・谷崎一郎一尉。
谷崎がナオミの肩に触れた瞬間にカタカタと振動するノートパソコン。
それを見た皆本は、紫穂に「力になってほしい」と心を読ませ、告げるのであった。
──そして、場所を移動して行われる克服訓練。
男人禁制とした訓練場の中で、紫穂が提案したことは。
ナオミは葵と組み、薫と勝負する。
薫が攻撃するのはナオミの衣服のみで、反撃は本気でやっていい――というルールの戦闘。
…そんなルールに俄然やる気を出したのは、他ならぬ薫だった。
そこに紫穂から耳打ちされる、この勝負の「本当の目的」。
遠慮しなくて良いと知り、自己の欲望をあらん限りに開放する。
――男性ホルモン、オン!! オヤジスイッチ、入ります。
10歳の少女にあるまじきギラついた眼光、荒い鼻息、いやらしい手つき。
まさにエロオヤジそのものの動作で、高らかに宣言する。
「『ナオミ16歳』!! 「衝撃の■■■■」食わせていただきますッ!!」
突然のあまりに直接的な陰部表現にずっこける一同。
だが、それにツッコむ暇はなかった。
念動力のカマイタチが伸び、ナオミの胸元を切り裂いてかわいらしいブラジャーが露わにする。
恐怖に悲鳴をあげるナオミだが、それすらもオヤジモードの薫には甘露の響き。
ランダム影分身で逃げても、テレポートの先の先まで読み切ったかのような攻撃が繰り出された。
「あっ、手元が狂っちゃった――♪」
目を光らせて、明らかに故意に念動力の刃を振るう薫。
ナオミの服と同時に、一緒に逃げる葵のスカートさえも弾け飛んだ。
「ぎゃ──っ!!」
「きゃあああっ!?」
超度(レベル)7の念動力が、次々と振るわれ、制服は千々に千切れ飛ばされていく。
十数秒後には、ナオミと葵は靴と帽子──そして、ショーツだけの姿となってしまっていた。
「はぁ…、はぁ……!」
汗ばんだ肢体で寄り添うようにして胸を隠す二人。
しゃがみこんだナオミの大きめの胸が、葵の小さな胸で潰されてむにゅりとたわんだ。
「──っ、クソっ!」
迫る薫の攻撃をテレポートで回避しようとする葵。
だが疲労困憊の思考では、それはパターン化されたようなものだった。
ぐいっ──!! どさぁっ!!
「〜〜っっ!?」
中空にテレポートしたところをカウンター気味に念動力に抑えられてしまう。
そのまま急落下。ナオミを下に敷くようにして、葵はうつぶせに床に縫い止められてしまった。
「ちょっ…、薫! 攻撃は服だけ言うたやろ!? こんなん反則やっ!!」
ナオミの胸に顔をうずめるようにしながら、動けない葵が怒鳴り散らす。
「ん〜? 何のことかなフフフ…」
しかし、まったく悪びれない様子でじりじりと近づいてくる薫。
貞操の危機を覚えた薫は、必死に首を捻って更に背後の紫穂に助けを求める。
「──し、紫穂っ……!」
ところが、紫穂もにっこりと微笑んでことの次第を見守るだけ。
むしろ今の状況を心から楽しんでいるようにさえ受け取れた。
「う、ウチらを見捨てる気かっ──!?」
「それは心外。これは訓練なの。ナオミさんが能力を取り戻すための。
──だから……、安心して薫ちゃんの慰みものになって?」
笑顔のままでそら恐ろしいことを言い放つ紫穂に、葵は絶望を覚えた。
唯一の希望、自分が組み敷く形になってしまったナオミを見上げる。
「ナ、ナオミはん! アンタが最後の希望や! あ、アンタが力を取り戻さんと……」
「取り戻さない、と……?」
「へっへっへ…。おいちゃんが今いくよぉ〜……?
大丈夫、処女「だけ」は無事にしといてあげるからさぁ〜……」
がに股で、手をわきわきさせながら近づいてくる薫の姿が、ナオミの視界に入った。
「あ、あのオヤジに好きなよーにされてまうんやっ!!」
「い、いや──っ!?」
恐慌状態に陥ってしまうナオミ。ばたばたと手足をばたつかせるが、雀の涙程度でしかない。
それどころか、ぐいぐいと足を見えない力に割り広げられてしまう。
「ひ──っ!?」
やがて下卑た笑みを浮かべた薫がついに辿り着き、二人の重なり合ったお尻の前にどっかとあぐらをかいて座り込んだ。
「へへへ…、二人とも可愛いぃお尻だねぇ……?」
じゅるり、と溢れ出した唾液を手の甲で拭うしぐさを見せる薫。
ナオミのお尻には手を這わせ、葵のお尻には唾液で濡らした舌を這わせた。
「ひぅっ! さ、さわらないでっ……!!」
「あぅっ…! そ、そないなとこに舌…っ!」
羞恥と快楽に身体をぶるぶると震わせる二人。
噴き出た汗が下着を濡らし、だんだんと肌に貼りつかせていく。
──そして肌色に透けていく下着を見て、薫のオヤジモードも高まっていった。
ハーッ、ハァーッ、ハァー……!!
変質者のごとき息づかいで、二人の尻を、性器を撫で回し、舐めしゃぶる。
「あ…あぁぁあぁっ!!」
「ひぎぃ、んぅぅっ……!!」
執拗な愛撫の前には、理性などあってなきが如しであった。
互いの愛液で互いの性器を濡らしあうと、意地悪な薫がそれぞれのクリトリスをつまみ上げて触れさせる。
電撃でも流されたかのように身体を跳ねさせ、爪先をひくひくと痙攣させて絶頂に達した。
下着が愛液でぐしょぐしょになり、秘部を隠す役目を果たさなくなった所で薫はくいっと指を動かした。
び、びびびびぃ……っ!
濡れた布地を破く音が殊更に大きく響く。
「おぅおぅ…、可愛いアソコが丸見えだよ〜ぉ?」
薫がピンポイントで破いたのは、下着の股布の部分「だけ」。
ナオミと葵は、薫の眼前に性器と肛門をばっちりと晒すはめになってしまった。
力任せに下着を引きちぎられるよりも、数倍恥ずかしい格好。
そこを睨めつけられる恐怖に、怖気が走る。
「いやぁっ、や、やめてくださいっ──!!」
「何でウチまでぇっ!?」
悲鳴も空しく、薫のねっとりとした責めは再び開始された。
ぐぢゅぐぢゅと、ほじくりかえすようにして両手の指がそれぞれナオミと葵の肛門をねぶっていく。
更に、長く伸ばされた舌が二人の秘唇を啜り上げる。
薫は口の周りを二人の愛液でどろどろに汚しながら、笑みを浮かべていた。
「ひ、っうっ──!! や、ああぁっ!!」
「くはぁっ! んっ!? あんッ──!」
重なり合って火照る肌をすり合わせ、硬くなった乳首をそれぞれ相手の肌で愛撫し合うようにする。
もはや、拒絶の言葉も出ない。
ただ、目の前に見えてきた絶頂に向かって進むことしか考えられなくなっていた。
「あひぃっ!? も、もう──っ……!!」
がくんっ、と大きく首を振るナオミ。
それまで薫の念動力で拘束されていたはずの腕が何故か動き、葵の身体を抱きしめる。
──そして、深く口づけを交わした。
驚きに目を見開いた葵も、快楽には耐えられなかったのかすぐに応える。
その様子を見た薫がにんまりと大きく笑みを浮かべた。
次の瞬間、薫は二本の指をよじり合わせて肛門に一気に突き立てると同時に、
顔を横に向けると唇を伸ばし──二人のクリトリスを挟むようにして、強めに──噛んだ。
ぐぢゅうううぅぅっ!!
もっとも敏感な場所をつねられるような感覚に、一撃で二人は絶頂を迎える。
ぷしゅ、ぴゅっ…、びちゃびちゃっ……! ぷしゃああっ……!
「ひぃ!? あぁ、あはぁ……!!」
「っあ────!!」
そして上から下から、どちらのものか、尿なのか潮吹きなのかすら分からない程の飛沫を飛ばし、
全身から力が抜けたのかがっくりと崩れ落ちたのであった――。
「ぁ…………」
「はぁぁ…………」
はぁ、はぁ……、と重なり合ったままで息をつく裸の少女たち。
脱力した二人の秘所からは、未だとろとろと愛液が流れ落ちていた。
葵は疲れ切ったという表情でいたが、ナオミは何かにショックを受けたような顔であった。
紫穂から渡されたタオルで顔に飛んだ飛沫を拭いていた薫は、その光景に唾を飲む。
タオルを床に投げ捨てると、じりじりと二人に詰め寄る。
一定距離までにじり寄ると…まるでどこかの泥棒のように服を脱いで飛び掛かった。
「二人ともおいちゃんともう一回────」
「いやぁぁぁぁぁぁっ!!??」
「──へぶっ!?」
いい感じにカウンターを食らって吹き飛ばされる薫。
見るとナオミは、それまでの脱力が嘘のように仁王立ちになり。
穴を開けられたショーツ一丁で葵を脇に抱えたまま、怒りに拳を震わせていた。
「────お、オヤジ……嫌いぃぃぃ…………っ!!」
──詰まる所は、育ててくれた運用主任の谷崎のセクハラに耐えかねていたということで。
しかし根がまじめな彼女はそれを押し込めていたからスランプに陥っていたのであった。
…それを、脱がすどころか思いっきり強姦じみた格好で解消させたおかげ──否、仕業で。
谷崎は怒りに燃えるナオミに、超度(レベル)6のサイコキネシスで復讐されることになる。
深く深く壁にめり込まされて若干のMに目覚めてしまった谷崎であった。
以後、梅枝ナオミは「ワイルド・キャット」と改名されることになる。
……めでたし、めでたし?
おわり
【追記】
裸に10歳用(紫穂)の制服の上着だけを着て現れたナオミを見て前かがみになってしまった皆本は、
それをサイコメトリーで見咎めた紫穂にトイレに連れ込まれ──、
(ほぼ同じ格好の葵よりも発育の良い16歳に反応したことをなじられたりしながら)
一本抜かれてしまったという。
…やはり、一人蚊帳の外は辛かったようで。
おわり
以上、だいぶ遅れましたが12話からのエロ妄想でした。
来週は1、2巻の発売ですねぇ。楽しみでしょうがないB内村です。
書き下ろしがエロいものであることを願って。
それではまた。
>>412 …ちょっとずつ単行本をかき集めて美神ネタで何を書いたらいいか模索中です。
>>423 3人の(催眠?)成長姿はエロくて申し分ないんですが……。
正直、三人がむにゃむにゃ、っていうのはネタが切れがちでして。
何か良いシチュエーションなりプレイなりの希望があれば言って頂きたく存じます。
私が欲望の赴くままに書くとどんどんマニアックな方向に突き進んでしまうので…。
わーい待ってました!GJです!
毎週毎週原作者と同じペースで新作アップする勤勉なベンジャミン氏に萌へです!
今週の成長姿は子供たちは事態に気付いてないと思われるので
たまには攻めに回った皆本というのを見たいかも
あくまでいつものつもりでからかううちに本気で反撃に出られ、
いつもより大人向けなテクに(キス程度でも大人向けってカンジで)
困惑する3人つーのもオツかと!
あの状況、紫穂には(年齢が違って見えている)ってすぐにばれるんだよねぇ。
ベンジャミンワールドの3人ならこれ幸いと仲良くするんだろうけど、本編だとどうなりますやら。
ベンジャミンさんの美神ネタは是非暴走横島+みかみオキヌとか、
暴走横島+シロタマとか、暴走ry+小竜姫メドゥーサとかの3Pモノをお願いしたいです
ハアハア(*´Д`)
>>430 乙&GJ!
萌えて笑いましたw
そして最後においしい所を持っていく紫穂ですかw
>>436 >「おいしい」って、そんなハシタナイ・・・
ずぢゅっ、じゅるっ、じゅぶっ……。
カリ首の回りにねっとりと舌を這わせ、同時に蔭嚢をもみあげる。
紫穂が他の2人の目を盗んで強引に皆本を連れ込んだ先は、男子トイレ。
施錠された個室内でふたを下ろした便座の上に皆本を腰掛けさせ、口淫に及んでいたのだった。
ちゅうちゅうと、まるでアイスのように吸いたてられる皆本のペニス。
嬉しそうにペニスを小さな口いっぱいに頬張る紫穂の姿を見て、
声が漏れないように口を押さえていた皆本はゆっくりと口から手を放して、問いかけた。
「っ……なぁ、ヘンなことを聞くけど――」
と、皆本が言い出した瞬間に言葉を遮るようにペニスから口を離して上目遣いに見上げる紫穂。
彼女は、超度(レベル)7のサイコメトラーである。
皆本の問いかけをフェラチオ中のペニスから読み取ったのだ。
唾液と先走りでべとべとの口のまわりを拭いもせず、片手でゆるゆるとペニスを弄ぶ。
「――――ええ。とっても、おいしいわよ……?」
言葉と同時に舌を出すと唇の汚れをはしたなくぺろりと舐めとり、オトナの笑みを浮かべてみせた。
本気を出せばすぐに止めさせられる行為。
――なのに、皆本はまるで金縛りにでもあったように、紫穂の行為を黙認し続けるのであった…。
おわり
こうですか? わかりません!
ぎゃー
何気に見にきたらうれしい物が投下されてるし!
ほんに美味しゅうございました!
今週分も無理のない範囲で楽しんで書いてくださいねー
439 :
435:2005/10/18(火) 16:48:06 ID:4HZ2orgF
>>437 おおっGJ!
おいしいですか、そうですかw
ウマーなのかそうかw
紫穂タンと皆本 コミクス発売日にしあわせそうでなによりだな君ら
13話よりのエロ妄想・前編です。今回のアイディアは
>>431>>432から頂きました。
ありがとうございます。
【絶対可憐チルドレン 13th Sence. 瞳の中の悪魔(1) Other Side】
「なあ皆本おー、やっぱ昼間のアレさあ、どーしても欲しい…!!
いっしょ〜〜のお願い! いい子にするからさあ……買って?」
元気娘・薫が、ショーツにTシャツだけというラフな格好で四つんばいのまま迫ってくる。
媚びるような表情でねだる「アレ」とは、着せ替え人形のランジェリーセット。
まるでしつけの悪い幼稚園児のように欲しがった、子供のおもちゃである。
いつもなら簡単に「大人として」あしらハズの皆本は――ぐらり、と自分の中のナニかが揺らぐ音を聞いた。
目の前の少女――明石薫は、10歳のはずである。
…なのに、皆本の目には高校生くらいに成長したように見えてしまっていたのであった。
皆本の脳裏に響く声は、昼間の――脱獄した犯罪エスパー、兵部京介の言葉。
『キミみたいなヤツはいずれ必ず、自分の担当するエスパーに手を出すねっ!!』
『その保護者面は5年も続かないぜ。そうだ、証拠を見せてやろう』
――――証拠を、見せてやろう。…と。
恐らくは兵部の持つ協力な「催眠能力(ヒュプノ)」の応用だろうと皆本は直感する。
(あ……あの野郎、あのとき僕に何か……!?)
目の前の三人は、紛れも無い10歳。催眠能力で16歳くらいに見せられていると推測できた。
――しかし、たかが催眠と侮るなかれ。
確かに現実では10歳の体躯しかないが、皆本の催眠にかけられた脳内ではそれを16歳の体躯に触れたと錯覚を起こすのだ。
人は恐怖だけでも死亡することが出来る。ショック死などはその典型だ。
ましてそれが快楽ならば、訪れるショックもあにはからんやといった具合である。
薫が急に成長していた(ように見えた)姿に驚いて大声をあげたせいで、
パジャマ姿の葵、ネグリジェ姿の紫穂もテレポートでこの場に現れて事態を見守っている。
無論、2人共に十分な発育をした16歳のカラダで、である。
そんな2人を尻目に、薫は更に四つんばいで近づいてくる。
母と姉の血を色濃く受け継いだ薫の胸は大きく実り、Tシャツの襟元からこぼれ落ちそうになっていた。
薫が動くたびにかすかにふるふると揺れているようにも見える。
(ヤ……、ヤバイ!!)
皆本は、自分の理性がぷちぷちと音を立てて摩滅していくのを感じた。
「……お?」
薫は、ベッドの上でふと視線をずらして――目を丸くした。
視線の先には、高々とテントを張った皆本の股間。
今までも幾度か皆本と「そーゆう」コトをしてきた薫であったが、皆本がこんなに早く勃起したのは初めてだったのだ。
基本的に、皆本は一応ノーマルな性癖の持ち主である。
男のサガでつい勃起してしまったり、つい射精してしまったりもしたが…ノーマルである。多分。
推定16歳の薫のはちきれんばかりの肢体に反応してしまったのであるが、薫がそんなことを知るはずもなく。
「よーやく皆本もあたしのミリョクってヤツが判ってきたか――!」
と、自己完結してしまっていた。
そして、この期を逃すまいと皆本ににじり寄る。
自分に勃起しているなら――もう少し迫れば、昼間のおもちゃを買ってもらえると踏んだのだった。
勃起に手を添え、背広の上から撫であげつつ媚び媚びの声をあげる。
自分の思う限りに蟲惑的に、皆本ににじり寄っていった。
「……? なんや皆本はん、調子悪いんかな?」
普段、割とあしらえている薫の色気の薄い色仕掛けにたじたじになっている皆本に、葵は首をかしげた。
――自分もまた16歳に見えていることも知らず、テレポートで皆本のすぐ側に近づく。
「熱とかあらへんか?」
と、皆本の額に手を置く葵。
皆本の目の前に、葵(16歳)の大きな胸が晒された。
折り目正しく見に付けられたパジャマを突き上げる大きさに、目を奪われる皆本。
つい今まで布団の中にいたせいで寝汗をかいていた葵のパジャマから漂うオンナの匂い。
皆本の理性は、風前の灯火であった。
(こ、これは……イカンっ!? 非常ーにマズいっっ……!!)
基本的に、皆本は四六時中「禁欲」をさせられていると言っても過言ではない。
いかに毎週(?)エロいトラブルが起こっていても──、
挿入を伴わない性行為は生殺しに近かった。
そんな皆本に、警戒なく近づいてくる薫と葵(の、16歳の幻影)。
たわわに実った二人の大きな胸が、着衣を押し上げてふるふると震える。
どれもが、男を暴走させるに十分な破壊力を持っていた。
「なぁ〜、皆本ぉ……。買って〜……?」
「……ホンマ、大丈夫か?」
二人が皆本に顔をずいっと近づけた瞬間に交じり合った匂い。
いつもの、子供の匂いではない――大人になりかけの、雌の匂い。
――――ついに、皆本の理性は焼ききれた。
「か…薫ぅっ、葵いっっ……!!」
=============================================
皆本と幾度となく(本番はないが)性交渉を行ってきた二人。
その薫と葵が、痙攣するようにしてベッドに全裸で横たわっている。
見た目が16歳に見えていた二人を相手に取った皆本は、つい「大人にするように」2人にシてしまった。
最後の一線を踏み越える事はなんとか避けたのだったが――、
「あ、あはあぁぁ……」
「なんや、これぇ…力……入らへん……」
恥ずかしさも何もなく、快楽の余韻が取れぬまま大股開きで性器を剥き出しにしてしまっていた。
寝間着はボロ雑巾のように乱暴に脱がされて、ベッドの下に散乱している。
身体中についたキスマーク、唾液のアト、強くつまんだせいか胸などには手型さえもがついている。
その中でも、性器は特に酷いありさまであった。
愛液だけでなく、おしっこさえも垂れ流しになっていて、どれほどの快楽が与えられたかを物語る。
10歳の少女には早すぎるシロモノであった。
――そんな、2人の惨状を今の今まで冷静に観察していた最後の1人。
ナイトキャップ付きのネグリジェを着た紫穂は、沈思黙考していた。
やがて何かに思い立ったか、皆本に歩み寄ると手を触れさせる。
無言でのサイコメトリー。
皆本の様子・反応がおかしいことをいち早く見抜いた紫穂は、意識からコトの真相を探ることにしたのだ。
キュン……!
「……なるほど、そういうことだったのね。皆本さん」
そして、ゆっくりと手を離すとそう一人ごちる。
皆本が、まるでケダモノのように薫と葵をオトナとして扱うような愛撫をした理由。
――兵部京介が、「催眠能力(ヒュプノ)」で皆本の認識を狂わせたとしか思えない――と。
それを読み取った。
皆本は息を荒くしながらも、苦々しげに瞑目する。
「……そういうことだ。…指揮官の僕が、面目ない」
兵部の言っていた『その保護者面は5年も続かないぜ』という言葉が、痛いほどに突き刺さる。
皆本は自分の欲望の危険さに悔悟の気持ちでいっぱいだった。
さぞ紫穂も自分を軽蔑しているだろうか――と自嘲気味に目を開け、
そこで優しげに微笑む紫穂の姿を認め、皆本は驚きを隠せなかった。
「──何も自分を卑下することなんかないじゃない。
私も、皆も…そうなることを少しも願ってないなんて言ったら嘘になるもの」
「し、しかし──……っ!?」
流されることは多いものの、責任感の強い皆本は食い下がろうとする。
それを、指一本で――皆本の口に軽く触れさせて――留める紫穂。
ナイトキャップを外すと、手近な椅子の上に置く。
そしてするり…と、ネグリジェを脱ぎ捨てて、ショーツ一枚の格好になった。
「…皆本さんには、私の6年後が見えているんでしょ? ――私、綺麗に成長してるかしら」
ゆっくりとショーツを脱いで、くるり、と指先でショーツを一回転させる。
紫穂は自分の身体を見下ろした。
三人の中では発育の早いほうで、性器にも少しだけ陰毛が生えかけてはいるものの――、
まだ、世間一般にはお子様の域を出ない肢体。
それが、皆本には――高校生くらいであるとはいえ、オトナに見えている。
そんな素振りは誰にも見せたことはないが、皆本との10歳という年齢のギャップに悩むこともある。
――それが、今ならオトナとして皆本に見てもらえるのだ。これほど嬉しいことはない。
両手を広げて、皆本にしなだれかかる紫穂。
皆本の心臓の鼓動と、当惑しつつも欲情してしまう感情が伝わってくる。
「…二人だけなんてズルいもの。私にも――……して?」
皆本に見えていたのは、ノーブラでネグリジェを着た紫穂の成長した姿。
三人の中で一番卑猥な形の乳房だ、と皆本は思う。
健康的とは程遠い、子供は絶対に見てはいけないような裸。
自分の胸板に押し付けられてむにゅっと潰れる乳房は、それだけで愛撫をされているような気分になる。
必死で皆本は自分に言い聞かせた。
(…絶対に最後までシちゃだめだ。彼女は10歳なんだ、10歳、10歳…………)
硬く、挿入はしないと誓って。意気込み。
縋り付いて来た紫穂の口唇を――貪るように荒々しく、奪いにかかった。
つづく
以上、13話からのエロ妄想の前編はこんな感じと相成りました。
薫、葵のエロシーンをばっさりカットしたのは仕様です(汗)。
全部書いていると流石に投下速度がおっつかないので、今回は紫穂の出番ということで。
…本当は、紫穂のエロシーンも削って単行本おまけページのエロ妄想に労力を割こうと思ったのは秘密。
後編は大人紫穂との絡みです(本番なし)。
本誌の展開次第では後編が次の話のものになるかもですが。
祝・1巻2巻同時発売!
仕事の昼休みにサンデーと一緒に買いに行って来たいと思います。
それではまた。
GJ!
流石皆本、IQ200は伊達じゃないな・・・
GJ!
続きも楽しみにお待ちしとります〜!
450 :
431:2005/10/19(水) 13:58:03 ID:5tz1On2W
ヤバス!ウレシス!ケダモノ皆本思ったよりかなり燃える!GJすぎ!
ほかのキャラの描写もツボを押さえてて見事ですが
ベンジャミン氏皆本はエロパロだから手は出してしまうものの
原作の、3人にたいへん細やかに心配りしている人のいい感じがちゃんと
出てるんで違和感なくハァハァできて大好きだ!
大人に見えちゃうイベント中はいつもは控えてるであろう
ムッツリスケベテクを炸裂させてくれることを期待!
>>447 これ、今週号見る前に書いていたとしたら、ベンジャミン氏も
相当なレベルのエスパーだな…w
GJ!!
>>441 >『その保護者面は5年も続かないぜ。そうだ、証拠を見せてやろう』
しかし考えるに、6年後の姿に理性がトンでも
「5年も続かない」の証拠にはならんのじゃないか?
13話からのエロ妄想・後編。皆本×成長紫穂の絡みからスタートです。
【絶対可憐チルドレン 13th Sence. 瞳の中の悪魔(1) Other Side】
「ん、んんんっ! んむぅ……!!」
紫穂は、がくがくと足が震えるのを感じていた。
薫と葵が為す術なくおもらしまでさせられるのを目の当たりにして、覚悟はしていたのだが。
(まさか、こんな…っ!?)
正直、皆本というオトコを甘く見ていた──と実感する。
皆本とはキスもしたことがあるし、フェラチオだって幾度か経験がある。
そこから推し量った程度を軽く超えた快楽が、皆本の獣のような思考と共に流れ込んできた。
口の中を強弱巧みに生き物のように這い回り、紫穂の口腔を犯していく皆本の舌。
「ん! んんっ……!?」
口づけをされただけで軽く絶頂を迎え、痙攣する身体。
紫穂がくったりとしたのを確認して、ようやく皆本は紫穂をベッドに寝かせた。
「……大丈夫、最後までは、しない…! 兵部の思惑に乗ってたまるか……!」
ネクタイを外し、ボタンを引きちぎるようにしてワイシャツを脱ぎ捨てる。
もどかしげにパンツごとスラックスを下ろすと、勃起したペニスを誇示するようにしながら皆本はそう宣言した。
指と口唇での愛撫だけで薫と葵が半失神にまで追い込まれた事実。
屹立したペニスが、紫穂には今まで見たことのない凶器に見えた。
期待と恐怖が頭の中でごちゃまぜになって、どうしていいか判らなくなる。
「あ、っ…、皆本さん、っ、や、優しく……っ!」
紫穂の声が耳に届いているのかいないのか。――あるいは、聞こえないふりをしているのか。
皆本は仰向けになっても崩れない紫穂の大きな胸を鷲掴みにして、ぷっくりと膨れた乳輪ごとかぶりついた。
ぢゅ、ぢゅううううっ……!
――だが、皆本には巨乳に見える胸も、催眠の無い実の所は膨らみかけの平たい胸である。
「っあ! そ、そんなに強く……っっ!!」
現実は、まだ皮下脂肪の厚みの少ない紫穂の胸にアトが残るほどにつまみ上げてのしゃぶりつき。
乳首の周囲に、くっきりと内出血のキスマークが刻まれた。
ちゅぽん、と乳首から口を離すなり、今度はそのアトを癒すようにれろれろと舐めていく皆本。
「はぁ、はぁ……。どうだ、紫穂……。強くされたあとに優しくされると……敏感になるだろ……?」
何処か自慢げに紫穂の乳首をねぶりながら笑う。
紫穂は耐え切れない快感を必死に噛み殺しながら、皆本から顔をそむけた。
「……バカ……、やさしくって言ったのに……」
ぐすん、と僅かに鼻を鳴らす。
――だが、色気と兵部への対抗意識で暴走気味の今の皆本が、そのくらいで怯むはずもなかった。
がばっ、と長い脚を大きく割り広げると、その中央に息づく性器に躊躇なく口をつける。
皆本の視線の中では、恥毛も生え揃った立派な花びらだった。
陰唇をなぞり上げるように舌を使ってびちゃびちゃと唾液で濡らすと、唇を尖らせてクリトリスに吸い付く。
「ひぁっ!? あぅっ!! 〜〜っっ!!」
唇の先で挟んだままで舌先で包皮を剥きあげると、断続的に紫穂の悲鳴が響いた。
過呼吸になってしまうのではないかと思うほどに喘ぎ声は切羽詰ったものになっていく。
「!! っう――――!」
びくん、びくんっ!
情熱的な、ねちっこいクンニリングスで本日二度目の絶頂へ登りつめさせられた紫穂。
既にいつもの余裕はどこかへ吹き飛んでしまっていた。
目尻には涙が浮かび身体中から汗が吹き出て、幼い割れ目は開ききって赤く充血して愛液を溢れさせている。
頃合と見た皆本が、両足を揃えて掴むとぐいっと引き上げる。
「!?」
ベッドに転がされたままで両足だけを持ち上げられて、紫穂は当惑した。
一体、何をしようというのか――と。
「……ね、ねえ、……何を…………」
まだ整わない息では、それだけを訪ねるのでせいいっぱいだった。
2度の絶頂で、サイコメトリーをするだけの余力も失ってしまったのだ。直接聞くしか方法がない。
それでも皆本には通じたらしく、脚越しに紫穂と相対すると口を開く。
「スマタ、を……、してもらおうと思ってね」
「…すま、た……?」
オウム返しに聞き返す紫穂。
皆本が事細かに説明を――性器に近い部分でペニスを挟み込むなどで擬似性交であること――をすると、得心し頷く。
同時に、これほどに据え膳がすえられた状況下にあっても自分の矜持を守ろうとする皆本に苦笑する。
ああ、彼は信頼できるヒトなんだ、と。
「…どうしても、はじめてを失わせるわけにはいかないんだものね…?」
「――そう、だからスマタだ。すまないけれど、紫穂。君の太腿の間で……サセてもらうぞ」
言うが早いか高々と持ち上げられた脚の付け根、性器に触れるか触れないかの隙間に、皆本はペニスを滑り込ませた。
ずりゅっ……!!
皆本のペニスが紫穂の太腿と性器の表面、特に剥き出しになったクリトリスを刺激していく。
「ぅあっ! あっ!! こ、擦れちゃうっ……!!」
ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅう──っ!!
