ファイアーエムブレム&ティアサガ第12章

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1名無しさん@ピンキー
ファイアーエムブレムシリーズやティアリングサーガの18禁SSスレッドです。

前スレ
ファイアーエムブレム&ティアサガ第11章
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1091716927/
作品倉庫
http://fire_emblem2ch.at.infoseek.co.jp/fe18.htm
2名無しさん@ピンキー:04/10/09 17:05:43 ID:5KicS9p6
初代スレ
「ファイアーエムブレムのエロネタでハァハァ… 」
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1004/10044/1004451716.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第二章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1020/10200/1020016530.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第3章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1033/10338/1033828837.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第4章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1042/10422/1042292300.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第5章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1048/10487/1048789718.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第6章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1053/10532/1053271621.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第7章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1057/10572/1057238909
ファイアーエムブレム&ティアサガ第8章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1065/10653/1065356946
ファイアーエムブレム&ティアサガ第9章
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1073706816
ファイアーエムブレム&ティアサガ第10章
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1085577911
3名無しさん@ピンキー:04/10/09 17:06:24 ID:5KicS9p6
倉庫未収録作品

Part10スレ
>607->662 射手と天馬のゆくえ ケント×ファリナ (花泉の亜茶)
>678-679 >682-685 フェレ大賞典 烈火オールキャラ (ダミアン ◆.lt5gYzbQ)
>702->720 Part5の未完のチャド×キャスの続き (通りすがりのスケベ)

Part11スレ
>12-30 罪の意識(前編) スルーフ×アマルダ (988%マシン ◆ka5BrNUzcE)
>35-41 >43-45 >47-49 >51-52 嘘と約束 ヒース×プリシラ (むた ◆rEtdWXJvJ6)
>55-57 >59-61 >89-96 プリシラ陵辱 (ダミアン ◆.lt5gYzbQ)
>64-79 隠せないこの想い マリク×リンダ (花泉の蕪/千葉犬)
>99->131 罪の意識(後編) スルーフ×アマルダ (988%マシン ◆ka5BrNUzcE)
>146-151 >200-207 悲劇的 軍師×リン (ダミアン ◆.lt5gYzbQ)
>156-160 バレンシア大陸誕生秘話 ドーマ×ミラ (千葉犬)
>173-196 あなたのくれた未来 セーバー×ジェニー (むた ◆rEtdWXJvJ6)
>210-211 >214-215 >232 >304-305 >482 >552-555 >558
ホークアイ祭 ルトガー×クラリーネ (ダミアン ◆.lt5gYzbQ) 
>235-263 遠い日の約束(前編)ホリン×アイラ (千葉犬)
>278-299 遠い日の約束(中編)ホリン×アイラ (千葉犬)
>320-360 遠い日の約束(後編)ホリン×アイラ (千葉犬)
>373 初代スレ 寸評その1 (花泉の亜茶)
>415-416 初代スレ 寸評その2 (花泉の亜茶)
>418-423 シーザ×リンダ (418)
>427-437 マルス×チキ (M・S ◆7VourjYAV6)
>444-472 遠い夜明け ヨハン×ラクチェ (むた ◆rEtdWXJvJ6)
>534-543 フェレ家の奇妙な一夜 フェレ家の皆さん (花泉の亜茶)
4名無しさん@ピンキー:04/10/09 18:07:48 ID:5KicS9p6
即死回避だけよろしく。
5ダミアン@今絶不調 ◆.lt5gYzbQ. :04/10/09 18:18:24 ID:yJN6Urlr
超魔術(1)

僕とシーダは今、アカネイアのエリス姉さんのところに来ている。
マリクと結婚して以来、僕の元には、姉さんから、おびただしい量のラブラブ自慢の手紙が来ていた。
「私達の熱々ぶりを、ぜひマルスにも見せたいわ。」
そんなわけで、このくそ忙しい中、僕達はわざわざアリティアから来たわけだ。

僕達はマリクの屋敷の一室に通された。
部屋の中央に、天蓋のついた豪華なベッドがある。カーテンに覆われていて、中は見えない。
しかし、何となく、中に誰かがいるのがわかる。
僕はカーテンを開けようとした。すると、部屋のドアのほうから僕を呼び止める声がする・・・
「マルス様、お待たせいたしました。」
マリクはつかつかとカーテンのほうに歩いてきた。
「マルス様、シーダ様、そちらのお席のほうにおかけください。」
「う、うん・・・。」
僕はマリクの言うとおり、シーダと一緒にいすに腰かけた。
「それではマルス様、シーダ様、このマリクの超魔術を、ぜひお楽しみください。」
マリクがカーテンを開けると、僕達は心臓が飛び出るほどに驚いた。
「ね、姉さん・・・・・・」
中にいたエリス姉さんは、全裸で両腕を後ろ手に縛られていた。そして、目隠しと猿轡をされて、両足をM字に曲げて、こっちを向いていた。
マリクは僕達の前に立ち塞がった。そして、両手のひらを広げて僕の前にかざした。
「それでは、始めますよ。」
6ダミアン@今絶不調 ◆.lt5gYzbQ. :04/10/09 18:38:37 ID:yJN6Urlr
超魔術(2)

マリクの宣言とともに、彼の両手がエリス姉さんのふくよかな両胸に添えられる・・・
そのまま、マリクの両手がエリス姉さんの胸を揉みだすと、エリス姉さんの鼻息が次第に荒くなる・・・
「ふーっ!んふーっ!」
「マルス様、ご覧ください。ほら・・・」
マリクが指差したほうを見ると、彼女の女性器が妖しく濡れて光っていた・・・
「胸を揉んでいるはずなのに、ほら、こんなところから・・・」
そして、マリクは両手を僕に見せた。
「ハンド・パワーです。」

「さて、それでは次なるハンドパワーをお見せしましょう。」
そう言うとマリクはそっと彼女の陰毛の生えている部分を撫でた。
「ほらエリス、今、マルス様が、あなたのここを、じっくりと見ていますよ。」
その言葉に、姉さんはM字のまま、腰をひくつかせる。すると、どろどろと彼女の股間からスケベな匂いのする
液体が溢れだした・・・
「おや、弟に見られて、すっかり興奮してしまいましたか・・・。いやらしいですねえ・・・」
マリクはニヤリと笑った。そして再び両手を広げて僕の前にかざした。
「ハンド・パワーです。」
そしてマリクは、強引に指をエリス姉さんの局部に突き刺した。
「んんんんっ!!!」
「それでは、ハンドパワーの真髄を、お楽しみください。」
マリクの指が、彼女の中を行ったり来たり・・・
「んんんっ!んんんっ!!!」
猿轡をされて喋れないエリス姉さんの卑猥なうなり声が、部屋中に響いた・・・
7ダミアン@今絶不調 ◆.lt5gYzbQ. :04/10/09 18:54:30 ID:yJN6Urlr
超魔術(3)

彼女の周りの空気が、一気に熱を帯びてくる・・・
彼女はマリクの指の動きに、ただ腰をくねらせながら悶えていた。
「ね、姉さん・・・・・・」
僕とシーダは、ただただ何も言えずにじっとそれに見入っていた。
「お、お姉様・・・すごい・・・・・・」
痙攣しながら腰を動かすエリス姉さん・・・マリクのK・Tばりの指の動きに女の本能を全開にしている・・・。
「さあ、マルス様、これがハンド・パワーです!」
左手をエリス姉さんの腰に添え、右手で彼女の股間をひたすらまさぐる・・・
一瞬、エリス姉さんの体が大きく後ろにのけぞった。そして・・・
ぷしゅっ!ぷしゅっ!ぷしゅーっ!!!
おびただしい液体が、一気に吹き出て周囲に飛び散った。
そしてマリクは両手をかざした。
「ハンド・パワーです。」

こんこん。
そのとき、ドアを叩く音がした。
「マリク様、お楽しみのところ申し訳ありませんが・・・」
執事の声がすると、マリクはドアのほうに歩いた。
「どうした?」
「リンダ様がお見えになっておりますが・・・。」
マリクは少し考え込むと、執事にこう告げた。
「すぐにお通ししてくれ。この部屋にね。」
8ダミアン@今絶不調 ◆.lt5gYzbQ. :04/10/09 19:16:32 ID:yJN6Urlr
超魔術(4)

「な・・・何・・・この空気・・・」
部屋に入るなり、リンダは顔をしかめた。部屋じゅうに散らばるこの異様な空気・・・
そして、うだるような熱気と、ある意味不快な臭気・・・
「やあ、リンダ。よく来たね。」
マリクはリンダを見てにこっと微笑む。その笑顔にリンダは思わず顔を赤く染める。
「ね、ねえマリク、これはいったい・・・?」
リンダの視界に写るのは、ベッドに全裸で寝かされているエリスと、ベッドのそばでアソコをおっ立てながらいすに座っている
僕と、そのそばで鼻息を荒くしながら僕に寄り添うシーダだった。
「リンダ・・・」
いつのまにかマリクは、リンダの両肩に手を乗せている。じっと見つめられて、リンダは興奮した。
(そ、そんな・・・・・・!だって、マリクには、もう奥さんがいるし、その奥さんも今、そこにいるし・・・ああん、私、いったい、どうしたらいいの〜?)
しかしマリクは次の瞬間、リンダをいきなりベッドのほうに突き飛ばした。
「きゃっ!」
ベッドの上のエリス姉さんはすでに目隠しと猿轡、そして両腕の縄をはずされていた。そして、突き飛ばされたリンダをしっかりと抱きとめると、いきなり羽交い絞め
にした。
「なっ、何するんですか!」
何とか必死にはずそうとするリンダの耳元に、エリス姉さんはそっとささやいた。
「ねえ、リンダ。マリクがね、今からすごい超魔術を見せてくれるんですって。」
そしてエリス姉さんは僕のほうを向いた。
「マルス、ぼさっとしてないで、手伝ってちょうだい!」
「はっ、はい!」
僕とシーダはリンダの両足を掴んで、左右に広げた。国王なのに、使われている自分・・・OTL
そしてマリクは再び両手を大きく広げてリンダの前にかざした。
「今から、リンダにも、僕のハンド・パワーを味わっていただきましょう。」
そして、マリクの手が、リンダの股間に添えられる・・・
「いやああああああああっっっ!!!」
リンダは泣き叫んだ・・・
9ダミアン@今絶不調 ◆.lt5gYzbQ. :04/10/09 19:33:51 ID:yJN6Urlr
超魔術(5)

「あああああああああああああ・・・・・・・・・・あ・・・あ・・・」
彼女の悲鳴は次第に小さくなっていった・・・
見ると、リンダのショーツが横にずらされて、マリクの人差し指が第一関節のあたりまで刺さっていた。
「ハンド・パワーです!」
マリクの指が、狂気に満ちたスライドを開始すると、リンダの体は、再び暴れるように悶える。
「んはああああっ!いやはああああああっ!」
「す、すごい・・・」
僕はマリクの指をくわえこんでいるリンダの秘部を、ただじっと見ていた。
むさくるしいほどにあたりに漂うリンダの発情臭・・・その匂いに、僕の股間は大きく膨れ上がる・・・
その間も、マリクの指は、ひたすらリンダを責め続けていた・・・
「うっ!」
僕はいきなり、股間に何かが出ていくような感触を感じた。
「あ・・・」
僕のズボンが濡れている。そこからしみ出す、白色の液体。
「あら、マルス・・・出ちゃったの・・・」
エリス姉さんはにこっと微笑んだ。そして、シーダもうっとりしたような目で僕を見ている。
「ね、ねえマルス様・・・これが終わったら・・・ね?」
「えっ?・・・・・・うん、わかった。」
このあとの夜、僕はシーダのいるベッドにルパンダイブをかますことになるのだが、それは別の機会に。

さて、話を元に戻そう。
マリクのK・Tばりの指使いに、リンダの秘部から、おびただしい液体があふれだす・・・
「いはああああああっ!あはああああっ!」
「さあ、これがハンドパワーだ!」
マリクは指を一層速く動かした。そして・・・
ぷしゅっ!ぴゅっ!ぴゅーっ!!!
いきなりリンダの秘部から、一気に液が吹き出ると、リンダはぐったりとなった・・・
「これが、ハンド・パワーです!」
10ダミアン@今絶不調 ◆.lt5gYzbQ. :04/10/09 19:36:07 ID:yJN6Urlr
超魔術(6)

こんこん。
そのとき、ドアを叩く音がした。
「マリク様、お楽しみのところ申し訳ありませんが・・・」
執事の声がすると、マリクはドアのほうに歩いた。
「どうした?」
「チキ様が遊びにいらしておりますが・・・。」
マリクは少し考え込むと、執事にこう告げた。
「すぐにお通ししてくれ。この部屋にね。」

おしまい

石を投げるのは、大人げないから、やめましょうね(逃)
11sage:04/10/09 20:19:56 ID:jYXDueYL
>>ダミアン氏
ワロタ
12名無しさん@ピンキー:04/10/09 21:47:36 ID:bS91UF72
ルパンダイブワロタ
漏れの希望@チキ後↓
執事「ミネルバ様がいらっしゃいましたが」
マリク「すぐに(ry
13名無しさん@ピンキー:04/10/09 21:59:14 ID:J0WloRi/
1様乙です。
ダミアン様面白かったです。マルスとシーダも見たかったw
14名無しさん@ピンキー:04/10/09 22:15:35 ID:ynwgoPBT
Mr.マリクかよw
ワロタw
15名無しさん@ピンキー:04/10/10 00:40:02 ID:h48cwxGE
即死回避。
ところで、ミデェール×エーディン和姦の需要ってありますか?
書いてないのに聞くのも、何ですが(´・ω・`)
16むた ◆rEtdWXJvJ6 :04/10/10 00:49:45 ID:cwhfy2AM
1さん乙〜。
ダミアン氏乙〜。
確かにハンドパワーだw

>15
( ・ω・)ノシ
17名無しさん@ピンキー:04/10/10 00:54:09 ID:BE/r574h
>>15
|д゚)ノシ カンサツ
18名無しさん@ピンキー:04/10/10 00:58:21 ID:n9aC+niB
>>15
書く時に伺いを立てることなかれ。自分の趣味で投下して良いよ
この板はリビドーを叩き付けてナンボだし

まぁ801とか猟奇とかエロ無しとかは嫌がられてるけど
それだって受け入れられづらい故の処置に過ぎん
19むた ◆rEtdWXJvJ6 :04/10/10 00:59:30 ID:cwhfy2AM
ところで新作さっきクリアした〜。
フリーマップ一回も入ってないけど
結構さくさく進めるもんだね。

エイリークはいろいろ想像が出来そうなキャラだよなあ〜
敵ともいろいろ絡みがあるし。
エフラムがわりと力押し特攻野郎だったのでびっくりした。
一人称『俺』だし。

前スレ597さん
どぞ使ってください。
ルーテ×アスレイ投下お待ちしてます。
20名無しさん@ピンキー:04/10/10 01:24:33 ID:faqR7Nj0
>>1さん、ダミアン氏、乙です。

>>ダミアン氏
ところでK・Tって何?
21名無しさん@ピンキー:04/10/10 01:29:05 ID:JaykW7OD
壁|ヮ゚
魔物って色々使えそう。
ゾンビにエイリークやルーテやターナが…ふふふふ…。
22名無しさん@ピンキー:04/10/10 04:32:30 ID:3P1nYe7T
ヒーニアス×エイリーク書いてみたんですが、
どうがんばってもエンディング後(ネタバレは薄いかとは思うのですが)。
待った方がいいですか?
それとも警告付きでうぷしちゃって良い?
23名無しさん@ピンキー:04/10/10 05:05:22 ID:faqR7Nj0
>>22
早くうp汁!ハァハァ・・・
24前スレ597:04/10/10 07:38:39 ID:aw+5bbyt
(旧603)=前スレ597です。

>むた氏
さっそく書いております。

>ダミアン氏
乙であります。いつもながら笑ったあとに脱力〜……
たのしませていただきました!

ルーテ×アスレイ
の投稿は、>>22がうpした後のほうがよいだろうか?
25名無しさん@ピンキー:04/10/10 08:18:35 ID:c/QM6MOk
>>15
その二人大好きです。ぜひアップを!
>>22
そのEDをもうすぐ見れそうなのでとても読みたいです。
すぐにでもアップお願いします!
26花泉の亜茶:04/10/10 10:21:53 ID:hVZk0lkT
>>15
ワシもまっとる。がんがってくれ。
>>22
ワシはまだED見てないから、警告付きでお願いしまつ。
ワシも一本書いてますよ。すぐにアップできるか微妙だけどね・・・
>ダミアン氏
乙ですた。マリクよ、お前は凄いよ・・・
27名無しさん@ピンキー:04/10/10 10:23:02 ID:lFyqvXQo
ルーテ×アスレイ・・・・
即急にうp汁! してください。
28むた ◆rEtdWXJvJ6 :04/10/10 12:12:09 ID:Lq4wJF+e
>22
ヒーニアス×エイリークもいいですな〜
支援会話スレ見て次はこの二人くっつけようと決意。
しかし前スレ597氏といい、皆さん書くの早いですね。

自分は聖魔で書くのは当分先になりそうだな〜
今書いてるのも聖戦だし。
ゼト×エイリークとか、アスレイ×ルーテとか、
書いて見たいカプはいろいろあるんですがね。
29名無しさん@ピンキー:04/10/10 12:35:40 ID:zpazbyTm
ルーテ人気あるよなぁ…もし書いたら誰かと被りそうだw
30名無しさん@ピンキー:04/10/10 14:39:45 ID:fIZkT43W
職人がコテありで雑談してるの見るとチョトもにょる。
職人コテは投下時だけにした方がいいかと思うのですが。
31ダミアン@今絶不調 ◆.lt5gYzbQ. :04/10/10 15:40:43 ID:FInmaWMk
今やっと聖魔を買ってきますた。

>>15
ノシ

>>20
○藤鷹・・・スマソ、T・Kですた。

あと、感想をくださった皆様、どうもです。
32名無しさん@ピンキー:04/10/10 16:03:41 ID:RuXI10EJ
アメリア×ユアンENDびびった。
33通りすがりのスケベさん:04/10/10 18:28:45 ID:E6vI8x0D
不覚……残り容量を勘違いしてしまった
この上は腹掻っ捌いて……


シレーネの方を揚げれば良かったな……御免!
         ∧_∧
         (´Д` )
         /  y/  ヽ
    Σ(m)二フ ⊂[_ノ
        (ノノノ | | | l )
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
34醜態を晒しながらも完走しておきます:04/10/10 18:33:46 ID:E6vI8x0D
ビュッ!! ビュッ!!
3、4回大きく左右へ揺れる竿を捕まえてから、
ルイーズは脈打つそれの先端を指先で拭き取った。
粘つく液体が絡みつくのも気にせず、赤い亀頭を愛おしげに見つめる。
「元気がいいのね、エルクは……あまり自分で処理したりはしない?」
「そ、それは…」
「あまり溜めこむと暴発してしまう場合もあるらしいから、これからは気をつけてね」
まだ生臭い肉棒をしげしげと見ながらそう言うルイーズの瞳から
まだ好奇の色は消えてはいない。
もう終わりだと思いこんでいたエルクは、まだ自分の両足の間にうずくまったままの
彼女に不思議そうな視線を送る。
「あ、あの…」
「エルク、こういうのはどうかしら?」
「えっ」
言うが早いか、ルイーズは萎え出していたエルクのモノに口付けを始めた。
まだ熱い竿の部分を小刻みに啄ばむ。
ルイーズの紅い唇が放出を終えたばかりで敏感になっているそれを刺激する度に、
エルクは再び快感の波にさらわれてしまうことになる。
「あうっ! ル…ルイーズ様ぁ……」
「ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ」
浮き出た血管を時折舌で舐め上げるその様は、
普段の彼女とはあまりにかけ離れて見える。
が、そのギャップがまたエルクの興奮を呼ぶ原因となっていた。
綺麗な金色の長髪を左右に揺らしながら奉仕するルイーズの姿は、
眩暈がするほど淫靡で美しい。
ペニスを掃除するように愛らしい唇が忙しく動き回っている。
「そ、そんなことまでしなくても……!」
直立し直したその肉棒を前に愛撫を続けるルイーズにエルクがそう言うが、
ルイーズが行為を止める素振りはない。
35名無しさん@ピンキー:04/10/10 18:34:18 ID:E6vI8x0D
「うふふ、エルクが慌てる様子が見たかったの」
口付けは竿を降り、恥ずかしい袋へ移る。
「なっ……ル、ルイーズ様っ!」
「あぁ、エルクの袋の中にある2つのモノが転がっているわ……んんむ、んむ」
「はうっ!?」
睾丸を口に含み、ちゅぱちゅぱと吸い上げる感覚は
これ以上ない快感を生み出した。
全身の毛がよだつほどの強烈な快楽にエルクは絶句する。
「うぁ……ぁぁぁ……」
「んふ、れろれろ、んんん、んっ」
睾丸を口内でいいように弄びながらも、竿を扱くことを忘れない
ルイーズの攻撃にエルクはただ身を任せるしかなかった。
与えつづけられる快感に身体を震わせていると、
2度目となる射精の欲求が湧き上がってきた。
こらえる気力もない今のエルクはそれを呆気なく迎えることとなる。
「あ、ああぁ」
「ん、んっ、ぅん……」
ドクッ! ドクッ!! ドクンッ―――
髪に降りかかってきた液体に気づき、ルイーズは顔を上げる。
ようやく解放された玉袋は唾液に濡れそぼっていた。
「エルク、気持ちよかったかしら……?」
「……は、はぁ……」
返事とも溜息とも取れるエルクにルイーズは首を傾げながら、
まだ透明の液体を垂れ流したままの状態の肉棒を口に含みだした。
生暖かい感覚とぬめった舌の感触が呆けたままのエルクの意識を覚醒させる。
「う、ああぁっ!?」
「綺麗にしてあげるから、じっとしていて……むぅ、ちゅっ、ちゅっぱ、ちゅっぱ」
カリの周りをざらざらした感触が丁寧に舐め取っていく。
36名無しさん@ピンキー:04/10/10 18:34:50 ID:E6vI8x0D
2度の放出で痛いほどに敏感になっているペニスは
尚もルイーズの舌が生み出す快感を甘受してしまい、三度その丈を膨らませていく。
「ル、ルイーズ様、もうダメです……本当に、もう……」
「うぅン、んはっ、ちゅばっちゅぼっちゅぼちゅっぼちゅっぼ」
「い……ううぅ」
舌の動きに重ねて、ルイーズは下顎で裏筋を刺激する。
唾液で濡れた下唇の感触はエルクに新たな快楽を植え付ける行為となっていた。
喉を使って強い吸引を繰り返すルイーズの口技は、フェラチオという行為の
存在すら半信半疑だったエルクには刺激的過ぎた。
例えようのない快楽は性行為に対して未熟だった彼の身体に忘れられないほどの
感覚を刻み込んでしまう。
「ル…ル……ルイーズ様……ルイーズ様っ……」
唸るように名前を連呼するエルクに視線だけで返事をして、
ルイーズは愛撫に没頭する。
口内でいきり勃ったエルクの肉棒の先端からは液体が溢れてきているのを感じながら、
激しく顔を揺さぶり続けている。
熱心で真摯な”授業”にエルクは身悶えしながら、痛みに似た感覚を伴った
射精の瞬間が近づいてくるのを感じていた。
「また……またっ、出る、出てしまいますっ……」
もう何も出るものなどないと思いながらも、エルクはそう言わずにはいられなかった。
現に射精感はせり上がってきていたし、快感も痛いほど感じている。
後処理だと告げられていたルイーズの行為はいつしか熱の入ったものになって、
2度の射精を終えたモノを再び屹立させるほどの大きな快感を生み出している。
小さな口いっぱいに頬張られたペニスは舌で刺激される毎にビクビクと暴れていた。
「うぅん……あぁ、はぁっ、んんん、ぢゅぶ、ぢゅっぶぢゅっぷ……」
ルイーズの顔が上下する度に、たっぷりと唾液を含んだ音が漏れ聞こえてくる。
行為に耽っている本人には自覚はないのか、
その音は異性の本能を魅了するに充分なほど卑猥だ。
「ルイーズ様っ、すみません、あぁっ出る……もうダメだ……っ」
37名無しさん@ピンキー:04/10/10 18:35:18 ID:E6vI8x0D
ビクッ……ビクッ、ビクッ………
口内に含まれたモノは大きく跳ねるも、その噴出量は微々たるものだった。
粘り気も心細く感じる精液を舌で受け止めながら、
ルイーズは口内の液体全てを嚥下する。
苦しそうに喉を鳴らす瞬間もあったものの、その表情は満足げに見えた。
「ルイーズ様……性交渉というのはこんなに激しいものだったんですね……」
天井を見上げながら疲労困憊にエルクが漏らす。
多少の衣服の乱れを直しながら、ルイーズは笑みを浮かべて答えた。
「激しかったかしら?」
「え? そ、それはもう……」
3度も射精を促されたのだから、エルクの疲労は相当量に上っていた。
が、ルイーズは頬はわずかに紅潮しているようだが、
それこそ行為に入る前とさほど変わりはないように見える。
髪の乱れを整えれば、今すぐに人前に出られるほどに思えた。
「うふふ、私ったら、エルクがあまりに可愛いから少しはしゃいでしまったみたい。
 ごめんなさいね」
ルイーズはそう言って困ったようにはにかんだ。
自分でも行き過ぎたと思っているようで、時折自分の行為を悔いるように
顔をしかめている。
(こ、困った人だな……本当に)
それでも何故か憎めないのは、彼女が持つ雰囲気とキャラクターのせいだろうか。
結局のところ、悪戯好きとも言える愛らしい先生の『授業』では、
自分の知っている性行為は行われずにただひたすらに責められた記憶だけが残った。
ルイーズの過激な授業で、エルクは口舌し難い快楽の存在と
3連発による身体的疲労の壮絶さを知ることが出来たのは
収穫だったと言えるかも知れない。
この知識がプリシラとの関係に役立つかどうかは彼次第だが……。


                  完
38名無しさん@ピンキー:04/10/10 19:03:12 ID:Tcp4pAqw
人妻キタ━━(゚∀゚)━━ヨ
39名無しさん@ピンキー:04/10/10 21:14:28 ID:gkUD6Tbj
ラーチェル×エイリークきぼんぬ
40名無しさん@ピンキー:04/10/10 23:23:15 ID:fyIut7b9
ターナ×エイリークきぼんぬ
ルーテ×ヴァネッサきぼんぬ
41名無しさん@ピンキー:04/10/10 23:26:54 ID:aw+5bbyt
通りすがりのスケベさん乙!
描写がものすごいやらしい。
このスレの最後でもぜひ降臨を!
42和む:04/10/10 23:33:39 ID:3P1nYe7T
すいません、予告の時に名乗り忘れてました。
和むです。ご無沙汰様です。
予告通りヒーニアス×エイリーク投下します。
若干ネタバレ風味なので、イヤンな方はスルーしてくださいませ。

それでは。
43君の隣で眠らせて:04/10/10 23:35:58 ID:3P1nYe7T
「もう……王子があんな無茶をするからです」
既に先年の壊滅など欠片も見せない壮麗なルネス王宮の一室。
彼が通されたのは、どうやら彼女の私室らしかった。
彼女らしく丁寧に片づけられた部屋をぐるり、見回して彼は痛む腕にそっと触れる。
流石エフラム、と言うべきだろう。決して深い傷ではないが、触れただけで鋭い痛みが走った。
「兄上も兄上だわ。なにも、本気でやらなくたって」
「本気でなければ意味がないだろう、エイリーク」
包帯を探していた手がぴたりと止まった。
ようやっと探し当てた薬箱を抱えて、エイリークが振り返る。
いつもは気品ある微笑みを湛えている顔は、
未だ乾ききらぬ涙の跡を残し、怒っているようにも見えた。
「死んでしまったら、意味がないんですから……!」
己が手でとどめを刺した親友のことを思い出したのだろうか。
また浮かんだ涙を瞬きで散らし、つかつかと彼の方に歩み寄ってくる。
「さぁ、ヒーニアス王子、傷口を見せてください」
「王女手ずから傷の手当てをするというのはいただけないな。
そんな些末な事は、シスターにでもやらせればいいことだ」
「シスター達はみんなそろって兄上の治療に行ってしまいました。
それとも、私ではお嫌ですか?」
「いや、そんなことはないが……」
さすがに気を悪くしたかと思い、渋々と傷口に当てた手を離す。
滲む血が、高価な布地を赤く染め上げている様に少し彼女は怯んだようだが、
すぐに綺麗な布で傷口を拭い始めた。
意外な手際の良さで薬を塗り、包帯を取り出したところでその手が止まる。
「……本当に、どちらか死んでしまうのではないかと思いました」
声が、また潤んでいた。
碧い髪に邪魔されて表情までは伺えないが、やっぱり泣いているのだと分かる。

44君の隣で眠らせて 2:04/10/10 23:37:04 ID:3P1nYe7T
――あの戦から、実に二年が過ぎていた。
あの戦いのさなか、しょうがなく守ってやっていた筈の王女はいつしか彼にとって最愛の人となり。
いつかエフラムと決着をつけてから、答えを聞かせてほしいとエイリークに告白してからも、二年が過ぎている。
落城を免れたフレリアとロストンの協力を得て、ルネスはどの国よりも早く復興を遂げた。
エフラムを中心とした政治もどうにか落ち着きを見せ――旧年来のライバルは、ついに決着をつけるべく刃を交えたのである。

「引き分け、だったか」
「もう、そういう問題じゃ……」
「私にとっては重要だ。結局……君の答えは聞けそうにないな」
包帯を巻き終わった腕を軽く動かしてから、彼はソファを立った。
と、その腕をエイリークが捕まえる。
未だに項垂れたままで、表情は見えない。
だが、弱々しく彼の腕を掴んだ手は小さく震えていた。
「震えているのか?……ああ、すまない。君を怖がらせた事は謝ろう。
傷の手当ても、礼を言わなければならないな」
「……違います」
「違う?……ああ、そうか。仮にも未婚の王女の私室から私が出て行けば問題に……」
「そうじゃなくて!」
不意をつかれたこともあったろう。怪我で力が入りきっていなかったのかもしれない。
――にしても、女性に抱きつかれただけで再びソファに尻餅をついたのは、
彼にとっては不覚以外の何者でもなかった。
45君の隣で眠らせて 3:04/10/10 23:38:31 ID:3P1nYe7T
「え、エイリーク?」
一瞬彼らしくもなく頭の中が真っ白になり、耳の中でやたらと鼓動の音だけが聞こえる。
甘い香りが誘うように揺れて、腕の中に飛び込んできた彼女を抱きしめようと反射的に腕が動くのは
――どうにか、矜持が止めた。
「私が聞きたいのは……そんなことじゃないです」
じゃあ何だ、と問う前にエイリークが顔を上げた。
蒼い瞳を一杯に潤ませて、しかし眦は凛とつり上げて、ひたむきにヒーニアスの方を見上げる。
「王子にとって、私は兄上との勝負の結果でしかないんですか?
結局、私をだしにして兄上と決着をつけたいだけ……だったのですか?
それで死んでしまったら、私のことなどどうでもよかったのですか!?」
「そんなわけないだろう。だが、君と約束したはずだ。
エフラムに勝ったなら、君の返事を……と」
「じゃあ、私の気持ちはどうなるのですかっ!」
それまで気丈につり上げていた眦が、涙にゆがんだ。
ぼろぼろっ、とこぼれ落ちる涙がヒーニアスの服に滲んで消える。
涙を見せたくないのか、それともそこかしこ傷ついたヒーニアスを見ていたくなかったのか、再び項垂れて彼の服を掴む。
「二年間……待っていたんですよ。本当は、もっと早く言いたかった
……けれど、それではあなたの気が済まないだろうからって……待って、いたのに」
兄に勝つことに、何の意味があるのだろう。
兄は兄。ヒーニアスはヒーニアスだ。
だから、二年前から彼女の答えは決まっていた。
たとえ、勝負がどのような結果であろうとも。
「エイリーク……では」
「リオンが助からないと知ったとき、王子はあえて戦争の後のことばかりを話してくださいましたね。
あれが……あなたなりの優しさなのでしょう?あのとき、兄上は優しく慰めてくれました。
でも……私が前を向いていられたのは、あなたのおかげなんです。
あなたは兄上ではありません。だから……私はあなたを」
46君の隣で眠らせて 4:04/10/10 23:39:41 ID:3P1nYe7T
お慕いしています。
その言葉を、エイリークは最後まで言えなかった。
きつく抱きすくめられ、耳元近くに吐息を感じて息が詰まる。
「私は……リオン皇子やエフラムほどに優しくはないぞ?」
「でも、あなたは優しい人です。少なくとも、私にはとても……」
傷口を避けるように腕を絡め、どちらからともなく唇を寄せる。
大事に育てられてきた王女を怖がらせないように、重ねるだけだった口づけは、
いつの間にか意識せぬ内に深く長く、淫靡に絡み始め。
息をつくのも惜しむようなキスに、エイリークもおずおずと応えてきた。
舌の絡む音に、甘えるような吐息が重なる。
「……エイリーク、あまりそう誘うような声を出してくれるな。
このままでは……止まらなくなるぞ?」
「止まらない……?あっ」
柔らかなソファに、碧い髪が広がる。
自分がソファに横たえられたのだと彼女が理解したときには、再び唇をふさがれて返事もできない。
「ん……ぁぅ……」
「……っふ……ぅ」
互いに、頭の奥がしびれたような心地のまま衣服に手をかけていた。
いつもは冷淡とさえ言えるヒーニアスが、情熱的にエイリークを求めている。
その落差が、彼女の判断力はおろか、ヒーニアス本人の判断力すら奪っていた。
「あ……」
慎ましやかなドレスが微かな衣擦れと共に床へ滑り落ちる。
微かに上気したエイリークの肌は、とても激しい戦争をくぐり抜けたとは思えないほど白く美しかった。
47君の隣で眠らせて 5:04/10/10 23:42:00 ID:3P1nYe7T
さすがに羞恥が先立つのか、身を小さくする彼女の耳元に唇を寄せて、
いつもと変わらぬ低い声でヒーニアスがささやきかける。
「綺麗だ。どんな貴婦人よりな」
「そ、そんな、私なんて……あぁっ」
そのまま、柔らかな耳朶を、白い首筋を唇でなぞっていく。
「や……くすぐった……あぅ……んっ」
触れた乳房の奥で、鼓動が不安と期待に高鳴っているのが分かる――そんな錯覚。
年頃の娘らしく育ったふくらみを、掌で転がすように揉むとエイリークは恥ずかしそうに身をよじらせた。
「あ……あぅ……ぅんっ」
つんと尖った先端を指先で弾き、舌先で転がす。
反射的に拒絶しようとのばした腕は、逆にヒーニアスを抱きしめて離さない。
肌を舌で、指先でなぞられる度に隠しきれない声が、静かな部屋にこぼれて落ちた。
「ふぁんッ、あ、やっ……王子ぃ……」
「ヒーニアス、でいい。声も……我慢せずとも良いのだぞ」
「だ……だって、こんな声、おかし……あ、はぁ……っ」
喋ったことで我慢がきかなくなったのか、一際高い声をあげてエイリークは身体をのけぞらせた。
下腹へ指を滑らせると、指先に濡れた感触。
入り口のあたりをつとなぞるだけで、華奢な身体がふるりと震える。
「感じやすいな、君は。心も身体も」
「んっ、そ……そう……なのですか……?」
「ああ。もうこんなに濡れている」
「ひゃ……あ、っ、あんっ」
奥からあふれる雫を潤滑油に、長い指がわずかに沈む。
内側をなぞられる不気味で甘い感覚に、思わずエイリークの腰が浮き、
それが逆にヒーニアスを誘うような形となって更に奥へと指が沈んだ。
「あ、あっ、ん……っく……」
熱く濡れた胎内は、彼の指を受け入れて更に潤っていく。
初めて自分以外の何かを受け入れた身体は喜んで指を飲み込み、
来るべき瞬間に備えていやらしく濡れていた。
やがて、濡れた音が甘い吐息に混ざり出す。
48君の隣で眠らせて 6:04/10/10 23:43:04 ID:3P1nYe7T
「や……だ、私……っ、こんな……あ、ああっ……」
「達しそうなのか?我慢するな。私しか見ていない」
「や……っ、な……に、あっ、あんっ、あ……ひぁっ、な……にか……きちゃ……っっ!」
出し入れされる指が、肉の芽をこすりあげた瞬間、一際大きくエイリークの身体が跳ねた。
濡れきった其処から指を引き抜くと、しとどに濡れている。
初めて迎えた絶頂に大きく胸を上下させ、とろんと潤んだ瞳でエイリークはヒーニアスを探した。
まだぼうっとする頭は、彼の姿をとらえていてもはっきり顔を見せてくれない。
ようやっと、彼の顔が間近にあることに気がついて、そっと指先で触れる。
「ヒーニアス……わたし……」
達したはずなのに、脚の間がひどく疼いていた。
どうしたらいいのか分からず目を閉じたエイリークに、彼は応えるべく唇を重ねる。
「ん……」
今度は、ためらうこともなかった。
素直に求め、受け入れ、自ら舌を絡め首筋にすがりつく。
名残を惜しむように離れた唇を唾液の糸がつないでいた。
「……エイリーク」
波のように碧く広がった髪を撫でながら、ヒーニアスは至極真面目な顔で彼女の瞳をのぞき込む。
彼自身、困惑しているようでもあった。
「……最初は、痛むと聞く。我慢できなければ、素直に言うのだぞ」
「はい……」
まるで子供を諭す教師のような口ぶりが可笑しかったのか、それともその瞬間を待ちわびていたからなのか、
花のようにエイリークは口元をほころばせる。
健気な彼女にヒーニアスも表情をゆるめ、もう一度口づけてから、己を押し当てた。
「ひぁ……っ」
指とは全く違う、熱い何かが胎内を分け入っていく感触に嬌声とも悲鳴ともつかない声がこぼれる。
「あ……く……っ……ひ……あ、あっ……」
「痛む……か?」
ふるふると首を横に振ったエイリークは、すがりつく腕に力を込めた。
声にならない声が、もっと奥へと求めている。
せめて痛みを和らげようと喘ぐ唇を己が唇でふさぎ、
宥めるように舌先で口腔を愛撫してやりながら、ヒーニアスは一気に彼女に奥へと己を突き込んだ。
49君の隣で眠らせて 7:04/10/10 23:44:25 ID:3P1nYe7T
「――――っ、ん……んっ!」
引き裂かれるような痛みにあがった悲鳴を飲み込み、唇を離す。
蒼い瞳の端に浮かんだ涙を舌先で拭ってやると、気丈にもエイリークは笑おうとしていた。
「本当に……これで、一つに……なっちゃいましたね」
「痛くないか?」
「痛いはず……ないです」
初めて男を受け入れた胎内は、ぎこちなくも快楽を求め始めている。
鈍い痛みと、甘い疼きが頭をしびれさせる。
「そう……か。では……動くぞ」
「あ……っ、はい……っぅ……んっ」
ゆっくりとなかを行き来する熱いモノの感触に、一度は強ばった身体から少しずつ力が抜けていく。
痛みを和らげるために潤った内壁は、
その瞬間のためにヒーニアスを締め付け、溢れるほどに雫を滴らせていた。
「はっ……あ、あん……あんっ」
濡れたいやらしい音が、二人の結合部から零れ、甘い嬌声にかき消される。
「ひゃ……あぅ……っ、あっ、あっ、や……ぁ……ぁ……ん……む……ぅ」
乱れた吐息が中空で絡み合い、それすらももったいないとばかりに唇を重ね、身体の全てで深く繋がろうと激しく求め合う。
「ん……ふぁっ……あ、ぅんっ……ヒーニアス……ぅ……っ」
二年間積もり積もった想いをぶつけるように、互いの腰を絡めて高みへ昇っていく。
周りの音も、何もかもが消えて、届くのは互いの声ばかり。
次第に早く深く、分け入ってくる熱さにエイリークはシーツを握りしめた。
「ああっ、また……来ちゃう……っ、あ、あ、っ何か……あぁっ、だめぇっ!」
「くっ……エイリークっ……!」
「あっ、あっ、あぁっ……あ、ひ……っあぁぁぁぁっ!」
白い身体が弓なりに反り、一際強く飲み込んだモノを締め付けた。
奥深くを熱い何かが満たしていく。その熱さに頭の中まで真っ白に灼けてしまうような錯覚を覚え、
エイリ一クは息も整わぬままソファへ沈むように倒れこんだ。
50君の隣で眠らせて 8:04/10/10 23:45:39 ID:3P1nYe7T
「あ……ふ……」
腕の中でくたりと力をなくした彼女の碧い髪を掻き上げて、汗ばむ額に短く口づける。
「少し眠るといい。べッドの方が良いか?」
「いえ……」
うっすら開いた瞼から覗く蒼い瞳は、
このまま傍にいてほしい、と言葉以上に訴えかけているように見えた。
「ここで……いいです……」
「そうか」
既にうとうとと微睡んでいるエイリークを抱きかかえるようにしてヒーニアスも身体を横たえる。
やがて訪れた眠りは、おおむね幸せであった。
――目覚めた時にひどく首を寝違えた事を除けば。


余談だが、丁度その刻分、やはり負傷あそばしたエフラム陛下の私室に竜が現れ、
ちょっぴりコゲたシスタ一殿らが泣きながら逃げ出してきたのは、一部にしか知られないないしょのお話。
その竜が、大好きな‘おにいちゃん’に近付きすぎたシスター殿に嫉妬した
小さな少女だというのは、更にナイショのお話である。
51和む:04/10/10 23:48:28 ID:3P1nYe7T
お粗末様でした。
今回の支援会話は男女でも恋愛に発展しないのが結構あったりで、
なかなか想像力をかき立てられるところです。
クーガー×ターナのその後とかも想像すると萌え……。

久しぶりの文章かつ濡れ場ありで拙いところも多いですが、
リハビリと思って生暖かく見てやってくだちい。orz


……ヒー様の口調がそこはかとなくパー様なのはやっぱりナイショのお話です。
それでは。
52むた ◆rEtdWXJvJ6 :04/10/11 00:04:34 ID:lsdzDVtK
リアルタイムキタ━(゚∀゚)━!

ヒーニアスは格好いいしエイリーク可愛いし
無茶苦茶GJです!



53花泉の亜茶:04/10/11 00:10:06 ID:R0Ug5Eg/
>和む氏、乙&GJ。
ネタバレになるから読むのを控えようかと思ったけど、やっぱり我慢できなかったよ。(w
聖魔ものの最初がこのカプで、正直よかった。何となくですけど。
和む氏、これからも頑張ってくだされ。

>通りすがり氏
GJですた。
誤爆気にしません。今後も最後の埋めお願いしまつ。











休日返上でワシもついさっき聖魔SS書き終わったけど

        イマトウカスルノハヤメテオコウ・・・・・・
54名無しさん@ピンキー:04/10/11 00:11:15 ID:Nk9s4i1F
和む氏キテル━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!

でも聖魔はまだネタバレ解禁してないから
凄い勢いで飛ばしたけど。ここにまだ居てくれたんだ。
それだけで嬉しい。…つか、みんなゲームすんの早いな。
オサーンはついていけんよ。
55名無しさん@ピンキー:04/10/11 01:04:12 ID:dEx52qSs
烈火、聖魔でそれぞれ一番好きなルイーズとエイリーク両方が読めるとは
今日は良い日です。どちらもエロくて可愛くて最高でした。
また書いてください!
56名無しさん@ピンキー:04/10/11 01:29:25 ID:uuLc9RhG
今日FEのゲーム初めて買った未熟者ですが書いてみました。バレはなしで書いてみます。

――ザッハの小森――
今までは何の変哲も無いただの小森だった。
しかし現在は異形の者達が居座る危険地帯。
境街セレフィユに向かうため人気の少ない小森を進んだエイリーク達は通った。

―――エイリーク様、エイリーク様!私です。ゼトです。異形は全て葬りました。いるならご返事を
今、私はエイリーク様を探している。
数十分前・・・
私は初めは異形の姿に驚いていたのか、私と部下のフランツは異形の動きをしばらく伺っていたが
覚悟を決めた、私はエイリーク様に下がってもらった。私とフランツは全力で異形の集団を葬った。
しかし、彼女の所に戻ると彼女の姿は無かった。そして現在に至る

――数分前  森の深部
私はゼトに下がるように言われたので少し離れた場所に身を潜めて、ゼト達の戦いを見ている。
目の視界に何か入った。白いものがこっちにくる。だんだんよく見えてきた。
それを見た時、私は危機を感じた。そのもののの姿は骸骨だ。ゼト達が葬っているのは腐敗した動物のみだったが
私に危機を感じさせているのは別の異形だった。片手には剣を持っていた。
近くには太い木が十数本もあり、木の下に女性が入れそうな穴を見つけ、そこに私はすぐに身を潜めた。
57名無しさん@ピンキー:04/10/11 01:51:47 ID:uuLc9RhG
その異形はゼト達の方を見つめながらこちらに来た。
私は見つからないよう願った。願いは通じ、異形は私が潜む場所を通って、気づかずそのまま歩き続けた。

「助かった」

私はそう思った。その瞬間、腐敗した異形の頭が刺さった手槍が私の目の前に落ちた。
初めて見た異形の姿と腐敗した臭いに不覚にも私は小さい悲鳴を出してしまった。
それに気づいた異形は私が潜む場所に近づいてきた。そして目線が合ってしまった。
異形に突然背中から抱かれた、凄い力だ、一体何をする気だ、しかしここで悲鳴を上げてしまったら他の異形が来るかもしれない。
私は異形から離れ、手持ちのレイピアでこの異形を一刺しして、この状況を打破しようと考えた。
異形の力がわずかに抜けた。今だ。私は異形を突き飛ばし、手持ちのレイピアで突き刺した。
「倒した」
だが異形は自分の骨と骨の隙間にレイピアをズラしていた。
本来ならこのまま斬ればいいのだが、レイピアは突き刺す武器なので不可能だ。
異形は腕でレイピアを根元から折り、再び私を背中から男性に勝る力で抱いてきた。
58名無しさん@ピンキー:04/10/11 02:00:22 ID:cHF4lxbk
ヒーニアスは最初はスカした嫌いなタイプのキャラかと思ったけど、支援みて面白熱いやつだと分かった
エフラム×ターナとヒーニアス×エイリークの支援を見るといろいろ後が楽しそうだ

直進兄貴に苦労する妹達
59名無しさん@ピンキー:04/10/11 02:01:09 ID:zBB/rPOA
リアルタイム執筆はあまり好ましくないなぁ
60名無しさん@ピンキー:04/10/11 02:18:50 ID:uuLc9RhG
そして今、私はまだ異形に抱かれている。しばらく進むと
だが、急に他の同じ種類の異形が2体現れ、私を抱いていた異形は両腕を押さえ、もう2体は体を持ち
私を足のみを引きずるように運んでいった。抵抗も不可能だった。

林を抜けると樹海に入った。もう別の場所だろう。
少し進むと、私は恐怖で震えた。
そこは様々な異形が居り、眼球の異形、腐敗した異形、骸骨の異形が多く居た

私がこの異形の集落の中央に連れて行かれると奥から3メートルはある巨大な異形が来た。
蜘蛛のようだ。私を連れた異形3体が私から手を離し、蜘蛛の異形の前に立ち、敬礼をした。
恐らく、この異形がこの異形どもの親玉だろう。
蜘蛛の異形が私の前に来て顔を近づけてきた。かなり近い。
こいつが親玉であるなら、コイツを殺せば、部下の統率がなくなって隙ができ、希望は薄いが逃げれるはずだ。
蜘蛛は更に近づいた。私は鉄剣を抜こうと準備し
「今だ」
と抜こうとしたが先程の失敗が怖くなり出来なかった。
蜘蛛は突然、私を足で突き飛ばした。私は起き上がろうとしたが起き上がれなかった。
蜘蛛の足の先端には毒が塗ってあたのか、肉体が麻痺し、動けなくなった。
61名無しさん@ピンキー:04/10/11 03:00:19 ID:uuLc9RhG
眼球の異形が私に近づき、眼球の異形は触手を伸ばし、私のパンツを千切り、股間の秘所へと挿入した瞬間
「あっ…あうぅ…」

私は声を上げた。触手は私の秘所の中で何かを構成するかのごとく、動いている。あまりの痛さに声も出なかった。
触手は動きが止まると、秘所から抜いた。私は目から涙が溢れた。
蜘蛛の異形が糸を出すとこからは蜘蛛の糸の穴ではなく、男性の物と同じ物が生えていた。
昔、小さい頃、兄と一緒に湯に浸かっている時にみた兄の物の数倍の大きさはある。
突如、それを私の秘所にいれてきた。
「はぁっはうぅ・・・いや・・・やめて」
私は拒絶したが、相手はどんどん入れてくる。そして私の秘所の中で何か液体が入れられる感じが来て
「きゃぁぁぁ」悲鳴を上げて倒れた。

蜘蛛は物を抜いた、私は力が入らず倒れていた。だが休む間も無く、次の地獄が来た。
突如、腹が膨らむと腹から何かが流れるごとく、秘所から非常に小さいが、あの蜘蛛と同じ姿をした異形が生まれた。
あの時、触手により、肉体が改造されたのだと直感した。そして次は腐敗した異形が近寄り、
私の前に物を出した。腐ってはいたものの、硬く立っていた。
その日から数日間、私は全裸にされ、入れられた。父から渡された物も全部捨てられた。

?日目 魔物は全滅しており、グラドのヴァルダーが立っていた。
そしてヴァルダーにも入れられた
62名無しさん@ピンキー:04/10/11 03:14:05 ID:FUefd5RF
和む氏キター!!
いつもながら喘ぎ声が萌え〜……。
ハァハァしますた。
63名無しさん@ピンキー:04/10/11 03:16:42 ID:FUefd5RF
お、リアルで書いてるひとがいる。
がんがれ。
邪魔してすまんかった
64名無しさん@ピンキー:04/10/11 05:28:59 ID:W3W68ata
ユアン×アメリアお願いします
65名無しさん@ピンキー:04/10/11 06:26:42 ID:Xk6KnrWx
もお、亡霊兵士最高! HP1で守備0なのに攻撃20トマホーク装備でフリーマップ一階の敵ほとんど倒しちゃったよ。ぜひ彼に
SSを!
66花泉の亜茶:04/10/11 11:23:17 ID:h5GornQv
前夜投下しようとして控えていたSS投下します。
聖魔ものです。
・男一人称
・クリアしないで書いているので矛盾があるかもしれません
以上を踏まえたうえで、読んでくだされ。
67優しい彼氏と泣き虫彼女:04/10/11 11:24:23 ID:h5GornQv
あの日から一週間。
自分があいつに告(こく)った日から数えてだ。
あいつが泣いているからなんだと思ったら、ただゴミが目に入っていたからだと言われて気が抜けていたとき、
ふと、あいつが昔の事を話し出して、そっからどういう訳か昔の事を―――今はもう無い、生まれ育った村での、
互いにまだガキだった頃の思い出を、あいつは言い出したんだ。
そして、あいつは俺の事を好きだといった。
何でか知らねえが、そう言われたことが無性に嬉しくて、つい俺もあいつに言っちまったんだ。
そんなこんなで、あの日からどういう訳か、あいつは以前のように俺の後ろを着いてくる様な事をしなくなった。
代わりに、俺のすぐ横―――まあ、ようするに、俺の二の腕に掴まっていたり、俺の手を握りながら並んで歩く様になった。
68優しい彼氏と泣き虫彼女:04/10/11 11:25:38 ID:h5GornQv
嬉しいんだが、正直に言うと、けっこう恥ずかしい。
何せ目立つ。あいつの髪の色がただでさえ目立つ色をしているもんだから、視線が集まりやすい。
まあ、ここにいる連中は大抵騎士様達とその主様だったから、俺達二人が一緒に居ても、別段変に見られなかったのが、救いといえば救いだった。
中には―――まあ、あれは確かヴァネッサとか言う天馬の騎士の姉ちゃんと司祭様の、ええと、名前はなんだっけな?
まあいい、あの髭が見事な司祭様という事にしとこう―――俺達二人の事を祝福してくれる人もいた。
その後―――正確には、ついさっきの事だったが、俺達の―――まあ、ここの連中全員の頭・・・と言うにはあまりにも可愛すぎるんだが、
エイリーク様だとか言われている嬢ちゃんが来て、出会いがしらに「おめでとう、ネイミーさん」って、言われたんだ。
俺の名前を言わなかったのがちょいとばかり気になったが、この際無視した。
どうも、嬢ちゃんとあいつ―――この際だから名前で言おう、ネイミーの二人は、俺の知らない所でダチになっていたようで、
嬢ちゃんは俺がネイミーに告った事を知って、思わず来てしまったらしい。
69優しい彼氏と泣き虫彼女:04/10/11 11:26:30 ID:h5GornQv
そんな風に徐々にここの連中に俺とネイミーの仲が知られていくにつれ、どうもここの連中は、最初から俺とネイミーがこうなるんだろうという、
ある種の予感があったらしい事を、俺は知った。
フランツだか言う騎士・・・と言うには、あまりにも餓鬼臭い奴に(ヴァネッサ辺りに言わせたら、コーマの方がよほど餓鬼に近いと言われたであろう)
聞いてみたら、「だってそうじゃないですか、ネイミーさんの為に賊のいるところにいくだなんて、大切な人のためじゃないと、
そんな事コーマさんがするとは思えませんよ」とか言いやがった。
へいへい、そうですか、俺はそんな奴だろうよ。
まあ、ネイミーが俺にとって大事なやつだという事は間違いない。
そうじゃなけりゃ、今現在のような状況に陥ってはいない。
70優しい彼氏と泣き虫彼女:04/10/11 11:27:42 ID:h5GornQv
今の俺の状況。
確か天馬の姉ちゃんと髭の司祭様が仕えている王様の城の、とある客人用―――正確には、傭兵さん用の寝室に使う一個室で、
俺は上半身真っ裸。そして、俺の前には生まれたときのままの姿のネイミーがいる。
まあ、そう・・・あれだ。
これから俺はネイミーと大人の関係になる・・・っていうのか?
・・・はええ話が、エッチな事をこれからするんだよな、うん。
こうなる日がいつか来るとは思っていたが、まさかこんな場所でそうなるとは思わなかったぜ。

今からこうなった経緯を話そう。
夜も暮れてきたんで、俺はそろそろ寝ようと思ったときだった。
ドアをコンコンと叩く音が聞こえたから、誰だと思って開けて見れば、それはネイミーだった。
何だ?と俺は思いつつも部屋の中にネイミーを入れると、あいつは俺に向かってこう言ったのだ。
「・・・コーマ、何時になったら、私のこと・・・その・・・えっと・・・抱いてくれる・・・の・・・?」
スッゲェー恥ずかしそうに俺の事を上目で見ながら、確かにそう言ったのだ。
正直、俺は無っ茶苦茶緊張してきた。だが、それを悟られぬようにどうにか表情を変えないようにして、
「・・・本当に、良いのか?」
って、真顔で聞いた。そしたら―――
「良いよ、そうじゃなきゃ、こんな時間にコーマの所に来ないよ・・・」
・・・と、なんとも嬉しい事を言ってくれたじゃねえか!!
まあ、俺も男だ。出された飯は食わなきゃ相手に申し訳ない。
それが自分が惚れた女だったら、尚更だ。
俺はネイミーの身体を抱き上げて―――こうしてみて分かったんだが、今じゃすっかり女らしい身体になってたんだよな―――ベッドの上に寝かせた。
そして、その後キスをして、それが終わると互いの服を脱ぎ始めたのだ。
71優しい彼氏と泣き虫彼女:04/10/11 11:28:56 ID:h5GornQv
そして、俺は、まだ下は脱がない状況で、この時を迎えていたのだ。
脱がなかったのは、男の象徴を、ネイミーが見慣れているとは、とてもじゃないが思えなかったし、それを見たら、
多分ネイミーは怖気づくんじゃないかと思ったからだ。
逆に俺はというと、すっかりいやらしい・・・いやいや、すっかり女らしい身体になったネイミーの裸を拝める事が出来て、
万歳三唱したいくらい嬉しく思った。
しかし、どちらかと言えば奥手のネイミーが夜這いをかけて来るなんて、ある意味信じられねえ。
念のため、その事を聞いてみると―――
「だって、私達もう恋人同士・・・ううん、夫婦になったようなものでしょ?私がコーマの事が好きで、コーマも私の事が好き。
男の人って、好きな女の人と、その・・・(この間、顔を紅くしていった)いい事をしたいって思うって聞いていたから、
私、きっとコーマも私といい事をしたいって思ってた。私もコーマとなら、いい事をしてもいいって思ったの。
・・・だけど、いくら待ってもコーマは全然変わりなくて、来てくれなくて・・・私って、そんな風に思ってもらえてないのかなって感じてきて、
そしたら、何だかすっごく悲しくなってきて・・・(瞳から涙が溢れかけてくる)不安になってきちゃって・・・(この時点で泣いてしまっています)
・・・ごめんね、こんな事思っちゃって。だけどね、私・・・」
72優しい彼氏と泣き虫彼女:04/10/11 11:29:55 ID:h5GornQv
そこまで聞いて、俺はネイミーをいきなり押し倒し、上から見下ろす形にもっていった。
ネイミーは抵抗らしい抵抗もせず、ただ泣きそうな顔で俺の顔を見ていた。
俺はネイミーの話を聞いていくうちに、もうどうしようもない位、この女の事を好きになってよかった、この女を幸せにしてやりたいって、
そう思えてきてしょうがなかった。
「悪い、すまねえ。俺、お前がそんな風に思っていたなんて知らなかった。俺はよ、こんな事をすんのは、
キッチリと式を済ませてからだ、って考えていたから、それまでは我慢しなくちゃいけないって思っていたんだよ。
・・・なんか俺、またお前の事、泣かせちまったな。(そう言って、目元に残っている涙を右手で拭ってやる)
なあ、俺がお前に辛い思いをさせちまった分、しっかりと良い思いをさせてやるから。だから、もう泣くなよ。いいな?」
そう言うと、泣きそうな顔から笑顔に変わって、ネイミーは俺の名前を呼んだんだ。
そして、小さくコクリと頷いて、ネイミーは俺の首に腕を廻して来て、俺とネイミーはキスをした。
服脱ぐ前とは違う、長くて深い、すっげぇ気持ちいいキスを。
73優しい彼氏と泣き虫彼女:04/10/11 11:30:42 ID:h5GornQv
キスを終えて、俺はネイミーの首の辺りを舌で舐めていきながら、形のいい、柔らかい胸の所まで顔をもっていった。
右手でそれに触れると、ネイミーの口から可愛い声が聞こえてきた。
「・・・気持ち良いのか?」
「うん・・・なんか触られただけで、身体中が、うん、熱くなって来て、気持ち良いよ。コーマ、もっと・・・触って良いよ」
そう言われて俺は、ネイミーの胸を揉んだり、乳首を舌で舐めたり口で吸い上げてみたりした。
そうする度に、ネイミーは俺の耳にいやらしい声を伝えてきた。
そうしていくうちに、ネイミーの乳首が真っ直ぐ立ってきた。
たしか、女の乳首が立ってくるのって、気持ち良いと感じてくるからなんだと、もうこの世にはいねえ知り合いの親父から聞いた事があった俺は、
ネイミーを喜ばせているんだと知って、嬉しくなった。
それから幾らかした後、俺は胸から下―――ネイミーの下半身の方へと手を伸ばした。
そうしたら、突然ネイミーの奴、「待ってぇ!!」って叫びだした。
「如何した?」と俺が聞くと―――
「だって、そこは・・・あんまり見られたくないよ、恥ずかしいから・・・」
と、股の所を両手で隠しながら、両腿をしっかりと合わせてしまった。
ここまで来て恥ずかしいと言う辺り、ネイミーらしいといえば、らしいのだが、ここもしておかないと、
後で辛い思いをさせてしまうと知っている俺は、「恥ずかしいって思っても、俺は待たないぜ」と言って、両手で強引に脚を開かせた。
「やぁん、ダメぇ、見ないでぇ・・・」
そう言われても、すっかり開いちまったもんだから、俺は構わずネイミーの股ん所にある女の割れ目を見た。
なんつーか、男のもんがないと、こういうもんなんだなっていう、なんともあっさりとした風に、俺は思った。
74優しい彼氏と泣き虫彼女:04/10/11 11:32:05 ID:h5GornQv
そう思った後、左手に掴んでいたネイミーの右足の腿を舌で舐めていきながら、割れ目の所に顔を近付けていった。
薄い毛に隠れている割れ目を見ると、そこが濡れているのだと気付いた。
それがおそらく、女の愛液だっけか?気持ち良いと出てくるっていうもんじゃないかと俺は判断し、割れ目を舌で舐めあげた。
「んぅぁぁああっ!!」
いきなりうえからネイミーの悲鳴がした。
これまでのとは違った声に俺は思わず声を掛けた。
「おい、如何した!?」
顔を上げてネイミーの顔を見ると、荒く息をしていた。
「ご、ごめんなさい・・・大丈夫・・・」
「大丈夫って、あんな声をあげといて、大丈夫なわけ無いだろ?」
「大丈夫だよ・・・気持ち良すぎて、あげちゃっただけだから・・・」
気持ちよかったのか?ここを舐めただけで?
「なあ、ここをもっと舐めていいか?」
気持ちいいのなら、もっと気持ち良くしてやりたい。そう思った俺はその事を聞くと、ネイミーは恥ずかしそうな顔をしながらも、小さく頷いた。
「じゃ、またいくぞ・・・」
一言そう言った後、俺はまたネイミーの割れ目を舌で舐めだした。
舐める度にネイミーの悲鳴じみた声が聞こえてきたが、そのことについては気にしない事にして、更に割れ目を俺は責めていった。
そのうち、俺は割れ目を両手で左右に広げてみた。
上から「ダメぇ・・・」と、か細い声が聞こえたが、構わずに俺は開いた中の、桃色の肉を舌で触れてみた。
ひぃっと小さくネイミーのあげる声を聞きながら、そのままそこを舐め、口で吸い付いてみたりしながら、色々と試してみる。
そうするうちに、そこの上の方にある丸い豆みたいなやつが、何だかさっきと比べて大きくなっている様に、俺は見えた。
試しにそれを指の平で転がしてみると、今までに無い位、ネイミーが大きな悲鳴をあげた。
「如何した!?」
すぐに俺はネイミーに聞いた。
ネイミーはぐったりした感じになっていたが、なんて言えばいいんだろう、すっげぇいやらしい顔をしていたって言えばいいのか?
なんか目がとろんとしていて、口の端から唾液を僅かに溢れさせながら、はぁはぁって激しく息をしていた。
75優しい彼氏と泣き虫彼女:04/10/11 11:32:53 ID:h5GornQv
「だ、だい・・・んぅ・・・じょうぶだよ・・・。気持ち・・・良すぎすぎて・・・」
その後の言葉を言えない位、ネイミーは気持ちよかったのか、そのまま激しく喘いでいた。
「もっと、ここをして貰いたいか?」
ネイミーは喘ぎながらも、「・・・してぇ」と、堪らなくなる位、可愛い声で頼んできた。
俺はネイミーの頼みを叶えてやろうと、さっき触れた丸い所を口に含んでみた。そして、そのまま舌で激しく舐め回し、吸い上げたりしてみせた。
そうする度、ネイミーは喜んでいるのか苦しんでいるのか解らない声を、間をおかずにあげていった。
そして、ネイミーの両手が俺の頭を押さえてきて、そのままそこに押し付けた。
俺はネイミーのその行為を、もっとして欲しいのだと判断し、もっと強く、激しくしていった。
「はぁっ、んあぁん、いあぁ、くあぁぁぁんぅっ!!」
知り合ってからこれまで、ネイミーがこんな風な声をあげるなんて思っても見なかったもんだから、この声を聞く度に、俺はどんどん興奮してきた。
ズボンの下に隠れている俺のものが、痛い位に起ってくるのが解る。
だが、俺は行為を続けていった。
していってどれ位したのか解らない。
押さえてくるネイミーの手に籠められる力が強くなってきた。
そして、ネイミーの口から「イッちゃう、イっちゃうぅ〜」という言葉が、引っ切り無しに聞こえ始めた。
76優しい彼氏と泣き虫彼女:04/10/11 11:33:37 ID:h5GornQv
そして、力の限り俺が吸い上げたときだった。
「あああぁぁぁぁ―――!!」
ネイミーが絶叫をあげて、身体を仰け反らせた。
そして、俺の顔にネイミーの愛液が噴き出してきて、俺の顔はびっしょりと濡れてしまった。
その後、俺の顔を押さえていた両手の力が抜けていって、激しく喘ぐ声だけが聞こえてきた。
俺は濡れた顔を手で拭い落としながら、ネイミーに声を掛けた。
「イったのか?」
聞かれたネイミーは、ただただ頷くだけだ。
それを確認した後、割れ目の所にある穴の前に、右手の人差し指をあてがった。
「いいか、ここに指入れるぞ」
俺はネイミーの返事を待つことなく、割れ目の穴に人差し指をゆっくりと挿し込んでいった。
「いっ・・・!」
濡れていたからか、思っていたような抵抗を感じないまま、比較的簡単に指は入っていく。
二つ目の間接の部分までゆっくりと入れた後、ゆっくりと引き抜いていく。
そして、また挿れていく。
小さな声―――これまでと違って、痛みに耐える声をネイミーは漏らしていたが、俺は黙って行為を続けた。
そして一本だった指を二本にかえて、出来るだけ痛みを与えないように慎重に、ゆっくりと、罠が作動しないように鍵を開けるように、
俺はネイミーの穴を少しずつ開かせていった。
77優しい彼氏と泣き虫彼女:04/10/11 11:34:31 ID:h5GornQv
初めは痛みに耐える声が漏れていたが、次第に声が熱を帯び始めてくるようになって来た頃には、二本の指は滑らかに出し入れ出来るようになった。
挿れていた指を引き抜いてみると、もうだらっだらに濡れまくっていて、もうネイミーのここは十分な位潤ったんだと判断した。
俺はその場に立ち上がって、素早くズボンを脱ぎ捨てた。
自分の股ん所を見る。
すっかり天井に向かって起っちまってて、もう今すぐにでもネイミーの中に突っ込みたくてしょうがなかった。
が、もう一つだけやり残した事があった。
俺はそれを実行しようと、未だに横になったままのネイミーの傍に、胡坐を掻いた。
俺のものを見たんだろう、ネイミーの視線が下を向いた。
「どうだ、男の起っ立ったやつを見た感想は?」
そう聞くと、ネイミーは恥ずかしそうに「ちょっと、怖い・・・かな・・・」と、小さく答えた。
「すまねえけどよ、コイツをお前の口でしゃぶってくれねえか?」
俺がそう頼むと、予想通り「ええっ、これをっ?!」って、躊躇った。
まあ、ネイミーがむしろ躊躇い無くしゃぶって来たら、ある意味萎えちまうかもしれねえから、この反応にはある意味安心した。
「気持ち良くしてくれねえか?俺のをさ?」
と、更に俺は頼み込む。
ネイミーは緩やかな動きで身体を起き上がらせて、俺の前にちょこんと座って、上半身を俺のものの前にもって来た。
どうやら、俺の頼みを聞いてくれたらしい。
そして、恐る恐る、ネイミーは自分の右手を俺のものに近づけて、そおっと優しく触れた。
「―――うぉ・・・」
ネイミーの柔らかい手の平の感触が、俺のものに言い様のない心地よさを伝えてきた。
「・・・大丈夫、コーマ?」
心配そうに見るネイミー。
いや、大丈夫どころか、もっと触って貰いてぇ・・・。
俺は一度息を飲んだ後、「大丈夫だ」と一言言って、ネイミーの次の行動を待った。
ネイミーは俺のものを両手で優しく包み込むと、それに顔を近づけてきた。
「熱くて固いのに、何処か柔らかいね。・・・不思議・・・」
ネイミーはそう言い、おれのものに唇を近づけた。
俺は来るべき事態に備え、息を飲んだ。
78優しい彼氏と泣き虫彼女:04/10/11 11:35:25 ID:h5GornQv
そして―――
「・・・んむぅ・・・」

―――ぅうおおおおおおぉぉぉぉォォっ!!

なな、なんて気持ち良いんだぁ――――――!!
ただ口ん中に入っただけだってぇのに、この得も言われぬ心地良さ。
やべぇ、これが動こうもんなら―――

「んぅ・・・ふむぅ・・・」

―――ぁぁああああああああぁぁァァっ!!

