どうやら立ったようで。 前スレの909です。 HNはとりあえず無難に、マリオネットにしときます。 近日中にヒマを見つけてSS投下させていただきます。
マリオネットさんがんばってくれ 楽しみにしてるぜ神乙!
4 :
名無しさん@ピンキー :05/02/20 20:14:24 ID:QtVgVfA0
闇狩人さん乙 マリオネットさんの新作に期待! モリガン最高!
●主な登場人物・内容 モリガン←(調教)←レイレイ・リンリン ●このSSでの場所・設定 ヴァンパイア・セイヴァー2 の世界(レイレイのステージ) a. レイレイは、一度死んで甦ったキョンシーと呼ばれる種族。 b. レイレイの姉の呪術士・リンリンは、生身の人間だが、呪術で護符に変身して、レイレイの 力を制御し操り、魔物ハンターの稼業をふたりで一緒にしている。 c. レイレイの腕の袖には、暗殺器具(暗器)などの道具が多数隠されている。 d. 魔物や魔物ハンターの中で、特に強い戦闘力を持つ者は「ダークストーカーズ」と呼ばれ、 恐れられる。ダークストーカーズ同士は、互いが出会った場合、一定のルールに基づいて、 一対一の勝負を行えることになっている。 e. 一応、モリガンは英語、レイレイたちは中国語、両者が話すときは英語で喋っていると考えられる。 が、勿論、全部日本語で喋ってるとイメージしてもOK、そのへんはご自由に。 f. このSSのモリガンのカラーは、基本の色(弱パンチ選び)で描写する。髪→薄緑、 レオタード→ダークグレイ、 ストッキング→薄紫で、コウモリのデザインが入っている、 コスのチャイナドレス→ダークグレイ この設定に対して、なにか間違いの箇所がある場合は指摘していただけると幸いです。
Scene.1 酒池肉林 レイレイは、暗器を磨いている。 つい今しがた、真夜中の平原で「仕事」を追いかけていた矢先、不意に地面に空いた 巨大な穴に引きずりこまれたかと思うと、気づいたときにはこのような、不可思議な空間に さまよい込んでいた。 上空には奇妙に濁った曇り空が広がり、レイレイの故郷である中国の物と思しき、 様々な意匠のオブジェが辺りに置かれている。 その中には、伝統的な衣服に身を包んだ人間の姿も見えるが、どうやらそれらも、 蜃気楼のように浮かび上がる、ただの映像空間に過ぎないようだった。 リンリン「どうやらこの空間は、わたしたちが元いた世界とは別の次元にあるようね」 レイレイの姉のリンリンが、すぐ前に座ったレイレイに声をかける。 レイレイ「う〜ん、どうしてこんなことになっちゃたのかな? ゼンゼン心当たりがないんだけど」 リンリン「あのね…、心当たりだったら大ありじゃないの。『ダークストーカーズ』とかいって、 魔物どもに名指しされるようになってから、何度も命を狙われていたんだし」 しかし、レイレイはそれを気にした様子もなく、磨き終わった暗殺器具…、暗器とも呼ばれる それのひとつ、鉄製の鍵爪(かぎづめ)を、器用に袖の中にしまいこんだ。 リンリン「はぁ…、アンタはいいわよね。何も食べなくても死にはしないんだし、しばらく家に 帰れなくても心配することはない…、か」
レイレイ「おねーちゃん、そーじゃなくて。わざわざ誰かが あたしたちをこんなトコに 来させたってコトは…、ここでもうじき、きっと何かが起こるのよ。たぶん」 リンリン「何か…?」 相変わらず、あたりの中華文明を模した謎のオブジェは、ひっそりとその立体映像を 浮かびあがらせている。 海に浮かぶ木の小舟、地面に逆さに刺さった石碑、李(すもも)の花の咲く巨大な樹木…。 そしてところどころに見える、唐の長安や隋の洛陽の時代のようなきらびやかな衣装の 女たちの姿…。 「まるで『酒池肉林』って趣向の場所ね。貴方たちの心の風情があらわれているわ…」 レイレイ・リンリン「…!?」 突然、どこからともなく声が聞こえ、巨木の陰から誰かが、妙な腰つきで歩きだしてきた。 なぜか、淡い色調の、黒のチャイニーズ・ドレスを身体に着込み、髪型も歩き方も、 中国の風習のそれを真似たうえで、むしろさらに大げさに表現したようでもある。 踵(かかと)の高い、ミュールと呼ばれるサンダルのような履き物によって、ふくらはぎの 筋から腿、そしてドレスからわずかにはみでた腰にいたるまでの肉は微妙に隆起し、 引き締まった緊張感を常に感じさせている。 リンリン「アンタは確か…」 モリガン「フフ、覚えていてくれたのね、光栄だわ。あたしの名はモリガン・アーンスランド。 ちょうどいま、遊び相手を探していたところ…。なんなら貴方達に、つきあってあげてもいいのよ」 主に北欧・東欧において暗躍する、男の精気を吸い尽くし、取り殺す淫魔の一族、サキュバス…。 その中でもモリガンは、曰(いわ)く付きの出自を持つ「ダークストーカーズ」のひとりだった。
レイレイ「え〜と、あなた、生前にお会いしたことありましたっけ」 リンリン「違うわよ、泪泪(レイレイ)。つい最近闘(や)って、決着のつかなかった、欧羅巴(よーろっぱ)の 淫魔さんじゃないの。まったく、死んでからもの忘れがひどくなったわね…」 モリガン「決着が… つかなかった? そうだったかしら。あのときは確か、『時間切れ』になったとき、 貴方達はもうノックアウト寸前だったじゃない。フフフ、いちいち意地をはりたがる女のコね。 カワイイわ…」 およそ人間のものとはかけ離れたような、神秘的であると同時に、淫らな情感をも感じさせる、 女の色気を放つモリガンは、リンリンを少しだけからかってみる。 リンリン「な、なんですって? わたしの何処が意地っぱりなのよ。アンタこそルールに 助けられただけってことが、まだ分かっていないようね」 モリガン「そんなコトはどうでもいいわ…。貴方、目線でわかるんだけど、さっきからあたしの身体が 気になっているんでしょう…。初めて会ったときもそうだったけど、自分のスタイルにコンプレックスでも あるのかしら? 絡みつくような視線を、ここに感じるわ…」 と言うと、モリガンは身体全体を柔らかくしならせながら、チャイナドレスでタイトに包み込んだ、 自身の隆起したバストのラインを撫であげ、やわやわと軽く揉みこんで見せる。 モリガン「オトコのひとって、目の前であたしにこうされただけで、すぐに感じてきちゃうのよ…」 さらにモリガンは、横に深い切れ込みの入った、ドレスの腰のスリットからナマの脚を大きく出すと、 足首からゆっくりと挑発的に、すぅ… と軽く指を滑らせていく。「程よく肉の乗った」という表現が 相応(ふさわ)しい、腿から尻にかけてのなだらかなラインにまで、めくりあげたドレスの裾(すそ)と、 細くしなやかな指は流れていき……、ギリギリまで指が上に来たと思われたとき、不意にその手は離れ、 身体の動きは次へと移る。
リンリンの絶句した表情を尻目に、レイレイは「へぇ〜」という顔で、その仕種(しぐさ)を眺めている。 手を離すと、今度は後ろを向き、「悩ましい」としか言い表しようのない、盛りあがったヒップのラインを、 強調するかのよう にこちらに突き出す体勢をとる。そして左の腰に手を当て、左右の尻の膨らみを別々に、 ゆらゆらと揺り動かしながら、首を曲げてリンリンたちのほうを振り向く。 モリガン「このカラダで、何人もの男を夢中にさせてきたわ…。どう? 貴方の身体のスタイルで、 あたしと同じことができるのかしら?」 上目遣いに見上げるような目線で、モリガンは妖しく問いかけてくる。だが、リンリンの頭の中は、 ブチブチと何かの線が切れる音で占拠されていた。 レイレイ(あっちゃ〜、おねーちゃんのイチバン気にしてることを言っちゃったわ……。しーらないっと) リンリン「う、うふふふ…。できるワケないでしょ? そんな淫売みたいなフザケたマネで 転ぶ男なんて、タカが知れてるもの」 笑顔を浮かべて余裕を見せてはいるものの、その口調から、リンリンの内心は見え見えだった。 モリガン「ウフフ…、やっぱり意地っぱりさんね。できないならできないって、はっきり言えばいいのに… でもあたしも大人げなかったわ。見ればすぐに分かることだったのに、ごめんなさいね」 リンリン「ブ… ブッ殺してやるわ…。身体中切り刻んで…、壺に塩漬けにして…膾(なます)みたいにして… キ――ッ! レイレイ、あんたも なんか言ってやりなさいよ!」」 さきほどまで見せていた笑顔を引きつらせ、リンリンはモリガンへの敵意を明らかにする。
レイレイ「どーでもいいけど、言えば言うほどこっちがミジメになると思うよ。ジッサイ負けてんだし」 リンリン「フン! だったら…、実際にあの淫売のカラダを使いものにできなくしてやるっ!」 モリガン「いいわ。今日は時間も空いているし、遊んであげる…」 すると、どこからともなく多くのコウモリたちが現れ、モリガンの回りを取り囲んでいく。 コウモリたちの間のわずかな隙間から、モリガンの着ていたドレスが、消し飛んでなくなったかのように見える。 が、次の瞬間、コウモリは消え去り、モリガンは戦闘用の衣装(コスチューム)を身に纏っていた。 小さくまとめられていた髪は、流れ落ちるようなストレートに降りている。淡くグリーンがかったようにも見える 鈍い色調のブロンドのワンレングス…。その頭を、両腕で抱え込むように包みながら、高いヒールの 靴を着けた両脚から続く、悩殺的なラインの延長上を、真上に向かって眼差しを上げるポーズを取る。 丸見えに露出した、脇の素肌の艶(なま)めかしさと、左足を前に出して揃えた美麗な脚線の妙。 そして細い腰を支点にして上体ごと曲げ、白い喉を見せて上空を見上げていたモリガンは、 ゆっくりと前に向き直ると、言った。 モリガン「今のポーズは、名づけて『絶頂のジェスチュア』…。女のエクスタシーに昇りつめる様を、 あたしのカラダで表現してみたわ」 レイレイ「じぇっちょうのぜすちゅあ?」 リンリン「あんたは黙ってなさい! それにしても、とことん嫌みな女だわ。格好からしてナメてる…」 こちらを向いたモリガンのコスチュームは、いつぞやの、一度闘ったときと全く同じものだった。 憂いを帯びたような色あいをした、ダークグレイのレオタード、腿から下の脚には、 デザインの入った薄紫の、ストッキングのような薄い布で覆われており、胸から肩口にかけては、 白い羽毛の付けられた、レオタードの肩紐が横に伸びているため、胸の谷間も露(あら)わに、 大きくはだけられている。
また、モリガンの背中と頭には、すでにコウモリの羽根のようなものが現れている。 戦闘時にはこの羽根が、変幻自在の強力な武器となることは、レイレイたちは実際に、 身をもって経験済みだった。 モリガン「ほら……聞こえるでしょ? この胸の高鳴りが……(Shhh... can you hear it ? My heartbeat.)」 リンリン「じゃレイレイ、わたしが狙われないうちに、さっさと護符に化けるわよ」 ボンッ レイレイ「うん、これで準備オッケーだね。さっさとはじめましょ、インバイさん」 モリガン「…。 あら、あたしは名前はモリガンだって言ったわよね? 聞いてなかったのかしら、このコ…」 まったく平然とした物言いで「淫売」呼ばわりされることは、モリガンにとっては 意表を衝く攻撃だったようだ。 レイレイ「おねーちゃん。なんかこの色狂いさん、怒ってるみたいよ。ねえ、聞いてる?」 リンリン(この子、敵が女のときは天然の毒舌ね…。頼もしいじゃない…) 今度はモリガンのほうが、敵意を剥き出しにした笑みを浮かべる番だった。 そして数刻がたち……。やがて決着はついた。 レイレイ[先斬刀(まぎと)!!] ザキュゥゥンッ!! モリガン「ぐあああぁぁ――ッ!!」 モリガンはレイレイのことを甘く見ていた。以前に闘ったときは、戦闘力で圧倒していたにも関わらず、 今回はあっさりとダウンを奪われ、とどめとばかりに繰り出された、二本の巨大な鋼鉄(こうてつ)の爪が、 空中のモリガンに襲いかかり、腕ごと貫いて後方に吹き飛ばす。
