1 :
名無しさん@ピンキー :
04/08/16 01:41 ID:wfaGgpNW 『こっちを向いてよ!!ご主人様』
ここは人間の住む世界とはちょっと違う、ケモノ達の住む異世界。
だけど時々、ヒトが迷い込んでくることもあったりなかったり。
まわりを見渡せば、そこらじゅうに居る猫耳・犬耳・狐耳に兎耳。
もちろん彼等・彼女等にとって、この世界は戸惑うことばかりで……
この物語は、うっかり迷い込んで来てしまったヒト達の中でも、
一国の姫様に拾われて召使いとなった彼・彼女と、そんな彼・彼女を拾ったお姫様との、
『おまえ、もう元の世界に帰らせないにゃあ…絶対手放さないにゃあ…』
……とってもエッチでちょっぴりハートフルな、そんな非日常を描いたお話です。
なお、このスレッドを御覧のヒト召使い予備軍の皆様へ忠告いたします。
このスレッドは向こうの世界との境界が薄くなっている場所に立てられていますので、
ふとした拍子に向こうの世界に落ちてしまう事の無いように。
もしかすると姫様たちの明日の相手は、貴方なのかもしれませんよ?
【前スレ】
猫耳少女と召使いの物語
ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1045800367/ 猫耳少女と召使いの物語2
ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1071622872/
2 :
名無しさん@ピンキー :04/08/16 01:42 ID:wfaGgpNW
【保管庫】
エロパロ板SS保管庫様>オリジナル・シチュエーションの部屋その2
ttp://sslibrary.gozaru.jp/ 【現在連載中のタイトル一覧:初登場順】
・[猫耳]こっちを向いてよ!!ご主人様2:あしたあえたら
・[犬耳]IBYD
・[狐耳]華蝶楓月
・[猫耳]火蓮と悠希 (タイトル未設定)
・[兎耳]十六夜賛歌
・[猫耳]ソラとケン (タイトル未設定)
【世界観まとめサイト】
ttp://www.geocities.co.jp/Milano-Killer/9811/world.html 【新規参入を希望する SS 職人様へ】
現在進行中の全てのタイトルは「こっちを向いてよ!!ご主人様」を軸としたシェアードワールド作品となっております。
特に規制が無いため、独自の世界観を用いても問題ありませんが、その点を踏まえておいて貰えるとありがたいです。
SS 職人様はいつでも募集中、いつでも大歓迎致しております。
3 :
名無しさん@ピンキー :04/08/16 01:43 ID:wfaGgpNW
1. こっちをむいてよ!! ご主人様 <作者 『こちむい』> 言わずと知れたこのスレのメイン作品。通称「こちむい」 浪費家でマッドサイエンティストでエッチな猫耳お姫様"マナ"と 他の世界から落ちて来た、マナのヒト召使いである美少年"ぼく"のお話。 『姫様長屋』に住まわせて常に傍に置きながら、人体実験したり、 犯したり、耳の掃除をさせたり、増殖させたり、お皿にしてみたり…。 時にはマナの妹の"リナ"と"ユナ"、更にはマナの好敵手"ミルフィ"姫や その召使いの"ソラヤ"まで入り乱れて…。 えろえろドロドロです。全十話完結。 また、外伝『出会い編』ではマナと奴隷だったぼくの出会いが活劇っぽく、 そしてエロなし純愛タッチで描かれております。
4 :
名無しさん@ピンキー :04/08/16 01:43 ID:wfaGgpNW
2. IBYD <作者 180> 『ネコ』の国の北にある『イヌ』の国でのお話。 召使いの"ぽち"は"サリクス"右将軍との結婚を間近に控えた ご主人様"イリア"姫とえっちしてしまい、 その上、親衛隊長の"アズカ"とお風呂でシしてしまう。 副親衛隊長"フィーエ"やメイドの"カルナ"等 魅力的なキャラも登場し…。 現在執筆中(?)
5 :
名無しさん@ピンキー :04/08/16 01:44 ID:wfaGgpNW
3. 華蝶楓月 <作者 狐耳の者> ネコ国の隣にある狐耳の国でのお話。 姫巫女の"天藍"は、ある日落ちて来たヒトの"菫青"とHしてしまう。 一方ちょっと口うるさい巫女長"翡翠"も偶然菫青とキスしてしまい…。 現在執筆中(?)
6 :
名無しさん@ピンキー :04/08/16 01:44 ID:wfaGgpNW
4. こちむいU あしたあえたら <作者 『あしたら』(=『こちむい』)> 「こちむい」の新シリーズ。 マナの母親であり現女王の"フローラ"と"ぼく"のお話。 隻眼猫耳姫の"エイディア"やその召使い"文緒"、 ミルフィの半妹でミルフィ以上の爆乳の"ミーシェ"、 フローラの妹の"イーリス"、"セレーネ"等、新キャラ続々登場。 8月には量産とのことで期待してます。現在大好評連載中。
7 :
名無しさん@ピンキー :04/08/16 01:45 ID:wfaGgpNW
5. 題名無し <作者 (´・ω・`)へたれ猫> スレ初の百合作品。 猫耳♀"火蓮"とヒト♀"悠希"のお話。 お風呂でイチャついてみたり、白濁した飲み物を口移しで飲まされたり、 火照った体をおにゃのこ同士で慰めてみたり、 火蓮の母親"蓮華"の召使い"莉琥"とエッチしてみたり、 火蓮の弟"空牙"にエッチなことを…。 淡々とした文章がいい感じです。現在連載中。
8 :
名無しさん@ピンキー :04/08/16 01:45 ID:wfaGgpNW
6. 十六夜賛歌 <作者 兎の人> 兎耳の姫"ホワイトパール・セレスティ・アリアンロッド"と その召使い"タクヤ"のお話。 満月の光で我慢できなくなったご主人様に半ば犯されながらエッチしたり、 二人でくっついたまま寝てみたり…。 幻想的で詩的な文章が雰囲気出してます。現在連載中。
9 :
名無しさん@ピンキー :04/08/16 01:46 ID:wfaGgpNW
7. 題名無し <作者 ◆rzHf2cUsLc> 猫耳の使用人"ソラ"とその召使い"ケン"とソラの親友"ガブリエル"のお話。 お風呂でイタズラされたり、風邪引いたままエッチしたり、 ドス黒い感情に流されて乱暴にシてみたり…。 そしてケンを二人の弟にしようと…。 二人の猫耳娘が可愛いです。現在連載中。
10 :
名無しさん@ピンキー :04/08/16 01:46 ID:wfaGgpNW
8. 題名無し <作者 65> スレ初の猫耳♂とヒト♀のお話。 見た目は男にしか見えない女の子と 半獣のご主人様"キゲンデ・プッラト・シロウ=カズサ"。 新たな設定に期待です。現在連載中。
スレ立て乙ですー。 応援&即死回避カキコっ
15 :
兎の人 :04/08/16 11:57 ID:qRZGduil
ごめんまだ書けてない_| ̄|○
来週までには少し上げられると自分を追い詰めながら保守カキコ
そして
>>1 乙!
>>1 乙
夏コミからかえってきたら次スレができていたとは
おぉ!?漏れが書いた各作品の粗筋もテンプレ化してるYo!
ちと嬉しいでつ
そして新作に期待しながら
>>1 乙華麗!
即死防止もかねて連続レス 漏れもなにか作品を書いてみようとかオモタのだが 獣耳て他になにがある?
ネコ目イヌ科が多いけど、他はあまり耳だけだとキャラが立たないのだろう。 牛や馬、羊といったのが獣人スレにあったけどそれらはともかく、牛耳とか言われても萌えられない(個人的にだが)。 いや、個人的嗜好を書いてスマン。
>>19 いえいえ読者様の趣味嗜好は重要です
他作品の作者様も読者の意向をよく汲み取っておられますし…
漏れもウマ、ウシ、ヒツジじゃ萌えられないッス
内容的には狼とかがよかったんでつが…他の方が書いてらっしゃるのでシカタナイ
…虎とかどでしょ
>>20 猫に関しては既に多くの方が書いていらっしゃいますので、
ダブりは別に問題ないみたいですけどね^^;
>>21 ねずみもいいですね!萌えます!
ただ、漏れの今考えてる設定的にはできるだけ強そうな(攻撃的な)獣がヨイかと…
読者の意向も(ryとか言っといたクセにスマソ
>>22 猫もいいですが
猫はこちむいという大御所がいるので気が引けます('A`;)
なにしろSS一度も書いたことないヘタレなので…
>>23 個人的にはトラで書いて欲しいかも
猫の国の西には砂漠があるみたいなんで、そこを舞台に肌の露出の高い奴を1つ
自分寒いところにしちゃったからな〜厚着はそれはそれで良いんだが
トラは砂漠に住まないという突っ込み話の方向性で
>>24 同意dクス!
今日はヒッキーしてますが明日からはそれなりに忙しいので
マターリ皆さんの意見聞いてから決定&SS生産したいと思います
ちなみに今んとこ自分の中では
虎
猫
鼠
で考えてます
スコシハ ソクシボウシニ ナッテルカナ
牛は搾乳プレイ!これだ 羊は角っコだ。角プレイだ 馬は、、、
『ああ・・・お館様の・・・おみ足が・・・』 思わず喉を鳴らす文緒。部屋が一気に明るくなり、目に飛び込んできたのは同じ 高さにある椅子に座り薄青いストッキングに包まれたエイディアの足。青い皮の スカートは膝上30cmもいいところで、太ももまでのストッキングが終り、さらに その上がスカートの裾から伸びたガータベルトでつながっている。そんな情景が 文緒の視線を釘付けに・・・ 視線が固まったのに気がついて、エイディアはそ知らぬフリでなぶるように言う。 「ほう・・・ずいぶん反省してるようだな・・・」 わざとゆっくり足を組み替える。今度は、はじめにやった、はしたない足の組み方で なくて、自慢のしなやかな足をゆっとり巻きつけるように挑発的に組む・・・ 『ああっ・・・お館様・・・食い込んで・・・』 目の前の情景を頭に焼き付けんと、一杯に目を見開き、文緒は体中の痛みも忘れ 密かに息を荒げる。スカートの奥でエイディアの身に付けているレザーショーツの 軋む音が密やかに発せられて文緒の脳をさらに焼く。そして満を持してエイディアが ズバリと言葉を放った・・・ 「どうした・・・何か見えたか?」 「ひっ、いえっ!・・・違いま・・・」 慌てて言い訳をしようとした文緒の声が喉に張り付く。目の前で不意に組まれていた 足が解かれたからだ。両足がピッタリとくっついていても超ミニのトライアングルゾーンから 青の薄手のレザーショーツがばっちりと覗き、目が離れない・・・ 『きしゅり・・・』 皮の軋む音と共にグローブをはめた手が伸び、文緒の顎はエイディアの指ですくわれて 『くいっ』と上を向かされる。マナやミルフィほどむっちりと肉は乗っていないものの、皮ひもで ギュッと縛られた面積の少ないドレスは胸元をいやらしく締めつけ、乳房はこぼれ落ちそうに なっている・・・青のボンテージドレスはエイディアの淫猥さをさらに倍加させ文緒をからめ取る・・・
「この私が叱っているというのに・・・欲情したな・・・違うか・・・」 文緒の顎を上げさせたまま、静かに立ち上がる・・・上辺だけの優しい口調に、 文緒の恐怖は逆に一気に膨れ上がる・・・ 「う、あ・・・ち違いますっ!! そんな・・・」 扇情的な光景の誘惑を何とか固く目を閉じることでシャットアウトして、必死で 言い訳をする・・・が、文緒の裸の肩に少し重い感触・・・ 「えっ・・・あっ、そんな!? うあ・・・お、お館さま・・・」 目を開けた文緒は驚愕する・・・ 「どうした・・・これに興味があるのか?ん・・・」 文緒の左肩にエイディアの右足が乗っていた・・・当然、目の前には右足を高く 上げたエイディアのスカートの中、両足の付け根が目の前にあることに・・・ 「お館さま・・・そんな・・・す、すごい・・・」 うわ言のように呟く文緒。ストッキングとレザーショーツの間の柔らかな内股の 白い肌を見、そして片足を高く振り上げたように文緒の肩に乗せたせいでさらに 食い込んでしまったレザーショーツの秘められた部分はもう形がわかりそう・・・ なにか、熱気がそこに篭っているように炙られたように文緒の顔が首筋まで 真っ赤になる・・・ 「どうした?もっと近くで見るか?」 「お、お館さま・・・もう文緒はっ・・・」 エイディアは文緒の顎にかけた手をさらにくいっと引き寄せ、自分の秘所に 近寄せるように・・・鼻先ギリギリまで、自分の主人の秘所を目前にした文緒は思わず 舌を震わせながらおずおずとのばす、その舌先が柔らかく膨らんだ恥丘を 捕えようとしたとたん・・・ 「そんなこと・・・許すと思ったかっ!! 」 いきなり右肩に乗っていたエイディアの足が『どんっ!! 』と文緒の肩を突き飛ばす。 「うあっ!? 」 思わずもんどりうってひっくり返る文緒。がっちり縛られているせいで、あお向けに なりながらも、足は大きくM字開脚したようになってしまい、慌ててもぞもぞともがくが、 エイディアが言う。
「動くな・・・」 「は、はいっ!・・・」 慌てて、動きを止め、仰向けになりながらエイディアを見上げる文緒。 「お、お館さま・・・は、恥かし・・・」 しかし、遮るように言う。 「何を言っている・・・折檻されているというのにココをこんなに突き上げて・・・ この変態め・・・」 「え、ああっ!! お、お館さまっ!見ないで下さいっ!ち、違うんですっ・・・」 不意に自分のシャフトの状態を思い出し顔を打ち振る文緒。その下半身の 黒い皮のビキニパンツの前は膨らんでいて・・・ 「全く・・・しょうのない・・・逆さに吊るした足の裏に蝋燭を立てて、この部屋の 燭台代わりに朝まで使おうか・・・それともハーフコート一枚だけ着て、また街に 買い物に行きたいか?さぞかし、今の時期にコートは目立つだろうよ・・・ そうされた方がいいのだろ?文緒のようなヘンタイには・・・」 せせら笑うエイディアに真っ青になる文緒。 「ち、違いますっ!! 文緒はヘンタイではありませんっ!! も、もうあんなこと・・・」 屈辱的な買い物を思い出し、顔を火のように赤くして必死で言う文緒に エイディアは右足のピンヒールを脱ぐと、にやりと笑いながら絨毯の床に ペタリと立てひざで座り込む・・・そして言った。 「そうか、ならば試してみようか・・・」 不意にエイディアのストッキングに包まれた右足が伸び、文緒の股間を踏みつけた。 「ひっ!? ひぎいいっ!!!!」 背を反らし、絶叫する文緒。何度も強く踏みつけ、たっぷりと文緒に悲鳴を上げさせ、 やっと力を緩める。そして今度は足の裏でパンツの上から文緒のふくらみを柔らかく 撫でる。サラサラとしたストッキングの生地が文緒のシャフトを薄い下着の上から 撫でていき・・・エイディアはわざとらしく言う。 「どうしたのだ文緒・・・こんなに強く踏みにじっても、確かめればココはこんなに 大きくなっているぞ・・・なんと卑しいこと・・・」
唇をニッとゆがめて言う。『確かめる』とは言ってはいても、その足の動きは 微妙にして絶妙で袋をネットリと揉むように足裏がさぐり、裏筋の部分を親指の 腹でなぞりあげ、そして親指と人差し指の股で文緒のカリの部分を柔らかく挟み、 締め付けるように巧みに刺激していく・・・ 「あっ、うあっ・・・お許しを、お許し・・・あっ、はうっ・・・」 整った顔に涙さえ浮べて文緒は緊縛した体をくねらせる。激しく責められた あとの愛撫は効果も倍増なのか、小さなビキニパンツの前は瞬く間に、 はちきれそうに膨らんでしまう。 「ああっ、お館さまぁ・・・恥かしい・・・」 「・・・どうした?・・・反省できたか?ふふふ・・・袋がきゅっと上がって来ているぞ・・・」 軽く足指をクイクイと握るようにしつつ、指の股で文緒のカリをしごけば、甘い声と 共に、しなやかな肢体が甘い声と共にくねる。高まってきた文緒をさらに挑発せんと、 しどけなく立てひざに開いた足はさらに文緒に見せつけるように大きく開いていて・・・ もうその皮スカートはスカートとしての用を成さず、それはかろうじてガータベルトで つながってはいるが、もうまろやかな白いお尻の方まで見えそうなほどまくれあがっている。 「は、はい・・・お館さまぁ・・・反省しました・・・だから許して・・・」 縛られたまま、文緒の目はエイディアの股間に釘付け。返事と共に甘い喘ぎが漏れる。 苦労していない文緒の表情は年齢より遥かに幼く見えて・・・ 皮生地の上に、すっかり形の浮き上がったシャフトの感触を愉しみつつ、エイディアは ゆっくりと言う。 「それでは・・・許して・・・やると思った・・・かっ!! 」 一旦、文緒を安心させておいて、そこから文緒のシャフトを捻るようにまたもやいきなり 踏みつけるエイディア。今度はかなり強い。 「・・・・・・・・・・・・・・!!!!!ひぎゃああああっ!!ゔあ゙あ゙あああああ―――っ!」 声にならない悲鳴の後、体全体に油汗を光らせ、絶叫を放つ文緒。ビキニパンツや ロープを体中に食い込ませてのけぞり、カラダをくねらせるたびに痙攣してあたり憚る ことなく声を上げる。
「ふふふっ、そらっ!! そらっ!! 」 たっぷりと悲鳴を引き出すと、またもや不意に優しく足裏で柔らかく文緒の シャフトを愛撫していく。強く苛めて一旦、小さくなったシャフトはすぐに元気を 取り戻し、反り返って逆に鉄のように熱く・・・ 「どうした?文緒・・・いったいお前は、踏まれて、責められてイキたいのか? 優しくされてイキたいのか?」 さわさわと愛撫しながらエイディアは聞く。文緒はキツイ責めに体中を油汗で ヌルヌルと光らせながらもつれる言葉で必死に答える。 「お、お願いしますっ・・・やさしく、やさしくして下さいっ・・・お館様にっ・・・うあっ、 先っぽをそんなにごりごりさせるとっ・・・くあふっ・・・ひん・・・」 目の縁を紅く染めて悶える文緒。責められても感じる体にすっかり調教されて しまったが、やはりお館さまにはやさしくされてイキたいのが召使いとしての人情・・・ しかしエイディアは表情を一変させて言う。 「文緒を喜ばせるためにやっているのではないわっ!! 」 『ぎゅぎゅぎゅっ!! 』 「うぎいいいいいいいいっ!! 」 またもや上がる文緒の悲鳴。エイディアは両手を床につき、上半身をのけぞるように しながら足裏のみで文緒を追い立てる。痛みと快楽を何度も交互に与え、言葉で責め、 愛撫で惑わし、文緒の快感と痛覚を巧みにすり替えていく・・・いつしか文緒は自分が 痛くされているのか、愛撫されているのか分からなくなって来て・・・全てが蕩けるように 気持ちいい・・・ネットリとした浮遊感覚・・・ 「いいか?いいのか、文緒・・・これがキモチいいのか・・・?」 小刻みにバイブレーションを与えながら、文緒のシャフトを刺激する。皮の ビキニパンツの下ながら、またシャフトからカウパーが『ぬちゅり・・・』と漏れ出した 感触をまざまざと感じ、にんまりと微笑むエイディア。 「あっ、あっ・・・お館さまぁ・・・すごく、くはっ・・・うあ゙っ・・・つ、潰れちゃ・・・ひあっ、 イイよぅ・・・んうううっ・・・」
感極まったのか、感覚がごっちゃになって混乱したのか、むせび泣きながら快感に 震える文緒。脳が灼き切れそうになって大きく縛られたままガクガク痙攣しはじめる。 「ならば、私の足で踏まれてイけ・・・その溜まりきった汚らわしい膿をしぼり出してやろう」 クライマックスが近いのを経験で知ったエイディアはおもむろに足の位置をなおし、 暑くなったのか、うっすらと汗をかいた胸元のビスチェの皮ひもを躊躇いもなく解く。 アンダーが小さいせいか、実際に測ったサイズより大きく見えるバストが『ふるん』と こぼれでる。文緒の視線を痛いほど感じながら足裏に力をこめ、しっかりと指の股で シャフトをはさみ上下にしごき立てる。カリを指でさぐりながら、強めにバイブレーションを 加え、時おり足を止めたときは、踵でにじるようにして強烈に袋を刺激する。 「あああああっ・・・はうあっ!! 足でっ、お館様のおみ足でっ・・・文緒はっ、くあっ・・・ ふあっ・・・もう・・・」 腰がエイディアの足裏に自分から押し付けるように勝手に浮き上がり、くねり出し いやらしいリズムを刻む。背中はのけぞるが、文緒はリズミカルに踏みつけられる たびにまろやかに揺れるエイディアの美乳から目が離せない・・・そして・・・ 「うあああああっ!! お館さまっ、イキます、イッちゃいます―――!! 」 ビクンビクンと皮製のビキニパンツの中に大量に白濁を放出する文緒。それは 一滴も溢れることなく、またにじむことなく皮のぴっちりとしたパンツの中に お漏らしをするようで・・・情けなくて文緒の瞳から涙がにじむ・・・そのまま床に脱力して 沈む、後頭部がゴツンと床に当ったが、気にならないほど快感に脳は蕩けている・・・ 「ふふふ・・・いいぞ・・・ん・・・あっぅ・・・」 目の縁をほんのりと染め上げながら足裏を最後じっくりと文緒の下腹部に押し付け、 大量の放出に震えるシャフトの感触や快楽にひくつく文緒の痙攣を愉しんで・・・
放心していたのはほんの一瞬。 「う、あ・・・ひくぁ・・・」 ヒクヒクと脱力して、時おり痙攣するカラダを持て余しつつ、そっと眼を開ける・・・ 目の前に突き出されていたのはエイディアのつま先・・・ 「お前をイカせてやった所に奉仕しろ・・・」 いつの間にか床から椅子に座り、微妙に熱のこもったような声でエイディアが 命ずる。すぐに縛られたまま、可能な限りの速さでまたもとの体勢に縄を食い 込ませつつ戻ると、跪き、後ろ手に縛られたまま、顔を近寄せて、青いストッキングに 包まれたつま先を舌で清めていく・・・ 「ちゅ、くちゅ・・・ぴちゃ・・・れるっ・・・はふ・・・ああっ、お館さまぁ・・・」 「そうだ・・・しっかり感謝を込めて奉仕しろ・・・一本、一本・・・舌で・・・丁寧に・・・おあっ・・・」 エイディアは椅子に座りながらそっとスカートをめくって、レザーショーツの中に 指を忍び込ませる・・・中はネットリと熱く潤んで指を吸い込みそうなほど・・・さっき 文緒がイッたと同時に軽く達していたのだ。そして自分の召使いにつま先を舐め させながら自分の指で自らを慰めていく、もちろん片手は尖った乳首の先を慰めて・・・ 上目遣いでお館さまのオナニーと、揺れる胸を見ながら文緒の奉仕はさらに熱が こもったものになる・・・ 二人の喘ぎ声は暗く淫靡な調教部屋で妖しく絡まり、いびつで奇形な快楽を 紡いでいく・・・きっとまたしばらく、文緒の手首に食い込んだ縄の跡は取れないのだろう・・・ こうして東ウイングの夜は更ける。 ご主人様との報われない背徳の快楽に身を焦がす文緒・・・ ご主人さまに許され、安堵の吐息と共に眠りにつくソラヤ・・・ そう、そしてご主人さまに内緒で、深夜、王宮に一人手探りで急ぐマナの召使いはというと・・・
続く・・・
>>1 新スレ立て祝!乙!
さて、いきなりにぎわった所で頑張って量産していきます。次回、やっと、やっと
ずっと言っていた『ぼく』×『フローラ』です。
この二人の出会いが新たな扉を開ける・・・ような話で・・・
続きは今週中にうPしたい・・・なぁ・・・
立派な設定ホームページは良いSSでお返しいたします!
それでは・・・
SMキター!! たまんねええGJ!!!!
リアルタイムキター! GJこちむい! もとい、あしたら!!!
やべぇ
あしたら読んでると漏れの書こうとしてるのがますますヘタレに見えてくる…
>>26 ウシは牛乳(ウシチチ)
ヒツジは毛がふかふor剃毛
ウマは馬なり
ネズミはロリ
トラは凶暴or男っぽい
…
激しくグッジョブ!! 相変わらずすげえな 文緒にマジでキタ… めっちゃ続き気になります!!
39 :
兎の人 :04/08/16 21:36 ID:qRZGduil
上北━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!! あしたら神認定!GJ! それに比べて俺のはなんだ 十六夜賛歌シーン5〜シーン6の途中まで約8枚 即死回避に急いで書いたけど……意味ねぇ_| ̄|○ 破棄しますか?[はい][いいえ]
破棄しますか?[はい][いいえ] ↑ スレに投下しますか?[はい][いいえ] ↑
41 :
兎の人 :04/08/16 22:28 ID:qRZGduil
ごめん、あしたら作者様の次って物凄いプレッシャーかかる とりあえずスレの勢いを止める要素となりません様に 皆様、NGワード「十六夜賛歌」の用意を! 十六夜賛歌シーン4〜シーン5a&舞台裏、計8枚投下します ちなみにさっきはシーン番号間違えましたスマソ
<<interude in>> 見渡す限りの真っ白な空間には、二羽の兎だけがいる。 月光の差す果ての無い空間に居る二羽の髪の色は両方とも、 まるで背景に溶け込んでしまうかのような白色。 そして目の色は、一羽は赤、もう一羽は黒。 二羽は寄り添うように、その白の空間に漂い、そして 「ぅあ……………っく………………ッ」 赤の目の兎から、ついに声が漏れ出した。 『しかし密会には最適の場所じゃな、この夢の中というのは』 黒の目の兎が、相手の耳に優しく語り掛けるかのように、甘く甘く呟く。 見れば、黒目の兎は赤目の兎を後ろから抱きかかえているだけではなく、 その四肢を相手の身体に絡め、そして相手を慰めている。 右手は左胸を、左手は最も敏感な部位を。 双方共に一糸纏わぬ姿で、黒目の兎は相手の身体を包み込むように、 身体を密着させ、とても優しく撫で回し、赤目の兎から快感を引き出していく。 「ぁあ……んっ…………ダメっ………………」 後ろから抱きかかえられた赤目の兎は、言葉とは裏腹に抵抗する気配は無い。 自分の身体を外から操る2本の腕に手を沿え、顔を紅く染めているだけ。 口から漏れる声は、何も無い空間内に、確かに反響して耳に戻ってくる。 他の兎より幾分か耳が良い体質上、自分の声ですら羞恥の元と成る。
『ジャマモノも居ない。アリトアラユル障害が無い。カナワヌコトなど何も無い。 何時までもこうしていたいものじゃな』 それまで縦筋を上下に往復するだけだった左手の中指が、 っぷッ、と粘質の音を立てて割れ目の中に潜り込んだ。 「……………ん……………はぁッ、、駄目、指入れちゃ……ッ……」 そこで手の動きを止め、相手の息が整うまでしばし待つ。 「ふぅ……………く…………………やッ!あぁん!」 相手の息が収まった後、膣壁を執拗に刺激して、一度指を引き抜いた。 そのまま、愛液まみれの指を、相手の顔の前まで近づける。 下の事情を目の当たりにし、赤目の兎は恥ずかしさから真っ赤な顔を逸らした。 『何時までもこうしていたい。おぬしもそう思うじゃろう。 しかしもうじき朝日が昇る。月夜の夢はそこで終わりじゃ』 そのまま、指を舌で舐め、一度きれいにした後、右手と左手を前で合わせ、 その十指に向かって言葉を発した。 『ЪГи#жШ…………』 「っ! それは、だめッ!」 自分が使う新しい魔法体系ではない、魔女特有の古代方式に則った呪文に、 赤目の兎はここで初めて拒絶の意思を表した。 しかし黒目の兎は彼女を逃さず、魔法の掛かり淡く光る指を再び元の所に当てる。 「!! っッ! あ、熱っっ!!」
手のひらを相手の肌に押し付けるだけで、指を相手の肌に這わせるだけで、 相手は面白いように反応する。 『夢は終わる。そろそろ仕舞いじゃ」 そういって、今度は人差し指を相手の中に押し込んだ。 「ひぁ゙ッ!! あぅ゙あ゙あッッッ!!!」 相手の身体が面白いように跳ね、そして意識が宙を舞う。 人差し指は膣壁を余す所無くなぞり上げ、彼女のGスポットを刺激する。 同時に親指は淫核を捏ね回し、中指は菊門を浅く突く。 右手は相手の胸から下腹部にかけて、その指で軽くなぞっていく。 指が通った後は光の尾が引かれ、それは何時しか幾何学的な魔方式を描き、 媚薬とほぼ同程度の効果があるその式から発せられる新たな快楽さえ、 赤目の兎の肌に染み込んでいく。 「あぅッ! あぅッ!! あぅッ!!! ああぅッ!!!!」 びくん、びくんと、赤目の兎の身体が痙攣する。先ほどから登りつめたままなのか。 夢の中でしか味わえない超体感に、彼女の体は達し、身体が跳ね上がるたびに、 上の口からは唾液が、下の口からは愛液が撒き散らされ、 赤目と黒目、あわせて4つの兎の耳が、激しく上下に揺れる。 『奴の様子じゃが、保って……そうじゃな、次の新月までは安心できよう。 今はきわめて不安定な状態だが、影が光に勝っている間は、何の心配もいらん』 揺れる耳に向かって、至近距離から語りかける。 赤目の兎がその言葉を聴いているかどうかは分からないが、頭の隅には残るだろう。
『新月以降、光が影を凌駕する刻には……正直、何がおきるか分からぬ。 おぬしの行いで持ち直したとはいえ、今の状態でもかなり深刻なのじゃ』 そう言いながら、最後の仕上げに、と、全ての魔法を解放した。 「やッ! ゃ……はぁぁぁぁんんんッ!!!!!」 与えられていた刺激の、何倍もの力が、赤目の兎の膣内で弾け飛ぶ。 その瞬間に、赤目の兎も弾け飛び、そして力を失い崩れ落ちていった。 赤目の兎は肩で息をする。気づけば自分も、かなり疲労していた。 そのまま身体を反転させ、今度は前から抱きしめる。 相手の髪を優しく撫でながら、魔女は最後の忠告を、あくまで優しく語りかけた。 『もし最悪の結果となるのなら……セラ、お主が奴を……“タクヤ”を殺せ』 真っ白な空間がさらに輝き、抱き合ったままの2羽の姿が、次第にホワイトアウトしていく。 セラと呼ばれた赤目の兎は、焦点の合わない瞳で暫くの間虚空を眺めていたが、 消えていく直前に、少しだけ頷いたようにも見えた。 朝がやってくる。 <<interude out>>
<<good morning in>> チッ………………チッ………………チッ……………… 夢から覚めていく途中にある僕の耳に、規則正しい機械音が入ってくる。 毎日聞いたことのあるその音に、僕は最初、 枕元にいつも置いてある、小さい頃お父さんに貰った時計だと思った。 だけどよく聴いてみると、微妙に違う音も混ざっている。 チッ……ぺし……チッ……ぺし……チッ……ぺし…… ・・・・・・“ぺし”ってなんだ? ちょっとだけ目覚めに近づいてみると、何か柔らかい物が僕の頬に周期的に当たっているみたい。 痛くは無いけど、くすぐったいような妙な感覚に、その物体が何なのか、妙に気になる。 そして僕は、思わずその物体を、手で強く握り締めてしまった。 ぺし……ぺし…………………………・・・・・・べシんッッ!!! 「っぁ!! 痛ッ!!」 その何かに顔を思い切り叩かれて、痛みの余り思わず手で顔を押さえる。 これで完全に目が覚めてしまった。やだなこんな目の覚め方……。 「あれ?」 そこで初めて、僕は自分の部屋じゃないところに居たことを思い出した。 「んふぅ………タクヤぁ…………」 ちょうど“僕の上”に眠っていた、茶色い兎の耳を持った女の子は、 兎の国のお姫様、『ホワイトパール・セレスティ・アリアンロッド』様、略称セラ様。 なんというか、僕のご主人様。 魔法の実験で失敗して、僕を異世界から引きずり込んでしまった張本人らしく、 僕が元いた世界に帰れるまで面倒を見てくれるといった、優しいお姫様。 だけど、一番傍に居られるからと、僕の居場所はご主人様の召使いに落ち着いたみたい。 ご主人様は「召使いじゃなくてあくまで客人」のスタンスを取っているみたいだけど、 一番の問題はというと……なんというか僕の最初の仕事の……… −−ひゃぅ、タクヤッ、、そこ駄目ッ、、しっぽ弱いのぉッ!!−− やば、鮮明に思い出しちゃった。
こちむいキターッッ!!! ドロドロに激しいsmの中で二人にかなり萌えたし >>兎の人 投下して下さいっ! 設定でかなりワクワクしてるんだよ漏れは!
そのとき突然、がちゃりとドアが開き、元気な声が飛び込んできた。 「セラ様! おっはようございまーす!!」 恥ずかしさと痛みで真っ赤になった顔のままそっちを向くと、 白い髪と白い耳を持った兎が1羽、そして手には大きなスーツケースが3つ。 ……重くはないのだろうか? 「あ、もしかしてキミがセラ様の新しい召使いさん?」 その女の子がスーツケースを「ぽいっ」と手放すと、それは「どすっ」と絨毯にめり込んだ。 僕は上半身を、セラ様が起きないようにそっと起こすと、 僕に抱きつくように熟睡したままのセラ様は「でろーん」となる。 ベッドの上に座ったままの僕と目線の高さを合わせ、「ずずいっ」と僕を覗き込んだ。 長い耳が僕の頭の上まで来ている。 「ええと、あの……?」 思わず身を引く。この娘が来てからSE多いな、なんて。 「あはは、顔真っ赤に腫れてる。セラ様の“黄金の耳”もろに食らったんでしょ?」 なにそれ?考えたくないかも。 「うーん……容姿は次第点かな? キミ、経験豊富?」 なんか僕を鑑定しているみたい。 「経験……って何の?」 「えっち」 彼女の即答に条件反射で目線を逸らした。多分僕の顔もっと真っ赤になったんじゃないか? 何でみんな、こう………なんだろう。その、嬉しいけど。 「ふむふむ。経験は無いけど脈はアリ、と」 ……お察しの通りでございます。
「ま、それはどこかに置いといて、まずはセラ様を起こさないと」 そういえば、さっきから騒がしいのにセラ様が起きる気配が無い。 相変わらず僕の体の上で「でろーん」としたまま、可愛らしい寝息を立てている。 今気づいたけど、この体勢はセラ様の身体を妙に意識してしまうかも。 その……体温とか。 「で、何期待しているの?」 見れば、いかにもワクワクと僕の顔を覗き込む兎。 「なにって……もしかして普通に起こそうとしているの?」 どういうことだろう。 「普通に…じゃ駄目なの?」 さりげない疑問に、その兎はニヤニヤしながら答えた。 「うん。セラ様は“目覚めのちゅー”じゃないと起きないんだよ?」 あ、そうなんだ。1つ勉強になったかも。 !? <<good morning continue>>
???「ちょっと待て!てめぇ何で俺よりも先に出てんだよ!」 ?? 「ボク?」 ???「お前は良いが、そこのちっこい奴!」 ???「なんじゃ大人げ無い。仮にとはいえ御主も一国の姫であろう」 ???「んなこたぁ関係無ぇ!大体てめぇが出てくるのはもっと後だろ! しかもセラとの絡みは下書き段階ですら無かったじゃねぇかよ!」 ???「それはわらわが如何にセラを大切に思っているかの現われじゃ(ニヤニヤ)」 ?? 「……それにしては悪役っぽい言い回しだったね」 ???「何!? 『優しく撫で』とか『優しく語りかけた』とか、 セラへの優しさを第一に強調したじゃろうに!!」 ???「てめぇがやると逆に恐いんだよ! いきなりキナ臭い雰囲気にしやがって!」 ?? 「(首を縦に振る)」 ???「そ、そんな馬鹿な_| ̄|○」 タクヤ「……名無しで沢山出てきたなぁ」 セラ 「zzz …………………」 タクヤ「ご主人様、そろそろ起きてくださーい」 セラ 「くー…………すー……… (feed out)」
51 :
兎の人 :04/08/16 22:36 ID:qRZGduil
投下できるのは以上です 恥ずかしさやらプレッシャーやら何やらで氏にそうです_| ̄|○ ちなみに舞台裏の登場人物、世界観まとめサイト様に全員名前載ってるです あしたら作者様のように、お世話になった方々に良作のSSで恩返し…… ……するには文才が足りないOTL いまできる精一杯の恩を皆様に
イヤァア! ごめんなさい兎の人!! 雰囲気ぶち壊しですね、本当にすみません… でも言わせてもらいます、グッジョブ!すごい幻想的というかほのぼのというか マジ萌えました
ウホッ!いいSS! 相変わらず幻想的というか詩的というか…な文章で砂 GJ!
1さん、テンプレを作ってくれた人、こちむい作者様、兎の人、本当にグッジョブです。 お二方の後というのは少し気が引けますが、自分もそろそろ投下しようと思います。 ※今回、建がやや壊れてますが、夏という事でどうかご勘弁を。
「やっぱ、夏と言ったら怪談よ!」 ソラさんの(力強い)一言で、僕とソラさんとガブリエルさんの3人は怪談話大会をすることになった。 家のリビングの照明は何故か青い行灯。 「こうして、芯を100本入れまして、1つお話が終わる度に1本芯を抜きますの。こうすると段々暗くなっていって、雰囲気が出ますわ」 …露骨に百物語じゃん。まぁ僕は自慢じゃないけど(したくもないけど)、実は結構霊感があるのでこの手もネタには事欠かない。 「あの、ガブリエルさ…じゃない、ガブリエルお姉様はそんなにたくさん怖い話をできるのですか?」 「おー、建ちゃん身についてきたジャン?」 ソラさんがケラケラ笑う。ガブリエルさんは上機嫌だ。最近、何故かこう呼ばないとガブリエルさんは返事をしてくれない。恥ずかしいよコレ… 「大丈夫ですわ。ソラちゃんから、建ちゃんは霊感体質と聞きましたから。怪談の100や200ご存知でしょう?」 え?何。僕の1人語り?さらりと言うけど、それはキツイって。それに、2人ともそんな期待に満ちた眼差しで僕を見ないでよ。 青行灯の光にぼんやりと照らされた2人のニヤつく顔は結構怖い。 「大丈夫だって、わたしも最初の1話は話すからさ」 「そうそう。そして今宵のフィナーレは私の降霊術ですわ。だから、それまで『しっかり』と盛り上げてくださいね」 『しっかり』を強調するガブリエルさん。って…本当に僕任せ? それに降霊術なんて大丈夫なのかな。ガブリエルさんは魔法の勉強してるらしいから、本当に呼び出しそうで怖い。だって僕…見えるんだもん。 「ぷはぁ〜、やっぱ夏と言ったら冷えたビールね!」 「ほんと、おいしいですわ」 そんな僕をよそにビール(とジンジャーエール。ガブリエルさんはお酒が全く駄目らしい)で盛り上がる2人。こうして怪談大会は幕を開けた。
最初はソラさんから。 「あのね、これは会社の警備員さんから聞いたんだけど、わたしの勤めている会社のトイレで、昔、女の人が自殺したんだって。 それからというもの、夜になるとそのトイレの辺りから…」 まぁ、ベタな話だった。しかし、ガブリエルさんは先程のはしゃぎ振りから打って変わって僕にしっかり抱きついている。 ガブリエルさんの大きくて柔らかいおっぱいが僕の腕にむにむにと当たる。ホント柔らかい。ウヘヘ…… 「……おしまい。どう?怖かった?」 「す、少しも怖くなんてありませんわ!」 そう言いながらも、僕にぎゅっと抱きついているガブリエルさん。むにむに… 「うふふ…」 「ホント〜?その割には建ちゃんにしっかり抱きついちゃってさぁ…やっぱガブはお子様だねー」 「そんな事ありませんわ!わ、私は可愛い建ちゃんが怖がらない様にとこうやって……」 ぎゅ〜。 今度は僕の顔を正面からその豊満な胸に抱きしめるガブリエルさん。柔らかいだけでは無く、弾力がある。 ヤバイ、これはヤバ過ぎる。とりあえず、深呼吸して落ち着こう。 すぅ〜。 ガブリエルさんの香りも吸い込む。バラの花びらから作られるとても高価な香水らしい。形、大きさ、柔らかさ、弾力、どれも最高な上にこの芳しい香り。 ああ、何と贅沢な事だろうか! 「ああ、すばらしい!」 「ちょっと、建ちゃん?」 ソラさんが僕を揺する。 いけない。つい薄笑いが漏れてしまった。ガブリエルさんのおっぱいを堪能してたなんてばれたら、ソラさんに引っ掻かれてしまう。
でも、ソラさんにも、これ位の胸があったらな〜。そしたら、あんな事やこんな事が…ソラさんのは全くぺったんこって訳でもないし、形は良いと思うんだけどな。 だけどソラさんは、本人曰く『やや小さめ』な胸を気にして、毎日あれこれと頑張ってる。 バストアップ体操、マッサージ、エステ、食品、下着…それこそ給料の半分以上をつぎ込んでいる。 毎晩、風呂上がりにメジャーでバストを測っては溜め息をつくソラさん。恥ずかしそうに僕にバストアップのマッサージを頼むソラさん。う〜ん、可愛い! それに、マッサージに感じ過ぎて真っ赤な顔(しかも上目遣い)で僕に『ねぇ、えっち…しよ』って言うときのソラさんなんてもう……ウヘ…ウヘへへへへへ……… 「ふふふふふ、最高や〜!!」 ……ぁ、しまった。また、声に出してしまった。その場が静まり返る。そして、ソラさんが叫ぶ。 「建ちゃんが悪霊に体を乗っ取られたぁ〜!!」 「イヤぁーーーーー!!!」 ぎゅむ〜。 「ん〜!むぐぐ〜!!」 悲鳴を上げながら、何故か更にきつく抱きつくガブリエルさん。離れようにも物凄い力で締め付けられて息が出来ない!しかも、窒息寸前の僕に気付かない。 助けて!死んじゃう!!死んじゃうって!!!ソラさん!助けてぇ〜! 「わ〜!どーしよ!!どうしよう〜!」 「イヤぁー!嫌!嫌!嫌ぁー!!」 「むぐむ〜!むぐぐぐ!!」 ぎゅむむ〜。 更に強まるおっぱいの圧力に僕は死を予感した。 僕、このまま死ぬのかな…ガブリエルさんの巨乳で圧死、か。僕がこんな死に方をするなんて思いもしなかった。まだまだやりたい事、沢山あったのになぁ… これまでの人生のハイライトが浮かんでは消える。ああ、何だか体が軽いや…もう、僕は……
58 :
名無しさん@ピンキー :04/08/16 23:55 ID:29K55FvO
…ちゃん…建ちゃん! 誰か…僕を、呼んでる。目を開けばソラさんの泣きそうな顔。 「あ、ソラさん?」 「やったー!!建ちゃんが生き返ったぁ〜〜!!!」 抱きつくソラさん。ああ、ソラさんが巨乳じゃなくて本当に良かった。 「ホント、心配しましたわ。建ちゃんが悪霊に取り付かれた時はどうしようかと思いましたわ」 …ある意味取り付かれていたかもしれない。ガブリエルさんのおっぱいに… 「はぁ…ソラさんが貧乳で、良かった。……あ」 しまった…つい、本音が漏れた。全身から冷や汗が吹き出る。ソラさんに向かって『貧乳』は禁句なのだ。引っ掻かれてしまう!! 「……なんだとう」 ソラさんのこめかみに青筋が浮かぶ。口元がヒクヒクと引きつってる。そして次の瞬間、ソラさんがその場からフッと消えた。 …早い。 ガリッ!!バリッ!! 「うぎゃあ〜〜〜〜!!」 焼け付くような痛みが僕の顔面を走る。そして、襟元をつかまれ、持ち上げられる。僕を睨むソラさんの目はまるで狩をする肉食獣のような目つきだった。 「………君、わたしの胸のお肉になりたいの?」 フーっと僕の首筋に息を吹きかけ、ソラさんはぼそりと言った。その余りの恐ろしさに僕は再び死を覚悟した。
「ソラちゃん!ちょっとまってくださいな!」 ガブリエルさんがソラさんの手首をつかんで引き止めた。その時、僕にはガブリエルさんが天使にみえた。 「何をするガブ!!こーゆー奴は頭から丸かじりして、おっぱいのお肉にしてやるんだぁ〜〜!!」 「ダメです!そんな事をしてもソラちゃんの小さなお胸は大きくなりませんわ。それに…」 そこまで言うとガブリエルさんは瞳を潤ませ、声のトーンを落とした。 「それに、私からたった1人の弟を奪うつもりですの?」 ガブリエルさんの名演技にソラさんもはっと我に返る。ていうか、いつから僕がガブリエルさんの弟になったんだ? 「ゴメンねガブ。…建ちゃんも、痛かったよね?ホント、ごめん」 「いいえ、僕も失礼な事を言ってごめんなさい」 ようやく丸く収まりかけたその時、ガブリエルさんがソラさんに何やら耳打ちした。 ごにょごにょ… 「おお〜!!」 ぱっとソラさんの表情が明るくなる。 「では、来週末は一緒に買い物に行きましょうね」 「ん〜、楽しみだなぁ〜」 顔を見合わせにこにこ笑う2人。やっぱ笑顔のソラさんが一番だ。 「もちろん、建ちゃんも一緒ですわ」 ガブリエルさんがニヤリと笑った。 なんだかとても嫌な予感がするんだけど。 そういえば、怪談大会どうなったんだろ?僕、1話も話せなかったし… まぁ、とにかくもう怪談なんてこりごりだ。
以上です。今回は短めということで。 また、名前入れ忘れ&ageてしまった…orz ごめんなさいo...rz
61 :
兎の人 :04/08/17 00:05 ID:xHl+yr1p
◆rzHf2cUsLc 様GJです 仲良し3人(匹?)組みたいな感じがかなりいい感じ 最後の2人の笑顔がさりげなく恐かったり。。。 今日だけでこんなに沢山の書き込みがあるというのは、ちょっと変な感じ 即死回避はもう良いでしょうか、ね? さ、続きを書かなくては
訂正 ×つい薄笑いが漏れてしまった。(>56、21行目) ○つい声に出してしまった。 続きを書こうとして発見。 重ね重ね申し訳ない…
職人様達GJです。 まさか平日の一晩に3つもSSがうpされるとは…。
建 ハゲワロタw
65 :
兎の人 :04/08/17 22:49 ID:xHl+yr1p
>>51 「恩」じゃなくて「恩返し」だよ馬鹿_| ̄|○
御迷惑をお掛けいたしました m(_ _)m
なんか久々の投下で頭の中真っ白になっちゃってたみたい
pc逝っちゃったorz(携帯からカキコ 密かにss書いてたのに… みなさん私の分もがんばってください。 (スレ違いだけど)ウィルスっぽい。殆どのプログラム制限されてて CD-ROMドライブも別件で物理的に逝っててリカバリ駄目。ちょっと泣いて来る…
>>66 scanreg.exeをコマンドプロンプトで動かして、少し前のレジストリに戻したうえで
スタートアップを掃除してから再起動でどうにかならないか?
SAFEモードでの再起動とか。
まぁ、とにかく生きろ。
>>66 アンチウィルスソフトが入ってないなら、
フリーの中なら
avast!がお勧めですよ。
日本語完全対応で、登録すれば無料で使えるので・・・
>>66 漏れはAVGのFreeVirsionがオススメ
英語しかないがかなり使いやすいとオモタ
>>67-69 ありがと(ノ∀`)、scanreg駄目だったぽ…IEもシステムの復元も制限されてるから駄目ぽ。
おとなしくリカバリ使えるように修理出すよ。ありがとう。私絶対君らの思いやり忘れないよ。
スレ汚しの詫びにちょっと獣人考えました。 リス…ちっちゃなみみにおっきなしっぽがポイントかも(いろいろとむつかしそうね 豹…猫の国に滞在してる、美人で名高い占い師の黒ヒョウ姐さんとか (獣耳としては無理があるかな? 狸…(和的というか、妙な固定観念打ち破れば?)案外いけそう。初めて会った時主人公に化けて脅かしてきた茶目っ娘。 結構ボディラインはスラリとしていて、いつも腰に酒瓶吊ってる(ゴメソ 私リスと狸に使われる召使いを想像出来ないwそれがまたいいのかもしれないけれど。
>>70 がんがれ!
そして直った暁には新作SSうpしる!(・∀・)
豹はイイ(・∀・)!
いろいろ考えられそうで砂
リスと狸は…書き手の技術が要求されそうです
>>70 ノートじゃないのなら HD だけ取り外して、別の PC に接続後、
必要なファイルをサルベージするという方法もあります。
修理に出すと、最悪の場合データ完全消滅まで考えなくちゃいけないかもです。
…って、避難所 118 って世界観まとめサイト様じゃないっすか!
めげずにがんばってください。
お早い復活をお待ちしております m(_ _)m
職人さん光臨期待sage
>>70 というか、リカバリかけると結局中のファイル全滅じゃないか?
ってことで、HDD外して他のマシンでのデータの吸出しを推奨してみる。
もう1個HDD買って交換して、そっちにシステムを復元してから、
元のHDDを繋いで吸い出すのも有り。外付けキットとか秋葉行くと5000円くらいで売ってるし。
まぁ、とにかくPCに詳しい知り合いを探せ。
>>70 メモ帳かレジストリエディタが起動できるのなら、
何とかできるかもしれませんが・・・
避難所の方で宣言していた狼耳モノ@辺境(仮題)です。 朝っぱらからナニやってんだ俺はってかんじですが、投下させていただきます。
「――、え」 俺はあわてて辺りを見回した。 剣道部を退部させられて、やることが無くって、ヤケになって、学校から帰って、 学ランのままベットに身体を投げ出して、そのまま眠って、えーと……? ええーっと? 何故、俺は森の中に居るのだろう。夢? 頬を引っ張る。痛い。夢じゃない? その森は斜面にあった。木々は、間合いをあけて立ち並び、茂みの切れるところはない。 今いる場所は、その中、僅かな森の切れ目だった。俺は頭を斜面の上に向け、仰向けで寝転んでいた。 切り開かれたように覗く、青。 俺は立ち上がる。 「……なんだよ、ここは……」 周りには誰も居らず、聞こえるのは葉を揺らす風の音と。遠く聞こえる『何か』の声のみ。 急に心細さを感じ、俺は声を上げていた。 「おーい! 誰か居ませんかー!?」 直後、がさりと、後ろから茂みが揺れる音――心臓が跳ねた。俺はあわてて振り向いた。 「……っひ……」 情けない声が、漏れる。 茂みから、抜け出してきたのは、狼だった。ただし、ヒトの形をした。まるで、いや、そのまま狼男。 腰の辺りに布を巻いているだけで、後は毛皮に覆われた体を露出している。 ヒトと狼の骨格が合わさった上には、すさまじい筋肉が見て取れた。 ―――――――!!
音にならない咆哮。狼男は爪を振り上げ、俺へと走りよるかと思えば、次の瞬間には俺の目の前に居た。 「!?」 俺は右へと身体を投げ出した。肩をかする爪、学ランがの二の腕が、ほんの僅か触れただけで吹き飛んでいた。 地面に自ら倒れた俺は、もう、爪を躱わせない。 「あ、……あ、あ……?」 膝を突き、四つんばいになり、恐怖に振るえ ―――――――!! 咆哮に怯え、俺は転げ、視線を狼男に向けたまま、後退にしようとして ――んのままなんぞ……! ガチガチと震える歯を、食いしばって、狼男を睨み付けた。 けれど、気が付けば、狼男は、倒れていた。 変わりに、 女がいた。 血に染まった、女が居た。 髪は目映いばかりの銀。首の後ろで束ねられ、それは腰の後ろまで流されている。 瞳は銀。肌は白。 顔は、作られたかのような、整った、それ。 年齢は、20を幾らか過ぎたぐらい。 瞳は僅かにつり上がり気味。唯一な違う色合いを見せる唇は紅も塗っていないだろうに朱。それは、血を、
気づいた。赤い。 湯気を上げる朱に、その銀と白は染まっていた。 細く、長い腕の先に握られているのは僅かに歪曲した刃。風を切る音と共に、血は払われ、腰帯につけられた鞘に収められる。 頬の血をぬぐい、女性が、こちらに視線を向けた。 着ているのは、髪と同じ色の毛皮。肉食獣――狼の頭が、そのまま、肩に当たる位置についている。 毛皮の下には、麻かなにか、とりあえず服も着ている。粗末なものだが。 何より、目を引いたのは、顔の横。 耳だ。獣のそれが、顔の横にあった。ぶっちゃければ、どこぞのコスプレ? とか思った。 そんなことを、思いはしたが、思考の中心にする余裕は無かった。 俺は立ち上がる。 一歩、歩み寄った。 「あ、あの……ありがとう、ござ」 俺が掛けた礼の言葉は途中で途切れた。繰り出されてきた打撃に。 鞘から刃も抜きもせず、留め金をはずし、その女性……女は俺の首を目掛けて振るってきたのだ。 ――やっぱりか! 咄嗟に、上半身を倒して交わすことが出来たのは、警戒していたが故の僥倖だろう。 それでも、剣道をやっていなかったら、避けられなかったか。 「ちょっ、なっ、待っ」 口はマトモな言葉をつむいでくれない。その時間もなかった。 一瞬のタイムラグと、一瞬震えたその女の眉を認識できる時間を置いて、二撃目が来ていた。 世界が、全てスローモーションに。意識は、無垢なるものに、ただ反射へと変わり、 命の危険を感じたとき、そう、感じる事が出来るらしい。 そんなことを思い出す余裕さえ、あった。すぐになくなったが。 刹那の思考。俺は咄嗟の判断で左腕を首との間に掲げる。盾の代わりだ。 鈍器の振るわれるラインの上に割り込む俺の左腕。防具つけてたら良かったなー。とそんなことを考えているうちに 激痛。 叩き付けられた衝撃に、ぶちりと、肉が、割れ、
「……つうっ……っく!」 流れ出る血に気を取られる暇は、与えられなかった。 女の眉はもう一度、ぴくりと揺れる。 俺は、左の手首を押さえ、質量さえ感じさせるほどに押しかけてくる痛みと戦いながら、よろよろと二歩、あとずさる。 袖口からは、綺麗な朱が、というか俺の血か。 逃げなければ、まずいと。本能が俺にいう。だが、何処へ? どうやって? 加速が付くであろう麓へは、女がさえぎっている。 そして、おそらく――おそらくだが、女の足は俺より速いだろう。そんな気がする。 更に一歩下がれば、女は決して俺との間合いを開かずに、静かに距離を詰めてくる。 その上、足場が極端に悪い。少しバランスを崩せば、転ぶか、樹にぶつかるか、どちらにしろロクなことになるまい。 だが、このままなら確実にやばい、狼男を相手も最後まで睨み付ける積りでいたはず俺は、 相手の『凄み』とでも言うものに当てられ、一瞬思考は逃げる事に向かい、 出来るものか。そう思った。 容赦のない三撃目を見たからだ。 二撃目は既に引かれており、腰だめに構えられた鞘入りの刃は、俺の顎をめがけて突き上げられていた。 ゆっくりと動いている筈なのに、ための動きが見えなかった。 狼男の一撃よりも、女の放った前の二発よりも、桁違いに疾い。それは、おそらく、本気に近い一撃。 可能なのは、本能的に後ろへと倒れこむことだけだった。 本日三回目。いや、よくかわせたものだ。全く見えなかった。 風と、僅かに脳をゆする衝撃と、背中と後頭部に下生えが当たる感触と、重力が身体全体にかかる感覚と、 俺は、よける、というよりは、こけると言った方が正しい。完全な無防備な状態になっていた。
草を踏む音。森の隙間から差込み、顔にかかっていた陽光がさえぎられる。 女は俺の顔のそばに立っていた。 毛皮の隙間から下帯? とでも言えばいいのかね? ともかく下着であろうものが見え、 ああうれしーなんて俺、そんな事を考えている余裕あるのかって。 もはや、現実逃避の極みにおいて、俺は、疑問を吐き出した。 見下す、その無表情な、何の色も持たない女の視線に、自分の視線を合わせる。 すると、その女の瞳に何かの色が宿る。それが何かはわからない。 俺が、もう少し年をとっていたらわかるのかもしれない。 もう終わりっぽいが。 「……なんなんですか……? あなたは……?」 思うように声は出なかった。息も絶え絶えもれ出た、という感じの言葉だった。 「ヒエクスの末裔。アワトタウグリの氏族。その東の部族の長、ゼキ」 「え。」 答えが返ってくるとは思わなかったので。その落ちてきた声に思わず間抜けな声を俺は上げ、 その直後、鞘の切っ先をみぞおちに叩き込まれて意識を失った。 がばりと、布団を跳ね上げ、俺は目を覚ました。 生きて、いる? ああ。なんだ。夢落ちだったのか。と気が抜けた。 何せ、俺の心臓はちゃんと動いている。 ほら、さっき割れたはずの左腕の傷口が心臓が血液を送るたびにずきずきと痛むし。 「……え?」 痛む? ……痛む!? あわてて左腕を見る。……学ランは着ておらず、ワイシャツはめくられ、傷口が露出していた。 ただし、傷口には、何か、幾何学的な文様が無数に書き込まれた、紙……いわゆるお札のようなものが、数枚張られており、 他には何の処置もされていなかった。その紙は白く、血に染まっている様子は全くない。 見回せば、暗い。この部屋には照明も窓明かりも無い。 樹の板と板の隙間から漏れ出る僅かな光が、この部屋の構造を見るための、唯一の光源だ。
ふわりと漂う部屋の空気は、そう、甘い香り―― 「って、俺……生きてる……?」 つぶやくと、後ろから声が聞こえた。 「……殺すつもりだったら、わざわざ鞘に入れたままにしないよ」 「っわー!?」 後ろを振り向くと、そこに居たのはあの女だった。胡坐をかいてって中が見えてってそうじゃなくて! 部屋の中央で、俺は布団(といっても、日本のそれではない、粗末なものだったが)に寝かされていたらしい。 刃は持っておらず、毛皮も着ておらず、あまり触り心地のよさそうでない布に穴を開け、 頭を通して身体に巻いているだけだ。 ぷちっ。と、俺の頭がキレる音がした。 「なんなんですか貴方はいきなり何するんですかというかここは何処ですかその耳はなんですか貴方はー!」 「私はゼキ。お前を捕獲するために気絶させた。ここは私が長を務める集落。この耳は――」 言葉のラッシュはアッサリ返され、何もいえなくなった俺。最後の言葉だけ、言いかけ、 女性はしばらく迷っている。立ち上がって後ろを振り向いた。……尻尾だ。こっちまでわざわざ着けてるか。 「……触ってみる?」 「……」 せっかくなので触ってみた。へにへにしている。いや、なんだろこれ。あったかいし。というか、これ、仮装でなくて 「本、物……?」「もう、良い?」「あ。はい。すいません」 ゼキ、と名乗った女性が、少し不機嫌そうな声色だったので、俺はあわてて手を離した。 もはや訳がわからなすぎる。 ゼキはこちらを振り向き、完全に混乱しきった俺にトドメを指した。 「単刀直入に言うけど、ね。おまえは何らかの原因でここに落ちてきた『ヒト』で、私の所有物だよ」 あ? 「……」 そのまま、ゼキは部屋の扉を開いて外に出る。 俺は、寝ているわけにも行かず、痛みに耐えながら立ち上がり、まぶしさに目を細めながら外へと出た。 嫌な予感は最初から一回も消えていない。
「……どこ、ここ? 仮装選手権?」 例によって現実逃避する俺。俺の目の前に広がっているのは――予想通りとでも言えばいいか。 山岳地帯の、木製の、粗末な家が立ち並び、木の塀に囲まれた小さな集落。 高床式? あんな感じの上に家は建てられていた。 全く、見覚えの無い。テレビの中にしか存在しないような山だけの風景。空は、本当に青かった。 そこらじゅうに居るのは、ゼキと同じように、耳と尻尾をくっつけた人間達だった。 少々、閑散としている感じはするが。俺はゼキへと振り向いた。理由は、聞く為。思い出した言葉を。 「……落ちて、来た?」 「……どういうことかは、私は詳しく知らない。だけど、この世界では時折ヒトが落ちてくる」 「世、界?」 「……なんでも別の世界から『落ちてくる』らしいんだけど」 俺は言葉が無かった。 ――異世界から、落ちてきた? 何時のファンタジーだ何時の 現実だ。 俺は顔を覗き込んでくるゼキに問う 「……戻る、方法は?」 「……知らない」
暗い部屋の中、俺は聞かされた話に唖然とし、何も出来ずに居た。 ――向こうの世界で、全てを投げ出したまま、何も得られぬまま、ココに? ――誰も? ――価値が、無かった? 空気が動く。視線を向ける。開かれた戸の外は暗かった。入ってきたのはゼキ。 手には湯気の出ている器が。食事をもって来てくれたらしい。 そして、無言のまま、座り込む俺の目の前に置く。 「ありがとうございます」 俺はそれを手に取り、食べ始める。ふわりと食欲をそそる中に何か、青臭い匂いが混じっているが、それは僅か。 匙で口の中に運ぶと、何かの香辛料か、舌先がぴりぴりするが、旨い。穀物、イモ類、後は肉? 魚も入っている? ごった煮? ……よくは解らないが、『こういう場所』ではかなりのご馳走ではないだろうか? 大抵の場合は、 俺は食べ終えると「ご馳走様」といい。だまって俺の食べるところを見ていたゼキに返した。 いつの間にか座っていたゼキは、それをそのままで部屋の片隅に投げ出す。 しばらくの無言。この場所がどういうところか、この世界がどういうところか、大体、俺は聞いていた。 「本当に、知らないんですか? 戻る方法を」 「うん」 「そうですか……」 こんな状況でも敬語のまま。 俺は、大抵の人間に敬語を使っていた。両親を早々となくし、親戚の家々を渡り歩いた天涯孤独な俺には、 それも一種の武器だった。何の意義も無い異世界に渡って来ても、その習性はそそうそう抜けない。 いや、言語で話しているのかね? そのつもりだけど、異世界だし。一種のテレパシーか何かで会話しているのか。 ともかく、意図は、敬語のニュアンスは伝わっているようなので構わない。それどころではない。 「そして、戻すつもりもない、けどね」 「それは、また……」 俺は苦笑した。 「……理由を聞かせてもらえますか?」 想定していた言葉だった。俺は膝立ちになり、いつでも動けるようにする。 如何にかできるわけではないが。 ……ゼキは俺が立ち上がっても何も動きを見せない 瞳に何かの色が、浮かんでいた。こちらを見ていた。
「言ったよね、お前は私の物だって。ひろい物、と行ったほうがいいのかもしれないけど」 俺を見る瞳に有ったのは強い、何か、……意志だ。義務感に追われる者のそれだ。 「いや、恐らくは祖霊の恵み、とでも言えばいいのかな……」 俺は、警戒を解かないまま、けれど何もする様子もなく、ただ……そう、話したがっている様子に見えるゼキの言葉を聴く。 いや、無言で促す。語る言葉を、聞く。 「……この集落では、狩りに出ることの出来るものが少ない。以前、別の氏族との戦いに負け、ここは追いやられた先だ。 ……前の戦で、戦える歳の、ほぼ全ての男たちが殺された。私は……死んだ『あれ』の変わりに族長となった。 今は、まだ大丈夫だけど。だが、貯めておいた食材に底が見えている。 ……女とて、男と変わらず戦は出来る、けど、子供たちが居る」 声はこちらを、まるで、気遣うような。 あの閑散とした雰囲気は、つまりそういうことだ。 話は飛ぶ。 「……『ゆがみ』を感じ、行ってみれば、ビレトゥスの斥候……いや、何かをするつもりだった符術氏と、戦士が居た」 あれは、ビレトゥス――排他的な、この辺り最大の氏族――の者達のものだったらしい。 三つの国を敵に回し、それでも成り立っているとか、他国にも氏族のみで略奪を仕掛けているとか。 ほとんどの、この当たりの氏族は、もはや支配下に置かれているとか。どーとかこーとか 偵察に来たその連中を偵察に行って、ついでに俺を見つけて助けてくれたらしい。 『ゆがみ』というのはなんだか解らないが。 「……私には、この集落を守る義務があるんだ」 「それが、どうつながるんです? 俺と」 「この当たりでも中央の方とも、金銭で取引は出来る。守るというのは、刃を振るだけとは限らない」 「中央?」 「ああ。オオカミ人の国の」 言われ、思い出す。というか、茫然自失としてロクに意識してなかったのだが。 この世界には、目の前の人物のような、つまりは獣耳に尻尾な人種がほとんどらしい。 なおかつ、ネコ、犬、ウサギなど、種類別に分かれ、国家を作っているらしい
「……もっとも、祖となった系統が違うから、私たちは王国に帰順していないのだけど」 コヨーテとニホンオオカミ、てな感じだろうか? 「……けど、それは、その……中央と、金銭でとり、引き……?」 嫌な予感がした。この世界では俺のような『ヒト』は希少価値が高いと、呆然とする中で聞かされたのを思い出したのだ。 「あのー。まさかそれー、調教したあげく売り払うなんてありがちなエロ展開しませんよね?」 「……よく解ったね?」 「本気で当たりかー!」 「……心配しないでいいよ。何処に売られようとも飢え死にはしないだろうから」 「だが断る!」 「断れる立場に、有ると思う? 仮に断ったとして、どうするつもり?」 痛いところを突かれた。俺は沈黙する。 「……とりあえず、今日は、試し、ということで」 「……それは――」 俺は、誰かに強制されるのが、生理的なレベルで嫌いだった。。 強がりにも違いないのだろうが。せめて、抗うつもりでいないと。
「……そう。でも、耐えられる?」 幾らか、楽しげなゼキの様子に。俺の嫌な予感は強くなる。 「何が、ですか?」 「媚薬入りの、スープを飲んだはずだけど。即効性のものだったのに」 「……油断したー!? く、くそ! あの匂いと味はコレかー!?」 ぴりぴりと青臭さだ。 言われれば身体が熱い。というか、なんだ。アレだ。 勃ってた。 「……私は、お前を売る。有る程度躾けたものなら、この集落が三ヶ月は潤う」 「いやー、出来れば遠慮したいかなーって」 「そうか、それは悪かったね……」 けれど、身体が熱い。動けない。 ゼキは、俺との距離を詰める。 俺は気づいた。その目の色は、こちらに対する気遣いだ。この女性は、どうやら優しすぎるらしい。 この世界においてヒトを人と思わぬ扱いも珍しいものではないらしいが、それを、『そんなことを』気にしている瞳。 「……ずいぶんとお人よし、なんですね」 「侮蔑として受け取っておく」 僅かに、ゼキが笑いの代わりに漏れた息を感じる。 「……あーあ」 今のは俺のだ。最後はあきれたため息に変わった言葉。 女性の重さが身体に加わる。頬に当たる絹の髪。甘い、香り――
床に押し倒され、いきなり唇を奪われた。いや、男の俺がそういう言い方もなんなんだが。 しばらく、強く吸われたままにする。何も抵抗をしない。されるがまま。正直、我慢が出来なくも有る。 口を離され、見下ろしてくるゼキの口元から唾液の糸が俺の唇とつながっている。切れた。 俺が荒く息を吸っているのに、ゼキはそんな気配が全く無かった。 「……いいの?」 「冷静に考えてみたら、貴女は命の恩人ですし。まぁいいかなんて。性別逆ならともかく、俺、男ですし」 こちらの考えを知っているのかいないのか。ゼキは俺の目の前で首をかしげた。 「……初めてか? ならば、今回は慣れさせるだけだけど」 キツい質問。俺はごまかす。 「どうでしょう?」 「……見栄を張る男は情けないね……では、慣れさせるだけ、か……」 ごはぁ。 「……んっ……」 再び、唇が繋がる。躊躇なく差し込まれた舌が、俺の口腔を蹂躙する。歯。歯茎。喉。舌。その付け根、頬と、余すところ無く。 長く続いた陵辱に、半ば俺の頭は酸欠状態だった。 「……っは……! ……うっ……くっ……」 ようやく息を吸えたかと思えば、ゼキの舌は、顎を通って、首筋まで下がり、ちろちろと首をなめている。 くすぐったいのは、性感の場所でもあると、頭の片隅で思う。 シャツのボタンには指がかかっていた。簡単にはずされた。……この世界にも存在するものだろうか。 ゼキの舌は胸の中央を、内出血したみぞおちを。硬くなった乳首を通り、 たっぷりの唾液を塗りつけ、嬲り、刺激しながらながら下腹へ。 じわじわと、背筋に侵食する快感。 かちゃりと、ベルトとジッパーがはずされる。トランクスごと下げられ、腫れ上がった俺が顔を見せる。 一遍の躊躇もなく、ゼキはそれを口に含んでいた。 熱い。口腔の唾液を通して、熱さが纏わり付いてくる。 前歯が甘く亀頭の裏側に触れ、裏筋の左右をほじくる様に舌が這う。刺激してくる。 唇が、すぼめられ、強く吸われる。唇自体が、圧迫してくる。
頭に動く前後の動きが、 「むぉう……?」 どうだと問う、その動きさえも、 「……ぅぅ……」 左の歯で、軽く、本当に軽くかまれる事も、 気持ちいい。 続く。 突如、舌の動きが早くなった。 出そう。というのだろう。抗うすべない。 可能な限り、堪えようとする。だが、すぐに、亀頭がとろけそうな感覚が、来た。 「……つぅ……もう……」 答えはない。 だが、動きは止まらない。 ざらりと、もう一度、舌が裏筋を。 同時に絞られた頬が、亀頭を嬲り、 俺は、ゼキの口の中に、どくりと、波打つほど、精液を流し込んでいた。 打ち込む最中も、舌の動きは止まらず、快感は続いている。 「っ……はぁ……ふう……」 そのまま、吸われるペニス。尿道にまで残っていた精液が、完全に抜き取られる 全く漏らすことなく、全てを飲み込んだゼキ。 だが、まだ、熱は、取れていない。 「……そうとう、強い、薬、使ったみたい、です、ね……」 ゼキは、唇に、僅かに付着していた精液を舐めとった。 その動きに、ぴくりとふるえるペニス。 ペニスの向こうに、ゼキの顔があるのが、少々間抜けというか、間抜けなのは俺か。 僅かな、恍惚さえ、見える、その顔を見て、背筋がゾクリ。としたというのは秘密だ。
ゼキが、本格的に乗ってくる。こちらの股間に指をそえ、 「行くぞ……」 「はい……ってあの、」 「ヒトと、それ以外では、子供が出来ることは、ないよ」 「そうですか……っ!?」 言葉の途中で、既に濡れそぼっていたゼキが、くわえ込んだ。 口の中より、熱い。そして、桁違いにキツイ。締め上げる動き自体が甘さに変わり、 ヒダヒダが亀頭に、エラに、根元に、纏わり着いてくる。 それが、ゼキが俺の上で腰を振る度、全てを伴って激しく動く。 一度出したというのに、すぐに出そうになる。 いや、それどころではない。 「もう、」 出た。 「っつくぅ……」 ゼキの胎内に、ぶちまけられる精液。ひたひたの膣が、更に熱くなる。 それを感じたのだろう。ゼキがつぶやいた。 「情けない……かな」 「そんな事を、言われても……」 気持ちよすぎてしょうがないのだ。 けれどゼキは、俺の目の前で、笑う。嘲笑ではない。 「……私も、興奮してきたよ……」 「へ……?」 「お前が、そんな顔をするからなんだけど」 どんな顔をしていたというのだろうか 「それは、どうも……で。えー?」 「覚悟、しろ……」 唇が、吸われる。 そしてゼキは、正常位の姿勢から、上半身を挙げ、俺の腰の上に座り、騎乗位の姿勢になった。
闇の中、僅かに捉えることが出来た裸身は、酷くなめらかで、なまめかしくて、線を描く曲線は美しい。 出したまま、抜くことも無く、ゼキは腰をゆすり始める。 出した直後で敏感になった俺のペニスは、けれど出したが故の余裕で、嬲られる。 キツく、締め上げ、絡みつき、甘く、熱く、 より、強く感じる。 ゼキも自ら、快感を感じて。 自らで、腰を振り、俺を使って、感じている。 ゼキの漏れる息は熱く、牝の匂いが立ち上り、俺の鼻腔は香り以外を感じなくなる。 すぐに、三度目が出だ。 結合部から、漏れる精液と愛液の入り混じった、それが、漏れる。 だが、まだ、ゼキの動きは止まらない。 「っく……はぁ……はぁ……っぅ……ぅぅ……」 快感を、押し隠す声。荒く漏れる息。擦りたてたれるペニス。 外壁をこすりたてる。 四度目。 どれほど強力な媚薬なのだろうか。まだ一向に熱さは収まる様子がない。 すぐに五度目。 もう、余裕もなく。はちきれそうな、それでいて、決して緩むことのない、膣。 だが、流石に俺にもプライドというものがある。 五回も出しっぱなし、というのは、流石に、許せない。 俺は暴れるゼキの腰を押さえつけると、俺は、一度引き抜く寸前まで持っていく。
一緒に引き出される液。 「っ……っあ……何を……」 俺は、全力でもって、差し込んだ 「っああ……!」 そして、全力でもって、引き抜く。 悲鳴にも近いゼキの声。 俺は腰の手を離すと、ゼキの動きにあわせ、限界まで、引き抜き、差し込むのを繰り返した。 背中を仰け反らせ、床に手を着き、 遠慮はしない。ゆっくり、味わうのではなく、完全に機械。それこそ杭撃ち機のように、速さでピストンを繰り返す。 腰に満ちる射精感。締め付ける快感。だが、まだ持つ。 腰と打ち付けあう度に水音が、ゼキの声が部屋の中に響き渡る。 「く……ぅあ……うぅ……あっ……んっ……」 こちらはもう限界だ。だが、向こうも、口元から唾液が流れ落ち、胸をぬらし、目の縁には涙さえ 「あまり、おおきく、ないん、ですね……」 俺は、今更ながらに気づいた。というかそんなに余裕がなかったのか。 揺れる、それほど大きくない胸の、その先端だけを、それぞれ両手で、強くつかむ 「っア……」 浮いたゼキの腰、俺の引いた腰。 胸を引っぱり、限界まで、打ち込んだ。 「っん……!」 ゼキが、ひときわ大きく息を吐き、同時にぎゅっ、としまる膣の中へ、俺は六度目の精液を流し込んでいた。
翌日の朝 ああ。太陽が変な色に見える。 俺は家が設置されている足場の上に出た。ちゃんと作られている手すりに体重を掛け、 傍らで何も無かったかのように出てきたゼキに視線を向けた。 「……しかし、なんだ」 つぶやくゼキ、ほうっておいて欲しかった。 「……ふぅ……」 「……はぁ、はぁ、……っ……はぁ……」 昨日、絶頂に達したゼキは、けれど軽く息を吐いて元に戻り、俺は荒い呼吸を繰り返した 情けない。 「……腰を打ち込むだけではな……」 「……あ、あのですねぇー」 指摘された。 情けない。 「……まぁ、数月の間、一人を養っても、問題ない、だろう」 「大丈夫なんですか? それ?」 「その程度の余裕はある。それだけ考慮に入れても、利益は出るしな」 要するに、俺はこの集落で養われるらしい 情けない。
朝日の中、ゼキの透ける銀髪に見とれ。次に瞳へとむける。 僅かに腫れたそれが、こちらを見ている。 「しばらくの間、お前を使い物になるようにするよ」 「それは、どうも。その後に、売る?」 「当然だ」 「当然ですか……」 幾らか恨みがましく言った俺の言葉に、ぴくり、とゼキは眉を振るわせた。それ以外に表情の変化はないが、大体わかる。 「ああいや、その、それ、……えーっと。とりあえず。解りました」 その言葉でも表情は変わらないが、見上げる――そう、ゼキは俺より背が低い――視線は、媚さえ混じった問いかけへと。 「だけど、受け入れるのか? お前は?」 「……そうですね。あんま、そんな気しないんですけど」 俺は、ぽりぽりと頬を書いた。 「他に何も出来ませんし。……ただ一つ、お願いがあります」 「なんだ?」 訳がわからない、と言っている顔に、俺は言葉を続ける。 「ちゃんと、俺が売られることにより、ココが有る程度安定するっていう証拠と、その保障……えーと」 「納得出来るだけの理由が、欲しい?」 「はい。見せてもらいます」 嫌な沈黙が場を支配した。な、なんなんだ!? お、俺、何か変なことを言ったか!? 改めて見ると、このゼキ、という女性は、本当に美しい。 あまり沈む顔は見たくない。でもその表情もいいけど! 気まずい雰囲気をごまかすべく、俺は口を開いた。 というか、状況を聞いたときから、僅かに思っていたことだったが。 「あ。そうだ。それとは別に一つお願いがあるんですよ。その、聞いた話ですけど。 貧困解消の手段って有る人が言ってたことなんですけどね?」 「いや、何が何だか訳がわからないが。……いいだろう」
そして 「先生ー!」 「なんだー!?」 俺は立ち上がると、駆け寄る子供たちの群れの中に、自ら突入していった。 俺はこの集落の子供たちに勉強を教えていた。算数と、後は理科。 それ以外はこの世界に適応しているものではない。というかココじゃ社会とかって意味無いと思う 時折、物語などを話してもいるが。 「今日は何すんのせんせー」 「んー。今日はアレだ。新しく掛け算ってのをやろうかと思う。いろいろと便利だぞ」 「なにそれー?」 「足し算の強化型? いやよく判らんけどそんなもんだ」 まとわりつく子供たちの頭を撫でながら思う。 売られて、金になり、この集落が潤うのなら、それも悪くは無いのかもしれない。 今の俺に、他の価値が無いというのなら。 それに、少なくともここでは、俺の存在は、請われている。学生生活ってのも無駄じゃなくなったし。 利用するためであっても、俺の付属物をではなく―― 「それ面白いのー?」 「いやー厳しいぞ? 俺、実はさー、居残らさせらせてなきながら教室で練習してたしー」 というか、男が欝に成ってても絵に成らんので止めた。といったほうが正しい。 「食えるのー?」 「食えるかー!」 続く
以上です。 前置き長くてごめんなさい。 エロ少なくてごめんなさい。 説明少なくてごめ(ry 兎の人様、狼を書こうとしている者様、設定上、問題なかったでしょうか?