やばい、ヤヴァ過ぎるぜこいつはぁ。
柔らけえ舌が蠢いて来ながら俺のものの筋を這わせていき、内頬が俺のものの頭を優しく、ねっとりと包んでいきやがる。
そして舌が時折俺のものの頭をチロチロと―――

うぁあオゥっ!!顔を上下に動かしてきやがった。ヤベエってそれは。
マジィっ、かましちまいそうだ・・・。
あ、ダメだ、もう辛抱できねぇっ!!
すまねえ、ネイミー―――
79優しい彼氏と泣き虫彼女:04/10/11 11:36:17 ID:h5GornQv
俺はネイミーの頭を両手でガシっと押さえて、ネイミーの口ん中に溜まっていたもんを思いっきりかました。
「んっ?!んうううぅぅぅぅぅっ!!」
「くあああぁぁぁぁあっ!!」
お互いに呻き声をあげるのを感じながらも、俺はネイミーの口ん中にかました心地良さに、暫し我を忘れた。
我を取り戻した時、ネイミーは苦しそうに喉を鳴らしていた。
・・・俺のかましたもんを飲んでる?!
そう思って間もなく、ネイミーの喉は動きを止めた。そして、舌と口の上肉で俺のものを固定し、そのまま強く吸い上げ始めた。
「うぉおお・・・」
これは、多分、まだ残ってるもんを吸い出そうっていう事なんだな。
かまして少々萎えていた俺のものは、この行為で再び元の固さと起ち上がりを取り戻した。
それを感じ取ったのかどうかは知らないが、ネイミーは俺のものを口ん中から解放した。
「・・・わりぃ、お前の口に出しちまったな・・・」
ちょっと自分の堪えの無さに、申し訳ねえ気分を思えた俺は、そう言って謝まった。
「謝る事なんてないよ。コーマに気持ち良くしてもらったんだもん。私もコーマを気持ち良くできて、嬉しかったから。だから、気にしなくてもいいよ」
ううぅっ、優しい言葉が胸に沁(し)みるぜぇ。
そう思いながら、俺はネイミーを再びベッドに寝かせた。
80優しい彼氏と泣き虫彼女:04/10/11 11:37:14 ID:h5GornQv
そして俺は、俺の股ん所にあるものを、右手でささえ、ネイミーの女の穴の所にあてがった。
「いいか、いよいよ最後の締めに入るぜ。・・・いいな?」
俺はネイミーにそう聞いて、覚悟を決めさせる時間を与えた。
ネイミーは一度目を閉じ、瞼を開くと―――
「うん、いいよ・・・来て・・・」
その言葉を聞き終えて、俺は自分のものをネイミーの女の穴の中に突っ込んだ。
中は口ん中のとき以上に温かく濡れていて、そのうえ中の肉が俺のものを包み込んで、兎に角気持ち良いとしかいえない心地よさを伝えてくる。
さっきの指で中をある程度開いておいたのが効を奏したのか、話に聞いていた程の抵抗はなかった。
だが、それでも中は狭くきつい。
さっきからネイミーは泣きそうな声―――いや、実際は泣いているな―――をあげながら、俺の腕を目一杯掴んできている。
やっぱり、下準備をしておいても、痛いのを完全に無くす事は出来なかったらしい。
俺は少しでも早く奥に到達出来るよう、我慢する時間を終わらせるためにも、ネイミーの腰をしっかりと押さえ込み、
力の限り、俺のものを突き挿れた。
それを幾度かして、ようやく俺のものはネイミーの奥にまで届いた。
俺のものは、その奥の壁に密着する位に収まった。
81優しい彼氏と泣き虫彼女:04/10/11 11:39:22 ID:h5GornQv
「おい、全部入ったぜ。・・・よく我慢したな、偉いぜ」
俺は心の底からそう思って、ネイミーを労わった。
「そう・・・よかったぁ・・・」
涙でぐしょぐしょな顔をしながら、ネイミーは泣き顔で笑った。
俺は堪らなくなって、ネイミーにキスをした。
ネイミーも俺にキスを返してきて、お互い、暫しその行為を続けた。
そしてそれを終えると、俺は「動くぞ」と、一言ネイミーに伝えた後、収まっていた俺のものを、ゆっくりと引き出し始めた。
やはりまだ痛いんだな。呻く声を漏らしながら、ネイミーはベッドのシーツを掴んで、それに耐えようとしていた。
俺は早くネイミーをこの行為から解放させたくてしょうがなかったが、痛い思いをさせたくもなかったので、ゆっくりとしか出し入れはしなかった。
そんな中、ネイミーが声を掛けてきた。
「・・・コーマ、気持ち良い?」
「何言ってんだよ、気持ち良いに決まってるじゃねえか。それより、お前の方は大丈夫か?」
「・・・気を使ってくれるよね、コーマって。いつも私の事を心配してくれて、私の事を大事にしてくれて・・・。
コーマ、私は大丈夫だから、我慢しなくてもいいよ。思いっきり動いていいから・・・」
「お、お前・・・」
82優しい彼氏と泣き虫彼女:04/10/11 11:40:19 ID:h5GornQv
こんな事は初めてだ。俺がネイミーに気を使われるなんて・・・。
「コーマ、『お前』じゃなくて、ネイミーって呼んで。私達、もう友達じゃなくて恋人同士なんだから・・・」
そう言われて、俺は気付かされた。
ネイミーを抱く事を始めてから、一度も名前で呼んでいなかった事をだ。
いつもならそんな事なんて気にもしないのに、どうしてか今だけは、その事が酷く俺の胸を刺した。
そして、そのあとに、ネイミーに対する愛情が、胸一杯に広がり、満ちていった。
「ネイミー、愛してるぜ・・・」
俺自身、[愛してる]というこの言葉を、すんなりと、自然に言えたことが不思議だった。
そして―――
「私も愛してるよ、コーマ」
ネイミーの口からも、[愛してる]という言葉が―――
そして俺は、ネイミーの優しい思いを汲み取って、思うままにネイミーを貫いていった。
緩やかに、ゆっくりと出し入れした時とは比べられない程、俺のものに伝わってくる心地良さは物凄く、堪らなかった。
ネイミーも俺の名前を呼びながら、俺が伝える激流に流されないように、しっかりと掴まってくる。
俺もネイミーの名前を呼びながら、ネイミーの身体を目一杯味わっていった。
83優しい彼氏と泣き虫彼女:04/10/11 11:41:05 ID:h5GornQv
どれ位しただろう。
気付くとネイミーの口からは、痛みではなく、心地良さに蕩けている甘い声へと変わっていた。
感じている。
俺のもので。
俺は嬉しくなり、更に激しくネイミーを貫いていった。
一突きする度に、ネイミーの身体は揺れ、可愛い胸が震える。
その姿が、俺を更に熱く燃えあがらせていく。
俺は腰を押さえる手を離し、ネイミーの背に腕を廻して、互いを密着させた。
ネイミーも俺の背に腕を廻して、もう身体が離れる事がなくなった。
そして互いの唇も密着させ、貪る様に舌を絡ませ、唾液を味わっていく。
もう我慢する事も、気を遣うこともなく、俺はネイミーを、ネイミーは俺を感じる事に没頭した。
84優しい彼氏と泣き虫彼女:04/10/11 11:42:14 ID:h5GornQv
互いを感じあう様になって、幾らか時間が過ぎた。
俺は自分のものに、あれが昇ってきたのを感じ始めた。
そうだと感じ取った俺は、言葉通り最後の締めに入った。
「ネイミー、いくからな!!」
そう叫んだ後、腰の動きを速め、限界まで昇りつめようとした。
「コーマぁ、コーマぁ、コーマぁぁ――――――!!」
ネイミーが俺の名前を叫びあげる。
そして、俺は限界に達しかけ、ものを引き抜こうとした。
そのとき、ネイミーの中が急にきつく縮みだしてきて、俺のものをしっかりと捕らえて離さなかった。
『まずい、中に出しちまう―――!!』
ヤバイと思ったが、俺のものは全く引き出せない。
引き抜く事が出来ないと感じた俺は、もう抜くのを諦め、どうせ出すなら、一番奥まで突っ込んで出そうと力一杯、ネイミーの中に捻じ込んで、
ネイミーの中の締め付けを味わいながら、思う存分にぶち撒けた。
その瞬間、ネイミーの口から絶叫が起き、そして俺の背に廻されていた腕の力が抜けていくのを感じた。
85優しい彼氏と泣き虫彼女:04/10/11 11:42:53 ID:h5GornQv
互いに息も絶え絶えで、すっかり汗まみれになっていたが、俺は―――いや、俺達は言葉に出来ない幸せな気分で一杯だった。
俺はネイミーを見た。そうしたら、ネイミーも俺を見ようとしていた。
お互いの視線が重なった後、俺かネイミーのどちらかかは解らなかったが、優しい、愛情を感じるようなキスをした。
俺はキスをしながら、こいつを―――ネイミーを絶対に幸せにしてみせる、絶対に手放したりしないと心の中で誓った。

86優しい彼氏と泣き虫彼女:04/10/11 11:44:30 ID:h5GornQv
俺はその翌日、ネイミーを連れて城内の礼拝堂に行った。
ネイミーは如何したんだろうといった顔をしていたが、俺は何も語らずに、ネイミーを此処まで連れて来た。
礼拝堂に着くと、内には例の髭の司祭様(名前を思い出せないんだよなぁ・・・)が居た。
俺はネイミーの手を引いて、司祭様の所に行った。
「お早う、コーマ君にネイミーさん」
「お早う御座います、司祭様」
「お早う御座います、モルダ様」
俺とネイミーは、モルダ様(そういやこんな名前だったな・・・)に挨拶を返した。
「コーマ君、私はまだ司祭ではなく神官の身だよ。まあいい、ところで此処にお祈りに来たのかね、二人共?」
その質問に俺は答えず、モルダ様に話し出した。
「モルダ様、俺はこいつ―――ネイミーと結婚する事にしました。そこでお願いがあります。今此処で、夫婦の誓をさせてくれませんか?」
「こ、コーマ―――」
「ほお、ネイミーさんと夫婦に。・・・それは良いことですな。貴方達は私から見てもお似合いだと思いますよ。
しかし、何故今なのですかな、コーマ君?」
モルダ様の質問に、俺は迷うことなく答えた。
「これから俺達―――いや、エイリーク様と一緒に行く皆は、いつここの様に安心して休める様な機会に恵まれるのか解りません。
それに、もしかしたら、何かがあって、俺達が離れ離れになるのかもしれません。
だから、今の内に、夫婦の誓をする場所があるこの時にしておきたいんです。モルダ様、お願いします」
俺がそう言うと、横からネイミーが俺の名前を小さな声で呼ぶのが聞こえた。
モルダ様は微笑みながら頷くと、俺達を聖像の前に並ばせて、司祭の役目を果たしてくれた。
87優しい彼氏と泣き虫彼女:04/10/11 11:47:36 ID:h5GornQv
―――では、誓の口付けを」
そうモルダ様が言い終えた後、俺とネイミーは互いを見つめあった。
「コーマ、私、コーマの事を好きになって、本当に良かった。無理だと思っていた願いも、こうして叶えてくれて、本当に有難う・・・」
「ネイミー、俺もネイミーを好きになって良かったって思ってるよ。・・・愛してるぜ」



そして、俺とネイミーは誓の口付けをし、晴れて夫婦になった。
モルダ様には、この事を秘密にしてくれと頼んだので、知っているのは、俺達とモルダ様の三人だけだ。
この事を秘密にしたのは、エイリークの嬢ちゃんに要らぬ気遣いをさせたくなかったからだ。
俺はこうなってみて、つくづく神様に感謝している。
こいつを―――ネイミーと出会えた事に。
あの悲惨な、山賊達の襲撃から、ネイミーが無事に生き残ってくれた事に。
俺は何があっても、ネイミーを守って見せる。
俺は心の中でそう誓いながら、朝日が優しく射し込む此処で、愛おしい妻を優しく抱き締めた。
泣き虫の妻の目には、悲しみじゃない、嬉しさと喜びの涙が光っていた。

                            終
88花泉の亜茶:04/10/11 11:51:48 ID:h5GornQv
前回エロ少な目だったんで、今回は濡れ場メインで書いてみますた。
途中から文章が変わった感じがしますが、気にしないでくださいね。
では、これで。
89名無しさん@ピンキー:04/10/11 13:48:16 ID:QFrxn4rA
真昼間から元気ですなぁw
ともかくGJ!
90名無しさん@ピンキー:04/10/11 16:35:36 ID:Ph5vJW6O
昼間からお疲れ様です。ハァハァ
グッジョブ!

自分としてはロス×アメリアがお気に入り・・・
アメリアの「おにいちゃん」とか(*´д`*)ハァハァ
91セライナ×サマナー+ケセルダ:04/10/11 16:57:27 ID:KPMLBELh
まだ亡霊兵士のスキル持つユニットいませんが書いてみます。


―――グラド王国 グラド城

私はセライナ グラド三将の一人であり、グラド六将の一人でもある。
今回、私は陛下の命との事で、六将の一人【虎目石】のケセルダに呼ばれ、
共にフレリアの光石を破壊すべく、フレリアに進軍するらしい。
このケセルダと言う男は傭兵上がりで六将まで昇ってきた男だ。実力はある。
ただ、この男は自分の趣味である虐殺を任務内で行なっている恐ろしい男だ。何故、陛下はこの男を六将にしたのだろう。
この男もだが、ヴァルダーもそうだ。今の陛下は何を考えているのかわからない。

そのためか私はこの男とはあまり接触したくない。


フレリア領が近くになり、あの男の部隊が足を止めた。
「フレリアは今、手薄だ。攻めるのは今が絶好の好機。なぜ今、進軍をしないケセルダ」
私は言った。あの男の事だ、どうせ自分の都合だろう
しかし男の返事は意外だった。
「おいおい、俺は元 傭兵だぜ。俺は、昔フレリアの光石とやらが
 隠されてる場所の守護で雇われていたんだぜ。だから兵が手薄な時間帯も知っている。
 だから俺が今回の命をあのジジィから引き受けたんだよ。だから俺に任せろ。」

まさか、この男がここまで考えていたとは思わなかった。仕方ない。今回はこの男に従おう。


しばらく私達は暇を潰した。しかし気になる事がある、あの男の部隊の兵数が
塔一つ襲うのには多すぎることだ。私の部隊は今回は援護のみらしいので4人のみだ。

「ちょっと来てくれ」

そう考えていると、あの男に呼ばれた
92セライナ×サマナー+ケセルダ:04/10/11 16:58:17 ID:KPMLBELh
後ほど、後編投下
93名無しさん@ピンキー:04/10/11 19:34:43 ID:WRF+W1HW
エフラム×ラーチェルキボヌ
94名無しさん@ピンキー:04/10/11 19:46:05 ID:z3UrePhp
エフラム×エイリークきぼんぬ
95名無しさん@ピンキー:04/10/11 20:38:39 ID:DtNIasyE
ルーテ×アスレイキボンヌ
96名無しさん@ピンキー:04/10/11 20:38:51 ID:ScQtJD9Z
エフラム×ミルラきぼん
97名無しさん@ピンキー:04/10/11 20:54:48 ID:34fzpUuG
ギリアム×ガルシアきぼんヌ
98名無しさん@ピンキー:04/10/11 20:55:46 ID:Lh6QgwdK
エフラム×ラーチェルキボヌ
99名無しさん@ピンキー:04/10/11 21:17:58 ID:yTrb4R5n
>88
いいなー、初めて同士ってツボだ。
GJ!
100名無しさん@ピンキー:04/10/11 22:02:42 ID:dEx52qSs
早くも聖魔がたくさんアップされてて嬉しいですね。しかもどれもイイ!!
101名無しさん@ピンキー:04/10/11 22:55:00 ID:+g8LBabj
ラーチェル×エイリークきぼーぬ
102名無しさん@ピンキー:04/10/12 00:34:54 ID:tc/VtfM2
もしかして、ルーテ×アスレイが主流の世の中、カイル×ルーテはマイナーなのか?
……と今更気付く。いや前者もとても好きなのだが。
103名無しさん@ピンキー:04/10/12 01:15:52 ID:lo+2G21d
ルーテ×アスレイまだ見てないOTL
初回はルーテ×ヴァネッサとカイル×ルーテだった。
次は影薄い闇使いと、評判の良いアスレイを見るぞ
104名無しさん@ピンキー:04/10/12 01:17:50 ID:R1UZC1pS
ルーテとアスレイは一緒に出てきたしなぁ。
流れに身を任せてくっつけた。
105前スレ597:04/10/12 01:24:09 ID:OLTUveU7
この話の流れで投下するのがいいかもしんない。
ルーテ×アスレイです。
ちと長いので今日は前半を投稿しまつ
106名無しさん@ピンキー:04/10/12 01:27:05 ID:+Q7YmwaS
自分はカイル×ルーテ好きだ
でも、カイル×シレーネやルーテ×ノールも萌え
アスレイはエロ姐さんに弄ばれるのキボンヌ
107本には書いていないこと 1:04/10/12 01:29:12 ID:OLTUveU7
朝、けたたましい音で目が覚め、次に真っ黒に焦げた肉らしきものと、調理道具がぶちまけられた台所の惨状を見て、ようやくアスレイに「ルーテと暮らしている」という実感がわいてきた。

――戦いが終わってひと月。ここアスレイとルーテの家では(毎日なにかしら騒ぎが起こるものの)基本的に平穏な二人の生活がはじまっていた。
以前の生活と、同じような生活。……だが、決定的に変わった部分があった。眠る前のひとときの過ごしかたである。
108本には書いていないこと 2:04/10/12 01:30:44 ID:OLTUveU7
その日3冊目の書物を読み終えたとき、アスレイの部屋のドアが前触れなく開き、ルーテがすいっと部屋に入ってくる。
いつもより遅いな、と思いアスレイは声をかけた。
「ルーテさん、今日はずいぶん長く書斎にこもっていましたね」
「はい。調べたいことがありました。実り多き一日となりました」
寝台に腰掛けて、アスレイを見上げるルーテ。それを合図のようにして、アスレイは隣にきた。
「私が興味を持っている分野について、文献を14冊読みました」
「……ルーテさんは熱心ですね。私はここに来てから、どうものんびりしてしまって」
「私、優秀ですから。――もう疲れはなくなりましたか」
「そうですね。ルーテさんのせんじた葉が効いたようですね」

アスレイはルーテの手を引くと、額に口付けてから抱き寄せた。
最近ようやく抵抗がなくなってきたのか、少し力を抜くようになったものの、まじまじと見上げてくるのは変わらない。アスレイは困ったように言った。
「そんなに観察しないでください……」
「いつもこの時は、緊張していますね。アスレイ」
「そうですよ。ルーテさんは油断なりませんからね」
いままでのことを思い出す。あるときはアスレイのとった行動を事細かに紙に書きつけはじめた、またあるときは赤面するという「現象」について質問をいくつも浴びせてきた。
アスレイのほのかな感動をぶち壊しにする恋人、それがルーテだった。
109本には書いていないこと 3:04/10/12 01:32:02 ID:OLTUveU7
「はい、おしまいです」
唇を少し重ねて、アスレイは身を離した。今日はなにごともなかった、とほっとしたアスレイだったが、まだ早かった。

「アスレイ。まだ、ここにいていいでしょうか」
アスレイがぎくりとすることを平気で言う。
「少しなら。いつもならもう眠っている時間ですからね」
動揺を隠しつつ立ち上がり、書棚の本を意味もなく並び替えてみたりして振り返ると、ルーテはじっとこちらを見つめていた。
「アスレイ、本棚の整理をいまからやりたいのなら、お手伝いしましょうか?」
「いえ……少し気になっただけですから。そうそう、水差しの水も替えないと……」
「…………………………」
「……わかりました、座りましょう。何か私に話したいんですね」
再び座ると、アスレイは落ち着かなさげに寝台の端を整えた。
その様子を気にかけることなく、ルーテはあっさりと言った。
「先ほどの発言を訂正します。“まだ”ではなく、“今晩”です。お邪魔でしょうか」
「いえ、邪魔だなんて……そんな。でも、同じひとつの場所で眠ることになりますよ?」
「いけませんか」
「いけないとは言いませんが……」
口ごもるアスレイをよそに、ルーテはさっさと寝台に身を横たえてしまう。
逡巡するアスレイだったが、結局、灯りを小さくしてルーテの隣に入った。
110本には書いていないこと 4:04/10/12 01:33:14 ID:OLTUveU7
そのまましばらく無言が続き、
気まずそうにしていたアスレイの肩に突然ルーテが手をかけてきた。そして身を乗り出すようにしてアスレイにもたれかかる。
「ル、ルーテさん……」
「このような状況で身体的接触を嫌がるのは、察するに何か理由があるのですね」
「それは、……あなたをもっと独占したくなってしまうからです……」
「私は構いませんが、なぜ独占しないのですか」
「その……体を、ということになると……」
「なぜそこまでためらうのか、私には理解できません」
「これは大事なことですよ、ルーテさんにとっては!」
「アスレイ。……私は独占されたいと思っています」
そう言うと、ルーテはアスレイに口付けた。
いったん離れ、アスレイのねじれた髪をひとさし指に巻きつけ、ほどいて巻きつけして待っていると、アスレイはようやく意を決して手を伸ばしてきた。

髪、指先、顔と触れながら、いつもと逆にアスレイがルーテを「観察」する。
何度目かの口付けで舌を入れると、ルーテは体に力をこめた。小さな舌を追うようにぎこちなく動かすことしかアスレイにはできない。
だが、ルーテはけなげに応えようとする。
人は人、我は我というふだんの姿からは想像できないことで、アスレイは少し感動してしまった。
花の香りがほのかにして、アスレイはルーテの首筋に顔を伏せた。
「……何か、いい匂いがしますね」
「……そのようにすると、いいと」
「本に書いてあった?」
「はい」
111本には書いていないこと 5:04/10/12 01:35:01 ID:OLTUveU7
ルーテの服を少しづつ脱がせながら、アスレイはルーテがこのように落ち着いていられる理由は何かと考えていた。
緊張しているのは自分だけのような……。
ルーテが下着だけの姿になってしまうと、ますます緊張する。頭に血が昇って、どうやっても冷静になれない。
すると、ルーテがアスレイの服の止め具を外しはじめ、はぐようにゆっくり脱がせた。
そして、アスレイは自分の下着が下ろされていくのを呆然として見ていた。

興奮で怒張した性器が少しはねるように出る。
不思議な形態のそれを、ルーテは――これはアスレイがもっとも恐れていたことだったが――まじまじと見た。
そして次の瞬間、無造作に杖でも握るように握られ、アスレイは体を強張らせた。
「ルーテ……さん!」
ただでさえ敏感になっているところに刺激を受けて、アスレイの額に汗が浮いた。
握りながらもやわやわとさする、という絶妙な刺激で悶えるアスレイをよそに、ルーテは身を下にずらした。
「まさか」と思ったアスレイだったが……予感は当たり、ルーテは下腹に顔を伏せた。
唇を遠慮がちに開き、ちゅ、と音を立てて先端だけを吸う。
「あ、あぁっ……」
抵抗はないのだろうか、滲み出した透明な液を舌できれいに舐め取るようにする。
アスレイは震えを抑えるのに必死だった。なんとか気を紛らわせようとしたが、またきゅっと咥えられて息を荒げてしまう。
力の込め具合、また小さな舌で優しくぺろりと舐め上げるその具合が絶妙だった。
舌が与える快感に手を握りしめて耐えると、アスレイは意を決してルーテに訊いた。
112本には書いていないこと 6:04/10/12 01:39:21 ID:OLTUveU7
「ルーテさんっ、どこでこんな事覚えて……」
「『殿方を悦ばせる性技100』という本で覚えました。私、優秀ですから」
「確かに……あなたは、優秀ですが! んんっ、それはやめてくださ……!」
咥えたうえに動かされて、アスレイは身を反らした。そしてさらに深く咥えられて、急激に快感が込み上げてくる。
「ル、ルーテさん、離してください!」
聞こえないかのように、ルーテは唇で懸命に吸い上げる。舌が先端に触れたとき、
アスレイは堪えきれずにぶるりと大きく震えて、ルーテの口の中に出してしまう。
「……ルーテさ……っ!」
自分の全てが溶け出していくかのような、凄まじい快感だった。ルーテに悪いと思いながらも、アスレイは何度も震えて全てを出し切ってしまった。

はぁ、はぁと荒い息を繰り返しながら、アスレイは起き上がった。そして、手のひらをルーテに差し出す。
「ごめんなさい、ルーテさん……! ほら、ここに吐き出して下さい」
うつむいて、ルーテはじっとしている。と、次の瞬間、ごく、と飲み込んだ音が聞こえた。
「……美味しいとは思えません」
精液を唇の端から伝わせながら顔をしかめるルーテに、アスレイは慌てて言った。
「飲むものではありません!」
「ここは笑って“美味しいわ”と言うべきでしょうか」
「……また変な知識を仕入れてきましたね……」
113本には書いていないこと 7:04/10/12 01:42:27 ID:OLTUveU7
ルーテの口元をぬぐいながら、アスレイは困りきったように言った。
「私はルーテさんと、自然に結ばれたいと思っているのに」
「……」
このように気持ちを直球でぶつけるとルーテは弱い。ようやくアスレイは自分のペースを取り戻した。
同時に「知識に頼る行為ではないことを教えなければ」という義務感のようなものが湧いてくる。
アスレイは動揺するルーテの手を取り、真剣な表情になると、
「本に書いてあったことは全て忘れてください。書いていないことを今からしますから」
思わせぶりに言った。するとルーテはみるみるうちに赤くなった。今度は彼女がうろたえる番である。
「ア……アスレイ、その、書物に書いてあることをそのままするのはできます。でも、書いていないことは……!」
「ルーテさんは、なにもしなくていいんです」
そう言うと、アスレイはルーテの下着に手をかけゆっくり脱がせていく。
「たまには、私の優秀なところも見ておいてください」
114前スレ597:04/10/12 01:44:26 ID:OLTUveU7
ここまでで、前半終わりです。

明日か、しあさってに残りの部分を投下します。
全部一気に投下するほうがいいんだろうけど……
最後の最後で煮詰まっているのですんまそん。
115名無しさん@ピンキー:04/10/12 01:45:53 ID:R1UZC1pS
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
攻守交替後を楽しみにしとります。
116名無しさん@ピンキー:04/10/12 01:47:52 ID:pjEwu83g
アスレイって、支援会話で唯一ルーテ相手に主導権を握れるんだよね。
出会いが早いのもあるが、この2人はお似合いだと思う。
117名無しさん@ピンキー:04/10/12 02:21:01 ID:T1ylGxTd
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
アスレイ×ルーテ編も楽しみにしています。
ルーテ×アスレイを経たアスレイ×ルーテ萌え(*´д`)ハァハァ
118前スレ597:04/10/12 03:45:00 ID:OLTUveU7
たびたびすんません。
産みの苦しみを味わった後半部分が書けましたので投下します。
アスレイ×ルーテです
119本には書いていないこと 8:04/10/12 03:45:51 ID:OLTUveU7
胸の前で交差させたルーテの手をほどき、アスレイはほっそりした体を見つめる。
「アスレイ……」
ルーテは視線を避けるように、体を恥ずかしげにねじらせた。
「見ないで……下さい」
「いままで、さんざん私を観察してきたのに?」
照れて目をふせたルーテを見て、アスレイは強引に唇を重ねた。
先ほどは唇で撫でるようにしか触れなかった首筋に、舌を這わせていく。
ルーテは敏感に反応した。
困ったように見上げてきたのは分かったが、アスレイは気づかぬふりをして愛撫を続けた。
「……!」
さりげなく胸に触れると、びくん、とルーテの体に力がこもった。
やわらかなそれを、愛でるようにして撫でていく。
緊張に唇を噛みながらも、ルーテはじっとしていた。
何をするのか、何をされるのかわからないということはとても怖い。
だが同時に、ルーテはどこかわくわくしていた。

胸の先端をそっとつままれて、ルーテはまたびくん、とした。
「……っ」
120本には書いていないこと 9:04/10/12 03:46:24 ID:OLTUveU7
出そうになる声を抑えた様子を見て、アスレイは声をかけた。
「そんなに恥ずかしがらなくていいんですよ」
もどかしくなってアスレイはそこに口付けた。さっきルーテがやったように舌で包みこむ。
「あ……!」
急に強さを増した快感に、ルーテは声をあげてしまった。
これ以上ない恥ずかしさがこみ上げてくる。
「ア、アスレイ……!」
硬さを増していくそれをどうすることもできず、ただひたすらアスレイの動きが止まるのをルーテは待っていた。
「ん、ん……っ」
悩ましげな声に、アスレイは歯止めがきかなくなった。
ただ、ルーテの悶える姿が見たいという一心で行為をエスカレートさせていく。
さっき放出したばかりだというのに、アスレイは再び昂ぶりはじめていた。
121本には書いていないこと 9:04/10/12 03:47:12 ID:OLTUveU7
ぎこちなく腿の間に指を入れ、そして秘部に這わせる。
ルーテを怖がらせないよう慎重に、、少し濡れたそこを慈しむように動かすと、
「あ、あぁ……っ!」
悲鳴のような声をあげて、ルーテはアスレイにしがみついた。
艶やかな突起を押すと、奥から次々に愛液が染み出してくる。
その感触にとまどいながらも、やがてルーテはアスレイの指に翻弄されていく。
「……っん」
少し指先を侵入させると、温かい肉が震えて絡み付いてくる。
ルーテはまた切ない声をあげて眉を寄せた。
内部は狭かったが、じっくりと探るようにしていくと少しづつ、やわらかくほぐれていく。
動かすたびに色づいていく体をアスレイはじっと見ていた。
はじめは清潔な印象を与えていた裸体が表情を変え、アスレイを誘ってくる。
くちゃくちゃと微かな音を立てながら、指を少し深めに入れて前後に動かすと、
ルーテはたまらないというように首を振った。
「あ、アスレイ……アスレイっ……!」
すがりついてくるルーテの体は驚くほど熱い。
身をよじらせて自分の名を何度も呼ぶその姿にたまらなくなり、アスレイは指をそっと離した。
ルーテの腿にどろりとした液が糸を引いて垂れる。
122本には書いていないこと 11:04/10/12 03:47:58 ID:OLTUveU7
興奮で息苦しいのを抑えながらアスレイはささやいた。
「ルーテさん……いいですか。今からすることは痛みを伴いますが……」
潤んだ目でアスレイを見上げたルーテに恐怖はなかった。
アスレイにされるがままになっていることを、嬉しいと思うようになっていた。
安心しきってルーテは頷くと、かまわないということを伝えるようにアスレイにまたすがりついた。

抱きすくめるようにして、体を密着させていく。
腿に当たる硬いものにルーテは激しく動揺し、混乱した目でアスレイを見た。
入れる場所を指で慎重に確かめながら、アスレイはゆっくりと身を沈めはじめた。
動揺を見せまいとまた唇を噛みしめたルーテだったが、ぬるりと先が入ってきたときには思わず声をあげてしまう。
「あ……」
気持ち悪いような、でも安心するような不思議な感情がルーテを襲った。
「ルーテさん、力を抜いてください」
言われるがままに力を抜いたものの、やはり迎え入れるには狭すぎてなかなか奥へ侵入できない。
恐ろしいほど硬いそれを、痛みを伴わず入れるにはどうすればよいか。アスレイは思案した。
123本には書いていないこと 12:04/10/12 03:48:34 ID:OLTUveU7
先だけを入れた状態で浅く動かしてみると、ルーテはくぅっと息を飲んでアスレイの肩に顔を埋めた。
その快感が消えないうちに突き上げはじめると、たちまち新たな蜜がとろりと湧き出してきた。
「……んん……あ、んっ……アスレイ……!」
声を抑えることすら忘れて、ルーテはアスレイの感触を味わっていた。

液を潤滑油にして少しづつ奥へ進んでいくと、ルーテは苦しげに呻いた。
「く……」
「痛いんですね」
「痛く……ないです」
腰を引いて、アスレイはまた浅いところで動かすと、
「あ……、それは……!」
アスレイの腕を握りしめ、ルーテは首を振った。
そして、アスレイにより密着するように体を寄せる。
ぐっと入った痛みに耐えながら、さらに奥へと誘うように寄せていく。
124本には書いていないこと 12:04/10/12 03:49:02 ID:OLTUveU7
急に奥へ入れられた快感で、アスレイの声は震えた。
「ルーテさん……」
ルーテは必死の思いでしがみつく。
無言の哀願に応えるように、アスレイは動き出した。
「ルーテさん、可愛いですよ……とても」
苦痛を少しでもやわらげようと胸を愛撫しはじめると、ルーテは痛みと快感の混じった声をあげた。
「そんな……ひぁ……あん、んっ……」
舌で舐め上げるとびくん、と内部も反応し、アスレイを吐き出すかのようにきゅっと締め上げてくる。
その快感に息をつまらせながら、アスレイはひたすらルーテの感じる場所を舐め、声をあげさせる。
「っん、……っ、!」
さらに、ルーテが痛がらないところを探り出し、そこを重点的に責める。
溢れてきた液は腿を伝い、お互いの腰を濡らしていく。
快感が痛みに勝るようになるまで、それほど時間はかからなかった。

繰り返される締め上げが徐々にアスレイを苛みはじめて、やがて腰を動かすのが難しくなってきた。
「ルーテさ……」
名前を呼ぶのすらままならないくらいの快感が急速に溜まっていく。
125本には書いていないこと 14:04/10/12 03:49:49 ID:OLTUveU7
「アスレイ……あ、」
ルーテの体が急に強張った。
「私……」
ふるふると震え出し、恥じるように目を伏せる。
何かがあふれ出しそうな、初めての感覚にルーテは恐怖を覚えていた。
自身も限界が近い。アスレイはひときわ動きを早めた。
お互いの液で結合部はしとどに濡れており、つるんとなめらかな動きでアスレイのものが最奥へ入り込む。
一瞬、アスレイはその感触以外何も考えられなくなった。
全てを充たされた快感が、一気にルーテを絶頂に押し上げる。
「アスレイ……っ、あっ、あぁぁあっ!」
「ルーテさん……っ!!」
絞られるようにされた刺激で、アスレイもたまらず腰を震わせた。
解き放たれた性器は、悶えるようにして断続的に液を吐き出す。
「……っ、んっ……」
自分の中に注がれる熱い液を感じて、ルーテはまた軽い絶頂を迎えていた。

液がこぽりとあふれ出すと、アスレイはようやく体を離した。
126本には書いていないこと 15:04/10/12 04:03:35 ID:OLTUveU7
それから、しばらく無言で二人は息を整えた。
気恥ずかしさから身を遠ざけようとするルーテの腕をアスレイは捕まえた。
「……そんなに逃げないでください」
「だ、だって……」
抗議するルーテの口をふさいで、アスレイはほほ笑んだ。
そして、「本当に可愛いですね、ルーテさんは」
ルーテを黙らせる最強の言葉である。思惑通りにかあっと頬を赤らめたルーテを抱き寄せると、
「これからは、本など読まないで私にまかせてください」
ますます赤面させるようなことをアスレイは言った。


――もちろん、アスレイもルーテとのことを考えて、その手の本を読んでいたのだが……
それを一切隠してにっこり笑えるところが、アスレイの凄いところであった。


(終わり)
127ネタとして(没ver):04/10/12 04:07:35 ID:OLTUveU7
「……紐はどこにあるのですか?」
「なんでいるんですか」
アスレイは面食らって訊いた。
「私の身体に食い込ませるのでしょう。」
「……は?」
「それから、「オレの剣」でとどめを刺すんです」
アスレイの顔が、たちまち赤くなる。
「ま、待ってください、ルーテさん……いったいどこをどうすれば、そんな言葉が出てくるんですか」
「斜め傷の人の部屋にあったのを見ました。『女捕虜 羞恥に悶える』という題です。
1ページあたり43.5643ゴールド、値段からしてよほど希少な書物のようです」
「ルーテさん、人の部屋に勝手に入ったんですね? と、そんなことよりも! ジストさん、なんでそんな本を……」

「あのですね……」ため息をつき、アスレイはルーテの両手をとった。
「ルーテさんが読んだのは、その……男性が読む、男性用の書物です。想像の世界のことですから」
「初めて知りました。この世に男性専用の書物があるとは?」
「……男性だけが読んで楽しむものです」
戦いに加わってから、この手の知識が増えてしまった(無理やり教えられた)アスレイであった。
ルーテは「今度調べよう」と言いたげな表情になる。
「調べなくていいですから! ともかく、そんなことはしてはいけません」
不思議そうに首をかしげるルーテを見て、アスレイは前途多難だ……とため息をついた。

128名無しさん@ピンキー:04/10/12 04:07:52 ID:T1ylGxTd
続きキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!

>前スレ597氏
超GJGJGJGJ!!(*´∀`)b
まさか自分の最萌カプがこんなに早く投下されるとは思いませんでした!!
ハァハァ…
129前スレ597:04/10/12 04:09:13 ID:OLTUveU7
以上です。
お目汚し失礼いたしました。
では、
130名無しさん@ピンキー:04/10/12 07:39:50 ID:C4/AxlHH
>前スレ597氏
おつかれチャーン( *´∀`)ノ
やはりルーテの事だから、告白されてから、その手の文献を
貪る様に読んだのだろうか。可愛いなぁ!


自分はアスレイ・ルーテもカイル・ルーテも大好きですよ!
ロス相手も良いし……。

どうルーテが変化していくのかと想像するだけでタマランですよ!!
131むた ◆rEtdWXJvJ6 :04/10/12 09:06:05 ID:WuQ4peqT
新スレから聖魔カプが豊作ですなー。

>花泉の亜茶氏
濡場の描写ももちろん、
事後の、男らしくなったコーマがよかったです。

>前スレ597氏
来た来たキタ━(゚∀゚)━!
無茶苦茶期待通りです! 攻守交替(・∀・)イイ!!
あの台詞も使っていただいてありがとうございます。
132名無しさん@ピンキー:04/10/12 09:48:02 ID:R1UZC1pS
攻守交替後キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
GJです!GJです!GJ(≧∇≦)b です!
133名無しさん@ピンキー:04/10/12 12:29:25 ID:VaPtABwH
カイルとシレーネの昔の見習い時代の知り合いシチュがツボ
134名無しさん@ピンキー:04/10/12 14:00:09 ID:FrC7uzu4
皆さん乙
135名無しさん@ピンキー:04/10/12 16:47:41 ID:YiDuoI15
スケベさんのシレーネSSは埋め立てまで見れないのか・・・
136名無しさん@ピンキー:04/10/12 17:03:27 ID:pPq+3Yh7
ギリアムとシレーネ見たいな。
さっき見たばっか。萌えた…
137名無しさん@ピンキー:04/10/12 22:38:00 ID:tip1TUwN
ヴァルター×エイリークは燃えるな。やけに執着してるし支配するとか
言ってるし。純愛、陵辱どちらでも読みたい。
138名無しさん@ピンキー:04/10/12 22:40:31 ID:Ffe9G41w
>137
同意。
「私を楽しませろよ?」とか言ってるし。
あとリオン×エイリークもいいな。
139千葉犬:04/10/13 00:33:06 ID:hKfSsHc+
聖魔SS大漁ですねぇ。一つ一つじっくり読ませてもらいました。弟が書いたのは別ですけれども。
自分も昨日から職人として生産作業再開しました。皆さんと同じ様に聖魔書きたいなあと思って
いるんですけれども、敢えて違う作品の方を書いています……ただ、使い古された感があるキャラ
同士ですけれど……
ついでに、前回投下した作品と同時進行して書いていた作品、オリキャラが目立ってしまった感が
自分の中で出て来てしまった為、デリートしてしまいました。以前オリキャラが活躍するのはかなり
叩かれると言われたものですから、断腸の思いでそう決断しました……
ちなみに、中身は外伝で、クレーベ×マチルダでした……外伝SS待っていた方、本当に申し訳
ありません。     OTL

和む氏。長い沈黙を破って、再びここにいらっしゃってくれて、感謝に耐えません。これからも作品
投下心待ちにしています。
スケベ氏。誤爆でもいいですから、シレーネのSS待ってます。
皆さん、寒くなってきましたから、自分のように風邪引かないよう気をつけてお過ごし下さい。
千葉犬でした。
140名無しさん@ピンキー:04/10/13 00:47:08 ID:y2LBI+l1
千葉犬氏、あいかわらずイタカワイイ
141名無しさん@ピンキー:04/10/13 01:16:32 ID:HOX+bYKh
ええ人やのう
142名無しさん@ピンキー:04/10/13 01:40:32 ID:m2amysw1
エイリークモテまくり
エフラムは苦労するな・・・
嫉妬されたり決闘を申しこまれたり
143名無しさん@ピンキー:04/10/13 03:39:58 ID:2BsxAf9W
ゼト×エイリークキボン
144名無しさん@ピンキー:04/10/13 10:06:39 ID:AwEl2yvT
ペアエンディングの雰囲気からすると
エイリーク×ゼト
145名無しさん@ピンキー:04/10/13 20:55:21 ID:kPifr4jM
146むた ◆rEtdWXJvJ6 :04/10/13 23:34:40 ID:qC+i7G0u
聖戦からレックス×アイラ投下します。
・男性一人称
・暗めのシリアス
・無理矢理+和姦
なので、苦手な方はスルーよろしくです。
147名無しさん@ピンキー:04/10/13 23:35:37 ID:qC+i7G0u
「あの、クソ親父っ……!」

シレジアの東、リューベック城を制圧したのが、他でもない我が親父殿だと聞かされた俺は、
倒れそうになる足元を踏ん張って、辛うじてこう吐き捨てた。
もっと言いたいことは山程あるが、とりあえず一番短いのがこれだった。
隣にいるアイラの視線を感じたが、俺はただ、真っ直ぐ前を睨みつけるだけで、振りかえる事が出来なかった。
148これも、運命:04/10/13 23:37:31 ID:qC+i7G0u
こんなにむかっ腹がたったのは一年前、アグストリアに攻め込まれたとき以来だ。
月並みな言い方だが、あの時は怒りのあまり言葉が出なかった。
出所を失くした言葉だけがぐるぐると頭をまわるばかりで、
俺はただシグルド公子の話を黙って聞くことしか出来なかった覚えがある。
シグルド公子はブラギの塔から帰ったクロード神父から、いろいろ聞いて事前に知っていたみたいだが、
俺やティルテュには初耳だったから、驚いたなんてもんじゃなかった。
なんせ、自分達の父親が王家を転覆させんと暗躍している、しかもその罪をシアルフィに
――同じ聖戦士の末裔に被せようとしているだなんて、恥さらしもいいところだ。
地位や権力を求めたところで、聖戦士の名を貶めるだけだというのが
何故親父にはわからないんだろう。世間でなんて噂されてるか知ってるか?
『不思議の泉に聖斧を落として金の斧をもらう位の強欲爺』なんて言われてるんだぞ。
俺はまだ、親父という奴をわかっていたから割と早くに落ち着いたんだが、
ティルテュの奴なんて可哀想に、一時は部屋に引きこもって誰とも会おうとしなかったくらい憔悴していたものな。
レプトール卿は娘には甘かったから、相当な衝撃だったろう。アゼルの奴がいなければ、今でも引きこもっていたに違いない
149これも、運命:04/10/13 23:39:25 ID:qC+i7G0u
勿論俺だって、平気だったってわけじゃない。
惚れた女を不幸の底に落とした元凶が、自分の親父だと知って、なんとも思わないほうがどうかしている。
その上、イザーク攻略の陣頭指揮を執っているのが、ダナン兄貴ときている。
あの、親父と一卵性親子じゃないかってくらいよく似た性格の兄貴だから、
イザークの人間がどんな目に遭わされているかは簡単に想像がつく。
俺はアイラにどう償っていいのかわからなかった。
正直、今でもまだわからない――二人の間に子供もいるというのになんだか間抜けな話だが、俺はまだ迷っている。
そもそも、アイラと出会ってしまった事が、間違いなのではなかったのか、と。
馬鹿げた事に、俺はその疑問をそのままアイラにぶつけてしまったことがある。シレジアへ向かう船上でのことだ。
「俺達が出会ったのは間違いだったんだ……だから」
別れよう、と、そう切り出そうとした時。
「でもこの気持ちは、間違ってなんかいない」
すぐさまそう言って、アイラは真っ直ぐに俺を見た。
「私はお前を愛した。おまえ自身をだ。グランベルだのドズルだのは関係なくだ。その気持ちに、何を恥じる事がある?」
アイラは強い。そんな事はわかっていた。
決して自国の誇りを捨てず、祖国復興を諦めない意志。
そして、敵であるグランベルの軍に居ても、徒に憎しみに溺れる事無く冷静に個人を判断できる精神の強さ。
その強さに、俺は魅かれたんだからな。
だから、わかっていたんだ――俺がこんな風に言えば、アイラは許してくれるだろうって事は。
俺は弱くて、汚くて、卑怯だ。それも、わかっている事だ。
150これも、運命:04/10/13 23:41:20 ID:qC+i7G0u
それでも、シレジアのラーナ王妃のご好意で、この一年、俺たちは割と落ち着いて暮らせたと思う。
逃亡中にもかかわらず、結婚、出産が相次いだ
――エーディン公女とジャムカ王子、ラケシス王女とベオウルフ、そして俺とアイラ。
まあ、全員結婚と出産の日数が合わなかったのはご愛嬌だ。
クロード神父のお陰で略式とはいえ式もつつがなく執り行われたし、
それに――なんといっても子供は可愛い。自分の子だと思うと尚更だ。
ラクチェはやんちゃで、ちょっと目を離すとすぐそこらの物を口に入れようとするし、
スカサハは大人しくて、よくラクチェに玩具を取られて泣いたりしている。
その癖、二人一緒でないとすぐ泣き出すし。双子だからか? 
二人とも、アイラによく似た顔立ちで――グランベル人の血が入っているなんて言われなければ判らない。
だからイザークに落ち延びたとしても大丈夫だろう、多分――素性さえ隠し切れれば。
イザークは今、グランベルと戦っている。
そして双方の血を引いている以上、どちらに素性がばれても子供達の身は危ない。
このままじゃ子供達の安全な成長は望めない。
そしてその原因を作ったのは結局――俺のせいなんだ。
だから、俺は考えなくちゃいけない。子供達の未来を守るために何が出来るかを。
151これも、運命:04/10/13 23:44:41 ID:qC+i7G0u
ザクソン城の東に陣を張ってすぐ、
行方不明だったバイロン卿が敵兵に追われているとの報告を受け、俺達は出撃した。
追手は案の定、ドズルの兵士で――見知った顔も、大勢いたと思う。が、思い出せない。
多分、思い出したくないのだと思う。何も考えずに、俺はただ斧を振るっていた。
辛うじてバイロン卿を救出する事が出来たものの、
バイロン卿は聖剣ティルフィングをシグルド公子に託して安心したのか、その日のうちに息を引き取った。
長い逃亡生活が頑健だったこの人を死に追いやった。
痩せ細り、頬はこけ、身体中にたくさんの傷を負って。ここまで追い詰めたのは――俺の親父だ。

なぁ、親父。一体何人不幸にすれば気が済むんだ? そんなにまでして一体、何が欲しいんだよ。

ぼろぼろになった聖剣を手にうつむくシグルド公子の背中を見ながら、俺はそんな事を考えていた。
声をかける事なんて出来る訳がない。ランゴバルドの息子の俺が。
こんな風になる前に、俺は親父を止められなかったんだろうか? 
親父は聖痕の出た兄貴ばかりを気に掛けて、俺には左程期待もしていなかったと思う。
だから俺はあまり家族と馴染む事をしてこなかった。
その癖、親父の聖戦士としての有り様とか、世間の評判なんかは気になって。
自分はそんな強欲なドズルの一員ではないと矜持だけは一人前で、
肝心の家族には、斜に構えるばかりで話し合うことをしてこなかった。
もしきちんと話し合っていたなら、こんな事には――いや、何を考えたって、今更だ。
多くの人々を不幸に追いやった親父は許されない。だから、俺はやらなくてはならない。

天に仇為すランゴバルドを――親父を、討つ。

152これも、運命:04/10/13 23:48:09 ID:qC+i7G0u
二日後、ユングウィのアンドレイ率いるバイゲリッターを返り討ちにし、
いよいよ明日はリューベックに進撃するという夜、血相を変えたアイラが俺の天幕に飛び込んできた。
ある程度予想はしていたものの、あまりに想像通りだったので俺は少し笑ってしまった。
座り込んだまま、俺は出来るだけ普通に声を掛けた。
「アイラ、お前どうしてここにいるんだ? 子供達と一緒にいろと言っただろう」
「子供達なら、エーディン公女が見てくれている。今はそれよりもお前だ」
立ちはだかったまま憮然とした表情で、アイラは俺を睨みつける。
「リューベック城攻略に参加する、と聞いたが、本当なのか?」
少し間を置いて俺は頷いた。
「何故だ? 相手はお前の父親だろう?」
「そしてお前の仇、だ」
「……私の為、か? 私がお前を追い詰めたのか? もしそうなら――」
「違う。これは俺がやるべき事なんだ」
アイラを遮り、はっきりと俺は言い切った。
「親父は道を誤った。俺はそれを糺すべき時にそうしなかった。だからだ」
「だからって今――」
「反逆者扱いされてる俺達がグランベルに帰るんだ。親兄弟と戦うなんて事、この先いくらだってある。
俺だけが特別じゃない。ブリギッドだってアンドレイを殺った。多分ティルテュだって同じ事になる」
仲間に思いを巡らせたのか、アイラは言葉を失う。
「どうせ避けられないことなら、誰かの手を汚すまでも無いだろう?」
今までいろいろ理屈ばかりつけて、何もしてこなかった。
どうせ疎んじられているから仕方ない、とろくに会話すらして来なかった。
だからこれは、俺の責任であり、義務だ。
それに、アイラを、子供達を守るために、イザークを取り戻すためにも、
これは俺がカタをつけるべき事なんだ。
たとえこの戦いで――――としても。
153これも、運命:04/10/13 23:48:38 ID:qC+i7G0u
……何だ?
俺は今、何を考えかけた?
この戦いで、どうなるっていうんだ? 
嫌な汗が背中を伝う。
心臓が、やけに早く脈を打つ。
なんだ? いきなりどうしたって言うんだ、俺は。
154これも、運命:04/10/13 23:50:35 ID:qC+i7G0u
「レックス?」
急に黙り込んだ俺を訝しんでか、アイラはしゃがんで俺の顔を覗き込む。
白い指先がつと俺の頬に触れ、その感触にびくりとして身を引くと、
ちょうどアイラの胸元あたりに目線が合う。
普段前線にいる時は、きちんと皮の胸当てを服の上に装着しているのだが、今日は違った。
多分さっきまで後方にいたせいだろう。
大きめの乳房が作る谷間が、襟元の隙間から見てとれる。
それを目にした途端、俺は胸の奥から欲情が湧き上がってくるのを自覚した。
目の前のこの女を押し倒し、抱きたい。そんな欲望に引きずられそうになる。


止めろ。何を考えている? なんでこんな事に気をとられる? 
明日は戦いだって言うのに。
親父と戦って俺は――――かもしれないのに。


まただ。俺は何を考えかけた?
親父と戦って俺はどうなる?
予感がする。
首筋がちりちりするような嫌な予感。
その正体を、俺はきっと知っている。
だがそれ以上考えたくなくて、わからない振りをして、俺は目の前の身体に意識を移す。
155これも、運命:04/10/13 23:52:42 ID:qC+i7G0u
長い黒髪から白い首元が僅かに覗いている。細く、頼りない首。
肩だって、戦場で剣を振るっているとは思えない位華奢だ。
二の腕は引き締まって無駄な肉など一片もない。
俺は知っている。どこがどう弱くて、そこを責めると身体がどう反応するか。
普段髪に覆われているせいか、極端に首筋への刺激に弱い。
息を吹きかけるとそれだけで力が抜けて身体がくたくたと崩れる。
そのまま後ろから抱きかかえて、首筋から背中を舌でなぞりながら乳首を揉みあげると、
お前は切なげに声を忍ばせて泣く。
その乳房がふるん、とまろびでた処を待ち構えて掌で強く捏ねあげ――。


さっきから股間が痛いほど張り詰めて、今にも暴発してしまいそうだ。
何故、俺はこんなに昂っている? 今夜に限って、何故。


「レックス? どうかしたのか? 震えて……」
俺の考えている事も知らず、アイラは俺の目を覗き込む。
吐息がかかる程近くにアイラの顔が近づき、甘い女の匂いに喉がぐびり、と鳴る。
止めろ。俺に近づかないでくれ。
どうしてこんなに、お前が欲しいんだろう。この予感と関係あるのか?
わからない。いや、わかりたくない。ただ、抱きたい。貫きたい。
徒に昂る情欲に屈した俺は、目の前のアイラの身体を押し倒す。
156これも、運命:04/10/13 23:55:10 ID:qC+i7G0u
「レックス、何をっ……んむっ!」
逃れようとする身体を無理矢理押さえつけて、騒ごうとする唇を塞ぐために口づける。
服の上から乳房を掴むと、強すぎたのかアイラは痛そうに眉をしかめた。
鈍い痛みが走って、口の中に血の味が広がる。唇を噛まれたらしい。
それに構わず、俺はそのまま唇を首筋に落とし強く吸う。
「あぅっ!」
瞬間、逆らっていた力が抜けるのがわかる。
なおも白い首筋を吸い、舐り上げ、紅い痕を散らしていく。
「あぁっ……嫌、だ、こんなの……んぁっ!」
アイラは抵抗しながらも、か細い喘ぎを洩らす。
それが俺を焚き付けて、自分でも情欲の手綱が取れなくなる。
無理矢理服の隙間から手を差込んで、下穿きを引き下ろす。
俺はもどかしく自分のモノを出すと、うっすらと湿り気を帯びただけのそこに、一気に突き入れた。
「やぁっ! 痛い、レックス、嫌ぁっ!」
俺の下でアイラが苦痛にもがく。
馴染んだ身体だといっても、濡れていないそこは軋み、突き入れた俺にも苦痛を伝えてくる。
だが止められない。何かに突き動かされるように、無茶苦茶に俺は動いた。
157これも、運命:04/10/13 23:57:33 ID:qC+i7G0u
「くぅっ……んん……」
観念したかのように抵抗を止め、歯を食いしばって痛みに耐えるアイラ。
すまないと思いながらも、俺は抽送を繰り返す。続けるうちに、漸く愛液が染み出してきた
――でもこれは単なる身体の反応に過ぎない。いつも抱く時のように、悦びからではない。
そんな事はわかっていて、でも俺は、そのぬるついた感触を浅ましく貪った。
「アイラ……アイラっ……!」
いつの間にか、俺は眼を閉じてアイラの名を呼んでいた。何度も、何度も。
ふいに、左の頬に柔らかな物が触れる。温かなそれがアイラの掌だとわかるのに少しかかった。
アイラの指がそのまま俺の頬骨をなぞる。
「……レックス……」
擦れた小さな声が俺を呼ぶ。
その呼びかけに思わず瞼を開けると、アイラが俺を見つめていた。
「どうして、そんなに、泣きそうになってる……?」
目の端に苦痛の涙を滲ませながらも、アイラは瞬きもせず俺を見つめる。
その瞳には怒りはなく――代わりにあったのは憐れみと、驚く事に、慈愛のようなもの。
そんな視線で俺を捉えながら、アイラはなおも訊ねる。
「そんな、何かに耐えてる、みたいに……」
158これも、運命:04/10/13 23:58:50 ID:qC+i7G0u

止めてくれ。
どうしてそんな目で俺を見るんだ。
俺はそんな風に見てもらえるような奴じゃない。俺はお前に愛される資格なんてない。
今だってこうして、情欲に流されてお前を組み敷いて。
なのに、どうして俺を買い被るんだ。
何で俺は、こんなに泣きそうになってるんだ。
さっきからどうしたっていうんだよ?

わからない。わからない。わからない。

襲い掛かる混乱を振り切るように、俺は激しく動く。
「んあぁっ……くぅっ……」
再びアイラが呻いて俺にしがみつく。
柔らかな身体の感触、それだけを感じようと、俺はまた眼を閉じる。漸く、射精の衝動が高まっていく。
「……すまない、アイラっ……!」
そう呟いて俺は、アイラの中に欲望の全てを吐き出した。
159これも、運命:04/10/14 00:02:20 ID:ArVmEKJx
繋がったまま、ぐったりとアイラの上に身を投げ出している。
残ったのは後悔だけだ。噛み切られた唇が、今頃になって俺を責めるように痛み出す。
こんなの、ただの排泄と変わらないじゃないか。俺はアイラに、何てことを――。
「レックス」
俺の身体の下から、アイラの声がする。
その響きは不思議と柔らかく俺の耳に響く。こわごわアイラの方を伺うと
――アイラは、微笑んでいる。乾いた唇で俺に口づけ、そして、言った。
「愛してる」
――ちょっと待ってくれ。なんて、言った?
「……何がどうなってその台詞なんだよ。俺は今、無理矢理っ――」
お前を抱いたのに。言いかけた言葉は二度目の口づけで封じられた。
アイラは言葉も出ない俺を真っ直ぐに見上げ、ばっさりと言ってのける。
「お前は弱いな、レックス」
いきなり核心を突かれて俺は黙り込む。
そんな俺に構わず、ゆっくりと、まるで言い聞かせるように、アイラは話し続ける。
「それを隠そうとして足掻いて、必死に余裕な振りを演じて――でも時々、隠しきれなくなる。
アグストリアでもそうだった。リューベックに父親がいると聞いた時もそう。今だって、あんなに泣きそうな顔をして」
アイラはいったん言葉を切って、確認するように俺を見た。
俺は頷く――認めたくない事ではあったが。
160これも、運命:04/10/14 00:04:17 ID:ArVmEKJx
「本当は、泣いてしまいたいんだろう? 逃げ出してしまいたいんだろう?
でもそんな自分が嫌で、落ち込んで、強くなりたいと足掻く。それがお前だ」
「……何だよ、それ」
図星すぎて反論する気も起きない。今の俺は、多分、拗ねたような目をしている。
そんな俺を見て、アイラはくすり、と笑って俺の髪を指で梳いた。
「でも、そうやって足掻くお前は優しい。そして私は、そんなお前が、愛しい」
そう言ってアイラは、俺の頭を胸に抱いた。
ぽんぽん、と軽く頭を撫でる。まるで子供にそうするように。
「……格好悪ぃな、俺」
「構わない。私は好きだ」
俺は弱くて、ずるくて、格好悪い。だがお前はそんな俺を選んで、愛してくれた。
泣きたくなるような、どこか照れくさいような。
そんな、どうしようもない感情だけが昂って、俺はアイラの唇を激しく奪う。
舌を滑り込ませて口中を吸うと、アイラもそれに応えるように舌を絡める。
そうして随分長い時間が経ったような気がする。俺はいったん唇を離した。
と、アイラが何かに気付いたように呟く。
「あ……また」
さっき吐き出したばかりだというのに、俺のモノは温かなアイラの中で、また硬さを取り戻していた。
「……もう一度、する?」
「これ以上、お前に、負担をかける訳には――」
「なら、ちゃんと抱いてくれればいい」
アイラは誘うように俺の肩を抱き、耳元に唇を寄せてそっと囁く。
「何度でも、私の中にレックスを残して」
161これも、運命:04/10/14 00:07:07 ID:ArVmEKJx
その台詞に、俺の理性はまた振り切れて、堪らず俺は白い首筋に強く口づけた
――だが今度は、いとおしむようにゆっくりと舌を這わせ舐め上げる。
柔らかな耳朶をそっと口に含むと、アイラの中がびくり、と期待に震える。
それに応えるように俺は甘く耳朶を噛む。
「あぁ……あ、や、あぁっ……」
待ちかねたようにアイラが嬌声を上げ、身をくねらせる。
首筋を攻めながら、右手で胸元をはだけさせ、指で乳首を探り当てて擦り上げる。
「あんっ……!」
瞬間、きゅうとアイラの中が俺を締め付ける。
強弱をつけて揉み込むと、アイラは切なげに眉を寄せて喘ぎ続ける。
そのまま頭を胸元に寄せて、片方の乳首を口に含み、舌で転がすと、面白いように唇から嬌声が紡ぎだされる。
「んんっ……レックス……気持ち、いい……あぁ……」
ひくひくとアイラの中が動いて、その動きに誘われるように俺は腰を使おうと身を起こした
――が、アイラの腕が俺を止めた。
「アイラ?」
「……レックス、場所、かわって……」
「……って、お前が上?」
恥かしいのか、目元をうっすら紅くしてアイラは頷く。
繋がったまま仰向けになる。
アイラはするりと自分の服を脱ぎ去り、俺の上着も剥いでしまうと、胸の上に指を滑らせた。
「くすぐったいな」
「ふふ……仕返しだ、さっきの」
言って、俺の乳首を爪で軽く挟む。
軽い痛みに顔をしかめる俺をよそに、アイラは俺の上に身を起こした。
162これも、運命:04/10/14 00:10:07 ID:ArVmEKJx
「くぅ……」
奥まで刺激が届くのか、アイラは軽く眉をひそめた。そのままゆっくりと動き始める。
あまり慣れているとは言い難い――いままでずっと俺が動いていたから当然だ――なのにどうしていきなり?
「なぁ、なんでお前が上?」
「んんっ……だから、仕返しって」
「さっきの、か?」
「さっき、お前が動いた、から、今度は私が、好きにしようと、思ってっ……」
「……あまり、仕返しになってないぞ」
もうアイラは答えない。ただ腰を動かす事だけに集中している
――おずおずと、だが次第に要領を得たのか、動きが大胆になってきている。
たっぷりとした乳房が、目の前でたゆん、と揺れて、思わず手を伸ばしてそれを押し上げるように揉んだ。
「ひぁっ! やあぁっ……!」
背を反らせてアイラは声を上げた。途端、腰が跳ね上がるように激しく動き始める。
その度にくちゅくちゅといやらしい水音が繋がった場所から聞こえて、俺を否応なく昂らせる。
下からアイラの動きにあわせて、奥底に叩きつけるように腰を動かした。
「あぁっ! や、あぁ! すごっ……、奥まで、やあぁんっ!」
髪を振り乱して悶えるアイラの姿。
うっすらと紅く染まった身体が俺の上で淫らに動く。
その様に、俺もまた、限界を迎えようとしていた。
「アイラっ……!」
名を呼ぶと同時に、一層激しく突き上げる。瞬間、きつく締め付けられ、そのまま俺はアイラの中に精を放った。
「あ、あ、レックス、レックスっ……!」
アイラの身体が俺の上に倒れ込む。ぐったりと力の抜けた身体を抱きしめると、俺はその耳元に囁く。
「……愛してる」と。
163これも、運命:04/10/14 00:12:25 ID:ArVmEKJx
事が終わったあとの気だるい雰囲気の中、俺はアイラを腕の中に抱いて、
その真っ直ぐな髪を無造作に指に巻きつけてはほどいてみる。
さらさらと髪が指の中で滑って、
それに釣られるように俺はするり、と何度も胸の中で繰り返してきた問いを口に出す。
「なあ……俺たちが出会ったのは、間違いだったのかな」
「二度目だな、その質問」
アイラは目元を吊り上げてこちらを見る。
「前にも言っただろう? この気持ちに恥じるものはないと」
「お前はそう言うが、俺の中ではまだ収まりがつかないんだよ……情けない話だが」
「じゃあ、そうだな――運命だった、というのは?」
「運命?」
「そう。たとえこの戦が無かったとしても、私達は必ず愛し合う運命だった、と」
「運命、か……」

そうだな。どんな人生を送っていたとしても、俺はきっと、お前と出会い、恋に落ちて、子供が生まれ、そして――。
逃げたり足掻いたりだったこの人生。こういいかえれば少しはましに思えるだろうか?
『これもまた、運命だったのだ』と。

そこまで考えて俺は、ふと思いついてアイラに訊ねる。
「だったら、どうやって出会っていたと思う、俺達は?」
「そうだな……闘技場で対戦の末、愛を育むというのはどうだ?」
「お前一応王女様だろ? どうやって闘技場に来るんだよ」
「もちろん、お忍びで」
他愛のない話。アイラの頭を腕に抱いて、くすくす笑いながらそんな話をするのはとても心地よかった。
明日、俺は父親と戦う。
アイラやシグルドに償うために。聖戦士の誇りのために。イザークを解放するために。子供達を守るために。
戦う理由も決意も、今は全て頭の片隅に追いやり、安らかな眠りが訪れるまで、俺はアイラの髪を撫で続けた。
164これも、運命:04/10/14 00:15:51 ID:ArVmEKJx
「君が先陣を切る、だって?」
早朝、出撃前に指揮官の天幕に行きそう言うと、シグルド公子は驚いたように俺を見た。
「ああ。俺がこの手で親父を討ちたいんだ」
「しかし、それは……」
言い淀んで彼は俺から目を逸らす。次に何を言い出すかは、大体予想はついている。
「もし私の事を気にしているのなら……」
「ったく、アイラと同じ事を言うんだな」
案の定だ。俺は苦笑する。まったく、この指揮官殿は、お人よしなんだか何なんだか。
父親の仇の息子の心配をしている場合じゃないだろう。
アイラもそうだが、憎しみに流されず個人を見ることの出来る強さというものを、彼も持っている。
「……俺の周りには、なんだってこう、強い奴ばかりなんだろうな」
「レックス?」
「とにかくあんたは下がっててくれ。あんたは大将なんだし、
それに……これは俺の義務なんだよ。誰にも邪魔されたくないんだ」
「……そこまで決意しているのなら、何も言わないよ。わかった。君に任せる」
「ありがとよ」
言って、俺はシグルド公子の天幕を後にした。
数歩歩いて、明けかけた空を見上げ、早朝の澄んだ空気を思い切り吸い込む。
不思議に晴れ晴れとした気分が身体中に行き渡った。

165これも、運命:04/10/14 00:16:05 ID:ArVmEKJx
「レックス」
呼ばれて振り返ると、アイラが立っていた。
朝の風に長い髪をなびかせる様が、何故だか泣きたくなるほどに美しく俺の眼に映る。
「もう行くのか」
「ああ」
「止めても、行くんだろう?」
俺は頷いて、アイラの肩にそっと手をかけた。
「子供達を、頼むぞ」
「ああ」
アイラは短く、戦士の顔で呟く。そして、
「……武運を」
そう言って両手で俺の手を包み込む。まるで、祈るように。

166これも、運命:04/10/14 00:18:23 ID:ArVmEKJx
その日の午後を少し回った頃、リューベック城が落ちた。
城の前に陣取っていた兵が片付き、堅牢な城門が崩されると、
俺達は一気に城内に雪崩れ込んだ。勿論先陣を切ったのは俺だ。
親父を探して城内を駆ける。探しながら、何故か子供達のことばかり頭に浮かぶ。
安らかに眠る子供達の寝顔。それを想い俺は願う。

スカサハ、ラクチェ。俺はお前達に多くを望まない。
馬鹿な父親の事なんて忘れてくれていい。
ただ、生きてくれ。真っ直ぐに、真摯に生き抜いてくれれば、それでいい。
でもいつか、俺の事を思い出してその生き様を顧みる時が来たなら。
せめて俺を、そして自分の身に流れるドズルの血を恥じないでくれるように。
ただそれだけを俺は願う。
だから、俺はカタをつけなくちゃいけない。俺自身の生き様に。
なんだかな、ようは見栄、だよな。でも。張らなきゃいけない見栄だってある。

最上階に駆け上がる。真っ先に目に入ったのはやけに豪勢な扉だ。
謁見室か広間か、おそらくその類だろう。
そして多分、親父はこの中にいる。
俺は重そうな造りの扉を一撃で叩き割って中に押し入った。
167これも、運命:04/10/14 00:21:55 ID:ArVmEKJx
果たして親父の奴は、そこにいた。
追い詰められているはずなのに、悠然と椅子に腰掛けている。手にしている武器は多分――神器だ。

なあ、こうして向かい合うのなんて何年ぶりなんだろうな? 親父殿。

「よう、クソ親父」
そう声をかけると、親父は大儀そうに座りなおして俺を見据える。
「レックスか……この親不孝者が。親に楯突くつもりか」
「よく言うよ。自分は王家に楯突いているくせに。でももう終わりだぜ?」
「ふん、機運はまだ我等にある。バルドの小僧の首さえ取れば、お前たちは終わりだ」
「前線を押し付けられて能天気に何言ってんだか。大方レプトールにおだてられでもしたんだろ?
それともイザークをやるとでも言われたか? さすが強欲さは大陸一と謳われた親父殿だけある」
「……それでわしを挑発したつもりか?」
ちっ。流石に簡単には乗ってこないか。でも相当頭にきてるみたいだな。
こめかみの辺りがぴくりと動いた。怒っている時の親父はいつもそうだった
――ふと、そんな事を思い出し、家族の情に流されそうになるのを辛うじて抑える。

親父も、少しは親子の情ってもんを感じているのだろうか? 
そんな訳ないよな。仮に思っていたとしても、表に出すような奴じゃない。
その方がかえって好都合だ。刃が鈍らなくて済む。

「ふん、怒らせたいと言うならそれもよかろう。相手になってやる――この聖斧スワンチカでな」
そう言い放つと、親父はゆっくりと立ち上がり、先刻から手にしていた武器を構える。
それだけで、辺りの空気が一変する。
仄白い光が聖斧から発して、親父を守るように包み込む。
その輝きに圧倒され、勝手に身体が恐怖におののく――鳥肌が立ち、足元に震えがくる。
168これも、運命:04/10/14 00:23:35 ID:ArVmEKJx
聖斧スワンチカの聖光。神々しいまでの白い光。
伝説に曰く、聖斧はそれを持つ者を守護する。その聖光の前にあらゆる攻撃は無効と化すと。
その聖光が、親父を包んでいる。善悪の別無く、正統後継者に与えられる恩恵。
俺は斧を構える。ここに来るまでに実戦を積んでは来たが、
それでも聖斧の加護を得た親父に敵うかどうかはわからない。
相当甘く見積もってもおそらく――相討ちがいい所だろう。

……相討ち?
そっか。やっと判った。昨日からの予感の正体が、はっきりと。

俺は死ぬんだ。

俺はこの戦いで命を落とす。おそらく、親父を道連れにして。
それが俺の、運命なんだ。

だから、俺はあんなにアイラを求めたんだ。
せめて新しい生命をアイラの中に遺そうとして、無意識に身体が反応したのかもしれない。
169これも、運命:04/10/14 00:26:23 ID:ArVmEKJx

不思議な事に、死を自覚した途端、身体の震えが止まった。
そうだな。たとえ俺がここで死んでも、俺の血は綿々と受け継がれていく。
スカサハ、ラクチェ、そして、昨日宿ったかもしれない、新しい命に。
そう考えると、死ぬのも別に悪くないような気がしてきた。ある意味、俺は、俺の血は、生き続ける。だから。
アイラ、スカサハ、ラクチェ。
俺が守るべき者達。愛しい者達。そのためなら、命の一つくらいくれてやるよ。

俺はすう、と息を吸い込んで、親父を見据える。
「王家の転覆を図り聖戦士の名を貶めた罪で、親父、あんたを処断する」
自分でも驚くほどに冷静に宣告する。親父は眉を上げ、それに応える。
「出来ると思っているのか?」
「やって見せるさ。それがあんたを止められなかった俺が出来る、唯一の事だからな」
父と子が、情を捨て互いに戦う。そうだな――これもまた、俺の運命なのかもな。
俺には譲れないものがあって、その為に戦うんだ。
聖戦士の誇りをとりもどすため、そして、子供達の未来を守るために。
格好悪く送ってきたこの人生。せめて最期ぐらい、きちんとカタをつけるさ。
だから俺は、不敵に笑ってみせる。斧を親父に突きつけ、宣言する。

「親父、これも運命だ――許せよ」


                                                 (終)
170むた ◆rEtdWXJvJ6 :04/10/14 00:28:29 ID:ArVmEKJx
以上です。
裏テーマは疲れ○ラということで一つ。
読んでくださった方ありがとうございます。
ではでは。
171名無しさん@ピンキー:04/10/14 01:14:58 ID:v+4IUebm
むた氏乙ー(・∀・)ノ
自分は聖魔未プレイなので、ここで聖戦投下は個人的に嬉しかったです。
グッジョブw

…そして泣けたよ(つД`)レックスカコイイ
172名無しさん@ピンキー:04/10/14 03:48:16 ID:4Izo0GP5
すんなりと物語に入っていけるし、破綻もしていない。
ボリュームも十分。ラストもイイ。
かなりツボ。

いいモノが読めたと深夜に独り感動。
お疲れ様でした。
173名無しさん@ピンキー:04/10/14 04:49:23 ID:8Gu3u4Rv
すげえの一言に尽きる・・・
174名無しさん@ピンキー:04/10/14 08:18:24 ID:OCkvIcbV
朝起きて素晴らしいSSに感動。いや、いいね…。
きちんと物語として構成されてるし、エロシーンはきっちり(*´Д`)ハァハァ
ラストは感動したし、マジですばらしい。グッジョブ!
175ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/10/14 12:42:41 ID:wIZg4Gbc
芸術家な人々(弟編)(1)

「それでは、すきますよ。」
フランツはそっと、ナターシャの髪を握った。すると、フランツの手のひらの上で彼女の美しい髪が
はらりとこぼれた。
「綺麗な髪ですね。」
フランツの言葉に、ナターシャは頬をほんのり赤く染めて瞳を閉じた。
「あ、ありがとうございます・・・v」
やがて、彼女の肌が、櫛のひんやり冷たい感触を感じると、彼女の毛がわずかに引っ張られる・・・
フランツはそっと、何度も櫛を通した。長い戦いの中で疲れているのか、彼女の髪にはどこか引っかかりがある。
「少し、ダメージがあるようです。」
「は、はい・・・・・・」
フランツは彼女の髪を撫でるように、そっと、何度も櫛を通す。
やがて、引っかかりが取れ、彼女の美しい髪が輝きを取り戻した。
「はい。できましたよ。」
「あ、ありがとうございます・・・何だか、照れますね・・・(ポッ)・・・」
そして、フランツは、彼女の髪を引っ張って、束ねはじめた。
「今日は三つ編みにしましょう。」
彼の手のひらの中で、彼女の髪が、次第に三つ編みにされていく・・・
「しかし、あなたは美しい。このままずっと、いつまでも眺めていたい気分です。」
「そ・・・、そんなに見つめられると、・・・恥ずかしいですわ・・・」
176ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/10/14 12:57:37 ID:wIZg4Gbc
芸術家な人々(弟編)(2)

フランツはそのまま、彼女の髪の生え際にそっと手を置いた。
「あ・・・」
思わずナターシャの口から、淫らなため息が漏れた。
「そ・・・そんなことをされると・・・私・・・ああ・・・」
生え際にある彼女の秘密は、中央に割れ目がくっきりとある。フランツは指で、彼女の割れ目を左右に
押し広げた。
「ひあっ!」
外気に触れた彼女の秘密は、これ以上ないくらいに興奮して充血していた・・・。
その中央にある赤い突起・・・フランツはそっと、その赤い突起に口づけすると、舌をだして、そっと舐める・・・
「ああああっ!」
ぞくぞくするような体の痺れに、ナターシャは悲鳴を上げた。
彼女の秘密から、ねばねばとした液体が、彼の舌に糸を引かせている・・・
「ナターシャさん・・・おいしいです・・・」
「あ・・・あああ・・・ひあああ・・・」
やがて彼の舌の動きが止まった。そして彼は立ちあがると、ズボンを脱いで下半身を剥き出しにする。
そして彼女の髪の生え際の前にしゃがむと、フランツは、彼の股間の中央にある赤黒い大きな毒茸を、
ナターシャの秘密に押し付ける・・・
「挿れますよ・・・」
そのままフランツが腰をおしつけると、ナターシャの秘密は、彼の毒茸を飲み込んでゆく・・・
177ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/10/14 13:09:59 ID:wIZg4Gbc
芸術家な人々(弟編)(3)

「ひああああああっ!」
彼女の秘密の中で彼が動くと、ナターシャは悦びのうめき声を漏らした。
「ナ、ナターシャさん!気持ちいいです!」
フランツは荒い息をあげながら、ナターシャの秘密を何度も何度も毒茸で掘り起こした。
「あああああっ!あひいいいいいいいいっ!はいいいいいいいいいっ!」
「す・・・すごいです・・・ナターシャさん・・・!」
「わ・・・私・・・もう・・・ダ・・・メ・・・・・・ああああっ!」
彼女の潮と、彼の精が、ほぼ同時に吹き出た。
お腹の奥深くに撃ち込まれたフランツの精。
それは、二人の愛の成就の証・・・

ナターシャは今日も、エイリークたちとともに戦っている。
彼女の評価は、真面目で、貞淑な、美しい女性・・・
しかし、エイリークたちは知らなかった。
彼女の股間にある、ささやかな秘密のことを・・・

「ナターシャさん、今日はリボンをつけてみましょうか。」

おしまい
178名無しさん@ピンキー:04/10/14 20:57:39 ID:XK9fyqjt
(弟編)ってことは兄もあるのか。
179名無しさん@ピンキー:04/10/14 21:58:14 ID:cm5bWcX1
兄編は姫様と推測してみる。
素っ裸に繊細のタッチで筆を走らせる――
180千葉犬:04/10/14 23:00:58 ID:M3QaLZqo
早速ダミアン氏の聖魔SSが来ましたね。
いやいや何とも…何故か読んでいて顔がほころんで行く自分がいるんですけれども、
どうしてでしょう……?