ドズゥッ! メキボキと二の腕の骨が砕ける音を聞いた直後、モリガンの身体は腕に刺さった鍵爪によって、 そのまま巨木に串刺しにされていた。 モリガン「うぐ…、うううっ… な、なに…? このパワーショベルのようなパワーは…」 両腕から血しぶきの噴き散る音を聞きつつも、モリガンはいち早く回復の準備に入った。 「ダークストーカーズ」のレベルともなれば、この程度のキズは一瞬で完治できる。ただし今回は、 いつもとは様子が違った。 モリガン「くぅっ!? そ、そんな、回復が……」 レイレイ「たしか…、キズが治らなくなったらギブアップ、ってルールだったかな?」 それぞれの鉄の爪から、一直線に伸びた鎖の端を両手で持っていたレイレイだったが、 その武器の柄(え)を地面に突き刺し、ぴょこぴょこと音を立てて、木の幹に固定されたままの モリガンのほうに移動していく。 ボンッ リンリン「レイレイ、油断しちゃダメよ! 魔界の決めたルールなんて、わたしたちには アテにならないもの。アイツはきっとギブアップしたフリして、スキを伺っているのよ」 モリガン「なっ…、あたしがそんな下衆なマネするワケが…」 護符から元に戻りつつも、レイレイに警告を発するリンリンに、モリガンは反論しようとした。 しかし、その言葉を上から打ち消して、レイレイは何食わぬ顔で、その場が凍りつくようなセリフを喋る。
レイレイ「ナルホド、そうかぁ。おねーちゃんってあったまいー。それじゃ、あそこから 逃げられないうちに、メッタ刺しにして解体(バラ)しちゃわないと…」 レイレイは、護符から元に戻ったリンリンをかばうような立ち位置を保ちながらも、 袖から二本の青龍刀を取り出して、クルクルと曲芸のように回転させ、お手玉をしはじめた。 レイレイ「ふぁるしおーん」 ビシュシュゥゥッ! ズドドォッ! ヴシュ――ッ…… モリガン「があああぁぁ――ッ!!」 すぐさま投げ込まれた二本の青龍刀は、恐るべき勢いでモリガンの両腿に根元まで突き刺さり、 濁った血を噴出させた。しかしモリガンは、まだ意識を失いはせず、痛みに耐えている。 これまで数多くの、名だたるダークストーカーズと格闘してきた戦歴から、半身が砕け散るような ダメージを負っても、負けずに回復させて戦い続けることが、モリガンにはできるようになっていた。 リンリン「あ〜ら、いいザマねぇ。さっきまで余裕カマして尻振ってた淫売とは思えないくらいよぉ。 …それにしても、ずいぶんタフじゃないの。痛い目にあうのは慣れっこってことかしら。 こりゃ、イタブり甲斐があるわぁ。ククク…」 モリガン「ど、どうや… ら…、あの… 男の、せいで… ハァ… ハァ… ち、力が… 奪われてる… よう… ね…。む、無念だ、わ…… ぐうぅっ…」 リンリン「あの男?」 モリガン「ふ、復活した… 冥王… ジェダ…。 あたしの…、本当の… 身体の、秘密を… 知る男…。 この空間は…、ヤツの、作り出した… 魔次元… のせか… い… くうぅぅっ!」
レイレイ「おねーちゃん。 どうやら、このインバイさん、ホントにパワーが切れかけてるみたいよ。 なんとなく、わかるの」 リンリン「へぇ、そうなの。アンタがそういうなら間違いないでしょうね。それじゃ今から、 お待ちかねのお仕置きタイムといきましょうか、フフフッ…」 レイレイ「わ〜い。ミンチだミンチだ〜」 ズブウッ… モリガン「うっぐうッ…」 呪術士の帽子を取って、含み笑いを浮かべるリンリンの横で、レイレイは二本の鉄の爪を一気に 樹木から引き抜き、血を振り払った後、それらを一つに組み合わせて高速で回転させはじめた。 ギュルルルルルルルルルルルル…… リンリン「ダメよ、レイレイ。このクラスの魔物になると、例え原子レベルまでバラバラにしても、 何百年もかけてまた甦っちゃうんだから」 レイレイ「え、じゃあどうすればいいの。おねーちゃん?」 リンリン「じっくりと時間をかけて、魔力を奪い取っていって…、その上で、この魔物の精神を屈服させて 破壊すれば、二度と甦ることもできなくなるはずよ」 モリガン「…バ、バカなことを。あなたたちごときのハンターに…、魔王の血統を持つあたしの精神が、 支配できるわけが……」 リンリン「それはどうかしらね。痛みや拘束による責め以上に、現代のハンターは様々な対魔族用の、 拷問方法を考え出しているわ。ま、とりあえずレイレイ。コイツを動けなくしといてちょうだい」 レイレイ「うん、わかった。そうしとくね」
するとレイレイは、モリガンの身体を樹木に固定していた、脚の青龍刀を勢いよく引き抜き……、 地面に崩れ落ちたモリガンの近くに寄っていく。 モリガン「な、なにを… する気… うがあああッ!!」 ドカァッ! ザクンッ!! 動けなくなったモリガンの両腕を、レイレイは涼しい顔をしながらも、肉切り包丁のような重みを持つ 青龍刀を振るい、二の腕の部分で一気に切り落とす。 レイレイ「おねーちゃん、両脚はしばらく残しておこうよ。すぐ切っちゃうのはもったいないよ」 リンリン「そう? まあいいわ。落とそうと思ったらいつでもできるんだし」 モリガン「くううっ…。ハァッ… ハァッ… ハァッ… 」 荒くなった息をつきながらも、モリガンは地面を這いつくばるようにして倒れこんだ。 ――あたりに散らばった黒ずんだ血は、落ちた両腕と、刀で貫かれていたモリガンの両脚に向けて 集まっていく。 傷ついた部分が血を残らず吸いとる。かろうじて肉体だけは、再生ができる状態にあるらしい。 元のひとつの肉体に戻ろうと、二本の腕が、身体にゆっくりと引き寄せられていく。 レイレイ「あれ、このインバイさん、まだキズを治せるようね」 リンリン「ふぅん、それはよかったわね。こっちだって血まみれのバケモノに、これからする調教は やりにくいと思ってたところよ」 と言って、リンリンはカバンから、赤紫色の宝石箱と、何やら灰色をした、フタのような形をした 金属を取り出した。フタのつまみのところには、輪っかが付けられている。
あ、「グロ注意」って入れるの忘れてた。すんません。
リンリン「この宝石は『吸血ルビー』といってね。生き物の血を無限に吸い取る、不気味な宝石よ。 わたし達の仲間のドノヴァンっていうのが、吸血鬼の屋敷からせしめてきたモノだけど…」 モリガンの肩口を手でつかみ、腕の切り取られた跡に、金属のフタを押し当てる。 フタには、小さなくぼみが付いている。そこに、『吸血ルビー』と呼ばれる宝石を、 手拭いで持って取り出し、はめ込んだ。 モリガン「く!… ううううっ……」 すると、その金属に付いた宝石が妖しく輝きだし、フタは命を持ったように、 切り跡にぴったりと吸いついてしまう。 リンリン「これで少しづつ、あなたの血を吸収していくわ。でもこれだけでは、死にまでは至らない。 せいぜい、腕を元通りにくっつけないようにする程度のものね。 これがハンターの使う、対魔族用の拘束具よ。」 そのまま、ずりずりと動いていたモリガンの切られた腕を拾いあげ、同じく宝石を入れたフタを はめ込んでしまう。 これでモリガンは、斬られた腕をつなぐことができなくなってしまった。しかもズタズタになった衣装も、 元通りに治すことはできない。 レイレイ「おねーちゃん、今度はこれを出すんだよね、『天雷波の重り』」 レイレイは、袖から巨大な重りを取り出す。 リンリン「そうよ、言う前に出してくるなんて気がきくわね。この中をパカッと開ければ…」 重りの中は、金庫のようなつくりになっていた。中から、様々な道具が出てくる。
モリガン「!!……」 リンリン「こいつで、あんたをヒイヒイ泣かせてやるわよ。クククッ」 リンリンが手に取ったそれは、「男のペニスの形」を模して作られたものだった。 二つの球状の、陰嚢の形まで完全に再現され、15センチ程度の長さを持つ、 濁った肉色をしたディルドゥ。 リンリン「これの名は、人呼んで『ファルス・オブ・リーチ』…。淫魔を狂わせて殺すために作られた 特別製の拷問具ってわけ。これまでに、何匹かの淫魔を、これで葬ってやったわ」 モリガン「フン…、おあいにくさまね。あたしは他の下等な淫魔たちとはワケがちがうのよ。 これしきのモノで、屈服させられはしないわ…」 リンリン「へぇ、そうなんだ。その割には、これまでにブチ殺してきた淫魔どもと、言うことは 変わってないけどね。あと…、よくそんな格好で生意気なクチがきけたもんね。感心するわぁ」 モリガン「うぐうッ!!」 リンリンは憎らしげに、モリガンの長い髪をグッとつかんで上に持ちあげる。そして顔を近づけ、囁く。 リンリン「もう歩く力も残ってないじゃない…。ほんっとに意地をはるのが好きな淫売だこと…。 そこで寝転んで待ってなさいよ。すぐに拷問に取りかかるからね…」 モリガンは、動けないながらも、殺意を露わにした鋭い目つきで、リンリンを睨みつける。 レイレイ「おねーちゃん、準備できたよ」 気づくと、レイレイは、そのディルドゥを、固い一枚革のベルトを使って、身体にガッチリと固定していた。 青黒い血管の浮き出た禍々しい人造ペニスが、レイレイの股の間からブランと垂れ下がっている。
レイレイ「このペニスはいろいろと、普通とはだいぶちがってるのよ。身につけた者の精神と同調して、 性的興奮によって大きくなるんだって。最大の長さは…、25センチちょいってとこかな」 モリガン「うっ……」 リンリン「あら、あんたみたいなインバイでも、そんな大きいのは経験なかったようね? でも安心しなさいよ。 たいていはその大きさになる前に、入れられたほうの精神が焼き切れて死んじゃうから」 さらに、モリガンにもよく聞こえるように、リンリンは妹に声をかける。 リンリン「さてと、レイレイ。今度の実験台は何回まで持つか楽しみねぇ。 この前にこれをハメて泣かしてやった淫魔のヤツは確か、2〜3回目で発狂して くたばっちゃったから興ざめだったわ。今回のこの淫売だったら、そうね。5回は大丈夫そう。 ……絶頂を超えた、連続絶頂の回数がね」 レイレイ「うん、これでイカされると、どのインバイさんも身体がケイレンしっぱなしになって、 たっぷり10分は、天国からこっちの世界に戻ってこれなくなっちゃうんだよね。 …あたしもいつか、天国から戻らなくていいようになれたらいいのになぁ」 リンリン「それならこの地上から、こいつらみたいなバケモノを皆殺しにするしかないわね。 ま、わたしは今のままでも十分楽しいけどね。こぉんなことができるんだから」 モリガン「あうッ!」 言うが早いか、リンリンはモリガンの鼻をつまみあげて上向かせる。思わず口を開いたモリガンの 喉を軽く締めて、開いた口を閉じられないようにしながら、レイレイに目配せで合図する。 ゆっくりとレイレイが、ペニスをしごきあげながら近づいてきた。 レイレイ「そういうワケで、これを喰らわしてあげるね」 続く
今回はこの辺で。
GJJJ なんか人の作品読むと自分も書きたくなるんだよなあ。何か楽しげなシチュないかしら
乙です。 モリガンはやっぱやられてるシーンが一番萌える!!
