スレ立て乙。
次スレ案内が1000というのが素晴らしい。
⌒_∧
_∧/ ゚w゚ Vヽ
/ ___,,,,,)、_ ヽ カパ
| | 〃//'ヘヾ  ̄|ヾ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ゞ∽(l|゚Д゚ノリ⊃ < >1乙!
| |_└∪-┴---┘ .\_____________
ゝ_|| ̄| ̄ ̄| |レ
| |______| |
| || |
Y____ヽ|__∠\
人
(:0:)
ゞ'
f ̄:}),,,
|: ̄ ̄ ̄|
|: ,, -‐ー-、
|〃/llヘヘヾ
|'6`_ゝ´ノ|<1乙
⊂|: !_コb
|:___|
U U
新スレ立てお疲れ様です。
えーと、悪弟×姉書きの者ですが。前スレの様子見ると・・・・・
名前欄だけじゃやっぱダメですかね?メール欄に入れた方がいいんでしょうか。
坂上氏のように入れたらいいのか、よくわかってないので誰か助言お願いします。
今日の仕事中に、どんな猫でも大好きな猫用特別ミルク(濃度濃い目)を開発したアルと、
スッ転んでソレを頭からかぶったエド子と、猫がいて・・・
猫がエド子舐めまくりでエド子が悶えまくってアルがそれ見て凄い悩むってのとかって考えが出て
そりゃぁもう仕事どこじゃなかったです。脳みそ末期です_| ̄|○
一応名前欄にカプ名だけ入れて
本文のところ(ここ)に詳細
アル×エド子 鬼畜 陵辱注意
みたいに書いては?
近親相姦描写がある、ということを最初に明記しておけばいいのではないかと。
あとはIDをNG登録するなり、各自で対応策をとるでしょう。
即レスありがとうございます、名前は今まで通り『悪弟×姉』で行きます。
あとは、最初のレスの所に詳細入れるようにしたいと思います。
>10
SS待ってるよー!
>11
即死回避に、前スレに張ってあったあのエド&ロイのカードの絵柄で妄想執筆しとります。
あと10分待ってください!w
悪弟じゃなくって、エド×ロイ子ですけど('A`)
いちいち自分語りしないと投下できんのか…
щ(´A`;щ) …ハァハァ
〃ヾヽヾ <オレの際どいパンツでも見ててくれよ
(゚Д゚#|l∞
⊂ ⊃
| |
し T J
>>14 そういう煽りもオバ厨みたいでうんざり
いやならスルーしろよ職人様に対する感謝の念はないのか
19 :
エド×ロイ子:04/11/20 01:47:41 ID:Nng+aGLb
前スレ939様の張って下さったカードダス画像から発展してみたエド×ロイ子です。Hないです(;´Д`)
花束を受け取り、目を細める。
彼の想いがそのまま凝縮されたかのような、深紅の薔薇。
彼の心が香りになったら、きっとこんな香りだと思うような、甘い香り。
人前では悪態をつくただのクソ餓鬼だが、その心の底はとても優しいものを持つ少年。
目を細め、少し頬を赤らめて、受け取ってから何も言わないロイ子の横でエドは迷う。
言うべきか、言わざるべきか。
手の中では、かの人に似合うだろうと思って自分らしくもなく衝動買いした銀色の指輪。
滅多に、宝飾品になど目をやらない自分が、思わず立ち止まった品。
ロイ子の漆黒の髪に映える、銀色。
まぁ、普段は手袋の下に着けられるのだろうから、目立たないだろうけれど。
細く、長いしなやかなロイ子の指に、よく似合いそうなシンプルな物を選んでみた。
20 :
エド×ロイ子:04/11/20 01:49:27 ID:Nng+aGLb
ふと、目線が合ってしまう。
「何だ?鋼の。さっきから真っ赤になったかと思ったら普通の顔色に戻って、また紅くなったりして。怪しいな」
「いや・・その・・・あんた・・・・・・・・・・・・・だな、って思ってさ」
「ん?すまない、聞こえなかった」
「何でもねぇよ」
呟いて窓の外を見る。
遠くの方で、弟がウィンリィと買い出しに出かけて行くのが見える。
「オレさー・・・あんたが」
「ん?何?」
ちら、っと見ると花束に顔をうずめて笑うロイ子の姿。
「あんたが、そんなに花が似合うなんて思わなかったんだ、ホント。でさ。これ」
言いながら、持っていた包みを渡す。
「アンタに、もっと似合うって思って。これは枯れないから、ずっと持っていて欲しんだ。オレの横で、ずっと」
きょとん、とロイ子らしからぬ顔で包みを受け取り、開く。
中身を確認して、そのまま固まる。
俯いたまま、何も言わず、身じろぎすらしない相手に不安を覚えてきた頃、ロイ子がやっと顔を上げた。
その目は潤み、何も言わない。
「あ、ごめん。オレ、あんたの気持ち考えずに・・・ごめん、悪かった!」
手を合わせ、謝るエドに、抱きつく。
「ありがとう、今年の誕生日は今まで生きてきた中で最高に嬉しい誕生日だ、鋼の・・・いや、エド。私も、君のそばにずっといる、ずっと。」
でもどうせ結婚するんだったら背丈がもう少し伸びてからだな、と密かに思うエドであった。
エドロイ難しい・・・('A`)即死回避ってどこまで行けばいいんでしたっけ?
21 :
名無しさん@ピンキー:04/11/20 01:51:13 ID:9vLu9TAl
>1>19
乙ー!
30行けば即死しないんじゃなかったか?
30か、んじゃもうちょっとでオッケーですね。
∩
( ゚∀゚)彡 回避!回避!
⊂彡
<⌒/ヽ-、___ オッパイ
/<_/____/ /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
… \
<⌒/ヽ-、___ オッパイ
/<_/____/ /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
、vMノz
(「ノl/WYゝ
(*-∀-) オッパイ?
_| ⊃ ю/(___
/ └- ω(____/
、vMノz
;;(⌒〜 (「ノl/WYゝ∩ オッパイ!
(⌒⌒;;(⌒〜 ヽ(*´∀`)彡 オッパイ!
(⌒;; (⌒⌒;;(⌒〜 ( ⊂彡 閣下のオッパイ!
(⌒;; (⌒⌒;;(⌒ ≡≡ミ ю
(⌒;; (⌒⌒;;(⌒〜 ω
よーし、おいちゃん、下ネタ書いちゃうぞ!!
姉弟ネタだけど、エロはないから安心しろ?
体は14歳、心は10歳、その名は、アルフォンス・エルリック!!
アル「うわぁあああッ!! 姉さん、大変だ!!」
エド子「(本を読みながら)あん?」
アル「お風呂で洗ってたら、ボクのチンチン、硬くなって治らなくなっちゃった!!」
エド子「(本を読みながら)ふ〜ん…」
アル「ねえ、何か変な汁まで出てるんだけど、どうしよう…」
エド子「(本を読みながら)あ゙〜なんか、穴にでも突っ込めばいいんじゃないか?」
アル「わかった! 穴だねッ!!」
(しばらくして)
アル「うわぁあああッ!! 姉さん!! 姉さん!!」
エド子「(本からアルに目をやる)何だよ、うるさ…………」
アル「どうしよう、とれなくなっちゃったぁ( Tw⊂」
エド子「ていうか、なんで牛乳瓶になんかにチンコ突っ込んだんだ!?」
アル「だって、姉さんが、穴に突っ込んだら治るって言うから!!」
エド子「たく、冗談をまに受けるなよ。しょうがないなぁ」
アル「うぁ痛い!痛い!引っ張らないでぇッ!!」
エド子「そんなこといったって、瓶つけたまんま、パンツ履けないだろ!!ウォリャァ!!」
アル「ぎやぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!! フンドシでいいですうぅぅぅぅぅッッッッ!!!!!」
(しばらくして)
アル「酷いよ姉さん…最初から…えっく…錬金術、使えば…ひっく…いいじゃん…ぐすっ」
エド子「うっさい。しかし、まだ腫れてるなあ」
アル「姉さん、竿からちょっと血が出ちゃった」
エド子「あー、こんな傷、舐めときゃ治るだろ?」
アル「姉さん、舐めて?」
エド子「あまったれんな!!(殴打)」
チャンチャン?・
>24
コーヒーをディスプレイに吹いてしまったじゃねえか!
うお、確信犯な弟だwワラタよw
>>1乙
801は駄目、ふたなりは微妙というのは、前スレの400台あたりで存分に話しあってみんな納得してた事だから分かる。
だがスレの終わりの他で「アテクシ近親相姦苦手だから表記に注意書き入れて!」「アテクシも!」のどさくさの2レスでテンプレ入りしたのがなんとも遺憾。
自分の好きなカップリング以外読みたくないヲタが、投下作品をさんざん煽り、反論されたら「
>>1で近親相姦は厳重注意なのがわからないの?」と理論武装に使われそう。
>27
いやいや、>1に書いてあるからこそ
最初に注意書きすれば投下条件を満たしてるんだから煽られる
いわれは無いと思うよ。
注意が必要だから最初に注意書きとして書いてるわけだから。
>27
まあ、それでも強気でスルーしてくれる作者がいることを祈る。
そして、それを支援する読者も、しっかり煽りスルーすることを切実に祈る。
煽られたらそのまんま返してたら意味ないだろw
注意であって禁止に有らずだし、表記してあれば>1嫁で済むじゃないか。
表記が無くて微妙な頃より線引きがきちっとしてて
変なことで悩まずに済むよ。
もうちょっとで30だな
でも職人様方って実際繊細な物書き気質の方々ばっかりだと思う。読み手の言う煽り耐性とか求める方が酷だし、アオラーの餌ばっかり与えて、一方的に叩かれてる職人さんを放置してる状態が多いのはなんとかならんかと思う。いつも。
でも実際これ以上どうしようもないぞ。
注意書きして投下。煽りはスルー精神持つ。
どこにいても煽る奴はいるし。そろそろマターリしないか?
せっかくの新スレに冒頭からコレじゃあれだろうよ
そのうちどさくさに紛れて、
ロイ×エド子以外はご遠慮下さい。
…になったらどうしよう。
その時は
(゚Д゚#|l∞<色んなヤツとやりたいぞ(゚Д゚)ゴルァ とでも返そうか
みんながoigJWFWみたいだったら戦争も起こらないのにな。
ジョンレノソのイマジンが放送禁止の米国のようで、最近の煽らーは怖いよママン
苦手なやつは黙ってスルーすればいいじゃない。21歳以上だもの。
まあ職人あってのエロパロ板だしな。
ふたなりが読みたいなんてわがままは言わないで大人しく投下を待つよ。
なんか少し前から、特定カプ者に対する皆の印象を
どーしても悪化させたい香具師がいるみたいだな。
俺は該当カプ本命ってわけじゃないけど、
同じ女体化スキーとして、悲しくなるから止めれ……
とりあえず、即死はまぬかれたようだな
_、_
( ,_ノ` )c■~~
(゜w゜;)<まぬかれたようだと、間をぬかれたようですが…
真理に持ってかれましたか?!
いいや。
ハンカチをハンケチというようなものだ。
気にしないでくれ。
_、_
( ,_ノ` )c■~~
えっらい男前だが間違いは認めないんだなw
好きになっちゃいそうだ…
′ ̄ヽ)
ノ |*゚Д゚) <お前らこんな時間までナニしてるんだ!
(( | ノ ))
ヽ 丿
 ̄ ̄
′ ̄ヽ
′/llヘヘヾ
ノ |`_ゝ´) <鋼のこそ何をしてるんだね?
(( | ノ ))
ヽ 丿
 ̄ ̄ ̄
>>31 職人に煽り耐性を持て、とは言えないが、
読み手に煽り耐性を持て、と言いたい。
批判的な感想がついたときに、
さくっとスルーすればそれ1レスで終わるのに、
読み手がそれに過剰反応してスレが荒れるほうが
職人が離れる原因になると思うぞ。
朝から重い話蒸し返すなよー
ゞ∞リ ゚Д゚リノ
ノ\_・'ヽ( ゚w゚) .
└ _ノヽ
〉姉弟組手
>48
かの有名な棒人間FLASHで激しく戦う
姉弟の組み手が脳内に連想されましたが?
| ゚Д゚)ノ こんにちは。主食はボジョレ、坂上です。
ロイエド子大前提のアルエド子 今回は近親相姦微エロあり 坂上 でお願いします
「あっ あ、アル、もっと……ああっ! あふ、ぅあ、あ、あん、あっ」
「姉さん、いくよ」
「あ、ああぁっ い、いく、アル、もう、いくぅ……っ、んぅっ あ、はぁ、は……」
姉さんの中がぎゅっと詰まり、締め付けてくる。絞られているような感覚に、僕は迷わず射精した。
落ち葉を集めた上にシーツを敷いただけのマットは、姉さんが無意識のうちに引っ掻き回して崩れた。
姉さんの髪や顔、体のあちこちに葉っぱが散らばる。乱暴したように見えて、なんだか落ち着かない。
姉さんの中から僕のものを引き抜く。若干の抵抗があり、惜しまれているようで嬉しかった。
二日目の昼下がり。天気が良くて気持ちよかったから姉さんを押し倒し、殴られなかったのでやった。
「良かったよ姉さん、すごく良かった」
「俺も、気持ちよかった ……なんか眠い」
「このまま寝ちゃいなよ、傍にいるから安心して」
「ん、悪い」
島に着いてすぐ、屋外ということにお互いすっかり興奮してしまい、荷物を放ってすぐに始めた。
手触りと弱い月明かりだけが頼りだったが、幸い姉さんの綿の下着が白く浮き上がって見える。
おかげで目的地は容易に発見できて、明け方まで没頭した。朝焼けで空遠くが色付いた頃に眠った。
明るくなって仰天する。姉さんの髪に地面の落ち葉や小枝が絡み付いて、大変なことになっていた。
冷静に考えればこうなることは明らかなのだが、何せ夕べはかなり興奮していたのだ。
猫の毛玉ならばっさり刈れるが、姉さんの髪はそうはいかない。来春には花嫁衣装も着るのに。
仕方ないので、髪を梳きながらひとつひとつ丁寧に取り除いていった。
その最中、昔はよくこうして姉さんの髪を指で梳いたなと懐かしく思い返した。
あの頃はあの頃で、もちろん大変だったけど、少なくとも姉さんは僕だけのものだった。
その一点だけは、今より幸せだった。そこだけは。
「これしかない、これしかできない、という生き方は、格好悪いと私は思うよ」
いつか義兄と呼ぶ予定の男が言う。自分と恋愛関係にあると知って尚、姉さんを諦めない僕への牽制か。
男は続けて、自分は軍人にしかなれなかった訳じゃない、好きで軍人をやっているんだと言った。
この国の政権が軍にある以上、有能なこの男が選ぶ職業としては最高位の、有益な選択だ。
僕だってそうだ、仕事なら他にいろいろあるのに、研究者の道を選んだ。
その方が、姉さんと一緒にいられる時間が長いから。研究自体も好きなのは言うまでもないが。
「恋愛も同じこと、この世に私が愛せる女性は彼女しかいない、とは思っていない」
さすがの僕も顔色が変わる。聞き捨てならない、他の女でもいいということか。
だったら姉さんは僕に譲るべきだ、だって僕には姉さんしかいない、姉さんしかいらない。
他で代わりがきくなら是非そうしてもらいたい、僕には姉さんの代わりなんてあり得ないんだから。
胸ぐらを掴む直前に、穏やかに男は続けた。
数多いる女性の中から彼女を選んだ、想いは一途なつもりだと。
「代用がきくなら代用の方で我慢してくれと、君は私に言いたいんだろう?」
シチューが食べたいと言う姉に、嫌いじゃないでしょうとスープを出せるか? 男に聞かれる。
腹が満たせればいいだろうと、シチューじゃなくてもいいでしょうと、食事には変わりないと。
それと同じことを、君は私に望んでいるんだよ。静かに諭すように言う。
だったら、シチューしか食べたくないと言う姉さんに、他のものも食べなさいと言えますか?
半ば絡むように言ったのに、言えるよ、その方が健康にもいいからね、とあっさり返される。
誰も本当の食事のことなんか言ってません! 最初に食事に例えたはずの男に向かって叫んだ。
だって、僕には姉さんしかいないのに。他の選択肢なんかないのに。あんまりだ。
「君もね、姉さんしかいないという発想は、もうそろそろ止めた方がいい」
他人と、きちんとした恋愛をしてごらん、義兄として強く勧めるよ。そう言い放った。
何人かの女性と付き合ってみて、その上で姉しかいないと言うのであれば、その時に決闘しようと。
その時もなにも、もうすぐ姉さんと結婚してしまうくせに。その時には、もう手遅れじゃないか。
僕だって、今まで他の女との恋愛を考えてこなかったわけじゃない。
万が一にも姉さんに匹敵する女性が現れれば、結婚まで考えるつもりでいた。
それなのに、どの女も、一度食事するまでが精一杯。再び会おうとさえ思わせてくれなかった。
「姉しか知らないのに、女を語るのかい?」
彼女たちをいとも簡単に袖にしていく君を、姉さんはひどく心配していたよ。男が言う。
同性として、あまりいい気もしなかっただろうし。それを聞いて、心臓が大きく脈打った。
姉さんは知らないと思っていたのに。心配されていたことにも気付かなかった。
彼女たちも誰かの姉かもしれない、そして僕のような弟がいるのかもしれない。
かつて目の前の男を、ふしだらな下半身の持ち主と内心蔑んでいた頃の僕が蘇る。
僕も誰かに、あんな思いをさせているんだろうか。僕だけは、ああはならないと誓ったはずが。
「君に彼女たちとの関係を楽しむ力がないだけだ、義弟がそんな男では先が思い遣られるね」
錬金術師にとって、無駄な知識など何ひとつなく、故にどんな些細なことにも興味を覚えろという。
知っていて損なことは何もない、それは確かにそうだ、だが僕はそんなに暇じゃない。
僕は忙しいんですと言うと、私よりもか? と明らかに呆れたように溜め息を吐かれた。
比べる相手が悪すぎると言おうとしたが、その相手と決闘しようとしていたことを思い出す。
適わない。そんなことは百も承知していたはずだったのに。
僕はきっと、変わらないといけないんだ。姉さんが僕の傍にいなくても、生きていかなければ。
できることなら、ずっと一緒にいたかった。ただの姉と弟としてでも、それは不可能なことだろう。
頭の片隅でなら理解できる、子が親離れするのと同じ感覚なのだということも。
でも僕の大半は姉さんで構成されているから、僕から姉さんを払拭することは即ち死と同じこと。
それなら一緒に死のうかとも考えたけれど、姉さんは死にたくないだろうし、独り死ぬのは寂しい。
そもそも死ぬことに思い至る辺り、発想が貧困だ。死はとても便利だ、後の事は何も考えなくていい。
人間関係をドロドロさせて、最後は心中もしくは片方の死、それ以外の決着はないのか。
寿命が尽きる直前まで生きることに努力しなくなるなら、それはもはや愛ではない。
義兄が流行りの恋愛小説を揶揄して言った言葉に、僕はひどく共感して、ふたりで笑った。
どんな泥の中でも生きていこう。鎧の頃、そしてあの時、確かにそう思っていた。
例え姉さんがいなくても、僕は。
「姉さんに渡そうと思ってた物があるんだ、受け取ってくれる?」
「へぇ? って何か教えないうちに回答を求める癖、やめろよな」
またしても髪に絡んだ落ち葉を取り除いてから、荷物を開ける。一応、きれいに包装してきた。
だけど姉さんはそれをバリバリ破いた。開けてもらいながら、姉さんの表情を見守る。
困惑とか嫌悪とか、そういうのが浮かんだら、すぐにそれは湖面へ放り投げるつもりだからだ。
中身を見た姉さんは、ニカッと笑って一生大事にすると言ってくれた。
かつて僕だった鎧の、わずかに残った破片で作った指輪。薬指の大きさに合わせて作ってある。
左手の指にはめようとすると、そっちの指はだめだと右手を差し出してきた。
幸いぴったりはまる。嬉しいと頬を染める姉さんに、こちらもなんだか照れてきた。
短い間だけど、それをしているうちは姉さんは僕のものだよ。そう思うことを許してくれるよね。
と思っていたら姉さんはさっさと外して大事そうに荷物の中にしまい込んだ。
「姉さん…………どうして収めちゃうの…………」
「ばか! あんな大事なもの、しててなくしたらどうすんだ!」
そうだったね、婚約指輪もなくすといけないとしまい込んだんだっけ。義兄さん泣いてたよ。
いいか、受け取ってくれたということは、きっと姉さんはやっぱり僕のものでいてくれるんだ。
僕だけのものではなくなるけれど。これでいい、きっとこれで、みんな今よりもっと幸せになれる。
| ´Д`)ノシ 新スレおめでとうございます。今後ともよろしくお願いします
乙
それから、遅くなったけど前スレハボロイ子乙
照れながらも強気なロイ子カワエエv
坂上氏キタ━(゜∀゜)━!!!!!!
いつも小気味いいリズムの文章に(;´Д`)ハァハァしてます
切ないよ( ´Д⊂ヽアル…
>>54 坂上氏G━━━━━J━━━━━!!!!!!
。゜・(ノД`)人(´Д`)人(Д` )・゜。アノレ━━━━━━!!!
なんか胃のあたりがキリキリする程切ないんですけど……そんなの愛ではないと言い切られても、自分だったら美味しい物いっぱい食わせた後寝てる姉さんの首締めるけどなぁ…
鎧で作った指輪のいじらしさに泣き。左手につけてくれない姉さんに哀しみ。
新スレ…ハボ子でティッシュ待機してる俺はどうなるの?他の職人も消えていかないで
スレも職人を選ぶし、職人もスレを選ぶからねえ…
ここは良スレだと思うぞ(・∀・)
>>60 まあ、職人の気がくるまでスルメでも食ってまってろ>∝(*゚Д゚)つくコ:彡
うむ。ここは良スレだ。
だからこそ職人も多くいるわけだし。
ハボロイ子。微妙な関係。
病室の、隣のベッドで眠るロイ子の姿を、ハボックは見つめた。
時刻は既に深夜で灯りは消されているが、夜目は効くほうだ。
「なんだハボック。眠れないのか?」
不意にロイ子に声をかけられた。
「起きてたんですか」
「いや、今目が覚めた」
寝返りを打って、ロイ子はハボックの方に顔を向ける。
暗い病室の中でも、その黒髪はいっそう深い色で、肌の白さを際立たせていた。
「大佐、怪我してかわいそうな部下のお願い、ひとつ聞いてくれませんかね」
「なんだ?」
「こっち来て、一緒に寝てくれませんか?」
「おまえ、ここをどこだと思っている」
「何にもしませんよ。添い寝して欲しいだけです」
「……わかった」
極力音を立てないように、そして腹の傷に響かないように、
そっとロイ子はハボックのベッドの方へ移ってきた。
本当は、隣のベッドまで移動するだけでも傷がひどく痛んでいるだろう。
できるならハボックがロイ子のベッドに行きたかったが、動かない足では無理だった。
そして、まだそれをロイ子に悟られたくないのだ。
ハボックの隣に横になったロイ子は、幼子にするようにハボックをその胸に抱きしめた。
元気のない部下を彼女なりに慰めようとしてくれているのだろう。
ハボックとロイ子は日常的にセックスをしたが、
その関係は、恋人同士などという甘いものではない。
上司と部下であり、絶対的な信頼と忠誠があるけれど、それ以上でもそれ以下でもない。
それなら何故そんな相手と抱き合うのかといえば、
一番正しい答えを言うなら『性欲処理』なのだろう。
ハボックにとっても、ロイ子にとっても。
他に相手がいないわけではないが、
仕事柄、その相手に望む時に望むように会えるわけでもないし、
手近にいて、気心の知れた遠慮の要らない相手というのは色々都合が良かったのだ。
それでももちろん肉欲だけでなく、精神的な安堵も求められた。
ロイ子の豊満な胸に顔をうずめているとハボックは赤子のように安心できたし、
またロイ子もハボックの優しい腕に癒しを求めていた。
恋人でもない相手に、セックスという手段でしか安らぎを与えられない、
愚かしい──けれど何より大切な絆だった。
ロイ子のプロポーションは完璧だった。
豊満な胸に、引き締まった腰、すらりと伸びた手足は男どもの目を引いた。
けれど軍服を脱いだその肌はお世辞にもキレイとは言えなかった。
腕にも足にもいくつも銃創があったし、背中には散弾銃の破片がまだ残っていて、
表面の皮膚の下には黒い痕が見えた。いくつかの手術痕もある。
そして、胸には明らかに煙草を押し付けられて出来た火傷の痕がいくつもあった。
それはどうしたのかと問えば、昔、上官に夜伽を命じられ、
慰み者にされているときに面白がって付けられたのだとなんでもないことのように答えた。
それ以来、ハボックはベットで煙草を吸うのをやめた。
そんな気遣いを、ロイ子は健気な男だと笑った。
軍にいる女性にとって、『そんなこと』は、日常茶飯事とはいわずとも、
あたりまえのようにあることなのだろう。
あの潔癖に見える中尉だって、暴行を受けたことくらい、二度や三度といわずあるのだろう。
戦場にいたのならなおさら。
『その程度のこと』で挫けるくらいなら、軍にいる資格はないのだ。
それに一方的にやられるだけではなく、
ロイ子は出世のために自ら身体を使うこともあった。
上官に取り入るためだったり、情報を引き出すためだったり、理由は様々だ。
だがそれが必要と判断したとき、ロイ子は身体を使うことをためらわない。
当然のように狒々ジジイのイチモツを咥え、いやらしく腰を振ってみせた。
本当の意味で『軍』も『戦争』も知らない者から見たら、
きっとロイ子は『醜く汚い女』なのだろう。
戦場で多くの者を殺した過去も、身体中の傷跡も、誰にでも足を開くその性癖も。
実際、影でロイ子を悪く言う者は多くいる。
だがハボックはそんなふうに思ったことは一度もない。
こんなに美しく高潔な者はいないと思っている。
だからハボックは、ロイ子を抱くとき、まるで宝物のように抱きしめ、
その傷の一つ一つに恭しく口付けを落とした。
それを見て、ロイ子はまた、やっぱりおまえは馬鹿だなと笑うのだ。
人造人間との戦いで、もともと傷だらけだった体には、さらに大きなケロイドができた。
腹部を半分覆うほどのその傷は、引きつり盛り上がり変色していた。
痛々しさよりも、人間の皮膚とは思えないその形状に、人々は眉をひそめるだろう。
だがロイ子自身はそれを気にしたふうもなかった。
傷とひきかえに、部下を1人も死なせることなく人造人間に勝つことが出来た。
それが重要だと言う。
ハボックは、ロイ子に殺された人造人間を思い出した。
ソラリス、と名乗っていた。本名は結局分からないままだ。
美しい女だった。ソラリスの肌には、傷ひとつなかった。
それは人造人間ゆえの再生力のせいだったと今なら分かるが、
それでも、その傷ひとつない滑らかな肌よりも、
この傷だらけの、ひどいケロイドを負った身体の方が、
比べることも出来ないほどキレイだと思った。
人造人間の強さを、再生力を、羨ましいと思ったこともある。
だが、今なら分かる。彼らは、カワイソウな生き物だ。
哀れな、キレイなだけのお人形だ。
だって彼らは、こんな強さも、こんな美しさも持っていない。知ることもない。
「大佐」
「ん、なんだ?」
「……なんでも、ないです」
感覚のない己の両足を恨めしく思う。
歩けなくなった、そのこと自体が哀しいのではない。
エドのように錬金術が使えるわけでもなく、
ブレダやファルマンのように頭脳が卓越しているわけでもない。
ハボックにとってはこの肉体しか武器はないのに、それを失ってしまった。
彼女の傍にいる資格を失ってしまった。
それを告げたら、彼女はどんな顔をするだろう。
肉体に与えられるどんな傷も、彼女を打ちのめしはしないけれど、
その心に与えられる傷は、何よりも彼女を痛めつける。
ロイ子を傷付けたくなんてないのだ。
願わくば、使えなくなった玩具を捨てるように、捨ててもらえればいいと思う。
後悔とか懺悔とか憐憫とかそんなことを感じることなく、
なんのためらいもなく捨ててもらえればいい。
使えない部下はもういらないと、振り向くことなく立ち去ってくれたなら、
きっと、悔し涙のひとつでも流したあと、この動かない体でそれなりに生きていける。
軍を辞め、どこか田舎の片隅でひっそりと暮らしながら、
新聞の片隅やラジオから漏れ聞こえる女性将軍の活躍に、
ふと昔を懐かしみながら生きていくのだ。
明日。明日になったら、この足が動かないことを伝えよう。
いつまでも引き伸ばしても仕方ない。
だからせめて、今夜くらいはこの胸に抱きしめられたまま、
優しい夢を見たいと思った。
終
>70
イイ!
゜゜(´□`。)°゜。
GJ。
うっかり泣いてしまいそうになった…切ない。
>>66 切な萌えーーーーッ!!!!!!
繊細に描写された二人の心情が凄く胸に染みますた・・・(´∇`*)
>>54 坂上氏GJ!近親相姦物投下しにくい雰囲気に持ってかれようとされてる中、突破口を開いてくださってありがとうございます!
アル…報われないなぁ…切ない。そこがまた巧すぎる…
>>66 お互い好きあってるくせに変なところで意地はりな二人いいですね…!
エロ見たいです。
>>66 ハボの漢気がイイ!優しさがイイ!!ロイ子がイイ!!!
畜生泣けてくらぁ……
ロイエド子前提のアルエド子って気色悪い。
なんで好きな男ができたのに、平気で弟とセックス続けるのかわからない。
弟が好きなら他の男と結婚することないじゃん。
そういう話がマンセーされんのか。
坂上ってそういうのばっかり書いてて、マジで頭おかしいんと違う?
それが男と女ってヤツだよ
ハボロイ子イイ!
でも多分、ロイ子は手放してくれんだろうな
>76
「そういうのばっかり」ってお前凄いな。嫌いなのにちゃんと全作
読んでるのか。ほんとは気になるんじゃ…なんて野暮は言わないから
次は俺と一緒にスルーしようぜ。
>>76 嫌なら読まずにスルーが基本だろ
気色悪いならわざわざ読むなよ
今までスルーしてたのにお前にあらすじを書かれたら、迷惑なんだよ!
>>76 そういうのばっかりで気色悪いと思うなら、
坂上をNGワード登録すると快適に過ごせるよ。
早く専ブラ導入しようねv
あのよう…
たまには
>>1の事も思いだしてやろうぜ
_、_
( ,_ノ` )c■~~
そうそう坂上でNG入れるといいよ
見なくて済むから快適
>>76の方がいらない奴だという事に気づいてないらしい。
ここに坂上氏ファンが多い事を知らない腐れ厨ハケーン!
_____
(煮てよし!)
 ̄ ̄ ̄∨ ̄
ζ ζ ζ
ノノ ヾ グツ
_( ゚Д゚)_ グツ
|;:. |
|;:. |
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└───-┘
M人M人M ゴォォ
┻┻┻┻┻┻
そんなに大人気なら坂上ファンクラブでも坂上個人のサイトでも同人誌でも作ればいい。
空気を読まずに投下してみます。初めてなのでお手柔らかに願えれば…
ロイ×エド子 エド子自慰ネタです
目を閉じて横たわる姿は全くいつも通りだった。
今にも目を覚ましそうに見えたのに。
「……なにやってんだ…」
ばか、と。続いた言葉は少しだけ湿り気を帯びていた。
投げつけられた手榴弾を焔で弾き飛ばしたのだと聞いた。
その際に部下を庇って爆風で飛ばされて全身を強打したのだとも。
アメストリスの頂点に立ったというのに、相も変わらずこの男は前線に立とうとするのだ。
それでもし怪我を負えば部下や護衛の立つ瀬は無いし、余計な仕事も増えると言うのに。
「早く起きろよ」
落とすのは触れるだけの口付け。童話や昔話なら、これでとっくに『めでたしめでたし』で終っている筈。
だが
男は未だ、目覚めない。
この国の若き指導者の現状は、公式にはただ『負傷療養中』とされた。軍病院関係者でも、実際の容態を知るものはごく僅かだ。
人の口に戸は立てられぬという理由から、彼の世話のほぼ全ては未だ幼さを残すその妻に一任された。
一週間。泣く事も出来ずにただ懸命に動き回って――真夜中、眠る顔をただじっと見つめていると、ぽろりと一粒涙が頬を伝った。
限界だった。
堰を切ったようにあとからあとから溢れる涙がシーツと男の顔を濡らす。
起きて、はやくおきてただ名前を呼んで欲しい。
震える指先をそっと男の唇に伸ばす。触れた瞬間、電撃が走ったようにびくり、と身体が揺れた。
それが何なのか自覚する間も無く、思わず自らの身を抱くように這わせた腕の、奥。
早まる鼓動と持て余す熱に、ようやく彼女は理解した。涙の訳を。
自分は欲情しているのだと。心も躰も、この男だけが足りなくて身も世も無く悶えているのだと。
篭もる熱を鎮める方法などただ一つしか知らないのに。それが出来る唯一の人物は微動だにせず横たわったままだ。
どうしたらいいか分からず体温だけが上がっていく。
……自分で?
浮かんだ思考に慌てて首を振る。そんな事出来る筈がない。
性的な知識や興味を持つ前に、自慰など覚える以前に教え込まされたのだから―――目の前の男を。
坂上氏本人はともかく、坂上信者はちょっと落ち着け。
>87 まだ続きますすみませ…
躊躇いながらも意を決したように、エド子は羽織っていたカーディガンを床へと落とした。その下に着ているのは白と淡い水色のストライプの、七部袖のワンピースだった。
前開きの釦を、上からゆっくりと外していく。時折、指が震えて上手くいかなくなり舌打ちを挿みながら。
「……っ、ちっきしょ……」
下まで釦を外し、完全に肌蹴られたワンピースの下から現れたのは紅潮して薄く染まった肌とスノウホワイトのブラとショーツ。そっと下肢に手を伸ばしてみれば布越しにすら濡れた感覚を感じ、居た堪れなさに泣きたくなった。
病院のものにしては広すぎる寝台に乗り上げ、両膝を付く姿勢で男を見下ろす。(少なくとも見かけ上は)暢気な寝顔が酷く腹立たしい。
そういえば以前一度だけ、男の手に導かれて自らの指でここを弄った事があった。
『一人でした事は?』
訊ねられた意味がわからなくて首を傾げれば、苦笑と共に左手を取られ
『ここに』
熱が抜けたばかりの入り口に触れさせられて。予想だにしなかった展開に目を見開いて男の顔を見れば。
返ってきたのは人の悪い笑みと
『自分の手で触れたことは?』
揶揄するように、わざと声を落として、耳朶を舐るように告げられた言葉。
『あ、あるわけないだろっ!!!』
憤死しそうな思いで怒鳴り返しても、男の様子は何処吹く風で『やはりそうか』と呟くと、そのままエド子の身体を抱えてバスルームへと向かった。
後始末をしてくれるのかと思いきや。バスタブの淵、備え付けの鏡の前に降ろされ、恥部が見えるように無理矢理に脚を開かされる。
『なにすんだっ!』
男の手から逃れようと身を捩れば、腰を下ろした淵から滑り落ちそうになり、逆に男の腕に縋りつく羽目になってしまった。くすりと笑う気配に睨み上げると、ひどく楽しそうな色を浮かべる黒い瞳が見下ろしていた。
寒気にも似た、ぞくりとした感覚が背を撫でる。コイツがこういう顔をしている時は碌な事はない、と経験上わかっているのに。それから逃れられない、という事も同時にわかってしまっていた。
『やり方を教えてあげよう。淋しい時には自分で慰めなさい』
『そっ……そんな事にはなんねーから!いらねーよ。放せっ!!―――っ』
不意に再び手を取られて指を突き入れられた。ぬかるんだような感覚を纏って沈む指、それだけで容易に熱の上がる躰。されるが侭の自分が悔しくてたまらない。
『旅先で不用意にこんな表情を晒して……』
顎を掬われ額がぶつかりそうな距離で見つめられる。男の黒い瞳の中に、呆けたような表情の自分の顔が見えた。
『―――見ず知らずの男に喰われやしないかと、心配しているのだよ?私は』
『そんな、こ…とっ……』
あるわけがない。見くびって貰っては困る。
誰彼ともなく、欲情するとでも思っているのか?この男は。
上がる息にまともに答えが返せないのが悔しい。こんな姿を晒すのはアンタ以外に居るわけないだろうと怒鳴りつけてやりたかった。
『君にその気は無くとも、周りが放って置かない。という事もある』
内心を読んだかのような言葉にどういう意味だと問い返す前に。取られた手がすう、と動かされて柔らかい突起のようなものに当たった。
『!!!やっ―――』
知らず、びくりと躰が揺れる。痺れるような感覚に耐え切れず足の指先がタイルの床を掠めた。
『お喋りは終わりだ』
こちらに集中しなさい。
黒い瞳に射竦められて、まるで催眠術にでもかけられたかのようにこくりと頷いてしまった。
満足したように、男がにっこりと微笑んだ事を覚えている。
――が、そこから先ははっきり言って、熱に浮かされたような感覚に翻弄されてよく覚えていない。
確か卑猥な言葉だとか、恥ずかしい場所の呼び名だとかを散々耳元で囁かれて。導かれるままその場所を弄ったのだけれど。
終いにはイク前に思わず泣き出してしまい、途端おろおろとしだした男に宥めすかされて、涙が止まるまでただ抱きしめていてもらったのだった。
(後にしみじみと『あれは拷問だった…』と言われた。自業自得だ。)
実は
泣いてしまったのは嫌だったからではなくて、感じすぎてどうしようもなくなってしまったからだったのだけれど。
そんな事を告げたら調子に乗るので、今後も絶対に本当の事を話すつもりはないが。
思い出して余計に躰の芯が熱くなってしまった。
震える指を恐る恐るショーツの中に伸ばす。
指の腹に湿り気を帯びた肉の感触を感じて、そこから先はどうしたらいいのかわからずに、エド子の指は止まってしまった。
(……えーと…)
困ったように視線を泳がせて、思わず眠る男の顔を縋る様に見てしまい、自らの浅ましい様にため息が零れる。
もし、こんな痴態を見たら……男はなんと言うだろうか?
『はしたない子だ』
(………っ…!)
幻聴まで聞こえてしまい、真っ赤な顔でエド子はぶんぶんと首を振った。その拍子に留めたままの指先がじんわりと染み出てきた愛液を纏って奥へと滑る。
「―――ぁっ!!」
その指がある部分に触れた瞬間、躰に走った痺れのようなものと、耐え切れずに零してしまった嬌声に潤んだ目を瞬く。
(なに…今の?)
ここか?と再び今度は意識的にそこに触れる、と甘い痺れを確かに感じた。
確か男の指もここに触れていた気がする。指だけではなく、時には舌で。
「や、……ぁ……」
ぬめりを帯びた指が前後に動く。無意識のうちに腰が揺らめいた。
膝立ちで支えきれなくなった身体がゆっくりと傾き、男の身体に覆いかぶさるように倒れた。
唇に、噛み付くように口付ける。舌を伸ばしかけて、唾液が流れ込んだら窒息するかもしれないと考えて止まった。
こんなに乱れておきながら、変な所で冷静な自分の思考を可笑しく思う。
エド子は口元を弧に歪め笑みを浮かべた。それはもし目撃するものがいたとすれば『娼婦のような』と形容するであろう、壮絶に蠱惑的なものだった。
喉元に緩く歯を立てる。舌を這わせれば汗の味がし、鼻腔を抜ける男の匂いにまた躰の熱が上がった。
それなのに
目も眩みそうな快感を感じているのに、あと少しのところで高みにまでは上りつめることが出来ない。
「あっ…っ……もう、やぁ…ぁ……」
蠢かせる指はそのままに。空いているもう一方の手を男の手に絡めた。縋り付くように。
「も、……どうにか、しろ……ばか…たすけろ……この、むのう」
舌足らずな声が、必死に懇願する。
「―――ロイ…」
意識してした事ではないと思う。
本能が、求めていて、それしか方法がないと知っていたから―――恐らくは。
「ん…っ……」
指を引き抜けばそれは分泌された液でてらてらと光っていた。
もはや羞恥心になど構っている暇はなく、ぐっしょりと濡れてしまったショーツを床に脱ぎ捨てると、エド子は眠るロイの身体に跨る様に腰を下ろす。
力なく身体の横に置かれているロイの腕を両手で取ると、その指に舌を這わせた。
たっぷりと唾液を含ませて、人差し指、中指、薬指、と順番に舐る。
ロイの大きな手を、エド子の小さな両手が掴んだ。それを入り口にあてがった時は流石に少し躊躇ったけれど…もう後には引けなかった。
「…あぁっ……」
半ば飛んだ理性の中で、エド子は必死にその手を動かした。
どうしようもない罪悪感のようなものを感じながらも、ロイの指が先程感じた部分を掠める度に脳髄を灼くような甘い痺れが爪先まで駆け抜ける。
受ける刺激は同じはずなのに。
ロイの指、と言うだけで快楽を追う躰はいとも簡単に上りつめてしまい弛緩して倒れこんだ。
(足りない)
(まだ、足りない)
この先にあるものを知っている躰は熱を収めてはくれなかった。
ごくりと、唾液を嚥下してエド子はその手をロイの下肢に伸ばす。
今までに片手で数えられるくらいしかやったことがない行為だったし、やらされた時も半ば強制だったのだけれど。
「んっ……」
おずおずと舌を出してロイのそれに舌を這わせながら両手で包み込みようにして擦る。
意識はなくとも身体的に問題はないのでちゃんと反応した。エド子は思わずほっと息をつく。
「不能にはならなくてよかったな」と、当の本人が聞いたら盛大に落ち込みそうな言葉を呟き、硬度を増したそれを片手で支えて腰を浮かせる。
これもまた、数えられるくらいしかした事がないものだった――いわゆる騎乗位という奴だが。
ずぶり、と
ロイのものが呑み込まれていくと、媚肉が悦びに打ち震えているのがわかる。
全て収めきって、エド子はロイの名を呼ぶと愛おしげにその頬を撫でた。
こうして躰は慰められても、心まではどうにもならない。ぐずぐずと熱を持つ躰とは裏腹に、心は冷えたままだった。
「…ロイ」
切なさを滲ませた声が男の名を呼ばう。
鼻がツンとして、目の奥が痛んで。また涙が零れそうになり、エド子は瞳を伏せる。
その為に、
―――眠る男の瞼がぴくりと動いたことに、彼女は気付かなかった。
何度も長いと断られました。
エロってむつかしいですね。続きはまた書けたら投下します。
>>87 G・J!挫けずに投下してくれてありがとう!エロいよvv
>87氏乙〜(゜∀゜)
自慰エド子騎乗位(*´Д`)ハァハァ
割込みスマン。GJ!GJ!続き待ってるよ。
>98おまえはあほか
ロイ×エド子 エド子自慰ネタです
と見えないのか?探せ!