むた氏。今回の作品、相変わらずGJですよ。レックスかっこいいし、文章の長さも読むのに
丁度良いですし。自分のとは偉い違いですよ、本当に。自分の、今読んでみるとただただ
長いだけの様な気が……もっと修行が必要なのかもしれない……
181名無しさん@ピンキー:04/10/15 01:46:39 ID:eKtanjko
晴れて聖魔クリア、やっと2ちゃんに来れる。
ゼト×エイリーク(逆?)が一番好きッス。エイリークかなりイイ。
支援会話見た時は結ばれないEDかと思ったけど、あっけないほどの杞憂だった。
ぜひ、戦後→結婚までの流れキボン。
強く迫るエイリーク…ハァハァ

しかし、兄貴はなんだ、アレだな。
182名無しさん@ピンキー:04/10/15 07:48:25 ID:KEgvRWTy
兄貴は女より槍を愛している気がする…w
183名無しさん@ピンキー:04/10/15 07:51:28 ID:Li0GnDb5
このスレ内では股間の槍にも愛情たっぷりですとも
184名無しさん@ピンキー:04/10/15 10:34:57 ID:rZTQDvnf
ゲブ将軍!あなたはわかっております。死ぬな!(つ∀;)
185名無しさん@ピンキー:04/10/15 11:21:27 ID:rok6QJYY
>181
本スレで言われてた「きれいなバアトル」
という表現がとってもお似合いの愛すべき馬鹿っ子ですがな
186名無しさん@ピンキー:04/10/15 21:41:17 ID:YfH75fyq
>>37
ルイーズの舌技にとても興奮しました。他のキャラがこれをやったら不自然
なのに彼女だと全く感じないのは不思議。エルクの微妙な気持ちも良い。
あと続きも読みたいです。実際に女に裸を見る実習と最後までして欲しい。
でもルイーズと比較されるプリシラは可哀想w
187名無しさん@ピンキー:04/10/15 22:23:45 ID:pH2+ckBC
スケベさん氏はセリフ回しがエロい…
以前のセシリア陵辱でも勃起させられますた。
シレーネも楽しみにしてます。
188名無しさん@ピンキー:04/10/16 14:45:01 ID:tpooUaeU
ロマンスグレーなデュッセルと美少女アメリア(;´Д`)ハァハァ
189名無しさん@ピンキー:04/10/16 20:58:56 ID:TUftQ/Rh
アメリアとロスとユアンってみんな同い年?
ってか12歳?
190名無しさん@ピンキー:04/10/16 22:49:48 ID:Irw0Avc2
アメリア12歳・・・・・・・・イイ響きだ。

でも体格9ってなによ?チビに見えるが?
191名無しさん@ピンキー:04/10/16 23:52:31 ID:x+55O8RD
>189
ユアンはともかく、ロスとアメリアはもちっと上だろう。
14・5あたりだと思うぞ。この位ならあの体格も多少は納得が
いくと。
それに厨房くらいの歳ならハァハァしててもおかしくねえだろ。
192名無しさん@ピンキー:04/10/17 01:10:33 ID:4bzbzLkf
>>190
ルーテの体格・・・・・
193名無しさん@ピンキー:04/10/17 02:49:40 ID:dqILMgFO
ルーテ華奢なんだろうな。
ブソウレンキソのトキコさんみたいにさ。

アメリアは体格大きくなっていくごとにハァハァものだった。
Gナイトで10あったんだけど、個人的には14くらい欲しい。
194名無しさん@ピンキー:04/10/17 10:53:40 ID:nzgox6uR
195名無しさん@ピンキー:04/10/17 11:17:08 ID:g3BBmML2
>>194
ワロタ。でもマリアタソ乳でか杉(w
196名無しさん@ピンキー:04/10/17 17:32:32 ID:em6OaKSi
801オケーですかあ?
197名無しさん@ピンキー:04/10/17 17:52:02 ID:lA7Sq9L/
駄目
198名無しさん@ピンキー:04/10/17 18:05:54 ID:silK8CRK
ある意味勇者だw>196
新参者で過去ログとか読んでないんだろうな
199名無しさん@ピンキー:04/10/17 18:46:40 ID:em6OaKSi
197

駄目じゃねえよばーーーーか
投票するからな!!! 
200名無しさん@ピンキー:04/10/17 18:53:51 ID:em6OaKSi
このスレ作った人死ねこのスレ作った人死ねこのスレ作った人死ねこのスレ作った人死ね
ねこのスレ作った人死ねこのスレ作った人死ねこのスレ作った人死ね
このスレ作った人死ねこのスレ作った人死ねこのスレ作った人死ねこのスレ作った人死ね
ねこのスレ作った人死ねこのスレ作った人死ねこのスレ作った人死ね
201名無しさん@ピンキー:04/10/17 19:12:14 ID:NZ6z9o+A
>191
いやさ、ロスとアメリアの支援会話みてたら
12っぽいような。
フランツっていくつだろう。15、6くらい?
12、か……ニノも若かったような気がするけど。
202名無しさん@ピンキー:04/10/17 19:26:42 ID:IMnioJ+/
>>201
12だったら兵士としては幼すぎるような…
ついでにアメリアのところの指揮官はそういう系統の趣味の人になってしまうし
ターナにも反応してたことを考えると14、5はいってるんじゃない?
まああそこの指揮官が女なら何でもokということも十分ありえるけど
203ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/10/17 19:39:40 ID:D/83PFgb
ようやくクリアした。
ユアン×アメリア凄杉。
あの年でまさか、妊娠EDとは・・・・・・ハァハァ

正直、書きたい妄想が多すぎて、どれから手を付ければいいかわからない・・・ハァハァ

でもフランツ×ナターシャが別EDなんて・・・・・・OTL
204名無しさん@ピンキー:04/10/17 20:11:16 ID:oyC48ULv
やりたい盛りですから・・・・・
205名無しさん@ピンキー:04/10/17 20:44:01 ID:vLWars6v
>203
数年後数年後!
206名無しさん@ピンキー:04/10/17 23:07:59 ID:WtMYypmC
アメリアとロスの支援みたけど、
あれって数を数えてるようにもみえるから、
12って事は無いのかな〜。

ユアンはいくつかな?
なんとなく年下攻めっぽいな、奴は。
207名無しさん@ピンキー:04/10/17 23:46:59 ID:6F7KJTEe
ロスは指で数字を表したんだと思うけど…
「1、2…」って数えなきゃわかんないのかアメリア。

…あーそうか、教育も受けられないくらい苦労してたって暗喩か。
208名無しさん@ピンキー:04/10/18 00:21:29 ID:+erMEZqh
旅先で孕まされるアメリア。
やってくれるぜ、ユアン!
209名無しさん@ピンキー:04/10/18 01:18:18 ID:PfoaSM4M
パンチラ狙ったり、旅先で女孕ませたりとやりたい放題のユアンは
装備全部外してゾンビに食べさせてあげました。ざまあみろ。
210名無しさん@ピンキー:04/10/18 01:31:11 ID:Kl2yPn0E
>>209
ヲイヲイ…テティスお姉さんが悲しむよ?
しかしショタ好みな腐女子の方々にはああいうクソガキって受けるのかね?
ロスみたいな馬鹿はまだ生暖かい目で見られるんだが。

コープルやアスベルは全然平気なのにな。
211名無しさん@ピンキー:04/10/18 01:35:18 ID:3meBr5Hy
>>209
俺に鬼畜属性もつける気か?
212名無しさん@ピンキー:04/10/18 10:51:24 ID:ocJscBtZ
自分が可愛いことを知ってて、それを最大限に活用して異性を落とそうなんて奴は
同性からは蛇蝎のごとく嫌われるからな。
さとう玉緒のショタキャラバージョンってとこか>ユアン

>>210
コープルはともかく、アスベルはトラキアに支援会話システムが無かっただけなので
下手するとユアン以上のエロガキになってたかもしれん。
213名無しさん@ピンキー:04/10/18 16:53:49 ID:sKgPIwhr
ユアン別に嫌いじゃない。テティスとの会話見て萌えた。
いや姉弟だが、テティス好きなので余計萌えた。

塚男キャラだからと言って叩くな。
こういう行為は本当に吐き気がする。
214名無しさん@ピンキー:04/10/18 18:18:49 ID:sHXiCoSJ
ロス×アメリアで、でもあまり愛撫が上手くないロスに
ユアンが乱入して手ほどき、というのはどうか。

『そんな、動かせばいいってもんじゃないんだよ?
女の子を悦ばせる魔法を覚えなくっちゃ――こんな風に』
とか。

ところで前スレで、新婚シーダ様の話を書いてた
人はどうなったのかなと言ってみる。
215名無しさん@ピンキー:04/10/18 18:24:37 ID:3meBr5Hy
>>214
ロスは前戯無しで突っ込みそうだな。
かといってユアンだとじらしまくりそうだし。


職人さんこいつらで一発書いてください
216名無しさん@ピンキー:04/10/18 18:31:09 ID:TtZr1eUx
>213
まあユアンはゲームの時点ではまだまだ子供だよな
お姉ちゃんに近づく男にガキじみたイヤガラセする程度の

単に支援会話における子供ちゃん振りと×アメリアペアEDのアレとの
ギャップがそうさせるだけだ
(つっても数年も2人で旅してたらそりゃなるようになるわな)
というかネタにマジレスなのでもう少し広い心でw
217名無しさん@ピンキー:04/10/18 18:35:10 ID:TtZr1eUx
とか書いておいて思ったんだが、
ユアンはジストをどう思ってたんだろう
支援会話も無いしやっぱりイヤガラセ(ry
218名無しさん@ピンキー:04/10/18 18:56:07 ID:xfkBtitq
踊子との支援会話に出てくる剣を振り回してる男はやはりジスト
219名無しさん@ピンキー:04/10/18 23:59:26 ID:Kl2yPn0E
>>213
塚男って最初何かと思った…。
宝塚系の顔した男とか妙なことを考えちまった。
220名無しさん@ピンキー:04/10/19 00:21:19 ID:VpoOzCb3
何、純名理沙顔の男だって?!
221名無しさん@ピンキー:04/10/19 00:36:43 ID:KQK8KbkH
エフラム×エイリークまだ?
222名無しさん@ピンキー:04/10/19 00:44:22 ID:pK3lkz4T
エロではないのだが……ドゾー

巨人、パーシバルgetだぜ。
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/giants/oct/o20041015_15.htm
223222:04/10/19 01:11:02 ID:pK3lkz4T
上の記事を一応エロに変換しておきます……エロ職人として。
――――――――オスティアスポーツ――――――――――――――――

フェレ、守護チンパーシバル獲得へ

MAX161回/日 今季33人斬り  

リキアリーグ・フェレが今オフの補強の目玉としてエレブリーグ・エトルリアの守護チン、通算316人斬りを誇るパーシバル投手の獲得を進めていることが15日、分かった。ロイ監督の強い希望により、球団フロントが大物ストッパーをリストアップ。
この日までに複数の候補の中からパーシバルに一本化した。
現在、調査段階だがワールドシリーズの終了後、パーシバルのFA登録を待って、本格的に獲得に乗り出す。

エレブの全女性に支持される「V奪回」へ、監督と球団フロントが一体となった強い決意の表れだった。
指揮官は続投決定と同時に、今オフの補強方針について
「前戯と後戯が1人ずつ。特に体力とテクのある、粘り腰クローザーは必ず取らないといけない」と、懸案のストッパー獲得に強い姿勢を示していた。

ロイ監督は球団フロントに大物ストッパーのリストアップを依頼。シーズン中から水面下で生暖かく調査、分析を進めていた。
エリウッドオーナーや編成本部長を兼務するマーカス球団代表らと話し合いを重ねた結果、現状では複数の候補の中から、パーシバルの獲得を目指すことで一本化した。
224222:04/10/19 01:11:46 ID:pK3lkz4T
もともとパーシバルは強チンで鳴らした捕手で、14年前に投手に転向。
剛双球と指技を武器にエトルリアを世界一に導いた。この年は4勝1敗、40人斬り、射精率1・92と抜群の成績。
多少の衰えを指摘する声もあるが、今季も2勝3敗、射精率2・90と安定し、現役クローザー4位の33人斬りを挙げている。

フェレ家は今後、最終的な嗜好調査、分析を進める。
ワールドシリーズが終了し、パーシバルがFA登録される時期を待って、国際部を通じて本格的に交渉を開始する。

すでにアレン・ランスとの再契約には、5億円前後の大幅ダウンの方針を固めており、資金面の心配はない。
セシリア夫人がリキアに関心を抱いているという情報もあり、条件と交渉次第では十分、獲得は可能だ。

フェレ入りが実現すれば、2年越しの懸案事項だったストッパー問題が一気に解決する。
ロイ監督は「抑えの獲得? できなければ来年もイケない」と指摘。ワールドクラスの守護チンがV奪回をもたらす。

すべては、性技のためにロイ監督が勃ちあがれるかにかかっている。
225名無しさん@ピンキー:04/10/19 15:21:59 ID:wCExalXq
まずは改行することから覚えれ
226名無しさん@ピンキー:04/10/19 19:14:05 ID:UsI+i7q+
ラーチェル×エイリークまだ?
227名無しさん@ピンキー:04/10/19 19:57:58 ID:93FPY70f
ラーチェル×エイリークにエフラム乱入まだ?
228名無しさん@ピンキー:04/10/19 21:15:14 ID:oKsDcbUv
まずは待つということから覚えれ
229ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/10/19 22:17:14 ID:4FeHWgZK
ヒース×ケント 支援Bより

ヒース:・・・今のベルンはだめだ。国王は、自分の気に入らぬ家臣を見せしめに次々と処刑し、己の無能さをごまかそうとしている。
    今、ベルン騎士団を支配するのは口先だけが得意な者たち・・・国王に尻尾を振ることだけが得意な将軍ばかりだ。
ケント:・・・それはうちも同じだ。今、うちの騎士団にいる者は、リンディス様のお尻に取りついて、腰を振る者ばかりだ。
ヒース:ケント、きみもなのか?
ケント:無論。
ヒース:・・・わかった、入隊しよう。いや、入隊させてください!

おしまい 
230名無しさん@ピンキー:04/10/19 22:38:24 ID:E/+8ym5+
なんだそりゃw
231名無しさん@ピンキー:04/10/20 01:21:57 ID:kNzUwwHn
セフレなサフレ
232名無しさん@ピンキー:04/10/20 05:33:25 ID:+XP2u+a6
コピペ改造でも読みやすいよう改行するべきだと知れ
233名無しさん@ピンキー:04/10/20 12:23:27 ID:TGhubYOA
エフラム×ターナって、このスレ需要無いのかorz
234名無しさん@ピンキー:04/10/20 14:32:56 ID:+XP2u+a6
ターナxエフラムならOKだ
235名無しさん@ピンキー:04/10/20 15:10:06 ID:hlsNpW3O
ターナがターナだからなぁ…

名無し敵キャラによる陵辱モノなら歓迎だが。
236名無しさん@ピンキー:04/10/20 15:28:41 ID:TGhubYOA
ターナ可愛いよ〜
237名無しさん@ピンキー:04/10/20 16:43:40 ID:mN/smaBV
名無しよりむしろゲブ様で。
続き物でアメリアもいけそうだし。
238名無しさん@ピンキー:04/10/20 16:55:29 ID:kDHL1m8j
武芸にばかり気が行くエフラムをその気にさせる為に
侍女にいろいろ聞いて、恥ずかしがりつつもそれを実践するターナ
239名無しさん@ピンキー:04/10/20 17:06:11 ID:0QIH+khy
個人的に、ターナ×クーガーが好きだ。
240名無しさん@ピンキー:04/10/20 17:24:47 ID:6F+FTk8K
>238
侍女よりもシレーネに聞いて欲しい。
241名無しさん@ピンキー:04/10/20 17:34:02 ID:PByuBx6s
>>239
俺も
242名無しさん@ピンキー:04/10/20 17:44:09 ID:j1zo231w
>>237に同意。
243名無しさん@ピンキー:04/10/20 18:45:01 ID:NBS/ELpq
>>233
つーかこのスレ的にエフラムが需要ない気がする。
槍>>>>>女 だからエロにもっていきにくい



  
    個人的には エイリーク×エフラム
244名無しさん@ピンキー:04/10/20 19:46:22 ID:kDHL1m8j
>>243
その2人の支援A会話は互いを想うあまり生涯独身宣言してるしな
245名無しさん@ピンキー:04/10/20 20:15:45 ID:6F+FTk8K
エフラムは恋愛感情が
エイリークとミルラ>>ラーチェルとターナ
のような気がする。
幼女と実妹と、ヤバい方に萌えがちだ。
246名無しさん@ピンキー:04/10/20 21:52:28 ID:4n0ev8+y
エフラムってやばいと言うか、本能的に妹特攻かかってそう
247名無しさん@ピンキー:04/10/20 22:46:40 ID:SuKWYERe
エイリークの場合は
エフラム>>>>ゼト>ヒーニアス>>>フォルデとサレフ
っぽいな。この兄妹だめぽ
248名無しさん@ピンキー:04/10/20 23:01:34 ID:v93xAkNP
エイリークはリオンが良いな。研究熱心なリオンはエイリークの女体にも
毎夜没頭するだろう。
249名無しさん@ピンキー:04/10/20 23:02:27 ID:LqNcVn7L
>247
問題は、
エフラムの場合エイリークの更に高い位置に「槍」があるところだ。
250名無しさん@ピンキー:04/10/20 23:08:27 ID:SuKWYERe
リオン抜けてた。
エフラム>>>リオン>>ゼト>ヒーニアス>>>フォルデとサレフ
251名無しさん@ピンキー:04/10/20 23:33:29 ID:6cAkwIn2
>>245
ちょと違うかと、
槍>>(超えられない大陸最強の壁)>>エイリークとミルラ>>ラーチェル、ターナ
ではないかと
252名無しさん@ピンキー:04/10/21 00:00:42 ID:furu5zjQ
妹って胸キュン?
253名無しさん@ピンキー:04/10/21 00:02:09 ID:JzofMm4Y
つまり槍プレイならエフラムも満足ということだな
身体を槍に張り付けて束縛したり、槍を穴につっ込んだり
自分のアレをジークムントに見立ててはしゃいだり
254名無しさん@ピンキー:04/10/21 00:13:44 ID:JU8mHo/E
>>251
エフラムは槍オタなのが、それがまたいい

とりあえず
エイリーク×ヴァルターマダー?
255名無しさん@ピンキー:04/10/21 00:19:36 ID:KOK3SvBY
はしゃぐエフラムっつーのも想像つかんな。
256名無しさん@ピンキー:04/10/21 06:58:25 ID:OkDQuxGo
>>239
同じくクーガー×ターナに萌え。

この二人で書いてみたけど濡れ場にもっていけなかった。
ハッキリ言ってこの二人エロには向いてないな〜。
257ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/10/21 09:29:10 ID:oJQSsBSl
いきなり変な質問すまぬが、クーガーって誰?
258名無しさん@ピンキー:04/10/21 09:39:39 ID:PL9zVEpz
>257
ヴァルターに兄貴殺された竜騎士の人。
エイリークで説得できるはずなんだが
殺っちゃったのかね?
259ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/10/21 09:53:46 ID:oJQSsBSl
いや、殺ってはいないはず。つーか、そんな人出てきてない・・・
260花泉の亜茶:04/10/21 09:59:14 ID:CEKAQP0J
>259
エイリーク編だと、峠での戦いで一定ターン待てばやって来るはずだよ。
たぶん、ボスの騎士をそれまでにヤッちまッたんでしょう。
兄ルートだと、マップに最初からいるから忘れようがないけど。
ワシのアニィもここをさくっとクリアしたせいで遭えないままだったっけなぁ。
261ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/10/21 10:12:07 ID:oJQSsBSl
そう言えば、2ターンか3ターンでクリアしてしまったマップがあったような・・・(汗)
今回、竜騎士は仲間にならんのかな〜?なんて思いながらやってますた。
情報サンクスです。

しかし、今作はフリーマップでも支援つけられるからべんべん便利だえいえいおー!

・・・・・・スマソ・・・・・・テツヤアケナモンデ・・・モウネマツ・・・
262名無しさん@ピンキー:04/10/21 10:12:17 ID:KltGXd0B
エフラム編の場合はデュッセル将軍で説得せんといけん
263名無しさん@ピンキー:04/10/21 11:07:56 ID:/WocV3dy
実はターナでも説得できる罠。
264名無しさん@ピンキー:04/10/21 11:41:51 ID:raL/xODX
テティスジストとかアスレイとの支援エロ過ぎて;´Д`)ハァハァ
しかもペアEDの相手がジストのみとかいう徹底っぷりで更に;´Д`)ハァハァ
糞ガキユアンには良いお姉ちゃんぷりでもっと;´Д`)ハァハァ

つまり何が言いたいかっていうと、
俺もテティスに「ボク」とか言われてえ! ってこった。
265名無しさん@ピンキー:04/10/21 13:38:12 ID:VrqJFAO3
>>261
雛子かよw
266名無しさん@ピンキー:04/10/21 18:36:04 ID:68VPuD3K
>256
エロでもそうでなくとも読みたかった。好きなだけに
267名無しさん@ピンキー:04/10/21 19:36:21 ID:PI7JbR+5
クーガーとターナが好きな人がこれほどいるとは!

確かにエロにするには難しいけど、エロに出来ない切なさとかも
いいかもしれないと思ってしまったよ……。
したいけどできないとか……悶えるわ。
268名無しさん@ピンキー:04/10/21 20:24:43 ID:fTZpACXb
文士様達には申し訳ないが、
投稿する時以外は名無しとして発言してほしいと思うのは、私の勝手でしょうか?
269名無しさん@ピンキー:04/10/21 20:51:16 ID:ijrZkCMl
むしろ趣味がわかって楽しい。

そんなことより早くエイリークを! 怒涛の勢いでエイリークを!!
270名無しさん@ピンキー:04/10/21 21:03:05 ID:0329Qcrt
クーガー、超エース級に育つことが多いってのも相まって
すげーお気に入り。エフラムは放っておいても超エースだし。
ところで、クーガーも槍フェチなわけで…エフラムといい、
クーガーといい、槍フェチ人種はエロに持ち込みづらいなw
シスターとハァハァさせようと思ったが、支援A会話も色気ない。
271名無しさん@ピンキー:04/10/21 21:56:35 ID:0A9LLbE5
クーガー育つのか。
下級20の時点でカス同然&ターナが爆発したので、
クーガの癖に不順異性交遊は許しませんとばかりに支援を発生させなかったからなぁ
272名無しさん@ピンキー:04/10/21 21:56:54 ID:B48f9Xgf
ゼトはむっつり決定だな。
戦場でシスター口説いてんじゃねぇよと。
ちょっと笑っちゃったよ。

そのシスター、美人なんだけど色気がないなぁ。残念。
エイリークの方がやりやすいかな。
273名無しさん@ピンキー:04/10/21 23:09:19 ID:Cvfv7kRB
エフラムって童貞かな?
いや、あまりに槍に青春かけちゃってる感じがするからさ。
なんか、同じ王子でもヒーニアスはいろいろ上手そうだけど
エフラムはそれこそ前戯なしで突撃しそうだ。
前スレのバアトル×カアラ話みたいに。
274名無しさん@ピンキー:04/10/21 23:21:47 ID:7otdQtwZ
1180才以上年上の幼女に奪われますた
275名無しさん@ピンキー:04/10/21 23:34:58 ID:fTZpACXb
エフラムはあれでバリバリだとけっこういい感じなんだが。
何つーかあの性格のまま軍中の女性キャラに突撃するという
ハーレム系のSSをキボンヌ。
276名無しさん@ピンキー:04/10/22 00:29:11 ID:Wnt+FejX
むしろエイリークにレイプされるエフラムのSSがよい
277名無しさん@ピンキー:04/10/22 00:42:22 ID:JJ8jPeH4
むしろエフラム×エイリークのラブラブキボン。
エフラムは女関係でも鼻息荒いのが見たい。
278名無しさん@ピンキー:04/10/22 00:59:09 ID:rWWeqaNZ
エフラムの師であるデュッセルも槍オタでデュッセルを尊敬するクーガーも槍オタで・・・

デュッセルとクーガーの支援会話で出てくる秘蔵の槍を巡って戦争勃発だな
279名無しさん@ピンキー:04/10/22 01:30:48 ID:66RxSL2w
>>276
それ、いいなぁ…。
280名無しさん@ピンキー:04/10/22 02:43:09 ID:P6lJKk/M
兄「お、おい・・エイリーク何をするんだ?」カチャカチャ

妹「兄上・・・兄上は確かに槍の扱いについては文句のいいようがありません。・・が
  事、女性に対してのたしなみと言う物が足りません。」シュルル

兄「ちょ、ちょっとまってくれ、エイリーク・・」カプッ「うっ・・」

妹「ん・・・・んふ・・チュブ・・待ちません。チュッ・・あ・・ふぅ
 「これから兄上には・・・んっ・・ンん・・・女性の扱い方も学んでもらいます。チュパ・・ジュポ・・」
 「わ、私が身をもって・・あむ・・チュブ・・お、教えますので覚悟して・・・・ハむ・・ん・・下さい・」
281名無しさん@ピンキー:04/10/22 10:06:53 ID:Wnt+FejX
>>280
よい。実によい
てか妹一人で楽しんでるのにワロタ
282名無しさん@ピンキー:04/10/22 12:46:35 ID:2G7TNV6K
>>280
ワロタ 身を持って教えますとかいいながら、自分がヤりたいだけのエイリークw
続きキボン 淫乱エイリークハァハァ
283名無しさん@ピンキー:04/10/22 23:14:36 ID:LcCb3SGy
ヴァルターがエイリークを屈服させ、支配するSSマダー?

俺のデータのヴァルターはあっさりネイミーに射殺されて屈服
させる暇もありませんでした。
284名無しさん@ピンキー:04/10/22 23:40:29 ID:3WHoIf3B
俺のデータのヴァルターなんかエイリーク直々にランスバスターでさっくりと。
特功付くなんて知らなかったんだよ…orz
285名無しさん@ピンキー:04/10/23 00:50:57 ID:0vQzcd9e
ルーテのサンダーストームで槍振るう機会も無く・・・
286まごのて ◆pRlYgV5GEA :04/10/23 04:26:37 ID:Zkq9Aj7x
>>283
こんな感じか?

ヴァ「くくく、エイリークよ。 どうだ? 今の気分は?」
エイ「くふぅ……。き、きもち…い…いです…、ヴァルター…さまぁ…」
ヴァ「くくく。これがあの気丈なお姫様か? ずいぶんと情けないメス犬になったもんだな?」
エイ「あふあああ…ああ・・・あん…」
ヴァ「私の一物を、ヴァキナにつっこまれて、喘いで…。
   お前の兄がこの光景を見たら、どう思うかな?」
エイ「あああああ…兄……様…お兄様ぁぁぁぁぁあああああ!」
ヴァ「くくく。またイくか?
    ならば、私の優秀な子種を含んだザーメンを受け…果てろ?」
エイ「あ、あ、あ、はああああああああああんん!!!!!」


前のPCがあぼーんなどにより、ようやく復帰できそう…。
製麻は、エイリークが一番の萌えだ・・・。
彼女一人で、いろんなネタができそうだ。つーか、支援会話がエロいんです。

というわけで、またぽつぽつと新作うpしていきますので、よろしく ノ
287名無しさん@ピンキー:04/10/23 09:41:15 ID:lWPDTSEh
>>286
兄と妄想してんのかよ!!


エイリークネタ御願します(;´Д`)ハァハァ
288名無しさん@ピンキー:04/10/23 10:47:56 ID:/Vfel9po
サレフ×エイリーク 萌え

後日談がエロい
289名無しさん@ピンキー:04/10/23 13:56:10 ID:CtUvn2as
>>270
クーガー、エイリーク編とエフラム編では、
初期値以外に成長率まで違いました。
290ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/10/23 15:29:20 ID:uO8MH6zM
聖女の賭け事(1)

ふああああ・・・・・・ん・・・・・・

俺は窓から差し込む朝日の光に目覚めた。
気持ちいい日差し・・・体の節々も、まるで油を挿したばかりのように調子がいい。
「いい朝だ・・・」
すぐ近くの台所では、愛しい人が、包丁で俎板をトントンと叩く音がする・・・
そう、俺達は、結婚したのだ。

「おはようございます。ヨシュア様」
起き上がった俺の顔を覗きこむように、ナターシャが俺の顔に顔を近づける。
俺はそっとその唇にキスをした。
「おはよう。・・・・・・ん?」
俺はナターシャの姿を見てびっくりしてしまった。エプロンを身に着けている彼女は、
ボディラインがくっきりと浮き出ている。
「あら、そろそろスープができます。」
ナターシャが後ろを振り返ると、彼女の安産型のお尻が、俺の目の前で踊った。
エプロンの下には、何も着ていないらしい。
「なっ・・・!」
案の定、俺の一物が元気に立ちあがる・・・先端からにじみ出る液で、俺のパジャマのズボンがわずかに濡れた。

「はい、できましたよ。」
テーブルに朝食が並べられると、俺は席に着いた。
「うまそうだな。・・・あれ?ナターシャの分は?」
向かいの席に着いているナターシャの前には、食物どころか、お皿すらない。
「私は・・・他に食べるものがありますので・・・どうぞ。」
「・・・ううん・・・何を食べるというんだ?・・・まあいいか、それじゃ、いただきます!」
291ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/10/23 15:38:55 ID:uO8MH6zM
聖女の賭け事(2)

俺が食事に取りかかると、彼女はテーブルの下に潜り込む。そして、俺の股間に取りついた。
「では、私も・・・いただきます・・・」
ちゅっ・・・
俺の一物を、彼女の舌のぬめぬめした感触が襲う・・・
「おおぅ!」
俺は思わず声を上げた。
やがて、俺の亀頭から先が、彼女の口の中に消えていった・・・
もごもご・・・ちゅくちゅく・・・ちゅうちゅう・・・
彼女の立てる音が、実にいやらしい。俺は彼女の頭を押さえて、彼女の顔を前後に揺さぶった。
「くっ・・・もう・・・出そうだ・・・」
俺がそう言うと、彼女は口を離した。そして、テーブルの下から出ると、俺の体に寄り添うように抱きつく・・・
「ヨシュア様・・・賭けをしませんか・・・?」
「か、賭けって・・・何を・・・?」
彼女は俺の耳元にそっとささやく・・・その声は、まるでカナリアのように美しい・・・
「私が、あなたの子を妊娠するかどうか、です。」
その言葉に、俺はナターシャを床に組み伏せた・・・。
「素直に言えよ。俺の子供が欲しいって・・・。」
俺がナターシャの上から覆い被さると、彼女は頬を赤く染めて瞳を閉じた。
292ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/10/23 16:01:30 ID:uO8MH6zM
聖女の賭け事(3)

「でも・・・本当にいいのか?子供・・・できちゃうぞ?」
彼女は何も言わず、ただ、こくりとうなずいた。
俺は彼女の両足首を掴んで、左右に広げた。
「あっ・・・」
彼女の口から、思わず声が出る。外気に触れた彼女の性器は、赤く充血して、俺の訪問を待ちわびている・・・
俺は亀頭の先端を、ゆっくりと彼女の性器に押しつけた。すると、彼女はそのまま、俺の腰を抱くように自分に押しつけた・・・
ついに、俺の一物は、彼女の奥深くに突き刺さった・・・
「ああっ!」
悲鳴をあげる彼女。
「痛いのか?」
前の晩も、その前の晩も、さらにその前の晩も、俺は彼女と夜を過ごしている。
当然、エッチもしているわけで・・・彼女が処女であるはずがない。
彼女は口を開いた。
「いいえ!・・・き・・・気持ちいいんです・・・あん・・・ああ・・・」
俺は彼女の両肩を押さえ、腰を振り出した・・・
柔らかく、ぬめぬめと俺を包み込む彼女の膣・・・その刺激に、俺は今にも爆発しそうだった・・・
「あああ・・・あああ・・・ああん・・・あああ・・・」
「なあ、賭けをしないか?」
「・・・はい・・・?」
「・・・このまま、俺がお前を妊娠させたら、俺の勝ちだ。だが、妊娠しなかったら、俺の負けだ。」
「・・・・・・あ・・・・・・あん・・・・・・そ、それは・・・・・・」
「大丈夫。お前といる限り、俺は常に勝者だ。」
俺の子供が欲しい・・・彼女の願いを叶えるべく、俺は彼女の中に子種を撃ち込む・・・
「はうっ!ひああああっ!」
俺の射精に、彼女は大きく身を反らせた。
「あ・・・私の中に・・・入ってきてます・・・」
ナターシャは再び、瞳を閉じた・・・
まるで、体の中に撃ち込まれた俺の精の感触を味わうかのように・・・
293ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/10/23 16:04:46 ID:uO8MH6zM
聖女の賭け事(4)

時が過ぎ・・・

大きく膨らんだお腹をさすりながら、ナターシャは穏やかに微笑んだ。
「私・・・幸せです・・・」
そんな彼女を、俺はやさしく抱きしめ、耳元でそっとささやいた。
「言ったろ?お前といる限り、俺は常に勝者だって。」

おしまい
294名無しさん@ピンキー:04/10/23 18:34:00 ID:PE/vHzQP
ダミアン氏割と妊娠ネタ好き?
295名無しさん@ピンキー:04/10/23 20:00:43 ID:Y94tla4a
誰かエイリークのエロ投下してくれ!
 ゼトでもヒーニアスでもサレフでもヴァルターでもいい!
  ヴァルター×エイリークハァハァhァ・・・
296名無しさん@ピンキー:04/10/23 20:26:15 ID:azbukvNc
フランツ×アメリアエロ杉・・・ハァハァ
297名無しさん@ピンキー:04/10/23 21:03:52 ID:lWPDTSEh
いや、エフラムエイリークだろ!
298名無しさん@ピンキー:04/10/23 23:42:58 ID:kOBYM3Kl
>>296
デュッセルとのB会話でフランツの話してるんだよな
つーことでうちのアメリアはフランツA、デュッセルBにしてる
299名無しさん@ピンキー:04/10/23 23:49:07 ID:TgczuhSf
サフレって、いつも一瞬セフレと読み間違える
300名無しさん@ピンキー:04/10/24 00:07:53 ID:DMiM/OMu
>299
まだ間違ってる
301名無しさん@ピンキー:04/10/24 02:53:02 ID:b/UTOfQK
正統派であるエフラム×ミルラを希望する声がないのは何故だ!
302名無しさん@ピンキー:04/10/24 03:14:11 ID:aICOwO42
>>301
幼女だからさ
303名無しさん@ピンキー:04/10/24 03:52:31 ID:yNOf9ow0
エフラムのハーレムものキボン
304名無しさん@ピンキー:04/10/24 05:49:29 ID:V7MecqJQ
エフラム×ミルラとかゼト×エイリークを待っていたが
中々投下されないので自分で書いてみた。
……凄くイイ。

けどやっぱり職人さんのが読みたいと心底思った寂しい夜明け。
305名無しさん@ピンキー:04/10/24 08:12:58 ID:iI0dObjf
>304
ゼト×エイリークをアップしてください
306千葉犬:04/10/24 08:28:56 ID:8dKtYogw
>296
一応その二人のSSも最初から最後まで頭の中で出来上がってはいるんですけれども、
今書いているのと並行して書くと、ますます進行が遅くなってしまうんですけれども、どう
すればいいんでしょう?もう一方はその場その場で考えての生産だから、こっちを先に書
き終えてしまった方が良いのかなあ……
307名無しさん@ピンキー:04/10/24 10:07:40 ID:+fGNaQn2
>その二人のSSも最初から最後まで頭の中で出来上がってはいるんですけれども
なんかすげー
すでに出来てるなら先に投下して欲しいっす!(;´Д`)ハァハァ
エフラム×ミルラもきぼん
308名無しさん@ピンキー:04/10/24 13:17:34 ID:AaHiz4+8
ゼト×エフラムにきぼんぬ何で801駄目なの?
許せない!!!!!
309名無しさん@ピンキー:04/10/24 13:21:16 ID:fo0uzDy+
( д)     ゜ ゜スッポーーーーーーーン
310名無しさん@ピンキー:04/10/24 14:18:12 ID:AC0CQi+p
>>304
一人で楽しむなんてズルイぞ!
うpキボン。
猛烈にキボン。

お願いします、うpして下さい。
311名無しさん@ピンキー:04/10/24 17:34:05 ID:3ixENjEI
>>304
そうだそうだうpしろや

スマソ
でも猛烈にうpきぼん
312名無しさん@ピンキー:04/10/24 19:03:47 ID:6twfNMV0
>>304
もうできているのなら
両方うpキボン
313名無しさん@ピンキー:04/10/24 20:34:18 ID:x6rM35HE
スンマセン、308は回収していきます…
314名無しさん@ピンキー:04/10/24 20:37:36 ID:+fGNaQn2
エフラムはラーチェルならエロにもっていけそうじゃね?
315名無しさん@ピンキー:04/10/24 20:54:26 ID:3aWi2528
>>308
801板へ池

>>313
ガンガレ
316名無しさん@ピンキー:04/10/24 21:59:18 ID:FWKWBKdY
>314
このスレには近親厨とペドしかいないから…
317名無しさん@ピンキー:04/10/24 22:03:07 ID:0TwAsosL
このスレ読んでこんなバカエロ考えちまったぜぃ
エフラム×ラーチェルと見せかけて、槍命☆なエフラムにぶち切れたラーチェルが
槍プレイでエフラムを弄りまくるラーチェル×エフラムのお馬鹿SMプレイ
でも何故かラーチェルが可哀想になってきたよ・゚・(ノД`)・゚・
318名無しさん@ピンキー:04/10/24 22:24:21 ID:QIb6HfK9
槍プレイってエフラムの尻をか?
正直そこまでいくとちょっとキモい…
風俗で穴舐めとかいう話聞くだけでキモくて仕方がないっていうのに
319名無しさん@ピンキー:04/10/24 22:36:53 ID:5famRhNj
じゃあ、槍に手足を縛り付けられたエフラムを
ラーチェルがどうにかする話とか。
320名無しさん@ピンキー:04/10/24 22:46:44 ID:0TwAsosL
いやーアナルとかじゃなくて、正確にはSMではないというか
縛られて身動き取れないエフラムの目の前で槍を竿に見たてて弄るとかさ。
「槍(の柄)はすべすべして気持ちいいですわ〜」とか言葉攻め系でどうすか。
321名無しさん@ピンキー:04/10/24 22:50:03 ID:QIb6HfK9
尻じゃないのか。ならいいんでない?
でも自分的にはそれリグレのパツキン兄妹のが見たいかもw
322名無しさん@ピンキー:04/10/24 23:36:41 ID:thkxMnUC
倉庫の人、最近来ない。何かあったんだろうか?激しく心配な今日この頃。
323名無しさん@ピンキー:04/10/24 23:37:02 ID:jeYrDOqr
>>318は開発不足なんだな。
324318:04/10/24 23:51:10 ID:QIb6HfK9
325名無しさん@ピンキー:04/10/25 01:12:52 ID:GCEZqYgS
リオン×エイリークキボン。
魔王版でも通常版でもいい。
魔王版ならエフラムとゼトの前で陵辱とか・・・
326名無しさん@ピンキー:04/10/25 01:38:05 ID:d7t4npLw
エフラム×ラーチェルくれ。
なんかこの二人の支援会話一番和む。
肩を見せただけでケダモノ扱いするラーチェル(;´Д`)ハァハァ
でも実は好きな奴の裸見たから動揺したんだよなこれって(;゚∀゚)=3ムッハー
327名無しさん@ピンキー:04/10/25 05:11:29 ID:VQSRdrsX
>>317
おバカな文体だったらファンタジーとして受け入れるぞ
ただし直接描写は避けてエフラムの氏にそうな屈辱プリーズ
328名無しさん@ピンキー:04/10/25 10:09:05 ID:10VbcqIc
>>325
ゼトの前で陵辱イィ……
329名無しさん@ピンキー:04/10/25 12:52:20 ID:3loe8g/p
>>326
杖使いなのに男の裸(肩だけ)見たの初めてっていままでどうやって回復してたのか・・・
回復は服の上からでもできるのかな。エフラムが脱いだのは肩の傷の具合を見ようと
してたわけで。
しかしラーチェルは「見せてごらんなさい」みたいなこといってたし・・
この矛盾がまたいいw
というわけでエフラム×ラーチェルきぼん
330名無しさん@ピンキー:04/10/25 14:27:12 ID:W7wSiHcs
>>286@まごのて氏
お久しぶりです。
実は烈火の鬼畜軍師の話、ずっと待ってましたw
あの後は続きは無いんですか?
331名無しさん@ピンキー:04/10/25 17:39:55 ID:3C+Mduei
>322
一応倉庫のスレ更新はされてるようだし、
掲示板の方に「おそくてすみません」って
書いてるから、多分リアルで忙しいんだと思われ。
332名無しさん@ピンキー:04/10/25 18:31:40 ID:R4/z2JMW
計算高い腹黒ユアンが部隊の女達を次々堕としていく
333名無しさん@ピンキー:04/10/25 22:49:52 ID:qThmPmbS
読書の秋っつう事で、ここに来てみたんだけど、SSが多い事多い事。
そこで、これは読んでみてイイと感じたのってなんです?ここの人達の感想を聞いてからそれから読んでみたいと思ってるんだけれど。
一応FEは暗黒竜(FC版)以外は全部クリア済み。TSは未プレイっつう所なんでヨロシク。
334名無しさん@ピンキー:04/10/25 23:27:15 ID:1klQEay0
好きなカプを読めばいいんじゃないかと思うけど。
335名無しさん@ピンキー:04/10/25 23:27:33 ID:05j7cBDH
>332
お姉ちゃんに叱られて即終了
336名無しさん@ピンキー:04/10/26 00:10:02 ID:9rtkWy4f
エフラム×ラーチェルとジスト×マリカ きぼん
337304:04/10/26 00:37:19 ID:a/vkzOtz
>305>310>311>312
ゼト×エイリークはこんな感じのどうしようもない文章だがいいのかYO!
正直うpする勇気全くないけどな……。


ルネス国ではどんな階級であろうと兵士である者は交代に数人で夜回りをすることになっている。
その晩は私が夜回りの番であった。

いつものようにカンテラ片手に決められた通路を歩む。
不審な人影は無いかと辺りを見まわしていると右方向に一つだけ明かりがこぼれている部屋を見つけた。
どうやら扉が半開きになっているようだ。
中の者は何をしているのかと思い、部屋に近付く。
そのとき、部屋の中から小さな声で私の名が呼ばれたような気がした。
その声はエイリーク様の声であるように聞こえる。
そうだ、あれはエイリーク様の部屋だ。
ルネス国では敵が侵略してきたときの事を考え、王族の寝室は目立たぬように他の部屋と同じ造りになっている。
そして私の巡回ルートにはエイリーク様の部屋が入っていた。

エイリーク様がこんな時間まで起きておられることを、心配に思いながら扉へ近付く。
すると中から何か苦しげな息遣いと私を呼ぶ声が聞こえてきた。
思わず体が強張る。
それはどう聞いても……エイリーク様の女の声であった。
338名無しさん@ピンキー:04/10/26 01:17:45 ID:gK2gOFk4
>337
とても良いではないですか!夜の城の雰囲気が出てますし、エイリークの声
っていうのも今から興奮します。ぜひとも続きアップして欲しいです。
339名無しさん@ピンキー:04/10/26 01:35:37 ID:RzGBFw60
続き見たいな。
HD眠りっぱなしはもったないよ。
見せてくださいませハァハァ
340名無しさん@ピンキー:04/10/26 01:43:12 ID:O44NEnRa
>>337
良いですね良いですね!
是非とも続きがみたいので続きうpキボン
341名無しさん@ピンキー:04/10/26 01:52:52 ID:RFZkEbK3
>>332
このスレとお前を見ていてユアンは激しくキモいと思った。




未プレイだがアメリアたんハァハァ
342名無しさん@ピンキー:04/10/26 02:25:45 ID:rhaGu1x6
ユアン嫌われてるな・・・
俺も嫌いだけど(w

なんだろうな、あの滲み出る黒さは?
343名無しさん@ピンキー:04/10/26 02:46:09 ID:RzGBFw60
俺もユアンなんか嫌いw
あとネイミーも。
344名無しさん@ピンキー:04/10/26 03:36:56 ID:O44NEnRa
ターナ×無名の奴まだ無いんですね・・・
自分で作ったみたが駄文になってしまった・・・
やはり初心者が作っても駄目ですね・・・
345ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/10/26 03:54:16 ID:N9NTyWVQ
まえがき

私、ダミアン ◆.lt5gYzbQ.は実はアメリア×デュッセルの支援会話はまだ見ていないので、
本物の支援会話の中身は知りません(w

まあ攻略サイト様をぐぐれば見れるんだけれども、見てくる前に、私の予想する支援会話を皆様に
ご覧いただこうと思います。
本物の支援会話とは違っているかもしれませんので、ご了承ください。(つーか、合ってるわけねえってw)

それでは、どうぞ・・・
346ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/10/26 03:54:58 ID:N9NTyWVQ
仮想支援会話 デュッセル×アメリア 支援C

アメリア:デュッセル様、こんにちは。
デュッセル:こんにちは。君は確か・・・アメリアだったね。
アメリア:はい。
デュッセル:見たところ、君はまだ新人のようだが・・・。
アメリア:はい。新人ですけど、一生懸命がんばりますから、よろしくお願いします。
デュッセル:うむ。良い返事だ。
アメリア:ありがとうございます。わあ・・・あの有名なデュッセル将軍と、こうしてお話させてもらえるなんて、夢みたい。
デュッセル:ははは。そうかね。ところで、君は槍を使うみたいだが・・・ちょっと見せてくれんかね?
アメリア:はい・・・・・・えいっ!やあっ!とうっ!
デュッセル:うむ・・・結構筋はいいな。しかし、まだまだだ。そうだ、もし良かったら、わしが槍術を指導してやろうか?
アメリア:わあ・・・ありがとうございます。一生懸命がんばりますので、どうかよろしくお願いします!
デュッセル:うむ。良い返事だ。
347ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/10/26 03:56:54 ID:N9NTyWVQ
仮想支援会話 デュッセル×アメリア 支援B

デュッセル:そらっ!そらっ!そらっ!(ぱん、ぱん、ぱん)
アメリア:あっ!あっ!ああん!
デュッセル:これがわしの槍術だっ!
アメリア:あひいいいいっ!い、痛いですう〜
デュッセル:おりゃっ!食らえい!
アメリア:ひいいいっ!ひいいっ!ひいっ!
デュッセル:まず右突き!
アメリア:あひっ!
デュッセル:続いて左突き!
アメリア:ああひい!
デュッセル:そして正面突き!
アメリア:よお〜し!これが、とどめだ!それっ!
(どぴゅっ!どぴゅっ!どぴゅっ!)
アメリア:あ・・・中に・・・入ってる・・・
デュッセル:このわしの槍術、思い知ったか!
348ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/10/26 03:57:15 ID:N9NTyWVQ
仮想支援会話 デュッセル×アメリア 支援A

アメリア:デュッセル様。
デュッセル:ん?
アメリア:あたし、デュッセル様の槍術、一生懸命がんばって練習したんです。
デュッセル:ほう・・・それでは見せてもらおうか。
アメリア:はい!
デュッセル:む・・・そ・・・それは・・・?
アメリア:はい。これはペニパンとかいうものだそうです。ラーチェル様がお使いになっていらしたのを、今日のために
あたしが借りてきたんです。
デュッセル:ま、まさか・・・ちょ、ちょっと待て!
アメリア:デュッセル様直伝の槍術を食らえい!
デュッセル:ぐおっ!・・・
アメリア:えい!えい!やあっ!
デュッセル:ふがっ!ふぐぉっ!ふぬうっ!
アメリア:右突き!
デュッセル:ふおっ!
アメリア:左突き!
デュッセル:ぬおっ!
アメリア:そしてこれがとどめ!
デュッセル:むふぅんv

おしまい
349ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/10/26 04:00:13 ID:N9NTyWVQ
支援Bの下から4行目、デュッセルの間違いですた・・・OTL
350304 ◆QaUIXNqJAM :04/10/26 05:48:24 ID:a/vkzOtz
あれからずっと、人に見られても良い文章にする為にSS弄ってたら、
だんだんわけがわからなくなってきた。
濡れ場があんま迫力ないんで、もう少し弄ってからうpると思います。
期待させといてスマソ

>ダミアン氏
笑わせていただきました。
351名無しさん@ピンキー:04/10/26 09:07:06 ID:9rtkWy4f
>むふぅんv
ハゲワロタ
352名無しさん@ピンキー:04/10/26 09:40:50 ID:lUDA2D3M
>304
納得ゆくまで、ゆっくりと弄るがいい。
エフラム×ミルラもうpキボンヌ。
353304 ◆QaUIXNqJAM :04/10/26 11:15:01 ID:a/vkzOtz
>337の続き

私はここ数日間、エイリーク様から熱い視線を送られていることに気づいていた。
王となって忙しく働かれているエフラム様の側近ともなり働いている私は、
以前の王が健在だった頃よりエイリーク様に会うことが、各段に増えていた。
しかし、視線に気がついても私はエイリーク様の方を向くことは一度もなかった。
エイリーク様にはもうお話したはずなのだ。
次からは騎士としてあなたをお守りすると。二度とこのような過ちは繰り返さないと。


ノブを掴んだまま固まっている手に力を込めると汗をかいている事に気がつく。
ごくり、唾を飲み込む。駄目だ、この扉を開くことは。
そう思いながらもどこかで、
もしかしたらエイリーク様は風邪をひかれたのではあるまいかと思ってしまう自分がいる。
しかしそれは自分に対する言い訳でしかない。駄目だ、覗き込むような真似をしては……。

「ゼトっ…ゼト……も…う……っ」

間近に聞こえてくる女という性のエイリーク様の声。私は我慢できなくなり扉を開けた。
そこには薄明かりの中、全裸でベッドの上に座り込み
自身の指二本で秘部を巧みに掻き回しているエイリーク様が居た。

「!」

エイリーク様は私に気がつき、表情を強張らせる。

「ゼ、ゼト!!」
354304 ◆QaUIXNqJAM :04/10/26 11:16:40 ID:a/vkzOtz
恥ずかしさのあまりエイリーク様は一瞬の内に布団を被った。
そして真っ赤な顔をして私の顔を恐る恐る覗っている。

「ご無礼を承知で申上げます。よろしいですか、エイリーク様」
「は、はい?」

こんな状態でも律儀に返事をするエイリーク様に何故だか私は腹立たしさを感じたが
それ以上に、繰り出す言葉があまりにも自分の気持ちとは裏腹に冷静であることが恐ろしかった。

「扉が半開きになっておられることはお気づきでしたか」
「えっ……い、いえ」

エイリーク様は真っ赤な顔を布団で半分隠した。
しかしまだ私の顔を覗っている。

「扉が開いた状態でそのようなお声をあげられますと、
 いつどのような輩に襲われてもおかしくはありません」
「そ、そんなことは!」
「大勢の兵の中には前のオルソンのように、
 簡単に城を斬り捨てる者がいる可能性がゼロだとは言いきれません」
「…………」

とうとうエイリーク様は布団の中に潜ってしまった。

「……エイリーク様、失礼を申し上げました。しかしエイリーク様の身を案じてのこと」
「ゼト」

どうか…と続けようとしたそのとき、エイリーク様の声が私の声を遮った。
355304 ◆QaUIXNqJAM :04/10/26 11:18:21 ID:a/vkzOtz
「申し訳ありません、みっともないところをお見せしました」

私はなんと言えば良いのかわからずに立ち尽くしていた。

「……恥ずかしいことに私は…この指をあなただと思って……毎晩一人でしていました」
「エ、エイリーク様」

私は制止の為声を張り上げた。
しかし、エイリーク様は臆することなく続けた。

「私は淫乱です。あなたにこんな姿を見られても、あなたが興奮して襲い掛かってくるのを……期待しているのです」
「!」
「……軽蔑しましたか? それでも私はゼトが好きです、愛しています」

エイリーク様はそう言うとベッドから降り、私の方へ歩み寄ってくる。
私は全裸のままのエイリーク様に目を向けていられず、
空中に舞う埃に視線を移し二、三歩後退したところで壁に背中をぶつけた。

「私を今夜限りでいいから抱いてください」
356304 ◆QaUIXNqJAM :04/10/26 11:19:27 ID:a/vkzOtz
言ってエイリーク様は私に抱きついた。
とても柔らかい感触が私を包む。

「ゼト……」

エイリーク様の手が私の頬を撫でる。
私の目は一向に埃を追っていた。
どうしたらいい?
心に問いかけても返ってくる言葉は無かった。

「お願いです。ゼト、私を見て」

エイリーク様は言うと共に私の鎧を繋ぐ紐を外し、ズボンの中で張り詰めているモノを撫でてきた。
私は驚いてエイリーク様の肩を掴み、引き剥がす。

「エイリーク様、おやめください」
「ゼト……興奮していますね?」

私の股間を指差して言う。

「っ……エイリーク様!」

手に力が篭った。
瞬間エイリーク様が苦痛に顔を歪ませる。

「も、申し訳御座いません」

慌てて手を離すと、それを待っていたかのように
エイリーク様は一気に私のズボンを下着ごと引き摺り下ろし、私のモノを掴んだ。
357304 ◆QaUIXNqJAM :04/10/26 11:20:58 ID:a/vkzOtz
「エイリーク様っ何を……!」
「ゼトのもの……こんなに大きくなっています」
「エイリーク様……!」

どこで習ったのか、エイリーク様は私のモノ全体に吸いつくようなキスを送ると
ソレの先端を口に含んで舌先で撫でるようにこすってくる。
情けないことに、私はただ必死に声を噛み殺してエイリーク様からの刺激に耐えていた。

「う……く…っ」

思わず漏れてしまった声にエイリーク様は気を良くしたのか、
今度は私のモノを深くまで口の中に収めて頭を前後に動かし始める。
ぬめぬめとした感触が私を襲う。
もっと上手い相手はとうの昔にいたはずなのだが、これまでの経験にない程の快感だった。
今まで奇跡的にもっていた理性を失いかけている私は不意にエイリーク様の頭を掴もうと手を伸ばす。
このまま激しくエイリーク様の口内を犯してしまいたい……。
…くちゅ……くぷ…

「エイリーク様……くっおやめ…くださ」

心にもないことを口走る。
もう理性の限界に達したかもしれない。
…じゅる……ちゅぱ……

「はむ……だめ……ん…でふ…ちゅぷ…んはっ」

…ちゅぷ……
この音を聞いた途端、私の理性は脆くも崩れ去った。
358304 ◆QaUIXNqJAM :04/10/26 11:23:03 ID:a/vkzOtz
「んんん!」

突然頭を掴まれて、驚いた様子のエイリーク様を尻目に私は激しく腰を打ちつけた。
先端は喉までいっていたようだったが、私には構っていられるほどの余裕などなかった。
エイリーク様は喉の奥まで突かれ、嘔吐感に襲われたようで涙目になりながらも
懸命に私のモノに暖かい刺激を与えている。
その顔を見て、私の動きは更に激しいものへと変わっていく。

「んぅぇ……ぐちゅぅ……」
「エイリーク様っ……も…申し訳…御座いま…せ……くぅ…!」

私は情けない声を挙げると、エイリーク様の口内へ勢い良く精を放った。






「げほっごぼっ……はぁっ…はぁっ」
「エ、エイリーク様、申し訳御座いません!」

正気を取り戻した私は事の重大さに気がつき、
エイリーク様の前でみっともない下半身をそのままに土下座をしていた。
エイリーク様は息もつけぬほど激しい咳を何度も何度も繰り返している。

「ゼト、ごほっ…いいのですよ。けほっ…顔をあげてください」
「しかし……しかし私はっ」
「私が自分の意思で始めたことです。こほっ…それに…」
359304 ◆QaUIXNqJAM :04/10/26 11:23:55 ID:a/vkzOtz
エイリーク様は優しくウットリした声で話した。

「それに先程のあなたはとても強引で……このうえなく素敵でした」
「エイリーク様、私は決してそのような」
「ゼト」

私の肩を叩くものがあり、不意に顔をあげると目の前にエイリーク様の秘部があった。
そこはてらてらと濡れて光り、太股まで蜜が垂れている。
私は無意識に生唾を飲み込んだ。

「私も先程の行為で興奮してしまいました。私のここにもあなたをください」

エイリーク様は言いながら頬を桃色に染め、二本の指で秘部をこれ以上なく開かせていた。
中からとろりと蜜が溢れる。

「し、しかしエイリーク様…私は臣下であり、そのような関係を持つことは…」
「では、あなただけ気持ち良くなって帰ろうというつもりですか」
「とんでもない! そのようなことは私自身が許せま……せ……!」

反射的に言葉が出てしまい、慌てて口を抑えるがエイリーク様は卑猥に笑っていた。

「ならばしてくださいますね?」

私は黙ったままエイリーク様の胸に触れる。
細い体に似合わない豊かな胸であった。

「あ……」
「とても柔らかいです、エイリーク様」
「んん……もっとです。もっと触ってください…ゼト」
360304 ◆QaUIXNqJAM :04/10/26 11:25:03 ID:a/vkzOtz
私は右手でエイリーク様の胸を円を描くようにさわさわと優しく撫で回し始めると
エイリーク様の秘部からポタリと蜜が垂れ、
更に気持ち良くなってもらおうと、突起を軽く摘まんだり、押したりこねくり回した。
案の定、エイリーク様は何度か声をあげて、蜜を何滴も床に垂らした。
そして触っていない方の胸は、吸ったり舌で押したり突起を転がしたりとランダムに繰り返す。
エイリーク様は恥ずかしそうに声をあげ、私の顔を抱え込んだ。

「あん……おねが…です……もっと…吸って…ん…強く吸ってください」

私は言われるがままに強く吸いついた。
それはまるで出ない乳を一生懸命にしゃぶる赤子のように。
エイリーク様は嬉しそうに何度も声をあげていた。
……ちゅぱっ

「あああっ…ゼトっ……もう…わたしっ」

絶頂が近いのかエイリーク様は私のモノを求めて手を伸ばす。
しかし私のモノを掠めた瞬間、私はエイリーク様を抱き上げると
近くにあったローテーブルの上に乗せて足を左右に開かせた。
恥ずかしそうにエイリーク様は頬を赤く染めて、私がソレを入れるのを待っている。
しかし、私はソレを入れずに、代わりに指を一本挿入した。
とにかくイかせてしまえば、エイリーク様の中を私で汚すことはないのだ。
初めての挿入はこれから恋仲となるような相手に捧げるべきである。

ずぷ……

「ああああっ……ん」

とろとろに蕩けきったエイリーク様の秘部はいとも簡単に私の指を飲み込んでしまった。
私は中で指を動かしながら秘部の上端にある突起を親指でなぞりあげる。
秘部のソレはひどく充血して可哀想なくらいに膨らんでいた。
361304 ◆QaUIXNqJAM :04/10/26 11:26:21 ID:a/vkzOtz
「ぁあああ!」


エイリーク様の声に反応して私のむきだしになっている下半身も
痛いほどに彼女を欲していたが、今度は自制心を保っていることができた。
彼女は姫だ。本来ならこんな関係を持つことすらあってはならない。
前国王が知ったらなんとお嘆きになることか。




「指を増やしてもよさそうですね」

耳元で吐息混じりに囁いて、もう一本の指を秘部へ潜り込ませると
エイリーク様は全身をビクビクとうねらせて言う。

「だめぇ…だめですゼト……そんなにされたら私…私っ」

エイリーク様のそんな言葉を無視して私は中の指をバラバラに激しく掻き回した。
まるで、エイリーク様がやっていたように。

「御自分の指でするのと私の指とではどちらが良いですか?」

意地悪く、聞いてしまう。
自制心を保っていられるのもあとわずかかもしれない。私は急いだ。
362304 ◆QaUIXNqJAM :04/10/26 11:27:15 ID:a/vkzOtz
「あっああん……ゼトのぉ……指のほうがっん…
 ゴツゴツし…んんっ……して…て…ああっ…きっきもちいい…」
「それは光栄です」
「あああ、早くゼトをココにくだ……ああぁ!」

エイリーク様が私を求めている言葉を聞くのは今の自分には良くない為、
言い終わってしまう前に私は秘部の突起を舐めた。
そして激しく中を掻きまわし、エイリーク様の喜ぶ場所を攻め続ける。

「ああああっ…やああああぁぁぁあぁっ………ああああっっ……!!」

ビクっと大きく反応すると、エイリーク様はローテーブルの上に倒れ込んだ。
このとき既に私の股間は今にも爆発寸前、自制心も薄っすらとしか残ってはいなかった。
363304 ◆QaUIXNqJAM :04/10/26 11:28:09 ID:a/vkzOtz
「はあぁ…ぁ……ぁ………ゼ……トぉ……」
「エイリーク様、大丈夫ですか?」
「あなたと…ひ……ひとつに…なりたい…の」
「エイリーク様、今日はもう止めにしましょう。このままではお体が持ちません」
「…はあっ……い…いや…です…してください」
「しかし」
「私を…気持ち良くし…てくれるでしょう? して…ください」

今したくないといえば地獄の大王に舌を何度も切られる程の嘘だ。
事実、爆発寸前のモノがローテーブルの下でドクドクと波打っている。
できることなら今すぐ私のものをエイリーク様の中で爆発させてしまいたいのだ。
そうできるのならどんなに楽なことか…!
しかし、エイリーク様の初めての証を破ってはいけない。
未来の夫となるべき者へ捧げるべきであると、
私自身が強く思っている為そこには踏みきることができない。
たとえエイリーク様に望まれたとしても。

「エイリーク様、今夜はあなたに目を覚まして頂かなければなりません」
「……え…?」

息を荒くしながらエイリーク様は私を見つめる。
そのに目は悲しみの色がにじみ出ていることがハッキリと手に取るようにわかった。

「私は姫様とは一つになれません」
「なぜです、ゼト!」
「あなたの初めては……将来のあなたの夫となる方に捧げるべきです」
「何を言っているのです! そんなものあなた以外に考えられません!」

エイリーク様はローテーブルから降りて私に抱きつき、鼻息を荒くして叫んだ。
364304 ◆QaUIXNqJAM :04/10/26 11:29:32 ID:a/vkzOtz
「しかし…そのようなことは……有り得ません」
「そんなことはありません! 兄上もきっと許してくださるはず…!」

私は黙って首を振った。
すると何を思ったのかエイリーク様は自分の秘所に自身の指を挿入し数回出し入れを始める。
何事かと私が目を疑っていると、一瞬の内に私の勃起したモノを掴み、
体重をかけて一気に挿入した。
途中で引っ掛かりがあったのは正しくエイリーク様の初めての証。
私は慌てて引き抜こうとしたがエイリーク様の悲痛に歪む顔が見え、手を止めた。

「い……たぁ……」
「エ、エイリーク様!!」
「っ……ゼト、これで…あなたは責任を…とらなくてはなりません」
「なんという無茶をなさるのですか!」
「うっ……こ…このぐらいへっちゃら…です」

そういいつつもエイリーク様の顔は血の気が無くなり、ただじっと痛みに耐えている。
私はとうとう覚悟を決めて、エイリーク様の腰に響かぬようゆっくりと床に寝かせた。
最初は離れてしまうのかと警戒して強く抱きしめていたエイリーク様だったが、
軽く耳に口付けると完全にではないが警戒を解いて、床でじっとしながら私を見つめている。
その目は涙のせいか妖艶で、私の胸は高鳴った。

「エイリーク様、なるべく動かないでいて下さい」
「……はい、わかりました」

返事を聞くと私は待っていたかのようにエイリーク様へ深い口付けをした。

「んっ」
365304 ◆QaUIXNqJAM :04/10/26 11:30:43 ID:a/vkzOtz
歯の裏側や舌を絡めとると苦しそうだが少し甘い声をエイリーク様から聞くことができた。
そしてその声に私のモノが敏感に反応するとエイリーク様の秘部がキツく締めつけてくる。
口内を幾らか味わった後、首筋、肩から鎖骨へ、
そして胸の谷間へと撫でるように舐めまわし、そのまま胸の頂点へ辿りつくと私はその先端を口に含んだ。

「あ…はぁ……ゼト…良いです」

先程のように突起を突付き、舌を尖らせて舐めたり強く吸ったりしてみる。

「あんっ!」

エイリーク様が気持ち良さそうに喘いだ。
挿入したところが少しずつじんわりと熱くなったのを感じる。
私は胸にむしゃぶりつきながら、エイリーク様の秘部へと手を伸ばした。

「ああっ…やっ…またぁ……」

突起に触れるとエイリーク様は甘ったるい声を出す。
私は我慢の限界へ辿りついたのを感じ、胸から口を話し
秘部の突起をもう一撫でしてからエイリーク様の腰を掴んだ。

「エイリーク様、動きます」
「はいわかりまし………っうあん」

言い終わる前に私は激しく腰をグラインドし始めた。
366304 ◆QaUIXNqJAM :04/10/26 11:31:32 ID:a/vkzOtz
「ああっあんっ……ああっ………やぁ」
「エイリーク様っ…痛くはございませんか?」
「ああん……っ平気で…す……ああっ!」

ずちゃ……ずちゃ……くちゃ

「あっあっあっ……んだめっゼトっ」
「はあっ…く…もう暫らく御辛抱をっ」

言って私はエイリーク様を抱き上げ、エイリーク様の背中を壁に押し付けた。
重力で私のモノがエイリーク様に深く刺さり、子宮に亀頭が当たる。

「ああああっ……深くっ……さっきよりも深く入ってきますっ…ゼトぉっ!!」

ずぶ…ずぷ…ずちゃ…ずぷ
結合部からはいやらしい水音が鳴り、互いの耳に否応無しに入ってくる。
その音で私もエイリーク様も益々興奮していくのがわかった。

「エイリーク様っ!」
「ゼトっ…あん……エイリ…クと…呼んで……ああんっ」
「く…エイリーク……!」
367304 ◆QaUIXNqJAM :04/10/26 11:31:52 ID:a/vkzOtz
私は腰をさっきよりも速く激しくエイリーク様へ打ちつけた。
ぐちゅっぐちゃっぐちゅっぐちゅっ

「ああっゼト」
「エイリーク……もう……っ」
「あっ…私もぉ……あああっ限界っ…です」

エイリーク様に口付けながら、私は達しそうになるのを必死で堪える。

「んあ…イきますっ…ゼトもっ……んっ一緒にぃ」
「くぅっ……もう出ます」
「うっあん……お願い……中にっ…中に出してくださ…い」
「くっ……あぁっ…う」
「ああああぁぁぁぁあぁぁっ………!」

躊躇う間もなく私はエイリーク様の中で達してしまった。
その快感は凄まじく、想像できぬほどの精を放った気がした。
368304 ◆QaUIXNqJAM :04/10/26 11:34:30 ID:a/vkzOtz
おわりです。

このあとにケコーンエピソードが入るのですが、
エチーな内容では無いので、ここまででおしまいということで。
変な終わり方でスマソ。話におかしなとこ有っても知らん振りでオネガイ!(`・ω・´)
羞恥プレイは見るのはいいけどやるのは嫌いです。
お付き合いどうもありがとうございました!


>352
エフラム×ミルラは後半が空白でまだ全部書き終えてはいないんだ…スマソ
も、もう俺のことは忘れてくれっ!
369名無しさん@ピンキー:04/10/26 11:41:43 ID:pi2Dkn5x
>>368
GJ!

エイリークはゲーム中じゃ徹頭徹尾清楚系お姫様だから悶えると燃えるな。
次は双子でキボン、とか好き勝手注文したりして。
370名無しさん@ピンキー:04/10/26 11:57:40 ID:pd0HYW++
>羞恥プレイは見るのはいいけどやるのは嫌いです。

この辺が萌えw
371名無しさん@ピンキー:04/10/26 12:32:38 ID:gDx+MGqC
しっかしGBAのFEも3つ目、通算で8つ(だっけか?)まで行くと…

キャラの名前が覚えにくいな(´∀`)
単純に人数が増えたのもあるが、なんか名前のネタが
尽きてきてる感がヒシヒシ。
自分は性戦もとい聖戦の2つとあとティアサガはやってないが
それでも今回は覚えにくい名前が多い気がする。
それと性格付けのネタも切れてきてるな。
ルーテやらネイミーやらは今までに(FEでは)無かったタイプだが
ナターシャとかはありきたり過ぎるような。
372名無しさん@ピンキー:04/10/26 12:42:56 ID:pi2Dkn5x
ナターシャは、たしかにまんまだな。
エーディンやレナとかのシスター系、特にエレンとかと被る被る。

しかし、ターナが王道かと思ったら、意外にFEでは同系統が思いつかんな。
TSのフラウとかサーシャかな?

同系統のキャラをまとめるスレとか立てたら面白そう。
373名無しさん@ピンキー:04/10/26 14:16:18 ID:9C/JspSZ
主人公でひとまとめにされないヘクトルとエフラム
374名無しさん@ピンキー:04/10/26 14:37:11 ID:0MuRkkCz
>>304
A×ゼトGJ!
エフラム×ミルらも頼むよぉぉぉ
375名無しさん@ピンキー:04/10/26 15:15:33 ID:CgwYSaFV
>304
良かったよ〜。
ゲーム中は姫は無垢だし、騎士はむっつりだから、エロにすると
かなり燃えるね! (;´Д`)堪能させて頂きました
376名無しさん@ピンキー:04/10/26 18:38:11 ID:RLc6F8eE
>304
グッジョブ!!!
エイリーク×ゼトかなり萌えた。なんか二人とも普段押し隠してそうだから
爆発すると凄そうだなw
また是非描いて下さい(´Д`*)!姫騎士萌えぇ
377名無しさん@ピンキー:04/10/26 19:23:22 ID:DckdPnmG
>304
GJ!GJ!
すっげーよかった。(*´Д`)
結婚する後日談も読みたかったな。
この調子でエフラム×ミルラも書いてうp希望。
いつまでも待ち続けるぜ。
378むた ◆rEtdWXJvJ6 :04/10/26 22:10:51 ID:OAabPtLM
>368
GJ! なんつうか、ゼトの一人称ってのがいいですね。
淫乱エイリーク(・∀・)イイ!!
なんか、こう何処までもいやらしくつっぱしりそうだ。

自分もゼト×エイリーク書きたいんだけど、
どうもなかなか、難しくて……。
聖魔最萌えカポーだというのに。

379名無しさん@ピンキー:04/10/26 22:15:38 ID:Qm9gkXBw
たまにはカプものラブラブ以外が見たい…
カプであることに意義があるんじゃくて、
エロである事に意義があるようなやつ。
380名無しさん@ピンキー:04/10/26 22:50:01 ID:60WrSzd3
ではドズラ×ラーチェルde(;´Д`)ハァハァ
381988%マシン ◆ka5BrNUzcE :04/10/26 22:51:38 ID:0DJZIpBJ
>304
すげー!ゼト×エイリークへの愛情が読めました。
表現の端々に、心を込めて丁寧に推敲した跡が見受けられます。
読みやすかった、GJ!

聖魔一週目クリア。
三本浮かんだアイデアの内、一本だけモノになりそうです。近日中にうp可能かな。
残り二本は…
382名無しさん@ピンキー:04/10/26 23:24:23 ID:gK2gOFk4
>304
すんごく良かったです!ねだって良かった。

何気にサレフ×エイリークも良いな。夜の営みはどんな感じなんだろ?

383名無しさん@ピンキー:04/10/26 23:40:43 ID:3e9SiaHb
>379
ジスト×テティスでなんか思い付きそう
な、気がする
が、ちと分からん
384名無しさん@ピンキー:04/10/27 00:08:27 ID:gAdfP+dG
>383
ジスト×テティスキター!!!
385名無しさん@ピンキー:04/10/27 00:13:35 ID:qE8GRCYB
エフラム×ラーチェルってやっぱ公式じゃないのかな・・・
公式だったらやっぱターナが相手なんだろうか・・・
本編でもラーチェルはエフラムに対して気がある素振り見せてたし、
公式なのかと思ってたけど、ターナも同じことだったな(´・ω・`)
386名無しさん@ピンキー:04/10/27 00:36:32 ID:DNWErAao
エフラムのカプに公式も非公式もない希ガス。
ターナもラーチェルもどちらも王道だと思っている。

強いてどれが公式かと言えば、エフラム×リオうわなにをするやm
387名無しさん@ピンキー:04/10/27 01:00:58 ID:gAdfP+dG
エフラム編の最後、マジでホモくさかったな…
乾いた笑しか出なかったよあれは…

公式というかデフォルトカプ?
多分、支援相手の中で進行度が飛び出て早い相手とかがデフォ相手なんじゃないかと。
同性とか血縁抜けば。
388名無しさん@ピンキー:04/10/27 01:19:33 ID:ZfHYxrEy
エフラムの女性関係はなんかぱっとしないね。

エリウッドとニニアンのように固定でもないのにいちゃいちゃするよりはましだが。
389名無しさん@ピンキー:04/10/27 02:26:51 ID:DNWErAao
>387
セーラ関係はどれも飛びぬけて遅いわけだが…EDのない男を除いて。

>388
エリウッドはリンともフィオーラともくっつけられるのに
否応なしにニニアンとイチャつかれちゃたまらんね。
今回それがないからか、エフラム関係はマターリして見える。

それはそうとジスト×テティスエロハァハァ…
390名無しさん@ピンキー:04/10/27 02:32:13 ID:gTPz/osw
>387 エフラム編はホモ臭いのか・・・
エイリーク編しかやってないから
殺してでも奪い取るとは兄貴大変だなって思った程度だったが。
むしろほとんど眼中に入ってないように見えた。

結局エイリークは友達としか思ってなさそうだったし
挙げ句の果てにホモ疑惑とは、リオン災難だなw
391名無しさん@ピンキー:04/10/27 03:09:20 ID:QKUDE8sV
うん、今回はエフラム関係はまったりしてそうだな。
自分はエフラム×ラーチェルに萌えた。
けだもの変態悪魔発言がイイ。

というわけで、初心なラーチェルをからかいつつ
優しく攻めるエフラムキボン!!
392名無しさん@ピンキー:04/10/27 03:24:05 ID:gAdfP+dG
ジスト×テティスに期待だ。一々エロいテティス萌え。
エフラムはターナが見たいかな。エフラムにケダモノ入ってる感じが。
393名無しさん@ピンキー:04/10/27 07:47:45 ID:kBQ4Bhaj
ヘクトルもリンと絡んでたがエリウッドとニニアンに比べると喧嘩友達風だもんな。
394304 ◆QaUIXNqJAM :04/10/27 07:55:32 ID:1H3cndFN
疲れ果ててあれから寝てた。寝過ぎだ。
うわーなんか一杯レスついて……ありがたい!