キタアアァアアァアアアァァアアァ 職人どころか神光臨 ゼキたん(;´Д`)ハァハァ
このスレでこういう主人公はちょっと新鮮。
101 :
18 :04/08/19 10:56 ID:broBEVG8
ぐはっ 漏れの書こうとしてる設定と微妙にカブってる…アゥァ ・主人公は高校生 ・森の中の集落 ・長 … まぁまだ何の獣にするかも決まってないし マターリ設定見直すかな…
>>98 内容も、ボリュームも私の書いているものよりいいですよ(弱気)。
ちょっと私の設定とかぶっている点がありましたけれど大丈夫ですよ。
そろそろ私も投下します。
少し待ってください。
Silver Tail Story(仮題) とりあえず一通り文章校正が終わったので投下します。 予告通りエロは皆無なので、嫌な方は、 読み飛ばしてください。 また、SSは初めてなので少々読みにくい点や、 文章の誤りが多いかもしれませんが、 その点はご了承ください。
始まり(前編) 『はぁ、はぁ・・・なんでこんな目に・・・』 走りながら僕はそう思った。 僕は今、十人位のならず者に追いかけられている。 まあ、追いかけられる原因の一端を作ったのは他ならぬ僕自身だが・・・ そう思うと、今までのあらましが鮮明に頭に浮かんでくる。 話は遡って一時間位前になる。 僕は呆然と立ち尽くしていた。 無理のない話だった。 いつものように森の中で鉄パイプを剣がわりにして剣の稽古をしていると、 落とし穴のような穴に落ちて、気が付くと、落とし穴の中に落ちているとおもっていたら、 また森の中に倒れていたからだ。 それだけではない。 その森は、空気も植物も今までいた森とは明らかに異なっていたからだ。 僕は、少し状況整理をしようとしたけれど、情報が足りなさすぎた。 結局、考えても無駄だと悟って、少し深呼吸してから、 とりあえず人のいそうな場所を目指して歩き出した。
そして、三十分ほど歩いた時、 「ちょっと待ちな、お前は野良のヒトだな?」 とか言われて十二人位のならず者に囲まれていた。 「うっへっへっ、こんな所で野良の"ヒト"を見つけられるなんて、 俺たちにもツキがまわってきたな」 ならず者たちは、いわゆる耳と尻尾だけのコスプレみたいな奴と、 全身、狼男のように毛深い奴がいた。 この時の僕は、このならず者達を見て、 『何だこいつら、妙な耳と尻尾を付けたり、妙に毛深い奴もいるな』 と思った。 妙に毛深い、というような甘いレベルではなかったが、 この時の僕は心の中で現実逃避していたのかもしれない。
怪訝そうな顔の僕を見たのか、ならず者の一人が、 「さては、おまえはこの世界に来たてだな?」 と聞かれて、言っていることの意味が分からなかったので、 「この世界にとはどうゆう意味だ?」 と聞き返すと、 「やっぱり分かってねーな。俺様は親切だから教えてやろうぜ。 ここはおまえのいた世界とは違うんだよ。そしてこの世界じゃ、 おまえのような"ヒト"は奴隷なんだよ。分かったならおとなしく俺たちに捕まりな。 お前をとっ捕まえて売り飛ばせりゃ一年くらいは遊んで暮らせるからな。 俺たちのためにおとなしく捕まりな。」 ならず者の言った事が一言一言頭に染みる。 『つまり、ここは僕のいた世界とは違う異世界なんだな』 と妙に納得した感じだった・・・が、 その顔を見てならず者が、 「やっと自分の立場がわかったようだな、さあおとなし・・・」 「バキッ」 喋っていたならず者が最後まで喋ることはなかった。 僕が持っていた鉄パイプの一撃が頭に直撃して気絶してしまったからだ。 他のならず者たちは呆気にとらわれている。 「お前らのために捕まってたまるか。」 と、このときの僕は逆上してしまっていたようだ。
ならず者の一人が、我に返って、 「てめー、俺たちの仲間に何しやがる」 と言いながら襲ってきたが僕は、その攻撃を避け、 鉄パイプを構えると、 襲ってきたならず者の腹部に強烈な一撃を食らわした。 僕を襲ったならず者が崩れ落ちると他のならず者たちが、 「なにやってるんだ、一斉にかかれー」 と、リーダ格の男が叫んで本当に一斉に襲ってきた。 「ちっ」 思わず舌打ちして僕はならず者達の間をぬって逃げ出していた。 「待てー、コノヤロウ(怒)」 「待てといわれて待つ奴がいるかよ・・・」 とか、お互いにお決まりの台詞を口にして僕は脱兎のごとく駆け出していった。 そして、現在に到る。
『やっぱりあの二人をのしたのがいけなかったのかな』 とかを走りながら考えてそして・・・ 「くそっ」 前方にはほぼ垂直に切り立った岩山がそびえていた。 後方を振り返ってみると、ならず者達が囲んでいた。 「覚悟は出来ているんだろうな? 無駄な抵抗をしなければ痛い思いをしなくて済んだのにな。」 何だか逝った目つきでそのならず者は言った。 「少しは身のほどと言う物を示しとかなきゃな。 死なない程度に痛めつけてやれ。」 リーダ格の男がそう言うと一斉に襲ってきた。 さすがにこれだけの人数が相手では抵抗のしようが無く、 ただただ痛めつけられるだけだった。 「参りました、許してくださいと命乞いをすればやめてやる」 と言われたけれど、それでも命乞いをすることは無かった。 そんな事をする位なら死んだ方がましだった。
段々と意識が朦朧としてヤバイと、思ったとき、不意に声がした。 「そこのお前達、一体何をしている?」 ならず者達とは違う声がする。 「お前たち、よってたかって一人を攻撃して楽しいか? 私はそんな事をする奴らが嫌いでな、そういうことをしている奴を、 見つけたら容赦はしない事にしてるんだ。」 「なにをー」 ならず者たちは今の台詞に怒ったみたいで今の声のした方に向かった。 僕は、とりあえず助かったと思いながら、今の人大丈夫かと、 痛いくてフラフラする体に鞭打って起きて声のした方に向かった。
そこに向かってみると物凄い光景が広がっていた。 僕より年下の14歳くらいとしか思えない少女が物凄く大きな剣を持って、 ならず者たちと対峙していた。 少女にはならず者同じく頭の上に尖った耳と尻尾が付いていた。 だだ毛の色はならず者達と違って銀色だった。 やがてならず者達は一斉に少女に襲い掛かった。 だが少女はならず者達を文字通りなぎ倒していった。 ドカッ、ベキッとかの音や断末魔の悲鳴が聞こえたりした。 僕はその少女とその戦い方に見とれてしまった。 大剣を持った少女が最後の一人を打ち倒すと大剣を鞘に収めてこっちに向かってきた。 ならず者と対峙した時とは、別人のような口調で、 「大丈夫ですか?」 と言ってきたが正直もう限界だった。 そして、僕は安心したのか、限界を超えてしてしまったのか分からないが、 ふらっと目の前が暗くなって、 「バタン」 と倒れてしまった。 「ちょ、ちょっと・・・」 最後にそんな台詞が聞こえたような気がするが、 最後まで聞き取る事が出来なかった。 そして僕の意識も闇に飲みこまれていった。 (続く)
今日の分はここまでです。 読んでくれた人はありがとうです。 これからも精進いたします。
>>103-111 レス遅いけど実は
リアルタイムキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
武闘派な主人公に萌えでした。
GJ!!
キテルーーーー(゚∀゚)ーーーー GJ!!
Σ(;´Д`)何か色々来てる・・・ スイマセンまだ空牙出てきたトコまでしか書けてないです・・・ 自分追い込むためにそこまでだけですがUPします(ノ∀T)タハー ちなみに、自分の所のオスネコがヒト型してる点についてですが・・・ 辺境の熱い地方で、その一帯だけヒト型のオスが多い、と言う事で(_ 書いててすっかり忘れてましたスイマセン。
夏から秋に変わり、火蓮さんが”神殿へお勤め”に行った日のこと。 相変わらず、一杯ネコがいる外へ行きたくなくて部屋からあまり出ないでいた自分は、 今日もまた窓際にペタンって座って日向ぼっこしながら、ウトウト居眠りをしていたわけで。 どすんっ のしっ 背中にいきなり妙な重量感。その重量感が、背中ですりすりとしてくる感触。 火蓮さんもたまにこういう事するけど、今日はまだ帰ってこないハズだし・・・何だろ? 首だけ動かして背後を確認すると、視界に入ったのは火蓮さんより少し大きめの、耳。 短く揃えられた髪はまさにネコっ毛と言うにふさわしいサラサラ感たっぷりで、えーと・・・? 「おねえさまー、ボクひさしぶりに帰ってきたよーーっ、あそんでぇーーっ」 「は?」 思わず、間抜けな声出しちゃってから、気付いた。この部屋は火蓮さんの部屋。 火蓮さんの事を『おねえさま』っていうからには、きっとこの抱きついてる子は弟さんで・・・ 「おねえさまっ!?耳、どうしちゃったの!怪我しちゃったの!?」 弟の・・・空牙君なんだろう、多分。きっと。おそらく。このボケっぷりとかソックリだし。 「えーと、空牙君かな?とりあえず離れてもらっていい?」 「おねえさま、ボクの事嫌いになったの?」 結局、姉は今出かけてて、とか色々わかってもらうように説明するのに小1時間かかってしまった。 最初は、姉が変身したんだと思って半泣きだった空牙君も、 間違えた相手は”ヒト”で姉のモノだって知ってからは興味津々で周りをグルグル回って観察を始める。
「ね、ヒトって噛み付かない?がっこーの先生は知らない動物にむやみに触っちゃいけませんって言うの」 小首をかしげて不安そうにボケボケな質問してくるトコとか、火蓮さんソックリ。可愛い。 「会話出来る相手がいきなり噛み付くと思う?大丈夫だよ、お姉さんは噛み付きませんよー」 クスクス笑いながら言うと、嬉しそうに髪の毛を手にとったり、顔にさわったりしてくる。 触られながら、こちらも空牙君を観察してみる。 顔立ちはまだ小学校高学年くらいの少年、と言ったトコロ。背は自分より少し低いかな? 髪はサラサラしてるネコっ毛で、さわり心地が良さそうな感じがする。羨ましい。 姉の火蓮さんよりも、綺麗な金髪なのは何でだろう?お母さんも赤っぽいんだけどなー? 「ね、ゆーき、聞いていーい?」 「空牙君、何でしょう?」 「ボクね、おねえさまと一緒で寝るのがすきなんです。おねえさまが帰ってくるまでー、一緒に寝てもらってもいいですかー?」 「はっ!?」 返事をしながら、頭の中によぎったあの一言。 ”空牙という、火蓮の弟がいるのですが、あの子に色々と教えてもらいたいの。” 蓮華様の言った、『自分に課せられたお仕事』の内容。 面識できてからでいいとは言っていたけれど・・・うーん?どうしたもんか。 「その顔は、大丈夫だよね、ゆーき♪ありがとーっ!夕飯、ボクもらってくるね!一緒にココで食べよー!」 悩んでるヒトを放置して、久々に姉のベッドで眠れる事に喜んで空牙は部屋を出て行く。 あとに残るはこの後どうすべきか思案に暮れるヒトが1人。 もうすぐ、夜の帳が降りる時刻。誰かのぬくもりが、恋しくなる時間になる。
へたねこさんキター!! あとに残るはこの後どうなるか思案に暮れる漏れが1人・・・
118 :
兎の人 :04/08/21 11:02 ID:MpHOnPuS
ごめんなさい、なんかとても謝りたい気分_| ̄|○
くそぉぉぉぉぉぉヽ(`Д´)ノ
全員マジGJ!!
というかこのスレ神大杉じゃ
>>98 問題ないで〜す ^ ^
「被害者」だと聞いたのですが、つまり「兎の国から、敵対している部族と混同されて考えられてしまっている」
という事でよろしいのでしょうか?
それとも「被害者」は別の意味なのか……?
皆様GJです! >>兎の人様 はい。 外部から見れば、オオカミ人種の、帰順していない部族、と同一視されると思います。 別の部族、と認識されている。と考えておりましたが、 混同されていた方が面白そうですしw 二話は……しばらく先になりそうです。
120 :
兎の人 :04/08/21 11:34 ID:MpHOnPuS
>>119 了解です
というと、微妙に繋がりが無くなってしまった(´・ω・`)
積極的にそちらからアプローチしてこない限り、こちらでそちらの部族を出す事が無理っぽい
ちょっと残念かも
そちらの部族経由で和平交渉やる分には出せるかもしれないけど……考え中
クロスについてどうこうは、向こうでやった方が良いみたいですね。 読者ではなく、作者の為のものですし。 後、まだ、キャラ立ての段階ですし、キャラクターも出きっておりませんから、 まだどうにも出来ると思います。
122ゲット。 神の皆さんGJです。 自分も少しSSを考えてるんですが、(完成したら)投下していいですか? イヌの話(微えろ)になる予定です。
123 :
狐耳の者 :04/08/22 07:59 ID:vLOlhEs2
118様同様PC逝きますた こっちは完全自業自得なんですが なんとかさわりの部分だけでも今月中に投下できるようにしますので、しばしお待ちを
こちむい!こちむい!こちむい! 続きマダー!?
>>98 さんへ
話はこれから面白くなってくると思うのですが、ちょっと指摘させてください。
その1・文章、ちゃんと推敲してらっしゃいます?
文がぶつぎれだったり、繋がっていても繋がり方が変だったりして、テンポが悪いんです。
その2・あったことを「説明」しないで「描写」してください。
(怒)とか使わないで、起こっている様子を書いてもらわないと、全然怒りが伝わってきません。
冗談みたいに思ってしまいます。
その3・使う単語を、もうちょっと選んでください。
>お前たち、よってたかって一人を攻撃して楽しいか?
攻撃、じゃなくて、いたぶって、とか痛めつけて、とかそれらしい言い回しはあるかと思います。
そういうキャラクターならいいんですが……。
だから書くな、とかそういうのじゃないんですよ?
正直、今のままだと内容以前に読む気が削がれてしまいます。
それなら読まなければいい、というのも確かですけど、頑張って欲しいのであえて一度だけ言わせてもらいます。
それでは、失礼しました。
>>125 ちょっと待って!98さんじゃなくない??!!
>126 たしかに。 何も考えずに読んだけど、 >お前たち、よってたかって一人を攻撃して楽しいか? とか(怒)とか書いたのは>103だな。 この職人はssは初めてといってるんだからそのくらいしょうがないんじゃない?
>>125 貴重な指摘ありがとうございました。
悪い点は自分だとよく分かりづらいので、
今後書くうえで役に立てたいと思います。
言い訳になってしまいますが、
若干慌ててた点があったので荒削りな文章になってしまいました。
今後はじっくり時間をかけてゆっくり書き上げたいと思います。
また意見や不快な点があったら書いてください。
今後の礎にしたいと思います。
129 :
125 :04/08/24 02:42 ID:uQEd9jHH
>>126 指摘ありがとうございます。
たしかに間違ってたようです。
>>103-111 までに対するものです。
98さん、すみませんでした……ここに謝罪致します。
>>127 そうですね。
ちょっと厳しかったかも知れません。
次を見てそれから……とも思ったのですが、書き方が固まる前の方がいいかと思ったので。
ただこのスレは全体的にレベルが高いので、余計に目が厳しくなってたかも。
>>128 厳しい書き方をしてしまってすみませんでした。
素直に聞いて頂けたなら嬉しいです。
あと一つアドバイスとしては、書き終わったら一度声に出して読んでみるといいですよ。
ひっかかる部分や違和感のある言い回しが、分かりやすいと思います。
今後の活躍に期待してます。頑張ってくださいね。
>>125 どうぞお気になさらず。 こちらも思わず省み、一話の修正ポイントが山ほど浮かび上がってきましたし。 むしろ、ありがとうございました。
131 :
名無しさん@ピンキー :04/08/25 17:14 ID:vVDhTp2A
育てる前に潰す! それが信条?
育てたものを愛でる! それが信条
これからはパリーグです! それは新庄
↑('A`)…
135 :
兎の人 :04/08/26 19:42 ID:H/ytYPXd
方向性がやっと決まった 寝起きで悪いけどセラ様には疲れてもらう 明後日、多分
兎さんクルーー(゚∀゚)ーー
さて、即死防止に新作書くとか豪語した者だが 旅行から帰ってきたことだしそろそろ作品作ってみます 旅行の間にいろいろ妄s…ゲフンゴフン…構想練ってたし ってことで獣は虎! 猫国の西にある砂漠や、その周辺の森林、草むらなど (東から 猫国→森林→草むら→砂漠 をイメージしますた) ちょっと寂れたところに住む虎の種族 魔法や争いを嫌い、寂れた土地で昔ながらの生活を営む (アーミッシュのような感じ) 主に自給自足で、時々は(マナ様たちのいる)街にも出てくる …こんな感じで考えたんですがどでしょ 勝手に考えたとこも多いので訂正等あったらヨロです …避難所に書いたがよかったか?('A`)
群れない動物がなんで町なんか作ってるんだろう。 まぁおもしろければどうでもいいか。
>>141 ああ、直前に虎が出てたからそっちのことかと。
ただ猫にしても、文明を築くまでに進化したなら集団行動をが必要になってくると思いますよ。
或いは、集団行動を取らないと文明が生まれないという考えもできるけど。
ネコ科の動物が単独行動をするのは森で生活しているから。
サルが人間に進化したのは森を出て二足歩行をしたから。
ならば猫が二足歩行を始めたのは、森を出たからだと考えてもおかしくないでしょう。
基本的に平原で暮らす生き物は群れを作りますから、そこから原始的集落に発展していく可能性もあり得ます。
まあ、肉食動物は畑を作りませんから、定住する必然性は薄いのがネックかもしれませんが。
などと「たけしの万物創世紀」で得たような知識で解読してみるテストw まあ魔法が存在する世界なんだし、既に滅んだ古代魔法文明において、使い魔、従者として改造された生物が主人のいなくなった後で繁栄した、 なんて可能性もあるかも。
虎は、猫より野生っぽいから猫に比べてあんまり群れないかなーと 長っぽいのはいるけど結局形だけで、皆(♂も♀も)離れて暮らしてる 畑は作らず(土地も悪いし)狩猟採集が主 定住してるが気ままに移動するって感じで もちろん、召使なんて習慣もありませんが…ニガワラ その辺は話の流れでうまく… アーミッシュみたいに宗教を絡めるかは悩み中
ああ。なんかすごい。まともな考察がされている。 召使とは、余り関係ない話の場合でも、ここでいいかな? それとも避難所がいいかな? 今まででは、狼モノの二人とか。
SS保管人様題つけて下さってありがとうございます。 皆様素晴らしくて…自分恥ずかしい。 前スレ753の変な所で切れた続きです。 「…ご主人様、起きませんよね?」 ドキドキしながらご主人様の股間に手を伸ばしてみれば、毛皮の奥に何かコロンとした物に触れる。 これって…たまたま? ここもネコと同じなんだ。 それじゃあってその上の毛を掻き分けてみたら…あった。プクンとした脹らみ。 両方の手でいじっていると、中からピンク色のつるんとした物が姿を現す。 これがオチンチンだよね…? 何か思っていたよりも小さくて可愛い。ぼくの小指より太いかな。 やっぱりヒトとは違うんだ…。 指先でチョンと突っついてみたら、ご主人様が小さく唸った。 ここって敏感なんだ…これ以上触たら気持ち良くする前に目を覚ましてしまうかもしれない… それならばとズボンと下着を脱ぎ捨て、ご主人様を跨ぐ。ぼくの心臓は早鐘のようにバクバク打っている。 エッチするなら今しかない。何故かぼくそんな脅迫観念に囚われてしまって。 ちょっと無理なカッコでご主人様のモノに腰を下ろしていく。 先っぽがぼくのあそこに触れるとそこから背筋にかけてゾクゾクッとした。なんだろう。この感じって… やっぱりいけない事しているからかな? やっぱり止めた方がいいのかな?って躊躇していたら、 いきなりご主人様が目を開けた。 てしまって。 「あっ…?」「あっ…!」 目と目が合ったとたん、びっくりしてそこにしっかりと座り込んでしまった。 …もしかして全部入っちゃったかもしれない… そのままの状態で数分固まってしまったぼくとご主人様。
「おい、こら、ナニやってんだよ!!」 「ごめんなさい、あの、エッチ…してます。」 ぼくの答えを聞いたら繋がったそこと、ぼくの顔を交互に見て、素っ頓狂な声を上げた。 「バカ、アホ、マヌケ!! 早く退け!!」 ぼく、慌てて立ち上がろうと体に力入れたんだけど、何故か動けない。 それじゃあって腰だけを上げようとしたら、中が裂けるんじゃないかと云うくらいの激しい痛みが走って、 ぼくはまたそこにへたり込んでしまった。 「い…いたい…。 どうして…?」 「ああ、全部入れちまったのか……だからバカって言ってるんだよ!! 」 「ふえ…何でですか?」 「お前な〜猫のペニスがどんなモノなのか知らないのか?」 「…はい。」 「トゲトゲが付いてるんだよ! 入れる時はいいけど抜く時にそれが引っかかって痛いんだ! はあ〜お前何も知らないんだな…」 ご主人様呆れたみたいで、顔に両手をやってから頭をぐしゃぐしゃと掻きむしる。 「まったく…何でこんな事を……」 「ぼくちゃんとお仕事したかったんです。ぼく役立たずだから…家事下手くそで… お使いもちゃんと出来ないし…すん…普通、人召使いはこんな使い方するモノなんでしょ? ぼく主人様に気持ちよくなってもらいたくて…クスン。やっぱりぼくは駄目駄目なんですね…」 今まで我慢していた涙があふれてきてしまった。首輪をもらったあの日から、泣かないって決めたのに… 泣き虫なぼくを、もうご主人様には見せたくなかったのに… 「ああ、泣くな! だから、お前は何もしなくていいと言ってるだろう。全く馬鹿な召使いだ。」 ご主人様ぼくの涙を少し乱暴に手で拭い、少し考えてからボソッと呟いた。
「…仕方ない、目ぇ瞑れ。」 鼻をすすりながら両手で顔を覆うと、ご主人様は聞き取れない位小さな声で呪文を唱えはじめる。 詠唱が終わると、ぼくのお尻に敷いていたふかふかの毛の感触が無くなっていき、かわりに温かい肌の感触。 ぼくの中の物もなんか少し変わってきたような… びっくりして手を顔から外すと、目に入ってきたのは、裸の若い男の人。 黒い癖のある髪の毛の中から、黒いネコ耳がピンと立っている。 ぼくのお尻をくすぐっているのは、黒い大きなシッポ。だと思う。…瞳は宝石のようなエメラルド。 男の『ネコ』でもマダラという少数が女のネコと同じ姿してるって聞いたことがある… 「ご主人様…ですよね…?」 ご主人様、何も言わないで上に乗っているぼくを押し退ける。 引っかかりの無くなったソレは力なくずるりとぼくの中から出て行った。 ご主人様、ぼくに背を向けあぐらをかいて大きな溜息1つ。 耳は怒ったように頭に張り付き、お尻から生えている尻尾が不機嫌そうにブンブン揺れ、床を叩く。 ぼくは小さくなりぺたんと床に座り込んで様子を窺い、言葉を待つ。 ご主人様ぼくを横目で見てまた溜息。そして長い長い沈黙。 それに耐えられなくなったのはぼく。 広い背中に恐る恐る手を伸ばし軽く触れると、ご主人様の耳がピンと立ち上がり尻尾がブワっと膨らんだ。 「あの…ご主人様、ぼくは…」 「出て行け!!」 言い終える前にドアの方を指差して、これ以上ないって位の剣幕で怒鳴りつけられた。 やっぱりぼくは何も出来ない駄目な召使なんだ…ご主人様を気持ちよくさせることすら出来なくて、 かわりに変身という魔法で貴重な魔力を無駄に使わせてしまったんだ。 「ご主人さ…」 「早く!!」
その一言で突き放されたような気がして、捨てられた気がして、 ここを出て行ったら一生ご主人様にあえなくなるんじゃないだろうか…不安で必死に尻尾に縋り付く。 「ごめんなさい、ごめんなさい、スン、嫌いにならないで…ボクを追い出さないで…」 「ああもう!! 早くここから出て行けと言っているだろうが。今までの俺の苦労が全て無駄になる!」 尻尾を掴んでいる手に力を込めて、頭プルプル振りながら嫌々をする。 「お前は本当に大バカ者だな。どうしてくれるんだ。この姿は……」 こちらに体を向きなおし尻尾をブンと振れば、ぼくの手は簡単に振り払われてしまう。 ますます不安が広がって涙がまたこぼれた。 「ひんっ…ご、めんっ…なさい…ぼくご主人様しかいないのぉ…ここに…居させて下さいぃ… ぼく、どんな事でも…ひっく…しますから…」 ご主人様の膝に手を置いて、顔を見上げ懇願する。 そうしたら、ご主人様の瞳孔が暗闇の中にいる時みたいに大きく広がって、すぐに線みたいに細くなった。 『ネコ』の瞳は感情の起伏でも状態が変わるものなんだ。ご主人様は今何を考えたんだろう…? 「わかった…じゃあお前の希望通り人召使の仕事をさせてやるよ!!」 言うなり腕を引かれて押し倒されてしまった。上から睨み付けられている顔は凄く怖くて、 でもキラキラと輝いている瞳は綺麗だなと思った。 ぼくのシャツを力任せに引き裂き、現れた肩口に歯を立てて噛み付かれた。 「いたっ…!」 「何でもするんだろ? どんな事でも我慢しろ。」 いつもとは違うドスを含んだ低い声。 怒られた事はあったけど怒鳴られた事は一度もなかった。 言葉遣いとかは乱暴だったけど乱暴に扱われる事は一度もなかった。 ぼくは完全にご主人様を激怒させてしまったんだ。 何て事をしてしまったんだろう。ぼくは取り返しのつかない事をしてしまったんだ…。
ああ…ミス発見。
>>147 いきなりご主人様が目を開けた。 『てしまって。』←ここ消し忘れ。
「あっ…?」「あっ…!」
消したはずだったのに…すいません。
魔法を発動させる方法は
「こっちを向いてよ!!ご主人様」と同じです。ただ、『ぼく』が
魔法=ご主人様の魔力と思っているだけです。
履値北━━━━━(゚∀゚)━━━━━!! 職人様乙華麗! 狼書者也乙!
>>152 狼藉者と読んでしまったのは俺だけではないはずだ。
保守
8月終わったけどあしたら作者さん降臨しなかったな… と想いつつ保守
現在「ヘビ娘」で構想中。 が、俺がTRPG者のせいか設定ばかりがふくらんでいく結果に・・・・・・。 とりあえず舞台は大陸の南西部。空と砂漠が果てしなく広がるアラビアンな世界。 小国に分裂し、戦国時代の様相を呈しているヘビの国のお話です。
>>156 (゚∀゚*)ヘビ娘…エロいなあ…楽しみっス
>>156 卵生!?
卵で生まれてくるんだw
まあ胎児を産むヘビもいるからどっちもアリかな。
…遂に哺乳類の域を脱したか。(;´Д`)ハァハァ
ラミアかぁ。
皆さん神!!ばっかりで少々気後れしてしまいますが、 *狸のムスメ*と*ヒト(大学生♂)* のお話を考察してます… 早ければ今日、明日辺り、投下させて頂きます。
なんて職人の多いスレなんだ
神スレっつーより、まさに神話スレだなw そういう漏れもコソーリ書いてるわけだがw
猫が3人、犬が1人、狐が1人、兎が1人、狼が2人、虎が1人、蛇が1人、狸が1人、その他大勢 ……12人以上!? この板の中で一番職人保有量が多いんじゃないか? 俺の作品だけど、もうちょっと待ってて欲しい なんかスランプってわけじゃないけど難産っぽい セラ様とタクヤが恥ずかしさから互いの目線を逸らす度に筆が止まる_| ̄|○
>>165 もともとその為に創ったキャラなのでフル稼働させているんですが……
ふとしたひょうしに蚊帳の外に(´・ω・`)
もうちょっと振舞い方を考えてみますね
書きあがり次第投下させていただきます
はっきり言って設定だけでも萌えるぞ。すげーこのスレ。
登場する獣で干支が完成したりしたら有る意味伝説になるかも
169 :
161 :04/09/04 00:20 ID:5CztOGwd
投下させて頂いてよろしいでしょうか… 微エロですが(;´д`)
「薄御伽草子」 ふしぎふかしぎぽんぽこりん ゆめかうつつかぽんぽこりん ひととたぬきのものがたり たぬきとひととのものがたり まことかうそか、ざれごとあそび だいいちまくの、はじまり、はじまりー… 一幕・邂逅 僕が住んでいるのは、地方都市の片隅、開発途中の山の入り口だ。 すぐ裏が山というだけあって、様々な動物が庭に迷い込む。 野良犬や猫、たまに狐、狸、野兎。 宵闇が近付けば蝙蝠が飛ぶ。 実家暮らしのしがない大学生である僕は、長い夏休みを持て余して、時折庭に来る客人に余り物をご馳走していた。 今日の客人は、小狸だ。 僕の家の周りにいる狸は、警戒心の強い狐と違い、しっかりちゃっかり人間と共存して暮らしている。 かっかっ、と小さな音を立てて、僕からのご飯を食べ終えた小狸は、少し甘えるように僕の足に頭を擦り付けて去っていった。 (…大学に、涼みに行くか…) 余談だが、僕の家にはクーラーがない。 一年半通っている大学にはクーラーが付いている。 しかも、どの教室にも。 (私大ばんざーい…) 心の中で呟いて、僕は家を出た。
僕の家から大学へは、電車で40分ってとこだ。 しかし…今日は、昼過ぎのこの時間にしては混み方が異様だ。 ほぼ満員のまま、40分か…憂鬱だ。 小さく溜息を吐いて、吊革に掴まる。 半袖の白いカッターシャツはすでに汗でじっとりと湿り、視力が悪い僕の必需品にしてお気に入りのデザイナーズ眼鏡は曇っている。 う、本格的に前が見えない… 一度眼鏡を拭こうと思い、肩から下げている鞄に手を伸ばした、その時。 (う…) 誰かが、僕のジーンズの前を探っている。 誰だ? 僕は男だぞ? 「身動き出来ない満員電車の中で、見知らぬ誰かに股間をいじられている」 そう、頭の中で言葉にした瞬間、一気に体中を貫くぞわぞわした感覚。 (…ひっ) 途端に腰が熱く、重苦しくなる。 駄目だ、想像しちゃいけない、落ち着くんだ僕。 そう思えば思う程、僕のモノは硬くなる。 脳の中では、中学生の時に、いわゆる「痴女」に同じく電車で手でイかされた事を思い出している。 僕は嫌だったんだ、嫌だったはずなんだ、だからそんな眼で見るな、そんな白くて綺麗な手で性器に触るな、僕の耳元で息を荒げるな、舌なめずりをするな!! その妄想は頭の中で回り続けている。 現実の僕は体を前かがみにして、唇を噛みしめ、鼻からふっ、ふっ、と荒い息を吐き出している。
ふと、耳元で声がした。「見られて…感じてるの?見られるの、好きなのね…ふふ」 それは、以前の「痴女」と全く同じ台詞だった。 頭に血が昇っていく。 あの時の「痴女」と今の「痴女?」が同一人物だという保証はないのに、僕はもう何も考えられない。 すでにジーンズのファスナーを開けて、ボクサーパンツを少しずり下げて、上を向いている僕のモノを擦る手を掴んだ。 掴んだ感じ、どうやら相手は女で、僕の後ろに立っているらしい。 いつまでも子供だと思うなよ。 女の手に自分の右手を重ね、女が触るより乱暴に、女の手で自慰するかのようにモノを擦った。 包皮ももう被っておらず、太い血管が幹に巻き付いている僕のモノは、異様な状況と異質な物体に擦りあげられ、あっという間に陥落した。 しかし、精液はしっかり女の手のひらに放出した。 出た感じ、あまり水っぽくは無いようだから流れ落ちたりはしにくいだろう。 女の手を離し、モノをしまい、身支度を整えると、まるでタイミングを計ったかのように大学前の駅に着いた。 そそくさと電車を降り、眼鏡を拭いた。 そして、ほんの少し罪悪感を感じながら、徒歩五分の大学へ向かった。 …続く
うはぁ、しょっぱなからチカンされてる主人公に萌え・・・(´∀`*) しかもメガネのお兄さん。自分のツボにHitしちゃって大変ですw 狸のお嬢さんに期待しつつ自分もちょこっと続き投下いたします。
>>116 続き
悩んでもしょうがない、どうにかなるなる!と割り切った頃、やっと空牙が食器をかちゃかちゃ言わせながら持って入ってくる。
お盆の上には湯気をほかほか出しているミルク色のスープ、質素なサラダ、ナンのようなパン。
「ありがと、空牙君。お盆こっちに置いて食べよう」
いつも火蓮としているように、ベッドの上にお盆をそのまんま載せて食べ始める。
えへへ、と食べながらご機嫌そうな空牙君。不思議そうに見ると
「普段、こういう事はしちゃイケマセン!ってせんせーとか、お母様に叱られるからうれしーんだぁ♪」
「ぁ。」
色々と、教えなければいけない立場なのをスッカリ忘れて、行儀悪い食べ方を教えてどうするんだ自分!
ガックリとうなだれつつ、スープをすする。気のせいか、どっかで嗅いだような違和感ある香りがする。
首をかしげながら、スープにナンをつけて食べる。やっぱり、違和感のある香り。
もぐもぐ もぐもぐ もぐもぐ
夕闇が満ちた部屋の中に、食べる音だけがひびく。
「ごちそぉさまでしたっ!」
パンッ!と手を合わせて、行儀良く?空牙が先に食べ終わる。
悠希は、スープをまだ飲んでいるところであった。
食べ終わってヒマなのか、食べている様子を興味津々に見つめる空牙。
見つめられているせいなのか、妙に顔が紅くなって、カラダがドキドキしてくるような気がする。
「空牙君、そんなに見たら恥ずかしくて食べらんないんだけど・・・」
「ゆーきはお行儀よく食べれてすごいなーって思ったのー。ね、そのアフアのスープ美味しいよねっ、ボク大好物なの!」
カラン、と。 今、口に運ぼうとしていたスプーンを思わず取り落とす。太ももにねっとりとスープがこぼれて少し熱い。 「空牙君、今なんて?」 「えー、だからぁ、そのスープはアフアジュースが入っててすっごい美味しいよねって言ったの。ゆーきはアフア嫌いなの?」 「あー・・・アフアジュースですか・・・そうですか・・・色々気まずい思い出があるんですよー・・・アハハ・・・」 道理で体が火照るワケだ、と納得しながらどうするか悩んでみる。 あの時は、火蓮さんが色々手を出してくれて”発散”させて終わったけど、さすがに空牙君にシテもらうワケにはいかないし。 ウーン、とまだ食べ終わってもいないのに考え込んでしまったその時に。 ぺろっ 太ももにザラリとした感触と、背筋に走るいつもの”気持ちイイ”感覚。 「やぁっ!」 声を上げて目線を下にやると、取り落としたスプーンが乗っかったまんまの自分の太ももを舐める空牙の姿。 「空牙君!何やってるの!?」 「えー、こぼしたのもったいないなーって思ったのー。よくお姉さまのほっぺについたまんまのとか舐めるもん」 「ソレと場所が違うでしょっ!って言うか言ってるそばから舐めったらっ・・・やんっ!」 怒られた事に反抗してか、言ってる途中でペロペロと舐め始める空牙。 部屋の中だけだからってTシャツ1枚でいるんじゃなかった、と後悔しても後の祭りである。 ムキになったが空牙、こぼれたスープをキッチリ舐め終わる頃には、悠希はすっかり感度のスイッチが入った状態になってしまっていた。 「あれ?ゆーき、顔真っ赤になってる。」 「く・・・空牙君のバカーーーっ!」 バカ、と言われてもなぜだか理解できない空牙は、ただ目を白黒させてキョトンとしているだけ。 「ゴメンね?イイ子イイ子したげるから、許して、ね?」 髪の毛に空牙の手が触れるだけでも体がビクリ、と反応してしまう。 まだまだ夜は長い。これから、である。
なかなか空牙とえっちぃ事できない・・・お子様相手、難しいです。 コレが鰤だったら楽なのになぁ・・・(違 今、悠希の”初めて”をもらうのを空牙にするか、火蓮にするか迷ってるんですが、 どっちにしたらいいんでしょう。火蓮の場合道具になっちゃうのが寂しいですが。
キィィィトゥアァァァ−−−(゚∀゚)−−−!!! GJ!GJ!!GJ!!!
おお、グッジョブ!ガンガレ!
>>177 そこで、火蓮まじえて3Pで・・・うわまてそこだめかんじちゃ(ry
一応、保守。
あしたら来ないなあ・・・
台風ににもめげず保守。
ごめん_| ̄|○
今夜はSS書きに時間を割くつもりが、気がついたらハンファイなどしてしまった・・・・・・。 いいかげんHシーンに入らないといけないのにー。
保守
あしたらが来るまでは不退転保守!
今までないどーぶつってなにかにゃー。良いのがあれば漏れも書いてみよー。 ・・・・・・さかな?それだったら参考資料があったはず(インスマウスの影と本棚から取り出す) ・・・・・・いあ!いあ!父なる・・・・・・
んにゃにゃ? にゃ〜んか微妙なおさかにゃさんが 変な呪文をぶつぶつ唱えてるにゃあ〜。 …ん〜、ちょっと齧ってみてもいいかにゃ?(シャキーン)
ご、御主人様ぁ・・・・・・。そんなの食べたらお腹壊しますよぉ・・・・・・。 と、ところで、なんか廊下の角の先からひたひたと足音がするんですけどっ!?
ズル、ぺたん、ずる、ベシャ 『ココデモナイ…』 べたっ、ペタッ、べたっ、 『ココデモナイ…』 ペタッ、ペタッ、ペタッ… …足音が部屋の前で止まった……
ククク…ミツケタゾ〜
オレはチーター娘(俗称ちーたん)で狼を書くものさんの様なストーリー(それはもうクリソツなw)を考えるには考えたが文章に出来ずあっさり断念。 暇なんだけど書けない・・・・・
>>194 俺も自分の未熟さを痛感してたけど、少しでも文章力上がったかなって思う度に快感を覚えてる。
是非アンタにも頑張って欲しい。ちーたん期待sage
うお、早とちりスマソ。 アンタを未熟と決め付けたような文になってもうた。スマソ。
セラ様の着ているパジャマはニンジン柄ということで1つ たぶん明日の夜……いや、今日の夜 きっと今度こそ
199 :
兎の人 :04/09/14 16:16:52 ID:PMAulRRV
お待たせ致しました
ウサ∩(・ω・)∩ウサ [シーン5b & 舞台裏] 計10枚、投下します
シーン5b は
>>46 ,
>>48-49 の続きです
嫌いな方はスルーの方向性で
<<good morning resume>> 「んみゅ〜………ナナ? 私そんな変な身体してませんですよぉ」 さっきからずっと僕に抱きついてるセラ様の、僕の背中に回した腕に一瞬だけきゅっと力が入った。 もしかして起きてくれたのかな? 「あ〜あ。セラ様起きちゃった」 頬を膨らまして、さも詰まらなそうに、ナナと呼ばれた傍らの兎がそっぽを向いている。 ……いや、僕からすれば、なんというか……眠った相手をキスで起こすなんて、 恥ずかしくてできないわけでして。 セラ様がキスでしか起きないなんて、そんなのは……たしかにアレだけど……。 そうこうしている間に、セラ様がゆっくりと身体を起こした。 「あ、おは……」 ぴっ、と人差し指を僕の唇に当て、静止を強要するセラ様。 いきなりの事に僕の体がびくっと跳ねる。 対してセラ様は、寝惚け眼を擦りながらまだ目が完全に覚めていない様子。 「んと。面白そうだし、今日からそうしてほしいの。だからまだ言っちゃダメ」 「え?」 僕の理解が追いつく前に、今にも二度寝しそうなセラ様は、ゆらゆらと人差し指を宙に躍らせていく。 指の通った軌跡は光の筋となって、その残像が小さく簡易な魔法式を形成した。 「天地玉兎、起律、改変、おやすみ、ふみゅぅ〜」 小さく呪文を呟くと、そのままセラ様は夢の世界へと旅立っていってしまった。 再び持たれかかってくるセラ様の柔かな身体を、僕は軽く受け止める。 ん? 今の魔法はもしかして!?
「セラ様! ナイス!!」 大きな声で叫んだのは、再び活力を取り戻したナナさん。 「兎のお姫様は魔法にかかって100年の眠りについちゃった。 眠り姫の目を覚ます方法は……さっき言ったよね?」 「!? ご主人様!?」 セラ様の肩を両手で掴み、激しく前後に揺すってみるものの、首と耳が揺れるだけで起きる気配が全く無い。 「そんなことじゃ起きないよ。お姫様が起きるのは王子様のキスでのみ。 これは古来から通用してきたルールで、一種の解呪の魔法なの。 この場合はとても王子様とは言えないけれど……要は気持ちの問題だから、ぎりぎりセーフ」 ぴっと人差し指を垂直に立て、どこか先生気取りで解説する。 「……僕がキスをしないと、ご主人様の目は覚めないんですよね」 無言で頷く兎。僕は頭を振って、頭の中を真っ白にしておく。 セラ様をベッドにゆっくりと寝かせ、そして……。 というところでナナさんが後ろから抱き付いてきた。 「んと、基本はそれでいいんだけど……セラ様はそんなことじゃ、満足しないと思うんだ」 その至極甘ったるい声に、僕の背筋が凍りついた。 ナナさんの指が、僕の胸から胴、腰へと移り、 そして、僕の“そこ”を、その細い指でゆっくりと撫で上げる。 「どうせだから、お話は大団円で……終わらせたいでしょ?」 「あ、あの……………んぐっ!!」 驚いて振り返る僕の唇が、その兎の唇によって塞がれる。 そのまま強引に舌を入れられ、そして、唾液とは違う、少し粘ついた苦い液体が、僕の喉に流し込まれた。
「…………ぅあ………………っ……」 後ろから抱え込むように、ナナさんの右手が僕のそれを上下に扱いている。 一人でするのとは違う、他人から与えられる鈍く鋭い刺激は、 昨日僕が初めてセラ様から教えてもらった快感という感覚。 パジャマのズボンも借り物の下着も全部下ろされ、体はベッドに顔だけ伏せた格好で、 両手首は後ろ手で背中に押し付けられる形でナナさんの左手によって拘束されて、 多分僕の顔は耳まで真っ赤になってて……うわ、本当に気持ち良い。 「んふふ、特製媚薬、ヒトにも効くばーじょん。どんな感じ?」 「ち、ちょっと、もう………・・・・・・え?」 本当に、達してしまいそうになるほんの少し前なのに、 ナナさんの手は僕から離れ、そして拘束が解かれる。 僕の目は、無意識の内に離れていく手を追っていた。 「限りある資源は、本番のために取っておかなくちゃ駄目だよ」 意地悪っぽくそう言って、ナナさんはスカートのポケットの中から赤い小瓶を出した。 中の液体は半分ほど無くなっている。多分さっき僕に飲ませた薬。 それをナナさんは口に含み、先ほどと同じように口移しで、今度はセラ様に飲ませた。 ぴちゃぴちゃという舌が艶かしく絡み合う音が、僕の耳にはっきり届く。 ナナさんは、そのまま手を伸ばし、セラ様の大事なところをゆっくりと擦っていた。 その度にセラ様の身体はいやらしくくねり、半開きの口からは 「ん……んんっ…………んぁっ…………」 という感じのくぐもった声が漏れている。 その恥ずかしい姿に僕の目は釘付けになってしまっていた。
「そこの召使い君……えと、名前なんだっけ」 「え………………タクヤ………………」 「んじゃタクヤ、どうする? セラ様を起こしてから入れるか、寝かせたまま入れるか、それともここで止めるか」 そんなことを聞いてきた。その間もその手はセラ様を愛撫するのを止めない。 「セラ様もキミも、我慢できるならここで止めちゃってもいいけど……できないでしょ?」 そう、さっきから僕の体はずっと御預けを食らっていたわけで。 頭は冷静だけど、それでも言う事をきかない。多分こういうのを発情と言うんだと思った。 「そ、その…………セラ様にも聞かないと………………」 火照った身体で呟くように言う。 「そっか。さすがにキミだけに聞くのはキミにもセラ様にも悪いよね」 へへ、と彼女は申し訳なさそうに苦笑い。 「じゃ、起こしてあげて」 そう言うと、僕に場所を譲るためにナナさんはセラ様から距離を置いた。 僕は仰向けに眠るご主人様を、改めて覗き込む。 頬が僅かに赤い……あんなことされたら当然か。 「失礼します。ご主人様」 ご主人様の髪の毛は、月の光の下で銀色に輝く。 今は日の光の下。ご主人様の茶色の髪の毛は、 カーテンの隙間から漏れる太陽の光で金色に輝いていた。
「ん、あぅ……」 ゆっくりと潤んだ目を開けるセラ様。 「あ、あの。おはようございますご主人様」 今まで生きてきて、誰かを起こすときにこんな起こし方をしたのは始めて。 照れから目線を逸らしていると、ふいにセラ様が呟いた。 「んみゅ……タクヤもおんなじだね」 「? 何が……ですか?」 見ると顔を真っ赤に染めたセラ様がもじもじと身動ぎしている。 目線は僕の顔から、下のほうへと移り…… 「って、うわぁぁっ!!」 完全に忘れてた。僕下に何も着ていないんだった。 大慌てて脱ぎ散らかした服でそこを隠した。 「もう、隠さなくても良いのに」 ナナさんがさらりと言うと……身体を横にしたままのセラ様も無言で肯く。 そして、もぞもぞとパジャマを脱ぎ始めた。 「ほらね。セラ様もキミと同じで我慢できないんだよ」 おずおずと足を開いていくセラ様。 僕の位置からセラ様の秘部がしっとりと濡れているのがわかった。 恥ずかしさからか、セラ様は顔の半分を毛布で隠す。 兎特有の長い耳と、毛布から出た半身が、確実に僕を誘っていた。 「タクヤ、きて、いいよ……………」 ゆっくりと頷く。 膝立ちのままの不安定な足取りで、柔かなベッドの上を移動していく。 セラ様の開いた足の間に身体を潜り込ませ、付け根の部分に僕の物を当てる。 「あ、あの……上手くいかないかもしれないですけど……」 潤んだ目でセラ様は頷く。 そのまま思い切って、僕は腰を前に押し出した。
「はッ……あぁッ…………ッ!!」 一体どちらが上げた声なのか。 昨夜の半ば寝惚けた時の感覚とは違った気持ち良さが駆け抜けていく。 僕がゆっくりと腰を前後するたびに、セラ様は僕に絡みつき、そして2つの嬌声が部屋を駆け回る。 「あっ、やぁッ、んッ!!」 セラ様は毛布を口元に当て、必至に声を抑えようとするけど、隙間から声が漏れていく。 目を硬く瞑ったまま、セラ様は与えられる刺激に身体を振るわせた。 くちゃくちゃという水音に視線を下げると、僕のそれがセラ様の中に出入りするのが見て取れる。 「っ、気持ち良いよ、タクヤぁッ……うぅん」 スピードを上げる。 昨夜とは違う、自分がリードしているというこの状況に、 僕はすごくいけない事をしている気分に陥った。 「すごい。セラ様ぐちょぐちょに犯されてる」 熱のこもった声が聞こえ、一瞬それが僕の声かと錯覚した。 ベッドの脇ではナナさんが僕たちの行為を眺めながら1人えっちしていた。 既に下に来ているものは取り払われ、その手は直接秘部を弄っている。 ふと、ナナさんはセラ様の耳に顔を近づけ、小さな声で呟く。 「セラ様。タクヤの硬いのが“ぐちゅ、ぐちゅ”って出入りしているの、聞こえるでしょ?」 セラ様はぶんぶんと首を横に振る。 自分が恥ずかしいことになっているという事を必至に否定していた。 「うふふ、セラ様か〜わい〜」 セラ様の頬をナナさんは一度舐め、そして、あろう事かセラ様の顔の上にお尻から圧し掛かった。 「セラ様、ボクも気持ち良くなりたい」 「ちょッ、ナナさん!!」 僕が声を上げるとナナさんは口の前に人差し指を立て、僕の言葉を遮った。 よく見るとセラ様はそれを拒むことなく、ナナさんのそこを舐めている。 「あ、あん……セラ様ッ……」
僕の肩にナナさんは両手を置き、腰をセラ様の顔の上でゆっくり円を描くように揺らす。 ナナさんからも同じように水音が響き、2人分の水音で室内がさらに甘美に彩られた。 「あはは……んんッ……ボクもセラ様と同じ淫乱になっちゃった」 上気した顔でナナさんが言う。 「う゛〜〜〜〜〜〜〜〜!!(怒)」 その言葉に反抗してか、セラ様の中が突然きゅっと締まった。 「はぁッ、、ご主人様、そんなに締めたら……ッ!!」 「や、やぁッ!! セラ様、舌入れないでぇッ!!」 ナナさんの上半身が倒れ掛かってくる。 下半身はセラ様の両手で押さえられているため、セラ様の舌から逃れることができない。 僕自身も限界が近い。 手を離しても勝手に上昇していく2人に付いていこうと、必至に腰を動かす。 もう“愛し合う”レベルじゃなく“無理やり犯す”と表現した方が正しいくらいに。 「だっ、ダメッ!!、、セラ様、そんなに暴れないでッ!!」 剛直をセラ様に突き入れるたびにセラ様が震え、ナナさんが悲鳴を上げる。 2人を同時に犯している感覚に、僕も耐え切れなくなっていく。 「はぁん、んうっ、、セラ様、タクヤ、一緒にイこう?」 そういうと、ナナさんは手を伸ばして……セラ様の最も敏感な突起を、その指で擦りあげた。 「ん゛〜〜〜〜ん゛う゛───!!!!」 セラ様の中がこれ以上ない位に締まり、そして身体がびくんびくんと痙攣し、絶頂を迎える。 「ああッ!! セラ様!! 私もイッ………っ!!!!」 「ッ!! ご主人様!! ごしゅじんさまッッ!!!!」 その刺激に、僕とナナさんも次いで絶頂を迎えた。
一頻りセラ様の中に放出しきると、今までの疲れがどっと出てきて、 僕の体は他の2人と同じようにベッドに倒れこんだ。 3人とも一言も交わさず、ただ今までの余韻を楽しんでいる。 何の音も聞こえない、安らかなる完全な静寂が、暫しの間辺りを包んだ。 「……うそ、もうこんな時間!?」 突然セラ様とナナさんが飛び起きた。 「やばっ! セニア様もう帰ってきてる頃だ!!」 ナナさんはいそいそと服を着なおし、そして部屋を飛び出していく。 「あ、ナナ! 料理長さんに言って! 私とタクヤの分の朝食も残しておくようにって」 セラ様があたふたと支度をしているのを見て、僕も部屋中を見渡すけど、時計はどこにもない。 「ご主人様、今何時ですか?」 「あ、教会の大聖堂の鐘が鳴ったから9時……ってヒトだと聞こえないかも」 全く聞こえてなかった。兎ってそんなに耳が良いのか。 「早く着替えないと御飯が無くなっちゃう。タクヤの着替えは、 さっきナナが持ってきてくれたスーツケースの中にあるから、それを着てね」 あ、さっき放り投げてたアレか。 「……って、うわっ!!」 セラ様を見返ると、僕が居るのも構わずにパジャマを脱いで柔肌を晒していた。 急いで後ろを向きなおす。セラ様も僕の行動に気づき軽く悲鳴を上げた。 さっきエッチしたばかりなのに、こういうことはやはり恥ずかしいと思う。 っと、忘れるところだった。 「あの、ご主人様、おはようございます」 先ほどセラ様から止められていた、その挨拶を今やっと交わす。 後ろを向いていても、セラ様の身体が跳ねたのがわかった……ような気がする。 「……ん。タクヤ、起こしてくれてあるがとね」 少しの沈黙。多分今更言うのが照れくさいから。 「おはよう。タクヤ」
「そういえば、この部屋って時計ないんですか?」 「うん。耳を澄ませば大体の時刻はわかるから」 さっき聞こえたって言ってた鐘の音か。 ん? じゃあ目が覚める直前に聞いた、あの時計の音はなんだったんだろう。 まあ、いいか。 <<good morning end>>
タクヤ「エロ兎」 ナナ 「な、なんだとぉ!?」 タクヤ「セラ様もそう思いませんか?」 セラ 「……………………(ボソ)」 タクヤ「……………………え?」 セラ 「その……………これくらい普通 (///)」 ナナ 「ね?」 タクヤ「(え、エロ兎…………)」
210 :
兎の人 :04/09/14 16:25:31 ID:PMAulRRV
以上が今回の投下分です 駄目だ、恥ずかしさでいつでも死ねる⊂⌒~⊃。Д。)⊃ 1枚目と9枚目のリアルな時差が2週間ほどあるので、かなり出来に差がある気がしますが勘弁 最後にチェックはしたつもりですが誤字脱字等は脳内補間でごめんなさい というか俺の頭の中で“兎”という存在がどんどんエロくなっていく_| ̄|○
211 :
兎の人 :04/09/14 16:31:23 ID:PMAulRRV
それからもう1つ
ナナさんはセラ様の妹ってことになっていますが(……アレで妹なんですOTL)
妹だと説明する部分に物語を見出せなかったので作中では割愛
書かれていませんが、多分このあとセラ様から説明されてタクヤは驚くのでしょうね
ついでにセニア様の召使いという部分も割愛しちゃった(というか説明するの忘れてたOTL)
詳しい設定については保管庫および世界観まとめサイト様をご参照ください
次回はちょっと時間軸を戻して
>>207 でナナさんは『セニア様がもう直ぐ帰ってくる』といっていますが……
『朝帰りしてまでセニア様がナニをしていたのか』を詳しく知りたい方はいますか?