〃ヾヽヾ <オレのケツが見えなかったのか?
(゚Д゚#|l∞
⊂ ⊃
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し T J
名前欄でカプ表記だろ
ロイエド子だとマンセーで露骨だな
>87
GJ!続きごっさ楽しみにしてますぞ!
>>102 違うよ。早とちりさんめー。
1にちゃんと書いてあるよ。
>99
いや、続きにも入れてくれないと分からんからさ。
全部読んでるわけじゃないし、いきなり続きだけ書かれてもってこと。
名前欄or冒頭に以下の記述をお願いします。
名前欄or冒頭に以下の記述をお願いします。
名前欄or冒頭に以下の記述をお願いします。
>102は>1を百回読みなさい
107 :
87:04/11/21 01:34:31 ID:scrKQLmc
>97
こちらこそスマソ。
>102
>1に名前欄or冒頭とあるので冒頭にしか入れませんでした。
気分を害されたのなら申し訳ない。
うーん、みんなでかぶりまくり。重婚しまくり。
>>105 そこまで言うんだったら、いろんなカプの混在するここは諦めて、
好きなカプのみ扱ってるサイト回ったほうがいいよ。
>105
我が儘だな。IDで判断できるだろ。
自分の落ち度を人のせいにするなんて恥ずかしい。
決まり事を守っている書き手にまで絡むなよ。
アニメで人気が上がって書き手に恵まれているからだろうが、ここは書き手に条件を付けすぎ。
去年の種スレを思い出すな…
>109
>専用ブラウザ導入推奨。できるだけ専用ブラウザのNGワード登録を活用してください。
>専用ブラを持ってない人はここを参照。→
http://www.monazilla.org/ ↑じゃあなんのためにこの記述があるんだ。
続きものに注意事項が無かったらNGワード使えないじゃん。
意味無いんじゃないか?
>>111 普通は順に読んでいくから、冒頭でカプ表記があった時点でIDをNGワードに入れるんだよ。
今度からそうしなよ。
見ろよID:WQBP+61Tの発言以降荒れまくり
テンプレに徹底して注意を入れたら、図に乗って今度は自分の好きなカプ以外見たくない発言。
厨に合わせてたらスレの自由度ほんとに無くなる。
114 :
87:04/11/21 01:46:25 ID:scrKQLmc
>105>111
次回からはメル欄にCP入れますね。
微妙な空気を払拭できたらと思ったのですが
かえって違う荒れ方させてしまったようで本当に申し訳ない。
カプは違っても同じ女体嗜好の同士としてマターリ出来ないものですかね?
荒れまくり、というほどでもないから、まず落ち着こう。
荒れてないよ。
そして87もルールをきっちり守っているのだからぜひ堂々としてて下ちい。
ハァハァしながら続き待ってます。
>113
荒れてるわけじゃなくて、好みに合わない職人への噛み付きから始まっただけだよ。
注意書きがしっかりしてるから今更「気に入らないから」
と言う理由で批判されることはないよ。
自由が無いわけじゃないし、作品自体は注意書きをすれば
投下に何も文句は付けれらる言われはない。
各自見ないと言う選択もあるわけだし。
>114氏
続き待ってますよ!いいところで焦らすなあ(;´Д`)ハァハァ
好みに合わない職人への噛みつき、煽り禁止とテンプレに入れたらゴキブリ厨はいなくなんのかな。
>118
そこら辺は書かなくても当然の事だし、
書いてもしかたがないと思うこともある。
21歳以上ならそれはできるだろう。
そんな注意書きを入れる前に、煽り耐性を養うべき。
ルイ子少佐×ブロッシュほのぼの エロなし 色物です。←ここ重要
マリ男・ロス少尉が居なくなってからというもの、自分は貞操の危機を感じているであります。
「おはよう! ブロッシュ君!!」
足音高く、上着を脱ぎ捨て、蛍光ピンクのビキニも露わに、今朝も上司のルイ子少佐が自分に向かってドスドス突進してきます。
あと少しで包容というところでかわし、始業を知らせる鐘が鳴るまで、この攻防戦は続くであります。
正直、自分は女性に抱きつかれるのは嫌いではありません。
例えば、ホークアイ中尉やロイ子大佐のような美女に抱きつかれたら、天にも昇ってしまうでしょう。
しかし、ルイ子少佐は…。
ナイスバディなのは認めます。
巨乳なのも認めます。
ただ、その胸は脂肪や乳腺ではなく筋肉ではありますまいか。
銘に偽りのない豪腕を誇示する上腕二頭筋とか、板チョコのような腹筋とか、女性でそこまで筋肉を育てられる少佐は凄いと思います。
でもね、やっぱね、自分としては女体は、ある程度は柔らかくてプニプニしてるのがいいです。
それから、人前でバンバン脱ぐ女の子はどうかと思います。
ていうか、自分は女性の恥じらう表情が大好きなんでありますよう。
まちがっても、ムキムキに上半身を見せびらかし、朝の包容と称して締め上げられる趣味はないんでありますよう。
だから、もう、勘弁シテクラサイヨ!! ママさん! ママサ〜ン!!
ああ、いかんいかん。恐怖のあまり、言葉使いがペリーさんになてしまいましたヨ。
しかし、始業の鐘まであと5分!!
この5分を持ちこたえれば、包容はなし! 俺の勝ち!!
俺、ガンバレ! 超ガンバレ!!
ガンバ…え…あぁ〜〜〜〜〜〜ッ!!
「誰だ! こんな所に書類が詰まった段ボール箱置いた奴は!!」
あっ、自分でありましたッ!!
なんで、昨日のうちに資料室にはこんでないかなあ?(テヘッ
てぇ、転んでる場合じゃねえよ!!
少佐、キタ━━━━Σ(゚д゚;)━━━!!!!!!
「さあ、遠慮はいらん! 我が輩の胸に飛び込んでいらっしゃぁ〜い?・」
「ひぃいいッ!! グッ…ぎゃあぁぁああぁxcぁあdfl、sm、jkふじこ」
ボキッボキボキボキッ!!!!!
めしょっ。
「うーむ、朝のスキンシップは気持ちがいいなあ? なあ、軍曹?」
「ふ…ふぇい…」
マリ男少尉。
マリ男少尉がいなくなって、自分は死んでしまいそうであります。
少尉、何故、逝ってしまわれたのですは?
帰ってきてぇ…(ガフッ
〜fin〜
87乙ー
萌えたよ。普段は、すましててもこんなにエロいエド子が好きだ
続き待ってます
>122
すっげえw GJ!
そうだ。こういう常識をぶち壊す作品を待っていたんだ。
乙。
どの神も、新スレ序盤からウマーな錬成を禿げ乙っす!!
そして、この場を共に愛する貴重で心強い同志の皆に、重大な頼み事があったりする。
まず一度、冷静な目で、ここ数ヶ月にわたるスレの流れを思い返してくれ。
なっ? どー考えても、火種となった夏厨に便乗してスレの雰囲気を悪くさせようというあきらかな作為が
そこかしこに感じられるじゃないか。
つー訳で
以降、全てのイチャモン煽り&釣られはドンナ文面だろうと
ここの住人を装った女体化嫌いの荒らし認定という事で完全スルーしようぜ!!
どうでもいい話だが、パイパンロイ子とか萌えるな。
巨乳でエロい体してるのに、オマタはつるつるなんだよ。
でさ、露天風呂とかで貧乳エド子に言われるんだよ。
「大人なのにつるつる〜(・∀・)ニヤニヤ」って。
エド子は勿論、年相応にフッサリしてて、ロイ子は屈辱に震える。
「これは、プレイ中に剃られたんだ」ってつい嘘ついちゃう。
「大佐って変態プレイが好きなんだ?」とか言われて、「無理矢理
剃られたんだ!」って言っちゃう。
「でも産毛は生えてるじゃん」って指摘されて真っ赤になるロイ子。
「なんだ!毛が生えてるのがそんなに偉いのかッ!」と逆切れ。
「ちょび髭大佐(プ」って煽るエド子。
巨乳をぷるぷる揺らして怒りまくるロイ子と、逃げ回るエド子。
その様子を、岩によじ登ったハボック以下、野郎共が見てるわけです。
ええ、そんなの、大好きですよ。ベタだけど。
>129
あのさ、どうしてわざわざ蒸し返す必要がある?
>>122 いい!ワロタよー。
スレを救うのは百の議論より一つの素敵な作品投下だな。
議論は避難所で
>133
議論の終着点。
【職人】
テンプレに添って表記投稿してるなら何ら罪は無い。
自分語りをすると叩きたがる香具師がいるので語る時は名無しか避難所で
妙な書き込みの香具師が出現しようが堂々と自分の作品を投稿しても大丈夫。
また、反応すると餌を与える事になるので辛いだろうがストイックに無視。
801、ふたなり、乱交、猟奇、スカの激しい物は避難所を推薦。
【ROM】
変な書き込みが有れば「>1読め」もしくは華麗にスルーかNGワード。
職人の書き込みや妙な書き込みには脊髄反射はしないように気をつけよう。
自分の苦手なカプは激しくスルーし、いちゃもんは厳禁。
どうしても我慢出来ない場合はチラシの裏に書いて激しく発散しれ。
好きなカプの話題や作品が出て来ない時は脳内妄想を書き込んでみるか
自分でSSを書いてみるのもまた一興。
>130
パイパンなエド子とロイ子が温泉に入ってて
ハボ子がいたたまれなくなるのも正直面白いな。
激しく2人にあそこを弄られて感じるハボ子の声を察知した
リザ男がやって来て皆等しく喰われる訳ですが。
坂上信者って怖い。
坂上は信者をひきつれて、どっかで個人サイトでも作って
そこで好きなだけマンセーしあってくれ。
>>134 秀逸なので1の後の2-5の過去ログ前か後に入れてみてはどうか。
ちょっとくどい内容だが、スレの手引きととして入れた方がまだ騒いでる厨への圧力になるかも。
>>136 >1を百回熟読を推薦。
職人は悪さをしているワケじゃ無いのに色々言われて大変だな。
140 :
136:04/11/21 13:40:18 ID:4ZfpZPpq
>139
別に坂上氏のことはなんとも思わないし、悪く書いてないよ。
ただ、あまりにマンセーで脊髄反射な信者の反応が怖いってだけなんだが、なにを過剰反応してるんだ?
>140
悪く書いて無い割には>136では名指しで敬称無し
>139では敬称付きの自己正当化の弁解と責任転嫁入りかよ
お前さ、説得力皆無だしどこか煮えたぎっている感もあるから
今から俺と一緒にハマショーでも聞きながら江ノ島までドライブでも行くか
ヴェルタースオリジナルでもしゃぶって落ち付いた方がいい
とりあえず職人が来にくくなる発言は微妙だと思う
>139で無く>140だった
>139氏すまん
>136
でも暗に、厨がウザいから坂上氏はここを出ていけ、
そんで責任とって、もう金輪際投下すんな、と言ってるようにしか読めないよ。
坂上氏はここの職人さん達の中で一番古いからファンが大勢いても不思議ではないかと思う
自分は坂上氏のアルエド子が一番好きだ
エロオヤジ増田よりアルと幸せになってほしい
元はと言えば厨が原因で職人は何も悪く無い。
度の過ぎたマンセーやカプの肯定・批判は尾ひれが付き過ぎて職人も居づらい。
ロムラーは
>>134 >>142 を読んで静かに職人を待て。
>>140 う〜ん、でもサイト作れって言うのは言い過ぎじゃないか?
サイト運営って結構負担だし、手の掛かる読者を引き連れてなんて大変そうだ。
そういうのが煩わしいから、ここを利用している場合もあるだろ。
信者の人もアンチの人も書き込む前に一呼吸おいて、自分の書き込みが
他の誰かを傷付けないか確認しよう。
坂上氏はいい意味でも悪い意味でもスレの活性剤になってるな…
何も書けない奴に、ファンがつく程の職人に文句を言う資格なんぞない
職人の投下は仕事や責務じゃなく本人の楽しみと同志に楽しんでもらいたいという好意だろ
無料で公開してくれてるんだから読む側も礼儀をわきまえるべし
煽ってるやつも、鼻息荒く反論してるやつもアホ
議論は避難所でやってくれ
>>136 女の嫉妬と私怨は恐ろしい
ちらしの裏に書いとくべし
もし
>>134をテンプレに入れるなら、
職人に「自分語りはするな」ってのは無くさないか?
語りすぎはダメだろうけどさ。そこは自己判断と自己責任で。
読み手と交流持ちたい人もいるだろうし、
感想に対するレスを書きたい人もいるだろう。
SS以外書くなっていうなら、それは職人をSS製造マシーン扱いと同じだよ。
>153
男女関係なく私怨や嫉妬はマジ怖い。
エンヴィーのえげつなさも怖いが。
坂上氏には申し訳ないがアレだ。
コテハンはどこでも荒れる元になることが多いんだよ。
ので氏もコテ名乗るなら多少の風当たりは覚悟してるんじゃないのか?
だから擁護してる香具師も鼻息荒くしないでいい加減スルー汁。
アンチはここに文句書き込む前にまず一回広告の裏にでも書いとけ。
それでも治まらなかったらもう来るな。
ここよりウマーな女体サイトだっていっぱいあるんだからさ。
ここ絶ったからって飢えやしないだろ。
何が好きだっていうのは人それぞれで、他人が批判したりする権利はないと思う。
159 :
140:04/11/21 15:08:47 ID:4ZfpZPpq
坂上氏の書いてる物にいちゃもんつけた覚えはないが?
信者ウゼエってだけだ。
>>159 ひがみはいい加減やめろよ。
坂上氏に嫉妬しているようにしか見えない。その上さっそく数字コテか。自尊心の塊。
>>161 (*゚Д゚)ウホッ!!
やっぱり、合意の上での乱交って楽しいよなっ!!
>157
坂上氏はNGワード用にコテつけたんだから
それを言っては本末転倒の気がするよ。
>161氏
GJ!(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
164 :
名無しさん@ピンキー:04/11/21 15:56:32 ID:NpEybSKj
アル子厨必死だな
>>161 乱交エド子キター!!
エロ杉、だがそこがいい
>166
無能が…w
,, -‐ー-、
〃/llヘヘヾ <君の痴態を見たくて専ブラを導入したよ
'(l`_ゝ´ノ (,
/''ヽM/゙ヾ 〃ハヾ
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/ (゚Д゚*|l。、<これで人大杉でも安心だな!
__(__ニつ/ FMV /_/_i___
\/____/ (u⊃
,,、___,,,
,, -‐ー-、 γヘヾ彡b
〃/llヘヘヾ (゜-゜*ノ <専ブラはともかく、仕事してください。
'(l`_ゝ´)〓ΠЦ.. __/|M∠ヾ
,-l;;ニlVl=; ъδ「__,|レフ」|__|
/ .;ー/゚// ̄ ̄ ̄ ̄/ |TT|_∪
.(__lコつ/ FMV /_________
 ̄ .\/____/
(゚д゚) あえて言おう!
m9( )− 坂上氏は個人サイト作れ!
/ >
>>166 うわ、むっさ可愛い! 後ろのアレは大佐とハボ?
∩___∩
| ノ ヽ
/ ● ● |
| ・ ・ |
彡 ,) ( _●_) ミ 他の奴のレスがつくまえにもっていくクマー!!
/ 〃ハヾ|∪| 、`\
/、。l|,,゚Д゚)ヽノ /´> )
(___) / (_/
| ( ) / ←
>>170 | UJ\ \
| / ) )
∪ ( \
\_)
エド子を攫わないでくれ、頼む。
坂上氏の信者がうざいのは事実
とりあえずはあれだ、>1を読んで
謙虚と感謝と思いやりを持って大人な書き込みを心掛けようや
174
│
. \
\
\
\ ∩─ー、
\/ ● 、_ `ヽ
/ \( ● ● |つ
| X_入__ノ ミ 俺、釣られないように頑張るからね…
、 (_/ ノ
\___ノ゙
/ 丶' ⌒ヽ:::
/ ヽ / /:::
/ /へ ヘ/ /:::
/ \ ヾミ /|:::
(__/| \___ノ/:::
>172
そのエド子、異様に腹が出てないか?w
>177
同意。誰だ、中田氏した奴w
でもエド子は少し太った方が乳も出てきていいと思うぞ
>177Σ(゜Д゜)ニ、ニンシry
>>178 〇_〇
( ・(ェ)・) <すまん。俺クマァ!
/J ▽J
し―-J
かぼちゃパンツ履いてると思って萌えてたんだけど、中田氏なのか…
もしかして>161氏のエド子のその後が>172かw
>181
物干し竿になびくかぼちゃパンツを想像して吹いたじゃないか!
>180
熊はルイ子の巨乳と戯れてろ!
俺のエド子に何て事しやがんだよ!
と熊に嫉妬してブチ切れてみるテスト。
>184
クマとエド子の子供…
〇_〇
( ・(ェ)・) (゚Д゚*|l。、
見た目はかわいいけどな
⌒Λ
‐=≡____/#゚w゚ヽ <こら〜よくも姉さんを!
‐=≡ / .__ \ .∩
‐=≡ / / / /\ \//
‐=≡ ⊂_/ / / .\_/
‐=≡ / /
‐=≡ | _|__
‐=≡ \__ \
‐=≡ / / /
``) ‐=≡ // / 〇_〇
`)⌒`) ‐=≡ / | / ( ;・(ェ)・)
;;;⌒`) ‐=≡ / /レ /J ▽J
;;⌒`)⌒`)‐=≡ (  ̄> (´⌒;;;≡≡@@
┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
いやいやあれは着ぐるみだよ。警戒心の強いエド子を
愛らしい着ぐるみでなごませておいてかぼちゃパンツずらした
バックから突きまくり。たぷーり中田氏。中の人はお好みで。
255 名前: 名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日: 04/10/25 16:53:45 ID:rM1GLT9z
紫タンは「アテクシはミ西ネ申なの」発言あったと聞いたも
本当か怪しすぎるも(´モ`)?
小説系のパク判定人に判定希望ですも
256 名前: 名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日: 04/10/25 16:57:22 ID:Y072Ec9f
それマジですも?女体スレレに誰かコピペを投下するも
売れまくって「アテクシ困っちゃうミャハ☆ミ」となるも
257 名前: 名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日: 04/10/25 17:34:07 ID:G4HUlJvy
紫タンの職業は何ですも?
シ酉ネ申は職業カミングアウトしてましたも
258 名前: 名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日: 04/10/25 17:47:06 ID:jhwGrVqS
ミ西ネ申=紫レンジャーなんてマジありえないですも。
女体とかそんな次元を通り越して失礼な話ですも(#´モ`) ブー
ミ西ネ申タソは文体に癖があるからすぐにわかりますも。
叩きに必死なのはスレを追い出された801投下のアル子厨
>188
巨乳ロイ子萌え!
熊に渡す前に俺がさらって行くよ。
〇_〇
( ・(ェ)・) <・・・・・・・・
/J ▽J
し―-J
どうしたクマ
〇_〇
(・(ェ)・ ) <つれてかれちゃったクマァ
/J ▽J
し―-J
何だか、クマとエド子を応援したくなっちゃったじゃないかw!
>186
八頭身アルワロタ
続きもん書いてる酒とか他職人とかさ、皆コテしたら駄目なの?花魁とか乗馬閣下とか 一人だけコテだから荒れるんでは?と言ってみた
それは職人が決めることでは?
コテは強制じゃないし、そこは職人の好きにしてもらおうや
気分を変えて嗜好の違うもの書くときにもコテが無い方がやりやすい場合もあるし
>194
よし!それならクマもまとめて面倒見るぜ!
部屋とクマとロイ子と俺
いっそクマもクマ子として、俺が面倒見てやるぜ!
もちろんエド子がオプションで付くんだよな?
クマと俺のエド子もふもふテクニック
クマの肉球がじゃれるように少女の身体をふにふにと愛撫する!
男はビデオカメラを構えてただ立ち尽くし、冷徹な言葉で責める。
「クマ!三段変速でギアチェンジ!」
その言葉で柔らかだったクマの愛撫が徐々に凶悪な野獣のものと化す!
幼い花園は巨大な陽根で塞がれてしまうのか…!?
密室で行われる淫猥な宴はまだ始まったばかりである。
配給元:方円
女優:鋼鉄の美少女エド子
クマーの中の人:どこまでも無能なAV男優MUNOU
カメラマン:鷹の目を持つ業界では知らぬ物無し、リザ男
、。l|,,゚Д゚)ヽ<どこまでも無能な男の分まで生活費を稼ぐのも大変だぞ!
ボキャ天のネタにあった
クマ3P〜♪
を思い出したじゃないかw
ク、クマのモノが入るのか?
>204
いや、ボキャ天は熊3匹が純粋に3Pしてた。
ガキだった俺には激しいショックだったな。
>>190 それマジ?書き手だったからあんな嫉妬丸出しで上からの物言いだったのか
>>202 クマ×エド子を、このスレで見られるとは思わなかったw
なるほど、これならOK! MUNOU、クマが似合っている!
それにしても、三段変速でギアチェンジってw
>207
そんな君は避難所にある本日のNGワードを確認しましょう。
クマが大出世か
>206
萌え!姉妹揃って美人だな。
ガーターが激しく漏れの心を揺さぶるのですが。
>202
クマの中身はハボック
>212
獣達の樹海・赤頭巾乱れ散華
お婆さんに薬を届けようとした赤ずきんが遭遇した2匹の熊と猟師
だが、2匹と1人の目が邪悪に輝き赤ずきんは囚われの身に!?
ついでに赤ずきんを食いに出て来た狼も加わって場は5Pへ!
赤ずきんの運命や…いかに!?
配給元:方円
女優:鋼鉄の美少女エド子
狼:爽やかな笑顔で腹は真っ黒!新人男優・褌鎧
クマーの中の人A:巨根とスタミナの素人公募男優・ボインスキー煙草
クマーの中の人B:どこまでも無能を貫き通す大御所男優・鋼のヒモMUNOU
猟師:性感帯を百発百中で狙撃!?業界のヒットマン・鷹の目リザ男
同じようなネタですまん。
リザ男に狙撃されて転がって来る。
>>213 ナイス・キャスティング!
ご・・・5Pでつか!?
このシリーズのファンになっちまったぞw
続編きぼんぬ。
か…加藤鷹の目…なんちて
ちょっと言ってみたかっただけなんだごめうわなにするやめあqwせdrftgyろいこ
>>215 ロイ子かyo!
ロイ子は俺のもんだうわなにをするやmjoあshjkはぼ
>213
褌・鎧って苗字と名前みたいだなw
>217
褌ヨロイって、すごくウホッ!!な芸名だと思います
チョコボール向井みたいだな
女子高生とのAV撮影で逮捕されるアル
撮影のために、無理してセーラー服を着るロイ子大佐(29)
>221
年増のセーラー・・・
セーラー服着て援助交際をするエド子…
>>222 んっ? 巨乳熟女のセーラー服乱交ぶっかけものは大好物ですが?
29歳にセーラー服着せて電車に乗せて羞恥プレイならいけそうだ
周りの冷ややかな視線に耐えながらスカートの下はバイブ加えてたりするとなおGJ
>>226 さすがロイ子だ。
バイブ加えてるのがバレて、乗客にあんなことやそんなことされてもなんともないぜ!!
エドコが制服着たらまんまコギャル、いやマゴギャルだな
そのまま司令部に行って、リザ男に呆れた目で見られるのもいいな。
そんな彼女の最近の悩みは、活動のジャンルについて。
今までの巨乳童顔では年齢的にきつくなってきたが、熟女に行くほど貫禄もない。
いっそ引退するか…と思っていた時に出会ったのは、男優のハボック。
密かに胸をときめかせながら、悩める日々は続く
>228
エド子のスカートはどんなに短くてもパンツが見えない不思議
なぜなら…
スパッツをはいているから
スパッツよりもブルマがいい。
またはスク水か前貼り。
何言ってんだよ。普通は短パンだろ。
…毛糸のパンツが萌えだと思います。(冬季限定品)
>234
馬鹿には見えないパンツを大佐に穿かされたエド子もいいな。
王様の耳はロバの耳効果。
普通にTバックじゃいかんのか?もしくは褌。毎朝弟に締めて貰います
スカートの下にジャージ履いて周りに萎えられるのもいい。
いや、きっとぱんつはいてない。
風が吹く度弟が慌ててスカートを抑えるのが習慣です。
藻前等、萎えるわ…
スカートの下はいつでもどこでもいちごパンツじゃろが!!
どうでもいいけどマンガに出てくるみたいな
骨付き肉といちごぱんつって見たことないな
今宵エド子のオマンコに侵入させて頂きます 褌鎧
>>239 確かに、いちごパンツも萌えだが・・・
アニマル柄のバックプリント、これ最強!!
>>241 はぁはぁ (*´Д`*)今日はみんな言葉責めが冴えてる。
>>206 百合姉妹エロいよエロいよ百合姉妹ハァハァ
>242
よ、予告状?!エド子逃げれ、超逃げれ
〇_〇
( ・(ェ)・) <クマたんバックプリントでいいんじゃないか
/J ▽J
し―-J
〇_〇
( ` ‐ ´) <クマー
/J ▽J
し―-J
>>240 いちごぱんつや花柄やアニマル柄バックプリントって10代の少女用にはほとんど無いが
幼 児 用 なら いくらでもありますよ。
うちの娘(4)が楽しそうに選びながらはいているさ・・・モエラレネェヨ
鎧子はくまさんフンドシでよろしく
>>249 いんや。俺だって幼稚園の姪ッ子が居るし、決して幼女趣味も無いが
エド子達が履いてさえいれば、激しく萌えられるのでモーマンタイだ。
例え、無地のグンパンやゴム伸びオバはんパンツであろうとも、萌える自信があるぜッ!!
29歳って熟女としては全然若いんだけどさあ
ロイ子って、男の前では勝負下着でキメてるくせに、
一人の時は風呂上がりにオバサンパンツ一丁でビール
飲みながら「ぶえ〜」とか言ってそうで萌え。
>251
何を言う、グンゼのパンツこそ萌えの境地。
むしろ………真理だと俺は声高らかに宣言したい訳だが、半裸で
もはや思春期真っ只中のエド子があえて幼児パンツを履く
そのことに意味がある
>252
ロイ子は矯正下着履いてそうだw
で、もちろんその幼児ぱんつは弟が買ってくるわけだが…
>>256 「こっちがピンクの水玉、これもいいでしょ白地に青のストライプ。このオレンジのギンガムチェックは姉さんの金髪金目に似合うよね。とどめはコレ!すっごく探しちゃったよ、このサイズのぬこタンパンチュ!!さ、履いて!今すぐ履いて!ぼくの目の前で着替えてハァハァ('A`)」
エド子はミニスカでもふつーにしゃがみこんだりしてパンチラしそうだと思う。
ハボ子は普通に地味なの履いてそうだ。ブラ代わりにサラシとか。
いや、サラシは手間だろう。
味気ないベージュ系の下着を着用しているとみた。
ロイ子の派手な勝負下着を見て劣等感を覚えるハボ子萌え。
ハボ子は、ウィンリィが作業服の時にしている黒いやつみたいなのしてそう。
あれ何て言うんだろう?
>261
チューブブラ。
肩紐が出たら格好悪いと思われる服の場合は大いに大活躍だ!
>262
教えてくれてありがとう。
すごいな…テカテカ光ってるし、思っていたより乳首の形がはっきり見える。
うら若き乙女なんだから、ウィンリィは上着を着るべきだと心配になってしまった。
もっとスポーティなもんだと思っていたよ。
>264
いや、普通の地味なチューブブラもあるよ。
全部が全部あんなんじゃねーw
あっ!0一個忘れた!!
62000円だよ、下着に62000円!!
そんくらいあれば自作パソコンキット買えるちゅーの!!
英国王室御用達の下着ブランドで、10万もするのがあるそうだ。
それはともかく、テレビで
>46歳で孫もいる女性が29歳の彼の所へ“嫁にいきたい”
ロイ子は子供も孫もいないけれど、エリシ雄を思い出してしまったorz
>271
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
⊂彡
>>271 おまえアレだろう。アホだろう。
だがそれがいい!
再うpなーんだとおもった。
正直すまなかった>271
ロイ子になっているんだな、ボイン好きだ。
エド子は服なんか着なくてもいいんだよ
「あっ、ダメぇ…」
なエド子もいいが
「早く来いよ。入りたいんだろ?俺の中に…もう待てないんだろ?
ホラ」
みたいなのもイイ(´Д`;)
お前らはどっちがいい?脱がしたら
エロ下着フルセット装備のエド子
タンクトップ(下にサラシ巻き)に子供パンツのエド子
ノーパン生活で健康なエド子
>276
(*゚Д゚)のわあ!!!
どっちも萌ええええええええええええええええええええええええええ(*゚∀゚*)
大穴で褌のエド子
すげえ自然だ
大人だな、ロイ子
普段強気の女がセクースのときは従順で大人しくなるのはデフォですそうですか。
エド子にかわいくおねだりされてぇ(´д`)=3
>>279 風が吹いてパンチラすると褌だった……!!見た瞬間でボッキアゲ&夢精の予感
>>277 一番下だと、あの皮パンに形がくっきり…
/゚w゚ヽ<姉さんのお尻に食い込むレザーパンツは絶品ですよ
/゚w゚ヽ<姉さんのお尻から流れ落ちるザーメンは絶品ですよ………大佐のなのが悔しいけど
,, -‐ー-、
〃/llヘヘヾ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
'(l`_ゝ´ノ< 花園からかおる君のオイル臭に嫉妬せずにはいられないよ
/''ヽM/゙ヾ \_________________________
_(_コ(S)匚ノ_
/゚w゚;ヽ<え!?僕はまだどこにも手を付けて無いのに!姉さん自慰?自慰ってるの!?ねぇ?
ゞ∞リ ゚Д゚リ<へっ!男がそんな野暮な事を聞いちゃならねぇぜ!つぅかアル!お茶!
アル子の花園からオイル臭
ロイ子の花園から硝煙反応
>>288 嫌に男前なエド子だな…つけているのは褌と見た!
エド子は鎧のオイルを使って自慰をしてたのか
弟の指を使ってしていたのか…
鎧は眠らないんだよな
ちょっと待て。エド子はオイルをローション代わりにしてるのか(w
もしやウィンリイがメンテのついでにそっちもΣ(゜Д゜)
>290
ロイ子は香水練りこんでそうだな…
'(l`_ゝ´ノ<私のあそこはシャネルの5番だ
>294
当然、ハボックは匂いを嗅がせせてくれって懇願するよね。
(`_ゝ´)<ちなみに肛門はブルガリだ
(;´∀`)<そてはちょっと香水臭すぎッスよ
思わず「うわっ!大佐のマソコ臭っ!」と言ってしまうハボックを妄想
>>293 パートナーたるもの体の整備もキチンとしなくてはあきません
そこまでされてもエド子は子供パンツなのか
整備されてるからこそのいちごぱんつとも言える。
前スレの保管まだかな〜(´∀`)っ/凵⌒☆チンチン
>>303 もうちょっと待ってやてよ、あわてんぼさんめ( ´∀`)σ)Д`)プニョプニョプニョプニョプニョ
鎧が日夜正座をして姉の苺のパンツにアイロンをかけているのかと思うと…
兄が日夜正座をして妹の苺ふんどしにアイロンをかけているのかと思うと…
ハボが日夜正座をして上官の下着(少尉の給料じゃ払えない)を手洗いしているかと思うと…
弟がよなべでアイロンかけて姉さんに履かせたパンツを脱がすのが大佐だと思うと…(;´Д`)ハアハアハア
そして姉の苺パンツと鎧の苺ふんどしを整備士タンが毎日洗濯してあげてると思うと…
>308ロイ子は一体どんなパンツ履いてるんだ!(;´Д`)キニナル
312 :
名無しさん@ピンキー:04/11/23 21:43:18 ID:PSLDnZVM
>311
>268-270
の下着希望。
セクシーランジェリーを脱がせ、そして洗うのが小尉の仕事。
洗う前に臭いはかぎますか?
笑えるよ、なんだかそんなハボに虚しさを感じるが・・・
本人は嬉しいんだろうな、男のサガですな
>>313 洗う前に匂いを嗅いで、洗った後にも匂いを嗅ぎます。
労働に対する当然の報酬です。
味を確かめないだけマシだな
>281
久々のデート。
人通りがちょうど途絶え、まるで世界に2人きりのような錯覚を覚える。
と、急にエド子が立ち止まり、何やら考え込む。
「どうした?」
振り返って見ると、ちょっと困った顔をしている。
「ん、あのさ。ちゅー、して?って言ったら怒る?」
恥ずかしげに頬を染めて上目遣いでオレに言ってくる、その様子。
普段は見せない”女”の部分を見た気がして、思わず抱きしめてしまった。
>318
いや寧ろそれが計算だったりした日にゃ余計に萌えなんじゃが
>318・319
d(´д`)グッ!!
>319
んじゃエド子視点とかやってみる。
久々に会えたってのに、ただ手を繋いで歩くだけ。
なんかなー、こう、もうちょっと女心わかってねーんだよな、コイツ。
あ、何かさっきから人通んねーと思ったら、前も後ろも人いねーじゃん。
ココで甘えたらすごいビックリするかな?コイツ。
『どうした?』とか言っちゃって、気付いてねーな、ホント。バカなんだから。まぁ、そういうトコいいんだけどさ。
「ん、あのさ。ちゅー、して?って言ったら怒る?」
あ、やっぱしすっげぇ驚いてる。
こういうとこで引っかかる、単純なお前がやっぱ、オレ好きだな。うん。
だからって、そんな強く抱きしめるなよ・・・離れたくなくなるだろ・・・・
>321
(TДT)ダバー
318 321
萌えー(´Д`;)
エド子(*´Д`) '`ァ '`ァ
281です。
>318、>321錬成サンクスw
非常に萌えますた(*´Д`*)
今日の妄想は豪腕x鎧子。
鎧姿の時に組み手の相手してもらってて、少佐の紳士な所に惹かれて〜みたいな。
あんなにいらないけど、少し筋肉ほしい。
>317
味も確かめてると思うが
腹の筋肉だけ欲しい
水泳やってた頃は割れてたのに今は無惨に…orzマタヤロウカナ
>325わざわざ名乗りでない方がいいよ。ウザいし
>328
勘弁してやれよ。慣れてない感じの文章だし
慣れてない俺にエロやさしく指導してくれるロイ子大佐(*´Д`)ハァハァ
ロイ子大佐は若い男が好きそうだから、可愛がってくれるんじゃ?
ただし、性癖が歪められる恐れあり。SMとか。
>330
そんな貴方の為に練成。
ん、そうか。慣れてないなら、慣れるために私でよければ教えてやるが、どうだね?
そう、まずは優しくさわる所からだ、そう、優しく、やさし・・ん・・あ、いきなり胸つかむんじゃない。
女性の体は壊れやすい瀬戸物のような物だ、もっと優しくさわりなさい。
そう、そう・・・んっ・・・そ・・い・・・いい感じだ・・・んっ・・
そしたら・・んっ、いつまで胸ばかりさわってるんだ・・・え?大きい胸が好き?
素直なのはいいが、露骨に言うのも考え物だぞ、君。
女性の・・その、大事な部分をさっきと同じように優しくさわってみなさい。
んっ!いきなりこするんじゃない!痛いだろうが、強くするのもいいが最初はゆっくり、優しく。
それが基本だぞ、君。
ん・・・そ・・・あっ、や・・・あふ・・・ん、そう・・・そのまま、指いれt・・・あ!んっ、やぁんっ
かき回しちゃヤダ、ダメっ!
('A`)・・・
>>331 口説き文句は「俺を男にしてください!」だ。
ばっきゃろーめ。
>>328 あいかわらずまだオバ厨みたいな椰子いるんだなぁ
荒らすなよ
>>333 リロードしてなかった。
いい夢見れそうだ。
ありがとう。
>335
オバQの中に入ってるのはエド子だよな
>>333 (*´Д`)ハフー
スゲー、俺、ロイ子大佐にしばかれながら手ほどきしてほしくて
こういうシチュがなかなか浮かばんかったよ。これもイイ。
でも、あのボインに埋もれて失神したい
この際、三角椅子でも蝋燭でもなんでもハ ァ ・・・
若い男といえばエド。
査定だ報告だとかこつけてはしょっちゅう司令部を訪れ、執務室でロイ子をガンガン責める。
研究熱心だから激しい腰使い、体位なんかにロイ子はメロメロ。
漏れ聞こえるいい声を聞きながら、一人ハンカチを噛み締めるハボック
>339
萌え(;´Д`)ハァハァ
色んなところが濡れながらハンカチを噛むハボ子もいいな
>339-340
何だかいいネタ話題が多いので脳みそ足りん練成しまくりでスイマセン。
とまんないです。
今日も鋼の大将がロイ子大佐の所にやってきた。
この前頼まれていた資料がまとまったとか言っていたが、さっきから聞こえる艶声は・・
(んっ!あ、ダメ、鋼の・・そんなに足あげたら恥ずかし・・んっ!やぁ、すごい!奥に来る、んっ、あぁっ)
(大佐、そんなに大きい声出したら隣の部屋のハボック少尉に聞こえちゃうぜー、ほら、もっと突いてあげるから大人しくしなよ)
さっきから、もう小1時間は聞こえる。
そっと、下に指を下ろすとぬめった感触がして、顔の温度が上がっていくのを感じる。
同室の奴らは外に出ていて、今ココにいるのは自分だけ。
隣の部屋から漏れ聞こえる2人の艶声をオカズに、今日も指を走らせる。
声が出ないように、そっとハンカチを咥えて指を動かすと、淫らな音が下から漏れる。
「ん・・むぐ・・・・ふっ・・・」
ハンカチを噛んでいても、口の端から漏れる声に、また興奮してしまう。
>325お前自分の為に書いてくれたと思ってんのか?そういう自己主張ウザ杉。
と思ったらアル子厨じゃん。やっぱり馬鹿だね。あと腐女子だってバレバレだから。
みたいな〜とか超キモイ。消えれ。上のほうで坂上に文句つけてんのお前だろ。
なにノコノコ出てきてんの?あと無理矢理アル子厨の話題もってきてもスルーされてんの
上見たら分かるだろ?皆アル子厨は荒れるから話したくないの分かんないのかよ。
糞だね。
いやー、いいねぇ
やはり若さ大暴走のエド、淫乱ロイ子、そして耐えるハボ(子)。
エドにはいろいろ頑張ってもらいたい。
|∀`)ノ一世風靡セピアーーー!!!!は?
エド子にも色々頑張ってもらいたい
!!誤爆すまそor2
>345
具体的にどうぞ
>341
ロイ子大佐・・・!
ほんとエロ可愛いな!
流れぶった切って再び下着話でアレだが。
ガーターベルトって普通ショーツの 下 に付けるものらしいので
ガーターベルト+ガーターストッキング のみ
…とかどうよ?