拝見させていただきました。 設定のこだわりが活きてます、リンリンとレイレイのキャラのやりとりも立ってます。 なによりモリガン様がイイ!! 妖艶と生意気さが出ている。こういうのが堕ちていくのがそそるんですよ。 今後更なる苛烈な展開を期待しています。(多少グロくなっても漏れは全然OKです)
24 :
名無しさん@ピンキー :05/02/23 00:24:05 ID:jkeowi0R
キョンシー姉妹にアナルを犯される展開期待。
モリガンの胸を肥大化&搾乳キボン
ニプルファックも
あまり勝手なリクを羅列するのはどうかと・・ 職人さんだってやりにくくなるだろうし。
なんて言うか、職人さんや絵描きをただのエロ製造マシーンとしか思ってないヤツもいるんだよね。
友人のエロ絵師がそんな風に言っていたのを思い出した。
>>24-26 がそうだと言ってるワケじゃないよ
ただ、裏世界のリクエストコーナーとか見てても思うんだ。「こいつら描き手の苦労考えてないだろ・・」と
>>28 リクの中でものすんごい長い人がいるけど、
あの文章を一枚の絵だけで再現とか無理だと思う
>>29 AからXに分けて、物凄い長文でリクエストしてるパンプキンとか言うヤツだろ? あれはきちがいだな
俺だったら断りたいのをガマンして「もう少し簡潔にお願いします」とか返しちゃうよ。スペック氏は偉大だ
台詞の前に名前は付けない方がテンポよくなるんじゃないか?
>>23 (闇狩人氏)
>今後更なる苛烈な展開を期待しています。(多少グロくなっても漏れは全然OKです)
期待していただいて感謝しております。はい、今後カレツになる展開ですので。
>>24 アナルは今後、かなり入りますので・・・。
>>25 やはり、来ると思ってはいました。搾乳・・・。
残念ながら、私には搾乳属性がありませんで、申し訳ないのですが、
他の人に書いていただくと言うことでどうかひとつ・・・。
>>26 ニプルファック? え〜と、確かそれは、私の記憶が確かならば、
乳首の中心に穴を空けて、ティムポつっこむというアレでしょうか。
だとすれば、それも私には属性が無く・・・
>31
>台詞の前に名前は付けない方がテンポよくなるんじゃないか?
そうかもしれません。ただ、女キャラ3人なので、かき分けが
少々手間がかかるという問題が。
例えば、
@@@「危ない!」
のところを、名前なしなら、
「危ない!」
と@@@が叫んだ。
と書かなければいけないと・・・。
でも、台詞の前の名前を省けそうなら、省くことを考えてみます。
名前を出さずとも、誰のセリフなのか自然と理解できるように文を組めばよい。
それって結構難しいんだよ
でもシチュがシチュだし三人が三人ともはっきり口調の違うキャラだから・・・と思わぬでもないけど 書きやすいようにやってくれるのが一番いいと思う
>36 なんかそれ見たら、SS書くの不安になってきたりして・・・。 私の文章が、すでにそういうふうになってるなんてことは、まさか・・ (自分の文章は客観的に見れませんからね) 〜結論〜 今後は台詞の前に名前はつけないようにします。 しかし笑った、キューティーハニーのSS・・・。なんか涙出てきた。
↑ つまり、不自然にならないように文章を組む工夫をしてみるってことです。 できるだけ読みやすくなるように努力しますので。
前にモリガン純愛ものを書くって言ってた人はどうなったんでしょう? 予定だけで撤退?
とりあえず、マリオネットさんには、このクオリティで頑張って欲しいね。今のところ、大満足です
>>36 これはひどい。わざとやってるようにすら思えてしまうな
このスレタイで純愛モノ書くのはどうだろう。需要あるのだろうか?
どうも、闇狩人です。 一応スレ主と致しましては純愛物については奨励こそしませんが投下する分については全然OKです。
ではぼちぼち、次を投下してみます。
Scene.2 屈辱の涙 柔らかな枯れ草の生い茂る、広大な魔次元の一つ、その中国風世界において……。 両腕を切り落とされ、戦闘用コスチュームをズタズタにされたモリガンは、リンリン・レイレイの、 魔物ハンターの姉妹によって捕らえられ、淫魔を狂わせるための拷問を受け始めるのだった。 ダークグレイのレオタードと、伸縮性のある薄紫のストッキングは、ところどころが裂けて 素肌が見え、頭と背中に出現していたコウモリの羽根は消えてなくなり、肩に付けられていた 白い羽毛もほとんどが舞い落ちてしまい、まばらになっている。 履いていたハイヒールのグレーの靴も、片方が抜けてどこかにいってしまった。そしてなにより、 モリガンは二の腕を落とされたうえで、金属製の『拘束用のフタ』を切り口に取りつけられ、呪力を帯びた 赤い宝石によって、腕の再生を封じられてしまっている。(切られた二本の腕は、近くに転がっていた) そこに着衣のままのレイレイが、仰々しいまでの深い肉色をした、ペニスを模したディルドウ…… 対淫魔専用の、特殊な拷問用具を股に取り付け、逃げることのできないモリガンの真正面で、 好奇心に満ちた無邪気な顔を向けている。 「ま、わたしは今のままでも十分楽しいけどね。こぉんなことができるんだから」 「あうッ!」 そう言うと、リンリンはモリガンの鼻をつまみあげて上向かせる。思わず口を開いたモリガンの 喉を軽く締めて、開いた口を閉じられないようにしながら、レイレイに目配せで合図する。 ゆっくりとレイレイが、ペニスをしごきあげながら近づいてきた。 「そういうワケで、これを喰らわしてあげるね。ハイ」 グボォッ!!
「んごぉッ!! おぅぇ… ぼぉおッ!!」 いきなり喉奥までペニスを突きこまれ、むせ返るようにえづくモリガンだったが…、 レイレイは全く情け容赦なく、モリガンの後頭部を、巨大な袖をまくりあげて出した細い手でつかんで、 さらに深くペニスを押しこもうとする。 脚をバタバタさせ、肩をいからせ、目を大きく見開いて、モリガンは必死で抵抗する。 リンリンは、後ろから両肩を押さえつけている。顔には笑みを浮かべているが、 その目は笑っていない。 両腕を落とされ、体力を使い果たしたモリガンは、ただの人間にすぎないリンリンの腕すら、 振り払うことができない。 ガッチリと肩口を押さえ込まれ、弾力のある肉のカタマリのようなペニスを、喉の最奥まで埋めこまれる。 「む゛っごぉぉっ! ぐぼッ おぇ… ぶぉえぇぇッッ!」 縊(くび)られたような鈍い声を出すモリガンの苦しみをよそに、リンリンは不敵に言う。 「あ〜ら、ゴメンなさいね。心の準備もできないうちに、いきなり『イマラチオ』なんてさせちゃって。 これって良くないわよねぇ。まずよだれ垂らして発情して… フェラチオした次に喉を突いてもらうのが、 淫売さんのいつもの夜のコースでしょうからねぇ。まだお口の中の滑りがイマイチ悪いみたい。 でも心配はいらないわよ、こうやって喉の一番奥をえぐってやれば…」 「う゛ええぇぇッ! おぅえ… ぐぼっ… ぼ… ぐぼっ ぐぼっ ぐぼぉっ…」 「ほぅら。こんなふうに、喉の食道から粘液が分泌されて、滑りが良くなってくるのよ」 確かにリンリンの言うとおり、モリガンの喉に連続して突きこまれているペニスからは、 どこからそんなに出てきたのかと思うほど、大量の粘液があふれ出し、激しいペニスの出し入れを スムーズにしていく。
「どうしてこんなことを知ってるのか、って思ったかしら? なぜかっていうと、 『美国の淫売さん』が、ビデオの中でいつもされてることだもの。イヤでも覚えちゃうわ」 ――中国語でいう『美国』とは、アメリカ合衆国のことを指す。リンリンはなぜか、 特別にコアでマニアックなプレイ内容の、アメリカのポルノグラフィを見ることに、異常なまでに執心していた。 女としての身体のスタイルの良さにコンプレックスを持ち、その鬱屈した劣等感を、 ビデオの中の女優が汚され、ハードに犯されていく様を見て紛らわせていたのだろうか。 「おんぐぅ… ぐぶうっ …ぐぽっ ぐぽっ ぐぽっ おぅえお゛お゛ッッ!?」 モリガンの喉奥からは、異様なほど多くの粘液が分泌され、その大量の唾液を、 喉と口内でかき混ぜるようにしながら、レイレイは喉の最奥を狙って、ペニスをさし込もうとする。 何度も喉奥を突かれたモリガンは断続的に吐き気に襲われ、意識すらも朦朧とさせて、 口からアワが吹き出てくるのも構わずに、失神しそうになることだけを必死で耐えている。 空気の入った口内が泡立ち、ネバついた破裂音を立ててペニスをこすりたてる。 ブポッ ブポッ ブポッ ブポッ グッポッ グッポッ グッポッ…… 首を縮こませ、頬を膨らませ、喉をめいっぱいに拡げて、目にうっすらと、熱い涙の膜を浮かべ、 同時にモリガンは、その目を白黒させている。 「見てみなさいよ、レイレイ。この女、喉の奥を突かれるたびに白目になるわよ」 「あ、ほんとだ。面白〜い、もっとやってみるね」 グボッ… ―― グボッ… ―― グボッ… 「お゛えぇ… ―― うお゛ぉぇッ… ―― ん゛ぉぉむ゛ゥッ…」 レイレイが、ペニスで的確に喉奥を突くたびに、タイミングよくモリガンは白目を剥いて悶える。
「じゃ、喉奥からもっと先に、どこまで入るか試してあげるわよ、モリガンちゃん」 リンリンがそう言うと同時に―― ゴボオォォッ!!…… グッ… グッ… 「うんごぉォッ!!…… ――!… ――!… お゛う゛ううゥゥ!! グシュゥゥゥゥゥゥッッ……」 喉の最奥のさらに先…、食道の中にまで、レイレイはペニスを斜め上の角度から、 のしかかるようにして突きこんできた。モリガンの前に出した両脚は一瞬、弾かれたように跳ねあがり、 リンリンに後ろから身体を固定され、前からはレイレイに頭を抱えられている。 そして、首の内部にまで到達したペニスにその中を拡げられ、鼻腔からひときわ大きな炸裂音を響かせながらも、 完全に白目を剥きだしにして、両脚をピクピク波打たせ、鼻の穴を広げて、呼吸だけはかろうじて保とうとする。 「――……」 数分間も、その状態は続いた。モリガンは鼻で浅い呼吸を繰り返し、 焦点の定まらなくなった虚ろな目で、呆けたような顔つきをして、 酸欠になった赤い顔のままじっと拷問に耐えている。 レイレイの下腹部に付けられている、やっと勃起を始めたばかりの長大なペニスは、 いまだに喉の奥に、すべては入りきっていない。 そのペニスがなぜか口内で、ぴくぴくと動いているようにモリガンには感じられたが、 そのことをはっきりと意識する余裕はなかった。口からはみ出た、残ったその部分に、 モリガンの息絶え絶えの、かすかな鼻息が吹きつけられる。 「…――。 (フヒュー… フヒュー… フヒュー…)」 「ふふッ。どう、レイレイ? 取りつけたチンポの具合は」 「うん、だんだん気持ちよくなってきたみたい。インバイさんの鼻息がかかるたびに、 ピクピクと感触が伝わってくるの」 「……? (ヒュー… ヒュー…)」