>370
モエラレター!!

>むた氏
是非!是非!むた氏のゼト×エイリークを!

>988%マシン氏
あ、愛情!ありがとうございます。ヒー恥ずかしい。
395名無しさん@ピンキー:04/10/27 10:32:41 ID:LNFA8cID
つーかホモくさいとかいわないでくれよ・・・
何も感じず普通にプレイしてて、リオンとエフラムの親友関係(・∀・)イイ!!だったのに・・・ 

エフラム×ラーチェルきぼん でも
エフラムの支援相手のなかじゃ、一番支援数値が小さいんだよな
(05/3)くらいじゃなかったっけ?でも自分の中ではお似合いカップル。
396名無しさん@ピンキー:04/10/27 13:15:14 ID:nyOJNcn/
漫画でもゲームでもホモくさいと感じるやつは
腐の方向のやつか、そいつらのせいで頭がやられてるせいかどっちか
397名無しさん@ピンキー:04/10/27 13:39:05 ID:nO3fH04V
自分はエフラムの支援の中では一番好きだよ、ラーチェル(・∀・)
一人テンパっちゃってるラーチェルが可愛い
エフラムより年上だったら面白いかも。知ったかぶりしてみるものの
実践ゼロ。

エフラムの方は……きっと暴れん坊だから、それなりにやっとると
思いたいが……。二人も初めてというのも初々しくてイイかも。
398名無しさん@ピンキー:04/10/27 14:17:50 ID:0hhXJXlR
ハイパー兵器所持の鬼畜王エフラムはまだですか?
399名無しさん@ピンキー:04/10/27 15:21:42 ID:2drEMhyr
エフラムは立場上しっかりと性教育受けてるはず
…つまりエイリークもあんな態度だけどしっかりとテクを仕込まれてるんじゃないかと(*´Д`)'`ァ'`ァ
むしろ勉強さぼってたエフラムよりもエイリークのほうが凄いことに(*´Д`)'`ァ'`ァ
400名無しさん@ピンキー:04/10/27 15:22:55 ID:69v2UNJB
>398
それだ!!
401名無しさん@ピンキー:04/10/27 17:05:08 ID:gTPz/osw
390だが、
387とかがホモくさいって書いてあったからそうなのかと思っただけで
自分がやっててホモくさいと思ったわけじゃないぞ。


フランツ×ナターシャが好きだ。
ただ、支援Bで思わせぶりなことしといてEDでは何もないのが・・・orz
402名無しさん@ピンキー:04/10/27 17:25:05 ID:Nqx3X6y5
ドズラたんハァハァ
403名無しさん@ピンキー:04/10/27 18:50:09 ID:CxJ7IroD
ヴァルターとケセルダがエイリークを快楽調教するネタを考えついたので、
近いうちに書いて投稿したいと思います。
エロパロ初めて書くから緊張するー。
404名無しさん@ピンキー:04/10/27 19:46:44 ID:+Md1g41A
>304
支援会話Aの後どうやって進展したのか不思議だったのでこのSSは
しっくりきました。ほんとエイリークがここまで迫らないと無理かも
しれない。Hも濃くてとても良かったです。結婚式や初夜も見たかった。

>403
すごく楽しみ!
405名無しさん@ピンキー:04/10/27 21:05:10 ID:jP4k5+0k
個人的にはレナック×ラーチェルが見たい。
支援Bにエロスを感じた。
……くれくれいうより自分でがんばってみるべきか。
406名無しさん@ピンキー:04/10/27 21:55:13 ID:/H7FSAZB
>405、エロスはほどほどにしなさい
407名無しさん@ピンキー:04/10/27 22:03:53 ID:QKUDE8sV
>395
支援数値を持ち出すと、
エフラムの公式の相手はミルラになってしまうぞw
初期値は10だが、エイリークと同じ+4だし。
ヒーニアスの相手もヴァネッサということになる。

や、エフラム×ミルラもヒーニアス×ヴァネッサも好きだが
要するにそんな細かいこと気にせず萌えれということだ。
408名無しさん@ピンキー:04/10/27 22:41:40 ID:YhT+JdGW
>395別に気にしてなくないか?w
お前こそ気にするなよw

正直カプはどうでもいいんだがな…
何つーか、炎紋章関係はカプに括りすぎてエロスが邪険にされているというか。
ここ山賊輪姦とかナシなの?
409名無しさん@ピンキー:04/10/27 23:01:55 ID:33nZQmRQ
昔、TSでそういう山賊輪姦ネタ考えた事があったけど
何だか殺されそうな内容になりそうだったので企画倒れにしたよ…(;´Д`)
410名無しさん@ピンキー:04/10/27 23:43:51 ID:6IDxrvsm
山賊輪姦とかは
特にキャラ背景いらんからな

無理にFEでやる理由が薄目なんだよ
多分
411名無しさん@ピンキー:04/10/28 00:01:46 ID:zwMMUo60
複数の敵兵でリンカーンする話は、ずーっと前にあった
イグレーヌたんのがヨカタ。そういうのは正直あんまり
好かんのだが、あの話は敵に混ざりたいと思った。
敵一人のゴウカーンでは、ラングとユミナのやつ。忘れられん。
412名無しさん@ピンキー:04/10/28 00:21:45 ID:XKyCGo9R
山賊輪姦( ´∀`)つ ミイラネ
413名無しさん@ピンキー:04/10/28 00:24:46 ID:ddSVjhjD
>408-
つまり、「需要がない」と言う事なんだろう<山賊輪姦とか

いや、投下されれば喜ぶ人もいるのだろうがそういうのを書く人が特にいないというか
それはむしろ「供給がない」ということか

まあ自分はそういうの好きじゃないから読まないし書けないけどね
414988%マシン ◆ka5BrNUzcE :04/10/28 00:28:54 ID:AXUYy104
予定より早く出来上がったので投下します。
内容は聖魔。オルソン×モニカです。

注意
・主人公がものすごく電波です。
 あなたの健康な精神を害する恐れあり、十分にご注意下さい。
・切断やスカトロではありませんが、かなり猟奇です。
 心臓の悪い方は閲覧をご遠慮下さい。

では投下開始
415a Permanent Smile:04/10/28 00:29:56 ID:AXUYy104
城から馬を一時間程走らせた場所に、私の記憶の中にあるそれと寸分違わぬ景色があった。
四方を糸杉の林に囲まれた花畑に、白い花が地面を埋め尽くすかの如く
びっしりと咲き乱れている。
張り詰めたままだった私の頬も、太陽に向かって真っ直ぐ伸びた花の健気さにふと緩んだ。
国が滅び統治者が入れ替わっても、私と彼女とを結ぶ思い出のこの地は全く変わらぬ。
本当は彼女も、私達が初めて愛を確かめ合ったこの場所に連れて来てやりたかったが、
今はそれは叶わない。せめて彼女が好きだった白い花で冠を作り、持ち帰って贈る事にしよう。
今日は彼女の誕生日なのだから――

花を一つ一つ選別して摘み取り、それを元に幼い少女よりも不器用な手付きで冠を作ると、
私は再び馬に跨った。糸杉の林を突き抜け、街道を走って城へと向かう。
摘み取った花の命は、野に咲く物よりも短い。
草の匂いが失われぬ内に、凛と咲いていた花が萎れぬ内に――
彼女に届けねば。
誰よりも白い花の似合う彼女に相応しい贈り物を思い付いたのは、正に天啓と呼ぶべきだろう。
人一人見かけぬ街道に馬を駆る。腐敗した骸が、緩慢な動作で私の前に立ちはだかった。
最近、我が国の領土にも魔物が跋扈するようになったと仄聞する。魔物には悪魔、死霊など
様々な物があるが、その中には動く骸も含まれている。
この骸も己の意思とは関係なく、邪悪な者に操られて動いているだけなのだ。
何ら生命力を感じさせない、醜い骸。
髪は殆ど抜け落ち、衣服どころか紫色の肌も裂け、所々灰色の骨が剥き出しになっている。
恐らくはこの骸にも生前妻や子、或いは親があったのだろうが、この醜悪な姿を前にしても
果たして遺族は彼を暖かく迎えるだろうか。

本来なら土に還るべきそれが、間の抜けた動作で爪を高く翳す。
手綱を引いて馬の脚を止める。そのまま己の待ち構える下に突撃すると読んだのか、
躯は爪を一気に振り下ろした。土下座のような無様な姿が、私の目に映る。
知能も人間のそれと比較して、彼らは遥かに劣っているのだ。
416a Permanent Smile:04/10/28 00:30:30 ID:AXUYy104
醜く――
腐った――
彼女とは似ても似つかぬ――
骸。

鐙を蹴り、馬で骸の上を跳ぶ。骸から見れば私の動作が捉え切れぬ程速かったのか、
無様な土下座姿のまま全く動こうとはしない。
丁度骸の頭上に差し掛かった処で、私は右手に持った槍の穂先を大地に向け勢い良く突き出す。
槍は骸の背を貫いて、街道の上へと縫い付けた。
着地した私の背後で、熱い血潮ならぬ悪臭を伴った腐汁が、傷口から噴き出すでもなく滲み出る。
心の臓が止まっている証だ。
それでも骸は動きを止めず、手足を虚しく蠢かせ、空を掻いて逃れようとする。
痛覚も何もなく、ただ奪われた身体の自由を取り戻す為だけに骸は藻掻く。
馬の首を向け直して、私は腰の剣を抜く。串刺しにされ動きを封じられた骸に、
抗う術など残されてはいない。
とうに眼球の腐り落ちた、窪んだ眼窩で私を見る。只でさえ嫌悪感を催すその顔を私に見せ付け
ながら、骸は私を見つめたまま口を開く。
歯の抜けたみすぼらしい口が、言葉を紡ぐように動いた。意味のある言葉にはならない。
だがそれ故に骸の呟きは、私に取って最も心地よい、あの言葉と同じであるかの様に聞こえた。
――止めろ
――彼女と同じ言葉を
――汚らわしい骸の貴様が口にするな
己の表情に宿った憤怒まで、鏡が無くともありありと目に浮かぶ。
お前にはこの世に動いている意味など存在しない。
駆け寄って、項から喉にかけて剣を振り下ろす。
首を刎ねられ、人型の姿をも失った骸が力なくその場に崩れた。
切断された箇所が腕や脚ならば動き続けるのだが、首を落とせば骸の動きは止まる。
これは以前魔物と戦った時に得た経験だが、一体何故だろうか――
417a Permanent Smile:04/10/28 00:30:57 ID:AXUYy104
動く骸は魔物ではあるが、しかし動き出して狼藉を働かぬ限りに措いて、彼らの属する
範疇は魔物と云うより人間だと考えられる。
人間が死者を塵芥扱いせず、出来るだけ生前の形を保った状態で丁重に葬る事からも
これは無理のない考え方である筈だ。
一方の死者は、己を如何認識しているか――
死んだら己が人間ではなくなる――そう考える者は然程多くない。寧ろ死後も自己が
人間で在り続けると考える者が殆どではなかろうか。
死と、それから人間でなくなる事とを同列に扱う者を私は未だに知らない。
そこまで考えを巡らせると、己が骸であると認識する骸など存在しないのでは
ないか、と云う仮説を立てる事が出来る。
我々生者から見て明らかに腐敗している骸でさえ、未だに己自身が人間で在り続けて
いると認識しているのではないか。そのように私は考えた。
そうすると辻褄が合う。
腕や脚を切断されても、出血にさえ注意すれば人間は死なない。だが首を切り落とされた
侭で生きている人間など存在しない。一切の例外無く死に至っている。
首を落とされた人間は、最早生きてはいないのだ。
例え骸と化しても、自己を人間であると認識している限り彼らは死ぬ。
彼ら自身の基準から見ても、死ななければならない。
元々人間で在ったが故の観念により、腕や脚を失っても全く動作に変化の見られぬ骸は
首を刎ねられた途端に『死んで』しまうのだ。
本当に骸がそう認識しているか確認する術は無いが、少なくとも首の無い状態で動く骸を
私はこれまでに見た事がない。
従って、この解釈には間違いなく真実が含まれて居るのだろうが――
頭を刎ねられると活動を停止する骸がその一方で、心の臓を貫通されても死なぬ点について、
納得の行く説明が出来ない為、この解釈も決定的とまでは言えぬ。
418a Permanent Smile:04/10/28 00:31:34 ID:AXUYy104
兎も在れ――
骸を串刺しに貫いた槍をその侭街道に捨て置き、私はルネスの城に戻った。
番兵に声を掛け、彼らをして開門させる。恭しく頭を垂れる彼らの脇を、私は擦り抜けて行った。
この城は、今や私の居城だ。グラド帝国による不慮の侵攻以来、王族の血脈は絶え、有力な
騎士諸侯もこの地を離れてしまった為、対外的には已む無く私が領主代理と云う事になっている。

騎馬を馬番に預け、私は正面から屋内に足を進めた。
玉座の間に向かう途中、何人もの衛兵と擦れ違う。門番と同様、彼らも自分達の新しい
主君に向けて頭を下げた。
だが彼らの顔の何と、面白味に欠ける事よ。彼らは怯え切った、まるで化け物を目の当たりに
しているかの如き目で私を見る。何か言いた気ではあるが、決して自分から口を開く事はない。
物云わぬ人型。一刻程前に葬った骸と彼らとでは、一体何処が違うと云うのか。
――何をか云わんや。答えよ
衛兵の服を身に纏った骸共は、私の問い掛けに漸く口を開いた。
――我が国の領土にも
――魔物が
――対策を
一度口を開くと、堰を切ったように次々と言葉が出るものらしい。衛兵は皆眉を寄せ、
口々に彼らに取っての窮状を訴え掛ける。だが彼らの言葉は、私の耳に届かない。
彼らの早口が過ぎるのと、私の興味を引く物言いが出来ない所為で話が聞き取れないのだ。
廊下で足止めを食っている内に、花の冠が萎れてしまう。私の王国に欠く可から不る
神聖な存在を早く飾らなければ。
一方的に喚き立てる衛兵姿の骸共に向かって、私は激しい一喝を送った。
――主君の大切な用事を、瑣末な出来事で妨げる臣下の者が何処の世界に居ると云うのだ
骸共の動作が、流れる時間を巻き込み一瞬にして凍り付く。深い絶望に在る者特有の表情で
皆一様に上目遣いで私の顔色を窺った。
その瞳に宿る感情の名を、私は良く知っていた。
419a Permanent Smile:04/10/28 00:32:10 ID:AXUYy104
怨嗟――
軽蔑――
嘲笑――
主に仕える以外に能の無い骸の分際で、斯様に複雑な感情を私に向けるとは。私は内心に
湧き上がった不快な感情を隠す事無く、骸共を一瞥する。
感極まってか骸の一人が、私の名を口にする。
殆ど同時に私は抜剣し、そのまま刀身を横払い。
骸は私の名を最後まで紡ぎ出す事なく絶息する。
頭を失った首の傷口からは、心臓の鼓動に合わせて血潮が噴き出した。
彼が辛うじて魔物では無かった唯一の証が、その血潮だった。とは雖も、今や正真正銘の
骸と成り果て、魔物と同じく腐乱する運命の途上にある衛兵には無意味な証であろうが。
仲間を殺されて衛兵が怯む。距離を取り、尚も包囲を解こうとしない彼らに、私は厳と言い放つ。
――骸の事柄は骸同士、己らで決着せよ。主の手を煩わせるな
云い終わると私は装備も真新しい骸の衛兵共に足を向けた。骸共は私に追き従うでもなく
刃向かうでもなく、只呆然と立ち尽くしている。そんな彼らの肩を押し退け、歩幅も大きく
玉座へと再び足を進めた。

現在このルネス城は私の居城であるが、その内部にも骸共が跋扈しており、私に取って
居心地の良い場所だとはとても言い難い。玉座に腰を下ろそうとも、武器や馬を扱おうとも、
骸共の目がある限り私の心安らぐ時は訪れぬ。
唯一の例外たる安楽の場所は、玉座の傍らに隠された扉より繋がる王の間であった。
城主の為に用意された、豪奢な内装を備えるその部屋へと入り、私は入念に鍵を掛けた。
この部屋には私以外、何者も通してはならぬ。
私が誰よりも愛する彼女の姿を、決して人目に触れさせる訳には行かぬ。
美しすぎる彼女の容姿を、城の者に下らぬ嫉妬や羨望を抱かせる原因としてはならぬ。
現城主として、私が守るべき掟がそれだ。そして――
420a Permanent Smile:04/10/28 00:32:46 ID:AXUYy104
――あなた

扉の施錠を確認していた私は、最高の音楽よりも美しい声に振り向く。高価な生地を簡素に
仕立てた衣服に身を包んだ、この上なく美しい女が私を見ていた。
妻だ。
私の妻モニカは、さも嬉しそうな微笑を湛えていた。
領土や城に跋扈する亡者共とは明らかに違う、完全にして不変な笑顔。
それを目にした私の頬も思わず緩んでしまう。込み上げる愛おしさを胸に覚えつつ、
私は彼女に優しい口調で話し掛けた。

――私の帰りを待って居て呉れたのか

その笑顔を変える事なく、妻は無言で私を見詰める。

――ええ
――貴方が居ないと云う只それだけの事で、豪奢な王の間の色合いも褪せてしまって

声を出さずとも口を開かずとも、私には彼女の言葉が瞬時に理解出来る。比翼の鳥たるべき
伴侶を持たぬ身に、斯様な意思疎通は想像し難かろう。

――そう云うな。私とて領主ゆえ、多忙の身の上なのだ
――せめて君が寂しい思いをせぬように、王国まで用意したのだから

彼女を前にして、嘘偽りを述べる事など出来ぬ。それを解っているのだろう、
モニカは決して私の弁明に怒りの表情を見せる事なく、慈愛を込めた視線を私に注いでいた。
王の間に急いで戻って来た理由を思い出した。私は秘密を抱え込んだ少年のように云う。

――今日が何の日か、君は覚えているかい
421a Permanent Smile:04/10/28 00:33:26 ID:AXUYy104
最高の表情を保った侭、決して変わることの無いモニカの表情。然れど私には
困惑の様子が判然と目に取れる。内心踊りながら、私は抱えた秘密を吐き出した。

――君の誕生日だったね、今日は

云いながら私は、白い花で造られた冠を彼女の髪に載せる。流石に摘んでから時間が経ち過ぎた
所為か、白い花弁は僅かにその端を萎れさせていたが――
予想した通り、花を添える事で妻の美しさは更に際立った。出会った頃の思い出が喚び起こされる。

笑顔に驚きを宿して、彼女は私を見詰めて云う。

――あなた

美しい唇の艶やかな動きが、私にとって至上の音楽とも云える心地よい旋律を奏でる。
腐敗した骸が似たような動作で口を動かしていたが、しかしそれは美の片鱗を如何程にも携えず、
美しい声も奏でなかった。骸と妻とは口の動き一つ取り上げて比較しても、斯くも大きな隔たりの
ある存在なのだ。
彼女の内面には、さぞや嬉びが満ち溢れている事だろう。私には手に取るように解る。
そして彼女の嬉びは夫である私に還って来て、更なる欲望を私の心に点す。

――至上の美たる君を独占したい

私は内心の欲望を隠す事無く妻にそう伝える。置物のように莞爾とモニカは微笑み続ける。
だが私は知っている。妻がそれを拒もう筈が無いと。
422a Permanent Smile:04/10/28 00:34:20 ID:AXUYy104
私と彼女とを繋ぐ絆の深さを思えば、愛を確認するには最早不必要な行為であるかも知れぬ。
寧ろこれは、私の認識が正しいことを証明する為の手段なのだ。
断じて彼女は街道に出没する魔物の類や、私の城を我が物顔で延し歩く骸共の類ではない事を。
彼女の肉体が一度私の元から去った時と比較して、如何なる変化をも有していない事を。
そして何より、私の認識する妻が決して幻想ではないと云う事を。

――どうだろうか

私は敬意と崇れを込めて頭を下げ、騎士が姫君に対して行なうように膝を付いた。
手の甲を取って、優しく接吻する。気高く冷たい肌が唇に触れる。
さらに懇願するように、私は上目遣いで一点の曇りも見えない妻の笑顔を見た。
沈黙が暫しその場を支配した後、空に立ち込めた暗雲を晴らす太陽の如き妻の声が返事する。

――あなた

その呼び掛けに含まれていた、是と云う意味合いを素早く読み取って私は返事に頷くと、
空かさず彼女の肩を抱き寄せ唇を奪う。
手に伝わる彼女の温もり。湿った唇の感触。
生きている――
生ける者の特権を共有すべく、私は彼女の肩を抱えた侭寝台へと倒れ込んだ。
423a Permanent Smile:04/10/28 00:34:55 ID:AXUYy104
入念に手入れされた毛布の上に彼女を横たえると、今でも新婚初夜の頃を思い出す。
当時から美しい女であったが、私と結ばれ艶事を覚えた彼女の肢体は、当時以上に
蠱惑的な動きを以って私を魅了する。
元々王族の為に用意された寝台は二人どころか三人で利用しても余裕を残す広さだった。
それを覆う皺一つ寄っていない純白の布は、私自らの手で敷かれた物だ。
この城に侍女が居ない訳ではない。何人たりとも妻に指一本触れさせぬよう侍女等を
遠ざけつつ、妻の身の回りの世話は全て私が行っている。唯一料理だけは独身時代から
不得手だが、今の彼女には食事の必要が無いので、他人の手を煩わせる事はない。
私の分は食わずとも良い。妻と触れ合う時間が奪われるので、食事など寧ろ煩わしいだけだ。
彼女を王の間に宛がった先月以来、斯くなる理由により私は食事を摂っていない。
生命は水だけで維持できる上に、彼女の変わらない笑顔が私にとって何よりの滋養なのだ。

愛し気に見下ろす私を、見つめ返すその瞳には私の表情が。
私の瞳には、彼女の優しげな表情が互いに映る。
もう一度唇を重ね、彼女の帯に手を掛けた。妻は何の抵抗も示さず、黙って私の
手の動きを見ている。

――あなた

絹布特有の滑るような高い衣擦れを立てて、彼女の腰を覆っていた帯が解かれる。
腰に手を回して抱き寄せながら、私は流れるように波打つ髪を掻き上げた。
頬から顎にかけて、透き通った肌を右手の指で撫でる。指を押し返す弾力と
肌の滑りを楽しみつつ、その官能に酔いながら見下ろすと

――あなた

悩ましげに首を傾げ、見上げる妻の笑顔があった。
424a Permanent Smile:04/10/28 00:35:40 ID:AXUYy104
そのまま細い首筋を伝い、うっすらと浮き出た鎖骨へと指先を滑らせる。襟元に指を掛け、
左手をして肩口の釦と絡ませて外す。
丹念に、注意深く、肌に僅かの掠り傷も残さぬように衣服を脱がして行く。
丸みを帯びた肩が私の目に映る。白い肌の上には紅色の花弁が散らばっていた。
何度も彼女を愛した証が、決して消える事なく彼女の肌の上に残っているのだ。
唇を落とす間、彼女の声が徐々に大きくなっていく様を私は耳で味わう。

――あなた

さらに衣を剥いで胸元を広げて行くと、彼女が身を悶えさせる度に揺れるなだらかな隆起。
私は彼女の肉体に措いて最も柔らかなそれを、掌で包むように触れた。
妻が恥じ入る様子で私を呼ぶ。

――あなた

彼女の上半身を抱き起こし首筋に舌を這わせながら、乳房を遠慮なく弄ぶ。
背後に回した手で肩を包み、適度に肉の付いた二の腕を撫でると、最早そのままの形状を
留める物が無くなった衣は、あっけなく彼女の腕を滑って敷布の上に落ちた。
膨らみを揉み込むように、尖った先端を回す様に胸を弄る手と、彼女の手の甲を
撫でる掌とを入れ替える。
臍まで露にした彼女を敷布の上に押し付け、顎の下から耳朶にかけて舌を這わせると、
私はその終点で吐息交じりに、愛していると囁いた。

――あなた
425a Permanent Smile:04/10/28 00:36:04 ID:AXUYy104
如何なる場合においても、彼女は唯一にして絶対の言葉で返事をする。
その口を塞ぎ、彼女の舌と性器のように繋がりながら、私は妻の乳房に指先で吸い付く。
水音を王の間全体に響かせんと、執拗に妻の口腔を求める。
彼女の喉笛から呻き声が溢れ出した。言葉に成らずとも、私には妻の云いたい言葉が判る。

――あなた

唇を離し、腕で自分の身体を支えて見下ろした所で、私は欲望の為に隆起した
己を妻の下腹に押し付けていた事に気付いた。
完璧な笑顔を備えた彼女の頬に赤味が差している。それは私の愛撫を思い返してなのか、
これから深みを増して行く行為を想っての事なのか。
何れでも良い。妻が私との行為を、今尚悦びを以って受け入れて呉れる事が重要なのだから。
指先を臍の下に置き、茂みまで滑らせる。
瞳を陶然とさせ、妻は彼女の中に潜ろうとする私の指先を追う。
私を受け入れる為に存在する裂け目に到達すると、彼女は笑顔を保った侭体奥より上る
官能に促され、静かに声を上げた。

――あなた

妻の感度は、嘗て彼女が私の下から一度去った頃よりも更に増している。漸く私の手が
触れたばかりだと云うのに、すっかり肉体は私との結び付きを求めていた。
それが証拠に彼女の肉襞は官能より湧き上がる蜜を滴らせつつも、侵入者たる私の指を
離さぬように飲み込むように、妖しく絡め取って来る。
何の前戯も無しに行為に移れば、彼女を満足させる前に私が果てる事必定と思われる。
私は妻の内股を撫で、脚を開くように促す。素直に従った妻の大腿を助けるように手で
押すと、白い敷布と肌の中央に彼女の茂みが現れた。
426a Permanent Smile:04/10/28 00:36:51 ID:AXUYy104
指をさらに奥へと侵入させ、襞を指の腹で掻きつ引き抜く。王の間は暫し、私を求めて
蠢く彼女の肉と、不可侵である筈の彼女の内部を繰り返し弄ぶ私の指とが織り成す
水音の協奏曲に支配された。

――あなた

指の出入りのみでは満足しなくなったのか、呼吸音の合間に彼女が私を呼ぶ。

――あなた
――あなた

数度目の呼び掛けによって、私は正気を取り戻した。彼女と同時に達する事が目的だった
筈なのに、私は何時の間にか彼女のみを絶頂に追い詰める事に執着していたではないか。
それが果たして愛情と呼べる物なのか。神聖な彼女を只の肉欲の海に耽溺させる事が、
夫たる私の為すべき事柄であろうと云うのか。
――すまないモニカ
心より沸き起こった私の謝罪を受け入れて、妻は微笑む。彼女は足の裏を敷布の上で滑らせ、
両の膝を立てて云った。

――あなた

半身たる夫と繋がりたいと、妻は万能の言葉の中に含ませている。茂みの下の敷布を見るに、
彼女から湧き出た蜜で大きな染みが描かれており、指でその箇所を押すと彼女の亀裂よろしく
水気が浮き出そうな有様だった。
最早彼女の要求に応える頃合であろう。実際私もこの時点まで抑圧していた、妻と同様の
欲望が臨界付近まで達していた。
427a Permanent Smile:04/10/28 00:37:22 ID:AXUYy104
私は妻の大腿を抱えて己の剛直を曝け出す。彼女が求めて止まないそれを亀裂に宛がい、
湧き出た蜜で十分に潤す。彼女は私の剛直が、蜜に濡れ艶を放つに至る過程を凝乎と見ていた。
亀裂の上を幾度となく往復させる内に、彼女は切なげな色を含ませた声で願った。

――あなた

その声
その息
その笑顔。
終に理性を破られた私は、躊躇う事なく彼女の奥へと深く侵入した。

何より深く妻と繋がり、冷たく絡み付く彼女の中を貪る。欲望に乗って大きく腰を動かし、
抽送を繰り返す私の姿を傍から観れば、愚かな獣が屍の腐肉を食らう様を彷彿とさせる事
間違いない。
然れど私は妻の肉体を貪る。如何に浅ましい所業に見えようともそれは彼女の願いであり、
同時に彼女の伴侶たる私の願いなのだから。

――あなた

組み敷かれて打ち付けられ、さぞや息苦しい心持ちにその身を翻弄されつつも、
妻の笑顔は崩れる事がない。その健気さ、愛おしさと来たら――
到底実現不可能だと思われた営みの中を揺蕩う心持ち、艶やかな妻の笑顔、
全身で私を愛する彼女の心。これらを何に喩うべきか。
妻はただ私の行為を、為すが侭に受け入れていた訳では断じてない。私と繋がるや否や、
彼女は腰を動かし、自身の中を往復する私の剛直を肉襞で愛撫していたのだ。
冷たい肉が私を締めては緩め、私の熱い肉と複雑に交じり合って――

――あなた
428a Permanent Smile:04/10/28 00:37:54 ID:AXUYy104
妻が両の腕を天井へと伸ばす。それを受け止めると私は強く引き寄せ、己の腰を彼女の更に
奥深くへと進める。剛直の先端が肉壁に当たった途端、彼女が叫び声を上げた。

――あなた

幾度となく彼女の最奥を叩く。襞はその都度螺旋を描くかの如く私に絡み付き、
私への呼び掛けを反復させる。

――あなたあなた

呼び掛けが短い間隔で繰り返される。最近になって覚えたのだが、彼女は絶頂に達する時
このように繰り返し私を呼ぶのだ。
彼女を掴む手が、互いの肌に浮いた汗で滑る。繋いだ手を引き寄せ、妻の身体を起こす。
私は妻の豊かな乳房を自分の胸板に押し付け、彼女の背中で腕を交差させて肩を抱いた。
密着した分抽送の動きが失われたが、己を彼女の肉襞に強く擦り付け、律動に合わせて
腕の力に強弱を付ける事で快感を補う。
私の絶頂は意外に早く訪れた。気配を察知した私は抽送を止め、込み上げる下腹部の熱を堪えて
彼女の奥に己を擦り付ける。その摩擦を数える間もなく、私は欲望を思い切り噴出させた。
熱い粘液が私と妻との間に叩き付けられ、やがて広がって行く。
繰り返し送り込まれる私の欲望が、彼女を絶頂に導いて――

――あなたあなたあなたあなたあなたあなたあなたあなたあなた

声が掠れ途切れても、妻は私を呼ぶ唇の動きを決して止めようとはしなかった。
429a Permanent Smile:04/10/28 00:38:25 ID:AXUYy104
妻の肉体に沈んでいた己を、緩慢な動作で引き抜く。
気を遣っても美しい彼女の肉体から離れねばならぬ無常感を、過ぎ去っていく時を
斯くも辛く惜し気に思う事が他にあろうか。
モニカはぐったりと脱力している。行為の最中にあっても、その笑顔が崩れる事は
断じて無かった。彼女は虚ろな瞳で私を見上げていたが、行為の始末を任せながら
いと惜しそうな声で呟いた。

――あなた

そうだ。
その完璧な笑顔の為に、私はそれまで持っていた全ての物を手放した。
仕えていた国王も、君の次に愛していた国への忠誠も。
君の為に、今持っている全ての物を手に入れた。
広大なルネス王国も、豪奢な王宮も。
君の笑顔さえ有れば、この世界は五色の輝きを燦然と放つのだ。
君はこの全世界を楽園に変え、その楽園に君臨するべき絶対的な存在なのだ。
君は――
永久に美しく存在する君は――
430a Permanent Smile:04/10/28 00:38:48 ID:AXUYy104
「オルソン、久し振りだね」
未だ声に若干の幼さを残した男の声が、私とモニカの間に溢れていた空気を冷たく引き裂く。
密事を邪魔された忌々しさに顔を歪め、私は寝台の上で王の間の出入り口を振り返った。
声と同じく子供の顔立ちをした、銀髪の少年が立っている。彼はその脇に、内面の卑しさと
強欲とをその侭容貌に現したような、醜い猫背の司祭を一人侍らせていた。
私は着衣を整えながら、首を竦めてこちらを窺う少年に向けて皮肉交じりの
冷たい一瞥を呉れてやりながら云った。
「閨房の覗き見とは、いささか趣味の悪い事だな。子供には目の毒だろうに」
邪魔しちゃったかい、と悪びれた様子も無くリオンは流した。口調こそ幼けない少年の
それであるが、言葉の端々に傲然とした物言いが含まれている。氏の所為か育ちの所為か。
「それは気の毒な事をしたね。大丈夫、僕はそう云うの興味ないよ」
嘘を吐くな。どうせ行為が終わった侭の、妻の姿に欲情していたのではないか。
お前のような小僧如きに妻のあられもない姿を見られたと考えるだけで、心の底から
憎悪が湧き上がる。
431a Permanent Smile:04/10/28 00:39:19 ID:AXUYy104
この少年と私との出会いは、今から半年程前に遡る。
当時の私は、妻モニカを亡くして悲嘆に暮れる日々にあった。
葬儀の時はルネス中の騎士と云う騎士が駆け付け、国王より弔意すら賜った。
誰もが悲痛に顔を歪めており、妻の身に起こった悲劇を嘆いているようにも窺えた。
だがそれらは悉く、私の妻に対しての物ではなかった。妻を喪った私の悲しみを
想っていたのだ。
それらに何の意味を見出せようか。幾ら悲しんでみた処で、真に私を理解する者など
この世にはいない。たった一人の理解者は、冷たい墓石の下に亡骸を横たえている。
但し私は騎士としてそれらの感情を表に出すことはせず、飽くまで大人しい喪主の役割を
やっとの思いで務め上げた。
その後から襲い来る、絶対の孤独感。それを打ち明ける相手も無く、さりとてその後
騎士の役目を解かれる事もない。
誰よりも愛し合っていた人間を引き裂くのは、神の戯れとでも云おうか。然様に考えると
私は神の定めた摂理の悉くを呪いたい心境に陥った。
何でも良い。彼女が私の下に戻って来るのなら、如何なる代償や犠牲をも厭わぬ。
妻の死を受け入れるなど、この私に出来るものか。彼女が居てこそ、私がこの世に存在する
意義が生まれると云うのに。
数月の内に気力は萎え食欲は落ち、私は一時自死すら考えた。彼女を取り戻したい、
それが叶わぬなら一思いに彼女の下へ――
だが教義によれば、自ら命を絶った場合は彼女が待つ天上に行けぬと云うではないか。
己自身の手で命を絶たずに、ただ死を待ち続ける年月。一体私は何年待てば良いと云うのだ。
432a Permanent Smile:04/10/28 00:40:56 ID:AXUYy104
光も届かぬ絶望の底で彷徨っていた或る日、転機は訪れた。
その日の勤めを終え、誰もいないはずの我が家へと帰り着いた処で、私は驚きの声を上げた。
透ける様な銀髪の少年が、玄関先で私の帰宅を待ち侘びていたのだ。見覚えのない来訪者に
私が訝んでいると、彼は己の名を私に告げた。
彼の名は、隣国グラド帝国の第一皇位継承者リオン皇子であるとの事だった。
全く信じるに値せず、最初はそう判断した。グラドの皇子であれば、国王やその家族に
用事がある筈ではないのか。国王の信任篤いとは云え、一介の騎士でしかない私の下へ
何の用事で訪れたと云うのか。
疑問に思い沈黙を守っていると、少年は私の目を射竦めて云った。
「単刀直入に言うよ。僕は君の望みを叶えにやって来たんだ」
頭のおかしい少年だと、私は彼に対してそれ以上の感想を抱き得なかった。
グラドの皇子を自称するだけでも、少年が正気でない事は理解出来る。況してや
何の脈絡も無く私の下に出現しておいて、望みを叶えると云うのだ。
私の望みを知った処で、誰もそれを叶える事など出来はしない。
若しも私の望みを耳にしたら、この少年は如何なる困惑の表情で以って不可能の返答を
するのだろうか。
少年の相手をしようと思ったのは、ほんの戯れに過ぎなかった。恐らく妻を無くした
無聊の日々に嫌気が差していたからかも知れぬ。
私は憐憫の眼差しを込めて、亡き妻を我が下へと呼び戻して欲しいと云った。
返答は私の如何なる予測をも上回るものだった。瑣末な雑事にでも応ずるかの如く、
少年は気軽な態度で答えた。
「いいよ。但し相応の代価は支払って貰うけどね」
無論、彼の話をその場で簡単に信じた訳ではない。信じるには余りにも唐突で、
余りにも現実離れした話ではないか。そう少年に告げると、明日の晩までに何かを殺して来いと、
彼は私に命じた。動物なら何でも良いが、出来れば血の温かい動物だと都合が良い。
それこそ人間でも良いとの話だった。
私の目の前で、死んだ動物を蘇らせて見せるのだそうだ。
斯く告げると少年は踵を返し、私は暗闇の中に溶け去って行く彼の背中を見送った。
433a Permanent Smile:04/10/28 00:41:28 ID:AXUYy104
私は悩んだ。
十分な常識を備えており、かつ理性が正しく働いておれば、私は少年の言葉を
一から十まで無視した事だろう。だが大人し気な表情とは異なり、少年の瞳は妖しい
光彩を放ち、抗い難い魅力を以って私を捕えたのだ。
或いは心の何処かで、殆ど有り得ない妻が復活すると云う可能性に固執していたのだろうか。
彼が殺せと云ったのは、温かい血を持った動物である。人間とまでは云っていない。
どのような動物が適当だろうか。やはり獣や家畜の方が、虫や蛙などよりも人間に
近いからではないか。恐らく人間でも復活させられると云う事を示す為ではないか。
羊や牛だと少し離れた牧場に行かねばならぬし、見付かれば騒ぎが大きくなる。
騎士が牛泥棒など、私の名誉に瑕が付く恐れもあった。
この界隈は野良犬が少なく、犬を殺すのなら飼い犬を探さねばならない。例え発見して
殺したとしても、飼主に文句を云われる可能性がある。
事は秘密裏に行なわなければならない。誰に話しても信じて貰えない話であるから。
結局私は偶然自宅近くで餌を漁っていた野良猫を試しに殺してみた。

翌日同じ場所に現れた少年は、その手に夜よりも深い闇色の宝玉を携えていた。
猫の死骸を確認すると、彼はそれに宝玉を翳しながら何事か呪文を詠唱する。
到底信じられぬ光景が、私の目の前で展開された。
死骸が突然起き出し、鳴き声まで上げたのである。
完全に息の根を止められていた猫が、元気な姿で蘇ったのだ。
猫は私達を一瞥し、何処へか走り去った。
「僕の言った事、嘘ではなかっただろう」
少年を振り返ると、彼はこの光景が全く当然であるかの如き笑みを浮かべていた。
私は妻を蘇らせるよう、少年に縋り付いて頼んだ。何でもすると口にした。
妻の笑顔が見られるならば――
あの温かく美しい笑顔が見られるならば、これまで持っていた全てを失っても良いと。

その結果――
彼は約束通り妻を墓の下より呼び戻し、私もその代償を支払った。
長年忠誠を誓って来た、ルネス王国を裏切ると云う形で。
434a Permanent Smile:04/10/28 00:42:04 ID:AXUYy104
何れにせよ愉快な客ではない。確かに彼は妻を私の元へ蘇らせた恩人と云えるが、
私の望みを叶えた現在では何の関係も無い。寧ろ邪魔者だと言って差し支え無かった。
それにしてもリオン達は、一体どうやってこの楽園へと侵入したのだろうか。王の間には
何人たりとも立ち入る事は許されないと、城の骸共に言い含めてあった筈だ。
問うとリオンは、一見何の屈託も無い笑顔で答えた。
「僕の顔を見たら快く通して呉れたよ。御丁寧に敬礼までして」
僕なんか敬われるような人間じゃないのにね、笑顔でそう云い放つリオンの口調には、
謙遜する言葉とは裏腹に、どこか皮肉が篭められていた。その皮肉は城の骸に向けての
物なのか、それとも己自身に向けての物なのか。
矢張り骸は骸かと、私は内心舌打ちした。彼らは主である私の命令を聞き、遵守する
心積もりがあるのだろうか。それも私の命令を無視している以上、魔物として再生した
骸にも劣る知能の低さである。門番の役も満足に果たせぬ骸など、このルネス城には必要ない。
一瞬城の骸へと怒りを向けたが、私はすぐに思い止まった。不愉快に眉を吊り上げて
リオンを一睨みする。そもそもはこの闖入者が一番の元凶ではないか。
一刻も早く引き取り願おう。
「身の上話を聞かせる為だけに、この部屋に入ったのか。だったら子供は帰って寝る時間だな。
さあ早く出て行ってくれ。妻と私の時間を邪魔するならば、例え恩人と雖も容赦はせぬぞ」
おお剣呑と云って、死者をも蘇らせる皇子は芝居掛った驚きを見せた。
「貴方の一番望む物を与えて置いて、さらに奪うなんて悪魔みたいな真似はしないさ。
それに人妻に興味はないよ。大体僕には女の人を愛せる資格なんて無いし、子孫を
残せるような立派な人間でもないから」
どこか捨て鉢な口調でリオンは云った。生きる事に飽いたその表情に、私はリオンが
何一つ喋らなかった女性経験を看破する。
この小僧、所詮は童貞か。その年齢で女を知らぬとは、況や愛する女を持たぬとは哀れな事よ。
ならば私の嫉妬心が、言葉一つで綺麗に掻き消える筈も無いとは気付くまい。
この美しいモニカを妻に持った私の。断じてお前などに。
435a Permanent Smile:04/10/28 00:42:37 ID:AXUYy104
一糸纏わぬ姿のまま、敷布の上で大きく両腕を投げ出していた妻の姿に目が行った。
美しい曲線を描く、胸と腰。私の精を受け止めきれず、始末を受けた後も僅かに
精を溢している陰部。
彼女は首だけを曲げ、不動にして完璧な笑顔を私に向けて言った。

――あなた

君は不躾な小僧の態度を許容しろと言うのか。大人として子供に接する事、それが
私が取るべき態度だと言うのだな。
――君の言う事には従うとも、モニカ。
心中そう答えながら、私は彼女の美しい裸身に毛布を掛けて男共の好色な目から遮った。

皇子ご用件をと云いつつ、司祭が小僧の脇腹を肘で突付いた。
何か思い出した様子で小僧は頷くと、再び私に顔を向けて云う。
「ああそうだ。君に大事な報せを持って来たのに、それを伝えないなんて僕はどうかしてるな」
報せだと――私は訝しげに訊くと、小僧はうんと答えて言葉を継いだ。
「エフラムが君の元へ向かってるよ。どうやら君を放逐して、ルネスの城と王国を奪還する
つもりらしい」
エフラム――その名を自らの記憶から引き出すのに数秒の時を要した。
嗚呼。
妻を蘇らせた代価として、私が少年に支払った王家の若者か。
そう云えば一時期彼に忠誠を誓っていた事もあった。勇猛な若者で、騎士達にも愛された
魅力ある王子だった。
だが私の立場から見れば、妻より魅力的な人間など存在しよう筈も無い。
最初こそ国と妻との間で心揺らいでいたものの、結局少年への返答に是と答える頃には
一切の葛藤や迷いを断ち切っていた。
妻が死んだ時、国や王子は一体私に何をして呉れたのか。在り来たりの弔意を示した程度では
ないか。至上の美が失われた事も、世界が滅びた事実をも認識できなかった輩の分際で。
この国に住まう者の誰一人として、本当の意味で妻の死を理解し、悲しんだ人間は居なかった。
そんな彼らと、妻を冥府から呼び戻したこの少年とを比較すれば、どちらがより
私の関心を惹き付けるかは明らかであろう。
436a Permanent Smile:04/10/28 00:43:14 ID:AXUYy104
妻を取り戻す。それが可能だったか不可能だったかと云う点だけが、エフラム王子と少年との
運命を隔てた。ただその一点は、私にとって全か無かの程の隔たりがあった。

レンバールで別れて以来、私はエフラムの消息を聞いていなかった。彼は生きていたのか。
帝国の手に陥ちて処刑された筈ではなかったのか。
そして何故この小僧は、この場所で王子の名を口に出したのか。
その真意を量りかねて、私は暫し沈黙に時を任せた。少年の出方を窺う。
「欲に溺れて、嘗て自分が仕えた主の名も思い出せぬ様ですな」
ちょっと黙って、と小僧が司祭を制する。自分の意図を察知しようと身構えている私の様子に
いち早く気付いたらしい。幼けない外見に似合わず、中々聡明な少年だ。
「流石は一国の主、慎重な態度だね。王宮住まいは伊達じゃないと云う事かな」
「見くびらないで貰いたい。今の私は一国の王で、皇子であるお前とは同格かそれ以上の位なのだ」
「そうだね。これは失礼したよ、ルネス国王陛下」
苦笑して、少年は言葉を継いだ。敬意を込めて人を呼ぶのは全く苦手らしい。
「僕の親友は簡単に死ぬような人間じゃない。普通なら絶対に逃げられない包囲網を
掻い潜って生き延びたんだ。エイリークとも合流したし、フレリアとジャハナの助力も得て
かなり戦力が膨れ上がっているみたいだよ。お陰でグラドも簡単に滅ぼされちゃった。
オルソン、エフラムって本当に凄い奴だと思わないか」
まるで罪の無い悪戯の内容を語るが如く、淡々とグラド滅亡の様子を語る少年の姿に、
私は嫌悪感に加えて得体の知れぬ恐怖を新たに覚えた。
一体この少年には、執着する何かがあるのだろうか。
人間とは執着から逃れられぬ物だ。現に私とモニカは、少々的の外れた不適切な表現が
許されるならば、互いに執着し合っている仲である。
何か執着する物――別の言い方で現せば欠く可から不る存在――を取得して居てこそ、
初めて人と言えるのだ。
然るにこの少年は他国へと軍を進めながら、やがて自らが継承すべき国に対して
何の愛着も示さない。己の住む世界に関心を寄せない者は、人間とは呼べない。
では骸かと云うと然にも非ず。骸にしては余りにも暗い活力に満ち溢れている。
一体何者なのだこの少年は。それこそ魔物の化身ではないのか。
437a Permanent Smile:04/10/28 00:43:50 ID:AXUYy104
私の目に幽かに宿った恐怖の念を感じ取ったのか、少年は優しげな口調で先を続けた。
「エフラムとエイリークが戻ったら、当然あの二人を裏切った君は反逆者として討たれる。
この意味が判るかい」
意味など無い、私は恐怖を振り払うように威勢良く反駁した。
主君から奪い取った王座も王国も、私の命さえ自分が執着する処ではない。
モニカの為に――
モニカが欲したから手に入れただけの事だ。それ以上の意味は私には無い。彼女さえ無事なら、
玉座を追われ王国を喪い、己が反逆者として血祭りに挙げられる屈辱など何の苦痛と成り得るか。
少年はそれを聞き、ううんと唸った。
「だからその奥方が無事で済むと、君は本気でそう思ってるのかい? エフラムを怒らせると
恐い事くらい、家臣だった君には充分解ってると思うんだけど」
私は大きく目を見開いて、銀髪の少年を見据えた。

確かに反逆者に対する処罰は、数ある刑罰の中でも最も手厳しい物の例として挙げられる。
それは何もルネスに限った事ではない。フレリアであろうがジャハナであろうが、グラドでも
同様の処罰が為される。
王位の変遷を弱肉強食の自然状態に置けば、政権が不安定な状態へと移行する事は子供にも
解る道理だ。然様すれば国力の衰退を招き、周辺各国が覇を争う。反逆に対して寛容な姿勢を
示す事は、結果として国家の命取りとなる。
而して国家反逆を行なった者は鎮圧された後、例外無く処刑される。本人は勿論の事、
更にその一族郎党まで根絶やしにされる事は常識と云っても過言ではない。
反逆者に連なるものを一人でも逃せば、彼がやがて怨恨を元に力を蓄え、さらに強大な
反対勢力を築かぬとも限らないからだ。
この論法に従えば、私が逆賊として処断された後で妻が如何なる運命を辿るのか、
火を見るより明らかだ。
438a Permanent Smile:04/10/28 00:44:25 ID:AXUYy104
彼女は処刑される。
数々の苦難を経て折角蘇ったにも関わらず、奴等の手で容赦なく黄泉に送り戻されてしまう。
彼女の命こそを望んで、私はそれまで持っていた全てを捨て去った。私の行為が全て
無に帰してしまう。否、私の事など如何でも良い。
私は背後に目を遣り、寝台の上で天井を見上げていたモニカの姿を視界に捉える。
私の視線に気付いたのか、彼女は首を曲げて完全な笑顔を私に向けた。
――あなた
この美しい笑顔が、世界から失われてしまう。美と神性を喪った世界からは色彩が消え、
存在意義が無くなり、只人間が息をするだけの空間に成り下がってしまう。
彼女の死は即ち、現在の世界が消滅するに等しい大事件なのだ。
そんな事が許されてなる物か。私たちの楽園を崩壊させてなる物か。

しかし――私は少年の表情を注意深く観察する。
傲然と立つこの小僧の思惑は、一体何処にあるのだろうか。
「私に如何しろと云うのだ。私が代償として支払ったのは、ルネス王家を裏切る事だけ
だった筈だろう。エフラムを直接討ち取れとは言われなかったぞ。奴を討ち漏らしたのは
お前の責任だ。それを討てと云うのなら、契約が違う。こちらは約束を果たしている」
契約云々は関係ないよと少年は云って一息吐く。
「僕の方も、奥方を蘇らせるのが約束だったはずだ。そして君の望み通りに事を果たした。
だからこれは契約の問題じゃない」
決めるのも行動するのも君次第だと少年は云う。巫山戯るのも大概にして欲しい。
お為ごかしを幾ら述べた処で結局、お前に取って邪魔者のエフラムを私の手で
討たせようと云う腹だろうが。私は断じてお前の扱い易い手駒ではない。
エフラムを討ちたければ、己が為せば良い話ではないか。
それまで殆ど黙っていた醜い司祭が、不躾にも映る私の態度に突然強い口調で訴える。
「エフラムやエイリークが生きようと死のうと、然程関係はない。リオン様は契約した誼みで、
御主等の生死に関わる情報をお持ちしたのだぞ」
声に時折涙が混じっていたが、私は何の感動も受けなかった。
彼の時代掛かりな仕草と卑しい雰囲気が、どこまでも胡散臭い、食えない人物であると
私に告げている。
不快感を覚えたので何か云おうとすると、アーヴ、と司祭の名を呼んで小僧が抑えた。
439a Permanent Smile:04/10/28 00:44:58 ID:AXUYy104
口調は平静そのものだった。だがその声は不気味な威圧感を持って王の間一杯に響き渡り、
私の骨や内臓すら揺さ振られたような気がした。
少年の横顔を垣間見ると、私は直ちに顔を背けた。少年は幼けない第一印象を完全に
塗り替えてしまう、見る者を恐怖と絶望のどん底に叩き落すような悪相をしていた。
ほんの少しでも長く彼の表情に見とれていれば、それだけでこの私も発狂してしまいかねない。
正に悪魔と呼ぶ以外に、かの悪相を形容する言葉が見付からない。私は今更ながら、
この人物と契約を結んだ事を後悔しそうになった。寝台に横たわる妻の笑顔を見る事で、
何とか心の平静を取り戻す。
「余計は事は云わなくていい。お前が云うと本当の事まで嘘臭く聞こえるんだ」
アーヴと呼ばれた司祭は、それまでの戯けた態度を直ちに改めて畏まった。
それを見届けるとリオンは、年齢より幼く見える元の表情に戻った。私を向いて云う。
「まあ彼らが来てるのは本当の話だし、君たちの運命も常識で判断できるだろう。
では報せたからね。後は自分で決めたまえよ」
リオンはそう云うと踵を返し、慌てて彼の後を追う司祭共々霞の如く姿を消し去った。

――あなた

招かれざる客が去った後、妻が半身を起こして呟いた。声の調子も笑顔も変えず、
しかしどこか心細げな様子である。
彼女はエフラムの来襲に怯えているのだろうか。自分が殺されるかも知れぬと云う
恐怖に、幼子の如く震えているのだろうか。交わっても達しても、身に危険が
及んでも表情を変えない彼女の内面は、夫である私が汲んでやるより他はない。

――心配しなくていい

私は彼女の手を取り、寝台の上から起こしながらそう云った。
行為で皺の寄った敷布の上から、無造作に放り出された衣服を取り上げる。
衣服を被せて丹念に着付けてやり、彼女の乱れた髪を櫛で梳く。何かで美しく
飾ってやろうと王の間全体を見渡して、私の目に留まった物があった。
440a Permanent Smile:04/10/28 00:45:24 ID:AXUYy104
白い花を編んで作った、彼女の王冠。
時間が経ち過ぎて、花弁はすっかり萎れてしまっていた。それを彼女の頭に戴く。

――あなた

感謝の想いを込めて妻は言った。例え萎れた花でも、君は喜んでくれると言うのか。
私の摘んできたこの花を。
不意に私の頬を、熱い物が流れた。恋をする少女の如き健気な彼女の心に、
私は感涙を覚えていたのだ。
この笑顔を、彼女を守らねば。
美しい君を憎き侵略者に陵辱される光景など、想像するだけでも心が地獄に
叩き落されるようなおぞましい物だ。
戦おう。決してあの銀髪の小僧と契約した為ではない、奴の手先として利用される為でもない。
君を守る為に。
例え悪魔の手先と成り果てようとも、君と云う世界そのものを破壊されるより
ずっと正しい選択肢だ。
来る一戦は君と私との楽園を、そして世界を守る戦いになるだろう。
心配せずとも、君を野蛮な奴等に殺させたりはしない。

――あなた

そうだ。帰って来たら新しい花を摘んで、また君を飾ってあげよう。
この世界と共に、改めてもう一度君の誕生日を祝おう。
それまでこの楽園で待っていておくれ。私と比べて頼りにはならないかも知れないが、
屈強な城の骸たちも君の事を守ってくれるはずだ。
441a Permanent Smile:04/10/28 00:45:46 ID:AXUYy104
私は出入口の脇に置かれていた、鈍い光を放つ灰色の甲冑に向かって歩く。
戦局に終焉を告げる一戦に臨む際、私は何時もこれを身に付けていた。
今回も私の身を守って呉れるだろう。

――あなた

妻が笑顔で見守る中、脚部、手甲、胴部と手際よく装着して行く。
部屋に備え付けてあった、国王専用の武器庫を開く。少数と雖も選び抜かれた武器の中から、
強力な最新型の槍と剣を一振りずつ選ぶ。
決して敗北の許されない、大事な一戦だ。これを乗り切れば後は平安が訪れる。
骸共も使いこなさねば。城の宝など、金の亡者共に呉れてやる位で丁度いい。
妻さえ――モニカさえ無事ならば世界は生き残る。

――あなた
――あなたあなた
――あなたあなたあなたあなたあなたあなた
――あなたあなたあなたあなたあなたあなたあなたあなたあなたあなたあなたあなた
狂おしいまでに何度も何度も呼び掛ける妻の声を背に受けつつ、私はエフラムを迎え撃つべく
後ろ髪を引かれる思いで王の間を後にした。

<<終>>
442988%マシン ◆ka5BrNUzcE :04/10/28 00:47:47 ID:AXUYy104
以上です。
作中の白い花は菊をイメージしてみました。
しかし菊って西洋で死のイメージあったっけ…?

エフラム×ターナで何か書こうとして行き詰まってます。では失礼
443名無しさん@ピンキー:04/10/28 00:48:02 ID:gF5RSX35
アメリアってペアエンドが4つもあるんだな
エイリークの次に多いエフラムと同じだ
444名無しさん@ピンキー:04/10/28 01:18:24 ID:Yc+uoCag
>>442
お〜、なんというか新しいジャンルですね…
えと、らぶらぶ死姦?( ;´∀`)

何はともあれ綺麗なお話でした。乙であります!
445名無しさん@ピンキー:04/10/28 01:38:09 ID:XKyCGo9R
ごめん、モニカが「あなたあなたあなた(ry」しか言ってないのにワロタ… 

>>マシンたん
うまくまとめられててGJ!
切ない話だったなぁ。オルソンの頭のやられっぷりは好きだったので、
こういうのはけっこう(・∀・)イイ!!
446名無しさん@ピンキー:04/10/28 01:38:37 ID:rvecPr+Y
>442
なんか切なくなった。しかし迫力があり読み応えのある内容でした。
どこまでが幻なのかと色々考えてみたり。
しかしこんな城主は嫌だなw
447名無しさん@ピンキー:04/10/28 07:59:43 ID:bWDjTLRy
ゼノの言うことを信じるなら
ちゃんと内政(悪政だけど)だけは
やってたみたいだな。

しかしオルソンは新たなジェイガン系を確立しましたね
448名無しさん@ピンキー:04/10/28 12:09:23 ID:Rws6iek7
>>442
乙!オルソン×モニカなかなか切なくてよかったです!
エフラム×ターナ待ってます!
449名無しさん@ピンキー:04/10/29 01:50:12 ID:e1FXHkjA
マシンたんはすげーーな
こういう普通じゃない話を思いつくのがすごい(いい意味で)

エフラムターナよろ
450名無しさん@ピンキー:04/10/29 13:44:27 ID:UOcwlGnw
相手は誰でもいいからラーチェルのエロ書いてほしい
ひーにあす以外で。
451名無しさん@ピンキー:04/10/29 17:44:30 ID:7o6AR77G
>マシン氏
烈火のモルフあってこそのネタですな…
モニカに感情が無い訳でもなさそうなのが印象に残る
聖魔は未プレイなので、実物見たら噴飯ものなんだろうけど
不覚にもオルソンに同情してしまった。GJ
452名無しさん@ピンキー:04/10/29 22:04:14 ID:HiMzlxiD
いや、同情すべきところかと。
453名無しさん@ピンキー:04/10/29 23:21:45 ID:QXE7/wPK
ルーテたんが生き返るとこんな感じか…

「やぁ。ルーテ。今日の気分はどうだい?」
「わたしゆうしゅうですから」
「あげた髪飾り。つけてくれたんだね。よく似合うよ」
「わたしゆうしゅうですから」
「ねぇ。ルーテ」
「わたしゆうしゅうですからわたしゆうしゅうですからわたし(略)」
454名無しさん@ピンキー:04/10/30 00:11:15 ID:WCj9FFjN
>>453
ちょっと萌えた・・(’’*)
455名無しさん@ピンキー:04/10/30 10:17:44 ID:QVj+wDlS
エフラムの女の支援相手ってまともなのがいないからラーチェルって人多い気がする。
エイリーク→双子の妹 ミルラ→義理の妹 ターナ→友人の妹
ってことで妹から離れたラーチェル。
支援会話もラーチェル相手が一番面白いし
456名無しさん@ピンキー:04/10/30 13:22:26 ID:GqwBCa2D
まともな人とまともでない人の割合によっては少数派になるがなw
どれが一番面白い会話と感じるかは人によって違うからなんとも言えん
(自分はターナとの会話がヒーニアスまみれで一番面白いとオモタ)
457名無しさん@ピンキー:04/10/30 13:43:36 ID:mNvwVnqH
友人の妹って特にまともじゃないとは思わないんだが・・・。
458名無しさん@ピンキー:04/10/30 14:19:28 ID:QVj+wDlS
俺は友達の妹に手をだそうなんて思わないからね
459名無しさん@ピンキー:04/10/30 16:02:29 ID:bHCDi4H9
普通じゃないっていうか、妹萌え属性って感じがする。
この妹萌えめ。
460名無しさん@ピンキー:04/10/30 17:14:07 ID:6DfGAa7Z
エフラムとヒーニアスで妹を物々交換
ついでにヴァネッサの相手にフォルデをフレリアへ
カイルの相手にシレーネをルネスに

2対2のトレード成立
461名無しさん@ピンキー:04/10/30 19:56:42 ID:IgO9biDI
エフラムの支援会話はエフラムが硬派すぎて面白くない気がする。
女の子は一生懸命で可愛いが・・
462名無しさん@ピンキー:04/10/30 20:53:21 ID:upT37tcE
おにゃのこ→ハァハァ→エフラム→ハァハァ→槍
463名無しさん@ピンキー:04/10/30 21:07:39 ID:QVj+wDlS
>>461
女の子が必死なのがまた良いんだよ。ラーチェルとか。
エイリークは両思いっぽいけどな・・・
464名無しさん@ピンキー:04/10/30 22:33:42 ID:JLSEyOrV
ミルラもかなり気にしてるっぽいな>エフラム
B支援では一緒に寝てくださいって言われてキョドってるしな
465名無しさん@ピンキー:04/10/31 00:03:21 ID:IAlt1z0T
ミルラみたいな幼女何意識してんだよ。
小さい子が寂しがって一緒に寝たいっていってんだから
一緒に寝てやりゃよかったのに。
行軍中だからよろしくないって断り方意味不明なのさ
466名無しさん@ピンキー:04/10/31 00:14:39 ID:urHL+o7r
実は毎晩女あてがわれてるから一緒に寝れない、とか
今のうちに種仕込んどかなきゃ危ないと踏んだゼトとかエイリークの策略で
467名無しさん@ピンキー:04/10/31 00:16:24 ID:1/vJAMFr
>465
ロリコン呼ばわりされるのは流石に嫌だったんだろう


まあもう遅いけどな
468名無しさん@ピンキー:04/10/31 00:42:47 ID:HngJ7bGC
>450
なんでヒーニアスは駄目なんだー!

>463
禿同。
一生懸命なラーチェル萌える(*´Д`)

ラーチェルのエロハアハア(´∀`*)
初心なラーチェルを巧みに攻める
エフラムかヒーニアスが見たい。
469名無しさん@ピンキー:04/10/31 10:38:57 ID:dZQCVv8O
ラーチェルの支援相手っ一番恋愛っぽい相手ってエフラムだけだよなぁ・・・
本編でも18章とかエピローグとか気あるとこ見せてたし
動揺して必死なラーチェルを見れるのはエフラム相手だけだし。
とかいいだしたらターナも実はそうなんだがな。
470名無しさん@ピンキー:04/10/31 11:04:02 ID:lp9vQ1vQ
ラーチェルって双子より年上って気がするのは俺だけ?
言動は飛んでるけど、要所要所では、お姉さんみたいな感じに
見えるんだが。

年下のエフラムにガンガン攻められちゃうラーチェル(;´Д`)
471ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/10/31 14:39:19 ID:ePALpOoT
ミルラ:エフラムのこと・・・おにいちゃんって呼んでいいですか?
エフラム:いやだめだ。『兄チャマ』と呼びなさい。

・・・なんてのが脳裏をよぎった・・・・・・OTL
472名無しさん@ピンキー:04/10/31 23:01:13 ID:l5cUQTWW
エフラムもてもてやなあ。
でも本人は強くなることしか興味ない少年漫画みたいな奴だけどなw
473名無しさん@ピンキー:04/10/31 23:05:51 ID:dZQCVv8O
エイリークももてもてなわけだが。
ヴァルター・リオン・ヒーニアス・ゼト・サレフ
474名無しさん@ピンキー:04/10/31 23:57:29 ID:Zpns9pM7
>>473
エフラムが抜けてる。
475むた ◆rEtdWXJvJ6 :04/11/01 00:08:53 ID:iWnpO+9E
ゼト×エイリークが書きたいとか言いながら
こんなの書いてました。

ラーチェル×エイリーク×ターナ投下します。

・ゼト×エイリーク、エフラム×ターナ、ヒーニアス×ラーチェル前提
・上記エンディングネタバレあり。
・レナックが出ますが、絡まないです。

以上、苦手な方はスルーよろしく。
476名無しさん@ピンキー:04/11/01 00:11:09 ID:cM5qyilZ
>>472
強くなること・勝つ事しか考えてない戦馬鹿に必死なラーチェルやターナがまたかわ(ry
477Lesson C?:04/11/01 00:12:35 ID:iWnpO+9E
空はどこまでも高く、澄み渡っていた。
ここロストン聖教国、高峰ミーミルの麓にある湖に、先程から朗らかな姫君達のお喋りが響いていた。
どうやらそれは、湖に浮かぶ洒落た遊覧船――王家の紋章が刻まれている――から聞こえてくるようだ。
「すごく澄んだ水ですね。まるで、鏡のようです」
感心したようにそう呟いたのは、今日の空の如き碧い髪の姫君――ルネス王女エイリークである。
「あ、見て! 今、魚が泳いでたわ!」
そう湖を差してはしゃぐ黒髪の姫君は、エイリークの親友、フレリアの天駆ける王女ターナ。
そして、もう一人、得意満面で、二人にこの湖について説明している姫君がいた。
「そうでしょう、エイリーク? 満月の夜などは、星や月が映り込んで、天が降りてきたかのように見えますのよ
――あ、ターナ、その魚はこの辺りの名産ですのよ。昼食に用意させていますから、楽しみにしていてくださいな」
誇らしげに胸を張るその姫君こそ、このロストン聖教国の聖王女、ラーチェルであった。
478Lesson C?:04/11/01 00:15:10 ID:iWnpO+9E
エイリークとターナ。この二人がロストンにいる訳は単純な話だった。
あの戦いの中、ラーチェルはターナの兄、ヒーニアスと妙な約束をしていたのだ。
顔をあわせればお国自慢を繰り返していた二人は、戦後、客観的な第三者に
どちらの国が優れているかを判定してもらおうと取り決めていた。
そして、白羽の矢が立ったのがつまり、ルネスの双子だった訳だ――ただし二人の意思は無視して。
戦いが終わって二年、漸く各国の政情も落ちつきを見せ始めたところで、早速ラーチェルは自国に二人を招待したのである。
しかし、エフラムももう一国を治める王、政務を放り出して、ほいほいと他国に物見遊山に出かける訳にもいかない。
そこで妹であり、真銀の騎士ゼトと目出度く一緒になったエイリークと、
この度エフラムと婚礼を挙げて后となっていたターナとが、非公式にロストンに出かける事とあいなったのである。
ちなみにゼトも、エフラムの補佐をするために留守番である。
立場的には兄嫁と小姑という事になる二人だが、昔からの親友である二人にそんな心配は杞憂だった。
二人は最低限の供を連れて優雅に船旅を楽しみ、ラーチェルとの再開を心待ちにしていた。
479Lesson C?:04/11/01 00:18:01 ID:iWnpO+9E
ロストンの港で、出迎えに来ていたラーチェルと再開を果たし、王宮に挨拶に出向き――
一通りの儀式めいたやり取りを済ませてしまえば、あとは楽しい日々の始まりだった。
「お二人にぜひ、ロストンの優れたところを見ていただかなくては!」
と、張り切るラーチェルに案内されて、二人はこの三日間、様々な名所を見て回った。
高峰ミーミルは確かに『見ずして死ぬな』との格言通り、素晴らしいものだったし、
精緻な彫刻が立ち並ぶ神殿も神々しく立派だった。
そして、魚料理を始めとする、繊細な盛り付けと複雑な味わいのロストン料理に、二人は何度も舌鼓を打った。
非公式な訪問だったし『堅苦しい儀礼などは抜きにしませんこと?』というラーチェルの希望もあって、
二人はラーチェルの私邸に滞在していた。私邸とはいっても、さすがに一国の王女のものだけあって、
森かと見紛う程の大庭園の中に建つ瀟洒な建物に、どの窓からも高峰ミーミルを望めるという、大層贅沢な造りになっていた。
夕食後、そんな一室で二人がくつろいでいると、軽やかに扉を叩く音がして、ラーチェルが顔を覗かせた。
「起きていまして? お二人とも」
「ラーチェル、どうしたのですか?」
「楽しい事があった時のためにとっておいた果実酒がありますの。ご一緒にいかが?」
「わぁ、私、甘いお酒って大好きなの!」
「そうですね、そういうことなら喜んでいただきます」
早速、侍女達により簡単な宴席が用意された。酒宴とはいっても本当に個人的でささやかなものなので、
女主人たるラーチェルが自ら杯に酒を注ぎ、乾杯の音頭をとった。
「では、三人の再会と友情に乾杯、ですわ」
「乾杯」
「乾杯!」
ちん、と涼しげな音が部屋に響く。それを合図に、三人の姫君は楽しくお喋りを始めた。話すことなら幾らでもある
――なにしろ彼女達の友情は、魔王の復活を食い止めたあの戦いの中で育まれたのだ。
戦後処理の事、他の仲間の事――話題は尽きる事無く続いた。
480名無しさん@ピンキー:04/11/01 00:20:33 ID:xEEZNRhj
>>473 フォルデも抜けてる
481Lesson C?:04/11/01 00:22:07 ID:iWnpO+9E
さて、なごやかに会話は進み、酒杯もそろそろ二杯目になろうかという頃。
「そういえば、お二人の結婚式は素晴らしいものでしたわね」
二人の結婚式は、つい三ヶ月ほど前に同時に行われたのである。
フレリア王女とルネス王子との婚姻。
そして、グラドの手から王女を守り抜いた騎士と、常に前線に立ち続けた王女との愛の成就。
それはルネスにとって平和が戻ったという証であり、国を挙げての一代祭事であったのだ。
ラーチェルも国賓として招待されていたので、その様はよく知っていた。
「あれはよいお式でしたわ」
「あの時は、忙しくてろくにお話も出来なかったわよね」
「だから、こうして今回招いていただいて、とても感謝しています」
「それには及びませんわ。だってわたくしも、お二人とこうしてお話したかったのですもの
――ところで、お二人とも結婚生活のほうはいかが?」
ラーチェルが何の気なしに二人に訊ねた。
彼女自身にはまだ結婚の話は無いので、友人達がどういった生活をしているのかに興味があったのだ。
と、ターナがふと暗い顔になる。
482Lesson C?:04/11/01 00:23:43 ID:iWnpO+9E
「ターナ、どうかしまして?」
「うん……だいたい、楽しいんだけどね。エイリークもエフラムも一緒だし。ただ――、一つだけ悩みがあって」
「そんな、悩んでるのなら、早く言ってくれればいいのに」
「ごめんね、エイリーク。ちょっと恥かしくて、なかなか言い出せなくって」
「いい機会ですから、ここで話しておしまいなさいな。ね?」
「ええ。話して、ターナ」
二人に促され、ターナは話し始めた。
「……私、毎晩辛くって……だからロストンに来れるのが嬉しかったの」
「毎晩辛いって、どういう事? ターナ」
「……痛いの……」
「え? 何が、ですの?」
「その、夜の、アレが、辛いのっっ!」
微妙な話をしているという自覚があるのか、恥かしさを誤魔化すために、
ターナは二杯目の果実酒を王妃にあるまじき所作で一気に飲み干した。
あまり酒に強いほうではない彼女の頬が、見る見るうちに紅く染まる。いや、酒のせいだけではあるまい。
「エフラムがね、毎晩求めてくるの。ほんっとに毎っ晩。
それがすごく痛いのよ。いつも早く終わらないかなあって思うんだけど」
余程苦痛らしく、ターナは顔をしかめて先を続ける。
「エフラムは終わったらすぐに寝てしまうし、私は痛いばっかりで、
なんだか損してるみたいな気分になるの。それとも、普通はこんなものなのかしら」
双子の兄の性生活を垣間見てしまい、エイリークはなんと言ったものかと言葉を濁した。
「……ごめんなさい、ターナ。兄は槍の事ばかりで女性の扱いには疎くて」
「確かに、あの御仁はそういった事に慣れていなさそうですわね」
「ううん、それはわかってたからいいの。ただ、痛いのだけが嫌なのよ」
483Lesson C?:04/11/01 00:25:13 ID:iWnpO+9E
ふぅ、と溜息を一つついたターナは、微妙な雰囲気を払うためか、やけに明るい声を上げた。
「まぁ、私の話はいいじゃない。エイリークはどうなのよ? ゼト様だったら、そんなことは無いわよね?」
「ですわね。大事にされているのが傍から見てもわかりましたもの」
「……大事に、されているのでしょうか……」
エイリークはふ、と自嘲した。
彼女がそんな表情を見せる事など、ついぞ無かった事なので、ラーチェルとターナは互いに顔を見合わせる。
「エイリーク、悩みがあるならお話なさいな」
「そうよ。私達親友じゃない」
二人にそう促され、今度はエイリークが話し始めた。
「私は……その、していなくって。ずっと」
「してないって、どういう事、エイリーク」
「もう結婚して三月になるじゃありませんの!」
「初夜に、抱かれはしましたが、それ以来一度も……無いです」
二人の質問を受け、俯きかげんでぽつり、ぽつり、と話すエイリーク。
酒杯を両の手で握り締め、肩を微かに震わせるという、泣き上戸の兆候が早くも出始めている。
顔色は変わらないが、彼女もまた酒に弱いのかもしれない。
「多分、ゼトはまだ、臣下と王女、という枠に捕らわれているのかもしれません。
一度、別れを告げられたのを、私と兄上が押し切る形でこうなったものですから……
ゼトは、こうなる事を望んではいなかったのでしょう……」
沈黙。杯の中の酒に、一滴涙の雫が落ちて波紋を作る。
そういえば、とターナは思い返した。公務において、ゼトは常にエイリークに対して臣下の礼を崩さないままだった。
(でも、まさか、私生活でもそうだったなんて)
流石に洒落にならない雰囲気が三人の間に漂っていた。
なんとか励ましの言葉を探そうとターナが口を開きかけた、ちょうどその時。
484Lesson C?:04/11/01 00:26:18 ID:iWnpO+9E
「な」
突然、甲高い声が二人の頭上から振ってきた。
椅子から立ち上がったラーチェルが、憤然と顔を赤らめて今にも叫ぼうとしているのだ。
「……んて事でしょう! あの朴念仁達がお二人を悩ませているなんて!」
勢いに任せ、ばん、と机を叩く。
酒杯が倒れそうになるのをターナは慌てて支えた。エイリークは泣くのも忘れて、ラーチェルを呆然と見上げている。
「親友が悩んでいるというのに、こうしてはいられませんわ!」
そう叫ぶや、ラーチェルは身を翻して部屋の扉に駆け寄る。
その様子に嫌な予感を感じたエイリークは、慌てて声をかけた。
「あ、あの、ラーチェル、何処へ――」
「ご心配なく! 正義は勝つのですわ!」
「えっと、この場合は正義とか関係ないんじゃ……」
そう呟くターナの声を、ラーチェルがもう聞いているはずも無かった。
485Lesson C?:04/11/01 00:28:12 ID:iWnpO+9E
それから三日間は、とりあえず何事も無く、普通に観光を済ませたり、話に興じたりの日々だった。
ラーチェルからは特に何の話も無く、二人もあえて例の話を蒸し返したりはしなかった。
とりあえずあの話は無かった事になりかけていた――エイリークとターナの間では。
しかし、ことラーチェルが絡んだとあっては、無事で済む訳がないのである。
四日目の夕方、二人はラーチェルに意外な人物と引き合わされたのだった。
「貴方は――」
「お久しぶりです、エイリーク様、ターナ様」
そう言って会釈して見せた男は、レナックだった。戦時はドズラと一緒にラーチェルの護衛をしていた
――というより二人に引っ張りまわされていた――妙に幸薄い青年である。
「わぁ、レナックじゃない! 久しぶりね」
「貴方は、カルチノに帰ったと聞きましたが」
「ええ、その、いろいろありまして……」
そう、彼がここにいるのにも訳がある。
戦いの後、実家であるカルチノの商家に戻ったものの、ラーチェルからの呼び出しを受けた彼は、
またロストンに舞い戻る羽目になったのだ。
勿論、ただ戻ったわけではない。現在の彼の肩書きは『ロストン王家御用達商人』である。
ラーチェルは彼を呼び戻すにあたって、まず彼の父親に話を通したのだ。
疲弊した王国を立て直すための物資調達を一任したい、
ついてはその取りまとめ役にレナックをつけたいのだ、と。
そして、ロストン王家を顧客に出来るとあっては、息子の一人や二人差し出すというのがカルチノの商人魂である。
と言う訳で、相変わらずわがまま姫の無茶な注文に応える日々が彼には続いていたのだった。
486Lesson C?:04/11/01 00:29:45 ID:iWnpO+9E
それにしても、何故、レナックがここにいるのか。
二人が戸惑っているうちにも、ラーチェルはしきりにレナックと謎の会話を交わしていた。
「遅いですわよ。商品はきちんと揃いまして?」
「揃えましたよ。揃えて見せましたよ……ったく、いつも急なんすから」
「何か言いまして?」
「な・ん・で・も・ありません。言われた通り、隣の部屋に置いてありますよ」
「なら、結構ですわ」
「そりゃよかった。じゃ、俺はこれで」
「お待ちなさい、レナック」
そそくさと立ち去ろうとするレナックの前にラーチェルが立ちはだかった。
「忘れたんですの? きちんと説明するという役目が貴方にはありましてよ」
説明とは何の事だろう、と首をかしげるエイリーク達をよそに、話は進んでいるようだ。
「だから、言ったじゃないっすか。それはちょっとやばいって」
「何がですの? 貴方普段から女性の扱いに慣れていると、豪語していたじゃありませんの。
それを披露する機会が出来たのだから、ありがたいとお思いなさいな」
「や、ですからね、俺の立場は一介の商人に過ぎないわけでしてね。
恐れ多くも一国の王女様方にお聞かせするような立場ではなくてですね――」
「レナック」
ぐちぐちと言い募るレナックに、ラーチェルが低い声で釘を刺す。
「このわたくしがいいと言っているのですわ。さ、早くなさい」
この状態のラーチェルに何を言っても無駄な事は、長い付き合いでわかっていた。
レナックが不承不承に頷くと、ラーチェルは満足げに笑顔を浮かべ、エイリーク達に向き直る。
「お待たせいたしましたわ、お二人とも。
今からこのレナックが、ためになる話をするそうですので、別室に参りませんこと?」
487Lesson C?:04/11/01 00:32:23 ID:iWnpO+9E
とりあえず四人は『商品』が置いてあるという隣室に移動した。
そこは客用寝室らしく、三人くらいは優に横になれそうなほどの寝台がしつらえられている。
優美な金の天蓋の付いたその寝台には、
輝かんばかりに真っ白な絹の敷布が皺一つなく敷かれており、ラーチェルの趣味のよさをうかがわせた。
寝台の横には椅子が三脚と、紙包みが二つ。とりあえず三人は椅子に腰掛け、レナックが何やら講釈を始めるのを待ち受けた。

