GetBackersの女子キャラでハァハァ

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1名無しさん@ピンキー
奪還屋の女子キャラでハァハァしたいスレ
エロ無しでも萌えありなら基本的にOK
士マドや鏡卑などの王道CPから、まさかこんなと思えるCPまで
ハァハァするSSや萌え話でどうか一つ
22:04/08/12 19:15 ID:8KR367Qq
2
3名無しさん@ピンキー:04/08/12 21:28 ID:52Ks6a6z
奇羅羅と銀児希望!
4名無しさん@ピンキー:04/08/12 22:49 ID:3FiRMJtB
4
5名無しさん@ピンキー:04/08/13 00:05 ID:8ioJ4xon
赤屍×卑弥呼
鏡×卑弥呼
銀次×卑弥呼
蛮×卑弥呼
蛮×ヘブン
奇羅羅×銀児
王道カプ的にはこんな感じかな?
赤屍×卑弥呼書きたいな。
同士は居るのでしょうか
6名無しさん@ピンキー:04/08/13 00:21 ID:FZKh+MPV
氏ね
7名無しさん@ピンキー:04/08/13 00:35 ID:j61VSDQj
朔羅希望
8名無しさん@ピンキー:04/08/13 04:22 ID:nMlto4WR
ヘヴンがいいな
9名無しさん@ピンキー:04/08/14 00:35 ID:VKTWjUou
波児×へブンというのもあり?
10名無しさん@ピンキー:04/08/14 00:57 ID:ZvC+uU0A
レナもいいと思う
11名無しさん@ピンキー:04/08/14 01:23 ID:SEBbj9cW
朔羅と十兵衛は?
12名無しさん@ピンキー:04/08/14 09:16 ID:jlPi5Add
朔羅とマクベスは?
13名無しさん@ピンキー:04/08/14 23:57 ID:VKTWjUou
クレイマンと銀児とか、飛び蜘蛛と銀児とか 

でも、銀児と誰かだと純愛にしかならない気がする。博愛の人だから
14名無しさん@ピンキー:04/08/15 00:01 ID:bvI1T4vQ
そう言う時には不動の出番でしょうか?
なんと言っても欲の塊だし
でも蛮しか見てないから無理か
15名無しさん@ピンキー:04/08/15 00:11 ID:5VWZnGnu
誰とでも絡めそうなのっつうと、蛮くらいなもんか・・・・
不動は蛮への欲のはけ口に手当たり次第に陵辱してそうだな
>>5
自分卑弥呼スキーだから卑弥呼受けキボンヌ
16名無しさん@ピンキー:04/08/15 02:56 ID:bvI1T4vQ
卑弥呼は欲滅香が恐いですよ
17名無しさん@ピンキー:04/08/15 13:28 ID:4Bz7jvK1
レナは元々色々あるから結構いろんな種類のができると思う(家庭教師、義父)
18名無しさん@ピンキー:04/08/15 23:21 ID:cVhIOQ2y
>>16
あ・・・愛があれば・・・・!
もしくは縛って・・・
19名無しさん@ピンキー:04/08/16 00:17 ID:sB1hqc1T
17
その経験から、男なんて嫌! とか言い出したりして
で、夏美か卑弥呼に迫ってレズプレイ
20名無しさん@ピンキー:04/08/16 00:28 ID:sB1hqc1T
即死って30でしたっけ?

とりあえず回避のために書き込み

18 それはすばらしい!
21名無しさん@ピンキー:04/08/16 00:34 ID:ttJfD1Gc
即死回避にネタでも一つ。
卑弥呼の毒香水を避けるとなれば、鏡がこっそり視姦もOKなわけだ。
赤屍はもう何しても死なないだろうから縛る必要もないとして、蛮はそのままメロリン街道に走りそう
花月ならばやっぱり糸でしばるとして、十兵兵だったら針で壁に縫いつけるみたいな?
22名無しさん@ピンキー:04/08/16 00:46 ID:ttJfD1Gc
下げる意味がないのでとりあえずage
23名無しさん@ピンキー:04/08/16 00:55 ID:Y6aJ23JR
回避!
24名無しさん@ピンキー:04/08/16 19:00 ID:ttJfD1Gc
即死回避!
レン受けはダメなのか?
25名無しさん@ピンキー:04/08/16 21:26 ID:sB1hqc1T
十兵衛だったら、性欲を刺激するつぼとか知ってそうですねでも
でも卑弥呼の体臭って、くぐつ香だったような・・・ガスマスク必須


26名無しさん@ピンキー:04/08/16 22:23 ID:ttJfD1Gc
>>25
あれは香水を自分に振り掛けてるのでは?
そうでない場合は考えない方向で・・・・
27名無しさん@ピンキー:04/08/16 22:25 ID:KIqAV9NN
彡ミミミミ))彡彡)))彡)
   彡彡゙゙゙゙゙"゙゙""""""ヾ彡彡)
   ミ彡゙ .._    _   ミミミ彡
  ((ミ彡 '´ ̄ヽ '´/ ̄ ` ,|ミミ)) 
  ミ彡  ' ̄ ̄'  〈 ̄ ̄ .|ミミ彡    
  ミ彡|  ) ) | | `( ( |ミ彡
  ((ミ彡|  ( ( -し`) ) )|ミミミ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ゞ|  ) )  、,! 」( ( |ソ   < ここにいるオタクとヒッキーをイラクに派遣します
     ヽ( ( ̄ ̄ ̄' ) )/      \_______________
     ,.|\、)    ' ( /|、
   ̄ ̄| `\.`──'´/ | ̄ ̄`
      \ ~\,,/~  /
28名無しさん@ピンキー:04/08/16 22:28 ID:KIqAV9NN
http:http://wwhttp://www.dd.iij4u.or.jp/~cap/iyan.html w.http://www.dd.iij4u.or.jp/~cap/iyan.html dd.iij4u.or.jp/~cap/iyan.html //www.dd.iij4u.or.jp/~cap/iyan.html
29名無しさん@ピンキー:04/08/16 22:28 ID:KIqAV9NN
30名無しさん@ピンキー:04/08/17 01:04 ID:MEKSfDBj
即死回避完了か?
ポールとレナってどうよ?
31名無しさん@ピンキー :04/08/17 01:32 ID:WTqG5Zof
朔羅とマクベスいい!
朔羅と花月の無限城前の描写ってないけど、どんなだったんだろう?
でもこの二人だと、完全にレズに見える。
女みたいだけどきちんと男してて、朔羅のそばの男を牽制する花月というのもいいかも。
そんな自分は朔羅スキー。
32名無しさん@ピンキー:04/08/17 16:36 ID:br724l4U
花月と十兵衛の思い出はいろいろ語られてるが、そこに朔羅って全く出てこないんだよな
完全にカヤの外というか……一応、十兵衛とは姉弟だからもうちょっと関係あってもいいはずだが
内心、緩やかに801に転がりつつある弟が心配でならなかったりして
33名無しさん@ピンキー:04/08/18 18:20 ID:tjL6611g
心配そうに諭す姉者に、生真面目な十兵衛が『ちゃんと女相手にもできる』なんつって遅いかかるわけか
34名無しさん@ピンキー :04/08/19 15:54 ID:SzUO4Ti6
>>32
そこで姉者が身を挺して...ハァハァ(;´Д`)
35名無しさん@ピンキー:04/08/20 01:23 ID:vmM/NVWW
>>32
姉としては十兵衛が心配だけど、
筧の娘としては仕えてる家の跡取りが弟と、となるとそれはそれで心配だろうな。
ダブルでハラハラして、どっちを更生させようとするんだろうか?
どっちも見てみたい。
36名無しさん@ピンキー:04/08/20 15:51 ID:x+7DTFGQ
昔レナスレってあったよねすぐ落ちたけど
37名無しさん@ピンキー:04/08/20 16:09 ID:l8TbwHjB
朔羅が案外鬼畜に見えるのは私だけですかみなさん・・・・
そしてレンがとても可愛く見えるのも私だけですか・・・?
38名無しさん@ピンキー:04/08/20 18:52 ID:hnCG2IGZ
ここまできてマドカとカオルの名前が出てこない・・
39名無しさん@ピンキー:04/08/21 22:15 ID:U8KF712d
マドカか・・・・・士度意外と絡んでるところが想像できんが、
あえていうならあいつ。名前なんつったっけ。バイオリン盗んだ眼鏡男
40名無しさん@ピンキー:04/08/22 01:05 ID:YWZCkkJt
マドカは蟲憑き状態なら銀次とでもおkかも
41名無しさん@ピンキー:04/08/22 03:27 ID:zhP4J+4/
蟲憑きマドカ見て思ったけど、マドカってエロい体してんな
42名無しさん@ピンキー:04/08/22 18:08 ID:8hvV2/ej
確かになぁ、あのイレズミもイイ感じだ
43名無しさん@ピンキー:04/08/22 22:59 ID:NCdmkr2v
しかし中身はカブトムシ
ヘブンとポールが大人の関係っぽくて好きだ
44名無しさん@ピンキー:04/08/23 01:36 ID:46Xg7OG+
よく考えればカブトムシが「抱かせてやろうか」とか言ってんだよな。
45名無しさん@ピンキー:04/08/23 04:30 ID:0B9tEr7P
頭いいね、カブトムシ・・・・
46名無しさん@ピンキー:04/08/23 06:21 ID:c8SnuCz8
骨のある外骨格だなカブトムシ
47名無しさん@ピンキー:04/08/24 03:17 ID:3JSczPSb
例えば卑弥呼が剥かれて蹲ってるところに蛮が登場して服を貸したりするのは、
王道だが萌えなんだろうか
例えば底に現れたのが鏡or赤屍orその他のキャラで襲われたりするのは、
鬼畜系だが萌えなんだろうか
48名無しさん@ピンキー:04/08/27 01:01 ID:ExAbWaBa
ホシュ
49名無しさん@ピンキー:04/08/28 21:50 ID:dXUBC10H
age
50名無しさん@ピンキー:04/08/30 00:44 ID:K8Tg7xDS
ホシュage
51名無しさん@ピンキー:04/08/31 19:23 ID:9xnMY091
鬼蜘蛛と女郎蜘蛛っていいと思わないか
52名無しさん@ピンキー:04/08/31 21:44 ID:j9owTZif
前に某絵板で銀次と卑弥呼のエロが描かれてた・・頂いた
53名無しさん@ピンキー:04/08/31 23:14 ID:9xnMY091
>>52
羨ましすぎる
54名無しさん@ピンキー:04/08/31 23:18 ID:hewcYnYI
>52
再うぷキボン
5552:04/09/01 01:52 ID:j6l4zyQT
場所書こうと思ったらもう流れているみたいだったんで
どこかうpろだ教えてくれたらうpしますよ(゚∀゚)ノシ
56名無しさん@ピンキー:04/09/01 23:34 ID:rg5+ba2V
>55
うpロダとかよくしらね
とりあえずうpロダのリンク集は知ってるんだが(´・ω・`)
ttp://vitamin.s31.xrea.com/linkv.html
5752:04/09/02 01:24 ID:P8tlBW1z
>>56
ども。適当に借りました
ttp://up.pandora.nu/img/109405576800.jpg
58名無しさん@ピンキー:04/09/02 11:46 ID:zE5ICPJF
>52
トン!
お手数お掛けしますた。
59名無しさん@ピンキー:04/09/02 15:44 ID:1zGqWq1Y
>57
GJ!!
60名無しさん@ピンキー :04/09/04 08:21 ID:+1y8V+24
のーん、もう見れない。。。
61名無しさん@ピンキー:04/09/06 03:51 ID:2ksYeqj9
赤屍×夏美たんとかどうよ!と言って友人にスルーされた事があります。
62名無しさん@ピンキー:04/09/06 18:06 ID:MmskTRfm
>>61
むしろ大好物ですが?
むしろ夏美×赤屍が好きですが・・・
見てくれだけはまともな赤屍にまとわりついて犯されるというシチュも捨てがたい。
職人さんこないかなぁ・・・・ってわけで、age
63名無しさん@ピンキー:04/09/10 20:00:28 ID:kw2rtotA
前スレどこ?確か微妙にあったよな
64名無しさん@ピンキー:04/09/10 20:36:23 ID:p5ncHEWd
関連スレなら生きてるが・・・女体化花月スレが
65名無しさん@ピンキー:04/09/11 06:43:13 ID:tVam0L3Z
女っぽいキャラを女体化して何が面白いんだ!
普段クソエラそーでややゴツめの男を女体化すんのがいいんじゃねーか!

まあ、もともとの女キャラには敵いませんがね
66名無しさん@ピンキー:04/09/11 09:02:20 ID:HrQu7Nbi
正直あそこは長生きスレだからなぁ・・・
何度も立っては落ちてる総合と違って
職人も頻繁に降臨してるし、悔しいけど敵わんな。
67名無しさん@ピンキー:04/09/12 23:01:03 ID:NlM8pqgP
腐女子が集ってりゃ続くに決まってんだろ。
キショイっつーの。
68名無しさん@ピンキー:04/09/13 03:14:14 ID:2FV+D1Eb
そのキショイ腐女子スレに負けてりゃ意味無いわな。
偉そうに喚く前に何か書けよ。

ログ残ってるから見てみたが先のスレにあったエロパロは
ゲットバッカーズの♀キャラを小説で犯すスレ
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1059/10599/1059919180.html
(昔のURLだから今見れるかはわからん)
蛮×ヘブン
薫×士度
クレイマン×夏実
咲羅×MAKUBEX
蛮×卑弥呼
鏡×卑弥呼
卑弥呼レイープ
士度×マドカ
この時の職人さん達はどこへ行ったんだろう・・・。
69名無しさん@ピンキー:04/09/13 10:05:37 ID:cTj88cif
>>67
あっちはあっち、こっちはこっちだろ。
厨臭い発言はみっともないからやめておけよ。

>>68
GJ!だが、過去ログ見れないorz
是非読みたかった。
70名無しさん@ピンキー:04/09/13 10:58:40 ID:EEqGWWU5
>>68のスレはhtml化されてないから繋がらない。
そういうスレはここで見られる。
ttp://eroparo.e-city.tv/


ゲットバッカーズの♀キャラを小説で犯すスレ
ttp://eroparo.e-city.tv/1059919180.html
71名無しさん@ピンキー:04/09/13 19:38:59 ID:sAqiCzHM
赤卑で何か書きたいけれど、これといったシチュがない。
エロ有りに発展するかも微妙だけれど、萌えるかどうかもまだ未定。
72名無しさん@ピンキー:04/09/13 22:00:18 ID:cMiXmZ0v
>>71
赤卑は萌えるがエロに発展させにくい気がするな。
なんていうか主に赤屍の性癖の問題で。

仕事で思い切り殺しまくった後の盛り上がってる時狙いか?
73名無しさん@ピンキー:04/09/13 22:07:24 ID:sAqiCzHM
確かに、性癖が……
キャラ壊し方向で持っていって、クールではなくただの天然異常性癖とすれば、けっこういろんな方向にもっていけるかな?
殺しは好きですが女性も好きですとか何とか。
むしろヤった後に殺してそう……
それを防ぐために卑弥呼が見を呈して……?
く、なぜあんなにもホモなんだあいつは
74名無しさん@ピンキー:04/09/14 00:21:38 ID:YR9p2R2C
>>73
女抱くより、死体の生産が好きそうなのはホモとちがうだろ。

2時間ほどテキストエディタとにらめっこした結果
俺の赤卑はどう頑張っても少女漫画的漫才カップル以上は無理ぽ。

まだアニメ版の女子どもには比較的紳士だった赤屍路線で
>>62のシチュではないが、レナのコーヒーで赤屍を昏倒させて
おもちゃにしようとしたら逆に・・とかの方が妄想の広がる余地が(ry
75名無しさん@ピンキー:04/09/14 05:12:48 ID:0dNvII/F
どうしてもバネと攻めが頭の中で結びつかないんだよなー。
来るものは拒まなさそうなんだが。どんな女がバネに手ェ出すっつーんじゃい
76名無しさん@ピンキー:04/09/14 07:07:57 ID:WLcL1Yp7
じゃあ、蛮にからかわれて処女脱却の決意を固めた卑弥呼がちょうどいい相手としてバネに・・・
77名無しさん@ピンキー:04/09/18 15:46:57 ID:foA8PlYp
微妙に銀卑とかどうだろう。卑銀?
78名無しさん@ピンキー:04/09/22 21:23:24 ID:JSW70Zii
銀卑と卑銀の違いって何?誘い受け?
79名無しさん@ピンキー:04/09/23 11:20:10 ID:ZTnKuGfW
襲い受とかは?
80名無しさん@ピンキー:04/09/23 14:07:07 ID:ZRAzGzXF
名前で前に来るほうが責めだったな確か
81名無しさん@ピンキー:04/09/24 22:09:43 ID:sLS0govs
卑弥呼が銀次を攻めてどうする
82名無しさん@ピンキー:04/09/25 12:22:47 ID:N3UVB5Ou
>>81
いやなんとなく思い浮かんだだけ。ごめん
83名無しさん@ピンキー:04/09/27 00:41:01 ID:kbhl54wZ
レナスレなんかあったっけ?
84名無しさん@ピンキー:04/09/28 23:00:51 ID:mxf2yo6j
>>79
襲い受けってどんなの?
誘い受けと同じ?
85名無しさん@ピンキー:04/09/29 01:14:36 ID:wCIxYava
>84
勝手な解釈だけど、
誘い受けは、相手をその気にさせて行為にいたるので、
始まりは受けが積極的でも、途中で立場が逆転しても構わない

襲い受けは、相手がその気にならないまま行為にいたるのでは?
要するに逆レイプ。どうやるのかはよくわからないけど。
もしくは、誘い受けよりも乱暴・暴力的な受け、ってことかな?
86名無しさん@ピンキー:04/09/29 15:40:31 ID:SR1ElGgc
銀次卑弥呼見てえ。
蛮ヘヴンがくっついて傷心の卑弥呼を慰める銀次とか。
で次第にラブラブに。
87名無しさん@ピンキー:04/09/30 01:27:05 ID:9wJZ1Luc
>86
銀次も卑弥呼に対して恋愛感情はないんだけど、泣いてる卑弥呼が放って置けなくて慰めて、
卑弥呼が蛮を忘れたい、又は銀次の優しさにほだされて、
銀次も卑弥呼が好きになって・・・
なんて感じ?
88名無しさん@ピンキー:04/10/01 16:53:29 ID:/EZ450lZ
>>87
(・∀・)イイ!!!書いてくれー!
俺は文才皆無なので無理。
89名無しさん@ピンキー:04/10/02 18:02:06 ID:+xXx0cEC
よさそうだな
ごめん俺もムリだけど
90名無しさん@ピンキー:04/10/05 01:37:54 ID:AmQAft9U
87です
単にシチュエーションを思いつきで書いてみただけなんです
他の設定とか、前後とか、肝心のシーンとか、他は全然なんです
期待させてしまったのならすみません
このシチュエーション、よかったら誰か利用してください

