【ドクター】病院でエロストーリー2【学用患者】

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1名無しさん@ピンキー
前スレ
【ドクター】病院でエロストーリー【ナース】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1083472482/
2名無しさん@ピンキー:05/01/19 23:19:11 ID:BBBCYGz5
剃毛・導尿・浣腸・内視鏡・クスコ・etc…
妄想に満ち溢れた病院でのエロ小説を書くスレです。

1)「ブラよろ」や「仁」など医者・看護婦が主役の話
2)医療とは直接関係のないキャラが診察・入院等で病院に行く話
3)完全オリジナルの医者・看護婦の話

なんでもOKということで。
前スレが容量イッパイになってしまったので急きょ新スレを立てました。

3名無しさん@ピンキー:05/01/19 23:23:50 ID:BBBCYGz5
1としてひとこと言わせてもらえば、エロパロ板のスレなので
創作=エロいイマジネーションを重視した方が良いのではないかとか思います。
リアルでなきゃ受け付けないという方は、フェチ板に移行することをお薦めします。
4名無しさん@ピンキー:05/01/19 23:49:37 ID:kSvwyY6r
やった!新スレ立ったね。1は前スレの702かな?
ちょっと俺の言うリアルを誤解してるね。

リアルティを踏まえつつ創作をするってことだよ。
それは十分にエロいイマジネーションだと思うけどな。
実際に起こりえるかもしれないっていう羞恥話を書くわけだからね。
起こりえると言いつつ現実には起こりえない話にもなりえる。
このニアンスの違い分かるかな?

→702
>アニメとかエロゲとかはまったくない世界になるぞ。
全部をリアルでってわけではないよ。ハリーポッターも好きだしね(w
まぁ、ハリーポッターは嘘の世界をさも真実のように書く描写はすごいと思うけどね。
これが君の言う、本物っぽく見せるスタイルってとでも言うべきか。

本物の医療以上のことをすべきでないって言っているわけではないんだよ。
してもいいけど、現実で行っても可能かも?って思わせて欲しいってことだね。
改造手術を行うなら、孤島の病院で、外部に絶対漏れないって必然性を入れるとかね。
普通にやったら人権の損害になってしまうわけだから。ここをどう誤魔かすかとか。戸籍を抹消してしまうとか。
この辺りを書き込んでくれれば文句ないのだが。こういうパターンなら嘘の医療でも嫌いじゃない。
5名無しさん@ピンキー:05/01/19 23:56:25 ID:M98O4HJZ
とりあえずこれ以上構うのはオススメしない。スルーしたほうがいい。


>1乙!
6名無しさん@ピンキー:05/01/20 00:02:10 ID:Fnl8r2IB
他者の趣味やクリエーションに対して狭量なヤツの相手はしたくないししないけど、
一言だけ言いたい。
リアルティ→リアリティな。
まあ藻まいがどうしても「不動産(realty)について話したいっ!」って言うなら
俺は止めないが、それは明らかにスレ違いだ。
それともっと大事なことは↓

>>458氏、気にしないで続きを描いてくれたら嬉しいです。
ものすごく楽しみにしてます。
7名無しさん@ピンキー:05/01/20 00:07:22 ID:C9OHWxQ/
>>702
>なんか違う物を許容できるだけの精神を持ってないだろう。
これは君に対しても言えると思うけどな。ちゃっかり
>創作=エロいイマジネーションを重視した方が良いのではないかとか思います。
とか書いてるし。この辺りの選択は自由だろう。
俺もアホに反論するの嫌いじゃないよ(w 次スレ俺も立てようかと思ってたしね〜

エロいイマジネーションっていうのが、看護婦が安易に患者に擦り寄ってセックスする
話っていうなら荒唐無稽だと思うし。もちろんそれがいいって奴もいるわけで。
まぁ、でも感想くらい自由に言わせてくれ。褒めるばっかりじゃつまらないでしょ?
罵倒は良くないと思うけど。反対の意見も当然あるわけだからさ。

>何か心当たりがあるのか知らないが犯罪者に言ってるように見えたか?
まぁ、そう挑発してくれるな。決まり文句みたいに言う人多いからさ。もちろんリアルで行いたいってわけではないけど、
本当に現実でも起こるかもってスリルを楽しみたいだけ。もちろん区別してる。
でも羞恥的な診察は本当にされてみたいかも(w
8名無しさん@ピンキー:05/01/20 00:11:29 ID:C9OHWxQ/
>458氏はそこはことなく医学知識をほのめかせて本物っぽく見せてるだろ。
う〜ん、これに関してはノーコメントね。思いっきり突っ込みたいが、
458氏に悪いからね。彼が突っ込んできたのなら、快く反論するところだけど(w

>嘘を前提で書いてあっても、本物っぽく見せるスタイルがあるんじゃねーの
これは58氏のスタイルに近いかな。この人の作品は何てコメントしていいのか難しいんだけど、
リアルティも結構ありつつ、嘘と上手に共存しているんだよね。
だから知識とネタを提供したら、もっとすごいものを書きそうな予感がしてしまったの。
今でも十分面白いけどね。謎を投げかけるスタイルが上手なんだよね。
どうなるんだろうってさ。そういう世界に無理やり引きずり込まれてしまった(-_-;)
最初は嘘っぽくね?とか思って読んでいたのにさ・・・

>お前の大好きな白い巨塔もな。
これね、医者の間でも結構話題なんだよ。見ている人多い。確かに古い話なんだけど、今でも通じる所があるんだって。
病院内の権力闘争は今でもあるみたいだからね。医療ミスも多いわけで。
医者のブログ読むとこの作品に対してコメント書いてるよ。今度読んでみ。面白いよ。
財前派が医者には多いみたい(w あの診断で医療ミスはひどいって意見が多いね。妥当だと。
あの場合、転移だったとしても結局手術だけが唯一救う道だったって。例え事前に検査しても抗がん剤による
延命処置しかできなかたってわけ。それなら財前ほどの名医になら手術されたいって言うんだね。
患者は里見に診て貰いたいって意見が多いんだけどね(w

>リアルティ→リアリティな。
おお、これは知らなかった。雰囲気をふいんきに間違えるやつと同じだね!
イラマチオをイマラチオに間違える人も多い。一つ勉強になりました(w
でも君も細かいね。何か書いてみたら?リアリティあるの一つ頼むよ。
9名無しさん@ピンキー:05/01/20 00:16:56 ID:ksgyftt/
現在連載中の医療モノ・病院モノっていったら、

「ゴッドハンド輝」
「ワイルドライフ」
「Dr.コトー診療所」
「医龍」
「ブラックジャックによろしく」
「仁」
「K2」

他にどんなのあったっけ?
10名無しさん@ピンキー:05/01/20 00:18:21 ID:XRNtUz1j
すまんが、そろそろスレ違いなんで、続きは難民板かどっかにスレたててやってくれ。
そういうのは個人の感受性の問題でそもそも議論する問題じゃないと思うよ、漏れは。

作家諸氏の光臨を待ちつつ。sage。
11名無しさん@ピンキー:05/01/20 00:19:44 ID:vuWvqk0s
語尾に「ね」「な」「さ」を多用する輩の文章はスルーすべし。
経験上、チンピラか荒らしの類が多い。
12名無しさん@ピンキー:05/01/20 00:36:24 ID:Fnl8r2IB
すまん、俺が指摘しなければ「リアルティ」でNG指定できたのにな。
>>8
「N'sあおい」
「エン女医あきら先生」
13名無しさん@ピンキー:05/01/20 02:22:58 ID:4uhkUJ0N
>>1
GJ(`Д´)/

ついにこのスレにも厨が一匹住み着いたか・・・
リアルティって言う割には、医療の話題になるとやたら伝聞系が多くなるのに笑った。

458タン、ガンガレ、オレ、アンタガ、スキダ
14名無しさん@ピンキー:05/01/20 02:57:06 ID:4uhkUJ0N
リアルティだけでなく、ニアンスってなんだ・・・
辞書で調べてもないじゃないか

もう、腹がいてェ

才能あるんじゃないの?SS書いてみてよ。
リアルティとか素敵な横文字のコテハン希望ね。
NGワードに指定するから。
15名無しさん@ピンキー:05/01/20 03:26:30 ID:ppMer9J9
喧嘩しないで…お願い〜
私もあまり現実離れしなお話しよりも、リアルな方がモエです。
恥ずかしい検査も、痛い治療も、病気を治すために我慢する。お医者さんの言うことをきく。
これだけで、もうモエーなので…普通のエッチよりも、普通の診察受けてる時のほうが性的に興奮するし気持ちいい。
でもこれは私がMで医療プレイ(というか医療行為)好きだからなのでしょうけど。
だからかなりお付き合いする相手が限られてしまう…寂しいー
導尿されたり、留置カテ入れられたりするシーンはリアルでドキドキしました。
楽しみにしてます、いつも。関係ないこと書いてすみません。

16名無しさん@ピンキー:05/01/20 06:50:46 ID:o3d8deHI
口悪く罵っているバカは一人だけだろう。このスレにこんなに人がいっぱいいるわけがないw
17名無しさん@ピンキー:05/01/20 07:07:31 ID:o3d8deHI
俺も医療プレイマニアなんでリアルな方がいい。4の言っていることも一理あると思うが。
伝聞系になるのは仕方ないだろう。医者でもない限り聞き伝えになるのが普通だと思うが。
口汚く罵っている奴は、単に鬼畜な作品が読みたいだけなんじゃねぇの?
18名無しさん@ピンキー:05/01/20 07:48:57 ID:dYX+cmvh
残念ながらIDが…
1913=14:05/01/20 18:52:13 ID:4uhkUJ0N
すまん。
俺はもう厨は完全スルーにすることにします。

58タンや458タンにも迷惑かけるし、何よりスレの雰囲気が悪くなる。

同じ読者として最後に一つだけ言いたいんだが、
もし、職人の立場として昨日から続いた話を見たらどう思うか考えてみてください。

話は逸れるけど、458タンはアンケートでどんな風に今後の展開をしていったら良いか読者に問い掛けただけ、
作風とかにはいっさい触れていない。
それでも、読者の一意見として聞いてくれと言うのなら、
まずは、自分の作品をUPして458タンと肩を並べてから言うべきだと思います。

俺の中では、58タンと458タンはこのスレの2枚看板だと思ってる。

お二人方とも、これからも楽しい作品を投下してくださいませ。
20amas-traeh:05/01/20 21:48:17 ID:czoYswml
ご無沙汰です〜
診スレ建て乙〜
議論の流れを豚斬って投下します。
前スレ615-618の続きです。


 高見に言われた通り医院の裏口から待合室に入った恵美子が診察室の扉をノックすると、
中から高見の返事が聞こえて診察室の扉が開いた。 恵美子を診察室に招き入れると高見は
後手で扉に鍵をかけた。
「それでは問診しますので、そちらの椅子にどうぞ」
 恵美子に椅子に座らせて高見は問診を始めた。 現在の体調に関する事だけではなく、生理の
具合や夫との夫婦生活に関する事まで詳しく訊ねられた恵美子は恥ずかしさで顔を赤くした。
「これまでに産婦人科の診察を受けた事はありますか」
「いえ、ありません」
「そうですか。 初めての診察という事で緊張されている様ですがリラックスして下さいね」
 そう言いながら高見は心の中でニヤリと笑った。
(婦人科の診察は初めてか、だったらアレを使っても大丈夫そうだな)
21amas-traeh:05/01/20 21:49:03 ID:czoYswml
「それでしたら診察しますので、パンティを脱いで内診台に上がって下さい」
「はい・・・」
 そう言われて恵美子は立ち上がると、スカートの中に手を差し込みパンティを引き下ろした。 
脱いだパンティは小さく丸めてスカートのポケットに仕舞い込んだ。
「診察の邪魔になりますので、すみませんがスカートも脱いで下さいね」
 パンティだけでなくスカートまで脱いでしまう事に抵抗はあったが、医者の指示なら従わざるを得ない。
 恵美子はスカートも脱いで下半身裸になった。
 恵美子が両手で太腿の付根の辺りを隠しながら内診台の上にあおむけになると、高見が恵美子の
両脚を左右の足台に乗せながら膝の辺りを革ベルトで固定していく。
「両手は肘掛けの握りを掴んで下さいね」
 恵美子は仕方なく太腿の付根の辺りを隠していた両手を左右の肘掛けに持っていく。 
「力を抜いてリラックスして下さいね」
 そう言いながら高見が内診台のリモコンを操作すると、ブーンと低い音がして恵美子の両脚を乗せた足台が
左右に開き始めた。
「あっ」
 反射的に恵美子は両脚に力を入れたが無情にも足台は左右に開き続け、足台が止まった頃には恵美子の
太腿は限界近くまで割り開かれて、ひっそりと息づく女の秘所が剥き出しにされていた。
22amas-traeh:05/01/20 21:50:04 ID:czoYswml
(なんて美しさだ。 やはり俺の目に狂いは無かったな)
 高見の目は大股開きで内診台に横たわる恵美子の姿に釘付けになっていた。 薄い繊毛に覆われた
肉付きの良い恥丘と、微かにほころんで奥の柔肉をわずかに覗かせている秘裂との例えようも無い
美しさが高見を魅了していた。
 ふと我に帰って恵美子の顔の方を見てみると、恵美子は恥ずかしさのあまり目を瞑って顔を左右に伏せていた。 
「それでは診察しますよ」
 務めて事務的に言うと高見は開ききった恵美子の両脚の間の丸椅子に腰掛け、恵美子の秘裂に
指をかけて左右に割り開いた。
「ああっ」
 突然の事に恵美子がたまらず声をあげた。
「どうなさいました」
「いえ、何でも・・・ああ」
 恵美子の反応を楽しみながら高見は恵美子の秘裂の奥の柔肉を観察していく。 恵美子の柔肉は色といい
形といい人妻のものとは思えないほど初々しい美しさを保っていた。 職業柄これまで多くの女性を診察してきた
高見だったが、これほど美しい女肉を見たのは初めてだった。
「指を入れて中の方を診察しますよ」
 高見はいきなり恵美子の膣に指を2本挿入した。
「いやっ・・・ああ」
「力を抜いて下さいね。 余計な力が入っていると正確な診察ができませんから」
 事務的に言いながら高見は指を動かして恵美子の膣内の感触を確かめつつ少しずつ奥へと指を進めていく。
 高見の指の感触に我慢できず恵美子は高見の指を食い締めながら腰をよじりたてた。
「奥さん、じっとして下さい」
「はい・・・ですけど」
「こうして触らないと診察できないのですよ。 我慢して下さい」
「すみません・・・ああっ」
 高見の指が膣の奥まで辿り着き恵美子の子宮口に触れた時、恵美子のあげる声が一際大きくなったが
高見はもはやそれを咎めなかった。 それどころか何度も恵美子の子宮口や膣壁を刺激して、恵美子の反応を
楽しみさえしていた。 恵美子の膣内では肉襞がヒクヒクと蠢き高見の指に絡みついている。
(すげぇや、こりゃ名器なんてもんじゃねえな)
 高見が名残り惜しげに指を引き抜くと、わざと厳しい顔をして恵美子に話しかけた。
23amas-traeh:05/01/20 21:51:23 ID:czoYswml
「実は、奥さんの子宮に少々問題がありまして、」
「えっ、子宮に・・・ですか」
「おそらくきちんと治療すれば完治する程度の事なんですが、どうも奥さんの場合、子宮が不成熟なようでして」
 高見の説明では恵美子の場合、子宮を含めた女性器が完全に成熟していないせいで体に変調をきたしていて、
このままでいると不妊症になる可能性もあると言うのだ。 もちろん適当なデマカセで恵美子の子宮には何の
異常も無いのだが、恵美子は高見の言葉を完全に信じ切っていた。
「ではこれから、この器具を膣内に入れますよ」
 そう言って高見は長さ10センチほどで太さ2センチほどのプラスチック製の棒のような物を取り出した。
「あの、それは一体」
「これは膣内に挿入して、その温熱効果で子宮の活性化を促す物です。 海外では一般的に使われているのですよ」
 実際には怪しげな医療品メーカーが持ち込んできたバイブレーターで、振動せずに発熱して温かくなる事で
膣内を刺激するという触れ込みの物だった。
 高見は底の部分にあるスイッチを入れて恵美子にそのバイブを握らせた。 プラスチックのように見えた
棒の部分は握ってみるとわずかにゴムのような弾力があり、初めは冷たかったが時間が経つにつれて少しずつ
温かくなってきた。
「よろしいですか、それでは入れますよ」
 高見はバイブ全体に潤滑ローションを塗り、恵美子の膣口に押し当てた。 生温かい奇妙な感覚に恵美子が
驚いて声をあげたが高見はそれに構わずバイブを恵美子の膣内に押し込み根元まで挿入してしまった。
「どんな感じですか?」
「・・・なんだか中の方が温かくなって来ました」
「ではこれから丸一日それを入れたままでいて下さいね。 今日はこれでよろしいですよ」
 そう言いながら高見が恵美子の両脚を固定していた革ベルトを外すと、反射的に恵美子がそれまで
開かれていた両足を閉じた。 恵美子は膣内のバイブが抜け出ないように注意しながらパンティとスカートを
身に付けて身嗜みを整えた。 服装を整えて平静を取り戻したように見えた恵美子だったが、どうしても膣内の
バイブが気になるのかどこか動きがぎこちなかった。
24amas-traeh:05/01/20 21:53:00 ID:czoYswml
「温熱治療の効果を確認したいので、また明日同じ時間に来て下さい」
「はい」
「それと、今日明日の間はできるだけ性器に触れないようにして下さいね」
「・・・はい」
 高見は顔を赤くしながら答える恵美子に診察の終了を告げて、裏口から帰らせた。
 戸締りをして診察室に戻って来た高見は診察室の椅子に深く腰掛けると大きな声で笑い出した。
(奥さん、明日はたっぷりと女の快感を味わわせてやりますよ)
 


もうちょっと早くうpする予定でしたが、ちょっと迷った末に書き直した部分があったので
遅くなってしまいました。
25名無しさん@ピンキー:05/01/20 22:24:33 ID:4uhkUJ0N
高見先生キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!

GJ(`Д´)/
26名無しさん@ピンキー:05/01/20 23:56:58 ID:Fnl8r2IB
amas氏GJ!
鬼畜も良いがやっぱりエロ医者は原点ですな。
27名無しさん@ピンキー:05/01/21 00:11:29 ID:WrJSlxe/
>amas氏
激しくGJ!

空気読まずに58氏に質問です。

567 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:05/01/11 18:46:50 ID:UBlGN9/p
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1083472482/l50

エロパロ版の
【ドクター】病院でエロストーリー【ナース】
ってスレなんだけど

ここの職人の58氏と458氏がオムツに萌え人間みたいで
オムツを取り扱ってSSを展開してる

俺的には、なかなか面白くて良い探し物をしたと思った

573 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:05/01/12 13:54:04 ID:ecpfUjSW
>>567
あそこの58氏は、障害者萌えスレのコテハンで、実際にオムツを使ってる。

というのは本当ですか?
28名無しさん@ピンキー:05/01/21 00:19:10 ID:MY3k+P2F
ほんとに空気読めないんだな
29名無しさん@ピンキー:05/01/21 20:16:41 ID:jFcgVd6x
はぁぁぁぁぁ・・・・今日初めて前スレに飛ばされてきたのに、
今さっき読破してしまいました。自分がこんなにエロ好きとは・・・。
いや、というか、今まで自分が読んできたのはなんだったんだろう?
疲れた。けだるい。前スレ58氏、458氏、神。

>前スレ699
それ多分脊柱側湾症の観察。
曲がってなかったら健康例の撮影。
30名無しさん@ピンキー:05/01/21 21:06:45 ID:dwgC8hoJ
.       ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       (;´Д`)< すいませんすぐ片付けますんで。
  -=≡  /    ヽ  \_______
.      /| |   |. |
 -=≡ /. \ヽ/\\_
    /    ヽ⌒)==ヽ_)=
-=   / /⌒\.\ ||  ||
  / /    > ) ||   ||   >>27
 / /     / /_||_ ||  (  ゚∀゚)
 し'     (_つ ̄(_)) ̄ (.)) ̄ (_)) ̄(.))
31前スレ66:05/01/21 22:57:31 ID:OyffyynT
新スレ、オメ。
1サン、スレ立て乙です。

58サン、458サンのSSが読めるので漏れも新スレに移動してきました(・∀・)
漏れのWILD LIFEのSSは早く終わらせたいです。
でも、すごく場違いなような気がするので投下できなんです(つД`)・゚・
ホントのホントにこのスレに投下していいのか悩んでいます…


32元69 ◆.8x/pTuhMg :05/01/21 23:15:16 ID:/kz10CaC
>>1さん、乙!新スレオメ!
702で前スレが止まってる?って思ったら新スレに移行してたんでつね。

58さん、458さん、amasさん(高見先生のブラックさは漏れ好みだ。)をはじめ、
投下してくださるネ申な皆さん、これからのこのスレの発展を陰ながら応援いたしまつ。
ちょっとこの流れだと58さんも458さんも66さんはじめとした2次創作組の皆さんも投下しにくいんじゃ
ないかなと心配しておりました。
どうか、マターリと平和に進んでいってほしいものです。続きをかなり楽しみにしつつお待ちしております。

個人的には、テンプレには「なんでもあり」とのことなんで、漏れは2次創作もおkだと思います。
66さんの萌えSS続き、垢すりさんみたいな骨太の作品、「エン女医あきら先生」のSSみたいな
ほんわかとしたエロも期待してるんでつが。他にも医療物は沢山あるし、58さんは賛成してくださってるようですし。
しばらく共存ってことでFA?なんでしょうか。




33名無しさん@ピンキー:05/01/21 23:38:30 ID:GL91/39u
みんなでこのスレを盛り上げていくと
良いと思います。
66さんのWLを俺は楽しみにしてます
34名無しさん@ピンキー:05/01/22 00:09:03 ID:rh8ryMKL
そして「仁」のSSが投下されるのをしつこく待ってる私。

いや、幕末の風物に詳しくないと書き辛いってのはわかってるんですが…
35名無しさん@ピンキー:05/01/22 01:18:49 ID:/1IWaURD
>>31
是非読みたいです!オナガイシマス!!
36名無しさん@ピンキー:05/01/22 01:20:51 ID:rh8ryMKL
WILD LIFEは最近、女性キャラが増えてきてイイ!
でもイチオシは”幼馴染み”の宝生たんだけど。
37名無しさん@ピンキー:05/01/23 14:56:32 ID:XXwiAHyq
age
moge
age
moge
age
moge
38名無しさん@ピンキー:05/01/23 18:37:17 ID:komHrX4O
ワイルドライフの続き楽しみにしています
39前スレ66 ◆b8B8JDsV3A :05/01/23 19:50:07 ID:4pEJLEu8
>32(前スレ69タン)
>33サン
>35サン
>36サン
>37サン
ありがとうございます、みんなヤサスィくて、父ちゃん涙出でくらぁ〜(つД`)・゚・
がんがってこのスレに続き投下できるようにします!!
WL…ホント、最近女性キャラが増えて(*´д`*)ハァハァでつ。
観月タンと助教授の娘チャンが可愛い〜vvv
でも漏れは瀬能さん萌えですが…(w
40前スレ66 ◆b8B8JDsV3A :05/01/23 19:51:35 ID:4pEJLEu8
アンカー、間違った…(;´Д`)
>38サンでつ。
すみませぬ…
41名無しさん@ピンキー:05/01/23 20:40:47 ID:FRywZgVl
amas氏、GJ!
リアルエロ医者最高っす。
続きが気になる・・・
42名無しさん@ピンキー:05/01/24 22:26:13 ID:gThSQE9+
止まっている。
43名無しさん@ピンキー:05/01/24 23:34:51 ID:Fh/fH+XR
>>42
2、3日止まることはざらです。
最近が活気良すぎただけ。
44名無しさん@ピンキー:05/01/25 06:58:11 ID:MByqzykK
そうだから、止まっている時は体験談とかネタで盛り上がろうよ。
45名無しさん@ピンキー:05/01/25 16:31:34 ID:5HhwVzxp
>>43
なるほど。

>>44
それはスレ違い・板違い。

【乳房】医療現場フェチ【アナル】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/feti/1091543057/
手術を受ける女性にハァハァな人
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/feti/1072085655/

このあたりへ逝け。
46名無しさん@ピンキー:05/01/25 17:46:24 ID:waDqVTDL
>>44
看護婦さんに猛烈なフェチを感じる人 4病棟 
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/feti/1101830170/l50

手術着、手術用ゴム手袋など医療系フェチ
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/feti/1100777906/l50

白い巨塔のエロ小説版
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1074337195/l50

この辺へ逝け。
47名無しさん@ピンキー:05/01/25 20:19:22 ID:0I/L5cW4
体験談を、小説形態で投下してくれるなら大歓迎
48名無しさん@ピンキー:05/01/25 22:11:34 ID:waDqVTDL
>>47
ま、それなら、このスレにあってると思いますね。
でも、職人に対してああした方が良いとか、
自分はこっちが好きだからこうした方が良いとか言うのはもう辞めて欲しいと思いますね。
49名無しさん@ピンキー:05/01/25 23:11:14 ID:jdP+Ca2h
うー、ネ申はお忙しいのかのう?
50名無しさん@ピンキー:05/01/26 16:44:12 ID:pUJu1ib1
58氏の降臨を期待しつつage
51名無しさん@ピンキー:05/01/26 21:17:26 ID:SH1v3Go1
しかし市販の小説・漫画でも医療羞恥ものって少ないね。あってもエロ医者が
グフグフ診察しているものばっか。童貞診療パターンも、女医があなたの童貞貰うわねってものばかりだし。
はぁ。やっぱ自分で書くしかないのかねぇ。

カルテ通信の2004年volume51で面白い小説が掲載されていたよ。投稿作品なんだけど。
「処置室の出来事」ってタイトル。オナニーがやめれないって少年を母親が病院に連れてくるって話なんだけど。
中々面白かった。少年は母親の前で下半身を診察されるのは恥ずかしいって嫌がるわけだ。
で、女医がさ、じゃー母親にはお外で待っていてもらおうねってなだめて診察を了承させるわけだけど、
最後は少年を拘束。抵抗できないところで、母親を診察室に招き入れる。
やだって泣き叫ぶ少年を無視して、母親に症状を説明するわけだ。
包茎を吐いたり、オナニー嫌いにするためにインポのための治療をしたりと中々の傑作だったよ。ただ最後が甘いんだよな。
本誌記者もそうコメントしていたが。
しかしこう考えると、58氏の小説はかなりレベル高いな。投稿したら最優秀賞取れるかもしれないよ。
52名無しさん@ピンキー:05/01/26 22:19:33 ID:4NxisxX8
ジサクジエンをしていたリアルティの居るスレはここですか?

お前、もう消えろよ。
53名無しさん@ピンキー:05/01/26 22:22:16 ID:SH1v3Go1
>>52
自作自演はお前だろ?何の情報も提供しないくせにスレ荒らすな。
素直にスルーしてろよ。気にいらなければ。
お前ホント許容範囲狭いな。ったく。
54名無しさん@ピンキー:05/01/26 22:26:59 ID:SH1v3Go1
細かい揚げ足取りばっかでさ。文体なんて後でいくらでも修正できるぞ!
大事なのは想像力とイマジネーションだ。これがなければ知識がいくらあっても傑作は書けない。
お前の粘着質にはマジで腹立つぜ。ぐっジョブばかりほざいてないでお前も何か書け!
内容が素晴らしかったら、俺は私情は挟まないで素直に評価するぞ。お前は俺がどんな傑作を書いてもけなすだろうがな(w
マジで腹立ったのでスレ荒らしてしまった。これじゃ58氏愛想つかして、ここに二度と書いてくれないかもしれないぞ。
55名無しさん@ピンキー:05/01/26 22:33:31 ID:4NxisxX8
情報な。
>>51、53
の文体と>>44の文体との類似性な。
ついでにお前の書き込み時間が日中にないってことだな。
朝か今ごろの時間が特に活発になるな。
で、ジサクジエンの>>15>>16>>17
>>18の意見に流石にジサクジエンしたばかりだと反応できなかっただろう。
で、日が経つとこのすぐにレスに食いつく姿はお前しかいないだろう。

大体、>>15-17の奴らは何でいきなりリアル萌えとか言ってるわけなんだ?
論点が摩り替わってるだろう。

ついでに俺は全スレの702ね。
4日前まで新スレがたったことも気が付かずにずっと前スレで待ってましたが何か?
56名無しさん@ピンキー:05/01/26 22:40:34 ID:4NxisxX8
>内容が素晴らしかったら、俺は私情は挟まないで素直に評価するぞ。お前は俺がどんな傑作を書いてもけなすだろうがな(w
何でスレが荒れたか本当にわかってないのか?
お前自身は素直な感想と思っているかもしれないが、見てるこっちは吐き気がするほどの押し付けにしか見えないんだよ。
実際、お前が評価している58氏に対しても、458氏に対しても上から物を見すぎで馬鹿にしているとしか受け取れない。
しかも、自分の趣味を押し付ける。
あれがお前の評価方法と言うのなら、何処に私情が挟まってないのか聞きたい。
自分が何様なのかを良く考えろ。
57名無しさん@ピンキー:05/01/26 22:59:20 ID:SH1v3Go1
>>56
お前もホントしつっこいなぁ。で俺も反論するから荒れるんだろうが。
でも医療ものは診察羞恥こそ正統派だと思うぞ。他の認めないわけではないが。
それなのにこのパターンが少なすぎだと思う。市場で求める声は高いのに安易なエロ医者グフフ物語ばっかだよ(w
こう思っているのは俺だけじゃないと思うぞ。
それに馬鹿にしたわけではない。医療モノとは違うんじゃない?って言っただけだろ?けなしているわけではない。
お前はこういう冷静な批評にも文句を言うのか?とにかく、一度お前も何か書け。
どんなものを書くのか興味深い(w お前にだったらもっときつく批評できる。遠慮なくな。
58名無しさん@ピンキー:05/01/26 22:59:56 ID:9/DlvDIi
だーかーらー。
その議論は、よそでやれってーの。
59名無しさん@ピンキー:05/01/26 23:00:38 ID:DlVj5gCr
どっちも黙れ
60名無しさん@ピンキー:05/01/26 23:07:23 ID:4NxisxX8
馬鹿に何を言っても無駄なんだな。
ようやく、>>19の境地にたった。

>内容が素晴らしかったら、俺は私情は挟まないで素直に評価するぞ。
>どんなものを書くのか興味深い(w お前にだったらもっときつく批評できる。遠慮なくな。
(´゚c_,゚`) プゲラチョリーノ
61名無しさん@ピンキー:05/01/26 23:08:24 ID:SH1v3Go1
はーい。もう黙るさ。
ちなみに51で紹介したのは三和出版から発売されているカルテ通信の投稿で優秀賞を取ったやつだよ。
興味ある人は読んでみ。中々の傑作。短編だけど。
62名無しさん@ピンキー:05/01/26 23:30:51 ID:9/DlvDIi
萌えと現実の狭間
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1106749778/

もし、続きがしたくなったら上へ移動しろ。
ここには二度と議論の為に出てくるな。

職人さんの身にもなりやがれ。
63名無しさん@ピンキー:05/01/27 00:02:44 ID:b2RPVCiz
>>57
診察羞恥モノは俺も好きだが、ここはそれだけのスレじゃないぞ。
医者や看護婦の極普通の純愛モノも、
病室を舞台にした闘病悲恋モノも、
病院・医者というキーワードさえ入っていれば何でもありのスレだから。


ついでに言えば、市場で求める声は高いなんて関係無い。
エロパロ板では、書き手が書きたいもの>∞>読み手が読みたいものだ。
強要する権利は読み手には無いよ。
64名無しさん@ピンキー:05/01/27 00:30:50 ID:mq3loBh4
>>63
まったく持ってその通り
65名無しさん@ピンキー:05/01/27 05:15:31 ID:Chdpf2JP
とりあえずもう無視しようぜ。無視するのもスキルだ。
66名無しさん@ピンキー:05/01/27 19:28:46 ID:mq3loBh4
>>65
ok
67名無しさん@ピンキー:05/01/27 20:50:40 ID:kIBYVZo6
ID:SH1v3Go1=>>7なの?
リアルティに続いて今度は「大事なのは想像力とイマジネーションだ。」ときたか。
68名無しさん@ピンキー:05/01/27 20:55:40 ID:mq3loBh4
>>67
ダメダメ
相手したら
ダメダメ
69名無しさん@ピンキー:05/01/28 00:34:46 ID:MiOxiWkf
はいはい。議論の受付はここまで追いでよ。構ってあげるからさw
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1106749778/
70名無しさん@ピンキー:05/01/29 16:27:35 ID:dlhWLh2S
小説読みたいだけなんだけど
71名無しさん@ピンキー:05/01/29 23:35:19 ID:wqGTt2Hf
高見先生、診察の続きをお待ちしています
72名無しさん@ピンキー:05/01/30 22:13:50 ID:0NGhFx7Q
age moge
7358改め紘夜 ◆d/HBB7Sqs6 :05/01/31 00:59:49 ID:CR//4Kex
新スレ、おめでとうございます。

久方ぶりの投下に参りました。
スレが変わったのを機に、58から「紘夜(こうや−語呂合わせです)」と名を改めます。
今後とも、どうぞ、よろしくお付き合いいただけましたら幸いです。


さて、今回は羞恥よりも微陵辱です。あくまで微ですが。
「酷いことされるオンニャノコは可哀想」と思う方々は、どうぞご注意ください。

では、次レスより、開始させていただきます。
7458改め紘夜 ◆d/HBB7Sqs6 :05/01/31 01:02:16 ID:CR//4Kex
 新たな陵辱の準備が、慌ただしくも着々と進められている。無防備な姿で放り出されたすず
那は、あちこちに仕掛けられているカメラの存在に気付き、顔をしかめた。全体を撮すように一
つ、すず那の表情をとらえるように一つ、下半身に焦点が当てられたものが一つ、すず那自身
はまったく気付いていないが、実は排泄の一部始終を撮すように肛門のすぐ間近に置かれて
いるものも一つあった。
(恥ずかしい……恥ずかしい……消えちゃいたい……)
 だが、そんな感傷的な思考は、すぐさま進藤の事務的な声にうち消される。
「はい、準備できましたね」
 学生達はそれぞれ1つずつ、注射器のようなものを持っている。太さははっきりしないが、長
さは大人の手の平よりもまだ大きいくらいだ。
(あれ……何……え……まさ、まさかお尻に……え、やだよ……あんなの)
 その形状からすず那は沸き上がる『注射への恐怖』を表情に滲ませた。子供じみていると言
われようともしも、身動きができるなら、今すぐ逃げ出しただろう。彼らの持つそれが注射だっ
た場合、確かにありえない筈の大きさではあるのだが……。
「以前はこの丸まっている部位を、肛門に直接突き刺して液の注入をしていたこともありまし
たが、それでは患者が動いた時に先が折れてしまう危険がある、何より非衛生的であるといっ
た声があった為、当病院でも現在はこちらのチューブを肛門に挿入する方法をとっています」
 淡々と平易な言葉で浣腸器に関する経緯を説明している。まるで、学生への講義ではなく、
素人のすず那に聞かせているように思える。現に進藤は、言葉をかみ砕きかみ砕き、ちらちら
とすず那の顔を見ている。
(あれ……を……お……しり……に)
7558改め紘夜 ◆d/HBB7Sqs6 :05/01/31 01:04:17 ID:CR//4Kex
 進藤が手にしている飴色のゴムチューブの長さに、すず那は全身を強ばらせる。嫌悪とまだ
体験していない苦痛への困惑が混ざった複雑な表情だ。対照的に学生達は相変わらず真剣
そのもので、一心に進藤の説明に耳を傾けていた。
「それじゃあシリンジでの浣腸実習を行います。今回はあくまで『注入する』手技を身につける
のが目的ですから、我慢は考慮せずにどんどん行きましょう。1本150cc。苦痛を感じるか感じ
ないか、ぎりぎりの量で実験したいと思います。チューブを接続し潤滑剤を塗り肛門に挿入。液
を注入したらチューブを引き抜く。教科書の通りにやれば間違いない筈です。自信をもって挑戦
しましょうね。……あと、排泄介助は佐賀君。お願いね?」
「はい」
「では、順番にはじめて頂戴」
 進藤の合図で佐賀がすず那の左脇腹の位置に立ち、ちらりとこちらを見る。しかし相変わらず
表情は動かない。すず那は唇を噛んでぷいとそっぽを向いた。
 最初の学生が、すず那の肛門を指で押し広げチューブを挿入していく。先ほどの大量な排泄
のせいで、まったく抵抗なくそれは潜りこんでくる。ぬるりとした細長いものの侵入にすず那は思
わず悲鳴をあげた。
「やっ……!」
 だが、次の瞬間には液体が逆流してくる感覚に息を呑まされ、そうしてゆっくりなま暖かい石け
ん水が直腸部分を満たしたと思う間もなく、チューブがずるりと引き抜かれた。
 乱暴ではないが慌ただしく行われる立て続けの不快感に、すず那は息を荒げ何度もかぶりを
振る。
 先ほどまでの薬液が与える苦痛と比較するならば、こちらの方がずっと楽な筈なのだが、冷
静に自分を省みることが出来る分、精神的には却ってすず那にとっての余裕の無さを与えてい
た。
7658改め紘夜 ◆d/HBB7Sqs6 :05/01/31 01:05:51 ID:CR//4Kex
(あぁ……いや……だ……もう。こんなこと……されて……こんな……ことを……)
 そんな頭の中で密かに漏らしていた悲嘆の思いを打ち壊したのは、佐賀の機械じみた相変
わらず冷静で……無情な行為だった。
「うああああっぁ!」
−−ぷしゃああ
 悲鳴と水音が同時に発せられる。佐賀が、すず那の下腹部を手の平でいきなり圧迫した為
だった。茶色い水流と不意の圧力に屈した便塊がすず那の肛門を押し広げどろりと受け皿に
落ちる。
「な、な、なに……する……ひぃ……ぃゃぁ……!」
−−ぶにゅぐにゅ
 すず那の言葉を遮るように、更に力を込め手の平を押しつけられる。それにつれて、水っぽ
い便がすず那の肛門からどんどん押し出しされていく。
(やぁ……なに……?なんなの……?)
 必死に思考をまとめようとするが、そんな余裕もない。何故ならその残酷で強制的な排便の
、その一瞬の間をぬって次の学生がすず那に新たな石けん水を浣腸し始めたからだ。
「あっあぁ……いや……」
 今出したばかりの場所に異物が入り込み、すぐさま新たな液体が注がれる。注がれて一息
つく間もなく、佐賀の手による強制排泄が行われまた、学生により浣腸が行われる。
 一度目より二度目、二度目より三度目。回を重ねるごとにすず那の不快感はどんどん募っ
ていく。蓄積していくのは身体のではなく、心の不快感。
 抜き差しされるチューブの感触。体内を逆流する液体。自らの意識に反して無理矢理排泄
させられる行為。
7758改め紘夜 ◆d/HBB7Sqs6 :05/01/31 01:07:41 ID:CR//4Kex
 冷静さを取り戻す暇もなく、何度も何度も繰り返し、それらですず那の小さい身体は陵辱さ
れていく。それも『肛門』という、誰もが必死に押し隠している場所をだ。
「もうやめて……!やめてください……許して!いや……」
 顔を涙でぐしゃぐしゃにして、必死に懇願する。誰に対しての言葉なのか、すず那にも分か
らない。冷酷な佐賀へなのか、学生達へなのか、指導している進藤医師へなのか、もしかし
たら意に反し続ける自らの身体へかもしれない。
 すず那のこの叫び声は、処置棟中に響き渡っているだろう。さきほど自分が聞いた悲痛な
声の仲間入りを、期せずして果たしてしまっていた。
 悲鳴は黙殺され、たたみかけるように、一連の行為は繰り返される。中には手際の悪い学
生もおり、そんな時は同じ学生が再度進藤の指導を受けてすず那にシリンジ浣腸の手技を
施す。うまく出来るまで繰り返しだ。
 余りに何度も繰り返した為、弛緩した肛門はチューブを抜くだけですず那の腸液がまざった
石けん水を吐き出す。
 だが、そんな状況になっていても佐賀は絶対に手を休めない。内臓を傷つけない範囲で、
それでもすず那にとっては充分苦痛を感じる強さで、その未発達の下腹部を圧迫し続けた。
 『恥ずかしさ』というものを、今のすず那は忘れている。何故ならこれはすず那にとって理性
の及ばない『危機的状況』だからだ。立て続けの陵辱。そうして未体験の行為。すず那にとっ
て『命の危険』にも等しいひとときである。
 殆ど声も枯れ果て、それでも涙と鼻水を流し続けるすず那。しかし、誰も声をかけない。こ
んな状態ではかけたところで無意味であっただろうが、今のすず那は『奉仕特待生』という名
前を冠した浣腸実習の為の【道具】なのである。道具が壊れないよう注意は払っても、道具に
気遣いを向けるものはいない。
7858改め紘夜 ◆d/HBB7Sqs6 :05/01/31 01:10:11 ID:CR//4Kex

 すべての学生が進藤医師の納得する手際で浣腸を施し、その液体をすべて排泄したところ
で、ぐったりしているすず那に、声がかけられる。その声には明らかに『喜色』が混じっていた。
「あらあら、疲れた?まだ終わりじゃないから頑張ってね」
 朦朧とした頭で、すず那は思う。
(まだ……終わりじゃ……な……い……?なに……が?)
 答えはすぐさま、進藤医師の形の良い唇から零れた。
「さて、すず那ちゃんはすっかりダウン気味だけど、課題は待ってはくれないから最後に『イル
リガートル浣腸』の実習をします。これは別名『高圧浣腸』とも呼ばれ、ガラスもしくはプラスチ
ックの容器を高所につるし大量の浣腸を施すことを目的にしています。腸内の検査などで…
…」
(なに……あれ……)
 彼女が手にしている、巨大なビーカーのようなもの。それを見て、すず那の脳にじわじわい
つもの『理性』が呼び覚まされる。それは透明で、メモリがついており進藤医師の顔と同じくら
いの長さがある。横幅もかなりのものだ。
(怖い……)
 すず那の中に得体のしれない恐怖が沸き上がった。先ほどまで感じていたのとは、まったく
質の違うもっと生理的な恐怖だった。
 拘束されながらも、青ざめ、がたがたと震えだしたすず那の頭を、静かに撫でる手があった。
思いの外ぬくもりのある手、それは佐賀の大きな手の平で……。
7958改め紘夜 ◆d/HBB7Sqs6 :05/01/31 01:12:11 ID:CR//4Kex
「……っ」
 何か言いかけたすず那を静かな目が黙らせる。今、声を発してはいけないんだと……すず
那は悟り、大人しくその手のぬくもりを得る。先ほどまでの恐怖が引いて、その場にはそぐわ
ない安らぎを感じていた。
 ふと見れば、進藤医師はこちらを見ていない。心の中ですず那は思う。
(佐賀先生……本当はどういう……人なの?酷いことをするくせに……こんな風に急に優しく
したりして……そう……進藤先生が……みんなが、見ていない時ばかり……どうして……?)
 そんなことを考えていると、佐賀の手がすず那からすっとはずされる。その感覚を惜しいと
思いつつ、そう感じる自分に少しだけ驚愕してしまう。
(な、だって、こ、こんな意地悪な人なんて……そんな……)
 しかし、白昼夢のようなそんな葛藤も、進藤医師の妖艶な声があっさりとうち消した。
「さ、すず那ちゃん?今度はこれでお腹にお湯を入れるわよ。さっきより沢山入っちゃうけど、
ただのお湯だから全然痛くないので身体の力を抜いてこちらに任せて頂戴ね。それから、ベ
ッドを平らにします。そうしないとお腹の奥までお湯が入っていかないのよ」
 どうせ、『嫌だ』とは言えないのに、わざわざそんなことを語り掛けてくる美しい女医に対して
仕方なし、すず那は小さく頷く。それを満足そうに確認してから、彼女は自ら、すず那の股間
の間に立つ。先ほどまでの排泄物は、当然とうの昔に片づけられていた。
 学生達がすず那の腰から下の方へわらわらと集まってくる。皆が進藤医師の一挙手一投
足を見逃すまいとしており、結果としてすず那の未発達な女性器や肛門が見つめられること
となった。
 ベッドがゆっくりと降りていく。すず那の視線は天井だけを見る形になった。しかし、その足
は相変わらず大きく割り広げられたままで、先ほどまでより余程、残酷な姿勢を強いることと
なる。
8058改め紘夜 ◆d/HBB7Sqs6 :05/01/31 01:14:35 ID:CR//4Kex
「本当なら最初から1リットルくらい入れたいところなんだけれど……なにぶん、彼女はまだま
だ女性として未成熟なので、余り無茶なことは出来ないと思います。様子見も兼ねてまず500
。排泄させたら600と、100ccずつ増やしていき、最終的に1リットルを目指そうと思います」
「はい」
 学生達が返事をしたのを確認して、進藤医師はその先端にある黒い刺管をすず那の肛門に
さしこんでいく。
 散々嬲られたあとなので、まったく違和感がない。鈍磨してしまったのか、弛緩してしまった
故か、すず那自身には分かりようがない。
「はい、それじゃあお湯を入れますよ。熱くはないと思うけれど、おかしいと思ったらすぐ言っ
て頂戴ね?」
「は……い……」
 蚊の鳴くような声で、返答すると進藤医師はハサミのようなものをチューブから外す。それを
合図に徐々に瓶の中に入っていた液体はその嵩を減らしていく。
(あぁ……なんだろう……とってもあったかい)
 その日行われた実習の中で、唯一すず那にも、許容できる瞬間だった。
 だが、至福ともいえる一時はそう長く続かない。段々と高まる圧迫感に我知らず息が荒くなる。
「はぁ……あぁ……んぅ……せんせい……苦しい……です……」
「あらもう?まだ半分くらいだから、辛抱してちょうだい」
 熱いとか痛いとは言わないので、進藤医師はまったく意に介さない。その間にも吊るされた瓶
のメモリは徐々に減っていき、恐らくあと100くらいのところまで下がっている。
「あぁ……や…先生、だめ、だめです……」
 切迫した声をあげるすず那に、訝しそうに進藤が尋ねる。
「ん?なぁに?何がだめなの?」
8158改め紘夜 ◆d/HBB7Sqs6 :05/01/31 01:16:01 ID:CR//4Kex
「あ、あの……でちゃ……でちゃう……。でちゃい……ます」
「あら、何が?」
 その声は、相変わらず面白がっている。切迫しているすず那にすら分かるのだから、学生達
も当然分かっている筈で……。忍び笑いが漏れ聞こえる。
「そ……その……入れていただいてる……お、お湯が……」
「あら、それだけ?本当に?」
 進藤医師お得意の、畳みかけるような言葉嬲りである。すず那は耳まで真っ赤にして結局
その問いに答えることができない。
「……ふふ、随分余裕が出てきたわね?恥ずかしいの?顔が赤いわ。だけど嫌だとか止めて
と言わなくなった分、『奉仕特待生』としての自覚が出てきたってことかしら?」
 満足そうにそう語り掛けているうちに、500cc入っていた瓶は、殻になる。
「はい、出していいわよ」
 進藤医師がそう声をかけ、すず那が肛門の力を緩めるのと、最初の浣腸で出させられたサ
ンプルを持って消えていた学生が現れるのは同時だった。
 入口に立ちつくし、学生はまじまじとすず那の肛門からあふれ出る茶色い水流を凝視する。
自分が進藤医師に伝言を携えてきたということも、一瞬失念している。
「どうしたの、そんなところで。お使いご苦労様。中に入って実習の続きに参加しなさい」
 進藤医師に声をかけられて、学生ははたっと我に返る。
「あ、はい、すみません。あ、そうだ進藤先生」
 学生はやっと自分の役目を思いだし、進藤医師の耳元にその伝言を伝えた。
「……そう。ちょっと待って貰って。いいの……が……とれ……」
8258改め紘夜 ◆d/HBB7Sqs6 :05/01/31 01:18:24 ID:CR//4Kex
 進藤医師も、囁くように学生に指示を与える。学生は頷くと一旦廊下に行き、すぐにまた、処
置室の中に戻ってきて、何食わぬ顔で実習に参加した。実習とは言ってもすでに見るだけの
ものになっていたが……。
「さ、二回目。今また少しお腹の中が綺麗になったから、さっきより量が増えるけどきっとずっ
と楽な筈よ?頑張ろうね、すず那ちゃん」
 進藤医師が微笑みを浮かべる時には、何か裏があるのだと、どこかワンテンポずれてしまう
すず那も、そろそろ学習し始めた。
(……先生、今度は私に何をするつもりですか……?)
 言葉には出さず、そう思う。そんなすず那の気持を知ってか知らずか、進藤は更に笑みを
深くする。
 600cc、700ccは、進藤の言うとおり、最初より全然楽であった。
 だが、800ccになるとさすがにすず那の身体の方で限界に近づいてくるらしく、温かい柔ら
かいお湯ではあっても、鈍い苦痛を与えずにはおかない。そのうえ、900ccになったところで、
見るからにはっきりと腹部が盛り上がっているのが自分でも分かる。横になった自分が自覚
できるのだから、周囲から見ている学生達にはもっと顕著に見えているだろう。
 900ccの排泄をビニール袋の中にし終わり、最後、ついに1リットルのお湯がすず那の中に
ゆっくりと落ちていく。
(あんなに……本当に入る?)
 たかが100しか先ほどと違わない。だけれどそれは決して「たかが」な量でないだろうと、無
知なすず那なりになんとなく感じていた。
「さて、じゃあ、入って貰って」
「分かりました」
 進藤医師の科白に、学生が廊下へ向かう。途中参加する羽目になった学生だ。そうして連
れられて中に入ってきたのは、本格的なカメラやマイク、レフ板などといった、どう考えてもテ
レビ局の取材かなにかしか思えない出で立ちの一団だった。
8358改め紘夜 ◆d/HBB7Sqs6 :05/01/31 01:20:48 ID:CR//4Kex

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ということで……今日はここまでです。
なんだか、変な終わり方で、申し訳ありません(汗

いつものことではありますが、読みにくさ、誤字・脱字など、お目こぼしくださいますよう
よろしくお願いいたします。

それでは、これで。お目汚し、失礼いたしました。
84458改め詩五夜 ◆VENk5mkP7Y :05/01/31 01:37:07 ID:86u1nOzm
紘夜さん、こんばんわ。
自分も真似てトリップと改名をしてみました。


3月からガンガンSSを投下したいです。
でも、最近みたいな状況が続くようですと、それはないと思います。

一番に書き込みがしたかったです。
85458改め詩五夜 ◆VENk5mkP7Y :05/01/31 03:17:55 ID:86u1nOzm
ああ……大切なことを伝えるのを忘れてました。
紘夜さん、自分も作品で安易な死は望んでおりませんので、智花と優花が死ぬと言うことはありません。

今回の作品は、なんとなく、文体が変わったような気がしました。
86名無しさん@ピンキー:05/01/31 11:59:00 ID:NbkrNHmy
>>紘夜様
激しくイイ!!

忙しいのでしょうか?なかなか来ていただけないようですが、またお待ちしております。
87名無しさん@ピンキー:05/02/01 19:11:35 ID:vjv+3cYJ
佐賀先生に激しく萌えです。
紘夜様、続き期待してます!
88amas-traeh:05/02/01 21:09:21 ID:mY6JfGeJ
 翌日の午後、昨日と同じ時間に高見医院を訪れた恵美子を診察室の椅子に座らせて高見は問診を始めた。
「昨日はあんまり眠れなかったようですね」
「はい、あの・・・中に入っている物が気になって・・・」
「そうですか、ではスカートを脱いで内診台に上がって下さい」
 恵美子は高見の指示通り、スカートを脱いで内診台の上に上がった。 あおむけになった恵美子の両手を
高見が肘掛けに革ベルトで括り付けた。 昨日の診察では両手は自由だったのにと恵美子は思ったが、
医者である高見には逆らえずされるがままだった。
 高見は恵美子の足の側に回り込むと、固く閉じられている恵美子の両脚を撫でながら恵美子のショーツに
手をかけた。
「あっ、先生」
「お尻を浮かせて下さい」
 高見は恵美子のショーツを引き下ろして足首から抜き取った。 そのまま恵美子の両脚を足台に固定して
大きく開かせながら恵美子の秘裂からはみ出ていたバイブを掴んで抜き取った。
「ああっ、」
 恵美子の秘裂は透明な粘液で濡れていて、バイブを抜き取られた恵美子の膣口は閉じきらずに奥の柔肉を
覗かせていた。
89amas-traeh:05/02/01 21:13:07 ID:mY6JfGeJ
「それでは洗浄しますよ」
 高見は左手で恵美子の秘裂を拡げ、洗浄器のノズルの先端を向けた。 生温かい洗浄液が恵美子の女肉を
洗い清めていく。 秘裂の奥の雌芯にまで洗浄液をかけられた恵美子はたまらず腰をよじらせた。
「どうしました? じっとしてて下さい」
「す、すみません・・・」
「どうも昨日より敏感になっているようですね」
 高見は温熱治療の効果が出たようだと恵美子に適当な説明をしながら洗浄を続けていく。 洗浄器の中の
洗浄液が無くなってようやく高見は洗浄を終わらせた。 洗浄液をガーゼで拭き取りながら恵美子の様子を
確認すると、恵美子は顔を赤くして今にも泣き出しそうな顔をしていた。 愛液に濡れた秘裂を見られたのが
恥ずかしいのだろう。 
90amas-traeh:05/02/01 21:14:10 ID:mY6JfGeJ
「ちょっと胸を見せてもらいますよ」
 高見は恵美子のTシャツをまくり上げてブラジャーのフロントホックを外した。 あらわにされた恵美子の
豊かな乳房は、あおむけになっているにも関わらず型崩れせず美しい形を保っていた。
 高見はしこりの有無を確認するような振りをして恵美子の乳房を揉み立てた。 片方ずつ両手を使って
念入りに揉み込まれた恵美子の乳房は張り詰めて熱を帯びて、普段は薄い色の乳輪に埋もれ気味な
小さな乳首も充血して突き出ていた。
 高見は乳輪ごと恵美子の乳首を摘み、顔を寄せて恵美子の乳首を仔細に観察した。
「乳首が硬くなってますよ奥さん。 おっぱいを触られて感じていたのですか?」
「そんな事・・・」
「正直に言っていただかないときちんとした診察が出来ませんから、恥ずかしがらずにおっしゃって下さいね」
「・・・・・・はい」
 恵美子が恥ずかしそうに返事をしてようやく高見は恵美子の乳首から手を離した。 高見に摘まれたせいで
恵美子の乳首はさらに勃起してツンとそそり立っていた。
91amas-traeh:05/02/01 21:15:13 ID:mY6JfGeJ
 恵美子の下半身の方に移動した高見は、大股開きにされた恵美子の両脚の間の丸椅子に腰掛け、
薄い繊毛に飾られた恵美子の恥丘を撫で回した。
「今日はじっくりと奥さんのオマンコを診察してあげますよ」
「先生・・・そんな言い方、恥ずかしいですわ」
 高見が恵美子の膣に2本指を挿入すると、恵美子の膣内は既に熱く潤んでいた。 恵美子の膣内を
指で掻き回してやると、充血した肉襞が高見の指に絡み付いてきて、濡れた膣壁が高見の指を食い締めてきた。
「やはり昨日より敏感になっていますね。 こっちはどうです?」
 高見は空いている方の手で恵美子の雌芯や小陰唇に触れて、その都度恵美子の反応を確認していた。
 膣内に指を入れられたまま女肉を弄られている恵美子は歯を食いしばって、溢れ出そうな悲鳴を押し殺すのが
やっとだった。
「しょうがない奥さんですね。 診察されているのに、こんなに濡らすだなんて」
 高見は恵美子の膣から指を抜き取ると、透明な愛液にまみれたままの指を恵美子の前に突きつけた。
 決定的な証拠を突きつけられた恵美子は顔を赤くするより無かった。
「小さかったクリトリスも少し撫でただけなのにこんなに大きくなって、そんなに気持ち良かったのですか」
「・・・いや・・・先生」
「小陰唇もきれいなピンク色のままで、なんとも美味しそうじゃありませんか。 いつも旦那さんはこのオマンコを
味わっているんでしょう」
 高見の様子に身の危険を感じた恵美子だったが、内診台に両手足を固定されている状態ではどうする事も
出来なかった。
92amas-traeh:05/02/01 21:16:04 ID:mY6JfGeJ
 高見は恵美子の秘裂に顔を近づけると、いきなり恵美子の秘裂に口を押し当てた。
「先生、何をするんですか?」
 高見は恵美子の腰を押さえつけながら口を大きく開けて恵美子の女肉をほおばり、尖らせた舌を柔肉の
狭間に潜らせた。
「いやっ・・・やめて」
 高見は恵美子の膣口に差し込んだ舌で肉襞を舐め回し、勃起した雌芯に舌を絡ませ、溢れ出てきた愛液を
啜った。 恵美子が腰を跳ね上げて逃れようとしても、高見の口は恵美子の女肉に吸い付いたまま離れなかった。
「先生っ、・・・お願いですからもう・・・止めて・・・」
 恵美子が切羽詰まった悲鳴をあげた。 恵美子の絶頂が近いことを察した高見は、とどめとばかりに
恵美子の雌芯に吸い付き、はちきれんばかりに張り詰めた雌芯を唇で強く挟み軽く歯を立てた。
「いやぁ、うううっ・・・」
 一際大きな悲鳴をあげた恵美子が全身を硬直させたと同時に、女肉の最奥から粘り気の強い愛液が
湧き出てきた。 高見は夢中になって恵美子の濃い愛液を舐め啜った。
93amas-traeh:05/02/01 21:16:59 ID:mY6JfGeJ
「それにしてもあんなに呆気なくイッてしまうなんて。 どうやら奥さんは重度の欲求不満のようですね」
 恵美子の女肉から口を話した高見が意地悪く話しかけた。
「そんな、欲求不満だなんて・・・」
「医者としては欲求不満の患者を放っておく訳にはいきませんからね。 きちんと最後まで面倒見させて
もらいますよ」
 言いながら着衣を脱ぎ捨てて全裸になった高見の肉棒はすでに怒張してそそり立ち自らの存在を誇示していた。
 恵美子は高見が何をしようとしているのかはっきりと理解した。
「先生・・・そんな事止めて下さい」
「女の体は男の物を受け入れないと治まりが付かないんですよ。 中途半端なままで止めたりすると、
それが婦人病の原因にもなったりするんですよ」
「そんな・・・そんなの嘘です。 止めて下さい・・・」
 高見は内診台の高さを調節して、恵美子の膣口に肉棒の先端を押し付けた。 恵美子の悲鳴を無視して
高見が肉棒を恵美子の膣に少しずつ押しこむと、太い肉棒が狭い膣道を押し拡げながら奥へ入り込んでいった。
 1度絶頂に達してほぐされた恵美子の女肉は思いの他あっさりと高見の太い肉棒を受け入れた。
94amas-traeh:05/02/01 21:18:08 ID:mY6JfGeJ
「もう・・・だめです、そんなに・・・」
 限界だと思っていた所よりも更に奥まで押し込まれた恵美子は、もうまともに息もつけなかった。 
高見の太い肉棒を根元まで埋め込まれて、肉棒の先端は恵美子の子宮口にまで届いていた。
「奥まで入れられた感想はどうです? 旦那さんのモノでは奥まで届かなかったんじゃないですか」
「ううううっ・・・いやぁ・・・」
 恵美子の柔肉は待ちかねていたかのように高見の肉棒に絡み付いてきた。  自分の意思とは関係なく
女肉が高見の肉棒を受け入れている事に恵美子はうろたえた。
「これから奥さんを天国に連れて行ってあげますよ。 だから余計な事は何も考えないで、素直に気持ちよく
なって下さいね」
 高見は意地悪く言いながら腰を動かして恵美子の膣奥を何度も突き上げ、激しいだけではない緩急織り交ぜた
巧みな腰使いで快感を堪えようとする恵美子を翻弄していた。 高見の肉棒に貫かれた女肉から発生した
快感の波が恵美子の体を駆け巡り、何が何だか解らないまま恵美子は追い上げられていった。
「ああっ・・・先生、もう・・・」
 恵美子の限界が近い事を感じ取った高見は、とどめとばかりに肉棒を膣肉の奥深くまで差し込みながら腰を回し、
肉棒の先端で恵美子の子宮口をグリッと抉った。
「いやあっ、ああああっ・・・・・・」
 激しい快感が恵美子の全身に広がり、どこまでも落ちていくような感覚に襲われた恵美子は、自分が犯されている
事も忘れて高見に助けを求めた。  手足を固定されていなければ高見に抱きついていただろう。 
 恵美子の膣肉が高見の精液を搾り出そうとするかのように肉棒を締め付けてきた。 高見は我慢せずに
恵美子の膣奥に熱い精液を叩きつけた。 膣奥に高見が放った熱い精液が溜まっていくのを感じながら
恵美子の意識は薄れていった。

95amas-traeh:05/02/01 21:18:55 ID:mY6JfGeJ
「気付きましたか? 洗浄してあげますから妊娠の心配はありませんよ」
 クスコで拡げられた恵美子の膣内に溜まった精液を洗浄液で洗い流し、ガーゼで女肉を拭き清めて
ようやく高見は恵美子を内診台から解放した。
 高見は内診台の上で犯されている恵美子を撮影したビデオを見せつけられながら、これから週2回
高見の元を訪れる事を約束させられた。
 ふらつく足取りで自宅に帰りついた恵美子は、夫が帰ってくるのを待ちながらなんとか家事をこなしていた。 
 夜になって帰って来た夫は当然の様に寝室で恵美子の体を求めた。 恵美子も高見に犯された事を忘れたくて
夫の求めに応じた。 これまでは夫とのセックスでも一応の快感を感じていた恵美子だったが、高見に絶頂を
教えられてしまった今では、夫のセックスは独り善がりで恵美子にとって快感には程遠い物だった。 
恵美子は物足りなさを感じている事を夫に気取られないように、わざとあえぎ声を上げていた。


96amas-traeh:05/02/01 21:22:46 ID:mY6JfGeJ
>>71さん、長らくお待たせしました。

何分、萌えの勢いに任せて書き上げた物を
推敲するのに時間がかかりまして・・・・・・
97名無しさん@ピンキー:05/02/01 22:04:20 ID:hdWIHzNU
gj
98名無しさん@ピンキー:05/02/01 23:21:28 ID:M9YqreEp
>>96
71です。お待ちしておりました!
も、萌えすぎました
99名無しさん@ピンキー:05/02/02 06:34:39 ID:rNTTeTXo
GJ!
100名無しさん@ピンキー:05/02/02 06:36:22 ID:rNTTeTXo
IDがNTTだよ↓
ちゃっかり100get!!!
かな?
101名無しさん@ピンキー:05/02/02 22:33:55 ID:m1Gf2Ph6
(´・ェ・`)
102名無しさん@ピンキー:05/02/07 02:21:37 ID:vkf5V202
各科のDrに恥ずかしくて痛い検査とか治療されちゃうのとか期待>すずなちゃん。
103名無しさん@ピンキー:05/02/08 12:16:38 ID:78+4Pzdj
あげぇぇ
104名無しさん@ピンキー:05/02/11 20:45:59 ID:qTQj6dWR
agemoge
105名無しさん@ピンキー:05/02/12 03:52:49 ID:k1tQsnoG
作者こい!!!!!!
106amas-traeh:05/02/13 01:58:05 ID:5AKMQTbK
もうちょっと待って!!
萌えが暴走気味で文章にまとまらないんです・・・・・・
107名無しさん@ピンキー:05/02/13 11:46:30 ID:t2cNnKJT
>>106
待ちます。
マウマウしながら待ちます。
108名無しさん@ピンキー:05/02/14 01:34:31 ID:5aL74etR
こんな装置が合ったよ。
http://www.eutra.net/kaigo2.htm
ぜひ、奉仕特待生に使ってもらいたいなぁ。
109( ・∀・)つ〃∩モエー:05/02/16 00:09:25 ID:3R0OF1rm
深夜の医局・・・・

「今日も当直になっちゃった、昨日もそうだったのに」
何回も同じことを思って香奈はため息をついた
昨日はでも暇だったから仮眠とりまくったし
そんなに疲れてない、かな?
ぼけっとしながらそんなことを思った。
研修医2年目。激務になれてきたが日々が勉強
あ・・そうだ、明日合同カンファだったんだ・・・
資料をまとめようと担当している患者さんのファイルを開く
でも、頭が働かない。やっぱり仮眠だけでぶっ通しで働くのはツライ
「うぃーっす。オツカレ」
医局に同期の研修医・西野がサンダルをパタパタ言わせながら入ってきた
「あ・・西野くん、お疲れ様。まだいたの?」
「まだいたのってなんだよ。病棟にいたっつーの」
冷蔵庫から自分の名前が書いてあるペットボトルを出して椅子に座る。
「あれ?今日って桜井が当直?諏訪先生じゃなかったっけ?」
「オペが長引いてて諏訪先生はまだオペ中。で、私が当直やらされてるの」
苦笑いをしながら西野はサンダルをぬいで椅子にあぐらをかいた。
110( ・∀・)つ〃∩モエー:05/02/16 00:11:48 ID:3R0OF1rm
「よくあるこった。ブーたれんなって。」
「わかってるけどさぁ〜、なんか脳ミソ働かなくって」
「ケーシじゃないと調子狂うとか?」
今日はケーシーじゃなくて普通の白衣。私服のピンクのブラウスとスカートの上に羽織っている。
「そんなんじゃないけど・・汚しちゃって。そしたらストックなくて。」
「研修医はケーシー着るって風潮がオレはわかんね。桜井もソレで毎日やればいいじゃん」
西野はシワだらけのブルーのYシャツの第一ボタンをはずし、ネクタイを緩めた
「西野くん、白衣のポケット、入れすぎ。」
胸元のポケットには7本くらいペん類が入って、下のポケットにはメモ帳などが入り
白衣が重そうなのを前から気にしていた香奈は笑いながら言った。
「なんでかすぐペンなくすんだよな。あ!さっきのハネたな。赤の水玉」
自分の白衣の裾に血液のハネだろうか、赤い点々がついているのに気づく。
西野は白衣を脱いで、面倒そうにポケットのペンなどを出していく

香奈と西野は同期。西野は1年目は救命センターで経験を積んで今の外科にやってきた
どこかマイペースで投げやりに見えるヤツだが仕事はできる
香奈はいつも知らないうちに西野のペースに巻き込まれている事が多いことがなんだか
不思議な人だとも思い、つかみどころのない人だとも思い、でも同期で優秀な男だから
少し頼りにしている部分もあった。クリーニング用の籠に白衣を投げ入れ伸びをすると
「桜井ぃ〜、ちょっと仮眠するわ。今日はオレも当直につきあってやるよ
 2時間後に交代するか。起こしてもらっていいか?」
「え?やってく?助かるけど・・・2時間後ね。わかった」
仮眠室へと肩をまわしながら西野が消えていった。
香奈は書類整理を続けていく。
111( ・∀・)つ〃∩モエー:05/02/16 00:13:46 ID:3R0OF1rm
気づけばもう2時間。仮眠室へそっと入っていくと西野が小さくいびきをかいている
「西野くん、2時間経ったよ」
そっとゆすって起こすと「あぁ」と返事をして頭をぐしゃぐしゃと掻いた
そしてん〜といって伸びをして上半身を起こし
「おー・・サンキュ。んじゃ、桜井仮眠とっていいぞ」
ふふっと笑って香奈は西野の頭を指差す
「すっごい寝癖」
・・・・・と、会話となんの脈絡もなくいきなり香奈は視界がグルンとまわった
え?と驚き気づいたら、ベッドに倒れていた
正確には、西野がいきなりベッドに押し倒したのだ。状況がよくわからないといった感じで
「にし・・の、くん?なに?」
興奮するでもなく、取り乱すでもなく、普通の会話の口調とかわらず西野が言う
「オレさ実は桜井のこと好きなんだよ。最近。桜井もちょーっと意識してたろ?オレ。」
唐突すぎる行動と会話に香奈はそこからドクンと心臓が大きく音をたてて
「いきなり・・、な、なによ・・それ」
顔が近い、視線がぶつかるという表現が丁度いいと頭のどこかで思いつつも言葉尻が引っかかる
「最近ってなによ、最近って」
「さっきから、かな。ケーシーじゃない桜井がなんか新鮮で、グッときた」
そういうと押さえつけてる手首の力とは間逆にふわっと唇を重ねてきた
そのまま舌が進入してくる。ねっとりと、唇から舌へと滑り込んできて生暖かいふんわるとした
感触がさらに香奈の思考を止める。そっと離れて西野がにこりと笑い
「言葉より行動のほうがわかりやすいだろ?」
まただ、やっぱり私は西野くんのペースに流される、香奈はどこか納得した
「こういうところで・・話す話でもないと思うし、オペ終わったらみんな戻ってくるから」
たたみかけるように言って香奈が起きようとするのを西野はさらに脚の間に自分の足を絡ませ阻止した
112( ・∀・)つ〃∩モエー:05/02/16 00:15:45 ID:3R0OF1rm
「誰か、来るって・・・」
ピンクのブラウスのボタンを片手ではずしながら西野が楽しそうに返す
「きたらきたで。ま、オペもう2時間くらいかかると見たな」
「そういう問題でもなくって、えっと・・・」
拒むのか拒んでないのかわからない口をまたふんわりとキスで塞ぐ
反対の手はスルッとスカートの裾から腿まで滑り込み、パンストの感触を楽しむように動く
だめだ・・やっぱりこの人のペースになってる
香奈は理性が働いているのに体は言いなりになっている自分に戸惑っていた
ビリッ・・ビリビリ・・
西野がいきなり香奈のパンストを股の部分を破り、直接ショーツに触る
「えっ・・やめて・・恥ずかしい・・」
首筋から耳へと舌が這い、パンストを破かれた音が香奈にははずかしく思えた
「ちょっとヤラしかったかな?職場でこんなことしてんので十分ヤラシイか」
肌蹴たブラウスから手を伸ばしブラジャーをずらして乳首を舐めながら言う
ショーツ越しに秘部を指でくすぐられて、香奈の体が小さくびくっとした
「桜井・・・ネクタイ、とって」
顔をあげて西野が香奈にささやいた。催眠術にかかったら、こんな感じなのかな?と思いつつ
香奈はいわれるままに西野のネクタイに手をかけ、シュルっと音とたてて解く
少し汗臭い、西野のにおいがさらに香奈の手を動かさせた
そしてブルーのYシャツのボタンに手をかけ、はずしていく
「諏訪先生たちがもし見たら、研修医同士でなにやってんだかって言うんだろな」
余裕の口ぶりで言う西野。香奈は先輩医師の名前をだされ現実に少し戻された途端
恥かしさが倍増し、手が止まる。そして全身の感覚が敏感になったように感じた
「や・・やっぱり・・ダメ。」
ショーツをずらし、西野の指がクリトリスをとらえて香奈の全身に電気が走った
113( ・∀・)つ〃∩モエー:05/02/16 00:18:33 ID:3R0OF1rm
香奈は声を殺すのに必死だった。薄暗い仮眠室には二人の息遣いが響く
指が1本進入してきた・・・同時に胸をもまれて胸元に舌が這い回る
「西野・・気持ちいいんだ?キュっとしたよ、今」
容赦なく指が2本に増やされる。香奈は西野の背中に手をまわし、Yシャツをぎゅっと掴む
白衣を着たまま押し倒され、ブラウスの前を開けてブラをずらされ、スカートは腰までまくられて
股の部分だけをパンストが破かれてショーツをずらして指が・・・
自分の状況を把握すればするほど、羞恥心でおかしくなりそうだった
「っん・・ん・・」
声が少しだけ漏れてしまった。西野が指でゆっくりと香奈の中をかき混ぜながら囁く
「やべ・・もっといじりたいけど早く入れたくなってきた。
 桜井がいい声出すから。」
そういうと脚を開かせ、ショーツをさらにずらし、自分のものをあてがう
薄明かりで破れたパンストが見えて西野は小さく「ヤラシイな」と言う
「だめ・・だよ・・やっぱり、こんなの・・」
口先だけの理性が香奈にそう言わせた。体はもう早く受け入れたくてたまらなくなっている
なんの合図もなく、ゆっくりと西野は中へと進入してきた
ゆっくりなのにもう全身を貫かれたような電撃で香奈は腰が浮き、背中が反る
ジュジュ・・・ジュブ・・・動くたびに水音だけが聞こえる
「すげ・・・桜井・・やらしい音」
だんだんと動きを早める、香奈はもう何も咎める気持ちがなくなった
熱い・・気持ちいい・・もっといっぱい、入れたい
「桜井の中、すげえ・・締めてる・・」
少しあがった息遣いで西野は言う。どんどん打ち付けるように腰を動かす
「ヤラシイな・・・桜井のココ・・すっげー・・いい・・」
声を殺すのが必死なのと、今まで言われたことのない恥かしい言葉たちに香奈の秘部は
ヒクヒクと反応していた。子宮に当たる程奥まで犯されるように打ちつけられて
また香奈の腰は勝手に動き、表情を歪める
114( ・∀・)つ〃∩モエー:05/02/16 00:20:15 ID:3R0OF1rm
はぁっ はぁっと肩で息をして西野が囁く
「いきそっ・・・桜井のイヤラシイ体でいく・・・」
香奈はすでにその言葉に反応できないくらいの快感が押し寄せていた
のぼりつめる寸前・・それを気づいた西野が出し入れをしながらクリトリスを指でこする
魚のように体が跳ねて、香奈は再び声を漏らした
「んあっ・・だめぇっ・・え・・・イッちゃうぅ・・」
香奈にとっては今までに無い快感だった。こんなシチュエーションでこんなこと。
貫かれている部分から頭のてっぺんまで電撃が走り、体が硬直して小刻みに震える
握っていた西野のYシャツの背中に必死に捕まるようにして小さくあ・・あ・・と声が出ている
「うっ・・すげ・・締まってる・・いくぞ・・いくっ・・・」
速さをましたピストン運動がピタッと止まり、香奈の一番奥で熱いものが放出された
ドクッドクッと波打つものが自分の奥にいるのがわかる・・中のものがドクンとするたび
香奈は全身がびくっと跳ねる。
呼吸があがり、それをふうっと吐いてととのえながら西野がゆっくりと抜く
香奈の中からドロッと生暖かいものが出てきたのが自分でわかった
痺れた脳は片隅がすこしだけやっと正気にもどり、香奈がうつろに言う
「にし・・の・・くん、中に出しちゃったの・・・?」
ティッシュで自分のものを拭いて、だらっと力が抜けて横たわる香奈を見て
また香奈の問いかけに関係ない答えを西野が返す
「桜井、シーツまでグッショリになってるよ。すげ。ヤラシイ」
服を着たまま、ビリビリにやぶられたパンスト、ドロっと液体が流れ出ている、ぬれたシーツ
まるで犯された後のような光景に西野が枕元においていた携帯でパシャっと画像を撮影した
「あ、別にこれで脅すとかどーとかって訳じゃねぇぞ。桜井のこういうカッコもいいなと思っただけだから。」
115( ・∀・)つ〃∩モエー:05/02/16 00:22:55 ID:3R0OF1rm
秘密のやりとりを邪魔するように、隣の部屋で電話が鳴っている
医局の電話がなっているのだ。
ズボンを履いて西野が自分が対応すると合図をし、ネクタイを肩にかけて
「桜井を、なんつーか、オレのにしたかった。だから中でいきたかったし、犯したかった。
 んじゃ、交代な。ゆっくり休めや。」
そういうとすっと仮眠室から出て行き、電話の対応をしている。どうやら救急外来に
患者から電話がかかってきているらしい。西野がいつものようにてきぱきと応答する声が聞こえている
やっと、香奈は起き上がり、服を調えパンストを脱ぎ、だるそうにシーツを剥いだ。
あれだけ動かされ中をかき混ぜられた場所は、まだ疼いている
「はい・・あ、市販の解熱剤は飲まないでください。はい・・はい・・・」
西野の対応する声がはっきり聞こえる。香奈は自然に指が秘部に伸びた
ヌルッとする液体が指に絡みつき、匂いから、西野が放出したものだとわかった
香奈はそっと指を舐めた。
ココロに首輪、知らないうちに香奈は西野に所有されていることに気づいた
116( ・∀・)つ〃∩モエー:05/02/16 00:24:57 ID:3R0OF1rm
いきなりの投下、失礼します
別スレ住人でしたが、思いついたので投下させてもらいました
粗品でスマソ
117名無しさん@ピンキー:05/02/16 01:14:56 ID:YR0OS58Q
GJ!!!!!