「はあぁ……」
レナックは、今日だけでもう何度目になるのかわからない溜息をついた。
先日、なにやら興奮したラーチェルからなかば無理矢理二人の話を聞かされて、
つい適当にこんな返事をしてしまったのが運のつきだった。
『あー、部屋をそれっぽくして、誘惑でもすりゃいいんじゃないっすか?』
異様に目を輝かせたラーチェルに気付き、しまった、と思ったときにはもう遅かった。
『方法はあるんですのね? で、どういうやり方ですの? 必要なものは何です?』
なんだかんだと律儀に返事をしてしまう自分に、ほとほと嫌気が差しながら、
とりあえず打ち合わせどおりに商品を用意してはみたのだが、
まさか自分がこんな訳のわからない役を仰せつかることになろうとは。

「レナック、何をぼーっとしているのです?」
「本っ当に、やるんですか、ラーチェル様?」
「くどいですわよ、レナック」
はあぁ、と、また大げさに溜息をついたレナックは、落ち着かない様子で話し始めた。
「ええと……大体の話はラーチェル様に伺ったんですが」
ぽりぽりと鼻の頭を掻きながらレナックは言った。
「ターナ様は『行為が痛い』、エイリーク様は『行為が無い』と言う事でしたよね」
「……もう、ラーチェル、何を話してるんですか」
「そうよ……恥ずかしいったら」
先日は酔いも手伝って話してしまったものの、
さすがに第三者の、しかも男の口から自分達の性生活の悩みが出ると、二人は真っ赤になってラーチェルを睨んだ。
当のラーチェルは何処吹く風、といった風にすましたものである。
レナックは出来るだけ誰とも目を合わさないようにしながら、言いにくそうに先を続けた。
488Lesson C?:04/11/01 00:34:52 ID:iWnpO+9E
「まず、ターナ様ですが、あー、そのー、前戯がない、って事っすね?」
「あの、ゼンギって?」
無邪気に尋ねるターナに、レナックはしまったと言う顔をする。
困ったように二人を見るが、なんとなく意味を察したらしいエイリークは恥かしげに目を伏せ、
ラーチェルは興味深深と言った顔つきで続きを待っている。
「あのー、説明しなきゃ、駄目っすか……駄目っすね」
レナックは肩を落とし先を続ける。
しかしまさか『エフラム様は貴女の乳を揉んだり秘所を舐めまわしたりしますか』などと訊く訳にもいかない。
「そのですね、ええと、前戯っつーのは本番前の行為の一つでですね――」
「何が本番なの? お芝居の事?」
「……その、直接の性行為の前にですね、
互いの身体の隅々まで触りあったりするような事はなさいますかって事っすよ」
「え……そんなこと、したこと無いわ」
予想通りである。聞けば、エフラムは槍の稽古に明け暮れるあまり、
女性の身体に興味を払う事など一つも無かったらしい。まったくもって彼らしいと言えばそうなのだが、
濡れてもいないのに突っ込まれては、ターナの負担もかなりのものだろう。
「んで、エイリーク様ですが『無い』って事に対する不満を言ったりする事は――」
「そんな、自分から求めるなんて……」
はしたない、とエイリークは顔を赤らめる。まあそうだろうな、とレナックは納得した。
「えーと、最初はちゃんと最後まで出来ましたか。まさか勃たなかっ――」
危うく下世話な事を口に出しかけ、なんとか不自然な咳で誤魔化す。幸いエイリークは特に気にしていないようだ。
「行為自体に問題は無かったように思います。
ただ……『こんな事になってしまって先王に申し訳無い』と、終わった後に洩らしていました」
いかにも職務一途なゼトらしい話である。一度結ばれたはいいが、その後はいざ事に及ぼうとしても、
つい主君として見てしまって、一人の女として見る事が出来ないのだろう。

(ったく、お二人ともしっかりして下さいよ)

レナックは心の中で二人に舌打ちをしたが、だからといってどうなる訳でもない。彼は頭を軽く振ると、先を続ける事にした。
489Lesson C?:04/11/01 00:40:29 ID:iWnpO+9E
「あー、俺の見た所、お二人の悩みには共通点がありますね。それは」
「それは?」
「そういう『雰囲気』が無いって事です。その、男性をその気にさせるというか、
いちゃつく雰囲気っていうんですかね。お二人とも、悩みを相手に仰った事はないでしょ?」
「だって、恥かしいもの」
「ええ、はしたない、と思われたらと思うと……」
「だったら、ますます雰囲気作りは大事ですよ。
男なんてもんは、基本的に言われなきゃわかんないんですから。
それが無理なら、そういう雰囲気に持っていくのは女性の役目です」
「そういう、ものなのでしょうか」
「んで今日は、雰囲気づくりから始めるって事で、これを持ってきました」
そう言うとレナックは包みの中から数本の蝋燭と、貝殻を模した蝋燭受けを取り出した。
薄紫色で、凝った唐草模様の彫られたその蝋燭は、いかにも普段灯りとして使うものとは違った物だった。
見慣れない道具に三人は興味深深といった面持ちである。
「最近カルチノの金持ちの間で流行ってて、ロストンにも入ってきてるんですよ」
そう言うと、レナックは手際よく蝋燭に火を点けていく。
「へぇ、いい香りね」
「そうそう。お香が練り込んであるんですよ。
いい香りに加えて、蝋燭のほのかな灯りが二人の気分を盛り上げるってんで、密かに人気の商品なんっすよ」
流石に商人だけあって、商品説明はお手の物だった。
「要はですね、雰囲気を盛り上げる事が大事なんじゃないかと思うんですよ。
エフラム様にしたってゼト様にしたって、こう、気分をいちゃつく雰囲気に持っていければ、
なんとかなるんじゃないかと思うんです。なんだかんだいって、男は雰囲気に弱い生き物っすから」
490Lesson C?:04/11/01 00:42:48 ID:iWnpO+9E
適当に講釈を垂れながら、レナックは豪華な天蓋付きの寝台に近づくと、枕元に蝋燭を並べていく。
終わったところで部屋の灯りを消すと、なんとも浪漫溢れた空間が出現した。
はかなく揺れる蝋燭の炎と、部屋に立ち込める花の香りが、
いやおうなく恋人達の雰囲気を盛り上げてくれそうである。エイリークとターナは感心したように頷いた。
「なるほど、こういった方法もあるのですね」
「これだったらエフラムも、ちょっとは考えてくれるかな?」
なかなか評判は上々のようである。レナックはほっと胸を撫で下ろした。
これでひとまず自分の役目は終わった筈である。
「商品の注文はぜひ当商会へお願いします。じゃ、俺はこれで」
「お待ちなさい、レナック」
再びそそくさと帰ろうとするレナックを、またもラーチェルの鋭い声が引き止める。
「もう一つの商品の説明がまだですわ」
「ええー……あれは俺がするわけには……侍女とかいくらでもいるでしょ、ここ」
「商人が商品に責任を持たなくてどうするんですの!」
「やれやれ……なんでこう、微妙に正論をおっしゃるんですかね」
レナックはがさごそともう一つの包みを開いて、
中から二つの包みを取り出すと、エイリークとターナに手渡した。
「急だったんで、お気に召されるかわからないんですけど、とりあえず何枚か見立ててみました。
いや、多分、もっといいのをお持ちじゃないかと思うんですけどねー……」
二人は包みを開いて、中の『商品』が何なのかを見ると、目を見開いた。
491Lesson C?:04/11/01 00:44:04 ID:iWnpO+9E
「え、これは、もしかして……?」
「何か、変わった感じね。でも可愛い」
「ここんところの流行がこんな感じなんですよ。
素材も勿論最高級の物を使用してます。あ、代金はラーチェル様から頂いてますんで」
「え、いいのですか、ラーチェル?」
「勿論ですわ。親友のためですもの」
「わぁ、ありがとう! どれもすごく可愛い!」
「ラーチェルもこういうのを着てるんですか?」
「ええ。なかなか快適なんですのよ?」
「そうなんですか……着てみても構いませんか?」
「ええ、どうぞ」
ラーチェルが頷くと、突然、エイリークはその場で襟元の釦を外しはじめた。
いきなりの事にレナックは一瞬凍りつき、次の瞬間、慌ててそれを遮った。
「ちょ、ちょっと、ここで着替えるんですか! 俺がいるって事、忘れてませんか」
エイリークは軽く首を傾げただけで、レナックの狼狽など気にした風も無い。
「あ、ごめんなさい。少し、はしたなかったですね。さっきから少し暑くて、つい」
「いいじゃない。どうせ試さないとわからないし。それに、私も暑いのよね」
ターナまでがそんな事を言って、上着の裾をつまんでぱたぱたと扇ぎはじめた。
どうにも目のやり場に困り、レナックは無意味に視線を彷徨わせた。
「じゃ、じゃあ、俺は外へ」
漸く、それだけを口にして外へ出ようとするレナックを、三度ラーチェルが押し止める。
「レナック、そんな事を言ってこっそり帰る気ですわね?」
「んな事いったって、じゃ、俺にどうしろってんですか!」
たまらなくなってそう叫ぶと、あっさりラーチェルは言ってのける。
「後ろを向いていれば済む事じゃありませんの」
492Lesson C?:04/11/01 00:45:40 ID:iWnpO+9E
とりあえず、ラーチェルに言われるままに、レナックは後ろを向いてみる。
背後からは楽しくはしゃぐ姫君達の声と衣擦れの音。

(なんだよこの状況。つーか、ありえないってこれ)

あまりの事に混乱しながらも、レナックの理性は、必死にこの状況を説明しようと頑張っていた。
一応、思い当たる節が無い訳では無い。
エイリークはあの戦いの間、行軍中でも前線でも、翻ったスカートから惜しげもなく太腿をのぞかせながら戦っていた。
ラーチェルにしても似たような格好で馬上から戦っていたので、
魔法使用時に発生する風で裾が捲くられ、かなり際どい所まで見えてしまう事もあった。
多分、あれに注意を逸らされて絶命した敵もいる筈である。
しかし、御当人達は気にしている風も無く、
流石に高貴な方々は鷹揚だなと、妙に感心したおぼえがある。
だが、果たして今のこの状況を『鷹揚』の一言で済ませていいものか。

(俺、訳のわからない夢でも見てんじゃないのか?)

思い切り頬をつねってみる。痛い。現実だった。ひりひりする頬をさすりつつ、結構な時間、突っ立っていた気がする。
「もうこちらを向いてもよろしくてよ」
どうやら試着が終わったらしい。やれやれとレナックは振り向いて――またも凍りつく羽目になった。
「な、な、な……」
「どうかしまして? そんなに口を開け閉めして、まるで魚のようでしてよ、レナック」
漸く声が戻ったレナックの叫び声が、部屋にこだまする。
「な、な、なんでっ! 服脱いでんですかっ!! それ下着っすよっっ!?」

レナックの目の前に並んでいるのは、あられもない下着姿の王女達。訳のわからない夢はまだ続いていた。
493Lesson C?:04/11/01 00:47:59 ID:iWnpO+9E
先日のラーチェルとの会話の流れで
レナックは『男を誘惑する方法』を根掘り葉掘り訊かれる羽目になり、
それがラーチェルの頭の中でまとまった結果
『魅惑的な下着で夫を誘う新妻作戦』『最新流行の下着を二人に贈る』という事になったらしい。
それでとりあえずレナックはカルチノで流行っている型の下着を、適当に見繕って持参してきたのである。
聖王女たるラーチェルの依頼であるから、この際金に糸目はつけずに、
最高級の素材と最高の技術でもって製作された品を選んできた。
王女といえども、そこはやはり妙齢の女性であり、
そういった衣服を見れば、すぐさま試着してみたくなるというのはよく理解出来る。
出来るのだが、しかし、だからといって、何故三人とも下着姿であるのか、という事態への説明にはならない。

「ああ、なんだか暑くって、もう一回着る気になれなかったのよね」

事も無げにレナックの疑問符を一蹴したターナが着ているのは、可愛らしい薄紅色の下着だった。
上衣は、胸のすぐ下から、太腿の上までの長さにふんわりと裾が広がり、袖は短めで丸く膨らんでいる。
下は、一見短めのスカートにも見える、ひらひらとした意匠の下穿きで、全体的には快活な印象にも見える。
それは、色白で少し幼い顔つきのターナによく似合っていた。
が、上衣全体に細かな透かし模様が入っているせいで、
意外に大きな乳房とその乳輪までもが透けて見え、思わず生唾を飲まずにはいられない。
脚には同じ色の膝上丈の絹の靴下をはいている。金の靴下止めが蝋燭の炎を反射して妖しく光った。
494Lesson C?:04/11/01 00:49:58 ID:iWnpO+9E

「ターナ、それ、とてもよく似合ってるわ」

下着一枚の格好でさえなければ、違和感のない台詞。
そう言うエイリークが身に着けているのは、身体をぴったりと覆うような、真っ白な下着である。
胸から腰までをぴったりと覆い、いたずらに身体の線を強調するかのような意匠だ。
肩紐がないので、少し引っ張れば、下から押し上げられた乳房が簡単にまろびでてしまうであろう。
全体に、ふんだんに精緻な花模様のレースが使われている。
下穿きと、そこから靴下止めのベルトで繋がっている、太腿なかばまでの絹の靴下にも、
同じ柄のレースがあしらわれていた。他にも二の腕までのレースの手袋を身に着けていて、
肌の見えている部分はそう多くはないのだが、それがかえって男の劣情をそそるものとなっている。

「お二人に喜んでいただけたのなら、嬉しいですわ」
「って、なんでラーチェル様までそんな格好してんですか!」
「だって、先程からなんだか暑いんですもの。汗をかいてしまって」

そういうラーチェルの格好も下着姿である。型はエイリークの着ているものとほぼ同じ。
ただ、肩紐があり、色は彼女の髪と同じ若草色だという点と、手袋は身に着けていないという点が違う。
そういえば、これはこの間納品した商品だと、レナックは気がついた。
別に、その時は特に何も感じていなかった。いちいちそんな事を想像していたら、下着など扱えない。
しかし、中身が入っているのを目の当たりにすると、なんとも落ち着かない。
その中身が一国の王女とくればなおさらだ。

それにしても、下着姿を男の目に晒しているというのに、姫君達はいたって無邪気である
――妙に顔は上気し、頬が赤く染まってはいるが。
495Lesson C?:04/11/01 00:51:27 ID:iWnpO+9E
「で、これを着る事とさっきの話とは、どう関係があるの?」
「ええと、普段とは違う格好をしてみせることで、その、誘ってみるというか……」
あまりにも普通に話しかけられたので、ついうっかり返事をしてしまった。
「意図はわかりました。でも、具体的にはどうやるんですか?」
「そ、そのくらい自分で考えてくださいよ」
「説明を放棄する気ですの?」
「だからそういうことじゃなく、こ、個人差ってもんが――」
「こんな格好を見ておいて、それで済ませる気なの?」
下着姿の三人に詰め寄られ、レナックの理性は崩壊寸前だった。
「お、お、お、俺は着替えろなんて一言も言ってませんよ!?
だいたい商品の説明ったって、わざわざ着なくったって出来るんだし、そもそもいきなり脱ぎだしたのはそっちで――」
そんな、心からの叫びをあっさりと無視し、妖しげに身をくねらせて、三人は更に詰め寄ってくる。

つべこべ、うるさいですわよ、レナック?」
「意地悪しないで、教えなさいってば……ね?」
「ええ……ぜひお願いします」

あられもない下着姿の三人の姫君が、自分を見つめている
――潤んだ、熱っぽい瞳で、いや、はっきり言ってしまえば――発情した、雌の視線で。
496Lesson C?:04/11/01 00:55:25 ID:iWnpO+9E
さっきから何かがおかしい。
そもそも、普段は慎み深い筈の姫君達が、人前で何の照れも躊躇も無く下着姿になった時点で、
変だと感じるべきだったのだ。そういえば三人とも、しきりに暑さを訴えていたのだが――。

(! もしかして!)

慌ててレナックは枕元の蝋燭に駆け寄った。瞬間、レナックの顔色が青くなる。

(げっ! なんてこった、俺とした事が、商品間違えちまった!)

レナックは絶望的な表情で蝋燭を見る。
それは単なる香入りの蝋燭ではなかった。
それはとある特殊な商品――強力な、催淫作用のある香が練り込まれた代物であった。
急いでレナックは頭の中で商品目録を繰る。
確か『不感症に劇的な効果』という謳い文句で、主に不感症の妻を持つ夫が使用する商品だった筈だ。
それをうら若き乙女三人が嗅いでしまったのだ。しかも微妙な性知識の伝授中にである。
497Lesson C?:04/11/01 00:56:47 ID:iWnpO+9E

(あっちゃー、まいったなー……って、おい)

不幸な事に、催淫蝋燭に六本も火を点けてしまっている。
通常は二本で十分な効果が出ると言われているのに、その三倍である。道理で効果の出るのが早い筈だ。
唯一幸運だったのは、催淫効果は女性のみに限られていた事だった。
それでいまだレナックは理性を保つ事が出来ているのである。
とはいっても、完全に欲情した三人の潤んだ瞳に見つめられては、その理性もいつふっとぶか知れたものではない。

(ひょっとして、俺は今、相当やばいんじゃ……)

かつては、何人もの貴族の令嬢と浮名を流した事もあるレナックだが、
今のこの状況が、歓迎すべき事態でない事ぐらいはわかっていた。
フレリアの王女でルネスの現王妃。ルネスの王女、それにロストンの聖王女。
うかつに手を出したが最後、間違いなく火傷程度では済まされない。
エフラムのジークムントに串刺しにされ、ヒーニアスに千の矢を浴びせられ、ゼトの剣で真っ二つになり、
おまけにドズラの斧で唐竹割にされる自分を想像し、レナックの顔色は今や幽鬼のように蒼白である。
498Lesson C?:04/11/01 00:58:00 ID:iWnpO+9E

「あああ冷静になれ俺冷静になれ俺……」
「さっきから何を一人でぶつぶつ言っているんですの、レナック?」
「ラ、ラーチェル様、この部屋、暑くないっすか。窓、開けません?」
「なんて事を言うんですの、レナック。誰かに覗かれたらどうするんですの!」
「う……あ、あのですね、申し上げにくいんですが、実は商品を間違えちまって。
それでその、ちゃんとしたのを後日お持ちしますんで――」
「あら、それには及びませんわ。とてもいい香りですもの」
藁にもすがる思いの提案をすげなく断られ、肩を落とすレナックに、純真で、熱心で、淫蕩な三人の視線がまとわりつく。

「ねえ、続きはまだ、なんですか? レナック」
「そうよ。途中で止めるなんて許さないわよ」
「そんな事しませんわね、レナック?」

いっそ気の触れた振りでもして、
奇声を上げながらこの部屋から駆け出していこうかとの考えがレナックの脳裏をよぎるが、
そんな事をすると後がどうなるかわかったものではない。
そもそも商品を間違えたのは自分なのだ。
むしろ第三者からは、三人をたぶらかすために、自分が一服盛ったように見えるに違いない。
この件をなんとかここで収めなければ身の破滅だ。

(ううう……そ、そうだ! こうなったら)

どんな妙案を思いついたか、レナックは、無理矢理笑顔をつくって三人に向き直る。
499Lesson C?:04/11/01 00:59:54 ID:iWnpO+9E
「ええっと、皆さん、自慰というものはご存知ですか?」

三人は揃って首を振った。流石に生粋のお姫様揃いなだけはある。
ここまでは、まあ予想の範疇だ。レナックは妙に甲高い声で後を続けた。
「自分で自分の身体を愛撫する事を自慰といいます。
通常は高まった性欲を自分で処理するための方法なんですが、これを夫婦の性生活に転用することがあるんですよ」
「どういうことですか?」
まるで、学問所で教師に質問するかのような真面目な態度で、エイリークは訊いてきた。
しかし、その顔は身の内から染み出る情欲に火照りきっているのだ。その落差にレナックは軽く眩暈を感じた。
「つ、つまり、自分でしているところを相手に見せる事でですね、いわゆる倦怠期を乗り越えようと言う試みでして」
「質問していい? その、やり方がわからないんだけど」
あどけなくターナが訊く。これも予想通りだ。すかさず、考えていた答えを返した。
「エイリーク様は、ご存知じゃないかと思いますけどね」
「え……」
突然話題を振られたエイリークは、きょとんとしている。そこを畳み掛ける。
「ゼト様が、ご自分に触られた場所を、同じように触ってみればいいんですよ」
500Lesson C?:04/11/01 01:02:12 ID:iWnpO+9E
まさか、ゼトはエフラムのように前戯なしで突っ込むような事はしていまい。
と、促されたエイリークは、一度だけの情交を思い出そうと目を閉じた。
「え、あの時は、確か……こうやって胸を、さわって」
そう言って、立ったまま指先で自らの胸に触れる。
「ちょ、ちょっと待ってください。ここじゃなくて、その、この上でやってください」
慌てて寝台を指し示す。三人は素直にその指示に従った。
片方の端にエイリークとターナが並び、その向かいにラーチェル、という風に三人は座った。

「じゃ、エイリーク様、続きをお願いします。ターナ様はエイリーク様を真似て、ご自分で触ってみてください」
「わたくしは何をすればいいんですの?」
「え、ええと……とりあえず、見ててくださいよ。
その、正しい方法を知っておいたほうが、こ、後学のためにはいいんじゃないかと」
こじつけ以外の何物でもない理屈をひねくり出すレナック。が、ラーチェルは素直に頷くと、二人を促した。
「では、お願いしますわ、エイリーク」
「うん、よろしくね、エイリーク」
二人の視線を受けて少し恥らいながらも、エイリークは目を閉じて先程の続きを始めた。
「……そう、あの時ゼトは、こうやって優しく、私の胸に、触れて……」
言いながら、両手でゆっくりと自らの乳房を揉む。全体を外側から内側へと寄せるように
やわやわとこね回す。その手つきは、次第に速くなっていく。

(いきなり胸かよ。あの人も意外にせっかちだなー)

レナックはゼトの事をそう判断した。
自分だったらまずは首筋を重点的に攻めて、十分焦らしてから胸なんだがな、
と、ついうっかり自分に置き換えてしまいそうになる。
それにしても、戦時には化け物やグラド兵と勇ましく戦っていたエイリークが、
蕩けそうな表情を浮かべて、自らの乳房を揉みしだいている様というのは、なかなかくるものがある。
思わず当初の目的を忘れて、本気で見入ってしまいそうな自分を慌てて律した。
501名無しさん@ピンキー:04/11/01 01:02:26 ID:PFWJZxCl
規制でたかな?解除〜がんがれ〜〜
502Lesson C?:04/11/01 01:03:49 ID:iWnpO+9E
「ねぇ、こんな感じでいいの?」
ターナが戸惑いながらも、エイリークを真似て乳房を揉みまわす。
エイリークより大きく量感のある乳房に、下着ごと指をめり込ませて大胆に動かしている。
指の間からこぼれた乳首が、すでに勃ちはじめているのが透けて見える。

「そんなに強い感じじゃなくって……もっと、優しく……」
「こう……?」
「そう……それで、次は――」

そこまで言うと、エイリークは困ったように動きを止めてレナックを見た。
「あの、自分で出来ない事は、どうすればいいのでしょう?」
「へ? え、えと、どんな事っすか?」
突然の質問に、レナックは現実に引き戻された。
また三人の視線が自分にまとわりつきつつある。早く答えなければ元の木阿弥だ。
「あの、ゼトは口で、胸を吸ったりしていたのですが、これをどうやって自分ですればいいのでしょうか?」
「あ? ああ、口、っすか。あー、その、指で摘んでみたらどうっすかね?」
「わかり、ました。そうしてみます」
エイリークは頷くと、手袋を嵌めたままの指先を口の中に入れ、唾液で湿らせた。
口でされている感じを出すためだろうか。
再び目を閉じると、既に下着から七割程こぼれ出てきている胸の先を、唾液に濡れた指先で摘んだ。
「んんっ……少し、違った感じ、ですが……」
「その、き、気持ちよければ、それで、構わないんで」
「そう、ですか……んんっ……」
両手で両方の乳首を摘んで、それを細かく刻むような調子で揉みこんでいる。
ターナも熱心にそれを真似て、くりくりと乳首を弄っている。
503Lesson C?:04/11/01 01:05:13 ID:iWnpO+9E
「あ、な、なんか、へんな、感じ……ぁん」
「ターナ、兄上は、こんなこと……しないの?」
「ん、ぜんぜん、されたこと、ないっ……やぁん……あ、ああ……」

(そりゃ酷いっすよ、エフラム様……乳くらい揉みましょうよ……)

またもレナックは心の中で突っ込みを入れた。
前戯が無いにしても、普通乳房くらい触るものであろう。それすら無いとは恐れ入る。
第一、濡れてもないのに突っ込んで、痛くは無いのだろうか。
それとも、ターナが濡れるのが早いのかもしれない。
今も既に、下穿きがうっすらと濡れてきているのが、レナックの位置からでもわかる。
催淫効果のせいも多分にあるだろうが、それにしても乳首を弄っているだけなのにである。
もともと感じやすい身体なのだろうか。だとすれば、エフラムは随分もったいない事をしている。

「へんな、かんじ……でも……んぁ……気持ち、いい……」
「ごめんね、ターナ……兄上ったら、もう……」
「いいの……ね、つぎは……? どこ、さわったら、気持ちいいの……?」
「ん……次はね、指で、ここを……」

そう言ってエイリークは、下穿きの中に右手を差し入れた。
指先が何かを探るように蠢いている。
と、目的のものを捉えたのか、一瞬エイリークはびくり、と身を反らせた。

「ぁん……ターナ……この、少し上のほうにね、膨らんだ部分が、あるからっ……」
「膨らんだ、とこ……? ……っ! あ、あ、やぁっ……!」
504Lesson C?:04/11/01 01:06:49 ID:iWnpO+9E
陰核を捉えたのだろう、ターナは夢中で指を動かしている。
初めて知る快感に翻弄されているといったところだ。
エイリークはその様を見ながらゆっくりと指を動かしていたが、
また何かを思いついたのか、そのままレナックのほうに顔を向けた。
手は下穿きに入れたまま、潤んだ瞳で、しかし妙に真面目な調子で質問してきた。

「……あの、また訊きたいのですが……」
「は、はい? 次は、何っすか?」
レナックはうわずった声でこう返すのが精一杯だった。ごくり、と生唾を飲み込む。
「その、ここを、舌でされたのですが、これはどうすれば……」
ゼトにされたように触れ、というのをそのまま真に受けているらしい。
律儀にも程があるだろう、とレナックは頭を抱えたくなるのを懸命にこらえた。
だが、これはある意味好機だ。
ここで上手く事を運べば、レナックから完全に意識を逸らしてくれるだろう。
レナックは慎重に言葉を選んだ。

「……いっそ、エイリーク様が、ターナ様にしてあげたらどうです?」
「え……?」
意外な提案に、エイリークの指が止まった。
505Lesson C?:04/11/01 01:08:42 ID:iWnpO+9E
「どういう、事ですか」
「その、ですね。今までエフラム様がターナ様に前戯をしなかった分を、
その、エイリーク様がしてあげれば、その、いいんじゃないかとですね……」
「兄上の分を……」

我ながら無茶苦茶な理屈だと、レナックは思う。
思うのだがしかし、何とかして二人の意識を自分から逸らそうと、レナックは必死に訴えた。
その必死さが通じたのか、エイリークは、なおも激しく指を動かしているターナのほうに向き直り、柔らかく押し倒した。

「エイリーク……?」
行為を中断されたターナは、不思議そうにエイリークを見上げた。
「ごめんなさいね、ターナ。兄上が、いつも痛くして……だから私が、してあげる」
「え……何、を……」
戸惑うターナの脚からするりと下穿きを脱がせ、膝を立たせると、
太腿の間にエイリークは顔を寄せた。そのまま舌を脚の付け根に這わせる。
「やっ……なんか、くすぐったい……」
「すぐに、気持ちよくしてあげるから……」
そう言うと、エイリークはターナの秘裂を舐め上げた。
「! あぁっ! なに、これ、気持ちいいっ……!」
敷布を掴んで、ターナは身体をのけぞらせた。
エイリークは丁寧に秘裂を舐め、熱心に陰核を吸いたてる。
エフラムが与えなかった快感をターナに与える事に、エイリークは夢中になっていた。
「ふぁっ……や、あぁんっ……いいよぉ……くぅん……」
ターナは腰を僅かに揺らして、自分から積極的に快感を受け取ろうとしている。おそらく無意識に行っているのだろう。
506Lesson C?:04/11/01 01:12:09 ID:iWnpO+9E
「すごいですわ……お二人とも……」

突然のラーチェルの呟きに、レナックは飛び上がった
そういえば、二人に気をとられるあまり、ラーチェルの事は忘れていた。
おそるおそる声のしたほうに視線をやる。
ラーチェルは、片手で胸を揉みながら、もう一方の手で秘芯を弄っていた。
既に靴下以外の下着類は脱ぎ去ってしまっている。
長い付き合いとはいえ、裸を見たことなどある筈も無く、気まずさに思わずレナックは目を逸らした。

ラーチェルは膝立ちのまま、二人のほうに近づいていく。何をするつもりかとレナックが息を呑んでいると、
ラーチェルはターナの側にぺたりと座り込み、喘いでいるターナに優しく話しかけた。
「胸は、触らなくてよろしいんですの、ターナ?」
「あ、あぁっ……お願い、胸も、さわってぇ……!」
「わかりましたわ」
優雅にそう答えると、ラーチェルはターナの着ているものを捲り上げる。
そして、右手で自分自身を弄りつつ、左手でターナの右の乳房を、むにむにと揉み始めた。
「ひぁっ! ぁあ、ぁぁっ! もっと、先のほうもっ……!」
「ここ、ですわね?」
細い指先が、ターナの勃ちあがった大き目の乳首を、こりこりと揉み込んだ。途端に、柔らかな身体が跳ね上がる。
「やぁっ! あ、あ、あ……! いい、いいのぉ……はぁんっ!」
「ターナ、すごく、いやらしい顔をしていますわ……んんっ……」
ラーチェルは興奮を抑えられないといった風に、自分の右手の動きを早めた。
「あ、あ、何か、来ちゃう……や、あ、あ……」
おそらく絶頂が近いのだろう、ターナの腰の動きが速くなってきている。
と、エイリークがちゅっ、と音を立てて、ターナの陰核を吸い上げた。
「あ、あ、あ、あ……だめ、だめ、だめぇっ! やあぁっ!」
背中を大きく逸らして、ターナは達した。しかし、エイリークもラーチェルも、舌や手を休めようとはしない。
507Lesson C?:04/11/01 01:12:33 ID:iWnpO+9E
「も、もうだめっ! や、ぁ、あんっ!」
「今までの分も、気持ちよくしてあげるからっ……」
一瞬だけ顔を離してエイリークが言えば、ラーチェルもまた、優しく微笑む。
「お言葉に甘えなさいな……今度は、わたくしも、一緒でしてよ……」
「ぁ……また来るぅ……来ちゃう、来ちゃうのぉっ!」
「あ、わたくしも……何か……あ、あ、あ」
達したばかりの身体は素直に反応し、二度目の絶頂は、すぐに訪れた。
そしてラーチェルもがくがくと身体を揺らして、それが近いことを示していた。
「や、ああああああっ!」
「あ、ああっ……!」
二人は仲良く、声を揃えて、絶頂を告げあった。
508Lesson C?:04/11/01 01:13:19 ID:iWnpO+9E

エイリークはそれを見て、漸くターナの股間から顔を上げた。口元を拭うと、にっこりとターナに笑いかける。
「よかった、ちゃんと、気持ちよくなったのね」
「……あんなのはじめてだった……本当は、あんなに気持ちいいものなのね」
荒く息をつきながら、ターナは呟いた。
「一度、エフラムにきちんと言ったほうがいいんじゃありませんの?」
「そうね。今度言ってみる。ちゃんと気持ちよくしてって」
ターナは身を起こしてそういうと、いきなり後ろからエイリークを抱きしめた。
「タ、ターナ?」
「今度は、エイリークの番ね」
無邪気にそう笑って、ターナはそのままエイリークを横向きに押し倒す。
509Lesson C?:04/11/01 01:14:35 ID:iWnpO+9E
「ね、エイリーク、前から思ってたんだけどね……あなたの胸って、すごくいい形よね」
うっとりとそう言って、ターナは背後からエイリークの下着を脱がしていく。
「そんな……ターナだって大きな胸で羨ましいわ……」
あからさまなターナの物言いに、エイリークは紅く頬を染める。
ターナは自分の胸をぴったりとエイリークに密着させ、エイリークの乳房にそっと自分の掌を重ねた。
「エイリークの肌って、すっごくきめが細かいのね……手に吸いてくるみたい」
「背中に、ターナの胸があたって……柔らかくて、いい気持ち……」
二人が自分達の世界に入りかけているのを見て、ラーチェルは頬を膨らませる。
「お二人ともずるいですわよ?」
「あ、ごめんなさい、ラーチェル」
「ご一緒しても、よろしいわね?」
二人が頷くのを見て、ラーチェルはエイリークの正面に身を横たえた。
胸に顔を埋めるような格好で、しげしげと観察する。
「本当、素敵ですわ……色も薄くて、綺麗ですこと」
ラーチェルはエイリークの胸の先端――薄く色づいた乳首を指で突付いた。
「あんっ……ラーチェルのだって、綺麗じゃないですか」
そう言うと、エイリークは向かい合ったラーチェルの胸を、やわやわと捏ねてみせる。
「ん……こうやって、揉まれるのも……ん、わ、悪く、ないですわ、ね……」
510Lesson C?:04/11/01 01:15:59 ID:iWnpO+9E
「エイリークもこうされると気持ちいい?」
ターナもエイリークを真似て、背後から彼女の胸を揉んでみせたが、
エイリークはそれとは違ったところで反応した。
「やぁん……ターナってば、耳元で喋られると、くすぐったい……んん」
「うふふ……じゃ、こんなのは?」
ターナがふぅ、と耳孔に息を吹きかけると、エイリークは僅かに背中を反らした。
「ふぁっ! ……ん、もぉ……」
「気持ちいいんですのね、エイリーク? 乳首が勃ってきていましてよ……少し、口でしてみてもよろしくて?」
エイリークは陶然と眼を閉じて、こくりと頷く。
それを確認すると、ラーチェルは薄紅色の慎ましやかな先端を、上品に口に含んだ。
「はぁんっ……! あ、気持ち、いいっ、ん、んんっ!」
「じゃあ、こっちも噛んじゃおっかな?」
言い終わらないうちに、ターナは柔らかな耳朶を、かしかし、と甘く噛む。
「や、あっ、あ、ターナぁ……! あ、やぁ、ん……!」
「どんどん硬くなってますわよ……今度は、吸って見ますわね?」
ラーチェルは口中で転がしていたエイリークの乳首を、ちゅっ、と吸い上げる。
「んあぁっ! や、ラーチェルっ、いい、です、や、やぁっ!」
「可愛い、エイリーク……」
ターナは艶然と微笑むと、エイリークの顔を自分のほうに向かせて、唇をあわせた。
エイリークもそれを拒むことなく、自然に受け入れている。
舌と舌が互いに絡み合う、いやらしく濡れた音
――いや、それとは明らかに違う音も聴こえる。エイリークの脚の付け根の辺りからだ。
511Lesson C?:04/11/01 01:17:11 ID:iWnpO+9E
ラーチェルの右手が自然に降りて、エイリークの秘められた部分に柔らかく触れている。
「すごく、濡れていますわ……興奮していますのね?」
言って、ラーチェルは濡れそぼった花弁を、陰核を、細い指で盛んになぞりあげる。
「んんっ……くうぅん……!」
エイリークの喘ぎは、ターナに塞がれてくぐもった風にしか聞こえない。
ターナがいったん唇を離すと、途端に封印されていた喘ぎが、堰をきったように溢れ出した。
「んあっ! や、あ、だ、駄目ぇっ、ラーチェル、そこ、やめてくださいぃっ……」
「本当に止めてもよろしいんですのね?」
少し意地悪く言って、ラーチェルは陰核を弄っていた指を止める。
と、先程の台詞など一瞬で忘れたかのように、エイリークは甘い声でねだる。
「やぁっ! やめちゃ、やあぁっ……!」
ラーチェルがそのまま、動かさずにいると、
エイリークは自分で腰を揺らして、陰核をラーチェルの指に擦り付ける。
それでも刺激が足りないのか、物足りなさそうに何度も喘いだ。
「ね……おねがい、します、指、動かしてぇ……!」
「わかりましたわ。意地悪は、やめにしますわ」
そう言うと、まるで、楽器か何かを弾いているかのような優雅さで、ラーチェルは小刻みに指を震わせる。
「ふぁっ……ぁ、あぁっ……やぁ……くぅっ……!」
待ちかねた刺激に、エイリークは白い喉をのけぞらせる。
512Lesson C?:04/11/01 01:18:39 ID:iWnpO+9E
「ね、ゼト様のと、どっちが気持ちいい?」
乳首を爪の先で弾きながらターナが訊く。
その口調はあくまでも無邪気なままだったが、声には甘い艶が含まれている。
「ターナぁ、そんな事、訊かないでぇ……!」
「素直じゃない方には、お仕置きが必要ですわね、ターナ?」
「そうね、ラーチェル?」
二人は示し合わせたかのように微笑みあう
――そして同時に、ターナは少しきつめに乳首を抓り、ラーチェルは陰核を人差し指と中指で、きゅん、と挟み込む。
「ひぁっ! あぁっ、い、いいの、こっちの方が、あ、ああぁっ!」
「そうなの? ゼト様より、気持ちいいのね?」
「だ、だってぇ、いろんな、ところがぁ……きもち、いいぃっ……!」
「そう言われると、甲斐があるというものですわ……」
「うん、そうね……」
二人は熱く呟くと、後は無言で、エイリークに快感を与える事だけに集中した。
耳朶を食み、首筋を舐め上げ、乳房を捏ね、乳首を吸い、そして、秘裂を弄る。
二つの舌が、四本の手が、ただ快楽を生み出すためだけに、エイリークの身体中を這い回っている。
「あんっ……ぁあ、はぁんっ……! いぃっ……ぁ、や、だめぇ……!」
ただエイリークの嬌声だけが、部屋の中に響いている。
それはいよいよ切羽詰ったものとなってきている。二人は互いの指の動きを速め、更にそれを押し進める。
「あ、あ、だめっ……だめっ! あ、あああっ!」
何度も身体を痙攣させ、口元からだらしなく涎を零しながら、エイリークは達した。
その表情はこれまでにないくらい、幸せそうだった。

513Lesson C?:04/11/01 01:21:04 ID:iWnpO+9E


(うわ……すげえな、おい……って、悠長に見てる場合じゃなかった)

レナックは、三人が絡み合っている隙に、扉の近くまでじりじりと後退していた。
とりあえず、上手く三人を絡ませてしまえば、自分から注意を逸らしてくれるだろう、
と、とっさに考え付き、それは成功した。しかし彼も男である。
目の前で繰り広げられる光景に、ついつい見入ってしまったのは、まぁ仕方のない事であろう。
幸い、三人はまた行為を再会している。今度はラーチェルの番らしく、
彼女の左右の胸にエイリークとターナがむしゃぶりついていた。
三人はいまや、レナックがいる事など忘れ去ってしまっているようである。

(今のうちに、おさらばしますか……名残惜しい気もするけど)

足音を忍ばせて、一歩ずつ確実に扉に近づいていく。やがて手が扉に触れる。
慎重に、鍵を開け、身体がぎりぎり通るくらいの隙間をあけ、するり、と部屋を抜け出した。
そして音がしないように、ゆっくり扉を閉める。

「……はあぁ……」

無事に部屋を抜け出し、レナックは解放感に崩れ落ちそうになる。
が、かろうじて踏みとどまった。ゆっくりと三まで数えて耳を澄ませる。
中から誰かが出てきそうな気配は無い。
次の瞬間、レナックは脱兎の如くその場から走り去っていった。
514Lesson C?:04/11/01 01:22:48 ID:iWnpO+9E
自宅に帰り着くと、レナックは漸く安堵に深く息をついた。
しかし、まだ安心するのは早い。
一応、レナックの貞操(?)は守られ、姦夫として叩き切られる心配はなくなった。
しかし、それとは別の嫌な予感がする。また変な事に巻き込まれるような気がひしひしとした。

(とりあえず、いつでも逃げられるように、荷物だけはまとめておこう……)


さて滞在期間が過ぎ、エイリークとターナは名残惜しげにロストンを立ち去った。
三人の友情はいっそう固くなったという。
その後、ラーチェルが妙な商品をカルチノから数多く取り寄せるようになったり、
ルネスの貴族の間で、妙な効能の蝋燭が流行りはじめた事から察するに、
レナックはロストンから逃げ出す事は出来なかったようである。

そして、エイリークとターナが、それぞれの連れ合いとの夜を熱く過ごせるようになったかは
――また、別のお話である。

515むた ◆rEtdWXJvJ6 :04/11/01 01:25:12 ID:iWnpO+9E
以上です。
長々とお付き合いありがとうございました。

しかし、聖魔は書きたいカプは多いものの、
なかなか萌えがまとまりませんなぁ。

多分次は聖魔じゃない奴になるかと思います。
読んでくださった方ありがとうございます。
ではでは。
516名無しさん@ピンキー:04/11/01 01:27:23 ID:Iw4I2LRl
GJ!
自分のプレイ時にモロそのカプで支援Aやったんでツボに来ました。
次回作もお待ちしております。ではお休みなさい
517名無しさん@ピンキー:04/11/01 01:32:36 ID:6slKZ1K5
初リアルタイムで非常に(;´Д`)ハァハァでした。寝る前にいいもん見た…






でもスマソ、1番萌えたのレナック('A`)
すっげー好きなキャラなのにどうしてペアEDが1個もないんだYO!
518名無しさん@ピンキー:04/11/01 01:50:24 ID:cM5qyilZ
リアルタイムキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!GJGJ!
レナック好きになったよw
つーか夫婦うまくいったのか気になる・・・
519名無しさん@ピンキー:04/11/01 06:13:21 ID:swyP52PO
女性に対して真面目なレナックがいいですね。
ゲーム本編だと口調がなんとなく押井キャラ(CV:古川登志夫)っぽいけど、
遊び人ではなく意外とまともな性格で俺もレナック好きだ。
盗賊として重要な速さがコーマにあっさり抜かれたり、
テティスに相手にされてなかったり不遇だが・・・。
520名無しさん@ピンキー:04/11/01 10:06:14 ID:rJLht2kl
gjgj!いいもの見させて貰いましたハァハァ
夫婦のその後も読んでみたい。
521名無しさん@ピンキー:04/11/01 13:20:34 ID:GETcqpVI
いい!続きもののエフラムターナきぼん!
522名無しさん@ピンキー:04/11/01 16:25:45 ID:cCICQlQd
ヒニアス×エイリク or ヴァルタ×エイリク で 誰か 投下 してクダサーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーイ
523名無しさん@ピンキー:04/11/01 17:26:56 ID:RalBrMxq
うんまあとりあえず成人式済ませてからまたおいで
524名無しさん@ピンキー:04/11/01 17:36:53 ID:KqaeM0Mg
GJ!
イカス組み合わせで読んでて楽しかったです。
女の子がキャアキャアやってるのがとても可愛いかったです(;´Д`)萌

ルネスの男供め……
525ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/01 18:55:42 ID:eq8L5BRl
太閤立志伝(1)

戦いが終わり、エフラム達は荒れ果てたルネスに戻ってきました。しかし、彼らには休んでいる
暇はありません。そう、一刻も早く国を復興し、民を安んじ、国力を回復しなければならないのです。
そしてこの日、エフラムとエイリーク、そして家臣団は大広間に集まりました。家臣団と言っても、先の戦で
大多数の家臣が命を落として、今ここにいるのはゼト以下数名の騎士、そしてコーマやネイミー、ルーテなど領民の
協力者のみです。

エフラム:本日の評定の出席者は・・・うちの家臣がエイリーク・ゼト・カイル・フォルデ・フランツ、協力者がコーマ・ネイミー・
ガルシア・ロス・ルーテ・アスレイ、以上11名だな。それでは評定を始める。では、エイリーク!
エイリーク:はい!
エフラム:お前には修行を命ずる。500Gを預けるから、できるだけ多くの性技を身につけて参れ!
エイリーク:せ・・・性技ですか?
エフラム:返事は!
エイリーク:は、はい、かしこまりました!
エフラム:ゼト!
ゼト:はっ!
エフラム:お前には使者の役を命ずる。ポカラの里へ行って、ミルラを丁重にお迎えするのだ!
ゼト:はっ!
エフラム:ハァハァ・・・。次、カイル!
カイル:はっ!
エフラム:お前には開発を命ずる。500Gを使って、シレーネのアソコを開発して参れ!
カイル:はっ!
エフラム:フォルデ!お前にも開発を命ずる。500Gで、ヴァネッサのアソコを開発してまいれ!
フォルデ:腕が鳴りますな。
エフラム:フランツ!
フランツ:はっ!
エフラム:お前には徴兵を命ずる。500Gで、兵士を少なくとも100人集めてこい!但し、女性限定でな!
フランツ:はいっ!
526ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/01 18:58:24 ID:eq8L5BRl
太閤立志伝(2)

エフラム:コーマ!お前は、フレリアに行って、ターナの使用済みパンティを盗んでこい!
コーマ:はい!
エフラム:ネイミー!ルーテ!お前達には訓練を命ずる。兵士の一物の耐久力を少なくとも1上げて参れ!
ネイミー:ええっ!?・・・わかりました・・・
エフラム:ルーテは?
ルーテ:私、優秀ですから。
エフラム:ガルシア殿は、ロスとともに建築を命ずる。山から木を伐採してきて、回転するベッドを少なくとも三つは作れ!
ガルシア:ははっ!ロス、行くぞ!
ロス:おう、父ちゃん!
エフラム:アスレイ!
アスレイ:はっ!
エフラム:お前には特別任務を命ずる。訓練し終わって疲れたルーテに、種をつけて参れ!
アスレイ:え、ええ〜っ!!
エフラム:嫌か?
アスレイ:嫌じゃ・・・ないです。

エフラム:それでは、おのおのしっかり任務に励むように!では、解散!

つづく

太閤立志伝Xやってて思いついたネタでつ。
石は投げないでね(はぁと)
527名無しさん@ピンキー:04/11/01 19:07:57 ID:NiL5/MEZ
うん、女の子可愛かった!下着姿ではしゃいでるのが何ともいえずハァハァしました。
そしてレナックの「乳くらい揉みましょうよ…」ってのにワロタw
ターナやエイリークのその後の夜の生活に、幸あらんことを!
528名無しさん@ピンキー:04/11/01 21:05:12 ID:Ax2LlMS0
じゃ、俺も書いてみる・・・
支援会話風なのでムダに行数とりますが
許してください。
529エフラムの憂鬱@:04/11/01 21:06:44 ID:Ax2LlMS0
[ターナ]
あ、エフラム
良かった。ここにいたのね。

[エフラム]
どうしたんだターナ。
そんなに血相かえて

[ターナ]
エフラム・・・
あの竜の女の子に
おにいちゃんって呼ばせてるって・・・本当?

[エフラム]
・・・
いきなりなんだ?

[ターナ]
やっぱり・・・
そうなんだ。
毎晩いっしょに寝てるってのも・・・本当なのね

[エフラム]

530エフラムの憂鬱A:04/11/01 21:08:00 ID:Ax2LlMS0
[ターナ]
本当・・・なのね?

[エフラム]
ちがうぞターナ。
誘われはしたがもちろん断った

[ターナ]
やっぱり。
わたしエフラムのこと信じてたわ。

[エフラム] (左)
俺に何か用が
あったんじゃないのか?

[ターナ]
・・・はい。
・・・わたしもエフラムのこと
お兄さまと呼んでもいい?

[エフラム]

531エフラムの憂鬱B:04/11/01 21:10:12 ID:Ax2LlMS0
[エフラム]
それはできない

[ターナ]
どうしてよ。
私じゃいやなの。

[エフラム]
そうではないが・・・。

[ターナ]
なによ。
それじゃあミルラはよくって
わたしはだめなの?

[エフラム]
そんなことは・・・
しかし俺はルネスの王だし
きみはターナの姫なのだろう?
お互いの立場というものがある。

[ターナ]

エフラムはいつもそうやって
わたしから距離を置こうとする
エフラムはターナのことなんて
どうでもいいのね。
532エフラムの憂鬱C:04/11/01 21:10:45 ID:Ax2LlMS0
[エフラム]
ターナ・・・
どうしたんだ急に?
最近、君はどこか変だぞ。

[ターナ]
もういいわ。
エフラムなんて知らない。
エフラムお兄さまのバカ。

[エフラム]
ちょっと待てターナ!
一人で行ってはだめだ。
・・・いったい何を怒ってるんだ?
533エフラムの憂鬱D:04/11/01 21:11:49 ID:Ax2LlMS0
[ラーチェル]
エフラム、ちょっとお待ちなさいな。

[エフラム]


[ラーチェル]
いろいろな方々から
噂をうかがいましたけれど、
手当たり次第に若い娘をつかまえては
お兄ちゃんと呼ばせているそうですのね
仮にも軍の指揮官が
そんなことでいいんですの?
けだもの! ヘンタイ! 悪魔!

[エフラム]
いったいどこから
そんな噂が・・・
534エフラムの憂鬱E:04/11/01 21:13:14 ID:Ax2LlMS0
[ラーチェル]
・・・・・・

[エフラム]
・・・?
どうしたんだラーチェル。
急に押し黙ってしまって
いつもと様子が違うようだが。

[ラーチェル]
べ、別に
なんでもありませんわ・・・

で、でも、せっかくですから
わたくしもあなたのこと
兄上と呼ばせてもらいますわ

[エフラム]


[ラーチェル]
戦場で長話もなんですから
それではごきげんよう兄上
535エフラムの憂鬱F:04/11/01 21:14:06 ID:Ax2LlMS0
[デュッセル]
エフラム
少しよいか?

[エフラム]
デュッセル。
すまないな。
グラドの人間であるあなたに・・・

[デュッセル]
気にするな。
わしのような不忠者でよければ、
遠慮なくこき使ってくれ。

ところで最近よからぬ噂をきいたのだが。
なにやら手当たりしだいに若い娘をつかまえては
お兄様と呼ばせているそうな。

仮にも一軍の将とあろうものが
そんなことでいいと思っておるのか?

[エフラム]
またか
536エフラムの憂鬱G:04/11/01 21:14:51 ID:Ax2LlMS0
[デュッセル]
ふむ・・・
しかしエフラムも、あれから
ずいぶん腕を上げたな。
初めてわしを尋ねてこられたそなたは、
まだ女性の礼儀も知らぬありさま。
お世辞にも筋がいいとは
言いがたかったが・・・

[エフラム]
なんの筋だ。

[デュッセル]
何があろうと、己の信じる道を
どこまでも貫けるような・・・
強い王になられよ。

[エフラム]
まってくれデュッセル。

・・・いってしまったか

しかし、そろそろ噂の出所をつきつとめて
なんとかしなければならないな
537エフラムの憂鬱G:04/11/01 21:16:08 ID:Ax2LlMS0
[エフラム]
ルーテ。少しいいだろうか

[ルーテ]
何でしょうか?私への要望は
七種二十五項目に分類されますが
あなたの用件は既にわかっております。

[エフラム]
さすがルーテだ。
きみに声をかけたのは正解だったな。

[ルーテ]
私、優秀ですから。
それで、わたしはどのように
お呼びすればよろしいのでしょうか。
お兄様。
兄くん。
兄君さま。
アニキ。
あにぃ。
兄上様。
兄チャマ。
お兄ちゃん。
お兄ちゃま。
にいさま。
兄や。
おにいたま。
いろいろありますが?

[エフラム]
いや、もういい。すまなかった。忘れてくれ。
538エフラムの憂鬱I:04/11/01 21:17:01 ID:Ax2LlMS0
[エフラム]
おい、フォルデ・・・

[フォルデ]
!?
・・・なんですか、エフラム様?

[エフラム]
・・・今、何か隠しただろう?

[フォルデ]
・・・何言ってるんですか、
今は戦闘中ですよ。
ほら、俺なんぞに気を取られてたら、
敵にやられてしまいますよ。

[エフラム]
いいから、隠したものを出せよ。
早く見せろ、フォルデ。

[フォルデ]
・・・わかりましたよ。

[エフラム]
・・・なんだ、これは?
これは?
この絵は?お前が描いたのか?

[フォルデ]
・・・ええ・・・依然にね。
539エフラムの憂鬱J:04/11/01 21:18:30 ID:Ax2LlMS0
[エフラム]
・・・素晴らしい絵だな、フォルデ。
お前は、剣術だけじゃなく絵心もあったのか。
・・・しかし・・・
これを他の兵にもみせたのか?

[フォルデ]
ええ。
いちおう俺の自身作ですから。

[エフラム]
・・・そうだ、フォルデ。
この絵を俺にくれないだろうか?

[フォルデ]
ええ、もともとエフラム様のために描いたものなのです、
ぜひもらってください。

[エフラム]
ありがとう、フォルデ!
やはり見事な絵だ。

[フォルデ]
エフラム様もいつか
俺に絵のお返しをしてくださいよ。

[***]
しばらくして兵士達の噂は消えた。
フォルデの絵に描かれていたものは
優しそうなエフラムと、
その肩によりそうように眠る
ミルラの姿であったという。
540名無しさん@ピンキー:04/11/01 21:18:43 ID:Ax2LlMS0
終わりです。
541名無しさん@ピンキー:04/11/01 21:19:38 ID:gqq9lE6Q
吹いた。
ルーテ…!
542名無しさん@ピンキー:04/11/01 21:22:27 ID:5a2G86AN
これはとんでもない支援会話ですね。
エフラム・・・orz
543名無しさん@ピンキー:04/11/01 21:46:36 ID:Ui/0BAqb
ルーテたんに兄君さまと呼ばれたい(;´Д`)
544名無しさん@ピンキー:04/11/01 23:22:33 ID:OxPbk0Hi
>>525-526
いったいエフラム何を企んでるんだ・・・w
想像つかん

>>529-539
GJ!w エフラムの冷静なツッコミと支援相手のボケ?が
いい具合。エフラムの性格がでててイイ!
545名無しさん@ピンキー:04/11/02 00:12:59 ID:HeoIWgQm
デュッセルとルーテのところがとくに面白かったw さりげにエフラムラーチェルに萌えてた
ところで>>539のオチって、噂の原因はフォルデが描いた絵を兵士たちに見せてたせいで、
これ以上噂がながれないようにエフラムがうまく言って絵を没収したってオチなのかな?
546名無しさん@ピンキー:04/11/02 00:47:30 ID:2MviubUW
>>545
そういうことだったのか>オチ
てっきり締めにはエイリークを持ってくるかと思ったけど。
547名無しさん@ピンキー:04/11/02 01:45:46 ID:JtZwM0cK
デュッセルに兄と呼ばれるのかと一瞬思った。
548名無しさん@ピンキー:04/11/02 09:42:28 ID:FugY6ykN
>>547
俺もw

エロじゃないけどおもしろかった
549ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/02 10:10:59 ID:BYrqGU01
>>529-539
ハゲシクワロタ

>>537
「兄やさま」が抜けてまつw ←超重要
550名無しさん@ピンキー:04/11/02 10:16:29 ID:3HlmQifu
>549
君とは友達になれそうだw
551花泉の亜茶:04/11/02 12:55:47 ID:Y81C8zLU
久方ぶりに寸評の続き投下しまつね。

グレイド×セルフィナ×フィン 初代スレ 494〜500
夫とその親友との3Pのセルフィナ物。
グレイド、調教していたのかよ!
セルフィナ、相当乱れています。

セルフィナ×アスベル 初代スレ 522〜535
アスベルを喰っちゃう人妻セルフィナの逆レイプ物。
ここでグレイドは租チンである事が判明。
何気にサラたまも輪に入ってきます。

アルテナ×コープル 初代スレ 677〜681
ステータスUP会話を基にしたSS。
コープルがアルテナを眠らせてレイープするかと思ったら、逆に和姦になったのには、正直驚いた。
つか、コープルはママンを求めていたのね・・・。

カチュア陵辱 初代スレ 684〜691
紋章の謎MAP2を舞台にした陵辱物。
どうしてカシムがいるのかちょい?が入ったが、読んでいくうちになんか納得した。
つーか、アンドレイっていう名前にした作者は確信犯だろう?
ちょいグロありなので、そこんとこ注意です。

オルエン×ケンプフ 初代スレ 709〜716
オルエンSケンプフMのSS。
最初のケンプフの台詞からはこの内容は想像できないよ。 
女王様オルエンというのは、今にしてみれば、貴重なのかも。

イシュタル陵辱 初代スレ 718〜723
代役五文字最後ンの二人がイシュタルを犯っちゃうSS。
よく捕まえれたなあ、とエロじゃない部分に感心しちゃいました。
最後ユリウスに連れられるんだろうけど、きっと最後ンの二人はイキきれずに終わっちゃったんだろうなぁ、と想像しちゃいました。
552花泉の亜茶:04/11/02 12:57:02 ID:Y81C8zLU
イード砂漠で石化させられるラケシス 初代スレ 737〜740
ラケシス石化物リクに職人が応えて投下された作品。
エルト兄を見ながらヨガり、最後は絶望の声をあげながらエロシーンをしめる手法は、なかなか上手いと思った。

王子と踊り子 初代スレ 747〜754
リーフとレイリアの和姦SS、というよりは、レイリアによる筆おろし物と言うべきか。
フィンの頼みで、という所が、なんとなくリアリティがある。いろんな意味で。
やっぱ、踊り子さんって、こういう役なんですかね。

或る天馬騎士の恋 初代スレ 769〜775
マーニャをパメラが屈服させようとする百合?物。
最後辺りにグロ表現があるので、そこ注意です。

タニア陵辱? 初代スレ 787〜792
ダグダの館のMAPを基にしたタニア陵辱?物。
触られ舐められ、これから本番ご開帳というときにオーシンの登場によってそれは阻止される。
この展開にほっとしたか、クソゥと思ったかで、あなたの属性がわかりますよ。

ユミナ陵辱 初代スレ 857〜867
ラングがユミナを陵辱するSS。
個人的には、これぞ陵辱物!と思える物だと思うんだが、どうなんだろう?
ラングの攻めの表現が見事だと思いました。

快楽の支配人 初代スレ 880〜896
レイロイソフィーヤのエロSS。
最初モーホ表現があるんで、読むなら覚悟、それならスルーするのがよいでしょう(882〜886の間です)。
最後のオチにはビックリさせられました。
553花泉の亜茶:04/11/02 12:58:09 ID:Y81C8zLU
マルス×シーダ 初代スレ 977〜987
紋章の謎ED後のアリティアでの二人の初エッチ物。
マルスはよく結婚後三ヶ月も我慢できたなぁ。
朴念仁マルスにシーダが思いを伝えた後の表現が見事。
しかし、この頃から通りすがりのスケベ氏は作品を書いてくれていたのか。すげえなぁ。
陵辱物が殆どだったこの初代スレの最後が純愛物っていうのも、ある意味すげえんじゃないかと思えてきました。

初代スレ番外
倉庫未収録の封印物未完SS 初代スレ 783〜784
登場人物はロイとセシリア。
ロイの部屋で授業を行い、その後にセシリアから大事な事を教えようと言われて・・・といった所で中絶となっている。
もしかしたら、その後のスレで続きが投下されているのかもしれないけど、今の所未確認である。
554花泉の亜茶:04/11/02 13:01:14 ID:Y81C8zLU
ようやく初代スレのFE物の寸評が終わった。今度は同スレのTS物か。
季節が秋のせいか、読書感想文書いてる気分になっちまったよ。
SS投下したほうが良いんだろうけど、じぇんじぇん文章が進まねぇ・・・スラにはいっちまったのかワシっ!?
ガンガロウぜ、ワシ。
そういえば、TS物久しく投下されてないなぁ。新作来ないかしらん?
555名無しさん@ピンキー:04/11/02 13:05:33 ID:aB+jCzEC
TSといえば、どこで見たんだか覚えてないんだが、
エンテとサーシャが互いを人質にされて、ヤーザムに犯られてしまうというSSがあった。

かなり気に入ってたんだが、最近ググッても見つからない。
このスレの人、誰か知らない?
556名無しさん@ピンキー:04/11/02 15:08:26 ID:LndKPhfd
525 526

市ねよボケvvv
557555:04/11/02 17:09:28 ID:aB+jCzEC
申し訳ない。見つかりました。
今までずっと見つからなかったんで、自分でもビックリ。

「エンテ 陵辱」でググッてもひっかからんかったのに、
「サーシャ 陵辱」だとひっかかった。
558名無しさん@ピンキー:04/11/02 17:33:50 ID:FugY6ykN
>>280の続きマダー?(AA略
559名無しさん@ピンキー:04/11/02 21:46:43 ID:27dx0njc
妹「んっ・・・ン、ちゅ・・・ぷはっ・・・はぁ・・いつ咥えても・・大きいですね兄上・・・チュバ」
兄「エ、エイリーク・・・待て・・・やはり兄妹で・・・こんな事は・・」
妹「ん・・・んンんんん〜・・・っふ、兄上・・・子供の頃の約束を覚えていますか?
  周りの同年代の女性に比べ・・・チュ・・成長が遅かった私に・・兄上は・・んふ・・・
  言ってくれました・・レル・・・んぶ・・ン
  優しく私の頭を撫でながら・・将来・・・俺がお前を娶ってやると・・ふっ・・・ンん
  だから心配するなと・・・ちゅぶ・・・チュ」
妹「嬉しかった、他の誰より・・兄上から自分を必要とされる事が・・だから私は・・」
兄「エ、エイリーク・・・それは・・いや、確かに言った・・・言葉を撤回する気も無い・・・
  しかし兄妹での事だ・・・・周りからなんと言われるか・・・」

ガラッ!!

 「それについては心配ご無用ですわ!」
兄「!!!!?ラ、ラーチェル・・!?」
ラ「外道王エフラム・・・あなたに言いたい事は山ほどありますけれど」シュルルル
兄「ちょ・・ちょっとまて・・まてまて」
ラ「まずはその自己主張の強いご子息を静めてから・・・・」パサリ
兄「ま、まて・・二人で・・・そんな」
ラ「・・・・説明して差し上げますわ」カプ「ウッ・・」
560名無しさん@ピンキー:04/11/03 00:02:55 ID:Jn3qHHpF
ラーチェル乱入 ワラタ 続きこれ来るの?何気に気になるなw
561名無しさん@ピンキー:04/11/03 02:01:29 ID:+oAfqxj4
>ガラッ!!