ってか、最初に思いついたのは、マクベス×朔羅だけど
↑より細かく想像したんだけど、やっぱり書けなかった
文才ないし、Hが言葉にできなかった
・・・もし書けたらうpするかもしれませんが、可能性は少ないかと
読んでいいと思えなきゃ人様には見せられませんので
91名無しさん@ピンキー:04/10/13 01:32:59 ID:Bis7Feyk
mitai...
92名無しさん@ピンキー:04/10/21 17:48:53 ID:3Ua58Kf8
あげ
93名無しさん@ピンキー:04/11/10 00:54:14 ID:xncAPAX5
>>1にも書いてあるし、このさえいエロなしの萌え街道を突っ走ってもいいきがした。
94名無しさん@ピンキー:04/11/14 22:00:10 ID:rto1QNC/
>>93
萌え街道を走っても人がいない気がするが。

最近の展開で、赤屍×マリーアは面白いんじゃないかと思った。
協力を依頼しにいったときに金じゃなくて体で払わされるとか。
普段高飛車な赤屍がマリーアに手玉に取られて
いいようにされているシチュにちょっと萌えてみる。
95名無しさん@ピンキー:04/11/14 22:37:32 ID:dt/ggGwT
>94
激しく萌えた
ご奉仕される側のバネがマリーアにご奉仕か
いいよいいよ〜
96名無しさん@ピンキー:04/11/16 12:54:54 ID:LbznEDrn
邪馬人×卑弥呼で萌えてみる。エロなし

「卑弥呼ー…」
 兄貴は暗闇の中で拗ねている。電気を消したらそのまま普通に寝れば良かったものを、
 後ろから抱き付いてくるもんだからあたしが蹴り飛ばしてやったんだ。
 あたしはその隙に毛布を奪って、一人ぬくぬく狸寝入り。
「なぁ、毛布分けてくれ」
 毛布のすみっこを引っ張る兄貴。反省の色ナシ。
 もう少しで眠れそうなのに、耳元でブツブツ呟かれると気になってしょうがない。
仕方ないから毛布から手を出して、情けを請う腕をぺちんと叩いて一言。
「うるさいわよ、変態」
 ……あら、闇の向こうで兄貴が凍る音がしたような。
「……つーか寒いからくっついただけじゃねえか…兄の親愛表現だろ」
「何言ってんのよ、アンタの手は寒いと妹の胸を揉むわけ? 変態の過剰な愛なんかいらないわ」
「いや、妹の成長を願ってんだ。大きくなーれ、って愛を込めて」
「局部的な成長を願うな馬鹿兄貴!」
 アンタ最初っから下心ありじゃないの!!
 腹が立ったので火炎香。あっさり躱されて炎滅香。
「素直に焼かれなさいよ!」
「甘いな卑弥呼」

こうして夜が更けゆく工藤家寝室。

もしまい。
97名無しさん@ピンキー:04/11/17 19:13:23 ID:drJdVBAN
いいよいいよ〜
GJ!
98名無しさん@ピンキー:04/11/21 22:39:36 ID:p49beGGg
age
99名無しさん@ピンキー:04/11/21 22:50:12 ID:p49beGGg
↑ミス失礼
ageた上で微妙にエロに発展できるかどうかもよくわからない、
お盆あたりにセコセコ書いてた鏡卑物を投下します。

 仕事を終えて、帰宅。
 ケガも無く、報酬も受け取り、何より深夜にならない内に帰りつけた事に、卑弥呼は上機嫌
だった。
 何故か家まで送ろうとする赤屍を馬車に押し付けて、自分だけタクシーに乗り込んだのが幸
いしたのかもしれない。
 奇妙な開放感に上機嫌のままドアを開けると、エプロン姿のホストが居た。
「やぁハニー、早かったね! 僕のためにこんなに早く帰ってきてくれるなんて嬉しいよ!」
 豹柄のワイシャツに白いスーツ。その上から卑弥呼のエプロンという恐るべき格好である。
 唖然としている所を抱きすくめられて、また硬直。疲れた頭に強烈過ぎたエプロン姿のホス
ト野郎に、卑弥呼の思考は完全に真っ白になっていた。
「疲れてるみたいだねハニー。ご飯にする? お風呂にする? それとも僕? といっても、
用意が出来てるのは僕だけだから選択肢は一つしか……」
「どこから沸いたこの害虫」
 理論思考無しに吐き出される防衛本能はきつい。鼻先に突きつけられた欲滅香に、今まさに
重ねんとしていた唇を引っ込め、鏡はそれでも笑顔を崩さずに卑弥呼の額をちょん、と人差し
指で軽くつついた。
100名無しさん@ピンキー:04/11/21 22:50:38 ID:p49beGGg
「照れ屋さんだなぁ、ハニーは」
 ホストの大原則1。落とす前の客には何があっても怒らない。
 この男の場合、例え落とした後でも怒るということは無いのだろうが、奇妙な態度の変化が
ありそうで違う意味で恐ろしい。
 縄と鞭を鞭出して『縛って☆』とか言われたらどうしよう。
 落とされる気などかけらほども無いくせに、奇妙な想像をして卑弥呼はげんなりして額を抑
えた。
「って……そうじゃないでしょ! あんた何勝手に人の家に上がりこんでんのよ! 鍵
は!?」
「そんな物かかってたかい?」
「掛けたわよ当たり前でしょ!? ちょっと! 何奥に進んでんのよ、帰りなさいよ!」
 卑弥呼の怒りを完全に無視して我が物顔でキッチンに引っ込んだ鏡を追って、卑弥呼はバタ
バタと足音を響かせてキッチンに飛び込んだ。
 テーブルの上に置かれていたのは、山のような……山のような……
「なに……それ……」
「お・は・ぎ」
 最大級の笑顔で宣言した鏡は、その山と積まれたおはぎを一つ小皿にとって、卑弥呼の前に
差し出した。
「僕がハニーのために心を込めてつくったんだ。さぁ、遠慮しないで食べて食べて」
「いらないわこんなもの」
 直行でゴミ箱へ。
 ぼたりと重たい音を立ててゴミ箱に消えたおはぎを暫くみつめ、鏡は何事も無かったように、
次の皿を卑弥呼の前に差し出した。
101名無しさん@ピンキー:04/11/21 22:55:43 ID:p49beGGg
「落っことしてしまったみたいだね。はい、たくさんあるから気にしないでいいんだよハニー」
「いらないっつってんでしょ!? あんたが作ったものなんて怪しくて……!」
「はい、あーん」
 何かを食べさせようとしている人間の前で、大口を開けて怒鳴るのはNGだ。
 怪しくて食べられるわけがないと叫ぼうとした口にぽい、と丸々一つを放り込まれ、卑弥呼
は悲鳴を上げたいほどの衝撃に刈られながら必死になって米とあんこの塊を飲み下した。
「喉に詰まって死んだらどうしてくれんのよこの腐れホスト!!」
全くである。愛があるのならば箸で一口サイズに切ってから口の中に放り込め。
「ハニー、こんなところにあんこがついてる」
 怒鳴ったその口の端をぺろりと舌先で舐められて、卑弥呼は今度という今度は絶叫した。
 
誰か続きを書いてくれると悶えて喜ぶ
書いてくれないと悶々としながらガンガッテ続ける
102名無しさん@ピンキー:04/11/21 23:02:57 ID:LqhqDkgv
ラブコメか。ちょっと期待

少なくとも俺には続きなんて書けないから頑張れ。
俺にできるのは鏡の中の卑弥呼が卑弥呼の愛する男を殺すことを想像して
(;´Д`)ハァハァしてる姿を妄想するぐらいだよ。
103名無しさん@ピンキー:04/11/21 23:47:26 ID:SQ5Gn+Ei
おはぎ……攻めどころが渋いな、ホスト。
エロでなくとも続き待ってる。悶えてガンガレ!
104名無しさん@ピンキー:04/11/28 01:10:38 ID:EQyHn+KP
わっ
105名無しさん@ピンキー:04/12/05 20:52:47 ID:SJdJ+ira
保守上げ
106名無しさん@ピンキー:04/12/09 18:04:48 ID:pIswYLuo
名前忘れたけど、夏彦達兄弟の中の女が良かった
107名無しさん@ピンキー:04/12/09 18:45:21 ID:n6rqXD7H
きららだっけ?
108名無しさん@ピンキー:04/12/17 14:59:28 ID:Q0PT/Kcq
夏美の需要少ないなぁ…(´・ω・`)

銀夏とかポール夏とか見てみたいとか言ってみるテスツ。
109名無しさん@ピンキー:05/01/06 03:25:30 ID:A8Togzw/
花月×卑弥呼とか言ってるのは、自分だけ…
110名無しさん@ピンキー:05/01/06 21:30:55 ID:ToU86ItC
花月を黒い野郎に仕立て上げれば、レンとのステッキーな絡みが演出されると思いたい。
そういえば花月が卑弥呼の裸見て服を貸していたような……
111名無しさん@ピンキー:05/01/08 04:52:39 ID:AHyVdsKj
>>110
そう、そのシーンで萌えたんだよ。
卑弥呼を騙して襲いかかる…
言ってみただけだけど
112名無しさん@ピンキー:05/01/10 17:44:58 ID:JVbJan1q
鏡×卑弥呼の小ネタとか投下してみる


「やぁハニ〜vご機嫌いかがかな?」
「…なんでアンタがウチの電話番号知ってるのよ…!」
 美しく褐色に焼けた肌に、ぴきりと血管が浮き出る。
 驚きよりも先に怒りを覚えるのは、この相手への卑弥呼の習性のようなものだ。
「マクベスから教えてもらった(?)よ。
 あぁ、でも声を聞いているとますます会いたくなってしまうな…!」
「だったら聞かなきゃいいでしょう!切るわよ。」
 怒鳴るように言った直後、卑弥呼の耳に信じられない言葉が飛び込んできた。
「―1人寝の寂しさを、あんなふうに紛らわしているのに?」
「…っ!」
 耳に付く、甘そうな声に、背筋が凍りつく。
「胸が弱いんだね。それと、耳かな?髪がかかるたびにくすぐったそうにして…」
「な、に言って…!」
「指は少しずつ入れるんだね…自分で自分をじらすなんて…」
「…っ言わないでっ!アンタ、あたしの部屋に…!」
 卑弥呼の手が震える。
 けれど男は、きっといつもの笑顔を浮べているのだ。
「…そうだよ、だから。鏡を見つけたかったら、僕の言うことを聞くんだね」
「…!」

 選択肢はない。
 今まで気付かなかった物を、今から探して見つけることが出来るだろうか?
 できたとしても、それは何日後のことかわからない。
 その間、ずっと彼女は見られ続けているのだ…。
「…何を、しろって言うのよ…」
「いい子だね、ハニー。大丈夫、そう難しいことじゃないさ」
113名無しさん@ピンキー:05/01/10 17:54:17 ID:JVbJan1q
 猫なで声が、気に障る。
 その気に障る猫なで声で、彼は彼女を追い詰める。
「昨夜していたことを、もう一度してくれればいいんだよ」
「何っ…!」
「恥ずかしがることないじゃないか、僕はもう、全部知ってるんだから」
 好きでもなんでもない、むしろ嫌悪の対象である男に、自慰を見られていたという事実。
 その事実に怖気が走る。
 けれど今、この要求をのまなければ、さらに苦痛を引き伸ばすことになる。
「…あんたには今、あたしの姿が見えてるのね…?」
「さぁ、どうだろうね?
 どちらにせよベットでなければやりにくいだろう?」
「…そう、ね…」
 目眩がした。自分は何をしようとしているのだろう。
 あの男が約束を守る保障などどこにもないのに―

 それでも卑弥呼は、ベットに向かった。

+ + +
すんません、とりあえずここまでです。
一人エチーと言葉責めになる、予定…
114名無しさん@ピンキー:05/01/11 00:31:05 ID:ZFEVD/Ut
いいよいいよ!
果てしなくGJ!
115名無しさん@ピンキー:05/01/11 21:22:42 ID:lrTiCLOZ
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
この時点ですでにハァハァ。
続き楽しみにしてます!
116112:05/01/12 01:51:21 ID:2JtQr0Mm
鏡×卑弥呼続きです

+ + +

「ハニー、僕も連れて行っておくれよ。甘い甘い愛の巣へv」
この状況にあっても、この男の軽さは変らない。それが無性に、頭にくる。
恐怖や嫌悪さえ押しのける怒りに、思わず卑弥呼は受話器を置こうとする。
「やめるのかい?そうか、ずっと僕に見ていて欲しいんだね。あんな姿を…」
「…やめない、わよ…あんたに監視され続けるなんてまっぴらだわ」
どうしようもない、選択。
くらくらする頭を押さえて、ベットに腰掛ける。
「…約束、守ってくれるんでしょうね…?」
「もちろんだよハニー。僕がそんな男だとでも?」
もはや返す言葉も浮かばない。諦めのため息とともに、卑弥呼は服を脱ぎ始めた。
117112:05/01/12 02:02:17 ID:2JtQr0Mm
白っぽい服の中から出てくるのは、小柄で、細く引き締まった体。
絹のように滑らかな黒い肌には、彼女の生きてきた証のように、いくつかの傷跡が残る。
その表情は静かに、怒りとも羞恥とも取れる朱に染まって、ひどく不自然な無表情。
「綺麗だね…その肌に触れるのが、君自身の手だなんて」
「黙って。あたしは昨夜と同じことをする、あんたはそれを眺める、それでいいはずでしょう?」
クッ、と小さく笑う声が聞こえたようだった。
「もちろんそうさ。けれど触れることすら適わないんだよ?
 せめて愛の囁きくらい、君に届けさせてくれよ」
それはつまり、彼女は決して彼の存在から解き放たれない、ということだ。
けれど、どんなに男が卑怯であろうと、彼女が置かれている立場も、取るべき行動も変らない。
彼女も、それは分かっていた。

細い指先が、形の良い胸をなぞる。
「ん…は、ぁっ…」
柔らかくもみしだきながら、掌でその先端をこねるようにして、少しずつ快感を高めてゆく。
もう片方の手は太ももの内側をゆるゆるとなぞり、決して核心には触れない。
「は…ん…っ」
118112:05/01/12 02:12:14 ID:2JtQr0Mm
見られている、という自覚が、嫌でも頭から離れない。
致し方なくそばに置きっぱなしの受話器から、何故かしっかりと男の声が聞こえるのだ。
「可愛い声だね…もっと、きかせてくれないかな」
答える気はない。けれどこの異常な状況に、彼女の体はたしかに反応していた。
普段ならもっと時間を必要とするのに、今日に限って、すでに蜜が滲み出しているのだ。
興奮している、などと思いたくはない。けれど、確かに。
淡い茂みをかき分けて花弁を割れば、それはすぐにわかった。
しっとりと甘く濡れそぼったそこに、指を這わせる。
「んっ、ん…あ…!」
頭を出しかけていたクリに触れてしまい、思わず声が出る。
「おや…昨日より感じてるみたいだね…?」
クスクスと笑う男の声が、まるで耳元で囁かれているように感じる。
そんなのは気のせいだとわかっているのに、耳から弱いしびれが走る。
それが嫌悪なのか、快感なのかわからないまま。
呼吸を乱し始めた少女は、行為を続けるしかなかった。

+ + +
今日はここまでです。エロってむずいでつね…orz
119名無しさん@ピンキー:05/01/12 21:08:12 ID:TytKHPxa
GJ!!
120112:05/01/13 21:22:17 ID:j60X6QlY
鏡×卑弥呼続きです
そろそろエロさを増したい今日この頃。皆様お風邪など召しませぬよう。

+ + +

不自然なほど体が熱くなっているのが分かった。
息も、まとまらない。
ねっとりと濡れた手で自分の胸をまさぐりながらも、羞恥と嫌悪に、瞳が潤む。
「ん…ぅっ…」
けれど、濡れそぼったそこは疼いて、早く、と急かす。
今にも指を入れてしまいたい。のぼりつめたい。けれど、まだ。
「あ、はぁっ…」
高い声が、漏れる。
声を出したくはない。あの男に、聞かれているから。
「声、我慢しなくていいんだよ?
 君は自分の手で気持ちよくなってるんだから、ね。
 そう、もっとそこをいじめてごらん…」
聞きたくない。聞きたくない。でも、どうしても。
体の求めるものを、彼は的確に指摘する。
しっかり硬く立ち上がった胸の先端を、強くつねる。
「くぅ、んっ…あ、ぁ…っ」
頭を振ると、涙がこぼれた。
男は黙ろうとはしない。
「かわいいよ、ハニー。
 そんなに気持ちいい?」
「ん、う、るさ、いっ…」
121112:05/01/13 21:32:57 ID:j60X6QlY
受話器から聞こえてくるはずの声が、耳元で聞こえる。
甘い甘い、低い声は、しだいに彼女の脳を浸食してゆく。
「素直じゃないね、下のお口は素直なのに。
 ほら、もうぐしょぐしょじゃないか。もう一度触ってごらん?」
従う気などないのに、手はそこへと下りていった。
花弁を開くと、とろりと熱い愛液が指を濡らした。
もう、我慢できない。
濡れた指先でクリをなで、こねる。
「ひ、う、んっ…はぁ、あぁっ…んっ…やぁっ」
ビクビクと、強烈な快感に体がしなる。
「…ほら、自分でちゃんと剥いてごらん?」
囁くような声が響くたびに、耳もとから快感が走る。
「はぁ…や、できるわけっ…んっ…」
指の動きはとまらない。愛液を塗りつけては、クリを弄ぶ。
「だって、君は一人でよがっているんだよ?
 僕がしてあげられないんだから、仕方ないだろう?」
122112:05/01/13 21:59:31 ID:j60X6QlY
あざわらうように、言い捨てられて。
とろりとうつろな瞳で、卑弥呼は自分の局部に目をやった。
そっと触れるだけでも、背が反り返りそうになる。
体がはねる。息が荒くなる。嬌声が漏れる。そうして。
「きれいに剥けたね…でも、入れなくていいの?」
クリだけでいこうとしていた卑弥呼に、まるで自然に言い放つ。
「入れたいでしょう?
 少しずつ埋めていって、内側をこすって、気持ちいいところをいじって…」
「は…ぁ…っはぁっ、は…」
淫靡な言葉が、脳まで熱くする。やめられない。