両の太腿と性器に挟まれたままで出し入れされる皆本のペニス。
疑似性交であるからこそ余計に、快楽にだけ耽ることができた。
性器に触れている部分だけが紫穂の愛液をまぶされてテラテラとぬめりを帯び、動きが徐々に加速していく。
「ひっ、んんっ! 皆本さんの…っ、熱いっ……!」
口腔や手よりも敏感な秘所の粘膜で皆本自身を感じるのは、初めてである。
身体の一部が持つ熱量に圧倒される。
摩擦熱がそのまま快楽へと変換され、紫穂はただ泣くように喘ぎ続けた。
両足を抱え込んみ、肉の狭間にペニスを挟んで腰を振り続ける皆本。
──その眼前には、当然のように紫穂のすらりと伸びた足があった。
いつもならありえない程に、その成長した脚に目を奪われる。
まるで同時期に始まった新連載の某フェチ主人公のように、目の前の脚に劣情を覚えた。
普段抑制されていた、20歳の成人男性としての欲望が爆発する。
口を開けると、舌を伸ばす。
標的は白く綺麗な、ペディキュアなどに汚されていない──足の指。
ぬるぬるした感触に急に足先を包み込まれ、紫穂の身体がびくりと跳ねる。
驚いて見上げると、そこには──足の指を丁寧に清めるように舐める皆本の姿。
「あうっ、な、何かヘンタイっぽい……っ!」
足を舐められるなど、もちろん経験したことがあろうはずもない。
──だが、まるで皆本にかしづかれているようで、何処か征服感も感じていた。
ぴりぴりと、微弱な電流のように爪先からも快楽が流れ込む。
「ん、んんっ……!」
ちゅぱっ…、と音をたてて、足先口唇愛撫から口を放す皆本。
顔を真っ赤にしてふぅふぅと熱い息を吐く紫穂を見下ろすと、くすりと微笑む。
「…それじゃあ、強く…イくからな」
今更のような気もするが、確認の言葉をかける。
力なくこっくりと頷く紫穂。もとより、抵抗する力はもうない。
抵抗しようとするには──皆本に、優しくされ過ぎた。
(きっと本当に乱暴されたとしても、皆本さんになら──……)
その思考は、激しいピストン運動に途中で遮られた。
挿入に至らないように、なるべく浅く、けれどもできる限り深く。
膣口の浅瀬で水遊びをするかのように腰を使う。
ぐちゅぐちゅとはしたない水の弾ける音。
同時に両手で胸を絞るように揉み、胸板に立てかけられるようにしていた足に再び口をつけた。
「やっ……! そんな一度に、されたら…ぁっ……!?」
身体中を責められて、爆発的に高まる快楽。
幾度も高みに追いやられて火照りきった肢体は、すぐにイきそうになってしまう。
皆本もまた、足から口を放すと暴発を堪えながら苦しげに呻いた。
「ぼ、僕も…イくぞっ……!」
「ひ、いや、あ、ああああぁあぁっ──!!」
処女膜を傷つけないギリギリの深さまで押し込まれ、引き抜かれるペニス。
カリ首が膣口とクリトリスに強く引っ掛かった瞬間──、二人は同時にアクメを迎えた。
迸る精液が性器に叩きつけられ、その熱さを引き金に噴き出る潮。
──そして度重なる絶頂に緩んだ尿道から、まるで噴水のように紫穂のおしっこがちょろちょろと噴き上がった。
その様子を皆本と紫穂は、性器を触れさせあい重なり合ったままで、感じ合っていた──……。
そして、ようやく皆本のペニスは硬さを失くした。
コトが終わったと知るなり、ぐったりと倒れて眠り込んでしまった紫穂。
その身体に飛び散った精液をティッシュできっちりと清めてやると、
皆本はネグリジェを着せ直してベッドに運んでやる。
紫穂のおかげで、なんとか持て余した性欲を抑えきることが出来た。
(まったく抑えられてなかった気もしていたが、心の中で黙殺した)
あとは薫と葵も着替えさせてベッドに運べば──……と、
自分の寝室に戻った皆本は、唖然とした。
「皆本ぉ〜……。もう一回、してぇ……」
「あんなん見てたら、もう眠れへん…」
全裸のままで起き上がり、自らの秘所に手を伸ばして自慰をする二人の姿。
皆本は、スマタで出し切ったはずの精液がみるみるうちに湧いてくるのを感じた。
萎えきったはずのペニスが、鎌首を再びもたげ出す。
残念なことに(?)未だ催眠は解けていない。
皆本は腹をくくる。
きっとこの情景を見ているに違いない兵部に対して虚空を睨み付け、叫びをあげた。
「よし…二人とも、来いっ! とことんやってやるぞ!!
けど絶対に最後の一線は越えてやらないからな、兵部────っ!!」
==============================================
「――――しまったな……」
そんな様子を透視能力(クレアボヤンス)で覗いていた兵部は、失策を悟り眉根を寄せていた。
「……本編ならいざ知らず、エロパロ板じゃあ皆本クンのあの暴走は――フツーに容認される……!」
メタ的な発現をしながらも屈辱に歯噛みすると、透視能力を切断してきびすを返す。
ソファに腰掛けて忌々しげに舌打ちを一つしてから、すぐにいつもの余裕ある表情に戻った。
「だが覚えていろ…! 最後に女王を手に入れるのは僕だ……!」
――そして、まるっきり悪の組織な呟きを漏らすのであった。
おわり
以上、13話よりのエロ妄想・後編でした。
>ムッツリスケベテクを炸裂
の要望をもとに、少し皆本の紳士具合を減らしてみましたが如何でしたでしょうか。
1巻2巻も無事に購入しました。
巻末の人魚姫薫の胸の貝があまりにエロいです。エロ水着バンザイ。
>>452 ……しまった、気付かれた!?
というのはさておきまして。書いている最中に私も一回気付いたんですが、
「大人に見える」のに中学生というのも…と思いまして、16歳にした次第です。
でも最近の子供は発育がいいから、あれでも15歳以下なんですかね。
それではまた。
ご意見ご感想、特にシチュエーションなどのご要望などございましたらどうぞ。
ネタ切れ時の強い助けになります。
>>459 GJ!
なんか紫穂が好きなのでよかったっス!
最後のオチもウケましたw
>>456 >まるで同時期に始まった新連載の某フェチ主人公のように
ワロタ
何故か皆本がバンダナしている錯覚に囚われた漏れが来ましたよ。
>>459 GJ!
グハァッ!有難う
>>459 グッジョブどころじゃなくてツボすぎてもう何回も読んでしまったw
皆本暴走モードにより可愛くなっちゃう悪女紫穂メインってーのも
この場合ベストなキャラチョイスでしょ!
サジ加減キャラ把握表現共に素晴らしかった感動した!
今しばらく奥手そうで実はテクニシャンなムッツリ20歳をこの調子でおながいしますw
人魚薫も可愛いけど膨らませるの難しそうですな
いやこの人ならやるかwあの足痛いのって処女喪失のイメージだしな
>>459 紫穂×皆本はイイ!
能力の性質上いちばん皆本への依存度が高いのではないかと思われ。
1巻中表紙の紫穂の右手の位置がなんだかイヤン
接触官能能力者ですから
皆本の使用済みティッシュを触り、オナニーの様子を知ってしまう紫穂
通勤、出張経路上の本屋で一冊も見つからなかった件について。
下がりすぎてるので、たまにはageても。
470 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 19:50:28 ID:JuUzgq8L
>467
すでに知ってる気ガス。なので逆にその使用済みティッシュを拾いに行く紫穂
内容によって機嫌が変わるのか・・・
と、いうことで1巻おまけ「人魚姫」からのエロ妄想…というよりは寸劇です。
話膨らませるというか、単なるギャグですが。
【絶対可憐チルドレン1巻おまけ Other Side】
ある夜。皆本のマンションにて。
川の字になって一つのベッドに入ったチルドレンが、皆本におねだりをしていた。
「ねー、皆本ー」
「本読んでー♪」
半ばまぶたは眠気にとろけながらも、もう少しだけ起きていたい――という、
子供の可愛いお願いであった。
「しょーがないな…! 読んだら寝ろよ!?」
「うん!」
本棚にあった童話の一つを手に取る皆本。
「仕方ない」といった表情をしつつも言うことを聞いてくれる皆本に、薫は満面の笑みで応えるのであった。
――皆本が手に取った本、読み出したお話の名前は「新約・人魚姫」。
「新約」という文字に違和感を覚えつつも、ページをめくった。
==============================================
――むかし、海に住む人魚のお姫さま(薫似)がおりました。
――人魚姫は人間の王子(皆本似)に恋をして、会いに行きたくてたまりません。
――海の魔女(葵似・スクール水着)に相談すると――人間になる薬をくれました。
魔女に貰った薬を一気飲みして陸に上がった彼女の身体は見目麗しく成長を遂げていた。
胸は豊満と言っていいほどに大きく膨らみ、そのすべてを覆い隠していたはずの貝殻は中央部のみを隠す卑猥な水着と化し。
薬のおかげですらりと伸びた人間の下半身にはただ一枚、布が巻かれているだけという扇情的な姿であった。
(今、行きます! 王子様……!)
海辺に二本の脚で立った人魚姫は、王子を捜し求めて一歩を歩き出そうと――したのだが。
ズキィィィンッ!!
(いだだだだ――――ッ!?)
踏み出した瞬間に人魚姫の脚から走る、想像を絶する激痛。
(なにコレマジで痛えッ!! うっわ声出ねーから叫べもしねえ!?)
痛いうえに、声と引き換えに脚をもらったものだから叫び声をあげることもできない。
地面に這いつくばって、口をぱくぱくさせて痛みに喘ぐしかなかった。
――そこへ通りかかる、白馬に乗った王子様。
裸に近い姿で倒れ伏す女性を見かけ、ただ事ではないと判断した。
「――――! 君!! どうしたんだい!?」
白馬から降りて、王子様は人魚姫に駆け寄る。
――――ここで、人魚姫は一つの言葉を思い出した。
それは、魔女が「人間になる薬」をくれたときに一言付け足した言葉。
『そーそー。生えてきた足で歩くときの痛みって、処女無くしたときの痛みと同じらしいでー?』
……と。
(……ってことは、男は、あたしたちにこんな痛みを強いてきたってのか……っっ!?)
そう思うと同時に、目の前に迫ってきた王子様の姿に言いようのない感情を覚えた。
それは愛情でも憎しみでもなく――加虐心。
要は、「同じ痛みを王子様にも味合わせてやろう」というモノであった。
同時にビクンッ! と、布一枚に包まれただけの股間で疼く何か。
腰に巻いただけの布をかき分けて外気に触れたソレは──、
立派な――女性には有り得ないモノ、勃起して反り返ったペニスであった。
びくびくと脈動を繰り返し先走りさえ滲ませるそれは、人魚姫の今の心を暗示していると言っても過言ではなかった。
==============================================
――同時刻、海底。
葵似の魔女が、人魚姫に渡した薬のあった棚を見て──
ありゃ、と声をあげていた。
「…しもた、アレちんちん生えてまう方やった」
==============================================
──今更気づいても、時すでに遅し。
雌雄同体(フタナリ)となった人魚姫が、じりじりと王子様に詰め寄る。
王子様はといえば、半裸の美女の股間に猛々しいイチモツがあるという非日常の光景に驚愕して思考が停止してしまっていた。
紫穂似の人魚から受け取ったサバイバルナイフを片手に、王子様に襲い掛かる人魚姫。
(へっへっへー! いいケツしてんじゃねーかよぉ王子様ぁ――!?)
声は出ないが、そう口をぱくぱくと動かした。
大きな胸をぶるぶると揺らして飛び掛かり王子様を押し倒すと、器用に王子様の衣服をナイフで切り裂く。
「な……っ、ちょ…、君……っっ!?」
当惑して叫び出す王子様の姿を目の当たりにして、ペニスは更に硬度を増した。
(げへへへ、泣いても叫んでも助けは来ねえよ!)
無言でも、そんなオヤジじみた下卑な感覚は伝わる。
恐怖に顔を引き攣らせる王子様のズボンと下着を切り裂くと、がっしと背後から腰を掴む人魚姫。
躊躇せずに凶悪なペニスを押しつけた。
王子様の背中で、大きな胸がむにゅりとつぶれて言いようのない感触をもたらしたが──、それにかまけている暇はなかった。
男として最大のピンチであるが故に。
「ちょ、こらっ、やめ────!!」
(女の痛み、思い知れぇ────っっ!!)
ずぶううううううううぅぅっ!!
「ぎゃあああああっっ!?」
──そうして、王子様の純潔は散らされたのでありました。
================================================
「…………」
読み終えつつ、だらだらと汗を流して困惑する皆本。
単なる童話のことに過ぎないはずなのに、何故か身体の一部が痛んだ。
──そんな皆本の苦悩をよそに、チルドレンの少女たちは三者三様の寝息をたてて眠りにつくのであった。
おわり
以上
>>463よりネタを拝借の、エロコメによくある寸劇でした。
14話の三人はエロくてよかったのですが…。どうもネタが浮かばず。
まぁ気楽にといこうかと思います。
それではまた。
ガクブル
何が・・・いったい何が・・・
サイコメトリーで夢を覗けたりするんだろうか。
ネタはともかくw 面白かったです。GJ!
薫だとフタナリゆうよりなんか
フツーにウホッな様子を見ているような気になるのはナゼだナゼなのだ
自分まであらぬ所が痛んでくるのはきっとそのせい グ・・・GJ・・・!
15話の扉の膝に跨る姿もエロい寒がり薫タンを
是非なんとか暖めてあげてください
梅枝ナオミの名前って何が元ねた?
ヲチスレってまだある?
なんかGTYで燃料投下されたみたいだから見に行きたい……
ありがとう。
ぴんく難民とネットwatch見たけど無かったから消滅したのかと思ってた。
では、スレ違いなので消えます。
それでは、15話よりのエロ妄想です。
皆本がもっと若くて少年ぽかったら兵部とウホッでもそれはそれで…と思わなくもなかったのでしょうが。
しかし大人の皆本ではショタの守備範囲外なので却下しました。
【絶対可憐チルドレン 13th Sence. 瞳の中の悪魔(3) Other Side】
チルドレンが大人に見える――、という催眠攻撃を兵部少佐に受けてしまった皆本。
その催眠が解けぬまま、チルドレン出動要請が下る。
場所は深海。
漁船とタンカーの衝突、沈没事故からの乗員、巻き込まれたダイバーの救助任務であった。
──しかし、顔が全員同じという糸色望しそうな密航者がわんさか出てくるという、想定外の事態が訪れる。
潜水艦の収容人数の限界と、沈没船内の空気の限界。
その両方を鑑みて──皆本は薫一人を連れ、二人きりで沈没船へと乗り込んだのであった。
────のが、数分前。
早速、皆本はこの状況をだいぶ後悔していた。
「寒くてガマンできないよ。――あっためて♪」
そんな言葉とともに冷たい船の床の上で、薫が四つんばいのポーズで皆本ににじり寄る。
普段の10歳の身体ならばまだ皆本も簡単にあしらえたのだった……が、
今の薫はぴちぴちに発育した「オトナ」の身体つきをしていた。
ウェットスーツに包まれてもなお大きく膨らんで自己主張を忘れない大きな胸に、自然と目が向く。
四つんばいのままでふりふりと振られるお尻も、誘うように淫猥なまろみを帯びていた。
それらはすべて、兵部の催眠能力(ヒュプノ)のせいであり、
皆本の脳内物質が操作されて一人にだけそう見えているだけ──なのだが。
人間が視覚から得ている情報というのはあまりに多い。
そして視覚は、すべてを騙し得るのである。
「見えている」だけであるはずのオトナの身体が、視覚から皆本が脳裏に描いた触感までもを再現していた。
まるで本当に、成長したチルドレンにイタズラをしているようで。
昨日の夜中は暴走してしまい、つい「大人にする愛撫」をしてしまった。
つかんだ手をむにゅりと沈ませる柔らかい乳房の感触。
そしてむっちりとした太腿、お尻の煽情的な曲線は、皆本が久しく触れていなかったオンナのカタチ。
それを思い出して、自然とペニスが半勃ちになってしまう。
ウェットスーツの質感がさらに異質な卑猥さを放っていた。
明確に拒絶の言葉を出せずうぶな少女のように後退るだけの皆本に、薫がどんどんと距離を詰めていく。
そしてネコ科の動物が獲物を狙うときにそうするように──皆本に飛び付いた。
「おとなしくしやがれぇ──っ!!」
「どわあぁッ────!?」
慌てて逃げようとする皆本の動きを察知したかのように巧みに動き、一気に床へと押し倒す。
「げへへへ、こんな水の底にゃあ誰も来ねぇよ──!!」
そのまま皆本の股間に手を当てつつ、身体を擦りつけるようにくねくねと動かせた。
スーツ同士が触れ合い、きゅっ、きゅっ──と妙な音が響く。
厚いスーツ越しでも伝わる激しい鼓動。
そして、触れたそばからむくむくと勃ち上がってくるペニスに、薫の顔は気色ばんだ。
「……なんだよ、皆本も期待してんじゃん!?」
「ちっ、違……! これはっ……!」
視線を逸らして否定する皆本であったが、体の一部がソレを肯定している事実は隠しようがなかった。
「うへへへ、身体は正直だな〜ァ?」
いつものオヤジじみた所作全開で、皆本に口づけをしながらべたべたと身体中に触れていく。
片手をペニスに、もう片方を自分の秘所に────、
…あてようとして、む、と眉根をひそめた。
「…ウェットスーツ着たまんまじゃヤれないか。よし、皆本っ、脱げ──!」
まるで脱皮でもするように自分のスーツを脱ぎ捨てながらそう言い放つ薫。
「バッ、バカ言うなっ! こんな所でそんなっ──」
「──破くぞ」
ぞわっ。
底冷えするような薫の声。──念動力で破く、と。
「そ、それがどうした! そんなのいつもの──……」
「…今日は潜水艦の乗組員、いるよなー。…全裸でそこ、戻るか?」
「〜〜ッッ!!」
力ずくでスーツを破かれ、全裸で救出されるか、
自分から進んでスーツを脱いで、何事もなかったように着直して戻るか。
──選択肢は、ないも同然であった。
「…………わかった……」
がっくりとうなだれた皆本が、蚊の鳴くような声でそう呟いた。
==================================
…そのころ、葵と紫穂は。
皆本と薫が二人きりであることを──とても、危ぶんでいた。
密閉空間、しかも下手をすると、光のない世界で命を落としかねない極限状況。
…そんな中に、まるでオヤジ(じみた大人に見える10歳)な少女と、
率直でやさしい(紫穂談)20歳の成人男性が一緒なのである。
──二人が、皆本が薫にレイプされないかと心配するのは当然であった。
…心配する対象がまるで逆な気もするが、彼らにとっては十分真である。
もしも葵が瞬間移動した瞬間に二人がビクッとして離れたら。
もしも薫が何処か大人っぽく変わっていたら。
──「何もなかったよ」とか言いつつ目で会話、帰りの船では手を繋いで──……
「最低!! フケツ!! そんなチームでこの先脇役として生きていくのはイヤ──っ!?」
あらぬ被害妄想を掻き立てられ、泡を食う二人。
──と、途端に醒めたように素に戻った。
「……でも、よく考えたら今更やな」
「……それもそうね。昨日のコトとか考えたら……」
少しだけ安堵する二人。──と、紫穂が更なる危惧を口にする。
「…でも、吊り橋効果とかで心が、なんてことがあり得るかも……!」
「……っ!?」
…結局いくら安心しようとしても、『オトナになるのを薫に先を越されてしまうのではないか』
という危惧に思考が堂々めぐりをしてしまう二人であった。
――仲間であっても、皆本をめぐるライバル、というわけである。
=======================================
薫の半ば脅迫めいた要請に従って、ウェットスーツを脱いでいく皆本。
何とか逸らそうと頑張るのだが、視線は全裸で仁王立ちする薫の胸から離せていなかった。
明石家の母も、姉も──巨乳である。
二人に迫られてその胸を腕に押しつけられて、皆本はしょっちゅう前かがみにならざるを得なくさせられていた。
その血族直系である薫の、催眠による未来予想図が目の前にあった。
興奮しているのか、息を荒らげている薫。
──それだけでふるふると揺れる胸。柔らかそうで、張りのある形。
「……さ、皆本。……ヤろー……?」
ふらっ、と倒れこむようにして、裸のまま皆本に身体を預ける薫。
慌ててそれを受け止め、胸板に潰れる胸の感覚に皆本は身をこわばらせる。
――と。
「…………っ!?」
そこで皆本は、抱き止めた薫の身体が氷のように冷え切っていることにはじめて気が付いた。
「お、おいっ、薫!? どうした、こ、これは――」
狼狽する皆本をよそに、薫は少しでも身体と身体の密着面を増やそうとしてすり寄る。
よほど寒かったのだろうか、近くで見ると唇は紫色になりかけていた。
「薫! ……エネルギー放出のし過ぎか……!?」
「――そんなことはどーでもいいからさ…抱いてよ。あっためて……?」
「……っ」
薫は茶化すように言っていたことが、切実な事実であったと知る皆本。
まるでハンマーで頭を殴られたような気分になった。
(……こんなことに気付かなかったなんて――……! 僕は……!!)
「み、なもと……?」
黙りこくった皆本に抱きつきながら、どうしたのかと顔を上げる。
力を失いかけている上目遣いのその視線を受けて、皆本は決心をした。
「――――分かった、しよう。
……けど、これは…君を暖めるためだ。最後までは勿論しないからな?」
自責の念で眉根に深くしわを寄せて、そう告げる。
「ん……しょーがないか。……で、どうすんの?」
薫の問いかけに、顎に手をあてて考え込む皆本。
――薫の体温を上昇させつつ、最も体表面の密着度が高い体勢は何か。
やがて一つの結論に思い至ったのか、顔を上げて薫の目を見据える。
「薫。……僕の上に乗るんだ。…その、僕の、陰茎を押さえて、根元あたりに股間が来るように」
性器を表す言葉を言うのがちょっと気恥ずかしかったらしく、ゴホン、と咳払い一つ。
言うとおりに皆本のペニスの根元にまたがる薫。身体の前面がすべて、皆本と密着した。
「……ん、気持ちいい……」
その言葉は性的なものではなく、冷え切った身体に染み入る人の体温のあたたかさによるもの。
「…あとは、好きにするんだ。このままで体温の確保が出来るのが一番いいんだが……」
そうもいかないだろう? と目線で問う。
「……皆本、ご奉仕されるのが好きなワケか!」
「ちぁが――うっ!!」
セクハラ軽口に、怒号。
いつものやりとりをしてから、不意に真面目な顔になって――それから、苦笑しあう。
「……しょーがねーな、根性なし! ……今日は、皆本のチンポでオナニーするだけで勘弁してやる」
「――有り難いね、それは」
言うと同時に、薫が眼を閉じて唇を突き出す。皆本は身体を曲げ――その唇に、自分の唇を重ねる。
唇も冷たくなっていて、それが皆本の責任感を苛み、罪悪感をちくりと刺激した。
================================================
ぢゅ、ずちゅっ、じゅぷっ……!
皆本に密着したまま腰を前後にふりたくり、薫は自慰をしていた。
無毛の割れ目にペニスを食い込ませているだけでも、どんどん高揚していくのが傍目にも分かる。
興奮の度合いが高いのか、薫の秘所からはすぐに愛液が溢れてびしょびしょになっていく。
またがった皆本のペニスはヌラヌラと光り、その下の太腿にはてんてんと分泌液の跡。
「ひっ、ん……はぁ、はぁっ……!」
顔を紅潮させ、腰をはしたなく前後に振る薫。その速度が、徐々に、目に見えて速くなりだした。
一番気持ちイイところを発見したのか、性器の一点を集中してぐりぐりと押しつける。
また、そうして強く速く刺激されたことで、皆本のペニスも限界に達しようとしていた。
「ふぁっ……、皆本っ、イ、イイ……! イクっっ……!!」
びくっ、びくんっっ!!
まず皆本のペニスで自慰をしていた薫が絶頂し、ぶるっ、と一際大きく身体を痙攣させた。
「あ……はぁ…、ふぅ、ぅ……」
脱力し、ずるり、とペニスから滑り落ちるようにぺたん…と座り込む薫。
腰を下ろした瞬間、ちょうど薫の性器が皆本の亀頭を上から下までなぞるように、触れた。
ずぢゅるる……っ!!
敏感な粘膜同士の接触。
それまで亀頭以外の部分だけを触れられていたこともあり、その一擦りで皆本のペニスも限界を迎える。
「──っっ、僕も、イキ……そうだっ……!」
腰が震える。堪えることができない。
(せめて薫は汚さないようしないと……──っ!?)
汚してはいけない、と考えた途端、目の前の薫ががっしと皆本のペニスを捕まえた。
「!?」
「皆本ぉ……、まだ…寒いからさぁ…、あたしにぶっかけて……あっためて…?」
驚く皆本に、まだ夢見心地のような表情でつぶやく薫。
頬がうっすらと朱に染まっている。
顔射など、十歳のチルドレンには間違ってもするべきではないだろう。
そう理解はしながら──していながら。
それでも、生理現象に逆らうことは出来なかった。
「っ、っくう──っ……!!」
びゅぶっ、びゅるっ、びゅくんっ! びゅるるっ……!!
「あ……んっ……!」
べちゃべちゃと吐き出される白い粘液。次々と薫の肌を汚していく。
「……あったかいよ、皆本……」
髪から、胸、腹、座り込んだ股間には液溜まりさえ出来、脚──。
薫の全身は、余す所なく欲望に染められていく。
粘液に汚されたまま笑う薫の姿は、いつのまにか大人から少女に戻っていた。
その姿に、皆本は不覚にも──胸の、高鳴りを覚えてしまうのであった。
────。
シてしまったことは隠しきれないだろうが、とはいえ精液まみれで助けを待つわけにもいかない。
船内に残されていたタオルなどを使って、皆本は薫を洗っていく。
手早く精液を落とし終わると、無言で薫を抱きかかえた。
「…………」
「……さ、寒いって言ってただろ」
「……うん」
皆本の肌から伝わる体温が、薫に充足感と幸福感を与える。
それらの感情が、枯渇しかけていたチカラに変わる。
薫は皆本の腕に抱かれたままで、柄にもなく柔らかな笑みを浮かべた。
それを間近に見ていた皆本の動きが、止まる。
「…………」
「? どーかした、皆本?」
問うてくる薫に──その笑顔に少しだけみとれたなんて、言えるはずもなく。
今この場に紫穂がいなかったことを感謝しながら、皆本は薫の髪を撫でた。
「なんでもない。──さぁ、二人が戻ってきてくれるまでもう少しのはずだ。
身体、冷やさないようにな」
そう言って、少しだけ強めに薫の身体を抱き寄せる。
薫も何か感じ入るところがあったのか、オヤジのようにわめきたてることはしなかった。
さっきまでのうるさいやり合いが嘘のように、二人は静かに寄り添う。
──互いの、体温を分け合うように──。
==================================
──さて、二人がそうしている間の潜水艦の外では。
光の届かない深海の中で一人の少年──見た目だけだが──が、潜水艦の中の様子を探っていた。
「……ダメだ、とても出て行けない……。
今出て行ったら僕は確実に醜く嫉妬したお邪魔虫じゃないか……」
深海の水圧の中でも単独行動が出来るほどの──能力。
未だ超度(レベル)の底が見えない複合能力者・兵部京介は、一人悩んでいた。
今の状況を邪魔してやりたいという考えと、それはあまりにも野暮だという考え。
ただの嫌がらせに見せかけた、皆本への完全催眠を画策していたのに──、
皆本とチルドレンは予想外に性行為に対して鷹揚だったことや、
薫と皆本の絆も予想外に深かったことが(兵部には)災いした。
(……絶対に拒否すると思っていたんだが──……)
それでも最後の一線を越えないのは──、皆本の強硬な理性か。
…何にせよ、常闇の深海の中で。
兵部は一人寂しく、海底に突き刺さった沈没船の中の二人を眺めるのであった。
おわり
【おまけ】
──余談として。救出に来た葵と紫穂に、ノータイムで性行為はバレた。
ひょっとしたらオトナになっているんじゃ──と覗き込む二人に薫は伏せていた顔をあげ──、
「いやー! さっすが皆本。なんかシャワーみたいに射精してさー!!
一人ぶっかけフェスティバルとかそーゆー感じ?」
げははは、と下品な笑い声で、満面の笑みを浮かべた。
あからさまにホッとする葵と紫穂、呆れた顔をする皆本。
──そして、潜水艦の乗組員の口から、まことしやかに
『ザ・チルドレン担当官の皆本光一はロリコンである』
というウワサが流れるに至るのであった。皆本の肩身が若干狭くなったのは、言うまでもない。
おわり
以上、15話よりのエロ妄想でした。
ちょっとだけロマンスぽく。エロ少なめで申し訳ありません。
伊号の見せた未来予知での薫を見るに、結構そういうシチュも合うのではないかなと。
……勿論オチでオヤジに戻って台無しにするのはお約束ですが。
タイトル部分を間違えました。
【絶対可憐チルドレン 13th Sence. 瞳の中の悪魔(3) Other Side】
↓
【絶対可憐チルドレン 15th Sence. 瞳の中の悪魔(3) Other Side】
でした。
毎回凄いです、ベンジャミン内村様!
GJ!
ほんわかしてて良かったです!
ああ・・・GJ!
エロパートもいいけど
プラットニックパートも、なんつーかこれがそのまた・・・くぅ!
本編で実現しなかった
「その火を飛び越えて来い!」みたいな
遭難して肌で暖をとる定番シチュが
こそばゆくていいですな!ロマンスハゲ萌え!
薫はギャップで萌えられるのがいいよね
氏の定期連載に感動すらしてきた
さて、いきなり人狼少女が「12時間もとてももたない」とのたまっていますが、なにがもたないのでしょうか。
ヒント:特殊テレパス少年の「ゴクッ」(ぉぃ
それはさておき、表紙の二人の鑑札を見ると、アーネストシートンの「ロボ」に出てくる(狼王)ロボと細君の
ブランカのようですが、シートン動物記ってそんなにポピュラーだった?
本スレで聞けば誰かしら文学方面詳しい答えられる奴がいるとオモ
滅茶苦茶有名だろ。最近の子供は読んでなさそうだが
シートン動物記なんてメジャー中のメジャーだろ
ファーブルとシートンだけはガチ
シートン動物鬼、ファーブル昆虫鬼なら知ってるが・・・
シートンは動物研究で得た知識を使ったフィクション
ファーブルは昆虫研究の過程と結果を綴ったノンフィクション
同列に並べられては困る
困ると言われても普通並べるよなぁ……。
シートンとファーブルと牧野富太郎を同列に並べていた…。
急によみたくなって物置さがしまくったらボロボロになったシートン動物記がでてきた
その本の間には何故かラブレターが・・・しかも俺あて ???
!!!そう、そういや近所の子に貸して以来一度も読まずにお蔵入りしたんだ!!