これから、よまさせていただきます
118名無しさん@ピンキー:05/02/16 22:12:21 ID:yRpl+D56
>>116
いいものを頂きました
119名無しさん@ピンキー:05/02/17 01:51:44 ID:L1LAVUdN
>>116
おやこんなところで。
無理矢理風味なのにどこか爽やかな作風がステキです
120( ・∀・)つ〃∩モエー:05/02/17 10:10:37 ID:aqeJ+ufP
あれから2週間、変わらずの忙しさであっというまに日にちが過ぎていた
でも香奈には必死な2週間だった
当直室での出来事が、脳も体も覚えていて忘れられない
なのに西野は翌日からもいつもと変わらず香奈に接してきた
これといって親しくといった訳でもなく、かといって疎遠にするでもなく。
香奈も負けじとぎこちなくならないように必死に毎日を送っていた
二人で話す時間もなく、西野から改めて誘いがあるわけでもなく・・・

外来の当番が終わり、少し遅めなランチを食堂で食べていると
「あ、香奈先生だ。今お昼ですかぁ?私もなんです」
明るい声で話しかけられた。看護婦の吉澤奈津子だ。
「吉澤さんも?遅いんだね」
奈津子は1歳上だがかわいらしくて年下に思えるほどだ。
香奈の正面に座り、フォークを持つと香奈の背後を見て満面の笑顔になって
大きく手を振って、さっきよりもはしゃいだ声をあげた
「遼太郎くんっ、こっちこっちー」
りょ、遼太郎!?香奈はぎょっとして振り向く。
西野遼太郎・・・なんでいきなり名前で呼んでるの?
びっくりする香奈に定食がのったプレートを持って西野が近づいてきた
「なっちゃんと桜井一緒だったのか。じゃ、オレも」
西野は奈津子の隣に座る。ニコニコの奈津子は続けた
「遼太郎くん、このまえはごちそうさま。忙しくてお礼言えなくて」
「あぁ、また飲みにいこっか」
この二人の距離、何っ?香奈は平静を装って食事を続けた
「桜井もどう?一緒に。いいよね?なっちゃん」
明らかに間が空いてから「うん」と奈津子は返事をした
はいはい、お邪魔なのね。でも行っちゃうもん。香奈はちょっと意地悪に思いながら
「お邪魔じゃなかったらいいけど?」
121( ・∀・)つ〃∩モエー:05/02/17 10:12:15 ID:aqeJ+ufP
香奈はなんだかちょっと嫉妬している自分に腹が立っていた
そして思い切って切り出した。
「ねえねえ、もしかして吉澤さんと西野くんて付き合ってるの?」
言い終わると同時に奈津子がきゃはっと笑い首をかしげて西野を見た
それとは反対に変わらない口調で西野が「どうして?」と返す
「だって、名前で呼び合ってたり、なんか親密って感じ、するから。」
西野と香奈だけにわかる、なんだかよくわからないカケヒキ
カケヒキと思ってるのは香奈だけで、試しあってるような視線を交わす
そこへ奈津子が甘い声で言う
「なんか仲良しなんだよね?でも、付き合っちゃう?」
にっこりと笑い返しながら西野が奈津子に優しい口調で
「オレね、好きなやついるから、だーめ。」
「えーー!うそぉっ!誰?だれぇ?」
明らかに声色が変わった。ちょっといい気味、と香奈は思いつつも
ここまで彼女が西野に好意を持つってことはなんかあった・・?とも詮索していた。
「ん?誰って?」
そういいながら西野はテーブルの上にある携帯に手を伸ばす
その携帯に当直室で香奈がボロボロになったパンストでコトの直後の姿がデータとして・・・・
「知りたい?」
香奈は咄嗟にその手を携帯ごとバンッ!と大きい音を立てて両手で押さえつけた
音と行動に西野も奈津子も驚き、ピタリと止まっている
携帯を掴んだ西野の手をその上から香奈がぐっと両手で握っている
「何?桜井」
その行動の意味をわかった西野はにやりと笑いながら香奈にわざと問いかける
「あ・・ほら、携帯使うなら、食堂の外にしなよ。まわりに迷惑だから」
122( ・∀・)つ〃∩モエー:05/02/17 10:15:34 ID:aqeJ+ufP
西野は携帯をいじりながら食堂の外へと出て行った
「ね、香奈先生?遼太郎くんのスキな人、知ってるんでしょ?同期だし、なんか知ってる?」
「同期っていってもお互い知り合ったのは外科にきてからだしあんまり西野くんのプライベートって知らないんだよね。」
「あーんもー、こんなあっさり振られるなんてなぁ。もっと作戦練ってから告白とかがよかったぁ」
小走りで西野が戻ってきた。
「桜井、メシ早く食べちゃおう。今ベルで呼び出された」「うん」
つまらなそうな奈津子をよそに、ハイペースで定食を平らげる二人。
食べ終わり席を立つ西野に奈津子は「遼太郎くん、今度いつ・・」話しかけたが
西野は「今度、今度。連絡する」とあわてて答えて香奈に行くぞと手で合図する
お茶で流し込み香奈もトレイを片付けて小走りで西野のあとについていった
西野がカンファレンスルームのドアを開けて急げと手招きをして、カンファ室に滑り込むと西野がスムーズにドアを閉める
・・・・・え?香奈が呆然とするとガランとした誰もいない部屋の明かりを西野がつけた。
「ひさしぶり」
机に腰掛けながら西野が笑う。香奈はうん、ととりあえず頷いたがよくわかってない
「呼び出しって・・誰から?」
「オレから。桜井香奈さーんっ」
・・・・あ
やっと意味がわかって、んも〜と声を出してため息をつく。
「何?」
無愛想に言う香奈を西野がいきなり抱きしめた。
「相手が違うんじゃない?」
「おー。ジェラシーっすか?」
くくくっと笑い西野がそのまま首筋へ吸い付く。煌々と電気がついている室内で
香奈は背中に手をまわし、舌が首筋から耳へとゆっくりすすむのに足の力が抜けそうなのを
西野に抱きつき捕まるような格好でこらえる
「言ったじゃん。桜井はおれのだって。」
腰にあった西野の手は上着をたぐって腰の素肌に触れた。この前の出来事の時はたまたま私服の上に白衣を羽織っていた
今日はいつもと同じ、ケーシーの上下、ズボン姿。香奈は上着をまくられて
背中のブラジャーまで西野の手が伸びているのを肌で感じ取る
123( ・∀・)つ〃∩モエー:05/02/17 10:19:11 ID:aqeJ+ufP
当直明けの西野は少し石鹸の匂いが残っている。そういえば朝、シャワー浴びて来いって
みんなに言われてたっけ・・・なんとなくそんなことを思い出していたら
西野はシュルっとネクタイをとり、何を思ったか香奈の手首を縛りだした
「えっ・・何?」
「んー?おまえ、手にメモりすぎだよ」
香奈の手の甲にはボールペンでいろいろなメモがされていた。薬の名前、年齢、バイタル・・・
ぎゅっと結び、香奈の両手はグレーっぽい色のネクタイで手錠をされたように固定された
西野は再び机に腰掛て香奈を抱き寄せて耳元で甘えるように言う
「桜井、しゃぶって。」
「・・・ちょっと、まだ真昼間だよ?」
「大丈夫だいじょーぶ、ここの部屋”使用中”にプラカートしといたから」
また脈略のない答えが返ってきた。それでも香奈は頬を両手で包み込まれ、そのままキスをされる
舌が入ってきて、絡ませあって・・・唾液が流れ込んできた。じゅぷ・・と音がするほど
舌がゆっくりだが激しく絡み合っている。勢いなのか香奈は流れ込んできた唾液をこくん、と飲む
「いい子だ。」
そのまま香奈は床に膝立ちをして、目の前にだされた西野のものをそっと口に含む
まただ、この前とおんなじ。催眠術っぽいカンジ。
そう思うと目を閉じて限界まで深くゆっくりと咥え込む。熱い・・・歯が当たらないように
めいいっぱいあごを開き、唇をぎゅっと締め付けて舌で味わうように舐めていく
ネクタイで縛られた手首が少し痺れる。西野の手が香奈の頭を軽く撫でている
香奈は初めて「いとおしい」という気持ちを西野に感じた。もっと、もっと、ほしい。
124( ・∀・)つ〃∩モエー:05/02/17 10:21:01 ID:aqeJ+ufP
先のほうだけを唇で包み込み、中では舌で激しくなめまわす
「上手いね・・・桜井・・・。ん・・・アソコだけじゃなくて口もヤラシイな」
唇の横から唾液が漏れてあごにつたう。ゆっくり頭を前後に動かしてジュウジュウと音をさせ吸う
根元までちゃんとくわえてあげたいけど、途中で口の中がいっぱいになってしまい
あまり奥までくわえるとえづいてしまうので香奈はなんだかそれがもったいないと思った
少しずつ激しく頭を動かし、西野の香奈の頭を触る手に力がはいってきた。
「この前といい、今日といい、ちょっと急ぎ気味でイクな。いつか時間かけたいな」
そういうと西野は小さくうっと声を漏らし、次の瞬間香奈の口の中に生暖かいものが流れ込んできた
口をはずすと、たれちゃう・・香奈は西野の脈打っているものをくわえたまま
ん、ん、といいながら勢いにまかせて飲み込んだ
少し・・・苦い・・・・
精液を飲むなんて、高校のとき1回だけ無理やり飲まされた時以来だ。でも今回は自分からだけど・・
味に表情を歪め、そっと口を離す。いとおしく思ってもこの味だけはやっぱり苦手・・・
「まずそうにするなよ。どんな味?」
少し笑いながら西野が聞く。香奈は何も考えず、考えられず頭にでてくる言葉をそのまま話す
「苦い・・辛苦いっていうか・・・喫煙者や肉食の男性の精液は苦味と辛さが強いって何かで読んだ」
「へぇ。そうなんだ。」
そういうと香奈を立たせ、机に押し付けた。香奈はお尻を突き出すような格好になっている
そのまま西野はウエストに手を伸ばして香奈のズボンのチャックを下げる
そしてショーツごと一気に太ももあたりまで下げた。そして露わになったお尻を撫でる
「西野くん・・・手、痛い・・・」
縛られた手首が少し色がかわってしまっている。
「あ、やべ。休憩時間もうちょっとしかないな。また短時間しか犯せないな。あ、別に早漏じゃないからな」
人の話を聞いてないような返事がやはり返ってきた。さっきイッたばかりなのに
西野は少し硬くなり始めたものを香奈の秘部にこすり付ける
125( ・∀・)つ〃∩モエー:05/02/17 10:22:31 ID:aqeJ+ufP

「しゃぶっただけで、こんなに濡れちゃうんだ?桜井のココ、ほんとヤラシイな」
手首を縛られ、机に押さえつけられる感じになっているのに秘部は丸出し
廊下からは日常をすごす時間の音がリアルに聞こえてきている
人が往来する足音、会話する声、館内アナウンス・・・今も内科の先生が呼ばれている
「ね・・・職場でこういうこと、慣れてるの?」
すでに全力になった西野のものが入りそうで入らない、そんなこすり付けられ方をされながら香奈が聞く
「こういうの嫌い?」
西野はぐっと一気に挿し込む。思わず香奈は「あっ」とコントロールできないボリュームで鳴く
子宮に触れるくらいまで奥まで進入したまま動かさずに止める
血管のどくん、どくんという感触が自分の奥のほうに入っているものから伝わる・・・
「あんまり大きい声出しちゃうと、通りすがりの人が驚くから気をつけてな?」
ゆーっくりと引き抜かれていく・・・擦れる感触で香奈の全身がびくびくびくっと震える
そして次の瞬間から、いきなりなスピートで西野が動かし始めた
126( ・∀・)つ〃∩モエー:05/02/17 10:24:14 ID:aqeJ+ufP
廊下から聞こえる雑踏に混ざり、打ち付けるパンパンという音と泣きそうにこらえる香奈の小さい声
日当たりの悪い、電気がついた部屋にはその音がもう数分間、聞こえていた。
力強く腰を動かしすぎているのか、香奈が押さえつけられている机の脚がギギッと音をたてて
一定のリズムの振動で数センチ動いている。荒々しく、香奈の中に出し入れされ、だんだん音は湿っぽくなる
「んっ・・ぅ、う・・っ・・はぁっ・・」
さすがに声がではじめてしまい、香奈は縛られた腕で自分の口を塞いだ
「バックも・・スキそうだな」
西野はすかさず香奈のクリトリスをつまむ。
「こうしたら、イッちゃうんだよな?桜井」
無意味に脚をぎゅっと閉じ、香奈は急速に上り詰めはじめた。
「だ・・だめぇ・・っ、同時に・・あ・・・だめっ・・・」
もう止められない高揚で激しく擦られる部分がさらに締まり、結合部からは音と一緒に液体が漏れる
「すげ・・そんな締めたらオレもイクよ。桜井・・いくぞ・・・」
「や・・やぁっ・・中は・・あ・・」
バンバンバンッと強く数回打ちつけられると同時に香奈は上り詰めた。脚がガクガクと大きく振るえて
尿意に似た感覚のあとに自分の腿に生暖かいものがたれていくのがわかった
西野は直前で自分のものを引き抜き、そのまま香奈のお尻に放出した。
127( ・∀・)つ〃∩モエー:05/02/17 10:26:23 ID:aqeJ+ufP
はぁ、はぁ、としばらく二人のはげしい息遣いと廊下の喧騒だけが聞こえる
部屋の隅にあったボックスティッシュを近くにもってきて西野は自分のものを拭きながら
「桜井・・・すっげー濡れてるっていうか、潮吹きってやつか?それとも、もらした?」
カチャカチャとベルトをはめながら言う。快感でまだ動けない香奈はやっとディッシュに手を伸ばす
「わかんない・・でも、いく直前に尿意っぽいような、違うような、わかんないけど・・・」
自分の腿につたう液体をティッシュでぬぐい、匂いをかいで見るが判別がつかない
西野はぐっしょりの秘部を指で軽く触る。香奈はびくびくっと余韻の快感で震える
そしてその指を少し躊躇する香奈の口に入れた
「味・・・おれのと違う?」
「・・・ちょっとしょっぱくて、すっぱい・・・」
ふふっと笑って西野は香奈の手首を解きながら
「今度はじっくりイカせてあげたいな。そしたら潮吹きなのか失禁なのかわかるかもよ?」
どうしても、西野のペースになってしまい香奈は流されっぱなし
それでもこの情事直後の疼きと痺れで麻痺するのが香奈は快感になってきていた
128( ・∀・)つ〃∩モエー:05/02/17 10:28:03 ID:aqeJ+ufP
連続投下失礼
妄想が、止まらんとですww

構想を練ってたら妄想しまくってしまい、あぁぁぁぁぁw
129名無しさん@ピンキー:05/02/18 01:38:10 ID:f/jeQGf9
イイヨイイヨー
130名無しさん@ピンキー:05/02/18 22:42:46 ID:RVc5/TU0
すばらしくGJ!。続編キボンです。
>>113
3行目、西野→桜井でおkでしょうか?
131( ・∀・)つ〃∩モエー:05/02/18 23:57:04 ID:PPbcoG5S
>>130
お恥かしい、間違ってましたね。それでおkです
て、指摘されるまで気づかなかった。妄想のせいで脳がdjかも

こんな粗品でよければまた構想して妄想して投下させて頂きます
132458 ◆VENk5mkP7Y :05/02/20 20:28:42 ID:VskOCFKl
ウィルスに汚染されてSSが全部吹っ飛びました…
と、言っても2ページくらいしか書いてなかったけど…

あれです。
みなさま、智花の抜歯については、どうしたらいいと思いますか?
自分は抜きたいような抜きたくないような微妙な感覚なので、ご意見いただけると嬉しいです。

遅くなりましたが、全スレでは皆様の暖かい感想ありがとうございました。
133名無しさん@ピンキー:05/02/21 10:07:23 ID:gDWJBY4o
agemoge
134名無しさん@ピンキー:05/02/21 13:13:02 ID:BiaKADbM
>>458
大変ですね。
復旧&復帰をお待ちしています。
智花の歯は陰茎や硬い物は噛めないように、シリコンゴムとか柔らかい素材の
差し歯にしてしまう、というのはどうでしょう。
135投稿してね:05/02/21 14:24:01 ID:SLHeWflc
http://www.yomimaga.com
ウンコ(*・∀・*)ホッカホカ!!
136名無しさん@ピンキー:05/02/21 18:08:51 ID:HXOJ2FK4
>>132
ガシガシいぢめられる智花ちゃんは好きですが
歯抜けはちょっと抵抗あるかな・・・
137名無しさん@ピンキー:05/02/21 18:57:54 ID:Sd1C8mW2
俺は同意かな・・
幼児プレイ萌えだから、うまく喋れなかったり
咀嚼できないってのにかなりそそられるものがある・・

やってくれなかったら漏れのSSにぱくっちゃおうかなw
138名無しさん@ピンキー:05/02/22 01:43:14 ID:aq1P0N/0
>>132
私も抜歯賛成です。ていうか>>134さんの意見に大賛成です。
中学生なのにおむつでふくれたお尻を制服から覗かせながら小学校に行かされる
「ぶりっ子」智花ちゃんの恥ずかしい一日が見たいです。
139名無しさん@ピンキー:05/02/22 14:27:21 ID:jLmkGo5E
肉体を傷つける鬼畜系は萎える。
140458 ◆VENk5mkP7Y :05/02/22 15:03:02 ID:3UIJ+Tb5
>>137さんの案で色々妄想してたら萌えたので、つかわさせていただきたいと思います。
少しアレンジして自分の色が出たら良いなと思います。

>>139
NG設定をしてくださいませ。
141458 ◆VENk5mkP7Y :05/02/22 15:22:29 ID:3UIJ+Tb5
>>134さんの間違いです。
すみません。
142458 ◇VENk5mkP7Y :05/02/22 21:24:10 ID:omVfIWDq
143458 ◆VENk5mkP7Y :05/02/22 21:27:38 ID:3UIJ+Tb5
>>142
人のコテハンを使用するのは如何なものかと思うのですが?
144名無しさん@ピンキー:05/02/22 22:45:30 ID:eyISIYbG
142の意図が解らない……。
探偵ファイルのアクセスを増やすことで何らかのメリットがあるの?
>>458氏、変なのは気にしないでガンガッテ〜
145458 ◆VENk5mkP7Y :05/02/23 13:35:45 ID:G8xsHfSR
 智花は左右の膝頭がガクガクと震え、脚同士がぶつかっては離れ、離れては密着する現象を止めること
ができなかった。
 両手はガラス張りの窓にピッタリと張り付いたように離れなかった。もし、窓の支えがなかったらその
場に卒倒していたかもしれない。それほど、窓越しに見える光景は異様なものであった。
 智花たちは蛭間ら数人の医師たちと手術室を展望できる上の階の一室にいた。窓から以外も手術室に帯
同しているカメラマンの画像からも大型スクリーンに手術の様子が克明に映し出されていた。
「優介くんは、すっかり女の子の優花ちゃんになってるだろう」
 蛭間が傍に寄ってきて智花に話し掛けてきた。逃げたかったけど智花の首には首輪が巻かれ、首輪の接
合部からは鎖が伸びており、大ッ嫌いな主治医が握り締めていた。
 智花から伸びているのは鎖だけでなく、左の手の甲には点滴チューブが繋がっており、ルート確保のた
めに生理食塩水が微量ずつ滴下されていた。
「智花も、優花ちゃんの次には小学生……いや、赤ちゃんになる手術をしてやるからな。ここにいる先生
たちが智花を誰が見ても女子中学生とは思えないように改造してくれるぞ」
「や、やだぁ……」
 蛭間の陰湿な物言いに少女は泣き言を口走った。
「智花は赤ちゃんのくせにすぐに赤ちゃん言葉を忘れる悪い子だ。まぁ、やだやだって口で言っても、ナ
ースから聞いたぞ。今朝の体温を測るときにお尻に穴に直腸温を図るために体温計を刺したら、恥ずかし
い声をあげて、割れ目から恥ずかしい液を垂らしたそうじゃないか」
146458 ◆VENk5mkP7Y :05/02/23 13:36:46 ID:G8xsHfSR
「へえ、こんな小さな子でもエッチな露を垂らすのか? それはぜひ見てみたかったですな」
 他の医師も智花を小馬鹿にしたように話に加わってきた。蛭間はそれを受けて、自分のペットを自慢す
るように饒舌になった。
「儂の奉仕特待生は排泄器官が性感帯ですから、お漏らしだけでも快楽を貪れるようになってますよ。今
は、まだ恥ずかしさが残ってますが、そのうち、導尿や浣腸が大好きで自らしてしてっておねだりするよ
うになるでしょう」
「そ、そんなこと絶対に言わない! これ以上、私たちに変なことをしたら警察に訴えるわよ!」
 智花は急に声を張り上げて拒絶反応を示した。
 蛭間は少し驚いて顔色を変えたが、すぐにふてぶてしいほどの冷笑を浮かべた。
「警察に言っても無駄だ。智花が奉仕特待生で契約する時に如何なる医療行為にも拒否権を持たずに、医
学の発展のためにその身を捧げると言う一文があったからな」
「蛭間先生の言うとおりですよ。奉仕特待生の契約は絶対ですからね。警察に言っても無駄ですよ」
 周りに座っていた医師たちも不気味な冷笑を浮かべながら、蛭間の援護に加わる。少女は自分がまるで
孤立したように感じた。この病院では常に智花は四面楚歌を感じずにはいられなかった。
「それに優介くんか優花ちゃんか知りませんが、彼には性同一性障害と言う診断名がしっかりついている
のですよ。正式にはトランスセクシャリティと言うんですが、本来の性別と精神が一致してない病気です
から精神と肉体をあわせる手術を行ってるんですよ」
「ゆ、優介は女の子になりたいなんて思ってないわ」
「そんなことありません。こちらも医師が二人で診断した結果、優介君は女の子の優花ちゃんとして生き
て行きたいと言いましたからね。彼女の意思を尊重してあげるために睾丸の摘出と陰茎切除を行って、膣
整形を行ってるんですよ。法律上どこにも問題はありませんよ」
147458 ◆VENk5mkP7Y :05/02/23 13:37:32 ID:G8xsHfSR
 眼鏡をかけた気障っぽい医師は余裕綽々と答えた。本来なら性同一性障害の治療は18歳になってホル
モン療法を行い。性別を変える手術は20歳になるまでは法律で認められていなかった。それまで優介を
男性として成長させると男性ホルモンの影響を受けすぎ、女体化は上手く進まないことが予想されたし、
何より、第二次性徴に入ったばかりで中性的な美少年を美少女に無理やり変えるのは、劣情を煽らずには
いられない研究対象であった。
 もちろん、そのことは智花や優介以外はすべての医療関係者が知ってることであった。
 智花は警察に訴えると言ったが、抗弁のたつ大人たちに丸め込まれた。もっとも実際に恥ずかしい秘密
を明かす勇気はなかった。排泄行為でエッチな気分になると面白おかしく言われて咄嗟に自分の清純な心
を守るために反発したまでのことであった。
 項垂れた智花に蛭間はそっと手を少女の丸々としたお尻に這わせた。
「ウンチをして恥ずかしいなんて思わなくてもいいんだぞ。智花は肛門期の赤ちゃんなんだからウンチを
もっと好きになればいいんだ。今日の術前処置として浣腸したときも看護婦さんに見られながらオマルに
いっぱい漏らしながら気持ち良さそうな顔をしてたじゃないか。処女のくせにエッチな愛液でオマ○コを
べちょべちょに濡らしていただろ」
「う、うぅ……」
 智花はついに泣き出してしまった。
 蛭間のいう通り、つい数十分前に浣腸をされた智花は恥ずかしさと屈辱の中に、昨日も感じたような愉
悦感をしっかりと脱糞で体感してしまったのだ。昨日に発情注射を二つの排泄器官にされてから、主治医
が言うように排泄行為が気持ち良くてたまらない身体になっていたのだ。何度も、汚らわしい排泄行為で
感じる自分を否定してみても、禁断の快楽の前には肉体はすぐに屈服してしまい女の心とも言われる子宮
から熱い液を垂らしてしまうのであった。
148458 ◆VENk5mkP7Y :05/02/23 13:38:16 ID:G8xsHfSR
「ああッ!……」
 智花は手術服を捲られると剥き出しのお尻が露呈した。蛭間は唾をつけた指をグッとアヌスを広げられ
指が抵抗を押しのけて注入されるのを感じた。手術前にオムツは脱がされ裸の上に術衣を一枚だけ着せら
れていたため、智花はオムツをつけていなかったのだ。
「また、浣腸するぞ。智花自身が浣腸されたがってるんだからな」
「されたがってなんかないわ!」
「浣腸で感じて、処女のくせに優介のチ○ポを尻に咥え込んでもっと感じて、最後は逝ったくせに」
「い、いやぁ……」
「近親相姦娘のお尻にこんな風にチ○ポが入り込んで気持ちよかったんだろ」
「あうああああああッ!……」
 蛭間は肛門に入れた人差し指をいやらしく出し入れした。
 唾をつけた指は唾以外の腸液で潤滑性を増し、グチョグチョといやらしい音まで立て始めた。智花は感
じたくなくてもアヌスが感じた。括約筋がキュッと不浄な指を締め付けた。固かった少女の菊蕾はだんだ
ん柔らかくなって、粘膜がヌルヌルしはじめた。
「ほら、見てみろ。優花ちゃんも智花みたいにこれからはお尻の穴が性感帯になるんだ」
「い、いやぁあぁ!……はうぅ……」
 眼下には優介の手術が佳境に向かっていた。
 太いガラス棒を少年の陰茎があった部分の下に膣穴を作り、膣を形成するためにガラス棒を入れて置く
のだ。わざとごつごつした感じの不気味なガラス棒は血に塗れた少年の体内に入っていった。彼は下の股
間と胸や顔など上の部分で同時に手術が行われていたようで、片胸だけ異様に大きな膨らみができていた。
もう片方の胸にもメスで傷をつけパックを滑り込ませると、まるで風船のように胸が見る見る大きくなっ
て智花以上に立派で美しいお椀型のオッパイが形成されていった。
149458 ◆VENk5mkP7Y :05/02/23 13:39:02 ID:G8xsHfSR
 乳首の先端には針が無造作に通され、銀色の丸いピアスが装飾品として付けられた。
「あ、ああうぅ……ひ、ひどい……」
 智花は涙でにじんだ光景の中で変わり果てた兄を見て嘆いた。誰よりも傍に居てくれて、誰よりも大切
な男であった。女顔の優介は双子の智花とよく似ており、女顔のことをからかわれるとからかった男子を
やっつけてしまうほど活発であった。智花と違いスポーツも万能で女の子からも人気があったし、性格も
男らしい面が強くあり、ガキっぽいクラスの男子の中では考え方が大人っぽかった。
 そんな最愛の兄がいまでは、完全に女となっていた。一度、失われた男性としての性機能は金輪際、修
復できないことは知識のない智花にでもわかった。男として培ってきた性を否定され、今後、過ごしてい
かなくてはならない兄のことを思うと涙が止まらなかった。
「どうだ。お前の姉の優花ちゃんの姿は、きっとお前以上に数年後は女らしくなるぞ」
「だ、だめぇ……出ちゃだめぇ!」
 智花は蛭間に耳元で囁かれながら、肛門を虐められていた。兄のこと、淫らに感じてしまうアヌスのこと、
これからの自分の運命ことなどを考えると、ゾッと怖気が走るほどショックであった。しかし、そんな彼女
の心を嘲笑うように少女の発情した肛門は悦虐を堪能していた。逝くと思って身を固くした智花の身体から
は愛液だけでなく、手術服を汚しながら汚らわしい汚水が尿道から溢れ出したのだった……
150458 ◆VENk5mkP7Y :05/02/23 13:39:46 ID:G8xsHfSR
「せっかく、手術前にお風呂に入れてやったのに、また、汚すとは……」
「それは仕方ないですよ。智花ちゃんはこれから小児科の赤ちゃんアイドルとしてデビューするんですから、
赤ちゃんはお漏らしをするものでしょう」
「それはそうですな。あははは」
『はははははは』
 智花は薄れ行く意識の中で医師たちの笑い声を聞いた。
 
この人たち狂ってる……

 狂気の宴は始まったばかりであった。女に改造された人形が手術台から下ろされ、これから新たな生贄を
手術台に載せるのだ。麻酔から目が覚めた時、自分の体の変化に気がついたら、どのような反応を示すか今
から楽しみであった。


……続く
151458 ◆VENk5mkP7Y :05/02/23 13:41:18 ID:G8xsHfSR
なんだか、自分の中ではすごく中途半端なのですが…
智花ちゃんはもっと酷いことを使用とは思うのですが、
ちょっと、書く気が萎えたので、また、今度書かせてください。
152名無しさん@ピンキー:05/02/23 20:40:10 ID:I2xsFjci
やったー!待ってた甲斐がありました。
ガンガン続けてください。楽しみにしてますよ!
153名無しさん@ピンキー:05/02/23 21:23:22 ID:IFiaOv6j
漏れ漏れも!
今一番楽しみにしてる小説だな、ほんとがんばってください。。
154名無しさん@ピンキー:05/02/23 23:12:22 ID:doW8Sc4v
続きを楽しみにしてますよ〜。
でも考えてみりゃティムポ切られちゃう優介の方が歯を抜かれる智花よりきついかもしれん。
こっちとしては萌えますが。
155名無しさん@ピンキー:05/02/24 07:04:53 ID:hL5A/9yF
ちょっとつらいです
156458 ◆VENk5mkP7Y :05/02/24 14:00:25 ID:nyElsosY
今回は智花ちゃんの『手術編』です。
皆さんが出してくださった案の中で、自分が萌えるのを中心に採用させて貰いました。
たくさんの意見、ありがとうございました。
今回はいつにも増してご都合主義です。

■■■■■■注意■■■■■■
グロい表現がたぶんに含まれています。
流血や身体改造が嫌いな人は読み飛ばしてください。

今回の身体改造は、58さんに奉仕特待生システムの使用を申請した時から
考えていたことなので、自分にとってはとても大切な部分でした。
ですので、受け入れられないは方は読み飛ばしてくださいませ。

次回からは、羞恥メインで行きます。
でも、医療羞恥とかそういうのに固執するつもりは欠片もありませんので、あしからず。
157458 ◆VENk5mkP7Y :05/02/24 14:01:25 ID:nyElsosY
 数人の医師たちが滅菌服に着替え、真剣な表情で手術室に入っていく、中にはすでに手術体の白石
智花は手術台の上に抑制帯で固定されていた。すでに数人のナースと麻酔科医によって、いつでも手
術が行えるように準備が整えられていた。
 蛭間は滅菌手袋をナースにつけて貰うと少女のもとに歩み寄った。
 智花はスヤスヤと麻酔によって眠りの国に誘われている。少女のシミ一つない痰雪の如き白い肌は
無影灯の光を反射させている。赤ちゃんのように真っ白な肌に無垢な産毛が黄金色に輝いており裸体
であるにもかかわらず、まるで眠り姫のように幻想的な感覚さえいだかせた。
 しかし、目の前にいるのは最高級品のモルモットである。感慨深い印象を捨てさり、蛭間はナース
に指示を与えた。
「それでは、手術をはじめる。まずは乳房縮小術を行う。メス……」
「はい」
 蛭間はメスを受け取ると智花の右乳房の下に5ミリほどの切れ目を入れた。美しい肌に赤い鮮血が
滲み出す。智花の乳房は陥没乳首なことを除いては、色・形・艶と同性のナースたちが見ても羨まし
いほどの美乳であった。中学生にしては少し大きいかもしれないが、彼女のチャームポイントの一つ
であることには違いなかった。
 ――奉仕特待生のくせに生意気に……
 それが、手術室に集められたナースの共通の想いであった。
 奉仕特待生の手術に参加したのは、奉仕特待生を実験対象や物くらいにしか見ていないナースばか
りが集められたのだ。奉仕特待生に憐憫の情を抱くものが居たら円滑な手術に差しさわりがあっては
いけないという配慮からであった。
158458 ◆VENk5mkP7Y :05/02/24 14:02:46 ID:nyElsosY
 そのため、ナースの動きは迅速で蛭間が口頭で指示を与える前に、必要物品を手渡していた。
 まずは、陰圧のかかった注射器で深部の脂肪を大量に吸引して、その後に2〜4ミリと大きさも形
状も異なる数十種類の吸引管を用いながら、吸引圧を自在に操りながら吸引を行っていった。
 右胸だけでなく左の胸も同じように形のバランスと脂肪吸引量を見ながら、乳房縮小術が終わった。
「本当に小学生のオッパイですね」
「いやあぁ……蛭間先生も上手いもんですな。こんなマニアックな手術は患者では行えませんから、
医師としてのセンスが試されるものですが、いや、すばらしい」
 ナースや医師仲間に褒め称えられ蛭間は上機嫌になった。蛭間が一番好むのは思春期の、胸が膨ら
みはじめてから膨らみきるまでの間の少女である。そのことを考えると智花も充分に触手が動かされ
る対象ではあったが、まだまだ子供っぽさを色濃く残す彼女に今までの大きな乳房は不釣合いだと違
和感を拭い去れなかったのだ。そして、自分の手で作った理想の完成作品を見た。
 智花の薄い胸板の上には、もっとも成長の証を示していた乳房の膨らみは見る影もなくなっていた。
少女の乳房は薄桃色の乳輪の周囲から隆起した綺麗な円錐形をなしていた。それはまるで胸が膨らみ
はじめた小学生4、5年生の女子児童の乳腫れ状態であった。大きさも小さく一つまみで握れそうなイチ
ゴの形をしていた。
 大人っぽい膨らんだ乳房には美しさはあったが、智花の今の歪とも言えるロリータっぽさを強調した
乳房には汚してはいけない禁忌の背徳感さえあった。
159458 ◆VENk5mkP7Y :05/02/24 14:03:33 ID:nyElsosY
「吸引器……」
「はい」
「これじゃなくて、一番大きいやつ」
「これですか?」
「それ、それ」
 乳房の脂肪吸引は終わったはずなのに吸引器を要求する蛭間に困惑しながら、ナースは一番大きな吸
引管を手渡した。
「これは、こう使うんだよ」
 蛭間は吸引圧を最高にするとそれをそのままかなり縮小化された智花の乳房の頂点につけた。すると、
埋没していた乳首が吸引によって透明感溢れるピンク色の乳首が顔を覗かせ始めた。
「注射針とピアス! それと鑷子」
「はい」
 ようやく意図を飲み込めたナースは注射針を用意して、優花が施されたのと同じリング状のピアス
を持ってきた。
 吸引管を取り除いた蛭間は滅菌鑷子を受け取ると、少女の初々しい乳首を摘んだ。そして、注射針を
横から無造作に乳首の根元に貫通させ、注射針の針穴にピアスの先を通して貫通した乳首を引き戻すと
上手くピアスが乳首を突き出した。
 ピアスを止めると智花の陥没乳首はピアスによって肉の中に埋没することができなくなり、空気にさ
らされることとなった。同じように反対も施行した。
 マニアックなイチゴ型の乳房の頂点には、銀色に輝く白金のピアスが絡み付いている。ファッション
でピアスをすることは最近の女の子ではごく普通になってきたが、乳首にピアスはそれこそ一握りの愛
好家だけである。小さな少女の乳首にピアスは痛々しかった。
160458 ◆VENk5mkP7Y :05/02/24 14:04:19 ID:nyElsosY
 小学生なことをネタに智花にはブラジャーを着用させる気はまったくなかった。肌着もゴワゴワした
木綿製品を着せて乳首に常に刺激を与えようと考えた。体操服もスクール水着も小さめのサイズを着せ
ると乳首だけでなく、ピアスさえも浮き上がるだろう。智花は本来なら年下の級友に気味悪く見られる
だろうが、奉仕特待生として学校には常に通わせるつもりであった。
 病院の非現実空間だけでなく、学校と言う現実の空間に智花を出すことによって、他人とは根本的に
違う自分を確信させ絶望感を植え付ける気であった。絶望の中で打ちひしがれた少女は、自分の非力さ
を悟るであろう。そして、諦めとともに赤ちゃんに退行させるつもりであった。だが、簡単に屈服して
貰っては楽しくないのも事実であった。
 そのことを踏まえると智花は、人一倍恥ずかしがり屋で思春期の少女特有の身体に対する劣等感の強
いことから、赤ちゃんにされてしまう自分に気丈に戦っている。蛭間から見ても実の兄に恋慕の情を抱
いていることは伺える。医療行為という名の苛烈な虐待にその日は負けても、次の日には乙女の純粋な
魂が回復している。そんな聖少女然とした智花の気高い魂が、本当に屈服した時を考えると楽しみで仕
方なかった。
 普通の女の子よりも高いレベルに羽ばたいている魂の翼は、それだけ地面に落ちる距離もあることを
意味する。高ければ高いだけ落ちた時の衝撃も強いだろう。智花はオムツを着用させられ、最愛の兄を
女に変えられ、さらには乳房も子供にさせられた。少女の無限の可能性を秘めていた翼の羽は、無情な
医師によって何本も抜き取られていた。
 昼間は智花の手術が終わったら、空に羽ばたけるわけはないという思いがあった。だが、反対に翼の
羽を毟り取られながらも、空を目指す少女の痛々しいもけなげで美しい姿を脳裏から払拭できなかった。
161458 ◆VENk5mkP7Y :05/02/24 14:05:04 ID:nyElsosY
「かわいそう」
 感慨深く感傷にふけていた蛭間の耳に、ナースの一人が心にもないのに口にした言葉が入ってくる。
急に現実に戻された中年医師は、ナースを観察した。瞳にはアブノーマルな嗜虐欲が宿っていること
からも、智花を思いやっての発言でないことはすぐにわかった。だが、あえて蛭間は気がつかない振り
をし、気を取り直して皮肉気に答えた。
「かわいそうなものか。智花は本来なら中学生でお洒落とか化粧とかに興味を持ち始める年頃だろうが、
赤ちゃんになるんだから一生そういう行為はさせてやらないんだから、唯一のファッションとして姉妹
お揃いのピアスをつけてやったんだ」
 その嘘くさい蛭間の物言いに、一人二人と医師たちが笑いながら近づいてきた。
「さすが、先生は優しいですね。でも、ピアスって確か家畜にするものじゃなかったですか? それに
乳首にピアスは確かアフリカの奴隷が競り市で売られる時にされるものでしたよね」
「奉仕特待生も、結局は奴隷みたいなものですからお似合いじゃないんですか?」
 医師たちは笑いあいながら少女を見下ろした。
 彼女はいったいどんな夢を見ているのだろう……
 どんなに医学が発展しても、人が睡眠中に見ている夢を知ることはできないような気がしたが、とり
あえず、彼女が目を覚ました時、彼女の現実は悪夢であることだけは確信していた。
「こんな綺麗な歯を全部抜いても良いんですか?」
「ええ、かまわずやってくれてかまいません。伊佐氏(134)理事長から許可は下りてますからな。それで
先生もわざわざ特別シリコン製の歯を作って来てくれたんでしょう」
「まぁ、そうですね。昨日はいきなり理事長から要請があって、蛭間先生の診察室に行くと可愛いお嬢ち
ゃんが二人で泣きながら寝てますから、歯形を取らして貰って、それから石膏で歯形を作って歯科技師と
数人でシリコン製の差し歯を作っていたら徹夜になりましたよ」
162458 ◆VENk5mkP7Y :05/02/24 14:05:48 ID:nyElsosY
「それは大変でしたなぁ……ですが、理事長から聞いた話では差し歯は全部間に合わなかったと聞いたが
大丈夫なのか?」
 蛭間が怪訝そうに歯科医に問うと、長身の眼鏡をかけた歯科医は小さな箱を取り出して中年医師に見せ
た。
「……これはすごい……儂もここまでリアルなのは想像してなかったぞ」
「それでは、歯の抜歯の方に取り掛からせて貰いますよ」
「任せました」
 医師たちがこの時、どれほど陰湿な顔をしたかは感染予防のためのマスクによって遮られたが、マスク
の下で口角が歪んでいることは誰もが自分のことのように予想できた。
「蛭間先生、儂らはこっちの性器の方を若返らせてやりましょうぞ」
 腕は一流の大先輩の老医師に言われ、蛭間は下半身部分に移動した。
 これからは、歯科医師たちが口を担当し、蛭間たちが女性器を担当するのだ。
 モルモットとはいえ、大切な人形を長時間の麻酔下で侵襲にさらすわけにはいかなかった。
*      *      *      *      *
 蛭間は老医師の手捌きに目を細めた。
 何十年も順健大学病院のエースの一人として支えてきた医師である。さきほどの優介の執刀にも携わっ
た人物である。智花の手術が優介の後であったのは、手術室の空きを待っていたのではなく、彼を待って
いたからである。
 人を切るのが三度の飯より好きという変態で、手術室に一日中いるような男である。サポートの回った
蛭間でも着いていくのがやっとであった。
163458 ◆VENk5mkP7Y :05/02/24 14:06:33 ID:nyElsosY
 智花の下半身に行われる手術はかなり多彩であった。まずは、ロリータっぽい単純な縦筋のワレメを形
成するために美しい小陰唇を半分近く切除して縮小する手術であった。あまりの美しさに蛭間なら切るこ
とを躊躇ってしまいそうだが、この男は何のためらいもなく左右均等に切り落とし、見事な縫合を瞬く間
にやってのけた。
 しかも、ただ小陰唇縮小術をするだけでなく、智花が自分のことを普通の女の子とは違うことを認識さ
せる目的と、二度と一般生活を普通には送れなくすることを目標とした治療計画で快楽増進が案として浮
上していた。
 もっとも敏感な粘膜である智花のクリトリスは豆粒ほどで、包皮を剥かないと感じないだろう。恥垢の
付いたクリトリスを丁寧にアルコール消毒し、美しい色で輝いている陰核を常に日常生活を送るだけでも
快楽を与える計画である。
 それがクリ包皮切除術と、クリトリス肥大術、さらにはクリトリスの左右の小陰唇に小さな真珠玉を埋
め込む手術であった。すでにあっさりと小さな真珠玉は切除されずに残った小陰唇の中に埋め込まれ、出
てこないように縫合された後であった。
 クリ包皮も根元まで切除されると、乳房の脂肪吸引で吸い取った脂肪を注射器に吸い取り、少女の陰核
の深部に注入した。表面に神経層は集中しているため脂肪を中に入れることで肥大化させながら、快楽の
現象が起こるという状態をなくしたのだ。
 念のために発情ホルモンを陰核に塗りたくった。
 改めて見ると無垢の象徴でも合った豆粒大の陰核は、2倍以上に膨れ上がり小指の先ほどの大きさもあ
りプリンプリンしていた。
「見事な大きさだ……」
 蛭間はその美しい陰核に感嘆の声をあげた。それを聞きながら老医師は興味なさそうに相槌を打っただ
けであった。
164458 ◆VENk5mkP7Y :05/02/24 14:07:24 ID:nyElsosY
 しかし、これだけ熱心に陰裂を改造しても智花は永遠のロリータ美少女で保管するため、ロリータ性を
最も感じさせる処女膜はそのままにするべきであった。性徴抑制剤を投与されていることから智花の生理
は停滞することは予想できた。
 生理は大人の不浄さを感じさせるし、普通の性交は女の本能を感じさせるため徹底的に禁止すること
を計画書に出し、理事会で承認されたのだ。智花の肉棒が入るのかと不思議になるくらい小さな膣口は
愛液が流れ出るスペースだけ開けて、膣の入り口の上方4分の3ほどにメスで切れ目を入れ、左右が皮
膚が癒着し膣穴を著しく狭めるように縫合した。
 優介が陰茎を切除され男としての性を剥奪されたように、智花も女性としての道は膣を閉すことによ
って剥奪されたと言っても過言でなかった。
「せ、先生、ちょっと待ってください……」
「どうしたんじゃい?」
「ちょっと早すぎて疲れてしまいました……」
「蛭間先生は、集中力が足らんから良い腕を持っていても長時間のオペを任せられないんじゃ」
「す、すみません……」
 蛭間は先輩医師にお小言を貰いながら、歯科チームの進行を見つめた。
 口の端から血が見え痛々しいが、すでに抜歯された歯が20本近く膿盆の中に入れられていた。
「ほれほれ、はようせにゃ、歯科組においていかれるぞ」
「は、はい……」
 蛭間たちが次に目指したのは、本来なら不浄な排泄器官である肛門であった。
165458 ◆VENk5mkP7Y :05/02/24 14:08:05 ID:nyElsosY
 そこは大便が出る肛門とは思えないほど、鮮やかな濃いピンク色であった。周りの皮膚の色が牛乳を溢
したように乳白色であるから、肛門の色合いがまるで果実のように瑞々しく映えていた。
 とても、昨日に少年の物とは言え、男性器を咥え込んだ場所には見えなかったが、妖しい光を反射する
肛門鏡を差し込んで開くと驚くほど柔軟に開いた。
 永遠の処女ロリータがテーマの智花の性感帯は排泄器官に特化するように計画された。尿道ももちろん
排尿をするだけで感じる破廉恥な身体にするが、それだけでは男は楽しめない。やはり、男が楽しんでこ
その奉仕特待生であろう。そのため、口接奉仕をする口腔内と肛門性交をする肛門内は特に失敗が許され
なかった。
 だが、そんな蛭間の心配は杞憂に終わった。老医師は確かな手捌きで肛門内に改良を加えていっていた。
 膣と違い単純な直腸は入り口の肛門括約筋が閉まるだけであり、腸内は単純な造りとなっている。そこ
にまずは襞を多く造型して人工的なミミズ千本のような直腸を作り上げる。その後にコラーゲンを注入し
て襞に微妙な凹凸を作り上げた。
「これで肛門内は完成」
 老医師は他愛もなく終わりを告げたのは、智花の肛門鏡を抜いて数分後のことであった。
 優介のように少年のペニスではなく、すぐにでも大人の巨大な肉棒を埋め込めれ、欲望の捌け口として
壊れることなく機能させるために、肛門皺に沿って筋肉を傷つけないように数箇所メスを入れて完成をむ
かえたのだ。
「この娘には骨盤定筋運動をさせるんじゃ」
「そ、そんなことしたらせっかく、導尿括約筋に弛緩注射したのに筋肉が鍛えられてお漏らし少女じゃあ
なくなりませんか?」
166458 ◆VENk5mkP7Y :05/02/24 14:09:26 ID:nyElsosY
「まぁ、確かにそこいら変の筋肉は繋がっておるから一緒に活性化されてしまうだろうが、肛門括約筋を
自在に締められるオマ○コ以上の名器を作ることもできるんじゃぞ」
「しかし……」
 あまり乗り気でない蛭間に対して、老医師は『若いの……』と、ため息を一つ付いてから、駄目な生徒
に教え諭すように話し掛け始めた。
「どうせ、この娘は奉仕特待生じゃ。おしっこが自分で我慢できるようになったからといって、お主がパン
ティの着用を許可せねばオムツ以外に穿く物はないんじゃ。もっとも、陰核が常に剥き出しのこの娘とした
らパンティやオムツの生地が少し動くだけでも擦れて日常生活に支障を来たすほど快楽を得るじゃろう。ノ
ーパンがもっとも幸せだと娘が感じても、お主がオムツ着用を義務付ければ歩きながらオムツの中で性をや
ってしまうこともあるじゃろう……」
「先生、でも、そのこととお漏らしは関係ないのでは……」
「結論にせっつくな。なんでもすぐに結果を得ようとするのはお主の悪いくせじゃぞ。まずは、この娘が自
分で排泄コントロールができるようになったとしよう。じゃが、この娘はオムツにしか漏らすことができな
いじゃぞ……花恥らう乙女にとっては自分の意思でオムツに排尿することは最高の屈辱じゃないのか?」
「た、確かに……さすが先生」
 蛭間は納得したように曇っていた表情に光をさして歪めた。
167458 ◆VENk5mkP7Y :05/02/24 14:10:13 ID:nyElsosY
「ほんと、せっかちじゃの……本題はこれからじゃのに……お主はこの娘を擬似的な赤ちゃんにしようとし
ておるんじゃろ? だったら、排泄コントロールができ始めたら、オマルで排尿を許可してやるんじゃ。オ
マルとは言え、オムツよりはましじゃろうから、この娘に寛容な心を見せてやるんじゃ。それで段階ごとに
トイレット訓練を行わせ、パンティまで穿かせて数日間は普通の女の子として学校に通わせてやれるが良い
じゃろう。その頃には娘も自分が普通の女の子になれるかもしれないと希望を抱くころじゃ、そこで、利尿
剤と薬を用いて人前で大失態をさせるんじゃ。で、お主は治療と称してまた失禁娘に戻してやれば良い。一
度、夢を見させてやって自分がやっぱり駄目なことを心に深く自覚させてやるんじゃ。娘はひょっとした、
また直るかもしれないと骨盤定筋運動を行うじゃろうが、アナルの具合が良くなるだけで、お漏らしは直ら
せなければ良いし、何回も繰り返して天国と地獄を何度も味わわせてやるのもいいじゃろう」
「せ、先生さすがです……さっそく医学的リハビリテーションの方と連絡をとります」
 蛭間が学生の頃から医師であり教師であった老医師に天啓を受けたような気がした。
「ま、あくまで一つの案で、長期的なプランじゃがな。使う使わないはお主の奉仕特待生じゃから好きにす
るがええ……おっ、歯科組も終わったようじゃぞ」
 蛭間は上を向くと歯科医師たちが作業を終えていた。綺麗な歯を全部抜歯することは少し可愛そうであっ
たが、換わりに特注の差し歯によってきっと智花は赤ちゃんの頃にまた一歩後退できたであろう。
「さぁ、残りは蒙古斑と舌足らずにするための舌麻痺術じゃったかな」
「それと、後は歯を抜歯したことから頬がこけないように頬に脂肪注入を行い、両頬にえくぼ形成をしま
す。蒙古斑の後は残った乳房の脂肪をお尻に入れて、臀部の肥大化で終わりです」
168458 ◆VENk5mkP7Y :05/02/24 14:10:54 ID:nyElsosY
「最近は、物忘れが多くていかんな」
 老医師はぼやきながら細長い針をナースから受け取ると、智花の舌に無造作に突き刺して電気刺激を与え
た。これによって舌の神経がいくぶんかは麻痺してしまい。上手く食事を咀嚼できずに口から溢してしまっ
たり、舌足らずな口調になって自然に少女の意志に関わらず赤ちゃん言葉しか喋れなくなるであろう。それ
でも、味覚が衰えないのは味覚に対する神経と舌を動かす神経が別々であることが大きかった。
 蛭間が智花の口の中から取り出された永久歯を見ると28本あった。まだ、親知らずは生えてきていない
のだが、二度と抜歯された歯は生えてこない。変わりに差し歯が入れられていたが、数は20本であった。
そして、大きさは永久歯ほど大きくなくそれらの歯は子供の乳歯サイズであった。それでも歯並びは綺麗で
あったし、今までの智花の永久歯は人形のように小さな小顔の彼女には不釣合いなように大きく見えていた
から、乳歯の方が小さな顔にピッタリと似合ってしていた。
 新しい乳歯を蛭間が指で押すと、コリッとした感触を残してグニュと潰れた。さすがは特別製シリコンな
だけはあると細く微笑んだ。
 老医師にせっかち過ぎると助言をされたにもかかわらず、蛭間は智花に一刻も早く目を覚まさせ、少女の
新しい身体を見せ付けたかった。乳房の脂肪吸引でとった脂肪はまだたくさん残っている。頬には少し多め
に入れて子供っぽいぷっくらと柔らかく膨らんだ頬にするつもりだった。

……続く
169名無しさん@ピンキー:05/02/24 15:21:48 ID:WVIZ1byR
ひいい、萌えー。。
早くともかが起きたところ見たいかも。激しくGJっす。
170少尉:05/02/24 19:05:36 ID:Y5pUxTCv
166-167あたりの蛭間と老医師の会話だけど、この段階では伏せておいて、そのときになってから手の内を明かした方がストーリテリング的に得策じゃないかな
171名無しさん@ピンキー:05/02/24 23:46:09 ID:hoMRhw3S
458さん!ありがとうございます。
待ってた甲斐がありました。早く続きが読みたくてたまりません。
ところでぶりっ子智花ちゃんはこれから小学校に通うんですよね?
そのときはどんな格好をさせられるんでしょう?
小学生の制服?それともロリロリな私服?まさかロンパースとかのベビー服?
そんなことを考えるだけでご飯3杯はおかわりできそうです。
これからも応援してます。
172134:05/02/27 13:40:37 ID:mIWDOIHT
漏れ理事長かよ……w
いえ、採用してくれてありがとうですが。
幼児化手術がここまでとは思っていませんでした。458氏激しくグッジョブです。
改造系&幼児化される羞恥が好きな者としては至福です。
続きをすんげー楽しみにしています。
173名無しさん@ピンキー:05/02/28 00:34:36 ID:r2PbEhAo
すばらしいです。
卵巣の片方を兄に移植とか
膣の縫い合わせが閉じたら
癒着防止のガラス棒挿入を止めて
処女膜形成手術とか
腹膜を使って子宮外妊娠体験とか
子宮も兄に移植とか
妄想が膨らみます。
174名無しさん@ピンキー:05/02/28 10:08:13 ID:8/RLK7EG
先生!
正常歯をありったけ抜いたらどれだけ人体に異常をきたすのか考えただけでゲロ吐きモノです!

と、携帯でみたが為にマジでゲロ吐いた歯学部生がマジレスするテスト



つーか、その子X0歳まで生きられねーよ(つД`)・゚・.
175名無しさん@ピンキー:05/02/28 12:28:44 ID:/7iE0dbe
と、感情移入できてしまうほどの作品だということですね。

すばらしい。
176名無しさん@ピンキー:05/02/28 16:18:29 ID:uAvEsFtH
>>174
良ければ詳細きぼんぬ

でも携帯か、無理にとは言わないでつ・・
俺今親知らず三本生えてるのに、
一本目抜いたときの恐怖で放置してるんだ。。こええ
177名無しさん@ピンキー:05/02/28 17:42:15 ID:8NtROxWG
健康歯を抜いてフェラをするって言うのを江戸時代の風俗では存在してたみたいですよ。
性病とかで昔の人は長生きできそうにないですけどね。
やっぱり健康歯っていうのは、おじちゃんおばあちゃんみたいになって全部抜けるのとはわけが違うの?

まあ、174さん
あんまりリアルを追求しすぎちゃいけませんよ。
あくまでSSですからねぇ。
178名無しさん@ピンキー:05/03/01 18:36:07 ID:YOK7gGGo
agemoge
179名無しさん@ピンキー:05/03/01 22:00:19 ID:b8Dz/96m
>>177
江戸時代にフェラなんてあったの?何の資料に書いてあった?
日本にはそういう習慣なかったように思ったけど。
180名無しさん@ピンキー:05/03/01 22:20:57 ID:YOK7gGGo
江戸時代に開発された四十八手では、「千鳥の曲」もしくは「雁が音」というのがフェラチオにあたる
181名無しさん@ピンキー:05/03/02 10:03:17 ID:1Be0s36w
【社会】「医療行為の一環」 女性患者の服脱がせ写真撮影した医師を逮捕
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1109721004/
182名無しさん@ピンキー:05/03/04 22:48:22 ID:6O9Twu5P
二次元はスレ違いかもしれませんが
ttp://medical.s62.xrea.com/ga/syousai/src/1109811668503.jpg
183名無しさん@ピンキー:05/03/05 23:15:00 ID:9LhBgP25
agemoge
184紘野 ◆d/HBB7Sqs6 :05/03/06 20:59:34 ID:5pofVkB/
こんばんは。レス数が増えてますねー。
投下前にまずはレスを……。


>詩五夜さん
前スレでは、いろいろ余計なことを申しまして、申し訳在りませんでした。
死に傾かない、ええもう、それで充分です。ありがとうございます。
これからも怖がりながら拝見させて頂きますので、どうぞよろしく。
あ、文体のことですが……。
困ったことに、私はまだ、自分の文体というのが定まっていません。
なるべく揺らぎの少ないものを、と思っていますがなかなか難しい。
お見苦しく思われる部分もあるかと思いますが、生暖かく見守ってくださいまし。

>86さん いつも待っていてくださって、ありがとうございます。
>87さん 佐賀先生を如何に萌えDr.にするかに、実はかなり力が入ってますw
>102さん まあ、いずれそういう話も出てはくると思いますが……どうかな(汗
>108さん 人間が介入しないってちょっとつまらないかも、という気がします。

>amas-trehさん
まだ、まだまだ、続きます?続きますよね?ぜひ、続けてください。……待ってます。

>( ・∀・)つ〃∩モエーさん
はじめまして。正統派ハアハア作品に感動しました。お気が向かれましたらまた、ぜひに。


てことで、次レスから、>82の続き、投下します。
185紘野 ◆d/HBB7Sqs6 :05/03/06 21:01:37 ID:5pofVkB/
「すず那ちゃん。この人たちは、病院内の広報を担当している職員の皆さんです。奉仕特
待生のすず那ちゃんを取材したいそうなの。協力して頂戴ね?」
(な、何もこんな時に……こんな人たちを……)
 呆然とするすず那をお構いなしで、機材が準備されていく。
「はい、準備オーケーです」
 スタッフの一人がそう声を上げると、マイクを持った女性がすず那に近寄ってくる。
「こんにちは、桐生すず那ちゃん。私は報道部の三住累と言います。
 えーと、すず那ちゃんは、奉仕特待生としてここにいるわけだけれど……今はこれ、何を
されているところかしら?」
 にこやかなのに事務的な声が、すず那に『恥ずかしい質問』を向けてくる。
「あ、あの……」
 口ごもると、再度同じ質問が繰り返される。進藤医師や佐賀をちらりと見るが助け船を出
してはもらえそうになく、仕方なし、すず那はつっかえつっかえ、自分の情けない状況を語
り始める。
「え……と、……お、浣腸を……して……いただいて……います……」
「そう。あんなに沢山、こんな小さな身体に入ると思う?」
「……さっき900ccのお湯が……入ったので……たぶん……」
「うわぁ、そんなに沢山入ったんだ?この処置の前はどんなことをして、皆さんの勉強の
お手伝いをしたの?」
「……お、おく……すり……を……いれていただいて……それで……」
「薬、どこにどうやって入れたのかしら?」
「……お、お尻の……」
「ん?」
「お尻の穴です……。イチジクのお浣腸をして……頂きました……」
「そう、それでどうなった?」
「……たくたくさん……でま……でました……」
「何が出たの?」
「……」
186紘野 ◆d/HBB7Sqs6 :05/03/06 21:03:08 ID:5pofVkB/
「ねえ、すず那ちゃん、奉仕特待生としてご奉仕しているすず那ちゃんはいちじくのお浣腸を
されてどうなってしまったの?」
「……う……ち……を」
「え?」
「……みな、みなさんの……めの、めのまえで……う、うんちを……してしまいました……」
 まるで、ふらふらと誘導されるように、すず那は言いたくない単語を言わされていた。
 言った途端恥ずかしさに耳まで赤くなる。まるでその瞬間を待ちわびていたように、カメラ
のフラッシュがたかれる。
「そう、うんち、お漏らししたのね?そうでしょう?だってお浣腸されてしたんですもんね?」
「……は……い。そう……です」
「それで?そのあとはどうなったの?」
「……その……あとは……注射のような……お浣腸で……石鹸の混ざったお水を……い
れて……いただきました」
「それは1回だけ?」
「……いえ……たくさん……」
「やっぱり、うんちを漏らしたのかしら?」
「は、い……漏らしてしまい……ました……いえ……あの……」
「どうしたの?言っても構わないわよ?」
「……石鹸のお水が入るとすぐ……佐賀先生が……すず那の、お腹を押して……お水と
……う、うん……ちを……出すのを……手伝ってくださいました。でも……痛くて……とても
痛くて……お尻もお腹も痛くて……つら、つらかった……です」
187紘野 ◆d/HBB7Sqs6 :05/03/06 21:04:56 ID:5pofVkB/
「そう。だけど頑張ったのよね?それとも、泣いちゃった?」
「な、泣きました」
「どうして泣いちゃったの?」
「み、皆さんに……見られながら……機械みたいに……扱われるのが……辛くて……恥ず
かしくて……お尻もお腹も……痛くて……う、うんち……する……ところを何度も見られて…
…それで……泣いてしまいました」
 すず那は、顔は相変わらず赤いが、三住の誘導にまんまと載せられ、絶対に言えなかっ
た言葉を徐々にすらすらと発音している。進藤医師が満足そうな顔をしているのは言うまで
もない。
 そういった質問を繰り返しているうちに、いつの間にか瓶の中身は空になり、すず那のお
腹はぽっこりと膨らんで、見ようによってはアンバランスな妊婦のようになっていた。
「あらあら、お湯が全部入ったわね。小さいのにすず那ちゃんのお腹はとても欲張りに出来
てるみたい。進藤先生、最後に写真撮影をして終わりたいので、すず那ちゃんのベッド、起
きあがらせて貰えませんか?」
「分かりました」
 三住の依頼に、進藤はあっさり頷き、すず那の横たわるベッドが少しずつ角度をます。
それにつれて、腹部への圧迫はまさり、排泄への欲求も高まる。
「あぁ……いやぁ……だめ……だめです……」
「はいはい。もうすぐ終わりますからね、頑張ってください。えーと、絵的には……イルリガー
トルのチューブはそのままで、ええ。導尿のチューブも勿論それで、両方よく見えるようにし
ていただいて……。佐賀先生と進藤先生、すず那ちゃんの両側に立ってください。他の学生
さんたちはその後の方に。はい、結構です」
188紘野 ◆d/HBB7Sqs6 :05/03/06 21:06:40 ID:5pofVkB/
 三住は立ち位置をいろいろ変えつつ、細部を細かくチェックしていく。すず那は気持悪さと
排泄欲に涙目になりながら、そんな三住を恨めしげに見る。
 と、すず那の両手の拘束が不意に解かれた。軽くなった腕をさすりつつ、逃げ出すことも
他の部分の抑制を解くことも出来ないにしても少しだけ、楽になった、と思う。だが、そんな
すず那に、三住はとんでもない注文をつけてきた。
「さて……。それじゃあね、すず那ちゃん、両手も自由になったことだし、あのカメラに向かっ
て微笑んでピースサインして貰えるかしら?」
(……え……?!)
 この人は、一体何を言い出すのだろうかとすず那は思う。余りに突飛なことも進藤医師で
なれてきたつもりだったが……この状況でそんなことをまさか要求されるとは思わなかった。
「わ……らうんですか……?」
 確かめるように尋ねると、三住は黙って頷くばかりだ。
 仕方なし、微笑みらしきものを浮かべてカメラを見る。だがそれでは表情が硬いとか、わざ
とらしすぎるとか、何度も駄目だしをされてしまい、そうなればなるほど、すず那に笑う余裕な
ど出てこないわけだけれど、そんなことではいつまでも終われないと脅され、どうにか自然に
見える笑みを浮かべ、ピースサインを示す。
 カシャっという音で、記念撮影は終わる。だが三住は更にとんでもないことをテレビカメラに
向かって喋る。
「一生懸命、医学の為にご奉仕してくれている桐生すず那ちゃんの浣腸奉仕の模様をお伝え
しました。それでは、最後はすず那ちゃんのお漏らしで締めたく思います。今後とも、奉仕特
待生システムに、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします」
 素早い動作で、刺さっていた刺管が、さっとすず那の肛門から抜かれる。
189紘野 ◆d/HBB7Sqs6 :05/03/06 21:09:03 ID:5pofVkB/

−プシャー!