はやく、はやく、入れて、かき回して、奥まで、イキたい。

+ + +
深夜に来れたら来ます…。
レポート終らんorz
123112:05/01/16 01:22:35 ID:tXNwj7qT
人いない…投下するならイマノウチ(AA略
というわけで、鏡×卑弥呼続きです。

+ + +

「はぁっ、はぁっ、はっ…」
呼吸が激しくなっていって、鼓動も早くなっていって、耳まで響くようで。
汗もとめどなくて、火照った体も、疼くアソコも、どうしようもなくて。
甘美な麻薬に犯されて、思考は中断されている。
ぬるり。
指を這わせるだけで、背筋をかけあがる快感。
柔らかく厚みのある花弁を押し広げて、指先を強く押し当てる。
「はぁ、はぁっ…ん、」
爪の先が、周辺の肉に軽く食い込む。痛みと快感に、声が漏れる。
「あぁっ…!」
124112:05/01/16 01:23:51 ID:tXNwj7qT
「あぁ、だめだよ傷つけちゃ。大事なトコロなんだから」
すっかり忘れていた男の声に、動きが止まる。
「っだまって…て、よ…はぁっ…」
潤んだ瞳で、上気した頬で、しっとりと濡れた肌で、そのうえ肩で息をしながら言っても、凄味はない。
なによりいつもより高くかすれてしまっている声が、たまらなく色っぽい。
たかが16の小娘が、相手もいないのにこうも乱れるとは。
鏡は嘲笑に近い笑いを悟られないように、声を落とす。
「君がそう言うなら少しだまることにするよ。
 さあ続けて。ただしその綺麗な爪で大事なところを傷つけないようにね」
返事はない。
卑弥呼はそっと、指を差し入れた。
「ん、は…あっ…」
指に絡みつく自分の肉壁。その間に満ちている粘液。自分自身の体温。
自らに与えるだろう快感を予想させるそれらに、安堵に似た気持ちが湧く。

第一間接を入れただけでは、まだ浅い。
浅いけれど、そこにも彼女のGスポットはあった。
掌でクリを押しながら、そこを強くなぞる。
「ん、あ、あぁっ…あんっ…!ん…!」
体がこわばる。まだ経験のない彼女には、こういうときにどうすればいいのかがわからない。
硬くなった体とは反対に、指先は柔らかく、ときに強く刺激をくりかえす。

+ + +
今日はここまでです。遅筆ですいません…
125名無しさん@ピンキー:05/01/16 15:41:36 ID:tU+l12Ec
ハァハァハァハァ
ひ、卑弥呼タン可愛いよ卑弥呼タン!
126112:05/01/17 00:39:27 ID:H0NRPahm
全然小ネタじゃなかった、とか今更気付いたり。
さらに後の展開まで考えてたり。
中の人はそれどころじゃなかったり。
人少ないけどコメントいただけたのでがんがります…。

+ + +

「あぁっ、ひっ…んぅっ…!」
上り詰めようと、さらに奥深くに指を差し入れて、ぐるりとかき回す。
指の腹で柔らかな内壁を押すと、弾くように反発してくる。
細い指一本では満足できないとでもいうように、その指をからめとる収縮は、彼女を奥へ奥へといざなう。
「ふ、あぁっ…はぁっ…」
気をつけてはいたが、爪で中をひっかいてしまい、痛みと、それ以上の快感にのけぞる。
「ねぇ、ハニー。」
そんな彼女に何の気遣いもなしに、黙っていると言ってはずの男が問いかける。
その笑みは、間違いなく確信犯のものだ。
「昨夜は誰のことを考えてたんだい?」
「っ…なに、いって…はぁっ…」
反射的に言い返す少女の声は、やはり高くかすれている。
127112:05/01/17 00:40:19 ID:H0NRPahm
「あぁっ、ひっ…んぅっ…!」
上り詰めようと、さらに奥深くに指を差し入れて、ぐるりとかき回す。
指の腹で柔らかな内壁を押すと、弾くように反発してくる。
細い指一本では満足できないとでもいうように、その指をからめとる収縮は、彼女を奥へ奥へといざなう。
「ふ、あぁっ…はぁっ…」
気をつけてはいたが、爪で中をひっかいてしまい、痛みと、それ以上の快感にのけぞる。
「ねぇ、ハニー。」
そんな彼女に何の気遣いもなしに、黙っていると言ってはずの男が問いかける。
その笑みは、間違いなく確信犯のものだ。
「昨夜は誰のことを考えてたんだい?」
「っ…なに、いって…はぁっ…」
反射的に言い返す少女の声はやはり高くかすれている。

+ + +
毎度少量投下ですいません。
そして長々とお目汚しすいません…。
128112:05/01/17 00:41:40 ID:H0NRPahm
ぎゃあ投下ミス!修正です↓

+ + +

見られている、という事実に改めて気が付いて、すでに早鐘のようになっていた鼓動がより早くなる。
「何も考えないで、ただ気持ちいいことをしてたって言うんだね?
 ふぅん、淫乱なんだね」
「…っ!」
自分の指を感じながら、男の声に耳をそばだてている自分がいた。
「否定しないんだね。でもおかしいなぁ。
たしかに昨夜は、誰かの名前を呼んでるみたいだったけど?」
クスクスと笑う声が、羞恥心を煽る。
「やめて、あたしは…っ昨夜は、たまたま…」
「手がお留守になってるよ。ホラ、もっと気持ちよくなっていいんだよ」
今度は彼女が黙る番らしかった。
止まっていた手を動かして、自分の中を犯し続ける。
けれど男の言葉が気になって、声を出すことができない。

あたし、このまま夢中になってたら―

呼んでいたかもしれない。その名前を。
129名無しさん@ピンキー:05/01/18 01:17:09 ID:BQfNU3Ty
age
130名無しさん@ピンキー:05/01/18 21:41:21 ID:jPV9pnQw
凄い萌えました(*´д`*)'`ァ'`ァ
頑張ってください
131名無しさん@ピンキー:05/01/21 00:16:48 ID:IZ4yy/f3
うあー久しぶりに見たらSSキテタ━━━(゚∀゚)━━━!!
GJ!!続き楽しみでハァ八ァノヽア
132112:05/01/22 01:28:30 ID:3Bks6DGd
ちょっと間が空きましたが、またもや2レス分だけ投下。

+ + +

卑弥呼は考えることをやめた。
考えていたら、きっと悲しくなってしまう。
考えないで、今はただ、自分の痴態を見ている男のことも忘れて、行為に没頭すればいい。
悔しいけれど、今は鏡の言うとおり、快楽をむさぼるのが正解なのだ。
…疼きを満たすだけだ。

くちゅ、と粘りつくような水音が耳に障る。
「ん、は…ぁ」
ゆっくりと指を抜き差しすれば、からみつくような柔らかい壁を感じる。
その間には熱い蜜が溢れていて、中と、指と、その両方が温度を伝える。
彼女しか知らないそこをこするように指をおしつけながら、細い指を出し入れする。
微かだった水音が動きとともに大きくなって、一人きりの室内に響く。
「ん、んっ…あ、はぁっ…はぁっ…」
ぐちゅ、ぐちゅっ…
「ん…ん、ひゃ…あんっ…」
ときおり身体を反らせ、そのたびに指が止まってしまう。
行為に慣れていない少女の息遣いを聞きながら、男は次の台詞を用意していた。
「あぁハニー、そんな可愛い声で鳴かれたら、もう僕はたまらないよ
今すぐ君を抱きしめて、もっと気持ちよくしてあげられたら!」
「はぁっ、いらな…わよっ…んっ」
気の強い卑弥呼は、息を切らせても言い返すことはやめない。
しかしこちらもマイペースな鏡は、つれない返答にもとりあわない。
133112:05/01/22 01:29:53 ID:3Bks6DGd
「僕ならそうだな…まずは耳をなめてあげるよ。それから少しずつ下におりていくんだ
 うなじをなぞって、それからその綺麗な鎖骨を」
わざとらしく低く静かに、彼は言葉を続ける。
「いらな・・・って、ばっ・・・あ」
彼の声が入る耳から、ゾクゾクと快感が走る。
そんな自分は嫌だった。けれどもう、身体は熱くてどうしようもなくて。
頭だって霧がかかったようにはっきりしない。
はやく、いってしまいたい。
「ほら、可愛いおっぱいもいじってあげなきゃ。乳首がいじめて欲しそうにしてるよ」
「やぁ、言わない…でっ…!」
はやく、はやく、いきたい。
こんな快感は、どうしていいのかわからない。
何故か泣きたくなりながら、卑弥呼は必死で指を動かす。
「そこも舌でいじめてあげるよ。優しく舐めて、強く押して…歯をたてたくなっちゃうね。」
「いや、ぁっ…やぁんっ…!」
もう声を抑えることも忘れていた。
彼の言葉に導かれるように、快感を高めていく。

+ + +

>>130
>>131
コメントありがとうございます。
こんなんでもハァハァしていただければ本望…!
134名無しさん@ピンキー:05/01/23 00:55:33 ID:eV3KP5Cc
>>112
全体的に質感描写がすげえ。やべえ。エロいよ!(*´Д`)
135112:05/01/25 01:59:14 ID:rIGiwilB
長々とお目汚しすいませんでした。これでラストです。

* * *

「はぁっ、はぁっ、はぁっ…んんっ!」
息が上手くできない。
波のように押し寄せる快感を、吐き出すのでせいいっぱいで。
「あぁっ、あぁっ…っは、はぁっ…」
ぐちゅぐちゅと、稚拙ながらも指は陵辱を続ける。
零れた愛液が、シーツに染みを作っていた。
「すごいね。アソコ、洪水みたいにびちょびちょだよ。
 気持ち良い?」
「ひ、うっ…あっ…はっ…あぁっ…」
答えることも、出来ない。
声をあげすぎて、口の中が乾いて仕方なかった。
それとは正反対に濡れている箇所を、ただただいじり続ける。
「あぁんっ!あ、あぁっ…」
間断なくあげられる声が、彼女の到達点の近いことを知らせる。
鏡は電話口で冷たく笑ったまま、ひどく優しく声をかけた。
「…イっていいよ。」
「ん、あ、ひゃあぁぁぁぁぁっ!」
布を裂くような悲鳴とともに、ビクリと体が跳ねた。
「よく出来ました。可愛かったよ、ハニー」
136112:05/01/25 02:02:11 ID:rIGiwilB
卑弥呼の紅潮した頬を、涙がつぅとこぼれた。
ぼやけた視界に見えるのが天井だけでよかったと、彼女は何故か安心した。
ぬめる手を伸ばして、ようやく電話を切った。
そして、とまらない涙と荒い息を覆い隠すように、シーツに包まった。
何が自分を泣かせたのかもわからないまま、卑弥呼は眠るしかなかった。

                       ―――END―――

* * *

ほんとに長々とお付き合いくださりありがとうございました。
コメントを下さった皆様にも重ねてお礼申し上げます。
ほんとに力不足で…こんなんでもモエていただければ本望です。
修行しつつ ネ申 の投下を待ってます。ではノシ 
137名無しさん@ピンキー:05/01/26 01:17:08 ID:PmOTKPx6
完結あげ。

乙!禿しく乙!萌え楽しみますた。
ありが豚!!
138名無しさん@ピンキー:05/01/26 02:00:37 ID:/0mjMZjY
神降臨乙。
139112:05/01/27 00:42:24 ID:+pT6ROv6
レスありがとうございます。
神とか恐れ多いですから…。

いつまでもコテもなんなんですが、次回投下時の参考に質問です。
今回のように保守も兼ねてだらだら投下がいいのか、まとめたほうが読みやすいのか…。
レスいただければ幸い。

おはぎの神とか花月卑弥呼とか待ってます…。
140名無しさん@ピンキー:05/01/27 04:26:19 ID:VCDH0hfG
一長一短な気がする。。
書き手のスタイルにも拠ると思うな。
141名無しさん@ピンキー:05/01/27 21:33:51 ID:Dltys8oe
>112
乙!そしてGJ!
激しくハァハァさせてもらいますた。

自分は完結までスレを覗くのが楽しみになるから単発投下でもいいな。
でも職人さんのやりやすい方でいいとオモ。
142112:05/01/28 02:11:46 ID:dtnoTSJR
>>140
>>141
レスありがとうございます。
自分はレスもらいつつの方がやる気出るので細切れ投下になると思います。
そしてゲトバ初心者なので不自然な点はつっこんでいただけると嬉しいです。

では次作投下まで名無しに戻ります。
今回の続きになるかもしれませんが…。
143名無しさん@ピンキー:05/01/28 03:30:54 ID:LJkLwhjz
>112
自作も楽しみにしてるよ。
文章が丁寧だし萌えな卑弥呼だった
がんがってくれ!



微妙に今週のマガジンの話だが

十兵衛と朔羅は幼くして家を出たようなんで
ていうことは、朔羅姉さんが花月と十兵衛の世話をしたわけだ。
育ち盛りの男二人。良家育ちとはいえ、性欲もあるだろう。
そして二人のそばには常に年上の女性が。
花月と十兵衛は、次第に朔羅を見る目が変わってきて、ついにある日…

みたいな妄想をしてみた。
みだらなお姉さんは好きですか
144名無しさん@ピンキー:05/01/28 03:32:42 ID:LJkLwhjz
誤字…
×自作、○次作
145名無しさん@ピンキー:05/01/29 23:00:35 ID:/a/omGy5
卑弥呼の相手だったら
蛮・鏡・花月・邪馬人 etc...
誰が一番萌える?

そして>>143の妄想は襲われ朔羅タソですか。
それとも優しく教えてあげるんですかお姉様。
どっちにしても萌えなんですがどうすればいいですか。
146名無しさん@ピンキー:05/01/29 23:04:59 ID:psd8qwuX
とりあえずその妄想を文章に……
自分は卑弥呼と夏美スキーなんで、この二人ならとりあえず萌え萌えっす。
個人的には、エロなしバカップルでも屍卑が一番萌えですがね
147145:05/01/29 23:38:19 ID:/a/omGy5
文章…台詞しか書けませんorz

そして赤屍を忘れるとは不覚!
赤屍は鬼畜ぽいとモエ
148名無しさん@ピンキー:05/01/30 18:40:35 ID:HkvQ66Iy
こっそりと書き出しだけ投下します。
卑弥呼受けということだけは決定してます。
相手が誰になるかはレスと中の人の気分次第です…


+ + +

「ったく、使えねー」
ぼやく蛮の隣では銀次がタレている。
どうやら仕事でいつものごとくミスをして、いつものごとく報酬をもらい損ねたらしい。
しかしそれはやっぱりいつものことで、波児も夏実もレナも、微笑やら苦笑やらをたたえている。
そんな穏やかな空気に、カランカラン、とベルが鳴った。
ドアを開けて入ってきたのは、ハリウッドにでもいかなければ出会えなさそうな美女。
「ヘヴンちゃん、いらっしゃい」
「いらっしゃいませv」
「あ、あたしにはカプチーノね。
 …それにしてもアンタたちいつもどおりね。ほっとするわ」
店主とウェイトレスのあたたかな歓迎に、ヘヴンは至極嬉しそうに答え、かつ冷静なつっこみを放つ。
「うっせー。お前ももっといい仕事回せよな」
「あら、あたしのせいにするわけ?…と、それどころじゃなかったわ」
ピリピリとした海栗頭をわざと視界の隅に収めつつ、ヘヴンはカウンターに腰掛けた。
その美貌を曇らすように眉間に皺がよって、思わずタレていた銀次が声をかける。
「どうかしたんですか?」
待ってました、とばかりに、かつ蛮の方は見ないふりをして、ヘヴンは重く声を出す。
「レディ・ポイズンがね、ダウンしちゃったのよ」
『えぇ!?』
響いた声の中に、蛮のものは含まれていない。
が、一瞬ピクリと眉が動いたのを、ヘヴンは見逃さなかった。
149148:05/01/30 18:42:59 ID:HkvQ66Iy
「仕事はきちんとこなしてくれたんだけどね。
 風邪気味だったところへ、昨日のあの雨の中の仕事だったから…」
「卑弥呼さん、大丈夫なんですか?」
心底心配そうな夏実の問いに、ヘヴンはかすかに首を横に振る。
「あたしが見た限り、動くのも辛そうだったわね
 一人暮らしってキツイわよねぇ。食事とれるのかしら?」
わざとらしいほど心配そうに言う彼女の話を、食い入るように聞く銀次と夏実。
そして口は出さずにいるが、こっそりと恩人の心配をするレミ。
「心配ですね…」
「うんうん、心配だよね…」
「…で、どうするんだ?」
それまで聞き役に回っていた波児が声をかけたのは、本日ずっと仏頂面の男。
「…なんで俺見んだよ」
その不服そうな声を聞いて、銀次はぱっと顔を輝かせる。
「そうだよ!蛮ちゃん、お見舞いに行こうよ!」
「行こうよってオメー…俺らが行ってどうなんだよ」
「え!?えーと、え〜と…ご飯つくってあげたり…」
「金は?」
「え!?な、ないです…」
「おら、出来もしねーこと言ってんじゃねーよ」
「あうぅ〜」
再びタレた銀次に同情しつつ、夏実が言う。
「でもでも、それじゃ卑弥呼さんがかわいそうですよ
 …私も行きたいですけど、そこまで仲良くもないし…」
「あたしもあくまで仕事での付き合いしかないしね。
 大丈夫かしらねぇ。熱もありそうだったし、長引かなきゃいいけど」
夏実のは本心として、ヘヴンのはわざとだ。
彼女が何を期待しているのかが手に取るようにわかって、蛮はおもしろくない。
150148:05/01/30 18:43:57 ID:HkvQ66Iy
「…仕事って、誰か知り合いと一緒だったのか?」
何を思ったのか、波児がヘヴンに訪ねる。
「ええ、Dr.ジャッカルと一緒よ。
 彼も見舞いに行くようなことを言ってたわね」
彼女は拒否したけど、という事実は口に出さないで。
「…銀次、行くぞ」
おもむろにたちあがった蛮に、思わずヘヴンは笑む。
「え、え、行くってどこに?」
「いいから来いっつってんだよ!」
「イタッ!殴ることないじゃんか〜」
騒々しく店を出て行く二人の背中を見送って、波児はぽつりと呟た。
「…素直じゃないなぁ」

+ + +

とりあえずここまでです。
あとは相手が決まり次第投下します
151148:05/01/30 20:49:38 ID:HkvQ66Iy
つか、これだけだとどう他のキャラが入ってくるんだって感じですよね…
>>112の続きです。
素っ裸で寝て風邪ひいて雨に打たれたってことで…ワカンネーヨ
選択肢は蛮・鏡・赤屍・(銀次)ですかね。
152名無しさん@ピンキー:05/01/30 20:59:20 ID:iWmJXESQ
じゃあ赤屍で
期待sage!
153名無しさん@ピンキー:05/01/30 22:17:54 ID:9cXdUizu
>143
ぜひ、その妄想を文章で!