「実はね、淫売さん。このペニスは生きているのよ。身につけた者の脳内に直接、自身の快楽を 送りこんでくるというわけ。それにしても壮観な眺めねぇ、さっきまで鼻を鳴らしてケツ振ってた女が、 今は爬虫類みたいなツラ構えになって、チンポを必死こいて呑みこんでいるんだもの」 「…ちょっと抜いてみるね」 …ズズッ ぬ゛っ… ぼおォッ!…… 「…っプハァア!! ハァァッ ハァァッ ハァァッ…」 ようやく喉と唇から、肉の棒が抜き取られた。モリガンの口の中ではぐちゅぐちゅと泡がたち、 ペニスと唇の間には粘液が、太い糸を引いている。その糸が切れると、口からは大量のその液が…、 ペニスの先走ったガマン汁と、喉の分泌液と、唾液の混じったその粘液が、だらだらと したたり落ちようとする。 「うふふ。これ、落としちゃもったいないよ」 顎(あご)の下に垂れようとした粘液をレイレイは、肉棒を器用に操って、モリガンの口のまわりに塗りつけていく。 その液と、流れ出た汗によって、モリガンの顔に施されていた薄い化粧が、少しづつ剥がれて流れ落ちていく。 そしてリンリンは、後ろからモリガンの長い髪を邪険につかみ上げると、自分の方を振りむかせて尋ねた。 「気分はどう、淫売さん?」 だがモリガンは、荒い息をつぎながらも、近づけてきたリンリンの顔に、プッ! とツバを吐きかけた。 押し黙るリンリンに対して、恨み言を口走る。 「ハァッ ハァッ ハァッ。 フンッ!あたしは、不死身よ…。 この程度の責めで参ると思ったら、大間違いだわ……。 おまえたち、ふたりとも… 必ず、後悔させてやる…… ハァ ハァ…」 「フ…、くッくッくッ……。それが感想なの……。見上げた根性と誉めてあげてもいいけど、 チンポのガマン汁とヨダレまみれの口でそれを言っても、ぜんッぜん説得力がないわねぇ。 素直に負けを認めたらどうなの? そしたら命だけは助けてやるかもよ」
「《おねーちゃん、ウソばっかし。どっちにしても殺しちゃうつもりなんでしょ》」 「《しっ! こう言っといたほうが、コイツを より苦しめられるのよ。ちょっとは考えなさい》」 小声でやり取りしていた姉妹だったが、モリガンにはまる聞こえだった。 「まあいいわ。そう簡単に屈服されたら、こっちとしても張りあいがないもの。 こうなったら 徹底的に痛めつけて調教してから、この淫売が地面に額をこすりつけて許しを請う姿を拝んで、 それから身体中の穴という穴をガバガバに拡張してやろうじゃないの。じゃレイレイ、 次はこの女の肩をまたいで…、いいわね?」 「ハイ、りょうか〜い」 ブゴォォッ!! 「お゛ぐぅ! ぐぷっぶぅぅ……」 再び、喉に突きこみが入る。そしてレイレイが、脚でモリガンの両肩をまたいで、 首を挟みこむような形をとったために、モリガンは身体の動きが全く自由にとれなくなり…、 まるでリンリンが、モリガンの顔から首もとにかけてを椅子にして、腰かけているような形に固められてしまった。 かさの開きつつある、むっと臭い立つペニスが、モリガンの気道を塞ごうとする。 リンリンは、前もってモリガンの前に回りこんでおり、また跳ね上がろうとした脚の太腿を踏みつけて 地面に押しつけ、その腿の上に腰を下ろして陣取る。 「刀が貫通してた脚のキズはなんとか、元に戻ったみたいね。もしかするとアナタ、今までの人生で、 瞬間的な痛みを感じたことはあっても、長時間連続して苦痛を感じたことはなかったんじゃないの? あ、聞いちゃいないか」 一度は止まってしまった、モリガンの肉体の回復だったが、時間をおいてゆっくりと復活してきてはいる。 リンリンはズボンのポケットからハサミを取り出し、一気に喉奥を抉られて悶絶するモリガンを尻目に、 いそいそと、衣装を切り開きにかかった。
よく見ると、ダークグレイのレオタードのフロント部分は、極端なハイレグカットになっている。 その真っ直ぐに伸びたTフロントの真ん中あたりに、まずハサミを入れようとしたのだが、 ふと思うところがあり、そこは後回しにする。 次にリンリンは、短くなった二の腕にかろうじて引っかかっていた、レオタードの肩紐…。 その横に伸びた特殊な形状のそれを、細いところで一気に切り離そうとする。 しかしその前に、リンリンの目に入ってきたのは、モリガンの大きくはだけられた胸の谷間だった。 男を悩殺するためにあえて晒(さら)けだされた、その深い素肌の溝に、至近距離で目がいってしまう。 思わずその奥を覗きこんでしまったリンリンだったが、怒りによって気を取り直すと素早く、 ヂョキ、ヂョキ と横の布を両方切って開いてしまう。 そのとき、レイレイの腰の力はいったん緩められ、ふとモリガンは我に返る。 「ん゛んっ!? ……んんんッ!!」 ぶるん、と二度音がして、モリガンの、いかにも揉みごたえのありそうなバストが露わになる。 レオタードの、弾力のある胸をしまい込んでいた布を押しのけて、胸の膨らみの下の乳肉のくびれから、 勢いよく砲弾のように、乳が一つづつ弾(はず)み出してきたのだった。 前に盛りあがった、バストの膨らみとはうらはらに、キュッ と締まった脇腹の肉と、 あいかわらず微妙な広さでへこんだ、二つのムネの間の谷間が、『淫魔』と呼ばれるに相応しい、 匂いたつような色っぽさを醸し出している。 「ふぅうっ…… くっう、うぅっ……」 他の女よりはるかにいやらしく、蠱惑的なバストを持っていることを自覚しているモリガンは、 それがいま、同性とはいえ、人の目にさらされていることを意識して、切なげに身体をよじる。
「あらぁ、どうしたのかしら。一人前に恥ずかしがったりしちゃって。 いつもこのスケベな つり鐘型のオッパイを振りたてて、男を誘ってるクセして…、 ワザとらしいったらないわね」 「へぇ、このインバイさん、どんなおっぱいしてるのかな。あたしにも見せてー」 「いいわよ。じゃあひとまずコイツから離れて、アンタは前に回りなさいよ」 リンリンはモリガンから、より強い羞恥心を引き出すために、いったんイマラチオの責めを中止する。 モリガンから少し離れたレイレイは、ゆっくりとモリガンの前に回り、そのバストに興味津々といった 視線を送ってくる。 「…ありゃ〜、ほんとだ。すっごい飛び出たおっぱいしてるね、このインバイさん。 あたしも生きてるうちに、こんなムネになりたかったな〜」 感嘆するレイレイをよそに、後ろに回ったリンリンは、左右から両手をまわして、 モリガンの小さな頭を包み込むように抱き寄せた。 流れる翠(みどり)の髪をサラサラとかきわけ、くしけずりながら、モリガンの横から顔を出し、 耳元に口を寄せて熱っぽくささやく。 「ほんっとにあなたのオッパイって、スケベよねぇ。スケベな乳液がいっぱいに詰まって、 パンパンに突っ張ってるんじゃないの? なんならこのオッパイから、 使い物にならなくしてあげてもいいのよ…。 それとも、もうここで負けを認めるというのなら、 もう少し手心を加えて、優しく犯してあげてもいいんだけど」 「うっく、うぅっ… ふううぅっ… うぐぐぐっ…」 モリガンは、直に耳に吹きかけられてくるリンリンの言葉と、その内容から受ける屈辱。 そしてふたりから刺すような視線で、ムネを見つめられ続ける羞恥に、下唇を噛んで堪え忍ぶ。 「…どう、負けを、認める?」
「じょ、冗談は…、あなたたちの貧乳だけにしてちょうだい…」 「わおっ、度胸あるぅ!」 「ウフ、ウフフフ…、フッフッフッフッフッ……。いいわよ、もうとことんやるしかないわね。 レイレイ、あなたにまで貧乳呼ばわりしてくれた、この淫売さんの動きを、しばらく止めておきなさい。 さあ、後ろに回って」 「そーいうこというかな、ふつー。ぐすん… あたしだって、死にさえしなきゃ、もっと巨乳になれたのに、 ……ねぇ」 一瞬、レイレイの顔が大人びた表情を見せたような気がした。リンリンと持ち場を交代し、 後ろから伸びてきたレイレイの手が、モリガンの下顎(あご)の縁(ふち)に優しくかかる。 死体から一時的に復活したキョンシー族ならではの、なま暖かい肌の感触を首のあたりに感じた、 と思った瞬間…。 …ガッボォォッ!! 「…げぼぉぉォ!!」 その両手に突然、恐ろしい力がかかり、モリガンの身体は、後ろに反りかえるブリッジの体勢で、 今度は一直線で器官にまで、ペニスが捻じりこまれてきた。 レイレイは、表情はニッコリと笑いながらも妖しい目つきで、さきほどとは比べものにならない 凶悪な力で腰をつきあげ、ペニスをしならせて激しく出し入れをしてくる。 「レイレイって、怒っても表情に出ないとこがこわいのよね。それにしても、この淫売め…」 三度(みたび)、喉奥へのペニス責めを受けて悶絶するモリガンの前で、 また腿の上に座りこんでいたリンリンは、持ち重りのするほど飛び出したモリガンのムネを、 優しく、ゆっくりと抱えあげ、撫で回し、揉みしだいていく。