名前が思い出せない・・・上戸彩って知ってる?封筒にかいてあった。
知り合いの知り合い、ぶっちゃけ他人だがにその名前の女居るな。
連絡取るか?いや、何かにつけコンパやらに出しゃばってくるんで手ぇやいてるんよ。
それでは、16話よりのエロ妄想です。
初のチルドレン不在SS、初の(普通の)挿入描写です。
【絶対可憐チルドレン 16th Sence. 美しき獲物たち(1)Other Side】
日本某所、山のふもとの森の中。
後頭部で髪を二つに結い分けた伏目がちな少女と、
髪を逆立てた、まだやんちゃさが見える少年が野戦服の皆本の前にいた。
犬神初音(14)、宿木明(15)。
各種訓練で好成績を収めた、特務エスパー候補生。
さまざまな能力を超度(レベル)2〜4で持ち、
それらを組み合わせて応用し、既存の能力に無いチカラを生み出す「合成能力者」である。
彼らが特務エスパーとなるために課せられた最終訓練は、森にひそむ三人の「凶悪」エスパーを捕縛すること。
初音は念動力・催眠能力・遠隔透視能力などを併用して動物――狼――の姿をイメージ、
無意識レベルまでの高度なコントロールを可能とし、
明は精神感応の変形発動、鳥に自らの意識を移し――、標的を追う。
それらはまだ彼らの能力の一端でしかないが、
その一端だけでも総合力は超度(レベル)6か7相当の力を示していた。
明が鳥の感覚を占有して見た風景。
──見つけたチルドレンが、危険を感じてテレポートで退避する瞬間。
「…?」
宿木明は、妙なモノを見た。
チルドレンは三人のはずなのに、彼女たちと一緒に一人の男がいるのを。
全身を覆うローブ姿で、白い口髭をつけた──ガタイのいい男の姿を。
また、明のテレパシーを受けて狼の姿でその場所へ急行した初音も違和感を覚えた。
テレポートで逃亡されたためにニオイが途切れてしまったのだが、その場に残ったモノが伝える情報があった。
狼の嗅覚──という形で発動している、クレアボヤンスで感じたニオイ。
十歳の少女たち三人だけではなく、五十代の男のニオイが混ざっている。
──それは、覚えのあるニオイであった。
ザ・ハウンドが皆本と朧のもとへ戻り、自分たちの感じたことを素直に皆本に告げる。
──と、皆本と朧が同時にこめかみを押さえてため息を吐いた。
「……あ、あの人は何をやってるんだ……!」
「局長っ……」
チルドレンの傍にいたローブの男はBABEL局長・桐壺帝三に違いないと二人は直感した。
子供たちに甘いにもほどがある局長は、チルドレンに肩入れをしにいったのであろう、とも。
厳正に行われるべき試験のはずなのに、局長自身が不正に加担してどうするのか──。
皆本は、以前の小学校の件で懲りない桐壺に対して額に血管を浮かべながらも初音と明に向かい直った。
「……すまない、こちらのミスだ。すぐに全員呼び戻して、後日改めて試験を────」
ところが、皆本の意思に反して二人はその提案を否定する。
「……いえ、続けさせてください」
「日を置いたら、俺たちの能力に絶対に対応策を立ててくる。そうなったら勝率は低くなる」
皆本は二人のその言い分になるほど、と得心した。
――彼らは、実に冷静に自分たちの有利不利を見極めている。
ならば、このまま続けさせる事の方がどちらにとっても有意義なはずだ、と。
「──判った。このまま試験を続行しよう」
二人の眼を見て、皆本はそう決断をした。
その瞳には、強い光がある。──何か、考えがあるという確信が持てた。
(……彼らの戦略・戦術というのも興味があるしな)
そう思っていると案の定、明が口を開く。
「皆本さんと…柏木さんに、協力してもらいたいことがあります」
テレパシーで通じ合っているのか、その横で頷く初音。
「え、……私?」
自分を指さし、驚く朧。
エスパーでもなければ、指揮官でもない。ノーマルの秘書である自分に出来ることなど──、
そう考えたところに、今度は初音の声が割り込む。
「…柏木さんと皆本さんでないと、出来ないことなんです」
「──私と、皆本さん?」
「はい」
頷く初音。チルドレンをおびきだすのに不可欠であるという。
「……僕たちはどうしたらいいんだい?」
皆本が尋ねると、明は強い意思を秘めた瞳で皆本──指揮官を見て、必勝を期した作戦を明かした。
「──二人で、ここで、SEXをしてください」
ピシッ。
──何かにヒビが入った音と同時に、周囲の空気が固まった。
皆本の顔が引き攣れ、そのままの形で硬直している。それを気にせず話を続ける二人。
「チルドレンが皆本さんのことを好きだっていう話、聞いてます。
──だから、柏木さんとイチャついてれば…きっとおびき出せると思うんッス」
「……でも、ちょっとしたのじゃあ多分気づかれるから……」
「ここで本格的にヤればいい、と?」
「はい」
冷静な朧の受け答えと、異口同音に肯定の意を返すハウンド。
──そんな中で、皆本一人だけがパニックを起こしていた。
「そ、そそそそんなこと出来るわけないだろうッ!? そうですよね、柏木一尉!?」
だらだらと汗を流しながら、皆本が拒絶の意思を告げる。
──別に朧がイヤだとかそういうワケではない。
──むしろ、健康な成人男性として、彼女の色気に目が奪われてしまうこともある。
ただ、その作戦を敢行した後のチルドレンの怒りが怖いのだ。
三者三様の怒りで、それぞれの力を存分に発揮して半殺しにしてくるだろう。
──肉体的にも、精神的にも。
それはきっと判ってくれているはず、そう思い、皆本は朧に視線を向ける。
……と。
そこには、うっすらと頬を赤らめてはにかむ柏木朧の姿があった。
野戦服の胸元から覗く胸の谷間の成熟具合と、まるで童女のようなしぐさ。
あまりのアンバランスさに、皆本の脳が平衡感覚を失う。
ぐらり──と傾く理性。
「……私は、構いませんよ……? 皆本さんなら……」
照れながらもすべてを許容する笑顔でそう言うと、誘惑する様に胸元を少しはだける。
皆本の目に飛び込んでくるのは、大人っぽい黒のブラジャー。
そして、ふっくらと柔らかそうな巨乳の胸の谷間であった。
「────っっ!! しかし…っ」
驚きと衝撃に、眼を離すことも出来ず見つめ続け汗を垂らす皆本。
そこに、初音と明の二人が頭を下げる。
「……お願いします、協力してください」
「──俺、特務エスパーになりたいんです! お願いします!」
「……あ……う、っ……、っ……、いや……」
煩悶する皆本。
そこに朧が寄り添い、耳元に息を吹きかけるように囁く。
「……ホラ、この子たちの期待にも応えてあげないと…。
三人には私からも謝りますから……」
──とどめの、耳への軽いキス。
その誘惑に耐え得る精神力を、皆本は持ち合わせていなかった。
======================================
「んっ、ふぁぁっ……あっ…!」
野戦服の胸元をはだけ、ブラジャーをずらして朧の巨乳を露出する。
ズボンと下着を一緒に下ろし、性器と尻を外気に晒した。
皆本の両手はそれぞれが胸と股間に置かれ、それぞれへの愛撫を続けている。
ずっしりと重みがあるのに張りも失われていない乳房をこねくりまわすように揉み、
大きめの乳首をしごくように弄ぶ。
つまむたびに固くなる乳首。なのに弾力を失わないその感触に、皆本は唾を飲み込んだ。
秘所は触れるまでもなく愛液に濡れ、陰毛までもしっとりと濡らしていた。
溢れ出す粘液で秘所に貼りつく陰毛を掻き分けて辿り着いた先は、卑猥な充血を見せる。
──そのさまは皆本には見えていなかったが、指を濡らす愛液の量と膣中の熱さがそれを教えていた。
また、朧もただされるがままになっていたわけではなかった。
皆本のズボンのチャックを下ろしてペニスを引きずり出すと、逆手でモノを持つようにしてしごきたてる。
ただ擦りあげていたかと思うと裏スジに爪を立てたり、鈴口に指先を押しつけたり。
そうして立ったままで、互いを愛撫し合う。まるで飽きないかのように口づけを交わしながら。
「んっ、んんっ、んっ……!」
「ン……っっ」
もう、子供たちの視線も気にならなくなっていた。
うねる触手のように互いの舌を絡ませあい、十指を相手の身体に絡みつかせる。
ぐちゅぐちゅと粘つく音が響く。
皆本が秘所をかき回していた二本の指を引き抜き、朧の口元に持っていく。
「んっ……ふぅ、ちゅっ、んはぁ……っ」
無言で皆本の行為を察して赤い舌をねろりと伸ばすと、皆本の指にしゃぶりつく朧。
指先から、爪と指のすきま、指の股までもをいとおしむように舐めていく。
ぴちゅ、ぴちゃ……ちゅぱっ……。
舐め清め終わったのか口唇を放すと、妖艶に口元を歪めて笑う。
皆本の身体から離れると、尾幌は簡易テーブルに手をついた。
肩ごしに振り返り、むっちりと肉付きのいいお尻をくねらせてみせる。
熱い吐息を吐きながら、皆本を誘う。
「……皆本さん、来て…ください……」
「──っっ……!!」
「っあ……──っっ……!!」
ず……ぢゅううううっっ……!!
飛び付くように朧の腰を鷲掴みにすると、皆本は一気にペニスを膣奥へ沈めていった。
すでに綻び、愛液でべとべとの肉穴をかき分けると、勃起しきった肉棒がソコを串刺しにする。
そのまま勢いに任せてピストン運動を繰り返す皆本。
ずちゅっ、ぶちゅ、ずりゅ、ずちゅっ…! じゅぶっ、ずっ、ずっ、ずちゅ、ずちゅっ……!!
「ひっ、あんっ! やぁっ、は、ぁぁあっ!!」
ウェーブのかかった髪を振り乱して喘ぐ朧の眼は蕩けきっていた。
──また、皆本も、熱に浮かされたように腰を振る。
普段、チルドレンの少女に対しては理性がストップをかける荒々しさが、そこにはあった。
かき回すようにペニスを膣壁に擦りつけ、奥へ届けと腰を叩きつけるたびに、パンパンという音が響く。
ペニスの先から燃え尽きてしまいそうなほどの熱が、快楽となって皆本を苛んだ。
「はっ、はぁ、っ…はぁ……!」
過呼吸を起こしてしまいそうなほどに息を乱しながら、目の前の女体を貪り続けた。
テーブルに手をつく朧の肢体に覆いかぶさり、釣鐘状になった胸をすくい上げるように包み込む。
「ひぎ……っ!? み、みなも……とさ──んっっ!?」
──まるで、牛の乳しぼりでもするかのように小指から順番に朧の胸を絞り込んでいく。
「あ、くぅっ、ダメ、おっぱいなんて…っ、出ませ……っっ──!!」
ペニスで突かれ、胸を絞られるたびに感極まった声をあげる朧。
その耳元で、皆本がさっきのお返しとばかりに囁きかける。
「──きっと、柏木一尉なら出ますよ。……ほら、こう…っ、すれば、きっと……っっ!!」
声と同時に──更に強く、激しく腰を打ちつける皆本。
その行動で、朧は皆本が「どう」しようとしているのかを半ば悟った。
しかしテーブルの上に押さえつけられた状況では、逃げることもままならない。
「────み、皆本さん!? や、やめッ、膣内は、やめてくださ…ァァっ……!?」
あ、あああぁぁあぁぁ────っっ…………!!
……そんな、断末魔にも似た悩ましい絶頂の吠え声が森の中に響く。
その嬌声、絡みで皆本に執心のチルドレンをおびき寄せようとしたザ・ハウンドの二人──であったが。
皆本と朧の性交にあてられて獣欲を喚起されたか、その場で睦み合ってしまっていた。
初音は犬のように四つんばいになって、明のまだ剥けきらないペニスを迎え入れる。
声も、気配を殺すのも忘れて喘ぎ──そして、幼い秘書に若い精液を飲み込むのであった。
作戦を忘れ、2組のカップルは獣になっていく。
深い森の中。4頭の獣の声が遠く、響いた。
ちなみにそのころのチルドレンは。
いかに桐壷を利用して勝利するかという算段に頭を悩ませていたという。
【皆本セーフ】
……もちろん、皆本が後日紫穂に心を読まれて壁にめり込まされた後に、
三人に今までよりもなお一層の誘惑を受けることになるのは言うまでもない。
【皆本アウト】
――――そしてその日以降。
朧がしきりにお腹を撫でさするようになったので、皆本はしばらく気が気でなかったという。
おわり
以上、16話よりのエロ妄想でした。
次週は初音にもお色気があるといいなぁと思っております。
しばらく人大杉になっていたので他ので投下してたら、
なんか
>>515と
>>517のトリップがおかしくなっちゃいましたが気にしないでください。
それではまた。
>>515の以下の部分を、脳内で修正してください。
「──判った。このまま試験を続行しよう」
↓
「──判った。このまま最終訓練を続行しよう」
本番キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
が、チルドレンでないぶん虚無感が……
ああ、孕ませ属性持ちの皆元君に乾杯。
GJ〜!
朧さんも好きなので嬉しいです。
今週号、
人格交換でショタ化した薫が皆本と二人きり
てなシチュが来てしまったわけですが
さてw
マジすか
早く読めて嬉しいのは分かるが、ネタバレは止めろって。私はたまたま読んだ後で
>>525読んだから良いが
一応発売日の日付だからネタバレは悪いとも言い切れない……
>528 ナカーマ
本スレは当日の午前0時バレなんだと
読むまでこのスレみなきゃいいと思います。
それが一番の対策。
520の6行目
「秘書」=誤
「秘所」=正
毎週更新されていたものが1週無いだけでかなり寂しいものだ…
なんとも言えない脱力感があるよな…。
書き手さんの都合も色々あるんだからしょうがないのではあるが。
ぐっと我慢の子。
それでは、17話からのエロ妄想です。16話分からちょっと繋がっています。
皆本×明(中身が薫)はさすがにスレ違い(?)なのでやりません。
【絶対可憐チルドレン 17th Sence.美しき獲物たち(2)Another Side】
特務エスパー候補、獣化能力者の犬神初音(14)と、動物を支配する能力を持つ宿木明(15)。
彼ら、チーム「ザ・ハウンド」の最終訓練は、
森林をフィールドとして行われる「ザ・チルドレン」との戦闘であった。
皆本の指揮のもとで巧みにチルドレンを追い詰めていく二人。
──分断された薫が、まずその戦略に屈した。
人間にさえ有効な明の能力で、精神を交換されてしまう。
他人の身体では超能力は使えないため、とりあえず皆本に八つ当たりをする薫。
そして、明が次の作戦のために二人のもとを離れた後。
姿を現した初音は、慣れない動物への獣化で暴走状態に陥っていた──!
「エ……獲物(エサ)……ッッ!!」
狼の姿になった初音が、人間を遥かに上回る膂力で皆本を押さえ込む。
前脚で両腕を、後ろ脚で両脚を押さえ──鋭い牙を皆本の──、
野戦服に、突き立てた。
ビリビリビリィィッッ!!
「わ────っ!?」
「み、皆本っ!?」
グルルルル、と唸る初音(狼)に、容易く引き裂かれていく皆本の衣服。
薫(身体は明)には一顧だにしようとせず、初音は皆本の肌に舌を這わせた。
肌に走る、獣の舌のざらざらした感触に身震いする皆本。
「く……っ! 薫! 他の皆を呼んできてく──……っ!?」
皆本が真剣な表情で薫を見やったその場所では。
なんかすごくワクワクした表情で、薫がこちらを見ていた。
「なっ、なんのつもりだ────ッ!?」
「え、獣姦プレイ?」
はっ、とようやく我に返る薫。口の端から垂れていたよだれを拭く。
そして皆本の言葉を理解し、一目散に駆け出した。
「すぐに皆呼んで来るからなっ! それまで犯されるなよ──っ!!」
「お、おおお犯されてたまるかーっ!?」
薫の懸念は冗談ではないが、ひとまず薫を安全圏に逃がせたことに安堵する皆本。
改めて、のしかかる狼を見上げた。
はねのけることは出来なくとも、助けが来るまで急所をガードしていれば──!
──と、皆本が思ったのも束の間のこと。
ヒュッ――――!!
「あ゙ぁぁぁぁ――っ……!!」
「!?」
皆本を組み敷いた状態のまま、苦しむようにして人間の姿に戻る初音。
胸を掻き毟るようにして勾玉のペンダントを引きちぎると――、
タートルネックでノースリーブの上着を、躊躇なく脱ぎだした。
「〜〜っっ!? なっ、ど、どーしたっ、犬神君!?」
初音の上着の下は、ノーブラだった。
14歳にしては発育の乏しい、ぺったんこな胸が露わになってうろたえる皆本。
厚手の生地に押さえつけられていた乳首は陥没気味だったのが、周囲の寒気にぷっくりと勃ちあがる。
「はぁ……ッ、はぁ……!」
人の姿で、ケモノのように喘ぐ初音。
その指先だけを狼のツメに変えると、ショートパンツを下着ごと切り裂いてみせた。
皆本の目に飛び込んでくるのは、股間の上に跨った全裸の少女の姿。
白に近い肌色の割れ目の上には頭髪に似た少しごわごわとした陰毛が申し訳程度のように生えていて、
14歳である発育をかたくなに誇示していた。
「ちょ、ちょっとッッ、ままま待てっ!?]
視線は14歳の素肌に釘付けにされてしまいながらも、初音を押しのけようと試みる。――が。
少女が成人男性に軽く跨り、腕で押さえつけられているだけのはずが、まるで動かない。
「――バカなっ……、ビクともしない……っっ!?」
――初音の能力は、皆本の指導で狼以外の動物にも変われるようになってから劇的な進化を遂げ続けていた。
先の「狼の爪」だけの変化もその一端である。――故に。
「……人間の姿のまま、ポテンシャルと中身は狼だというのかッ……!」
その類稀な知性で、皆本は現状を判断した。
判断するだけでは、現状の打開にはまったくなっていないのであるが。
全裸の初音が、皆本のペニスに秘所を擦り付けながら皆本の唇を貪る。
「んむゥっ、ちゅっ、んふっ――!」
ケモノそのものの交わりは、「大人のセックス」が出来る皆本においてさえ道を譲るほどの激しさであった。
びちゃびちゃと唾液をたらしながら、首筋を下がり胸板を舌で愛撫する。
その間も初音の両手は胸と秘裂をまさぐり、どんどんと結合の準備を進めていった。
「ンっ…アゥっ……!」
乳房のふくらみがない胸は必然的に乳首を捻るような自慰になる。
狼の爪が皮膚を食い破らないギリギリの力で突き立ち、内出血が起こりそうなほどに力が加えられた。
「んひィ……っ! はぁ、はァ……!!」
秘裂をほじる指は、更に容赦がない。
爪で膣内を傷つけてしまうのではないかと言うほどに激しく出し入れを繰り返し、
ときにクリトリスを捻じ切るように愛撫する。
またがる皆本の下腹部に水溜りが出来てしまうほどに愛液を分泌させ、それに恥毛を擦り付けて昂ぶる。
――その様子を見て、皆本はペニスを完全に勃起させてしまっていた。
ごくんっ、と唾を飲み込み、普段見ているチルドレンのソレと違う裸を見て興奮し――、
……同時に、自己嫌悪する。
(だああっ、ダっ、ダメだ皆本光一っ! 彼女はまだ14歳なんだぞ!?
確実に児童ポ以下略に引っ掛かるじゃないかっ……!
……いやでも、宿木君とはシてたから……って、そーいう問題じゃなくてっ……!!)
理性と本能の間で葛藤しつつも初音の乱れる姿から目を離せないのは、男の悲しいサガ。
――そして、そんな葛藤を待っていてくれる獣ではなく。
「ハァ、ハッ、ハァ……!」
発情した牝そのものの風体で舌なめずりをした初音が、ぐいっ、と腰を上げた。
尻を左右に振ると皆本のペニスに膣口を合わせて、にちゅにちゅと亀頭に愛液をまぶしてみせる。
「っ!? ちょ、待て――――っっ…くっ!?」
「――ハァァ……、行くわっ、皆本さん……!」
そして皆本の狼狽を楽しむように、一気に腰を下ろしてペニスを膣内に迎え入れた。
ずぷうううぅぅぅっっ……!!
「っ、っ……!!」
「あんっ、ふぅ、はぁぁ……! イイ、アァァ……!!」
14歳のセックスとは到底思えない、激しい腰の動き。
叩きつけるように皆本の下腹部に自分の下半身をぶつけたかと思うと、
亀頭の抜けるギリギリまで腰を持ち上げて――更に膣の奥深くへとペニスを招き入れる。
ズッ、ズッ、ズチュ、ズチュッ、ズリュッ、ズリュッ――!!
「ハァッ、うゥッ、ガァッ、ヴウゥッ……!!」
騎乗位で腰を振りたくる初音の喘ぎ声は、次第に狼じみた声音に変わっていく。
互いに気持ちよくさせようという営みではなく、純粋に子を成そうとするための交わり。
それは正に獣の交合であった。
皆本の胸板に爪をたて、ミミズ腫れを残しながら天を仰ぐ初音。
全身を汗にまみれさせた少女が、遠吠えをするように喉を逸らせた。
情緒のない、野外での――しかも、少女に押し倒されてのセックスのはずが、
狼のように顔を上げる初音の姿が酷く幻想的に、皆本の目には映った。
「アァァッ……!」
ばたぁっ、と上体を倒して皆本の唇を貪り、高く上げた腰を更に早く動かす初音。
口づけは激しく、舌を絡め合いながら続けられた。
時折、舌がぴくぴくと震える感覚に、皆本は彼女に絶頂が迫っていることを悟る。
「……っ!」
――不意に、膣の締めつけが強くなった。皆本の射精欲が一気に高まる。
「なっ、なん…だっ!? これ……――むぐッ!?」
戸惑った声をあげた皆本の唇を塞ぐ、初音の唇。『余計なことは考えるな』とでも言いたげに。
絞めつけを強くしたままで、まるでペニスを絞るようにピストン運動が続けられる。
ぎゅうううううぅぅぅぅっっ……!!
「あだっ、痛たたたたっっ!! っ、っぎゃ――――っ!?」
男ならば想像するだけで股間に痛みを覚えそうな激痛の中で、
皆本は獣の膣圧にペニスを締めつけられて意識を失う瞬間。
言わんこっちゃない、という薫(精神は明)の声が響いたような気がした。
『〜〜だからっ、『手がかかる』って言ったんスよ……っっ!!』
びゅるっ! びゅっ! びゅぅっ……!!
射精しきったはずのペニスから、絞めつけに任せるままに新たな精液が発射される。
そうして皆本は初音の膣奥深くに長い射精をした後に――、ぷっつりと意識を途切れさせた。
薫が皆を連れて戻ってきたときには、ぐったりとした皆本の上で腰を振り続ける初音の姿があったという。
げに恐ろしきは、獣の性欲と力か。
……それとも、意識を失っても勃起し続けた皆本か。
おわり
以上、17話からのエロ妄想でした。
女の子の身体になった明(身体は薫)のオナニーというのも考えましたが――――、
これはTS系のスレ向きかなと思い、こちらのネタに。
休んだつもりはなかったのですが、前回の16話分の投下が早かったせいかそう思われましたようで。
早すぎるのも良し悪し、ということなのでしょうか。
>>532 誤字報告、ありがとうございます。
以後は冬コミ作業のため、これまでの投下速度を維持できないかもしれません。
なにとぞご理解ください。
(エロでも絶チルでもないものを友人のところに新刊を委託してもらうだけなのですが)
今年の冬は絶チル本があるといいですねぇ。
それではまた。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
しかもリアルタイムッ!
>>以後は冬コミ〜〜
あまり気負わないでください。たまの投下でもとても嬉しいですから。
ほんと絶チル本どこか出してくれないかなぁ。
横タマ本出した自爆SYSTEMが出す可能性あり。つーか何冊かでてるんだな既に
>>541 GJでした!
ケモノ良いです!
冬コミ頑張ってください〜。
つーか自分も頑張らなきゃいけないんすが。
いつもの事っちゃいつもの事なんだけど
少女に組み敷かれ犯られる成人男子ワロス GJ!
無理せず楽しくやれる範囲で、ゆっくりでも投下が続いてくれることが何よりです!
椎名先生の方は今にも壊れそうだが…
初音が明に「狼は一夫一婦制の貞淑な動物だ。だから、あたしのパートナーは生涯お前だけだ」
とかって妄想をしてみたのですが…
皆本萌えな俺としては獣化初音*皆本からそこへ繋がると(相手は皆本)ストライク。
※今回のSSはマニアックな表現(浴尿)がラストに含まれますので、苦手な方はスルー推奨です。
このSSを読んだことによる精神的疾患などに、B内村は一切感知しません。
それでは、18話よりのエロ妄想です。
久しぶりにチルドレンの出番と相成りますが、
皆本が首から上しか登場していないので少々アレなプレイになります。
【絶対可憐チルドレン 18th Sence.美しき獲物たち(3)Another SIde】
空腹になるほどに、獣としての能力が高まる犬神初音の獣化能力。
しかし、空腹と共に理性も削れていくという欠点があった。
本能のままに「宝物」と認識した皆本を連れ去る初音。
唐突に始まった、一人の男を賭けての人VS狼のチェイス。
──身体を取り戻した薫の、皆本への執着の格の違いを見せつける一喝、
──更にウサギに意識を移した明が「喰われる」ことで尊い犠牲を払い、
──結果として獣の初音は薫との上下関係を認識し、とりあえず一件落着──
……したのだが。
『宝物は埋める』という獣の習性に従って、皆本は首まで地中に埋められてしまっていた。
片方だけのスニーカーや、薄汚れた野球のボールと同列になって地面から顔を出す皆本。
「……出して!!」
自らの不憫さを内心で嘆きつつ、疲れ切った表情で同じ境遇の明に助けを求める。
「……あ、はいっ、すぐに掘り出しますんで!」
慌てて駆け寄ろうとする明。その肩を──薫が、引き止めた。
振り返る明に、邪悪な笑みを浮かべる。
「……っ!?」
「掘り出すのは葵が来てからでいーじゃん?
道具もないあたしたちじゃあ掘れる深さもタカが知れてるしさー」
言っていることは筋が通っている。
確かに、瞬間移動能力者(テレポーター)を待ってからの方が効率は遥かに良い。
……だが、明はその言葉を信用することが出来なかった。
薫から感じられる獣臭。
──それは、獲物を前にした初音と変わらないモノだったからである。
「初音! こいつを押さえ込んどけ! 好きにしちゃっていーから!」
「判ッタ、姐サン!!」
いつのまにか随分と親しげな舎弟関係を築いていた初音が、薫の行動を危ぶむ明を押し倒す。
ガウウッ、と吠え声をあげて組み倒すと、そのままズボンを引き裂いてペニスを口に含んだ。
「〜〜っ!? うあッ……!」
「ハァ、ハァ──ッ、んッ、じゅぷ、ンッ……」
一心不乱に明を責めたてる初音の姿を満足気に見やってから、薫はぐるうりと皆本の方を振り向く。
皆本の顔色は目の前の光景にすっかり青ざめてしまっていた。
『手も足も出ない』とは正にこのことである。
「イイ格好じゃあねぇか、皆本さんよォ〜……?」
下卑た視線で皆本の顔を睨め回す薫。その瞳は復讐に燃えていた。
「……か、薫! 話せば、話せば判る!! だから早まるなっ……!」
「ふ、ふふふふふ……! 今更遅──いっ!!」
薫はついさっき皆本に『僕の相手をするにはまだ早い』と言われたことを根に持っていた。
恋する(?)少女は、そういうデリカシーのない発言に敏感なのである。
皆本の頭の上で仁王立ちをすると、視線を見下すように受け止める薫。
突然、躊躇なくベルトを抜き取り、ジッパーを下ろし始める。
そして靴を履いたままの足からショートパンツを抜きさって投げ捨てると下半身ショーツ一枚になり、
うやうやしい手つきで皆本の眼鏡を外すと──そのまま、皆本の顔面に腰を下ろした。
むぎゅうっっ……!
「むぐぅ────ッ!?」
首から上しか動かせない皆本に、逃げる術があろうはずもなく。
真正面から、薫のお尻に腰掛けられる形になってしまった。
少女特有の甘い体臭に、ほのかな汗のにおいが皆本の鼻孔を通り抜ける。
──といっても、鼻と口を一度に塞がれた皆本にそれを感じている暇はなかったのだが。
「顔面騎乗っての? いっぺんやってみたかったんだよなー!」
ケケケ、と笑いながら、皆本の鼻面に秘所を押しつける薫。
割れ目がちょうど鼻で刺激され、苦しむ皆本の熱い息がお尻に吹きかかる。
「んあっ! あんっ……! もー、皆本、暴れんなよーっ♪」
その暴れ方が純粋な苦しみから来ているものだということを理解せずに腰を動かす。
やがてショーツの股布の部分には楕円形のシミが広がり、薫の昂りを示していった。
「んゥ……っ」
刺激が足りなくなったのか、皆本の顔から腰を上げる薫。
くちゅ…、と、皆本の鼻とショーツのシミの中心に透明の糸が引いた。
「……やっぱりさ、直接──の方が、イイよな…っ?」
ドキドキと高鳴る胸を押さえて、濡れたショーツを脱いで足首に絡ませる。
無毛の割れ目に指をあてがうと、愛液が皆本の顔にとろりと滴り落ちた。
「うっわ、スッゲー濡れてる……。ヤベ、これクセになりそう……っ」
皆本を好きにしている(ある意味普段からそうではあるが)という感覚が、
薫の背筋にゾクゾクと新しい快楽を込み上げさせる。
脚を更に大きく開き、更に深く快楽を得るために陰唇を指で広げる。
クリトリスの包皮も自分から剥き──、
「……じゃあ、イくぞ皆本っ……!」
言葉と同時に淫汁の湧き出る性器を、再び皆本の顔面に押しつけた。
===================================
そうしている間中ずっと、薫の股下で
「はーっ、はーっ、はーっ……!!」
と、必死に酸素を肺の中に取り込んでいた皆本の姿があったのだが、
昂りのせいで薫の眼には微塵も入っていなかった──。
哀れ、皆本。
=====================================
「あんっ、ンっ、ふぁっ! 皆本っ、皆本ぉっ!」
ぐちゅぐちゅと愛液を飛沫かせながら、皆本の顔に股間を擦りつけて喘ぐ薫。
完全に感極まったのか、愛しげに皆本の名前を連呼する。
両手は野外活動用の制服の上から自分の胸を揉みしだき、しわを寄せていく。
ショーツの様に生地で覆われているわけではないので皆本も呼吸は出来るのだが、
今度は直接愛液が垂れ落ちてくるので黙っていると口から鼻から入ってきてしまう。
──結果、皆本は薫の秘部を口で愛撫しながら息をするしかないという状況に陥ってしまっていた。
鼻の頂点にクリトリスを押しつけられ、潤った秘唇が口唇と触れ合う。
皆本の伸ばす舌は、皆本の自由にならない。
薫が上下左右に腰を振るのを追うように舌を這わせ、とめどなく分泌される愛液を啜る。
ずじゅるっ、じゅぷっ、じゅぱっ……!