熟女向きっぽいがあえてエド子でも可
>>349 エロい。
エド子、アル子、ロイ子問う女体化メンバーを含めた鋼女キャラはみんなガーターをエロく着用できる
>349
漏れはそんなエド子本を持っている
エロー(*´Д`)
>349
むしろ軍部の制服の下に着用が義務付けられてるとかだと
激しく萌えるんだが。
エド子が軍部連中の着替えを見てポカーンとなる図が見たいな
中尉もどきじゃないけれど、
黒ガーターをつけた秘書コスエド子はお約束ネタの一つだもんな。
ロイ子は普段からガーターつけてそうだ。
>352
さらにミニスカな訳だったりするのだろうか
あと数日前からどうにもこうにも脳内妄想なものが
オーバーニーソで裸エプロン…
靴下履かせたままでもよし
半端に脱がせてもよし
ただし脱がせる場合は口で
>352
ソレダ!(;゚∀゚)=3
コンコン。「あーロイ子大佐、ゴメン遅くなった!」
軽くノックして、いつも通り返事を待たずに扉を開けて・・・・固まった。
そこには、私服に着替え中のロイ子大佐・リザ子中尉・ハボ子少尉の3人。
そして、ちょうど脱ぎかけていたり着る途中だったりして、中途半端な状態。
「鋼の。いいからとっとと扉を閉めんか!」
ぽかーんと口を開けて見ていたらすごい勢いで叱り飛ばされ、慌てて中に入る。
3人共、下着を着けていなかった。
いや、着けてはいたが、全て局所が見える状態で、ストッキングは紐で吊るされている状態。
「大佐も中尉も少佐も・・・変態?」
言った瞬間、中尉が軽く威嚇射撃をしてきたので慌てて『冗談冗談!』と言って逃げる。
「ホント、鋼の大将はひでぇなぁ。これ、軍の規則で女性は着用義務なんスよ?
大将も、軍服着るようになったらコレ着用なんだから、そんな事言ってらんないんッスよ?」
ハァ、とため息をつくハボ子少尉の言葉で、エド子は自分の顔が引きつるのを感じずにはいられなかった・・・
リザ子てなんだ
>>349 やっぱりパンツははかないと脱がせる楽しみがなくなっちゃうよ( ´Д⊂
間違えてリザ子ってつけちゃいました_| ̄|○
さっきもハボ子って打とうとしてハボックとか素直に入れてるしダメだ
>358
じゃあ間を取ってハボッ子にしとくか
>359
リザ男「ハボッ子少尉・・・ココ、こんなに濡らしてだらしないんじゃないですか?」
ハボッ子「ちょ、そんな事言わないでほしいんスけど中い・・・んっ!」
とかなると読みづらい気がしてきた_| ̄|○ スイマセンスイマセン
あじっこか
「うーまーいーぞー!!!」とかエド子が言うのか。
あ、エド子にご奉仕させてるロイが上手いぞ、って言おうとして叫ぶのか?w
ガーター+ノーパンもいいけど、ガーター+肝心のとこが開いてるパンツもいいな…。
パンツは顔に被っとけ
そんなエロ下着をロイ子が履いてたら、
思いっきり足を開かせて、ベトベトになるまで舐めしゃぶる。
クリがぴんぴんに勃起したら、さんざんつついてこねまわして、
ロイ子が入れてくれと泣きながら懇願するまで焦らし倒す。
>366
グッジョブ!!
>366
GJ!!!
エド子はブラのホックを自力では上手く留められない気がするので
弟が留めて、大佐が外すのかもしれません
…と言ってみる。
/゚w゚ヽ<たまには脱がす側になってみたい。むしろ着せたくない
/゚w゚ヽ<こんなの割に合わないよ!もうホックも留めてあげないし、
パンツも洗ってあげないよ
姉さんなんか一生ノーブラ、汚れたパンツで過ごせばいいんだ。
それが嫌なら一回やらせてよ!
ゞ∽(l|゚Д゚ノリ<毎晩俺が寝てからイタズラしてるおまえに、そんな事言われる筋合いはない!!
/゚w゚ヽ<マソコ指で開いただけじゃないか!寝ながらイったくせにこの雌犬!
なりきりチャットはほどほどにな
ゞ∽(l|゚Д゚ノリ<なんだと!姉に向かって雌犬とはッああッな…なにをやめろあsfkjアルフォンス
>373
このスレっていつもこんなふざけたもんだけどなw
>376
ところで、アルが洗濯してくんなくて、汚れたパンツが嫌で、ノーパン生活を初めて
風邪を引くエド子なんてどいうですか?
そこでノーパンブルマですよ。
もちろん、汁まみれにするのはアルfgyふじこlp@
弟とふじこが責めるのか。新鮮だ
しかしブルマで街中ウロウロしてたら職務質問されるよな
それも股を濡らした小さな痴女だったら別の取調べを受けそうだ
>>381 取り調べ室で、小さな痴女はカツ丼女体盛りされて、厳しく尋問されますか?
紅しょうがはパイパンのあそこに毛の代わりに乗せてくれ
カツ丼の汁が流れてしまったんで、カツは痴女のお汁で頂きますよっと。
リアルつゆだくかよ
紅しょうがは食い放題ですか?そう考えるとエド子の下の毛をブチブチ抜くのに
生えてたほうがいいな
痛いのは可哀想だよ。剃るくらいで許してあげなよ。
,,
(,,・θ・)<<386なぜかアルの声で聞こえてきたぜ
(_)
″″
笑顔で幸せそうに褌一丁でカツ丼を食うエド子に萌える
ヌクカ? ソルカ?
ヒソヒソヒソ/ ゚w゚ヽ/゚w゚ヽ/゚w゚ ヽヒソヒソヒソ ナニヤッテンダ、アイツラ |(゚Д゚#||。。、
3体の鎧によってたかって…あんな事やこんな事までされてしまうのか。
クスクス/ ゚w゚ヽ/゚w゚ヽ/゚w゚ ヽクスクス ナニガオカシイッ!? |(゚Д゚#||。。、
ジーッ/ ゚w゚ヽ/ ゚w゚ヽ/ ゚w゚ヽジーッ ナンダヨ! モンクアンノカ!? |(゚Д゚#||。。、
ニヤニヤ/ ゚w゚ヽ/゚w゚ヽ/゚w゚ ヽニヤニヤ イイタイコトガアルナライエッ!? |(゚Д゚#||。。、
実は姉さんが魂を9分割して錬成したんじゃないのか。
>複数プレイ
今頃気付いたが、スレタイが前回までとは違うんだな。
スレタイ変更の話ってでてたっけ?
シンプル・イズ・ベストで別にいいとおも。
普通はそのまま引き継ぐわな
おおかた姉妹が嫌いな香具師が立てたんだろう
しかし、職人こないね。
みんな冬の追い込み中なのかな。
まあまあそこでまた嫌味を言わんでも。
スレタイは変えずにって方向なら次スレでまた元のスレタイに戻せばよかと。
スマン。
自分が気付いてなかっただけでそういう話があったのかと思ったんだ。
>303
スレ11のログ、倉庫に補完しました。
>396
埋まりそうだったんで急いで立てたから忘れたんじゃないのか?
>400
うん。1000で移動用URLだしね。
>1は頑張ったと思うよ。
スレタイ如きでぐだぐだとケツの穴が小さい奴らだな。
何で姉妹アンチになるのか訳わからん。
その理屈でいうなら、ロイ子・ハボ子アンチにもなるw
小さいケツの穴は拡張すればいいさ
鎧の突起物で
>404
ガバガバになるやん
>>399 本当に乙です。しかし例の801は職人の希望もあったし、削除対象では?
もう倉庫の中に帰ったんじゃ
倉庫の中の人お疲れ様です。
前スレ
>>965のハボロイ子神、最後のほうだったんでレス間に合わなかったけど乙。
神のおかげで単行本のジャクリーンにきっちり萌えますた。続きヨロ
避難所に人が移動した
なあ、もうこっちには投下したらあかんの?
今から投下で申し訳ないですが。
ホーエンハボ子の完結です。(以前と同様、アニメな雰囲気の親父イメージですので苦手な人はスルー頼みます)
前スレ
>>18の続きです。後編なのですが、長く消費申し訳ありません。
深夜、私は居間で目覚めた。
どうにも、椅子で横倒れのまま寝入ったいたらしい。
数分後、人の気配に目が移る。足音が向こうから来ていたのだ。
歩調の整った軍靴の音、今ここで、この家に存在するその人物など彼しかいない。
「やあ、すまないね…いろいろと手間をかけさせた」
鷹の眼だ。開口一番、私は儀礼的に謝ってしまった。
向こうはじっとこちらを見ている。頷くわけでも首を横に振るわけでもない。
軍の研究に関わる重要人物として敬礼を返しただけだ。
そう、私に対して顔色ひとつ変えずに彼は佇んでいるのだ。
こちらを見落とす無機質な印象が冷たそうに飛んできた。
蔑んでいるのか、それとも私を咎めているのだろうか
ここ数日でたまっていた、私宛の郵便物を渡してきた彼は、
事務的な内容を述べていた。そして、最後にこう告げた。
「行ってあげてください」
「今、行くのは…無神経すぎるよ」
私も、去り行く君もまた…
どうにも、話す内容が浮かばないので、要点だけをすかさず私は尋ねてしまった。
「何か、言ったのか?」
「ええ」
事実は事実だ。
現実に突きつけられたものを妻はどう捉えているだろうか、
と私が考え込んでしまうと鷹の眼は珍しく自分から発言してきた。
親しんだ妻の名前、私の知らない妻の姿を
羨ましいよ、君のその言葉にいる彼女の記憶が
「ジャクリーンというのは、美しい名…泥沼の戦場でも慕われるほど
気持ちの良い存在です。面倒見も良くて、部下達にも好かれている」
「そうか…」
「そんな駒だからこそ、共に進んできた。彼女が走れないなら私が席を埋めるだけ。
これまでだってそうだったんです。
同じ未来は望んでも、絶対に振り返ることはない。
置き去りにする情けで、手を貸すこともあるかもしれないけれど、
大佐にとって本当に有用なのはジャクリーンだから…
私にできることはここまでです」
「治せばあの子はまたジャクリーンになれるかね」
「私じゃない、決めるのはあなたです。私にできないことをあなたがする…」
「あの子は君が好きなんだよ。誰よりも、君の事を思ってる。
叶わぬことだと分かってはいるが」
「―――誰にもできないことを、誰かが行う―――――」
そんなことを実現しようとしている焔の女を、支持する自分であり続けたい…
彼は続いて、こう言い足した。
マスタングを支えることができる強い自分でありたいと…――
その瞬間、私には彼の瞳が鋭くとがっていたように見えた。
時間が止まったようにそれを感じてしまったのだ。
これは凄まじい深遠さだ…妻よりも、長く暖めた焔の女と彼の信念との間に
ゆるぎない重みを受け取ってしまったのだから…
この国をマスタングが欲するのは、君らの決意の固さゆえなのか…
「必要とされ、呼ばれている時…その対象が存在するからこそ共にあろうとする。
…あなたもずっと、探していたのではありませんか?
私はいずれ、身を持って行う気がします」
その対象は定かではないかもしれない…自身の心に刻み付けるように彼はそう述べていた。
「失礼します。お幸せに」
気持ちのこもらない、相変わらずの言い様を残して彼は去っていった。
幾ばくかの緊張の糸がほどけた私は、カウチで深く腰掛けたまま数個の封書を眺めていた。
すると、あの焔の錬金術師からの封を最初に紐解いた。
表書きには私とハボ子宛の筆…妻にもこれを見せろということらしい。
開いてみると、手紙の中に、私はマスタングからの不器用な文面に気を取られてしまうこととなった。
適当な季節の挨拶の後に続いた核心部分…
妻と私の入籍届けは事前に自分が撤回したのでまだ提出されていない、
いつでも取りにこいという彼女の一言が添えられてあったのだ。
真の夫婦として成立することを望むのならばこの限りではないが、
人の心は容易ではない…追伸にそう書かれてある。
「いちからやりなおせとでも?…それこそ今更だ」
暗にほのめかされたマスタングの一筆に私はなぜか安堵してしまった。
形式とはいえ、あの子を縛る鎖が、はじめからなかったことに…
数分、眼を閉じていた状態からあくびを殺しきれなくなって、寝ようと思って起き上がった。
しかし、その時同時に、二階のほうでゴトンとした濁音を遠くで聞いた気がした。
あの子は、起きているのだろうか…鷹の眼からはよく眠っていると聞いていたのだが…
寝室に行くと、私はすかさず妻に歩み寄った。
寝台の下でうずくまる彼女…とても放ってはおけなかった。
彼女の方へ、支えるように宥めるように手を添えた。
「大丈夫か?大変なら呼び鈴を鳴らせば良いものを…」
そうだ、いつも彼女は助けを請わない。
願いも心も表さない。
彼女が欲するものはただの目的、負傷した体を回復させる方法だけ…
治療への代価として、財産も何も投げ打つこともできない代わりに結婚という条件を
受け入れ、私に体を預けることだけしかできないと彼女は思っているのだ。
今だって、悔しそうな顔色だ。
転がって立ち上がれないなど、健康な以前の体だったら絶対に起こりえない状態だ。
「起き上がれるか?」
「くっそぉ…」
サイドテーブルのコップを取ろうとして、バランスを崩し床に転がって、
動けなくなったらしい妻…
割れた破片で少し、指を切ってしまっていたようだった。
「平気ですって…おおげざなんだよ、これくらい」
「服も着ないで、風邪をひく」
軽くついた傷を舐めとり、私は彼女をそのまま元のベッドへ戻した。
重い気で、だるそうに反応している彼女だ。
この数日、幾度も君は鷹の眼に抱かれていたのだろう。
しかし、鷹の眼はもういない。
冷たくなった君の手はさっきまで温められていただけに、置いていかれたように力を失っている。
よく見ると、ハボ子の肩はわずかに震えていた
「寒いのかい?」
私は上着を脱いでかけてやった。
だが、ハボ子はそれを必要ないと突っ返す。
布団をかぶり、彼女は裸のまま潜っていった。
しんとした室内、暖房をきかせて開ききったカーテンを閉め、
私は彼女が眠れるように部屋を暖めた。
床に無造作に落ちた彼女の衣服を取り、渡してみる。
だが、指先で触れた部分からは何の音沙汰もなかった。
この子にあれは何を言った。どんなふうに伝えたのか
突き放す言葉か、あるいはマスタングの懐妊までもを伝えたのだろうか
そんなに震うほど辛かったのだろうか…
「毛布を足そうか?」
その時、肩にやった手を払われた。
「ほっといてくれ…明日するから、今日は勘弁してください」
「ハボ子…」
「出てってくれ、頼むから」
裸で起き上がって、何も隠さずに彼女は私に命じていた。
顔は俯いているが、瞼が力いっぱい閉じられている。
精一杯の拒絶の姿…私はその美しい妻の体に心が痛んだ。
しないよ、何故そんな君に手が出せる
愛撫で散らされた彼女の肌…
体に纏う服を渡す仕草ですら、君は私が抱こうとするサインと思うのか?
これまでにあった私の自業自得だ、そう取られても仕方がない
「しなくていい」
安易に私は言葉にした。
「抱かないよ、もう一切触れない。すぐに治るさ」
「……」
「治ったら、戻るといい…何をするのも君の自由だ」
未だ籍の入っていないという、先ほどの封書を私は彼女に見せた。
受け取って読んでいた彼女…そして流れる一筋の涙、それはやがて静かにハボ子の頬を覆っていった。
好きなんだね、想っているんだろう?
何よりも、どんなことよりも…愛情として表せるたったひとつの想いなんだろうに
だが、叶わなかったんだ
小さく漏れてきた嗚咽に満ちた体を、私は毛布でくるんで抱きしめた。
強引だと思ったが、大泣きする前に少しでもそれを防いでやりたくなったのだ。
彼女の喉が鳴って、熱がびくびくと私の寄り添いに伝わってくる。
「……た、い」
「ああ」
「追いかけたいんだ」
「わかってる」
「だけど、来るなって…っ―――」
「…――」
「こんな体じゃ何もできない、役に立たない」
「ハボ子…」
「欲しいんだ。中尉がいて、大佐がいて…ずっと傍でいられるための強い力が!」
苦しそうなこの子の声に、私は目を閉じて聞き入った。
同時に脳裏に浮かんでくる、鷹の目のさっきの言葉…
強い自分でありたいと…――
彼と君はどこか似ているよ
ひとつのものを二人で支えていくことに、君ら二人はこれまで背を共有していたのだ。
男女の隔てを感じさせぬほどにその均衡は厚く、二人の手綱は等しかったのだ。
君が退場することで、鷹の眼は今までの君の部分をこれから埋めていくのだろうな
「ひとりじゃどうにもならなくて…教えてくれよ、足が動かないのをあきらめるのは強いのか?」
「――……」
「あきらめて、見切りをつけて…それでも望む俺は愚かしいのか?」
そうだ…
今になって気づいた。こんな簡単なことにどうしてこれまで辿りつけなかったんだ。
「悔しい思いをさせて悪かった…」
私は愚かだ。
何を今になってこんな気持ちに直面する。
私は今まで何を見ていた。この子の気持ちを真に考えたことなどあったか?
私に抱かれて可哀相で、一時でも相愛に愛し合えた関係であろう鷹の眼を
贈ってやるだと?
マスタングと鷹の眼が子まで成しているのも知らずに、
彼らに哀れまれて慰められるハボ子が気の毒だと?
鷹の眼からひきはがしてこの家で過ごさせても、
私とハボ子は心が通うことなどなかったではないか
治すことに戸惑った程度の私の虚しさや気まぐれで、鷹の眼を招き、
ハボ子を体だけでも満たしてやるだなどと…傲慢もいいところだ。
それで本当にこの子が喜んでくれるとでも思ったか?
この子の欲しい相手が来れば、一時でも彼への恋慕は蘇り溺れるだろう。
だが、そこで深みにはまらせることに対して、
どこまでも冷静な鷹の眼がいつか何を言うかも想像がついただろうに
あきらめさせる言葉を受け入れるのがどれほど重いことなのか
「すまない」
単に私の節穴だらけの目がハボ子を傷つけていただけではないか
自分が酷く情けなくなった。
足くらい何だってやりたい。
この老いた体でよければ交代してやりたいくらいだ。
万能の方法や魔法があるなら、私は君にできる全てを捧げるよ。
面と向かって相手に手放されることがどれほど辛いか、もっと考えてやれば良かった
トリシャに置いていかれた時から、私は何も成長していない。
寂しがって、虚しく浮いてしまった気分に満ちただけの抜け殻だ。
人一倍生きているくせに、人のことをさほどわかってもいない。
分かろうともしなかった。
この子に対して、私ができることは…――――
来るなと面と言いたくなくて、鷹の眼は私を使ってハボ子を遠ざけることに
内心了解していたのだろう。
加えて、マスタングは治してくれと泣いてきた。
今になって合点がいく。
あの二人、この子を傷つけようとは微塵もしていないではないか
鷹の眼をこの数日拝借したいという私の勝手な振る舞いでさえ、
あの二人は肩をすくめて了承したに違いない。
ハボ子を治せる唯一の手段と可能性を秘めた相手の要望なら、聞き入れぬわけも
いかなかったのだろう。
悔しくてたまらなかったハボ子を、私は抱いて…もっと苦しくさせていたのは結果として私のみで…
これまで見せることなどなかった彼女の、大粒の涙が私のシャツに染みている。
詫びる気持ちでいっぱいになった私は、諌めるように彼女を抱きしめた。
嫌な相手である私の腕の中など忘れたくらい、ハボ子は声を揺らして涙しているのだ。
「知ってたさ、俺が役に立たなくなったから中尉が俺に気を回してたのも、
大佐がそれを分かって慰めさせてたのも」
いいや、買ったのは私だ…治すためと自分をごまかして、君の中に入り込んだ。
自分自身が寂しいから、君を愛していながらも、虚しい気分に酔いしれて…
「大佐が、あんたのとこに行ったら治るんじゃないかって中尉と話してた。
それを、こっそり聞いて、俺は自分からその話に乗ったんだよ」
「ハボ子…」
「だけど、こんなかけひきこなせるほど、俺は器用になれなかった。
あんたに抱かれたら、俺は中尉ばっかり思いだして…忘れないといけないのに…っ…―――」
「言うな…もう何もしないから」
「結婚するならあんたは治してやると、最初はからかい半分で言ってたけど、
俺はそれでもかまわなかった。誰にも説得なんかされてない。
自分で決めて、ここに来たんだ」
「…すまない」
「あんたを利用すれば、なんとかなるんじゃないかって思ったんだ…
大佐はダメだと最後まで止めてたけど」
ああ、それであんなに苦しそうな顔で彼女は私に買えと泣いてたわけか。
私の素行の悪さをマスタングは知っていたのだろう。
連投規制か。支援しとく
現に私には幾人もの愛人がいるし、ひとつの女と続かない破綻した男だというのは
周知の事実…訂正する余地もない。
きっと、マスタングは私に買えと提示しながら、その逆で…
上官として愚考を見過ごす自身の気持ちを買えと思っていたに違いない。
それを承知でハボ子をごり押すかのように私にあてがって来た彼女…
幸せにと冷たく言い放って無関心なふりをして去ったさっきの鷹の眼…
子までなして命を繋ぐマスタングは不器用で、鷹の目もどこか欠陥だらけだ。
そして私が愚かしくて最も、渇えてる。
だけど私達は、3人でたったひとつのもののために、
それぞれの一部で補い合うように願いを持っている。
君を守りたい
だが、ただそれだけを、くるおしいほど願っている。
見方も立場も皆ばらばらだ。
協調性も道徳観もずれ込んでいるし、いい大人達がわがまますぎる。
我々は、3つの願いでようやくひとつの答えをだしてるようなもんだよ
ハボ子の頬を私はぬぐって、彼女を見つめた。
しゃっくりをあげて泣きはらしている彼女の姿を私はずっと魅入ってしまった。
やがて、私の手のひらに重なる小さな手が弱々しく重ねられた。
「利用しようとした俺を見るあんたはいつも虚しそうで、つまらなさそうで…
もう治す価値もないんだと思ったら、もっと素直で普通の女を演じたら良かったって
悔しくて…中尉が来てからは、絶望してた…」
「そんなことはないんだよ…誤解させて悪かった」
「自分から飛び込んだのに、あんたとの賭けの材料にもなれない駒なんだって思って
…もう何にも必要とされていないらしいって」
「違うんだ、すまない」
だが、今はそれを幸運に感じるよ。私を君に巻き込ませたあの瞬間に
こんな男に縋ってきた君に…私は答えなければ―――
「俺は中尉といたかった。大佐がいて、嬉しそうな顔してる中尉といたいから
せめて、軍部に戻りたい…あの人達の近くだったらどこでもいい、もっと働きたい…
やっぱり俺はわがままだ…」
わかった。十分にわかったから、もう泣くな。私は彼女を強く抱擁した。
「かなえてやる、必ずだ」
「嘘だ…かなわない」
「みくびるな、私を誰だと思ってる」
「エロ親父だろ」
「そう、君に心酔したファンだよ」
「言ってろ、クソ男」
あれから、7ヶ月ほど…彼女はどうにか歩き出せる程度には回復した。
以前のように、前線で活躍できるほど完全に直りきってはいない。
残念ながら、後遺症を完全に絶てるほど全てを取り戻せなかった。
しかし、軍部でも比較的肉体労働の極小で事務職の多い勤務につくという条件で、彼女は
復帰の機会を手に入れることができた。
鷹の眼や同僚らの近くで体ごと活躍できないことを残念がってはいたが、
軍部に戻ることができるだけでも本当に有難いとハボ子は割り切りをつけていた。
それに、母となったマスタングの知らせを聞いて、
―――――無論、別れを告げたあれ以来、音信不通だった鷹の眼が、
それをマスタングの出産ぎりぎりまでハボ子に伝えないでいたのは、
リハビリに集中させるための、せめてもの良心かと思ってはいたが――――――
ハボ子は、はじめは驚いたようにうろたえていたが、
退院から直通で子を抱えて訪問したマスタングと鷹の眼の姿を見て、心から歓迎していた。
いの一番に駆けつけてくれたことに対して、嬉しさのあまり、
彼女は涙で喜んで泣いていたのだ。
美しい一児の母の姿となったマスタングが肩を交えて、
乳児と共にハボ子を抱擁していたので、ハボ子はそこでこう告げていた。
「大佐にはほんとかなわないや」
「少尉、黙っててすまない」
「だから、謝んないでくださいって…おめでとう、お幸せに」
心から…そう思っているとハボ子は、同じように
目を涙でためているマスタングと抱擁しあった。
私は、ここに到着してからようやく柔らかい表情になっていた鷹の眼を見やって、
同じように口元を緩めてしまった。
それから、私と専属の療法士の指導のもと、リハビリに励みながらハボ子は懸命に、
より立ち上がろうと日々を過ごした。
やがて、マスタングの管轄下で情報通信の事務職につかせるという
正式な辞令が来た文書を私が手渡すと、ハボ子は感極まって笑び、飛び上がれるほどになっていた。
その場で手を引かれて踊りに付き合わされた私は困惑したほどだ。
これが若い女性の、本来の歓び様なのかと、ハウスキーパーや庭師の失笑を
買いながら渋々ダンスを踊ったが…
一方、復職の日まであと1ヶ月という頃、私はある疑問を抱いていた。
彼女はあのままこの家からでていこうとはしていないのだ。
いつ出て行くのだろう。
そう考えていた頃のある夕方、夢中になって本を読んでいた私を覗き込んだハボ子が
意外なことを行ってくる。
「お…?」
「変に勘ぐらないでくださいよ…飯の時間なのに降りてこないあんたがいけないんだ」
びっくりしたな。キスをこの子からもらえるなんて初めてだぞ。
なぜなら、私はあれ以来…君が鷹の眼と交わった日より、
君と色めいたことなどしていないのだから。
そろそろ離婚話をもちかけられると覚悟してはいたものの…
いや、もともと入籍もなにもなかったのだし、夫婦でもなんでもない関係なのだから
これもおかしな覚悟ではあるな…しかし、君はどうしたいんだろう
鷹の眼への女としての想いは、つい先日の出産の知らせと、彼らの来訪から
変わっていったと食事の席では零していたこともあったが…
新しく若い男と遊びにいきたい年頃でもあるだろうに、
こんな老いぼれの家でいつまで暮らしているつもりなのか。
「いいよな、こんな暮らしで好きな本や研究だけで生きていけるんですからねえ」
「道を探す、といった感じだよ」
「探したいものは、見つかってるんスか?」
答えなかった。答えられなかった。
見つかったが、探していいものだったのかと悩んでいるからだ
「しがない浪漫を求める者に、本当のものは手に入らないことが多くてね」
それくらいしか答えられない自分がいやだと思う。もうすぐ、君は舞い戻るのだろうから。
だが、私は望みたい…
こびりついた執拗な気持ちを未だ振りはらえないでいるのは女々しいだろうか
「ここを離れないのかい?」
おぼろげに、彼女の今後のことを探ってみた。
「治ればここにいなくともいいのだよ。病院の定期検査に行けば後は事足りうる」
「うーん、そうだなあ」
「物件探しなら手伝う。引越しの段取りもあるだろうし、
希望の場所とおおまかな日程を決めてくれたまえ。そうすればもう自由の身だ」
おもむろに、彼女は取り上げた本をぱらぱらとめくりながら私の言葉に答えていった。
難しくて読めない本だと愚痴を重ねながら、しばし何も見ずに考え込むようにしていた彼女…
やがて、心に決めたかのような台詞をあっけなくハボ子は零す。
支援、支援っ!!
「それがですねえ。…ここから軍部に通ってもいいかな…なんて思ってるんスよね」
「……」
「―――そういうのって駄目ですか?」
私は、眼鏡に霞がかかったのをそこで覚えた。
弱った。望みがかないそうで嬉しくなる。
「あ、ちょっと…何、泣いてんです」
「膝、貸してくれ」
おろおろとした妻を机に座らせて私は彼女の腰にむかって顔を預けた。
こんなに生きている私に探したものが定まった。
浪漫なんて形のない、憧れだけのものだと思ってたんだ。
なのに、涙腺がゆるんできた。
「なんだよ、ガキみたいに…いい年してみっともねえ」
そんな言葉に私は囲まれた。とても嬉しかったのだから
一枚一枚、私が彼女の布を外していく。
呼応するように彼女も私を上手に脱がせる仕草を返す。
懐かしい行為なのに、素晴らしく新鮮だ。
抱いていいのかと問うと、すぐに彼女は頷いてくれる。
「好きだよ」
おお、可愛いな…顔を赤らめ返す君は初めてみるよ。
ついつい私は、彼女の顔と綺麗な裸体をまじまじと見ながら、愛撫に熱がはいった。
「ちょっ…あ、そんな…」
胸の飾りをいじると、感じる妻は喘ぎを漏らしている。本当に愛らしい。
「綺麗だ。花のように美しい…そして、君は本当に可愛いね」
「あっ…ちょ…っ…そんなくっさい台詞で舐めるな。天然すぎてアンタやりにくいって
…っ…自覚あんのかよ?」
「何のことだい?…ここは、感じないのかな…」
「や、あん…っひあ…っ!」
すごいな、もうこんなに濡れてる。
揉んでいた胸から手を滑らせると、彼女の入り口に指がひとつ、ずるりと納まった。
すこしきついが、中が潤ってきている。
「い、やん…あぅ…まだ、駄目だって」
「…生物は神秘の宝庫だ」
「変な言い方やめろって…指、いきなり動かすなって…っ」
欲情してるよ、激しい行為を求めて私は…
「ンア、アッ…」
乳房を甘く吸いながら、蜜で緩まった隔たりに私は幾度か指をしならせた。
「あぅ、…っ!」
中で溶けた部分が、彼女を弓なりに反らせるほど感じさせていった。
すらりとのびたカモシカのように美しい肢体、柔らかで若く豊潤な肌ざわり…
私の所存を感じて声を零す姿に煽られ、幾度も指で蕾を開かせた。
濃厚な慰撫を、時間をかけて存分に重ねていった。
「愛している」
もう一度、愛しい人と時間を重ねるために生きていこう。
君のためにどこまでも寄り添いたい。
君は浪漫の全てなのだ。
与えてくれ、愛してくれと願う私といてくれることに、本当に感謝してるよ
「あ、は…ァッ……」
「痛いかね…?すまない」
ゆっくりと自身で浸入したら、少し呻いた妻だった。
十分に解して感度もあげさせた…濡れて飲み込むのを、
指を吸い込んだ奥で欲して腰をしならせていた彼女とはいえ、久々の性行為なのだ。
少々、受け入れるのに身震いしているようだ。
だが、更に中に進むと彼女の奥までなじむように私は収まった。
「あぁっ…う、わ…意外…」
「何がだい?」
「やっぱ違うや…」
「ハボ子?」
「前みたいに…遠くない」
以前の私の憮然とした接し方が、あまりに高圧的でここでの彼女の
気をそいでいたらしいことがわかった。
乗りかかる雄を受け入れること自体が屈辱で、負荷を伴った自分には
それしかできなかったと彼女は考えていたのだ。
だが、今は違うとハボ子は微笑んでくれた。
折り重なる私の胸を器用に指でなぞり、ハボ子は頬を蒸気させながら訊ねてきた。
「本気で欲しいんスか?」
「あ?何がだ…も、動くぞ」
「…ガキだよ、姉弟とか言ってたし…ちゃっかり名前まで口ずさんでたよな」
「覚えてたのか…ただの夢だよ」
「勘弁してくれよ…復職していきなりそれはないだろ」
「―――――――……」
ちょっと待て、今の何だ
妙な間だ。頭が浮ついてきた。
「で、できたのか?ハボ子」
思い切り良く、両手で私は叩かれた。
顔が痛い、女性とはいえさすが軍人だ…ビンタの質も強さもそこらの女と違う。
「ふざけんな、この10ヶ月、リハビリだけで俺は誰ともやってねえだろ」
「ああ、そうだったな…今があれから最初のセックスだ」
「身に覚えがあるほど、よその女と遊んでんのかよ。蹴り飛ばして、突っ込んでるもの引き抜くぞっ」
「まさか、もう彼女らとは手を切ったよ」
不意に、逃げられてはたまらないと思った私が、彼女の腰を掴んで奥深くに
弾くように進んでしまった。
揺れた彼女の内襞に沿って、私は彼女を更に貫く。
「あっ…ン」
「妬いてくれてるのか、可愛いな…そんな所も私は好きだ」
「あっ、ァ…動かすな…あんた、アホだ」
軽口を叩いてこの話題をもちかけてきたハボ子に、私はすっかり口元を緩ませて返してしまった。
キスを落としてから、荒い息遣いに彼女を誘った。
交じり合う私達…重ねあった下半身で、流れる情欲がとろけあう。
ベッドが揺れて、淫らな水音が擦れて響く。
久しい行為で、私はハボ子のペースを気遣いながら優しくしていった。
「いい、から…もっと抱けよ…」
「ああ…」
「んっ…ぅ、はぁぁっ」
動くと彼女はしがみついてきた。
ほんとうに凄い…こんなふうに抱けるなんて初めてだ。
犯しているとか、背徳や荒廃、不毛なんかのイメージがまったく感じられない。
熱い彼女の中で動くと、妻が悩ましい声であえいでくれる。
生命のエネルギーを強く感じてしまう。
これがあの、官能に酔いしれ、情欲にひたらせてくれるという一番の瞬間なのか
「あっ…あァ…ひゃぁんっ!」
浪漫だ…君は最高の官能美を秘めてるよ。
いとおしいよ、美しい。
「ひィっ…もっと、ゆっくりしてくれってっ!」
「いいよ、子供なんか…君が嫌なら」
「あっ…だ、から…ハァ」
何を彼女が言わんとしているのか、私はきちんと避妊して臨んでいる。
不安にさせたくないし、彼女以上のものを望むなど今の私には贅沢すぎるのだ。
「アァッ!」
「愛している、ハボ子…」
「ン、アァ…――――ッ!」
高みに追いやった彼女と共に私は恍惚の域を感じた。
中から出て、私は甘い彼女の肌に再び重なった。
口付けを零して、彼女のあがった息が戻るのを感じながら…何度もキスで暖めた。
額を寄せ合い、眼を開けるとハボ子が私の頬を包んでくれた。
「ハボ子…」
「いつか、だ…」
「ん…?」
「そのうち…だ」
「何のことだい」
熱に包まれた体と、息切れで彼女の呟きは途切れ途切れだ。
それでもなんとか、くぐもった声を繋ごうとしている彼女の可愛らしい仕草に、
はにかみながら私は愛しているよと何度も囁いた。
告げても、到達したばかりの私の気配が再び蘇りそうな勢いであるのを、
密着した部分から確認したハボ子が、顔を真っ赤にしながら私にキスで応じてくれる。
「ん…うっ」
「愛してる、好きだよ…ハボ子」
「ああ、そのうちな」
「何が?」
「今度は俺がかなえてやるよ、あんたの夢を―――」
「――……」
家族を…私と望んでくれると――
幸せな、夢を作っていけるのだと――――
もう私は、そこで涙腺がおもいきりよく壊れた。
自分の目から、ハボ子の頬に流れるものを押しとどめることができないほどに、
体中の気が熱くなった。
「なんだよ、なっさけねェの…ここで泣くか?」
「年寄りなもんで…年季がはいっているのでね」
「嘘はつかねえよ、好きでなきゃこんなこと言うわけないだろ」
「ハボ子…」
「気づいたんだ、あんただけだって…―――愛してるって」
真剣な眼差しで言い放った彼女の言葉、姿、そしていとおしい魂…
それら全てに、私は更に視界が霞んできたのを覚えた。
ようやく届いた。やっと手に入れた。
たどり着くことができたのだ、想い人の所へ…
浪漫だけでなく、最高の夢までもを獲得できる愛しい相手…
頬に添えられたその手を取って、濡れた喉で息をしながら
口付けを刻むように私は返していった。
「ありがとう」
かすれた声で、私はもう一度、彼女と熱いキスを交わした。
この温もりに、私は全てを捧げよう
失くさぬように、大切に…私の愛するたったひとつの女神に捧ぐ
いつまでも、君を想う
浪漫ただよう至福の夢の君の中で
完 (本当に、長くてすみませんでした)
お疲れさまでした。
>>412 ホーハボ子完結編、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
俺は今、モーレツに感動しているッ!!
スッゲー後味のいい終焉に、心洗われますた。
乙です。
ハボ子が幸せになれてよかったよ。
いつか元気な子を産んでくれ〜。
ハァハァ親父ハボ子GJ.ティッシュがたりない位に禿萌えた
>>434の為に、ティッシュ置いときますね
_,,..i'"':, _,,..i'"':, _,,..i'"':, _,,..i'"':,
|\`、: i'、 |\`、: i'、 |\`、: i'、 |\`、: i'、
.\\`_',..-i \\`_',..-i \\`_',..-i \\`_',..-i
.\|_,..-┘ .\|_,..-┘ .\|_,..-┘ . \|_,..-┘
避難所にすごいのがいるw
俺が読みたいのは、下らない報告じゃない。
女体化エロパロなんだ。
>437
寝ないで待ってるから書いてくれ
>437
お前を女体化してエド子とレズらせますよ?
それを待っていた
オラ!>437鳴けよ!気持ちいいんだろ?アアン?
てめぇのマソコからボタボタマン汁垂れてるぞ!!
何?お尻がつらいですだって?膝ついて犬みたいにおねだりしろっていってんだろ!
流石>437だな!極太バイブを二本差しされてもまだキャンキャン鳴いて欲しがってやがるな!!
行けアル!はしたねえ上の口にブチ込んでやれ!!
>441
シースルー褌姉弟の人ですか?
誰でもいいから続ききぼんぬ
乙!
これが、憧れのエド子のオッパイか。
小さめだけど、形は悪くない。触り心地もマーヴェラスだ。
ちょっと芯があるけど、どれもまたよし!
「…いやん」
乳首を舐め舐めしたら、小さく身をよじって声をあげた。
かーわーいーいー!!
さぁて、それじゃあ、ヒミツの花園を拝ませていただこうかぁ!
金色の毛がうっすら覆うワレメに、ドキドキしながら手をかけた。
柔らかくて暖かい。
ピッチリと閉じたワレメを左右に押し広げると、にちゃって音がした。
「あ…あんまり、見るなよ。恥ずかしいから」
とか言いながら、エド子の花園は蜜に濡れヌルヌルだ。
指でなぞって、クリを弄ると、これがまたいい声で鳴くんだ。
親指と人差し指でクリクリすると、膝を閉じようとする。
「も…やだッ! 触るな、馬鹿!」
とか言って、感じちゃうから嫌なんだね。そうだろ?
では、エド子の蜜の味をば……うーん、ちょっとしょっぱいな。
まあ、いっか。あー、この匂いがたまらんな。
カッテージチーズっぽい、なんとも言えない甘酸っぱい匂い。
エド子の穴は小さくて、まだピンク色で処女膜も形を残している。
てっきり、大佐や弟にやりまくられて、跡形もなくなってると思ったんだが、さすがエド子の処女膜。破られたってなんともないぜ。
早速、指をいれてみる。
暖かいというより熱い。柔らかくて、内臓って感じだ。
中を探ると、数の子みたいなざりざりした所がある。
ああ、ここでチンポ擦ると気持ちよさそうだ。
締まりはよすぎる位だが、体が小さいからこんなもんか?
「やッアン…かきまわ…す…なぁ…!!」
でも、いきなり突っ込んだら、壊れちゃうだろ?
指でたっぷりほぐして…ほら、すごい濡れてきた。
ほんとうにHなんだなぁ、エド子って。
さてと、では、お待ちかね! エド子ちゃんとがった〜〜〜〜あ…い?
てぇ! チンコがねえ!!
ていうか、女になってる!!
ちくしょう、目の前にエド子が大股開いてまってるって言うのに…!!
「ね……まだ……?」
甘い声でエド子が俺を催促する。
ちくしょう! 返せよ! たった一本の肉棒なんだよ!!
ヽ( `Д´)ノウワーーーーーーーーン !!!!
>>441 すまん。
お、俺の肉棒を貸してやるから早く装着して挿入汁!
(;´Д`)つ∩
448 :
続き:04/11/25 04:42:09 ID:wqvj9L/A
437の
さんざ無骨な機具を挿入され掻き回されて赤く火照った秘唇は濃厚な女の匂いを放ち少年をラフレシアの如く淫猥に誘う。
「僕は姉さんのように容赦はしないよ?」
顎を押さえ付け少年の天を仰ぐ怒長が頬を叩き既に雌奴隷としてエド子に調教され尽くされた体は卑しくも肉棒を欲し、その幼い顔に似合わず目だけは三十路の女のように妖しく期待で濡れ光っていた。
生意気な437をシメてやるッ!
>446
わり、リロードせずに続かせてしまった。
>>448 肉棒がない俺に怒ったエド子がお仕置きってことでどうッスか?(*´Д`)ハァハァ
だが・・・運命は甘くは無かった。
447の肉棒が437にワープし437は男に戻った!!
だが447は花も恥じらうような少女になってしまった・・・!!!
おーっと!こいつはすげぇぜ!!アフリカ象だって失神の逸物だ!!
エド子とスレ住民の運命やいかに!!!
大丈夫!漏れチンコ2本付いてるから。超小さいけど
>452
妖怪ティ・ム・ポウですか?