程良い大きさの乳首は、ツンと上を向いて尖っている。リンリンが最初に狙いをつけたのはその乳首だった。 濃すぎず、薄すぎずの色づきをした、肉感的なチェリーピンクの乳輪と乳首。どんな責めがくるのかと、 身を縮こませていたモリガンが、意表を衝いたソフトな愛撫に驚き、イマラチオの責めに苦しみながらも、 乳房の膨らみから たちのぼってくるような潤んだ触感に、思わず熱く、身体を弛緩させてしまった、そのとき…… ギュリィィィィッ!! 「…ぅおぶうぅぅッ!!」 親指の腹と、人差し指の横っ腹で両方の乳首をつまみ、一気にひねり潰すように捻(ねじ)りあげた。 そのまましばらく、両腕を振るわせて、指の力を入れっぱなしにする。 ググググググッ…… 「ぅうう゛――ッ! んンンッッ!! ンンッう゛ぅう―――ッ……」 リンリンの指の力は、まだ緩まない。 「ンンぐぐッ…… グむ゛ぅぅ…… ぅも゛… ンッ… グググぅ――ッ!!」 モリガンは肉棒に歯を立て、足先の指と甲をブルブルと硬直させて激痛に耐えている。 左右の肩も、いやいやをするような動きで小刻みに前後動する。 「もう… あたしのおチンチン、噛まないでよね。そういえば最初っから何回か噛んでたけど、 このペニスは普通のよりカタくて丈夫だから、イミないと思うよ」 と言ってレイレイは、ペニスに立てられた歯を振りほどくために、ブリッジの体勢のまま、 素早く腰をストロークする。そのたびに、モリガンの喉の膨らみが グボグボと形を変えていく。 「おう゛ッ! んがぅッ!? グボッ グボッ グボッ… んんんッ!! む゛む゛む゛――!!」
そして、ようやくリンリンの、乳首をくびりあげる指が離された。と同時に、 レイレイが口に突きこんでいたペニスも、いったん抜き去られる。 ヌブブ… ッ、 グポォンッ!! 「…ん゛ん゛…… ッぽぁああ―――ッ!! あうううッ! くうう――ッ! っ痛(つ)うぅぅッ…… う、ぐ… うううっ… ハァ―ッ ハァ―ッ ハァ―ッ ……」 すかさず顔を上げ、地面に倒れこんで絶息するモリガン。上からふたりに見下ろされている。 「ったく、このバカ女め…。 喉にペニスを入れられたからって、口の中で歯をたてていたの? ちょっとは、男のチンポの扱いを分かってるかと思ってたのに、とんでもないわ。 一から男に仕える作法を仕込んでやるから、覚悟しなさい! …な〜んちゃって」 「おねーちゃ〜ん。つぎは、なにして遊ぶの〜?」 「ふぅん。どうやらレイレイのチンポが戦闘態勢になるまでは、もう少しかかるか。 そんじゃもうしばらく、『イマラチオ乳首ひねり』を喰らわせた後、本格的な調教に入るとしましょうか」 「ハァッ ハァッ… くッ! ま、負けないわ… 魔王の血を引くあたしが…、こんなヤツらに…」 「とかなんとかいっちゃって、もう半ベソかいてるじゃないの。言っとくけど、 いまさら泣きを入れても遅いわよ。叫ぼうが喚こうが、どこにも逃げられないし、 誰も助けになんて来ないわ。クククっ」 リンリンに言われて気がつくと、モリガンの目にはすでに涙がたまって潤み始め、 今にもあふれ出しそうになっている。 そして、ときどき ヒック、ヒックと、しゃくりあげるような声が混じり、 精神的にはとっくに、限界まで追いつめられていたことを知らせた。
>54 最後のとこの >精神的にはとっくに、 は、 →精神的はすでに、 とか、 →精神的はとうに、 のほうがよかったかもしれませんね。 ・・・・・・このあたりの、言葉の体裁は、SSではどうなのか。 どうなのでしょうか。
シュッ… シュッ… シュッ… シュッ… 「ふん゛んんっ! むごぉ… うっふ… う ぅん… ぐぶむ゛ぅぅ……」 (そしてその先の、乳輪から乳頭にかけてを、しこりあげるように柔らかく、ひねりこすってやる。……っと) キュッ… キュッ… キュゥッ… キュゥッ… 「くっぅ゛! むぶぶぶっ…… ふん゛ッう… くう゛うぅぅぅ――……」 乳輪ごと、乳首をつままれて愛撫されたところで、ストン、とモリガンの腰の力が抜け、 その場に崩れ落ちそうになる。 「ちょっとあなた、何考えてるのよ。いま拷問中なのに、腰砕けになっちゃうなんて…。さっきから 淫売だとは思ってたけど、女に乳しごかれて感じちゃうなんて、どうしようもない真性の淫乱女ね。 なんとか言ってみたらどうなの」 ヌヌヌ… ブボォォォッ!! 「……む゛っぷぅッ! はぁぁ… はぁぁ… はぁぁ…」 レイレイのペニスがゆっくりと抜かれ、口を半開きにした顔を、強制的に上に持ちあげられる。 「おねーちゃん。このインバイさん、おっぱい揉まれると、あたしのおチンチンに舌をからめてくるよ。 すごく舌づかいがうまくて、感じそうになっちゃったの」 「へぇ〜、いつ乳首をイジめられるかも分からないのに、舌でチンポを舐めしゃぶるだなんて。 もしかするとあなたって、『イジメられると興奮するタイプ』なの? クククっ」 モリガンの目から一筋づつ、涙が流れ落ちていた。同性からムネを揉まれて感じてしまったことは、 実はモリガンにとって、拷問を受けて苦しむこと以上に屈辱的なことだった。 そしてさらに、執拗な言葉責めで追い打ちをかけられ、耐えきれなくなったモリガンはついに…、 ――暗く深い翡翠(ひすい)のような濃い緑色をした、細く、長い睫(まつげ)を伏せて、 肩を震わせながら落涙し、嗚咽を始めたのだった。 続く
>>55 のレスも、なんか変な誤植が…。
まあ、ともかく、今日はこのへんで。
ぐほぉ!! いい感じですよ職人さん。 モリガンがギリギリのところで屈服しないのがイイ!
神が再び降臨されましたか!! 続き超キボン!!
TRAP vol1 っつーAV思い出した。 モリガンのコスプレした女優が延々とフェラチオ&顔射を繰り返されるやつ。 あまりのしつこさに後半笑いがこみ上げてきた。
激しく勃起シマスタ。 超乙です。
職人様感謝です。 ぶっちゃけこんな凄まじいフェラチオはSS史上初めてではないでしょうか? もうモリガン死にかけですよw
内面描写が上手いです。 乳描写もエロい
>>62 も言ってるけど、これだけエロくてねちっこいイラマチオの描写は初めて見たよ。すげえ。
すいません。
>>54 と、
>>56 の間に、一個・・・
SSの一部、入れるの忘れてました。
いまからレスします。
精神的にはとっくに、限界まで追いつめられていたことを知らせた。 ↓ 「それじゃ、このインバイさんをキッチリと泣かせちゃおーよ。ワクワク」 ガシッ! 「っくううッ! や、やめて… い、いやっ…」 膝をついたレイレイが、モリガンの髪をつかんで引っ張りあげる。 無理矢理に、腰を起こす姿勢にされたモリガンは、体の向きを変えられ、 今度は四つん這いのような姿勢で、口から喉へとペニスを入れられていく。 「くむぅ――っ! ぐぅっ… うッ、もごぉ……」 するとすかさず、モリガンの半裸の背中にリンリンが張りついてきた。 ゆっくりと背中の素肌を撫であげて、宣告する。 「まだまだ、たっぷりと可愛がってあげるわよ。この生意気に突き出たオッパイと、 サカリがついて膨らみっぱなしになった乳首をねぇ…。ふふッ」 リンリンはまたさっきのように、すぐに強く乳首をひねるようなことはせずに、 やわやわと下に向いたバストを揉みほぐしながら、恐怖からビクビクと身体を凍りつかせる モリガンの反応を楽しんでいる。 下向きになっても、モリガンのたぷんたぷんと弾み踊る美乳は、リンリンの指を心地よく押し返してくる。 そのつり鐘型の乳房は、だらしなく垂れ下がってしまうようなことは、まるでなかった。 「ん゛っふ… んん゛っ… んも゛ぉ… うっむ゛、 ふぶうぅ……」 (この…、乳首をひねりあげられる恐怖におののきながらも、オッパイを揉まれると しっかり感じちゃうっていうのは、いったいどうなのかしら。よほど感度がいいのか、 それともマゾっ気でもあるのかしら…、まあいいわ、このムネの根元のくびれのところから、 しぼりたてるように乳を軽くしごきあげたあと…) ↓ シュッ… シュッ… シュッ… シュッ…
67 :
名無しさん@ピンキー :05/03/07 17:11:45 ID:iPe13tiO
モリガンの乳はホルスタイン
職人様GJ! ってか、最近イマラチオの描写とか大好きなんよ。 続きを楽しみに待ってますー。
奴隷モリガンのおっぱいを貧乳にして屈伏させて下さい。
貧乳のモリガソなどモリガソではない!!!! それはそうと職人さん。台詞の前に名前付けなくても充分に分かるよ。 むしろ読みやすくなったね。
今日このスレ見つけて、通して読んでみました。
イラマチオの描写とか超GJ。勃起しますた。
ただ、
>>19 モリガンが25cmクラスのペニスを未体験だとは思えない気がしました。
レイレイのペニスの最大値はもっと大きい方が個人的には良かったです。
お気を悪くされたらすみません。続き、楽しみにしています。
>>72 >モリガンが25cmクラスのペニスを未体験だとは思えない気がしました。
>レイレイのペニスの最大値はもっと大きい方が個人的には良かったです。
25センチってザラにあるんですかね…。ポルノ男優ではなく、一般人で
そのクラスがたくさんいるとは…… 想像が及ばず。
ところで、SS中で、ペニスをもう一種類出す予定なんですけど。
設定の予定をを早々と書いてしまうと、
ファルス・オブ・リーチの他に、もう少し太いサイズの
ファルス・オブ・コブラってのを出そうかと。
それをどのくらいの長さにするか、はてさて。
25cmクラスは、ザラにはいないと思います。 ただ、モリガンの過去の経験の中にはいそうな気がします。 >ファルス・オブ・コブラってのを出そうかと。 >それをどのくらいの長さにするか、はてさて。 私見では、具体的な数字を出さずに、モリガンの反応で表現すると面白いかと。 びびりつつ生つば飲み込んじゃう、とか。(陳腐な例でスマソ) 楽しみにしています。
>>76 前から、絶対そう言い出すヤツいるだろうなと思っていた・・
>>76 深い……。
ところでその漫画、37と38の間でいつ間にかモリが脱いでる…。
で、次のSSそろそろできそうですけど、モリはレオタードとストッキングの下に
下半身のみは下着のたぐいは付けている設定でいいでしょうか。
(ていうか、もうそれで書いちゃったけど)
いいんじゃないかな!
バッチコイ!!