先着一名様
わ〜い、一番乗り〜。 ココにちゃんといますから、お・し・え・て?
[追加設定] ◇魔法使い/魔女/魔技師 兎の国では“魔法使い”という言葉を上のように区別して使用している “魔法使い”は、単純に魔法が使える者の“呼称”であり、“魔法使い”は“魔女”と“魔技師”を含む。 “魔女”は、魔法が継承される“家系”であり、「アリアンロッド」と「イナバ」の2つの家系とその分家が続いている。 “魔技師”は、魔法と魔法式の知識をもって魔法式の製作・整備にあたる“職業”である。 フェイ様はアリアンロッドなので魔女。 セラ様は姫様 兼 魔技師、アリアンロッドだけど養子なので魔女ではない。 ◇ムーンストーン城 兎の国には城は1つしかないので単純に“城”と呼ばれる。 大きな建物が1つ有るのではなく、魔力制御塔を中心に幾つかの棟に分かれていて、 セラ様たち姫様が居るのは南東の棟。 各棟の間にある道は“魔法式のパス”として1つの大きな魔法式を描いていて、 大きな道は総じてアリアンロッド式と呼ばれる『不完全な六芳星』を描いている。 これはアトシャーマ国の全域に広がる魔法式を統括するもので、 これを基点にアトシャーマ国全体で1つの大きな魔法を組み立てている。
214 :
兎の人 :04/09/14 18:10:22 ID:PMAulRRV
ってさりげなく設定落としちゃったけど避難所の方が良かったかな?
まあ良いや
蛇の方と同じく、TRPG 系出身なんで設定だけは膨らみます(*´д`;)
ちなみに TRPG 系の人には分かるとは思いますが、兎の国の気候はアルセイルですOTL
>>212 了解です。レス番号をしっかりと憶えておいてください。
早ければ今週末……多分次回は番外編っぽいからヤるだけヤって終わるかと
>>214 アルセイル・・・・・・つう事はいずれ柊が(マテ
柊が今度は何を下げるというのか
217 :
兎の人 :04/09/15 12:57:05 ID:niNzOOpM
柊出てこないYO! というかヒト少なくない?
218 :
狐耳の者 :04/09/15 15:19:03 ID:/hNNfE5F
今現在ネット環境ありません(これは携帯から まことに申し訳ありませんが、もうしばらくお待ちください 兎耳様GJ! エロ兎にワロタ
あ、あがった(笑)
220 :
狐耳の者 :04/09/15 16:49:05 ID:/hNNfE5F
やっちまったい、携帯からだから忘れてもうた 申し訳ない
兎耳さまGJです! すみません 時間が自由にならなかったもので。後二日、身動き取れません。 そ、それ以後は! い、一応改訂版と二話のプロット上がってますので、 なにとぞお待ちください。 記憶でも下げますかな?
最近かなり忙しくなってきたのでしばらく書けそうにないです。 楽しみにしている方、申しわけありません m(__)m
保守
エロ無しでもええのん?
萌えられればおk
「秋刀魚は好きだけど、こう毎日だと飽きるにゃあ」 「塩焼きもそろそろ限界ですかねえ」 「い〜や、秋刀魚は目黒の塩焼きに限るにゃ」 「じゃあ、塩焼きで」 「いや、秋刀魚から離れるという選択肢はないのかにゃ?」 (無言で家計簿をみせる)
どーみてもマナ様にしかよめませんがGJ
229 :
蛇担当 :04/09/22 21:19:22 ID:dIlAmbSm
やっとエロまで入りましたよ。 ・・・・・・なんか、エロの方が少なくなりそうですが。
蛇っ娘クルーーーーーー!!! いやマジで期待
231 :
兎の人 :04/09/22 23:45:44 ID:Wb0wqjk2
今になって思ったけど、
>>212 様は少なくとも 21 歳以上なんだよね
少年として書いていたというのはちょっと不味いような気もするが……
……まあ、番外編だと思って許してくれ
ということで、
>>212 様お待たせしました
ウサ∩(・ω・)∩ウサ [番外編A + 舞台裏] 計7枚落とします
>>212 様、勝手に弄ってしまい申し訳ありませんm(_ _)m
<<another silver moon in>> この兎達が住んでいる国には、天窓が付けられている建物が非常に多い。 それは太陽の光をではなく、この国において神聖視されている月の光を取り入れるため。 それは教会から一般住宅、さらにはここ、魔法騎士団の室内訓練場にまで……。 「あふっ……、あっ、あっ……………………あんんっッッ!!」 一羽の兎が、夜空に浮かぶ2つの月を仰いだ。 彼女は“先ほどまで”騎士だった。 膝立ちになり、天窓越しに差し込む光を浴びるその姿は、 さながら戦いに疲れ打ちひしがれた身体を、その身に当たる雨で癒す勇者といったところか。 しかし今の彼女は騎士ではない。 「くッ、……ま、また、またイっ…………っあああああッッッ!!!!」 手足をびくびくと痙攣させて今日何度目かの絶頂を迎える。 口の端からだらしなく涎を垂らし、恍惚とした表情のその姿はまかり間違っても騎士などではない。 身体の下にオスの兎を組み敷き、その剛直に向かって一心に腰を振るその姿は、ただのメスの兎でしかない。 「はぁっ、はぁっ、ああっ………。クソッ。これで何回目だよ」 室内なのに吐息が白い。夜だから気温がさらに下がる。 夜間使われていない筈のこの大部屋に、暖房など点いているはずが無かった。 気候的にこの国では、情事の際には着衣のまま行うことが多い。 それでも服の上から肌に刺すような寒さを感じる。 しかしその刺激さえ、今の彼女には快楽に繋がる刺激となる。 兎特有の貪欲なる性欲が、彼女を更に高ぶらせていく。
彼女は少しだけ息を整え、また腰を上下させ始めた。 未だ硬度を失っていないソレが出入りするたびに、彼女の下の口からは愛液が溢れ、上の口からは嬌声が上がり、 一度堕ちきった階段を再び頂上に向かい駆け上がっていく。 「あはっ、んぁっ……つ、次ぎイッたら、4回目か?」 雌が雄に問いかける。 「ん゛〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッ!!!!」 しかし答えは返ってこず、くぐもった声だけが辺りに響く。 悲鳴にも近いその声は、雄の兎から発せられたものだ。 その口には猿轡が咬まされている。 それだけではない。 目隠しをされ、後ろに合わされた手には囚人用の手枷を付けられ、 身体的・精神的に拘束された上で、彼は彼女に、ただ為すがままに快楽を貪られていた。 「おまえも、早くイけよ?」 彼女はそう言いながら、彼の乳首を人差し指で引っ掻いた。 更なる刺激の到来に、彼の身体が跳ねた。 背中が弓なりに反り返り、彼女はその激しい動きに絶えかね、今日4回目の絶頂を迎える。 しかし彼女が今までに4回達しているのに対し、彼はただの一度も達することが出来ていない。 彼はどうしても最後の一線を越えることが出来ないその原因は、彼の竿の根元に食い込んでいる金属製の輪にあった。 輪が彼の竿を締め付け、尿道を外側から塞いでいる。 いくら射精しようとしても物理的に出来ない、その激痛が彼の頭を締め付けている。 無論これらの小道具は、全て彼女によって取り付けられたものだ。 「ぁあんッ。あっ、くッッ!! あッ……おまえ最高だよ。何時までも傍に置いておきたい位だ」 道具として。 彼女は彼から快楽を搾り出すかのごとく、絶妙の締め付けを持ってその行為を続ける。 名器にも等しい彼女の膣内の攻めに、彼は完全に捉えられ、それ以外は何も考えられなくなっていく。 彼が壊れるのも時間の問題か。
「あふッ。あんッ、あんッ、あんッ」 リズミカルに腰を打ち付けていく。 打ち込むときには力強く、引き抜くときには吸い上げるように。 更なる高みへ行く術を、彼女は本能的に知っている。 ふと、彼の胸元に目線を落とした。 騎士団の制服に「NE>212 ……」と刺繍が入っている。 団員番号と共に刻まれている名前は憶える気がしない。 どうせ一晩だけの付き合いだ。 彼女はこの騎士団一の実力の持ち主であり、そしてこの兎の国の姫君でもあった。 彼女はその実力、権力を元に、時々、訓練中に動きの良かった者と訓練後に打ち合う事がある。 その後“特別訓練”と称して、このように交わるのだ。 暴君として名高い彼女であるが、それでも彼女から剣の稽古をつけられる事は名誉なことであり、 彼女と交わることもまた名誉なことであった。 しかし姫という立場上、一介の騎士との間に子をもうける事には問題があるため、 今彼に取り付けられている輪のような処置は必要不可欠だった。 「いや、壊しちまったら……んッ……一晩だけじゃ済まなくなるじゃねえか」 彼の身体はその言葉に反応した。 明らかに言われた“壊す”という単語に恐怖を感じ、彼の身体が震え始める。 その反応を、彼女は一種の加虐感をもって悦に浸る。 にやりと不敵に笑った後、一度腰の動きを止め、彼女は思案し始めた。 「壊れたら……そうだな、真っ裸で俺の部屋のベッドに縛り付けて、毎夜毎夜楽しむとするか。 素材が良いから、飽きるなんて心配は無いしな」 がたがたと震えながら、彼は必至に首を横に振る。 拒絶の意味を暫し考えながら、彼女は更に追い討ちをかけた。 「安心しろ。おまえの恋人も城に招いて、一緒に調教してやるよ」 目隠しの、彼の目に当たる部分がじわりと濡れた。
「まあ、俺はそんな非道じゃないけどな」 ふっと笑って、彼女は彼から目隠しと猿轡、そして手枷を取っていく。 まだ少年とも言える整った顔が、月明かりに照らされた。 「ああ、いい顔が涙で台無しじゃねえか」 そういって身体を折り曲げ、口付けを交わす。 「んぐっ。セニアさまぁ。痛いです」 彼の目から涙が次から次へと溢れていく。 「ん、今度は一緒にイこう……な?」 セニアと呼ばれたその姫は、再び先ほどまでの激しい腰使いを取り戻す。 「あくッ!! ひあっ!! はぁぁぁん!!」 激しい水音、艶かしい吐息、煩いほどの嬌声が室内にこだまする。 彼は未だ崩壊寸前の脳で、必死にそれに耐えていた。 「イっ!! イクぞ!! 今度こそイクからな!!」 そして彼女は、彼に取り付けられている金属輪に爪を立てた。 次の瞬間、あれだけ食い込んでいた輪が、パキンと音を立てて2つに弾ける。 「あっ!! で、でる……ぁぁぁぁぁぁああああ!!!!」 彼にとって、これが今日初めての絶頂。 つかえが取れ、貯めに貯められた大量の迸りが彼の中から放出される。 「こっ、こっちも………んああああああッッッッッ!!!!」 びくびくと竿が震えるのを膣内で感じながら、彼女は今日5回目の絶頂を迎えた。
しばらくの後、まだ彼のものは彼女の中に入っていた。 少年も姫も、余韻に浸りながら抱き合っている。 「妊娠した……かな?」 唐突に彼女が言った言葉に、先ほどとは違う意味で青くなる少年。 兎どうしの交尾では、膣内に出した場合の妊娠率は他の種族に比べ極端に高い。 しかし自分は姫である。彼とは位の違いが天地ほどもある。 姫という立場上、妊娠ということがどれだけの混乱を招くのか、 以前ほかの姫の騒動に付き合ったことのある経験から、よく知っていた。 「ご、ごめんなさい……ぐすっ…………すみません、セニア様ぁ……」 先ほどから泣いてばかりの彼が、必至に謝罪している。 「大丈夫だ。ゴムは破れてねぇよ」 にかっと笑い、初めて彼女は彼のそれを抜いていく。 その下から、コンドームに包まれたそれが、数時間ぶりに顔を出した。 アレだけの量を放出しながら、コンドームは破れてなどいなく、彼の全てを受け止めていた。 「さすが猫の国から取り寄せただけのことはあるな。質が良い」 彼女は彼に向き合い、改めて笑みを浮かべる。 「うわぁぁぁぁぁん!! セニア様ぁぁぁぁッ!!」 「ほら、男なら泣くな」 涙を流す少年を、彼女はその胸に抱きしめる。 そのまま、少年が泣き止むまで頭を擦ってやった。 彼女は騎士団内でもかなりの人気がある。 それは、乱雑な振る舞いの中に時折見せる、この優しさにあるのかもしれない。
本当に時折に、かもしれないが。 「……泣き疲れて寝ちまったか。まだまだガキだな」 ここまで疲れさせたのは自分か、と少し自嘲気味に笑った。 そのまま手を伸ばし、少年のものからゴムを外して口を縛る。 根元を締められていた時ほどではないものの、それはまだ十分な硬さを誇っていた。 ポケットから2つめのゴムを取り出して、彼に被せる。 「わりぃな。夜は意外と短いんで。イイ夢見ろよ」 彼が夢の世界に浸っているのにも構わず、再びその上に圧し掛かっていく。 「あんッ!! くそ。本当に持って返っちまうか……んんっ!!」 月明かりの下、彼女の声はまだまだ響いた。 この後すぐに彼は目が覚めるのだが、結局その後も彼女に押し切られる形で交わり続け、 結局解放されたのは日が昇った後、それも他の騎士が集まりだすほんの直前だった。 その影響か、彼は数日騎士団の仕事を休んだ。 なんでも、足腰が限界に達したらしい。 それに対し、彼女の方はなんともなかったとか。 鍛え方がそもそも違うらしかった。 <<another silver moon end>>
セラ 「え〜っと……この物語の主人公って私……ですよね?」 タクヤ「え!?」 セラ 「あ、すみません主人公はタクヤでした」 セニア「あはは。まあ俺がいろいろ出張っているのは番外編って事で許してくれや」 セラ 「は〜い」 セニア「まあ、どうせだからセラも俺のやり方を見習っとけな」 セラ 「……」 セニア「……」 タクヤ「な、なぜ僕を見るんですか!! (ガチャリ) ってなにこれ!? 手錠!?」 セニア「ま、番外編の舞台裏って事で許してくれや (目隠しを付けていく)」 タクヤ「って、目隠しは止めてください。おねが……ん゛ん゛〜〜〜!! (猿轡を付けられる)」 セニア「それでな、これは小さいときに根元まで通して」 セラ 「あ……。こうやって付けるんですか (///)」 タクヤ「ん゛!! ん゛ん゛〜〜〜!!」 セラ 「あの……万一壊れたら、一生面倒を見てあげますから (///)」 セニア「お。愛の告白か(笑)」 セラ 「そ、そんなんじゃないですよぉ (///)」 タクヤ「ん゛〜〜!! う゛〜〜!! ん゛〜〜!! (Feed out)」
239 :
兎の人 :04/09/22 23:52:38 ID:Wb0wqjk2
今回ちょっと急いで書いたから、ちょっとどころかかなり不味いかもしれない しかも想像力に頼る部分が殆どだったりOTL 誤字脱字等は脳内補間よろ 次回から、ちゃんと本編進めていきます とりあえず次回セニア様本編に登場の巻、ということで
240 :
212 :04/09/23 09:17:33 ID:Jc/eH96M
…あぁ、太陽が黄色いよぅ…。 皆様、おはようございます。 兎の人様、番外編SS本当にありがとうございました。 では今から足腰を鍛えるための兎跳び3Kmの特訓に逝ってきまつ。 間違いなく21歳以上の(自分では腐好と思ってない)エロ好より愛を込めて。
241 :
兎の人 :04/09/23 18:30:27 ID:actdQtTg
>>240 申し訳御座いませんですm(_ _)m
うさぎ跳び頑張ってください
>>240 というか女の方でしたか
本当に申し訳ないOTL
仕事が速いな、兎の人。見習わなくては。
>>240 関節に悪いから学校体育ではもうやってないのに。>兎跳び
壊さない程度にがんがってくださいね〜。
保守
「そういえば、鳥娘ってやるひといませんねえ」 「言われてみれば(あぐあぐ)そうかも知れないにゃあ(むぐむぐ)」 「・・・・・・ところで何食べてるんですか?」 「フライドチキン」
246 :
兎の人 :04/09/26 19:19:28 ID:2S2g4z4E
書いていて2つ思ったことがある。 1つ目は「ナナさんを出すべきではなかった」ということ、 もう1つは「セニア様を出すべきではなかった」ということだ。 ウサ∩(・ω・)∩ウサ [シーン6a + 舞台裏] 計7枚落とします。 ペースが速いのは、多分締め切り前に大掃除したくなる原理と同じかと。
<<cool dancer in>> 「うわっ、寒ッ!!」 戸口を一歩出たところで、僕は寒さに震え上がった。 室内でも夜はかなり冷えたけれど、外は昼間でもそれ以上の寒さ。 太陽が高いのに一面の銀世界なのは、僕の住んでいた地方では考えられないことだった。 「そっか。タクヤにとっては初めての外出なんだ」 サクサクとひざ下まである雪を踏みしめながら、ご主人様……セラ様が言う。 そういえば、昨日目が覚めてから全部同じ建物の中だったっけ。 「タクヤの国と、どっちが寒い?」 「ここのほうが、断然寒いです」 へへへと笑いながら、跳ねるように辺りを駆けまわる。 跳ねるのはセラ様が兎だからかな? 軽快な足取りに合わせて、上に羽織ったポンチョが揺れて、セラ様の大きな茶色の耳も一緒に跳ねた。 一瞬だけ、セラ様が冬の妖精に見えた気がした。 「でも、これから冬になると、もっともっと寒くなるよ」 マジですか。
ナナさんから受け取った服を着込んで朝食をとった後、外に出てみようという話になった。 曰く「セニア様にタクヤを紹介しておきたいと思うんです」ということらしい。 セニア様……とはご主人様と同じ、この国のお姫様。この国には全部で13人の姫様がいるらしい。 「でも、何とか記憶が定着してきて良かったね」 セラ様が言う。実は“この国に13人の……”という知識はセラ様から教えてもらったのではない。 昨日の夜……セラ様と“エッチ”した時に魔法で教えてもらった知識の中のひとかけらだった。 いろいろと教えてもらったみたいだけど、実はいまいち内容を良く覚えていない。 必要になったら思い出すものらしい。 「魔法失敗してたら、今夜また、かけてあげようと思ってたの」 とろんとした甘い口調で僕の傍に擦り寄り、僕の体をぎゅっと抱きしめるセラ様。 「魔法成功していたら、今夜は気兼ねなく楽しめると思うの」 「……どちらにしろ、今夜もするんですか」 「うん」 真っ赤になりながら頷くセラ様。 「…………あの……タクヤがしたければ、今ここで……でもいいんですよ」 熱のこもったセラ様の吐息に、今度は僕が真っ赤になる番だった。 「いえ、その……」 言いかけてハッとする。 服の上から、セラ様の手が僕のモノを擦っていた。 「ほら……硬くなってる…………タクヤの身体…………恥ずかしいよぉ」
「あの、セラ様、ここだとみんなに見られちゃうので……その…………」 「……………!! そ、そうですよね!!」 はっと我に返るご主人様。 「は、早く行かないと、セニア様の練習が終わっちゃいますよ」 わたわたと僕の手を引っ張るセラ様。手の先まで真っ赤に熱い。 と、僕の手を引くのを止め、何か考えにふけるセラ様。 「タクヤ……いま、寒い?」 「え? ええ……寒いですけど」 先ほどと同じで、僕の体にセラ様はピトッと張り付いた。 左腕を抱きかかえ、まるで仲の良い……恋人のように。 「これなら暖かいでしょ? さ、早く行こ?」 確かに暖かいけど……周りにいる皆の視線が痛いほど恥ずかしかったり。 セラ様、ここ、野外だって憶えていますか? キーン…………。 キーン…………。 キーン…………。 針葉樹の並木道をしばらく行くと、なにやら金属がぶつかり合っている音が響いてきた。 まだ城の外に出ていない……ちょうど城の中庭の辺りから。 「タクヤにも、もう聞こえてるかな?」 「えっと、何の音ですか?」 その問いには笑い声だけを残して、セラ様は前方に駆けていく。 視界が急に開けた。 前方に、踊りを踊る、二羽の兎がいた。 片方は黒髪の兎、もう片方は白髪の兎。 雪の舞台で、軽快なワルツを踊っている。
いや、良く見ると、2人とも大きな剣を持っている。 先ほどの金属音は、その大きな剣がぶつかり合う音だった。 黒兎は黒い剣を、白兎……ナナさんは白い剣を持ち、それぞれ振るう。 1.5メートルはあるかという、いささか大きすぎる剣が描く鋭い軌道と、 2人の身体の描く柔かい軌道が、僕に踊っているように感じさせたのだった。 「セニア様〜」 そんなセラ様の声と共に、打ち合いが不意に止まってしまった。ちょっと残念。 黒兎……セニア姫のもとに、セラ様が駆け寄っていく。 「おっ、セラ。今日も綺麗だな」 そんな、まるで二流ドラマで男の人が女の人に言うような、お決まりの台詞を言う。 セラ様が真っ赤になったのが、セラ様の耳でわかった。 そのまま、セニア様はその手でセラ様の顔を上向かせ、口付けを……。 「セラ様!?」 セニア様はセラ様を抱きしめながら、激しすぎる口付けを交わしていく。 舌が絡み合っている姿が、傍目からでも判別できる。 暫くすると、セラ様の身体から、ふっと力が抜けた。 そのまま、セラ様を雪の上に横にして、再び口付けを交わす。 セニア様の手は、セラ様の胸と秘部を服の上から擦り、セラ様の口からは 「んんッ……やぁん、セニアさまぁ…………」 という、明らかな嬌声が上がっていた。 その声に気を良くしたのか、セラ様の服を荒く脱がしにかかるセニア様。 無抵抗のセラ様。 あまりの展開に、暫し呆然とする僕。 そしてこの場にいるべきもう一羽の兎は、
僕の直ぐ後ろに。 「タクヤ、捕まえたッ!!」 「うわっ!!」 後ろからの突撃に耐え切れず、僕は地面に手と膝をつく……やばい。 「んふふ〜〜〜さっきの続き〜〜〜〜」 そのまま僕の腰を抱えるように、朝と同じように拘束されてしまう。 右手はするすると身体の前にのび、手際良く僕のそれを露出させた。 「はうっ!!」 “ひやっと”どころじゃない、刺すような寒さを、僕は肌に感じる。 「はふ〜。もう大きくなってるよ。タクヤえっちだなぁ」 そのまま、その手で僕の竿を扱き始める。 「ほら、セラ様を見てよ。あんなに感じてるよ? タクヤも感じてよ」 その声に、思わず顔を上げて、前方でまぐわっているご主人様を見てしまう。 「あぁん、そこッ、そこ気持ち良い……ひゃぁんッッ!!」 セラ様のスカートの中に、セニア様の顔が入っている。 影になって見えないが、セニア様は舌でセラ様のソコを愛撫しているのだろう。 至極具合がいいのか、セラ様の腰が不規則に跳ねている。 ……僕、あんなに感じているセラ様、見たこと無いかもしれない。 まだ全部で3回しか見てないけど。 「ほら、こっちにも集中!!」 ぎゅ。 「ぐぁっ!!」 手で竿を握り締められ、思わず声が出る。 「あはは。また大きくなった。もうイっちゃうの?」 更に動きが速くなる。 そのスピードに僕のそれは耐え切れなくなり、 「うっ!! で、出るッ!!」 あっさりと、白い雪の上に白い軌跡が飛び散った。
「ひゃぁぁぁぁあああんんッ!!!!」 僕が達するのとほぼ同じくらいに、セラ様のほうも声が上がる。 ここ、野外なのに。 「んふふ〜。ヒトだと気づかないかもしれないけど、屋外でも屋内でも “聞こえる”ことには変わりないんだよ〜」 つまり兎の耳を持ってすれば昨日のセラ様とのえっちも全て聞こえてたという訳ですか。 泣いて良いですか? 「で、セラ。今日は何の用だ?」 ふと切り出すセニア様。 まだ僕は息が整っていないのに、セラ様はすっと起き上がって身だしなみを整えている。 兎と人では根本的に身体のつくりが違うのか。 それともこの3人が異常なだけなのか。 「あ、あの。新しい召使いを雇ったので」 「ああ、さっきからナナに絡まれてたアレ……って…………」 初めてセニア様が僕の顔を見る。 その顔は、みるみるうちに驚きに包まれていった。 「お、おまえ……生きて…………」 「ヒト違いか」 おい!! <<cool dancer continue>>
タクヤ「ご主人様。一刻も早くもとの世界に帰らないと。このペースでは僕の身が持ちません(T-T」 セラ 「あの……やっぱりヒトには……きついですか?」 ナナ&セニア「ヤワだなぁ」 セラ 「ごめんなさい m(_ _)m なるだけ早く帰れるようにはしますから」 セニア「じゃ、ナナ。せめてもの慈悲だ」 ナナ 「強精ドリンクの大量購入ですね」 タクヤ「つまりそれまで我慢、ですか_| ̄|○」 ナナ 「(シャキーン) 取った!!」 タクヤ「しまったまたこのポーズをうわやめぁwせdrftgyふじこッッ!!」 (間) ナナ&セニア「合掌」 セラ 「努力はッ、努力はしますからッ!! 泣かないでくださいッ!!」 タクヤ「しくしく……これから僕、どうなっちゃうんだろう。・゚・(ノД`)・゚・。 うえええん」
254 :
兎の人 :04/09/26 19:29:45 ID:2S2g4z4E
『_| ̄|○』のポーズの他人を拘束することが可能か、なんて知りません_| ̄|○ ナナさんは今まで登場した誰よりも力が強いので、きっとその華奢な身体に似合わぬ、 有り余る力を持ってタクヤを犯しているのでしょう_| ̄|○ ちなみに、登場人物の身長の対比は、 低 ← フェイ様(未登場) < ナナさん < セラ様 < タクヤ < 現女王様(未登場) < セニア様 → 高 ピンと伸ばした耳の長さまで入れると、タクヤが一番低くなります。 もうそろそろ、エロ小ネタを少なくしないと、タクヤの身が持たない予感。 レス数を無駄にとるのも問題でしょうし、追々書き方を考えていきますね。
255 :
兎の人 :04/09/26 19:34:17 ID:2S2g4z4E
間違えた 低 ← フェイ様(未登場) < ナナさん ≒ 現女王様(未登場) ≒ セラ様 < タクヤ < セニア様 → 高 が正解
兎の国では挨拶代わりにああいうことをするのですか? そらタクヤの身も持ちませんてw
257 :
兎の人 :04/09/26 20:43:09 ID:2S2g4z4E
>>256 セラ「セニア様のは悪乗りのしすぎですからそんなこと無いです(*´д`)」
>>255 補足
フェイ様登場してました。このスレの最初の方で
_|\○← こーいうカッコでなら拘束可能かと思われ AA力がなくて表現できませぬが、「四つん這いから両腕を背中に回しひとくくりにまとめた」感じで コレだと拘束も簡単だし、両腕を手綱みたいにして後ろかr(ry
259 :
兎の人 :04/09/26 21:37:53 ID:2S2g4z4E
エロ兎たんたちに乾杯w
261 :
蛇担当 :04/09/28 20:49:48 ID:zAfDPoXS
さんざ時間がかかりましたが、そろそろ行きたいと思います。 エロ少ないくせに無駄に量だけあるんで時間のない方は読み飛ばしちゃってください。 それでは「放浪女王と銀輪の従者」のお話が始まります!
満天の星空。細く欠けた月。どこまでも広がる岩と砂の荒野。吹く風は乾いて冷たい。 俺は自転車を漕いでいる。キャンプ用の大荷物と一人の・・・いや、一匹のと言うべきか?・・・少女を乗せて。 街までは、まだ大分あるらしい。のんびりと行きたい所だが、少女はそれを許す気はないらしく、速度が落ち るとハッパをかけてくる。 何でこんな事になったんだろう。十何回目かになるその問に思考を飛ばしつつ、無言で自転車を漕ぐことにした。 事の始まりはどこだったか。工学系の大学2年の夏休み、俺様こと狭間悟は唐突にアメリカ横断自転車一人旅 などを思いついた。・・・ずいぶんと寂しい青春のようだが、まあ、あれだ。だれもかれも人付き合いが上手い訳じゃない。 行程も半ばを過ぎてアリゾナの砂漠を走っている時か。油断してたんだろうな。いや、つかれてたのか?まあいいや、 大差はないし。 ともかくも、ひたすら惰性で自転車を漕いでいる時にいきなり道路に出てきた何かを避けようとして・・・・・・。 なんだっけ、あれ。・・・・・・ああそうだ、あれはヘビだ。極彩色の、多分毒蛇。そのヘビを避けようとして、段差に乗り 上げて、身体が宙に浮いて・・・・・・
ううう、身体が痛い。なんつーか全身痛いな。思いっきり宙を舞ったからなぁ。・・・あれ、いつの間にか夜になってる。俺 そんなに気絶してたのか?・・・って、やばい!荷物!つか、自転車!アレがないと、マジで砂漠の真ん中で干からびて 死ぬことになるぞ! 即座に跳ね起き、周囲捜索!月は細い23夜月だが、大体のものが分かる程度には見える。目的の物は・・・ああ、あっ たあった。壊れて・・・無いみたいだな。よかった、ひたすら頑丈なのを選んでおいて。フレームとか曲がってたら洒落にな らないからな。とりあえず、立て直しておくか。いや、よく車に轢かれなかったモンだ。道のど真ん中だってのに・・・・・・? ・・・・・・あれ?道がありませんよ?いや、元から必要かどうかも怪しいほど荒れた道だが、俺が寝てる間に無くなる道理 もないだろ?俺、跳びすぎ?もしかして、道路は地平線の果てまで行ってるとか?つか、俺が転んだとこって、こんな岩 とかあったっけ? もしかして、俺、迷った?やべ!こんな大平原のど真ん中で道に迷ったらマジ死ねる!?と、とりあえず地図を・・・・・・。 「動くな」 背中になーんか嫌な感触。たとえて言えば、あれだ、刃物とか刃物とか刃物とかが突きつけられているような感じ?と りあえず、聞こえてきた言葉に従ってぴたりと止まる。 「そのままゆっくりと手を挙げろ。そうだ、亀のようにゆっくりとだ」 従いながら、考える。聞こえてくる声はハスキーだが意外と若い声。もしかして、まだ少年か?だとすれば、不意を討っ て掴み合いに持ち込めば勝てるかも・・・・・・。・・・・・・ん?まて?ここはアメリカだぞ?何で日本語で脅されてんだ? 「よし、そのまま動くな」 背中の感触が少しずつ動いている。どうやら回り込んでくる気のようだ。・・・服、切れてないよな。ともかくも、俺を脅して いる日本人の少年強盗(推定)が俺の目の前に姿を現す・・・!
ゴメンな、俺、嘘ついた。だれだよ、日本人の少年強盗なんて言ったのは。刃物を突きつけていたのは、少女だった。 アラビアの踊り子風の露出の多い、扇情的な服。細身の身体には少し大人すぎるような気もしたが、黒い肌には良く映 える。きゅっ!っと引き締まった小さいおしりの上には、二つの曲刀を履いている。一本は抜刀してるけど。年の頃は16 〜17ぐらいか?その相貌は、一瞬状況を忘れて見とれてしまったぐらいの怜悧な美しさだ。が、元の造形がそうなのか、 それとも今の感情がそうなのか、最高の芸術品とも言えるその顔の描く表情は「ちっとでも気に障ることしてみな、テメー の首だけワールドカップに出してやるぜ。サッカーボールとしてな!」と雄弁に物語る。 そして短いメッティーカットの黒髪は・・・・・・髪?じゃない?薄暗いから一瞬見間違えたけど、これって鱗か? 「聞いているのか!」 「はいっ!?」 「聞いているのかと言っているんだ!」 「すんませんしたっ!聞いてませんでしたっ!」 「なにぃ?良い度胸だな、貴様。首だけになってみれば話を聞く気にもなるか?」 「かかか勘弁してつかあさいっ!」 「ふむ、まあいいだろう。本来なら首を刎ねる所だが、『寛容なる鬼将軍』と呼ばれたこの私の慈悲に感謝するが良い」 二つ名の後半部分が気にはなったが、聞くのも怖いのであえて無視して礼だけ言っておく。とりあえずは命が保証され たようだ。 「さて、では質問をもう一度最初からだ。お前の主人はどこだ?」 「しゅ?主人?いえ、俺は一人旅ですけども・・・」 「嘘をつくな。ヒトが一人旅など出来るわけも無かろう。すぐに奴隷商人に捕まって後宮送りだ」 「奴隷商人っ!?アメリカは法治国家ですよ?いや、人によっては異論反論あると思いますが」 俺の返事を聞いて訝しげに形の良い眉をひそめる。 「アメリカ?・・・・・・もしかして、貴様落ちたばかりか?」 「はい?落ちたってどこから?」 「いや、分からないのなら良い。もう貴様は用済みだ。どことなりと行くが良い」
「はあ、まあそれではお言葉に甘えて・・・・・・」 納刀した彼女に背を向けて、何となく忍び足で自転車にまたがる。はやく逃げた方が良いな。こっそりとここから緊急離 脱だ俺! 「ちょっとまて」 用済みじゃないんですか、おぜうさん。待ちますからこの喉にぴたりと当てられた円月刀をのけて下さいませんか。 「ななな何でしょう?」 「もしかしてそれは乗り物か」 「え?自転車を知らな・・・・・・」 「いいから、はいかいいえで答えろ!」 「はい!これは自転車という乗り物であります!さー!いえっさー!」 「そうか、では・・・・・・」 そう言ってその少女は鮫のように微笑む。うう、嫌な予感。 「王宮騎士団団長サラディン=アンフェスバエナ将軍の名をもって、この乗り物を徴発する。文句はないな?」 「なっ!?自転車無しで放り出されたら街にたどり着く前にのたれ・・・・・・いえ、何も文句はございません。それどころか積 極的に差し出したいなーとか思うぐらいの納得ぶりなんで、この抜く手も見せず顔に突きつけられた刀は必要ないと愚考 するのですが、その当たり如何お考えでしょうか」 「理解が早いというのは、美徳だな」 刃物の圧力に押しのけられた俺の代わりに少女がサドルに座る。うう、さよなら俺の轟天号(今名付けた)。 「で、これはどうやって動かすのだ?」 「それすら知らんと、あんた・・・・・・いえなんでもないです。そこの棒で舵を取って、足のとこのペダルを漕いで進むように なってます」 「なるほど。それではさらばだ、ヒトよ!この恩は忘れまいぞ!」 悔しいからブレーキを教えなかったのは秘密だ。そして動き出す自転車を恨みがましくにらみつけ・・・なんか忘れてないか?
ふと、何か忘れているような気がして考え込もうとした矢先、うわわ!ガシャン!と言う音に思わず振り向く。そこには2m ほど進んだ所で自転車ごと横転しているさっきの少女がいた。 そういやそうだよな。さっきまで自転車の存在を知らなかった奴がいきなり乗れるわけ無いよな。 何とはなしに近づいて見下ろす。多分すごい冷ややかな視線をしているんだろうな〜と自分でも思いつつ。どうしようか、 この状況。 彼女は何も言わずに自転車の下から這いだし、立上がって服のほこりを払う。どうしたもんかなーとぼやっとそれを眺 めていたのが良くなかったのかもしれない。爬虫類の瞬発力で踏み込まれ、首を二つの刀で挟まれる。 一歩も動けない・・・どころか、反応すら出来ない。が、いい加減三回目なので慣れたのかもしれない。意外に冷静な心 持ちで、彼女を見れた。俺をにらみつける彼女の顔は、元の黒い美貌がそれと分かるぐらい赤くなっている。流石に恥ず かしかったのか? 「お前が漕げ」 「・・・・・・そう来ましたか」 「やかましい、漕げ」 言葉には激しさがなかったけど・・・涙目になってる。う、意外と可愛いかも。けど、下手につつくと暴発しそうだな。 ・・・・・・仕方ないか。ため息一つついて了承した。 「わかりました。じゃあ後ろに乗って下さい」 「うむ、ではわたしを運ぶ栄誉を与えてやろう」 俺が自転車を立て直してサドルに座ると、当然のような顔をして荷台の上に座り背中にしがみついてくる。・・・おっぱい 見た目よりあるかも。 「ついでだ、来たばかりで右も左も分からぬであろう。この私が道中いろいろと教えてやろう」 「はあ、ありがとうございます。んで、どっちに進みます?」 「とりあえず、向こうだ」 彼女の指の差す方向に、自転車は走り始めた。
「とまあ、そう言うわけだ」 「・・・・・・はぁ」 とてもじゃないが理解しがたい事だ。ここが異世界で?この世界の支配種族はこういった獣人で、それぞれが違う地域 に住んでいると?ときおり地球の文物が(人間含めて)『落ちてくる』と?で、人間はどの種族よりも筋力が低いうえ珍しい ので、大抵奴隷になっていると。 神様、これは何ですか?人類が乗り越えるべき最終試練かなんかですか?どこの魔王を倒せば元の世界に戻れるん ですか?畜生!もう神なんか信じねーぞ!・・・いや一度も信じたことないけどな。 「とゆうわけで、めでたくお前は私の奴隷になったわけだ」 「はあ、そうです・・・・・・ちょっとまてっ!?いつの間にそんなことにっ!?」 上の空で納得させられかけた奴隷契約をすんでの所で止める。ついでに自転車も。 「まあ落ち着け、脚が止まっているぞ」 「これが落ち着けるかっ!?何が悲しゅうて奴隷なんぞ・・・・・・いえ、落ち着いてますよ。身分にも、何の不満もございませ ん。むしろイヌと及び下さい」 「言葉に真のないやつだな、お前は」 人の首に刃物当てて言う台詞かそれが。 「いいか、この世界ではお前はひたすら弱いわけだ。この世界で通じる通貨を持っているわけでもない。そして、お前を保 護してくれるような国もない。ついでに言えば、希少価値だけは高い。つまり、いずれお前はどこかで誰かの奴隷になって 売り飛ばされるわけだ」 「・・・・・・そうですね」 「が、お前を夜盗などから守れるぐらい強い主人がついていれば、奴隷狩りに酷い目に遭わされることもないわけだ。そし てそれが絶世の美女であれば、尚更問題ないわけだ」 「うわ、照れもなしに自分で言ったよこのヘビ」 「なんだ?反論でもあるのか」 ずい、と身を乗り出してくる。思わず唾を飲んだ。近づけられた彼女の顔は確かに絶世の美女とも言うべき美しさだ。 が、氷で出来た刃物を思わせるその美しさはむしろ人を遠ざけている様に思えた。 「いえ。・・・・・・ないです、反論も不満も問題も」 気がつくと、一度否定した奴隷契約書に自分からサインしていた。 「名前はなんと言うんだ?」 「サトルです。狭間悟」 「そうか。ではサトルよ、今日からお前は私の物だ」 後ろからしがみついた腕に少しだけ力が込められた。
「んで、今はどこに向かっているんですか?」 「アディーナと呼ばれる街だ。そこでヘビと会うつもりでいる」 「戦争でもあるんですか?」 「・・・何故そう思う?」 「御主人様ですよ?『親衛騎士団団長』って言ったのは。もしそれが本当なら、騎士団の団長が供も連れずにどこかの街 で誰かと会うことになる。しかも、人から乗り物奪ってまで急ごうとする。余程機密性の高い軍事作戦でもないと有り得な いんじゃないかな、と」 「ほう・・・・・・」 感心したって事は当たりか? 「この状況で良く頭が回っているな。だが、はずれだ」 なんですと?何か余計にやな予感が・・・・・・。 「私が彼女に会いに行くのは・・・・・・む?おい、スピードを上げろ!」 「はい?何をいきな」 ひゅん! 急な指示から間をおかず、何かが顔をかすめて飛んでいき、地面に刺さる。それが何か確認できはしなかったが、本能 に従って自主的にスピードを上げる。 「おおおおっ!?な、なんだこりゃああああああああっ!?」 「ちいっ!奴等もうこんなに早く追いついてきたか!」 「あああああ何となく予想はしてたけどやっぱ追われてたんかあんたああああああああ!!」 「主人に向かってあんたとは何だ。教育がなってなかったようだな」 「んな悠長な事言ってる暇あんのかああああああ!!」 「確かにないな。だから急げ」 「これで限界だああああああ!!つか、馬相手に振り切れるかああああぁ!!」 「相手は駱駝だ」 「大差ねえええええええ!!つかなんか反撃とかしろよ!!めっさ強いんだろ!?」 「10人がかりで弓を撃ってくるんだ。いくら私でも近づけるか」 「ああああ希望的材料がないいいいいいいい!!」 ・・・・・・っとまてよ?
今なんて言った?近づけるか? 「近づければ何とかなるんかっ!?」 「間合いにさえ入れば10人が20人でも切り伏せる自信はある。だてに『殺戮剣の舞姫』と呼ばれたわけではないぞ」 なんか新しい二つ名が出てきてるんですが。うう、今ひとつ信用出来ないが仕方あるまい。つかこのペースで走ってた ら俺が死ぬ。さっきから何本か矢がかすめてるし。 「なんとか彼奴等の目くらましてみるから、彼奴等が崩れたら飛び込め!」 「ほう?良いだろう。うまくいったらその物言いを不問にしてやる」 うまくいかなくても、追求は来なくなると思うけどな。それはそれとして、左手でベストの胸ポケットを探る。たしかここに ・・・・・・あった!良し後はここを押して数秒待てば・・・。 カキンッ!! 「まだかっ!!」 真後ろから金属音。どうやら矢を刀で打ち払ったようだ。・・・・・・人間業じゃない目と腕前だなあ。・・・っと貯まったぁ! 「よっしゃ!これでも喰らえッ!!」 そう叫んで俺はシャッターを切る。ストロボ付き使い捨てカメラの。 そして荒野に閃光が走った。
ぐあああっ!?ぎゃああああ!! ぶるるるるるはーーん!! どがしゃーん!!がらがらーーー!! 何かすごい音が後ろからしてくるんですけど。少しだけ罪悪感。しかし、ここで御主人様・・・サラディンとか言ってたっけ? ・・・を突っ込ませれば勝てるっ!!ここで急反転して・・・して・・・・・・ うおおおっ!?やべ、砂ですべるっ!!うわっ!! がしゃーん!! やばい、ここで転んだら作戦失敗してしまう。なんとか彼女を早く突っ込ませないと・・・・・・。 と思った時にはもう彼女はヘビ男と駱駝の群れの中に突入していた。まさか走ってる自転車から飛び降りたのか?なん てでたらめな運動神経だ。でも、問題はホントに彼女が10人相手に勝てるかどうかで・・・・・・。 思考を進めることが出来たのはそこまでだった。 くるくるくる、彼女が回る。両手に白刃、描くは銀月。呆然とする、異形の群れ。 狂る狂る狂る、彼女は廻る。銀の月光を、振りまいて。踊るように、舞うように。 そして、彼女はヘビ男の群れを抜けていき、最後にぴたりとポーズを取るかのように動きを止める。 一瞬の静寂の後。男達の喉から一斉に血が吹いた。 それを見届けてからやっと、いま自分に酸素が必要だと言うことを思いだした。
ぜひゅう、ぜひゅう、ぜひゅう、ぜひゅう。 あ〜、やっと呼吸が落ち着いてきた。何とか脳に酸素が行き始めた程度だけど。仰向けに倒れたまま彼女の動向をうか がうと、追っ手の荷物を漁っているようだった。・・・・・・手慣れてるなあ、実は将軍とかじゃなく名の知れた盗賊とか何じゃな いか?追われている説明もつくし。 「いつまで、寝っ転がっているつもりだ?」 歩いてきた彼女に頭をこづかれる・・・・・・足先で。仕方ない起きるか。まだ息は完全には整ってないけども、剣で脅され るよりはマシだ。それに聞きたいこともあるし。 「で、どういう事何すか?」 「む」 一言つぶやいて眉を寄せる。が、すぐに荷物-食料と水袋らしい-をこっちに押しつけて言った。 「とりあえず、ここを離れるぞ。事情は道々話そう」 ふざけるな。そうは思ったが反論を言う前に彼女が視線をできたての死体達にむける。・・・・・・確かに、離れるのが先か。 月明かりと自転車のライトを頼りに砂漠の夜を進む。移動し始めてから20分ほどたったかな?そろそろ何か言って欲し いんだけど・・・・・・。 「ヘビはな、統一された国を持っていない。100年ほど前か、ザッハーク帝国が崩壊してから貴族達がそれぞれ王を名乗 り、砂漠の覇権を争うようになった」 「?」 えと・・・・・・?あ、状況の説明か?にしてはいくら何でもさかのぼりすぎの気が・・・・・・。 「国と言っても、一つの大きな街とその周辺ぐらいだがな。ま、そんな見栄っ張り共が帝国の版図を手に入れようと100年 も小競り合いを続けてたわけだ」 「はあ」 つまり、戦国時代って事か。 「その見栄っ張り共の中にアンフェスバエナという一族がいてな。まあまあ上手くやっていたんだが、自国の大臣が謀反 を起し、止められずに王と王妃は殺されて、反乱のどさくさで一族郎党散り散りバラバラ。そして、第15王女にして第20位 王位継承者『湯上がりは親でも惚れる』サラディン=アンフェスバエナ様は反乱軍の追っ手をかわし、なおも逃亡中と言 うわけだ」 ・・・・・・どっかで聞いたことのある名前がでてきたな〜って。
「お姫様っ!?嘘でしょっ!?」 「なんだその反応は。まるで、私が『お姫様』だとおかしいような言い方だな」 「おかしいでしょ!?てゆうか、俺の中の可憐で儚げな『お姫様』像がいま木っ端みじんに砕か」 ひゅん 「ごめんなさい勘弁してくださいてゆーかちょっと刺さってます心の底から反省しますからやめておねがい」 「お前も懲りない男だな」 うう、背中にしがみついた不自然な体勢で、どうやってあのでかい刀を抜いてるんだ? 「つかですね、さっき親衛騎士団団長とか言ってませんでした?」 「ああ、確かに言った。」 「なんでお姫様が騎士団長やってるんすか?」 「まあなんだ、戦国の世の小国特有のやんごとなき事情という奴があってだな。いや身も蓋もない言い方をすれば人手 不足と裏切り防止なんだが」 「いやぶっちゃけ過ぎでしょそれ」 「迂遠な言い方は苦手でな。ま、そう言ったわけでとりあえず大臣の追っ手をかわして隣国まで逃げ込まん限り、安心で きないわけだ」 「・・・・・・もし捕まった場合どうなるんでしょーか?」 「うむ、この『神から賜った悪魔の芸術品』とまで言われた美女の首が胴体と泣き別れることになるな。そうなれば、大陸 にとっての損失なので全力で走るように」 「いや、そっちじゃなくて俺の処遇の方ですが」 「『戦利品』」 「あー、えーと、そのー。・・・・・・いや良いです、皆までいわんでも。でも、それだと今の状況と大して変わらないとゆーこと では?」 「なにをいう。こんなに美しく、かつ優しい主人など砂漠中を踏破しても見つからんぞ?」 反論は頭の中に思い浮かぶんだ。問題は刃物の感触もありありと思いだせるだけで。 うう、自分の身体でパブロフのイヌの実験を理解するハメになるとは。心で泣いて「はい」と答えることにした。
夜明け前になってきたので、とりあえず岩陰に風よけのテントを張って休みを取ることになった。てゆーか、取らせても らった。俺、一晩休憩とか無しで自転車漕ぎっぱなしですよ?もう一人乗っけて、荷物を増やした状態で、非整備道路を。 死ぬって、フツーそんなことしたら死ぬって。いや、一人旅だった頃に比べて負荷が増えただけではあるんだけど。 とりあえず、干し肉と乳酒と水で食事を取って横になった。うう、もー動きたくねえ。つか、動けねえ。思い出したように、 身体もあちこち痛くなってきたし。つか、二回も派手にすっころんだからなあ。 まあいいや、とりあえず寝れば多少は楽になるだろう。・・・・・・ん? 「よっと」 「のわ!?」 眠ろうとした所をいきなりひっくり返される。強制的にうつぶせにさせられた。って、いきなり何をっ!?もしかして逆レイプ って奴ですかっ!!いや待てそれはちょっと!!疲労で動けない所に奇襲をかけられて美少女にHな事されるなんてっ!! 個人的にはかなりOK!!って、それで良いのか俺!?『全然オッケー』(by心の声)。よしこい!めくるめく淫靡なワンダーランド! 「どれ、傷を見せろ。我が王家に伝わる秘薬を塗ってやる」 そんなに言われては仕方ないですね〜。いそいそと・・・・・・。 「はい?」 「しこたま背中を打っていただろう。」 「・・・・・・あ〜、そっちですか」 「他に何がある」 すんません、他のこと考えてました。多分不敬罪確定な奴を。 心を読まれていたら首を飛ばされているであろう想像をしている俺の服をまくり上げて、彼女が背中の傷を診る。まあ、 骨までいってるとは思わないけども。 「む、大したことはないな。薬を塗ればすぐ良くなる」 彼女がそういうと、背中をひんやりとした手が撫回す。あ〜、これ気持ちいいかも〜。出来ればぱんぱんに張った太腿 もやって欲しいかも〜。 「奇妙なものだな、ヒトというのは」 「そうですか〜?ああすいません、もう少し上の方お願いできます?」 「む、この辺か?奇妙だろう。牝の肌に牡の身体だ。マダラもこんな感じなのかもしれんが」 「ああ、そこです。俺の元いたとこでは、頭に鱗が生えてる方が変なんですけどね」
「そうか・・・・・・お前はおかしいと思うか?この鱗」 「俺は・・・・・・綺麗だと思いますよ。御主人様の鱗」 日の下で見た彼女の鱗は、綺麗な幾何学模様を描いていた。生き物には詳しくないからよく分からないけどニシキヘビ とかその辺じゃないのかな。彼女は少し間をおいて答えてきた。 「・・・・・・綺麗なのは当然だろう。わたしは『天使の様な悪魔の笑顔』と言われるほどのだな」 「やたら二つ名が出てくるのは何でですか?」 「二つ名を増やすのが趣味でな」 それはかなりどうだろう。とはおもったが、とりあえず生返事だけ返しておく。そのうちマッサージが気持ちよくてだんだん と睡魔が・・・・・・。 「にしても、・・・・・・こんなにも熱いものなのか、ヒトというものは」 なんか、ぼそぼそと独り言が・・・・・・まあいいや。 「本当なのか?・・・・・・姉様の言っていたことは?・・・・・・でも、しかし」 ごくり。唾を飲む音が聞こえた気が。心なしか、背中を撫回す手のひらが温かくなってきたような。 「万が一のこともあるし・・・・・・奪われるぐらいなら・・・・・・」 少し、気になったので睡魔を押しのけて聞いてみる。 「あの?御主人様?」 「なっ!なんだいきなり!」 「いや、さっきから何をぶつぶつ言ってるんすか?気になるんですけども」 「き、聞こえていたのか!?」 「まあ、何とはなしに」 もしかして、思わずつぶやいていたって事か?まあ、そういう癖なのかもしれないけど。狼狽えすぎじゃないか?何かあ るんならちゃんと聞いておいた方が良いしな。とりあえず、身体を起こしてと。 「で、何の話ですか?」 「いや、その、あのだな。ええと、そのつまり」 何でこんなに慌ててるんだ?とりあえず、彼女が落ち着くまで待つことにする。彼女は俺の視線が気になるのか、たっ ぷり一分ほど狼狽えた後、深呼吸をしてから言ってきた。 「お前に与える次の命のことを考えていた」 「命令、ですか?」 彼女は頷くと、たっぷりためらった後唾を飲み込み意を決して口を開いた。
「よ、夜伽をせい」 ・・・・・・えっと。夜伽って確かセックスの古い言い方ではなかったかな〜。それをしろって言ってるって事は、彼女にセック スしろって事のよーな気が。つまり、目の前の美少女があーんな事やこーんな事をえろえろして欲しいと言うことで、据え 膳喰わなの焼き蛤というわけで。 「ははっ!不肖狭間悟、全身全霊をもってこの大役を務めさせていただきます!」 そう言って、彼女の手を引いて抱き寄せる。しなやかに鍛えられた彼女の身体が俺の両腕の中に入ってくる。 「ひゃっ!?なにを・・・んっ」 皆まで言わせず、彼女の唇を奪う。突然のキスに驚いたようで、反応がとぎれる。その隙に半開きの口の中に舌を入れた。 唇で感じる彼女の唇はやっぱり変温動物だと言うことなのだろうか、少し冷たい。でも、こじいれた舌で感じる口の中は驚 くほど温かい。彼女の反応がないことが少し不安だけども、舌先に触れる唾液の甘さに逆らえず、俺の舌は彼女の中を 這い回った。 最初の内は大きく目を見開いて驚いていた様子だったけど、だんだんと慣れてきたようでおずおずと舌を出してきた。お 迎えが来たと会っては行くしかあるまい。控えめに差し出された手を取って、俺と彼女の舌がゆっくりとダンスを始める。始 めは、ゆっくりとそしてだんだんと激しく。 彼女の目がだんだんと酔ったようになってきた。・・・・・・うわ、少し崩れただけでこんな色っぽいなんて。可愛い、すごく可 愛い。でも、もっと色っぽくなるよねえ?そう思いながら彼女の背中に回した手で、ゆっくりと背中を愛撫する。 彼女の鱗は頭から首を通って肩胛骨の間を背中の中程まで続いている。なので、背中をなぜるとすべすべの肌とざら ざらの鱗の二つの感触がする。ただ、時折ぴくんと撥ねる彼女の反応をみるとどうやら鱗のことの方が感じるみたいだ。 弱点発見。俺は「弱点を見つけたら一気呵成に集中攻撃」という昔からの格言に従い、首筋に軽く指先で触れてそこから 背筋に沿って尾てい骨のあたりまで滑らせてみた。 「ふああんっ!?」 うわ!びっくりした。こんな高い声出せるのか。のけぞった拍子にはずれた唇が艶めかしくてかり、荒い呼吸をする彼女。 ごくり、今度は俺が唾を飲み込む。 「御主人様・・・・・・綺麗です」 「え?あ、きゃあん!?」
ぽむ、と手のひらでおっぱいを包・・・おさまんないや。体つきは小柄でスレンダーなんだけど、おっぱいだけこんなおっき いとは・・・・・・なんてエッチな身体なんだ御主人様(誉め言葉)。少し固いけど、それが逆に堪らない弾力で揉むたびにぷ るぷると震える。彼女は胸を揉まれるたびに右手を振り上げ・・・・・・え? 「なにをするっ!!」 ばちこーん!やたら派手な音を立てて頬をはり倒される。って、いきなり何!?何かやたら痛いけど、奥歯でも砕けたん じゃないか? 何か一言いってやらにゃあ、気が済まん!と、勢いづけて身体を起こしたはいいんだけど・・・・・・えと・・・・・・何故に、涙目 でこっちをにらみますか? 「き、貴様よくもこの私にこんな辱めを・・・・・・」 やばっ!?刀の鞘に手を伸ばし始めてる!?と、とりあえず、なんとか弁解しないと。 「ちょちょっと待ってください!?御主人様ですよ?夜伽をしろと言ったのは?」 「何を言うかっ!!キキキキスをしたり、そのなんだ、む、胸を触ったりするのが夜伽だとでも言うのかっ!」 「普通そうでしょっ!!」 そう言ったとたん突如沈黙。・・・・・・いや待て、もしかして。 「御主人様。・・・・・・実は知らないんですか」 「な、何を根拠にこの『年長すばる組のいきものはかせサーラちゃん』のこの私に知らないことなど」 「いや、生き物関係ないし幼少時の知識量語られても困るし姫様なのに幼稚園に通ってたのかよとか突っ込みたいのは 我慢しておくけどてゆーかサーラちゃんってよばれてたんすか」 「どうでもいいだろう!そんな子供の頃の話は!!」 「いや確かにとことんどうでも良いんで横においときますけど。・・・・・・結局知らないんですね?」 質問と言うより、確認の念押しの為の問を突きつける。彼女にもそれは分かっているんだろうけど・・・・・・悩むの長いな。 「ああそうだ!知らないが悪いか!無知は罪だとでも言うつもりか!」 「いや、悪いとは言いませんけども・・・・・・でもだったら何でいきなり夜伽なんて」 「い、いやな?姉様方と話している時に時折そういう風な話がな、いやなんだ興味があったわけではないんだ!ただな! どうしても耳に入ってしまうと言うか、聞く気はないんだ!いやほんと!」
いやそんな言い訳にもならんことを主張されてもなあ。 「ほ、ほら、仮にも一軍を預かる身としてはその色事にうつつを抜かしている訳にはいかず、極力そう言うことには関わら ないようにまじめにしてきたわけだ。しかしまあ事は生命の本能に根ざすことであってだな」 「いや、もーいいです。大体分かったんで」 「い、いや。誤解があっては困る!ここはとことんだなあ」 「それはいいから!!」 叫ぶと同時にテントのマットを叩く。驚いたのか、狼狽した彼女の声が一瞬止まる。 「結局どうするんですか。最後まで続けるんですか?それとも止めます?」 「えと、それは・・・・・・その」 どうするか決めかねている、というよりは決まっているけど踏ん切りがつかないと言った感じのサーラちゃん(俺の中で こう呼ぶことに決定)。・・・・・・助け船になるのかな?まあいいや。 「続けるとなると、これ以上に恥ずかしい事をしちゃいます。御主人様は始めてなので、痛い事にもなります。こればっか りはどうしようもありません」 「う・・・・・・」 少しおびえた目。そうだろうな、これから何されるかも分からないわけだし。だからこそ。 「それでも続けるというのならば」 「な、ならば?」 今度はこっちが唾を飲み込む。何だろうこの緊張感。なんかプロポーズしてるみたいだ。大した事言うはずじゃないん だけど。すごい、緊張する。・・・・・・ええい!言ってしまえ! 「精一杯優しくします」
きょとん。と、大きく開いた目でサーラちゃんはこっちを見る。一瞬何を言われたのかわからなかったようだ。・・・・・・おれ、 もしかしてすごく恥ずかしい台詞口にしたのか?そんな疑問を知ってか知らずか、サーラちゃんは数瞬の間をおいてうつ むいて目をそらす。いや、こちらの方をちらちら見てはいるけど、目を合わそうとしてくれない。 「そ、そのだな、出会ってから一日も経ってないがお前の事は少しわかる」 なんだ?なんか、俺もドキドキする。っていうか、えと、いきなり恥ずかしいような何か、その。 「サトルは、嘘つきだ。すぐ嘘をつくし、前言を翻す」 「え・・・っと、その、ごめんなさい」 「そして礼儀も知らない。主人に尽くすのは奴隷として当然で、優しくするなんて言うのは自分と同輩か目下に使うものだ」 「すいません、物知らずで」 「けど、信じたからな」 「はいその、・・・・・・っえ?」 すっ、と俺の胸に身体を預けてくる。ひんやりとした肌が、何かやたらとほてっている身体に気持ちいい。え・・・と、いま なんて?信じた?呆然とする俺を、うつむいたサーラち・・・・・・サーラ様が顔を上げて、潤んだ瞳で捕まえた。 「信じたから、優しくしろ。優しくしないと首を刎ねるぞ?」 命令と言うより、すねて甘えるような口調がもう、あの、その。殺人的です。 サーラ様の唇に軽く啄むようにキスをする。その感触があまりにも柔らかいんで、思わずフレンチキスを顔中に点々と 降らせていく。吸い付くたびにサーラ様は軽く押し殺した鳴き声をあげる。なんか、すごく上質の未知の楽器を触ってる みたい・・・・・・。すごい敏感に俺に反応する。 キスのダンスを首筋に降ろしつつ服を剥いでいく。上着を脱がすと、おっぱいがあらわになる。驚いた事に、胸を覆うチュー ブブラみたいな(正式名称なんて言うんだろう、これ)のを取っても全然型くずれしない。細くしなやかに鍛えられた筋肉 に閉め出された脂肪がぱんぱんにつまって突き出している、そんな感じ。先っぽもピンと立ってふるふるとプリンのように 震えてる。 「そ、そんなに・・・・・・」 サーラ様が口を開いた。力無くいやいやして頬を染める。 「そんなに、見つめるな・・・・・・恥ずかしい・・・・・・」
「どうしてですか?サーラ様の胸、こんなに綺麗なのに」 「だって、見られるの恥ずかしい」 そう言って、手で隠そうとする。でも、その前に俺が手首を掴んで止めちゃう。 「恥ずかしいことするって言いましたよ?」 「言ったけど・・・ぉ・・・・・・ん」 弱々しい抗弁を乳房への軽いキスで妨害する。乳首に触れないようにその周りをキスしながら一回りすると、腕から力 を抜いて俺の愛撫に完全に身を任せてくれた。 「んっ、ふ。ぁ・・・ゃ・・・」 声を出すのが恥ずかしいのか、必死に抑えようとするサーラ様。かぁいいなぁ。でも、もっとちゃんと聞きたいぞ。サーラ 様の感じてる声。 「きゃん!?い、今何・・・ああんっ!やあぁあ、あっあっあ」 唐突に唇で乳首をつままれて驚きもだえるサーラ様。右の乳首を吸いつつ、左の乳房を揉み込むと高い声を上げての けぞる。ゴム鞠みたいな弾力のおっぱいは、二人の汗でぬめってにゅるにゅると俺の手の中で形を変える。こりこりと手 のひらで転がる小さな乳首の感触に興奮して、思わず強めにひねり上げてしまった。 「や、はぁああぁあぁっぁああああぁっ!!」 それと同時にひときわ大きい声を上げて、サーラ様が脱力する。・・・もしかして、いっちゃった?