どっちかというと極小チンコをエド子に罵詈雑言吐かれながら騎乗位で
搾り取られたい
>453
ミ・クロティン・コウ
がいいな
おーっと!!タイムリミット!!!64800秒後にまた来るぜ!!!
みんなぶっ壊れてていい感じだな〜!
>>417 真面目に感動しました!ホーエン、可愛いオッサンだなぁ…。
テンション高い…つか、変なノリ。
下げるようなこというなよ…
いや、ちょっと頭冷やした方がいいだろ
>>430 親父ハボ子キテタキテターーーーー!
ええ話や、ハボ子を囲んで3人ともそれなりの答え出してるし、
幸せに終わってたんで感激だ。
自分もtィッシュ待機麒麟状態だったからほんと嬉しい。
親父がこんなに可愛いと思ったのは、はじめてな気がするんだが
過疎スレになっても知らんぞ
何か最近やたら文句ばっか言う奴がいるよな。
例の自カプ以外排除派の、いちゃもんしかつけられない新参者だろ
まさに過疎化を狙ってるんだろうからほっとけ
落ち着くのと過疎るのは違うと思う。自分と違う意見を全部厨だ厨だと決めつけるのも過疎につながると思う。
いい訳必死にするくらいなら、始めからいちゃもん入れるなよw
ごめんなさい
ドリームっぽい流れだったな。
昨日のは夢オチに近い物があったな。
夢オチでもいいからエド子を可愛がりたい。
どうでもいいけど誰か俺エド子書いてくれよ
貴様との話を書くくらいなら俺との話を書くに決まってんだろ。
いや俺のだ
>471-473
おまえら全員、ルイ子の小脇に挟まれて逝ってこい。
エド子は俺んだ。
エド子厨
エド子専用スレで何言ってんのお前w
坂上専用スレだよ
お前ら俺のスレから出ていけ
>>82 「ももんがぁ」って…w
そういや、うちのばあちゃんは「おだいじ」って言ってたな。
妹が小さい頃、「あらあら、大変。おだいじが○○ちゃんの丸見えや」とか言ってた。
ってーか今の状況じゃ神は来ないぞ…
お願いなので降臨してください。・゚・(ノД`)・゚・。
お前ら全員真実の扉の向こうに飛ばされて頭冷やしてこい。
その間にエド子もアル子もロイ子もパパ子もクマ子もハボッ子も
全部俺がもらっとくから。
>481
俺のクマを返せよ!!!
キュアぶらっく、エド子。
キュアほわいと、ロイ子。
ふたりはぷりクマー
とはって一気にテンション下げてやろうと思ったのにil||li _| ̄|○ il||li
こっそりとエン子もらっとく
ルイ子がほしい
CHOCOのサイトの前TOP絵が大総統女体絵に見えた・・・・
だって二刀流の眼帯娘だったんだモン
つー訳で女体閣下がほしい
大佐×エド子&アルフォンス エロなしで短いアホ話
軍司令部の廊下をマッハで走り抜けるは、鋼の錬金術師エド子・エルリック。
目をハート型にしてそれを追うは、焔の錬金術師ロイ・マスタング大佐。
なぜか廊下に座布団をひいて、猫とまったりしているアルフォンス。
「鋼の!なぜ逃げる?いつものように抱擁を交わし、熱いベーゼを…」
「うっせい、馬っ鹿野郎ー、畜生!俺に触んな!」
「エド子っち…君の罵声も快感だが、私はエドチャマを直に感じたいのだ!ふふふ…捕ま〜えた」
ロイがエド子の頬を両手で包もうとした瞬間、バチッと大きな音と衝撃が走った。
思わず体を離す二人。
「だから言っただろ!俺、あんたに触られるとビビッ!ときちゃうんだ。これが
きたら、結婚しなきゃいけないってヒューズ中佐が言ってた。責任とれよ!」
一瞬固まるロイ、座布団を吹っ飛ばしてすっ転ぶアルフォンス。
アルフォンスが体勢を立て直す前に、ロイがエド子の手を取り跪く。
やはり手を取った時にまた、バチッとなった。
「ああ、この痛みこそ運命の衝撃なのだよ、エドエド。結婚しよう。今すぐしよう。
中尉、エドキュンのドレスを!少尉×2、会場準備だ!准尉、ケーキ屋へ走れ!
曹長、あらゆる手段を使ってお偉方を呼び出せ!指輪は二人で錬成しよう。
ハッハッハ!錬金術師ならではの愛の共同作業だな。さぁ、行くぞエドリン!」
ロイに抱き上げられて連れて行かれる姉の側頭部を見送りながら、アルフォンスは呟いた。
「それは単なる静電気なのに…」
まぁ結婚は勢いっていうから…と弟が思ったかどうかは、定かではない。
はい、おしまい。
ワロタ、阿呆過ぎて快眠出来そうだ。
弟がボケ始めのジジイのようだ…GJ!
GJ! ヒューズも罪な男よのぅw
鋼の→エド子っち→エドチャマ→エドキュン→エドリンと、
いろんな呼び方に変化するロイにワロタ。
指輪を二人で錬成するのも面白い!
この2人の合作だなんて、すごいデザインセンスになりそうだ。
他カプが投下できないな
>494
投下したきゃどんな流れだろうと勝手に投下するから大丈夫ですよ。
>489
女王様な女大総統と、首輪に鎖で繋がれて、その足下に全裸で跪くロイ子が頭に浮かんだ。
ありがとう!新たな萌えに目覚めたよ!
>494
馬鹿者め。
そうゆう発言こそが、オノレの好きカプ職人さんを遠ざける要因になってる事が判らんのか?
エド子の作ったチャーハンを食いたい。
ロイ子の焼いた焼肉が食いたい。
でっちあげた死体は豚肉から作ったからアレも豚肉の味がするのか?
正直、想像してのたうちまわった事は内緒だ
エド子の母乳が飲みたい
豆乳でも飲んでろ(゚Д゚)ノ旦フォラァ!!
エド子のマン汁が飲みてぇ(*゚Д゚*)
嫌がるエド子を無理やり優しくねちっこく犯したい。
動揺しつつ仕舞いには自ら足を開くくらい優しくねちっこく。
tp://www.sonymusic.co.jp/Animation/hagaren/gallery/amh011.html
エド子の尻ハァハァ
>503
アルの尻もさりげなくかわいいな
鎧だけど
もうそろそろほとぼりが冷めてないかと思って
たまに呟くんだけど……やっぱまだだよなぁ。
鎧アル子でも駄目なのか?
アレの続きってやっぱ無理なんだろな…
>504
着眼点が同じで驚いた(w
>506
鎧子までかYO!GJ
流れを読まず投下。前スレの続きです。
俺は走った。逃げるしかなかった。
どうして、あんなことをしてしまったのか。自分が一番わからない。
街は既に夜の中で、行き交う人々の間を擦り抜けながら、俺は走るしかなかった。
告白されたことの相談相手が大佐だった理由なんて、聞かれてもわからない。
ただ、キスされそうになったときに真っ先に嫌だと思って、そして大佐の顔が浮かんだから。
衝動のまま、大佐のところに行ってしまった。
ぶつかりそうになった人を咄嗟にかわし、一言謝りつつ駆け続ける。
コートの裾はばさばさと乱れ、三つ編みも背中で跳ねている。
周囲の人は、こんな時間に全力疾走する俺をどう思うんだろう。
そう思いつつ、急ぐ。
とにかく公園から離れないと。
闇雲に走っても仕方がないと気付くまで、俺は走っていた。
もし追ってきていたら。そして追求されたら。
息を切らして胸あたりを押さえた俺は、変に注目された。夜なのだから、視線を買うのもわかるけど。
呼吸を整えようとしながら、俺は思う。
言われたくなかった。大佐に、聞かれたくなかった。
だって答えが用意出来てない。
逃げるのは嫌いだけど、逃げたいときだってあるんだ。実行して何が悪い。
自分のずるさを感じながら乱れた呼吸を何とか整えて、
近くのジューススタンドでドリンクを買う。
適度な甘さと冷たさに、俺はやっと息をついた。
そこにあったベンチに腰掛けて、ようやく落ち着いた気分になる。
……疲れた……。
めいっぱい走ったのだ。たとえ追われていても、追いつかれまいとして。
ストローでフレッシュジュースを吸い上げたら、さっきのことがまた蘇ってきた。
キスしてしまった。
クリスは未遂で終わったけど、自分はやっちゃったからなあ……しかも合意じゃない。
そう思えば、立場はクリスよりやばい。
しかも「忘れろ」なんて都合のいいことを言ってしまった。
だけど、肩を抱いてくれたのが気持ちよくて嬉しかったんだ。
あーもう、何なんだ、俺は。
じゅるじゅると残りのジュースを飲み干して、ベンチから立ち上がる。
いつまでもここにいるわけにはいかない。
プラスティックのコップをくずかごに放り込んで、俺は宿へと歩き出した。
そうだ、呼び出しがかかる前に移動してしまおう。
思った瞬間、クリスとの約束が浮かんだ。明後日。
好意を受け入れなかったことで、クリスも少しは傷ついただろう。約束を破るのは悪い気がした。
ちょっと考えて、宿を移動することを思いつく。
軍施設じゃなければ、そして移動したことを知らせなければ、明後日まで時間を稼ぐくらい出来るはず。
明後日の約束を果たして、そのままイーストシティを出てしまえばいい。
よし、明日の朝になったら即、宿を変えよう。アルが文句を言っても聞かない。
そう決めてしまえば、心が楽になっていった。
逃げてやる。
一週間以上顔を合わせなければ、何か問われても平気なくらいに自分を立て直せるに違いない。
うん、そうしよう。
意気揚々と歩き出して、夕食がまだだったことを思い出す。
昨日食べた魚のソテーは美味かったから、今日のメインも期待出来ると思う。
軍のホテルといえど、一般人もいる。
コックの腕がよければ一般からの評判がよくなるのだから、その辺は考えているのだろう。
見慣れた扉をくぐり、アルがいるはずの部屋へ向かった。
帰りが遅いと、アルは心配していた分を含めて注意をする。ごく普通に。
俺は人間兵器である国家錬金術師なのに、アルは俺を心配してくれるのだ。
アルにとって俺は、姉弟。それ以外の何物でもないと、言動で伝えてくる。
それは幸福なことだと思う。
辿り着いた一室のドアをノックすると、アルがはーい、返事をした。
「俺」
「待って」
聞き慣れた特有の足音が近付いてきて、扉が開かれる。
「お帰り」
「ただいま」
アルは体の位置をずらして、俺の通るスペースを作りながら文句を言った。
「遅かったじゃない。何してたの?」
「ああ、ちょっと寄り道しちゃってさ」
いつも通りの自然さで返して、部屋の中に視線を向けた俺は固まった。
予想外の人物がそこにいる。
白いティーカップを唇に運び、優雅な仕草でソーサーの上に戻してから、ソファーにいるそいつは俺を見た。
「やあ、鋼の。お帰り」
お帰りじゃねえ!
驚きのあまり、つい大声を出してしまう。
「何でアンタがここにいるんだよ!?」
俺の叫びも空しく、奴は淡々と答えた。
「決まっているだろう。話があったから来たんだ」
らちがあかない。こいつに何を言っても駄目だ。俺はアルフォンスに向き直る。
「なんでお茶まで出してるんだよ!」
「えっ、ええ〜!? だって、姉さんいつ帰ってくるかわからないし、
お茶も出さずに待ってもらうのもアレだし」
「待たすなって言ってるんだ!」
「用があるって言ってるのに、追い返すわけにもいかないでしょ!」
……駄目だ、こっちも平行線だ。
逃げ場のなさを感じて、俺は拳を固めた。つうっと、汗が背中を滑り降りていく。
そろそろと視線を向ければ、大佐が笑顔で俺を眺めていた。
その笑みは、面白そうにというか、何だか意地悪さのようなものを含んでいる。
十中八九、俺をからかうつもりで来たんだろう。
そっちがその気なら、俺も応戦しなければならない。
「……何しに来たんだよ」
俺が顔を向けて言うと、大佐はくくっと笑った。
「それは、君が一番よく知っているはずだと思うが」
その言いように、俺は眉を寄せる。
これだ。こいつの、こういうところが気に食わないんだよ、俺は!
だからこそ俺は、にやりと笑ってやる。
「知らねえな。俺が何を知ってるって?」
宣戦布告に対し、反旗を翻す。
大佐もそれはわかったのだろう。溜息をついて脇に置いていたコートを手に、立ち上がった。
そしてアルに向かって言う。
「姉君をお借りするよ。あまり遅くならない時間に帰すつもりだ」
「あ、わかりましたー」
「そこ、許可するんじゃない!」
「話があるって言うんだから、聞かないと。姉さんはそういうのが苦手だけど、自分のことだよ」
俺は思わずアルを見る。何かを知っているような口ぶりだ。
大佐を見れば、大佐は肩をすくめた。
その様子を見るに、特に何かを言ったわけではないようだった。
じゃあ何なんだ、アルのこの科白は。
頭の中で自問自答をしていると、歩いてきた大佐が俺を促す。
「ほら行くぞ、鋼の」
「行ってらっしゃいー」
あれよあれよという間に、俺は廊下に出ていた。
ぱたんと閉まったドアに、隣にいる大佐。その状況に身構えた俺に対し、大佐はすっと歩き始める。
一瞬、このまま部屋の中に駆け込もうかと考え、自分で却下する。
そんなの、アルに追い出されるのがオチだ。
仕方なく大佐に続くと、大佐はちらりとこちらを見た。
「食事はまだだろう。リクエストは?」
「ねえよ。なんでいきなり食事なんだよ」
不機嫌を隠さずに言うと、大佐が少し笑った。
「君の言った通り、十分は公園にいたんだがね。
私の方が部屋についたのが早かったにしても、君が食事を取る時間はなかっただろう?」
結局何が言いたいんだこいつは。
「それがなんで晩飯の話になるんだー!?」
俺の叫びは、いつもの通りにスルーされた。
連れて行かれたのは、誰でも気軽に入れそうな、ごく普通のカジュアルなレストランだった。
ポストカードが壁に留められていたり、ちょっとしたところに小さな花が飾られているのは女性客を意識してか。
そう思えば、まだそれほど遅い時間ではないせいか、子供連れが多かった。
おかげで時折、賑やかを通り越して耳が痛い。
それでも子供は嫌いじゃないし、親だって騒ぐ子を窘めている。
ここで何も注意しない親がいたら、代わりに俺がしつけてやるけど。
メニューから顔を上げると、大佐がにこやかに俺を見ていた。
「決まったかい?」
うわ、また始まった。俺はさっきまでのことを思い出す。
道すがら、車道側と路地側を見て、危険の少ない方へとさりげなーく俺を誘導。
段差では僅かに大佐が一歩先に出て、手を伸べてきた。振り払ったけど。
レストランのドアを開けると、俺を先に通した。
いつものことといえば、そうだけれど。
今までより女扱いされている気がするのは何故だ。
どうも旗色が悪い、と思いつつ「決まった」と言えば、どれかなと声は続く。
何だっていいだろうがと半分苛立ちつつ、これとこれ、と俺は乱暴にメニューを指した。
「なるほど、君の好物だね。……すまないが、オーダーを」
行き過ぎかけた店員を呼び止め、大佐は何でもないように注文する。
「シチューポットパイとシュリンプサラダ、サラダには取り皿を二つ。
シェパーズパイのミドルサイズとローストビーフ、シーフードフリット、ウェルシュ・レアビット。
グラスワインとオレンジジュース。
食後にはアイリッシュティーと、アップル・クランブルを」
かしこまりましたと愛想よく頭を下げて、キッチンらしきに歩いていく、ふくよかなおばちゃん。
その背中を何となく眺めて、俺は息をつく。
「あんたよく食うなあ……」
注文の時には黙っていたものの、少し呆れた。
俺はシチューとローストビーフしか希望してない。
わけるつもりらしいサラダはいいとして、少し食べ過ぎじゃなかろうか。
しかし大佐は笑っただけだった。
「女性が多い店というのは、味に間違いないということなのだよ」
「ああそうですか」
要は食えるということだ。大佐は俺の、棒読みの科白にも頓着なく笑っている。
俺と飯食って何が楽しいんだかな、と思った瞬間、思い出した。
公園での一幕。
いきなり背中が寒くなる。
そうだ、大佐は言及しに来たんだった。
からかえるネタがあるのに放っておくような、こいつはそんな甘い男じゃ……。
「……鋼の?」
頭の中で色々な考えがぐるぐるする。
どう来るんだ? ここでか? ……こんな人の多いところで話されたら恥だ。
真っ白なテーブルクロスの細かい織り目を無意味に目で辿りながら、俺は考える。
せめてあの話は他に人のいないところで……って、それじゃあ俺の逃げ場がねーじゃねーか!
「鋼の!」
大きな声じゃなかったけど、鋭かった。
はっとなって顔を上げる。
「何だね、君は。難しい顔をして」
「いや別に」
「食事の時くらい、悩むのはやめたまえよ」
言いながら、大佐はいつ運ばれてきたのかわからないワイングラスを唇に当てた。
アンタが悩ませてるんだよ!
そう言いたくなるのをぐっとこらえる。そんなことを言ったら、墓穴もいいところだ。
間が持たないのでそこにあったオレンジジュースを飲むと、さっぱりとした甘さで酸味も少なかった。
思わずオレンジジュースのグラスをまじまじと眺めてしまう。
「気に入ったかね?」
大佐が笑いかけてくるのに「別に」と返せば、大佐はテーブルの向こうで肩をすくめた。
「君はそればかりだな。素っ気ないというか、つれないというか」
「つれなくていいんだ。釣れる相手なら、大佐にはほかにいくらでもいるだろ」
事実を言ったつもりなのに、大佐は楽しそうな表情になる。
「それは嫉妬かな」
「誰が!」
思わず大声を出しかけたところでサラダが運ばれてきてしまう。
タイミングがよすぎて、反論が出だしで止まってしまったことが悔しい。
ううう、とうなっている俺を笑いながら、大佐が取り分けたサラダを目の前に置く。
「ほら、食べなさい。腹が減ってるとろくなことを考えない」
それもそうだ……。
仕方なく銀色の食器に手を伸ばすと、大佐がいち早くフォークを取って刺しだしてくる。
「子供じゃねえんだから自分で取れる!」
そう言っても、効果はなかった。無言で微笑みながら、更にフォークの柄を俺の手に近づける。
ああもう、しょうがねえな。
女扱いされてるんだか子供扱いされてんのか、既にわかりやしない。
諦めてその手からフォークを取ると、大佐がくすりと笑った。
それでも淡いピンクの小エビがたくさんのサラダは美味しくて、気持ちを宥めるのに一役買ってくれた。
取り皿が多くあることに気付いたが、サラダ以外もわけると店員が勘違いしたのだと疑わなかったのに。
続いて出てきたローストビーフを当然の顔で大佐が取り皿に入れるのを見て、俺は驚いてしまった。
「それは俺のだろ!」
「いいじゃないか、パイもフリットもあるんだ。色々味わえた方が楽しいだろう?」
楽しい!?
「全部半分ずつにする気か!?」
「ああ、多ければ残していい」
「そんなこと言ってんじゃねえよ!」
「シチューポットは丸ごと君のだぞ? いくら何でも、それは半分にしようと思っていない」
「当然だ! 俺が言ってるのはだなあ! ……」
「…………」
「…………」
「……鋼の?」
「……何て言おうとしたか忘れた」
「……それはご苦労様だな……」
二人して脱力し、食事を再開させる。
大人しくローストビーフの皿を引き寄せながら、俺は頭に浮かんだ言葉を追い払う。
忘れたんじゃない。
そんな、どこぞのカップルみたいなことをするな、と言ったら何をどう思われるかわからないから。
公園でのことを思い出す。
あんな、出来心みたいな感じでやったことをいつまでも引っ張られたくない。
歯触りのいいサラダとローストビーフを交互に口に運んでいたら、次の料理がやってくる。
笑顔で出来たての料理を置き、空いた皿を下げて去っていく。
そんなおかみさん(だろう)に、俺と大佐はどんな風に見えるんだろう。
少なくとも、親子には思われないはず。
兄妹では歳が離れすぎているし、親戚あたりが妥当か。
「今日は無口なんだな」
不意に言われて顔を上げると、大佐が俺を見ながら、料理の乗った皿を差し出していた。
きつね色のフリットと、チーズトーストの柔らかな香りが届く。
「レアビットはシチューが来てからの方がよかったかな。でも、冷めないうちの方がいい」
「……サンキュ」
「旅はどうかね。次に行くところは決まったのか?」
「まだ。めぼしい情報がないからさ。図書館で何かありそうなところを探す」
チーズがスパイシーなレアビットをかじって大佐を見ると、大佐は手を止めて考え込んでいた。
「天上の石か……錬金術におけるアルス・マグナの、最たる存在だな」
オレンジジュースを流し込んで、俺は首を傾げる。
「何言ってんの?」
「今のところ、伝説に過ぎないが……」
独り言のように呟いて、それでも大佐は考えの中から、意識を起こしたようだ。
俺に目を向けた。
「君を見ていると、本当に見つけるかもしれないと思う」
「見つけるさ。当たり前だろ? 俺は諦めないからな。あ、これも美味い」
フリットを口に放り込むと、大佐の表情が緩んだ。
「君の選んだ道はそういうものだものな」
「そうそう。大佐も早く出世して、有力情報を稼いでくれよ」
そう言うと、大佐はワイングラスを片手に意地悪く笑った。
「姫君が望むなら」
「うっ……」
思わず吹いてしまいそうになり、それを抑えるのも大変で、慌てて水のグラスを掴んだ。
グラスの半分くらい、一気に水を飲んでから、俺は大佐を睨む。
「変なこと言うな。吹き出すか喉に詰まるかのどっちかになりそうだっただろ!」
「ははは、私の勝ちだな」
「いつから勝負になったんだ!」
パイとシチューポットを運んできたお姉さんが、俺達の会話に笑い、俺の前にポットパイを置いた。
そして大佐にも笑いかける。
「ワイン、もう一杯お持ちしましょうか?」
「いや、酔うわけにいかなくてね。遠慮しておくよ」
「ではお茶とデザートをご希望の時にお呼び下さい」
一礼して下がる女の人は、また俺に笑いかけていった。
考えてみたけれど、会ったことはない、と思う。
なんで親しげだったんだろう?
考えつつ、スプーン(これも大佐が取ってくれた)でパイを崩し、熱々のシチューをかき混ぜる。
「なんで酔っちゃいけないんだよ?」
さっきの会話で引っかかったことを尋ねてみると、大佐はさらりと告げる。
「私が送り狼になってもよければ」
げ、と反射的に上半身を退けば、大佐は拳を口元に持っていってくすくす笑った。
どうやらまたからかわれたらしい。
面白くない。カップの中でスプーンが、きんと音を立てる。
「八つ当たりはいけないな。ほら、パイも美味しそうだ」
本日、完全にホスト役となった大佐が湯気の立つパイを置いた。
「どーも」
デート相手にはこうやってサービスばっかしてんのか、大佐は。
されないよりはされた方がいい気がするけど、過剰な気もする。
甘やかして甘やかして、そうやって女を落としてきたんだと思ったら、パイが味気なく感じた。
軽く俯いたところで、大佐が話し出す。
「しばらくイーストシティにいるのなら、明日、司令部に来なさい。書庫に本を増やしたから」
「ホントか!?」
ぱっと顔を上げると、大佐は笑って頷いた。
「リストをちらっと見ただけだが、悪くなさそうだった。来るかね?」
「行く!」
シチューは美味しかった。
カップを空にして残りのパイをぱくついていると、フリットを勧められる。
「大佐も食えよ」
「食べているよ。君は成長期だから、たくさん食べた方が」
「誰がいくら食べても生長しないどチビかぁ!」
「……落ち着きたまえ。誰がそんなことを言ったのかね」
結局その後、デザートと紅茶を楽しんで店を出た。
とはいっても、大佐はデザートを少ししか食べていない。
私は少しでいいんだよと小さいホールの、少しだけを取って、後は全部俺に寄越したのだ。
ほろほろ崩れるクラムと焼けた林檎の、素朴ながら味わい深いお菓子を俺が堪能している間、
大佐はアイリッシュティーのカップを手に、入手した錬金術書の内容や、注目している研究の話をした。
話の中、俺にとっても重要だったのは査定の時期で、忘れないうちに手帳に書いておかなければと思う。
……それにしても。
俺は、出たばかりの店の前で上着の襟を直している隣の男を見た。
結局、俺と大佐は飲み物とシチュー以外の料理全てを、分け合って食べたことになる。
そう思うと、情けないような感じ……違う、居心地が悪い。
視線をそらして、ばれないように小さく溜息をつく。
アルとだったら平気だ。全然不思議じゃない。
ハボック少尉とかも平気そうだ。兄ちゃんって感じだし。
ホークアイ中尉は……まあ、居心地悪くはならなさなさそうだ。女同士だし。
この男だから。
それを認めたくはなかったけど、仕方なかった。
ああ、仕方がない。
何しろメニューのほぼ全部を半分ずつにしてしまうなんて思わなかったんだから!
「行こうか」
服を正し、にっこり笑った大佐は、俺の様子に気付くはずもない。
「思ったよりいい店だったな。今度、また行かないと」
歩き出しながら、上機嫌な大佐はすう、と夜の空気を大きく吸い込んだ。
それは、大佐が何だかとても自由なように見えて。
俺は咄嗟に視線を外した。
自分でも、そうした理由はわからない。
ただ、知りたくなかった。
今まで、知ってきた彼だけであれば平気だと、理由もわからず、そう思ったから。
「どうした?」
笑ったまま、大佐が俺に手を伸べる。
「遅くなってしまうよ。大事な弟君を、心配させたくないだろう?」
闇の中、にこやかな表情の大佐。
……ああ。
惜しげもなく無防備に、そんな顔をする。俺は思わず俯いて、拳を固めた。
そんな俺に気付いたらしい。ふと笑みを消し、大佐が少しかがんで俺の顔を覗き込む。
「どうした、鋼の」
どうしたもこうしたもない。俺は顔を背けることで精一杯だった。
「何でもない……」
素直じゃないと、自分でも思う。
でも、俺に何が出来た?
相手は大人で、自分は子供に過ぎないのだ。
その年齢差が悔しいと俺は改めて思った。
俺がどんなに真剣でも、大人は「子供のすることだから」と軽く見るのだ。
世間を、その実態を知らないから平気で命をかけられるのだと、軽く見る。
軽くなんかない。
軽くないから困ってしまうのに。
「何でもないという顔じゃないな」
大佐は、いつものように俺を暴こうとしている。
それを感じて、内心で焦る。暴露するわけにはいかない。
認めたくないと、思っていた。
自分でも認めたくないことを、暴かれたくない!
顔を背けて唇を噛む。それが今出来る、精一杯のことだった。
「鋼の」
柔らかな声に顔を上げると、大佐は微笑んでいた。
「少し歩こうか」
俺の背中に手を当てて促してくるので、俺は頷いた。頷く以外、ない。
ゆっくりと歩き出した大佐につられるように足を動かせば、大佐の手は肩に回った。
どういうつもりだと噛みつく気分でもなくて、俺は黙って睨む。
けれど、大佐は笑っただけだった。
どうせ抵抗したって、面白がられるのがオチだ。諦めてそのままにさせる。
夜もそろそろ更け始め、人の行き来はまばらになってきていた。
気温が下がってきているせいか、空気も冴え始めている。
湿気を含んだ冷たい空気は、俺の好きな夜の匂いだ。
が、肩の上と自分の右側に体温を感じて、居たたまれない気分を味わう。
心地よさと心地悪さを同時に感じることがあるなんて、今まで予想したこともなかった。
いっそ、走って逃げることが出来たら、どんなに気が楽か。
そんなふうに思いながら前方へ目を向ければ、公園がそこにあった。
クリスに返事をして、大佐にキスしてしまったさっきの、あの公園。
思わず体を強張らせると、大佐は宥めるように、俺の肩を軽く叩いた。
大佐はほんの少しの強引さでもって、俺の肩を抱いたまま公園の花壇をゆっくりと通り抜ける。
俺が予想した通り、大佐がようやく足を止めたのは、噴水の近くだった。
「おいで。少し話をしよう」
肩から手を離し、かわりに手を伸べて、水音が小さく届く小さなベンチへと俺を導く。
先にベンチへ腰掛けた大佐が、隣に広げたハンカチを置いいたのを見て、俺は頭が痛くなった。
大佐は、あくまでも俺を女扱いしたいらしい。
今時そんなことする男がいるかあ?
それとも、そういうことをすると喜ぶ女が多いから、俺にもやってるだけか。
呆れたけれど、ハンカチが好意だということはわかっているから無下にも出来ない。
仕方なくハンカチの上に座ると、大佐が少し嬉しそうな顔をした。
胸が騒いで、そんな顔をしないで欲しいと思った。
自分が女だということ、大佐と出会ったことを、喜んでしまいそうになる。
「話って?」
大佐を見ずにわざとぶっきらぼうに聞けば、大佐が苦笑した気配を感じた。
「相変わらず、せっかちだな」
「ほっとけ」
また、大佐の笑った気配。
「話というのは、他でもない。君の気持ちを聞きたくてね」
心臓が、一回飛ばして打った。
どうでもいいことは嫌みったらしく遠回しに言うくせに、こういうところは直球な男。
視界の中で自分の手が、ゆっくりと拳を作ったのが見えた。
俺が何も言わないせいか、隣の大佐が話し始める。
「本当は、明日の朝まで待とうと思った」
はい?
何を言いたいかわからなくて、思わず大佐を振り返る。けれど大佐は俺を見ていなかった。
低めの背もたれに体を預け、リラックスした表情で正面を向いている。
軽く微笑んでいるのはいつものことだけれど、いつものようなからかいや意地悪さが見えなかった。
「君がここにいろといった時間分、考えていた。あのキスの意味を」
一瞬で顔が熱くなり、俺は大佐から視線を外して左を向く。
露骨すぎるんだよ、いい歳してデリカシーねえな。
それこそ立ち上がって、大佐をどかどか殴りたい衝動に駆られたけれど、拳を固めて我慢した。
大佐の声は続く。
「あの少年との約束があるから、明後日までは必ず東部にいるだろうと考えたからこそ、
明日にしようと思ったんだよ」
「じゃあなんで今日来たんだよ。せっかちなのはあんたの方じゃねーか」
顔を背けたまま間髪入れずに突っ込むと、噴水の水音に混じって、大佐の苦笑が聞こえた。
「明日では君が捕まらない気がしてね」
うわ、ばれてる、明日の朝一番で宿を変えようとしたの。
俺は次第に追いつめられていく自分を感じながら、突破口を探す。
視界の端にカップルがいて、それが木々の暗がりの中とはいえ堂々といちゃついてるものだから、
そのせいでどうしても気が散ってしまい、考えに集中出来ない。
「……俺は、忘れろって言った」
それしか言えなかった。
「ああ、君はそれでいいと言ったな」
ごく普通に、大佐が返す。
「しかし、忘れる理由がないとしたら?」
「は?」
俺は思わず大佐を振り返る。
大佐は、もう笑っていなかった。
さっきとは違うものを感じて身構えた俺に、大佐が畳みかける。
「君は、少しくらい私の気持ちを考えてくれてもいいと思うのだが」
「はあ!?」
完全に話の方向性を見失って、俺は目をぱちくりさせた。
そんな俺の前で、大佐は軽く俯いて溜息をつく。
「……鈍いとは思っていたが……」
独り言のように小さく呟いて、大佐の目が、改めて俺を捉える。
「鋼の」
不意に右の手首を捕まれた。
「……っ」
振りほどこうと自分の方へ右手を引き寄せるも、大佐の手は離れない。
つい左手を伸ばして、それすら大佐に捕まってしまう。
ぎりぎりと力をこめながら、闇の中での対峙。
くっそ、何でこんなことに!
内心で歯噛みするも、俺の腕を掴む大佐の力は緩まない。
力の入れすぎで手が震えるくらいなのに、何で。
何でこいつに勝てないんだよ!?
きーきーしながら腕を振り回しても、効果はなかった。
生身の左手首にそれほど痛みがないことから、渾身の力をこめてるこっちと違って、
大佐には余裕があることが知れる。
それが悔しい。
「鋼の、落ち着きたまえ」
「放せよっ……」
「今放せば後ろに倒れてしまうだろう」
それは真実だったので思わずむっとすると、大佐は困ったように溜息をついた。
「いいから、大人しくしたまえ」
相手が軽く力を抜いたので、俺も少しずつ力を抜いていく。
途端、ぐいっと引っぱられた。
「わっ!」
どんと大佐にぶつかり、体を起こそうと大佐の胸に手をついた時には、腕ごと拘束されていた。
しまった、隙を突かれた。
胸を叩いても、背中に回った腕は外れない。
「卑怯者……ちっくしょ、頑張ってるのに!」
「男女差だ、諦めたまえ」
「諦められるかあ!」
叫んだところで、大佐が耳元で囁いた。
「夜だよ。あまり騒がない方がいい」
「そんなこと知るか!」
「なら、君は私が警察に通報されても構わないと?」
微かに笑いを含んだ、艶やかな声。
言葉の内容より、その響きにぞくっとして、動けなくなった。
「いい子だね」
抵抗をやめた理由も知らず、大佐がくすくすと笑う。
相手の言葉に従ったわけじゃないのに上機嫌だと思うと、何だか面白くない。
また暴れようとすれば、今度こそ身動きも出来ないほど大佐の両腕に力がこもった。
「何故、自分がこういう状況にあるか、考えてみなさい」
落ち着いた口調で言われ、ようやっと俺はこの状況を把握する。
見た目より広い大佐の胸にきつく抱き締められていることに、ようやく気付いたのだ。
うわっ……!
一気に体温が上昇して、わけがわからなくなる。
パニックを起こしかけた瞬間、大佐が言った。
「挑発した責任を取ってくれ」
どきりとした。
「責任!? 責任って!」
「責任というのは原因が負うものだろう?」
胸の中で、心臓が走っている。
動けない。体中の筋肉が強張って、動き方がわからなかった。
逃げたい気持ちは、焦りで強さを増していく。
耐えきれず、叫び出しそうになったとき、大佐の声が耳元で聞こえた。
「私のものになりたまえ」
無駄に長いので、とりあえずここまで。
またもエロなしですが、楽しんでもらえたら、と。
イギリス料理にこだわってなかなか進まなかったのは内緒だw
何かあちこち文字化けてる……_| ̄|○
>524
うわー。読みやすくて、読み進むうちにすごくどきどきしてしまった。
楽しかったっす。お上手ですね。
しょ、少女漫画(*´Д`)'`ァ'`ァ
GJ!
ありがとう!続き待ってるよ〜
大佐かっけー…。無能だ無能だと思ってたけど、女相手だと有能だな(*´Д`)ハァハァ
レアビットって食べたことも見たこともないがなんか美味そう。
>526-528
どうでもいいが、なんか頭に2があるIDが連続してる
すごく良かったです!
大佐、紳士だと思ったら、狼だったw
エド子は食べられちゃうんでしょうか?
続きが楽しみです。
>>508−523
GJ!!
>>531 おーとこは狼なのーよー 気をつけなさーいー って歌が聞こえてキターよ。
少女漫画神GJ!
つーかプレイボーイっすね大佐(:´∀`)カコイイ
なによりもイギリス料理に心躍らせたよ
ミートローフとかアップルクランブル食いてぇ!
ミートローフ作ってやるから代わりにエド子を貰って行きますよ。
エド子の上半身やるから下半身は貰いますよ
>>526-533 に、まとめてレス。
コメント有り難う。お粗末様でした。
このスレは流れが速いんで、続きは次スレを予定。
…つーかうちの大佐ってカッコいいのか、知らなかった…。
そして残念、ミートローフじゃなくローストビーフだw
紳士だなーカコイイ
続き楽しみにしてます
少女漫画GJ!!
読んでてすげードキドキした
くそう、大佐がカコイイぞ
グッジョ(´∀`)b シンシナタイサカコイイ!! エドコカワイイ!! リョウリウマソー!!
思わず○海道シチューと牛乳と野菜とコンソメの素を買って来てしまったよ。
肉を買い忘れたのは内緒だ!
畜生このスレ読んでたら給料日前で財布寂しいのに腹減るじゃないか…_○/|_
とにかくGJ!続き楽しみにしてます。
給料でたからエド子買ってきた
この薄給じゃロイ子は買えない…〇| ̄|_
>542
空き地に捨ててあったよ
>543
ゞ∞リ ゚Д゚リ<今日、空き地で捨てられていた女軍人を拾ってきた。
気を失って白くて臭い科学薬品か?で汚れていたので風呂場で洗う。
俺と全然違う胸だ。俺の胸はまッ平らだ…虚しい。
目を覚ましたそいつはロイ子と言うらしい、背中を流しっこして俺も風呂にはいる。
ロイ子の乳大きくていいな何て呟いたら「私が大きくしてやろうか?」ってよ。
すげー!大人の女って凄いんだな!俺憧れちまうぜ!
夜、物音がしたのでアルの部屋をドアの隙間から覗くとロイ子と組み手をしていた。
寝技をかけられたアルはヒィヒィ言って仕舞には白目を剥いていた。
すげぇ!アル相手にスゲーよ!
俺は歓喜の余りドアを開けてロイ子に「すげー!ロイ子スゲー!俺にも教えてよ」って
抱き着いたら「服を脱いで自分のベッドの上で待ってろ」だってよ!
わくわくするぜ!!一体どんな格闘技なんだろな?
>544
禿ワロタw
白目むいた弟と一緒にエド子を大人にしてやってくれ
゚+.゚+.゚女王様エン子からのヒミツメール゚+.゚+.゚
「もっと自由に、おカキなさい」
…中の人繋がり某化粧品CMネタでした。オソマツ
あの声、エン子たんの中の人だったのか(*´∀`)
美/波タソの他にも楽しみが出来たよ、ありがd
>544
(;´Д`)はあはあ
続きキボン(*´Д`)
>>544 白目向く弟とロイ子の過程のあたりも詳しくはぁはぁ (;´Д`)
>>544 魔性の乳女ロイ子はぁはぁ (;´Д`)
「オーレー オーレー♪マツケンサンバ♪オーレー オーレー♪マツケンサンバ♪」
∧_∧ ∧_∧
( ・∀・) ( ´∀`)
⊂ つ⊂ つ
.人 Y 人 Y
し'(_) し'(_)
すごい誤爆ですね
いや、着ぐるみ着せられて踊らされてる姉妹かもしれん。
もちろん極太バイブ標準装備で。
気ぐるみの中はルイ子希望。
ぬいぐるみにつられてうっかり近づいたエド子をバキボキボキボキ
>554
『オーレー オーレー♪マツケンサンバ♪オーレー オーレー♪マツケンサンバ♪』
ん?何か変な歌が聞こえると思ったら、猫の着ぐるみが歌って踊ってるじゃねぇか。
アルが喜ぶだろうしお金出せば多分今日ウチで踊ってもらえるかもしれねぇな。
「あ、そこの着ぐるみの人〜、ちょっとお願いしたいんですけどー」
『おお!鋼の!(キラ〜ン)』
「え゛?」
『こんな所で会うとは奇遇だな!熱い抱擁を受けたまえ!』
「うぇrfghjmf」
そこへやってきた鎧な弟。倒れてる姉と、猫の着ぐるみと見つけてビックリです。
「ね、姉さん!どうしたの!」
「そこの・・・猫が・・・」
「やだなぁ、こんな可愛い猫がヒドイ事するワケないでしょ!姉さんてば、何言ってるの!」
『はっはっはっ、そうだよ鎧の!』
('A`)ルイ子ってエドを何て呼んでたか忘れちゃった・・・
556 :
551:04/11/28 01:56:35 ID:OuxCUEnf
ごめん誤爆っ・・・・たんだけどせっかくだからきぐるみ姉妹ってことにしといてくれ。
きぐるみでバイトしないと生活費が稼げないかわいそうなみなしご姉妹です。
全米が泣いた
エドワード・エルリックって呼んでるよ。
しかしいくら可愛い猫ちゃんでも、大きさに限界があると思うんだがw
>556
ほら、悪弟だからきっと分かっててスルーするんだと思ってくださいw
>557
フルネームでしたっけ。すいませんです。
痛みで感じるエド子だったら、抱擁されて痛い目見るたびにしっかり濡れて困ってそうだ。
悪弟だったらエド子をストリップ劇場で働かせます
貧乳の癖にストリッパーなエド子(;´Д`)ハァハァ
弟が生のマツケンサンバなんか見に行きたいと言い出した時は、正直生身に錬成した時に、知性や理性を持って行かれたのかと思った。
でもまあよく考えたら、ヨン様ツアーに行きたいと言われるよりマシだし、体を取り戻すまで遊ぶ事もできない過酷な旅だった。これからはできる限りわがままをさせて、弟の過ぎた時間を取り戻してやろうと思う。
ところが新宿コマ劇場に入り、グッズショップでマツケンTシャツの妖しさに気を取られているうち、オレ達はオバサンの並に揉まれてはぐれてしまった。
オバサン達にどつかれ、どきな小娘、などと足を踏まれながら必死に弟を探す。開演まで時間もない。
ふとキャンペーンでマツケンサンバを踊っているでかい猫の着ぐるみの方を見ると、ポップコーンを両手に持った弟が隣に立っていた。弟自身、オバサン達より頭二つ分でかいのですぐわかった。
見慣れた精悍な横顔を見つけて愛しさで胸が詰まると同時に、安堵で腹が立って仕方なくなる。
「くぉら!!アルっ!!」
「ああ姉さん、やっと見つけた」
「見つけたのはオレの方じゃねぇか!!」
「姉さん方が悪いんじゃない。マツケングッズに釣られてどんどん行っちゃうし。マツケン興味ないって言ってたくせにさあ」
笑いながらポップコーンを差し出され、腹が立っていたが食欲もわいた。
「…食いモンなんかでごまかされねーからな。いっつもはぐれた時これでごまかしやがって!」
「救助犬みたいでしょ?姉さん怒るとお腹空かせてるし」
「だから見つけたのはオレだっての!!」
「…見つけて欲しかったんだよ。ボクが本気出したら、今じゃ匂いで姉さん見つけられるんだから。どんな人ゴミでもね」
突然ゴメン。脳がヤヴァイかも。
GJ!