>148
蛮希望。
そういや、蛮×卑弥呼ってまだだよね?
154名無しさん@ピンキー:05/02/01 01:09:38 ID:jAuQg+Q6
>>148
風邪っぴき卑弥呼タン…!!
看病されながら色んなところから汁を出(ry
穴場銀次きぼんしてみる


実は143です…
二人がかり無理やりでも、お姉様が教えてあげる系でも(・∀・)イイ!な
花月の糸はオイシイ。縛り上げつつ服裂いて、普段ほとんど見えない肌が露出。
逆に教えて☆お姉様なら、ひらひらまとう布が卑猥というかセクシーで。

っていうかこれ以上文章化ムリぽ。妄想しかできねんだ…orz スマヌ...
155148:05/02/01 01:32:21 ID:I0QNn9lL
>>152-154
どうも、レスありがとうございます。

とりあえず赤屍→蛮(→銀次→鏡)、な方向で書いてみます。
悩みどころは操を守り抜くかどうかですw

そして>>154の妄想モエ!
156148:05/02/01 22:00:05 ID:I0QNn9lL
続きです。赤屍登場。
エロまでいってません。
前置き長くなってしまいましたorz

+ + +

―やばい、ベッドまでもちそうに、ない
それが卑弥呼の最後の記憶だった。
高熱と悪寒に身を震わせつつも仕事は終え、なんとか家にたどりついた。
が、そこにたどり着くまでの足も覚束なく、玄関を開けるまでが異常に長かった。
後ろ手に鍵を閉めた瞬間力が抜け、そのまま崩れ落ちた。

それが、おそらくは1時間もしない前のこと。
「――さん」
霞がかったような頭に聞こえてきたのは、なじみのある声だった。
「卑弥呼さん」
くらくらする彼女の頭を抱えているのは、紛れも無いー
「あか、ばね…?」
これでもかというほど黒尽くめの、そのくせ真っ白な肌の男だった。
「なんで、あんたが―」
あたしを抱きかかえてるのよ、と言う前に、赤屍はクスリと笑ってみせた。
「見舞いに行く、と言ったはずですよ?」
必死で記憶をたどると、たしかに別れ際にそんなことを言っていたような気もするが。
「…断ったわ」
そう、確かに彼女は断った。「こなくていい」と。
「けれど『来なくていい』は『来るな』ではないでしょう?だからですよ
 …と、話し込んでいる場合ではありませんね」
言うなり、赤屍は卑弥呼を抱えあげて歩き出した。
お姫様抱っこなど、普段の彼女なら怒鳴ってやめさせただろうが、それどころではない。
気付けば卑弥呼の服は雨に濡れたままで、肌に張り付いてひどく気持ち悪い。
157148:05/02/01 22:02:00 ID:I0QNn9lL
「このままでは治るものも治りませんよ
 ひとまず着替えましょう。バスルームはこちらでいいんですね?」
「ええ…ってちょっと!
 着替えくらい自分でするわよ!いい加減降ろして!」
自分で怒鳴っておいて頭をクラクラさせながら、熱のために赤い顔をさらに真っ赤に染めて抗議する。
「歩くことも出来ないのに何を言ってるんですか
 こう見えても私は医者ですよ?こういうときは医者の言うことを素直に聞くものです」
説得力はある。のだが。
「だからって…あ、あんたに着替えさせてもらうなんてっ…!」
それはまぁ、今までだって戦闘中に服が破れて、裸に近い格好は見られてはいるのだが。
下着までしっかり雨に濡れている現状では、全裸、ということになるわけで。
それはやっぱり少々、というか、卑弥呼にとってはかなりの問題である。
「まぁ、卑弥呼さんがなんと言おうと私はやめませんけどね
 このまま放っておくわけにもいきませんし」
人を平気で、むしろ喜んで殺すくせに、こういうときはやけに優しい。
天野銀次に対する優しさとは違う、どこか保護者じみた優しさ。
それは彼女の、今は亡き最愛の人をも思い出させる。
だから仕事で組むことも断れないのだ―などと、余計なことを考えているうちに、
二人はバスルームに到着してしまっていた。
脱衣所に卑弥呼を降ろした赤屍は、彼女にバスタオルを渡してふと思案した。
「…肝心の着替えを用意していませんでしたね。
 とってきますので場所を教えていただけますか?」
聞かれて、卑弥呼は言葉に詰まる。
パジャマを持ってきてもらうこと自体はかまわないのだ。ただ。
下着というのがまた、自分の体の次に見られたくないわけで。
158148:05/02/01 22:03:18 ID:I0QNn9lL
「…どうしました?」
黙り込んだ卑弥呼の顔を心配そうにのぞきこんだ赤屍は、さらに彼女を赤面させる。
「―私は裸のままでもかまいませんけどね」
「―――!」
最悪の二者択一だ。
「あう、あ…」
ぱくぱくと口を動かしているのだが、声にならない。
そんな卑弥呼を楽しそうに眺めながら、赤屍は言葉を続ける。
「とはいえ熱もありますし、大事にこしたことはありませんね
 持ってきてあげますから、できるだけ水気をふき取っておいてくださいね」
致し方なく、卑弥呼はタンスの一段目を指定した。
出てゆく赤屍の後姿を見ながら、卑弥呼は深く長く息を吐いた。
高熱で身体は熱いわ寒気がして震えは止まらないわ、頭は働かないわ恥ずかしいわで、
もはや何がなんだか、と言うほかない。
力の入らない手でタオルを動かして、なんとか髪だけでも拭こうとすると。
「卑弥呼さーん、下着は黒でよろしいですかー?」
耳を塞ぎたくなるような声が聞こえる。
「もう…なんでもいいわよ…」
頭痛まで併発すると、もう医者だろうがなんだろうが殺してやりたくなる。
ややあって、赤屍は本当に黒の下着と真っ白なパジャマを手にあらわれた。
卑弥呼にはすでにつっこむ気力もないらしい。

+ + +

次回こそはエロにもっていきます…
というか、なんでこんなに赤屍優しいんだろう…
159名無しさん@ピンキー:05/02/02 02:37:43 ID:kfmnYpB/
>>148
卑弥呼が可愛い…可愛すぎる。
悶え死にそうです。
160名無しさん@ピンキー:05/02/02 16:41:17 ID:1SAUHtn+
本誌で卑弥呼が…鏡が…蛮が…!
萌えたけど、はげしく萌えたけど…っ!
素直に喜べないのは何故だろう…
161名無しさん@ピンキー:05/02/02 20:44:39 ID:fOu7/c8n
マジで今週の展開はなー……
なんというか、なぁ……
言葉が出ない。

まぁここでは不安がらず萌えていこうや、できる限りは

162148:05/02/03 00:05:10 ID:1SAUHtn+
今週の展開にキョドりつつ、投下です。
赤屍×卑弥呼。まだエロにいってない、ような。
ほんとに前置き長くてスイマセン。

+ + +

肩で息をする卑弥呼の苦しげな表情にもおかまいなしで、赤屍は無表情で服に手をかける。
「さて、それでは失礼しますよ」
「あ…切り裂くのはなしよ?」
「もちろん、そこまで非常識じゃありませんよ」
どこまで本気で言っているのだろう、この男は。
ぼんやりと痛む頭で考える卑弥呼の服が、ためらいもなく脱がされる。
シャツの下には、無地のキャミソール。
それもはぎとれば、飾り気のない下着につつまれた胸が上下に動いている。
「先に、拭いて」
恥ずかしげに、苦しげに言う彼女の吐く息の温かさが、男の髪を揺らす。
「クス…可愛い方ですね」
「何、言って…は…」
赤屍の手がタオルを滑らせる。
首筋から鎖骨を、肩を、腕を、指先まで丁寧に水気をふき取ってゆく。
「本当に、可愛いですよ。綺麗で、強くて…」
返事をするのも辛い卑弥呼は、何も言わない。
いろんな感覚が鈍っているのに、肌に触れる柔らかな布地の感触だけは、はっきりと感じられる。
もう一方の腕を拭きながら、赤屍は言葉を続ける。
「…弱くて、ときどき憎くも思いますよ」
赤屍は強く卑弥呼の腕を引いて、自分の胸に彼女を収める。
「何の、冗談?」
いぶかしげに問う彼女の身体は、小さく熱い。
163148:05/02/03 00:09:38 ID:VKSuJg7P
「…背中も拭かなければならないでしょう?」
とぼけたように言って、首筋を撫でる。
ピクリと卑弥呼の体がはねたのに気を良くしたのか、赤屍の手はゆっくりと背を滑る。
「…っ!」
ゾクゾクと、悪寒に近いものが背を駆け上がる感覚に、卑弥呼は息を飲む。
力の入らない身体を起すことも出来ず、赤屍の胸にしなだれかかるような姿勢のままなのが、
ひどく恥ずかしく、居心地が悪い。
鉄の匂いが鼻をついて、相手が"あの"赤屍だと改めて思い知る。
ふと、胸の苦しさがとれた。
「ちょっ…!」
「失礼。けれど、ここも濡れているでしょう?」
言いながら赤屍は身体を離して、卑弥呼の下着を取り払う。
さして大きくはない胸は、はねるような弾力が見て取れる。
卑弥呼はそれを腕で隠そうとするが、赤屍に阻まれる。
「いつまでもこんな格好ではいられないでしょう?」
ひどく優しい声で言われて、かえって卑弥呼は頬を染める。
胸を滑るタオルの感触に、いたたまれなくなって目をつぶる。
「…ん、は…」
硬く立ち上がった先端に触れると、ピクリと体がはねる。
そして次の瞬間には、再び苦しげな息が漏れる。
164148:05/02/03 00:10:31 ID:VKSuJg7P
「…愛しさと憎さは、似ていると思いませんか?」
唐突に呟いた赤屍の表情をうかがおうと、うっすらと目を開ける。
涙でにじんだ視界にいる彼は、いつも通りの顔をしていた。
答えなど、出てこない。
「いいから、服…」
しぼりだすように言った卑弥呼の言葉を耳にしながら、赤屍は彼女の身体を床に押し付けた。
「ちょっと、待っ…」

+ + +

本誌のややウトゥな展開に触発されて赤屍がわけわからんこと言ってますね。
次回こそはほんとにエロです。
このあと蛮卑も続く予定…って、どんだけ長くなるんだYO!
本誌でしばらく会えなさそうなので許してください…。
165名無しさん@ピンキー:05/02/03 01:21:34 ID:xkn+g4Dx
>>148
おお!
最近の本誌のふいんきが出てて、でもしっかりエロちっくですね。
卑弥呼タン…敏感なのか(*´Д`)モエー
166名無しさん@ピンキー:05/02/04 00:26:28 ID:EHvmwn30
友人とメッセで萌え話して盛り上がってしまった…。

卑弥呼と鏡の身長差30cm。頭と胸の高さが一緒。とか。
卑弥呼と蛮だと20cmで、あごが頭に乗る。とか。
赤屍と鏡に追い回されて必死で逃げる卑弥呼と、あからさまには感情表現できないけど
割ってはいる蛮、とか。
あまりの鏡のしつこさに泣きそうな卑弥呼を気まずそうに抱き寄せる蛮。とか。

…腐女子同士が萌えを語り合ったら止まらないという事を実感したよ…
167名無しさん@ピンキー:05/02/04 02:06:34 ID:fm8vX71K
今週の本誌の祭蔵を見て、>>143の設定で少し妄想してしまった

祭蔵は朔羅を好きだったが、花月と十兵衛が朔羅を独占していて放さなかった。
一度朔羅に告白しようとしたが、それを花月に邪魔される。
「朔羅は僕と十兵衛だけのものなんだよ」とか言われ、
朔羅もそれを受け入れているようなので引き下がったが、
この時に祭蔵は打倒花月を決意する。
そして、長い時間をかけて手に入れた朔羅を、祭蔵は――

なんちゃって。
まあ、祭蔵は朔羅にそんな思い入れはないだろうけど。
たいした理由はないだろうけど、消息不明な祭蔵と朔羅が連絡ついたのがちょっとひっかかって。
168名無しさん@ピンキー:05/02/04 03:46:56 ID:NFYMA2HV
雨流俊樹と朔羅というのはマイナーかのう・・・
二人の新コスがさり気におそろいっぽく見えたもんでつい。

169148:05/02/05 00:29:36 ID:5wDKe/R0
すいません、1レスだけ投下します。
鏡卑に萌えすぎて赤屍が書けないとか、そんな罠。
+ + +

危険信号は、頭の中で鳴っていたのだ。
ただそれが熱のため鈍って、身体まで反応しなかっただけで。
熱のためだ、触れられただけで感じるなんて―

自分に言い訳をするような思考の中、卑弥呼は腰に巻いていた毒香水に手を伸ばす。
けれど普段よりも緩慢なその動作を許す男ではない。
「つまりね、卑弥呼さん」
毒香水は赤屍の手にとりあげられ、腹部に舌が這う。
「あなたが愛しくて、憎くて、たまらないということですよ」
「わかんない、わよっ…」
卑弥呼は身体を起して赤屍を引き離そうとするが、熱のせいで体の節々が痛む。
そのうえ、力も入らない。
抗うことすらできないまま、巧みな舌の動きに犯される。
「いずれ、わかりますよ」
臍を舐められ、下着ごとショートパンツをおろされる。
外気に晒された下半身から、肌が粟立つ。
ただでさえ上がっている息が、よけいにはげしくなる。
体調の悪さと恐怖が入り混じって、辛い、と漠然と感じる。
けれど赤屍は、嬉しそうに言葉を続ける。
「あなたのこの綺麗な肌を切り刻む瞬間を想像するだけで、それはもう興奮するんですよ。
 そう、滾ってくるのですよ。私の中の”何か”がね」
太ももを冷たい舌が這う。
「い、やっ…」

+ + +
そういや朔羅タソもの現行スレではない…よな?
あとこっそり銀次夏実も読みたい!
誰か書いてくれんかのう。
170148:05/02/05 23:27:15 ID:5wDKe/R0
3レスほど投下します。

+ + +

頭を押しのけようとするが、細い髪が指に絡みつくだけで、微動だにしない。
足を抱えあげられ、秘所がさらされる。
「はぁっ…や、だっ…あかば…っ!」
抗議の言葉は途中で飲み込まれた。
赤屍の舌は彼女の花弁を割って、柔らかくぬめるソコを行き来する。
「っ、そ、こはっ…やぁっ」
吐息に混じる高い声が、彼女の表情を想像させる。
「…どこですか?そこじゃわかりませんよ」
おもしろがるように聞いて、舌を移動させる。
上にいけば、そこには彼女をなかせられるだろう突起があった。
優しく触れて、強く舌を押し当てて、舌先ではじくように舐める。
「ひあっ…!やぁっ…」
ざらざらと舌が這う、初めての感触に、嬌声をあげてしまう。
「いやぁっ、そこ、だめっ…!」
「…ここ、ですか?」
細かく舌を動かしてやれば、そこは硬くぷくりと立ち上がる。
「ひゃ、んっ!!!そこっ…や、おかしく、なっちゃうっ…」
「かまいませんよ。
 どうぞ、おかしくなってください」
言い終わると、今度は舌を尖らせて、ひだの奥へと進ませる。
侵入を阻むような圧迫感と、逆に溢れる蜜の香りが赤屍を誘う。
「い、やっ、やだっ…!」
171148:05/02/05 23:28:37 ID:5wDKe/R0
自分の指しか知らない卑弥呼のそこは、本人の意思とは無関係に扇情的にひくつく。
赤屍の舌は蛇のように、熱を持つ肉壁の中を蠢いて、少女をなかせる。
「ひゃぁんっ…!あ、やだっ…」
気持ちの悪い汗が止まらない。
恥ずかしい声ばかり漏れる。
身体はこわばるのに、力は入らなくて。
悪寒のためなのか、震えが止まらない。
思わず、涙がこぼれた。

ピンポーン

「……」
来客をつげるチャイムの音に、赤屍が顔をあげる。
「…は、ぁっ…」
解放された卑弥呼の口からは安堵に近いため息が漏れ、身体は力なく床に伏す。
「おい卑弥呼!きてやったぞ!」
外から聞こえた声に、卑弥呼は思わず声をあげる。
「蛮!?」
身を起そうとして、頭痛が走る。
赤屍が再び倒れかけた卑弥呼の腕をとって、上体を支える。
「困りましたね。そういえば鍵を壊してしまったんですよ」
「え?」
赤屍にしがみつくような体勢だった卑弥呼は、思わず間の抜けた声をあげる。
172148:05/02/05 23:30:17 ID:5wDKe/R0
「…見せつけてあげましょうか?」
「じょ、冗談じゃないわよっ、はやく、服っ…!」
慌てる卑弥呼の様子がおもしろいのか、赤屍は卑弥呼を抱きしめる。
「ちょっとっ…!」

玄関の外では、イライラした様子の蛮と、それを何故か嬉しそうに見守る銀次がいた。
「おい卑弥呼!…鍵壊れてんじゃねーか。
 この壊れ方…まさか…」
「…赤屍さん?」
蛮の機嫌をより悪くするような銀次の呟きに、やっぱり蛮は機嫌を悪くした。
「冗談じゃねー!おい、入るぞ!」