 まるで、漫画のような音と共にすず那の肛門から透明なぬるま湯が零れていく。散々浣腸され、洗浄されたので、澄んで綺麗になったそれしかカメラに映らなかったのがせめてもの幸いであっただろうか。
(あぁ……なんでもう……信じられない……)
 目の前が暗くなりそうなのを必死で堪え、徐々に萎んでいく自分の腹部をすず那はただただ、じっと凝視するばかりだった。


 結局、体力が限界であろうということで、宣言されていたお仕置きは翌日に延期された。
ものを食べる気力も殆どないすず那に、看護師はスプーンを口元に運び、無理に食べさ
せ、さっさと寝かせてしまう。
 それでやっとすず那は、安らかな一時を満喫したのだった。
(眠っている……時が……唯一……暖かい時間……)
 まどろみながら、そんなことまで思う。

 翌日、午後になると又、放送でナースステーションに呼び出される。今度はすぐさま行動し
て、前日のように嫌な思いをせずにすんだ……筈であった。
 だが、どう考えても手ぐすね引いているとしか思えない進藤医師のあの笑みを見たすず那
は、『お仕置き』のことを思いだして、身震いする。
 当然佐賀もその場にはいて、その手に何か紙を持っていた。確認するように何度も目を通
し、それからその紙をすず那に差し出した。
190紘野 ◆d/HBB7Sqs6 :05/03/06 21:11:19 ID:5pofVkB/
「声に出して読みなさい。つっかえたらそこに付け加えるよ。さぁ、はじめて」
 なんのことか分からないまま、すず那は紙面を読み始める。

「ひとつ 呼ばれてもすぐに行きませんでした」
「ひとつ 遅刻したことで叱られたのに言い訳をしました」
「ひとつ お浣腸して頂いた時に、う……うんちを我慢できませんでした」
 はっとした時には遅く、佐賀はすず那の紙を受け取り何かさらに追加で書き加えている。
「最初からもう一度」
 促され、つっかえたところも恥ずかしさに心の中で身もだえしつつ、なんとか読むことがで
き、すず那はさらにリストを読み上げていく。
「ひとつ 質問されたことに何度も答えることができず迷惑をかけてしまいました」
「ひとつ 処置のたびに大騒ぎをして先生たちに迷惑をかけました」
「ひとつ 広報の三住累さんに口答えをしてしまいました」
「ひとつ 広報の三住累さんの指示に従えず、写真撮影で何度も迷惑をかけてしまいました」
「ひとつ リストを読み上げるときに心構えが足りず、つっかえてしまいました」
「私、桐生すず那は、これらの至らなかった責を自ら負う為、佐賀先生からお仕置きとして
失態1つごとに5つ。合計40回のお尻たたきをお受けします」

 最後まで読み上げて、すず那は顔面蒼白になる。
(おし……りを……叩かれる?こないだ……みたいに?)
 羞恥心で、かぁっと顔が火照る。それはいっそ『自尊心』故の赤面だった。だがここで口答
えなどしようものなら40回以上の打擲を受けることになる。それは火を見るより明らかだ。
191紘野 ◆d/HBB7Sqs6 :05/03/06 21:14:43 ID:5pofVkB/
(だけど……ほっぺただって……ぶたれたことない……のに……)
 長い間、甘やかされ、大事にされて育ってきたすず那だ。父も母も平和主義者で、子供が
悪さをしても、教え諭して反省を促すという教育方針だった。お尻を叩かれるということすら、
想像の埒外だ。
「おしめを自分で外して、お尻をこちらに向けなさい。それからちゃんとはっきり大きな声で
『お仕置きをお願いします』と言いなさい」
 まったく譲る気配のない佐賀の声に竦みながら、すず那はいやいや指示に従う。おむつ
カバーを外し、紙おむつも外す。少しだけおしっこの臭いがするお尻を佐賀の方に向ける。
「……お、お仕置きを……お願いします」
 屈辱で今にも座り込みそうだったすず那を、佐賀はひょいと膝の上に横抱きに抱え上げ
た。黒いスツールの上は不安定で、床がとても高く見える。
「今日ははじめてだろうから、暴れても回数は増やさないでおいてあげるけれど、次からは
逆らうたびに5増えるから、覚えておきなさい」
 佐賀のそんな声は耳に入らない。よくよく考えればここはナースステーションで、看護婦
達が忙しく行き来している。時には患者たちも現れて、物珍しそうにすず那の様子を眺めて
いく。
 そんな中、最初の一打が小さい臀部に振り落とされる。佐賀にしてみれば当然加減してい
るのだが、すず那にとってそれは全く慰めにならなかった。
192紘野 ◆d/HBB7Sqs6 :05/03/06 21:17:37 ID:5pofVkB/
「ひっ」
 ぱしん、ぱしん、ぱしん、場所を少しずつずらしながら、小気味よいリズムで手の平が振り
下ろされる。そのたびにすず那は
「あぁ……いた、いや……ご……ごめんなさい……ゆる、許してぇ……」
 そんな風に泣き声をあげ、そんな自分に羞恥を覚えてまた顔を赤らめ、だがまた痛みで
悲鳴をあげてを繰り返す。
 そろそろ20回を過ぎたところで、すず那は思わず失禁してしまった。
「あらあら、せっかくのサンプルが勿体ないわねぇ……佐賀くん、次の時でいいからこれも
リストにいれておいて頂戴」
「分かりました」
 淡々とやりとりを続けながら、佐賀はすず那を打つ手を止めない。お尻も太股も手形どこ
ろかすっかり薔薇色に染まっている。青あざにならないよう気をつけてはいるが、それでも
これは相当痛いだろうな、と無表情を装う仮面の奥で佐賀は小さくひとりごちた。
 すず那の方はそれどころではない。自分がお漏らししたことにも気付いていなければ、進
藤と佐賀のやりとりすら耳に入っていない。ただもう子供のように泣きじゃくり「ごめんなさい
」とそればかりを繰り返し続ける。
「やぁ……ごめ、ごめんなさい……すず……すず那……いい、いい子になります……奉仕
……特待生……と……して……の……お手伝い……頑張りますから……もう……もうぶ
たないでくださいぃ……」
 すっと佐賀の手が止まる。そうして泣きじゃくるすず那に語り掛ける。
「本当に、頑張る気持はあるのかな?」
「あり、あります……がん……がんばります……」
193紘野 ◆d/HBB7Sqs6 :05/03/06 21:19:28 ID:5pofVkB/
「……なら、あと10回で終わりだから、それも頑張りなさい」
 その宣言にすず那は絶望して大声で泣きわめいた。
「うわああああん!えぐっえぅ……あーん……やだぁ……!」 
 じたばたと、佐賀の戒めをふりほどこうとするが、まったくびくともしない。(これもリストに
追加か)苦笑まじりにそう思い、残り10回の躾を少し力を増やして打ち降ろす。
「あーん、いやああ……もういやぁ……許してぇ……ごめん、ごめんなさいー……痛い、痛
いよー、ママー、パパー……!」
 この身体のどこにそんな力があるんだと、思わず佐賀が呟きたくなる程の抵抗振りだ。い
い子のふり……をしていた仮面がすっかり剥がれ落ちている。
「36、37、38、39、40!」
 最後の1回、佐賀ですら予想外の力が入る。パシーンと乾いた音がナースステーションに
響き渡った。
「ひぃ……!……うあ……うあ……うあぁぁぁん……」
 開放されたすず那は、床に座り込み子供のような鳴き声を上げ続ける。股間から水たまり
が広がりはじめ、慌てて看護師たちが吸収剤を準備する。
 そんな喧噪を横目にしながら、佐賀はすず那の頭に手をそっと載せる。
「痛かったかい?」
「……えぐ……いた……かった……ぁ……あーん……!」
「そうか。すず那が、悪い子だったから、お仕置きをされたのは分かったね?」
「わか、わかり…ましたぁ……えく……っぅく……」
「そう。なら、これからはいい子になる努力をする?」
194紘野 ◆d/HBB7Sqs6 :05/03/06 21:21:04 ID:5pofVkB/
「しま、しますぅ……だからもう……ぶたないでくださいぃ……」
「すず那は奉仕特待生だ。自分に与えられた義務を精一杯果たすよう頑張るって……誓え
るかな?」
「ちか……ちかえま……す……ちか……います……」
「うん。じゃあ、お礼を言いなさい。その誓いがすず那の中にしみ通るための儀式だと思いな
さい」
「うぅあぅ……すず……那に……おし、お仕置き……して……くださって……あり、ありがとう
……えぐ……ございまし……ましたぁ……」
「よしよし、よく言えたね。悪い子になったら、またお尻をぶつよ。表面的にいいこのふりをし
てもすぐに分かるんだからね?心からきちんと、奉仕特待生としてのつとめを果たせるように
ならないと駄目だよ?」
「……は、ぃ……がん……がんばります……」
 すず那が、真っ赤な目をしながらもそう頷くと、佐賀はすず那を抱きかかえ、ナースステー
ションの中にあるベッドに横たえる。おしぼりを出し、濡れてしまった身体を拭いてやる。それ
から別のおしぼりで涙と鼻水でぐちゃぐちゃの顔も拭いてやる。
「ほら、綺麗になった」
「うぅ……あり……がとうございます……」
「そう、その感謝の気持ちを忘れちゃだめだよ」
「はぃ……」
 恥ずかしそうに頷くすず那に、佐賀はひとまず満足げな笑みを浮かべ頭を撫でてやる。
195紘野 ◆d/HBB7Sqs6 :05/03/06 21:23:59 ID:5pofVkB/
 佐賀とて分かってはいた。「今」はダメージを与えられたが故に素直なすず那になっている
のであって、これからも嫌なこと辛いことがあるたびにすず那は騒ぐし反抗もするだろうし…
…こうして泣きわめいて暴れもするだろう。またどんなにすず那自身がいい子であろうと勤め
たところで、自分や進藤医師ならばいろいろと理由をつけてそれをペナルティに課すことだろ
う。
 それでも、今、素直にこちらに従い、身を預けてくるすず那に、ひとときのご褒美は与えて
も良い。恐らく進藤もそう思っているのだろう。さきほどからこれらのやりとりに口ひとつ挟ま
ない。いや、あとで叱責されるかもしれないが、構うことはない……自分にはもう、守るべきも
のなど消えているのだから。
 とりとめなく……佐賀はそんなことを思いながら、すず那に新しいおむつを当ててやり、カ
バーをつけ、それにまた礼を言わせる。今のすず那は取り敢えず一つ一つに「心から」の謝
意を表す気分でいるようだ。
 念のため、進藤の許可をとってから、佐賀はすず那を横抱きにして自室に連れて行ってや
ることにする。なんとも破格の待遇だ。今日だけ、この一時だけの甘やかしである。
 泣き疲れ、痛みに消耗して、すず那は眠りに落ちた。疲弊して寝るというパターンが余りに
続いている。こうもか細くては度重なる処置に耐えられないかもしれない。念のため、例え長
期化しても時間をかけて様々な処置を行って貰えるよう、進藤に話すべきだろうと、佐賀は決
心する。
 最終的に、来年の春にはインターン期間を終え、正式な医師として、ここに登録される。そう
したら、すず那の身柄は進藤から佐賀に移ることが初めから決まっていた。
 まだまだ未知数ではあるが、この少女がどういう成長を遂げるか、見届けたいというのが、
佐賀の本心であった。
196紘野 ◆d/HBB7Sqs6 :05/03/06 21:26:55 ID:5pofVkB/
今日の分はおしまいです。微妙に佐賀視点入れてみました。

いつものことですが、誤字・脱字等ありましたら、どうぞご容赦ください。
また暫く間が空くかと思いますが、必ず参りますので、待っていていただけると嬉しいです。

それでは失礼します。良い日曜の夜をお過ごしください。
197458 ◆VENk5mkP7Y :05/03/06 21:39:12 ID:w0ribYZW
リアル更新キター(*´∀`*ノ)ノ

自分も書かないといけないと思っているんですが、筆がなかなか進みません。
>これからも怖がりながら拝見させて頂きますので、どうぞよろしく。
怖いですか・゚・(ノД`;)・゚・
鬼畜だとか何とか言われてますが、一応テーマは『愛』です。
接続詞に『狂気の』って付くんですけど・・・
狂気の愛はもう少ししたらわかるようになるかなァと思いつつ、自分の文章能力からは無理かなァッて思いながら
これからも、頑張ろうかなって思います。
ようやく精神的体力は少し回復しました。

名前の件に関しては、こちらのスレで返答させていただきますね。
458から詩五夜に一瞬変えたのですが、
それだと、読み方が『しごや』になってしまうのです。
自分的には『しごはち』の方が職人っぽくてかっこいいかなァって思ってる今日この頃なので、458に戻っております。

>>他のレスをくれた読者様へ
皆様のレスは、すごく励みになります。
最近ではまったくレスを返せてませんが、とても自分の背中を押してくれる力となっています。
ありがとうございます。
198458 ◆VENk5mkP7Y :05/03/06 21:43:40 ID:w0ribYZW
追伸
文体のことに関しましては、自分も未熟なくせに生意気なことをすみませんでした。
また、続きを気長に待ってます。
199名無しさん@ピンキー:05/03/07 11:21:11 ID:o1SPEQL/
紘野さん、激しくGJ!!!!!!
佐賀先生とすず那ちゃんの今後の関係に萌えです
すず那ちゃんが今後、どのように成長するか楽しみです
高校生に通い始めたら、幼馴染の少年と佐賀先生との人間模様にも期待してます

すいません
紘野さんってどう読むのですか?

458さんの狂気の愛にも注目してます
手術編が終わりましたから、今度はお買い物編・学校編に続いていくんですよね?
双子の姉妹が、これからどんな境遇になるか楽しみです

お二人とも、応援してますのでがんばってください
200名無しさん@ピンキー:05/03/07 21:00:17 ID:bsXIcVug
支援上げ
201amas-traeh:05/03/08 20:08:09 ID:XaJr0qhZ
>>184

私事で恐縮ですが、
身内に不幸がありまして、まだ落ち着いてないので
まだしばらく投下は無理です。

私の萌えを垂れ流した駄文ごときをお待ちいただいて
申し訳ありませんが、半月以内には投下する予定なので
ご了承願います。
202名無しさん@ピンキー:05/03/09 00:26:57 ID:dWEaImvN
佐賀先生とすずなちゃん、いいですねー
小さい女の子がお医者さんに苛められるのモエ
レストレーナーとかも使ってほしい。以前登場したウロの先生もモエモエ
203名無しさん@ピンキー:05/03/09 13:24:22 ID:QTOtY+jY
紘野 ◆d/HBB7Sqs6と458 ◆VENk5mkP7Yは作風がかぶりすぎ
204名無しさん@ピンキー:05/03/10 13:48:01 ID:jXEcvtBJ
いいじゃない、どっちもかなり上手い人なんだから
むしろ店の集まってる商店街みたく、相乗効果のような希ガス
205名無しさん@ピンキー:05/03/10 20:36:48 ID:n7r4Yaic
同一人物なんだが・・
206名無しさん@ピンキー:05/03/10 22:10:36 ID:i1n7O3N0
>202 204 205
こちらにどうぞ
萌えと現実の狭間
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1106749778/
207名無しさん@ピンキー:05/03/12 23:13:21 ID:A07Hiyiv
agemoge
208名無しさん@ピンキー:05/03/12 23:14:18 ID:A07Hiyiv
orz
209名無しさん@ピンキー:05/03/16 19:24:05 ID:yslF+qHO
ui
210名無しさん@ピンキー:05/03/19 20:28:09 ID:lb6OH31y
aagemoge
211名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 17:10:15 ID:sDKuqg7W
agemoge
212名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 16:05:32 ID:eHuoXsQ/
agemoge
213名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 18:41:29 ID:k2aom9oW
agemoge
214名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 18:42:46 ID:22LOjOld
セクースしないとよくならない奇病にかかって看護婦達とヤるのはよくあるパターンだ




書きたい・・・
215名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 18:50:54 ID:kw4Kmhja
>>214さん

是非書いて下さいよ。面白そう。
可愛い看護婦さん達キボンヌ
216名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 19:06:59 ID:22LOjOld
どうでもいいがもしかして458さんの蛭間は某アメフトの・・・
217名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 19:16:31 ID:22LOjOld
いや、どこをどうみても「酷いヤシ」ってとこしか(あと男w)共通してないけどな・・・
悪そうな名前のモデルにしたのかも。
218名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 00:14:20 ID:TqveoWDv
ID:22LOjOld
盛り上げようとするオマイの心意気がぃぃ!
がんがれ
219ハーレム・ホスピタルその1:2005/03/30(水) 12:29:37 ID:1AqxTQ+L
「ふんふん・・・・成る程・・・・そうか、このルートで行けば」
日本のどっかのとある町の一軒家。
ある一青年がパソコンにむかって一人ごとをぶつぶつ呟いていた。
「ふふふ・・・これで加奈子さんは攻略できる」
どうやらエロゲーをやっている模様。
ちなみに彼は『木田 和樹』。
17歳である。
そしてこのゲームは当然のごとく18禁だ。
彼いわく、
『俺の親父がエロオヤジだからこういうのには困らないんだよな』
だそうだ。
そういう問題じゃねぇだろってつっこみは多分奴には通用しないと思うので省く。
さて話を戻そう。
「・・・・ん?ここで出るはずの選択肢が・・・」
首をひねる和樹を尻目にディスプレイに映るひとつのウィンドウが暗転し、
こんな文字を出した。

「○○○○ ×月△日発売! ブランド:□□□□」



:::::::::: :.::. . . Λ_Λ . . . .: ::::::::
:::::::: :.: . . /彡ミ゛ヽ;)ヽ、. ::: : ::  あの糞親父、体験版なんてよこしやがったな・・・
::::::: :.: . . / :::/:: ヽ、ヽ、i . .:: :.: :::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ヽ、_ノ  ̄
220ハーレム・ホスピタルその1:2005/03/30(水) 12:34:50 ID:1AqxTQ+L
その時、突如和樹の頭に閃光の様な感覚が走ったかと思うと
急に和樹の体調がおかしくなった。
「ぐあ・・・・な、何だ・・・・?
 頭も痛ぇし・・・腹も・・・そして特に痛いのは・・・」
キ○タマだった。
「なんてこった・・・これもこの前親父のセーブデータを全消去した呪いなのか・・・?
 やべぇ・・・・この画面だけは消さねぇと・・・」
和樹は痛みを堪え、イスに登ると最期の力を振り絞ってエロゲーのウィンドウを消した。
ちゃんとフォルダのウィンドウを消すことも忘れなかった。
そして彼は意識を失った。

ある意味、アッパレアッパレだった。





・・・・ちーんぽーん♪
作者からの注意:この後いきなり話が和樹視点にうつりますが何ら問題はないと思うので
引き続きハーレム・ホスピタルをお楽しみくださいませ。
221ハーレム・ホスピタルその1:2005/03/30(水) 12:40:26 ID:1AqxTQ+L
次に俺が目覚めると、そこは病室でした。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
辺りを見回してもどこをどうみても俺の部屋じゃない。
そして俺が寝ているベッドの感じ、こりゃまごうことなき病院のベッドだ。
「入院したのか?俺・・・」
ふと壁を見ると、プレートがかかっている。
「 ヘブンズ・プレス
  木田和樹様   」

「・・・・・・・・・・・・・」
ヘブンズ・プレスって何だよ。
なにゆえ俺はここにいるんだよ。
俺って一体なんなんだよ。
これも親父の呪いなのかよ。

様々な悩みをかかえ一人バカみたいに唸っていると一人の若い男が部屋に入ってきた。
「・・・ちわーす。元気か坊主」
そいつはお前ホントに病院の人かよってくらい馴れ馴れしかった。
「あ?何だその顔は・・・・
 ・・・・さては何も言わずにここに担ぎ込まれてきたのか」
なにやらぶつくさいいながら若い男が俺のベッドの隣にどっかと座った。

(担当の人・・・・可愛いナースじゃないのかよ・・・・)
このわけわかめな状況に陥りつつも期待するとこは期待するまさにエロの鏡な俺がいましたとさ。
222ハーレム・ホスピタルその1:2005/03/30(水) 12:46:39 ID:1AqxTQ+L
「とりあえず、お前は多分何も知らんと思うから簡単に説明するぞ」
「イヤ・・・その前に貴方誰ですか・・・?」
「あ、忘れてた。俺はここ、『ヘブンズ・プレス 特別病棟』の院長、
 『柿山 修』だ。よろしく」
そういうと、修さんはにこやかに俺に握手を求めてきた。
「ハ?」
俺はさらにわけわかめちゃんの混沌に付き落とされた気がした。
「ちょっと待って下さいよ、なんで病棟で院長・・・?てかヘブンズプレスって何」
「まーまー、落ち着けって。骨に悪いぞ」
これが落ち着いていられるかっつーの。
さらに何か言い回しが間違ってるっつーの。
「質問は後で受け付ける。とりあえずお前の病気の説明に入るぞ」
「はぁ」
「お前の病気は『ヘブンズ・プレス』つってな。まぁこれは正式名称じゃないんだが・・・
 それはともかくこれは日本人全員の中でかかる奴が10人いるかいないかっつー奇病なわけだ」
「へぇ」
「で、この奇病にかかると・・・まぁ色々と大変なわけだ」
簡潔すぎだろ。
「ついでに言うとお前の寿命あと一年な」


「はい?」


「余命一年だって」


「ヘァ?」
223ハーレム・ホスピタルその1:2005/03/30(水) 12:50:45 ID:1AqxTQ+L
「・・・・・あああああああああああああああああああああああああああ!!!?」
「うわっ!ビビんじゃねぇか!いきなりそんな大声だすんじゃねぇ!」
「ちょっと待って下さいよ俺はあと一年で死んで病院でエロスでナースが院長で
 天国にいって閻魔様がプレスして正式な10人が修さんで」
「とりあえず落ち着けって。別に大したことじゃねーだろ」
大したことじゃぁぁあぁぁぁぁぁぁ!!
「それにこの病気はな、現代医療なら直せないわけじゃない」
「すると!」
「お前は一応助かるってわけだ」
「ヤタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 」
「医療ミスがなければな」
「ギャァァァァァァァァ!!!!」
「ジョーク、ジョーク。」
病院でそんなジョーク言うなァァァアァァァァアァァァアァ!!!!
224ハーレム・ホスピタルその1:2005/03/30(水) 12:58:35 ID:1AqxTQ+L
「ハイ!どうしてあんたは院長なの?」
「おおジュリエット・・・ってやらせんな。
 ここは名前は病棟だが、学校でいう付属校みたいなもんなわけだ。
 実際外に出て見てみるとここは相当ちっこいぞ」
ジュリエットはあんたがやったんだろ。
そして多分ここらへんで医療の現場に詳しい人がツッコミを入れられるエリアだと思うが
作者のデリケートハートのためにもどんどんツッコンでやってくれ。
奴が直すかどうかは不明だがな。
「次の質問!何でヘブンズプレスなんすか?」
「お前の病気だよ」
「そーゆーことじゃなくて!」
「あ?名前の意味?なんだ、最初からそう言えよ」
言ってるだろ・・・・
「この仮称は俺がつけたんだがな」
すごいセンスだなオメー。
「ここがまさに『天国の広場』ってわけで名づけたのさ。」
あんたはDr.く○はかい。
「ここだけの話、「エンジェル・エリア」と迷ったんだぜ」
そんな裏話いらねぇよ。
225ハーレム・ホスピタルその1:2005/03/30(水) 13:03:20 ID:1AqxTQ+L
「だいだい『天国の広場』だなんて縁起の悪い・・・・」
「『天国への道』よりゃマシだろ?」
「そりゃそうすけど・・・なんで天国?」
「フフフ・・・今に分かるさ・・・・」
そういう修さんの顔は明らかに俺が困っているのを楽しんでる顔だった。
「さて、お前の病気の治療方法だがな」
その修さんの笑顔がなんかスゲーむかついた。
そして俺の唸る右ストレートが!!


次の一言で空中で止まった。


「セックスすることだ」


俺は呆然とし拳はへにゃりとパーになり修さんは相変わらずニヤついていた。
「スミにおけねぇなお前も」



「どういうこっちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
本日、三度目の絶叫でお送りしました。
226ハーレム・ホスピタルその1:2005/03/30(水) 13:04:22 ID:1AqxTQ+L
エロがまだなくてスマソ。
ありえん設定とかあるかもしれないけど見逃してくだされ。


次回、一人目のナース参上!絶対みてくれよな!(アニメの次回予告風味)
227名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 13:59:48 ID:zFGzV4Sb
こういう軽く読めるの大好きだ。別に設定とか気にしなくていいから
思うままにがんがって書いてくださいYO!
もともとは「なんでもあり」のスレッドだし。

続き楽しみにしてます。めちゃくちゃ楽しそうな話だなあ。
228ハーレム・ホスピタルその1:2005/03/30(水) 14:24:34 ID:1AqxTQ+L
今更気づいた・・・・223の最期の行で
>「まぁまぁ。じゃ、というわけでここらで質問タイム」
っていう修のセリフが抜けてたOTL


>227
ありがとう・・・(つд`)素でウレスィ。


さて続きを投下せねば。プロローグだけってのもあれだし

暫くお待ちくだされ。
229名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 16:48:01 ID:qmduM5mC
インフルエンザで寝込んで、さぁ明日から仕事に行くか
でも鬱だなぁって俺でも楽しく読めたよ!

気楽に書いてちょ。
230ハーレム・ホスピタルその2:2005/03/30(水) 17:33:48 ID:Q0c3uBdb
前回のあらすじ:エロ未青年、木田和樹(外見はキモヲタではないぞ)がエロゲーにありがちな病気にかかったわけで。
-----

「あの、今なんと」
「だからだな、お前の病気を治すにはセックスが必要だって。何度も言わすなよ」
「笑えません」
「ジョークじゃない」
「今日は」
「エンプリルフールでもない」
「これは」
「夢じゃない」

・・・・・・・

しばしの沈黙。


「なんじゃコリァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!」
「だー!うるせーつってんだろ!」
「イヤだってこりゃちょいマジでしかもですからだがなのになぜか」
修はヤレヤレのポーズをとった。



(和樹が正常モードに移項するまでしばらくお待ち下さい)
231ハーレム・ホスピタルその2:2005/03/30(水) 17:41:45 ID:Q0c3uBdb
「・・・・で、セックスが必要ってどういう」
「詳しくいうとお前の頭じゃオーバーヒートするから説明は省く」
あんたそれでも医者か。
「お、そうだ、この後看護があるんだったな。俺がいると邪魔だろうから退散するわ。
 じゃ、頑張れよ」

ニヤニヤしながら修さんは病室を去っていった。

・・・頭の中を整理しよう。
俺は類稀なる奇病にかかってこの特別病棟だか病院だかに入れられた。
んでその治療が・・・セックス・・・
・・・
・・・・
・・・・・
「アッハッハッハッハ!こりゃウソだ!ユメだァァァァァ!!!」
かずきは げんじつとうひした!
「アヒャヒャヒャヒャヒャッヒャッヒャ!ドッキリカメラさんでてこいやぁ!ぶちのめしてくれるわァァア!!!」
ノックの音がした。
「アヒャッ・・・・・・」
かずきは かたまった!

「失礼します」
扉が開き、一人のナースが入ってきた。
いや、彼女をナースを形容しても良いのだろうか。
その緑色と白が絶妙なバランスでおりまじり
学校の制服のような感覚さえ臭わせるそのナース服とかかなりうさんくさかった。
「今日から和樹さんの担当となります、『水原綾音』といいます。よろしくおねがいします」
そのナース(?)は礼儀正しくぺこりとお辞儀をした。
232ハーレム・ホスピタルその2:2005/03/30(水) 17:49:31 ID:Q0c3uBdb
ついさっきまで基地外の国の住人になりかけていた和樹の頭がいきなり
忙しく回転をはじめた(エロいことで)。
(歳は16、17・・・俺と同じぐらいか?髪色はエロゲーによくある
 金髪のような茶髪のようなアレ。髪型はロングでストレートでユートピア(?)。
 まぁ俺髪型の知識ないけどな。ってかあれ・・・・ナース服か?緑のナース服って聞いたことねぇぞ・・・
 肝心の3サイズだが・・・・俺3サイズの知識無いんだよな〜。素人だから服の上からじゃ
 ( ゚∀゚)彡おっぱい!おっぱい!・・・のサイズもよくわからんしな・・・・そういえば、何か大事なことを
 忘れているような)
この間、1秒。
「あの、どうかなさいました?」
「あ・・・っ!?・・・あ、いやなんでもないす」
「そうですか。・・・お体の調子はどうですか?」
「まぁ、元気ハツラツってとこですね。今は」
すると綾音さんが微笑む。
「元気そうでなによりです。では」

(可愛いい・・・こんな娘が担当だなんて俺はなんてハッピーマンなんd・・・
 ん?ではって何・・・・あっもしかしt)
和樹の疑問が解決するまえに和樹の耳に患者服の下&トランクスがおろされる感覚がした。
233ハーレム・ホスピタルその2:2005/03/30(水) 18:03:40 ID:Q0c3uBdb
「ん・・・・はむ・・・・ちゅぱ・・・・」
この下半身が萌えたぎるような感覚・・・もしやと思わなくても・・・・
俺がおそるおそる視線を下にやると、俺の患者服&トランクスを降ろして
息子を銜えている綾音さんの姿があった。
「ちょ、ちょちょちょちょちょちょちょちょ、何やってんすかぁ!?」
「ん・・・・む・・・がまんしてくださいっ・・・ちゅ・・・これも・・・・治療ですから・・・んっ・・・・」
イヤ、治療つったって・・・・コレ・・・・
「ん・・・はぁ・・・和樹さんの・・・・おっきぃ・・・」
これがナース(?)の言うセリフなのか・・・!?
と、綾音さんにフェラされているうちに射精欲がこみあげてくる。
「ぐっ・・・やばい、もう出そうだ・・・・」
「どこにだしても・・・・んっ・・・いいですから・・・・ちゅ・・・・和樹さんの、お好きなように・・・・」
「な・・・・くっ・・・!」
綾音さんが全てを言い終えないうちに俺は口の中に出してしまった。
(だしちまったよ・・・・)
さらに綾音さんは、全部飲み込んでしまうわけで・・・・
「ん・・・はぁ・・・・」
そして何事もなかったかのように服を脱ぎ出すわけで・・・
「ちょ、綾音さ・・・・・」
俺のセリフも無視し、下着を脱ぎ終え俺の目の前に横になる綾音さん。
これが漫画だったら「ごくっ」っていう擬音が描かれていたことだろう。
C以上はありそうなおっぱい、細いウェスト、まるいおしり、白い肌。
夢の園、天の国、神の使者・・・・
そして・・・
「その・・・・優しく・・・してください・・・」


さよなら理性。こんにちは本能。
234ハーレム・ホスピタルその2:2005/03/30(水) 18:15:30 ID:Q0c3uBdb
俺は上の患者服も脱ぎ捨てると、
綾音さんの大きく、かつ形の良いおっぱいに手をかける。
「んはぁっ・・・・あぅ・・・なんだか・・・っ・・・くすぐったい・・・・です・・・あんっ・・・」
揉んだり、こねたりする度に可愛い嬌声が耳を貫く。
「あぁっ・・・くぅんっ・・・あ・・・和樹・・・さんっ・・・」
さらに、綾音さんに覆いかぶさり、うなじから乳首、へそえと舌を這わせる。
そして一緒に移動した手を綾音さんのアソコにかける。
「やぁっ・・・ダメ・・・ですっ・・・そこはぁ・・・あぁっ・・・!」
「でも体は正直だよ」
意地悪く言うと、既に蜜で溢れているソコの愛撫を始める。
「くぅんっ・・・・感じすぎちゃうんですっ・・・そこは・・・・・はぁんっ!」
可愛く喘ぐ綾音さんの姿や、自分でも驚くほどスムーズに進むけど
生きていて初めて触るおっぱいはアソコの感覚に俺の息子ははちきれる程大きくなっている。
・・・・もう我慢できねぇ・・・
俺は愛撫を止めると、再び綾音さんと向き合った。
235ハーレム・ホスピタルその2:2005/03/30(水) 18:37:01 ID:8Om0ktKx
自分の息子を掴み、綾音さんのアソコにあてがう。
綾音さんは抵抗もしようとせず、むしろ期待してるかのように顔を赤らめている。
しばらくお互いにリラックスし、そして・・・・
「・・・行くよ」
体ごと、腰を沈めた。
「あぁ・・・はぁぁぁぁぁんっ!!」
気持ちいい・・・これが女の人の膣・・・まさに、『ヘブンズ・プレス』じゃないか・・・・・
・・・ん・・・・?途中に何か異物のひっかかる感覚があったような・・・
・・・・・もしかして・・・綾音さんって・・・
・・・ええい、今は細かく考えているヒマはない!
「・・・動くよ」
最初はゆるゆると、そしてだんだんと速く腰を動かす。
「あぅっ、はんっ・・・やぁん・・・んはぁっ・・・ふぁぁんっ・・・」
俺が腰を動かす度にいやらしい水音と綾音さんの喘ぎ声が部屋に響く。
膣中にいるだけでも気持ちいというのに、腰を動かす旅に息子に絡み付いてくるのだから
もう本当に最高の状況だ。
「んぁっ・・・あんっ、あぁっ、気持ちいいですか・・・・っ・・・・、ふぁぁんっ!」
「あぁっ・・・・最高だ・・・・!」
そしてだんだんと絶頂が近づいてくる・・・・!
「くっ・・・・俺・・・もうやばいかもっ・・・・!」
「あぁんっ、私もっ・・・きちゃいますっ・・・はぁあんっ!・・・もう・・・・・いっちゃいます・・・っ!」
そして、俺が自らの腰を綾音さんの腰にうちつけた瞬間、綾音さんの膣の締め付けがとても強くなる。
・・・やばい、抜かなきゃ・・・
・・・・・だが、抜けなかった。綾音さんの足が俺に絡んでいる・・・
・・・・そして俺にも絶頂の波が押し寄せてきた・・・
「くぁっ・・・!」
「あぁっ、あんっ、ふぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!!!」
白濁液が綾音さんの子宮に注ぎ込まれる・・・

行為を終えた俺達は暫く、そのままの体制のまま動かなかった。
イヤ、正確には動けなかったと言ったほうが正しいだろう。
お互い初めて(のハズ)だからな・・・
236ハーレム・ホスピタルその2:2005/03/30(水) 18:41:20 ID:8Om0ktKx
やがて、俺は息子を引き抜く。
その時にもいやらしい音がして俺はちょっと興奮した。(綾音さんはちょっと恥ずかしがっていた。)

(シーツ、すっかれ濡れてる・・・・ん?
 血がついてないな・・・?)
そうこうしているうちに、綾音さんは服を着て
そばのバスケットに入っていたシーツに取替え、
「そ、・・・それでは・・・お体、お大事にして下さいね・・・」
とさっきまでの行為が夢だったかのように病室を去って言った。


数分後。


「アァァァァァァァァァァァ!!!!!」
ようやく理性が復活・・・
「キスしてなかった・・・・!」
してなかった。



・・・・こうして俺の夢のような入院生活がはじまったとさ。
237ハーレム・ホスピタルその2:2005/03/30(水) 18:42:40 ID:8Om0ktKx
その2(事実上一話)終了です。
エロシーンが少ない上なんかシリアスに。しかもどっかで見た展開・・・OTL

しかも
×おっぱいはアソコの感覚
○おっぱいやアソコの感覚

だし・・・・何やってんだ自分orz
238名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 23:54:50 ID:TqveoWDv
テンポが良くて読みやすい。
ハーレム・ホスピタルさんのハンドルネームはどう呼べばいいん?
239ハーレム・ホスピタルその2:2005/03/31(木) 11:43:59 ID:uW0rSvEk
晴れとか干すとか樽とかかな?
240ハーレム・ホスピタルその3:2005/03/31(木) 23:09:05 ID:cunZu6/s
数十分後後、俺の頭はようやく冷静になる。
「アレは夢だったんだろうか…否!あの綾音(最初はノリでさんづけしたけど、
年齢が同じくらいだから呼び捨てで大丈夫だろう)
の声、肌、おっぱい、アソコは確実に人のモノだった」
……つまり…
「ウヒョォォォォォォォォォォ!!!!!」
こんな嬉しいことがあるだろうか。
セックスしないと直らない奇病にかかり可愛い女の子とセックスする。
幸せ過ぎるぞ。だるい体育祭の時に熱が出てサボれるみたいに幸せな病気じゃないか。
と、修さんが入ってきた。
「聞いたぞ」
この人実は肩書きだけなんじゃないか?
「お前、綾音ちゃんの処女奪ったんだってなw」
「な、何故その事を…」
盗聴器でもしかけたのかコイツ!
「何故って、本人から聞いたに決まってるじゃんか」
「ハ?本人…って…?」
「さっきその編で綾音ちゃんに出会ってな、お前の部屋の前で
 真っ赤な顔してうろうろしてたから聞いてみたんだ」
デリカシーもくそもない野郎だぜ。
「よく聞けますね」
「なんせ院長だからな」
職権乱用じゃねぇか。
「どーせヒマだからちょっくら話してやるよ」

:::::::::: :.::. . . Λ_Λ . . . .: ::::::::
:::::::: :.: . . /彡ミ゛ヽ;)ヽ、. ::: : ::   綾音とがよかったな…
::::::: :.: . . / :::/:: ヽ、ヽ、i . .:: :.: :::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ヽ、_ノ  ̄
241ハーレム・ホスピタルその3:2005/03/31(木) 23:17:50 ID:cunZu6/s
「とりあえず綾音ちゃん達のことだがな」
「え…『達』…?」
「ハハン、ただのエロガキかと思ったらなかなか鋭いじゃねぇか。」
余計なお世話じゃ。
「実はお前の担当看護婦は…」
と、修さんが指折り数えるが…
「何人いたっけな?」
あんた本当に肩書きだけだろ!
「まぁとにかく結構いるんだなコレが」
そしてヒジでつんつんとこづく。
「全くスミにおけねぇ奴だぜ」
とかいってアンタ本当は隠しカメラでも仕掛けてるんじゃないか…?
「ちなみに彼女達はな、タダの看護婦じゃない。
 …奉仕特待生だ」

「な、なんだってー!!?」

「ほ、奉仕特待生って…
 あの物同然に扱われるとして有名な!?」
「まぁ落ち着けや、奉仕特待生つっても皆が皆奴隷になるわけじゃない」
「はい?」
「綾音ちゃん達のように、奇病の患者の看護のために『奉仕』する娘らもいるのさ。
 どーいった基準で分けられるのかは不明だがな。
 多分お偉いさんの個人的な感情だろ」

それって汚職なのでは……

---------------
その3もプロローグっぽいです。続きは遅くなりそう…
242名無しさん@ピンキー:2005/03/31(木) 23:21:23 ID:YdlZqyS4
奉仕特待生システムだったのかよぉぉぉぉぉぉぉ!!!
全然気がつかなかったぞ。

作家のカラーが出て、これはこれで面白いと思います。
頑張ってください。


偉大なお二人も早く復帰してください。
首を長くして待っております。
243名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 01:20:21 ID:B6i8Hw1J
面白い!読みやすいし。でも奉仕特待生とはびっくりしましたw
こういうカラーの作品好きだし、続きも楽しみにしています。

がんがってくださいね。
244ハーレム・ホスピタルその4:皇紀2665/04/01(金) 09:35:09 ID:bMVgNIIV
「いやそれって」
「お、そろそろ二人目が来る頃だな…、今日の娘はちょっと
 『特殊』だから丁重に扱えよ?w」
そういって前回の倍ニヤニヤして修さんは無責任に去って行った。
………。
「とりあえず二人目か…ムフ…『特殊』ってことは、水着刑事(何か違う)とか?
 それとも外人だとか、熟女とか…」
さすが転んでもただでは起きないというか狙ったチャンスは見逃さない俺がアレコレ想像をめぐらせていると…
「失礼するでー」
か、関西弁だと!?
「あたしが今日からカズ兄の担当になるん、『山内奈々』や、よろしくなー」
ハァ?
ハァァ?
ハァァァァァ!?
特殊とは聞いていたけどさ、関西の人っていうのとかカズ兄とかいう呼び名はともかく…

看 護 婦 の 癖 に 何 故 ロ リ な ん だ ! ?

その娘─どう見ても年下だし、呼び捨てでいいよな?─奈々は、どこをどう見ても
小学生ぐらいにしか見えない…いや、もしかして…
「ちなみにあたしは『14』だからヤっちゃっても合法なら大丈夫なはずやで♥」
………
父さん、開いた口がふさがらないってこういうことなんですね。
父さん、この娘が14ってのは詐欺だと思います。いろんな意味で。
父さん、あんたの大好きなエロゲーの定番のロリがやって参りましたよ。
そんなこんなで混乱しているうちに奈々が抱き付いてきて…
「てなわけでぇ、はやくきもちよくなろな、カズ兄♥」
父さん、うっかりしたら僕は大人の階段を踏み外して転げ落ちちゃうかもしれません。
245ハーレム・ホスピタルその4:皇紀2665/04/01(金) 09:36:30 ID:bMVgNIIV
今回も短くてスミマセソ…
二人目がロリっていうのは某エロゲをヒントにしてます。
あそのゲームのキャラの順番にインパクトがあって、二人目はこれでいくしかないと。
でもただのロリじゃあれだからどっかで見た関西の人っていうのを採用しました。


何のゲームかわかっても黙ってて下さい…
246名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 11:03:37 ID:LC7hQKVj
ここも日付が皇紀2665だ・・・
247前スレ66 ◆b8B8JDsV3A :皇紀2665/04/02(土) 02:13:15 ID:FcOHcbqL
しばらく来ない間に禿げしく漏れ好みのSSが〜〜〜!!

ハーレム・ホスピタルさん、おもしろい!!こういう感じ(*´∀`*)ダイシュッキ
続き、楽しみにしてまつ
248名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 12:39:05 ID:2vfEFFSO
agemoge
249椿 葉音 :2005/04/04(月) 14:18:21 ID:3uWmkX1g
ハー・ホスさん!!
とても楽しい文章で見てて叫びたくなりました(>_<)
女の子ですが続きを読みたい…
250名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 16:16:31 ID:vnJ+Tad4
ハーレムさん、乙です!!
こういうノリの話、大好きです。かなり笑わせていただきました。
続き待ってます!!
251名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 09:45:38 ID:hUaxWI84
agemoge
252名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 19:37:12 ID:LiqHEvhk
agemoge
253名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 00:15:58 ID:ib8TFUm7
agemoge

リアルティ氏ね
254名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 21:33:24 ID:fX2Ca+3J
別のサイトからリンクで飛んできましたが、良作のSSが多くて感激っす!
紘野 様
458 様
続き期待しております!
255名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 12:36:04 ID:Op8cHl81
荒らすなハゲ
256( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/04/18(月) 19:37:57 ID:rJslFTnk
深夜・・廊下をサンダルの音をペタンペタンと響かせてだらしない足音をさせて歩く
ったく、40過ぎのオサンが酔っ払って喧嘩して怪我して6針の縫合させるなよ、せっかく仮眠とってたのに。
そんな愚痴事を思いつつも西野は医局までの廊下を歩いていた。
明かりのついたナースステーションに近づいたところで後ろから話しかけられた
「西野先生〜、さっきの外来の酔っ払いのカルテ持ってきてませんかぁ?」
振り向くとナースの吉澤奈津子。笑顔で話しかけている。
「カルテ?」
手ぶらな俺がカルテ持ってきてる訳がないだろが。両手を肩あたりまで上げて
何も手にもっていないことを西野はアピールしてみる。奈津子は「あっ」と声をあげて
自分が持っているファイルの中を漁り、しばらくすると「ごめ〜ん」と甘えた声で謝った。
「お詫びっていうか、頂き物のお菓子があるの。食べていかない?」
時計を見ると深夜3時・・・眠気も覚めて小腹も空いたところだし、と西野はナースステーションに
入っていく。もう一人の夜勤のナースはどうもラウンドに出ているらしい。
奥の休憩室からコーヒーを持ってきて中央のカルテなどが積んである机に「どうぞ」と奈津子が促す
箱に入ったままの煎餅を持ってきてそのまま西野の隣にちょこんと座りにこっと笑い
「ねぇー遼太郎クン。今度の休みっていつ?今週の日曜とかって休み?」
ふぅーっとコーヒーを2,3回吹いて一口飲み、西野の目線は煎餅を物色しながら
「日曜?なんかあったな。貧乏ヒマ無し。研修医の身ですから。えぇ。」
淡々と返事をすると煎餅を一枚とり、袋を開ける。その仕草をつまらなそうな表情で見つめ
奈津子が静まり返った周囲に気を使って小声で囁く
「この前の続き、シタいなぁって思ってるんだけど?」
言い終わるとふふふっと笑い、机に頬杖をつき西野を見つめている。
257( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/04/18(月) 19:39:09 ID:rJslFTnk
「続きも何も、あれはアレで終わったの。あ、やべ。305の人、ブスコパン入れてるよな?」
何か思い出し机の上に積んであるカルテから一冊出して胸ポケットに刺さっているペンで記入する
声のボリュームが普通の音量になり奈津子が反論する
「終わってないぃ〜。だって、遼太郎くんイッてないもんっ」
ははっと苦笑いをしてボールペンをカチっと音をさせて胸ポケットに戻す。
「だいぶ飲んでたしな、俺。半分寝てたし」
「なんか冷たいっ。キスしてきたのは遼太郎くんのほうだよっ」
話の内容が具体化してきているが声の大きさが変わらないので西野がシーっと言って奈津子は口を押さえる
ちょっと面倒そうに髪をカシカシと掻いて煎餅をバリッとほお張りながら西野が「んー」と言う
膨れっ面の奈津子は、再び西野の耳元で囁いた
「おくちでしただけじゃ私の中で終わってないもん。やっぱり最後までシタいじゃん?」
堅めな煎餅をゴリゴリと音をさせて噛み、コーヒーで流し込む。複雑な表情で
「煎餅とコーヒーって微妙なカップリングだな。醤油味とカフェインが合わないってトコじゃね?」
「ちょっとぉ聞いてるの?話ズレてるんですけどっ」
文句を言ったわりにまた煎餅をほお張り、食べながら西野が答える
「気分じゃない、って言ったらそうなんだよな。あの時はそういう気分だったっていうか。」
さらにブーたれる奈津子の表情。コーヒーを一気飲みして「さあて」と西野が席を立つ。
「じゃ、そーゆーことで。なんかあったら内線くださーい」
「ちょっとまって。忘れてた」
奈津子が呼びとめる。面倒だ・・・西野はあくびをひとつして「なあに」と振り向くと
「310の今日から入院してる患者さん、熱発してたんだ。診てもらおうって思ってたの忘れてた」
「310?何の患者さんだっけ・・・でも寝てんじゃない?いつの話?」
「りょ・・西野先生がココに来るちょっと前。うっかりしちゃった」
ポケットに強引に入れていた聴診器を出して「おっけいー。行きますか」と西野が返事をすると
奈津子はカルテの入ったファイルと懐中電灯を手にして西野の前を歩き出す
258( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/04/18(月) 19:40:22 ID:rJslFTnk
310号室のドアを奈津子が開けてそれに続いて西野も病室へと入る・・・と、真っ暗な室内。
奈津子がいきなり電気をつけると綺麗にベッドメイキングされたままのベッドは人の気配がない
無人の病室・・・ウソだったことは瞬時に理解し、西野は首をかしげるアクションをする
「イジワルなんだもん。遼太郎くん。」
奈津子が西野の首に腕をまわし正面から抱きつく。唇が触れるか触れないかの距離で見つめ合い
「気分じゃないなら、そういう気分にしてあげる」
奈津子のほうから唇を重ね、積極的に舌を進入させていく。クチャ・・と唾液の音がしている
西野はされるがままにして受け入れるでもなく拒むでもなく・・・
そしてそっと唇を離し、西野の目を覗き込むように見つめながら
「いいでしょ?ちょっとだけ。気持ちいいんだから。」
参ったな・・・と西野が言おうとした瞬間に奈津子がぎゅっと体重をかけて抱きついてきた
不意打ちに思わず足元がグラっとしてそのままピンと綺麗に整えられたベッドにドカッと倒れこむ
「痛っ・・・おい、なっちゃん」
奈津子は笑顔で倒れた西野の上にスカートなのも構わず馬乗りになる。そしてネクタイを解き白衣をずらす
Yシャツのボタンをはずしながら奈津子はふふっと笑い
「全部脱がしちゃうとあんまりエッチじゃないね。でも邪魔なんだもん、服」
そういって西野の首筋を舌先でツツッと肩のほうへと滑らせていく。そしてきつめに吸い付いた
その瞬間、いきなりスーっと部屋のドアが開く、と、同時にまたすぐにそのドアがあわてて閉められる。
驚いて振り向く奈津子に馬乗りになられたままで西野が冷静な口調で呼びかけた
「遠慮なくお入りくださーい」
「・・・・・お邪魔しまーす」
目線をそらし、バツが悪いといった顔で同期の研修医・桜井香奈がドアを開ける
259( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/04/18(月) 19:44:41 ID:rJslFTnk
「今、探してたでしょ?俺のこと。」
そう淡々と香奈に言う西野の上から奈津子があわてて降りてスカートを直している
「303の竹中さんのカルテ・・・なくって西野くんが持ってるんじゃないかと思って・・・
 そしたら今日退院して誰もいないはずのこの部屋が明かりがついてたから、つい・・えっと・・」
自分が悪い訳じゃないのになんでか言い訳をモゴモゴとしている香奈を見てはは、と笑い
「よっ」と上半身を起こしてYシャツのボタンを止め、ネクタイを結びながら西野が返す
「記入してナースステーションに返したぞ?さっきまで外来にいたし、俺。」
適当に奈津子が持ってきてしまったカルテのファイルに目をやると、そこには303号室との表記
西野の視線を追い、その表記に気づいた奈津子が「あ」と声をあげてカルテを持ち香奈に差し出す
「あ、ありが・・とう。ごめんなさい・・・」
なぜか謝る香奈。そしてまだ二人のどちらの顔も見れずにいるままで
「えっと、コレがあればいいから・・・あ、私出るから、続き、どうぞ、うん。」
たぶん自分でも何言ってるんだと思いながらだろう、あたふたとした口調で取り繕っている
260( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/04/18(月) 19:46:41 ID:rJslFTnk
そこで奈津子が西野の首筋を指差して嬉しそうに言い出した
「あ、ついちゃった、キスマーク。赤くなってる」
指差された部分を西野が思わず手で押さえるとさらに嬉しそうに笑う奈津子。緩めに結んでいるネクタイを
キュッと締めて襟を正し「見える?」と西野が聞く。ちゃんと襟をただせばなんとか隠れる位置に赤い痣。
「桜井、ちょっと。なっちゃんはそろそろナースステーションに戻ったほうがいいよ」
「香奈先生とナニするつもりぃ?」
「誤解を解くだけ。はいはい、戻った戻った。ナースステーションが無人なんてよくない」
追い出されるように奈津子が病室から出て行く、そして困ったように香奈が口を開く
「・・・何?」
香奈をいきなりぎゅっと捕獲するように抱きしめて、これまた淡々と西野が答える
「危なかった〜。勢いで半立ちになってた、オレの」
「そのまま全開になってしちゃえばよかったじゃない」
嫉妬からかそんな受け答えをする香奈の背中から手をケーシーのズボンのファスナーへと移動させて
そのまま脱がそうとする西野。その手を掴み拒もうとする、が、ベッドに押し倒された
「吉澤さんとしたらいいじゃん。やめてよ」
西野は何も言わず力ずくで香奈の両手を右腕だけで抑え、左手で下着を膝まで下げられた
261名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 23:55:14 ID:uTV2dnUh
メシアキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!!
262( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/04/19(火) 00:47:37 ID:XaEj2uzt
数分前の拒む言葉や態度はどうしたのか
もう何分間か電気が付いたままの病室には湿った腰が打ち付けられる音が響いている
綺麗にベッドメイキングされていたシーツの上に、西野が横になりその上で
香奈が腰を動かしている。香奈の息遣いは荒く、声を漏らさないように気遣ってか
細く、泣き声のような声が細々と時折漏れている。
「下から見る桜井・・・なんだか色っぽい」
香奈の腰に両手を沿えながら西野が呟いたのは聞こえているのかわからない
腰はクリトリスをこすりつけるように動かされていて、早さが増している
「桜井・・すごく動いてるよ・・・子宮に当たってる・・・」
もちろん香奈にもそれは感じていた。奥まで届いているのはわかっている。
「気持ち・・いいぃ・・・すっごく・・・」
登り詰めていっている感覚に香奈は犯されていた。と、その時、西野が
「うっ・・ぅ・・・・・っはぁ、はぁ・・・先にいっちゃったよ・・・」
263( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/04/19(火) 01:01:19 ID:XaEj2uzt
西野の言葉に少し驚くがもう止められない。
もっと、もっと、登りたい。もっと・・・香奈の腰の動きが激しくなり
そのまま香奈も果てる。全身が大きくビクッビクッと波打ち
ピタリと腰の動きが止まる。そして今度は小刻みにガクガクと震える
「ぃ・・・あっ!あ・・・・」
と、次の瞬間、一気に力が抜け、香奈は西野の上に倒れ込みキスをする。
「上であんな激しく動かすから先にいっちゃったよ。俺と桜井が繋がってるとこから・・・ほら」
二人の結合部を指差す。見ると愛液なのか精液なのかわからないくらいに濡れている
「え・・・中で・・・出しちゃったの?」
呼吸を整えながら香奈が聞く。そして咄嗟に生理っていつだっけ、と頭の中で確認をとっている
「子宮内に放出された精子は3日間、子宮内で生きるんだよな」
西野が思い出したように呟く
「じゃ、桜井は3日間、俺の精子が子宮にいるのか・・・」
香奈はその言葉が少しだけ、幸せに思えた自分が怖かった。
264名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 22:21:54 ID:+co8CeFh
桜井×西野、待ってましたよ!素晴らしくGJです!
嫉妬する桜井いいですね。
続きが浮かんだら是非また書いて頂きたいです。
265( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/04/19(火) 23:35:29 ID:XaEj2uzt
ありがとうございます。お目汚し失礼しました
医療プレイっぽいこともなく普通なえろSSですがスマソ
266名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 22:03:00 ID:ovadPk3e
GJです。
むしろ、病院外での二人のエチーを見てみたいです。
267名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 04:15:26 ID:U01z2ykD
GJ!
今度は西野の嫉妬バージョンとかw
268名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 02:27:10 ID:HGL18RMB
agemoge
269紘野 ◆d/HBB7Sqs6 :2005/04/24(日) 07:47:47 ID:WsnDEe7i
お久し振りです。とはいえ1ヶ月半ぶりですか?まあ、私にしては早い方かと(笑

>>197 458さん
忙しいんでしょうか?のんびりまちますので、のんびり続きを書いてください。
私が「怖い」といっても「こわもえ」なことが多いので、気にしないで頂きたくw
あ、お名前の件、了解しました。

>>199 さん
いろいろ、ネタは練ってます。期待に添えるよう頑張りますのでどうぞよろしく。
紘野(「夜」は間違い)は「こうや」と読みます。読みにくい名前ですみません。

>>201 amas-traehさん
大変でしたね。お気持ちお察しいたします。どうぞゆっくり時間をかけて、心の痛みを
流してください。のんびり気長にあなたの再臨を待ちたく存じます。

>>202-204の方々へ
なんだかよく分からぬ展開なのですが、読んでくださりありがとうございます。
色々考えてますが、どうなるかはキャラ次第萌え次第デス。ご意見他、有り難く頂戴致します。

>>219 ハレホスさん
すみません、早々に略します。面白いお話を読ませていただき、感謝です。
自分じゃ書けないから余計に、こういうノリが大好きです。奉仕特待生が出てきてびっくり
しつつ嬉しかったです。拙いネタを利用してくださりありがとうございました。

>>242さん、>>254さん
お二人とも、ありがとうございます。続き持って参りましたので、ご笑納クダサイ。
これからも気長によろしくお願いします。

>>256 ( ・∀・)つ〃∩モエー さん
ハアハアなお話、また読めて嬉しいです。……あなたのを読むと、普通にえっちぃのを書き
たくなりなりますwこれからも是非、いろんなモエをくださいませ。
270紘野 ◆d/HBB7Sqs6 :2005/04/24(日) 07:50:50 ID:WsnDEe7i
ということで、レスお終い。個別レスうざーの方がいらしたら、申し訳在りません。
以下お話(>>195)の続きです。


 入学式を明日に控えたある日の午後。すず那の部屋に珍しく、進藤医師は一人で現れた。
「こんにちは、すず那ちゃん」
「……こんにちは、先生」
 いつも大勢学生を連れ歩く彼女が、たった一人ということに妙な違和感を感じつつ、すず那
は挨拶を返す。
「今、時間大丈夫かしら?」
「はい、大丈夫です……」
 すず那は、読みかけていた本に栞を挟み、サイドテーブルの上に載せた。そんなすず那の
動作を確認してから、進藤医師は口を開く。
「明日は入学式ね」
「……そう……です、ね」
 自分がどういう状態で高校に通わなくてはならないのか、思い知らされてすず那は途切れ
がちの返事を返す。
「それでね、学校生活に慣れるまで、いろいろ大変だと思うのよ。予定とかも立てにくいと思う
し。まあ、こちらもね、医学部の新入生が大勢入ってくる関係でちょっと忙しいという実情もあ
るんだけどね」
「はぁ……」
 結局何が言いたいのかよく分からず、すず那はただ、相づちを打った。
「まあ、そんなわけで、ちょっとね、すず那ちゃんの奉仕プログラムに少し余裕を持たせること
にしました。あ、誤解しないでね、まったく何もかもなくなるわけじゃないのよ? ただ、ちょっと
『違う方向性』の奉仕をして貰おうと思ってるの」
「違う……方向性……ですか?」
「ええ、そう。すず那ちゃんは、『治験』って言葉知ってるかしら?」
「チ・ケ・ン?」
(なんだろう?)
 具体的な漢字がまったく思いつかず、すず那はオウム返ししつつ首を傾げた。
271紘野 ◆d/HBB7Sqs6 :2005/04/24(日) 08:00:46 ID:WsnDEe7i
「ああ、やっぱり知らないか。そりゃそうよね。治験というのは、まだ病院や市場で販売さ
れたり利用される前の段階にあるいろんな薬を、人それぞれどんな作用があるか、どん
な問題があってどのように改良していけばいいか知る為に、沢山の人に使用していろん
なデータを取るボランティアのことをいうのよ」
 進藤医師の台詞は、かなりかみ砕かれて難しい部分を端折ってあるが、概ね必要なこ
とをすず那に理解させるには、充分な内容だった。
「ボランティア……」
「そう。それでね、暫く……そうね、4月が終わるまで、かしら。その治験がすず那ちゃん
の奉仕プログラムの主立ったものになるんだけど。構わないかな?」
(どうせ……拒否権なんてないのに……)
 どこか、自嘲的に思いながら、すず那は首を縦に振る。そうしておもむろに質問をした。
「あの……それで、それはどんなお薬ですか?」
「あら、気が早いのね。まあいいわ。あのね、ダイエットの薬です。あ、機密事項だから、
他の人に言ってはだめよ?」
「ダイエット……?」
 学生を引き連れていない理由は分かったが、今度は別の疑問符が浮かぶ。標準体
型には到底及ばない自分に、ダイエットなんてどういうことだろうか? と。
「ああ、すず那ちゃんも勘違いして覚えてるのね。いいわ、これも解説しておきましょう。
 ダイエットっていうのはね、本来、身体を健康的で正常な状態にする行為をさすの。
決して『痩せる』ことが主目的じゃないわ。暴飲暴食する人が、それを改めて身体に優し
い飲食を心がける。運動不足で体力が落ちている人が、日常的に歩くことをする。不規
則な生活の人が、意識して規則的な生活を心がける。これらもみんな『ダイエット』にな
るのよ。いえ、これらこそが本来の『ダイエット』ということになるかしらね」
「そう……なんですか」
 まったく知らなかった事実に、すず那はきょとんと目を丸くして進藤医師を見た。
272紘野 ◆d/HBB7Sqs6 :2005/04/24(日) 08:03:01 ID:WsnDEe7i
「で、具体的なことはちょっと説明できないのよ。そのお薬の影響が本当に薬によるもの
なのか、精神的なものなのかが分からなくなっちゃうからね。ただ、すず那ちゃんは明日
から検温の時間にある注射を打たれて、食後に必ずある薬を飲んで、指定された時間に
保健室に行って採血を受けて夜眠る前にまたある薬を注射される。それだけ、覚えておい
てくれたらいいわ。大丈夫ね?」
「はい。大丈夫です。分かりました」
(良かった……しばらくは……辛い目に合わなくて済みそう)
 すず那は内心ほっとしつつ、進藤医師の言葉に頷いた。
「ありがとう。じゃあ、そういうことだから、明日からよろしくね」
 進藤医師は、そう言い置いてすず那の部屋から出ていった。
 この『治験』に至った理由が、すず那をおもんばかった佐賀の進言によるものだったこと
は言うまでもない。

 そうして、入学式当日。
 朝、いつも通りの羞恥まみれの日課をこなしたあと、すず那は進藤医師に昨日言われて
いた注射の洗礼を受けた。てっきり腕や肩に刺す物だと思っていたそれは、すず那の臀部
……まだ肉付きもない薄い桃色の尻に、複数回行われ、想像を絶する痛みに、すず那は
泣きながら失禁した。看護師の話ではこれが毎日2回繰り返されるという。たった1日目に
して、すず那の辛さからの開放という思惑は崩れ去った。
 が、朝はそれだけで終わらなかった。食事を終え指定された薬を飲み、まだ少し痛む臀
部をさすりながら、すず那は新しい制服を纏う。今時珍しい部類に入るであろうセーラー
服。だが、決して野暮ったいデザインではなく、品のいい可愛らしさとお洒落さで、この辺の
学生たちの間では大変人気のある制服だった。この制服着たさに、猛勉強の末北海道や
九州から入学してくる生徒もいるくらいだ。
(高校生……か)
 なんだか面映ゆい気持ちで、鏡に映る自分を見ていると、担当看護師の小池が部屋に
現れた。
「あらあら、早いね。もう着替えちゃったんだ。似合うじゃない、制服。可愛いよ、すごく」
「ありがとうございます」
 ぺこりと頭をさげるすず那に、小池は紙袋を渡す。
「はい。これ、入学祝いね。開けてみて」
273紘野 ◆d/HBB7Sqs6 :2005/04/24(日) 08:07:25 ID:WsnDEe7i
 促されるまま恐る恐るあけたそこには、真新しく可愛らしい絵柄のおむつカバーが数枚
入っていた。そうしてやはり、『奉仕特待生 桐生すず那』の文字がでかでかと記されてい
る。
「こ……れ……」
 さっきまで薔薇色だったすず那の頬が、みるみる青ざめていく。
「可愛いでしょう? バックプリントもいいけれど、こうやっていろんな動物が意匠されてい
るのも、女の子らしくていいと思って。あんまり似たデザインばかりだと飽きちゃうからねー。
ほらほら、横になって。折角だからこっちつけて行きましょう」
 看護師は強引にすず那をベッドに横たえ、手早くおむつカバーのみを交換してしまう。
「あっ……やだ……だって……そんな……」
 逃げ出したいと心底思いながら、結局そのまるで赤ん坊のようなおしめカバーは小池の
手でてきぱきとつけられてしまった。
「はい、いい子だったわね」
 口先でそう言いながら、すず那を立ち上がらせると、小池はすず那のスカートを直し始め
た。下げるのではなく、ずり上げる方向へ。
「やめ……やめて……く……」
 拒否の言葉も全部いい終わらぬうちに、すず那のスカートはそれまでより十センチも引き
上げられ、真新しいおむつカバーが丸見えの状態になっていた。
 慌てて裾を引き下ろそうとするすず那の手を、小池は強く叩く。そうして何度も繰り返されて
きた、絶望的な言葉を投げ掛けた。
「忘れないで。あなたは奉仕特待生なの。奉仕特待生はいつでも誰にでもそうと分かるように
心がけなくてはいけないの。その首のタグとおしめカバーについている名前は、あなたの名札
と同じなの。奉仕特待生なんだから、これが当たり前。……分かってるでしょ?」
 すず那はいやいやと首をふり、何度もスカートを直そうとする。そうして何度も手を叩かれ、
その手の甲は真っ赤になっていく。業を煮やした小池は、すず那の両手を掴み再度言い聞
かせた。
「もう一度言うわよ? 奉仕特待生は、そうと分かるように振る舞う義務があるの。これもその
一つ。おしめをする高校生なんて普通はいないわ。あなたが奉仕特待生だからおしめをして
るんだって、皆さんにちゃんと知って貰わないといけないの。すず那ちゃんは、奉仕特待生
なの」
274紘野 ◆d/HBB7Sqs6 :2005/04/24(日) 08:10:25 ID:WsnDEe7i
 入学式の朝だというのに、すっかり打ちのめされてしまったすず那は、その場にへたりこ
み、声をあげて泣き出した。小池はすず那が泣きやむのを辛抱強く待ち、それからすず那を
立たせると、高等部へと送り出す。
 内心のもやもやは不消化のまま、華々しい新入生の中にあって一人、すず那だけが暗い
顔で高校生活第一日目をスタートさせた。

 送り出された病院から高等部、係りに誘導されて講堂に案内されるまでの道のりは、当
然すず那に視線があつまり、事情を知るものもいれば知らぬものもいて、散々聞こえよがし
の噂の的になった。
 隠すことも許されず、逃げ出すことも叶わず、始終俯いてやりすごすすず那を式次第に
則って挨拶していた校長が、マイクを使って名指しした。
「桐生すず那さん」
 ぎょっとして校長を見ると、壇上から手招きしている。やむを得ず立ち上がりそちらへ向か
うと、今度は登ってくるようさらに指示される。
 どう考えてもあられもない姿のすず那は、今、校長よりも余程強く注目を浴びて入学式に
臨んでいることになる。
「えー、彼女は奉仕特待生の桐生すず那さんです。奉仕特待生というのは、医療・医学の発
展に貢献するため、進んで自分の肉体と精神を医学研究の糧に投じた大変志の高い人達
です。時には辛い検査などもあるようですが、逃げ出すこともなく……」
 だらだらと、校長はその意義がどんなに素晴らしいか、それに参加している彼女がどれほ
ど立派なのかを話し続けている。その間すず那はまったく顔を上げることも出来ず、全校生
徒に己の姿を晒す羞恥に堪えていた。
「それじゃあ、桐生さん、挨拶をしてください」
(えっ!)
 まさか、そんな馬鹿なと思ったが、校長はすず那にマイクを差し出している。仕方なく小さ
く頭をさげて「桐生すず那です」と名前を言ったが、校長はそれで納得しなかった。
《駄目ですよ。スカートをまくって、おしめカバーについている名札を皆さんにちゃんと見せ
なさい。それが義務です》
 校長の言葉に、すず那は思考停止してしまい、その場から動けなくなった。
(みせ……みせるって……どうして?だって今は入学式で……だからそんなこと……)
275紘野 ◆d/HBB7Sqs6 :2005/04/24(日) 08:13:27 ID:WsnDEe7i
 パニックに陥っているすず那に、一つ溜め息をついた校長はくるりとすず那を後ろに向か
せ、前屈みにさせるとそのスカートを持ち上げすず那の手に裾を掴ませる。
《私の挨拶が終わるまで、そのままじっとしているんですよ》
 校長は更にそう耳打ちして、すず那に恥辱にみちた姿勢を維持させ、自分はスピーチを
再開した。
「彼女は全身が貴重なサンプルです。ご覧になった通り、排泄すら羞恥を捨て彼女は捧げ
ているのです。このおしめカバーはその証であり、またもっと実際的に彼女が排泄したもの
がこぼれて無駄になることのないよう受け止めています。高校生にもなっておしめをするな
ど、皆さんには想像できないことかもしれません。ですがそれもすべて彼女、いいえ彼女た
ち『奉仕特待生』の素晴らしい犠牲の心によるものなのです。ですから、己と違う、お漏らし
をする恥知らずなどと彼女を辱めることなく、つねにいたわりと感謝の気持ちで、彼女と接し
てくださるよう願います」
 滔々と実に流麗に、誰よりも一番校長自身がすず那を辱めているわけだが、その事実に
はまったく頓着していない。そんな拷問に等しい説明ゆえにすず那の耳にはもう、意味のあ
る言語として届かず、時々混じるきーんという耳障りなノイズと大差ない。
 じっとしていることが、少し苦痛になり始めすず那はやっと現実に引き戻される。校長の話
はまだ、終わりそうもない。
(いつまで……こうして……)
 そこまで思った時だった。
――ジャァーッ
 何の前ふりもなく、尿意もなくすず那は壇上でおむつに失禁した。
(や……うそ……どうして……)
 びっくりして必死に止めようとするが、まったく意のままにならない。それどころか、激しさを
増し、おむつは重みを増やして少しずつ垂れ下がっていく。
(こんなところで……こんなに沢山の人が見ている前で……お漏らしなんて……。やだ……
どうして止まらないの?どうしよう、このまま止まらなくて……横から零れてきちゃったら……
どうしよう……)
 自分の粗相に困惑するすず那のことなど気づきもせず、校長はまだ話し続けている。はじ
めほどの勢いはないが、「それ」と分かる程度にちょろちょろと間断なく、すず那の尿はおむ
つへ溜まっていく。
276紘野 ◆d/HBB7Sqs6 :2005/04/24(日) 08:17:10 ID:WsnDEe7i
「彼女のお漏らしや検査・処置などで、授業に影響がでることなどないよう、病院側には充分
取り図って貰う所存ですが、それでも至らぬ仕儀は出てくることと思います。そんな時はどう
ぞ、あなたたちも彼女を見習い『奉仕』の徳でそのこと受け入れ、彼女に負けぬよう勉学に
励んで貰いたいと思います」
 すず那の失禁と、校長の話が終わるのは同時だった。許されて壇上を降り、自分の席に
座るまでの間、溢れてきはしないかと、すず那は気が気ではなく、また不自然な格好の維
持ですっかり足が痺れ、その歩き方は一見すると歩き始めの幼児のような覚束無いものに
なっていた。
 イスに座った瞬間、周囲にいる数人の生徒は、すず那の発した音を耳にした。
――グジュッ
 それは、失禁して吸い取られきれなかったすず那の尿が、紙おむつの中を何度も行きつ
戻りつしている音で、当然すず那自身はもっと大きくその音が聞こえていたわけだから、耳
まで赤くして、結局また、ずっと下を向いている羽目になっていた。




ということで、今日はおしまい。日曜日の朝っぱらか何してるでしょう私……。

趣味全開ですみません。これはおむつ小説じゃないです、奉仕特待生シリーズです(汗
後日、ちゃんとそういうシーンもありますんで、ご心配なく。

いつものことですが、誤字・脱字・読みにくさなど、お目こぼしくださいますようお願いします。
ではでは、失礼しました。
277名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 17:02:07 ID:FQ+quZm0
乙です。てかやばい、最高です(;´Д`)
278名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 17:31:45 ID:CRz7NCnx
なんか書き込み少ないな・・

とりあえず漏れもかなり萌えますた、激しくGJです。
279名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 22:15:08 ID:fQZOLYXy
“壇上でスカート捲り”はいただけないな。
入学式に参列する父兄の大半は母親、つまり女性ですからこの様な見世物は学校のイメージダウンにつながります。
私立は授業料の他に寄付金が重要な財源となっていますから、学校運営(経営)の責任者である“校長”がこんなことさせるとは考えにくい。
280名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 22:27:44 ID:3boKQsij
>>279
奉仕特待生って物自体がこの世にあるのか?
お前はそんな物を考えたりするのか?
いちいち、人様の作品にグダグダ言うなよ。
それでも、リアルティが足りないとか頭の悪い発言をするのなら、

http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1106749778/
こちらにどうぞ。
君みたいなびっくりするほど頭の悪い友達がいますよ。
281名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 23:17:53 ID:fQZOLYXy
看護師の言うように「奉仕特待生はいつでも誰にでもそれとわかるように」というのが制度の基本方針であるのなら、名前入りオムツカバーを晒す行為に説得力も出てくるが、一般の生徒と同じ制服を着せる意味がなくなってしまう。

282名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 23:27:13 ID:Bzmdhts0
まだいたのかリアルティ
283名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 23:48:25 ID:NdQ6idbF
ハーレム 様
( ・∀・)つ〃∩モエー 様
紘野 様
新作アップお疲れ様です。お待ちしていた甲斐がありました!
よくわからない批判とか入っていますが、この板の大半の住人は、書き手の方々の書き込みを心待ちにしてる
人達だと思いますので、どうか気になさらずに、またアップして頂けますよう、よろしくお願い致します。
284名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 00:10:10 ID:xuakdm35
あと“この制服着たさに北海道や九州から”とあるが、“幼児舎から大学院まで”あるような私学では高等部からの入学枠はほとんどないはず。
ついでに言えば入学前のすず那が同級生の出身地を知るはずもないのだが
285名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 12:52:36 ID:AE8uAM1a
>>282
ん?リアルティ?違うょ
よばれてとびでてジャジャジャジャ〜ン♪
ホームズ君でちゅ´(`・ω・´)ノ

>>280
そうやってまたすぐに挑発するんだからw
か〜いいね(⌒・⌒*) 僕に何ぞ御用ですかな?
う〜ん、広々してここはのびのびするね〜\(^^)/

奉仕特待生はいないけど、学用患者はまだいるかもしれないょ。

>>279
その辺りは難しいね。嘘の世界を本物に見せつつ、羞恥シーンを
盛り込んでいくかどうかなんだろうけど。
でも紘ちゃんには恐れ多くて意見なんて言えないっす<(_ _;)>

でも名前は紘夜の方が良かったかも。紘野は野原のイメージかな。
夜の方が深く透明、凛としたイメージ。
どうでもいいだろうけど、僕は夜が好きなの(*“ *)
286名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 23:19:06 ID:ef7nyg3d
紘野様、大変楽しく読ましていただきました。
ついに高等部にもすず那ちゃんが行くようになって、さらに奉仕特待生の世界が広がっていくのが楽しみです。

本当に久々に面白い作品を読めました。
287名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 23:20:33 ID:bRVqSfqa
>>284
気にしないw
288名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 00:02:16 ID:ame3HSPo
agemoge
289名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 16:29:43 ID:lUU07EnI
agemoge
290名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 00:02:05 ID:Ls5fODPq
agemoge
291名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 16:40:22 ID:uyV4OFzl
agemoge
292名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 00:15:37 ID:nn8Ym22G
agemoge
293名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 21:50:04 ID:mft8oB1N
天ぷら
294名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 23:02:37 ID:qBBRn+sQ
すず那たんの容姿を さ ん り よ う こ 描くロリ娘で想像。
いやースカもロリもあんまり興味なかったんだけど、
紘野さんはいいわ。御投玉稿マジ感謝してます。
295名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 18:56:58 ID:p9RPZM9I
紘野氏はもっと肉体改造をはげしくしてほしい
全身整形で原型とどめないほどやってくれ腕を三本にするとか
296名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 21:07:58 ID:cOPQqbq6
>>295
お 前 が や れ
297名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 22:54:42 ID:801r2NNe
リアル馬鹿の所為で職人が一気に来なくなったよ…
298名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 23:32:06 ID:HM1wvw+N
ホームズ君は悪くないよ。。
299名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 23:52:59 ID:801r2NNe
IDが801だ・・・orz

誰がどう見ても、458さんが来なくなったのは、リアル馬鹿の所為にしかみえないのだけど・・・
ちなみにホームズ君って誰?
そんなに賢い人って酉姉さん?
300名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 00:23:50 ID:5Jd6rJ3n
いや、一度書いてみればわかるんだけど、
何となく書けないor書かない時期ってあるもんだよ
確かに煽りも目に余るところはあるけど・・・・

折角これだけのもの書いてくれる人なんだから、
気長に待ったほうが、いいかと・・
301名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 00:29:36 ID:/Y7Y6G1J
458氏がブランク開けてんのは手術シーン書き終えて燃え尽きたせいじゃないの? 本人も「自分にとってはとても大切な部分でした」なんて言ってたし
素人物書きってのはそう言うもんだよ。一番書きたかったシュチュを書き終えると燃え尽きて残りが手つかずになる。
302名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 04:03:48 ID:uNJENAgI
458氏が来ないのは、とあるサイトで投稿中だからだと思うけど。
そちらの内容も爆走全開で非常によろしかったけどね。
303名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 10:35:08 ID:V3G5FKKq
土下座したらそのサイト教えてくれるか
304名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 17:59:05 ID:ocZfxEz7
>>302
302さんも知ってましたか。458氏の執筆スピードはやっぱり鬼早ですよね
別スレで458氏は、リアルティのことが嫌で書かないって名言してましたから
303には悪いけど、そのサイトを教えるわけにはいきませんね
そこのサイトを荒らすわけにもいかんですし
何よりも、458氏がまた書かなくなる恐れもありますしね

紘野氏と458氏は下手なエロ小説家よりもレベル高いと思います

でも、このスレにも戻ってきて欲しい
305名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 23:03:41 ID:QBrmH4Uf
おとなしく待ちましょう。刺激してはだめ。
ガラ亀ほどは待たなくて良いんじゃないかと希望の光。
306名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 23:04:21 ID:ibmM7kq4
何をもって「エロい」と感じるかは個人の領域だけど
「エロい」という意見を目にするとき違和感というか見当違いに思えることがよくある。
俺は少しばかりSM経験があって、超えてはならない線引きをわきまえているつもりだ。
超えてはならない線引きってのは、超えると相手を死なせてしまうとか、運が良くても後遺症が一生ついて回る様な領域で
それに対する恐怖というか畏怖を常に抱いているわけ。

それを知らない人間が、「エロい」「エロい」と言ってどんどん度を超えていくのを見てると引いちゃうね
戦争を知らない人間が戦闘シーンを見て「かっこいい」と感じる様な不謹慎さみたいなものだけど
307名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 23:09:27 ID:5Jd6rJ3n
うはぁ、どこのサイトだろ・・
マジで読みたい・・

2chから抹殺したい人間の六人目だな>リアルティ
308名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 14:15:04 ID:OHbW6x2d
ホームズ君を殺しちゃだめぇ。。
309名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 14:32:27 ID:rkq8BVFD
リアル馬鹿のことをホームズ君とかいってるの本人だけだろ
おまえ、しねよ




最低、458氏に謝るくらいしろ
310名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 11:46:20 ID:XqQOdtsn
なんだか宗教じみてきましたね
311名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 15:42:17 ID:oYPt81P0
>>310
気持ち悪w
312名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 19:05:04 ID:8Iugp67Y
>>リアル馬鹿へ
マジで死んでください。
それができないなら、このスレに来ないでください。




って、感じなのが宗教じみてるのかな?
458氏には、それだけ魅力があるってことなんじゃないの?
313310:2005/05/16(月) 23:44:55 ID:XqQOdtsn
458氏をカリスマ扱いする風潮がどっかの宗教を彷彿とさせるなあと
314名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 23:54:15 ID:8Iugp67Y
SSを投下してくれる人は、ネ申でしょ?
315名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 00:26:37 ID:65LIQvcC
agemoge
316名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 00:28:07 ID:65LIQvcC
agemoge
317ホームズ:2005/05/17(火) 21:31:24 ID:/CKqP6O7
>>309
なんだよ〜。寄って集って弱いものいじめかょ
どうせ〜俺は悪者だよ〜〜 あやまればいいんだろーーあやまれば
どうも悪ぅござんしたね(#● `з´●)
318名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 21:47:40 ID:QB0lVCqR
弱いものいじめ……
319名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 22:22:41 ID:rrKmI5BR
右傾化した信者ってのは異端を許さないものだからね。
念のために言っておくが、異端=悪者と言う図式はあくまでも信者側から見た場合の話
キリスト教原理主義者なんて奇跡への信奉を固持するために科学を否定してしまう連中だし
320名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 22:56:47 ID:65LIQvcC
>>319
右翼も左翼も異端を許してないよ。
ただ単に左翼の方が、フランス革命時のジャコバン派で急進的・革命的な人物が多いかったことから
社会主義的または共産主義的傾向の人や団体を指す。
つーことで、共産主義の中国が異端に対して寛容だと思うかい?