匂いって!匂いって!w
きっと、アソコからいつもステキな匂い振りまいてるわけですねエド子ってば(;´Д`)´`ァ´`ァ
伝説のカズノコ天井 エロワード・エロリック
,, 、)、、 ,,,,、,、_
〃/ハヘヾ〃vw''ヾ
ヾl|.゚Д゚ノリ ヾ*゚w゚ノ <560さんおつー
U−J U−J
UU UU <おつー
>563
15歳エド子が昔の短い髪でも可愛い気がする
倉庫の中の人801作家の作品消しといた方がいいよ
本人もそういってるし
| ゚Д゚)ノ こんばんは。ロイエド子前提のアルエド子、続けます。
一週間なんてあっという間で、明日にはもう帰らなければならない。
一週間、楽しかった。ずっと姉さんとふたりきり、何をするのも一緒だった。
さすがに、用を足しに行く姉さんに付いていこうとしたら蹴り飛ばされたけど。冗談だったのに。
思えば僕が鎧だった頃は、これと変わりない毎日だったのに、あの頃はなんとも思わなかった。
あの頃の僕にとって姉さんと一緒にいるということは、至極当然のことだったから。
離れなければならなくなって、やっとそれが当たり前でなかったことに気付く。
失って初めて大切さがわかるなんて、陳腐な恋愛ものに必ず出てくる台詞じゃあるまいし。
そんなわけあるかと思っていた。でも、人ってそういうものなんだ。
自分が傷付いてみなければ相手の痛みさえ思い遣れない、そういう寂しい生き物なんだ。
姉さんは、これからも変わらず僕のものでいてくれるはずだけど、もう独占はできない。
独占どころか、僕を優先さえしてくれないだろう。当たり前だ、姉さんは嫁ぐんだから。
僕のことをないがしろにする姉さん。僕のことを後回しにする姉さん。
あり得ない、考えられない、想像したくない。僕はいつだって姉さんの一番でないと嫌だ。
でも、もう既に一番じゃない。一番は義兄さんだよね、だから結婚するんだよね。
じゃあ僕は二番に甘んじよう、二番の座は誰にも渡さない。
いや待て、将来生まれるだろう子供は? 僕らの母親を鑑みれば、子供の順位はかなり高そうだ。
そうすると、子供の数だけ僕の順位は下がることになる。
…………まあ、そうだ、そうだよね、僕は姉さんの家族でなくなるわけだから。
順位なんか下がりっぱなしだよね、底なしに下がるよね、なんせ家族じゃないんだから。
春には僕の家族は猫だけ。街のあの家に独りだけか、寂しいな。
いっそ、在宅研究員の資格を取ってリゼンブールに帰ろうか。ばっちゃんも高齢だし、心配だ。
お母さんの墓もあるし、故郷でひっそり暮らすのも悪くない。
お母さんの腕の中で姉さんとふたりで笑い合った、あの思い出の家を立て直して住もう。
もう僕には思い出さえあればいい。
「姉さん、甘えさせて」
「おーし、いつでも来い!」
腕を広げて待ち構えてくれるのは嬉しいけど、今から組手でも始めそうな勢いは勘弁して欲しい。
とはいえせっかくなので、それなりに柔らかい乳房に顔を埋める。
お母さんの腕の中も、こんな感じだったかな。ほとんど覚えていない。
いつでもお母さんの胸はそこにあったから、覚えておかなきゃと意識するはずがなかった。
温かかった、柔らかかった、優しかった。思い出せるのは、そんな当たり前のことだけ。
姉さんの服をたくし上げて乳房に直に触れ、口を寄せて乳首をそっと吸い上げる。
当然ながらおっぱいは出ないし、お母さんの思い出も今以上には蘇らなかった。
でも、これはこれで幸せだ。
「僕、姉さんの子供に生まれ変われば良かった」
「はぁ? また素頓狂なことを言い出したな」
「そうすれば、一生姉さんにこうして甘えられたし、だっこもしてもらえたのに」
「ふん、甘いな、こんなの赤ん坊の間だけだぞ」
「え?」
「二足歩行が可能になった瞬間から修行開始! 強い子にしないとな!」
「……せめてもう少し大きくなってからの方がいいんじゃ……」
「俺とあいつの子だから、素質あると思うんだ、鍛えがいがあるぞ、楽しみだ」
姉さんの中の母親像は、間違いなくお母さんの姿がイメージされてると思うんだけど。
それが子育てとなると、どうも師匠の影響がかなり強いようだ。
そんなに鍛えてどうするの、大総統にでもするつもりと聞けば、旅に出すと言う。
僕らみたいな悲愴感あふれる目的じゃなくて、もっと大きな目標を掲げて自由に旅して欲しいと。
ひとりじゃ旅に出すのに不安だから、子供は最低でも二人は産まないと。できれば年が近いといい。
これからいろいろ頑張らないと。そう笑う姉さんの顔は、既にどこか母親のようだった。
そうか、もう僕みたいな大きな子供を抱えてる場合じゃないんだね。
姉さん、今までありがとう。僕もひとりで歩けるようになるよ。
最後の夜は、ただ姉さんを感じていたくて、ひたすら両手を姉さんの体に這わせた。
誰の母でもない、誰の妻でもない、僕だけのものだった姉さんを、最後に感じていたかった。
姉さんは眠ってしまったけれど、僕はとても眠れなかった。あの頃も、そうだったな。
眠る姉さんの傍らで、いつも僕は眠らないで、夜が明けるのを待っていた。
夜が明ければ僕はひとりじゃなくなったから。でも今夜が明ければ、僕はひとりになってしまう。
明けない夜はないと、昔はよくそう言って励まされたものだ。僕もそう信じていた。
事実そうだけど、こんなにも明けて欲しくない夜があるなんて、思ってもみなかった。
でも、やっぱり、夜は明けなきゃいけない。
そして朝は呆気なく訪れる。僕の目の下のクマを、姉さんは物言いた気に見ていた。
荷物をまとめて森の木で船を作り、何食わぬ顔で岸に戻る。
駅に着く直前、人に出会う前に姉さんにかすめ取るようなキスをした。これで、最後。
列車の揺れが心地よく、やっと眠くなってきたころ、列車はセントラル駅のホームへと滑り込んだ。
家に戻ってみると、義兄さんが待っていた。仕事は休んだらしい。
一週間ぶりに会う猫は、本棚の上の隙間からこちらを恨めしそうに見おろしている。
義兄さんは引っ越しの最終確認をしたいようで、僕にも立ち会えと言ってきた。
仕方がないので、猫を隙間から引っぱり出して膝の上に乗せる。僕には関係ない話なのに。
「君たちが留守の間に、少し事情が変わってね」
「僕は構いませんよ、お話してある通り、お任せしますし文句は言いません」
「いや……その言葉に、こちらも甘えさせてもらおうかと思うんだが」
「いいですよ、何ですか事情って?」
「君たちの父上が戻ってこられるそうだ、連絡があったんだよ」
「はぁ、父が……え、まさか僕に父を引き取れと?」
「そういう形になるかな、こちらに我々夫婦、こちらに君たち親子が住む、と」
「……ん? なんですか、これ」
「家の改装後予想図だが、ここを君の部屋にする予定を、家ごと半分仕切って二世帯住宅に」
「え、ちょっと、ちょっと待ってください、僕も一緒に住むんですか?」
驚いた顔の義兄さんの横で、姉さんがふーっと溜め息を吐いた。やっぱり聞いてなかったか、と。
始めから話は、僕も同居ということで進んでいたそうだ。うわ、全然聞いてなかった。
というより、そんなの有りだろうか。姉さんはともかく義兄さんはそれでいいのか?
僕が、いわゆる世間一般の弟でないことくらい、とっくに察しが付いているだろうに。
いいんですかと聞けば、君の姉さんの調教に、すっかり骨抜きだよと笑われた。
当の姉さんは、せめて説得と言ってくれと顔を赤くしていた。
呆然としていると、猫が大きなあくびをして膝から降りる。猫のくせに足音が大きい。
どすどす歩いて、義兄さんの膝の上に飛び乗り、そこで眠ることにして毛繕いを始めた。
この一週間の間に懐かれたと義兄さんは言うが、そのこは元々そこが好きなんだ。
猫のために仕方なく同居に応じるポーズを作ってはみたけれど、そんな虚勢はお見通しだろう。
「姉さんも、いいの? 僕がいて、鬱陶しくない?」
「まあ小言は鬱陶しいかもしれないけどな、お前と別れるのは無理だと思ったから」
「姉さん……」
「俺は、自分が幸せになるために何が必要か、よーくわかってるつもりなんだ」
「……」
「どっちかを諦めて、それなりに手に入る幸せで満足すべきなんだろうけど、そんなの嫌だ」
「……」
「どっちか選べとか、どっちが一番かとか、どうして決めなきゃいけないんだ?」
「……」
「一番が何人いたっていいだろ? それで皆が幸せでいられるなら、決める必要なんかない」
「そうだね」
「お前と結婚はできないし、お前の子供も産めない、でも一緒にはいられる」
「うん」
「お前が誰か別の女を好きになったら、いつでも出て行け、それまでは一緒にいよう」
「姉さん、嬉しいよ、僕たち一緒にいられるんだね……!」
「そういう訳だから早急に引っ越しなどの準備をしたいので話し合いに戻ってくれたまえ」
義兄さんの一声で、ふたりの世界から戻った。最早僕らふたりの扱いに手慣れた感さえある。
良かった、生きてて良かった、姉さんの結婚相手がこの人で良かった、姉さんの弟で良かった。
夜が明けて良かった。僕は絶対幸せになる、だって僕も姉さんの一番だから。
義兄さんを家族として愛せるようになろう。今の僕なら、それができるはずだ。
父さんだって、わだかまりはあるけれど、いつかは愛せるようになると思う。
生きよう、生きていこう、どんな泥の中にでも、咲く花は必ずあるから。
……そして、結婚式当日。姉さんたっての希望で、僕が姉さんと腕を組んで歩くことになった。
一歩一歩、ゆっくり進んで、義兄さんのところまでいく。腕を解いて、姉さんを義兄さんへ。
姉さんは、義兄さんの腕を取り、空いた手で僕と再度腕を組んだ。がっちりと、抜けないほど強く。
呆気に取られる男ふたりを引きずるように、姉さんは祭壇の前まで歩いていった。
「私たちは幸せであると誓います!」
祈る神など持たないと、かつて雨の中でつぶやいたこともあったけれど。
今、神を表すシンボルの前で、姉さんは声高らかに宣言した。義兄さんは笑いが止まらないらしい。
姉さんは後々いろんな人から真意を尋ねられ、緊張のあまり何をしでかしたか忘れたととぼけた。
でも僕は、あの時姉さんの右手に、あの指輪がはめられていたことを知っている。
| ´Д`)ノシ みなさん冬三毛へ向けて準備中ですか?
今日あたりから冷えるそうですよ、ご自愛ください。
書き損ねましたスミマセン、以上で終わりです。
坂上氏乙〜
幸せ家族の絵が浮かんだよ
指輪ちゃんとはめて結婚式行ったエド子萌え(´∀`)
こういうロイエド子もステキだな、と純粋に思いました。
そんな自分は馬カップル派・・・
俺もエド子に調教されたいよ
ふと思った。
大総統が女だったらすんごいS女だろうな。
なにせ狗はいっぱいいるわけだし、
顔は穏やか〜にうっすら微笑んでいるのに、
目にも止まらぬ速さの鞭さばき。
乙
次回も期待してます
>坂上氏
決して理屈では測れぬ深い愛情の形に、モエモエさせてもらいますた。
アルの気持ちが切なくて(*´Д`)ハァハァ
エド子がカッコ可愛くて(*´Д`)ハァハァ
ロイも男前で(*´Д`)ハァハァ
大円満にナゴーミ。
非常にウマーなお話をありがdです!!
男前なエド子に(;´Д`)ハァハァ
>575
残念ながら、大総統の女体化はオフで一回しか見た事ないでし。
その女大総統はすんごいS女って訳じゃ無いけど、
怯えるグリード兄さんを力技で閨に引きずり込んで喰いまくっちゃうような
素敵に無敵な熟女だったよw
すごいぞ大総統子。
髭キャラを女体化する時って、やっぱり、髭必要?
>575
Sなブラッド・レイ子とMなグリードでちょっと考えてみたんだけど、
ホムって再生できるから、猟奇な感じになりそうなんで投下はやめて
おくよ…orz
猫鞭で皮膚削られて勃起したり、チンコ斬られた衝撃で射精したりとか
みんな、そういうのヤだろ?
髭付き女体化はやだなあ。
自分が見た大総統子は髭なしだった。
いい感じの熟女でしたよ。
他はヒュー子も髭なしだったけど、ルイ子は髭があった(w
どんなにいい感じの熟女でも所詮還暦…
>坂上氏乙です。
坂上氏のロイは心広すぎでステキだ
>>566 坂上氏乙!!
最後まで読んでもどうにもならない切なさは消えなかったんですが、弟がそれで幸せだと思うんならいいやとも思いました。
一つの文章を読んで、読み手に心を千々に乱させるのは、とても個性的な技術と才能。
受け取る人もさまざまでしょうが、次回作も期待しております。乙です!
>>585 あールイ子は公式で髭付きだからなー。
アームストロング女体化で、キャスリンを想像してくれってダメかね。
熟女ブラッド・レイ子見たいなあw
>坂上氏
乙・゚・(ノД`)・゚・
ブラッド・レイ子に弄られ弄ばれるロイ子きぼん。
還暦子と鬼畜弟に陵辱される姉+軍部+グリー子きぼん
>590
凄そう!便乗きぼん!
クイーン・ブラット・レイ子…ビジュアルでうまく想像できない…
>579
それってあれだろ、ハクロ子にいびられるロイ子のやつw
還暦子にはアッパーをくらったような衝撃を感じた。
以前見たサイトの絵日記のようなものに、グリ子と還暦子とハボ子と
ブロッシュ子とフュリ子がいて、えらい感動した覚えがある。
どこだったかまったく思い出せないのが難点だ。
還暦子に公衆の面前でレズられる姉。
鬼畜弟に熱湯かけプレイで2輪攻めされるグリー子。
鷹の目に銃口をオマソコに突っこまれる軍部子たち。
軍部子ってww
乗馬閣下と大総統の血まみれプレイ妄想しちったよ 白目ハボが転がっててさ…ガクガク
若かりしレイ子が今の地位にのしあがるためにアレやコレやの過程が見たいぞ!
君は何回イけば死ぬのかね?を繰り返して
今の地位に…
ハボックはカッコイイと思うが
ハボ子が可愛いとイラストを見て初めて思った初夏。
絵はインパクトあるよな。
ソラリスと少尉、少尉とキャスリン嬢を読んでみたい。
ロイアイ、ハボアイ、ロイアイハボはサイトと同人誌でお腹いっぱいだ。
思いっきり誤爆。すいません。
ソラ雄とハボ子、リザ男とルイ子か。刺激的だな
せっかくの母音が…
ソラリスとハボ子じゃだめなの?
それは百合か?
>>602 ソレダ!!ヽ(´∀`)9 ビシ!!
でもハボ子のあの逞しい身体にピンクの乳首が付いていると思うと
なんだか萌える。
しかも陥没乳頭を気にしてたらさらに萌え
陥没した乳首をロイ子にぎゅうぎゅう引っ張られてたら更に萌え
ロイ子の大きめ乳首をギュウギュウ引っ張り返してたら更に萌え
ロイ子「おまえが私の乳首を引っ張ってどうする!!」
ハボ子「だったら、俺の乳首、放してくださいよ!」
ロイ子「だから、私はこの陥没した乳首を引っ張り出してやろうと…!!」
ハボ子「俺のはッ、そのッ、お礼で…つぁ〜〜ッ!痛いッ!痛いッスよッ!!」
ロイ子「あっ、あっ、こらッ!抓っちゃだ…あっ……ああ…それは…あんッ…!」
ハボ子「こうッスか! こうッスか!!」
ロイ子「いやぁん、そんな…引っ張りながらこねちゃ…あん…」
ハボ子「これでどうッスか!?」
ロイ子「ああんッ!だめぇ!そんなに吸ったら乳首がッ乳首が大きくなるぅ!!」
ハボ子「チュッチュッ…レロレロ…チュクッ…」
ロイ子「ああ…だめぇッだめぇッ!おまんこ…溢れちゃうッ!」
ハボ子「本当だ、大佐、パンツがずぶ濡れッス」
ロイ子「やぁッ…いじらないで…指、いれちゃいやぁッ!!」
ハボ子「本当に嫌なんスか?やめましょうか?」
ロイ子「ダメッ!やめないで…ああ、オッパイも吸って…」
ハボ子「本当にわがままッスね、大佐」
ロイ子「ハボ子が…ああ…指なんて…入れるから…馬鹿もの…」
ハボ子「俺、同性のおまんこに指なんか突っ込んだの初めてッス」
ロイ子「その割りにッ…はうッ……きもちい…」
ハボ子「そりゃあ、大佐に男とられたら、自分で自分を慰めるしかないでしょう?」
ロイ子「………」
ハボ子「女が気持ちよくなる場所は、よーく知ってます。男なんていらない体にしてあげますよ…」
ロイ子「うゥッ!ヒッ…そこ…ああ…ら…らめッ……もう…もうイッちゃうッ!!!」
ハボ子「これからが本番ッスよ。さあ、好きなだけイッてください」
ロイ子「ヒッヒィ!!ヒイイイッイクッイくのぉおおおおおッ!!」
というわけで、ロイ子は一晩中、ハボ子にイカされ続けたとさ。
おちまい。
>609
GJ!チチクリ合戦非常に萌え(゚∀゚)ラヴィ!!
姉妹レズキボンヌ
ここでも一回もないしサーチで探してもどこにもない
>611
自給自足したらどうだ。それかレズビデオでも見て寝ろ
、vMノz ,,-‐ー-、
「ノl/WYゝ 〃ノルliヾ
( *´∀`) ( ;`_ゝ´) オーレー オーレー♪
⊂ ・ ・つ⊂ ☆ ☆つ ハガレンサンバ♪
.人 Y 人 Y オーレー オーレー♪
し'(_) し'(_) ハガレンサンバ♪
>611
レズじゃなくて百合なら書きたい。
ちなみに百合はルイ子とシグ子のな。
鎧子「へーんだ!エド子お姉さまは、ボクのもの!大切なお姉さまなんだから!」
ロイ子「(なに、この子。エド子は私のものに決まっているのに…)」
鎧子「この魂だって、エド子お姉さまが命がけで、この素敵な鎧に定着してくださったのよ?
無能なあなたにこの意味が理解できて?」
ロイ子「(素敵な鎧って、それは、そのへんにあった人型のものってだけじゃなくて?)」
鎧子「とにかく、エド子お姉さまに相応しいのは、このボク。あなたは邪魔なの!」
エド子「アル、アルフォン子、およしなさい」
鎧子「でも、エド子お姉さまぁ!」
エド子「大佐はオレのお姉さまよ。お姉さまに無礼な口をきくような子はオレの妹(プチスール)じゃなくてよ」
鎧子「エド子お姉さま…(ギシッ」
ロイ子「(なんて哀しい鎧の軋み…。この子、本当にエド子の事が好きなんだ…)」
鎧子「わかったよ、エド子お姉さま…」
エド子「うわなにするんだやめろあsfまsfbアル子!?」
鎧子「お姉さまをボクだけのものにするには、この方法しかありませんのよ!(バチン!ガパン!ガシャンッ!!)」
ロイ子「君!一体何をッ!!」
鎧子「これでエド子お姉さまはボクのものですわ!悔しかったら、掴まえてごらんなさ〜い!!(ガッシャンガッシャン」
エド子「ぎゃぁあああッ!ネコがぁッ!!目がまわッ…ぎゃ゙あ゙ぁ゙〜〜〜〜〜ッ!!!」
ネコ「に"ゃ"〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
ロイ子「うわッ、お走りにならないでッ!!エド子とネコ可哀想!!」
おはよう、スパンク。
百合って、マリみてみたいのでいいんだよな?
そんじゃ、仕事行ってきます。
おまいら。
本気でこの場を愛し、スレと避難所の無事存続を願ってくれてるのならば、
どうか避難所の700〜772にシッカリと目を通しといてくれ。頼む。
貼ってくれよ。
貼っても荒らし目的の香具師はそれすらも読まないと思うんだが、どうよ?
621 :
秘密倶楽部:04/11/30 08:37:51 ID:DKFHfqtF
流れを読まずに、女大総統×ロイ子。女王様と雌奴隷。SMが駄目な方はスルーで宜しく。
本番なし。あまりエロくないです。
大総統は「キング子」だと間抜けなんで「クィーン」と名前を変えてあります。
セントラル・シティ駅の正面に建つ、アメストリス国きっての名門高級ホテル。
その最上階の一室で、週に1度、秘密クラブのパーティが行われている。
会員は高級軍人や財界の大物など、この国でも指折りの名士たちばかりである。
それもそのはず、このクラブの主催者はこの国の主、クィーン・ブラッドレイ大総統その人なのだから。
このクラブへの入会を許されたということは、大総統から現在の、そして未来の地位を約束されたも同然なのである。
折りしも、今日はクラブの開催日。部屋の中央には主催者側から提供された女性達が並んでいる。
彼女達は、大総統の手によって雌奴隷に調教された女性軍人だ。もちろん、粒揃いの美女ばかりである。
全裸で両方の手首足首に革のベルトを嵌められ、首輪で鎖につながれて、狗のように四つん這いの姿で、主人を待っている。
各界の名士たちは、それぞれお気に入りの雌奴隷達の鎖を引いて、高級な酒や煙草を嗜みながら、雌奴隷達に奉仕をさせ始めた。
やがて、1人の女性が別室から姿を現した。
この国の厳守であり、このクラブの主催者でもある、クィーン・ブラッドレイである。
今年還暦を迎えようとする女性だが、その姿はまだまだ若々しく、老女という印象はまるでない。
背筋もしゃんと伸び、多少深い皺は刻まれているものの、肌にも張りがある。
何より、その眼光が違う。
猛禽のように相手を貫くその眼力は、まったく老いや衰えを感じさせない。
ブラッドレイが身に纏っているのは、いつもと変わらぬ軍服である。
だが、軍の制服である、青い軍服ではない。
まったく同じデザインの、黒革の軍服である。
丁寧になめされ、つややかな光を放つ黒革の軍服は、ブラッドレイ自身の黒髪とあいまって、強烈な威圧感を放っている。
会員達の、畏怖に見近い視線を受けながらブラッドレイは、左手に鞭を、右手に鎖を持って、それこそ女王のように毅然と胸を張って、部屋の中央へと進んで行く。
622 :
秘密倶楽部:04/11/30 08:38:57 ID:DKFHfqtF
鎖の先には、青い布を被せられたものがもぞもぞとうごめき、ブラッドレイの後をついて行く。
「やあ、諸君。今宵も愉しんでいるかね?」
そう、ブラッドレイが挨拶をすると、部屋中から拍手と歓声が上がる。
ひとしきり沸きあがった室内が収まると、ブラッドレイは手に持った鎖を引いて、意味ありげに笑う。
「今宵は新しい奴隷を紹介しよう。調教するのになかなかてこずってな。それだけに可愛くてならん。皆も、可愛がってやってくれ」
そう言って、青い布を跳ね上げる。と、場内がさらに沸きあがった。
そこにいたのは、ロイ子・マスタング大佐だった。
現在のアメストリス軍では大総統を除いて最も高い階級にある女性であり、また、女性軍人の中で1、2を争う美貌と肉体の持ち主でもある。
軍に関わる者ならば、彼女に好色な視線を投げかけたのも1度や2度ではないだろう。
色々と浮名を流す女性ではあるが、実際に彼女を射止めた者の名は聞かない、高嶺の花だ。
その、ロイ子・マスタング大佐が、他の雌奴隷達同様、全裸で両の手首足首にベルトを嵌められ、首輪に繋がれて四つん這いで佇んでいるのだ。
透けるような白い肌。両腕の間から重そうに揺れる、豊かなバスト。背中から腰へと、流れるようにまろやかなヒップライン。
分厚い軍服にかくされていた肢体のすべてが今、曝け出されているのだ。
まだ調教されて間もないのだろう。
恥ずかしそうに頬を染め、俯いているのが初々しい。
「どうした、顔を上げろ。お客様に挨拶をせんか」
そう、ブラッドレイに叱咤され、ロイ子はおずおずと顔を上げる。
羞恥に耳まで赤く染まり、黒い瞳を潤ませているのが嗜虐心をそそる。
「挨拶は、どうした?」
再び、叱咤の声が飛ぶ。
ロイ子は、一瞬すがるような目をブラッドレイに向けるが、唇を噛んでまた俯いてしまう。
とたんに、乾いた音が室内に響き渡った。
「ひっ・・・!」
ロイ子の白い背に、鞭が振り下ろされる。
「挨拶はどうした、と言っておるのだ。雌奴隷の分際で、客の前で私に恥をかかせるのか」
623 :
秘密倶楽部:04/11/30 08:39:50 ID:DKFHfqtF
何度も何度も室内に鞭の音が響き渡る。
鞭の痛みに転げまわり、逃げようとするロイ子の鎖を引いて、さらに鞭で追い回す。
「おっ・・・お許し・・・くださいっ・・・お許し・・・!」
ロイ子の謝罪の声を聞いて漸く鞭の音が止んだ。
「お客様に、挨拶だ」
「は・・・い」
鞭の痛みにぼろぼろと涙を零しながら、そう答えてロイ子は床に尻をついた。膝を立てて、ゆっくりと脚を開いていく。
むっちりと肉付きのいい白い太腿と、その奥にある花園に、客の視線が釘付けになる。
「は・・・初めまして・・・雌奴隷の・・・ロイ子・マスタングです・・・・・・大総統閣下に・・・調教して頂きました・・・・・・どうか・・・お見知りおき下さいませ・・・・・・」
「もっと奥まで、よく見てもらえ」
「は、はい・・・」
鞭が怖いのだろう。ロイ子は震えながら自らの女性器に両手を添えて、左右に割り開く。
「ふん、やはり濡れているな。本来なら人間は鞭で叩かれたら苦痛しか感じないものだ。それなのにお前はそれを、股を濡らすほどの快楽だと感じるのか?変態め!」
蔑むようなブラッドレイの言葉に、ロイ子はますます顔を赤くする。
白い肌に赤い鞭跡を浮かび上がらせ、羞恥と屈辱に頬を濡らしながら、花弁から蜜を溢れさせるロイ子の姿は、なんとも淫猥だ。
「さあ、今宵はお披露目記念だ。1番高くこの奴隷を競り落とした者に一晩この奴隷を与えよう。煮るなり焼くなり、好きにするといい。まずは1センズからだ」
最初の売値を安く設定するのも、奴隷の屈辱感を煽る手段の1つである。
だが、商品は、「あの」ロイ子・マスタングなのだ。見る見るうちに数十万、数百万と競り値が跳ね上がる。
ロイ子は最終的に、五千万という高値で競り落とされた。
競り落とした男は軍人で、ロイ子にも見覚えがある。新兵いびりで有名な男だ。
「おめでとう、これで一晩この奴隷は君のものだ」
「感謝いたします、閣下」
そう言って男は、ブラッドレイが差し出した鎖を、恭しく受け取る。
2人を見上げたままかだがたと震えていたロイ子だったが、ブラッドレイが男に鎖を預けて身を翻すと、火がついたようにわめき始めた。
「い、嫌です、ご主人様!ご主人様以外の人は、嫌です!」
「黙れ、雌犬!今日だけは、俺がご主人様だ!」
624 :
秘密倶楽部:04/11/30 08:41:39 ID:DKFHfqtF
そう言って男もまた、ロイ子に鞭を振り下ろす。
客の罵声とロイ子の悲鳴を聞きながら、ブラッドレイは自分の椅子に腰掛けた。
こうして、主人以外の者から責めを受けるのも、調教の1つなのだ。
また、衆人環視の中で陵辱される快楽も、教え込むことが出来る。
可愛い特別な奴隷だからこそ、手間をかけて調教してやらなくてはならない。
「・・・今夜の経験で、お前がどれほど成長するか・・・楽しみだよ・・・」
・・・酒と萌えの勢いだけで書いたら、統一感のない文章になっちまった・・・。
>>624 シュッ
(*´Д`) GJ!!
Σ⊂彡_,,..i'"':
|\`、: i'、
\\`_',..-i
\|_,..-┘ テイッシュを用意して続きをお待ちしてます。
>621GJ!
大総統子エロイよ!女王さま(;´Д`)ハァハァ
>621神
GJ!!
新しい萌えが生まれるな…(*´Д`)ハアハア
SM興味なかったのに大総統子につられて読んだら食わず嫌いだと判明しました(w
かなり今更だが
>66神
GJ!!
今ハボック関係書きにくいのに巧いなと思ったよ。
神の皆様
続き&新作お待ちしてます!全裸で。
>615
お前のルイ子×シグ子の濃厚な百合を待っているぞ
>617
それ、避難所見る限り職人の自作自演みたい。
スルーの方向でおながいするよ。荒れそうだしね。
>621
moeeeeeeeee!!
やっべ萌えた。クイーン・ブラッドレイって名前がまた(*・∀・)イイ!!
クイーンには一体何人の部下が食われたんだろうか
実際に食ったのはグラトニーだろ
>632
そういう意味の「食う」じゃないって分かってるくせにw
女体化スレ8にある(8月頃だ、今更だが続きでスマン)
>>262や
>>298の続き。ロイ子とリザほのぼの百合SS。すっかり流されるロイ子
すっと起き上がったロイ子は、リザ・ホークアイに軽く唇を重ねた。
数秒の軽いキス、常ならハボックという男の恋人にじゃれてやっているものだ。
それを今、リザに預けた。
驚いたように目を潤ませていた金髪の部下は、終始目を開けていた。
唇を離したロイ子が照れくさそうに頬を染めている。
「大佐…いいんですか?」
「…う、うむ…」
(女の子相手は、初めてなんだが・・・よくわからんが)
考え込むロイ子を置いた瞬間、リザは突拍子もないことを行ってきた。
「見て!大佐」
「…―――――――!」
彼女は…鷹の眼と称される誉れ高き狙撃手は予想外の行動を放ったのだ。
―――ぶちぶちと自ら、全裸の上に纏う…布とも言えぬ透明なべビードールを破って脱ぎ散らせてから…股を大きく開脚させたのだ。
一連のその動作を眼にしたロイ子は、ひっくり返って尻餅をついてから、裏声で驚愕した。
「ひっ!やっ、やめんか!」
「これが私です!」
見てくれといわんばかりに彼女は自身の最奥まで見えるかのように、開いた部分を主張してきた。
ロイ子は自分と同じ女体の…最も大切な部分を網膜に焼き付けて、記憶してしまったことで狼狽した。
すぐさま目をつぶって体を抱えて小さくなって、
「閉じ、…閉じなさい。なんてことをしてるんだ君は」
「いいえ、見て!見てください」
「よ、嫁入り前の女の子が、大股開きで見せるもんじゃない」
「大佐に見て欲しいの」
「と、とにかくやめたまえ」
どんなに隠せと伝えても、リザはまったく応じなかった。
しかし、見せるな隠せ、恥じらいはないのかと叫び、狼狽しながら…
ロイ子は不本意にも花園のことで頭が充填してくる
顔も耳も真っ赤になって熱があがっていくようだった。
――あれが、あれが女の形…うっすら透明な液があったような…
い、いやいや…そうじゃなくて
わ、私もあんな形なのか
あれが、膣の入り口で…
すっごいピンク色で…
「大佐、触って!」
「な、な…何を言ってるんだ君は」
M時のまま下肢を弄りながら、リザはロイ子に詰め寄りスキンシップがしたいと請うてきた。
「私、…大佐のおっぱい見てるだけでもう溢れちゃう」
「中尉、やめるんだ。あまりにいきなりすぎて、こんなのやばすぎだ」
「でも、でも…私はあなたに感じてるの!」
「や、だ…どうしたら…っ…」
迫る部下のあまりのショッキングな勢いに、
どう答えたらいいのかわからなくなったロイ子はふつふつと涙声になっていった。
「―――あの、大佐?」
「す、すま、ない…私は、…」
顔に手をやり、せっかく一生懸命に接してきているリザに、
本当にどうしたらいいのかわからなくて…
涙を流してしまう自分ですまないとロイ子は真剣な心情を訴えてしまった。
我に返ったリザは、大慌てでロイ子をなだめにかかろうとする。
「…っ…中尉、本当に、…すまない・・・…っう…」
「やだ、泣かないで。ごめんなさい大佐、私こそ」
「……っ」
「いきなりすぎてごめんなさい。夢中になったら私、自分が止められなくて」
ようやく股を閉じたリザは、落ち込んでうろたえたまま
涙するロイ子を両手で包み込んだ。
リザの全裸の姿はかわらないが、とりあえず開脚露呈の事態だけはようやく
穏やかに収められることとなる。
「大佐、本当にすみません。泣かないで下さい。変なこと口走って、ごめんなさい」
「う、ううん。謝ることじゃな…私こそ、だ」
「本当に、私、馬鹿でした」
なだめるようにかぶさるリザの両腕に囲まれて、ようやく落ち着いたロイ子はひとつ頭を振る。
そして小声で彼女はつぶやく。
「ち、違う…」
「…大佐?」
「ち、違うんだ。中尉はすごく綺麗で悪くない…私は、自分と…お、同じ
・・・か、形のものを見たのは初めてなので…お、驚いただけなんだ」
「いいえ、大佐…やっぱりいきなりモロ見せではじめようとしてた私が馬鹿なんです」
「だ、だけど――――あ、あんななのか…や、やはり女のあれに…
男はしゃぶりついてくるんだな」
「ええ、ハボック少尉は…大佐の胸だけでなくあそこをしゃぶるのも好きなのでしょうね」
「そ、そうか、ハボックはいつもあれをしゃぶってくるんだな。すごいなハボック…」
「うらやましいわ、ハボック少尉」
本来の男の恋人であるハボックのやっていたことに、ロイ子は改めて感心の言葉をあげてきた。
くすっと微笑んだリザは、ロイ子に…再度謝罪した。
そして、気を取り直して・・・恋人がいる彼女に迫る自身を、冷たくあしらおうとしないロイ子にもう一度彼女は好きだと伝えたのだ。
「私、わがままでごめんなさい・・・大佐」
美しい涙を零して自身をぎゅっと抱きしめるリザに、ロイ子はそっと両手を回した。
最初はうつむき加減になっていたロイ子だったが、そのままそっとリザの滑らかな肩に頬を重ねてみた。
目を泳がせながら、彼女は金髪の部下にこう言った。
「中尉、わ、私は…どうしたらいいかあんまり…だから、ちょっと一緒に寝てみるだけだ」
「はい」
「た、ただ単に一緒に寝るだけだぞ…そのうち君もこういうのに飽きるかもしれないし!」
「はい!」
女同士、何をどうするか…方法も扱いもわからない世界であることを、ロイ子はあまり口にだせなかった。
とにかく、穏やかに…できれば互いに気持ちよくなれることを目標にするとリザはうれしそうに述べていた。
「抱きしめていいですか?」
「あ、ああ」
――大佐、いつも大きな存在感のある人なのにこんなに可愛らしいなんて思ったことないわ
突拍子もない行動で最初に泣かせてしまったせいか、ロイ子の瞳は潤っている。
顔を真っ赤にして近くで触れ合っている上司の姿に、リザはいとおしさがこみ上げたためか、うっとりとしていった。
凛としていて端正な姿も、どこかぼおっとしていて間の抜けた仕草も落差があって好きだけど、
こんな風に戸惑ってるのは本当に意地らしくて素敵―――――
頬を染めて視線を流しているロイ子を見て、リザは彼女に近づき両手を広げた。
その時、リザの美しい胸の形を見て、改めてロイ子は顔を赤らめた。
うっすらと色づいた美しい彼女のふたつの果実、熟したようにその尖端はピンクに潤っている。
柔らかい肌のはりや、きめの細かさは本当に綺麗だが、ぴりぴりと突き出た乳首が淫らな感じだった。
「大佐、好き…」
「あ…――――――!」
正視できなくなった反動で、より下に落とした視線は、さらにリザの下半身を映してしまった。
布を介さない、裸身のすべてが目にはいる。
ほとんど裸とはいえ、自分は下を着用している。
だが相手はやはり全裸である。
ロイ子は先ほど、見せられたリザの局部を連鎖的に思い出してしまった。
ふとももに隠されたリザの三角地帯をロイ子の目はまざまざと写してしまった。
「……っ」
たまらなく動揺したロイ子は、それより強く目を瞑った。
女同士なのだから、…それにおおっぴろげに見せられた蕾も目にした今更、
女の裸なんかに動じるわけもないはずだった。
しかし、リザにどこか惹かれた今となっては、平静にはなりきれそうになかった。
ゆえに、彼女は心の中で言い訳する。
――だから、これはきっと可愛い妹とじゃれあってうようなもんだって
彼女らは向き合って座りなおした。
ロイ子はぎくしゃくした動作でろくに動いていない。
――寂しがってる妹だと思ったらいいんだ!ハボックと一度、姉弟プレイをしたことがある。だから似たようなもんだ…
内心でそう考えているうちに、柔らかい肌で密着したリザが自分を包んでくれた。
向き合ったロイ子は耳の近くにキスを受けながら、リザの背に再度、手を回した。
自分の肩にかかるリザの滑らかなブロンドが心地よい。
だが…中尉って本当にいい香りがして、安心する。
「大佐って暖かい。…私、幸せです」
そう言ってロイ子の髪を撫でながら、リザは上司の耳たぶをぱくんと噛んだ。
「ひっ・・・」
「猫がよくするんですよ。ハヤテ号も、小さいときに時々してきたの・・・」
「ど、動物が?」
「ええ、こうやって…お母さんのおっぱいを吸うみたいに」
ちゅうちゅうとリザがロイ子の耳を口に含み、しゃぶるようにしながら舌を転がした。
その反動でロイ子は背中の筋がぴんと張り詰めて、熱い波に浮かされてしまった。
ハボックにも、時々甘えるように同じことをされてはいたが、
彼はここまで小さな舌じゃないだけにリザの細かな動きが余計に体をおかしくさせてくる。
リザの今の舌の吸い方は初めての感触だった。
ようやく彼女が唇を離してくれたと思ったら、今度はうなじ、そして背面に向かって口づけを行われた。
「んっ…ぁう!」
ロイ子は噛み締めるように喘ぎをひとつもらしてしまった。
自分にこんなふうに触れてくる部下が女だという観念よりも、男の恋人が知らない弱い部分をここで発掘されたということにますます心臓が高鳴ったのだ。
リザは次第に上司の背後に回った。
そして指を銜えて、行く波を鎮めようとするロイ子の大きく、ふくよかな胸を両手で揉んでいった。
「やあぅ…あん」
愛する上官の背に自身の胸をくっつけながら、両手でロイ子の乳房を蹂躙していく。
「は、あ・・・あ、中尉…―――」
ロイ子がか細い声をあげながら、柔らかい手の動きにだんだんと大きな乳首で反応していく。
女の身体を知り尽くしているリザの愛撫は、
ロイ子がどこをどうすれば感じ入るのか的確だった。
リザがロイ子の太股に手を滑らせ、内股に向かってその指が走ろうとしたとき、
ロイ子は震える手でそれを制した。
「待て…そ、そこは…だ、駄目だ…」
「触っちゃ…駄目ですか?」
がくがくとしたロイ子の阻み手は、更なる覚悟にこらえようとしている感がいっぱいだった。
上司の蒸気した身体に自らの胸を擦り付けながら、リザは懇願するような声をあげて
ロイ子のうなじをぺろりと舐めた。
「あぅ…」
ずるっと力が抜けたロイ子の手が、進入しようとしているリザの手を許してしまう。
すっとリザの指がロイ子の秘孔に触れた。
「やぁ、ん」
「大佐のここ…ずっと触れてみたかったの」
「はあ・・・っ」
――なんでだ!中尉の手が、気持ちいい
「私、大佐のここを奏でてみたいです」
「ちょ、ちょっと―――ア…待って、くれ…」
「すごく濡れてるわ…」
ぎゅうぎゅうと大ぶりの果実を上官の背に押し当ている美しい狙撃手…
彼女の愛撫は、ロイ子からますます冷静な判断を流させていった。
続
乙!開脚リザタン吹いた…
坂上氏の家族愛のかたちは
弟も一緒に住むところとか
ロイがすべて受け入れているところとか、
初期のほうにあったのと似てて、
(もちろんネタかぶりとかパクリとかいうのではなく)
ひとつのかたちとして
そういうのがすごく好きだ。
〇_〇
( ・(ェ)・)
ゞ∽(l|*゚Д゚ノリ <おい、そこの新入り!ぬっくいコーヒー飲め!