「離しなさいよっ…!」
赤屍は人の悪い笑みで、至近距離で卑弥呼の顔を見つめて、あっさりと言う。
「嫌です。あまりうるさくするとキスしますよ?」
見上げる卑弥呼はますます顔を赤くして怒鳴る。
「ふ、ふざけて…!」
そして予告どおり、赤屍は卑弥呼の口を塞いだ。
しつこく唇を食んで、彼女を味わっていた舌を差し入れる。
「う、ふっ…ふぁ、むぅっ…」

+ + +

赤屍編、不完全燃焼で申し訳ありません。
ちょっとした修羅場の後、蛮編に入る予定です。
173名無しさん@ピンキー:05/02/06 00:56:20 ID:03njFi3q
148氏>乙です!
赤屍の不明瞭な言葉と態度に(*´д`*)ハァハァ…
蛮卑も楽しみですが、鏡卑も(今作が112の続きと聞いて更に)
楽しみにしておりますー!
174名無しさん@ピンキー:05/02/06 02:15:35 ID:nFIzAYXl
>>148
やっぱ細切れ展開もイイな!
続き楽しみですよ毎度GJ!!
175148:05/02/06 19:03:40 ID:Wlk8be0j
修羅場?投下します。

+ + +

「オイ卑弥呼!?」
怒りに任せてドアを開けた蛮は、床に残る水滴に気付いた。
水滴の続く先は、バスルーム。
「クソ屍!いんだろ、返事しろや!」
靴を脱ぐのももどかしそうに進む蛮に、銀次はついていくのでやっとだ。
…それが幸いした、と、言い切れないこともないが。
バスルームの扉を開いた蛮の目に飛び込んできたのは、裸で座っている卑弥呼を抱きしめて、
執拗にキスを繰り返す赤屍の背中。
「ッ銀次、入ってくんな!」
「へ?」
とりあえずは銀次を制して、そこですっかりプッツンと、蛮の何かが切れた。
「ば、んっ…」
わずかに自由を得た口で卑弥呼が呼んで、ようやく赤屍は振り返る。
「おや美堂クン、血相変えてどうしました?」
クス、といつもの微笑をたたえながら、彼は唾液にまみれた口の周りを舐めてみせる。
「テメェ…!」
狭いバスルームで対峙する男二人と、全裸の少女。
ビリビリと空気を震わせるような緊張感が満ちる。
具体的に冷静にこの状況を理解して楽しんでいるのは赤屍一人で、体調不良の卑弥呼と
プッツンしている蛮と、すっかり蚊帳の外の銀次は、多分色々わかっていない。
わかってはいなくとも、とりあえず蛮がキレたことに変りはない。
「今こそ…汝が右手に、その呪わしき命運尽き果てるまで…」
物騒な声が耳に入るなり、卑弥呼は精一杯の大声で叫んだ。
「いい加減にしてっ!!!」
176148:05/02/06 19:04:29 ID:Wlk8be0j
叫ぶなり自分の頭を抱えて前のめりになる卑弥呼を、赤屍は紳士的に支える。
「…だ、そうですよ、美堂クン?」
「テメェもだろーがっ!
 いいからさっさと卑弥呼を離せ!」
「おや…嫉妬ですか」
「っ、いーから…っ」
口論は止まらない。
「…欲滅香…」
ぼそり、と呟く卑弥呼の手元を見れば、赤屍がとりあげた毒香水の瓶が握られている。
思わず動きの止まった男二人に、彼女は肩で息をしながら言い放つ。
「二人とも、出てって…!」
二人ともってなんだよ、と蛮はうなだれるが、卑弥呼はそれどころではない。
赤屍は今更のように卑弥呼の肩にバスタオルをかけてやりながら問う。
「ご自分で着替えられますか?」
「…とりあえず、あんたは帰って…!」
息を荒くしながらも強い語調で言い放つ様子に、赤屍は撤退を決めたらしい。
「…そうですか。ではお大事に。
 美堂クン、後は頼みましたよ」
自分で散々容態を悪化させておいて、平然と言い放つ。
そんな赤屍を(かなり本気で)睨みつけていた蛮は、ドアの向こうで赤屍と銀次が会話(?)している
声が聞こえてくるなり、卑弥呼の目の前に座り込んだ。
小さな身体は小刻みに震え続けていて、痛々しい。
…けれど、色付いた肌や熱い吐息、潤んだ瞳はどうも、色っぽくて困る。
177148:05/02/06 19:06:26 ID:Wlk8be0j
何より彼女は、全裸なわけであって、いろいろなところが見えてしまうのであって。
思わず凝視しそうになる自分を押さえ込んで、顔だけを見て声をかける。
「…大丈夫か?」
「…出てけって、言ったでしょ…」
拒絶する声にも、力がない。
「…着せてやるよ。寒いだろ」
とりあえず自分がするべきことをしようとして、下着とパジャマをたぐりよせる。
…なんだって黒の下着と白いパジャマなのかは、激しく疑問だが、気にしている場合ではない。
「…いいってば…」
やけに嫌がる卑弥呼にもかまわず、蛮は彼女の足に下着を通そうとする。
「や、見ない、でっ…」
恥ずかしげに言うのが、かえっていやらしい。
思わず、目がソコに向いてしまう。
「…お…」
赤屍に弄ばれていたソコは、濡れたままだった。

+ + +

さて。風邪っぴきなのに卑弥呼は裸のまんまですw
レスありがとうございます。すげーやる気でます…!
鏡までいけたらいいなー…
178名無しさん@ピンキー:05/02/07 14:34:02 ID:jNNLYPwT
>>148
やばいです、出血多量で死にそうです。
卑弥呼が可愛すぎて…
いつも、素敵なSSありがとう
179148:05/02/09 00:28:11 ID:ZwScNnM4
マガジン読んで萎える前に投下しますw

+ + +

そんな想いが、彼の理性なわけだが。
「…っ!」
タオルごしにもぬめるそこを撫でると、彼女の体が小刻みにはねる。
ついでに、つんつんと重力に逆らった彼の髪が彼女に触れると、
それもまたくすぐったそうに身動ぎする。
それがなんというか、理性をどこかへ追いやりそうで。
「蛮ちゃん、俺入っても大丈夫!?」
状況のまったくつかめていない相方の声に、思わず振り返って怒鳴る。
「入んな!そこらで待ってろ!」
思わずため息をつく彼の耳元で、卑弥呼がつぶやく。
「は…蛮、も、いいから…」
熱い吐息の合間に囁かれた声は、やっぱり彼の理性をぐらつかせる。
「あ、ああ…」
―くそ、らしくねぇ…
そんな彼の動揺を前にして、いつもの彼女なら馬鹿にするのかもしれないが、今日はそうもいかなかった。
なんとか下着をはかせ、パジャマを着させて、彼はやっと落ち着きを取り戻す。
「…ったく、風邪ひくなんてオメーもまだまだガキだな」
「そんなことっ…」
いつもならどんどん続くはずの口論が、続かない。
彼女が口をつぐんだのは、その”風邪を引いた理由”のせいだった。
180148:05/02/09 00:28:52 ID:ZwScNnM4
それは一昨日のこと。
ホンキートンクでたまたま出会った卑弥呼と蛮は、いつものごとく口論に発展した。
「うるせーな、せめてもうちょっとチチがあればガキ扱いなんかしねーよ」
「っ!ちょっとっ!!」
言いながら、蛮は実にナチュラルに、いつもどおり、何の悪意もなく卑弥呼の胸を揉んだ。
むにゅむにゅむにゅむにゅ。
「やめっ…あんっ」
思わず漏れた色声に、卑弥呼は赤面し、思わず蛮も手を止める。
夏実と銀次にも、レナにも波児にも聞かれてしまった。
「っ馬鹿!」
バチン、と盛大な音をたてて蛮をひっぱたいた卑弥呼は、顔を真っ赤にさせて足早に店を出て行った。
「ってぇ…なんだよ。ったく…」
当の蛮は、あまり悪いとも思っていない様子で、そのあと散々銀次たちに非難されたわけだが。
卑弥呼はそのときたしかに感じてしまったのだ。
しかもあれだけの恥ずかしい思いは忘れようとしても忘れられなくて。
蛮を男として意識してしまった彼女は、その夜、彼のことを思って自分を慰めたのだった。
「…ば、んっ…」
うかつにも声に出してしまったその様子を見ていたのが、鏡狂而だった。
そして昨日の、思い出したくもない恥辱にまみれた夜。
彼女が風邪を引いたのは、そのまま裸で眠りについて、風邪気味の中雨に打たれて仕事をしたからで。
つきつめれば蛮のせいと、言えなくもないのだ。
けれど結局、それは彼女が彼を意識していたからで、それを彼に悟られるわけにはいかない。

何より昨夜のことなど、話せるはずもなかった。
181148:05/02/09 00:32:13 ID:ZwScNnM4
―あいつ、鏡に、まだ見られて―?
寒気を越える”怖気”が走った。
けれど蛮は、気付かない。
「…歩けねぇか。しょーがねぇな…。暴れんなよ?」
言うなり小柄な卑弥呼を軽々と持ち上げた。
「あ、蛮ちゃん!…卑弥呼ちゃん、大丈夫?」
待ちぼうけてタレていた銀次は、ぱっと二人に近寄る。
「ええ…」
銀次には、何があったか気付かれていない。
それが少し、卑弥呼をほっとさせた。
「あんま近づくなよ。
 馬鹿は風邪ひかねーっつーけどこいつが引いたんならお前にも移るかもしれねーからな」
「どーゆー、意味よ、それっ!」
いちいち蛮がつっかかると、反応せずにはいられないらしい。
しかしその言葉も切れ切れで、思わず蛮は舌打ちする。
「…いーからしゃべんな。…あー、そういや食いもんあるか?
 何も食わねーってわけにはいかねぇだろ?」
卑弥呼の身体をベッドに下ろして、しゃべるなと言った側から質問する。
「…あることはあるけど…」
ロクなもんはない、と言う彼女にさらに舌打する。
「しょーがねーな。金よこせ。なんか買ってきてやる」
「は…あんたに任せたら、他のもんに使い込まれそうだから…。
 天野、行ってきてくれる?」
思いっきり眉間に皺を寄せた蛮を尻目に、銀次は明るい笑い声をあげる。
「あはは、じゃあ俺行ってくるね!何か食べたいものある?」
182148:05/02/09 00:33:49 ID:ZwScNnM4
今回はここまで。
エロが少なくてすいません…。
183148:05/02/09 00:47:48 ID:ZwScNnM4
うわすいません。
今回の投下分の前に↓が入ります。

+ + +

「…お前…」
蛮の頭に、赤屍の姿がフラッシュバックする。
「だから…!」
目に涙を浮べて声を絞り出す卑弥呼を、これ以上しゃべらせるわけにはいかない。
…聞くのが、怖い。
らしくもなく動悸が早まったが、顔には出さないよう努力する。
「…拭く、ぞ」
目の前の少女は、下を向いたまま恥ずかしそうに頷いた。
膝立ちの姿勢にさせて、かがみこんだ自分の肩に寄りかからせる。

問い詰めたい思いはあった。
怒りも消えてはいなかった。
けれどこれ以上は、彼女を傷つける。

+ + +

流れがめちゃくちゃですね…orz
184名無しさん@ピンキー:05/02/09 00:50:23 ID:3u/rp+IB
>>148
リアルタイム投下でドキドキしますた。
112を読み返して更にドキドキ(*´д`)ハァハァ

次回も楽しみにしておりますw
185148:05/02/09 13:43:09 ID:AacV/3+C
>>184
ありがとうございます。
このスレいい人ばっかでなんだか申し訳ないですよ…。
エロSSでも読み漁ってきます…。
186名無しさん@ピンキー:05/02/09 14:23:24 ID:IYbdFET+
>>148
いや、あなたのSS最高だよ。
自信持って良いよ。
て言うかあなたの大ファンです。
187148:05/02/11 18:41:43 ID:w+L+H6Q6
>>186
あ…ありがとうございます。恐れ多いというか、こそばゆいというか…。
とりあえずミスなしで投下できるよう努力します。

エロないですが3レス分ほど投下します。
「甘〜い!甘すぎるよ美堂さん!」
な感じですので、苦手な方はスルーして次回投下分に飛んでください。

+ + +

とりあえず、と卑弥呼はいくつかの食材を指定して、銀次を送り出した。
それ以降は、ぼんやりとした頭を働かせる気力もなかった。
布団にくるまっても寒気は引かないし、ここ数日のことは考えたくもない。
ただ傍らでいつもどおりの仏頂面をこちらに向けている彼にだけは、いくつか言いたいことがあった。
「…なんで、来てくれたの?」
それはもう、救世主のようにすばらしいタイミングで。
「…ヘヴンに聞いて…銀次の奴が見舞いに行こうってうるさくてよ」
あくまで自分の意思だとは言わないところが彼らしい。
それ以上聞いたって、やっぱり素直な返答など期待できそうにないので、そう、とだけ呟いた。
けれど自分を心配してくれたことは、嬉しい。
「…あんま、側にいると、うつるわよ」
なのに、息切れしながらつむぎだした言葉も素直な感謝とは程遠い。
「はっ、馬鹿がひくような風邪に俺様がかかるかよ」
「…ほんっと、アンタって自意識過剰よね、昔から…」
憎らしい、なんて感情は今更わかなくて、むしろ暖かい親しみが胸にしみる。
いつの間にか、お互いに家族のように過ごしたひと時を懐かしんでいた。
「…昔もあったな、こんなこと」
「…そう、だっけ」
そんなことも、あったかもしれない。
「おう。邪馬人が大騒ぎしててよ。あいつが買出しに行ってる間、俺がお守りさせられて。
 こーやってお前の隣で…」
188148:05/02/11 18:43:44 ID:w+L+H6Q6
ふと卑弥呼が、布団から手を出した。
「…なんだよ、ガキじゃねぇんだし…」
そう、ガキのころだったから、気安く手も握れたし、側にもいられた。
けれど今は、大人でこそないけれど、二人とも男と女で、気安さでは越えられないものがある。
それをついさっき、目の当たりにしてしまったばかりでもある。
「…おい、卑弥呼?」
蛮がその手をとるのをためらっていると、卑弥呼はもう片方の手で顔を覆っていた。
泣いているのだろうか、と蛮は慌てる。
けれど卑弥呼の口からは、意外な言葉が出てきた。
「…あたし、何で女なんだろう…」

男だったら、蛮とももっと打ち解けられていたかもしれないし。
男だったら、昨夜や今日みたいなことも起こらなかったし。
男だったら、こんなに苦しまずにすむのに。

蛮にも、卑弥呼の胸に去来するものの一端が垣間見えた。
ついさっきの光景は、きっと卑弥呼には辛すぎる出来事だっただろう。
そう思うと、声をかけずにはいられなかった。
「…けど、お前が男だったら俺が困る」
「え?」
手をどけてこちらを見る卑弥呼の表情を見て、しまった、とばかりに蛮は急いで言い訳を考える。
「だから、お前が男だったら俺は…」
189148:05/02/11 18:47:04 ID:w+L+H6Q6
何が困るんだ。
自分に問うてみても、簡単には答えが出てこない。言い訳すら出てこない。
「俺は…」
今のまんまのお前が好きだと、頭に浮かんだ台詞は恥ずかしすぎて彼に言えるはずもない。
言ってはいないのに、卑弥呼はすでに泣き出しそうな顔をしている。
「蛮」
―潤んだ目で見るな。そんな顔で、そんな声で呼ぶな。
まだ隠していたかったものが、蛮の中で騒がしく蠢く。
「蛮、あたし…」
彼女の口から出てくる言葉は、自分を狂わせてしまうかもしれない。
それより、先に。
「…黙ってろ。」
蛮は彼女の口を塞いだ。
―あぁ、クソ…まだ帰ってくんなよ、銀次…!