ちなみに右、左を論じる時に神を取り出して論じるのは筋違い。



458さんに対して、確かに神聖視する流れもあるかもしれないけど、
このスレに置いては、職人さんたちが投稿してくれないと意味をなさないのだから、
職人>>>>>超えられない壁>>>>>読者
の図式が成り立って運営されているわけだと思うけど、
今回は、極一部の読者がそれを無視したから、職人が投稿してくれないという状況が続いているだけかと、
自分たちの行動を棚に上げて、右左を論じるのは論点さえもずれていると思うけどね。
321名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 23:19:32 ID:65LIQvcC
320で書いたものだけど、
>ただ単に左翼の方が、フランス革命時のジャコバン派で急進的・革命的な人物が多いかったことから
この文章の後に書こうとしたことが抜けてたから補足。

急進的なことから新しい物に寛容だと勘違いされているけど、
実体は、社会主義的であったり共産主義的傾向が強い。
また、神を左右で論じるのは、その国々の文化に根ざした宗教を理解することが必要で
海外の3大宗教件内の国々はともかくとして、
無宗教、または多宗教国である日本に置いては左右の話で宗教を持ち出すのは的外れだし、
そもそも政治と宗教が密着してるからって、根本的にその二つを人くくりにして左右を用いるのは乱暴である。

322名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 23:54:44 ID:rrKmI5BR
政治的な右翼左翼の話などしとらんぞ。
宗教内における右派左派を指しているのだが

>このスレに置いては、職人さんたちが投稿してくれないと〜
で、職人のわがままを放置した結果が458のトンズラ

個人的意見だが、肛門&直腸の構造をろくに理解しとらんで肛門性快楽について嘘八百並べるような輩はお呼びでないね。
一度でいいからアナルセックスして来やがれってんだ。
323458 ◆VENk5mkP7Y :2005/05/18(水) 00:15:18 ID:Wl7PXtkd
毎日、見てたのですが、このスレとは今日でお別れです。
さようなら。

自分は我侭を言ったつもりもないですが、そう感じられる人がいることや、自分以外の書き込みも
自分が書いたと見なされて攻撃されることにほとほと疲れましたし、心の底から萎えました。

暖かく見守ってくださった方、ありがとうございました。
そして、58さんこと紘野さん、奉仕特待生システムは本当に書いていて楽しかったです。ありがと
うございました。

最後にメールアドレスを晒しておきます。
紘野さん、一度正式に謝罪しておきたいのでメールくださると嬉しいです。
324名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 00:53:11 ID:9jxqsMp7
>>458
お疲れ様でした。
458さんが別の形で続編を発表することを願っています。
・・・というよりも、正直このスレに残って欲しいです。


一部のDQNが職人さんを潰すのも、
匿名なのをいいことにコテハンをレイープするのも、
エロパロ板や半角二次元板等、自給自足ができる板ではあって当たり前のことなのか?
325名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 21:10:53 ID:W6L0YJCq
肯定はしたくないが、「現実としてある」と言うことを肝に銘じておかなければならんだろうな。
改善しようとすれば「オレ様正義」に正当性を与え、似たような中傷合戦を引き起こすだけだし
326名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 01:01:42 ID:omJjgHxx
この程度批評されたくらいで辞めるならそれまでの人だってことだろ。
書くなって煽られたわけでもあるまい。
一度始めたら最期まで書くのが読者への礼儀ってもんだ。

それに謝罪でメールって何だよw
詫びるならここで一言書けばいいだけだろ。魂胆みえみえでキモイんだよ。ヒヒオヤジが。
327名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 01:40:04 ID:yIgmET7L
58さんが投下しはじめた頃からこのスレを見ていたけど、
なんかこんなくだらないことでスレが崩壊していくのはたまらないね。

328名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 07:28:23 ID:5gswyoUr
>>327
1スレの終盤に登場したリアル馬鹿のせいで雰囲気が悪くなったよね。

>>326
>一度始めたら最期まで書くのが読者への礼儀ってもんだ。
読者としての礼儀を無視して、職人に礼儀を求めるって、義務を果たさず権利だけを主張する人ですね。
人間的な魅力がまったくないですよ。
あと、あんまりバカな発言は、リアル馬鹿と混同されますよ。
329名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 08:50:17 ID:8ui048j2
手ばなしで褒めることが読者としての礼儀?
330名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 19:36:13 ID:5gswyoUr
>>329
>手ばなしで褒めることが読者としての礼儀?
別にそんなことは言ってないけど、煽りとかそういうのは説明しなくても礼儀から外れてるって思わないかな?
講評と評価と批評は読者の当然の権利だろうけど
君はその範疇から逸脱していたのに、相手にだけ礼儀を押し付けるのは自分勝手な子供の論理だと思うよ。
331名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 21:28:54 ID:8ui048j2
>330
誰と勘違いしたかについては不問としておきますね

礼儀に対して礼儀を返すことを義務だと言い
326の主張する「最後まで書くことが読者への礼儀」を肯定するというのであれば
褒める讃える以外に読者としての礼儀と呼べるモノがあるかね?

権利、義務、礼儀を混同してる様だし、人の事は言えんでしょ

礼をもって礼に報いることは礼儀だよ。義務じゃないし強要したりされたりするものではない。
326の言う読者にたいする礼儀も、是非はともかく要求するものじゃない。
332名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 22:35:09 ID:5gswyoUr
>>331
失礼。
>礼儀に対して礼儀を返すことを義務だと言い
礼儀に対して礼儀を返すことを義務って言いたかったわけじゃないです。
義務を果たしてないのに権利だけ主張する人と同じですねって言いたかったのですが、文章が稚拙で意図が伝わっておらず申し訳ないです。

>褒める讃える以外に読者としての礼儀と呼べるモノがあるかね?
講評でも読者が読み込んで、理由や説明を加えて行う物はしっかりと作品を読んでいるから礼儀と呼べるんじゃないかな?
例をあげるとしたら
>>284
このレスに関しては、作者が3人称を用いて、作品を上から把握して書き込みしているのに対して、
284さんは、主人公の一人称に勝手に置き換えて読んでいるからこういう批判になるわけで、こういうのは的外れで礼儀とは呼べないと思う。

331さんの考えでは、326がいう読者への礼儀って言う物は礼儀じゃないよね?
私もそう言いたかっただけなのですが、思った意図を上手く伝えられず誤解を招いて申し訳ないです。

でも、礼儀、義務云々よりも、作者個人がどうして書けないのか、書きたくないのか、根本的な問題はそこだと思います。
ただ、確実にわかっていることは、458さんはリアルティの行為にほとほと疲れたってことでしょう。
333名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 23:26:08 ID:8ui048j2
>332
いろいろ反省されているところもうしわけないが、ひとつ指摘させていただきます。
>講評でも読者が〜
これは礼儀ではなく講評の公正さ云々の話でしょ
礼儀という観点ならば作品作者への敬意で計らなきゃ

俺が思うに、読者には批評感想を言う権利はあっても作者に要求する権利は無い。読者が読者としての義務を果たそうが果たすまいが
というわけで326の主張には否定的。
あと、これ言うと揉めそうだけど、458氏が別スレでこぼした愚痴は読者の権利を否定するものだった。
334名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 23:43:02 ID:5gswyoUr
前々から思ってたけど、
458氏の別スレの愚痴ってどんな内容なの?
335名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 00:45:54 ID:2qVMZSiJ
458氏、かなり面白かったです。
長い物語の途中から途中までを切り抜いた描写ってのもアリです。
ドキドキしました。

個人的ワガママではありますが、
いつかまた作品を見せてください。
ありがとうございました。

P.S.
匿名掲示板上の付き合いだったら
自分に都合の良いレスだけ信じるのも処世のワザです。
あなたの作品は本当に面白かったです。
336名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 21:28:10 ID:1EY1cTDO
昨日のID:5gswyoUrですが、礼儀云々よりも
もっとも大切なのは作者の気持ちだったんじゃないかなと思いました。
458さんが別スレで何を言ったのかはわかりませんが、
このスレに置いて、458さんの貢献は計り知れません。

ぜひ、気持ちが落ち着いたら戻ってきてくれることを夢見てます。
337名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 00:04:22 ID:zC/C3F6z
まぁ、書きたくないなら無理強いをしても仕方ないょ。
これを見て黙れ低脳と思うならそれまでって以前レスしたけど
そういう人だったってことね。

>自分以外の書き込みも 自分が書いたと見なされて攻撃されることにほとほと疲れました
ホントに君が書いてないの?ホームズ君の血が騒ぐんだけどw

萌えと現実の狭間の1のレス
>酉嬢は、メール交換とか、好き?w苦手だったら無理強いはしません。 嫌いじゃなければ捨てアドを晒すのでひとことください。
458氏
>最後にメールアドレスを晒しておきます。 紘野さん、一度正式に謝罪しておきたいのでメールくださると嬉しいです。

プンプン匂うよぉ。2チャンでメール交換をせがむ人は稀だもんねぇ。不慣れなだけかなぁ。それとも・・・
おっとこれ以上僕の口からは自粛させていただきます(´ヘ`;)

でもたまごっちに手だしちゃだめ!
可哀想なたまごっち。。458氏の作品楽しみにしてたのに。。
お詫びに僕がたまごっちに何か書いてあげよっか?
よちよち。。元気をお出し(;o;)
338ホームズ君:2005/05/21(土) 00:10:06 ID:zC/C3F6z
それと458氏が他のスレで書いてようと僕は全く興味ないので
荒らしたりしませんょ。
だから可哀想なたまごっちに教えてあげて。
狂信者の彼ならもうとっくに知ってるかなw
 
みんな僕のせいにするけど(ひどいでしょ〜(≧ヘ≦) プンプン)
458氏の内容は誰かしら突っ込みを入れたと思うょ。
それだけ異質だったから、言わないではおけなかったの。。
でも予想外にそういう内容が好きな人がいたのには正直驚いたょ!
339名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 00:52:05 ID:gIMVUtuo
お前の方が異質だ。
とりあえず、氏ね。
340名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 01:00:39 ID:gIMVUtuo
>ホントに君が書いてないの?ホームズ君の血が騒ぐんだけどw
一つ君にちなんで推理をしてみましょう。

>>337
>可哀想なたまごっち。。458氏の作品楽しみにしてたのに。。
>>338
>それだけ異質だったから、言わないではおけなかったの。。
>>308
>ホームズ君を殺しちゃだめぇ。。
>>298
>ホームズ君は悪くないよ。。

まず、自分の自演を見つめ直す方が先なのではないか?

上のレスでも書いたけど、シネヨ。
341ホームズ君:2005/05/21(土) 01:32:24 ID:zC/C3F6z
>>339
よっぽど悲しんだね。たまごっちぃ〜
僕でよかったらいっぱい罵って。
イライラしている時は人に思いっきり当たるのもいいょ。
うんうん。悪いのは全部僕だね(;o;)
もう泣くのはおよし。男の子は簡単に涙を見せちゃだめだょ。
たまごっちは強い子だからもう大丈夫♪ねっ(o^-^o)
342名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 03:37:41 ID:OAN5gDJC
隔離スレどこ〜
3431 ◆w2wN40QMOw :2005/05/21(土) 06:35:33 ID:27lRZVh5
萌えと現実の狭間
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1106749778/

よくわからん議論したい人は、上記でどうぞ。
そろそろ「スレ違い」「板違い」って言葉を学んでください。

ちったー、agemogeさんを見習いなよ。
淡々とスレの保守に勤める。見上げた男気じゃないか?

不毛な議論見るくらいなら、agemogeさんの日々の努力を見る方が私は好きだね。
344名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 23:57:26 ID:iUZrzt5k
ホームズたんは・・・そのうち行くことになるムショで
コバたんと仲良くしてやってくだたい。
345名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 00:30:06 ID:yuYyFV5B
【リアル馬鹿死ね】

死ぬといいね。
とりあえず、スルーで栄養をあたえないのが吉。

http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1106749778/
346名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 00:51:30 ID:CjWvP9gE
>>リアルティ君
死ねとか言わないけど、人の楽しみを奪わないでほしいです
ほんと、せつなくね?
347ホームズ君:2005/05/22(日) 13:34:53 ID:KRHOX/ie
>>346
うんうん、切ないねぇ(;o;)
君の楽しみを奪ったりなんてしてないょ。
安心して(*^ー゚)b

でも僕はリアルティとかじゃないょ。ホームズ君だよ´(`・ω・´)ノ
いがみ合うのはもうたくさん。
みんなでネタを出し合って素晴らしい羞恥医療小説を作ろうじゃありませんか!
女医VS少年を希望ちます( ・∀・)
348名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 14:42:08 ID:yuYyFV5B
>>347
黙れ
349名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 15:12:03 ID:X6Z7QHPV
もっと気楽に読んで楽しんだらいいのに
今そういうの書いているから少し待ちな
あまりひどいのはかわいそうで書けないので
ぬるいとかあまいとかいわれるかもしれませんが
350キラクにヌルイの ◆LAsbAP.... :2005/05/23(月) 01:03:11 ID:KTS4zNeb
ざっと書いたので投稿するよ。ぬるいというか、まだ序章だけだけど。
紘野氏の作品とかぶりまくっているようなシーンがありますが願わくは笑って許してください。
気楽に、深く考えないで読んでくださると幸いです。
351名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 01:05:20 ID:KTS4zNeb
Baby Doll Mai

   1

「じゃあ今日はお母さん、帰るからね」
 時計を気にしながら、母は荷物を抱きかかえた。彼女が多忙だということはよく理解していたし、
多忙だからという理由で娘のことをおろそかにする人間でもないこともわかっていた。現に、
「熱が下がらない」と訴えた舞衣を医者に連れて行き、予想外の病名を告げられたあげく、半日という
時間を予定外につぶされても舞衣に嫌な顔を見せることはなかった。だから、まだ面会時間には余裕
があっても、帰るという彼女を引き止められるはずはない。その細腕で、家族を養っていかなくては
いけないことは舞衣が誰よりもよく知っている。
 でも――と舞衣は思う。いつものアパートから母は「いってきます」といっているわけではない。ここは
初めての、見知らぬ部屋だ。清潔ではあるが、無機質な部屋だ。一人で残ることに不安がつのる。
徐々に大人の仲間入りをしつつあるとはいえ、まだまだ多感な少女でしかないのだから。
「明日は……ううん、次いつ来られるかわからないけど、なるべく顔を出すようにするから。一人で
大丈夫ね? 舞衣。お医者さんや看護師さんのいうことをよく聞いてね」
 娘の不安を知ってか知らずか、また時計を気にしながら母は告げた。
「うん……大丈夫だから。お母さんこそ慌てて事故を起こしちゃダメだよ」
 心細いといったところで母が困るだけだ。そもそも、舞衣の歳にもなれば、親に「心細いからいっしょに
いてくれ」などとは恥ずかしくてとてもいえない。大丈夫だから、と自分にいい聞かせ、母に別れを告げた。
「じゃあね、また」

 一人になって、ベッドに腰掛けて、あらためてゆっくり周りを見渡す。二階にあるこの部屋は、個室と
いうことを除けば、ほぼ想像どおりの『病室』だ。ベッドがあって、見舞い客用の折りたたみ椅子が
隅に立てかけられていて――あとは小さ目の冷蔵庫と棚くらいか。部屋は広めで、それらの家具を
収納してもまだ余裕がある。
 自分には不相応の待遇なのではなかろうか。
352名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 01:06:30 ID:KTS4zNeb
 アパートの部屋は家族で暮らしているが、この部屋よりも狭い。さらにかなりの広さの――おそらくは
避難通路もかねているのだろう、隣の部屋とずっとつながっているが――ベランダがある。病室というと
せいぜい小さな窓がある程度だと想像していたが、この部屋は自由にベランダに出られるらしい。階下
には庭が広がり、日当たりがよい。
 驚くことに、この待遇でもお金はかからないというのだから、いったいどうなっているのだろう。

「この病気は少し特殊なものでして、完治までには二、三週間から何ヶ月かの入院治療が必要と
なります。あ、心配はないです、後遺症もなくまず確実に治りますから。ただ弱いといっても感染性も
ありますし、病気の時期によっては心配になることもあるので、しっかり管理された治療が必要に
なります。だからある程度の入院はしかたないと……」
 治る病気だから何の心配もない、といわれたあとに母が考えたのはごく自然なことだったろう。
長期間の入院治療……いったいどれほどのお金がかかるだろうか。保険がどうとか、扶助制度が
どうとか、なじみの医者はいっていたが、どんな制度があろうともか弱い家庭の圧迫となることだけは
間違いない。
 とにかく紹介するからすぐにいけ、と街の大きな病院の名前をあげられた。あまり心配するような
病気でもないが、抵抗力の弱いものには危険なこともある、誰かに感染させるようなことは避けて
もらいたいから、――トイレには行かせるな、と。
 今はまだ大丈夫だとは思うが、この病気は症状が進むとうんちとかおしっこにバイ菌がいっぱい
入るんだよ、と教えてくれた。してしまったものは仕方ないが、これからは気をつけてくれ、ということ
らしい。
 幸いにして、かどうか、出発前どうしても我慢できず、すでに家で済ませてしまってきたこともあって、
舞衣はトイレにいきたくなるようなことはなく、街の病院に行くことができた。街の病院では同じような
説明を受けたあと、「すぐに入院してもらうのが望ましいのですが」という医者と費用について母は
話しこんでいた。
 そんな母に、
「どうしてもご負担になるようでしたら……」
 と医者はある制度について説明してくれた。
353名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 01:08:13 ID:KTS4zNeb
 この病気は症例が少なく、まだ研究が進んでいない。症状と治療の過程を記録し、研究と教育に
利用させてもらえるなら、費用はすべて病院側で持つ――という内容の話だ。
「同じ病気で苦しむ、世界中の人たちの役に立てるんだよ」
 と、そういった話は本当のところあまり関心がなかったのだが、「いやだったら別にいいのよ。
入院代くらい、どうにでもなるのだから」という母を見て、舞衣は決心した。
 そしてすぐさま(といってもいったん自宅に戻り最低限の仕度を整えて)、開発に取り残された郊外の、
森の中に建てられたというこの療養所兼研究施設に連れて来られたのだった。学校もしばらく休めねば
ならないが、入院生活にしてもそれなりの時間は取れるだろうということで、勉強道具一式は持ち込んで
ある。それに成績はかなりよいほうだったので、自学自習でもなんとかなるだろうと心配はしていなかった。
 コンコンコンという、控えめなノックの音で、舞衣は我に返った。
「入りますよ」
 現れたのは看護師さんだった。若い女性で、胸元に『河村』とある。
「三沢舞衣ちゃんね。急だったものだからちょっと遅れたけど、ここの案内と、最初の検査について説明
するわ。あ、気分は悪くない? 少し緊張してるのかな」
「大丈夫です、気分悪くないです」
 正確にはここしばらく微熱が続いているのだが、行動に問題が出るレベルのものでもない。
「そう、じゃあ続けるわね。渡しておいた問診表は書いておいてくれた? それそれ。……まずこの部屋
だけど、ベッドは見てのとおりね。冷蔵庫は今は何も入っていないけど、入れるものができたら自由に
使ってちょうだい。ここの台には荷物を、スリッパがあるから靴を替えて。そっちはベランダね。見たら
わかると思うけど、どの部屋もつながっているわ。どっちに進んでも中庭に下りる階段があるから、
火事とか、いざというときはここから逃げるのよ。まあ心配いらないけどね」
 舞衣は、説明されるたびにいちいち確認して「はい、わかりました」と応えた。
「じゃ、ついてきてくれる? 部屋の外を案内するわ」
 この部屋に来るときも当然通ったのだが、そのときは説明がなかったこともあって、あまり憶えて
いない。舞衣は慣れないスリッパが脱げないように気をつけながら、彼女に続いた。
354名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 01:09:32 ID:KTS4zNeb
 廊下に出ると、順に河村看護師は指差した。
「このフロアの患者さんは子供たちばかりよ。舞衣ちゃんよりも小さい子でずっと入院している子も
いるから、あったら仲良くしてあげてね」
 給湯室、洗濯室、ナースセンター。トイレ、浴場といったところで、河村看護師は気になることをいった。
「ここらへんは舞衣ちゃんにはしばらく関係ないかな」
「……どういうことですか?」
「ん。舞衣ちゃんの病気だとね、うつるといけないからよくなるまでみんなと同じところは使えないん
だよね。あとでも説明するから、ちゃんと憶えておいてね」
 疑問が解消されたわけではないが、あとでもいうらしいから、そのときにあらためて訊けばいいだろう。
舞衣はそれで質問を続けることはなかった。

「ここが第一処置室。簡単な検査をするからいらっしゃい」
 病室からだいぶ離れた、いかにもな部屋に通されて、河村看護師は手招いておいでおいでをしている。
壁には動物だとか、アニメのキャラクターの絵だとかが貼られ、メルヘンチックな雰囲気を出していた。
他にもおもちゃだとかぬいぐるみだとかが積んであり、幼い子の気分を紛らわせるのだろう。舞衣自身
はそれほど幼くないが、なんとなく気分を紛らわせるには悪くないものだと思った。
「身長と体重はかるからね、服を脱いでこのかごに入れて」
 勉強道具はともかく、その他入院生活に必要なものはすべて病院側で用意するからということで、
舞衣はほとんど着の身着のまま(他にたいした私物があるわけでもないが)この施設に来ている。
 二人のほかには今は誰もいないので、特に抵抗もないまま、舞衣は服を脱ぎだした。ブラウスを脱ぎ、
下着に手をかけながら、おずおずと訊ねる。
「あの、どこまで……」
「上は全部、スカートと靴下も取ってね。つまりパンツ一枚だけになってちょうだい」
 体重計を引っ張り出しながら、河村看護師は簡潔に指示した。仕方なく膨らみかけた胸に頼りなさ気
に引っかかるブラジャーをはずすと、靴下も取り、指示された格好になった。両腕は胸のあたりで
あわせたが、肌寒さに身震いした。
「ここに乗ってね。そう、足をあわせて。本当はこれ身長と体重いっぺんにはかれるんだけど、今、
体重計の調子がおかしくてね。気をつけして。……148.5センチ、と」
355名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 01:10:33 ID:KTS4zNeb
 続いてもう一つの体重計に乗る。
「42キロちょうど。腕を上げて。胸囲もはかるからね。……72、と」
 どれも舞衣自身が知っている数字と大差ない。
 記録をつけている河村看護師を待っていたが、舞衣は仕切り板の向こうにこちらに歩いてくる男性が
いるのを見つけて、慌てて脱いだばかりのブラジャーを両手とともに胸元に引き寄せた。
「やだ……」
 そのつぶやきが聞こえたのか、河村看護師もそちらに振り向く。
「先生」
「ああ、河村さん。こちらが三沢舞衣さん? はじめまして、僕が担当になる村松といいます。いろいろ
不安もあると思いますが、ちゃんと治療すれば治る病気ですから、怖がることはありません。がんばって
治しましょう」
「は、はい……」
 三〇前後だろうか、正確な歳はわからないが、幼い舞衣にも丁寧な挨拶をする男だった。歩いてくる
のを見たときはとっつきにくそうな人のように見えたが、河村看護師に呼びかけられたあとは表情を
緩め、穏やかな印象となっている。それほどいやな感じはしない。
 挨拶をしてから村松医師は舞衣が半裸になっているのに気づいたようで、河村看護師に向き直った。
「消毒と抗菌処置は? まだかな」
「まだです」
「先に簡易検査だけでもしておきたいから、脱がしてくれるかな」
 二人の会話を聞くうちに、なんともいえぬ不安感が増大してくる。
「舞衣ちゃん? ちょっとそのままこっちのベッドに横になってね。おしっこするところと、うんちする
ところに、悪い菌がついていないか調べるからね」
(え……それって)
 河村看護師は、思考がまとまらないままの舞衣の手から、ブラジャーを取ってかごに入れ、腕を
引っ張って白いシーツが広げてあるだけのベッドに舞衣を倒した。腕をとられたときにわかったが、
河村看護師はいつのまにか薄い手袋をしていた。
「体を楽にして力を抜いてね。腕は体の横に。おしりを上げて。どうしたの? ほら」
 やむを得ず、いわれたとおりにすると、浮かせた腰に、枕が入れられた。おしりが浮いて前方に
突き出した形になる。
「じゃあパンツも取るからね。足を真っ直ぐにして」
(やあ……やだ)
 河村看護師は舞衣のパンツのクロッチ部分が足に触れないように、慎重に取り去った。
356名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 01:11:20 ID:KTS4zNeb
 舞衣は生まれたままの姿にされ、下半身にひんやりとした風を感じた。
「足を開いてね」
 膝を押し広げられ、いわゆるM字開脚の形にされる。
(恥ずかしいよお)
 相手が医者と看護師とはいえ、今日のこの日まで他人に見せたことはない部分だ。温泉や着替え
など厳密にいえばなかったわけではないだろうが、このように足を左右に思いっきり広げられ、秘め
られた唇をまじまじと見つめられたことはない。しかもそのうち一人は男性である。
「痛いことは何もしないから、そう肩を張らずに」
 村松医師はそういうが、頭に血が上って顔が真っ赤になっているのが自分でもわかった。耐えられず
に目を閉じる。
(早く終わって……)
「ひゃあ」
 未知の感触に思わず声をあげた。顔を上げてなんとか見ると、フィルム状の物体が股間に押し当て
られているところだった。へその下、生えかけた薄い恥毛と陰唇を覆うように、肛門まで帯状に貼り付け
られている感触がわかった。貼り付けられたフィルムの上から村松医師が指を押し当てて上下に
こすりつけてくる。
「ん。んん」
 声が出そうになるが、何とか抑えた。確かに痛くはないが、指が移動するたびにところどころ敏感な
部分に触れる。声こそ出なくても、はぁはぁと息が弾み、体が熱っぽくなるのが抑えられない。我ながら
よく耐えていると思う。
「んあ、あぁ、いやあ」
 性器を執拗に刺激され、どうしても声が漏れてしまう。目を閉じただけではたまらず、両手を使って顔を
隠した。
 最後に、肛門の周りを押し広げられ、穴に五ミリほどフィルムを押し入れられて、ゆっくりとフィルムは
はがされた。
「ああ、はぁ……」
「はい。これでバイ菌がいるかどうかわかるからね。今から消毒するけど、消毒したあとも手で触ったり
しちゃいけないよ。河村さん、僕はこっちのほうを検査してくるからあとのほうは頼めるかな」
「はい。消毒して特殊抗菌パンツですね」
「ああ。あと皮膚の状態も記録しておいて」
 また聞きなれぬ単語が出たが、村松医師はいくつか指示を出すと今のフィルムを持って奥に行って
しまった。
357名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 01:12:15 ID:KTS4zNeb
 河村看護師は押さえていた舞衣の膝から手を放し、消毒用アルコールを含ませたらしい脱脂綿を
ピンセットに持ち、舞衣の正面に移動した。膝の間に顔を入れ、舞衣の未熟な性器を妖しげな目つきで
見つめる。すっと、脱脂綿をそこに差し入れた。
 冷たい感触が性器を駆け巡るが、十分覚悟していたこともあって、驚きはそれほどでもない。村松
医師よりも乱雑な手口で、時折脱脂綿を取り替えつつ舞衣の秘唇を蹂躙していく。上から下へ、また
上へ、外から始まり内側へと、尿道口の周囲を特に丹念に拭き清められた。最後はやはり肛門へと
移動して、脱脂綿を半ば押し入れられたようにされて、ようやく終わった。
「ああん……はぁ」
 その作業を進めながら河村看護師は思いついたことがあったようで、舞衣に訊ねた。
「あ、そうだ舞衣ちゃん。おしっこしたくない? パンツはいてからだと二度手間になるもんね」
 そういわれると、今日は昼食後、出掛けに一度したきりで、ずっと我慢してきた。服を脱ぎ、おなかが
冷やされ、今脱脂綿に尿道口を刺激されたからか、急に尿意が切迫してきた。
「はい、ちょっと……したいです」
「そう。知ってるかもしれないけど、舞衣ちゃんの病気はね、おしっことかうんちにバイ菌が混ざることが
あるんだよね。注意していないとそこからうつっちゃうわけ。健康な人にはどうってことないんだけど、
お年寄りとか子供とか、体力が弱っている人だととても危ないんだよね。ここは病院だし、そういう人が
いっぱいいるの。それに、舞衣ちゃんのおしっことかうんちを調べると、病気のことがいろいろわかる
のね。だから、トイレに流すんじゃなくて、いちいち取っておかなくちゃいけないの。わかってくれる?」
「ええっと、はい、だいたいわかりました」
 そんなようなことは自宅の近くの医者にも聞いている。この病原菌は、排泄物の中では、もちろん他の
条件にもよるが、とても長く生き残って増殖するそうだ。流せば問題ないではないか?とも思うが、そう
簡単な問題でもないらしい。
 一応納得した舞衣を見て、河村看護師は横に用意してあったものを取り出した。
「だからね、今はおしっこはこの尿瓶にしてね」
 河村看護師はガラス製の尿瓶を持って、舞衣に見せつける。
「……は、はい。わかりました。あの、じゃあ……」
358名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 01:13:35 ID:KTS4zNeb
 いいながら舞衣は尿瓶を受け取ろうとしたが、河村看護師はさっとその手をよけた。
「これを持ってどうするの?」
「え? どうするって、それにおしっこして……」
「舞衣ちゃんが持たなくてもいいわ。私が支えてあげるから。ほら、ベッドの上でいいからしゃがんで、
膝を開いて」
「あ、あの、それくらいなら一人でできますから……トイレでさせてください」
 他人におしっこをするところを見られるのは恥ずかしいものだ。すでに全裸にされて性器をいじくり
まわされているとはいえ、自分から何かしたわけではなく、いわば完全に受身の状態だった。じっと目を
つぶって耐えていれば終わることで、自分から何かする場合とは恥ずかしさが違う。
 舞衣は必死に一人でできると抗弁したが、河村看護師はあっさりと却下した。
「ダメよ。トイレの中で不注意があってはいけないもの。それにまた消毒しなくちゃね」
「じゃ、じゃあ、ここでしますから、あのお願いですから一人で……」
「ダメだっていってるでしょ。転んじゃったりしたらどうするの。すぐ終わるんだから。しゃがんでしゃがんで」
 何をいっても無駄なようで、舞衣はあきらめてベッドの上にしゃがみこんだ。ベッドのふちに足を
かけるようにして、ちょうど崖下に放尿するような具合となる。
「ほら、私の肩につかまって。いい? 検尿したことあったらわかると思うけど、一度止めて、最初と
最後以外のおしっこは別の容器で取ります。できる? ……そう、いい子ね。……はい当てたわ。
おしっこしていいよ」
 真正面から両足の付け根を覗き込まれ、再び顔が赤くなるのを感じたが、力を入れると、我慢して
いた透明に近い水が、勢いよく噴き出した。
 ジョジョジョロロと、水がガラス瓶の底に当たる音で、羞恥心が掻き立てられる。さらに独特の臭気が
たちこめて、舞衣の神経を逆なでにした。
「うう……見ないでください……」
「はい、止めて」
 河村看護師の指示に従い、なんとか噴出を止めると、とたんに強烈な排尿感が襲ってくる。河村
看護師は、手早くもう一つの尿瓶に入れ替えた。
「はい、出して」
「……はい」
 言葉に素直に従い、おしっこを出したり止めたりする舞衣を見て、河村看護師は楽しそうにしていた。
359名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 01:15:00 ID:KTS4zNeb
もう一度同じ作業を繰り返して、元の尿瓶に替えられたあと、ようやくたまっていたものをすべて出して、
舞衣は一息ついた。
「あ、そのまま。ちょっと消毒するから」
 河村看護師は出終わったばかりの尿道口を手早く拭いた。今度は心の準備をしていなかったため、
冷たいアルコールに触れて、「ひゃん」と声を出してしまった。
「いい? 今から皮膚の記録をとるので、そちらの壁に立って気をつけをしてください」
「裸のままですか?」
「服を着たら皮膚が見えないでしょ。大事な検査の一つなのよ」
 指示された壁は基本的に白い壁なのだが、一〇センチ間隔だろうか、格子目にマスが入っている。
その前に立つと大きさがわかりいいようになっているようだ。
 記録をとる、といわれても実のところ舞衣は何をするかわかっていなかったのだが、河村看護師が
持ってきた物体を見て即座に理解した。河村看護師の手にある黒い物体。それはカメラだった。
「しゃ、写真をとるんですか?」
「そうよ。体を隠さないで気をつけして。どうしたの? ほら、早く」
「あの……どうしてもとらなくちゃいけないんですか?」
 さすがにカメラまで持ち出されて、舞衣の動揺は大きくなった。不安と恐怖感で、目には涙が浮かんで
いる。その涙を見て、河村看護師も慌てていった。
「舞衣ちゃん? どうしたの? あなたは、ちゃんと話を聞いてここに来たんじゃなかったの? いや
だっていうなら……本当にいやだっていうなら先生にいって上げるよ。お金はかかるけど、普通の
患者さんに戻してあげるよ?」
(お金……)
 どうにもならない理由があったことを思い出して、舞衣は沈黙した。
「いえ……」
「え?」
「大丈夫です。大丈夫ですから、続けてください。気をつけをすればいいんですか?」
「そう? 気分が悪いならあとにするけど……できるのね?」
「はい」
「じゃあ、続けるわ。まず気をつけをして。……そうよ。次は手の甲の部分を前にして。……両手を
前に。……横に真っ直ぐ。十字架の形で。……真っ直ぐ上に伸ばして。……足を肩幅まで開いて。
……今度は思いっきり開いて」
 いわれるがままのポーズをとると、そのつど河村看護師の持っているカメラのフラッシュが光った。
360名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 01:15:51 ID:KTS4zNeb
一枚だけではなく、フラッシュをたかない写真もとっているようだった。
「後ろを向いて。髪の毛を上げて首筋を見せてくれる?」
 ようやく撮影が終わって、舞衣はベッドに腰掛けた。
「じゃあもう一回横になってね。舞衣ちゃんの患部を清潔に保つためにも、ちょっと変わったパンツを
してもらわなくちゃいけません。今から着けてあげるね」
 それが先ほどの聞き慣れない単語の答えだろうか。舞衣はすばやく頭を回転させたが、どうやら
間違いなさそうだ。
 河村看護師が持つそれは、外見上オムツのように見えた。
「それ……オムツですか?」
 どうせ逆らえないのだとわかっていても、一応質問は続ける。
「ううん。似ているけどちょっと違うの。そのまましても少しなら大丈夫なんだけどね。でも、これはただ、
清潔にするだけの、それだけのものよ」
 いいながらてきぱきと舞衣の股間に装着する。
「いい? 簡単だから手順はわかるわね? やってみて。自分でも取り外しできるようにしてもらわないと」
「はい」
 いわれたとおり、外してから、もう一度着る。特に難しいものではなかった。しかし、いくら別物と
いっても、オムツに酷似したそのパンツは、舞衣の心を乱さずにはいられなかった。
「注意しないといけないのはね、これを着けるとき、女の子に触れちゃダメよ。せっかくきれいにして
いるんだからね。もし触っちゃったときはすぐに私たちにいうのよ」
 バイ菌がついた手であちこち触っちゃ大変だからねと付け加えた。舞衣はおしりまわりを動かして
みたが、特に不快感はなく、見た目よりも体型にフィットするものであることがわかった。
「じゃあ部屋に戻ろうね。ひとまず休憩にするから。お腹すいたんじゃない?」
「え!? あ、あの服は」
 現在の舞衣は外見上、裸にオムツをつけただけの姿である。入院患者だから、といっても十代の
少女がとるには恥ずかしすぎる格好だ。脱いだあとかごに入れた服はそのまま置いてあるが……
よく思い出せば一つ足りない。
「あの、パンツはどこに置いてくれたんですか?」
 河村看護師に脱がされた最も気になる下着だけが見当たらない。
「あれは検査のために持っていったわ。その代わりじゃない。その特殊抗菌パンツは。ごめんなさいね。
服はこれ。患者着は用意してあるの」
361名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 01:16:24 ID:KTS4zNeb
 そういって河村看護師は隣のかごから水色の布を広げた。どんなものが出てくるのかと一瞬緊張
したが、広げられたものは緩やかなスタイルのごく標準的なパジャマだった。
「ズボンはこれ。ゴムを調整するからはいてみて」
 こちらもゆったりしている。そのおかげで、ズボンをはけば、このオムツもどきも外見はわからなく
なるようで、ほっとした。上着も着てしまえば一般的な入院患者の姿といえるだろう。
「こっちの服は消毒して洗濯するからね。乾いたら持っていってあげる」
 そういって、河村看護師は舞衣が脱いだ服のかごを奥にやった。

 河村看護師とともに部屋に戻ると、先ほどはなかった見慣れぬ物体が置いてある。家具調の椅子の、
ミニチュア版――というより、手すりと背もたれが極端に低いその独特の形状に舞衣の脳裏にひらめく
ものがあった。
(ポータブルトイレ?)
 近づいて、座板を引き上げると、はたして中には便座があった。
「さっきもいったとおり、舞衣ちゃんは普通のトイレは使えないの。だけど本物のオムツをつけてって
いうのもいやでしょう。検査がないときとか、特に指示がないときはそのトイレを使ってください。検査に
使う尿や便はそのつど採取しますから。あ、場所は適当に移動してね。動かせる重さだと思うから」
「……わかりました」
「ちょっと待っててね」
 河村看護師はそういうと、部屋から出て行ってしまった。手持ち無沙汰で、ポータブルトイレをいじって
いたが、なるほどよくできている。しかしベランダに面した場所に置いてあるのも落ち着かないので、
引きずって移動させることにした。いくら外には庭と木々しか広がっていないといっても、ベランダに
人が出てくることも考えられるし、窓際で用を足すのは勘弁させてもらいたい。といってもドアの横に
置くわけにもいかず、窓側から見えないようにベッドの横に配置することにした。そうしていると、ドアが
開いた。
「お待たせ」
 河村看護師だった。ドアを開放状態にすると、配膳台を押して入ってきた。つまり、少し早いが、
これが舞衣の夕食ということだろう。
「病院の夕食は早いのよ」
 そういって河村看護師は微笑んだ。


(続く)
362ホームズ君:2005/05/24(火) 01:00:39 ID:xuh92jQX
ふむふむ。中々やりますな(o・ ・o)
医療費の負担の代わりに学用患者制度を持ちかける辺りは上手だねぇ。
あくまでも診察であり治療って雰囲気を壊さず羞恥パターンに
持っていっているところは好感触ですぞよ。
ただ女医VS少年ってパターンで書いてくれたらもっと良かったかも〜〜
たまには女性が受けでなく責めのパターンも見たいなぁ。。。
363名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 18:13:47 ID:IZ7RmzIa
>>362
消えろ
364名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 19:25:12 ID:J2c+NzL3
舞衣タソ(*´д`)ハァハァ
365名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 21:47:32 ID:MlYAmKaI
>>356
フィルムの検査が本当にありそうでハァハァ
366名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 00:27:29 ID:fXGHwhBT
   2


 療養所の、早い起床時間を迎えるよりも早く、もう二度と体験することはないだろうと思っていた
不快感に目が覚めた舞衣は、自分の置かれた状況に気づいて愕然となった。
(どうして……? こんなこともうなかったのに……)
 そっと手をズボンの下に入れて確認する。同じ行為をもう何度繰り返したかわからないが、確か
に残る湿った感触とかすかな臭いが、それが悪い夢ではないことを証明していた。
(なんでこんなことに……昨日だって、寝る前にはちゃんとしたのに……)
 それは舞衣の幼いころから続く習慣でもある。同世代に比べ、なかなか治らなかったその癖の
ために母から特に叱責を受けたわけではないが、なんとか防ごうと続けられた「寝る前には必ず
おしっこをする」というささやかな努力は、いつのまにか儀式のように生活の一部となってしまっていた。
 ずいぶん大きくなって、まずそんな心配がいらなくなった現在でも、トイレに入らなければ布団に
入っても落ち着かないのである。
(それなのに――)
 装着された特殊抗菌パンツの内側は、汗では説明がつかないほどぐっしょりと濡れている。
パジャマとシーツはほとんど汚れていないが、「そのまましても少しなら大丈夫」という河村看護師の
言葉どおり、特殊抗菌パンツが舞衣の股間からあふれた水流のすべてを防ぎきったのだろう。不幸中
の幸いといえなくもないが、そんなことは舞衣の慰めにはならなかった。
(どうしよう。どうしよう)
 これが自宅であったのなら、汚れたパンツを替え、洗って乾かすなり一人でできる。しかしここは
病院であって、汚れたパンツを洗おうにもお手洗いくらいしか適当な場所が思いつかない。そこに
だって誰かいるかもしれないし、このパンツはごまかすには大きすぎる。もし誰かいたら――早朝
からこそこそとパンツを洗っている少女を見てどう思うだろう。相手が同姓であれ異性であれ、年上
であれ年下であれ、そんなところは絶対に見られたくない。女が下着を汚す理由が他にないわけ
ではないが、それだというならそんな場所でパンツを洗うという行為は不自然すぎるのではないか。
 それに、もっと根本的な問題がある。替えのパンツが存在しない。
3672/11 キラクにヌルイの ◆LAsbAP.... :2005/05/25(水) 00:28:34 ID:fXGHwhBT
 舞衣の病気では陰部を清潔に保たなくてはいけないから、とかそんなような理由で着せられた
特殊抗菌パンツは、舞衣の手元にはこの一つきりしかない。おそらく同じような理由で、遠からず
替えのパンツが用意されるだろうが――そのとき、それまではいていたこのパンツは、どう考えても
相手に渡さなくてはいけなくなるだろう。
 びしょびしょに濡れたこのパンツを。外側はともかく、内側がこうでは見過ごしようがない。早く申告
しなかったことをとがめられるかもしれないし、その場にいる者全員に知られることになるかもしれない。
いや、『患者の状態』ということで、医者や看護師には確実に知られることになるだろう。そして、
「大きいのに、しょうがない子ね」と同情と哀れみと蔑みの混じった視線で、これからずっと見られて
いくことになるのだ。
(ひょっとしたら――)
 かすかな希望として、こうなったのは『病気』のせいではないか、という思いがある。舞衣の病気の
症状の一つとして、『こう』なったのなら、舞衣自身の責任ではないはずだ。「仕方がない」ということ
になるだろう。しかし突然こんなにはっきりと変化するものなのだろうか。前兆というか、昨日までは
そんなことはまるでなかったというのに。
(でも、でも、たとえそうだったとしても)
 事実は変わらない。舞衣がおねしょをしたという事実は、すぐに病院内に広まることになる。


「おはよーってあれ? もう起きてたんだ。舞衣ちゃんはいい子だね」
 ドアを音もなく開けて、体を滑り込ませてきた河村看護師は笑顔を向けて舞衣に挨拶した。どういう
勤務体制になっているのか知らないが、早朝から彼女は今日も仕事らしい。
「あ……おはようございます」
 力なく挨拶をする舞衣のベッドをすり抜けて、カーテンを開ける。
「気分はどう? よく眠れた?」
「…………」
「うん? どうしたの? 怖い夢でも見た?」
「……そう……じゃ……いんです」
「うーん。気分が悪かったりするのかな。大丈夫? 吐き気とかする?」
「そうじゃないんです。あの……私……気分は、大丈夫ですから……」
 うつむきながらか細く応える舞衣の言葉をとても信用したものではないだろうが、河村看護師は
体温計を出していった。
3683/11 キラクにヌルイの ◆LAsbAP.... :2005/05/25(水) 00:29:06 ID:fXGHwhBT
「……そう。でも何度あるかだけははかってね。わきの下でいいから。あ、その間に朝食を持ってきて
上げるから、顔でも洗ってきて――」
 河村看護師は、体温計を舞衣に渡すと部屋を出て行こうとする。たまらずに舞衣は彼女の袖をつかんだ。
「んー。どうしたのかな。舞衣ちゃん。いいにくいことなの?」
「…………」
 どうしても次の言葉がつつかず沈黙する舞衣に、河村看護師はぐっと顔を近づけた。
「……いい? 舞衣ちゃんがいやだっていうなら、絶対誰にもいわないから。二人だけの秘密にして
あげる。けっこうね、たいていのことはごまかせるものよ? 村松先生にも、お母さんにもいわないで
秘密にしてあげるから。ね? どうしたの? 困ってるの?」
 そこまで聞いて、耐えられなくなった。
 いずれ誰かに知られることなら。
「……あの、あの私……私、これ……しちゃって……」
 半泣きになりながら掛け布団をめくってパンツを示す。それだけでも河村看護師は状況を察したらしい。
「そっか……おねしょしちゃったか。いいわ、すぐに替えのパンツ持ってくるから。誰にもわからない
ように、こっそりやってあげる」
「……あの、ごめんなさい……」
「謝ることなんかないわ。きっと昨日からずっと緊張してたのね。よくあることだから、気にしなくていい
のよ。すぐ戻るからね」
 舞衣の頭を胸に抱いて、いいこいいこしながら慰めてくれた。本当のところ、舞衣はこういった
慰め方は微妙な年齢であったのだが、今は河村看護師の暖かさがやさしく感じられた。舞衣が
少し落ち着いたのを見ると、パンツを取りにだろう、部屋を出て行く。
 戻ってきた河村看護師は、恥ずかしがる舞衣に「気にしなくていい」と何度もいって、例のオムツ
もどきを取り替えてくれた。その際、熱い蒸しタオルで割れ目からおしり、太ももを念入りに拭かれたが、
なんとも心地よかった。
「すみません……ありがとうございました」
「だから、気にしなくていいってのに。仕事よん。じゃね、また」
 ようやく、ほっとした笑顔を見せた舞衣に別れを告げた。
 部屋を出ると、河村看護師の顔に誰にも見せるものではない笑みが浮かんだが、それは舞衣には
知るよしもなかった。
3694/11 キラクにヌルイの ◆LAsbAP.... :2005/05/25(水) 00:29:38 ID:fXGHwhBT

「じゃあ、この薬飲んで安静にして寝ていてね。そこのベッド使っていいから。三〇分くらいたったら
勝手に部屋に戻っていいよ」
 朝食のあと、例の第一処置室につれてこられ、ありがちな診察(村松医師)とレントゲン撮影を経て、
最後に河村看護師から錠剤を受け取った。河村看護師は忙しいらしく、簡単な説明をすると別の部屋
へ消えてしまった。
 性格だろうか、舞衣は時計を確認してからその錠剤を飲み、いわれたとおりベッドにきっちり三〇分間
横たわった。
(あれ……?)
 そろそろ時間だというときに、舞衣は腹部に違和感があるのに気づいた。腸が動いているのが
わかる。それほど規則正しかったわけではないが、便秘で何日も苦しんだ記憶はあまりない。
まずまず毎日順調といったところだ。出そうになっても不思議ではない時間ではある。この感じなら
個室に戻ってからでも十分間に合うだろう。建物の端にあるせいか、舞衣の病室はかなりの距離が
あるのだが、経験則に照らし判断し、舞衣は処置室を出た。


(ま……間違えたかな……)
 想像以上の速さで急激に高まっていく便意に耐えながら、舞衣は後悔していた。繰り返し襲う津波
のような圧力は舞衣の歩調を乱し、しかもその周期は確実に短くなっていく。
(ぐううぅ、ううぅ)
 『それ』が来るともう一歩も進めなくなる。ひたすら耐え、波が収まるのを待つ。過ぎ去ったところで
できるだけ速く小走りに廊下を進む。そんなこと何度か繰り返して、ようやく道程の半分というところ
まできた。しかし、そこまできて、これまででも最大の波が舞衣を襲う。
(ああああ、も、もうだめ……耐えられない……はっあぁ)
 舞衣もほとんどあきらめかけたが、ぎりぎりのところでその波も去った。はぁーっと息を吐く。
(確か……テレポートで他人に中身だけ移すエスパーがいたっけ……)
 こういうときに限って、関係ない昔のマンガのことなどを思い出してしまう。そのエスパーが超能力を
使うときにとる、狐の影絵にも似た中指と薬指だけを折り曲げるポーズをしてみるが、当然なことに
何も起こらない。
(それにあれは……大きいほうじゃなくて小さいほうだったし……)
 自分でも何を考えているのかわからなくなってくる。心理学でいうところの逃避というやつだろうか。
3705/11 キラクにヌルイの ◆LAsbAP.... :2005/05/25(水) 00:30:08 ID:fXGHwhBT
とうとう保険の授業だか何かの本だかで仕入れた知識まで引っ張り出されてきた。
(それはなんか……違った気がするなあ。ああ、なに考えてんだろ。次は……本当にダメかも……)
 今朝のピンチは助けてくれる人がいたが、今度は周りには誰もいない。いても助けられるような問題
でもないので、いないほうがよかったのかもしれないが。
 今はっきりいえることは――ここで漏らしてしまったら、その絶望は今朝の悪夢の比ではないと
いうことだ。恐ろしくて想像もできない。さらに、今朝はまだあれこれ考える余裕があったが、現在の
苦境は一刻を争う上に大変な苦痛まで伴っている。何も考えずに一歩ずつ前に進むことしかできない。
 次の角を曲がったら空間が捻じ曲がっていきなり自分の病室につかないだろうか。ありえない希望を
胸に、最後の力を振り絞って目の前の角を曲がった。そして。
 奇跡が起こった。
 そこで舞衣が目にしたのは目的地までの絶望的な道のりではなく、まさに待ち望んだ救いの手
だった。図案化された丸と三角。黒と赤の見慣れたマーク。
 入院患者用のお手洗いである。あらためて思い出してみると、確かにこのあたりにあったような気がする。
(助かった……)
 一般のトイレでの排泄は禁止されているが、事態が事態だ。垂れ流しにしたほうがよっぽどまずい
だろう。九死に一生を得た想いで、舞衣はトイレに入った。幸いにして中には誰一人おらず、すぐに
個室に入ることができた。


「舞衣ちゃん、今日はもうお通じあった?」
 排泄は健康のバロメーターというのはよく知られたことだが、この病気では特にその傾向が強い
らしい。河村看護師はそう訊ねながらポータブルトイレを確認している。
「は、はい……ありました」
「そう。よかったわね。……あれ?」
 河村看護師は首をかしげた。ポータブルトイレの中に探しているものが見つからなかったからだろう。
それもそのはずだ、おしっこはともかく、大きいほうは一度きりだったし、その一度はそこではしていない
のだから。
「あの、すみません……。この部屋じゃなくて、どうしても我慢できなくて……別のトイレで……」
 それを聞いて河村看護師の顔色がさっと変わる。
「それ、いつ? どこのトイレ?」
3716/11 キラクにヌルイの ◆LAsbAP.... :2005/05/25(水) 00:30:52 ID:fXGHwhBT
「廊下の向こうのトイレですけど……時間は朝の検査のすぐあとくらいです」
「……もう流しちゃったよね」
「……はい」
 当然だ。小学校のころ、男子トイレにはときどき流さないウンコが残っていたというが、そんな理解不能
なことは舞衣はしない。
「そう、ちょっと待っててね。部屋から出ないでね」
 いつもの笑顔が消えて怖い顔になった河村看護師は、慌てて部屋から出て行った。舞衣が使用した
トイレにはウォッシュレットも装備されており、できればこれからも大きいほうはあちらでしたいなと
思っていたのだが、ひょっとして大変なことをしてしまったのだろうか――舞衣は急に怖くなった。


 河村看護師は朝のように、新しいパンツを持ってあらわれた。
「あの、トイレのことは……」
 直前の出て行ったときの表情を見ているだけに、舞衣はおずおずと訊ねる。
「ああ、あれ……。もっとちゃんと注意しておけばよかったわね。わかってくれてると思ったんだけど」
「あの……ごめんなさい。本当に我慢できなくて。汚しちゃうよりいいって思って……」
「そう。まあそうよね。そういうこともあるわよ。でも中で漏らしちゃったほうがかえってよかったかなあ」
「え、この中にしないといけないんですか!?」
「ああ、そうじゃなくて。普通のトイレでするよりは、って意味。いくら我慢できなくても少しくらいは
時間があったでしょう? その間に私たちの誰でもいいからちょっと声をかけてくれればいいの。
そうすればちゃんとしてあげられるから」
「はい。……わかりました。きっとそうします」
「もう。そんな死にそうな顔しないの。今度からはきちんと気をつけてくれればいいんだから。それでね、これ」
 いつもの笑顔に戻して、パンツを広げた。と、パンツだとばかり思っていたそれは、別のものだった。
よりオムツに近い形をしているがオムツではない。
「なんですか? それ」
「オムツカバーみたいなものかな。これを着けておけばうんちを中に出しちゃっても大丈夫になるわけ。
あ、本当にどうしようもないときの話ね。ズボン脱いで」
 布団を剥いで、パジャマのズボンを引きずり下ろす。舞衣の白い太ももがあらわになるが、こういった
ことも何度目にかなるので、そろそろ慣れてきた。
3727/11 キラクにヌルイの ◆LAsbAP.... :2005/05/25(水) 00:31:30 ID:fXGHwhBT
「おしりを上げて……いいわ。きつくない? そう、大丈夫。これでいいからね」
 パンツの上から完全に覆い被さり、太ももと腰にピッタリあわせてから最後に細いベルトをカチリと止めた。
「え?」
 不気味な音に顔を上げると、そのベルトには鍵がついていた。小さく薄いがしっかりしたつくりで、
これを外さなければカバー全体が脱げないようになっているらしい。
「あの、これは……?」
「ああ、気にしないで。トイレにいきたくなったら夜中でもナースコールで呼んでくれればいいから。
それは念のためね。ホントに、今回はよかったけど他の人にうつしたりしちゃったら大変だから。
ズボンはいていいよ」
 手のひらの中に小さな鍵を見せられて、舞衣は排泄の自由がなくなったことを知った。いちいち
看護師さんを呼んで、鍵を外してこのカバーとパンツを取ってもらわねば、おしっこも何もできない
のである。看護師とはいえ赤の他人に「おしっこがしたい」「うんこがしたい」などと申告しなければ
ならないというのは、年頃の少女にとってどれほどの屈辱であるだろう。
 しかも、そのあとまた取り付けてもらわなくてはいけないのだから、場合によっては一部始終を
見られながらすることになるかもしれない。おしっこについては、すでに河村看護師に見られているが、
一度のことだったし、その後世話してくれたこともあって、今ではそれほど気にならなくなっている。
だが、ナースコールで呼ばれてやってくるのが常に彼女とは限らない。慣れていない、別の看護師の
前でも毎日のようにその恥辱を繰り返さねばいけなくなるというのか。そして、そのときは間違いなく
おしっこだけですむわけではない。
 それがいやだからといって、我慢していてもいずれは破綻はおとずれる。そのとき――単なる
不始末(不始末としても恐るべき惨めな醜態であるが)というだけではなく、次にその『失敗』を
繰り返さないように、さらなる対応がなされるかもしれない。さすがにそれが具体的になんであるかは
舞衣の想像の外であるが、それこそ本格的なオムツだとか、そういったことになるのではないか。
汚してしまったら、赤ん坊のように泣いてそれを知らせ、恥ずかしい場所もその汚れも、すべてを
さらしながらオムツを取り替えてもらう――そんなことになってしまうかもしれない。
3738/11 キラクにヌルイの ◆LAsbAP.... :2005/05/25(水) 00:32:06 ID:fXGHwhBT
 そんなことになるくらいなら、この待遇でも文句をいうことはできない。自分の不注意が招いた結果なのだ。
「…………」
「わかってくれた? とったら、同じようにここにすればいいからね」
 河村看護師はポータブルトイレを指したが、舞衣は憂鬱な気分に沈んだ。そんな舞衣を見て、
河村看護師はまたやさしく抱き寄せてくれた。
「心配はいらないからね。私たちは、もっと小さい子のなんか、毎日世話しているんだから。舞衣
ちゃんは大きいんだし、一度いえばわかるでしょう?」
 舞衣の顔が完全に胸に沈み、視界がなくなると、河村看護師は満足げに舞衣の頭をなでつづけた。


 彼女に声をかけられたのは、昼食の後食器を指定の返却台まで返し、部屋に戻ってきたときだった。
「あなた、三沢さん?」
 ウェーブがかかった栗色の髪を肩の先まで伸ばした少女だった。舞衣と同じ水色のパジャマを
着ている。舞衣自身は肩に届かない髪を緩やかに分ける程度にしているが、こういった子を見ると
髪を伸ばしてみようかという気になる。
 ただ、舞衣も肌は白いほうだが、その少女はさらに色素が薄いようで、それが冷たい印象を人に
与えていた。顔立ちは整っていてきれいだが、どこか眠たそうな目をしている。歳のころは舞衣と
同じくらいだろうか。
「ええ」
 どうして名前がわかったのだろう、と一瞬思ったが、よく考えれば各部屋には苗字だけとはいえ
名札がかかっている。そこに入ろうとしていた患者がいれば本人と考えるのが自然だろう。
「私、こっちの部屋なんだけど、隣に同じくらいの子が入院してきたって看護師さんから聞いたから
待ってたの」
 彼女が指す先は確かに隣室で、名札には『天川』とある。
「私くらいの子ってあまりいなくて。入っていい? お話できる?」
 同世代でしか通じない話題というのは想像以上に多い。いつからここにいるのかは知らないが、
察するに彼女は話し相手が欲しかったのだろう。
「いいけど……勝手に出歩いてもいいの?」
 どちらかといえば優等生的なところがある舞衣は、禁止されていないことでも及び腰になる傾向が
ある。それでなくても午前のこともあったし、なるべく部屋にこもっているようにしていた。
3749/11 キラクにヌルイの ◆LAsbAP.... :2005/05/25(水) 00:32:38 ID:fXGHwhBT
「診察がなければ別にいいのよ。談話室とかいけないじゃない。勝手に入っちゃいけないところには
そう書いてあるわ。建物内や中庭にいれば放送が聞こえるしね」
 談話室にはテレビや雑誌、文庫などがおいてあって自由に使えるとのことで、舞衣もいずれ機会が
あったら行こうと思っていた場所だ。
「私は、天川由紀。理由のゆう、糸偏におのれ、ね。三沢さんは?」
「私は三沢舞衣。えっと、舞台にころも、で舞衣」
「舞衣ね。舞衣ちゃんて呼んでいい?」
 天川由紀は見かけによらず積極的な少女のようだ。いや、同じような境遇の友人がいれば寂しさも
紛らわせるし、心強い。ときに孤独がちになる入院生活を過ごして、由紀は友人を欲しているのだろう。
それは舞衣にとっても同じことだ。
「いいよ。私も由紀ちゃんて呼んでいいかな。お友達になってくれる?」
 そういうと由紀はぱぁっと笑顔になって、舞衣の手を取った。
「うん。いいよ。舞衣……ちゃん。舞衣ちゃん」
 それからいろいろ話をしたが、どうやら彼女は二ヶ月ほど入院しているらしい。病気については彼女
自身はよくわかっていないようだ。年齢は想像どおり舞衣と同じで、先に誕生日が来るから私のほうが
ちょっとお姉ちゃんだねと微笑んだ。


 おしゃべりは楽しかったのだが、徐々に舞衣の中である気がかりが大きくなっていた。昼食時に取った
水分が、舞衣の体のある部分に蓄積されてきたのである。話していても上の空で、足をもじもじさせる
舞衣に由紀も気がついたのか、「お手洗い行ってきたら?」といってくれた。しかし、舞衣はそのまま
行くわけにはいかない。禁止されているのだし、なにより、パンツを覆う鍵つきカバーは舞衣では
外せない。恥ずかしいが、事情を説明して由紀にはこの部屋から出て行ってもらわなくてはいけない。
「あの、ね。私ね……普通のところじゃしちゃいけないっていわれてるの。するときは看護師さんを呼んで
ここでしなくちゃいけないの……だから、あの、悪いけど少し部屋から出ていってくれる?」
 細かい説明はとてもする気にはなれないが、要点だけは伝える。
「え? ここで?」
 驚いて由紀は部屋を見回す。
「あの……それがトイレになってるから」
「これ、トイレだったんだ。へえ」
37510/11 キラクにヌルイの ◆LAsbAP.... :2005/05/25(水) 00:33:10 ID:fXGHwhBT
 ポータブルトイレを見たのは初めてなのか、由紀は感心してそれを眺めた。
「じゃあ私自分の部屋にいるね。終わったら来て。続きは私の部屋でしよう」
 そうしてくれると、舞衣も次からはトイレのときは友人の前では普通に部屋から出て行くだけの形に
なるので都合がいい。
「うん。ごめんね」
 由紀が部屋から出てったので、コールボタンを押した。こちらでは音はしないが、通電を示すランプが
赤く光った。
 ほどなくして、ノックの音が聞こえた。河村看護師がよかったのだが、あらわれたのは別の看護師さん
だった。確かにいつもいつも彼女が来るわけはない。河村看護師のように若い女性で、やはり舞衣に
向けて微笑んで声をかけてくれた。
「どうしたの? 舞衣ちゃん」
「あの、すみません。おしっこがしたくなっちゃって……」
 赤くなりながらズボンに手をかける。
「あ、はいはい。脱いで横になってね。外してあげるから」
 河村看護師と同じように、その看護師さんもてきぱきと職務をこなした。あっという間に下半身が
あらわにされる。
「きれいなものね」
 部屋の光に照らされた舞衣の恥部を見て小さな声でいった。ピンク色のクレバスはまるで汚れを
知らないし、生え始めた恥毛もわずかに丘を薄く覆っているに過ぎない。
 舞衣は完全に真っ赤になりながらベッドを降り、ポータブルトイレに腰掛けた。看護師さんはそのまま
こちらを見ている。どうやらこの部屋にいて終わるのを待つつもりのようだ。
(あの人だって、こんなの、見慣れてるんだから……早く終わらないかなって思っているだけなんだから……)
 自分にいい聞かせて、放尿を始めた。新しい友人との会話に夢中になって限界までためていた
せいか、いつもよりはるかに長い。
(ああぁ、まだ終わらないのぉ)
 ようやく勢いも衰え、途切れ途切れになったところで、
「ずいぶん我慢していたのね」
 あきれたようにつぶやきながら、看護師さんは舞衣に近づいてしゃがみこんだ。おしっこがたれて
いるところをのぞきこむ形を取る。
「あれ? あの?」
「じっとしていて。拭いてあげるから」
 いうが早いか、薄手袋をつけて布を持った看護師さんの手が伸びて、舞衣の性器を拭き上げた。
37611/11 キラクにヌルイの ◆LAsbAP.... :2005/05/25(水) 00:33:39 ID:fXGHwhBT
「ああん! ひっ、いや」
 想定外の行動に準備ができておらず、舞衣はたまらず悲鳴をあげる。
「じっとしてて。すぐ終わるわ」
 言葉とは裏腹に、割れ目にぐりぐりと布を突っ込むようにして執拗に拭かれ、舞衣の喘ぎ声は
激しくなった。
「やめ、やめてください。もういいですから、あ、ああっ! いやっ」
「よしっと。はい、パンツつけるからベッドに上がって」
「はぁっはぁっ……はい……」
 しかしこれで終わりではなかった。乱れた息を整えながら再び寝転がるが、そのとき、足を抑え
ながら「まだ汚れているかな」などといいつつ舞衣の性器に布を当て、あろうことか小刻みに動かし
振動を与えてきたのだ。
「やあっ、あ、あうぅ、ひ、ひっ、はぁん、あん」
 あまり経験のない未知の快感を受けながら、舞衣は抵抗するわけにもいかず、口に手を当てて
声が漏れないようにして我慢するしかない。おかげで終わるころには息も絶え絶えになってしまった。
「はぁっ、はぁっ」
「じゃあね。いつでもいいから、気にせず呼んでね」
 看護師さんは最後に飛びっきりの笑顔を見せて出て行ったが、これからはトイレのたびにこんな
目にあわなくてはいけないのだろうか。過剰なサービスのおかげで、由紀の部屋を訪ねるのに
舞衣は紅潮した体がおさまるのを待たなければならなかった。