Scene.3 挨拶代わり モリガンの目から一筋づつ、涙が流れ落ちていた。同性からムネを揉まれて感じてしまったことは、 実はモリガンにとって、拷問を受けて苦しむこと以上に屈辱的なことだった。 そしてさらに、執拗な言葉責めで追い打ちをかけられ、耐えきれなくなったモリガンは、 レイレイの指で頭をつかまれたまま睫(まつげ)を伏せ、ついに肩を震わせながら落涙し、嗚咽を始めたのだった。 だが責める側のふたりには全く、それを気にした様子はない。 モリガンは両手で髪を握られ、またもレイレイのペニスによって、口のまわりに粘液を塗りたくられる。 まだ少し顔に残っていた薄いメイクは、涙の通った筋と口のまわりとで、完全に溶ろけてしまっている。 「あたしは淫売を楽しませるために拷問してるんじゃないわよ、気を取り直してやり直しね。じゃあレイレイ、 今度はあなたが立ちあがって、チンポを喰らわせてやって。この女の情けない泣き顔をよぉく見てやるのよ。ククっ」 「アイアイサー! あ、ところで、今度チンチンを噛んじゃったら、太ももから下がミンチだからね、インバイさん」 レイレイはこともなげに、さりげなくモリガンを脅すと立ちあがり、獲物を膝立ちにさせてイマラチオを再開した。 グブウゥゥゥ…… ブッポ ブッポ ブッポッ… ジュコッ ジュコッ ジュコッ… (くうぅ…… 息が… できな…… それ、どころか… 考える… ことも… …………) リンリンは後ろから、モリガンの上体を抱えながら再び、ゆらゆらと揺れるバストを揉みしだき始め、 モリガンの腰が砕けて、身体の力が抜けてしまうのを待っている。 しこり立った乳首をやさしくつまみあげ、ひねりを加えて柔らかく揉みこんでいく。 モリガンは、喉に刺しこまれていたペニスの突き入れが心持ち浅くなったところで、 また舌をペニスの裏筋にそろそろと這わせ、甘ったるい鼻声をあげながら、 同時にその鼻から、ペニスの根元に熱い息を吹きかけてしまう。
(あ、また舌が出てきた。それにチンポにあったかい息がかかって…、ホントにこのインバイさん、 乳首責めで感じちゃってる…。あたしも、そろそろ……) レイレイも徐々に、ペニスの張りだしたカリ首をゆっくりとえぐり舐められ、うっとりとした顔で感じ始める。 やがてモリガンは、えもいわれぬ心地よさから、乳首を刺激する指に、つい身をゆだねてしまいそうになる。 上体の力を抜いて、抱えこまれた腕に体重を預け、頭をぼうっとかすませる。 それを感じ取ったリンリンが、モリガンの身体を後ろから抱きしめたまま、ニヤリと笑った。 (さあ、泣き叫んで…、もがき苦しみなさい!) …ギュリリリリリッ!! 「……ん゛っごぉォ―――!!!」 ギュリィッ! ギュリリリリッ!! 「おぼぉッ! うおごぉッ!! うお゛ぉぉぉォォ――!!」 リンリンの思惑通り、甘い夢見心地の世界から一転して、身をちぎられるような激痛に襲われたモリガンは、 熱を持ったペニスを咥えながらも、口内で絶叫を張りあげた。 「今度チンポ噛んだりしたら…、ここを百ぺんつねってやるからね」 ほんの少し休ませ、痛みの余韻を感じさせては、何度もしつこく、乳首つねりの拷問を繰り返していく。 乳首が、そしてときには乳輪全体がむしり潰されるかと思うほどの、強烈なひねりこみを連続して浴びせられながらも、 モリガンは口内のペニスに歯をたてはせず、代わりに狂ったように、舌を回転させて サオ全体をこすり舐め始める。
今度ペニスを噛んだら、乳首を百ぺんつねられ、太腿から下がミンチ。 そんなリンリンとレイレイの脅しが恐ろしかったこともあるが、それ以前に、絶えずどこかを 動かしていなければやりきれないという感覚。精神的な屈辱と肉体的な激痛に挟み撃ちにされて、 気が正常ではいられなくなっていることが、モリガンを一心不乱な、舌でのペニスへの、 熱烈なフェラチオ奉仕へと向かわせていた。 ネバついた舌を、縦横無尽に這わせ、舌先をペニスの尿道口に突き入れ、 裏筋にたっぷりと唾液をすりこんで、ぬちぬちと前後動させる。 「んっふぅ… むうぅッ! れろっ… れろれろっ… れろぉ… ずぬっ ずぬうっ… ぢゅぶっ ぢゅぶぅっ… ぬちっ ぬちっ ぬちっ ぬちぃっ…」 さらに亀頭を口蓋で激しくこすりたてながら、淫らに開いたヌメった唇が、サオの膨らんだ胴の部分を 柔らかく刺激していく。 「にゅぼっ にゅぼっ にゅぼっ にゅぼっ にゅぼっ… ぬろ… ぬろっ… ぬろぉ… ぬろおぉっ…」 レイレイのチンポのガマン汁と、唾液の混じった粘液、それらをからめ取るように舌で寄せて口中で泡立て、 モリガンは、ふんっ、ふんっ、と声をあげながら、激しくペニスをすすりあげていく。 「じゅぼっ じゅぼっ じゅぼっ じゅぼぼぼっ ……ふんっ ふんっ ふんっ」 頬をへこませ、口の中を真空状態にして、吸引する。 「じゅばっ じゅばっ じゅばっ… じゅるるるるっ! ぶぽっ ぶぽっ ぶぽっ ぶぽっ ふもぉう… おむぅッ!」 「ああぁっ… すごい、すごいの……。舌が じゅぽじゅぽ って、おチンチンにからまってきて…… もう、 これだけでっ… イッちゃいそう…。 ううんっ… うっ、ふぅっ… くううんっ……」 これまで無言でペニスを操っていたレイレイが、モリガンの死にもの狂いの舌技を受けて、 控えめなあえぎ声をあげて小さく身悶えする。甘いため息をついて目つきを とろんとさせ、 腰のあたりをもじもじさせながら、快楽に身を任せている。
乳首と乳輪をひねくるごとに、モリガンの淫らな口唇愛撫のテクニックが、 レイレイのペニスをさらにひくひくと身震いさせる。 グリグリッ! グリリリッ!! ギュリィッ! ギュリリリ… ギュリィッ! 「ふんむ゛ぅッ! うっくぅうッ… むう゛ぅ! ふむんッ むんッ ふむんんッ! じゅぼっ じゅぼっ…」 今度はリンリンは、モリガンのムネ全体を、牛の乳を絞るような強さで激しく揉みたてていく。 乳肉をつねりあげられるような、苦痛の入り混じった感触に耐えながらも、 乳房をひねりたおされること自体に、モリガンは酔いしれ、溺れていく。 ぎゅッ! ぎゅううッ! ぐッ、ぐッ、ぎゅううぅッ!! ぐッ… ぐッ… ぐッ… ぎゅりりりりッ!! 「む゛ぉう… うぉむ゛むぅッ! っうぶうぅ… じゅぷっ じゅぷっ… ぅふうぅぅん…… むぶぅっ… ぶっ ぶっ…」 ペニスへの奉仕を続けながらも、決して快感ではないと思っていた拷問の責めに、 だんだんと心が吸い寄せられるように惹かれ始め、いつしか鼻にかかった艶声をあげて、 さらなる責めを、心のどこかで待ちわびるようになっていく。 「この女、ついに淫売の本性を現したわね。ほんとはレイレイのチンポを見てメロメロになってたくせに、 そしらぬ顔で憎まれ口を叩いてたなんて…。ま、最初にツンとすましてたときから、 なにか怪しいとは思ってたけどね」 だが、リンリンから嘲笑混じりに皮肉られると、モリガンの舌の動きが少し遅くなり、 だんだんとためらいがちなものになっていく。 「あんっ、舌で舐めるの、ゆるめちゃダメ…。 もうちょっと、もうちょっとだから…… お願い…、さっきの もう少し続けてほしいの…。 はぁ はぁ… はぁ はぁ…」 「ほら、あたしのかわいい妹が、せっかく喉のペニス責めを手加減してくれてるんだから、 アンタのその男殺しの舌技で気持ちよくしてあげなさいよ」
ビシィッ と、リンリンの尖らせた手のひらが、モリガンのストッキングに覆われた尻に叩きつけられる。 その屈辱に身を固くしながらもモリガンは、恐る恐るペニスの幹に舌を這わせていくが、 さっきのような濃厚なフェラチオのテクニックは、戻ってはこない。 「それとも、乳首をイジめられないと興奮してこないのかしら。早くしないとこの子のチンポ、しぼんじゃうわよ」 しびれを切らしたリンリンが、またモリガンの乳首に手を伸ばし、キツくつねりあげていったが、 モリガンは身を固くして、くぐもったうめき声をあげるだけだった。 「ふんん゛ッ! う゛、う… うううっ……」 「おねーちゃんが余計なこというから…。このインバイさん、我に返っちゃったみたいよ」 「仕方ないわね。やっぱりコイツは淫売なだけに…、羞恥をあたえた上に、 快楽漬けにして手なづけていくしかないみたいね。まったくもって、手間のかかるスケベ女だわ……」 ぶつくさとボヤきながらもリンリンは、四つん這いのスタイルをしたモリガンの尻のあたりに移動すると、 ハサミを取り出しつつ、おもむろにレオタードのハイレグになった股の部分を、後ろからつかみ上げた。 「……うっあうぅッ!?」 急に引っ張り上げられたレオタードの股布が、モリガンの尻の割れ目に、ギリギリと食いこんでいる。 「フフフっ、色っぽいわよぉ、モリガンちゃん。超ハイレグのTバックを、ケツの割れ目に深々と食いこませちゃって」 そのまま、上下にしごくようにして、さらに深く尻の溝へと、つかみ上げた布をこすりたてていく。 ギシッ ギシッ! グッ グッ グッ グッ… ギシ ギシ ギシッ… ギシ ギシ… 「あうぅぅんッ! ううぅっ… ん!! い、いやっ… こんなぁっ…」 予想外の刺激を受け、ゆすりあげてくるような股間の布の感触に、思わず尻をくねらせてしまう。 「あれ、もしかして、大事なところにこすりつけられて、変な気分になっちゃったのかしら? ……レイレイ、ちょっとこれ、持っててくれる」 つかんだレオタードの股布を、レイレイの手に持たせる。すると、レイレイの強靱な腕力で持たれた布は、 軽々とモリガンを、身体ごと宙に持ち上げてしまい、股への食いこみはより強烈なものになる。
「やったぁ。これ、楽しいのよね。インバイさんを脱がすときにはいつもやってるし」 ユッサ ユッサ ユッサ ユッサ…… 「うわうっ! あうっ… あっ あっ あぁっ あっ…」 レイレイもまた、布を上下させてレオタード全体をゆすっていく。尻溝へのキツい差しこみを受けながらも、 頭を斜め上にして、二の腕までの短い腕と、突然浮き上がった脚をバタバタさせ、空中で必死にもがくモリガン。 ジョキンッ! そのとき、ギチギチに伸びきってしまった股布が、レイレイの手の上のあたりで、不意にハサミで切りはなされる。 モリガンの身体は駆虫で回転し、顔面からドサリとその場に倒れこんだ。 「あぐぅッ!」 苦しげにうめくその身体の背後から、すかさずリンリンは、股布の両断されたレオタードを片手でつかむと、 身体を足で蹴りあげて表を向かせると同時に、さらにハサミを入れていき、荒々しく引っぺがしてしまう。 ググッ… ブチブチッ ビィ――ッ!! ガシィッ! ブチイィィッ! 「ひゃうううっ!!」 再び蹴りを入れられた拍子に、レオタードを奪われ、上半身を素っ裸にされる。 脚を内股にしつつ腰を折り曲げ、ムネを少しでも隠そうとしたが、無駄なあがきに過ぎなかった。 腰回りを覆っていた布を剥(は)ぎとられ、ストッキングだけの姿になり…、 急に弱気な表情になってしまうモリガンだったが、敗者を全裸に剥いていくショータイムが、もはやとどまることはない。 もぞもぞと身体をうごめかせ、なんとか起き上がろうとする。だがそんな動きは、 薄紫のストッキングに覆われた、まろやかな尻肉を透けて見せる優美な臀球を、 天に向けて突き出すことにしかならない。