+ + +

はい、甘すぎました。次回投下分エロがんがります。
本誌の展開にキョドりつづける今日この頃…。
少しでも萌えを供給できれば本望です。
190名無しさん@ピンキー:05/02/12 23:51:54 ID:7bgwRegp
>>148
甘いお話ありがd。
ラブラブ物が読めて嬉しいです。
このスレ覗くの楽しみにしてます。
191名無しさん@ピンキー:05/02/13 13:02:26 ID:9efhoAeY
卑弥呼凄くいいです。次回も楽しみです
192名無しさん@ピンキー:05/02/16 20:38:32 ID:CXCFUzw5
このスレ初めて見たけど
148様の書く卑弥呼タソ萌え(´Д`)ハァハァ
193148:05/02/17 00:20:40 ID:eo2rIhyz
>>190
>>191
>>192
コメントありがとうございます。
あがっててびっくりしたw
少し間が空きましたが、蛮卑続きです。
エロ本番まではまだいってません…

+ + +

返事をさせないように、蛮は深く口付けた。
幾度も唇を啄ばみ、舌を差し入れ、咥内を味わう。
「…っ!」
苦しそうに眉間に皺を寄せる卑弥呼の濡れた髪を梳いて、執拗に舌をからめとる。
卑弥呼の手は行き場を失って、すがるように蛮のシャツをつかんだ。
舌のたてる淫靡な水音と、かすかな衣擦れの音と、あとはもう、自分の心臓の音しか聞こえない。
これが相手の心臓の音だったらいいのにと思うくらい、早い鼓動。
「っはぁっ、はっ…蛮っ!」
思わず自由になった口でその名を呼ぶが、そのあとが続かない。
ただでさえ朦朧とした意識が、とびかかっている。
「…悪いな。けど…」
サングラスの向こうにある、綺麗な妖しの眼は見えない。
「…多分、やめねぇからな」
卑弥呼が抗議するよりはやく布団がはぎとられ、突然の寒気に身震いする。
直後には温かな蛮の体が覆いかぶさって、ぎしりとベットがきしんだ。
「ちょっ、蛮っ…ひゃぁっ…」
首筋に生暖かいものを感じて、思わず声をあげる。
つ、と舌が這った跡を、寒気とも快感ともつかないものが走る。
「やっ、待ってっ…!」
突き放そうとする手にも力が入らない。
うなじから走る快感が、悪寒を越えて全身から力を奪う。
194148:05/02/17 00:21:27 ID:eo2rIhyz
耳を甘く噛まれて、びくりと背をそらす。
卑弥呼が思わずシーツを?んだ隙に、蛮の手は彼女の胸に伸びた。
布越しにやわらかなかたまりをこねて、その先端を摘むと漏れる、いっそう高い声。
「あ、はぁっ…や、あっ…ば、んっ」
耳につく色声が卑弥呼のものだと思うと、それだけで欲をかきたてられる。
一方で、卑弥呼は。
―あたし、こういうこと、想像して…
昨夜の、そしてまたその前の晩のことを思い出して、卑弥呼は顔を覆いたくなる。
なのに意地の悪いこの男は、いらないことばかり囁いてくる。
「処女の癖に感度いいじゃねぇか」
「っうるさいっ…あ、はぁっ」
ただでさえ赤い顔をさらに赤くして、卑弥呼は蛮の髪をつかんで怒鳴ろうとするが、次の瞬間にはそれも嬌声に変った。
必死な卑弥呼をからかうように、蛮はふぅ、と耳に息を吹きかけたのだ。
「耳、弱いんだな」
「…っ!」
こんどこそ顔を真っ赤にして、卑弥呼は黙り込んだ。
―なんだよ、可愛いじゃねぇか…
初心な反応の可愛らしさを感じると同時に、どうしても先ほどの赤屍のことが頭をよぎる。
ふと身体を離して顔を覗き込むと、顔は耳まで真っ赤で、泣き出しそうに見える。
赤屍に抱きしめられていたとき、コイツはどんな顔をしていたのだろうと思うと、やるせなくなる。
「卑弥呼」
思わず名前を呼んで、答えを待たずにもう一度唇を重ねた。
今度は触れるような優しいキスを、頬に、額に、落としてゆく。
195148:05/02/17 00:23:30 ID:eo2rIhyz
優しいキスの雨に、卑弥呼の表情がとろりと変った。
安堵を与えられたのか、くすぐったそうに口がゆがむ。
それでも、彼の襟をつかんでやめさせる。
「蛮、だめだって…天野が帰って来る」
拒否しているはずの言葉も強くはなく、蛮を止めることなどできない。
「まだ帰ってこねーよ。…それに、やめねぇっつっただろ」

+ + +

変なトコで切ってスンマセン
ちょっとつまってます…
13・14日と深夜チョコ作りながらネタ考えてたのに忘れたしorz
196名無しさん@ピンキー:05/02/17 00:28:41 ID:55mZhL3w
>>148
リアルタイムで見ました。
GJ!!!萌えますなぁ…
197名無しさん@ピンキー:05/02/17 01:09:38 ID:ySyVcsmq
SSキテタ━━(゚∀゚)━━!!!
文体から溢れ出る甘い雰囲気にヤラれますた。
敏感な卑弥呼タソ…(*´Д`)ハァハァ
>>148氏乙!
198148:05/02/17 22:41:09 ID:eo2rIhyz
蛮卑続き投下します。
>>196
>>197
素早い反応ありがとうございます!

+ + +

ぶっきらぼうに言い放った蛮だが、一応最初は止めるつもりもあった。
具合もかなり悪そうだしさっきのこともあるし、本当に嫌がるのならやめようと、その程度の優しさはあったのだが。
こうも抵抗が弱いと、据え膳食わぬは男の恥、というか、要するに。
「…やめられねぇよ」
口を動かしただけで声には出していないが、少し気恥ずかしく感じたのを悟られないように、
先ほど自分で着せたパジャマを脱がしにかかる。
汗で張り付いた箇所からは小麦色の肌が透けてみえて、裸よりいやらしい。
ボタンに手をかけると、卑弥呼は不安そうな声を出す。
「蛮…」
一度は見られた裸とはいえ、やはり羞恥の念は去らない。
けれど柔らかに肌を包んでいた布は簡単に取り払われる。
外気に晒されたためか胸の先端は硬く立ち上がって熱を待っている。
「は、あっ…」
ざらついた舌に弄ばれて、声が漏れる。
力の入らない手で彼の髪をつかむ。
その間に蛮は卑弥呼の腰に手を回していた。
服を脱がそうとするが、片手ではうまく腰が持ち上がらない。
仕方なく頭を離して、細い腰を抱えあげる。
「やっ、ちょっとっ…」
そのまま下着ごと取り払って、微かに滲み出したそこがよく見えるよう足を開かせる。
「やだ、はっ…蛮っ」
199148:05/02/17 22:43:11 ID:eo2rIhyz
両脚を抱えて、蛮は笑ってみせる。
「やだやだ言うわりに濡れてんじゃねーか。いーかげん素直になれよ」
人のことなど言えないはずだが、そこはスルー。
やわらかな花弁を開いて、指でなぞる。
「ん、あっ…はぁっ、はっ……っ」
漏れる息より熱いそこに、浅く指を埋める。まだ潤いが足りないそこはせまく、異物の侵入を阻む。
「ば、んっ」
苦しげな訴えに答えるように、指はそのままに唇を重ねる。20cmの身長差がちょうど良いらしい。
蛮に口腔を貪られて、頭の中が白くなっていく。
蛮の舌は首筋から胸へと降りていき、まるみのあるラインをなぞり、じらすように乳首の周りを舐め、吸い上げる。
「はぁっ…あっ、はっ…はぁっ……んぅっ…くふっ」
息が激しくなって、もう言葉にもならない。力の入らない手でなんとか海栗頭を捕まえる。
けれど、それしかできない。
「熱いな…心臓、すげぇバクバクいってるぜ」
蛮は胸の間に頭を埋めて、鼓動を確かめる。くちゅ、と指を動かすと、さきほどより滑らかに動く。
そろそろだ。そう思って、入り口をほぐすようにぐるりと大きく指を動かしてみたら、髪を引っ張られた。
「いっ…は、待って、い、たい…」
散々"処女の癖に"と馬鹿にしていた蛮が、今それを奪おうとしている。
今の今まで素直になれなかったのは、このときのことを意識したくなかったからかもしれない。
「…悪ぃ」
言って、恐る恐る顔を覗き込むと、それに気付いた卑弥呼は肩で息をしながら笑って見せた。
「は…あんたも、脱ぎなさいよ…はぁっ…不公平よ」
「…だな」
200148:05/02/17 22:49:21 ID:eo2rIhyz
静かに指を引き抜くと、苦しげな、けれど甘い息が耳をくすぐる。
眉間に皺を寄せて、涙目を伏せがちに、薄く口を開けたその顔が、たまらない。
本当にもう、止められそうにないと思いながら、蛮はもどかしく服を脱ぎ捨てて再び身体を重ねようとした。
「…馬鹿」
唐突な卑弥呼の言葉に言い返すより先に、サングラスをはずされた。
たしかに素っ裸にサングラスが馬鹿かもしれないが、思わずいつもの調子で言い返そうとした蛮の頬に、
やわらかな手が触れる。
「…蛮が、ほしい」
―何てこと言いやがる
熱に浮かされたように言う卑弥呼が愛しくて、喉まで出かかった言葉を押し込んでキスをした。
優しくしてやらなければという考えがどこかへ行ってしまいそうになる。
「…入れるぞ」
それでも一応、了解をとって指を入れて、浅いところから少しずつ刺激していく。
「ん、はぁ、はぁっ……あ、んっ…は、はぁっ…」
痛いかと聞くと、首を横に振って、大丈夫、と答える。
我慢しているのか、本当に痛くないのか、蛮にはわからない。
ただ少しでも気持ちよく自分を受け止めて欲しくて、暴走しかかる下半身を制してキスを繰り返す。
指が一本収まりきって、これで精一杯なんじゃないかと思わせるしめつけに唾を飲む。
熱くぬめるそこにはやく入りたいと叫ぶ欲望と、このまま入れるのは無理だと諭す理性がいる。
「は…ば、んっ…も、いいよ」
「…大丈夫か?」
少しせっぱつまって様子の蛮を見て、卑弥呼はうなずいた。
201148:05/02/17 22:52:19 ID:eo2rIhyz
もともとの熱のせいもあって頭には霞がかかっているが、もう悪寒はとっくに快感に負けているし、
彼の指をしめつけているとこだけは、はっきりと彼の刺激を受け止めて、痛いほどうずいている。
うずきとは別の、直接的な痛みもないわけではない。
破爪の痛みもあるだろうが、それも彼になら許せた。だから。
「大丈夫。…来て」

+ + +

ここが一番勢い良く書けた自分に乾杯。完敗。
次回で蛮編は終るといい、なぁ…
202名無しさん@ピンキー:05/02/18 03:57:34 ID:ALkLX+zn
>>148
蛮が、欲しい…なんて卑弥呼可愛いすぎだよ。
萌えすぎて死にそうです
203148:05/02/19 21:51:11 ID:/H53vFfD
蛮卑続き投下します。
一応蛮編終了です。やっぱり甘いですw

+ + +

あまりにも、だ。
あまりにも従順すぎる。
そこに違和感を覚えないではないが、そんなことはもうどうでもいい。
ふつりと理性の糸がきれて、蛮は考えることをやめた。
硬く立ち上がった先端を押し当てて、花弁の間にねじり込む。
「…っ、いっ…!」
肉壁を体ごと割くように、じりじりと腰を進める。
「…っく、うっ…は、んっ」
卑弥呼の口からは苦痛を逃がすように、短い悲鳴が漏れる。
本当に身体を割かれるような痛みに、「やめて」と叫びたくなる。
けれどそれはできなくて、彼の背に腕を回し、爪を立てる。
その痛みを許しながら、蛮はなんとか亀頭をおさめて、思わず息を吐く。
「…はっ…」
「…っ、はぁっ、はっ…」
身体をこわばらせている卑弥呼に、思い出したように口付ける。
「…もうちょっと…我慢しろよ」
ほんの少し頷いたのを確認して、いっきに貫く。
「―――っ!」
声にならない悲鳴があがった。
蛮の背には赤くくっきりと爪跡がつき、二人の結合部からは微かに血がにじんだ。
自分の中に蛮を感じて、卑弥呼は痛みに涙を浮べながら、わずかに笑む。
「…動く、ぞ」
もう了承を得る問いかけではなく、ただの予告になっていた。
どくどくと脈打つお互いを感じて、これからすることは一つしか残っていない。
204148:05/02/19 21:52:05 ID:/H53vFfD
「ば、んっ…」
痛みに堪えながら、もう爪で傷つけないようにと手をわずかに動かす。
けれど蛮に、それに気付く余裕はない。
根元まで納めたモノを、一気に引き抜く。
「ひ、うっ…!」
そして、再び打ち込む。深く、浅く、抜き差しを繰り返す。
「ひゃ、あ、はっ…は、はぁっ…」
その度にぐちゅぐちゅと響く水音と、濡れた肌のぶつかる音が頭を麻痺させてゆく。
結合部から溢れた愛液は肌を伝いアナルを濡らして、シーツにしみ込む。
破爪の痛みは残っている。けれど疼きは収まって、徐々に快感を受け入れ始める。
「はぁっ、はっ、はっ…」
息が上がって、喉が渇いて仕方ない。
蛮の口からも、熱い吐息が漏れる。
「…はっ、はぁっ…」
卑弥呼の中は熱くて、狭くて、絡みつくようで。
しかも上部には無数の襞があって、そこに触れるたびに蛮は狂いそうになる。
「は、あっ、蛮っ、ばんっ…」
泣きながら名前を呼ぶ卑弥呼に、夢中になってしゃぶりつく。
「は、む…んはぁっ…んんっ…」
ひとしきり唇をむさぼって、そのままうなじを舐めあげる。
「ひゃ、うっ…はぁっ…」
「は、ぁっ…はぁっ…は」
自分の息が上がっていることに今更気がついて、蛮は思わず笑う。
「…いくぞ」
すこしクセのある卑弥呼の髪を撫でると、表情とともに少し膣がゆるんだ。
けれど赤く色付いた胸の先端を吸い上げた瞬間、また蛮をきつくしめつけた。
「あっ…は、あっ…!」
205148:05/02/19 21:52:58 ID:/H53vFfD
「っ…」
もう、いくしかない。
少し角度を変えて腰を動かすと、卑弥呼の喘ぎ声が甘く変る。
「あんっ…はっ、あっ…」
「…ここ、か?」
訪ねられて、卑弥呼は思わずうなずく。
「………」
あまりに素直で可愛らしい反応に、少し、たまらない気持ちになる。もっと鳴かせたい。
どうしようもなく犯したくなって、再び腰を動かし出した。
「はぁっ、あっ、あぁっ…」
「…っは、はっ…」
間断なくあがる嬌声と、あがりつづける息。
「ば、んっ…ひゃ、あっ、はぁっ…」
「ひみ、こっ…」
自分がどう動いているのかも、わからなくなってくる。
頭は白くなって、快感は電気のように体中をかけめぐって、自分と、相手の境目がわからなくなる。
「は、あぁっ…蛮っ、や、ヘンになっちゃうっ…!」
「はぁっ、いい、ぞ…俺も、いく…っ」
もう一度だけ、背に爪を立てて、卑弥呼は布を裂くような悲鳴をあげた。
どくりと蛮の放った精の暖かさを感じながら、卑弥呼は意識を手放した。
「―…」
息切れしながらようやく言った蛮の一言は、聞くことなく。
206148:05/02/19 21:56:02 ID:/H53vFfD
「ただいまーっ!ねぇ蛮ちゃんっ」
大きな袋を抱えて帰ってきた銀次の声は、いつもどおりに元気はつらつだ。
「馬鹿、でけぇ声出すんじゃねぇよ。アイツ寝てんだから」
それにいつもどおりにつっこむ蛮に、銀次は慌ててトーンを落とす。
「あ、ごめん…あれ?蛮ちゃん髪濡れてない?」
ギクリ、と身体をこわばらせて、今度は蛮が慌てる。
「ンなことねーよ。いーからさっさとソレ片付けろ」
「あ、うん」
そうだった、と簡単に諦めて冷蔵庫へ向かう銀次に、蛮は胸をなでおろす。
あれからあわただしく卑弥呼にパジャマを着せ、シーツを替え、自分もシャワーを浴びて、
ようやく一息ついてタバコをふかそうとしたところだった。
「あー…クソ…」
何がクソなのか、自分でもよくわかってはいないが、とりあえず呟かずにはいられなかった。
なんというか、らしくもなく恥ずかしさが顔に出てしまいそうで。

+ + +

はい、蛮編終了しました。
なんか読み返したら色々矛盾とか誤字脱字とか同じような表現とか…
未熟者ですがもう少々お付き合いください。
銀次・鏡までいけるといいなぁ…という感じです。
エロよりグダグダした会話大目になるかもしれませんが…よろしくお願いします。
207148:05/02/23 02:17:11 ID:5gzMgSBw
銀次編入ります。

+ + +

「ちょっとタバコ吸ってくらぁ。後、頼んだぞ」
くわえタバコでライターを探しながら、蛮は部屋を出た。
卑弥呼と顔を合わせずらいというのもあったが、とにかく落着きたかった。
頼まれた銀次は、そんな様子に少し疑問を抱きながらも、素直に頷いた。
「…って言っても、寝てるんだよね、卑弥呼ちゃん」
どうすればいいんだろう、と頭をひねりながらベットに近づくと、卑弥呼の寝息が聞こえた。
顔を覗き込んでみると、苦しげな表情にうっすらと汗を浮べている。
そっと額に張り付いた髪を掻き分けて手を当てれば、じっとりと熱を持った肌が吸い付く。
「えっと…」
とりあえず冷やしたほうがいいよね、とかなんとか一人で呟きながら、部屋をあさる。
見つけたいのはタオルなのだが、寝室のタンスを開けてしまうのも悪い気がする。
…のでとりあえず、バスルームに向かう。
「…なんか…」
脱衣所が、やけに濡れている。
「…蛮ちゃん使ったのかな…?んー・・・」
そういえばここに来たとき、蛮と赤屍と卑弥呼がここにいて、自分だけが蚊帳の外だった。
何があったのか、なんて考えもしなかったが、とりあえずあの二人が言い合いをしていたのは確かだ。
問題は、その後の蛮の変な様子と、二人が出てくるまでの間に何があったのか、だ。
「ん〜〜〜あ!」
つっこみもいないのにタレはじめた銀次の目に飛び込んできたのは、目的のタオル。
嬉々としてそれを手に取った銀次は、次の瞬間目を点にした。
「これって…」
全体的にしっとり濡れたタオルに、べっとりとした、かつ乾き始めたナニかがついている。
208148:05/02/23 02:18:38 ID:5gzMgSBw
「………」
世間知らずの童貞とはいえ、流石に色々つながった。
「えぇぇぇぇぇぇと…」
男の体液ではない、ということは卑弥呼のもので、だから、その。
「えぇぇぇぇぇぇ…っと…!」
―やばい!
なんだか色々、想像というか妄想が頭の中をかけめぐる。
いつもは勝気な卑弥呼が嬌声をあげている様が、ポンと頭に浮かんで。
「うっ…」
しかも相手は、先ほどの様子からして蛮。よく知っている人物だけに、変にリアルに想像してしまう。

〜〜〜以下妄想〜〜〜
「いや、やめてよっ…」
「よくねぇよ。ほら、濡れてるじゃねぇか」
「やあっ…」
「感じてんのか?ここもびちょびちょだぜ?」
「やあんっ…あっ、やめてっ…」
「卑弥呼…」
「蛮っ…」
〜〜〜リアルに想像したつもりだけど簡単に妄想終了〜〜〜

「う…うわぁぁぁぁ…っ」
おもわず赤面してタオルを握りしめてうめく銀次。
ぶんぶん、と首を横に振って、気を取り直す。
「って、卑弥呼ちゃんは風邪なんだから、とにかく看病するのです!」
汚れたタオルを洗濯機に放り込んで、綺麗なタオルを探し当てる。
タオルを探すのに何分かかったのか、なんてつっこみをいれてくれる相手もいない。
209148:05/02/23 02:20:20 ID:5gzMgSBw
ようやく卑弥呼の額に冷やしたタオルを乗せて、ほっと息をつく。
―こんなに苦しそうなのに、変なこと考えちゃだめだよね…
とはいえ、銀次は混乱し続けていた。
蛮がなかなか帰ってこないことに気付かない程度に…。