焦点の合わない目で荒い息をつくサーラ様。・・・・・・大丈夫かな?目の前でひらひらと手を振ると力無くその手が払われた。 「あ・・・は、夜伽とは・・・こんな、ものか。た、大したことはない・・・な」 お、強がりですか。おっぱいだけでいっちゃったくせに。そーゆーふーなわるいこにわ、おしおきがひつようですなあ。 「まだですよ、サーラ様」 「え?・・・まだって。その、まさか」 「はい、もっと恥ずかしくてもっと気持ちいい事が残ってますよ」 そう言って、俺は服を脱ぎつつ彼女の後ろに回り込む。まだ、虚脱しているサーラ様には抵抗できないみたいだ。それ でも、声だけは抵抗してくるけど。 「ひゃ、や、その、今日はこのぐらいにしてだな、続きはまた後日に」 「大したこと無いんでしょう?」 「た、大したことはないけど、今そんなことされたら変になっちゃうかも」 意地っ張りめ。あくまでそう言い張るのならこっちも実力行使しちゃうぞ?とりあえず耳に・・・・・・耳無いのな。ヒトの耳の ある部分には鱗が生えてるし。まあ、耳に当たる器官は大体同じとこにあるんだろうけども。まあいいや。推定耳元に囁 いてやれ。 「変に、なりたくないですか?」 そう言って、サーラ様を後ろから抱きすくめる。興奮したのか俺の体温が移ったのか、彼女の肌はほんのりと温かくなっ ている。彼女が身じろぎするたびに鱗が胸板に擦れて少し痛いけど、それも愛おしい。 「変になったら、・・・その、だめだろう。恥ずかしい事して欲しくなっちゃったら恥ずかしいし・・・・・・」 「大丈夫、俺しか見てませんよ」 「だからって、そん・・・ん?ああ、そ、そこわぁ」 実力行使開始〜♪すっごく敏感なおっぱいを乳首に触れないように軽く揉み込む。む、この攻撃は有効なようですぞ、 閣下!(だれだ、閣下って) 「恥ずかしい事、気持ちいいでしょう?」 「やっあっ、気持ちいいけど、気持ちいいけどぉ」 「気持ちいい事して欲しくないですか?」 「して欲しいけど、・・・ん・・・怖いのぉ」
「怖い?どうして?こんなに気持ちいいのに?」 肩から鎖骨のくぼみを通って顎の下の方にむかって舐め上げつつ聞いてみる。 「だってだって、ん、きもちくなると、や、よすぎて、ああはあん!とけちゃいそうにっ、なるぅうん!」 「・・・・・・大丈夫ですよ。捕まえてますから」 「はうっ、は?だい・・・じょぶ?」 「はい。溶けないようにちゃんとサーラ様のこと捕まえておきますから。気持ちよくなって下さい」 そういうと、サーラ様は首を回してこっちの顔をのぞき込んでくる。きょとんと、胸を揉まれてる事も忘れたみたいに、きょとんと。 「・・・サトル」 「はい、っん!?」 !?いきなり、唇がふさがれる。って、サーラ様の方からキスをしてきた?ん、舌が、口の中で暴れてる。技工も何もな い。ただ深く深く味わおうと繋がろうとしてる。・・・俺も応えないと。入ってきた舌を自分の舌で受け止めてからみつける。 最初はびっくりしたみたいだけど、だんだんと俺のリードに任せてくれる。たっぷりそのまま一分ほどキスをして離れる。 もう既にとろけきった表情で、サーラ様が俺を見つめる。 「・・・・・・離しちゃ、やぁだからね」 「え?」 「サーラの事、離しちゃやぁだからね」 「・・・はい、離しません。絶対」 押し倒す。もうだめだ、止まらない。てゆうか、堪らない。 「ひゃあん!」 押し倒したサーラ様の股間に手を入れる。布越しに触れたそこはしっとりと湿っていた。不規則に暴れる下半身を何とか 抑えつけて、下着と一緒に薄絹のズボンを降ろす。 「や、そこ、そんな、んん!やだやだ。はああぁん!」 「サーラ様・・・・・・全部みたいです。汚いとこも恥ずかしいとこも全部」 力ずくの抵抗も、黒い肌を愛撫するとどんどん弱くなる。背中から、お尻を通って太腿。張りのある筋肉の上に薄く乗った 脂、すべすべの肌の感触が指先から脳髄まで駆け上ってくる。
「やぁぁ、みないでよぉ・・・・・・」 両手を顔で隠して涙声で哀願するけど、その声にはどこか甘えるような響きがある。その甘えに応えて、両脚を広げて そこに顔を寄せる。 サーラ様のおまんこは毛が生えて無くて、ほころんでもいない。ただ一筋の切れ込みが肉厚な黒い肌の土手に入って いるだけだった。その割れ目から一筋、中華あんかけのあんのような粘度の高い愛液がこぼれ出ていた。 「ひゃ。い、いきが、あそこに・・・・・・」 俺の荒い息がかかるのを感じているらしい。サーラ様のおまんこを両手で開くと、初々しいピンク色の性器が閉じこめて いた愛液をあふれさせる。 「あっ!?やっ、そ、そこ汚い・・・・・・んんんっ!?」 確かに恥垢の溜まったそこは「汚い」んだろうけど、でも、どうでもいいや。迷わず吸い付いてサーラ様のそこを掃除して あげる。 「やああぁぁああはああはあああっ!?なになひこれぇっ!!」 あーあ、ひだひだの隙間に溜まってるよ。全部舐め取ってあげよ。ん、おいしい。 「そこそんなしちゃらめえええぇぇえぇ!」 ん、やっぱりここはまだ皮被ってるんだね。いきなり剥くと痛いだろうから、あらかじめほぐしておかないと。ちゅ。 「ひ!?やあっ!すっちゃだめ!!びりって、びりびりってくる。きちゃうきちゃうよぉぉおおおっ!!」 わわ、すご。クリトリスを皮の上から吸っただけでどんどんあふれてくる。すっごく感じやすい体質なんだねえ。なら大丈 夫だね。皮を剥いて、吸い上げて舌で転がしてあげちゃお。 「だめだめらめだめそこそんなされたら、へんになっちゃう!へんなのきちゃうぅぅぅぅうううう!!」 ぷしゃっ。
サーラ様の奥からひときわ勢いよく愛液が吐き出されて、四肢が弛緩する。二回目の絶頂に追い込まれて失神寸前み たいだ。・・・・・・今やっちゃって大丈夫かな。でも、もう俺の方がおさまんないし・・・・・・。とりあえず、指で様子見てみるか。 「ん、ああ。も、もうらめぇらよぉ」 中指を差し込んでみてみるけど、サーラ様は痛くないみたいだ。第二関節まで差し込んだとこで膜だと思われる抵抗を 感じる。けど、そこまで触っても痛くはなさそう。 ・・・・・・いいや、やっちゃえ。首刎ねられてもいいや。 サーラ様の小さな身体に覆い被さって、おまんこに俺のペニスをあてがう。未だ忘我の縁にある彼女は、抵抗しない。 むしろすがるように俺の背中に手を回してきた。 「ん・・・、サト・・・ル・・・」 聞かないでやっちゃうのは少し罪悪感があったけど、でも、止まらない。一息に腰を推し進める。 「・・・ん?ひぎっ!?」 怖がらせないため・・・・・・ちがうな、もう俺が我慢出来ないからだ。一気に突っ込こんで処女膜を突き破り、出来る限り奥 まで押し込む。初めての証である赤い血が愛液と一緒に吐き出されて、俺の陰毛を濡らす。 「いっいたっ!・・・な、なにを・・・・・・くうっ?」 痛みに身じろぎする彼女の身体を抱きしめる。初めてのサーラ様の中はぎっちぎちにきつくて俺のを痛いぐらいに締め 付けてくる。痛すぎてちっとも気持ちよくないんだけど、今この腕の中の少女の初めての男になったという事実が俺を高ぶ らせて萎えさせない。背中に爪が食い込む痛みが走る。けど、それも嬉しい。 「う・・・あ、いたいよぉ。ぬい・・・てよぉ・・・。こんっ・・・なの、ひどいよぉ・・・」 涙をぽろぽろこぼしながら哀願してくる彼女を抱きすくめて耳のあたりに囁く。 「大っ・・・丈夫ですか。サーラ様、ち、力を抜いてく・・・ださい。抜けば、楽になります・・・うっ!」 「だって、だって、いたくて・・・むりだもん・・・いっ!」 どうやら、サーラ様は痛みで動けなくなってるみたいだ。なら・・・・・・。 「いぎっ!や、うごかない・・・ひゃう!?」 なるべく腰を動かさないようにして、サーラ様の胸に手を伸ばす。ゆっくりと出来るだけ優しく揉んであげる。手のひらの 中で、再び乳首が固くなっていくのを感じる。 「ひゃ・・・あ、そこ。んん、は、ふぅ」
いくらかでも痛みが紛れてくれただろうか。いや、そうしなきゃ。固くつぶったまぶたの上からキスをして、涙を唇で拭う。 左腕を背中に回してゆっくりと撫でさする。 「いっ、ん。・・・・・・あぐ、ん。はあぁ」 愛撫というより、慰撫するような心持ちでサーラ様を抱く。それが通じたのかそれとも単に慣れたのか、そのうちにだん だんと身体から固さがとれていく。・・・・・・噂に聞く膣けいれんかな?とも疑っていたけど、『そこ』の力みも抜けていってる。 力任せの締め付けが終わっても、元から狭い初めてのそこはきゅうきゅうと俺を締め続けてる。けど、奥の方から愛液 が滲んできて少しずつ余裕が出来る。う、奥の方、動いてる?ぴくぴくと俺の先にサーラ様が動いてるのが・・・わかる。 「うっあ・・・あ、さ、サーラ様。大丈・・・夫ですかっ、あうっ」 「あああぁぁあん!なんかっすごいの、へんなの。いたいとこきもちくてあついの、は、はいってるぅ!」 「はぐっ、し、締ま・・・る。動・・・いて良いで・・・すか?」 「は、ああ、う、うごく、の?なかのこれ、うごいちゃうの?」 「だってっ!サーラ様のなかが、気持ちっ・・・よくて。我慢できそうに・・・な、あ!」 うわあっ!?いきなり、か、絡みついてぇ・・・くるっ!?締め付けるだけじゃなくて、カリのとこでひだひだが動いてっ!! だめだっ!腰が勝手に動き出すぅ!! 「あぁっ!サトル、き、きもちいいの?サーラがきもちいいの!?」 「いいっ!いいですっ!サーラ様!サーラ様!」 もう、締め付けて絡みついてずりずり擦れて何がなんだかわからない。本能だけで身体が勝手にピストン運動を始める。 「うはあぁああ。うごいてるよぉ!すごい、ずんずんって、へんなの、へんなの、また来ちゃうぅううぅぅうう!!」 「うあっ!そ、そんな締めたら、出ますっ!出ちゃいますっ!」 「やあああああぁぁぁぅああん!!」 サーラ様が一声高く啼いて、俺を締め付ける。身体の中のなにもかも吐き出すような射精感。脳幹が真っ白になる。そして・・・・・・
う・・・ん、ねむ。えと、寝てたんだっけ?確か昨日は・・・どうしたんだっけ?・・・どうでもいいや。とにかく二度寝を・・・ん? 何か重い?胸の上に何か乗ってるような・・・・・・。 「目を覚ましたようだな」 はいっ!?胸の上には黒い肌の少女・・・って、サーラ様!っと、やっと頭がはっきりしたぞ!そう!二人は昨日情熱的 に愛し合ってその後・・・・・・どうなればマウントポジションで首に刃物を当てる事になるのでせうか?ああっ!しかも、サー ラ様から殺気がっ!? 「貴様、よくもこの私をああまで辱めてくれたなぁ?」 「ヒイィッ!?」 何ですかその目だけが真顔の『マジコロス笑み』は!? 「しかも主人に血を流させるなど。奴隷が主人に粗相をした以上、どうなるかわかっているのだろうなぁ?」 「ちょ、ちょっと、まて!?」 「む、その上、主人に対して命令か。恐怖を与えてから首を刎ねようと思って起きるまで待っていたが、失敗だったか。仕 方ない、この教訓は次回に活かそう」 「すいませんごめんなさい勘弁してくださいっ!!何でもしますから命だけはお助けをぉぉ!!」 と、とりあえず、あやまらないと死ぬ!?半分以上生存本能で口から言葉が出てくる。それを聞いたサーラ様が鮫のよ うな笑みを浮かべた。 「何でもするだと?貴様の失態に見合うだけの働きをするとでもいうのか?」 「はいっ!誠心誠意勤め上げさせていただきますっ!!」 「ほう、では・・・・・・夕餉の支度をしてもらおうか」 ・・・・・・はい? 呆然とする俺の胸から降りて、背中を向けて座る。そのままこっちを見ずに声をかけてくる。 「どうした、私が見てない間にとっとと身繕いして支度をしろ」 「は、はい!」 急かされてとりあえず身体をタオルで適当に拭って身支度をすませる。急いで外に出て、とりあえず飯の用意をする。 そして、もうすぐできあがるという所で唐突に気付いた。 からかわれたと。
「ん、良い匂いをさせているな」 ダッチオーブンのなかからトマトの匂いが漂い始めた。嗅ぎつけて上機嫌でテントから出てきたサーラ様に恨めしげな 視線を送っておく。底意地の悪い笑顔を見る限り効いてはいないみたいだが。 「む?なんだその目は?何でもすると言ったのはお前だぞ?」 「そりゃまあ、そうですけどね」 それにこういう仕事はもとより召使いの仕事だろうしやって当然だが、ああいう形でやらされれば不満は残る。・・・・・・本気 で怒るほどの事でもないけど。 「ところで、何を作っているんだ?」 「トマト缶があったんで、豆と肉を入れて煮てみました。あと、パンケーキもどき」 「もどき?」 「パンケーキのようなもの、でもいいですが」 「よくはないだろ」 そんなアホなやりとりをしながらも、食事は出来た。 料理のデキはそこそこ。異世界の味付けで大丈夫かなと思ったが、サーラ様は特に文句もなく平らげた。食後のコー ヒーを淹れて一息つく。・・・・・・あー、昨日の事とか聞いて良いのかな。 「む、何か言いたい事でもあるのか?」 あちゃ、気取られたか。いやまあ隠したつもりもないけど。・・・・・・いいか、聞いちゃえ。 「昨日の事なんですけど」 「む」 サーラ様が顔を赤らめて身構える。ヤブヘビだったか?でも、ここで止めるのもなあ。 「どうして俺を信じてくれたんです?出会ったばっかりの俺を」 聞かれて返答に詰まったようだ。たっぷり一分ほど考えて、コーヒーを一口すすってから答えてくれた。 「真剣だったからだ」 「真剣・・・ですか?」
サーラ様は一つうなずくと答えを続けた。 「脅されても、追われても、お前はどこか冷めていた。必死になっていても、なりきれないようなそんなところがある。少な くともそう感じた」 う、それは前の彼女に別れる時に言われた・・・・・・。出会って、一日しか経っていないヒト・・・じゃなくてヘビか・・・にもそう いわれるとは。 「そのお前が・・・『優しくする』と言った時だけ真剣に見えた。・・・・・・それだけだ」 恥ずかしそうにそっぽを向いてサーラ様はそう言った。何となくこっちも気恥ずかしくなって、空を見上げる。ええと、その、 こんなときなんていえばいいんだろ。あの、その、なんか、微妙な緊張感が。なぜか、ドキドキする。 「さて!納得した所で話は終わりだ!」 そんな静寂を破って、突如大声でサーラ様が立上がった。 「早く出発するぞ!奴等に後続隊がいないとも限らん!」 「そ、そうですね!早く撤収準備をしましょう!」 急いで荷物を片づけて自転車にくくりつける。自転車にまたがり、サーラ様がしがみついてきたのを確認して漕ぎ出した。 サーラ様の指さす方向に。 満天の星空。細く欠けた月。どこまでも広がる岩と砂の荒野。吹く風は乾いて冷たい。 俺は自転車を漕いでいる。キャンプ用の大荷物と一人の・・・いや、一匹のと言うべきか?・・・少女を乗せて。 街までは、まだ大分あるらしい。のんびりと行きたい所だが、少女はそれを許す気はないらしく、速度が落ちるとハッパ をかけてくる。 何でこんな事になったんだろう。十何回目かになるその問に思考を飛ばしつつ、無言で自転車を漕ぐことにした。 走る走る、自転車が走る。回る回る、銀色の車輪が回る。続く続く、果てなき荒野は続く。 何もかも始まったばかりの二人を乗せて。
288 :
蛇担当 :04/09/28 21:43:51 ID:zAfDPoXS
と言った次第で、「放浪女王と銀輪の従者」第一話閉幕でございます。 ご静聴ありがとうございました!
289 :
兎の人 :04/09/28 21:50:55 ID:6jM0SsCb
セラ 「…………いいなぁ(ボソ)」 タクヤ「…………え゛?」 ナナ 「今夜はお祭りだね。タクヤ大忙し」 タクヤ「!? ちょっとま……っていうかセラ様張り付かないでッ!?」 セニア「お姫様は優しくしてもらうことを所望している。ま、素直に諦めるんだな」 セラ 「タクヤ……。部屋、戻ろう?」 タクヤ「は、放してッ!! って言うか2人も見てないで助けて……」 ナナ&セニア「後で混ぜてもらうね」 タクヤ「ちょ、ちょっとま…(バタン、部屋のドアが閉まる。数秒後、タクヤの悲鳴がこだまする)」 ◆◇◆◇◆ というわけで 上北キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!! とてもGJ!!、です!! サーラ様が良い感じですね。 こういう性格好きです。物凄く。
おお、ザッハーク 懐かしい名前だ
職人さんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 本文ナゲーッ!でもでも激しくグッジョーブ!!サーラちゃんカワエーエ。 ところで最終的に轟天号は物理法則無視して巨大ロボ轟天キングに 変形しちゃったりしませんよね
うぁぁぁぁ、サーラ様かわぇぇぇ… 文章も上手いし。もう、GJ!(サムズアップ >291 その場合、誰かがまぬけ時空発生装置を作らないといけないような。
やばいやばい、かなり抜ける! 神!! サーラちゃんのエッチの時の壊れ方に悶えたw
294 :
蛇担当 :04/09/30 21:18:20 ID:mex/iimX
は、皆様に喜んでいただけたようで何よりです。
>>290 懐かしいとは、途中で止まりまくっている上に作者は他の新シリーズ立ち上げてる
正直第一部で終わらせておけば収まりも良かっただろうに的な某A戦記のことですかな?w
このシリーズではペルシア・シュメールあたりの神話とかアラビア系の説話をごっちゃにして
使っていこうかとおもっとりマス。
他に使えそうなのというと、アジ・ダカーハとかティアマトーとかムシュフシュあたりかなあ・・・。
>>291 巨大ロボ変形は多分ないですが・・・この轟天号に手を加えるのも面白そうですね。
ホントはハーモニカにしようと思ってたんだけど、轟天号の方がおもろいかなあ・・・。
>>292 そう言う悪い物を作る悪の博士にはスーパーササニシキで攻撃だw
>>293 は。サーラ様のコンセプトは「アラビアっぽく・貴種流離譚・つんでれ」でございますw
つんでれ娘はエッチの時だけ壊れるのが作法でございますw
295 :
蛇担当 :04/10/01 21:52:46 ID:MxKF1bqx
莵の人にレス返してねえー! それはそれとして、タクヤきゅんはそのハイペースでマジ大丈夫なんすか?w このままいくと死因が腎虚になりそうな勢いですがw
296 :
兎の人 :04/10/01 21:57:58 ID:djCN0eS9
>>295 蛇の生き血で精力増強w
蛇っ子は体温低くて寝起きが悪そうだ。
タクヤに抱きついて体を温めるのきぼん
>>297 コラボ化の希望っスか?
タクヤは兎の話の主人公、サトルは蛇の話の主人公っスよ?
というかタクヤは蛇じゃないw
保守
ほしゅ
保守 しかし、すごいスレだよな。ここは。
302 :
保守 :04/10/06 17:52:59 ID:iMYGIEDj
(´・ω・)。oO(忘れられてそうだ・・・書いたの全部間違えて消しまして・・・再度書き・・・
保守
>>303 忘れてなんて無いでございます。
頑張って下さい。
へたれ猫さんぎゃんばれー! と応援しつつ保守。
彼は何処に…
(´・ω・`)と・・・とりあえず・・・何か方向変わってきてる気がするけど・・・
>>176 続き
しばらく沈黙が続いたあと、空牙が『ぱん!』と両手を打って、いい事を思いついた、と言う。
「こっち、きて、きて♪ベタベタしてるからゆーき困ってるんでしょ?だったら、落としちゃえばだいじょーぶっ!」
グイグイと引っ張る手に半分引きずられながらたどり着いたのはいつもの大きいお風呂場。
「あ、じゃあ、入って来るから空牙君ココでまtt」
「えー、一緒入るんでしょー?だってボク自分で頭洗えないんだもん。」
ぷくーーっと頬を膨らませて、拗ね顔の空牙。まるで、本当に火蓮をそのまま幼くしたような表情。
結局、押し切られて一緒に入る事になってしまった。
とりあえずは空牙の髪を洗って、流す。背中に手が届かないとブーたれるので、背中も流してあげる。
じゃあ、と自分の体を洗い始めると・・・また抱きつかれた。
「く・空牙君、今度はなに!?自分で洗えるから、大丈夫だから!」
多少落ち着いてきたとは言え、あのアフアスープのせいで敏感な体。下手に体を洗われたりして、反応したりなんかしたら。
火蓮さんソックリで好奇心旺盛なこの少年が、だまってソレを見ているはずがないだろう。
「えー、やーだー!やだっ!ボクは洗ってもらったんだもん、ボクがゆーき洗うの!」
わけの分からない屁理屈をこねて、悠希の手から海綿をもぎ取ると、それを数回握りしめて、泡を立て直す。
泡が充分たったと見て、背中に海綿をすべらせる。
ぞくり。 背中に快感が走る。普段は火蓮の細い指や艶やかな唇が走る背筋を、今は滑らかな泡が埋めていく。
かすかに、甘い声がもれそうになるのを唇を噛んで耐える。
肌の上を泡と一緒に空牙の指が滑るたびに、頭の中が一瞬白くなっていく。
ざばーっとお湯をかけられて、我に返る。
「はーい、きれーになりましたーぁ♪もう足ベトベトしないよね?気持ち悪くないよね?」
嬉しそうに、後ろから抱きつくように、まとわりつきながら尋ねるのにうなずく。それを見て、満足げな空牙。
(;´・ω・`)1レス分しか書けてませんですが、気合入ってきたので目指せ明日UP・・・・・ドウダロ
がんが!
>>308 大丈夫!貴方なら出来ます!できますとも!
(糸でぶら下げたコインを揺らしながら)
がんがって書いてます・・・(´・ω・`)えぇ、妙な気合入るんです、某スレいると。 >310 コインは・・・きっと空牙か火蓮が飛びつくので止めたほうが・・・ 夜には少し上げられそうです。
>>307 続き
お湯にもちゃんとつかって、ぽかぽかあったまって、サッパリとして。
とりあえず気が済んだのか、いつの間にか空牙はスヤスヤと寝息を立てていて。
その隣に横になったまま、悠希は体の疼きに必死に耐えていたりして。
なにしろ、秋になったからとかけている上掛け。ソレが服越しに少しでも擦れるたびに、体の奥がうずくんだからしょうがない。
自分だけだったら、多少寒くても上掛けをかけないで寝るだろうけど。横には大切な『ご主人様』の『弟君』がいるんだから。
ハァ。と、今晩何度目か分からないため息をついて、寝返りをうって丸くなる。
ふと、指で自分の大事な処にふれてみる。
ぬる・・・・っとした感触と、やっぱりそれだけで来る甘い感覚と。もう一度、ハァ。とため息。
(どうしよう、すっごい、コレじゃ自分えっちな子だよね。火蓮さんに、いつもしてもらってるみたいにしてもらいたいなんて)
隣の様子をうかがう。
相変わらずスヤスヤと、幸せそうな寝息を立てて、寝返りさえ打たずに熟睡している空牙にホッとする。
指を、もう一度自分の大事な処へ。 目は、閉じて。火蓮さんが、いつもしてくれているコトを想いだす。 『うん、あたしは悠希が悦んでくれるのがうれしーんだよ♪ココをこーすると嬉しそうになるよねっ』 彼女がいつもしてくれるように。そっと、おそるおそる指でなぞる。 (火蓮さん・・いつも、もっと・・・違う・・・) くちゅ、くちゅ、と淫音を静かに立てながら、指をただ往復させるが、それはただの往復運動にしかすぎなくって、気持ちいいはずもない。 (んー・・・もっと、違う・・・) いつもされている感触、感覚を想いながら指を少し曲げてみる。ちょっと硬い膨らみに指の先があたる。 「・・・・・・・ッ!」 思わず声を出しそうになって、慌ててこらえる。 ――そう、この感覚だ。 そっとそこを優しくなでるだけで、頭の中に白い火花が散るような感じがして。 火蓮さんがいつもしてくれるように、上手くはいかないけれど、それでも疼く体を多少抑える位の効果はあって。 いつの間にか、ソレをする事に集中しすぎていて、隣の寝息が止まっている事に気付いていなかった。 「ゆーき、どしたの?どっか痛いの?」 上掛けがめくれるのと同時に心配そうな声がいきなり降ってきて、驚いて手を止め、目を開ける。 視界の端に見える、不安そうな空牙の顔。 みられた。 と、思い浮かぶと童子に顔が朱に染まる。 それと同時に、その”見られた”という事に対してなのか、体の奥が熱くなるのも感じる。
そんな事に気付いているのかどうか、空牙が鼻を鳴らす。 「ねぇ、何の匂いだろ?んー、んー」 クンクンと、鼻を鳴らして不思議そうにその香りの元を探そうとする。 「ゆーき、どっか悪いんじゃないの?おもらししてる」 シーツに拡がった染みに気付いて更に心配してくる空牙に、曖昧な笑みしか返せない自分を呪う。 (やっぱり、隣にいる時にするんじゃなかった!) 「大丈夫だよ、空牙君は心配しなくって・・・自分で、治せるから、大丈夫」 「でも今すごい辛そうな息してたし、今顔真っ赤だし、お腹おさえてるし」 両手を足の間に挟んでいるのが、お腹をおさえているように見えたらしい。 「えっと、あの、大丈夫だから、ねっ?火蓮さんも明日帰ってくるから、そしたら火蓮さんに診てもらうから、安心して、ねっ?」 しどろもどろになりながら弁解するように、なだめるように言い聞かせると、 『辛くなったら声かけてよー、お医者さん呼ぶから』と言いながら空牙が横になり直す。 (そういわれても・・・お医者さんに何て言えばいいんだろ?) 布団の上に座って、空牙君が眠りやすいように背中をポンポン叩きつつどうでもいい事を悩んでしまう。 くる、とこちらに向き直った空牙君がまた鼻を鳴らす。 「・・・・・・・・さっきの匂い、ゆーきからする気がするんだけど・・・」 ――どうしよう。何と言えばいいんだろう。
( ´・ω・`)っ゙【3レス分】 こっそり・・・どうも途中で消える罠。
ちょっと今思ったんだが、 「種族的に強い召使」と「相対的に弱いご主人様」ってシチュは無し? 個人的にそんなのがツボなんだが。
>>315 PCの調子がやばめですか?もしかしてSP2のせいですか?
マイクロソフトの陰謀に負けずに頑張って下さい!
>>316 あっても良いとは思うわけで。ハイ、プレゼント。
つ【言い出しっぺの法則】
擬人化ねこスレで火蓮さん見っけw
>>316 それならいっそのことご主人様がこっちの世界に落ちてくるって設定もありじゃね?
これなら弱くても立場的に上になれる。
ってことでがんばれ。俺は期待して待ってるぞ。
あしたらさんはどうしてるんだろう
>>321 他の板にもこの手のスレはあるよ。特に問題ない。
保守
猫耳少女が現代に落ちてくる話は、よく考えるとありがちなのでは?
>>324 確かに。ドラエモンはセワシ君のために現代に来たんだよな。
あ、でも耳がついてないから猫耳少女とは呼べないかもしれない。
>>325 あの〜、ドラえもんは(猫)耳無し少年(?)猫型ロボットなのでは。
猫耳少女(猫型ロボット)ならドラミちゃ…いえ、なんでもないです。
「いやいや、猫耳娘ではなく鬼角娘ではいかがか?」 「ン十年も前に超大御所が漫画でやっとるわい」
>>327 「ダーリン、うわきはゆるさないっちゃ!」
まあネタはともかく
>>316 にマジレスなんだが、召使い「も」獣耳にすればいいのでは?
犬娘に狼の少年が仕えるとか、猫娘に虎男が仕えるとかあると思うんだが。
マダラって設定もあるわけだし、これなら比較的自然に出来るのではないかな〜と思う。
と言うわけでガンバレ
>>316 。個人的希望はアライグマの姫に仕えるパンダの少年だw。
・・・牛の角が生えてるんだけど貧乳でそれを微妙に気にしてるお姫様(ボソ
「あ、あの……。ごめんなさい。やっぱり
>>330 も大きい方がいいと思ってるよね(うりゅうりゅ)」
な感じ?
>>331 いまだ開発途中のモノを己のテクニックで
自分仕様にカスタマイズしていくのも又、男の夢。
でもぶっちゃけ
両手でも余る爆乳であろうと
限りなく儚い微乳であろうと
ジャストフィットの手乗りおっぱいであろうと
感度が良ければ、all桶!!!
>>332 って〜と、つまり
「んっ!……ご、ごめんね。胸、ちっちゃくて……。あっ、やぁん舐めないで
>>332 」
な感じなのか。
ほんのちょっとだけ筆がスムーズになってきたかも。妄想は全てを凌駕するのか?
妄想が全てを凌駕するというのは妄想だ。 が、自分の文才の限界ぐらいなら凌駕できる。少なくとも俺の場合はそうだった。 なので続きを描いて下さい_|\○_
>333 仕事逃避に繋げてみる。かなりキツイです13日連続勤務_| ̄|○ 休みたい・・・ 姫の胸を触ってみると、予想以上に小さくってびっくり。 さわってみると顔を真っ赤にしてそらすので、ちょんちょんさわる。 「んっ・・・!ごめんね、胸ちっちゃくて・・・」 真っ赤になって言うのが可愛くて、先っちょをチロリと舐める。 「あっ!やぁんっ、>332さん舐めちゃいやぁっ!」 そんな、もう顔中真っ赤にして、甘い声で鳴かれたら止まりませんよ、姫様。 片方の胸を指先だけでいじりつつ、もう片方を口に含む。 「っ!あんっ!だ、だめぇっ!なんか変なっちゃう、なっちゃううやめてぇぇ」 言いながら体がビクビクと動く、下に指を這わせるともう大変な大洪水を起こしていた。 ・・・・・この姫様、もしかして全身性感帯なんじゃなかろうか。 こんな逃避してないで悠希の続き書かなきゃ・・・
336 :
331 :04/10/17 18:40:28 ID:/aRVKvRa
>>334 牛では無理ですorz
というか設定も何もない娘でえちを書くのがやたらムズイ事を再認識しました
>>335 GJです
こそばゆさで心臓が止まりそうだ_|\○_
さ、馬鹿やってないで兎の続きを書かなくちゃorz
エロの神様、教えてください。 感度良好な『おにゃのこ』は、【国の宝】なのに 感度良好な『香具師』は、【( ゚д゚)、ペッ 】なのは何故ですか? 感度鈍めな『香具師』は、【紙一重絶倫】なのに 感度鈍めな『おば…うわやめろなにをするあwせdrftgyふじこp へんじがない。ただのしかばねのようだ。
ムチャしやがって・・・俺も行くぞ待ってろよ
>>337 ちょっとまて、「こちむい」の『ぼく』が感度良好でないとでも?
牛さんならやっぱりホルスタイン・まったり系と黒牛・豪快さんでしょう、もちろんきょぬーでないと
現在、鳥娘+牛娘の話を執筆中。 双方共に「姫」ではないので、皆さんのユーズに答えられるか不安ですが…
342 :
316 :04/10/20 01:08:07 ID:RCTVm8ZD
初めての製作だが、いいだしっぺの(ryによって、今書いてる。 多分俺は遅筆だから、首を長くしないでまっていてくれ。
首は伸ばすが骨の数は変えずに待つです
>>341 「ニーズ」じゃないのか?
ああそうか、使うもんな。「ユーズ」あってるわ。
345 :
蛇担当 :04/10/21 22:32:58 ID:X6uLsShW
「♪こおーやにー、おーなじめをーしたー」 食料と水に余裕があるので、今日の晩飯は少し手をかける事にした。塩漬け肉は調味料代わりに スープの出汁に。具は乾燥した丸芋と野草(サーラ様が取って来た)。捏ねた小麦粉をいれて水団にする。 「♪やさーしいー、おぉいかぜをーぁあつめてー」 中蓋の上には薄切りにしてバターとシナモンを軽くかけたリンゴ。砂糖は手に入らなかったが、甘みのある デザートがあると心の余裕が出てくる。 この世界にもコーヒーがあったのは良かった。酸味がきついのは個人的にアレだが、まあ深く煎れば余り 気にならないし。 「♪ゆこおーここからー、たびだーつみーらいへー」 サビが終わる頃にダッチオーブンの中も良い感じになってくる。中蓋をはずしてテーブル(石の上に板を渡 しただけだが)の上に置き、水団を取り分ける。 ふと気付くと、テーブルの向こうに座るサーラ様がやけにまじめな顔をしてこっちを見ていた。・・・・・・無言な のは怖いんですが。 目を合わせたまま微妙な沈黙。・・・・・・おれ何か変なことしたか?思い返している内に、サーラ様が口を開いた。 「今日初めて気がついたんだが」 「はあ」 「おまえ、歌下手だな」 「うすらやかましいですね」 その日はとっくに気がついていたはずの「反射的発言には刃物」を再確認するハメになったわけで・・・・・・。
つ、続きまだ?(AA略)
347 :
蛇担当 :04/10/22 22:03:24 ID:SUjGcTrX
すいません、今日飲み会で、いま車のなかです。 続きは明日以降で。
348 :
一等星 :04/10/23 00:47:22 ID:R7EnyxhP
黄金の風〜出会い〜 「――あれ?」 ゆっくりと周りを見回し、自分の事を思い出す。 えっと、今日学校でテストやって、帰りに友達とゲーセン寄って、家で寝てたら地震が来て、 エアコンが落ちてきて――んん? 此処はどこだ・・・? 俺のはなんでこんなところに・・・? 辺りは見回すばかり草原だ。どこまでも続く緑の絨毯のように見える。 空は赤く染まり始めている・・・夕方らしい。 「こんな場所うちの近くにないよなぁ・・・」 周りには誰もおらず、ただ風で揺れる雑草のみ。 このまま突っ立ってても仕方がない・・・歩こう。 そう思い一歩を踏みしめた時、少し離れた場所の草が揺れた。 吃驚して良く目を凝らすと、金色の何かがチラッと見えた。 その謎の金色の物体は一直線にこちらに向かってくる。 「・・・なっ・・・」 金色の物体は二本足で立ち上がった。立ち上がった正体は・・・豹だった。 ただの豹ではなく、人の形をしていた。いうならば獣人だろうか。
349 :
一等星 :04/10/23 00:49:19 ID:R7EnyxhP
金色の毛皮に黒いブチ模様。 長身の体。 すらっとしたスリムな体型。 頭横についてる三角の耳。 目も金色で、きりっとした鋭い目つき。 丈夫そうなブラジャーとパンツらしきものだけを付けている。 腰には革の帯に剣が差してあって、女剣士という感じがする。 夢かと思い頬をつねってみる。かなり痛い。 「・・・何やってるの?」 そんな様子を見ていた豹剣士は、不思議そうにこちらを見ている。 「え・・・いや、夢かと思いまして・・・で、その耳は何のコスプレですか?」 「コスプレ?いや、これはコスプレではなく、本物の耳だ」 触ってみるか?と言われ、恐る恐る手を伸ばす。 ふにふにしている。ほんのりと暖かい。って待てよ、じゃぁ・・・ 「ほ・・・本物・・・?」 「さっきそう言っただろ?・・・で、もういいか?」 「あ、すみません」 少し不機嫌そうな声を出されたので、慌てて手を引っ込める。 どうなってるんだ・・・まったく状況がわからない・・・ 混乱して頭がおかしくなりそうな俺に、豹剣士は優しく話しかける。 「まぁ落ち着け・・・もう暗いから、詳しい話は私の部屋で話そう」 豹剣士は背中を向け、しゃがんだ。『背中に負ぶされ』というらしい。 おぶさると視点がかなり高くなった。それでも周りは草原しかない。 「しっかり掴まってなよ?」
350 :
一等星 :04/10/23 00:49:57 ID:R7EnyxhP
「え・・・わっ!」 いきなり猛スピードで走り始めた。 先っきまでいた場所が、あっという間に小さくなる。 風が頬に当たりひりひりとして、風のせいで目が開けられない。 あまりの速さに驚き、思いっきり豹剣士に抱きついた。 むに、と手に軟らかい感触がしたと思ったら、ガクッとスピードが落ちる。 「こら!どこさわってるのよ!」 豹剣士が怒鳴る。慌てて手を下にずらす。 そうこうしているうちに、草がなくなり、大きな石造りの城が見えてきた。 城下町らしき家々を抜け、城門前で止まった。 豹剣士は俺を下ろすと、門に向かって大声を出した。 「第一遊撃部隊隊長、『風』のクレアだ!開門しろ!」 大きな門がゆっくりと開く。 クレアと名乗った豹剣士が城内に入る。慌ててその後ろについていく俺。 重々しい音を立てて、後ろで門が閉まる。完全に閉じ込められた。 「あのぉ・・・クレアさ」 俺の質問は前から走ってくる豹によって完全にかき消された。 「クレア隊長ー、ご無事でしたか?」 息を切らしながらクレアさんにたずねる女豹。(とりあえず俺はさん付けすることにした) 「ああ、心配かけたな・・・ミレイユ副隊長」 フレアさんはミレイユと呼んだ女豹の頭をポンポンと叩く。 ミレイユと言う女豹は、裾の長い白いコートの上から、軽そうな金属の鎧を上半身だけに付けていた。 「まったくですよ、もう!たった一人で偵察しに行くなんて・・・、敵に会ったらどうするんですか?」 「切って、蹴って、吹き飛ばすだけだよ・・・それに、敵どころかいい物を拾ったよ」
351 :
一等星 :04/10/23 00:50:14 ID:R7EnyxhP
「え・・・わっ!」 いきなり猛スピードで走り始めた。 先っきまでいた場所が、あっという間に小さくなる。 風が頬に当たりひりひりとして、風のせいで目が開けられない。 あまりの速さに驚き、思いっきり豹剣士に抱きついた。 むに、と手に軟らかい感触がしたと思ったら、ガクッとスピードが落ちる。 「こら!どこさわってるのよ!」 豹剣士が怒鳴る。慌てて手を下にずらす。 そうこうしているうちに、草がなくなり、大きな石造りの城が見えてきた。 城下町らしき家々を抜け、城門前で止まった。 豹剣士は俺を下ろすと、門に向かって大声を出した。 「第一遊撃部隊隊長、『風』のクレアだ!開門しろ!」 大きな門がゆっくりと開く。 クレアと名乗った豹剣士が城内に入る。慌ててその後ろについていく俺。 重々しい音を立てて、後ろで門が閉まる。完全に閉じ込められた。 「あのぉ・・・クレアさ」 俺の質問は前から走ってくる豹によって完全にかき消された。 「クレア隊長ー、ご無事でしたか?」 息を切らしながらクレアさんにたずねる女豹。(とりあえず俺はさん付けすることにした) 「ああ、心配かけたな・・・ミレイユ副隊長」 フレアさんはミレイユと呼んだ女豹の頭をポンポンと叩く。 ミレイユと言う女豹は、裾の長い白いコートの上から、軽そうな金属の鎧を上半身だけに付けていた。 「まったくですよ、もう!たった一人で偵察しに行くなんて・・・、敵に会ったらどうするんですか?」 「切って、蹴って、吹き飛ばすだけだよ・・・それに、敵どころかいい物を拾ったよ」
352 :
一等星 :04/10/23 00:50:47 ID:R7EnyxhP
ミスった OTL
353 :
一等星 :04/10/23 00:51:40 ID:R7EnyxhP
そう言って俺をミレイユの前に突き出すクレアさん。たちどころにミレイユの目が輝く。 「きゃー、人間ですねー!しかもけっこうイケメンですねー!」 キャッキャッとはしゃぐミレイユに、少し呆れた顔で対応するクレアさん。 「・・・・・・、そういえば、まだ自己紹介がまだだったな?」 「あ、僕の名前は・・・タケルです」 「私はミレイユ、第一遊撃隊の副隊長、よろしくね」 「私はクレア、先ほども叫んだのを聞いたかもしれないが、第一遊撃隊隊長だ」 そういって俺の腕を引っ張って行くクレアさん。ちょっと爪が食い込んで痛い。 二階まで上がると、真紅のドアを開けた。 中はクレアさんの部屋らしく、ベッドと机、棚に色々な道具が置いてある。 「ま、適当に腰掛けてきてくれ」 椅子を指差して、部屋を出て行った。 暫くすると、スープにパンを4切れ、コップに入った水を持って来てくれた。 「話す前に腹ごしらえしよう」 テーブルの上に置き、パンを2切れだけ取ってベッドに腰掛けた。 俺はスープとパンをがつがつとたいらげた。クレアさんに会ってから5時間以上、何も食べていなかった為 腹が減っていた。 すっかり平らげると、俺は腹いっぱいになった。 「さて・・・まずはどこからあんたについて話すか・・・」 「その前に、此処はいったいどこですか?」 「戦士の国、レジェンド王国、私たち豹が暮らす国さ」 「いや、場所じゃなくてですね・・・」 俺が聞きたかったのは、色々とあるはずだった。が、驚きの連続で何から聞いたらよいやら・・・ 「お前は住んでた世界から、この世界に落ちてきたんだ」
354 :
一等星 :04/10/23 00:52:24 ID:R7EnyxhP
・・・は?いきなり何を言い出すんだ・・・ 「この世界では、獣人と呼ばれる様々な者達が国家を作り、暮らしている・・・私達の様にね」 「・・・はぁ・・・」 突拍子もない話だが、嘘だとは思えない。 神様、これかせ夢なら早く覚ませてください。 「人間はこの世界で高値で取引されている、主に奴隷や召使としてね・・・」 「え゛、ちょっ、ちょっと待った!まさか俺を・・・売る?」 「いや、別に金に困っているわけじゃないから」 「・・・ってことは・・・」 無言でうなづくクレアさん。 「・・・帰ります!」 「言っとくけど、今まで落ちてきた人間が帰れたって話し、聞いたことないから」 ショックで椅子の上にうなだれた。 何でいきなり奴隷?しかも帰れない?冗談じゃねぇよ! ああ、涙が出ちゃう、だっていきなりなんだもん!(涙 だが、次の言葉は自分が幸せな分類だと思い知らされることになった。 「もしあの時お前をほおって置いたら、奴隷商人に捕まって、本当に奴隷のされて売られていくんだぞ?」 「マ、マジッすか?」 「ああ、私のところで召使になれば、不自由な暮らしはさせないよ、悪い条件じゃないはずだ」 その目には力強い説得力があった。 棚の上から緑の革の首輪を掴むと、俺の前に置いた。 「条件を飲むんならこの首輪を・・・断るんならドア・・・2つに一つだ」 目がマジだ、かなり怖い。 初めはどちらも嫌だったが、よくよく考えてみるとクレアさんの方がいいと思った。 スタイル抜群、大きな胸、そして意外と優しそうだし・・・
355 :
一等星 :04/10/23 00:53:18 ID:R7EnyxhP
「・・・奴隷よりはましか・・・」 俺は首輪を手に取ると、自分の首にはめた。 「いい選択をしたな」 クレアさん・・・いや、クレア様は初めて笑顔を見せた。 おお、なんと可愛い笑顔なんだ! 「では、さっそくタケルに命令する」 「は、はい!?」 いきなり命令?何を言われるのかドキドキして、すっかり椅子の上で硬くなっていた。 「こっちに来い・・・」 ゆっくりとクレア様の元に歩みよる。近くまで来た時、クレア様は俺を抱きしめた。 「え?クレアさ・・様!?」 顔が一気に赤くなる。当のご本人は顔を近づけて甘い声でささやいた。 「恥ずかしがることはない・・・お前は私の物なんだからな・・・」 口に暖かい物が当たった・・・唇を奪われたのだ。 しばらく、強く吸われたままにする。何も抵抗をしない。されるがまま。 口を離され、クレア様の口元から唾液の糸が俺の唇とつながっている。 「ん・・・初めてか・・・じゃあ、じっくりと調教するか・・・」 「調教って・・・・ん!」 反論の余地なく、ベッドに押し倒された。再び、唇が繋がる。 遠慮なく侵入してくる舌が、俺の舌や歯にまんべんなく這わせる。 クチュクチュと舌が出入りする音とともに、いままで感じたことがない快感が俺を襲った。 次第に息苦しくなってきた。 「んっ・・・・はっ!・・・・んむ・・・っ!」 ようやく息が吸えるかと思うと、クレア様は爪で俺の服をビリビリと丁寧に破きだした。 「な!なにするんですか!」
356 :
一等星 :04/10/23 00:54:11 ID:R7EnyxhP
抵抗もむなしく、服はただの一枚布になった。 「大丈夫・・・代わりの服はちゃんと用意するから・・・」 甘く優しいささやき。クレア様は今、剣士ではなく完全な雌になっている。 かちゃりと、ベルトとジッパーがはずされる。トランクスごと下げられ、腫れ上がった俺が顔を見せる。 一遍の躊躇もなく、クレア様はそれを口に含んでいた。 熱い舌が俺のペニスに絡みつく。 唇が、すぼめられ、強く吸われる。唇自体が、圧迫してくる。 「っ・・・はぁ・・・・あぅ・・・」 頭を前後に動かし、刺激を与え続ける。いよいよ限界に近づいてきた。 ザラザラとする舌が裏筋を舐める。 ドプッ 俺は、クレア様の口の中に、どくりと、波打つほど、精液を流し込んでいた。 「っ……はぁ……ふう……」 そのまま、吸われるペニス。尿道にまで残っていた精液が、完全に抜き取られる それでもなお、硬度を保ち続ける俺の逸物。 全く漏らすことなく、全てを飲み込こんだクレア様。 「ん・・・濃いな・・・」 ご感想いただき、誠にうれしく思いますよ、クレア様。 そんなことを思っていると、付けていた下着(のような服と言おうか)を脱いだ。 究極に洗礼されたボディーが、全て露になる。 「よし・・・最後に行くぞ・・・」 「え・・・最後ってやっぱり・・・」 「安心しろ・・・人間と獣人の間では子供は出来ないよ・・・」 「あ・・・・・・なら安心・・・っ!?」 既に濡れていた下の口が、俺のペニスをくわえ込んだ。
357 :
一等星 :04/10/23 00:54:50 ID:R7EnyxhP
口の中より、熱い。そして、桁違いにキツイ。締め上げる動き自体が甘さに変わり、 クレア様が喘ぎ声を上げる。 「うっ・・・はぁ・・・いいぞタケル・・・」 俺の上で腰を振るクレア様。接合部からクチュクチュとこすれる音がでる。 熱くきつく締め上げる口に、俺は2回目近づいてきた。 ゴプッ! 「・・・ん・・・はぁ・・・はぁ・・・・っ・・・」 ギュッと抱きついてきたクレア様。 それに応じようとするが、手に力が入らない。 あれ・・クレ・・ま・・・・・・ がばりと、ベットから飛び跳ね、俺は目を覚ました。 「・・・あれ・・・夢・・・?」 そう、全ては夢だった・・・って、こは無い。 「・・・起きたか・・・」 俺の隣には、スタイル抜群の豹が、裸で寝ていた。 「ク、クレアさん・・夢じゃない・・・」 「クレア『様』って呼びな・・・じゃないとミレイユの奴に殺されるぞ・・・」 にんまりと笑うクレア様。俺もつられて笑ってしまう。 「・・・ま、後1ヶ月くらい調教すれば、私を満足させられるな」 「え、満足って・・・」 あれで満足してなかったのかよ!なんて精神力・・・ってか、隊長なんだから当たり前・・・か? そこに、二人分朝食と着替えを持って、ミレイユ様が入ってきた。 「クレア様〜、持ってきましたよ〜」 机の上に朝食を置き、着替えを持ってベッドによってきた。 この時、改めて自分が裸だったことに気がつき、慌ててシーツで体を隠す。
358 :
一等星 :04/10/23 00:55:24 ID:R7EnyxhP
「あ〜、隠さなくってもよかったのに〜」 がっかりした様子のミレイユ様。着替え(といっても昨日と同じブラジャーとパンツみたいな)を受け取るクレア様。 俺はティーシャツと長ズボンをもらい、着替える。 ミレイユ様は俺の着替えを見ていたが、クレア様が『もういい』といったので、しぶしぶ部屋を後にした。 「・・さて、朝食を食べたら仕事と城内を紹介する、しっかりと覚えなさい」 「はい、・・・昨日のも俺・・・いや、僕の仕事の内ですか・・・?」 クレア様は、はっきりとうなずいた。 (・・・・・・体、もつかなぁ・・・?) こうしてクレア様との生活・・・俺の召使生活が始まった。 END
359 :
一等星 :04/10/23 02:50:52 ID:R7EnyxhP
クレア・・・第一遊撃隊隊長。剣の腕は隊長の中でも1,2を争うほど。 風の魔法が得意で、主に移動速度を上げたり、敵を吹き飛ばしたりする。 タケル・・・元は高校1年生。クレアに拾われて以後、召使となる。 本人はあまり意識してないが、かなりのイケメン。 ミレイユ・・・第一遊撃隊副隊長。明るくのんきな性格で、クレアを姉のように慕っている。 ただいまクレアに魔法を教わっているが、あまり上手くいってない様子。 っとまぁこんな感じ? 失礼しまつた。
>>一番星氏 乙です〜。 でも、欲を言うならもっとエロく。
豹か…… (・∀・)イイネ!!
362 :
一等星 :04/10/23 12:16:47 ID:R7EnyxhP
>>360 ふむぅ・・・やはりすこし抑えすぎましたね・・・(滝汗
もうちょっとレベルアップした作品をガンバリマス。
>>361 ありがとうございます。
363 :
名無しさん@ピンキー :04/10/24 10:16:46 ID:AOMZDWiJ
こちむい作者様はもう降臨しないのか…orz age
乙。誰かが地震ネタやると思ってましたGJ! ところで一等星さんってカナ入力? いや…同じ失敗をよくやるのでolz
>>363 いや来る。いつか来る。
そのために俺たちが出来る事は、保守する事と描く事だ。
質問ですが、ファンタジーの世界にいるような動物もオッケー なのでしょうか。 例えば、龍とか、悪魔とか。 ある程度世界観をいじっても良いとのことですが、どのくらいまでいじって いいのかわからなくて・・・。
>>366 構わないとは思うけど、キーワードは基本的に『耳』かな?
別に強制するわけじゃないけど。
現に蛇には耳がないし……。
そうだ!!耳だけではなくはねとかどうだろうか!? 尻尾の感度が良いというのもありかな〜?
おまたせしました・・・ 『あした会えたら』の続きは明日中に・・・なんとか・・・ なかなか上手く書けなくて時間がかかって・・・ ずうずうしいお願いですが、もしこの話、憶えていましたら、前回の 話から読んでみて下さいませ・・・書いた本人も忘れるぐらいだし・・・ ついでに『こちむい0』も読むと効果倍増・・・ でも、すごく賑わっていいスレになりました。 また頑張りますので・・・
370 :
兎の人 :04/10/24 22:40:20 ID:k6gOBZCf
>>369 き、き、き……北━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!
待ってたかいがあった!! マジ感動した!!
期待しておりますm(_ _)m
え〜と、僕の方は………今週中と言っておくテストorz
>>369 キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
キタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!
キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!!
キタ━━━ヽ( ゚∀)人(∀゚ )人( ゚∀)ノ━━━ !!!
待っていました…。・゚・(ノД`)・゚・。
明日はPalmに入れてあるこのスレと過去ログを、出勤時にでも見直して
悶々としつつ待ちたいと思いますm(_ _)m
来たので貼る _,.−' "´ ̄ ̄ ̄ ̄` `¬- 、 ,r'⌒', r⌒ヽ / `−' `−' \ / |─────────‐| ヽ | / ̄| _,,..、、 -―¬′ ! l ゙、―-- 、、.,,_ ┃| 工 ヽ/ニ二 | ゙、 j ! _ 二ニ┃| | /  ̄``` ¬ー--、 `、 / /-― 冖 ""´ ̄ ・ ' ゙:、 丶 / / \ \ / ,/ `丶 、 \ / ,. -'" `` ‐- \/ -‐ ''"
373 :
一等星 :04/10/25 14:55:30 ID:nl1yhb7X
>>364 ・・・・すいません、ミスっす olz
竜(龍?)もOKかぁ・・・・・・
腕が鳴りますね(ぉ
>>373 ずいぶんと張り出した肩胛骨ですねえ。
にしても、あしらた楽しみだ〜♪
375 :
一等星 :04/10/25 23:47:51 ID:nl1yhb7X
龍の絡みじゃないですが、前回の豹娘の絡み第二弾!! 少しやってる時間を延ばしてみました。
376 :
一等星 :04/10/25 23:48:23 ID:nl1yhb7X
黄金の風〜第二話〜 「タケル〜、石けんとって〜」 「はい、どうぞ」 だいぶ磨り減った石けんを渡すと、ミレイユ様はタオルにゴシゴシと押し付けた。 この世界に洗濯機などは、ない。そのため、洗濯はタライと洗濯板を使った昔ながらの方法で。 これが俺に与えられた2番目の仕事、城内全ての者の汚れ物の洗濯だ。 1番目の仕事は・・・・・・ 『ま、後1ヶ月くらい調教すれば、私を満足させられるな』 ・・・・・・一ヵ月後には俺、クレア様を満足できる体に調教されてしまうのだろうか? それより、今は今に目を向けなければ・・・ 後ろを振り返り、洗濯物の山を見てみる。まだ俺の身長より高い・・・ 「ミレイユ様・・・やっぱり二人だけでは無理が・・・」 「はい、口より手を動かしなさ〜い」 「は、はい・・・でも」 「手〜〜」 血走った目で睨みつける。やばい、マジだ。しかも良く見ると爪が石けんに突き刺さってる。 別の石けんを手に取り、洗濯物の汚れにゴシゴシと押し付ける。 そもそも何故、遊撃隊副隊長のミレイユ様が俺と洗濯しているのか、それには訳があって・・・ 『前回の洗濯係り、すっぽかしちゃてね〜♪』 と、のんきに語った。てね〜♪、ですか・・・。 その可愛らしいというか、のんきというかの本人は今、獲物を追う肉食動物のように荒れていた。 この怒りの矛先が自分に行かないよう、出来る限りの速さ洗物を片付けていく。
377 :
一等星 :04/10/25 23:49:29 ID:nl1yhb7X
洗濯物の山は跡形もなく消え、代わりに紐で吊るされたタオルやら服やらが物干し場を占領した。 「ふにゃ・・・やればできるも〜ん!」 意気揚々に背伸びをするミレイユ様。 あの〜、9割は俺がやったんですが・・・ 恨みパワー100%、充填完了。角度よし、距離は射程内・・・発射!!(笑 しかし、この睨みは思わぬ収穫があった。 洗濯の仕方が荒かった為、ミレイユ様はびしょびしょになってぃた。 それに太陽の光が加わり・・・WAO! 服は透けて、下着が丸見えになってる。神よ、感謝します!(信心は無いけど) 「ん〜、素っ裸より透け透けって色っぽいよなぁ〜〜」 まじまじとミレイユ様の体を眺めてせいで、本人がこっちを振り返ったのに気がつかなかった。 「・・・・・・何がいいのかなぁ〜?」 「・・・っわ?!な、何んでもありませんよ、はははは」 ミレイユ様は鼠を捕まえたような笑顔。やばい、食われる!!(俺は鼠か?) と、そこへ救いの天使が現れた。 「どうやら片付いたようだな?」 クレア様が二回の窓から身を乗り出している。いつもブラジャーとパンツという軽装な服装なので、 巨乳がますます大きく見える。 「そんなに仲いいなら、ミレイユ、頼みがある」 更に身を乗り出したクレア様。いや、乗り出しすぎて、落ちてきた。 「わ、わ、わ!」 受け止めようと走り出したが、間に合わない!ぶつかる! ・・・・・・っと失礼ましました。誰だよ、落ちたなんて言った奴は。 クレア様はくるりと空中で回転し、見事足から着地した。 俺はその手前で、頭から転んだ、顔がひりひりする。
378 :
一等星 :04/10/25 23:50:08 ID:nl1yhb7X
「痛っっ・・・ぐえっ!」 そのとどめを刺すように、ミレイユ様は俺を踏んずけた。 酷くないですか?ミレイユ様。 「はい!何なりとお申し付けください!」 キリッとした態度で起立。顔は嬉しそうに笑顔で、尻尾はピンっと立ってるけど。 「実は、任務で今日から3日間、城を出なきゃならんのだ、その間、タケルを預かって欲しい」 「ほ、本当ですか〜〜!?」 うっ、目が輝きまくってる。ミレイユ様〜、あくまで『預かる』だけですよ〜 「もちろんだ、その代わりと言うのもなんだが、やってもいいよ」 「わーい!クレア様愛してる〜〜」 子供のようにはしゃぎ抱きつくミレイユ様。愛してるって同性だろうが・・・ まてよ、いま、『やっていい』って?やって・・・・やる・・・って、 「あのぉ、もしや『やる』とは、一昨日のクレア様との・・・?」 即座にうなづくミレイユ様。遅れてゆっくりとうなづくクレア様。 「だって、それが『召使』でしょ?」 そういって俺の腕に抱き、引きずっていく。 「えっ、ちょっ、クレア様〜〜(汗」 「頑張れ、タケル、ミレイユ、壊すなよー」 クレア様・・・最後の言葉、物騒ですって・・・ 昼飯をそこそこに済ませ、ミレイユ様は3日間の有給休暇を取った。 マズイ、本当に殺される。が、逃げようにも実はもう部屋に入ってたりする。 ミレイユ様の部屋は、クレア様の部屋から少し離れた場所にある。 基本的には、ベッドと机、棚に色々なものが置いてあるクレア様の部屋と同じだが、
379 :
一等星 :04/10/25 23:51:39 ID:nl1yhb7X
棚の上にある本は主に、体位などついての知識が豊富な・・・俗に言う「エロ本」と言う物だ。 俺を部屋に入れるとまず、ドアに鍵をかける。カーテンも閉め、部屋は真っ暗になった。 「ふにゃぁ・・・」 暗闇の中、ミレイユ様の目が怪しく光る。 ボッとランタンに火が灯ると、それを天井に吊り下げた。 「ふふ・・・やぁっと二人っきりになれたねぇ・・・」 そこにはいつもの明るいミレイユ様の姿はなく、 まさに「性の獣」と呼ぶにふさわしいミレイユ様がいた。 「ん・・・さっき私の下着見てたよねぇ・・・」 「い、いえ、そんなことは・・・っ!?」 「・・・じっくりと見ていいよぉ・・・」 ゆっくりとシャツをたくし上げ、上裸になった。胸はクレア様ほど大きくないが、 ふっくらと形のいい胸だった。 薄暗いランタンの明かりは、ミレイユ様の今の姿を更に色っぽくしている。 そんな姿だけで興奮したのか、俺の物は既にギチギチとズボンに形づいていた。 「・・・もぅ・・・こんな興奮しちゃって・・・」 俺の前にしゃがみ、ズボンをずり下げると、腫れ上がった物が顔を見せる。 「え、ぁ・・・」 恥ずかしさのあまり、よろよろと後ろによろけた。ベッドに足が当たり、仰向けに倒れる俺。 すかさずそこに飛び掛る副隊長。 逸物に頬擦りをして、ちろちろと先を舐める。 うっ、気持ちいい。熱い舌が自分の物に這う度に、息が荒くなる。 「はっ・・・はっ・・・はっ・・・」 我慢だ、俺よ。まだ咥えてすらいないのに、出したらなんて言われるか・・・ 「はっ・・・はっ・・・・がっ!?」 舐めるだけの攻めから、新たな刺激が加わった。
380 :
一等星 :04/10/25 23:52:19 ID:nl1yhb7X
体を起こしてみると、ミレイユ様の俺が包まれていた。暖かく、丁度いい程度に締め付けてくる。 「これやると気持ちいいんでしょ?」 さらに、そこから胸を上下に動かしはじめた。 こ、これが噂のパイズリ!?な、何て破壊力だ!!(破壊力?) 今までは我慢できたが、もう限界だった。 どぴゅ! 丁度根元の方を刺激していた為、ミレイユ様は顔面に至近距離から精液を受けてしまった。 金色と黒ブチ模様の綺麗な顔に、白い液体が線を作る。 「にゃぁ!もったいない!」 急いでペニスにしゃぶりつき、尿道に残ってる分を吸い取った。 「うわっ!ミ、ミレイユ様・・・っ・・・」 しゃぶりつかれた時、俺のペニスに電気が走った。いった直後だったが、もう一回行きそうになった。 が、舐め取ったらすぐに口を離し、顔についた分を手ですくい取り、舐めた。 「・・・ん・・・じゃぁ・・・次ぎはタケルの番・・・」 舐め終わると、仰向けに寝るミレイユ様。すぐさま濡れた所に目が行く。 「・・・初めてだから下手かもしれないですけど・・・」 ミレイユ様の秘所は、薄い金色の体毛で覆われており、縦筋は薄ピンク色をしていた。 まず、優しく、控えめに、ミレイユ様のピンク色の縦筋を撫でてみる。 ぬるぬるとした透明な液が、クチュクチュと淫な音を立てた。 「はぁ・・・ぁぅ・・・ひゃ・・・」 気持ちいいらしく、ミレイユ様はクネクネと体をよじる。その動きがやらしく、俺を興奮させる。 もうここまで来たら、やるしかない。全身全霊、我が3年間修行した、 性の知識の限りを尽くして!(いつ修行したんだよ) まずはこの、愛液をどうにかしよう。俺はミレイユ様のそこに吸い付き、綺麗に舐め取ってく。 ぺろぺろ、くちゅ、ぴちゃ。
381 :
一等星 :04/10/25 23:53:00 ID:nl1yhb7X
「はぁっ、はぁっ、ひゃぁぁぁ・・・あぁぁ・・・タケルぅぅ・・・いいよぉ・・・はぅ!」 ぺろぺろ・・・ん、美味しい。さすがミレイユ様のマン汁。 綺麗にする為舐めている俺だが、次第に舌をマンコの奥へと進めていった。 くちゅくちゅ、ちゅぱ、ぴちゃ。 奥の肉壁を舌が触れるたびに、ピクッ、と体が跳ねる。そして、舌をぎゅぅぎゅぅと締め付けてくる。 それにも負けず、ひたすら舌を動かす。舐めても舐めてもあふれ出て来る。 「はあ、はあ、ひゃぁぁぁ、もうだめぇぇぇぇぇ!!」 ぷしゃぁ! 手足を突っ張らせて、のけぞったかと思うと、少量の愛液が噴射してきた。どうやらいったらしい。 「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」 息が荒いミレイユ様は、フラフラの手足で立ち上がると、俺を仰向けに寝転がした。 「はぁ・・・はぁ・・・最後の仕上げだにゃぁ・・・」 ミレイユ様が俺の腰を跨ぎ、ゆっくりとしゃがんできた。 そのとき、ふと、ある疑問が浮かんだ。 「・・・ミレイユ様は・・・その・・・以前誰かと・・・?」 なんとなく聞いてみたかった。あまりにもクレア様とは違うタイプで、 身長も小さいし(といっても176センチはある)、処女の用にも感じたからだ。 「・・・いや・・・残念だけど、初めてじゃないよ・・・」 クスッと笑うミレイユ様。うっ、かなり可愛い。笑顔もクレア様とは別タイプ・・・っ! 「んはぁぁぁぁ」 ミレイユ様がのけぞり、俺のペニスを下で咥え込んだ。 クレア様より熱いのは、興奮しているからだろうか?ギュウギュウに締め付ける力から、 そんなに経験していないことが、素人の俺にもわかった。 「んはぁぁん、いいよぉ・・・タケルぅ・・・」 そのまま体を前に倒すと、口付けをする。
382 :
一等星 :04/10/25 23:53:33 ID:nl1yhb7X
暖かい吐息が、俺の口内に入ってくる。 俺はそれに舌を入れてみた。ぬるりとしてザラザラした舌が、すぐさまそれに絡み付いてきた。 「ん・・・ふぁ・・・あぅ・・・」 クチュクチュと淫音を立てる上と下の口。ミレイユ様はゆっくりと腰を動かし始めていた。 下に集中すれば上がおろそかに、上を集中すれば下は我慢できなくなる。 が、お互いに下は限界だった。 「ぷはぁ、タ、タケル・・・っ!!」 「ッ!!ミレイユ様!!」 ミレイユ様が口を離し、腰からのけぞる。その結果、腰が深くまで下ろされ、俺の物にとどめを刺した。 ごぽっ!どぷっ! たっぷりとミレイユ様に中出しすると、クレア様の時と同じ風に、睡魔が襲ってきた。 「はっ・・・はっ・・・ミレイユ・・・様・・・」 目をつぶる直前、口に何か暖かい感触がした。口内に何か液体を流し込まれている気もする。 すると、眠気は引き潮のごとく引いていき、俺はミレイユ様の元に戻ってきた。 手には、小さい小瓶を持っている。さっきの液体の正体は、これか? 「・・・ミレイユ様・・・、その液体は・・・?」 「ふふ・・・第二十応急救護隊隊長特製の強精剤・・・」 へぇ・・・って、何かまた新しい人が出てきたような気が・・・ 「人間ってヤワだからね・・・、でも、この薬があるから大丈夫、まだ夕方だし・・・」 時計を見ると、4時の辺りに短針が刺している(時計の読み方は一緒だと聞いた) 「・・・それってつまり、後2日と8時間はこういうことを・・・?」 「うん・・・タケル、夜はまだまだだよ♪」 ・・・クレア様・・・早く帰ってきてください・・・(T_T END
<<一等星さん GJでした! 前回よりもエロっちくなっような・・・ 相変わらずノリは軽いのが特徴だけど・・・ また頑張ってください。 さて、『あしたら』は、今日の23:30に必ず・・・ というか、『投下予約』しとく・・・といって見る。 ついにヘビまで・・・ヘビいいよね、 妄想を加速させます・・・鱗耳萌え! 『ぎゅ〜』と巻きつかれるように抱きしめられたり、 脱皮(?)したり・・・続き読みたい・・・
384 :
蛇担当 :04/10/26 09:42:15 ID:tx7pGPa4
続きと言うか、あれはメール欄にあるとおり 保守がてらに書いたもんです。 本編はいまミドルフェイズぐらいまで進んでます。
385 :
名無しさん@ピンキー :04/10/26 22:38:45 ID:GBbJo4V0
召使い責めは可? もしくは召使いは人限定?