「あひッ、うぁっ! あうっ、皆本っ、尻……舐めるなよぉ……っ! ひぁっ!?」
舐めることを強制され続ける舌は、必然的にやがて薫のお尻の穴にも触れることになる。
愛液と唾液でヌラヌラと光る舌先は簡単に窄まりに埋没し、薫の腰の動きで出し入れが繰り返された。
「んぐ、んむぅっ!?」
腰を動かしているのは薫なのだから自分に責はない──と釈明したい皆本だったが、
しきりに秘所を擦りつけられては声も出せない。
鼻息を荒くして必死に呼吸を繰り返しながらも、薫に奉仕するしかないのであった。
「ひぁっ、うっ……! ン…あっ、あうぅっ!」
皆本の後頭部を手で押さえつけ、更に強く快感を求める薫。
秘部から溢れた愛液は皆本の顔中をまんべんなく濡らし、
返す刀で濡れていない蟻の門渡りを、お尻の穴を湿らせて滑りを良くする。
「あううっ! な、なんかぁ……、尻まで、ンっ……気持ちよくなって……っっ」
ぐぢゅっ、ぐぢゅっ、ぐぢゅっ、ぐぢゅぐぢゅっ──!!
「んぐぐぐぐっ────!?」
擦りつける、というよりも摩擦熱で火が出てしまいそうな勢いで、薫は自慰に耽る。
股の下で苦しむ皆本が必死に伸ばす口唇と舌に性器を当てて、雌猫のように喚いた。
「あ、ひぁっ、ひぃっ、イ、イキそっ……」
薫がガクガクと全身を震わせる。
だが、擦りつけているだけでは決定的な快感が足りない。
イキそうには幾度もなるのだが、最後の一押しが欠けていた。
それでも薫の腰の動きは止まず、皆本は酸欠症状を起こしかける。
「────っ、っっ──!!」
下手をしたらここで窒息死である。
最悪極まりない最期を予感して、顔色が青を通り越して白くなる皆本。
そのとき、奇跡が起こった。
呼吸の出来なくなった皆本が脱力し、がくっ──、と口を開けた瞬間。
薫の動きと、その開口が連動した。
皆本の歯がちょうど薫のクリトリスに、まるで削ぎ取るように触れたのである。
ガリ……ィィッ……!! ────ビクンッ!!
「ひぎ──ィっ!?」
──それは、強い刺激。
イクにイケないでいた薫の意識を一気に忘我まで追い込む一撃。
「あ…………っ、う、ぁぁっ────!!」
遠くまで響きわたる嬌声をあげて、絶頂する薫。
皆本の後頭部を爪を立てるほどに強く掴み、最後にと擦りつける。
ぶびゅ、ぶしゅっ……! と、開いた皆本の口の中に潮が吹かれた。
「は……ぁん…………、はぁ……」
緩みきった表情で、薫は快楽の余韻に浸る。
下半身丸出しで屋外に居るということに改めて気付き感じる背徳的な感覚も、一つのエッセンスだった。
「はー……、サイコー…………」
──と。それまで緩んだ笑顔を見せていた薫の表情が、いきなり固くなる。
もじもじと腰を落ち着きなく動かし、周囲を見渡す。
「……──っ!?」
ぶるぶるっ……、と背筋を震わせる悪寒。
それは間違いなく、尿意であった。
周囲を見渡してもトイレなどある筈もなく、また、脱ぎ捨てたショートパンツは遠い。
あまつさえ、葵たちが歩み来る話し声さえも聞こえてきた。
「ま、マズ……っ!」
薫の背中を脂汗がつたう。
皆本との性行為ならばまだいくらでも見せつけてやろうという気にもなる。
だが、さすがの薫(オヤジモード)でも、野小便を見られることには羞恥心が勝った。
その辺に隠れて用をたしたとしても──、確実に見切られるに違いない。
「────ゲホッ、げほ!!」
薫がそうして切羽詰まって逡巡している中で、皆本がようやく生還を果たす。
未だ薫の小さな尻に乗られたままではあったが、動かないのでようやく呼吸が出来るようになっていたのだ。
ゲホゲホとえづく皆本。
──その、ぽっかりと開いた口を見て。
これしかない、と。薫は直感する。
足音は近くまで来ている。やるなら今しかない、とも。
少しだけ皆本の顔から腰をあげて中腰で固定する。
──そうすると、おあつらえ向きに皆本は更に大きく口を開けてハァハァと息をし出した。
まだ愛液でねっとりとしている秘唇を指で広げ、尿道口を剥き出しにする。
そして下腹に力を入れて──、
「なぁ、皆本…………」
「ゲホ、ゲホ……ッ、な、何だ、かお────」
「────飲め」
「がぼごぼげぼごぼっ!?」
『薫』と皆本が言う暇もなく、解き放たれる緊張。
窒息の危機から脱した男は、次なる責め苦──溺死の危機に晒されることとなる。
嚥下するように念動力で口を強制的に広げられ、じょぼじょぼと注がれ。器官に入って逆流し。
薫の膀胱がカラになるまで、その地獄は続いたのであった。
=============================================
程なくして。
「皆本さん、薫ちゃんっ!?」
「二人とも無事か────っ!?」
息を切らせて葵と紫穂、桐壺、そして連絡を受けた朧が辿り着いて見たものは。
顔色をつやつやとさせた初音と、下半身に破かれたズボンを巻き付けて体育座りでさめざめと泣く明。
──そして、
すっきりした様子で素知らぬ顔をしている薫と、
地面から首だけ出したままでズタボロになって気絶した皆本の姿であった。
余談ではあるが。
掘り出されて介抱された皆本は、一切の出来事を忘れていたという。
人間、自我を保つためには忘れた方が良いこともあるもので……?
おわり
以上、18話からのエロ妄想でした。
ここ二週間ほど出番のなかった反動で暴走気味の薫ということで。
今回は顔面騎乗というワードがすぐに出てきたので、やたらと出来上がりが早かったです。
あんまり皆本を変態さんにするとらしくなくなってしまうので浴尿行為はちょっとライトな描写に変更。
…「ペニス」って単語を書かなかったのは珍しいなぁ。
それではまた。
…そろそろGSも何か書きたいところではあるんですが。
あらかたは書かれているみたいなのでネタの取捨選択が難しいですね…。
グッジョ〜。
顔面騎乗の似合うキャラだな、薫は。
仕事早!
前回(潜水艦)の愛情溢れるプレイと打って変わり薫ヒドス
…皆本はいつか犯り殺されるな
彼の自我を守るための配慮まであってGJですた!
なんつーか、皆元さんたくましく生きてください。って感じですね。
しかし、そこがまた薫らしくていい感じでした
すごい…。
このクオリティで、このペース。
これが18週も続いているのか。
いや、14週くらいじゃね?
紫穂の単発エピソードからのスタートだったから
それでもすごいけどさ
たまには上げようお
>>563 神職人のいるスレは上げないほうがいい。
住人は増えるかもしれんが、確実に厨も呼び寄せてしまうから。
沈んだまま、静かに新キャラ受付嬢'sの登場を待つのだ。
ていうか連載続きそうでよかった・・!
サイン会もあるらしいしな
本当によかった。昔からのファンとしては喜ばしい限りだよ
ちょっとネタが出るまでに時間がかかりました。
今回は新キャラ受付嬢コンビの小ネタです。
【絶対可憐チルドレン 19th Sence. ハート・ブレイカー(1) Other Side】
デートの約束は半年待ち、の美人エスパー受付嬢チーム「ダブルフェイス」。
それが、皆本の今夜の合コンの相手であった。
チルドレンの動向は気になるものの──皆本だって健康的な成人男子である。
多少ロリのケはあろうが、成人女性に興味がないということは勿論ない。
「向こうの二人ともお前に気がある可能性が高い」
「自分の名前出をしたら一発オーケーだった」
──とまで言われては、否が応にも期待が高まるというものであった。
外はねのロングヘア、猫を思わせる活発な風貌の美女は、
超度(レベル)5の透視能力者(クレアボヤンス)、常磐奈津子(20)。
内はねのショートカットの大人しそうな感じの美女は、
同じく超度(レベル)5の精神感応能力者(テレパス)、野分ほたる(20)。
それぞれ、胸のサイズは88のGに86のE(薫鑑定済み)の結構な大きさ。
出る所は出て引っ込む所は引っ込んだ大人の肢体であることが服の上からでも容易に判る、
その彼女たちが、いい感じに酔いの回った皆本を押さえつけていた。
「──な、何を、するんですか──っっ……!」
抵抗しようとするが、酩酊状態のうえに二人がかりでは分が悪い。
助けを求めようと賢木を探し──、背後で落ち着いてグラスを傾ける悪友の姿を捉えた。
「さ、賢木っ、助けてくれっ──」
「ああ、スマンな皆本。さっき彼女たちに相談を受けたんだが、最初からこうしたかったらしい。
交換条件付きで俺はそれのセッティングを引き受けたのさ。つまり──」
──助ける気はないと。
──大人しくヤラれちまえ、と。
至極冷静に言い放ち、皆本を襲う美女二人の姿を肴に酒を飲み出す賢木。
「は、はくじょーもの────!!」
「フハハ、何とでも言えー。というか皆本、かなりいい目見てるじゃないか。俺は羨ましいぞー?」
絶望に顔色を青くしながら、皆本はケラケラと笑う賢木を睨む。
──そうしていたところに、しゅるり……と衣擦れの音が耳に届いた。
意識的にダブルフェイスの二人を見ないようにしていた皆本が、恐る恐る音のした方に顔を向ける。
「もう、皆本さんったら。賢木さんばっかり相手にしてないでこっち向いて下さいよ?」
「──ちょっと恥ずかしいですけど、皆本さんになら……」
そこに居たのは、服を脱ぎ捨てて卑猥な下着姿になった奈津子とほたるだった。
奈津子はその活発そうな印象に違わず、黒く股間の切れ込みの激しい下着。
ハーフカップのブラジャーに、肉づきのいいお尻に食い込むTバック。
すらりとした脚線美が何より印象的であった。
ほたるの下着もまた、本人の第一印象とほぼ同じ。
清楚な白の下着――しかし、奈津子より幾分かぽっちゃりとしたカラダはむちむちとしており、
ともすればスレンダーな奈津子よりも淫猥な感じがした。
その二人が、肌も露わな格好で皆本を押さえつけているのであった。
女性のカラダ特有の、言いようのない柔らかい肌の感触が皆本を襲う。
奈津子のハリのあるピチピチとした感触と、ほたるのふにゅふにゅとした吸い付くような感触。
どちらも甲乙つけがたい、オンナのカラダであった。
「〜〜っっ!?」
目にした事も十分な衝撃ではあったが、実際に触れた瞬間の緊張はその比ではなかった。
皆本の視線が落ち着かなさげに二人のカラダを交互に泳ぐ。
「あは、皆本さん赤くなっちゃって。カワイー♪」
「奈津子、じゃあ……やりましょう?」
きゃん、と喜ぶ奈津子に、ほたるが何かを促した。
「き、君たち、何を――――っ」
皆本が不穏な空気に警戒を強めた瞬間。
奈津子は目を見開き「何か」を見て、ほたるは逆に目を閉じ「何か」を感じた。
キュゥゥウゥゥン!!
――ほんの数秒ののち。
焦点の戻った奈津子がにんまりといやらしげな笑みを浮かべ。
まぶたをゆっくりと開けたほたるが、頬を赤らめながら皆本を当然と見つめた。
「い、今っ、もしかして――……」
覚えのあるタイムラグに、皆本の背筋が凍る。
「あら、皆本さん……女性上位で責められるのがお好きなんですね。マゾヒストなのかしら」
「──それと、まだ仮性包茎みたい。……ふふ、ちゃんと剥ききってあげますよ……?」
「――――っっ!?」
事ここに至って、ようやく皆本は二人がエスパーであるという事実を思い出した。
すべてを見透かすクレアボヤンスと、対象の精神を触れずに読み取るテレパス。
綺麗さだけで受付を任されている訳ではないのだ――と
「そっ、僕にそんなシュミは――――」
無い、と言おうとしたところに、ぴたりと人差し指が当てられて言葉を封じられる。
「いいんですよー、そういう皆本さんもステキですし!」
「今日は、楽しみましょう――……?」
そして、二人は絶妙なコンビネーションで皆本に触れ始めた。
「はーい、脱ぎ脱ぎしましょうね〜?」
奈津子が躊躇なく皆本のジャケットを剥ぎ取り、ネクタイを緩めつつワイシャツに手をかける。
脱がせながらも、その視線は皆本の股間に据えられていた。
ズボンを脱がすのはほたるの担当であるが、クレアボヤンスである奈津子の目には既にその下の情景が見えているのだ。
「――皆本さん。もうすっかりおちんちん硬くしちゃって……。結構むっつりさんなんだ」
「っ……いや、そ、そんな…ことはっ」
キュウン……!
「奈津子、皆本さん……そういう言葉責めも嬉しいみたいよ」
ご丁寧に皆本の心情をテレパシーで読み取りながら、二人の会話に、ほたるが割り込んでくる。
「!?」
「へぇ〜、やっぱりぃ」
判りやすくにんまりと笑う奈津子。ほたるもまた、皆本の表情の変化を楽しんでいるように見えた。
ズボンを脱がせると几帳面に畳み、トランクスを下げてペニスを前に熱い息を吐く。
「わ…。お、大きいですね……」
「でしょ? だから言ったじゃん、皆本さん大きいって!
皆本さんが受付の前を通るたびに透視してたんですけどねー。
この可愛い顔でこのおちんちん、ずっとシたいなーって思ってたんですよー」
んふふふ、と自分の眼を誇りながら、奈津子は解いたネクタイで皆本を後ろ手にキツく縛り上げた。
「よっし、これで逃げられないから……ほたる、全部ぬいじゃお!」
「うん、……皆本さん、見ててくださいね……?」
イヤとは言えない。口にはしないが「見たい」とは確かに思っているのだから。
肯定も否定もせずに、ただ黙って見守る皆本。
ほたるはテレパスなので、そんな皆本の心情もきっと判っているに違いなかった。
ブラジャーを勢いよく外して、故意に胸をぷるんっ、と揺らす奈津子。
乳房は斜め上を剥きそうなほどに形が良く、寝転んでも崩れなさそうに見える。
お尻を皆本に向けてTバックの食い込んだ引き締まった尻たぶを見せ付けてから、くねくねと腰を振ってショーツも脱ぎ去った。
ほたるは腕で乳房を抑えながらブラジャーのホックをゆっくりとはずす。
ふるんっ、と、奈津子のそれよりも柔らかそうな、そして重みがあるのか下向きの乳房が露わになった。
乳輪が少しだけ大きめで、奈津子のスポーティな色気と好対照な卑猥さを醸し出している。
丸めながら脱いだショーツの下もやはり女性らしい柔らかさに満ちており、肌の白さに恥毛の黒さが際だっていた。
「さ、皆本さんっ、たぁっぷり…シてあ・げ・る!」
「――ひょっとしたら入るんじゃないかと思って、バイブも持ってきたから……」
加虐心に満ちた視線を送りながら、タイプの違う裸の美女二人が皆本ににじり寄る。
四つんばいになって胸を揺らしながら、女豹のように。
「は、入るってどこにっ!? バイブって何――ッ!!」
「わかってるくせに……♪」
突如として訪れた貞操の危機に、若干恐慌状態に陥る皆本。
そんな皆本を楽しむように、二人は仲良く並んで皆本のペニスに舌を伸ばした。
まずはほたるが宣言どおりに、まだ少しだけ亀頭にかぶっていた包皮を舌で丁寧に向きながら舐め清めていく。
綺麗に剥き終わると、隣の奈津子と軽くキスをして――、そして一斉にしゃぶりついた。
分け合うように、二人がかりのフェラチオが始まる。
「ん……んっ!」
「ん、ちゅば、はぁ……!」
裸のお尻をふりふりと揺らしながら、仲睦まじく一本のペニスを舐めあう姿は皆本に強い快感を与えた。
ちゅぱっ、びちゃ、ちゅぷぅっ……!!
「うぁ、あっ、っ――……?」
――と。皆本の目に、何か異様なモノが映った。
裸でひざまずく奈津子とほたるの背後で、何か黒いモノが腰に手を当てて――――。
「よーっし、お二人さん、それじゃあここからは俺も参加していーわけだな!!」
――それは、賢木であった。
いつのまにか全裸になった色黒の賢木が、その鍛え上げた肉体を誇示するように仁王立ちしている。
股間では不自然に黒光りしているペニスが隆々と勃ち上がっていた。
「…いいですよー? しっかりご奉仕してねー?」
「私たちはしばらく皆本さんにかかりきりですから。シたかったらしっかり感じさせてくださいね?」
「応! 任せておけっ!!」
「…………」
呆然とする皆本を尻目に、三人の間で交わされる会話。
この四人の中での(性的な)ヒエラルキーは、自分が最底辺だと皆本は悟った。
奈津子とほたるの舌が、手が、皆本の全身を這いまわり快楽中枢を絶えなく刺激していく。
――同時に、裸の二人の背後で嬉々としながら片方にクンニをし、もう片方に手マンをする賢木。
皆本の身体の上で、同い年の女性二人は快楽に蕩けた笑顔を見せた。
そんな中で、皆本はまるで今の出来事が人事のような感覚を覚えて。
(……ああ、でも……賢木とウホッなことにならなかったことだけは……良かった……)
何一つ事態は好転していないが、取り敢えず意味の無い事を考えて自分を慰めるのであった。
========================================
「──ってことになるワケだ! そのあと俺は二人に代わる代わるチンポをぶっ挿すわけだ!
いーね、萌えるね!! 考えるだけで勃起するね!!」
──と、皆本に親しげに語る白衣の男。
彼こそが、その合コンの予定を取り付けてきた男。ESPドクター賢木修二(22)。
皆本光一と同期入局の超度(レベル)6の精神感応能力者(サイコメトラー)であり、
医者としての天才的な辣腕と共に──女たらしで有名な、色黒の肌が健康的な色男であった。
その彼が、二枚目台無しなスケベ根性丸出しの顔で熱弁を振るっていた。
──それは、夜に予定されている合コンを控えての──逞し過ぎる妄想。
「……な、何で僕が二人にヤラれなきゃいけないんだ……っ!?」
ハァハァと息を荒らげる賢木に、額に青筋を浮かべた皆本が怒りを押し殺して呼びかける。
その顔に、キョトンとした顔をする賢木。
まるで「なんて心外な」とでも言いたそうな表情をしてから、口を開く。
「何言ってんだ、皆本そういうの好きだろ?」
「そっ、そんなワケあるか────っ!!」
顔を赤くして否定の絶叫を迸らせる皆本だが、賢木はまったく動じない。
逆に、皆本の手を掴むと──ニヤリ、と笑ってみせた。
賢木の能力が紫穂のソレと同じサイコメトリーだと皆本が気付いたときには既に遅く。
「なーるほど。それ「だけ」じゃないワケだ。
チルドレンの子供(ガキ)と一緒に居て、随分と属性増やしたみたいだなー?」
「──っっ!! さ、賢木っ──!!」
「フハハハ、今日の合コン、たーのしみだなぁ──!?」
顔を真っ赤にして、まるで子供のように賢木を追いかけ回す皆本と、
馬鹿笑いをしながら逃げ回る賢木。
──内容はともあれ、それは実に仲の良さそうな友人たちの姿であった。
仲よきことは美しきかな、……かな?
おわり
以上、19話からのエロ妄想でした。
本番は書いていないのであんまりエロくもないですが。
最初はチルドレンからの「しつけ」SSの構想だったのですが、
「しつけ」の良い内容が浮かばないでいた所に受付嬢ズ×皆本のネタが出たのでこのようになりました。
──あんまりハードな皆本受けは引かれるかなとも思いまして。
(じゃあ前回の顔面騎乗と浴尿はなんだという意見は黙殺の構え)
ネギまのネギなんかだと躊躇なくそういうSSになるのですが。
皆本はやっぱりその辺のバランスが難しいです。
ショタじゃなくて(一応)成人男性ですし……。
それでは冬コミ作業に戻ります。…ホントはSS書いてるヒマないんですが(苦笑)。
それではまた。
>>570>>572を訂正。まずは
>>570の
>「あら、皆本さん……女性上位で責められるのがお好きなんですね。マゾヒストなのかしら」
>「──それと、まだ仮性包茎みたい。……ふふ、ちゃんと剥ききってあげますよ……?」
の部分を、
>「あら、皆本さん……まだ仮性包茎みたい。……ふふ、ちゃんと剥ききってあげますから」
>「……女性上位で責められるのがお好きなんですね。マゾヒストなのかしら」
に変更しつつ、
>>572の
>まずはほたるが宣言どおりに、
↓
>まずは奈津子が宣言どおりに と変更して読んでください。
ちょっと奈津子とほたるの二人を混同してました。ううむ。
追加訂正です(汗)。その前文を奈津子に変えているんだから
>>572 >綺麗に剥き終わると、隣の奈津子と軽くキスをして
↓
>綺麗に剥き終わると、隣のほたると軽くキスをして
にしないとおかしいですね…。
他にも誤字はあるけどな。何にせよGJ
>>575 GJ〜!
皆本どんどんへたれにw 最初からと云う説もありますがw
にしても受付嬢のチーム名は「ダブルフェイス」でしたか(最近読め
なかったもんで)・・・・ユニクロンの部下やってそうですな(マイナーネタ)
>568-乙
>579 インチキ手品マンガかと思ったじゃないですか
581 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 22:10:58 ID:rmQq/ltN
誰かNight TakerのサイトのURL知りませんか?
>581
ぐぐれ
>>581 そのつづりじゃいつまでたっても到達できんぞ
というかこのスレ読め。もうその答えは出ているだろうに。
犬神さん?
なんとなく思いついたのでネタを一つ。いつもより若干ハード目…かなと。
【絶対可憐チルドレン 18th Sence.other Side-After】
ぎしぃっ──。
ベッドのスプリングを軋ませる音で、皆本は目が覚めた。
樹海を舞台にして行われた特務エスパー候補とチルドレンとの戦闘訓練。
多少の疲れは予期していたが、まさか地中に埋められまでするとは思わず……。
帰宅するなり皆本は崩れ落ちるようにベッドに倒れ込んだのであった。
そうして、草木も眠る丑三つ時に。
一人の少女が、ぐったりと眠る皆本の上に跨がると──その頬に、手を伸ばした。
「んっ……ん…………?」
寝ぼけ眼のまま、ゆっくりと眼を開ける皆本。
自分の上の、ふわふわとした髪の毛の──10歳にしては落ち着きのある風貌の少女と、目があった。
「──っ、し、紫穂っ……!?」
驚きに眼を見開く皆本の頬を愛しげに撫でながら、紫穂はにっこりと笑う。
「こんばんは、皆本さん。さっそくだけど……今日の賭けの報酬、貰いに来たわ」
「──っ!」
『賭けの報酬』。
それはザ・ハウンドとの模擬戦の前に、皆本が三人に言い放った言葉に端を発するモノ。
曰く「君達が勝ったらなんでも好きなことを──」。
日々、虎視眈々と自らの指揮官に狙いを定めているチルドレンの三人にとって、これほどの餌はなかった。
──そして、最も行動が早かったのが紫穂なのである。
「アレはノーコンテストだろうっ……!?」
「ううん、皆本さんの負けは負け。
犬神さんの自制力の限界を見極められなかった時点でそれはほぼ確定だもの」
「──そ、それはそうだが……。っ、けど、こうしてたら薫と葵が起きて……!?」
「それも大丈夫。寝る前に飲んだジュースに適量の睡眠導入剤も入れたから。
二人とも疲れてるし、朝まで起きないわ」
皆本の逃げ道を一つ一つ的確に潰していく紫穂。
受け答えを重ねるたびに、皆本の額に嫌な汗が浮いていく。
「……な、なんで今っ!?」
「疲れてると、思考のガードって甘くなるの。
──それじゃ、全力で皆本さんのナカ──……読んであげる……!」
「や、やめっ──……!」
そう告げると同時に紫穂はありったけの能力を注ぎ込み、解放し。
皆本の頬に当てた手から、皆本の精神の奥底を──覗き込んだ──!
キュン────────!!
======================================
ベッドの上でうつ伏せになり、お尻を高く上げている三人の少女。
チルドレンの三人は、一糸纏わぬハダカでお尻を背後の男──皆本に向け、
どれほど長くその状態のままにされていたのか、すっかり淫楽に陥ちた瞳の色ではぁはぁと荒い息をついていた。
お尻を突き上げた格好のせいで、三人の慎ましげなお尻の穴も性器もすべて丸見えになってしまっている。
……そして、そこから。
丸い輪っかのようなモノが、ヒモに繋げられて垂れ下がっていた。
ヴヴヴヴヴ……。
くぐもった音が寝室に響き、三人の押し殺した悦楽の悲鳴が重なる。
秘所からはとろとろと愛液が流れだし、お尻の穴から生えた輪っかがふるふると揺れる。
──最初に音をあげたのは、葵であった。
「ひっ、やぁぁ! も、もうダメぇ皆本はんっ……!!
抜いて、お尻のツブツブ抜いてぇ────!!」
ガクガクと細い太腿を揺らし、涙も、涎までもこぼしながら絶頂する葵。
背後に立つ皆本に許しを乞う。
ぶりゅっ──!
葵のお尻の穴を広げて大小様々な大きさの、球が数珠つなぎになったモノが排出されていく。
直腸粘膜を擦るその球の感触に、喉を反らせて喘ぐ葵。
三人のお尻の穴に埋め込まれていたモノは、アナルビーズであった。
四六時中、チルドレンの三人に誘惑をされ続けてきた皆本。
いかに自制心の強い(?)皆本とはいえ、限界は見えかけていた。
特に、日に日に女性らしくなっていくこの年頃の少女は蠱惑的に過ぎる。
──そんな中で、皆本が苦肉の策として編み出した折衷策がこれであった。
つまり「処女さえ守ればいいじゃないか」と──。
敗北感がヒシヒシと伝わるような譲歩の仕方だが、それを三人も了承した。
皆本は基本的にモテる部類の人間である。
今のうちに──たとえお尻だとしても──肉体関係を持っておくに越したことはないと踏んだのだった。
そうして始まった関係。
……それが、今まで抑圧されてきた性欲に一気に火をつけてしまった。
加速度的に暴走を繰り返し、どんどんとマニアックなプレイを要求されていく三人。
今行われていることも、その一環であった。
尻穴にアナルビーズを挿れて振動させたまま放置。
一番最初に音をあげたら──……、更に苛烈な調教が待っているというゲーム。
脱力して全身汗だくで横たわる葵のもとに、皆本がいつもの笑顔で近づいてきた。
「葵、いくらお尻が感じるからって、もうちょっと堪えてもいいんじゃないか?」
「そ、そんなこと、言うたかて……っ! ひぅっ!!」
むにゅ…っ。
アナルビーズに犯され続けて柔らかくなった葵のお尻の穴に皆本の指が簡単に沈み込む。
ぐぢゅぐぢゅと腸液を皆本の指に絡みつかせてどんどんと熱を帯びていく葵のナカ。
「ひゃ、あんっ!」
「一人前のオトナになるためには忍耐力も必要なんだぞ…葵、お仕置きだ」
熱いのに、冷たい皆本の声音。そして「お仕置き」という言葉に、葵の背筋がぞくりと震えた。
薫や紫穂の前でこれから痴態を晒さなくてはいけないという事実が、羞恥心を刺激する。
「や、嫌っ、皆本はん、やめてぇっ……!」
弛緩して柔らかく開いたままの葵のお尻に、すでにバキバキに硬く勃起した皆本のペニスの先が触れる。
開いているとはいえ、十歳の少女の直腸はまだ成人男性のペニスを受け入れられるほどの広さも深さもない。
強制的に開かれ、尻穴に埋没していく皆本のペニス。
貫かれながら、葵は自分が串刺しにされてさらし者にされているような感覚を覚えた。
ずりゅううううっ……!!
「あが、っ、ひぎっ! あぐううぅっ!?」
うつ伏せのままで挿入され、ひょいと一気にカラダを持ち上げられる葵。
足首を持たれ、脚をVの字に開かれてピストン運動を繰り返された。
不安定な体勢で尻穴を突かれてガクガクと揺さぶられ、葵は激しい痛みと快楽を同時に感じていた。
「ひぎぃっ、ひっ! チ、チンチンの形に、お尻、ひ、広がってまうっ……!!」
肛門のしわは挿入で伸びきって、ペニスに引きずられてカラダの内外で出入りする。
ずぶっ、ずぶぅっ! ずぶぶっ!!
「ひィッ、ヒィ──!!」
びゅぶ、ぷしゅっ……!!
首の座らない赤子のように首を振り、秘所からは愛液と尿を同時に垂れ流す葵。
それでも皆本による尻穴凌辱は一向に収まることを見せず、
葵の肛門が少しでも馴染んだと見るや更に大きく腰を動かす。
「────っ、葵、イクぞっ……!」
眉根に皺を寄せて、高まる射精欲にピストンを早める皆本。
ずぶっ、ずぶ、ず、ずずずッッ──!!
根元まで一気に腸内に埋め、亀頭が抜ける寸前まで引き抜く。
それを猛スピードで行い、葵の直腸を味わい尽くす。
「あひっ、ひぃ、だ、だめ、お腹に出されてもうたら、また、ぁっ──!!」
また、体調を崩して●●してしまう──と。
どうなってしまうのか、恥ずかしすぎて葵は口に出せなかった。
そんなことは知らないとばかりに、葵の体内に焼けつくような熱さの白濁液が迸る。
────ぶびゅうっっ……びゅくっ、びゅるっっ!!