+ + +

いつものことながらブタ切りで申し訳ないです。
エロまで持っていけるよう努力します。
210名無しさん@ピンキー:05/02/23 02:25:41 ID:gJ6oNVss
>>148
いつも、乙!!!
持ってき方が自然で上手いですなぁ。
211名無しさん@ピンキー:05/02/23 20:26:28 ID:hEPU9vHm
>>148
GJ!!
遅レスだけど蛮卑激しく萌えたよ。なんだかんだ言いながら卑弥呼に優しい蛮にドキドキですた。
銀卑も期待してます!
212名無しさん@ピンキー:05/02/23 23:28:10 ID:5gzMgSBw
今週のマガジンを読んで、蛮の”妹同然”という発言を深読みしてみよう。

1.やっぱり妹だった、という作者側の貼った伏線
2.妹としか見ていない
3.建前で妹同然って言っておく

3しかない。萌えの道は3しかない…!
コレに関連して、蛮の言っている"プライドを〜"が卑弥呼が鏡の手をとったことだと脳内変換。
無理だ…色々無理だ…
213名無しさん@ピンキー:05/02/25 22:05:42 ID:FPJFS966
ほしゅー
214148:05/02/25 23:23:08 ID:t0rNmNJh
銀卑投下します。エロは次回…かな

+ + +

ぼんやりと、銀次は卑弥呼と出会ったときのことを思い出していた。
―最初は怖かったけど、変ったよね、卑弥呼ちゃん。なんていうか、女の子らしくなった。
それも多分…怖かったのも、女の子らしくなったのも、きっと蛮のせいなのだ。
と、ここまでたどり着いて、またさっきの妄想が頭をよぎる。

〜〜〜愛し合う二人〜〜〜
「蛮、あたし、あんたのこと…」
「卑弥呼…卑弥呼っ…」
「ん、あ、蛮っ、蛮っ…!」
「ひみ、こっ…」
「あ、あんっ、蛮っ…ああんっ」
〜〜〜具体的に想像できなくて終了〜〜〜

またもぶんぶんと首を振って、銀次はため息をつく。
「あーもー、俺って…」
「ばん…」
「!?」
慌てて顔を覗き込むが、起きた気配はない。
ほっとして、タオルを絞りなおして額に乗せてやると、少し表情が和らいだようだった。
「…ごめんね卑弥呼ちゃん。変なこと考えて。」
でも、と呟いて、何の気なしに髪を梳いて、熱い頬に触れる。
やはり、熱に犯されて汗ばんだ身体からは、ほのかに色気がただよっている。
「…や、だ、だめだよね!卑弥呼ちゃんには蛮ちゃんがいるんだし…っ!」
あわてて自分を説得して、同じ妄想に陥ること三回目。同じくさらに首を振ること三回目。
「…天野…?」
騒ぎすぎたせいか、今度こそ卑弥呼が目を覚ました。
215148:05/02/25 23:24:17 ID:t0rNmNJh
「あ。お、おはよう、卑弥呼ちゃん。具合はどう?」
少々どもったあいさつにも、寝起きの頭は反応しない。
そもそもどうして、あたしは寝ていて、天野はここにいるんだっけ、と考えて、卑弥呼は思わず赤面した。
具合はどう、なんて聞かれても、まさか『アソコがまだ痛い』なんて言えるはずもない。
「わ、わりと大丈夫、みたい…あ、ねぇ、蛮は?」
慌てて言って、すべての元凶といえなくもない男を探すが、見当たらない。
「え、あ、蛮ちゃん?えっと、タバコ吸いに、外に行っちゃったよ。…呼んでくる?」
銀次もなんとなく慌てているのだが、お互いそれには気付いていない。
「い、いいわ別に…あ、買い物行ってきてくれて、ありがと」
「う、ううん、いいよそんな…」
なんとなくギクシャクした会話ののち、しばしの沈黙。
「え、と…あ、そうだ。リンゴ買ってきたよ。食べる?」
「あ、うん…」
気まずさにたえかねて、銀次はやたらと勢いよく立ち上がって台所に向かった。
残された卑弥呼は、そっと服やシーツを確認してほっとする。
上半身を起して周囲を見渡そうとするが、やはり身体の節々が痛む。
倦怠感も手伝って身体を動かす気は起きないし、声を出しすぎて喉の痛みが増している。
「何やってんのかしら、あたし…」
思わず額に手をやると、冷たい感触。
ようやくまともに看病されているなと感じて、ため息をつく。
りんごを持ってきた銀次に、感謝の笑顔を向ける。
「これ、ありがと」
少し照れた様子の銀次を見ていると、なんだか心が和む。
「あ、ううん。お風呂にあったの勝手に使っちゃ…」

風呂。

銀次の貧困な妄想四回目。同じく首を(以下略
「ったけど、別に大丈夫だよねっ!?」
「え、ええ…」
216148:05/02/25 23:25:13 ID:t0rNmNJh
『風呂』という言葉をスイッチに挙動不審になった銀次に、卑弥呼はギクリとする。
銀次は何も知らないと思っていたが、全部知られているとなったら、恥ずかしくて顔も見られない。
―またも、沈黙。
「…あ、リンゴ、むくね。」
「うん…お願い」
しゃり、しゃり、と果物ナイフの音が耳に心地よい。
沈黙も少し、居心地が良くなる。
うとうとしはじめた卑弥呼の眠りを覚ましたのは、銀次の情けない声。
「…あ」
「?」
手元を見ると、そこには無残な姿となったリンゴと、やけに分厚い、むしろ実?な皮。
「ご、ごめん…」
思わず苦笑して、卑弥呼は声をかける。
「いいわよ。皮の方でもいいから、ちょうだい」
「う、うん」
一応、皮をあげるのは気が引けて、やけに小さくなった、よく言えば食べやすくなったリンゴを卑弥呼の口元に持っていく。
ぱくりと、それを食んだ唇が指に触れる。
「あ」
あわてて指を引っ込めて、銀次は赤面する。
乾いた、けれど思いのほか柔らかな感触が、女を感じさせる。
つられるように卑弥呼も頬を染めて、ゆっくりとリンゴを咀嚼する。
爽やかな甘味が喉を潤すが、寝たままなので飲み下すのに時間がかかる。
ぼーっとしていた銀次は、ごくりと喉が動いたのを見て、はっとして声をかける。
「えっと…まだ食べる?」
「あ、うん…ごめん、体、起こすの手伝ってくれる…?」
戸惑いながらも頷いて、銀次は布団をめくり、卑弥呼を抱えあげる。
熱い身体は無抵抗に、無防備に、甘い香りを放って銀次をどぎまぎさせる。
腕にはやわらかな胸の感触。間近で吐き出される熱い吐息。
ぱたりと、額に乗せていたタオルが落ちる。
軽くて、細くて、柔らかくて、熱くて、きっと甘い。
そんなものを両腕に抱いて、しようと思えばどんなひどいことだってできるのにと、悪い誘いが銀次を脅かす。
217148:05/02/25 23:27:55 ID:t0rNmNJh
「…天野?」
抱きすくめられたままの卑弥呼がいぶかしんで声をかける。
かすれた声さえ、なんとなく色っぽく感じられて、銀次は動けない。
卑弥呼は、蛮に抱かれたベットでこんな状態でいることが恥ずかしくてしょうがない。
かすれた声を聞かれるのも恥ずかしいし、どうにか、この状態から抜け出したいのに身体も動かない。
何より銀次には悪意などないと、卑弥呼は信じきっている。
「…ごめんね卑弥呼ちゃん。なんか、俺すごく…どきどきしちゃって…その…」
銀次は搾り出すように声を出す。
それが苦しげに聞こえて、卑弥呼は続きを待つ。
「…Hなこととか、考えちゃって…こうしてるのが、すごく気持ちよくて…」
抱きしめる力が強くなって、卑弥呼はぎくりと身体を強張らせる。
銀次を男として見たことなどなかったが、広い肩に抱かれて、それを強く感じさせられる。
「あま、の…?」
「だってなんか、今日の卑弥呼ちゃん、Hな感じがして…それに…」
―蛮ちゃんと、したんでしょ?
銀次の言葉に、心臓がはねる。答えられるわけがない。
膣が、ずきりと痛んだ気がした。
「何、言ってるの…」
「わかってるよ、俺だって。卑弥呼ちゃんは蛮ちゃんこと好きだったし、蛮ちゃんも…
 だからいつかこうなるだろうってこともわかってたしそれに俺、見つけちゃったんだ。
 その…お風呂で、汚れた、タオル」
一瞬なんのことかと思った卑弥呼だが、すぐに気付いて顔を赤くした。
銀次は銀次で、自分で言った言葉に赤面している。
「俺だって男だから…こんなの、良くないってわかってるし、でも…」
少し身体を離して、目を合わせる。
「…ごめん。とまんないん、だ。」

+ + +

次回エロに乞うご期待!ウソです最後まではいけないかもしれません。
その代わり鏡は出てこれると思います。
レスありがとうございます。これを糧に頑張りますノシ
218名無しさん@ピンキー:05/02/26 03:57:16 ID:AQQ/dz+W
>148
笑えたりどぎまぎできたりほんと感謝です!
神!神!
銀次リクエストして良かたよー。
219名無しさん@ピンキー:05/02/26 07:19:06 ID:WvfutarU
220148:05/02/27 01:22:31 ID:AI7DJGrL
>>218
笑っていただけましたか!良かったです…。
リクいただいた方に喜んでいただけて本望です。
ただどうしても銀次で最後まではいけそうにないです。
申し訳ありません…orz
221148:05/02/28 01:12:43 ID:wVK4+Ves
銀次編+α、2レス分のみですが投下します。

+ + +

苦しそうにそう言って、銀次は唇を重ねた。
舌を入れられたら、卑弥呼は噛んででも抵抗したかもしれない。
けれど、そこまでできる銀次ではない。
「…ん、ふっ…」
柔らかな唇を味わうような、無邪気なキスを繰り返す。
そのあまりのつたなさに、抵抗しようとしていた手が止まってしまう。
けれどその油断は、甘かったと言っていい。
「ん、やっ…」
するりとパジャマの中に忍び込んだ手が、そっと胸に触れる。
銀次には力の加減がわからないが、かといって乱暴ができるわけでもない。
戸惑いながら指先だけで触れて、それからようやく胸を掌に収めてこねる。
硬くなり始めた先端に触れるのも、そっとなぞるだけで、たどたどしい。
それがどうにも、赤屍や蛮の手つきと違って、無邪気で、卑弥呼も激しく抵抗する気が起きない。
「ちょ、っと…」
むしろくすぐられるような微かな刺激は、じれったくて、けれどまさか、それ以上を求めるわけにもいかない。
「ん、ごめん…痛い…?」
銀次は本当に申し訳なさそうにそう聞いてくる。
だったらやめて、と言いたいのに、何故か怒鳴ることはできない。
「痛くはない、けど…はっ、やだ…っ」
突き放したいのか、しがみつきたいのか、卑弥呼の手は銀次の腕をつかんでいる。
けれどそれも、動きを止めるほどの力は持っていない。
慣れてきたのか、銀次の手の動きが変る。
相変わらず控えめではあるが、胸をもみしだき、乳首をこねる。
「…は、はぁっ…んっ…やぁ…っ」
高い声が耳について、銀次はほっとしたように、何の含みもなくたずねる。
「気持ちいい?」
222148:05/02/28 01:13:30 ID:wVK4+Ves
「…っ」
悪意がないことは、わかっているのだ。
だからなんだか拒絶しきれないし、怒ることもできないのだけれど。
恥ずかしい、という感情はどうしようもない。
思わずうつむいて、視界に入ってきたのは銀次の股間。
服の上からでもそこが勃起していることがわかって、卑弥呼はますます顔を赤くして黙り込む。
赤屍のときも蛮のときも、ソレを目にすることはなかった。
だからといって、見たいわけでもなし、目を逸らすことしかできない。
けれど銀次はそれに気付いていないのか、首筋に口付ける。
「卑弥呼ちゃん、俺…ほんとに止まんない、かも」

「…クソ…」
相変わらず、何を罵っているのかはよくわからないが。
蛮はマンションの廊下で、タバコをふかしていた。
卑弥呼は邪馬人の妹であり、蛮にとっても妹分であり。
邪馬人を殺したという負い目はあっても、家族に近い情は持ち続けていた。
いつまでもいつまでも、邪馬人の分まであいつの面倒をみてやるんだと、そんなつもりでいたのに。
なんだって、こうも唐突に男と女になってしまったのか。
「…」
それが、嫌かと聞かれたらそうでもないのだが。
赤屍の行動が引き金にはなったが、やはり蛮自身が卑弥呼を抱きたいと思ったわけで、その事実は揺るがない。
そして卑弥呼も、それを受け入れた。
が。
じゃあもうくっついちまえよお前らやることやってんだろヒューヒュー、と簡単に片付けることもできない。
好きだとか愛してるだとかの甘い言葉を交わす前に身体だけ交わってしまって、今はまだ気持ちの整理がついていない。
自分は、抱いた女とも軽口を叩き合い罵りあって、あまつさえ冷静にセクハラが(え、そこ?)できるだろうか?
…正直そんな自信はない。
自分を隠すことには慣れているつもりだが、今回ばかりは難易度が高い。
彼らしくない情けないため息に、カツン、と靴音が重なる。
革靴らしい足音の方向に目をやると、そこには真っ白な男が立っていた。
「…鏡」
223148:05/02/28 01:14:42 ID:wVK4+Ves
+ + +

とりあえずここまでです。
二週間後に所用で留守になるのでそれまでには完結させたいです…。
だったら鏡出すなよ…orz
224名無しさん@ピンキー:05/02/28 21:14:44 ID:iGx4ChC9
>>148氏GJ!
なんかもう貴方の書く卑弥呼タソに萌えたよ!
不器用だけど甘々な銀卑にハァハァ…。
225148:05/03/02 02:27:29 ID:A4arSKnM
>>244
ありがとうございます…。
銀次はエロに持っていくのが難しいキャラでした…。


とりあえず続き投下。
鏡卑に入る手前です。

+ + +

忌々しそうに呟くと、相手の男はようやく気づいたと言わんばかりに声をかけてきた。
「おや美堂君。どうしたんだいこんなところで。君もハニーのお見舞いかい?」
誰がてめぇのハニーだ、と胸の内で履き捨てながら、平静を装って答えてやる。
「そんなとこだ。…しっかしいつもいつも、神出鬼没だな。今回はどこでかぎつけてきた?」
鏡の手には大仰な花束が抱えられている。となれば、卑弥呼が倒れたことを知っていてのことだろう。
なのに何故だか鏡はにこにこと、それはもう珍しいくらい上機嫌の笑顔をはりつかせている。
「俺はハニーの何だって知ってるのさv」
「…は、何でもってか。それはそれは…」
―けど知らないだろう、あいつがどんな声で喘いで、どんな顔で俺にすがるのか。
先ほどまでの悩みの種が、今は優越感となって蛮に余裕を持たせている。
けれど鏡は、嘲るような蛮の言いようにも笑顔を崩さない。
「まぁそんなわけだから、俺とハニーの甘い時間を邪魔しないでくれよ」
「…中には銀次がいるし、第一あいつは寝てるから今行っても無駄だぜ」
玄関に近づく鏡を牽制してやると、笑顔の質が少し変る。
「へぇ、銀次君と二人っきりにしたんだね。意外と君も甘いなぁ」
「…どーゆー意味だ」
銀次に限ってそんなことはない、という考えは頭から離れない。
なのに何故か、この男に言われると、胸がざわつく。
「どういうもこういうも、そのまんまだよ。
 ハニーを愛してるなら、他の男と二人っきりになんてさせないことだね」
言って玄関に近づく鏡より先に、蛮はドアに手をかけた。
226148:05/03/02 02:28:24 ID:A4arSKnM
バタンと大きな音を立てたのは、自分のためかも知れない。
室内は気味が悪いほど静かだった。
少し、自分の鼓動が早まっているのを感じながら、寝室に足を踏み入れた。
そして思わず声に出しながら、頭を押さえた。
「…っ、どーゆーことだよ…」
その目に飛び込んできたのは、こういう景色だ。
ベットには何故か銀次がうつ伏せで寝ていて、その横に、というか。
ベットの下に、卑弥呼がへたりこんでいた。
「…蛮…えーと、これは…」
銀次のあまりにせっぱつまった声に危機感を感じた卑弥呼は、ベットサイドに置いてあった毒香水に手を伸ばし、
なんとか快眠香で銀次を眠らせたはいいが、自分の上に倒れられてしまい、なんとかそこから抜け出したはいいが、
そのままベットから落ちてしまい。
つまり、そんな状況に、いいタイミングで遭遇したわけだ。
「…とにかくそのまんまじゃ…」
多少ぐったりしながら言う蛮の後ろから、やたらと華やかな声。
「やぁハニーv心配したんだよv」
言うなりさっさと卑弥呼の側に寄って、その身体を抱え上げる。
普段は激しく抵抗する卑弥呼だが、今日ばかりはそれもならない。
「なんでアンタがっ…」
かすれた声で怒る卑弥呼にも、ホストは笑顔。
「かすれた声もセクシーだねvでも今は安静にしてなくちゃv」
うっ、と言葉につまる卑弥呼を見ていられなくて、蛮は銀次をベットから引きずり落とす。
「おら、さっさと寝かせろよ」
促す蛮の言葉に、鏡は少々残念そうな表情をしてみせる。
227148:05/03/02 02:29:24 ID:A4arSKnM
「このまま俺が暖めてあげたいんだけど…」
「却下よ」
あっさり言い放った卑弥呼をベットに降ろして、やたらと顔を近づけて布団をかける鏡。
そして耳元で、蛮には聞こえないように囁く。
「…一人でするより、気持ちよかった?」
予想はできていた。この男なら、そこまで踏み込んでくるだろうと。
しかし、見られていたという羞恥心よりも、この男に対しては怒りが先に湧いてくる。
ぎり、と歯を噛み締めてにらみつける卑弥呼にも、鏡はいつもの笑顔をはりつかせたままだ。
そして今度は、わざと蛮に聞こえるように言う。
「そうそう、昨夜の約束どおり、アレを取りに来たんだ。」
わざわざ強調した『昨夜の』という部分に、蛮が反応する。

