冬目景エロパロ第二章 パウダースノウの季節に

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1名無しさん@ピンキー
冬目作品から本人まで、マターリと(;´Д`)ハァハァするスレッド
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前スレ↓
【羊の】冬目景エロパロ【うた】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1037980184/

前スレの作品はこちら↓
http://s1.artemisweb.jp/sslibrary/
2名無しさん@ピンキー:04/11/07 00:42:54 ID:g6th41pn
立ててみますた。即死防止策として、点呼&誰のどこにスリスリしたいかアンケートでも取ってみるのはどうか。

とりあえず漏れは、シナコ先生の貧乳にすりすりしたい。
3名無しさん@ピンキー:04/11/07 01:07:34 ID:Mwxy+Toa
今度こそ
4名無しさん@ピンキー:04/11/07 01:10:21 ID:onmrAau0
>>1乙。千砂をもう一度転載
                     ,.. -‐‐ ‐ ー_‐_-,.、.、
                   /  ´_,. ,r;= ,zy'、゙ヾヾ、`ヽ、
                  /,〃 ;,/´ //"y´i7ハヘ`゙k゙k` ヾヽ
                 /,// j'/   ;!/i!j' ,il!{ヘi!k`ヾkヾ Nkヾヽ
              /"ソj!,i,il'  {,i! !i!| i!l!i!kikムヾヾi!ヾiNikトi、
              j'/! /j!|!  i!|! |!i!! |iki;ヾkヾ! kik!゙i!i!k!Nト!
              | i! i { i!i{  !i |!|リi! i!、ilk |!kik! }リi! リ,iィv!`
              !イ! i! ! |!   !i|!i!|i、!{k_kft{N{f{ '”' {)ソ、
               i!i  l i|!i   i||!il,トネメh_,.、=、   \:.
               |,!  i i|i    i l!iトk ``{´ソノ '`  ,. ノ !
               |!   !,i|ki  li,! |iトゞ `‘´       ,!
               |!   i |! }   i! |i!|          ,. '´ ,'
                |!i   ノ|k   k |ト!、            ,!
                | !  ,!i!;i!トヽi  `ヘ!|:.:`` : ..、、_ _ _,,.. '′
                |!| i i! |Nヾヽ 、 `i!;:     /´iイ,i!
                !|! | | i! iヾ}k `` i!      i'( i{ i!{
             i!|! |i| i! i|ノjヾ {、 il、     {L_i!ヌ、
             !j i |! i  jl/ i!ヾ、`、 i{、   'ヽ`ヾGk、
               リi i! i ノ! /  ヾ_ヽ、`! |!、    ヽ ヾG、
               ,i'!i! | i!,j/    _`ヾi!` i{kニ二_` ヽヽ Fk
            ルj!j,iry'_,. -‐''"´   ヾヽj}゙il、  `ヽ}、 \ヾki、
            ,il/'´          ヾk ゙}}i!      ヽ  | ヾilト、
           ノi!ヽ、           }!i 〉fiー'' ´`ヽ、」_ ,l   }!i!ヽ
5名無しさん@ピンキー:04/11/07 01:10:44 ID:onmrAau0
        /´ ̄i!|! /       _ _,_/´ !i! l,|!  `ヽ(´,;i7`|!  リ}! ヽ
      ,/     !i!i,|   _,. -''"´  _/   i!i |il!    `ー<´!   'i’  i
    /  ,. へ、 i!i!ilレ'´     /   ,.ヘ}メ、リ!}j| _,. -ニ'、、,}!   i!   !
   /_,. '´  `\i!/     /     '7心' ,!jiリ ´      `| ,、 |!,. -_,!
 /^´      /|     /       ,. '´ jル' ! .,、lヽlヽ,ィ i ゝヽi!´ /
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        / `ー-ゝ-'´ }`ソ´;:;{;::;//  _,}`vイ  i >-ュ_`y{,/   r'´       |
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    ヽ      |/,iノ __  //  i|   | ( ソ)_i!   ノ´二ニニニ,ユj!      |   |
      ヽ    ノ! j' `ヾ`、 i'  _ ノ!,r'7 ! 冫~´|! /´ ̄_,.三二ニ'ィ!      |   |
       ヽ_/ |/!|`vヽ `>;{ヽ{;`Y_ `ヽi'´  |!,/^~ ̄´     |        |   |
          // ゝヾ,|r〈;::;}y{;;/´;;:}~``_i   |}'          |      |
          /,!/ `~7´;:;〈~,n;`r´;;^V´ !   i{          ,!         !
          /,i! !    `ゞ;'^r-t`k~;:ソ´  i  i!         _,.r1
        / /!'  ()_ノヽ;ノ!;:};:ヾ';j^    ! iト- - --‐'''"´   !
       / /´   /_ノ´  `^~介`      i!
6名無しさん@ピンキー:04/11/07 01:13:03 ID:g6th41pn
落とさせはしない!
シナコ先生のほっぺたにティムコ擦り付けたり髪ズリしたりして髪や顔に発射(;´Д`)ハァハァ
7名無しさん@ピンキー:04/11/07 01:14:02 ID:g6th41pn
芸大中退のデカ女に騎乗位で犯されるのもイイかも(;´Д`)ハァハァ
8名無しさん@ピンキー:04/11/07 01:19:07 ID:g6th41pn
イエスタデイのメンバーで乱交するとしたら

滝下×桐島さん(この受け攻めは重要)
キノシタ妹×メガネ君
リクオ×シナコ
キノシタ兄×ハル

あたりで始めて、後はもう組んずほぐれつ。
滝下は言葉責めとか上手そうだから期待できると思われます。
9名無しさん@ピンキー:04/11/07 01:32:15 ID:re9tvhTn
>>8
お前も好きだなあ…。でも…。

好きな男が別の女とエッチしてる目の前で、
他の男に肉棒を挿入されて感じているハルたん…。

想像しただけで発射してしまいそうだ…。
10名無しさん@ピンキー:04/11/07 01:35:44 ID:re9tvhTn
あ、点呼…、俺で4人目くらいなのか?

俺は電車の中で、
ハルたんの柔らかいお尻にちんぽをすりすりして、
水色のパンティを白く濁った液体で汚したいな。
11名無しさん@ピンキー:04/11/07 01:43:34 ID:K7IsGOTf
ハルたんを後ろから抱きしめて髪の毛に顔を埋めたい。
12名無しさん@ピンキー:04/11/07 01:57:12 ID:re9tvhTn
>>11
俺も〜〜!!
髪の香りをクンクン嗅ぎたい!
いかにも「オンナのコ」って感じのイイ匂いがするんだろうな〜。

真夜中にこんな書き込みを続けながら勃起してる俺は溜まっているのだろうか…。
13名無しさん@ピンキー:04/11/07 02:06:46 ID:depkOosc
即死阻止
14名無しさん@ピンキー:04/11/07 02:24:20 ID:qQ4ciYil
点呼6人目。
スリスリするんじゃなくて、スリスリして欲しい。アソコを柚原たんに。
エロい手つきで、エロい上目使いで、
「気持ちいい? いいよ。このまま出して。全部飲んであげる♪」
そして欲望のままに綺麗な顔とエロい唇にドバッと。
15名無しさん@ピンキー:04/11/07 02:26:43 ID:qQ4ciYil
誰か八重樫をもう一度貼ってくれ〜。
16名無しさん@ピンキー:04/11/07 02:28:49 ID:onmrAau0
>>15
                       \
      /            ト、    ヽ.  ヽ
     /イ    / 〃  / i. | l. \     ', i  ヽ
.    /'/   . 〃 '1  ,'  .| :li. ト、. ヽ.   !| 、 ',
   / ,' / :i ,'{ ,' i|  i|  il :l.ヽ l ヽ ハ.、 i|  ト、 ',
    i. ,'  ,! :i |. i. ||! l.l  l:| :| l: |_ヽ!.',. lヘ }小i
.   l i| /:|. l |! l |.l|l.|l l l :l/!仁´,xt |.:ly} :|ノ }
.    | l| !i l l.|i. l:| |!l_|_ l:|V  'ィぅjリ丿jノ|ソ! |
.    l/.| !l.ハ. l|.l:,.ィ'仁´ ヽ!    `''"    !ナ/‐ 、
.    ! | .i:|ハ ヽX'i_,ィiぅj「`           ∧リ  i \
   l ハ l:|l: ト、ト .ゝヾ='"    ,:i.     厶ハ.  l |
      ',!|ヽト、ヾ.\       ,、=‐  ./{ ヽ∧ }  ',
       ';!  Nヽド/iト、.. __     / |   .}!i∨  , 〉
           /| {. ヽ.   ̄ ̄    !  /,ハ l //ヽ
           r┴-、ヽ ' ,             // , } iV  ':,
       / ̄,>、\\' 、        , ' / 丿 '、    '、
       ,.'   /   .ヽ\ヽヽ. __, -‐¬// /   ヽ. _ \
     /- ¬く..    ヽ\` `ニ ニ´ '´ /     ',  `ヽ!
     ,'       ヽ    \\   _. ‐'´       }:     }
     }       `ー 、  ヽ_,> '´           ,'  ヽ./
      |             i. /,. }            /     i
     ト、            {//:/           ィ′    l
     ! 丶.       l/:/            /:/         !
     `ト . ` ー -- −!/            '  / ,.       ',
.       |   ` ー-- ┬'′           ノ) ハ.  /   i ヽヽ
     |        |、           t'__ノ  l  |ヽ. | ハ/
17名無しさん@ピンキー:04/11/07 02:30:41 ID:onmrAau0
"   .|  ゙l  、 |  .|'i、  ヽ  ゙l、 \  ゙l   │ |    〔゙.,,,-,|       ゙l ゙l 
    |  ゙l ゙l, ゙l、 | \  ゙!、 .゙',,,,,--7r,!''゚'ヽ  |  |     | .|  | |、      .゙l ゙l
 .、 ..゙l、 `i、.゚|-゙l, }  `-,,,,,,/ぐ゙,,,. .,,,,,--i,,,!二'| ./゙l    | .゙'y│l       .゙l.l゙
,.|  .゙t,,r‐―イ,,゙l,`∨  ヾ゙`゛.,/゙,,-'''|゙'‐ .,,,ノ ,! |.l゙ |    | │" ゙l       │
゙l ゙l . ゙lヽ"フ--、," .`     ‘/|  .\、_,,,-" .リ  .|    .| |  ,|'i、      │
..l、|i,, ゙l ヾく -v-,,,ミ,,,、      ゙ .-v-'"`    l゙  |    | | ,,/` ゙l      "
`!゚"゙l''゙li、 ゙l .゙'ィ''| |、 ,゙l、           ・     {   l゙ } ゙|″|、 ゙l      
: ゙‐ ` ゙i、|  ‘t\,゙,,,,,,=@             ・     |   | } ゙l  │ .゙l,      
     `'ヽ、.|'i、 `  .l゙                 {   | | .'|┐ .゙l  ヽ     
       |,゙l, ゙l ゙ヽ  .l゙    _             |   〕 { ゙l,゙i、 \  ヽ、   
       .゙l ゙l |、`i、 `'ー-,,,_ `             |   | |  ゙l, ヽ ゙'i、 ‘-、 
          ゙l ゙l.ミ  .゙l-,、  `,,,,,,,,,,,--ー       .,-'|   | |  ゙l, `ヽ `'-、 `ヽ 
        .゙l ゙l,)  | ゙7ー、、 .'''`        ,,/  |   | |   .`-,_‘ヽ、゙''-,,,,′
        ゙l ‖ .|  ゙l i、 `''-、、     .,,/`   │  .| |     ‘'-、ミヽ,_ `
         ゙l  | |.  | ヽ !、`'ァ-,,,,,,/″     |   .| .|  _,,,,,,--ー'''"゙゛゙゙゙′
            l゙ .| ゙l  |  `'i、‘i、 \  .ヽ       ,!   .| |''''"゛  ,,.   − '' 

ついでにコレも転載。やっぱり千砂は(・∀・)イイ!!
18名無しさん@ピンキー:04/11/07 04:23:06 ID:qEvsaBIL
千砂まだ処女だといいなー
19名無しさん@ピンキー:04/11/07 05:32:07 ID:zO6eoKSE
それだったら柚原たんと八重樫たんは処女なのでつかー?
20名無しさん@ピンキー:04/11/07 09:08:09 ID:tzivGOqW
柚原タソはヤリマソで真っ黒だよ。
だがそれがいい。

ところで即死回避ラインって何レスだっけ?
21名無しさん@ピンキー:04/11/07 10:43:00 ID:K7IsGOTf
立ち読みしただけなんで名前を失念してるんだが…
ZEROの女の子、あの子を救済できるような話を誰か書いてくれないだろうか

誰かが可哀想なだけの話ってのがやっぱ辛い
22名無しさん@ピンキー:04/11/07 11:00:19 ID:r8P8ZMOC
何人目か知らないけれど、とりあえず点呼。
23名無しさん@ピンキー:04/11/07 11:05:48 ID:r8P8ZMOC
Heaven's Gate以外におすすめのドジンシないですかね。
24名無しさん@ピンキー:04/11/07 13:04:38 ID:DF5U5CKm
柚原たん…、目つきがエチィよ…上目遣いが超エロくてもう我慢できないよ…。
出るよ…いっぱい出るよ…あああああああああああああああああああ。
   =∧∧_∧=         :,∴・゜・゜・:,∴・゜・゜・
.  ≡(( ;´∀`))≡=      :,∴・゜・・∴~・:・∴・・・
  ≡ノ人 Y //=   ,.:∴~・:,゜・~・:,゜・ ,゜・~・:,゜・・∴・゜゜・
 =≡(( ヽニニつ) ~~‘∴・゜゜・・∴~・:,゜・・∴・゜゜・∴~゜゜゜
.  =((_)_))=
25名無しさん@ピンキー:04/11/07 13:05:46 ID:DF5U5CKm
>>16
ありがd
さあ次は八重樫たんでシコシコしま〜す!
26名無しさん@ピンキー:04/11/07 14:03:17 ID:tjxHxNFC
>>21
間尾さん(下の名前失念)かー。
やはり終盤のセーラー服姿のところでヤっちゃわないとな。
27名無しさん@ピンキー:04/11/07 14:57:22 ID:depkOosc
ホッシュホッシュ
28名無しさん@ピンキー:04/11/07 16:22:16 ID:cxxwBbUW
>>26
じゃ、俺は生徒会長をお持ち帰りということで一つ。
29名無しさん@ピンキー:04/11/07 18:06:24 ID:r8P8ZMOC
もう前スレ埋めても大丈夫かな?
30名無しさん@ピンキー:04/11/07 23:36:39 ID:ZUmmX+rC
気弱そうだけど芯の強いところがあるメガネの映画少年。
高飛車に見えるけどしおらしいところもあるキノシタ妹。
この二人の今後の交際およびセクースが気になります。
この関係性においては、キノシタ妹は潜在的Mであると思われます。
31名無しさん@ピンキー:04/11/07 23:40:44 ID:ZUmmX+rC
ミルクホールのママ(杏子さん)にも誰か恋愛相手が現れてくれないもんかのう。
32名無しさん@ピンキー:04/11/08 00:29:08 ID:VEhJjN0+
>>30
木ノ下妹って性格キツそうだから、
逆に眼鏡君に責められて感じてる時なんかを想像すると興奮するな。
33名無しさん@ピンキー:04/11/08 00:34:55 ID:egBJlvn3
>>32
分かってくれて嬉しいYO。
メガネ君の訥々とした言葉責めがキノシタ妹の潜在的M部分に的確にヒットしたり。
メガネ君、趣味がマニアックそうだし色々とアイテムも持ってそうだし。
34名無しさん@ピンキー:04/11/08 00:37:03 ID:7bExBE8T
乱交男は1人でおながいします。
ハルたんもシナコも独占でつ。
35名無しさん@ピンキー:04/11/08 00:39:40 ID:egBJlvn3
乱交に関して言えば、自分の好きな女が他の男にヤられて感じてる姿を見て倒錯的に興奮したり、
普段小生意気だと思ってる女に騎乗位で攻められたり、そういうのが妙味だと思いますので、
やはり男も複数いる方がよろしいのでは。

それはそうと、ハルの母親の再婚相手が実はキチークさんで、ハルを薬漬けにして食い物にしようと
している、というのはどうか。だめか。
36名無しさん@ピンキー:04/11/08 00:58:03 ID:P8toIRg8
ハルの母親の再婚相手が実はキチークさんで、カンスケをホルマリン漬けにしてうわ、なにを(略
37名無しさん@ピンキー:04/11/08 07:21:28 ID:RiAN1PAx
38名無しさん@ピンキー:04/11/09 11:56:00 ID:A0T/hgBD
>>35
イヤーン。
39名無しさん@ピンキー:04/11/09 18:13:58 ID:NCdqQOoQ
>>35
そうだな。
しな子がミナトにバックで突かれてるのを見て激しく嫉妬しながらも、
興奮してるリクオはビンビンになったチンポをハルたんに挿入してると。
で、ハルたんはハルたんで、「ミナトくん…私のこと好きだって言ってたくせに…」と
釈然としない気持ちなんだけど、リクオにハメられてウットリ、みたいな…。
これが乱交の醍醐味っちうか、快感かと思われます。
40名無しさん@ピンキー:04/11/10 00:09:35 ID:z8vZ63Q2
>>39
イヤーン。
41名無しさん@ピンキー:04/11/10 06:31:09 ID:RcgSl6Zy
>>39
(・∀・)イイ!
42名無しさん@ピンキー:04/11/10 12:15:42 ID:WELgCmsT
>>39

それいい!誰か書いてください、才能ある方
43名無しさん@ピンキー:04/11/10 18:58:44 ID:t9eSAxWO
ハルたんがリクオに挿入され、イきそうになって恍惚としてるのを見て、
ミナトはジェラシーで心を燃やしながらしな子の膣内に熱いほとばしりをドバーッと。

想像しただけで勃起する。
ホント誰か描いてくれ。
いねえかな? いねえよな。
44名無しさん@ピンキー:04/11/11 16:23:02 ID:BDmZ9YD4
       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       |  梅田を出ますと
       \
          ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                   ∧_∧      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         ∧_∧     ( ´Д ` )    <   十三
         ( ´Д` )   /⌒    ⌒ヽ    \_______
        /,  /   /_/|     へ \
       (ぃ9  |  (ぃ9 ./    /   \ \.∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        /    /、    /    ./     ヽ ( ´Д` )<   高槻市
       /   ∧_二つ (    /      ∪ ,  /   \_______
       /   /      \ .\\     (ぃ9  |
      /    \       \ .\\    /    /  ,、    ((( )))  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     /  /~\ \        >  ) )  ./   ∧_二∃    ( ´Д` ) <  大宮
     /  /   >  )      / //   ./     ̄ ̄ ヽ    (ぃ9  )  \_______
   / ノ    / /      / / /  ._/  /~ ̄ ̄/ /   /    ∧つ
  / /   .  / ./.      / / / )⌒ _ ノ     / ./    /    \   (゚д゚) 烏丸
  / ./     ( ヽ、     ( ヽ ヽ | /       ( ヽ、   / /⌒>  )  ゚(  )‐
(  _)      \__つ    \__つ).し          \__つ (_)  \_つ   / >   (゚∀゚)  河原町終点の順に止まります
45名無しさん@ピンキー:04/11/11 21:12:49 ID:PXCe45Px
>>44
これは…


電車内プレイということか!?
46名無しさん@ピンキー:04/11/13 00:59:54 ID:XkaI1aqc
乱交はいいな。
柚原は、浪、木ノ下、福田の4Pでくんずほぐれつ。
手コキ、フェラで1本づつ。ジャンケンかなんかで勝った奴が柚原たんの
締まってあったかいマ○コに中田氏。
47名無しさん@ピンキー:04/11/15 11:15:31 ID:XJGi9ZNI
>>45
阪急電車京都線特急の停車駅だな
意味なんて全く無いだろう

八重樫最高…!
48名無しさん@ピンキー:04/11/15 12:06:48 ID:eYB/1Kb3
ローカルネタで不覚にも笑ってしまった>45
49名無しさん@ピンキー:04/11/15 12:30:02 ID:1W3w9ZU9
>>47
 *     +    巛 ヽ
            〒 !   +    。     +    。     *     。
      +    。  |  |
   *     +   / /   八重樫最高…!
       ∧_∧ / /
      (´∀` / / +    。     +    。   *     。
      ,-     f
      / ュヘ    | *     +    。     +   。 +        
     〈_} )   |                                
        /    ! +    。     +    +     *         
       ./  ,ヘ  |
 ガタン ||| j  / |  | |||
――――――――――――  


これだけシチュばっかり挙げられると逆にSSが書きにくいような
50名無しさん@ピンキー:04/11/15 19:42:24 ID:q71JLqZK
どうでもいいけど、>>44は特急ではなく通勤特急の停車駅だな。

八重樫最高…!
51名無しさん@ピンキー:04/11/15 23:43:30 ID:seVndrt7
ギガウィングの新作は姐さんのイラストないんだな…

つーかキャラすらいねえ!
勲章と弾の区別がつかねえ!!

八重樫最高…!
52名無しさん@ピンキー:04/11/15 23:44:23 ID:njEBpSFR




八重樫タックル…!
53名無しさん@ピンキー:04/11/16 19:51:24 ID:iZFE3t7O
>>49
 >これだけシチュばっかり挙げられると逆にSSが書きにくいような
ならッ! ならッ! ならッッ!!
新しいシチュを書き込まれる前に>>39で1本頼むッッ!!!
俺のチンポは暴発寸前なンだッ!
5449:04/11/17 12:50:19 ID:Bcta1yg9
>>53
スマンッッ!乱交陵辱属性はこれっぽっちもない人なンですッッ!!
そのチンポのエネルギー、見事文章にしてくれないかッッ!?
神になれるぞッッ!!!
55名無しさん@ピンキー:04/11/17 15:29:16 ID:EcujbBzJ
漏れも乱交陵辱はちょと、、、
ラブラブ好き。

ハルたんやシナコやミルクホールのママとらぶらぶ。
56名無しさん@ピンキー:04/11/17 18:32:21 ID:ORyA03hg
乱交とか陵辱とか好きだけど鬱病なのでSS書けない。
57名無しさん@ピンキー:04/11/17 20:47:33 ID:nzl+VjgP
職人が居ないエロパロスレはとても歯痒い。
「無いなら作ろう」、否、「不在なら自分がなろう」の精神が必要ですか?
58名無しさん@ピンキー:04/11/17 21:01:38 ID:x8qeSxGj
そう、その通り!
もし少々不慣れだとしても、誰も責めやしない。むしろ褒め称えるだろうね。
59名無しさん@ピンキー:04/11/21 18:52:34 ID:zp3TkV25
保守しながらハルたんにブッカケ。
60名無しさん@ピンキー:04/11/21 19:24:21 ID:6OJrz4YM
じゃあ俺は保守しながら杏子さんにブッカケ。
61名無しさん@ピンキー:04/11/22 00:38:15 ID:0we3K24Q
なにをう!
じゃあ俺は茗たんに(ry
62名無しさん@ピンキー:04/11/24 23:34:02 ID:Kw0v6Bib
なにをう!
じゃあ俺は冬目(ry
63名無しさん@ピンキー:04/11/24 23:56:04 ID:CYx0kgPY
(||゚Д゚)
64名無しさん@ピンキー:04/11/24 23:59:15 ID:mlQDwNdm
個人的には、○○(名前、いつも忘れるんだよな。浪の予備校での知り合い)の奴隷に
なっている桐島さん、という構図が萌えるのであるが、桐島さん萌えの人自体が極めて少
であろうからこの主張は胸の奥にしまっておきます。
65名無しさん@ピンキー:04/11/28 18:09:40 ID:0ARiOwb1
桐島さん萌えですが何か?
66名無しさん@ピンキー:04/11/28 18:14:29 ID:0aTf6ORo
いいよね桐島さん。
うん。
彼女は受けキャラだと思う。うん。

ああ、でも桐島さんが浪の童貞強奪大作戦というのもアリだな。個人的に。
67名無しさん@ピンキー:04/12/01 16:09:28 ID:klSBFie2
              //::/i::l:l::!:::l:::::!::::ト、__
                //::/:::!:l:l::l::::!::::l::::l::::ト、
            ハ::l:::::l_l:l::l::::l!:::l:::リハト、
             l l:ハ:::ハ ヽトト{Vレ', 〉
               `rN∧ヘ ___,ィ{ィ7_
            / ̄\>'´:::::::::::::::::::::::`....、
             ,rく ‐‐ 、 7:::::::/:::ト、::::、:::::::::::ト、__
           〈`{    Y1::::::!:::::!::::: ̄三-::::ヽ ├――-- ...__
           l ヽ     ト!V!:::v‐ト、三三に⌒' /     __  `¨ー-‐ 、
           ヽ  `ー‐┴‐`ー'⌒ー‐< ̄ ̄レ' ̄ ̄ ̄    `ヽ  ┌tュ
                ',   |:||:|     /〉   ̄「 ̄`ヽ          ̄` `~
              ¬、 !:ll:l    /, ┴‐    \_ヒ>--、       ,.....-
                「 ̄ヽ__/∠ニニ二      )  /___  ,..;;;;´;;;;;;;;;;
                 \ く   / ̄`ー―‐----‐‐  Tヽヽトく;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
                   ヽ \       _ --、__ィつヽヽ)ヽ);;;;;;;;;;;;;;;;;;
                 ヽ `ー――<    /;;;;;;;;;;;;;;;;`;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
                   !         / ̄\/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

羊のうた本スレに貼られてた
68名無しさん@ピンキー:04/12/03 19:03:20 ID:o2BPNgj1
ハルたんにコンドーム無しで思いっきり膣内射精したい…。
可愛いオマンコのなかに大量に精液を注ぎ込みたい。
柔らかい唇でペニスを愛撫してもらって、
綺麗な黒髪を白く濁った汚いザー汁で思う存分グチョグチョにしたい…。

ホントお願いしますやらせてください。
69名無しさん@ピンキー:04/12/03 19:04:48 ID:qnq/AkjX
シナコたんにコンドーム無しで思いっきり膣内射精したい…。
可愛いオマンコのなかに大量に精液を注ぎ込みたい。
柔らかい唇でペニスを愛撫してもらって、
綺麗な黒髪を白く濁った汚いザー汁で思う存分グチョグチョにしたい…。

ホントお願いしますやらせてください。
70名無しさん@ピンキー:04/12/03 21:37:24 ID:bFcw/6p6
ハルたんとシナコを交互に、コンドーム無しで思いっきり膣内射精したい…。
可愛いオマンコのなかに大量に精液を注ぎ込みたい。
柔らかい唇でペニスを愛撫してもらって、
綺麗な黒髪を白く濁った汚いザー汁で思う存分グチョグチョにしたい…。

ホントお願いしますやらせてください。
71名無しさん@ピンキー:04/12/03 21:45:05 ID:s98Fresv
杏子さんにコンドーム無しで思いっきり膣内射精したい…。
美しいオマンコのなかに大量に精液を注ぎ込みたい。
柔らかい唇でペニスを愛撫してもらって、
綺麗な黒髪を白く濁った汚いザー汁で思う存分グチョグチョにしたい…。

ホントお願いしますやらせてください。
72名無しさん@ピンキー:04/12/03 22:02:06 ID:7KKC3DIS
ここは膣内写生なインターネットですね。
73名無しさん@ピンキー:04/12/04 00:06:30 ID:QZZwySQ4
リクオに(中略)




ホントお願いします勘弁してください。
74名無しさん@ピンキー:04/12/04 00:14:33 ID:Idh5jUiR
小生意気なキノシタ妹の頭を掴んで、思いっ切り強制フェラしたい…。
ツリ目がちな端正な顔が苦しさに歪み、上気し、咳込む樣を堪能したい。
喉の奥の感触を味わいたい。
綺麗な肌や、ちょっとパサパサっぽい髪を白く濁った汚いザー汁で思う存分グチョグチョにしたい…。

ホントお願いしますやらせてください。
75名無しさん@ピンキー:04/12/04 00:22:19 ID:CiXdhc+p
茗たんにコンドーム無しで思いっきり膣内射精したい…。
可愛いオマンコのなかに大量に精液を注ぎ込みたい。
精液をかけても殆ど目立たない白い肌に唾をべチャべチャ垂らしたい…。
体が弱いのをイイことに、強制的に騎上位で自分で腰を振らせて、
切なそうな顔で「もう許して…」と懇願する茗たんの顔をニヤニヤしながら堪能したい…。
柔らかい唇でペニスを愛撫してもらって、
綺麗な白髪を白く濁った汚いザー汁で思う存分グチョグチョにしたい…。
そんで犯しまくったあとは保健室で介抱してあげたい…。

ホントお願いしますやらせてください。
76名無しさん@ピンキー:04/12/04 00:27:28 ID:T7HwOYB9
>>74
 >咳込む樣を堪能したい。
樣←何この漢字? 初めて見た。
77名無しさん@ピンキー:04/12/06 19:52:24 ID:sPEvzXzT
ちょっとわからない
78名無しさん@ピンキー:04/12/06 20:11:34 ID:ePMFeNlR
様の旧字体でないのか?
79名無しさん@ピンキー:04/12/06 23:27:06 ID:gIkMOpDd
景たんにコンドーム無しで思いっきり膣内射精したい…。
可愛いオマンコのなかに大量に精液を注ぎ込みたい。
柔らかい唇でペニスを愛撫してもらって、
綺麗な黒髪を白く濁った汚いザー汁で思う存分グチョグチョにしたい…。

ホントお願いしますやらせてください。
80名無しさん@ピンキー:04/12/07 21:59:56 ID:Uj/fnVWk
桐島さんにコンドーム無しで思いっきり膣内射精したい…。
可愛いオマンコのなかに大量に精液を注ぎ込みたい。
始める前は余裕ありげな笑みを浮かべていたくせに、今はもう
切なそうな顔で「もう許して…」と懇願する桐島さんの顔をニヤニヤしながら堪能したい…。
柔らかい唇でペニスを愛撫してもらって、
綺麗な白髪を白く濁った汚いザー汁で思う存分グチョグチョにしたい…。
そんで犯しまくったあとは有機溶剤の匂いの漂うアトリエで体を拭いてあげたい…。

ホントお願いしますやらせてください。
81名無しさん@ピンキー:04/12/08 18:11:56 ID:fOZf1P4P
いろんな冬目キャラにエチィなおながいをするスレはここですか?
82名無しさん@ピンキー:04/12/09 23:43:31 ID:CZPA3tu9
やばい、やばいよ…。
茗たんの可愛さは常軌を逸してるよ…。
色素が薄いってことは乳首も綺麗で薄い桃色なんだろうなハアハア
顔を真っ赤にして恥ずかしがっているのを鑑賞しながらオッパイペロペロしたい
おまんこもきっと超綺麗だよペロペロペロペロしたいよビュビュ
83名無しさん@ピンキー:04/12/12 22:46:00 ID:moJujYYp
ホスホス
84名無しさん@ピンキー:04/12/12 23:03:17 ID:Sh3AJPlu
NHKの岬ちゃんにコンドーム無しで思いっきり膣内射精したい…。
可愛いオマンコのなかに大量に精液を注ぎ込みたい。
柔らかい唇でペニスを愛撫してもらって、
綺麗な黒髪を白く濁った汚いザー汁で思う存分グチョグチョにしたい…。

ホントお願いしますやらせてください。
85名無しさん@ピンキー:04/12/14 23:16:27 ID:s/fbMxZb
>>77
きたか
86名無しさん@ピンキー:04/12/17 10:27:30 ID:ssEVyorM
ほしゅほしゅ
87名無しさん@ピンキー:04/12/21 04:16:01 ID:z/MKNDiB
リク×ユズ制作途中です。
希望するシチュエーションなどあればどうぞ。
88名無しさん@ピンキー:04/12/21 21:18:17 ID:xKWD1cnN
>>87
作ってくれるだけでも有難いです
89名無しさん@ピンキー:04/12/21 21:21:10 ID:8/27EDGO
リクオとユズハラのセクースを覗きながらシナコ(鉄板処女)がハァハァしてオナーニするのとか希望。
90名無しさん@ピンキー:04/12/21 21:40:43 ID:sg8F2te7
>>87
ハルたんとリクオのラブラブえっち。
91名無しさん@ピンキー:04/12/21 21:48:23 ID:BwTSgxOY
ハルたんとシナコとユズハラに弄ばれる4P
92名無しさん@ピンキー:04/12/21 21:51:08 ID:NDavJc0M
ユズハラ主導で、ユズハラ&リクオがシナコを陵辱。
93名無しさん@ピンキー:04/12/22 02:47:20 ID:jFaArwil
ユズハラに押し倒されてる真っ最中にハルたんかシナコが来訪ってのがイイ
94名無しさん@ピンキー:04/12/22 05:02:42 ID:99dGu8Xw
めちゃくちゃですね…
ちなみに場面は4巻の150ページあたりから
95名無しさん@ピンキー:04/12/23 18:20:14 ID:y1ToRFXU
イエスタデイ、次の連載はいつですか?
96名無しさん@ピンキー:04/12/24 01:35:43 ID:ygxaVGMI
冬目ねえさんが鬱から躁に移行する頃。
97名無しさん@ピンキー:04/12/25 02:30:34 ID:rqzq7cCj
バカネタです。
柚原が晴ちゃんのオッパイを揉んだり、股間をいじり回して一言。
「まぁ。かわいい市松人形だね。まるで本物みたいだね。陸生、いい人形持ってるね。」
98名無しさん@ピンキー:04/12/26 17:30:23 ID:5dWJnIPG
>>87
>14のシチュでリクオを弄んだ上に、騎乗位でイキまくり、っていうのに
して下さい。 経験豊富な柚原タンに翻弄されるリクオきぼん。
99名無しさん@ピンキー:05/01/04 02:43:03 ID:XAq5OnVc
ほしゅ
100名無しさん@ピンキー:05/01/04 19:10:17 ID:GG7amnnP
新年明けましておまんこ
姫始めで、ハルたんに膣内射精しちゃいました。
101名無しさん@ピンキー:05/01/04 20:34:03 ID:1zmOOalr
新年明けましてあなる
姫始めで、ハルたんに腸内射精しちゃいました。
102名無しさん@ピンキー:05/01/05 00:35:38 ID:8J7W1484
脳内にみえた、疲れてるのかな・・・
103名無しさん@ピンキー:05/01/05 21:02:34 ID:Xu4GmrhJ
>>102
多分お前日本脳炎とか云うやつだよ。
104名無しさん@ピンキー:05/01/06 19:22:40 ID:sGxLo+ZK
>>101
お前ハルたんに乱暴するなよ…可哀想に…。
ハルたんはお前なんて嫌いだってさ。俺の方が好きだって。
105名無しさん@ピンキー:05/01/06 20:00:50 ID:gj/EvVTm
じゃあ俺はシナコに口内射精でいいや。
処女のまま、フェラだけはすげー上手くなってきてるからなあ。
106名無しさん@ピンキー:05/01/06 21:46:54 ID:0Yl2RIsO
>>87に実は超期待してまつ
107名無しさん@ピンキー:05/01/06 23:26:59 ID:LivOnd8/
じゃあ漏れはシナコにゴスロリ着せてヒメハジメ。
108名無しさん@ピンキー:05/01/06 23:42:08 ID:QqjtLesL
>>107
シナ子にゴスロリは似合わないんじゃあ…。
俺の今年初エッチは、居酒屋のトイレで柚原とでした。立ちバックで。
声が漏れちゃうかもとか言いながら、かなり感じてたみたいです。
109名無しさん@ピンキー:05/01/06 23:59:18 ID:lBN+Iwoa
「似合わない服を無理矢理着せてる」(&「着せられてる」)感じがお互いたまらないわけですよ!
110名無しさん@ピンキー:05/01/07 00:01:30 ID:lBN+Iwoa
と言いつつ、俺の今年初エッチは、杏子さんと閉店後の店内で。
照明を落としたホールの中、外から入ってくる月明りや街灯、他の店の灯などが
杏子さんのお胸や、薄く透けて見える肋骨、半分ほど着たままの制服を映し出すわけですよ。
111名無しさん@ピンキー:05/01/07 00:04:31 ID:lBN+Iwoa
すまん、ageたままだった。
しかも、何やらヒメハジメの意味を勘違いしてたっぽい。
ちんこ吊ってくる。
112名無しさん@ピンキー:05/01/07 00:20:55 ID:zIWSBYeF
俺は未だに姫初めの意味が判らない訳だが…。
新年明けて1発目のエッチって事?
113名無しさん@ピンキー:05/01/07 12:46:03 ID:nGJfoQNV
ひめはじめ 3 【姫始め】

(1)頒暦(はんれき)の正月に記された暦注の一。正月にやわらかくたいた飯(=姫飯(ひめいい))を食べ始める日とも、「飛馬始め」で馬の乗り初めの日とも、「姫糊始め」の意で女が洗濯や洗い張りを始める日ともいわれる。
(2)新年にはじめて男女が交わること。

三省堂提供「大辞林 第二版」より

だからまあ夜でもOK
でも>110は大晦日の夜のほうが雰囲気あいそう
114名無しさん@ピンキー:05/01/07 13:08:56 ID:+Sg/O45s
考えてみるに、かなりカリ高じゃないとちんこを吊るのは難しいと思う。
(亀頭と茎部の段差が大きくないと、吊ろうとしてもロープが滑ってしまいそう)

つまり、>>111の持ち物はかなり凄いのか。
115名無しさん@ピンキー:05/01/08 09:18:01 ID:BZSmc8Xa
>>114
藻前には竿しかないのか?
可哀想に
116名無しさん@ピンキー:05/01/08 12:19:48 ID:+AB0QR/c
ちょっとわからない
117名無しさん@ピンキー:05/01/08 23:05:08 ID:Y9hTIgaX
俺もわからない
118名無しさん@ピンキー:05/01/12 13:40:15 ID:CPbSzbpI
>>87
期待してるよ!
119クマクマ:05/01/14 08:54:25 ID:kZwX5nMo
o( ^(,,ェ)^)o
前スレで、神の横でちんたら書いてたクマだクマ。
訳あって人生リタイア中になっちゃったので、茗×槙でも書きにきたクマ。
期待しないでくださいクマ。
120名無しさん@ピンキー:05/01/15 23:02:39 ID:gmiyHWqA
>>119
人生リタイアって… 大丈夫か?


自らを高めるためにオナ禁を始めて5日になる。
さっきイエスタデイ読んだ。杏子さん、存在自体がエロすぎ(;´Д`)ハァハァ
121舟乗りの歌 1:05/01/15 23:52:33 ID:wOlufp4m
隅に染みの浮かんだ天井板。かすかに明滅している蛍光灯。飾り気なく仕切るカーテン。消毒液の匂い
の立ち込めた空気。その空気を生地に吸い込んだ枕。
見慣れている景色、見慣れていることがうとましい景色。槙が目醒めたのは、変わりのない医務室のベ
ッドの上だった。
頭痛にも似た不穏な曇りが脳内をかすめて、てのひらをこめかみに当てる。そのつもりが、動かない。左
右に視線を走らせると、両の手首には厚い革が巻かれ、それは短い鎖に繋がれてベッドの支柱に固定さ
れていた。
自身のみにしか聞こえぬほどの舌打ちを発する。どうしてこうされているのかが判らぬほどの莫迦でも
ない。妥当な歓迎というべきか。しかし、何故、穴ぐらではない場所での拘束なのか。
「拷問でもするなら、悲鳴の響かない所がいいだろうにさ…」
自嘲気味にそう独りごつのを、耳を研ぎ澄ましていたかのように敏く、くぐもった声が応えてきた。
『気がついたようだね』
当然の如く、周囲に人影はない。
『準備が整うまで寝ていてもらうつもりだったのだが、少々薬が効き過ぎたようだ』
意識の飛んでいた間に、見も知らぬ人間たちに自身がどう扱われたのか、どう弄られたのか。眉間にし
わが寄るのが、鏡を見ずとも判る。
『氷夏桐子』
「…」
『彼女から何を聞かされたかね』
槙は思う。これは回答を必要としている質問だろうか、と。不正解こそが用意されていないのは、こん
な処遇を受けていては阿呆でも悟れるというものだ。
それに、あの酷く余裕に満ちた口調はどうだろうか。彼女も逃げ切れず、同様に捕縛されていると見て
間違いないだろう。
『黙秘権の行使かね。要らん智恵を身につけたものだ』
122舟乗りの歌 2:05/01/15 23:53:17 ID:wOlufp4m
何をどういい繕ったところで、逃亡を試みたことは事実であり、罰の軽減なぞ一顧だにされまい。それ
ならばこそ、何故、ここに身を置かれたかが一層槙には気にかかった。
この身が新薬の開発実験に使われている、いわばモルモットと同価値に過ぎぬとなれば、部分的に記憶
を操作し消去することさえ、ためらわれるものではあるまい。少々SFめいた話ではあるが、元々絵空事を
可能にするのが業務の彼らにそれが不可能だとあなどれはできぬだろう。
『さて、君にそこにいてもらったのは他でもない。我々の実験にご協力頂きたくてね』
お出でなすった、と目をつぶり腹を括る。
『何、君に痛い思いをさせることはない。少々時間を割いて、実験に参加してくれればいいだけの話だ。
参加を、ね』
匂ういい回し、匂わせるいい回しだった。そうして対象が困惑しているのを陰からほくそ笑んでいるか
のように。さしずめ、試験紙のような役回りか。しかし、それが、穴ぐらに長期間放り込まれるのと同
程度の罰だとでもいうのか。
『ご了承してもらえるかね』
「…選択肢があるのかよ」
『ご理解頂けたようだ。感謝する。園倉くん、入るがいい』
脳内に明瞭に?の文字が浮かぶのと同時に、足の先のカーテンが揺れるのを槙は見た。
「…茗」
向こうから姿を現した少女は、しかし、いつもの様子ではないようだった。少なくとも、そういう空気
を漂わせていた。
槙が色盲でなかったなら、一目して気づいただろう。いつになく上気し紅潮しているその頬と耳朶。昂奮
で赤みを加えて紫がかっているその左目。気づいたとして、少しばかり絶望へ到る時間が遠のいたに過
ぎぬのだが。
「どうした。…何かされたのか?」
しかし、その呼びかけが応えられることはなく、茗はゆっくりと横たわる槙の傍らに回ると、靴を脱い
でベッドに上がり込んできた。
123舟乗りの歌 3:05/01/15 23:54:22 ID:wOlufp4m
「…おい、何だよ」
槙の側頭部に沿うように両手を突き、腹に沿うように両膝を突く四つん這いの格好。わずかに開いた唇
から、形のよい前歯をすり抜けて荒い息が顔面に吹きかけられてくる。獲物を前にした猫科の獣は、こ
のような姿勢をとるのではないか。
『さて、高野くんに質問だ。人間の肉体は、その感情に支配されているものだろうか。或いは、感情が
肉体に支配されているのだろうか』
「んなこと判んねぇよ! おまえら、茗に何した!?」
『園倉くんの感情のたがを緩めてあげただけだ。そう、少しばかりね。回答は、彼女に出してもらうと
いい。否、出させてもらうといい、かな。ククッ』
再度詰問しようとする槙の開きかかった口を、茗の口が塞いでいた。予想だにしなかった行動に硬直す
る槙を尻目に、少女の柔らかく温かく瑞々しい唇が、槙の唇といわず歯といわず、全体の輪郭と構造を
確かめるかのようになぞり上げてくる。
「ン、ングッ」
両者の口の端から零れる吐息。茗が槙の口腔に舌まで伸ばしてきたのだ。唾液を絡ませた粘膜質が触れ
合った部分から融け出していくような初めての感覚は、槙の意識から抵抗する理性を奪っていった。
それは十秒にも満たぬ間だったようでもあり、数時間に渡って続けられたようでもあった。忘我の境地と
はこのような状態を指すのだろうか。
ようやく茗の唇が糸を引きながら離れていくことで、槙の意識は瞬く間に大きな後悔と、少しの名残り
惜しさに染め上げられた。
「茗、…何てこと…」
「へへっ、奪われちゃった。あたしのファーストキス」
屈託もなく笑顔を向ける少女の視線がわずかに定まらぬように見えるのは、投与されたのだろう薬のせ
いだろうか。恍惚の余韻に浸っているせいだろうか。
124クマクマ:05/01/15 23:56:53 ID:wOlufp4m
o( ^(,,ェ)^)o
有言実行で書いてみたクマ。
書いてて気づいたのは、色盲の槙はちょっとエロには不向きなキャラかも知れんクマ。
ゆっくり続きを書いてくクマ。>>87クマも一緒に書こうクマ。
125名無しさん@ピンキー:05/01/16 00:46:05 ID:d3XlhZiV
最近の冬目景の動向を追ってないから何のキャラか分からんけど乙。
126名無しさん@ピンキー:05/01/16 10:25:01 ID:gdAVkkOv
漏れも最近の作品はよくわからん。
しかし乙。
127名無しさん@ピンキー:05/01/18 17:24:34 ID:yBMp/HIg
俺は知ってる
俺は知ってるぞ熊

―――― G J !!!
128名無しさん@ピンキー:05/01/18 17:26:30 ID:bwnydP6P
>>124
乙であります!
129名無しさん@ピンキー:05/01/18 17:31:43 ID:zXb6zeii
金沢に帰省した時、シナコがこっそり昔のセーラー服を着てみて、誰も見てないのに一人で真っ赤になるシチュきぼん。
そしてオナーニというルートきぼん。
130名無しさん@ピンキー:05/01/20 22:37:56 ID:DDK/Ps6v
キタキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
131舟乗りの歌 4:05/01/20 23:21:42 ID:Pa7IaU/2
ファーストキスの言葉に過ちを犯したという罪悪感が湧き上がる槙は、しかし、茗に両手の固定を解い
てもらうことを考えることすらできなかった。脳髄を痺れさせる妖しい官能が否応なく白蟻の群がりの
ように理性を蝕み、意識下に葬ろうとしているのだから。現に、下半身の一点に血液が拒否する術もな
く集中し続けている。
「…槙」
唇が再び重ね合わされる。同時に、茗が四肢を曲げて覆い被さってくる。制服越しにも感じ取れる、少
女の鮮やかで軽やかな肉体。お椀ほどに膨らむ乳房を、形よくくびれる腰を、胸と腹で受け止める。
両手を繋ぎ止める鎖が間断なく軋んでいるのは、惜しげもなく身を擦りつけてくる茗を押し留めようと
したいからか、抱きすくめようとしたいからか、当人にも量りかねるところだった。
「もう、駄目だ、茗…」
口を横にずらして避けながら発した悲鳴は、槙の槙たらしめるものの断末魔ともいえた。
「…桐子さんの方が上手かった?」
金槌で殴られるような衝撃。この無垢な少女は、投薬と同時に何を吹き込まれたのだろうか。幼さを残
す端整な顔が、あられもない嫉妬で美しく歪んでいる。可憐な少女と痴女の同居する矛盾が眼前に顕現
していた。肌がわずかに粟立つ。
「そうなんでしょ、槙」
「違う! そんなんじゃないんだ。だから、もう…」
「…違うの? こんなになってるのに」
気がついた時には、槙の下半身の隆起は、スラックス越しに茗の掌に収められていた。細く小さい五指
が絡みつくように、充血の具合を確かめるようになぞり上げていく。
「うっ、くっ」
初めて他人の手に触れられるという羞恥が、自身でする際とはまた異なる趣きの快楽をもたらしていた。
「かわいい声。桐子さんにも同じようにされた?」
132舟乗りの歌 5:05/01/20 23:22:37 ID:Pa7IaU/2
「莫迦、彼女とは何にもないんだって。くっ、つっ」
「嘘」
指の腹に力が加えられ、痛いほどに張ったペニスを、猫が鼠を弄ぶようにわずかに締め上げられる。
何を弁解したところで無駄だろうと槙は思った。思い込もうとした。或いは、槙にも何らかの薬が投与
されていたのかも知れぬが、そうでなかったとしても、異性との初めての交接が、まだ若い少年には抗
し難い麻薬そのものではないか。
「男の人のって、こんなに固くなっちゃうんだね…」
玩具を扱うかのような、後ろめたさのない興味そのものの感嘆が茗の口を吐いて出る。頬と耳朶が赤く
なるのが判る。親しい友人同士でさえ、そんな色事めいたことは話題にも上らなかった。
「…おい、茗!」
身を起こした茗は、馬乗りになったままで首をうつむかせ、熱い隆起に添えていた手をスラックスの
ジッパーにかけた。獲物を狙い定めたかのように、前髪の向こうの瞳が輝いている。
「止めろ、止めろって」
「へへっ、見ちゃうもんね。槙の大事なところ」
ジッパーが下げられる音は、槙にとってはまさにギロチンの刃の滑る音か。思わず目をつぶる。
露出したトランクスのホックを外された途端、さなぎの殻を割る蝶のようにペニスが弾けて出てそそり
立つ。青筋を這わせたそれは、外気が冷たく感じるほど熱く固く張っていた。
組み敷いた少女と組み敷かれた少年は、片や、教科書の断面図での知識しかなかった異形の肉塊をまざ
まざと見せつけられ、片や、自身の象徴を見せつけた倒錯的な快楽と屈辱の綯い交ぜに悶え、しばし無
言を保たざるを得なかった。
しかし、それも長くは続かない。沈黙は、茗が指を脈打つペニスに添え、槙が驚愕の声を上げることで
破られた。
133舟乗りの歌 6:05/01/20 23:23:51 ID:Pa7IaU/2
「止めてくれ、お願いだから」
思わず腰を引き気味にしてみたところで、ベッドの上に寝かされていては効果がある筈もない。
ゆっくりと茗の両手はペニスに触れ、這い、柔らかく包み上げる。しっとりとした少女の皮膚が男の肉
体で最も敏感な部分に巻きつく感触は、全く未経験の快楽を脳髄に響かせた。
「こうするといいんでしょ、槙?」
掌で筒の形を作り、上下に擦り上げる。どこで得た知識だろうか。阿呆な男や耳年増な女から下の話で
も聞かされていたのか。或いは、元来持つ本能なのか。
「こう、こうかな」
「うっ、痛いよ、茗。だから…」
「…痛いの。じゃあ…」
小さな頭がペニスに近づく。わずかに荒くなった鼻息が亀頭をくすぐる。
「あうっ」
すぼめた少女の口から、生暖かい唾液が肉塊に向かって垂れ落とされた。それを潤滑油のように表面に
指の腹で塗り込み、慣れたのか大胆に、先刻よりもやや激しく上下にしごき立てる。ぎこちなさは初々
しさと重なり、快楽に溺れる槙は抵抗の言葉を失っていった。
「先から何か出てきた…。何だろ、これ…」
「茗、茗、もう、俺…」
陰嚢が緊縮するのを感じ、今の槙にはそれを堪える理由さえ見つからなかった。マスターベーションと
同じく手を使いはするものの、他人の奉仕によって迎える絶頂は甘美の次元が違った。
「…もう、どうしたの。きゃっ」
おびただしい量の精液が宙に吹き上がった。
「…ああっ、茗…」
幾らかの飛沫が少女の柔らかい頬にかかったが、意に介されることはなく、初めて見る生理現象を最後
まで記録に努めるかのように、指を白く染められながら上下運動が続けられていった。
134名無しさん@ピンキー:05/01/28 21:39:11 ID:HRQz4CRA
>>133
gj!
茗タンがんがれ! 超がんがれ!
135名無しさん@ピンキー:05/01/29 06:50:25 ID:am+nZe65
          クマクマ氏
        + ∧∧      +
     +   ; (,,゚Д゚)つ⌒つ〜    ,;
          ヽつ__つ    +
       +   +::    ;   +
   わっしょい + ;: ;.   + ; わっしょい
.       ∧ ∧  ∧∧  ∧ ∧
       (,,゚Д゚∩∩゚Д゚∩∩゚Д゚,,)
      (つ  ノ ヽ   ノ ヽ ⊂ )
     〜| ) )  /  ヽ  (( |〜
       ∪∪  ∪⌒∪  ∪∪
136舟乗りの歌 7:05/01/29 10:38:47 ID:KfU6R/40
射精による解放感は、シーツに制服に、茗の手に放たれた精液が冷めていくに従って、屈辱を帯びた罪
悪感にすり替わっていった。仮にも学舎の中で、あまつさえ、妹にも等しい少女の淫らな行為に、わず
かの間とはいえども耽ってしまったのだから。
「…手、洗えよ」
白魚のような指にまとわりついた白濁を、茗は煌めく宝石に魅せられたかのように眺めていた。男性の
絶頂を示すそれは、性的昂揚の続く少女にとっては誇らしい勲章といえた。
「嬉しい。あたしで気持ちよくなってくれたんだ」
小さな舌がそこに伸ばされ、すくい取られる。
「うぇっ、苦い」
「莫迦…」
いっそ、悪夢ならば、という槙のささやかな願望も、笑いながら顔をしかめる茗の羞恥をかなぐり捨て
たかのような痴態を目の前にしては、木っ端微塵に打ち砕かれる。悪徳とも思しき欲望が体に充実して
いくのを抑えることができない。
認め難い少年の、自身の弱さ、脆さだった。そして、しかし、そうと諦めることで楽になれることは、
再び茗が掌で弄り始め、再び硬度を取り戻しつつあるペニスが否応なく脳髄に鋭く伝えている。
「直ぐには元通りにならないんだね、男の人のって」
「当たり前だろ」
「…どうしたら、また固くなる?」
円らな瞳を輝かせて無邪気に訊いてくる。小悪魔と化した少女の問いかけに、魔法に囚われたかのよう
に槙の視線が目の前の細く小さな体を這った。文字通りに急所を握られ、抗う術なぞない、と体のいい言
い訳をとっさに考える。
「へへっ、判っちゃった」
膝をついたまま腰を上げた茗は、両の指でスカートの裾を摘み、ゆっくりと引き上げていく。普段は厚
い生地に隠された、陶磁器のようになめらかな太腿の輪郭が悩ましい。
137舟乗りの歌 8:05/01/29 10:39:37 ID:KfU6R/40
「だぁめ」
官能に蝕まれつつある少年のぎらついた視線を遮り、鼠蹊が覗こうという瞬間、スカートが下ろされる。
「そんなに見たい?」
「…」
男の性を焦らして手玉に取ることに、ゲーム感覚にも似た愉悦を感じているのだろう。暗黙の裡に了解
している筈の回答を、是非とも口から言葉にして出させたいらしい。
鎖に縛られて抵抗できぬとはいえ、筋力で勝る少年を眼下に組み敷いているという優越感が、茗をあさ
ましく倒錯させているのか。
そして、その淫らな要求に堪え切れるほど、槙は老成してはいなかった。
「…見せろよ」
「え、何? 聞こえないよ」
「…見せて…ください」
自ら隷属を望む、絶望的な呟きだった。
「あはっ、槙のエッチ。もっと可愛いの履いてくるんだったっけ」
茗は媚びるようにスカートをめくり上げる。露になった、局部を包む飾り気のないショーツは、はした
ない行状の少女が履くものとしては対照的であり、それが逆に槙の脳髄を煽情する。視線が釘づけにな
って止まない。
「茗…」
凝視すると、クロッチ部分に楕円形の染みがにじんでいるのが見える。それが下に秘められている何の
形を如実に浮かび上がらせ、その潤みは何を意味しているのかも判らぬほど槙は物を知らぬ訳ではない。
年端も行かぬ少女であっても、その体は異性を愛撫することにより、また、この先に待っているであろ
う行為を予見し、受け入れる為の愛液を分泌しているのだ。そのいじらしさに感化され、槙のペニスは
充血を加速させていく。
「あはっ、また大きくなってきた」
茗の揶揄は、しかし、少年の肉体を誇示させてくれているかのように聞こえもする。
138舟乗りの歌 9:05/01/29 10:40:22 ID:KfU6R/40
「茗、もっと見たい」
緊張で喉と唇が渇き、小刻みに震えていくのを、自身も大胆に振る舞うことで打ち消そうとする。
「…もっと?」
「あぁ」
「ふぅん」
わずかにためらいがちな表情を作ってから、茗はスカートを摘んでいた指を放し、その下に進めていく。
そして、槙がじっと見守る中、厚い生地の下から丸まったショーツを太腿に沿わせて滑り落とした。
「よっ、と」
足の自由を制限されたまま、茗は膝をぎこちなく前後に動かして近づいてくる。未だ見たことのない女
の陰部が迫ってくるのに応じ、目を瞬きもせずに開いている少年の情欲に満ちた顔を、興味深く眺めて
いるのが判る。
側頭部まで茗が膝をついた時、槙の昂奮は最大限に達した。
「ほら、見える?」
「…」
感嘆の声も出せなかった。スカートをわずかに透けて届く光にけぶる少女の性器は、ペニスからは決し
てうかがい知れぬ複雑な形状の襞を、蘭のように繊細に咲かせていた。
わずかに花弁が輝いているのは、蜜に濡れているからだろう。甘ったるく漂う少女の体臭とは別に、酸
っぱい香りが鼻腔をくすぐる。それらが、蜂を、蝶を魅惑するように、経験のない少年の本能を鷲掴み
にする。
「綺麗だ、茗」
「桐子さんより?」
「あぁ、綺麗だ」
嫉妬を助長させる言葉を吐く。槙もまたこの異常な状況を、大胆な性行為に没頭させる為のスパイスと
して働かせることを選んでいた。
139クマクマ:05/01/29 10:47:23 ID:KfU6R/40
      読んでくださってるスレ住人様
        + ∧∧      +
     +   ; (,,゚Д゚)つ⌒つ〜    ,;
          ヽつ__つ    +
       +   +::    ;   +
   わっしょい + ;: ;.   + ; わっしょい
.     ○ ○  ○  ○   ○  ○
    ( ^(,,ェ)^∩∩^(ェ)^∩∩^(ェ,,)^ )
    (つ  ノ   ヽ   ノ  ヽ   ⊂ )
   ○| ) )    /  ヽ    ((  |○
     ∪∪    ∪⌒∪     ∪∪
140名無しさん@ピンキー:05/01/30 01:11:42 ID:mhthNLKo
激しく(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ
141名無しさん@ピンキー:05/01/31 19:37:59 ID:D66tM8FZ
       _   (⌒Y´ ̄ヽ ∧_/( ̄)) ∧_∧
    γ´  `ヽ_`と.__   )( ・ ∩( 《 ( ・∀・)  ゴロン
     )) ,、 , ) <、_,.ノ  ヽ、.__,ノ  l  つ つ
    ((_/し∪V              .ヽ.__ノ!__)) ゴロン
  ∧__∧       ○ ○          ∧_∧  
 (    )       ( ^(,,ェ)^)        (・∀・ ) <GJ!!
 (    つ     (U_U )つ       (つ  と)
 .ヽ___ノj     クマクマ様       (⌒Y⌒)
    ∧__∧                . / ̄ヽ ̄
   (・    )           __    ( __  ) (  ゴロン
    と   ヽ ( ̄))∧_∧  /´ `Y⌒) VUVJ_)
    (__ト、__丿 〉 》∩ _) (   .__つ´
          ヽ、.__,ノ   ヽ、__,.>
142舟乗りの歌 10:05/02/04 09:23:46 ID:klxXfOZV
「もうちょっとスカート上げて」
槙の視線が自身の局部に注がれていることに、自身の局部が槙の官能を捉えて放さぬことに、茗は勝利
にも似た満足感、達成感を得ているのだろう。誇らしげな笑みを口元に湛えてスカートを摘む指を持ち
上げる。
人為を超えた自然の造形美が目の前に広がっていく。やや肉づきの足りぬ太腿と緩やかにくびれつつあ
る腰、それらに相反するかのように性器の上を薄く覆う陰毛。少女と女の境界線上にある肉体は、如何
なる彫刻家の技量を以てしても表現し果せぬ輝きを放っていた。
白磁そのものの肌が、なかんずく、鼠蹊に密やかに咲く花が紅潮していることが見えなくとも、茗が官
能の虜になっていることは空気で窺い知れる。
拘束具が鈍く軋む。腕が自由に使えたならば、槙は即座にそこへ伸ばしていただろうことは間違いなか
った。欲望の赴くままに指で、掌で形を確かめ、弄っていただろう。
「へへっ」
それを察してか、茗は尻餅を突く格好で徐々に腰を落とし、槙の顔面に近づけていく。
「もっと、見て。ちゃんと」
「…茗」
昂揚する少女の発する体温を鼻先でむず痒く感じ取れるほどになった瞬間、臨界寸前までに高まった少
年の本能が舌を伸ばしていた。
「ひゃっ!」
襞を這わせ、膣口からしとどと滴る少女の愛液を舐め取る。
「あっ、はあっ」
決して甘くはないが、その柔らかな感触、穏やかな温もりは直截に脳髄を甘美で麻痺させる。痙攣でも
起こしたかのように、槙の舌先は鋭く烈しく動き、味わっていく。
「あん、あっ、槙」
「茗、茗」
余計な言葉は要らなかった。茗もまた槙の貪欲な行動から逃れることなく、刺戟を朦朧と陶酔の渾然と
した表情を浮かべながら受け入れていく。
二人は無形の手をきつく組み合わせ、獣への道を踏み出していた。
143舟乗りの歌 11:05/02/04 09:24:55 ID:klxXfOZV
「あ、はんっ、…そこ、そこは」
襞の上部を暴き、瑞々しくぬめる真珠を剥き出す。少女の肉体の中でも最も敏感な箇所を舌先で突つき、
転がす。
「あん、や、いやぁ」
嫌と口走ったものの、茗は腰を媚びるように悩ましくくねらせながら迫らせ、震える太腿で槙の頭をし
っかりと挟み込む。
そのはしたない催促に応え、開拓者に然るべく与えられた権限を行使し、茗を快楽の渦に引き込んでい
く。性器全体を溶かすように唇で嬲り、舌でしゃぶり、可憐な少女を性感の衝動で悶えさせる。
「ああん、槙、はっ、駄目、だめぇ」
小さな膣口に舌を尖らせてあてがうと、茗がその顔に初めて隠し切れぬ困惑を表しているのが上目遣い
で覗ける。未だ異物を侵入させたことはないのだろう。
しかし、本気で抵抗するつもりでないのは、両手で槙を押し留めることはなく、目を閉じ、持ち上げたス
カートの裾を握り締めて堪えていることから察せられる。そのいじらしい仕種に激情を更に掻き立てら
れながら、突き入れる。
「や、や、はあん」
熱く潤む肉が弾いてくる。優しく外部に追い出すような圧迫感が、処女の切なさと儚さを物語っている
かのようだった。
泉のように蜜を滞りなく垂らす、このか弱い穴にペニスを入れたならばどうなってしまうのか。性欲を
昇華し切れぬ未経験の少年の青い妄想が現実の一歩手前まで近づいていることを感じ取り、槙はペニスを
宙にそそり立てながら茗の性器を貪り続けた。
「あ、槙、槙、あたし、おかしくなっちゃう」
太腿の力が強まり、少女の華奢な上半身が操り人形のようにひくついているのが判る。
自身がマスターベーションで達するのと同じく、茗もまた辿り着こうとしているのだろう。それを他なら
ぬ自身がもたらしていることに、感慨を覚えずにはいられない。先刻の奉仕を顧み、恩を返すように陰
唇を、クリトリスを攻め立てていく。
144舟乗りの歌 12:05/02/04 09:26:01 ID:klxXfOZV
「あっ、や、あたし、はん、…だめぇっ!」
刹那、茗は四肢に繋がる糸を切られたかのようにのたうち、続けざまに全身を硬直させた。絶頂に浸る表
情が、小生意気にも女の性を醸し出している。
「茗、イッた?」
やがて、失神したかのようにぐったりと上半身を仰向けに槙の腹にしなやかに倒した。両手を左右に投
げ出しながら小さな胸を上下させ、荒い呼吸を繰り返している。
「…大丈夫か」
マスターベーション後のような気怠さを味わっているのだろう。しかし、異性との交わりで得られた快
感は、あの遣る瀬なき罪悪感までも残しはしないに違いない。男女がお互いの秘めた部分を見せ合って
与えられ、感じ合って受け止めたのだから。
槙は、今まで妹のように接してきた少女と、言葉の遣り取りを幾ら重ねても生まれぬ絆で結ばれたのを
感じていた。
「ふふっ」
「どうした」
「あぁあ。槙がこんなにエッチだなんて知らなかったな」
拗ねるような、なじるような口調で茗がからかってくる。心を隅まで開け放ったのだろう。大人しかった
少女が初めて見せる態度だった。
「茗だって」
「へへっ」
上半身をひねって起こした茗は、傍らで息づいている槙のペニスを指でそっと突つく。
「…凄かった、槙。あたし、初めてだから…」
感嘆を零して視線を合わせてくる。その潤む瞳が熱を帯びて何かを語りかけ、訴えているのが手に取る
ように判る。同じ病に感染してしまった二人なのだから。
それでも、敢えて訊かざるを得ない。
「痛いっていうぞ」
「大丈夫」
145クマクマ:05/02/04 09:28:35 ID:klxXfOZV
o( >(,,ェ)<)o
やっぱり色盲の設定だと表現が制限されて書き辛いクマ。
でも、まだまだ頑張って書き終えるクマ。
146名無しさん@ピンキー:05/02/06 17:40:31 ID:hHhm69LB
がんがって下さい。
147名無しさん@ピンキー:05/02/07 00:14:07 ID:y9652rfH
がんがれ。クマ超がんがれ!
148名無しさん@ピンキー:05/02/07 00:32:44 ID:vlwVrxWd
できればイエスタデイのネタもセボンヌ
149名無しさん@ピンキー:05/02/07 04:49:28 ID:zlFIQ06V
同じくクマクマ氏、超がんがってください(ノ´∀`*)
150名無しさん@ピンキー:05/02/07 23:53:33 ID:fCfKI/I6
美術予備校の一室で滝下に拘束されていやらしい責めを受ける桐島さんキボンヌ。
滝下、言葉責めとか上手そうだし。
151舟乗りの歌 13:05/02/11 04:52:00 ID:nMjvBiYr
健気に強がって見せながら小首を傾げ、慈しむように亀頭に接吻する。
既にそこは、分裂した生き物のように槙の意識から放れ、少女との深い結合を期待して武者震いしてい
た。否、槙自身でさえ、交わされようとしている淫靡な行為に臨み、気が触れんばかりの昂奮に襲われ
ていた。
「…じゃあ」
茗は太腿に引っかかっていたショーツを足首から抜き取ると、膝をついたままで両足を広げ、槙の下半
身をまたいだ。
両手の使えぬ槙の意を汲み取ってか、片手でスカートを捲り上げながら片手で充血したペニスを摘む。
棹のように強張ったそれの延長線には、初めて受け入れる異物の為に愛液に濡れそぼる茗の性器がある。
俯いてピントを絞るように狙いを定めながらゆっくりと腰を下ろしていく。慎重に慎重を重ねる余りに
額に汗を吹く少女の姿は、経験者からすれば滑稽以外の何物でもないだろう。
「あっ」
「んっ」
他人の粘膜の熱さを粘膜で感じ取る刹那、脊髄を電撃が貫く。瞠目せざるを得ぬ槙の視線の先には、い
たいけな膣口に先端を埋もれさせる亀頭があった。
もう後には退けない。快楽の袋小路に追い詰められた少年の本能は、もがくようにペニスを突き上げさ
せていた。
「うんっ、…ん、つうっ」
「大丈夫か」
破瓜の激痛が走ったのだろう。少女の肢体がわななき、眉が歪み、噛み締める歯の間から生々しい喘ぎ
が零れる。
処女を奪った征服感と苦しみを味わわせている罪悪感が槙の意識を両側面から挟みつけ、気遣いを口に
出しながらも腰を抜き下ろすことはできなかった。
後に退けないのは茗も同様だった。鋭いナイフでえぐるようにぬかるんだ膣路を進んでくるペニスを拒
むことなく、血の滲む性器を押しつけていった。
152舟乗りの歌 14:05/02/11 04:53:01 ID:nMjvBiYr
「茗、全部、入ったよ」
「入った? …うん。入ってる、槙の」
未知の熱さ、狭さ、蠢き。ぬめった掌で締めつけられているような、強烈な圧迫。
「一つになれたんだね、あたしたち」
前髪の向こうの少女の瞳が潤んでいるのが見てとれる。それは、堪え切れぬ処女膜の裂傷がもたらした
ものだろうか。愛しい異性との初体験の感激が誘ったものだろうか。
「茗、俺、俺」
「ん、何」
「ご免。…俺、優しくできない」
このままでも、然程の時間もかからずに絶頂に達するだろう。しかし、槙の猛り狂う本能は、貪欲に快
感を深めていくことを選んだ。へたり込む茗の全身ごと撥ね飛ばすかのような勢いで腰を振り上げる。
「ふあっ、くっ、くうっ」
膣全体がペニスに吸いつき、放さぬようにきつくくわえ込んでいるのが判る。それは、男という存在そ
のものが少女に包み込まれている錯覚に陥らせる。抱いているのではなく、抱かれているかのような。
「…茗、茗…」
「ひいっ、いっ」
ベッドの軋むリズムに共鳴した茗の呻きが、肉と肉を打ちつける音、陰毛と陰毛が絡む音と合わさって
医務室に響き渡る。いつしか、激痛に堪え兼ねる少女の両手が少年の胸に当てられ、爪を立ててシャツ
を掻きむしっていた。
それでも、甘美な粘膜の融合の愉悦に引きずり込まれる槙は、挿入の幅を抑えることなく、寧ろ、広げて
いく。荒波にたゆたう小舟のように、茗は悶える肢体を上下に弾まされるばかりだった。
「いっ、も、もう、だめぇ」
ついに細い顎を上げ、茗が吐息を漏らしながら限界を訴える。
「あ、ああ、…俺も、もう」
153舟乗りの歌 15:05/02/11 04:54:36 ID:nMjvBiYr
茗の苦痛と反比例し、槙の官能もまた限界に近づいていた。腰の裏にわだかまるものを感じながら、羽
目を外したようにペニスを膣路の奥に突き上げていく。
「俺も、出る、出す」
「あっ、う、うん、いいよ、出して」
「ああ、イク、イクよ、茗!」
淫らなねだりに脳内が真っ白に塗り潰された刹那、怒涛のような快楽が突き抜け、槙は会心の射精を遂
げた。熱い精液を少女の子宮口に浴びせかけていく。
「ん、んんっ」
胎内に迸りを感じて終焉を悟ったのか、茗は荒い呼吸を繰り返しながらゆっくりと槙にもたれかかる。
穏やかになっていく目元から一筋の涙が流れる。それは、女への脱皮を果たした少女のわずかな残滓か
も知れなかった。
射精の心地よい余韻と安らかな少女の体温が、槙をこの上なき満足に浸らせる。お互いの最も脆弱で敏
感な部分を擦り合わせるだけのことがここまで人を乱れさせる神秘に、呆然とするばかりだった。
「…ねぇ、槙」
媚びる視線が槙を刺す。
「ん、何だ」
「どこにも行かないで。ずっと、ここに居て。あたしと一緒に」
返事の必要はなかった。その代わりに、少年の旺盛な本能は、萎えた筈のペニスを茗の膣路の中で再び
漲らせていたのだから。