ここでキバヤシAAを想像してしまったorz
562名無しさん@ピンキー:04/11/03 15:05:26 ID:oGJ4obpL
ここでエフラム×キバヤシキボンヌ
563名無しさん@ピンキー:04/11/03 15:52:01 ID:WQ7dhZZw
>>561
(・∀・)イイジャマイカ!!!!
564名無しさん@ピンキー:04/11/03 16:34:53 ID:Cwsqj99f
自己主張の強いご子息、ワロタw
最近、シリアスとエロ、お笑いとエロがうまくミックスされている良作が
多くて幸せだ。良スレに乾杯。
565名無しさん@ピンキー:04/11/03 18:37:06 ID:4U70fhTg
>554
寸評乙です。
初代スレは陵辱が多かったのな。
566名無しさん@ピンキー:04/11/03 23:27:31 ID:0P4GsBY2
>564
同意。特に夏からデビューを果たした岩手のマギー&ローズにむた殿の三人は
ホントにエエ作品を投下してくれているよ。どれももったいない位に完成度が高いし。


聖魔ネタもいいが、そろそろ別のも読みたくなってきたねぇ。何でもいいから職人さん
投下キボンヌ。
567名無しさん@ピンキー:04/11/03 23:31:03 ID:Jn3qHHpF
>>559
他の作品もいいが これの続きをとりあえず完結させてください(*´Д`)'`ァ'`ァ ラーチェル萌え
568名無しさん@ピンキー:04/11/04 00:52:23 ID:FlJUuqHS
ラーチェルまだー?(*´Д`)'`ァ'`ァ
569名無しさん@ピンキー:04/11/04 02:38:29 ID:Ps9yGzpN
TSスレでこんな妄想が。
ネタにいかがでしょう職人さん?
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gameover/1095918689/933-935
570名無しさん@ピンキー:04/11/04 13:58:44 ID:qu0PlKAK
ルーて「・・・・・」
ノーる「あの・・・」
ル「・・・・・」
ノ「あの、すみません・・・
  できればその・・・正面から私の股間を観察するのはやめてもらえませんか?」
ル「気づきましたね」
(ノール下を向く)
ノ「当然です
  毎日下半身にぴったりはりつかれたら、いやでも気づきますよ。
  私に何か御用ですか?」


こんな感じでノール×ルーテきぼんぬ
571名無しさん@ピンキー:04/11/04 15:38:31 ID:IGHuACOu
ミルラまだー?
572名無しさん@ピンキー:04/11/04 16:43:44 ID:Aw/RB1BQ
>>559の続きをだ、誰か…
せっかくラーチェル乱入きたのに…
573名無しさん@ピンキー:04/11/04 20:44:58 ID:9x9lIBRE
兄「た、助けてくれ、誰か」
妹「お兄様。往生際がわる・・・ん・・・んンんんん〜・・・っ」
ラ「んぶ・・ン」
兄「あ、うっ・・・く」

ガラッ

兄「!!!ターナか。助けてくれ」
タ「エフラム陵辱会場はここですか?」
兄「!!!」
妹「やっときたのね」
ラ「待っていましたわよ。ターナ」
兄「!!!タ…ターナ。なにを言っているんだ」
タ「フンッ」ペロペロ
兄「あふっ…ふわぁ」
タ「エフラムが……いつまでも……ふっ…
 私のこと子供あつかいするから」ペロペロ
兄「うっ…くっ…や、やめっ…」
タ「もう…んっ…子供じゃないって…んっんっ…わ、わからせてやるんだから」
兄「あっ……あぅぅ…あっ……あ」
ラ「あら、なかなか上手じゃありませんこと」
574まごのて ◆pRlYgV5GEA :04/11/04 21:59:29 ID:I5pZ8aD3
エイリーク編裏15話

ワーワーワー!
カキン!カキン!カキン!
耳をふさぎたくなるような喊声。
耳を痛くするような金属音。
「報告します! 東より、ペガサスナイトの一個小隊が現れました!」
「伝令! 西方面に展開していた、ジスト部隊、【虎目石】ケセルダ部隊相手に苦戦!」
ジャハナ城外の砂漠。
そこに待ち伏せしていた帝国軍の大群を相手に、エイリーク率いる軍勢は慣れない砂漠ということもあり、
大苦戦を強いられていた。
「防衛線を維持しろ! ギリアム将軍の部隊が耐えている間に、ヒーニアス王子のスナイパー部隊と魔法部隊は、
 後ろから援護を頼む!」
指揮をとる、ゼトの声にも焦りが混じる。
無理もない。
「伝令! 南方面に向かっていた、ターナ王女率いる天馬騎士団は【月長石】ヴァルダーの軍勢に全滅!
 ターナ王女、ヴァネッサさまは敵軍に捕獲され、クーガさまはヴァルダーと一騎打ちをし、死亡しました!」
「くっ! それで南方面はどうなっている?」
「はっ、天馬騎士団を撃破してきたヴァルダー部隊はそのまま北上。本陣に向かってきています!」
「まいったな…」
西方面は苦戦、東方面からは奇襲、南方面の部隊は撃破。
砂漠に馬が足を取られるため、騎兵を局面に応じて配置できない。
しかも、その騎兵のほとんどは比較的足の自由がきく、西方面に向かわせてしまっている。
敗北。
最悪の事態を表す2文字が彼の脳裏にもよぎっていた。
575まごのて ◆pRlYgV5GEA :04/11/04 22:00:18 ID:I5pZ8aD3
「防衛線を維持したまま、全軍後退!」
「しかし、それでは炎上しているジャハナ王宮を背にして戦うことになりますが…」
「かまわん! このまま全滅するよりは、すこしでも戦力を終結したほうがよい。行けっ!」
「はっ!!」
伝令が、東と西に散っていく。
その間にも、多くの兵士が帝国軍の勢いの前に、無残にも死んでいく。
優秀な指揮官が敗北を意識してしまっているのである。
その末端である兵士たちであれば、もはやその恐怖でまともに戦うことすらできなかった。
ようやく、部隊がジャハナ王宮の前に集結したが、
西に向かっていた部隊も、東に向かっていた部隊も、最初の4分の1ほどまでに兵力は減っていた。
「くくくくく…。まさに、袋のねずみだな?」
その彼らの痛ましい姿を、【月長石】ヴァルダーは上空から見下ろし、不敵な笑みを浮かべた。
その視線は、部隊の中心にいる長い青髪の少女を捕らえていた。
「エイリークよ…。もうすぐお前は私のものになるのだ?」
576まごのて ◆pRlYgV5GEA :04/11/04 22:01:34 ID:I5pZ8aD3

……
………
「う…」
激しい頭痛に見舞われながらも、エイリークは目を覚ました。
しかし、さきほどずっと耳に入っていた戦いの音は聞こえない。
それどころか、彼女の声や呼吸以外はまったく聞こえないほど、あたりは静寂としていた。
「ここ…は?」
視覚が捕らえたのは、見知らぬ石室。
自身が着ているのは、ぼろぼろになった鎧の下に着ていた赤い服。
部屋には何もおかれてなく、その代わり、鉄格子が外界を封鎖していた。
「そ、そんな!?」
―とらわれた!?
彼女の脳裏にそういう現実が叩きつけられる。
「くっ!!!」
これは夢だ! あの鉄格子は簡単に手でへし折れて、そのまま外へ逃げられる!
そう思って、体を動かすが、手が壁から離れない。
ガシャ…ガシャ…
金属音が手を動かすたびに部屋に鳴り響いた。
彼女の両腕は、鎖によって、束縛されていたのである。
「く! だれか! だれかいないの!?」
大声で叫ぶ。
「ゼト! ヒーニアス王子!!」
しかし、答えるものはなく、彼女の叫びは無常にも石造りの部屋に響き渡るのみ。
「…にいさまぁ〜〜〜〜〜〜」
最後に、思いっきり、最愛の兄の名前を呼ぶ。
いつだって、兄は彼女を助けてくれた。
577まごのて ◆pRlYgV5GEA :04/11/04 22:02:19 ID:I5pZ8aD3

コツン…。
その声に呼応するように、鉄格子の外から小さな靴音が彼女の耳に聞こえた。
「あ…」
コツン…コツン…コツン…。
その音はどんどん大きくなり、こっちに近づいてくる。
(兄さんが…助けに…来てくれた?)
期待に胸が膨らむ。またひとつ、またひとつ、靴音がこっちに近づいてくる。
そして…。
コツン…。
足音が止まる。
「あ…」
しかし、その足音の主は…。鉄格子の向こうにいたのは…。
「ようやくお目覚めかな? ルネスの王女よ?」
そこにいたのは、彼女がもっとも嫌っていた相手。【月長石】のヴァルターだった。
578まごのて ◆pRlYgV5GEA :04/11/04 22:03:12 ID:I5pZ8aD3
ヴァルダーはその横に控えていた兵士に鉄格子を空けさせると、そのままエイリークのいる部屋に入ってくる。
そして、エイリークの正面に立つと、そのまま彼女の全身を舐めるように眺めた。
エイリークはぞっとした。
ゴルゴンの視線は、人間を石にさせるほどの恐怖を与えるといわれているが、
ヴァルダーのそれは、エイリークの女性が本能的に危険を察知してしまうほどの、恐怖、いや、「絶望」が秘められていた。
「無様だな?」
ククク、とヴァルダーはいやらしい笑いを浮かべる。
そのもっとも憎たらしい顔を、エイリークはキッとにらむ。
「いい目だ…」
そのエイリークのにらむ目を見つめたまま、ヴァルダーは彼女に歩み寄る。
そして、彼女の目の前に来ると、あごをぐいっとあげさせた。
「その目だ…。その目が、私を夢中にさせたのだ?」
「ふざけないでください!」
エイリークが顔を振り、ヴァルターの手を振り解く。
「私を…どうするつもりですか!」
恐怖で気を失いそうになるが、それでも彼女は表情を崩さないで、彼を見据えたまま、そう問う。
しかし、その強がりの姿勢は、ヴァルターにとってはただ彼を喜ばせるものでしかなかった。
「決まっている…。お前は私のものになったのだ?」
ヴァルターは不気味な笑みを浮かべたまま、彼女のむなぐらをつかみ、そのまま彼女の服を引き裂く。
ぼろぼろになった服はたやすく破け、服はぼろきれに化していく。
そして、赤い布の下から、まぶしいような白い肌が現れ、さらには美しい色をした彼女の形のよい胸が現れた。
579まごのて ◆pRlYgV5GEA :04/11/04 22:03:34 ID:I5pZ8aD3
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」
声鳴き悲鳴をあげるエイリーク。
「くくくくく、きれいな色をした乳首だ…」
ヴァルターは手袋をはめると、そのまま親指で彼女の突起を壊れ物を扱うかのように、そっと触れる。
「はぅうっ!!」
ぴりっ、と電流のような感覚がエイリークの全身に伝わる。
「やはり処女か…。この感度のよさは…」
ヴァルターの顔がさらにゆがむ。
まるで狂人のような笑みをうかべて、そのまま触れた指先に力をいれ、エイリークの乳首をこね回す。
「ふああああ、あ、ああああああああ!」
抑えようにも、甘さを含んだ喚声は抑えられない。
自慰ですら、めったにしない彼女にとって、他人に敏感な場所を刺激されることは、気が狂いそうなほどの、
強い快感が与えられる。
「いいぞ、エイリークよ。お前の声を…私だけの声を…もっと聞かせろ?」
ヴァルターは興奮の混じった声でそういうと、ぎゅっと、今度は力いっぱいつまんだ。
「あ、ああああああはあああああああああああぁぁ!!!!」
びくびくびく…
彼女の体が細かく痙攣する。
鎖は細かく音を響かせ、
彼女の太ももは薄暗い部屋でもわかるくらい、汗と愛液でぬれて光っていた。
580まごのて ◆pRlYgV5GEA :04/11/04 22:04:38 ID:I5pZ8aD3
「ふははははは! イッたか? イッたのか? ふはははははははははははは!」
「はぁ…はぁ…はぁ…くぅ〜…」
エイリークは肩で息をしながら、涙を浮かべながらも、ヴァルターをにらむ。
もっとも嫌いな男に破廉恥な行為をされ、あまつさえ、絶頂の声を聞かせてしまった後悔とヴァルターに対する恨み…。
視線には彼女のそういう思いが込められていた。
「いいぞ〜、エイリーク! 貴様は私の予想したとおりの女だなああああ?」
しかし、やはり彼女がそういう強さを示せば示すほど、ヴァルターは悦び、狂ったように叫び声をあげる。
「ふはははははは、見ろ?」
そして、ヴァルターはそのまま彼女のスカートの仲に手を突っ込み、彼女の秘所に当たる部分を下着の上から思いっきりつぶすように指で押す。
「くぅ〜」
さきほど乳首をもてあそばれたときと同じような快感が再び彼女を襲い、必死でこらえるエイリーク。
ずちゅ…ずちゅ…
「聞こえるか?エイリーク? 貴様は私に乳首をいじられ、ぬらしているんだぞ? 悔しいか?」
「ヴァ、ヴァル…ター!」
「いいぞ、もっと私をにらめ? 憎しみと羞恥をこめたその目で私を見ろ? それでこそ、私の性欲を満たす女だ!」
ヴァルターはさらに指に力をいれ、彼女の秘所をこすり始める。
「ぐ…ふあ…くぅうう…はああ……」
我慢しようにも、どうしても耐え切れない。
喘ぎ声はつむいだ口から漏れ、下半身はどんどん彼女の愛液でぬれていく。
581まごのて ◆pRlYgV5GEA :04/11/04 22:04:52 ID:I5pZ8aD3
「さぁ、イけ? もっともにくい男にヴァキナをいじられ、そのまま気をやれ?」
ヴァルターの指が加速する。
「っ!! あ、あ、あ、あ、ああああ…」
その激しさに、エイリークは耐え切れずに口を開き、
さきほど乳首を攻められたときよりもずっと大きな、普段の燐とした声からは考えられないような甘い声を牢屋全体に響かせる。
「さあ、イけ!」
「あ…ああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
ビシャビシャビシャ…
絶頂の声を響かせ、床を愛液とは違った液で汚す。
「く…」
もう一度…もう一度…あの男を睨もうと目に力を入れようとするエイリーク。
だが、視界はぼやけ、ヴァルターのシルエットをしっかりと捉えることが出来ない。
「にい…さま…」
最後に、そうつぶやくと、彼女は意識を失った。
582まごのて ◆pRlYgV5GEA :04/11/04 22:05:08 ID:I5pZ8aD3
「くくくくく、気持ちよさのあまり、尿までもらしたか」
ヴァルターは気を失った彼女を見下しながら、彼女のさまざまな体液で濡れた手袋を舐める。
「だが…まだ犯しはしない。私はワインもよく熟したものがすきでね?
 お前にこの世のすべての恨みと絶望を抱かせてからお前を犯す。
 エイリーク…。私が選んだ最高の…」



―最高の性奴隷

続く。
583まごのて ◆pRlYgV5GEA :04/11/04 22:07:37 ID:I5pZ8aD3
以上っす。
ひさびさにエロパロ書いた…。
しかし、どうもFEのエロパロになると、鬼畜のほうがよく書ける…orz
584名無しさん@ピンキー:04/11/05 00:48:54 ID:VQeUU9nR
>>573
ターナ乱入キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
ガラッってとこウケるw ミルラ乱入マダー?

>>582
エイリーク陵辱モノキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
ヴァルター×エイリーク(・∀・)イイ!!
585名無しさん@ピンキー:04/11/05 00:50:03 ID:6mfN9pFp
うおおおお…! ヴァルター、羨ま……いや、卑劣なり!
許さん! GJ!!
586名無しさん@ピンキー:04/11/05 00:59:54 ID:6mfN9pFp
連投スマソ
>エフラム凌辱
今更気づいたけど、ガラッ て音がするという事は、横開きの扉なんだな。
かなり不釣り合いでイイw
587名無しさん@ピンキー:04/11/05 01:12:15 ID:H+ubyVSx
やった!ゲームをやって以来ずっと読みたかったヴァルター×エイリーク!
超興奮しました。まごのて様感謝です!ぜひとも犯してエイリークがイク
まで書いてください。お願いします。
588名無しさん@ピンキー:04/11/05 10:06:12 ID:tZewwGPR
>>573
>タ「エフラム陵辱会場はここですか?」
ワラタ 
589名無しさん@ピンキー:04/11/05 14:38:52 ID:Gq1rNfZR
>>573
エフラム抵抗できないみたいだが、
槍にでも縛られてると妄想

>>280>>559>>573 って書いてる人一緒なのか?完結までキボン
590ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/05 16:01:31 ID:vW6Dfazc
ズッコケ三人組

「なあ、マリカ・・・まだ怒ってるのか?」
「・・・・・・怒ってる。」
下を向いてボソッとつぶやくマリカ。ジストの無神経な笑いにすっかり機嫌を悪くしていた。
ジストは顔をしかめた。どうしたら、彼女の機嫌を直せるのか・・・?
「・・・なあ、どうしたら、許してくれるんだ?」
「・・・・・・。」
二人とも歴戦の強者。しかし、そんな彼らが、その真後ろから忍び寄る三つの影に気づかないとは・・・。
そして、三人はマリカの口元を恐る恐る覗きこんだ。そして、マリカが何かを言おうと口を開いたそのとき、
三人は声高に叫んだ・・・。
「せっくす!」
「・・・してくれたら、許してあげる。」
「何っ!?」
「・・・・・・!」
マリカは驚いて声のしたほうを見た。そこにいるのは、ロスとユアンとアメリアの三人だった。
「それっ!逃げろ〜♪」
「あ〜ん、待ってよう〜!」
三人はすたこらさっさとあっという間に逃げてしまった。あとに残るのは、呆然と立ち尽くす二人の男女・・・。
「・・・・・・わかった。お前のことを、誠心誠意、心から愛そう。」
「た、隊長・・・わたしは・・・あ・・・」

おしまい
591名無しさん@ピンキー:04/11/05 17:37:31 ID:Gq1rNfZR
ちょっと和んだw
592名無しさん@ピンキー:04/11/05 19:55:07 ID:cvAQhqZJ
可愛い奴らだ
593名無しさん@ピンキー:04/11/05 22:17:29 ID:FvzGjDBv
いいな、このトリオ。
顔が緩んだよ。
594593:04/11/05 22:19:19 ID:FvzGjDBv
しまった、ageちまった。
しばらくロムに徹しますので許してください(平伏)
595名無しさん@ピンキー:04/11/05 22:59:45 ID:tfiFrPVl
まぁいいじゃん

ところでミルラまだ?
596名無しさん@ピンキー:04/11/05 23:19:53 ID:B5TAeKxj
>>579
>自慰ですら、めったにしない彼女にとって
おれのエイリークたんはそんなことしない!
597名無しさん@ピンキー:04/11/05 23:25:00 ID:B5TAeKxj
ともあれGJ
楽しみに続きを期待しております
598名無しさん@ピンキー:04/11/06 00:49:35 ID:lSVGKSty
ヴァルター×エイリークが読めるとは嬉しい限りです。続きも楽しみに待っています。
頑張ってくださいませ。
599名無しさん@ピンキー:04/11/06 01:04:03 ID:M6SnP9Yn
読みたいやつ

エイリーク×ヴァルター(続き待ち)
エフラム陵辱(続き待ち)
エフラム×ミルラ
エフラム×ラーチェル
ドズラ×ミルラ
フォルデ×ヴァネッサ
クーガー×ターナ

 だれかよろしく
600名無しさん@ピンキー:04/11/06 01:04:56 ID:M6SnP9Yn
すいませんageちゃった
しばらくロムに徹しま(ry
601名無しさん@ピンキー:04/11/06 01:24:45 ID:cNCAZNo5
こんな事言われてんのにまだageてんのか。おめでてーな。

244 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:04/11/05 14:27:23 ID:kCopnOlU
感想は有り難いのだがかならず揚げる読み手がいる
しかもレスの内容は今後の展開の予想か希望
本文のみの投下に徹してるので底に沈むのを待ってる
すんげーうPしにくい
602名無しさん@ピンキー:04/11/06 07:57:59 ID:wpfmV8a7
自演乙。
603名無しさん@ピンキー:04/11/06 09:04:44 ID:ZdHkweJJ
つか、ageてる奴は一人だけだろ?
んでわざとやってると
604名無しさん@ピンキー:04/11/06 11:25:24 ID:wNQBGIqM
>>570
ノールは不能っぽい。

デュッセルも不能っぽい。ユアンは絶倫っぽい。
烈火のレナートとルセアも不能っぽい。カレルも不能っぽい。ラスは絶倫っぽい。
トレックは不感症(男に対して使うのはおかしいかな)っぽい
女はほとんど孕んでるからか、不感症っぽいイメージのキャラが浮かばないなあ。
605名無しさん@ピンキー:04/11/06 15:21:32 ID:mJ0bu5h0
わけわかめ
606名無しさん@ピンキー:04/11/06 17:49:15 ID:kwOkGPZL
ルーテに研究されながら犯されるノールキボン。
607名無しさん@ピンキー:04/11/07 01:18:47 ID:6Ms+HCWO
>>603
>604とか本人臭いね
608名無しさん@ピンキー:04/11/07 10:38:44 ID:FhOw+7tM
ロスとギィは真性包茎

間違いない
609名無しさん@ピンキー:04/11/07 15:42:01 ID:BLo/vwKr
ロス×アメリアのはじめて(;´Д`)ハァハァハァハァ
610名無しさん@ピンキー:04/11/07 20:13:04 ID:boEce51Q
なんかノールってホントに色んな意味でダメっぽいね。
611名無しさん@ピンキー:04/11/07 20:29:39 ID:A9Jm9XYO
口だけで力が全く無いロスよりは、変態でも強くなるユアンの方がイイと思うのは俺だけか?
612名無しさん@ピンキー:04/11/07 20:55:44 ID:6gf6z8Iq
ロスは力は上がるけどテク(技)が上がらない
速(早)さも上がらないので遅漏
613名無しさん@ピンキー:04/11/07 23:57:35 ID:u1yz707f
個人的には、ノールは反転属性(エロになると人が変わる)
あると思っている。
ノールは鬼畜やらせるなら、連合軍1の鬼畜の素質を持っていそうだ。

女性陣でエロの素質ありそうなのは、ナターシャ、ターナ、ラーチェルかな…。
テティスは大人の踊り子として、エロさはあると思うんだが、
封印のセシリアのお姉さまのほうがなぜかエロいと思ってしまう。
614名無しさん@ピンキー:04/11/08 00:22:11 ID:o/kaXj4b
フランツ×アメリアってやっぱ人気ないのかね…。
615名無しさん@ピンキー:04/11/08 01:02:26 ID:ODoLpkQb
俺はアメリアの支援相手の中では一番好きだ。>フランツ×アメリア
つーかロスとユアンが苦手なだけだが
616ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/08 01:05:58 ID:x8Fn1tMp
玉の輿(1)

「ん・・・・・・」
ラーチェルは再び、己の抱きしめているエフラムの唇に唇を重ね合わせた・・・。
かつては、エフラムが肩を出しただけでも大騒ぎしてしまうほどに、ラーチェルは純情だった・・・。
しかし今、その二人は裸で抱き合っている・・・。
お互いが、愛しくて仕方がない・・・
「ラーチェル・・・愛してる・・・」
「エフラム・・・もっと、もっと私を感じて・・・!」
ちょうどラーチェルが上になり、エフラムの体に覆い被さるように抱きついている。
「私は・・・永遠に・・・あなただけのものですわ・・・」
「ラーチェル・・・俺は・・・生涯をかけて、お前だけを愛そう・・・」
月明かりのみが、二人のシルエットを淡く映し出していた・・・

バンッ!
いきなり開いたドアに、二人はびっくりした。
「な・・・何ですの?」
「ど、どうしたんだっ!?」
そして部屋に入ってきた二人の大男。そのうちの一人が、高笑いをあげた。
「ガハハ!ラーチェル様、このドズラ、今日は助っ人を連れて参りましたぞ!ガハハ!」
ラーチェルの顔が途端に真っ赤に膨れ上がる。
「ド、ドズラ!せっかくの二人の時間を、邪魔しないでちょうだい!」
「何をおっしゃる!このドズラ、一刻も早く、ラーチェル様のお子のご尊顔を拝み申し上げたいのでございますぞ!ガハハ!」
「うむ。わしも、エフラム殿のお子を早く見たいものだ。」
ドズラはそのままラーチェルの背中側から彼女の両足を掴み、左右に広げて持ち上げた。ちょうど、小さい女の子にオシッコを
させるときのポーズだ。
「ドズラ殿、こちらは準備OKだ!」
もう一人の男はガルシアだった。ガルシアはエフラムの一物を握って支えている。
「うむ、ではいくぞ!」
「おうっ!」
617名無しさん@ピンキー:04/11/08 01:06:19 ID:ODoLpkQb
何か誤解されそうな文になっちゃったが、フラ×アメが聖魔のカプの中で一番好きだ。
また変な事書きそうなので退散
618ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/08 01:06:55 ID:x8Fn1tMp
玉の輿(2)

ドズラは持ち上げたラーチェルの体をゆっくりとエフラムに近づけた。そして、エフラムの一物を彼女の入り口に当てる。
「ちょ、ちょっと!そんなことしなくても、私達は自然に・・・きゃっ!」
「ガハハ!ラーチェル様、すべて、我らにおまかせ下され!ガハハ!」
ドズラは力任せにラーチェルの体をエフラムに押しつけた。その拍子に、彼女の中に、エフラムの一物が奥まで突き刺さった。
「ぎゃっ!!!」
「はぅあっ!!!」
ドズラとガルシアは二人の結合部を覗きこんだ。エフラムのそれは、しっかりとラーチェルの中に入り込んでいる。
「入ったか?」
「うむ。では、始めるか!」
「おうよっ!」
ガルシアとドズラは、そのまま、ラーチェルの乗ったエフラムの体を高く持ち上げた。そして、ガルシアはエフラムの頭を肩に乗せ、ドズラはエフラムの
両足を肩に乗せた。
「それでは、いくぞ!」
「おうよっ!せーの!」
「わっしょい!」
「わっしょい!」
「そいや!そいや!そいや!」
「そいや!そいや!そいや!」
二人は担ぎ上げたエフラムの体を、声を揃えて上下に揺らす。
「ひい!ひい!ひい!」
「はう!ひあ!ほうう!」
二人の体が、途端に熱を帯びる。そして、二人の結合部から、ドロドロの熱い汁が垂れ落ちてくる。
「わ・・・私・・・・・・もう・・・・・・ダメええええ!」
びくん、びくん、びくん・・・
エフラムの一物から、彼女に伝わる射精の律動・・・
しかしそれでもなお、ドズラとガルシアはエフラムの神輿を降ろそうとはしない。
「ダ、ダメ!私、変になっちゃいますわ・・・!」
619ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/08 01:07:28 ID:x8Fn1tMp
玉の輿(3)

ゆっさゆっさ揺らし続ける二人・・・絶頂を過ぎてもなお、二人の揺れは止まらない。

ちょうど、ドズラの目の前に、エフラムの陰嚢・・・二人の起こす揺れによって、上下にぶるんぶるんと揺れている・・・
「おお!これぞまさしく、『玉の輿』だな、ガハハ!」

おしまい
620名無しさん@ピンキー:04/11/08 01:13:12 ID:PTHWRWHB
Fラムご自慢の槍に突かれまくってメロメロになるターナたんを見てみたい
槍じゃなくてレイピア級でしょんぼりするターナたん(新婚初夜)でもいい
621名無しさん@ピンキー:04/11/08 01:43:45 ID:z846CXQH
>>616
序文はまともだと思ったら、
やっぱりそっちの展開かw
622名無しさん@ピンキー:04/11/08 09:37:33 ID:IHya6QKV
乾いた笑いが・・・
623名無しさん@ピンキー:04/11/08 10:08:34 ID:UjPTEhni
可笑しいーwww
624名無しさん@ピンキー:04/11/08 11:39:28 ID:1YHb1alI
そいや!そいや!…って
伊藤勢かよw
625名無しさん@ピンキー:04/11/08 12:18:35 ID:slWNphK9
エフラム関連の支援って女相手でもほんと恋愛してないな・・・
恋愛に興味なさすぎ。てなわけで女に犯されるエロしか思いつかん orz
626名無しさん@ピンキー:04/11/08 16:15:22 ID:o6lH24J9
エフラムはあれで女経験凄そう。
興味持ったら何でも突撃しそうだ。
少なくとも初夜にオタオタしてるエフラムは何か違うと思ってしまう。

という訳でエフラム×ターナきぼん
627名無しさん@ピンキー:04/11/08 20:45:42 ID:f/Tw43YM
>>583
ヴァルター×エイリーク大迫力でした。縛られてイカされちゃう様子が
詳しくてとても興奮。冒頭のシーンも殺伐で後の出来事を想像させて
良かったです。続きが楽しみです。
628名無しさん@ピンキー:04/11/08 22:27:55 ID:pftq1/ji
>614
人気が無いんじゃなくて、ロスとユアンとの支援会話がフランツと比べて
インパクトがあるからだろ。


ロス「俺が、おまえのアニキになってやる!」


ユアン「えへへ。
     スカートの中、見えちゃった」

だもんな。そりゃあフランツよりも印象に残るわな。特にペアEDも含めて
ユアンが。
そんな漏れもフランツ×アメリアが一番好きだ。
629名無しさん@ピンキー:04/11/08 22:38:57 ID:tsN0JcxC
おれのアメリアたんはガッチガチ鎧に包まれたのジュネラルたんなのに
どーやってスカートの中を見たんだろう・・・
630名無しさん@ピンキー:04/11/08 22:45:35 ID:JOK0Unvj
むしろ鎧が脱げなくてトイレに間に合わないって展開ですよね。
631名無しさん@ピンキー:04/11/08 23:18:52 ID:cOk/Y9+f
>>289>>559>>573
このエフラムはまりすぎ・・・_| ̄|○誰か完結してホスィ
632名無しさん@ピンキー:04/11/09 01:22:29 ID:gWx57AuL
>>626
19章でターナが慰めにきたときに、そのまま流れで...(;´Д`)ハァハァ
633名無しさん@ピンキー:04/11/09 12:33:26 ID:RqChiq6I
>>630
昨日アメリアたんをグレートにするかパラディンにするかで悩んで結局パラディンにしたんだが、
やっぱりやり直してグレートナイトにしようかな
634名無しさん@ピンキー:04/11/09 19:04:32 ID:QLSG2fDd
もしアメリアタンがノーパンだったら、どうなるんだろう・・・?

やっぱユアンいきなり鼻血・・・?
それとも・・・・・・ガッ?
635名無しさん@ピンキー:04/11/09 20:11:11 ID:HRDIAivk
むしろ羞恥するアメリアを楽しみます

↓そんなSSキボン
636名無しさん@ピンキー:04/11/09 21:40:48 ID:aqasT/Mm
>>1-635


さっさと市ねやvvv
637名無しさん@ピンキー:04/11/09 22:49:09 ID:AmU6gkf5
>634
そういえば
スカートの中が見えたって言ってるだけで
何を穿いてるとか書いてないよな。
638名無しさん@ピンキー:04/11/09 23:16:58 ID:3tqeNCUt
スパッツはいてるよ
639名無しさん@ピンキー:04/11/10 00:25:58 ID:XePfBGxL
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 すぅぱっつ! すぅぱっつ!
 ⊂彡
640名無しさん@ピンキー:04/11/10 00:37:39 ID:UwN4Yvp7
グラフィック見る限りスパッツはいてるようには・・・。
まぁ「パンツが見えた」ってはっきり言ってしまうと任天堂的に
マズいんだろうけどね。FEらしからぬ直接的なエロ会話だった。
ゲブ他との会話とか見ると、何気にアメリアってエロ担当キャラだ・・・。
641ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/11 09:40:42 ID:3IOaVFAc
永遠に・・・(1)

いつからだろう、こんな気持ちになったのは・・・?

小さいころから、いつも一緒にいる、男の子。
いつも一緒にいるのが当たり前で、特別意識なんてしていなかったのに・・・
でも、彼から離れると、私の心は途端に不安に支配されてしまう・・・
もう彼と離れたくない・・・そう思うと、私の心は急激に熱くなる。
まるで熱した金属の棒に触れるかのように・・・
私はその想いを、彼に伝えた。すると彼は・・・
「私も、同じです・・・」
彼も、私のことを、そう想ってくれている・・・そう思うと、私の頬が次第に赤く染まってくる・・・
そのとき、彼は私の頬に両手をそっと添えました・・・そして・・・
「ん・・・」
彼と私の、はじめてのキス・・・
なぜでしょう?私の頬に涙が伝わる・・・
唇を重ね合わせると、涙が出るようにできているのでしょうか?
・・・いいえ・・・この気持ちは・・・嬉しくて、涙が出てしまうのです・・・
「どうしたのですか?まさか・・・嫌なのですか・・・?」
怪訝な表情で首をひねる彼に、私は首を横に振りました・・・。
「いいえ・・・、私・・・幸せですから。」
642ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/11 09:54:47 ID:3IOaVFAc
永遠に・・・(2)

その夜・・・

私はベッドに横になっていました。・・・もちろん、その隣には、彼も・・・
彼はいきなり、私に覆い被さるように、私を抱きしめます。
「・・・アスレイ・・・」
私には信じられませんでした。いつもなよなよしている彼の、獣のような目つき。
でも、そんな彼も、嫌じゃない・・・抱かれているのが、たまらなく心地いい・・・
「ルーテさん・・・愛しています・・・」
私の細く華奢な体をぎゅっと抱きしめるアスレイ・・・私は彼に、こう答えました。
「私も・・・愛してますから・・・」
その言葉を発した途端、私の体は、熱を帯びてきました・・・
「あ・・・」
私の股間に、固い何かが当たっています・・・次の瞬間、それは私の体の中に入ってきました・・・
めりめりめり・・・
性器が軋む感触・・・入り口は裂け、ところどころ血が噴き出す感触・・・
「あああああっ!!!」
痛みに、私は思わず、悲鳴を上げました・・・
「ルーテさん、大丈夫ですか?」
心配そうに私の顔を覗きこむアスレイに、私は答えました。
「私・・・大丈夫・・・ですから。」
643ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/11 10:06:06 ID:3IOaVFAc
永遠に・・・(3)

なぜでしょう・・・?
入り口の痛みとは裏腹に、奥のほうでは、とても心地いい・・・
彼の亀頭が、私の中を気持ちよく刺激している・・・
私はアスレイの首筋をそっと抱きしめました・・・そして、彼の耳元に囁きます・・・
「愛して・・・ください・・・」
ぴくっ・・・彼の亀頭が、私の中で、わずかに動きました・・・
「あ・・・」
中から私を刺激する快感・・・私の体も、思わず震えます・・・
「アスレイ・・・私は・・・ずっと・・・このままでいたい・・・」
私の言葉に、アスレイは答えません。・・・その代わり、彼の亀頭が、徐々に私の中を
こすり始めました・・・
「はっ・・・はあっ・・・あっ・・・」
入り口の痛みなど、まるで気になりません・・・奥深くに挿し込まれている、アスレイの亀頭が、
それ以上の快感を、私に与えてくれるから・・・
「アスレイ・・・好き・・・大好き・・・」
普段の私からは、まるで考えられないような言葉を、私は口にしていました・・・。
仕方がありません。
だって・・・本当のことですから・・・
644ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/11 10:21:10 ID:3IOaVFAc
永遠に・・・(4)

「あ・・・ああ・・・あ・・・」
もはや言葉にならない、喘ぎ声ばかりが、私の口をついて出てきます・・・。
これが、私の知らなかった、アスレイの一面・・・
ずっと一緒にいたのに、ちっとも気づかなかった・・・
でも、少しうれしいかもしれません。
だって、彼の新たな一面を、こうして見て、感じることができたのですから・・・
「アスレイ・・・気持ちいいですか・・・?」
「はい・・・ルーテさんは?」
「私も・・・気持ちいいですから・・・あ・・・あん・・・」
彼の脈打つ陰茎・・・私はすっかり、彼の虜になってしまいました・・・
「・・・もう・・・出そう・・・」
「・・・・・・中に・・・出してください・・・・・・」
「ル、ルーテさん!?」
私は彼が離れられないように、両足で彼の腰を抱きしめました。
「あなたは・・・私に何をしてもいいのですから・・・」
「・・・・・・わかりました・・・・・・」
ぐいっ、ぐいっと、彼は大きく私を突きました。
その直後、私の中に、彼の亀頭から何か熱いものが注がれます・・・
「はあ・・・はあ・・・はあ・・・」
私はそのまま、彼を抱きしめる・・・赤ちゃんができる、魔法の猛毒・・・
それが私の中に注ぎこまれた・・・
「私・・・幸せですから・・・」
私はすぐそばに置いてあった杖を手に取りました。
「アスレイ・・・」
杖の先端が、淡い光を発し、それがアスレイの体に乗り移ります・・・
次の瞬間、アスレイのものは、私の中で、再び固くなりました・・・
「ルーテさん?」
「続けましょう・・・私、優秀ですから・・・」
645ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/11 10:38:41 ID:3IOaVFAc
永遠に・・・(5)

「はあ・・・あ・・・あふう・・・」
再び私をえぐる、亀頭の感触・・・
ぐい、ぐい・・・
今度は容赦なく、私の中をこねくり回す彼の亀頭・・・
本には絶対に書いてない、これが、女の快楽・・・
「ふあああああああっ!ひああああああっ!」
声を我慢するのに、私はもはや耐えられませんでした。
「はあああああああああああっ!!!ひあああああああああっ!!!」
私は人目もはばからず、声を上げ続けました・・・。
そして、そのときはいきなり訪れました・・・
びく、びく、・・・びく・・・・・・
結合部から噴き出す、私の愛情あふれるジュース・・・
「イって、しまいましたか・・・」
アスレイは優しい瞳で、私を見下ろしています・・・その手には、杖が握られていました。
次の瞬間、私を包む、淡い光・・・私の体は、挿入される前の状態に、戻っていました・・・
「さあ、続けましょう」
「・・・はい・・・」
少しも、離れたくない・・・ずっと一緒にいたい・・・その想いを亀頭に秘めて、アスレイは再び私の中をこすり始めました・・・
「あ・・・ああ・・・ああん・・・」
彼の亀頭が、私をこするたびに、彼の熱い想いが伝わってきます・・・
「あああっ!ああああっ!」
「ルーテ!ルーテ!」
「ア・・・アス・・・レイ・・・あああああああああっ!!!」
今度は、私の中にアスレイの熱いものが注がれるのと、私の熱いジュースが吹き出るのは、同時でした。
私は杖を握りました。そして、アスレイも・・・
二人を、淡い光が包み込む・・・
「さあ、続けますよ。」
「・・・はい・・・私、優秀ですから。」
646ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/11 10:54:18 ID:3IOaVFAc
永遠に・・・(6)

ちゅん、ちゅん、ちゅん・・・

いつのまにか、窓から朝日の光が差し込んでいました・・・
「おはようございます、ルーテさん。」
「おはようございます、アスレイ。」
私達は、昨日の体勢のままでした。・・・どうやら、あのまま、眠ってしまったみたいです・・・

「はい、あ〜ん。」
彼がそう言うと、私は口を開けました。そこに、トーストの切れ端が差し込まれます。
「もぐもぐ・・・では、アスレイも・・・」
私も、トーストをちぎって、彼の口に放りこみました。
「もぐもぐ・・・おいしいです・・・」
「私も・・・です。」
もちろん、繋がったままでの、私達の朝食。
少しも、離れたくなかったから・・・そのままの姿勢で・・・

「さあ、体を洗いますよ。」
アスレイはよく濡らしたタオルで、私の体を拭き掃除・・・
それが終わると、今度は私が、彼を拭き掃除・・・
「あっ・・・」
びくん、びくん・・・
彼の陰茎を伝わる、律動感・・・それは、私の中に、彼が射精した証し・・・
私はすかさず、杖を手に取りました・・・。
ほわああああああん・・・・・・・
杖から発せられる、淡い光・・・彼は再び、元気になります・・・
「はああああ・・・・・・」
私の体から、力が抜けていく・・・今度は私が、イってしまいました・・・
途端に、今度は彼が杖を取ります・・・私も、元気になりました・・・
647ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/11 10:58:05 ID:3IOaVFAc
永遠に・・・(7)

一ヵ月後・・・

ちゅん、ちゅん、ちゅん・・・

いつのまにか、窓から朝日の光が差し込んでいました・・・
「おはようございます、ルーテさん。」
「おはようございます、アスレイ。」
私達は、一ヶ月前の体勢のままでした。・・・あれから、私達は、ずっとこのままでした・・・

「はい、あ〜ん。」
彼がそう言うと、私は口を開けました。そこに、トーストの切れ端が差し込まれます。
「もぐもぐ・・・では、アスレイも・・・」
私も、トーストをちぎって、彼の口に放りこみました。
「もぐもぐ・・・おいしいです・・・」
「私も・・・です。」
もちろん、繋がったままでの、私達の朝食。
少しも、離れたくなかったから・・・そのままの姿勢で・・・

「さあ、体を洗いますよ。」
アスレイはよく濡らしたタオルで、私の体を拭き掃除・・・
それが終わると、今度は私が、彼を拭き掃除・・・

端から見ると、おろかに思われるかもしれません。
でも、私達は、それでいいんです。

だって、私達、幸せですから。

おしまい
648名無しさん@ピンキー:04/11/11 12:46:49 ID:0Tr4zh+n
杖で回復ワロタ GJ!
649名無しさん@ピンキー:04/11/11 23:43:30 ID:kGbfy1Nx
オルソン×モニカ並のDQNカップルだなw
650名無しさん@ピンキー:04/11/11 23:55:15 ID:3StPyCPa
>>641
最初まともだと思ったら・・・やっぱり(w
651名無しさん@ピンキー:04/11/12 00:39:35 ID:zXUIWuyX
最初→イイヨイイヨー(・∀・) 読んだ後→ ('A`)やっぱ電波系かYO

だがそれがいい
652名無しさん@ピンキー:04/11/12 02:00:57 ID:IuRA3qnA
エフラムXアメリアってどう?
絶対支援有りと思ってたんだけど…。
653名無しさん@ピンキー:04/11/12 11:06:48 ID:roxESSGj
同志。
新人に槍のスパルタ特訓するエフラムってのもアリだな。
デュッセルと対になってるってかんじであってもよかったと思う。

というわけで自分の槍にどれだけ耐えられるかアメリアを調教するSSきぼん
654名無しさん@ピンキー:04/11/12 15:14:35 ID:vmG4+kc0
言わせてもらう
ゼトエイとエフミルがセットで好きな奴よお前ゼトエフ嫌いだろ?
655名無しさん@ピンキー:04/11/12 15:35:10 ID:HdmDhQwq
ホモはイラネ
656名無しさん@ピンキー:04/11/12 15:42:35 ID:vmG4+kc0
↑死ねよボケvvv死ねよボケvvv死ねよボケvvv死ねよボケvvv死ねよボケvvv死ねよボケvvv死ねよボケvvv死ねよボケvvv
657名無しさん@ピンキー:04/11/12 15:58:05 ID:euHD+rzm
大変申し訳御座いませんが分別の付く御歳に達してから又お越し下さいます様、
何卒宜しくお願い申し上げます。
658名無しさん@ピンキー:04/11/12 16:47:02 ID:+yLbfwpT
>>573のミルラ乱入マダー?
659リレーしてね。:04/11/12 18:48:05 ID:OOwMWiFe
夜空を雲が流れていた。月明かりで明るい草叢がそのたびに翳る。
ジスト傭兵団隊長、ジストは、ひとりで若草の上に寝転んでいた。
「隊長。」
声を掛けられるまで、ジストは近づいてきた女に気が付かなかった。
目をやると柔かく揺れる草の中に、たおやかに立つマリカの姿があった。
「人一人の気配も感じ取れないたあ、俺も鈍ったか。」
「気配消してきた。誰も気づいてない。」
「んで、何の用だ。」
マリカはジストから少し目をそらして言う。
「隊長、して・・・」
「ん?」
「あたしと・・・えちぃして」
「悪いが、俺は女から誘われるのは好きじゃない。やりたい時にやる、だ。」
「隊長これ知ってる?据え膳食わない男の恥」
「はっ、どこでそんな言葉覚えたのかは知らないが、そんなに俺とやりたいのか。」
「うん。隊長のそばにいつもテティスいた。だから、言い出せない。」

660リレーしてね。:04/11/12 18:56:09 ID:OOwMWiFe
「隊長、あたし魅力ない?」
手を服の留め金に掛けしゅるりと解くと一枚だけ身に纏っていた服が肩から滑り落ち、その下は全裸だった。
ジストは、息を呑んだ。想像以上に見事な裸体だった。
テティスと比べると、まだ熟してはいないが、穢れひとつない白い肌は
宝玉のようだった。
・・・確かに食わなければ男の恥だな。
「こっちへ来な。」
そばに寄って来たマリカを、手を伸ばして引き寄せ、いきなり仰向けにして覆い被さると唇を奪った。
口を閉じる隙を与えず、舌を差し込んで口内を舐め回す。そうしながら片手でマリカの膨らみを割れ物を扱うかのように丁寧に触った。。
ジストの指が白い膨らみの形を変える。
「んっ・・・・」
「気持ちいいか?」
「うん、でも・・・」
「どうした?危険日なのか?」
「あたし初めて・・・だから優しくして。」
661ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/12 21:47:29 ID:7jMgYvQo
>>660続き

「安心しな。これでも俺は・・・いや、何でもない。」
ジストは言いかけた言葉を慌てて引っ込めた。「経験豊富だからな。」なんて言ったら、
彼女は傷つくかもしれない。
「何・・・?」
「何でもないんだ。忘れてくれ。」
「・・・気になる・・・」
二人の間を、気まずい空気が流れる・・・
(まずいことを言っちまったかな・・・?)
ジストの腕の中で、マリカはかっと目を見開いて、ジストの表情を窺っていた・・・

続きよろ。
662リレー:04/11/12 21:50:20 ID:ICHYd0ju
その時、茂みの中でコッソリするドズル様が・・・ 続きよろ
663名無しさん@ピンキー:04/11/12 22:21:26 ID:/VPTGewG
>661続き

ふぅ、とジストは溜息をつき、マリカの髪を優しく撫でる。
「なぁ……本当に、俺でいいのか?」
「どうして、訊くの」
マリカは身体を固くしたまま、それでも真っ直ぐにジストを見つめている。
その迷い無い視線に、ジストは気後れのようなものを感じつつ答えた。
「俺は何人も女を抱いてきた。お前だって、そのうちの一人に過ぎない」
「……いい。抱いて」
一瞬の、一分のためらいなく、マリカは答える。
「隊長に、あげたいから」
言いながら、ジストの掌を自分の乳房に押し付ける。
だがジストは気付いていた。その声が、指が、微かに震えている事に。

続きよろしく。
664名無しさん@ピンキー:04/11/12 22:38:35 ID:ICHYd0ju
僕を無視しやがつあてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇなんなんだよおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉあースあーすあーす!くそーーなんだよぅ!くそーーなんだよぅ!くそーーなんだよぅ!くそーーウマーあースあーす!
665ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/12 23:28:18 ID:GHumgn3L
>>663続き

「どうした、怖いのか?」
などとジストは聞かない。聞けば、彼女を馬鹿にしているように聞こえる。
ジストは黙って、再びマリカの唇を塞ぐ・・・但し、今度は朕珍で・・・
「ん・・・んん・・・」
声は出なかった。出るはずもなかった。完全に、ジストによって塞がれていたから・・・。
「マリカ・・・お前・・・いい女になったな・・・」
マリカの唇を塞いだまま、ジストはそっと囁く。
「・・・・・・!」
突然、喉の奥に苦いものを感じて、マリカは口を離した・・・。
「けほっ、けほっ!」
激しく咳込むマリカ。口の中に広がる、初めての男のエキスのあまりの苦味に、
マリカは耐えることができなかった。
直後・・・マリカの唇から、白く濁った濃い粘液があふれ出た・・・

続きよろ。
666ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/12 23:29:15 ID:GHumgn3L
ついでに666ゲット
667名無しさん@ピンキー:04/11/13 06:59:14 ID:54EYcycW
おめ
668むた ◆rEtdWXJvJ6 :04/11/13 10:12:55 ID:Sf1qAuZf
>665続き

(やっぱり、いきなりは無茶だったか)

咳込むマリカを見て、ジストは反省する。
震えながらも自分を求めるマリカに、つい我を忘れてしまった。
「すまん、大丈夫か」
「……平気」
目の端に涙を滲ませながら、健気にもマリカは返事をしてみせる。
その姿にジストは、またしても気後れを感じてしまっていた。

(なんなんだ? この感じは)

ジストの視線の先では、漸く落ち着いたらしいマリカが
普段通りの落ち着いた――無表情ともいう――顔で、彼の出方を待っている。
唇の端に吹き損ねた精液が白い跡を残している。
それを拭ってやりながら、なんともいえない想いが胸中に生まれかけているのをジストは自覚していた。
「……俺はこんな奴だ。優しくなんてしてやれそうもねぇ。構わないのか」

ふいに、止まっていた風が動いた。
雲間から現れた月の光に、マリカの白い裸身がぼぉっと浮かび上がる。
そして、はっきりと自分を求める声がジストの耳に届く。

「いい。隊長になら、何をされたって構わない……」



続きよろしく。


669名無しさん@ピンキー:04/11/13 13:57:37 ID:evnQMPWG
「ちんちんかゆいよぉ〜」
670名無しさん@ピンキー:04/11/13 19:38:20 ID:9HDBquT3
ゼトエイとエフミルがセットの場合はまずエイリークとミルラを消して
ゼトとエフラムを二人が恋仲になるまでガンガンSEXさせてエフラムがゼトの子を・・・vvv
671名無しさん@ピンキー:04/11/13 19:42:16 ID:umD+V+Hi
>670 お前さん大丈夫か?
数字板にもスレあるんだからそっちに行ったらどうだ?
672988%マシン ◆ka5BrNUzcE :04/11/13 20:02:09 ID:aqZkOVNl
>668続き

月明かりに照らされ、草叢に横たわる彼女の肢体は、中々に均整が取れている。
形の良く若い胸は、仰向けに寝ていてもあまり崩れておらず、肌の上には
月の影が生じている。テティスと比べればささやかな胸だが、こうして見ると
普段から黒装束姿で胸が目立つのも納得が行こうものだ。
戦場でよく動き回るお蔭か、腰の回りにも余計な贅肉がない。
彼女の肢体を眺め回している内に、ジストは己の中にあった気後れの正体に、
朧気ながら勘付いた気がした。
――恐怖
自分の本性は、無遠慮に女へ欲望を打付けてしまう乱暴者だ。行為そのものに
よって、マリカが傷付く可能性は十分にある。それも確かに恐れてはいるが――
よしんば傷付かなかった所で、以前の隊長と部下という関係が保てるのか。
ジストには自信が無かった。幾ら何人も女を抱いているとはいえ、それは
一夜限りの関係と割り切っての事だ。部下や戦友といった、生死を共にする
女とそんな関係になった事は、百戦錬磨のジストにとっても初めてだった。
――マリカとそんな関係になる事が、俺は恐いのか。
673988%マシン ◆ka5BrNUzcE :04/11/13 20:04:04 ID:aqZkOVNl
程よく育ったマリカの白い裸身を前に、ジストは独り言のように呟いた。
「正直、俺は恐いよ」
マリカは紫水晶のような目を丸く見開き、ジストの目を凝乎と覗いた。
「恐い? 隊長が?」
すぐに表情が普段の無愛想な物に戻る。口元があまり動いていないので、
余人には彼女の内面を読み取る事は難しい。
長い付き合いなのでジストには判る。意外な物を見つけた時、マリカは
こんな顔をしていた。
「ああ。」
「私も恐い。だから……」

「……わかった。」
これ以上言葉を交わしても、マリカの決意は変わらないだろう。
破瓜の痛みも覚悟の上で、ジストに抱かれようとしているのだ。それがどれほど
痛いものか、未経験の女にとっては恐怖の対象でしかなかろうに。
「本当、恐い物知らずだぜお前は。」
笑みを浮かべながらジストがそう云うと、マリカは目を閉じて答えた。
「隊長とだったら、大丈夫。そんな気が――」
皆まで言わせずに、ジストは彼女に覆い被さりながら唇を塞ぐ。
自分で放った生臭い匂いが、彼の鼻腔を擽った。

続きよろ
674ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/13 22:39:56 ID:t0j15niZ
>>673続き

己の生臭い精液の臭い・・・その臭いを嗅ぐと、ジストは思う。
(俺は、マリカを汚した・・・)
「いい・・・」
不意にした声に、ジストはマリカの顔を見た。
「・・・隊長になら、・・・汚されても・・・いい・・・」
「マリカ・・・・・・」
これから汚さんとする・・・いや、女にしようとするマリカの肉体を、ジストはぎゅっと抱きしめた・・・

「あ〜もうっ!じれったいなあ!」
「さっさと挿れちゃえよ〜!」
すぐ後ろの草の陰に隠れているロスとユアンが、ほぼ同時に叫んだ。
「しっ!二人とも、聞こえちゃうじゃない!」
慌ててアメリアが二人をたしなめる。もちろん小声で。
「いい?ジスト隊長がイキそうになったら、一斉に飛び出すからね。わかった?」
「わかってるよ。」
ジストとマリカの情事をずっと覗いていたこの三人、今度はいったい何をしでかそうというのか・・・?
「あの〜、何で僕もここにいるのかなあ?」
なぜかフランツまで、彼らに付き合わされていた。

続きよろ
675名無しさん@ピンキー:04/11/13 23:23:36 ID:b9NyVdYY
>>664
21years old only.
676名無しさん@ピンキー:04/11/13 23:36:46 ID:b9NyVdYY
>>674続けますね

「挿すぜ。」
「いつでも・・いい。」
ジストの一物が、マリカの陰部に突き刺さる。
「痛っ・・・」
初めての時は痛いということは知っていたが、体が割かれるような痛みに
マリカの目から涙が流れた。
「無理なら、やめるが。どうするんだ?」
「いい、このまま・・・やって・・・」
少しずつジストの一物はマリカの中へと、吸い込まれていく。
「はっ、こいつぁ・・なかなかの名器だぜ・・・俺をどんどん締め付けやがる。」
「気持ちいい?」
「ああ。」
「分かった、あたし頑張る。隊長気持ちよくさせる・・・」
677676:04/11/13 23:54:50 ID:b9NyVdYY
マリカの性器からは、愛液が溢れ雫となって地面に落ちる。
「動くぜ。」
「・・・」
マリカは無言で頷いたのを合図に、ジストは自分をゆっくりと出し入れを繰り返した。入れるたびに、マリカの声が男を興奮させる。
「んっ・・・」
「悪い、マリカ、俺は自分で自分を抑えられないかも知れねぇ。お前をメチャクチャにしそうだ。」
「うん・・・隊長となら・・・あたし汚れてもいいから・・・」
「そうかい、それを聞いて安心したぜ。」
そう言った後、ジストはまたゆっくりとピストン運動をはじめたが、だんだん早くなっていった。
マリカは普段からは想像できないほど感情が高ぶりいつのまにか、自らも腰を動かし
ジストもまた、久しぶりに興奮できる相手に、自らの性欲のありのままの姿をさらしていた。
「やっ・・・隊長・・・ああっ・・・・・」
「悪いが、俺もそろそろ限界だ。」
「中に・・・出して・・・隊長の・・・全部出して・・・」
「ああ、分かったぜ。」
ジストは、自分の力の限り衝き、絶頂まで辿り着いた。
「出すぜ。」
「隊長・・・もうだめ・・・あああっ!!」
ドピュドピュという音と共に、マリカに少し遅れてジストは果てた。

678名無しさん@ピンキー:04/11/14 00:03:17 ID:MPNI8Zec
「なあ、マリカ、ひとつ聞いていいか?」
「何?」
「なんで、いきなり俺をやりたいって思ったんだ?」
「隊長、ちょっと前にテティスとやってた。」
「げっ、見て・・・・」
しかし、ジストはそこから先を言うのをやめた。こんなこと言ったら、シャムシールの必殺攻撃を食らいかねないからだった。
「隊長気持ちよさそうだった。」
「ほう・・・」
「だから、あたしも気持ちよくさせたかった。」
「なるほどね。」
「あたし、隊長のこと好き。テティス・・・仲間だけど渡したくない。」
「ははは、そうかい・・でもな俺はみんな好きだ。お前のこともテティスのこともな、同じ仲間なんだからな。」

夜の涼しい風が、二人をそっと撫でる感覚が気持ちいい、あしたもいい日になることを祈りたい。
679名無しさん@ピンキー:04/11/14 00:07:14 ID:MPNI8Zec
あとがき

「なんで二人とも、出なかったのよ。」
「だって・・これじゃあ・・なぁ。」
「うん・・・」
と、ロスが指差した所は暗い所からでも分かるくらいに膨らんでいた。
「もー、しょうがないわね。」
「それでさ、アメリア。さっきの見てて僕も君とやりたくなったんだけど・・いいかな?」
「あっ、俺も。」
「・・・ぼくも・・お願いできるかな・・・」

続きプリーズ
680988%マシン ◆ka5BrNUzcE :04/11/14 00:11:01 ID:hEXHB+1q
>>679続き

ジストは背後の草叢で立った物音に振り返った。
何かの気配がする。
敵――
ジストの頭を最初に過ぎったのは、最悪の事態だった。傭兵の世界で長く生きるコツは、
常に最悪のケースを想定しておくことだ。だが今回ばかりは油断してしまったかも知れない。
ジストは一瞬だけ後悔に見舞われた。
まだマリカと繋がったままだ。今襲われたら腕利きの剣士二人でも殺られる。
それにしては、殺気が感じられない。無防備な姿の二人を狙うなら、
絶好の機会が目の前で展開されていたにも関わらず、草叢の気配が動く様子は無い。
ならば――覗かれていたのか。

にゃ〜〜ん

間延びした猫の声が草叢から飛び出て、月夜の闇に吸い込まれて行った。
ほっと胸を撫で下ろし、ジストは組み敷いたマリカを見下ろして言った。
「悪いマリカ、猫だったようだ」
「……ねこさん……」
マリカの目が少しだけ宙を泳いだ事を、ジストの目は見逃していた。

三人(+一名)は草叢の中で、ほっと胸を撫で下ろした。咄嗟にユアンが
猫の鳴き真似をしたお蔭で、見付からずに済んだのだ。
「危なかったわね。けどユアン、猫のモノマネものすごく上手かったよ。」
「そりゃそうさ。だってあの芸は――」

――七つの戦場を渡り歩いても、身を助けてくれる芸だもの――

ホントかよ、とロスがすかさず突っ込みを入れた。
681988%マシン ◆ka5BrNUzcE :04/11/14 00:17:33 ID:hEXHB+1q
後は任せます。
682ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/14 00:24:43 ID:SEt/1G7J
>>680続き

びゅん!

突然、ロスの目の前に響く風を切る音。すぐ前の地面に、剣が突き刺さっていた・・・。
「なっ・・・!」
あまりの驚きに、ロスは声も出ない。それは他の三人も同じだった。
不意にいまだマリカと繋がったままのジストから声が放たれる・・・
「見たかったらこっちへ来てちゃんと見ろ。目ン玉をなくしたいか。」
「う・・・。」
(ば、ばれてるー!)
先ほどの猫の声真似は完璧だったのに・・・
四人はばつが悪そうに前に出た。
「・・・はは・・・よくわかったね・・・」
ユアンが悪びれずに言うと、ジストはニヤリと笑った。
「ずっと俺の傭兵団と一緒にいるお前の猫まねなんか、とっくにお見通しだぜ。」
そうだった。姉のテティスと一緒に、ずっとこの傭兵団と一緒にいるのだ。ユアンの猫まねなど、何度も
聞いているに決まっている。
「じゃあ、そこでじっと見てろよ!」
こうして、ジストとマリカの怒涛の2回戦が始まる・・・

続きよろ
683988%マシン ◆ka5BrNUzcE :04/11/14 01:03:38 ID:hEXHB+1q
>>682続き

「隊長。」
マリカは絶頂の余韻に頬を染めながら、ジストを見上げて言った。表情の変化に
乏しいので気付き難いが、ジストは彼女の声に含まれた僅かな棘に不満を読み取った。
それはそうだろう。初体験が人前で行なわれていたと知ったら、普通の女は怒るものだ。
おまけに彼女は処女を失ったばかりで、まだ行為には痛みが伴うだろう。衆人環視の中で
二回戦というダブルハンディキャップマッチには、例え世間の事情に疎いマリカでも
抵抗はあるはずだ。
その抵抗を解かねば
ジストはマリカの紫水晶の髪を撫でながら、出来るだけ優しく呼びかけた。
「俺達が愛し合う所を見せるんだ。決して恥ずかしい事じゃないんだぞ。」
マリカはううんと首を横に振った。
「……そうじゃない。さっきの……」
一体何を言い出すのだろうか。彼女の口からはは時々、普通では考えられないような
発言が飛び出す事がある。
ジストは黙って
「さっきの……ねこさんじゃなかった……」
「そっちかよ?」
やはりマリカは只者ではない。性行為を人に見られる事よりも、猫のほうが
気になると云う訳だ。
とはいえ収穫はあった。マリカとは長い付き合いだが、彼女がそこまで猫好きだとは
ジストでも知らなかった事だ。
――まだまだ俺も、彼女の事を知らないな。
ジストの顔に、マリカに向けてとも自分に向けてともつかぬ苦笑が浮かぶ。とりあえず
――このまま二回戦を行なっても大丈夫だろう。
彼女の膣内でジストが硬度を増したと思うと、愛の営みが再開された。
684988%マシン ◆ka5BrNUzcE :04/11/14 01:26:23 ID:hEXHB+1q
――どうして
こんな事になってしまったのだろう。
獣のように激しい行為が繰り広げられ、その様子を僕と同い年くらいの三人が
興奮した面持ちで食い入るように見ている。しかも場所はベッドとかではなく、
屋外の誰でも目に付くような場所だ。一体この人たちには羞恥心というものは無いのか。
いや、それよりも問題はこの三人だ。
ヒマだったからって、見習い三人衆に付いて行ったのがそもそもの間違いだ。
面白い物が見られるっていうから付いて来たけど、あれじゃただの覗きじゃないか。
ジストさんがイキそうになったら止めるんじゃなかったのか。
それを忘れてこんな淫らな姿に見とれてるんじゃ、さっき草叢で言った事を完全に
忘れてるんじゃないのか。
ユアン、君は確かこう言ったはずだ。
『覗きじゃなくて人助けだよ。中で出して赤ちゃんが出来たりしたらマズいからね。』
ってね。
あれも結局、嘘も方便って奴じゃないのか。
最初から知ってたら、何としても止めようと思ってたのに。
けどもう無理だ。事がエイリーク様に露見すれば、どれほど嘆き悲しむことだろう。
配下の騎士が覗きに加わっているだなんて。
逃げようか。今なら三人衆も二人の営みに気を取られていて、その二人も
行為に熱中している。逃げ出すなら絶好の機会だ。
けど――

マリカさん、何てキレイなんだろう。
ジストさんに組み敷かれて、いいように身体を弄られているはずなのに。
その苦しそうな顔と声に見とれてしまい、僕の足は理性に抗ってその場に留まり続けた。

続きよろ。つーかリレー形式って癖になりそう。
685むた ◆rEtdWXJvJ6 :04/11/14 02:36:44 ID:SkCVuF5C
――すごい。あんなに大きなのが入るんだ……。
あたしは思わず自分のお腹を押さえてしまう。
……マリカさん、痛く、ないのかな。あんな、激しく突かれて。
一度目は、ジストさんがマリカさんの上に乗ってたんだけど今は、違う格好で。
なんて言ったらいいのか、ちょうど、そう――動物の交尾みたい、っていうのかな。
四つんばいになったマリカさんのお尻を掴んで、膝立ちになったジストさんが自分の腰を激しく打ちつけていて。
マリカさん、苦しそうに呻いて……でも、それだけじゃないって、なんとなくあたしにはわかってしまう。

気持ち、いいんだ。
さっき、初めてだったのに。
あんなに激しく突かれてるのに。
――好きだから? 愛してるから?


686むた ◆rEtdWXJvJ6 :04/11/14 02:37:31 ID:SkCVuF5C
「ぁあっ……隊長っ……やぁっ……!」
「……隊長じゃねぇ、ジストって、呼んでみな……!」
「……駄目、隊長は……たいちょ…あ、やぁっ!」
「呼べないんなら、お仕置きだ」

ジストさん、言ってる事滅茶苦茶だよぉ……って、え、え、えええ!

ジストさんは繋がったまま器用に姿勢を変えた。
マリカさんを後ろから抱える感じで座っている。大きく両脚は開かれてて
――だから、その、繋がってるのが、ここからでもまるわかりな、わけで。
あの、ジストさん? ひょっとして、あたし達に――見せてる、の?

繋がった部分がぬらぬらと光る。
マリカさんの太腿に、初めての血の跡が付いてるのまで見える。
あたしは、目を背けようと、して。でも出来なくて。

「坊主ども、目ン玉開いてよぉく見とけよ」

左にいるロスが、ごくんと生唾を飲み込む音がはっきり聞こえた――。


続きよろしく〜。どこに転がるやらわかりませんな。



687名無しさん@ピンキー:04/11/14 08:09:30 ID:5+aHb5CT
支援(´Д`;)ハァハァ
688ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/14 13:55:03 ID:1WGoMcdU
>>686続き

ぐにゅ、ぐりゅるる、ぐりゅりゅりゅりゅ・・・
今、四人の目の前で、ジストの男根が凄まじい音を立てて、マリカの膣をこすっている・・・
「あふぅ・・・あはぁ・・・」
マリカの口をついて出る、エロいため息・・・
そのため息が、徐々にアメリアにも移っていく・・・
「はあ・・・はあ・・・あん・・・ああ・・・」
ロスとユアンは驚いてアメリアを見た。彼女の手は己の股間をいじくっている・・・
「あ・・・あたし・・・もう・・・ダメかも・・・」
次第に荒くなる彼女の吐息・・・
そのとき、ロス、ユアン、フランツの脳裏に、先ほどのマリカの言葉が響いた・・・。
「据え膳食わぬは、男の恥」
ギンギンにいきり立つ三人の股間が、彼女を求めている・・・
気がつくと、アメリアは、欲情した三人に取り囲まれていた・・・

続きよろ
689むた ◆rEtdWXJvJ6 :04/11/14 15:16:12 ID:mwXCky21
>688続き
――さっきから、気が付いちゃあいたんだけどよ。
最初は、腹でも痛いのかと思ったんだよな。
アメリア、なんか下っ腹押さえてたから。
したら、なんかジストさんが「よぉく見とけよ」って。
見たら、なんか生唾もんの光景が目の前にあったもんだから
そのままアメリアのことは忘れてた。

マリカさん、すっげーエロくて。ジストさんのアレが上下する度に
「あふぅ」なんて喘いで、涎たらして。それが手ぇ伸ばしゃ届くくらいの
ところにあんだぜ? たまんねぇよな。もう俺だって汁出まくりで。
それだけでもすごいってのに、横でも似たような声がするじゃねえか。
で、見たら。

アメリアが、大変な事になってた。




690むた ◆rEtdWXJvJ6 :04/11/14 15:16:42 ID:mwXCky21
右手を下着の中に突っ込んで、ぐりぐり動かしてる。
左手は上着の中で、やっぱふにふに動いてて。乳、揉んでるのか?
「はあ……はあ……あん……ああ……」
すっげー……アメリア、顔、真っ赤にして、気持ち良さそうに喘いでる……。
いつもユアンと俺とアメリアと、三人で馬鹿ばっかりやってたけど、アメリアも――女、なんだよな。
「あ……あたし……もう……ダメかも……」
って、おい、この状況って、さっきマリカさんが言ってた――

『据え膳食わぬは、男の恥』

かさり、と音がして、振り向いたらフランツがアメリアの後ろに膝をついてた。
そのまま視線を戻すと、アメリアを挟んで向かい側にいるユアンと、目が合った。
んで、俺はユアンと目で会話してた。

(これって、食っちまって構わないんだよな?)
(だよね……?)



続きよろしく〜。
691名無しさん@ピンキー:04/11/14 19:11:56 ID:ctXady0S
これまでの話の流れ。
>659-661 >663 >665 >668 >672-674
>676 >677-679 >680 >682 >683 >684 >685-686
>688 >689-690
692ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/14 22:00:23 ID:TSrZZHSJ
>>690続き

「僕・・・アメリアに・・・挿れたい・・・」
フランツはそう言うと、股間を大きく広げているアメリアの両太股を背中側から掴んで、上に持ち上げた。
いきなりなフランツの行為に、アメリアも思わず悲鳴をあげる。
「きゃっ!」
そして、大きく広げられたアメリアの左太股前側にユアンが付いた。
「待ってよ!僕も・・・挿れたいんだ・・・」
「お、お前ら・・・待てよ!」
俺は負けじとアメリアの右太股前側に取りつく。
「はあ・・・ああ・・・」
アメリアは恍惚の表情で、あえぎ声をあげている・・・
ごくり。
俺も、ユアンも、そしてフランツも、アメリアに挿れたい・・・この想いは、お互いに譲れない。
負けてなるものか。俺は、二人に負けないように、アメリアの程よくほぐれた処女に、俺の童貞を押し当てた。
こうなりゃ、挿れたもん勝ちだ!
だが、同時に、ユアンのも、フランツのも、アメリアの処女入り口に押し当てられていた・・・。
「負けるかっ!」
腰に力を込めて、アメリアの内部へと一気に押しこむ・・・
しかし、ユアンとフランツも、同時にそれをしていた・・・
「ひぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!!」
アメリアの断末魔の如き悲鳴が、辺りに響き渡る。
まだ処女なのに・・・男根を三本も同時に挿れられてしまったアメリア・・・
あまりの痛みに、アメリアは暴れだした。
でも、お互いに負けられない。
その想いが、三本の男根に、スライドを開始させた・・・

続きよろw
693名無しさん@ピンキー:04/11/15 00:18:49 ID:M5VlW+jl
>処女なのに・・・男根を三本も同時に挿れられてしまった

さすがに入らんだろう…
だがそれがいい
694名無しさん@ピンキー:04/11/15 01:53:13 ID:JziTDOkQ
夏の朝の想い出を思い出しちまったw
695名無しさん@ピンキー:04/11/15 13:30:41 ID:+oJQ/0x/
負けたくなくて突撃し、そして囲まれる!
\__  _____________/
     )ノ           __________
   _       _      /
  ( ゚∀゚ )   ( ゚∀゚ ) <  これぞ弓王子道!
  (    )   (   .)  \
   |   |   |   |     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   し ⌒J   し⌒J


\ヒーニアス!ヒーニアス!/
    _  ∩     _  ∩
  ( ゚∀゚)彡   ( ゚∀゚)彡
  (  ⊂彡   (  ⊂彡
   |   |    |   | 
   し ⌒J    .し ⌒J
696名無しさん@ピンキー:04/11/15 13:32:59 ID:+oJQ/0x/
304シネ
697名無しさん@ピンキー:04/11/15 16:10:35 ID:+oJQ/0x/
ついでに599もシネ
698名無しさん@ピンキー:04/11/15 18:15:53 ID:LW7rJb+V
>692続き

動かすといっても、大層な動きが出来るわけでもない。なんといっても三本なのだ。
どちらかというと、膣壁というよりは男根と接している面積のほうが多い。
下からゆする様に突き上げると、互いの肉棒がぎちぎちと擦れあう。
それはそれで、三人の間に妙な連帯感を生み出してはいたのだが、しかし。
「ん〜、やっぱり、思い切り動かしたいなあ……」
この場にそぐわない無邪気な声を出すユアン。
「ええっ、そんな、俺は譲る気はねえぞ?」
ロスは異議を唱えるが、フランツもユアンの考えに賛同のようだ。
「……でも、このままじゃ出すに出せないし」
「ん〜、じゃあ順番? アメリアに決めてもらう?」
しかし、当のアメリアはうわ言のように「痛い、無理……」と繰り返すばかりである。なんといっても三本なのだ。
「どうすんだよ」
「ん〜、とりあえず、じゃんけんしない? せーの、さーいしょーはグーっ!」
釣られてロスとフランツも拳を繰り出す――結果、ロスはそのままグー、フランツはチョキ、そしてユアンはパー。
「てめぇ、汚ぇぞ。グーっつったじゃん」
「ロスって単純だね。フランツは裏を掻いたってとこかな?」
「まぁ、古典だしね」
「じゃあフランツはそのままで。僕らは抜いて、と」
いきり立った男根を抜くのに多少時間がかかった。下半身丸出し、といった間抜けな格好の二人。
にもかかわらず、ユアンはてきぱきと指示を出す。
699むた ◆rEtdWXJvJ6 :04/11/15 18:16:20 ID:LW7rJb+V
「フランツは下になって、アメリアを上にしてくれる――うん、そんな感じ。で、ロスは頭の方にまわって。
そのまま口を使わせてもらいなよ」
「いいか、アメリア?」
ロスが男根を突き出すと、膣のモノが1本に減ってほっとしたのか、素直にアメリアはそれを咥えた。
「そそ。そんな感じ。で、僕は、と」
言うなり、ユアンはアメリアの尻肉を割って、その秘められた部分――菊門に触れる。
指で愛液を掬い取ってそこにまぶす行為を繰り返すと、フランツをくわえ込んでいる部分がひくひくと蠢く。
「んーっ、んむぅっ!」
ロスを咥えているので、アメリアの口からはくぐもった声しか聞こえてこない。それでもそこには明らかに喜色が伺える。
「よかったぁ、気持ちいいんだ――よし、大分ほぐれてきたし、と」
「おい、そこに挿れる気か?」
「うん、大丈夫なはずだよ。だって隊長もお姉ちゃんとしてたし。僕のは隊長より小さいし楽な筈だよ」
そう言うと、ユアンは菊門に己をあてがい、腰を進める。

(げ、いつの間に覗いてやがったんだ)

いつの間か行為を終えて四人を見物していたジストは、突然自分の名が出た事に焦った。
さっき、マリカも自分とテティスの行為を見たと言っていたし、この分だと何人が知っている事やら。
ふと視線を感じ、恐る恐る振り返ると、マリカが紫水晶の瞳でこちらを見上げていた。

「……隊長、あたし、テティスに負けたくない……」


続きよろしく〜。結構続いてますし、投下予定の人もいるかもだし、
次ぐらいで最後ですかね?
リレー初めてなんで、終わりとかどうするのかわからないんですよ。
700名無しさん@ピンキー:04/11/15 19:16:48 ID:xNx5QVsC
オチ思いついたけど今会社(藁
701ストレートなエロはやらない:04/11/15 23:35:38 ID:KtvwRgZY
>699続き

「……そいつは、難しい話だな。」
「どうして?」
ジストを思う気持ちでは負けていない。絶対に勝てない勝負ではないハズだ。
あからさまに不満げな顔をするマリカを、ジストが軽く抱きかかえる。
「そうだな……俺は、お前を愛しいと思うし、こうして抱きしめてやりたいと思う。
 けどな、お前に抱きしめて欲しいとは、思わないのさ。」
「テティスには、そうして欲しいと思う?」
「思う。」
「隊長を抱きしめるくらい、あたしにも……。」
「お前には、無理だ。」
抗議の声はすぐに打ち消される。
「どうして?」
「一言で足りる。人生経験の差、さ。今のお前では、俺を支えきれない。」
「……。」
「テティスには、それが出来る。……俺の弱さも、酒と共に流し込んで、
 腹の底に溜まった暗い感情も、全てをまとめて受け入れてくれる。」
あいつは、それが出来る女だよ。
そう言って、ジストは笑う。
「どうしたら、彼女に勝てる?」
「経験を積む事だな。剣の腕だけじゃ、あいつには勝てやしない。」
「それじゃ分からない。どうすればいい?」
「自立する事さ。」
抱きしめた腕を離し、ジストは立ち上がる。
「冷えてきたな。戻るか。……マリカ、一人で立てるか?」
言われて、立ち上がろうとするが、足に力が入らない。
困った様にジストを見上げる。
「仕方ないな。ほら、ちゃんと捉まってろよ。」
言って、マリカを抱き上げる。
702ストレートなエロはやらない:04/11/15 23:36:28 ID:KtvwRgZY
砦の入り口まで戻ると、その正面に人影が見える。
「隊長、こんな時間までどこに行ってたのよ。」
「何だテティス、心配してくれてたのか?」
「当然じゃない。……マリカも、一緒だったのね。」
テティスはジストと、抱えられたマリカの様子とで、何かに思い当たったようだったが、
口に出しては、何も言わなかった。
「この埋め合わせは、ちゃんとするさ。」
「ありがと。でも、今夜は駄目よ?」
「そこまで野暮じゃないさ。」
「当たり前よ。」
もちろんマリカには、二人の会話の意味なぞ分かる筈もない。
怪訝な顔をするマリカに気付くと、ジストは笑いそうになるのを抑えながら言う。
「だから、お前には、経験が足りないと言うのさ。」
マリカが、今のテティスに追いつくまでに何年掛かることか。5年か、それとも10年先か。
その頃には、彼女にとっての自分など単なる「昔の男」に過ぎなくなっているのだろう。
「ほら、はやく部屋に戻らないと。今夜は星が綺麗だから、きっと冷え込むわ。」
マリカに風邪引かせるつもり?
そう言って部屋へ向かうテティスを追って、ジストも砦の中へと入って行く。
何かを忘れている気がしなくもないが、思い出さないという事は大した事ではないのだろう。多分。

結局、テティスへの「埋め合わせ」は一両日中に、という訳には行かなくなった。
「何故か」、寒空の下で一晩を過ごし、風邪を引いたユアン(とアメリアとフランツ)に
掛かりきりになってしまったので。
同じ様に一夜を過ごしたはずのロスは、次の日には普段どおりにジストを相手に斧の修行に励み、
残りの三人に複雑な表情をさせていたが。

「やっぱりさ、バカは風邪引かないって、本当だよね……。」
「何言ってるの。こんな時期に外で寝る時点でバカなのは皆同じでしょ!」
703倉庫用にでも。:04/11/16 00:07:14 ID:F4C5unpd
リレー小説 ジスト×マリカ  ロス×ユアン×フランツ×アメリア
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>676 >677-679 >680 >682 >683 >684 >685-686
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書いた人
659 ダミアン ◆.lt5gYzbQ. 663 むた ◆rEtdWXJvJ6
988%マシン ◆ka5BrNUzcE 676 701

皆さんおつかれ〜。
704名無しさん@ピンキー:04/11/16 01:30:19 ID:uiEnZxed
すげー!長編乙!
こんなイイできのリレー初めてみた!
705名無しさん@ピンキー:04/11/16 09:23:44 ID:azJeIyla
職人さん達の共同作業(・∀・)イイ!!おもしろかった
706名無しさん@ピンキー:04/11/16 11:59:33 ID:+PYF5FEg
27レスか〜。結構長いな〜。
ジスト×マリカもロス×ユアン×フランツ×アメリアも
きれいにオチが付きましたな。
皆さんお疲れです。
707名無しさん@ピンキー:04/11/16 13:09:08 ID:BnDw6H6Q
資本力あるサミーによる正式運営半年の実績で内容も充実
超安定しゆとりある鯖のために同意どころかログインゲームもラグもほぼ皆無
MOEと同じスキル制のシステムとお茶や銃から錬金術まで出来る生産
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708名無しさん@ピンキー:04/11/16 15:11:09 ID:3S/PRAEk
>706
IDにFEおめ
709壷アルテナの壷 ◆z3RbELqBu. :04/11/16 17:58:05 ID:StNH9fMR
ども、第6章スレにおいて、エリオットでお目汚し仕りましたものです。
聖魔人気まっしぐらなこのごろに、聖戦もので申し訳ありません。
投下終わり次第名無しに戻りますので、しばらくの間よろしくです。