ぼくは暗い王宮を手探りで歩いていく。東ウイングから王宮へと抜ける 廊下に出れば、眩しいほどの月の光・・・四角い窓の形に切り取られた 青白い月光が廊下にペタリ、ペタリと貼り付いているよう・・・ぼくはピョンピョンと その月光を踏みつけながら、思考は千路に乱れている・・・ 『どうしよう・・・ぼく、ご主人様に内緒で・・・でも、今日はリナ様の所に 居たから仕方なくて・・・』 などと言い訳をしてみるが自分が一番良く知っていた。密やかに聞こえる ウワサで、『フローラ女王はヒトの世界に行く方法をついに編み出し、 買い取ったヒト召使いを密かに元の世界に返してやってる』というのがあるのだ・・・ ぼくは信じてはいなかったけれど、今日の朝、外に落ちていたとは 信じられないような美品の漫画雑誌を見たのは初めてだったから・・・まるで、 実際にヒトの世界から直接持ってきたみたいに・・・ 今日のドタバタのあった食堂を通り過ぎ、聖堂に向かう。その中のさらに 奥に礼拝室はある。目の前に大きな木の両開きの大聖堂の扉。ぼくは渾身の 力をこめて押そうとしたが、音もなくあっさりと扉は前に勝手に開き、たたらを踏む。 「あわわわわ・・・」 とっとっ・・・と聖堂の中に踏み込めば、ドアを開けた女王様の妹2人が立っている。 どうやら気配がして開けてくれたらしい・・・女王と髪のグラデーション以外は そっくりなので少しびっくりした。
「はわわっ!・・・」 ドギマギして小さく悲鳴を上げるぼく。扉を開けたのはイーリス様。菫色の タイトなドレスを着ている、飾りがないデザインながら、胸の辺りの切れ込みは 深く、むっちりと美しい谷間が見えていた。深いむなぐりなのにブラが見えない のは、ハーフカップのきわどいブラをしているに違いない・・・ 「遅かったわね・・・」 「す、すいません・・・」 慌てて不躾な視線を胸の谷間から逸らせる。後ろでお臍の辺りで腕を 組んでいるのはセレーネ様。女王の後ろですましているときとは違って リラックスした様子。腰をギュッと絞ったロングのドレスは、肌の露出こそ 少ないものの、柔らかな胸を強調している。花びらをちりばめた華やかな柄の ドレスのイメージ通り、強いフローラルの香りがほの暗い聖堂の入り口に漂った・・・ 「いくわ・・・陛下がお待ちよ・・・」 くるり、と踵を返すイーリス様に手を取られ、ぼくは引張られるように歩き出す。 千人以上が入れる聖堂廊下は長い。前方にあるはずのネコ女神の像は闇に 溶けてよく見えない・・・少し怖くなって思わずイーリス様の手を握ってしまう。 イーリス様はチラリと一瞬流し目でぼくを覗き込むと、横のセレーネ様に気が つかないように握り返してくれる。でも手の平を合わすように握った手を、微妙に 蠢かせ、ぼくの指の間をやわやわと刺激しつつ、手の甲を軽く指で引っかいて来て・・・ その絶妙なテクニック(?)に思わず『あっ・・・』と声を上げそうになって、 慌てて俯くぼく。 「どうしたのかしら?眠い?」 横のセレーネ様が気が付いて僕に聞く。薄く笑いながらぼくの表情を窺うイーリス様を 少し恨めしく思いつつ、ごまかすように言う。 「えっ、あ、あの・・・な、なんで呼ばれたのか心配でっ・・・そう、そうなんですっ・・・」 ほの暗い闇に光るイーリス様の緑の瞳を見ながら焦って答えると、イーリス様は 一応納得したように言った。
「そうか・・・心配しなくてもいいわ・・・陛下はうわさほど乱暴ではなくてよ・・・ 『血塗れフローラ』って呼ばれているから心配?」 あだ名の部分は声をひそめて言うイーリス。慌てて首を振るぼく。 「そ、そんなコトありません!! 」 手を握っているセレーネ様が後を継いで言う。 「うふふ、詳しくは後で聞くといいけど・・・陛下はそろそろ引退するらしいのよね・・・」 「女王を辞めるのですか・・・」 唇を噛むぼく。と、いうことは、次期女王は継承権1位のミルフィ姫・・・ちなみに ご主人様はドンケツの30位・・・ がっくりとうなだれるぼくに2人の女王の妹たちが囁く・・・ 「下位の王女は大変なのよね・・・父親が貧乏だと領地もお金もないまま 放り出されちゃうし・・・」 「そうそう・・・必ずいるのよね、城下町の超高級娼館で働く、『元プリンセス』って・・・」 「そ、そんなっ・・・」 涙がでてきそう・・・神聖な聖堂の中にいるのも忘れてぼくは叫んでしまう。 ぼくのご主人様が見ず知らずのオトコに・・・って、なんかご主人様が嫌がる イメージが湧かないのは気のせいだろうか・・・ 「大丈夫・・・きっと、悪い話じゃないわよ・・・ふふ、主人思いで可愛いのね・・・」 気休めのようにセレーネ様が言う。 その時イーリス様はぼくの手を軽く引き、祭壇の前を左に曲がる。横のドアを 開けると暗い連絡廊下が伸びて、奥の行き止まりが礼拝室。女王が聖堂で儀式を する際の控え室・・・。お姫様さえ滅多に入れないフローラ女王だけの場所・・・ドアが 開けば生臭い風が吹きつけた。ぼくは思ったより凄愴な雰囲気に緊張してゴクリと 喉をならした。ネコでも見えないんじゃないかと思うほどの濃い暗闇に沈む廊下に 足を踏み出す・・・
『ウ〜ウ〜〜〜・・・』『ぐるるるる・・・』『ケ――ッ!ケケ・・・』 闇になにかの呻き声が響いている。暗闇に血の色の瞳が無数に瞬いている。 ぼくは、その呻き声の正体が見えない事で、さらに恐怖を煽られて イーリス様の手をギュッと掴んで言う。 「な、なんですか?ここに居るのは・・・猛獣?」 恐怖に引き攣って言うぼくに優しくイーリス様は言う。緑の瞳がピカリと光る。 「大丈夫・・・陛下のペットといった所かしら・・・慣れれば可愛いものよ・・・」 なにか奥に含んだ言い方をする・・・ぼくが自分の手さえ見えない闇の中で 首をひねると何かしわがれた声がした。 「・・・にげろ・・・」「・・・たすけて・・・」 「えっ?」 声の方に振り返るぼく。 『ガシャン!! 』セレーネ様がすかさず檻を蹴っ飛ばして大声で言う。 「うるさいわよっ!! 黙らないとゴハン抜くわよっ!! 」 そしてぼくに振り返って慌てて言う。 「・・・おほほ・・・なんでもないわ・・・」 「でも・・・今、なにかしゃべったような・・・それに・・・もともと、ご主人様じゃ なくて、なんでぼくが呼ばれたんです?」 疑問を口にするぼくに、困ったように2人は口ごもるが、いきなり誰の ものでもない声がドアの向こうからした。 「このフローラが直接話そう・・・」 緊張する2人の王妹。ざわめいていた檻のなかの『何か』もぴったりと 怯えたように鎮まる。ぼくの手を離したセレーネ様が、うって変わって しずしずと扉を開けた。ゆっくりと視界にドアの向こうの部屋が広がっていく・・・
礼拝室から光が漏れる、そんなに強い光ではなかったが、暗闇になれた ぼくの目を射抜く。部屋の光で浮き上がった廊下を隠すように背後で そそくさと扉は閉められたが、目の前に立つネコ女王の存在感に押されて 振り返ることまで気が回らない・・・ その部屋の突き当たりには美しくも巨大なステンドグラス。幅2.5メートル、 縦6メートルの天井いっぱいに色つきガラスで浮かび上がったネコ女神様は 太陽の光がない夜の今でさえ荘厳で美しい・・・しかし、視線を下に落せば、 なぜかそこにはネコ体標本やら、ホルマリン漬けの瓶が並び、作業台やら、 手術用のライトがところ狭しと並んだ実験室・・・どうやらフローラ女王が勝手に 改造しているらしい・・・そして、真ん中の広くなった所に、彫像のように立っている 一際冷たく美しいネコ姫が口を開く。横にはオブジェなのか、高さ150cmほどの 陶器のお皿をぶら下げたスタンドがあった。 「よく来た・・・単刀直入に言う。新しい研究を見つけてな、今までやって来た事が すべて無駄になった・・・このフローラに残された時間は短い・・・この際、残りの 人生を研究に集中しようと思う・・・」 いきなりしゃべり出すフローラ女王。ぼくは跪くタイミングを失してぼんやりと 突っ立ている。ドレスはモスグリーンの地味な物だが、その上からなぜか白衣を 羽織っていてそれが不思議と似合っていた。とんがったネコ耳はくせっ毛なのか、 ほつれたようになっている。そして構わずに続ける女王、ニヤリと笑う。 「次期女王だが・・・マナに譲ってもよい・・・」 「ええっ!? ホントですか?」 叫ぶぼく。女王の口ぶりは自分の鉛筆を人に貸すぐらいのそっけなさで・・・ 「ただし・・・お前は代わりにこのフローラに仕えよ・・・」 「・・・えっ!? ・・・」
「悪くはあるまい・・・それに、研究が成功すればお前は元の世界に 戻れるであろう・・・」 自信たっぷりの女王。結っても、縛ってもいない、油の抜けた髪を 無造作にかきあげて言う。ぼくは身を乗り出す。 「も、もとの世界に戻れるんですかっ!? 」 「約束しよう・・・」 いきなり王女は自分の横のヘンなオブジェに向かって呪文を唱え始めた。 目の前には鳥かごを吊るスタンドのようなものが立っている。但し、 吊り下げてあるのは鳥かごではなく、8角形のお皿が横向きに・・・その8角形の お皿の中心はやはり8角形の穴が空いていた。土星のわっかを吊り下げたような 感じ・・・そしてその周りにはほとんど点に見えたが、びっしりと細かい文字が 書かれてある・・・。台湾とかで良く見た風水盤に似ていた。そして女王様の呪文に 合わせて、徐々に文字が青い燐光を発していく・・・。 「記述式起動魔導式・・・でも、ご主人様が作るのよりはるかに・・・」 「そのとおり・・・64段の並列魔導式・・・もはや重力を曲げ、空間さえ 繋ぐ事ができる・・・」 屋内で使うには危険なほどの品物を平然と扱いつつ、起動呪文を 唱える女王。徐々に8角形のお皿は青い光に満たされていく・・・そして 全ての魔導式が発動。唸りさえ聞こえるほど、魔洸力が集中していく・・・ いつしかお皿の中心の穴は光さえ吸い込む程に暗さを増し、真っ黒な ブラックホールと化している・・・ 「む・・・」 いきなり無造作に女王様はお皿の中心に手を突っ込んだ。 「あっ!手がっ・・・!? 」 しかし、驚いたことにお皿の反対側から手が出てこない・・・手品を見たように 驚くぼくを薄く笑って眺めつつ、フローラ女王は言う。 「ふふ・・・僅か、この部分だけ、別の世界と繋がっている・・・ヒトが落ちてくる時の 空間の『ゆがみ』を人工的に造る装置だ・・・『時代』と『場所』は、まだ指定 できないがな・・・これが、フローラの新しい研究・・・」
わずかに手をかき回すようにしてから、女王さまは肩まで突っ込んでいた手を 一気に引き抜く・・・手には新聞紙・・・思わず女王陛下の前なのも忘れて駈け 寄ってしまうぼく。 「ああっ!! これは15年前の『東スポ』!! 」 手に取ったそれはまだインクの匂いがプンプンして、手に字がくっつきそうな ほどの印刷されたばかりの新聞。でもこの新聞はぼくのうまれる前の日付・・・ よく判らないけど、見出しには大きく『中森明菜ついに裸・・・』と書いてあり、慌てて 新聞の折り曲げてある下半分を見てみれば、『・・・で、出直し』と書いてある・・・ それはともかく、これはホンモノらしい・・・ 「どうだ・・・?」 「すごいです・・・これで、ぼく・・・」 これで、ぼくの弟にまた会えるかも知れないと思うと飛び上がりたくなるぼく。 ご主人様の悲しいほど実用に適さない発明とは大違いだ・・・でも・・・微妙な 違和感に襲われて、なんの気はなしに聞いてみた。 「・・・で、でも・・・そしたら、女王さまが今までに仕入れてきたヒト召使いは・・・? 元の世界に返していたのではないのですか・・・?」 「あれか・・・あれは以前の実験に使った・・・遺伝子の組替実験で不老不死に なろうとしたのだがダメだな・・・細胞の寿命・・・テロメアと共に生き物の死は 必ず訪れる・・・それよりは時間を操って、自然の摂理の外に出たほうが早い・・・ このシステムを使ってな・・・」 暗く地面の下から響くような声・・・唇の端だけで笑いながら女王様は言う。 「ま、まさか・・・」 手から新聞がバサリと落ちる。声がのどの奥で震える・・・
「安心せよ・・・もう30年近くも昔に実験はだいたい成功している・・・どうだ?お前も 160ぐらいまで寿命をのばしてやろうか?それとも骨格の限界までのパワーが 欲しいか?ふふ・・・魔力は本人の資質によるようだがな・・・」 その笑みは邪悪な笑み。違和感の正体が急に露わになっていく。ぼくのご主人様が 不自然なほど女王様を嫌う理由・・・そして、あの廊下の檻の中のなにかは・・・もしかして・・・ 「ヒトはヒト、ネコはネコです!ネコはネコ以外の何かにはなれません!ぼく帰ります、 ぼくはご主人様の召使いですっ!! 」 こんな所にうかうかと来た自分に腹を立てつつ、女王に背を向けるぼく。ドアに足を 踏み出したとたん・・・ 『がしっ!』っと、両方から肩を掴まれる。イーリス様とセレーネ様・・・ 「ああっ!? 離して下さいっ!! 」 「ばかねぇ・・・この秘密を知って帰れるはずがないじゃない・・・」 「ふふ・・・だいじょうぶ・・・朝まで愉しくすごせば、きっと考えも変わるわよ・・・」 ニッコリとイーリス様とセレーネ様が舌なめずりしながら言う。その目は獲物を みる目つき・・・
「ぜ、絶対に・・・死んでも女王さまには仕えませんっ!! 」 叫ぶぼく。そこにフローラ女王が静々と近寄ってぼくの顎を指で 引っ掛けて上を向かせる。 「・・・ふふ、ネコ以上の存在、それを俗に『神』という・・・どうした、 怒っているのか・・・ そして、恐怖に震えてもいるな・・・」 睨むぼくの目を覗き込みながら言う女王さま。ぼくは慌てて視線を逸らし 唇を噛む。恐怖に歯を鳴らさないように・・・ 「もう判っているのだろう・・・外廊下の人外のなれの果てを・・・そして・・・」 ニヤリと女王の口の端が歪む。ぼくは恐怖に弾けるように叫ぶ。 「あっ、あなたは実験の成果を自分のむす・・・・・・うっ、く・・・」 『パシュ!』女王を弾劾しようとしたぼくの首筋に背後からいきなり無針注射器が 打ち込まれる。強力なばねにより打ち出された薬液は細かい粒子となってぼくの 首筋から皮膚に一気に浸透していく・・・一気に意識が混濁していく・・・ 「やはりそこまで理解したか・・・賢い召使いだな、このフローラに意見する 気の強さもよい・・・さて、単なるモルモットにするには惜しいのだが・・・」 無針注射器を手にするイーリスと、がっくりとした召使いを支えるセレーネに 静かに言う『血塗れフローラ』ぐったりとした娘の召使いを見る三人の緑の瞳は 何を思って妖しく輝くのか・・・
(続く…) 長くてごめんなさい・・・ 久しぶりです・・・ ちょっと休憩して、1時間後に続きを・・・ 『ぼく』が3人がかりで責められちゃうパートを・・・ それでは…
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!! 正座して待ってます。
・・・暗い・・・ ぼくの腕に注射器の針が滑り込む感触。とたんに燃え上がるように 体が熱くなる、のけぞる。腕が動かない・・・慌てて目を開ければ、前方には 白衣を来た女王を中心に同じ顔の3人が薄く笑って立っている・・・ 「な、なにを・・・」 うめくぼくに、女王の姉妹が答える。視界は揺らめいて陽炎のよう・・・ 「ふふふ・・・これは秘密のクスリ・・・」 「欲しいのは力?それとも寿命?」 愉しそうに言う二人。そして女王が判決を下すように言う。 「くく・・・羽根がいいだろう、この礼拝室のステンドグラスのネコ天使のような 白い羽根・・・」 「うわあああああっ!」 叫ぶぼく。とたんに腕の中を虫が這い回るような感覚。そして腕が溶けて いくような違和感の中、羽根がぞわぞわと皮膚から沸き出し、みるみる腕を 蔽っていく・・・激烈な快感と痛みの中、ぼくは異形の者へとメタフォルモーゼしていく・・・ 「うあっ、やだ、やだ――っ!! 」 自分の叫び声で目が覚めた。全裸にされている。突っ伏した頬に柔らかい 絨毯の感触・・・どうやら夢。でも実際、腕が動かなくてギクリとするが、こんな夢を 見たのは、ぼくの腕が二人の王妹にガッチリと掴まれていたからのようだ。 「あ・・・うぅ・・・」 跪いた姿勢から、上半身をそろそろと起こし周りを見渡せばまだここは礼拝室。 正座しているような姿勢なので、ますます天井が高く、部屋が広々として見える。 しかし、その視界が歪む。気持ち悪い・・・ 「うっ・・・うっぷ・・・」 頭の上から声。
「ふむ・・・バッドトリップしたな・・・薬物耐性が意味もなく強いと、吐き気や 蟻走感を伴った幻覚を見るのだ・・・もっと薬を受け入れろ・・・」 「どういたしますか・・・?」 残念そうなイーリス様の声。ぼくは吐き気を堪えるのに精一杯で下を 向いている。 「しれたこと・・・もう一度打つ・・・リタリンをもう一単位・・・」 「そ、それは、心臓に負担が・・・はっ、い、いえ・・・出過ぎたコトを申しました・・・」 女王に黙って視線を向けられ、慌てるセレーネ様の声。リタリンといえば 麻薬に近いほどの威力の向精神剤・・・ぼくはふらふらと逃げようとするが、 すぐに頭を掴まれ下を向かされ、首筋を露出させられた。 「や、やめて・・・」 震えるぼく。 「安心しろ・・・この世界に『落ちて』くる人間は特に心臓が強い・・・二回目は キクぞ、奇麗事を言うお前の正体を見てみたい・・・」 霞む視界に女王のシルエットが迫って・・・そして・・・ 『パシュ・・・』 そしてぼくは意識を、失わ・・・なかった。心臓が体を乱打する。そして極彩色の トランプが頭の中でバラバラと乱れ飛ぶ。感覚は鋭敏に。ガッチリと掴まれた 手首の痛みも甘い快感を紡ぎ出す。無意識に太ももをすり合わせる。頭の 中の理性はどんどん小さくなって思考は凶暴な荒々しい衝動と破壊的な 快楽を求める粘つく欲求に二分される・・・ 「くううううああっ!!!!」 側であざ笑うような声が歪んで聞こえた・・・ 「トリップしましたわ・・・完全に・・・」 「快楽の世界に・・・ようこそ・・・うふふ・・・」 ゆっくり目を開けた。視界は良好、紫外線までビシビシ見えそう。6メーター 頭上にある天井画のネコ女神様の瞳の中まで見えそうだ。大声で笑いたい ぐらい心は浮き立つ。そして同じぐらいのもどかしいような感じ。悪魔の実験室と 化した礼拝室にぼくの荒く湿った息の音だけ響いてる・・・
そして匂い・・・ぼくはヒトなのに、イヌよりありありと甘い匂いを即座に嗅ぎつける。 その匂いはメスの熟れた匂い・・・ぼくはせわしなく息を吐きながら視線を下に戻す。 そこには3人のネコ姫・・・下着姿だった・・・ 真ん中にはフローラ女王。なぜか下着の上から白衣を羽織っている。ボタンの 止めていない白衣の間から覗くのは、意外なことに純白のレースのブラ。 ホルターカップといって、上手く説明できないけど普通のブラと違って、肩でなく 首で留めるタイプ・・・。赤ちゃんのよだれ掛けのような感じと言った方が早い。 だけど実際に見れば胸の谷間は見えないものの、薄いレースがしっかりと 熟れた胸を形良く包み込み、ベストのシルエットを完成させていて、かえって 悩ましい・・・もちろん50人近くのネコ姫、王子を産んだとは信じられないほど カラダのラインは崩れていない。子供を産んでいない左右の二人より、逆に 肉体にしっとりと脂が乗っているよう・・・太ももは静脈が浮くほどの白さが眩しく、 セクシーなヒモパンの結び目をしっかりと押し戻すハリもあってぼくをドキドキさせた。 右側は紫のドレスを手にしているからイーリス様だろうか・・・ドレスの下は、 予想どうりのハーフカップのパープルカラーのブラ・・・。紫色のインナーは イーリス様を優美に包む・・・ブラの胸の先端を包む部分は、ちょっぴりと鳶色に 変化していて乳首がギリギリ見えそうで、ぼくは思わず喉が渇くほど興奮してしまう。 ぼくの視線に気がついて、挑発するようにドレスを投げ捨てるイーリス様。むっちりと した太ももを擦りあわせると、紫のスキャンティーがよじれて、悩ましく食い込む・・・ すると、左はセレーネ様だ。ぼくは目を剥いてしまう。両脇の下から巻きつけられた 太ももまでのキャミソールは全くのシースルー。そしてそのブラはオープンカップで ピンクの先端が丸見え。薄いキャミソールを突き上げている。そして、パンティも Tバック・・・というかTストリングと言っていいほど布を使っていない下着だった・・・ よっぽど苦労して見て、初めて下着が花柄なのがわかったりする・・・
「うふふ・・・」 ぼくに向かって中腰になって、胸を軽く揺するセレーネ様。霧にけぶった ように見えるキャミソールの下で重そうに胸が揺れた。娘達と違って3人の 胸の乳首はちょっと下向きに付いている感じ・・・もちろんけっして『垂れてる』 訳じゃなくて、『熟れきってる』というのが正しいのだろう・・・ 圧倒されたぼくがそのまま飛びついて襲い掛かろうとするのを必死に耐え、 深呼吸して必死で理性を保とうとする。ここに至って、まだ理性を保つぼくに 目を丸くする2人の妹たち。 「ほう・・・薬の効き目は十分らしいが・・・薬物耐性より、精神力のせいだな・・・ それとも、マナと二人であぶない薬を使った遊びを毎晩しているのかな?」 と、冷静にぼくの瞼の裏を見ながら言うフローラ女王。 「ご、ご主人さまはこんなこと・・・し、しませ、ん・・・こんな薬の力で何もかも 手に入ると思ったら大間違い・・・で、す・・・」 必死で色っぽい三人を視界に入れないようにしながら、息も絶え絶えに言う ぼく。薄く笑ってぼくを見下ろす女王様。でも緑の瞳がスッと小さくなる・・・。奇妙な 沈黙が流れ、そして不意に女王が言った。 「さっきの話を聞いた以上、お前を生かして帰す積もりはなかったが・・・明日の 昼まで、お前が正気を保っていたらマナの元に返してやろう・・・」 その言葉と同時に両側から熱いカラダがぼくにしなだれかかる・・・ 「でも、『陛下のドレイになります』って言ったり、気絶しちゃったら・・・」 「私たちの性ドレイ・・・朝も、夜も、私たちの好きなときに・・・・・・いっぱい陛下に エッチな改造してもらいましょうね・・・」 イーリス様とセレーネ様が、ぼくの頬になめらかな手を這わせつつ耳元に息を 吹きかけながら囁く。 さらに頭に血が上るぼく。前方の女王様がゆらりと言った。
「その前に・・・お前にハンデを与えよう・・・こっちは三人もいるんでな・・・」 あごで合図をするとぼくの太ももを思いっきり開くイーリス様とセレーネ様・・・ 「ああっ・・・!ダメですぅ・・・」 いきなりのM字開脚で羞恥に息を詰まらせるぼく。しかし、打たれた薬のせいか シャフトはびくんびくんと半ば立ち上がっていて・・・ 「やだ・・・結構大きいわ。うそ・・・もっと大きくなるの?」 「まあ・・・毎晩、コレで私たちの姪を泣かせてたのね・・・」 欲望に濡れた瞳でぼくのシャフトを覗き込む王妹たち・・・しかしそれに動じる ことなく女王様は言う。 「まず、血管を拡張する・・・ペニスに流れ込む血液が増えれば、大きさも その分大きくなるからな・・・」 「な、何を・・・」 顔を羞恥に染めて必死で抗議するぼくだけど、もちろんそれは無視される・・・ ワゴンの上のゴム管を手にぼくの足元にしゃがみ込む女王様。『きゅ、きゅっ』と、 音を立ててぼくの太もものつけ根を縛る。そして側のワゴンに手をのばし、少し 迷うように手を動かすと青いシリンジを選んで取り出した。プランガを押して 薬液をピュッと出してアンプルの中の空気を抜く。 「ニコチン酸・・・ソケイ部に打つ・・・」 うろたえるぼく。薬の力か、冷たく光る注射器の恐怖か、心臓の鼓動は乱打を打つ・・・ 「ふふ、安心しろ・・・DNAの書き換えでペニスを2本に増やしたりしてもいいのだが、 それをすると精神の一部が簡単、かつ確実にコワれるのでな・・・それでは面白くない・・・」 と、恐ろしいコトを言いつつ。無造作にぼくの太ももの内側の血管に針を滑り 込ませるフローラ女王。そっと薬液を注入していく。 「う、ああ・・・な、なに・・・やめて・・・」 深く打ち込まれる注射器の針が折れそうな恐怖に上ずった声を上げるぼく。口笛を 吹くような気軽さで女王は言う。
「なに・・・怖がることはない・・・只の血管拡張剤だ、副作用も頬が紅潮する 程度だな・・・これを打つとペニスの大きさが一時的に増大する・・・直接にも 打っておこうか・・・」 と、半立ちのぼくのシャフトに無造作に針をつきたてて、最後の一滴まで 薬液を注入する女王さま。 「ひいいいっ!」 のけぞって悲鳴を上げるぼく。後ろからはやすようにイーリス様と セレーネ様が言う。 「男のコが情けない声上げたらダメでしょ・・・」 「あら・・・小さくなっちゃった・・・皮かむって可愛いの・・・陛下、 どうしましょう・・・?」 『カラン・・・』とワゴンの上に注射器をおく女王様。薄く唇を笑いの形に ゆがめつつ、今度は茶色の薬瓶を手に取る。 「ふ・・・判っている・・・」 ガラスのフタをキュっと開けて目の高さに薬瓶を差し上げながら言う。もう 一方の手には、ピポットという、30センチほどの長さのガラス製のスポイトを 持っている・・・。妖艶な下着に直接白衣を羽織る姿は、まさに マッドサイエンティストにふさわしい・・・ 「もう・・・これ以上・・・薬は・・・」 半泣きで訴えるぼく。血の巡りが良くなったのか目の淵が酔ったように ほんのりと紅くなる。そして向精神剤の影響で、相変わらず荒々しい衝動は ぼくの理性の扉の奥で熾火のように疼いている・・・しかし、そんなぼくの 哀願に耳も貸さずに女王様は言う。 「くく・・・安心しろ、ちゃんとヒト用の薬を使っている・・・『アルプロスタディール』・・・ これで明日の昼まで萎えることはない・・・」 『てろり・・・』とガラス管を舌で舐り、唾液をまぶしていく・・・ゾクゾクするほど 妖艶で、禍禍しい・・・ ぼくは薬のせいで集中力に欠ける思考で必死に考える。どこかで聞いたことの ある薬剤・・・ 「・・・EDの対処薬・・・」 震える声で呟くぼく。
「ククク・・・さすがだな、よく知っている・・・お前はフローラにふさわしい召使いに なれるぞ・・・コワれなければな・・・ククククク・・・」 「や、やめてっ!いやですっ!!!」 後ろ手のまま、じたばたと暴れるが、しっとりと熱を持った体がぼくをしっかりと M字開脚のまま押さえつける・・・その間にぼくの足の間にしゃがみこむ女王様。 『ちゅっ・・・』ガラス管の先を瓶のナカに浸す・・・押さえていたピポットの端の ゴムを緩めれば、ガラス管に刻まれた目盛りを次々と突破して薬液が 吸い上げられていく・・・ 「特別に2単位・・・お前に打った3種の薬の相乗効果・・・今までの快楽など、 遊びに過ぎないことを教えてやろう・・・」 瓶を絨毯に置くと、女王様の手はぼくのシャフトを握る。針を刺されて、 すっかり元気を失ったシャフトを手に取り、上を向かせると鈴口にピポットの 先を滑り込ませた。 「くあああああっ!」 まぶされた唾液のせいで、ずぶずぶと尿道へ太目のガラス管が入っていく。 じたばたと暴れていたぼくだが、ガラス管が中で折れてしまうことを考えると、 その動きも歯切れ悪く凍り付いてしまう。 「ん、届いた・・・いくぞ・・・」 女王様の指がピポットのゴムを見せつけるようにゆっくりと押すと薬液が 注入されていく。 「うあ、入ってるぅ・・・」 強力な勃起薬が目盛りを駆け抜け、みるみる下がっていく様子から目が 離せない・・・薬液の注がれる、おぞましい感触により、裏返ったか細い悲鳴が ぼくの口から漏れる。完全に注入するとズルズルとガラス管が引き抜かれた。 「あ、あ、ああああ・・・」 口をあけて溜息のような呻きをあげるぼく。なんか、貧血を起したような感じで、 目の前の視界が暗くて、フラフラする・・・ 『にゅぽ・・・』ガラス管が抜かれると同時に女王様はシャフトを握っていた 親指をスライドさせて鈴口をピッタリと押さえる。 「ふふ・・・薬が戻ってこないようにしないとな・・・」
じっとぼくの瞳を見つめながら言うフローラ女王。唇を舌でネットリ 舐めながら、鈴口を押さえている親指の腹を小さく円を書くように回す・・・ その小さいアクションからとんでもない快感が爆発するように生まれる。 ぼくはビクビクとカラダをのけぞらせて悲鳴をあげた。 「はゃふうううっ!!!・・・う、うそ・・・」 悲鳴のような熱い呻き、そして自分の下腹部に目をやって驚愕する。 「すっごい・・・大っきくなってる・・・おかしいよ、ヘンだよ・・・」 いつもより二回りほど膨張し、ずっしりと重さを感じるほど、シャフトは激しく エレクトしていた。さっきから、貧血に似たこの感覚はホントに下腹部に血が 集中しているみたい。シャフトが脈動する・・・というか、血流がドウドウと 流れ出してアソコはびりびり痺れるよう・・・ ぼくの両隣で『ゴクン』とのどを鳴らすはしたない音が聞こえる、そして フワリと香水の香りのなかに、しっとりとした発情したメス猫のフェロモンが漂って、 ぼくのシャフトをさらにエレクトさせて・・・ 手に持ったパペットを投げ捨てて、フローラ女王はもう一方の手でぼくの シャフトをゆっくりとしごきたてていく。ネットリと囁く女王様。 「ふふ・・・手の平がヤケドしそうだ・・・そして指がまわらない程太い・・・血管も ゴリゴリと周りを走って・・・」 肩を押さえつけているイーリス様とセレーネ様が耳元に熱い吐息混じりに ぼくに言う。 「素敵だわ・・・こんなにカリが張り出して・・・こんなモノを隠してるなんて、 カワイイ顔して、イケナイ子ね・・・」 と言いながら、イーリス様はぼくの太ももを軽くつねっていく。そんな刺激さえ、 薬で敏感にされたぼくには気持ちがいい。耳元でしゃべるイーリス様の舌が、 時おり耳に触れてる・・・
蕩けていく理性を必死に押しとどめていると。セレーネ様もぼくに言う。 「イキそうなんでしょ・・・?タマタマ、きゅんきゅん上がってきてるわよ・・・ 白いのどぴゅどぴゅしたいでしょ・・・おねだりしなさい、『女王様、イカせて ください』って・・・」 「ひゃう・・・くうう・・・」 首を打ち振るぼくに女王様は言う。 「薬は効いてないはずはないのだがな・・・我慢するな・・・本当はこの国で 一番高貴なこのフローラを組み敷いて、犯して、お前の白い白濁で フローラを汚したいのであろ・・・」 両手を使い、手馴れた手つきでシャフトをしごく女王様。 「そ、そんなこと・・・んんっ!」 わなわなと唇を噛んで首を振るぼく、しかし返事のかわりにやっと指が どけられたシャフトの先端から『ピュッ』と先走りが溢れて伝い落ちる・・・ それには、先ほどの大量に打ち込んだはずの薬は完全に吸収され、 ほとんど混ざっていないようで、これから本格的に効いてくるであろう 効果を想像して、ぼくは恐怖に身を震わせた。 『にゅちゅっ、にゅちゅっ・・・』 卑猥な音が礼拝室に響き渡る。大きく荘厳なステンドグラスのネコ女神様が 慈愛に満ちた表情で畏れ知らずの破廉恥なプレイを見つめている・・・ 「我慢しなくてもいいのだぞ・・・今日はけして萎えることはないのだから・・・ ふふ・・・もうフローラの手はヌルヌルでべとべとだぞ・・・」 軽く息を弾ませながら両手でぼくのシャフトをしごくフローラ女王。その動きに 合わせ、ブラの下では重そうにゆっとりと胸が揺れている。両手の平を密着させ、 上下にしごき、そして時おり手を止めては、優しくタオルを絞るようにヌトヌトに なったカリ首と先端部分を締め付けるように手首をひねりながら刺激する。
「ダメっ、ダメです・・・ふあああっ!・・・そんなっ・・・」 足を抱えられたまま、ワナワナと腰をふるわせるぼく。もうその頃には、 背後の両側のイーリス様とセレーネ様もぼくの耳を咥えたり、首筋に跡が 付くくらいのキスマークをつけたりしてぼくを快楽の淵に叩き込んでいく・・・ 「あっ、あっ、あっ・・・もうダメ・・・きゃふぅ・・・」 薬のせいか、剥き出しの快感に白目を剥きかけ、舌を突き出してよがる ぼくに、フローラ女王は言う。 「いいぞ・・・手に伝わるぞ、イキそうなのだな・・・もっと腰を持ち上げろ・・・ そうだ、お前も突き上げて・・・」 女王の手つきに一層熱がこもる。白くて冷たくて、そしてしっとりとした 柔らかい手がぼくのシャフトに絡みつき、擦り、締め上げる・・・時おり、 指先が優しく裏筋を撫でて・・・。これが、400年以上生きたネコ姫の テクニックなのだろうか・・・いつしかぼくは自分でもわからずに、言われた 通りに大きく足を開いたまま、無様に腰を浮かせて催促するように 自分から突き上げ始める。 「うっ・・・ああっ!、イク、イク・・・イッちゃう――っ!!!!!!」 ほとんどブリッジのような体勢になってぼくは白濁を真上に打ち上げた。その 耐えに耐えた状態で打ち出された濃い白濁は女王の額を掠め、なんと 信じられないことに、高い礼拝室の天井に直撃して『ポタリ、ポタリ』と 真珠の粒となって下に落ちる・・・ 軽く震えるぼくの前に嫣然と膝立ちになる女王様。そのネットリとした 視線は依然、強烈にエレクトしたままのぼくのシャフトに絡みつく。首の 後ろのブラの留め金を『パチリ』と外せば、重そうな乳房がこぼれ出る・・・ そして『しゅるり・・・』と腰のヒモパンの結び目をほどくと欲望に濡れた声で そっと耳元に囁く・・・ 「お前の好きなマナの母親の味・・・比べてみよ・・・ん・・・」
ぼくはごくりと唾を飲んだ・・・と同時にぐったりと仰向けになったぼくに、 かぶさってい来た女王様の唇にぼくの唇は奪われてしまう・・・花の香りの する吐息が体に染み込んでいく・・・それは今までの薬よりもはるかに 確実にぼくの理性を溶かしていった・・・ 唇はそっと首筋に降りていく・・・ 『・・・ああ・・・』 ぼくは溜息をついて、視界が開けた天井を見上げる。放出した白濁と 一緒に理性まで出て行ったよう・・・ 天井一杯に貼られた1m角のネコ女神様の肖像。その一枚にべったりと ついてしまったぼくの白濁・・・それでもネコ女神さまはいきな顔シャされ、 顔一面を白濁塗れになりつつも4人を微笑んで見下ろしている・・・ぼくの 首筋から唇を離した女王さまが下着を脱ぐ衣擦れの音がやけに大きく聞こえた・・・ 「・・・さあ・・・」 全てを脱ぎ捨てたフローラ女王が、背後の床に手をつきながら絨毯に お尻をつける。投げ出された足は大きく開いてぼくを誘う・・・ふしだらな格好で、 しかし指で優雅に手招きしてぼくを誘う・・・ 「あ、ああっ・・・濡れ、てる・・・」 思わず、女王様の足の間に爛々と目を釘付けにしてしまうぼく。だがぼくに ほんの僅かの猶予も与えられない・・・ 「ほら、陛下が待ってらっしゃるわ・・・」 「ミルクくさい小娘と違ってクセになっちゃうわよ・・・」 と、勝手なことを言いながらぼくを羽交い絞めにして引きずりあげるセレーネ様。 ぼくの腰を女王陛下の足の間に運ぶ・・・すると後ろからぼくのお尻をがっちりと つかんだのはイーリス様・・・
「はいはい・・・セレーネ、もっと前・・・ちょっと下・・・いいよ・・・」 とぼくの腰に手をまわし、垂直に近く立ち上がったシャフトをぐっと 調節してフローラ女王の入り口に合わせる・・・ 「ああっ・・・だめ、ぼくにはご主人さまが、あっ、ああぁ・・・んっああっ・・・」 イーリス様はニヤリと笑いながら、ぼくのシャフトをフローラ女王の スリットに沿って焦らすように擦りつける。言葉では拒否するものの、 簡単に喘ぎ声をあげてしまうぼく・・・その様子をみて女王様はネットリ せせら笑って言う・・・ 「本当は早く入れたいのであろ・・・こんなに先から溢れさせて・・・」 「そ、それは・・・ひゃふっ!・・・」 ぼくの先走りと、柔らかく濡れたフローラ女王の粘膜が触れ合って いやらしい音が響く。シャフトの先端は女王様のぽってりとした秘裂を ぬめぬめと浅く掻き分けては狂おしいほどの快楽を引きずり出していく。 『うあふ・・・エッチなことシたいよ・・・もうぼく、気が狂っちゃうぅ・・・』 ほとんど無意識に腰が前にせり出すが、その度にセレーネ様に ガッチリと腰を掴まれてしまう。 「ちゃんとお願いしなさい・・・できるでしょ・・・白いの出したいんでしょ? 『ハメ請い』しちゃいなさいよ・・・ちゅ、れろっ・・・」 ぼくの腰の上を舐め上げながら言うセレーネ様。ぼくは歯を食い縛るが、 ついに言ってしまった。 「ああっ・・・もうぼく、ぼく・・・お願いですっ、入れさせて下さいっ!」 くいっと妹に顎をしゃくる女王様。同時にぐいっと腰を真っ直ぐに押すセレーネ様。 「よいしょ――っ!」 と少し品のない掛け声をかけるイーリス様。同時にシャフトは一気に フローラ女王の秘裂に一気に根元まで突き込まれた。ねっとりと熱い・・・ 「え・・・うそ・・・うああああ―――っ!」 いきなりの放出。ぼくはガクガクと女王様の上で腰を震わせる・・・
「んっ・・・ふ・・・熱い・・・奥に叩きつけてくるわ・・・」 「やだ、いきなり出しちゃったのね・・・男のコならもっとガマンなさい・・・ あら、溢れて来ちゃったわ」 「うふふ・・・可愛いお尻がヒクンヒクンって震えてるの手に伝わるわ・・・ 気持ちいいのね・・・でも頑張らなくちゃね!」 フローラ女王の鼻にかかった微かな喘ぎ。ぼくはいきなり女王様の中に 白濁を放出してしまう・・・しかし、イーリス様とセレーネ様はぼくの腰を掴むと 強制的に腰を前後にシェイクしていく・・・イッたばかりなのに、激しく腰を 使わされるぼく・・・深く突き込まされるたびにドロリとしたミックスジュースが 『ぶびゅ』とか卑猥な音と共に逆流し、トロリと女王のなめらかな肌を汚していく・・・ 「うああっ、やめて下さいっ!! また出ちゃうのっ!ひああああっ・・・」 ご主人様とは違って、締め付けこそ強烈じゃないものの、ぼくのシャフトは 熱い襞で根元まで柔らかくくるまれ、微妙に蠢き、吸い込まれるような淫靡な 動きをする女王様に息をするのも忘れてしまうほど感じてしまう。しかも、 ぼくの気持ちいい所が分るみたいに、シャフトの抜き差しに合わせて腰を 小さく浮かせ微妙に角度を変えたり、締め付けたりしてくる・・・。 「どうだ・・・?熟した女の体は・・・こんなテクニックをマナは持っているのか・・・?」 シャフトを突き込むと背筋を反らせるようにして腰を持ち上げる、するとシャフトの 裏側が一部がザラザラの壁面を思いっきり擦るようにして中に・・・そして抜く時には アソコを締め付けて、柔らかな襞が『ぎゅっ』と全体的に絡みつくようにカリ首を 締め上げて、勝手に口から喘ぎ声が出てしまうほど気持ちがいい。 「ひあっ、あああっ・・・きゃふ・・・あっ、むっ・・・!? んん――っ!!!!!」 強制的に動かされていた腰が不意に止められる。しかし、その代わりに いきなり唇をふさがれ、舌を絡め取られた。女王様の唾液は花の香り・・・。 その刺激でまたもや女王様のなかで弾けてしまうぼく・・・ぼくの絶頂の喘ぎは フローラ女王の口の中に甘く溶けていく・・・
「も、もう許して・・・」 唇を離せばネットリと唾液の銀糸が互いの唇に橋をかける・・・薬が 完全に廻ったのか、イケばイクほど、どんどん気持ち良くなって、その 底なしの快楽に恐怖さえ抱いて半べそで訴えるぼく。 「ふふ・・・フローラの中でこんなにペニスを腫らして何を言うか・・・それに コレを味わって同じ事がいえるかな?」 ふいに仰向けになり、両膝を胸に引きつけるようにして持ちあげる 女王様。すると二人がかりでぼくの腰をガッチリと抱え直したイーリス様と セレーネ様がゆっくりと、慎重にぼくの腰を女王様に押し付けつつ、円を 描くようにして回していく・・・ 「え?何を・・・」 きょとんとするぼく。ぼくのシャフトの先はぐいぐいと女王の秘裂の 行き止まりを押しているがそれだけだ・・・そんなぼくにイーリス様と セレーネ様が言う。 「今に判るわ・・・ふふ・・・私たちにはできない技・・・」 「そうね・・・もう陛下無しでは生きていけなくなっちゃうかも・・・あ、ここね・・・」 ゆっくり腰を探るように動かしていたセレーネ様が何かを探り当てたように、 さらに腰を慎重に押す・・・ 「え、あ・・・うそ・・・そんな・・・」 それと同時に初めての異様な快感によって、ぼくの呂律がまわらなくなる・・・ そうなのだ、行き止まりに押し付けられていた、ぼくのシャフトの先が ゆっくりと沈んでいく・・・ 初めはスパゲッティぐらいの穴の大きさ・・・それが鉛筆から、マジックぐらいの 大きさに広がるとぼくのシャフトはじわじわと・・・そうなのだ、子宮口に入って行く!! 「そ、そんな、うそっ・・・ふあっ、締まるっ・・・でこぼこがっ!ひあああっ・・・」
(続く・・・) イーリスとセレーネも参戦。そして決着の次回、 頑張りますので宜しく願います。 次回は明日までになんとか・・・ ここさえ越せばストーリーで悩まされないような 気がします。 それでは、台風、地震にお気をつけて・・・
GJです。 リアルタイムで読ませていただきました。 次回もがんばってください。
こちむい様お疲れ様です・・・お茶どうぞ( ´・ω・`)っ旦~~ いい加減自分も書かないとと思うのですが・・・休みクレー 今回の地震被害にあわれた方、ご無事でしょうか・・・
キタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━!!!!
エロいわ面白いわでいうことないな
神っぷりにもほどがある! まじすげー!!
キタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!! こんな真っ昼間なのにビンビンになってしまいマスタ(;´Д`) 続きに期待!!
418 :
兎の人 :04/10/27 15:31:19 ID:nqELpijf
前スレで危惧してた、最悪の展開に=■○_ ……GJです。“ぼく”、がんがれ。・゚・(ノД`)
神杉。
「エロさえ書いてりゃ食えるんだよ!」何て意識で書いてる 下手なプロ作家よか面白いんだが・・・・・・。
ヤバいぐらいにキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ッ! やぱりこちむいは神! 保守した甲斐あった! ちとダークなふいんき(←何故か変換できない)がGJでつ!
422 :
兎の人 :04/10/27 21:53:28 ID:nqELpijf
とりあえず、ちょこっとだけ書きますた エロ有りの続きは近いうちに エロ無し前菜、ウサミミモード♥ 十六夜賛歌シーン6b、3枚投下してみます うちの国の女王様……猫の国とは大違いorz 女王様、名前をこっそり募集してみる 例によって『ホワイトパール・○○○○○・アリアンロッド』で どのくらい登場回数あるか分からないけどorz
<<interrupt in>> 王族専用の食間で、二羽の兎が遅い朝食を取っている。 後ろに控える兎の召使の数が、二羽が如何ほどの地位にいる者かを物語っていた。 「今年のフレイムベリーはこれで終わりか。そろそろスノーベリーが美味しくなるころじゃのう」 二羽の容姿は非常に似通っている。雪のような白い髪と肌、そして真っ白の長耳。 背丈と髪型で辛うじて見分けがつく程度。 その、背が低くウェーブがかかった髪の方の兎が、皿の上に彩られた赤い果実をスプーンで転がしながら言った。 「母上はスノーベリーの方が好きだったかの?」 頬杖をつきながら、柔らかく微笑んで真向かいの兎を見る。 マナーに反する筈の行為も、これほどまでに上品に仕立て上げられると文句も言えない。 というか、背が(もう一方に比べ)高くストレートの髪の方の兎は、実は先ほどから何も話していなかった。 それにはちょっとした訳がある。 「母上…………。食事中に寝る癖、何とかならぬのか?」 その瞬間、虚ろ虚ろしていた頭が一瞬、大きくガクッと揺れた。 「あ………え!? あ、あれ!?」 きょろきょろと周りを見回す兎。まだ何が起きているのか分かっていない。 くす。 後ろの召使の誰かが小さく笑った。 本当なら処罰モノだが、これくらいで罰を与えるような小物はこの場には居ない。 「母上……。仮にもこの国の女王なのだから、もう少し威厳のある振る舞いをしたらどうじゃ」 自分も小さく笑いながら、冗談混じりに言う。 何年も同じことを言い続けているのに。改善できないのは既に個性の一部だということなのか。 「ご、ごめんねフェイちゃん。お母さんまた寝ちゃってたね」 一体どこの庶民の出なのか。これで有名なアリアンロッド家の血を引いているとはとても思えない。 まあ、言わせてもらえば威厳の有る無しなど特に問題にはならないのだが。
「しかし……。それほど休息が必要な魔法なら、いっその事止めれば良いものを」 「だって〜。それが無いとお母さんの研究が無駄になっちゃうのよ」 ぷ〜っと頬を膨らませて抗議する女王様。上向きのフォークに刺さったサラダが揺れる。 研究か……。ふと義妹のことが頭をよぎった。 「言ってなかったと思ったが、セラがまたヒトを落としてしまったようだな」 「ふ〜ん。セラちゃんもヤるわねぇ」 あまり興味ないのか、もきゅもきゅとスープを飲んでいたり。 「そういえば、母上はヒト召使を雇わないのは何故じゃ?」 「だって、違う動物とヤるのって、嫌じゃない?」 「またいらぬ偏見を。一度入れれば変わりないじゃろ」 「だって〜」 フレイムベリーを一粒、口の中に入れる。 甘酸っぱい味が、口の中いっぱいに広がっていった。 「それに、ヒトを雇わないのは奴が忘れられないからじゃろ?」 うっ! という声がハッキリと聞こえてきた。兎は他の種族に劣らず耳が良い。 「だ、だって〜」 拗ねたようにテーブルに伏せる女王様。 「次期女王となる姫の召使に手を出した上、あろうことがその味を忘れられないなど」 「ご、ごめんなさ〜い」 まったく。コレではどちらが母親か分からないではないか。 いや、これで女王というのがそもそも間違っているのか?
「まあ、寂しいというのならば、わらわが何時でも相手してやるがの」 「え?良いの?フェイちゃん上手だから嬉しいんだけど」 万歳して喜ぶ母こと女王様。 それほど喜ぶことでもないような気がするが。 「ならば、今日中に仕上げなければならない仕事を早めに終わらせなければの」 食べ終わり、一足先に席を立った。 「ちょ……フェイちゃん、まって〜」 「それはわらわの台詞じゃな。いきなり押し倒されたらかなわんよ」 笑いながら、食堂を後にした。 「そういえば、何故このシーンが追加されたのじゃ?」 「だって……コレを逃すと出番がしばらくないんだもん」 「まあ、作者の気が変わるのを待つしかないの」 「脇役って辛いわよね〜」 <<interrupt out>>
426 :
兎の人 :04/10/27 21:56:16 ID:nqELpijf
お目汚し失礼いたしましたm(_ _)m というかレベルが足りないorz 実はダークな話ってあまり好きじゃないです とくに“あしたら”だと、「新しい快楽に目覚めそう」で=■○_ あしたら作者様、投下GJでした。 続き期待しておりますm(_ _)m しかし、64段並列魔導式……( ̄ー ̄)ニヤリ
兎さん乙でふ〜。 ダークが苦手だと、他のえっちシーンの幅がちと狭まりますな。 まあ、逆に「らぶらぶ特化型物書き」としてチューンナップするとかありますので、 そっち方面での進化を。 にしても、「あしたら」のぼくがやけに薬に詳しいのが気になる・・・・・・。 実はとっくに体験済みなのかっ!?
>>427 マナ様からエッチの抗議の前に医学について教えさせられたらしいです
[追加設定] ◇兎の国の魔法 いわゆる因果応報に忠実であり『ある結果を引き起こすために必要な原因を掻き集める』 ことで望む結果を得る仕組み。 原因は『呪文』『魔法式』『魔法薬』etc... 参考にしたのは“真音魔術”(笑) ◇兎の国の女王様(名称未設定) 子供っぽい。少なくとも女王様っぽくない。 これで魔法に関しては兎の国一の使い手なんだから理不尽といえよう。 特に『原因を用いない魔法』を使用できる国内唯一の兎。 簡単な魔法なら、ただ思い浮かべるだけで結果が付きまとう。呪文詠唱一切必要なし。規格外。 ただしコストパフォーマンスが悪い。そのため本人は『食欲』『睡眠欲』『性欲』の塊。 参考にしたのは“タイガー”(笑) 避難所に書こうとも思ったが……またまたこちらに。設定厨でスマソm(_ _)m
「そ、そんな、うそっ・・・ふあっ、締まるっ・・・でこぼこがっ!ひあああっ・・・」 「くくくっ・・・子を50人も産むと子宮口が柔らかくなってな・・・ほら、こんなに 奥まで・・・あ、んっ・・・」 微かに喘ぎながら、女王様はぼくの頭をぎゅっと抱きしめる。恥骨と恥骨が ぶつかり合うぐらいの深い挿入・・・子宮口のカベはなんかツルッとしてて、 みっちりとくるまれる・・・と言うよりは、巾着のようにギュッと絞られる感じ。 そしてシャフトはさらに奥へと進み、その狭いカベを唐突に突破すると、 ひどく広いところに出る・・・ぼくはビクッと震えた・・・ 「あっ、ふあっ・・・ん・・・え、あ、熱いっ!? 」 「ここに昔マナが居た所だ・・・熱いか?羊水がお前のペニスを浸している・・・ さあ、フローラを存分に犯すがよい・・・」 頭を抱かれ、熱い吐息を耳の後ろに吹きかけられながら、肩口まで ひきつけた足をぼくの胴に巻きつけるフローラ女王・・・しっとりとした冷たい足が 脇腹や背中の後ろ側に触れ、熟れた体に取り込まれる・・・そして頬には たっぷりと柔らかな胸の感触・・・。もうガマンできない・・・ 「うわああああっ!もうっ、もうっ!! ぼくっ!んあっ、ひあああっ・・・!! 」 猛然と腰を使うぼく、一部がざらついた感触の秘裂の壁に柔らかく締め付け られながら、敏感なシャフトのカリ首の部分はきつく閉じているはずの子宮口を 抜け、ことさら狭くなった子宮狭部の深い襞でプニプニと締め付けられている。 さらには子宮底に溜まった熱い羊水がぼくのシャフトの先っぽに突きこむ度に ぴちゃ!ぴちゃっ!とかかる・・・まるで挿入しながらも唾液たっぷりのお口で 吸われているようで、この4段締めはぼくを確実に狂わせて行く・・・ 「ふあっ!ああっ・・・イイよう・・・あっ、きゃふっ・・・ごめんなさい、ごめんなさい・・・」 あまりの強烈にして初めての快感にぼくは半泣きでご主人様に謝りながら、 それとは裏腹に激しく腰をふる。女王様の胸を無遠慮に鷲掴みにし、その指の 間からゆっとりと溢れる乳肉の柔らかさと吸い付くような手触りに脳を焦がす。 そして、いい匂いのする首筋に噛み付くようにキスし、腰を激しくグラインドさせ、 文字通り子宮を捏ねまわしつつ、ご主人様の母親を犯していく。
「おうっ・・・んふっ、んっ、はんっ・・・もっと激しくっ!ああっ・・・なかなか・・・ くううっ、久しぶりにイケそうだ・・・ひあっ・・・おうっ、んああっ・・・」 徐々にフローラ女王も白いのどをのけぞらせて乱れはじめる・・・耳は ピクピクとあたりを窺うように動き、毛並の悪いシッポが快楽にのたくり、 絨毯を叩く。その互いを貪るような本能剥き出しの交わりに呑まれ、声を 上ずらせながら見つめあう二人の王妹。 「すごいわ・・・こんなに腰が激しく動いて・・・幼いのに、私たちの姪に こんなにイケナイ事・・・仕込まれちゃったのね・・・」 「陛下をイカせちゃうなんて・・・素敵だわ・・・あら、もうずぽずぽするのに 夢中みたいなのね・・・必死でかわいいわ・・・」 と二人は、姪の王女たちとは違うアダルティな下着を待ちきれずに いそいそと脱ぐ。そして自分たちとそっくりな容姿の熟女に怒涛のような 勢いで、若さにまかせ腰を叩きつけるシーンを目の前に物欲しげに見つめる。 すっかり熱くなった体を持て余し、自分で自分を慰めていく・・・勝手に 乱入すれば命の保障はないのだから・・・ 「おうっ、うっ・・・もっと、いいっ、いいっ!あうっ・・・お゙ううっ!」 女王様の喘ぎはケモノのよう。400年以上の経験を積むと、慎みが 無くなるのか、それとも快楽に正直になるのか、はたまたその両方か・・・ 「ああああっ!! またイキます、イっちゃいそうですぅ!!!!」 ぼくは女王様の腕や足でがんじがらめにされつつも腰をガクガクと 揺すってプリプリとした子宮の肉を味わう。心も体も蕩けていくように 気持ちがいい・・・実際に本当に蕩けているのかも知れない、だって腕と 足でガッチリと絡められたぼくは熟れた甘い香りに誘われて食虫花に 捕らわれた蝶のよう・・・そして消化される間、ぼくにできるのは生きたえる まで狂ったように羽根を振るわせることだけ・・・ぼくはガクガクと腰を フローラ女王に突き入れ、何度もシャセイしながら、その肉体に溺れていく・・・ そして小さくイッていた女王についに大波が訪れる・・・ 「おうっ!イクッ、イクッ、おあ゙あ゙あああああっ!! 」
ひときわ大きく女王様が吠えると絶頂の悲鳴を礼拝室に高々と響き 渡らせる。胸を反らせた女王様に、上に乗っていたぼくの体がフワリと 浮く。同時に、脈動するような動きと共に子宮がググッと下がって、 これ以上にないほど深くぼくのシャフトをうねうねと別の生き物のように 蠕動しながら飲み込んでいく・・・それは、イク寸前のシャフトを激しく 吸い立てられるような・・・。絶頂を迎えた女王様に力任せに抱きしめられ、 肋骨が軋むが、その痛みさえ感じないくらいの快感の怒涛がすぐに ぼくに襲い掛かる。目に白い火花が散っては弾けた・・・ 「ああああああああっ!! す、すごっ・・・うわああああっ!! 」 腰が・・・ではなく、体ごとガクンガクンと痙攣する。 「んああぁ・・・中に、熱くて濃いのが、叩きつけられて・・・ん、ん・・・ ヒトなのにニンシンしそうだ・・・」 息を弾ませ、口端から唾液を溢れさせながら満足の吐息をつく女王様。 身を起す・・・そのカラダは久しぶりの満足いくセックスをした為か、白い肌は ほんのりピンクに染まり、艶々と輝いている・・・ 「うあ・・・うそ・・・」 ずるりと抜けたぼくのシャフトは何度も白濁を放出したというのに未だに 硬度を保っていた。そのかわりに心臓に負担が掛かっているのか動悸が 激しい・・・ぼくは薬物のせいで自律神経の加速が止まらない。エンジンが 悲鳴を上げているのに限界スピードで走る車のような自分の体に歯が なるほど恐怖し、一方で情欲をたぎらせる・・・。 たっぷりと子宮の底まで出された・・・ 立ち上がるが、あまりの快感に腰がふわふわとする。そ知らぬフリで実験の プランを組み立てるときに使う椅子に全裸のまま、倒れ込むように座る・・・ 大量に放たれた物がはしたない音と共に逆流して内腿を熱くぬらして伝い 落ちた・・・この感触は悪くはない。こんなに気持ちいいなら今までのモルモットに して使い捨てて来たヒト奴隷も捨てた物ではないな・・・などと思ったりする。 やはり浅く椅子に腰掛け、肘掛についた手に顎を軽く乗せるお決まりのポーズ。 『もう一押し・・・だな・・・』
冷静に観察するフローラ。目の前の娘の召使いは、立続けに欲望を 放出したせいか、瞳には理性が戻り始めているようだ。だが精神は ともかく肉体の方は不規則な呼吸で胸のあたりを慌ただしく上下させ、 体全体は水を浴びせたように汗でテラテラと光っている。そして、 ぐったりとしていながらも緩んだ足の間から血管の浮いたシャフトが そこだけは別に天を衝いて立ち上がり、別の生き物のようにビクビクと 震えていた。それをじっと見て、してやったりと唇をゆがめるフローラ。 もう少し快楽を与えれば昔、何度もやったように向こうから哀願して 『陛下の奴隷にして下さい』というに違いない、所詮人の気持ちなど、体の 生理や4種の塩基配列の後に来るものなのだ・・・ 「・・・イーリス、セレーネ、たっぷりと可愛がってやれ・・・二人とも休む時は 互い時間をずらせて決して休ませるな・・・マナの召使いよ・・・コワれる前に 考えが変れば言うがよい・・・」 「・・・!? 」 反論しようと慌てて口を開こうとしたが、それを一文字も音にする時も 与えられず、ぼくは絨毯の上に引き倒される。耳元の荒い息は飢えた獣の 唸り声のよう・・・ぼくはあっという間に2つの熱い肉に組み敷かれる。勢い 余って、爪が、歯が、ぼくのカラダに浅く食い込む・・・ぼくは悲鳴を上げた。 「イーリス様っ、セレーネ様っ!! や、やめてくだっ・・・うあっ、は、離してっ! ・・・やだ、やだっ!! これ以上したら死んじゃう、コワれちゃうっ!! 助けてっ、 助けてご主人さま――っ!! 」 神聖な礼拝室に召使いの哀願混じりの悲鳴がか細く響く。ステンドグラスの ネコ女神さまはその様子を慈愛に満ちた表情で見つめるだけ・・・ もう4時間近く休まずに犯されている・・・早く部屋に戻らないと、きっと ご主人様は寝坊してしまうに違いない・・・起きて、遅めの朝ご飯ができて ないとガッカリするに違いない・・・
時おり腰が熱くなって乾いた熱風のような快楽がぼくを襲うがそれは一瞬。 今はもう何も白濁一滴さえ出ずに、ビクビクとしゃくりあげるだけ・・・でも決して 萎えることは無くて・・・ 初めは暴れるぼくの両手をセレーネ様に床に押さえつけながらイーリス様に むりやり跨られて・・・ 「だめっ!! ああああっ!! ・・・あむううっ・・・」 「ごめんね、もう待てないの!ね・・・舌でペロペロして・・・」 激しく騎乗位で乗られながら、がまん出来なくなったセレーネ様がぼくの顔に 跨ってくる。必死で動かす舌に、ぴゅっぴゅっと熱い蜜が吹きこぼれる・・・ それが終わるとすぐに四つん這いになったセレーネ様を強制的に後ろから 貫かされた・・・後ろのイーリス様がぼくの腕を羽交い絞めして強制的に腰を振ると、 その動きにぼくの腰が押され、強制的に腰をグラインドさせられてしまう。 「ふふ・・・セレーネを犯してるみたい・・・極太オチンポで・・・」 たっぷりとぼくの首筋に噛み付くようなキスをしながらネットリとイーリス様が 耳元で言う。 「もう出来ません・・・ぐしゅ、クスン、クスン・・・」 べそをかいて言うぼく。 「ふふ・・・それじゃ、時間を置いて溜めて出しましょうね・・・」 「あ、ありがとう・・・ございます・・・」 少しだけでも休める・・・と、ホッとして礼まで言ってしまうぼく・・・でも、それは ぼくの考えが甘く、泣いているぼくをせせら笑った二人は、足に未だに 巻いてあったゴムを取ると、萎えることのないシャフトの根元をきつく縛る・・・ 次にはむりやり立たされ、足を真っ直ぐ開き、膝を前から押さえられながら、 ぼくのアソコを口で咥えられて・・・すぐにセレーネ様がぼくのお尻のほうに やって来て二人がかりで前から後ろから・・・すごくテクニシャンで何度も イカされるうちにシャフトに白濁が溜まってきたのか、すごく苦しくなる・・・ 泣いても喚いても許してくれなくて、たくさんビクンビクンと空撃ちして、軽く 歯を立てられたり、ぼくの後ろに舌が忍び寄ってきたりして・・・何度も、何度も・・・
そして、やっと許しが出た・・・ 「出したい?お願いしてみなさい・・・」 「い、ひあ・・・ら、ださせて・・・しろいのださせてくだ、さい・・・」 セレーネ様が前にまわって来て、二人の舌がシャフトに這い回る中、 やっとゴム管がほどかれた・・・ 『びゅくっ、びゅくっ!! 』 さっきまで一滴も出なかったはずのシャフトからでた大量の白濁は 二人の王妹の整った顔を塗りつぶす・・・ぼくはガクガクとひざをつく・・・ ぐったりとしたぼく。それでもシャフトはピンピンで騎乗位で犯される。 上になったセレーネ様がぼくを抱きかかえるとクルリと一回転して下に なる・・・ぼくはもう、疲労とショックで上になって動く気力もなくて・・・でも 興奮に上ずった声でセレーネ様が言った。 「いいわよ・・・イーリス・・・」 後ろに回した手がぼくのお尻にまわるとギュッと割るようにお尻の肉を 広げるように・・・ 『・・・・・・!? 』 さすがに不穏な空気を感じて後ろを振り向くぼく。驚愕に目を見開く。 「うふふ・・・いまキミごと、セレーネを犯してあげるわ・・・」 イーリス様の股間に大きな黒いペニスバンド・・・凶悪に光ったそれに、 ローションを垂らしているイーリス様・・・ 「な、なにを・・・」 裏返り、掠れた声で問いかけるぼく。当たり前のようにいうイーリス様。 「わかってるクセに・・・後ろでも満足させてあげる・・・入れるのばっかりで 飽きてきちゃったでしょ?」 とウインク。ぼくはじたばたと暴れる。だがそれはセレーネ様に抱かれた 腕によって妨げられて・・・ 「だ、だめですよっ!! ぼく、ご主人様にもそこは・・・」 嬉しそうに目を輝かせるイーリス様。 「あら・・・初物なのね・・・これはますますやめるわけにはいかないわ・・・」 と、さらにヤル気を増してぼくに近寄る・・・のっぺりとした黒い先端がぼくの後ろに・・・
「だっ、だめです〜!!!!」 セレーネ様にしっかりと腰を抱えられつつ、無駄とわかっていながら 腕をブンブンと振り回すぼく・・・ 『ガツッ!』 何かに触れた。慌てて目をやれば、あのお皿・・・転移装置を吊った スタンドの足らしい。ぐらぐらと揺れてゆっくりと倒れる・・・ 「ま、まずいっ!! 」 フローラは慌てて椅子から立って倒れていくスタンドに向かって駈け寄る。 まだ魔道式は動作中だ、倒れて割れでもしたら魔力が暴走して シュバルツカッツェ城はクレーターになりかねない。慌てるフローラに 驚いて、身を起すイーリスとセレーネ。 「え・・・!? 」 ぼくの目の前でお皿はゆっくりと床に落ちて・・・ 『くっ!! ・・・このフローラ、まだやる事が・・・神になる前に・・・』 『ご主人様に会いたい・・・』 『カシャ――ン!! 』 と砕け散る。魔洸エネルギーが暴走し・・・そして・・・爆発、しなかった・・・ 『ブ――ン・・・』という鈍い音と共に重力と空間が収束する。そして一瞬だけ 白光する礼拝室・・・ 「ううっ・・・!? 目が・・・え?へ、陛下っ!! ・・・ど、どこへっ!? 」 まともに光を見たイーリスとセレーネが目を擦りながら周りを窺うと、 礼拝室には二人のほか誰もいない・・・砕けた皿の前で呆然と二人は顔を 見合わせる・・・
トロリとした闇の中をゆっくりと浮上して意識が戻っていく・・・このまま、 ずっと意識を失っていたい、休めるから・・・などと思いながら瞼を開ける・・・ 「あれ・・・!? 」 ぼくはキョロキョロと周りを見渡した。僕がいたのは東ウイングの通称 姫様長屋。ご主人様のいるフロアの廊下の反対側の端っこだった。太陽の 光が弱弱しく廊下を照らしてる・・・ 「なんで・・・うわっ、ぼく裸っ・・・!! 」 肌寒さに自分が全裸なのに気がつく。幸い服は全て廊下に散らばっていて ホッとする・・・薬もだいぶ抜けたらしく、悪心も動悸もないし、意味もなく シャフトもエレクトしてない・・・この季節にしては激しい寒さに自分の肩を 抱きつつ、僕は思い出した。 「あっ!! そうだ、ご主人様の朝ご飯つくらなきゃ・・・」 パタパタと廊下を早足で歩くぼく。さっきのが夢でない証拠に腰がフラフラした。 しばらく歩くと違和感に気がつく。 「おかしいな・・・人の気配がしない・・・それにこのフロア、ご主人様しか住んで いないのに、なんか生活感があるような・・・」 ぼくは首をひねりながら廊下を歩く。すると、不意に前方の扉から一人の ネコ姫様が現れた。ぼくはその見知った顔に大声で叫んで駈け寄る。 「あっ、ユナ様っ!! どうしたんです?こんな所から?」 目の前に現れたのはユナ様。錫色の髪はいつものツインテール。そして黒の ゴシックロリータのドレス・・・というか、今日はフリルなしで地味に黒のワンピースを 着ていた。しかし、ユナ様が見せたのは不思議な反応。 『ビクっ!! 』と心底驚いたように耳とシッポを逆立てるとぼくと反対側に逃げるように走り出す。 「ユ、ユナ様っ!? どうしたんですか?ぼくですよ〜!! 」 ぼくも慌ててスピードを上げてユナ様を追跡。誰もいなくて心細いからぼくも必死なのだ。 しかしユナ様はイジワルに叫ぶ。 「なんですの――っ!! お前なんて知らないですの――っ!! 」 「そ、そんなっ!! イジワル言わないで下さいよ〜!! 」 と二人、誰もいない東ウイングの廊下を全力疾走で鬼ごっこをする。
と二人、誰もいない東ウイングの廊下を全力疾走で鬼ごっこをする。 「助けてですの――っ!! 」 と、人聞きの悪い悲鳴を上げるユナ様。そして廊下の突き当たりに・・・ ぼくはユナ様を追い詰める(?)が・・・ 『ガチャリ』とドアが開いてもう一人のネコ姫が飛び出した。慌ててその 背中に隠れるユナ様。ぼくはそのネコ姫を見て立ち尽くす・・・ 「にゃにゃっ!! 怪しいヤツにゃ、あのババァからのまわしものにゃ!? 」 「・・・・・・!? !? !? 」 腰に手をあて、仁王立ちに現れたのは・・・140cm足らずの小さなネコ姫・・・ この寒いのにデニムの半ズボン、そこから伸びるのはまだ肉付きは悪いが スラリとした足。上半身といえばだぶだぶの麻の長袖Tシャツを着ている、 その胸のふくらみはまだ微妙・・・そしてパッチリとした大きなつり目は金色。 濡れたような黒のネコ耳。そして、髪の毛はポニーテール・・・というか、長さが 足りないのでそれはチョンマゲのように真後ろにピュッと出ている・・・ぼくは 素っ頓狂な声をあげた。 「ご、ご主人様!? ・・・の子供?そ、そんな・・・」 駈け寄るぼく。幼いご主人様が腕まくりしてなんか言ってるけどぼくは衝撃で ほとんど耳に入らない・・・ 「にゃふ、ユナをいじめるやつはゆるさにゃいにゃ!! リナも出て来いにゃっ!! 」 「で、でも・・・」 と、扉の影からおっかなびっくりで現れたのは赤毛のひょろっとしたネコ姫さま。 イメージ的には先端が赤いマッチ棒と言う感じ・・・身長150cm程、手にはモップを 持っているが、プルプルとモップの雑巾が震えてる・・・。その気弱な様子では 脅しの意味もなさそうだ・・・ 「リナ・・・さま?」 ご主人様・・・の子供バージョンが言った言葉を聞いてぼくは慄く・・・もしかして・・・ 「えと・・・あの、今日はもしかして・・・フローラ女王の220年の9月ですか・・・?」 恐る恐る聞くぼくに、ユナ様がスパッと答える。 「なに言ってるんですの――っ!! 今日は210年の12月ですの――っ」
「なんですって!! 」 いきなり叫ぶぼくに、ビクッと驚く三姉妹。ぼくはフローラ女王の言葉を 思いだした・・・たしか、あの魔道式を暴走させてしまった空間転移装置を 使ったときに・・・ 『・・・『時代』と『場所』は、まだ指定できないがな・・・』 と言ってたということは・・・ 「十年前の・・・ほ、本物のご主人様・・・」 ぼくは思わずフラフラと三姉妹に近寄り・・・ 「ご、ご主人様かわいい―――っ!! 」 と考え無しに抱きしめる。ネコはたった10年で爆発的に育ってしまう らしい・・・でもなぜかユナ様だけ成長してない・・・ぼくの胸の中で もぞもぞと暴れながらご主人様が言う。 「くっ・・・お前は、なれなれしいにゃ―――っ!! 天・地・ネコ・・・爆来っ!」 『ぼぅん!! 』と小爆発に吹き飛ばされるぼく。さすがですぅ・・・よろよろと 起き上がれば、捨て台詞を吐くご主人様。 「どういう魂胆か知らにゃいけど、ババァに協力するのは真っ平にゃ・・・ おとといきやがれにゃあ・・・」 と言って、まだコゲ目のついてないドアの向こうに消えるご主人様。 「マナ姉の魔法はすごいんですの――っ!! 」 『べぇ!! 』とユナ様も舌を出して部屋に引っ込む。 そして、最後に取り残されそうになって慌てて部屋に戻ろうとしたリナ様だが、 不意に下腹を抱えてしゃがみ込む・・・ 「イタタタ・・・」 「リナ様大丈夫?」 慌てて聞くぼく。素直なリナ様は小さく頷くが、ドアの影から伸びた手に部屋の 中に引っ張り込まれる・・・そしてドアのカギの閉まる音。
我に返ったぼくは慌ててドアに駈け寄る。 「ご、ご主人様っ!! ぼくですよ、ご主人様の召使いですってば・・・」 ドアを叩きながら言うぼくに部屋から冷たい声。 「ワケの判らにゃいこと言うにゃっ!! 今度は本気で黒コゲの コゲコゲにするにゃよ!! 」 「そんなぁ・・・ぼく、これからどうすれば・・・クスン・・・」 じわじわと涙が出て来そう・・・ぼくはズルズルと扉の側に崩れ落ちる。 もう夜も更けていく・・・12月の寒さは厳しいだろう・・・ ぼくは廊下のすぐ側の蒸気ヒーターの側にしゃがみ込む。12月、しかも 末日なので他のネコ達は全て里帰りしているらしく、いつもガンガン 動いているはずのヒーターの蒸気の巡りが少ない。ぼくは震えながら 廊下の片隅に丸くなる。頭の中で他愛の無い考えがグルグルと回った。 きっと、これは夢に違いない。ぼくは初めから女王には会いに行ってなくて、 十年前のシュバルツカッツェ城に迷い込んだなんていうのは、タダの幻覚・・・ そう、いまここで眠って明日、目が覚めたら元の姿のご主人様に会えて・・・ ぼくはクスンと鼻をすすり上げて小さく呟く。 『ご主人様・・・』 「・・・あした会えたら・・・」
(続く・・・)
<<兎の人さん、乙です。そして間をおかずにうPしまして
ホントにすいません…
ちょっとしばらく出かけるので・・・つい・・
>>428 そうです――っ!! 前スレの
>>702 です!