「──ひいいぃっ、っあぁぁ!! あぅぅっ──!!」
電気椅子にでも座っているように口の端から泡を噴き、
強過ぎる快楽に愛液か尿か区別のつかないほどに秘所をこぼれる液体で濡らしながら震える身体。
葵は、両足首を掴まれたままで絶頂を迎えたのであった。
「……」
完全に脱力して倒れそうになる葵のカラダを受け止めると、再びベッドに横たえる皆本。
開ききって戻らない尻穴から、ごぷっ、と皆本の精液が逆流してシーツに染みを作った。
ひくひくとそこをひくつかせながら、葵は焦点も合わずに声を洩らす。
「あ、ぁ、はぁあぁぁ……」
──そこに、腸液と精液で濡れ光るペニスを薫と紫穂に舐め清めさせていた皆本の声が、
聴覚もおぼろげなのに、葵の耳にやけにはっきりと聞こえた。
「……まだ、寝るのは早いぞ……。今から、外に行くんだからな……」
尻の穴から脊髄を走り抜けた快感で失神寸前の葵は、言い知れない期待が身体中に広がるのを感じた。
同時に、首に巻かれる固い皮の感触。
──それが大型犬用の首輪だと葵が気付いたのは、鎖を引かれてハダカのままで夜の街に連れ出される直前だった。
薫と紫穂も、上気した表情で雌犬になった葵を見つめている。
夜はまだ終わりそうになか──────った──…………。
=====================================
「…………えっと」
読み取るのは一瞬。
それだけで、皆本の心の中は紫穂に駄々漏れになった。
読み取ったのは、皆本の──すべて。
性癖も、女性遍歴も、部屋に隠している秘蔵の──など。
…それだけなら、皆本が紫穂に今まで以上にからかわれるだけで済んだのだが。
本人が強く思っていること以外にも、チラリと考えてしまった不謹慎なことも、
──伊号が皆本の精神にプロテクトをかけた未来の件以外のすべてが紫穂に筒抜けになってしまった。
……だから、本来は皆本が(本心からは)望むはずもない
あまりにもマニアックな
プレイまでもが紫穂の精神に朗々と送り込まれた。
そして、超度(レベル)7の全力のサイコメトリーは、読んだ相手にもフィードバックする。
──つまり。皆本にも、紫穂が「何を」読んだのかが鮮明に理解出来た。
一般人がドン引きするくらいのマニアックなプレイの数々(主演/ザ・チルドレン)を。
紫穂は頬を真っ赤に染めて、皆本の頬に置いていた手を離すと自分の頬に当てる。
くらっ、と一瞬立ち眩みに襲われたようにふらついてから、疲労に長いため息をついた。
「……あはは、み、皆本さん、…ごめんね? 見ちゃって」
「……下手な慰めはよしてくれ……」
「──え、えーと……。うん、私なら、ちょっとずつだったら、お付き合いしてあげられるから。
お浣●とか野外露●とかは、まだ、アレだけど……」
「あ、あれは僕の本心じゃない────っ!!」
紫穂の言葉は、妄想の中で皆本に「されて」いたのが葵であったことへの嫉妬混じりか、
赤い顔のままでにっこりと笑い、優しげに語りかける紫穂。
理解を見せようとする紫穂のオトナの対応に逆に心をえぐられて、
皆本は夜の闇に悲痛な叫びをあげるのであった──……。
おわり
以上、18話エロ妄想・後日談でした。
今週の話は皆本のチンチン見ての三人の反応とかはおいしいんですが…。
ネタが浮かばなかったので先々週分の「賭け」の結果からひとつ。
最近は葵分が足りないので被害者は葵ということで書き上げました。
何か見たいシチュエーションなどございましたらお教え頂ければ、
ネタになるのでとても助かります。
今週の最後のコマの賢木はクグツの人形だという展開かなと思う今日この頃でした。
それではまた。
>>589 訂正
肛門のしわは挿入で伸びきって、ペニスに引きずられてカラダの内外で出入りする。
↓
肛門のしわは挿入で伸びきって、ペニスに引きずられてカラダの内外へと出入りする。
>>593 GJ!嫌がる葵を陥落させるシチュイイヨイイヨー
そして紫穂は健気やのー。テラモエス
皆本は…まぁイ`ww
久々の投下ありがと〜!
今回ツボだわ
そんなことされたら、皆本首吊らないか?
>>593 GJ! 葵&紫穂分補給満タンです。
>>596 紫穂「これ、公安から借りてきた新型装備なんだけど…」
と、おもむろに取り出した二つ折りの携帯型の装置を開いて…
「…あなたは何も見なかった。そう、それでいい…」
うーーーん、グッジョブ…
読んでて、てぃんこ勃った。
>>597 世の中には知らなくていい事もあるわけですね。
MPさん、オツです。
600
106 : ◆DESKYpi1Ew :04/12/19 13:49:37 ID:O6O0hiEG
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⌒ニニ=ー:.:.:.:.:.:.:メ:Xィ`,、ー‐' d _,Kノ:.:.:.:.:. ` ,
`テ:r:.:.:.:.:.:.:.:.!ト ヾト、 `´ ノハ:.:.:.:.:.:.. ', __
レ´!:.:.,、ヽ _`メ、 .ン`'メ¬//:イ:.:.:.:.:.:.:..... ,.へV_Y\
ヽハト、_(ヽソヽ _` ー.,',':.:ハ、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..,. -┴ 、:i ヽ \
` レ´:!:.:.:.:\ !|:.:.:.弋` 、 __,..-'´ Y | ト、
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! ! /,.イ i〃 ::r=::. Y j / i
ノ 入! ,. - v' | / / ヾ ',
/ | ヽ ,. ' / / i / | ヽヽ \
/ \ \-v .::rij:: , ' / ト/ ! ⌒ヽ\_!__
/∧ ヽヽ! `' ,.イ' / ヽ\ |__,. -=
ヽ、ヽ、 ヽ、 ,. //  ̄ >、 ,.--、 |
ヽ\ト、__ `_---‐イ ̄ ̄、/_//´Yk'⌒ラ\_ /
ヽ 、\  ̄ ̄`メ―ニィr´`Yzゾ: : (___: __\__
ヽ_、 ヽ !_入_〃`f⌒ヽ: /:ス: ',: : : ̄: : : : \
\ `ー--‐=-‐7: ://´ : : |: : : :ヽ: /: : : ',: : : : : : : : : : \
| ___ /: /: ,.-'つ|: : : : |/: : : : : ',: : : : : : : : : : : :\
/`ー' ̄テ r―――‐'´: : ト、: : (: : : : : : : :',: : : : : : : : : `ー、
/ / //: : : : : : : : : : ト、ヽ ヽi: : : : : : :',: : : : : : : : : : :
/ //: /: : : : : : : : :ヾ\\_j: : : : : : : ',: : : : : : : : : : :
/ ///: : : : : : : : : :,. '; ヽ: \:|: : : : : : : :ヽ: : : : : : : : :
( ,. ' ´: : : : : : : :,. - '´: : : : : : : :|: : : : : : : : : \: : : : : : :
\ ,. ' ´: : : :_,. -‐ ' ´: : : : : : : : : : : : : |: : : : : : : : : ,': ヽ: : : : : :
,. イ'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :!: : : : : : : : :,': : : :ヽ: : : :
,. ' /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : __,: : : : :ヽ.: : : : : : :,': : : : : :ヽ: : :
∠__/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : _,. -‐'´ ̄: : : : : : :_,:ヽ.: : : : :,': : : : : : : :ヽ: :
,.r'´/: : : ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ー――'  ̄: : : : : : : : ー=ニ二ニイ:/:|: : : :/: : : : : : : : : :ヽ
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GS美神 おキヌ
なんか顔がモッコスっぽい
ネタが出ません……ので、前回投下分の続きということで。
前回は紫穂が狂言回しだったので今回はメインになります。
【絶対可憐チルドレン 18?th Sence. OtherSide─After2】
BABEL内部の内通者を燻り出し、捕まえるという「汚い」仕事。
皆本は指揮官であり、保護者である立場から子供であるチルドレンにはそれをさせたくなかった。
……のだが、結局はそれも自分の独りよがりで。
彼女たちは「子供」である以前に「仲間」であるのだと知る。
──その仕事がつつがなく終わったアト。
皆本は紫穂によって巧みに現場を連れ出され、繁華街の裏路地を歩いていた。
紫穂の表情だけで皆本は彼女が何を言いたいかを悟る。
先日、全力でサイコメトリーされたときに互いが見た──あまりにもマニアックなプレイの数々。
皆本の意識の奥底に沈んでいた、禁忌のイメージ。
──それのコトに違いないと。
「だっ、だから……っ! アレは僕が本当に望んでたことじゃないって……!」
肌寒さの際立つようになった夜の街中を、皆本が紫穂にぐいぐいと引っ張られていく。
着ているものは、普段着ているような服とは違う黒いドレス。
ほっそりとしたシルエットを露わにした全身が可憐さと妖艶さを絶妙なバランスで演出する。
──そんな中で、一番皆本の目を引いたのは、脚であった。
10歳の少女のすべすべとした白い脚を包むのは、編み目の荒い網タイツ。
ふわりと広がったスカートは膝丈で、足先には黒のパンプスが穿かれていた。
コツッ……。
路地の行き当たりで紫穂はようやく脚を止める紫穂。
手近な汚れの少ない廃材に腰をかけて、すっ、と脚を組んでみせた。
皆本の視線が自分の、網タイツに包まれた脚に向けられていることを確実に知っている動き。
わざとらしく眼を逸らす皆本に、悪女の笑みを見せる紫穂。
「うん。私もそれは判ってる。信じてるわ。……でもね、皆本さん。
アレが皆本さんの精神にあったのも確かなの。
予知なんかじゃないけど……。絶対、なんて言い切れない。
いつも私たちのことを思ってくれてるのは判るけど──。人生、何が災いするか判らないでしょ……?」
ひょい、と腰掛けていた廃材から飛び下りる。
「だから」と付け加えると皆本の前に立ち、スカートの前を指先で持ち上げた。
するすると露わになっていく太腿。
「……ここで、皆本さんの考えてたコト。少しだけ…シていきましょう?」
「……っっ!!」
眼に飛び込んできた情景に、息を飲む皆本。
紫穂の穿いていた網タイツは脚だけを包むものではなく、その未成熟な下半身をすべて覆っていた。
――そのうえ、紫穂は下着をつけていなかったのである。
てっきり黒い網タイツの下の真白いインナーが目に入るとばかり思っていただけに、意表を突かれてそこを凝視してしまう。
チルドレンの中で、一番発育が早いのが紫穂であった。
黒の網目の間から肌色のふっくらとした割れ目が、そして生えはじめの柔らかそうな恥毛が見える。
さほど明るさのない路地の中であることで、余計に卑猥さが強調されていた。
「……どう? 皆本さん。
ちょっと寒いけど、こういうのも好きかなと思って――、穿いてこなかったんだけど」
そう言って紫穂がもじもじと太腿を擦り合わせる。
「……あ。いや……」
返答に窮する皆本を笑うように、今度はくるりと後ろを振り向いた。
スカートのお尻の部分をぺろりとまくりあげる。
まだオンナになる前の肉付きの薄い、しかし匂いたつような色気を放つお尻が外気に触れる。
腰を皆本に突き出すようにしながら網タイツを少し引っ張るようにして、網目を尻たぶに食い込ませた。
ごくんっ。
外にも聞こえるほどの大きさで、皆本が唾を飲み込む。
それでも、紫穂に飛びつこうとはしなかった。時折動こうとする腕を必死に意思で押さえつけている。
「もー。イイって言ってるのに、皆本さんったらモラリストなんだから……」
――そんな彼を堕とすことこそが愉悦なのだが。
内心はおくびにも出さず、紫穂はお尻を突き出すのを止めるとつかつかと皆本のもとへ歩む。
「えい」
そして、動かない皆本をどんっ、と突き飛ばした。
たたらを踏んだかと思うと、見事に尻餅をついて地面に倒れる皆本。
「〜〜っっ!?」
痛みに慄いているヒマはなかった。皆本の後を追うようにして、腰を下ろす。
皆本の腰の上に、スカートを全部まくりあげて薄い網タイツ一枚に包まれた下半身を丸出しにして。
スーツのスラックス越しに、少女のお尻の柔肌の感触が伝わってくる。
見た目のスレンダーさを裏切る、むちむちとしたお尻。体重が一点にかかっていることも相まって、
皆本は急速に体内を流れる血液が下半身に向かって流れるのを感じた。
「こ、こらっ、紫穂――――……!」
咎めようとする皆本に、薄い笑みを浮かべて「しいっ」と静かにするよう促す紫穂。
「……あんまり大きな声あげると、表通りの人たちに気付かれちゃうわよ……?」
「!!」
がばっ、と慌てて自分の口を押さえる皆本。
耳を澄ませば、確実に繁華街の雑踏の音が聞こえてくる。冷や汗が垂れた。
「ふふ。薫ちゃんも葵ちゃんも。多分今ごろ私たちを探してるんだろうなー……」
時間制限つきの逢瀬に身震いをしながら、紫穂は腰を浮かせると後ろ手にスラックスのチャックを下ろす。
皆本のペニスはとっくの昔に張り詰めるように勃起しており、トランクスを突き破らんとするように跳ね出してきた。
トランクスの合わせ目に指をかけて、ペニスを露出する紫穂。
指先でこちょこちょと亀頭を弄るのもそこそこに、皆本のペニスの上に遠慮なく圧し掛かる。
ずりゅ、ずりゅ、ずりゅ……!!
「はぅ、っ……!!」
目を剥いて快楽に呻き声をあげる皆本。
紫穂は脚を開いて腰を淫らに前後に動かす。擦りつけているのは、網タイツに包まれたお尻の割れ目。
きゅっと窄まったお尻の穴の表面をペニスの凸凹に刺激されて、少しずつ昂ぶっていく。
「ンっ、あぁ……。こ、これね。し、尻ズリ……って、言うらしいの。
こういうのも、ヘンタイっぽくて――……、イイん、でしょう……?」
振り向く、確信を持った笑顔。
紫穂に後ろ向きに跨られて喘ぐ皆本の姿は、それに肯定の言葉を返しているのと同じであった。
網タイツの紐状のザラザラ感と、紫穂の肌のすべすべした感覚が相反した悦楽を皆本のペニスに与える。
膣内に受け入れているわけではないものの、騎乗位のカタチで腰を振りたくる紫穂。
「……イっちゃって、皆本さん――……!」
ずりゅ、ずりゅずりゅ、ずりゅずりゅ――っっ!!
「あ、ぅあ、っ――!!」
びゅぶ、びゅ、びゅるっっ――――!!
成すすべなく、皆本は紫穂のお尻に向けて精液を放ってしまう。
「んぅ……っ、皆本さんの、精液……、熱い……」
陶然とした紫穂の言葉。にちゅにちゅと精液を自分の尻穴に塗りこめるようにお尻を動かす。
射精したばかりの敏感な亀頭を責められて、びく、びくっ、と再び皆本のペニスが跳ね、
まだ開発されきっていない紫穂の尻穴に先を擦らせる。
その刺激に背筋を震わせながら、紫穂は自らの秘所をゆっくりと慰めるのだった。
そして、皆本のペニスをスラックスの中にしまい終えた直後。
――ひゅぱっ!!
「見つけた――っ!!」
「コラぁ紫穂――っ! 一人で抜け駆けできるとおもうなよぉ――!!」
テレポートで二人の下へ現れる葵と薫。着地するや否や、駆け寄ってきた。
こと皆本絡みに関しては、チルドレンの三人はどこか神がかりめいた直感や繋がりを発揮する。
ちょうど今回の任務のときに、微弱な「声」を聞き取ったように。
故に、手掛かりなしでも皆本を補足することが出来たのである。
「ちぇ、見つかっちゃったー」
残念そうに、皆本の側から立ち上がる紫穂。葵と薫に抱えられて、皆本が立ち上がる。
大丈夫かと口々に聞かれ、大丈夫だったと答える皆本の表情は疲れきっていて。
それはそうだ。一回り年齢の違う少女に良いように抜かれてしまったのだから。
――さあ、楽しい楽しい皆本家へ戻ろう――。
皆本、薫、葵の三人を一歩引いた場所で見守りながら、紫穂はくすりと意味深に笑う。
紫穂のお尻をどろどろに汚した精液が、太腿をつたって膝下まで垂れ落ちていった。
おわり
以上、紫穂網タイツ尻ズリSSでした。
こういうマニアックなのは筆の進みが良いのが問題です。
ネタがないときはコアな方向に走っていきます。
それではまた。
しゅげーーーー
賢木の能力ってナンパ向けだよね。
口説いている女性の心拍上げて、女性にときめいていると勘違いさせたりできそう。
おまい策士だな!
「一回り年下」=十二歳年下の意
まさか…一回り=十歳なんて馬鹿なこと考えてないよな。
十年だったら「一昔(ひとむかし)」というけれど、
一回りは「干支(えと)」の一周を意味するので十二年。
「一回り年下」=年齢が十二歳違いで同じ干支の生まれとなる。
この板において些細な事はまあどうでもよろし
紫穂×皆本はエロいね
紫穂相手だと皆本の受け属性が割り増しになるな
>>612 すいません、マジボケしてました…。
>>607の該当部分「一回り年齢の違う」を「10歳も年齢の違う」に変更してお読みください。
GJ〜!
紫穂×皆本は良いです!
十歳くらい年の離れた夫婦はザラにいるよ。
ということは、誰と結婚しても全然おかしくない。
二十歳の男が十歳の少女のパンツを脱がせて性器を
いじったりすれば問題になるが、二十六歳の男と
十六歳の女ならば女の両親の同意を得れば婚姻可能。
GJです〜♪
ナオミを狙ってた谷崎の方がよっぽどやばいよな。
20歳くらいはなれてなかったっけ?
そして70歳差の少佐はry
ほしゅ。
同棲っぽい雰囲気とか美味しくてたまらないよ…。
早く次の号出ないかな。
最近の話を追うのはなんか久しぶりな感があります。
祝・センターカラー、祝・単行本3刷。冬コミは絶チルの同人を探しに行脚。
【絶対可憐チルドレン 22th Sence. ハート・ブレイカー(4) Other Side】
バベルに潜入したスパイの正体は、誰あろうエスパー自身であった。
人型の依代に意識を焼きつけて念動力で操る合成能力者・九具津が、情報漏洩などに関わっていたのである。
逃亡した九具津を追い詰めた埠頭で開始される戦闘。
指向性の極小ECMを装備して攻撃を中和、体内に無数の同型の着せ替え人形を擁して銃撃を行う、
等身大の人形――「MG(マスターグレード)モガちゃん」との一種異様な戦い。
――それに決着をつけたのは、葵のテレポートだった。
チルドレン唯一のダメージ・ディーラーである薫以外の全員でECMの死角である背後へと移動し、
それに油断した瞬間に更なる「最大の死角」である――人形の中へ、薫を瞬間移動させたのである。
…………さて。
ここに、本編では描かれなかった一つの挿話があった。
ちょうど薫が、等身大モガちゃん人形の中へとテレポートした瞬間の秘話である。
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ヒュパッ――!!
銃撃が止んだ瞬間に、薫の身体は遠隔テレポートによって人形の体内へと転送される。
せっかくの赤いドレスが人形の中身に引っ掛かって破け、ストッキングにも穴があく。
(っ、ちくしょ…! 後で皆本に新しいの買って貰わねーとなー……!!)
顔をしかめながらそう独りごちる薫は、自分に迫る危機に気付いていなかった。
薫という異物が入ったために動かなくなる等身大モガちゃん人形。
その内部に配置されていた「普通のサイズの」モガちゃんもまた、薫のテレポートの際に軒並み潰されてしまっていた。
しかし、「普通のサイズの」モガちゃん人形はまだ――僅か1体だけだが――残っていたのである。
『仲間が壊されちゃったー♪』
『どうしましょー♪』
九具津の複合能力で動かされた人形ではあるが、すべてに逐一マニュアルで指示を送る訳にもいかないために、
人形には自律の行動パターンが組み込まれている。
たとえばそれは「ターゲットを殺せ」ということに対しての、銃撃であったり、組み付きからの格闘、斬撃であったり。
武器である拳銃は薫のテレポートで手の届かない所へ押しやられてしまった。
…というか、彼女1体では引き金を引くこともできない。
動かない表情。張り付いた笑顔のままで、一体だけ残ったモガちゃん人形は上を見上げた。
テレポートしてきた薫は、モガを跨ぐような形になっている。
目の前には、子供っぽいパンツがあった。
『――――…………』
本来ならば、間近の急所に攻撃を加えるべきである。
――だがここで、九具津の「マニア」としての頭の構造が、その端末であるモガに影響を及ぼした。
……つまり――……。
「ひうっ……!!」
ビクンッ!!
縮こまるように等身大の人形の中に潜む薫が、急に素っ頓狂な声をあげた。
「あ、ひぎっ!? っ!! っぁっ!?」
破けたスカートの中、さらにその奥の──パンツの、さらに奥。
パンツの股布が破かれる「びぢぢぢッ!」という音と共に、
閉じられた脚の付け根の尻肉をむにゅりと割り広げられる感触が伝わってきた。
その正体はもちろん、一体だけ残ったモガちゃん人形であった。
久具津は実はプロレスマニアでもあったのか、単にアナルマニアであったのか。
何故お尻の穴に狙いを定めたのかは定かではないがモガちゃん人形の細腕は薫の尻たぶを無情に掻き分けて、
尻穴を拡張するように両手で薫の肛門をぐにぃっ、と広げた。
「────あ、ヒィっ!?」
ゴソゴソと自分のお尻を這い回った小さな人形が
狙い済ましたように尻穴を広げたことの気色悪さに、薫は引き攣った悲鳴をあげた。
まるで拘束具のように、モガちゃんの手が薫の尻穴を開いたままで固定する。
ぎぢ、ぎぢ…ぃっ!!
「あ、かはァっ、……っっ!?」
自分に何が起こっているのか、薫は一瞬把握出来なかった。
ただ、排泄孔が限界近くまで独りでに広げられたことだけは──奇妙な痛痒感で、理解できた。
必死に尻穴を締めようと肛門に力を入れるが、まるで機械で固定されたようにビクともしない。
露出した粘膜がひくひくと動くだけであった。
「ひ、っあ……! し、しまんない、なんで…だよっ……!」
身動きの取れない狭い中で、必死にお尻を振って「何か」を引き剥がそうとする薫だったが、
サイコキネシスで動く人形の膂力は凄まじく、それくらいでは片腕すら外すことも出来なかった。
──次の瞬間、限界までしわを伸ばされ拡張された薫の尻穴に向けて。
張り付いた、動かない表情のはずの人形の目が、──妖しく輝いた。
『そーぉれっ♪』
ずぶぅぅううぅぅっ!!
「ひ、ひぎぃぃぃっ!?」
無邪気な子供のような黄色い声をあげて、モガちゃん人形が脚から薫の尻穴に飛び込んだのである。
今まで挿入されたことのある皆本の指や舌の、そこから全身が熱くなるような切ない感覚ではない、
無機質な、ごつごつとした──ただ無思慮に犯される感覚。
丸く尖った人形の靴先が腸壁を突き、服の布地が直腸粘膜を擦って薫を苛む。
「は、っくぅ、っっ──!!」
『えいえいえーい♪』
腰から下を薫の体内に埋めたまま、上半身だけ出したモガちゃん人形が今度は性器に両腕を伸ばす。
陰唇を力任せにひっぱり、届く限界まで膣口に手を突き込みかき回した。
『とりゃー♪』
ぐぢゅ、ぐぢゅ! ずちゅずちゅっっ!!
ばたばたと肛内でバタアシをしながら、性器をねぶる二本の細い手。
人間では出来ない断続的な刺激に、動きを制限されているという現状。
どこかマゾヒスティックな感覚が薫を炙った。
「は、ぁぁっ、っ、ンぅっ──!!」
──そして、モガちゃん人形の伸ばされた手が、
果実をもぎ取るような仕種で薫のクリトリスを鷲掴みにした瞬間。
「ン、ンああぁあぁあぁっ──!!」
ぶしゃあっ……! と噴き出される熱い飛沫。
がくがくと震える身体が、薫の絶頂を示していた。
──その瞬間、ほんの刹那だけ薫の精神のタガが飛んだ。
サイコキネシスが僅かに暴走を起こし、等身大モガちゃん人形は内部から崩壊する。
突き破った勢いのままに外へ躍り出る薫。
それは、奇しくも皆本が合図をしたのと同時であった。
「……────人形の…中にな!」
指揮官である皆本の自分への信頼が伺える声に、絶頂で吹っ飛んだ意識が一気に復元する。
それと同時に、凄まじい恥ずかしさが沸き上がってきた。
バレてはいないハズだが、皆本や葵、紫穂のすぐ近くで(主にお尻で)イカされたことに酷く羞恥心を刺激された。
「こ、こっ、こんなお人形に、「ザ・チルドレン」が負けるはずないんだよ!!」
そう叫びながら、突き出した左手からサイコキネシスを放って九具津を地面に叩きつける薫。
その顔は汗だくで、怒りと羞恥、そして快楽の余韻で真っ赤に染まっていた。
――破れたスカートの中で、尻穴からモガちゃん人形を生やしながら。
薫は超度(レベル)7の破壊的な実力を一気に開放し、
内通者・九具津を撃退したのであった。
おわり
以上、22話からのエロ妄想でした。
……そんなに長い時間人形の中にいなかっただろう、というツッコミはスルーさせてください。
なんか最近お尻ばかり責めている気がします。ううむ。
次は久しぶりに甘々なモノになりそうな予感が。
それではまた。
ところで皆さんはエロ水着とかふんどしとか好きですか?
私は大好きなのですが…………。あのへんは文章ではエロさを出すのが難しくて……。
人形から陵辱されて
の可能性は予想しつつ状況的に差し挟めるシーンがなさそうだなあ
と思っていたら力技できましたね
さすがです!
今週号は甘々ってことはやっぱ未来皆本×薫でしょうか
しかもとっくに本番済っぽいふたりときてますから
皆本のマンション?でナニをどうあったまるのやら
で、今週のどこにエロ水着やふんどしを・・・・・!(ちがうの?w
毎度お疲れ様です
氏の影響で「マゾ要員は葵」というのが焼きついてますw
GJ!
こうきましたか〜! 良いです!
先週合併号で今週本誌がお休みだから心が寒い
正直コッチの神の更新が頼りだけど投下来てくれるかのう
冬祭り前だし厳しいかもと思いつつ待つ
>>628 この時期に神を期待するのはイジメだと思うw
せめて保守しながら新年を待とう。
うすい腰骨に手をかけて力まかせに揺さぶると甲高い悲鳴上がった。
鼻にかかった猫のような啼き声が、いたわりとは別の赤黒い感情を刺激する。
「ン、ああっ、はあん! ふっんっんんっあ、ぇっ…!」
絶えない嬌声に気分も好くなる。あやすしぐさで赤毛の小さな頭を撫でると、少女がその腕を掴んできた。
顔を真っ赤に染め、目には生理的な涙が浮かんでいる。まなざしとともに普段はたいそう勝気な声が、今は上擦って男に向けられた。
「ナカはっ抜い、て…!」
「―、ああ…」
その言葉だけで充分に彼女の意図を汲むことは出来た。そんな年齢になったか、という感慨とともに悪戯心が頭をもたげる。
お望みにしたがって、彼はゆっくり腰を引いていく。ピクン、とふるえる胸も、すでに片手に収まらない。もも色に尖った乳首を捏ねつつ、ぎりぎりまで戻し、一気に突き入れた。
「―!!! ひぁあああっ! いっヤメ、抜け、抜けって! 折るぞ!」
伸びやかな肢体を無理やり曲げて押し込むと、今度は悲鳴よりも怒号が上がった。
最中だというのにきつく睨んでくる気の強さはきたる未来に必要な資質であり、個人的にも気に入りだ。
拒絶の感情と相俟ってか、なかの方までぎゅうぅっと締めつけられるのがまたいい。締めれば締めるほど奥にさそうことになるんだよと教えたのに。
だがこのまま癇癪を起こせば本当にやるだろう、ぞっとしない話に苦笑して、なおも喚く少女の耳元で男はささやいた。
「折られちゃ堪らないな...出来ないから、僕のは」
「え…?」
「僕の歳、知ってるだろう? こればっかりはね。…君に嘘はつかない」
力みの落ちた肩を抱き、つなげたまま体を反転させるとぐっと背がしなった。ふたたび抵抗の増したなかをぐちゅぐちゅ混ぜる。
未熟なつくりの膣からあふれた粘液が、膝のうらまでてろりと伝う。
おぼれたように、少女は喉を反らした。
「は、ん、ッふああああああっ、あつっいっ…! っっぁ――」
「あーあ」
薫はスカートのひだを伸ばした。つづく手つきで後ろ髪を整える様子は、情交後というより部活を終えた女子学生そのものだ。
彼女は快活さの権化と呼んでもよい存在だったが、そんな雰囲気こそが真昼の一室をかげらせる因だった。
水色のYシャツは特務機関の制服よりも堅さがない。たやすくリボンを結ってやりながら、男は少女を覗き込んだ。
「―おめでとう」
「…紫穂が一番早いと思ってたんだけどなあ。なんでかなあ、飲み過ぎか毒サソリ」
「嬉しくなさそうだね? 二人より早く、本当の大人の女性になれたのに」
憶えのある表情で、少女は「あー」とうめいた。なんか、あたしだけ外れてく気がしてさあ。
彼女が逸らした視線の先には青い空。あかるい光が窓ガラスを射して、こんな時分からセックスを知っているなんて誰がこの子を見て思うだろう。
本人もそう思ったのだろうか。調子を戻すように、薫はにやりと笑ってみせた。
「でもま、こうゆーことたまにヤれば、気にならなくなるし」
「そして彼と彼女たちのところへ帰れば『こうゆーこと』もキレイさっぱり? 次にふと思い出すまで?」
畳み掛けると決まり悪げにくちびるを尖らせる。少し汗ばんだままの、血色のいい頬がふくっとへこんだ。
「兵部さんには…利用してるみたいで、悪いって思うけど」
「利用? とんでもない」
本当に、とんでもない。
「僕にとっても好都合なんだ。
それとも悪いと思うなら…そろそろ僕の元へいらしていただけるのかな?」
「―ううん。まだ。まだだよ」
一瞬の間をおいて、薫はゆっくり顔を上げた。
「まだやることがあると思うんだ、あたしは。あそこで。まだ、まだあいつに、まだ...」
後半部分は小さく消えていく。
その手はつよくにぎられて、けれど細かく揺れている。
―自分に言い聞かせる言い方だと気づかないほど、まだ、幼い。
込み上げそうになる笑いを噛み殺し、兵部は子どもの右手をとった。
拳をひらかせ、膝をついて甲に口付ける。
「またの逢瀬を。僕の『女王』」
未来の花嫁は何か言いたげに、きゅっと口をつぐんだ。
どう見ても薫が別人です。あけましておめでとうございました。
保管庫にはスルーでおながいします。
うっかり兵薫に萌えた為。お目汚しスマソ。エロくなくてスマソ。
今更ですが
>>86の同人誌ってどこのサークルさんですか?
中古屋漁って手に入れたいので教えて下さい。
元気本舗のは虎で買えたよ
>>631-632 寂しい思いしてたら職人様キター!!
しかも少佐×薫タソとか毛色が違っててこれまたナイス!!