                      fin
154クマクマ:05/02/11 05:01:06 ID:nMjvBiYr
o( ^(,,ェ)^)o
がんがったクマ。
文体の偏りとか内容の薄さとか、ご要望、ご意見のある方は書き込んでほしいクマ。
今後の精進の為に参考にするクマ。
>>129クマや>>150クマのご希望も、できるだけ副えるようにがんがってみるクマ。
それと、神や>>87クマも待ってるクマ。
155名無しさん@ピンキー:05/02/11 07:54:34 ID:wXBpIe6+
乙、超乙。
156名無しさん@ピンキー:05/02/11 08:00:51 ID:lv2+7vG5
                  ∩
                  ( ⌒)      ∩_ _ グッジョブ!!
                 /,. ノ      i .,,E)
             / /"      / /"
  _n  グッジョブ!!   / / _、_   ,/ ノ'
 ( l     _、 _   / / ,_ノ` )/ / _、_    グッジョブ!!
  \ \ ( <_,` )(       / ( ,_ノ` )     n
   ヽ___ ̄ ̄ ノ ヽ      |  ̄     \    ( E)
     /    /   \    ヽ フ    / ヽ ヽ_//
157名無しさん@ピンキー:05/02/12 12:11:20 ID:LE/n9ZoH
                  ∩
                  ( ⌒)      ∩_ _ グッジョブ!!
                 /,. ノ      i .,,E)
             / /"      / /"
  _n  グッジョブ!!   / / _、_   ,/ ノ'
 ( l     _、 _   / / ,_ノ` )/ / _、_    グッジョブ!!
  \ \ ( <_,` )(       / ( ,_ノ` )     n
   ヽ___ ̄ ̄ ノ ヽ      |  ̄     \    ( E)
     /    /   \    ヽ フ    / ヽ ヽ_//
158名無しさん@ピンキー:05/02/12 12:37:39 ID:UTrNTbRj
わかったからageるなよ(w
…と思ったけど、すげー下がってたので、たまにはagaるのも悪くないかもね。

イエスタデイの四巻を読み直してみた。
ハルたんがコンビニのごみ捨て場で浮浪者にリンカーンされるシーンが唐突に浮かんだ。
159名無しさん@ピンキー:05/02/13 02:40:28 ID:141GXHis
幻影博覧会よんだんだけど真夜みたいに男より頭のいい女が情婦になったら萌えるね
自分よりバカな男に抱かれながら何を考えるんだろうな
160名無しさん@ピンキー:05/02/18 00:42:16 ID:tha2i2IS
>>159 涙を流しながら「…ご満足ですか?」、という。
161名無しさん@ピンキー:05/02/18 00:55:42 ID:duwxyoWv
>>160
やっべ萌える。今まであんまし理解できなかった女子アナとかの
高学歴の女を犯したがる奴の気持ちが少し分かったかも。
162名無しさん@ピンキー:05/02/18 21:53:27 ID:tha2i2IS
間尾は個性が人殺しに向いているけど、その内面は弱いと思うので潜在的M女
と見た。 ところで洋子って「ようこ」?「ひろこ」?
163名無しさん@ピンキー:05/02/18 22:40:32 ID:bNxl2lo8
うむ、間尾さんはM確定で。
年下の男(主人公)に飼育される方向性で。

読み方は知らないです。
164名無しさん@ピンキー:05/02/19 03:24:58 ID:Tbd6hFSz
>>163 あー、お散歩させれてる間尾の姿が脳裏に・・・。新たな嗜好が目覚めた 。
165名無しさん@ピンキー:05/02/19 03:34:05 ID:Tbd6hFSz
床に置かれた夕食を手を使わずに食べさせられて居る所、突然後ろから
入れられて驚く間尾に萌え。
166名無しさん@ピンキー:05/02/19 16:27:00 ID:e2Bi3omz
その辺は真夜にも使えそうだな。
頭が良くてプライド高そうな真夜が犬か便所のような扱いを受けて
屈辱を感じながらも最後には>>160みたいになっていく・・ってので。
167名無しさん@ピンキー:05/02/19 22:24:40 ID:Tbd6hFSz
幻影博覧会ヨンダー。
全裸で首輪をつけてお散歩させられる真夜とかいいな。でもブーツだけは
はかせたままとか。きっと黙ったまま唇を噛んで耐えるんだろうな。
逆に頭がいいから壊れることも出来ずに羞恥心にに苦しみ続けるタイプ
にみえる。


ttp://muon.pun.jp/maya.jpg
裸体を描くべきだったと反省したよ。
168名無しさん@ピンキー:05/02/20 01:10:45 ID:m0mxX1jK
絵が投下されるとは・・・
グッゾーブ!
169名無しさん@ピンキー:05/02/21 01:42:45 ID:pCUVTrzM
真夜タン…軍人に犬で対抗するとは…。痴漢位だったらいいんだろうけど。
もし犬ごと捕まったとしたら…

薬で発情して見境がなくなった犬と、裸で一つの檻に入れられて犬に犯されま
くっているところを見世物にされて涙を流していると妄想したらエロい。
犬のティンコは骨が入っているので硬いし長いしで処女にはかなり痛いし、
犬の精力はかなり長続きするので、何時間も犯され続ける。ゼラチン状
の犬液が体中についたり、膣から溢れていたら素敵だなあ。

こうなったら書くしかないのか!?クマ神様に続く者として!?
170名無しさん@ピンキー:05/02/21 02:05:11 ID:V8Kgyxiq
犬の射精ってえらい長く続くらしいな。
延々と中出しされつづける真夜たん・・・。
171名無しさん@ピンキー:05/02/21 02:52:43 ID:pkbpEVP3
>>169
ぜひ書いてくれ!(ください!)
172名無しさん@ピンキー:05/02/21 23:43:15 ID:WtMtMIyj
シナコは処女なのだろうけど、ハルはどうなんですか?
173名無しさん@ピンキー:05/02/22 06:37:33 ID:axFeZfjh
処女だよ。
174名無しさん@ピンキー:05/02/22 09:16:16 ID:V92uqE1g
シナコは処女には違いないです。しかし近頃、浪に携帯電話で命令され
女子生徒と同じ制服を着せられて、スカートをたくし上げる様命令されたり
屋上で下着とストッキングの姿で鍵をかけられ閉じ込められたりしているので
何ともいえないですね。
175名無しさん@ピンキー:05/02/24 17:10:15 ID:IfVRH7yO
彼女がいるにも関わらず、書いたラブレターを公衆の面前でつっぱねられた
少年が逆恨みして、千砂とマミを裸にして監禁。少年は仲魔と輪姦する
シチュにハアハア・・。裸で飼われて妊娠して腹がもでかくなっても気丈に
振る舞い続ける千砂姉さんにもっとハアハア・・・。


176名無しさん@ピンキー:05/02/24 23:47:48 ID:TXHsLbcO
黒鉄の丹ちゃんが麻紅さんに開発されるネタキボン。
177名無しさん@ピンキー:05/02/25 10:41:30 ID:YYS3aCn+
イエスタデイの四巻を再読した。
ヘラヘラ笑ってるユズハラが、多人数に、息もできないぐらい犯されてほしいと思った。
178名無しさん@ピンキー:05/02/25 11:05:17 ID:wo4Hvvko
いや、男一人で美女独占の4Pが理想。
179名無しさん@ピンキー:05/02/25 11:28:04 ID:k3zeZsyB
>>177
「被害者の会」の復讐レイープですか。
180名無しさん@ピンキー:05/02/25 17:30:47 ID:2BhJ+Hoa
セクース好きそうな柚原たんが、「も・・もうダメ。壊れちゃうから許して。お願いっ!」って
白濁液まみれの顔で涙目になりながら思わず哀願しちゃうような
数時間にわたっての激しいレイープ。

ごめん、ちょっと想像したら勃った。
181名無しさん@ピンキー:05/02/25 17:53:22 ID:t9KNN9bJ
漏れも勃ってきた(;´Д`)
やヴェ、オナ禁の途中なのに…。
182名無しさん@ピンキー:05/02/25 18:40:50 ID:2BhJ+Hoa
この場合、いつもは男を好きなように手玉にとりまくりな柚原たんが
今度は逆に男達に好き勝手にリョジョークされボロボロに弄ばれる中、
唇をかみ締めて泣きながらレイープにひたすら耐える、っていう構図にS心を刺激されますな。

白濁液まみれになりながらしゃくりあげて泣いちゃう柚原たんは、
なんか想像するとそれはそれでむっちゃ可愛いな。 ちくしょ(;´Д`)
183名無しさん@ピンキー:05/02/26 02:18:36 ID:7ETN6lPi
真夜ちゃんの知的なひとりえっち


頭は良いのにこっちの知識は小学生並の真夜ちゃんがよなよな官能小説でハァハァ
184名無しさん@ピンキー:05/02/26 02:30:04 ID:HJNk4XK3
むしろ官能小説を朗読させるプレイで
185名無しさん@ピンキー:05/02/26 11:58:02 ID:7ETN6lPi
事務所の本棚で官能小説を見つける真夜たん
それをそれを見つける遥
真夜たん、軽蔑の眼差しを叩きつけられて気まずくなる遥。

しかし、机で仕事をしていると書庫の方で物音が…。
にやける遥。
探偵の鋭い勘発動。
「今日はもう閉めるよ、行かなくちゃいけないところがあるんだ。(棒読み)」
「は!はぁい!」

いつもよりトーンの高い真夜たんの返事。
外に出て煙草を一本吸い、忘れ物を装って事務所に戻る
で、いきなり書庫の扉を開ける。
あとは野となれ山となれ。
186名無しさん@ピンキー:05/02/26 12:04:18 ID:7ETN6lPi
携帯で急いで書くもんじゃないな、文法がメチャクチャだ
脳内補完して読んでくだちい。
187名無しさん@ピンキー:05/02/26 15:58:48 ID:q2XYutR1
そして真夜たんを軽蔑の眼差しで見下ろしたい(;´Д`)ハァハァ
188ランダマイザ:05/03/01 11:14:08 ID:8fdfoo0x
初めてSSを書いたのですが、不出来なので投下するかどうかは悩むところ
ですね。まあスレも伸び悩んでいる事ですし、ヒマ潰し程度に読んで頂くのも
いいかも・・・と思う今日この頃です。
189『売られた花』1:05/03/01 11:18:24 ID:8fdfoo0x
「先生!先生!」
「真夜君!真夜君!!」

高苑真夜と松之宮遥のつなごうとした手は、指先が触れそうになったところでむなしくすり抜ける。
真夜は突如あらわれた男によって強引に担がれ、車に乗せられた。
助けようとした遥といえば、別の男ともみ合っている。
二人の男は、慣れた手つきで真夜の腕を後ろ手に縛り、目隠しをつけ、さらに猿轡を噛ませた。
何もできない達磨になった真夜をシートに横たえてからまもなくのこと。
車の車輪の駆動をしめす振動が走った。

(・・・。)
車が動き始めると男たちは聞きなれない言葉で会話をしている。
(ロシア語・・・。)
真夜は独学だが、ロシア語の知識がある。
自由に会話することはできないまでも、聞き取ってみる価値はあるかもしれない。
「なかなかの上玉だが、青臭い。本当に損害分の金額になるのか?」
「ならないだろうね。目的はこの小娘じゃない。見せしめさ。残りの分はあの探偵にきっちりはらわせる。」
(・・・・。)
事態の全容は把握できないが、遥が何らかの事件を解決したことで、この男らが大きな損失をこうむった事。
そして、真夜は遥に対する見せしめに拉致されたということはわかった。
(月等も車には追いつけない・・・。なんとか自力で抜け出さないといけない。)

190『売られた花』2:05/03/01 11:19:46 ID:8fdfoo0x
車に乗せられてから2時間程が経過した。真夜は目隠しをされたまま車からおろされ、目隠しと猿轡だけはずされた。しかし後ろ手に縛られた手はそのままだった。
そこは小高い丘の上でだった。近くに海岸があり、船舶の往来がみえる。
(港・・・。丸の内から車で2時間弱程度の港・・・。)
そんなことを考えながら、立ち尽くしていたところ真夜に男の声。
「さっさと歩け!」
「まって下さい。私をどうするつもりですか。それにここは・・・」
「さっさと歩けっていっている!!」
「あうっ!!」
真夜は後ろから蹴られ、縛られたままの腕のせいで受身も取ることもできずにその場に、うつ伏せに倒れる。
「いいか?俺たちのいうことを聞いていれば少しは長生きできるんだ。ぐずぐずするな!!」
と男はいらだった様子で真夜の頭を踏みつけながら怒鳴る。
「わかったか!?わかったのか!!?」
男はうめいている真夜の腹を、何度も蹴りつづけた。
「か・・・ひ・・・・・申し訳・・・申し訳ありません・・・。」
苦痛に耐えながら声を絞り出す。
倒れている真夜にもう一人の男が歩み寄る。
「おい、あんまり傷をつけるなよ。」
そういって相方をたしなめると、真夜に耳打ちをする。
「いいか。変な気を起こすとアレくらいじゃすまないから、そのつもりでな。」
「はい・・・。」
「よし、いい子だ。ついてこい。」
191『売られた花』3:05/03/01 11:22:22 ID:8fdfoo0x
真夜が捕らわれの身になってから丸一日がすぎた。
木造の大きな建物の倉庫に監禁された。
足こそは、ここまで歩いて来る為に自由だったものの、腕はあいかわらず後ろ手に縛られたままだった。
(・・・・・・先生は無事だろうか・・・。)
別れ際、遥は複数の男ともみあいになっていた。
遥は決して肉体派というわけではない、どちらかといえば頼りないくらいだ。
そう考えるとここでこうしてはいられない。
しかしどれだけ事務所に帰る手立てを考えても、現状で現実的な手段は思い浮かばなかった。
無力な小娘である自分を真夜は恨めしくおもった。

 突然、部屋の入り口のドアが開き、4人の男がはいってきた。一人は真夜をさらった男だ。
「毎日ご苦労様。ご褒美とっちゃあ難だけどね。その娘を君達にあげるよ。」
真夜をさらってきたが男そういうと、3人の男たちはまるでなめ回すように真夜の方を見た。
「そうか悪いな。」
「なあに。積荷の阿片をつまみ食いされても困るからね。この娘をつかってせいぜい憂さ晴らしするといいよ。」
「おう、こちとら毎日荷の積み下ろしで吉原も木場もご無沙汰だ。これだけ上玉なら子供でもかまわねえよ。なあ。」
「へ、へ、へ、オレもこ、ここ、この子。き、き、気に入った。」
「それじゃ、ゆっくり楽しんでいくといいよ。今日は海も荒れるし作業はおわりだ。」
部屋には3人の男が残り、さらった男は出て行った。
192『売られた花』4:05/03/01 11:24:23 ID:8fdfoo0x
「へへ。しかしよく見ると毛並みのいいお嬢ちゃんじゃねえか?学生さんかい?」
「違います。わたしは松之宮探偵事・・・。」
「わかってる。いいとこのお嬢さんなんだろ?」
「何も分かってねえ女学生さんにゃたっぷりと教育してやらないといけないっすね。」
「そそ、そ、そ、そうだなあ。お、お、お男と女のいろはってやつをオレおしえてやる。」
そういって男たちは卑猥な笑みを浮かべて近づいてくる。
「・・・・・・。」
どんな目にあわれさるか、予感はあったが、決して覚悟ができていたわけではない。
少女は体は反射的に後ずさりをしていた。
「逃げるんじゃねえよ」
男の一人が、真夜に抱きつく。
「嫌!!やめ、」
拒絶の言葉をいいかけた瞬間。
「ーーー!!ーーー!!!」
声にならなかった。喋ろうとした真夜の口は男の唇によっておおわれ、他の男たちによって
体も動かないようにおさえつけられる。
同時に港の工夫特有の汗と潮の匂いが混ざりあったような臭気に襲われる。
誰にも許したことのなかった唇を強引に奪われ、少女の心は屈辱感に満ちる。
なんとか逃れようともがくが、少女の力では太刀打ちできるはずも無い。
193『売られた花』5:05/03/01 11:26:11 ID:8fdfoo0x
「ほうら。お行儀が悪いでごぜえますぜっとお!」
「ああ!!」
ブラウスの胸元が引きちぎられ、真夜の小ぶりで幼さの残る乳房があらわにされてしまう。
「いっちょ前に膨らんでやがるぜ。」
「たまには、ガキのもわるくいっすね。兄貴。」
男たちはわれ先にと、真夜の胸をわし掴みにしてもみ砕く。
「痛っ!!」
「痛いってのはここのことかあ!」
「あっ!あっ!・・・あぐっ!」
発展途上の少女の胸は、個人差はあるもののもみ砕いたりすれば、かなりの苦痛があることを男たちは知っていた。
真夜の苦痛を面白がるように男は、真夜の胸を握りつぶりたり、引っ張ったりする。
真夜の悲鳴や哀願など男の性欲を高ぶらせるだけの音色であることを、生娘の少女が知るはずも無い。
「おめえらよ、蕎麦屋じゃねえんだ。女の乳ってのはこうやって楽しむもンなんだよ。」
そういって男が、もう片方の乳房に顔をうずめる。
「な、何を―。」
ガリッ!!
「ひいッ!!!」
乳頭に男の前歯が食い込む感触がすると、体中に電撃が走ったかのようにのけぞった。
「がはははは。飛び上がったぜ!」
194『売られた花』6:05/03/01 11:28:09 ID:8fdfoo0x
「ヒ、ヒ、ヒ.お、オレもこの子の乳、すいたい。」
「お願いします・・・やめてください・・・。」
そう真夜が訴える。
「おつむの悪い女学生さんだぜ。女の仕事っていったら男に股ぁ開くことだろうがよお!」
そういって男の一人が真夜のワンピースのスカートを下着ごと強引に引っ張る。
はいていたブーツを残し、一糸まとわぬ姿にされる。
「・・・・・・。」
「みろよ。こいつ!まだろくにはえそろってもねえや。」
「おっと。閉じるンじゃねえよ。股を開けっていってるだろうが。」書籍
男はすかさずを腿をつかみ、真夜が股間を閉じることの出来ないようにした。
3人の男が真夜の成熟していない女性器を視姦する。
「・・・・・下さい・・・・やめ・・・・・・さい。」
真夜のかすれた声に男達は耳をかさず、男達は真夜の体を貪る。
195ランダマイザ:05/03/01 11:33:29 ID:8fdfoo0x
実際書き込んみるとちょっと長すぎるので調整します。数時間お待ちください・・・。
196名無しさん@ピンキー:05/03/01 11:34:51 ID:ojeurqyk
イイヨイイヨイイヨー。
「超」GJ。
初めてのSSとはとても思えない。他に文章を書いたことのある人ですか?
197名無しさん@ピンキー:05/03/01 11:36:32 ID:ojeurqyk
連投スマソ。萌えたので、単行本買ってきます。買おうかどうしようか迷ってたんです。
198ランダマイザ:05/03/01 16:42:25 ID:8fdfoo0x
>>196
ありがとうございます。物語としての文章は
小学生の国語の授業以来です。
普段は絵を描いてます。

>>197
賛否両論ありますけどね。
1巻だけでも大人、中学生、幼児とそろって
ますんで妄想力次第で楽しめると思います。
199クマクマ:05/03/01 17:08:23 ID:UAagD7RM
o( ^(,,ェ)^)o
ランタマイザクマがんがれ、超がんがれ。
200名無しさん@ピンキー:05/03/01 22:18:24 ID:iIOnWiGr
神がきた
201196:05/03/01 22:55:31 ID:VK4hVSBk
幻影博覧会、買ってきました。
犬が初登場したシーンで、真っ先に、犬に犯される真夜タンが脳裏に浮かんだ俺は至極正常ですね?
202名無しさん@ピンキー:05/03/02 04:00:19 ID:d8U6q4h0
>>201
正常かどうかは知らんが、
お前と俺は心の友だ。
203名無しさん@ピンキー:05/03/02 07:23:44 ID:cIo1F7sm
月等の性欲を処理したげる真夜たんハァハァ
204『売られた花』7:05/03/02 14:01:27 ID:WLyTSL5W
「へへっ。どーれお嬢様のオメコってのはそこらのおんなとどう違うか見せてもらうかな。」
そういって男は、真夜の尻を持ち上げ、身を逆さまにさせる。
えび反りの状態にさせて、足だけをひらかせて固定させるという屈辱的な姿にされた。
そして、一文字に閉じた真夜の性器を強引にこじ開ける。肉の花が奥まで見通せるほど咲いてしまった。
「く・・・。」
「さすが初物だけあって綺麗なもんだぜ。」
「おう。おう。小せえ豆がついてるなあ。」
そういいながら、真夜の陰核をつねる。
「きゃあああああ!!」
「へへへ。こ、こ、このまま千切っちまうかあ?」
男は、その厚みのある爪で真夜の陰核をつねって弄ぶ。
もし、男が本気で力をこめれば、真夜のその部位など難なく千切れてしまうだろう。
「ほれ。ほれ。」
「あああああああああ!!」
狭い部屋に真夜の苦痛の叫びがこだまする。
男は千切れてしまわないように力を加減しているものの、繊細な部分を蹂躙される苦痛は少女には耐えがたい。
「許してください!!ち、ちぎらないで!」
「なーんか言ったかよ!!」
「あぐっ!」
最後に真夜のうすい陰毛を毟り取り、男は手を離した。
「ま、どうしてもっていうんだったら、お前の態度次第では千切らないでいてやるよ。」
「・・・・・・・。」
「千切ってほしいのか!?ほしくねえのか!?黙ってねえでなんとかいえ!!」
「・・・・・・どうすれば、いいのですか?」
205『売られた花』8:05/03/02 14:03:26 ID:WLyTSL5W
これは取引ではない。今自分は人権などはなく、奪われるだけの存在だ。
そのことを聡明な真夜は理解していたが、それでも女性器の一部を失うことは避けたかった。
「・・・私で・・・私できることでしたら、いたします・・・。」
「へへ。そうだな。」
男の一人が自分の帯をとって、真夜の顔の上に男性の一物をさらす。
「じゃぶれ。」
「・・・・・・・。」
「いいか。噛んだりしてみろ、おめえのものを、千切るだけじゃすまさねえからな。」
「そ、それだけじゃ・・・お、おお、面白くない、いいぃ。」
「そうだな。じゃあこうしようぜ。そこの砂時計が全部落ちるまでに俺が満足できなかったらそんときゃ、やっぱり千切る。」
「・・・・・・。」
男性を満足させる術など、真夜が知るはずも無い。男性器を目の前にして堂熱かったらいいかも分からない。
つくづく無理難題だが、それでも真夜の返事はきまっていた。
「はい・・・。します・・。」
「ああん?『お相手させていただきます』、だろ?このガキが。」
「・・・お相手させて頂きます。」
ぜいぜい3〜4分程の砂時計が落ち始める。
真夜の顔のに上から男性器が押し付けられる。思い切って口の中に含むも、えび反りにされた体位のせいで、口に含むとかなり息苦しい。しかも、魚がすえたようなひどい匂いだ。
「ん・・・んん。う。」
「もっと喉のほうまでつかって全部いれろ。」
「んん!!」
喉に強引に押し込まれ、むせそうになる。
「さっさと舌を動かせ。」
「ん、んぐ・・・。」
真夜の口にはそれは大きすぎてとても舌まで動かせる余裕は無い。
206『売られた花』9:05/03/02 14:05:36 ID:WLyTSL5W
「さっさとしねえと・・・。」
「んぐうう・・・!!」
真夜の股間を開かせている男が、再び陰核をつねる。
苦痛に顔を歪めた真夜だが、歯を立てるわけにはいかない。
「ん。お・・・んん。」
真夜は一心不乱にほおばり、なんとか舌を動かしつづけた。
「おう。初めてにしちゃなかなかだな。さすがお嬢様はものおぼえがいいや。」
「んん・・・。ん・・・。んー。」
男の体が邪魔して砂時計は見えない。そのことが真夜の焦りを加速させる。
「んむ・・・。ん。」
「玉のほうもだ。交互にやれよ。」
「んん・・・。ん。」
かわって肉の袋が口に押し付けられ、それをほお張る。剛毛に包まれているため、口に入れた瞬間むせ返りそうになる。
「んん!!ん。」
代わる代わる、男性器のあらゆる部分に奉仕をさせられる。焦りとは裏腹に、無理に明けている口は徐々に疲れてくる。
真夜にとっては長いくも短い3分が経過する頃、口の中で男性器が怒張をまし、脈うつ速度も心なしかはなくなってきた。
「で、出る!!」
「!!んっ!!!」
なにか苦い味のする物が、口の中に入り込んでくる!性器が脈打つたびにおびただしい料の液体が真夜の口のなかを満たしていった。
「こぼすんじゃねえ!全部ののめ!」
「んふ・・・・。ん・・・・。」
(男の人のものを飲むなんて。)
真夜は必死に飲み下そうとしたが、すべてを飲みきれず、頬をつたって床にこぼしてしまった。
207『売られた花』10:05/03/02 14:07:42 ID:WLyTSL5W
「ふざけんじゃねえぞ!!このクソアマァ!!」
「はうっ!!」
少女の頬に平手打ちがとぶ。
「礼儀作法ってモンがテメエにゃ、わからねえのか!!床のも飲め!!」
「は、はい!」
えび反りの姿勢をとかれ、今度は地面に這いつくばらされ地面についた精液を舐め取るよう
頭を床に押し付けられる。自分の生活とは天地の差があるであろう金持ちの子女が裸で、床に落ちた自分の精液を舐めるのをみて男は満足感に満たされていた。
「ま、砂時計も落ちきってねえ見たいだし、千切るのはやめておいてやるよ。」
「・・・。」
その言葉を聞くと同時に安堵の吐息がこぼれる。少なくとも体の一部が切り取られることだけは回避できた。
「オラ!礼節はどうした!」
「・・・・お相手させて・・・いただきまして・・・ありがとうございました・・・。」
ブーツを履いている以外は全裸というアンバランスな姿のまま土下座する。
(こんなことで、あきらめてはいけない。必ず―。)
「じゃ、仕上げてやるか。おめえら、動かねえように押さえてろ。」
「ず、ず、ず、ずるいよ。あ、兄貴。オレもこの子にいいい入れてみたい。」
「少し待ってろって。俺の後で犯らせてやるからよ。」
「き、きき、きっとだぞ。」
男の一人が、真夜の腕をつかんで持ち上げる。すると、後ろ手に縛られている真夜は否応無しに体を倒して尻を高く突き出す姿勢にさせられる。その突き出された尻を猛一人の男が限界まで広げる。
真夜の女性器と肛門が丸見えになり、足をどんなに一生懸命閉じても隠すことはできない。
「・・・・・・・。」
「なーんだよ。全然濡れてねーじゃねえか。ま、痛てえのはお前の勝手だし、濡れてねえ方が押し込みがいがあっていいけどな。」
男が真夜の秘部に竿の先を押し付ける。男性器が触れた瞬間、少女の体はこわばり、かすかに震える。
(されるの・・・?さてれしまうの・・・?先生・・・月等・・・。)
恐怖と羞恥心にまみれた真夜は祈るように救いをもとめた。しかし、その祈りが伝わる事などないことを真夜本人がもっとも理解していた。
「よ、おっとっと。」
ズリュッというとても小さな音とともに真夜の小さな穴に強引に押し込まれる
208『売られた花』11:05/03/02 14:09:20 ID:WLyTSL5W
「きゃあああああああああああ!!」
「ふー。やっと入った。」
挿入が終わると、真夜の入り口付近まで引き抜かれ勢いをつけて、更におくまで押し込まれる。
「ひぎっ!! あうっ!!あ!!」
濡れもしない小さな膣の摩擦は、男にとっては快楽にかわり、少女にとっては苦痛にかわった。
「オラァ!音をあげてる場合じゃねえだろ!!」
「ああっ!!ああっ!!ひあっ!!」
一度入れば出し入れは更に激しさを増し、少女の尻と男の体があたってパン、パンと音を立てる。
少女の頬を苦痛の涙がつたい、少女の足には処女喪失の鮮血がつたう。
内臓すべてが腹の中でかき回されるような苦痛に狼狽しながら、真夜は何とか耐えようとする。
「んっ!!んっ!!」
「おお、小せえ穴はよく締め付けるぜ。」
「ん。んん!!ん。ああ!!」
真夜の性器が何とか異物を吐き出そうと収縮をつづけるが、その刺激が男に射精を促す結果になる。
「いくらガキだって初潮はもうでてるんだろうなあ!!せいぜいガキの腹にガキができねえ事を祈るんだなァ!!
「ああ!!出さないでください!!お願いします!!お願いします!!」
「うおっ!!」
「ああっ!!」
真夜の体の中で、男のものは大きくうごめき、はじける感触がした。続けざまに数回はじける感触がつづく。
「・・・・・・・・・。」
真夜の体を押さえていた男たちが手をはなし、そのばにへたり込んだ。
へたり込んだその場からうっすらと、血と精液がこぼれて床に広がっていく。
(こんなに・・・・。こんなにも・・・。)
「女になった感想はどうだよ?ああん?」
心の中が大きな諦念で満たされる。
「・・・・・・して頂いて・・・ありがとう御座いました。」
正座をし、頭を下げる真夜。言葉とは裏腹に、こみ上げてくるのは静かな怒りだった。
「じゃ、次は俺っすよね?兄貴?」
「おお、お、お、オレは?オレは?」
(まだ、私を抱こうというの・・・。まだ私を辱めると・・・。)
209ランダマイザ:05/03/02 14:24:44 ID:WLyTSL5W
まだ終わらない・・・長すぎましたね。すみません。誤植も・・・。

クマクマ神様>
ありがとうございますランダマイザ。
『船乗りの歌』に影響されて書きましたランダマイザ。

やっぱり名前長いんで普通にしゃべる事にします。

210名無しさん@ピンキー:05/03/02 14:48:15 ID:eh2XafLm
乙、超乙。
真夜タンにも少しは気持ちよくなってほしいなあ、なんてのはだめですかね。
211ランダマイザ:05/03/03 09:42:39 ID:wVaoWfKi
ttp://muon.pun.jp/mayamaya.jpg
下手絵をさらそうと挿絵などを考えていたのですが
よく考えれば大正時代にブラは・・・?大正時代にストッキング・・・?
といった感じです。

≫210
ありがとうございます。

『真夜タンにも少しは』>鬼畜設定な上、もうラストなので多少強引にみえるかも
かも知れませんがせっかく反響を頂いていることですし、やってみましょう。
212名無しさん@ピンキー:05/03/03 10:23:22 ID:He2nc34D
充分素敵な絵だと思いました。GJ。
ブラは、輸入品としてあり得るかも。
ストッキングは、化学繊維のものはもちろん無いでしょうが、他の素材のものは…うーん、
どうでしょうか。詳しい方いらしたらフォローおながいします。
213クマクマ:05/03/03 17:28:04 ID:2GYnIKx4
o( ^(,,ェ)^)o
>ランダマイザクマ
GJクマ! もっと凌辱ハァハァクマー!
214名無しさん@ピンキー:05/03/03 23:23:36 ID:+liiCl0o
読ませていただきました。良いですね。
最後はどうか、救いの無いエンドを。
215『売られた花』12:05/03/04 13:16:51 ID:3LpQVlXn
真夜が貞操を失ってから2時間がすぎた。
真夜の息は荒く、疲れきっている様子は誰がみても明らかだった。
「じゃ、またな。学生さんよ。」
「学生じゃなくて便器娘だろうがよ。」
「へへ。そうっすね。」
「べ、べ、便所娘。あ、明日も相手してや、やる。」
「明日には、尻の穴に焼付いた火箸でも突っ込んでおどらせてみるかよお。」
「へっへへ。そういつはいいっすね。」
男たちは満足気に部屋を後にした。
足、股間、腹、胸、髪の毛、どこを見ても男たちの精液が付着していた。
少し腹に力を入れようものなら、真夜の小さな膣穴からも、おびただしい量の精液がこぼれる。
自らの惨めな姿と男たちに対する怒りに唇をかみ、拳を握り締める。

しばらくすると真夜をさらった二人の男たちが入ってくる。
真夜は剥ぎ取られた服を拾い、女性の最低限の部分だけでもと体に押し当てて隠す。
「やれやれ、ひどいものだね。服や下着まであの連中のモノで汚れ放題か・・・。」
「ああ、臭いな。」
「・・・・。」
真夜は二人を睨みつけて言う。
「・・・・Вы, делающ этот вид вещи, удовлетворительный?〔・・・ご満足ですか?このような事をして?〕」
抵抗できない真夜はささやかな皮肉を言葉に込め、気丈にふるまってみせた。男たちは顔を見合わせる。
「・・・驚いたな。」
「あなたたちは一見日本人に似ていますが、ロシア出身のヤクート人です。」
相手の素性を見透かしてみせること。今の真夜の精一杯の抵抗だった。
「まったく、君は本当に油断ならないね。あの探偵よりもよほど強敵だよ。」
「・・・・・改めてお聞きします。私をどうするおつもりですか?」
真夜自身むなしい質問であることは自覚していた。
丸裸にされて、体まで奪われた真夜に何ができるというのだろう。質問したところで真夜にとって有利な未来がもたらされるわけでもなければ、駆け引きができるわけでもない。
「言葉が聞き取れたのなら分かるだろう?君は見せしめだって。せいぜい身をやつしてもらうよ。頭脳明晰なお嬢さん。」


216『売られた花』13:05/03/04 16:16:32 ID:3LpQVlXn
―数ヵ月後―

「んっ・・・んっ・・・。」
市ヶ谷の路地裏。
ござを敷いただけの場所で少女は四つん這いになり、中年の男に貫かれている
「おら。もっと腰をふれってんだよォ」
「・・・はい・・・。」
男は獣の様に少女をより激しく犯し始める
「あうっ!!あっ・・・ああっ・・・。」
少女は道端で客を取らされる羞恥に身を震わせながらも、精一杯の奉仕をする。
「で、でるっ!」
「待ってください!お願いです・・・飲ませてください。」
少女は男性の精が飲みたいわけではなかった。
妊娠して客が取れなくなれば少女は『処分』されてしまう。それを避けて客を満足させるにはそれしかないのだ。
男の前にひざまずき、少女は口に男性器を含む。
「おおっ!!」
「んっ!!」
男は立ったままの姿勢で少女の口の中に精を放った。あたかも、道端の石に放尿するかのようだ。
(・・・これでは便所娘と呼ばれたとしても仕方がない・・・。)
少女は心の中で自嘲した。
「・・・飲ませて頂いてありがとう御座いました・・・。」
男は何も言わず、代金をほうり投げた。僅か7銭。
道端で客を取る最低位の情婦である少女には、屋台の蕎麦価格にも満たない代金がやっとだ。
稼ぎが悪くても『処分』されてしまう少女は一晩に何人もの男性に抱かれなければならない。
そんなすれすれの生活でも阿片を飲まされて壊されるよりはよほどいいのかもしれない。
(今夜は・・・後一人は何とか・・・。)

217『売られた花』14:05/03/04 16:21:27 ID:3LpQVlXn
しばらくすると、若い男性が一人。
深夜になれば人通りもなくなる。今日最後の客だ。
客を引くつもりで近づくと、それは少女にとって意外な人物だった。
「・・・・・・そ、そんな・・・先生・・・。」
「ま・・・・・・真夜・・・君・・・なのか?」
まだ、一年も経たないというのに遥に会えた事が真夜にはひどく懐かしく思えた。
「真夜君!探したんだぞ!」
遥かは痛いほどに真夜の方を抱きしめる。
「・・・・・先生がご無事でなによりです・・・。」
真夜も遥かの腕を抱く。
「月等が待っている。さあ、一緒に帰ろう。」
「・・・・・・・・・。」
真夜にもう自由など無い。帰ったとしてもまたさらわれるだけのことだ。
そうなれば命は無いだろう。
「・・・先生・・・。ありがとうございます。・・・でも・・・私は帰ることは出来ません。」
「・・・真夜・・・君?」
真夜はゆっくりと遥かの腕を解くと心配をかけないよう。精一杯の笑顔をみせる。
しかし、その見せ掛けの笑顔からは涙がこぼれていた。
「一晩だけ・・・。せめて一晩だけでいいです。先生・・・。私を・・・私を抱いてください・・・。」
例え遥の一夜妻になったとしても、次の日には遥のことを忘れ別の男に抱かれなければならない。
「そんなことできない。」
「・・・そう私が望んでもですか?」
「・・・・・・・。」
218ランダマイザ:05/03/04 16:57:43 ID:3LpQVlXn
>>210様、>>214
『真夜が気持ちよくなる』&『救いが無い』エンドで何とかなりそうです。
なにぶん初心者ですので至らない部分はご容赦ください。

>>212
ありがとうございます。
ブラは、日本の場合昭和30年代に普及したようでして
当然真夜は付けてないはずで、ストッキングは言うに及ばずなんですが
この2点が素っ裸より好きなのであえて時代を無視しようと思った今日
この頃です。
219名無しさん@ピンキー:05/03/04 20:29:59 ID:U4cbBZAD
乙乙。
やっぱ不幸話は良いやね。
真夜タンの値段に萌えました。
220名無しさん@ピンキー:05/03/05 20:52:36 ID:/4638fee
ランダマイザさんGJ!
221『売られた花』15:05/03/06 11:10:14 ID:jvCpOGuW
遥に手を引かれ、真夜は雑司ヶ谷の街にまでにきていた。
雑司ヶ谷は明治初期、墓所のない民衆のために共同墓地が設けられ、それ以来歓楽とは縁遠い街となった。
「・・・お墓・・・?」
「・・・この近くに馴染みの茶屋があるんだ。」
その茶屋はまさに墓地のすぐ近くにあった。
そんな縁起の悪い場所に茶屋があるのも不思議だったが、道端ではなく座敷で抱いてもらえるなら気になる問題でもなかった。
「よろしくお願い致します・・・。先生。」
真夜は襦袢姿で畳の上で三つ指をつき、頭を下げる。
多難を乗り越えて、やっと結ばれた花嫁のようだ。
遥は何も言わなかった。話したくないのではない。何もいうことが出来なかったのだ。
遥は、突然真夜の細い腕を握り締めるとそのまま抱きしめ、唇を重ねる。
真夜の口の中に遥の舌が侵入し、真夜もそれにこたえ、遥を求める。
「ん・・・。んんっ・・・んん。」
互いの唾液が絡み合い、互いにそれを飲み下していく。
二人の唇が離れてもなお、二人の唾液が糸を引く。
「真夜君。いいな?」
「・・・はい。先生。」
真夜の胸元に手がかけられ、真夜の襦袢の上半身が脱がされる。
小さいわけでもなければ、大きいわけでもない微妙な線で形作られた乳房があらわになった。
遥が真夜の体を見つめる。
「綺麗だ・・・。」
思わず遥はそういい、真夜が紅潮する。
多くの男に抱かれた真夜だが考えても見れば、遥の助手をしていた時、遥の前で裸になることなど想像もつかなかったことだ。
 真夜は、遥にその身を預け、遥はゆっくりと真夜の胸に触れる。
「んっ!」
真夜の胸を指が這い、真夜はくすぐったいような甘味な感触を覚える。
しばらくすると、真夜の胸の全体が丁寧にもまれる。
「んっ「んっ・・・。ああっ・・・。」
(・・
222『売られた花』16:05/03/06 11:12:00 ID:jvCpOGuW
(・・・・・・こんなに・・・こんなにも、優しく抱いてもらえるなんて・・・。)
それは真夜にとって始めての経験だった。
真夜の体が火照りのために少し汗ばんでくる。
「自分で脱げる?」
「・・・恥ずかしいです・・・。」
苦笑する遥がそっと真夜の着衣を剥ぎ取り、真夜は生まれたままの姿になる。
(・・・私・・・私、先生に全部みられているんだ・・・・。)
真夜は遥と顔を合わせることすら出来なくなってしまった。
自分の股間がうっすらと濡れていることに真夜は気づいた。
今までどんな男に抱かれても、体がこわばり決して濡れることは無かったというのに。
そんなことを思い出しながら真夜は、遥の男性自身に手を伸ばす。
「真夜・・・・君?・・・・!!」
真夜は遥の男性器の先端に軽く口付けをした。
「うっ・・・!」
味わったとこのない感覚に遥がうめき、真夜は静かに笑みを浮かべる。
真夜は慈しむように男性器全体に舌を這わせ、遥に快楽の奉仕をする。
「ま、まてっ!真夜君!」
真夜は呼びかけには応じず、男性器への愛撫を続けている。
ついには遥のものを自分の喉まで通す。
(・・・先生の・・・おおきい・・・。)
口の中に含んでいると、更に怒張を増し、脈打つ速度も速くなる。
真夜がのどから出し入れを続けていると
「つっ・・う・・・。ま、真夜・・・・もう・・・・。」
「・・・わかりました・・・。」
真夜は再び、自らの体を遥に差し出す。
真夜の両手が遥によって敷布団に押さえつけられる。
 互いの待ち望んだ時がきた。
真夜の性器の入り口に、遥の性器が押し当てられる。
223『売られた花』17:05/03/06 11:33:40 ID:9/0ugB2a
「入れるよ・・・・。」
「・・・はい・・・・。」
真夜は遥を受け入れた。
「あっ、ああ、ああっ!!先生・・・先生・・・。」
少女の体に淫らな快楽がどっと押し寄せる。
真夜は遥の首に手をまわし、密着する。
「先生っ・・・・私っ・・・私・・・幸せです・・・・。」
遥は何も言わなかった。しかし、真夜の手は遥にきつく握られていた。
「んっ・・・・あっ・・あっ・・・あっ!」
遥の抽送が勢いを増す。
「はっ・・・はっ・・・・ああ・・・。」
真夜は性感の余り、息をするのも苦しいくらいになっていた。
まさに快楽の底におぼれるような思いだった。
こみ上げてくる感触に全て身を委ねたそのとき
「あうっ・・・あああああああああ。」
遥を子宮に感じながら、真夜はうまれて初めて絶頂に達した。

・・・・・・。
・・・・・・・すまない・・・真夜君・・・。
・・・・・・・・・僕はこれでもう帰るけど・・・。
・・・決して、あきらめちゃいけないよ・・・。
・・・・さあ、もう朝だ・・・。
224『売られた花』18:05/03/06 11:41:52 ID:9/0ugB2a
「・・・・・!!」
まどろみの中にいた真夜は突然目を覚ました。
(・・・何だろう・・・今の声・・・。)
不思議に思い真夜はあたりを見回した。
そこには真夜と遥が床に入ったはずの茶屋は無く、墓場だけが広がっていた。
(・・・そんな・・・まさか・・・まさか・・・。先生・・・。)
真夜は商売道具のござを放り出し、走った。
・・・
・・・
聞くところによると、松之宮遥という男性は1ヶ月以上も前に殺されていた。
偶然、居合わせた2人組男によって殺されたのだという。
秋を迎えた雑司ヶ谷に遥の墓がたたずんでいる。
真夜が望んだ一夜の夢は、鮮やかに染まった銀杏の葉とともにはかなく散ってしまった。
今、真夜は遥の墓前に花を捧げている。
225『売られた花』19:05/03/06 11:45:08 ID:9/0ugB2a
(・・・先生に私の体を買ってもらう夢を見るなんて・・・・とんだマッチ売りの少女もいたものだ。)
真夜はおとぎ話を思い出し、苦笑する。
「・・・先生・・・一人で勝手に逝ってしまうなんてずるいです。これまでのお給料だって頂いてないんですよ。」
墓の掃除もおわり、ため息をついて空を見上げたその時だった。
「つっ・・・・。」
真夜の足がふらつき、一瞬意識が遠のく。
(・・・そうか・・・もう薬が効いてくる時間か・・・。)
最後に真夜はいとおしい気持ちで遥の墓を眺めると、墓標に寄り添い、目を閉じる。
(ごめんなさい、先生。でも・・・もう、そっちに行かせて下さい・・・。)
夜鷹に身を落とした少女に、甘く優しい死が舞い降りた。


―『売られた花』・了―
226ランダマイザ:05/03/06 11:58:20 ID:9/0ugB2a
ラストで滑ってしまいました。ごめんなさい。
いや、最初から滑りっぱなしの間違いですね。
『無駄に長い』『誤植』『分かりにくい描写』など様々な
大罪を反省し、次の真夜の獣姦ネタにでも生かしたいと思っている
今日この頃です。

>>219
大正8年あたりに卵1個が3銭程度と聞きました。
リーズナブルですね…真夜タン…。

>>220
ありがとうございます。真夜の月等獣姦ネタが人気があるようなので
それも書けたら書きたいと思います。






227名無しさん@ピンキー:05/03/06 14:30:11 ID:3ZI3MDDG
きたーーー。こういう救いの無い話って大好きです。
眼福でした。ありがとうございます。乙彼樣でした。
次も楽しみにしております。
228ランダマイザ:05/03/06 16:28:40 ID:9/0ugB2a
>>227
ありがとうございます。分かりづらい文章にも関わらず最後まで読んで
頂きましてありがとうございました。

…それにしても本スレでは『幻影博覧会』って人気ないですね。
まあ無表情系の女の子は、成長したり、情に厚くなってくるラスト
勝負だと思いますが。きっと最終回には真夜タン萌が爆発すると信じている
今日この頃です。
229名無しさん@ピンキー:05/03/06 17:41:06 ID:xMBhLAcq
最終回まで冬目氏の根気が持つかどうかが問題ではある。
230ランダマイザ:05/03/06 19:50:34 ID:9/0ugB2a
待つ意外にないですね。冬目ファンには忍耐が必要です。
231名無しさん@ピンキー:05/03/06 19:51:53 ID:6IJHs422
放置プレイ(;´Д`)ハァハァ
232名無しさん@ピンキー:05/03/06 21:15:31 ID:1SUxTiZc
幻影博覧会の上梓嬢は、22歳なのにすごく大人の色香が。
ロリ化してゆくシナ子と対照的だ…
233名無しさん@ピンキー:05/03/08 11:25:42 ID:yeu7rrIh
 イエスタデイの杏子さんと、羊の夏子さんのパーツを使用しているので大人の色香
という意味では、高レベルな位置にありますな。
 松之宮遥の病弱な弟が登場したとき、字をよく読んでいなかったせいで
ボーイッシュ系美少女キターーー。と思ったのは私だけですか。ああそうですか。
234名無しさん@ピンキー:05/03/08 16:25:01 ID:PVrtZxxF
杏子さんと唇とか互換ですね。
杏子さんの口でフェラされたい。

遥の弟が登場した時は、病弱ショタキターー、と舞い上がりました。
235名無しさん@ピンキー:05/03/09 19:07:17 ID:4EDRyOxK
杏子さんはエロすぎ。マジヤバイ。
236クマクマ:05/03/11 19:28:49 ID:sdFmMo21
o( ^(,,ェ)^)o
>ランダマイザクマ
遅ればせながら、超乙クマ。

>>232-235クマ
そうクマね、大人同士のしっぽりした官能ものも読んでみたいクマ。
237名無しさん@ピンキー:05/03/18 01:05:36 ID:leXdta78
待ち
238クマクマ:05/03/18 12:07:22 ID:83wtRLRB
o( ^(,,ェ)^)o
杏子さんを書くとして、相手役は誰にするクマか?
239名無しさん@ピンキー:05/03/18 12:28:01 ID:qC4gOI5+
ミナト君を食っちゃう、とか。
実はキノシタ兄が杏子さんと関係を持っていた、とか。
240名無しさん@ピンキー:05/03/18 12:48:54 ID:+z4ts2BO
杏子さんがリクオを誘う
241239:05/03/18 13:00:29 ID:6LYiglFZ
ああ、やっぱリクオが背徳感を覚えつつヤッちゃう、みたいなシチュエーションが萌えるかもわからんね。
242名無しさん@ピンキー:05/03/18 13:04:20 ID:tp73PZ8E
滝下に調教される杏子さんとか{w

あと、杏子さん×ハルとか、杏子さん×シナコとか。
ハルとシナコとリクオを次々と手篭めにし、性奴隷にする杏子さんとか。
243名無しさん@ピンキー:05/03/18 14:36:54 ID:fWMsuq0E
リクオかな
ハルも含んだ3pも捨てがたい
244名無しさん@ピンキー:05/03/19 23:01:11 ID:4j7YcfIb
閉店後、二人以外に誰もいない、静まり返った店内で、杏子さんとハルの秘めやかな
情事というのも捨て難い希ガス。

いや、やはり、リクオとハルを同時進行で攻略しつつ、最終的に3Pに持ち込む杏子さんとか。
245名無しさん@ピンキー:05/03/20 20:30:28 ID:UYEwjZWo
>>232さんに同意。第4のシナ子が ニコニコマートを良く利用してるのは お酒を買いに行くためだったりして。
246名無しさん@ピンキー:05/03/20 20:35:17 ID:UYEwjZWo
>>232さんに同意。第4巻のシナ子が ニコニコマートを良く利用してるのは お酒を買いに行くためだったりして。
247名無しさん@ピンキー:05/03/21 02:13:39 ID:HKcKtqiw
おちつけ
248名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 01:38:36 ID:R6RcZbhD
?子
249名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 01:40:13 ID:R6RcZbhD
?子
250名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 01:40:47 ID:R6RcZbhD
251名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 07:36:08 ID:nW+2cPPG
>>250
「しなこユーザー」わろた
俺もしなこユーザーになりてえ(;´Д`)ハァハァ
252名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 08:42:15 ID:wTI2vbOr
イエスタディのハルって純愛と凌辱ってどっちが需要あるかしら?
253名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 09:17:28 ID:yUwI1Z4D
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 陵辱!陵辱!
 ⊂彡
254名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 09:35:35 ID:16JWrJv/
>>253
んじゃ午後からバイトだからそれまでにちょっと冬目キャラに初挑戦してみる。
>>10->>12辺りのネタで。
255名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 09:37:52 ID:iH+XD57T
正座して楽しみにしてまつ。
256名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 18:56:04 ID:LcSi4pxA
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 純愛!純愛!
 ⊂彡
257クマクマ:2005/03/26(土) 19:00:02 ID:ojJ6v/KO
 ○  ○ ∩
o( ^(,,ェ)^)彡  痴漢プレイ! 痴漢プレイ!
   ⊂彡
258名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 19:04:38 ID:VNZpB6bN
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 とにかく!陵辱!
 ⊂彡
259名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 19:05:52 ID:VNZpB6bN
>>238-244
あたりを踏まえて杏子さんエロSSを書く神はいらっしゃらないか?
260名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 00:56:51 ID:cCv+xnqz
前から思ってたんだが、職人さんがなかなか寄り付いてくれなかったのは
陵辱系シチュの妄想を書いて一人でハァハァしてる奴のせいなんじゃねえか?
261名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 11:05:31 ID:ceMfvD1C
凄いな。
その発想の根拠って何?
262名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 12:34:55 ID:T/gYNZhu
age
263名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 13:31:10 ID:tsWT5O5p
丹でハァハァしたいage
264名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 17:06:06 ID:UwtOmNo1
イエスタデイの続きはもはや描かれないのではないかという悪寒が
265名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 17:34:30 ID:2kZ/FQVI
ショタキャラとか出てほしい。
浪君はショタ分が足りない。メガネ映画少年はそこそこだが、まだ足りない。
266名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 05:30:25 ID:Xs9YcpNy
AGE
267名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 07:05:38 ID:Xs9YcpNy