良く憶えててくれました。感動した!!
これでやっとプロローグが終わりました…
登場予定の人物。伏線は全て詰め込みました。
カンのいい人は、だいたいどんな話がしたいのか
わかってきたのでは無いでしょうか・・・
さてさて…新シリーズは、スレタイ通りのネコ耳少女に
なりそうです…というか…
ロリロリです!
(登場人物の女性は20歳以上で、この物語はフィクションです・・・)
次回、『ぼく』は凍死してしまうのか、それとも他のご主人様を
見つけるのか…
一緒に飛ばされたフローラはどこに?
エイディアの青い髪と同じ色の鞭の秘密は?
そして、リナを蝕む病魔が…
次回、もっと、もっと頑張る!
>>441 いぇあ!こんな時間に来てみれば、あしたらの続きがあるなんて!
ガンガン続けて欲しいけど、この寒さにやられないように気をつけて下さいねー。
「ボク」がロリご主人様に色々仕込むまでは、あなたは風邪なんてひいちゃダメ、絶対ダメ。
だめ、絶対。
>>441 キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
>
>>428 そうです――っ!! 前スレの
>>702 です!
> 良く憶えててくれました。感動した!!
工エエェ(´д`)ェエエ工
>>428 さんじゃないけど、これくらいは皆覚えているんじゃないですかね!
良作なんですから!
>病魔が…
(((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
なんか心配でなりません(;´Д`)
でも、尻をまもった「ぼく」、GJ!!!!!(´∀`)b
いやぁ、続きが楽しみだ(´∀`)
お体お気を付けてくださいませ。
444 :
427 :04/10/28 19:41:00 ID:kDBNJjZ0
むう、なんだこの「JoJo第三部の対太陽戦におけるジョセフ」の様な敗北感は・・・_| ̄|○ 過去ログ読んで精進しつつ続きを待ちます・・・・・・。
>>兎の人 様へ …あの〜、一見ほのぼのとした口調ながらも、会話内容が大層怖い(w んですが。 でもこんな性格の女性は結構好きなので、これからもどんどん出演させて下さい。 例え楽屋裏から茶々を入れるだけの役(?)でもかまいませんので。 んで、カワイイ女王様のお名前をこっそり応募してみますね。 ホワイトパール・『アナヒータ』・アリアンロッド てのはいかがでしょうか? ちなみに『アナヒータ』とは、ペルシャの水と豊穣の月の女神様のお名前ですよ。 >>あしたら作者 様へ GJ!!!×∞ 熟女の三段締め(w だけでも軽〜く『神の御技』なのに この後には、ロリロリのジェットストリームアタックも拝める予定とは… こりゃなるべく早めに風邪を直さないといけませんですね。 (只今、腹が下る→喉が痛む→水っ鼻が止まらない…の三点移動攻撃を喰らってます) このスレの皆様にうつるといけませんので、今日はもうオヤスミナサイ。
446 :
一等星 :04/10/28 22:29:25 ID:a9fbpZxi
>>兎の人様 むむむ・・・丁度いいところで止めて続きを期待させるとは(ぇ 続きがとても楽しみです。 後、ここに来て日が浅い者ですが、 女王様の名前を応募させていただきます。 ホワイトパール・『アルテミス』・アリアンロッド です。 『アルテミス』とは、ギリシャ神話のオリンポス十二神の一で、 月の女神、また誕生・多産の守護神です。・・・ぴったりな名前じゃないでしょうか? >>あしたら作者様 すばらしい作品を読ませていただきました。 ああ・・・眼福ってこういうことを言うんですね(笑 次回作製作、がんばってください。 さてさて・・・己も精進しないと・・・
> 「・・・あした会えたら・・・」 ついにこの台詞キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ッ! このエロさでプロローグとは…続きが楽しみですな! あしたら作者様にはずいぶんと放置プレイくらったんで 是非ともがんがっていただきたい! > (登場人物の女性は20歳以上で、この物語はフィクションです・・・) 確かに猫耳姫たちはヒトの数倍長生きですしねw
448 :
名無しさん@ピンキー :04/10/28 23:58:19 ID:EWIR+/66
召使い攻めの話しは書いていいのかな? それと召使いは人じゃなくちゃ駄目?
いっその事日本列島丸ごとケモノひと世界に召喚とかw
450 :
兎の人 :04/10/29 09:24:35 ID:cTS+WA16
ぐぁぁぁぁああああああああああ!!!!!
あしたら作者様!! GJ!! です!!
あ〜そういえば、僕『男が女に犯される』類の話は苦手なのですが……もう、どうでも (゚∀゚)イイ っス
ここまで魅せて下さると、もう文句は言えないです。というか新しい快楽に目覚めました (゚∀゚)アヒャ
というかもうちょっとでエンディングかと思った量でプロローグとは、
貴方一体どんな頭の皺の構造しているんですか?
見習いたいくらいです_| ̄|○
>>445 様、
>>446 様
名前案有難う御座います。というか女王様が物語りに組み込めません_| ̄|○
もうちょっと物語にかかわってくるようにしないと、折角のいい名前が台無しになってしまう……
どちらを使うかはちょっと考えさせてください。
……ふと思ったんですけど、フェイ様が軒並み爆弾発言をしているのを、
気づいて憶えている人って、どのくらい居るんですかね_| ̄|○
451 :
蛇担当 :04/10/29 19:18:41 ID:W7UHz1lh
>>あしたらさん
すげえ、すげえですよあなた。エロイとか抜けるとかを含めた上で「面白い」ってのはどういう事ですか?
一体何喰えばそんな事出来るようになるんですか?
>>448 >召使い攻めの話しは書いていいのかな?
召使い攻めがダメなら俺はもっと弾劾されてしかるべきでして、ええ。(次回はサトル逆レイプ書くけどなー
問題ないと思いますよ。
>それと召使いは人じゃなくちゃ駄目?
過去スレかログのどっかにあった言葉ですが、
「萌えられればおk」という方向らしいです。
>>450 >というかもうちょっとでエンディングかと思った量でプロローグとは、
>貴方一体どんな頭の皺の構造しているんですか?
>見習いたいくらいです_| ̄|○
もしあしたらをまとめたら、さりげにあか○りさとるの文庫本よりも文章量ありそうな気がします。
ちょっと待って!今、蛇担当様がいいこと言った!!(AA略) > (次回はサトル逆レイプ書くけどなー
>>443 >尻をまもった「ぼく」、GJ!!!!!(´∀`)b
とは全然関係ないかもしれませんが、避難所のほうにちょっとしたものをまとめてみました
筆進めないでこんなもの作ってごめんなさいorz
ところで 世界観まとめサイト様、犬耳様、狐耳様は、まだこのスレをご覧になられているのでしょうか……
>>454 ノシ
(サイトの運営が止まっててすみません。
でもこのスレには名無しとしてしっかり寄生していましたよ)
個人的には狼の続きが気になる。
あしたらの更新が済んだら、めっきり人が減ったなぁ
>>457 |∀`)マイニチコウシンチェックシテマスヨー
ノシ
orz
462 :
狐耳の者 :04/11/01 18:47:26 ID:Ky+wVaVI
>>457 見てますよー
来週中には何とかできるか・・・いや、せねば
という訳でしばしお待ちを
463 :
一等星 :04/11/01 22:42:44 ID:VYMevq6T
>>457 他の方々と同じく見てます
僕の方は、狐耳の者様の様に進んではおらず、
まだ構成を考えてる状況です
続編はまだ先になりそうです
>>456 すいません、なかなか思うように書けなくて、続きはかなり先になりそうです。
>>457 前の人たち同様、見ていますよ。
保守
466 :
蛇担当 :04/11/02 23:42:48 ID:ICeGpA7V
>>457 ノシ
えーと、第二話の進捗状況ですが、構想は出来てるんですが無駄にエロのない中盤が伸びるし
つか、長くなるんだから世界設定を文中で説明しようとするの止めろよ俺っていうか
そろそろ次の○○○の○○を書かないといけないのとNWの○○○○を作るって言っちゃったし
友人の結婚式で休日が潰れるのと、つーか他の○○○に宣伝にいく事を考えると
てゆーか試しで○○○をやるのって結局何時だよー!!ああ、自作○○○○の
○○○○を書かないとっ!?
みたいな、状況何で11月中うpはちと厳しいです・・・・・・。
>>466 問題ない
楽しみに待ってますm(_ _)m
保守
新作待ち保守
筋書き出来てるものの書く時間がねぇ OTL
何耳の話ですか?
堅守
ほ
鼠の地下帝国。
ああ、東京と言いつつ千葉にある。
476 :
虎の子 :04/11/14 19:35:02 ID:lhsF1Gr1
そこは豪華絢爛な装飾を施された一室だった。 壁には数多の名画が掛けられ、ガラスではなく宝石と貴金属によって造られた巨大なシャンデリアが天井から吊されており、床を覆うのは職人達が数年の月日を掛けて編み上げた絨毯で足を踏み出せばくるぶしまで埋まる事間違いなしである。 部屋の広さ自体も異常で、普通の一軒家まるまる一つが治まる程の面積があった。 公爵執務室 それがこの部屋の名前であり、その主の階級をも示していた。 そしてその主は、部屋と同レベルの豪奢な椅子に腰掛け、机の上に置かれた書類を片づけている。 主は美しい少女だった。 年の頃は十八から十七ぐらいだろう。 まるで炎のような紅色の髪は腰まで伸ばされ、意志の強そうな瞳は見事な鳶色をしている。 そして頭から出た獣の耳と背後に出た猫のように細長く丸い尻尾、、、 獣人と呼ばれる種族、その中で虎族と言う分類に少女は括られる。 顔の造形はまだ幼さを残しているものの、十人のうち八人は美人と評するであろう完成度だ。 しかし、今現在その魅力は半減していると言わざるえない。 櫛を入れていない髪は本来の艶を失い、疲労のためにその瞳はどんよりと澱んでいる。 着ている衣装だけはバッチリ整えられているため、余計にその姿が際だってしまっていた。
477 :
虎の子 :04/11/14 19:45:24 ID:lhsF1Gr1
「も、もう駄目、限界」 敗北宣言と共に少女が書類の山に顔面から突っ伏した。 紅色の髪が書類の上に広がる。 「こんな量、今日中に出来る訳ないじゃない」 恨めしそうに机に積み上げられた書類の山を見上げる。 机の高さがあるといえ、書類の最上部は立ち上がった少女の背より高い位置にあった。 朝からやっているのにまだ半分も終わっていないのだ。 「………あの馬鹿、人ごとだと思ってこんなに大量に回して、全部やってくれてもいいじゃない」 机の端を指で擦りながら、ここにいない自らの奴隷を罵る。 「そうよ、全部あいつが悪いのよ。性格悪くていつもヘラヘラしていて、可愛い子見ると見境がないんだから……いっつも、面倒な事は人に押しつけて」 乗ってきたのかどんどん口が動く、、、
478 :
虎の子 :04/11/14 19:46:36 ID:lhsF1Gr1
「大体ご主人様は私なんだから、仕事は全部あいつが片づけるべきなのよ。そりゃあ、色々感謝してるけど……強いし、頭もいいし、可愛いし……だけど」 ムニュ、、、 「ひゃあっ!!」 愚痴の途中でいきなり胸を握られ、少女は色気のない悲鳴と共に飛び跳ねる。 その勢いで椅子が背後に大きく傾いた。 「へ、あ…わあ!! ちょっとっ!!」 後ろに倒れそうになる椅子のバランスを、少女は必死で安定させる。 そして何とか安定させた所で、、、
479 :
虎の子 :04/11/14 19:47:22 ID:lhsF1Gr1
ガンッ、、、 椅子の脚を蹴り払われ、ひっくり返る。 「うわっ!!」 ドンッ!! 椅子は見事にバランスを崩し、少女は後頭部をしたたかに打ち付ける羽目になった。 「あれ、大丈夫? ご主人様」
480 :
虎の子 :04/11/14 19:47:58 ID:lhsF1Gr1
どこか面白そうな口調は頭上から降ってきた。 少女の反転した視界に一人の少年が入っている。 美しい少年だった。 年齢は十歳程、、、 闇をそのまま凝固させたような漆黒の髪は絹にも匹敵するなめらかさと艶を併せ持ち、服から覗く首元は白雪のように純白だ。 服装によっては少女のように見える中性的な美貌、桜色の唇、そしてその瞳は血のような深紅のルビーアイ、、、、 女なら、、、 いや、男でも見とれる程の完全な美少年だった。 「早く立ち上がらないと馬鹿みたいだよ。それとも新しい体操か何か?」
481 :
虎の子 :04/11/14 19:48:49 ID:lhsF1Gr1
「あんたが椅子の脚をけっ飛ばしたからでしょう!!」 差し出された手を叩き、少女は跳ね起きる。 「何の事? 僕はこの部屋に来たばっかりで、初めに視線に入れたのは間抜けな格好で倒れているご主人様だけなんだけど」 心外とばかりに肩をすくめる少年、しかしその口端が吊り上がっているのを少女は見逃さなかった。 「嘘付くな!! その上胸まで触って………」 「嘘なんか付いてないよ。しかしあれだね。相変わらず全然成長してない」 「やっぱりあんたが触ったんじゃない!!」 片手で何かをもむような仕草をする少年に、少女は顔を真っ赤にして書類を固定するための文鎮(純金製)を投げ付ける。 「危ないな、あたったらどうするつもりだよ?」 言葉とは裏腹に飛んできた文鎮を、少年の指は容易く絡め取っていた。 「うるさい!! 避けるな!! あたれ!! あたれ!!」 机の上の物がなくなるまで少女は少年に向かって物を投げ続けた。
482 :
虎の子 :04/11/14 19:49:37 ID:lhsF1Gr1
五分後、、、 「はあ、はあ、はあ」 散らかりまくった部屋の中で、少女は疲労のため荒い息をついていた。 「無駄な体力使ったね」 「あんたの……せいでしょうが」 苦笑する少年を少女が睨み付ける。 「大体毎度毎度、部屋にはいる時は扉を使えって言ってるでしょ」 「いやー、毎度毎度ご主人様はからかいがいがあるからね。普通に入ってきたら警戒されちゃうから」 「あんたは……只でさえ忙しいんだから、これ以上邪魔しないでちょうだい。第一、この仕事を持ってきたのはあんたでしょうが」 そう言って机の上の書類を指さす。
483 :
虎の子 :04/11/14 19:51:29 ID:lhsF1Gr1
「だったら、さっさとやったらどうだい? 早くしないと寝る暇もないよ。まだあるんだから」 「な、冗談でしょう」 「うん、冗談」 「………このクソ餓鬼」 笑顔で即答する少年に少女は額に青筋を浮かべる。 「だって僕は性格悪いからね。その上、可愛い女の子に見境ないと来ている。これくらい当然だよ」 ニコニコする少年に少女の頬から一筋の汗が流れた。
484 :
虎の子 :04/11/14 19:53:38 ID:lhsF1Gr1
「あ、あんた、いつから?」 「『あの馬鹿から』って所から、だけどねー、そのおかげでご主人様が普段僕の事をどう思ってるか分かったよ」 「いや、あれは…その……ちょっとした勢いで……」 「ふ〜ん、そうなんだ。ちょっとした勢いなんだ」 だらだらと脂汗を流す少女に信用度0、疑念百パーセントという表情を向ける少年。 「大変そうだから、手伝ってあげようと思ったんだけどな」 「ほ、本当なの、じゃあまずこれを」 「だけど僕は凄く傷付いたな。うん、せっかく手伝ってあげようと思ったけどショックで寝込みそうだ」
485 :
虎の子 :04/11/14 19:54:44 ID:lhsF1Gr1
「……へ?」 書類を渡そうとする少女を無視して、少年は独白する。 「じゃあ、僕は寝込むんで後の事はよろしく」 少年はそう言ってバタンと扉を閉めて出て行った。 数秒呆然としていた少女だが、やがて肩を震わせ持っていた書類を少年が出て行った扉に投げ付ける。 「あいつ、結局あたしをからかいに来ただけじゃない!!」 しばらくその場で地団駄を踏み、猛然とした勢いで椅子に座り直す。 「もう知らない、こんな仕事やるもんか」 そう言って机の上に頭を乗せてふて寝しようとした時、部屋の様子が目に入った。
486 :
虎の子 :04/11/14 19:55:09 ID:lhsF1Gr1
先程の騒ぎで散らかっているものの、部屋の様相は豪華絢爛なままだった。 (こんな豪華な部屋をもてるのも、あいつのおかげなのよね) もし、あの奴隷が居なければ自分はこのような所に腰を下ろしては居なかっただろう。 弱小貴族の娘として、大した恋愛もせずに結婚しそのまま静かに生きていたはずだった。 あの奴隷と出会わなければ、、、、 少女は思い出し始めた。 自分と自分に仕える最高で最低の奴隷との出会いを、、、、、
487 :
虎の子 :04/11/14 19:57:49 ID:lhsF1Gr1
聞き込みさせて貰った虎の子です。 題名入れるの忘れました。 『最高で最低の奴隷』なのでよろしくお願いします。
……終わりでおk? 邪魔してない? リアルタイムGJでした。まさか主従逆転が出てくるなんて(T-T 次は得ろで!! 続き期待してます m(_ _)m あと……強いて言うなら行間詰めたほうが逆に読みやすいかも (^ ^;
>>虎の子さん リアルタイムで読ませてもらいました。 (・∀・)イイ!!感じな御主人様ですな。続き(というかエロシーン楽しみにしてますー。)
GJ しかし、出来ればsageた方がよろしいかと
性格の悪い奴隷君最高!w sageを入れるのと行間を詰めた方が読みやすいですね。 行間詰める→入る行数増える→レス消費数が減る→スレが長持ち→(゚Д゚)ウマー
492 :
あしたら :04/11/16 01:25:04 ID:MLpt0yd7
虎の子さんGJですた。 次回の盛り上がりに大期待です。 さて、『あしたら』の方はCPの調子が戻れば近日中に・・・ エロの手前になりそうですが宜しく願います・・・
あしたらさんクルー!
494 :
狐耳の者 :04/11/16 16:48:34 ID:UCj+ogc7
順調に原稿遅れてます・・・ ゴメンナサイ_| ̄|○||| >>虎の子様 主従逆転いいですなぁ >>あしたら様 期待してまってます
虎たん続きまだ〜?
496 :
虎の子 設定 :04/11/17 23:29:03 ID:p029ZXmN
一応設定だけ先に、、、 虎の国:地球で言う中世封建社会のような国で王制が引かれている。ただし科学技術はそれなりに進んでいるため、汽車などは存在する。 国土は他の国に比べ広大で、山岳から平原まで数多くの地形が存在する。 虎族:さまざまな獣人の中でも、屈指の強靱な肉体を持つ種族で力、反射神経、俊敏性、耐久力、生命力等々は人間などとは比べものにならない。 魔法:召喚魔法、精霊魔法、神聖魔法、暗黒魔法など、魔法の種類自体は豊富だが、虎族は強靱な肉体を持っているため、魔法の道に進む物が少ない。 そのため途絶えた古代魔法なども存在する。 彼等が使う魔法は古から伝えられた物で、彼等が独自で開発した魔法というのはほとんど存在しないため、なぜ魔法の種類がこんなに豊富なのかは未だに虎族達自身にも分かっていない。 ダンジョン:虎の国に存在する古代の遺跡で中にはレアアイテムなどが多数眠っているが、強力なモンスターの巣窟と化しているため一般市民が入る事はまずあり得ない。 キャラクターにおいては随時追加という事で、、
だからsage入れようよ。 変な業者とか荒らし厨とか来たらうざいでしょう? 話はすごい楽しみなんだけど、みんながしてるの見て真似してみようね。 メール欄にsageって入れるだけですよ。
シュバルツカッツェ城の廊下の片隅で目を覚ましたぼく。朝だから目を覚ました というより、強烈な寒さで目を覚ましたようなもの・・・吐く息は白く、歯の根が合わず ガチガチとなって、凍死しなかったのが奇跡のよう。そう、この痛いほどの寒さは まさに現実・・・ 「ああ、夢じゃなかったんだ・・・」 がっくりとへたり込んで俯くぼく。シャツから覗く二の腕は所々まだらに赤く なっている。寒さのあまり無意識にスチームに近寄っては鋳鉄の放熱面に腕が触れ、 火傷寸前の熱さに飛び起きるというのを繰り返した名残だ。 ぼやぼやとまとまらない思考を整理しているうちに、ご主人様の部屋の中が 賑やかになった。すぐに勢い良く扉が開けられ、遊びに出かけるのか、三人の ネコ姫が廊下に飛び出して来る。ぼくは慌てて先頭のご主人様に声をかける。 「あ、あのっ・・・ご主人様っ・・・」 ビクッと振り返る三姉妹。驚いてる・・・ 「にゃにゃっ!! まだ、いたのきゃ?まさか、昨日からこんな寒いトコにいたのきゃ?」 信じられないという顔でぼくを見るご主人様。ぼくはガクガクと頷いて言う。 「そ、そうですよっ!! ぼく、ホントに帰るところないんですっ・・・ぼくはご主人様の・・・」 「う・・・にゃふ・・・ハッ!! 」 2、3歩近寄りかけてから、ばっと飛び退くご主人様。 「いいや、ダマされにゃいにゃっ!お前なんか知らにゃいにゃ!勝手についてきたら ヒドイにゃよ!! 」 「そ、そんな・・・」 ご主人様らしからぬ、冷たい言葉に凍りつくぼく。そのスキにご主人様は廊下を パタパタと走っていく。 「べ〜、ですの――っ」 とユナ様が・・・リナ様も、すまなそうな顔こそするものの、しっかりとご主人様の 部屋にカギをガチャリとかけて、ぼくに声をかけることなく走り去る・・・走りながら、 脇腹を押さえているのが気になった・・・
呆然と一人廊下のどん詰まりに取り残されるぼく。しかし、ぼくにできるのは三姉妹に 怒られないぐらいの距離を開けてついて行くことぐらいしかない・・・ぼくはこの世界では もう、ご主人様の召使いしか出来ないから・・・ さて・・・三姉妹について行くうちにこの世界でわかってきた事・・・それは今日が年末の 12月29日ということだった。25日を過ぎるとお城のお姫様達は自分の父親の元に里帰り するのでお城には誰もいなかった。また、今年は女王陛下も南の気候のよい離宮で まつりごとをしているらしく、このシュバルツカッツェ城にはまさに父親のいない ご主人様三姉妹しかいないのだ・・・そう、女王が出て行った時点で正門もガッチリと 閉められ、門番は外にいて女王の命がなければ開く事がない・・・これはぼくの問題にも 直結してくる・・・ 「うう・・・ご主人様に雇ってもらわないと・・・食料庫から、厨房までカギが掛かってる なんて・・・このままじゃ飢え死にしちゃう・・・」 ぐうぐうと鳴るお腹をお城の中庭の井戸の水でごまかすぼく。すきっ腹に冷たい水が 凍みる・・・ぼくのそんな気持ちも知らないでご主人様たちは中庭の真ん中で元気良く チャンバラごっこをしている・・・ぼくは溜息をついて井戸の底に映る自分の顔に声を かける・・・ 「お腹がすくと悲しくなるよね・・・」 井戸の底では不安なぼくの顔が返事もせずに揺らめいているだけ・・・
「あ、姉上・・・」 渇いた口の中が粘つくが、手に持った模擬刀を構えなおし、目の前の姉にリナは 声をかける。篭手の下の手首がジンジンと痺れてる・・・ 「なんにゃ?」 ジリジリと間合いを詰めながら、無造作に上段に模擬刀を構えたマナが答える。 その声は少しも疲れがないようで、実際に汗一つかいていない・・・。また、リナと 違って、自信があるのか防具の一つも身につけていない。その剣も魔法も得意な 自慢の姉に尋ねるリナ。 「あ、あの・・・『姉上の召使いだ』って名乗っているもののことだけど・・・」 何度も近寄ろうとしては姉やユナに威嚇されては追い返され、中庭の隅の井戸を 力なく覗き込んでいるヒト召使いに視線だけ向けておずおずと言う。 「そ、そんなに悪人に見えないし・・・それに、優しそうだし・・・」 「だから・・・あんなヤツ知らにゃいにゃ!! スキにゃりっ!! 」 「あうっ!! 」 目にも止まらぬ速度で模擬刀が閃くとしたたかにリナの篭手は叩かれ、またもや 模擬刀をカランと取り落とすリナ。 「リナにはまだ練習中に余計なコトを考えられるレベルじゃにゃいにゃよ」 しゅんとしてリナが言う。 「・・・う、うん・・・でも姉上があの召使い雇わないのかなって思って・・・」 なぜか未練たらたらな様子のリナを見てあきれていうマナ。 「きっとあれはババアの回し者にゃ!スパイにゃ!お前達はあのババアの 恐ろしさをしらにゃいにゃ!」 と、マナは側の木の下で座って読書をしているユナにも聞かせるように言う。 「でも、頭はおかしいみたいですけど、休み明けたらすぐ転売しちゃえば いいんですの、そしたら商売の頭金にできますの――」 と、読書を中断し、本を膝の上に伏せて言うのはリナ。本の題名は『資本論』とか 書いてある・・・ 「・・・う、うん・・・で、でも・・・ちょっと、かわいそうな・・・」 と、遠慮がちに言うリナだが、マナとユナは言い争いをしていて誰も聞いてない・・・
「ふう・・・」 防具をずらして自分の手をじっと見るリナ。打たれすぎて青アザだらけになっていた・・・。 マナには魔法はもちろん剣技でも足元に及ばない自分を感じて溜息をつく。せめてユナ ほどの商才でもあれば、剣や魔法に見切りをつけられたのに・・・不器用な自分は こうやって無駄かもしれない努力をするだけなのだ・・・ときおり、姉と妹に対する コンプレックスの針が心に突き刺さるときもある・・・ 下を向いたリナにマナが気付いて、何を勘違いしたのかリナをからかう。 「にゃふふ・・・リナ、さてはあの召使いにホレたにゃ・・・」 「・・・え?・・・な、なっ、何を言って・・・!! 」 「リナの顔、髪と同じぐらい真っ赤っか、ですの――っ」 はやしたてるユナ。マナのことは言うこと聞くのに、リナに対しては全然姉とも 思わないような対応をするのでこ憎たらしいことこの上ない・・・ 「ユ、ユナっ!! あんまりフザ・・・い、イタタタタ・・・」 不意に下腹を押さえ蹲るリナ。ゴリゴリと背骨にまで響くような痛みに思わず眉を しかめる。昨日までおさまっていたが、またかなり痛みが強くなってきた・・・。今までの 剣術の練習でかいた汗とは違うイヤな汗が額を濡らす・・・ 「リナ、またきゃ・・・?」 「あ〜っ、ごまかしてるんですの――っ」 しゃがみ込んで細く息を吐き、じっとしていると、ひどい痛みは徐々に遠ざかっていく・・・ 「・・・く・・・だ、大丈夫・・・姉上・・・もう一番・・・」 模擬刀を杖に立つとまた基本どおりの中段に構えるリナ。でも、マナは模擬刀の背で トントンと肩を叩きながら言う。 「まあ、今日はこれくらいにしとくにゃ・・・ちゃんと打たれたトコロは湿布張っとくにゃよ」
「・・・う、うん・・・」 下を向くリナ。今日も一本も打ち込めなくて、手に入れたものと言えば、自信でも、 実力でもなく、体のそこかしこにこさえたアザだけ・・・小さく涙ぐむリナにマナが覗き 込むようにして言う。 「お前は優しすぎるにゃ・・・でも気持ちさえ折り合いがつけば、今よりずっとずっと 強くなれるにゃ・・・わたしどころか、エイディアのサーブルだって目じゃにゃいにゃよ」 「姉上・・・ありがと。ウソでも・・・嬉しい・・・」 取り得のない自分にかけてくれた優しい言葉はリナの心に優しく沁みていく・・・ そしてマナは自分の部屋に歩いていきながら小さく口の中で呟く。 「にゃふ・・・確かに部屋の前で凍死されても新年早々目覚めが悪いかにゃ・・・」 結局、ちょっとでも近寄ればご主人様に威嚇され、ユナ様には石を投げられ、 リナ様にはなぜか怯えられて、取り立てて進展なく日は暮れてしまう・・・。そして 今日もご主人様の部屋の前、廊下のどんずまりのスチームの横に座るぼく。お腹は 水でたぷたぷ言ってるし、ドアの隙間から暖かい光と共に漏れる楽しげな ご主人様たちの声は仲間ハズレのぼくを落ち込ませる・・・ 「・・・・・・・・・」 体操座りのまま、膝の間に顔を埋めるぼく。いつもより調子の悪いスチームヒータが 死にそうな感じの咳き込んだ音を立て、弱弱しく熱を発している・・・ 『せっかく女王様から逃げ出せたのに、ぼくこんな所で飢え死にしちゃうのかな・・・』 そんな時だった。空腹に耐えるぼくの目の前がふいに明るくなる。眉をしかめながら 顔を上げれば、そこには腰に手を当てた幼いご主人様の姿がシルエットになっていた・・・ 「・・・あ、あの・・・ごしゅじんさ・・・」 とっさのセリフは寒さで歯が鳴って自分でもおかしいほどもつれる。立ち上がろうとしたが、 夜の冷え込みで強張った関節は自由が利かず、ガクガクと四つん這いになって ご主人様の前にミジメに手をついただけ・・・そんなぼくにご主人様は棒読み口調で ひどいコトを言う。
「まだ居たのきゃ?いつまでもココにいたって無駄にゃ!! あのババァのところに とっとと帰れにゃっ!! 」 「そ、そんな・・・いまさら女王様のところに戻ったらぼく・・・今度は・・・ぐしゅ・・・」 弱弱しく訴えるぼく。いまさら戻っても実験台よりも惨めな死が待つだけだろう・・・ ぼくはふらふらとご主人様に取りすがろうとしたがご主人様は手に持っていた 新聞紙を丸めて投げつけて叫ぶ。 「にゃにゃっ!! くるにゃっ、ちかよるにゃっ!! えいっ・・・」 『バサリ』と頭から新聞紙を投げつけられ、怯んだスキに後ろの妹達まで手に 持ったものをぼくに投げつけてぼくを追い払おうとする。ぼこぼこと体中に物が当り、 頭を抱えて叫ぶぼく。 「あうっ!ご、ご主人様っ、リナ様、ユナ様っ・・・やめて下さいっ・・・」 と、思わずうずくまれば、鼻の先でドアを『バタン』と閉められてしまう。ぼくは暗くて 冷たい廊下にまた取り残され、膝をついて廊下の扉を見つめる・・・ぼく、こんな所で 凍死しちゃうのかな・・・ 「・・・寒いのヤだよ・・・お腹へったよぅ・・・」 と呟いて鼻をクスンとすすり上げる。それは寒さのせいだけじゃなくて・・・ 『バタン!』とドアを閉めてきっちりと扉を閉めてからマナは後ろのひょろりとした妹に 向き直って言う。 「にゃふ・・・これでいいきゃ?」 「う、うん・・・姉上・・・ありがとう・・・」 赤毛のネコ姫は俯いてモジモジと照れながら言う。なぜかこのリナはあのヒト召使いが いたく気に入ったらしい・・・ 「まったく、リナはしかたないですの――っ!でも、いいコトをすると気持ちがイイですの・・・」 と、小脇にお菓子のブリキ缶を抱えたユナが額の汗をぬぐって清清しく言う。なんか 楽しそうだ・・・自分が一番乗り気だったクセに、言いにくいことは全部リナに言わせてしまった ちゃっかり者だ。やっぱりあの見知らぬヒト召使いが気になるのだろう・・・人の事はいえないか・・・ 「にゃふ、もう寝るにゃ、明日もガッチリ遊ぶにゃ・・・」 二人の妹の肩に手を置いて3人で笑いあいながらリビングに戻りつつ思った・・・。 『にゃふふ・・・三つ子だけあって、好みも結構似てるにゃね・・・』
そのころドアの外では・・・投げられた物を漁ってるぼく・・・ 「あっ!チョコレートバー見っけ!! ・・・新聞紙はお腹に巻いて・・・スナック菓子の ダンボール敷いて・・・これ缶コーヒーだ・・・あ、あったか〜い・・・」 思わず小さく叫んで両手で缶を握り締めるぼく。姿はホームレスだが、いや実際 ホームレスなのだけど・・・とりあえずゆっくりと味わってコーヒーとチョコバーを かわりばんこにゆっくりと味わって食べる。ここまで来ると鈍いぼくにも分かる・・・ 『ご主人様・・・甘いです・・・やっぱり優しいんだ・・・くすん・・・』 涙って、嬉しくても出るんだな・・・などと思いながら昨日より身も心も暖かい状態で 眠りにつくぼく・・・明日はもっと仲良くなれるといいな・・・ ウトウトとしているぼく。缶コーヒーの缶を握ったまま寝てしまったらしく、握力の なくなった手から床にカランと空き缶の落ちた音で眠りは浅くなる・・・ 夢と現実の狭間の不思議な感覚・・・。そこにはご主人様やリナ様。ミルフィ姫に ソラヤ君・・・そしてぼくの弟が現れては消えていき・・・最後にユナ様が深刻な顔で ぼくに言う。 「・・・リ、リナがお腹が痛いって大変なんですの――っ!! あなた、コーヒーとチョコ 恵んだんですから助けるですの――っ!! 」 その声はリアルで、緊迫してて・・・あれ・・・? 「・・・え・・・ええっ!? ・・・現実・・・!!」 ぼくはドアから溢れる光に目を細めながら跳ね起きると、必死に思考をまとめる。 すると、不意に部屋うちから腕が伸び、ユナ様の肩をガッと掴むと声。 「見苦しいことするにゃっ!! 他人の助けは借りにゃいにゃっ!! 」 その声はご主人様には珍しい、焦燥と疲労感がにじんでいる。ユナ様を部屋の中に 引き込み閉められるドアに向かってぼくは駆けより、両手をこじ入れて叫んだ。 「ご、ご主人様っ、ヘンな意地を張ってる場合じゃないんでしょっ!! 開けてっ!」 「にゃにゃっ!! 離せにゃっ!! 」 ドアの隙間に金色の瞳。それは不安と微妙の恐怖に揺れている・・・
「お姉ちゃんなんでしょっ!今やれる事は全部しなくっちゃ!! 」 ぼくは叫び返す。二人の視線は互いを睨むように交錯する。そして先に目を そらしたのはご主人様・・・ 「・・・にゃふ・・・」 ふいにドアを押さえる力が緩み、ぼくは暑いぐらいの部屋の中に入る。 下をむいて、ぶつぶつと口の中でなんか言ってるご主人様を追い抜いてリビングに 行く。リビングのソファにリナ様は寝かされていた。 ソファの前のテーブルには医学書が置いてあるが、ご主人様はかなりパニクって いるらしく、その本には『家庭の医学』の他に、『下肢骨折読本』とか 『こころの病と付き合う法』とか、まったく関係の無さそうなものもあったりする・・・ ぼくはせわしなく小さな息を繰り返すリナ様に近寄り、そっと声をかける。意識はある・・・ というか、その痛みによって寝ることもできない、といったところか・・・。そんなぼくを ハンカチを握り締めたユナ様が心配そうに見つめてる・・・ 「リナ様聞こえます?」 「・・・・・・・・・」 薄っすら目を開けて頷くリナ様。額に汗が光る。 「痛いところはどこです?」 「お腹の下の方・・・」 ご主人様から習ったにわか知識を元に必死に考えるぼく。ゆっくりと安心させるように 質問していく。ソファにかがんで、目線を合わせるようにして言う。 「いつから痛かったの?」 「・・・4日前・・・でも昨日はそんなに痛くなくて・・・みんなに心配かけさせちゃうから・・・姉上が 母上に頭下げなきゃいけなくなっちゃうから・・・」 この言葉を聞いて、後ろで血が出そうなほど唇を噛み締め下を向き立ち尽くすのはご主人様。 「リナはバカですのっ!! イタかったらちゃんと言うですの――っ!! 」 ぼろぼろと涙をこぼしながら叫ぶのはユナ様。また、痛みがリナ様を襲ったのか、ソファの 上でエビのように丸くなって、ひどい痛みを耐えている・・・それでも声一つ、泣き言一つ 言わないガマン強いリナ様・・・。その時、ぼくはふいに閃いた。振り返って言う。
「ご、ご主人様・・・ランツ点とかマックバーネーとかは触ってみました?」 「わ、忘れてたにゃっ!! わ、わたしとした事が・・・にゃっ・・・!! 」 弾かれたように顔を上げ、ぼくを押しのけるようにしてリナ様に駆け寄るご主人様。 毛布を払いのけ、リナ様のパジャマの下腹をそっと探るように押しながら言う。 「・・・イタかったら言うにゃ・・・ガマンしたらダメにゃよ・・・」 震えているが、精一杯の優しさをこめて言うご主人様。指先でリナ様のおへそと 骨盤を慎重に探りながら触診していく・・・ 「・・・ここはどうにゃ?」 「へ、平気・・・」 「・・・ここは?」 「大丈夫・・・」 「ココ・・・」 「イ、痛いっ・・・!! ひぐうううぅ・・・」 とたんに悶えるリナ様。ご主人様は呆然と立ち上がる。ぼくは言う。 「虫垂炎ですね・・・かなり進んでます・・・」 「そ、そんなこと、わかってるにゃっ!! 」 ご主人様は顔を真っ赤にして叫びながら、何度も唾を飲み込んで言う。 「い、医者を呼んで、手術させるにゃっ」 ぐすぐすとすすり上げながらユナ様が言う。 「でも、お城のお医者様は里帰りしてますの、それに正門は外から閉められてますの――っ!」 そうなのだ、まだこの頃のシュバルツカッツェ城は正門は防犯上の問題で閉められて いるのだ。それが開くようになったのは、ご主人様の魔法の力が良くも悪くも国中の 悪人達に轟いてから、だとか・・・ 「にゃ・・・ロープかなんかで城壁をからリナを下ろして、街の医者に・・・」 そんなご主人様の両肩を掴み、揺すりながら言うぼく。 「もう、ヘタに動かしたら危ないって、ご主人様の方が分かっているんでしょ!! 」 そうなのだ・・・一旦、痛みが引いたのはかなり症状が進んでいると見ていいだろう。もしも 無理に動かしてお腹の中で膿んだ虫垂が破れたら・・・リナ様に訪れるのは、腹膜炎を起こし 次々と臓器不全を併発し、ひどく苦しんでからの死でしかないだろう・・・。
ご主人様はぼくの手を払い、逆切れしてぼくに食ってかかる。 「にゃにゃっ!! じゃあ、どうしろって言うにゃっ!! 」 ぼくはぼくより背の低い、10年前のご主人様を見つめながら静かに言う。 「ご主人様がオペするんです・・・それしかないって、もう判ってるはずです・・・ 開腹して、膿んだ虫垂を摘出・・・それを麻酔無しで・・・やるしかないです。」 「にゃっ!! 」 とたんに強張るご主人様。畳み掛けるようにいうぼく。 「それしかもう方法はないですよ。確か、手術道具は10年前から持っていたはず ですよね・・・」 冷静に言うぼく。アルコールで泥酔させれば出血が激しくなるので麻酔無しの 手術しかないだろう・・・ 「この前、手に入れたばかりにゃっ!! ・・・でも、でも・・・わたしが・・・自分の実の妹の お腹を・・・わたしには切れにゃいにゃぁ・・・」 とたんに気弱そうな顔になるご主人様。ほとんど涙ぐんでる、と言っていいだろう・・・。 そんなご主人様は自分の服の裾を引張られているのに気が付いた。振り向く・・・ そこにはソファの上の赤毛のネコ姫・・・ 「リナ・・・」 「あ、姉上・・・私、姉上に切ってほしい・・・姉上信じてるから、姉上は何でもできるから きっと大丈夫・・・私、なにもできないけど、ガマンはできるよ・・・」 リナ様は激しい痛みの中、それでも小さく笑みを浮べつつ囁くように言う。 切られる本人が真っ先に麻酔無しの手術を覚悟して言う。もともと、リナ様の性格は 剛毅なのだ。それを見てご主人様もゆっくりと、そして大きく頷いた。 「わかったにゃ・・・リナはわたしが切るにゃ。私、お姉ちゃんだもんにゃ・・・リナが頑張る 以上に頑張れるにゃ」 金色の瞳には決意の金色の炎が揺らめく。ぼくはご主人様を見てお辞儀をするように 小さくゆっくり頷いた・・・ 『ご主人様・・・今のご主人様はぼくの知ってるご主人様です・・・』 ぼくにとって、三姉妹にとって、長い夜が始まろうとしている・・・
(つづく・・・) はい、すみません・・・今回はエロなしです・・・ だんだんサービス悪くなって申し訳ありません。 自分の好きなストーリーで書かせてもらってます。 さて、次回は手術! リナが死ぬか生きるかして・・・エッチの場面になるのかな・・・ よい子の皆はリナを応援してね。 次回『ブラックジャックによろしくにゃ』(嘘)は今月中に・・・ 解剖実習思い出しつつ頑張ります・・・では・・・
リアルタイムお疲れ様でしたーーー! リナ様、さすが豪傑な方だ・・・最初に決断するトコ(´∀`)萌〜
激しくGJ!! でも、何で『僕』はそんなに医学の知識があるの?
>510 マナ様にみっちり仕込んでもらったはず(´∀`)b
あしたら2、GJ!
しかし、解剖実習って(w
>>510 やはり、ぱーふぇくとな『お医者さんごっこ』プレイをできるよう仕込まれたのでは(w
>>512 つまり、「ぼく」が御主人様にエッチな診察をすると?
やべえ、みてみてえw
514 :
虎の子 :04/11/21 13:18:59 ID:mdOzHEiZ
「あ〜あ、とうとうこの日が来ちゃったか」 純白の花嫁衣装に身を包んだミリアはそう言うと溜息を吐いた。 持ち主の気分はどうあれ、その紅色のロングヘアーに白いドレスは見事に調和していた。 「あらあら、溜息など付いたらせっかくの婚礼の儀式が台無しですよ」 「婚礼って言っても、あいつが相手じゃあね」 着付けを担当した侍女の言葉に、ミリアは肩をすくめる。 「何を言っているんですか、シルス様と一緒になれるなんて羨ましい限りですよ」 「何がよ。あんな泣き虫シル坊……」 「子爵閣下をそんな風に言えるとはミリア様ぐらいですね」 「……ちょっと散歩に行ってくるわ。外の空気を吸いたいもの」 苦笑する侍女にそう言うと、ミリアは部屋を後にした。
515 :
虎の子 :04/11/21 13:20:54 ID:mdOzHEiZ
ほとんどの土地が山岳地帯である領地に広がる光景は、決して風光明媚な物ではない。 (本当にいつ見てもつまらない風景ね) 周りを見渡せばあるのは、荒れ果てた山と荒野だけと言うありさまだ。 彼女の一族はこの国の中で弱小貴族の一門である。 最高で子爵の貴族位しかなく、王都にいる貴族達と比べればその財力も権力も微々たる物だ。 しかもお世辞にも豊かと言えない土地のため、農作物などの収穫は多くなく、国の端っこであるため交通の要所になる事もない。 食うに困る程貧しい訳でもないが、地位を求める大商人や軍人などには全く相手にされない虚しい一族、、、 別の土地からわざわざ嫁いでくる者も居ないため、必然的に結婚関係の相手は親戚筋になる。 「あー、何で相手があいつなのかな」 ミリアの頭に子供の頃からの幼馴染みの顔が浮かぶ。 年上のくせにいつもいつも彼女の影に隠れていた少年、、、 今は見違えたように逞しくなったが、その時の印象が強いせいかどうしても異性として見る事が出来ない。 (て言うかあいつ、未だに毛虫とかが苦手なのよね)
516 :
虎の子 :04/11/21 13:21:39 ID:mdOzHEiZ
ちなみに彼女はクモやナメクジでも平気で触る事が出来る。 昔はよくそれを持って幼馴染みを追いかけ回した物だ。 幼馴染みが十歳の時ちょっとした悪戯心で、誕生日プレゼントの中にクモとか毛虫を忍ばせて寝室に置いておいた。 しかしどういう訳か開ける前にそれが逃げ出し、翌朝幼馴染みが起きてみると全身クモと毛虫にたかられていたのだ。 (あの時は凄かったな) 幼馴染みは悲鳴を上げながら屋敷中を駆け回り、終いには背中をでっかいクモがはい回ったため、下の方を両方漏らしてしまったという凄惨さだ。 そしてその後、ミリアが犯人である事がばれて両親に物置に閉じ込められたのだが脱走、幼馴染みを連れ出し、その尻を叩いて無理矢理木登りをさせた。 しかし、高くて降りれなくなり、ミリアが下でしばらくはやし立てていると枝から落下。 十二針も縫う大けがをした。 そして怒り狂った両親に、ダンジョンに放り込まれそうになったのだ。 そんな関係を十数年以上続いているから、今更結婚相手として見ろなど無駄な相談である。 無関係な第三者がこの話を聞いたら、ミリアのためでなく、その幼馴染みのために結婚を破棄するように彼女を説得するかも知れない。
517 :
虎の子 :04/11/21 13:22:20 ID:mdOzHEiZ
「え?」 気付いた時には目的の場所に着いていた。 山岳地帯に出来た小さな林、入り組んだ場所にあるため、あまり人に知られておらずミリアの秘密の場所、、、 そう、それはいい。 問題はそこの芝生の上で横になっている異質な存在だ。 それは闇のように漆黒の髪をした、十歳ぐらいの子供だった。 極上のミルクの様な肌にスッと通った鼻梁はまるで現世ならぬ者の容姿、、、 寝ているのか、その胸は規則的に上下している。 そしてその服装も異常だった。 こんな田舎ではおろか、王都でもまず見られないであろう最上級の紅絹に、細かく繊細な銀の刺繍が施された礼服を着ている。 その服装からするにお、そらくこの子供は少年だと思われる。
518 :
虎の子 :04/11/21 13:22:53 ID:mdOzHEiZ
(……ひょっとして人間?) ざっと見回して見るが獣人の特徴である耳や尻尾、毛が全くない。 プニプニ、、、 試しに頬に触ってみると、何とも心地よい感覚が返ってきた。 (柔らかい………) 白磁のような肌はまるでつきたての餅のように肌に吸い付いてきた。 しこりなど全くなく、押せばへこみ離せば元に戻ると言う感じだ。 「う、ん……」 少年の目蓋が震えた。 (起きるのかしら?) ミリアの予想通り、少年が目を開く。 そして、、、 (………綺麗) 驚く程鮮やかなルビーアイ、、、、、 赤ではなく紅の瞳、、、 まるで人の物ではないような人外の輝きを、放つその色にミリアは見取れた。
519 :
虎の子 :04/11/21 13:23:50 ID:mdOzHEiZ
ガシッ、、、 「へ?」 気付いた時には腕を掴まれ、そのままひっくり返される。 「な、に」 口が言葉を紡ぐ前に少年の唇で塞がれた。 ミリアが目を見開いている間に、少年の舌は彼女の口内を舐め回し蹂躙する。 歯茎の裏、上顎、頬の内側、、、、 順々に舌が這っていく。 子供のような軽いキスではなく、ネットリとした大人のディープキス、、、、 そしてその手が花嫁衣装に掛かった。 (じょ、冗談じゃないわよ) のし掛かる無礼者を突き放すため、ミリアは腕に力を込めた。 虎人の腕力は人間のそれを遙かに凌駕する。 幼子を引きはがすなど造作もない事だ。 しかし、、、、 (ビ、ビクともしない) それなりに力を込めて腕を突き出したのだが、相手の方は小揺るぎもしなかった。 瞬間、少年の白くて優美な腕がヘビの鎌首のごとく素早くミリアの肩に延びる。
520 :
虎の子 :04/11/21 13:24:27 ID:mdOzHEiZ
こきゅ、、、 あまりにも軽い音と共に腕がだらりと落ちる。 肩を外された。 そう思った時には、すでに反対側の腕が落ちている。 両腕を無力化した少年は、まるで焦らすように花嫁衣装に手を掛けた。 そしてゆっくりと、しかし着実に複雑な花嫁衣装を解いていく。 無論、その間にもキスを忘れない。 上半身だけを露出させると、キスの標的は口から顎を伝い首筋に移った。 「あ、や……」 こそばゆいような感覚にミリアは首をすくめる。 そんな事はお構いなしに舌は露出した肩を通り胸に到達した。 「ひゃあっ!!」 豊かとは言い難いが、充分に張りのある乳房を舌が舐め上げ、ほっそりとした指が巧みに胸を嬲った。 体温を伴った唾液が塗りたくられ、指がピンク色の頂点をこねくり回す。 「う……や……」 ミリアの意志はともかく、少年の愛撫に対し体の反応は正直だった。 ピンク色の突起が顔を出し、肌が熱を持って赤く染まる。 ちゅう、、 「っ!!……」 突起に口付けされ、今まで感じた事のない感覚がミリアの体に走った。 自慰しかした事のない彼女には初めての感覚、、、、 しかし、それをゆっくり堪能する暇はミリアには与えられなかった。
521 :
虎の子 :04/11/21 13:25:01 ID:mdOzHEiZ
もぞりと片手がスカートの中に侵入してくる。 それが太ももに達して優しくなで上げる。 唾液で濡れた手が太ももをはい回り、ミリアは背筋を震わせた。 しばらく太ももで停滞していた手は再び移動を開始すると、やがてミリアの秘所に達した。 その指が下着の上から湿った部分を押し込む。 「きゃふっ」 まるで処女のお手本を示すような反応、、、 せめてもの抵抗にとミリアは少年を睨み付けた。 「なっ……」 白磁のような肌が紅潮して、その顔には泣きそうな程不安げな表情で揺れていた。 赤く染まった頬に黒髪が張り付いて潤んでいる瞳は、怖いぐらい艶っぽい。 (すご……) 自分が襲われている事も忘れる程、その姿は魅力的だった。 女どころか男でさえ、この少年のこんな表情を見たら理性などぶっ飛んで押し倒してしまうだろう。 ミリアもご多分漏れず、その表情に心臓が高鳴り息が荒くなった。 (……や、あたし興奮してるの?) 愕然とした。 襲われている相手の表情を見て興奮するなど、あり得るのだろうか、、、、
522 :
虎の子 :04/11/21 13:26:42 ID:mdOzHEiZ
ぴちゃ、 「ひゃあああああああああああああああああああっっっ!!」 今までで一番の快感がミリアの体を貫いた。 折れてしまいそうな程背筋を仰け反らせ尻尾をピーンと伸ばして逆立てると、金魚のように口をパクパクさせる。 ミリアの反応にはそれほど頓着せず、少年の頭がスカートをたくし上げ、その下に隠されていた純白の布に舌を這わせている。 「や、だめ……」 足を閉じて防ごうとするが、両足を掴まれ逆にM字に足を開かれてしまい、濡れた秘所と尻尾の生え際が少年に丸見えになる。 「や、止めなさひうっ!!」 その屈辱的な格好に多少冷静さを取り戻したのも一瞬、すぐにまた次の快楽がやってくる。 少年の愛撫は決して激しくない、しかし的確な場所を的確な判断で責めていく技術は熟練の物を感じさせた。 少年の舌が肌と下着の間にねじ込まれる。 「ひぅ、あうぅ」 下着に押さえられ舌がミリアの秘所を刺激する。 そして大きくなっていたクリトスを器用に剥く。 「ひふっ……それダメ」 少年の舌がそれに反応したように激しく動く。 「やあああああああああああっ!!………」 嬌声と悲鳴を織り交ぜたような音程で叫び、先程よりさらに背筋を仰け反らせてミリアは達した。 一瞬の硬直の後四肢をだらりと弛緩させ、その体が大地に落ちる
523 :
虎の子 :04/11/21 13:27:28 ID:mdOzHEiZ
だが、少年は再びミリアの股間に顔を埋める。 最初湿り気を帯びていただけのそこは、少年の唾液とミリアの愛液で今はどろどろに濡れそぼっていた。 再び念入りに舌を這わした後、少年はそこから顔を離し今度は小指を亀裂に押し込む。 くちゅくちゅと卑猥な音と共に指が出し入れされる。 「あは……はう……はぁぁう」 落ち着いたはずの快感が再び燃えたぎり、ミリアは甘い声を上げる。 (あたし感じちゃってる) 頭の冷静な部分がそう囁くが、ミリアの他の部分は全て少年の愛撫を求めていた。 胸を嬲られ乳首が立ち、指を出し入れされれば愛液がこぼれ落ちる。 と、唐突に指の動きが変化する。 それまで出し入れするだけだった物が、中の壁面に指の腹で擦り付けるような物になった。 「そ、そんなの駄目ぇ……」 反射的に身を引くミリアだが少年の腕が腰をがっちり抱え込んでしまう。 ミリアの中で少年の指が好き勝手に暴れ回り、そこからさらに大量の愛液が流れ出てくる。 (……また、イッちゃう。……襲われてるのにイッちゃう) 徐々に高まる快感の中、そんな心の声が囁かれるがすぐにかき消えてしまう。 そして後一押しで達するであろう瞬間、指が抜かれた。 「え……何で」 怪訝な顔をしたミリアだが、そこに新しく当てられた感触に顔を引きつらせる。
524 :
虎の子 :04/11/21 13:28:26 ID:mdOzHEiZ
「だ、駄目……それだけはああああああああああああああ!!」 一瞬の躊躇いもなく少年は自らの物をミリアの中に押し込んだ。 いくら濡れていイク寸前だったとは言え、処女のミリアにとってはその感覚は耐えがたい物だった。 閉じていた入り口を無理矢理押し広げられ、中を掻き回される感覚は女にしか分からない物だ。 そしてその後襲ってきた生皮を剥ぐような痛み。 「やあああああああああああああああ!! 痛いっ!! 痛い!!」 叫ぶミリアなどお構いなしに、少年は腰を動く。 その度にミリアに痛みが走り、頭の中に火花が散ったがそれは長くは続かなかった。 元来、それを受け入れる器官である以上、対抗策は用意されている。 「痛い!! 痛いっ………え?」 首を振り回し痛みに耐えていたミリアだが、その感覚から急速に痛みが引いていった。 そして代わりに熱い感覚が体を満たしていく。 「ぅうん、うぁああああああああん」 痛みが快楽に、悲鳴が嬌声に変わるのにそれほどの時間はいらなかった。 少年の腰使いは巧みにミリアの中を刺激し、絶頂の高見まで引き上げていく。 突き出し、こねくり回し、擦りつけられる度に、ミリアは甘い喘ぎ声を上げた。 (イッちゃう……犯されているのにイッちゃう) 自らが分泌する愛液の水音と喘ぎを聞きながら、ミリアは着実に快楽への階段を上っていった。
525 :
虎の子 :04/11/21 13:29:07 ID:mdOzHEiZ
少年の動きが一気に加速する。 「あひゃあああああああああああ、駄目、そんなに激しくしたら駄目!!」 両手が動かないため、腰を動かすしか快楽の逃がし方がないのだが、その方法はさらなる刺激を発生させてしまった。 「クゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッ!! あっ、あはっ……イッちゃう、イッちゃぅぅぅぅぅぅぅ!!」 ミリアが絶頂に達する瞬間、少年の物が一際大きく膨らみミリアの中にその熱い物を放った。 「熱いぃぃぃぃぃぃぃ!! やけちゃう、やけちゃうぅぅぅぅぅぅっ!!」 熱を持った体より熱いそれは、まるで五臓六腑に染み渡るように体中に最高の快楽を与えた。 「ああああああああああああああああああああああああああああっっ!!」 獣のような絶叫と共に両足と尻尾をピーンと張りつめ、涙と涎を垂らしながら、ミリアは今までにない程の絶頂を迎える。 (ああ、あたし…犯されて…イッちゃったんだ) 心の隅で囁く声を最後に、ミリアの意識は暗転した。
526 :
虎の子 :04/11/21 13:31:39 ID:mdOzHEiZ
続きます。 多分おそらく、こんな風に書いたのはの自分だけでしょうね。 出会いがレイプって、、、 次回はおそらくエロナシです。 時間掛かるかも知れませんが、待って貰えると幸いです。 メールアドレスにsageと入力しましたがこれで良かったのでしょうか?
>>526 乙!!!
いきなりレイープですか(((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
まだ始まったばかりですから今後に期待です。
PS:
「sage」はそれでOKです。(´∀`)
新食感宣言(´∀`) 良いですよ〜すごく良いですよ〜 GJ!!
>>526 乙華麗。GJです。花嫁衣装(*´д`)ハァハァ 年の差(*´д`)ハァハァ
少年が何者か気になります。是非是非続きを…。
最初が無理やりっスか。 いつか二人のラヴなえっちが見たいですなあ。
>>526 GJ!!
ううむ、このスレで逆でないレイプを見るのって凄い新鮮。
保守。
いま、ふと思ったが。 耳としっぽが違う動物だったら「萌え」だろうか? いや良いんだ。聞き流してくれ。
組み合わせにもよるんじゃないか? 最近では脊椎動物を飛び越えて外骨格系の擬人化妄想が激しい、誰か書けない?
>>533 それも気になるんだが、個人的にサモンナイト2を知っている住人がどれほどいるのかも気になるな。
スレと関係無い話題だから別にどうでもいいんだが。
>>534 俺はキメラもありだと思う。
>>535 外骨格系ってどんなのだ? 亀や昆虫しか思いつかないんだが。
どれもやたら硬そうだ。
>537 ・・・気持ちはよく解る。よく解るんだが、亀は違うだろ(w 外骨格と言えば精々昆虫と蟹とかの甲殻類だろうが、解釈次第では貝も入るかも。 ・・・二枚貝って、なんかイヤラシイ感じしねが?
甲殻類のイメージだと甲冑系美女とか? 虫系だとアホ毛だと思ったら触角とかかな。
g… あ、いや、何でもない。
なんか空本光王のエロゲーみたくなってきたな。
>>537 > 外骨格系ってどんなのだ?
PS2の「カンブリアンQTS」みたいなのかなぁ?