本誌は買ってないコミックス派だけど
原稿速報の2ショに萌えたからすごく嬉しい(*´Д`)
でも処女喪失モノだったら破瓜の描写が欲しかった。
や、それ抜きでも全く問題なしに萌えるんんだけど。
三が日も過ぎましたが、あけましておめでとうございます。
それでは、身体が痒くなりそうな皆本×大人薫から今年の投下を始めたいと思います。
なんだよ皆本ハーレムどうしたよー、と私は思わなくもないわけですが。
【絶対可憐チルドレン 23rd.Sence「サイコ・ダイバーズ(1)」OtherSide】
その結末は抗えないと言われた予知であり、過程は結末に導かれた未来の可能性である。
差出人不明の封筒から出てきた謎の写真で昏倒した皆本が見た情景は果たして確定事項なのか。
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初めて会ったとき、彼女はまだ10歳の少女であった。
超度(レベル)7という希有な念動力を有した彼女は──わがままで、手がかかって、暴力的で。
それでも時折見せる年相応の表情に。強がりの下に隠れた弱さに。
保護者であり、指揮官であった皆本光一は、徐々に惹かれていった。
少女のころの面影を濃く残したままで、薫は見目麗しい成長を遂げた。
母や姉に勝るとも劣らないほど大きく膨らんだ乳房に、引き締まったウエスト。
若さも手伝って、それこそ「ピチピチ」という表現が最も相応しかった。
──まるで普通の恋人のように、皆本の腕を抱え込む薫。
ぎゅうっ、と力を込めて、嬉しそうに、ちょっとだけ頬を染めて寄り添う。
「こ、こらっ。薫、こんな街中で……!」
もう幾年になるだろうか、少女のころから続けられてきたスキンシップ。
胸が大きくなり始めてからは、こうしてそれを押しつけてくることが多くなった。
──何度されても、慣れるということは無かった。
あの頃と同じ子供っぽい表情を見せたかと思えば、自分よりも大人っぽい愁い顔を見せたり。
悪戯っぽく微笑む薫の顔に、胸が高鳴るのを皆本は感じた。
「早く帰ってあったまろ?」
厚着の上からでも柔らかさの伝わる胸を押しつけながら、そう言って薫ははにかんだ。
愛の巣…、というとかなり恥ずかしい表現であるが、皆本のマンションは二人にとって正にそうであった。
かつて薫が少女時代の大半を過ごした場所で、今は夫婦のように過ごしている。
日に日に成長していく少女の薫と、その薫に邪な考えを抱くことを良しとしなかった皆本。
──二人が結ばれたのは──いつだったか。どうだったのか。
他に誰か居なかったか。誰か。誰か──……。
「何やってるのさ皆本? 早く家の中に入りなよー」
「──あ、ああ。すぐ入る」
懊悩は一瞬。薫の声で思索は霧散して消える。
どうやら買い物袋を抱えて玄関に立ったままであったらしく、室内から呼び声が聞こえた。
後ろ手に扉を閉めると、靴を脱いで家に入る皆本。
薫が食べたいと言ったカレーの具材が買い物袋の中で揺れる。
「おーい、それじゃあすぐに料理──……っ……!?」
と、言いかけながらリビングへ入った瞬間。皆本の身体を浮遊感が襲った。
ぐんっ──! と持ち上げられる身体。買い物袋を取り落とす。
ニンジンやタマネギがごろごろと床の上を転がった。
皆本はこの感覚に嫌というほど覚えがあった。──薫のサイコキネシス。
少女の頃に薫が使った、自分の意のままにしようとする強大な、力。
「──っっ!?」
身構える皆本。下手をすると骨にヒビが入る程の衝撃が──。
──ぼふっ……!!
「っ……!?」
てっきり強く叩きつけられるとばかり思って身を固くしていた皆本は、
ベッドの上に絶妙な力加減で放り出されたことに驚いた。
スプリングがキシキシと軋み、ベッドの柔らかさが心地良い。
──仰向けの皆本に、薫がゆっくりとのしかかって来る。
コートを脱ぎ捨てて、ベッドの上に四つんばいになった状態でゆっくりと近づいていく。
シャツ越しに大きな胸がたぷん、と揺れるのが判った。
重量感のあるその様に、皆本の目が無意識に釘付けになる。
「……へへ。皆本、あたし…力の使い方、うまくなっただろ?」
超度(レベル)7の念動力を持ちながら、10歳のころはまだ精密動作に身体がついて来なかった薫。
今ではその破壊的な実力を完全に制御するに至っていた。
皆本を痛みを与えずにベッドに運ぶことが出来たことに、誇らしげに笑顔を見せる薫。
笑顔を眩しく思いながら、皆本は苦笑する。
「……ああ、そうだな。けど、ベッドに運ぶのは男の役目だぞ?」
その言葉に一瞬キョトンと目を丸くしてから、薫は弾かれたように笑い出した。
「ぷっ、アハハハ! まあ、たまにはいーじゃん? 皆本だし!」
「僕だし、ってのは納得いかないんだが……っ……」
尚も言い募ろうとした皆本の口に薫の口唇が重ねられた。
驚きかけた皆本であったが、すぐに順応して薫とのキスに没頭する。
くちゅくちゅと唾液が音をたてて口内で交換されあう。
「んっ、ふぁ、あぁんっ……!」
薫の目元はすぐに目に見えて赤く染まっていった。
皆本の舌は口腔と舌を凌辱し尽くすと、薫の顎に、首筋に、キスを繰り返す。
「あっ、っう……」
シャツの上から、すくい上げるようにしてたっぷりとした乳房を両手で包み込む。
張りのあるままに柔らかに形を変えた胸の中央で、ぷっくりと尖るモノがあった。
その突端に指を添えると、皆本は乳房に触れた瞬間から疑問に思っていたことを問い掛ける。
「……薫、ノーブラ、だったのか……?」
「ふぁ、ンっ、違う……。帰って来てすぐ、取ったの……っ」
くにくにと指先でシャツを盛り上げる乳首をこねまわされて、嬌声をあげる薫。
最初からこうするつもりだったんだ、と言外に受け止められる言葉であった。
自分ばかりしてもらうわけにはいかないと、薫の手が皆本のズボンに伸びる。
手の平で陰嚢からペニスまでをゆっくり撫でさすっていくと、ズボンを突き上げてすぐに大きくなっていった。
「──……っ」
「皆本ったら、いっつも元気だよな……」
薫に愛撫を続けながらも、ペニスから走る快楽に息をつまらせたような声をあげる皆本。
ひとしきり互いの手で、口で衣服の上から愛撫し合うと、二人はどちらともなく身体を離した。
「……っ、ぁ……」
「……ぁ…はぁ……」
はぁ、はぁ……とお互いの荒い息だけが聞こえる。
潤む瞳で皆本を見つめながら、薫が裾に手をかけてシャツを一気にまくり上げた。
ふるん……っ!
上着包まれていたノーブラの乳房が、解放されると同時に激しく縦に揺れる。
服の上からでも十分に大きいことは判る胸であったが、直に見るとその迫力は段違いであった。
重力に逆らうように形とハリを保ち、なのに見ているだけで柔らかさが感じられるようで。
その中央では、皆本に執拗につままれてしごかれた桃色の乳首が痛々しい程に勃ち上がり硬さを誇示していた。
「ひうっ!? っ、あんっ……!!」
悦びをこらえきれないといった風情の表情で、飛びつくようにして皆本に覆い被さる薫。
ミニスカートをもどかしげにまくりあげ、大人の丸みに溢れた下半身を剥き出しにした。
慣れた様子で器用に片手で皆本のズボンを下ろし、ペニスを露出させる。
脱ぐ手間も惜しむように、ショーツの股布の部分を横へずらすと、くちゅりと卑猥な糸を引いた。
膣口を亀頭にあてて、そのままわずかに腰をグラインドさせる。
ちゅ、ぐちゅっ、ちゅぷっ……!
「っ、か、薫……っ…」
「ン……判ってる、皆本……すぐ、ンっ……!」
言葉にしなくても伝わる要望がある。皆本の求めるコトに従うように、薫が一気に腰を下ろした。
ず……ずぢゅうううっ……!!
結合部から愛液をはじけさせてずぶずぶと薫の膣内で沈み込んでいくペニス。
幾度となく交合を重ねてきた相手であるが、一向に慣れるということはなかった。
一度目よりも二度目、二度目よりも三度目――と、
回数を重ねるごとに新しい快楽を掘り返されて忘我に達してしまう。
それは今回も例外ではなく。
「は、あぁぁっ、っ――……!!」
ビクンっ、ビクン……!
自らの内側を容赦なく抉る愛しい人の一物の感触に、背筋を仰け反らせてがくがくと震える薫。
腰を落としきっただけで軽く絶頂を迎えてしまったのか息は荒く、剥き出しの胸を一筋の汗が伝った。
「っ、んんッ……」
それでも懸命に騎乗位で動こうと腰に力を入れる――が、一端弛緩してしまったカラダはなかなか動いてくれない。
「っ、っ……!! み、皆本、すぐッ、動くから……っ……!」
念動力も、絶頂で体力を消耗してしまったこの状況では使えない。
――たとえ使えたとしても、皆本との睦言の最中に超能力を介在させることはしなかっただろうが。
必死に腰を上げようとする薫。しかし、腰が抜けてしまったのだろうかぷるぷると太腿が震えるだけであった。
その身体を、腹筋の要領で身を起こした皆本が抱きしめるようにして受け止める。
「っ!? ――皆本……んっ!?」
座位の態勢で唇を貪ると片手は背を押さえ、もう片方の手で薫の陰核をこねくり回す。
乳房は皆本の胸板に挟まれて、柔らかくひしゃげていた。
ゆっくりと薫の身体をそれまでとは反対側へと横たえて、背に回していた腕をゆっくりと引き抜く。
自らの膝を立てると、正常位に持っていった。
「み、なもと……ぉ……」
横たえられたままで見上げる薫を、慈愛の表情で迎える皆本。
「――ありがとう、薫。……今度は、僕が君を楽しませる番だ……!!」
そう言うと同時に、薫の腰に両手を添えて――激しくピストン運動を始めた。
叩きつけるように腰を使い、強く膣の内壁を擦りつけながら子宮へ届けとばかりに奥を突くペニス。
一突きごとに飛び散る二人の恥液の混合液の量は増していく。
互いの身体はいつの間にか、汗や、何故か溢れる涙にぐしょ濡れになっていた。
「ヒッ!? あっ、んんっ!! み、皆本、皆本ぉっ……!!」
壊れた機械のように、絶えず自分を求めて鳴く薫の声に、顔に。
皆本はたまらない愛しさを覚えた。
確かに彼女はここに居るはずなのに、何故か現実感がとても希薄に感じられて。
より深く腰を打ち込む。離したくないと。すぐ先の結末には行きたくないと。
=============================================
──この蜜月は、いつまで続くものなのか。
予知通りにすべてが進むならば、
その果てに最愛の女性を自らの手にかけなくてはいけないことを心のどこかで知りながら。
皆本光一は、罠の中で束の間の愛情に耽溺する。
おわり
以上、皆本×大人薫でした。
下手に休んでいると逆にSSが書けなくなるのは困りものです。
しかもラブラブなフツーのHはやはり書きにくく、年末までに書き上げていた所で
執筆がピタっと途中で止まっていたので描写をカットしてしまいました。
――いや、この分だと次に進めそうにはなかったので……。
サイコ・ダイバーズがシリアス系の話なので無理なんでしょうけども、
……やっぱり大人葵と大人紫穂との新婚描写も見たいなぁと思うのは人情。
アンケートとファンレター出して訴えるしかないものでしょうか。
それではまた。
>>631-632 兵部少佐はキャラとしては凄く好きな悪役(?)の部類に入るのですが、
どうもチルドレンとの絡みは寝取り感が先に立ってしまい私は書けないのです。ううむ。
その辺を差し引いてもとてもGJでした。切ないです。
……兵部少佐の過去話がいつか見れるといいなあ…。今の掲載順は不安で仕方ない…。
てぃんこ勃った…
薫スキーの自分にはものごっついたまらんお年玉が
ふたっつも読めてこいつぁ春から縁起がいいや!
原作の展開のせいとはいえどっちもセツナイ系で素直に萌えた
兵部も皆本も薫を救いたくて見守ってんのは同じなんだしな
と思うとエロを楽しみつつもグッとくるわ
兵部×薫神、兵部目線の薫新鮮でした
よかったら次も期待したいです
内村氏、変態入ってないとご本人は書きづらいのかもですが
ノーマル純愛Hも充っ分エロうございました
神々よご馳走様!
しかしあれだな
こんな夢見てちゃ眠ってる皆本の体の方も
てぃんこ勃っちゃって大変そうだ
賢木や紫穂は内容は視えなくてもソレには気付くだろう
お二方GJです〜。
内村氏の話はフィニッシュ無いからそこから切り替わり悪夢も嫌だな。
>>646 皆本横向いて寝てた。
保守
ありがd
買わなくてもすんじゃったよ…
651 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 09:40:52 ID:4+Fh7RKc
あげ
最近とんとネタが出ません。困りました。
でも何か書きたくなりましたので、取り敢えず葵を辱めるだけでも。
※皆本がいつもより紳士的ではありませんので注意のほどを。
紳士的どころか変態ですので、
そんな皆本は見たくないという方はスルーをお願いします。
【絶対可憐チルドレン EX.Sence 葵・お尻調教編】
「は……ぁ、っ、っあんっ……!!」
か細く、快楽を押し殺した声が響く。
壁に手をつき、しかしその手も脱力して壁に上体のすべてを寄り掛かる格好で。
眼鏡のフレームをカチカチと壁にぶつけながら、葵は身体を震わせていた。
パーカーにハーフパンツという出で立ちの、ありふれた私服姿。
それらのどれ一つ脱がされないまま、葵は立った状態のままで喘ぎ声をあげていた。
「ひゃんっ!? あっ、ぅぅっ……!
や、だめっ、皆本はんッ、そ、そんなトコのに、におい、嗅がんといてっ……!」
肩ごしに振り返り、葵は弱々しい語調で懇願する。
視線の先──葵のすぐ後ろには、ひざまづいた格好の皆本が居た。
両手は、ハーフパンツに包まれた、まだ肉付きの薄い葵の尻たぶをかきわけていて。
鼻面は、強制的に開かれた葵のお尻の谷間に突き込まれていた。
そのうえ、その状態のままで大きく深呼吸を繰り返しているのである。
人一倍羞恥心の強い葵が顔を真っ赤にして恥ずかしがるのは陶然であった。
「やァっ、いやっ、ウチ、は、恥ずかしいっ……!
皆本はんに、こんなことっ……!! ンッ!? あひっ!!」
いやいやと首を振りながら涙を流す葵が、突然弾かれたように身を反らす。
においを嗅いでいた皆本の鼻面がさらにぐりぐりと押しつけられたと思うと、
布地の上から尻穴に捻じり込むように、舌を伸ばされたのであった。
尻たぶをむにむにと揉みしだいていた両手も、その奥へと矛先を変える。
ハーフパンツのお尻の中央部分は皆本の唾液ですっかり変色しており、
更にその内側では、魚柄のショーツが執拗な愛撫に晒されたお尻の穴に滑稽なほどに食い込んでいく。
食い込んだショーツの股布の部分は溢れる愛液にまみれ、まだ無毛の割れ目の肌色を透けさせてさえいた。
それでも皆本は一向に脱がそうとしない。
「ひっ、ぅんっ!! お、お尻、き、気持ち悪いぃっ、っあっ!?」
壁に爪をたてて、ビクビクと背筋を震わせる葵。
両膝は挫けてしまいそうに笑い続け、責められ続けたお尻の穴は断続的に収縮を繰り返す。
「──っ、ぐすっ、っ、な、なんで…ぇ…やの……ッ、皆本はん……っ」
沸騰しそうな意識と排泄孔をほじられる異物感に、ついにボロボロと涙がこぼれ落ちる。
ぐずる葵の声に、皆本はようやくその顔をお尻から離して上を向いた。
「ふぁ……っ」
急に愛撫から解放されてつい物足りなげな声をあげてしまう葵を見上げ、
しかしすぐに目を伏せる。
皆本は袖で口元を拭うと、至極真剣な表情で口を開いた。
「──……ごめん。何を言っても許してもらえないのは判ってる。
自分を正当化する気はない。僕は、きっと変態だ。最低な……男だ。
……少しでも、本当に嫌だと思ったら……すぐに、瞬間移動(テレポート)で逃げてくれて、良い」
「……っ」
皆本のその言葉に、葵は身を固くした。
葵は、国内に比肩する者のない超度(レベル)7の瞬間移動能力者(テレポーター)である。
その気になれば、今のこの状況から逃げることなど「本当は」ワケはないのであった。
──皆本がECMを起動して超能力を無効化してから葵を襲い、裸にでもしていたならば――
葵も瞬間移動を躊躇ったかもしれない。もしくは怒りにすぐ逃げ出していたかもしれない。
しかし、皆本はここまで葵の服を一つも脱がせることはしなかった。
葵の逃げ道を確実に残した。
それは自分のしていることの重大さを理解しているから。
それでも、自分の情動が自分では抑えが利かないと判っているから。
だから、葵自身に委ねた。すべての判断を、葵の、自分への好意に委ねた。
「…………皆本はん、ズルいわ……」
ぐずっ、と啜り上げて、葵が呟く。
壁に上体を付いたままだが、耳まで赤くなっているのが判った。
「……そんなこと言われたら、ウチ……逃げられへんやん……」
ちらりと皆本を振り向くと、拗ねたように唇を尖らせる。
そして、顔の赤みを隠すように壁についた腕に突っ伏した。
もどかしげに、小振りなお尻がゆっくりと誘うように
「……ええよ。皆本はんの好きなように、シても」
「ゴメン。――ズルいよな、僕は」
「もう、謝らんといて。女がええって言うたんやから、それ以上は無粋や」
自嘲気味に笑う皆本をたしなめる葵。
皆本の両手が、ゆっくりと葵のハーフパンツを脱がしにかかる。
ボタンを外して、チャックを下ろし。魚柄のショーツに包まれた臀部を露わにする。
布地はすっかりお尻に食い込んで、尻肉の半分以上が露出してしまっていた。
染みひとつない真っ白なその肌を、皆本の手の平がゆっくりと撫でまわす。
「んぁっ、んっ──!!」
素肌に直接触れられる感触に、葵の声が1オクターブ上がる。
歓喜の声をもっと聞きたいと言うように、皆本は息を荒くさせて動き出した。
「ひぁッ!? っあぅっ!! く、食い込んでっ──」
皆本の人指し指がショーツにひっかけられ、上に持ち上げられる。
ただでさえ食い込んでいた布地がまるで縄のように寄り合わされ、お尻の谷間を深く分かつ。
「あうっ、ッ! や、ぁっ、く、クリ、潰れっ……!」
股間をも容赦なく圧迫する感覚に、葵の意識は飛びかけた。
だが、ここで足が挫けてしまうと全体重が一気に「そこ」にかかってしまう。
葵は必死に足に力を込め、それだけは防ごうとするのであった。
「……葵……っ」
そんな葵の努力を愛しむように、皆本は吊り上げていたショーツを一気に引き下ろした。
愛液で秘所にへばりついていた股布も、お尻の割れ目の奥深くを割っていた布地も一息に引き剥がして、
下半身をすべてむき出しにした。
「あ、ぁ、ぁぁっ──!!」
下着を膝まで下げられ、覆うものの無くなった秘所があまりに頼りなく。
葵の脚がこれまでに無いほどガクガクと震え、──ついに、力が抜けてしまう。
「あぁ……っ──!!」
がくり、と床に倒れ込んでしまうと覚悟した次の瞬間、
葵の身体はしっかりと受け止められた。
──誰あろう皆本に。
「み、みなも……と、はん……ッ」
しかし、葵の顔にはそれまでより深く強い羞恥が刻まれていた。
それもそのはず、葵の身体を押さえた皆本の手は秘部と尻たぶに、
そして鼻面が葵のお尻の谷間に──今度は直に──突き込まれていたからである。
衣服の上からよりも数倍卑猥な、粘性の水音が響く。
舌は尖らされて尻孔を深々と穿ち、指先は女陰をにちゅにちゅとかき回す。
ぐちゅ、ぶちゅっ、ずりゅ、ずちゅっ、じゅぷぷぅぅっ……!
「は、っ、やぁっ! ひぎッ!? そ、そんな、強っ……!!」
へたり込むことも許されずに二穴を同時に責められ、葵は立ったままで許容外の快楽を訴える。
膣穴からはぼたぼたと愛液が滴り、そこに触れる皆本の手を濡らしていく。
熱心な口唇愛撫に尻穴もやがて締まりきらなくなっていき、赤く腫れ上がりながらぽっかりと奥を覗かせた。
ちゅぱっ……。
頃合いと見たか、唾液による銀色の糸を葵の尻穴から引かせて皆本がようやく口を離す。
口中に溜まった唾液を飲み下し、崩れ落ちる葵を背後から抱きしめた。
自らも立ち上がると、言葉は発さずに抱きしめる。
はぁ、はぁ……という荒い息が耳朶に幾度も吐きかけられる。
葵は、自分のお尻に当たる固く熱い感触に背筋が震えるのを感じた。
いつのまにか露出されていた皆本のペニスは、
敏感な粘膜どうしであるということを差し引いても──ひどく熱を持っていた。
「え、ええよ……。皆本はん、挿れたいん、やろ……?」
内心の不安と、わずかな期待を覆い隠した一言が、皆本の自制心の最後の鎖を外す。
「葵、葵……っっ!」
まだ二次成長の度合いの少ない少女の身体を折れんばかりに抱きしめて、
皆本は葵のお尻にいきり勃った自らの分身を突き立てて行く。
開きかけた尻穴は、ゆっくりと確実に皆本のペニスを飲み込み始める。
──それでも、十歳の少女である葵のお尻の穴はまだきゅうきゅうに絞まるきつい穴だった。
「あ、ぐうううぅぅっ、キツ、っ、ぁぁ……!!」
「は、っ、っっ……、葵、もっと、力を抜いてくれ……っ」
本来排出する器官から逆流するように侵入してくる物体に、
葵は内臓を抉られているとさえ感じた。
皆本の声に従って少しずつ力を抜こうとするが、強張ってしまった身体は言う事を聞いてくれない。
ず、ずずず……ずぶうぅぅっ……!!
しかし、皆本の腰はそのまま先へ進んでいく。
まだ入り口の狭い尻穴へ、ねじ込むようにじりじりと入っていくペニス。
「す、すまない、葵……! もう、と、止まらないんだ……!!」
「っ、っうぅぅっ! や、お尻、お尻熱いぃっ!? ひぅっ、あぁぁっ──!!」
あられもない叫び声が響く。
する方にとっても、される方にとってもそれは初めての体験であった。
焼けるような快楽が腸壁を走り、葵は口をぱくぱくとさせて人語にならない嬌声を上げる。
皆本は膣内とはまるで異なる、しかし強く締め付けて精液を搾り出そうとするような肛腔の感触に翻弄されていた。
せっかく葵が迎え入れてくれたのだからと、皆本は歯を食いしばり、必死にピストン運動を繰り返す。
幾度か出し入れした所で、葵の身体からぶわっ、と熱い汗が新たに噴出したのが感じられた。
それと同時に、少しずつ肛門の締めつけが緩む――否、緩急をつけた絞めつけに変わったのである。
「はぁ、っあ! っ――!!」
葵の声が、まるで悦んでいるように気色ばむ。
動きやすくなった肛内を、渾身の力で動き回る皆本のペニス。
一回でも多く、一秒でも長く彼女の内部の温かさを味わいたいと。
「……ぁ、ぅっ、っ? お尻、な、何か、変に……っ!!」
「ぅっ、っ…………!!」
そうして、先に根をあげたのは皆本の方であった。
いかに成人男性であるとはいえ、情動だけで及んだ少女との肛門性交に長く耐えられるほど
場数を踏んでいなかった皆本は、その引き絞られるような快感に耐え切れず精を放ってしまう。
「っ、ぐぅ……っ、で、出るっ……!!」
「ひっ!? あっ、や、何やこれっ……、アカン、や、っううううっ……!!」
びゅぶっ! びゅ、びゅくぅぅっ……!!
そして皆本が射精してしまった直後、直腸に注ぎ込まれた熱濁の熱さに葵もまた絶頂へと昇り詰める。
脈動と共に吐き出される皆本の精液が行き場を無くして逆流し、
隙間の無いはずの結合部からぶくぶくと泡立った精液と腸液の混合液がぼとぼとと垂れ落ちた。
「あ、ぁぁ……ぁ……」
立位のままで交合を終えた葵はついに全身の力が抜け、背後の皆本にすべてを預ける。
背中の温かみにいつもの安心感を感じたまま、ゆっくりと目を閉じるのであった。
==============================================
「……もー、痔主になってもーたらどうするんや……」
一戦終えて一息ついて、二人はシャワーを浴びていた。
皆本の強い希望に押し負ける形で全身を洗ってもらっていた葵が、
スポンジの触れたお尻の穴に鈍痛を感じてそう告げた。
初めて…というか、前よりも先に後ろの処女を奪われてしまったことをまざまざと思い返し。
腕を伸ばして皆本の頬をつねる。
「痛ててっ!! ……ご、ゴメン」
「まぁ、拒まなかったんはウチやし、責任は皆本はんだけやないんやけど…」
そこで一度言葉を区切り、顔を赤くしながらちろりと皆本を上目づかいに見て。
「……次は、ちゃんとウチの──……マンコでシてな?」
ワザと直接的な表現をして、皆本を煽る。
ついさっきあれだけ変態的な行為をしていたのに、皆本は(口にした葵自身も)瞬時に赤面する。
まるで、手も触れたことのないうぶな恋人同士のように。
そんなちょっと変わった、カップルの初夜(?)であった。
おわり
以上、3巻発売記念「ただ薫をお尻で辱めるだけのSS」でした。
前後関係とか、薫と紫穂のフォローとかそういったことは考えてません。
でもちょっと満足。
それではまた。
G J
なんかきてルーー
「……次は、ちゃんとウチの──……オメコでシてな?」
関西の言葉を使うならコレかな
GJ!!!
ヨカタです!
京都もオメコっていうよ。
ベンジャミン氏ってもしかして某エロゲ雑誌にハガキ投稿してたりする?
ド変態皆本乙!深呼吸ヤベーよ本物だよw
本編の方では寝たきりが2名になったところで
無抵抗なのをいいことに
現実側の誰か(複数でも可)が
夢の中組のどっちか(両方でも可)にイタズラかますとかは無しですか
668 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 01:46:23 ID:pqZR5zpP
ベンジャミンさん最高! 神! ステキすぎ! そして葵は可愛すぎー
ゼロが更新してるな。
670 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 22:00:19 ID:NzynBsFM
>>667のアイディアを戴きまして、一つ小ネタを書いてみました。
ここ十数年入院していないので実際に病院がこういうことするかはは不明ですが。
【絶対可憐チルドレン 25th.Sence サイコ・ダイバーズ(3) OTHER SIDE 】
兵部側へと身を投じた、元特務エスパー候補生「黒巻節子」(19)。
彼女の能力である「ドリーム・メイカー」によって、皆本だけではなく薫までもが醒めない眠りに落ちてしまう。
──その世界の中では、今まさに皆本と薫が予知の世界の結末の中で対峙しているのだが。
……しかし、夢の世界の外に居る葵と紫穂の二人はそれを知ることも出来ず。
ただ、並んで眠る二人の姿を見て気を揉むことしか出来なかった──……。
「……皆本さん、薫ちゃん……」
「──どうしたら、ええんやろな……」
ベッドの脇に椅子を置き、皆本の手を握りながら紫穂が頭を垂れる。
葵は窓枠に背を預けながら、何もできないことに歯噛みするのであった。
重い静寂。それを割って現れたのは、一人の看護師の女性であった。
「こんにちはー……、……あら?」
女性がカートに乗せて持って来たものは、お湯を入れた洗面器とタオル。
意識を失っている人体も新陳代謝は行われているし、汗もかく。
しかし本人が寝ていて入浴もさせることができないため──、
こうして定期的に看護師が訪れては身体を拭いているのである。
BABEL医療局勤務の精神感応能力者である看護師の彼女は、
病室に入った瞬間に葵と紫穂の消沈具合を知った。
普段なら、国内にチルドレンの三人しかいない超度(レベル)7の
高レベルエスパーである二人の思考は読めなどしなかっただろうが、今回に限っては例外であった。
仲間に何もしてやれないという無力感に苛まされている二人の心は、
超度の低い精神感応(テレパシー)にも読まれる程に憔悴していたと言える。
──そこで、看護師の女性はお節介かと思いつつも一計を案じた。
何も出来ないということは間違いであると、二人に知らせるために。
「ね、二人とも……私の代わりに────」
================================
カチリ。
病室にかけられるカギ。
やましい事をするのではないし別にそうしなくてもいい筈なのだが、
何となく葵はカギをかけて、更に念入りにそれを確かめてしまった。
「……え、ええんかな、ウチら……こんなこと、しても……」
と、視線を泳がせながら傍らの紫穂に問う。
紫穂はと言えば、眼を爛々と輝かせて洗面器のお湯にタオルをつけていた。
「──何言ってるの、葵ちゃん! これはいやらしいことなんてまったくないの!