      キ        //   /::::://O/,|      / 
      ュ     / |''''   |::::://O//|     /
      .ッ       \ |‐┐ |::://O/ ノ   ヾ、/
       :       |__」 |/ヾ. /    /  
         ヽ /\  ヽ___ノ / . へ、,/ 
        /  ×    /  { く  /
        く  /_ \   !、.ノ `ー''"
  /\        ''"  //
 | \/、/           ゙′
 |\ /|\ ̄
   \|
268名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 19:44:58 ID:IlTMGjsA
本屋で何気なく漫画雑誌コーナー見てみたら、連載再開してた。
冬目景って、漫画描いてない期間は何やってるんだろう。旅行とか?
269名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 19:35:46 ID:jSXzIKwi
一砂×千砂なら
苦情が無ければ、書いてみようかな・・・
でも、今月は無理だ
しばらくPCできないから、保守頼む
270名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 20:07:23 ID:jSXzIKwi
age保守忘れ
271名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 06:50:56 ID:mvmJWYpC
>>269
俺はそれが読みたくてこのスレを順回路に組み込みつづけていたんだ
是非是非是非ともたのむ
272名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 19:28:45 ID:Bwm1+yvw
>>269
俺からも是非是非是非是非ともたのむ

ところで柚原たんが着ている\100って描いたシャツ、あれはつまり
百円でヤらしてくれるということだな。
273269:2005/05/06(金) 20:38:31 ID:tqBzMvJ+
俺が書くとダサダサになるから
「269が書くなら俺が!」と言う方、フライング構いません

それでは、来月
274名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 23:10:24 ID:g4RL2Oj/
>>272
暗にその意味は込めてると思う。あれは激しくエロスだと思った。
275名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 11:42:49 ID:Hv6kH46U
>>269
俺も是非是非是非是非是非(ry
276名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 18:48:38 ID:TumOM1Dj
ひたすら待つ
277名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 11:37:12 ID:ck9UHHbA
どれどれ
278名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 12:53:26 ID:Se6IfphG
ああ
279夏目景:2005/05/20(金) 13:27:01 ID:Se6IfphG
羊のうた〜番外編〜


「それ」は膨らませすぎた風船が破裂するように突然一砂の中に起こった・・・

一砂が姉の千砂と暮らし出してから数日が過ぎた。はじめは慣れない他人の家(自分の家だが)と言う事や、病気の事、学校の事などが気がかりで余裕のない生活をしていたが、やっと落ち着いてきたある晩の事だった。
夕飯を終え、一砂が自分の部屋で父の残した小説を読んでいる時だった。「お風呂空いたわよ。早く入りなさい。」千砂が閉じたふすま越しに一砂にそう言った。「ああ、わかったよ。」一砂はそう答え、読みかけの文庫本に栞を挟み机の上に置いた。
長時間の読書でこった肩をほぐしながらふすまを開けた。そこには湯上りでほほを上気させた千砂が立っていた。・・・一砂は千砂を見た時、まるで誰もいない草原の真ん中で目覚めたような新鮮な驚きを感じた。
千砂のロングの洗い髪、無邪気な子供のように少し傾けた顔、着物の襟からかすかに見える桜色の肌・・・
一砂とて、大人の男である。江田夫婦の元にいた時も夜毎八重樫のことを思い、恥ずかしい行為にふけっていた。
(何を考えているんだ、俺は!千砂は血のつながった実の姉じゃないか。)「そういうこと」がどれだけ問題か、一砂には考えるまでもなくわかっていた。
だが、頭の中から「そういう」妄想を追い払おうとすればするほど、一砂の中には抑えがたい欲望があふれ返って来るのだった。
「どうしたの?」そんな一砂の妄想を理解できるはずもなく、まるで父親に甘える子供のように千砂は上目づかいで一砂を見るのであった。
280夏目景2:2005/05/20(金) 14:04:19 ID:Se6IfphG
一砂は頭を軽く振ると「いや、なんでもないよ。風呂に入ってくる。」と千砂に言い、微笑んだ。

都会とは思えないほど静かな夜だ。
一砂は浴槽につかりながら同級生や八重樫の事を考え、そして千砂のことを考えた。
(そういえばもう何日もやってないな・・・)自然に膨張してくる「体の一部」を一砂は握り、目を閉じた・・・
八重樫の足を持ち上げる自分、八重樫の苦悶の表情、八重樫のあえぎ声・・・
千砂の白い足、細く折れそうな腕、黒目がちの瞳、以外と豊満な胸、そして千砂の・・・千砂の・・・
ある一定の動きを始めた一砂の右手はだんだん加速して行く・・・

(・・・いや、ダメだダメだ!こんな事をしてしまったら、俺は最低の人間になってしまう・・・)一砂はなんとか思いとどまり、手早く頭と体を洗い風呂から出た。
千砂に風呂から上がったことを告げ、自分の部屋で読みかけの文庫本を読み始めた一砂だったが、「あのこと」が気にかかりどうも小説に集中できない。
風呂上りの千砂に会う前のように小説の登場人物に感情移入しようとするのだが、すぐに気が千砂に散ってしまうのだ。
(千砂はもう寝てしまったのだろうか?それとも父親のことでも考えているのだろうか?)本を畳に投げ捨てると一砂は千砂の事を考え始めた。
姉弟とは言え、子供の頃以来会っていなかった他人のような姉弟である。姉に関する記憶もほとんどない。自分の手の平を見つめていると、本当に千砂と血がつながっているのだろうか?
という疑問が一砂の中に生まれてくるのだった・・・気の強い千砂、母のような千砂、それでいて幼い一面もある千砂、着物の下の白く美しい肢体、なだらかな丘のような千砂の体、千砂の・・・千砂の・・・
懲りずに膨張して行く「一砂の体の一部分」を見ながら、一砂は(病気だと言うのにお前は元気だな)と苦笑した。
281夏目景3:2005/05/20(金) 15:00:21 ID:Se6IfphG
その夜、一砂は夢を見た・・・

深夜、千砂の寝室に忍び込む夢だった。一砂はしばらくの間、眠っている千砂を見下ろしていたが、ついに我慢できなくなり服を脱ぎ、千砂の布団にもぐりこんだ。
千砂の着物の帯にそっと手をかけほどいていく・・・千砂はやっと気づき「何をしているの!一砂!」と叫んだ。
「千砂、好きだ!ずっと好きだったんだ。千砂を・・・千砂を、抱きたい。」「やめなさい!やめなさい、一砂。やめな・・・さい。やめ・・・や・・・めて。お願い・・・」
一砂は林檎をむくように千砂の着物をはいでゆく。千砂は一砂の体を引き離そうとするが、所詮欲望の奴隷になった男の力の前には、非力な女の力などたかが知れている。
長い髪を振り乱し生まれたままの姿になった千砂の体に一砂は自分の体をすりつけていく。千砂はなんとか身をかわそうと、体を右や左にひねるが一砂の欲望の前では、蛇ににらまれたカエルである。
やがて抵抗をあきらめざるおえなかった・・・千砂の抵抗が止んだのを見ると一砂は千砂の白い足を持ち上げ、千砂の真ん中の部分に自分をゆっくり沈めた。
「あっあ、あ」千砂は苦悶の表情を浮かべながら声とは言えない声をあげた。圧倒的な量の一砂が千砂を埋めて行く、そして千砂は一砂の首に手を回した・・・

掛け布団の端から4つの足先がはみ出している、盛り上がった布団が静かに激しく揺れている・・・
「あっ」「はっ」「あ」「はっ」「あ」「はっ」「あっ」「は」(もっと千砂を知りたいもっともっと千砂の中に入りたい)
壊れたオモチャのように一砂は千砂を突く、突く、突く・・・
「あ」「はっ」「あっ」「は」「あ」「はっ」「あ」「はっ」(もっともっと千砂を千砂を・・・壊したい!)
一砂は何かに復讐するように千砂を突き上げる。
「あ」「はっ」「あっ」「はっ」「・・・」「・・・」「・・・はあっ!」「・・・はあ・・・」
一砂は荒い息を整えながら千砂の唇に自分の唇をはわせ、下半身の快感に酔いしれた。
一砂は千砂と完全に一体になり、初めて本当の姉弟になったような気がした。



282夏目景:2005/05/20(金) 15:07:33 ID:Se6IfphG
羊のうた〜番外編〜の続編は、好評だったら書きます。
いたらない所や、気分を害された方がいましたらあやまります。
269さん、いっちょ凄い奴をお願いします。待ってますよ!
283名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 15:45:47 ID:9GPpsWa8
GJ!
そのままリアル背徳路線に突っ走ってもいいし、八重樫たんをオカズモードもありですね〜。
次を期待します (*´Д`) ハァハァ
284名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 16:35:57 ID:TfRt1afb
やったぜ。久々に神様がいらっしゃった。
285名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 18:45:29 ID:UfPgPxpf
ぐっじょぶでございました!!
286名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 18:54:53 ID:eZ6BbEEl
よっしゃよっしゃ

てかここは背徳路線しかねーだろ!?
287名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 19:03:28 ID:Hxdm5Pjj
素敵!!
千砂たんとはラブラブでよろしく
288名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 23:00:19 ID:9+2y049+
背徳しかあるまい!!
289クマクマ:2005/05/21(土) 00:17:48 ID:5KHl0Opp
 ○  ○ ∩
o( ^(,,ェ)^)彡  続編キボンヌ! 続編キボンヌ!
   ⊂彡
290名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 04:14:59 ID:Fh3SuzvI
貴方も書いてくださいよー(w
291名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 21:38:49 ID:p+4L+X/y
千砂!千砂!
うぉぉおおお!
シュッシュッ
292名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 18:58:01 ID:5zZvQnVz
ハツカネズミィ連載再開記念あげ
293名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 01:31:17 ID:Z9yFuC39
GJ!!
夫婦のごとき背徳ラブラブで
294名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 08:11:06 ID:Ne2ZfKLQ
たまーにニヤリとする
ssが投下されるから、ここを覗くのをやめられない。

お疲れ様です。

んー…今だ、中古でも値段が高いdvdを買ってみようかなと。
295夏目景4:2005/05/27(金) 16:00:41 ID:3stVSCXj
・・・・・・一砂は長い夢から覚めた。

穏やかな初夏の東京、世田谷の朝である。
千砂を抱いた夢の残りをトランクスの中に感じながら、一砂は昨夜の夢を反芻していた。
千砂と皮膚を合わせた時の感触・・・してはいけない事をする事ほど興奮することはない。
背徳心が一砂の性欲に火をそそぐのだ。千砂と交わり、溶け、一つになる・・・それは一砂にとってこの上ない甘美な体験だった。

千砂が朝食を作っている。一砂は割烹着を着た千砂の後姿を、新聞を読むふりをしながらチラチラ見ている。
手を小刻みに揺らしている、何かを切っているのだろう。
(後ろから抱きしめて、首筋に口づけをし、千砂の体に自分を突き立てたい。
千砂の血だけではなく体も欲しい。千砂・千砂・千砂!)
一砂は、飢えた肉食動物が獲物を見つけたような視線で千砂の背中を見つめた。
一砂のそんな視線に気付かずに、千砂は朝食を作り続けている・・・

「今日、水無瀬さんが往診に来るのよ。」
いつものように口数も少なく朝食を取りながら、千砂はそう言った。
「ああ、そうなの。」一砂は興味なさそうに答えた。
水無瀬が様子見と診察のために定期的に家に往診に来るのは知っていた。
(そういえば、八重樫に噛み付く夢を見たとき、水無瀬さんは「夢の本質は願望充足」と言っていたな。
俺が千砂と交わる夢を見るのもそれなのだろうか・・・)
膨らんでくる「前」を千砂に気付かれないように、一砂は座り直した。









296夏目景5:2005/05/27(金) 16:57:35 ID:3stVSCXj
一砂は散歩をしていた。
千砂に頼まれた夕食の材料の買い物がてら、近所を歩いてみたくなったのだ。
この病気になって以来、滅多に外に出ていなかった。
久しぶりの外出という事や、あまり来ることのなかった街という物珍しさも重なり、一砂の足ははずんだ。
(おそらく)昔、自分が遊んだであろう公園、お菓子をねだったであろう駄菓子屋、そんなものを感慨深く見ている内に時間を忘れてしまうのだった。

「千砂君、やはりあの薬は控えた方が良い。」「わかってるわ。だけど、あの薬がないと不安なの・・・」「・・・」
水無瀬は、千砂の腕から点滴の注射針を抜きながら千砂の顔を見下ろした。普段は強気の千砂の顔が、何かを哀願するような顔になっている。
幼い頃から見慣れた千砂だが、最近水無瀬は千砂を珍しい物を見るような気持ちで見つめる事が多くなった。少女から大人の女へと変化していく千砂・・・保護欲が支配欲へ、支配欲が性欲へと変化していく水無瀬・・・
水無瀬はまだ、女を知らない。水無瀬にとって女とは「千砂とその他の女」に分けられている。「その他の女」との交わりは水無瀬にとっては所詮千砂の身代わりにすぎない。そしてそれは千砂に対する裏切りなのだ・・・
だから水無瀬は夜毎妄想の中で千砂を求めた、千砂の着物を脱がせる、体を抱き寄せる、千砂にキスをし舌を絡ませる、ペニスを千砂の口に含ませる、千砂の胸に顔を埋める、千砂の性器に舌を這わせる、千砂の顔にペニスをすりつける・・・
ズボンの中で水無瀬の欲望、いや欲棒は解放されるべく天を指した。
だがしかし水無瀬は医者を職業としているだけあって理性的な男である。本来人間は本能を理性で抑えて生活をしている。理性が強いということは言い換えれば、抑えるべき本能が強いと言うことである。
だから理性的な人間ほど、その理性のダムが決壊した時、暴走が止まらなくなるのだ。「お願い、あの薬を頂戴。」千砂の冷たい手が、股間を気にしながら立ち上がろうとした水無瀬の手を握った時、水無瀬はまるで自分のペニスを握られた気がした。
そして・・・水無瀬は決壊した・・・


297夏目景6:2005/05/27(金) 17:54:38 ID:3stVSCXj
水無瀬は千砂の手を握り返し、自分の方にきつく引き寄せた。「!!!!」千砂は驚きのあまり声も出ない。
あれほど千砂の体を心配した水無瀬は、もうどこにもいない。水無瀬は千砂の着物の帯を無理矢理ほどくと着物を力任せに剥ぎ取った。「み、水無瀬さん!」事態を整理しきれない千砂はうわずった声で叫ぶ。
幼い頃から兄とも思って慕ってきた男のこの狂態を理解できずに混乱する千砂を前に、水無瀬はズボンをすばやく下ろし、千砂にのしかかった。水無瀬の体を押し返そうとしてくる千砂の非力さと必死の顔つきが、水無瀬の性欲を刺激する。
水無瀬は千砂の首筋にキスをし、そして幾度も妄想をしたように千砂の体を南下した。千砂のまだ膨らみきれていない乳房を口に含む。水無瀬の膨らみきったペニスは千砂を一途に求め続ける・・・

「やめて。水無瀬さん!どうしてこんなことを・・・んっ・・・」水無瀬は千砂の性器に顔を擦り付け、舌で「そこ」をなぞった。千砂の尻に両手を回し、さらに千砂を味わう。「千砂君・・・好きだ、あの日、君が、僕の目を・・・傷つけた時から・・・ずっと・・・」
「み、水無瀬さん、私はあなたを兄のように思ってきたわ。だけど、こんな・・・いや・・・助けて!一砂!」「!!!!」その一言は水無瀬がもっとも恐れていた一言だった。以前は志砂に対し、そして今は一砂に対し持っていた水無瀬の懸念が形を現したのだ。
手に入らないと思えば余計欲しくなるものである。水無瀬は千砂が自分に愛情(恋愛感情)をまるで持っていないということを見せつけられ、より一層千砂を征服したくなった。怒り、悲しみ、性欲が渾然一体となって水無瀬を支配する。
水無瀬は千砂と完全に一つになるため、体を起こした・・・その時。

「ただいま」一砂が夕飯の材料を持って帰宅したのだ。しかし千砂を犯しきる事しか頭にない水無瀬には、その声がきこえるはずもない。
(あれ?おかしいな、千砂は出かけたのかな?)一砂は、靴を脱ぎ夕飯の材料を台所に置いて、千砂の部屋のふすまを開けた・・・
298夏目景:2005/05/27(金) 18:04:36 ID:3stVSCXj
読んで下さってありがとうございます。
エロパロなのにあまりエロくなくてすいません。
この続きは構想中です。もし許してもらえるのなら書くかもしれません。

269さんはまだパソコンを使える環境ではないのかな?
299名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 19:15:33 ID:XhEvCh/1
>>295-298
GJ!!
漏れも朝食を作る千砂を後ろから抱きしめたい。
300269 ◆gWmE72hUM. :2005/05/27(金) 21:31:34 ID:yT3QmiGW
仕事が一段落着きました
夏目氏という神が光臨して居られるので
小生のでる幕ではないと思っております・・・・
どうぞお気になさらず続けて下され
楽しみにしております
301名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 21:42:07 ID:AQQXo9Ep
いえいえ269さんもぜひ書いてください。読みたいです。
302名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 23:33:35 ID:kTJq5jgE
うは、修羅場だなw
今後の展開に期待。
GJ!
303269 ◆gWmE72hUM. :2005/05/28(土) 00:09:35 ID:/G0SQAkG
夏目先生が書き終えた後、口汚しなら・・・・
しかし、今まで書く人がいなかったのに・・・
皮肉ですね

小生は格闘、伝奇、ダメ人間を書いてましたが
いずれも不評でした
304名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 06:33:54 ID:PCgq1Lju
俺の場合、そもそも読みたいSSが羊だけだった
という事情も
305名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 11:31:42 ID:pjXkhC3j
がんばれ269!俺はお前の味方だ
306名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 16:41:35 ID:3MdqL45T
私も応援します。私なぞ無視していいですから、ぜひおもしろい小説を書いて下さい。
がんばれ269さん!
307名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 16:47:13 ID:3MdqL45T
ああ、すいません306は夏目です。
308269 ◆gWmE72hUM. :2005/05/31(火) 22:41:13 ID:9iYaNDdN
いえいえ、夏目先生のが終った後にします
その間、下書きを終えときます
私の駄作が期待されるとアニメ版と同じになりますw
309夏目景7:2005/05/31(火) 23:56:17 ID:O55rbDpl
「千砂、いるのかい」ガラッ。
「!!!!!!」「!!!!!!!!!」「!!!!!!!!!!!!」
「な・・・・・み、え・・・・・?」「かず・・・・・あ・・・」「な、何・・・・・・・」
一砂が我が目を疑ったのも無理はない。今、まさに牛乳瓶のようなペニスをふりたてた水無瀬が千砂を貫こうとしている寸前だったのだ。一砂は、とっさに幼い頃に見た江田夫婦のセックスシーンを思い出した。
あの温厚な新さんが夏子さんに覆いかぶさり、波のように一定のリズムで夏子さんを攻めていたのだ。幼い一砂には「それ」が何を意味しているのかまるでわからなかった。だが、今はわかる。夏子さんの規則的なあえぎ声・・・新さんの獣のようなうなり声・・・その意味が。
「い、いや、一砂君・・・こ、これは・・・」急いでトランクスを履きながら、水無瀬は動揺を隠し切れずに言った。「いや、つまり僕は前から千砂君のことが・・・」「帰ってください!」一砂はそれだけ言うと水無瀬をにらみつけた。

千砂が風呂に入っている音が聞こえる。水無瀬は「しばらく来ない」の一言を言い残すと、逃げるように帰って行った。(水無瀬さんが、千砂を・・・)タンスに寄りかかりながら一砂は、さっきから「あの」事ばかり考えていた。
千砂には、ふんわりと全体的に肉がついていた。白く美しい裸体に、なだらかな肩と、細いウエスト、少し濃い目の体毛を持っていた。(水無瀬さんが、千砂を・・・)一砂は全身になんともいえない感情が行き渡っていくのを感じた。
(これは怒り?悲しみ?それとも喜び?いや違う、これは・・・)
日はすでに暮れ、外は夜の帳が人々の生活を隠しているかのようだった。
気がつくと一砂は何かに導かれるように風呂の前に立っていた・・・
310夏目景8:2005/06/01(水) 00:53:21 ID:m3hKjpvC
千砂は風呂に入っている・・・服を着て風呂に入る人間はいない。あの日夢みたように、生まれたままの姿で体を流している・・・
一砂の頭の中にはもう完全に理性が消えていた。そこには全身性器と化した、ある種の性の虜が一匹いるだけだった。
一砂は、着ていた服をすべて脱ぎ捨てると、まるでついさっき千砂の部屋を開けたときのように風呂場の扉を開けた・・・

「!、一砂、何を・・・」一砂は驚く千砂を抱きしめると問答無用に自分を千砂の中心に埋め込んだ。「や、やめて一砂、か・・・」ふいに、飛び跳ねる魚のように千砂の腰がしなった。
まるでジグソーパズルの最後の1ピースがパチンとはまるように、あっけないくらいに二人は一人になった。
(俺は水無瀬だ、俺は江田新だ、俺は、俺は・・・)千砂は唇を半開きにして荒い息を漏らす。「千砂、千砂、千砂!」一砂は爆発的に律動する。千砂が大きくあえいだ。「あっあっあっあ〜あああああ!」(俺は、俺は、俺は・・・狼だ!)「一砂!あっああああ一砂!」
一砂はその狼の牙で千砂に噛み付き、肉体をむさぼり、刺す。
高城家の風呂場はさながら戦場のようだった。「あっ、いや、かずな・・・あっ、あっあああううう」すべての羞恥・理性・常識を失った一砂の精力は信じられないほどだった。(千砂を、俺の姉を、この女を孕ませたい!)ばねのように腰をしならせながら千砂を犯しに犯す。
(まるで上半身と下半身が分離したみたいだ・・・・)
薄れゆく意識の中で一砂はそう思った・・・

「うっ!!」急に一砂の頭の中が真っ白になった。背中から全身へ快感が行き渡る・・・
千砂の体を抱きしめ一砂は荒い息を吐きながら、千砂が言っていた事を思い出していた。「私の血があなたの血となり骨となる。これ以上の結びつきはないわ・・・」
(千砂・・・たった一つあったよ・・・)

空にはきれいな満月が架かっている・・・まるで羊をねらう狼が出そうなきれいな満月が・・・

〜羊のうた・番外編、完〜
311夏目景:2005/06/01(水) 00:58:28 ID:m3hKjpvC
読んで下さってどうもありがとうございました。
いたらないところや不快に思われた方がいましたらあやまります。
小説家の方は毎日こんな大変なことをやっているのか・・・と本気で尊敬したくなりましたw
私はまた名無しに戻ります。269さん、期待してますよ!
312名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 01:41:44 ID:ptuZrlKW
GJ!
千砂たんがガッツンガッツン犯られてて (*´Д`) ハァハァ
313名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 11:56:58 ID:EQn33K0A
夏目景たんGJ!
新さんと夏子さんの絡みを想像して(;´Д`)ハァハァしました

269タンマダァ-? (・∀・ )っノシ凵⌒☆チンチン
314名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 18:55:44 ID:uBh0ffiR
ぐっじょぶでございました。
315269 ◆gWmE72hUM. :2005/06/02(木) 23:27:25 ID:waUGROjX
ヒグラシの鳴声もしなくなり、涼しさを感じる黄昏の時間に、一砂は縁側に座りながらぼーっと庭を眺めていた。
この家に帰って来てから、何ヶ月も経っていないのに、もう何年も過ごしてきた感じがする。むしろ、江田の叔父さんと叔母さんとの暮らしが一時の夢のような気がした。
ここで生まれ育ったという感覚が既にある。
そして、この庭で初めて千砂と再開したのを今でも鮮明に覚えている。

『あなた、誰?』と凛とした声に振り向いた瞬間、千砂の全体が目に飛び込んできた。
漆黒の長い髪に、すべてを見通す冷たい目をした女性。今まで見た事も無い綺麗な人を見て声を失い、次に今まで考えもしなかった実姉の存在を確認したとまどい・・・

「一砂、夕食できたわよ」
その姉が優しく言葉をかけてくれた。その言葉で物思いを中断し、その声がする居間へ足を向けた。

最初に訪れた時、父の死を知って言われた台詞
『もうここには来ないで!』
きっぱりと弟である自分を拒絶した場所でもあった。

同じ空間に千砂が居た。あの時と同じ和服姿で・・・。
夕食を口に運びながら、ふと一砂がぽつりと
「・・・・俺は本当にここへ来て良かったの?」と言った。
一瞬、千砂が驚いた顔をした後
「何を言ってるの、あなたの家じゃない」と穏やかに声をかけ続けて言った。
「それに家の重労働、かなり助かっているわ。庭の手入れとか買物とか、米袋を運んでくれたりと・・・」
外見だけではなく、礼儀正しくきれいに座っている女性はそう言葉にした。
自分の母もこのように美しい女性だったのだろうか?父母は千砂が生まれるまで、自分達のような暮らしていたのだろうか、一砂はふと別の事を考え始めた・・・・。しかし、すぐ止めた。
なぜ、思考を中断したのか自分でも解らない、ただ直感がそうさせた。

316269 ◆gWmE72hUM. :2005/06/02(木) 23:30:37 ID:waUGROjX
試食お願いします
まだ未完です。
思ったより長くなりそうで、思ったより難しいです
そして思ったよりPCが上手く作動しません(再起動10回してようやく繋がりました)
「我こそは代理しても可!」
という方遠慮せず交代しましょう
317名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 08:37:41 ID:QPxh8JQT
やったー。このスレにもついに春が着たんだー。269、時空を超える乙!
318名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 10:01:05 ID:TZuQHNyV
イイヨーイイヨー269さんGJ!

+   +
  ∧_∧ + ドキドキ
 (0゚・∀・)    ワクワク
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +旦
319269 ◆gWmE72hUM. :2005/06/03(金) 19:28:55 ID:MUFfk25N
夕食後、一砂は自分の部屋・・・というより、父の書斎へ入った。
本棚には医者である痕跡を残す医学書の他に、坐禅や武道、ヨガの本も存在した。
「なぜこんな物が?」という疑問より「ああ、千砂のためになんとかしようとしたんだな」というのが理解できた。
なんとなく坐禅の本を手に取り、パラパラとページを捲った。
「それ効果ないわよ」ふいに千砂の声がした。
顔を振り返ると目があった、それが合図のように千砂は言葉を続けた。
「私だって、この奇病を治そうと父さんと色々努力したのよ、禅寺にも通って、木刀も
振って・・・他人より体力ないけど、無理して・・・・でもダメだった。」
そう独白する姿が痛々しい。
千砂が無理なら自分も無理だなと悟る、あの衝動は我慢とか忍耐とかいうレベルではない。
底の無い水の中に突き落とされ、呼吸できない苦しさに近い。一分いや一秒でも早く呼吸をするために水面に浮上する感覚と同様に、他人の血をすぐ欲する異常な感覚が自分達には存在する。
この奇病を持った人でしか解らない苦しさ、医者である父にも理解できていたのだろうか。解らないけど解ろうとしたんだろうなとこれもまた容易に想像できた。
「ところで、なんか用?」思考がネガティブな方向に傾いたので、話題を変えようと一砂は言った。
「用がなきゃ来たらダメ?」軽くすねるように長い髪に手を当て視線を外し答える・・・。
「え・・・いや・・そうじゃなくて・・・」一砂が慌てて次の言葉を探していると、
「提案があるの、今夜から一緒の部屋に寝ない?」ふいに千砂が反論を許さない雰囲気の口調で、一砂に目を合わせ言った。
千砂がそう言った意図は言わなくても察しがつく、毎夜眠りにつく度に、「千砂は無事だろうか?発作を隠したりしてないだろうか?」と不安にさせる。また、自分が発作の時、すぐ他人の血を吸わなければならない苦しさも考慮すると自然の選択だった。
千砂の方も一砂と同じ心配をしているのだろう。
320名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 19:33:21 ID:TZuQHNyV
269さんいいじゃんいいじゃん
千砂たんと一砂との生活の雰囲気が良く出てるよー
321269 ◆gWmE72hUM. :2005/06/03(金) 19:41:48 ID:MUFfk25N
一砂は、千砂から視線を外し俯きながら、小さく肯定の返事をした。
「客間が良いと思うの、お布団用意しとくね」と言い残し千砂は部屋を出て行った。
千砂をできるだけ守ろうとする思いと千砂に安眠すらさせない自分に自己嫌悪している最中に、ふと、布団が存外重いことに一砂が気付き、足を千砂の部屋へ向ける。
千砂の部屋へ着くと布団が畳んであり、千砂が運ぼうとしていた。
「俺がするよ」と千砂の返事をまたず、布団を抱きかかえた。その間千砂の部屋を盗み見る。
布団を抱きかかえ部屋から出る間の時間は数秒だったが、一砂は千砂の部屋がどういう部屋か解った。およそ同世代の女の子には程遠い殺風景な部屋だった。
アイドルグッズはおろか、ぬいぐるみも絵もポスターも何も無かった。
辛うじて、学校の制服や鞄、机の上の参考書類が自分と同世代がこの部屋の主だというのを悟らせてくれる。
廊下に出ると無意識に千砂の布団を嗅いでみる、別に何も匂わないが、今自分がした無意識の行為を密かに恥じた。
壁側の畳みの上に千砂の布団を置いた、自分の分も持って来て温暖差が少しある窓側に敷く。一応男女同室だからと考え、布団はなるべく遠くに畳み2畳弱ほど離した。
千砂も部屋へ入ってきて、布団を一瞥し、自分の布団をきちんと敷き始めた。
「こんなに離さなくても良いのに」と笑顔で話す。
一砂は顔を赤らめながら弱々しく
「まあ・・・その・・・一応・・・」と、しどろもどろ答える。
「もう休む?」と千砂が言う。なんかすこし精神的に参ったので早めに休みたかった。
暗闇で各々離れた布団に入る。

一砂は布団に潜ったが、隣の姉の存在があると眠れなかった。
修学旅行などの友人とのお泊りとまた別の緊張と嬉しさがあった。
千砂は、そういう経験が無いのだろう、
代わりに父さんが常にいただけで・・・・・。
・・・・・・・・実の父親に嫉妬するとは思いもしなかった。
美人だから父のみならず男がわんさかと押し寄せたんじゃないだろうか?
「千砂はもてるんじゃない?」不意に言葉が闇の中に出た。

千砂は以前告白して来た男とそれを取り巻く女との出来事を思い出した
『くだらない事にあたしを巻き込まないでちょうだい』

322269 ◆gWmE72hUM. :2005/06/03(金) 19:43:52 ID:MUFfk25N
「くだらない事よ・・・・本当に」と疲れた様子で答えた。
千砂はふと思う、自分は他人と共生できないけど、一砂なら・・・。
江田の叔父や叔母に、自分にはない友達もいるみたいだし、そして、あの八重樫という娘。
ふと八重樫を連想したとき一つの決意が生まれた・・・・
「ダメ!あの八重樫とかいう子にも江田の叔父母にも、一砂は誰にも渡さない!」
事実、一砂が江田のところから帰宅した時は安堵した

『一緒に暮らさない?』
二度目に一砂がこの家帰って来て、自分の血を飲ませ、気を失って膝枕をさせた時から考えていた事だった。
父に似ている弟の顔を見ながら、一砂が自分を選ぶよう計画を建てた。
そして、何も知らず無垢なまま成長していく弟の存在を嫌悪していたる自分に嫌悪しながら・・・・・
さらにこの弟を自分のモノにしようとしている自分がいた。
そうならないよう最初は遠ざけたのに・・・病という宿命か・・・
私が生きている間、一砂は私を受け入れるだろうか?
自分を「姉さん」と呼ばず、「千砂」と呼んでくれる所に期待を抱く。
「おやすみ、一砂」・・・そう言って考えるのを止め、眠りに落ちた。



できれば羊のフラッシュかMADを持っている方うPお願いします
その間、完成させときます

323クマクマ:2005/06/03(金) 19:50:07 ID:6Aen3ed7
o( ^(,,ェ)^)o 生活臭がにじんでよりハァハァクマね。
        269クマ、GJクマよ。
324320:2005/06/03(金) 20:35:05 ID:TZuQHNyV
269さん割り込みすみません…orz
ハァハァし過ぎてやっちまいました
325269 ◆gWmE72hUM. :2005/06/04(土) 19:04:28 ID:zU++XQWi
第弐夜
一砂は、夕食後の勉強を1時間ほど終えると縁側へ向かった・・・・。
縁側に座らず、立ち見で庭を眺めるが、庭なんか眼中にはなかった。終らない闘病に心を向ける。
赤点を取って留年する事はないだろう、出席さえ間に合えば卒業できる。
しかし、卒業した後どうすればいいのだろうか?
大学へ進学するのが無難かな・・・上手く人を襲わないというキャンパスライフというのが愚かな生活するのだろうか?
進路を考えていると後ろから人の気配がした、誰かは解るのでそのまま庭を見ながら考え込む。
「何考えてるの?」という声に一砂は振り返る。
風呂上りというのがわかる、身体からかすかな蒸気を感じ、髪がしっとりと濡れ、肌が潤っていた・・・、
加えて元来から備わる形の整った眉、きりっとした鼻、小さな唇・・・・
美術品に例えると日本刀のような美しさを放っている千砂がそこにいた。
一砂は不覚にも数瞬金縛りにあった、更にキスしたいというこの思春期にありがちな衝動にかられた。
「ん?キスでもしたいの?」と千砂がからかう。
心情が的中され、心臓が爆発するような事を言われた。
「そういうのはさっさと・・・」からかっているのか誘っているのか一砂は判断せずに言葉を遮った。
「違う!進路のことだよ」悟られのを避けるためにやや声を荒げ反論する。
「卒業したとして、この先どうするんだよ?俺達に未来なんてあるのかよ?」声を落ち着かせる事なく胸中を出した。
しばしの沈黙のあと「あなたはどうしたいの?」と真顔で千砂は一砂の顔を覗き込む。
「この病を考えれば、医者になって病名を解明するしか選択ないだろ」と吐き捨てた。
「じゃあ、医学部へ行けば?学費はあるし、草葉の陰から、父さんも母さんも喜ぶわ」と冷たく千砂は言い放つ。
「でも、父さんや水無瀬さんにも解明できなかったのを・・・一砂が?
・・・しかも、病気もちで?あなたは私と違い体力も人並みにあるし、希望をもって挑む価値はあると思うわ・・・・
でも、何故?病人として隠棲するという生き方はしないの?」
「俺はたとえダメだとしても、1%だとしても、可能性があればそれにかけても良いと思うんだ、それが人らしい生き方だと思う」
決意というより宣言という言葉を一砂の口から発せられた。
326269 ◆gWmE72hUM. :2005/06/04(土) 19:07:23 ID:zU++XQWi
寝室を共にするようになり一週間近くたった。
それでも、二組の布団はまだ距離が存在していが、床に入って軽く雑談して眠りにつくのが日常と化していた。
そして、それは前触れもなく来た。
千砂の呼吸が激しくなり、薬瓶に手を伸ばそうとする。
慌ててそれを遮る一砂。身体を包み込むように阻止する

『あの薬は心臓に・・・・』
『父親の血以外・・・・・』
主治医である水無瀬さんの言葉が嫌でも思い出す。

「千砂・・・今、飲ませるから・・・」
目を合わせると、千砂の目は常人の目とは明らかに違っていた・・・
「イヤ!・・・薬を!・・」病の興奮と呼吸困難で息も絶え絶えで薬瓶を凝視する
千砂を抑えながら、一砂は唇を噛む
「俺は父さんの代わりになれないのか?」誰にいうまでもなくそう呟く。
再度目を合わせる。
そのまま一砂は千砂に唇を合わせる。
千砂の唇は柔らかく、味覚では味わえない甘美な感触が自分の感触を支配する。
お互い離さず、一砂はそのまま千砂の舌を自分の方へ誘う、そして吸う荒々しく、手加減もせずに・・・・
離さないよう手を千砂の背中と頭に置く、手にも浴衣ごしにもわかる華奢な柔肌とサラサラの水質がある髪の感触が手にも心地よい。

千砂は不思議と落ち着いてきた、呼吸も苦しくなくなり、薬瓶すら見なくなった。
身体中強張った筋肉もほぐれ、今まで何百回も味わったいつもの倦怠感が支配していく・・・
・・・「ああ、このコは私を落ち着かせるため・・・それとも・・・」
一砂とのキスは血の味がした。
一砂が唇を切り無理矢理飲ませたのが理解できた。
一砂は、発作が収まるのが解ると千砂を開放した、手を身体から離した刹那
「バカ!」という声とピシャという音が一砂の頬から聞こえた
千砂は平手をし終わった後、俯いたまま泣き始めた・・・・
一砂はどうしたら良いか解らず、打たれた左頬を押さえながら、ただただ泣いている千砂を見ていた。
5,6分だろうか、永い時間が流れた。
「あなたの・・・あなたの血だけは・・・飲まないって・・・」嗚咽しながら独白する言葉に一砂は答えた。
327269 ◆gWmE72hUM. :2005/06/04(土) 19:10:07 ID:zU++XQWi
「俺は千砂が生きて欲しい、俺のためにも・・・・それに俺は『千砂を守る』って言ったろう・・・アレは嘘じゃないんだ・・・」

戒律を破った千砂が泣き止むのに更に時が流れる
その間、千砂の手は一砂の手を離さなかった。
「お願い、今日は手を握ったまま・・・眠らせて・・・・」
弱々しい手に力が入っているのがわかる・・・軽く頷くと
端正な顔をした女性はそのまま倒れるように眠りに入った。




長編になるとは思いもしませんでした・・・
328名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 19:32:15 ID:eBNZEdjP
( ^ω^)b GJ!
329名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 19:54:37 ID:PnwwFP/C
一砂が原作と違って前向きで頼りになる男だな〜
こういう男だったらちずにゃも幸せになれたかも。
269GJ!!(・∀・)b
330名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 20:35:59 ID:R3H8xFRW
269さんの文章何か品が良いね
冬目景作品っぽくていいよ
331269 ◆gWmE72hUM. :2005/06/06(月) 23:18:52 ID:FhbDTKRA
第参夜
朝の気だるい感覚の中、千砂が目を覚ました。
隣には畳みの上で寝息をたてている、少年がいた。
昨日の事を思い出して、罪悪感が自分を襲う。
自分が叩いた少年は手を握り続け、手を伸ばせば届く距離の布団の中にも入らず、
健気にあの言葉通りの行動をした。
顔を覗き込むと目が赤くなっている・・・一砂も泣いたのだろう。
一緒に泣いてくれたんだ・・・・千砂は理由を想い、そのまま軽く自分の騎士にキスをした。
顔は父に似てるが、自分ではなく自分を通して母を見ていた父とは異なる事を識った。
心は波風たっているが、行動は日常だった。
朝食を作り、学校へ行った・・・ただ一砂だけを起こさなかった・・・
やはり気まずさがあった。

学校から帰ると
一砂は部屋で勉強していた・・・。
顔も出さないとこをみると一砂も気まずいのだろう、机に向かう事で気を紛らわせている。。
教科は英語・・・英文で獣の群れに関する問題だった。
直訳をすると[モンゴルの遊牧民は羊を飼う時、羊の群れに山羊を入れる。その方が統率がよくなる。
言い伝えでは、山羊は羊に「草が沢山食べるから」と言われ、人間に飼われるようになった。
だから、山羊は人間に殺される時に「騙された!」と激しく啼くが羊は見向きもしない、
羊にとっては山羊はやはり山羊でしかないから]
一砂は勉強しながらふと思った。
俺達もこの山羊みたいな存在なんだろうか?
人に危害を加える可能性を持ちながら、人の群れに入っている・・・・
昔、村八分とか国外追放された人はどうなったんだろう?
記録もないんだろうな、記録すら価値ないんだろう
集団にとっては、問題のある個人なんかには価値なんてないのだろう。
「一砂、夕食できたわよ・・・、私はもう済ませたから・・・昨日はごめんなさい」
襖越しから千砂の声がした。
「姉弟愛は弟の忍耐で出来てるって、木下っていうツレから聞いた」
微かな笑い声がして、その場からすぐに遠ざかる足音が聞こえた・・・
332269 ◆gWmE72hUM. :2005/06/06(月) 23:20:05 ID:FhbDTKRA
一人で夕食を取り、再び机に向かう・・・今日一日顔を会わせてない。
時計が11時を回り、風呂に入り浴衣に着替え恐る恐る寝室へ行く
暗闇の中、千砂はすでに床に入ってた。
自分の布団も敷いてあった、ただ昨日と違うのはそれが千砂のと密着していた。
布団を離すとさすがに溝が深まるだろうな・・・そう思いながら一砂もそのまま布団に入ろうとする。
「一砂電器点けて」ふいに千砂が声をかけた
「あ、ゴメン。起こした」と謝りながら、電器を点けた。
闇から髪の長い女性が正座しながら話しかけた。
「一砂、あなた以前『俺はたとえダメだとしても、1%だとしても、可能性があればそれにかけても良いと思うんだ、
それが人らしい生き方だと思う』って言ったの覚えてる?」
「あ・・・うん」
千砂は顔を赤めつつ、視線を下にやりながら言葉を続ける
「あなたが血を欲した頃、異性を気にし始めた時期じゃない?」
八重樫の顔が一砂の脳裏に浮かんだ。
「性欲をある程度に常に処理すれば、発作が起きないと思わない?」
しばしの沈黙があったが、以前の気まずさではなく
それはかなりの可能性だと一砂は真摯にとらえた。
「うん、試してみるよ。」と言い立ち上がろうとする
「ここでして」と千砂が浴衣を掴む
「え・・・いや、・・それは・・・」
「私がしてあげる」反論を許さない視線と口調がその後の一砂の行動を決定した。
「それにエロ本はこの家にはないわよ、一砂あんた持ってきたの?」笑みにちかい表情で千砂が問う
持って来たのは教科書だけだ。
「・・・それじゃ、お願いするよ・・・」目を会わさず顔を赤くしながら答える
「じゃあ、出して・・・・」千砂の方は、床に入ったころには決心してるようだった。
事実、千砂は一砂が自慰をすると八重樫を想像すると勘ぐっていた。
一方、一砂は坐禅と正反対の治療法は考えもしなかった、まして千砂が・・・・
333269 ◆gWmE72hUM. :2005/06/06(月) 23:22:18 ID:FhbDTKRA
誰にも見せなかった部分を浴衣と下のを肌から外し胡坐をかいて千砂にみせる。
屋内の電灯でも美しい漆黒がわかる長い髪を手にあててから、一砂の部分に触れる。
ふと一砂は「木下にも姉がいたっけ。こういう時はやっぱ姉に甘えるのだろうか・・・」
世間知らずな少年は脳裏に浮かんだが、千砂が部分に触れたら瞬間空白になった。
顔だけじゃなく、手も美しい女性は懸命に奉仕を開始した。
たちまち一砂な肉棒は反応し、最大膨張となった。
「・・・・あ。・・・大きいのね」とさりげなく千砂が言う
誰と比べたのだろう、やはり父か・・・・。
父を近いうちに千砂から忘れさせねばと誓いをもう一つ建てた。
白魚のような手と万人が表現するような手で少しグロテスクな人の部分を軽く揉みはじめた。
さらに上下に左右とぎこちなく動かす、表情はどちらかというと真剣な顔をしていた。
さらに両手で挟みこすり始めた・・・こするというより手の中でかき回すようなかんじだ・・・
すぐに一砂は「出る」と一言だけ発した。
器用に千砂はティッシュを取り出し、一砂は体液の一種を出のを柔い紙が受け止める・・・。
さらに丁寧に千砂がキレイに拭き取る、やたらと丹念にするとまた大きくなった
「まだ元気ね」とだけ言うとやおら口に銜えた。



まだ未完っす、完成してから書いた方が良いかなあ
何話まで続くのか自分でもわからん・・・・orz
334名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 23:40:49 ID:XLUONRQF
己の思うがままをぶつけろ。書きたいペースで書け。
色々とやかく言う輩もいるだろうが、

 漏 れ は 待 っ て る ぞ 。
335名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 23:41:01 ID:I8yrIyGJ
>>333

(*゚∀゚)=3ハァハァ

激しく乙!!
336名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 00:06:24 ID:rHQhUkPr
漏れも待ってるぞ
じーっくり時間をかけてくれて一向にかまわない。
冬目信者として放置プレイには慣れてるしね。
337269 ◆gWmE72hUM. :2005/06/12(日) 18:47:02 ID:KX9sY2w6
「動かさないで、まだ出し切ってないでしょ?それに歯にあたったらどうするの?
いくら吸血鬼でも、こんなところから吸いたくないわよ」
千砂はくすくす笑い、また舌なめずりをしてみせた。
一砂は千砂に翻弄されていることを痛感しながら、やはり溢れてくる期待に逆らえなかった。
何より激しく自己主張する自分の分身が収まらない――本当はつい先ほど射精したばかりなのだが。
「そ、それじゃ……お、お願いするよ…………」
千砂の唇の端が更に持ち上がった。クス、と千砂は艶かしく笑う。
この先に何をされるのか、思わず想像してしまう笑いだった。
「いいわよ……」
千砂は妖しい微笑を浮かべた。
一砂の足を開くとその間に座り、一砂の部分を撫でながら口内奉仕を開始した。
大きく口を開けて、硬く勃起して引き締まったペニスを先端からくわえ込む。
肉棒全体を舐め回し、口内に分泌された唾液をまるで塗りたくるように軽めの愛撫を続けていた。
一砂はここまでしてくれる千砂がだんだん愛しくなってきていた。
突然の誘惑と圧倒的な性戯に操られ、今でも驚きは収まったとは言い難いが、病の治療のため、
ためらいなく受け入れてくれたことに感謝に近い感情まで覚えてしまっている。
「千砂、ありがとう……」
一砂が感謝の言葉を言いながら千砂を見つめたその刹那、身体の芯に痺れるような快感が走った。
肉棒への圧迫感が瞬間的に跳ね上がり、何かがペニスを這い回っている――千砂が本格的に仕掛けてきたのだ。
「んっ……ふぅっ……んん、あん……」
千砂の口と鼻から少しずつ息が漏れる。
千砂は激しい動きでペニスに愛撫を加え続けた。
肉棒を口に含み、喉の奥で締め付けた。
唇と舌を裏筋とカリのくびれに沿ってピタリと張り付かせ、口を前後に動かすことで巧みに愛撫する。
一砂はもうされるがままで、まるで女のような喘ぎ声を漏らすことしかできなかった。
千砂は男の欲望を煽る上目遣いで、一砂の様子をうかがった。
「千砂、気持ち良いっ……うっ……くぅっ!」
一砂の反応に満足したのか、千砂は笑っていた。
『私は、一砂の全てを知っている』とでも言いたげな、上目遣いの視線が一砂を射抜く。
338269 ◆gWmE72hUM. :2005/06/12(日) 18:48:44 ID:KX9sY2w6
視線を逸らそうとしない千砂を真っ向から見つめようにも、下半身に注がれる快感が許してくれそうにない。
もう一砂は爆発寸前だった。
射精感が募り、やはり千砂の奉仕には耐えられそうにない。
裏筋とくびれの交差するポイントをチロチロと舌で刺激され、更に口内にくわえ込まれる。
このままでは確実に射精に至ってしまう。
(口内に出しちゃ駄目かな・・・・)
一砂は歯を食い縛るように耐えた。柔らかくて暖かい口の愛撫はあの白い指以上に気持ちいい。
耐えられるわけがない……!
「千砂、もう駄目! 我慢できない!限界!」
一砂は素直に告げた。このままでは千砂の口に出してしまう。
千砂の愛撫がぴたりと止まった。危なかった。本当に射精の寸前だった。
精子の軍勢はまだ下から押し上げるような名残惜しさを見せるが、一砂は呼吸を乱れさせながら抑え込んだ。
射精できないのは辛かったが、これで誤射の心配は無くなった。
「はぁ、はぁ……はぁ……」
まだ肉棒にぬめりがある。千砂が咥えたまま放さないのだ。
一砂が辛うじて視線を送ると、千砂は更に淫靡な表情を浮かべた。
そして一砂と目が合った瞬間に再び口と舌の戯れを再開する・・・・。
千砂の今度の愛撫は激しくはない。
だが、ペニスからじわじわと注入される悦楽は先ほどとは比較にならなかった。
一砂の分身には千砂の舌がねっとりと絡み付いている。
それは時折ピクンピクンと生き物のように蠕動し、裏筋とカリをも同時に刺激する。
こうされているだけでも、しばらく待っていれば射精させられてしまいそうだ。
柔らかな口の粘膜が張り付き、舌だけでは絡み付けない箇所を着実に攻め立てる。
柔らかく、そして暖かい粘膜が肉棒を包み込み、ねっとりと吸い付いて男の性感を煽り立てる。
そんなものを一砂は今、味わっているのである…、しかもまだ千砂から射精の許可はもらっていない。
しかも千砂はピストンのようにペニスを口から出し入れし、更にここからねっとりと「男」をしごくのだ・・・・そう、ねっとりと。
「千砂っ……!」
たちまち射精感が限界に達する。千砂の口がほんの一往復しただけで、一砂は
喘ぎ声を上げてヒクヒクと震えた。気まずさと恥ずかしさがありどう声をかけたら良いか解らない。
339269 ◆gWmE72hUM. :2005/06/12(日) 18:49:25 ID:KX9sY2w6
痺れるような快感が下半身から全身に走り巡る。
「千砂、もう駄目だ! オレ、オレもうっ……ダメッ……!」
一砂がそう観念したところで、千砂はまた上目遣いで一砂を見つめた。
一砂はその瞳に、獲物を捕らえた獣の目と同じものを感じた。
千砂は一砂が限界を告げても許可を下さない。クールな視線で一砂を見透かしたように射抜いていた。
口内で舌と粘膜を絡みつかせたペニスが突然膨れ上がるのを感じた瞬間
千砂は一気に肉棒を吸い上げた。
「ああっ……! うあっ、く……はあぁあっ……!」
堰を切ったかのように、凄まじい快感が一砂の芯にほとばしった。
口の中に出したらマズイだろと考え、一砂は口から抜く
今までにない勢いで白い情熱が放たれたのが一砂にもはっきりと分かった。
全身を痙攣させながら千砂の口に精液を放つ。肉棒の脈動が更なる快感を招き、二度、三度ドクンドクンと、
悦楽と共に精子を絞り出すようにペニスが震えた。
しかし、欲にまみれた白濁は千砂の顔に容赦なくかかった。
美しい顔が歪み、上気した頬に一砂の源が流れる。
「一砂、あんた…………」軽く睨む・・・
慌ててティッシュで顔を拭く・・・・

手洗い場で千砂は済ませて、床に入った・・・
隣にいる一砂に一言「これからは飲んであげるから、動かさないでね」
『これから』というセリフに闇の中で不覚にも笑みを浮かべて一砂は眠りについた。

340269 ◆gWmE72hUM. :2005/06/12(日) 18:50:54 ID:KX9sY2w6
第4夜

千砂は大量の精液が放たれたのをすべて口で受け止め、射精が続く間、ずっと吸い上げ続けていた。
恐らく一砂は射精と共に身体の芯から何かが引きずり出されるような悦楽を味わったことだろう。
千砂は仰け反ったまま喘ぐ一砂を見下ろすような場所に立ち、見せ付けるように口に放たれた精液をコクンと飲み干した。
口の端から一筋零れた精子を指ですくうと舌で舐めとる。
一砂はその淫蕩さに思わず見惚れてしまった。
「ふふふ……いっぱい出たね……」
「そんなっ、だって、……」と言い訳すら浮かばなかった。
まだ一砂の呼吸は乱れたままだ。荒い息の隙間を縫ってやっと声を絞り出せる程度だった。
それほどまでに千砂の奉仕は快感だったのだ。
口内奉仕を始めて1週間近くたった。特筆すべき事は2つ。
まず、発作がない、前兆はあるものの暗転する衝動は皆無だった。
次に千砂の性技がどんどん上手くなっていき、どんなに我慢しても果ててしまう結果となっている。
あれほどの絶頂感を一砂は今まで味わったことがない。
「一砂…この調子なら………」
千砂は明るく笑う。
毎回、性欲を自己処理でもすれば、自慰でも毎日すれば、常人と同じ生活が一砂だけでもできるのじゃないだろうか。
諦めていた『普通』というのが手に入る。
そう考えると希望が持てた 。
淫婦のような仕草をしながら、千砂は一砂の白濁を処理する。
色っぽく甘美さが感じ取られた。
そして、ついにそれが来た。
猛獣が羊を狩るように、いきなり一砂が千砂に襲い掛かった
千砂は一砂に押し倒され、着物が剥ぎ取られた。
肩まで白い肌が、見える・・・・
その肩に一砂が牙を向ける、ためらい無く噛み、赤い液をすする。
暗転する衝動
この姉弟にかけられた呪いは2種類のパターンがある。
一つは激しい頭痛や吐き気があるものの意識がある症状
もう一つは、まったくの無意識に相手の血を吸いつくという症状
今回のは自分ではない自分がした後者、これがある限り社会に出る事はできないと双方共に判断していた。
341269 ◆gWmE72hUM. :2005/06/12(日) 18:53:38 ID:KX9sY2w6
千砂は驚き、次に光悦とした表情に変わった・・・・
押し倒した男に手を回し
「ああ…………一砂……やっぱり、どうにもならないのよ…………」
その言葉を聞き終わらないうちに、一砂はそのまま気を失っていた。


五夜

「あら?一砂、勉強は?」と千砂が夕食の片付けが終わり
居間で、机には向かわず父の小説を読んでいる一砂がいた。
「あ、ごめん…………結局病人として生きるよ」
あっけなく答えるのに千砂が軽く落胆するが、病人として共に生きていく
パートナーは一砂しかいない、やはり唯一無二の存在だと確信する。
・・・生半可な希望を持つ結果がこれか・・・
元気なく落胆している姿はどことなく父を連想してしまう。
以心伝心で一砂の気持ちと進路決定を千砂は悟る。

いつもの治療の時刻となった。
二人は寝室に入り、千砂も準備をする。
ふと一砂はもう必要がないのに気付き、そのまま床に入る。
「しなくていいの?」と千砂が心配そうに答える。
「うん、………今まで娼婦みたいなことさせてゴメン」とだけ答える。
初夜は満月が出て月明かりがやたらと明るい、電灯なしでも本が読めそうな夜だった。
その寝室で千砂はとある決心を決めた。
「今夜は冷えるね……、寒くない?」
「寒いなら毛布をだそうか?」まだ、落胆してるのか一砂の返事には張りがない
「ねえ、そっちに行って温めてくれる」
・・・・・・しばし無言の後「いいよ、今までしてくれてたし」後半は蚊の鳴くような声だった。
千砂はよほど寒いのか抱き枕を抱くように一砂に抱きつく。
冷たい体温だったが、柔らかい肉質と白い肌が触れあう快楽の方が比べようもないくらい大きかった。
自然と一砂の部分に千砂の手が触れる、一砂の驚く顔が月明かりで十分に解る。
「嫌いな人間にあんな事できるわけないでしょ」と冷淡に言う。
342269 ◆gWmE72hUM. :2005/06/12(日) 18:54:20 ID:KX9sY2w6
「私の事、嫌いじゃなかったら抱いて」と更に言葉を続ける。

ふと一砂はパニックに陥り色々な考えが浮かんでは消えた。
いくらなんでも姉とはしないだろ、あのド助平の木下ですら・・・・
『田中が、昨日お前が髪の長いスッゲ美人とでっけー家に入るところを見たってさ』
確かに、美人だ。その美人が今、体を全体密着させている。
『そのうちショーカイしてね』
するわけねえだろ!とスムーズに反論も浮かんだ。
『羊にとって山羊はやはり山羊でしかない』ふと思い出した。
そうだな、世間にとって俺達はどうでも良い存在なんだよな
互いに慰めあって何か不都合でもあるのだろうか
決心したが、言葉は反対だった
「父さんや母さんがみたら・・・」
「もうこの世にいない人が何をみるの?何を感じるの?」武道家が立ち会うような瞳で一砂をみる
『高城家とはもう無縁ですからね』親戚に言われた科白を千砂も思い出した。
そうお互いにもう二人しかいないということを悟る。

「人間なんてくだらないものよ、肉親を殺しあうより愛し合うのがまだマシよ」
一砂の行動にはためらいがある
「あきらめてこっちに来て………もう、どうにもならないのよ」
千砂のその言葉が合図のように一砂は千砂の帯を解いた。
月明かりで美しい裸体が映える。
千砂も一砂の帯をほどき、生まれたままにする。
そのまま一砂の上に乗り、秘所を顔に押し当てる。「舐めて」
343269 ◆gWmE72hUM. :2005/06/12(日) 19:10:16 ID:KX9sY2w6
連続投稿って何回までだっけ?
今日はここまで
344クマクマ:2005/06/12(日) 20:19:59 ID:Sq3ysYDL
o( ^(,,ェ)^)oムハー GJ!!!
345名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 20:48:05 ID:ys031R3D
勃起した。GJ!!
しっかし一砂諦めるのはえーなー。
所詮はヘタレか(-∀- )…
346269 ◆gWmE72hUM. :2005/06/12(日) 23:06:19 ID:KX9sY2w6
千砂の秘所に舌を這わせていた一砂は千砂が唇を噛んで必死にしているのに気が付いた。
「苦しい?」千砂は体が弱いからできるだけ負担をかけないようにせねば
秘所を這わせていたものを指に代え、そっと千砂の唇を舐めた。
涙の滲んだ眼が薄く開く。
「……んっ……」
柔らかな唇を這い回る舌の感覚に声が洩れる。
眼が覚めると必ず身体を清められ一砂の腕の中に居る。
眼が合うと見せる照れたような微笑みは好きだ。
自分だけが一砂のものだと思える瞬間。
自分だけに向けられた笑顔につい顔が火照るのがわかる。
困ったような照れているような笑顔・・・・
そっと頬を一砂の手が包む。
少し骨張っていて、温かい感触・・・・
「嫌、?」
「……え?」
「続けても良い?」
柔らかな笑顔に戸惑う自分がなんだか可笑しい・・・・
「千砂…?」
困ったような一砂の唇にそっと自分の唇を重ねる。
「続き、シテ……」
一砂の手を自分の、胸に当てる。
柔らかに揉みしだかれる感覚に呼吸が乱れる。
思わず一砂にしがみつく。
千砂の髪から柔らかな香が発せられ一砂の鼻腔を擽った。
「千砂……いい?」
千砂の秘所に一砂のものが宛がわれるとこれから行われる快感に千砂の秘所は期待に濡れる。
「……一砂…、早くぅ……」
焦れてきたのか催促する千砂を突然一砂は仰向けになり自分を跨がせた。
「ふぁ…あ、なにぃ…?」
突然の行動が理解できずに、一砂を跨いで困った表情を見せる千砂に一砂は微笑み返すと、
「自分で挿入(いれ)てみて」と言った。
「……ン……」
347269 ◆gWmE72hUM. :2005/06/12(日) 23:08:03 ID:KX9sY2w6
こうすれば千砂のペースで用が足せる。
やっと意味が理解できた千砂は一砂のものをそっと掴み秘所に当てるとゆっくりと腰を降ろした。
「はぁ……あ…んん……」
一砂のもので拡げられてゆく感覚に思考が奪われていく。
唐突に一砂は腰を突き上げた。
それによって最奥まで一気に突かれた。
「ぁあ!……ふぁ…ぁはっ…」
待ちに待った快楽に声を殺すのも忘れていた。
ただ一砂から与えられる快楽だけを追った・・・・
「……ん…」
夜明けに眼が覚めた。
眼が覚めた自分はやはり、一砂の腕の中に居て
千砂を腕に抱いたまま眠っている一砂の寝顔に安堵感を感じた。
「ありがとう、共に生きましょ………避妊さえすれば……ね」
そう囁くと一砂の頬にくちづけてまた目を閉じた。


どうせしょうか?
苦情も併せご意見おまちしております

ふぃー眠い、お休み
348269 ◆gWmE72hUM. :2005/06/12(日) 23:09:19 ID:KX9sY2w6
水無瀬志保は出かける準備を終え、母が電話を切るのを待った。
出かけるまでに時間はまだあるが、父は車を用意に外へ出ようとしていた。
高城夫妻の葬儀から2ヶ月経ち、もう季節は春を迎えていた。
妻の病死と共に、夫もその後を追った。
第一発見者である父母は言葉に出さないが、心中じゃないだろうかと15歳にして勘繰っていた。
それだけ、妻の看病をしている一砂は思いつめた顔をしていたのを記憶しているし、
母の「あれは自殺じゃない、病死よ・・・発狂する前に選択した・・・」というのを眠れない夜に聞いた。

耳を澄ますと電話の声まではっきり聞こえる。
どうやら母の高校時代の友人のようだ。
その母校が今年から志保が通っている高校だった。
「でも、葉はいいなあ、お医者様と結婚してかわいい娘もいてさー,私なんか・・・」と電話の主の声は明るい。
「エミちゃん、木下君を振った事後悔しているの?」と母である水無瀬葉が質問する。
「うーん、どうだろ、でも、あの頃に戻りたいよ」とエミという30歳半ばの女性は答える
「私も戻りたいよ・・・」しみじみそう言って、挨拶を済まし電話を切る。
「お待たせ、志保、それじゃ行こうか。お父さん待っている」といそいそと車へ向かう。

車中で始めに口を開いたのは志保だった。
「でも、一砂おじさんどうして私なんかに財産を譲ったの?高校の合格祝いにしては高価だよ」
「たぶん本当はお父さんに譲りたかったのでしょう。でも、税金関係やらとか・・・・
それに志保は実の子のように可愛がられてたじゃない」と葉が言う。
水無瀬夫妻は高城の二人を見守るうちに互いが入れない事を熟知していた・・・。
余った者同士というわけではないが、互いに結婚するなら悪くないという感情までなっていた。
そして、家族ぐるみで高城夫妻を時折見守った・・・というより志保が妙になついて遊びに行ったり、
去年の親子喧嘩の末は高城家に家出をしていた。
一砂と千砂の上手な対応で今の親子関係は順応だと感謝している。
「実は志保の『志』は一砂おじさんの父から取ったんだ
お父さんの恩師でね・・・高城志砂という名前だった。」と唐突に志保の父は言った。
ああ、父や母にとっても縁が深い家なのだと悟る
349269 ◆gWmE72hUM. :2005/06/12(日) 23:11:05 ID:KX9sY2w6
高城の家に着くとこの家の奇妙さを思い出した。
従姉弟同士で結婚をし、常に双方の腕に傷があった夫婦。
高城じゃなく石倉の墓に二人とも入った夫婦。
一砂おじさんは高校卒業後、画家を目指したそうだが、あまり売れなかった。
母も美大に入ったが、私が生まれる事になり中退してしまった。
高城家に遊びに行くと絵を教えてくれた
絵の面白さを教えてくれたのは葉ではなく一砂だった。
自然と志保も絵画が趣味になってしまった。
奇妙だが優しくて、温かい思い出であった。

家の中は一砂が逝く前に整理されていたようで、
ゴミや日記などは見当たらなかった。
「わあー、この着物まで貰っても良いのかな?綺麗だよねーお父さん?」と志保が笑って袖を通す
「着物は綺麗だけど、千砂おばさんみたく私は綺麗じゃないから・・・私もあんな美人になる!」
という言葉を聞きながら志保の父は苦笑している。
しかし、ふと葉は絵があるのに気付く。
全部処分しているところからみるとこの1作だけ後世に残しときたかったのだろう
千砂の絵だった。今志保が手に取っている着物を着ている。
この着物の赤い絵の具は・・・あちこちに染まる性質の悪い絵の具だ
『どうしたら戻る?』『もう戻らないよ』
ふと、高校時代の会話を思い出した・・・・
「もう戻れない・・・」葉は泣き始めた・・・夫が部屋に入ってきて
その絵をみる・・・そして、無言で葉を抱きしめた・・・
志保はその姿を見てしまい、気まずさから庭へ向かった・・・
桜が満開に咲いていた光景が目に映る。
美しさというより、この家の決意みたいな感性を受け入れた感覚がある。
今年から母の母校である東校に通う事になる。
「15歳か・・・・私もあの夫婦のように努力家になろう」と志保は思った。
これから先いろんな辛い事があるだろう、でも、あの二人のように足掻いて足掻いて生きていこう、そう思った。
風が吹き、桜吹雪が舞い、花びらが志保の手に止まった。

              グッド?エンド版  完
350269 ◆gWmE72hUM. :2005/06/12(日) 23:13:40 ID:KX9sY2w6
どうだったでしょうか?
次はトゥルーエンド?を書こうかなと思うけど来年くらいまでしか暇にならん

それでは読んで下さりありがとうございました。
自分の妄想も披露できて幸いっす
351名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 00:34:16 ID:9Fgs1baB
>>269
良いよ良いよ。非常に良い。神だよ。
作品読みながら自然に冬目絵で画面が浮かんだ。
羊のうた世界に対する愛を強く感じたよ。

まさかこういう結末になるとはね〜。最後の締めも綺麗。
あえていうなら二人には幸せになって欲しかったが、
これもエンディングの一つかなと楽しめた。
352名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 11:45:40 ID:O/ImPxOS
269閣下。ローリング乙!!やっぱ冬目は羊のうたですなあ〜。

しかし近頃、間尾にも萌え!!
353名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 21:37:35 ID:gifUX0Fu
>>269殿、お疲れ様でした。
予想外の展開で面白かったです。ハァハァ…
354名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 21:37:57 ID:TphLK4xj
保守
355名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 22:14:07 ID:ssnSa/sH
再生のアルケミスト続ききぼんぬ
356名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 04:26:38 ID:1R0nnmvy
イエスタデイ連載再開キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
357名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 09:31:51 ID:ORQxHF08
保守…ついでに

無理やり妊娠させた茗タンの母乳で作ったチーズと
無理やり妊娠させた八重樫タンの母乳で作ったチーズとでは
どっちがおいしいんですか?教えてください。
358名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 12:29:25 ID:bJXl+orf
>>357
マジレスで悪いが、客観的には薬の入ってないほう。
つまり八重樫さんの母乳で作ったチーズの方が美味。
健康的な佐崎さんであればより美味しいだろう。

しかしだよ、そうすると薬漬けの千砂は……なんだが、
俺は千砂以外のチーズなんて食べる気がしない。
それに、俺は母乳よりもおっぱい自体の方が好き。

つまりそういうことだ。
359名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 13:55:03 ID:ORQxHF08
そういうことか…。毎日食べさせてやる餌によっても味が変わるかもしれないな。

家畜としては、八重樫や佐崎のミルクは人間用として搾乳し、
薬とっている茗や弱っている千砂は飼育用のゲージに拘束して胸から直接豚等に与えるべきだな。
愛液からは塩も取れる…不純物はまざるだろうが、家畜から取れるものは利用してやりたいぜハァハァ

千砂のおぱい好きには悪いが。
360名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 14:11:59 ID:bJXl+orf
>>359
    _, ,_
|)⊂(・д・ )←千砂 >>359デテコイ
      _, ,_
|ω・`)⊂(・д・ ) ミンナデパーンシテヤルヨ
          _, ,_
|ヾ(`ω´)⊂(・д・ )
        _, ,_ 
   パーン(・д・ )
|ヽ(`Д((☆ミ⊃
  ウワァァァン!! >>359
        _, ,_  w  _, ,_
|ヾ(`Д´)⊂(・д・ )人(‘д‘ )←八重樫さん
   ウワァァァン!!    タッチ
        _, ,_ 
   パーン(‘д‘ )
|ヽ(`Д((☆ミ⊃
  ウワァァァン!! >>359
        _, ,_   w  _, ,_
|ヾ(`Д´)⊂(‘д‘ )人(´д` )←佐崎さん
   ウワァァァン!!    タッチ
       _, ,_ 
   パーン(´д` )
|ヽ(`Д((☆ミ⊃
  ウワァァァン!! >>359
           _, ,_ パーン
.パーン_, ,_  (´д`)    _, ,_パーン
 ( ‘д‘)  U☆ミ  (・д・ )
   ⊂彡☆))Д´>>359(☆ミ⊃
パーン, ,∩彡☆  ☆ミ∩,パーン
  ( 358 ) ウワァァァン!! (   )←茗
361名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 14:25:58 ID:ORQxHF08
いやスマンね。嵐の独り言とおもってスルー汁ってくれ。
362名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 14:58:54 ID:2NfVncIW
俺は藻前みたいなネタ好きだよ。
363名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 20:54:23 ID:F8I3DOF1
お前ら一々愛おしいんだよ!!
364名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 22:39:12 ID:vYzr9+IL
じゃあ…間尾のチーズをもらおうか
365名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 00:05:02 ID:0SuQ0i8y
>>364
        _, ,_ 
   パーン(・дメ ) タタイテホシイノ ?
|ヽ(*´Д((☆ミ⊃
  ウワァァァン!! >>364
366名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 00:55:53 ID:9J4WAQ5/
間尾が叩くで済むんだったら平和な話だな。
367名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 02:58:55 ID:S8JOO/ip
だからさ、羊の歌のDVDはなんで中古でも高いんだよッ!
定価で買ってしまうぞッ!
このままだとッ!