/つ□▽つc□ ~~~
し―-J
エド子は、アルバイトをしていた。
愛する弟にクリスマスプレゼントを買うため、小さな体を生かして仔グマの着ぐるみに入り、
毎日、元気よくクリスマスケーキの予約チラシを配っているのだ。
そんなある日、30歳くらいの冴えない男がケーキ屋の下働きとしてやってきた。
何をやっても失敗ばかり。
今日も店主に叱られて、店の裏口の階段でしょんぼり座り込んでいる男の姿を見つけた。
エド子は、暖かいコーヒーを入れて、そぉっと男に近付いてこういった。
「失敗は、誰にでもあるよ。これを飲んで元気を出せ!」
男は驚いていたが、エド子が差し出したマグカップを受け取り、湯気をフーフー吹きながら、
コーヒーを飲んだ。
エド子も少しホッとして、男の横に座ってコーヒーを飲み始めた。
男の名前はロイ・マスタング。
焔を操る錬金術で、大切な人の為にケーキを焼こうと思い立ち、友達の紹介でこの店に来た
のだと言う。
「しかし、たかがケーキと思っていたら、これがまた、奥が深くてね」
「ふーん」
「私は、料理などしたことがないから、失敗ばかりで…」
「割った卵が入ったボウルをひっくり返すのって、料理の経験とか、関係ないんじゃない?」
「…(´・ω・`)」
「いいいや、でもさ、やった事がない事をやってみようなんて、偉いよ! うん!」
「お世辞はいい。どうせ私は無能なケーキ職人見習いだよ」
「いや、でもさ、最初から上手い人なんていないさ!大事なのはガッツだ!ガッツ!」
ほっぺたを真っ赤にしてそう言うエド子を見て、ロイはクスクスと笑い出した。
「何がおかしいんだよ!」
「いや、29にもなって、こんなにかわいい仔ぐまに励まされるなんて、思ってもみなかったよ」
「うっさい! オレだって好きでこんな恰好、してるんじゃないやい!」
「ほう」
「弟に、アルフォンスにクリスマスプレゼントを買ってやりたいんだ。だから、お金が必要なんだ」
「そうか。君の弟は幸せだな。こんなに小さくて優しいお姉さんがいて」
「小さいはよけいだ!!」
ふてくされるエド子の頭を、ロイの暖かくて大きな手が撫でた。
,, -‐ー-、
〃/llヘヘヾ
(`<_´*) <ありがとう、元気が出たよ。エド仔ぐまちゃん
c□ノ∩∩ノ)
そういうと、ロイは立ち上がった。
「じゃあ、もうひとがんばりしてくるか」
「ああ、今度はしくじるなよ!」
苦笑いして手を振ると、裏口から店の中へ姿を消した。
この何気ない出会いが、自分の運命を変える事になるとは、神ならぬ身のエド子には知るよしも
なかった。
2人分のマグカップを手に、元気よく立ち上がったエド子は、頬に冷たいものを感じ、空を見あげた。
「雪…?」
灰色の雲から、次から次へと白いものがふわふわと舞い降りてくる振ってくる。
「寒いと思ったら…そっか、もう、12月だもんな」
エド子は家で待つ弟の笑顔を思い浮かべながら、エド子は嬉しそうに目を細めた。
「さぁて、オレも、もうひとがんばりだ!」
店に戻り、マグカップをチラシに持ち帰ると、エド子は街へ飛び出した。
(・∀・)ラヴィ!
エド子はきぐるみちらし配りバイト似あうが
アルフォンスは株とかで稼いでそうだな…
アルホンスは部屋で姉のコラを作る傍らのネット株式で大儲けですが何か?
って>642のクマエド子萌え━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!!!
誰かケーキを作る裸エプロンのロイ子か
クマの気ぐるみを着たエド子のイラストを書いてくれ。
>642
めっちゃ和んだ
仕事中に読んでニヤケが止まらんかった(´∀`)
続きがあれば職人タソ、お願い。癒される
初なロイ子可愛いなあ。
でも開脚で迫られるのは、いくら中尉でも怖すぎw
ロイ子が可愛い・・・。
百合職人ありがとう
クマエド子、かあい…!
>653
お前最高だ!ぐっじょぶ!
>653
GJ!!!
職人さん帰って来てくれて嬉しいな。
GJ!!
他の職人さん達の作品もいつまでもお待ちしております。
百合職人(・∀・)GJ!!
モロ出しには萌えワロタ。
おお、神が降臨されてる…!!
百合神もほんわかクマ神もぶっかけロイ子神もGJ!!ノシ
,, -‐ー-、
〃/llヘヘヾ
'(l*`_ゝ′) <
>>653GJ!!何も言わずに私の寝所へ上がるといい
パンパン / _ ノ⌒⌒⌒`〜、_
ε( ̄⊂ //⌒ ノ ヽ) 」
⊂ニニニニニニニニニニニニニニニ⊃
>659
台詞の受け取り方によっては、ロイ×ロイ子だなw
うわっ、猛烈に見てみてぇ!!
>>660 何か妙に萌えるな。
>ロイ×ロイ子
エド×エド子とかどうよ。
そんな時の為の真理たん。
触手オプションも付いて金利手数料も
邪波ネット多価他でなら0円の御奉仕!
663 :
名無しさん@ピンキー:04/12/03 02:25:04 ID:S5lVlfTf
クイーン最高…。
是非とも続きを(*´Д`)/lァ/lァ
フレディ
大総統
こんな夜更けに、闇と風の中に馬を走らせるのはだろう。
それは父と子だ。父はおびえる子をひしと抱きかかえている。
父 「娘よ、なぜヤバイのだ」
子 「親父には真理が見えないのか?ヤバいよ。単位とかなくて、膨張している・・・」
父 「あれはアルフォンスの鎧20個分だ・・・」
真理 「かわいいお嬢さん、一緒においで。面白い遊びをしよう。チンコ触手がだんだん伸びていくし、トイレで緊縛の準備をして待っているよ。」
子 「父さん、父さんヤバイよ!きこえないのか。真理がオレになにかいうよ。」
父 「落ち着きなさい、そういうレベルじゃないよ。」
真理 「いい子だ、オレと一緒に行こう。オレの触手たちがもてなすよ。お前の穴という穴を引き伸ばし、壊れるまでイキまくりにするのだ。」
子 「父さん、父さん!まじでヤバイよ、マジヤバイ。あの超寒い約1ケルビンのところに真理の扉が!」
父 「見えるよ。だが、あれは最も遠くから到達する光だよ。」
真理「愛しているよ、お嬢さん。お前の美しい、無能熟女でも言わねぇエロ台詞がたまらない。バナナで釘を打つ暇もなくつれてゆく!」
子 「父さん、父さん!ヤバすぎるよ真理がオレをつかまえる!真理がオレを上手く扱えないから等価交換したり、肉奴隷にしたり手足もいだりする!」
父親はぎょっとして、宇宙での馬力がすごい馬を全力で走らせた。あえぐエド子を両腕に抱え、やっとの思いで館に着いた・・・
腕に抱えられたエド子は真理のヤバさをもっと知っていた。
シューベルト?
ワロタw
「魔王」だっけか?
>666
>父 「落ち着きなさい、そういうレベルじゃないよ。」
ワロタ。落ち着けるかっつーのw
魔王と宇宙ヤバイコピペのコラボだなW
GJ
ヤリマンエド子
パイパンエド子
キョヌーでムチムチなエド子もいいが
ヒンヌーでパイパンなエド子もいい
キョヌーでパイパンが最高
>666
ワラタ
キョヌーでヤリヤリなエド子もいいが、
ヒンヌーでパイパンなアル子も好きだ。
ヤリマンの癖に無能とだけはやらない実は純なエド子もいい。姉をガンガンやりつつ実は複雑な鬼畜アノレ様
無知なオボコエド子をしこんでいくのに萌える。
無垢なエド子に嘘ばかり教える鬼畜弟とか
いや無垢の弟に嘘ばかり吹き込むエド子も捨てがたい
>679
セクースは尻の穴に突っこむとか嘘を教えて
信じ込んだ弟に実行されてアナルを犯されるエド子萌え
無垢なロイ子に無垢な顔して嘘ばかり吹き込む淫乱エド子…
>681
そして試されry
嘘つき祭りはぁはぁ (;´Д`)
父→嘘→弟→嘘→エド子→嘘→ロイ子→嘘→セリム→嘘→クイーン・ブラットレイ子→嘘→エンドレス…
皆次の日起きたら鼻が天井まで伸びていましたとさ
>675
今ちょっと開眼しかけた…
ヒンヌーのアル子とはまた新しい気がするよ!
伸びるのはチンコだろ。引きずるほどに
(-д-) <まあなんだ、伸びたティムでロイ子が集中射撃されて欲しいんだが。
大総統セリ子はいっててえろくないけど、・・・
親父娘全部います。これが1作目(避難所から戻します)
ピアノ発表会のロビーで、音楽教室に通う生徒の保護者ら、
ヒューズ、ブラッドレイそしてホーエンハイムらは一同に会した。
出番の迫る緊張感を感じる娘らをよそに、我が子が一番だという主張を親父達は譲らなかった。
―――ヒューズは娘にピンクのフリルドレスを着せてその姿を自ら絶賛していた。
そして、両手で抱きあげ、高くかかげる。
「私の娘は妻に瓜二つの美人です。もう、むっちゃ可愛いでしょう?」
―――ブラッドレイはつぶさにあしらう。
「ふむ、だがありていな美人は幼女のころから平凡だと聞く」
―――ホーエンハイムは変化を望む。
「私の研究では、醜悪な幼女が思春期を迎えて発情するときがポイントです。
そこで、はじめて色づく女になるという進化こそが一番ではないかというのが自説でして!」
「誰が醜悪だっコラ!」
「いてっ、冗談だよエド子」
「俺がぶさいくだっていうのかてめえ?」
「違うよ、ぶさいくでも発情すればかわいくなるって」
「死ねやコラァ」
くだらない発言に、唯一娘に電動ノコギリで殺されかけたホーエンハイムはエド子に追いかけられてボコボコに砕かれた。
冷ややかな視線を送るブラッドレイは残るヒューズにこう諭す。
「君の娘の変化は時間軸に沿って正しく進むのだろうな。
成長した美少女が周りにちやほやされる姿が目に浮かぶよ」
「そう、周囲に美少女だと認識されすぎてて幼女の頃から美少女人生でまいっちゃうよなあ、エリシアちゃん」
「パパァ〜、髭痛い、口臭い」
すりすりと抱きかかえた娘にほお擦り視ながら、ブラドッレイの冷静な視線をよそに、
ヒューズはのろけをしゃべりまくる。
「可愛すぎてあったりまえで、埋もれちゃうんですよね」
「そうか、ではやはり私の勝ちだ」
「はあ?」
ブラッドレイは、セリ子に目配せし、持たせていた水筒を皆の前でごくごくと飲み干させた。
すると、セリ子は少女からむくむくと変化して、
「あらためてこんにちは皆様。セリ子です。成長促進剤で15歳の体になりました」
「おお、幼女激変ではないか!」
すぐさま反応したホーエンハイムはエド子に再びタコ殴りにされていく。
「セリ子、ドレスが良く似合うよ。見積もったつもりだったが、少しサイズが小さかったかな?」
「お父様、大丈夫です、夜に戻ったら胸もへっこみますから」
もとから、かなりぶかぶかのドレスだと思っていた一同はようやくセリ子の衣装の謎に納得した。
だが、ただ一人…飛びついた。
「ちょっと君、その胸は本物かな?ドキドキ、おじさんに触らしてくれない?」
「あの、…きゃあ」
「おお、くまさんパンツ、やっぱ食い込んでるぞ」
セリ子のスカートをめくったホーエンハイムは、続いてほんわりと膨らんだセリ子の胸をわしづかむ。
「いやん」
「かわいいおっぱいだあ、ちゃんと膨らんでるねえ」
「きゃあん」
さわさわと揉みしだいて興奮していたホーエンハイムは、そこでハンマーによって後頭部をエド子に殴られる。
失神する直前、ホーエンハイムは泡を吹きながら
「エド、子…負けるな、胸が小さいくらいで」
一発、そこで最後の一撃を食らったホーエンハイムはエド子に思い切りよくしばかれた。
しかし彼女の父親の手は、最後までエド子のスカートをめくろうとあがいていた。
エド子は、発表会の出番までに廃棄物処理場と臓器バンクに親父を捨てに行ったため、すこし送れて演奏に入った。
そして彼女はそこで別れの曲を見事に奏でたという。
ブラッドレイは、セリ子がやはり一番だったが、熱の入ったすばらしい演奏だったとエド子に拍手を送っていた。
「あっぱれあっぱれ」
「エド子さん輝いていました!僕、尊敬しちゃうなあ」
終演後、ロビーの隅でブラッドレイとセリ子にそう告げられたエド子は、女体盛りを施された焔の錬金術師の記念品をそこで進呈された。
そして、この父娘がホテルに直帰していく姿を見送り、記念品に話しかける。
だが、記念品は先につぶやく。
「鋼の、何も言うな」
「風邪ひかない?」
記念品は寒空の下、盛られた刺身の鮮度を遅さぬように冷いまま放置されていたらしい。
あの父娘の使用済みを進呈されたエド子は、
「しょうがねえなあ、ひきとるよ」
くしゅんとくしゃみをもよおして凍えている女体盛りにコートをかけた。
記念品はうれしそうにわかめ汁をたらしてエド子に抱きつく。
そして二人は新たな姉妹として幸せに暮らしていったいう。
記念品ワロタ!
ワカメ汁には吹いた!
良い仕事をしてるなおまえさん。
続いて今日投下しようと思っていた2作目。いろんな親父。フレディセリ子含有
豪奢なスイートルームに直帰した彼ら、キング・ブラッドレイとその養女、
セリ子は夕食をたらふくたいらげた後も上機嫌でいた。
何より、本日の娘のピアノ発表会の出来の素晴らしさに、ブラッドレイは感嘆し、
その酔いもなかなかさめずにいたので、
「それでは、私が褒美に歓びの気持ちを作ってやろう」
「お父様?」
きょとんとした娘はいつのまにか、スイートルームに設置されてるステージング装置にぎょっとした。
だが、やがて彼女は父親のこれから行われる動作に期待感をつのらせていく。
そう・・・おもむろに、マイクスタンドを担ぎ上げたブラッドレイは熱唱し始めたのだ。
「お父様すごい!これはあの『伝説のチャンピオン』ではないですか」
「ばか者っ、私はフレディだ!」
「フレディ、・・・輝いてます!」
セリ子はうっとりとしながら父親の歌いっぷりに感嘆の声をあげていた。
披露が終わると、酒の一気飲みをした自称フレディはセリ子に向かって据わった目つきで、
「形から入らねばすっきりせん」
と言い残し、大っぴらに上着をはぎとりホムンクルスの衣装に着替え、ポマードで乱れた髪を整えた。
「では行くぞ」
「はい、お父さっ・・・いえフレディ!」
今度は『キラー・クイーン』を熱唱しだした父親に、絶叫しながらセリ子は涙を流し、感動していた。
「さすがに寄る年波には勝てぬかな、息があがる」
筋肉質でがっちりした体格の風貌を持つ男ではあるものの、独唱後、
ぜえぜえとスタンドに寄りかかっていた父は自重気味につぶやいた。
あまりに激しい振り付けで歌ったせいなのだろうか、自称フレディは少々、
疲労を感じつつあったのだ。
肩を揺らして呼吸するフレディに詰め寄り、セリ子は無邪気に更なる感嘆の声をあげる。
「お父様、いえフレディ!最高の贈り物です。僕、本当に幸せです」
「そうか、お前の前で歌ったのは初めてなので緊張したぞ。だが、本当の褒美はまだあるのだ。
あれを鋼の錬金術師にやったので、替えのものを用意しておいた」
「え、本当ですか?」
「ああ、今度はそれほど巨乳ではない。それに少々煙草臭い」
「格闘系ですか?」
「覆面プレイに向いておろうな」
2週間後、アル子のバイオリン発表会に集った一同は再びロビーで娘自慢を行っていた。
――ヒューズは、負けじと大はしゃぎでいた。
「うちの超美少女エリシアちゃんはバイオリンも弾けるようになったんですよ。
ピアノも弾けてバイオリンもできるだなんて、まさに才色兼備な娘で困っちゃうなあ」
――ブラッドレイは吐き捨てる。とうとう彼はホムンクルスの衣装でここに来て…
「下手の横好きというのがあろう。専門教育を施したので、セリ子は今度、
国際コンクールジュニア部門のソリスト候補になったよ」
――かつての記念品は無言でいた。
なぜ、この場に面しなければならないのかと、ばつの悪そうな表情をし、顔を終始曇らせる。
だが、つきそいのエド子に腕でつつかれ、
「あの、大総統閣下…お伺いしたいことがあるのですが」
「誰だね君は?」
すっかり服を着込んで、盛られていない平時の姿のロイ子に初対面であるかのように
フレディは訝しげな顔で答えた。
「…エルリック姉妹の付き添いです…」
そこでセリ子がぽんと自らの手を叩く。
「お父様、あの方ですよ。焔の女体盛りの方ですよ」
「ああ、あの刺身のぬるいわかめ汁…ホーエンハイムの姿が無いと思えば君が今日の保護者役かね」
「は、はい…」
「それで、聞きたいことというのは?」
「実は、私の部下の一人が行方不明でして」
「ほお」
そ知らぬふりのフレディは、記念品でも楽しみにしていたまえと言い残して、
わが子を20歳ほどの美女に変化させてからその場を去った。
エド子は、楽器ケースを持ち震え、出番待ちで落ち着かないアル子を見やり、
「大丈夫か?」
「駄目、姉さん、代わりに弾いてよ」
「思いっきり失敗してこい」
「そんな、酷い…僕、上手くないのに発表会なんて無理に決まってるよ」
「記念品だけはもらってくるなよ」
父を除く、貧乏音楽一家でこれ以上エンゲル係数が逼迫するのはごめんだと呟きながら…
かつての焔の女体盛りにエド子は目をやった。
黒髪の彼女は、
「ハボ子…どこへ行ったのだ」
いなくなった部下を嘆いていた。
だが、その時、控え室から悲鳴が聞こえる。
悲鳴の詳細は以下のとうり
『いやあ、やめてえ』
『おお、ペンギンパンツ』
『きゃああ』
『おじさん感激だ!二十歳の美女だなんて、素晴らしい。
こないだよりも大きくなったんだねえ、エド子なんていくらもんでもまな板なのに、
君のおっぱいはプリンプリンだ』
『やあん』
『ちょっとだけ、お願い!おじさんに挿れさせてくれないかな?』
このタイミングの良さといい、その悲鳴をあげた主といい…
不快になったエド子は、かつての焔の女体盛りに問いかけられる。
「鋼の、本当に臓器バンクにやったのか?」
「全摘して売っぱらったよ。結構な金になったのにな」
「廃棄された破片とか、その細胞から再生したのでは?」
「ミトコンドリアからでも帰ってくるとは予想してなかったさ」
アル子は不安げな眼差しで、平然と交わす二人の会話にびくびくしていた。
「姉さん、それって父さんのこと?」
「違ぇよ、親父は旅に出たんだよ。ちょっと病気でな」
「そっか、そうだよね。父さん、病弱なのに研究で忙しいもんね。
僕らの音楽活動で家計をいつか支えていけたらいいのになあ」
アル子は、父が不治の病を治す研究の旅に出ているというエド子の虚言を、子供の頃から信じている。
このように、何を聞かれても、エド子はどこまでもシラを切りとおしているのだ。
その時、つんざくような大声が響いた。
「追い出されちゃったよ、エド子ぉお――――――――――――!!!!」
エド子は、アル子と焔の錬金術師を、舞台袖への扉を開けてすぐに隠した。
そして突進してくるホーエンハイムにガトリング砲の照準を合わせる。
「くたばれ糞親父」
「パパだよ―――――――――――会いたかった、ぐはあっ」
下半身を露出したまま接近してきたホーエンハイムの腹に、エド子は見事命中させた。
その頃、ロイ子が舞台端で素っ裸のまま火噴きショーを催して、
観客の視線と男性客の下半身を盛んにさせながら、アル子の演奏を盛り立てた。
ロイ子のバックアップの甲斐あって、アル子は、チューリップの花を3時間かけて演奏することができた。
アル子の演奏中、エド子はホーエンハイムと格闘していた。
終盤、鷹の眼先生といわれる男前の音楽講師に、手榴弾を100個ほど貰い受けたので、
彼女は親父の体の全ての穴からつめるだけつめて爆発させた。
そして通りがかった弁当屋のグラトニーに食べてもいいかと聞かれたので、
「ラストの乳をもませてくれたら食わせてやる」
と言って彼の情婦のラストを一揉みして、彼女にやはり舌打ちした。
ラストは顔をかしげて、
「なんなの?」
「でかいなあ」
妙に納得したように肩を落としたエド子は、さっさと食えとグラトニーに破片を渡して去っていった。
とぼとぼと歩いていく途中、舞台照明と小道具の係りのグリー-子とエン子を見かけたので、
彼女らの乳も揉んでみたが、やはり同じ思いでむなしくなっていった。
それと同じ頃、アル子の演奏があまりに長すぎたため、
控え室で鍵をかけて娘とでてこなかったフレディとセリ子であった。
だが、順番がきたと呼び出されて1時間ほどしてからようやくでてきた。
父親は、すっきりした顔で扉を開けて娘を行けと元気づける。
そしてどこか腰のあたりをもじもじとさせながら、
運動でもしたかのように蒸気した体をかかえて辛そうにセリ子は舞台に立っていった。
しかし、娘の演奏後、ゲリラライブを始めたフレディはそこで5時間ほどマイクを離さなかったという。
終演後、リザ男に挨拶をして帰ろうとすると、フレディ父娘にアル子は呼び止められた。
「うむ、少し喉がかすれたな」
「お父様が一番輝いていましたしね」
「2番目はセリ子、お前だ。そして3番目にすばらしかったのは」
ばっと向けた視線の先、しわがれ声のフレディはアル子をマイクで指摘した。
「え、僕?なんで?」
素晴らしいと賞賛した乱れ髪のフレディとセリ子は、
「奇をてらった最高の演奏だった。姉と同じく、君もすばらしい才能を秘めておる。
是非とも、わが国軍に来るが良い!」
「アル子さん、お上手でした。焔のチューリップなんて初めて聞きました。僕、感動して濡れちゃった」
「これこれセリ子、お前は演奏を途中までしか聞いていなかったじゃないか、あわてんぼうめ」
「あん、だってお父様が・・・」
いちゃいちゃと指で互いをつつきあって乳繰り合った父娘は、
アル子に記念品を進呈してそのままバカンスに出かけたという。
進呈された記念品は、目隠しと猿ぐつわをかけられ、全身を麻縄で緊縛されてもがいていた。
バイオリンケースを落としかけたアル子は、目玉をでかくさせて後ずさるが
背後から手を引かれる。
そして、アル子の目を覆い、
「見ては駄目。精神衛生上、良くありません」
「鷹の眼先生、今の何?」
彼は、不潔なものでも避けるかのようにひっついてきた記念品をひきはがしてやった。
泣き崩れる記念品は、はがれた目隠しより見えた所から、犬のような目でアル子にすがっていたのだ。
リザ男はひっついてきた記念品から驚いているアル子を再び取りはがしてやる。
「お願い、拾って!」
こんな体じゃお嫁に行けないとむせび泣くハボ子に、
リザ男はクロロホルムを嗅がせて黙らせる。
その時、長丁場の火噴きの後、へとへとになっていた所をそのへんの男達に
乱暴されていたロイ子を助けにいったエド子が戻ってきた。
アル子は、リザ男に離れなさい言われてもと第二の記念品に手をかけて離さない様子であった。
それを見たエド子が
「ダメだぞ、うちじゃあもう余裕ないんだからな」
「でも、でも・・・姉さん、かわいそうだよ」
犯されてぼろぼろの格好でいたロイ子がのろのろと歩み寄り、
「ハボ子、どうしてここに!」
おいおいとロイ子は素っ裸で緊縛プレイのハボ子に泣き崩れる。
エド子はそれを見やり、
「あいつだけで手いっぱいだ!さっきだって、助けるのに手間がかかってしょうがねえっ」
「でも、ロイ子さんのおかげで僕はちゃんと演奏できたんだよ」
「火しか吹けないじゃないか」
「火吹くだけでもたいしたもんだよ!」
「どうせその記念品だって、あの父娘の使用済みだろ?」
「そんな言い方酷いよ」
言い合いになった頃、リザ男が二人を仲裁した。
「わかりました。私がひきとります」
そして、彼は楽器ケースから銃を取り出し、ハボ子の縄を撃ち解いてやった。
「ハボ子、ハボ子!目を覚ましたのか?」
「ロイ子大佐ぁ・・・」
がたがたと失禁しながら、数発の銃弾によって恐怖で目を覚ましたハボ子はロイ子にしがみつく。
しかし、すぐさま直帰のリザ男によってひきさかれる。
「うちの躾は厳しいので覚悟なさい」
そう言われて、アル子とロイ子に向けて涙を流しながら、ハボ子はずるずると連れて行かれた。
「ハボ子ぉ・・・幸せになるんだぞ!」
ロイ子は名残惜しそうに彼女を見送った。
アル子も一生懸命に別れの手を振り続けた。
その後、鷹の目先生から赤ちゃんが誕生しましたという葉書が来たという。
おわり・・・また親父が増えてしまったよ
めっさわらかして貰った乙カレー
GJ、笑いが止まらないんですが…もう全てに
ぬお!リザ男がなにげに鬼畜ですな!
我輩感動ぅうんん!!!
リザ男による躾の詳細をきぼんぬ。
アル子の態度は間違いなく猫かぶりだな
自治オバアル子厨ウザ。避難所から出てくるなよ
>704
構うなってあれ程言ったのにお前…本当に大丈夫か?
ほら、立てるか?寝るな!こんな雪山で寝たら死ぬぞ!
衛生兵来てくれ!電気あんかと過熱用糧食持って来い!
△ <はぁーい!
/ ●\
□
/ \
>704が荒らしだろ。
>707
すごく………いいです
>>642,643のつづき
そして、あっという間に二週間が過ぎた。
日に日に寒さはつのり、街は白い綿帽子に包まれている。
「ふぃ〜! さむっ! さむッ!」
手袋をはずし、エド子が更衣室に飛び込んできた。
「お疲れさま。暖かいコーヒーを淹れておいたよ」
手袋を腋に挟み、ロイが差し出したマグカップをエド子は両手で受け取る。
「ありがとう! うわッ、熱ッ!!」
熱いコーヒーで舌を火傷し、慌てて口を放して舌を出す。
「大丈夫か。ちょっと見せて見ろ」
「ふえ?」
軽く顎を掴まれ、あげるともなしに目線をあげると、ロイの顔が近付いてくる。
エド子は慌てて首を振って、ロイの手を振り払った。
「ななな、何するんだよ!」
「火傷の具合を見ようとしただけだが? …はぁん」
真っ赤になっているエド子に、ロイはニヤリと笑ってみせた。
「なんだよ!」
「いや…。見かけは小さなクマだけど、エド仔グマも女の子ってことか」
「小さい言うな! それから、やらしい言い方すんな!」
「私は、エロ親父だからね」
「自分で言ってりゃ世話ねえぜ」
「この間、君がそう言ったんじゃないか」
「オレが着換えてるの見たからだろ!」
「あれは偶発的な事故だ。私だって、どうせ見るならボインの方がいい」
「どうせ、オレはツルペタだよ! 悪かったな!」
「じゃあ、がんばって、牛乳のまなきゃな」
頭に乗せられた手を振り払いエド子は、顔を真っ赤にして噛みつく。
「白濁した牛の分泌液なんか飲めるか!」
「じゃあ、何の分泌液ならいいんだ?」
「何でも、分泌液なんか飲まないつの!」
「そいつは残念だ」
肩をすくめるロイを睨みつけながら、「ガキ扱いしやがって」と小さな声で呟いた。
昨日の夕方、夕飯の買い物をした返り、エド子は見てしまったのだ。
ロイが女性とカフェに入っていくのを。
彼女は背が高く、スタイルもいい。長い金色の髪を一つにまとめ、凛とした横顔も美しい。
彼女と彼女の肩を抱いてエスコートするロイは、誰が見ても恋人同士に見えるだろう。
クマの着ぐるみを着てチラシを配るチビでツルペタな自分とは、格が違う。
ロイが、彼女のわがままを聞いて、ケーキを作ってあげたくなるのも、無理はない。
「オレだって、胸…あるのに…」
得体の知れない寂しさに、エド子は小さな胸を抱きしめた。
「さてと、落ち込んでる暇があったら、仕事仕事!」
今も、あの女性の事を聞きたいと思いながら、言い出せない。
もし、恋人だと言われたら、泣いてしまうかもしれないから。
来週になれば、クリスマスも終わり、エド子のバイトも終わってしまう。
ロイもクリスマスでこの店をやめると言っている。
クリスマスが終われば、弟と二人ぼっちの暮らしが始まる。
「クリスマスケーキの予約締め切りが迫ってまぁす! よろしくおねがいします!」
差し出したケーキのチラシを受け取った男は、くしゃくしゃと丸めて道に捨てた。
「ねえ、ママ、今年は去年より大きなケーキを作ってよ!」
背後で、小さな子供の声がした。
立ちつくすエド子の脇を、手を繋いだ母子が通り過ぎていった。
白一色に染まった冬の街で、エド子はなすすべもなく立ちつくす。
風に吹かれて、捨てられたケーキのチラシが仔グマの足にすり寄ってくる。
小さなクマは、丸めて捨てられ、濡れて弱くなったチラシの皺を丁寧に広げながら、カサカサに荒れた唇を噛みしめた。
規制かな?支援しとく。
801アル子厨もオバ厨もウザ。オバアル子厨は職人なんだろ。自治オバが書いてると思うと吐気がするからもうアル子はスレに投下禁止な
俺も支援。
続き待ってるよー
クリスマス、季節物ですね。
タイムリーで、とてもいい感じです!
続きをお待ちしています。
おお!このスレにはもうサンタが来たのか。神々G・J!
サンタさん、良い子にしてるのでエド子の使用済みパンツが欲しいです。
氏んでくらさい
くまエド子神グッジョブ
エド子可愛いよ(*´Д`)ハァハァ
>675>685
自作自演乙!皆スルーしてたのにね!
くまエド子はパンツもくまですか(*´Д`)ハァハァ
>709、710グッジョブ!
俺だったらエド子からもらったチラシを捨てたりなんかしないゾー(つД`)
722 :
名無しさん@ピンキー:04/12/04 20:01:47 ID:Y8PnAZVe
オバアル子厨
723 :
名無しさん@ピンキー:04/12/04 20:02:04 ID:Y8PnAZVe
オバアル子厨
724 :
名無しさん@ピンキー:04/12/04 20:02:18 ID:Y8PnAZVe
オバアル子厨
725 :
名無しさん@ピンキー:04/12/04 20:02:31 ID:Y8PnAZVe
オバアル子厨
726 :
名無しさん@ピンキー:04/12/04 20:02:40 ID:Y8PnAZVe
オバアル子厨
727 :
名無しさん@ピンキー:04/12/04 20:02:52 ID:Y8PnAZVe
オバアル子厨
728 :
名無しさん@ピンキー:04/12/04 20:03:06 ID:Y8PnAZVe
オバアル子厨
729 :
名無しさん@ピンキー:04/12/04 20:03:21 ID:Y8PnAZVe
オバアル子厨
730 :
名無しさん@ピンキー:04/12/04 20:03:32 ID:Y8PnAZVe
オバアル子厨
>721
むしろ家に持ち帰って額に飾る。
>720
いちごぱんつの上に熊のアップリケの付いた毛糸パンツだと思われ
エド子がパンツなんか履いていると思うなよ
>733
>733
うっかりエンター押しちまった。
ノーパンでピチピチ皮パンか?萌えるな。
アレの削除依頼が出ているのでレスアンカーは控えめに
>フレディの神
キタ━(゜∀゜)━!!!!
GJ!!
お待ちしてましたよ!
ワロタ!!
>クマエド子の神
相変わらずエド子可愛い!!(*´∀`*)
GJ!!
どちらも続編楽しみにしてます!
仔クマエド子…文末が思わずマッチ売りの少女を思い出してなんだか泣けて来た(つД`)
是非ハッピーエンドにしてくれ。頼む。
>739
見れない、見れないよッ!!ママン……(TДT)
>741
キター!!!!!
エド子サンタの褌をまくり上げて極太蝋燭突っ込んで火を付けて潮で消させたい!
>赤褌神
シングルベラーの俺の所まで出張に来て下さい
おながいします…おながいします…
エロ可愛いサンタっ娘、ミレターーー!!*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
巨大靴下に隠れ、隙をついて襲い掛かってしまいたい・・・。
、vMノz
「ノl/WYゝ
(´・ω・`) サンタサンイナカッタヨ…
(∩ ∩)
ちょっと遅かったな。乳をしっかり目に焼き付けたぞ
図書館で調べものを終え、夕食の買い物をして家に帰ると、大きな鎧がいきなり抱きついてきた。
「無事だったんだね、姉さん!」
「うわぁ、なんだよ、アル!?」
「今さっき、ラジオで姉さんの店がある通り近くの交差点で、爆破事件があったって言ってたんだ!」
「まじかよ」
「姉さんが帰ってくる時間でしょ? もう、心臓止まるかと思ったよ」
「いつだ?」
「夕方の五時半頃」
「オレが店を出たのは五時だ。タッチの差だな」
「そうなの? でも、とにかくびっくりしたよ」
「しかし、この辺りの物騒になってきたな」
「姉さん、送り迎えしようか? ボク、硬いから、何かあっても盾くらいにはなれるよ?」
アルはコンコンッと自分の鎧の胸を叩いて見せた。
アルがこんな体になったのは、エド子がアルを人体錬成に誘ったからだ。
術が失敗し、何とか魂だけは救うことができたが、アルは肉体をなくした。
この街に出てきたのは、アルの体を元に戻す為だったが、ほとんど、手がかりというほどのものは掴めていない。
図書館でも、本当に見たい資料は扉の向こう。
国家錬金術師という肩書きがなければ、見せてはもらえない。
だが、己の力を、軍の利益にのみ使う国家錬金術師になるという事は、「錬金術師よ、大衆の為にあれ」という錬金術師の原則に反する。
それでも、何の情報も得られず、親が残した貯金を食いつぶし、アルバイトの収入で日々をしのいでいくだけで精一杯の生活よりは、マシではないか?
鎧姿のアルを見あげ、エド子は決断の時が迫っているのを感じていた。
「いいよ、お前と歩いてると目立つから、逆に標的にされそうだ」
「そお? でも、気をつけてよ。姉さんがいなくなったら、ボク、本当に一人になっちゃうんだからね」
「わかってるよ。んっ? いい匂いがするな」
「ああ、シチューを作ったんだ。姉さん、好きでしょ? 味見してみて」
「大丈夫か?」
「何言ってるんだよ。錬金術は台所から始まったって言う説もあるんだよ。ボクを誰だとおもってるの?」
「はいはい、鎧の錬金術師様」
笑いながらエド子はダルマストーブの上にある胴鍋の蓋を取ってみた。
白い湯気と共に、美味しそうなシチューの香りが室内に広がる。
おたまですくって味見をすると、思った以上に美味しかった。
一気に食欲が湧いてきて、早速、スープ皿によそって、買ってきたパンと一緒にテーブルに運ぶ。
「どう、姉さん」
「ああ、美味いよ。どこかのケーキ見習いとは較べものにならねえな」
「そうそう、ロイさん。今日はどうだった?」
「ああ、この忙しいのに卵白混ぜる機械が壊れてさ、ずっと卵白混ぜさせられてたみたい」
「へー」
「修理は二〜三日かかるらしい。あいつ、しばらくは筋肉痛だぜ、あれ。卵白をメレンゲするのって、結構、力いるからな」
厨房で白衣を袖まくりし、一所懸命に卵を混ぜているロイの姿を思い返し、エド子はクスクス笑った。
「そういえば、お母さんがいた頃、ケーキを作るときは、必ず、姉さんが卵を混ぜてたよね」
「そういうアルは、つまみ食い専門だったけどな」
「うん、苺を食べて、姉さんに叱られた」
「そうだな。オレも、今年のクリスマスは、久しぶりにケーキでも焼いてみるかなぁ」
「ここ、オーブンないけどね」
「それもそうだな」
「今年は、姉さんのお店のケーキでいいよ。美味しいんでしょ? 買ってきてよ」
「うーん、そうだな。店長に頼んでみるか」
「わーい! 楽しみだな」
そうは言ってもアルフォンスはケーキを食べることができない。
そんなアルが、何故、食べることができないケーキを欲しがるのか、エド子にはわからなかった。
ふと見ると、今朝はなかったクリスマスツリーが置いてある。
「アル、あのツリー…」
「暇だから作ってみたんだ。クリスマスっぽいでしょ? あっ、そうだ。姉さん、後で一番上のお星様つけてよ」
「えっ?」
「てっぺんのお星様をつけるの。姉さんの係でしょ?」
子供の頃、ツリーのてっぺんに飾る星を巡って、姉弟喧嘩になった時だ。
いつもは何でも弟に譲れという両親が、星を飾る係はお姉ちゃんの役目だと言って、エド子のわがままをきいてくれた。
忙しくて、そんな些細なことさえ忘れていた。
「おまえ、まだ、そんな事、おぼえてたんだ…」
「えっ?」
「いや、なんでもない。ようっし、星でもケーキでも、姉ちゃんがなんとかしてやる! まかせとけ!」
胸を叩いたエド子の脳裏に、彼女の肩を抱くロイの姿が過ぎった。
多くを望んではいけない…。
多くを望んだ結果が、今の自分とアルフォンスの姿なのだ。
失いかけた家族がそばにいて、今年もつつがなくクリスマスを迎える事ができる。
多くを望んではいけない。
エド子は自分に言い聞かせた。
乙!なんだか泣ける、メリクリくまエド子ですね。
国家錬金術師になるのはいいけれど、くまでなくなるのは悲しいな…。
ロイは爆破事件に巻き込まれていたりはしないのでしょうか?
>>750 >ロイは爆破事件に巻き込まれていたりはしないのでしょうか?
は?
>「今さっき、ラジオで姉さんの店がある通り近くの交差点で、爆破事件があったって言ってたんだ!」
大佐はメレンゲ作ってたらしい。巻き込まれる可能性は充分あるだろ?
巻き込まれてるといいな、じゃなくて巻き込まれてないといいな、って意味だろ。
そう目くじら立てなさんな。
ハボックはもっと酷い目にあうための伏線。
間違いないk。
ごめ…誤爆……!
>754-755
ワロタ。
| ゚Д゚)ノ こんばんは。坂上です。
ロイエド子 坂上 本日のIDなどでNG設定お願いします。
「あ、あひっ い、いや、いっ …………も、もう、いっ、あぁっ」
「いくのか? 一緒にいこう、もう少し我慢してくれ」
「あぁ、あ、早く、あぁん! もぅ、いっ 早く、もう、だめ……っ」
もう嫌だ、痛い、早く終われ。本当はそう言いたい。
喘いではいるが、喜んでなんかいない、ただ痛くて辛いだけ。あんたは気付いてないけれど。
濡れてるからだろう? 今日は最初から、すごく濡れてただろう?