ふ、二人の、身体を──身体を拭くだけなのよ!?」
そう言いながら、紫穂の顔もわずかに紅潮している。
皆本の布団を引き剥がすと、ゆっくりと寝間着のボタンを外し出した。
「ほら、葵ちゃんも──薫ちゃんを」
「う、うん……──って! アカン、紫穂一人で皆本はんを拭こうったってそーはいかんでっ!?」
つい流されてしまいそうになった葵が、不満を訴える。
言いくるめることは出来なかったか──と、紫穂は内心で舌打ちした。
どちらにしろ一人では全身は難しいと感じていたので、代案を出す。
「……じゃあ、二人で皆本さんを……拭きましょう? 薫ちゃんはその次ってことで」
「そ、そうやな! ウチら二人がかりやないと、大人は拭かれへんしな!」
『10歳の少女は一人では大人の男を拭くには非力』──。
その大義名分が立つと、後は早かった。
二人がかりで皆本の身体を起こし、上着を脱がせて肌着も取り去る。
優男に見えて意外とタフな皆本の上半身は、過不足なくそこそこに鍛えられていた。
「……すごい……」
「け、結構男らしいんやな……」
顔から首筋、腕、背中に、胸板……と順に、二人で争うようにして濡れタオルで拭いていく。
タオルを這わせるごとに皆本がわずかに気持ち良さそうな声をあげる。
調子に乗って脇の下や乳首など──、
ひょっとしたら皆本の性感を刺激するのではないかと思う場所を重点的に拭いていく。
そしてそのたび、皆本の息は荒くなって甘い声をあげる。
普段の毅然とした大人の態度が嘘のように。葵と紫穂の成すがままに。
それが葵と紫穂をどんどんと昂らせ、更に思考を胡乱にしていった。
上半身を拭いている間中、葵も紫穂も心臓の鼓動が早鐘を打ち鳴らし続けているのを感じていた。
落ち着こうとしても、一向に静まらない。
それどころか時間が経つにつれてどんどんと鼓動は早まっていく。
──その理由は、あまりにも明白であった。
ちらちらと、二人の視線が拭いている上半身から外れて──一点に、注がれる。
視線の先には皆本の下半身。
こんもりとテント状に張り詰めた、男性自身がそこにはあった。
「……ね、葵ちゃん?」
「!?」
突然声をかけられて、葵の身体がビクッ、と震える。
「…そ、そろそろ、下の方も拭かないと……」
「……──そ、そうやな! ウチもそうせんとアカンって思っとったところや!」
わざと大声を張り上げて、自分を鼓舞する葵。
最初にズボンに手をつけたのは紫穂だった。遅れて葵も手を添える。
既に「身体を拭く」という目的はすっぱりと忘れているに等しかった。
自分たちの荒い息づかいがやけに大きく聞こえてくる。
──そして、ズボンとトランクスを一緒に──ずり下ろす。
着衣のゴムで下方に引っ張られてから、皆本のペニスが勢いよく「ぶるんっ!」と反り返り姿を現す。
その姿に二人は息を飲み、そして目を奪われた。
「……。皆本さん、寝てても元気なのね……」
「お、男の人って、こんなんなってたんやな……。
ウチ、こんな近くでじっくり見たん初めてかもしれへん……」
感嘆の言葉と共に、交わされる無言のアイコンタクト。
片方は期待に震える手で、もう片方はまだ若干の性への恐怖を残して震えて。
ほぼ同時に、目の前でベッドに横たわる皆本から雄々しく勃つペニスに触れていった。
「熱いし、硬いのね……」
手で触れたかと思いきや、すぐに紫穂は髪をかきあげながら皆本の亀頭に口唇で触れる。
赤い舌を半開きにした口から覗かせると、それを絡みつかせるようにしてペニスの先を舐めしゃぶっていった。
おずおずとシャフトの部分をしごくだけだった葵も、
美味しそうに亀頭を舐め続ける紫穂の姿に触発されていく。
「……ウ、ウチも……」
歯を鳴らすほどに緊張しながらも口を開き、舌先でペニスの裏筋を舐めあげる。
下から上へ、筋を道に見立てたようにしてゆっくりと辿っていった。
ちろ、ちろ……。
「……ンっ、はぁ……、皆本さん、気持ちよさそ……」
「ん、んっ……あ、ホンマや――……。ふふ、どんな夢……みとるんやろな……」
二人の少女の熱心な口唇愛撫で、皆本のペニスは意識を失ったままであるにも関わらずガチガチに張り詰める。
入れ替わり立ち代わり。唾液をまぶし、先走りを塗り広げ。
陰嚢までも口に含んで愛撫をして――――、目を閉じたまま快楽に苦悶する姿を楽しむ。
同性の目から見てもゾッとするほどに妖艶なフェラチオをする紫穂に、葵もつられて徐々に大胆になっていった。
とろけるような愛撫が、皆本のペニスに注がれていく。
やがて、皆本の息遣いが切羽詰ったものになり始めた。
呼吸を繰り返すスピードが速まり、額に汗を浮かべて歯を食いしばってさえいる。
「――イキそう、みたいね。葵ちゃん、ラストスパートよ」
「……う、うん……」
二人で横からペニスを食むようにして、半分ずつねろりと舐め上げていく。
そのまま、激しく舌を、口を、手を動かした。
二人ともが、皆本の射精を間近で見たい、間近で直接感じたい――と思った結果の態勢である。
ひとつの大切なモノを分け合うようにして、ペニス越しに口づけを交わしながら。
――そして、断末魔に似た呻きと共にその時が訪れる。
ぢゅっ、ぢゅぱっ、ぢゅるっ、ずぢゅっ――――!!
「っ、っ……!! うぁ、ああぁっ……!!」
びゅるッ! びゅっ!! びゅるるっ!! びゅくっっ!!
「――きゃッ!?」
「わ……っ!!」
その様は、噴き上がるという表現が最も適切であった。
ペニスを挟んだ葵と紫穂の顔面を余すところなく白く汚しながら、びゅるびゅると絶え間なく射精していく。
ただでさえ室内に充満していた精臭が、さらに濃さを増す。
葵と紫穂は、白い濁液の噴火をその顔に受け止めながら、ぼうっとした表情で宙を見上げていた。
はーっ、はぁ……、はぁ……っ……。
熱を持った白濁をその顔面に浴びた二人と、それを放出した――横たわる当人。
三者三様の荒い息づかいが病室を満たした。
それでも眠ったままの皆本に少し悲しげな視線を送ってから、
皆本を挟んでベッドの脇に腰掛けたままで葵と紫穂は改めて互いに向き直る。
「……葵ちゃん、キレイにしてあげる……」
「っ、そ、それやったら、ウチも……」
悦楽に歪んだ瞳を見つめ合わせて、二人は触れ合っていく。
肩に手を置きあって熱っぽい視線で見つめ合う様は、まるで恋人同士にさえ見えた。
互いの顔に飛んだ、白く粘つく飛沫を舐めあう二人。
「んっ……ちゅ、っ、ぷは……ぁ、苦ぁい……」
「は、ぁん……。何やの、もう……、こんな、汚れてもうて……」
口づけから、頬、額も、耳までも、お互いの舌が。欠片も残すまいと這い回る。
ちゅぱ、ぴちゃ、くちゅ──っ──……。
淫靡な音が絶えなく響き、顔中が唾液でべとべとになっていく。
皆本の精液をすべて嚥下し終わると、二人は見つめ合ったままで熱い溜め息をついた。
情欲の炎はまだ燻り続けている。
何か言い出したいが、互いにそれを言いあぐねているという雰囲気。
その均衡を破ったのは、やはり紫穂であった。
大きく深呼吸をしてから、自分を説得するように言葉を紡ぐ。
「────っ。い、いいわよね、こうなったら、最後まで、しちゃっても……」
「し、紫穂っ、そ、それはアカン……のと、ちゃうか……な?」
「……じゃあ葵ちゃんはソコで見てて? ──私、一人で……しちゃうから……」
さすがに寝ている間にそれはいけないのではないか(起きてる皆本にして欲しい)と、
止めようとする葵の言葉を意に介さずにベッドへ登る紫穂。
熱情に押されるまま最後の一線を越えてしまおうと、皆本の腰の上を跨いだ。
その状態で乱暴に服を脱ぎ、ベッドの下に放り捨てていく。
最後に残ったショーツを人指し指にひっかけながら脱ぎ去り、殊更に妖艶な態度を見せる。
葵の顔を一瞥すると、優越感に満ちた微笑みを浮かべた。
その紫穂の表情が、尻込みしていた葵の背中を押す。
恥ずかしさよりも──競争心、皆本を取られたくないという心が勝ったか、
顔を赤くしながら紫穂に詰め寄る葵。
「〜〜っ、だ、誰もせえへんなんて言うてへんやろ!? ウチも、す、する……っ!」
そう言いながら、慌てて服を脱ぎ捨てる。
病室で裸になることに激しい羞恥を覚え、涙さえ浮かべながらも──必死であった。
そんな葵を紫穂が手を伸ばして迎え、未だ眠ったままの皆本の上でごく自然に口づけを交わす──。
……と、熱に浮かされ暴走した葵と紫穂が更に先に進もうとした、そのとき。
ダッダッダッダ……と廊下を走る音が響き────……、
──バァンッ!!
「おいっ、二人とも朗報だ! ひょっとしたらこっちから夢の世界に干渉できるかも──……」
扉を蹴破るようにして(実際に蹴破って鍵を壊し)、喜色満面で。
解決の糸口を運んできた賢木の顔が──室内の淫靡な空気に引き攣って固まる。
「……!?」
「……っ!」
「…………あー…………」
どうやら一気に正気に戻ったらしく、絶句しつつわたわたと慌てる葵と紫穂。
その光景を一目見て全てを察し、女好きだがロリの気はない賢木はゆっくりと扉を閉めていく。
「────あー……、出来れば早めに済ませてくれなー……?」
ぱたむ。ずずず……。
鍵の壊れた扉を閉めてから、その場に座り込む賢木。
病室内からは慌てて服を着替える音が聞こえてくる。
それを聞きながら、賢木は親友である皆本のことを思い──重い、溜め息をついた。
(……仲間のコトを想ってくれてるのはいいんだが……。
アレじゃあなァ……、皆本がロリ好きになるのもしょうがない、か……?)
同情するぜ、という風に首をすくめ、やれやれと苦笑する。
しかし同時に少しだけ、それほどの絆があるということを羨ましくも思うのであった。
おわり
以上、寝てる皆本に悪戯SSでした。
葵はやっぱり一番うぶだろうし、ということで紫穂の動きに追随する感じにしてみました。
薫も入れるとあまりに長くなりそうでしたので割愛。
筆の進みが悪かったのを何とかカタチにした物なので、ちょっと内容がありませんがご容赦ください。
今週は黒巻絡みがイイところでしょうか。…ううむ。
>>666 特に変える必要もないかと思ってPNとHNを一緒にしていたのですが、
知っている方がいらっしゃるとは思いませんでした。
お察しの通り、某エロゲ雑誌の読参に長々細々と投稿している本人です。
──そろそろ講読が10年になります。
>>680 毎度激しく乙です
気が向いたら美神ネタもお願いしちゃっていいですかw
や、まさかとは思いましたが御本人でしたか・・・
私も現読参から某飲み物っぽい名前で投稿してたりしますw
世の中広いようで狭いですねぇ(トオイメ
>>680 乙&GJ!
こういうのも良いですな〜。
ベテランの方でしたか、なるほど文章が上手いのも納得です。
とはいえ自分も同人小説を10年以上書いてますが、あんまり
上手くならないのは書いた後のブランクが長くて飛び飛びだか
らだろうなぁ……主に夏と冬の年二回なのでw
>>681 >美神ネタ
書こう書こうとは思っているのですが、
先人が多い分だけ生半可なものだと二番煎じぽくなってしまいそうなので、尻込みしている状況です。
何か濃いモノを書きたいんですが……。ううむ。
>>682 ──あ、いえいえ。全然ベテランなんて凄いものじゃないんですよ?
10年は某雑誌の購読期間ですから。
エロパロ小説を初めて書いたのは去年の6月ごろでしたし。
それ以外の二次創作は両手でお釣りが来るくらいしか書いてませんし…。
夏と冬はエロとも小説とも関係ないものしか描いてませんし。
おおーー今回もGJですー^^
紫穂の暴走ってなかなか興味深い。
美神ネタは先人がいっぱいいすぎて確かに大変そうだ。
自分も見てるだけーw
寒い日々ですので風邪等引かないようにご自愛ください。
今週の葵はエロパロSSの布石としか考えられない
葵の弱点が判明して、皆元くんも万々歳でしたね
今週号からのネタはやっぱ耳ですかねー
しかし状況的に膨らませにくい?
個人的には
夢の中の星空の草原で青姦⇒今度はフィニッシュまで⇒夢から脱出
も捨てがたいです
息かけるだけで昏睡から覚めてしまうほど極端に弱いとは・・・
なんて美味しい設定なんだろう。
だがあそこまで弱いと甘噛みだけでイって失神しちゃって
とてもセクースにならんのではなかろうかw
薫の心の中にしまっておきたい下ネタも気になる。
>>690 一覧参考になりました。この表でいくと昔の本とか修正入りまくりでわけわからない本も出来上がりそうだ。
なにか強引にこじつけているようなものもある気がする。
そこらへんは差別そのものは放置してるけど言葉は狩りまくる人達が
変な情熱によって作り上げられたものだから考えてもあんまり意味はありませんよ。
693 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 00:50:30 ID:kHO2MMst
あげtemiru
本スレ706と今週号読んで思いついたネタ。
初投稿なので乱筆乱文、誤字脱字はご勘弁を。
深夜、薄暗い室内で二人の少女が絡み合っていた。彼女たちの名は紫穂と葵という。
「紫穂、ウチ、ウチもう…」
「いいわよ、葵。イッて…」
「いや!紫穂もいっしょに…」
紫穂はくすりと小さく笑うと、葵の耳元に囁く。「ええ、一緒にイキましょう…」
耳にかかる息に思わず葵は体を震わせた。
二人の手はさらに激しく互いの体をもてあそび、互いの体をこすりつけあう。
二人の息遣いがさらに激しくなり、そして、
「アーッッッ…」「くうっっ…」
甲高い声と共に全身を緊張させ、やがてベッドにその体を投げ出した。
695 :
694:2006/02/02(木) 10:57:06 ID:d2zJnDsb
行為後のけだるい沈黙の中、不意に紫穂が口を開く。
「ねえ、葵。あなた明日の休日どうするの?」
「どうっていっても…宿題やって、自主トレして、あとは…テレビでもみてる」
「非生産的ね」
「なら、紫穂はどうするん?」少しぶっきらぼうに葵は聞いた。
「私も同じよ」紫穂の答えはそっけない。
「あーあ、つまんない。昔はよかったなあー」葵はベッドに大の字になった。
三人で皆本に「買わせた」特注品のベッドはとても広い。二人で使うには広すぎた。
「ところで二人は?…聞くまでもないか」
「…」紫穂は答えない。
とある事件以来、皆本と薫の二人は急速に接近していった。薫は皆本に休日を「作らせて」は
あちこち「飛び回って」いる。かと思うと、紫穂や葵の存在に気付いて急に離れたり、目で語り
あったり、密かに小指を絡めたりしていて、紫穂と葵はしばしば砂を吐きたい気分になる。
「いっそ二人のとこにテレポートしたろか?」葵の声に苛立ちが混じる。
「やめなさい。馬に蹴られるわよ」
「馬に蹴られるのはそっちやん。しょっちゅうちょっかい出して…」
「わだしはいいの」
「なんで」
「わたしは二人が好きだから」
696 :
694:2006/02/02(木) 11:14:31 ID:d2zJnDsb
理解できず怪訝な顔をする葵に向くと、紫穂は説明をはじめた。
「皆本さんは薫を好き。薫は皆本さんを好き。そして私はそんな二人が好きなの」
「なんやそれ…」
「だから、二人が結婚して、私を愛人にしてくれればいいの」
「ちょいまち。それっておかしかない?」
「そうかしら?」
思わず半身を起こして尋ねる葵に、紫穂は平然と答える。沈黙が流れ、紫穂も体を起こす。
「それよりも、葵はどうするの?」
「どうするって?」
「皆本さんを好きなんでしょう?」
「なっ、何やて?!」葵はベッドの上に立ち上がった。薄暗闇に、四人でいた頃より肉付きの
良くなった、女に変わりつつある少女の体が浮かび上がる。「ま、まさかウチを『読んだ』んか?」
「そんなことしないわ…葵、あなた気付いてないの?最近のあなたがいつも皆本さんを目で
追っていることに」
「え、あ、いや、だからそれは、つまり、その、ええと…」
697 :
694:2006/02/02(木) 11:31:07 ID:d2zJnDsb
混乱状態の葵に、紫穂はさらに追い討ちをかける。
「それで、どうするの?」
「薫に対抗して皆本さんを奪う?それとも私みたいにする?それとも…」
紫穂の真剣なまなざしに葵は一瞬に真にかえった。
「うちは…うちは何もせえへん…なんかしたら二人を傷つけるだけやし…紫穂のいう通り、
うちもあの二人好きやから…」なぜか紫穂の目を見れずに、顔を背け、自分に言い聞かせる
ように葵はつぶやいた。
「嘘ね」そんな葵を紫穂は言葉で切り裂く。
「あなたは傷つきたくないだけ。臆病なだけよ」
「うるさい!!あんたにうちの何がわかるん!!」葵はベッドから飛び降りると、脱ぎ捨てた
服を引っつかむ。
「葵」
「なんね!!」
「後悔を残す事だけはしないでね」
「大きなお世話や!!!」
葵は部屋から消え去った。二人でも広過ぎるベッドに一人、紫穂は寝転がった。
698 :
694:2006/02/02(木) 11:42:49 ID:d2zJnDsb
「ふぅ…」紫穂は一人ため息をついた。
葵には話せなかった。それはかつて皆本が原因不明の昏睡に陥った時のこと。
皆本と薫を同調させ昏睡から救ったあと、事後調査で薫を見たときの光景。
愛する人を止めるために愛する人を殺した皆本。
愛する人に殺されるためにその身をさらした薫。
「あんなことさせない。あれが運命だ、と言うなら私は運命だって変えてやる」
紫穂の誓いの言葉は暗闇に溶けて消えた。
予言の時まであと…
699 :
694:2006/02/02(木) 11:44:38 ID:d2zJnDsb
お粗末でした。葵の口調は難しいです。
エロが足りない気がしますが、これでご勘弁を。
GJ!
文体もだけどキャラと基本設定の把握具合がかなり初心者です
まあガンガレ
「ちょいまち。それっておかしかない?」
「なんね!!」
この辺違うと思う。
関西、特に京都ネイティブの方、添削乞う。
京都人ノシ
『それっておかしない?』『なんやねん!!』かな
何はともあれGJですた
「それ、おかしない?」
「なんや!」
かなあ
ご無沙汰しております。
今回は、罠じゃないかと思うくらいエロい葵の弱点絡みということで。
上の方の作品と題材が被りますが、紫穂×葵の小ネタになります。
【絶対可憐チルドレン 27th sence.サイコ・ダイバーズ(5) OTHER SIDE】
兵部少佐の主導による、皆本の昏睡事件は幕を閉じた。
結末は、主犯の元BABELエスパー・黒巻節子の自己催眠による自らへの口封じ。
人質は確保出来たものの相手の情報は何一つ解らないという、
半ば敗北に近い幕引きではあったが──、
皆本と薫が無事であったことだけでも万々歳と言えるところであった。
起死回生の一撃となったのは、
高超度(レベル)の、しかも同じ精神感応系である紫穂には精神攻撃は効きにくいという事実。
催眠攻撃の媒体であるデジカメを壊された黒巻は不利を悟り、
屋敷に仕掛けられた爆薬を起動して自分だけ逃走を図る。
このあと、屋敷の庭に仕掛けられていた地雷を催眠から目覚めた葵によってテレポートされ、
黒巻は逃走用のバイクを破壊されて──とりあえずの事件の収束へと向かうわけなのだが。
元から精神系超能力に強い耐性のあった紫穂はともかくとして、
耐性のない葵がすぐに目覚められたのには、理由があった。
それは、仲間の弱点を熟知した紫穂の働きである。
黒巻が爆薬を起動してからタイムリミットまでの約一分間。
紫穂が葵を催眠から解き放つためにその短時間で行った所業を、葵は語ろうとしない。
倒れ伏す黒巻を見下ろす葵は、どこか所在なさげにもじもじとしていた。
スカートを必死に押さえ、周囲の視線が自分を向いているのではないかと過敏に反応する。
顔を真っ赤にして、紫穂を上目づかいに睨み付けるので精一杯であった。
=====================================
「葵ちゃんは―――……、ここが弱いのよね…♪」
いくら揺さぶっても起きる気配のない葵の業を煮やした紫穂が、葵の耳元に口唇を近づける。
ESPリミッターのイヤリングがぶら下がる葵の形の良い耳に、熱い吐息を吹きかけた。
ふうっ……♪
「い…ひぁあああああッ!? み、耳はダメ!!」
その瞬間、それまでの昏睡具合が嘘のように跳ね起きる葵。
息を吹きかけられた耳を手で押さえ、真っ赤な顔で紫穂から遠ざかる。
「なっ、何っ!? 紫穂ぉっ!?」
突然夢から醒めさせられた葵は、状況をいまいち把握できずに混乱していた。
その初々しい反応に、紫穂は何かゾクゾクと背筋に走るものを感じた。
──本当はここで葵にテレポートをしてもらえば済む話である。
──だが、接触感応能力者(サイコメトラー)である紫穂は、
──爆発までのあと三十秒ほどの猶予を、「正確に」理解していた。
残り少ないタイムリミットが、紫穂を逆に燃え上がらせた。
後ずさる葵に、舌なめずりをしながら近づいていく。
「葵ちゃん……、ね、ちょっと……」
「ちょ、紫穂っ、アイツはどうしたん? あっ、ひ、ちょっ──!!」
にちゅうううっ……!!
「ひぃっ、や、ひぁあぁぁぁっ!?」
目が覚めたら敵が消えていたことに関する葵の当惑などどこ吹く風、
紫穂の赤い舌が艶かしく濡れ光りながら、葵の耳孔に差し込まれた。
にゅぷ、にゅるっ、ちゅぱぁっ……!!
ペニスを秘所に突き込むピストン運動のような激しさで、葵の耳を犯していく紫穂。
「あ、ひっ、くぅぅぅっっ、いやぁぁぁぁっ――――!!」
人並みはずれて感じやすい耳に加え、突然クリトリスにまでも衝撃を受けての絶頂。
下着の内側では秘所が派手に潮を吹き、ただでさえ濡れていた下着を更に濡らした。
葵は紫穂にしがみついてビクビクと余韻に身体を震わせ、
秘所に触れた紫穂の指を根元まで溢れる愛液で濡らして――、ようやく絶頂を終えたのであった。
==============================================
そして、30秒ほどに満たないタイムリミットで葵を翻弄して絶頂を迎えさせた紫穂は、
葵と共にテレポートで屋敷を脱出。黒巻を追い詰め――そこから先は、先述の通りであった。
──と。気持ち良さそうに昏睡する黒巻を見下ろしていた葵が、
ふと名案を思いついたように紫穂に耳打ちをする。
「耳たぶ責めたったらどうや?」
「……あんなに敏感なの、あなたくらいよ」
紫穂の言いぐさに、葵はさっきの立ったままの絶頂を思い出す。
そして今の自分の──短いスカートの中の下着がぐしょぐしょに汚れ、
しかも太腿に愛液が垂れてきている状況を再認識し、羞恥で顔を真っ赤に染めた。
「ふふ、可愛いかったわよ葵ちゃん。皆本さんにも見せてあげたらどうかしら。きっと喜ぶわよ?」
「〜〜っっ、しっ、紫穂のアホ――――っ!!」
紫穂が淫靡に微笑み、葵が恥ずかしさに耐え切れず喚く。叫び声は闇に吸い込まれて消えていった。
この後、二人は皆本と薫が自力で昏睡状態から脱したことを知る。
敵のことは何一つ判らなかったが、いつもの仲間が全員戻ってきた。
とりあえずは、それで十分だと――全員が、そう思うのであった。
おわり
ただでさえ弱い箇所を突然、しかも容赦なく責められた葵は甲高い喘ぎ声をあげるしかなかった。
「やぁ、ひ、ぅぅぅっ!! やめ、そ、それ以上されたら、ぁぁっ!!」
ずぶずぶっ、ずぢゅぅっ、ぴちゃっ、ずりゅっ──!!
耳の中を、外側を、あますところなく紫穂の舌が這いずりまわり、
凹凸の一つ一つを丹念に舐めしゃぶっていく。
紫穂に肩を押さえられたまま、葵は淫悦に悶え続けた。
葵にとって耳は「処女膜のない女淫」と言っても良いほどの感度があった。
──そして、耳たぶは強いて言うならば、陰核と同じとさえ言えた。
自分でリミッターのイヤリングを着けるなどで触れる分には、まだ大丈夫なのだが。
だが、それを他人に触られ、あまつさえ舌で愛撫されるなど葵にはまるで許容外であった。
「――――これ、邪魔よね」
紫穂の手が動き、葵の左耳のESPリミッターを外す。
次の瞬間、紫穂の唇が開いたかと思うと、葵の左耳をぱくりと口に含んだ。
上下の歯で耳たぶを甘噛みし、さらに舌先でちろちろとくすぐっていく。
「ひぁっ、や、アカン、ちょっと、あ、ぅぅっ!」
(……あと、十五秒……)
可愛らしく悶え、喘ぎ声をあげる葵を目の当たりにしつつも、紫穂はきっちりと時間を測っていた。
紫穂の片手がすぅっ、と下がっていく。
折り曲げた中指を親指が押さえ込み、タメをつくり――『デコピン』の形を作りながら、
葵のスカートの中へもぐりこんでいく。
そして同時に唇で嬲り続けていた耳を開放し、そのまま耳元で囁いた。
「――惜しいけど、そろそろ終わりね。……イッちゃって、葵ちゃん……!!」
「ひっ……!!」
放たれたデコピンは、寸分の狂いもなく葵のクリトリスを捉えた。
耳への愛撫ですでにどろどろに潤みきったそこは、ぐじゅり、と水を吸った生地特有の感触があった。
弱点である耳と、陰核への同時攻撃に――、葵はそのまま絶頂に達していく。
※
>>707と
>>708の投下の順番を間違えました(汗)。
>>705-706、
>>708、
>>707の順番で読んでください。
以上、今週分から紫穂×葵の小ネタでした。ただし根底はあくまで皆本ということで。
実質15秒間の 紫穂の すごい テクニック。
京都弁は難しいですね。
とりあえず葵の台詞回しを色々眺めてみて、なるべく違和感がないように苦心するのが精一杯です。
それではまた。
GJ!
良いです〜!
ムム…
漏れは今週号読んで、自分で起き様としないと眠り続ける、っていう所で妄想汁ヤシいるかなと思ったが…
誰か居ないのか(´・ω・`)?
保守をかねて、黒巻陵辱。賢木のキャラがわからん…。
「彼女が今回の犯人か?」
「黒幕は兵部だがな」
皆本の返答に混じる苛立ちに、賢木は内心で肩をすくめた。(何に苛ついているんだか…ジェラシー?)
皆本はじろりとにらむと、賢木に詰め寄る。
「何か言いたい事でもあるのか?」
「いや…紫穂ちゃんの見込みは?」
内心の動揺をおくびにも出さず、賢木は尋ねる。その答えは薄いレポートだった。
「まだ感想レベルだが。ああ、所持品については後日調査結果を渡す」
そう、彼らの目の前にいる黒巻節子は薄い手術着のみを身にまとってベッドに横たわっていた。
「変なことをするなよ」
賢木の視線を追っていた皆本が釘を刺す。
「わかってるさ。信じろよ」
賢木の一点の曇りもない笑顔に、皆本はため息をつくと「じゃあまかせた」と言い置いて
部屋を出た。
賢木はだらしなく椅子を鳴らしながら報告書を読む。
「黒巻節子。19歳。写真を撮る、という行為を通じて相手とのリンクを繋ぐテレパス、
+ヒュプノの合成能力者。性格的にバベルとあわずに脱退、監視対象になっていたが、
一年ほどまえからロスト、以後消息不明、そんで…紫穂ちゃん曰く、『ヒュプノによる自己
暗示+催眠。外部からの精神本体への干渉は不可能。備考として、何らかのキーワードの存在
の可能性』っと」
賢木は報告書を机に投げ出すと、椅子ごと彼女に近づいた。
彼女は穏やかな寝息をたてて眠っている。その寝顔はむしろ幼くみえた。
「なんであんな爺に従ってんだか…」
彼女の髪をなでながら賢木はつぶやく。答えは知っている。バベルが、そして桐壺局長がどれほど
「エスパーの力の一般解放。それによる共生」を謳っても、所詮エスパーは国家の道具でしかない。
実際、バベルですら上級職にはエスパーはいない。
「柄じゃねえな」
思考を切り替え、彼女の心に手を伸ばす。
いた。暗闇に眠る眠り姫。手を伸ばすと、触れる直前に消え去り、離れたところに現れる。
数度繰り返し、賢木は接続を切る。
「なるほど、こりゃ無理だ」
賢木は立ち上がると机に向かう。
(おそらく、「目を覚まされ」そうになると、その自我を消して、別の「眠っている」自我を
作り出しているのか。つまり、彼女が認めない限り「起きない」わけか)
そしてペンを一本掴むと、再び彼女の元へ向かう。
「なら、物理的に刺激を加えるとどうかな?」
賢木の口元は微妙に歪んでいた。
賢木は彼女の服の前を脱がすと、ペン先で彼女を刺激する。
彼女の体が痛覚に反応する事を確認すると、満足げな吐息をもらした。
「なるほど、体まで麻痺させているのではなく、あくまで精神的なものなわけだ」
賢木は笑う。他人が見ればおそらくぞっとするような笑みを。
賢木はペンを置き、彼女の胸に手を当てると、再び彼女を『読んだ』。今度は心で
無く体を、性感帯を読み取る。記憶する。
そして何の前触れも無く、賢木の両手がうごめきだす。右手は乳房から鎖骨を経て
うなじへ。左手はわき腹からへそを経て内股へ。なでるように、こするように、揉む
ように。緩急をつけて。決して単調にならぬように。
賢木の両手は生き物のように彼女を這いまわる。やがて彼女の頬に赤みがさし、息が
荒くなる。乳首か硬く尖りだし、股が自然に開きだす。それは本能に従う雌の動き。
そして右手が、今まで決して触れなかった陰唇を掻き分け、陰核をつまむと、彼女は
全身を硬直させ痙攣した。
賢木はそんな彼女を満足げに見つめた後、半開きになった唇に自分のを重ね、舌を差し込む。
動かない彼女の舌とからめ、歯茎をこすり、上あごをなめる。
もちろん両手も活動を再開する。
やがて賢木の口はそこを離れ、うなじに痕の残らぬぎりぎりの強さで吸い付き、鎖骨に
ぬめりを残し、胸にたどり着く。乳房を堪能し、乳首に軽く噛み付き、吸い上げる。
へそを蹂躙し、叢を経て、ついに秘所へと達した。
十分に濡れそぼった秘所に舌が進入する。はねようとする腰をしっかりと捕まえ、十分に
犯す。
…やがて賢木が口を離した時には、彼女の秘所は唾液と、それ以外の粘液でびしょぬれに
なっていた。
賢木は手早く服を脱ぐ。引き締まった体と、…馬並みの一物が現れる。
賢木は一物をあてがうと、一気に貫いた。一物の先に彼女の子宮を感じる。
挿入だけでいってしまったらしい、痙攣する彼女の腰を掴むと、賢木の腰が動き出す。
単純なピストンだけでなく、捻るように、こすり付けるように、変幻自在に動き回る。
賢木は彼女にのしかかる。
「ふっ、うっ、はっ、うぅ…」
肺を圧迫された彼女の苦しげな吐息が漏れる。賢木の腰つきはより激しさを増し。
「うおっ!!」
賢木は直前に一物を引き出し、彼女の体に精液をぶちまけた。
「ふう…」
賢木は一息つく。しかし、一物はいまだに天を指していた。
「せっちゃん、2R目行こうか?」
まだ荒い息をつく彼女の目の前に顔を近づけ、賢木は宣告する。
彼女をひっくり返し、後ろから塗れそぼる秘所に突き入れる…
実のところ、賢木がもてないのはひとえにその性豪ぶりが知れ渡っているせいだった。
なにせ、賢木は商売女を病院送りにした「実績」があるのだった…。
「ふーーーーー満足満足」
賢木が彼女を解き放った時、彼女は息も絶え絶えに、瀕死の状態だった。
前で4回、後ろで3回、口で2回、胸で1回しておきなから平然としている賢木に比べ、
彼女がイッた回数は両手両足でも足りないだろう。
「おっといかん。皆本にばれたらうるさいからな・・・」
賢木は後始末を始める。朝の光のなかで。
翌日、いや、当日。
「それで何かわかったか?」
皆本の問いに賢木は黙って首を横に振る。
「くそっ、兵部の目的だけでもわかれば…」
「まあ、あせるなよ…まだ昨日の今日だ。時間はあるさ」
「ならいいんだが…ん、何だ?…わかった。すまないが出動がかかった。調査頼む」
あわてて出て行く皆本を見送りながら、賢木はつぶやく。
「大丈夫。ちゃんとやるさ…ちゃんと、ね」
聞こえていないはずの黒巻の顔がさっと青ざめたように見えた。
お粗末でした。長くなるとだめですね。反省。
お医者さんが生でとは宜しくないなあ
720 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 03:06:10 ID:O+GcLkKP
スレの下がりすぎイクナイ
投下GJ。
それでは今週号から、紫穂×皆本です。
久しぶりの二分割ですが、今回投下分は前フリなのでエロなしです。申し訳ない……。
【絶対可憐チルドレン 28th.Sence ナショナル・チルドレン@ OtherSide】
昏睡事件の慰労という名目でスーパー銭湯に来ていたザ・チルドレンと皆本。
近場で済まされたことに不満を漏らしつつも、三人はそれなりに楽しんでいるようであった。
──と、不意にチルドレンの前を歩き去る、巨乳を持ったソバージュの黒人女性。
外国人女性特有の日本人とは別種のボリュームで、浴衣を持ち上げゆさゆさと揺れる乳房。
そんな強烈なセックスアピールを放つ女性に、三人が興味を示さないはずはなかった。
女性を追って、三人はもう一度風呂に入りに行った……はずだったのだが。
「──皆本さん」
「っ!?」
不意に背後から掛けられた言葉に、皆本は飲みかけの牛乳を吐き出してしまいそうになる。
慌てて振り向いてみると、そこには紫穂が立っていた。
風呂上がりのせいか、いつものふわふわの髪の毛が少しボリュームを失くしている。
──その様がそのまま、紫穂の今の心境を現しているように、なぜか皆本は感じた。
いつもの笑顔ではなく、どこか無理をしているような。
「……二人と一緒に行ったんじゃなかったのか?」
皆本がそう問うと、紫穂は軽く首を横に振る。
「おトイレに行くって言って、先に行ってもらったの。
……ちょっと、皆本さんに聞いてもらいたいことがあって」
「……僕に?」
紫穂の真剣な口調に、皆本は牛乳瓶を傍らに置いて向き直る。
それを待って、紫穂はゆっくりと口を開いた。
「あの『未来』、私……見ちゃったの」
『あの』とは、どの事か……などと考えるまでもなかった。
先の昏睡事件で皆本が無限に突き付けられた未来の姿。
紫穂の表情を見るに、そのことを言っているに違いないと皆本は直感する。
息と共に言葉が詰まる。ただ、紫穂の次の台詞を待つしかなかった。
「皆本さんの心の中にね……、伊号おじいちゃんのかけたプロテクトがあったの。ずっと。
超度(レベル)7の私でも突破できないくらい強い防壁が。
──……この間までは」
薫は夢の中での告白を、予知の未来の姿を──目覚めたときには忘れていた。
ただ、皆本だけがその時のことをすべて覚えたままで目覚めたのであった。
──皆本は常にチルドレンを信じ、予知された未来を変えられると信じている。
──自らの心だけに閉じ込めて、ずっと。
そしてそれは、接触感応能力者(サイコメトラー)である紫穂にその事実を容易に知られることと同意であった。
「……し、紫穂……」
皆本の頬を、風呂でかいた汗とは別の冷たい汗が垂れ落ちる。
超能力者(エスパー)と普通人(ノーマル)が、互いに殺し合う未来──の予知。
そんな物を見せてしまったということに、皆本に自責の念が高まる。
つい今まで潤していたはずの喉が突然干からびたように乾いて、言葉が出ない。
それでもなんとか紫穂に言葉をかけようとした所で、当の紫穂がその言葉を奪った。
「──あれ、は……」
「いいのよ、皆本さん。判ってるわ。あれは可能性に過ぎないことも、
……皆本さんが私たちを信じてくれてることも。
薫ちゃんにも葵ちゃんにも喋ってない。あれは──あくまで可能性だもの」
10歳という年齢を感じさせない、大人びた表情。
紫穂は、皆本の杞憂をすべて理解していた。皆本の表情に安堵が浮かぶ。
──が、それも束の間。
「……でも、ね」
そう言った紫穂の眉根が悲痛に寄せられる。
あぐらをかく皆本に縋るようにして抱きつき、顔を胸板に埋める。
表情を見せまいとするかのように。
「────……私だけ、未来にいないの。……何でかな?