<<From A to B... : start>> えっと、ひとまず整理してみると……。 僕は家族で海水浴に来て、そして波にのまれて溺れてしまった。 「ってことは、ココは天国?」 「天国みたいな楽園、という意味なら可ですわ。それ以外は不可ですわよ」 よく分からないが、なんとなく違うらしい。 「まだ分からないのですか? 貴方が海で溺れていたところを、この私が助け、自室に連れ帰った。 今度は分かったでしょう? Yes 以外の答えは認めませんわよ」 その女の人に、ずいと顔を寄せられる。 彼女の丸眼鏡に、僕の半ば怯んだ顔が映っていた。 「い……いえす」 「そう、それでいいんですわ。まったく、しつけの行き届いていないヒトが、 これほどまでに厄介なものだとは思いませんでしたわ……」 まるで自分が人間ではないかのような口調。 彼女の持つ、床までつくほどの長く赤い髪の毛と、それに負けないくらい紅く長い2本の触角。 彼女は、確かに人間ではないようだった。
実は、今僕が居る場所は、さっきまで僕が居た海水浴場でも、 休憩用に開放された海の家でも、僕が泊まっているホテルでもない。 言うなれば、中世の城の中を思わせるような豪華な趣き。 そして窓の外には、なんとすぐ目の前に魚が泳いでいた。 つまり、ここは海の中に佇む城の中だったのだ。 「コーヒー。飲みますわね。Yes 以外の答えは認めませんわ」 「い……いえす」 差し出されたマグカップを受け取る。 「い、頂きます」 一口含むと、温かく甘苦い味が口の中いっぱいに広がっていった。 彼女の方も、もう1つのマグカップを持ちながら、僕が座っているベッドのすぐ横に腰掛ける。 おそらく彼女の物だろう、いささか柔らか過ぎるそのベッドは、二人分の重みを受けて沈み込んだ。 「で、貴方のこれからだけど……私の下でドレイとして働いてもらいますわ。 Yes 以外の答えは認めませんわよ」
……ちょっとまて。 突然の切り返しに、危うくコーヒーを吹き出しそうになってしまった。 「勝手に吹き出す事など許しませんわ」 「ちょ……その前に、『ドレイ』って何ですか!?」 「ドレイですわ。文字通り『奴隷』」 訳がわからない。 「な、なんで僕がそんなこと……」 「……何故!? 貴方が私の触角を一本もぎ取ってしまったのでしょう!? それなのに『何故』!? 理解できないのは私の方ですわ」 そう、確かに彼女の右の触角は、根元10センチ程度を残してその先がなくなっていた。 「意識が無かったとはいえ、貴方のせいであることにかわりはありませんわ。 ヒトには分からないでしょうけど、私たちにとって触角が無いというのは、 目が見えないのと同じくらい不便なんですわよ」
そう言って、彼女は何気なく僕の太ももに手を置いた。 そのままゆっくりとさする……すぐにその部分が疼いてきた。 その感覚に当惑する僕に、彼女は耳元から囁くように……いや、誘うようにつぶやいた。 「大丈夫。私ももう子供ではない……触角が無いとはいえ、身の回りの事は全て自分ひとりで出来ますわ。 貴方にしてもらいたいのは……そう、私の『夜の世話』」 ドン、と体を突き飛ばされた。 まだ中身の入っているマグカップが、絨毯の上に落ち、割れはしなかったものの中身が染みを作った。 僕の体はその勢いに負け、仰向けで絨毯の上に寝るような格好となってしまう。 そのまま、下半身を彼女の体で押さえつけられる。俗に言うマウントポジション。 押さえつけられている部分から、人間のそれとは違う、温かみのあるが冷たい彼女の体温が、 否応無しに叩き込まれてくる。 僕の体は、彼女の身体を感じているようだった。 「さっきの表情……コーヒーの中に入れた媚薬の効き目はまずまずのようですわね」 眼鏡を外して頬リ投げ、そのまま彼女は僕に唇を重ねてきた。 彼女の冷たい舌に、たっぷりと口の中を犯され、やっと解放されたときは僕は息切れ、 二人の口の間に唾液のアーチがかかっていた。 「エビの国、第3皇女、セシル・エルマレイに気に入られて…… 光栄に思いなさい。Yes 以外の答えは認めませんわよ」 <<From A to B... : continue>>
やっと暇になってきましたゴメンナサイ orz 妙にブランク空いたので、練習も兼ねて全然違う話を投下してみるテスト エッビマヨマヨ♥ From A to B... 触角とか言うと、俺だとこんな感じになるみたい 誤字脱字は脳内補間よろ セシルたんが、妙にキャラ立っちゃった……えろ兎ズよりも…… orz 前後編の使いきりタイプとはいえ勿体無い…… orz
>>547 キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!
触角(・∀・)イイ!! GJです。
どうでもいいかも知れんが海老って金属イオンとか薬品に呆れるくらいに弱いんだよなぁ。 モノによっちゃあ金魚の致死量の1000分の1で即死するなんて奴も・・・
>>549 …ヒトとヤリまくりすぎると、精液中の亜鉛分によって命にかかわるとか?
>>550 うむ、それもヤヴァいだろうし、媚薬も体に優しく効果が低めの物で無ければ
体に悪いハズ。知らずに水槽に魚病薬を入れて魚だけ平気で海老が全滅なんて悲劇もある。
昔、家のビーシュリンプたん達も・・・○TZ
既に最後まで書けてたりするけど……一晩考えてみます とりあえず [致死量] * [ヒトの体重] / [エビの体重] = [ヒト換算の致死量] の式と、 「科学的な現象」を「ファンタジー的に解釈・無視」するアプローチから…… ところでエビの触角って、勝手に再生しますっけ?
うう……ぐぐっても情報が見つからん…… 生半可な興味で生物系に手出すもんじゃないなぁ orz
>>553 ザリガニの鋏は脱皮する時に治ってたよーな。
あと、毒の話だけど。 ちゃんと考えると、バレンタインデーネタを猫の国と犬の国で出来なくなるので あまり厳密に考えなくても良いのでは。
目が潰れたりした跡に異種再生で触角が生えたりするらしいけど、 なんか違うな
お〜け〜兄者、考えないことにしたっす きっとエビから“エビヒト”に進化する時点で毒等の問題は克服したのでしょう(;・∀・) ということで、変更させずに投下してみる 例によって、誤字脱字等は脳内補間という方向性で エッビマヨマヨ♥ From A to B... 後半計8枚どうぞ〜 [留意点] “僕”の服装ですが、海水浴中に溺れて落ちてきたということで、海パン一丁かと しかしこの城は海の中にあるため…… 「海の中」⇒「水着が普通」 という論理より、セシル様も水着を着ているという結論にヽ(´ー`)ノ
<<From A to B... : resume>> 「抵抗は許可しませんわ。じっとしていないと外へ放り出しますわよ」 そ、それは凄く困る。外は海の中だから、人間の僕は息も出来ない。 「……そんなに怯えなくとも、痛くはしませんわ」 そのまま、僕の水着のひもに手をかけて……そう、よく考えてみれば、 海で溺れていた僕にとって、海水パンツは最後の砦なわけで。 「あ、あのちょっと待っ……」 「抵抗は許さないと言ったはず……。脱がしにくいわねこの服は」 僕はあわてて水着を押えようとするが、それの一瞬前に勢いをつけて一気に脱がされてしまう。 盛られた薬のせいか、それとも今のこの状況に興奮してか、直上を向いた僕のモノが顔を出してしまった。 「あら、意外と」 っつ……と指で僕の竿を下から上へなぞり上げる。 その瞬間、不気味なほどの感覚が、僕の身体を駆け巡っていった。 「あ………く………ふぁッ……」 「感度良好ですわね。薬が効きすぎたのかしら」 ヒヤリとした両手で僕のそれを包み込みながら、上へ上へと内容物を搾り出すように扱いていく。 初めて他人に弄られるという快感、他人にされているという背徳感に、僕の頭は焦がされていった。 僕の両手は口を押えるのに精一杯。それでもスキマから否応無しに声は漏れ出て…… 「この私が直々に奉仕しているんですわよ。声を押えるなんて許可しませんわ。存分に恥かしい声を上げなさい。」 「え、ちょ……そこはキタナ……っ!!」
僕の先っぽが、彼女の口の中に含まれる。そのまま動くことなく、舌で先っぽを嘗め回される。 特に鈴口の部分を重点的に攻められた。冷たい舌で執拗に突かれ、思わず腰が浮き上がってしまう。 その間も右手で胴を扱くのを止めない……。左手は袋を下から包み、揉み上げている。 「だ、だめ、、、このままだと、出しちゃ……ッ!!」 「イきそうなんですわね!? この私になぶられてイきそうなんですわね!? 良いですわ。この私の目の前で射精することを許可しますわ」 ギュッと袋を握り締められる。同時に口は目一杯身を含み、ストローの要領で僕のそれを吸い上げて……ッ!!? 「だ、で、出ちゃ……」 止めることは出来なかった。止めさせてもくれなかった。 音を立てて吸い上げている彼女の口内に、僕は自分の欲望を出してしまった。 放出感と背徳感に、体がふわふわ浮かんでいるような錯覚。 彼女は僅かに顔をしかめながらも、僕の汚物をそれでも受け止めてくれていた。 「ケホ……ケホ……。貴方の苦すぎですわよ」 彼女は白濁液を飲みきれず、いくらか吐き出してしまっていた。 「まあ良いですわ。さ、本番に移りますわよ」
彼女は、絶頂の余韻に浸っていた僕の顔の前に、自らの股間を突き出してきた。 「よく御覧なさい。今から、ココに貴方の穢れたものが入るんですのよ」 指で、パレオのビキニのような服を横にずらしている。 僕が一度も見たことの無い、女の人の秘められた部分は……餅のように滑らかで、しっとりと濡れていた。 「先ほどのコーヒー、実は私のほうにも薬が、ほんの少しだけ入っていたんですのよ」 そのまま位置を変え、ちょうど騎乗位の格好に……ああ、僕のモノが彼女のソコに当ってる。 目が離せない。 彼女はビキニをずらしながら、慎重に腰を沈めていく……亀頭の先端が彼女の中に入っていく!! ねっとりと包み込まれる感覚と、きつく締め付けられる感覚を同時に感じる。 初めての経験に、これだけでも頭がおかしくなりそうだった。 「く……んッ!! 太っ……。う、嬉しく思いなさいよッ。私だって初めてなんだ……から」 まて、さっきから奥に当っている感触はもしかして……!! 「あ、あの、初めてって……!!」 「抵抗は許可しないと……んく……言ったハズですわッ!!」 僕の制止を無視して、彼女は一気に腰を押し込んだ。 僕のモノが根元まで飲み込まれる。 途中、肉を裂くような嫌な感触と……決して小さくない彼女の悲鳴が聞こえた。 「………!! あ、あああ……!!。痛い……イタイです……わ……」
結合部分に赤い血がにじんでいた。 「あの、大丈夫……?」 「く…………。そんな月並みな言葉など……要りませんわ。それと私が無知だとは……思わないように」 そう強がっても、彼女の汗から、彼女が痛みを感じている事は手に取るように判った。 「で、でも……」 「貴方は……私の快楽の“道具”でありさえすれば良いんですわ」 当惑する僕を、ゆっくりと彼女は見つめ直してくる。 言葉とは裏腹に、優しく、しかし無理した笑顔と、痛みと不安に潤んだひとみ。 「貴方は私が気持ち良くなるように。そして貴方自身も気持ち良くなるように」 …………。 「それだけを考えていれば良いんですわ。Yes 以外の答えは……一切認めませんわよ」 「……はい。努力しますから……気持ち良くなって下さい。セシル様……」 一瞬だけ、彼女は僕に、とびきりの笑顔を見せてくれた。
彼女をいたわりながら、ゆっくりと体勢を変えていく。 結合したまま、彼女の身体を横に寝かせ、相対的に自分の身体を起こして……。 「あの、大丈夫ですか?」 ゆっくりと肯くセシル様。痛みを我慢しているのか、それとも痛みが和らいできたのか……。 後者なら嬉しい。薬も痛みの緩和に一役買っていれば、もしかして……。 「……動きます、ね」 そう言って、ゆっくりと腰を前後に動かしていく。 根元まで引き抜き、そして最奥まで突き入れ……。 決して速くないスピードで、彼女の中を往復していった。 彼女の中は、ほんのり温かくて……まるで海の中みたいに僕を包み込んでくる。 「ん…………ん…………あッ…………ぅうん…………」 僕が一突きする度に、小さな声を上げるセシル様。 攻めているのは僕のはずなのに、彼女の中はぞわぞわとしていて、逆に僕を攻めたててくる。 まるで小さな口に食べられているような……そんな錯覚さえした。 「痛み……和らいできましたか?」 「え? そ……んっ…………、、ま、まだ痛いですわ。……もっと気持ちよく……」 その言葉に小さく肯き、僕は抽送のスピードを少しだけ速めることにした。 「あ……あ……ああッ……んぅん……」 彼女の肌が赤く染まってくる。一突きする度に身をよじっている。 セシル様が感じ始めてきたのが見て取れた。
「ふぁ……あぁん……あ……、胸、ムネさわらない……で……」 僕は手を伸ばし、彼女の胸を揉みしだいていた。やはり彼女から文句を言われたが、その言葉とは裏腹に、 彼女の着ている水着のような薄い服は、彼女の胸の頂を隠しきれていない。 そのポッチに人差し指を当てながら、形の良い胸を趣くままにこねていく。 「ああッ……アアッ……ふぁああッ……」 僕が叩きつけるタイミングに合わせるように、いつの間にか彼女自身も積極的に腰を振っていた。 ぱん、ぱんと何かが叩きつけられる音が、はっきりと部屋中にこだましていた。 「あ……な……んで……、。身体が、勝手に、動いて…………はぁああんッ!!」 気持ちよくなっている。 彼女の中も、最初の締め付けるような痛さではなく、今は僕を堪能するようにざわめいている。 彼女を満足させつつあることに、少し嬉しくなってくる。 「セシル様、もっと……もっと気持ちよくなってくださいッ」 意を決して、手を彼女の頭の上の方へと伸ばしていく。 「あ……!? 駄目……それに触ることは許さ……、、ひゃうッ!! だめぇッ!!」 僕は、彼女の触角に指をはわせた。 動き回る触角を、人差し指と親指で作った輪の中に閉じ込める。 逃げようと動けば、触角は輪の内側に触れ、その感覚に驚いて反対側に逃げれば、また触れて驚いて……。 彼女は、たった数センチの輪の中に、確実に捉えられてしまっていた。 「あ……ダメ……ダメ……ダメっッ!!」 彼女の触角が僕の手に触れるたびに彼女は悲鳴をあげ、 そして「きゅ、きゅ、きゅ」と、面白いようにリズミカルに僕を締め付けてくる。 何もしなくても、彼女は頂上への階段を勝手に駆け上がっていく。 感じていた。彼女は感じていた。 もっと感じてもらおうと、僕は触角を目の前に誘導する。 何よりも紅い一本の細い線を……僕はためらわずに、横からくわえ込んだ。 「な……何を……、、、!!??、ひゃ、ひゃああああああぁぁぁぁぁぁ!!!???」
僕に触角をくわえられた瞬間、彼女は触角から与えられた快楽電流に耐え切れずに絶頂を迎えてしまう。 四肢が痙攣し、股間から放たれた潮が僕の太股を汚していく。 僕のそれは、今までに無いくらいギュッと咥え込まれ、僕に射精を促してくる。 けど、もうちょっと、もうちょっとだけ……ガマン。 硬く、コリコリとした触角を……例えるなら、団子を食べた後の竹串を、名残惜しそうに嘗め回すように、 口の中、たっぷりと唾液の付いた舌で、セシル様の触角を犯していく。 「あああぁぁぁぁぁ!!?? ふぁ!?、なんれ?? おりられ、おりられな、おりられぁイイッッッッ!!!!!」 ビクビクと震えたまま、彼女は絶頂から下りてこられないでいる。 狂ったように絶叫し、僕の竿にその膣でしがみついてきた。 「た、たすけ……、飛ばされちゃ、ぁあぁああああッッッ!!」 僕自身、もう限界だった。 「セ、セシル様、出しますッッッ!!」 達する前に一度だけ、力の限り強く突き込み、そして一気に引き抜いた。 その膣壁を擦り上げる衝撃に、彼女は今までよりもさらに高みへと飛んでいく。 「ぁぁぁぁぁぁっぁああああぁああああああっッッッッッッッっっ!!!!!!!」 その嬌声を聞きながら、僕は彼女の身体の上に、大量の精液を放出していった。 彼女を満足させられたという、微妙に間違った達成感と共に……。 …………。 ………。 ……。
「だから落ちたばかりのヒトは面倒なんですわよ!!」 愚痴を呟きながら、自分の上に掛かった白濁液を濡れタオルで拭おうとしているようだが、なかなかうまく拭えない。 「しかも触角には触れるなと言ったハズなのに……。仮にこっちも折れた場合、その場で貴方を殺していたわよ!!」 「す、済みませんでしたッ!!」 「反省が足りないッ!! あと3時間はそうやって頭を垂れていなさいッ!!」 そう、今僕はセシル様の命令で絨毯の上に膝をついて土下座させられていた。 あと3時間か……腕がつらい。 「よく聞きなさい。貴方は私の『召使い』なの。召使いは主人の命令を守る……当たり前のことよ。 いい加減分かったわね。Yes 以外の答えは認めませんわよ」 「は、はいッ!!」 数秒の沈黙。彼女のため息が部屋に響いた。 「……理解していなければ放り出すところよ。感謝しなさい……ここは貴方の世界とは違う。 この城を出たら、貴方は行くあてなど無いのよ。分かったら黙って顔を上げなさい」 ゆっくりと顔を上げる。 そこには、先ほどの汚れた服から着替えたセシル様が……優しい笑顔を浮かべて立っていた。 もしかして……着替えるから僕に見ないでいて欲しかっただけ? 「…………勝手に笑うことは許しませんわ。気色悪い」 怪訝そうな目で見るセシル様。 しまった、思わず顔に出ちゃったみたい。 「……まあ良いわ。エビの国、第3皇女、セシル・エルマレイに気に入られて…… 光栄に思いなさいね。Yes 以外の答えは認めませんわよ」 「はいッ!」 こうして僕は、この僕と同じくらいの年頃の、可愛らしいご主人様の召使いになったというわけだ。 <<From A to B... : fin>>
ということで From A to B... 以上でとりあえずの完結です セシル様個人的に気に入っちゃったのでまた出てくるかも〜 ちなみに、 『エビにせーえきをかける』⇒『エビに白濁液をかける』⇒『エビにマヨネーズをかける』⇒『エビマヨ』 なんてえろいんだピ○ーラ!! マヨネーズは厳密には白色じゃないというのは無視の方向性で
あ〜と、注意と謝罪 >エビマヨ 好きな人、お気を悪くされた方ごめんなさいm(_ _)m ちょっと考えなしだったっス
GJです。 セシル様かあええなあ・・・・・・。くそう、負けるか!(何がだ
濃ゆい精液は、やや黄色がかってるので問題有りません!w とてもとてもとてもGJ!!
hoshu
(・∀・)保守♪
573 :
名無しさん@ピンキー :04/12/05 23:03:07 ID:7LnipxAC
429 名前:削除屋@cyan ★[sage] 投稿日:04/12/05 21:39:02 ID:??? ここまでみました。 オリキャラスレについては、次スレは他板に立ててみてください。 次スレもこの板ですと停止します。 なりきりスレでエロキャラのなりきりスレに誘導があり、かつレス数が 少なく保守のみで維持されているものについては、情報を分散させる のは得策でないと考え停止しました。
574 :
兎の人 :04/12/05 23:14:05 ID:VfJ/9piF
576 :
兎の人 :04/12/05 23:27:21 ID:VfJ/9piF
この板を追い出されたら……正直どこにいけば良いんでしょうね…… orz
>>575 うわ、なりきり系の話だったか
とりあえず一安心 ^-^;
578 :
兎の人 :04/12/05 23:37:59 ID:VfJ/9piF
え〜お騒がせ致しました m(_ _)m お詫びに今週末を目標として少し
>>578 ではお詫びとして海老の人になってもらいましょうかw
(ちょっと本気)
>>579 セシル「な、何を考えているんですの!? 邪な妄想は不許可ですわよ!!」
唐突だけど 時間軸設定を間違えたおかげで、 キャラAの年齢が40歳以上になるか、キャラBの年齢が5歳以下になるか、もしくはキャラBの存在意義が消える という忌々しき事態が起きたのですが、どうすればいいでしょうか 試行錯誤の末、存在意義を残したまま、キャラAを30歳、キャラBを15歳にまでする事は出来ましたけど…… 15歳とえちーするのは倫理的にどうかと思いまして 年齢を変えずに存在意義を他に探すのか……存在意義を便りに年齢を無理するか…… 何耳の何の話かは伏せさせてください OTL
583 :
582 :04/12/07 21:12:29 ID:A+2xuF2u
すまぬ避難所と誤爆した orz
乙。
何食わぬ顔で新しい設定を押し通し、後で矛盾を埋める話を書けばいい。
成長促進・抑制ってのはどうだろう。人外なら年の取り方が人間とズレてるとか。
>>582 僕らのステキな合い言葉
「社内年齢14歳。公式年齢18歳」
保守
すまない。かな〜り遅れてる orz ところで、次の話し落とした後、また番外編を組もうと思うのだが…… 時間がないなぁ orz
保守。
591 :
兎の人 :04/12/15 20:32:33 ID:+xmjHi1S
遅くなって申し訳ありませんm(_ _)m ウサミミモード♥ 十六夜賛歌シーン 6c、計6枚投下いたします 今回エロなし ただしエロシーンの直前までなので、次回はいきなりタクヤが犯される所からです
<<cool dancer resume>> 「なあ、コイツ貸してくれねーか? っていうか一発犯らせろ」 「あ、あう……だめ〜」 「…………あの〜、2人とも、もうちょっと離れてくれ……るわけないか。ぜんぜん僕の話聞いてないし……」 右と左でワイワイ騒ぐ兎2羽を前に、僕は半ば諦めモードで青空を仰いだ。 なんで兎はエッチに関する話題だとこんなに盛り上がるんだろうとか……とりあえず考えないことにして。 あれから……僕とセラ様がそろって押し倒された後、セラ様はナナさんに何かお使いを頼んだようで、 ナナさんはどこかに出かけていった。 その結果、剣の練習相手が居なくなったセニア様は……ここぞとばかりに僕を押し倒し、 「それはダメ〜」とセラ様にも押し倒され、さすがに融けはじめてきた雪が冷たいので、 中庭のベンチの上で、2人から抱きしめられてモフモフと……なんだこの展開。 しかも、さっきから道を通るメイド(?)みたいな格好の兎が、僕たちのほうをチラチラと見ていて……。 「あ、あの……みんな見てますから、離れてほしい……」 「なんだ。お前大衆の目の前で犯されると感じるのか。実を言うと俺もだ。奇遇だな」 あー何となくもうどうでも良いや。今このときを楽しめるよう努力しとこうっと。 ところでセラ様、なぜに真っ赤な顔してうつむいてますか? もしかしてセラ様もですか……。
「まあ、セックスはともかく、ナナが出かけたんだから、剣の相手ぐらいにはなってもらうからな。 いいよな? セラ」 「え……? うん。それくらいなら」 「よし。決定」 ぐいと腕を引っ張り僕を立たせるセニア様。二人して勝手に決めないで……っていうか、 「もしかして、さっきみたいな凄い打ち合いを……?」 「安心しろ。落ちてきたばかりだとどうせ剣にも触れたことないだろーし、そこまでは期待しねーよ」 そう言って、先ほどナナさんが振り回していた長剣を僕に押し付けてきた。 「うわ。すご……ッ」 剣を覆う布を取り除くと、光を反射しない黒塗りの刃があらわになった。 長さの割に細い剣身。特徴的なのは、白色の幾何学模様がビッシリと刻み込まれていることと、 先端から根元のほうまで切れ込みが入っていて、刃の部分がちょうど2つに分かれていることで…… ……この形、どこかで見たことあるような。 「そんなにおっかなびっくり眺めなくても、その剣切れねーから安心しな」 え? 剣なのに切れない?
セニア様は、自分の剣と僕が持っている剣を交互に見ながら言う。 「ああ、この2本の剣はセラが造った物でな、セラみたいな臆病者が他者を傷つけられるモノを作れると思うか?」 「あ、あの、ベースを作ったのがフェイ様で、私はその上に魔法式を描いただけで……」 セニア様の褒めているんだか褒めてないんだか分からない言葉に、セラ様が顔を赤くしながら俯いた。 「ははは。ま、どちらにしろ他者を傷つける行為は大罪だからな。 こいつらは剣というより楽器と言ったほうが近いんだ」 身体をほぐすステップを2回、セニア様は自分の白剣を正面に構えた。 僕が今もっている剣とは正反対の、真っ白な刃が僕に向けられる。 「百聞は一見になんとやら。痛くはしないから、とりあえずお前も構えろや」 「えと、はい」 僕も黒剣を……見よう見まねで構えてみる。 正直、今まで剣道なんか一度も習ったことないけど。 「なんか変な構えだが……。まあいいや、その剣を死んでも離すんじゃねーぞ」 ザッ……と雪を蹴る音。 白い雪の中、セニア様の黒い髪が僕の目の前に迫り、一瞬のうちに白い剣が僕の頭を捕らえていた。 「う、うわぁぁぁぁ…………!?」 キー−−−−−…………ン…………!!
「……!?」 振り下ろされた鉄の塊に怯み、思わず目を瞑ってしまった。 けど、予想していた衝撃は何時まで経ってもやって来ないで、 代わりに響いた金属音に、不思議に思って恐る恐る目を開いてみると……、 僕の両手に握られた剣が、セニア様の剣を止めていた。 「なんだ、問題ねーな………ッッ!!」 セニア様が不適に笑う次の瞬間、セニア様の身体がくるりと回転した。 「!? う、うわッッ!!」 その勢いを殺さずに、再び剣が迫ってくる。 しかし、先ほどと同じように、勝手に僕の両手が動き、剣が剣の軌道を塞ぐ。 いや、僕が持っている“剣が勝手に”動いた!? 「おもしれーだろ?」 セニア様がにやりと笑った。 「この剣は、持ち主を最低限守ってくれるんだ。まあ、剣の腕が上手ければ何もしないんだが、 お前みたいに慣れてないヤツは……な。魔法をかけたセラに感謝せーよ」 「あッ、あのッ、喋るか剣を振るかどっちかに………うわッ!」
セニア様が語る間も、剣の応酬が止まる事はなく、僕はそれを防ぐのに精一杯で。 剣が動くとは言っても、実際動くのは僕の身体だし、剣を止めたときの衝撃もやっぱり僕に来るし…… 「タクヤ〜〜!! がんばれ〜〜〜!!」 端から眺めているセラ様から声援が飛ぶ。けどセラ様、僕ちょっと駄目かも。 キーン。キーン。キーーーーン。 周期的に金属音が鳴り響く。 いつのまにかセニア様の動きは、さっき見せてもらったような滑らかで大胆な『踊り』へと変わっていた。 全ての動きが水のように繋がり、全く無駄がない。 一方僕のほうは、そのステップに着いていくのがやっとで。 ……ヤバ。衝撃で手が痺れてきた。 「ふっふっふっ。結構良い動きをするじゃねーか」 満足そうに笑うセニア様。その笑みに何か嫌なものを感じる僕。 「あ、ちょ……セニア様、今遮音の魔法をかけますから、待って……ッ」 セラ様が慌てて立ち上がる。 ただならぬモノを感じ、僕は一歩後ろに下がった。 「逃がさんッッ!!」 セニア様はさらに踏み込み、今までよりも鋭く剣を振り下ろした。 僕も、さっきまでそうしたように、剣を振り上げてそれを受け止めようとした。 ……ああ、そっか。この剣の形、『おんさ』に似ているんだ。
キ …………………………………………………………………… ン …………………………………ッッッ!!!! 「っ ぁ ぅ 」 至近から発生した激音に、僕の身体が、頭が揺さぶられていく。 ジェット機の近くなんて目じゃないくらいの大音量が僕の耳を貫いていって、 そして僕の意識は……。 「ふっふっふっ。どうだすごい音だろ…………って、見事に目回して気絶してやがる」 「さ、さすがに共振点を叩きつけたら、気絶するくらい大きな音だって出ますよ。 遮音の魔法が間に合ってなかったら、ものすごい近所迷惑でしたよぅ」 「わ、わりぃ。でも……………………コレでおかずが1コ増えただろ?」 「!? あ……………ぁぅ………………。セニア様のエッチ………………………………」 <<cool dancer continue>>
ということで次回からエロシーン。おそらく今週末あたりに
十六夜賛歌のデフォルトは『寝かせて犯す』
なんか半ば強引ですが、タクヤ寝させたので次回から突入いたしますのです
ただ……タクヤを犯すのはセラ様でもセニア様でもなかったり ^-^
あの2羽が半ば強引に話に割り込んできます
そうそう、女王様の名前ですが、
>>445 様の『アナヒータ』を採用いたしますね
彼女は言うならば、不思議の国のアリスのハートの女王
つまり、アナ ♥ 様なワケですよ
(伏字↑)
>>598 GJ!!GJ!!GJ〜!!!!!!
その伏字…中身はまさか…w
600 :
兎の人 :04/12/15 22:54:19 ID:+xmjHi1S
ちなみに、セニア様が持っていた剣を『白叉』、ナナさんが持っていた剣を『黒叉』と言います 双子の双剣で、属性は“音”、製作者はフェイ様とセラ様 長さ 1.5 メートルの馬鹿でかい長剣です ……本文と食い違っていたりしたらこっちを採用のこと
ドラの盾とかもありそう
海老といえば脱皮、とかボソッとさり気無く言ってみる。
604 :
虎の子 :04/12/17 20:24:50 ID:M8nPtRX5
投下開始
605 :
虎の子 :04/12/17 20:26:09 ID:M8nPtRX5
「う……ん」 「……起きたのか?」 ミリアが目を開けた時、眼前には見慣れた顔があった。 「……シルス?」 「ああ、俺だ」 シルスと呼ばれた少年はミリアの手を握った。 丁度、子供と大人の成長過程居るような少年だ。 癖の付いた髪に黒目で顔つきは整ってはいるが、どことなく軽そうな感じがする。 虎人の特徴の耳が髪の中で動いていた。 辺りを見回すとそこはミリアの部屋だった。 「あたし…一体」 「それは……」 シルスが言い淀むのとほぼ同時にミリアの頭に、今までの記憶が呼び起こされた。 唇を奪われ、肩を外され、犯された事、、、、、 「……あたし、犯されたのね」 「っ!?」 まさかミリアの口から切り出されると思っていなかったのか、シルスは目を見開く。 「いや、それは……」 「…別にいいわよ。どうせいつかは無くなる物なんだから………そうよ。こんなこと大したこと……無いわよ……」 弱々しくもハッキリと言葉を紡ぐ。 その瞳から涙がこぼれ始めた。 。
606 :
虎の子 :04/12/17 20:26:36 ID:M8nPtRX5
「あ、あれ何でかな……涙が止まらない」 困ったようにミリアがは苦笑する。 いくら気丈に振る舞っても、ミリアはまだ少女に過ぎない。 ましてや犯され処女を散らされたという事実は、彼女の心に深い傷を刻んだ。 そんなミリアをシルスは無言で抱きしめた。 「ふぇ…ひぐ…うぐ」 震えとミリアの体温がシルスの身体にも伝わってきた。 シルスはそんなミリアの背中を優しくさする。 どれぐらいそうしていただろう。 やがて落ち着いたのか、ミリアが自分から身体を離した。 「ありがとう」 「いや、遠慮しなくていい」 二人の間に沈黙が落ちた。 それは数秒だったかも知れないし、数分だったかも知れない。 「ミリ「ねえ、あの子はどこなの?」……え?」 言葉を遮られて、聞かれた問いの意味が一瞬シルスには分からなかった。 「あたしを犯したあの子に会わせてくれない?」 「何を言って……」 「聞きたいの。どうしてあんな事をしたのか」 その鳶色の瞳には決然とした光が宿っていた。
607 :
虎の子 :04/12/17 20:27:05 ID:M8nPtRX5
「あいつは地下牢に閉じ込めてあるんだ」 湿った空気のする岩肌の廊下、、、 両側には鉄格子が嵌められた牢屋があり、二人はその一番奥に向かっていた。 一番奥の牢屋以外は空で、それがこの領地の平和さを物語っていた。 「なあ、別に会わなくても……人が獣人を犯したら問答無用で死刑だろ」 「……でも会ってみたいの」 「………」 シルスは口をつぐんだ。 それからしばらく沈黙が続いて、二人は一番奥の牢屋にたどり着いた。 鉄格子で遮られた向こう側に少年が繋がれている。 意識はないのか、その頭はは力なく落ちていた。
608 :
虎の子 :04/12/17 20:27:35 ID:M8nPtRX5
「おい、起きろ!!」 シルスが鉄格子を蹴り付けるが少年は身じろぎ一つしない。 「おい!! 聞いているのか!!」 その声に少年が顔を上げる。 半開きになった紅い瞳がシルスを見て、その後周りを見回した。 そして再び頭が下がる。 「貴様、馬鹿にしているのか!!」 「何だよ……うるさいな」 怒鳴り声に返ってきたのは、鈴が鳴るような声音で呟かれた気怠げな言葉だった。 「どうせ夢なんでしょう。ったく、寝直すんだからいちいち起こさないでよ」 「自分の状況が分かっているのか!! これは現実だ!!」 その言葉に少年は再び顔を上げて周りを見回す。 「………何でこんな所に?」 全く分からないとばかりに少年は首を傾げる。 「ちょ、どういう事よ!!」 「お姉ちゃん誰?」 いきなり詰め寄ってきたミリアに少年は眉を潜める。 「誰って、あなた………」 「よせ、どうせ嘘を付いているに決まっている」 ミリアを押し止めてシルスが前に出た。
609 :
虎の子 :04/12/17 20:29:46 ID:M8nPtRX5
「まあ、シラを切ってもどうせ明日には処刑される」 「は? 全然納得がいかないんだけど」 「納得いかなくても、これがこの国の法律だ」 「………今時どこの独裁政権だよ? それは」 呆れ果てたとばかりに少年が溜息を吐いた。 牢屋で安眠していた事と言い、自分を捕らえた者が目の前にいるというのにこの少年の神経の太さは並ではないだろう。 「……お前らの世界ではどうか知らないが、こちらに落ちてきた以上お前ら人間には俺達の法律に従って貰う」 「落ちてきた?」 「お前達の世界からこの世界に来る事だ」 「…………なんかお兄ちゃんの話聞いてると、ここが異世界のように聞こえるんだけど?」 「お前達にしてみれば、そうかもしれんな」 「…………ひょっとして、あのせいかな?」 シルスの言葉に少年は数秒何かを思案したようだが、やがて顔を上げた。 「まあいいや、それはおいとくとして、結局僕は何の罪で捕まってるの?」 「それは自分が一番よく知っているだろう?」 「いや……て言うかたった今起きたばかりで、何もやった記憶がないんだけど」 瞬間、牢屋が揺れた。
610 :
虎の子 :04/12/17 20:30:10 ID:M8nPtRX5
「……いい加減にしろよ。何なら今すぐぶっ殺してやってもいいんだぞ」 壁に叩き付けた拳を戻しながら、シルスが低い声で凄む。 「何か凄い怒っているようだけど、本当に知らないんだよ」 人間どころか、並の虎人でも竦み上がるであろうその迫力に、少年は生あくびを噛み殺した。 つくづく神経の図太い少年だが、シルスはそんなことに関心などしなかった。 「貴様!!」 「止めてよ、服が伸びちゃう」 襟首を掴まれても少年はそんな事を言っている。 「お前、自分がどれだけ酷い事やってるのか分からないのか!?」 「だからそう言ってるじゃないか、記憶に全然無いって……根本的な疑問にも答えないで話が進む訳無いよ。それとも何? もしかして実は無実の罪で投獄しているから言えないの?」 「そんな訳ないだろう!!」 「だったら証明してよ。今すぐに」 「それは………」 シルスがミリアに視線を向ける。 ミリアは一瞬身を固くしたが、やがて覚悟を決めたように頷いた。 「………獣人に対する強姦罪だ」 「へぇ、一体誰を?」 「………彼女だ」 そう言ってミリアの方を向く。 「…………」 その身体の上を少年の視線が舐めるように這ったため、ミリアは反射的に胸元を隠した。 そして、、、
611 :
虎の子 :04/12/17 20:30:23 ID:M8nPtRX5
「……へっ」 一言、 しかし万言の意味を込められたそれは、男であるシルスはともかく女であるミリアには完全に理解できた。 「な、何よ!? その態度は!!」 「子供なんかに興味はないね。僕はもっとムッチリしたのが好みなんだよ」 ぷち、、、 「このクソ餓鬼!!」 ちなみにミリアの体型は良く言えばスレンダー、悪く言えば凹凸の少ない形である。 それを自覚している故、ミリアはキレた。 「おい、待て!! 落ち着け!!」 先程までの怯えたような態度はどこへやら、今ではシルスが押さえつけなければいけないような状態だ。 「ちょっと離しなさいよ!! 泣き虫シル坊のくせに!!」 もみ合う二人に少年は冷笑を向ける。 「まあ、こんな湿っぽい所に居るのは僕の趣味じゃないんだ。逃げさせて貰うよ」 カチリと言う金属音と共に少年を拘束していた手錠が外れる。 「それじゃあ、バイバイ!!」 ほぼ同時に少年の姿が牢屋から消える。
612 :
虎の子 :04/12/17 20:31:33 ID:M8nPtRX5
今回はここまで、年内には一話を終わらせたい感じ、、
文章構成が上手ですなぁ……見習いたいものです というわけで GJ! 続きも期待しております!
GJです!これからも期待に妄想を膨らませつつ待ちます。
>>602 よく考えればすごい萌えシュチュかもしれませんね、それ。
甲殻類って脱皮後は体も足もふにゃふにゃでまともに歩けるようになるまで一日、
体が固まるまで3日くらいはかかるんですよね。うちのザリガニも1日〜2日くらいはぐったりしてます。
重労働&力が入らないエビ娘たんに色々な事を・・・でも怪我しちゃ大変なので
ふにふにしたりかけたりくらいしか無理そうですが・・・
>>614 問題は“脱皮”をどういう風に人間で再現するかなんだよなぁ orz
スミマセン、とあるスレに張り付いて疲れたので明日また来ます orz
でも、脱皮しないと折れた触覚は戻らないし。
(というか、甲殻類の取れた足とか触覚は脱皮すると再生する)
>>615 見つけた。乙彼。
>>612 GJ!!
>>615 日焼けしたら人は皮剥けるじゃない、そんな感じで…
…って厳密には脱皮とは言わないな、これ。 orz
>>脱皮(?) ある年齢以上&ある年齢以下の『生物学上的♀』に 約28日周期でやってくる『現象』がソレに該当するのでは? とか言ってみるテスd 厳密に『脱皮』とは言えないかもしれないけれど、アレは 身体の一部である『内膜が剥がれる』という現象ですし。 …個人的には、頭もお腹もじ〜んわりと痛むタイプなので 今は何時にも増してヨワヨワです。誰か助けて…。
620 :
兎の人 :04/12/19 19:03:39 ID:NN52h/Gh
というわけですいません帰ってきました ウサミミモード♥ 十六夜賛歌シーン6c + 控え室、計9枚落とします なんとな〜く、兎よりもエビの方が人気高いのは悲しいような気も orz 兎たちもどうか見捨てないで下さいm(_ _)m ちなみに、舞台裏は控え室に名前変えました 控え室とか楽屋の方がイメージに合ってたので
<<interrupt in>> 気づいたら、僕は白い世界の中を歩いていた。 白といっても光っているわけではなく、例えるなら雲の中のような、 霧がかかっているような掴み所の無い空間。 そういえば、微妙に違うけれど、確かこの世界に落ちてきた時に見た夢の中も、 こんな雰囲気だったっけ……。 「ということは、ここも夢の中?」 そう呟いた瞬間、急に視界が広がった。 「あんっ!! はぁぁんっ!! ふ、フェイちゃん、そこイイっ!! そこズコズコしてぇッッ!!」 霧が晴れた先は豪華な装飾の部屋の中だった。 その部屋の真ん中、とても大きなベッドの上で、二羽のメス兎が交わっている。 片方の兎は黒い革のパンツをつけていて、そこから張り出した、男の人のそれに見立てた 黒く太い棒が、もう片方の兎に出入りしている。 「母上ッ!! 今日はココか!? ココがイイのじゃな!?」 背後から腰を動かしたまま、犯しているほうの兎が問いかけた。 ……って“母上”!? もしかしなくても母娘!? 「う、うん、ソコっ!! あッ、あはッ、激し……っ♥」 犯されているほうの兎は、後方に両手を引かれ上半身を浮かせたまま、 だらしなく涎を垂らしてよがり狂っている。 ストレートの白髪と、豊かな胸が、突かれる度に揺れていた。 こういうのを性交というのか。 互いが互いを貪り合っているようにも見える。 「ふッ…あふっ……。母上、後がつかえているようじゃ。とりあえずイってしまえ」 スピードが更に上がり、結合部分から押し出された愛液が二羽の足つたいに滑り落ちていく。 途端、力の均衡が崩れた。
「や、は、嬉し、ぁふ!! ふ、フェイちゃ……あはぁぁぁぁんん……んんんッッ!!」 ビクビクと身体を痙攣させ、全身で絶頂を迎える。 耳がピンと立ち、恍惚の表情を浮かべたまま、その身体はベッドへと崩れていった。 そのまま動かなくなる。見れば、あまりの快感に気絶しているようだった。 「ふふふ……気持ち良かったようじゃな?」 ゆっくりと、黒塗りの棒を女体から引き抜いていく。 最後、それは未練がましい恥音をたてて、入り口から離れていった。 「さて、次はおぬしの番じゃな?」 犯していた方の兎が、いきなりこっちを向き、そしてぱちんと指を鳴らした。 途端、あたりがフラッシュし……次の瞬間、僕はベッドの上に移動していた。 つまり彼女の目の前に、しかもなぜかハダカで。 「う、うわっ!! 何で僕ハダカっ!?」 しかし、彼女は僕の慌てぶりを気にも留めず、例の張り型付きのパンツを脱いでいた。 張り型は外側だけでなく内側に向かっても生えていたようで、抜き取る瞬間、彼女の顔が快感に歪んだ。 「何故かと問われた場合、適切な答えは“ここはわらわの夢の中だから”じゃな。 逆に問うが、何故おぬしはここに居るのじゃ?」 ゆっくりとにじり寄りながら。 僕は反対方向へ逃げようとするが……身体はなぜかピクリとも動かなかった。 「まあ、聞いたところで魔法の知識の無いおぬしでは答えられないじゃろうな。 大方、昼寝でもしていたときにたまたま同調して引きずり込まれたか……あとで調べる必要があるのう」 仰向けになる僕の直ぐ上に密着する兎、セラ様よりも一回り小さな身体は、 しかし成熟したメスのフェロモンを発していた。 「そうそう、抵抗は無駄じゃ。ここではあらゆる事は意外とわらわの思い通りになるからの」 そのまま僕のそれを手で掴みあてがい、そしてゆっくりと、幼いスリットで僕のものを飲み込んできた。 「んんッ……セラに内緒で味わうイチゴもなかなか」 騎乗の格好で、ごくゆっくりと上下に揺すられる。 フェイ様の中は温かくてキツくて、セラ様とは違う感触だけどこっちも気持ち良い!?
「ふふふ、良い表情をする。セラがここに居たら嫉妬されてしまうかのう。 まあ、そのときにはセラもまとめて狂わせてやるのがわらわの流儀じゃが」 単調に抜き差ししているように見えて、一突きごとに角度と速度が微妙に変化している。 自分が気持ち良い点じゃなくて、僕が気持ち良いポイントを探っているような、そんな動き。 「ふ。気持ち良くなってきたのは分かるが、おぬしはセラの奴隷。 おぬしが一番感じなければならないのは他でも無く、セラであるまいて」 「ッ……思い出した。貴方がモルガンルフェイ様で…………はううッッッ!!」 途端、きゅっと締め付け上げられる感触に、思わず声が出てしまった。 「ん……なんじゃ。セラから紹介は済んどるのかえ。ともかく“フェイ様”で結構じゃ」 そして、そばで気絶している兎が、この国の女王、アナヒータ様…… 「ゆ、ユウちゃん!? ……って、ヒト違いか……」 突然上がった声に思わず振り向くと、目が覚めた女王様が僕のほうを見つめていた。 「ごめんなさい、知人と間違えてしまって……。フェイちゃん、このヒトが今朝言っていた方?」 「ああ、そうじゃ」 違う、そうじゃなくて、 「あ、あの、“ヒト違い”って、つまり僕の他にもヒトが居るんですか? そういえばセニア様も僕を見て驚いていましたけど……」 沈黙があたりを支配する。フェイ様の動きも止まっていた。 「……正確には“居た”じゃな。おぬしと同じヒト召使いが。 しかし、もう何年も前に奴は死んだ。セラとナナがこの城に来る前じゃったかの……」 フェイ様は……寂しげな顔で呟いた。女王様も同じ表情で。 「ご、ごめんなさい……」 「いや、おぬしが謝る事ではない。しかし、こちらの事情でこの事は秘密なのじゃ。 おぬしには念のためこの夢の中での出来事は忘れてもらおう」 ゆっくりと腰を抜き出し、フェイ様は立ち上がった。 それと同時に、僕の身体の自由も戻ってくる。 「辛気臭くなった。仕切りなおしじゃ。母上、もうお預けは良いぞ」 「……へ?」
「あ、あぁぁぁぁぅぅぁぁん!! やっぱり生はイイよおッ!!」 僕にまたがり、物凄い勢いで腰を振りたてる女王様。 動くたびに僕のモノが愛液を撒き散らしながら出たり入ったりするのが見える。 「前だけが良いのかえ? ならば後ろは止めるがどうする母上?」 「あ、ダメぇッ!! 後ろ!! 後ろもイイのッ!! 中でゴリゴリ擦ってるのおっ!!」 よだれを撒き散らしながら被りを振る女王様の動きで、 しっかりとした作りのはずのベッドがギシギシと音を立てて揺れている。 「はぁはぁ……んっ。他人の善がり声を聞くのは良いのう。母上、もっとイヤラシイ声を聞かせておくれ」 僕から見ると女王様の向こう、フェイ様はさっきの張り型で女王様の後ろの穴を犯していた。 そのフェイ様の白く細い腕が前に伸ばされ、女王様の大きなムネを揉み上げていく。 「ああ、あぁあん。も、もっと、もっと強くッ!! もっと痛くしてぇッッ!!」 女王様の胸が形を自在に変え、そのたびに膣内がキュッと絞られる。 食べられていた。間違いなく、僕の肉は草食のはずの兎に食べられていた。 「ひゃあぁぁあぁん!! お、お○んちんが中で、中で動いてえッッ!!」 「ああッ!! アナ様ッッ!!」 快感を得るためか快感から逃れるためか、あるいはフェイ様の計らいか、 勝手に動き出した僕の腰を僕自身が止められず、僕は思わず叫んだ。 僕が女王様の前に突き入れるたびに、女王様の壁と僕の竿がコスられ、強烈な摩擦熱が棒全体を焦がしている。 引き抜くたびに、女王様の肉が僕を惜しむかのように包み込み、膣内に再び引きずり込もうと引っ張る。 さらに、僕に纏わりつく肉までが僕のソレをマッサージし始め、 下から上へ、下から上へとミルクを搾り出すように…… 「あッ!! アナ様ッ!! 出ま…………ッッッ!!」 「ふぁっ!! 熱ッ!! すごく染みるうッ!!」 一足先に、僕は限界を迎えた。
しかし僕のものは、まだ女王様の中で硬くなったまま。 「言ったじゃろう? 意外と何でもできると」 女王様を犯すのを止め、後ろから張り型を引き抜いたフェイ様が呟いた。 それと同時に、女王様が僕をくわえ込んだまま僕の身体に抱きつき、そのまま身体を半回転させる。 天地が逆転する感覚の後、上下が入れ替わり僕がアナ様を犯す格好となる。 「ひゃあんッッ!! あぁあん!! 私、ヒトに犯されてえッ!!」 「ほれ、もっと腰を動かすのじゃ。そんな動きでは兎一羽イかせられないぞ?」 フェイ様が僕の腰を後ろから両手で掴み、僕を強引に前後させていく。 ストロークがより深くなり、僕の先端が女王様の際奥に打ち当るたび、女王様が歓喜の歌声を上げる。 「あん!! んぁん!! ああ゛あぁあん!!」 「ああ、いい声じゃ。……しかし、一羽だけの声ではちと寂しいのう」 言って、フェイ様が僕の腰を止めた。いや押さえた。 そして僕の尻にあたる硬い感触…… 鳥肌が立った。 「ふ、フェイ様!! そ、そこはダメっ!!」 必死にその恐怖から逃げようと身体を揺り動かす。 女の子一人の力で押さえつけられているなら、僕の力でも十分逃げられるはず。 「んふふ。逃がさない。君もキモチヨクなるのよ」 しかし、女王様が僕に抱きついてきて、僕の動きを束縛してくる。 「さ、フェイちゃん。挿れてあげて。新しい世界を感じさせてあげて」 「ほれタクヤ。力を抜かないと反って痛いぞ。まあ痛みは一瞬、その後は最高の快楽が楽しめるがのぅ」 そう言って、フェイ様はそれを僕の菊門に押し付けた。 「やだやだ!! 止めてフェイ様!! 助けてご主人さまーーーーーー!!」 「一気に逝くぞ。女となったおぬしの声、わらわに存分に聞かせてもらおう」 一瞬の後、フェイ様の張り型が嫌な音を立てて僕の中に突き込まれる。 最初は亀頭、入り口をこじ開けカリが擦られる。 太い竿が根元まで、めりめりと肉を掻き分けて僕の中に侵入してくる!! 「痛いッッ!! 止めてッッ!! ヤメテーーーーーーーーーーッッッ!!」 <<interrupt out>>
<<cool dancer resume>> 「ヤメテーーーーーーーーーーッッッ!! ……って、あれ?」 飛び起きる。汗で身体が濡れていた。 しかし痛みは感じない。それどころかちゃんと服を着ている。 ……ちょっとまった、僕いつ服を脱いだんだっけ……。 「てめぇ……せっかく俺が膝枕してやってたのに“止めて”は無いだろボケ」 「え? え? え?」 僕の直ぐ脇にはなぜか半ギレ状態のセニア様、そして直ぐ近くにセラ様が居る。 見渡せば、ここは城の中庭だった。 「え、え〜と、大きな音がしてから……」 「大きな音に驚いて気絶して、疲れていたのかそのまま寝てしまったんです。 それよりも、ひどくうなされていたようですけど大丈夫ですか? 怖い夢でも見たんですか?」 ひどく心配そうにセラ様が言う。 ……夢? 「…………う〜ん。……どんな夢見てたのか、ぜんぜん憶えてない」 霧がかかったようにさっぱりと。 セラ様がほっと息を吐いた。 「んじゃ、約束どおり御前の身体を戴くとするか」 ……セニア様、ちょっと待った。 「そりゃ、セラが“疲れて寝ているんだからそっとしておかなくちゃ”って言うからさ。 俺だって兎の子だぜ。さすがに悪いと思ったから起きるまで待ってたんだぜ」 「あ、あの……嫌なら止めておきます…………」 ってか2人とも持たれかかって来ないで。
「2人とも……えと、さっきからじろじろ見られてるから、本当に離れたほうが……」 そう、さっきから道行くメイドさんたちが、そろってこっちを向いている。 じっとこっちを眺めているけど、僕と目が合うと恥かしそうに目をそらして……。 「あ、大丈夫。奴らは“俺ら”じゃなくて“お前1人”を見ているんだから」 「え?」 「え〜と……この城って、実は男の兎って凄く少ないんです。だからみんな溜まってて……」 つまりナニ? 僕さっきから視姦されていたってわけ? 「だから心配するな。んじゃ早速」 「ちょっと待ったセニア様! あ、あの、せめてみんなが見てないところで……」 「大丈夫だボウズ。その恥虐もいずれ快感となる」 はははと笑い飛ばすセニア様。 ごめんなさい。マジ勘弁して……。 「ただいま〜」 と、そこでナナさんが帰ってきた。 「遅くなってごめん。ということでハイ、頼まれてた銀時計。買って来たよ」 と、ぽんと僕の手のひらに乗せられる懐中時計。 銀色に光る装飾が、シンプルなデザインながらも誇らしげに主張していた。 「え? これを僕に?」 「はい。今朝時刻が分からなくて不便そうでしたから……プレゼントです」 「うわ〜。ありがとうございます」 「というわけで、エッチなことするんだったらボクも混ぜてね」 「あ、あの、タクヤもああ言っている事ですし、私の部屋に場所を移して……」 「よし。決定」 ひょいと、僕はセニア様に抱え上げられる。 「お前本当に幸せだな。こんな美兎3羽に囲まれて」 ……いい加減本気で覚悟を決めなければならないのかもしれない、僕はそう思った。
……。 ………。 …………。 「見事に逃げられたのぅ。さすがに目を覚められてしまったらどうしようもない」 夢から覚めてしまったら、もちろん夢の中からは消える。 張り型を先ほどまでタクヤが居た場所に突き出し、フェイ様が残念そうに呟いた。 女王様のほうといえば……ふと真剣な顔つきをしている。 「フェイちゃん…………1つだけ聞いて良い?」 「なんじゃ母上。そんな改まって」 ゆっくりと目を閉じる女王様。まぶたの裏には先ほどの人召使いの姿が浮かんでいた。 「ねえ、さっきのヒト“本当にヒトだったの?”」 その言葉から微妙なニュアンスを感じ取り、不敵な笑みを浮かべるフェイ様。 「ふむ。その言葉では、タクヤがヒトに見えなかった、そういう意味になってしまうが」 女王様は何も答えない。フェイ様も何も言わない。 そして両者の間に暫しの沈黙が訪れた。 「……ヒトじゃよ。タクヤは正真正銘のヒトじゃ」 ふふ、と微笑み、フェイ様は切り替えした。 しかし、女王様の表情は依然崩れない。 「フェイちゃん……何か困ったことが起きたら、お母さんに真っ先に相談するのよ」 「ああ。分かっておる。母上は頼りになるからの」 その言葉を聴いて、やっと女王様の顔がいつもの優しそうなそれに戻った。 「じゃあ、さっきの続き。お母さんまだイってないのよ」 「そうじゃな。母上の気が済むまで付き合うとするか」 そう言って、再び張り型を女王様の体に沈めていく。 「(困ったことが起きたから、今朝相談したんじゃが……。ま、急を要することではないか)」 あまり重要には思えないその言葉を、フェイ様は心の中に留めておくことにする。 その夢の中には、女王様の喘ぎ声が暫くの間こだましていた。 <<cool dancer out>>
◆控え室 フェイ「ふむ。さすがに身体が小さい分、わらわの中はきつい様じゃな」 セニア「だってさ。ということはセラの○ンコはユルユルなわけか」 セラ 「そ、そんなにエッチな身体してませんよぉ(*ノノ)」 セニア「じゃあ、参考までに。力入れるとどのくらいキツくなるんだ?」 セラ 「力を入れると? …………えいっ(>_<)」 タクヤ「はぁう゛ッ(*´□`)」 ナナ 「すご〜い。セラさまタクヤから搾り取っちゃった」 タクヤ「(ああ、許して、ご主人様たち……)」 セニア「そういやさ、夢の中でタクヤは途中まで挿れられてたワケだけど、あれ処女失ったことになるのか?」 フェイ「なるわけないじゃろう。たとえZまで行っていたとしても、あそこはわらわの夢の中。 実際の身体は以前処女のままじゃ」 セニア「ということは……食事前の摘み食い?」 フェイ「正にそうじゃな。そして奴には開発しだいで十分その素質があることが分かった。 『タクヤどこが気持ち良い?』 『あ、あぁん。フェイ様にズンズンされてる僕のお尻ですッ!!』 『そうか。ならばもっと気持ちよくさせてやろう!!』 『あ゛あ゛ッ……ス、スピードが上がって……うわぁぁぁッッ!?』 思い浮かべるだけでゾクゾクするのぅ」 セニア「やっべ俺も萌えてきた」 タクヤ「ヒトの身体で勝手に萌えないで2人とも〜〜〜!!」
630 :
兎の人 :04/12/19 19:06:38 ID:NN52h/Gh
ちなみに、
>>617 のような日焼けみたいなのも考えたのですが……
『触角が片方無いエビの姫様とその召使い』が話のベースになってるため、しばらく脱皮はなさそうです
残念! っていうかゴメンナサイ……
さて、このスレも何気に 400kB を超えております
早い気もしますが、避難所にて次スレの準備を行っておく事を提案
とりあえず水曜までにテンプレを作って避難所に投下しておきますね
猫耳少女と召使いの物語 緊急避難所
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/2051/1090513959/ それからもう1つ、ナナさんが『遅くなってごめん』と言ってましたが、
……例によってナナさんが何で遅くなったのか知りたい方、先着3名様
内訳はレィープされても良い女の兎1羽と、レィープしても良い男の兎2羽
早ければ今年中に、けど忙しいのでたぶん年明けに、投下できない未来は考えたくない……
>>630 GJGJGJGJ!!!!!!
>何で遅くなったのか知りたい方
詳細キボンヌ一番手(σ・∀・)σゲッツ!!
性別は…お好きに決めてどうぞです。
>兎たちもどうか見捨てないで下さいm(_ _)m ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃それを見捨てるなんてとんでもない! ┃ ┃ ▼. ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ いや、マジです。 エビの人は人気が有るというよりも、印象が強すぎたんです。 そういえば、狐の人とか最近見かけないですが生きてますかー
やっべえ、エロエロな兎さんたち最高だ・・・・・・ 性的なものにも真っ向からぶつかれるのもこのシチュエーションの魅力かもしれんなぁ。
634 :
狐耳の者 :04/12/22 00:06:55 ID:NpArVbl0
>>632 生きてます、なんとか…
書きあがらないまま繁忙期に突入して大絶賛死亡中です。
三箇日の休みに何とかしたい、って前にもこんなこと言ってたような…
今年は色々とトラブりました、厄年だし。
>>兎の人様
GJすぎます、兎もさることながらエビにハァハァしまくりです。
保守もいたしますよ
>>635 もしかして世界観まとめサイトの中の人?
そういえば、鳥の人がいるとしたら腕はどうなっているのかとか思った。
翼とは別に生えているのか、翼が変形して物をつかめるようになっているのか
それとも腕に該当するものが全く無いのか。
………ここらがややこしいから書く人が居ないのか。
>>636 鳥むすめは腕なしってのが私個人として萌えるけど、生活を演出するのが難しいと思うな
んでも鳥の亜人の“空を飛べる”スキルを生かせば、書き手さんは世界観を練るのが楽しくなりそうだね
>>637 むかしWEBで見つけた鳥人間は腕が翼になっていて、翼の先でコーヒーカップを掴み嘴でブルマンをすすってたな。
(まあそいつは正しくはサイバーパーツのコスメティックでそう言う姿してただけなんだけどさ)
>>640 TRPG 人口高いなぁ。俺は鳥人というと真っ先にアーラエが出てくるよ。
何となく考えたまだ書かれてないもの 馬、鹿系トナカイ等、羊、山羊 牛、コアラ、カンガルー、豚、猿系 リス、ネズミ系ハムスター等 アライグマ、タヌキ 魚介類(除エビ)、ラッコ系トドアシカ等、イルカ 両生類爬虫類亀ワニ等(除ヘビ) 虫系トンボ蝶等 鳥類
鳥類が妄想膨らみますな 良く判らんまじっくぱうわぁで空に浮かぶ空中都市 あろうことかそこに落ちてきたのは高所恐怖症のヒト召使い予備軍 吊られて脅されて半ば無理やりヒト召使いに。 空を飛べること前提で作られているので移動するのにご主人様に抱かれて運んで貰ったりして 当然ご主人様の機嫌を損ねたら再び空中に吊られておしおきされるわけですよハァハァ なんかコンセプトから間違っている気がした。
む、羽が折れて飛べなくなった姫のために、グライダーを作ろうとする眼鏡の少年を想像した俺は負け組か。
>>642 2ちゃんねるなのに”熊”がいない。釣られなかったのか!?(w
熊というと2ちゃんより隣の国を思い出す今日この頃。
このスレを見て、「Cat Shit One」(小林源文) を連想するなんて軍オタだよ、俺は……
ホ…ホルスタイン
搾乳プレイ一択になるじゃないか
>>694 亜人スレで見たことある希ガス
ところで住人さん。
わたくしつい昨日失恋してしまづてだな、めっさブルーでまともに飯も食えん状況だったわけだが…
リアルの出来事にしちゃ完成度が高い感じがするから、スレ住人として猫耳少女と召使いの失恋話にして投下していいかな?
ss初めてだけど、ヒマが多少あるから努力するよ。
いやスレ違いな気が… ちょっとやめときます。スマソ
AWACS Thunderhead
<<サンダーヘッドよりハートブレイク
>>653 、txtファイルにしてうpろだに上げてはどうか?>>
655 :
兎の人 :04/12/26 00:27:28 ID:CMe0/QhR
さて、テンプレの草案が出来たわけですが……
予想外に大きくなったのでロダに上げました
ttp://ranobe.com/up/updata/up16743.zip pass: nekomimi
軽量版と重量版の2種類がありますので、投下の際にはどちらか選んでください
また、区切り文字を投下しないようにお願いいたします
誤字脱字等は……お願い、各自修正してください m(_ _)m
現在 422kB …… 460kB を超えたら次スレを立てましょうか
656 :
兎の人 :04/12/26 23:39:07 ID:CMe0/QhR
……超無反応!?
ま、まあ良いや、またーりいきましょう
近日中に、僕からちょっとしたプレゼントがありまつ
多分テンプレの関連サイトが追加されるはず
それから……
>>631 様ごめんなさい、もしかしたら先に本編が落ちるかもですm(_ _)m
失敬。疲れたまると暴走するもので orz
今更ですがアンケートとってみます
wiki 設置してみようかと
>>656 で思ったのですが、如何でしょうか
いらないと思うな。
兎の人乙。まぁもちつけ。 初めてくる人にとっては重量版も有難いけど、保管庫もあるし スッキリさせた方のが良いと思った。 奴隷というワードはちと冷たい気がするし話もネコ姫様だけではなくなっているので セリフや社会風刺的な単語より姫様x召使という点で強調してみるのが良いのでは? 漏れもアンケートまでは要らないと思う。
初めてくるといってもいいくらいなので 背景などの解説はありがたいです 続きを読みたいものもたくさんあります でも、つくるとしても大変そうですね
662 :
蛇担当 :04/12/29 11:53:04 ID:7xsMOr6M
663 :
兎の人 :04/12/29 12:01:25 ID:E3m/1zMn
う、うむ。落ち着いてみる ^-^; なんというか、620- 投下前は 400kB だったのに投下後いきなり 422kB になってたからちょっと慌ててました テンプレについての意見有り難う御座います すっきりさせた方がいいと思って軽量版も入れた次第です 1 の言い回しは、暫く考えた上でこのようにしたのですが、ちょっと再考してみます wiki は……ちょっとした「保管庫+ロダ+世界観まとめ」みたいな事ができればと思って考えました 他の人がやっている事は自分も同様にやりたくなる俺の性格を呪ってください m(_ _)m
>>662 すいません。凄く面白かったです orz
サーラ様いきなり女王様とは驚きです
ということで、可愛いサーラ様と意外としぶといタケルに心からの GJ!
昼間っから良い物が見れたなーとちょっと幸せな気分
連絡は、専用掲示板の連絡スレに一筆書いておけば問題ないと思います
666 :
蛇担当 :04/12/29 12:48:39 ID:7xsMOr6M
やや、楽しんでいただいたようでなによりかによりです。 では、ちと連絡スレに書き込んできます。
>>666 ごめんなさい。まだ頭が混乱しているようで……
サトルでした。本当にゴメンナサイ m( _ _;)m
ちょっと頭休めてきます
>>兎の人さま 世界観まとめをしてもいいとおっしゃるなら 私に代わって世界観まとめサイトを運営していただけるとありがたいです。 ずいぶん前にpcブっ壊れてからずっと放置しているので。
669 :
兎の人 :04/12/29 19:28:22 ID:E3m/1zMn
少し眠ったらちょっと楽になりました
モニタ見たらまた疲れだしてきましたが orz
>>668 お声がけ有り難うございます
こちらで出来る事ならば、可能な限りお力になりたいと思います
ですが、
・こちらのスペースは既に用意されている (今思えば何で先走ったのか不明。俺の馬鹿 orz)
・作者様方も自由に更新できるように wiki ベースで構築したい
等の理由がある為……両方のサイトを管理するのか、どちらか一方か、あるいはどちらも管理しないのか、
もう少し考えさせてください m(_ _)m
可能な限りお力になりたい、という考えは、何れの場合でも変わりません
我が侭で本当に申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします
670 :
兎の人 :04/12/29 19:39:18 ID:E3m/1zMn
それから幾つか
>>666 蛇担当様、主人公の名前を間違えてしまい本当に申し訳ございませんでした
(最初に書いたのは、一番書きなれた「タクヤ」でした。慌てて書き直したら「タケル」に orz)
小説、本当に面白かったです。続きも期待しております
妄想ですが、僕は「ご主人様以外から鞍替えしないかと誘われる」展開が苦手だと改めて思いました
なんというか……背中がぞくぞくするのです
後で僕の話でも取り入れてみようかと少し思ったり
疲れで我を忘れる前に
では、レポート書きに戻ります |λ...
>>662 最初どこにあるのか わからなくて
携帯からは見れないのかと思い一時焦ったけど…
激しくグッジョブ!!!
サーラ様相変わらず素敵w
>>662 なんと言うか、あなたのおかげでツンデレ属性に目覚めそうな勢いであります、GJ!
673 :
名無しさん@ピンキー :04/12/31 08:33:51 ID:Nk1maXTX
保守
2005年記念保守
675 :
兎の人 :05/01/01 00:44:41 ID:IpUawiIV
テンプレ草案を
>>660 様の意見を元にちょっとだけ書き換えてみました
まだ 1 の表現方法を探している最中……自分の語彙の無さを改めて痛感 orz
重量版はまだ入れてあります。軽量版推奨ですが勿体無いので
ttp://www.ranobe.com/up/updata/up17600.zip pass: nekomimi
ついでですが、世界観まとめサイトについては……まだ考え中ごめんなさい m(_ _)m
そして、遅れましたがあけおめ!
今年もよろしくお願いいたしますねご主人様たち!
あけましておめでとうございます。 なかなか続きをあげられなくてすいません。 m(__)m 大筋は書けたんですが細かい描写や表現に苦労しています。 登場人物の名前もまだ決まってないですし・・・。 こんな調子なので、続きはもう少し先になりそうです。 他の作者の人達もがんばってくださいね。 >>兎の人さん > 重量版はまだ入れてあります。軽量版推奨ですが勿体無いので 私は重量版でもいいとは思いますけどね・・・ ストーリのまとめはとてもよくまとめられていると思います。 あと、wikiや、世界観まとめサイトは、 私の方も、大した事は出来ませんができる限り協力したいと思います。
677 :
蛇担当 :05/01/03 19:23:34 ID:K+oz2kN1
あけおめ ことよろ(蝶適当)
なんとか昨年アップを果たした蛇担当です。
保守がてら年始参りに参りました。
え〜次回は・・・・・・プランはあるけど書き上がるのはいつかなあ。 orz
>>675 ええと、重量版良くできてると思いますがうちのとこの女王様は
できれば「サラディン」もしくは「サーラ」にして欲しいです。
つか、その「サラ」でも略称としては間違っちゃいないんですがね。
劇中で使っていないんで混乱する人がいるかなーっと。
重箱の隅をつつくようで失礼。
>>677 度々ごめんなさい m( _ _;)m
多分それただの書き間違い orz ...