(続く)
377名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 21:38:06 ID:C8FmaMm9
hosyu
378名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 01:19:32 ID:Wtz2pOLF
以下の個所について、この表現ではどちらが年上かわかりませんので、
お詫びして訂正します。由紀が少し年上です。

>年齢は想像どおり舞衣と同じで、先に誕生日が来るから私のほうがちょっとお姉ちゃんだねと微笑んだ。

 ↓

年齢は想像どおり舞衣と同じで、先に誕生日が来るから私のほうがちょっとお姉ちゃんだねと由紀は微笑んだ。
379ホームズ君:2005/05/31(火) 01:26:30 ID:33/m1I31
キラクにヌルイの続きまだでちか。
期待ちてます。ドキドキしながら待ってますヽ(●´∀`●)ノ
3801/11 Baby Doll Mai 3:2005/06/01(水) 22:43:57 ID:aJgIXg/d
   3


 前日に引き続き、股間に違和感を感じて舞衣は目覚めた。しかし、あの生温い、なんともいえない
いやな感触とは違い、今朝のものはたった一つの単語であらわせられるものである。
(かいいよお。すごくかいいよう)
 場所ははっきりしている。特殊パンツと鍵つきカバーに覆われた、少女のもっとも秘すべき場所で
ある。しかしその厳重さ加減が仇となって、目的の場所には指がまるで届かない。
(ん、んん、うあ)
 ズボンをひざまでずりおろし、腰から、太ももからと何とか侵入を試みるが、これ以上ないくらい
体型にフィットした鍵つきカバーは、指一本の侵入すら許さなかった。どうしてもかゆみに耐えられず、
カバーの上から該当の個所を押さえつけて刺激を与えるが、そんなものではまるで足りない。
(看護師さんを呼んで外してもらわないと……)
 しかし、看護師にはなんといえばいいのだろう。昨日のようにトイレと告げたところで、部屋から出て
行ってくれる保証はない。部屋に残っていたら? 服の上からでさえ、誤解を招きかねない行為その
ものだというのに、裸になって、人前でできることではない。
 そもそも、ここには触るなといわれていたのではなかったか。
(バイ菌のせいで、こうなっちゃったのかな)
 そうだとすると、何か薬がもらえるのではないか。カユミ止めになる薬か何かを。しかし、そうだと
しても、おそらくその薬は看護師か医師に塗ってもらうことになるのだろう。トイレのあとでさえあの
ように執拗に拭かれたのだから、まず間違いあるまい。
 そう思うと、ついためらいがちになってしまう。
(なにか、いい方法は――)
 あたりを探す。何の変哲もない台が、舞衣の目に止まった。
(…………)
 舞衣は台の一点を見て考え込む。かゆみを何とかするためには患部に刺激を与えなくてはいけ
ないが、鍵つきカバーは外れず、カバーの上から押さえることくらいしかできない。舞衣の力では
とても満足できるだけの刺激は与えられず、かゆみはおさまらない。
 『あれ』を使えば最大、体重分の力で刺激を与えることができる。それなら、今の舞衣の力よりも
はるかに強いだろう。しかし、誰にも見られていないとはいえ、それは実行するには恥ずかしすぎる行為だ。
3812/11:2005/06/01(水) 22:44:19 ID:aJgIXg/d
(…………)
 苦悶の末、舞衣は誰もいないのはわかっていたが、あたりをもう一度見回してから、起き上がった。
かゆみにはとても耐えられない。やるしかない。もしものためにズボンはきちんと上げておく。
 台の上に両手をつき、体を持ち上げ、その立方体の三辺が交わる部分――つまり角の部分――に
股間を押し当てる。
「ん、んぁ……」
 思ったとおり、これまでにない刺激が秘部に伝わった。力が入り過ぎないように、足りなくないように、
両手両足を使って体をわずかに上下させる。
「ん……いい、あぁ」
 かゆみを解消させるだけではなく、頭をぼうっとさせる快感が織り交ざって、舞衣は知らず知らずの
うちに声を出していた。
「んん、んあ、あー」
 ぎゅーっと性器を押し当てているうちに、いつのまにか舞衣の股間のかゆみは消えていた。しかし、
舞衣はその行為を止めることができず、さらに大きな刺激を得られるように足を浮かせるように折り
曲げていく。
(ああ……やだ、キモチいい……あっ、あっ、ああん)
 快感が増大していくのが心地よい。知識はともかく、ほとんど経験のない行為であったが、かなり悪く
ない。思わず我を忘れて夢中になってしまったが、神経はむしろ鋭敏になっていくのがわかる。
(あ、あひ、はあ、あぁん、あぁー)
 感覚器官は研ぎ澄まされて、快感はいよいよ頂点に――達しようとしたそのとき、その研ぎ澄まされた
五感が、ドアの外に人が近づいたことを舞衣に知らせた。
(!?)
 自分でも信じられないほど手足がすばやく動き、次の瞬間には舞衣をベッドの元の位置に移動させていた。
「おはよーってあれあれ? 舞衣ちゃんは今日も早起きだね。顔が赤いけど熱があるんじゃないかな」
「はぁっ、はぁっ、お、おはよう、ございます」
 かろうじて平静をつとめながら、舞衣は布団を手繰り寄せて下半身を隠した。本当にいつ休んでいる
のか知らないが、河村看護師は昨日と同じ時間に舞衣の部屋にあらわれたのだった。

3823/11:2005/06/01(水) 22:44:45 ID:aJgIXg/d
 朝食が終わってしばらくすると、村松医師が診察にやってきた。
「検査の結果が出ましたので、今日からは本格的な治療に入りたいと思います」
 相変わらず村松医師は、彼にとっては小さな女の子であるはずの舞衣にも、丁寧な口調で話し
かけてくれる。
「舞衣さんの病気は、治すだけなら定期的な投薬、つまり決められた時間にちゃんと薬を飲みつづ
ければ治ることは治ります。ただ、病気の進行と治療の過程で、体のあちこちにいろいろな症状が
出てくるので、そういったものに対しても治療が必要になる、ということになります。具体的には消化
器系の不良、触感の鈍化あるいは鋭敏化、皮膚の赤み、硬化、色素の沈着、かゆみ、粘膜の炎症、
筋肉の弛緩、といった症状などです。できものがあらわれることもあります。ただ、これらの症状は
個人差が大きく、すべてがすべて問題となるわけではありません。部分的に悪化することもあります
が、快方に向けての一時的なものですので、病気事態は心配いりません。しかし、体の部位によって
は外的要因が重なって劇症となることがありますので、そういったことにならないよう、治療中はこちら
の支持をしっかり守ってください」
 飲み薬だけで治るという言葉は舞衣を喜ばせた。とっくに説明されたのを舞衣が忘れていただけか、
あるいは、周知のこととうっかりしていたのか、これまでははっきりそう伝えられていなかったのである。
『手術』という言葉が持つ恐怖に比べれば、『薬だけ』というのは本当にほっとする。村松医師の説明
でようやくこのことがわかったが、その言葉の中のある単語を、舞衣は聞き逃さなかった。
(かゆみ……)
 現在はそれほどでもないが、やはりあれは病気のせいだったのだ。治療してくれるというし、そういう
ことならこれからは心配することはないだろう。
「今いったような症状はありますか?」
 本来なら正直に答えるべきなのだろう。しかし、舞衣はあまり正確なことは話したくない。
「えっと、今はあまりありませんが、少し前にかゆかった場所がありました」
 いいながら舞衣は、(しまった)と思った。こんないい方では、「それはどこですか?」と訊ねられれば、
同姓に対してでも恥ずかしいその場所を、男性に対して示さねばいけなくなってしまう。しかし、意外
3834/11:2005/06/01(水) 22:45:10 ID:aJgIXg/d
なことに村松医師は「そうですか。今あまりかゆくないんなら薬の塗るのはあとでいいかな」といった
きりだった。舞衣もあえてその話題を続けたくはなく、了承した。
「ところで」
 いいづらそうに、村松医師は舞衣に続けた。
「すでになんども説明してきたと思いますが、舞衣さんの病気を治療するにあたって、詳細な記録を
取らなければいけません。さらにその際、補助と学習のために学生……将来医者や看護師となる人
たちが何人か同席することになります。もう一度訊きますが、よろしいですね?」
 その問いの答えには、舞衣の選択肢はない。断ってしまえば、母にこれまでにない負担を強いること
になるだろう。
 この問いは、最後の一線だ。踏み出してしまえば戻れない。とうとう、来るべきものがきたのだ。
 この問いの答えは、一つしかない……
「はい。わかりました」
 舞衣は静かに、しかしはっきりと村松医師にいった。


 舞衣は、処置室のさらに先に行った部屋で、一〇人もの人間に囲まれていた。部屋は舞衣の通う
学校の教室の半分程度で、医療用のベッドや道具、大小いくつかのテレビなどが並べてある。舞衣
のかたわらには村松医師と河村看護師、それにもう一人の看護師がいて、少し離れたところに五人
の男性と二人の女性がいた。彼らは村松医師や二人の看護師よりも若く、おそらくは学生なのだろう。
全員白衣を着て、思い思いの顔で舞衣を見ているようだった。二〇もの目に囲まれて、舞衣の中で
かつてない不安感が高まっていく。
(やだ……)
 五人の男子学生は、みな真面目で実直そうな顔をしているが、緊張とともにこの状況に対する期待
が確かに見て取れた。どういった検査や治療をするにせよ、これから舞衣は服を脱いで、隠すものの
なくなったその素肌を彼らの前に惜しげもなく見せつけなければいけない。彼らは、少女から大人へと、
きわめて微妙な年齢にいる少女の裸体を、存分に眺め回すことができるのだ。いや、眺め回すだけ
ではなく、それ以上のことができることを期待しているはずだ。そんなことは一般社会ではとても
不可能だし、彼らが医者になったとしてもそうそう訪れるかどうかわからない機会だろう。
3845/11:2005/06/01(水) 22:46:09 ID:aJgIXg/d
 一方、女子学生の一人は、同情とも取れる目つきで舞衣を見ていた。しかし、もう一人の女子
学生はそういった目つきではなく、口に手を当てながら実に愛しそうに舞衣を見つめていたのである。
 舞衣はときどき、年上の女性からこういった視線を受けることがあった。要は小動物を見て『かわ
いい』と思う感覚なのだろう。親戚のあまり少し歳の離れていない姉のような女性にも、会うたびに
「かわいいなあ。舞衣は」と力いっぱい抱きしめてくる人がいたが、舞衣自身は自分がそれほど
騒がれるような顔であるとは思っていなかった。一般的な『美人』とは違うし、というと、舞衣の魅力は
そんなものではない、と彼女は語った。彼女にいわせると、舞衣のおとなしそうな雰囲気もスマートな
肢体も、肩に届くか届かないかというところではねた髪も、キョロキョロと動く瞳も小さな鼻も困った
ときに唇をかむ癖も、まるで一人ぼっちにされて震えている仔犬のようで、『たまらない』というのである。
 ここしばらくはそういった露骨な視線を受けてはいないと思っていたが、これから自分の体を診る
人間たちの中にそういった趣味(ここまできたらそう表現してもいいだろう)の女性を見つけてしまい、
舞衣は複雑な気分になった。
(あれは……)
 学生の一人がセッティングしたビデオカメラと三脚を見て、舞衣はいっそう憂鬱になった。初日の
こともあるし、写真をとられるであろうことは覚悟していたが、それだけではなくビデオもとられるらしい。
それもカメラは一つではないようだ。確かに教材としてみれば、写真よりも音と動きが入るビデオの
ほうがはるかに優秀なのだろうが、とられるほうにしてみれば、はるかに恥ずかしいのである。
 さらに、それよりも舞衣の心に重くのしかかるものがあった。通常の診察に使われる白いシーツの
ベッドの横に、黒光りする皮張りの大きな椅子が置いてある。その椅子には肘掛だけではなく奇妙な
形をした見慣れない二つの受け皿のようなものがついている。受け皿にはベルトがあり、位置からして
そこにはひざを当てて固定するのだろうと思われた。存在自体は舞衣も聞いたことがある。両足を
開かせ、すみやかな診察を可能にする産婦人科用の検診装置。内診台と呼ばれる物体である。
3856/11:2005/06/01(水) 22:46:42 ID:aJgIXg/d
しかもその内診台は電動式になっているようで、背もたれや足受けがスイッチ一つで自在に動かせる
仕組みらしい。
(服を脱がされるだけじゃなくて、あんなものに乗せられたら……)
 がっちりと足を捕らえた二本のアームは舞衣の非力な抵抗をあざ笑うかのようにその足を限界まで
開かせることだろう。そして、少女自身の秘裂どころか、自分ですら見たことのない、普段は小さな
おしりにはさまれて隠された不浄の穴も、そのしわの一本一本にいたるまでこの二〇の眼の前に
さらしだされることになるのだ。
(それだけはいや……!)
 体が震え、足ががたつく思いだ。もし「ここに座れ」といわれたら、なんといったら許してもらえる
だろう? 泣き叫んだら止めてくれるだろうか。幸い、ここには河村看護師がいる。彼女なら――
彼女ならきっと舞衣を助けてくれるのではないだろうか。
「ではみなさん、これから始めますが……彼女は、同じ病気で苦しむ人の役に立てるのなら、医療
の発展の一助となるのなら、とまだ幼い身ながら高潔な奉仕精神をもってその身体を提供してくれて
いるのです。敬意を持って、真剣に接してください」
 村松医師はまったく真面目な表情でそう語るが、舞衣はそんなことは嘘だとわかっている。治療費
のために、こんな人体実験みたいな真似をさせられて、見せものにならなくてはいけないのだ。しかし、
(お金のためにこんな目にあわなくてはいけないなんて)と思うよりは、彼のいうとおり(世の中の
役に立つんだから)と思い込んだほうが、まだ自分を納得させられるものだ。
「上着をめくってください」
 まず初めは一般的な診察から入るようだ。舞衣が上着をめくるよりも早く河村看護師の手が
伸びて、白い小さなお腹や、成長の過程にある胸を露出させた。これが舞衣の、羞恥の生体解剖
の第一歩となった。学生がビデオを操作するのを見て、すでに撮影は始まっているのを知った。
小さなテレビの一つに、舞衣の姿が映っている。
「後ろを向いて」
 村松医師はいろいろと学生に説明しながら舞衣を診るが、それ以外は通常の診察と変わらない。
「そのままこちらに横になってください」
3867/11:2005/06/01(水) 22:47:17 ID:aJgIXg/d
 と村松医師が指したのは黒光りする椅子ではなく、通常の白いベッドだった。ひとまずほっとして、
そのまま横たわる。以前のように、腰の下に枕が入れられた。横になると、いよいよ俎板の鯉の
観がして、抗う気力も失せてくる。すぐにまた服をめくられ、肩だとかお腹だとかを触られた。強く
圧迫されるが、痛いというよりはくすぐったい。一通り終わると、いったん上着は閉じられた。
「ひじを曲げて手は頭の横に置いてください」
 いわれたとおりにすると、看護師の一人に両手とも手を握られ、押さえられた。これでは舞衣の
腕は自由に動かせない。そのとき看護師の名札が読めたが、『山内』とあった。
「次に何をするかわかりますか?」
 村松医師が学生たちに語りかける。質問というより確認であったらしいが、目があったのか、一人
が「検温です」と答えるのが聞こえた。
「そうです。家庭ではわきの下にはさんで測定するのが一般的ですが、今回はそれに加えて口内と
膣内、腸内の温度も同時に測定します。これらがそうですが――」
(えっ……!?)
 とんでもないセリフを聞いた気がする。
(口と……膣と腸って……)
 他に考えようがない。測定するといったら、測定するのだろう。
「河村さん、ズボンとカバーを脱がしてやってください。……この病気では陰部全体を清潔に保つ
必要があるので、この特殊抗菌パンツを着用させていますが、取り外すときは多少注意が必要です」
 舞衣の混乱がおさまらないうちに、河村看護師はさっさと舞衣のズボンとカバーを取り払って
しまった。さらに、パンツ自体も取り外される。
(ああっ……そんな)
 三脚を伸ばされたビデオが斜め上から舞衣の体全体をなめまわすように映しとる。さらに照明が
つけられ、舞衣の陰毛を中心にライトアップした。舞衣を中心に囲むように学生たちが集まってくる。
神秘の割れ目は餅のような白い肉にはさまれかろうじて細い一本の縦筋となっているが、あちら
こちらから光をあてられ、陰となっている部分はない。恥毛すらも赤茶色に輝いているようだ。
テレビモニターを見ると、自分の顔がみるみるうちに赤く染まっていくところだった。『顔が赤くなる』
という表現があるが、その言葉どおり舞衣の顔は本当に耳まで真っ赤に染めあがっていく。
3878/11:2005/06/01(水) 22:47:45 ID:aJgIXg/d
 舞衣のパニックをよそに、村松医師は次の行動に出た。
「このように両足をそろえて腹部に押し付け、肛門を露出させます」
(うそっ……)
 村松医師と河村看護師の手により舞衣の両足はひざを曲げて持ち上げられ、ちょうど体操座り
のようにひざを抱える姿勢をとらされた。この体勢では、舞衣の未熟な性器はおろか、肛門さえ
余すところなく学生たちの目にうつしだされていることだろう。
(……やだ、やだぁ)
 これでは内診台に上がらされるのと大差ない。機械によるか、人の手によるかの違いくらいだ。
さらに、カシャリカシャリという音が舞衣に追い打ちをかけた。光に照らされた舞衣の股間を、写真
でも記録しているのだ。頭が真っ白になった舞衣は、つい身をよじらせてはかない抵抗を試みた。
「動かないでください。体温計を挿入しますから、動かれると危険です」
 即座に注意を受け、身を固くする。
「あぁん」
 肛門に異物の侵入を受け、舞衣はせつない悲鳴を漏らした。続いて膣にも体温計が差し込まれる。
「んぁ」
 その間もシャッター音は止まらない。デジタルカメラか通常のカメラかはわからないが、舞衣の
小さな裸身を、そのレンズの中の筐体に永遠に残しつづけていくのは間違いない。それから両足
はゆっくりと下ろされ、ベッドの上に伸ばされた。短い時間だったが、舞衣にとってはかつてない
恥辱の時間であった。
「もっと小さなお子さんの場合は、動いて体温計を折る危険性がありますので、検温中は足を
しっかりと押さえておく必要があります。この姿勢で押さえておけば患者がりきんでも体温計は
抜けにくいのです。口とわきの下にも体温計を設置して、五分ほど待ちます」
 パジャマの上着が今度は片側だけめくられた。女らしいまるみを持ちつつあるが、いまだ少女
特有のスレンダーな肉体が、頭から足の先まで看視者たちの前に示された。片胸は隠されている
が気休めにもならないだろう。手をバンザイの形のまま押さえつけられた舞衣には、二本の棒が
生やされた股間はおろか、必死に屈辱に耐える顔さえも隠すことができないのだ。
(こんなのって……こんなのって)
3889/11:2005/06/01(水) 22:48:20 ID:aJgIXg/d
 そして、それらのすべては、写真だけではなく、ビデオというこれ以上ない忠実な記憶装置に、克明に
記録されている。もちろん写真も、舞衣の上着が広げられたその瞬間を逃さず、すかさずシャッターがおりる。
 わきの下に体温計が置かれると、体温計を締めつけるためにそちらの手だけはひじを伸ばし、
下ろすことを許されたが、横から腕を添えられ、これまでのように動かないように押さえられた。
めくられた上着も元に戻され、前で軽くあわされる。すぐに最後の体温計が口に入れられた。
「さて、この間にこの数日間の患者の分泌物から病状の変化をみてみましょう。こちらのモニターを
見てください」
 村松医師が一番大きなテレビを指差す。いっときでも自分から注意がそれ、舞衣は吐息とともに
緊張が緩んだ。だが、それは大きな間違いだった。大きな画面に鮮明に映し出されたそれは、
これまでで最大の衝撃を舞衣に与えたのだ。
 そこに映し出されたのは、二日前脱がされた、舞衣自身のパンツだった。子供っぽく飾り気の
ないそれは、ただ単に陳列されているわけではなく、裏返しにされ、秘所を覆っていた部分を剥き出し
にされて、映し出されていた。洗ってもなかなか落ちることのなくなった黄ばんだシミや、脱いだ
直後からこびりついていたのだろう、薄茶のスジ状の汚れなどが、大画面いっぱいに拡大され
表示されたのだ。
「いや、いやあ、見ないでっ」
 髪を振り乱し叫ぶ舞衣に、村松医師や学生たちは驚いて振り向いたが、すぐに気を取り直した。
村松医師は咳払い一つすると説明を再開する。手を握っていた山内看護師だけでなく、河村
看護師も舞衣を慌てて押さえつけたが、もともと懇願の叫び以外は、暴れるようなことはしていなかった
ので、すぐに力は緩められた。
(みんな、見てる……)
 これまでは、丸出しにされた下半身を見つめられてきた。しかし、それはおしっこのたびに清められた
場所であったし、肛門といっても、前日ウォッシュレットを使用してからは汚れるようなことをしていない。
見られることも半ば覚悟の上であったし、治療のためと思えば何とか我慢してきた。だが、今、
注視されているのは、ほとんど何の準備もしないまま身につけてきた下着である。汚れ、使い
古されてきたそれは、完全に舞衣の覚悟の外にあった。
38910/11:2005/06/01(水) 22:48:45 ID:aJgIXg/d
 裸どころか、膣と肛門に体温計を入れられてもおとなしくしていたのに、どうして急に叫んだのだろう。
学生たちの中にはこう思っている者もいるかもしれない。だが、それは違う。汚れた下着を見られる
ということは、舞衣にとっては性器や肛門を見られること同様、いやそれ以上に耐えがたいことなのだ。
たとえば、肛門が自分でもみたことのない場所だというなら、大写しにされているそのパンツは、
いまだかつて誰にも見せたことのないものだ。幼いころはともかく、今では母親にさえ見せたこと
はない。忙しい彼女に代わり、家では洗濯は舞衣の仕事だ。舞衣も、汚れが染み付き、ところどころ
変色してしまった下着に替わって、新しいものが欲しかったが、家庭の事情がそれをためらわせて
きた。そんな舞衣のみじめさの象徴ともいえるパンツを、学生たちは誰一人目をそらすことなく
見つめている。
 おねしょを見つけられるよりも、さらにひどい仕打ちだ。パンツのシミをいちいち指示棒で示しては、
「これは、おそらく以前からのもので、病状の進行によるものではないでしょう」という村松医師の声を
聞くと、舞衣はあまりの恥ずかしさでめまいがする思いだった。
「それで、これらが入院後のものです」
 舞衣からギリギリ目が届く台には、これまで舞衣がはかされてきた特殊抗菌パンツが並べてあった。
といっても、そのものが並べてあるわけではなく、直接舞衣の股間に当てられてきた最も内側の
部分だけが取り外されて並べられてあるようだった。舞衣のパンツだけがテレビに映されていた
のは、汚れがこれ以上シミにならないようにと、実物はとっくに洗濯されたからだろう。並べられた
パンツには、例の、おねしょのときのものもあるのだろうか。河村看護師がなんとかしてくれたか、
仮にあったとしても、とっくに乾いてしまってわからなくなっているはずだと思いたい。
「――液に浸すことによって、菌の増殖具合が顕著となります。このように、あきらかに病状が
移行しているのがわかります。……最後の、今朝のものは、女児自身の分泌物が――」
 その言葉が抜き出されて聞こえ、舞衣はさぁっと蒼ざめた。
(そ……それって)
39011/11:2005/06/01(水) 22:49:10 ID:aJgIXg/d
 まさか、まさかとは思うが、ひょっとして今朝、舞衣が何をしたか、彼らにはわかったのではない
か。確信はないとしても、十分に想像はつくのではないか。自分の発想におびえながら、舞衣は
学生たちのほうを見た。
(あ……そんな)
 彼らのうちの何人かは舞衣の顔を見ていたのである。それまでは一度として振り返らず、村松
医師の言葉に集中していたというのに。目があうと、さっとそらしてしまったが、「ふうん」とか「へえ」
といった軽い驚きが彼らにあったように舞衣には思われた。
 惨めさに体を震わせながら、舞衣はそれでも必死にこの恥辱に耐えるしかない。




(続く)
391名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 23:45:09 ID:qL92be/O
agemoge
392名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 17:39:36 ID:6NhJH0Zb
カキフライ
393名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 22:11:51 ID:UJWASTh5
agemoge
394名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 16:24:28 ID:ZbH5Cim8
豚カツ
395名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 23:27:00 ID:/g1g/xir
agemoge
396名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 21:13:30 ID:42R0Za7P
唐揚げ
397名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 06:42:35 ID:fQC959R5
SSマダー
398名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 19:41:47 ID:AxtPS9FE

とヒナがピイピイ鳴き始めたのでお早めにおながいします
399名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 19:43:45 ID:HTx6ry+d
一部のDQN読者が親鳥を殺したんだから無理なんじゃねー?
400名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 19:48:34 ID:c72JVt4M
>>399
みっともない
401名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 22:19:58 ID:1BaOO0yc
21禁でヒナかよ。つまみ出しちまえ
402名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 22:27:58 ID:Bh2o1C2z
クックロビン音頭を思い出した俺ガイル。
403名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 20:27:15 ID:9NZ3BwHg
>399
過去ログ読み返してみたけど、自爆じゃねえ?これ

現実の医療制度引き合いに出したりと変にリアル志向なくせに、“リアルティ”発言でキレるんじゃ単なる排他的な自尊主義者でしょ。
404名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 20:39:17 ID:S0GAtg7Z
>>403
まだ、荒らしたりないのか……
混沌が好きなやつもいるんだな。

ここで話せ
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1106749778/
405名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 20:50:04 ID:dm9tpeIt
とりあえず、台風一過にのんびりと清々しく
エロを書いていただければそれでいい

俺は文句なんていわない
406名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 18:37:09 ID:wgfGw974
agemoge
407( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/06/14(火) 19:19:12 ID:zna73C2n
「桜井、どこに行くか決めたか?」
廊下を歩きながら一番の悩ましい質問をされる。
「…いえ、まだです。まだまわってない科もあるし」
香奈は少し困ったように答える。その困惑の様子を感じとり笑顔で
「ER来いよ。桜井みたいな手際のいいヤツが来ると助かるし。
 まぁ研修終わってもあまり時間的な余裕はできないけどな」
彼は香奈の4年先輩の袴田純。現在は救命医療を専門にやっている
「そうだよな、ローテート終わらないと決められないって事もあるよな」
職員用の通用口を二人で出ると、外はもう暗い
帰りに偶然会い、声をかけられたまま歩いていた。香奈は外の空気を吸い込み
小さくため息のような深呼吸をする。
「桜井の同期の西野、あいつは外科だろうな。確か外科志望だったし。
 だけど救命にいた時はかなり使えたからあいつも欲しいところだけど…
 人手不足だからついみんな欲しくなるのはずるいか」
はは、と短く笑い袴田はポケットを漁る。車のキーを出している。
香奈から見た袴田は「かっこいい先輩」だった。外見だけではなく仕事に対しても。
「あの…袴田先生、私、ERか外科で迷ってるんです」
打ち明けるように話し始め、そのまま歩きながら話を続けるといつのまにか
袴田についていってしまう形で彼の車がある地下駐車場までついてきてしまっていた
「溜まってるな、いろいろ。桜井、よかったら飯いくか?」
車の鍵をあけ、香奈に助手席へ「どうぞ」と手で促す袴田。
「あ…すいません、私勝手に話し始めちゃって…」
相談を押し付けてしまった事にやっと気づき香奈は少し恥かしく思ったが
好意に甘えるように助手席のドアを開けシートに座った
408( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/06/14(火) 19:20:21 ID:zna73C2n
キーを捻りエンジンをかけ、袴田は香奈のほうを向き
「そういう相談事だけじゃなく、色々な事を話せる親密な相手、いないのか?」
西野の顔が思い浮かぶ…しかし彼はそういった相手なのかどうか、まだわからないでいた。
肉体関係はあるものの、プライベートで会う事は今でもなかった。曖昧さがさらに
香奈をイラつかせていたのも事実。まぁプライベートの時間がほとんどないのもあるが…
「いるようで…いない、です。」
そこで袴田が香奈の頭を宥めるように優しく撫でる…香奈は心臓が飛び出しそうな感覚になった
「桜井は頑張りすぎるからな…うちから外科にローテートで行ってから心配してたんだ
 …心配というよりは、気になってた、というほうが正しいかな。」
―嘘でしょ?看護師人気も高い袴田先生が私を気になってた?
香奈はびっくりしたのが表情に丸出しになっているのにも気づかず彼を見つめた
苦笑いをして袴田が続ける
「そんなに目をむいて驚かなくてもいいだろ。すごい顔になってるぞ」
「すいません…」
つい謝ってしまうがもう訳がわからないでいる。袴田の温かい手は香奈の頭から頬へと移動する
そこで、コンコン、と窓を叩く音。
香奈は一気に現実に戻されたので驚きは2倍、びくっとして小さく声まであげてしまった
その声に袴田は驚くが叩かれた運転席の窓の方向を二人で見る
…そこにはケーシーを着たままの西野が自転車を引いて、こちらに向かって「どうも」と会釈をしていた
香奈はさっきとは違う心臓の飛び出しそうな感覚を感じた…
袴田はそっと香奈から離し、窓を開ける。「よぉ、西野」
409( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/06/14(火) 19:22:37 ID:zna73C2n
香奈は彼らの会話が始まる前にあわてて切り出す。なぜ慌てたかは自分でも明確ではないが…
「袴田先生、ありがとうございます。あの…相談に乗ってもらえてちょっとすっきりしました」
そういうとドアを開けて車から降りる。
「ご飯、今度一緒に行きましょう。今日は一人で色々考えてみたくなったので…すいません」
「邪魔だったかな?通りすがりに声かけただけなんだけど」
西野が間髪入れずに言う。そこで袴田が余裕の笑みでゆったりと答える
「邪魔だよ。先輩に気ぃ使わないのは相変わらずだな西野。」
「俺、悪名高いらしいですから、生意気な研修医がいるって」
西野は自分がそういわれていることを知っていた。平気で目上の人間に口答えをし
自分の意見を言って、常に強気。彼自身それが正しいと思う半面、そう言われている事も鬱陶しかった
「それじゃ桜井、今度は飯行こう…て、いつになるかわからないけど。連絡する」
袴田は香奈に軽く手で挨拶をし、車を出して去っていった。
…自転車のサドルにはコンビニ袋がぶらさがっている。私服姿の香奈はケーシーを着ている西野を見て
「…珍しい。西野君ケーシー嫌いじゃなかった?」
「もう3日泊り込んでるから着替えがなくなったんだよ。これだとYシャツとかいらねぇし。」
二人の会話の声がエンジン音が去った地下駐車場に響いている
「あ、そうか、担当の患者さん…ヤバかったんだよね。忙しかったんだよね西野くん」
「あの患者さんは夕方ステったから。今日やっともう少しで帰れるとこだよ」
――そうか、死んじゃったんだ、夕方…。ステルベンの経験は香奈にもあるがやはりまだ辛い。言葉を失った
410( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/06/14(火) 19:23:51 ID:zna73C2n
「伝票整理があるからもうちょっと仕事しないと帰れないから買出し」
自転車のコンビニ袋を軽く突き西野が無愛想に言う。
「で?ラヴシーン直前に邪魔されて残念だったな?」
見られてた…といっても何もしていない。ただ、髪に触れられ見詰め合っただけ…
それでも香奈にはあこがれの先輩との会話がまだ信じられずにいる。そして目の前にいる西野を見て
「残念だった。袴田先生かっこいいからねー。なぁんて、そんなんじゃないよ」
ふふっと笑い答えるが西野はいつもに増して無愛想だ。何も言わず通用口まで自転車を引いて
適当に止める。香奈はその無愛想な空気が不安になり、小走りで付いていくと
「ねえ、何?怒ってるの?」
率直な感想を言う。西野は無愛想に続ける
「キスでもしそうな空気だったぜ?アホかお前は」
411( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/06/14(火) 19:24:33 ID:zna73C2n
―怒って…る?香奈はそれが意外だった。西野はあまり感情的になるタイプではないからだ。
「なんで怒ってるのよ…万が一そうなったとしても西野くんには関係ないでしょ」
イライラが炸裂した形…香奈は王手を動かした。その半面、彼がどう次の一手を出すか怖かった
コンビニの袋を片手に持ち視線を合わせずに西野は淡々とした口調で答える
「仮眠室でセックスして中出しまでさせといて関係ないでしょーとは桜井もスゴイな」
コンクリートに声がこだまする、香奈はあわてて「しっ!」と西野の口を押さえようとするが
西野はその手を払う。二人の声と足音、コンビニ袋のガサガサという音が響いている
声をひそめるがそれも少し響いている。香奈はひそひそとした声で西野の正面に立ち答えた
「いくらセックスしたって…何なのよ…西野くんと私って何よ…」
香奈にとっては遂に王手を打った。ごくり、と固唾を飲み込み彼を睨むように見つめる
相変わらず飄々と、きょとんとした西野は香奈のほうをやっと見た。
「何なんだろうな」
そういうと突然香奈を壁に押し付ける。突然つき飛ばされ壁に押し付けられ驚くが
負けじと西野を見つめ続ける…その西野は壁に片手をついて、先程の袴田の真似をするように
香奈の髪にふれ、すっと指を頬まで滑らせて…唇に触れる。
「桜井、私服地味だな、相変わらず」
脈略のないつぶやきをして西野はそのまま唇を重ねる―ごまかされる、と香奈が拒むが
もうそこで負け、拒もうとした手首を西野は掴み、押さえこみそのまま唇を重ね続ける。
強引だった筈が啄ばむように、唇の感触を楽しむようなキスになり香奈の手の力も抜ける…
そしてゆっくりと…舌が進入してくる。香奈はもう麻痺しているのか受け入れる
彼のほうが自分より体温が高いのが、入ってきた舌の温度で感じ取れた。
412( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/06/14(火) 19:25:42 ID:zna73C2n
背中に当たるコンクリートの壁の冷たさと対照的に少し熱く感じる西野の手…唇…呼吸。
そこへ車が1台、タイヤの滑る音とエンジン音を響かせ通り過ぎる
見られたか見られてないのかはわからない、駐車場の片隅の壁での情事
ゆっくりだが舌を絡ませたまま西野がコンビに袋を落とし、両手で香奈を強く抱きしめた
香奈の胸に、彼の胸ポケットに何本入っているペンやIDカードが強く押し付けられ
思わず「痛い」と唇を離し言った。ふっと鼻で笑い西野がまた唇を塞ぐ
…両手で頬を押さえられるような形で香奈はそれを受け入れるしかなかった
彼の舌先が香奈の唇をなぞるように動き…再び進入し香奈の舌を捕らえる
二人の唇の隙間から唾液が少し垂れ…混ざり合う水音がクチュっと聞こえた
香奈は無意識に西野の背中に手をまわし、ケーシーの背中をぐしゃっと掴む…しがみつくように。
まるで唇が性感帯になったように、敏感になっている――香奈は立っているのがやっとになってきたが
西野は混ざり合った唾液を飲み込み舌を絡ませ続けていた…そしてやっと、香奈が彼の体を離す。
二人は今まで自分が呼吸していたかわからない、という感じですっと空気を吸い、吐く。
「いいんじゃね?言葉で言ってこういう関係ですって定義しなくたって。こういう関係で」
さっきまでの情熱的なキスをしていた男が言う言葉にしては淡白すぎて、香奈は「は?」と聞き返す
「だから前から言ってるだろ?桜井は俺のだって」
…意味がわからない、体だけの繋がりで所持されているのか、それとも…?
唾液で濡れた唇をぬぐい香奈はもっと言ってやろうと思うが言葉が出てこない
「西野くん…」
「それじゃ、俺はまだ仕事中だから」そういうとコンビニの袋を拾い、軽く手をあげ彼は
通用口を入っていってしまった。香奈はその背中を見送りながら自分の唇を人差し指で触れる
――キスだけじゃ、足らない。そう思う自分の意思をどうにかごまかす方法を考えながら。
413( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/06/14(火) 19:28:18 ID:zna73C2n
箸休め的な感じで超軽めエロと思ったのですが
そんなエロくならなくってスマソ
前に西野が嫉妬するのがいいとご意見があったので使いました
なんだかただのゆるい中途半端えろで申し訳ない。
414名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 23:39:50 ID:qWuIWYTJ
乙です。>>413さんの研修医モノ、エロだけじゃなくてストーリーとしても
続きが気になって大好きです。
「おんなのこでも感じる(ry」に書いても反応よさそう。
415名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 01:09:05 ID:X0UU+/un
すばらしくGJです。
西野の嫉妬もいいですね。まだまだ続きが読みたいです。
416名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 14:47:00 ID:0oXDN8nW
ファンタスティック ジョブ!!
続き〜続きが読みたい〜
西野をもっと嫉妬させて!
417( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/06/15(水) 19:41:15 ID:gH+aeXkL
研修医は何が忙しいというと伝票整理などの事務作業が多いからだ。
香奈は手術伝票などを片付け続けもう数時間経っていた
しかし釈然としない、彼の真意がわからない――わからないほうが、いいのかもしれない
ボールペンを持つ手が止まり小さくため息をつく。
…そう、私は西野くんに特別な感情を持ってる…香奈は自分の気持ちを認めたくないが
それは確実な事だった。その西野は仮眠室で仮眠を取っている…仮眠室のドアを見つめて
ぼんやりと頬杖をつき、行動を起こすのに怯える自分を歯痒く思っていた。
そこへ内線が鳴る「外科医局です」香奈はぼんやりとした声で対応する
と、電話の向こうからは聞き覚えのある声が笑いながら話しかけてきた
「救命の袴田です。その声は桜井?ぼーっとしてたんだろ」
「あっ・・・・・お疲れ様です・・・すいません」
図星だっただけについ謝ってしまった。そして少し引っかかっていたものが更に引っかかる。
「明日ICUから外科に入院する患者なんだけど、担当誰になった?」
―――気になってたんだ。
そんな事言われたらこっちが気になるじゃない、香奈は思い出しながら事務的に答える
「それでしたら西野先生になりました。一応、指導医の小倉先生がフォローの形です」
「そうか、わかった。あ、それと明日は当直か?違うなら飯いこうと思うけど、予定あるか?」
どきん、小さく胸が音を立てる。
「いえ・・・何もないです」
「西野にばれたら怒られるか?」
からかうような口調で袴田が笑う。咄嗟に香奈は強く否定をした。
「別にっ・・・西野くんとは何でもありませんから」
418( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/06/15(水) 19:41:51 ID:gH+aeXkL
「そうかー?この前のあいつ、少し怒ってた様子だったけどな」
完全にからかわれている。それとも袴田は何か知っている?勘付いた?
「誤解、です。西野くんとは・・・ただの同期ですから。彼も私の事は同期としか思ってませんし」
「だったら大丈夫だな。さっきの声、いつもに増してぼんやりしてたしまだ何か悩んでるんだろ?
 俺でよかったら聞くだけならできるし。いくら研修医っていっても所詮は人間だからな」
よき先輩医師として尊敬できる彼からの言葉は単純に心強かった。香奈は少し安堵の様子で
「なんかご心配かけちゃってすいません・・・明日色々、相談に乗ってください」
「わかった。明日また連絡するよ。あんまり考え込んでぼーっとするなよ。
 ”考える”のと”悩む”のとは違うからな。それじゃ、オツカレ」
受話器を置いて、香奈はふふっと笑う。
―考えるのと悩むのとは違う、かぁ。上手い事言うもんだなぁ…私はただ悩んでただけだ。
自分の進路も、西野の事も。袴田は本当に頼りになる。救命にいた短い間も
彼の言葉やポジティブシンギングにだいぶ影響を受けていたのも事実だ。
―やっぱ、袴田先生人気あるのわかるなぁ。
ナースステーションで袴田先生の話題で盛り上がっていた看護師たちを思い出し笑っていると
「明日俺も暇だけど?」
背後からいきなり声をかけられ小さくびくっと驚き振り向く。
419( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/06/15(水) 19:42:20 ID:gH+aeXkL
寝起きの少し腫れたまぶた、寝癖のついた頭で西野が仮眠室のドアに寄りかかりネクタイを締めている
聞かれてた・・・・?香奈は少し強気に出よう、とそのままボールペンを走らせ始める
「あっそ。立ち聞きなんて悪趣味よ」
「わかってる?袴田先生は桜井狙いなんだよ。わかってるから明日会うんだろうけど」
もう心臓がバクバク言っている。そんな香奈の顔を余裕の表情で西野が覗き込む。
寝起きのせいか目が少し赤い…ネクタイの結び方がだらしない…香奈は彼のことを観察し
視線をそらして冷淡な口調で答える。
「だったら何よ。私はただ研修終わってどこの科にいくか相談にのってもらいたいだけだもん」
西野はほぅ、と小さく驚き
「悩んでたんだ?先のこと。俺にちょっと話してみようとか思わなかった訳?同期としか思ってないか


 そういう相談事は頼りにならないってことか?」
やっぱりさっきの電話の話を聞いてたんだ・・・香奈は平静を装い西野の顔を見つめる
「そうじゃなくって・・・わからないのよ・・西野くんの事が。いきなりキスしてきたり」
そこで医局の廊下がザワついているのが聞こえ、会話が止まる。どうやらオペから先輩医師たちが
戻ってきたようだ。香奈はこの際はっきりしよう、と立ち上がり西野の腕を掴み
「ちょっときて」と仮眠室へと彼を引っ張り入った。
420( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/06/15(水) 19:43:02 ID:gH+aeXkL
「頼りにならないとかじゃない、西野くんは同期なのに仕事もできるしすごいって思ってる」
声をひそめて香奈は言いながらドアにもたれかかる。ドアの外――医局からは先輩数人の会話する声
さっきまで自分が仮眠をとっていたベッドに座りおおきくあくびをして同じように声を潜め西野が言う
「いろいろ相談できる、頼りたいのは袴田先生って事だろ?」
今日の西野はいつもと違う、何か少し感情的になっているように見える。治療方針などで
目上の医師に平気で意見をする時のように、少し感情的で強気な態度だった
「肉体関係があろうがキスしようが、所詮俺はそれだけの間で大事な相談はできない相手、だな」
少し伸び始めたヒゲが気になるらしく西野はアゴをさわりながら言う。香奈はカチンときて
彼の正面に立ち、ひそめたままの声で強く返す
「それは私のセリフよ!この前だって・・・キスでごまかされて・・・もうわからないわよ」
「ごまかす?あれが答えでありすべてだろ。」
ゆるゆると曖昧な答えしかしない西野に香奈は苛立ち、彼の唇へと突然キスしてみせる。
「・・・あんなことしてたら・・・特別な感情を持つに決まってるじゃない・・・・」
ふっと鼻で笑う西野。悔しいが香奈は続ける
「そりゃ袴田先生はかっこいいし頼りになるけど・・・今は西野くんのことばかり気になっちゃってて

・・」
「でも、メンタル面での大事なポジションは俺じゃないって事だろ?同期としか思ってないしなぁ」
これほどしつこく言われると思わなかった、香奈は思わず少し声のボリュームが上がる
「だからっ、西野くんのことが好きだって言ってるのよ!しつこいわね」
負け、という感じの発言をして香奈は彼の顔見ることができず横を向く。西野は声のボリュームがでかい、と
香奈の口を手で軽く塞ぎ、にやりと笑う。
「だったら口でシテ。」
421( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/06/15(水) 19:43:38 ID:gH+aeXkL
仮眠室は「使用中」というプレートになっているとはいえ
鍵がついていない。外からは2,3人くらいの会話する声、時折聞こえる電話の音。
香奈は床に膝をつきベッドに座る彼のものを奥までくわえ込み、ゆっくりと頭を上下に動かす
根元まではくわえられない・・・さっきも少しおえっとえづいてしまった。
自分の唇より熱いものを丁寧に、吸うように舐めあげる――そして先のほうだけを包み込み
舌で味わうようにねっとりと舐めまわす・・・と、頭を優しく撫でられた
目を見上げ彼の顔を見ると「いい子だ」と西野が言って香奈の頭を撫でている。
時折、彼の体が反応するのが面白く思えてきてしまっている・・・それを勘付いたように
西野は後ろに倒れこみ顔が見えないようにする。再び香奈は上下に動かしできるだけ深く根元までいって
ゆっくりと先のほうまでやさしく唇で包み込んで舐めあげる。
「すっげぇ気持ちいい・・・」
西野が呟く。香奈はぼんやりと思っていた。
――飄々として、覇気を感じさせないが治療方針などで先輩とぶつかる事も多いと思えば
縫合など細かい作業は上手く、繊細な作業は得意。無愛想ではあるが患者さんへの対応なども細かい。
袴田に対し嫉妬して上手くそれを言えないかと思えば鍵のかかっていない仮眠室でフェラチオさせる。
・・・私が、西野くんをちゃんと知ってあげてないのかな・・・・
「やべ・・・いきそ・・」
西野が香奈の頭を軽く叩き制止する。香奈は口をはずし溜まった唾液を飲み込む。
ドアの外からは笑い声が聞こえた。先輩医師たちの談笑
西野は体を起こし香奈をベッドに寝かせる。そして香奈のケーシーのズボンと下着をを膝まで下ろし
片足だけ抜かせていきなり香奈の入り口へと宛がう。
「見られたら見られたってことで」
そういうとゆっくりと香奈のへ挿入してきた。愛撫もないが香奈は十分受け入れるだけの準備ができていた
「あ・・・」
ガクガクと腰が震え、香奈の体は進入してきたものを受け入れた
422( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/06/15(水) 19:44:04 ID:gH+aeXkL
二人は声を殺し続ける。香奈は必死で自分の腕を口元にあて声が漏れないようにしていた。
激しく子宮に届く程奥まで突かれ、グチュグチュと音だけがしている
その音すら、外に聞こえてしまうんじゃないか―そう思うとさらに掻き立てられている。
西野の息遣いが聞こえ、香奈の腰を掴む手にも力が入ってきた
「桜井・・・っ」
表情を快楽で歪め、西野が言う。グチュグチュという音と同時に腰を叩きつける音――
物理的にはもうこれ以上奥までの挿入は不可能だが、気持ちはもっともっと奥までと求める。
「んっ・・・ん・・・」
香奈が少し、声を漏らし始める。
「いくっ・・・桜井でいく・・・あ・・」
西野は一番奥で止まって、そこで思い切り上り詰め放出する・・・香奈は自分の「中」で
びくびくと脈打つ感覚がわかり、それすらも快感をもたらし思わず体が跳ねるように反応する。
はぁはぁと息を切らせ、西野が引き抜く。香奈が上半身をあげると腹筋に力が入り
自然に膣からだらっと何かが漏れる感覚―西野が出したものがたらり、と垂れていく・・・
ティッシュで処理をし、服装を整える西野に「マーキング?」香奈が問いかける
声は出せず、肩をゆらし笑い西野は頷き「俺は犬かよ」と言い返してきた。
ボックスティッシュを香奈に手渡すと西野は香奈に唇を重ねる―と、舌ではなく
生暖かい唾液が香奈の口の中へと流し込まれる・・・それを飲み込み、西野の舌を捕まえようとしたが
逃げられる。唇が離れ、西野が満足そうに香奈の頭を撫で、次の瞬間に香奈の首筋へとかぶりつく。
痛い――強く吸われた?西野が離れるとかぶりつかれた場所を香奈があわてて押さえる
「あーあ、桜井そんなとこにキスマークつけちゃって。中出しされるわ唾のまされるわ大変だな」
えっ、と小さく声をあげ壁にかかる鏡を慌ててみる・・・と確かに首筋に赤い刻印。
「ちょっとっ、明日私、外来当番なんだけど」
服では隠せない場所に堂々と刻印がされ、西野は満足そうに笑い、服装を整え終わる。
そしてドアを開け医局へと出て行ってしまった。外からは西野の「おつかれーっす」という挨拶が聞こえた
・・・・彼の行為は彼なりの意思表示なのか・・・香奈は服装を整えながら思った。
423( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/06/15(水) 19:53:28 ID:gH+aeXkL
好感触の感想を頂いたので調子こいてw連日投下
改行ミスったところがありますがお許しください
424名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 19:59:47 ID:UiTWclzk
リアルタイム キタ―――(゜∀゜)―――!!!
GJ!!!
425名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 20:48:37 ID:eflHI+FS
2日連続キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!
どんどん調子のっちゃってください。
そして西野の「今度はじっくりイカせてあげたいな」を
実現してくださいませ。
426名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 21:58:26 ID:X0UU+/un
連投すんばらしくGJです!
>「今度はじっくり」
同意です読みたいです!!
桜井×西野にハマってます。おもしろいなぁ。
427名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 23:51:00 ID:g7BvF7ct
ヤッタ━━━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノキタ━━━━━!!!!!
最高!!
もっと読みたいです!!
428名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 01:40:49 ID:Pwxy3WIa
またまたファンタスティック ジョブです!!

また西野の方が一枚上手ですね〜
袴田はただの当て馬で終わるのか…それとも…
まだまだ続きますよね?
楽しみにしてます!!
429名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 21:02:51 ID:F/R+ictu
agemoge
430名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 00:24:07 ID:KnDyipPX
agemoge
431名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 22:16:11 ID:yETXwjFF
agemoge
432名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 16:00:29 ID:1C/cDj7c
tp://shirayuki.saiin.net/~kazuma/info/top.html
433名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 02:12:48 ID:69QWotRq
GJ
434名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 20:21:40 ID:hRh1WMpJ
>>432
ようやく読み終わった。
GJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJ!!!!!!!!!
435名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 21:26:57 ID:PIe/grSt
agemoge
436名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 03:53:58 ID:oxlXnbC/
ところで
ハーレム・ホスピタルの続きどうなったんだろ?
437名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 18:54:32 ID:kwUTwWd2
458さんの力作なにあれ?・・
一部の馬鹿がいなかったら、あの情熱をこのスレに傾けてくれてたわけなの?・・・・
事情を知ってる人たちが、リアルティに殺意を抱くわけがわかったわ
438名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 02:29:21 ID:Xw625I/a
???
誤爆」?それとも苦言?
439名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 09:36:45 ID:F02zczkm
ボヤキだろ。
気持ちは解る。
440名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 22:01:46 ID:j3taJX+l
うむ。
ボヤキたい気持ちはよくわかる。
441名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 22:10:22 ID:7xKUQs2x
458?イラネ(゚听)
442名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 11:51:03 ID:Yek2kyeq
3日間かけて読み終わった
智花と優花の続きも読みたい
443名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 13:01:59 ID:BDRYaPYe
444名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 17:52:54 ID:111dg0aM
ハァハァハァハァ期待age
445名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 01:57:49 ID:VSaoWFQ7
( ・∀・)つ〃∩モエー神 GJです!
 西野×桜井の続きを楽しみに待ってます!
 「今度はじっくり」読みたいなぁ。
 西野が「明日は俺も暇だけど」って言ってたし、
 プライベートでついに…!? 妄想が止まらん!
 別スレの住人とのことですが、
 他の作品も読んでみたい。保管庫はないのかな?
 




446名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 20:17:49 ID:7RqfLC2A
agemoge
447( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/07/06(水) 23:36:36 ID:aS7Mc8X/
>>445タソ
神だなんて恐れ多い(;´Д`)
別スレは最近ROMばかりで久しく投下してません
ヤバイーヤバイヨー

そのほか、温かい感想&ご意見レスして頂いた皆さんありがd
。・゚・(ノД`)・゚・。

少し多忙な為&妄想中なので落ち着いたら投下できるようがんがってみます
448名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 01:57:26 ID:ZfzCXcLl
( ・∀・)つ〃∩モエー神 445です。
 楽しみに待ってます!
449名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 11:48:58 ID:diXJrEKi
agemoge
450名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 22:02:05 ID:ujGNA/xD
agemoge
451名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 23:38:47 ID:Mhi3dS7A
agemoge
452名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 22:19:10 ID:wTkNUbL1
舞衣たんの物語がすげー。
鍵つきのオムツカバーをされてしまうまでのなりゆきが
(企みによるものだとは思われるが)きわめて自然でこ
れに抗うことが許されない雰囲気づくりがなんとも……。
外堀は埋められたってわけで続きが読みたい。
俺的には性的欲求の処理までもが管理されている状況に
舞衣たんが気づいて愕然とするというあたりを掘り下げ
てほしいのだけど。
453名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 16:13:24 ID:kkI4CHy1
パロ】 おむつ的妄想 【オリ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1088698882/

304 名前:458 ◆VENk5mkP7Y [sage] 投稿日:05/02/25(金) 23:20:08 ID:Hilh5VsI
【ドクター】病院でエロストーリー2【学用患者】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1106144150/l50
で、458としてSSを書かせて頂いている者です。
このスレからリンクを辿ると、偶然に高木かおるさんという偉大な人物を知ることができました。
ホームページを拝見させて貰い感銘を受けました。
偶然にもこのスレで書かれているのを拝見させて頂き、すごく感動しました。

ちょっと、自分が生息しているスレでの一人の餓鬼がいるため
自分自身のイライラが臨界点近くにあり、感情にまかせてスレを汚してしまいそうなので、
ある程度の期間は距離をおこうと思いました。

それで、もしよければ、
こちらでSSを書かせて貰いたいのですが、皆様方よろしいでしょうか?

何か希望がありましたら受けますのでよろしくお願いします。
自分の萌えは中高生が幼い格好をさせられることです。
学園物がいいとか、富豪に買われて強制的に幼児化が良いとか萌え意見お待ちしております。

面白いのは認めるが、別スレで愚痴垂れるようじゃそりゃダメだわ・・・
454名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 16:15:31 ID:kkI4CHy1
306 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:05/02/26(土) 00:55:28 ID:PeKXxhQP
>>304
あのね、この手の趣味の世界ってすごーーーーく狭いものだから、
うかつに他のスレの人の悪口なんか書いちゃいかんよ。
非常に高い確率で、その人がこのスレを読んでいる可能性がある
わけだから。
こっちのスレにもごたごたを持ち込むことになりかねないから、書い
てくれるのはいいけれども、そういう姿勢は改めておくれ。


しかも向こうのスレの住人からも注意されてるし。
ここでの一方的な職人擁護はある意味問題だな
455名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 17:10:57 ID:7Es5ywTI
すごい昔の話題を持ち出してきて、
何がしたいのかよくわからないのですが?

向こうを荒らした奴もこっちを荒らした奴も同一人物で、しっかりと結論でてるだろ。
もしかして、本人さんならもう来なくていいよ。
面倒だからさ。
一応、釣られてあげたから、満足でしょう?
456名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 22:11:23 ID:kkI4CHy1
>>455
何をそんな必死なの?
457名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 22:55:03 ID:7Es5ywTI
>>456
別に必死じゃないけどね。
単純に荒れてしまうのが嫌だからだよ。

こっちのスレでもあっちのスレでも、その手の話から、ネ申級の職人がいっさい降臨されなくなったからだよ。

それでも、漏れは職人信者がうざいから話を続けたいというのなら、こちらにどうぞ。

萌えと現実の狭間
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1106749778/

論議大好きな人たちがいるから、きっと相手してくれると思うよ。
458名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 00:18:40 ID:Lm8gzOvd
>>457
荒らすなハゲ!
459名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 05:01:11 ID:sVx3zw+m
>>457
十分必死じゃん。

スルーも出来ずに、しかも自分から釣ったの釣れたの言っちゃってるし。
そりゃお前さんみたいなのがいたら職人も戻ってくる気無くすわな。
460名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 10:48:55 ID:Wt5EF3Y/
なんで457が叩かれているのかいまいちわからないけど
双方黙ったらいいと思うよw

58氏の復活キボン(´ー`)
461名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 16:57:51 ID:6dquBxz5
まず、おまえがだまれ
4621/11 Baby Doll Mai:2005/07/20(水) 19:37:56 ID:6wgqMVMP
   4


「このように下着からも経過はだいたいわかりますが、一応こちらの検査もしておきましょう」
 再度、舞衣に注目が集まる。舞衣を取り囲んだ人間たちの手には、手のひら二つ分ほど
のフィルム状の物体が握られていた。
(あれは……また)
 ここに来た最初の日の記憶がよみがえる。全員が持っているということは、彼らが一人
一人同じ行為を繰り返すということか。
(やだな……)
 いまさらではあるが、気が重くなる。見られるだけではなく、学生らの手がフィルム越しとは
いえ、舞衣に触れることになるのだ。
「時間ですので体温を記録します。……では、足を曲げて大きく開けて」
 四本の体温計が外された。
(大きくって、そんなの……できない……)
 舞衣はいわれたとおり足を動かしたが、ためらいがあったため、とても大きく開いたとは
いえない状態である。
(これで……いいよね……?)
「もう少し大きく」
「あっ」
 掛け声とともに、足首とひざを左右からつかまれ、強引に両足を大きく開かされた。強い力
で、とても抗えない。
(や、やだぁ)
 これまで一筋の線のようだった舞衣の陰裂も、足の動きに従って左右に開かれ、その穢れ
のない花園があきらかにされた。閉じることのないよう、両足はつかまれたまま固定されている。
 コク、と誰かがつばを飲み込んだような音が聞こえた。
「腹部の形態、膨隆、腫瘤、手術創、陰毛の生え方、範囲、量などをチェックします。外陰部、
大陰唇・小陰唇、処女膜、クリトリス、尿道口、肛門の皮膚・粘膜の色・形態、痣、潰瘍、尿道
ポリープなどに注意を払わなくてはいけません」
 彼の言葉に従って、舞衣の陰部をチェックするべく学生たちが身を乗り出す。村松医師は
舞衣の股間を適当にいじりながら、なお解説を続けた。
4632/11:2005/07/20(水) 19:38:26 ID:6wgqMVMP
 剥き出しの下半身に視線が集中するのを感じる。舞衣はショックで何も考えられなくなってきた。
「当てるのはこの位置です」
 つまびらかにされた舞衣の性器に、無造作にフィルムが置かれる。
「強く押し当てる必要はありませんが、表面全体をよくなぞってください」
「ん、ん、んんー」
 説明が加わっているが、それ以外は特に変わることなく、村松医師の指は淡々と舞衣の
秘陰を往復した。いくぶん慣れたとはいえ、徐々に舞衣の呼吸も乱れていく。
「続けて検査しても病状の参考にはなりませんが、順にやってみてください」
 学生らはわずかに躊躇したが、小声で話しあって「じゃあ俺から」と、一人の男子学生が
舞衣の前に進み出た。
(そんな近くで見ないでよう)
 舞衣の願いも虚しく、フィルムが押し当てられていく。村松医師よりも強く、執拗な指が舞衣
の体を襲った。
(ん、んぁ、あー)
 上からなぞられているだけとはいえ、少女のもっとも大事な部分を乱雑にいじりまわされて
いるのだ。たまらず、あうやく声を大きくするところだった。
 なんとか悲鳴を押さえ込んだが、舞衣の最も隠されるべき肉口に押し入った指が撤退する
ことはなく、なおも執着しフィルムをこすりつけていく。
 せめてもの抵抗で、ふーっと鼻息を荒くするが、それは学生の苛虐心をあおるものにしか
ならなかったようだ。学生の指がいっそう深くフィルムを押し込もうと動く。
 しかし、様子をうかがっていた村松医師の「そんなに強くこする必要はありませんよ」という
言葉で、その学生は赤面して舞衣から離れていった。
 ほっとするまもなく、続いて次の学生が同じ作業を繰り返す。
(あ、やだ、左手が……)
 彼らは、単に舞衣をなぞるだけではなく、添えるもう片方の手で、舞衣の太ももだとか、そう
いったところをなでていくのである。くすぐったさに舞衣が顔をゆがめるのを見て、その反応を
楽しんでいるのだろう。
 最後に、舞衣を捕われた小動物のように見ている女子学生が舞衣の体に触れた。
(この人、なんか怖い……)
 彼女の手が舞衣に届いた瞬間、体がびくりと震えた。意図したものではなかったが、それを
見た女子学生は舞衣の緊張を解くようにやさしく作業を始めたのだった。
4643/11:2005/07/20(水) 19:39:07 ID:6wgqMVMP
(あれ……なんだ)
 繊細な手つきで、舞衣にまったく苦痛を与えない。空いた手で体をなでることもしていない。
 見かけで人を判断したことを反省し、心の中で彼女に謝ろうと決心したときだった。
 彼女は、他の学生や看護師、村松医師の注意――舞衣自身の警戒すらそれた一瞬を
狙って、舞衣の陰裂の中にあるもっとも敏感な突起を器用に探り当て、フィルムごとぎゅっと
つまんでつぶしたのだ。
「いたいっ!」
 我慢できるはずもなく舞衣は叫んだ。何事かとみな舞衣に注目するが、何が起こったのか
はよくわからないようだ。
 じっとことの成り行きを見張っていてもわかりにくい小さな行動だったのだ。女子学生が少し
強く刺激しすぎたものとくらいが想像の及ぶ限界だったのだろう。
(このひと、いま、わざと……!)
 もちろん、当事者の一方の舞衣には何が起きたかよくわかっている。事故でも過失でもなく、
彼女は故意に舞衣の体をもてあそんだのだ。そして、意図どおり苦痛に叫ぶ舞衣を見て、
一瞬だけ満足した笑みを浮かべるのを舞衣は見逃さなかった。
 彼女は、村松医師の「気をつけるように」という注意を受けて、舞衣にも「すみません。
ごめんね」と素直に謝った。その顔も心底申し訳なさそうにしている。
 だが舞衣には、彼女の顔はにやけた口元を必死に隠そうとしている男子学生よりもはるか
に恐ろしく見えた。
 彼女は、これから何をしてくる気だろう。舞衣に抵抗する手段はなく、ただ恐々としている
ほかないのか。
 しかし、舞衣は彼女のことだけを心配しているわけにはいかなくなっていた。
 彼女も恐ろしかったが、それよりも切迫した試練が舞衣を襲おうとしていたのである。避け
がたい羞恥の事態だ。
(あ……なんで。急におしっこしたくなってきた……)
 膣と肛門に体温計を入れられたためか、学生らに股間はなぶられたせいか、舞衣の中で
尿意が急速に強まってきたのだ。といっても、まったく我慢できないほど切羽詰まっている
わけではなかったため、彼女のいたずらの拍子に漏らすことは幸いにして避けられた。
 ただ、まだしばらくは大丈夫だろうが、いつまでも我慢していられるかはわからない。
(だめ、だめ)
 このままじっと我慢していたとしても、いつかは限界が訪れる。
4654/11:2005/07/20(水) 19:40:12 ID:6wgqMVMP
 そして、多くの人間の前で失態を犯すことになってしまう。たった一人の、それも同姓の
看護師に見られるのとはわけが違う。この場にいる、男性を含めた一〇人もの人間の眼前
で、恥ずかしい水を放出しなければいけないのだ。
 しかし、どうしたらいいというのだろう。もうずいぶんと長い時間がたったように思うが、冷静
に考えればまだ舞衣の治療は始まったばかりのはずだ。これから何をするのかよく知らない
が、どう考えても終わりまで耐えられるはずはない。
 どうしようもなく舞衣が苦悶していると、河村看護師がそっと舞衣の耳に口を寄せ、ささやいた。
「おしっこしたいの?」
 様子をうかがっていたのだろうか。やさしく声をかけてくれた。救われた気持ちで、舞衣は
小さくうなずく。
 なんとかして、とかすかな希望をかける。
「先生」
 しかし、河村看護師の言葉を受けて、舞衣に向き直った村松医師の口から出たのは、舞衣
の期待をまるで裏切るものだった。
「尿意が切迫しているようですが、これは体温計の刺激によるものでしょう。今検尿はほとんど
必要ありませんが、尿を排出させましょう」
 そういって用意されたのは、初日にも見たガラス製の尿瓶だった。ここにしろということらしい。
 男子学生の一人が口元に手をあてて声を出さずに笑った。
「そんな、やだっ、みんな見てるのにっ」
 あまりの展開に、舞衣は涙目になって拒絶の悲鳴をあげる。
 手足は押さえつけられているため動かせないが、顔を左右に振っていやいやをする。
「もういやだ、こんなの……」
 治療の経過を記録するというのはまだわかる。医者になるという学生たちに観察されるのも
なんとか我慢する。
 でも、見られながらおしっこさせられるなんて絶対にいやだ。
 手足を動かそうともがくと、ひるんだのか押さえていた人間が離れたため、足を閉じて体を
隠す。
「やだ、やだ」
 泣きじゃくりながら同じ言葉を繰り返す舞衣の顔に触れる手があった。
 両側からほほを強く押さえてくる。
「三沢舞衣さん」
4665/11:2005/07/20(水) 19:40:48 ID:6wgqMVMP
 小さな声だが、舞衣を黙らせる強制力があった。
「わがままいうんじゃないの」
 ずっと手を押さえてきた山内看護師だった。舞衣の頭の上から覗き込んで、(舞衣から
見ると)上下逆さまの顔を近づけている。
 有無をいわせない強い口調で、とても怖い顔をしていた。
「あなたは見られるのが仕事なのよ。それをわがままいって、いやだいやだって、そんなこと
いちいち聞いていたら先に進めないじゃない。わかっているの? あなたは泣いてわめいて
いればいいでしょうけど、そんなことされるとすごく迷惑なの。あなた一人のために時間が
無駄になるのよ」
 小さな声のままで、舞衣以外には近くにいる河村看護師くらいしか聞き取れなかっただろうが、
そんなことは舞衣にはどうでもよかった。
 舞衣は、こうやって大人から叱責された経験が少ない。成績もよく、素行に問題があるわけ
でもない舞衣は、誉められこそすれ叱られることなどめったになかった。
 だからこそ、こうして責められるのはこたえる。
「……わがまま……」
「ちがうの? あなたはみんなに見てもらわないといけないのに、見られるのがいやだって、
騒いだのよ。わがまま以外のなんだっていうの」
「そんな。わたしは」
「わたしは、てなに? あなたが自分でいったいなにをするの? なにかできるの? あなた
はしてもらわないといけない立場でしょう? そうでしょう?」
 舞衣の言葉をさえぎり、畳み掛けるように質問をぶつけ舞衣を黙らせる。
 だが、舞衣も叱られて泣くことしかできない子供ではない。社会と呼ぶにはあまりに小さな
世界だったかもしれないが、子供とはいえ、いや子供だったからこそ理不尽な体験もたくさん
してきたし、それで成長もした。
 そのまま黙っていられずせいいっぱいの反論を口にする。
「……でも。でも、おしっこするときくらい、見えないようにしてくれても……」
 しかし、舞衣の主張など何一つ根拠のないもののように、山内看護師は鼻で笑った。
「なにそれ? おしっこするのが見られたくないって、じゃあなんならいいの? あれはいや、
これはいいって、誰が決めるの? あなたが決めるんでしょう? それって、やっぱりあなた
4676/11:2005/07/20(水) 19:41:21 ID:6wgqMVMP
のわがままじゃない。……本当に。しょうがない子ね。こんなことで大騒ぎして。いい? これ
はあなたのお仕事なの。わかった?」
「…………」
「黙ってたらわからないでしょ。こんな風にわがままはいって実習を中断させる、謝ることも
できない、そんなのだったら、お仕事やめてもらったほうがいいんだけど。そっちのほうが
いい? 別に無理して続けてもらわなくてもいいわ」
「え……それって」
 それはできない。それだけはできない。
 舞衣の胸中を知ってか知らずか、山内看護師はより具体的な言い方で、舞衣の抱える
事情をつく。
「もちろん、今日までの入院費を払ってもらわないといけないけど。個室だからちょっと高く
なるかもね」
「あ……あの、……ごめんなさい」
「なに? なんで謝るの?」
「……わがままいって、実習を中断させてしまってごめんなさい……」
「……わたしに謝っても仕方ないでしょう? みんなに謝らないと」
 そういって、山内看護師は近づけていた顔を離した。それまでは彼女の顔にさえぎられて
いたが、再び、学生らの姿が舞衣の視界に戻る。
 彼らはみな心配しているような、困ったような顔をして、舞衣を見守っていた。彼らは舞衣
と山内看護師の会話はあまり聞き取れていなかったようだが、なんとなく流れはつかんで
いたようで、舞衣が説得され実習を続ける気になったと考えているらしい。
「あ……あの……」
 いいよどむ舞衣に山内看護師が耳打ちする。
「わがままをいって、大事な勉強を中断させてごめんなさい。もう恥ずかしからないで素直に
いうことを聞きますから、どうか実習を続けてください。わたしの体をしっかり観察して、医療
のために役立たせてください。よ」
「……そんな」
 万事に控えめに生きてきた舞衣でなくても、普通の少女がためらいなくいえるセリフではない。
 それでも、何とかいおうと必死になる。
「わ、わたし、いえ、わが」
「ほら、早く。みんな続けていいかわからないでしょ」
4687/11:2005/07/20(水) 19:41:52 ID:6wgqMVMP
(いわないと……ちゃんといって謝らないと……)
 山内看護師にうながされ、口をパクパクさせる。しかし、言葉にならない。だが、このセリフ
をいわなければ、ずっとこのままだ。
 覚悟を決め、思い切っていう。
「あの、わ」
 そこまでいったところで、舞衣の口にストップの手が伸びた。唇を軽く押さえ、しゃべらなくて
いいというゼスチャーをする。
 手を伸ばしたのは、河村看護師だった。
「もう、ちゃんとわかったよね。わかってくれれば、それでいいんだから」
 舞衣に笑いかけ、頭をそっとなでた。
 それから村松医師や学生らに向かって
「もう落ち着いたから、続けられるそうです」
 といった。
 それを聞いて村松医師も学生らになにやら話していたが、実習は再開されることになった
ようだ。学生たちの中には困惑しているものもいたようだが、舞衣がおとなしくなったのを
見て、距離をとっていたのをまた近寄ってくる。
 屈辱的な謝罪を口にしなくてすみ、ほっとしたが、すぐに切実な問題が戻ってきた。中断は
それほど長い時間ではなかったが、その間も舞衣の尿意はさらに高まっていたのである。
(……もう、このままおしっこするしかないんだ)
 押し黙ってしまった舞衣の様子をうかがいながら、村松医師が尿瓶の口をおしりの前に
置いた。腰の下の枕は十分な高さがあるため、この位置でもそのままおしっこをすることが
できる。
 中断以前のように、バンザイした手を山内看護師が、ひざを曲げて大きく開いた足を河村
看護師と村松医師が支えた。
「……はい。どうぞ」
 全員が見守る中、おしっこをするため下腹部に力を込める。と、山内看護師の勝ち誇った
ような笑みが目に入った。
(…………!)
 いいしれない屈辱が心に広がり、とっさに行為を中止する。
 そのため、大方の予想に反して、舞衣の股間からは一滴の液体すら出てこなかった。
「どうしたの? していいのよ」
4698/11:2005/07/20(水) 19:42:25 ID:6wgqMVMP
「……したくないです」
 あきらかな嘘だ。見られるのがいやでそういっているのだと、誰だって考えるだろう。真実
はもう少し複雑なのだが、それがわかるのは舞衣自身だけか、あるいは山内看護師の二人
だけかもしれない。
「急に出なくなったんです」
 だが、これが今の舞衣にできるせいいっぱいの抵抗だ。
「そうなの。でもね、しておいたほうがいいのよ」
「本当にしたくないんです」
「先生」
 かたくなになる舞衣に手を焼いたのか、河村看護師は村松医師に二、三告げる。
「うん……まあしょうがないかな。じゃあそういうふうに」
 彼女は何かの了承を村松医師からとりつけたらしい。
「今後の手順のためにも排尿させておいたほうがよいので、簡単な強制措置をとります」
(えっ!?)
 その一言は舞衣を震え上がらせる力を十分に持っていた。
(な、何をされるの……!?)
「導尿用カテーテルを使用するほうではなく、陰肛門感応がすでに鋭敏となっていますので、
尿道口を摩擦し、刺激する方法をとります。足を開かせたまま押さえてください。ではこのよう
にグリセリンを指につけ」
 説明をしているのは村松医師だが、実行は河村看護師によるようだ。左右に大きく広げら
れた舞衣の足はそれぞれ別の学生がつかみ、身動き一つ取れなくなっている。
(うわ、やだ、もうやめてっ)
 こんなことになるのなら自分ですればよかった。いまさら後悔しても遅いが、さらに抵抗を
試みれば、そのときはどういう事態になるかわからない。心なしか、舞衣の両手を押さえる
山内看護師の力が、強まっている気がする。当初は握っているだけの感じだったのが、今
でははっきりと舞衣を押さえつけようとしているようだ。
 まだ誰も受け入れたことのない蜜壺の、その入り口部分を、河村看護師は丹念になぞった。
当然のように手袋をつけているが、ゴムの触感を予期した舞衣の想像に反して、その感触
はなめらかだった。
(あう、ひん、ああぁあん、はぁん)
 その指の動きは無駄がなく、舞衣の心地よい部分を余すところなく刺激していく。
4709/11:2005/07/20(水) 19:42:58 ID:6wgqMVMP
 声こそ出さないが、舞衣の顔は快感を浴びて淫靡な表情となっているだろう。顔だけでも
見られたくないと思うが、両手を押さえる力は強く、まるで動かすことができない。
 指が秘部のあちこちを無遠慮に触れ回り、尿道口を開かせつつその上にある小さな突起
をなでまわしていく。指があてられ、円を書くように振動が与えられる。
 快い感覚が抵抗する気力を奪っていく。
 神経の集中する突起をくいっとつままれたとき、舞衣の快感は頂点に達した。
(もう、だめ、我慢できない……!)
 しびれるような感触が舞衣の全身を包む。
「んん、あ、いやあ、あぁ……」
 衆人環視の中、大開脚のまま固定された下半身をぴくぴくと震わせながら、舞衣は陶然と
して尿を放出していく。
 ビデオや写真にとられていることも一瞬忘れ、快楽にひたっている自分がいた。
「はぁ、はぁ……」
 それほど高さがなかったためか、あるいは尿が飛び散らないように気をつけられていた
せいか、尿瓶にあたった音はそれほどではなかった。
 ためこんでいたおしっこのほとんどが出終わると、そのままの体勢でいつものように蒸し
タオルで股間が拭き清められた。
「あん、いい、やあ、あー」
 感応が高められ、体が敏感になっている今の舞衣には、その刺激ですら耐えがたい。口を
半開きにしたまま、ほとんど無意識に声が漏れる。
 ぼうっとなっている舞衣をよそに、村松医師は次の予定を進めているのだろうが、彼の声は
あまりよく耳に入らない。
 すると、手足を押さえていた力が弱まり、舞衣はやっとの思いで足を閉じることができた。
続いて上体が起こされ、上着をするりと取り払われる。
(あれ……?)
 もうこれで、舞衣が身につけている衣服は存在しない。すでに隠されている場所などなかった
が、羽織っているだけでも真っ裸よりははるかにましだった。しかし、その最後の一枚も取り
払われ、舞衣は完全に裸体とされたのである。
(今、わたし……)
 意識がはっきりするにつれ、あらためて羞恥心がこみ上げてきた。周りにいる人間はきち
んと白衣を着込み、全裸の舞衣を一方的に眺めている。
47110/11:2005/07/20(水) 19:43:30 ID:6wgqMVMP
「やだ、こんな子供でも……」
 二人の女子学生もさすがに顔を赤らめて、なにやらひそひそとささやきあっていた。他の
学生も興奮を押さえきれないようで、仲間内で言葉を交わしている。
 当然その会話の内容は、たった今の舞衣の痴態についてだろう。あられもない姿で見られ
ながら放尿していく舞衣と、それをあますところなく観察し、あれこれ感想を語り合う学生ら。
 立場の違いを思い知らされる。一秒でも早くこの場から逃げ出したいが、それもかなわない。
「はい、もう一回、寝転ぼうね」
 やさしく肩を押さえられて、そのまま体を倒される。山内看護師によって、手も頭の横の
同じ位置に固定される。体勢は同じなのだが、今度は胸部のふくらみを隠していた布切れは
存在しない。
 全裸のまま大勢の人間の前で体を隠すこともできずに横たわる。こんな体験はいったい
何年ぶりなのだろう。赤ん坊のとき以来だろうか。幼児のときだって、こんな格好をした記憶
はない。一人か二人の前なら、ひょっとしたらあったかもしれないが、こんな多くの人間に
見つめられたことはなかったはずだ。
 風呂場で衣服を脱ぐのとはまるで意味が違う。
 全員が全員、裸の舞衣に注目して、白い肌を目に焼きつけているのだ。手足がすらりと
伸びた、人生でもっとも多感な時期にこんな真似をさせられるのは拷問に等しい。
 足を広げられたからといって容易に慣れるものでもなく、時間がたてばたつだけ恥ずかしいのだ。
「皮膚の状態から、病状を視診します――」
 村松医師の残酷な一言で、この拷問は簡単には終わらないことを悟った。学生たちは
配られた写真と舞衣を見比べながら、熱心に皮膚の状態を確かめている。
(写真――)
 二日前、全裸にされ撮影された写真だった。素っ裸でいわれるがままのポーズをとる舞衣
が、何枚にもわたって記録されている。それが焼き増しされ、学生の一人一人に渡されて
いるようだ。
(見ないで、見ないでよ)
 舞衣の必死の願いも虚しく、学生たちも慣れてきたのか、当初は遠慮がちだったのが次第
に舞衣に顔を近づけて、覗き込むように舞衣の体を見るようになってくる。
 彼らの吐息が、間近に感じられた。
47211/11:2005/07/20(水) 19:44:35 ID:6wgqMVMP
「患者は上気して全体に赤みがかかっていますが、それよりも部分的に変化している部位が
ないかよく探してください。色の変化だけでなく皮膚の硬化についても気をつけなければいけ
ませんが、それについては後ほど――」
 七人の学生たちは、場所を入れ替えながら舞衣の体を隅々まで調べ上げる。うちももを
見なくては、と誰かがいって、足が再び開かされた。大きさ自体はそれほど開かされたわけ
ではないが、しっとりと濡れた舞衣のスリットも同時にわずかに顔をのぞかせる。
(ああっ、見ないで――!)
 それは舞衣が受けた快感の証だった。カシャリ、とシャッターが切られた。
 他にもいくつか気になる場所があったのか、そういった場所があるたびにカメラに収めら
れていく。
 泣きそうな顔で、舞衣は学生たちの視姦が終わるのを待っていた。七人とも体中を調べ
終えて、これで終わりかと思ったら、背中を見せてね、とうつぶせにされた。小さいが丸く形
のいいおしりが丸見えになる。
(くうぅ……まだ終わらないの……? やん、やめて、広げないで)
 学生の手によってしりが両側から押し広げられ、肛門があらわにされた。顔が隠されてい
るのだけが幸いだが、この位置では逆にどこが誰によって見られているのかわからない。
 そのことがまた、舞衣の心をいたぶるのだった。