…独り言だ、スマンな
368名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 10:48:21 ID:zu0OwUlZ
買うのか…そうか止めはしないぜ。
パッケージの冬目魔力に引き寄せられ全て新品で買った俺には何もいう資格は無い。

俺は…柚原のチーズを一つ。
369名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 12:19:27 ID:1OKmS2ET
しなこ先生の処女チーズを一つ。
370名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 12:31:37 ID:Eq4ME9j9
しなこの生娘蜜を1瓶。
371名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 12:34:10 ID:XxMMaqAO
じゃあ俺は、ほどよい発酵具合の杏子さんのチーズを。
372名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 12:34:23 ID:zu0OwUlZ
1瓶か…イキ地獄だな…。拷問してあげるのと同じだ。
373名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 12:37:15 ID:XxMMaqAO
じゃあ採取する役は俺がやるよ!
374名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 12:44:31 ID:zu0OwUlZ
ここはとても、いい牧場ですね。
375名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 13:08:12 ID:Eq4ME9j9
いや、もうしなこのオーナーになる。
376名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 19:30:39 ID:md97fudS
冬目牧場すばらしい。
377名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 21:56:32 ID:9J4WAQ5/
ハルと丹なら家畜としても優秀でおすすめ
378名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 22:25:16 ID:4SR7v9Fx
じゃあ、ついでにアコニーも。
379名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 22:39:12 ID:P+OT78Zd
ジータは家畜にすらなれないね。死なないのをいいことに一生性奴隷。
380名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 22:57:05 ID:md97fudS
美大四浪→中退のキリシマさんは潜在的Mだと思うんですよ。
381名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 12:01:05 ID:zFt8wJR+
キリシマさんと夏子さんは私の家畜だ。
382名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 12:09:53 ID:EPws3ZWX
>>368
パーンしようかな? パーンしちゃおっかな?

  _, ,_  ∩))
( ‘∀‘)彡 +   +
       ∧_∧ + ドキドキ
      (0゚・∀・)    ワクワク
      (0゚∪ ∪ +
      と__)__) + ← >>368


 ,_     ナンカ ウレシソウダシ ヤメトコ
(‘  )   ∧_∧ 
⊂     (* ´д`)
      (  ∪ ∪
      と__)__)   ←>>368
383名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 08:19:54 ID:8YWSInm/
牧場か…そろそろ被虐ネタでSSを1本ほしいな
384名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 23:29:07 ID:Lun2d5O9
今年の夏は冬目牧場でバイトしたいぜ保守!
385名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 18:25:03 ID:Rdvr8w9y
保守しとく。
386名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 11:33:48 ID:zEoYl4SO
イエスタデイの連載が再開されてたので読んできた。
杏子さんの恋愛にも触れられるのかな、とちょっと期待。
387名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 08:42:52 ID:h5KNmHg7
次のSSはまだかな。
文才がない俺には到底書けない。
388名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 12:12:48 ID:tBwZPEsq
八重樫は当然ナプキン派?
389名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 14:33:21 ID:+QmXOv6t
だだ漏れ派
390名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 01:05:26 ID:tSWZmWB+
柚原はきっとタンポン入れたまま出し忘れる派
391名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 02:45:27 ID:VHZlnoRb
自分が巡回しているスレにたまぁに行くと神が降臨しているんだが

定期的に行くとだれも降臨しない






何故だ・・・・・orz
392名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 08:12:53 ID:v/c+hEB2
>>389
話がずれるけど、八重樫さんの尿もれにハァハァ。
>>390
話がずれるけど、柚原さんの尿道プラグにハァハァ。
393名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 07:32:08 ID:+88Y35C/
ほしゅ
394名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 08:20:53 ID:5MyCdvyC
間尾の弱みにつけこんで雌奴隷化する話を書いて見たい。
395名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 09:06:56 ID:5MyCdvyC
>>389 誰かナプキンの使い方くらい教えてやれよ
396名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 17:54:18 ID:2L/GZiND
漏れが八重樫タンに教えちゃる。
397名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 18:06:41 ID:rd+Y/j0J
>>394
きぼんぬ
398名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 23:16:44 ID:vUFY7jea
>>213
睡眠薬そのもので自殺をしようというわけじゃないんです。
あくまで主役は練炭です。
練炭に火を付けた後に、睡眠薬ですみやかに眠りに入れば、眠っているうちに
一酸化炭素中毒で死ねるという話を聞いたことがあるもので。

首吊りが確実かつ楽というのは定説ですが、実行に踏み切る勇気はかなり
必要なように思います。
399名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 23:17:17 ID:vUFY7jea
すみません、誤爆しました。
400名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 23:19:56 ID:jremUd2F
びっくり
401名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 00:02:39 ID:DdnbF+YD
エロパロ見ながらなんて文章書いてんだ。



おもしれえじゃねえかよwww
402名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 02:32:20 ID:9V2p1NdI
>>398 ID:vUFY7jea
誤爆したのも何かの縁だ。
早まるなよ?死んだら職人さんのハァハァな作品がもう読めなくなるんだぞ?
403名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 13:04:21 ID:XkJH3sms
というわけで職人様降臨が待たれるわけだが!
404名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 13:35:59 ID:YeAdoykK
>>398は間尾さん
405名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 16:07:21 ID:XkJH3sms
死んだらアカンよ。がんばれ間尾さん。
406名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 01:03:22 ID:0HP2YMYq
クレクレで申し訳ないが、誰か冬目牧場を文章にしてくださらんかのう。
407クマクマ:2005/07/24(日) 06:24:49 ID:KiJ3o296
o( >(,,ェ)<)o
スレが伸びてる! と思ったらこれクマかw
408エスプレッソ:2005/07/24(日) 20:56:59 ID:yCYm9hlQ
ヤバイ。このスレ見てたら参戦したくなってきた…
このままいったらマジ変態街道まっしぐらだよ…吊ってきます
409ランダマイザ:2005/07/27(水) 10:03:59 ID:7WNratW6
>>406 冬目牧場は全キャラ同居してて問題ナッシングなの?
410名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 12:21:16 ID:jK8hy7wR
>>408
ぜひ参戦!

>>409
いいんじゃなかろうか。
411浪と霧島@:2005/07/27(水) 21:39:46 ID:ZUkOsysY
「ええい! この!」
 浪はキャンバスを床に叩きつけた。乾いた音を立てて折れた木の枠が飛び散り、骨を
なくした布が白いタイル上にぐったりと横たわる。
 もうあたりは暗く、予備校の教室には浪一人しかいなかった。
 彼は周囲にならんだ仲間たちの絵に視線を走らせる。
 胸の中に渦巻くのは、ただただ屈辱感だった。唯一の長所を否定されたのだ、それが
ひたすらに悔しい。「君の絵は個性的だよ」などと仲間たちは言う。しかしそれは「上手
じゃないけどね」という暗黙の嘲笑。少なくとも彼にはそう思われた。
「畜生…」
 噛み締めた奥歯を伝い、そんな呟きが漏れる。
 次の瞬間、彼は壊れたキャンバスを拾い上げ、さらに叩きつけようと振り上げる。
 そのときだった。
「荒れてるね」
 入り口からの冷静な批評で我に返る。顔を上げると霧島がいた。
「あんた…」
 羞恥のあまり浪は鼻の先に皺を寄せる。しかし霧島はあくまでも冷静だ。
「怒らないでよね」
 どこか突き放すような、よそ事のような物言い。そして彼女はふう、と煙を吐く。
教室であるがお構いなしだ。紫煙がその髪から肩にかけてたなびいている。


 
412名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 21:59:00 ID:cOgdnfDS
キタキタキタ━━━━━━(゜∀゜≡゜∀゜)━━━━━━!!!!
キリシマさん大好きです。心からありがとうと言いたいです。
413浪と霧島A:2005/07/27(水) 22:25:23 ID:ZUkOsysY
「そうだ!」
 浪は思い出したように叫ぶ。
「あんた、うまいんだろ?」
 彼は霧島に詰め寄り、無意識に胸倉を掴む。
「教えてくれよ! 俺に!」
「キミ、どこ掴んでるの?」
 霧島はやや呆れたように告げる。浪の手は彼女の乳房を鷲掴みにしていた。
 浪は一瞬、驚いた顔をした。しかし離すかと思いきや、霧島を後ろの壁に押し付ける。
「頼むよ! もうあんたしかいないんだ!」
 それはあまりにも悲壮な剣幕。
 それでも霧島はあえてとぼけた返事を返した。
「教えるって、何を?」
 長身のせいでそうと思われないが、彼女はあるいは天然ボケだったのかもしれない。
 しかし今度ばかりは、その空とぼけ(少なくとも浪はそう思っていた)は通用しな
かった。彼はいっそう強く彼女の服(少量の肉ごと)を握り締め、顔を近づける。
 霧島の顔にかすかな怯えがはしる。
「頼む…」
 浪の哀願するような声。
 霧島は薄目で浪のズボンに視線をやる。それは極度の興奮に膨張している。
 彼女は鼻から溜息をついた。
「いいよ…何なら、私の部屋に行く?」
 その答えに浪の表情が明るくなる。
「いいのか? いろいろ見せて…」
 彼の脳裏に浮かんだのは大量のスケッチや秀作が所狭しと並んだ、霧島の私室。
「ああ、いろいろ…」
 霧島はその言葉の途中でかすかに顔を赤らめ、口をつぐむ。
 こうして何か勘違いした二人は連れ立って予備校を出た。

414エスプレッソ:2005/07/27(水) 22:28:24 ID:ZUkOsysY
とりあえず未エロで勘弁してください。
精神崩壊しそうなんです。
415名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 22:36:10 ID:B17P4qcz
未エロでよい。好きなように書くが良い。
416名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 22:41:02 ID:GXzlPEIQ
    ∧_∧ + 桐島牧場
   (0゚・∀・)    ワクワク
   (0゚∪ ∪ +
   と__)__) + 
417名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 13:03:52 ID:4cy+O/vw
>>414 ハイメガグッジョブだ!桐島さんのが読めるとは

418暗闇の迷宮  ◆tsGpSwX8mo :2005/07/28(木) 22:21:55 ID:5rof1GVz
都内某所。
さほど目立たぬビルの地下にそのクラブはあった。
政財界から要人の集う秘密クラブだ。

その少女は魂の無い人形のような表情をしていた。
加えて、その部屋はコンクリートをうちっぱなしの内装に、椅子とトイレがあるだけだった。
高く、狭い窓にも鉄格子が張り巡らされわずかな光しか入らないレイアウトだ。
(高城君…。)
少女がもう届かないであろう地上の光を見上げたとき、重々しいドアが開いた。
「品番17!出ろ!」
それが八重樫葉の今の名前だった。
「返事をしないか!」
大きな声で怒鳴られる。同時に他の部屋から少女のすすり泣く声が聞こえる。
「…はい…。」
怒鳴られても殴られはしない。商品に傷がつくからだ。
品番17こと八重樫葉はオークションの商品である。
彼女は既に人間ではなく物なのだ。
一砂の病が末期的段階に入り、一砂を助けるためには億に届く程の金銭が火急的に必要になったのだ。
八重樫は一砂の命を取り留めるために自分自身を売却することにした。
(…お金…足りるかな…。)
一砂を救いたい一心で非合法のオークションに出てしまったが、八重樫自身は自分がそこまで高く売れるかどうか不安だった。
髪の毛を手串で整え、スカートの裾にも注意を払う。一砂のために少しでも高く売れて欲しかった。
「おい、早く脱げ」
「…え…?」
「オークションにならないだろうが!?さっさと服を脱げ!」
再び怒鳴られる。八重樫はわけわからないまま、制服を急いで脱ぐ
「あ…あの…脱ぎました…。」
頬を紅潮させ、ブラとショーツだけの姿になった八重樫が答える。
「何度も言わせるな!脱げっていうのは全部脱ぐんだよ。」
「……そんな……。」
(下着だけでも恥ずかしいのに…。)
「オークションを中止にしてもいいんだぞ?」
支配人が言う。
「すみません…。ぬ…脱ぎます…。」
八重樫はおずおずと下着を脱ぎ始めた。
ホックが外され小ぶりながらも形の良い乳房があらわになる。
そして少しためらったあと、ショーツも脱ぎ捨てる。
「それもとれ。」
支配人の指が八重樫の股間を指す。八重樫の性器に密着している生理用品だ。
「…。」
八重樫はガーゼの端を持ち、足を閉じたまま股間から生理用品を引き出す。
「と、とりました…。」
目は少し涙ぐみ、太股を少女の鮮血がつたっている。
その姿を見た支配人は品番17に高値がつくことを確信した。
少女はもはや光の下に戻ることも叶わないだろう。
419名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 22:47:29 ID:2owCTPWG
っ「\885400」
420名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 22:52:00 ID:5rof1GVz
コミケが終わるか、気が向いたら続きを書くよ。

冬目本出したかったな…。
421柚原放浪@:2005/07/29(金) 01:17:11 ID:mfI18xCb
「うー寒い…」
 柚原は公園のベンチにうずくまり、鼻を啜った。
 静かな冬の夜。ロマンチックな幻想はクリスマスと共に去り、正月を過ぎて残っている
のはひたすらにリアルな現実だ。家賃滞納で追い出されて早二日、厳密には三十時間と少し。
 おもむろに携帯を手に取り、アドレスからダーリン52号を選択。もはや躊躇せずに通話
ボタンを押す。もう、なりふりかまってはいられなかった。
 「彼」はすぐに出た。
〈はい、鈴木です〉
 量産型な名前を名乗る元「彼」。
「あたしよ、あたし。もし良かったら、今晩泊めてくれない?」
 やや声高に交渉を持ちかける。「泊める」という言葉にアクセントを置いて。
この状況では背に腹は換えられない。
〈…どなたですか?〉
 はあ、と柚原は呆れた。しかしすぐに、やや怒気を含んだ声を上げる。
「柚原よ、ゆ・ず・は・ら。あんた、付き合ってた女のこと、忘れたわけ?」
 それ以前に、携帯に登録してないのか? 柚原は苛立ちを押さえて返答を待つ。
 元「彼」は急に小声になる。気配で身じろぎしたのも伝わってきた。
〈ゴメン、携帯の登録消しちゃってさ。彼女が気にするといけないから…〉
 柚原は頭に血が上り、急に声高になる。
「なによそれ! 自分の最初のオンナを何だと…」
 しかしみなまで言わないうちに、携帯の向こうから女の声が聞こえてくる。
〈ねー、まだー。早くつづきしよーよー〉
 それは実に甘たるく、毒女の神経を逆なでするエコー。柚原は条件反射的に通話ボタンを
押す。握り締めたプラスチックの携帯が、軋んでいる。
 悲惨だ、と彼女は思った。
 そのとき、目の前に人影が差す。
「お嬢さん」
 そのしわがれた声の主はボロボロの服を着た老人だった。
422柚原放浪A:2005/07/29(金) 01:44:42 ID:mfI18xCb
「もし良かったら、わしのところに泊まらんか?」
 ホームレスの老人は数メートル先のダンボールハウスを指差す。
 柚原は一瞬、ポケットの中のライターを握り締めた。しかし、すぐに思い直す。
 凍死するよりはマシではないか?
「うーん」
 彼女は首を捻る。
 目の前の老人はいとも親切そうに見えた。老人はにっこり笑い、言葉を続ける。
「何か温かいものでも作るから」
 柚原の脳裏に温かい食事がよぎる。思わず心揺らされたが、すぐに我に返った。
 老人は勃起していた。ジャンパーのせいで気がつかなかったのだ。その目はギラ
ついている。
「け、結構です!」
 柚原はベンチから跳ね上がる。彼女が思い出したのは、昔週刊誌で読んだ記事。
一回500円で売春していた中年女性ホームレスの話だ。
(まだそこまで堕ちてない!)
 逃げる彼女をホームレスが背後から羽交い絞めにする。見渡せば、周囲にもわらわらと
飢えた亡者の一群。
(バイオハザードかよっっ!)
 柚原は心の中で叫んだ。
 ああ、ダーリン26号、キミとゲームしながら飲んだコーヒーは温かかったよ…
 彼女の一瞬の感慨はすぐに「リアル」に吹き飛ばされる。
「いっひっひ…」
 老ホームレスが、背後から柚原の胸を揉みしだいていた。ホームレスの一人の手が、その上に重なる。
「ひいっ!」
 柚原は条件反射的に、背後に肘撃ちを繰り出す。悲鳴をあげて蹲る老ホームレス。
 そして目の前の、痴漢ホームレスの頭を両手で掴み、膝蹴りで卒倒させた。
 ありがとう、ダーリン31号。貴方のムエタイ、役に立ったわ…「暴力夫」なんて言って、
ゴメンね…
 それから柚原は『キノの旅』のキノ真っ青の活劇の後、ほうほうの呈で死地を脱した。

「ひでえな…」
 リクオは新聞を見て、呟く。
「どしたの?」
 居候の柚原が尋ねる。
「ホームレスが乱闘で、けが人だってよ…」
「へえ…」
 そのホームレスコミュニティの内ゲバの原因が、柚原だったとリクオは知らない。
例えば、誰が胸を触ったのに自分は触れなかったとか。お前は尻を触ったじゃないかとか。
あるいは久々の獲物を逃がした責任追及とか。
 破壊王・柚原は自分が原因とは気がつかなかったものの、なんとなく条件反射的に
十字架を切った。
423柚原放浪A:2005/07/29(金) 01:48:42 ID:mfI18xCb
冬目作品のパロは書いてて健康的になりますよ
なんか立ち直ってきました
424420:2005/07/29(金) 01:56:58 ID:uiSQE6Pl
>>423 グッジョブ!柚原モノもついにきたな。
オラも続きはマッタリ書くつもりだから、そっも暇だったらその健康法で頼む。
425エスプレッソ:2005/07/29(金) 23:35:49 ID:mfI18xCb
>>420 了解ッス。余裕をみて適当にやらせてもらいます。
426名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 19:43:44 ID:jfKQlE+W
今月号(というか何というか。とにかく最新号)を読んだ。
やべえ、杏子さんモエスwwwww
427名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 12:55:16 ID:kfVwiyPJ
え、いつのまにイエスタの新シリーズ始まってたの?
ちょ、ま、あ〜〜
428名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 23:49:52 ID:7PpNTGn+
久々にスレ覗いてみたら、ききき桐島さんのSSががが!
テラモエス!
429名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 03:23:47 ID:SVyt+1QH
桐島さんは生理不順そうで萌え。
あと、桐島さんが処女であるかどうかについて。
430名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 04:16:58 ID:5KBvOFEO
桐島さんは処女だよ。
こないだ確認した。クスコで。
431名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 10:45:19 ID:gH+cEM0W
八重樫さんはいくらで買えるの?
432名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 18:06:59 ID:2iUbkZnA
陵辱SSキボンヌ
433名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 23:27:35 ID:Gs10bs7B
>>431
給料二か月分ぐらい
434名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 00:49:31 ID:SMIYeKku
多分その二倍の給料4か月分でも金ためて買うよ。俺。
435名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 11:28:23 ID:GR7Qpv6o
暗闇の迷宮 続ききぼん
436名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 22:13:48 ID:l0Dljx16
>>432
もし千砂が襲われてもあんまりリアクションはないような気がするのは自分だけかな?
経験ありかどうかは知らんけど、辛い過去や年中発作の苦痛と恐怖を考えれば。
まあそれでもまるでノーリアクションということではないだろうけど。
437名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 11:10:38 ID:STpYqQv7
千砂レイープSSキボンヌ
438名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 11:12:11 ID:STpYqQv7
千砂レイープSSキボンヌ
439名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 13:00:56 ID:FL00bGyc
レイープ(・A・)イクナイ! ワカーン(・∀・)イイ!
愛情溢れる種付け冬目牧場。
440名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 22:38:11 ID:AOm7Zmim
桐島さんに種付けしたい
441名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 03:07:45 ID:5RnE82zE
定期八重樫さん
442名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 03:42:57 ID:Jfhev2N+
シナハルに濃いのを飲ませます。
ぶっかけ絞りまつ。
443名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 10:49:11 ID:LHZYyNSZ
シナ子処女喪失即妊娠キボンヌ
444名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 21:32:37 ID:4iInMg2e
藻前らって…
445名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 22:17:57 ID:WHyrxay2
俺らって、愛いっぱい。
446名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 01:55:04 ID:yyVDu272
>>436
つか千砂は体が弱く、特に心臓弱いから、レイープ=暴力振るわれたら
あぼーんしかねないんじゃないか?
447名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 02:35:43 ID:E+B3sIDm
それはそれでベネ
448名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 21:42:40 ID:pSeaXLsX
八重樫さん晴さん
449名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 23:07:18 ID:ngTwC2e6
ちずにゃんこですにゃ!
450名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 08:18:24 ID:2fDEtnkL
シナ子がいればいい。
451名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 21:52:18 ID:0JczaSSJ
・・・やえがしさん
452名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 22:43:32 ID:UT8c/Az3
ひょしゅ
453269 ◆gWmE72hUM. :2005/08/21(日) 13:34:16 ID:GDZp5UPs
>>446
そう思って激しい行為はカットしますた
454:2005/08/21(日) 20:37:42 ID:JoshhVCx
 黒くざわめく水面と金色の月。船は闇の中を静かな軌跡を残して進んでゆく。
 鉄板に樹脂をひいた甲板。湊航一は錆びた手すりにもたれ、影に覆われた海原
を眺めていた。郷愁、とでもいうのだろうか。出港からまだ半時間と経っては
いないのに…
 実際、どこか実感が湧かなかった。
 写真家になるために、日本を出る。そんなことはもう、何年も前から夢想していた。
しかしいざそのときが来てみるとどこか狐に摘まれているような気がする。「思う」
ことと「やる」ことは別物だ。
 膝が浮ついたような、胃がせり上がるような落ち着かなさ。
 湊は煙草に火を点けた。生まれて初めて買った煙草。もう三本も吸ってしまった。
 暗闇に白くたなびく紫煙。
(ボクはどこへ行くんだろう?)
 故郷を出、国を捨て、ハルへの想いも断ち切った。なぜ、自分はこんなことを…。
 ハルはリクオに思いを寄せていた。なぜあんな男に…
 一瞬、彼女がリクオに抱かれているシーンが脳裏をよぎり、心が切り刻まれる
思いがする。
(ハルをリクオにとられるのを、見たくなかったんだろうか? それもある。
 でも、写真家になりたいのも本当だったはずなんだ…)
湊は自分が挑戦しているのか逃げているのかも分からなくなる。


…アテもない門出を泣きながら
   祝ってくれた君がイトシイ…

 そんな歌詞が胸に蘇ってくる。
 あの最後の別れのとき、ハルが泣いてくれたこと。湊は振り返りこそしなかったが、
その涙を背中に聞いた。
 そのとき、黒い海原に何かが顔を出す。湊は目を凝らした。
「ハルちゃん?」
 昔、漁師たちが家族恋しさのあまり、ジュゴンを人魚に間違えたともいうけれど。
 実際に湊が目にしたものが何だったのか、彼には確証は持てない。しかしそれでも
彼には満足だった。国を立つ前に、幻でも、もう一目だけでも会えたのだから。
455エスプレッソ:2005/08/21(日) 20:41:08 ID:JoshhVCx
話の流れ無視してごめんなさい
でも個人的には湊がかなりツボ。奴は漢の鏡だと思うわけだが
456名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 08:53:42 ID:n8wJSWpm
>>454 GJ!
湊も個性的でいいキャラだったなぁ。
457名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 02:50:49 ID:WJtmG1zy
今週ナッパに殺された人だっけ?
458名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 21:53:53 ID:w4Yf0pus
ほさ
459名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 21:38:11 ID:H84sC4y4
八重樫さん的保守
460名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 21:53:00 ID:UF+1Uz8A
保守
461名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 15:19:55 ID:MX/Yt42f
構想中だけど、迅鉄と丹のバカベタラブコメって需要ある?
・・・・・・・・・・ないかな・・・・・・・・・・・・・・・
462名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 15:33:47 ID:hQ9Iz1oP
ウブな丹たんを迅鉄が手取り足取りで開発されるのキボン (*´Д`) ハァハァ
463名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 23:13:51 ID:hgAOzKYJ
>>461
あるよ
464名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 23:36:58 ID:O57ucwI5
>>461
ないよ
465名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 01:23:18 ID:MFpVWGKF
杏子さんが若返ったのは、尿もれ予防に膣と膀胱のトレーニングをやってるからと、妄想してみるテスト。
466名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 12:06:30 ID:tnSkJzxu
今日本屋に行ったらビジネスジャンプ出てたので、読んできた。
あれ? 浪ってシナコに何かしたんだったっけ?
467名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 13:58:44 ID:NSLvZY4G
レイプしますた。
468名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 17:31:23 ID:v6WZS0o9
マジか!
469名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 00:48:23 ID:+P+g79wS
>>465
ちょww若返ったってwwwおまwwwww
470名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 08:54:16 ID:Ok6ef9Zj
>>461
ぜひ、読ませてください。
471名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 10:42:24 ID:0CZLTlyW
>>461
丹ちゃんなら何でも読みたいッス!

魔尾のも読みたい。幸せになるやつ。髪の毛短い子に弱いぜ
472名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 22:52:31 ID:Z2TwD4JU
うはあ
473名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 21:54:47 ID:6K7baqiD
保守
474名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 00:31:39 ID:7+SHeMXb
475名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 01:50:19 ID:SUDz13Zq
冬目景タンのエロSSきぼんぬ
476名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 11:29:06 ID:7+SHeMXb
>>475お前は俺でつか?
477名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 11:53:05 ID:hHVl8hbO
景たんがアシにきたむげにんの中の人に中出しされるSSキボンヌ
478名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 15:00:12 ID:3ffAWR6U
興味深くはあるけど、冬目さんの外見が分からないと、書くにも困るっつうか…
479名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 15:17:29 ID:3ffAWR6U
桐島さんを身長160cmに縮めたぐらいのイメージなんですけどね、俺の脳内では。
480名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 17:04:11 ID:hHVl8hbO
小柄な美術部員といった感じ。
地味めだけどきれいかわいかったよ。
もう六年以上前の話だが。
481名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 18:06:16 ID:c20UJ6d+
一昔前なら、作者萌えなどと言ったら排斥されたもんだが、時代は変わったな。
いい方向に。
482名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 14:06:49 ID:5bxgmMyq
楼子が、晴ちゃんの胸と股間をいじり回して一言。『良く出来た市松人形だね。私より年上に見えないよ。感触が、まるで16歳の娘の様だね。』
483名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 21:57:57 ID:Xu+a5/mH
>>480
イメージをラフスケッチしてうpきぼん
484名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 02:22:23 ID:GZ98I/Ep
@満員電車に柚原チカさんと一緒に乗り、柚原チカさんの背後に密着します。
A(@)の状態で柚原チカさんのお尻やふとももを撫で、海綿体を充血させます。
Bスラックスのポケットに手を入れ、ブリーフの中で男性器を反り返させます。
C柚原チカさんの髪の香りを嗅ぎながら、ジーンズの上からお尻に男性器をこすり付けます。
D電車の揺れに合わせ、柚原チカさんのお尻で男性器の性感帯を刺激し、
 極限まで性的快感が高まったら、ブリーフの中で射精します。
E電車が止まったらすぐに降り、柚原チカさんを公衆トイレの個室に連れて行き、
 スラックスとブリーフを脱ぎ、シミになった精液と男性器本体を綺麗になるまで舐めさせます。

※海綿体を刺激する際、乳房を愛撫するなどすると、より強い性的快感が得られます。
※公衆トイレは男性用、女性用を好みに合わせ使い分けてください。
 駅に公衆トイレが無くても、喫茶店や駅構外の駐車場の隅等でもお楽しみいただけます。
※森ノ目しな子さん(処女)を使用すると、過激な行為は引かれますが、
 柚原チカさんより羞恥心が強いので、劣情を刺激され性的興奮が高まります。
485482第1頁:2005/09/13(火) 02:55:50 ID:0roix9Pc
ミルクホールの更衣室での事だった。晴ちゃんはピンク色の可愛らしいブラジャーとショーツを着けてた。楼子はスポーツブラと一分丈のスパッツを着けてた。
晴と楼子は、お互いに体の観賞してた。
晴:「楼子は、背が高くて綺麗な体だね。」
楼子:「晴ちゃんは、小さい体の割には胸が大きいわね。可愛いから、私より年上に見えないよ。」
楼子は、晴の乳を揉んだり、性器や尿道に指を出し入れした。
486名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 03:22:02 ID:alZ5Xp1K
某所に羊のうたエロ同人誌
487名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 08:27:12 ID:iMXN4Ym1
ヤフオクで志砂×千砂はあったな。
488482第2頁:2005/09/14(水) 07:11:16 ID:gYp2BWoY
楼子:「晴ちゃんの お股、お汁で濡れてるよ。」
晴の可愛らしいショーツの股布は、失禁と見間違うほどに愛液で濡れた。
晴:「陸生。私の股は楼子さんに盗られちゃった。」
晴は、あまりの事に放心して座り込んだ。楼子は、後ろから、右手で晴の乳を抱え、左手で晴の股間を抱えて、晴を立たせた。楼子が、晴の乳を揉んだり可愛らしい下腹部をいじり回した時に、ある事に気付いた。晴の、少し膨らんだ下腹部の疼きに、楼子は気付いた。
489冬目景エロパロ第2章482第3頁:2005/09/16(金) 02:40:38 ID:Ich/0IRE
晴が、おしっこを我慢してた時には小さい膀胱は満タンだった。晴は懸命に尿道を締めた。だが、指を出し入れされたばかりの尿道では、おしっこを我慢しても、股間が滲み出した。そこへ、楼子が晴の下腹部を押したから、膀胱と尿道が耐え切れずに、おしっこが大量に漏れた。
楼子:「お股をいじられて、おしっこを漏らすとは良く出来た市松人形だね。
晴:「膀胱を押さないでよ!!背が低い事をバカにするな!!」 晴は、こう叫んでから、泣きだした。
490名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 04:42:17 ID:fjbJgoyx
>>488-489
トリップ付けてくれない?
あぼーん用に。
491269 ◆gWmE72hUM. :2005/09/16(金) 23:15:15 ID:6/e4/KWX
>>486

詳しくお願い
492 ◆/bNOmWwavw :2005/09/16(金) 23:30:17 ID:Ich/0IRE
>>491
安藤智也のサークル「Heaven's Gate」。
493名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 06:35:13 ID:cHezG0ik
というか、
d人誌kださいでぐぐるとあら不思議・・・・・・・・・
494名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 16:05:33 ID:nVjaXlzn
>>486
「星城相宿 浮世草子」の事を言ってるんだったらあれは違うぞ…
495 ◆60fEWPrd.c :2005/09/19(月) 14:05:04 ID:bcyIxXXC
晴が泣きだしたあと、しばらくして晴の膀胱が空っぽになった。この時、楼子は、あまりの事に放心した。楼子の一分丈スパッツの股布が、じわじわと愛液で濡れた。しばらくしたあと、楼子の股間から尿が染み出した。
楼子:「あーん!!オシッコが止められないよ!!」
楼子は両手で股間を押さえたけど、尿が滝の様に勢い良く出たので止められなかった。それから、楼子は、両手で股間を押さえたまま座り込んだ。
楼子:「晴ちゃんが可愛いから、いじめたくなっちゃった。ごめんなさい。」
晴:「いいのよ。楼子の可愛らしい一面が見られて良かった。」
こうして、楼子と晴は、姉妹の様に仲良くなった。
        終
496 ◆/bNOmWwavw :2005/09/19(月) 16:49:38 ID:bcyIxXXC
482です。晴と楼子の組み合わせが無かったので書きました。
497269 ◆gWmE72hUM. :2005/09/19(月) 17:18:23 ID:6wKWzVPY
>>492
あんがと・・・・同人もあるのか・・・


ハツカネズミのパロはまだ?
なんでも良いから期待して待っときます
498名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 08:09:12 ID:FjxkitTX
シナ子が若返ったよ。膀胱の具合も良くなった事でしょう。シナ子の膀胱に(;´Д`)ハァハァ。
499名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 20:22:49 ID:3dnrYEt9
映画少年とキノシタ妹のライトSMって、需要あります?
500名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 23:37:32 ID:/hsebvJx
>>499
むちゃくちゃあるよ。
501名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 23:40:14 ID:8KfG1I86
どっちがSでどっちがMなのかも重要な問題かと。
俺はどっちでもウェルカムだけど。
502名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 19:43:56 ID:RX4Y4Kxz
下がりすぎage

冬目景って最近同人誌出してないの?
503名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 21:18:38 ID:VBhRZ8mI
よく知らない
多分出てない
保守
504名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 15:20:58 ID:43FFRSWo
話すことが無い。
しかし、あれだね。既出かもしれんが黒鉄4巻の193p、
迅鉄は本当いつから覗いてたんでしょうね。

505名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 16:17:09 ID:43FFRSWo
というわけで、妄想を書いてみました。

迅鉄は長い間眠っていた劣情が眼を覚ましつつあるのを感じた。
彼のいる木から一本別の木を通して斜め下に広がる光景。
緩やかな流れの川、そしてそこで汚れと旅の疲れを落とす白い肌。
丹の行水を見る気は無かった。
彼女がある目撃をしたと聞いて犯人が口止めにくると思い待っていようと思ったのだ。
ほんの偶然だったのだ。
最初に見た瞬間は、眼を逸らそうと思った。だが出来なかった。
濡れてツヤのでた黒神、そこからうなじを通り肩、背中を濡らす水。
こぶりだが椀型の整った乳房。引き締まった腰と尻。
そしてそれらについた汚れを落とそうと優しく動く腕、指。
眼を逸らせるはずが無かった。鋼丸は呆れている様だったが、それでも逸らせなかった。
しばらく何も考えられず丹の行水をみていた迅鉄だったが、妙な事に気付いた。
丹が、さっきから同じところを洗っているのである。
それも、まるで何かに抱きつくような感じで。
首の後ろから肩、そして乳房を通りわき腹へ。何度も繰り返し、丁寧に。
心なしか、息声が聞こえる。
しばらくすると、左手はわき腹からそのまま腰を通り、股に向かった。
ゆっくりと股で手を上下し始めた丹。だんだん息が荒くなってくる。
息にまじって「お父・・・お父・・・・・・・・」という声も聞こえてきた。
それを聞いた時、迅鉄は何故か軽い衝撃を受けた。
しかし、見るのをやめることは出来なかった。
丹の声はだんだん大きくなってきた。それと共に手の動きも速く、強くなってきたようだ。
「お父、お父ぉっ、もっと、もっと強くぅっ。」
ぬちゃっ、ぬちゃっという卑猥な音も強くなってきた。
「お父、イク、イッちゃうよぉ!うあぁぁ、イク、お父、おと・・・迅鉄ぅう!!」
一瞬気付かれたのかと思い迅鉄は急に我に帰った。
だが、気付かれたわけでは無さそうだ。
丹は叫んだ瞬間、急に力が抜けたように川に岸に倒れこんだ。"イッた"ようだ。
一見、魂が抜かれたような、だがうっすらと恍惚の表情を浮かべている。
迅鉄は最後の言葉を思い出した。確かにあの時、"あの瞬間"に彼女は言った。
「迅鉄」と。
それは迅鉄に安堵感のような何かを与えた。
やがて、丹はゆっくりと動き出し再度体を洗い始めた。今度こそ本当に。
(本編に続く)
506名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 16:17:48 ID:43FFRSWo
やっぱ自分の表現力では無理でした。ごめんなさい。orz
507名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 01:04:17 ID:8mGIdJbb
いや、面白い。
続けて、続けて、
508名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 01:27:25 ID:h7xeareK
丹age


……何やってんだろ俺
509名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 01:55:49 ID:iXst4eUE
>>507
いや、本編っていうのはあくまで黒鉄4巻180pからのことでして、
このお話は続けようがありません。すいません。
しかも文章変だし、誤字脱字あるし・・・・・・・・orz
510名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 02:03:47 ID:iXst4eUE
ついでに白状しちゃいますと、私>>461です。
無責任な構想だしてすっかり放ってました。
結果変な駄文でお茶を濁してしまいました。申し訳ありません。
一応構想は続けてはいますが、ホントに出来るかはわかりません。
511名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 10:48:43 ID:vCroCVfd
久々キター!
マターリ待ってるんでヨロ
512名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 20:22:56 ID:TAKYxHAM
>>510
GッッッッッッJ!
マターリ結構、自分のリビドーに忠実なのが一番です。気長に待ってます

>>502
何故か冬目景の性生活が赤裸々に綴られた同人誌を想像してしまった
「せっ、先生ッ!」
暮れなずむ二人きりの仕事場、夕日に映える横顔の可憐さに、俺は思わず景先生を押し倒してしまった
「え?ちょっ、稲原くん何を」
「俺ずっと先生の事が……!!」
抵抗する暇など与えず、先生の服を脱がしにかかる
柔らかな肌の感触、鼻腔をくすぐる甘い香りに気が狂いそうになった
「だっ駄目だよ! ホラ、まだ原稿が残ってるし」
「そんなこと言ってコッチはもうこんなになってるじゃないですか」
「そ、それは……」
「俺の想い、受け取ってくれませんか?」
そう囁くと、腕の中で硬くなった体から力が抜けた。
大人しくなり伏せ目勝ちに視線を逸らす先生。
服がはだけ所々艶美な肌を露にした先生の体に、俺は改めて手を伸ばした……

なんて感じのを、文才のない俺に代わって書いて下さいよどなた様か。

「あの、私……初めてだから、、、やさしくして」
「マジッすか」
513名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 20:36:48 ID:UEZErX1r
(゜∀゜)イイ!
514名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 17:36:52 ID:GElT7rpU
フオオオオオ!!
515名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 19:01:20 ID:xc/mM3A0
>>512
とりあえず、稲原って誰ですか。
516名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 19:42:00 ID:2F27kRY6
    _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 続き!続き!
     ⊂彡
517名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 21:32:52 ID:UiL3u3Fs
冬目せんせいは和服ですか?
髪形はどんな感じですか?
まずはこれについて話そう〜。
518名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 23:11:02 ID:xc/mM3A0
家で読書したりする時は浴衣と予想(なんとなく)
髪型は黒鉄3巻の折り返しから推測するにショートじゃないかな
519名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 08:11:10 ID:9d10ZgiT
スタッフの稲腹の事と思われ>稲原
520名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 19:38:26 ID:Uf3eU06H
ここで冬目センセイを萌えキャラ化した絵をうpしたら神。
521名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 00:56:29 ID:Xgt9AlD6
522名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 01:00:20 ID:bOK2YXJ9
     .ミ┃ ガッ ガッ
  Λ_Λ ┃ .人ガッ
 ( ・∀・)∩ <  >_∧ヾ
 (     ノ  V ´∀`)
 | | |     ( ∪∪ ←>>521
 (__)_)   と_)_
523名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 14:43:10 ID:ew5iGLN8
524名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 19:39:32 ID:wbASGDef
もっと、こう……
三十路の色気をっ!
525名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 23:28:39 ID:7xN3Kfx7
三十路……
マジディスカ
526名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 00:23:57 ID:z58HB/Le
冬目先生=杏子
527名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 01:07:33 ID:sObpalxm
俺は桐島さんみたいなイメージかと。外見じゃないよ、性格が。
わりとさばさばとものをいうような。
528名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 07:05:21 ID:UOKWYEkW
(三十路でも)私は一向にかまわん!
529名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 11:29:56 ID:oIoIQuV+
外見は八重樫さんだな。
髪も自分で切ってそうだ。
「いやトコヤ行くのもどうかなーって思うんですよ。ハイ。」
とか言って。
530名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 03:11:37 ID:WVXGkVij
531名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 09:21:37 ID:D00/1qH1
おおおおぉぉ!!
532名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 04:32:13 ID:4SaGuwLC
533名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 22:33:58 ID:Zddv/nRo
やべぇ何かマジで景タンに萌えてきた
あの三十路の売れた肢体(でも初物)をモノにしたい!
したいしたいしたい!!
マンコの中に、突っ込んだい………
534名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 23:02:14 ID:39rT1gaX
通報しますた
535名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 11:16:31 ID:5vSSdBQz
うむ、みんな夫々冬目氏に自分のイメージを持ってるんだなぁ

因みに俺は
ttp://www.chuyakan.jp/01chuya/gallery/02b.jpg
536名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 00:55:02 ID:KRPhjdIW
納得
537名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 19:00:10 ID:faaLwQQP
トクトク
538名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 21:50:27 ID:cMbnpiBZ
冬目せんせいのアスィスタントになりたい。
539名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 05:33:31 ID:WvtiaPI7
>>535
イィ
540名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 10:53:42 ID:bZAUEgS8
漏れはセクスタントでいいや。
541名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 12:58:14 ID:w2ycFjvE
ああもうなんつーか景タンとあんなことやこんなことがしたひ
もうハリサケソウ……
542名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 14:59:12 ID:AnkUnzgC
昔は「景タンはぁはぁ」なんて言ったら叩かれたもんだが…
いい時代になった!
543名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 16:11:57 ID:w2ycFjvE
そうなのか!
てか10年前銀色自転車や変拍子を読んでうわ超男クセーと思ってたから
作者の性別知った時にはブッ飛んだ
544名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 16:34:00 ID:zjDL2TI/
このスレを景タンに見せたいな(;´Д`)ハァハァ
545名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 01:34:23 ID:S7JVgpbI



 ↓冬目せんせいになりきって一言
546名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 03:46:44 ID:V8jkBqxw
お前等、死ねぃ
547名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 08:36:32 ID:aCBiedqP
>>546
(;´Д`)ハァハァ
548名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 09:46:07 ID:wFPA9XxK
初期短編の描線はどう見ても美術部系の女子だろ。
549名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 09:53:17 ID:jLeObR+H
うむ。
最初から女子だと思っていた。
550名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 09:59:46 ID:mJdgednZ
>>546
と言いつつも内心(ま、まじっすかー)と少しハァハァしちゃってる冬目せんせい(;´Д`)ハァハァ
551名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 10:12:52 ID:XjBz9viV
冬目さんはツンデレ
552名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 10:34:03 ID:jLeObR+H
斜に構えクールべた甘ラヴ
553名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 14:18:48 ID:wFPA9XxK
時代はクーデレだそうです。
554名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 15:42:20 ID:kknz7id1
『ZERO』を描いた頃の荒んだ冬目さん(;´Д`)ハァハァ
555名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 22:01:12 ID:21rdav5H
間尾の色気のない部屋に萌えた幼い頃

間尾はヨウコ?ヒロコ?
どっちかってとヨウコの方がモエス
556名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 01:45:57 ID:Xx7v7h7M
千砂はほぼ自画像
557名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 03:11:55 ID:II/tO4/4
黒鉄の裏扉絵が著者近影とか言っときながら全然近影じゃないのに笑ってしまう
558名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 04:16:35 ID:gHSaOzTX
>>556
マジか!
血ぃ吸われてえー。
559名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 10:03:33 ID:vJ6huQ2B
>>556
自分もそのイメージ
560名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 11:47:59 ID:I8dZU/VK
漏れはヤエガシの方のイメージだが。
561名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 11:56:43 ID:ujleMfk+
間尾とツインテールの生徒会長を同じ部屋に閉じ込めて
犬として飼い、延々とレズプレイをさせてみたい…。

>>555
俺の脳内では間尾ヒロコ。
562名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 12:20:31 ID:SvxOkZRM
漏れも、冬目さんはヤエガシのイメージだな。

>>561
レズプレイの件、詳しく。
563名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 13:43:19 ID:qnG88W1/
ぼくの姉さんに何するんだ!
564名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 18:49:29 ID:5530WBiI
景タンのマンコ
景タンのマンコ……
565名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 21:22:39 ID:di0D3joc
ガバガバ
566名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 21:52:40 ID:DRB4y0dh
だがそれがいい
567名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 12:15:13 ID:loxjZEfZ
しかし処女
568名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 15:00:45 ID:WOMkR9ZE
しかし感度ばつぐん
569名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 18:00:08 ID:am3IiOsT
今月号のイエスタデイの扉絵のシナコにむっちゃ萌え。
普段の絵柄より萌え度が50%ぐらいアップしてないか?
どんな心境の変化があったのか冬目先生。
570名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 20:10:20 ID:fDLJE2Um
どんどん幼くなってる気がするよシナコ先生
571名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 19:26:34 ID:i4FkAl5l
杏子さんが少女趣味だったとは。
妄想がひろがりんぐ
572名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 23:58:20 ID:RezI3YSe
杏子さんの部屋のクローゼットには、他人には見せられない少女趣味な服がたくさんありますね。
間違いなく。

それを着て亢奮したりしてますね。
間違いなく。
573名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 00:42:44 ID:37YUb5ot
たまらんな。
574名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 10:55:01 ID:mLk6ywWT
 たまらんだろ?           たまらん!
           _, ,_            ,_
         (; ゚д゚ )          (`   )
        (   ⊃┳O        ⊂(   ヽ
        ( ⌒) )┃_        ┃(⌒ ) )  _
   / ̄ ̄ ̄`J ̄ ̄ /\    / ̄ ̄し' ̄ ̄ ̄/\
( ((  ̄◎ ̄○ ̄◎ ̄○  ̄     ̄◎ ̄○ ̄◎ ̄○ ̄ ) ))

       たまらんだろ?  たまらん!
             _, ,_ コツン ,_
           (; `д´)\/(`   )
          (   ⊃┳O ⊂(   ヽ
          ( ⌒) )┃_ ┃(⌒ ) )   _
   (( / ̄ ̄ ̄`J ̄ ̄ / ̄ ̄し' ̄ ̄ ̄/\ ))
      ̄◎ ̄○ ̄◎ ̄○◎ ̄○ ̄◎ ̄○ ̄
              /☆\

たまら──ん! _, ,_  _, ,_   _, ,_ _, ,_ たまらん――!
         ((Д´≡`Д)) ((д`≡´д))
          ((   ⊃┳O⊂(   ヽ))
         (( ⌒) ))┃_ ┃((⌒ ) ))   _
    ((/ ̄ ̄ ̄`J)) ̄ / ̄ ̄((し' ̄ ̄ ̄/\))
      ̄◎ ̄○ ̄◎ ̄○◎ ̄○ ̄◎ ̄○ ̄
575名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 22:25:38 ID:htrkPb4P
杏子さん、少女趣味ということは、甘いものもきっと大好きだな。
自分の部屋では、少女趣味な服を着て赤福を食べて幸せを感じているんだな。
576名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 23:46:11 ID:+zFR6wZg
一歩間違えればミルクホールはメイド喫茶になっていたのか


・・・・・・・・さすがにやだな・・・・・・
577名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 00:10:54 ID:htrkPb4P
今でもメイド喫茶みたいなもんじゃないかw
で、杏子さんはメイド長。マジお勧め。
578名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 01:33:06 ID:cfp2fuYN
店長と店員の百合キボンニ。
579名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 03:05:46 ID:1osjO1Vf
いや漏れは初期の髪長いシナコのほうがいい。
なんかもう整形したみたいに別人だがな!
580名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 05:06:49 ID:dmKkcSxd
じゃあ初期の髪長いシナコと、ハルと、杏子さんの3P百合で。
581名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 23:41:49 ID:P1YG1DsZ
そこに俺がまざるのだな。
582名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 02:13:15 ID:K6K1t2Vl
そんな>>581を後ろから
583名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 11:10:01 ID:dooIs4b3
そんな>>582を後ろから…と連結していき一週して>>600あたりのケツ
がシナ子の目の前にくる…と。
584名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 00:30:11 ID:q0S2zRWm
ウホッ!>>583
585名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 00:30:47 ID:yHSel1kn
シナコにアナル舐めさせるのか…。
(・∀・)イイ!
586名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 10:14:37 ID:+1KksbnK
で、丹はフンドシ?
587クマクマ:2005/11/09(水) 13:20:19 ID:gbFn5N8+
夢のないことを言わんでください

             iヽ
         。・。・゚| | 
     .。・。.∵   レ 
    .。.・      ┃  ガンッ
   。゚・ ∧,,∧ ..∩  人 ∧_∧∩
 。・゚・。(;`・ω・)彡<   >`Д´)/
ヽニニフ━⊂彡   ..V/>>586/
     しー-J     しー-J
588名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 15:04:14 ID:EEoWYDGk
下着はつけてません。
589名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 20:58:03 ID:+1KksbnK
無いか?夢。
590名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 21:38:54 ID:YVRUGQ8c
冬目センセイは仕事場でも和服だという夢を見た。
591名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 23:57:17 ID:0d7Dzuk0
現実だ。いや現実だ
592名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 00:27:00 ID:01iCA2ab
うむ
そして万年筆であの独特な線をガリガリ引いているのだ。
593名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 05:19:28 ID:+BV4OXT9
 最早、指を動かすのすら気怠さの付き纏う千砂の身、それは誰より自分自身が一番良く知っている。
 しかも、一晩中身体を貫かれた今とあっては――…五感も鈍りかけてはいるが、だからと言いこの状況を安穏と、唯々諾々と受け止められぬ、性。
 気力を削りながらも保ち続ける聴覚に、近づく足音が網にかかる。無様な姿を見せまいと、大地に伏せていた影が重たげにその身を持ち上げて、扉を開く元担当医を神代の蛇女もかくやという眼光で睨み上げた。

「驚いたな。まだ、そんな余力が残っていたのか」

 その声は常の如く感情を乗せていなかった。だというのに、それはいつもの彼とはまるで違う声音だった。

 ――違う。

 千砂は思う。
 確かに彼は感情を表に出すのが苦手だったけれど、かといってこんな、無機質な瞳をしている人ではなかった。
 貫き、犯しているのに喜色も怒気も、情欲の欠片すらも覗かせない、そんな精神の御し方を知っている男ではなかったのに。

「何が、あったの?」
「男は売れるのさ。好きな女を胸に抱く為なら――」
「三文小説の世界では、でしょう?」

 のろ、り。
 立ち上がり腕を伸ばしてくる彼。

 ――気持ち悪い。

 かといってそれから逃げる余力も無い。
 抱かれ、舌を這わせられる。緩く帯で留められただけの白襦袢は彼の手に簡単に引き降ろされ、冷たい空気に肌が震える。

「………は…っ、お生憎様ね―…待ち望んだ女がこんな女で」

 精一杯の虚勢、釣り上げられる唇が笑みの形を作り。
 けれど彼は何もその瞳に映さない。機械的に乳房を揉み、機械的に秘所を弄り、ただ子種を吐く為に屹立を己の中に差し入れるのだ。
 身体を奪われる事にも穢される事にも、それこそ死ぬ事にだってもう磨耗した感情は反応を示さないけれど。
 ただ、性交の道具にされる――しかも其処らのダッチワイフのような扱いには屈辱が胸を走る。

「放して」

 愛撫の手は続く。

「……ッ、つ、ぅ………」

 差し込まれる。穿たれる。律動が開始する。
 数度の律動。
 彼の身体が震えた数瞬のあと、胎内に広がる吐き出したい程の熱を感じた。

「……」

 瞳に昏い憎悪の色を揺らめかせながら、射抜くような眼差しだけを向けていた。
594名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 05:22:07 ID:+BV4OXT9
男は売れるのさ→男は悪魔にも心を売れるのさ
595名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 11:13:44 ID:taORQRHb
urerunosaあげ!
GJキタキタ
596名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 17:10:51 ID:0jT9rYay
チョット見ない間に短編が!
この暗さが本作らしいっちゃらしいですね
597名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 19:41:27 ID:CN0zBwnN
異次元から現れた無数のチンポが冬目せんせいをレイプするシチュキボンヌ
598名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 19:11:57 ID:e2v4PhyR
とりあえず景姐の処女はもらった
599名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 11:12:57 ID:3Hr+LCyf
サムラと結婚してるらしいよ?
600名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 12:44:50 ID:2NAOGER4
人妻か。非常に良い。
601名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 13:08:26 ID:EhisUkhf
サムラって?
602名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 22:37:42 ID:XEeN4Wp0
>>600
ソォォォォォォス!!
>>601
景氏の憧れの後輩
603名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 01:22:34 ID:DNgiJbUd
ひろあき?
604名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 06:03:36 ID:aTP2+QhP
サムラって、冬目氏より年下だったのか。
姉さん女房! くっはー、良すぎ!
朝っぱらから何書いてんだ俺!
605名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 00:14:57 ID:UoNqBlHb

 姉さん女房




       | ̄`>    | ̄`>
. ______|  |____.|  |__/\
  `―――┐ ┌――┐ ┌――――
       |_,,,ノ    .|_,,,ノ
   l`ヽ-----'"ヽ、 |~゛ヽ----'゛ヽ、
   |  | ̄ ̄|  | |  | ̄ ̄ |  |
   |  |__|  | |  └―‐┘  |     ヽ、_
   |  ┌―‐.i  | |  | ̄ ̄ |   |      ⌒'’
   |  |    |  | |   |__ |   |   ヽ====ヽ
   |  |__|  | .ノ .┌―‐┐  |      , /
   |  ┌―‐.i,,././   /     |  |     , /、、.
   └''"´    / /   _|  |   , ./  | |
        _,,.´-‐'゛     ``ヽ、_ノ  -'    ``=ニl 
606名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 00:15:25 ID:UoNqBlHb
____   r っ    ________   _ __
| .__ | __| |__  |____  ,____|  ,! / | l´      く`ヽ ___| ̄|__   r‐―― ̄└‐――┐
| | | | | __  __ |  r┐ ___| |___ r┐  / / | |  /\   ヽ冫L_  _  |   | ┌─────┐ |
| |_| | _| |_| |_| |_  | | | r┐ r┐ | | | /  |   | レ'´ /  く`ヽ,__| |_| |_ !┘| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|‐┘
| r┐| |___  __|. | | | 二 二 | | |く_/l |   |  , ‐'´     ∨|__  ___| r‐、 ̄| | ̄ ̄
| |_.| |   /  ヽ    | | | |__| |__| | | |   | |  | |   __    /`〉  /  \      │ | |   ̄ ̄|
|   | / /\ \.   | |└------┘| |   | |  | |__| |  / /  / /\ `- 、_ 丿 \| | ̄ ̄
 ̄ ̄ く_/   \ `フ |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |   | |  |____丿く / <´ /   `- 、_// ノ\  `ー―--┐
           `´ `‐' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`‐'     ̄          `  `´          `ー'    `ー───-′
607名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 13:02:55 ID:BUtbBRxc
ぜひ、好みが多様そうなこのスレの皆様に聞いてみたいんだが、

ttp://408.gamushara.net/2zigen/data/02158.jpg

どの乳が好き?
608名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 13:35:38 ID:WJymQv7e
3〜5が美しい。
609名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 22:16:31 ID:UoNqBlHb
3〜5
6も許容範囲
610名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 16:09:36 ID:8EkBz9BU
>>607
丹   →4.5
ハル   →3.5
ジータ  →2
柚原   →4
シナ子 →3.5
八重樫 →3.5
千砂 →4.5    位かな?
611名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 17:16:24 ID:bzz4ydYo
先生、杏子さんはどれぐらいですか!
あの人、胸があるんだか無いんだか全然分かりません!
612名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 18:02:36 ID:8EkBz9BU
>>611
5でいいや
613名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 18:13:40 ID:8EkBz9BU
あと、既出かもしれんがこんなの見つけた。
姐さんのイメージアップ。
ttp://books.yahoo.co.jp/interview/detail/08249684/01.html
614名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 18:33:18 ID:f9X0neYF
超ありがとう。保存しますた。
ページ左上のは自画像?
615名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 18:53:46 ID:8EkBz9BU
>ページ左上のは自画像?
じゃないかな。
思いっきり冷めた言葉で罵られたくなるような目つきですな。萌え。
616名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 20:47:40 ID:Pz8+xzgx
かわいい!
かわいい!!!
617名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 21:46:45 ID:f9X0neYF
自画像めっちゃかわええ。めっちゃ萌え。やばい。
俺が感じている感情は精神的疾患の一種か?
618名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 22:31:02 ID:XMfZzMu2
景タンのお顔に亀が! 亀の頭が! うわああああ!!!!