修正しておきます...
>>こちむい作者様 避難所でのあなたのレスに気づかず、二ヶ月弱放置する形にしてしまいました。申し訳ありません! 携帯による避難所への書き込みができないのでここでのお詫びとさせていただきます 現在まとめサイトは更新できない状況にあり、あなたのご期待には応えられません。素敵な設定なのに…ごめんなさい しかしといってはなんですが、もし今の私でよければお手伝いをさせていただきたいです あなたの作品を毎回楽しみにしています。どうか無理をなさらずにがんばってくださいね!
改めて住人のみなさま、明けましておめでとうございます! 今年もこのスレが賑わいますように!
リナ様心配保守
>678 での修正です。何度も申し訳ない orz tp://ranobe.sakuratan.com/up/updata/up18197.zip
そういえば、少し上のほうで鳥の国の話が出ていたけれど。 一括して鳥の国を形成しているのか、おおまかに鳥種別に別れているのか。 どっちなんだろ。
>>684 幾つかの国に分かれていて、鳥種の割合が国ごとに違うというのはどうか?
そして、少数民族としてコウモリや龍がいたりして。
>>683 ご誘導ありがとうございます!
サイトの運営を放棄した私なんかのためにわざわざ貼っていただいて、すごくうれしいです! (679)
ところで鳥娘はデフォルトで翼も性感帯なんでしょうかw
高山は鷹 湿地はフラミンゴ 草原は駝鳥だとしたら やはり南極にはアルビノペンギンがいるのだろうか?
よりによってアルビノか。 山脈の向こう側にでも住んでるのか。 いや萌えだが。
たまに思考停止
だ、駝鳥…
八蛮かよ
質問 このスレを見ていると、ほとんどがまずエロ在りき(エロ比:大)で、 異世界落下というシチュを利用しての突発系、アクシデント系、 あるいは立場の強弱を利用しての、やや強引にのもつれ込み系のネタが 主流のようなのですが エロは最後、どっちかというと行為そのものよりもそこに至る過程重視な 純愛青春系(萌え>エロ、エロ比:小)のネタとかも、可でしょうか?
>>692 スレの主旨にさえ従っていれば不可とする理由は無し
てえかこちむい0はエロ無かったし
ほしゅ
保守
牛オネエサン期待捕手
699 :
兎の人 :05/01/16 18:13:47 ID:6E8ZxEFg
保守だけではアレなので、今週中には少しだけ……たぶん兎……エビが先かもしれないけど……
ほ乳類щ(゚Д゚щ)カモォォォン!! 甲殻類щ(゚Д゚щ)カモォォォン!!
hoshu
ほ
し
の
フラメンコ
切り
残念
<<Nightmare Night : start>> ゆっくり、とてもゆっくり、セラの身体がタクヤの上に沈んでいく。 目を閉じて、全身でタクヤを感じながら、自らの泉の中にタクヤを導いていく。 んんっ……と、セラが小さく声を上げた。 目を開け、月明りに弱く照らされたタクヤの顔を、潤んだ瞳で見据える。 タクヤは、逆行となったセラの顔、セラの銀色の髪を、どこか夢の中のように眺めていた。 「んッ……。動きます、ね」 セラに優しく微笑み返され、タクヤは僅かに顔を赤らめた。 ふふ、と小さく笑い、セラは身体を上下に揺すり始める。 初めのうちは単純な上下運動。それでも膣壁がタクヤに擦り上げられるたびに、 セラの口からは自然と声が漏れていってしまう。 「んっ……ひゃ…………あぁん…………」 声の大きさは気にしない。この部屋は防音保護されているし、それに………… ……タクヤに私を、もっともっと感じてほしくて。 「ッ……セ……セラさまッ!!」 いたずらっぽく、きゅきゅっと力を込めると、組み敷かれたタクヤの口から悲鳴が上がり、ソレも震えた。 タクヤも感じているんだ…………ガマンしなくても良いのに。 「タクヤ……。気持ち、良い?」
いつの間にか単純な上下運動は、前後左右、ひねりも含んだ複雑な動きになっていた。 一度たりとも同じところに当らない、常に新しい刺激をまともに感じる。 私は……この世界に落ちてきたばかりの“タクヤの初めて”を貰った。 当然、まだ日の経っていないタクヤの経験は浅い。 だから、二人きりのときは、私がリードしてあげなくちゃ。 「って、あ……あはぁん…………っ」 タクヤの手が私の足を押さえ、腰を使って下からズンズンと突き上げてくる。 上下に跳ね回る身体。私の意志とは無関係に、私の中にタクヤが出し入れさせられている。 「ご主人さま……ッ、気持ち良いんですね?」 下から打ち上げられる快感に腕が耐え切らなくなり、私の上半身がタクヤに崩れ落ちるように倒れこんだ。 力を失い、タクヤに寄り添うように……それでも、私とタクヤの下半身は、 淫らに、いやらしく、本能のままに交尾を続けている。 「んぁ、あん……んッっ、あん、あん、あぁん……」 攻守が逆転している? ううん、2羽とも相手を攻めている。 無限に渦を巻く快楽。そして先に達したほうが負けの、ちょっとした勝負は、 「や、タクヤ……あ、ああああぁぁぁぁあッッッッ!!」 「ご、ご主人さま、出ま…………ッッ!!」 両者同着の勝利で、その幕を閉じた。
=== いそいそとパジャマを直し、再びベッドにもぐりこむ。 「……タクヤ? もう寝ちゃった?」 今日は色々あったねと小さな声で呟いて、静かに寝息を立てているタクヤの頬をそっと撫で、キスをした。 「ちゃんとパジャマはかないと、風邪ひいちゃうよ?」 そのまま、タクヤに覆い被さるように、その身体を抱きしめた。 寝間着ごしに、すぐそこにあるタクヤの体温を感じる。 ……ついでに、僅かに固くなったタクヤのそれも。 「ん……おやすみなさい」 少しだけ笑って、目を閉じた。 今日も良い夢が見れるかも、とか、そんなことを考えながら…………。 しかし、その考えですら、儚い1つの夢にしか過ぎなかった。 「(……水飲みすぎたかなぁ。けど、朝までは持つよね…………)」 悪夢の夜が始まった。 <<Nightmare Night : suspend>>
711 :
兎の人 :05/01/22 12:21:52 ID:/hW3k82N
え〜……うさうさ3枚。 話的にココで切らなくてはいけない気がしたので一旦切ります。続きは次回に。 ついでに、次回までにもう少しクオリティ上げておきます orz 今回の話の内容については……何も言わないようにw 我慢できたか我慢できなかったかは、とりあえず未定。 次回までに決めておきます。
>>711 キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
ではあえてこれ以外は黙っておきますw
し
715 :
虎の子 :05/01/23 20:58:42 ID:cBfc5iFJ
お疲れ……自分もそろそろ落とさないと
716 :
虎の子 :05/01/23 21:42:17 ID:cBfc5iFJ
エロナシ投下、、、 ちょっとグロテスクな表現があり。 血の苦手な人は見ない方がいいかと
717 :
虎の子 :05/01/23 22:07:04 ID:cBfc5iFJ
「さて、どうするべきかな」 少年は呟く。 顎に手を当てて思案するその姿は、そのまま額の中に封じ込めてしまいたくなる程可憐だった。 しかし今現在の少年の様子を見たならば、その美しさより先にもっと異常な事に気付くだろう。 少年は宙に浮いているのだ。 しかも建物の屋上や城の尖頭などと言う高さではない。 地上数千メートル、様々な地形が地図のように見下ろせる地点だ。 翼も持たぬ人が踏み込める領域ではない。
718 :
虎の子 :05/01/23 22:08:13 ID:cBfc5iFJ
少年は肌を切り裂く冷気にも、全てを吹き飛ばす豪風にも影響されることなく悠然と眼下を見下ろしていた。 その様相は少年の容姿と相まって、ある種の人外さを醸し出している。 ぐう、、、 「………お腹空いたな」 いかに容姿が整っていようと空腹はあるらしく、少年は鳴いた腹をさすった。 「まずは腹ごしらえをしようっと」
719 :
虎の子 :05/01/23 22:08:55 ID:cBfc5iFJ
人々が入り乱れる雑踏の中を古ぼけたローブを着た人物が歩いている。 小柄な体躯は人波に隠され、深いフードがその顔を完全に隠していた。 どんっ、、 大柄な虎人の青年達の一人がその人物にぶつかった。 「おいこら!! どこに目を付けてやがる!!」 「え、あ……」 戸惑ったような声を上げる間もなく、その人影の襟首が掴まれる。 「あ〜あ、ズボンが汚れてちまったじゃねぇか弁償して貰わなきゃな」 王道パターン的な事を言うちんぴらみたいな青年、、、 いや、実際ちんぴらなのだろ。 人目もはばからずそんな厚顔無恥な行いが出来るのだから、、、、 「ご、ごめんなさい!! 急いでいたんで………」 「ああっ!? そんな言い訳通じると思ってんのか?!」 他の一人が威嚇するように怒鳴る。 「だ、だけど当たってきたのはおじさん達じゃあ」 「あ? 何だとこの野郎人が下手に出てりゃあ!! きやがれ!!」 そう言ってちんぴら達はその人物を路地裏に連れ込んだ。
720 :
虎の子 :05/01/23 22:10:10 ID:cBfc5iFJ
「顔をみせやがれ!!」 荒々しい手つきでその人物のフードが取り払われる。 そして次の瞬間、ちんぴら達は息をのんだ。 非常識なまでに整った鼻梁、絹のような黒髪と血のようなルビーアイ、、、 その姿はミリアを犯して牢屋を抜け出した少年に違いなかった。 一瞬、呆気にとられたちんぴら達だがすぐに下品な笑みを浮かべる。 「……どんな奴かと思えば人間じゃねぇか、しかもすげぇ上玉だぜ。これなら高く売れる」 「……売れる?」 「そんな事も知ねぇのか、てことはお前落ちてきたばっかだな」 少年の疑問にちんぴらは簡単に答えた。 「人間は俺達の奴隷なんだよ。ここに落ちてきた以上、殺そうが嬲ろうが誰も文句は言わねぇんだ」 「ふ〜ん、そうなんだ。教えてくれてありがとう」 そう言って少年は頭をぺこりと下げた。 そのおかしな行動をちんぴら達が疑問に思う前に、、、 「お礼に楽に殺してあげるね」
721 :
虎の子 :05/01/23 22:12:44 ID:cBfc5iFJ
「あ……え?」 少年に一番近かったちんぴらが間抜けな声を上げた。 ちんぴらの目には下にある仲間達の姿と、くるくる回る景色が見えていた。 ごしゃ、、、 跳ね飛ばされた首はそんな音と共に地面に落ちた。 『…………』 「あらら、全然反応できてないね」 唖然とするちんぴら達に少年は苦笑した。 そしてその手に握られているのは血塗られた漆黒の剣、、、、 「お、お前がやったのか?」 「うん、そうだよ」 虫も殺さぬような表情で少年は頷いた。 「よ、よくも!!」 ちんぴらの一人が少年に向かって飛びかかった。 「遅いな〜」 まるで年下の幼児と戯れるような笑顔、、、 しかし同時に突き出された刃はちんぴらの腕が届く前に、その心臓をえぐり出している。 圧倒的なスピードと力を持つはずの虎人、、、 しかしその力を持ってしても少年の動きに反応する事は出来なかった。 「さて、僕のママは悪人に人権は無いって言ってるんだけど、おじさん達どっからどう見ても悪人だね。てことは生存権もないから」 そこで言葉を止めて周りを見回す。 驚愕に目を見開いたちんぴら達がそこにいた。 「殺したって構わないよね」 天使の微笑と共に少年はそう宣告する。 そして殺戮が始まった。
722 :
虎の子 :05/01/23 22:14:25 ID:cBfc5iFJ
「何処行ったのよ!? あいつは!!」 「落ち着けよ。まだ遠くには行っていないはずだ」 大股で地下牢の出口から出てくるミリアをシルスは宥める。 「だけど一体どうやって抜け出したのかしら…人間に魔法が使える訳ないし」 この世界の常識において人は魔法を使えない。 教える者が居ないし、なにより人が落ちてくる世界では魔法が存在しないらしい。 「シルス様大変です!!」 思案中の思考は、足早にやってきた憲兵達に遮られた。 「一体どうしたんだ? 祭りはまだ先だと思ったが」 シルスの一族が納める都市は治安がいいせいか、滅多に事件らしい事件が起こる事はなく、起きてもせいぜい酔っぱらいのケンカぐらいである。 それゆえ憲兵達が走るなどという事態は年に数回ある祭りの時ぐらいなのである。 「そうじゃありません、事件です!! 殺しです!!」
723 :
虎の子 :05/01/23 22:15:49 ID:cBfc5iFJ
「長年、この仕事とやっていますが………こんなのは初めてです」 シルスは顔面を蒼白にする憲兵隊長を連れ立って現場に踏み入れた。 瞬間、濃密な血の臭いが鼻に付く。 「な……」 死体の数は七つのようだった。 断言できないのは死体の損傷が激しすぎるからだ。 被害者の物と思われる血が水溜まりを形成して、その臓腑はまるで獣に食い散らかされたようにばらまかれ路地の壁に張り付いている。 本体の方も散々な物で、首から下は原型を留めない程切り刻まれて白と赤でまだらのミンチと化していた。 その上明らかに故意に残された頭部には、一つを除いて全てが恐怖と苦痛、そして絶望に彩られていたとすれば、シルスが吐き気に催したのも無理ならぬ物だろう。 「……なんだこれは」 ツバを飲み込んで吐き気を押さえると、シルスはその惨状から目を背けた。 とてもではないが正気の沙汰には見えない。 いや、それ以前に…… 「何でこんな事になってるんだ」 シルス達虎人は、多数の獣人の中でもトップクラスの身体能力を持つ種族である。 その種族の集団を悲鳴も上げさせず、これだけの惨状を作り上げるには只の力押しでは不可能だ。 (まさか………魔法士か何かの仕業か?) 様々な奇跡を起こす魔法士達、それを使えばこの惨状を作る事も可能かも知れない。 実際にこの惨状を作ったのは脱走した少年なのだが、そんな事をシルスが知る訳はなかった。
724 :
虎の子 :05/01/23 22:17:14 ID:cBfc5iFJ
よく煮込まれた海鮮スープが鍋一杯、肉汁滴るステーキが固まりそのまま、七面鳥が二羽に、大皿に山と盛られたピラフ、その他にも数種類のサラダとワインが多数、、、、 大の男数人掛かりでも食べきれないであろう御馳走が、少年の前に鎮座している。 「いっただきま〜す♪」 笑顔の宣言と同時に少年の手がフォークとナイフを構える。 少年が今現在居るのは宿屋の一室で、備え付けのテーブルに料理は置かれていた。 小さな口ではむはむと、まるでリスか何かの小動物のように少年が食物を頬張るその様子は、何というか性別及び種族に関係なく保護欲を掻き立てられる光景だ。 しかし、その体内に消えていく食事の量はそれ以上である。 食べる速さ自体はどちらかというとゆっくりしているが、いくら食べ続けてもその手が止まる事はない。 しばらくの間食事をする音だけが室内に響いた。 「ご馳走様〜」 一体どんな魔法を使った物か、少年の前の皿は完全に空になっている。 「さて腹ごしらえも済んだし何をしようかな」 思案しながら少年はワイングラスを傾けた。 先程のちんぴら達から、この世界についてのおおよその事情は聞いている。 面白い事にこの世界では獣人が繁栄しており、人間が奴隷として虐げられているらしい。 「それをひっくり返してみるのも一興だね。いっそのこと反乱でも起こしてみるか」 どこか楽しげに微笑む少年の姿はどこまでも優雅だった。 「ん?」 唐突に少年は虚空を見つめる。 「………無粋な客だな」 少年がグラスを傾けるのと扉が蹴り破られるのはほぼ同時だった。
725 :
虎の子 :05/01/23 22:18:47 ID:cBfc5iFJ
「やあ、意外に短いお別れだったね」 「お、お前は?!」 飛び込んできた人物が少年の姿を見て驚愕に目を剥く。 「残念だけど用事なら後にしてくれない? 今は食後のワインを楽しんでいる所なんだよ」 無粋な訪問者シルスを少々非難しながらも少年は苦笑する。 「まあ、急ぎというなら聞かなくもないけど ひょっとして僕を捕まえに来たとか」 「………それもあるが、お前に聞きたい事がある」 「何かな?」 「さっき俺達の仲間が殺された」 「それはそれは、お悔やみを申し上げます」 心底楽しそうにそう言われても、からかいにしか聞こえない。 ジャキ、、、 鉄の刃が少年の喉元に突きつけられた。 「真面目に答えろ」 「何も知らないね」 「現場でお前を見たという証言がある」 「…………ふ〜ん、それで僕に聞きたい事って何?」 「お前は犯人を見たか?」 「さあどうだろうね」 「真面目に答えろっ!!」 「絶対イヤだ♪」 とびきりの笑顔で少年は断言した。 同時にシルスの刃が少年に放たれるが、、、
726 :
虎の子 :05/01/23 22:20:29 ID:cBfc5iFJ
ガキッ、、、 「何っ!!」 「その野蛮さは君の一族の習性か何かなの」 シルスの刃は少年に届く前にその動きを止められていた。 「ぐぅっ」 まるで空気に固着されたかのように剣は引いても押してもビクともしない。 「無駄だよ。力押しでどうにか出来るような物じゃない」 そう言って指をデコピンの形に曲げる。 「他に用がないなら、そろそろお帰りいただきたいんだけど」 「ふざける「ばいばい♪」 怒鳴ろうとした瞬間、曲げられた指が弾け、シルスの身体は吹き飛んだ。 「言い忘れたんだけど、僕は人間じゃないんだよね」 壁を突き破って階下に叩き付けられた虎人を見下ろしながら、愉快げにその唇の端を吊り上げる少年の姿は正に悪魔その物だった。
727 :
虎の子 :05/01/23 22:22:55 ID:cBfc5iFJ
「シルスッ!!」 ミリアが駆けつけた時には、シルスの身体には肌が見える所がないとばかりに包帯が巻かれていた。 「シ、シルスは大丈夫なの!?」 「………」 詰め寄ったミリアであったが、医師の無言が今の事態を雄弁に物語っていた。 「ねぇってばっ!! 何か言ってよ!!」 「………今夜が山でしょう。体中の骨が砕けて内臓が滅茶苦茶では手の施しようがありません」 「………」 医師のその言葉にミリアは掴んでいた襟首を離すと、そのままその部屋を飛び出した。
728 :
虎の子 :05/01/23 22:23:36 ID:cBfc5iFJ
何でこんな事に、、、 日暮れの夜道を駆けるミリアのの頭の中には、その言葉がこだましている。 つい今朝までは釈然としないままも結婚の用意をして、そのまま式を行って一日が終わるはずだった。 それが今は純潔だった身は汚され、婚約者は生死の境を彷徨っている。 気付いた時には秘密の広場に来ていた。 「う〜ん、やっぱり酒のツマミには悲哀だね。これがカクテルなら憤怒もいいけど」 広場には先客がいた。 夜の闇よりなお暗い髪、鮮血のように紅い瞳、、、、 まるで月がそれを祝福するように少年を照らし出す。 来ている物こそ目立たないローブだだったが、少年の美貌は全く損なわれていなかった。 「あんたは……」 「いや〜半日ぶりだね。お姉ちゃん」 ミリアの心情とは裏腹に少年は上機嫌に手を振る。 「一体何のようよ? 悪いけどあんたの相手をしている暇はないの」 「つれないな、記憶はないけど逢瀬を共にした仲だろうに」 「……あんなの何とも思ってないわ」 「そう、それならいいんだけどね」 そう言って近付いてくる少年からミリアは後退った。 「逃げないでよ。別に何もしないから…只ちょっと知らせたい事があっただけ」 まるで神の勅命を伝える天使のように少年少年は微笑んだ。
729 :
虎の子 :05/01/23 22:25:17 ID:cBfc5iFJ
「あの、お兄ちゃんをあんな風にしたのは僕なんだよ」 ミリアは一瞬何を言われたか分からなかった。 「え?」 「だから、さっきお姉ちゃんと一緒にいたお兄ちゃんをあんな風にしたのは僕なんだよ」 あくまで楽しく、そして明るく少年は繰り返す。 「骨を砕いて、内臓を叩き潰したんだよ。この僕がね」 剣呑な内容とは裏腹にその口調はとても明るかった。 「―――嘘よ。そんなこと出来るはずがないわ」 「さて、それはどうだろう?」 否定するミリアに少年は腕を真横に伸ばす。 「潰れちゃえ♪」 同時に腕が振り下ろされた。 べぎゅっ、、 生々しい音と共に木々がひしゃげ、大地が割れる。 「な、魔法」 驚愕に目を開く暇があればこそ、次の瞬間にはまるで巨人の鉄槌が振り下ろされたかのようなすり鉢状の大地がそこに出来ていた。 「これで信じてくれるかな?」 「何で…あんたが魔法を使えるの」 「何でと言われてもね」 少年は苦笑しながら肩をすくめた。 「それよりまあ、あのお兄ちゃんのことなんだけど」 「何であんなことをしたのよっ!!」 一気に加速したミリアの身体は、次の瞬間少年の目前に現れていた。 ちなみにほぼ同時に頭の方も一気にヒートアップしている。 「シルスは今にも死にそうなのよ!!」 「それはそうだろうね。殺す気でやったんだから、そうでなくちゃ困るよ」 今度はミリアに襟首を掴まれていたが、少年はやはりどうと言う事がないように肩をすくめる。
730 :
虎の子 :05/01/23 22:27:35 ID:cBfc5iFJ
「―――殺してやるっ!!」 固められた拳が少年を襲う。 いくら女性といえども虎人のそれは、子供の頭蓋など容易く粉砕するだけの威力が秘められていたが、、、 「ほい」 かけ声と共に少年の腕が弾かれたように動き、ミリアの拳にからむ。 次の瞬間、ミリアの視界には満天の星空が見えていた。 気付いた時には地面に叩き付けられ、関節を極められている。 「ちょ、離しなさいよ!!」 「そしたらお姉ちゃんは殴り掛かってくるだろうに」 ミリアが暴れるが極められた関節はビクともしなかった。 「やれやれ、最近の若者は血の気が多くて困るよ」 どこか年寄り臭い事を呟きながら、少年はミリアの耳元に口を寄せる。 「さっき、何であんなことしたかって聞いたよね。理由は簡単、ちょっとしたお遊びなんだよ」 「……お遊び」 少年の無邪気な言葉をミリアは繰り返す。 「そう、どれぐらい頑丈かなって試してみたんだけど、意外と脆かったね」 「ふ、」 まるで壊れた玩具の感想を述べるような少年の口調に、ミリアは肩を震わせた。 「ふざけんじゃないわよっ!! ぐっ、、」 「はいはい力抜いて、どうせ折れるのは君の腕だけど、折るならそれなりの前戯をしてからしたい」 一瞬力を入れたミリアだったが、即座に走った鋭い痛みに力を抜くしかなかった。
731 :
虎の子 :05/01/23 22:28:42 ID:cBfc5iFJ
「ちなみに次に君が言いそうな事を先に答えておこう。『人の命をなんだと思っている!!』 もしくは『そんなことが許されると思ってるのか!!』かな」 予想していたという感じで少年は言葉を続ける。 「だけどそうなら僕も聞きたいね。何で君達は人間を奴隷にするの? 何でも奴隷は生かすも殺すも主人の裁量次第って聞いたんだけど、そのところの意見を聞きたいね」 「そんなの、昔から決まっているから………」 「へぇ、凄いね。たった一言でこの娘は他人の自由を踏みにじったよ。なんて言うか凄い傲慢」 まるで信者の反逆を聞いた悪魔のように少年は愉快げに、そして邪悪に笑う。 「だけどさあ、他人を踏みにじるなら、自分達が踏みにじられる覚悟は当然あるよね。君達が人を弄ぶなら、人に君達が同じ事されても文句は言えないよ」 「そ、そんなこと」 「ま、そんな事はどうでもいいよ。僕は自分が面白ければそれでいいんだから、それで本題なんだけど」 愉快そうに唇を歪めながら、少年は先を続ける。 「あのお兄ちゃんを助けてあげようか」 「――え?」 ミリアは少年が何を言ったのか一瞬分からなかった。 「僕の力ならあのお兄ちゃんを助けられる。粉々に砕かれた命の一片をつなぎ合わせる事も簡単だよ」 「な、何であんたがそんな事を」 シルスを傷つけたはずの張本人が、なぜシルスを治そうとするだろうか、、、 しかしミリアの疑問は少年の言葉ですぐに氷解した。
732 :
虎の子 :05/01/23 22:29:39 ID:cBfc5iFJ
「これは戯れ、ゲームなんだよ。選択の機会が無ければ面白くないじゃない」 そう、これはゲーム、、 少年が暇つぶしに作った悪辣さと残酷さを織り交ぜた悪魔の戯れ、、、 「ほ、本当に出来るの?」 「勿論、嘘を付いて何の意味があるのさ」 普通に聞いたならば戯れ言にもならない暴言だが、先程見せられた少年の力があれば決して不可能でないように思えてくる。 「ま、条件付きだけどね」 「な、何よ」 「お姉ちゃんの体」 「なっ!?」 絶句するミリアに少年はクスクスと罪無く笑う。 「いやさあ、記憶は全然無いんだけど、僕はお姉ちゃんを犯したらしいじゃないか、せっかくだから、今度はちゃんと堪能してみようと思ってね」 「だ、誰が、あんたなんかと」 「じゃあ、あのお兄ちゃんは死ぬしかないね」 耳元で囁かれた言葉にミリアの体がピクリと反応する。 「内臓がグチャグチャで骨がこなごなんだよ。普通の方法じゃ助からない」 うつむくミリア耳元で少年の言葉は紡がれる。 「………あんた、最低ね」 「じゃあ、その最低な奴にすがるしかない君らはそれ以下だね」 侮蔑と共に吐き捨てられた言葉に、しかし少年は即座に切り返した。 「どうする? いやなら、僕は行くけど」 そう言って腕を離した少年の腕をミリアが掴み返す。 「………本当に助けられるの?」 「安心していいよ。代金は後払いだから」 震えるミリアの手を少年は優しく取った。
733 :
虎の子 :05/01/23 22:32:01 ID:cBfc5iFJ
以上、エロは次回、、、 書いていて何だけど、本当に最低な子供だな。
こんなにドキドキしながら投下を見守っていたのは久しぶりだ〜 というかそもそも人じゃないし!! 遅ればせながら GJ!! でス 続きも首を長くして待っているっス!!
うおお 虎キテターーーー!!! グッヂョブ!! これで召使い候補なのかw
ほほう、来ましたなあGJ!! つーか、本気で何者だこの少年。これで正体が「旧東側で秘密裏に開発されていた超能力兵器」とかだったりしたら・・・・・・ ・・・・・・やばい、面白そうだ。
>>733 激烈遅れたがGJ!!!!!!
そして保守
ほしゅ
魚の国のお話を少し書いてみました。 未熟者なので至らぬ点は多々あると思われますが職人様方が降臨されるまでの ささやかな暇つぶしにでもしていただければ至福の極みです。
大昔、我々は岬や海辺の洞窟などに氏族ごとの集落を作り原始的な漁労で生活を営んでいた。 しかし、他種族との交流の中で魔法という文化が伝えられてからその生活は徐々に変わり始める。 海に生き、海に死ぬことを旨とする我らの中には生命の源である水を扱う魔法に長けた者が数多く現れた。 ある者は渦潮を意のままに操り、またある者は津波を自在に制御する術を身につけたという。 そしてその強大な力は次第に氏族間の争いに使われるようになっていった。 それまでも集落の縄張り争いで戦いが起こることはあったが小競り合いや頭領同士の一騎打ちで戦いは終わっていた。 しかし魔法で戦いが行われるようになってからは違った。 魔力に秀でた血統を持つ氏族が圧倒的な強さを持つようになり、他の氏族を支配下に置いて勢力を伸ばすようになった。 そして戦いが繰り返されるたび、各地に点在していた集落は領地という枠に組み込まれ、 やがてそれは国家を形成するまでに至る――――――。 「ここまでが、この海底国家サランティットが誕生する以前の歴史です。 よろしいですかな?姫様」 ゆったりとしたローブを身に纏った、かなり高齢であろう魚人が教科書らしい分厚い本をぱたんと閉じて言った。 「はい、先生」 答えたのはコバルトブルーのドレスを着た15、6歳に見える少女。 蒼い髪に蒼い瞳、そしてヒトならば本来耳がある場所には透き通るような美しい蒼いヒレがついている。 「それでは今日の授業はここまでにしましょう。」
タッタッタッタッタッ 廊下を駆ける足音が近づいてくる。 部屋の前でピタッと止まるとドアが勢い良くバンッと開いた。 「ただいま〜!」 「お帰りなさいませ、ご主人様」 「うふふ、わたしがいない間いい子でお留守番してたかしら?」 まるで子供を相手にするような口調で話し掛けてくる。 まあ実際ご主人様よりは子供なんだけど。 「今日はねぇ、この国の歴史について話してあげるわ。 むか〜しむかし、わたし達魚人族がまだ地上で暮していた頃は…………」 ご主人様はベッドに腰掛けておそらく今日の授業で習ったばかりのことを得意気に話し始めた。 はぁ、どうして僕はこんなところにいるんだろう。 たしか3日前、友達と海に遊びにいったんだ。 そして磯で小さな洞窟を見つけた。 友達が探検しようって言うからしぶしぶ入ってみると入り口からちょっと歩いたところに大きくて深そうな池があって、 中を覗き込もうとしたら何かに躓いて池に落ちちゃった。 池の水は冷たくて、身動きが取れなくなって気が付いたらここにいた。
「…………というわけでこの国が出来上がったのよ」 ご主人様はえへん、と言わんばかりに両手を腰に当て、胸を張って言った。 「ちゃんと聴いてたかしら?」 はっ、聴いてなかった。 「も、もちろんですよご主人様」 「つまらなかったらそう言ってくれてもいいのよ?」 唇が触れるんじゃないかと思うくらい顔を近づけて言われる。 「いえ、そんな‥まだこの世界は知らないことばかりだからすごくためになります」 そう、僕はこの世界のことをまだほとんど理解していない。 ここでは僕のようにごく稀に「落ちて」くるヒトがいるということ、ヒトは奴隷として 扱われているということくらいしかわかってない。 ご主人様の話では僕は町外れに倒れていたらしい。 そしてそれを巡回中の警備兵が発見し、女王様に献上した。 意識を失って眠りつづけていた僕を、女王様にお願いして自分の召使にしたのがご主人様ということだった。
「ふふ、それじゃあわたしのこと、もっと教えてあげましょうか こっちへいらっしゃい」 ご主人様は隣の部屋へ続くドアを開けた。 「うわ……ぁ」 ドアの先は25m×25mくらいの広さがありそうな屋内プールになっていた。 プールの中には赤、青、黄のカラフルな魚達が優雅に漂っている。 ザバーン! うわっぷ 水しぶきが顔に掛かる。 いつのまにかドレスを脱いだご主人様が勢い良く水に飛び込んでいた。 「どう?綺麗でしょう」 プールの端のほうは緩やかなスロープになっているらしくそこに立って水か滴るヒレをビッと拡げてみせた。 今までは折りたたまれていた両手、両足のヒレとひときわ大きい背ビレが水に濡れて蒼く美しく輝いている。 綺麗だ………というかご主人様ハダカだ………。 形の整ったちょっと小ぶりな胸と、一本の毛も生えていない割れ目が丸見えになってる。 「あなたも水に入りなさい」 「いや、あのちょっと今はマズイんですが……」 ご主人様のヌードを見て自分のモノが熱く堅くなってしまっている。 「はやくしないと魔法で引きずりこむわよ?」 指をくるくるっと回すと水面が波立ち触手のようにうねうねと動き始める。 ひぃ、見られるのは恥ずかしいけどいくしかない。 慌てて服を脱ぎ捨てご主人様の近くに飛び込む。
「まぁ……」 ご主人様は僕のモノを見て呟いた。 「ふふ、わたしの体を見てこうなったの?」 天を仰いでそそり立つそれをギュッと両手で握られる。 「ひゃあっ!」 いきなりの刺激に腰が抜けて尻餅をついてしまった。 ここは膝くらいまでの深さしかないので立っていられなくても溺れることはない。 が、M字に脚を開いて勃起したモノをさらけ出している格好だ。 ご主人様は水の中にざぶっと潜ったかと思うと僕のモノにしゃぶりついてきた。 やわらかくて、温かいものが僕のモノを包み込んでいる。 「うあ……」 両手で根元を軽く掴み亀頭の周りに丁寧に舌を這わせて責められる。 「く、はぁっ、こしゅじんさまぁ……」 水中に拡がった蒼い髪と耳ヒレをゆらゆらと動かしながら、口腔にモノを含み舌先を尿道に侵入させて責めたててくる。 その快感を我慢することが出来ずに無意識に腰を動かしてしまう。 「はぁっ、で、でちゃいそうですっ!」 ご主人様の頭の動きが激しくなり、腰がとろけそうな快感が押し寄せてくる。
「うああっ、出ますっっ!」 ドクンッ びゅるっ びゅるっ ご主人様の口の中に大量の白い液を放出してしまった。 「ぷはっ」 ご主人様は水面から顔を出し、口の端から垂れている白い液体を指で掬って舐めまわしている。 「おいしい……」 イったばかりのはずなのに僕のモノはその妖艶な光景を目の当たりにしたせいで少しも硬度を失っていない。 それどころかさらなる快感を求めて、ビクビクと痙攣し続けている。 尻餅を付きっぱなしの僕の前で妖しい笑みを浮かべたご主人様は足を広げて仁王立ちになった。 「ご主人様………」 目の前で惜しげもなく開かれているアソコにチュッとキスをする。 そしてそのまま丁寧に舌を這わせていった。 ちゅく ちゅく 「んあっ、はあぁん………」 秘部からは水ではない、ねっとりとした液体が溢れ出ていた。 ちゅっ ちゅぱっ ちゅく 「はぁぁん、いいよぉ、キモチいぃ…」 舐めれば舐めるほどそれは溢れ出て、太腿を伝って水面に流れ落ちていく。 「はぁっ、あぁん……ああっ……あんっ」
ご主人様の息遣いが荒くなり、恍惚とした表情で虚空を見つめている。 周りにはいつのまにか色とりどりの魚達が集まり、滴り落ちる愛液をついばんでいた。 にちゃ じゅる わざと淫猥な音を立てて愛液をすすり、舌で割れ目をかきわけてクリトリスを刺激する。 「んはぁっ、ソコはっ、んっ…感じすぎちゃうっっ!」 僕の顔にアソコを押し付けるように腰を振りはじめた。 僕はそれに答えるようにリズミカルに舌でクリトリスを刺激しつづける。 「はぁっ…はぁ……あっ、ああああああんっ!」 ぷしゅっ という音と共にご主人様のアソコから大量の愛液が飛び散った。 そしてぺたんと座り込む。 魚の群れは一瞬さぁっと離れた後、二人を取り巻くように近寄ってきて、余韻に浸っているご主人様の割れ目と白い液がちょっと垂れている僕のモノをつつきはじめた。 「うあっ、さ、魚が……ふぁぁぁ」 「あんっ、はぁ、イイよぉっ」 カラフルな魚たちに愛撫され僕とご主人様は甘い喘ぎを漏らす。 「あっ、あんっ、ねぇ……もう…挿れるよぉ?」 ゆっくりと立ち上がり僕の腰の上で膝立ちになる。 虚ろな目で肉棒の先端をアソコにあてがうと淫靡な笑みを浮かべて一気に腰を落とした。 「ああアァァァァァ―――!」 両手足の蒼いヒレ、そして大きな背ビレがバッと開いてご主人様の体が弓なりにのけぞる。 挿れただけでイったみたいだ。 「ぅあんっ、はあん、キモチイイのぉ、はあぁぁんっ!」 そのまま僕の上で腰を上下に激しく振りつづける。
そのリズムに合わせるように魚達がご主人様と僕の周りを円を描いて泳ぎ、その円は寄せては引き、引いては寄せるような動きを見せる。 「イイっ、イイのぉっ!」 ざばっ じゃばっ さばっ ご主人様の腰の動きはますまず激しくなり、水面が大きく波立つ。 肉棒と膣の接点からは白く濁った液体が水中に広がっていく。 「はぁっ、ご主人様っ!でちゃいそうですっ!」 「あん、もうちょっと、あっ、我慢しなさいっ、あぁん」 僕はもう耐えられなくなりご主人様に合わせて勢いよく腰を突き上げた。 「あっ!はあっ、もっと突いてえっ!」 「でるっ、でそうっ!中に、中に出します―――――!」 「出してぇ!はぁっ、あぁああ―――――!」 びゅるっ びゅるっ 僕のモノが激しく脈打つと、それとほぼ同時にご主人様の膣内がビクビクと痙攣してその締め付けで精液を最期の一滴まで搾り取られる。 あまりの気持ちよさに、僕は気を失ってしまった―――――――。
以上です。 国名 サランティット(Salantit) は アトランティス(Atlantis) のアナグラムでした。 ご主人様〜 というセリフに萌えなのでお姫様には名前はつけてなかったり(´へ`;)
Gj!
750 :
蛇担当 :05/02/03 19:46:19 ID:TvejCbP0
このレベルで未熟者といわれたら立つ瀬が無いです。ぐっじょぶ! うう、構想(目欄)はあるんですよう・・・・・・。最近まとまった時間がとれなくて・・・・・・。
人魚(海中心)じゃなくて魚人(陸中心)なのですね 半エラ呼吸 (゚∀゚;)ハァハァ
ヒレ耳キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!
蒼い髪に蒼い瞳・・・なんか海のトリトンを思い出すなあ GJです!!
754 :
692 :05/02/05 02:37:13 ID:COpubiQ1
【 あたし(本名????) ヒト♀、15歳 】 身長160若干未満 体重unknown、85(D)・56・89、ショートカットの黒髪 委員長、姉御、姐さん――そんな呼称がよく似合う、元日本の女子中学生。 気が強い上に手が出るのも早い、勝気で男勝りの鉄火娘。口喧嘩最強。 『地位も財産も家族も失い、それじゃ今日から貴方は奴隷』なこの運命を、 フツーに受け入れられなくて当初は見苦しくも生き汚く悪あがきをしていたが、 『雑巾』ことジークの救いようがねぇほどの私生活ダメっぷりを 目のあたりにするに及び、天啓を受けたがごとく鬼召使いの職務に目覚める。 【 雑巾(本名ジーク) イヌ♂ 39歳(人間年齢換算?歳) 】 身長2mちょっと、体重100kgちょっと、獣人型オス、立ち耳・雑巾色の毛並 見た目は凶悪狂暴ウェアウルフ、中身は天然ボケボケお人好しな、 冴えない雑巾色の毛並と無駄に屈強な体格が特徴の、イヌの王国職業軍人。 元々平民身分の雑種イヌで、ただでさえ『誰かを使うこと』に慣れていない所に、 「でもヒト奴隷だなんて、何か弱いものイジメみたいで嫌だなぁ」とか、 「いくらヒトでも女の子を怒鳴ったりぶったりするのはちょっとだよなぁ」とか、 至極庶民らしい真っ当な事を考えてたら、ご主人様なのに尻に敷かれた。
>>754-755 返せ!休日の貴重な午前中を返せ!畜生!一気に読みこんじまったぞ!この神職人ヤロウ!!GJ!!
ナンカスゴイノキテル━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━( ゚)━━( )━━( )━━(゚ )━━(∀゚ )━━(゚∀゚)━━━ !!!!
>>739 魚(・ω・)ヒト 様
>>754 692 様
キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!
おふた方とも GJ!!
最近投下される話の質が異様に高い気がして、逆に戸惑っております orz
↓テンプレ追加しました。んで、重量版は諦めました。そんなに大量の粗筋書けませぬ。
tp://ranobe.sakuratan.com/up/updata/up22816.zip [pass nekomimi]
一話目だけでテンプレ追加していただけるとは……恐悦至極でございます。 お楽しみいただけるよう頑張りますヽ(´ー`)ノ
>>754 (;゚∀゚)スゲー。今までになかった視点ですな、逆転の発想というか
そしてぞーきんたんかーいーよかーいーよ(*´Д`)
神
すげぇ。かなりステキですわ。GJ。 次回以降、楽しみに待ちます。つ旦
ほしゅ
ふと思ったんだが そういやSS内に登場する各国の文明レベルは比べるとどんな感じなんだろう とりあえず頂点に君臨してるのが猫だとはわかるんだが
765 :
俺の妄想 :05/02/09 05:15:30 ID:Tc9CghbN
経済、技術-猫 軍事-犬 魔法-兎 占い-狐 (技術=)魔法=占いというツッコミは無し
技術水準は魔法が工業利用されているか否かで大別されると思うね。
蛇の国では石油が出るんでしょうな エネルギー源として現代ほど使われているのかどうか知らんが
完全床暖房国家アトシャーマ(兎)と 海底国家サランテッド(魚)の都市国家2国は普通にすごいかと。 やっぱどぅむ型なんだらうか。
>>768 兎の国はドーム型ではないですが、大寒波が襲った時なんかには
魔方式から半球状・半透明のシールド張って吹雪を防いでるかもしれませんね
憶えていて貰えて嬉しいですヽ(´ー`)ノ
蛇の諸国では石油はコールタールなどの建材や一部の錬金術材料として使われてます。 一般的な燃料は照明に獣脂、熱源には乾かした家畜の糞があてられます。 まあ、サトルにはこっちの工学知識があるんでいろいろ無茶やらせてみたいと思ってますが。
>>766 >コレを応用してネコの国ではネオンが点いてたり、『ぼく』がテレビを見てたり、路面電車が走ったりしています・・・
>これはフローラの特許で、貧乏な国では未だにランプの所も・・・
魔洸エネルギーについてまとめサイトから転載。
魔洸つーても読む限りでは某ゲームのラ○フスト○ームとかでなく、
電気に近い魔法的な万能エネルギーか、人工的な魔力発生システムっぽそう。
犬や狐や兎はこれを導入してるから比較的近世・文明国チックで
逆に狼や虎や蛇は、これが導入できないから中世・未開チックなのかも。
ある程度国力がないと買えないくらい、むちゃくちゃ使用権高そうだし。
・・・あと猫の国が金持ちなのは、これの版権でガッポガッポのウハウハだからとか。
>>771 兎の国で使っているのは、僕は魔洸じゃないと思ってます
多分独自のエネルギー源でも開発・確保しているんじゃないかな?
例えば月の光とか
ちょうど石油と石炭の違いみたいな感じ
厳密には違う、けど魔法が使えない者から見るとあまり差が無いようにみえるとか
……いや、何となく使用量払いたくないな〜って ^-^;
ちなみに、兎の国ではネオンも路面電車も見ないです テレビっぽいのは在るけど、原理もかなり違うとか…… とりあえず、猫の国とは雰囲気微妙に違うです
「うむ、兎の国では呪文に変換した映像をを非可聴音域までに圧縮して超音波として放送。 受信装置で共鳴させて映像を再現するのじゃよ。そして月に超音波を反射 させて広域に映像を伝達する事も出来るのじゃ」 「作者でもないのにてきとー言うな。てか、月に音波はとどかねえよ」
なんかせっかくなんで簡単にまとめてみた ◆それなりに先進国? 猫・・・世界一の経済大国。魔洸エネルギーの発明元。新し物好きで落ち物も積極的に取入。 犬・・・軍事国家。でも貿易では猫に負けてそう。なんか他国との小競り合い多し。 狐・・・和風。占いや祈祷中心だが猫と貿易してたり議会制をしいてたりと結構先進的。 兎・・・魔法大国。国内総床暖房都市国家。月の属たる精神的・概念的な魔法に秀でる。 ◆古〜中世レベル? 狼・・・北方狩猟民族系。北国山岳。複数の小国と小規模部族が混在してる模様。 虎・・・モンゴリアン系? 草原と高原が中世風味。小国乱立型らしい。 豹・・・虎系の一氏族? 乱立小国のうちの一国と見ていいんだろうか? 蛇・・・アラビアン。砂漠。100年前に大帝国が崩壊して以来小国乱立の戦国時代。 ◆海の中 魚・・・海底国家。海の中でも息できる。統一国家らしいので国力はかなり↑か。 海老・・・同じく海底国家。様式はほぼ魚に同じ。ヒゲ。ヒゲヒゲヒゲ。 ・・・次スレ行く前にマジで更新まとめサイトかwikiかが欲しいとこだなぁ あと、それと狐の人と、狼の人と、豹の人 ずっとあなたの事が好きでした、放課後屋上で待ってます、お返事ください
>>775 ふと思ったのだが、全ての物語は同一時代が舞台なのか?
>>776 微妙に誤差が在ると思う
けど、1000 年も 2000 年も離れているってことはないんじゃないか?
>>775 設置した wiki が荒らされまいか、ちょっと心配になるっス
風邪ひいたり、忙しかったりして執筆停滞中です。
m(__)m
>>775 私のほうでよかったのでしょうか?
>>776 私の書いてるものに関しては、周辺の国のものと同じくらいと考えています。
狼の国の設定を書いておきます。 国土の70%が山地。 一昔前は十数ものの部族に分かれてあちこちに点在していたが、 周辺諸国の勢力に対抗するため主な部族が協議し合って統一国家を設立。 後述する産業で急速に発展している。 だだし山の奥地などの辺境などではいまだに属していない部族がいくつかある。 主な産業は山に埋蔵されている資源の採掘とその資源を使った武器などの製造・輸出。 製造した品は品質がとてもよくほかの国では高値で取引される。 魔法に関しては治癒系の魔法以外、独自の魔法はあまり発展していない。
各国の外交状況を勝手に推測 兎-雪という天然の要塞に守られている(?)ため、 他国の脅威を感じずに引きこもり? 南の狼が気になる所。 蛇-砂漠という天然の要塞に守られている(?)ため、 他国の脅威を感じずに仲間内で喧嘩中。 狐-詳しくは不明だか隣りの大国猫と友好関係らしくまあ安定?
781 :
その弐 :05/02/11 01:44:23 ID:BHxsdZz+
猫-国民性は良くないらしいが、交易の要衝を抑え 魔コウを開発した名君フローラの元国力は赤丸急上昇中。 キナ臭い北の犬との国境がフローラのいなくなった混乱でどうなるか? 犬-東西北の三方を山に囲まれているうえ交易の要衝を 敵性国家の猫に抑えられているため交易も不調(なのか?) 仲のよろしくない様子の北の狼さん達は統一国家を作るし、 南の敵猫さん達は急成長中。 猫に攻め込むと後の狼が気になるし、猫の友好国狐さんも気になる所。 外交的にかなりまずそうで担当者出て来いな感じ。 友好国家はあるのか? 魚-海という天然の(略 猫さんとは仲良くなそう
狸の国というのを考えてみた。 落ち物が大好きで自分達独自の文化に余り頓着しない。 かつては自分や物の外見や性質そのものを変化させる化学(ばけがく)が盛んだった。 最近、化学復興が叫ばれているが、どうやら落ち物に変えようとする不届き者もいる様子。 なお、現代化学では葉っぱをお金に変えることは重罪である。 それはかつて化学悪用により大量の偽造通貨が出回り、大インフレを引き起こして 危うく国が滅ぶところまでいったから。 その時、止せばいいのに他の国のお金まで作っていたせいで世界恐慌の引き金になりかけた。 んなもんで犬、猫の国などは化学復興を少々胡散臭い目で見ている。 化ける関係で狐の国とは割りと仲が良いようだ。 産業はマンガ週刊誌等のオリジナルを元に大量発行して売るとか 秋葉原みたいな感じで、あんま複雑なものは無理 他は猫の国製の製品が何故かたくさん売ってます …スミマセン某狸合戦好きなんです_| ̄|○
まだ書きかけです。ごめんなさい m(_ _)m
>>783 びっくりするほど神降臨、お疲れさまです。自分も現品が書きあがったら活用させて頂きます。
>イヌの国の世界観
担当者?出ました。
自分は色々制約の多い緊縛プレイの方が萌え……ゲホゲホ、もとい燃えるタチなので、
基本的にはこちむい・IBYD・狼その他の諸氏の作中の記述に限りなく従じるかと思います。
だからこのスレの皆さんの『思っている通り』なイヌの国になると思いますよ、…多分。
…ただそういう意味では、逆に「イヌの国からは周りの国をどう見てるか」という視点で
他の作者様の作中で語られた話題が、当たり障りない範囲内で出る事になるかもしれません。
>>783 ああっ、神様我らに新たなる大地をお恵み下さりありがとうございます。
そのうち蛇の諸国の設定をまとめてどこかに揚げますね。
>>786 答える必要無いのとか、答えにくい質問とかもありますなぁ ^-^;
100 個の内の幾つかで良いのならば、暇になり次第答えてみますね
今宵の一時をお楽しみくださいませ
んん………。 滑らかでふかふかな感触に全身が包まれている。 あれ?ここは何処?今何時? ………!? 瞬間、自分が寝ているということに気づきバッと身を起こす。 薄暗い部屋の真中に置いてあるランプが弱々しい黄色い光を放っている。 その光を頼りに回りに目を凝らすと、そこは見覚えのある、いつものご主人様の部屋だった。 僕が寝ていたのは豪華な天蓋つきのベッドで、隣にはご主人様が気持ちよさそうにすやすやと寝息をたてている。 なんとなく窓に目を向けると光は差し込んでおらず、まだ夜であることを示していた。 そうか……、昨日はご主人様と………それでそのまま寝ちゃったんだっけ。 「…………。」 僕の隣で裸でうつ伏せに寝ているご主人様。 その姿はあまりにも無防備で、それがなんともいえない可愛らしさを醸しだしている。
両手足と背中のヒレはきれいに折りたたまれているが、ヒレ耳だけはそのままで、時折ピクピク動いている。 夢でも見てるのかな………。 そっと顔を近づけてみると、すぅすぅという心地よさそうな寝息が聞こえる。 そのまま顔を離すのは惜しい気がして、ヒレ耳にチュッと優しく口づけをする。 ―――起きない。 今度は耳に少し舌を這わせてみる……。 ―――――――起きない。 調子に乗って耳の、一番上の鰭条を食んでみる。 ……やわらかい……ふにふにだ。 ――――――――――まだ起きない。 次は首筋から背中へ舌を移動させて、背ビレの付け根を攻めてみる。 ぴちゃ ぴちゃ わざと音を立てて、ヒレと皮膚の境目を舐めまわす。 「……ん…」 ご主人様が僅かに声を漏らし、体がぴくっと反応した。
「…んん?なにしてるの??」 上半身を起こし、ぼけっとした目つきでこっちを見ている。 「な、なにもしてないです」 「?………」 あぁ、もう我慢できそうにないです………。 自分のモノが興奮でビクンビクン脈打っているのがわかる。 でもご主人様を襲っちゃいけない…と思う、僕は召使いなんだし。 でも……、ご主人様のとろんとした寝ぼけ顔と小さなピンク色の乳首は僕の理性を吹き飛ばすのに十分すぎるほどの力を秘めていた。 「ごめんなさいっ!」 一応あやまってからご主人様に口づけをする。 口腔に舌を入れるとご主人様も舌を出してきて、ぴちゃぴちゃと音を立てながら絡めあい、お互いをじっくりと味わう。 「っふぁ、はぁっ、んんっ」 二人とも少しずつ息遣いが荒くなり、顔がほんのり赤くなってくる。 いつのまにかご主人様は左手で自分の胸を揉み、右手でアソコを慰めていた。 その行為に気づいた僕はつ――っと糸をひきながら唇を離すと、くちゅ くちゅと湿った音をたて始めたご主人様の股間を食い入るように見つめる。
「ん、あんっ、はぁん」 薄明かりの中で光を反射しててらてらと光っているのがわかる。 くちゅ……くちゅ……くちゅ…… 指が動くたびにあふれ出てくる愛液がシーツに染みを作っていく。 僕はその妖艶な光景の中で音や、においや全ての感覚を集中させてご主人様の自慰を凝視していた。 「んっ、そんなに、見られたら……恥ずかしい……あ、はんっ……もっと、もっと見てぇっ!」 座って両足を開いて自慰をしていたご主人様は向きを変えてベッドにうつ伏せになり、枕に顔を埋めたかと思うと膝を立てて お尻を突き出すような格好をした。 「ん…んんっ……あん……ああっ……」 後ろから見るとその行為が丸見えだ。 ワレメは愛液にまみれ、人差し指と中指をクリトリスをこすりつけている。 「んぁっ、あ、あぁぁっ、はぁっ!」 指の動きがさらに早くなり、ご主人様の喘ぎ声が大きくなる。 「あっ、はぁっ!イクっ、イっちゃう――――――!」 ご主人様の体が一瞬ビクッと震えたのと同時にワレメから大量の愛液がほとばしり、絶頂に達したことを示していた。
「ふぁぁぁ………」 深く呼吸してベッドに倒れこむご主人様。 むーー、もう我慢できない! 僕は後ろからご主人様の腰を掴み、ぐいっと持ち上げてまた膝立ちにさせる。 「え、ちょっと待……」 「挿れますっ!」 ずぶっ ご主人様の自慰を見せつけられて熱く滾っている僕のモノをワレメにあてがい、一気に根元まで挿入した。 「あんっ、あぁぁっ!」 「うあ、ご主人様の膣、あったかくて、キツくて、最高に気持ちいいですっ。腰が、はぁっ、とろけそう……」 余計なことはなにも考えられなくなり、ただ獣のように腰を振り続けた。 ご主人様を後ろから犯しているような感覚が僕を余計に興奮させている。 挿れたばかりなのに、締め付けられて急速に射精感がこみ上げてくる。 「あっ、は……そんなに激しくされたら……おかしくなっちゃいそう、あぁん」 「はぁっ、ご主人様っ!膣に、膣に出します!」 どくんっ どくっ 「あぁ……、私の中でびくびく脈打ってる……」 ご主人様の中にたっぷり射精した開放感で腰の動きをゆっくりにした。 じゅぷ……じゅぷ…… 膣からは愛液に混じって白い液体が流れ出している。
ああ、ご主人様の膣に僕の精液を注ぎ込んだんだ………。 そう思うと、僕のモノはすぐに固さを取り戻した。 今度はゆっくりと、腰を動かしていく。 くちゅ……ちゅぷ……ぶちゅ…… 「あ、あんっ、やぁん…」 薄暗い部屋に響く淫靡な水音と甘い喘ぎ声。 今度はご主人様にも気持ちよくなってもらいたい。 ゆっくり奥まで挿れて、ゆっくりと引き出す。 腰を動かしながらご主人様の背中にキスして背中、腰、お尻を唾液を絡めてじっくりと舐めていく。 ぴちゅ……ぴちゃ… そして人差し指でご主人様の肛門のまわりをぐりぐりと刺激する。 「ひゃっ!?あん、そこはっ………」 指に愛液を絡ませてゆっくりと挿しこんでみる……。 ずっ ずぶ ずぶ 「ひぁぁっ、そこは、待ちなさい!ダメぇ……」 ご主人様が止めるのを無視して指の根元まで挿れて中でくにくに指を動かす。 「うぁぁ、はぁっ、そんなところ……イイ、気持ちいいよぉ………」 僕はここぞとばかりに腰と指を激しく動かし始めた。 ぐちゅ じゅぱっ くちゅっ
「イイっ、ここ、初めてなのに、お尻すごく気持ちイイ――――! もっと、もっとかき混ぜて―――――――!」 ぢゅっ じゅぷ じゅぱっ 「あっ、あっ、イきそうっ、あぁぁぁぁああああ――――――――!」 「はあっ、ご主人様っ!僕も、またイキそうです―――!」 びくんっ! ご主人様の体が震えて、膣内が痙攣するようにビクビクと僕のモノを締めつける 「うあぁ、でる――――!」 どくっ びゅるっ びゅるっ 「はぁ、はぁ」 じゅぷ 膣から肉棒を引き抜くと白い液体がどろりと流れ出した。 僕はその場でご主人様に重なるように倒れこみ、お互い心地よい感覚に身をゆだねて頬や首、耳にキスしあい余韻に浸る。 そしてそのまま、ふかふかのベッドでいつのまにか眠りについていた―――――――。
以上でふ。召使い君がエチィなだけでストーリー進展なしですた(ノ∀`) 追伸 蛇様、兎様 愛してます(*´д`*)
リアルタイム キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!! GJ!GJ!GJ!
798 :
虎の子 :05/02/16 20:38:00 ID:M6rHpfB5
私と同じ新入りなのに凄い上手!! GJ!!
>>798 新入りだからとて引く事は無かれ
ここはそういうスレだ
魚の人、GJ! 楽しませていただきました!
>>魚の人 キタ━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━!! 超GJ!!
>>795 寝姿襲い+従者攻めとは、マニアックじゃのうお主も、ヒェッヒェ
……魚の人グッショバ――――――――!!
お楽しみいただけたようで何よりですヽ(´ー`)ノ
さて、現在容量489KB、次スレの季節がやってきました。 ということに、今さっき気づいた。
この世界にやってきてようやく自分の居場所を見つけたぼく。そろそろ仕事にも慣れ、 ドタバタで貧しいながらも充実した日々を過ごしている。 そんな召使いにご主人様の母親である女王、フローラが目をつける。フローラは 召使いの『ぼく』を奪おうと『元の世界に戻してやる・・・』と甘言を匂わせて深夜、自らの 研究室へとおびき寄せる・・・。 フローラの研究は無限の命を手に入れ、神になること・・・その研究のため、ケモノと 比べ世代の短いヒト召使いで禍禍しいゲノムの改造を行っていたのだ・・・。それを知った 『ぼく』はフローラの申し出を当然拒絶する。そんな忠誠心溢れる『ぼく』にフローラと その妹2人は淫虐の限りを尽くし、翻意させようとするのだか・・・ イーリスとセレーネ、2人の年増ネコ(人間で30ぐらいにしか見えない)に組み敷かれた 『ぼく』が暴れた拍子にフローラ自慢の『転移装置のプロトタイプ』を壊してしまう。機械は 暴走。爆発の代わりに、『ぼく』とフローラは異次元へと飛ばされる・・・ 『ぼく』が気がつけばそこはおなじみのシュバルツカッツェ城。ただし10年前。(マナもリナも 『ぼく』よりホンのちょっと年下に見える・・・。なぜかユナは同じ容姿。)マナは当然『ぼく』の 事を知らずけんもほろろの対応をされ、途方にくれる『ぼく』。ところがその夜、嫌われていた マナに叩き起こされる・・・。リナが急病だと言うのだ・・・ リナは虫垂炎、盲腸だった。年末のシュバルツカッツェ城は外から門を閉じられ誰もおらず、 またリナの虫垂炎も最早、穿孔寸前の状態・・・。 『ぼく』は以前マナが医学の授業の時、『虫垂炎のオペなんて気の利いた船乗りなら 誰だってできるにゃ』と聞いたのを思い出し、マナが自らリナの虫垂炎のオペをすることを進言する。 あるのはマナが衝動買いした外科手術セットのみ・・・。麻酔無しの手術・・・。 こうして4人の長い夜が始まろうとしていた・・・
長期の放置、いまさら言い訳のしようもありません・・・ 久しぶりにインターネットの環境に復帰できましたのでそろそろ うpさせていただきます・・・。神職人も増えたので自分のSSの出来で いいのだろうかとドキドキしてしまいます・・・ 次回は手術の決着、そしてエッチの始めまでいければ・・・ すみませんね・・・エロパロ板なのに・・・長々と。 スレ誕生日の2月21日にうpします。 それではまた明日。 あと、恥かしい質問ですけど『100の質問』ってどうやるんでしょうか?
>>805 来た? 来た!? 来た━━━━━━━\(T∀T)/━━━━━━━!!
待ってましたといわんばかりに明日に期待です
>100の質問
適当に答えられる範囲で勝手に答えちゃって良いと思います
避難所の方に投稿していただけたら、wiki にも載せますし、ここはどうぞご自由に
テンプレもってる方に提案ですが、今の内に次スレ立てた方が良くないですか? 容量ギリギリですし、このスレのご本尊が降臨されるわけですし。
>>807 そうですね。立てちゃっても良いかもしれません
ということで誰か頼む
>>805 お疲れさまです、100の質問は786の原本をコピペして弄くって自前で、
wikiサイトの方は記述形式が少し複雑ですが、下の方にあるhelpを見れば支障ない範囲かと
じゃあ今日の24:00、日付変わるまで待って誰も立てなかったら
自分が立ててみましょう。
wikiサイトが出来たのでそれも含めて、短縮版をという事で。
そういえば、折角 wiki を作ったんだから、テンプレ草案も載せておけば良かったですね ^-^; wiki 編集は、文章ベタ打ち+『見出しの“!”』だけ憶えておけば、そんなに難しくないですよ こまめにバックアップとってますから、自由に弄っちゃってくださいな
811 :
虎の子 :05/02/20 22:48:49 ID:YfoxNmRq
あしたらさん、明日を楽しみに待ってます。
明日の午前2時頃に来そうな予感
ドキドキ(・∀・)わくわく
あしたらマダー?
次スレに注目
>>815 さっさと新スレ行きやがれ!(本音:新スレに投下されてるから早く来い)
こっち持て余すのもアレですから、雑談でもして埋めちゃいましょう ……話せといわれて話題が何ひとつ思いつきませんが orz
各作家さんは最終回の形とか決めてんのかな?そこんとこちょっと聞いてみたい気がする。 いや、「ここで『ある』言えば書かなきゃいけない責任感が生まれる・・・・・・ニヤソ」とかは全然思っていませんよ?
最終回を先に決めました……というか、最終回を一番最初に書きました ないしょないしょ
そういえば、虎の子さんの第1話も時系列的には一番最後になっているっぽいですね あんな感じで始まるストーリーって結構好きなんですが、さりげなく難しいんですよね orz
やはり起承転結というか、漠然としてであっても 最終的な「めでたしめでたし」の光景が頭に無いとSSを書くのは難しいかと。 ……というわけで決めてます、自分の場合も。
私も最終回は決めてます そこまで読んでもらえればいいな〜( ´ー`)
私の場合は、 一応、最終回の構想はありますが、 たぶん、書いているうちに変わってくると思います。 というより今書いているあたりもコロコロ変わってます(汗
最終回は大きな話にするつもりです。 一気に話が100年後に飛ぶようなやつ。
俺は最終回に……多分、誰もやらないことをやる……と言ってみるテスト その為だけに第一話からありとあらゆる条件を揃えてますんで けど、なんとなくエチ話書けるだけ書いて終わる予感たっぷり(ノ´∀`*)
>>827 それはそれでっ!!
いいやむしろその方向性のほうがっ!!
もしかして、決めてないほうが少ないのか?
漠然としてならラストはイメージしてあるけど…… ただの1シーンなんで埋もれたり先に使っちゃう可能性あり
>>827 の最終回を予想。
1.中ボスを倒し「戦いはこれからだ!」とみんなで叫ぶ。
2.包帯少女の首を絞める
3.ロケットで突き抜ける
4.世界が一周する
5.右手の恋人が元に戻る
さあ、どれだ!(ありえません
832 :
827 :05/02/25 15:15:45 ID:xej62cUw
>>831 6.主人公ニュータイプ化
え、ええええぇぇぇぇぇ!?
|∀・) 誰もいない…お祈りするならイマノウチ 神様、神様、狐耳と狐尾の復権がありますよーに(パン、パン)
ゼキさんの再降臨を激しく希望します
イリア姫の再降臨を…………
セシル様復活祈願
アズカ様を・・・・・・
シロウ先生・・・(というかもっと男のご主人様も増えれ〜)
ここは神社の絵馬なインターネットですね
ソラさん、まだですか〜
質問です。 一つネタ考えてるんですが、ある要素を取り入れるかどうか迷ってます。 そこで、皆さんに聞きたいんですが… 801はだめですか? (ちなみに女装獣人(猫)と普通の人間です。) 男の主人が必要かと思いまして…
ちょっと、それは流石に………。
>841 残念だけどスレ以前にそもそもこの板全体の気風として 男×男装の麗人 男が女に犯される ふたなり 百合 攻めの女キャラを男体化した上での 男×女 受けの男キャラを女体化した上での 男×女 までがギリ限界範囲(そしてそれでも女体化やふたなりは風当たりが強い) 801は雑談で話題に出すだけでカエレ言われる
便乗質問。 女装獣人(男)×ヒト(少女)はありですか?
>844 超アリ。 つーか、読みたいのでカモン。
ふむ。やっぱ無理か。(かなり個人的な趣味だしな…)
という事なら、
>>844 のネタをもらってもいいかな?(コラ
>>843 こちむいには801もあったし問題はないとは思うがな。
板としてはカエレいわれてるかも知らんが、少なくともこのスレではそんなことに
はならんと思うが。
>>841 と言うわけで俺は取り入れてもいいと思う。
とはいえ、こちむいのあれは、話全体のうちで決してメインではなかったから。
849 :
844 :05/03/04 03:07:34 ID:MKtx7q79
需要はありそうなので …えっと、魚でいってきます。
>>843 んなこと言ったらへたれさんの火蓮と悠希の話はどーなるっ!
>843 ごめん。何を勘違いしてこんな訳わからんこと言ってしまったんだろう・・・疲れてんのかな・・・ とりあえず逝っときますね。
問題なのは、その話が面白いかどうか 面白ければ受け入れられるだろうし、『先ずは書いてみる』という姿勢で良いんじゃないかな?
おもしろければなんでもありではなかろうか
まあ、他の職人さんのキャラを勝手に使う以外は何でもありだと思う。 ・・・・・・ 「使っていいですよ」って職人さんはいるのだろーか?
>>854 みんな現在進行形の話で、
しかも殆どお相手がいるのに、
使いにくいよ。
>>854-855 その、うちのカモシカ姉妹+キメラっ娘なんかでよろしければご自由にお使いいただいてOKです。
801はちとアレですが、百合くらいなら。