ねぇ、皆本さん……。……どうして、私だけいないのかな……?」
薫は「破壊の女王(クイーン・オブ・カタストロフィ)」として予知の中で皆本と対峙していた。
葵は、街の別の場所から薫に通信を送っていた。
──しかし、無限に繰り返される予知の中で、紫穂だけがまるで出て来なかったのだ。
そのことを今更気付かされ、皆本は戦慄を覚えた。
(……仲違い……? いや、それならまだ良い。もしも──……)
三人の絆の深さは、昏睡に陥った薫のために満足に寝もせずに見守ってことからも解る。
そんな三人がいがみ合い道を分かつということは、皆本には想像出来なかった。
──ならば、もしも。
「……私、あの未来だと……もう、死んで────」
「っ! バカを言うな……!!」
その考えは、勿論紫穂も共通のものであったらしい。
震える口唇でそう紡ぎ出した台詞を、皆本が声を荒らげて遮る。
そして皆本の両腕が、胸の中で縮こまる紫穂の背中をかき抱いた。
──そうしながら、改めて皆本は予知を思い返す。
あれだけ幾度も予知を繰り返して、一度も紫穂の名前が出ないことは不自然に過ぎた。
チルドレン三人の中で、直接自らの身を守る手段を唯一持たない紫穂。
一番先に狙われるとすれば、それは間違いなく──。
不吉な未来には冷静でいられた紫穂も、変えなければ必ず訪れるだろう数年後の未来に、
他の皆がいるのに自分がいないということには耐えきれないのか、
湯船に入って温まったはずの身体をガチガチと震わせて皆本に寄り添う。
「皆本さん、私、私──……」
告げたことで恐怖が高まったのか、顔色を青くする紫穂。
「私、そんなのイヤ、……皆、居るのに、私だけ、いないなんて──」
能力のせいもあってか三人の中で一番大人びていて、普段から冷静な紫穂。
その紫穂が涙を溜めながら自分にすがりつく様に、皆本は唾を飲み込んだ。
寄り添ったために顔のすぐ下に来た髪の毛から、ふわりと花のような香りがする。
それに混じって、恐らくは少女特有のモノであろう甘い匂い。
「やっぱり子供だったんだな」と考える暇などなく。
むしろ、子供であると自分に強く言い聞かせることを必要とし。
その弱さがむしろ愛しく。庇護してあげたいと。──僅かな劣情混じりにそう思ってしまった。
(──……っ! な、何を考えてるんだ、僕はっ……)
ふと浮かんでしまった考えを振り払い、真面目な思考を取り戻す。
絶望に震える少女の身体を、皆本は必死に抱き留めた。
「大丈夫だ……! あの未来は必ず変わる。僕は君たちを信じている。
──絶対だ。絶対に……!!」
気の利いた慰めの言葉も浮かばず、そう繰り返す。
どのくらいの時間が経っただろうか。
皆本の腕の中にいた紫穂が、俯いたままでぽつりと言葉を漏らした。
「──信じる、だけ……?」
「っ……!!」
か細く告げられた言葉に、皆本はハンマーで頭を殴られたような衝撃を覚える。
自分がしなくてはならないことを再認し、精一杯の思いを込めて語りかけた。
「読まれ」て既に伝わっているだろうことを、ゆっくりと噛み締めて言葉にする。
「違う、僕だって出来ることはなんでもするさ……!!」
「……なん、でも……?」
「ああ……!」
「──ホントね?」
「…? あ、ああ……」
「────そう」
次の瞬間、俯いていた紫穂がすっ、と顔を上げた。
その顔に涙のアトはあったが、表情はいつもの微笑で。
「それじゃ、一緒にお風呂に入りましょう?」
──と、嬉しそうに皆本にしがみつきなおした。
「え!? って、ちょっと、紫穂っ!?」
一気に混乱させられたのは皆本である。
真面目な話をしていたはずが、いきなりコレなのだから無理もないが。
「紫穂、っ……君は……」
当惑のまま問い掛ける皆本。ウソだったのかという落胆が、読まなくても顔に書いてある。
それを読み取ったのか、紫穂は意地悪そうな微笑みを浮かべる。
「全部本当のことよ。私が見たことも、全部。皆本さんが見た結末も……薫ちゃんとの新婚生活も」
「し、しんこ……っ!?」
その言葉に硬直する皆本を強引に促し、男湯へ歩みを進めていく二人。
「このままにしてると、未来で二人だけ「ああ」なるのよね?
それは、阻止しないといけないし。皆本さんは「何でもしてくれる」って言ってくれたし」
だから、もっと皆本との仲を深めておかなくてはいかないと。
だから、まずはお風呂なのだと。
いささか論理性に欠ける気はするが、そう言い放った。
「し、紫穂っ!? 男湯だぞ!? 判ってるのか!? は、恥ずかしくないのかっ!?」
兵部に突き付けられた「このロリコンムッツリ助平」と書かれた写真のことも思い出し、
嫌な汗をダラダラと流しながら思い止まってくれるよう進言する皆本。
だが、皆本に返ってきたのは、頬を赤らめて上目づかいに見上げる──
紫穂の、KO級の一撃であった。
「そりゃあ……恥ずかしいわよ? とっても。だから、皆本さん。
皆本さんだけが見れるように──――ちゃんと、私のハダカ、隠してね?」
屈ませた皆本の耳元に熱く囁きかける言葉に、皆本の中の何かが切れた。
夢遊病者のようにふらふらと動いたかと思うと紫穂を積極的に伴い、男湯へと歩を進めていく。
──その右腕に腕を絡ませた紫穂に伝わってくる皆本の心のナカは、
使命感や劣情や愛情のようなものががないまぜになって、渾然一体としていた。
自分に向けられる、そんな感情の奔流にさらされてぞくぞくと身震いをさせながら、
紫穂は一瞬だけふい、と皆本から顔を背けると、
「──薫ちゃんとだけ幸せになろうったって、そうはいかないんだから」
悪女の笑みと共に、そう呟く。
そして二人は『男湯』と書かれたのれんをくぐって行くのであった。
つづく
【おまけ】
──そうして、紫穂が皆本に連れられて男湯の脱衣所へ足を踏み入れたその頃。
「……紫穂、遅いなー」
「……ひょっとしたら、大きい方なんちゃうかな」
「そーかもなー」
もうもうと湯煙の立ち込める女湯の湯船に浸かった薫と葵は、
実は合衆国エスパーチームの一人である黒人女性の大きな胸を肴にそんなことを話していた。
おわり
以上、紫穂×皆本の前編でした。後編は男湯の中でむにゃむにゃとする予定です。
……これで実は読み落としてただけで予知の中にちゃんと紫穂がいたりしたら恥ずかしいですね。
それではまた。
>黒巻陵辱
GJです。何て賢木鬼畜なー。さすがカルい男といった感じです。
ただ、文頭に「賢木は」「賢木が」というのがちょっと多すぎるかなと感じました。
>>729 さすがのクオリティですね。GJです。後編に期待してます。
指摘された点はその通りだと思います。以後精進します。
いやもう、いつもベンさん(ぉぃ>自分)の作品には細かい突っ込み入れさせて貰ってるけど、
なんつーか空気がいいんですよね。だから敢えて指摘したくなっちゃうw
残念ながら今日は突っ込みどころなし。寧ろ目の付け所に感服しました。
絵も描けるのかよ!
才能に嫉妬w
椎名本人と確認しますた
そうだったのか!
なるほどーなるほどー
うは
まさかこんなところで拝めるとはw
太ももにあるのはパンツかと思ったら男の手なんだな
GJです〜。後編に期待w
しかし絵も上手い・・・うらやましい
GJ!
良い展開です!
続きも期待しとります〜!!
紫穂×皆本の後半も書いている途中なのですが、何となくネタが出たので時事ネタの小ネタを。
劇中でもチョコネタはやってほしいものですが、今のエピソードが終わるころには3月でしょうねぇ…。
【絶対可憐チルドレン Xth.Sence ヴァレンタインデイ・キッス】
「皆本さん?」
時は2月14日。世間がバレンタインデー一色に染まる中。
自室で報告書作りに追われていた皆本に、背後から落ち着いた声がかかる。
「……紫穂か。二人は一緒じゃないのか?」
パソコンの画面から目を離さず、背後の紫穂に語りかける皆本。
「薫ちゃんは友達と公園に行って来るって。
葵ちゃんは来月を見越して賢木さんに義理チョコあげに行ったわ」
『チョコ』という言葉を聞いて、皆本はふとキーボードの上を走らせていた手を止めた。
「……そうか、バレンタインデーだったな」
「うん。二人とも、帰ってきたら皆本さんにあげたいものがあるって。楽しみね」
そう呟いて、紫穂はソファに座る皆本のすぐ後ろへと歩を進める。
「――だから、私が一番乗り」
くすり、という僅かに妖艶な微笑み。
それと共に、かり……と、何か乾いたモノを齧る音が聞こえてきた。
かり、こり……としばらくその音が続く。
それが止んだかと思うと──、紫穂は再び口を開いた。
「はい、食べかけのチョコあげる♪」
──『いつものか』『紫穂らしいな』──と、振り向かないままに皆本が苦笑する。
その思考を遮るように、紫穂の手が伸ばされた。
頭と頬に這わされたその柔らかな手で、強制的に振り向かされる格好になる皆本。
背伸びをして、紫穂は皆本の顔に向けて首を傾ける。
そして身体に無理を強いる体勢のまま、紫穂の口唇が皆本の口に重ねられた。
「…………っっ!?」
まったくの不意打ちに、皆本は目を白黒させる。
口の中に、咀嚼されたチョコが流し込まれてきたのである。
どろ……ぉぉっ……。
口腔内の熱さでとろとろに溶かされた、溶岩のような熱濁。
それを潤滑油代わりに、紫穂の舌が皆本の口の中を蹂躙していく。
にちゅ、にちゃ、にちゅっ……。
「紫、……穂っ、っうっ! んんっ!!」
ねとりとした感触と共に、十歳の少女の口づけで良いように嬲られる皆本。
チョコの甘さを感じていられたのは、初めの少しの間だけであった。
二人の唾液を絡められ、すぐに溶け消えてしまうチョコ。
あとは、紫穂に与えられる唾液を嚥下するだけの口づけに成り代わっていった。
味などしないはずの唾液が、酷く甘露に感じられる。
口元から溢れるチョコと唾液のアトが、そのキスの激しさを物語っていた。
やがて、抵抗しないことを悟った紫穂の手がゆっくりと下へ降りていく。
ソファ越しのために下半身まで到達させることは出来なかったが、
緩められたワイシャツの襟元から侵入するには十分であった。
カリ……!
「んっ!? んんっっ!!」
人指し指の爪が皆本の胸の突端を軽く引っかく。
皆本が新たな衝撃に驚いて身を震わせた隙に、紫穂はさらに深く口づけをしていった。
舌先を喉へも届かせようというかの如き勢いで、深く舌を口腔の奥まで届かせていく。
器用に皆本の上顎を、歯朶を舐めねぶり、舌同士を絡ませあった。
「っ!! んむっ──……!!」
ペニスを嘗められるのとは違う、口腔同士の、しかも一方的な接触による快感。
背筋をぞくぞくと震わせる別種の悦楽が、皆本の全身へと波及していった。
ちゅぱ……っ。
舌を引き抜くように口唇を離した紫穂が、眼下の皆本の表情をまじまじと覗き込む。
未知の快楽に緩んだ貌。まなじりを泣きそうな程に下げ、
更なる愛撫を求めるように半開きの口を動かす様を満足げに眺めて、
長く深い口づけで昂った自身を震わせて、舌なめずりをしながら紫穂は熱い息を吐く。
「んぁ……っ。皆本さん、可愛い…………♪」
────ぞくぅっ!!
その一言が、引き金になった。
年端もいかぬ少女に『可愛い』と揶揄される屈辱に、身体中から熱さが込み上げてくる。
熱さが屈辱以外のモノから来ていると、半ば気付いてはいたが
「ぁ……やめ、ろ……っっ!!」
口だけで拒否をしつつも、笑みの形から開かれる紫穂の口腔粘膜から視線を離せない。
蠢く舌が、まるで何かの軟体動物のように見える。
捕食される──と、皆本が本能的な危険を察したのも、当然であっただろう。
口元にばかり注意が行ってしまっていたので皆本本人も気付いていなかったが、
そのペニスはズボンの中ですっかり固く反り返り、暴発寸前だった。
──そして、皆本本人が気付いていないことも、紫穂には読み取られてしまっていて。
見せ付けるように大きく口を開き、かぶりつくようにとどめの口づけをしにかかる。
ん……んちゅうううぅぅぅっっ……っ……!!
「んッ、ん、むぅぅぅっ!!」
それまでよりも更に強い紫穂の吸いつきに、明滅する皆本の意識。
ビリビリと痺れるような感覚に合わせて全身に伝播する快楽のパルスに耐え切れず、ついに限界が訪れた。
「んぐっ!? んッ――――!!」
口を塞がれたまま、目をしきりに瞬かせる皆本。ガクガクと腰が前後に震え、内側での放出の勢いを伝える。
ペニスからぶちまけられた精液は、外側からは見えないが確実に皆本自身へと降り注いでいった。
「……ンっ……」
鼻でだけ繰り返される呼吸の荒さをこそばゆく感じたのか、紫穂が顔を上げる。
間近で苦しげに射精を続ける皆本の額に浮いた汗を舐めとると、ようやく皆本から身を離した。
「はぁ、はぁっ────……」
声も出せず、顔を赤くし目尻に涙まで溜めて息をつく皆本。
そんな10歳年上の成人男性の顔をまるで宝物のように眺めながら、
紫穂は口元をハンカチで拭いてにっこりと頬を綻ばせる。
「……ごちそうさま♪」
してやったりと言わんばかりのその表情を、皆本はただ恨めしげに睨むことしかできなかった。
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「たっだいま──!!」
「帰って来たでー」
「〜〜っっ!!」
紫穂との口唇交合の余韻も覚めやらぬ中、玄関から元気に響く薫と葵の声。
一種哀れなほどに皆本は慌て、弾かれたようにソファから立ち上がる。
口元のチョコと唾液の洗い落とし、そして何より下半身の始末のために洗面所に駆け込んでいく。
キスで与えられた性感だけでズボンの中で無様に射精してしまった、
──それでもなお屹立し続ける股間を前かがみになって隠しながら。
そんな皆本が自分の横を通り過ぎる瞬間に、紫穂は挑発的な笑みを浮かべる。
「皆本さん、来月のお返し……、期待してもいいわよね?」
その言葉が、何を望んでのことなのか。
以後一ヶ月の間、皆本は悶々と悩まされることになったという。
おわり
以上、バレンタインSSでした。
皆本受け過ぎな気もしますが、いつか書いた13話のSSとはパラレルということで…。
ちなみにタイトルの元ネタと私の年齢は比例しません。
それではまた。
うわははははGJです。
てぃんこ勃ちました。
ぐぐぐGJ!!
確かに13話SSでの
紫穂をキスだけでイかせた攻め皆本とはどうみても別人です
受け皆本これもまた良し
ありがとうございました
それでは、場所を男湯に移しまして紫穂×皆本の後編です。
公の場での性行為……というくくりになりますので、野外露出風味と言えますでしょうか。
【絶対可憐チルドレン 28th.Sence ナショナル・チルドレン@ OtherSide 後編】
実際、10歳の少女が男湯に入るということは、ないわけではない。
独りでは髪や身体をまだ満足に洗えない子供や、親が見ていないと危ない場合、
異性の親が銭湯に入れてやることなどはままあることである。
──とは言ってもそれは、まだ二次成長も迎えていない子供であることが常で、
普通、異性を気にする年頃になってはそうすることはない。
接触感応能力(サイコメトリー)は、モノに触れてその来歴や思考を余さず読み取る能力。
それを最高超度(レベル)で持った紫穂は、人一倍成熟が早かった。
故に。皆本と共に男湯の脱衣所に入った紫穂の心臓は、
自分以外すべてが異性であるという状況に、破裂しそうなほどに脈動していた。
とはいえ、ここで恥ずかしがる素振りを見せれば逆に注目を浴びてしまうことは自明の理。
紫穂はごくん、と喉を鳴らして意を決すると、浴衣の帯を解いていく。
脱衣所の隅の隅に陣取り、紫穂が角に立つ。その姿を他人の視線から遮るために皆本が立っていた。
帯を解き終わり脱衣籠に入れると、留めを失った浴衣の合わせ目から紫穂の白い肌が覗く。
首筋から、僅かな膨らみを見せる乳房の中央を通り、可愛らしいおへそを通って──、
そして、まだ生えかけの和毛が眩しい肉の割れ目へと。
皆本の呆然とした視線が、なぞるように下ろされていく。
それを敏感に察して、紫穂が浴衣の合わせ目を恥ずかしそうに閉じた。
「……皆本さんのえっち」
「! や、いや、違う、そ、そのっ!!」
この期に及んで言い繕おうとする皆本に、紫穂は可笑しさを覚える。
それと同時に、これこそ皆本らしいとも思うのであった。
「……それじゃあ、脱ぐわね。──ちゃんと、隠しててね?」
言うが早いか、ゆっくりと見せつけながら浴衣の前を開く紫穂。
肩口からするりと落とされるようにして、生まれたままの姿が露わになった。
まだ子供らしさを残した身体なのに、やけに大人じみた所作が劣情を煽る。
小さな胸の頂点にある桜色の乳首が白い肌のアクセントになり、可愛らしさと同時にいやらしさを引き立てていた。
皆本はその裸体から目を離すことが出来ないまま、震える手で紫穂にタオルを渡す。
入浴用の小さいそのハンドタオルは、縦にしてようやく胸と股間を隠すことの出来る程度の代物であった。
胸を隠すように片手で持ち、もう片方の手でタオルを伸ばすようにして生えかけの陰毛を隠す紫穂。
それでも少し動かすと乳首や恥毛が見えてしまいそうになるほどで、どうにもままならない。
「……そ、それじゃ……、行くぞ」
「う、うん……」
皆本が少し後ろに立ち、なるべく紫穂を壁際に位置させるようにしながら歩く。
そんな中で、他人の目から隠す──という大義名分を抱えつつも、
内股になりながら歩く紫穂のお尻に皆本の目は釘付けだった。
歩くたびにふりふりと揺れる白いお尻。
「もう、皆本さんっ。……今はまだ、ダメ……っ」
それに気がついた紫穂が皆本を振り向き、咎める声を出す。
──が、両手は前を隠すために塞がっているので、普通に歩くよりも余計にお尻が揺れるだけで。
紫穂を庇いつつ、皆本は自らの下半身に流れ込む血液を抑えるのに必死であった。
カラカラ……と、浴場のガラス戸を引くと、もわりと熱気が漂う。
なるべく人気のない壁際を選んで、そこを陣取る。
紫穂と自分の分を合わせて二つのイスを取ろうとした皆本を、紫穂が制した。
「一つでいいわ。……私が独りで座ると、後ろからお尻とか見られちゃうから……。
皆本さんの膝に座らせてちょうだい?」
「っ……! そ、そう、か……、分かった……」
風呂の熱気よりも、内側から来る熱気にあてられて目眩を感じる皆本。
周囲を気にしながらタイルの上にイスを置いて、まずは自分が座る。
──と、紫穂が前面の鏡に手を着き、横からひょいと脚を上げて跨がってきた。
「っっ!!」
皆本にお尻を向けて脚を開く。当然のように秘所のすべてを皆本の眼前に晒して。
恥毛は土手にしか生えていないため、皆本が目にした割れ目はまだつるつるの無毛で。
少しだけ開いた秘裂の上、丸い尻たぶの分け目の奥の密やかな窄まりまでもが目に入った。
皆本の膝の上に座る紫穂。柔らかい太腿が、背中が皆本に密着する。
鏡越しに、紫穂は皆本に話しかけた。
「残念だけど、薫ちゃんと葵ちゃんを待たせちゃってるから……。
あんまり長くは入っていられないわね。
身体を洗って、お風呂に入るだけにしておきましょ?」
僅かに曇る鏡越しにそう告げて笑う裸の紫穂。
視覚と触れ合う肌の触覚、そして紫穂の洗い髪の匂い──嗅覚と、
三つの感覚を同時に刺激されて皆本の息はどんどんと荒くなっていく。
「はい、皆本さん」
そんな皆本の劣情に出口を与えるかのように、紫穂が据え付けのボディシャンプーを取り渡した。
びゅぶ、びゅぶっ……と、幾分か多めにその中身を手に取り、皆本は両手で泡立てる。
そして真白いシャボンに包まれた手を、それに劣らぬほど白い紫穂の肌に塗り付けた。
「は……っ、くぁ……ぅっ! んッ!!」
肌の上を滑る大きな掌の感触に、声を噛み殺して喘ぐ紫穂。
胸の膨らみを楽しむようにこねまわし、先端の乳首をこするようにつまむ。
なだらかな稜線を描くお腹と背中をなぞり、腕をバンザイの状態に上げさせる。
「っ、ひっ、はぅんっ……!?」
脇腹に浮いた肋骨の隙間にも指を滑らせ、脇の下から指先まで丹念に洗っていくと、
紫穂は断続的に吸い込むような悲鳴を発した。
「ひぁ、っ、皆本さんっ、く、くすぐった……ふぁっ」
口唇を噛み、声がなるべく漏れないようにしながらも我慢できずに嬌声をあげる。
そう言いながらも腕を下ろさずに皆本の好きなようにさせてくれるので、皆本は更に調子に乗った。
几帳面に首筋、耳の後ろまでボディソープを塗り込め、上半身をすべて泡まみれにしてから下半身に手を伸ばす。
「ふぅっ、ぁっ、っっ……んっ」
まだ細いが十分に女の子らしい柔らかさに満ちた太腿を、尻たぶを両手で包むようにして洗い、
両足を爪先──足指の股の一つ一つにも念入りに指でこすりあげていった。
身体を移動させずに足を曲げさせて洗い続けていた為、
紫穂は皆本の身体の上でカエルのように膝を曲げ秘所を剥き出しにした格好で固定されていた。
全身が泡に包まれていく中、未だ一度も触れられていない剥き身の割れ目だけが、
肌色を誇示するようにひくひくと震える。
尻の下の、タオルを隔てた皆本自身が緩やかに勃ち上がっていることも、紫穂の性感の昂りに拍車をかけていた。
生地越しに秘所をごつごつと突き上げるそれが、サイコメトリーよりも早く皆本の劣情を伝える。
肩で息をしながら、紫穂は直に触れて欲しいと訴えるように皆本を見た。
「み、皆本さん……、────……」
名を呼ぶだけの問い掛けを理解し、皆本が頷きを返す。
そうして、秘所を残したすべてをボディソープで包み終えた指先が、
この時を待ちかねたように──紫穂の一番大切な場所へと伸ばされた。
恥毛を指に絡め、優しく梳きあげる。外側から徐々に内側へ向けて、陰唇を指先で弄んでいく。
「ん……っ、ぅ、ふぁっ──」
軽く触れただけで洪水を起こしたように内側から沁み出す愛液が、秘所周りの泡を溶かす。
その反応に、皆本はこれ以上焦らす必要はないと判断した。
そして、恐らくは紫穂の身体の中で最も弱いであろう箇所に、触れる。
にゅるっ────!!
「ひぁ、ンッ、ンンッ──!?」
皆本の指先が紫穂の陰核の包皮を剥きながら、
──自身のペニスをしごきたてるのと同じ要領で上下にすりあげていく。
「ンっ、んひっ、んんんッッ!!」
同時にもう片方の手の指先は背後から回り込み、浅くではあるがお尻の穴にさえも抽送を繰り返す。
共に泡まみれだったはずの指先は紫穂の愛液で洗い流され、紫穂の昂りようを如実に示していた。
身体が絶頂を予感して、自然と足を突っ張らせる。
攣ってしまいそうなほどに伸ばされた足が、鏡についてずるり、と滑った。
「は、ひぁ、っあぁっ、っっ……!!」
その瞬間、紫穂の目が鏡の中の自分と合った。
周囲に他人のいる空間であるにも関わらずひどく乱れた自らの姿に、今さら羞恥心が沸き上がる。
脚の中心で開く自身淫花の肉色が、やけに目に痛く見えた。
それを察したか、皆本の口元が紫穂の耳に寄せられる。
『ほら、周りの人が皆──後ろから紫穂のここを見てるぞ……?』
――キュ、ン――――!!
暴走するように発動した紫穂の能力が、皆本の声と心を同時に耳に届けた。
それは誰に見られるより恥ずかしい、内側と外側から一斉に責められる感覚で。
「っ、あぅっっ、や、イっちゃ、っ……――――!!」
ビクッ、ビクンッ――――!!
ぶるぶると震える鏡の中の自身の痴態を眺めながら、紫穂は絶頂に達した。
泡と恥液に包まれたまま、背後の皆本にぐったりと倒れこむ。
そして小さな胸を上下させつつ目を閉じて、すべてを優しく洗い流すシャワーを浴びるのであった。
=============================================
──そんな饗宴が繰り広げられているころ、女湯では。
湯船に浸かった薫と葵が、紫穂を待ち疲れて湯あたりでダウンしかけており。
また、合衆国エスパーのメアリー・フォードもチルドレンが三人揃っていないことに警戒し、
実はすべて見張られているのではないかと懸念して攻めあぐねていた。
そんな膠着状態を無視するように。――というか意図的に考えるのをやめつつ。
壁一枚隔てた男湯では、紫穂と皆本がゆっくりと湯船に身を沈めていた。
体勢は、ちょうど対面座位のように。
座る皆本に、紫穂が正面を向き合う形で座り、ちゃぷちゃぷと水面を揺らしながら。
『仲の良い兄妹』
──と周囲に見られようとするには、いささか仲の良すぎる格好で見つめ合っていた。
予知への答えは出ようはずもなかったが、とりあえず二人の仲は少し深まったようである。
おわり
容量いっぱいで終わらせるとは凄いな
まだ多少は書けるだろ
てぃんこ勃ちました。
おいちいおかず、ごちそうさま。
GJ〜!
ギリギリ感がよいですなぁ。
そしてスレ立て乙です!
そういえば、以前、家で3人が入浴していて、そこに誰かが来た時に
「きっと皆本だ」と引きずり込んだ時が有ったよね?
この3人の子たちは、皆本になら裸を見られても良いと思ってるのか?
一緒にお風呂に入ってもかまわないのか?
いかん、妄想が妄想を呼ぶ。
て、いうか、意味無し埋め。
あのシーンでは薫&紫穂は間違いなく、裸OKと思ってるな。
葵は「今ウチラ丸出しやで?」とか言ってたから
丸裸以外(タオル装着とか?)ならOKかと。
どっちにしても、混浴程度なら問題無しと…ハァハァ