丁度いいとばかりにリンリンは、その突き出した尻たぶに、指先まで固く伸ばした平手を、 空気を切って勢いよく叩きつける。 ブンッ ビシィィッ! 「っくうぅぅッ!」 そして尻の根元にある、キュッと締まった腰に両手をかけ、かすかにコウモリの紋様が浮かび上がる、 そのストッキングを一気に引きずり降ろしてしまう。 「あっ… ああぁんっ!?」 太腿まで、くるくると丸められたストッキングから出てきたのは、グラマラスな質感の白い尻肉だった。 「思ってたとおり、スケスケのストッキングの下にはムチムチの尻ってワケね。ほんっと、憎ったらしいわ。 美国の淫売さんにも負けないほど、濃厚なフェロモンを匂いたたせちゃって…」 その、うっすらと湿気を帯びたヒップの柔肌は、滲ませた汗をはじきながらも、 リンリンのいうとおり、目眩みのするほどの情欲を煽(あお)り立てる、女の色気を感じさせた。 「しかも何よ、派手なパンティー履いちゃって…、さっきレオタードをハイレグにしてこすりつけてやったけど、 始めからどぎつい色のTバックをお尻の割れ目に食いこませてたのね。あきれたわ… いつ男に誘われて ベッドに押し倒されてもいいって魂胆が見え見えじゃない」 モリガンの滑らかな尻肉の中央には、淡い青紫色をした、細身のTバック気味のパンティーが見えている。 その、尻に食い締められた、控えめなレースに彩られたエロティックな下着を残し、 まずは腿に絡まったストッキングを切り離しにかかる。 ギシッ… ヂョキ…ィッ
ハサミで、丸まったストッキングを中心でねじ切ってしまう。それによって、伸縮性のある薄紫の、 地肌の透けた長いニーソックス…。そんな装身具のように、ストッキングは形を変えられてしまう。 「あ、ああ… あぁ……、いや…ぁん、…やめて、お願い……」 そしてモリガンは、尻を後ろに突きだした姿勢のまま、パンティーに手をかけられていた。 またも涙目になって、力なくかぶりを振るモリガンだったが、その様子を見て、 リンリンはますます怒りを露わにする。 「こ、この…。アンタ、いまさら『おしとやかに脱がされたい』っていうの? 淫売だってことがとっくにバレてるクセして、 こんな うすら甘いムードでもって素っ裸に剥かれることが…、通用すると思ってるだなんて! 許せないわ…」 「ああぁぁぁ……」 するすると、青紫のパンティーを脱がせる。そしてそれを、尻のすぐ下までずらしたまま、ねじらせてとどめておき、 完全に露出した、白い尻たぶに景気良く一発、五指を広げた手のひらでビンタを叩きこむ。 バッチィィン! 「っふううッ!!」 ――最初にこの場に現れたときには、黒いシルクのチャイナドレスに隠されていた、 程良く肉の乗った真っ白なヒップの臀球に、紅葉(もみじ)の形をした平手の跡がはっきりと浮かび上がり、 赤く腫れあがった手形を残していく。 「このケツが… このケツがわたしにケンカを売ったのね。上等じゃないの…、それにしても、 シバきがいのある尻たぶよねぇ。ブチのめしてくださいと言わんばかりにプリプリさせちゃって。 いいわよ、二度と男を挑発できないようにしてやるから」 そして二つの尻のやわらかな膨らみに、ありったけの力を込めて、平手打ちを入れ始める。 往復ビンタもときおり交え、何度も何度も打ちすえていく。
ビシイィッ! バシイィ!! ピシイィッ! ッパアァァン! パアァァァン! パアァ――ン! ビッシイィィン!!…… 「あんッ! くッ! んんんッ… ふッ! うう゛ぅッ! …おうッ! おおうぅッ!! あおおうぅッ! ……」 「畜生め… 畜生め… 畜生め…」 「あの〜、おねえちゃん…。もしかして、あたしのこと忘れちゃってない?」 「あ……、ごめん」 ペニスをぶらさげて、その場に立ちつくしていたレイレイに気付いたリンリンは、 尻中を真っ赤に腫らしてしまった、モリガンの頭を抱えあげて身体を起こさせ、その場に座り込む態勢をとらせる。 「じゃレイレイは、あたしが合図をしたら、あとはチンポをこの女の口に入れて、待ってるだけでいいわ。 すぐにこの淫売さんが、あんたのペニスを舌で揉みほぐして、気持ちよぉくイカせてくれるからね。ククっ」 すこし中腰になったレイレイは、言われたとおり、座らせたモリガンの脇腹に両脚をさし込む位置を取り、 期待を内に秘めた顔つきで、じっと待っている。 「フフフっ… 淫売さぁん。アナタ、オッパイだけでもあんなに鼻の下伸ばして感じるんだったら、 ここをやさしく可愛がられると、いったいどうなっちゃうのかしらねぇ」 青紫のパンティをずらした状態のまま、リンリンが指を這わせていったのは、モリガンの恥ずかしいところだった。 「……っは、うぅぅん! い、いや… そこは、ダメ……」 「フフっ、アンダーヘアーはこぎれいに短くして、小さく切りそろえているのね。とはいえ、もともと下の毛は 濃い方ではない… か。もうちょっと長かったら、ブチブチと全部むしり取ってやれたのに、残念だわぁ」 モリガンの秘められた部位には、髪の色と同じく、薄い緑に色づいた繊毛が、 わずかに切り残されている。 そしてさらにその奥、やわらかな肉の、恥丘と呼ばれる入り口のまわりに、 手のひら全体を沿わせ、ゆるゆるとさすり、揉み、弄(もてあそ)んでやる。
「あっ… な… なに、を …くふうぅっ する… 気、なの……」 「何をする気って、決まってるじゃないの…。 まずはオマンコの感度を、確かめているのよ…」 と、まるでモリガンを真似たような、子供をあやすような口調で、にこやかに言う。 だが、そこがすでに熱く潤んでいることは、リンリンには始めから分かりきったことだった。 湿気を帯びて とろけた恥部の、特別に感度の高くなった一点。そこにリンリンは、 的確に指を滑らせていく。 「…うっ! は… あ、あ… そ、それ… それ… やめ、やめ、て… ちょ… ぉほおぉう……」 「このわたしの手慣れたクリトリス責めを受ければ、どんな女だって必ず醜態をさらす運命なのよ…。ククク」 言葉通り、「やさしく可愛がる」ような指の動きが、モリガンの敏感な肉の突起のまわりを這い回り、 ゆっくりと立ち上がってきたところで、本格的にターゲットを快楽漬けにするための、指のテクニックが動員される。 ビンビンに勃起したクリトリスが、しなやかな親指と人差し指で、狙いすましたように、きゅっとつままれる。 モリガンは、自分と同じ女からの恥部への責めを受けて、はしたなく感じたりはするまいと身を固くしていたが、 陰核の皮を剥かれて指先でソフトに叩かれると、あっけなく骨抜きになってしまう。甘いため息をついて、 されるがままにリンリンの指技を受け入れていく。 「あっは、 あぁぁん…… だめ、 だめ… そこ、 弱いの… 許して、 お願… いひいぃぃっ!」 ガクガクと膝を震わせ、顎をのけぞらせてしまうモリガン。唇からわずかに、赤い舌がのぞく。 「待たせたわね。レイレイ」 合図によって、レイレイのペニスの先端が、モリガンの淫らに開いた口へと被さっていく。 と同時に、リンリンが見たのは、レイレイのペニスの下から這い出してきてサオを舐めはたき始めた、 異様に長く伸びた舌だった。
「驚いたわね。いくら人間じゃないとはいえ、このベロの長さときたら尋常じゃない…。 これじゃレイレイが、我を忘れてフェラチオのおねだりをしてしまうのも、仕方ないことね。」 焦(じ)らされ、反応が良くなったチンポを、再びしゃぶりまわされると、レイレイの顔には、 切なげな笑顔が戻ってくる。しかし間もなく、不穏な表情で視線を左右に泳がせ始め、 はにかみながらもときおり腰をひくつかせて、快感を堪え忍んで瞑目する。 「わかるわよ。イキたいんでしょ、レイレイ…。 いいのよ、心配ないわ。この淫売さんの口を使って、 最初に一度、気持ちよくイっておきなさい。 今日はまだまだ、何度でも激しくイクことになるんだから…」 妹を、いたわるように励ましながらもその指先は、真っ赤に膨れあがったクリトリスへのもてなしを さらに熱くする。つねり、こすり、柔らかくはじく。モリガンの左右の小陰唇は、泣き濡れてヒクヒクと震えていた。 「ぅふえ… んへはああぁっ!! ねろっ、ねろねろろっ… ふへっ、 えへぇ… れろっ、れろっ… ぉ゛ふぇええっ!」 そしてそれにも負けない淫猥さで、モリガンは腰を小刻みに上下させながら、間の抜けたあえぎ声を出し、 ヨダレのヌメり光る長い舌でペニスの裏筋を、れろれろとねぶりまわしていく。 「熱心に舌を使うのね、感心だわぁ… しかも、うすら笑いまで浮かべちゃって。よっぽどわたしの指のテクで タマらなくなってきてるのね。それじゃあ、ご褒美をくれてやろうかしら、クククっ」 と言うが早いか、指の動きがその趣を変えた。クリトリスの根元に指の腹がかかり、軽く振動をさせ始める。 「んふゅおぉっ!? ほおっ、おっおっおおおッ! ふむ゛おぉぉう…… おおっ、おおおぉぉ…」 「レイレイがイッちゃう前に、先にあんたにオーガズムを味わわせてあげるわぁ」 リンリンは、クリトリス性感による、鋭く、短い絶頂へと、モリガンを導こうとしている。
「ふゅやっ… ふゅぃやあぁっ!」 モリガンは首を振り、心の中で「いやいや」と叫んだ。一方的にクリトリスをくじられて、こんなところで昇りつめ、 恥態を披露させられてしまうことは、彼女にとって死ぬほどつらい屈従を意味することだった。 にもかかわらず、同性ならではの指責めのねちっこさに陥落させられ、今宵初めての絶頂に向かってモリガンは、 内腿の筋をピクピクと引きつらせて、全身から玉のような汗を噴き出し、甘く発香させていく。 ターゲットが完全に抵抗の意思をなくし、惑乱したことを確認したリンリンは、 とどめとばかり、イカせるための露骨なバイブレーションを、三本に増やした指先に与えていく。 「ほおッ! …ほおぉぉぉ――ッ!! ひおぉゥ! おむッ…… おほぉぉう! ひぐッ! ひぐぅぅぅ――ッ!!」 ビクンッ… ビクンッ… ビクッ ビクッ ビクンッ… ペニスを咥えながらも、モリガンは張りあげた絶叫の最後で、自らが絶頂に達する瞬間を正直に告げてしまう。 「ちょっと。あなたいま、最後『イクイク』って言わなかった? 何となくそう聞こえたんだけど」 「ぅひうぅ… おふぅ…… ふっ ふっ ふっ ふっ… ふびゅるるるる…」 「おねぇちゃん… インバイさんは、もう… 聞いちゃ、いないって顔よ… でもすごく、幸せそうな顔… あ、あ、あたしも… はあ はあ…」 グポッ グッポォッ… ブボッ ブボッ ブボッ ブボッ…… モリガンの、あられもないクリトリスでの絶頂を見届けたレイレイは、今度は自分の番とばかりに、 肉棒を唇に浅く出し入れしていく。 「…んっ、んんっ。 んっ?… う… んふむむむンッ! ふむッ うんッ むぶぶぶうぅっ!」 つかの間のまどろみから、いち早く目覚めたモリガンは、口内の、レイレイのペニスに気がつくと同時に、 自分からペニスを喉奥に迎え入れ、唇から粘着音を響かせて、猛烈な勢いで出し入れをし始めた。 ぢゅちゅっ ぢゅちゅっ ぢゅちゅっ! ごぶっ ごぶっ ごぶっ!