(続く)
473名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 00:36:27 ID:GhaVGhB+
agemoge
474名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 15:16:12 ID:qZwxgTho
>>462-472
GJです!
タイトルにあるようにベビー化されるの期待。
475名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 13:43:08 ID:BiBfvohV
>>462-472
おお、続編。感涙!
続きをぜひ読みたいです。
476名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 01:33:04 ID:jN/NCN5p
ツマンネ
477名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 22:48:37 ID:E1Um++0U
agemoge
478名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 20:13:15 ID:kzz6So8T
anemone
479名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 13:48:55 ID:JYjykcky
>>462-472
四回ヌいた
480名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 19:51:46 ID:kKJkH8nM
agemoge
481名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 23:10:30 ID:LH5kByqz
西野×桜井の人来ないかなー
早く続きが読みたい...
482agemoge:2005/07/28(木) 19:14:26 ID:tRyNwd2K
483名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 20:11:20 ID:W7OCejkQ
agemoge
484名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 18:13:54 ID:R/GMkAv3
agemoge
485名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 19:56:49 ID:u82gXwfG
agemoge
486名無しさん:2005/08/03(水) 22:30:13 ID:dohBAEqE
anemone
487名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 18:55:49 ID:3RD391S4
agemoge
488名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 03:18:24 ID:5h8QaKH/
舞衣たんの物語の続きをぜひ……!
489名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 06:36:14 ID:zIlRo+FE
パロ】 おむつ的妄想 【オリ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1088698882/

304 名前:458 ◆VENk5mkP7Y [sage] 投稿日:05/02/25(金) 23:20:08 ID:Hilh5VsI
【ドクター】病院でエロストーリー2【学用患者】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1106144150/l50
で、458としてSSを書かせて頂いている者です。
このスレからリンクを辿ると、偶然に高木かおるさんという偉大な人物を知ることができました。
ホームページを拝見させて貰い感銘を受けました。
偶然にもこのスレで書かれているのを拝見させて頂き、すごく感動しました。

ちょっと、自分が生息しているスレでの一人の餓鬼がいるため
自分自身のイライラが臨界点近くにあり、感情にまかせてスレを汚してしまいそうなので、
ある程度の期間は距離をおこうと思いました。

それで、もしよければ、
こちらでSSを書かせて貰いたいのですが、皆様方よろしいでしょうか?

何か希望がありましたら受けますのでよろしくお願いします。
自分の萌えは中高生が幼い格好をさせられることです。
学園物がいいとか、富豪に買われて強制的に幼児化が良いとか萌え意見お待ちしております。
490名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 18:32:47 ID:xEZwICn0
agemoge
491名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 18:58:35 ID:6378lQ6Y
>>489
同じようなコピペ(?)を前に見たことがあるような気がする。
事前にゴタゴタ言わずに、するっと作品投下した方がスマートだと思うけどなぁ。

ところで >高木かおるさん・・・とは誰?
・・・検索したら高木ブ○氏の娘らしいが・・・?w
492名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 22:23:24 ID:VHSAH1f4
>>491
そうだな。全くその通りだ。

・・さあ、そろそろ病棟に戻る時間だ、帰るぞ。
493( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/08/08(月) 22:30:45 ID:Hdde6R/g
西野×桜井
もうちょっと待ってください…
現在苦戦中。ヘタレでスマソ
494名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 23:07:32 ID:bCbkqFbW
>>493
ワクワクテカテカお待ちしてます。
495名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 20:24:46 ID:HV+yyPzs
>>491
そんな有名人がこんなとこに書き込んでたら
今頃祭りになってるだろ
496名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 21:13:06 ID:uKFCNyEG
agemoge
497名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 21:56:09 ID:vMSJg6ac
agemoge
498名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 21:12:55 ID:nVwa4pqR
agemoge
499( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/08/16(火) 00:35:43 ID:THE/nUhz
「桜井、帰りに西野の家寄ってこれやってこい」
帰り際に先輩の医局員・伊藤に渡されたのは点滴用の輸液だった
ソルラクトの入った袋にアセトアミノフェンと書かれている
「それを西野に投与してこい。あいつがいないと仕事が溜まるから」
西野は昨日から休んでいる。医局に入って初めての病欠。
なんでも40度近い熱が出てしまったらしい、途中で医局長に帰されたのだ
「え・・・でも私、西野くんの家なんて知らないですよ?」
「そんなもん、電話して聞けばいいだろ。じゃ、頼んだよ」
香奈は少し動揺している。一番近いようで遠い存在の西野のプライベートに
はじめて足を踏み込む事になる・・・確かに彼の状態も心配ではあるけど・・・
――いつも降りる駅の4つ手前の駅で下車
そこで携帯電話を取り出し、西野にコールしてみる
・・・・・・「はい」
だるそうな西野の声。平静を装い香奈は頼まれて今最寄り駅にいる旨を伝えると
西野は自宅までの道順を教えてくれた。駅からそう遠くはないマンション。
途中のコンビニでミネラルウォーターを買って、案内どおりにたどり着く
・・・なんか、変。
医局での、あの西野の姿しか知らない。
チャイムを鳴らすとTシャツにハーフパンツ、寝癖だらけの頭
・・・やっぱり、少し顔が赤い。まだ熱がある様子の西野の顔。
500( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/08/16(火) 00:38:58 ID:THE/nUhz
「いらっしゃーい・・ま、上がれよ。汚いぞ」
「病人の部屋が片付いてるなんて思ってないから大丈夫」
無愛想に答えて靴を脱ぐ。狭い玄関にはスニーカーが何足も転がっている
奥の部屋へと入ると・・・西野はごろんとベッドに倒れこみながら
「で?何持ってきた?座薬なら桜井が入れてくれよ」
「馬鹿。なんで座薬なのよ。そりゃあ即効性はあるけど」
そんなやりとりをしながら、思わず香奈は部屋の中を見回す。
―――正直、女の影はない。
脱ぎ散らかされた服、タオル、雑誌、医学書・・・足元に少しだけ散乱している
「どうなの?熱」
「夕方くらいに測ったら、まだ39度くらいだったかな」
だるそうに答えて、ベッドの上で大の字になる西野・・・やっぱり少し、弱ってる?
香奈はカバンから輸液、ゲージ針と脱脂綿を出す。
「なんだよ、準備万端だな」
その様子を横目で見て西野が鼻で笑う。
「伊藤先生が、早く西野くんに治ってもらわないと仕事が溜まるって持たされたの」
彼の右腕を取って、点滴針を刺しながら香奈がふてくされたように言うと
「よかったー桜井で。伊藤先生が来ても全然面白くない」
「あのねぇ、別に楽しませようと思って来た訳じゃないわよ。はい、安静安静。」
壁のハンガーに輸液の袋を上手く下げて、腕時計の秒針を見て点滴の速度を調整する
・・・何か食べた形跡はない。スポーツ飲料とミネラルウォーターを飲み捲くった形跡だけ。
「・・・もしよかったら、おかゆくらいなら作ってあげるけど?」
「お願いします、桜井サマ」
サマ付けされ、思わず笑い出して香奈は適当にやるから、と言って台所へ。
西野は相当弱っているのか、そのまま気づいたら眠っていた
501( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/08/16(火) 00:40:42 ID:THE/nUhz
1時間程で点滴は終わった。西野はぐっすり眠っている。
香奈はその間に、卵粥を作り、散らかっているものを適当に片付け
小さくため息をつきながらベッドの横に座る。
脈を取ると・・・落ち着いてきてるみたい。よかった・・・
針を抜いて消毒などの処理をして、道具を片付け
そっと彼の額に触れてみると、まだ少し熱はあるようだが。
顎のあたりにうっすらとヒゲが生えて、まだ少し赤い顔、何なんだろう、この人――
と、そこでゆっくりまぶたが開く。
「あ・・・起こしちゃった?」
「知らないうちに寝てた・・・」
西野はそっと香奈の頬に手を伸ばす。少し熱い手が気持ちいい。
「安心しろよ、今日は襲いこむような体力ないから」
いつもの西野らしからぬ言葉、初めて聞くかもしれないやんわりとした口調・・・
彼の手にそっと自分の手を重ね、香奈は顔を近づけて彼と額同士をくっつける
「やっぱりまだ、熱下がってないみたい。でももう少しで効いてくるだろうね」
そのまま、香奈はそっと唇を重ねた――唇が熱く・・・自分の舌が冷たく感じる。
その温度差が気持ちよくて、離れたくない・・・もっと奥に入りたい
香奈はそのまま舌を奥まで入れた。
男の人が、挿入した時ってこういう気分なんだろうか――そんな事を思いながら
自分の体温より約2度程高い舌が、少し躊躇するように動きが鈍い。
「桜井・・・?」
息継ぎをするように一瞬離れた隙に、西野は不思議そうに言う
「ごめん・・・なんか・・・キスしたくなったの」
502( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/08/16(火) 00:41:54 ID:THE/nUhz
香奈は自分の行動が衝動的なのはわかっているが
もっと、もっとという勢いのほうが強かった。欲?そんなのじゃなくて、何だろう。
西野の上に馬乗り状態で、温度差を楽しみながら遊ぶようにキスを続ける
単純に、いつも強気な西野が弱っている姿が、かわいく思えた・・・それだけ?
部屋に入ってから、ずっと彼のにおいがする。彼の家なんだから当たり前だけど・・・
そして両手で頬を包み込むように触ると、やっぱり暖かい
首筋にキスをしようとしたところで、西野がぼんやりとした口調で答える
「今日まだ風呂入ってないから汗くさいぞ。しかも相当ぼけーっとしてる、頭」
「わかってる」
ぎゅっと抱きついて、彼の胸に耳をつけ心臓の鼓動を聞く。
「心拍110ってところだね」
こうして少し甘えるようなこと、初めて・・・シアワセ。
あったかい・・・って当たり前よね、今、何度くらいなんだろう、体温。
「桜井、無理無理。今日は無理」
西野が香奈の背中を宥めるようにぽんぽんと叩く。思わず香奈が鼻で笑って
「何が無理なの?」
「俺のこと襲おうとしてるじゃん」
「してないよ・・・ただ、なんかこうしてるのが気持ちいいなあって」
そういうと香奈はまた唇を重ねて、にっこりと微笑む。その表情を見て西野もつられて笑う
昨日からの続く熱のせいと、やっと薬が効いていたのか、まだぼーっとしたような笑い。
香奈はそっと西野の股間へと手を伸ばす。
「わ、熱い。」
503( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/08/16(火) 00:42:32 ID:THE/nUhz
「当たり前だろ、熱あるっつーの」
「あ、小児の発熱時に股関節やわきの下とか、動脈が通ってる所を冷やすといいんだっけ」
「俺は子供か」
そんな呑気な会話とは反対に、二人の体の反応は早かった。
馬乗りになったままで香奈は彼の背中へ手をまわす。直接触れた肌はやはり熱い・・・
躊躇していた西野もそれに答えるように、香奈の着ているブラウスの中へウエストから手を入れて
さらにブラジャーの中までいって胸に触れる。そこで香奈が小さく「あ・・」と言う。
「なん、か・・・西野くんがあったかくって、気持ちいい」
「まだ何にもしてねーよ」
やっぱり西野の様子はいつもよりやんわりとしている。やんわりしてるように感じるだけで
実際は相当だるいのだろう。もう一度、香奈が唇を重ねてきた――温度差が、気持ちいい・・・
またそれを楽しむように舌をねっとりと絡ませていく。少し唇を離した時、香奈が
西野の唇を舌先でなぞる。西野からしたら、少し冷たく感じるのが気持ちよかった。
くすぐったそうに軽く笑うと、ぱくっと香奈の舌を唇で捕まえて少し乱暴に味わう
「・・・西野くん・・・」
甘い声で香奈は小さく言うと西野が履いていたハーフパンツとトランクスを少しずらしはじめた
「桜井・・?」
「・・・」
無反応で脱がしている香奈の表情は、髪で見えない。西野は首を少し起こして香奈の顔を
見ようと手を伸ばす。その手が頬に触れた時、香奈が口を開く
「・・・シタい・・・。」
504( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/08/16(火) 00:44:04 ID:THE/nUhz
もうどうにもならない、止められない衝動ってこういうことなんだあ・・・
彼のトランクスを足首あたりまで下げると、それをまねするように西野は香奈のスカートを
腰まで上げて、下着に手をかける。ショーツだけ脱がされた香奈は、西野にまたがる。
・・・先ほどの遊ぶような、温度差を楽しむキスで、すでに香奈は溢れ出してしまっていた
軽く腰をこすりつけるように動くと、彼のそこと擦れあい、ぬるっとした感触で
西野も香奈が受け入れ準備ができていることに気づく。
「今日の桜井・・・大胆だな・・。どうして?」
「・・・わかんない」
少し浮かせた後に、香奈はそっと手を添えて自分の入り口へと彼のものを宛がう
・・・やっぱりいつもより、熱いんだあ・・・
そして何も言わずゆっくりと腰を落としていく。小さく不規則にビクビクと身体を痙攣させながら
根本まで入って・・・西野の上に座る。自分の中で、体温が2度高いものが、脈打つのがわかる。
西野はさっきまでのぼんやりした表情から、快感に耐える表情になっていた
もう、駄目。
香奈は勝手に動きだす自分の身体のしたいようにした。ゆっくりと腰をあげて、また根本まで・・・
それをしばらく繰り返し、彼の形や温度が把握できるくらい、自分の中で確かめる。
そして今度は一番奥に入った状態で座り・・・腰をこすりつけるように前後に動かす
・・・クリトリスが擦れ、膣壁も擦れて・・・気持ちいい。身体は登り詰めようと
休みなく腰を前後に動かさせる。香奈はもうどうにもできない、といった感じで腰を振っている。
西野は下から彼女の表情を見ながら、されるがままの状況を楽しんでいた。
もっとも、動きたくとも今日の西野にはその体力がない。それでも快楽は勝手に攻め込んでくる
505( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/08/16(火) 00:45:45 ID:THE/nUhz
「だめぇ・・・もう、いっちゃいそぅっ・・・」
激しく腰を前後に振りながら、香奈が息を切らせ、泣きそうな声で呟いた
「イッて・・・桜井、イッてるところ、見せて」
「ぅんっ・・あっ、いっちゃうぅ・・・いっちゃ・・・」
1回大きくびくっとしたら、香奈は全身を硬直させて腰のグラインドが止まる
そしてギュッと締め付けられる感覚に、寸前だった西野は後押しされる形になってしまう
「あ・・さくら・・いっ・・・」
彼女がまだ登り詰めてる途中で、西野はそのまま香奈の中に放出する。
その、中へと放出している彼のものがどくん、どくんと動く度に、香奈は敏感に反応し
身体が同じタイミングで小さくビクッ、ビクッとしてしまう。
・・・そして、一気に脱力――――
西野の上に覆いかぶさるように倒れて、やっと、呼吸をする。
「桜井に犯された〜」
少し笑いながら西野がいうと、香奈が顔を起こして彼の表情を見つめている。
「・・・いつもやられてるから、仕返し。」
「っていうか、動いてないけど、ちょっとしんどかった・・すげー気持ちよかったけど」
まだ香奈の中に入れたまま、余韻に浸るように二人ともそのままの体勢で見詰め合った。
「・・・西野くん」
「ん?」
「これで西野くんは、私のもん、でしょ?」
・・・前に西野が言ったセリフの応用。”桜井は俺のだから”・・・
「多分な。」
パクられた、と笑いながら短く西野が答えた
506( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/08/16(火) 00:54:25 ID:THE/nUhz
久しぶりに投下させていただきます
散々悩み、難産だったので先に謝っておきます、スマソ…

ちなみに、これにて西野×桜井はおしまいとさせて頂きます
温かいお言葉で待っていてくれた方々、本当にありがとうございました

またなんか医療エロ思いついたら投下させていただきます
507名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 01:31:02 ID:FoBtEyVY
( ・∀・)つ〃∩モエー神 GJです!
 西野×桜井が終わりなんて、残念です。
 また新しい作品を楽しみに待ってます。
 スレ立て祝いのSSもGJでした。 445
508名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 14:30:23 ID:VerUskde
>西野×桜井はおしまいとさせて頂きます

Σ(;´△`)エッ!?
終わりですか??残念…(;´Д⊂)
また萌える作品待ってます
509名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 19:01:16 ID:zOe2YFfu
ずっと面白かったです。
最初から通して読んでまた堪能。素晴らしくGJです!
510名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 23:10:21 ID:eJu+lcTa
agemoge
511名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 03:22:22 ID:DKarjYyY
なんか急にagemogeがかわいく思えてきて
頭の中にあげもげさんの物語が浮かんだけど
明らかに病院の話じゃないし、
むしろ人に言ったら変な人に思われそうだ。

とかいうことを気付いたら考えてたんだがもう駄目かも分からんね
512名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 03:39:40 ID:Hwr7H4hk
終わってしまったのでしおり代わりに( ・∀・)つ〃∩モエーさんの作品抜き出してみました
>>109-115
>>120-127
>>256-260>>262-263
>>407-412
>>417-422
>>499-505
読み直してみても、どれもすごくイイ!
また次回作期待してます

レス見直しててふと・・・ハーレム・ホスピタルさんの続き来ないかな・・・


>>511
そこをあえてがんがれ!!
513名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 17:24:52 ID:/Cc2azC0
>>511
>もう駄目かも分からんね
日航機墜落20年目なのに、不謹慎。そんな言葉使うなよ!
514名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 18:27:31 ID:8cBS/FoU
agemoge
515名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 03:54:09 ID:OLUReGY8
改めて読み返したら、どのSSもGJ!ですな。
すず那ちゃんや智花ちゃん・優花ちゃんの続きが読みたくなった。
色々あったし、それは望んではいけない事なのかもしれないが…。

舞衣ちゃんやハーレム・ホスピタルも続きが気になるけど、
高見先生が読みたい!ぜひ、あれはシリーズ化して欲しい。
そんな中で、西野×桜井が終わったのが本当に残念。
もっと色んなシチュエーションで萌える2人を読みたかった。
また書いてくれないかな?って、思うのはしつこいか…。



516名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 08:54:33 ID:AcixGZYP
そういうこと書くと、職人さんチクッと傷付くと思うよ



と、いうわけで58氏続きキボン
517名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 10:56:32 ID:882+E9AN
>>515
ほんとこのスレの職人さんたちは高レベルだった。

できることなら、奉仕特待生シリーズを再開してもらいたい。

紘夜さん、458さん、カムバーーーーーーークッ!!!!!
518名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 10:32:48 ID:tcvOjy11
見たい見たい
519( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/08/21(日) 11:55:50 ID:f99JHtLl
>>515
ぶっちゃけ、西野×桜井は自分の中でネタが切れてしまったので
搾り出して書いても面白いと自分で思えるものが
書けなくなっちゃったんでつ(´・ω・`)
惜しんでくれてありがd

ほかの読んでくれてた皆さんも
おいらの拙い王道エロをありがとうございますm(_ _)m

違うの思いついたらまた投下させていただきます。
どんなのがいいかなーどんなのが…妄想パワー充電してきまつ
520名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 17:21:15 ID:nzzUlJ1K
奉仕特待生シリーズ復帰キボン
521名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 23:07:27 ID:LQEF2KwX
シチュをリクしたら神が書いてくれるかなぁ?
522預言者:2005/08/21(日) 23:32:51 ID:2JoIZfsP
自分デ書ケヤボケ
523名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 01:58:32 ID:nTfd+oSf
>>521
522ほど口汚くは言わないけど、以前からスレを荒らしてる奴が、
自分のリクばかりを押し付けて荒れたわけだから、そういう流れはやめた方がいいと思うよ。
524名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 07:22:24 ID:vASWr0Wd
リクしてもいけど誰も書いてくれないみたいだよ。
自分でお書きw
525名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 22:40:29 ID:nTfd+oSf
agemoge
526名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 19:52:25 ID:HtDCR90+
agemoge
527名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 04:29:24 ID:PuwaD+VE
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/ogefin/1113118167/
このスレ面白いかも。

診察という建前のあるエッチな空間
完全にエロ医師だと冷めてしまう

同意だな。ここでそういう小説誰か書いてくれんかね?
528名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 18:49:05 ID:f4h/4dvZ
>>527
こう言う馬鹿がいなかったら、ネ申たちも快くSSを書いてくれたろうに…


リアルティ、氏ねw
529名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 00:31:43 ID:h7jtz+T8
リアルティって?
530名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 01:08:16 ID:flz/0N7V
>>529
このスレを荒らした蛆虫のこと。
531名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 19:36:39 ID:DBiSNs49
agemoge
532名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 22:32:08 ID:a5eP2QTC
読みきりです。スカトロ注意

「はかりごとを、お医者さんで」


 玄関で物音がする。わたしの娘、亜紀乃が帰ってきたようだ。音はとても小さい。彼女は
できるだけ音を立てないようにしているからだ。
 亜紀乃が静かにするわけはわかっている。わたしに会いたくないのだ。別にわたしが物音
に敏感で、音を立てると激しく怒るわけではない。ただ、わたしが亜紀乃の本当の母親じゃ
ないから、亜紀乃は複雑な思いがあるのだろう。
 亜紀乃はわたしが嫌いなようだ。父親を奪われたと思っているのだろうか。まあ、おおむね
正しい。だが、わたしが非難される筋合いはない。亜紀乃の本当の母親は、とっくに死んで
いる。亜紀乃の父親にだって自由にする権利があるはずだ。
 わたしは当初、亜紀乃の新しい母親になろうとした。亜紀乃はかたくなだったが、それなり
に努力した。だが、亜紀乃は当時から現在にいたるまでわたしを受け入れる気はまったくな
いようだ。わたしにしたところで、必要なのは亜紀乃の父親という男、つまり今はわたしの夫
であって、亜紀乃ではない。
 今ではわたしは亜紀乃の母親の代わりになることはあきらめた。そういう努力をする見た
目だけは続けているが、それはそれだけのことだ。
「亜紀乃ちゃん。帰ってきたならただいまくらいいいなさい」
 距離をとる子供に手を焼く新米母の、困った顔をして。
 われながら白々しい。
「真奈美さん。ただいま」
 言う必要のないわたしの名前にアクセントをこめて。
 顔を向けさえせず、それだけ言って亜紀乃はさっさと自分の部屋に入ってしまった。
 まったく。
 もっと協調的な子供だったらよかったのに。
 しかしほうっておくわけには行かない。このままでは父親になにを吹き込むかわかったも
のではない。仕事で忙しく、家を開けることの多い彼は、娘には母親が必要だと信じ、反対
を押し切ってくれたのでわたしはここにいるが、いつまでも亜紀乃がなつかなければ、考え
を変える日も来るだろう。
 その前になんとかしなければ。
 しかし、今のままではいかんともしがたい。
 こういう娘は多少弱らせたほうがいいかもしれない。
 アメで無理ならムチだな。
 考えながら台所へ。
 亜紀乃と二人で食べようと用意しておいたケーキの箱を開ける。
 ……一つしかない。
 あのガキ、自分の分だけさっさと持っていきやがった。
 アメで無理なら……か。
 いいだろう。わたしがいつまでもやさしい新しいお母さんでいると思うな。ひどい目にあわ
せてやる。おぼえていろ。
 胸中で毒づきながら、わたしは学生時代からの悪友の顔を思い出していた。


 ここ二、三日、亜紀乃は元気がない。食事も少なめだし、部屋ではいつもベッドで横になっ
ているようだ。ふむ。まあだいたい予定通りだ。これはわたしの仕業だ。亜紀乃が食べる食
事に、下痢止めを混ぜておいたのだ。
 考えたときは、味や臭いをどうしようか困ったのだが、医者をやっているわたし古い友人は、
そのあたりの条件をクリアする薬を用意してくれた。おかげで、気づかれることなく効果を発
揮しているようだ。下痢止め、というのは効きすぎると便秘になってしまうのだ。逆に便秘薬
といえば下剤である。
 亜紀乃は完全に便秘になっているはずだ。彼女がトイレを使うときは慎重に注意していた
が、最近、亜紀乃が爽快感を持ってトイレを出てきたことはない。家でこうなら、外でしている
ということもないだろう。亜紀乃が音を上げる日も近そうだ。だが、こんなものですむと思った
ら大間違いだ。
533名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 22:32:40 ID:a5eP2QTC
 わたしの計画はこんなものではない。
 このままでは、亜紀乃が腹痛で苦しむだけのことだ。いや、というか、亜紀乃が無意味に
我慢強かったりすれば、冗談抜きでシャレにならない事態になる可能性すらある。さすがに
そこまですると後味が悪い。悪すぎる。それどころか捕まるかもしれん。
 そんなことにならないよう、このごろのわたしは亜紀乃に対する関心が半端ではない。たま
に帰ってきた夫が冗談めかして「俺にもかまってくれよ」などといったくらいだ。
 そろそろ、いいころあいだ。
 あとはタイミングだけだな。
 今、亜紀乃はトイレにこもっている。無駄な努力を続けているのだろう。ちょうどいい、出て
きたところを狙おう。
 トイレの前で待つ。
 水を流す音が聞こえた。
 亜紀乃が出てくる。
 おや?
 涙目で、というか涙を流したあとがはっきりある顔で、口元が濡れている。
 これは……
「ちょっと、どうしたの、亜紀乃ちゃん。大丈夫?」
「……大丈夫だからほうっておいて」
 あいかわらずぶっきらぼうに、しかし弱々しげに、小声でつぶやいた。
 その口からは、ぷうんとすっぱい香りがする。
 なるほど、昼に食べた物を戻したな。
 けっこう来るところまできているな。
 こうなると計画抜きでもどうにかしないとマズイな。
「大丈夫なわけないでしょ。気持ち悪いの? おなか痛くない?」
 おせっかいな母親をやらせてもらうか。幼い子を相手する気で。
「大丈夫だって言ってるでしょ! ほっといてよっ」
「ゲーしたの? ほんとに気持ち悪くないの? どこも痛くない?」
 亜紀乃の言うことを無視し、彼女のおなかを触るべく手を伸ばす。
「ちょっとやめてよっ」
「全然おなか平気なの? 最近ちゃんとウンコ出てる? 少しも痛くない?」
 腹痛があるのはわかっているんだ。とっと吐け。いやもう吐いたのか。
「離してよっ、大丈夫だからっ」
 わたしがつかんだ手を振りほどこうと、亜紀乃が暴れる。
 おい、痛いじゃないか。
 こっちも少しくらい取り乱すか。
 パシッ。
 いい音が出た。右ストレートがクリーンヒット。いやストレートじゃないな。
 セルフツッコミもあきてきた。
「あんた、自分の体でしょっ。わたしが嫌いなのは別にいいけどねっ、本当に大丈夫なんで
しょうね! 取り返しがつかない病気だったらどうするのよっ、あなたのために心配してるの
に、なんていうつもりはないけどねっ!」
 ここが勝負どころだ。
 すばやく決着をつけねば。
「わたしにいいたくなければ病院にでも勝手に行きなさい! でも、医者まではおくらせても
らうからねっ。そこから先は好きにしたら! いいっ、首に縄をかけても連れて行くからっ」
 手首を引っ張って、ガレージの車を指す。
 亜紀乃も言い返しては来ない。
 いい感じだ。少し強引だった気もしたが、うまくいっている。
「ちょっと待ってなさい、すぐ用意するから!」
 その場に立ち尽くしたままの亜紀乃を残して、出かける用意をする。もともとこうする予定
だったわけだし、短時間で準備は整った。
 亜紀乃は、上着だけ着替えてそこで待っていた。さきほどトイレで汚していたのだろうか。
なんにせよ、なかなか素直な行動だ。いつもこうだといいのに。
 黙ったままの彼女を、車に乗せる。彼女は不機嫌そうな顔をしながらも、逆らわずに車の
後部座席に乗った。わたしの車に乗るときは、亜紀乃はいつも不機嫌なのだ。
 とにかく、出発進行。
534名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 22:33:16 ID:a5eP2QTC
 作戦は第二段階に移行した。
「亜紀乃ちゃん、子供クリニックでいいの?」
 そこは、亜紀乃が小さいときから通っている小児科だ。
 彼女のかかりつけの医者は、ひととおり教えてもらっている。
 亜紀乃は応えず、黙ったまま。
「もし、なんだったら……わたしが知っているところで、女医さんがやってるとこがあるんだけ
ど。よかったらそっちにする?」
 やはり応えないが、少し思案顔だ。
 かかりつけのほうは、中年の男性医師。
 少女にはそろそろ抵抗が出てくる年頃だろう。今回は事態が事態だし。
「どうする? いつものほうでいいならいいけど」
 だいぶ迷っているな。
 もう一押しだ。
 そのまましばらく車を走らせる。
「このままだとクリニックのほうだけど。いい?」
「ねぇ……」
 来た。
 針のかかったエサをつつきはじめた。
 一気に釣り上げるぞ。
「ん? 女医さんのほうに行ってみる?」
 コクンとうなずく亜紀乃。
 かかったな。
 ここまできたら計画は成功したも同然だ。
 というか、ここがすべての要だったわけだが。
「じゃあ、そっちのほうに行くね」
 会心の笑みが表に出ないように、必死に動揺を押さえながら車線を変更する。
 彼女を待ち受ける運命を思うと、少々気の毒になるくらいだ。
 フフン。


 広めに取った駐車場には、車が何台か停まっていた。少し混んでいそうだな。いつもなら
げんなりするところだが、今日はこれも好都合。多すぎないのもいい。
 亜紀乃は車から降りた。
 もう逃げられないぞ。
 わたしの友人が医者をやっている、小児科を専門とする個人医院だ。
 建物は少々古くなって入るが、何度か改装した室内は清潔そのもの。ただ、変更しようが
なかった間取りは使い勝手が悪いといつも愚痴をこぼしている。
 彼女は、あまり性格がいいとはいえない。仕事はきちんとこなすタイプだから、通常なら問
題ではないのだが、今回は話は別だ。彼女も、わたしの計画は知っている。というより、ほと
んど主役だ。
 受付には、やはり顔見知りの看護婦がいた。今は看護師というのか? まあいいや。
 わたしが来たのが伝えられたのか、たまたまか、奥に友人の医者の姿が見えた。こちらを
見て会釈する。うんうん、計画どおりだ。
 待合室で、わたしが当然のように隣に座っても、亜紀乃は何も言わなかった。まあマジで
おくるだけってことはないだろ。
「ちょっと混んでるね。大丈夫? 待てる?」
 心なしか、亜紀乃はさきほどより顔色が悪くなっているようだ。
 それでも、わたしの問いかけには小さくうなずく。なんか、しおらしいなあ。
 わたしのたくらみも知らないで。
 待つ間もずっと、亜紀乃は一言もしゃべらなかった。
 病気か?と思うような元気いっぱいの幼い子供たちが、ぬいぐるみを投げ合って遊んでい
るが、それも眼に入らないようだ。
 病気じゃなく、予防接種とかの可能性もあるな。
 絵本の片隅に、彼女の歳でも読めそうなマンガがあったので、持ってきてやるが、やはり
手にとらない。
 うーん。つらそうだな。ずっとおなかに手をあててるし。
535名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 22:33:57 ID:a5eP2QTC
「亜紀乃ちゃん、中に入っててね」
 しばらくして呼ばれたので、ドアの向こうへ。わたしも一緒に。
 といっても、まだ、医者の前じゃない。
 中待合室。右端のカーテンの向こうが診察室なのだが、中待合室の長椅子の正面には、
ベッドが二つ並べてある。
 診察室と同じようにカーテンはついているものの、開けっ放しで、ここからでもまるみえだ。
奥のベッドでは男の子が点滴を打たれているようだ。
 長椅子には一人の女の子とその保護者。母親かな。ちゃんと血がつながっているんだろ
うな。彼女らの隣に腰掛ける。
 亜紀乃がキョロキョロと様子をうかがう。不穏な空気を感じ取っているのかな。手遅れだけどな。
 わたしたちの後ろにも、患者が呼ばれた。
 男の子と女の子。兄弟かな。保護者は一人。男性。父親か。
 と、診察室から男の子と(多分)母親が出てきた。
 代わりにわたしたちの前の女の子が、診察室の中へ。
 長椅子の奥に移動し、順番を詰める。
 診察室から出てきた男の子は風邪気味のようで、吸入器の前へ行く。
 待つ間、心臓がドキドキしてきた。ワクワクするな。
 こんな気持ちになるのも久しぶりだ。
 母娘が診察室から出てくる。
 準備は整った。
 いよいよだ。
 ぐっと、名前を呼ばれるのを待つ。
「村岡亜紀乃さん。どうぞ」
 はやる気持ちを押さえながら、亜紀乃とともに診察室へ。
 うまくやってくれよ。友人。


「今日はどうされました?」
 状況はわかりきっているくせに、じらすように質問する友人。いい根性だぜ。
「どうもおなかが痛いらしいんですよ」
 わたしも付き合わねば。
 彼女の質問にわたしが答えていく。ときどき、亜紀乃にたずねる質問。
 亜紀乃も初対面ながら、同姓ということで安心しているのか。
 友人は話しながら、通常の診察を始めた。上着をたくし上げ、聴診器を当て、その他いろ
いろ。くるりと椅子を回転させて、背中。
 それから、亜紀乃は、すぐ脇に置いてあるベッドの上へ横たえられた。脱いだスリッパを
そろえてやる。
「じゃあ、ずっとウンコが止まっているのね。どのくらい?」
「え、と、四日、くらい……」
「そう。四日間くらい出てないのね」
 上着を限界まで引き上げ、下着を性器が見えるギリギリまで引きずり下ろし、亜紀乃のお
なかをぐっぐっと押す友人。
「だいぶ便がたまっているみたいね」
 圧迫されて苦しいのか、顔をゆがめる亜紀乃。
 わかっているくせに押しつづける友人。
「出しちゃったほうがいいわ。向こうのベッドで待っててくれる?」
 亜紀乃をベッドから下ろし、特になにをするかは告げず、亜紀乃を診察室から出す。
 大体打ち合わせどおりだが、細かいところはすべて向こう任せだ。
 看護婦が先導するが、おそらく彼女も事情は知っているはずだ。
 いったん診察室から出た亜紀乃は、中待合を抜けて、すぐ目の前にあるベッドに腰掛けた。
 中待合の長椅子から遠い、奥のベッドには点滴中の男の子がすでにいるため、空いてい
るのはそこしかないのだ。
 わたしは、長椅子で待つ他の患者の視線をさえぎらないように、二つのベッドの間の椅子
に座った。おっと、男の子の邪魔になってもいけないな。もう少し隅に行くか。
 亜紀乃の表情が暗いが、腹痛のせいばかりじゃないだろうな。いやな予感がしまくってい
るんだろうな。その予感はすぐに大当たりするぜ。
536名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 22:34:31 ID:a5eP2QTC
 看護婦は容赦なく告げる。
 他の人間にも聞こえるように、わざと大きな声で。
「じゃあ、亜紀乃ちゃん、浣腸するから、スカートとパンツを脱いで待っててね」
 その声に、その場にいた全員がこちらに注目する。
 亜紀乃のほおが、羞恥の桃色に染まっていく。
 だが、看護婦に言われた以上、逆らえまい。
 亜紀乃はあたりを見回すが、当然みな視線をそらして見ていないフリをする。
「ほら、早く」
 看護婦にせかされて仕方なく、スカートを下ろし、下着も脱ぐ亜紀乃。脱いだスカートで自
分の股間を隠している。
 だが。
「これはカゴに入れておくね」
 看護婦はそういって亜紀乃の脱いだ衣服を取り上げてしまった。
 こいつ、ひどいな。
 そうされれば、やはり亜紀乃は逆らえない。上着のすそを引っ張って、必死に大事なとこ
ろを隠そうとするが、残念、ちょっと長さが足りないなあ。
 他の子供たちは遠慮なしにじろじろ亜紀乃を見ているし。
 おい、そこの若いお父さん、あんたもやっぱり気になっているだろ。手に持ってる週刊誌が
さっきから一ページも進んでませんぜ。
 この子はこれから浣腸されるんだ……そういう眼で見ているわけですね。
 わたしは彼らには関心がないフリをして、友人が来るのを待つ。
 ちょっと遅いな。
 あえて待たせる気かな。
 看護婦は亜紀乃をベッドに寝かせる。
 もちろん、足は長椅子の方向に向けてだ。
 引っ張っていたすそも、体の動きにあわせてずり上がった。
 最後の手段として、亜紀乃は両手を股間にあわせて隠すが、看護婦はその両手を取って
気をつけの位置に持っていく。
 どうやらわが友人は、亜紀乃を見世物にする舞台を整えているようだ。
 中待合にさらに二、三人呼んで、長椅子をいっぱいにしている。
 入ってきた人間は、下半身裸の亜紀乃に、ぎょっとしながらも、何事もなかったように長椅
子に着席していく。しかし、興味を失っているわけではない。
 そこはちょうどいい観覧席だ。
 子供たちは隠すことなく、大人たちはちらちらと亜紀乃の様子をうかがっている。
 長椅子が埋まったところで、友人が登場した。
 手には大きな注射器のようなものを持っている。だが、先端は針ではない。
 奇妙な形に細く長く伸びた、ガラスのパイプだ。
 それを見て、亜紀乃は震え上がっておびえた。でもどうしようもないんだけどね。
 いつもこうならこいつもかわいいんだが。
「じゃあ四つん這いになって、おしりを上げてくれるかな」
 身体を固くして、動きがぎこちない亜紀乃の手足を引っ張りながら、いいように姿勢をとらせる。
 少女の、小さなおしりはギャラリーの前に丸出しにされた。
 ポーズを取らせてから、わざとゆっくりと、浣腸器に薬液を入れていく。
 亜紀乃の肛門と浣腸器の先端に、グリスをたっぷりと塗る。
「う、うう」
 ぶすり。
「ああっ」
 亜紀乃がうめく。
 しかし、それから友人は動かない。一度入れた浣腸器を引き抜く。
「うまく入らないから姿勢を変えてくれるかな」
 否応もいわせず、亜紀乃の体をゴロンと回転させる。
 今度は正面から大開脚だな。
 予想どおり、足を曲げさせて、しっかりと広げる。亜紀乃の毛の生えていない、未熟な女性
器も丸出しだ。
 亜紀乃をそのままにして、友人と看護婦は、ベッドの周りを回る。観客たちへの配慮だね。
 肝心の場所を隠さないように、横から亜紀乃の肛門を広げたりしていたが、「これでもダメ
ね」とつぶやく。
537名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 22:35:03 ID:a5eP2QTC
 友人と看護婦は、亜紀乃の足を片方ずつつかんで、頭の上まで持っていった。マングリ返
しという体位だな。お父さん、身を乗り出しすぎです。
 亜紀乃は、というと、両手で顔を覆っていた。泣いているかな? お医者さんだけじゃなくて
男の子やお父さんたちにも見られているもんね。
 ひざが顔に着くくらい体を折り曲げて、足の支えを看護婦に任せると、友人はいよいよ浣
腸器を亜紀乃の肛門に突き刺した。
 ぶすり。
 今度は奥へとぐいぐいと入れていく。けっこう深く入るもんだな。
 友人はけっして慌ててではないが、手早くピストンを押していく。
「うううんー」
 体の中に入っていくのがわかるのかな。苦しそうな亜紀乃。
「動いちゃダメよ。危ないから」
 浣腸器内の、すべての薬液が亜紀乃の中に押し込まれた。
「はい、終わりよ」
 友人は浣腸器を抜いて、代わりに脱脂綿で肛門を押さえつけた。
 すぐに看護婦は亜紀乃の足を下ろし、友人と交代して脱脂綿を押さえる。
 足は下ろされたが、肛門まで伸びた看護婦の手が邪魔で、亜紀乃は両足をそろえて伸ば
すことができない。見事なM字開脚だ。おいおい、その歳で男たちの目をくぎ付けにしている
じゃないか。
 脂汗がにじみ出てきていたので、置いてあったタオルでふいてやる。ハァハァと息遣いが
荒い。ぽっこりとおなかがふくらんで、愛らしい。
「じゃあ、このままじっとしててね。できるだけ我慢したほうがいいから」
 それだけ告げると、友人はさっさと診察室に引き上げていった。
「ううう」
 グルグルというおなかの音がわたしにもはっきりと聞こえる。
 薬が効いてきてるのかな。何度も時計を確認しながら、股間ではなく、おなかを押さえて
うなる亜紀乃。
 周りを気にする余裕もそれほどなくなっているようだ。ちょっと残念。
 友人が診察を開始したのか、長椅子の先頭の男の子と女の子が診察室に入っていく。保
護者のお父さんは、名残惜しそうに振り返った。亜紀乃が気になるのか。
 猛烈な便意にさいなまれているだろうに、亜紀乃は五分ほどじっと耐えた。友人の話だと
五分くらい我慢したら出していいはずだけど。看護婦はなにも言わない。
「ね、ねえ、まだ? もう、トイレ、トイレに」
 いよいよ耐えがたくなったのか、わたしに訴える。ゴロゴロゴロと、亜紀乃のおなかは活発
に動いているようだ。
「あの、もう限界みたいですけど……まだ出しちゃダメなんですか?」
 わたしも一応看護婦に訊いてやる。
「もう少し待ってくださいね」
 一言か。
 やっぱりひどい看護婦だ。
 さらに二、三分して。
「あ、あ、もうダメ、出ちゃう、出ちゃうっ」
 半泣きになってくる亜紀乃。
 かわいい声で鳴くじゃないか。
「うーん、もう少し我慢できない? お薬だけ出てウンチが出ないといけないもんね」
 看護婦はなかなか許してくれない。
 ギュルギュルギュル。
「まだ、まだっ? もう、我慢、できない、漏らしちゃうっ」
 亜紀乃は冗談抜きでつらそうで、涙がぽろぽろとこぼれた。
 なかなか泣かない子なんだけどな。
「もう無理そうですね……じゃ、ちょっと起こしてください」
 看護婦に肛門を押さえられたまま、亜紀乃はベッドの上にしゃがむ。バランスが悪いので、
両手を前に着いたから、カエルみたいな格好になった。
 まあ本気で出そうなら指だけじゃとても押さえきれないだろ。亜紀乃のほうでまだ我慢でき
ているわけだ。
 とにかく、そろそろ仕上げだな。
538名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 22:35:36 ID:a5eP2QTC
 看護婦は片手で肛門を押さえつけたまま、もう一つの手でベッドの下から器用にお盆を取
り出した。
 いや、それはお盆ではない。洗面器より一回り大きい、金属製のたらいだ。
 それは、子供用便器なのだ。
「じゃあ、もう我慢しなくていいから、ここに出してくれるかな」
 たらいをベッドの上に置いて、亜紀乃の肛門から指を離す。
 信じられない言葉を聞いて、亜紀乃の顔が真っ青になる。
 隣のベッドには男の子がいて、こちらを見ている。
 二メートルほど離れた、反対側の長椅子には五人ほど座っている。保護者の中にはまだ
男性だっている。
 この歳になれば恥ずかしいだろうなあ。いやだろうなあ。
「いや、いや、お願いだからトイレで、トイレでさせて」
 うんうん、人に物を頼む態度だね。
 わたしもちょっと援護してみる。
「あの、なんとかトイレのほうでさせてもらえないでしょうか」
 わたしが助け舟を出すとは思っていなかったのか、亜紀乃は驚いてわたしを見た。
 フフフ。
 甘いな。
 わたしが本当に助けるとでも思っているのかね。
 キミがそう言い出すのも想定の範囲内というやつなのだよ。
 わたしの手のひらの上で踊るがいい。
「そうですね……じゃあ、もう少しだけ我慢できる? トイレまで歩くよ? すみません、それ、
持ってきていただけます?」
 看護婦も不承不承といった感じで、亜紀乃をベッドから下ろす。わたしに金属製のたらいを
もってこいと指示する。途中で亜紀乃が耐え切れなかった場合の配慮だろう。
 看護婦は亜紀乃の手を引っ張り歩き出す。
 だが、それはおそらく亜紀乃が期待した方向ではなかった。
「え、え?」
 長椅子で待っている人たちの目の前を歩き、ドアを出て待合室へ。
 亜紀乃はあきらかに戸惑っているが、そんなことを無視して看護婦は亜紀乃のもう片方の
手もつかみ、両手を一つにして引っ張っていく。
 そうなのだ。
 ここのトイレは、玄関脇に一つあるだけなのだ。
 そこ行くためには診察室はおろか中待合も出て、待合室をとおり抜ける道しかない。
 わたしはそれを知っていて、亜紀乃をトイレに行かせるよう頼んだわけだ。まったく、わたしも
ひどい女だ。
 待合室には、わたしたちが到着したときより多く、一〇人ほど客がいた。
 突然、下半身丸出しの女の子が出てきて、彼らも驚いているようだ。
 今の亜紀乃が下に身につけているのは、靴下とスリッパだけ。
 両腕とも看護婦に引っ張られているから、少女の股間の大切なところを隠すこともできない。
 中待合と同じく、子供たちは無遠慮に、大人たちはそ知らぬ顔で亜紀乃を注視している。
狭い待合室の長椅子を抜けていくので、むき出しのおしりは至近距離から眺め放題だ。
 引っ張られて歩いているからか、おしりがプリプリと左右にゆれる。
 わたしは一応亜紀乃をかばうように後ろからついていくが、隠し切れないのは仕方ないね。
 みんな興味津々と言った様子だ。こんなおもしろいさらし者はないだろう。
 亜紀乃はうつむいているが、顔は真っ赤だ。おなかは本人の意思とは関係なくギュルギュル
鳴って、ウンコが近いことをみんなに教えているし。
 しかも便意の波が襲ってくると、歩くこともままならないらしい。
 何度目かの波は強力で、亜紀乃はその場にしゃがみこんでしまった。
 わたしは慌ててたらいを下に置く。
 なにが起こるかは容易に予想がつく。近くにいた人間はさっと離れる。
 ここまでか?
 もうちょっとでトイレだぞ。がんばれ。
「くぅ、ううー」
 羞恥心が、排泄欲求に勝った。
 亜紀乃は立ち上がって、再び歩き出す。
539名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 22:36:09 ID:a5eP2QTC
 とうとう亜紀乃は待合室を抜けた。といってもたいして離れてなんかいないが。とにかくトイ
レの前にたどり着いたのだ。
 横のガラス製の自動ドアを抜ければそこは外の駐車場だ。
 まあ、トイレでするくらいは許してやろう。
 子供とはいえ、さすがにかわいそうだ。
 ん、どうした?
 亜紀乃はトイレの前で立ち尽くしたままだ。
 入らないのかな?
「使用中ですね」
 看護婦が気の毒そうに言う。
 おやおやおや、運にまで見放されたか。
 どうかな、誰か知らないが、中の人が出てくるまで耐えられるかな。
「もうちょっとだからね、がんばりなさいね」
 無責任に亜紀乃を励ますわたし。
 しぼり出すように、亜紀乃はうめいた。その顔は絶望にゆがんでいる。
「もう出ちゃうぅ」
 ダメみたいだな。
「え、もうウンチ我慢できませんか!?」
 大慌てで叫ぶ看護婦。
 いや慌てすぎだろ。……コイツ、限度なしか。
 みなの注目を浴びる中、看護婦はわたしの持ってきたたらいを奪い取ると、亜紀乃の足の
間に置いた。その動作は真剣そのもの。
 亜紀乃もこれ以上我慢することはできないようで、あきらめて腰をおろした。腹痛のためか、
恥辱のためか、真っ赤な顔に涙が流れ落ちる。
 看護婦とわたしで腕を抱えて、たらいにおしりが着かないように支える。うーん、狙ったわけ
じゃないんだけど、この位置だとホント、待合室の人たちからよく見えるなあ。外からものぞき
放題だし。まあ駐車場に人はいないみたいだけど。
「ああー、もうダメえっ」
 まずブヂュッと、つかえていたものが押し出される音がした。そして、間髪いれずに強烈な
破裂音が待合室いっぱいに鳴り響く。
「ううううん――っ!」
 ブビビ、ババババッと、可憐な少女に似合わない悲痛な音が響きわたる。とても自分の意
思では止められないようだ。同時におしっこも勢いよく飛び出してくる。
「ああ、こんなの、やぁ――」
 亜紀乃は、衆人環視の中で脱糞を続けた。待合室の立会人たちも、例外なく固唾を飲ん
で見守っているようだ。
 四日間分の量か、想像以上に大量の便がたらいを埋め尽くしていく。
 臭いもかなりきつい。
 ブリブリ、ビチュチュチュ、ブホーッ。
 まだ終わらない。便が出つくしても、おならが次々に出る。
 こんな人前で……いくら普段は気丈に振舞っていても女の子だもんな。耐えられないだろうな。
 ブポッ。ウンチの最後のひとかけらが、ウンコとおしっこの池に、ポチャリと落ちる。
「えぐっ、えぐっ、えっ」
 排出が終わって、亜紀乃のしゃくり泣く声が聞こえてきた。
 まあ仕方ないか。こんなことになるくらいだったら診察室でしてればよかったのにね。かわ
いそうに。いやマジでちょっとかわいそう。
 と、トイレのドアが開いた。中の人は患者の母親と思しき女性で、トイレの前でウンコを漏
らして泣いている女の子の姿にビックリしていたが、すぐに気を使って離れていく。
 看護婦がトイレの中から消臭剤を持ってきてあたりに振りまいた。すでに悪臭が充満して
いたが、少しだけ緩和される。
「おしりをふいてあげていただけます? それからまた中に入って待っていてください」
 そういって、看護婦は大便がこんもりと積みあがったたらいを持っていった。
 今度もまた待合室をとおるのかと思ったが、受付の横にあるスタッフ用のドアを使った。
ショートカットになっているのだな。確かにあんなもの持ち歩かれたらさすがに迷惑だが……
 泣きやまない亜紀乃をなだめながら、トイレに入って、おしりをふいてやる。
540名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 22:36:40 ID:a5eP2QTC
 よく考えたら下着もスカートも診察室のほうに置いてきたから、亜紀乃はまた裸で待合室を
とおらなきゃいけないな。
 うーん、どうしよう。
 あくまでひどい目にあわせるつもりなら、服が汚れたとか言って上着も脱がしてしまう手も
あるが。そうまでしなくても、このまま手を引っ張って中待合まで連れて行けばいい話だ。
 なにもかも見ていた人間の前を裸で引き回せば、そうとうな屈辱だろう。
 でもな、うんこするところまで大公開しているわけだし、これ以上はなあ。
 一時的かもしれないが、せっかく弱っていることだし、少しはやさしくしてやろう。
「ちょっとここで待ってなさいね。スカート取ってきてあげるから」
「……うん」
 亜紀乃は素直にわたしに感謝しているようだ。よしよし。
 亜紀乃を一人トイレに残し、中待合へ。
 友人がいた。小声で、わたしに言う。
「どう?」
「ちょっとやりすぎた気が……あとはもういいよ」
「そう。なら、あとは薬出しておくだけだから、もう診察室まで来てもらわなくてもいいけど」
「そうさせてもらうわ」
 友人もやりすぎたと思っているのかな。
 亜紀乃の衣服を確保し、再びトイレへ。なんかわたしまで注目を浴びているような気がする。
あんなことした少女の母親だから仕方ないのか。
 トイレの周辺はまだかなりの悪臭が残っていた。
「亜紀乃ちゃん。はい、スカート。もうあとはお薬待ってるだけだから、わたしがもらっておくわ。
先に車で待っていてくれる?」
 浣腸から排便まで、誰にも見られたくない姿を見られまくっているというのに、いまさらその
目撃者たちの中で待ちつづけるのはいやだろう。そこは自分のウンコのとてつもない異臭が
漂う場所で、周りにいる全員がそのことを知っているわけだ。地獄だな。
 というわけで、わたしの配慮だよ。
 元々わたしのせいでこんな目にあったわけだけど。
「…………」
 わたしは車の鍵を出すが、亜紀乃は黙ったまま、下着とスカートをはくだけだ。
 まさかわたしの計略に気づいたわけじゃないよな。
「どうしたの? まだどこか痛い?」
 できるだけやさしく、心配そうに。
 これでどうだ。
「…………」
「…………なに?」
「……ありがと。…………お母さん」
 …………
 おや。
 おや。
 おや……


 わたしと目があった男性が、足りないものを探すように周囲を見回した。中待合にいた男
だろうな。
 一番の肝心なところを見逃してしまったわけだからな。惜しむ気持ちもわかるが。充分い
いものは見れただろ、あきらめろ。
 薬を受け取って、車に向かう。亜紀乃はいつもと変わらず、憮然として待っていた。ただ、
いつもと一つだけちがって、亜紀乃は、今は助手席に座っている。

 まったく。
 わたしはひどい女だ。



(了)
541名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 17:53:35 ID:I3jCXakv
agemoge
542名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 18:18:53 ID:Cd2ySIDz
>>532
いいね〜
俺もイジメ小説大好きだよ。
アンタ中々素敵なSだ。いやMか?
GJ!ハラショー!!
543名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 00:40:18 ID:zW/mzIcO
ただ自分語りの文体が男っぽかったな。
内容的には結構面白かったが。
544名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 11:25:25 ID:8BzGB28Y
つまんね
545名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 13:07:45 ID:ntJ2uHzB
そんなことありませんよ〜
546名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 19:57:20 ID:gp3k+DXB
agemoge
547名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 20:34:29 ID:8T0sZ2bc
agemoge
548名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 17:28:47 ID:xp9efOd9
agemoge
549名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 20:35:32 ID:88EWhEII
agemoge
550名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 20:06:07 ID:wfpsZxHa
リアル馬鹿氏ね
551名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 09:19:45 ID:OibO8bWn
たまごっち?
552名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 10:26:37 ID:J/XVCNs1
>>550
禿同。

>>551
さっさと消えろよ。カス。
553名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:14:16 ID:gLteJuJe
agemoge
554名無しさん@リアルティ撲滅運動:2005/09/12(月) 23:05:33 ID:0LMMxVAP
agemoge
555名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 20:57:25 ID:ASA7NdtF
agemoge
556紘野 ◆d/HBB7Sqs6 :2005/09/16(金) 04:43:30 ID:wXmloaLM
おはようございます。


お久し振りです。
みなさん、ご無沙汰してしまい申し訳在りません。

実は身体を壊しちゃいまして……。自分がマヂ入院してしまいました(汗。
最初はいろいろ「取材を兼ねて!」とか意気込んでたんですけど……。
久々の病院生活、意外とダメージの方が大きかったです。
えーと……そんなわけで……病院系はちょっと食傷気味、な現状デス。
へたれでスミマセン。本当にゴメンナサイ。

よそスレで時折、投下してたりしますので、気付いた人はニヤニヤ読んでやってください。orz...