あと、自画像の後ろにある箱のようなものは何だろう。
ともあれ、この自画像によって、冬目景本人萌えが新たなフェイズに入ったことは確かだろう。
619名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 23:19:49 ID:n1kZPenX
>――最後になりますが、今後描きたいのはどんな作品ですか?
>「今はあまり考えていませんが、あと数年くらいしたら明治時代あたりを
>舞台にして高城家のルーツみたいなのを描きたいと思うかも知れません。」

勘弁して・・・
620名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 23:52:07 ID:8EkBz9BU
>>619
いっそのこと
「花のお江戸の羊のうた」
とか。
621名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 23:53:34 ID:7nT/U5hp
こうなったら黒鉄と明治時代の高城家を繋げてしまえ
622名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 01:06:03 ID:CGSWm95W
ええい、本スレのような議論はいい!
ここはエロだ!エロを!!
623名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 08:15:41 ID:bX+1awTP
>>618
段ボール……かな?
ノイズ除去・高精細拡大してみたけど、よくわかんね。
ttp://banaga.axisz.jp/cgi-bin/hakagi/img-box/img20051126081356.jpg
624名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 20:57:17 ID:19wtoSBk
メガドライブとかかと思ったけど違うな
http://www.butsuyoku.net/shokugan/sega/
625名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 21:04:17 ID:9cgNemRR
しかし、なんで亀なんだ?
しかも亀の頭がちょうど顔に。
626名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 22:19:19 ID:CGSWm95W
>>624
ああ、結構ありえるかも。
リクオの愛用機みたいだしな。
627名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 22:20:02 ID:TxFGmEYN
>>625
エロいな
628名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 23:51:40 ID:CGSWm95W
無意識の内の性欲のあらわれ
629名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 11:09:06 ID:gzRJOGsX
流石処女
630名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 00:58:29 ID:n8QYEFcU
で、千砂はどうなんだ?
その、和服の時は、
下の方は。
丹は?
631名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 23:32:26 ID:RvjsXvca
632名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 21:37:28 ID:72SfnBYr
第45話の扉絵のシナコ、よくよく見たらエロいなあ。
何このエロ顔。こんなエロい顔で授業されたら、男子生徒はたまったもんじゃないですよ!
633名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 04:04:33 ID:hxZZmnJd
今書きおわりました。
一砂と八重樫ですが需要ありますか?
今回が初書きなのですが……よろしいでしょうか?
634名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 07:18:32 ID:B/QIbZo3
>>633
Let's 投下!
635名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 07:50:48 ID:hxZZmnJd
了解しました。
かなり長くて読むの辟易するかもしれません。
では投下します。
「なぁ八重樫。これがラストだけど、どこに置けばいいんだ?」
「それは棚に置いといていいよ。後で私が整理しとくから」
「わかった。じゃあこれで引っ越し完了だな。蕎麦たべようぜ」
「うん。すぐ作るから待ってて」畳んでおいたエプロンをつけ真新しいキッチンに入る。鍋とそばの材料をだし、湯を沸かす。
今日から私ー八重樫葉と江田(旧姓高城)一砂との同棲が始まるのだ。一砂が大学に入ってからはいつのまにか半同棲になっていて、なら同棲してしまった方が良いと話がでて何の問題もなくとんとん拍子できまってしまった。
「できたよー」
つゆの芳ばしい薫りが食欲をそそる。テーブルの上に運び食卓を囲む。
「今日から同棲だな」
「うん。けど前もほとんど同棲と同じだからあまり変わらないと思うよ。部屋が広くなったりしてるけど」家賃がやすくなった上に部屋が広くなったことだけでも私には十分嬉しかった。
「確かにそうなんだけどさ、完全な同棲だからな。こう響きがさ、ぐっと来るものがあるんだよ」
「うーん。ごめん。よくわからないや」
「そうか…まぁ、いいや、でこの後の予定は?」
「夕方に買い物なんだけど、時間あるね」二人ともこんなに早く引っ越しが終わるとは思ってもいなかったのだ。
「じゃあ、新しい家でゆっくりするか?」
「うん」

636無題 ニ:2005/12/02(金) 07:53:50 ID:hxZZmnJd
洗い物と片付けが終わりエプロンをはずして、エプロン掛けに掛ける。そしてベッドの上で横になりながら本を読んでいる彼の隣に座る。
彼は本をベッドの脇に置き、私を見つめる。
「八重樫、手をだして…」
手を彼に差し出す。
「冷たいな。お湯を使えばよかったのに」手を握られ彼の手から温もりが伝わってくる。
「きゃっ」手を引っ張られ彼の上に覆い被さる。
「キスしていいか?」彼の瞳がすぐ目の前にあった。
「答えわかってて聞いてない?」彼は微笑んで私にキスをした。短いキスだった。唇を離した後すぐに間髪いれずにまたキスをされた。彼の舌が私の口の中を蹂躙する。
「んっ」おずおずと舌をだし絡ませる。舌が絡みあい、唾液が混じりあい卑猥な音をたてる。長くそして深いキス。どちらともなく離れる。ブラウスを捲くし上げられ、ブラのホックが外される。
小振りだが張りはある乳房が露になる。その乳房に手が添えられる。
「小さくてごめんね」
「俺は八重樫が好きだから、気にしない」
「ばか……」
ゆっくりとそして少しづつ力が込められていく。指先が主張し始めた乳首にそっと触れる。両手で双丘を異なるリズムで揉まれ、人差し指で両方の乳輪をなぞられる。もう我慢の限界だった。
「お願いだから、焦らさないで」彼は微笑み、両方の乳首をキュッとつねりあげる。瞬間体に快感の電撃が走る。
激しくされる度にそれどんどん酔い痴れていく。

637無題三:2005/12/02(金) 08:04:10 ID:hxZZmnJd
激しくなったと思えばまた焦らされる。激しくされるのを期待すればするほど自然と体が熱くなっていく。
下の方はもう大洪水だ。
彼の右手が乳房からゆっくりと離れ、大事な所を布越しに触れる。
布越しで触れられても、はっきりと水音が洩れる。
もうパンツとしての役割は果たしていなかった。自分で脱ぐと言う。彼もその間に穿いているものを脱いだ。
「いいか?」その質問に顔を赤くしながら頷く。私にそれを断られるはずがなかった。
正常位で彼のがゆっくりと私の中に入ってくる。
いつもと同じはずなのにけどいつも以上に感じて、いつも以上に体の芯から暖かくて以上に心の底から安心している。
膣の半ばまでいくと突然激しい抽送になった。一気に子宮まで辿り着きそして一息に入り口まで戻される。
膣が放さないよう吸い付き、愛液が混ざり合い、そして快楽でまた溢れてくる。
「あっ、あっ、んっんっ、ん、んん。それだめぇ、だめぇぇ」

一砂の抽送の速さがさらに増す。「か、ずな、いっしょにぃ、いしょにぃ…、あっあっ、かずなぁー」「よう、いくよ、、」
共に絶頂に到達し、子宮の奥に熱い精液が放たれた。
638無題 4:2005/12/02(金) 08:06:34 ID:hxZZmnJd


荒い呼吸を落ち着かせ、話す。
「一砂ぁ、激しすぎるよ。それにまた中だなんて、これだと危険日じゃなくても赤ちゃんできちゃうよ?」
「もしできたら、責任とるよ。
それに赤ちゃんの名前の候補考えてるんだけど早すぎるかな?」一砂は間を一つ置いて答えた。
顔が一気に赤くなるのがわかる。一砂は私の髪に手を置き優しく撫でた。
「そろそろ買い物の準備しようか」
「うん」

ここからまた私たちの新しい生活が始まる。   
         fin
639あとがき:2005/12/02(金) 08:15:45 ID:hxZZmnJd
投下終了です。
投下中読む度に稚拙に感じ消したくなりました。
これは単なるオナヌーです。
具合を悪くならないことを祈るだけです。
では逝ってきます。
640名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 11:18:41 ID:vjgNZFtg
ラヴラヴだな。
641名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 14:38:07 ID:DebCflnG
642名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 16:54:33 ID:IR8yvGic
志村貴子スレの
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1131794216/128-132
にインスパイヤされて、「冬目景の」えろSSを考えてみたんですけど、需要ありますかね?
643名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 18:36:12 ID:cVD5SOdJ
乙!!
今度は若妻プレイキボン
644名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 21:00:02 ID:hxZZmnJd
パソコンでみたみたら、すごい読みづらいですね。ホントすみません。
リクをして頂いたのですが、若妻編は厳しいかもしれません。すみません。
645名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 22:43:45 ID:05aJYnj6
とても気持ち悪いです。やめて下さい。
646名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 14:51:16 ID:8zxD97d7
一砂って「かずな」って読むの!?
今まで、「かずさ」って読んじゃってた orz
647名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 15:01:10 ID:Xl6VXvoM
>>646
プラネテスをプラステネスと思ってた俺よりマシ。
648名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 22:34:12 ID:/gvqK8x9
そりゃ647のが酷いな。
てか、646は千砂の事は何と読んでたんだろう…
649名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 22:36:40 ID:/gvqK8x9
あ、あと俺も作者萌えの流れはちょっと気持ち悪い。
やるなら何か名前ん所に何か入れるとかして欲しい、NGワード指定するから。
650名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 22:47:11 ID:woV7Qf3c
でも、>>1
>冬目作品から本人まで、マターリと(;´Д`)ハァハァするスレッド
とあるからな。

「姐さん」「冬目」辺りをNGしたら?あ、でもそうしたら本スレで困るか。
651名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 23:23:08 ID:ZzPzerE1
あ、>>645>>642に対していったのか?
ただの煽りだとおもってた、すまん。
652名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 11:09:57 ID:ikdsqXwv
>>649
>やるなら何か名前ん所に何か入れるとかして欲しい、NGワード指定するから。

お前のためにそんなことをしなければいけない理由はないな
653名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 20:30:21 ID:cgb9c+HN
>>647
プラテネスだと思ってたorz
654名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 02:31:50 ID:c8OlS6d9
ハルちゃん着せ替えセット
http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k18050010
655名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 06:18:49 ID:79eVp6qY
宣伝乙
656名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 04:05:04 ID:kN8fufvz
657名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 21:59:04 ID:yKazXoQR
亀がペットか…。
ほう…。
658名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 22:29:11 ID:nSO+m54z
>>656
この絵だと乳デカいんだよなハルは
659名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 13:08:38 ID:pebLNNVs
欲望の赴くままに、馬乗りになってパイズリ。
晴のえろえろボディなら、どんなのでもサマになる。

支那子だとシチュエーションで誤魔化すしかないのが辛いな。
660名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 14:45:18 ID:6q5Do716
何を言う、シナコは顔がエロいぞ。
最新話の扉絵なんて、何だこのエロ顔。

ttp://banaga.axisz.jp/cgi-bin/hakagi/img-box/img20051209144438.jpg
661名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 19:42:07 ID:336s7JzR
娑、最終わ!?
662名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 20:05:35 ID:VQYHGPmA
確かに、見れば見るほどエロい顔なような。

>>661
今期最終話、というだけのこと。
663名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 21:35:34 ID:JzPJehJ/
>>660
ロリには興味ありません
664名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 21:37:39 ID:x5n8uCpR
ほー
冬目さんも絵柄変わったモンですな
665名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 01:31:54 ID:h42QzwnP
榀子
666名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 01:32:49 ID:h42QzwnP
数値文字参照で入力できた
667名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 09:11:49 ID:64nfx4PY
>>660
顔射したい(*´Д`)ハァハァ
っつか、えらく良くスキャンできてるな。
668名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 00:24:54 ID:5esNbD4U
http://safetycap.exblog.jp/1188450/

>材料はシナランバーコア合板の21mm。
>シナは漢字で榀、白くて肌理が細かい材料です。


・・・・・・白くて肌理が細かい材料です。


・・・・・・白くて肌理が細か(ry
669名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 06:07:57 ID:gjpj+7up
どうやってシナの字を・・・
670名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 12:47:32 ID:C0+PUxc+
おためし榀子。

&#27008;で榀
671名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 20:54:26 ID:0rpIKN5o
景タン…
景タンのマムコペロペロ…
(*´Д`)=зハァハァ
景タンをマンぐり返しでペロペロ
(*´Д`)=зハァハァ
672名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 15:37:53 ID:So8ZZWv5
単語登録してみたのでテスト。

拘束した陸生と浪の目の前で、晴と榀子を犯したい。
673名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 00:09:11 ID:dLRKu/Rf
シナコって、悪女だよね…。今さらだけど。
674名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 22:54:08 ID:R+Zj0sT7
月並みな妄想だが、シナコのアニャルを調教したい。
前の処女は奪わない。
その代わり、アニャルのみならず、体中を性感帯にしてやるんだ。
まんこの周囲の性感も開発するんだ。
膣から愛液がだだ漏れになって、ついには前に挿入してほしいと懇願するようになっても、だめだと冷たく却下するんだ。
675名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 22:56:59 ID:9ktmoc1n
いぶきのぶっといちんぽ
まことのくっさいケツマンコ
エレナはスカトロ

姿子のエッロイアナル調教
676名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 23:43:58 ID:ommO6XAG
リクオとロウがまごまごしている間に、シナコとハルをまとめて篭絡してくれるようなキャラ、
いないかなぁ。滝下なんかはかなり良い線だと思うんだけど。
677名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 23:39:03 ID:m7nhrZKn
木ノ下の出番だ!
678名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 11:52:36 ID:W9d9YWy9
ああ、キノシタ兄妹がシナコとハルを監禁陵辱調教っての、いいかも。
679名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 15:44:00 ID:A+rL4QHB
さらに弟が八と千を
680名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 17:19:07 ID:m0UCugi1
柚原は次に部屋を追い出されて、勝手にリクオの部屋にはいるなら
全開のトラブルの手前、裸エプロンしか手段はないな
681名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 02:00:32 ID:nhRSevJU
柚原が金に困っているとしても売るものは沢山あるだろ。
その場で脱いで見せてくれたブラ&ショーツなら、俺は間違いなく買う。
682名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 10:45:42 ID:tgW67fTs
最終的には体を売ればいいしな。
あの美貌とエロさなら、楽に月収100万稼げるだろう。
683名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 23:16:55 ID:R+Znr5O7
朝起きるとフェラしてる柚原
リクオ「なっ!何してんだ!」
柚原「いや、溜まってたみたいだしサービスってことで♥」
684名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 23:38:47 ID:L2XVrWDu
クリスマスに柚原してぇ、、、
685名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 23:40:30 ID:v4E4Gc30
「柚原する」ってww
サ変動詞かよwww
686名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 01:45:40 ID:jIyg10CU
もっと柚原する!
687名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 04:51:59 ID:HNgJDq4O
桐島さんと雑談でもして過ごしたい。
688名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 10:16:33 ID:4e47Nuzg
下がりすぎ
689クマクマ:2005/12/25(日) 18:45:40 ID:mTEvYsq6
      i:::::::::::::::::::ヽ    
      l/^_,ヽ,_:;;ノ  ) ) スレ立てから一年以上も経ってるんだな…
     从 ・(,,ェ)・) (( 
     /~ヽ、; i ^つ=・  酒飲むならシナ子より柚原の方が楽しそうだ…
     (⌒'し' / ⌒)   そんなSS誰か書いて…
    (_) ⌒(_)  
    ""      "
690名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 22:47:47 ID:K0Pd1Eeg
>>686
葉鍵板に(・∀・)カエレ!

>>687
桐島さんは受け属性が強いと思うんだが、どうか。
ぶっちゃけ滝下に調教されてそう。
691名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 22:54:48 ID:kecka5np
柚原が実は両刀でシナ子をリクオの家に上げた時に食べちゃうとか
692名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 23:05:01 ID:Dsrs4I8y
>>691
認可。
693名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 15:57:32 ID:LxG2tKGa
柚原と榀子とハルと4Pしたい。
694名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 16:52:50 ID:9M3+VsTS
ZEROの坂爪いいね。可愛くて生徒会長なんて最高だよ。
裸にして、縛り上げて後アナルの力だけでバナナを切る芸を仕込んであげたい。
それをビデオ録画して全校放送して、彼女が泣いているところが見たい。
制服と下着は売りさばいて裸で下校させたい。
695名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 19:55:59 ID:1CnoIbDJ
>>694
アナルでバナナ切らせるとか、さすが冬目ファンは言うことが違うな。ネジが飛んでる。非常にいい意味で。

俺は間尾さんに何かとても変態的なことをしたいけど、具体的なアイデアが今一つ思い浮かばない。
696名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 02:06:59 ID:YF96d9kC
>>694
当然、後ろの穴の中に残ったバナナは他の生徒の前で四つんばいで出させるんだよね?
前の穴はクスコで広げて、男子トイレの便器として調教したい。

697名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 12:19:01 ID:bUDc897s
おまいら凄いな
幽霊のエロ書こうと思ったが今のじゃ普通過ぎる
もっとアブノーマルなシチュ考えてくるぜ
698名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 16:00:29 ID:g+UYCwB8
とりあえずノーマルな幽霊エロウプしれ
699名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 07:16:30 ID:7qvPKaM2
冬目キャラが、ちび太を持ち寄って お茶会と、云うネタを思いつきました。
杏子さんが晴ちゃんを、志砂が幼い千砂を、一砂が八重樫さんを、桐子が茗ちゃんを それぞれ持ち寄って人形の紹介をします。
700名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 23:21:26 ID:dPb+/sRv
冬目景快楽責めというのはどうか。
あと、iPodでものすごくエロい音声を聴かせながら街中を歩かせるとか。
701Ghost Train Song -1-:2006/01/07(土) 23:56:30 ID:FwGGQEIb
「こーゆーところに来るのって、初めて?」
大学生活以来忘れていた喧騒への気後れが、知らずと眉を歪ませていたんだろう。
柚原と名乗る彼女は、仔猫をからかうような笑みを覗き込ませて、それから店員に二名分の空席を要求した。
友人といえるほどの付き合いなんて決してなく、しかし、他人といい切るにはしがらみを残す私に、
よくいえば鷹揚な、悪くいえば曖昧な態度で接してくる。
同い年の筈なのに、横目で窺う彼女からは、姉御肌とでもいうんだろうしなやかさが醸し出されていた。
「食べられないのってある?」
「いいえ、…好き嫌いは…」
案内されたカウンターの端に陣取るや否や、オレンジ色に染めた長髪を掻き上げながらタバコに火を点けて、
さして充実している訳でもないメニューに目を走らせている。
伏目がちに周囲を見渡すと、ネクタイを緩めたサラリーマンや早くも出来上がっている学生風の男女が目立って、
女性の二人連れというのは、どうにも場違いに思える。
「森ノ目さん、だったっけ。いつもはどんな所で飲んでるの?」
「…同僚の部屋とか、ですけど」
彼女はわずかにうなづいて、こんな場所もいいモンでしょ、と破顔してみせた。
「こーゆー方が、意外と内緒話だって漏れないしね」
背後の衝立の向こうの、辺り構わず怒鳴り散らすかのような乾杯の号令に、私も苦笑してみせる。
702Ghost Train Song -2-:2006/01/07(土) 23:57:12 ID:FwGGQEIb
偶然といえるのかは判らない。魚住くんのアパートの前で、捉まった、というのが正しいのかも知れない。
時間空いてるんだったら、と半ば強引に、日の暮れつつある繁華街に連れ出されていた。
受験シーズンの繁忙もようやく整理して、気が付けばそこに赴いていただけの私には、
明確に断る理由もなかったんだし。

「鳥カラとたこわさびとポテトサラダ、エリンギ、あと、この揚げ豆腐、それから中ジョッキね」
彼女はカロリー計算なぞどこ吹く風といわんばかりに注文して、復唱を終えた店員に、
なるったけ急いでね、と馴染みの店のように愛想を振る。
「アハハ。今日は仕事が立て込んじゃってて、昼食満足に摂れなくって」
たまたま依頼が重なって、今日一日に限って過密スケジュールだったという無名のピアニストは、
しばらくは鍵盤を見るのもうんざりといった様子で伸びをする。
「森ノ目さんはー…」
「…シナ子でいいです」
「じゃあ、アタシもチカでいいわ。シナ子さんは、教師やってるんだったっけ」
初めて会った時もそうだったけど、彼女は人に対して不必要に構えるところがない。
洒脱というべきか、なるほど、一度ふられた男の人でも心を許す筈。
「え、はい。高校で」
「んー、じゃ、若い子もよりどりみどりだねー」
「はは…」
だから、他愛のない会話を裏返して、澱みや曇りを一つひとつ嗅ぎ取ってみることもない。
703Ghost Train Song -3-:2006/01/07(土) 23:57:49 ID:FwGGQEIb
「だって、男が一番カワイイ時期じゃない。高校生なんて」
可愛げのなかった特定人物を脳裏に思い浮かべて、止める。
「そっから歳取るとさ、妙な智恵付けたり、変にガキに戻っちゃったりして、色々メンドーなんだよねー」
斯く語る経験者と初心者以前の私の前に、アルコールと幾つかの小皿が運ばれてきた。
中途でさえぎる手を無視して、彼女はなみなみとビールを私のグラスに注ぐ。
「それじゃ、再会を祝して、乾杯」
「…乾杯」
こんな時間を過ごすのは何年振りだろうか。
大学時代、週末になれば、決まったように皆んなで集まって莫迦騒ぎして、終電を乗り過ごせば、
取りとめのないお喋りを続けながら甲州街道を歩いて帰って、そんな時、傍には魚住くんがいたんだった。
もう郷愁の匂いを漂わせ始めている記憶。
「ま、女も同じかな」
「…?」
「歳取っちゃうとさ、つまんない男あしらってる間にすれっからしになってたり、
そーゆーのもメンドくさがってたらいつの間にか臆病になってたり」
ふと顔を向けると、彼女が邪気のない眼差しを投げかけている。
「アハハ、大人なんて、ロクなモンじゃないよねー」
「ふふ、そうですね」
だからといって、やり直せる人生がある訳もないし、始める前から後悔できる訳もない。
つまづく毎に、未熟な自分を歯痒く思いながら歩くしかないんだ。
704クマクマ:2006/01/08(日) 00:00:40 ID:FwGGQEIb
      i:::::::::::::::::::ヽ    
      l/^_,ヽ,_:;;ノ  ) ) 職人様もいないし、有言実行も兼ねて書いてみたり。
     从 ・(,,ェ)・) ((  ここからどうエロに繋げるかはあっしも判ってません。
     /~ヽ、; i ^つ=・  
     (⌒'し' / ⌒)    しかし、シナ子のキャラを把握しようと1巻から読み直したけど…。
    (_) ⌒(_)  仕方ないんで、最新バージョンに準拠させました。
    ""      "
705名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 19:07:05 ID:QWKHbcPe
柚原が下ネタ振るとかか?
魚住と寝た?といきなり聞いたり
706クマクマ:2006/01/08(日) 20:30:36 ID:qJsSHkC7
>>705
ソレダ!
707名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 22:48:44 ID:YSGJcyDY
なぜか現れた杏子さんといっしょに、柚原がシナコを篭絡して快楽責め。
イキそうでイケない状態を保って、シナコの理性が完全に崩壊したところに、浪とリクオを呼んでくる。
柚原・シナコ・杏子さんと、浪・リクオの5Pですよ。
男が足りなければ、キノシタさんでも呼んでくればいい。

シナコの次のターゲットは、キノシタ妹だ。
キノシタさんとキノシタ妹の近親相姦というのも良いと思う。
708名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 00:10:01 ID:QpCQuISF
杏子さんは何となく、男でもオトコニョコでも女でもオニャノコでもイケそうな気がするのだが、どうだろう。
709名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 00:38:03 ID:Dm/HLKZ4
うは。神来てたコレ。

ぶっちゃけ、このまま柚原さんがシナ子を頂く展開でも十分おいすぃ。
710名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 23:41:10 ID:ZW8+DzD6
シナコってひどい女だよな。
お仕置きが必要だ!(・∀・)
711Ghost Train Song -4-:2006/01/15(日) 01:40:58 ID:+7id2L6g
「ね、魚住とは寝たことあんの?」
唐突に、何かを思い出したように彼女が訊いてくる。
「あ、あ、いや、私たち、付き合ってる訳じゃなくて…、その…」
「…あー」
二本目のタバコをつける仕草が妙に軽やかで、私は少し苛つく。
どうして皆んな、そういうことには俄然と関心を寄せてくるんだろう。
「ま、それもいいかもね」
「え?」
「男と女は寝なきゃ解らないことがある、っていうじゃない。でもさ、寝たら寝たで、
解らなくなることもあるんだよね」
そうなんだろうか。発言権のない私は、黙って聴く他ない。
「人間なんて、どっかで誰かに寄りかかんなきゃ生きていけないけどさ、体の繋がりって、
結構簡単に執着に転ぶから」
「執着、ですか…」
「自分にも相手にも、赤の他人にもね。気付いたら、周り全部根こそぎ失ってたりして。
アタシ、そーゆーのってホント怖いからさ」
執着というなら、私の湧くんへの想いこそそうだったんじゃないだろうか。
もうこの世にいなくて、叱ることも反論することもない人に、後ろ姿しか思い出せない人にすがって、
結果の出ることから逃げ続けていたんじゃないだろうか。
今も東京にい続けているのも、きっと自分への都合のいい言い訳。
「あ、あまり気にしないで。アタシが病気なだけだから」
そんなに深刻な顔をしていたんだろうか、彼女が拭うように笑いかけてくる。
712Ghost Train Song -5-:2006/01/15(日) 01:41:30 ID:+7id2L6g
「チカさん…」
「何?」
「男と女で、友だちでいよう、なんて、やっぱり卑怯ですよね」
正直、傷つくのが怖くて、魚住くんにもずるく立ち回っていただけなんだ。
「んー、一言友だちっていったって、色んな形があると思うけど。で…」
「で?」
「魚住は何て応えたの?」
魚住くんは、私の子供のような我侭をできるだけ受け入れてくれた。
どうしても気持ちが変わらないならお互いの為に去る、とまでいってくれた彼に対して、
私は言葉をかけることもできなかった。
「ま、アイツらしいっていうか。…ホント、昔から変わってないなー」
彼女は、魚住くんのお人好しを嘲うでもなく、残酷な私を責めるでもなく、ただ溜め息を吐いた。
「それでもさ、惚れた方の負けっつーの? 男でも女でも基本的に、そこんとこは変わんないじゃない。
惚れられた方は、余裕持ってりゃいいと思うよ」
「…でも…」
「…そうねー、男と女に絶対はないし。だから、どんな関係でも、
続けるには踏み出さなきゃいけない時もあるよね」
その通りだと思う。自分だけの道を歩き続けるしかない私たちだから、
自然に任せているだけじゃ、離れていくばかりでしかない。
あれはショーペンハウエルの、ヤマアラシのジレンマ、といっただろうか。前向きに生きていこうと決めたなら、
今更痛いのを怖がっていていい理由はないんだ。
713クマクマ:2006/01/15(日) 01:44:33 ID:+7id2L6g
>>705様のアイデアを借用して、しかし、これだけしか書けず…。
…どうにもエロに自然に繋がらないっぽいな。クマったクマった。
714名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 23:06:47 ID:TImt2sgJ
>>713
採用サンクス!
しかしシナ子はエロフラグ立てるのすら難しいね
715Ghost Train Song -6-:2006/01/19(木) 13:37:27 ID:pwuy2euo
このボロアパートで何度目の春を迎えるのか、もう忘れた。
季節も日々も、窓越しに覗く街路樹もネオンも移ろって、俺だけが残滓のようにたゆたっている。
ここから引き返す理由などは幾らでも作れた筈なのに、何時からか、
そんな行為にすらも酷く曖昧な意味しか見出せなくて、止めた。

扉を叩く音がした。電気やガスの料金徴収には遅過ぎる、夜半を回った時刻。
居留守を使った覚えはないと思いながら、あくびを噛み殺してこたつから脱け出す。
明日は土日祭日ではないので、恒例の福田のお参りということもないだろう。
「…何だよ…」
しかし、元彼女という立場の人間は、こうも人を幻滅させるような登場しかしないものだろうか。
「何よ、そんなあからさまに嫌な顔することないじゃない」
呼気がやけにアルコール臭いのがより一層嫌な予感を膨らませることに、こいつは気付いているのか。
「…で、宿を借りにきたって訳?」
終電はもう発車した頃だろうか。冬を越したとはいっても、野宿しろ、といい放つには冷たい夜風だった。
「さすが元カレ、話が早いわ」
「ああ、…もう好きにしろよ」
隣室が寝静まる時間帯にテンションのたがが外れた人間と玄関先で口論を続けるのもバカバカしいだけで、
頭を掻きながら六畳間を片付けに向かう。
「んじゃ、遠慮なくお邪魔しまーす。ほら、足許段差あるから」
716Ghost Train Song -7-:2006/01/19(木) 13:37:58 ID:pwuy2euo
「何だ、…」
連れまでいるのかよ、という愚痴を呑み込む。
どんな手の込んだ悪戯というべきか、柚原が肩を貸して覚束ない体を支えているのは、
視線も虚ろに泳いでいる酩酊状態のシナ子だった。
「ちょ、おま…」
「いやー、近くの居酒屋でさ。彼女ったら、まー、飲むこと、飲むこと」
「そんなことじゃなくてだな」
慌てて駆け寄ってシナ子の両肩を掴むと、途端に甘酸っぱい香りが、柔らかい肢体が、
糸の切れた操り人形のように俺の胸板にしだれかかってくる。
「シナ子、大丈夫か? おい、どんだけ飲ませたんだよ。って、おい」
荷を預けた柚原は、勝手知ったる、とばかりに部屋に堂々と上がり込んで、
押入れから寝具一式を引っ張り出している。
「こんな時に何してんだ、おまえ」
「あら、可哀想に。アンタってば、ふらっふらのお姫様を、こたつでごろ寝させるつもりなんだ?」
そういわれてみればその気遣いは真っ当かも知れないが、
ここまで前後不覚にさせただろう人間にいわれる筋合いも俺にはない筈。
シナ子がお姫様だというなら、柚原はむらっ気の多い女王様だ。
「おまえもな、ちょっとは相手の酒量を考えてやれよ」
何年も干していない布団にシナ子を寝かしつけて、湯冷ましを作ろうとコンロを点けた。
「ハハ、誰だって、思いっ切り飲みたくなる時くらいあるでしょ」
「おまえを基準にすんなよ」
「大体、注文続けたのはシナ子さんなんだし」
717Ghost Train Song -8-:2006/01/19(木) 13:38:33 ID:pwuy2euo
それは、にわかには想像できないシナ子の弾けっぷりだった。
「…おまえ、シナ子に何かいったんだろ」
「判る?」
「バカにすんなって」
ちょっと先輩風を吹かしてみただけと応えて、柚原は視線を逸らしながらタバコの煙を不味そうに吐いた。
「何だよ、それ」
「アハハ、柄じゃないっつーのはアタシだって判ってるって。アンタも彼女も器用な人間だったら、
こんなみっともない真似、こっちからお断り」
俺はともかく、シナ子が不器用だという意味が判らない。
死んだ幼なじみを何かで埋め合わせることもなく想い続けるのがそうだというのなら、
それは余りにも無神経な物言いだろう。
否応なく他人の手垢にまみれていく世俗と永遠に汚されない胸の中の思い出を天秤にかけるのが、
そんなに愚かな様に映るのだろうか。
「…さーて、後は若い二人に任せて、邪魔者は退散するとしましょうか」
どこかで聞いた常套句を大袈裟にいって、柚原は玄関に向かう。
「何考えてんだ、おまえ」
「いった通りだって。こうなったら魚住のここ次第だから」
含み笑いを浮かべながら二の腕を叩いてみせるこいつには、黒く尖った尻尾が生えているに違いなかった。
「本気かよ…」
「そんじゃ、よろしくー」
718クマクマ:2006/01/19(木) 13:40:35 ID:pwuy2euo
夜勤明けにこんだけ書きました。すんげー眠いのでもう寝ます。
何とかフラグへの道筋は立てました。そんじゃ。
719名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 16:05:51 ID:klgmzVHx
柚原は帰さず3Pになさい。

他の女の子追加で4P5P許可。
720名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 18:07:55 ID:zNKfdfJ3
読んでておっきしてきたお。
クマクマ氏の普段の言動と、SSの端正な文体のギャップもおもろいです。

タプーリ寝て、濃い続きを書いてくださいですw
721名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 20:08:04 ID:FG9x+f55
このままだとシナ子を見つめたまま朝を迎えそうなリクオ
722名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 02:50:38 ID:xHpy5CvB
だがそれがいい
723名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 13:13:39 ID:0ZQ+J7u6
実は帰らずにこっそり見守ってるチカの図
724Ghost Train Song -9-:2006/01/21(土) 17:31:37 ID:WCrQHGLe
「眠れね…」
こんな状況でも動じることなく、日常の振る舞いを貫けるのが大人なのだろう。
しかし、面と向かって拒絶されながら何時までもシナ子への想いを断ち切れずにいる自分、
過ぎていく時間が関係を望ましい方向に打開してくれるのではないかと甘い期待を抱き続ける自分が、
そうである訳もなかった。
横で布団に埋もれながら微かな寝息を立てているシナ子に振り返っては、夜空に浮かぶ月に視線を戻す。
それでも、自然と漂ってくる、うらぶれた部屋には不相応な女の匂いが鼻腔を問答無用にくすぐって、
存在を忘れられる訳もない。
「こりゃ、拷問だよな」
知らずと鼓動は回転速度を上げて、頬も耳朶も熱く紅潮していて、何のこともなく、
自分も理性の皮を一枚剥げばただの男でしかないことに、幻滅の溜め息を吐くばかり。
かといって、洗練された狼に変貌するには、経験も力量も不足していることくらいは自覚できている。
今頃は安穏と惰眠を貪っているだろう柚原の口先を、思いっ切りつねってやりたい。
と、ふうと悩まし気な息が鼓膜に触った。
「シナ子?」
呼びかけてみて、後悔する。あと数時間もすれば、何事も起きずに明朝を迎えられるだろう筈なのに。
「ん、ん…」
視線を合わせた刹那、端整な双眸が明確に疑問符の形を描いて、それから鮮やかに見開かれた。
725Ghost Train Song -10-:2006/01/21(土) 17:32:13 ID:WCrQHGLe
「…魚住…くん?」
もう、夢では済まされないと思う。
結局、柚原がシナ子を連れ込んだ時点で、俺に逃げ場は残されていなかったのだ。
酒が抜け切れていない人間を一人放りっぱなしにすることなどできないこの性格も、
自称キューピッドのお膳立てには格好の材料だったに違いない。
「頭痛くない? 吐き気は?」
俺の問いも耳に届かない慌てぶりで、お姫様は布団を撥ね飛ばして四方を見渡している。
「俺の部屋だよ。…覚えてないか」
「…魚住くんの、部屋? 私…ん…」
咄嗟にひたいとこめかみに指を添えるシナ子の為に、こたつから脱け出て湯冷ましを注ぎに行く。
「ほら、柚原と飲んでたんだろ」
「…うん」
「珍しいな。こんなになるまで飲むなんて」
回りくどいやり方だと思いながら、探りを入れてみる。
それは、まだ自分の置かれた状況の把握も定まらないだろうシナ子から、
隠された意趣が覗けるかも知れないという下心。
俯いたままのシナ子の前に、グラスと鎮痛薬を二錠差し出す。
「柚原さんは?」
「…帰っちゃったよ。おまえ残して」
昔に戻れない俺たちだから、それは到底、虚心ではいられない宣告だろう。
「そう…」
なのに、視線を逸らしたのは俺の方だった。
繊細なガラス細工のような危ういものを見た予感が、知らずにそうさせていた。
726Ghost Train Song -11-:2006/01/21(土) 17:32:45 ID:WCrQHGLe
乾いた口腔に広がっていく、やや温い水が心地よかった。
吐き気はないし、頭の痛みも大したことはない。そして、この部屋にくるまでの過程も今一つ思い出せない。
ただ、こうして魚住くんと二人きりになってしまったことまでが偶然の産物じゃないことは想像できる。
「薬飲んだら、朝まで寝てろよ」
吐き捨てるようにいうと、魚住くんは私に背を向けてこたつにもぐり込んだ。
ふと辺りを見回して、彼の枕元に目覚まし時計を見つける。針は午前二時を過ぎた頃を指している。
「ありがとう」
返答がない彼を横目に、苦い薬を口に含んで流し込む。
「…怒ってる?」
「まさか…。おまえ、明日早いんだろ。少しでも寝とけよ」
素っ気ない口調に促されるままに、私も静かに布団を被った。
繊維に染み込んでいる彼の体臭に全身を包まれながら、柚原さんとの断片化された会話を反芻してみる。
自分は何も行動しない癖に、相手にはお預けをさせたままで付かず離れずの関係を願う、
そんな態度の臆病さに気付かされて、私は恥じ入るばかりだった。
見返りを要求することもない魚住くんに、都合よく甘えていただけ。
湧くんが死んで八年、東京に独りで住み続けたし、自立しようと教師になった。
でも、それは何も変わらなかった自分に見栄えのいい嘘を吐いていただけなんだ。
「シナ子…」
遠くない声に振り返ると、魚住くんが怪訝そうに私の様子をうかがっている。
それでようやく、私は何時の間にか泣いていたことに気付いた。
727Ghost Train Song -12-:2006/01/21(土) 17:33:17 ID:WCrQHGLe
「ん、…何でもないから」
強がってみせた私の枕元に、起き上がった彼が座り込む。
「柚原に何いわれたか知らねーけどさ、気にするなよ」
彼は青い月に顔を向けたままで、おまえはあいつじゃないからと諭してくれながらタバコに手を伸ばした。
それでも、気にならない訳がない。
彼は自分を私に見合わないといったけど、
八年もこんな足踏みばかり続けている私こそ、誰にも見合わないんだ。
それは、ずっと見て見ぬふりをしてきた、怖ろしい事実。
「シナ子…、おい」
どうしていいのか判らなくて、だから、白く光った感情が魚住くんの背中に寄り添わせていた。
「おまえ…」
昔から頼ってばかりで、それでも、こんなに広かったのを気付かなかった。
頬から、胸から、指先から、シャツ越しに柔らかく伝わってくる彼の体温は、
凡百の言葉よりも遥かに雄弁に慰めてくれる。
「…このままで、いさせて。ちょっとでいいから…」
唾を飲み込む音が聞こえて、それを勝手に承諾してくれたと解釈する。
少しの間でも、許してくれればよかった。
明日からは嘘を吐くのを止めるから、弱虫な自分から変われるように頑張るから、たとえ彼に蔑まれても、
この温かい時間を許してくれればよかった。
「魚住くん、ごめんね」
728クマクマ:2006/01/21(土) 17:35:46 ID:WCrQHGLe
雪で交通網が遮断されたんで、引き篭って書いたり。
んー、やっぱ身持ちの固いシナ子のフラグ立ては大変っす。
729名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 19:48:22 ID:jDEkPGky
GJ!!!
これからどうなるのか楽しみですw
730名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 21:53:21 ID:IryXhS7j
超GJ。
本当にありがとうございました。
731名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 10:29:29 ID:xA6r/0uq
保守
732名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 21:26:24 ID:cm2Fr9Tl
イエスタデイを映画化してほしいと思う俺ガイル

クマクマ氏、続き期待してます。
733Ghost Train Song -13-:2006/01/27(金) 04:18:42 ID:QdL2Bc6Q
シナ子と呼びかけて、そこから文句を紡ぐことができない。
過ぎる言葉は、この思いも寄らなかった状況の全てを打ち壊してしまいそうな予感が確かにある。
偶然と必然をるつぼに溶かし込んで作り上げられた、薄氷の上の楼閣のような、
危うさと美しさを綯い交ぜにした状況。

肩を叩いたこともあった。二の腕を引っ張ったこともあった。
しかし、それはあくまで俺たちが友人で、それ以上でも以下でもなかった頃の話。
否、シナ子を一人の女、特別な女として意識していなかった訳ではない。
しかし、永遠に続くような錯覚さえ覚えずにはいられなかった安逸な学生時代の中で、
俺は結局、曖昧な関係に結論を出すことを、別れが訪れるまで先延ばしにすることしかできなかった。

夢と、酔いに因るシナ子の失態と片付けてしまうには、余りにもあざやかな背筋の体温と感触。
端整な指先は鎖骨に、しなやかな頬はうなじに、そして、ふくよかな胸は肩甲骨に密着していて、だから、
何故謝るのだろうかと考えることに意識を没頭せざるを得ない。
反射的に血を集めて凝固していく下半身の生理を、ここまで呪ったことはなかった。
男ってのはと密やかに独りごつ。このまま無言でシナ子を押し倒して襲ったところで、
ことの終わりに残るのは、弱みに付け込んだという罪だけに違いなかった。
「…私、面倒だったよね」
貧弱な俺の語彙では、返す言葉も見付からない。
734Ghost Train Song -14-:2006/01/27(金) 04:19:41 ID:QdL2Bc6Q
「自分の都合ばかり考えて、…魚住くんを振り回しっぱなしで」
「俺は…」
それでもよかったのだ。シナ子は何時でも恒星のように煌めいていて、だから、
煩わしきに煩わされずにいてさえくれればいいとすら思ってもいた。
無論、随伴する惑星がその光を曇らせるようなら、去らなければいけないだろうことを覚悟もしてはいた。
死んだ人間への想いに未だに葛藤するシナ子に対して、俺は一体何の手助けができただろうか。
だから、寧ろ、その苦衷を茫洋とした想像の範囲に留めることしかできずに、
時間が解決してくれることを願うばかりの不甲斐ない俺こそが、今、本当に謝らなければいけないのだ。
ふと、シナ子が二の腕を掴んだ。
「シナ子…」
その指先が、頬が、胸が震えていて、耳をそばだてずとも嗚咽しているのが判ってしまう。
おまえは何も厚かましくなんかないから。おまえは何も図々しくなんかないから。
そう口の端に並べるよりも速く、シナ子の薄くやや冷たい手に手を重ねる。
同情という陳腐な思いからではなかった。互いに距離を測りかねることしかできなかったからこそ、
一人の男と一人の女として、露になって許し合うべき二人として触れた。
体勢を変えて、シナ子と向き合う。別人かと思わせるほどに、その充血して潤んだ眼も濡れた頬も華奢な肩も、
初めて見る脆さを湛えていて、思わず息を呑む。
だから、壊れないように、この状況さえも壊さないように、その肩を抱いた。
735Ghost Train Song -15-:2006/01/27(金) 04:20:19 ID:QdL2Bc6Q
「俺は、…それでも、おまえが…」
冗舌な言葉は要らないというかのように、微かな衣擦れの音と共に、
シナ子の肢体が乳飲み子のように再び俺に寄り添う。
女を主張する香りと肉付きが、全身の神経をくすぐるように刺戟して、堪らずに両腕で抱き留めた。
「おまえが好きだ」
何時かにもいった凡庸に過ぎる一言には、しかし、一点の嘘偽りもない。
広大な世界で誰よりも好きな女性が、誰よりも近くにいる。ただそれだけの、
そして途方もない幸福感が込み上げてきて、無意識にシナ子の頬へ手をあてがわせる。
視線が合っても、最早、互いに逸らせることはない。
躊躇なく、唇を重ねる。芳しく柔らかな粘膜がひしゃげるまで強く、その感触を味わう。

どこかでかじった格言だった。手の上なら尊敬のキス、ひたいの上なら友情のキス、頬の上なら厚情のキス、
そして、唇の上なら愛情のキス。
でも、彼も私も求めたのはより深く、目には見えない互いの心を手探りするようなキス。
少し乱暴で落ち付きがなくて、でも、割り切れそうで割り切れなかった私の苛立ちを鎮めて慰めてくれるような、
切ない触れ合い。
だから、魚住くんも、侭ならなかった私への感情を思う存分にぶつけて欲しかった。
フィフティフィフティとはいえなくても、こうして分かち合わなければ、
私は何時になっても同じところに独りぼっちで立ち尽くしているだけだから。
736Ghost Train Song -16-:2006/01/27(金) 04:20:58 ID:QdL2Bc6Q
唇を離した彼の手が、名残惜し気な私の髪をあやすように撫で上げていく。
見凝めてくる視線が、覚えがないくらい温かくて、だから、私も彼の広い胸を抱き締める。
「…と」
体勢が崩れて、布団の上に仰向けに倒れ込んでしまう。次いで、私に魚住くんが覆い被さってくる。
鼻先をかすめる吐息。体と手足で感じる男性の重み。でも、拒みはしなかった。
腕力のない女だから、というのは理由にならない。後ろ向きな自分と決別する為、
というのも今となっては筋の通らない理屈だった。
多分、理性より感性がその答えを知っていて、だから、私はもう一回キスを魚住くんにせがんでいる。
「…あ」
互いに両手を絡ませたままのキスは、殊更に深く、私の内部を熱く抉っていた。
芯に火を点けたような、えもいわれぬ感覚が私の四肢を、脳髄を貫いて痺れさせていく。
これを情欲というんだろうか。脳裏に浮かんだ淫らという単語を打ち消す白い光が、彼の背中を掻き抱かせていた。
「魚住くん、…魚住くん」
彼の唇が、私の唇を、頬を、鼻筋を、涙のこぼれかかった目尻を、貪るように吸ってくる。
そんな魚住くんに負けじと、私もところ構わずキスを繰り返す。
子供の遊戯のような、温かい時間。
でも、大人の私たちにはまだ先があって、だから、布越しに太ももへ押し付けられている彼の膨らみを、
ふざけ半分でなぞってみる。
不意に困った顔をする魚住くんに、得意満面の笑みを浮かべてみせた。
737クマクマ:2006/01/27(金) 04:26:38 ID:QdL2Bc6Q
文学を勉強したことないんでよく判らないんですけど、
こーゆー視点を変える、っていうんですか、
読み返すと上手くできてないですね。クマったクマった。

ところで、『羊』と『イエスタ』はリンクしてる訳じゃないですか、ということは…、

杏子さんとハルちゃんと葉ちゃんでメイドコスプレ3Pもできるよ!
              できるよ!
                 ハ_ハ  
               ('(゚∀゚∩ 
                ヽ  〈 
                 ヽヽ_)
738名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 07:25:54 ID:ihPdaoX9
乙!GJ!

そしてメイドコスプレ3Pにも期待DA!
739名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 13:06:03 ID:bvngAMU8
4Pキボン!!
740名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 08:11:13 ID:wa0AK7TB
>>737
杏子さんが晴ちゃんと八重樫さんを使って、腹話術プレイに、ハァハァ。
741名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 08:54:52 ID:qc6ZwnDK
>>740が見えない
742名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 23:52:51 ID:6ri5/N0G
榀子

743Ghost Train Song -17-:2006/01/29(日) 17:49:27 ID:WPJHyzCU
もどかし気にひくついている、私に受け入れられたがっているもの。
男性の生理なんて解らないけど、そこだけが別の意思を持っているみたいに、
獰猛な息を凝らしているのが伝わってくる。
なのに、怖さよりも先に安らぎを感じるのは何故なんだろう。
「…いいか?」
少し緊張した声と同時に、彼の指先が私の襟元に伸びてくる。
月光以外に明かりのない中を、迫られたように這いながら、乱暴にボタンを外していく。
「ん、…お風呂、借りていい?」
昨日の早朝にシャワーを浴びたきりだから、体のどこもかしこも汗が残ったままで、裸にされるよりも、
魚住くんにその体臭を嗅がれることにためらいがあった。
自分の体型に自信がある訳じゃないけど、だからこそ、清潔にだけはしておかないと、
ここまできて幻滅されるかも知れないから。
なのに、気付いただろう私の意図を逆手にとって、開かれていく首筋に、胸元に鼻を押し付けてくる。
「ちょ、ちょっと待って、魚住くん」
「臭くなんかないよ、シナ子」
嗅ぐばかりじゃなくて、舌を伸ばして肌をこそぎとるように舐めてくる。
恥ずかしさで穴があったら入りたい私に、魚住くんは汚いところなんてないからと囁いてみせる。
「シナ子の全部、知りたいから」
思わず両手を胸の前にすくめる私を宥めるように、きざな言葉を投げかけて、
服を脱がそうと再び指先を差し入れてくる。
744Ghost Train Song -18-:2006/01/29(日) 17:50:02 ID:WPJHyzCU
独占欲というんだろうか、征服欲というんだろうか。彼の目はぎらついている訳でもないのに、
自然と顔を背けてしまう。
怖いからじゃなくて、そんな魚住くんを拒めずに、腕を脱力させている自分が恥ずかしかったから。
「手、伸ばして」
シャツが脱がされる。春先とはいっても、夜更けの空気が刺さるように肌に冷たかった。
男性の前で、組み敷かれてこんな格好になることなんて、今まで一度もなくて、でも、
こうなるんだったら可愛いブラを着けておくんだったと思う自分が少し莫迦みたい。
「シナ子…」
彼の指先が、たなごころが、あやすように、確かめるように、私のうなじを、二の腕を、脇を撫でていく。
くすぐったさと、伝わってくる彼の体温が切なくなるくらい心地よくて、声がこぼれてしまう。
「もっと聞かせてよ」
「…ずるい」
魚住くんが微笑んでいるのが悔しくて、私も彼のシャツに手をかけた。
子供じみた対抗意識というのは半分嘘。私だって、彼のありのままをちゃんと受け入れたいから、
邪魔な物はもう要らないだけ。
胸まではだけさせたところで、視線で訴えて、自分から脱いでもらった。
「意外と筋肉質なんだね」
細身で余分なところのない上半身が昂奮で火照っているのが、空気越しにも判る。
745Ghost Train Song -19-:2006/01/29(日) 17:50:35 ID:WPJHyzCU
「一応、肉体労働者だからな」
拗ねたような返答に笑いかけながら、彼の背中に手を回す。魚住くんも私を真似て、改めて抱き締め合う。
「はぁ…」
触れ合った肌がそこで融けてしまうような一体感と、胸の中に男性が、
自分じゃない人間がいてくれていることの充実感が、心を満たしていく。
それは言葉の遣り取りだけじゃ与えられないもので、儀礼と呼ぶには割り切れないもので、
とても深くて熱くて、掴みどころもない。
「好きだ」
「…ね、…もっといって」
「好きだ、好きだ、シナ子、好きだ」
感情が爆ぜたように、魚住くんも手と唇で私を撫ぜ回しながら、うわ言のように耳元で囁いてくる。
ずっと私の傍にいてくれた人。ずっと私を想ってくれていた人。ずっと私を待ってくれていた人。
そして、ずっと私を甘えさせてくれていた人。
だから、私にはただ一言を除いてかける言葉はもうない。
「私も、好き」
またキス。咄嗟に彼の唇の間から舌先が滑り込んできて、私の前歯を割っていく。
本能なんだろうか、神経の痺れ切った筈の私の舌が、それに応えていた。
温かく濡れた粘膜が撥ねてつついて絡んで、その度に、脳髄が知らないものに真っ白に犯されていく。
なのに、もっと繋がりを求めて、貪るように彼の唾をすすっている。
746クマクマ:2006/01/29(日) 17:51:57 ID:WPJHyzCU
そっかぁ、キノシタさんの妹もいたっけなぁ。
ミルクホールで短期バイトしてたもんなぁ。

4Pもでき(ry
747名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 22:29:30 ID:7XZ0EfNr
週末に乙です。そしていつもGJ!!
748名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 22:38:23 ID:eempEXu2
ちょおGJ!
続き楽しみにしています。

その他には、ミルクホールの連中で乱交をs(ry
749名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 22:42:08 ID:IxG8i3Fq
杏子 →意外とS
木ノ下→実はM

ハルは・・・嫌がりそうだから縛って放置プレイ
750名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 23:06:12 ID:eempEXu2
杏子さんはSでバイセクシャルでしょう。これはもう。
751名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 00:04:18 ID:9QqOoU1N
しびれ薬飲ませて「アナタ・・・可愛いわ・・・」とハルを襲う杏子さん
752名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 08:00:40 ID:I7yWYNQp
>>751
杏子さんが、晴ちゃんのオッパイを揉んだりオマンコをいじり回して一言。
「良く出来た市松人形だね。」
753名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 09:06:37 ID:Jq9RXw3d
NG推奨:市松人形
754Ghost Train Song -20-:2006/02/03(金) 10:49:49 ID:VX/Katmi
眼下のシナ子は、こんなに間近にいながら、酷く小さく見えた。
初めての、そしてそれっきりの、忘れようもない柚原の体と比べている訳ではない。
何処が、と取り立てていえるものでもなくて、だから、たちの悪い錯覚と決め付けて振り払った。
「シナ子、シナ子」
唇を合わせながら、愛しい人間の名前を呼ぶ。ただそれだけのことが、
こんなにも胸を熱く満たすものだとは知らなかった。
シナ子も応えるように受け入れて、あまつさえ、空いた手で俺の頭を撫でてくれている。
抱いているのに、抱かれているような、おかしな感覚。
リードしなければいけないのにと気持ちが焦って、指先をシナ子の背中に回しても、ホックを外せない。
「…脱ぐね」
「悪ぃ」
「ん…」
軽く喉を鳴らすシナ子に自分のあるまじき失態を思い知らされながら、晒されていく乳房から目が離せない。
推測だけはしていたが、やはり形のいい盛り上がりは透きとおるように白くて、
誰にも荒らされたことのない未踏の雪山を思わせる。
「…何か、おかしい?」
「おかしくなんかないよ。綺麗だ。…何でさ」
「だって、そんなにまじまじ見凝めるんだもん」
曲がりなりにも男なら、こんなに魅力的な女の象徴に心を奪われない筈がないだろう。
無言の反駁とばかりに手を伸ばす。
755Ghost Train Song -21-:2006/02/03(金) 10:50:19 ID:VX/Katmi
「ふぅっ」
肺を絞るように、シナ子が切ない息を漏らした。
たなごころに吸い付くように柔らかくてしなやかで、それでいて内に張り詰めた肉を感じさせるそれは、
名工によるガラスの彫刻に皮一枚を覆わせたように思える。
少しでも理屈めいた言葉を脳裏に思い浮かべないと、その感触が獣に豹変させてしまいそうだった。
それでも、男の習性にほぞを噛んだところで始まらない。シナ子の緊張ごとほぐすように、
時間をかけて揉みしだいていく。
「…んっ」
「痛かった?」
「ん、そうじゃなくて。…魚住くん、慣れてるのかな、って」
そんなことはない。ただ、シナ子だから、誰よりも傷つけたくないおまえだから、
これ以上独りぼっちにさせておいてはいけないおまえだから、
何よりも優しくしないといけないと覚悟しているだけだ。だから、俺は知りたい。俺を知って欲しい。
肌理の細かいそこに唇を、舌を這わせる。甘い体臭を嗅ぎながら、隠されていた部分を味わう。
「んんっ、…魚住くんのエッチ」
訴えに視線を上げると、恥ずかしさを打ち消そうとしているように、頬を赤らめた温かい笑顔が覗けた。
俺も自然に釣られて笑う。
この嬉しさを分かち合いたいから、ごめんねなんて二度といわせたくないから、
シナ子と何処までも一つになりたい。
756クマクマ:2006/02/03(金) 11:06:07 ID:VX/Katmi
    〃〃∩  _, ,_
     ⊂⌒( `(ェ)´) < 他にも職人様がいないとヤダヤダ!!
       `ヽ_つ ⊂ノ ジタバタ

      _, ,_
     (`(ェ)´ ∩ < クマクマだけだと間がもたないのヤダヤダ!!
     ⊂   (    
       ヽ∩ つ  ジタバタ
         〃〃

     ∩
   ⊂⌒(  _, ._) < 思い入れのあるスレだから、過疎にはしたくないの…。
      `ヽ_つ ⊂ノシクシクシク   

     〃〃∩_, ,_ クルッ   
     ⊂⌒( ゚(ェ)゚ ) < 泣き言いう前に、前スレのドーナツトークで勉強するね! 
       `ヽ_つ⊂ノ 
757名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 11:10:13 ID:HPVgXlpJ
キタ! キタ! キタキタキタ!
758名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 13:14:40 ID:4HPi8tXr
クマ神最高、コレ
759Ghost Train Song -22-:2006/02/03(金) 20:35:33 ID:VX/Katmi
「ふぅん、んはっ」
「かわいいよ、シナ子」
その手で、唇で、舌で、私の体が触れられるところから彼の体温で溶かされていくみたいで、でも、
不思議と怖くはなくて、寧ろ、とても心地いい。
だから、今まで知らなかった声が喉の奥からこぼれてくる。
それだけじゃなかった。私は自分で胸を迫り出して、魚住くんを誘っている。
私が私じゃなくなっていく。本当はそうじゃない。私の中のもう一人の私が悦びに打ち震えながら、
浅ましく媚びている。もっとされたがっている。
耳を噛まれるのも、その穴に舌を入れられるのも、昂揚で汗ばんだ脇の下を唇でなぶられるのも、
全てが初めての経験なのに、貪欲に快楽として消化している。
「ん、ぁはっ」
魚住くんが、指の間で転がしていた乳首を、音を立てて吸う。
もう止まらなかった。頭の中がめちゃくちゃに引っ掻き回されて、何も考えられなくなっている。
「シナ子、いいか?」
それなのに、彼の指先がスカートにかかると、喘いだままで腰を上げて協力している。
だめ。脱がされたら、魚住くんに見られちゃう。いやらしい女の私を知られちゃう。見て欲しい。知って欲しい。
澱のようにこびり付いた数え切れないごまかしの私を、思う存分に蹂躙して欲しい。押し流して欲しい。
760Ghost Train Song -23-:2006/02/03(金) 20:36:18 ID:VX/Katmi
下半身もショーツを一枚残して露にされて、でも、太ももに力を入れられない。入れたくない。
足だけじゃない。全身が悦びで掻き卵のように解きほぐされて、緩み切っていた。
それを察したように彼の熱い手が両膝にかけられて、左右に割られていく。
「あ…」
私はこの先にあることを期待していた。女だから、男を迎える定めの生き物だからという妥協は、
決して恥ずかしいことじゃないと信じて。
そうじゃない。私が今この時に一番必要な人だから、私を一番必要としている人だから、
これから今以上に強く結び合わないといけないんだ。
足の間に体を滑り込ませた魚住くんが、指先を私の秘密の、最も女を示す局部に伸ばしてくる。
「…そうっとして、お願い」
自分でさえ用を足す時にしか触れない、聞きかじったような、独りで慰めることなんて一度もない箇所。
「んんっ」
頭の中に、何かが炸裂したような閃きが駆け巡る。
ショーツの上から指の腹が、そこを調べるように丹念になぞっているのが判る。
「…湿ってるよ」
「バカッ」
レディーに向かって口に出すのは反則だと思う。そんなことは、自分の体なんだから、
私がとっくに判っているのに。
咄嗟に両腕で顔を覆う。これじゃ、頭隠して何とやら。
それをいいことに、魚住くんは執拗に、陰唇をあぶり出すようにこねくり回し続ける。
761クマクマ:2006/02/03(金) 20:41:08 ID:VX/Katmi
終わりが見えてこないな…、クマったクマった。
あたくしはシグルイにハマってるんで、
これが終わったら丹タソで剣劇ものでもやってみたいな。


   ぬ   ふ   ぅ


実は、一年前にシノプシスは書き上がってるのねw
762名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 20:45:51 ID:RI9nNUS/
イ イ ヨ イ イ ヨ ー
ハ ァ ハ ァ

願わくは、シナ子が自分の内面的なエロさに気付かされるというか、目覚めるというか、
なんかそんな方向性のアレを!
763名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 22:12:20 ID:teYl/4yy
いい! いいよぅGJ!
764クマクマ:2006/02/06(月) 06:08:40 ID:p7DxHwY8
桃寧タソカワユイス でも、シリーズ化はしてくれなくていいな。
あんな娘がいるんだったら、クマクマも美術予備校に行ってりゃよかったよ。
765名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 15:58:18 ID:dZr1Po5I
クマは学校には通えませんよ?
766名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 18:57:43 ID:m2IpR8Cl
ハルちゃんと葉ちゃんとももちゃんで4Pもできるよ!