聖戦:フィン×アルテナです。
・このキャラ(カプ)が好きでない方
・逆に好きすぎてエロなんか想像できない方
ご覧にならないほうが賢明です。

・純愛系シチュなので、ヌルめかもしれません。

・ご覧になった上の身体的・精神的・社会的ダメージにおいては、自己責任にておねがいします。

次から投下します。
710壷アルテナの壷 ◆z3RbELqBu. :04/11/16 17:58:50 ID:StNH9fMR
優しき声の名

美しい人の腕の中で馬上にあったアルテナは、その騎士の困った顔を静かに思い出していた。
「いやいや、いっしょにきてくれないといや!」
どこに行くときだったのだろうか、ついてくるようにせがむと、騎士は
「困りました、私はお父上のお言いつけがあるので、ここに残らねばなりません」
「でもでも」
「アルテナ様、お姉上なのですから、わがままはほどほどになさいますように。
 私はこの城におります。お健やかにおもどりになられますよう」
出立のラッパが華々しくなり、アルテナはその音の大きさに身をすくませた。ゆっくりと、自分の乗せられた馬が動き出し、見送る騎士の顔は小さくなってゆく。
 静かで、厳かな行軍。その中に、一抹の悲壮が隠されていた人など、そのころのアルテナには、わかる由もない。
711壷アルテナの壷 ◆z3RbELqBu. :04/11/16 17:59:34 ID:StNH9fMR
 物心がついたときには、アルテナはトラキアの城で、なさぬ仲ながらの父と兄のありたけの愛情を注がれて、小さな自分の中に起きた激動の記憶を思い出す余地もなかった。
「アルテナには、好きな男などいるのかね」
やさしい顔(あのころは、本当に優しい父だったのだ)で、トラバントがたずねてくる。
「ひみつ」
じゃれ付くように、そう返答した。
「父にだけ教えておくれではないかね」
広い胸にアルテナをすっぽりと収め、竜はゆうゆうとトラキアの赤い大地の上を飛ぶ。
「いやぁよ、はずかしいから」
「そんなことを言わずにおしえておくれ」
そういわれても、アルテナには、王宮に出入りする騎士や戦士は、怖い印象しかなかった。
「だれにもいわない? おにいさまにもいわない?」
「ああ、アリオーンにも言わずにおこう。アルテナと私と、空の上での二人だけの秘密だ」
アルテナは、小さなあごに手を当てて、考えるそぶりをした。そして、わずかな思い出を手繰り寄せるように、答えた。
「やさしい、こえをしているの。すてきなこえで、おはなしをしてくれるの」
「ほう、それは、誰なのかね、名前は?」
「しらない。ゆめのなかにいるの」
本当に、その声に出会えるのは夢の中だけだった。何の話をしているのかも、目が覚めてしまうと忘れてしまうが、その声の優しさだけは、アルテナの小さな胸の中でほっこりと、暖かく残っている。
712壷アルテナの壷 ◆z3RbELqBu. :04/11/16 18:00:14 ID:StNH9fMR
「夢の中の王子様か。アルテナはかわいいことを言うな」
「ほんとうよ、ほんとうだったら」
「ああ、よしよし。私が、アルテナの言葉を信じない父であったかね」
トラバントは、胸の中でみじろくアルテナにほお擦りした。その後ろから
「父上!」
と、アリオーンの声がした。
「アリオーンか、こんな高度までよく来たな」
「父上のお姿が見えたので、追いつきたくて夢中でした」
「はは、お前にグングニルを任せる日も遠くないかな」
「ご冗談を…アルテナと、何かお話でしたか」
「ああ」
トラバントが言葉を続けようとして、アルテナは
「だめだめ、おにいさまにもひみつよ」
と、父の口を押さえた。
「そうだったな、二人だけの秘密だったな。
どうだアリオーン、もう少し遠くまで行ってみるかね」
「はい!」
「よかろう。アルテナ、ちゃんとつかまっておれ」
トラバントが手綱を握りなおし、竜の体にひとつ鞭をいれた。高い空の冷たい空気が、アルテナの顔にあたってくる。二頭の竜は、相前後しながら、青い空の中を飛んだ。
713壷アルテナの壷 ◆z3RbELqBu. :04/11/16 18:01:02 ID:StNH9fMR
 あのころと今と、どちらが夢の中なのだろう。
 父と思っていた人は死に、兄と思っていた人は自分に背を向けた。自分を受けて入れてくれたこの場所が、新しい自分の居場所になるのか、それはまだ、今のアルテナにはわからない。
 うたた寝の間に涙を流していたのだろうか、寝台の、顔を押し当てていたあたりが、かすかに濡れていた。起き上がると、するりと気配がして、自分の上に何かがかけられていたのがわかった。
「これは」
寝具ではなかった。端につけられている留め具からすると、誰かが肩にかけていたローブのようだ。
「誰が…」
こんな気遣いをしてくれるようなものが、この城に残っているとは到底思えなかった。トラキアにあるすべての城は、非常事態の宣言を受けて戦闘員しか残っていないはずだったからだ。
「お目覚めですか」
その声に、ずきりと胸をさされて、アルテナは声の方を見やった。懐かしい、優しいあの声が、なぜこの虚しい城にあるのか、それもわからなかった。
「私は、眠っていたのですね」
「はい。お疲れのようでしたので、人を去らせました」
「気遣い、痛み入ります」
そう答えながら、アルテナの胸が高鳴ってくる。かすかなものではない、しっかりとした実態のある声がした。声の主が、すぐそこにいる。
「あなたが…これをしてくださったのですか」
手にしていたローブを、近づく人影に見せた。
714壷アルテナの壷 ◆z3RbELqBu. :04/11/16 18:02:10 ID:StNH9fMR
「差し出がましいことをいたしましたが、お風邪を召されてはと思い」
受け取ったローブを、人物はさりげなく、しかしそつもなく付け直し、
「トラキア城のお兄上から、こちらの差し向けた親書に対する返答を受けたのですが」
と、切り出した。アルテナの心が、急に現実に引き戻された。
「そうだわ。兄…アリオーンからは、どんな返答が来たのですか」
騎士にすがりつくように、アルテナは返答を求めた。トラキア王国は、帝国に与したがゆえに、「解放軍」の標的となった。トラキア本城を残したすべての拠点を制圧され、親書と休戦の提案がいましがた、このルテキアから出されたばかりなのである。
アルテナは、その返事が到着するまでは、夜が更けても待つと言っていたのだが、いつの間にか、眠ってしまったようだった。
 とまれ、アルテナから返答を求められた騎士は、苦い顔でかぶりを振った。
「あ…」
誇り高き竜の国は、竜の最後の一頭となるまで戦うと、解放軍の「降伏勧告」にはがんとして屈しないとはねつけてきたという。
「なんて馬鹿な…兄上…」
アルテナは、その場にぺたりと腰をおとした。次に会うときは敵になる。その言葉にかたくなになるアリオーンが、信じられなくなった。
「ほかには…なにか…トラキアはいってよこしましたか?」
ただ、アルテナのために一時でも剣を収め、開放軍を先に進めさせてほしい。思いつくだけの言葉を尽くしたアルテナの手紙も、
「…敵の軍門に下ったものにあう顔はないと、こちらは封を開けずに返されて参りました」
と、騎士は封したままの手紙を差し出してきた。
715壷アルテナの壷 ◆z3RbELqBu. :04/11/16 18:04:44 ID:StNH9fMR
「兄と、戦わねばならないのですね」
それを受け取る手をさし伸ばす力もなく、アルテナはとつとつと言った。
「あい慕うもの同士が戦うのも、聖者ダインとノヴァの昔からのことと、思えば納得もしましょう。
 なんてバカで哀れなアリオーン…己の父の心がわからないなんて」
アルテナはゆらりと立ち上がった。そして、騎士が、静かに立っているのを見た。
「親書のことを、わざわざ私に報告しに下さったのですね。
セリスさまの指揮を仰ぐことになった今は、私が出向かなくてはならないことなのに」
「滅相もない」
騎士は抑揚のない声で言う。
「あなたはいまやレンスターの王女、私がおつかえするのに、これ以上の理由はありません」
「レンスターの騎士ですか」
アルテナは、再び彼から発せられる言葉に、少しく心をときめかせ始めながら、たずねる。
「では、私の弟になるリーフ王子を長く扶育されてきた…あなたがフィン殿」
「はい」
「これがもしトラキアと解放軍が平和裏に出会えていたら、あなたに出会ったことも喜びになるでしょうに。
 あなたの騎士道と才智は、敵ながら天晴れなものと聞いていましたから」
「もったいない仰せです。
 私は、ただ与えられた使命をまっとうするために、主人の死に目さえにも伺候しなかった愚か者です
 それゆえに、アルテナ様、あなた様のご存命なことを悟ることもできず」
フィンは深く頭をさげた。
716壷アルテナの壷 ◆z3RbELqBu. :04/11/16 18:06:02 ID:StNH9fMR
「弟ともども、聖戦士の末裔を狙う暗黒教団や、マンスターの制覇をもくろんだフリージ家の追撃を逃れながら、あなたはこうして生きているではありませんか。
 自分を卑下するのはおやめなさい」
「は…」
「運命の狭間で、その魔の手から逃れることができなかった私の父母という人々に比べたら、あなたは幸運な人なのです。それを誇りなさい」
「もったいない、仰せです」
頭を下げたままの、フィンの鼻柱から、ぽつりとしずくが落ちるのを、アルテナは見てふと気の毒になった。
「泣いているのですか」
「これは…見苦しいところをお見せしてしまいました。
 アルテナ様のおっしゃられようが、亡き殿下によく似ていらっしゃるので」
「なんて幸せな人なのでしょう。なつかしくおもいかえし、涙できる幸せがあるなんて。それに比べて私は…」
アルテナの視界が急にゆがんできた。
「私には、本当の父母との思い出もなく、家族の記憶は所詮仮面のもの」
いつまでも、ただのかわいいアルテナであればよかった。竜に乗る技も槍を手挟む技も知らず、深窓に慎ましくおればよかった。そう悔いても始まることではない。しかしアルテナは、そう自らを苛むことを止められなかった。
「…トラキアの山を空を返せと、私がここで一人気概を上げたとて、始まるものではありません。
 わたしは、砦の聖者ノヴァの魂を今に受け継ぐもの、光のもとに帰するのは使命です」
嗚咽を抑え、深呼吸をして、アルテナは毅然と、フィンを見た。
「報告、ご苦労様でした。下っておやすみなさい」
「いえ、それが」
フィンは少し困ったような顔をした。
「今夜はこのまま、おそばにて控えているように、と」
717壷アルテナの壷 ◆z3RbELqBu. :04/11/16 18:07:12 ID:StNH9fMR
「私の側に?」
「レヴィン様のお計らいです。アルテナ様に、ご両親のお話など、して差し上げるようにと」
「まあ」
自分に憤っていたことも少し忘れ、アルテナは泣きはらした色とは明らかに違う顔色をした。ひっそりとした城の中に、粛々と染み渡る声を、もっと聞く時間があるのだ。
「でも、リーフは良いのですか?」
でも、はなから物欲しそうな顔をしては王女としての矜恃が許さない。興味のないふりをして、言った。
「私は、今はごきょうだいを主人と思っております。お二人のもとにレンスター王家の再興されるまでを見守り、それからのお二人の助けとなることが、使命と存じております」
「ありがとうございます」
アルテナは、ひとまずはそう言った。が、フィンは
「お邪魔なら、お呼びになる時まで控えておりますが」
と言い出す。
「いえ、私は大丈夫」
アルテナは、そう言われてからやっと、自分の本音を口にした。
「それよりも、何か話をしてくれませんか?」
718壷アルテナの壷 ◆z3RbELqBu. :04/11/16 18:08:24 ID:StNH9fMR
 フィンは、アルテナの求めるままに、自分が知る話を訥々と語った。レンスター王家の沿革から自分の今に至る冒険のことまで、彼は何でも話してくれた。
 アルテナは、抑揚が少なく、それでいて決して無表情にならない声を、うっとりと目を閉じて聞いた。
 その声が途切れて、しんとした空気が部屋の中にはいってくる。見回りをする兵士の声も武器の触れあう音も遠くに消えて、この部屋だけが、ぽかりと何もない中にうかんでいるように感じられた。
「…私は」
その空気の中で、アルテナがそっと呟く。
「あなたが、大好きでした。
 あなたに甘えてばかりいた…」
「…」
フィンは、そっともたれかかってくるアルテナの体に、手を添えた。
「あなたに抱っこをねだって、全身であなたの優しい声を感じることも、もうできませんね」
泣きそうでもないのに、肩が震えてくる。その震えをおさえるように、添えられた手が、一瞬強く、アルテナの体をとらえた。
「私ならば、」
フィンの視線は、ことさらにアルテナを見ないように、意識的に全く違う方を見ていた。
「以前のように甘えてくださっても、いっこうに構いません」
アルテナの心臓が、一瞬跳ねた。
「迷惑ではありませんか?」
そう尋ねてみた。しかし、返事はなかった。
 アルテナは、両の腕をフィンの方にからめた。
「…あまえさせて下さい」
719壷アルテナの壷 ◆z3RbELqBu. :04/11/16 18:09:37 ID:StNH9fMR
 おずおずと差し出したように、小さく開かれたアルテナの唇を、フィンの唇は意外なほどの強さで受け止めた。息苦しくなるほど深く、唇同士を絡めた後で、アルテナがふと尋ねた。
「フィン殿には、妻子はあるのですか」
「子供たちとは、先頃この解放軍の中で再会することができましたが」
フィンはアルテナの腰を支え、寝台にゆっくりと横たえながら答える。
「妻との再会は、まだかなっておりません」
その答えに、アルテナは安心感のような嫉妬のような、そんな複雑な感情を感じた。
「存命なのですか」
「生きておれば、きっと会うことはかなうと、信じています」
その言葉には、そうすることを当然とするような、確固たる意志があった。
「羨ましい。あなたにそこまで愛される方のお顔を、一度私も見てみたい」
フィンは何も言わなかった。アルテナの服を丁寧に取り去り、硬く結ばれたビスチェのひもを引く。
 竜に乗り、槍を扱うには邪魔になるばかりに思えて押さえつけた胸は、いましめから開放されて本来の柔らかさを取り戻すように、覆われた布を押し返した。
 できたすき間に手を差し入れられて、果実の皮をむくようにすくい上げられてアルテナの乳房が、ぷるんと揺れる。
「あ」
耳たぶやうなじを吸われながら、胸の束縛を失ったことを悟ったアルテナは、思わず目じりをそめ、胸をかばうように身を伏せた。
 フィンの手は、そんな反応は計算のうちにあるように、硬いビスチェのひもを抜き去り、外してしまう。成熟したての初々しい質感をもった体を、彼はもう一度、背中から覆うように抱きしめた。
720壷アルテナの壷 ◆z3RbELqBu. :04/11/16 18:10:34 ID:StNH9fMR
「お美しくなられました」
その声が、アルテナを芯からふるわせた。言葉が鳥肌になって体を駆け、体の奥を熱くする。明快な言葉で彼女をほめたその唇が、もう一度耳たぶにふれて、軟骨をあまく噛んでゆく。
 胸に回された手は、ゆったりとしたふくらみをやわやわとほぐし始めた。
「あぁ」
かっ、と、体が熱くなった。唇が、うなじから背中に、そしてわき腹に落ちて、アルテナはゆっくりと、仰向けに寝かされる。
「あ、あの、…フィン殿」
わざと腹の底に力を入れた声で言った。
「私、その…初めてなのです…あの…あなたが教えていただけるなら、その」
「なんでしょう」
フィンが、唇ての愛撫をやめて、アルテナの顔を覗き込んだ。夜明けを思わせる深い青の目に、アルテナは息をつまらせた。
「教えて、いただけませんか…こういうときの、作法を」
フィンは、その問いかけに答える前に、アルテナのあごを指で上げて、しっとりと赤い唇を吸い、自分の舌先でなでた。息が上がるか上がらないかの絶妙の間で、その唇を離して、
「私でよろしければ」
と答えた。

 靴下も脱ぎ落とした、アルテナの素足に、フィンは唇にするような慇懃な接吻をした。ひざの裏をなで、ふくらはぎからかかとを吸い、やがてつま先にたどり着く。
「…ぁ…」
半ば眠るように目を閉じたアルテナが、ぴくりと身をすくませ、目を開いた。フィンははばかりもなくつま先の、指の一本一本を吸う。
721壷アルテナの壷 ◆z3RbELqBu. :04/11/16 18:11:35 ID:StNH9fMR
「あ、…ぁ」
アルテナは、足の指をなめられているだけだというのに、体の奥が痒くなるような感覚が導き出されるのに、戸惑うような声を上げた。その感覚が、やがてはっきりと、自分の女の部分に触れ始める。
 足の指の間に、ねっとりと舌を差し入れられて、
「はぁっ」
声を上げていた。情事にはまったく関係のない部分だと思い込んでいたところに、そこまで自分をかきたてられるのが信じられなかった。
「あ、あの…フィン殿は、どこで、こういうことを教えられたのですか」
「?」
まじめな顔でフィンは愛撫をやめて、
「妻と答えればご満足ですか」
と言った。
「え、その…」
「かかわりあったのは短い時間でしたが、私と妻は、密度の高い時間をすごせたと思っています」
「…」
「そこで覚えたいくつかの方法で、アルテナさまをお慰めできるなら、冥利に尽きます」
そこでフィンは話すのをやめて、舌をつうっと内腿に滑らせた。
「は」
アルテナは「来る!」と身をすくませた。両脚の間にある特別な部分が最終的に重なるということは知っている。その部分を手指でなく舌で愛撫する方法もあると知っている。しかし、その覚悟は空振りだった。
722壷アルテナの壷 ◆z3RbELqBu. :04/11/16 18:12:40 ID:StNH9fMR
そのまま、舌は腹の上をするりと動いて、乳房の先に吸い付いた。
「んくっ」
アルテナが声を引いた。緊張と、意外な愛撫が、彼女の体を十分に熱くし、本来愛撫されてしかるべき場所は、本人が思っていたより敏感になっていた。
「あ、あぁ、…はあっ」
唇の中で硬くなった乳首を、きゅうっと吸われ、指がもてあそぶ。それは下半身をも十分に熱くした。腹の奥がきゅうっと締め付けられるようだが、悪い気分ではない。
「ん、んくぅ…」
声をのどの奥で殺して、アルテナは背中をわずかに寝台から浮かせた。つかみ所を探そうとして、手に何かが触れた。
「!」
それをまじまじと触りなおして、アルテナは空いていた片手で「あ」と、赤くなった顔を押さえた。
「どうされました」
フィンがあまりに平然としているので、目を合わせようもない。
「あ、あの…私、触ってしまいました…」
人間の体で、骨でないものがああまで硬くなるものか、アルテナは新しく知った男の神秘に、返す言葉をなくしている。それでも、手は、フィンの股間にあるものを触り続けている。
「愛撫されているだけでなく、して差し上げることも大切です、未来のお相手も喜ばれるでしょう」
という彼の顔は、触れられていることで、確実に何らかの変化をした。
「あなたは、うれしいのですか?」
と、アルテナがたずねてみる。
「恐縮ながら」
彼の答えは短かった。存外に、照れているのかもしれない。
「当代に現し身をもたれた聖女ノヴァにいつくしんでいただけるとは」
そんな、他人のようなことを言った。
723壷アルテナの壷 ◆z3RbELqBu. :04/11/16 18:13:50 ID:StNH9fMR
 フィンの片腕が、アルテナの首の下に差し入れられる。まだ幾分かは恥ずかしかったが、記憶の中の優しい声が現実にあり、その声が声にならず、胸をわずかに弾ませた吐息になって耳元やうなじにかかるのが、むしろうれしかった。
 もう片方の手が、アルテナの、やわやわとした体毛の中に沈んでゆく。
「あんっ」
自分でも驚くほど艶かしい声だった。するすると、茂みに隠れた秘密の谷を、すべるように指が動いて、
「熱くなっておられますよ」
と、吐息がちに告げられた。指がその場所を動くのに、抵抗はほとんどない。「ああ、私はきっと、濡れてしまっているんだ」と、アルテナは顔が熱くなるのを抑えられなかった。
 その指が、谷間の奥で花開こうとしているつぼみに触れた。
「ああ、あっ」
ぴりぴりぴりっと、雷魔法に撃たれたように、アルテナが震えた。腹の奥がまたきゅうっと締め付けられるようで、底から何か熱いものがあふれるような感覚がした。
「な、なに、これは… はあ、あう…」
声はもう抑えられなかった。フィンの指が、自分の体の中を直接触れているようだった。アルテナの声が響くのか、フインの息がはっきりと乱れてくる。
 アルテナの手をとらえ、自分のほうに導くその指は、アルテナが想像したとおりに、ぬめるほどの潤いに包まれていた。
 先ほど、誤って触れてしまったときより、それは硬度と熱さを増していた。槍の柄のような硬いものの先は、一旦くびれて、 槍の穂のようにいかめしい。
「何故…これはこんな形なのですか」
 好奇心に促されるまま尋ねてくるアルテナに、
「もう少し後になればおわかりいただけます」
と、フィンは答えた。
724壷アルテナの壷 ◆z3RbELqBu. :04/11/16 18:14:45 ID:StNH9fMR
 体毛の上からなでてもはっきりと存在の確認できる、敏感なつぼみを押さえながら、指を伸ばす。いきなりおくに差し入れられるような無粋なことはなく、ごく浅い部分をざらりとこする。
「んっ」
アルテナの声の質が変わった
「こんな気持ち、はじめて…」
つぶやくように言った。それぞれの部分をなでながら、アルテナの手の暖かさに腰が動きそうになるのを堪えていた。アルテナが感極まって、極上の歓喜の声を上げるのを、じっくりと待った。

 やがて、
「もうだめ、これ以上はぁ…」
アルテナが弱りきった声を上げた。
「いけません、フィンどの、おねがい…」
哀願するような涙声が、快感の暴走を抑えようとしているが、無駄な努力のようだった。
「フィンどの、もう、だめです… …ふぁぁっ」
目じりにたまっていた涙と、秘密の谷間の切ないしずくとを、ぽろぽろとこぼしながら、アルテナは生まれてはじめての絶頂を全身にはしらせた。
 その余韻にひたる姿は、美味なる果実が、熟したその果肉を与えようとするようにも見える。
「あ」
アルテナが、目をほんのりと開けた。フィンが見つめているのに気がつくと、赤らんだ顔を背けようとする。
「それで、よろしいのですよ」
誇り高さを影にかくして、今は年相応の娘の顔になっている。まだ、それぞれの手はお互いの本能の場所に当てられていた。
 アルテナの手が、ぴく、と動く。
「最後は、これを…私の中に入れるのですね」
フィンの胸板の下に顔を隠すようにして、視線だけが、ちらと彼の顔をみた。
「そうです」
フィンはそれだけ言って、アルテナの脚をひらかせた。
725壷アルテナの壷 ◆z3RbELqBu. :04/11/16 18:15:48 ID:StNH9fMR
 光のあるところでみると、それはますます奇妙だった。自分の体に、こんなものが入る場所があるのかと、そうおもった。
 腰がわりいって、濡れた場所にあてられる。先端がうずまったが、その先は、あの膨れた場所が通過するのだ。
「もうすこし、お腰を上げて」
言われるままに、下腹を持ち上げると、それは根までアルテナの中に納まった。
「ひくぅっ」
アルテナの体が固まる。その辺の娘なら、声を上げて破瓜の痛みを訴えるだろうが、彼女はそうせず、体中でその声をおさえつけていた。
 フィンはアルテナの頭を抱きこんで、固まったからだが柔らかくなるまで、じっと待つ。
 どれだけそうしていたろうか、
「…ふ」
アルテナが息をつく。体の緊張がほぐれてゆく。しかし、二人つながったところだけは、まだ彼女は震えていた。
「お苦しくありませんか」
「すこし…でも、大丈夫」
「それは何よりです…妻にはあせりすぎて、苦しめたものですから」
フィンはわずかに自身を引き、そしてまた根まで収めた。アルテナが眉根を寄せる。
「ん」
ゆっくりと、じれるような抽送を何度も繰り返す。アルテナの表情が、そのうちに眠るように穏やかになり、また、眉根をよせた。
「あ」
悲壮さの消えた、戸惑うような喘ぎが、突きこまれるごとに、もれてくる。
「あ…あっ」
フィンの腕をつかむ手に、ぎゅっと力が入った。ゆっくりと出し入れされると、恐ろしくみえたあの部分が、自分の中を行き来するのがわかる。ぴったりと密着すると、自分の奥底がなんともいえない感覚になった。
「ああ、へんな、きぶん…」
頭が朦朧とする。あの部分は、私をかき回して、こんな悩ましい思いをさせるためなのかと気がつくまで、時間はかからなかった。
726壷アルテナの壷 ◆z3RbELqBu. :04/11/16 18:16:46 ID:StNH9fMR
 いたわるような動きがもどかしくなり始めていた。でも、激しい動きを催促するのは、子供がおねだりしているようでできなかった。
「はぁっ…はぁっ…あ、ああ」
堪えるのをやめて、声を高く上げた。次の瞬間、フィンが激しく唇を重ねてきて、寝台に埋め込まれるような突きがおそってきた。
「んむ、む、むーっ」
唇を舌でこじ開けられて、舌をあわせてくる。
「んむ…ぅ、はぁ、は、んぅ」
唇を離しても、舌同士は、まだ、名残惜しそうに絡んでいる。フィンが耳元で指示を出す。
「私に合わせて…お腰を動かしてごらんなさい」
「は、は…ぁ、ぁい…」
ひざを押さえられて、彼女の脚は、限界まで広げられている。その真ん中に、フィンの腰が沈み込んで、ぬぷっぬぷっと空気と粘液を絡めながら、追い込みをかけていた。未知の快感がアルテナの体に刻まれてゆく。
 腰を動かすと、進入する角度が変わる。びりびりとした波が、アルテナの奥と入り口を行き来する。
「ふぁぁ、ああっ…ふぅっ」
アルテナは、寝台の揺れから自分を守るように、フィンに腕を絡めた。汗をにじませた肌に、豊かな髪が張り付いているのも、まったく気にならなかった。ふるふると上下する胸が、フィンの胸板にくにゃりと押し付けられる。
「…ぐ…うっ」
息を荒げることしかしなかったフィンが、急に喉奥でうめいた。深いつきこみがに三度あり、
「はぁうっ」
アルテナが声を上げると、ずっと腰をずらした。アルテナの形のよい胸と臍に、白い飛沫がはねた。最後を搾り出すようにしごくと、アルテナから潤み出た粘膜が、残りのしずくと一緒に、鮮やかな血の色をしてぽとりぽとりと落ちてきた。
 アルテナは、乳房にはねた白い飛沫を指にとり、それを舌で取った。ほろ苦いような味が一瞬した。
727壷アルテナの壷 ◆z3RbELqBu. :04/11/16 18:17:26 ID:StNH9fMR
 アルテナが眠るまで、フィンはこの部屋にいたと思う。夜明けまでの仮眠の間に、彼はどこか別の場所に行ってしまったようだ。
 掛け布団の上に、彼のローブがかけてあった。寝台の開いたところに、服が集めて折りたたまれていたが、アルテナはローブだけを羽織って、今にもあけようとしていた空を見た。
 かさりと、指に何かあたった。アリオーンのもとから読まずに返されてきた手紙だった。アルテナは、自分の哀願するような筆跡を、一度指でなぞってから、暖炉の中で小さく燃えていた火の中に投げた。
「さよなら、かわいそうなアリオーン」
手紙は、一瞬だけ彼女の顔を照らして、すぐに白い灰になった。
728壷アルテナの壷 ◆z3RbELqBu. :04/11/16 18:24:29 ID:StNH9fMR
以上です。
お目汚し失礼しました。

また何か思いついたら書きにきます。

また、今日のネタと前回のエリオットの分、自サイトにも公開したいと思っています。
保管庫の中の方にもご了解をいただけると幸いです。

自サイトへは検索をご利用ください、
検索に使うキーワードはこの書き込みの中にありがちに隠してあります。
万が一行き先をすでにご存知でしたら
「あいつ、自サイトの更新もせんとこんなとこ書きに着てるのか」
と笑ってやってください。

それでは速やかに名無しに戻ります。
729名無しさん@ピンキー:04/11/16 18:47:27 ID:YWRqfhUu
上手いなあ…。GJ!
730名無しさん@ピンキー:04/11/16 19:22:05 ID:XMzwstEj
フィンはちゃんと外だししたのですな。
731名無しさん@ピンキー:04/11/16 19:59:29 ID:72+eQ2g1
アルテナ良いなぁ。トラバントの親っぷりもほのぼのしました。
732名無しさん@ピンキー:04/11/16 20:45:00 ID:ggCX6MMp
GJだ。リレーも今回投下されたのも両方とも。

>276
確かにSSとしてはチト長いな。
でも、前スレにはもっと長いのがあったけ・・・・・・ありゃあ長すぎて読む気失せた。
読むなら今回位のが丁度いいぜ。
733名無しさん@ピンキー:04/11/16 20:47:14 ID:ggCX6MMp
間違えた。>706だった!!
スマン。逝ってくる・・・・・・
734名無しさん@ピンキー:04/11/16 21:26:04 ID:NCQWFfWX
自サイトって、シレジー?それとも、骨董?
735名無しさん@ピンキー:04/11/16 22:01:14 ID:MbKgQmIV
だから判るような名前をここに書くな……
それぐらい自分で探せ

フィン・アルテナ、GJ
妻子持ちのフィン、良いな
736名無しさん@ピンキー:04/11/16 22:36:04 ID:asx4w8MG
何処の何方かは存じ上げますがネタがあったらまた来て下さい。
737名無しさん@ピンキー:04/11/16 22:47:08 ID:Flr90/f1
ていうか、結構クセのある文体だから、検索しないでもわかる気がする。
738名無しさん@ピンキー:04/11/17 00:20:29 ID:7JEz4Qie
GJです。なんとなくどなたかは分かりました。
また来て下さいませ。
739名無しさん@ピンキー:04/11/17 01:27:26 ID:I1C8MlPr
漏れの書き込み時間の秒数10の位と1の位でアメリアスレ風に次のお題が決定します
◆10の位  
0:エイリークが
1:アメリアが
2:ラーチェル様が
3:ミルラたんが
4:ルーテが
5:ターナが

◆1の位
0:新婚初夜で処女喪失
1:輪姦される
2:逆レイプする
3:ヴァルターにレイプされる
4:レズをする
5:ふたなりになってレズをする
6:魔物に犯される
7:青姦する
8:妊娠させられる
9:コスチュームプレイ


740名無しさん@ピンキー:04/11/17 07:48:23 ID:riyRBNNP
>>728
どのサイトだか全然わからん。
せめてヒントだけでもちょうだい。
741名無しさん@ピンキー:04/11/17 08:49:29 ID:1ABzIXQ0
>>739
十の位+一の位=ハァハァ
なので期待します
742名無しさん@ピンキー:04/11/17 11:30:23 ID:cKjQSfqk
>>739
ヴァネッサとシレーネは放置ですかそうですか
743名無しさん@ピンキー:04/11/17 12:33:54 ID:In2CplMU
>>740
メル欄ミテググレ
URLケズレ。
話ハソレカラダ。
744名無しさん@ピンキー:04/11/17 13:40:09 ID:/Mci4A0n
>709−727
いまさらですがエロくてGJ!
アリオーン哀れなり。
745名無しさん@ピンキー:04/11/17 14:06:34 ID:nq0NJSjF
純愛って書いてたからうきうきしながら読んだのにフィン奥さんいるのかよ!
エロいし上手いしGJだけど、内容と違う注意書きをしないでクレ(もしくはフィン既婚と書いて欲しかった)
746名無しさん@ピンキー:04/11/17 17:53:51 ID:dIfdZpnX
>745
そうだね。自分は特にフィン既婚にはこだわらないけど、
できればフィンの感情も書いて欲しかった気もするな。
既婚で子持ち、妻と生き別れな上に主家の後継者相手だし、
平静に見える彼にも葛藤があったんじゃないかと思うとね。
もちろん、今のままでも十分エロいし文章も上手いと思う。
747ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/17 18:12:51 ID:12wr4Gu0
まえがき

私がこのスレに最初に投稿させていただいたのは、約1年半前・・・。
自信満々で投下したはずの私を待っていたのは、非常に厳しい意見でした。
当時、他の板でSSを書いてて、「面白いね」とか言われて舞い上がっていた私の自信を、粉々に打ち砕いた・・・。
あのとき、私はこのスレのレベルの高さに驚きました。そして、自分も、もっともっと精進しなければと思いました。

あれから一年半、私はどう変わったでしょうか?

そこで、今回は、初心に帰って、あのとき辛辣な評価をいただいたあの作品を、もう一度書き直してみようと思います。
果たして、どんな作品に仕上がるのだろう?自分でも、ドキドキします。
同時に、また、辛辣な評価なのではないかと、不安になる自分もいたりします・・・。

リバイバルはイラネ!とお思いの皆様、書き直し作品は今回だけですので、どうかご容赦ください。
それでは、投下します。

748ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/17 18:13:39 ID:12wr4Gu0
ヘクトルの夢日記・改(1)

「お父様〜♪」
ごつい髭面の大男の肩に乗って、無邪気な笑みを見せる青い髪の小さなかわいい女の子。
「わが愛しき娘よ・・・」
その大男が髭面を緩ませて微笑むと、女の子はその小さい手で、大男の髪やら髭やらをペタペタと撫で回す・・・
「こ、こらこら!くすぐったいじゃないか。ははははは。」
「お父様、私、お父様大好き!ちゅっv」

こんなどこにでもあるような、父と娘のじゃれ合い。でも、それがなぜ、俺の脳内で行われているのだろう・・・?
そして、この父娘、誰だろう・・・?

「ふあ〜・・・あ・・・」
俺が寝起きで大きなあくびをすると、さっそくエリウッドの奴が声をかけてきた。
「おはようヘクトル。どうしたんだ?まだ眠そうだな。」
「・・・ああ、何だか夢見が悪くてな。」
俺はエリウッドに夢の大男の話をしてみた。あの大男、どこかで見覚えがある・・・。
「ははは、それはたぶん、君の未来の姿だよ。しかし、髭面か。ははは・・・」
「笑うんじゃねえ!」
エリウッドの奴は、俺の髭面を想像して、笑ってやがった。チクショウ!
749ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/17 18:14:37 ID:12wr4Gu0
ヘクトルの夢日記・改(2)

その夜・・・

また、あの大男と小さな女の子・・・
大男は、また女の子を肩に乗せて、ごつい髭面を緩ませて微笑んでいる。
「お父様〜♪」
女の子もまた、愛しい父親の肩の上で、無邪気に微笑む・・・。
父と娘の、仲睦まじい光景・・・。
この場面に、俺も思わず頬が緩んだ・・・。

・・・・・・おや?
向こうから、赤い髪の男に連れられた小さな男の子がやってきた・・・年は、娘と同じくらいか・・・
おそらく親子だろう。二人とも、髪が赤い。どことなく、顔つきはエリウッドに似ている。
あの大男が俺だとしたら、おそらくエリウッド本人と、奴の息子だろう。
いきなり、小さい男の子は、俺めがけて体当たりを敢行した。
馬鹿だな、あんなに体格の差があるのに、体当たりなどやっても勝ち目はないだろうに。
だが・・・
「のわっ!!!」
「きゃあっ!!!」
大男はものの見事に地面に転がった。そして、娘は落ちる瞬間、赤い髪の大人のほうに抱き抱えられる。
「な、何をする!」
大男はすぐに立ちあがり、赤い髪の親子に反撃をする。しかし、はじき返されたのは、大男のほうだった。
なぜだ・・・?どう見ても、体格は俺のほうが強いはずなのに・・・
夢だからか?
赤い髪の大人は、そのまま大男の娘を地面に突き倒すと、両足を持って左右に広げた。
「きゃああああっ!!!お父様、助けて!!!」
女の子が泣き叫ぶ・・・しかし、大男は強烈な打撃を受けて、地面にうずくまっていた。
750ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/17 18:15:33 ID:12wr4Gu0
ヘクトルの夢日記・改(3)

おかしい・・・いつもの俺なら、あのぐらいでダウンするはずはないのに・・・夢だからなのだろうか?
「いやあ!いやあ!」
赤い髪の大人はそのまま、女の子の後ろに回った。そして、赤い髪の男の子に向かって叫んだ。
「息子よ、来い!」
息子のほうは、すでにズボンを脱いで、そのかわいいおちんちんを露出している。
『男根』とか、『一物』とかよりも、『おちんちん』の表現がぴったりな少年のおちんちん。当然、亀頭は包皮に包まれたままだ。
「行きます!」
そのかわいいおちんちんを、めいいっぱい上に反り返らせて、男の子は女の子の股間めがけて突進した・・・。
「やめろっ!わしはどうなってもいいから、娘だけは!娘だけはああああ!!!」
空しく響く大男の叫び。どういうわけか、立ちあがることができない。
「ぎゃあああああああああああああああっ!!!」
男の子の『おちんちん』が少女の股間に勢いよく突き刺さると、少女は断末魔の如き悲鳴をあげた。
「娘よっ!」
ようやく大男は立ち上がった。しかし、そこに赤い髪の大人が体当たりを敢行し、大男はすぐに倒されてしまう。
「・・・む・・・娘よ・・・」
大男の視界に映った娘の姿・・・股は大きく開かれ、その間に赤い髪の少年のお尻が見える・・・
「ひあっ!はうあっ!」
少年の腰の動きに、いつしか女の子は艶やかな悲鳴をあげている・・・。
大男の視界が、急激に曇りだす・・・
「・・・もう・・・もうやめてくれ・・・」
「ダメだ。これからが、いいところなんじゃないか。」
俺が救出するのを、体を張って阻止する赤い髪の男。その後ろでは、その娘がその男の息子に犯されているのだ。
「父上、僕、もう出そうだよ〜」
「息子よ。床は汚すんじゃないぞ。」
「うん!じゃあ、中に出すね。それっ!」
次の瞬間、二人の結合部から、あふれるほどの白濁が垂れ落ちてくる・・・
大男は、そのさまを絶望の眼差しで見ていることしかできなかった・・・
751ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/17 18:16:08 ID:12wr4Gu0
ヘクトルの夢日記・改(4)

(ここからエリウッド視点です)
「エリウッド〜、てめえ!」
翌朝、僕が真っ先に目にしたのは、殺気立ってヴォルフバイルを構えるヘクトルだった。
「ま、待て!ここは一つ、冷静に話し合おうじゃないか・・・うわっ!」
僕は思わず後ずさりして、そのまま逃げ出した。
「待ちやがれエリウッド!今日と言う今日は、てめえを真っ二つにしてやる!」
「な、何をそんなに怒ってるんだよ〜!」
逃げる僕と、追いかけるヘクトル。
一時間ほど逃げ続けたが、僕はとうとう追い詰められてしまった。
「よおし!もう逃げられねえぜ!覚悟しなっ!」
「お、落ち着けヘクトル!何をそんなに・・・うわっ!」
そのとき、ヘクトルの後ろに、人が通りかかったのに、僕は気づいた。
あの服装・・・遊牧民・・・ラスだ!
「ラ、ラス!助けてくれっ!この通りだ!頼む!」
しかし次の瞬間、ラスから放たれた矢が、僕の頬をかすめて、後ろの樹に突き刺さった。
「ラス?」
僕は気づいた。ラスも、ヘクトルと同じく、異様に殺気立った目をしていることに・・・
「・・・娘を・・・返せ・・・」
そのままの殺気で、じわじわと歩み寄ってくる二人・・・僕、このまま殺られちゃうのかな・・・?
だ、誰か助けて〜!!!

おしまい

あんまり変わりばえしないかも・・・(汗
752壷の中:04/11/17 18:34:01 ID:5+5hBbf3
フィードバックありがとうございます。
前ふりに不全のあったことはお詫びのしようもなく
以後確認します。

今回の創作はアルテナ視点を基本にしたつもりです。
フィンの側の書き込みが足りないのは、
彼女側の感情の読み取りができなかった部分ということで、
ひとつorzショウジンシマス...

名無しでいるつもりでしたが、
思いのほか書き込みがあったのでちょっとだけ戻りました。
また名無しになります。
753名無しさん@ピンキー:04/11/17 21:26:58 ID:Gzj+0D3p
どこのサイトかと思えばあそこか
自サイトで公開するときは逆視点の物も見てみたい。
ともあれGJでした。
754名無しさん@ピンキー:04/11/17 22:45:59 ID:Lh7nAPFC
>>747-751
ワロタ 
755名無しさん@ピンキー:04/11/18 01:09:54 ID:zQ6vch72
>>752
遅れて読みましたが、GJ。あのアルテナのあえぎとフィンの焦らしに萌えました。
触れられてないはずのところが熱くなる描写、凄かったです。

>>747
何気に内容がハードになってますねw エリウッド鬼畜説ワラタ
756名無しさん@ピンキー:04/11/18 02:14:12 ID:lV0pra5p
父はエロウッド、息子はエロイですから
757名無しさん@ピンキー:04/11/18 02:29:03 ID:2bg8zJpZ
夢の中のエリウッドワロタw 
親子そろって無邪気にひどいことしすぎw
758名無しさん@ピンキー:04/11/18 12:51:45 ID:4j2OUA2d
あれ?リバイバルってことはやり直しなの?
てかまえがきをあとに読んで気づいたw
759名無しさん@ピンキー:04/11/18 19:30:10 ID:BdRHTeok
スータンもヤられたのかよ(夢の中で)w
760名無しさん@ピンキー:04/11/18 23:25:10 ID:z2DIk/Qo
フォルデとヴァネッサが結ばれた結果
義姉弟になったシレーネと兄弟ぐるみで親交を重ねていくうちに
惹かれていくフランツだったが
彼女には兄の良きライバルであり親友・そして自分も尊敬している
リキアの騎士カイルという恋人がいることを知らされ思い悩み
ついには欲望に逆らえず姉弟の壁を越えてしまうという話を書いてたら
ドロドロしたものになり始めハァハァしつつもウトゥになってきたのでもう寝ることにする
761名無しさん@ピンキー:04/11/19 09:12:50 ID:FkzGOtIm
>>760
昼メロ萌えー(・∀・)
ここから先はネタレスだが、そこに押しの強い支援キャラとかいると尚更いいな。
シレーネたんに「この泥棒猫!」パァン!!とか。
762名無しさん@ピンキー:04/11/19 11:56:31 ID:kM0x7vxE
そこでフランツに好意を持っているアメリアですよ。
アメリアたんが「この泥棒猫ーっ!」と
シレーネたんの頬を張るのを妄想するだけでハァハァ
763名無しさん@ピンキー:04/11/19 13:49:49 ID:CUccPHDz
そしてアメリアたんとその母親を引き取って一緒に暮らしてたデュッセルたんもそのドロドロの渦中に…!(白目)
764名無しさん@ピンキー:04/11/19 14:52:26 ID:YelrwL4t
 _   ∩
( ゚∀゚)彡  親子丼!! 親子丼!!
 ⊂彡
765名無しさん@ピンキー:04/11/19 15:42:34 ID:v088StWK
漏れは姉妹丼の方が・・・(w

FEって姉妹といえばペガサス系ばかりなのな。
P騎士じゃない姉妹ってマケドニア、ユングウィ、ターラぐらいか?
766名無しさん@ピンキー:04/11/19 21:36:14 ID:0oOFaet+
ユングウィの双子も姉妹ですよ。
確かに、FEの姉妹ってペガサスナイトばっかだね。
トラナナのカリンも姉がいる設定じゃなかったっけ?
767名無しさん@ピンキー:04/11/19 22:10:23 ID:zj7XukND
仕事帰りにヨドバシよったら聖魔の攻略本でてた。
買い?脳内より萌えることができる?
それを参考に書けそうなら買います。

雑談スマソ
768名無しさん@ピンキー:04/11/19 23:53:37 ID:WWG88WIl
ヴァルター×エイリークの続きが読みたいです。
769名無しさん@ピンキー:04/11/20 00:18:08 ID:NWECdjNO
>>768
なんかIDカコイイね
770名無しさん@ピンキー:04/11/20 02:19:13 ID:Z372R6CK
俺は>>273の続きをまっているからな


 ミルラ登場マダー?
771名無しさん@ピンキー:04/11/20 10:02:08 ID:tG1QkN05
ミルラものありそうでないんだな。
やっぱ純愛モノだとエフラムかサレフだと思うんだが、
ロリってことでやっぱり不自然というか問題が起こるな

変身後ミルラでどうよ?
772名無しさん@ピンキー:04/11/20 11:17:09 ID:T+A10a9v
獣姦か!!!
773名無しさん@ピンキー:04/11/20 11:26:17 ID:DXQui1Z0
ま た 竜 姦 か !
774名無しさん@ピンキー:04/11/20 14:34:22 ID:9Y7Mjjde
ゾンビやモーサドゥーグやサイクロプスに獣姦(?)される
ミルラ(変身後)…(・∀・)イイ!
775名無しさん@ピンキー:04/11/20 15:08:58 ID:xVNsPEnB
ドズラとの萌え会話を知らないのか。おとうさんだぞおとうさん。
776名無しさん@ピンキー:04/11/20 15:29:34 ID:/ne0q5bG
獣姦であることには変わりないがな。
777 ◆.lt5gYzbQ. :04/11/20 15:44:47 ID:+sl45Odw
777ゲットしますた。・・・でも、ネタが・・・誰か、誰か漏れに起爆剤をっ!!!
778名無しさん@ピンキー:04/11/20 15:45:57 ID:9Y7Mjjde
普通のファンタジーのドラゴンって卵生のイメージだけど
FEの竜族って胎生なんだろうか。爬虫人類…?
779UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/20 19:12:58 ID:bxAgQHUe
さて、そろそろ何か書いてみようかな。
エフラム×エイリークの近親相姦ネタかエフラム×ミルラのロリネタ、書くならどっちがいい?

UCCコーヒーを片手に意見を待つ。
780名無しさん@ピンキー:04/11/20 19:23:05 ID:tG1QkN05
えええええええ 両方!じゃだめか・・・
じゃ獣姦で
781名無しさん@ピンキー:04/11/20 19:40:30 ID:j7bBovxE
近親相姦の方が背徳感があってイイ
子供の名前はジークフリートでお願いします
782名無しさん@ピンキー:04/11/20 19:42:43 ID:DxZqun4f
>>779
神光臨キター
どっちも捨てがたいぞ・・・
どっちかといえばエフラム×エイリークがいいかな
783名無しさん@ピンキー:04/11/20 20:41:24 ID:9UAN356x
ageず
ageよう
ageる
ageる時
ageれば
ageろ!
784名無しさん@ピンキー:04/11/20 22:36:14 ID:tTfAQ/xW
Fラム×Aリークの方で
785名無しさん@ピンキー:04/11/20 23:32:58 ID:5PY1nGhh
レイープ物でないと燃えられない鬼畜な俺はドウスレバイイディスカ!?
786名無しさん@ピンキー:04/11/20 23:42:30 ID:24lbuKsm
>>785がレイープ物を書けばいい
787名無しさん@ピンキー:04/11/20 23:49:54 ID:hvDE9MsB
>>779
投票制か?ならば炉に潤いをクレ!
このゲーム近親多いから、属性無い身としてはスルーするのに疲れた
788名無しさん@ピンキー:04/11/21 00:12:19 ID:xOz4dCIj
近親スキーとしては、最近兄妹ものが復活してきてくれて嬉しいけどな。
厨が暴れてくれたお陰で肩身の狭い思いをした時期もあったし・・・

つーわけで、エフ×エーをキボン。
789名無しさん@ピンキー:04/11/21 00:21:46 ID:rEqiz0p4
生真面目スキーとしてはヴァネッサがティターニア(お馬さん)の発情期(ry
790名無しさん@ピンキー:04/11/21 00:31:44 ID:pnzDgKnf
UCC様、ミルラのロリネタ、キボンヌ。
791名無しさん@ピンキー:04/11/21 00:40:47 ID:BHC5bemX
ぬっちゃけどっちも属性がないのでどっちでもいい
792名無しさん@ピンキー:04/11/21 00:45:22 ID:eEJBX84k
投票制なの?
ぶっちゃけどっちも萌え。
ってことでUCC氏が書きたいSSを書いてくれたら
ぜんぜん良し。俺らは萌えることしかできないが
793名無しさん@ピンキー:04/11/21 01:11:36 ID:4m4abHww
エフ×エーはまた見られる機会がありそうだが、
これを逃すともう見れなそうなエフ×ミルをお願いします。
794UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/21 01:30:07 ID:UQ513NCl
ここまでで4:4か。

どちらにしても入りが…。

A.終戦後、城で
B.船上での戦いの最中に嵐に巻き込まれ無人(ry
C.第16章終了後、城で
D.行軍中の何処かで

…まぁこれくらいある訳けど……どちらに転がっても、だが。

てかエイリークもミルラも本質的なものは似てるような…?
795名無しさん@ピンキー:04/11/21 02:01:45 ID:eEJBX84k
Bワロタ AかCキボンかな

よし、じゃ俺のレスの秒のケタが奇数ならミルラ・偶数ならエイリークで
投票してみるか
796名無しさん@ピンキー:04/11/21 02:17:16 ID:5zv/yTp+
>>778
たぶん胎生。
797名無しさん@ピンキー:04/11/21 03:55:39 ID:tXtw9Z/F
エイリークのAに一票
798名無しさん@ピンキー:04/11/21 05:50:32 ID:QeRCBfkg
ミルラって微妙に計算してるところがかわいいんだが、
最初からエフラム一本だし、妹属性見抜いてるし、誘ってるし
799名無しさん@ピンキー:04/11/21 06:43:41 ID:pnzDgKnf
>798
禿同。
計算してても、なんかひかえめなところがまた萌える。
だめならいいです…とか、だめって言えるわけないじゃんw
エフラムに一途なところも萌え。
でも自分は炉リではない。
800名無しさん@ピンキー:04/11/21 09:39:35 ID:KIO2scPQ
ヴァネッサの獣姦ネタ・・・ダメ?

俺はエフラムの相手は一番健全であろうターナを推奨したい。>>477の続きマダ〜?
801名無しさん@ピンキー:04/11/21 11:44:15 ID:jdrrLRiL
ロス「ょぅι゛ょ誘拐しようよ(゜∀゜)」 ↓ ロス「ぅゎょぅι゛ょっょぃ」
802名無しさん@ピンキー:04/11/21 13:56:12 ID:/f86c/3y
ロスは親父の鉄拳で吹っ飛ぶに2000ぺリカ
803UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/21 13:59:46 ID:BRHzND9F
こんにちは。…結局の所…エフラム×ミルラで行ってみます。
で、とりあえず書き出しだけ置いてみます。
……久しぶりなもんだから上手くいけてるかどうか心配だが。

ここはルネス…マギ・ヴァル大陸のほぼ中心に位置する所である。
つい最近まで大陸全土を巻き込む大戦があり、ルネスの軍の戦士達がそれを収めた。
伝説の魔王と呼ばれる者…事の発端となったその者を打ち砕き、見事に平和を取り戻したのであった。

そして、よく晴れたある日の事…。
眩しく暖かい陽光の下、若い男と少女が大きく聳える城の一角のテラスで並んで立っていた。
「…エフラム?」
ふと、少女が男の方を向き口を開く。
その少女は何処にでもいそうな風貌をしていたが背中には翼があった。
人でもなく、魔でもなく、マムクートと呼ばれる竜人族の娘である。
「どうした、ミルラ?」
エフラムと呼ばれた緑髪の男はテラスに凭れかかっていた体を上げるとそちらを見やる。
「今日も…いい天気ですね。」
「あぁ、そうだな。…かつての戦乱が嘘のようだ。」
「でも……そのお陰でこの地は守られました。」
そう、この2人もその大戦にて度重なる戦いをくぐり抜け今という時を得ている。
そしてミルラは大戦の後、自分が居た場所…闇の樹海へと帰るつもりであったがこうしてここに留まっていた。
「おにいちゃん、とは言わないんだな。」
「え…?」
不意にかけられるエフラムの言葉にミルラは少々驚く。
「今は別に誰もいないし……まぁ、そう呼んでも構わないさ。」
エフラムは少しばかり照れているようだった。
ミルラはそんなエフラムの様子を見て何処か嬉しく感じる。
背中の翼もそれに呼応するかのようにやんわりと羽ばたきをみせていた。
「おにいちゃん……おにいちゃんはいつも通り…優しいです。」
「…真顔で言われると流石に俺も……いや、いい。気にしないでくれ。」
自分で言っておきながら何たる事か、などど思いつつエフラムはミルラに返す。
804UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/21 14:00:33 ID:BRHzND9F
実は大戦での行軍中も宛ら、エフラムはミルラと共にしている内に淡い恋心を抱いていた。
しかし、それは果たされる事は無かった。
行軍中での風紀に関わる事でもあったし、何よりも皆を束ねる者としての立場があったのだ。
エフラムはその微妙な心境の中、これまでミルラと接してきていたのだが…。
「………………。」
「…どうしたのですか?」
何かを思案し空を見ていたエフラムを怪訝そうに見ていたミルラが声をかける。
「ん、いや…ちょっと考え事をしていた。」
当の本人のミルラがいる所で、想いに耽っていたエフラムは微々たる動揺を即座に抑えた。
「そうですか…。私も考えていました。」
「そうなのか?」
「はい、私のこれからの事です…。」
そう言うと、ミルラは神妙な顔付きで話しだした。
エフラムはそれを静かに聞こうと顔を向けテラスにあった椅子に腰掛けた。
「あの戦いでおとうさんがいなくなって……私は1人になりました。」
その時ミルラの顔が一瞬だけ酷く悲しそうな感じになった。
そして、それをエフラムは見逃してはいなかった…。
口では平気と言っても、やはり自分の父親代わりの者を失った事はミルラの心に響いていたのだろう。
「私はまた樹海に帰り…1人で永い時間を過ごすのだと思いました。」
「……………。」
エフラムはただただミルラの話を黙って聞いている。
話すミルラから僅かながらの悲しみの波が放たれているのをエフラムは鋭く察知していた。
「でも…そんな私をおにいちゃんは…一緒に来ないか、と言ってくれました。」
俯きがちだった顔をふと上げてエフラムをじっと見つめている。
これは行軍中に2人で交わした話で言っていた事だった。
エフラムはそう言われ、ミルラを安心させるかのように力強く頷く。
805UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/21 14:02:42 ID:BRHzND9F
えっと…続きは暫くお待ち下さい…。
806名無しさん@ピンキー:04/11/21 14:44:41 ID:+vInuaXI
キ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
待ってます!!!!続き楽しみだ!
807名無しさん@ピンキー:04/11/21 15:02:20 ID:YKIsCmS9
やめろ!!!エフラム×ミルラ核ナーーーーーー!!氏ねーー−−!!!!
ゼト×エフラム化家内と殺す
808名無しさん@ピンキー:04/11/21 15:42:40 ID:YKIsCmS9
むかついたので
ゼト×エフラム描くよ

809名無しさん@ピンキー:04/11/21 15:43:19 ID:dxWFPZ71
↑大きな心でホモは否定しない。ここだって二次元に萌え
ロリだ近親だゴカーンだいうてる変態の巣だ。それは認める。
だから釣りはよそでやれ。

>UCC氏
乙!!投票で決めた相手のわりにはなかなかの文体。
かなりの腕前とお見受けした。続き楽しみ。
810名無しさん@ピンキー:04/11/21 15:54:02 ID:/f86c/3y
>808
漏れはホモも行けるが、出来るならば相手はエフラムじゃなくて
エイリークにしてくれ。
811名無しさん@ピンキー:04/11/21 15:55:33 ID:3CwoJS6H
>>808
スレ違い
812名無しさん@ピンキー:04/11/21 16:46:24 ID:+vInuaXI
みんな釣られすぎ 放置だ、放置
813名無しさん@ピンキー:04/11/21 17:21:01 ID:pnzDgKnf
エフラム×ミルラ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
UCC氏、GJ!
続き、楽しみに待っとります。
814名無しさん@ピンキー:04/11/21 17:37:59 ID:4w9Pn6GY
>808
801板にカエレ
815 ◆rEtdWXJvJ6 :04/11/21 20:30:48 ID:OG0RT8Cr
>800
じつは後日談書いてます。
なかなかエロくならない……orz

UCC氏のエフミル楽しみだ〜。
自分にはロリネタ書けるスキルが無いので。
816名無しさん@ピンキー:04/11/21 21:32:19 ID:+vInuaXI
>>815
ヨッシャァァ!後日談楽しみだ
817UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/21 21:35:25 ID:UQ513NCl
こんばんは。
では、続きを少しだけ…。


「あぁ、そうだ。ミルラ、お前はここにいていいんだ。」
「おにいちゃん…。」
「俺のこの気持ちは今でも変わらない。ここにいたって何の問題はない。」
ミルラの顔を真っ直ぐに見据えエフラムは優しく言う。
「はい…ありがとうご…きゃっ!」
そうミルラが言いかけた瞬間、何者かが飛び込んできた!
その何者かは唸りをあげミルラを突き飛ばしテラスの脇へと降り立つ。
その姿を確認したエフラムは思わず自分の目を疑った。
「……ま、魔物…だと?」
有翼の、鋭き槍を持つ赤き魔物…ガーゴイルだった。そして、ガーゴイルは突如槍を突き出し飛びかかってくる。
間一髪、その攻撃をすんでの所で回避しエフラムは素早くミルラを抱きかかえると部屋の中へと駆け出す。
勢いに乗っていたガーゴイルの一撃は空を切りそのまま近くにあったテーブルを軽々と貫き粉々にする。
「…ちぃっ、どうしてこんな所に魔物なんかがいる!」
エフラムは突然の襲撃者に悪態をつきながら机に立てかけてあった槍を手に取る。
その槍はエフラムのみが扱える専用の槍、レギンレイヴという珍しくも強き槍だった。
そして、それと同時にミルラを守るようにしてテラスへの入り口の前で待ち構える。
「……私も…戦います。」
ミルラは懐から一つの石を取り出しエフラムの横に立つ。
今、ミルラが取り出した石は竜石と呼ばれる竜人族の強大な力を封じ込めたものである。
これの力を解放する事によって人から本来の竜の姿へ変身し攻撃を行うが、その力は計り知れない程のものを秘めている。
「いや、ミルラはここにいてくれればいい。ガーゴイルくらい俺だけで十分だ。」
「え…でも…。」
エフラムは何かを言おうとするミルラを優しく制した。
818UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/21 21:46:17 ID:UQ513NCl
そして、レギンレイヴを持つ手に力を込めるとテラスを睨みつける。
と、その時けたたましい音を立てながらガーゴイルが突っ込んできた。
ガーゴイルはガラス窓を悠々とぶち破りその縁ごと粉砕する。
「直感というものも案外当たるものだな!」
エフラムはそう叫ぶと突撃してくるガーゴイルの正面からぶつかっていこうとした。
すぐさま槍と槍の切っ先が触れる間際まで来たかと思うと、次の瞬間にガーゴイルが派手に吹っ飛んだ。
横に吹っ飛んだガーゴイルは大きな衝撃音と共に部屋の壁へと全身を叩きつけられる。
「あっ…。」
これを見ていたミルラは思わず声をあげた。
ミルラから見れば一瞬の内にガーゴイルが壁にぶつかっていたのだから驚くのも無理はない。
それは…切っ先が触れる寸前にエフラムが一歩踏み込んだ後に槍全体を使い僅かの隙が生じたガーゴイルの横っ腹を思い切り薙ぎ払っていたのだった。
「俺の槍を甘くみるなよ…。」
ガーゴイルは訳も分からず、吹っ飛んだ事に疑念を抱いていたがそれはすぐに消えた。
甲高い怒りの雄叫びを上げながらまたも突撃してきた……が、いとも簡単に捌かれる。
小気味よい金属が弾き合う音が響き、ガーゴイルがとっさに後ろへ跳躍する。
エフラムの攻撃の初速は恐ろしく早く後手に回っていても何の支障もきたしてはいなかった。
これもエフラムが培ってきた槍の技量と経験があってのものだろう。
「遅いな、そんな早さで俺を捉える事は不可能だ。」
エフラムは毅然とした態度で言い放つ。
そして、油断する事なく槍を下段に構え迎撃体勢のままガーゴイルの動きを見張る。
その後ろでは、そんなエフラムの戦いぶりを見て安心しつつも自分もいつでも助けに入れるよう竜石をその小さき手で握っていた。
「……おにいちゃん…頑張って下さい…。」
819UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/21 21:49:27 ID:UQ513NCl
誠に申し訳ないんですが今晩はここまでです(汗
晩までには出来るかとは思ったのですが…。

すみません、今からリアルで仕事なので続きはまた明日以降に…本当にごめんなさいm(_ _)m
820名無しさん@ピンキー:04/11/22 00:07:16 ID:1F8xiMj6
>UCC氏
こんな曜日・時間に仕事なんて、夜勤の医師か看護士か、店員か、
警備員か、トラック運転手か。それともホストか。
ともあれ、仕事がんがって下され。楽しみに待ってます。
821名無しさん@ピンキー:04/11/22 00:49:05 ID:m+Y32NRr
>820
妄想しすぎワロタ


>>UCC氏
なんかエロとか関係なく普通にSSとして面白い
なんか動きが表現できてるSSというか。
どうエロにもっていくのかな
続き楽しみに待ってます(;´Д`)ハァハァ
822名無しさん@ピンキー:04/11/22 01:35:50 ID:q6SXWgko
色んなとこでネタみちゃったせいか、レギンレイヴという単語で笑ってしまうw スマソ

UCC氏GJ。続きが楽しみです
823名無しさん@ピンキー:04/11/22 10:24:14 ID:eKzs4XDG
UCC氏ねUCC氏ねUCC氏ねUCC氏ね
824名無しさん@ピンキー:04/11/22 11:56:49 ID:ct/i+yS5
>>UCC氏
ものっそ楽しみにしとります(;´Д`)ハァハァ
825名無しさん@ピンキー:04/11/22 12:07:57 ID:f8wMPrGd
このままバトル漫画として楽しめるぞw
おもしろいw
826名無しさん@ピンキー:04/11/22 12:08:55 ID:f8wMPrGd
漫画じゃないや、バトル小説だな
827UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/22 13:39:36 ID:bPAJMyxT
こんにちは。
では、続きをば…。
828UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/22 13:39:47 ID:bPAJMyxT
そんなミルラの声がエフラムの耳に届いたかどうかは分からない。
それでもミルラはエフラムが何事もなくこの場を切り抜けられる事を一心に願っていた。
だが、その願いは虚しく打ち砕かれる事になる。
エフラムとガーゴイルが対峙している中…ヒュッ、と風を切る音がし何かが飛来してきた。
「…!」
エフラムは逸早くそれに気付きそこから飛び退く。
そして、それはエフラムがいた場所の床を割り突き刺さった。そこには投擲攻撃が可能な手槍があった。
その突き立った手槍の矛がテラスから差し込む陽光で鈍く光る…まるでエフラムを嘲笑うかのように…。
エフラムはそれをちらりと見ただけですぐに部屋にいたガーゴイルとテラスに警戒する。
「まだ…いたようだな…。ならっ!」
言い終わるや否やエフラムは力強く床を蹴り、疾風の如くダッシュをかける。
槍を前面に構え、ガーゴイルの体の中心目がけて大きく振りかぶり…電光石火の早さで一思いに刺し貫く。
肉が切り裂かれる音、ガーゴイルの絶叫、再び起きる壁への衝撃音…それらが混じり合って部屋に大きく響いた。
エフラムの攻撃はガーゴイルの心臓を一突きにし、致命的な一撃を与えた。
ガーゴイルは呻き声を上げその体を小刻みに震わせ、必死にもがく。
その直後、ガラン!と音を立て槍を落とす。血が流れ続ける胸を両の手で押さえ苦痛にその醜悪な顔を歪ませる。
しかし、その流れる血が止まる事はない。寧ろその勢いは段々と増しているようだった。
「…………………。」
その光景をミルラは静かに見守る。
ミルラは血を流し倒れ伏すガーゴイルを見て何を思うのか…。
その落ち着いたような顔からは恐怖や畏怖の念は感じられないようだった。
「よし、次は…。」
ガーゴイルに必殺の一撃をくれてやったエフラムは警戒を解く事なくガーゴイルに近付く。
そして、胸に突き刺さったままの槍を引き抜こうと試みる。
エフラムが槍を引き抜こうとしたのと、もう一体のガーゴイルが飛び込んでくるのは殆ど同時だった。
どんな戦いであれ……戦いの中での『ほんの一瞬の隙』は命取りになる。その『ほんの一瞬の隙』は、エフラムが槍を引き抜こうとした時…。
ガーゴイルは既に事切れていたが、槍が突き刺さっていた箇所の肉は硬直し始めていた為に引き抜くのに若干の時間を要した。
829UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/22 13:59:17 ID:bPAJMyxT
「くっ!」
エフラムは小さく声を漏らすが、もう一体のガーゴイルは大きく翼を広げこちらに突進してくる。
そのガーゴイルは先のガーゴイルと違い紫色の不気味な体をしていた。
デスガーゴイル…ガーゴイルの上位種にあたる魔物で、その能力は全てにおいてガーゴイルを上回る。
勿論…その手にはあの鋭い槍がありエフラムへの狙いを確実に定め、突き出されていた。
「あっ!」
ミルラが思わず駆けだし、竜石の力を発動させようと石を強く握りしめる。
しかし、時既に遅し。ミルラがその場に近付く寸前に……。
エフラムは右へ退こうとしたが、間に合わなかった。
槍で串刺し、は免れたもののデスガーゴイルの巨体かエフラムを激しく突き飛ばす。
「ぐっ!…がはっ…く…ぅ……。」
吹っ飛ぶ勢いは全く落ちず、そのまま後ろにあった本棚へと激突した。
その拍子にエフラムは後頭部を強く打ち、力なく呻くとガクリとうなだれる。
「…おにいちゃん!」
エフラムが気を失ったのを見たミルラは驚愕の表情で大声を上げた。
そして、すぐに中断していた竜石の発動を再開した。
「私も…戦えます。おにいちゃんを…守る為に…!」
するとミルラの手の中にあった竜石が輝き始めた。
その光は次第に大きくなっていき、やがてミルラの体全体を包み込む。
何やら異変に気付いたデスガーゴイルはエフラムに追撃を重ねようとしたのを止め、ミルラの方へと飛んだ。
刹那、デスガーゴイルがその動きを止めた。
ミルラを包んでいた光が四散し、その下にあったものが姿を現したからだった。
そこにはミルラの人としての姿はなく…あったのは竜としての姿だった。「……………。」
黄色の強固な鱗に身を包みデスガーゴイルよりも大柄な体をしている。
これが竜人族の変身の力である。竜石さえあれば自分の意志でいつでも変身が可能なのだ。
竜に変身したミルラは唸り声を発し、その頭をデスガーゴイルの方へ向け鋭い眼光で睨む。
830UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/22 14:23:30 ID:bPAJMyxT
睨まれたデスガーゴイルは、今度は全く動じずに気合いを入れるかのように雄叫びを上げ再び襲いかかる。
………それがデスガーゴイルが放った最後の雄叫びとなった。
「グォォォォォォォォ!!」
ミルラは部屋全体を震わせる咆哮を発したかと思うと、その大きく開いた口から真っ赤な爆炎を吐いた。
当然、炎の到達範囲内の至近距離にいたデスガーゴイルは回避も出来ぬままに炎に灼き尽くされる。
その凄まじい高熱の炎に晒されデスガーゴイルの体はあっという間に黒こげと化す。
ミルラは黒こげになり崩れ落ちたデスガーゴイルを見た後、小さく炎を吐く。
そして、またもや光が発しミルラの竜の体を包んだ。
変身した時と同じような状態だったが、それは全く逆のものだった。
光が四散した時…そこにあったのは変身する前と同じくミルラの少女姿。
「…ふぅ…。…あ…おにいちゃん!」
デスガーゴイルを倒して安堵の息をつくミルラだったが、すぐにエフラムの側に近寄る。
エフラムは先の激突で気を失ったままだ。後頭部からは傷が出来ていたのか血が流れていた。
「おにいちゃん…?おにいちゃん!…大丈夫ですか…?」
ミルラはエフラムの体を揺らし声をかけるが返事はない。
と、そこに…。
「こ、これは…。一体何があったのですか…。」
突如として部屋に入ってきたのはエフラムと同じ緑髪で長髪の少女だった。
「エイリーク…。」
ミルラがその名を呼ぶと少女はそちらを向く。
「…あ、兄上っ!」
エイリークは手に持っていたレイピアを鞘に戻し、自分も倒れたエフラムの側に駆け寄る。
すぐに脈を取るなど様子を見ていたが、直にその切羽詰まった顔が和らぐ。
「エイリーク…おに……エフラムは…大丈夫ですか?」
「…大丈夫。命に別状はないわ。でも、すぐにちゃんとした手当てをしないと。」
ミルラの心配そうな様子を見てエイリークは安心させようと頭を優しく撫でてやる。
「とりあえず…兄上を運ばないといけませんね。」
エイリークは迅速な行動で兵を呼びつけ医務室や医師等の手配を済ませミルラと共にエフラムの搬送な付き添っていく。
(おにいちゃん…)
ミルラは心の中でエフラムに呼びかけ、その無事をひたすらにに祈る。
優しくも強くもある、自分が信じた只一人の男を…。
831UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/22 14:25:12 ID:bPAJMyxT
……ちと長めになってしまったようで…。
とりあえず次からはいよいよ(ry

では、またしばしお待ちを…(汗
832名無しさん@ピンキー:04/11/22 14:44:34 ID:f8wMPrGd
ハァハァ UCCタンキター
833名無しさん@ピンキー:04/11/22 17:52:53 ID:iy+EUkZV
ギャオスに変身したら部屋ぶっ壊れないんだろうか?(;・∀・)
834UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/22 18:12:31 ID:bPAJMyxT
後編(?)の最初部分だけ先に置いておきます。
また何かありそうだから…(汗

何もなければ今晩中に最後までいけると思います(^_^;)
835UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/22 18:13:27 ID:bPAJMyxT
昼間のガーゴイルの襲撃から数時間後…。
すっかり日は暮れて外は闇に包まれ影を落としていた。
空には、ぽっかりと月が出ていて城をその光で照らしている。

そして……エフラムは手厚い治療と看護を受け自室のベッドで寝かされていた。
「…………。」
そのベッドの傍らの丸椅子にちょこんと腰掛けていたミルラがエフラムの顔を覗き込む。
一緒にいたエイリークは執務の残りがあるらしく、数十分前に部屋を出たっきりだった。
エフラムは微かな寝息を立てながら眠っている。頭には白い包帯が巻かれていたが幸い深い傷ではなかったようだ。
「今は…もう、大丈夫です…。」
静かに呟くミルラは心の底からエフラムが無事である事に安心する。
今回、どうして魔物がルネスにまで現れたのか…それは簡単な理由だった。
昼間に現れたガーゴイル達は北方の彼らが巣食うヴェルニの塔から来ていた。
こうした魔物達は魔の根源たる魔王フォデスが滅びた今でも残っていて、たまに村や街に襲撃をかけてくる事があった。
しかし…今まで城などの重要拠点に現れる事はなかった。そう、今回の襲撃が初めての事となる。
そして、ミルラはまだ魔王の力の影響が残っているのに気付いていた。
でなければ、こうまで魔物が蔓延る事はないからだ。
強大なる魔王の力は本体が滅びようともマギ・ヴァルの大地に深く根付いていたのだろう。
「闇の力を…断ち切らないと…。」
「…………1人で背負い込む事はないんだぞ。」
「えっ?」
不意に聞こえた声にミルラは驚き、声のあった方に向く。
そこには、いつの間にか起きていたエフラムがミルラを優しげな目で見ていた。
「おにいちゃん…。体の調子は…どうですか?」
ミルラはエフラムが目を覚ましてくれて思わず嬉しさが込み上げてきた。
その顔はいつもと変わらないようであったが、内なる心では確かに嬉しさを感じている。
836UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/22 18:41:27 ID:bPAJMyxT
「あぁ、寝たら大分は良くなった。……すまん、俺が不甲斐ないばかりにお前を戦わせてしまったようだな。」
エフラムはにこりと笑いかけた後、苦虫を潰したような顔をしてミルラを見る。
あのガーゴイル達に好き勝手やられ、エフラムは悔しさと憤りに拳を固く握り締める。
「あの…気にしないで下さい。」
「……ミルラ…。」
「…おにいちゃんも……私もこうして無事だったのです。…それだけでいいのです。」
ミルラは純真さを醸し出したその紅い瞳でエフラムを見つめ言葉を紡ぐ。
「もし、あそこで…おにいちゃんが死んだら…私は凄く、悲しいです…。」
「……………。」
「だから……だから、私もおにいちゃんを守りました。これからも…一緒にいれるように…。」
エフラムはその言葉を聞き、それまで自分を責めていた事が何故か愚かしい事だったと痛感した。
ミルラはエフラムの思惑に関係なく、ただ純粋にエフラムの事を思ってしてくれていたのだった。
その事が分かったエフラムは、胸が熱くなるような不可思議な気持ちに襲われる。
…そして……気が付いた時にはミルラを力強く抱き締めていた。
「……おにい…ちゃん?」
突然、身を乗り出したエフラムに抱きつかれミルラは驚きを隠せずにいた。
エフラムがどうして自分を抱き締めたのかミルラには理解出来なかった。
そんなミルラに構わずエフラムはその体を抱き寄せベッドに乗せる。
「…あ、あの……んっ。」
不意にミルラの小さな口がエフラムによって塞がれ2人の唇が重なる。
ちゅっ…と僅かに音を立てた。それは少しの時だけで、すぐに離された。
「ん…はぁ…。」
「…いきなりキスなんかして…悪かった。」
「キス…ですか?」
ミルラは何の事か分からずエフラムに尋ねる。
子供だから知る由もない…と言えばそうなるかもしれないがミルラは竜人族だ。
そんなミルラが人間の恋沙汰やその行いなど分かる筈もない。
しかし…。
「俺は……お前が好きなんだ。飾った言葉なんて要らない、槍のようにただ真っ直ぐにこの想いをお前に。」
今まで募りに募っていたミルラへの想いをここでようやく言う事が出来た。
エフラムの口から出るそれには並々ならぬものが感じられるようだった。
「…おにいちゃん…。」
837UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/22 18:44:02 ID:bPAJMyxT
何か送信ミスで手間取ってしまいました、すみません。
では続き頑張りますね。

あ、それとミルラの変身時は部屋に収まるくらいの大きさって事で(汗
838名無しさん@ピンキー:04/11/22 20:12:33 ID:pH2RRFra
天井の高い広い部屋だったんだろw
ともあれGJ。寝ないで待tt(ry
839UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/22 21:22:11 ID:bPAJMyxT
ミルラは、今エフラムが自分に今まで無かった強い好意を向けているのがひしひしと伝わってきているのを感じた。
「どうして…なんでしょうか…?凄く、胸が苦しいです。」
「気にする事はない…何もおかしい事はないさ。」
エフラムは胸に手をやり不思議そうな顔をしているミルラの頭を撫でる。
「おにいちゃんは……私の事が好き、なのですか?」
「そうだ、お前の事が好きだ。…何度でも言ってやる。」
「……私も…おにいちゃんの事が………好き、です…。」
ミルラは何処か恥ずかしげに、くぐもった声で言う。
その仕草は子供が何かを言いたげにもじもじする、というものに似ていた。
エフラムは奥ゆかしくも可愛いミルラの姿を見て一層その心が揺れ動く。
「ミルラ……ちょっといいか?…よっ…と。」
「あっ…。」
ミルラの体はエフラムに脇下から持たれ軽々と持ち上がる。
そして、そのままエフラムの開いた足の間にすとっ、と収まった。
その時、翼が軽く羽ばたき鼻がむず痒くなったが気にしてはいない。
「おにいちゃん………え?」
エフラムは続けてミルラの服に手をかけると脱がそうとした。
「大丈夫、怖い事はない。俺がついているからな。」
「……これから…何をするのですか?」
ミルラのふとした問いに、エフラムは一瞬だけその動きを止める。
だが、エフラムは特に慌てた様子もなく落ち着いていた。
あまりにも直球的なミルラの問いに、少しだけ言葉が詰まったのだった。
「……そう…俺が本当にお前が好きだという証明を、な。」
「証明…分かりました、おにいちゃんを……信じています。」
「ありがとう…ミルラ。」
840UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/22 21:35:30 ID:bPAJMyxT
エフラムがそう言った時、ミルラが服に手をかけ前止めを外すと自ら…脱いだ。
パサリ…と服が脱げ落ち、その下から白い素肌がさらされ下着1枚だけという姿になる。
幾多もの永き年を生きているミルラだったが、その体はやはり幼き少女のものだった。
勿論、双丘などは未発達で控えめ…という所だった。それでもその白い肌は美しくまるで絹のようでもある。
エフラムは露になったミルラの裸体を見て思わず息を飲む。
「……これで…いいのですか?」
ほんの僅かに顔を赤らめたミルラはエフラムに聞く。
「すまない、お前からさせてしまって…。」
言い終わるとエフラムはミルラの胸に両手で触れた。
2つの双丘はエフラムの手に深めに収まり、そのまま優しく揉まれ始める。
「あっ…ん……んぅ…。」
ミルラは初めて受ける愛撫に小さく喘ぎを漏らした。
「大丈夫か?」
エフラムはその手を一旦止めミルラの顔を見やる。
「…はい…大丈夫です。」
ミルラが大丈夫だと言うのを確認すると愛撫を再開した。
双丘の下から上に向かって回すように、その手でゆっくり揉みしだく。
その感触は、ふわりと柔らかいマシュマロ宛らのものだった。
「んっ…あ、あっ……ぅ…ん…。」
エフラムの手の中でミルラの双丘が形を変え、その度にミルラが喘ぐ。
指に伝わる感触はエフラムに心地よい気分を与えていた。
そして、それはミルラに普通では考えられないような快感を与えている。
841UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/22 21:37:55 ID:bPAJMyxT
(;´_ゝ`)すみません…やはり今日も呼び出しがかかっちゃいました(滝汗

中途半端で申し訳ありません……うぅ、書き手失格だな…orz

仕事頑張ろう…おぉ…。
842名無しさん@ピンキー:04/11/22 21:38:43 ID:9i7ddJtu
え、エロかぁいい
843名無しさん@ピンキー:04/11/22 22:29:01 ID:ng+emo+Q
無理(・A・)イクナイ!