当然だ、潤滑剤を入れてきた。始めが少しでも痛くないように。
痛がってりゃ、そのうち嫌でも濡れてくる。そうなるまでの痛みが、少しでも軽減するように。
今さら痛むだなんて思ってもみなかった、それなのに、最近はすごく痛い。
あんたのものが大きくなったわけでも、俺のが狭まったわけでもないだろうけど。
ちっとも気持ちよくない。ただの異物感と、中をかき回される不快感と、のしかかる圧迫感。
あとは、ただただ痛いだけ。
あの日以来、あんたとのセックスが苦痛でたまらない。
あの日は、ちょっとそんな気分じゃなかった。体が少しだるかったし。
忙しいあんたが、無理に時間を割いて会ってくれているのは、よく理解している。
だからこそ、たかだか数十分のセックスで燃え尽きて終わらせたくなかった。
ずっと、眠りに落ちるぎりぎりまでお互いを感じていたかったから、セックスを拒んだ。
あんたは態度にこそ出さなかったけど、明らかに落胆して、不機嫌になっていった。
セックスなんかしなくても、俺がいればそれだけでいい、とは思ってくれないのか。
俺は単なる捌け口か。セックスしなきゃ、俺と会う意味さえないのか。
そう思ったらいたたまれなくなって、コートを引っ付かんで部屋を飛び出した。
758 :
757-2:04/12/05 22:44:37 ID:DrnqIcn6
家に駆け込むと、今夜は帰らないと言って出てきたから、アルが目を丸くして驚いた。
訳を話すと、アルは言葉を選びつつも、あいつに同情を寄せて暗に俺を批難した。
せっかく時間が取れたんだろうに、あんまり我がまま言ってると、会えなくなっても知らないと。
俺が悪いのか。セックスを拒んだのが、そんなに悪いのか。
所詮は他人のあいつに言われたならまだしも、アルに言われたのがどうにも堪えた。
そのまま、呼び止めるアルの声も無視して家を飛び出す。
無我夢中で走っていると駅に出た。どこでもいい、遠くへ行きたい。
ちょうど、東へと向かう列車が数分後に発車する。切符を買ってホームへ急いだ。
最終便、人はまばらだった。席に座り、次第に街の灯りが遠ざかるのを見送った。
イーストシティで宿を取って、夜が明けてから故郷へと戻る。
ばっちゃんの顔を見て行こうかとも思ったが、おそらくアルから連絡が入っているだろう。
あいつの顔もアルの顔も思い出したくない、ばっちゃんに余計な心配はかけたくない。
だから、自分からは誰にも会いにはいかないことにした。ただひとり、母さんを除いて。
墓の前まで来て、手ぶらだったことに気付く。花くらい、買ってくればよかった。
母さん、俺が悪いのかな。セックスは、久々に会う恋人同士だったら当然するべき行為なのかな。
拒んだ俺が変なのかな、あいつに対する愛情が足らないのかな。
愛してるからこそ、精一杯、あいつの愛情に応えてきたつもりだったのに。
俺、どうするべきだったんだろう。母さん、教えてよ。
涙がぼたぼた落ちていくのも放っておいて、しばらく泣いた。
泣きながら、これまでの事が頭の中で再生されて、はたと気が付いた。
あいつの愛情に応えてきたというけれど、俺は明確な何かを返しているだろうか。
あいつは今まで、いろんな形で支えてきてくれた。軍人として、大人として、男として。
俺が返せるものといったら、女として、できる限りのものを差し出すくらいのことしか。
なのに、こんな見た目じゃ飾りになれない、こんな性格じゃ癒しになれない。
せめて求められることを素直に受け入れればいいのに、それもしてこなかった。
あんな服は着ない、こんな下着は付けないと、要求を拒むことの方が多かった。
759 :
757-3:04/12/05 22:45:38 ID:DrnqIcn6
それに、俺のせいで、あいつは親友を失った。
敵はどのみち国の転覆を狙っていたから、俺に関与せずとも、いずれはそうなったかもしれない。
あいつはそう言ってなぐさめてくれたけれど、やっぱり俺のせいだ。
俺は、あいつに何をどう詫びればいい? 何をどう償えば、あいつが失ったものを補填できる?
そんなものはどこにもない、何をしたって償いきれない。
俺のせいだ、俺が悪い。やっぱり、俺が悪いんだ。俺には拒否権なんかなかったんだ。
せめて、求められることすべてに応じること、それが俺にできる精一杯の償い。
あいつが今まで俺のために支払ってきた代価に応じるためには、それくらいのことはしなければ。
愛されているからと思い上がっていた、対等でいようとしていた。
対等じゃだめだ、俺は本来、あいつの奴隷にでもならないと割の合わない話なんだ。
あいつの要求は、何ひとつ拒んじゃいけない。それが俺のあるべき姿だ。
自分のなすべきことが理解できたから、急いで駅へ向かった。
イーストシティ経由でセントラルへ向かう列車があるが、待ち時間が結構ある。
焦っても仕方がないので、ベンチに座ってこれからのことを考える。
とりあえず、謝ろう。そして今後は、求められたら絶対拒まず、すべて受け入れる。
だって俺はあいつの奴隷でいなきゃ。
やっと来た列車に乗り込んで、家路につく。丸二日は留守にしていた、アルが心配しているだろう。
体がだるい、きっと夕べ、よく眠れなかったせいだ。
家に帰ると、アルが駆け寄って抱きしめてきた。何も聞かず、ただ心配したとだけ告げた。
ろくに眠っていないらしい、真っ赤に充血した目をしている。
悪かったと言うと、僕の方こそごめんと言う。姉さんは何も悪くないよと、笑顔を見せた。
アルもそうだ、俺がそそのかしたせいで体を失った。幸運にも、どうにか元の体に戻れたけれど。
俺たちが元の体に戻ることが、巻き込んでしまった人たちに対するせめてもの償いと思ってきたが。
こうして体が戻った今、これで償いが済んだとは、とうてい思えない。
アルは何も悪くない、すべての元凶は俺にある。だから、償いも俺ひとりの問題だ。
求められるなら、差し出さなければ。牛乳を飲むこと以外なら、俺は何でもしよう。
760 :
757-4:04/12/05 22:46:28 ID:DrnqIcn6
アルから連絡されたのか、すぐにあいつが電話を入れてきた。心配していたと叱られた。
この間の埋め合わせをしたいから会いたいと言うと、3日後を指定されて、電話を切った。
何が何でも会わないと。あいつが買った下着を付けて、服を着て、靴を履いて。
俺に、そういう姿であって欲しいんだろうから。
最近はなぜか、最初からあいつの部屋で会うことが多い。前は外で食事をしてから、ここへ来ていた。
渡されている鍵で中へ入って、あとはひたすら待つ。前なら勝手に風呂を済ませておくところだが。
せっかく着てきたんだから見てもらおうと思ってのことだが、それにしても遅い。
なんだかだるくなってきた、少し横になろう。
デンにじゃれ付かれている夢を見ていて、目を開けると、いつの間にか帰ってきて上に乗っている。
服は着たままだったが、下着はすべて取り払われていた。付けていたところを見てもらえたなら良い。
そのまま指が太股の間を這い始めた、いつもならそれだけで濡れてくるのに。
今日はその気配がない、濡れてこない。謝らなきゃと思って、緊張しているからだろうか。
摘まれても擦られても痛いだけ。とにかく謝ってすっきりしよう、すっきりすれば気持ちよくなるはず。
この前はごめんと言ってはみたが、気にしてないよの一言で済まされてしまった。
それなのに、まだ気持ちよくならない。濡れてこないのがわかるのか、脚を広げられて顔を寄せてくる。
風呂に入っていないのに。以前なら蹴り飛ばしてでも逃れて風呂に直行したけれど。
やりたいようにすればいい、俺は決して逆らわない。
舐めてもらえれば、さすがに濡れるだろうし。指で弄られると、クチュクチュと音がしてきた。
これならと思ったが、濡れたのは入り口だけだったようで、入れられる時から痛かった。
こんなに痛いのは久しぶり。まるで初めてした時のような、割かれる痛みが中に響く。
痛い、痛い、とにかく痛い。耐えるのに必死で、引きつったような悲鳴が喉から漏れる。
痛みに喘いでいると、気持ちいいかと見当違いなことを聞いてくる。
気持ちよくて出る喘ぎ声と、今の悲鳴との区別も付かないのか。男なんて、そんなものか。
761 :
757-5:04/12/05 22:47:48 ID:DrnqIcn6
痛みのせいで頭の中がどんどん冷えていく。こいつ、結構まぬけな顔して腰振ってるんだな。
今までは快感で、こっちがそれどころじゃなかった。こんな顔、初めてゆっくり見る。
痛みで感覚が麻痺してきたころ、ひときわ強く奥を突いた腰が静止した。良かった、やっと終わる。
濡れた音と共に収められていたものを引き抜かれ、目尻を指で拭われた。痛みのせいで涙が出たか。
そういう優しさを見せながら、ふいと背を向けてしまう。理由はわかるけれど、空しい。
今は特に。やっぱり単なる捌け口なのだと、思い知らされているようで。
俺がいいと逝ってくれた、俺を選んでくれたけれど、それはより具合の良い捌け口を選んだだけ。
愛情というよりは、体への愛着なんだろう。俺という個性は、結局どうでもいいんだろう。
でも、こっちからは、もう何も求めない。今まで充分受け取った、これからは返していくんだ。
だって奴隷には愛も優しさも必要ない。要望と命令さえあればいい。
表面上はあくまでこれまでと変わりなく、心づもりは奴隷のように。何も求めない、何も拒まない。
これからは、そうして接していこう。それがせめてもの俺の償いであり、精一杯の愛情だ。
あんたのことは、今までどおり好きだよ。ひどく空しいけど、それで嫌いになれるわけじゃない。
| ´Д`)ノシ 続きます。今年中に終わらせたいなと。
坂上氏キタ━(゚w゚)━(w゚ )━(゚ )━( )━( )━( ゚)━( ゚w)━(゚w゚)━ !!
リアルタイムで遭遇したのは初めてだ……GJです!
>牛乳を飲むこと以外なら、俺は何でもしよう
ここにワロタ
乙
切ないな…激しく続き期待してます
乙です!
あんま時間おいてなくて投下ですみませんが
無能ハボ子。暗めの話ですが、前編。(鬼畜な無能はいっててスマン)
彼女は私の言うことならなんでも聞くと思ってた。
「悪いな」
だから私は、適当に謝った。
切れ切れに落ちた床の上のハボ子の髪・・・
さほど長いわけじゃない。肩につくかどうかも無いくらいだ。
でも、ぱらぱらと伸びた長さが気に入らないから私は、はさみでぞんざいに切り落としてやった。
報告書の山を執務室で整理していたホークアイ中尉は、私のやったことに驚きの表情でいる。
上官の横暴だと叫び、抗議しだすのではないかと思ったが、
ハボ子は中尉に大丈夫だから先に帰宅してくれと笑って伝えていた。
しぶしぶ、中尉は引き下がり明日からの出張に向けての書類を持って帰宅していった。
部屋に残った私とハボ子は。しばらく無言のままだった。
「それ、貸してください」
はさみを受け取り、何をするのかと思えば…
私が切った片方だけでなく残った片方もハボ子は続いて切り落とした。
ジャキジャキと無造作にはさみを入れる彼女の手は、どこか少し震えている。
「これでいいッスか…?」
「落ちてる髪の毛、片付けとけ」
「ハイ」
伸ばすだなんて、君はいつからそんな女らしくなってたんだ。
軍規にあるだろう、肩にかかるのはまとめてこいというものが。
長いと首を絞められるし、機械や装具にはさまって邪魔なんだよ。
女性の軍人の髪型を否定するわけじゃあない。
だが、不必要に見える女の要素はいらんのだ。
ほうきで片付けだしたハボ子を置いて、私は先に出て行った。
廊下を歩いていると、鋭い眼をした男にかちあう。
「やあ中尉、まだ帰ってなかったのか?」
「迂闊なことをしてすみませんでした」
なんだ、やっぱりわかってるじゃないか
朝、談話室でホークアイ中尉がハボ子の髪を触っていたのを、通りがかった私は見ていた。
中尉はただ、ハボ子の耳のあたりについた埃をはらっていただけだ。
なのに彼女ときたら、
黄色の髪に指を絡められた途端、ハボ子は少々、照れたように嬉しそうな顔をしてたんだ。
私の腕の中では見せたこともない表情だったんだ。
あの顔が、酷く勘に触った。
だから、執務室に呼びつけてさっきみたいな行動をしてしまった。
本当に、うっとうしい。
ハボ子のことで頭を回すだなんて私はどうかしている。
女なんて腐るほど遊んでいるし、どんな色香も私にとっては食事や
風呂にはいるのと同じ程度だ。
私の冷たさをなじる女もいるし、かといって余計に甘えて必死に追いかけてくる女もいる。
どれも大して味のあるものじゃなかった。
大体、ムードがどうのこうの、贈り物がどうのこうのとうるさい女も多かったし、
彼女らの金切り声に食傷気味でもある。
だから、男と遊んで大いに恋愛していると、派手な評判のハボ子なら、
もっと後腐れなくすっきりやれると思って手をだした。
はっきり言って、あれは狗だから、体目当てと言っていい。
上司の命令ならとハボ子は笑って、苦々しげに私の家に来たものの存外、
媚態はさらけださなかった。
むしろ、あまり感じまいとして泣き出す始末でたちが悪い思いをした。
最中に泣くのは何故かと、嫌味を言うと、私は健気な一面に出くわした。
この頃は、彼・・・この眼前の、私の副官と付き合いだしていたというのだから驚きつつ、納得したものだ。
「で、抗議するのか?どこかへ訴えるのかね?」
「いいえ、特に何も」
ホークアイ中尉とて、私の女性に対するだらしなさは知っている。
職務遂行上、漁色家としてのプライベートな面は公務には無関係なので
彼は黙認しているし何も咎めはしない。
だが、ハボ子のことはどう思っているのか…これに関しての彼は、得体が知れない。
私がハボ子に横槍みたいに手をだしているのは知ってるくせに、何を言うわけでもない。
どうせ、今夜だって君ら二人は隠れて落ち合い、私のした行為を種に慰めあうんではないのか?
考えるとむかむかしてきた。
私は、その晩ヒューズと久しぶりに再会し、祝杯の意味も込めて、
なじみのバーで一杯ひっかけた。
「お前、噂悪いって」
「放っておいてくれ」
「火遊びもほどほどにしとけよ」
私の女遊びのばかばかしさを、久々に揶揄した親友は、冗談交じりに口を動かしている。
内容がいつもと違うなと思っているのに、向こうはそうは思っていないようだった。
こいつと語り合うことといえば、仕事の愚痴がほとんどなんだが、妙に今日は私につっかかってくる。
しかし、いつもなら自分の娘ののろけ話でうんざりして、
私のほうが耳を塞ぐくらいなのに、聞いてて飽きない。
「支えてくれる人間を一人でも多く―――――――」
判っているさ。それは愛すべき女とか、甘ったるいものじゃない。
私が征服したいこの国のトップの座への盟友、仲間だ。
なんだかやけにこいつは、この頃私を心配してくれる。
妻子持ちで身を固めた親友…、
一方でお前ほど守るべき存在を持たず、独身だからこそ、
より自由に戦える私はそれに誓いを強めて構える。
「ヒューズ、私は進む。だからお前は」
そこで私は言葉を制された。
家族に満たされて、幸せになれと言おうとした私の台詞をとっくに察知しているみたいだ。
「“だから”じゃなくて、お前さんも、いつか自分で手に入れろ」
「わかっているさ、国のことだろう?」
「そうじゃなくてなあ」
わかってないなと愚痴ったヒューズは、別れ際、ひらひらと手を振って帰っていった。
ヒューズと別れてから1時間、私は何を思ったのか…
昼間のこともあって、なかなか酔いが醒めなかった。
そしてそのまま、とんでもない深夜の時間帯にハボ子の家におしかけてしまった。
「た、大佐…」
「意外かね?私が来るのが」
中尉がいるのかと問うと、ハボ子は強く否定した。
眠そうな顔で、寝巻き姿ででてきたハボ子は、酔っ払いの私に帰れとは願わなかった。
玄関先で私は強引にキスをした。
どんな女もこれで落ちるし、愛されてると錯覚する。
君もうまく騙されたまえ
「っ……」
「寂しいだろう、明日から中尉が出張でいないもんだから」
「あっ…ぃ、や…」
綺麗な形をした彼女の胸をつまんで、弄った。
服を剥いて、寝室のベッドに押し進んで強くハボ子を倒してやる。
「…っ…あん」
「本当に、体だけは淫乱だな」
「ん、ぅ…!」
舌で乳首を噛んで、彼女の下半身を露わにしてやった。
「アァッ…ヒッ…」
愛撫とも言えない、早く突っ込んでやりたいだけの欲望のみで
私はさっさと彼女の中を開かせてやる。
「面倒だな、中でだしたい」
最低なことを呟いてしまった私は、ハボ子の後ろに指を進ませた。
「あっ。やだって…大佐、そっちは…ヤメッ…テ…くれって」
嫌がるハボ子が縮れた声をだしていたので、私は彼女の体を押さえつけた。
そして、それほど使い込まれていないであろう後ろの秘孔を、ローションで緩ませて愛撫した。
「嫌…それ、だけは…」
煽るね、君は…男の虐ぶりたいという心情を…
彼女の腰を持ち上げて、私は彼女に獣のような格好をさせた。
そして、悲痛な喘ぎと共に、恥ずかしがって嫌がる彼女を抱いていった。
このベッドに連れ込んで、幾度か中尉とやってたんだろう、そう問うと彼女はびくびくと肩を揺らす。
ゆるゆると彼女の中を私は無遠慮に犯していく。
「あっ、や…あ、痛、いって…大、佐…っ――――」
「雌狗…――きちんと腰を振りたまえ」
「ヒャァ、あん…」
中で火でも秘めたかのようにハボ子は呻き、つぶさに訪れる快楽をこらえては啼いていた。
蠢きの繰り返しで君は泣いて、私は肉欲を貪り、彼女の中で全て吐き出す。
「うぁ、あっ…!」
やがて、屈辱的な姿勢で気を失った彼女を、私はそれでも…
もてあそぶかのようにいつまでも抱いていた。
泣いてるし、痛いからやめて欲しいとハボ子は懇願していたが、
波のように降りる快感であえいでいたのを私は逆手にとって蹂躙した。
涙とか、痛々しい姿とか…すでに見慣れたと思ったのに、
月夜に反射して横たわる彼女の泣きはらした頬は酷く私を責め立てた。
「ハボ子…」
呼んでも返事がなかった。当たり前のことなのだ。
私のやった行為で、彼女は既に失神している。
「…言えるものか、この私が」
ぐだぐだと女々しい感情で眩暈がした。
自分で自分の頭を抱えて考え込んだ後、私はハボ子にキスをしてしまうこととなる。
もういい加減に認めなければ、自分がおかしくなりそうだ。
見下ろしたハボ子、ベッドに沈む温かい体…柔らかくて美しいその姿―――
好きなんだ
私は彼女が…
独りでいるよりも、君を想うほうが恐ろしい。
不安定なまま、私はこれまで前進してきたのだ。
本心では、女一人におさまって、守って行けるほどの甲斐性を持つのが煩わしい。
軍命とはいえ、殺人もしたし、危ない橋も何度も渡ったのでまっとうな男じゃない。
鷹の眼と称される彼もそうだ。
人並みに幸福を勝ち取ろうとは露ほどにも思っていないと以前、一言漏らしていた。
だからその分、親友が幸福になればどこかでバランスが取れると納得してたんだ。
不幸になりたくてそう思ってるんじゃないし、
そんな愚考で酔えるほど私は満足したいとも思ってない。
ただ、誰かにそんな自分を知られるのが嫌で、
みっともなくて汚いと感じられるのが恐いのだ。
そのとき、どんな顔をされるのかと思うと…自分がひたすら
――その10日後、私はヒューズの訃報に直面する。
それでは、、、
>無能ハボ子神
乙です!後編も楽しみにしてます。
無能とハボ子は幸せになれるのだろうか…。
お、乙ー!!
ハボ子好きなんで嬉しい。
鷹の目とでも無能とでもいいから幸せになってくれると良いなぁ。
今日は切ない祭りか?
神々よGJ!!!!1!!!!
坂上氏乙!いつもと違う感じで新鮮だ
無能ハボ子キタキタキタ―!雄前大好きハァハァ…
神!!GJ!!
避難所落ちた
坂上氏のも無能ハボ子神のもやるせないなぁ…・゚・(ノД`)・゚・
本当に切ない祭りだね。GJ!
せつなさみだれうち゜゜(´□`。)°゜。
>無能ハボ
いいなーコレ
続き待ってます
短い話を投下。
肉体的にはエドワードヒュー子で、精神的には近親相姦なので注意が必要。
しかもエドワードは複数の女と関係がある悪い子。
目の前の女は、バックから激しく突き上げられるのが好みらしい。
「はっ…はっ…ああん…いっふっ…ふぁあああ!」
エドワードは小さな体を精一杯動かし、安産型のおしりを掴みながら
抜き差しを繰り返すと、やっとのことでヒュー子はイッた。
そのまま気絶してベットに倒れ込んでしまったので、エドワードは
やれやれとシーツを一枚抜き取って羽織り、窓際へと移動する。
喚起のために窓を少しだけ開けると穏やかな日差しと風が舞い込んで
頬をかすめて行く。
そう、今は真っ昼間なのだ。
己の荷物から煙草を取り出すと一本銜え、センスの良いジッポで火を付ける。
煙草は、旅立つ前にハボ子少尉の部屋からいただいてきたもので、ジッポは
大総統ブラットレイ子からの贈り物だ。
もちろん二人とも彼の女である。
フーと吸い込んだ煙を器用にドーナツ型にしてみたりして遊び、キツイ煙草にも
もう慣れてしまった。
火のついたままの煙草を、近くにあった花瓶の水に浸す。
「そんなことしてると只のお子様に見えるのにな。
おまえのテクは、本当に凄いから驚きだ。まったくどこで覚えてくんだか…
まぁ最愛の人って言ったらそりゃグレイシ雄なんだが、SEXだけなら
おまえさんのが上かもな」
ベットに寝転がったまま、肘で頭を支えている中佐殿はニヤニヤと笑っている。
たった今まで気絶していたくせに。
「そりゃどーも。満足いただけたのなら良い情報をくれるんだろ?ちゅーさ!」
無邪気な笑顔を浮かべてベットに擦り寄っていけば、ずっしりと重い茶封筒を
差し出されたので受け取ろうと手を出すが、すっと引っ込められてしまった。
「でも今日のプレイは、ちょっとばかり手抜きだっただろ?この前、ロイ子に
聞いたのと同じだったしな」
どうやらこの親友達は、ベットの中のことまで報告し合っているらしい。
迂闊だったと思わず舌打ちすれば、ヒュー子が封筒をサイドテーブルに置く。
これが欲しかったらもう一回戦しろということだろう。
彼女の体に覆い被さり、全身への愛撫を開始。
大きな胸と乳首は、子供を産んで育てているせいだろうか。
腰のくびれは残念ながら少し崩れてしまっている。
ロイ子は引き締まっているが、エドワードはヒュー子のラインの方が好みだった。
「おまえも一生懸命だねぇ。そんなに妹が大切ってことか?」
ああ、アル子は大切な妹だ。
必ず元の姿に戻してやるさ。
でも…
ヒュー子の乳房にしゃぶり付きながら、エドワードが想う人は只一人。
最愛の人………かあさん………
いつか必ず取り戻してやる。
終わり
クマエド子キタ━━━━(・∀・)━━━!!!!!!
おおー!まさかオチがそうくるとは!
このどんでん返しがすごい!
クマエド子、GJ!
何が良いって、エド子がクマにぱっくんwされているように見えるところが
うお、神々がこんなにきてた皆GJ
>>770 なんていいとこで前編終わりなんだよ
まじ強烈インパクトであんた眩しすぎるよ
全裸ネクタイでティッシュ待機で待ってます・・・
>788
これはいい乳と尻ですな!
GJ!
>781-782
ヒュー子初めて見た。GJ!
テクニシャンで悪い子なエドいいな…(*´∀`)
>781
ここは新境地が開けるスレですね。
エドヒュー子GJ!
個人的に経産婦によく見られる隙がある体つきって好きだハァハァ
経産婦。これだけでなんとエロいことか。
色気無しぱんつエド子
tp://akm.cx/2d/img/8974.jpg
>793
うお、すげー可愛いエド子!
>793
GJ!!です。
めちゃめちゃ可愛いっす。
浮気がお嫌いな方はスルー推奨。
ロイ×ハボ子前提ヒューズ×ハボ子
でもロイ×ハボ子(多分)
**
今日の軍部は夜だというのに賑やかだ。
何と言っても賑やかなのがヒューズ中佐。
とにかくよく喋る。
この人とはあんまり会った事なかったんだが、初対面でも絶対気後れしないタイプ…
つか、エリシアちゃんとグレイシアさんの写真見せられてめっちゃ自慢された。
既に何枚か持たされた。どうしようこの写真。
ついでにとっとと嫁に行けなんて…余計なお世話だ。
そしてその次に今、目の前で繰り広げられている騒ぎ。
「はっはっは!鋼の〜♪」
「うっぎゃ〜〜!!だから大佐やめろって!!」
「姉さん待ってよ!大佐もからかうの止めて下さい〜!」
因みに上からロ…いや、嬉しそうなマスタング大佐、
嫌がるエド子の大将、健気にも姉を庇おうとする鎧の弟君だ。
796 :
795:04/12/07 02:02:52 ID:H1fQ9qCN
はぁ、なんでこんな日に中尉がいないんだろう。
大将が女だとわかってからのマスタング大佐は…意地悪だ。
明らかにからかっている。
背後から抱きしめてみたり恥かしい台詞を臆面もなく言ってみたり、
と、とにかく口説きまくってる。大将「で」遊びまくってる。
……俺にはあんまり言ってくれないのに。そりゃ俺は遊ばれたいわけではないんスけどね。
いつもは行きすぎると中尉が「セクハラです」とかって大将を庇ってくれるんだけど。
今日は俺がするしかないのかなぁ。
あー一応、解っては、いるんです。
ヤキモチだって事は。
でも一応あの人…マスタング大佐は俺と付き合ってるんですよ?
あん時には確かに俺に向かって「好きだ」って言いましたよね?
つか、俺あんなに口説かれた事ないっスよ?
それなのに目の前で他の女を口説くか、普通?
あ。なんか腹立ってきた。
「なぁ」
トントン、と肩を叩かれる。
ヒューズ中佐だ。
いかんいかん、滞在中の世話係も任命されたんだっけ。
「あの3人、どっか行っちゃったみたいだけど」
「え?」
見ると司令室はもぬけの殻。
仕事の山も、もちろんそのまま。
「…行っちゃいましたね」
だいぶ一人の世界に入っていたらしく、廊下にも既に
エルリック姉弟とマスタング大佐の気配すらみつからない。
うわー中尉に明日怒られるかも。
……どうせ怒られるなら今日の仕事はもう終りにしよう。
夕食は軍の食堂で済ませたし。
797 :
795:04/12/07 02:03:42 ID:H1fQ9qCN
「残されたもの同士、飲みにでも行きますか?」
ヒューズ中佐は「う〜ん」とちょっと考える仕草をして。
直後、後ろに変な感触が来た。
「いや、どうせなら俺はこっちの方がいいなぁ」
これ、尻、撫でられてる…よな?
「…お前やっぱいいケツしてんなぁ」
軍服の後スリットの間からヒューズの手が忍びこむ。
なんか呆然としてる間にめっちゃ尻揉まれてるんスけど。
「初めて見た時からいいケツしてるなーって思っててさ」
マジで?いや喜ぶな!褒められてるけど褒められてない!
そういう場合じゃあ、ない。
こ、こういう時はどうするんだっけ?
でも、こんな事された事ないし。
…痴漢とか遭わないしな。
「なぁ、抵抗しないって事は合意でいい?」
うわちょっと待って!それ無し!ギブギブ!!
ビックリして顔赤くなってんじゃないか?俺。
取り敢えず、距離をとって笑ってごまかしてしまおう。
「いやはは。ビックリするじゃないですか。冗談はやめましょうよ」
無理矢理笑ったから口の端が引きつってるなぁ。
「あはははは。そうだよな。こんな所で言われても困るよな」
ばしばしと背中を叩かれ、しばらく二人で笑い合い、乾いた笑いが廊下に響いた。
冗談、だよな?うん。
798 :
795:04/12/07 02:04:31 ID:H1fQ9qCN
「で、今夜はどこに泊まればいい?」
おおっと、そうだった滞在中の世話係っと。
「今夜はマスタング大佐が帰ってくるかわからないので…」
帰ってくるかわからない、か。
あ、なんか落ちこんできた。
そーいや大将と一緒に消えたんだっけ。
鎧の弟君が居るから変な事にはならないだろうけど…
って!変な事ってなんだ?
「もしもーし?」
ヒューズ中佐が目の前で手を振ってる。
「大丈夫か?」
心配そうに顔を覗きこんでくる。
ああ、いい人だな。一人自分の世界に入った俺の事まで心配してる。
家ではきっといいお父さんなんだろう。
気を取りなおして近くの宿泊施設を思い描こうとする俺に、
「ロイが帰って来ないんなら近場でいいや。仮眠室かどっか空いてる?」
なんか気が利くなぁ。ホントにいい人だなぁ。
「近くの軍施設の宿もお取りできますが」
「あー別にいいって…そんなに遠くに行ったらロイにわかんないしな」
「はい?」
いやなんか後半はあまり聞こえなかったけど、
「いーや?何でも」
にかっと笑われる。とそれ以上聞いてはダメな気がする。
…大佐と何か約束でもしてるんですかね??
799 :
795:04/12/07 02:05:24 ID:H1fQ9qCN
「んじゃ、こっちの部屋を使ってください。中央からの荷物は運び込み済みです」
一応マスタング大佐の執務室に近い、ちょっと大きめの部屋にした。
中佐希望のデカイベッドにシャワールーム、洗面所、トイレ完備。
簡単なホテル並みの設備ぐらい軍にもあるのだ。
部屋の備品のストックもチェック。タオルも在るし。
「すげー風呂が白一色!」
「備品チェック、済みです。」
何か変なものとかないですね?前の人の忘れ物とかも、無し。
「チェック完了です。
じゃ、滞在中はヒューズ中佐の部屋として取って置きますから」
ではおやすみなさーいと出て行こうとした肩が後ろから掴まれる。
「少尉、さっきの続きはお願い出来ないかな?」
さっきの続き?
はい?
…って、もしかして?
「いやーはっはっは。またまたご冗談を」
ばしばしと肩を叩く。
「え?いや、本気だよ?」
あれ?マジで目が怖いかも?本気モード?
えええ―――?!危機再び?
ふと気付けばヒューズ中佐と向かい合って抱き合ってるような体勢にっ!
「こっちの方は大分ご無沙汰なんでな」
今の俺の危機的状況。
さっき風呂場のチェックしたときに上着脱いだ。後ろのヒラヒラも邪魔だったからとった。
今の俺は上はアンダーの黒Tシャツに、下は軍部ズボン。編み上げブーツ、か。
ズボンの上から尻を撫でまわされる。時に揉まれる。
「あーやっぱこの尻がいいわ。硬すぎず柔らかすぎず…」
腰をしっかりと捕まえられているので尻の刺激から身をかわそうとすると
中佐の体に自分の結構な質量の胸が押し付けられる。
胸を当てないようにしようとすると尻が。
ていうか、コレはヤバイだろう?
800 :
795:04/12/07 02:05:58 ID:H1fQ9qCN
実力行使で逃げる!!
抱きしめられたまま思いっきり
ごすっ!
頭突き。
いたたたた。
いや、痛かったけどヒューズ中佐の手は離れた。
接近戦はコレに限るな。
え?
ヒューズ中佐?
うっわ、モロ倒れてる!!倒れてる!?
ちょっと女としてはここで放置して出て行った方がいいのはいくらなんでも解る。
でも、ロイ…じゃなかった。マスタング大佐の友人で、階級が一回りは上の佐官。
放っておくのは軍人としてマズいでしょう。
「よいしょっと」
お姫様抱っこでベッドに運ぶ。
多少乱暴に放ったのは意地悪です。すみません。
「では、失礼します」
敬礼して、その場を去ろうとドアの方を向いた。
801 :
795:04/12/07 02:07:01 ID:H1fQ9qCN
―――背後に気配を感じた時には遅すぎた。
腕を掴まれ、布団の中に引き摺り込まれる。
組み伏せられる。
「お前、肉弾戦強いってロイが言ってたの忘れてたよ」
布団の中でそういって笑うヒューズ中佐。
「デスクワーク専門、じゃなかったんですか?」
「いや、一応軍人だし。体くらい鍛えてるよ?
因みに投げナイフも得意。体感してみる?」
**
すいません、今日はここ迄。ノシ
乙〜! ヒューズの思惑が気になります。
にしても、ロイはひどい男だという希ガス。
乙!!
めっさ萌えた。ハボ子可愛いよハボ子。
>802
きっとあれが大佐「らしさ」なんだろう。
是非ハボ子を横から掻っ攫われて欲しいもんだw
私は嫌いです
エド子可愛いよ
職人さんGJ
>>747-749の続き
翌日、エド子は更衣室で休憩を取りながら、溜息をついていた。
ロイはまだ泡立てマシン代わりにこき使われている。
だが、今日は顔を会わせなくて済んで、正直ホッとしていた。
「まさか、あいつが…」
朝、出勤途中の事だ。
足を止め、湿気で疼く左足をさすっていると、ロイが交差点の横断歩道を渡っていくのが目に入った。
店とは逆方向に歩いている。
「よかった。あいつ、無事だったんだ」
残業で八時頃まで居残りと言ってたから、大丈夫だとは思っていたが、実際に無事を確認して、エド子はホッとした。
「けど、どこに行くつもりだ? 遅刻すると、また店長に叱られるぞ」
舌打ちをして後を追うと、ロイは一旦足を止め、辺りを見回して細い裏路地へと入って行った。
「…なんだ?」
いつにないロイの怪しい行動に、コソコソと後を付けていく。
「まさか、彼女がいるのに、浮気してるんじゃねえだろうな」
物陰に隠れながらつけていくと、革ジャン姿にサングラス、銜え煙草の男がロイに声をかけて来た。
そばに近付きながら、じっと聞き耳をたてていると、切れ切れに「次の爆破予告」だの「アジトの場所」だの物騒な言葉が聞こえてくる。
「あのケーキ屋の付近は、広場に面していて、絶好の爆破ポジションだからな」
というロイの声がした。
今まで、見たこともない厳しい横顔に、エド子は息を飲んだ。
人違いだ。
ロイはドジでスケベで世話のかかるおっさんだが、人を殺すような男ではない。
顔や背格好や着ているコートが似ているだけの別人に違いない。
「しかし、司令官が直々に現場付近で張り込んでるってのはどうかと」
「年末で人が足りないのだから仕方がない。例のテディ・ベアの件もあるしね」
「ああ」
「出来れば無傷で手に入れたい。かなりのレアものだからね」
「無傷…ねえ。ある意味、無傷は無理なんじゃないスか?」
「まあ、そういう事だから、今日中に泡立て器の修理の方の手配を頼む」
「アイサー」
踵を返し、ロイが戻ってきた。
エド子は物陰に身をひそめてやり過ごし、店までやってきたのだが…。
「こんにちわー、機械の修理に来ました」
店の方で声がした。
エド子が更衣室から顔を出すと、店長と小柄で眼鏡をかけた修理屋が工房に入って行くのが見えた。
修理屋と入れ替わりに、ロイが右腕をさすりながら出てきた。
エド子は、慌ててドアを締め、何事もなかったかのように椅子に座ってコーヒーを飲む。
間もなく、ロイが休憩をしに更衣室に入ってきた。
「はー、やっと、修理屋が来たぁ…」
いつものように情けない声をあげるロイの姿に、エド子は今朝のはやっぱり人違いだと自分に言い聞かせた。
「あれっ、私の分は?」
「あっ、悪い。今日は休憩なしなのかと思って、淹れてなかった」
「酷いなあ。まあ、いい。一口だけもらうよ」
ロイはエド子のマグカップを奪うと、一気にコーヒーを飲み干してしまう。
「あーーーーーッ!!」
「なんだ?」
「かッ…かッ…カッ…!!!」
「ん?」
「何すんだよ!」
「何がだ?」
「人の飲みかけなんか飲むなよ!」
「んっ?」
「んっ?じゃねえだろ! このセクハラ野郎!」
まっかになって怒鳴るエド子を見つめ、ロイはニヤリと笑った。
「はぁん…、間接キスしちゃった、いや〜ん♥ってか?」
「ナッ! ダッ! オッ!」
「そうか、エド子はそんなに私の事が好きなのかぁ」
「何でッ! 誰がッ! お前なんかッ!」
「おっ、顔が赤いぞ? どれどれ?」
ふいにロイの顔が至近距離まで迫って来て、コツンとおでことおでこが触れ合った。
「うーむ、熱はないようだ…ガフッ!!」
「人の気も知らないで、この人でなし!!」
左手の拳を握りしめ、目に涙を浮かべて怒鳴ると、エド子は更衣室を出ていった。
「ちくしょう! ちくしょう!」
エド子は、朝からロイが悪いテロリストのリーダーで、沢山の人を殺したんじゃないかと、どうしたら罪を悔い改めさせ、更正させる事ができるのかと、必死に考えていた。
なのに、当の本人は、いつもとかわらず暢気にセクハラだ。
爆破事件では三十六人の重傷者が出ている。
「なんで、平気でいられるんだよ!」
大勢の人を殺してでも、自分達の我を通そうとする人間は、自分以外は虫けらだとでも思っているのだろうか。
「あんな奴、少しでも心配したオレがバカだった!」
額を触り、手のひらで涙を拭った。
くまエド子続き来てるー!!!!
か、可愛すぎるぞ、エド子ぉ。
朝から最高の活力を与えてもらいました。
今日も一日お仕事頑張ってきまっす。
乙です!昨日はロイが爆破に巻き込まれたのではないかと心配したのに、
なるほどそう来たか!という感じですね。
テディ・ベアって、くまエド子のことですよね?
ぜひ手に入れてくださいw クマーの錬金術師を。
職人達有難う。ハボ子萌えでたまらんわ
もういいもういい、もうそんなに盛らなくていいよ。
味噌汁もうないんだろ。つまっちゃうからいいよ。
だからそんなに食えないって。
おい、もういいっていってんのに。食うからくれよ。ほら。
なんで盛るんだよ。盛らなくていいって。盛るなよ。
食えねえよ、盛り過ぎだって。盛るなって。よこせよほら。
おい、おい、なんでまだ盛るんだよ。すごいことなってるって。
何盛りだそれ。やめろって。食えるかって。
聞いてんのかよ盛るなって。なんで盛るの。やめろよ、やめろって。
誰が食うんだよその盛りを。もういいから。いいからさ。
おい、ほんとに食えないって。つーか聞いてんの。ねえ。
もうやめて、盛らないで。やめてって。盛らなくていいって。
やめろって。おいやめろよ。やめろ、盛るのやめろ。盛るな。盛るな。
おまえ何してんだよ。盛るとか盛らないとかの話じゃなくて何やってんだって。
おい、ほんとなにしてんだよ、盛り切れてないって。汚いって。
もうやめろよ。やめろよ。やーめーろーよ。
何故だろう…>814を読んで
筋肉の谷間でパイズリするルイ子のヴィジョンが見えた。
ブロ子とハボ子が彼氏いなさの果てに百合に走るのもいいなと思われ。
[処女百合童貞食い-飢えた花弁-]
処女×処女の飢えに飢えた彼女達の戯れる奥まった資料室へ
偶然にも足を踏み入れてしまった錬金術師の少年。
少年は頬を赤らめて弁解するも………?!
配給:鷹野目プロダクション
演出:スタジオ麻里男
協賛:方円
どこにでもいるんだな方円w
そりゃあ量産型だから
>815
期待にこたえて。
もういいもういい、もうそんなに擦らなくていいよ。
精子もうないみたいだし。枯れちゃうからいいよ。
だからそんなに出せないって。
おい、もういいっていってんのに。寝るから放せ。ほら。
なんで擦るんだよ。揺らさなくていいって。擦るなよ。
出せねえよ、出しすぎだって。揺するなって。放せよほら。
おい、おい、なんでまだ擦るんだよ。谷間すごいことなってるって。
どんなサービスだそれ。やめろって。死ぬって。
聞いてんのかよ擦るなって。なんで揺するの。やめろよ、やめろって。
誰が拭くうんだよその谷間。もういいから。ほんといいからさ。
おい、ほんとに無理だって。つーか聞いてんの。ねえ。
もうやめて、擦らないで。痛いって。擦らなくていいって。
やめろって。おいやめろよ。やめろ、擦るのやめろ。揉むな。触るな。
おまえ何してんだよ。出るとか出ないとかの話じゃなくて何やってんだって。
おい、ほんとなにしてんだよ、もう出ないって。マジ無理だって。
もうやめろよ。やめろよ。やーめーろーよ。
ルイ子のパイズリ地獄変
制作:方円
スポンサー:血礼
>>820 女王・ブラッドレイの命令で、死にものぐるいでパイズリするルイ子の姿が浮かんで消えた。
822 :
名無しさん@ピンキー:04/12/08 06:53:00 ID:HSLynBnb
アルの女体化とかいてる奴キモイよね
>>822 この口調だとヒューズかエド、ハボックが犠牲者ですな。
ゞ∞リ*゚Д゚リ.。oO(オレもオパイが大きくなったらアルをはさんでやりたいなぁ…)
乳首の先でこすってくれるだけでも興奮するよ姉さん!
ゞ∞リ*゚Д゚リ<乳首は感じるからダメダ!
じゃ、当ててくれるだけでもいいよ!
視覚的に萌えるから!