              できるよ!
                 ハ_ハ  
               ('(゚∀゚∩ 
                ヽ  〈 
                 ヽヽ_)
767Ghost Train Song -24-:2006/02/07(火) 19:20:26 ID:blOwTpyE
ゆっくりとなぞるように這わせたり、そうかと思うと、掻き乱すようにさすり上げて、
時折突き入れるような素振りを見せる彼の変幻自在な指遣いに、
他の人と経験があるんだと解ってしまう女の直感。
「ひっ、あ、あぁ」
そこから脳髄まで、間断なく電流が襲いかかってくる。白くて優しくて、
だから、決して逆らえない痺れと震えが私に広がって溶かして蝕んでいくのが判る。
下半身が勝手にひくついて、彼の眼下であられもなく踊ってみせている。
「…シナ子、かわいい声」
「や、やあっ、やんっ」
言葉にしないで欲しいのに、いたずらっぽく魚住くんが呟いた。
自分が知っている自分じゃなくなっていくのに、知らない色に塗り替えられていくのに拒めないから。
拒む理由がまるで見付けられないから。
汚されているなんて、侵されているなんてまるで思えない。
それどころか、恥ずかしいところを弄ばれて、なのに、甘い快楽にはしゃぐ仔犬のような声を上げて、
口の端からよだれをこぼして、私は女に生まれたことを否応なく思い知らされてしまう。
選んだ男に身を捧げて、その手に、舌に悦んで悶える女の機能を、私もちゃんと備えているんだ。
「んんっ、はんっ、あ、あ、ひあっ」
「そんなにいい?」
だから、訊かないで、私に考える余地なんか与えないで、
見栄っ張りでどうしようもない意地を通すばかりだった私を壊して欲しい。
768Ghost Train Song -25-:2006/02/07(火) 19:20:58 ID:blOwTpyE
なのに、彼の指が唐突に止まってしまう。
「おまえ、初めて?」
「う…」
喉がしぼんで返答に詰まる。恥ずかしくないことと思いながら、
腕の間から覗き込んでくる魚住くんに視線を合わせられない。
どうしてそんなことを、ここまでしておいてからいえるんだろう。
処女がそんなにみっともないの。珍しがられることなの。嘲われることなの。
湧くんが死んでから誰にも真剣になれなくて、一所懸命になれなくて、だから、男性とは溝を残すしかなくて、
そんな私を好きになってくれたのに、こんなに深く触れているのに、関係ないことじゃないの。教えてよ。
「悪ぃ、俺、がっつき過ぎた…」
「え?」
「ごめん」
急にしおらしくなった魚住くんが、私に身を寄せてくる。
添い寝するように上半身を並べて、バツの字に組んだ両腕が解かれてしまう。
強引に思えた彼の目が熱く濡れているように見えたから、手が伸びて私の頭を抱きかかえても、為すがまま。
そして、またキス。熱情に浮かされたようなものじゃなくて、温かく慰めるようなそれに、思わずまぶたを閉じる。
それでも、言葉を交わさなくても、粘膜を通して伝わってくる彼の誠実な謝意が愛しくて嬉しくて、
放そうとする彼の首に私も腕を絡めて、もっととせがんでしまう。
769Ghost Train Song -26-:2006/02/07(火) 19:21:32 ID:blOwTpyE
背中に回された手が加減よく私を抱きかかえてきて、胸で感じる彼の体温と鼓動がとても心地いい。
「…何か、久しぶりで、焦り過ぎた」
久しぶりの一言だけがちょっと癪に触ったから、口を塞ぐように私から唇を重ねた。
彼の頬が温かく緩んでいるのが判って、私もそのままで得意気に笑ってみせる。
「…いいんだよ」
「どうして?」
「魚住くんの好きなようにしてくれて、いいの」
彼の情欲のままに私を染め上げてくれるだけで、内実は空っぽだった時間が埋まっていくんだから。
満たされていくんだから。
断ち切らなかった片想いを隠れ蓑にしていた私の弱さを、あなたがこうして包んでくれるんだから。
「ホントだよ」
その言葉の通りに、本当は気付いている。
私の中で惰眠していた女の性が、彼の挙動にうずいて頭をもたげ始めているのを。
歓喜の産声を上げ始めているのを。
だから、今止められてしまったら、私はくすぶり続けるまま。
何もかも中途半端なんてもうたくさんだから、魚住くんに、私を想い続けてくれた人に、
これ以上はないくらいに狂わせてくれないと、見たこともない彼岸まで連れて行ってくれないと嫌なんだ。
彼の真摯な視線が痛いくらいに目に突き刺さるや否や、強く抱き締められる。
胸板の間でひしゃげる乳房が、不思議と気持ちいい。
770クマクマ:2006/02/07(火) 19:28:09 ID:blOwTpyE
うーん、性転換手術でもしない限り、
女の性欲を表現するってのは難しいけど、何とかやってみようかと。
で、今回少し入れてみたけど、どうしても心象表現に逃げちゃうな、わし。

葉ちゃんも絵を描いてたしな。
高校在学中から美術予備校に通うのは当たり前な話なんで、
桃寧タソと絡んでも不思議はなかろうて喃。
771名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 21:34:58 ID:xFPr2xQD
GJ!
リクオはゆずぽんと経験アリかw
772Ghost Train Song -27-:2006/02/11(土) 05:29:10 ID:vz46Sadu
腕の中で横たわっているのは、想いを寄せていた幼なじみが死んで以来、誰の手も受け付けさせなかった体。
それでも、あの時の柚原とは違う、むせ返るほどに色香を溢れさせている女の肢体。
処女を青臭く信奉するつもりはないが、それでも、好きな女が初めての男に自分を選んでくれたことに、
感慨を隠し通すのは無理だ。
少なくとも、顔も知らない人間の痕跡に嫉妬をつのらせる必要はない。
そして、だからこそ、優しく抱いてやらなければならないと思う。
シナ子の初めての夜を台無しにしないように。時間をかけて、
ようやく開き合わせた心と体を、互いに隅々まで確かめられるように。
好きなようにといわれたところで、抱いている女の性感を汲み取れるほどの経験などありはしないから、尚更だ。
柔らかな髪を撫でると、シャンプーの香りがわずかなアルコールと煙の匂いを混じらせながら湧き立ってくる。
「ん…」
甘えかかる猫のように目を閉じて、シナ子は喉を鳴らした。
初めてみせる、俺を許し切った表情に胸がうずいて、頬となくひたいとなく鼻筋となく、キスを浴びせる。
「ふふ」
含み笑いをこぼしながら、シナ子が唇を尖らせて、そこにもキスを要求する。
触れさせると、今度はシナ子から舌を割り入れて泳がせてくる。
大胆に口腔を跳ね回って俺を捕まえようとする、柔らかくてしなやかで温かい粘膜は、
それだけで女の肉を強烈に想起させて、情欲を更に深い繋がりへ傾けて昂ぶらせていく。
773Ghost Train Song -28-:2006/02/11(土) 05:31:17 ID:vz46Sadu
先導役は俺でなければいけない筈なのに、ためらいなく手を取って先に連れて行こうとするシナ子の姿は、
大学時代のそれとダブって見えた。

肝心なところは一線を引いて守りながら、何時も無防備な姉御肌に、惹き付けられずにはいられなかった。
そして、その懐かしい時間から何千何万と時計の針が回っても、俺の想いは少しも揺らぎはしなかった。
それは、輝かしいばかりの気丈ぶりが、そう健気に振る舞っていただけだと知った今も変わらない。

「ん、ふうっ」
シナ子の頭を抱え寄せたままで、空いた手でふくよかな乳房を揉み込む。
昂揚で張りを増して、ピンク色の乳首を固く起こしたそれは、
女の性を主張するように、更なる快楽を要求するように、たなごころに小気味よく吸い付いてくる。
「ふっ、ふわっ、あ、あ、あぁん」
「気持ちいいか?」
指の間で乳首を転がしながら練るように、そして、綺麗なお椀形を整えるように。
「あ、やぁ、やだ、訊かなくていいよ、あん」
「隣、寝入ってるみたいだから、もっと声上げても大丈夫だよ」
「ふあっ、あ、もう、エッチ、や、あ」
火照ったシナ子の頬が、官能をしたたかに刺戟する喘ぎ声の中で、拗ねてかわいく膨れる。
それでいい。殻を一枚いちまい脱ぐように、俺に見せたことのない姿を晒して欲しい。
774名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 06:35:54 ID:wx4BObWy
(ノ゚Д゚)おはよう
早起きは三文の徳ですな。
こんな時間にありがとう。
775名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 08:47:19 ID:NbUItwZo
OK、オナ禁しながら続きを待ってる。
しかしシナ子は本当にエロいなwwww
776名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 03:54:16 ID:s5nyIa2c
ほす。
777名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 08:39:46 ID:pVsqsS2H
スカパーで羊のうたを見たが、あんまりピンと来ませんだした。
778名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 20:17:25 ID:DovDZZsh
だって声が林原だもん
779名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 23:49:34 ID:IgNFtICi
続きマダァ-? (・ω・` )っ/凵⌒☆チンチン
780クマクマ:2006/03/06(月) 05:52:03 ID:0nD5+ho+
ちょっと腸炎が長引いて、サボリくせがついてしまいますた。すみません。
781名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 23:10:45 ID:4kG5GjPe
age
782名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 23:16:49 ID:DGnOsUcK
腸炎とな!
お大事に。
783名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 05:00:54 ID:rWJsMgVD
健康第一ですからね。
お大事に。
784名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 22:15:54 ID:/JVYKlIo
保守
785名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 21:13:24 ID:ez6GzX6g
age
786名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 09:34:18 ID:pPkucXzL
前から思ってたんだが、このスレ読者の質が悪いよな
787名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 14:00:54 ID:Cpto21kF
OK、>>786のように質の高い読者を目指すぜ!
788名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 15:36:22 ID:pPkucXzL
頑張ってくれ
789名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 04:23:43 ID:J7gfnRK4
クマ氏の執筆中の情事…暗い魚住の古アパートの中で、同じ床で声を漏らす男女…
何じゃ、こんな素晴らしいスレがあったのか。
790名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 22:41:02 ID:Ac6sgTLY
冬目先生もセックスしたりフェラチオしたり、クンニされたりしてるんだよね。
中田氏したいなー(;´Д`)'`ァ'`ァ
791名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 14:25:47 ID:KJaTCfjY
「オレは確かにあんたを憎いと思ったんだ・・・」

なのに・・・・・。

そして俺は黙って間尾の目を見つめていた。右目と、髪の間から僅かに覗く左目・・・。
間尾は・・・・悲しんでいるような、哀れんでいるような複雑な顔をしている。
俺も同じ顔をしてるのかもしれない。
同じ顔?
彼女を憎いと思ったのに?
違う、俺には間尾と同じ顔は出来ない。
俺の顔には傷が無い。
間尾の、絶望と、裏切りと、怒りと、悲しみの刻まれた傷が。

俺は、ゆっくりと間尾の髪を掻き揚げた。
「・・・釘町くん・・・?」
ほんの少しだけ、間尾が驚き、不安そうな顔をする。
確かに醜い傷だ。顔の左側、その半分を覆っている。
俺はそのまま間尾に顔を近づけ、ゆっくりと傷に舌を当てた。
「・・・・!」
間尾が一瞬身を震わせる。さすがに意外だっただろう。
だが俺は、構うことなく、ゆっくり舐めつづけた。
目の下からゆっくり円を描くように眉間を通って額へ。
そこから一旦舌を離して頬に。
傷全体を舐めまわした。

792名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 14:26:30 ID:KJaTCfjY

間尾は特に抵抗しなかった。
やがて目を閉じ、俺に身を任せた。
心なしか息が荒い。
鼓動が伝わってくる。
舌を離し、一瞬見詰め合う。
そしてゆっくり、お互いの唇を重ねる。
静かな鼻息と、柔らかい唇の感触が
彼女を愛しいものに感じさせた。
舌を入れ、お互いの舌と唾液を絡ませる。
深いキスをしたまま、間尾の背中から腰に、腰から尻に左手を動かす。
そしてそっとスカートをたくし上げる。下着の上から愛撫をすると間尾の鼻息が更に粗くなった。
口を離し少し体勢を変え、手を前に持ってくる。
ゆっくりと下着のなかに手を通す。
「ふ・・ん・・・」
間尾が声を漏らす。
割れ目に沿って指を動かすと、少しして粘液が絡み付いてきた。
動きを早くする。
中指を少し入れる。
「・・・・!」
一瞬強張る間尾の頭を右手で優しく撫でながら、指を出し入れする。
その内人差し指と合わせ根元まで動かしていた。
間尾がゆっくりと頭を上げる。
793名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 14:27:08 ID:KJaTCfjY
無言の合図。
俺はゆっくり間尾の下着を脱がせ、
間尾はゆっくり俺のファスナーを下ろした。
そして間尾は少し屈むと、俺のモノをゆっくり手で愛撫し始めた。
ぎこちない動きだが、ほどなく先走った液が出てくる。
間尾は一瞬迷った顔をして、そっと舌を伸ばしてきた。
よっぽど恥ずかしいのか顔が真っ赤だ。
裏から先端へ、そして横へ丁寧に舐めていく。
俺がさっき間尾の傷にしたように。
俺は、自分の中の興奮という火薬が点火寸前なのを悟った。
「間尾・・・・俺、もう・・・・」
間尾が愛撫をやめ、俺を見上げる。
不安な表情が僅かな罪悪感を生むが、もう止められるわけが無い。
間尾自身だってその筈だ。
俺はもう一度間尾を抱きしめた。
そしてゆっくり持ち上げる。
背は高い方だがやはり女の子だ。軽い。
机に腰掛けさせて、もう一度見詰め合う。
間尾も覚悟を決めたようだ。
先端を軽く押し付け、スジに沿って入り口を探す。
そして俺はゆっくり挿入を始めた。
先が少し入り、急に狭まった所に当る。
間尾が唾を飲みこむ音が聞こえた。
「間尾、力、抜いて・・・・・」
無言で頷くが、中々力の抜ける気はしない。そうだよな。
俺はゆっくり、先を出し入れし始めた。
間尾を優しく撫でながら。
安心したのか少しだけ間尾の力が抜けてくる。今の内か。
「間尾、いくよ」
「え!?」
俺は間尾を待たずに一気に貫いた。
「・・・!!いっ・・・・っ!」
間尾が声にならない悲鳴を上げる。
多少罪悪感はあったが、強引にいかないといつまでも出来ない気がした。
目に涙を溜めて耐えている間尾を抱きしめた。
今は黙っていた方が良さそうだ。
やがて間尾も落ちついてきたようだ。
「・・・ごめんな。こうでもしなきゃ・・・」
「・・・うん・・大丈夫・・・・・・」
間尾は涙目で精一杯笑いながら俺を見る。
794名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 14:27:52 ID:KJaTCfjY
「・・そろそろ・・・・動いていいよ・・・」
間尾の言葉で俺はゆっくりピストンを始めた。
絡み付く間尾のヒダ、粘液。
強く吹きつけられる間尾の吐息。
やがて間尾も自分から腰を動かしてきた。
「・・・ふっ・・んっ・・んっ」
間尾の必死に押し殺した声が頭に響く。
俺はまた傷を舐め始めた。
間尾はまるでそこが性感帯であるかのように大きく震えた。
20分位そうしていただろうか。
間尾の声がどんどん大きくなる。
「間尾・・・・おれ・・・そろそろ・・」
「わ・・・たしも・・・」
大きく息を吸って、お互い腰を振る力を強める。
次の瞬間、間尾が背中を大きく反り、膣内が急速に狭まった。
そしてそれに絞られるように俺も勢いよく彼女の中に射精した。
頭の中が白くなり意識が薄れていく・・・・。

目が覚めると、間尾は窓辺に立っていた。
下着は既にはいてるようだった。
どうやら俺のファスナーも閉めてくれたようだ。
少し情けなさを感じながら間尾に近づく。
「・・・・これから・・・どうするんだ・・・」
「どうもしないよ・・・。ここにいて、爆発するのを待つか、警察がくるのを待つかだけ。
後者は間に合わないだろうけどね。
君も早く逃げた方がいいよ。」
「・・・・一緒に・・・」
「馬鹿言わないで。私は君の友達も、関係ない人も沢山・・・」
「わかってるよ!でもお前が死ぬのも嫌なんだ!
離れるのも・・・・・。大切なものはもうお前だけしか残ってないんだ。」
「・・・・・わかった・・・・一緒に逃げよう。
これもって。あの掃除ロボまた襲ってくるかもしれないから。」
間尾はあの模造刀をおれに放り投げた。
「ねえ、釘町くん。私、もう一人じゃないのかな。」
期待と不安を混ぜたような声で聞いてくる。
「ああ。いつまでも一緒だ。」
俺ははっきり答えた。
「・・・・・ありがと。」
間尾は今までに見た事ない嬉しそうな可愛い顔で礼をいい、
俺の模造刀をもった手を掴んだ。


795名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 16:37:02 ID:fILBqA/u
>>791-794
間尾萌え増大中のウリからオマイに拍手を送りたい。
796名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 11:04:32 ID:tr/ShIeK
>>791
久々の職人様グッゾブ。間尾が妊娠したらこれから大変そうだなw
797名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 23:29:31 ID:vUkdSU9A
age
798名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 00:25:45 ID:NRMo35ke
てぃんこ勃った…
799名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 14:42:28 ID:8ij3Su9o
クマクマ氏に期待しつつ、間尾に萌え
800名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 02:01:27 ID:DRMRI9Bv
あげる
今月のアフタは激ツボだった
801名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 20:45:12 ID:8cpBDsAH
あげる
冬目タンの自画像で抜いた
802名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 19:45:26 ID:bsaSpHBk
どの自画像?
803名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 13:10:16 ID:P88wmCn2
804:2006/05/05(金) 17:03:11 ID:v3/SWSCz
ま、マジっすかー(´Д`;)
止めてくださいっす
805名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 00:53:21 ID:IftLu6dK
むぅ・・・・・・・

作者萌えとは置くが深いな











なんか前にも同じ事言った気がスル
806名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 06:39:12 ID:TDyPvluq
>>804
不覚にも萌えた
807名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 23:50:32 ID:8YFO+u1D
ももねタンにえっちないたずらがしたい
808名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 16:10:38 ID:Ql0Qw+gZ
なんかSSよりもクマ氏の健康の方が気になる・・・・・・・・・・
音沙汰無いけど大丈夫かい・・・・・・?
809名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 16:58:26 ID:JBp8Xz09
ま、早く良くなってくれ。
810名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 21:18:42 ID:+vnxC8Ut
以下、本日終了した
【ZERO】間尾洋子…なんだけどね…。【冬目景】
からの転載

929 以上、自作自演でした。 sage 2006/05/06(土) 12:09:02
(古いアパートの一室、一人の男が帰宅)
釘町「ただいま」
間尾「あ、おかえり。バイトどうだった?」
釘「はは、疲れた。うん、いい匂いだな、ハヤシライスか?」
間「得意料理だからね、待ってて、後はサラダ斬るだけ・・・・・・・・痛ッ!」
釘「どうした!?」
間「指、斬っちゃった・・・・・でも傷は浅いから・・・・・」
釘「貸して!」
間「え・・・ちょ・・・・・」
(間尾の指を舐める釘町。顔を真っ赤にしてどぎまぎする間尾)
間「く、釘町くん・・・・・・・・・」
(見詰め合う二人・・・・・・やがて指ではなく間尾の口にキスをする釘町)
間「だ、ダメだよ・・・釘町くん・・・・・ハヤシが醒めちゃう・・・・・・・・」
釘「ハヤシよりも・・・・・お前が食べたい」
間「釘町くん・・・・・・・・・・」
(そのまま夜のお勤めに入る二人)






うん、どっちかっていうと俺の願望。
811名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 18:41:31 ID:gisNuQHt
>>810乙なのだが、キャラネタ板に張ったとしたらやりすぎかもしれんね。
気が向いたら続きをかくべし。
812名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 03:21:26 ID:E8TrDPqB
>>811
いや、乙とか続きとかいわれても・・・・・・・・
私は勝手に転載しただけだから・・・・・・・・・
813名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 08:43:37 ID:WpLKy64x
杏子さんが若返ったのは、尿もれ予防に膀胱と膣を鍛えたりして。
814名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 07:38:47 ID:YOwqJ3qm
沙村の縛絵のモデルは姐さんということでFA?
815名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 02:11:11 ID:+pITHQaV
「さ、S村くん・・・・もうちょっと緩く・・ん!・・・・う・・・」
「大丈夫ですよ・・・・。きつくてもあまり痛くはないでしょ?」
「う、うん・・・・でも・・・・・ん・・・・・・・」
「おや・・・・?T目さん少し濡れて・・・・・」
「ば・・・・・!そ、そんなこと・・・・ないよぅ・・・・」
「気持ちよくなってきたんじゃないですか?」
「・・・・・・・もう・・・・サイ・・テー・・・・・ん!」
816名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 02:29:20 ID:RGVXXvrW
>>814
うp! うp!
817名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 09:14:14 ID:EI4iOlv4
>>814
切にうp希望
818名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 22:46:35 ID:Rq71anWu
>>816
>>817
ごめん、書き方が悪かったな・・・・・・
ttp://homepage1.nifty.com/mugenin/samura.htm
>責め絵を描くのが趣味で、100枚描いたら責め絵集「婦縛百景」を刊行予定
>続・官能劇画大全5 椋 陽児第3作品集 「淫靡邸の美少女」(ソフトマジック)
> 新鋭劇画家・沙村広明に緊急インタビュー 話題のネオ時代劇画『無限の住人』の作者が語る責め絵の世界
>・8ページ。
>・内容は責め絵に関して。

とかから勝手に妄想しただけ。
819名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 22:50:36 ID:Rq71anWu
沙村氏がそういう絵を書いてるのなら
姐さんがモデルというのもこのスレ的には有りかなぁ、と。
別にそういう絵があるとか持ってるとかいう訳ではないです。
すいません。
820名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 23:54:38 ID:AJX2yIY0
なるほど。
冬目せんせいにも、いやらしい絵を描いてほしいなあ。
821名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 00:16:07 ID:U9sgmSXk
水着も書かない人だからねぇ
822名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 00:42:28 ID:f/T0oAV7
>>813
するとシナコも・・・?
そして不思議な快感を覚えるようになって
毎晩自慰に明け暮れる二人。
823名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 20:28:51 ID:BoTQY1jZ
大学時代冬目景先生は沙村に女装させて
楽しんでたという話しじゃないか(無限の住人帯コメント)
きっとその時沙村は変態に目覚めたんだろうな
824名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 22:09:50 ID:ytKQ2tiG
その話よく聞くけど
>無限の住人帯
がソースだったのか。
姐さんのコメント?沙村のコメント?
具体的にキボン。
できればうp・・・・・・・・・・・・・
825名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 23:24:52 ID:Iy5PoN4U
全裸で手足を緊縛された景タソに、
そそり立った生デカマラぶち込みたい!
「いやぁ〜!それだけは絶対いやぁ〜!!」
反狂乱で激しく抵抗する景タソ…(;´Д`)'`ァ'`ァ
826名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 23:29:47 ID:08oPkfHx
いや、姐さんなら千砂のように軽蔑しきったの冷たい眼で
睨みつけてくれるはず。
827名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 08:55:08 ID:AQXNV+fB
>>824
沙村。六巻くらいだったと思う。
俺は持ってないからうpはできない。
古本屋で確認してきたら?
828名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 06:12:05 ID:v7Tophk9
>>822
晴ちゃんの膀胱を洗いたい。
829名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 15:32:39 ID:CsOCfzyd
熊熊生きてる?
830名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 15:34:58 ID:BHrvf/MC
いつか戻ってくると信じてるぞ
831名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 18:15:04 ID:fdGm83RN
リクオ×ハルのはありませんか
832名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 19:12:13 ID:LqpOXuFU
ハル相手にあり得ないっすよ
833名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 21:53:30 ID:Nj05ceEk
834名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 18:30:22 ID:GWoceA7k
age
本スレの244から247の流れをみてたら
これを思い出した。
ttp://1upkinoco.net/insect/cosplay/genre/last/index.html
835名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 18:31:19 ID:GWoceA7k
間違えた。こっち
ttp://tungs.sakura.ne.jp/hank/hal.html
836名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 02:59:42 ID:WOYDn+4x
>>835
これはえろいな。
初めてハルでドキッとした。
837名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 03:26:51 ID:6e10Cfjm
これでSSを作ってくれる神を待つ。
838名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 03:27:32 ID:6e10Cfjm
ご、ごめん、あげちゃった・・・・・・・・・・・・・
839名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 17:50:29 ID:k/CL9Qz9
本スレは姐さんに対する欲望のレスが豊富なのに
エロパロのこのスレは何故か過疎ってる事実!!
840名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 20:09:22 ID:7wB/qXWH
>>839
>姐さんに対する欲望のレス

詳しく
841名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 22:27:44 ID:dG0nZ4za
もう向こうがエロパロスレでもいいかも・・・・・・・
842羊のうた  :2006/07/05(水) 13:55:13 ID:gcuqocOQ
−−−高城家にて−−−
「姉さん!頼むから、頼むから僕の血を飲んでくれ!!」
 水名瀬さんからの説明で、姉の服用している薬が心臓に大きな負担をかける
事、そして千砂の体がもう末期的な所まで追い込まれている事を聞いた一砂が
千砂に叫ぶ。
「一砂、その話はもうしないって言ったじゃない。話がそれだけなら着替えて
くる」
 自らに背を向けた姉に対し、一砂は奇病にも似た激情が全身を駆け回るのを
感じた。
「なっ、一砂」
 体が反応した、今まで押さえつけられていたコンプレックスや肉親への情、
異性への興味・欲などが一気に吹き出したかのように背後から千砂を抱きすく
めセーラー服の裾から手を差し入れた。
「姉さんが居ない世界なんて無いと同じだ・・・、頼むから僕を置いていかな
いでくれ」
「・・・一砂、しようか」
 千砂の胸を弄ぼうとしていた手が止まり、一砂が信じられないという表情で千砂を見る。
「姉・・さん」
 千砂が黙って一砂の方に向き直り、一砂の首に腕を回す。
「んっ・・」
千砂の吐息に混じって華の香がした。

「なんだか恥ずかしい」
 千砂の頬に朱がさしている。一砂がお姫様だっこで千砂の部屋まで運んでいるからだ。一砂は千砂を畳の上に寝かせた。これも千砂が
『昼下がりの情事はやっぱり畳でしょ』
 と言ったからだ。確かに畳の上にセーラー服姿で横たわる千砂は扇情的で、
上着との境目に見える透き通った肌や、プリーツスカートから覗く真っ白な内
腿は男の野生を暴走させるには十分すぎるほど魅力的だった。
 一砂はシャツの前をはだけさせた状態で千砂に覆い被さった。
843羊のうた  :2006/07/05(水) 14:00:31 ID:gcuqocOQ
ええと、【スレが無い作品】のスレに誤爆したレスです。
続きは鋭意執筆中ですがレンタルで見たために色々危なっかしいです。
エロに突入する前に修正できればしたいのでよろしくお願いします。


あと・・、逝ってこいと仰せであらば逝ってきまつorz
844名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 14:03:18 ID:+jh9fTOg
久々の職人降臨!
「姉さん」と読んでいるのが気になるけど気にしない。
845羊のうた  :2006/07/05(水) 14:39:52 ID:gcuqocOQ
あ、やっぱり千砂でしたか・・・
他に気になる点ってあります?
846名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 15:27:13 ID:+jh9fTOg
後は・・・・「僕」かな?
まあ余り気にせず良い仕事を。
847名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 12:27:15 ID:F/iOXUG6
>>842
GJ!
千砂×一砂は一番好き。

修正点としては、「姉さん」じゃなくて「千砂」
「僕」じゃなくて「俺」、「水名瀬」じゃなくて「水無瀬」位だとおもう。
848名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 11:56:46 ID:WaJK+ppy
千砂×一砂を書いてみようと思う。長編になりそうだけど……
849名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 12:11:15 ID:QoTTS6aW
頼んだ
850名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 18:38:37 ID:WaJK+ppy
ラストまでの構想は一応出来てるんで、後は書くだけなんだけど……
ところで他の職人さんはどんなテキストエディタを使ってらっしゃるのか。
当方Wordとメモ帳しかないので。
こういうの書くの自体初めてだからなぁ。
851名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 19:53:33 ID:N6J4ai6f
>>850
当方は秀丸。

別にエディタで書く内容の良し悪しが変わるわけではないが、
メモ帳はちと機能が物足りないとか、Wordはテキストを書くだけには
無駄な機能が多すぎだとか、そんな理由で。
852名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 22:01:13 ID:8/XczLub
>>851
ありがと。コレで書いてみる。
しかし書いても観てくれる人がどのくらいいることやら○| ̄|_
853名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 00:06:04 ID:BbBXX1E8
すくなくとも俺は観ている!
854848灰:2006/07/13(木) 02:53:47 ID:baUDK3Kb
とりあえず5時間ぶっ続けでやってプロローグと第一日目を完成させた。
勉強もコレくらい続くといいのに。
推敲まだだからもう少し待ってくだんなされ。
850にも書いたけどこういう文章(小説?)を初めて書いたので、
至らないところも数多あるでしょうから
気になったところがあればどんどん言ってくださいな。
あと、大統領だって(ryだが
ストーリー重視で書いてるので工口が薄いのは勘弁な。

それでは明日の夕刻ごろにはアプします。
まぁ、期待せずにまっててくださいな。
855842:2006/07/13(木) 14:15:00 ID:8i39RHZR
>>850氏
 私は一太郎で書いています。
文書スタイル:字数35・行数64、折り返しが手打ち・・・(-_-;)
856名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 14:42:14 ID:+E7b/ZWr
俺は秀丸だな。

まだお試し制度あるなら試しに使ってみればいいんじゃね?
一度自分が使い易いよう設定すると他の使えなくなる。
それなりに高いからそこも考えて。
857名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 15:20:08 ID:BbBXX1E8
おれはフリーのMKEditor使ってる。秀丸の簡易版みたいな感じ。
858848灰:2006/07/13(木) 18:06:23 ID:baUDK3Kb
↑灰ってなんなんだよ、俺。コンナの書いた記憶がない。
けど燃え尽きてる感が出てるので、もう自棄でコレで行くことにする。 

最初に。
 ・この物語は羊のうた本編二十話からの構成になっております。
 ・この筆者は千砂至上主義なので本編とは違うエンドを目指して書くつもりです。
 ・必ず完成させますのでまぁ生暖かく見ていてくださいな。
 ・大統領でもぶん殴ってみせらぁ。けどストーリー重視で書いてるので工口が薄いのは勘弁な。
 ・読み終わった方は一言でも書いてくれれば、創作意欲があがる気がしないでもないです。
 ・その際良かったところ、至らないところを書いてくれると更に更に(ry。

では、拙作スタート。
859848灰 :2006/07/13(木) 18:07:58 ID:baUDK3Kb
第?日

「誰?」と少女は言った。
 黒髪の鮮やかな少女だった。
「君こそ誰なんだ?」と少年は言った。
 外見の凡百な少年だった。
 少年は何かがひっかかっていた。奇妙な違和感。まるで彼女を昔から知っているような。
 しかし少女はピシャリと一括した。
「まず私の質問に答えなさい」
「俺はこの家のものだ」
「あら奇遇ね。私もこの家に住んでるわ」と少女は片方の口端を吊り上げ……
「ふざけないで、私がこの家の主よ。アナタは誰なの、泥棒さん?」
 彼女はその柳眉までも吊り上げている。
「だから言ってるだろう。俺はこの家に住んでいた。泥棒じゃない。最近は訳あって別のところにいたけど」
「私はずっとこの屋敷に住んでいるけどあなたなんて見たこともないわね。ねぇ、あなた名前は?」
「一砂。高城一砂だ」
 それを聞いた途端、少女の顔が呆けた。その表情は次第に驚愕へと変わり……
「あなたまさか!」
「そういうあんたはなんて名前なんだ?」
「ふふ、あははははは、そう、そういうことね」少女は何がおかしいのか急に笑い始めた。
「おいあんた、聞いているのか?」
 漸く身体の震えを止めた少女はこちらを見据えこう言った。
「私? 私の名前はね……」
 ──瞬間、思い出した。
860848灰:2006/07/13(木) 18:16:34 ID:baUDK3Kb
第一日
 
 平凡だと思っていた自分は遠い霞の中。
数週間前のアレ以来、彼の価値観は完全に覆された。
それを彼に告げた少女は今、穢れをお湯で今日の疲れとともに流している。
 つい昨日、江田のおばさんに別れを告げ、ここへ来て共に暮らしはじめた姉は十七とは到底思えぬ貫禄を備え、また掴み所がなかった。
 未だ実感などない。彼女が自分の姉だということも、他人の血が欲しくなるなんてことも。八重樫にもさぞや心配を掛けているだろう。
 一砂は気づくと八重樫の事を考え始めていた。
 彼女の事が気がかりだった。あんなこと言わなければ良かった。
俺は彼女に懸想しているのだろうか。いや、違う。
心配し理解してくれる人を望んでいるだけなのだ。
 想いを巡らせているとするりと障子が滑り
「あがったわよ。あなたも入りなさい、一砂」と語りかけてきた。
その声は静かだったが、とてもよくこの和室に響いた。
一砂はそれを聞きつつ
「ああ、わかったよ千砂」と風呂へ向かった。
千砂と擦れ違ったとき石鹸のとてもいい香りがした。果物か何かだろうか。
その甘い匂い……一砂にはその香りがとても──
「どうしたの一砂?」声をかけられ、気づくと一砂は千砂のすぐ後ろに立ち、千砂を振り返って凝視していた。
「いや……なんでもないよ」
彼は改めて脱衣所へと向かった。


 掛け湯をし湯船に浸ると、昨日の事が厭でも思い出された。
 また血を吸ってしまった。
行為のあと、落ち着いたところで思い出すとその心は罪悪感で溢れかえった。
 初めてではなかったものの幾ら経験しようが嫌な事にかわりはない。
しかし一砂がもっと恐れていたのは行為ではなく、
食事や排泄などと同じように、日常のものとなることだった。
先程千砂に貰った劇薬。アレを飲む日も近いのだろうか。
 あの時の情動。実姉の血を舐めていた時に感じたのはまるで性衝動のようだった。
 堪えようの無い興奮、そして行為後の悔恨。それは若気の至りで女性を押し倒してしまった青少年のようだと一砂は感じたが、すぐに吐き気を催し湯船から出ることで想像をうち切った。
 嫌な思考と穢れを落とし、新しい服に着替えると一砂は自室へと向かった。


 暇をつぶそうと自分の荷物から本を出そうとしたが見つからなかった。置いてきてしまったことを思い出し、この部屋の本棚をみたものの自分が理解できそうなものは一つとして無かった。
 仕方無しに読書を諦め、一砂は茶室へと向かおうとした──刹那。
 苦痛が彼を襲った。幾度か経験した苦しみ。吸血衝動に他ならなかった。
一砂は頭を抱え、うつぶせに倒れこんだ。
 物音を聞きつけてか千砂が障子を開けてその姿を見せたが、
それを見る余裕などあるはずもなく、一砂はただ苦しみにうめくばかりであった。
「落ち着いて! いま薬を──」
振り返り、駆け出そうとした瞬間、一砂の手は彼女の手首を掴んでいた。
 すぐに戻ってくるわ。不安なのだと思いそう言おうかと思ったが、違う。
一砂の目は虚ろであったが奇妙なほど爛々と輝き、千砂の目をまっすぐに見つめてくるのだ。
「ど……」うしたのという暇もなく、彼女は畳の上に押し倒された。
 すると彼の手は突如として千砂の衣服へとのび、力任せに──
「やめて! 一砂っ」彼女は必死で抵抗した。
しかし衝動の作用だろうか、彼女の細い腕で振りほどけるような力では到底なかった。
 だがまだ女性経験のない一砂が女性の服を脱がせることは簡単ではなく、ましてや和服ともなれば尚更だった。
 とうとう耐え切れなくなったか一砂の歯は千砂の肩の辺りを切り裂き、血を滲ませた。
一砂は貪るようにして血を啜り、更なる悦楽を求めた。
 しかしそうこうしているうち、痛みに耐えられなくなったか、血で、かりそめの安息を得たか、兎にも角にも一砂の意識は深淵へと沈み、千砂は漸くその手から解放されたのだった。
861848灰:2006/07/13(木) 18:17:46 ID:baUDK3Kb
 三時間後、目が覚めた一砂は横たわったまま時計を見て、ちょうど一刻前に日付が変わった事を知った。
 そして、先程の行為を思い出し一砂は愕然とした。
なんて事をしてしまったんだっ!
だが、彼の心が後悔の色に彩られるより早く千砂が部屋に足を踏み入れた。
「起きたのね」と彼女は言うとまた出て行ってしまった。
当然だ、と一砂は思った。自分を襲った相手だ、嫌われたのだろう。一砂は自分を殺してやりたかった。これからもこのような事があるのだろうか。
 知らずのうち、一砂は自らの頭に手を伸ばし乱暴に掻き毟っていた。
とても痛そうだったが身体は行為をやめる事を拒んだ。千砂の先程受けた痛みに比べればこのくらいなんだというのだろう。
「何をやっているの!」と千砂は手に持っていたものををかなぐり捨ててこちらへ駆けて来た。何故戻ってきたのだろう。
何かゴン、と鈍い音がした。
「貴方が心配だからに決まっているでしょう」
 どうやら知らず声に出していたらしい。床を見ると二つ分の湯呑みが転がっていた。
畳は濡れており、そこから湯気が立ち昇っていた。
「あなたは取り乱すだろうからお茶を取りに行ったのだけれど……」
本当なのだろうか。無理をしているのではあるまいか。
「怖かったでしょう。悔やんでいるでしょう。でも私は大丈夫、気に病む事は無いわ」
 言って彼女は彼を抱きしめた。胸の中で彼は震えていた。それは恐怖か悔恨か。彼女には分からなかったが代わりに千砂はさらに強く彼を抱擁した。
その光景は一枚の名画のようであり、永遠に続くと感じられた。
 だがその絵は突如動き始め、彼は顔を上げた。
 一砂は謝罪しようとしていたがおもうような言葉が見つからないようだった。
 それが千砂にも伝わったのだろう。一瞬微笑んだようにも見受けられた。それは一砂が始めてみる笑顔ともいえぬような笑顔だったが、彼はその笑顔が何物にも変えがたく、まるで聖母の微笑みのように感じ、落ち着きを取り戻したようだった。
 しかしその束の間の安息も次の千砂の言葉によって脆くも崩れ去ることになった。
862848灰:2006/07/13(木) 18:18:18 ID:baUDK3Kb
「私が欲しいの?」言って、彼女はまっすぐに一砂の目を見た。
一砂は驚きか、はたまた罪悪感からか彼女の視線を真っ向から受けることが出来ずにただ、俯いてしまった。
 二、三秒の沈黙。それは客観的には短いのだろうが、
一砂にとってこれは文明の誕生から現在までほどの時間に感じられた。
 しかしその不動の世界は彼女の次の動作によって滅びた。
彼女はやおら彼の下腹部へと手を伸ばしたのだった。
 一砂は驚愕のあまり声も出せなかったが、しかし悲しいかな男の身体よ。
彼の男性器はしっかりと硬くなっていた。
 千砂のほうはというと静かに微笑んでいた。しかし聖母は既に不在なようで、その微笑みは酷く淫靡で蠱惑的だった。
 彼が見惚れている間に千砂は彼の肩をポンと押すと簡単に畳へと倒れた。
そのまま彼女は彼のチャックを開けると陰茎を取りだし、童女のような小さい手でそれをゆっくりと扱きだしたのだった。
「うっ。ああぁ」数分間のサイレント映画がトーキーに変わった。
彼も男だ。自らを慰めることもある。いつもと同じ右手での規則的な往復運動。
 しかし今、自分の実姉によって行われている行為は
実の姉にしてもらっているという背徳感や初めてということもあってか自分でするそれとは比べ物にならなかった。
 千砂は何でもないような顔こそしているが良くみると頬がほんのりと赤み掛かっていた。
唇が乾いたのか舌で自らのそれを一度舐めまわした。
 その姿が酷く扇情的で一砂は──
「どうしたの。また硬くなったわよ?」淫靡に笑う。
「だ、だめだ千砂。姉弟でこんなこと」
 ようやく意味のある言葉を口にした一砂だが。
「何を言ってるの今さら。こんなにカチカチにさせちゃって。
やめてほしければまずコレをなんとかなさい」
そういうと千砂はサディスティックな笑みを浮かべ正座していた足を横に流し、
仰向けに寝転がっている一砂のモノを扱くスピードを更に速めた。
「ッ……」
もはや声にならない一砂の叫びは精液となり尿道を駆け上がってきた。
 しかし千砂は陰茎を強く握り
「誰がイっていいと言ったの?」
と優しく、しかし愉しんでいるような調子で言った。
 一砂は奈落へと突き落とされる思いだった。
 数十秒前の自分の言葉さえ忘れ、
彼はただただ絶頂を迎えたい気持ちで溢れかえっていた。
「ど、どうして……」
「さっき貴方はいったわね。『姉弟でこんなこと』って。私もそう思ってね?
 だからやめる事にしたのよ」
「そ、んな」
「でもね。私は貴方を愛しているわ。姉弟としてではなくね。
だから貴方も私を愛しているなら言って頂戴。『自分は千砂のものです』とね」
普通ならばそれは屈辱的だっただろう。
 もう彼には理性など残っているはずもなく一砂は
「お、俺は……千砂! お前のものだっ!」
「ふふ。即答してくれて嬉しい。待たせちゃってごめんね。思いっきりイって頂戴!」
 千砂の手が三つにも見えた気さえする。
それほどの速度で彼女の手は再び動き始めていた。
「ほらっイクのよ! イッパイ精液吹き出しなさい!!」
 言われるまでもなかった。
普段の千砂ではありえない言動に激しく興奮し、
情けなくも一砂はわずか十秒ほどで絶頂に達した。
噴出したそれは仰向けになっていたにも関わらず百五十cmほども飛び上がり、
やがて重力に負け、白濁物が彼女の手にこれでもかというほど大量に降り注いだ。
「ものすごい量ね。それに臭い。まったく、お風呂入り直しじゃない
ほら、見て御覧なさいよコレ。指で掴んでも全然落ちてこないわよ」
彼女はその指を口元へともって行き、舌で舐め取った。
「んあぁっ、もう。喉に引っ掛かって飲みづらいったらないわ。どうしてくれるの一砂?」
 しかしその言葉は一砂に届く事はなかった。彼の意識がなくなってきた。目の前が暗い。
一砂はそのまま気絶するように深い眠りについたのだった。
 最後に千砂がなにかを呟いたような気がしたが良く分からなかった。
863名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 22:58:36 ID:+E7b/ZWr
GJ
意見
描写が細かくて全体的に良いと思う。
はじめて書いたにしてはかなり高レベル

文の終わりが、〜た。が多くて動作の連続性がないように感じた。
繋がりを持たせればもっと良い作品になると思う
次回も楽しみにしてる。
864名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 23:05:23 ID:BbBXX1E8
佐渡千(;´Д`)ハァハァ
865名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 14:00:54 ID:OldIcdk8
今月のイエスタデイがエロすぎる件について
866848灰:2006/07/15(土) 00:50:53 ID:ZP5Ay2y+
>>863
ご意見サンクス。
確かに‘だった’みたいな‘た’で終わるのが多いね。
次からは気をつけてみるよ。
しかし書いてみて初めて自分に語彙がないのが分かったよ。
頭ん中で想像するのと書くのではやっぱり違うと痛感。
あと作品上、あまりに現代的な単語は雰囲気を損なうので自粛しているんだけど、エ口シーンは辛い。
硬い文体を使いすぎると萎えるだろうし、逆にすれば前述どおり。……いやぁ難しい。

とりあえず連休中にうp出来るようがんばります。
867名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 01:09:09 ID:hlof3KqP
>>866
wktk
かなり楽しみにしてる。
868クマクマ:2006/07/15(土) 13:20:17 ID:uqfVAptm
  /  ●   ● |  職人さん登場とイエスタ本編の怪しい空気で、
  |    ( _●_)  ミ  盛り上がってキタコレ
869名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 03:47:19 ID:FxV73Cck
熊生きてた━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
体の具合はどうよ
870848灰:2006/07/17(月) 23:07:44 ID:MT7HfFun
いや、>>866嘘だわゴメン。
日常の方は書けたんだが、エロ部分がまだだわ。推敲もせにゃならんし、水曜以降になりそうっ諏訪○| ̄|_
871名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 23:30:58 ID:J4uYp4ny
>>870
昨日からずっと裸で待って待って待ち続けたのにー
水曜まで待ち続けます。
もちろん全裸で
872名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 23:33:22 ID:e05r5BV6
少しの遅れくらい気にすんな。

姐さんよりマシ。
873848灰:2006/07/19(水) 03:34:59 ID:FMw6R/+z
リアルではかつてないほど忙しくなってきているのに、
何故か作業時間が9時間ほどに増えました。
とりあえず工口さん大増量。
早ければ明日の昼間にでもupする予定。んじゃ疲れたので寝ます。
874848灰 :2006/07/19(水) 12:40:17 ID:FMw6R/+z
第二日

「どうですか水無瀬さん?」
「ふむ。少しずつ調子は上がってきているようだね。」
 一見すると医者になどまるでみえないその男は一砂に向かい言う。
 診察されていた当の少女は二人のすぐにそばに、しかし既に華胥の国へと。
その寝顔は穏やかで、さながら眠り姫のようであった。
 時刻は既にお昼どき。食べていくかと尋ねたが水無瀬はやんわりそれを断り言った。
「一砂くんがここで暮らし始めたことで彼女にいい影響を与えているのかもしれないね。
彼女はずっと独りだったから。。──いや、そう思っているのは僕だけなのかもしれないけどね」
 なかば自虐的に笑った男をみて、一砂は何故このような笑みを浮かべるのだろうかと、思うが結局答えは出ない。
「僕では彼女の孤独は癒せなかったんだよ」
 表情を読むのは職業柄お手のものなのか、或いは彼自身の能力か。ともかく彼はまたもや先ほどと同じ表情をつくり
「けどあなたは千砂に信用されています。俺が見てもそれは分かる。
幼い頃から一緒にいたのでしょう? ならそれだけでも随分千砂にとって……」
「結局のところ」遮るように彼は口を開き、
「僕は彼女の家族にはなれないんだ。彼女の心を動かすのはいつもそう。
たぶん判っているんだろうね。所詮赤の他人ごときでは自分を理解し得ないことを。
そりゃあそうさ、彼女はいつも痛みに苦しんでいる。
僕はずっとそれを10年以上も見続けてきた。しかも最近は悼みが加わったから特に酷い。」
 父親の事だろう。長い科白を途中で切って、またもや彼は語りだす。
「二人は互いの存在がギリギリのところで危うくも支えになっていた。
悪く言えば共依存だね。しかしそんな関係はいつまでも続かない。
父親は極限状態に耐え切れなくなって、彼女をおいて逃げてしまった。
彼女は深い喪失感に見舞われ、そこに実の弟である君と偶然にも再会、と」
 またもや言葉を切り一砂を試すがごとく
「何を言いたいのかわかるかな?」
「つまるところ貴方は何を僕に期待しているんですか?」
「その通り、察しがいいね。」
「……会話がつながっていませんけど」一砂は憮然として答える。
「それを言うのなら君だってそうだろう。質問を質問で返すなんてね。
それにその返答は分かってると言ってるようなものだよ」
 大人げない反応だと一砂は感じたがそれを口に出す事はついになく、
来てくれたことへの一応の謝辞を残し一砂はさっさと退室した。
875848灰:2006/07/19(水) 12:41:08 ID:FMw6R/+z
「さて、と」正座していた足を崩して眠り姫へと語りかける。
「いつからだい?」
 すると彼女はパチリと目をあけ
「ばれていたのね。」
「僕は医者だよ、呼吸や眼球運動なんかで一目瞭然だ」言って彼は笑う。しかし彼女は笑わずに問う。
「どうして嘘をついたの? 調子なんてよくなるはずがない。あなたが一番よくわかってるはずでしょうに」
「必要悪だよ。無理に彼を落ち込ませる事なんて出来ない。」続け、笑ってこう答える。
「そのわりに一砂に意地悪をしていたけど、どうしたんです? あなたらしくもない。」
 ぐるり秒針一回り。沈黙がこの和室を支配する。やがて彼は教会で己の罪を懺悔するがように声を紡いだ。
「僕はね、十数年ものあいだ君という花をみてきたんだ、遠くからね」
 若いこの医者は詩人も兼業しているらしい。
「けどね、僕も遠くから花を愛でるだけでは気が済まなくなるんだ。時々──ほんの極稀にその花が欲しいと思ってしまう」
 千砂は黙って耳を傾け聞いている。
「けれど僕は近づけない。口でどう言い繕おうが結局花には触れない。
だってその花にはトゲがあるのだから。過去にそれを身をもって体験したよ。
しかし人は障害があれば燃えるという特異な情動を持っているにもかかわらず僕は感じたんだ。
自分は花を愛でさえ出来ればいいということに。僕はその花を直に愛せない事に……
だから一砂君が羨ましいんだろう」
 哀れな子羊は懺悔を終え
「結局僕が欲しかったのは高嶺の花だったというわけだ。僕は決して君の父や一砂君には勝てないだろう。
けれど僕は見ていたいんだ、いつまでも君を遠くからね。
そのためなら、どんな困難であろうと僕はハデスに魂を売ろうが君を救って見せるさ」
「……あなたは、本当にお節介ね。」
「そのお節介がひとつ忠告しておくよ。」
「なにかしら」
「君はまた同じ過去を繰り返すのかい?」
 途端に彼女の顔が魚を焦がしてしまったような顔になる。それを見て彼は容赦なく言う。
「さっき言ったね? 何故嘘をつくのか、と。
あながち嘘でもないさ。今の君の顔は穏やかだ。少なくとも昔よりはね。
僕はあの時のような君はもう見たくないからこそ言わせてもらうけど、
君は未だ父親に支配されている。いい加減出てきたらどうだい」
 その言葉は小川のように静かだが滝のような激しさに溢れてもいた。
「あなたには関係ないわ。これは私と一砂、二人だけの問題よ」
 再び布団に寝転がり拒絶するよう目を閉じた。
「お休りですか? 眠り姫」
「ええそうよ、あなたのくれた毒リンゴのおかげでね」
 痛烈な皮肉で返し彼女はそっぽを向いた。二,三分もすると呼吸が一定になり、今度こそ寝ているのを確認し、水無瀬はそっと立ち上がり、障子を開けて最後に呟く。
「あのお話はハッピーエンドだったね。そうなって欲しいものだ。くれぐれもエリスのリンゴにだけはなりませんよう……」
876848灰:2006/07/19(水) 12:42:25 ID:FMw6R/+z
千砂が目を覚ましたときには陽はとうに落ち、あたりは既に闇の中。
 時計の針は午後の八時を示している。
 すると何の前触れもなく障子が開き、仏頂面とご対面。
「起きたのか」
 昨日と全く立場が逆だと千砂は思い彼を見る。どうせなら王子の接吻で起きたかったな、
などど考えるが一瞬にしてそんな考えは振り払われる。どうやらまだ寝ぼけているようだ。
「喉が渇いただろう。何か持ってくる」
 そう言い彼は背中を向けると向こうの部屋へと舞い戻る。わずか一分ほどで戻ってくると、よく冷えたお茶を持ってきてくれた。
「持ってきておいてなんだけど冷たいのは大丈夫?」心配そうな表情で彼はそっと千砂を窺う。
 千砂は彼を見つめ返して、
「ええ、少しなら問題ないでしょう。身体も問題ないし……もう心配はいらないわ一砂、
あなたももう休みなさい。今日はずっと私についていてくれたんでしょう?」
「それこそ無用の心配だよ。付きっきりだったわけじゃないし、俺も水無瀬さんが帰ったあとに隣りで休ませてもらったから」
 それでも彼女は頑なに休めという。その度に断ってここに居ようとしたところ、
「ならいいわ、私が勝手にあなたの部屋に行くから」彼女は今まで寝ていたのがまるで嘘のように、素早く立って一砂の部屋へ。
仕方が無いと肩をすくめ一砂も向かう、自身の部屋へと。
877848灰:2006/07/19(水) 12:44:18 ID:FMw6R/+z
布団を敷いて千砂を横にさせる。、
「ねぇ一砂、後悔はしていない?」いきなり語りかけられたからか、
一砂の肩がぴくりと震える。その動作は小動物のようで千砂は少し不安に駆られる。やはり一砂は──
「どういう意味で?」と尋ねるが顔はこちらに向けてくれない。更に不安を強めつつも、
「ここに来たことよ」と彼女は答え返事を待つ──までもなく、
「しているわけが無いさ。自分で考えた事だから……そりゃあ不安が無いといったら嘘だけどさ……」
 それを聞いて千砂はほっと胸をなでおろす。よかった、と。
 しかし次の瞬間その胸が激しい苦痛に見舞われた。
 掛け布団を跳ね上げながら、彼女は尚も苦しみ続ける。
 発作だ!
 見かねた一砂は薬を取りに、しかし場所がわからない。
 訊ねようとするが答えられる状態では到底無かった。
 とにかく手当たり次第に彼女の寝室を探ると幸いすぐに見つかった。
 脱兎の如く部屋に戻り、暴れる彼女の手足を押さえ薬を飲ませる。
それが昨日の行為と重なり酷く陰鬱な気分になったが、
千砂の落ち着く様子を見て無理に思考をかき消した。
 今日はずっとそばについていよう。そう考えた一砂であったが、
千砂の寝言で耐えられなくなり先程の思考とともにその姿をも消した。
 あとに残るは彼女の呟き。涙とともに零れ落ちる。
──ただそれだけ。
「ん…………と、う、さん。……父さん」
878848灰:2006/07/19(水) 12:45:20 ID:FMw6R/+z
 再び彼女は目を覚ます。またも同じく時計を見ると既に今日は昨日になって、針が浅い角度でお辞儀をしていた。
 感覚が徐々に戻ってき、右肩に違和感を感じ、見ると一砂が自分寄りかかり静かに眠っていた。
 彼女は発作が起きた事も思い出し、しかしそばに在る薬包を見て、
「千砂が持ってきてくれたのね」と、知らずのうちに声へと出していた自分に軽く驚いた。
 そして起こしてしまうのではないか、という予感は嫌な形で当たってしまう。
 彼はゆっくりその眼を開き、
「寝てしまったのか、あれ千砂、今起きたの? もう大丈夫?」
「ええ、大丈夫よ。薬、ありがとう。御免ね、急に倒れて」
 決まりが悪いからか千砂を見据えず向かずに喋る。
「千砂のせいじゃないさ。謝る必要なんてない。こっちこそゴメン、寝ちゃって……」
 すると彼女はかぶりを振って、
「それこそ謝る必要なんて……もうやめましょう。いいじゃないお互い帳消しって事で」
 そういうけれども、彼は未だにこちらを向かない。
 一分、二分と過ぎ、珍しく沈黙に耐え切れなくなった彼女はどうしたの、と訊ねる。
 言うべきか言わざるべきか──判断がつかないのか先程と同じくらいの時間の沈黙が流れる。しかし今度は彼女も無言の流れに身をまかせ、眼を閉じ次の言の葉を待つ。
 五分ほどだろうか。漸く重い口を開いた彼は暗がりの中、言語を発す。
 その顔は羞恥にまみれ、
「昨日……してくれただろ? ……ここで。」
 すぐに彼女は思い出す。昨日、自分が彼にした行為を。そしてその罪とを。
 そしてなおも彼は語り続ける。
「最初は憐れみだと感じたんだ、自分に対する……」
違うっ、と彼女は答えたかったがふと考え直した。本当に少しでもそんな感情がなかっただろうか。自覚はなかったが無意識ではそう感じていなかっただろうか。
「……でもさっき千砂が寝言で言ってた。『父さん』って。聞いていたら判ってしまったんだ、自分がなんなのか。」
 一砂は言葉を切り、数秒の沈黙の後、千砂の心中の確信をつく。それは何時かは知られてしまうとしても、余りに早い質問だった。
「俺は親父の身代わりなんだろ?」
 鉛を吐き出すようにして、語りは終わる。
「そう……なのかもしれないわね。確かにそうかも。でも聞いてちょうだい一砂。けれど、あの時はそうでも今は違う。私はあなたの事も……」
「『も』……か。」彼は自虐的な笑みを浮かべる。
 彼女はそれが水無瀬のものと瓜二つであると感じた。
「その愛は錯覚だよ千砂。自分への憐れみと同情で出来ている……紛い物だっ!!」
 その言葉は最後には悲鳴のような叫びに変換される。彼女も負けじと、
「それを言うなら愛なんてすべて錯覚よっ。自己満足と欺瞞と、それに幻想で構成されるものだわ!」
「それはちがう!」
「なぜわかるの!?」
「だって俺は好きなんだ。千砂。あんたの、事を、純粋に!!」
 一言一句杭を打つように力強く言い放つ顔は、まぎれもない強い意志が込められていた。
 あまりに──あまりのことに千砂は声をどこかに置き忘れたかのようである。
「昨日言ってくれただろ。俺を愛しているって、それともアレは勢いだけの事なのか?」
「いいえ、違うわ。でも忘れられない、今でも夢に見るの、あの人のことを」
 彼女は泣いている。涙はいつも怒りか悲しみだけしか映さない。嬉しさなんて見たこともない。
 もしも嬉し涙を流せるならば、その人はきっと恵まれているだろう。
「最近までみなかったの。でも一砂あなたが来てからもう二度目にもなるわ。一度は昨日、二度目はさっき。だって貴方は父さんにそっくりなんですもの」
 弁明。
「昨日の情事が終わったあとも無意識に口に出してた。父さんの事を。あの人としているときの事を思い出したのよ。私たちは崖のはしギリギリの所に居た。かろうじて行為によってその存在を確かめ、お互いを生き永らえさせていたのでしょうね。」
 告白。それは禁忌。
「けれどそれは間違っていた。そんな危うい関係が続くはずはないもの。耐えられなくなったのね。結局父は世界から……いいえ、『私から』逃げたのね」
 弁明、悔恨。
「けれど諦観はしない。貴方が居るから。ここに居るから。ねえ、感じさせて。あの人の事を忘れさせて?」
 最後に……懇願。
879848灰:2006/07/19(水) 12:46:27 ID:FMw6R/+z
 いつの間にか千砂を抱きしめていた。その身体が柳のように細いので硝子を扱うように気をつける。
 千砂の服を脱がせようとするが和服など着たこともない一砂にとってよく分からない。
 こうも薄暗くあっては尚の事である。
 するとそれを察してか千砂はすっくと立ち上がり、寝ていては余計にやりにくかろうと言い、机に腰掛ける。
 なんだか行儀が悪いわね、と微笑みかけてくるその顔は艶美で昨日の時と同じものだ。
「和服の脱がせ方はね? 慣れれば案外簡単なのよ。まずは帯を取って……」
 せっかく教えてもらっているのに既に彼のそれは完全に勃起していた。
 下着に擦れて痛いぐらいである。
「もう、ちゃんと聞いてるの? ふふ、もうそこをそんなにさせちゃって。
 でね、帯を取って、といってもこれが曲者なんだけどね。
 そうすればあとは脱がせるだけね。ほら、やってみて頂戴」
 自分の心臓の鼓動が聞こえてくる。一砂は興奮からか帯を取るのに一分ほども費やしてしまい、その時間がとてももったいなく感じた。
「慌てないで一砂、時間はまだまだあるわよ。」
 頷き少し落ち着いた一砂は帯を取り、着物をはだけさせる。
 すると一砂の十六年の人生で最も美しい二つの丘が現れた。
 その先は固く尖っていて大きく膨らみ自己主張している。
「あ、あまりみないで、恥ずかしいから……」
 初めて見るその表情に一砂のそれはますます硬くなるばかり。
 一砂は可能な限り俊敏に陰茎を取り出す。それをみて千砂は、
「うふふ、今、ビクンって動いたわよ。もう我慢できないの? でもまだ駄目よ。昨日は私がしてあげたでしょう? だから今日は一砂が……」
 言われるより早く千砂の乳房へと飛びついていた。そのまま乳房へかぶりつき、
そのままちゅうちゅうと吸い始める。あまりの興奮に千砂の肉棒は……
「あはっ、一砂のソレ、私のおっぱい吸うたびにビクビクしなってるわ。
でもまだまだ出しちゃ駄目よ。ここで出したら何もしてあげないわ。
でも我慢できて私を満足させられたら、飛びっきりの御褒美をア・ゲ・る」
 似つかわしくないその声と口調に射精しそうになるが懸命にこらえる。
 今出したらもうして貰えない。それだけは嫌だったのである。
 もう姉弟の関係なんて二人には遠い彼方の出来事であった。
「ねえ一砂。しゃぶるだけなんて赤子でも出来るわ。指を使ったり工夫してみて」
 言われるがまま片方は吸ったまま右手で乳房を揉みしだく。
「そうよ、くっ……いいわ、ねえ一砂、もっと先っぽの方も……」
 薄暗くてあまり見えないが、彼女の頬は赤く染まっている事だろう。その通りに乳首を右の親指と人差し指の二本でつまむとそのまま優しく、しかし素早く転がした。
「んんっ! はぁああ、上手すぎるわ、一砂、貴方本当に初めてなの?」
「そうだよ、昨日だって……」
 言おうとするが、やはり目の前の果実の誘惑には耐えられずに再び愛撫を開始する。
 今ならば禁断の果実の誘惑に負けた原初の二人の気持ちが痛いほど分かった。
「はぁ……はぁ。一砂今度は下のほうも……ね?」と蛇がそそのかす。
 聖書の通り誘惑に負け、下着を脱がすとそこは禁断の世界だった。
 陰毛は非常に少なく、その秘所の上の方にはまたもや果実がある。
 それにはまだ手をつけずに、割れ目を両手で左右に拡げた。
「いやぁっ、一砂ぁ! 見ないで、見ないでぇ!!」
 千砂は叫び、恥ずかしさのあまり顔を両手で押さえる。
 しかし一砂は容赦なくその穴を覗きみる。
「凄い……こんなに綺麗な桃色は初めて見たよ、千砂。」
「もう……もぅそんな事いわなくていいからぁ……」
 最後のほうはもう言葉になっていない。
 一砂は間髪いれずにその肉穴を舐めまわした。
「ひいっ! ぁああああっっ」
 言葉を知らないかのごとくただ、机の上に座り喘ぎ声だけをあげ続ける。
880848灰:2006/07/19(水) 12:48:06 ID:FMw6R/+z
千砂はまだ女を知らない一砂にいい様に翻弄されていた。
 彼女の意識はもうすぐ絶頂に至りかけようとしている。
 しかしそんな事を彼女の気高い自尊心が許すはずもない。
 (な、何とかして主導権を握らなくちゃ)
 そう考え彼女は一砂の正座し、畳に置きっぱなしになってある陰茎を優しく踏んづける。
 予期していなかった反撃に一砂の責めが止まった。
 今までの蕩けきった顔とはうって変わり、氷の微笑が一砂を見下ろす。
「はぁ、はぁよくもまぁ好き放題やってくれたわね一砂……」
 美人が怒るとかくも恐いのか。一砂は怯えきって身動きすら取れない。まさに蛇に睨まれた蛙であった。
「まぁ一応私も満足したし、仕方ない、約束のご褒美ね」
 そういうと千砂は肉棒を踏みつけている足をそのまま前後に動かし擦り始めたのだった。
「ひ、うぁあっ」
 突然の事に驚き思わず声を上げる。それを聞いた千砂は
「なぁに今の情けない声は。あれほど威勢のよかった一砂君はどこへいったのかな?」
 意地悪な猫なで声を出し、まだまだ生足で彼の肉棒を扱き続ける。
「昨日はよく見なかったけど、すごく大きいわねぇ、一砂のコレ。
ちょぉっと皮が余ってるけどね、でももったいないし有効活用しないと駄目よね」
 何て事をいいながらその皮を動かすように更にスピードを上げて扱き始める。
「足と畳に挟まれているだけでそんなにいいの? 痛くないの?」
 一砂は答えられず、しかしその口から出る甘い声が何よりの証明だった。
「そう、まったく変態な弟を持つと困るわね。」
 すると彼女は踏みつけたまま扱くのをやめ、今度は両足で横からはさむようにしながら、上下に動かした。
 足を大きく開くので、一砂からは当然千砂の秘所が丸見えに。
 それにより一砂は酷く興奮した。
「はぁぁっっ、くっ!」
 更に千砂の技術はとどまる所を知らず、左足指で亀頭を責め立て、右足で裏側の所を優しくさすられる。
 と、おもいきや、一砂の身体に陰茎を押し付けるようにして右足を思いっきり押し付けて扱きたてるのである。
 彼の千砂への責めが止まって久しいせいか、彼女のうずきは止まらないようで、
両足で彼を、両手で自身をと素晴らしく器用に慰める。
 左足の親指が鈴口を拡げたかとおもうと、次の瞬間には足の裏で亀頭を責められる。
 右の足はなおも肉棒を扱き続けている。
「千、砂……もう……」限界だった。
 むしろよくここまで我慢したものであろう。
「そうねいいわよ射精しちゃって。ただし……」
881848灰:2006/07/19(水) 12:49:40 ID:FMw6R/+z
 再び彼女は陰茎を右で畳に踏んづける一番最初の体勢に戻す。
 そしてそのまま右足と畳とが擦れ合うよう前後にきつく動かし、
「ほら、最初よりきついでしょ? これでいけたら射精して御覧なさい」
 とっくに我慢の限界を超えている一砂は
「千砂っ! 射精るぅ!!」
「もうイクの? しかもこんな情けない……
右足一本で肉棒を踏まれてみじめに射精するって言うのね?
いいわ。射精しなさい! 畳に上にビュクビュク射精するのよ!!」
──瞬間、肉棒が暴発し、置いてあった千砂の左足に精液が大量にかかった。
「んっ、ぁああ……す、凄いわ、相変わらずとてつもない量ね。
……こんなにいっぱい。大さじで量ると何杯分になるのかしら?」
 言いつつ彼女はこちらを見、
「私のこの足についたもの、どうするの? こんなに汚しちゃって……」
「ご、ごめん」
 彼女は突然何かを思いついた表情を浮かべ、
「そうだ、全部舐めたらもっと凄いご褒美あげる。
そうね……ま、特別に足に付いたのだけでいいわ」
 これを超える褒美とはなんだろうか。一砂はソレを考えると無意識に彼女の足を舐めていた。
「ふふ、自分の出したその汚いもの、
舐めていておかしいと思わないの? ……女ならまだしも」
 なんと彼女はやおら机より飛び降り、
四つんばいになって畳上の精子を直接舌で舐め取り出した。
「貴方はそのまま足を舐めてなさい。まったく昨日もアレだけ出したのに全然薄くなってないじゃないの、
むしろ昨日より濃いんじゃないかしら?……ま、いいわ全部お姉ちゃんが飲んであげる。」
 彼も千砂も全てを飲み干しつくすと、彼女は一砂にこういった。
「一砂はまだ女性経験がないのよね? それじゃあとびっきりのご褒美よ。
私が貴方の初めてをもらってあげる」
 ソレを聞き、殆ど萎えていなかった一砂の陰茎が再びもとの……いや更に硬くなった。
「まったくほんと現金ね、貴方のソレ」と淫靡に笑った。
882848灰:2006/07/19(水) 12:50:21 ID:FMw6R/+z
「でも本当にいいの? 一砂。今ならまだ戻れるわ。
この先私と一緒に歩んで後悔はしない?
これより先は真に禁忌の世界。
私を食べればそれこそ日本神話のイザナミのように黄泉戸喫で戻って来れなくなるわ」
「イザナミとイザナギ兄妹で愛し合ったじゃないか」一砂は間断なく答える
 姉と弟。立場は逆なれど創世神となんらかわりはないのだ。
 納得……ではない、満足だろうか。顔に出すと千砂は布団にもぐりこみ、彼を受け入れようと己の両手で穴を拡げる。
 もはや分かったとも言わず、ただ彼女は彼を受け入れる。
「ほら、ここよ一砂。この穴に貴方のソレを入れるの」
 先程恥ずかしがっていたものの、今は弟を導くという使命からか、恥じらいは少なくとも顔には見えない。
「じゃあいくよ? 千砂」
 そういって千砂の膣に突入するが十分濡れているにもかかわらず、その膣穴は狭かった。
「慌てないで、ゆっくり入れるのよ」
 指示通りにゆっくりと入れていき、少しづつ、しかし着実に陰茎が埋もれていく。
 だが全てが入った瞬間、信じられないくらいの感触がウネウネと、まるで虫たちが蠢いているかのように一砂の淫棒に絡みついた。
 故に経験がなかった彼はわずか五秒と持たず……
「くぅっ! うゎぁぁぁあああああ!!!」千砂の子宮へと射精したのだ。
 五秒ほどまったく薄くなっていない精を吐き出し続けると、彼は強い自己嫌悪に陥った。
「お、俺は……」
「大丈夫よ一砂。最初は誰でもそんなものなの。それより二回も出したのにまだ萎える様子がないわね。
ねえ一砂、良ければこのまま動いてくれないかしら?」
 そう語る千砂はさっきの時とはまるで別人だった。
 それは嘘か真実か、素人の一砂にはにわかに判断しにくかったが、
千砂がそういうのならと、彼は思い改め、再びそこから動き出す。
 かつてみた映像と同じように彼は腰を動かした。
「んんっぅ、そうよ……
あとは回転運動や膣内の壁に擦り付けるような感じでするのを忘れないようにね」
 言われるままに一砂は腰を打ちつける。
 声を抑えていた千砂もだんだん大きくなり始めてきている。
 それを一時の自信へと替えて、更に腰の前後運動の速度を強めた。
 だが、それにより射精感がこみ上げ始め、
「千砂っ、また出るっ」
「ええいいわ。私の膣中で精液全部ぶちまけなさい!!」
 一砂は頭が真っ白になり、もう何も考えられなくなりそのまま奥へと精子をひりだした。
 七回、八回と断続的な脈動を終えると、コポッという音と共に陰茎が膣から抜け落ちた。
 同時に大量の白濁液が流れ落ち、途端に一砂は不安に駆られ、
「なあ、そういえば避妊とかしてないんだけど」
 放心気味だった千砂も意識を取り戻し、
「何とかなるでしょう」
などという彼女にはまったく似合わないオプティシズムな意見が出てきた。
 しかしどうして行為のあとはこんなに眠たくなるのだろうか。
 意識は昨日と同様深遠へと、だが彼女の呟きは昨日と違いハッキリ聞こえた。
 その声は不安で、しかしどことなく──