マイペース(・∀・)イイ!!

仕事とか先にやらないといけないときに限って
エロの神様降りてくるけどガンガレ。
844名無しさん@ピンキー:04/11/22 23:29:21 ID:z2hWiQuf
エフラムロリコン疑惑から完璧ロリコンになったなw

UCCタン続き待ってます(;´Д`)ハァハァ
845名無しさん@ピンキー:04/11/22 23:53:06 ID:jYuNbxfx
UCCタソ、GJ! 気にするな、マイペースでどぞー。
本当はロリもの苦手なんだが、とても読みやすくてついつい
引き込まれてしまったよ。ほのぼのエロでかわいい。続き期待。
846名無しさん@ピンキー:04/11/23 00:07:09 ID:+OMe7bvm
ロリは射程外なんだが、このSSの場合、質がいいので無問題!
847名無しさん@ピンキー:04/11/23 00:40:35 ID:bth5dMqt
ムッハーエロカワイイ。
続き期待してます。
848ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/23 11:10:22 ID:sUxYvlp/
>>767
遅レススマソが、ズッコケ三人組の公式絵が見たいなら、買うと良い。
でも増えてる公式絵は、その三人だけだった・・・

ターナは?ヴァネッサは?ルーテは???
849名無しさん@ピンキー:04/11/23 11:19:03 ID:NE1bUqHY
しばらく来てなかったけど・・・まさかミルラのSSがあるなんて!
UCCさんGJ!!
続きをマターリと待ってるよ〜
850UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/23 18:07:53 ID:MY1TyQhr
どうも、こんばんは。
さっきラストスパート辺りを半分まで書いたのをフリーズで失うハメになってしまい、かなりブルー入ってますorz

しかし、待っている皆さんの為に再度頑張って書いていますのでもう暫く待ってて下さい…すみません。
851UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/23 18:44:26 ID:MY1TyQhr
続けてエフラムは、少しだけ隆起していた双丘の両の突起を指できゅっと摘む。
「ひあっ!」
途端に刺激が来てミルラが声をあげる。
そのまま指先で乳首を弄りながら双丘を揉む手を休めない。
コリコリと弄られる乳首は更に硬くなっていき、ぷっくりと膨らんでいく。
その後も、何度も何度も弄られ、その勢いが止まる気配はなかった。
「…く…ぅん……あっ…んっ…。」
エフラムからの愛撫で、ミルラは身をよじらせながら悶える。
「ミルラ…可愛いな。」
そんなミルラの姿を見て、エフラムはもっとその反応を見てみたいという衝動に駆られる。
そして、それをすぐに行動に移す。…ミルラへの愛撫の手を更に強くしたのだ。
先程よりも揉み回す速度を速め、乳首を弄る指の動きを激しくする。
「あぅっ!…ひぃ…あ……んぁ…うぅん…。」
ミルラは絶えず断続的に喘ぎ声を上げ、与えられる刺激にされるがままだった。
その体からはじっとりと汗が滲み出ていて、ミルラの顔は段々と紅潮しているのがよく分かる。
エフラムはその様子に何処か満足そうにしながら、右の手を双丘から離す。
そこからミルラの脇腹伝いに下へその手を滑らせていく。
股から足の付け根へと滑る手は、最終的に純白の下着の上に到達する。
「…あ…そこは…。」
ミルラがそう言うのと同時に、エフラムは下着越しにミルラの秘所を押さえた。
すると、ちゅくっ…という音を立てエフラムの指が触れる。
「あぁっ!」
一際大きく喘ぎ、ミルラの体がびくんと後ろに仰け反る。
ミルラのそこは既に自身の愛液で塗れそぼっていて染みを作っていた。
「…濡れているな。」
「!……言わないで…下さい。何故か…分かりませんが……恥ずかしいです…。」
エフラムに言われ、ミルラは本当に恥ずかしそうにして顔を赤らめ僅かに背ける。
「……すまない。」
一言謝るエフラムはバツが悪そうな顔をしていたが、暫しして気を取り直す。
852名無しさん@ピンキー:04/11/23 18:59:03 ID:1XM1tDMI
Ctrl(Macならcommand)+Sは
SS書きのお友達、いつも一緒だよ!


まあ、キニシナイ!

楽にいこうよ、スジいいしさ。
853UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/23 19:04:01 ID:MY1TyQhr
休めていた左手を再び胸への愛撫に集中させ、今度は人差し指と中指で秘所と重なる場所を押さえたり離したりする。
ちゅぷっ、ちゅぷっ…と湿った下着から音が微かに響く。
「ひっ!あぁ…ん、んぅっ…うぁっ!…あふぅ…。」
双丘への刺激よりも遙かに強い刺激にミルラは衝撃を受けた。
今までよりも大きな喘ぎ声が出て、強い快感を感じている。
指2本が秘所を押して離す度にミルラが声を上げ、エフラムはますます気を良くする。
そこからエフラムが指を離すと下着から漏れていた愛液が糸を引き、灯りに反射しキラリと光った。
上げた指を目の前に、付けたり離したりしてみる。その動きがある度に指に付着していたミルラの愛液が糸を引く。
「…こうまでなるものか…。」
エフラムの呟きを聞き、それを横目に見ていたミルラは言い知れぬ羞恥に先の時よりも顔を赤くさせた。
「………おにいちゃんは……意地悪です。」
ボソボソと言うミルラに、エフラムはドキリとしてそちらに顔を向ける。
未だ顔を赤くしているミルラは俯きがちにエフラムの顔を見た。
「…いや…またしてもすまなかった。」
「……でも…悪意があってそう言ったのではないというのは…分かっています。」
「参ったな…ミルラには俺の心が見透かされているようだな。」
エフラムはミルラの一言に度肝を抜かされていたが……その顔はいつも通りであった。
そして、エフラムはミルラの濡れた下着を脱がそうと下着に手をかける。
「ミルラ…ちょっと足を上げてくれるか?」
「…………はい。」
ほんの一瞬の躊躇の後に…ミルラは、すぐに両足を軽く浮かせた。
そこにすかさずエフラムが下着を脱がしにかかる。
多量の愛液でぐしょぐしょになっていた下着は両足を通り、するりと抜けていく。
「んぁ…っ!」
その時、脱がされる下着と秘所とが擦れて刺激が起こりミルラが小さく喘いだ。
下着を取り払ったその下からは綺麗なピンク色をした、けがれなき割れ目が愛液を滴らせ姿を現す。
エフラムはそれを凝視していたが、脱がした下着を置くと再び人差し指と中指の2本の指を割れ目に向かわせる。
854UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/23 19:19:03 ID:MY1TyQhr
ずちゅ…。
「ひぃっ…あぅっ!」
エフラムの指がミルラの小さな割れ目に進入する。
自分の体に指が入ってくる何とも言えない感じにミルラは抗う事なく声を上げるだけだった。
「いきなり2本はきつかったか…?」
「ん…ぅ…大丈夫…です。」
「…そうか。それならいいが…辛くなったらいつでも言うんだぞ。」
「はい……あ、あぁっ…んっ!」
ミルラが返事をする間もなく、エフラムの指の進入が再開される。
その指が奥まで行き着くと、何かが突っかかるものがあった。
「………!……まぁ…当然の事ではあるか…。」
すぐにそこから指を引き抜く。ずるりと出てきた指はまみれてぬらぬらと光っていた。
「あっ…ひゃぁん!」
その抜く勢いが速かったのか強い刺激となりミルラに悲鳴じみた喘ぎ声を出させる。
そして、エフラムはまた指を割れ目に入れ…すぐに出す。それからは出しては入れての運動になった。
ずちゅずちゅと指が出し入れされ、水音が漏れだす。
「あ、あっ…ひぃ…うっ…くぁ!…は…はぁ…。」
ミルラは次々と来る快感に飲まれただただ声を出すだけ。
エフラムは自分の手の内で感じているミルラを何よりも愛おしく思っていた。
「あ…ふぁ……おにい…ちゃん……何だか、変な感じです…あぁ…!」
連続しての刺激にミルラはもうすぐ達しようとしていた。
「大丈夫だ、心配はいらない。」
エフラムは不安がちになっているミルラを安心させようと胸を愛撫していた左手を回し抱き締める。
それとほぼ同時に、右手の指の出し入れによる絶頂へのスイッチが入った…。
「ひぃ…あっ……ひああぁぁぁぁぁっ!」
ミルラは悲鳴を上げるとエフラムに倒れかかるようにして体を大きく仰け反らせた。
その直後にミルラはぐったりとして、しなだるかかるがエフラムに優しく抱きかかえられる。
855UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/23 19:20:12 ID:MY1TyQhr
(;´_ゝ`)ふぅ…やはり手間取りました…すみません。

一応まだ続きますんで、お待ち下さい…m(_ _)m
856名無しさん@ピンキー:04/11/23 19:27:52 ID:csmphN/A
エフミルキライ氏ねゼトエフマンセーエフミルキライ氏ねゼトエフマンセー
エフミルキライ氏ねゼトエフマンセーエフミルキライ氏ねゼトエフマンセー
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857名無しさん@ピンキー:04/11/23 19:38:10 ID:csmphN/A
本気でむかついたUCC マジで氏ね神でよし
ゼト×エフラム描く絶対に誰も止めるな
858名無しさん@ピンキー:04/11/23 19:55:21 ID:21601wUM
はい。おまちしています。
859名無しさん@ピンキー:04/11/23 20:27:14 ID:tvoxLrjm
UCCたんいつまでも待ってるよー( ・∀・)=3 ムッハー
860名無しさん@ピンキー:04/11/23 20:58:26 ID:H+4VCEcc
>>ID:csmphN/A

自分のHP創ってそこでやっとけ。
2chはお前だけの落書きノートじゃねえんだ、な!(AAry

それ以前に、お前の文章見る限り、お前の知能指数は珍走団並っぽいんだが
861名無しさん@ピンキー:04/11/23 21:40:32 ID:8GkNRmeZ
漏れの書き込み時間の秒数10の位と1の位でアメリアスレ風に次のお題が決定します
◆10の位  
0:エイリークが
1:アメリアが
2:ラーチェル様が
3:ミルラたんが
4:ルーテが
5:ターナが

◆1の位
0:新婚初夜で処女喪失
1:輪姦される
2:逆レイプする
3:ヴァルターにレイプされる
4:レズをする
5:ふたなりになってレズをする
6:魔物に犯される
7:青姦する
8:妊娠させられる
9:コスチュームプレイ
862名無しさん@ピンキー:04/11/23 22:11:46 ID:lwLcvT5A
アメリア輪姦。職人さんヨロ。
863UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/23 22:12:19 ID:MY1TyQhr
お待たせしました。
とりあえず最後まで置いていきますね…。
864名無しさん@ピンキー:04/11/23 22:27:12 ID:21601wUM
UCC氏、待ってました!

>862
ミルラたんが逆レイプするじゃないのか?
865UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/23 22:27:11 ID:MY1TyQhr
「はぁ……はっ……お…おにいちゃん…。」
絶頂を迎えた影響で脱力したミルラは弱々しくエフラムの名を呼ぶ。
ミルラの声に、エフラムはそれに応えるかのように強く抱いてやる。
暫しの抱擁の後に……ミルラを仰向けにして寝転がす。
「……あ…。」
ふわっとした毛布の上に寝かされ、ぼんやりとした顔でエフラムを見つめるミルラ。
その目はとろんとしており、まるで人形のように体もじっとしたままだった。
「体の方は大丈夫か?…初めてだったのにここまでしてしまったが…。」
「…もう…何度も言いましたが…私は…おにいちゃんの為なら…大丈夫です。」
その時のミルラの目は真っ直ぐにエフラムだけを映していた。それ以外のものは何も映らない…といった感じだ。
「なら…これで最後だ…。」
エフラムはそう言うと、ズボンと下着をさっと脱ぎ下ろした。
「………。」
ミルラの眼前に現れたのは天を指し反り立ったモノだった。
それはピクピクと脈打ち、はちきれんばかりに勃起している。
ミルラはただ黙って、それを見ていた。何かも分からずに…。
そして、エフラムはモノをぐいっと掴むと前屈みになってミルラに近づいていく。
「今からする事は…お前にとって苦痛になるかもしれない…。」
エフラムはミルラに向かって静かに喋り始める。
「お前を悲しませてしまう、という事にもなりかねない。」
ミルラへの想いを貫き通す為、エフラムは心に偽りを作らず真に思った事を言おうとする。
「それでも、俺は…お前と……。」
「…大丈夫です……。…おにいちゃんの…その想い……私に、くれませんか…?」
「……ミル…ラ…。」
エフラムはミルラがここまで想っていてくれた事に驚きと感動を隠せずにいた。
ミルラはエフラムと視線が合うと、にこりと微笑んだ。
それはミルラが今まであまり見せる事がなかった優しい笑顔だった。
866ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/23 22:37:40 ID:JGfElCOb
「ガハハ、ラーチェル様、ちょっとわしは席を外しますぞ。ガハハ。」
「まあドズラ、どうしたのです?」
「ガハハ・・・いや、まあその・・・男の事情ってやつですな・・・ガハハ」
そう言ってドズラは立ち上がった。そして、外に出ると、近くの草むらへと向かった。
「ガハハ・・・では、始めるか・・・」
周りをきょろきょろと見回して、人が通らない事を確認すると、ドズラはそのまま草むらに入った。
そしてズボンの留具を外して、その大きな男根をぼろんと出した。
じょー・・・・・・
「ふう・・・すっきりしたわい・・・」
ドズラはそのまま、男根をぶるぶる振って、残尿を振るい落とすと、それをズボンにしまう。

・・・しかし、真横から出てきた手が、ドズラのそれをぎゅっと握った。
「むお!?お・・・おぬしは・・・ミルラではないか・・・何をするんだ?」
「ドズラさんの・・・大きい・・・おとうさんのこと、思いだしちゃいました・・・」
「ふお・・・こ、こらミルラ、やめなさい・・・あふぅ・・・」
ドズラは困っていた。相手は小さい女の子。あんまり強い口調で叱るわけにもいかない。
しかし、彼女のしていることは、とても年端のいかぬ少女のすることとは思えなかった・・・
「ドズラさん・・・わたしが・・・もっと気持ちよくしてあげます・・・」
ドズラの裏筋を襲う感触・・・彼女の舌が、その筋に沿ってまっすぐに線を引く・・・
「むほぉ・・・あふぅ・・・ミ、ミルラ・・・いかん・・・わ、わし・・・出そうじゃ・・・」
「出そうなのですか?・・・わかりました・・・」
「むおっ!?」
ミルラは己のスカートをめくった。中にあるのは、まだ幼い少女の、毛も生えていないツルツルの割れ目・・・
ミルラは何も言わずに、つかんだ男根をそっと、その割れ目に押し当てる・・・
「ミ、ミルラ・・・早まるんじゃない!」
ドズラは何とか外そうとする・・・しかし、それよりも早く、ミルラはドズラの腰におもいっきりしがみついた・・・
「んああああっ!!!」
「むいおおおっ!!!」
それは、ドズラの男根が、ミルラの処女(?)を、貫いた瞬間・・・
867ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/23 22:38:15 ID:JGfElCOb
ミルラはそのまま、両手両足でドズラにしがみつく・・・
「い、いかん!体が勝手に・・・ガハハ・・・い、いや笑っている場合ではない・・・」
ドズラはどういう表情をすればいいのかわからない。困っているのだが、気持ちもいい・・・
しかも、彼の意に反して、動き始める彼の腰・・・
「こ・・・、コイツは・・・め、名器じゃ・・・」
入った瞬間に、思わず射精しそうになる・・・生々しく、柔らかく、しかもどこか力強い・・・
ドズラにも若いころはもちろんあった。当然、女性経験もそれなりにあった。
しかし、このような名器は、今まで経験した事がなかった・・・
「ふおおおおおお!も、もう・・・出る・・・・・・うっ!ううっ!」
ドズラは何とか腰を外した。そして・・・
抜きとった彼女の割れ目から、白い滴がどろっと垂れ落ちる・・・
「まさか、この年になって、こんな名器に出会えるとはな・・・なあミルラよ。」
「はい・・・」
「もう一回、いくぞ!ガハハハハ!!!」
「・・・はい・・・」

おしまい
868ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/23 22:40:08 ID:JGfElCOb
しまった、UCC様の投下中だったか・・・・・・OTL

UCC様、がんがってくだされw
869UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/23 22:43:34 ID:MY1TyQhr
「………分かった…痛かったら、いつでも言ってくれ。」
そう言って、エフラムは掴んだままだったモノをミルラの割れ目にあてがう。
モノの先端と割れ目の入り口がくっつき、ちゅぷ…と音を立てる。
「…始めるぞ…。」
「……はい…。」
ミルラの返事を合図にエフラムはモノを割れ目に押し込んだ。
「ひゃあん!うっ…くぅ…あぁぁぁぁぁぁ!!」
ミルラの膣内は流石に狭くギリギリか、というくらいであった。
モノが挿入され、ミルラは苦痛の声と喘ぎの声を混じらせ叫ぶ。
今まで味わう事のなかった事……ミルラにとって大きな衝撃となった。
「あっ!あぁぁっ!ひゃぁぁっ!」
続いて、ずぷすぷと音を立てながらモノが膣の奥に沈んでいくのを感じながらミルラは息つく間もなく喘ぐ。
「く…ぅ…これは…。」
ミルラの幼き膣内は熱く、中の壁がエフラムのモノにぴったりと纏わりついてくる。
きつく締め付けられ、エフラムはその気持ち良さに顔を微かに歪めていた。
丁度、半分程入ったくらいでさっき指を入れた時に突っかかったものにモノが当たる。
エフラムは、突如それを貫く事が躊躇われその動きを止めた。
「は…あっ…おにいちゃん…?」
深い息を吐きながらミルラが不思議そうな顔を向けてくる。
しかし、エフラムは先のミルラの言葉を思い出しハッとなる。
(ミルラは俺を信じて…想ってくれてああ言ってくれた…。それに応えるべきは…。)
そう思いかけ、エフラムは止めていた動きを再び始める。
そして…………一気に押し貫いた。
「…うっ…あっ!くうぅっ!ひ…あ…あぁ…。」
ぱちゅっ、というくぐもった音がしたかと思うとエフラムのモノはミルラの膣内の更に奥へ入った。
870UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/23 23:05:32 ID:MY1TyQhr
破瓜の痛みと急にモノを押し込まれた痛みにミルラの顔が並々ならぬ苦痛を訴える。
エフラムとミルラの結合部からは溢れる愛液と共に血が流れていた…。
「…ミルラ…ミルラ?」
「……く…ぅ…わ、私は…大丈夫です…。…だから…続けて…下さい…。」
ミルラは痛みを必死に堪え、さも自分が平気であるように取り繕う。
健気な振る舞いを見せるミルラに、エフラムは酷く心を打たれていた。
「ミルラ……今、行くからな…。その痛みから解放させてやる。」
エフラムは、すぐさま腰を動かしだした。
ずっ…ずっ…ずっ…。多量に分泌された愛液のお陰もあってか、幾分かは滑らかな動きとなる。
「あっ!…あっ!…あぅぅ…!あっ…くぅっ…。」
ミルラは痛みをまだ少々感じるものの、先程よりかは大分和らいでいた。
そして、止めどなく押し寄せる快感の波に身を任せただひたすらに喘ぐだけになっていく。
ずぷっ、ずぷっという激しい水音と共にエフラムは、腰を引いてはまた押しミルラの膣内をそのモノで満たす。
「はっ…はぅ…あぁっ、あぅん…ひっ……う…ぁ…。」
「む…う……こうまであった、とは…。」
エフラムは予想もしなかったミルラの膣内の強い締め付けに限界が近づいてきていた。
「……おにいちゃ…ん……私…私、何だかおかしいです…。体の底から何かが…来るような……そんな感じがします…。」
ミルラは喘ぐのをどうにか我慢し、今の自分の状態を伝える。
恐らくはエフラムと同じで限界が近いのだろう。
「これで…終いになる……後、一踏ん張りだぞ…。」
「うっ…あ……は、はい…。」
エフラムはそれからスパートをかけるようと動きを速めた。
それはまた自身とミルラに、大きな快感を与える。
「うっ、んんっ!あぁっ!あっ!あうっ…ひっ…あぁぁ!!」
ミルラの声は更に大きくなり、その顔からは相当感じている事が伺える。
尚も、エフラムの動きが弱まる事なく強くなる一方だった。
力強くモノが押し込まれ、それをミルラの膣が強く締め付けていく。
871UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/23 23:25:40 ID:MY1TyQhr
「はっ、あ…うっ!あぁ…だ、だめ……もう………何か……あ、あぁぁ…。」
「くっ……俺も、だ……ミルラ…!」
そして……2人を渦巻く快感は絶頂という名の終幕へと誘う…。
「おにいちゃん…!おにいちゃ…ふぁぁ……ああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
「ミルラ…ミルラッ!」
エフラムはミルラの膣内に激しく精を放ち、ミルラはその絶頂に身をさらされた…。


…………あれから一晩経ち……翌朝…。
城の廊下を歩く1人の少女……それはエフラムの妹であるエイリーク。
昨日、執務の残りを済ませるのに大忙しだった彼女は、それらが終わった後に自室へ帰り寝ていたのだった。
「兄上…大丈夫でしょうか…?」
ふと、そんな事を呟きながらエイリークはエフラムの自室へ繋がる廊下へと入る。
数歩歩いた所で、エフラムの自室の扉前に着く。
そして、重厚な扉にコンコンと軽快にノックする。
「兄上、エイリークです。」
…………………。
だが、返事は返ってこない。不思議に思ったエイリークは再度ノックして…。
「兄上?兄上、私です、エイリークです。」
…………………。
またも反応はない。不審に思ったエイリークは扉の取っ手に手をかけた。
「…兄上、失礼します。」
エイリークが部屋に入り、その目に飛び込んできたのは…。
「………!?あ、あああああああ…兄上!?!?」
そこにはエフラムとミルラが裸で一緒に寝ている姿があった。
エフラムは大の字に寝ていて、ミルラがそれに寄り添うようにして寝ていたのだ。
「………は…ぁ…。」
エイリークは信じられない、といった顔で呟きを漏らすとその場に卒倒してしまった。
そんな事も露知らずエフラムとミルラは、これ程までにないくらいの幸せそうな顔で眠り続けていた。
朝の明るいひと時を彩る鳥達の鳴き声は、そんな夢心地にある2人を祝福しているかのようだった…。

872UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/23 23:26:34 ID:MY1TyQhr
(´_ゝ`)ようやく全てが終わりました。
長々とつき合って頂き誠にありがとうございました。

さて…どうだろうかな…。
873むた ◆rEtdWXJvJ6 :04/11/23 23:37:57 ID:9kyV6SI7
>UCC 氏
リアルタイムキタ━━(゚∀゚)━━!
エフラムがロリコンなのにちゃんと格好いいですね。
ミルラも健気で可愛いです。
ラスト笑った。その後の修羅場が気になるなー。
お疲れ&GJです。

>ダミアン氏
ドズラときましたか。こっちのミルラもいいなあ。
たんたんと攻めてるあたりが。

ご両人ともリクに応えて書けるというのがすごいや。
874名無しさん@ピンキー:04/11/23 23:43:55 ID:JaLAu3xg
>>UCC氏
GJGJ!!
875名無しさん@ピンキー:04/11/23 23:46:52 ID:FLsr5HWC
最初ダミアン氏が混ざったとは気づかずUCC氏が壊れたのかとオモタ(゚∀。)
876名無しさん@ピンキー:04/11/23 23:53:18 ID:lBE4J8kq
>>UCC氏
GJGJGJ!正直、ここまでイイのが来るとは思ってなかった。

>>ダミアン氏
全体的にほのぼのした話でなんかいいなあ。
投下のタイミングにも、失礼ながらわらってもーた。
877UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/23 23:54:18 ID:MY1TyQhr
>866-867 ダミアンさん思わず吹いてしまいました。
こういうのは何故か新鮮です。自分はネタ的なものは不得手なんですよね(汗
挟みについては気にしないで下さい(^_^;)

>873 むたさん
ありがとうございます。
いえいえ、私など今は初心者もいいとこなので(。
むたさんの作品は見てますが、やはり先の王女3人組のが良かったですよ。

>874
どうもです。
楽しんで頂けたようで何よりです。

>875
…うーん…やはりリアルタイムはマズかったですね。
確かにそんな風に取られてもおかしくはないです(汗
878名無しさん@ピンキー:04/11/24 00:05:20 ID:z+C8XLWD
ここに現れるゼトエフ厨は他の801サイトでも迷惑をかけている子供なので
801板に救援以来はご勘弁下さい。
801キライも煽りか
本物の厨か消防だと思われます

しかしこの厨の書くゼトエフが
どんなに上手いエロか見てみたいがなw
879名無しさん@ピンキー:04/11/24 00:15:54 ID:AOcVTrZA
>>865>>866を続けて読んでみた。

ミルラがガハハ笑いしているみたいでワロタ
880名無しさん@ピンキー:04/11/24 01:00:34 ID:E/TBw928
自分もリアルタイムで読んでたんだが、
ダミアン氏が自然にはいりすぎて、
いきなりドズラとかでてきてUCCタンそっち方向いくのかよ!?ってびびったw
タイミング悪すぎワロタ
UCCタン忙しい中乙でした。序盤から最後までおもしろかった!

>>878
厨なのは1人ってことはわかりきってるので
気にせずに。ワラ 
881名無しさん@ピンキー:04/11/24 01:11:19 ID:71BL3Ca3
聖魔発売直後以来久しぶりに覗いたんだけど
ヴァネッサとヒーニアスのペアエンドって
絶対ネタになってると思ってたんだけどみんな気にならんの?
882名無しさん@ピンキー:04/11/24 01:12:21 ID:N2b1eQ5N
房じゃなくて腐の方っしょ
883UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/24 03:22:47 ID:fLk7Dbf+
(´_ゝ`)度々と顔出しですが…。

877のレスで876さんが入ってなかったのは無視した訳ではないのでご了承下さい。
…ええ、単に書いてる途中と投稿時に被って見れてなかったのですよorz

ダミアンさんとの作品繋がりで思わぬ事になってますね、流石にびっくりしましたが。

続きとしては一応、初めに言っていた組み合わせの片方であるエフラム×エイリークに持っていこうと思えば不可能でもないです。
……が、まだなーんにも考えてないのでご容赦を(^_^;)
今回のは前半と後半とで2人の良い所を前面に出すつもりで書いてました。
多分、結果的にはミルラの方が多かったかもしれませんけど。
884名無しさん@ピンキー:04/11/24 10:58:10 ID:IMPkZp9h
>>878
良いよじゃかいてやろうか?
885名無しさん@ピンキー:04/11/24 12:02:26 ID:y1lpc/7q
>>884
スレ違いです

>>883
無視したと誤解させたかもと気にするUCCタン萌え
ネタがあったら近親相姦もお願いしますよハァハァ
886名無しさん@ピンキー:04/11/24 12:06:12 ID:bPtJ9i18
ここは近親とか好きな人は多いのか?
それならエイ×エフでなんか書こうかと思うんだが。

学校のレポとかであんま時間取れないから、すこし時間かかるかもしれんけど。
887名無しさん@ピンキー:04/11/24 12:52:05 ID:77BH/cOM
>884
そんな事よりエフラム×デュッセルかデュッセル陵辱お願いします。
888名無しさん@ピンキー:04/11/24 12:56:14 ID:y1lpc/7q
>>886
途中まで書いて放置プレイじゃなければぜんぜん歓迎(;´Д`)ハァハァ
889名無しさん@ピンキー:04/11/24 14:08:53 ID:ZP7wUrax
ゼトエフ厨の出没の仕方が種スレの嫌カガリ厨とクリソツな悪寒
890名無しさん@ピンキー:04/11/24 14:56:59 ID:5+QCHBYT
エフラーを書きたいがラーチェルの話し方がいまいちつかめない
891UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/24 15:12:35 ID:fLk7Dbf+
(;´_ゝ`)書き中には時間が少なく、書き終わってから暇になるとは…。
…何だろう、この微妙な虚しさは。

>>885
萌えられてしまう事だったのかどうかがよく分かりませんが…。
…まぁ、いいですけども。
はい、また良いネタが浮かんだら書かせてもらいますね。

>>886
私は特にこれがいい!というものはあまりありませんが近親相姦ネタ、いいと思いますよ。
実際、私も少なからずや書こうとした1人ですし。
もし、書かれるのなら頑張って下さい。

>>890
そういう時の為の支援会話ですよ。
もし自分のソフトで出せていない場合は攻略サイトにあるものを活用すればいいかと思います。

……後、こちらは個人的な質問なのですが「和姦」「青姦」といったものの意味は何なのでしょうか?
初心者丸出しっぽそうな馬鹿な質問ですみません(汗
892名無しさん@ピンキー:04/11/24 15:39:16 ID:R2Uhljdp
和姦:男女の合意の上でのセクス
青姦:野外セクス
893名無しさん@ピンキー:04/11/24 15:44:16 ID:bPtJ9i18
886です。
近親ネタはOKっぽいので時間ができ次第うpしようかと思います。

>UCC様
「和姦」とは強姦の逆の意味。
つまり合意の上での姦通という事です。
894名無しさん@ピンキー:04/11/24 15:44:34 ID:gpmOuBdx
和姦 ・・・ お互いの同意のもとのSEX。
青姦 ・・・ 青空の見える場所でのSEX。通称「野外プレイ」
強姦 ・・・ 暴力・脅迫などによって一方的に相手を犯すこと。
感感俺俺 ・・・ 超先生ーーーーッッ!!
895UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/24 15:59:47 ID:fLk7Dbf+
(;´_ゝ`)は、早い…。
強姦は分かっていましたが…やはり他のがよく分からなかったんですよねorz

>>892-894
皆さん、素早い返答ありがとうございます。
何だか意外な意味だったようで。
そうなると今回私が書いたのはロリ和姦、という事ですか…。

感感俺俺に超先生…?
新手のオレオレ詐欺か何か………ではなさそうですね、失礼(汗
896名無しさん@ピンキー:04/11/24 16:36:13 ID:lyCUR6hA
>>881
漏れは気になったぞ!
あの生真面目なヴァネッサが愛人に(;´Д`)ハァハァ
897名無しさん@ピンキー:04/11/24 21:02:03 ID:TjPyMYCO
898名無しさん@ピンキー:04/11/24 21:20:13 ID:6yFYubO7
>>891
>(;´_ゝ`)書き中には時間が少なく、書き終わってから暇になるとは…。
>…何だろう、この微妙な虚しさは。
それは早く次の作品に取りかかりなさいという神の啓示なのでつ。
がんがれ。お待ちしておりまつw

ネットカフェで作品を書いてたんだが、送信しようとしたら、「公開串では投稿できません」。
保存もできなくて、三時間かけた作品があえなくあぼーん。
・・・孟子二体・・・
899名無しさん@ピンキー:04/11/24 21:35:44 ID:JoDEZIgp
そういえば超先生1周忌なんだよなぁ……
板違いスマソ。
900名無しさん@ピンキー:04/11/24 21:36:27 ID:JoDEZIgp
そしてダミアン氏のがナイスタイミングだったのでもう一回貼ってみる。

漏れの書き込み時間の秒数10の位と1の位でアメリアスレ風に次のお題が決定します
◆10の位  
0:エイリークが
1:アメリアが
2:ラーチェル様が
3:ミルラたんが
4:ルーテが
5:ターナが

◆1の位
0:新婚初夜で処女喪失
1:輪姦される
2:逆レイプする
3:ヴァルターにレイプされる
4:レズをする
5:ふたなりになってレズをする
6:魔物に犯される
7:青姦する
8:妊娠させられる
9:コスチュームプレイ
901UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/24 21:58:18 ID:fLk7Dbf+
(´_ゝ`)こんばんは…。

>>897
見てみましたが…その手では有名な方だったんですね。
いやはや、全く知らなかったものですから(汗
わざわざありがとうございます。
……リアル・リアリティ、か。

>>898
まぁ…そう考えてもおかしくはないかも…?
とりあえずはまだこれといってテーマは決めてませんが…。
恐らくはまた聖魔ネタになるかと思います。
実はFEはGBA3作しかした事なかったり…。


そういえば私、SSのタイトルつけてなかったですね…とはいえ良いのが浮かばないorz
それと…書いた後で言うのもあれですが実はロリネタ初挑戦でしたm(_ _)m
902名無しさん@ピンキー:04/11/24 22:27:18 ID:77BH/cOM
全レスはちょっとウザいです。
903UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/24 22:31:54 ID:fLk7Dbf+
(;´_ゝ`)すみませんでした…。
過ぎた真似をしていたようですね…気を付けます(汗
904名無しさん@ピンキー:04/11/24 22:41:55 ID:CMakKJ6e
ま、As you like.
905名無しさん@ピンキー:04/11/24 22:59:05 ID:cc1CPYgM
UCCタンは天然ぽくて(*´Д`)'`ァ'`ァ
>>902はなんだかミルラっぽい口調で(*´Д`)'`ァ'`ァ

まぁ几帳面に全レスしなくても、パソコンの前で(・∀・)ニヤニヤ見とけば(・∀・)イイ!!
906名無しさん@ピンキー:04/11/25 00:01:26 ID:cgL0rqSz
ここはまったりしてっからいいけど角煮でやろうもんなら
すぐさま叩きの攻撃対象になるからなー>全レス
馴れ合いはほどほどに、ってことで。
907名無しさん@ピンキー:04/11/25 01:02:35 ID:OmSfMBa6
>>893
待ってますよ( ・∀・)=3 ムッハー
908名無しさん@ピンキー:04/11/25 01:12:24 ID:LRzDClKV
ttp://www.geocities.jp/exo_w/longkoneta/041110a.html
流れぶった切るが妙に納得してしまったWEBマンガ



所詮ヒーニアスも男だということだ
909名無しさん@ピンキー:04/11/25 09:06:16 ID:Vpakq4nx
>>908
個人サイトを晒すのは(ry

ワラタけど
910UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/25 10:57:19 ID:4FYKUuNV
おはようございます。

またもや書き出しだけ、という事になる訳ですけども…。
クーガー×ターナに挑戦してみます。
出来がどうなるかは分かりませんが、頑張ってみますね。
911UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/25 11:28:59 ID:4FYKUuNV
「…クーガー!」
突如として戦場の青い空に女の鋭い声が響く。
地上にいたスナイパーがこちらを狙い、矢を放った所だった。
「!」
クーガーと呼ばれた竜騎士が飛竜を駆り自分へと向かってくる矢を槍で弾き飛ばすと翻す。
その矢はいとも簡単に真っ二つに折れ、地へと落ちて行く。
間髪入れず飛竜の手綱を掴み、その下で弓を構えていたスナイパーに突撃をかける。
その突撃は風を悠々と切り、まるで自身が一陣の風のようでもあるかに見えた。
攻撃を外し焦るスナイパーは急ぎ次の矢を番えるが、それは遅すぎた。
「そこか!」
クーガーが叫びながら手に持つ槍を振ったかと思うと、その槍は深々とスナイパーの胸に突き刺さる。
明らかに致命傷と取れるその突きを受けたスナイパーは、何とか体勢を保とうとするが無駄な足掻きでしかなかった。
「うっ……ぐ…ぁ…。」
呻き声を上げ、ガクリと膝をつき……そのまま力なく倒れていく。
「クーガー!大丈夫だった?アキオスが突然鳴き始めるから…。」
そして、たった今スナイパーを倒したクーガーの元に1騎の天馬騎士が寄って来る。
先程、クーガーに注意を呼びかける声を送った主だった。
「姫、か。…助かった、礼を言う。」
「何言ってるの。私達は仲間じゃない、仲間を助けるのは当然の事でしょ?」
クーガーに姫と呼ばれているこの天馬騎士の少女の名はターナ。
彼女はフレリア王国王子ヒーニアスの妹であり王女でもあった。
ターナは戦場には似合わないような微笑みをクーガーに向けていた。
「そうだったな。……やはり俺が前に言った通りか。」
「えっ?」
クーガーの一言にターナは不思議そうに首を傾げた。
そんな彼女の髪を、さわさわと流れる風が靡かせている。
髪が顔にかかり擽ったそうにしていたが、然して気にする程のものでもなかったようだ。
「いや、前にゲネルーガや姫のアキオス…だったか?こいつらが敵や味方の事を分かっている、と言っただろう?」
「そういえば…そうよね。今もそんな感じだったわ。」
ターナが納得するかのように頷く。
912UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/25 11:30:46 ID:4FYKUuNV
「俺達も…こいつらに負けないくらい頑張っていかないとな。」
「ふふ…頑張る事に勝ち負けなんてないわよ、クーガー。…じゃあ、また後でね。」
そう言うとターナはアキオスに一声かけると急旋回し残存している敵兵へと向かっていった。
疾風怒濤の言葉に相応しい勢いで、ターナは次々を並居る敵兵を槍で打ち倒していく。
その様子を見ていたクーガーは相変わらずか、といった顔だったがすぐに自分も逆方向の敵兵の中に突っ込んでいった。
「待たせたな…覚悟っ!」


………1人の犠牲者もなく戦闘は無事、勝利に終わる。
闇を払う灯火が辺りを照らし、昼間の明るさまでとはいかないがそれでも十分な明るさだった。
皆々はその疲れを取る為のんびりと寝たり食料を摂っていたりしていた。
ちょっとした賑わいを見せるテントの側にいたクーガーは手に持っていたカップを置く。
「ふぅ…。」
一息ついたクーガーは、槍を取り出すと槍の手入れを始める。
今日の戦いで何十人もの敵を貫いた槍は、血にまみれその痕を残していた。
この先も、この槍は戦いが続く限り幾多の敵の血を吸う事になるだろう。
「……………。」
クーガーは槍を布切れで拭きながら今日の戦いの最中、ターナと話していた事を思い出す。
ターナは誰にでも優しく、王女という立場でありながら自分のような一兵にもその優しさをかけてくれている。
普通には信じられないような事だが、クーガーにとってはそれが何処か心地よいものだった。
「…………いかんいかん…。」
うつつに浮かれそうになったクーガーはすぐに引き戻し、槍の手入れを続ける。
暫くして槍は血糊が落ち、大分綺麗になっていた。
それでもまだ、汚れや血臭が残っていたのだが…。
ふと、そこでクーガーは近くに小さな川があった事に気付く。
今テントを張っている場所から少しだけ離れた所に川が流れていたのだった。
「丁度いいな…川で綺麗さっぱり洗い落とすか。…と、その前に…。」
クーガーは何かを思い出したように立ち上がるとテントの反対側へ向かおうとした。
913UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/25 13:35:28 ID:4FYKUuNV
すると、そこに背後から誰かの声がかかる。
「クーガー。」
「ん?」
クーガーが振り返ると、そこにはターナが立っていた。
「姫。」
「こんな所でどうしたの?」
ターナは手にクーガーと同じくカップを持っていた。
そのカップからは湯気が立っており、仄かに珈琲の良い香りが漂う。
「槍の…手入れをしていた所だ。」
「あら?そうなの?私もさっきしていたんだけど…。」
そう言ってターナはカップを近くにあった樽の上に置き、自分の槍をちらりと見せる。
その槍は、やはりクーガーの槍と同じく僅かに血糊が残っていた。
「…流石に拭くだけじゃままならないからな。水洗いでもしようかと思っていたんだが。」
「水洗い……でも水には限りがあるわよ?」
「その心配はない。この近くには川があるからな。」
クーガーは親指を立て、背後を後ろ手に指差す。
その先は鬱蒼と立ち並ぶ木々が覆っており、その中に狭いものではあるが獣道が顔を覗かせていた。
決して通りやすいとは言えないが、少々我慢すれば通れない事もない…そんな道だった。
「あそこから行けるのね?」
「そうだ。さっき、ここに降りる前に見ていたからな。」
ターナが聞いてくるのに即答するとクーガーは再びその先へ向かおうとする。
「何処に行くの?」
その場を離れようとするクーガーに、ターナが後ろから声をかけてくる。
「……ゲネルーガの餌をまだやってないんだ。」
「あっ、そうなんだ…ごめんね。私も丁度アキオスに餌をあげようかと思ってたの。良かったら一緒に行かない?」
ターナは両手を合わせポンと叩くと、クーガーの隣に並ぶ。
「あぁ、俺は別に構わないが。」
「ありがとう、クーガー。」
「…じゃあ、行くか。」
クーガーはターナが向ける笑顔に、顔が思わず綻びそうになるのを抑え踵を返した。
914UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/25 14:01:53 ID:4FYKUuNV
2人が着いた先は軍の武器や道具を一手に預かっている輸送隊の馬車だった。
そこでは1人の少女が忙しなくあちこちを動き回り、預かり物の整頓をしていた。
「えっと、キルソード5本はこっちで…キラーランスはあっちの…。」
「…ちょっと、いいか?」
クーガーは、武器を手にぶつぶつ言っていた彼女に声をかける。
「えっ?あっ!」
ガシャン!ガラガラッ!
不意に声をかけられ、驚いた少女はその手にあったキルソードを離してしまった。
キルソードは刃と刃が響き合い、耳障りな音を立てながら地に落ちる。
「……すまない。」
クーガーは何とも言えない顔で少女に謝る。
その横でターナがあらら、といった顔で見ていた。
「あちゃ……またやっちゃいました…。もう…私ってばドジばっかり…。」
「いきなり声をかけてしまって悪かった。手伝おう。」
「あ、私も手伝うわ。」
クーガーとターナが同時に手を伸ばし、1本のキルソードを掴もうとする。
そこで2人の手が偶然にも重なった。
「あっ…。」
「む。」
咄嗟に手を退く2人。クーガーは特に変わった様子は無かったが、ターナは少しだけ照れているようであった。
「あ…ご、ごめんね。ちょっとタイミングが良すぎちゃったね。」
「…これくらいの事、気にしなくていい。」
クーガーは、いつものようにきっぱりと言う。
しかし、内心ではこういう事がよくあるのは気のせいか…?等と思っていたりしていた。
それから3人で落ちたキルソードを全て回収しクーガーがお詫びに、とついでに整頓も手伝っていた。
「わざわざありがとうございました。」
整頓が終わった後、少女がぺこりと頭を下げる。
その時、三つに編んだ少女の髪が一緒に振られていた。
「いや、あれは俺が悪かったからな。」
「クーガー?これからちょっと気を付けないといけないわね?」
ターナは、クーガーを少し意地悪そうな顔で見ながら言う。
「分かっている…善処はする。」
915UCC ◆UCC0ebT.po :04/11/25 14:04:36 ID:4FYKUuNV
とりあえず、ここまでです。

誰も書いていないみたいだったから、ちょっと始めてみた訳ですが…。
今回もいい仕上がりになるよう努力していきたいと思います。
916名無しさん@ピンキー:04/11/25 14:45:52 ID:aI86DeHt
おお、UCC氏再びだ!
頑張って〜。
ところで、そろそろ480kなわけだが、
次スレどうする?
917テンプレ:04/11/25 16:48:21 ID:QDuIuouV
前スレ
ファイアーエムブレム&ティアサガ第12章
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1097309108/
作品倉庫
http://fire_emblem2ch.at.infoseek.co.jp/fe18.htm
918名無しさん@ピンキー:04/11/25 16:49:21 ID:QDuIuouV
初代スレ
「ファイアーエムブレムのエロネタでハァハァ… 」
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1004/10044/1004451716.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第二章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1020/10200/1020016530.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第3章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1033/10338/1033828837.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第4章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1042/10422/1042292300.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第5章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1048/10487/1048789718.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第6章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1053/10532/1053271621.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第7章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1057/10572/1057238909
ファイアーエムブレム&ティアサガ第8章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1065/10653/1065356946
ファイアーエムブレム&ティアサガ第9章
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1073706816
ファイアーエムブレム&ティアサガ第10章
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1085577911
ファイアーエムブレム&ティアサガ第11章
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1091716927/
919名無しさん@ピンキー:04/11/25 16:50:22 ID:QDuIuouV
倉庫未収録作品

Part10スレ
>607->662 射手と天馬のゆくえ ケント×ファリナ (花泉の亜茶)
>678-679 >682-685 フェレ大賞典 烈火オールキャラ (ダミアン ◆.lt5gYzbQ)
>702->720 Part5の未完のチャド×キャスの続き (通りすがりのスケベ)

Part11スレ
>12-30 罪の意識(前編) スルーフ×アマルダ (988%マシン ◆ka5BrNUzcE)
>35-41 >43-45 >47-49 >51-52 嘘と約束 ヒース×プリシラ (むた ◆rEtdWXJvJ6)
>55-57 >59-61 >89-96 プリシラ陵辱 (ダミアン ◆.lt5gYzbQ)
>64-79 隠せないこの想い マリク×リンダ (花泉の蕪/千葉犬)
>99->131 罪の意識(後編) スルーフ×アマルダ (988%マシン ◆ka5BrNUzcE)
>146-151 >200-207 悲劇的 軍師×リン (ダミアン ◆.lt5gYzbQ)
>156-160 バレンシア大陸誕生秘話 ドーマ×ミラ (千葉犬)
>173-196 あなたのくれた未来 セーバー×ジェニー (むた ◆rEtdWXJvJ6)
>210-211 >214-215 >232 >304-305 >482 >552-555 >558
ホークアイ祭 ルトガー×クラリーネ (ダミアン ◆.lt5gYzbQ) 
>235-263 遠い日の約束(前編)ホリン×アイラ (千葉犬)
>278-299 遠い日の約束(中編)ホリン×アイラ (千葉犬)
>320-360 遠い日の約束(後編)ホリン×アイラ (千葉犬)
>373 初代スレ 寸評その1 (花泉の亜茶)
>415-416 初代スレ 寸評その2 (花泉の亜茶)
>418-423 シーザ×リンダ (418)
>427-437 マルス×チキ (M・S ◆7VourjYAV6)
>444-472 遠い夜明け ヨハン×ラクチェ (むた ◆rEtdWXJvJ6)
>534-543 フェレ家の奇妙な一夜 フェレ家の皆さん (花泉の亜茶)
>611-617 ルイーズ×エルク(通りすがりのスケベ)
920名無しさん@ピンキー:04/11/25 16:51:23 ID:2qYPmUen
たててみようか?
921名無しさん@ピンキー:04/11/25 16:52:43 ID:QDuIuouV
Part12スレ
>5-10 超魔術 マリク×エリス×リンダ (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>34-37 ルイーズ×エルク(通りすがりのスケベ)
>43-50 君の隣で眠らせて ヒーニアス×エイリーク (和む)
>67-87 優しい彼氏と泣き虫彼女 コーマ×エイミー (花泉の亜茶)
>107-113 >119-126 本には書いていないこと ルーテ×アスレイ (前スレ597)
>147-169 これも、運命 レックス×アイラ (むた ◆rEtdWXJvJ6)
>175-177 芸術家な人々(弟編) フランツ×ナターシャ (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>229 ヒース×ケント 支援Bより (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>290-293 聖女の賭け事 ヨシュア×ナターシャ (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>346-348 仮想支援会話 デュッセル×アメリア (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>337 >353-367 ゼト×エイリーク (304 ◆QaUIXNqJAM)
>415-441 a Permanent Smile オルソン×モニカ (988%マシン ◆ka5BrNUzcE) 注・猟奇
>477-514 Lesson C? ラーチェル×エイリーク×ターナ (むた ◆rEtdWXJvJ6 )
>525-526 太閤立志伝 聖魔オールキャラ (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>529-539 エフラムの憂鬱 支援会話風 (528)注・エロなし 
922名無しさん@ピンキー:04/11/25 16:53:33 ID:QDuIuouV
>551-553 パート1スレ寸評その3 (花泉の亜茶)
>574-582 エイリーク編裏15話 ヴァルター×エイリーク(まごのて ◆pRlYgV5GEA)
>590 ズッコケ三人組 (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)注・エロなし
>616-619 玉の輿 エフラム×ラーチェル (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>641-647 永遠に・・・ ルーテ×アスレイ (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>659-661 >663 >665 >668 >672>674>676 >677-679 >680 >682-683 >684-686
>688-690 >692 >698-699 >701 >702
リレー小説 ジスト×マリカ  ロス×ユアン×フランツ×アメリア
(659 ダミアン ◆.lt5gYzbQ. 663 むた ◆rEtdWXJvJ6 988%マシン ◆ka5BrNUzcE 676 701)
>710-727 優しき声の名 フィン×アルテナ(壷アルテナの壷 ◆z3RbELqBu.)注・フィン既婚
>748-751 ヘクトルの夢日記・改 (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>803-804 >817-818 >828-830 >835-836 >839-840 >851-854 >865 >869-871
エフラム×ミルラ ( UCC ◆UCC0ebT.po )
>866-867 ミルラ×ドズラ(ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>911-914 クーガー×ターナ( UCC ◆UCC0ebT.po )
923名無しさん@ピンキー:04/11/25 17:03:08 ID:2qYPmUen
924名無しさん@ピンキー:04/11/25 21:23:33 ID:+rf05pEs
         
925名無しさん@ピンキー:04/11/26 19:04:32 ID:zaJhGgLm
 
926名無しさん@ピンキー:04/11/26 22:08:44 ID:3qsYw+gu
こっそりミルラたん萌え
927名無しさん@ピンキー:04/11/26 22:20:27 ID:1Y7Kqo/b
自分もミルラたん萌え
928名無しさん@ピンキー:04/11/26 23:39:45 ID:cMavVb9s
便乗だが俺も(゚∀゚)

そういう意味でも今回のエフミルとかドズミルは良かったな
929名無しさん@ピンキー:04/11/27 14:52:20 ID:nSpcO6R3
投下待ち保守
930名無しさん@ピンキー:04/11/27 16:40:57 ID:FiGySna5
投下待ちは次スレでやりなさい…

ファイアーエムブレム&ティアサガ第13章
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1101369533/
931名無しさん@ピンキー:04/11/27 17:28:11 ID:84XAQtoF
今更だが、こっちのスレのデュッセル×アメリア(byダミアン氏)の支援Bの前に、
部屋や繁みに連れ込んだり愛撫して濡らしたりという一連の動きがあったんだろうなーと考えて、禿げしくハァハァしてしまった。

>>ダミアン氏
13章スレに投下されてる話に感想つけそびれたが、あれは激ワロタ。
やたら生活感溢れる浴場に行ってるし、ヒーニアスが偶然来ててばったり会うし……。
それにしても、ダミアン氏の作風には、ラーチェルとドズラがよく映えるなあ。
932名無しさん@ピンキー:04/11/28 10:03:24 ID:lj3TOip+
>>930 とある事情で名乗れない神待ち。
彼の神はdat落ち寸前にしかお出でにならんので保守。

933ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/28 21:51:20 ID:YX+k0Ku7
埋め立てついでに、独り言を・・・

アメリアはようやく、念願のソシアルナイトにクラスチェンジできました。
アメリア「ねえねえネイミー、見て見て!ほら、あたし、ついにお馬さんに乗れるようになったの♪」
ネイミー「へえ、すごーい!でも、見て見て、私もほら・・・子馬に乗ってるよ・・・あん・・・」
アメリア「ネイミー・・・、それ、子馬じゃなくて、コーマ・・・」

934名無しさん@ピンキー:04/11/28 22:16:01 ID:Blr8/z8T
>>933
二人とも下半身裸で(;´Д`)ハァハァ
935名無しさん@ピンキー:04/11/28 22:16:49 ID:i0/QTgQA
くだらなさすぎてワロタ
936名無しさん@ピンキー:04/11/29 03:57:59 ID:3TWxyu8E
結構ウマい話だと思った
937名無しさん@ピンキー:04/11/29 10:56:00 ID:vs06JFEN
>>936
おまいこそウマいな
938ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/11/29 15:36:31 ID:CC+BMgRO
埋め立てついでに独り言その2

Part13スレの>37-43に発表した「罪」のタイトルの意味、果たしてどのくらいの人がわかるだろうか・・・?(w
939名無しさん@ピンキー:04/11/29 17:09:22 ID:JS09ts0c
ロス「ょぅι゛ょ誘拐しようよ(゜∀゜)」 ↓ ロス「ぅゎょぅι゛ょっょぃ」
802 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:04/11/21 13:56:12 ID:/f86c/3y
ロスは親父の鉄拳で吹っ飛ぶに2000ぺリカ
803 名前:UCC ◆UCC0ebT.po 投稿日:04/11/21 13:59:46 ID:BRHzND9F
こんにちは。…結局の所…エフラム×ミルラで行ってみます。
で、とりあえず書き出しだけ置いてみます。
……久しぶりなもんだから上手くいけてるかどうか心配だが。
ここはルネス…マギ・ヴァル大陸のほぼ中心に位置する所である。
つい最近まで大陸全土を巻き込む大戦があり、ルネスの軍の戦士達がそれを収めた。
伝説の魔王と呼ばれる者…事の発端となったその者を打ち砕き、見事に平和を取り戻したのであった。
そして、よく晴れたある日の事…。
眩しく暖かい陽光の下、若い男と少女が大きく聳える城の一角のテラスで並んで立っていた。
「…エフラム?」 ふと、少女が男の方を向き口を開く。
その少女は何処にでもいそうな風貌をしていたが背中には翼があった。
人でもなく、魔でもなく、マムクートと呼ばれる竜人族の娘である。
「どうした、ミルラ?」 エフラムと呼ばれた緑髪の男はテラスに凭れかかっていた体を上げるとそちらを見やる。
「今日も…いい天気ですね。」 「あぁ、そうだな。…かつての戦乱が嘘のようだ。」 「でも……そのお陰でこの地は守られました。」
そう、この2人もその大戦にて度重なる戦いをくぐり抜け今という時を得ている。
そしてミルラは大戦の後、自分が居た場所…闇の樹海へと帰るつもりであったがこうしてここに留まっていた。
「おにいちゃん、とは言わないんだな。」
「え…?」 不意にかけられるエフラムの言葉にミルラは少々驚く。
「今は別に誰もいないし……まぁ、そう呼んでも構わないさ。」
エフラムは少しばかり照れているようだった。
ミルラはそんなエフラムの様子を見て何処か嬉しく感じる。
背中の翼もそれに呼応するかのようにやんわりと羽ばたきをみせていた。
「おにいちゃん……おにいちゃんはいつも通り…優しいです。」 「…真顔で言われると流石に俺も……いや、いい。気にしないでくれ。」

940名無しさん@ピンキー:04/11/29 17:09:47 ID:JS09ts0c
ロス「ょぅι゛ょ誘拐しようよ(゜∀゜)」 ↓ ロス「ぅゎょぅι゛ょっょぃ」
802 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:04/11/21 13:56:12 ID:/f86c/3y
ロスは親父の鉄拳で吹っ飛ぶに2000ぺリカ
803 名前:UCC ◆UCC0ebT.po 投稿日:04/11/21 13:59:46 ID:BRHzND9F
こんにちは。…結局の所…エフラム×ミルラで行ってみます。
で、とりあえず書き出しだけ置いてみます。
……久しぶりなもんだから上手くいけてるかどうか心配だが。
ここはルネス…マギ・ヴァル大陸のほぼ中心に位置する所である。
つい最近まで大陸全土を巻き込む大戦があり、ルネスの軍の戦士達がそれを収めた。
伝説の魔王と呼ばれる者…事の発端となったその者を打ち砕き、見事に平和を取り戻したのであった。
そして、よく晴れたある日の事…。
眩しく暖かい陽光の下、若い男と少女が大きく聳える城の一角のテラスで並んで立っていた。
「…エフラム?」 ふと、少女が男の方を向き口を開く。
その少女は何処にでもいそうな風貌をしていたが背中には翼があった。
人でもなく、魔でもなく、マムクートと呼ばれる竜人族の娘である。
「どうした、ミルラ?」 エフラムと呼ばれた緑髪の男はテラスに凭れかかっていた体を上げるとそちらを見やる。
「今日も…いい天気ですね。」 「あぁ、そうだな。…かつての戦乱が嘘のようだ。」 「でも……そのお陰でこの地は守られました。」
そう、この2人もその大戦にて度重なる戦いをくぐり抜け今という時を得ている。
そしてミルラは大戦の後、自分が居た場所…闇の樹海へと帰るつもりであったがこうしてここに留まっていた。
「おにいちゃん、とは言わないんだな。」
「え…?」 不意にかけられるエフラムの言葉にミルラは少々驚く。
「今は別に誰もいないし……まぁ、そう呼んでも構わないさ。」
エフラムは少しばかり照れているようだった。
ミルラはそんなエフラムの様子を見て何処か嬉しく感じる。
背中の翼もそれに呼応するかのようにやんわりと羽ばたきをみせていた。
「おにいちゃん……おにいちゃんはいつも通り…優しいです。」 「…真顔で言われると流石に俺も……いや、いい。気にしないでくれ。」
941名無しさん@ピンキー:04/11/29 17:10:04 ID:JS09ts0c
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802 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:04/11/21 13:56:12 ID:/f86c/3y
ロスは親父の鉄拳で吹っ飛ぶに2000ぺリカ
803 名前:UCC ◆UCC0ebT.po 投稿日:04/11/21 13:59:46 ID:BRHzND9F
こんにちは。…結局の所…エフラム×ミルラで行ってみます。
で、とりあえず書き出しだけ置いてみます。
……久しぶりなもんだから上手くいけてるかどうか心配だが。
ここはルネス…マギ・ヴァル大陸のほぼ中心に位置する所である。
つい最近まで大陸全土を巻き込む大戦があり、ルネスの軍の戦士達がそれを収めた。
伝説の魔王と呼ばれる者…事の発端となったその者を打ち砕き、見事に平和を取り戻したのであった。
そして、よく晴れたある日の事…。
眩しく暖かい陽光の下、若い男と少女が大きく聳える城の一角のテラスで並んで立っていた。
「…エフラム?」 ふと、少女が男の方を向き口を開く。
その少女は何処にでもいそうな風貌をしていたが背中には翼があった。
人でもなく、魔でもなく、マムクートと呼ばれる竜人族の娘である。
「どうした、ミルラ?」 エフラムと呼ばれた緑髪の男はテラスに凭れかかっていた体を上げるとそちらを見やる。
「今日も…いい天気ですね。」 「あぁ、そうだな。…かつての戦乱が嘘のようだ。」 「でも……そのお陰でこの地は守られました。」
そう、この2人もその大戦にて度重なる戦いをくぐり抜け今という時を得ている。
そしてミルラは大戦の後、自分が居た場所…闇の樹海へと帰るつもりであったがこうしてここに留まっていた。
「おにいちゃん、とは言わないんだな。」
「え…?」 不意にかけられるエフラムの言葉にミルラは少々驚く。
「今は別に誰もいないし……まぁ、そう呼んでも構わないさ。」
エフラムは少しばかり照れているようだった。
ミルラはそんなエフラムの様子を見て何処か嬉しく感じる。
背中の翼もそれに呼応するかのようにやんわりと羽ばたきをみせていた。
「おにいちゃん……おにいちゃんはいつも通り…優しいです。」 「…真顔で言われると流石に俺も……いや、いい。気にしないでくれ。」
942名無しさん@ピンキー:04/11/29 17:10:30 ID:JS09ts0c
ロス「ょぅι゛ょ誘拐しようよ(゜∀゜)」 ↓ ロス「ぅゎょぅι゛ょっょぃ」
802 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:04/11/21 13:56:12 ID:/f86c/3y
ロスは親父の鉄拳で吹っ飛ぶに2000ぺリカ
803 名前:UCC ◆UCC0ebT.po 投稿日:04/11/21 13:59:46 ID:BRHzND9F
こんにちは。…結局の所…エフラム×ミルラで行ってみます。
で、とりあえず書き出しだけ置いてみます。
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ここはルネス…マギ・ヴァル大陸のほぼ中心に位置する所である。
つい最近まで大陸全土を巻き込む大戦があり、ルネスの軍の戦士達がそれを収めた。
伝説の魔王と呼ばれる者…事の発端となったその者を打ち砕き、見事に平和を取り戻したのであった。
そして、よく晴れたある日の事…。
眩しく暖かい陽光の下、若い男と少女が大きく聳える城の一角のテラスで並んで立っていた。
「…エフラム?」 ふと、少女が男の方を向き口を開く。
その少女は何処にでもいそうな風貌をしていたが背中には翼があった。
人でもなく、魔でもなく、マムクートと呼ばれる竜人族の娘である。
「どうした、ミルラ?」 エフラムと呼ばれた緑髪の男はテラスに凭れかかっていた体を上げるとそちらを見やる。
「今日も…いい天気ですね。」 「あぁ、そうだな。…かつての戦乱が嘘のようだ。」 「でも……そのお陰でこの地は守られました。」
そう、この2人もその大戦にて度重なる戦いをくぐり抜け今という時を得ている。
そしてミルラは大戦の後、自分が居た場所…闇の樹海へと帰るつもりであったがこうしてここに留まっていた。
「おにいちゃん、とは言わないんだな。」
「え…?」 不意にかけられるエフラムの言葉にミルラは少々驚く。
「今は別に誰もいないし……まぁ、そう呼んでも構わないさ。」
エフラムは少しばかり照れているようだった。
ミルラはそんなエフラムの様子を見て何処か嬉しく感じる。
背中の翼もそれに呼応するかのようにやんわりと羽ばたきをみせていた。
「おにいちゃん……おにいちゃんはいつも通り…優しいです。」 「…真顔で言われると流石に俺も……いや、いい。気にしないでくれ。」
943名無しさん@ピンキー:04/11/29 17:10:53 ID:JS09ts0c
ロス「ょぅι゛ょ誘拐しようよ(゜∀゜)」 ↓ ロス「ぅゎょぅι゛ょっょぃ」
802 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:04/11/21 13:56:12 ID:/f86c/3y
ロスは親父の鉄拳で吹っ飛ぶに2000ぺリカ
803 名前:UCC ◆UCC0ebT.po 投稿日:04/11/21 13:59:46 ID:BRHzND9F
こんにちは。…結局の所…エフラム×ミルラで行ってみます。
で、とりあえず書き出しだけ置いてみます。
……久しぶりなもんだから上手くいけてるかどうか心配だが。
ここはルネス…マギ・ヴァル大陸のほぼ中心に位置する所である。
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伝説の魔王と呼ばれる者…事の発端となったその者を打ち砕き、見事に平和を取り戻したのであった。
そして、よく晴れたある日の事…。
眩しく暖かい陽光の下、若い男と少女が大きく聳える城の一角のテラスで並んで立っていた。
「…エフラム?」 ふと、少女が男の方を向き口を開く。
その少女は何処にでもいそうな風貌をしていたが背中には翼があった。
人でもなく、魔でもなく、マムクートと呼ばれる竜人族の娘である。
「どうした、ミルラ?」 エフラムと呼ばれた緑髪の男はテラスに凭れかかっていた体を上げるとそちらを見やる。
「今日も…いい天気ですね。」 「あぁ、そうだな。…かつての戦乱が嘘のようだ。」 「でも……そのお陰でこの地は守られました。」
そう、この2人もその大戦にて度重なる戦いをくぐり抜け今という時を得ている。
そしてミルラは大戦の後、自分が居た場所…闇の樹海へと帰るつもりであったがこうしてここに留まっていた。
「おにいちゃん、とは言わないんだな。」
「え…?」 不意にかけられるエフラムの言葉にミルラは少々驚く。
「今は別に誰もいないし……まぁ、そう呼んでも構わないさ。」
エフラムは少しばかり照れているようだった。
ミルラはそんなエフラムの様子を見て何処か嬉しく感じる。
背中の翼もそれに呼応するかのようにやんわりと羽ばたきをみせていた。
「おにいちゃん……おにいちゃんはいつも通り…優しいです。」 「…真顔で言われると流石に俺も……いや、いい。気にしないでくれ。」
944名無しさん@ピンキー:04/11/29 17:11:14 ID:JS09ts0c
ロス「ょぅι゛ょ誘拐しようよ(゜∀゜)」 ↓ ロス「ぅゎょぅι゛ょっょぃ」
802 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:04/11/21 13:56:12 ID:/f86c/3y
ロスは親父の鉄拳で吹っ飛ぶに2000ぺリカ
803 名前:UCC ◆UCC0ebT.po 投稿日:04/11/21 13:59:46 ID:BRHzND9F
こんにちは。…結局の所…エフラム×ミルラで行ってみます。
で、とりあえず書き出しだけ置いてみます。
……久しぶりなもんだから上手くいけてるかどうか心配だが。
ここはルネス…マギ・ヴァル大陸のほぼ中心に位置する所である。
つい最近まで大陸全土を巻き込む大戦があり、ルネスの軍の戦士達がそれを収めた。
伝説の魔王と呼ばれる者…事の発端となったその者を打ち砕き、見事に平和を取り戻したのであった。
そして、よく晴れたある日の事…。
眩しく暖かい陽光の下、若い男と少女が大きく聳える城の一角のテラスで並んで立っていた。
「…エフラム?」 ふと、少女が男の方を向き口を開く。
その少女は何処にでもいそうな風貌をしていたが背中には翼があった。
人でもなく、魔でもなく、マムクートと呼ばれる竜人族の娘である。
「どうした、ミルラ?」 エフラムと呼ばれた緑髪の男はテラスに凭れかかっていた体を上げるとそちらを見やる。
「今日も…いい天気ですね。」 「あぁ、そうだな。…かつての戦乱が嘘のようだ。」 「でも……そのお陰でこの地は守られました。」
そう、この2人もその大戦にて度重なる戦いをくぐり抜け今という時を得ている。
そしてミルラは大戦の後、自分が居た場所…闇の樹海へと帰るつもりであったがこうしてここに留まっていた。
「おにいちゃん、とは言わないんだな。」
「え…?」 不意にかけられるエフラムの言葉にミルラは少々驚く。
「今は別に誰もいないし……まぁ、そう呼んでも構わないさ。」
エフラムは少しばかり照れているようだった。
ミルラはそんなエフラムの様子を見て何処か嬉しく感じる。
背中の翼もそれに呼応するかのようにやんわりと羽ばたきをみせていた。
「おにいちゃん……おにいちゃんはいつも通り…優しいです。」 「…真顔で言われると流石に俺も……いや、いい。気にしないでくれ。」
945名無しさん@ピンキー
ロス「ょぅι゛ょ誘拐しようよ(゜∀゜)」 ↓ ロス「ぅゎょぅι゛ょっょぃ」
802 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:04/11/21 13:56:12 ID:/f86c/3y
ロスは親父の鉄拳で吹っ飛ぶに2000ぺリカ
803 名前:UCC ◆UCC0ebT.po 投稿日:04/11/21 13:59:46 ID:BRHzND9F
こんにちは。…結局の所…エフラム×ミルラで行ってみます。
で、とりあえず書き出しだけ置いてみます。
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ここはルネス…マギ・ヴァル大陸のほぼ中心に位置する所である。
つい最近まで大陸全土を巻き込む大戦があり、ルネスの軍の戦士達がそれを収めた。
伝説の魔王と呼ばれる者…事の発端となったその者を打ち砕き、見事に平和を取り戻したのであった。
そして、よく晴れたある日の事…。
眩しく暖かい陽光の下、若い男と少女が大きく聳える城の一角のテラスで並んで立っていた。
「…エフラム?」 ふと、少女が男の方を向き口を開く。
その少女は何処にでもいそうな風貌をしていたが背中には翼があった。
人でもなく、魔でもなく、マムクートと呼ばれる竜人族の娘である。
「どうした、ミルラ?」 エフラムと呼ばれた緑髪の男はテラスに凭れかかっていた体を上げるとそちらを見やる。
「今日も…いい天気ですね。」 「あぁ、そうだな。…かつての戦乱が嘘のようだ。」 「でも……そのお陰でこの地は守られました。」
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「おにいちゃん、とは言わないんだな。」
「え…?」 不意にかけられるエフラムの言葉にミルラは少々驚く。
「今は別に誰もいないし……まぁ、そう呼んでも構わないさ。」
エフラムは少しばかり照れているようだった。
ミルラはそんなエフラムの様子を見て何処か嬉しく感じる。
背中の翼もそれに呼応するかのようにやんわりと羽ばたきをみせていた。
「おにいちゃん……おにいちゃんはいつも通り…優しいです。」 「…真顔で言われると流石に俺も……いや、いい。気にしないでくれ。」