膨らみきった亀頭を丸ごと飲みこむように、喉の柔肉で締めあげ、張り出したカリ首から胴にかけてを、 舌が何度も往復する。肉棒の臭いが鼻を抜けていき、ペニスがぶるぶると痙攣を始めた。 「っはあぁぁぁぁ…… すごい、すごすぎるぅぅ… もう、イッちゃう… イッちゃうのっ。 ……っくうううん!」 口だけで肉棒を必死に出し入れする様を見ながら、絶妙な喉奉仕のテクニックをふるまわれ、 もごもごと小声でうめいていたレイレイが、ついにその小さくかわいい口で、 モリガンの続いて絶頂に達することを知らせる。 リンリン(フフフ…、淫売め。ファルス・オブ・リーチの威力を思い知るがいいわ) ブゥゥゥゥ――ン…… 「……!?」 とその時、レイレイのペニスが奇妙な振動を始める。そして、モリガンがその異変に気づいた瞬間、 そのペニスの形をしたディルドゥが、凄まじいまでに極端な収縮を起こし、喉奥でボコンボコンと暴れ回った。 グボボボッ!!! ゴボッゴボッゴボボボボッ!! ボコンボコンッ ボコボコボコッボコッ!! ボッゴッ ボッゴオォッ!!! 「グぶむぅ゛ごオォォォォォォ!!? おぉ゛ぐぉオェ―――!! ブッごぉ――!!!……」 その、想像も及ばないほどの容積変化を、腔内と喉で引き起こされ、さすがのモリガンも、 一発で失神状態に追い込まれる。 ペニスの幹からだらしなく舌をこぼれさせ、白目で泡を吹いて、身体が脱力していく。 意識を失い、その場にブッ倒れたモリガンを見下ろして、引き抜いたペニスを指でいじくりながらレイレイは、 妙に思わせぶりなセリフを、口にするのだった。 「うぅ〜ん。 これでイクのって、短い時間でもすっごく体力使っちゃうのよね。 ……でも次はインバイさんのために、もっと長時間、頑張って粘ってあげないと」 「どうやら、目を覚ましたようね。淫売さぁん、ククク」
ほどなくモリガンは目を開いた。ほんの少しの時間、意識を飛ばしていたらしい。 「あ、あ、ああああ…… さ、さっきのは、いったい… 何だったの…」 「教えてあげるわ。このファルス・オブ・リーチは、普通のチンポとは随分と役割が違っていてね。 このペニスが感じ取った、淫魔のエクスタシーの強さに比例した激しい収縮運動を、 自身の絶頂時に、その淫魔さんにお返ししてくれるのよ」 「さっきのって、まだ1回分しか貯まってなかったのに、すっごいボコボコ跳ね回ってたよね」 「な、なに…、 何それ……」 さきほどの、恐ろしい容積の拡張運動を思い出し、モリガンの身体はガタガタと、小さく震えだしていた。 「そして…、リーチがエクスタシーに達したときにも射精は行われず、代わりに淫魔の体内から 『あるもの』を吸い出してくれるのよ」 と言い、リンリンは、レイレイの腰にぶら下がったペニスの陰嚢の部分の裏側に、手を添えていく。 すると、その裏部分に小さな穴が開いていき、中から赤く染まった玉が取り出された。 「これまでに、その淫魔の体内を通った特定の物質が、時空間を超えて転送され、そして吸収して凝縮し、 このタマの中にたっぷりと貯蔵されるってワケ。口でイッたときには、アンタがこれまで飲んできた 液体を吸収する設定になってるわ。とりあえず今回は、アルコール分を持つ赤い液体…、 ワインだけを抽出する魔法の玉を使ったけどね」 「いつもいいワイン飲んでるんだ〜。こんなに真っ赤なタマになったのって初めてだし」 口から吸収するのものがワインだというならば、はたして他の穴からは……。 まさか、そんなことはと、モリガンは最悪のシナリオを懸命に、頭から振り払った。 「言っとくけど、今までのはほんの『挨拶代わり』ってやつよ。これからが本番だから、覚悟しておきなさいね。クク」 「…ひ、ひいいっ」 続く
>>86 一カ所ミス。
>モリガンの身体は駆虫で回転し、顔面からドサリとその場に倒れこんだ。
↓
モリガンの身体は空中で回転し、顔面からドサリとその場に倒れこんだ。
あるいは、
↓
モリガンの身体は空中で前に回転し、顔面からドサリとその場に倒れこんだ。
…………
今日はこのへんで。
勃起シマスタ
何というか。ありがとう。マリオネットさん
モリガンはワイン以外も飲んでいると思うが・・・・ ともあれ、有り難うマリオネットさん。
>>99 >モリガンはワイン以外も飲んでいると思うが・・・・
まあ要するに、『最初は、ワインだけ吸収する呪術を、玉にかけてた』
とゆうことで。
それはそうと、SSの今後の続きの内容…、
さらに何度か、いろいろなモノを吸収してから、
注入に移るんですけど、
「こんなの吸収すると面白そう」ってのは、ありますでしょうか。
うーん、モリガンの愛液とか… …ベタなのしか思い付かぬ('A`)
>>100 ウンコー
オウゴンスイー
後は…
血?
『プライド』とかw プライドを吸収して、恥ずかしいことをやらせて プライドに戻した時どうなるか楽しみだwwww
遅蒔きながらSS有り難う御座いますマリオネット様。 それにしても凄い文才ですね。 >薄紫のストッキングに覆われた、まろやかな尻肉を透けて見せる優美な臀球を、 天に向けて突き出すことにしかならない。 の下りとか感動しました。 モリガンからいろんなものを吸収するというアイデアはなんだか『ドラえもん』とか プッチ神父を思い出しました。w モノと言えるかどうかはわかりませんが、「処女」あるいは「男性経験」とかはどうでしょう? 生娘同然になったモリ子をレイレイの巨大ペニスが襲うわけですよ。破弧の痛みに耐えながら 何度も何度もイってしまうモリガン。
>>102 オウゴンは当然使います。
血はちょっと…
>>103 『プライド』って物質じゃないっすよ……orz
でも、乱れまくった後、我に返ったときにどうなるか
というのは、描写として入れてみたいと思います。
>>104 文才というよりは、これまでにいいと思ったエロノベルから
フレーズパクってミックスしただけですからw
あと、生娘同然にする、ですか。
モリの脳内の時間を戻すとかは、次回のSSとかで試そうとは思っていましたけど、
今回は、モリのアナル経験に関して、どう描写しようかということは、今悩んでいますね。
未経験というのが一番書きやすいですが、「遠い昔に使ったような記憶がある」
くらいの設定にしておいたほうがいいんでしょうか。
106 :
闇狩人 ◆bg0klCIWPU :2005/03/22(火) 13:53:02 ID:Fkd69eKg
なにこの不躾なレス
おおっと、失礼。 今すぐ買おう!! シュチュエーションは申し分ないやられっぷりなんだけど、モリの顔が少し長いのと 頭の羽根がないのが残念かな。 あとオチはやはり無限地獄にして欲しかった。
そういう問題じゃなくて
ほっとけよ
天然か
>闇狩人氏 >成る程、フレーズをパクっていたわけでつね。 そうなんでつよ。パクっていたんでつよ。 >肉棒の臭いが鼻を抜けていき とか、 >恥態を披露させられてしまうことは とか、短いフレーズは、ストックしてる分から抜いて SSにはめこんだんでつよw ……まあ、「相手のへりくだり文」に対して、そのまま反復した文を返すと、 ある意味ズレたレスになるワケですね。 そういうときは、さらにそのレスを反復した文を返して、強引なテンションで ズレをなかったことにすればよいでしょう。 およそ作家という人種は、生まれつき天然のハイテンションですからね、私も含めて…。 まあ、闇狩人氏がご指摘の、 >薄紫のストッキングに覆われた、まろやかな尻肉を透けて見せる優美な臀球を、 天に向けて突き出すことにしかならない。 のところとかの普通の文章は自前ですけどね・・・。 それにしても、頭の羽はあったほうがいいのですか。なるほど、 それと、扉絵の、モリのレオタードを白にするというのは面白いアイデアだと感じましたね。 私はいずれ、少しパールの入った極薄ラベンダー色のシースルーレオタードなんて、 SSで出そうかと思っていましたが。参考になりました。
最近人来ないな。保守。
ところで質問ですが、モリガンの腕に付けてる布は、 淡いオレンジのシースルーでよいのでしょうか。 あと、中指にプラチナのリングをはめて留めているという感じで・・・??
ところで最近、スペックさんとこのサイトに動きがないな。
>>115 モリリクは、全部一度にうpするつもりなのかな・・?
期待sage
モリ専が裏目に出たか・・・。 そのうちSS続き書きますけど、新スレ立てはできればどなたかに・・・
キャラサロンでモリ専のスレ立てるか、 この板でヴァンパイアエロパロ拷問陵辱スレ立てるか、どっちかだな。
どうせ、立てるなら、キャラ専がいいな。
皆様お久しぶりです。
アク禁+私用で暫く書き込めませんでしたが、モリ専というのがどうやらローカルルールに触れたみたいですね。
(むしろ今まで黙認されていた方が不思議なんですが)
というわけで、キャラサロンにモリスレを立ててみました。
勿論モリ陵辱専用です。その為のキャラサロンですから。
はじめての人にも分かり易いようにスレタイを少し変えましたが
引き続きご愛顧の方宜しくお願いします。
モリガン・アーンスランドを奴隷以下にまで調教するスレ
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1113150293/l50#tag3 あと、マリオネットさんの小説のことなんですが、今までご投稿頂いた分を新たなスレに再度ご投稿頂ければ新たに読み始めた人にも分かり易く
嬉しいかと思います。dat落ち回避にも成りますし。
お忙しいようでしたら私が代わりに投稿しても良いのですが、この玉稿はマリオネットさんのご功績なのでマリオネットさんご自身の手でご投稿
される方が良いかと思います。
追伸:モリのプラチナリングですがあれは布地に穴を開けて止めているだけではないでしょうか?
取説を見た限りではそれらしき物はありませんし・・・・・
それにしてもマリオネットさんの衣装に関するこだわりは何か独特の物がありますね。
余談ですが、私が個人的にこだわるのはモリの羽根はしもべの蝙蝠が変化したものだという説がありますが、あれはモリの身体の一部であると思っています。
故に、羽根のないモリガンは萌度30%減です。モリガンは羽根(出来れば衣装)が揃ってこそのモリガンです。
126 :
名無しさん@ピンキー :2005/05/20(金) 09:56:22 ID:Y2tuTXc0
..
うたたねのヴァンパイア物が発売中止になったっつーんで愚痴るスレをさがしてるんだが、、、
ここはもう廃墟なので半角二次元板かキャラサロンにでもどうぞ。
129 :
名無しさん@ピンキー :2005/06/02(木) 01:30:04 ID:wL+bhsmj
あげ
誘導先ドコー?
131 :
名無しさん@ピンキー :2005/06/13(月) 23:35:27 ID:6ziw1ZZv
誘導先ドコー?
そういえば、裏世界でリクエストした人は内容の変更ができるみたいよ。
誘導先ドコー?
134 :
名無しさん@ピンキー :2005/07/04(月) 17:58:30 ID:vq1GStMX
移転先どこだよバカヤロウ!
135 :
名無しさん@ピンキー :2005/07/04(月) 17:59:13 ID:vq1GStMX
136 :
名無しさん@ピンキー :
2005/09/23(金) 00:22:34 ID:82EDAm+F age