「あら、今日は危ない日だったかしら」
 この日以来、彼女が悪夢にうなされることは永劫になかった。
883848灰:2006/07/19(水) 12:55:53 ID:FMw6R/+z
二日目終了しました。
読んだらまた感想をもらえると嬉しどす。
>>863のご意見どおり、‘だった’などを減らして、
なるべく連続しないようにしたつもりだけどどうでしょう?

とりあえず引き続き、良い所、悪いところのご指摘歓迎しております。
884848灰:2006/07/19(水) 12:57:06 ID:FMw6R/+z
二日目終了しました。
読んだらまた感想をもらえると嬉しどす。
>>863のご意見どおり、‘だった’などを減らして、
なるべく連続しないようにしたつもりだけどどうでしょう?

とりあえず引き続き、良い所、悪いところのご指摘歓迎しております。
885848灰:2006/07/19(水) 12:57:55 ID:FMw6R/+z
ってごめん。何故か連投○| ̄|_
886名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 13:32:23 ID:4MaduHwc
GJ。
887クマクマ:2006/07/19(水) 17:31:27 ID:TrKhriq/
>私の膣中で精液全部ぶちまけなさい!!

(* ´(ェ)`)クマも千砂に視線を合わせながら云われたいハァハァ

>>869
最近は調子いいので、本分に戻ってたりしますがな。
888848灰:2006/07/19(水) 23:58:37 ID:FMw6R/+z
小生は一週間ほど前にここに来たばかりなので存じませんが、
どうやら、クマ氏も職人さんの模様。
このスレの作品見させてもらいましたが、上手いッ諏訪。
やっぱ古参の方はクオリティが違うわ。
どうです? リハビリも兼ねて書かれては。是非ともこの新参に御教授くださいな。

……しかし小生は最近妙に忙しい。
とりあえず三日目(次の)は今月中に仕上げるよう努力。
889名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 05:47:51 ID:E1cQIZbx
GJ
文も雰囲気にあっててよかった。
久しぶりにかなり楽しめた
890名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 11:15:02 ID:2tuUjrYf
age
891名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 14:34:21 ID:29md3Utv
おっと目を離した隙にこんな良作が…
サディスティックな千砂もいいね。
892848灰:2006/07/28(金) 15:09:53 ID:M3G6RzYh
明日か明後日にはアップできるやも。

とりあえずエロ部分はかなり上手く出来たと思う。
今までが稚拙すぎたので、
まぁ自分のレベルが上がっただけで他の職人方と比べると相対的には低いんですがね○| ̄|_
っつーか千砂のSっぷりがどんどん激しさを増しているのだが……

ところで質問なんですが、
チ○コとかマン(ryは下品すぎるッつーか作品の雰囲気を壊しそうで使わなかったんだけど、
今回ペニ(ry って単語が出てくる。これくらいだとOKでしょうか?
教えてエロい人。
893名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 16:04:29 ID:AQdoUpaV
非常にOKだと思います。
894名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 15:01:42 ID:m6AoprUA
水無瀬のエロを書いて欲しい
895848灰 :2006/07/29(土) 23:50:03 ID:bk0XC/0Y
第三日

 ある朝、一砂が何か気がかりな夢から目を覚ますと、寝床の中で自分が巨大な違和感を感じているのを発見した。
「なぁ……千砂」
「……ちゅぱ……何かしら? ……んぷぅ」
「何してるんだ?」
「決まってるじゃない、朝の挨拶よ。自分の弟にね」
 布団の下で僅かに顔を出しながら千砂は言う。
 どうやら昨日の淫蕩が抜けていないようで千砂は淫乱に変身していた。
「そこは弟じゃなくて……」
 言葉は続かない。下品だと判断したのだろうか。
 しかし布団の中では更に下品な行為がなおも続けられている。
「またなんで朝からこんな事を。……まだ五時じゃないか」
「あら? 朝早くから弟のをしゃぶるのがイケナイとでも言うの?」
 言いたいことは諸処あったが自分のモノはピクピクとそれに答えるが如く反応している。
「こっちは正直なのにね。……まったく月並みな台詞だわ」
 己の言葉が気に入らないのか、彼女はムッと顔をしかめる。
 だがそれも数瞬。
 千砂は再び一砂のソレを口に含んだ。
「ん……ちゅるっ、んはぁ……んむ…………にゅぷ、くちゅ」
 舌を絡めながら左手では玉を揉みしだく。
「ねぇ気持ちいい一砂ぁ?」
「あ、ああ。凄くいいよ、千砂の口の中。意識まで吸い取られそうだ」
 初めての感触に一砂の思考は掻き消えそうになる。
 昨日初めて千砂と繋がった時のと同じような快感。あれほどではなかったが、
孤高で誇り高い千砂が自分のモノを口に含んでいる、という事が一砂をとても興奮させた。
「そう、良かったわ。一砂に喜んでほしかったから」
 おおよそ彼女らしくない素直な呟きに、一砂は何か裏があるのではと疑う。
「安心して一砂。なにも企んでなんていやしないわ。ただ貴方にお礼がしたいだけよ」
 表情から読み取ったか自分の普段の言動を省みたか。ともあれ彼女はそういった。
そして彼女は奉仕を行う。
「はむっ……んちゅっ、ちゅうぅ…………ぺちゅ、くちゅぅ」
 どう? とばかりに目だけはこちらに向けている。そして上目遣いを保ち
「むちゅ、ちゅぽ……れちゅ、ちゅぅぅう………………んはぁ」
「な、なぁ千砂。もっと奥までしてくれよ」
「私に指図? くすっ。まぁいいわ。今は素直に言うことを聞いてあげる」
 すると彼女は、頬をすぼめて根元まで陰茎をくわえ込んだ。
「んぐ……じゅぽ、じゅぷじゅぷ、にゅぷっ……じゅるるるっ
……………………ちゅうぅぅぅぅ、にゅっぷ……じゅぽ、じゅるるるうぅぅぅ」
 淫靡な音と共に千砂の頭が前後に動く。
 奥深くへ行っては戻して亀頭を唇で扱いてくる。
「にゅぷ……ぐぽっ……にゅぷにゅっぷっ、ぴちゅくちゅ……ちゅうううぅぅぅ」
「ああぁっっ。千砂の頬の内側の肉がサオの横に当たって、それに先っぽが喉の奥に……最高だ」
「ふふ、射精すときは言ってね」
 淫口がまたもや性器を行ったり来たり。
「れろれろ……んちゅぅ、ぴちゃぴちゅ…………じゅるぅ、んちゅゅぅう、ちゅるちゅるれるれろ…………んふぅぅぅぅ」
 一砂は快楽という拷問の中無理して起き上がると、
お返しとばかりに揺れに揺れているその美しく長い黒髪を優しく撫でた……
──途端
896848灰:2006/07/29(土) 23:52:06 ID:bk0XC/0Y
「ひゃんっ!!」
 一瞬何処から聞こえたのか分からなかった。
 髪から千砂の顔へと視線を戻すと表情が蕩けきっていた。
「え? なに、今の千砂?」
「ち、違うわ一砂。今のはちょっと貴方のが奥に入りすぎたから苦しくて
……ほ、ほら、貴方の大きいしっ」
「どうみても苦しいって顔じゃあなかったよ今の」
 今度は髪の根元から先のほうまで一気に指を滑らせる。
「んはぁぁぁああっっ!!」
 物凄い声を出して千砂が喘ぐ。
 一分前の淫靡ながらも凛々しい姿はもはや何処にもない。
「え、何? もしかして今ので達したのか?」
 千砂は言わない。答えられない。絶頂の快感の中で泳いでいる。
 その瞳はいずこも向かず、ただ開いている。いまや千砂は向こうの世界の住人で彼女の肩を触るとピクピクと痙攣していた。
 一分ほど後、彼女の世界が元に戻ると、彼女の口は息も絶え絶えこう紡ぐ。
「あ、あれね。さっきの……もうやめなさい。」
「さっきの髪………………………………弱いの?」
「っ……忘れなさい!」
 そういうと千砂はおもいきり性器を握った。
「い、いたいイタイ痛い。ご……ごめん千砂、もうしないから」
「そうするのが賢明ね。まったく気が萎えちゃったじゃない。……で、貴方のそれは何故そんなに元気なのかしら」
 そんなのさっきの千砂を見て、と言いながら最後までは続かない。
 なにせ彼女の頬がピクピク痙攣していたからだ。
 まったく、さっきは全身を震わせていたくせに、と思うが口に出すことはありえない。
 言えばたちまち口に出来ないような事態に陥るだろう。
「さっき私をイかせた罰よ。後ろを向いて四つんばいになりなさい」
「認めてるじゃないか」
「一砂……………………黙りなさい」
 間違いない。声の温度が、空気が極低温まで下がった。
「いいから言われたとおりになさい」
 渋々一砂がそのようにすると
「オシオキよ一砂……って何故いま貴方のココが反応したのかしら?」
「いや、またいつもみたいにしてくれるんだろうって……」
「へぇ……そんな甘い考えを持っているのね。いいわ、それが間違いだって事を教えてあげる」
897848灰:2006/07/29(土) 23:52:42 ID:bk0XC/0Y
 彼女は退室し、しかしすぐに戻ってきた。手には何故か紐が五本。それに手拭。
「これで四肢を固定するわよ。まさか嫌とは言わないでしょうね」
 四つんばいの体勢で一砂を固定すると手拭で視界ををふさいだ。
 更に余った紐で陰茎の根元を縛った
「たった二日の経験で随分図太くなったわね一砂。胸だけじゃなくコッチも膨らましちゃってガチガチよ。わが弟ながらどうしようもない被虐趣味ね」
 加虐趣味の姉は言う。
「一砂にされるから嬉しいんだよ」
「なにを馬鹿なことを。私しかオンナを知らないでしょうに」
 すると彼女は後ろ向きに四つんばいになっている一砂の陰茎を手に取り、ゆっくり上下に扱き出した。
「ふふ。前にしてあげた時とは全然違うでしょ? あの時は初めてだったから手加減したけれどもう必要ないようね」
 アレで手加減していたのだろうか。
 彼女は手を離すと両の掌によだれをどろぉ、と垂らした。
 その光景はとても猥らなものだったが、残念な事に目隠しされている一砂には見えない。
 その手でまたも陰茎を掴み
「ほら、これで滑りやすくなったわ。どう、気持ちいい?」
 ぬめりが加わるだけでかくも違うのか。一砂は声も出すことができない。
「何にもいえないのね。牛だって鳴くくらいはするでしょうに……」
 言葉は途中で尻すぼみ。千砂は笑ってこういった。
「そうよ、いまの貴方は牛よ。ほら、この四つんばいの体勢。牛そっくりじゃない。
さしずめ今、私がやってるのはミルク搾りってところかしら」
 自分の冗句を今度は気に入ったか、声を上げてころころ笑う。
 その声は鈴の音のようで一砂は顔を見たいと思うが無論それは許されず。
「ほら牛さん。早く一番搾りのミルクを出しなさいな。
貴方は牛だもの、さぞや沢山出すのでしょうね。うふふふふっ」
 彼女はそのまま両手で竿を扱き出す。
 その刺激に堪えきれずに一砂が低く呻く
「おおおおおおおっぉっぉぉぉぉ」
「ふふっ、わざわざ牛みたいな鳴き声あげて。そんなになりきらなくてもいいのに……でもそうね……そんなになりたいなら私も……」
 何かを思いついたようでまたもや彼女は退室する。
 一砂はそのままの体勢で二分ほど待たされており動けない。
 ようやく戻ってきた時、彼女は手に何かを持っていた。
898848灰:2006/07/29(土) 23:53:44 ID:bk0XC/0Y
「あら。ちゃぁんと待てたのね。
貴方のソレ、もう我慢出来なさそうだから一人で始めているかと思ったけれど。
拘束されていても床にこすり付けるくらいは出来たでしょうに。
そんなに私にされたかったのね、偉い偉い。ご褒美に撫でてあげるわね」
 そういうと二、三度ペニスをゆっくり撫でる。
 陰茎もそれにあわせてピクピクと二,三度蠢いた。
「ところで一砂。私が持ってきたもの何だか分かる?」
 無論目隠しされている一砂に分かるはずもない。
 彼女も勿論承知のようで殆ど間をあけずに続ける。
「これはね、グラスよ一砂。
これをもってきた意味は判るでしょう? さぁ、沢山出してね牛さん」
 ゆっくりと、ゆっくりと、メトロノームが動き出す。
 しかし数値は毎分40、満足できるはずもない。
「ち、千砂ぁ。もっと速くっ」
「牛さんの乳搾りはそんなに激しくないでしょう?」
「じゃ、じゃあせめて舐めるだけでも……」
「一砂。貴方は牛のお乳を直接舐めろと言うの? お行儀が悪すぎると思わない?
それに貴方は牛なのよ。言葉を使っちゃいけないわ」
 けれど……そうね。多少の刺激は必要かしら。
「ひとつだけ方法があるわよ一砂。他のところをほぐしてミルクを出しやすくするのよ。どう? やって欲しいかしら?」
 といっても一砂にはもはや手段は残されていない。
 必死の面持ちで首をたてに振るだけだ。
「……そう。いいのね」
899848灰:2006/07/29(土) 23:57:07 ID:bk0XC/0Y
次の瞬間、彼女はいきなり一砂の菊門に指をねじ入れた。
「うわぁぁああ」
 一砂は飛び上がらんばかりに動いたが勿論動けない。
「我慢なさい。滑りやすいようにしっかりと特別な液体を塗ってあるから」
 しかし異物感は消えるはずもない。
 それを見越したか千砂は
「今私がやってるのはマッサージよ。力を抜いて私に任せてみなさい」
 無理を言うなと思ったが、五分もたつと苦しんでいた声がなんと徐々に甘いものへと変化していった。
 それと共に身体の力も徐々に抜けていく。
「え?」彼女は驚いている。当然だろう。こんなに早く順応するとは思うまい。
「私は数日掛けて慣らしていこうと思っていたのだけれど……」
 彼女は困惑している。しかし苦笑しながらも、右手の中指の動きは止めることはない。
「これならもう一本増やしても大丈夫でしょう」
 そういうと人差し指も菊の門へと挿入し、あちこちを探るようにして掻き回す。
「く、ぅぉぉぉぅ」
「もう快感でこんなに喘いで。初めてなのに恥ずかしいとも思わないの? それもこんな……」
 瞬間、コリッと言う音がした。
 陰茎がビクビクと震えるが縛られているために精液は出ない。
 一砂は今まで聴いたこともないような、まるで……
「本当に牛みたいな声よ一砂。そんなに気持ちいい? それとも射精せなくて苦しい?」
「ココはね、前立腺っていうの。知っているかしら?
男の人って女性よりもお尻で気持ちよくなれるのよ。女性にはコレがないからね。
ココが性感帯って言う男性も多いらしいわ。一砂。貴方もそのようね」
「さあ、さっき髪を触ったお返しよ。思う存分狂いなさいな」
 前立腺へと更なる攻撃を仕掛け、しかし陰茎への刺激も忘れない。
 最初の言葉は何処へやら。
 いまやメトロノームは針を振り切り360。
900848灰:2006/07/29(土) 23:57:42 ID:bk0XC/0Y
「とどめよ一砂。」
 彼女はその可憐な唇で一砂の玉を口に含んだ。
 そのまま口の中で転がし続ける。
「うふふ、飴玉が二つ。いっぺんに舐めるなんて贅沢だわ」
 右手、左手、そして口。容赦のない責めに一砂は気絶寸前だった。
「幸せものね一砂。好きな人に三つの性感帯を同時に責められるなんて。
判った? 一砂。コレが私の本気、どう? って聞くまでもないわね、
さっきからよだれが垂れっぱなしよ、大丈夫? ちゃんと呼吸できてるの?」
 耳を澄ませば一砂は浅く速く息継ぎをしていた。
「もう、それじゃあまるで犬じゃない。貴方は牛よ。さぁ啼きなさい!!」
 一砂のペニスは常に脈動している。通常なら何回射精した事だろう。
「あはっ、一砂ぁ。さっきから貴方のコレ、ビクビクしっぱなしよ。
ねぇ射精したい? 精液ブチまけたいの?」
 聞くが一砂は既に呻き声しか出すことができない。
「もう限界みたいね。まぁいいわ。
それじゃあたっぷりミルクを出しなさい! 私のためにねっ!!」
 ビュクッ! ビククン、ビュルルッ!!
 陰茎の根の紐を解く瞬間に一砂はミルクを噴出した。
 既に一砂の意識は潰えているが 一回ごとの脈動での射精量が凄まじく、まるで山の噴火のようである。
 なんと二〇秒ほども射精は続き、精液は瞬く間にグラスを汚した。
 脈動の最中も彼女の左手がとまる事はない。
「あはぁ、すごいわ一砂。この量! 140、150ミリリットルってところかしら」
 料理の得意な千砂は調味料を測るように白濁液の量を目測する。
「射精量の世界記録があるなら間違いなく塗り替えね、よくやったわ一砂。けれど……」
 射精を終えたばかりの肉棒に手を伸ばし、やおら扱き始めたのである。
 失神していた一砂もコレには飛び起き、
「千砂、今は射精したばかりで敏感だから……や、やめてくれっ」
「あら、私はコレで終わりなんていってないわよ。どうやら判ってないみたいね。私はこのグラスを満タンにしろと言ったつもりだったのだけれど……」
 それを聞き一砂は恐る恐る千砂に訊ねる。
「あ、あ、あと……どれくらい?」
「ああぁごめんなさい気づかなくて。そうよね、貴方は今見えないんだったわね。いけない姉ね私ったら。」
 その千砂らしからぬ声色に酷く嫌な嫌な予感が
「そうね……目測だけど、あと350ミリリットルくらいかしら」
「そ、それってグラスじゃなくてジョッキじゃあないか」
「はい口答えしたから150追加ね。
……そんなに心配そうにしないで、ギリギリ入るから」
 一砂の心配は勿論そんなことではなかったが千砂は気にせずこう続ける
「朝食って大事なのよ? 朝にたっぷり栄養を取っておかないと」
「さ、残り時間はあと二刻と少し。
そうそう……言っておくけどそれまでに出来なければ今日一日そのままだからね?」
 何の残り時間かを問う余裕はもはやない。
「無理だよ千砂。だんだん量も減っていくし体力的にも……」
「簡単に無理といっていては駄目よ一砂。無理と思う事を頑張って達成しようと言う心にこそ意味はあるのよ」
「他の場面で聞きたかったなぁ、その台詞」
「また増やされたいの? ……ねえ理解しているかしら。これはオシオキなのよ、最初に言ったでしょ?」
 深い息をつきつつも、硬いままの陰茎に手をあて彼女は無情に言い放つ。
「さ、あと500.頑張りなさい、牛さんっ」
 このあと百三十分で九回にも及ぶ射精によりそれは漸く達成された。
901848灰:2006/07/29(土) 23:58:33 ID:bk0XC/0Y
セーラー服。スカートを翻し、今朝も通った通学路を私は辿る。
 自分を危険だと言うのは自覚している。
 けれどずっと家の中にいるのは精神が参ってしまいそうだった。
 ただでさえ閉鎖的に暮らしてきたというのに、これ以上家に居続けると言うのは良い傾
向とはいえない。
 そう思って久方ぶりに学校へ行ってみたけれど……やはり変わらないわね。
 「くっ……」
 日に当たりすぎたかしら。頭が……とにかく影へ。
やっとの思いで高架下に入った私は影を浴びほっと一息をつく。
 改めて考えてみるとちょうどいいのかもしれない。いろいろな事を考え直すことに。
 落ち着いた私は思考の海へ、ただ考えるソラリスに。
902848灰:2006/07/29(土) 23:59:16 ID:bk0XC/0Y
Yes朝の食事は半分残してしまったあれだけ出してくれたのにもったいないわねでもま
あれいぞうこに入れてあるし夕餉の時にでものめばいいかああしかしどうしてあんなこと
をしてしまったのだろうきょうはあのこへのお礼のはずだったのにとうさんをわすれさせ
てくれただからよかれと思いやったのになぜあんなことにアノ子のコトを愛しているのに
どうしていじわるをしてしまうのかしらねけれどイタズラしたときのあのこのかおを見る
となんだか背筋がぞくぞくして絶頂に達したみたいになってしますの私はアノ子を利用し
てまんぞくしているだけNO水無瀬さんにいわれたようにわたしはまたおなじまちがいをく
りかえそうとしているのNOわたしはもうあんなことをおこさせはしないわたしはあのひと
をふりきったもうわたしはニンギョウじゃないあのひとのことはってこんなことを考えて
ることじたいわすれられないなによりの証拠じゃないのわたしはあの子をあいしているそ
れはまちがいないけれどあのこはどうなのだろうあいしているといってくれたけれどその
場しのぎだったんじゃなかろうかそれとも憐れみいえそれはないわねあのこは優しいけれ
どそんなことをかんがえるようなこじゃでも万が一そうだとしたのならいえだめよこんな
ことをかんがえていてはそれこそ堂々巡りけれども思考はとめられないのよかつてニンギ
ョウだったわたしはすべてを憎んでいた父をどくせんする母をニクミわたしを見てくれな
いちちをにくんだとうさんわたしを守ってくれるんじゃなかったのウソツキでもなにより
エレクトラのような自分が一番憎かったのね母も父も死んで絶望していたところにあのこ
はあらわれたもうわたしも忘れていたしかしあのこは問答無用でやってきてわたしのココ
ロヲ探りまわすのいい意味でもわるいイミでもはじめは困惑したでもあのこをみているう
ちにそう愛ドクセン欲でも支配よくでもないさいしょはただの弟へのかぞくあいだと思っ
たわけれども一砂が病院にはこばれたときのあの子そうあのときおもったのわたしは一砂
を愛しているとおとうとじゃなくひとりのオトコとしてはじめは嫉妬かともおもっただけ
どちがういやそれも大いにあるのだけれどわたしのあのこへのオモイは日ごとに強くなっ
ていくばかりだからアンナことをわたしと姦淫していることをかずなは後悔しているのだ
ろうかそんなことはないといったけれど本当は悔恨のねんに彩られているのではわたしな
んかといっしょにいていいのだろうかあのこはふつうにレンアイをしてフツウニくらすべ
きなのではたとえば病室で会ったアノこあの女の子だいじょうぶかもしれない一砂のこと
をわかってくれるかもでもだめショセン病気やワタシタチノイキル辛さが理解できるはず
もないしなによりわたしの中の感情がゆるさないかずなのすべてはワタシしか理解できな
いあれでもさっき判らないなんていってなかったとんだおわらいぐさだ私だってアノこの
ことわなにも判っちゃいないわかっているのは病気のことくらいいえソレすらもよくはし
らないわねしっていたなら治っている筈あのこがわたしのところへ来たのとほぼどうじに
あのこは発病した病気がワタシの記憶を呼び覚ましたのそれともあれなぜだろうなにかが
ひっかかっている思いだせないNO思いつかないのだろうか大事な事だおもいだせおもいだ
せおもいだせおもいだせおもいだせおもいだせけれどやっぱりおもいだせないじぶんの脳
がうらめしい何か重要なことなのにあれむこうに誰かがいるあのこはさっき回想していた
病室のアノ子ええそうにちがいないでも何で泣いているんだろうかどうするどうするどう
するアレわたしはなにも考えてないはずなのにわたしの足とみぎてはカッテニ動くのなん
てうらめしいのでしょう我がシンケイたち無断で動いてるのではなくてよ事務しょに話を
とおしなさいでもふときがつくとわたしの思考とはうらはらにあしは彼女に近づきそして
903848灰:2006/07/30(日) 00:01:01 ID:bk0XC/0Y
                  その子は振り向いた




「朝食も食べずに何処へ行ってたんだ」
「朝餉ならば食べたじゃない」
「え?」
「……忘れて頂戴。ともかくこの服を見ればわかるでしょう」
「学校か。大丈夫なんだろうな、外に出て」
「ずっと篭りっきりのほうが身体に悪いわよ、あなたも外へ行ったら? 学校は今日で終
わりだけれども」
 ああ、そうするよ、とあなた。
「でも朝からあれだけシテおいてよく身体が持つね」
 どうやら今朝の事を根に持っているようだ。喜んで鳴いていたくせに。
 わたしは席を立ち冷蔵庫へ向かって例のものを手にして、コレが何かわかるかとあなた
に訊ねた。
「これってもしかして」
「そう。貴方が今朝出したものよ晩に飲もうとおもって置いていたのよ」
 それなら朝あれだけ続けて出す必要はなかったんじゃというあなたの当然の呟きを聞こ
えないフリをしてワタシはグラスにかかっているラップを外す。
「んふぅ、いい匂い。貴方も飲んでみる?」
 当然あなたは嫌そうな顔。そんなあなたを尻目にわたしは一気にグラスを仰ぐの。
「ん…………ゴクッ、んぐ………………………………んむっ、っはぁ」
 正直濃すぎて喉に何度も引っかかったのだけれど、
あなたの見ている手前吐き出すわけにもいかずに喉の粘液をさらにねばついた液体で流し
込んだ。
 あなたに視線を戻すと
「あら、あなたのズボン、前が膨らんでいるわよ。これだけで勃っちゃったのね。ただ牛
乳を飲んでいるだけだっていうのに……………………この、変態っ!!」
 御免なさい。許してね。でもあなたも悪いのよ、今の罵倒でズボンがビクって動いたの
を私は見逃さなかったわ。
 モゴモゴとくちを動かすあなたに向かって
「今朝あれだけ出したのにまだしたいの?」
 するとあなたはうつむきながらも首をたてに振った。
 その仕草がとても愛らしくてまた抱きたくなったのだけれど私は
「そう」といって、和服を脱がず下着だけを下へおろす。そしてあなたに
「じゃあ一人で出来るわよね。私はなんだか疲れてしまったの。でもそれじゃあかわいそ
うだからこれをあげるわね」
 わたしは手の中の下着をあなたの顔──主に鼻の部分ね──におしつける。
 あなたの肺はズボンとの中のモノとおなじように眼に見えるくらい膨張したわ。
 まったく、変態なんだから。
 つい最近まで女性経験がなかったというのにもうこれじゃあ私はあなたの将来が不安で
仕方がないわ。
 けれどその顔は私とできるとおもっていたのか落胆している。
 立ち上がると私は足取り重く寝床へと歩き出す。
 御免なさいね、今日は本当に疲れたの。また明日してあげるから許して頂戴ね。
904848灰:2006/07/30(日) 00:08:32 ID:WIbGSqf9
三日目終了。
遊び心でいくつか文学ネタを仕込んでみました。
元ネタがわかったら良ければ書き込んでみてくださいな。
あとなんかいうべきコトがあったような気がするけどわすれちった。まァまた今度

とりあえず引き続き、良い所、悪いところのご指摘歓迎しております。
905848灰:2006/07/30(日) 00:12:01 ID:WIbGSqf9
ああそうそう思い出した、この作品のタイトルだ。
「棘無き花」ってことで。
自己満足みたいなもんなんですがね。
二十秒ほど無い頭を絞って考えた。にしても厨くさいなこの題……
906名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 10:01:04 ID:FJsqgZZ3
898だけど
「一砂にされるから嬉しいんだよ」
じゃなくて
「千砂にされるから嬉しいんだよ」
でしょう。
907名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 20:21:29 ID:LcT2FJgv
保守
908名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 00:43:43 ID:jfeWCorS
sage
909名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 21:50:26 ID:9n6l7NXj
冬目氏がキャラクターデザイン担当したギガウイングのキャラで投下してもいいの?
910名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 21:52:00 ID:k32nQEki
やってみなさい
911名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 17:40:21 ID:LHWDJxz2
『 柚原ハード 』

居候する為にリクオのアパートに潜入する柚原。
だが、それはリクオの巧妙な罠だった。

「柚原のオレンジ色の髪は オレにくしゃくしゃにされる為に伸ばしてきたんですものね」
「いぃちゅものぉおお力が出せれば…こんにゃ魚住にゃんかに…!」
「よかったじゃないですか ギョーザのせいにできて」
「んんんんんんんっ!」
「へへへ おい、布団を用意しろ。みんなで犯しまくってやる」
(耐えにゃきゃ…!!今は耐えるしかにゃいぃのぉおお…!!)
「柚原の生乳首ゲ〜ット」
(いぃけにゃいぃのぉおお…!モリマンが感じやしゅくにゃってるのぉおおを悟られたら…!)
「生柚原様の生乳を拝見してもよろしいでしょうか?」
「こんにゃ奴らに…くやしいぃ…! れも…感じひゃう!」(ビクッビクッ
「おっと、タバコが当たってしまったか。甘い痺れがいつまでもとれないだろう?」
912名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 21:41:48 ID:nmheoDtJ
いろんな作家のネタが混じってないか、それw
913クマクマ:2006/08/26(土) 00:25:09 ID:S/nTDAy/
>>911
ハゲワロwww
何そのクリムゾンクオリティ
914名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 00:53:41 ID:MubQXwCS
リクオの他に何人いるんだw
915名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 11:26:26 ID:Mlbmo75N
916名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 23:46:28 ID:5UyiaV2i
『 湊ハード 』

ハルに告白する為に町に潜入する湊。
だが、それはハルの巧妙な罠だった。

「ミナトくんの想いは 私にフラれる為に築いてきたんですものね」
「魚住しゃんしゃえいぃにゃければ…こんにゃ野中しゃんにゃんかに…!」
「よかったじゃないですか リクオのせいにできて」
「んんんんんんんっ!」
「へへへ おい、カメラを用意しろ。そのヘタレ面を撮影しまくってやる」
(耐えにゃきゃ…!!今は耐えるしかにゃいぃのぉおお…!!)
「ミナトくんの生涙ゲ〜ット」
(いけないぃッ、い、イイよぉッ…大学をやめたことを悟られたら…)
「生ミナト様の生告白を拝見してもよろしいでしょうか?」
「こんにゃ奴らに…くやしいぃ…! れも…感じひゃう!」(ビクッビクッ
917名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 00:04:20 ID:GZpimct8
『 杏子ハード 』

新メニューについて話す為にハルの家に潜入する杏子。
だが、それはリクオの巧妙な罠だった。

「杏子さんの口紅は オレにぐしゃぐしゃにされる為に塗ってきたんですものね」
「いぃちゅものぉおお力が出せれば…こんにゃ魚住にゃんかに…!」
「よかったじゃないですか ベーグルのせいにできて」
「んんんんんんんっ!」
「へへへ おい、ミルクを用意しろ。みんなでぶっかけまくってやる」
(耐えにゃきゃ…!!今は耐えるしかにゃいぃのぉおお…!!)
「杏子さんの生乳首ゲ〜ット」
(いぃけにゃいぃのぉおお…!実はけっこう若いのぉおおを悟られたら…!)
「生杏子様の生乳を拝見してもよろしいでしょうか?」
「こんにゃ奴らに…くやしいぃ…! れも…感じひゃう!」(ビクッビクッ
918名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 00:07:23 ID:Mv3N0hsS
鋼丸ハードとカンスケハードを頼む。
あ、ついでに掃除ロボハードも。
919名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 03:44:51 ID:jsHD1S2E
冬目景ハードまだー?
920名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 03:52:36 ID:i4sJoIgH
こんなMOTHER3に・・・くやしい・・・!でも・・・・サボっちゃう!!
921名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 00:32:00 ID:LuQiNh32
『ミルクホールの淫夢』

 マドロミの中で無数の蛇が体を這い回っている。半ば目覚めたままに見る
余りにも隠微な幻覚。ミルクホールのカウンターにうつ伏せになったままで
指一本思うように動かせないハルは夢と現が交流する意識の中に悶えていた。
「ゥぅはぁァ〜〜ンぅにャアぁぁ〜〜ぁぁ〜〜〜!」
 恐ろしく呆けた吐息と共に生々しい声が糸を引くように引き絞られる。
思い切り逸らされた白い喉が微かに震え、涙目のハルは夢の中で喘ぎ続ける。
 その夢の中での仕草は眠る彼女の汗ばんだ首筋に微かな朱となって浮き出し
カウンターに吹き付ける息は微かに湿っている。
 薄闇の中で淫夢にうなされる彼女をシャンデリアの電球が見下ろしている。
 満たされない欲求は時として異様な夢を見せるものである。
「ぁ〜〜あ〜〜〜ぅああぁぁ〜〜〜〜?!」
 声にならない嬌声がハルの虚ろな頭の中にこだまする。酷く悦に入った響き。
彼女はそれが自分のものであることがにわかに信じられないでいる。
全身の肌を這う無数の蛇がレースの付いた黒いドレスの中で蠢き、
現に眠る彼女の火照りゆく肌には汗が滲み出してきていた。
「ッ!…っっ!…!ッ!!」
 緩んだあごがわななき上気した唇は形を失ってしまう。
眠るハルの口の端からは一筋の涎が音もなく伝い落ちた。
 ゴシックロリータのスカートに潜り込んだ「蛇」は大腿を舐めるだけではなく
下着の中にまで潜入して彼女を苛む。そしてそのぬめりつつもザラついた鱗の紐が
裂け目に沿って通り過ぎていくのだった。
「ッ!!、ッ!!、ッ!!!!」
 ハルは目を剥いて身をひねった。じんわりと染み渡ってくる疼きに足の指を丸めて。
「ふぅぅぅぅぅぅ!!!!」
 秘核を覆っていた肉襞は捲り上げられ勃起した繊細なところがせり出してしまう。
露出した桜色の肉粒が蠕動するおろし金で弄り下ろされていた。
「ぅ〜〜ぅゥぅう〜〜〜」
 呻くような音が喉から鼻にかけて搾り出される。乳房や脇の辺りを這う蛇は
その二つに割れた細い舌でハルの薄い肌を嘗め回している。
「ュるしテ、ゆゥルしてェ…」
 硬直した華奢な背筋に力を込めても内なる欲求はごまかせはしない。
 熱さえ帯びた体は官能の波に揉みし抱かれ子宮には吹き零れそうに渦巻くものが
とぐろを巻いてのたうっている。
 いつ終わるとも知れない夢に愛撫されて現の彼女はスカートの中を酷く濡らし
白いふくらはぎには透き通った雫が止めどなく伝い落ちていくのだった。
922名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 01:06:24 ID:sQVAQVNw
>>921
gj
杏子さんもキボンヌ
923名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 01:58:40 ID:b/iRBsGL
>>921
(;´Д`)ハァハァGJ!!
ハルと蛇の意外な組み合わせに興奮しました。(ハルと蛇→花と蛇?とか?)
丹や間尾もこんな感じで蛇責めにしてください!
924名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 04:18:00 ID:LuQiNh32
『屈辱的な夢』

 拳銃の受け渡し容疑でつかまった晩、間尾はこんな夢を見た。
 彼女はレンガ造りの暗い部屋でセーラー服を着たままに四つんばい
になっていた。そしてその手足は鎖で厳重に固定されている。
 朦朧とした意識の中で彼女は何かが頬を叩いたのを感じた。
「!」
 ソレを見た間尾は大きく眼を見開いて絶句した。
 無理もない。間尾が目にしたのは馬の男根。彼女の表情に怯えが走る。
一人の警察官が毛むくじゃらのペニスを手にして立っている。
警官の顔はよく見えなかったがソレの様子は嫌というほどくっきり見える。
毛むくじゃらに勃起した竿の先には膨らんだ亀頭が覗いていた。
 警官が顎をしゃくる。背後に気配がして間尾はスカートを捲り上げられ
てしまう。
「ちょ…!」
 間尾が抗議しようとすると警官は馬ペニスの「鞭」で彼女の頬を打った。
 あまりのことに愕然とする間尾。もはや声も出なかった。そして
四つんばいに拘束された彼女に警官が告げる。
『拳銃所持容疑の現行犯で所定の刑罰に処す!』
 即座に背後に立っていた警官が馬のペニスで彼女の尻を叩き始めた。
「やめて、ヤダ、ゃ…」
 間尾は顔を赤らめて抗弁する。尻に触れた肉棒の感触から自分が下着を
穿いていないことに気がついたからだ。
「待って! ちょっと、私は…!」
 肉の打つ音が狭い空間に響き渡っていき、頭上からくすくすと笑う声が
聞こえてきた。一人ではない。間尾にはそれが同じ学校の生徒だとすぐに気がつく。
彼女は顔を伏せ、唇を噛む。
 叩かれて尻の肉が震える度に間尾は歯を噛み締めた。
 やがて責めがやむ。しかしそれは本当の災難の序曲に過ぎない。
「止めて!!」
 馬ペニスの先端がソコに押し付けられたとき間尾は半狂乱に叫ぶ。
進入を拒もうと彼女は足と下腹に力を込めた。
しかし所詮は無駄で毛むくじゃらのモノが貫入してくる。
「うあああああああぁぁぁぁぁぁ!!!」
 眉間にしわを寄せて叫ぶ間尾の目じりには涙が浮かんでいる。
不思議と痛みはほとんどなく、ただ自分の肉が押し広げられたのを感じていた。
恥骨の間をこじ開けたケダモノの拷問具が入り込んでくるのがただおぞましい。
「ぐぅ、んぅうぅぅ…」
 奥を突かれて呻く。頭上からクラスメートの喝采する声が聞こえていた。
925名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 04:20:23 ID:LuQiNh32
 毛むくじゃらなモノが自分の中をこね回していく。
その感覚事態は酷く甘美でさえあったが間尾は屈辱感に身を震わせた。
 引き出される。押し込まれる。内臓がおかしくなりそうな感覚。
痛みはない。だが恐怖が胸に膨らみそれと乖離した奇妙な快感が不安を加速させる。
「もう…」
 頬を涙で濡らしてつぶやく間尾に慈悲などかけられはしない。
『動力元セット』
 次の瞬間、馬のペニスは間尾の体内で一定のペースで律動し始めた。
どうやら機械でも使っているらしかった。
「ぅ…あ……」
 間尾の顔色が変わる。その表情は何処か切なげに上気していく。
 しかし彼女は自分が官能的な吐息を漏らしてしまったことに嫌悪感を覚えた。
そして彼女は再び歯を食いしばる。どの途鎖で拘束されて逃げることは出来ないのだ。
 頭上から見下ろす無数の視線を感じながら間尾は強制的な悦楽に耐える。
彼女は自分で自分が信じられなかった。怒りと恐怖に反して体だけが喜んでいる。
 しかしやがてスイッチを切り替える音がした。
「ぁぁぁぁあああああああああ!!!!」
 悲鳴の絶叫を上げる間尾。陵辱的なビートを刻みながら背後から突き上げてくる。
「止ァーめて! こ、壊れる!!、壊れる!!……アぁぁあぁやぁぁぶれるぅ!!!」
 しかし間尾の恐怖や羞恥とは裏腹に「疼き」はいっそうに高まっていく。
「ヤダッもぅ、ヤダッ! ゃ、ゃあゃァよぉぉ〜〜!!!」
 間尾の体内が痙攣する。意志の統制を離れた体は尿の飛沫を撒き散らして乱れ揺れる。
彼女は顔をくしゃくしゃにして泣き叫んだ。もう屈辱を意識する余裕さえなかった。
「死ぬ! 死ぬ! しんじゃう!!、死ィんじゃうぅぅ!!!」
 恐怖の中で容赦も終わりもない絶頂を迎えながら間尾は陵辱され続ける。

 午前三時。ベッドの中で目を覚ました間尾は自分が漏らしていることに気がついた。
尿に塗れたパジャマのズボンをベランダで絞りながら彼女はテロを決意する。
毛のない下半身を露出したままの彼女の決断をただ星空が見下ろしていた。
926名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 05:01:09 ID:LuQiNh32
『女郎蜘蛛の悦楽』

 真っ暗闇の空間に大きな蜘蛛の巣がはっている。
 杏子はその白い裸体を晒して仰向けに大の字で横たわっていた。その両足は
大きく開かれ、その結合部はあふれ出した液体で洪水状態である。
 そしてその上にはこれまた全裸のリクオが覆いかぶさっている。
 リクオが腰を突き入れる。蜘蛛の巣が揺れた。
「あ、いい、ィィの…」
 杏子は少し掠れた声でリクオの耳元に囁く。合体中のリクオは酷く真面目
な顔をして腰を振り続ける。
「そこ、そこよ、そう、それ…」
 突かれる合間に濡れた言葉で囁き続ける杏子。表情には艶かしさが沁み出している。
「あッ、それ、そぉれいいの、あ…」
 熟れた芳香で揺れる蜘蛛の巣を満たしながら躊躇いもなしにそう告げる。
 リクオは身を起こすと杏子の両足首を掴んで掲げ、執拗に腰を振った。愛液は
杏子のへその方にまで幾筋も垂れていく。
「ぁぁ、あ、ぅッ、んッ…」
 杏子は慣れた調子で快楽に身をゆだね、違和感のない押さえがちの嬌声を上げている。
ただその内容は次第に意味を失っていく。
「ぅ、ぅぅ、ぃいの…」
 杏子の柔らかく解けた乳房の上で硬くなった乳首が楕円を書くように動く。
彼女は下になりながらも自ら腰で円を描いてリクオに応じているのだった。
尻にまで垂れる液体は控えめながらもはばかりのない水音を立てている。
「もっと…ねぇ、もっと…」
 杏子は胎内の襞を蠢かせてリクオの責めに全身で交わりながらうわ言の様に言った。
リクオは上半身をせり出すようにして荒い息を吐いている。
「…だめよ?…まぁだ、イクトキハ一緒よ…」
 気配を「察した」杏子は上気した顔で品良く微笑んで両腕でリクオを抱き寄せる。
そしてその柔らかい太ももをリクオの腰に絡ませて固定し余計な摩擦を制御しながら
体の中で苦しげに震えるソレの感覚を楽しむ。
「まだ駄目よ…」
 そのとき杏子は甘く囁きながら男を生殺しに弄る楽しみにうっとりとしていた。

「欲求不満かしら…」
 深夜に目を覚ました杏子は暗闇に人差し指を噛んでため息をついた。
ハルに対する微かな罪悪感があった。しかしそのときはそれ以上考える気はしない。
彼女は布団から出ると桐箪笥を開けて下着の下に隠してあったバイブレーターに
手を伸ばした。
927923:2006/08/31(木) 05:16:16 ID:b/iRBsGL
た、たった数時間でリクエストに答えてくれるとは・・・・・・
今まさにエロパロの神が降臨された!!
GJ!!
928名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 15:24:01 ID:ZP7qCfvt
神だ…
このスレに神が降臨した!
929848灰:2006/09/01(金) 00:02:12 ID:BuRHz1Xs
神 様 降 臨

土曜日あたりに誰も期待していない第4日をコソーリあげるやも。
930名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 06:39:23 ID:dwz47T97
『憂鬱なる古城の夢(羊のうた外伝補章)』

 八重樫葉は夢を見ていた。悲痛な想いが見せる夢を。
 古ぼけた洋館で木の椅子に後ろ手で縛り付けられている。窓の外は夜の闇。
薄暗い部屋を照らすのは壁に埋め込まれメッキの剥げかかった二つのランプと
机上にある三本の蝋燭を立てた小さな燭台。
そして年季のいった同じ赤黒い絨毯の上には千砂と一砂が立っている。
 千砂は黒地に華の柄が入った着物を羽織って葉に背を向けていた。
「羽織っていた」と書いたのは彼女がその裾をはだけていたからだ。
もっとも千砂の白い体は葉からは影になって見えない。
そして千砂の向こうに一砂が寄り添うように佇んでいるのだった。
 解かれた幅のある金色の飾り帯が絨毯の上に無造作に投げ出されている。
細い腰帯もまたその上に折り重なって擲たれていた。
そして千砂と一砂の足元には薄絹のような布が落ちている。
それは女性の腰周りを覆うのにちょうどの大きさで微かな湿りを帯びていた。
 狭くもなく広くもない骨董品のような部屋の中には三人しかいない。
葉は黙って視線を伏せて自分の膝頭を見つめていた。
 葉からは直接には見えなかったが千砂と一砂が互いにその身を交えている
ことが気配から見て取れた。
しなやかなまでに糸を引く千砂の吐息と一砂のやや乱れた呼吸が交じり合い
少し黴臭い静寂に浮き上がって葉の耳に聞こえてくる。
「ちゃんと…見てなさい…どうしてあなたでは一砂を守れないのか…」
 その声に葉はびくりとして思わず顔を上げる。見たくないものを見てしまう。
千砂はやや横目に振り返って冷ややかな視線で葉を見ていた。綺麗な横顔だった。
整いすぎてどこか浮世離れした印象さえ与える。
しかし千砂は時おりその鼻筋の通った眉間に皺を寄せて目元を潤ませた。
無意識に目を凝らせばうなじや頬が微かに紅潮していることが見て取れる。
 そのとき葉は自分の急に鼓動が高まるのを感じた。わだかまりは嫉妬心だろうか。
千砂が生身の女であることを実感してしまったからだ。
人ならざるものでありながら生身の女でさえある者がその本質を曝け出している。
「っ…」
 千砂は微かに喘いだのは葉に聞かせるためだろうか。葉は呆然として見守っている。
もう自分の視線を忌まわしい光景から逸らす気力さえもなかった。
一砂との交わりは着物に阻まれて見えなかったがその濡れた目元が全てを語っている。
解けた着物が揺れるたびに浮かび上がる千砂の体のシルエットはあまりにも妖艶で
全ての動きが美しいまでに病的な爛れを示している。
「ッ!…ぅ……」
 千砂のはだけた白い肩が硬直し一砂の首に回された腕に力が籠められるのが分かる。
そして千砂は葉に向かってひどく満足げな夢見がちな視線を横目に送ってくる。
しかし葉にとって何よりも耐えられないのは一砂の呆けたような目だった。
葉は自分の愛する高城一砂はもはやこの麗しくも禍々しいドラキュリーナ(女吸血鬼)
の所有物になってしまったのだと思い知らされる。
 視界が涙で滲んでいく。葉は再び顔を伏せ、そのスカートには大粒の涙が滴った。


「高城君…!!」
 まだ陽が昇る前に葉はそう叫んで目を覚ました。涙で枕元のシーツが濡れている。
葉は痛む胸を抱えて何度も「高城くん」と繰り返しながら枕に顔を埋めて泣いた。
(以降、848灰氏の羊外伝本編へ)
931クマクマ:2006/09/01(金) 19:01:35 ID:zWxrFt8i
すげぇことになってますがな
932名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 20:35:33 ID:dwz47T97
『さる女流画家のゴッホ的白昼夢(桐島)』

 黄色い太陽が油絵の具の空から溢れ出るばかりの光を注いでいる。
原色の入り混じる世界に桐島はまどろんでいた。
 一糸だに身にまとってはいない気がした。緑と黄色の交錯する野原に
寝そべり全身で陽の光を受け止めている。
生命に満ちた太陽が惜しげもなく放射するエネルギーは彼女の全身に纏わり
つき、包み込むように愛撫している。
 長い四肢の皮膚を温めて浸透して鋭敏にさせる。そして微かな気流が筆で
撫でるように脚の内側や喉元をマッサージする。
 形の良い白い乳房を覆って優しく揉まれている様にさえ感じられた。
まるで無数の妖精や小人に奉仕されているような錯覚さえ覚えてしまうほどに。
 呼吸するたびに頭の奥が痺れる。刹那、その意識が薄れてしまうほどに。
そして甘美な「熱」は弱い部分からも深奥にまで潜り込むように流れ上がってくる。
 そこには圧倒的な快さがあった。
 夢の中で太陽が与える極端な悦楽は官能的なまでに高まって彼女の
肢体を解きほぐし、緩めていく。

「う…わぁ……」
 浪は思わず顔を赤らめた。その表情には明らかな動揺の色がある。
川の土手で昼寝している桐島を見つけて近寄ったまではよかったのだが
桐島の様子は常軌を逸していた。
 どんな夢を見ているのかなど分からない。だが大体想像がついた。
眠る桐島の顔は酷く切なげに上気しその長い四肢がひくひくと震えている。
時おり悩ましげな喘ぎさえが漏れるのだった。
 普段のクールな印象からはかけ離れた姿を晒している。
 起こすべきかどうか悩む浪。しかしその首に桐島の細長い腕が伸びる。
「キミ…一緒に、どう…?」
 夢現の狭間にまどろむ桐島は次の瞬間に浪を引き倒して自分の腕の中に収めて
しまっていた。体格のせいもあって彼女は女性の割には腕力があるのだ。
「キモチイイよねぇ……」
 頭を乳房に抱き込まれて浪は頭上にそんな甘たるい声を聞いた。
真意を理解しかねた浪の鼻からは一筋の赤い血が零れる。
 もう浪の頭の中は真っ白になって肩や足に絡んでくる桐島をどける気力さえない。
 桐島の下腹部が浪のものに当たる。ジーンズ越しでもその柔らかさは誤魔化しよう
もなく伝わってくる。浪は身じろぎすることだにできない。
(あ…ぁぁぁ……!)
 まるで桐島の性感が流れ込んできたようだった。勃起すらしていないのに
終わりのない射精のような感覚があった。
浪は我を失って霧島の背中に手を回しその服を握り締める。
 そのときにわかに桐島の呼吸が荒くなる。体を硬直させて浪を強く抱く。
 浪のソコに桐島の胎内の疼きが直接に浸透してくる。
 燦々たる太陽の光の下。そのまま長いこと二人は性交を超えるような絶頂を
噛み締め合いながら堅く抱き合っていた。
933名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 21:23:23 ID:LXWdAKr+
やっぱり神だ・・・!桐島さんまでやるとは・・・!
その調子で全キャラ制覇してください。個人的には丹や小宵さまを!
934名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 22:41:01 ID:dwz47T97
『うたかたの真実(丹)』