大人しくフェイドアウトするほうが、潔いのかもしれません。
だけど、それもなんだか私らしくないモノで……情けなくもお詫びに参りました。


それから……もう、読んでないかも知れないけど、
>四五八さん へ 私信。
私、メールとか無理です。ごめんなさい。
貴方には、謝っていただくようなことを、された覚えがないので、気にしないでください。
口を挟んで却って私の方が申し訳ない結果を招いた気がして……お詫びします。
お元気で。好きな世界をこれからも書き続けることが出来るようお祈りします。


朝っぱらから、スレ汚しのカキコミ、皆さん本当にごめんなさい。
いつかご縁がありましたら、その時は、どうぞよろしくお願いします。
557名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 05:25:30 ID:5AG103h8
紘野 様
お体を早く直して戻ってきて下さい。
続き、お待ちしています。
頑張って下さい。
558名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 09:41:35 ID:0PY1IQFL
>>556
お大事に。ご回復をお祈りします(´・人・`)
・・・他スレでもお目にかかれますように・・・。
559名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 15:01:50 ID:y1AY5PSZ
>>556
確かに、軽い入院生活とかなら萌えるかもしれないけど、
本当に病気になったら羞恥なんて言ってらんないしな。
病院って設定で萌えられるのは大病を患ったこと無いか、
今が健康的な人だろうな。
560名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 00:57:20 ID:LFHe2nQw
>>556
紘野様のご回復、復帰をお祈り致します。
いつかまた続きを書いて下さい。
561名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 17:10:45 ID:XOJYtlPD
agemoge
562名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 19:42:52 ID:xQnfSSVE
舞衣ちゃんの続きもしつこく待ち続けている俺が来ましたよ
563名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 00:13:01 ID:1v/+u95I
>>562
俺なんて、すず那ちゃんに智花ちゃんに優花ちゃんの続きを祈る気持ちで待ち続けているよ
564名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 01:31:48 ID:vuo32yUI
舞衣シリーズものっそい好き
565名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 19:53:34 ID:84eVyBfp
agemoge
566名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 01:47:06 ID:B66tGKl3
567名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 21:35:48 ID:gJyQViFI
茜たん、ハァハァ
568名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 22:03:03 ID:wI0NiyQn
>>563
漏れも待ってるぞ。続きが読みたい!!!!!
569名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 20:35:43 ID:4d9wuKE5
agemoge
570名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 22:39:45 ID:a/0rokTV
おい!誰かおらぬのか!余は退屈じゃ!!
こんな老いぼれをドキドキさせてくれる椰子はおらんのか!
571名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 22:09:57 ID:zIhPtzgV
おじいちゃん病室から勝手に抜け出しちゃダメだよ〜〜
572名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 11:07:15 ID:J6g0q8NC
このスレってエロくない作品ばかりだね
573名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 14:37:47 ID:/cFs7GLc
先生〜カンファレンスのお時間ですよ〜
早くお戻り下さ〜い
574名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 20:36:09 ID:biLGGuLm0
スレタイを見てのぞいてみたら期待外れの作品ばかりですがな。
575名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 22:27:21 ID:vAknQb+V0
まぁ、そう思うならお前が書け!って言われるぞ。
576名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 00:08:11 ID:OYJV4RIx
もういい加減落とそうぜ。
577名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 21:27:19 ID:nKhlCdqC
agemoge
578名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 17:09:48 ID:MunGY0uM
agemoge
579名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 18:01:40 ID:MFmH+M1m
そして誰もいなくなったとさ。
580名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 17:25:58 ID:/AI+5GEa
ふざけんな〜〜〜〜〜
581( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/10/03(月) 17:53:15 ID:FpDIeLAQ
ご無沙汰しております
また大してエロくもなく、ユルい粗品を投下させて頂きます
暇つぶしにどうぞです。
582( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/10/03(月) 17:54:01 ID:FpDIeLAQ
静まり返った夜の病院の廊下に自分の足音と紙袋の音だけが響く
暇な夜勤でラッキーだった…看護師・河本里佳子は懐中電灯で足元を照らしつつ
外科医局へと向かっていた。ラウンドから戻ると一緒に夜勤をしている
先輩看護師が差し入れで夕方に頂いたという神楽坂の老舗店の豚まんをおすそ分け。
医局のドアを開けると、さっき電話をした時にはいた筈の早川先生がいない…
呼び出されたかなぁ?室内で立ち止まり紙袋を中央のテーブルに置く。
でも、早川先生についてる研修医の中野先生まで居ないのは変かも…
仮眠中かな?里佳子は仮眠室のドアをコンコンコンと軽快にノックしてそっとドアを少し開けた
―――布団もかけずに倒れるようにして研修医の中野祐太がベッドにうつぶせで寝ている
起こしていいものか、少し躊躇するが里佳子は悪戯心が少し芽生えてしまう
下の名前、なんだっけ…ナカノ…なんだっけ?
思い出せずにうつぶせの体をそっと肩を押して少しだけ上半身を横に向かせ、身分証を見る
「祐太クン…起きて。ユータ君ってばぁ…」
自分の中で精一杯甘い声で彼の耳元で囁く。――と、中野が一瞬びくっと動き顔を上げずに
腕を動かし、里佳子の肩をだるそうに抱く…そこで里佳子が「きゃはは!」と爆笑してしまう
その声に驚きむくっと頭をあげて中野は目を覚ました
「…え?…え?」
状況を飲み込むのに10秒かかり、理解した中野は「なんだよ〜」と悔しがりつつ起きる
583( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/10/03(月) 17:54:40 ID:FpDIeLAQ
中野は2年目の研修医。見た目はそこそこカッコイイ…と、里佳子は思っている
まだ学生に見えるような風貌のせいか看護師人気もいい。
でも、弄られキャラというか、頼れるようなキャラではないのと
歳が里佳子の2歳上の26歳と同年代のせいで、里佳子ですらからかって遊ぶ存在だ。
今まで、5歳や10歳上の男性とつきあってきた里佳子からしたら自分より年上だけど「若者」だった
「ちょっとお、河本さん!びっくりした〜…一瞬家にいるかと思ったじゃん」
「家に彼女でもいるんですか?そっと肩なんて抱き寄せちゃって〜」
自然だった中野の行動が裏付ける。にやりと笑って里佳子が指摘をすると
仮眠室のベッドを直しながら少しふてくさったような口調で中野がぶっきらぼうに答えた
「家族と同居。彼女と同棲してるなんていう展開じゃないんだよ残念ながら。っつーか彼女いないし」
「でしょーね」
間髪入れずに里佳子が笑いながら返事をする。漫才のような掛け合いにお互い笑いあう
「あーそうだ、あのね、差し入れでもらった豚まんを持ってきたの。電子レンジでチンしてどうぞ。
 さっき早川先生が内線出たんだけど今来たら居ないんだよね」
里佳子が部屋を出ながら話を始めると、中野が「あのさ」と短く呼び止める
「彼氏いないでしょ、こーもとサンは」
「なんで決め付けるんですか。超失礼。」
医局の中央のテーブルの上にあった紙袋を開き、中を見ながら「へえ」と中身か里佳子の返事のどちらか


返事をしながら中野が頷く。
「でも中野先生はさぁ、黙ってればかっこいいからモテそうなんだけどな〜。
 変なところで真面目だから、こう!って時に告れなかったり手を出せなかったりしちゃうんでしょ?」
「真面目…か?」
584( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/10/03(月) 17:55:33 ID:FpDIeLAQ
「うん。真面目。あ、今食べますか?」
暖めてきますよ、と手を差し出すが中野は「今はいい」と断る
「真面目かぁ…そうなのか?普通だよ普通。」
「何て言うか、ピュアなんですよね〜。だって2年目でしょ?なのにこの前見ちゃったんですけど
 受け持ってた…えーと、井上さん。退院した時ちょっと泣いてたでしょ?」
偶然見てしまった事をぽろっと言うと中野がぎょっとした顔で里佳子を見て、顔が少し赤くなる。
「あれは、さ。闘病長かったし…結構状態悪かったのがあそこまで完治に近づくってすごくて」
「言い訳はいいですよ。そういうピュアな所、イイと思うし」
我慢して真っ赤になった目を涙で一杯にしている中野の顔を思い出して里佳子は小さく笑う。
一応は敬語を使っているが、里佳子>中野 という力関係が日常。
恥かしいのか中野は目を合わせない。それが面白くて里佳子は悪乗りをする。
「だってー、最悪の場合、童貞かもね〜なんてみんなで言ってたくらいですよっ」
またきゃははっと最後に笑い冗談を言うと中野も笑いだして
「誰と言ってるんだよ!残念ながら童貞ではありませんでしたってみんなに言っといてくれよ」
「ありません”でした”って言ったら私が中野先生とコトをシタみたいじゃないですか」
――そこで10秒程の沈黙。とりあえず、また一応笑っておく。
頬杖をついて里佳子が何気なく中野の顔を見つめて
「うーん…あと5年したら、大人になるし、内面もいい男になると思いますよっ」
そこで中野が両手で里佳子の両方の頬を捕まえてそっと唇を重ねる
…何秒?わからないけどちょっと長かった…だって目を閉じる時間あったし…
そのまま唇と手が離れた時に里佳子は目をそっと開く。真っ赤な顔をした中野があわてて視線を反らした
「…あの…ごめん。」
585( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/10/03(月) 17:56:29 ID:FpDIeLAQ
想定外の言葉に里佳子は思わず「はぁ?」と一言漏らす
「なんでキスの後の一言が”ごめん”なんですか?」
こちらもまた想定外の質問で中野はきょとん、とした様子で答える
「だって…突然、しちゃったし…怒ってるかと思ったから」
「そんな謝るくらいなら最初からキスなんてしなきゃいいじゃないですか。ばっかみたい」
違うポイントで里佳子は少しムカッときた。キスをされたことに対しては…正直、よくわからない
そこでいきなり中野が里佳子の肩を掴む。真剣な顔ですごい勢いで里佳子の目を見つめている。
――そこからは、すごく自然な流れだった。少し肩を掴んでる彼の指が痛かったけど
それもなんだか痺れるような、苦痛じゃない感覚に変わっていくようなキスになっていく。
そっと唇が離れて、里佳子がぽつんと呟いた。単純に頭に浮かんだ疑問
「どうして、ですか?」
「…え?」
直球質問に中野は彼女の目をみつめながら言葉に詰まっていた。
「そういう事、ここまでして聞かない。」
言葉に詰まったら行動、という様子でまたキスをしようとする中野の肩を里佳子がそっと押さえて
「寝ぼけてるんですか?」
やっぱり納得がいかない。いきなりキスされてはいそうですかというのも変だし。
答えを待つ里佳子に中野が強引にキスをした。肩を押していた手首を掴むとそれを里佳子の手が
拒む力を入れる…けど、やわらかく動く舌先でなんだかあまり拒む気もなさそう。
拒むどころかねっとりと舌を絡ませ始め、少し体の力が抜けていくような感覚になっていた
そのまま中野は片手を里佳子の胸へとやり、そっと柔らかさを確かめるように揉みはじめ
椅子の背もたれに押し付けられる形になっている里佳子は彼の首に掴まれてない手をまわす
586( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/10/03(月) 17:57:27 ID:FpDIeLAQ
お互いの呼吸が荒くなっていくのを、お互いが把握する
でも私より、中野先生のほうがドキドキしてるかも…鼓動が伝わってくる…
首筋に舌が滑っていくのがくすぐったい中で里佳子はぼんやりと思った。
煌々と電気がつく誰もいない医局、誰か戻ってきたら一発で見つかるような場所で
中野は里佳子のナース服の襟元にあるファスナーを少し下げ、スルッと手を胸元へ滑らす。
さっきよりも少し強い感じで胸を激しく揉みしだいている…乳首を指先で遊ばれると
里佳子は「やっ…」小さく声を漏らす。自分の声で我に返るようにまた呟く
「ねぇ…中野先生、駄目です…」
その声を無視するように無反応で今度は手を内腿からさらに奥へと素早く進めて
パンスト越しでその部分をピアノでも弾くように指先で弄る。
脚を閉じたくても、椅子に座った状態で自分の脚の間に中野が脚を入れているので閉じれない
「早川先生戻ってくる…から…」
煩い、と言わんばかりにキスで唇を塞がれる。少し生えはじめてる彼の髭がちくっとする。
少しずつ荒々しくなる様子に、いつもの中野とギャップがありすぎてそれが里佳子を
掻き立て始めていた。―と、そこで中野が唇を離して里佳子を抱きかかえるようにして
自分の上に向かい合わせで座らせる。中野の脚を跨いで座る形でナース服のスカートが上がってしまい
下着が少し見えるくらいまでになっている。里佳子の腰を両手で捕まえながら中野は
パンストのウエスト部分から手を捻じ込ませて今度は直接触れる。下着などで圧力があるせいで
少し強めのタッチで指が暴れる。甘い電気が走る感覚で里佳子は声をあげてしまう。
それに味をしめるようにヌルッと指が2本一気に中へと入り、膣壁を擦るようにじっくり動く
彼にしがみついて必死で声と、反応する体を我慢しているがもう溢れ出しているのが
自分でもわかるくらいになっている…どうしたら、いいんだろう、漠然と思う。
587( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/10/03(月) 17:58:31 ID:FpDIeLAQ
3ヶ月前までつきあってた10歳年上だった内科の彼氏とだって仕事場でこんな事したコトはない。
別に私、誘惑してないよねぇ…よっぽど溜まってたのかなぁ…
一人で里佳子はぼそぼそ考えながら腰をひねる。もう水音が聞こえてるし
下着がぐっしょりになってるのも自分でわかる。中野が指を抜いてやっと口を開く
「…ここで、やめてもいい?」
ここまでしといて中止なんて…無理。
理性じゃなくて本能は即答だったがそれを言うのを躊躇する。でも指でイキかけた里佳子は
「嫌です…」
抱き合いながらなのでお互いの表情を伺う事はできない。潜めた声で中野が
「じゃ、河本さんがしたいように…自分で入れて。」
誰か来る前に、という気持ちもあり里佳子はパンストを脱ごうと思い立とうとするが
腰あたりを抱いている彼の両手は力を緩めてくれない
「離れるのは、嫌だ」
「え…じゃあどうしたら…」
そこで二人の会話の声より大きいボリュームで電話が鳴る。
二人してびっくりして電話の方向を見るが、電話の音は内線らしい
そして2〜3コール鳴るとすぐに切れてしまった。その音でより一層誰かが来るかもと里佳子が焦る
でも…ここまでしたら…入れてみたい。
彼の膝の上にまたがって座ってる状態で里佳子は自分のパンストに爪を立てて穴を開ける
ビリッという音と一緒に内腿を伝って膝あたりまで伝線していく線が何本も伸びる
588( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/10/03(月) 17:59:30 ID:FpDIeLAQ
夢中になって、というのも変かもしれない。でも、早くしなきゃ…早くしたい。
中野のケーシーのズボンのファスナーを下ろしてボクサーパンツのウエストをずらして
すでに熱くなっている彼のものを手でそっと包み込み下着をずらして出す
そして自分の股の部分を横にずらして、宛がう。
その様子を見ていた中野は里佳子の頬から髪へと手で触れながら
「なんだか、犯されてるなぁ俺が」
意地悪く言うのを聞いて里佳子が小さく「ばか」と答えると、中野が腰を突き出す
宛がわれていたものはそのままスムーズに入ってきた。
「あっ」
里佳子は頭の先まで響くような快感で肩を震わせる。声、出ちゃう…そう思うと自分から
自分の口を封じるように中野に唇を重ね彼の舌を吸うようにする。
あとはもう…里佳子が自分で腰を前後にゆっくり動かして、出し入れではなく
自分の中で彼のものが動くたびに増えていく快楽をむさぼる。
じゅぶ…じゅぶ…と動く度に音が聞こえる。キモチイイ…このままシテたい…
快楽を味わっていると中野が里佳子の腰を両手で持って、強引に持ち上げ動かし始める
無理矢理に激しく出し入れされて、挿入の深さをある程度調整していたが
容赦なく奥までがんがんと突き上げられる。子宮まで響く、クリトリスが擦れる、入る度に溢れる。
「やっ、んっ…だめっ、そんな奥…」
「いくよ…いく…」
中野がラストスパートをかける。そして4回程、ゆっくり突き上げると「うっ」と表情を歪めた
そして里佳子は自分の中で脈打ってどくん、どくん、という動きをしているのがわかった
589( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/10/03(月) 18:00:54 ID:FpDIeLAQ
激しくなった呼吸で、中野が息切れしている。その膝の上にまたがっている里佳子もぐったり。
でも…私、イッてない…ぼんやりと思ってすぐに「あっ」と気づいて彼の顔を見る
「中で出したでしょっ」
「だって…河本さんがすっごい締めるから」
中野がそのまま手を伸ばしてテーブルの片隅にあったボックスティッシュを寄せて数枚とり
二人の繋がっている部分に宛がう。と、里佳子がそっと抜くと自分の中からドロッと液体が
出てくる感覚…この感覚は何度味わってもちょっと気持ち悪い…
と思いつつティッシュで押さえようとするが遅かった、ずらしただけの自分の下着が元の位置に
戻ってしまい、ベッタリと下着が濡れていく。
「あっ、あぁ〜っ!やだぁ〜っ」
すごく濡れてたんだ、私…そう認識するのは立ち上がってからだった。
またがっていた彼のケーシーのズボンにまで染みが出来ていたし、私のパンツだって
お漏らししたみたいになってるし…。
中野は淡々と自分の身支度を整える。ズボンの染みに気づいて「あ、着替えないとヤバイかな」
さっきまでの強引さはなく、いつもの柔らかい笑顔で中野が言う。
自分で穴を開けてしまったパンストをその場で脱いで生脚になり開いていた胸元のファスナーを上げ
里佳子はぐっしょりになった下着が気持ち悪くて下着も脱いでパンストにくるむ。
「下着の替えなんて…もってきてないけど…どうしよ。大体、中野先生が中出しなんてするからっ」
「気になってた、から」
かみ合わない答えに「はっ?」と勢いで聞く里佳子
今更少し照れるような表情で歯切れ悪く続きを話す中野
「…前から、好き、だったから…」
「好きだったから、いきなりこーなったって事ですか?いきなり中出し?いきなり…」
怒ってるのか勢いなのか何なのか自分でも空回りしてるのに気づいて里佳子は「んも〜」と言葉を止める
590( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/10/03(月) 18:02:04 ID:FpDIeLAQ
「明日の夕方まで…仕方ないかなぁ。あ、でも休憩時間にコンビニで下着買えばいいか」
里佳子は医局でストックしてあったコンビニ袋にパンストと精液まみれの下着を入れて口を縛る
「それまで、ノーパン?」
中野が里佳子を指差して言う
「誰のせいだと思ってるんですかっ!」
「ごめんごめん」
会話の内容を除けば、いつもの雰囲気。
「でもナース服の下がノーパンなんて知ってるの、俺だけだし」
少し満足そうに中野が笑顔になる。「まったく〜」と言いながら彼の笑顔を見て
里佳子はそっと頬にキスをした。
「童貞どころか、ちょっとSっぽかったっていう事も、私だけしか知らない?」
うん、と頷いて中野が里佳子を抱きしめる
「えぇと…いまさらだけど、好き、です」
「遅っ!遅い〜!ほら、肝心な時に告れない男じゃん」
抱き返しながら言葉は思わずふざけてしまった。里佳子は体を離して持ってきた懐中電灯を持つ。
そこで丁度、中野の指導医である早川が戻ってきた
「お疲れ。あー、河本さん持ってきてくれたんだ?差し入れのおすそ分け」
「はい。30分前くらいに。中野先生が患者さんの事で質問してきたのでそれから今まで
 つい話しこんじゃいました。もう戻らないと怒られちゃうから。暖めて食べてくださいね。それじゃ」
平静を装えてた、筈。
里佳子は薄暗い廊下をナースステーションに戻りながら、大丈夫、大丈夫、つ呟く。
…ノーパンはやっぱりスースーする…少し行動の荒い強引な中野を思い出して
里佳子は今更、ドキドキとしている自分に気づいた。
――なんだったんだろう。
591( ・∀・)つ〃∩モエー:2005/10/03(月) 18:04:12 ID:FpDIeLAQ
どうにかエロくしなくては、と足掻いたので長くなっちゃいました(;´Д`)
あんまり萌えじゃないかな…スマソ
結局あんましえろくないし、またもあんまり医療プレイじゃないしw

次、がんばります
592名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 19:58:58 ID:MI61CdBK
agemoge
593名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 22:09:48 ID:KqgFfkvN
この流れでよくぞ投下した!
精神科の患者さんが何かうめいてても気にしないでね書き手さん達。
594名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 23:58:03 ID:PXDo/TfO
>( ・∀・)つ〃∩モエー様
GJ!!!
次も期待してます!!!
595名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 10:02:57 ID:XYDQJhWr
GJです
電話の音に焦る里佳子にハアハア。
中野の二面性もイイ!
596名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 14:40:06 ID:TuXn76NF
自演くせえ
597名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 14:44:04 ID:zzC7Wuts
agemoge
598名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 23:26:19 ID:RnNQ44El
自演してみたいところだが
俺にはこんな文は書けないな
GJ!
599名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 02:54:27 ID:m6ISLK4q
フッ。俺なら書けるがな。
600名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 14:34:38 ID:oNUjspSC
臭いね
601名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 16:26:02 ID:WrSiOqAV
595だが自演じゃないよ
602名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 22:47:08 ID:smyXUKDQ
agemoge
603名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 23:55:56 ID:VMKiaBf8
俺593
俺が氏だ

ったらいいなあ
604名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 19:29:02 ID:LtaPuxQF
氏のファン層って低俗?
605名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 19:42:33 ID:7tJDmldU
安い風俗は好きだが低俗なんて言い換えないでおくれ
606名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 21:49:01 ID:JtOL8TNY
agemoge
607名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 03:21:34 ID:iXJ+UQLH
と言うわけで>>599は何か書いて提出のこと。
608名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 20:55:11 ID:XQ04zKYX
agemoge
609名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 19:33:49 ID:6tr9QFz4
agemoge
610名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 09:24:47 ID:nyegYcLO
agemoge
611名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 21:20:43 ID:Qia8lue7
agemoge
612名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 20:02:24 ID:CEyL+Juz
agemoge
613名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 20:08:17 ID:mtzHPF4F
agemoge
614名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 21:33:52 ID:G4wFSw6s
このスレは終わりなのか!?
615名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 23:44:22 ID:5giJIHke
ですね。
616名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 04:22:02 ID:tKdWTVIw
ですね。ですね。ですね。ですね♪
617名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 09:17:56 ID:7oneKEXu
まだだ
まだ終わらんよ
618名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 15:09:02 ID:Xt+HVIKE
うむ。
6191/6 Baby Doll Mai:2005/10/23(日) 01:25:28 ID:bYR3fWII
   5


 彼らは非常な熱心さをもって舞衣の体をすみずみまで調べ尽くそうとしていた。その熱心さ
が学術的関心から来るものではほとんどないことは彼ら自身も認めるだろう。まさにつぼみ
から花咲こうとする年頃の少女を、全裸にして思うようにできるのである。男子学生たちに
興奮するなというほうが無理なのだ。
 ときおり舞衣が見せる嫌がるそぶりもまた彼らの望むものといえた。相手が世間ずれした、
(少なくとも表面上は)平然としていることができる娘であれば、陰鬱な喜びはそれほどでは
なかったかもしれない。耐えがたい行為を強要され、いやいやながらも命令に従う少女だか
らこそ、彼らは情欲をかきたてられているのか。
 学生らの想像のとおり、今の舞衣の境遇は思春期の少女にはまったく信じられないもので
ある。自分もろくに見たことがない性器や肛門を、下着一枚すらなしにあけっぴろげにされ、
男たちにかわるがわるのぞかれているのだ。
 これだけでも年端もいかない少女の身には想像を絶する屈辱だというのに、それどころか
股間をいじられて放尿する姿までさらす破目に陥っている。さらに一部始終はカメラに撮られ、
誰に見られるともわからない。
 せめてこの状況に同情してくれれば、舞衣の扱いももっと丁寧になったかもしれない。
 しかし、おびえる少女にやさしくするには、舞衣を囲む学生たちの感情はたかぶりすぎてい
た。何人かは舞衣の求めるいたわりとはまったく逆の方向に、この機会を利用した。どさくさ
にまぎれ、少女特有の、細い、だが丸くやわらかな肉体に手を滑らせ、感触を楽しんでいった
のだ。
 手袋越しとはいえ執拗に体に触れられてから、舞衣はあおむけに戻された。状況の好転と
いうよりは、やはり悪化だろう。一時とはいえ隠されていた乳房や性器が、また学生の目の
前に展開したのだから。
 前と同じように両手をバンザイの形に押さえられる。
 ついで、村松医師の指示が出されたので、舞衣は唇をかみながらも両足を曲げて広げ、恥
辱のM字を再現する。
 こちら側の視診は終わったはずなのに、次はなにをするのだろう。
 舞衣の疑問に答えるように、村松医師が宣言する。
「剃毛を行います」
「……え?」
(テイ、モウ……)
 聞きなれない単語に、胸中で音を繰り返し、漢字を並べるのに数秒を要した。
(あ、そうか――! いや、やだっ)
 意味を悟り、舞衣は顔色を変えた。この体勢で、体のどの部分に対してそれが行われるの
か。考えるまでもなく、答えはすぐに出るだろう。
 両足の付け根、こんもりとふくれた神秘の丘。生殖器官を守るべく群生するはずの、乙女の
草むら。
 といっても、舞衣には今のところ大人の女性のような黒々とした陰毛は生えそろっていない。
ほんの少しだけ、それとわかる細いちぢれ毛がかろうじて根を下ろしているだけだ。
 しかし、生えかけたばかりの薄いわずかな恥毛であっても、失うとなれば平穏ではいられない。
 いったん失ってしまえば元どおりになるのにどれくらいかかるのか。
 恥ずかしさよりも不安が勝った。
 黙っていられない。
「あ、あの、それって……毛を剃るんですか」
「そうよ。剃るのとは少しちがうけど」
 間髪いれず、山内看護師が答えた。
「邪魔になるし、感染症の原因にもなるかもしれないから、剃らないといけないのよ」
 ここの毛をね、と舞衣の股間に目を向ける。
「それじゃ、少ししたら元どおりになるんですよね……」
「さあ? 濃いほうじゃないみたいだし、少しくらいかかるかしら。まあ永久脱毛するんじゃな
いんだし、そのうち生えてくるでしょ」
 そっけない回答であったが、最低限のことはわかった。それに、山内看護師は舞衣の顔を
見ようともせず、カチャカチャといろいろな器具類を並べている。そんな彼女の冷たい横顔を
6202/6:2005/10/23(日) 01:26:05 ID:bYR3fWII
見ると、これ以上の質問ははばかれ、舞衣は口をつぐんだ。
 天井から伸びるライトの向きが変えられ、舞衣の股間を明るく照らす。そのはずみで一瞬、
舞衣の視線に光が入ったが、想像以上に強烈な輝きだった。
 その光が、いっさいの陰さえ作ることなく舞衣の恥丘を浮かび上がらせている。
「手術前の体毛の処理には長年カミソリが使用されてきましたが、今はクリッパーやハサミ
による除毛が推奨されています。本来は手術直前に行われるのが望ましいのですが、前日
に行われることが多いです。今回は直接手術に関係したものではありませんが、クリームを
使用して除毛します」
 剃毛と聞いて、舞衣はきらめく刃を想像していたのだが、そういうものは使わないらしい。
恐怖感はいくぶん弱まる。
 河村看護師がチューブ状の入れ物をよく振って、手袋の上に出す。
 学生たちの視線がまたも、舞衣の秘所に集中する。
 注目を感じるその部分に、毛を覆うようにうすくクリームが塗られていく。
 肉の丘を往復する指の感触に、血液が集中するようだった。
(あ、ああ……)
 思っていたよりも広い範囲にクリームは塗りのばされた。
 これで次にクリームが取り払われたときは、舞衣の恥毛は残らず消えてなくなるのだろう。
 力ないうめき声が思わず漏れる。


 五分ほどして、「もういいでしょう」との声で、まずガーゼでクリームが取り除かれた。根づい
ていたはずの毛も、薬品の力には抗しきれず、もろく崩れながらあっさりと皮膚から離れていく。
 仕上げに湿らされた布でぬぐわれると、舞衣のふくらみに、白い地肌があらわれた。
 それを見届けて、山内看護師がささやく。
「つるつるになっちゃったね。赤ちゃんみたい」
 その言葉にかっとなるが、彼女のいうとおりだった。
 ほとんど跡さえ残さず陰毛のなくなったその場所は、毛を失った大人のものというより、まだ
性徴のあらわれない子供のそれに近い。
 汚れのないつつましいひだは、足を左右に強引に広げられて、その口を半開きにさせられ
ているものの、なおその未踏の空間を守るべく亀裂は狭く、容易な侵入を許そうとしていない。
黒ずんだ場所もなく、全体にピンク色で、形は奥まで左右対称にととのっている。
 もちろん実際に比較すれば赤ん坊のものなどよりはるかに発達し成長しているのだろうが、
その幼さはいまだ十二分に残っていた。
 この体では、否定しようにもまるで説得力がない。
 毛と一緒に気力まで刈り取られたように、舞衣は気落ちして顔をそむけた。
 一方、学生らは、舞衣の胸中をまるで思いやらず、食い入るように舞衣のその完全にあら
わになった股間を凝視している。いまや下着はもちろん恥毛ですら覆うものがなくなった舞衣
の裸体は、よくできた人形のようにベッドの上に横たわっていた。しかしそうではなく、生きた
人間であることは、恥ずかしさに震える体が証明している。
 作業が終わるのを待って、村松医師が新たな指示をうけた看護師たちが、舞衣を動かす。
「またこのベッドに寝転んでね。うつぶせに」
「頭をこちらに……ひざを立てて四つん這いになって。そう、手を顔の前で組んでひじをつけ
てちょうだい。そのまま頭を下げて、胸をベッドにつけるように。腰はできるだけ高く上げて」
 白いベッドの上で、指示どおりの格好を取る。
 頭を下げるといってもほとんどあごをシーツに押しつける形になるし、腰を高く上げろといわ
れてもひざを立てていれば自力ではほとんど動かす余地はない。なにもせずともおしりを突き
出しているような形になるのだ。
(恥ずかしい……)
 あらためて体が熱っぽくなってくる。
「婦人科診察台を使用するのが望ましいのですが、思春期前の子供などではクスコを使用
するのは困難です」
 そういって、舞衣の小さな体を見る。
 舞衣は思春期前、というよりは思春期の少女なのだが、体格からいったら似たようなもの
なのだろうか。
「思春期前の子供などでも、このように胸膝位をとらせると見落としが少ないのです」
6213/6:2005/10/23(日) 01:26:38 ID:bYR3fWII
 村松医師の言葉とともに、ライトが当てられ、隠すもののない臀部が全員の前に剥き出し
にされた。
(全部……見えてるんだ)
 何度もさらしものにされてきたとはいえ、今度の体勢はまた別の恥ずかしさがある。手で
押し広げるまでもなくしりの肉は左右に分かれ、菊の座を隠すものはない。また、その下の
秘溝もなにものにもさえぎられず、光を浴びて見られるがままになっている。
 そして、うつ伏せになっていたときと同様、それらの一切の様子は舞衣にはわからない。
誰がどんな顔で見ているのか、まるで目が届かないのだ。
(……まだ? いつまで続くの……)
 村松医師は学生らに説明を続けている。もっとも、舞衣はできるだけ聞こえないように気を
そらしていた。舞衣にとって現状の姿はあまり直視したくないものだからだ。
「んんっ……」
 おそらく村松医師だと思われるが、彼の手が舞衣の肛門に触れた。たんに移動しただけで
はなく、なにやらドロリとした物体が穴の周囲に塗られていく。いったいなにをしているのか、
学生らは了解していても、舞衣にはわからない。訊ねれば応えてくれるだろうが、余計なこと
をして事態を長びかせたくはなかった。
 それに、自分がしゃべると、自分自身の存在をどうしても思い出してしまう。何もいわず、抵抗
せず、じっとしていれば、ベッドの上の裸の女の子のことは、他人事のように思える気がしたのだ。
 黙っておとなしくしている舞衣の秘裂を、村松医師の指は左右に引き広げた。この体勢で
そうすることによって、舞衣の体の奥まで自由に覗き込むことができるのだ。
「はい、大きく息を吸って。――吐いて。――吸って。吸気にしたがって膣入口部が開かれる
のがわかりますね」
 舞衣には見えないものの、その部分が動いているらしいことはなんとなくわかった。この洞窟
は肉の壁でできていて、舞衣の呼吸に従って脈動する。
「――いいですか。今からおしりの穴に指を入れますが、つらかったらいってください。力を
抜いて体を楽に。指にもゼリーを十分に塗ります」
 はっとして身構えた。少し前におしりに塗られた薬は、このための準備だったのだ。
 思わず力をこめる舞衣に「肩の力を抜いて」といいながら、村松医師は肛門にゆっくりと
指を入れた。
「んん……うあ」
 本来出される一方のはずのその穴に、ぐいぐいと異物が入り込んでくる。
 ていねいに行われているようだが、初めて味わうその感触に、舞衣は体をこわばらせなが
らうめき声を上げた。手袋をしているため、感触は素肌によるものではない。
 体内をさぐる触感に耐えられず、涙が目にたまってくる。
「んっ……」
 腸の内壁をひととおり調べ尽くすと、入ってきたときと同じようにゆっくりと指は引き抜かれ
ていく。人前で出てはいけないものが出るような排泄感に、舞衣は必死に肛門を締めつける
が、動きを止めることはできず、そのまま村松医師の指は離れた。
「……あああ――」
 指が抜かれてもなお残る排泄欲求を必死に押さえながら、舞衣は肛門にさらに力をこめた。
力むのではなく、その反対だ。その努力の甲斐あって、口を開けかけていたその穴も、ひくつ
きながら戸を閉める。
「いいですか。傷つけないよう、慎重に行ってください」
(ああ、やっぱり。みんなやるんだ……)
 死刑宣告を受けた気分で、たまっていた涙があふれてくる。
 看護師たちが配置につき、舞衣の体を支えるようにその手足を押さえつけた。
 最初の学生がその指を、あまり丁寧とはいえない動作で舞衣の肛門に押し込む。
 なにかが引き裂かれるような、鋭い痛みが走った。
「ああああ――っ! いたい、いたい――っ。 や、いやあ、やめてえっ」
 痛みから逃れようともがくが、不自然な体勢で手足が押さえられていることもあって、ろく
な抵抗はできない。
 学生にとってはせいぜい目の前でしりがゆれるだけのことであって、肛門に入れた指で
舞衣の腸内をかきまわすのに不都合はない。
「いたい、いたいよぉ――! やだあ、抜いてえっ、おねがい――っ」
 こらえきれず舞衣が涙とともに重ねて悲痛な哀願を繰り返すと、さすがに見かねて村松医師
6224/6:2005/10/23(日) 01:27:13 ID:bYR3fWII
が「もう少しゆっくりとやさしく」などと注意した。
 そうするとさすがに激しい動きはなくなり、痛みもずいぶんと弱くなったが、それでもやはり
不慣れなのか、村松医師のときよりもはるかに苦痛が大きい。
 次に代わった学生も、待つ間に気分がたかぶっていたのか、拙速な指使いで舞衣の肛門
を蹂躙した。体の中から肉壁をつつくと、舞衣はビクンビクンと体を反応させるため、それが
おもしろくてならないようだ。
 もちろんやさしく接してくれる学生もいるのだが、それにしても屈辱的な直腸触診に変わりはない。
 次々と指が肛門に出し入れされる。学生の心のうちはどうであろうと、挿入された指はじっ
としているわけではなく、往復運動を繰り返し舞衣の不浄の穴を容赦なく通過する。加えて、
ときおり指はくいと曲げられ、舞衣をお腹の中からかきまわす。
 そのうち、最初に交代した学生が好奇心からか、わざわざ舞衣の前方に移動し、その顔を
眺めにきた。おしりの穴をいじられて涙を流している舞衣がどんな表情をしているのか、興味
をかられたのだろう。
 一人がそうすると、他の者も気になったのか、次々と舞衣の顔をのぞきこんでいく。
 ただ、傍目から見ると、順序良く列を作って交代しているようにも見えるので、村松医師も
なにもいわない。
「く、ううう。痛いよ、もうやめてよ、ゆるしてよぉ……」
 もはや涙はとどまることを知らず、垂れ流すままになっている。あとからあとからとめどなく
あふれ、シーツに染みを作っていく。
 しかし舞衣がいくら泣き叫んで許しを請いつづけても、その悲鳴に慣れてしまったのか、
学生らの手が休まることはない。
 そうしているうちに、やはり最後となった、例の女子学生が舞衣の肛門に指を入れるところ
になった。舞衣の背筋に悪寒が走り、身をこわばらせる。首をひねって捉えた彼女の顔には、
確かに抑えようがない興奮が見てとれた。
「ん……ああっ、や、あん、いやあ、ひ、あぁん」
 圧倒的な苦痛を予想していた舞衣だが、襲ってきたのはこれまでにない快感だった。
 彼女の細い指は舞衣の小さな肛門にもそれほど苦痛をあたえず、出し入れもスムーズで
あったのだ。
 ただ、それとは別のところにも舞衣の快楽はあった。
 彼女は舞衣の腸内を指でなでながら、もう片方の手を他の人間にわからないよう、舞衣の
陰裂に当て、いじりまわしてきたのである。
「んあっ、あ、あ。いや、動かさないで、触っちゃだめぇ」
 手のひらを盾にして指をほんのわずかに動かすようにして、外からは単に当てているよう
にしか見えない。たいした動きではないのだが、徐々に舞衣に苦痛を忘れさせていく。
(でも、この人、さっきは……)
 気を抜かせておいて、また体のどこかをつねって遊ぶつもりかもしれない。
 そう思うと気を引き締めて、彼女の思うとおりにならないようにしなければと考える。
「んく、う、う、う」
 快楽も苦痛も感じないように、声を押さえて我慢する。
 だが、そんな舞衣の努力をあざ笑うかのように、女子学生は先ほどもおもちゃにした、舞衣
の、秘裂の中の小さな急所をつまみあげた。
「ひいっ」
 しかし今回は押しつぶすことはしない。
 集中する神経に適度な力を加えるように、コリコリと指の中で転がす。
 もう片方の手を動きも止まらず、指をグルグルと回転させながら肛門を刺激していく。
 入り口付近とはいえ、二つの穴を同時に責められ、苦痛よりもはるかに大きい快楽を舞衣
は浴びせられた。
 それでも舞衣はひたすら我慢していたが、もはや言葉も考えもまるでまとまらない。
「ああ、はぁっ、あ――っ。ひ、やぁん、あっ、ん――」
 力が抜け、かろうじて浮かせていた顔も、横にしてシーツに押しつける形になった。おかげで
喘ぎ声も聞き取られにくくなったが、涙に加え、口からよだれがこぼれ落ちるままになっている。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ」
 舞衣の呼吸はますます荒くなり、限界が近いことを示していた。
 もはや抵抗することも思いつかず、舞衣はされるがままである。
 舞衣のしりはじっとりと汗ばんでライトに輝いていた。その肛門を、女子学生は突き刺した指
6235/6:2005/10/23(日) 01:27:49 ID:bYR3fWII
で曲げて広げながら、もったいぶるように引き抜いていく。
「はぁっ、あっ、わあぁぁん」
 同時にずっと確保してあった舞衣の陰核をこすっていくことも忘れていない。
「ん、んん――っ!」
 顔を赤らめ、声を乱し、快楽を全身で訴えながら舞衣は達していった。
 しりを突き出した格好のままだが、微妙に安定感があって、ほうけてしまっても倒れることはない。
「はぁ――っ、はぁ――っ」
 息は深く、長くなっている。
 涙どころかよだれまでたらし放題で、舞衣の顔はぐしゃぐしゃになっていた。その顔を一番
近い距離からずっと見物していた看護師たちだったが、全員の内診が終わったのを見て、
汚れた顔や性器をきれいにするため動く。
 涙とよだれにまみれた顔以上に、舞衣の性器はさまざまな分泌物が織り交ざって汚れて
いた。看護師らはタオルをいくつか交換しながら、丁寧に清めていく。
 その間も舞衣の四つんばいは崩されることはない。
 手足に無理な力が加わる姿勢だったためか、舞衣が我を取り戻したのは前の同様の体験
のときよりも早かった。
(はぁっ、はぁ、わたし、また……!)
 一度ならず二度までも、見ず知らずの学生たちの前で恥ずかしい姿をさらしてしまった。
 それも、二度目にいたっては、彼女の行動からいたずら半分であったことは間違いない。
気丈にも舞衣は原因となった女子学生をきっとにらみつけた。
 彼女はもう一人の女子学生となにか話していたようだが、少し遠い。
 だが、不思議と、なにをいっているのかわかった。
 もう一人の女子学生はどこか、とがめるような口ぶりで、それに対して彼女は。
 ――でも、あの子、他の子に触られていたときも感じてたみたいじゃない。
 彼女は確かにそういっていた。
(ちがう! わたしは、ただ――)
 舞衣の叫びは、しかし口から出ることはなかった。
 胸中の弁明は誰にも届かない。
 かぶりを振った舞衣の眼に、テレビモニターが飛び込んできた。
(あ……今のも全部、撮られてたんだ……)
 そこには、大きなテレビに映った舞衣の臀部のアップはもちろん、舞衣の体の全体図、さ
らには今、看護師にタオルがあてられる舞衣の顔までもがしっかりととらえられていた。この
位置なら、涙とよだれを垂れ流す舞衣の淫靡な表情も、映像に確実に残っていることだろう。
 舞衣がなんといおうと、その体に起きた変化はすべてレンズが見つめていたのである。
(…………!)
 体全体がきれいに拭かれて、体も伸ばすことが許され一息つけたが、舞衣は絶望的な
気持ちになって、ただうつむくばかりだった。
(ううう……)
 再び涙があふれてきて、せっかくタオルで拭かれた顔もまた汚れる。
 よく注意していたのか、河村看護師はすぐに顔をぬぐってくれた。
「大丈夫? もうすぐ終わりだからね」
「……本当?」
「うん。あと、お薬塗るだけだから。もう少しだけ、我慢してね」
(もうすぐ終わるんだ……)
 あと少し……と自分にいい聞かせ、気を持ち直す。
「いい? 最後だから。もう一回だけ、あおむけになってね」
 何度も繰り返されてきた命令だ。もういわれなくても先はわかる。両手は頭の横に軽くこぶし
を握っておく。それを山内看護師が握手するようにつつみこんで押さえるのも同じだ。
 腰の下にマクラが差し込まれ、舞衣のしりは宙に浮く。
「…………っ」
 両側からひざを支えられ、割れ目があらわにされる瞬間、舞衣は顔をそむけた。
 少女として相手が誰であろうと隠しておきたい場所、といっても、今となっては、であるが、
屈辱に変わりはない。舞衣の年齢ならば、母親であっても見せるのは恥ずかしいというのに、
周りを囲むのは今日会ったばかりの学生たちだ。
「今、かゆみはありますか?」
6246/6:2005/10/23(日) 01:28:25 ID:bYR3fWII
 村松医師の質問が舞衣に投げかけられた。
「えっ、ううん、あ、あまりない」
 突然だったが、なんとかとっさに答える。
「皮膚の赤み、硬化にはこちらを使用します」
 いいながら、やはりチューブに入った薬品を示してみせる。
「激しいかゆみをともなう場合がほとんどです。小陰唇の周辺が軽い炎症を起こしているよう
なので、塗っておきましょう」
 結局、かゆくなる場所というのは村松医師には最初からわかっていたのだろう。
 これまでのパターンどおり、塗るのは河村看護師の役目だった。
 チューブからひねり出されるその薬を、短く手入れされたつめの真っ直ぐな指が舞衣の陰部
全体に広げていく。
「んっ……く……はぁ」
 またもや舞衣の性器は巧みな指使いにさらされ、甘い吐息が漏れる。
 だが、指がそれ以上の感触を残していくことはなく、作業はさっさと終了した。つい、もの欲し
そうな目で河村看護師を見てしまったが、はっとしてあわてて目をそらす。
 それを見ていたのか見ていなかったのか、
「ここがかゆいんじゃない?」
 といって、山内看護師が指でトントンと叩いたのは、まさに少女の体の一番繊細な肉の芽だった。
「あああっ」
 まったく予期していない動作で、舞衣は叫びながら体をビクンとはねさせた。
 舞衣の返事を待つ間も山内看護師はリズミカルなノックを続けるので、舞衣はたまらない。
「いい、やぁっ、かゆくないですからっ」
「そう」
 これまたあっさりと山内看護師は離れていく。体のうずきが残ったが、この状況では静める
ことなどできるわけがない。
「新しいパンツつけるからね」
 いつの間に用意されたのか、ひらひらと例の特殊パンツを舞衣に見せる。汚れはまったく
なく、真っ白だ。
 腰の下のマクラと入れ替えるようにおしりの下に敷かれ、てきぱきと舞衣の股間を包んで
いく。少女の部分が隠されて舞衣は安堵した。
 続いてパンツ自体を覆い隠すカバーが装着させられる。ただの布よりも丈夫にできたそれ
は、一点で小さな鍵に留められ、脱ぐことができなくなる仕組みだ。しかし、今の舞衣にはその
鍵をかける音さえ頼もしく聞こえた。
 そこで、体を支えていた手はすべて離れ、舞衣はようやく自由の身になった。たたまれた患者
着が手渡され、着るようにいわれる。その患者着も新しい物で、こわごわとした折り目が残っていた。
 ズボンと上着を身に着け、あまり恥ずかしくない格好に戻ると、これでやっと終わったのだと実感する。
「お疲れさま。よくがんばれたね」
 河村看護師がそういってくれたときには、すでに各機材も電源が落とされ、学生たちは部屋
から出て行くところだった。
「戻っていいの?」
「あ、うん。今日は午後もないと思うからね、部屋にいてくれればいいよ」
「……今日は? ……あ」
 今日はこれで終わりかもしれないが、まだ次がある。その次も、またその次も、今回と同じ
ように恥辱に満ちた時間を送らなくてはいけないのだ。
 拒否するも抵抗することも許されず、助けてくれる人もいない。
「……次はいつあるの? こういうの」
「どうかな。明日もないと思うけど」
 その答えでは、舞衣に与えられた休息の時間がそれほど長いものではないことしか意味しない。
 暗澹たる気持ちのまま、部屋に戻る舞衣の足取りは重かった。


(続く)
625名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 01:50:20 ID:vhtpD5R1
G・J!
626名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 11:25:59 ID:ivL6DvJn
舞衣たんキタ――――――(・∀・)―――――――――!!
半ば諦めかけてたケド…待っててよかたよ
GJ!で乙!で続き期待してます。
所々可愛い表現があるのが舞衣に合ってマスねえ。
627名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 13:38:13 ID:G3KZjfIO
つくづく直腸診ってエロいと思った
628名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 20:34:17 ID:f3b53FV5
agemoge
629名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 19:54:36 ID:jF6yMNco
agemoge
630名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 21:50:54 ID:JItaJqXA
ある男の玉の中で精子たちが話をしていた。

「なぁ、もしも受精できたら何になりたい?」
「俺は医者にでもなって人々を救いたいな!」
「俺は歌手になって人々に夢を与えたいな〜」
「でも俺ら一人しか受精成功しないんだよな…
 よーし、うらみっこなしだぜ!」

そしてついに旅立ちのときが来た。
「よしみんないこーーぜ!正々堂々と戦おう」
「おう GOGOGOGO!!!!!!」
一斉に前進する一同。我先へと突き進む精子達。

そんな中、先頭の精子が何かを悟った。

どう見てもオナニーです。本当にありがとうございました。
631名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 19:33:22 ID:7o4ZH9vZ
>>630
スレタイと関係ないけど、面白い・・・・・・・・・○| ̄|_
632名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 00:46:33 ID:FkbsrCbz
>>1
633名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 20:49:34 ID:M4VkG64q
agemoge
634名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 20:54:59 ID:Ebb0t2oh
>>630
先頭の精子萌え
635名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 03:04:55 ID:DIK8g7pl
agemoge
636名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 08:39:04 ID:rKpe3dzc
冷感症の熟女の女医が、自分が指導した若い医師の
直腸検査を受けて、生まれて初めての絶頂に達して
失禁する。その一部始終を見ていたのは女医の親友
で、治療名目でレズ関係にあるバイセクシャルの人
妻の婦長で、自分との行為で見せない姿を見せた事
に怒りを沸き立たせる。と言う様な話を誰か書いて
下さい。
637名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 09:03:28 ID:33Mc2Her
>>636
そこまで細かい設定を考えているなら、自分で書いてみなよ。
面白そう。思い入れがないと面白い作品には中々ならないからね。
638名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 21:47:13 ID:VshPitGq
agemoge
639名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 23:17:11 ID:mHgHQ7N/
agemoge
640名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 08:02:46 ID:oPvq3NLe
終わりか?やはり終わりなのか?
641名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 20:05:53 ID:TZLLdbWz
agemoge
642名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 21:55:15 ID:/Ltil62X
舞衣タンの為にも終わらせんよッ!!!

ところで>>630を某所に転載ったのは誰だいw
643名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 11:16:06 ID:2e1MUJAF
agemoge
644名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 22:30:30 ID:26no1AGo
agemoge
645名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 20:13:58 ID:bn/eFBU+
agemoge
646名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 10:51:05 ID:2biUb/0Z
さよなら〜さよな〜ら♪♪
647名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 16:30:49 ID:ERh4R8xS
agemoge
648名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 00:35:29 ID:rSOfmqx/
agemoge
649名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 19:54:02 ID:/o8AubDz
agemoge
650名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 23:35:44 ID:Bw2hsjgS
これほどに保守に恵まれたスレもそうあるまい

  agemogeするわよ
651名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 19:28:42 ID:GUao6y20
agemoge
652名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 02:55:24 ID:/sNJrl1k
agemoge
653名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 21:59:48 ID:TmDvINod
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654名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 18:52:43 ID:/95Y0Ttu
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655名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 18:07:16 ID:inuWeh0K
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656名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 20:47:24 ID:zVHpB15f
舞衣タン萌え
657名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 21:32:27 ID:U7osgVc+
カテーテルを使って欲しいです
わがままですがよろしくお願いします
658名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 19:00:26 ID:JafzbSR0
agemoge
659名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 12:59:48 ID:Eqhs077G
わかってるんだろ?
660名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 20:18:23 ID:boMup8mW
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661名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 17:16:51 ID:svnlJbnN
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662名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 00:01:56 ID:1JksXWOI
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663名無しさん@ピンキー:2005/12/06(火) 19:27:45 ID:f00AZYJb
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664名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 03:04:33 ID:lFmKZBPg
モゲーΣ(゚Д゚; このスレモゲー!!!
665名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 22:44:57 ID:0VZpuMFe
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666名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 02:42:28 ID:r1erwQbS
ガンガレアゲモゲ
667名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 18:04:08 ID:L5V651fB
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668名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 18:05:22 ID:BW5VaBq/
669名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 22:21:11 ID:5Gv0BJad
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670名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 23:12:15 ID:V3K4gpW3
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671名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 02:03:13 ID:bVejlnfR
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672名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 02:07:08 ID:nqiY/fRn
<a href="http://www.traffimagic.com/WIP1ZMMX7PA/B000369/comein/ERSVN?count=-1" target="_blank"><img src="http://www.traffimagic.com/comein/Images?bid=B000369" width="468" height="60" border="0" alt=""></a>
673名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 21:31:59 ID:d90hygl3
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674名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 21:53:47 ID:Pcf/qrnp
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675名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 20:17:42 ID:Womdk/GZ
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676名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 18:29:35 ID:CUxC+ZXT
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677名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 11:49:34 ID:zyzXsYhC
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678名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 22:26:00 ID:ilEU17JV
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679名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 00:03:54 ID:0zUdKSRJ
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680名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 01:02:18 ID:6xTRxcwm
あけおめ〜
681名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 01:08:20 ID:OCpMkpXY
akeome
682名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 17:32:37 ID:U1nx4Aab
あげ
あげ
あげ
683名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 22:38:44 ID:2aLyWZug
agemoge
684名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 14:01:56 ID:ea/LahUz
agemoge
685名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 10:40:27 ID:Z4IGIyyx
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686名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 13:55:00 ID:lHxKfXKd
agemoge
687名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 15:03:08 ID:BgO4mtzh
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688名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 22:07:32 ID:8AH/Vm52
作品うp期待あげ
689名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 09:11:00 ID:dQatLjrG
agemoge
690名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 09:24:43 ID:GTxb2/iC
agemoge
691名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 21:05:58 ID:B7iJBYpY
agemoge
692名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 00:16:20 ID:CHccQ5px
舞〜衣たんの続き♪続き♪続き♪
舞〜衣たんの続き♪
キボン〜だよ〜〜♪

     (メリーさんの羊のメロディで)
693名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 18:59:25 ID:HelDAhLw
agemoge
694名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 05:50:29 ID:MrF8hMtp
いい加減あきらめらばいいのに、粘るなw
695名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 09:06:19 ID:JGV7XfIn
agemoge
696名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 23:13:28 ID:3VSg0Ji4
agemoge
697名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 16:48:12 ID:olC7WwbD
agemoge
698名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 20:23:17 ID:loHKlE2f
agemoge
699名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 22:39:07 ID:KHdLirao
「ねぇ、先生…」
「ん?」
「お母さん…明日は来るかなぁ」
月明かりに照らされて、仄かに明るい病室。
一つしかないベッドの上で、唯一の友であるミーコという猫のぬいぐるみに顎をのっけてる。
「さぁ…どうだろ?」
「いじわる…こんな時は嘘でも励ましてよ」
ぷくーっと頬をふくらませこちらを睨む。
嘘が嫌いなくせに難しい注文をつけてくるな。いや、甘えてるのかな?
つい、ふっと鼻で笑ってしまった。
そんな俺をちらりと見ただけで、彼女はさっさと自分の世界に戻っていった。
今の彼女は本当に抜け殻の様だ。
万に一つでもここで彼女を襲ったとして、それでも彼女は俺に気づかない振りをするだろう。
夢の中にいれば優しい父母とずっと一緒に居れるのだから。
「…先生はいつまでそこにいるの?」
彼女はふいにこちらに戻ってくる時がある。
その時はちゃんと旅立つ前から続けるのでこちらが会話を忘れていたりすると少々困る。
だから、なかなか彼女と満足いくまで話ができる者はいない。
「普通は見回りって看護師さんがするじゃん?先生暇なの?」
「まぁそんなもん」
本当は今日はもう勤務は終わっている。
更に本音を言えばこんな薬くさいとこ長居はしたくない。
大好きな兄を亡くした事を嫌でも思い出してしまうから。
ふと彼女を見るとまた夢の中に帰っている。
俺がここに残っている理由は
寂しさを全身に身にまとい、それでも必死に孤独と戦う為に夢の中にいる彼女に
そっと、キスをする事。
そうすると、何故か兄の死からくる悲しみが癒されるのだ。
ガンガンと鳴る頭の痛みが和らぐ頃、彼女をそっとベッドに寝かしつけ、部屋をあとにした。
700名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 12:00:27 ID:z2kH9/iq
おっと新作でつか?
がむばれよおおおおおおおおおおおお
701名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 13:41:00 ID:83MHK/wK
いや、ただの保守ネタ。
続けるつもりは毛頭ないから。
702名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 17:59:42 ID:BR+HexlU
がむばれよおおおおおおおおおおおお
703名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 19:28:29 ID:Ep2r6vEh
agemoge
704名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 20:03:39 ID:RW4/9Lvc
agemoge
705:2006/01/27(金) 20:28:07 ID:MpR/N2A0
しゅ
706名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 20:29:49 ID:MpR/N2A0
あげもげ
707名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 23:46:57 ID:srpCrtmo
agemoge
708名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 20:09:11 ID:Xiua/2u+
新作期待
709名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 11:01:27 ID:cRTaT80Z
agemoge
710名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 18:57:11 ID:+UEnSglV
agemoge
711名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 00:11:29 ID:UYvXiH84
もう誰でもいい!58の続きを書いてくれ!
途中で作品を投げ出す奴に用はない!失礼だ!!!
712名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 01:52:37 ID:4LKL8Cog
リアル馬鹿の所為だろう・・・
713名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 11:47:41 ID:F/56l/+O
紘野さんとBaby Doll Maiの作者さんカムバック!
714名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 20:17:51 ID:Q1e0kxya
俺も待っているですよ
715名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 01:53:11 ID:3ZJykKvm
agemoge
716名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 21:35:11 ID:57txhHsa
agemoge
717名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 11:47:45 ID:GiTtmxMp
舞衣、かってに書いちゃっていいかなw
作者さん降臨激しく待ってるんだけど…
718名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 11:51:25 ID:GiTtmxMp
お目汚しかもしれませんが、勝手に続けてみます。
原作者の方、申し訳ありません。



それから三日間ほどは、舞衣の恐れていたような検査はなかった。
もちろん、パンツをかえるときに、看護士に大事な部分をみられてしまっていたが、
あの悪夢のような検査に比べれば、まだ我慢できる範囲のものだった。
検査の傷もいえかけたころに、舞衣のベッドに、河村看護師が銀のお盆のようなものを持って現われた。
「それ、なんですか?」
「ぁぁ、心配しなくていいよ、ただの血液検査だから。」
細い針が、舞衣の肘の裏にさされる。
血を見るのが苦手な舞衣はめまいを感じたが、なんとか痛みに耐えた。
719名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 15:00:41 ID:tYxyItVN
>>718
ちょっと指摘をさせてもらいます。
×看護士
○看護師

そして、会話内の「」の最後に『。』を普通はつけません。
720名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 16:45:58 ID:O5TArg2l
いーのいーの
小学館系のマンガならつけるし
721名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 21:28:33 ID:JjwKbU6L
看護師の指摘は妥当だが、禁則処理をネットで持ち出されてもなあ。
722名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 22:06:27 ID:YkeILESM
>>718
そういうのやめた方がいいよ
原作者にとってかなりショックだから
723名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 06:13:29 ID:fg3XHGLB
>>722
ここを見てるかどうかすらわからない人間のことを
気遣ってもしょうがないだろ。
724名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 08:09:40 ID:HDaucR39
後継者の作品が良ければ受け入れられ、悪ければ叩かれる。
基準は当然元の作品であり厳しく見られるのは当たり前。
それだけの自信があれば書いてもいいが
自己満足のためだけに書くのならばやめたほうがいい。
725 :2006/02/10(金) 13:20:38 ID:lU2gDesc
色々な理由でSSが投稿できてないだけかもしれない時に、他人が続編を書いてたら、
作者はショボーンってなるんじゃないのかな?

意欲があるなら、自分自身のSSを投稿した方が、このスレも荒れないし、生暖かい目で見てもらえると思います。
726名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 01:30:43 ID:IyjDFPle
別にいいんじゃないの?つまらなかったら、つまらないって言うし。
ど〜せ作者ももう来ないだろ。途中で投げ出すような奴だし。
727 :2006/02/11(土) 02:47:17 ID:VQMMYgKr
>>726
お前みたいな奴がいるから、職人が来なくなったと言う事実に気がついてるのか?
728名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 05:41:08 ID:Xiqr49ty
っていうか舞衣の作者に関しては遅いペースではあるけど続けてるじゃん。
729名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 10:55:20 ID:VQMMYgKr
作者を待ってやろうぜ。
730名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 17:54:27 ID:OO36K/f/
agemoge
731名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 20:56:10 ID:sCRaA7Xj
agemoge
732名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 23:46:16 ID:IBvq4jU6
agemoge
733名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 23:42:24 ID:20I0N+P7
agemoge
734名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 23:43:28 ID:JXWRPIpV
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735名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 19:53:11 ID:c6EgG9aM
agemoge
736名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 22:40:22 ID:BvlhER+Y
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737名無しさん@ピンキー:2006/03/01(水) 22:06:40 ID:luOyVkpA
agemoge
738名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 00:12:07 ID:smWXahI5
agemoge
739名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 12:00:59 ID:283jItOk
奇跡の1年目
740名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 21:28:11 ID:yJWyg0nu
agemoge
741名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 21:45:04 ID:Luuz/s1k
agemoge
742名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 01:31:31 ID:XwoN7yoU
学校で全生徒を対象にした「精密」な検査が執り行われることになった。
人には知られたくもない各所の数値も読み上げられたり、
級友の前で全裸を強制されたりと羞恥心を高ぶらせること限りなし。
743名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 15:39:46 ID:LsarjRUC
そのネタ投下してくれるのか?
たのむぞ。
744名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 23:43:19 ID:FZ9h2klu
agemoge
745名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 17:36:36 ID:FKyWodJX
【医療】恥ずかしさに配慮、乳がん治療着を女性講師が考案 久留米大[060311]
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1142060832/

えろっ(・∀・)
746名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 12:07:23 ID:Q8yOwvt8
agemoge
747名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 22:26:13 ID:6AKPBIGN
agemoge
748名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 22:50:00 ID:lE5126fF
agemoge
749名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 02:03:18 ID:8tsBqglZ
agemog
750名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 21:00:15 ID:r0c7Vs5R
( ・∀・)つ〃∩モエーの人の作品、もっと読みたいです。
751名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 15:30:32 ID:q324YMck
agemoge
752名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 22:32:38 ID:cBOpQ+2e
agemog
753名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 20:11:51 ID:sle/wqDt
agemo
754名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 17:47:11 ID:5Vr39nCX
agem
755名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 23:55:44 ID:YYIyVGRf
age


agemoge end
756名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 07:19:27 ID:I80Eki1b
……終わるんだ?
それは残念。

私もモエー氏のをまた読みたいな
あの人のを読むと変態じゃないエロも(・∀・)イイ!よなあって
すがすがしい気持ちにさせてもらえるから
757名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 11:51:46 ID:nXTV7oKF
終焉の時、来たれり
758名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 18:32:01 ID:DUG7spaM
今こそ人類を在るべき姿に
759( ・∀・)つ〃∩モエー ◆bhH/AtH.kc :2006/03/31(金) 23:05:49 ID:Zv1liUX+
>>750 >>756

そういっていただけるとかなりうれしいっす。・゚・(ノД`)・゚・。
しかしぬっちゃけ、現在ネタ切れ中で・・・
誰か投下するのを待ちつつネタ考えてたんですけど
誰も投下しませんねえ・・・
760名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 23:19:03 ID:XRl/Lajb
モエー氏キテター!!

ネタ切れですか。
では、ネタ収集もかねて、萌える医療処置話いってみましょーw

オノコは、自分が医療者(医師・看護師・他)だったら
オナゴは、自分が患者(or医療者だけど、なんかされちゃう系、しちゃうう系)だったら
もちろん医療者どうしのセックル話もあり


男受けは、ビミョ−に萌え違いなんで、801板ででもヨロ
761名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 05:21:45 ID:tocljy0f
仮病で病院に来たおにゃのこが医者に色々されちゃうとか
762名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 14:50:12 ID:E9Zzx9+a
怪我して運ばれてきた女の子に手当てした医者が色々悪戯しちゃうとか

どうでもいい話だが、心配するふりをして触診してくる医者を嫌がれずにいて
そのうち濡れてしまい恥ずかしがる女の子とか凄い萌える。
763名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 11:22:24 ID:YNEayMNT
舞タソ希望
764名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 22:37:39 ID:1arWYG+S
>>760
俺は女子中学生か高校生が嫌がりながら浣腸されて、
さらに出ないから泣きながら摘便されるシチュに萌える。
誰か書いてくれないかな…
765名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 00:54:23 ID:CVEEOIyl
あい
766名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 01:06:53 ID:CVEEOIyl
「39度。やっぱり熱があるわね。カナ、病院へいきましょう」
ママは体温計をのぞきこみながら、あたしにそういった。
昨日の夜から寒気がしてたまらなかったのは、熱のせいかあ。
と、ふらふらになりながら体をおこした。

「中間テストが終わったからっていって夜おそくまであそんでいるからですよ」
ママはメっと、あたしをにらむ。
ごめんなさい、と、口ではいいながら、
いいじゃん、もう高校生なんだから!と、心の中で反抗。
「さ、いきましょう。車の用意しておきますからね」
あたしはふらふらしながらパジャマから下はジャージ、上はトレーナーと、
一応そとにいける格好に着替えた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

はじめまして、こんばんは。
764さんのような経験があるので、脚色して物語のようにしたいと思います。
が、2ちゃんに書き込み自体がはじめてなので、
暗黙の了解などがわかっていなかったり、誤字脱字はご容赦ください。
また、なにかあったら教えてください。
ちょっとづつアップしていきます。(まとめて書いて分割アップができるのでしょうが、
やり方がわからないので書いたらアップをくりかえします。)
767名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 01:18:55 ID:CVEEOIyl
近所の内科についた。
待合室は、お年寄りばかり。ママの隣に座ってしばらくまっていると、
20歳くらいのちょっとかっこいいお兄さんが病院にやってきて受付をした。
もう少しかわいいトレーナー着てくればよかったかな、と、とりとめもなく考えていると、
「スス木カナさん、どうぞ」と、呼ばれた。
ママにつきそわれて診察室にはいる。

先生は40歳くらいの、おじさん。よかった〜ぎらついてないし、
やさしそう。。。。
看護婦さんは、30歳くらいのベテランっぽいひとと、新人さんっぽいひとのふたり。
「今日はどうしましたか?」と、きかれ、
具合を話す。ママは心配そうに、あたしをみてる。
そう、過保護なとこはあるけど、やさしいママよね。
さっき反抗的な気持ちをいだいたことを反省。

では、診察しましょう。
聴診器をあてるのははずかしかったけど、のどをみて、目をのぞいて、
あっさり、診察がおわりかけた。
よかった、注射や点滴だったらやだな〜と、思ってたんだ〜

そう、ほっとしたとき、「じゃ、おなかもみましょう」
と、ベットに仰向けにねるよう支持された。
768名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 01:27:12 ID:CVEEOIyl
ベットに仰向けになると、お医者さんは「ちょっと失礼しますよ。どれどれ」
と、あたしのジャージをヘアがみえそうなくらいおろし、おなかをおしはじめた。

「ここはどうですか?痛くない?じゃあ、ここは?」
痛い!!!
「ふむ、痛い。もう少しごめんね。じゃあ、こっちは?」
もっと痛い!あたしは顔をしかめた。

「カナさん、最近いつお通じがありましたか?」
お通じってうんちのことよね。。。。。
やだ、はずかしい。でも、答えなきゃ、えっと。
あれ?いつだっけ?
あれは。。。。
「金曜日です。。。」
「おや、もう、5日間たまってますね。気持ちわるいでしょう?
それも、便秘のせいですよ。
出しちゃいましょうね」
出す?出すって?コーラックみたいのもらえるのかな?
と、思ったあたしの耳に信じられない言葉が!

「浣腸してあげて」
769名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 01:51:49 ID:CVEEOIyl
浣腸ってあれよね、お尻からお薬いれるやつよね。
いやだ!そんなの!
「いやです、あの、飲み薬とかで。お願いします」
「もう、5日間たまってて、しかも、熱も高いから、腸に水分をとられて便がかちこちになってるんですよ。
大丈夫ですよ、すぐすみますからね」
「でも。。。。」
と、あたしがなおもお願いしようとすると、
「カナちゃん!」と、ママが厳しい声で
「お医者さんのいうことを素直にききなさい!
子どもじゃあるまいし」
子どもじゃないからはずかしいのに、、、、

そうこうしてる間に看護婦さんがふたりで浣腸の準備をしてしまった。
お化けみたいな注射の先が針じゃなくてふっくらふくらんでる。
あれがお尻に?
いやいや!お尻の穴なんて誰にもみせたことないのに!

「はい、カナさんちょっとジャージずらしますよ」
と、ベテランさんがいう。
ひゃあ。ちょっと、と、いいながら、ひざまでぱんつごとおろされ、横向きにされ、あたしは熱のためだけじゃなく、真っ赤になった。
そして、からだをかたくする。
「はい、あしまげて。下の足はすこしのばし気味で」
お尻がすうすうする。

ひゃあ!
お尻の穴になにかぬられた。
「浣腸がはいりやすいようにクリームを塗ります」
新人さんが緊張した声であたしにつげる。

いやいやいや。
ママもみてるのに、こんな、こんなこんな!
ゴム手袋をした手でくるくるお尻のマッサージをされる。
あんっ
指が、指が少しはいってるよ〜!
あたしはもうはずかしさで泣きそうだった。

「はい、じゃあ、いれますよ〜あ〜っていってください」
あ〜〜  
あたしは消え入るような声で息をはきだした。
つるんと、お尻になにかがはいってきて、そのあとに、逆流する感覚!