ゞ∞リ*゚Д゚リ<小さいオパイを見られるのが恥ずかしいからダメダ!
ええい!グダグダ言わずに股を開け!!
このクソ姉ー!!
ゞ∞リ*゚Д゚リ<開いたぞ
もうダメ、射精るっ!
バカ姉!間に合わなかったじゃないかー!!
自分の早漏を他人のせいにするな
ゞ∞リ#゚Д゚リ<アルを悪く言うな!
ごめんよ姉さん!
3分は持たせられるように、お風呂で抜いとくのがいけなかったのかも!
>>819 dクス!エド子かわいいよ。
エド子のプレゼント、欲しい…。
なりきりやりたかったらよそでやれよ厨房。
ヒュー子描こうと思ったんだけど、すげえ難しい.........λ
顔はそうでもないんだけど、体との兼ね合いがどうもうまくいかない。
>>836 そんなくだらない事に噛みつくなよ。
厨房なんて2ちゃん語今時使うの方が初心者らしい。
なりきりはキャラサロンかなんでもあたりになりきりスレ立ててやってくれ。
おーくまエド子いいな〜めちゃ可愛い
ロイもツボにはいった。
>>819 dクス!エド子かわいいよ。
エド子がプレゼントになって、ほすぃ…。
>818
量産型が「安産型」に見えますた。
ハボ子のケツに挟まれて逝ってくるよ
>838
ガンガレ!
経産婦は熟女AVのカタログで確認すると楽。
ヒュー子のストッキング頭に被って待機してる。全裸で
>843
そんな羨ましい逝き方は許さん。
はうあ、あと、経産婦っぽく母乳出してみました。
ヒュー子の母乳を搾りに逝ってきます。
>847
キタ━━━(゜ロ゜;)━━ぁあああああ!!
母乳ヒュー子の尻がエロいとにかくエロい!ぐっじょぶ!
>>849 かわいい〜〜!!
クリスマスらしさもよく出ていて、乙でしたw
( ・∀・) | | ガッ
と ) | |
Y /ノ 人
/ ) < >__Λ∩
_/し' //. V`Д´)/
(_フ彡 / ←倉庫タソ
>>849 すげぇ可愛い!!
癒されたよありがとう
「ひっ…、助けっ」
そう言っても誰かが助けに来るわけではない。
ただ、資料を取りに来ていただけだった。
自分の仕事の為であって誰かに頼まれたわけでもなかった。
それなのに、なんで俺はこんな所にいるのだろうか。
「ぁっ、や…ふっ」
恐らく合成獣というものだと思う。
ライオンに似ているといえばそうだが、その股間に見えるのは白蛇。
腕をギリギリと押さえつけられたまま、異常に大きな舌が肢体の上を這う。
気持ち悪い、そう思わずにはいられないはずなのに。
「やっ、あぁっ」
口から漏れるのは全て喘ぎ声だけ。 にゅるり、と何かがあそこの上を這う。
必死になりつつ胸の向こうに見えたのは長い舌先。 異常な体の長さを持ったそれは、だんだんと体の中に入っていく。
「やっ、や!やめてっ」
まるで巣穴に帰っていく蛇。 俺の体内に入り込んで、中を舐めまわしていく。
「痛ぁっ、も、やだぁっ」
非難の声を上げても、誰も来ないけれど。
「ぁふ…、くぅんっ」
乳首を大きな舌で舐めまわされて、気が狂いそうになる。
「ぁっ、あ、イっちゃぅ、からっ」
そう言っても相手が理解してくれないことなんて分かってる。
「あぁっ、や、ぁあ!」
いっきに開放感が押し寄せて、どろどろと蜜があふれ出る。
恥ずかしかった。 何で、俺はこんな所で、犯されなきゃいけない?
「もっ、やだ!」
溢れる涙さえも止める事が出来ずに打ちひしがれていれば更に快楽が襲って。
「助け、てぇっ!」
「そんなに、助けて欲しいのかい?」
そういった声は、マスタング大佐。
俺の微かな、思い人。
アニメ最終回その後。ロイエド子前提父エド子。微エロで近親相姦ですのでお嫌いな方はスルーで。
作中エドワード呼びですがエド子です。
どうしてこんなことになったのだろう
男の声が呼ばうのは自分の名ではない。
貪るように揺すりあげられ、その性急さに感じるのは快楽よりも痛みのほうが強いのに。どうして口から出るのは甘ったるい声のみなのか。
未だ成長過程にある乳房を強い力で掴み上げられ痛みがはしる。あの男ならこんな事はしない。
乱暴にされたこともあったけれど、今思えばそんな時もこちらの体をいたわるような抱き方しかされなかった。
いくら目を閉じてみても、覚え込まされたものと違う愛撫に、手に、指に、舌に。まざまざと感じさせられるのみだった『違うのだ』と。
薄く目を開いてみれば、すぐ近くにある金の瞳もまた、自分ではなく何処か遠いところを見ていた。
可笑しい、笑い出してしまいそうだ。一体何をやっているのだろう?―――親子揃って。
のぼりつめて麻痺していく思考の中。目蓋の裏が白く染まる瞬間に、たった一度だけその名を呼んだ。
今は届かない遠い地にいる、愛しい男の名を。
「 」
目が覚めたときもう日は高く上がっていた。
明るい日差しの下、見まわせば寝台にも体にも昨夜の痕跡は微塵もなく…なんとなくほっとした。
『夢だった』なんて便利な言葉で片付けてしまうつもりもないが。
行為の残滓を突きつけられたら、酷い情けなさと罪悪感に苛まれはしただろうから。
最初は―――そう、確か母さんの話をしていたのだった。
幼いころはただただ不可解だった母さんの、この父親に対する言動も。
母さんと同じように、女として愛する人ができた…今ならわかった。
そして、このロクデナシの父親もまた、母さんの事を深く愛していたのだと。知ることが出来たから。
「トリシャ……」
呼ばう声は切なさに満ちていた。
話していくうちにグラスを煽るペースが上がっていったので。そろそろ止めるべきだろうと伸ばした手を、掴まれて。
縋るような目だった。
それが…あの時の、あの男の目を。思い起こさせたのがいけなかった。
リゼンブールで、最後に肌を合わせたとき。あの男は、今にも泣き出しそうな目をしていた。
それが亡くしてしまった大切な人を悼むものだったと気付いたのは、後になってヒューズ中佐の死を知ってからのことだったのだけれど。
思わず、あの男にしたのと同じように胸元に頭を抱きこむと、縋りつくままに押し倒された。
そのときはまだ抵抗出来たし、冗談でも済ませられたろうに。
「背中が痛い」と言うと寝台に運ばれて……後はなし崩しだった。結局は流されたと言う事か。
汗でべたつく体に不快感をおぼえたものの、風呂よりも食事への欲求の方が勝ったのでキッチンへ向かう。
父親は驚いたように口を開きかけて、結局何も言わずにまた噤んだ。無理もない。ばつが悪いのはお互い様だ。
黙って椅子に座り、ピッチャーからグラスに注いだ水を一気に煽る。と、そっと目の前にパンとスープが差し出された。
作ったのか、珍しい…が、コイツの料理はそれはそれは壊滅的に不味いのだ。
あの男の微妙な味付けなんかまだまだ可愛いものだった。しかし贅沢は言っていられないので有り難く頂く事にする。
一応食べられない事もないスープを啜っていると、父親が向かいに腰をおろした。
ちらりと視線を向ければ。テーブルの上で組んだ手を何やらもじもじと動かしている。
……はっきり言って視界に優しくない光景だ。年頃の少女がするならまだしも、いい歳したおっさんだと不気味以外の何物でもない。
覗うようにこちらを見る目と…目が合ってしまった。
「エドワード」
「……なに…」
「昨日は、済まなかった!」
勢い良く下げられた頭はテーブルにぶつかりゴン、と結構な音を立てた…瘤出来たんじゃないか?アレ。
言葉もなくただ息をつけば。何を勘違いしたのか更に言い募ってきた。
「本当なら、私の顔も見たくはないだろうが……その前にとりあえず気の済むまで殴ってくれて構わない。
ああ、でも身体は場所によっては殴られるとボロッといっちゃうかもしれないからね。出来れば顔のほうで――――」
コイツは…
父親としてはかなり最低ランクなのは知っていたけれど。男としても相当に底辺だ。むしろ最下層かもしれない。
ここであっさりその話を蒸し返しますか?空気読めよ!!
さらっと流そうとして、務めて普通に振舞っている娘の努力は水の泡かよ。
大体、いつ誰が怒ったって?オレはアンタの事責めてもいないし。
そもそも抵抗なんかしなかったんだから和姦だろ……って、ああもう!!!
「顔、上げろ」
尊大に言い放てば。しおしおと、小動物めいた視線が見上げてきた。
だからいい歳したおっさんが(以下略)
「怒ってる訳じゃねーし。アンタを責めるつもりもねぇよ。お互い様だろ?その…、身代わりにしたのは、さ」
「―――ロイ、というのは?」
ああ、やっぱり聞こえてたか。と内心舌を打つ。
あの男の事を父親に話すのは…どうも気が進まない。嫌なのではなくて、要するに気恥ずかしいのだ。
「アンタも一度会ってるだろ?リゼンブールで。……黒髪の―――」
「ああ、あの時の!でもエドワード……………あの人は女性ではなかったかい?」
ゴン、と。
強かに額をテーブルに打ちつけてしまった。乙女の柔肌に傷が付いちまったじゃねーかちくしょう……どうしてくれよう。
「それはてめーが誑しこんでたロス少尉だろ!!!そうじゃねーよ、夜に話しこんでただろ?黒髪黒目の軍人!童顔で無能の!!」
勢い余って余計な形容が入ったような気もするが、まあいい。
「そう言えば…思い出したよ」
「アンタってほんっとに自分が興味無い事とか人って覚えないのな……」
コイツの生活能力の無さは料理同様、壊滅的だ。
母さんはよく「お父さんは不器用なひとなのよ」って笑ってたけど…不器用って言うか、なぁ…。
母さん、あなたは一体この男の何処に惚れて―――ってそれを言うなら、人の事言えないか。
「で、彼は幾つなんだい?」
「29…」
「おや、随分離れているんだね。出身は?」
「それをアンタが言うのか……ってか、なんでそんなこと聞くんだ?」
「そりゃあ、娘の恋人の事は詳しく知りたいじゃないか」
将来、義息になるのかもしれないのだから。なんて、嬉しそうに言いやがって。
「んなこと……戻れなきゃ、どうしようもないだろ…」
約束なんて、何もしてない。
それどころか、伸べられた手を、振り払うようにして飛び出した結果がこれなのだ。
待っていてくれるのかも、わからないのに。
「私はお前の花嫁姿を見るまでは、死ねないと思っているよ」
だから戻ろう、一緒に、と。躊躇いがちに伸ばされた手が、くしゃりと髪を撫でる。
結局のところ
酷く、心細かったのだと思う。見知らぬ世界で、戻れるかもわからなくて。
背徳だと知っていてもなお、その体温を求めてしまうくらいには…お互いに。
もしかしたらまた、同じ事を繰り返すのかもしれない―――この世界に居る限りは。
「………あいたいんだ…もういちど」
髪を撫でていた手で、緩く抱き寄せられて
かならず、必ず、間に合わせるよ。と、言い聞かせるように、何度も耳元で囁かれる。
遠い世界で
名を呼ぶ事すら出来なくて
切なさを噛み殺し。今はただ縋る事の出来る、目の前の腕に身を寄せた。
ギャグなんだか切ないんだか途中でわからなくなった…
>853
続き続き!(;´Д`)=3
でも自分も中途半端に投下
ロイハボ子微スカ?
「大佐仕事はっ、いいんです…かっ?」
そうハボ子が問えば大佐はぐい、と手元の紐を引っ張った。
その紐はハボ子を後ろ手に縛りあげ、股の間を通って大佐の手の中だ。
大佐が紐を引くたびにハボ子の股に紐がギリギリと食い込んでいく。
座り込もうとすれば容赦なく紐を引っ張り上げられ激痛を与えられる。
大佐は悠然と椅子にふんぞり返った格好のまま、断続的に紐を引っ張るだけだ。
「あっ…あ、あっ」
緩んでは食い込み、緩んでは食い込みする紐にハボ子はだんだん追い上げられていく。
身を捩り自分でいい所に紐が食い込むように体を揺らしだしたハボ子をみて
大佐は手の動きを小刻みに動かし追い上げ始めた。
力任せに上へと紐を引っ張り上げるとハボ子の口から喘ぎが漏れ始めた。
「ふっ、んっ…ん、あっ…イっ、いく…ゃだ、あっ、あ…っ」
体が小さく痙攣しイった後、さすがのハボ子も膝に力が入らなくなったのか床にがくりと膝をついた。
その途端、大佐が顔をしかめた。
「おい…」
「あ、ぁ…やっ」
じんわりと濃紺に染まっていくハボ子のズボンを見つめ、
あたりに漂う臭気に顔をしかめながら大佐が溜息をついた。
「そんなによかったのか」
おわる
女体オンリーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
とおもったら、エド子だけかよil||li _| ̄|○ il||li
スゲ―――!!
神降臨しまくり!!
>846神
すげぇ、ヒュー子だよ。ヒュー子!!
美人だよ(*´Д`) エロスー
>849神
か、可愛いィィィィ!!
クマエド子キタ━(゚∀゚)━!!!! コラボ最高です大好き。
>853神
続き、続き!(*゚Д゚*)
さりげにロイハボ子か?!祭―!+.゚+.゚(・∀・)+.゚+.゚
>854神
父可愛いし、エド子可愛いし、ワロタ(w
なんか切なくてよかった(*´Д`)ハアハア
>861神
もう、なんだよ。みんなハボ子祭―?!
ハボ子の紐、引っ張りたい(*´Д`)ハアハア
>862
実質オフはエド子だけだからそれで十分だろう
買いに来る人もほとんどエド子目当てだろうし
>854
久々の父エド子キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
GJです(*´Д`)ハアハア
>>864 ヤダヤダ!(AAry
ロイ子も読みたい!
>>866 冬込みで頑張れ。ロイ子はまだまだ少ないかな
>853続き。。3P(?)注意。
「大佐…?」
霞んでいく視界の向こうに見えるのは、大佐。
「そんな風に、動物さえもどろどろにして…全く淫乱だな」
途端に耳元がぱっと熱くなる。醜態以外の何者でもない。
パキン、と音がしたかと思えば身体の上にある合成獣は一瞬で消えて。灰と化した。――それが、焔の錬金術師。
「ひっ」
当然、自分の身体へも被害が及ぶと思っていたのだが、それはなかった。それでも、大佐の言葉が痛く耳についていた。
「ぐちゃぐちゃじゃないか、我慢の足りない部下だな」
そういって俺のそこを開いて、じっくりと見つめて。
「さぁ、自分して見せろ」
冷酷な声が俺の心臓を突き刺して。それに従いだす自分が嫌で。
「ぁ、ふっ、くぅん…」
何で、俺はこんな人が好きなんだろう。
「そんなに私が欲しいのかね?立派な変態だな」
そうやって、俺を罵って。なのに、こんな事を強制させる。
そこまでして、俺が嫌いなんだろうか。
やっと大佐が立ち上がる。けれど、その手にされているのは軍服の縄。
太くはないが頑丈なのは確かだ。それが、俺の両腕を拘束する。
自分で触る事さえ出来なくなったのに、大佐が触ってくれるわけじゃない。
大佐は俺に向かって微笑むと、一枚の布を取り出す。
そして、俺の視界は全て失われて。直後、後ろから気配がした。
「遅かったな」
また更に笑い出す大佐。そして同調するように笑う誰か。
俺の後ろにしゃがみこんで、胸へと手を回す。巧妙な手つきで乳首を弄って、捏ね繰り回して。
「や、ぁっ…ふぅ、んっ」
気持ち良い、が、耐えられない。誰だかもわからないのに。
大佐が見ているかと思えば余計興奮して。
「意外とデカいんじゃねぇか、軍より娼婦のが向いてるかもなぁ」
その声には訊き覚えがあった。いつも軍の回線を私用に使う大佐の親友。
マース・ヒューズだった。
い、いちいち良いところで区切りやがって…(*´Д`)ハアハア
続き待ってます。
>>864 せんせー、ハボ子もヒュー子もフュリ子もアル子も読みたいです〜
女体全部OKにならないんですかぁ〜?
主催に言えば?
主催とか知り合いがここ見てて
ちゃねらーが乗り込んだなんて知ったらどうせ中止になるだろうけど
>872
エド子エロかわいいな(*´∀`)萌えたよ。
相手は誰か気になるよ
おれおれ
ごく普通に大佐だと思っていた
876 :
757-6:04/12/11 00:49:18 ID:rsvzrz/z
| ゚Д゚)ノ こんばんは。最近のハボ子祭りは嬉しいかぎりです。
あまり会えなくて寂しいと思っていたが、今はむしろ、ほっとしている。
だから家の電話が鳴ると、体がびくりと跳ね上がる。また誘いの電話がかかってきた。
会いたくない、いや会うのは構わない、どっちかというと会いたい、それだけで済むのなら。
拒否するつもりは最初からないので、大人しく着替えて出かけた。
渡されている合鍵で開けて入り、あいつの部屋で待つ。相変わらず帰ってこない。
誘ったのはそっちのくせにと気分もくさり始めたところで、電話が一度鳴って切れた。
またすぐにかかってくる。この鳴り方は、あいつからの電話。俺に出ろということだ。
受話器を耳にあてたところで、今夜は帰れなくなったから好きにするといい、とだけ告げられる。
盗聴避けに備えて、極めて簡潔に会話するようお互い心掛けてはいるが、あまりに素っ気なくはないか。
考えても仕方ない、ここにいても時間の無駄だろう、家に帰ってゆっくり寝ることにしよう。
またアルが驚いて余計なことを言うかもしれないが、もう傷付く余裕さえない。
賑わう夜の街をひとり歩いていると、誰かに声をかけられる。無視していると名前を呼ばれた。
振り返ってみると、どこかで見た顔が傍に立って見おろしている。アルくらいの年の男。
僕を覚えていませんかと笑いかけてくる、確かに以前見た顔だが思い出せない。
フレッチャーです、フレッチャー・トリンガム、覚えていませんかと困った顔になった。
名前で瞬時に思い出せた。あの偽物兄弟の、まだ幼かった弟の方だ。こんなに背が伸びるとは。
懐かしいなと言うと、覚えていてくれましたかと嬉しそうに笑った。
お互い積もる話があるからと食事に誘われる。どうせ他にすることもないし、付き合うことにした。
877 :
757-7:04/12/11 00:50:11 ID:rsvzrz/z
兄の方は、あれからもずっと錬金術の研究を続け、特に生物環境を専門分野にしているそうだ。
制度の変わった今なら、自分も国家錬金術師の資格を取ろうかと話しているらしい。
そんな兄の手助けをずっとしてきたが、最近兄の元を離れてセントラルへ単身やってきたという。
広く世間を知ろうと新聞社に見習いで入り、情報の収集にあたる毎日を送っている。
兄弟揃って、研究者にありがちな専門馬鹿になるのを防ぐのが目的だと言った。
兄に世間のことを教えるのが僕の務めですと笑う。結局、それも兄のためなのか。
こっちも、今まであったことをかいつまんで話した。それだけでも、結構な時間が経った。
食事を終えて別れる時、資格試験についてなどいろいろ聞きたいから、また会ってくれと言われる。
断る理由がないので承諾し、お互いの連絡先を交換した。
家に戻ると、アルに意外なほどあっさりと迎えられる。まるで帰ってくるのを知っていたかのように。
フレッチャーのことを話そうかとも思ったが、アルには関係のない話と思い、止めておいた。
それから一週間後、電話に出てみると、相手はあいつではなくフレッチャーだった。
今から会えないかと言われ、少し迷う。あいつから電話が入るかもしれない。
だが、電話があるかどうかもわからないし、留守中の誘いにまで応じることはないだろう。
承諾して電話を切り、着替えはじめる。アルは、またデートなのとだけ聞いてきた。
説明するのも面倒だし、そうだと答えてさっさと出かけた。
誰が見ているかわからないので、店のなるべく奥の席に入れてもらい、ふたりで食事する。
一通りの世間話を終えたところで、急にフレッチャーが声のトーンを落とした。
国家錬金術師になって、辛かったことはないかと改まった口調で聞いてくる。
軍の狗と言われ、訳もなく蔑まれたことならある。それはやはり、辛いものではあった。
今は制度が変わり、そんなふうに言われることもないだろうが、一応は耳に入れておかないと。
だから、軍の命令には逆らえないし、辛いことは多かったと伝えた。
その代わり得られたものも多かったし、後悔はしていないことも。
するとフレッチャーは悲し気に眉を寄せ、さぞ辛かったでしょう、可哀相にとつぶやく。
878 :
757-8:04/12/11 00:50:43 ID:rsvzrz/z
自業自得だからと言っても、僕は貴方の味方ですよと真摯な目を向けてくる。
意味がわからないので話題を変えた。フレッチャーも、話をそれ以上は引きずらなかった。
お互いのその後の、楽しかった部分だけを語り合い、自然と笑いが込み上げてくる。
こんなに楽しい気分になれたのは久しぶりで、時間もあっという間に過ぎていった。
別れ際、ぜひまた会って欲しいと言われ、当然のようにうなずいた。
楽しかったから。純粋に、ただそれだけが理由。
あれから三日と間を置かずに連絡が入り、そのたび出かけるようになった。
最初は慎重に、人目をはばかるように会っていたが、次第にそれも面倒になってきた。
アルは何も言わないし、どうせ連絡も入っていないんだろう。
あいつを拒むつもりはないが、求めてこない間も待ち続けなければならない義務まではないはずだ。
別にやましいことをしている訳じゃない、堂々と会えばいい。
それに、あいつと正式に婚約を交わした覚えもないから、誰からも蔑まれる理由はない。
フレッチャーと会って何が悪いのだ、こそこそ隠れる必要などないだろう。
そう思い、人目のある公園などでも待ち合わせ、人の多い店で食事したり、遊びに行ったりした。
今日はプレゼントがあるといって小箱を渡され、開けてみると指輪が入っていた。
深い意味はない、似合いそうだったからと顔を真っ赤にして照れながら言う。
ほとんど無意識のうちに、右手の中指にはめていた。自分でも呆気に取られる。
その様子を見て、好きな人がいるのかとフレッチャーが聞いてきた。
わからない、と答えた。
途中までフレッチャーと並んで歩いて、家が見えたところで別れた。
別れたすぐ後、急に追ってきて、いきなり抱きしめられる。驚いたが、不思議と殴り倒しはしなかった。
貴方が好きなんです、付き合ってくださいという声が、顔を埋めた胸から響いて聞こえる。
どうしようか。頭の中ではひどく迷っているのに、二つ返事で承諾の意を伝えていた。
嬉しいとめちゃくちゃ喜ばれ、こっちも悪い気はしない。だが、ひどく空しい。
明日も会う約束を交わしてから本当に別れる。家まで、あと数歩。後ろ姿が見えなくなるまで送る。
879 :
757-9:04/12/11 00:51:32 ID:rsvzrz/z
その数歩のところで後ろから急に腕を取られた。悲鳴をあげる前に口を手のひらで塞がれた。
そのまま引きずられ、浮遊感のすぐ後に衝撃が全身に走る。冷静に周りを見回すと、車内のようだった。
車の中に放り込まれたらしい。運転手の横顔は、間違いなく黒髪のあいつのものだった。
何を弁解されるでなく、ひたすら車は走っていく。峠を越えて、人気のない山中へ出た。
ようやく車は止まり、シートを倒される。そうくるだろうと思っていたから驚かなかった。
荒々しく唇を塞がれて呼吸が苦しい。背中に爪をたてて抗議するも、聞き届けられない。
指が、舌が、服の中へと入ってくる。こんな所で抱かれるのかと思うと、狂いそうなほど恥ずかしい。
だが、摺り合わせた太股の内側はしとどに濡れていた。自然にこんなになったのは久しぶり。
前戯など必要なくて、相手にもそれは伝わったのか、そのまま突っ込まれて揺さぶられた。
気持ちいい、久しぶりにセックスが快感だ。どうせ聞く者はないと、声をはばからず存分にあげる。
あいつの突きに合わせて、車全体が揺れている。なんだか楽しくなってきたので、喘ぐ傍ら笑い続けた。
やがて奥を突かれて、中がわずかに圧迫感を増す。これが俗に言う中出しの感覚か。
こんな状況で妊娠したらどうしよう。望まぬ子ではない、だが望んでできた子でもない。
まあ、いい。たとえ独りででも産むつもりだ。どこか、こいつの知らない遠い地で、独りで産もう。
濡れた股もそのままに、また車は走り出した。拭うのも面倒で、そのままにしておく。
いつの間にか寝てしまったようで、揺り起こされた時には、見慣れた建物の前にいた。こいつの家。
抱き上げて運んでくれるでなく、股を伝う液が気持ち悪いのに歩けと言われる。
部屋に入ってすぐにベッドに突き飛ばされ、脚を広げられて押し入られた。
こちらのことなど一切構わないとでも言いたげに、一心不乱に腰を振られる。幸い、今日は気持ち良い。
しかし、こいつのこの様子。これではまるで、怒られているようだ。
タイミングからして、きっとフレッチャーと会っていたのを見ていたんだろう。
そう、それこそ俺が望んでいたもの。だからこそ、今日はとても感じるんだ。
もっと怒って、もっと叱って。もっと嫉妬して、尻軽と罵れ。
そう言ってくれたら、俺はまだあんたに愛されていて、俺を惜しんでくれていると思えるから。
以前のような関係に戻りたくて、嫉妬でもしてるのかと軽口をたたいたのに。
そんなはずがないだろうと、口の端だけ釣り上げて笑ってみせられる。
なんだ、やっぱり捌け口は捌け口でしかないのか。乱暴なのは、もはや愛などないからか。
もう少しは惜しまれると思っていた。せめて弁解くらいはさせて欲しかった。
いや、俺からは何も求めちゃいけない。理解してくれとは、とても言えない。
求められれば、ただ与えるだけ。そこに歓びを見出せるようになりたい。
何も拒まないから、好きでい続けることだけは許して欲しい。
意識のある間は常に貫かれ、気付いた時は夜が明けていた。傍らに、あいつの姿はなかった。
体がひどくだるいけれど、帰らなければ。
風呂を借りようと部屋を出ると、隣の書斎に寝着を引っ掛けただけのあいつがいた。
手招きされて書斎に入る。相変わらず、部屋の壁のほとんどが本棚と化していた。
家を改装するから、どれでも好きな本を好きなだけ持っていきなさいと言う。
一時的に預かれということかと問うと、そうじゃない、あげるよと言った。
まだ目を通していない、題名だけでも興味深い本がたくさんある。どれにするか迷うほど。
迷うことはない、欲しいならすべて持っていけと言って、袋を用意された。
持てるだけの本を詰め込む。それにしても、どうして。本を手放すなんて、あり得ないのに。
理由を聞いてみたいけれど、今は早く帰りたいし、込み入った話はできるだけ避けたい。
だから、礼だけ言って風呂を借りて、素早く身支度をした。
袋を両手で持ち上げ、再度礼を言って玄関を出る真際、後ろから抱きすくめられてキスされた。
前と変わらない、優しいキスだった。唇が離れていくのが名残り惜しかった。
風邪などひくなと言いながら頭を撫でてくる。きっと、こいつのことは一生嫌いにはなれない。
また暇ができたら連絡をくれと言って、あいつの家を後にした。
本が重い、そういえば最近はアルとの組手もおろそかになりがちだったから、体が鈍ったか。
明日は筋肉痛かもしれないと思いながら、やっとのことで帰り着く。
アルに朝帰りを叱られつつ、もらった本を見せて自慢した。特に希少なものを選ってきたから。
あれ、姉さんそれどうしたの。アルが指差すところを見て、血の気が音を立てて引く。
フレッチャーからもらった指輪が、左手の薬指にはまっていた。
あの時、右手の中指にはめたままだったはず。移し替えたのは、あいつしかいない。
どうして。他の男からもらったと見当が付いているだろうに、どうして。
恋人の浮気だと怒っているなら、こんなことはしないだろう。
俺とのことは本当に、本当に遊びだったのか。結婚を夢見ていた俺が馬鹿だったのか。
愛されていないという現実を押し付けられて、やっと自分がどれだけ愛しているかを知った。
今なら、まだ家にいるかもしれない。急いで行って、弁解して指輪も捨てて見せよう。
愛されていなくてもいい、せめて愛していることを伝えたい。
きびすを返して玄関の方を向くと、扉が不自然に曲がって、床が浮いた。アルの声が聞こえた気がする。
| ;´Д`)ノシ エロくなくて本当に申し訳ない。しかも続きます。
キ、キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!!!
偽者兄かと思いきや弟とは!(;´Д`)ハァハァ (;´ Д`)ハァハァ
>>876 エド子、切ないよエド子ぉ・・・・゚・(ノД`)・゚・
うわぁーん、続きが気になって眠れねー!!
起きてて良かった。しかし弟たんが不憫だぜ。
フレッチャー×エド子に目覚めた
鬼畜弟二人に責められるエド子もいい…
>>808-810 そして、12月24日。
エド子はロイと店の外に設営されたケーキ引き渡し場にいた。
まだ客は来ないが、通りを歩く憲兵の姿がやたらと目立つ。
今朝の新聞には、再び爆破事件を起こすと、テロリストの予告状が軍に届いたと書いてあった。
横目でトナカイの着ぐるみを着たロイを睨みつつも、どうすれば爆破事件を止める事が出来るか。
エド子の頭は、これ以上ロイに罪を重ねさせない方法で一杯だった。
なのに、当のロイは、相変わらず暢気なものだった。
「なあ、一つだけ聞きたい事があるんだが…」
「何?」
「私がトナカイの着ぐるみなのはいい。だが、何故、君はミニスカサンタじゃないんだ?」
こんな時に下らない事を言いだすなんてと、舌打ちしながら適当に答える。
「死んだ母さんの遺言で、女の子は足腰冷やすなって言われた」
「けど、クマサンタとトナカイっていうのはどうかと思うが?」
「…」
「やはり、クリスマスでコスプレと言えば、ミニスカサンタだろう」
「なら、あんたがミニスカサンタやればいいだろ」
「最近、冷たいなあ」
「そう?」
「あー…、この間の間接キスは悪かった。そろそろ、機嫌を直してくれないか?」
「あっ、お客さんだ。いらっしゃいませ〜!」
取りつくしまを与えず、エド子が営業スマイルで接客をはじめた。
ロイはさらに話しかけようとするが、一度客が来始めると、次から次へやってくる。
ようやく客の波がとぎれ、二人が息をついた時だ。
小さな男の子が引換券を持ってやってきた。
エド子からケーキを受け取った男の子が歩き出した時、雪に足を取られて転んでしまった。
「おい、大丈夫か!?」
駆け寄ったエド子が、男の子を抱き起こし、雪を払ってやる。
受け取ったケーキは地面に叩きつけられグシャグシャになっていた。
落としたケーキのなれの果てに気付いた男の子が泣き出した。
どうする事もできず、エド子がオロオロしていると、ロイが「こらッ」と言って男の子の頭をこづいた。
「たかがケーキ如きで、男がメソメソするな」
「おい!」
泣いている男の子を叱り、ロイは新品のケーキを男の子に差し出した。
「ほら、これを持っていきなさい」
差し出されたケーキと、自分をこづいたおじさんを交互に見つめ、
「でも、おじさん、お金……」
「おじっ…、まあいい。これはクマサンタからのクリスマスプレゼントだ。だから、お金はいらない。そのかわり、今度は転ばないように気をつけて帰るんだぞ?」
「うん、トナカイのおじさん。ありがとう、クマのお姉ちゃん」
「それから、泣き虫な男は女の子に嫌われるぞ。ほら、涙を拭いて…」
ロイが涙を拭いてやり、頭を撫でてやると、男の子はニコッと笑って礼を言い、そーっと足元に気をつけながら歩いていった。
その後ろ姿を見送ったあと、おもむろに落ちたケーキを拾いあげたロイの尻にエド子が蹴りを入れた。
「何をする!」
「何をするじゃねえ! 勝手な事しやがって! ご予約ケーキは数量限定だろうが!」
「だから、なんだ?」
「数が足りなくなったら、どうするんだよ!」
「その時は、謝るしかないだろうな」
「ああ?!」
「というわけだから、ここは頼む。ちょっと店長に叱られてくるよ」
「ちょっと待て!」
「大丈夫だ。悪くしても私がクビになるだけの話だ。大したことじゃない。それに…」
「?」
「幼い頃の幸せな記憶は多い方がいい。大人になって辛いことがあっても、それを支えに生きていける」
そう言ったロイは、少し泣きそうな顔をしていた。
「仔グマには、まだ、わからないだろうけどな」
笑いながら、大きな手で、いつものようにエド子の頭を撫でたロイは、少し哀しそうに見えた。
エド子は、何故、ロイに惹かれたのかわかった気がした。
ロイのやさしさと笑顔の向こうに広がる闇は、エド子の心の奥底に潜む暗闇と同じ色をしている。
「なあ…」
「んっ?」
「どんな理由であれ、人を傷つけるのはよくないよ…な?」
「急に、どうした?」
「オレは、自分の家族が殺されそうになったら、そいつの事を殺してでも、家族を守ろうって…思う」
「………」
「だけどそいつにも家族がいる。もし、本当に殺してしまったら、オレはそいつの家族まで傷つける事になるだろ?」
「何が言いたい」
「誰も傷つけず、傷つかずに、みんなで上手くやっていく方法って、ないのかな…」
拳を握りしめたエド子の右手が微かに軋む。
「他人の命を奪わずに、みんなで仲良くやっていく方法って、ないのかな」
ロイの瞳に映るエド子は、泣きそうな顔をしていた。
「幸せでいたいのは、大人も子供も一緒だろ?」
ロイがどんな人生を歩んできたか、エド子は知らない。
ただ、他人を殺さずにはいられないほどの決意を抱くほどの絶望を、抱えている事だけはわかる。
エド子が何とかしたいと思っても、決めるのはロイだ。
「オレは、自分が知ってる奴が、悪いことをしたり、人を苦しめるのは嫌だ」
ロイはエド子の肩に手を置くと、静かな声で答えた。
「そうだな。だが、そうもいかないのが大人の世界だ」
「…」
「好きで他人を傷つける人間などいない。不毛だとわかっていても、そういう方法しかない事もある」
「でも!」
「世の中の人が、みんな、君のよう優しい人ばかりならいいんだが…。まあ、今はそんな事を言っていても始まらない。とにかく、店長に叱られてくるよ」
優しく仔グマの頭をなでて、ロイは店に入っていこうとした。
「待てよ、オレが行く!」
「しかし…」
「いいよ。オレ、ケーキの数の事ばかり考えて、あの子の気持ちなんか考えてなかった。それに、おまえが忙しくて気が立ってる店長にボコられて、売り子がへったらオレが困る」
「だが、言いだしたのは私だ」
「いいから、いいから! あとはよろしく!」
エド子はロイの手からケーキをひったくると、店の中に入って行った。
|_〇
|(ェ)・)
|ハヘヾ
|゚Д゚ノリ<888ゲトー
|▽J
|-J
""""""""""
ハハハ!
可愛いな!GJ!
前と後ろにローター入れられたクマエド子が赤い顔しながらバイトするのを
こっそり観察したい…
クマエド子GJ!!
いまだにロイをテロ犯だと信じてるエド子がかわいくて哀れだ…。
カタログ買って来た
一日目を探すべきが、二日目を探すべきか
クマエド子、乙!
ロイが、ロイが、カコイイ!
クマエド子が惚れるのも解る。
クマエド子の思いも、いい。
どちらもすごく丁寧に描写してくれて、とてもよかったです。
>>862 エド子が居れば他キャラ女体もオケーだって主催サイトの日記にあったよ。
さて
冬コミで女体本を出すサークルはどのくらいあるのかなー…
カタログ手に入るの月曜日以降なのでまだ見れてません。
サークルとかの話は同人板のほうでやってくれ
897 :
名無しさん@ピンキー:04/12/12 01:44:19 ID:EPiBLfn9
冬は落ちたけど大阪で女体だすよ!二冊!
…でも具体的にカップリング述べたらもろに
身元が判明しそうなので言えないのがなんともじれったいけど。
書き込む前にリロ−ドしような。
同人スレで女体の「女」の字を出しただけでも、
総叩きにあってきているからね。
こっちで話したくなる気持ちもわからなくはない。
避難所逝けば?
同人話は気にならないが、>897の場合は文に問題あると思う。
>身元が判明しそうなので言えないのがなんともじれったいけど。
なら言わなきゃいいだろ、と。最初の一行だけで良いじゃん。
まぁ女体化本がある、と分かってるのと分かってないのとじゃ偉い差だけど。
DVD12巻のジャケは厳しく優しくエロいロイ子大佐だ…
(´д`*)
アートブック2の表紙もエロイ子大佐だ・・・
900代に入ったし、またドサクサで色々決められるのも勘弁なんで、そろそろテンプレについての話し合い希望。
・801はともかく、12スレ目にきて急に「近親相姦」ワード入れなきゃ投下してはいけない、と言うのに納得できていません。
今までどうり「エド子、アル(弟)、ホーエンハイム(父)等」キャラ名をNGワードにすれば、普通にスルーできると思いますが。
様子を見ても、前スレまで割と活発だった兄弟親子ものがこのスレではほとんど投下されず、スレの流れ自体もスローペースであるし、やはり圧力がかかってるように思います。
そんな訳で、テンプレ注意書き前に戻すに1票。
近親相姦苦手な人はいると思うし、苦手ワードはちゃんとあったほうがいいと思うけど。
私もテンプレは元に戻すのに一票。
少数派の意見ならともかく、明らかに不満や疑問を感じている人が
多い状況なので、揉める元になるのならはずした方がいいと思う。
今まで十分NGワードで避けれたのに、嫌いな物を見たくないという痛い人の考えに合わせるのがいやだ。
戻して欲しい。
実際に職人さんが投下に困ってるから元に戻すべきだと思う
困ってんの?つーかなんで困ってんの?
自分も元に戻すに1票。
職人が投下しづらくなると思われる要素は取り払った方がいい。
読み手は、苦手なモノがあるなら読まないようにもう少し気をつけると。
もし読んでしまっても脳内スルー。
大人板に来てるんだからそれくらいできるだろう。
結局は、読み手と職人どっちに優しいスレにするか、だなあ。
テンプレ変えてなお近親相姦物がばんばん投下されてるなら問題ないと思う。
でもないから問題だ。前のテンプレに一票。
>>910 >結局は、読み手と職人どっちに優しいスレにするか、だなあ。
両方に優しいスレになってほしい
>>907 嫌いなものを見たくない、というのは痛くないよ
嫌いなものをわざわざ見て、そのあと職人に文句言うのが痛いんだよ
元に戻して欲しい。
あまりにも僅かな人数でのテンプレ入りが未だに疑問。
職人様あってのエロパロスレ。
読み手は一見さんや、ひやかし、ヲチャー多種多様。
職人様に優しいスレであるのが優先の方がいいと思う。
近親相姦キモイ。
近親相姦と入れといてくれれば一発NGワード指定ですむから
近親相姦と入れといてくれ。
アル×エドとホーエン×エドをNGワードいれればいいんじゃねーの?
できる努力をしないでキモイっていうのはどうかと思うけど。お前が楽したいだけだろそれ。
てか皆カップリングをちゃんと名前欄やらメ欄やらに
入れてんだから嫌いなカップリング名がついてる文章は読みとばせばすむだろ。
キモイ、などという餓鬼くさい意見に振り回される方がどうかしている。
キモイならこのスレに粘着せずに自分の好きなカプものをやっているサイトだけに居ればいいと思う。
テンプレ前に戻して欲しいです。
どう見ても近親相姦キモイ言ってる側がイタイよ。
説得力ないし、戻すべきでしょう。
限られたカップリング物しか投下できない流れになるのが目に見えてるし。
近親関係にあるのが誰と誰かわからない、なんて事はないと思う。
このスレに来ているからには。
だから近親カプをNGワードに入れれば済む話じゃ…と思ってしまうのですが。
と、言いつつもビクビクしながら今スレで投下したクチですが。
でも出来るならば前に戻して欲しい。
まあまあ、あんまり釣られずに。
自分も、テンプレは前のに戻すに一票
近親相姦は
職人がメル欄か名前欄に入れる
閲覧者はNGワードに入れる
それで解決じゃないのか?
職人あってのスレ、閲覧者あっての職人だろ。
読みたいのは解かるけど、過剰な擁護も
職人を戸惑わせるんじゃないの?
>>922 同意。
皆が近親相姦がテンプレに入ることに
異様に熱くなってるのが怖いよ。
もっと落ち着け。
>>922 実際に920で職人さんがいやだと言ってますが。
前スレの決定も、「近親相姦キモイ、嫌い」という稚拙な書き込みでテンプレが変わった事に対して、職人さんが怒りを覚えているのが現実であると思う。
他ジャンルならともかく、ハガネが血縁者多いジャンルなのに今更大騒ぎしているのは、初心者か21歳以下だよ。