 荒縄に締め上げられて吊るされている。薄い着物越しに伝わってくる痛み。
体に打ち付ける竹べら。頭からかけられる水。そして容赦のない責め方たち。
 丹は最近よくそんな夢を見る。それは懐かしき母の経験した記憶なのだろうか。
無実の罪で捕らえられ拷問の末に非業の自害を遂げた母。
その無念の思いがそんな夢を見せるのだろうか?
 その晩も丹は見慣れた悪夢に耐えていた。
「ぐっ!」
 竹べらが肩口にめり込む。しかし悲鳴は無理やりに噛み殺した。
あの誇り高い母の娘という自負心が丹にそれを許さない。
 竹べらが、鳴る。立て続けに打ち付ける音。その痛みだけではなく、
揺れる度に体に食い込んでくる荒縄の苦痛も相当なものだった。
 頭から何度目かの水を浴びせかけられる。髪から水を滴らせて丹は意識を取り戻す。
一瞬意識が飛んでいたらしい。
 責め方たちが何か喚いているが知ったことではない。母も自分も無実だ。
丹は虚ろな半眼で嘲るような笑みを浮かべた。そして言う。
「私はやってない…」
 責め方たちは肩をすくめる。いつもながらに丹のしぶとさに呆れた様子だった。
普通ならここまで痛めつけられればあることないことしゃべってしまうものなのだろう。
 責め方たちが何かひそひそと相談している。
 丹は水で体に張りついた一枚だけの白い着物の裾から水を滴らせてそれを見ていた。
胸の中には一つの疑問がある。なぜ母が自害したのか、ということだ。
たしかに責め苦は相当なものだったがそれだけであの母が自ら命を絶つだろうか?
 長い間抱いていた謎である。
 しかし丹はその晩の夢の中で事の真実を知ることになる。
 相談を終えた責め方たちは丹の両足を捕らえる。左右に大きく開き、膝の下に縄を通す。
瞬く間に丹はM字開脚の姿勢で宙刷りにされた。
「なっ…!」
 あまりのことに悲鳴を上げてしまう。しかし責め方たちは丹の着物の裾を捲り
彼女の秘部を完全に露出させてしまうのだった。
935名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 22:42:19 ID:dwz47T97
「こんなッ! こんなやり方……!」
 丹は羞恥に顔を歪める。責め方たちはまんざらでもない表情で一本の煙管を取り出す。
そしてそれを…
「わっ、嫌! 嫌だ!」
 責め方たちはどこか愉快気に煙管の吸い口を丹の菊座に押し付ける。
「あっ、嫌、そんなッ!」
 煙管は丹の陰の筋肉をこじ開けて内部にまで潜り込んでしまう。
責め方たちは黙って先端に火をつける。その顔はだらしなく鼻の下を伸ばしている。
「くぅぅぅ……!」
 違和感に呻く丹。直腸に流れ込んだ忌まわしい煙は直に吸収され、彼女の体を冒していく。
「ぁ…ぅぅ…」
 それは阿片だった。快楽は時として拷問に苦痛以上に有効なのだ。
 丹に刺さった煙管がヒクヒクと動き、先端から立ち上った煙がせり出した陰の肉をなぜる。
やがて体中がざわめきだす。丹は半ば泣きそうな顔で身を震わせている。
「ぁ、ぁ、あぁ、ぁ、あ、ぁぁ、ぁあ、ぁ…」
 緩んだ喉からだらしのない声が漏れてしまう。そのとき肉が音を立てる。
「アっ!!! くぅ〜〜〜〜」
 丹の左右の視線がずれる。容赦ない竹べらが丹のむき出しの陰核を叩いたのだった。
「ぁッ!、あッ!、あぁッ!!!、あ!、ぁぁ!!、あっ…」
 責め方は糸を引く竹べらで丹の恥部を何度もペチペチと叩いた。
彼女はそのたびに鼻にかかった鳴き声をあげてしまう。
「ぁあッ、ハぁやァッ!!、っひゃッ!、ひゃっ、ぁぁあんゥっ!!!」
 次第にせわしくなっていく動きにあわせて丹は喘ぎ、身をくねらせる。
そのたびに彼女を吊るす荒縄が軋み菊座の煙管が踊る。
「ひっぃぃっ!!!!!!!」
 丹はついに白目を剥いて口の端から泡を吹く。彼女の秘部からは一筋の小水が
噴出して責め方の手を濡らした。袴まで汚された責め方はややいらだった様子で
丹のソコを思い切り叩いた。
「あひィっ!!」
 体をびくりとさせて跳ねあがる丹。その耳元に責め方が囁く。
『気ィ遣ってんじゃねえよ、このアマ』
 しかしもはや丹に言葉を解する落ち着きなどない。だから決まり文句を繰り返した。
「私はやってない……………。!!、あ、そんな、ア…ぁぁぁああああああああ!!!!!」
 責め苦は続き、頭は真っ白になっていく。もう彼女はもう憚らない。
「はぁあ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!」
 阿片の快楽に屈した憐れな丹はこの世のものとも思えない嬌声を上げて快楽を貪る。
 ふいに責めが途切れる。
 その瞬間に一瞬だけ正気が戻ってきて冷や水を浴びせられたような気がした。
しかしそれさえも異常な快楽に飲まれて細切れに吹き散らされてしまうのだ。
 丹はもう考える力もなかったが漠然と思った。「死にたい」と。自分を支えていた
矜持は既に崩れ落ちてしまっていた。(了)
936名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 23:29:25 ID:LXWdAKr+
すごい・・・期待以上の出来です!感謝!(;´Д`)
937名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 12:49:25 ID:FaDBNcSk
神ktkr!
938名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 17:14:52 ID:/uk85Lqg
神だ!やっと神と!
GJ!!!
939名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 01:43:38 ID:xqFQatH+
桐島さんとロウの本番きぼんぬ、とか言ってみる。
940名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 02:16:39 ID:nGzB+R+I
『夢に見た未来(シナコ)』

 トントントンと包丁がまな板を叩く。
キッチンのまな板の上では輪切りになったネギの小山が出来上がっていく。
「シナコ」
 背後から聞こえる愛しい声。「彼」だった。
 二人は大学を卒業してすぐに一緒になった。新婚も三ヶ月目に突入だ。
「あら、もう起きたの?」
 シナコはちらと振り返り微笑みながら訊ねる。日曜の早朝、普段なら「彼」も
浪君もお義父さんもまだ眠っている時間である。
 「彼」はああ、とだけ答える。その足音から近寄ってくるのが分かる。
「ちょっと待っててね、今お味噌汁作るから。昨日の晩のから揚げあるけどやっぱり
目玉焼きの方がいいかしら?」
 シナコはエプロンの裾で手をぬぐって冷蔵庫のドアを開ける。
そして味噌の容器を取り出して調理台に置く。スプーンで量を計って鍋にといた。
「熱ッ!」
 シナコは慌てて鍋から手を引っ込める。ガスコンロの火で熱せられた鍋の縁に腕
まくりした手首が触れてしまったのである。
「…あなた?」
 「彼」はシナコの手を捕らえてその手首を労わるように舐める。
そしてそのままシナコを背後から抱きすくめ、エプロンごとに小ぶりな乳房を揉むのだった。
「ちょ、だめ。お鍋が…」
 シナコは当惑した表情を浮かべたがそのまま壁に手を着いて腰を後に突き出した
姿勢をとらされる。「彼」は彼女の耳元で小さくシナコと囁いた。
「あなた、だめだったら…」
 しかしシナコはそんなことを言いながらもされるがままになっていた。
スカートを捲りあげられ、そのまま繋がってしまう。
「………」
 シナコは神妙な顔で口を噤み、やや遠慮がちに入り込んでくる「彼」を感じていた。
シナコは比較的普段から「潤っている」方である。
941名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 02:18:31 ID:nGzB+R+I
「………」
 伏せ目がちに壁の一点を見つめているシナコ。彼の左腕はシナコの腰を強く抱き、
右手はエプロンとシャツの間に差し込まれて乳房を愛撫している。
その指先はやがてシャツのボタンを外して彼女の肌に直に触れ、指先で乳頭を弄った。
「……」
 すでに勃起したそれは「彼」の指で挟まれている。「彼」はあえて何も言わなかった。
ただ激しくない程度にゆっくりと腰を使うだけである。
強引なようでいてまるで壊れ物でも扱うかのように繊細な愛撫である。
 シナコは爪先立ちで壁に両肘でもたれかかりながら「彼」を受け入れている。
「もう……」
 そんなことを言いながらもシナコの表情はまんざらでもなさげだった。
やがて小さくくすりと笑う。そして強く瞼を閉じて深いため息を吐いた。
その唇には微かな笑みがある。
(うわ、来そう……そんなとこ引っ掛けたら………やっぱり確信犯?……………)
 「彼」のモノのエラ裾の部分がねじり込むようにしてシナコの中の繊細なところを
何度も何度もこすり付けてくる。
(……ぅぁ…くる……きそう…んんん………ッ!!……き、きちゃった……)
 シナコは全身から力が抜けるのを感じた。体中から汗がにじみ出るような感じがする。
そして彼女はふいに股と脹脛の筋肉が緩んでかかとを床についてしまう。
そのまま背後の「彼」に抱きとめられる。
(………でてる……)
 天井を仰いで目を閉じたシナコは何処かうっとりとした表情で体の奥に流れ込んでくる
命の種を受け止める。そしてこれ以上ないほど優しい目でやや呆れたように呟いた。
「もう…バカ……」


 自室のベッドで目を覚ましたシナコは少し郷愁に似た感情を覚える。嫌悪感はなかった。
ただ懐かしい気持ちが胸にあふれ出してくる。
それは彼女たちに叶うことのなかった未来予想図の断片だ。
(ねぇ、あなた……「よかった」? 私はすごくよかったよ)
それからしばしの間彼女は優しい過去の思い出に浸って再び夢のない眠りに落ちていった。(了)
942名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 02:37:05 ID:rWROzH9p
一体ここ最近のこの神ぶりはどうしたことか。
(;´Д`)ハァハァもっと。
943名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 02:59:20 ID:nGzB+R+I
『そして夢の続きを(桐島2)』


 浪は背後に酒臭い息を感じた。しかし振り返る間もなく羽交い絞めにされてしまう。
「先日はどうも」
 その声は桐島だった。しかし今はまずい、非常に…
彼女は何を思ったのかいきなり浪のむき出しのソコを握る。そして指先で会釈もなしに
弄ぶ。口ぶりからして先日の件を根に持っているのかもしれない。
「へえ、割とハッタツしてるね」
 桐島は批評家のように淡々と告げる。
橋の下で立ちションなどしていたのがいけなかったのである。
あと30秒も遅ければこんなことにはならなかったに違いない。
「ちょっと! 桐島さ…」
 浪は抗おうとしたがその瞬間に袋を握られてしまう。桐島の細くて長い指は
それを握るのに十分なサイズだった。
「ねー、浪君。何事もケイケンだよ?」
 桐島はかなり酔っている様子だった。もっとも時間帯からして彼女が自堕落と
ばかりはいいきれない。もう夜の9時である。
浪は美大受験のための予備校から帰る途中だった。
「ほーら。もー立ってきた。ゲンキだねー、若いコは」
 桐島は浪のモノをその手で弄り続け、それは彼女の手の中で膨張を始めていた。
「桐…」
「キミってさ、ホーケイだったんだ?」
 桐島は聞く耳すら持たず浪をしごき続ける。
 浪は自分が非常に危うい状態になってきていることを悟る。彼はまだ免疫がない。
しかし振りほどこうとしても指で脆い部分を圧迫されればそれ以上抵抗する気にも
なれなかった。
「………」
 観念した浪は歯を食いしばった。もうもたない。しかし桐島は急に手を離した。
「おっと!」
 浪は自分のモノを隠す余裕もなく振り返る。桐島は肩をすくめた。
「どう? 今の気持ちは?」
「どうって…」
 唐突な桐島の問いかけに浪は返事に困ってしまう。
「それなんだよ。出そうで出ない、来そうで来ない……ああ、前に君が訊いたでしょ?
なんで美大辞めたかってヤツ」
 浪は頭の中が混乱して口をパクパクさせる。しかし桐島は酔漢独特のあつかましさも
あって嫌味なほどに冷静に続ける。
「で、どう? やっぱり苦しい? イキたいって、思う? てゆーかして欲しい?」
 浪は肩で息をしていたし表情も悔しそうだった。しかしそのもの欲しげな目だけは
ごまかしようもない。
「なーんてね。したげるよ、暇だし」
 桐島は川原に膝をつくと浪のモノを両手で覆うようにする。
「ホントのとこゆーとね、私も見てみたいんだよ、インスピレーションってゆーか」
 桐島は恐ろしく慣れた手つきである。
「そら、出しちゃえ。私上手でしょ? 自分ので慣れてるからさ。
オンナのってやっぱりオトコのより繊細なんだから…」
 皆まで言わぬうちに浪のそれは暴発してしまう。浪が限界を告げる余裕もなく。
酔った桐島の顔に白濁の液体が飛び散る。それは桐島の唇から顎にかかる。
「うーん。何かヘンだな…」
 肩口までを飛沫で汚した霧島はまるで他所事のように言う。
「でもいーや。夢の続きが見れそうだし」
 桐島は白い花柄のハンカチで浪の精液を拭いながら一人ごちる。
浪は呆然とした恍惚に浸りながらその場に立ち尽くし、桐島の仕草を眺めるよりなかった。
(了)
944名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 06:17:28 ID:Fuq1PoiS
何だこの執筆スピードは(;´Д`)hxhx
945848灰:2006/09/03(日) 22:19:07 ID:BsjYx/mp
>>929より
と、思ったけど空気読んで、大神祭が一段落したらupします。
946名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 23:19:34 ID:5hy2kl/t
桐島さんの本番! セクース! お願いします! この通りです!
947名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 23:32:04 ID:Bg8HJh6R
柚原派の俺に関係のある作品を!お願いしますだ!!
948名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 06:02:00 ID:weLLgc62
『過ぎ去った夢(柚原)』

「ぅっ、っ、ぅう…」
 その晩の夢の中で柚原は薄暗い部屋で数人の男たちに輪姦されていた。
それは彼女と交わってきた様々な男たち。
「くぅぅ…」
 柚原は汗にまみれた裸体で鼻にかかった音を上げる。
実際のところ彼女は一人の男を跨ぎ、さらに菊座には別の男が入り込んでいる。
「くるしいよぉ…」
 柚原の目は虚ろである。すでに彼女の感覚は半ば麻痺し、体に力も入らなかった。
しかしそれでも男たちは入れ替わり立ち代りやって来るのである。
「……!……………!……」
 断続的な小さな絶頂の波が寄せては返す。柚原は下の男の厚い胸板に
自分の乳房を押しつぶしてぐったりとしていた。
尻の肉には男の十本の指が食い込み、腰にもまた別の男の指が十本。
「………!……………!…」
 全身の汗は冷めかかっているというのに肌の奥から滲み出てくる。
擦り切れそうに痺れてしまったソコからは生理反応で愛液が少しずつ染み出していた。
「……!………!……」
 揺すられるたびに柚原の全身の肉が震える。しかし彼女はもうイケなかった。
慢性的な疼きと痙攣が全身を侵しているばかりなのだ。
もう叫びのたうって気を遣るほどの力は残ってはいない。
「ぉォお゛!お゛!お゛!お゛!お゛!お゛!」
 少し前に自分が上げたほとんど獣じみた嬌声が頭の中に蘇ってくる。
(肉の玩具じゃん…)
 柚原は自嘲した。「断れない」ということが全てを壊して男たちを狂わせて
彼女を不感症まがいの性依存症に陥れたのだ。
 小さく口を開けて声を絞ってみる。
「きもちいい」
 しかし実際にはさほどでもない。
(もういやだ)
 しかしもしも今止められてしまったらきっと「飢えて」しまうだろう。
だからやるせない喉で言った。
「もっとして、かわいがって…」
 その声はどこか抑揚がなく棒読みのような台詞だったけれども行為に夢中に
なっている男たちはそんなことを気にとめたりはしない。


「嫌な夢」
 妙な時間に目を覚ました柚原は窓際に腰掛けると煙草に火をつける。
その瞬間にライターの火が描き出した彼女の顔には憂いがある。
それは短い時間にあまりに多くを経験してしまった人に似て寂しい美しさ
を示していた。
949名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 06:41:34 ID:weLLgc62
『具現する夢(桐島3)』

「ねえ、浪君」
 桐島はねっとりと腰を押し付けながら言った。
「キミはどんな絵が描きたい?」
 そこは桐島の薄暗い部屋。もう一月以上も陽に干していない布団の上で
浪は桐島に組み敷かれていた。
「あ、別に難しいこと訊いてるんじゃなくて」
 桐島は濡れた結合部を擦り付けるようにして浪を苛みながら続けた。
「直感的にどうかって……」
 そこで急に言葉が途切れる。浪は青い闇の中で桐島の顔が微かに歪むのを見た。
彼女の体内に取り込まれた浪のソコは妙な蠢きを感じてしまう。
形のよい乳房やすらりとした腕が伸びる華奢な肩が浮かび上がって見える。
「返事くらい、したら…」
 あえて無愛想な言い方だった。しかし桐島の口調はどこか上ずっている。
そして執拗なまでに彼女は前後運動を繰り返すのだった。
速度こそゆっくりだったがトロトロになったそこのざわめきと桐島の息遣いは
それがひどく熱心なものであることを如実に表している。
「わからない」
 浪は桐島の硬くなった陰核が自分の付け根に擦りつけられるのを感じながら
答えた。実際に彼にも分からなかったからだ。
 桐島は子宮の底からせりあがってくるような深いため息を吐いた。
「だろうね」
 二人が黙ってしまうと粘性の水音だけが耳朶をつく。浪は気まずくなって訊ねた。
「そういえば、机の上にあるのって…」
「キミ、こんな状況で冷静…」
 桐島の声は途中で途切れてしまう。二人は繋がったままで会話している。
どちらかといえば桐島の方が苦しげだったが彼女は何とかすすり泣くような声で答えた。
「…漫画…ぅ……描いてるんだよ…ん…買ってくれるとこ、ろが……」
「漫画?」
 浪は桐島の締まった腰に腕を回す。
「そ、ぅだよ…今、のが自分の昔の、こと、書い……」
 桐島はそこまで言うとぎりと歯を食いしばる。
 自分が少女のころに好きだった人。麻薬がらみで追い詰められたときに「一緒に
逃げよう」と言ってくれた人の顔が脳裏をよぎり、直接に子宮を握られたような
甘たるく切ない苦しさを感じたからだ。
 浪は桐島の変化を敏感に感じ取っていた。彼は逆に桐島を下に組み敷いた。
そして夢中になって腰を振った。
 華奢な長い四肢でしがみ付いてくる桐島を浪は楽にしてやるつもりだった。
「…ぅ……ぅぅ……」
 桐島はあるいは本当に泣いているのかもしれなかった。
「ろぅくん、そんな、どうし……ぅんぅ、ぅ…」
 桐島は浪の行為に驚きながらもそれを受け入れている。
 しかし浪は気を使っているつもりでもまだ少年だ。要するに慣れていない。
誤って一番深いところに注ぎ込んでしまう。
「ぅあ………!」
 そのとき霧島は体を引きつらせる。自分の中で浪が精液を漏らしたことを感じたからだ。
 密着した浪には彼女の股や腹の筋肉が浮き上がるのが感じられた。
そしてその胸が大きく起伏していることも。
 そのとき桐島がこんな言葉を口にする。
「血を吸われるのって、こんな感じなのかな…「牙」が自分の中に食い込んできて
吸われるっていうより満たされる、みたいな…」
 二人は呼吸が収まり体が静まるまでそのまま抱き合っていた。
950名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 06:49:13 ID:weLLgc62
以上<エロノ板の淫夢>がお送りしました。
他の漫画の板でも別のネームでテロしたりしてましたが
今回は「夢」をテーマに一連の小噺を書かせていただきました。
読んでいただいた方々、本当にありがとうございました。

(マイナーないい漫画って結構あるものですよね
自分はひつじから入ったんですが日本画みたいなタッチと描写の繊細さが良かったです)
951名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 07:05:52 ID:weLLgc62
追伸:
自分は権限がなくて新しい板を立てられないので970を踏んだ方お願いします
あるいはそれ以前に立ててくださる奇特な方がいらしたら
848灰氏の四日目から皆でそちらに引っ越されるのもいいかもしれません
952名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 07:24:34 ID:Ly6ODA42
じ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜
〜〜じぇい!!!!!!

乙!本当に乙!!また降臨してください!(そんときは幻影博覧会なんぞも・・・)待ってます!
953名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 18:37:31 ID:ho+pU0IZ
桐島さんの一月以上も陽に干していない布団(*´Д`)
954名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 20:14:14 ID:Zrj++GfV
千砂えろいよ千砂

乙!
955名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 18:12:34 ID:02qYKZmS
age
956848灰:2006/09/11(月) 00:27:40 ID:02sqO06f
遅れましたが乙です。
>>951のおっしゃるとおり、次スレになったら書き込むことにします。
次の降臨では千砂の受けで書いてみてください。自分がやるとどうしてもSになるのでねorz
957名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 02:21:46 ID:w3WWNHP7
>>848灰氏
てっきり950踏んだ人間が次スレ立てるのだと思っていたので余計なこと言っちゃいましたね
まだスレに余裕ありそうですし四日目はこのスレで投下しても大丈夫だと思いますよ
958名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 14:53:54 ID:F4lpJ6Fn
あのスレが始まって以来、ZEROを未ながらオナニーしました。許してください。保守。
959名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 14:56:17 ID:c/brMh/P
あのスレってMAOスレ?
960名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 15:33:09 ID:RTmXsmmD
>>958
潮騒希望
961羊のゆめ  1:2006/09/20(水) 21:25:09 ID:fb+HRDSo
 障子の向こうでは雨が降っているのだろうか? 千砂は畳に敷かれた布団の中で
秋の長雨に曝されたようにしとど濡れて横たわっていた。
 雨音が耳いっぱいに聞こえて部屋を満たしているのは幸いだったと彼女は思う。
その乱雑にしてわびしい音色が不自然な人工音をごまかしてくれるからだ。
 千砂は衰弱から来る微熱でぼんやりとした頭を乗せた枕の上に長い溜息を吐いた。
 彼女の「おしめ」の中では小さなローターが最弱の振動を伝え続けている。
(副交感神経が・・・)
 千砂は頭の中であの高見と名乗った看護婦の説明を呪文のように繰り返す。
 高見とは水無瀬の強引な勧めで亡父の病院に入院していたときに出会った。
彼女は発作を起こした千砂の症状をとっさにある種のヒステリーと断定し、
一つの即興の対処法を案じた。
 千砂の発作が交感神経の極度の興奮状態なのだとすれば相反する副交感神経を
刺激すれば症状を緩和できるのではないか? それが高見の仮説だった。
(一般に交感神経は緊張、副交感神経は弛緩…)
 ではどうすれば発作の緊張を軽減し、また予防できるのか?
 高見の採った手段は単純明快だった。すなわち千砂の寝巻きの裾から手を
入れて彼女の性器をまさぐったのだった。
生殖器の活性化は副交感神経に属するのである。
(昔は男の赤ちゃんの癇を沈めるのにペニスを弄るやり方があったらしくて…)
 そのアイデアを聞いたときには水無瀬は少し当惑した様子だったがすぐに同意し、
あえて無表情を装って同意を示したのである。
そういう経緯でローターは今も千砂の股の付け根に挟まれて控えめな刺激を与え続けている。
 千砂はさっき拭ったそこが再び濡れだしていることを自覚していた。
さっき取り替えたばかりだというのにもうぬめりを帯びてきている。
彼女は自分の浅ましいともとれる性癖にかすかな嫌悪を感じていた。
(そういえばさっき脱いだおしめ…)
 千砂は急にそのことに思い至って冷や水を浴びせかけられたような感情に駆られる。
あれは…一砂に洗い物として持っていってもらった。
(……私のバカ!)
 千砂は顔から火が出そうな気持ちさえした。
962羊のゆめ  2:2006/09/20(水) 21:28:28 ID:fb+HRDSo
 千砂は床についてから下着を含む洗濯や家事全般を弟の一砂に任せきりにしていた。
それで多分に鈍感になってしまっていたのだ。
(もう今日で…)
 千砂は横になったまま指折り日を数える。もう三日目、計六枚。最初にあったのが四枚。
一砂は少なくとも三枚は彼女の愛液にまみれたおしめを洗っていた勘定になる。
たしかに下着の洗濯くらいならば気を許した相手になら任せてもいい。
しかしこればかりはモノがモノである。
(ああっ、もう!)
 やはり紙オムツにすれば良かった。被服生活の習慣を安易に適用したのが間違いだった。
 今も一砂は自分の汁を含んでとろとろになった布を手で洗っているのかもしれない。
 布団に肩までもぐりながら千砂は真っ赤になった顔を両手で覆う。
 しかしそんな感情とは裏腹に一砂が自分のでとろとろになったそれを手で洗っている
一砂の姿が脳裏を過ぎる。彼は指先で彼女の残滓に触れるのだろうか?
あのしっかりした手を汚れた液体交じりの水に濡らして…
 千砂は羞恥と愉悦の複雑に入り混じったようなもやもやが胸の中で渦巻いているのを
感じていた。
「千砂?」
 千砂は突然呼びかけられてびくりとした。声の主、妄想に駆られた当の相手だ。
罪悪感に駆られて彼女は唇を噛み締めたが一砂からはそれは見えない。
「ご飯食べられそう?」
 一砂は開けた障子の敷居を越えて部屋に入ってくる。千砂には足音で分かった。
「う、うん…」
 やや間があって千砂はようやくそれだけ言えた。
「そう…具合は?」
 千砂は黙ってしまう。頭の中で混乱そのものがぐるぐる回っているのが分かった。
 一砂は彼女の布団のそばに膝を突き、千砂の耳元に口を寄せた。
「具合…悪い? おかゆに卵落としても食べられそう?」
 心配そうな声だった。
 千砂はためらっていたがついに訊ねてみる。一砂に無駄な心労をかけたくはない。
「ねえ、一砂…あの、私の…おしめって…」
963羊のゆめ  3:2006/09/20(水) 21:29:13 ID:fb+HRDSo
 二人の間に数瞬間の気まずい沈黙が訪れる。
 しかし一砂が頭を掻いた気配から千砂は全てを察っして告げようとする。
「…その…ごめんなさい…今度外に出たときに紙おむつでも…」
 しかし一砂は意表を突いてそれを打ち消した。
「気なんて使わなくていいよ……それに近所の人に誤解されるかもしれないし…
千砂は恥ずかしいだろ、そういうの」
 たしかに千砂が寝たきりであるとか隠し子がいるとか噂されかねない。
プライドの高い彼女にとって不快な可能性には違いなかった。
「でも…」
 千砂は少し負い目に感じて抗弁する。だが一砂はこう返す。
「…千砂のためだったらなんでもするし…できることなんでもしたいから…」
 口調を聞けば一砂の思いは伝わってくる。そこにあるのは独占欲を孕んだ慕情。
「…添い寝して」
 千砂は胸が切なくなりやや唐突にそう言ってしまった。言ってしまったあとで
彼女は自分の言葉に動揺して小さく喉を鳴らしたがすぐに居直ることに決めた。
「寒いから体温分けて欲しい」
 数分の後、一砂は半袖シャツとトランクスの格好で布団に入り千砂を抱きしめていた。
「温かい…しばらくこうしていてもいい?」
「…うん」
 千砂は深い安堵の感情に包まれて弟の胸に額を預ける。その華奢な手は一砂の背中
に回り、シャツを握っている。そして彼女の片方の膝は彼のそれに密着していた。
 千砂は少し顔を上げて一砂の表情を盗むように見る。
「一砂…」
「ごめん…」
 一砂は皆まで言われる前に詫びた。千砂の柔らかい股に触れている彼のそれが
次第に膨張してきていたからだった。
「いいの…」
 千砂は少し気恥ずかしそうな声で答えた。しかしあえて逃げようとはしない。
「一砂…」
 千砂はその細い指でいきなり一砂のものを掴みだした。その瞳には悪戯っぽい光かあった。
964羊のゆめ  4:2006/09/20(水) 21:30:53 ID:fb+HRDSo
 千砂はそれを自分の脚の付け根の部分から亀頭だけをおしめの中に導きいれる。
そこはすでに愛液でひどく濡れており亀裂にあてがわれたローターが微かな振動を伝えている。
「どう? キモチいい? …ここに」
 一砂の苦しげな表情を見ながら千砂は告げた。
「出しちゃっていいよ」
「で、でも…」
 半ば恍惚としながらも一砂はためらっている。千砂が彼の耳に囁いた。
「お風呂だって一緒のお湯につかるんだし…あなたもここで流しちゃえばいいの、汗とか…」
 汗とか、精液とか。すでにオムツの中は千砂の愛液でぐしょぐしょだった。
 抗しがたい衝動に駆られた一砂は千砂に覆いかぶさるとそこに自分の茎を突きこんでしまう。
愛液に滑って千砂の下腹部と厚いふんわりした布の間に根元まで埋まってしまう。
「ぅ…!!」
 その瞬間に千砂はまるで秘奥を貫かれたかのように悩ましげな呻き声を上げた。
 一砂は荒い息を突きながら苦しげに腰を揺する。
「なんか、千砂の、中に、いるみたいだ」
 実際、亀頭を入れさせられた瞬間そう錯覚したくらいである。
 千砂は切なげな表情を浮かべながらその行為を受け入れていた。一砂の手に絡んだ指には
演義ではない力が篭っていた。
(あ、一砂、かたい…)
 すでにどろどろになった小さな布の中で一砂のそれと千砂の肌が何度も何度も擦れ合う。
「ぅ、ぅ…」
 千砂が小さく頭を振る。小さな絶頂の火花が彼女の体を苛んでいる。
直前まで「治療」で疼かせ続けられていた快感が一気に発火したかのようだった。
千砂は全身が局所になったような錯覚に見舞われていた。
 掛布団が規則正しく乱れながら起伏する。その中で姉弟は激しくもつれ合っている。
互いに呼吸を乱して危うげに震えながら。
「ぅ、一砂、一砂…」
 千砂は途切れがちな声で無意識に何度も弟の名前を呼んだ。彼女の瞳孔は拡大している。
乱れ解けた寝巻きからはみ出した美しい乳房の片方は一砂の手の中でこね回されている。
かたくなった桜色の乳首を指先に潰されるたびに千砂の頬が歪む。
 千砂は布団の中で大きく脚を広げて情動に苦しむ弟を受け入れていた。
965羊のゆめ  5:2006/09/20(水) 21:31:59 ID:fb+HRDSo
「ぁ、ぁぁ、一砂、切ないの、せつないの!」
 時おり接合部で茎が陰核を擦ると千砂は背筋を逸らして跳ね上がる。
すると一砂はそんな姉の体を押さえつけてそこばかりを執拗に摩擦するのだった。
「そこは、そこはァ! だめなの、らぁめらのお…」
 千砂はほとんど涙目になっていたが一砂に力で敵うはずもなく微かな後悔と不安とともに
愛撫を受け入れざるを得ない。
完全に全身の筋肉が緩みきったようになり逃れることはできない。
「そんなぁ…やさしくしてやさしく…ゃさしぃくやさしぃくぅ…!」
 混じりあおうと悶えあっている姉弟の姿は傍目に見ても淫靡で八重樫などならば
到底正視に堪えないだろう。
 雨音に混じって微かに粘性の水音が続いている。そして衣擦れと肉の触れる音も。
「はぁ、はァ、あ、あ、あ…」
 逸らされた千砂の白い喉からは官能そのものが音となって漏れている。
金魚のように唇をわななかせて浅い呼吸を繰り返している。
「あぁあぁあぁぁぁ? ぁやぁあぁぁぁ、ああぁああぁあぁ…」
 千砂は痴呆じみた顔で浮世離れした嬌声を上げながら一砂の責めに身をゆだねている。
 突き上げられるたびにむき出しになった白い肩がシーツの皺を大きくしていく。
彼女の爪はすでに一砂の手の甲に跡をつけていたが今はその指は天井を指して震えるばかりだ。
一砂が押さえていなければどこへ投げ出されるか分からないくらいになっている。
「ア…」
 千砂の視線が大きく揺れる。一砂が兆候を示したからだ。彼女は体内同様に敏感になった
下腹部で一砂のそれが震えるのを感じてその感覚に陶酔する。
「ぁぁぁぁ!! でてるノぉ…あつぃの、こォれすごくぁっぃ……ぁっぃょぅ…」
 オムツの中に精液が広がっていく感覚に千砂は半泣きになって告げる。
「ぁ、だめ、だめなの、まだ抜いたらダメ…」
 千砂はどこかヒステリックに叫ぶ。引き出される感覚が彼女を苛んだからだけではない。
自分だけを置き去りにして火照りから逃れさせる気にはなれなかった。
 そして普段の落ち着きもどこへやら自分の秘部をせり出すようにしてさらに交わろうとする。
 千砂はぐしょぐしょになって強く抱きしめられたまま弟の唇を吸う。
二人はそのまま布団の中で睦みあい互いの体液に塗れながら心身を貪りあうのだった。
                *****
 そしてこの日を境に千砂の病状は快方へと向かった。
そして八重樫との修羅場が待ち受けているのだがそれはまた別の話。
966名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 21:37:50 ID:fb+HRDSo
>>848
即興ですが羊の前座は済みました(千砂誘い受け)
皆さんもS千砂を待っておいでです
967名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 22:22:23 ID:jD/wFjtO
・・・・・・・・イイ・・・・・・・GJ!!
968848灰:2006/09/23(土) 23:32:48 ID:YCUPb/3w
第四日

 思い出す、思い出す、昨日の邂逅を。言うべきか言わざるべきか、それが問題だ。


「誰ですか? いえ、貴女は……」
「また会ったわね」
 少女が二人、橋の下。眼を潤ませ八重樫 葉は予想だにしない人物の登場により戸惑っ
ている。
ほぉ、と開けている口が何よりの証拠である。
 かたや千砂は表情もなくハンカチを突き出し、涙を拭きなさいとだけ言った。
八重樫はその申し出を丁重に断り、手で眼を拭うと、まず何を言うべきかと頭を働かせる
もこれが一向に出ない。あれほど聞きたいことが山かというほどあったものを人間とは予
想外の事態に直面するとかくも何も出来ないものか。
自分の無力さにほとほと呆れ果てていると千砂のほうから助け舟。
「あなた……名前は?」
その質問に安堵を覚え、心中で拝謝しながら己が姓名を告げ、それを聞くと彼女は直截言
った。
「失礼だけれどひとつ聞かせて頂戴。一砂が倒れたのはあなたが原因かしら?」
「わ、かりません。……ただとても苦しそうだったので救急車を呼びました。……ごめん
なさい」
「失礼したわね八重樫さん、御免なさい。病院での一砂の件、改めてお礼を言わせてもら
うわ。本当に有難う」
 頭を下げる千砂を見て逆に申し訳なくなってしまう。
「けれども……」
 申し訳なさそうな眼が一転して豹変する。それはまるでカウンセラーが患者を見るがご
とき視線である
 いい様のない不安に包まれ気持ちと共に顔も下へと。
「あなた、まさか知っているの。一砂の病気を」
 八重樫は心臓が大きく脈動するのを聞いた。無論千砂を誤魔化せるはずもない。信用す
るとだけ言い、今日までの経緯を語りだした。
一砂に会わないで欲しいということも。
969848灰 :2006/09/23(土) 23:33:50 ID:YCUPb/3w
八重樫は問う。千砂は答える。

 未来はあるのですか
 ないわね
 
 何かできることは
 なにもないわね

 にべもない返答の後、めげずに今度は質問でなく意志を伝える。
 
 高城くんの力になりたいんです

 彼女は三度同じ抑揚で先程と同一の言葉を紡ぐ……と思いきや彼女はこちらを振り返り、怜悧な眼差しで八重樫を見据えるときっぱりと言い放つ。
それは否定ではなくはっきりと判る、拒絶であった。
「一砂を癒せるのは同じ苦しみを持った私だけよ。そしてあの子を護れるのも……ね」
 言い捨てると千砂は知らぬ者が一見しても病院とはわからない足取りで去っていった。
 八重樫は堪えていたものを堰き止めきれない。しかし泣いている時間は無い。これは好機だ。そうおもい、彼女は一歩踏み出した。

 そうして二人の家を知る。家の前でそわそわとしている、躊躇っているのだろうか。
しかしそれも長くは続かない。しばらくすれば、彼女の姿はかなたへ消えていた。
970848灰 :2006/09/23(土) 23:34:47 ID:YCUPb/3w
もう真昼だった。
眼を開けた一砂は太陽の高さでそれを知る。学校に行かなくなったせいか生活の拍子が狂
ってきているようだ。
 一砂は起き上がると寝ぼけ眼を擦りながら居間へと向かった。
 
 机の上には筆者の性情がよくわかるはっきりとした字で


  買い物に行ってきます。すぐに戻るわ。
                         千砂


 と、書かれていた。この家住むのは勿論二人。
自然と誰だかわかるだろうに名前まで書くとはまっこと几帳面である。
 一砂が苦笑していると玄関で音がした。
 今日はまことに風が強い、けれどそれが因ではなさそうだ。噂をすれば影。
「今かえったわよ」

「やっと起きたわね、この寝ぼすけ。昨夜そんなに一人で励んでいたのかしら」
 一砂は慌ててかぶりを振って
「違うよ……少し疲れているみたいだ。近頃──といってもごく最近のことだが──よく
寝過ごしてしまうんだ」
 にたにたと心中で笑っていたに違いない千砂も途端心配そうな顔つきだ。
「この家に来て数日。そろそろ疲れも身体に出始めるころでしょうし、そうね、今日も早
く寝なさいな」

「わかったよ。とりあえず家の中に入ろう、何時までもここにいる訳にはいかない。それ
こそ風邪をひいてしまいそうだ」
 
 
 
 居間へと向かうと、彼女はお茶を持ってきてくれた。
 この暑さの中熱いものをである。これが身体にいいのよ、と彼女は眼を閉じ諭す。
そんなの迷信だ。反論すれども彼女はまた眼を閉じて湯のみをその麗しい口もとへと運ぶ
だけである。
 仕方が無いと一砂は茶を啜りつつ茶請を食む。
 やがて、どちらともなく湯呑みを置くと互いの顔を見つめあう。しかしどういうことか
千砂は顔を背けてしまった。いよいよ不審に思った一砂は如何したのかと訊ねてみると、
彼女は逡巡しながらも意を決したか遂にその口を開き、昨日の邂逅についての一切合切を
話した。
 その話を聞いて一砂にひとつ疑問が生まれる。
「なあ千砂、何でその話を言わずにいたんだ?」
 雉も鳴かずば撃たれまいに。
強風で障子がガタガタと震える音のみがこの場を支配した。
 千砂は数秒黙り込んでいたが突如として一砂を押し倒し、
「もう、鈍感ね」
 紡ぐ言葉の暖かさとは裏腹に一砂を見下す眼差しは冷たい。一砂は薄氷を踏む思いで何
か悪いことを言ったのかと問うが最早手遅れ、寧ろその言葉が更に千砂の機嫌を損ねたよ
うである。
「千砂、ゆ、ゆるして?」
 半疑問で訊ねてみるけどその眼は一向、細くなるばかり。
「その取り敢えず謝ろうという態度が気に入らないわね」
 もう何を言っても揚げ足を取られそうなので一砂は反抗することをやめた。
「でも…………そうね。今から言うことができたら許してあげる」
 既視感ならぬ既聴感に一砂は酷く嫌な予感がした。
971848灰 :2006/09/23(土) 23:35:48 ID:YCUPb/3w
全裸で仰向けになる男とその横に坐る女。いま鏡を見たら死にたくなるだろうな、と一
砂は思った。右耳から彼女の声が入ってくる。
「今から私があなたを射精させるまでに何故私が怒ったのかを考えて見なさい」
 ただ条件があるとのこと。曰く、
 
 壱  一砂は自発的に行為に手出ししてはならない
 弐  千砂は手と口しか使わない

 「だって足なんか使おうものなら一砂はすぐ射精してしまうものね」
そういってクスリと笑い、それを見た一砂は本当は怒ってなんかいないんじゃ、と思う。
さっきの感情は嘘には見えなかったなとも。
「じゃあ始めるわね」
 そういうと千砂は彼の陰茎を右手でゆっくりと扱き始める。
もう慣れたがやはり自分でする時とは比べ物にならない快感に一砂はたまらず息を漏らす。
「このくらいで甘い声をあげるようじゃ先が思いやられるわよ。さあ早く考えなさい」
 早くしなければと思うもののすぐに悟ればこんな状況にはなっていない。
必死になっているうち、千砂の舌は一砂の乳首へと。
「男の人ってココは感じるの?」
「ううむ。そうでもないかな、なんかむずむずとはするけど」
「へえ…………それじゃあこんなのはどう?」
千砂はそういうと乳首の周りを舌で円を描くように舐め始めた。
「ああ、それ、なんかむず痒くて変な感じが……」
 脈ありとみるやいなや千砂はたちまち右手と舌、両方のぺースを緩める。焦らせる作戦
のようだ。
 「ち、千砂。下のほうだけでももっと速くしてくれ」
一砂が息を荒くする。
「一砂。目的を忘れたの? 精液撒き散らしたら駄目だっていってるのに」あきれたよう
に千砂。
「だ、大丈夫。我慢するから、ださないから」
「そう、分かったわ」
千砂は右手のペースを元へと戻し舌で亀頭をチロチロと舐める。それと同時に一砂の嬌声
が部屋中に響き渡った。
「あらはしたない、そんな大声を上げて」
そういうと更に速度をあげて一砂を責める。
くちゅ……にゅぷ、にちゅ、くちぃ、ぬぷんぷぅ、くちゅぐっちゅ
 二分ほど責め続けているもののなかなかもって渋とい一砂。
しかしもう考えるどころではなくなっているので、このままでは一砂の負けは明白である。
「頑張るじゃない一砂。仕方がないわ。切り札を使うわね」
そういうと彼女は股下に移動し舌を菊門へとねじ入れた。
「ぉぉぉおおおおっっ!!」
ものすごい声で喘ぐ一砂。
「あはっ、跳ねてる跳ねてる。ああ、素敵。ビクンビクンいってるわ。お尻の穴を舌でほ
じられるのが良いなんてやっぱり一砂は変態ね………ま、今さら言うことでもないわね」
 舌をいったん出して言葉でなじる。舌もさっきよりも動きを激しくし、縦横無尽に尻穴
を駆け巡る。
れろれろ……んちゅぅ、にちゃにゅちゃ…………じゅるぅ、んちゅゅぅう、ちゅるちゅる
れるれろ…………んふぅぅぅぅ。
「うふふ。ブリッジしちゃって……もう射精そうなのね一砂、駄目だといったのに。いい
わ射精を許可してあげる。イっていいわよ」
972848灰 :2006/09/23(土) 23:36:29 ID:YCUPb/3w
一砂の視界が真っ白に変わる。
右手でカリを擦り、舌で尻穴をほじくると一砂はあっけなく精液をぶちまけた。
ビュクッ! ビクン、ビュルルッ、ビュビュクッ、ドクン、ドビュルル、ビュクゥゥ!!
 二十秒ほどたつとようやく射精が収まる。しかし陰茎だけはまだビクビクと蠢いていた。
「また、こんなに射精しちゃって、あらあら自分の顔にまで飛ばしちゃたのね」
彼女は顔についた精液を舌で拭い取った。一砂の身体に付着した大量の液も舐め取ってい
く。
「ん、じゅる、ぴちゃ……んぐ、んむ…………っはぁ。『量』『濃さ』『香ばしさ』『美
味しさ』どれをとっても極上品よ。今度料理にも入れてみようかしら」
 本気でやりそうだから恐ろしい。一砂がげんなりしていると流石に冗談よ、と千砂。
「ほら、あなたにもお裾分け」
 指で精液を掬うと一砂の口の中に強引に押し込む。一砂は堪らず咽こんだ。
「大丈夫? ふふ、でもこのプリプリした食感がたまらないのよね。噛むときの感触なん
てもう最高だわ」
 全てを食べ尽すと彼女は思い出したように
「さて、と。射精しちゃったんだもの、罰が必要よね」
 まってなさいというと自分の部屋へと向かい何かを手に持ち戻ってきた。
 一砂は驚愕した。良くみるとそれは男のペニスそのものだったからである。
千砂は開いた口が塞がらない一砂をみて
「ふふ、ビックリした? 父さんの部屋で見つけたの。まったくこんなものを作っちゃっ
て、自分の娘に掘られたかったのかしらね。まったく親子そろってマゾなんだから」
 一砂はその台詞を聞いて心底ゾッとした。何をされるか悟ったからである。
「凄いのよコレ。体に着けると神経が同調して本物のように感じるのよ。擬似精液もでる
し……人に使うのは初めてだけど大丈夫よね」
「ち、千砂、やめ。ほ、ほ、本気でそれは……」
「大丈夫。お尻でもうあんなに感じられるなら、きっとね。」
 そういう問題じゃない。その呟きは声とはならない。四肢が紐で縛られていたからであ
る。
「いつのまに!?」
「細かいことは気にしないの。拒否権は勿論ないわ……大丈夫すぐに良くなるわ」
 両性具有となった千砂が間近に迫る。その愛らしい口が恐怖にゆがむ一砂の耳元へ。
「愛してるわよ」
973848灰 :2006/09/23(土) 23:37:13 ID:YCUPb/3w
「か、な……ず、…………ずな」
 気を起こすと彼女の声が、心配そうな声色で、優しく耳に入ってく。
「あれ、千砂?」膝枕をされていたようで瞳を開ければ傍に顔。
「一砂っ、良かったわ。御免なさい。疲れているというのに無理をさせすぎたわ」
 尋ねてみればどうやら絶頂の瞬間気を失ったようでほんの二、三分だったそうだがそれ
が彼女をひどく心配させたようだった。
「夢を見たよ」
滝のような汗を拭ってもらいながら一砂が語る。
「どんな? ……いやらしい夢でも見たんじゃないでしょうね」
 一砂は途端に黙りこくった。
「あら、図星? 必死に看病したというのに酷い話だわ」
「そ、そうなんだけど、でも恐い夢だったんだ」
「そう、きっと蛇にでもそそのかされたのよ」
しばしの間頭を撫でられ恍惚としていたが、
「御免なさい」急転直下。
「ここへ来て毎日。少し無理をさせすぎたわね。今日はゆっくりね…………一砂!?」
 一砂は起きたばかりというのにまるで発情した狗のように千砂の股座を嘗め回していた。
何も言わせない。
「やめなさい! まだあなたの身体は……っく」
 あれよという間に 帯をはずして 千砂の肢体にもぐりこむ
 一砂は乳首を口に含む。
「ぁ……んんぅ、ぁん…………あああぅぁ」
 すると途端に千砂の淫靡な嬌声が響き渡った。
「千砂、気持ちいい?」
「や、め、なさぃ……一砂」
「やめていいの? 千砂のココはもうこんなに濡れてるけど」
 千砂の秘所に左の手を伸ばすと二本の指で掻き回した。
「くはぁっ! ……んああぁぁあぁあ……うんぅああぁ、んぁ、ん、うぅっ」
 琴でも弾いているように秘所をこねくり回す度に甘い声をあげている。
「はは、なんだか楽器みたいだよ。他の音も鳴らしてみたいなあ」
 今度はギターのように爪弾く。大きく勃起した淫豆を。
「今まで見る余裕がなかったけど千砂のクリトリスって大きいよね。普段はまったく見え
ないのに今みたいに興奮したら、ほら、出てきた出てきた」
 包皮を飛び出し完全に勃起した千砂の淫核は太さこそないものの細長い。
「ああ、凄いよ、5cmはあるんじゃない?」
 千砂は紅葉のような両の手で顔を覆った。
「いやぁ、言わないでよ、気にしてるのに」
「ごめんよ。でも驚いた、女性の淫核ってもともと見えないだけで10cmはあるそうだ
けど、流石にこんなのは初めて見たよ」
 ひたすら喘いでいた千砂はそこだけは聞き逃せないとばかりに
「初めてって、あなたこの間まで女性経験が無かったんじゃないの?」
 一砂は一瞬きょとん、とすると、しかし動きを再開しながら
「ちがうちがう、雑誌とか……他にも色々あるんだよ。」
 ホッと胸をなでおろす千砂を見て千砂は何をそんなに安堵しているのかといぶかしむ。
「いえ、ただ一砂の初めては私だったんだな、と改めて認めることが出来たから……」
「嬉しいよ千砂。でも……」
 突如として一砂の顔に暗い影が落とされる。どうしたの、と千砂は尋ねると。
「初めてを取られるばかりで千砂のは貰っていない、親父とのことは分かってる、分かっ
てるけど……それにさっき思ったよ。俺は千砂を満足させることが出来ていないんじゃな
いかって。クリトリスが勃起したのだって初めてだし……」
 千砂はしばらく黙っていたが身体を起こすと一砂を抱きしめた。
「ごめんなさいね、一砂。あなたをそんなに不安にさせていたなんて」
 千砂が立ち上がると一砂は狼狽しながらどこへ行くのかと尋ねた。
「そんな捨てられた仔犬のようなめをしないで、布団を出すだけだから」
少し眼を閉じていて、という千砂の願いをそのまま一砂は実行した。
974848灰 :2006/09/23(土) 23:38:42 ID:YCUPb/3w
2分ほどたっただろうか。一砂は律儀に眼を閉じたままそわそわしながら合図を待った。
正直不安もある。いや、最早一砂の心の大部分を恐怖が占領していた。
何故あんなことを言ってしまったのか。勢いだったとはいえあんな愚痴のような、それも
昔の……親父の話までも。
 叱責で済むならそれでいい。殴られるくらいなら万々歳だ。
しかし一砂が最も畏怖しているのは千砂の愛想をつくされることであった。
俺は馬鹿だ、と改めて一砂は自責した。
 布団を出す音などとうの昔に終わっている。今はただ風と時計の針が動く音が聞こえる
だけ。
チクタクという無慈悲な音が刻々と一砂の心を苛む。
──ああ、フック船長はこんな気持ちだったのかなあ。
 ついに現実から離れ始めた一砂の心を呼び戻したのは、もういいわよ、というまさに今
街を蹂躙している強風にも負けそうな声だった。
 今の言葉を反芻しながらどういう意味かを考えた。
「もういい」一砂はいよいよ兢兢とし、地震のような揺れを感じた。
いや違う。ゆれているのは部屋ではなく自身だ。自分は今、捨てられるという懸念に慄然
とし震えているのだ。
 自覚をすればするほど震度は上がっていく。過去最高のマグニチュードを記録しそうな
中、早く眼を開けなさいという、千砂の声が響いた。どこか焦るような声色だがそれを感
じ取る余裕などあるはずも無い一砂は、戦々恐々としながらも、カタツムリが進むようにゆっくりと眼を開けた。
975848灰 :2006/09/23(土) 23:39:28 ID:YCUPb/3w
 一砂はただただ呆然とし姉の痴態を眺めていた。
「わ、私の初めてをあげ、る」
 そう言った姉は布団にうつ伏せとなり、尻だけがこちらに突き出ている。
それだけでも目の前がくらくらするが、千砂はさらに両手で自らの菊穴を押し広げていた。
一砂はこの光景だけで達してしまうような錯覚に陥った。
「黙ってないで何か言いなさいよ」
 顔中が林檎のように真っ赤に染まっており、一砂と視線すら合わせられないようだ。
その可愛らしい仕草が更に一砂の逸物を起立させた。
目の前の果実は罠ではないか。食べればこの病に苦しみながらも素晴らしい生活から追放
されるのではという危惧を抱いた。
 しかし、自分たちはもう最大の禁忌を犯している。聖書の二人のように無垢ではないの
だ。今更果実を口にしたところで何の罪が与えられようか。エデンは既にここにあるのだ。
 かくして、一砂は姉のもとへと行き、押し広げられた菊門に舌をねじ込むのだった。
 
「ぴちゃ、にゅぷ……ぐぽっ、れろ、美味しい、千砂のお尻」
「んぁああ、んくぅうぅぅああ、あんぅん……んひいぃいい、イイわ一砂ぁ、も、っと奥
までえ、んはぁっああ」
 注文に応じるために、一砂は更に顔を押し付け、舌を限界まで入りこませた。
「ああっぁああ、それっ、それイイわぁ、んはぁああああ、ひぃぅぅっ」
 貪欲に、更に貪欲に千砂は弟を求める。
布団のシーツを強く掴んで、千砂は更に甘い声をあげる。
「ああ、千砂。これ以上舐めたらお尻の穴ふやけちゃうよ?」
「そんなことあるわけ無いわ。ねえ来て一砂。あなたのも舐めたげる」
 二人は横を向いて寝ると互いに菊門を舐めあった。
「にゅぷ、……んぐ、んぷぅ。うふふ、お互いのお尻の穴を舐め合う姉弟なんて私たちく
らいでしょうね。どう気持ちいい?」
「聞くまでもないよ。そっちは?」
「んぁぁぁ、んふっ、今の声を聞けば分かるでしょ。それにしても一砂もすっかりお尻で
感じるのが当たり前になって。男として恥ずかしくないの?」
 千砂は舌を抜くとすかさず右の中指を肛門へとねじ入れる。
……いやその表現は正しくない。なぜならすっかり濡れきった穴がすんなりと千砂のしな
やかな指を受け入れたからである。
「うはっ、そんなことを言っても気持ちいいんだからしょうがないじゃないか。初めての
ときも千砂が無理にしたんだし俺が悪いんじゃない」
「あら、責任転嫁とはいい度胸ね」
「事実だろう。千砂だって……ほら、こんなに悦んでる。尻は女はあまり気持ちよくない
って聞いたけど嘘だね。こんなにグチョグチョでそっちこそ恥ずかしくないのかよ。初め
てとかいって、本当は自分で慰めていたんだろ」
「んんんぅ、そ、そうよ。ん……でも、あぁん……肉棒を入れるのは初めてよ。あの人、
私の体をむさぼることしか考えていなかったから」
 一砂はそれを聞くと千砂の身体を跳ね除けて起き上がった。
「あら、嫉妬しちゃたの。でもいいわ、ねえ、そろそろ……」
 今度は初めの時とは違い、立ち上がって尻を突き出し自ら穴を拡げた。
「それじゃあ駄目だ」
 すぐにがっついて来るだろうと予期していた千砂は「え?」と聞き返した。
 一砂は自分の陰茎を千砂の尻に当てながらも
「それじゃ駄目だといったんだ。ちゃんとお願いしなきゃ」と、言った。
「クスッ、いいわそんなに卑猥な言葉を言わせたいのね」
 もう、今日だけよ、と一人ごちながら。
 穴を拡げている両指を中にいれ中から拡げた。

「さぁ早くぅ一砂のおちんちんを私のいやらしい……お尻の穴に挿入してちょうだい!」
976848灰 :2006/09/23(土) 23:40:26 ID:YCUPb/3w
拡げられた千砂の穴はとても綺麗な桃色で、その色が麻薬のように一砂の脳を幻惑させた。
ペニスを入り口に当てるとゆっくりとゆっくりと挿入ていく。
「うぅぅ、ちょっとずつ入ってきてるぅぅぁああああああ」
 千砂の指が入ったままなのでそれに陰茎の側面が擦れて気持ちよかった。しかし
「千砂、手を離してっ、破れちまいそうだぁっ」
「大丈夫よぉ、おおおぉぉおおお、あんんゎわぁあ、こんなに気持ちいいんだもの壊れる
わけないわ、あぁああああああんんぅう」
 30秒ほどもかけてじっくり感触を楽しみながら、ようやく根元まで挿入された。
「うふぅ……ん。お姉ちゃんのアナルの処女奪われちゃった。あ、今ビクンってなったわ。
今の言葉に興奮したの?」
 それには答えず黙って腰を動かし始めた。
 ぐっぽぐっぽっ──ぐぴゅぶぴゅう、ぬぷっぬっぷ──ぐびゅう──ぬっちょにっちょ
「硬いぃいい、あんっ、硬いのが出たり入ったりぃ……ひもちひいぃぃいい」
 その言葉を聴いて一砂は更に腰の動きを速めた。
「ああぁんはぁっ、は、速くなってきたぁん。ねえ、もっとぉ、もっとおぉう」
「千砂ぁあっ。射精るっ、射精るううううっ」
「は、早いわ、それは腰だけにしておきなさいよ。でもいいわ、まだ一回も出してないも
のね、そのまま動かしながらぁあああ、わたしの中にぶちまけなさいっ!!」
「ああああああ、イクぅっうう、射精るうぅぅぅうううううっっ!!!」
ビュクッ! ビュルルッ! ビクンビュククン!!!! ビュルンルルビュクゥ!!
「あああああんん、なにこれぇえ膣内で射精されるのとは違った感じで……んん、イイわ、
叩きつけられてるううっ!! 甲乙つけがたいわね……ああぁぁ、またきたぁああ、んあ
あぁあ!!」
 数十秒に及ぶ射精のあとペニスはまだ入ったままで坐って休憩する。
「あんなに出したのにまだ硬いまま……相変わらずの絶倫ね。ねえ、もう次いける?」
 出した後の余韻と腸内の動きに浸り、呆としていた一砂が我にかえる。
「あ、ああ。勿論だ」
 そういって立ち上がる。繋がったままなので、当然腸壁にペニスがこすれる。
 結果短い喘ぎ声と、グチュ、という効果音がついてきた。
「ふふ、今抜いたら凄い量の精子が溢れてきそうね。でもさっきより気持ちいいんじゃな
いかしら。あなたの精液が潤滑油代わりになってね」
 ためしにペニスを動かしてみると、なるほど確かにさっきよりイイ。
「そうだわ、さっき言ってたアレ。ねえ、クリトリスを弄ってみて」
 言われるがままに弄っていると1分ほどしてさっきの巨大な淫核が姿を見せた。
といっても一砂には角度的に見えない位置にいたのだが手の感触がそれを伝えた。
「私のここは念入りに弄らないと勃たないのよ。あなたが下手なわけじゃないわ。ね、分
かった?」
 一砂はただ微笑むと円を描くように腰を動かした。
「あん、いやぁ……お腹の中の精液掻き混ぜないでぇ」
「それがいいんだろう、千砂。じゃあいくよ」
「ああ、来て一砂ぁ」

このあと二人は二時間をかけてじっくりと愛しあった。
977848灰 :2006/09/23(土) 23:41:28 ID:YCUPb/3w
「はあ、はあはあ」
 息が荒い。それはそうだ一度も抜かないまま七連発もすれば誰でもそうなる。
「ねえ一砂。私の初めて、どうだった?」
「聞かなくても分かるだろうさ」
「それでもあなたの口から聞きたいわ」
「凄くよかった」
 それを聞いた千砂はまるで童女のように笑った。
「それにしても風が強いね。庭の茂みもガサガサいってるし」
「そうね。……それとも仔猫でもいるのかもしれないわね」
「こんな風の日に?」
「ええ」
 二人はしばらく眼を閉じて静かな時間を楽しんだ。
長い沈黙のあとながら、それが自然であるかのように千砂はこちらを見る。
「ねえ、もうひとつあげようか、私の初めて」
「え?」

 いきなりキスをした。初めて同士の覚束ないものではない。
舌を絡めあい、長く、味わうようにして互いの口内を舐めまわす。
その接吻はまるで誰かにみせつける様であった。
そう、例えば仔猫なんかに──






 庭の茂みから飛びだして仔猫は全力でその場を離れた。
仔猫は少女だった。
 少女は走りながら何かが頬を伝うのを感じた。
 涙だ。
仔猫のような素早さで八重樫 葉は家に向かってただ走った。
978848灰:2006/09/23(土) 23:48:44 ID:YCUPb/3w
>>930氏の(なんとお呼びすればいいのか……コテでもお付けしてくれば有り難いです)
憂鬱なる古城の夢(羊のうた外伝補章)へ続く。

正直、葉にばれるというのはプロットからあったのでこれは嬉しい誤算。
最近睡眠が四時間とかでつらい、もうすぐ千円札の人になれそうだ。
つーわけで次は未定。
979名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 00:26:43 ID:SenQL93v
千砂魔性杉乙!
睡眠不足とは知らず急かしてスマソ
980名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 11:30:22 ID:9uqrHWm0
そろそろやばそうなので保守。
でもスレは立てられないんだ、ごめんな。
981名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 02:20:46 ID:c+LG3ueC
と思ってたけど立てられた。

冬目景エロパロ 参話 幻影博乱会
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1160759971/
982名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 02:27:43 ID:W0hwdAqt
じゃあ、梅作業に入りますか。




間尾のアナル処女は俺が貰います。
983名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 02:30:11 ID:c+LG3ueC
早っ!
じゃ、私は姐さんの正真正銘処女を頂きます。
984名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 07:11:11 ID:wUT8w4Fb
丹たんの舟おろしは俺がやってあげよう。
985名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 08:04:47 ID:lYZ6COqK
杏子さんの尿道と膀胱をもらいました。
986名無しさん@ピンキー
じゃあ杏子さんのマムコと口マムコをもらいました。