「い  やあ。。。。。」


そのあと新人さんは脱脂綿でお尻の穴を押さえた。
「はい、5分は我慢してくださいね。お母さん、かわってもらっていいですか?」
いやいや。高校生にもなってママにそんな・・・・・
と、思っていたら、
なにこれ!お腹がぐるぐるしはじめた!!!
そしておさえる係はママにチェンジ!
もういや
あたしはなきべそをかきながら
「お腹いたいよお、トイレにいきたい!」
と、訴えた
770名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 01:53:58 ID:CVEEOIyl
766です。
ねむくなってしまったので、また今度かかせていただければと思います。

おやすみなさい。
つたない文章におつきあいいただきありがとうございました〜
771名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 02:57:33 ID:HpRVospl
>>770
続き、楽しみにしてます
772名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 17:13:24 ID:u/6kj/wi
とりあえずスカは苦手な人もいると思うから、投下前に注意文入れといたほうがいいと思うよ。
773名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 02:33:05 ID:/5BgADRu
ほしゅ
774名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 08:42:19 ID:u9XVa6Ty
ほっしゅ。

モエー氏きてたのかヽ(´ー`)ノ
775名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 00:39:44 ID:0Vg+HZ6h
>>770
続き期待してます。
来るまで抜くの我慢するくらい期待してたりw
776名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 01:37:06 ID:czwo49Ks
ほしゅ
777名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 16:13:58 ID:Kb2gVyx/
☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < 作品まだ〜?
            \_/⊂ ⊂_)    \_____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       |  リアリティー |/
778名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 01:26:30 ID:t2Zr04bm
779名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 23:27:59 ID:++xj7rNo
780名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 00:30:01 ID:Y0EfT3KB
一徹
781名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 09:03:47 ID:lxRvaskt
>>778-780
 ワロタw
782名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 22:30:30 ID:8Zt5GuxZ
ほしゅ
783名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 08:55:20 ID:sDTu4qGM
ここのスレに投薬系の生体実験のエロネタって投下していいの?
784名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 10:42:53 ID:GOSDXcN1
>>783
病院で行われる行為なら、問題ないと思う
785名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 19:34:00 ID:iUE5S/gf
どうせこのままじゃ落ちるんだし、有効に活用汁
786名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 23:31:34 ID:3nMX24EH
期待〜ほしゅ〜
787リレーで書いて:2006/05/26(金) 20:44:25 ID:re40Ku6m
MS(マッドスレイブ)
 
 人里離れた山奥に病院らしきある。その建物の名は、医療法人新薬開発臨床医院。
 要するに、国で認められていない薬品や、その医療法人が独自に作り出した薬品を
人に投与し、その効果を調べ、治療する機関であるが、実際のところ、そこに集まる
医師たちはマッドサイエンティストと呼ばれる医師たちのみで構成されており、日々
自分の開発した薬を使い、人を狂わせることを目的、楽しみとしていた。
 この機関は、本来国が認められるはずないが、政治家達を薬で洗脳あるいは賄賂な
どを贈り、目を向けないようにしていた。
 臨床実験の被験者になる人間は、莫大な借金を抱えたためにやむを得ず自分の体で
稼ごうとした者、ここならどんな人間でも想像できないような高額の金買ってくれる
と聞きつけた人間によって誘拐され売られた者、連帯保証人として巻き込まれた者、
ホームレス、捨て子などがほとんどであり、この機関に入れられたものは、いかなる
人権も通用しないのである。
これは、狂った科学者達によって狂わされた者達の記録である。
788名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 21:51:07 ID:2hIAX1J0
ほしゅ
789名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 02:09:34 ID:O761Fto9
>>787
書く能力無しの俺だが、続きを読みたい。
790& ◆WwnKN7.MB6 :2006/06/03(土) 18:45:43 ID:MOGMdKM3
>>789
冒頭で止まった理由は、いくつかシチュエーションを妄想してみたがこれだって
思えるやつが思いつかん。orz
続き読みたいなら、シチュエーションを考えてくれ。
頼む
791名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 21:57:17 ID:Su/zUVL1
>>790
 単なる人体実験じゃ面白くないな。やっぱり「病院・患者」というシチュを活かしたい。

 で、ネタとしてだが「双子の少女」というのはどうだろう。
 実際にナチスでは、ヨーゼフ・メンゲレ(だったか?)が双子を人体実験に使っていたことだし。

 一卵性双生児の少女が、隣接する部屋でそれぞれ台に固定されていた。
 二つの部屋は分厚い壁で隔てられ、隣の部屋で何が行われているかを窺い知ることはできない。
 片方の部屋の少女には、全身に……特に未熟な乳房や性器、肛門などの周辺に様々なセンサーがつけられている。
 そしてもう片方の部屋にいる少女には、その幼い性器や肛門に対する執拗な責めが行われていた。

 実験の目的は、いわゆる「双子のテレパシー」の証明。
 少女の片方が性器をいじられたとき、もう片方の少女の性器等に対する反応を調べるとかなんとか。
792名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 04:23:50 ID:Xf5igCvC
お前ら人権を剥奪・蹂躙すんのホンット好きな
793名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 07:01:12 ID:WoASJPaj
   ∩___∩
   | ノ      ヽ
  /  >   ● |   てヘっ
  |    ( _●_)  ミ   だって興奮するんだもん
 彡、   |∪|   ) 
/      ヽノ //
ヽ|       /
 |       /
 ヽ /  /
  / /ヽ
(´_ /ヾ_)
794790:2006/06/05(月) 21:43:29 ID:IYmVEtB1
>>791
いきなり、難しそうなシチュのやつが届いたな・・・分かった。自分も文才は無いが
なんとかガンガッてみよう・・・
795名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 00:29:20 ID:uF/tk1yE
全く期待してないから気楽にかけ
796名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 12:49:32 ID:AgbSSzlP
>>795
 俺は期待してるぞ(^0^)/
797名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 02:43:00 ID:S4NuwkJM
双子ネタイラネ
798790もとい787:2006/06/09(金) 21:16:34 ID:0iXbeXrT
>>797
なら別のシチュ考えてくれ
799名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 21:08:38 ID:e+R7Pp6U
ほしゅ
800名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 00:30:27 ID:0zR5HG1m
どうでもいいが、書くなら早く書けよ!
801ネタ:2006/06/17(土) 23:00:59 ID:HvBVOfCu
とある公立中学校が某私立医大に協力して全生徒の身体データを
採取することになった。乳房や生殖器の発育検査まで含まれる内容には
一部の教職員から非難の声が上がるも、昨今権限が強化された
校長の鶴の一声で押し切られた。背後には札束の影が見え隠れ。
その一方で男女問わず一部の教員も目を輝かしていたのだが。

何せ全生徒が対象なので保健室や特別教室では手狭。よって体育館が
検査会場に充てられることになった。各教室から机を運び込み、その上に
体操用のマットを敷いて簡易のベッドを設け、体育館一杯に並べられた。
しかもプライバシーより効率を重視した結果、それらベッドの間には目隠しや
仕切りの類はなく、着衣が散らかるのを防ぐという名目で生徒は教室から
全裸で移動する羽目になった。

更に悪いことにこの中学校は男女混合名簿が採用されており、生徒は
異性の視線に晒されてしまうのである。
802名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 02:44:46 ID:ppyEefit
いいね。次は?
803名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 19:47:50 ID:IdZZOmCe
age
804名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 01:33:45 ID:TcUBKUSu
このDVDはよかったです。

ttp://ryohin.kir.jp/photo/img-ulala/TYO_NKCD-04.jpg
805名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 23:44:06 ID:GEISoZSM
学用患者っぽくないな。
806名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 09:40:49 ID:UUOj/A6L
そこは想像力でカバー
807名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 13:39:03 ID:bYPUKSKu
>>804
フェラとか入ると萎える
ただのAVじゃんって思うから
808名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 18:11:34 ID:V91vtTot
学用患者っぽい設定
・患者が貧乏であったり、もしくは学校や職場など人間関係のしがらみから
首を縦に振らざるを得ない立場にいる。
・古くさい講堂や大教室の壇上など、多くの人間の視線に晒される場所である。
・指導教官は何らわいせつ目的を持たずに淡々と、しかし患者の羞恥心には
全く配慮しないで身体を弄り回すが、それを見ている学生どもは目を血走らせて
股間を膨らましている。なお少数の女子学生は同情のあまり目を背けたり、
まわりの興奮しきった男子学生を軽蔑したりしている。
・患者の若さに嫉妬している看護婦が、羞恥を煽り立てるような言動をして虐める
・患者は性的な興奮を抑え込もうと堪え忍んでいるが、教官や学生の手によって
果ててしまう。
・間違っても性交、もしくは類似行為には及ばない。あくまで患者はモルモット。
実験対象であり、測定対象。
809名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 18:17:47 ID:WK2Ju5sw
>>787

 医療法人新薬開発臨床医院。
 ここへ連れてこられた「被験者」は、いきなり実験に使われるのではない。
 まずその被験者自身の正確な身体データを測定せねば、その後の実験データに誤差が生じるからである。
 そのため、被験者は入所から一ヶ月は、完全な監視下での生活を送ることになる。

 ガチャリ。
 扉の鍵が開く音に、少女は体を震わせる。
 少女がいる部屋にはベッドがひとつあるだけだ。窓も机も、トイレすらない。そして少女自身は、背中で両手を戒められている。
 やがて扉が開かれ、数人の医師が入ってきた。
「94号、出ろ」
 その事務的な口調に、少女はびくりと体を縮ませた。が、他の男たちが強引に少女の腕を掴み、ベッドから引き摺り下ろす。少女はそのまま、男たちに抱えられながら廊下に出た。
 94号、それが少女の名前だ。もちろん本当の名前は別にあるのだが、ここではそのようなものは何の意味も持たない。
 長い廊下を進み、「検査室」と書かれた部屋に入らされる。
 その部屋の真ん中には、×字型の磔台がある。医師たちは手際よく、少女の両足をその台に括り、次に両手の拘束を外して台に縛りつけた。
 少女は恥辱と恐怖に全身を細かく震わせているが、抵抗はしない。するだけ無駄だということが、この数日間ではっきりわかっているのだ。
 医師たちが検査室を出て行く。代わりに十数台のカメラが、天井から下りてきた。カメラはそれぞれ、少女の全身、顔、胸、腹、性器などを分担して撮影している。
 少女はこれから始まる恥辱の儀式を思い、つっと涙をこぼした。
810名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 18:19:30 ID:WK2Ju5sw
>>809
(続き)

 やがて磔台の各脚が動き、×字型から十字型に変わる。そして両手両足を固定した枷が、ゆっくりと外側へ移動した。
「……んぅっ」
 限界まで伸ばされる痛みに、少女が呻く。少女のやや膨らみかけた胸と、その下の肋骨が浮かび上がる。これで身長・体重・両手両足の長さ・スリーサイズ等を測定するのだという。
 しばらくして、今度は足の部分が左右に開き始めた。磔台は、十字型から土の字型へと変化する。何台かのカメラが動き、少女のまだ陰毛が生えていない秘部とその下にある菊座を撮影する。
 そしてカメラの脇からマニピュレータが伸びてきた。マニピュレータはゆっくりと、少女の秘裂を左右に開いていく。カメラにつけられたスポットライトが遠慮なく少女の秘部を照らす。
 やがて別のマニピュレータが動き、少女の秘裂に尿瓶を当てた。
 少女に排泄の自由は認められていない。一日に摂取した食事の量と、排泄された量もすべて記録される。また、検尿・検便により得られるデータを記録することも重要なことだ。部屋にトイレがなかったのはこのためである。
 万が一部屋で排泄行為をすれば、たちまち医師が飛んできてひどい罰を受けることになる。少女はカメラがじっとみつめるなかで、尿瓶にたっぷりと黄色い液体を排泄した。
 尿瓶が片付くと、今度は別のマニピュレータが彼女の菊座に伸びてくる。菊座には直腸温および血圧を24時間監視するために、太いプラグがはめられていた。マニピュレータは無遠慮にプラグを抜く。少女はたまらず
「あぅっ!」
 と悲鳴を漏らした。
 プラグを抜いたマニピュレータと入れ替わりに、便器が肛門の下に置かれる。少女は下腹部に力をこめ、排泄しようとした。が、先ほどまで太いプラグが入れられていたせいかなかなか排泄できない。
 数分が過ぎた頃、別のマニピュレータが動く音がした。少女ははっと目を見開き、カメラ越しに様子を見ているであろう医師たちに懇願する。
「ま、待って! もうすぐ出そうなの、だから……っ!」
 しかし、少女の懇願も空しく、マニピュレータは少女の肛門に侵入する。そして冷たい液体を、大量に少女の直腸に注ぎ込んだ。
「ああ……っ、いやあぁぁぁぁ……」
 少女はそのおぞましい感覚に涙を浮かべ、頭を左右に振って拒絶する。が、カメラはそんな少女の様子を黙って撮影し続ける。
 そしてマニピュレータが抜かれる。と同時に、少女は泣き叫びながら大量の排泄をするのだった。

 力つきぐったりとした少女を、医師たちは手際よく磔台から外す。そして元通り手枷をはめ、元の部屋へと連れ戻す。
 このような「検査」を、少女は毎日受け続けていた。しかも検査は一日一回ではなく、おおよそ8時間に一回ずつ行われる。
 そして医師たちは検査のデータを見て、誰の実験に供するかを会議で決する。特にこの94号は、この施設に送られてくる被験者の中でもとりわけ幼く、医師たちの人気の的になっていた。
 検査期間が終わるまであと数週間、彼女がそのとき誰の手に渡り、どのような「実験」に供されるのかは、まだわからない。


 こんな感じでいいのかな?
 みんな、94号に様々な「実験」をしてやってくれw
811名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 21:25:10 ID:5Irx5F0O
GJ!!
続き期待してる
812名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 14:34:22 ID:540JE0X5
「ブラジルで9歳の娘が出産」というニュースを読んでふと妄想したんだが、


小学生の娘に性的虐待を加えていた父親が逮捕された。
娘は病院での検査の結果、妊娠が判明する。しかも既に中絶可能な時期を越えており、
このまま出産させるほうが安全だという結論になる。
娘は自傷行為を防ぐためベッドに手を括られ、さらにカメラにより24時間の監視下におかれた。
また貴重なデータなので、毎日精密な身体検査をされ、胎児の成長記録や母体の変化をつぶさに観察される。
さらにはこれらの入院・診察費用を免除する代わりに、学用患者として大勢の人達の好奇と軽蔑、興奮の視線にさらされ、幼い性器や肛門を遠慮なく蹂躙される。
そして最後には、大勢の人および何台ものカメラの前で、公開出産をさせられるのだった。



こういうのはどうだろう?
813名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 17:48:36 ID:mZkEa2FA
>>812
ぬるすぎ
8141/6:2006/07/20(木) 03:24:02 ID:JUehxx3C
短編というか小説とネタ集の中間みたいな感じで
いちおうリアリティと妄想のバランスをとったつもりだけど暴走したかも
あまり細かいことは気にしないように


「精密発育検査」


『各学校から対象者を抽出し、指定病院にて発育検査を行う。対象となる生徒には親権者の
同意書が提出させる。生徒の選出について詳細は各校に委ねられる』

 この日、この病院では、女子生徒のみで検査が行われる。日程の都合である。少女たちは
朝早く、一般の待合室のすぐ隣に集合する。いくつかの理由から、ある程度の大きさの部屋が
必要であるが、ときにはこの病院のように、待合室に隣接したホールしか条件を満たさないこと
もある。病院では通常の診察も行われている。また、この病院では、後学や雑用のため、多く
の医学生を動員している。
 連れてこられた生徒たちは、この検査についてよくわかっていない者がほとんどである。発育
検査を初めて受ける者が大半であるからである。対象者選出時には、意図して詳しい説明が
省かれることが多い。検査の都合があるので起床後はできるだけトイレを使用してこないよう
に、と指示されている程度である。
 彼女たちはすでに、在学中毎年同じ検査を受けることに同意している。そして、ほとんどの
生徒は次年度以降の検査も拒否しない。検査の協力の見返りに、生徒あるいは生徒の家庭
では、なんらかの形で「謝礼」を受け取ってしまっている。生徒たちにはそれぞれの事情があり、
検査を拒否することは(多くは家庭において)不都合を招きかねないのである。そういった少女
たちは、検査の内容を知った来年以降も、逃れられない悪夢として、この検査を待たなくてはいけない。
 時間になるとその場で点呼が行われ、出欠が確認される。続いて彼女たちは大まかな検査
の説明を受ける。生徒たちの眼前には、すでに、多くの検査用機器が並べてある。ここにきて、
手順の話や周囲の状況で、検査の内容をある程度察した少女から、血の気が引いていく。し
かし、いまさら逃げることはできない。
 最後まで話をよく聞いていなかった者も、この場で服を脱いでパンツ一枚になるよう伝えら
れると、あきらかに動揺を示す。周囲には若い男子医学生も多い。だが医師から早くするよう
に強くいわれ、他の生徒も脱ぎだすと、多くはあきらめて従う。抗議する者は、看護師に「あな
たたちはまだ子供なのに、なにを意識しているのか、いやらしい娘だ」と叱責される。女子生徒
たちのなかにはすでに充分に成長し、大人の体となっている者もいるが、看護師の態度は変わ
らない。体がまだ幼い者であればなおさらである。
 彼女たちの脱いだ服は、ひとりひとりに用意された袋に入れられる。邪魔になるからと学生
によって集められ、片付けられてしまう。これで少女たちはすべての検査が終わるまで衣服を
身につけることはできなくなる。
 病院を訪れていた一般の患者たちは、次々と服を脱ぎだす女子生徒たちを見て、何事が始
まったのかと驚くが、それぞれ勝手に了解するのか、特にたずねることはしない。ひまつぶし
に少女たちの様子を見物する者もいる。
 パンツ一枚になった女子生徒たちは、まず、順に問診を受ける。問診では身体に関するあら
ゆること、初潮の開始時期や生理の様子、性行為や自慰経験の有無まで詳細に尋ねられる。
性的経験ありと答えれば、行為時の様子も尋ねられるのである。少女たちはたいてい、できる
だけ小さな声でか細く答えようとするが、医師たちは念のため復唱し確認を取る。その結果、
問答の内容はすぐ後ろに並ぶ他の生徒たちや医学生たちにも聞こえてしまう。
 そのあとは身体測定となる。ほとんどの生徒たちは、それまで恥ずかしそうに胸を隠している
のだが、身長を測るために気をつけをとるようにいわれ、仕方なく手を下ろす。身長の他、体重、
座高、胸囲、胴囲、腰囲、さらには腕や足の長さなど、ありとあらゆる場所が計測される。股間
8152/6:2006/07/20(木) 03:25:03 ID:JUehxx3C
に測定者の手が当たり、思わず声を上げる者もいる。このとき、測定係が記載係に結果を伝え
るためいちいち数値を読み上げるので、少女たちの秘密の数字はやはり周囲の者にも聞こえてしまう。
 心電図検査や視力検査・聴覚検査、その他一般的な検査も、この姿で行われる。これらの
検査は同じ順番ではなく、適当に割り振られて行う。ほとんどの検査機器はこの場に集められ
ているが、レントゲン撮影など、移動が難しい専門機器を必要とする検査では、少女たちはその
場所まで歩いていかなければならない。フロアの移動についてはスリッパが貸与され、必要に
応じて学生が案内する。途中、無関係な患者とすれ違い、下着一枚の姿を興味深げに眺められることもある。
 レントゲン検査や、モアレ検査などでは、正確な結果を出すため、パンツも脱ぐよう指示される。
モアレ検査は骨格がゆがんでいないか調べる検査であるが、そのために裸の背中を撮影し、
写真を解析する必要がある。レントゲンと違い通常の写真であり、しかも密室で行われるわけ
ではないので、少女たちの抵抗感は大きい。すぐそばを他の患者たちが通っていく場所で、
たった一枚残った下着も脱ぐようにいわれるのである。
 しかし、検査を拒否しようとする女子生徒に対しては、強く叱りつける役の看護師があらかじめ
決められている。生徒の態度によっては、何人かで抵抗する少女を押さえつけ、パンツをむり
やり脱がし、裸のしりを他の者にも見せながら平手打ちにするのである。恥ずかしさや痛みで、
その生徒は泣いて謝りだす。しかし、すぐには許してもらえない。赤くはれあがるしりや太ももを
見せ、他の少女たちにも充分な恐怖感を与えてからやっと開放される。この生徒に下着が返さ
れることはない。彼女は速やかに行動しなかった罰として、残りの検査を素っ裸で受けなくてはいけない。
 これ以後は、女子生徒たちが医師や看護師の命令に逆らうことはほとんどない。
 ここからいよいよ本格的に少女たちの屈辱が始まる。皮膚検査では、全裸に剥かれた少女
たちは、ベッドの上でひとりずつ、数人の医師や学生たちに囲まれてひたすら耐えなければなら
ない。少女たちは顔面蒼白となって眼を泳がせ、羞恥に震えるが、体を隠すことは許されない。
この検査では、犬のような四つんばいや、オムツを替えられる赤ん坊のような姿勢など、さまざま
なポーズをとらされる。オムツ交換の姿勢では、性器の形状・大きさが直接メジャーをあてて計測
される。さらに性器の汚れやかぶれにも注意が払われ、恥垢の採取が行われる。検査の障害と
なる場合は剃毛も行う。初めて性器に触れられる少女も多い。入浴時にあまり洗っていなかった
のか、清楚な顔に似合わず性器の汚れがひどい生徒もいる。そういった少女は、こすり取られた
自分の恥垢を見せられ、これからは清潔にしたほうがよいと注意を受ける。
 ここでは内診も行われる。女子生徒たちは四つんばいから胸をベッドにつけ、ひざを立てて
性器を突き出す。少女たちはその姿勢で、自分たちの体内に見知らぬ男の指を受け入れなくて
はいけない。ただし処女であれば免除される。しかし、直腸検査は全員に行われる。肛門に指を
突っ込まれた少女は、多くは苦痛を感じるが、なかには思わぬ快感を得て、知らず知らずのうち
に声を上げる女子もいる。われに返りそのことに気づいた少女はひどく赤面する。
 また、体の隅々まで念入りに調べられるのと同時に、写真撮影も行われる。今度は背面では
なく正面の撮影である。少女たちは顔をゆがめるものの、しりたたきの見せしめの効果は大きく、
指示どおりのポーズをとって、レンズに裸身をさらす。全身写真以外に局部のアップも必要で
ある。特に二次性徴の態様は重要なため、生徒たちの性器は、さまざまな角度から多くの写真によって記録される。
 こういった検査のとき、女子生徒たちに残されたたったひとつの私物である下着は、脱がされ
無造作にベッドのすみに置かれている。学生のなかには、この下着を勝手に手にとって広げ、
どんなものか観察している者もいる。ひどい者になると匂いを嗅いでいることもある。そういった
行為を見つけても、文句をいう勇気が残っている生徒は少ない。へらへらと笑いながら下着を
返す学生に、礼をいってしまう少女さえいる。
 次に女子生徒たちを尿検査が待ち受けている。この検査は二種類の方法で行われる。グル
ープを無作為に半分に分け、片方は一般的な検尿に近い。もう一方のグループはカテーテル
採尿による。通常に近い検尿を指示されたグループには、その場で特別なポータブルトイレが
8163/6:2006/07/20(木) 03:25:47 ID:JUehxx3C
用意される。周囲からまるで隠されていないトイレに、少女たちは目を丸くし驚くが、さきほどの
指示に逆らった少女の悲劇を思い出し、しぶしぶ従う。このポータブルトイレでは、尿機能に関
するいくつかの検査が行われる。放尿量の検査もそのひとつである。少女たちはガラス容器に
入れられた自分の尿を見せられてしまう。
 他人の目があるなか放尿を強制される女子生徒たちを横目に、もう一方のグループは、やや
奥に連れて行かれる。こちらのグループで運がよかったと考えている少女もいる。しかし、その
考えはすぐに消える。彼女たちの前に並べてあるものは、婦人科用の診察台である。その道具
の使用方法を理解した生徒たちの表情は、死刑宣告を受けた囚人そのものとなる。唯一の布
切れが取り払われた少女たちは、半ば強引に診察台に乗せられ、下半身を固定される。この
診察台は簡易的なものではあるが、少女たちの両足を限界まで開かせる機能は充分である。
少女の足は左右に遠くはなれ、開脚状態で固定される。
 こちらのグループが受けるのは、尿道へのカテーテル挿入による直接採尿検査である。たい
ていの生徒には生まれて初めての経験となる。彼女たちは自分でもろくに見たことのない性器
を押し開かれ、異物をねじ込まれていく。いくらか麻酔効果のあるゼリーは使用されているものの、
カテーテル挿入は少女たちにとって苦痛以外のなにものでもない。涙を流す者がほとんどである。
激痛に耐えかね、泣き叫ぶ者も少なくない。しかし検査が中止されるわけはなく、女子生徒たち
の悲鳴が途切れることもない。
 多くの女子はあまりの恐怖にあらがうことすらできないが、なかには狂乱し暴れる者もいる。
あまりに抵抗がひどい場合、少女は数人がかり、力づくで両手足とも診察台に縛りつけられる。
完全に身動きできなくなったところで「動き回るので固めのカテーテルを使用しなければいけない」
旨が伝えられる。その苦痛は通常のカテーテル使用時を上回る。その生徒は唯一自由になる
足首の先を痙攣のように震わせながら、他の者が耳を覆わんばかりの悲鳴を上げる。こうした
光景を見せつけられた少女たちで、あえて抵抗しようとする者はいない。
 ポータブルトイレで検尿を行っていたグループにもカテーテル採尿を受けている少女たちの
泣き声は聞こえてくる。それだけでなく、検尿が終わった者から奥に連れて行かれ、その姿を
直接見ることになる。現場はまさに阿鼻叫喚の様である。彼女たちは検尿はすでに終了して
いるので、同様の検尿を受ける必要はないことが説明される。少女たちは怯えながらも、自ら
の幸運に安堵する。しかし、彼女たちも含めて全員、このあとに尿機能に関する残りの検査を
受けることになっていると伝えられる。それは、やはりカテーテルを尿道に挿入し、生理食塩水を
注入して行われる検査である。さらに、造影剤を用いての放尿しながらの撮影検査も行われる。
 説明を聞くうちに、彼女たちも泣き叫ぶ少女たちと同様の苦しみを受けることになることを理解
する。泣いて嫌がる者も多いが、素直に検査を受けない生徒がどうなるか目の前で実演されると、
それ以上の抵抗はない。
 尿機能検査が開始されると、悲鳴の数は増える。しかし、やがて大声を上げるのに泣きつか
れてしまうため、検査会場は次第に静穏を取り戻す。じっと我慢し、平静を装って耐え続ける
少女もいるが、やはり少数である。逆にその場にへたり込んでしまい、車椅子に乗せられたり
学生に支えられたりして移動させられる生徒もいる。
 尿機能検査まで終わると、女子生徒たちはみなふらふらになっている。朝から始まった検査も、
すでに午後に大きく割り込んでいるが、ここで休憩が取られる。ほとんどの少女の眼は赤く、
ホールを離れる者は少ない。休憩の間も彼女たちは下着一枚のままである。懲罰のため、その
一枚すら取り上げられた少女は、体を小さく丸めうずくまっている。
 空調は暖かめに設定してあるため、体調を崩すことはない。午後の診察が開始されると、
一般の患者たちが女子生徒たちの休憩するホールをすり抜けていく。少女たちは互いに身を
寄せ合い、露出した肌を少しでも隠そうと努力する。
 女子生徒たちが落ち着きを取り戻したころ、検査が再開される。まず、現在少しでも便意が
あるか尋ねられる。この質問により女子生徒たちはまたグループごとに分けられる。便意が
あると答える少女はさすがに少ない。問いにどちらともいえないと答えた生徒は、人数の都合
8174/6:2006/07/20(木) 03:26:31 ID:JUehxx3C
で分けられてしまう。この場合は便意のあるグループである。
 便意のある者のグループでは、ベッドの上に平たい容器が便器として用意され、そこで排泄
するよう命じられる。あきらめてどんな検査も覚悟していた少女たちでも、これには顔色を変える。
便意がない者のグループでは、直接採便による検査が試みられる。検査棒を直接肛門に挿入し、
大便を採取する検査である。そのことが伝えられる少女たちの表情も暗い。
 どちらのグループも、ついたてやカーテンなど、周囲からの視線をさえぎるものはいっさい
用意されていない。医師や看護師、学生以外に、少なくない数の一般患者も女子生徒たちの
様子をうかがっている。
 しかし少女たちの心情は無視され、医師は名簿に従って最初の生徒を読み上げる。呼ばれた
生徒がためらっていると、グズグズしているなら診察台に乗ってやってもらうと脅かされる。少女は
診察台で受けた苦しみが脳裏に浮かび、あわてて指示されたベッドに向かい、パンツを脱ぐ。
 一番初めの少女の恥ずかしさはいっそうである。呼び出される患者の名前以外はいつの間にか
静まり返ったホールで、彼女は誰にも聞かせたことのない音を響かせなければいけない。
 女子生徒たちのためらいは大きく、排便には時間がかかる。しかし、この検査はあくまで自然排便による。
 やがて少女の排泄が始まる。
 見られながらの排便に、女子生徒の羞恥は最高潮に達する。ベッドの上で少女は至近距離
から学生に囲まれているため、音も臭いもなにひとつ隠すことができず、死にたいほどの屈辱を
感じる。少女たちは歯をくいしばり、涙を流す。
 生徒たちそれぞれ、恥ずかしい姿を強要される。便は出ず、おならだけを何度も繰り返し、
男子学生の失笑を浴びる少女もいれば、大量の排便をしてしまい、あまりの臭いに周囲の者
たちの顔をしかめさせてしまう少女もいる。悪臭は少女とその近辺に漂うが、フル稼働する空調
の結果、その臭いはホール以外にはほとんど漏れない。ホールに響く排泄音には女子生徒の
すすり泣く声が混じる。長時間いきんでも排便ができない生徒は、直接採便検査に移動する。
 便器は女子生徒の排便が終了するごとに取り替えられる。取り違えを防ぐため、便器には
女子生徒の名前の書かれた紙が張られる。このまま検査にまわされるのである。
 直接採便のグループでも、同時に検査は進む。この検査はベッドの上で体を横向きに寝て、
ひざを折り曲げ体につける姿勢で行われる。カテーテル採尿と同様、多くの女子生徒には初の体験となる。
 検査棒はそれほど太くなく、また潤滑用グリスも用意されているものの、異物の挿入感は充分
である。こらえきれず悲鳴を上げる者もいる。もっとも衆人環視下の排便に比べれば、少女たち
の苦痛はいくらか少ないようである。棒を挿入しても便が採取できない場合では、より深く突き刺
され、なにかしら得られるまで棒を動かされることになる。
 この検査の途中で、肛門を刺激され、急に便意をもよおす生徒もある。そうした場合、その
ことを医師に告げると排便検査に移動させられてしまうため、恥ずかしさから、ほとんどの生徒は
そのことを黙っている。結果、棒を抜いたときに大便を漏らしてしまう少女もいる。こうした場合、
その女子生徒は厳しく叱責され、さらに排便のグループに移動となる。両方の屈辱を受けること
になってしまうのである。 
 これらの検査がいちおう終了した少女は、肛門を学生に拭かれたあと、順に移動する。そこで
次の検査が告げられる。内容は浣腸の効果検査である。やっとの思いで検便を終わらせたと
思っていた少女たちは愕然とする。しかし眼の前に設置された診察台は、彼女たちの抵抗する
気力を完全に奪う。指示の言葉に逆らえば、その台に縛りつけられてしまうのである。
 浣腸執行時の格好は全員同じではない。採便のときと同じように横向きでひざを抱える姿勢
を取らされる生徒はまだましといえる。胸をベッドに押し付けてしりを高く突き出される者、ひざを
曲げて大きく開かれ、解剖を待つカエルのような姿にされる者、足を高く持ち上げられ左右に
広げられる者。使用されるのはベッドのみで、診察台は使われない。また、浣腸の方法にもいくつ
か種類がある。大きな浣腸器が直接肛門に差し込まれる者、カテーテルを通す者、また点滴の
ように高所から薬液が流し込まれる者などである。女子生徒たちがいろいろな体位・手法を受け
させられるのは、この検査が学生の実習も兼ねているためである。どんな姿勢・手段となるのか
8185/6:2006/07/20(木) 03:27:05 ID:JUehxx3C
は、医師が適宜決定するため、少女たちは自分の番が来るまでわからない。
 浣腸の効果調査であるため、容量もまた、無作為に決定される。極端な数字が示されることは
ないが、ときには、小柄な少女に大量の浣腸が注入されることもある。この検査では、可能な限り
我慢するように伝えられる。そのままでもほとんどの少女たちは限界まで我慢するが、なかには
努力をあきらめ、さっさと検査をこなそうと考える生徒が出てこないとも限らない。この検査では、
女子生徒たちに本心から自力のみで我慢してもらう必要がある。そのために少女たちの羞恥心
をあおるのがよいと考えられる。しかし、すでに真っ裸で男性に囲まれて検査を受けている少女
たちの羞恥心を刺激するには、なんらかの工夫が必要である。
 女子生徒の周囲には複数のライトにしか見えない物体がある(実際ライトとしても使用されている)
のだが、これはビデオカメラである。三脚とキャスターにより場所を自由に移動できる。生徒は
浣腸液が注入されると、ベッドの脇にあるモニターを見るようにいわれる。直前までその画面は
布で隠されている。少女たちが見ると、その画面にはあられもない自分の姿が映し出されている。
しかも複数で、全身、顔・肛門のアップなどである。排泄までの様子はすべてビデオ映像で記録
されることが教えられる。このモニターは、ちょうど浣腸を受ける少女と列を作る少女たちの間に
置かれているため、待っている少女にはなにが映っているのかわからない。
 写真撮影や、他の屈辱的な検査を受けてきた女子生徒であっても、ビデオ撮影には驚愕する。
実は、これまでの検査でも写真撮影のほか、少女たちの気づかない間にビデオ撮影が行われて
いるのだが、少女たちの認識としては、このときが初めてとなる。とまどう少女に医師は、記録が
必要であるので撮影を中止することはできないと告げ、さらに「通常なら単なる記録として保管
されるだけだが、浣腸開始から排泄までの時間が短ければ、逆に教材として適切であるため、
講義の資料として多くの学生に見せることになるだろう」とつけくわえる。まったくいい加減な説明で
あるのだが、この話を聞いた少女は、自分の排便姿をそんなことに使用されてはたまらないので、
必死に我慢するようになる。我慢した時間が長ければ長いほど、誰かに見られる可能性も低く
なると信じるのである。
 浣腸液の力は強く、どんなに女子生徒たちが努力しても、限界はおとずれる。その瞬間の様子
はさまざまである。悲痛な叫びをもらす者や、静かに涙を流すだけの者、ほとんど表情は変えない
が、顔を紅潮させる者もいる。すでに排便や採便を一度すませているのだが、注入された薬液は、
腸の奥からそこにあったものを根こそぎ引きずり出す。用意されている便器は、少女の汚物でいっぱいとなる。
 この検査は、これで終わりではない。貴重なデータが得られる機会であるので、女子生徒たち
は、薬液を変え、量を変え、二度、三度と浣腸を受けることになっている。なにもかも終わったと
思っていた少女たちは、回数も知らされないまま幾度も薬液を出しては入れられ、入れられては出すのである。
 もう嫌気がさしたのか、あまり無理に我慢しなくなったように見える生徒がいると、医師は「今度
は今までで一番短いな、教材にいいな」などとつぶやく。そうすると、多くの少女はもう一度気力を
振り絞って、便意に耐えるのである。
 度重なる排泄に、へとへとになった女子生徒は、最後の浣腸効果検査として、診察台に乗せ
られる。今度は、例外なく両手足完全拘束である。少女たちはいっさいの身動きが取れない。
その不安はかつてないほど高まる。
 最後の検査では、浣腸が患者に与える苦痛について調べられる。少女の裸体に、多数のコード
が取り付けられる。それは心電図検査に似ている。準備が終われば、薬液の注入である。量は
それほどでもない。しかし、続いてバルーンが挿入される。バルーンは内部にぬるま湯が注入され
ふくらみ、少女の肛門を完全にふさぐ。さらにガーゼがおかれ、ゴム製の丁字帯が装着される。
この丁字帯はふんどしのように少女の陰部をきつく締め上げる。これらの器具を取り付けることに
より、浣腸を受けた生徒がいきんでも、ちょっとやそっとでは排泄することができなくなる。この作業
だけはカーテンがしかれ、本人に見えないように実行される。このあと少女は数十分放置されて
しまう。実際は放置されているのではなく、別の場所から常に状態を観察されている。
819名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 03:27:52 ID:JUehxx3C
 検査に時間がかかるため、そのうち診察台が全部使用中となる。次はベッドが使用されていく。
女子生徒たちは、ベッドのパイプに、大の字の形に拘束されるのである。この場合では丁字帯
の装着後に足が縛られる。
 女子生徒はしばらく待つようにとだけいわれて、医師も看護師も離れていってしまう。このとき、
態度の悪い学生で生徒に話しかける者もいる。立場の弱い少女は、恥ずかしく苦しい状態のまま、
愛想よくしなければいけない。そうしないと、少女の言動に勝手に怒り、腹立ち紛れに体を触って
いく学生もいるからである。胸や、丁字帯からはみ出た陰毛などがよく触られる。手足を縛られて
いる少女は当然抵抗することができない。調子に乗った学生は、少女の身体についてあれこれ
いったり、問診用紙にある「性的経験」について話題にしたりする。さらに悪質な学生になると、
横に置いてある生徒の下着を手にとってその持ち主をからかったり、「うっかり」とその下着に
薬品をこぼしてしまったりもするのである。生徒たちは怯えながらやめてくれるよう頼むことしか
できない。不運な少女は、命じられるままに、恥ずかしい経験を何度もいわされたりする。
 この間も、薬液は少女の体内で効果を発揮していく。便意が高まっても、次の指示が出される
気配がないので、少女は次第に困惑する。そばにいる学生に尋ねても、そのまま待つように
いわれるだけである。
 腹痛は高まる一方で、徐々に耐えられなくなっていく。そうなると、少女は、近くを通りかかった
看護師などに、もう限界であることを告げる。しかし、看護師の返答は少女の期待を裏切る。
看護師も、学生と変わらず、そのまま待つようにとだけいうのである。少女の困惑はさらに大きくなる。
 次々と襲ってくる腹痛と便意の波に、どんなに羞恥心の強い女子生徒であっても、ついに大声で
排便を訴えるようになる。しかし、そこまでしてやっとあらわれた医師は、どんな状態か尋ねるが、
あと少しだけ我慢するように伝えると、またも消えてしまう。恥ずかしさを押し殺して排泄を求めて
いるのに、少女は結局解放されない。
 もう耐えられないと感じた少女は、とうとうあきらめ、何度目かの波で、その欲求のままにしよう
とする。しかし、排泄することはできない。厳重なガードが、肛門の使用を許さないのである。少女
たちの多くは、器具が装着されたままであることはわかっていても、これほど強力に肛門をふさぐ
ものだとは思っていない。ところがかなり強くいきんでも薬液はまるで出せないのである。このこと
に気づいて少女は呆然となる。手足の自由がないため自分で丁字帯をはずすこともできない。
 最終的に、女子生徒は身をよじらせ、だれかれにかまわず拘束を解いてくれるよう泣きながら
嘆願する。苦痛はとっくに我慢の限界を超えているのである。それでも医師はあらわれない。
もだえながら哀願を繰り返す少女たちに、一部の学生はさすがに同情するが、彼らには少女を
救うことは許されていない。これ以上の検査の続行は身体に悪影響を与えてしまうと判断された
とき、医師や看護師があらわれ、少女の苦痛は取り除かれる。ようやく少女を苦しめていた薬液
が排出されるが、生徒たちはほとんど放心状態であり、されるがままである。
 検査は最大の山場を越える。
 すべての検査が終わったあと、少女たちは休息を取らされる。このときでもまだ、衣服の着用
は許可されていない。昼の休憩時より、全裸となっている者が増えている。全員が全部の検査
を終了し、集合すると、最後の指示が与えられる。
 現在の姿のままでの体操である。命令にはみな素直に従う。多くはパンツ一枚で、運のなかった
少女は生まれたままの姿で一斉に手足を動かす。この様子も、カメラで撮影される。撮影に使われ
ているカメラには、学生の私物もある。学生がカメラを扱うため、多少撮影者の数が変化していても
わからないのである。私的に撮影された女子生徒たちの映像は、学生たちの仲間内で保管される。
 生徒たちに衣服の返却と、検査の終了が告げられ、帰宅の許可が出される。病院の診察時間
はすでに終了し、一般患者は残っていない。少女たちはのろのろと服を着用する。パンツを「学生
のミス」で汚されてしまった少女は、なにもはかずに帰るしかない。女子生徒たちは重い足取りで帰途につく。

 毎年同じ検査を受けなければいけないことに気づいてショックを受けるのは、たいてい後日の
ことである。ときには、翌年の検査の直前まで気づかない少女もいる。


(了)
820名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 11:58:51 ID:T/4XbkuL
読ませる気があるなら改行してください。
821名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 15:17:54 ID:bsoAf2Hq
>>814
展開的にはなかなかいいね。
取られた写真が同級生や部外者に見られる後日談とかほしいぐらいだ
822名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 23:27:05 ID:DPyIzJ26
>>821
同感。写真はぜひ活用してほしい。
823名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 00:29:29 ID:2QG9UK25
>>814
G.J!
続き希望
824名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 11:02:49 ID:TDqXu6ZI
※注意! この作品にはグロ・残酷描写が含まれます。
 苦手な人は読まないでください。

 T整形外科。
 都内某所にあるこの整形外科は所謂セレブ専門の会員制外科医である。会員となるためには既会員2名以上の紹介と所得証明が必要になるため、一般人に知られることはまずない。
 よってこのT整形外科内部で行われている「医療行為」についても、一般人に知られることはない。


 医院の地下駐車場に一台の高級車が入った。運転していた男は地下に入ってすぐのところにあるシャッターを開けるため、会員証を機械に認証させた。そして地下道を進んでいくと、すぐ別のシャッターが現れる。
 後ろのシャッターが閉まると、男は今度は会員ごとに異なるパスワードを機械に打ち込んだ。二つ目のシャッターが開き、白衣に身を包んだやせぎすの男が出迎えた。
「藤原さん、ようこそいらっしゃいました」
 男は満面の笑顔で挨拶をする。藤原と呼ばれた男は車のエンジンを停め、後部座席から一人の少女を降ろした。
 少女は、年の頃からすると中学生くらいであろうか。シックな服に、やや日焼けした肌が少女の瑞々しさを引き立てる。セミロングの髪はきれいにきりそろえられ、やや切れ長の目とともに上品な印象を男に与えた。
 男は二人を奥のエレベータに案内する。そしてエレベータを降りた三人は、まずは広いリビングルームのようなところに入った。
「……では藤原さん、この娘がクランケ、ですね?」
 男がじっと少女をみつめながら尋ねる。少女は緊張した面持ちで、その視線をまっすぐに見返した。
 藤原は看護婦が入れてくれたアイスコーヒーを一口飲み、うなづいた。
「ええと……理沙さん、○○中学×年生。手術内容は……」
 そこで男は、藤原が予約時に記入していたカルテから顔をあげ、理沙をみつめる。
「……四肢の切断」
 びくっと少女が震えた。
「できるんだろ?」
 対照的に藤原は、コーヒーを飲みながらさも当然といわんばかりに尋ねる。男もごく自然に答えた。
「もちろんです。当院は豊胸・整形・パイプカットから、刺青・ピアッシング・さらには処女膜再生まで何でも行います。……できないのは、死者を生き返らせることぐらいですよ」
 このT整形外科で行われるのは、セレブ本人に対する手術ではない。無論要望があれば本人に対して施術することもあるが、ほとんどの手術はセレブの所有物……肉奴隷に対する改造手術である。
 セレブは……というか人間はみな、ベクトルの違いこそあれ歪んだ性的欲求をもっている。多くの人は、倫理的・金銭的理由からそれを心の底に押しとどめるが、セレブはそれを実現するだけの財力を持つ。そして金は人の心をあっさりと歪曲させる。
「……ただ」
 男はそこで藤原に尋ねる。
「成長期の少女は、体がまだ完全に成熟しきったわけではありません。四肢切断は簡単な手術ですが、今後何年かしたら再手術が必要になる可能性もありますが……よろしいですか?」
825名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 11:03:47 ID:TDqXu6ZI
「……まあいいだろう」
 藤原はコーヒーを飲み終え、あっさりと言った。理沙は膝の上においた自らの指先をじっとみつめている。
「わかりました。……理沙さん?」
「あ、はい」
 理沙がこの建物に入って初めて口を開いた。男は理沙に、その場に立つよう命じた。理沙は素直に椅子から立ち上がる。
「では理沙さん。着ているものをすべて脱いでください」
「え……?」
 理沙はちらりと藤原をみた。藤原は無言でうなづく。理沙は震える手で服のボタンを外し始めた。
 ワンピースを脱ぐと、白いブラジャーとショーツが露になる。素肌にはうっすらとスクール水着の日焼け痕が残っていた。理沙は白い靴下を脱ぐと、ブラジャーとショーツをゆっくりと脱ぐ。
 全裸になっても、理沙は秘部を隠すことなく気をつけの姿勢を保って男にむきあった。が、やはり恥ずかしいのだろう。目をぎゅっとつぶり、全身は小刻みに震えている。
 理沙の体は、お世辞にも年相応の発育状況とはいえなかった。乳房はまだ膨らみはじめたばかりで、ブラジャーも大人用のものではなくジュニアブラをつけていた。またワレメを隠す陰毛は薄く、ワレメ自体もまだ陰唇のはみだしがみられない。
「足を大きく開いて。そして腕は水平に」
 男の指示がとぶ。理沙はすすっと体を動かし、大の字になった。
 理沙の裸体をじっと見つめていた男がゆっくり立ち上がる。そして彼女の二の腕をつかんだ。
「あ……」
 やや強くもみしだく感触に、理沙は痛みを覚えた。が、それについて文句を言うことはない。男は次にしゃがみこみ、理沙の太腿を同じようにもみはじめた。膝から徐々に上がり、やがて足の付け根のところまでもむ。
 自分の秘所に男の手の甲があたり、理沙はぐっと唇をかんだ。
「……藤原さん」
 太腿をもみながら、男が藤原に声をかける。そして男は、藤原に油性マジックを手渡して聞いた。
「どのあたりで切りますか?」
「ひ……っ」
 理沙の体がびくんと震える。が、藤原はそんな理沙の様子を意に介せず、マジックを手に理沙の周囲を一周した。
「どんなところからでも切れるか?」
「ええ、根元からでも、手首・足首だけの切断でも可能ですよ」
「ああ……」
 二人のやりとりを聞いて、理沙は天を仰いだ。つっと涙がこぼれる。その拍子に、少し手が下がってしまった。途端に藤原が、渾身の力で理沙の尻を叩く。
「ひぃ……っ!」
「こら、誰が手を下ろしていいと言った?」
 理沙の尻に、紅葉型の痕が浮かび上がる。理沙は手をふたたび水平に戻した。
 しばらく迷っていた藤原が理沙に近づく。そしてマジックの蓋を取り、彼女の四肢にきゅきゅっと大きな線を引いた。
「……それぞれ付け根から関節までの中間ですか」
「完全なダルマにしてしまうのは惜しい気がしてな」
 マジックを男に返しながら、藤原が言う。男は理沙に、楽な格好をしていいよと声をかけた。
826名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 11:04:50 ID:TDqXu6ZI
 では、と男は椅子にかけなおし、手術の説明を始めた。
「まず手術前の検査に2〜3日かかります。レントゲン、血液、脈拍、体温、その他の病気……これを綿密に調べてから手術、ということになります。
 四肢切断手術自体は全身麻酔で行います。まぁ半日から一日程度かかるとお考えください。
 そのあとは術後の経過観察とリハビリ。これに3〜4週間かかります。
 ですのでトータルで1ヶ月の入院、ということになります」
「……その間、私がすることはあるか?」
「特にありません。手術も立会は不要です。……立会をお望みなら、そのように手配しますが」
「明日から1週間、アメリカへ出張の予定がある」
「では結構です。……ああ、リハビリ中は何度かお越しくださったほうがいいかもしれませんね。
 四肢を切断しますと、彼女は食事や排泄など、自分のことが全くできなくなります。
 そのため藤原さんには、彼女の食事介助やオムツの世話などについて、体験していただいたほうがいいかもしれません」
「……えぇ……」
 理沙がつぶやく。彼女は自分の四肢が切り落とされたあとの自分の姿を想像したのか、涙をこぼしはじめていた。が、藤原は意に介したふうはなく、
「そのようなことはメイドにでもさせるさ」
 と、軽く受け流した。
「そうですか。……あとはこちらの手術同意書ですね」
 男もあっさりと受け流し、藤原に一枚の紙を提示する。それは万が一の手術ミス等があっても一切責任を追及しないという同意書だった。藤原はその文面をじっと黙読し、最後に自分の名前を署名した。
「ああ、理沙ちゃんの署名は不要ですよ」
「当然だ」
 署名の後ろに捺印をしながら藤原が返答する。理沙はその印影を悲しそうに見つめていた。
「あと、手術に際して彼女の下の毛は剃りますが、よろしいですか?」
「……剃らないといけないのか?」
「陰毛に限らず、首から下の体毛は全部剃り落とします」
「……」
「まあ剃るだけですから、退院する頃には再び生え揃っていますよ」
「……まあ、それならいい」
 そう言うと、藤原は腕時計を見た。そしてやおら立ち上がり、会議の時間に遅れそうだといいながら帰り支度を始める。
「……では、一ヵ月後に」
 男が藤原を連れてエレベータに乗り込む。理沙は藤原の背中を悲しそうに見つめながら、深々と頭を下げた。
 しかし藤原は一度も理沙を振り返ることなく、エレベータに乗り込んだ。


 (続 く)
827名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 17:17:46 ID:DluBWZzf
グロ (゚听)イラネ
828名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 17:34:14 ID:7L0CWqDC
俺はじゅうぶんにチンポ立ったぞ。

最初に注意書きがあるんだから、次から読まなければいいんじゃないの?
829名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 18:59:43 ID:SXwKluYQ
俺ももっこりしますた。理沙タソダルマに期待
830名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 19:00:54 ID:2odzpQjK
>>824-826
G・J!(・∀・)ノ  続きに期待!
831名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 15:01:34 ID:S7OELhWA
>>824-826
(続 き)

※注意! この作品にはグロ・残酷描写が含まれます。
 苦手な人は読まないでください。


 男と藤原が部屋をあとにし、理沙は看護婦に連れられて別のエレベータに載せられた。すーっと数階分の高さを、エレベータは音もなく上がっていく。理沙はぼうっと扉の上の階数表示の灯りを眺めていた。
「理沙ちゃん、私は看護婦の石本です。
 あなたの退院まで面倒を見ることになりますので、よろしくね。
 これから貴方には、手術前の身体検査を受けてもらいます」
 隣に立った看護婦が事務的に告げる。
「体の隅から隅まで、じっくりと調べますから」
「……はい」
 やや意地悪な口調で告げた石本に、理沙は無感動に返事をする。石本は少々不満げに口を尖らせるが、すぐ元の事務的な口調に戻り、説明を続けた。
「そのあとお風呂。それから部屋に向かってもらうことになるわ。
 部屋に入ったら、あなたの手足はベッドに固定します。退院するまで外すことはありません。
 ああ、あなたの場合は手術が終わるまでね」
「……」
「だからこれからお部屋に入るまでが、あなたの両手・両足が使える最後の時間よ」
 ちん、と軽いベルの音がして、エレベータが最寄りの階に停まった。扉が開いたとき、その先には廊下ではなく検査室があった。普通の病院の外来室のような雰囲気で、もっと恐ろしい道具が並んでいると思っていた理沙は少し安心した。
 検査室には別の看護婦が一人おり、彼女が身長計の脇に立って理沙を手招きする。理沙は素直に、彼女のもとへ歩き出した。
「……あなた、体を隠さないのね」
 石本が、ふと気づいたことを口にする。理沙は服を脱いでから一度も、自らの秘部や乳房を隠したことがない。
「隠すと……怒られます、から」
 身長計に乗りながら理沙が答える。検査室にいた看護婦が身長計を操作し、理沙の身長を測った。理沙はそのとき、看護婦の胸についた名札をちらりと見た。彼女は「吉川」という苗字らしい。
「146.3cm……年齢からすると、ちょっと低いわね」
 身長測定を皮切りに、石本と吉川のて二人は手際よく検査を進めていった。体重、胸囲、座高、スリーサイズ、血圧、血液検査、レントゲン、心電図……。全裸で検査室をめぐりながら、理沙は「学校の定期健診とそんなに変わらないな」と感じていた。
 ここまでの検査で学校の検診と大きく違ったのは、四肢の長さをそれぞれ図られたことと、藤原がマジックで印をつけた箇所について念入りにレントゲンをとられたことぐらいだった。
 が、心電図をとり終え、ベッドから身を起こそうとした理沙を吉川が制した。
「じゃあ、次は膝を抱えて、足を大きく開いて」
「え……?」
「性器と肛門の検査をするのよ。ほら、オムツを替えるときみたいな格好になりなさい」
 石本が、検査器具の乗ったワゴンをすっと理沙の枕元におく。理沙はおずおずと両足を開き、自らの手で抱えた。
832名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 15:03:22 ID:S7OELhWA
「もっと大きく開きなさい。ご主人様の夜のお世話をするときみたいに、大きく広げるのよ」
「あ、はい……」
 理沙は素直に両足を開く。吉川はまず理沙の秘部をじっと観察した。
「ふん、やっぱり体が未発達のようね。陰毛も薄いし、小陰唇の発達も遅れているわ。……理沙ちゃん、生理は来てる?」
「あ……はい、半年前に……」
 目を固く閉じながら理沙が質問に答える。看護婦は続いて、理沙の秘部に手を添えて彼女のワレメを左右にくつろげた。
「ひ……っ!」
「……でもクリトリスは人一倍大きいようね。よく一人遊びしてるの?」
「そ、そんなこと、してません……!」
「ふうん。じゃあご主人様が苛めてくださるのかしら?」
 いいながら吉川は、理沙のクリトリスを保護している包皮をむいた。敏感な器官が完全に外気に触れ、理沙は思わずため息を漏らす。
「あら?」
 そのとき、吉川が奇妙な声を上げた。何事かと石本も理沙の秘部を覗き込む。
「……あら? ……理沙ちゃん、あなたもしかして……処女?」
 石本も吉川と同様に驚きの声を上げ、理沙に尋ねる。理沙は顔を真っ赤にしながらこくりとうなづいた。
「ご主人様は……手術が終わったら、私の処女を奪ってくださると……」
「ふうん、じゃあ今までは」
 言いながら吉川は、指をつつっと秘裂の下に這わせる。
「こっち専門だったのかしら?」
「はぁぅっ!」
 そして吉川は何の事前予告もなく、指を理沙の直腸に突き立てた。潤滑油が塗られていたわけでもないのに、理沙の肛門は吉川の指を難なく飲み込む。それは今までの、藤原が理沙に施した調教の成果だった。理沙は思わず与えられた刺激に激しく身をよじる。
「あは、こんなに簡単に指を飲み込むなんて……しかもお尻の穴の中、綺麗にしているみたいじゃない」
 吉川は楽しげに言いながら、理沙の直腸を蹂躙する。彼女の指を理沙の直腸が優しく包む。
 彼女が指を曲げたり回したり抜き差ししたりするたびに、理沙はびくんびくんと全身をふるわせるのだった。直腸には生暖かい液体がじわりと広がり、本来この空間に詰められている固形物は全く指先に触れることはない。
 そして吉川は指先をくるりと回し、理沙の直腸の壁越しに彼女の女性器官を刺激した。
「ひ……っ、そ、そこは……!」
「わかる? この壁の向こうが、理沙ちゃんの子宮よ。……やっぱりちょっと小さい、かな?」
「や、やめてください。そんなとこ触られると……」
 ぶるっと理沙の体が震えた。それを察して、石本が吉川に透明な筒を手渡す。
「……な……に?」
 両足のつけねにその筒があてがわれたのを感じ、理沙は上半身を起こしてその筒をみた。
 それは尿瓶だった。吉川は片手で理沙の直腸を刺激し続けながら、もう片方の手で理沙の秘裂に尿瓶を押し当てている。
「え、なんで……」
「理沙ちゃん、おしっこしたいんじゃないの?」
 石本が笑いながら尋ねる。理沙は顔を真っ赤に染めた。理沙は、先ほどから確かに強い尿意を感じていた。が、他人に肛門を刺激されながら排尿することに言い知れぬ恥ずかしさを同時に感じていた。
「ああ……お願いです、せめて……お尻の指は、抜いてぇ……」
「駄目よ、まだ検査中なんだから」
 理沙のお願いを吉川があっさり却下する。石本も理沙の顔を覗き込みながら、理沙に説明する。
「そうよ。これから部屋に移動したら、理沙ちゃんはおしっこの自由もなくなるんだから」
833名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 15:05:27 ID:S7OELhWA
「……え?」
「両手・両足を固定するって話はさっきしたわよね? そのため部屋に入ったら、理沙ちゃんの尿道に太い管を入れるの」
「……えぇ……!?」
「すごーく痛くてすごーく苦しいんだけど、理沙ちゃんの毎日のおしっこの量を正確に測るために、しょうがないことなの」
「し、しょうがない……って」
「それとね」
 肛門をこねまわしながら、吉川が続ける。
「理沙ちゃんの体温や脈拍、血圧などを24時間モニターするために、肛門にはアナルプラグ型の器具を入れるのよ」
「そ、そん……なぁ……」
「本当は、女性には膣に入れる器具を使うんだけどね。でも処女じゃ、男性用の測定器を使わざるをえないわね」
「これも男の人用だから、すっごく太くて長ぁいのよ」
「や、やぁだぁ……」
「大丈夫よ。毎日お浣腸をして、お腹の中を綺麗にしてあげるわ」
 指でリズミカルに刺激を与えながら、吉川が告げる。理沙はまだ尿をもらしていなかったが、今の会話で彼女のクリトリスははちきれそうなほど充血し、秘裂からは透明な雫が垂れ始めてきた。
「あら? 理沙ちゃん、今の話に興奮したの?」
「ち、ちが……」
 理沙が抗議しようとしたとき、石本が理沙のクリトリスを指でつまんだ。たまらず理沙は背中をのけぞらせる。次の瞬間、彼女のワレメから黄金色の液体が勢いよく噴出した。
「あ……ああ……」
 理沙は泣きながら排尿を続ける。みるみるうちに尿瓶に黄色い液体が溜まっていき、やがて容量限度に近い量が溜まった段階でとまった。
「やだ、結構溜めてたんじゃない」
 理沙のおしっこを専用のシリンダーに入れ、その量を計測しながら石本が笑う。
「今晩からは、おしっこの量を全部測定しますからね」
「は……はい……」
 吉川の宣告に理沙は頷くしかなかった。
 理沙の返事を聞いて、吉川はようやく彼女の肛門から指を抜く。入れるときと同様何の予告もなかったため、理沙は「ひぃん!」という叫び声をあげて身をよじらせた。
「あ、ああ……。も、検査は終わり……ですか?」
 期待するような目で吉川をみつめながら、理沙が尋ねる。が、吉川は石本が持ってきた機械を操作しながら、逆に理沙に尋ねてきた。
「理沙ちゃん。ここへ来る前に、ウンチは済ませてきた?」
834名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 15:07:47 ID:S7OELhWA
「え……あ、はい」
「それは自然排便? それともお浣腸をして?」
「……自然、です」
「嘘おっしゃい」
 ぴしゃりと吉川は、理沙の返事を否定する。理沙は首をすくめ、がたがたと震えていた。吉川は、先ほどまで理沙の直腸を苛んでいた指先を理沙の鼻先にぐいと近づけながら説明する。
「理沙ちゃん。あなたたち、ここへ来る前にアナルセックスしたでしょ?」
「……」
 観念して理沙はこくりとうなづく。
「ほら、匂ってみなさいな。あなたの直腸の……あなたのご主人様のスペルマの匂いを!」
 つんと鼻をつく排泄物の匂い。理沙は顔をしかめながら
「ご、ごめんなさい。……ここへ来る前に、ご主人様と……ア、アナルセックスしてきました……」
「一発じゃないでしょ?」
「は……い。ご主人様は私のお尻で……3回、達せられました……」
「それで、最後に腸内洗浄してきたのね」
「は、はい……。イ、イルリガートルで2回、お浣腸してきました……」
「それで直腸内に全然ウンチが残ってないのね」
 ふう、とため息をついて吉川は、石本に別の機械を持ってくるよう指示した。
「あ、あの……」
 新しい機械が用意されるまでの間に、理沙は吉川に尋ねた。
「あの、お浣腸のことを隠していたのはごめんなさい……。でも、どうしてわかったんですか? ご主人様、念入りに洗ってくださったのに……」
「ふふ、スペルマの匂いってのは嘘よ。……あなたのアナル、セックスとお浣腸で真っ赤に腫れてたわよ」
「……あ」
「それと、さっき直腸に指を入れたとき、あまりに何にも入っていないのと、不自然に水分が多かったから『あ、大量浣腸したんだな』って思ったの」
「……」
「お陰で、検便ができないじゃないの。……困ったわね」
「あ……」
「だから、この機械を使わせてもらうわ」
 言いながら吉川は、石本が新しく用意した機械を理沙にみせた。
 それは腸カメラであった。が、普通のカメラと違い、先端部に小さなマニピュレータがついている。ただその機械の分であろうか、カメラの管は直径が3cm以上ある。
「これであなたのお尻の穴の奥の奥まで覗かせてもらうわね。
 肛門から直腸、S字結腸、下行結腸……できれば横行結腸ぐらいまでみせてもらいたいわね。
 で、このマニピュレータで、大腸にこびりついた宿便を採取して……それで検便の代わりとさせてもらうわ」
 吉川は説明しながら理沙のお腹を指でなぞった。腸の各部位について、医学的知識のない理沙にわかりやすく説明するためだったが、理沙は腸カメラの太さと横行結腸までの長さに目を見開き、全身をがくがくと震えさせた。

(続 く)
835名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 16:04:24 ID:Kug/soqJ
夏休みの楽しみのひとつになりそうだ。
ダルマタンの理沙タンGJ
836名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 19:32:18 ID:ixY15Cfk
>>831-834
G・J! 上手いなぁ。∠(・∀・)ケイレイシチャウヨ
837名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 09:25:21 ID:Q8n0Ex7+
>>831-834
(続 き)

※注意! この作品にはグロ・残酷描写が含まれます。
 苦手な人は読まないでください。

「あの、これでいいですか?」
 大きく開いた足の間ごしに、理沙は吉川に尋ねた。
 理沙はいま、三点倒立の格好をとらされていた。頭と肘だけをベッドにつけ、手は高く上がった自らの腰にあてがわれている。そして足を左右に大きく広げさせられ、理沙の窄まりは二人の看護婦の眼下に晒されていた。
 石本がベッドに乗り、理沙の足首に手をかけた。そして無遠慮に彼女の足を左右に割り広げる。理沙はちらりと石本を見上げた。彼女の大きい胸と、スカートの中の黒い下着が見える。
 と、理沙の視界を突然四角いものが遮った。
「じゃあ理沙ちゃん、直腸検査を始めます。動くと腸が傷ついて大変なことになるから、絶対に動いちゃだめよ」
 吉川が理沙に声をかける。先ほど理沙の視界を遮った四角いものは、液晶モニタだった。直腸検査用のカメラの映像が映し出される。
 そこには、逆立ちしてお尻を天に向け、足を石本に固定された理沙の姿が映っていた。そしてカメラはゆっくりと動き、やがて理沙の肛門を映し出した。
「ふふ、理沙ちゃん。自分のお尻の穴を見たことはある?」
「あ、ありません……」
「あらそう。じゃあしばらく映しておいてあげるから、じっくり観察するといいわ」
「え、そんな、結構です!」
 顔を赤く染めて理沙が断る。が、吉川は彼女の肛門を映し続けた。カメラを肛門に近づけたりあるいは遠ざけたり、じっくりと視姦を続ける。
「ほぉら、ひくひくしてるわよ。早く入れてほしいのかしら?」
「ち、ちが……」
「あら、理沙ちゃん知ってた? あなたのお尻の穴のすぐ横、かわいいホクロがあるわよ」
「そ、そんなの知りません……」
「ひぃふうみい、理沙ちゃんのお尻の筋は8本でーす!」
「ああ……」
 二人の看護婦に代わる代わる辱められ、理沙は涙をこぼした。そしていよいよ、吉川が理沙の肛門に手をかける。
「じゃ、お待ちかねのコレを入れるわよ。お尻の力を抜いて……」
 ぐっと肛門に圧力がかかる。理沙はいつものアナルセックスの要領で、大便を排泄するときのように肛門に力を入れた。
 カメラは意外と簡単に理沙のお尻に飲み込まれた。が、太いケーブルは彼女の肛門をぎりぎりまで伸張させる。理沙は口を真一文字に結び、鼻から浅い息をして痛みに耐えた。
「理沙ちゃん、大丈夫? じゃ、これから奥に入れていくからね」
 言いながら吉川は、少しカメラを奥に押し込んだ。ずるり、とケーブルが動くたび、痛みと快感が彼女を襲う。
「へえ……思ったとおり綺麗ね」
 石本が、吉川の手元を覗き込みながら言う。理沙は目を開けてモニタの映像を見た。
 それは、彼女が生まれてはじめて観る自分の直腸の映像だった。ピンク色の肉壁は思ったよりつるっとしていて、ご主人様にしていただいたお浣腸のおかげか残留物もほとんどない。
「ん……でもここに小さな裂傷があるわね」
 吉川がカメラを奥に押し込みながら指摘する。理沙の直腸には、一番奥のところにいくつかの裂傷があった。新しいものはまだふさがって間もない様子で、他にもいくつか治りかけの傷がある。
「たぶんアナルセックスでついた傷ね。ご主人様、こんな奥まで突いてくださるの?」
「は、はい……」
838名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 09:26:36 ID:Q8n0Ex7+
「まぁこれは、抗生物質を投与しておきましょう」
 吉川はカメラの先端を器用にぐるりと回す。そしてカメラは直腸からS字結腸へと向かった。
「ふうん、念入りに浣腸したようね」
 言いながら吉川はカメラを奥に進ませる。理沙は、今まで誰も触れたことがない場所……ご主人様にも触られたことがないところへの侵入に戸惑っていた。ぐっ、ぐっと吉川がカメラを奥へ差し込むたび、肛門と直腸、そしてS字結腸が揺れる。
 理沙は自分の秘裂から蜜がこぼれ始めていることを感じていた。肛門をじっと凝視している石本や吉川にもそれは分かっているはずだが、彼女たちは何も指摘しない。それが却って、理沙の羞恥心を煽っていた。
「……でも、やっぱり液は少し残っているようね」
 石本がモニタに映った透明な液体をみながら言う。腸の窪みに、どろりとした茶色い液体と、そして少量の白い液体が溜まっていた。
「ああ……お浣腸の液?」
「そうね。そしてその白いのは、多分スペルマ」
 理沙の質問に吉川が答える。理沙はモニタの中のご主人様の精液をじっとみつめた。そしてこの病院に来る直前「しばらくのお別れだから」と激しくアナルを責めた主人とのプレイを思い出し、ぶるっと震えた。
「こら、動いちゃ駄目でしょ!」
 吉川か理沙のお尻を軽く叩く。理沙はごめんなさいと謝り、きゅっと肛門をしめた。
 カメラの挿入は続く。そしてカメラの先端は、S字結腸から下行結腸へと伸びていった。
「……あら、もう駄目かしら?」
 吉川がつぶやく。カメラの先端は、どろっとした粘土のようなものを映していた。
「2回もお浣腸した割には、ウンチが残ってたわねぇ……」
 下行結腸から横行結腸へ向かう辺り。カメラはそこで行きどまらざるを得なかった。
「ま、腸にはほとんど問題なさそうね」
 言いながら吉川がズルズルとカメラを引き抜く。入ってくるときも苦痛だったが、引っ張り出されるときのほうがもっと苦しかった。理沙は腸がそのまま引き摺りだされてしまうのではないかとの錯覚に襲われ、激しくのけぞった。
 カメラが抜かれても、理沙は倒立の姿勢を崩すことは許されなかった。石本は足首を押さえ続けており、吉川が理沙のお尻の前から離れる。カチャカチャと何か器具の音がするが、理沙の視界は石本の体に遮られていてほとんど見えない。
 やがて吉川が戻ってきた。不安そうな表情を浮かべる理沙に、吉川は理沙の大きく割られた足の間からこれからの検査を宣告した。
「じゃあ理沙ちゃん、検便しますね」
「け……んべん……? さっきのカメラは……?」
「泥状便じゃ検体としては今ひとつなのよ。で、直腸に少し便がこびりついていたから、それを使おうと思うの」
 そう言うと吉川は、耳かきのようなガラス棒と鉄製の鳥の嘴のような道具を理沙に見せた。
「この肛門鏡で理沙ちゃんのお尻の穴をぎゅっと開いてね、その後この採便棒で直腸からウンチを掻き出すのよ」
「え……っ?」
「下手にお尻の穴に力を入れると、肛門の筋肉が切れるからね。じゃ、入れるわよ」
「そ、そんな! ちょっと待っ……!」
 理沙が声を荒げる。が、吉川は構わずに彼女の肛門に器具をあてがうと、一気に差し込んだ。
839名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 09:27:19 ID:Q8n0Ex7+
「ひゃあっ!?」
 器具の冷たい感触が理沙の不安を高める。吉川は肛門鏡の取っ手を掴むと、今度はゆっくりと彼女の肛門を開いていった。
「え、やだ、待って! お願いです、待って!」
 徐々に開いていく肛門。理沙は必死に吉川に声をかけるが、吉川は構わず力を込め続ける。
「いやぁ、いたぁい!」
「ほら、力を込めてると本当に切れるわよ」
 肛門鏡を開ききり、そのまま固定するためのネジをまきながら吉川が声をかける。石本は、肛門鏡に書かれたサイズ表示を読み取った。最大4cm。いくらアナルを調教されているとはいえ、体の小さな理沙には限界的な大きさだった。
 吉川は無言でスポットライトを操作し、彼女の肛門を照らした。そしてガラス製の棒を、ゆっくりと差し込んでいく。
(ああ……)
 理沙は大きく息を吐いた。ガラス棒が直腸内壁をこする。そのむず痒いような感触に、理沙は歯を食いしばって耐えた。彼女の意識は、肛門ではなくその前方……尿道に集中していた。
 先ほどからのアナル責めで、理沙は再び強い尿意を感じ始めていた。が、今の格好でオシッコをしたら、自分はおろか足首を固定している石本もビショビショに濡れてしまう……。理沙は早く検査が終わるように、それだけを願っていた。
「……はい、おしまい」
 ようやく吉川の声がかかる。理沙はほっとした。そして吉川がガラス棒を傍らに置き、肛門鏡のネジに手をかけた。
「……あ、ああっ!?」
 吉川はネジを一気に緩めた。限界まで伸びきっていた理沙の肛門が、一気に縮む。その感触が彼女の背中を激しくなぞり、理沙は一瞬、尿道の緊張を緩めてしまった。
「あ……ああっ……!」
 そして次の瞬間、彼女の尿道からは透明な熱い液体がほとばしる。理沙は慌てて止めようとしたが、膨らんでいた膀胱はそれを許さず放出し続ける。漏れた尿はそのまま理沙の顔に、そして石本の体にかかっていった。
「……理沙ちゃん、お漏らししたの?」
「ご、ごめんなさぁ……」
 優しい笑顔で石本が理沙に尋ねる。理沙は自らのオシッコと涙でぐしょぐしょに濡れた顔で、石本に謝った。
 吉川が溜息をつきながら肛門鏡を抜く。そして、石本に蒸しタオルを手渡した。
「ま、これで検査は終わりだから」
「ご、ごめんなさ……」
「次はお風呂で体を洗って、その後お部屋……って段取りよね?」
 吉川は石本に尋ねる。石本はええ、と頷いた。
「じゃあ、もうお風呂に行っていいわよ。オシッコの後片付けはしておくから」
「え、そんな……」
 泣きじゃくる理沙の足から手を離し、石本は彼女をそっとベッドから下ろす。床まで尿がたれており、理沙が足を下ろしたとき「パシャッ」という音がした。
「ほら行きましょ。体、洗ってあげる」
 戸惑う理沙の背中に手をかけ、石本が優しく声をかけた。

(続 く)
840名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 20:32:08 ID:DAuzEZPE
いいよいいよ。
更新スピードが速くて★

早くダルマになった理沙タンを見たい。
841名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 23:52:33 ID:tQb+vYJW
鬼畜な俺には、かなり良い小説だ
頑張って下さい
842名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 10:09:48 ID:4GiATJC8
>>837-839
(続 き)

※注意! この作品にはグロ・残酷描写が含まれます。
 苦手な人は読まないでください。

 診察室の隣の部屋は大きな風呂だった。理沙の太腿からはまだ尿が垂れ続けており、彼女が歩いた後にはいくつもの雫が床に垂れていた。すすり泣く理沙を見ながら、石本が一緒に風呂場に入る。そして彼女も、理沙の尿で濡れた制服を脱ぎ始めた。
 薄い桃色の制服の下からは、大人の色香をただよわせる豊満な肉体が現れた。黒いレースの下着を脱いで全裸になると、石本は風呂場の隅から凹状に真ん中がくぼんでいる椅子を持ってきた。
「知ってる理沙ちゃん? これは『スケベ椅子』って言うのよ」
 石本が椅子に理沙を座らせながら言う。理沙はこくりと頷いた。主人である藤原が風呂に入るとき、これで幾度も『ご奉仕』したことがある。が、自分で座るのは初めてだった。
 石本がシャワーの栓を開く。すぐに暖かいお湯が噴き出し、理沙の体を優しく温めた。
「あ、あの……」
 シャワーをかけてくれる石本に、身を固くしながら理沙が話しかけた。石本は理沙の体を流し終え、自分の体にお湯を掛けながら理沙の次の言葉を待つ。
「……じ、自分で洗えます……」
「あら駄目よ。あなたのお世話は私がするって、そう言ったでしょ?」
「で、でも……」
 石本の大きな胸をちらりと見ながら、消え入りそうな声で理沙が答える。
「……恥ずかしい、です……」
「なぁに言ってんの」
 あははと笑いながら、石本はボディソープを自分の体に塗り始めた。
「お尻の穴の本当に奥まで覗かれて、しかもオシッコまでしちゃったのにまだ羞恥心が残ってるの?」
「……」
「それにね」
 そっと石本が理沙の肩に手を置く。びくりと理沙の体が震えた。
「これから、もっともっと恥ずかしくて苦しくて痛くて気持ちいいことが待ってるんだから」
「ひぁっ!? な、なにを」
 言いながら石本は自分の胸を理沙の背中にこすりつけた。ボディソープの泡が理沙の小さな背中いっぱいにひろがる。そして石本の手は、理沙のまだ小さな膨らみにすぎない胸や腹に伸びていった。理沙は逃れようと身をよじるが、石本は巧みに動いてそれを許さない。
「あら、理沙ちゃんはご主人様にこういうことをしてあげたことはないの?」
「あ、ありますけどっ!」
「うふふ。やっぱりまだ子供ね。肌理が細かくてとてもつるつるしている」
「や、やめて……くすぐった……」
 石本がするりと理沙の前に移動する。理沙の眼前に石本の顔が来る。その顔はとろんと蕩けていた。そして石本は理沙の太腿に自らの腰を乗せる。
「あ、あふぅ……」
「ふふ、やらしい声を出しちゃって。気持ちいい?」
 自らの腰を動かし、秘部の毛をタワシに見立てて、石本は理沙の足を洗った。そして上半身は理沙にぴったりくっつけ、大きい胸でこねまわす。理沙は、自分の乳首に石本の胸が当たるたび、思わず甘い息を吐いていた。
「本当はキスしてあげたいんだけどね。規則で禁じられているから」
 言いながら石本は、日本の腕をつつっと脊椎沿いに下ろしていく。
「ここを」
「ひぃっ!?」
「たっぷり洗ってあげる」
843名無しさん@ピンキー
 そして石本は、椅子の前後から理沙の下腹部に手を入れた。幼い秘裂と肛門に指を添える。そして、まず肛門に人差し指と中指を一気に差し込んだ。もう一方の手は理沙の処女を傷つけないよう、尿道と陰核を中心に責め立てる。
「やっ……やぁ……」
 石本の体に掴まりながら、理沙は歯を食いしばっていた。肛門を犯す石本の指は、うねうねと複雑に動いて直腸を刺激する。時に開き、時に抜かれ、またそれぞれが直腸内壁を刺激しつつ奥へ奥へと差し込まれる。
「ふふ、本当によく開発された女の子ねぇ……ほら、イきたかったらいつでもイっていいのよ?」
「や、やだ……だめ……」
「ほぉらほら、こんなにクリちゃんビンビンにして」
「ひぐ……っ……ああ、ご、ご主人、さ……まぁぁぁぁぁっ!」
 理沙の陰核を石本の親指が押しつぶす。途端、理沙は激しくのけぞり、主人を呼びながら絶頂を迎えた。ぐったりとした理沙を、石本が優しく床に寝かせる。理沙は快感の波がひきはじめると、再び激しく泣き始めた。
「……ご主人さま、ごめんなさい……私、ご主人様以外の人に、イかされちゃいました……」
「……」
 無言で石本がシャワーで理沙の体を流す。丁寧に全身を洗い、さらに髪や顔を洗い終わっても、理沙は泣き止まなかった。
「……ごめんなさい、ごめんなさい」
 ぶつぶつと呟き続ける理沙に、シャワーの湯を止めて石本が聞いた。
「なあに、ご主人様以外の人にイかされたのがそんなにショック?」
 ぐすぐすと鼻を鳴らしながら、理沙が頷く。石本はため息をついて言った。
「これからの入院生活、あなたは両手両足を切られてしまうのよ。
 体の世話……お風呂や食事やトイレの世話まで、何一つ自分じゃできないようになる。
 もちろんひとりエッチだってできなくなるわ。
 そうしたら、その間の性欲処理は私にお願いせざるをえないわけよ。もちろんあなたの処女を奪おうなんて考えてないけど……でも、その敏感なクリちゃんやお尻の穴を苛めてくれるのは、入院中はご主人様じゃなくて、私よ?」
「……苛めてくださらなくて結構です。私、ご主人様以外の人にイかされるなんて……そんなの嬉しくない……!」
「耐えられるの? その敏感な体で」
「……」
 理沙はきゅっと目を閉じた。石本はしばらく理沙を見つめていたが、やがてため息とともに理沙の体を抱えた。
「え、なに?」
「湯冷めしちゃうでしょ。お湯に入りましょ」
 そして二人は、充分な広さがある浴槽に身を沈める。風呂の温度はやや温いぐらいだったが、先ほどの淫戯で火照った体にはちょうど心地よかった。
「……理沙ちゃん」
「はい?」
 ようやく緊張を解き始めた理沙に石本が声をかける。
「先ほどから言ってるように、このお風呂を出たら部屋まで歩いて、そこであなたの手足を固定するわ。
 つまりこのお風呂が、実質的にはあなたの手足とのお別れになる」
「……はい」
「だから、後悔がないようよく手足を触っておきなさい。
 あと、さっとの話にも繋がるけど、一人エッチもこれが最後だから今のうちにしておきなさい」
「……え?」
「もう、自分の指で自分を慰めることはできなくなるんだから」
 理沙は風呂の湯を掬い、自らの顔を洗った。そして腕のちょうど切断されるあたりを揉みながら答える。
「……私、自慰ってしたことないんです」
「あは、またまた。ここまで来て恥ずかしがることなんか……」
「いえ、だから本当に……したこと、ないんです」
「……本当に?」
 こくり。顔を赤くしながら理沙が頷いた。
「だからさっきから言ってます……。ご主人様以外の人に、イかされたことはない、って」
「……」
「あ、でもイけるようになったのは本当に最近なんですよ」
「……ふふ。本当にあなた、いい娘ね」
 ざばっと石本が湯船から立ち上がる。
「ほら、あんまり長く入ってると却って毒よ」
 そう言うと石本は大きなバスタオルをふたつ持ってきた。一つを理沙に渡し、もう一つで自分の体の水滴を拭って新しい制服を身に着ける。理沙も慌てて風呂からあがり、自分の体を丁寧に拭った。