これ以上、秘密を明かされたくない。
蛮には、蛮にだけは。

気持ち悪い汗をかきながら、卑弥呼は声を絞り出す。
「…だったらさっさと、回収して帰ってよ」
「うん?俺はかまわないけど、できれば美堂君たちには外してもらいたいんじゃないかな?」
意味ありげに言う男に、卑弥呼が反論することはできない。
言外に含まれている脅しが、心臓に爪を立てている。
「…おいホストヤロー。さっきから何を…」
「いいの。蛮、悪いけどちょっと、はずしてくれる?」
少し強い語調に何か感じたのか、蛮は舌打ちしながら銀次を引きずって部屋を出た。
228148:05/03/02 02:31:00 ID:A4arSKnM
「…さてと。ようやく二人きりになれたねvハニーv」
べたべたと髪や頬をなでられ、怖気が走る。
「…いい加減にしてよ。さっさと用件を済ませて帰って…!」
二人きりでいることが、怖い。
優しげな手つきも声も、すべてが偽物だとわかっているから。
偽物の優しさは、きっと、何かを傷つける。
「そうはいかないな。なんてったって俺は今すご〜く機嫌が悪いんだから」
「奇遇ね。あたしもよ。」
きっぱりと言い放ったその唇に、人差し指が当てられる。
「ねぇハニー、一つ契約をしようか」
「…何?」
寝たままの姿勢でいることが、不安でたまらない。
身体になんの異常がなくても、この男にはかなわないと言うのに、今の自分はひどく無力だ。
声だけは震えないようにと、口を動かしている。
「昨夜のことを秘密にしておいてあげるから、かわりに俺と―」

予想していなかったわけではない。むしろ、当然だと言っていいかもしれない。
けれどその契約は、あまりにも卑弥呼に不利だった。
しかし、拒否権など最初からない。
卑弥呼の答えに、鏡は満足げに笑って見せた。
「…いいわ。それで、済むなら…」

+ + +

鏡卑に入ります。銀卑短くてすいませんでした…。
その分ねっとり書きたいです。シュチュ的に難しい悪寒もしますがorz
229名無しさん@ピンキー:05/03/02 03:15:26 ID:+92gDLWT
GJ!萌えた。激しく萌えた……が。
「v」とか使われると萎えるんだ……申し訳ないけどこればっかりはどうしようも無いんだ。
230148:05/03/03 00:43:01 ID:/uHj5OF9
>>229
申し訳ないです。以後気をつけます。
レスありがたいです。

さくっと鏡卑投下。

+ + +

「―ん、ふっ…」
鼻にかかった甘い息が、鏡の髪を揺らす。
卑弥呼の裸身は強張ったまま、シーツの上で身悶えている。
声を聞かれたくないと我慢しているのか、眉間に皺が刻まれている。
その皺がより深くなるように、鏡は舌を滑らせる。
昨夜彼女に言ったとおり、耳から、首筋へ、鎖骨へ、そして胸へと。
巧みな舌の動きに合わせるように、チャラチャラとピアスが鳴る。
空いた手で乳房をもみほぐし、性感帯に触れる。
「…は、んっ…」
何も視界に納めたくないと、卑弥呼は目をつぶろうとする。
けれどその小さな防衛手段も、鏡は許さない。
「だめだよ、ちゃんと、見てて」
「―う…はっ…」
頬に手をやって、にこりと微笑みかける。
綺麗な顔だ、と卑弥呼は思った。
この男を知らない女なら、それだけで感じてしまうような、美しい顔と、耳障りのいい声。
けれど、嫌いだ。
目をつぶることが許されないならと、卑弥呼は必死にその顔をにらみつけた。
「…それでいいよ。ほら、もうこんなになってる」
ぐ、と胸を押し上げて、硬くそそり立った乳首を見せつける。
それだって、僅かな痛みを伴う愛撫で否応なくそうなってしまっただけで、卑弥呼の意志とは関係ない。
とはいえ、直視できるものでもなかった。
自分が浅ましい女のように思えて、卑弥呼は言葉を失う。
231148:05/03/03 00:45:11 ID:/uHj5OF9
「ねぇ、ココ、どうしてほしい?」
くりくりとそこをこねていた手を止めて、鏡は問う。
その問いかけには、口にしたくない正解がある。
それくらい、卑弥呼にもわかっている。
改めて、この男に屈しなければならない現実に怒りがこみ上げてきた。
もとから自分が適う相手ではない。けれど、こんな屈辱を味あわせられるとは。
「…と・・・」
「なに?聞こえないよ」
「もっと、触ってほし、い…」
吐き出された言葉に、鏡は満足そうに愛撫を与える。
色付いた先端を口に含み、舌で舐り、歯を立てる。
「…っ、ひぅっ…」
のどもとまで出かかった声を、必死で飲み込む。
ドアの向こうには蛮がいる。
気付かれるわけにはいかない。
それがおもしろいのか、気に食わないのか、鏡は執拗に乳首を責め続ける。
「…っ、・・・!」
ビクビクと身体がはねる。
声を押し殺そうと、手の甲を唇に押し当てる。
と、鏡が唐突に動きを止める。
「ねぇハニー」
「…は、ぁっ…?」
「美堂くんと、どっちが上手い?」

+ + +

中途半端にブタ切り。今週の卑弥呼の衣装はエロくて良かった!
書いてる本人が風邪引きました。スレの皆、オラに元気を(ry
232名無しさん@ピンキー:05/03/05 21:10:19 ID:TOT75jEE
>>148氏GJ!!

卑弥呼の可愛さと鏡のエロさに(;´Д`)ハァハァ
続きも楽しみにしてるよー。
233名無しさん@ピンキー:05/03/07 01:11:57 ID:4kDmacTY
鏡の「二人に同時に愛される〜」「彼女はすでにオレを愛して〜」の台詞から。

お前の目的は3Pかと。

アホだな俺…。
234148:05/03/08 00:15:59 ID:b221PJtG
お久しぶりです…。
こっそりと、鏡卑続き投下します…。

+ + +

底意地の悪い笑みで覗き込んでくる男の問いには、また、答えるべき正解がある。
けれど、口にしたくはない。
「そ、んなのっ…」
「わかんない、なんて言うつもりかい?
 でも、ね。わかってるだろう?」
寒い。
悪寒が、ぶり返してきた。
悔しいけれど今はこの男の体温でも、ないよりマシだ。
そしてできるだけ早く、この状況から抜け出したい。
自分は、大人しい女の子なんかではないけれど。
愚かしい失態に泣く女でもない。
かすれた、乾いた声を出せばいいだけのことだ。
「…あなたの方が上手よ。鏡サン」
決して、笑顔になれる気分ではないが。
「…お褒めに預かり光栄だよ、レディ・ポイズン」
言って、きつくシーツを握っていた卑弥呼の手をとり、口付ける。
けれど、そんな気障な仕草の間も、卑弥呼は気が気でない。
決して鈍感ではない蛮のことだ。
あまりに長引けば、きっとそれだけで気付かれる。
「…いいから、早くしてちょうだい」
絞り出した声と、滑らかな声。
「ハニーのほうから求めてくれるなんて、嬉しいよ」
235148:05/03/08 00:17:22 ID:b221PJtG
きつくにらみつける目元に唇を落として、にこりと微笑んだ鏡は、それじゃあ、と後退する。
太腿をなぞり、軽々と卑弥呼の両脚を抱え上げ、大きく開かせる。
「…っ」
じっとりと、絡みつくような視線を感じる。
ぱっくりと開かれた花弁の奥は濡れいて、男を迎え入れる気でいる。
「うん。準備はできてるね」
そうと告げられて、喉の奥がつまる。
「これが芳香の魔女の香り、なんだね
 いい匂いだよ。いやらしくて、蠱惑的で…」
茂みに鼻をつけて、舌を這わせる。
厚く柔らかな花弁の間を進む舌は、丹念に周囲の壁を舐めあげる。
「…ん、ふっ…は…」
卑弥呼は漏れる声を飲み込み、撥ねようとする身体を抑える。
けれど、ちゅ、と音を立てて蜜を吸い上げられて、その自制が聞かなくなる。
「や、あっ…」
自分の高い声に頬を染めて、今度こそ声を押さえようと、指をくわえる。
鏡は必死な卑弥呼の様子をからかう様に、蜜で汚れた唇で花芯にすいつく。
「…っ、…!!」
頭を真っ白にさせる快感に、背がのけぞる。
心拍数が上がって、息ができなくなる。
苦しさに、目に涙が溜まる。
耐えられない。
鏡の頭を押しのけようと手を伸ばすが、その手をつかまれる。
頭を上げた鏡は、興奮した様子もなくいつもの微笑で、口の周りを舐めてみせる。
「まだイっちゃだめだよ。挿れてもいないのに」
236148:05/03/08 00:23:33 ID:b221PJtG
「は、はぁっ、はぁっはっ…」
肩で息をする卑弥呼の顔を覗き込むように覆いかぶさって、汗の浮かんだ額に唇を落とす。
大きな目ににらみつけられても、男は動じない。
「大丈夫。ちゃんと指をいれてからにしてあげるから。
 まだ痛むかもしれないから、ね」
あくまで優しい言葉は忘れずに、そのくせ次には彼女を余計に怒らせるようなことを言う。
「美堂クンの反応を見る限り、かなりの名器みたいだから楽しみだな
 それとも、彼が感じやすいのかな?」
「は、あんたっ、馬鹿にしてっ…んっ!」
つぷ、と入れられた指に痛みと快感を感じ、卑弥呼は息を飲む。
「違うね。ハニーが可愛くて、いじめたくなるんだよ」

+ + +

なんとか今週中に仕上げたいんです、が…。

間を空けずに投下するため息切れ
    or
二週間以上間をあけてもじっくりエロを書く

…どっちがいいでしょうか。
何人いるかわかりませんがちょっと伺いたいです。
237名無しさん@ピンキー:05/03/08 02:39:04 ID:S+h8fsci
間をあけずにじっくりエロを書く。。。でFA
238名無しさん@ピンキー:05/03/08 21:06:17 ID:jX9tKKTF
じっくりエロに一票。
間が開いても気長に待つよーノシ
239148:05/03/10 01:20:10 ID:Z6YfxUI3
やはり時間がかかりそうです…
というか、12日からしばらくネトできない環境になります。
申し訳ありません…。
そんなわけで、鏡卑、ちょっとずつですがエロく投下したいと思います。

+ + +

にこりと言い放った鏡は、人差し指の第一間接をわずかにまげる。
膣内、入り口近くの肉壁をなぞり、女を鳴かせられる場所を探す。
熱い蜜が指に絡みつき、卑弥呼の意志とは裏腹に異物を受け入れる。
「…っ、ぅっ…はぁっ…!」
びくびくと、体がはねる。
零れそうな嬌声を押さえ込んでは甘い息を吐き、激しい呼吸さえ止めようとする。
眉間には苦渋の皺が刻まれ、手は口元を押さえ、シーツにしがみつく。
鏡は丁寧に卑弥呼を昇らせる箇所を探り当てて、たった一本の指で息を乱させる。
「…っ!…は、ひぁっ…!」
もどかしいほど丁寧な動きが、はっきりと脳に伝わる。
入り口近くの上を撫で、その奥の狭いところをぐるりとかき回して、さらに奥の上部をこすって…
「…あぁ、ここにひだがあるの、わかる?
 名器だね。俺の指にいやらしく絡み付いてくるよ」
「や、はぁっ、いやぁ…っ!」
辱めの言葉に、卑弥呼は首を振る。
けれど鏡は、言葉を続ける。
「それくらい知ってるか。君は自分で触ってるもんね。
 ね、こうすると気持ちいいだろ?」
言って、ひだを指の腹でこすって、掌をクリトリスに押し付ける。
びり、と鋭い快感が卑弥呼を襲う。
「ひ、やぁっ…!」
思わず高い声を漏らし、あわてて自分の手を噛む。
「…今日は、かわいい声を聞かせてくれないのかい?」
240148:05/03/10 01:22:08 ID:Z6YfxUI3
聞かせられるわけがない。
蛮に、気付かれるわけにはいかないのだ。
けれど、たった一本の指だけで乱れてしまった自分を、これ以上抑えられる自信も、ない。
怖い。
「…そんな顔しなくても大丈夫だよ。
 彼は君のために料理を作ってる。俺たちの邪魔はしないさ」
言われて、この男の能力を再認識する。
いったい自分はいつになったらこの呪縛から開放されるのだろう。
それを思うと気が遠くなるようだったが、屈するつもりもない。
「音…」
「うん?」
「音、立てないで…はやく、して」
息を乱しながらもそう言う卑弥呼の反応こそが、男の欲するところなのかもしれない。
「…努力するよ。君のためならね」
言いながら、もう一本の指を入り口にあてがう。
「…っ」
鏡に、早く終らせるつもりなどない。
溢れる蜜を絡ませて、せまい入り口を押し広げ、強く中をこすりながら侵入する。
「…っ!」
そして確実に感じるところをなぞるように、二本の指を出し入れする。
ちゅくちゅくと、わざとらしい水音が頭に響く。
「…っん、ふっ…!」
―いや、やだ。やめて。指でなんか、しないで。さっさと終らせて…
 こんな風にイかされるなんて、いや…!

+ + +

11日に投下できなかったら28日まで留守になりますorz
毎度レスありがとうございます。間は空きますが完結はさせますので…!
241名無しさん@ピンキー:05/03/10 01:39:27 ID:VWh+h9jB
初めて感想を‥

いつも読ませていただいてます!!
鏡卑エロくてたまらんです(´□`)ハァハァ
気長に待ってるので完結楽しみにしてます!!!
応援してるので頑張ってください!
242名無しさん@ピンキー:05/03/10 14:14:26 ID:BmFoosdP
とりあえずヘブン萌え。
243名無しさん@ピンキー:05/03/12 14:37:36 ID:WGWxlAGy
っつか完全に卑弥呼専用スレ化してるw
俺もヘブン萌え。
244名無しさん@ピンキー:05/03/12 18:19:04 ID:o7U2TaIN
確かにヘヴンは萌だが
245名無しさん@ピンキー:05/03/12 20:49:14 ID:li8JJn4g
蛮×卑弥呼キボンヌ。
しかしこの2人本編で結ばれるかな?(シ○ィーハ○ターになっちまうがw)
246名無しさん@ピンキー:05/03/13 02:29:54 ID:wLeU/g3E
俺的には銀二×クレイマンみたいと言ってみるテスト
247名無しさん@ピンキー:05/03/17 00:02:26 ID:LidlamUm
職人さん降臨するまでほしゅ、しかし最近頓に鏡がうらやますぃ…。
3Pか…ちくしょう。
248名無しさん@ピンキー:05/03/17 11:16:34 ID:jQ2gTuf7
マイヤたんと祭蔵の絡みがもう一回あったら此処に舞矢×祭蔵を投下します。
249名無しさん@ピンキー:05/03/18 06:18:29 ID:bNSVESfi
>>248
楽しみにしてるよ。
マイヤタソ、まだキャラ掴めてないけどむやみに計算高いより単純なおバカさん
な方が萌える。
250名無しさん@ピンキー:05/03/19 16:06:48 ID:Ve703q9b
久しぶりに本スレ見たのだが卑弥呼って嫌われてるのか?
個人的に一番好きなキャラだからorz…。
251名無しさん@ピンキー:05/03/19 18:23:45 ID:TimJRvqc
>>250
本スレ行った事ないがここで言う事もない。
ヒロインが本スレで…てのは、良くある事だから気にするな。
252名無しさん@ピンキー:05/03/19 23:33:26 ID:GdjolWvd
本スレのあの書き込み方が悪かったんだとオモ。
誘い受け過ぎ。


すまん、此処で話すことじゃないな。
253名無しさん@ピンキー:05/03/20 00:11:33 ID:lYkuqcEU
他で嫌われてようが何言われてようがこっちはこっちで彼女達を愛でてればよし。
余り神経質にならない方が良いね。

そして風雅×朔羅に大層萌える今日この頃。
254名無しさん@ピンキー:05/03/20 11:24:49 ID:N3/q5Ms/
確かに卑弥呼専用スレ化してるけど、職人が他にいないんだから仕方ない
嫌なら自分で作るなり、ネタフリするしかないんじゃないか?

>253
確かに風雅×朔羅は萌える
風雅時代も現在も、どっちもいい
255名無しさん@ピンキー:05/03/20 12:26:43 ID:lYkuqcEU
このスレ画像うpってOKなのかな?
俺絵描けないからこういう事言えるスジじゃないけど絵師さんが居たらもっと盛り上がるんじゃないかと思うのだが…。

>>254
同士がいて嬉しい。個人的には新生VOLTSの朔羅さんに萌。
256名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 20:01:54 ID:gpnwg+3Z
今更ながらこのスレの過疎っぷりに凹む…。やっぱり女子萌少ないのかな。

>>255
俺も画像があった方がいいな。
257名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 20:34:05 ID:d6nmuAXQ
258名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 15:40:47 ID:J6FGSWxc
自分も絵師さんがいてくれたらな、と思う。
自分へたれ絵描きだがうP出来れば喜んで描くよ…。
259名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 17:46:23 ID:KzPdSijr
参考までに聞きますが、誰の絵が需要高い?
あと「単体」と「誰かとのカラミ」ではどちらが?
260名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 20:28:24 ID:jzkJmj4w
>>259
単体で夏実
261名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 02:34:48 ID:DIjhIp3d
>>259
皆萌えるのだがエロ要素は卑弥呼と朔羅とレナ辺りかな。
あ、単体で。
262名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 14:58:07 ID:FAPQELKf
漏れも朔羅タンが一番萌えるなー


ヘタレ絵でもよければ投下しておk??
携帯からになってしまうが‥

あとやはりエロのがいいのだろうか‥
263名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 18:45:21 ID:DIjhIp3d
>>262
おお!同士ハケーソ。俺も携帯だから携帯からの投下も大歓迎だよ。
萌えられれば無理にエロに走らなくてもおKだと思う、楽しみにしてるよ。
264148:2005/03/29(火) 19:10:40 ID:GkCJs+3p
お久しぶりです…。このスレを卑弥呼スレにしたてあげてしまった148です…。
こりずに投下いたします。
鏡卑です。

+ + +

「くぅ、んっ…!」
きつく、奥歯をかみ締める。
けれど、喉の奥から、鼻から、だらしない息が漏れる。
イタズラするように指がうごめくたびに、頭の中まで痺れるような快感に襲われる。
ぐらぐらと頭の中が揺れて、身体も思うように動かなくて、すべて投げ出してしまいたくなる。
けれど、それらに負ける彼女ではない。
「い…加減っ…」
いれて、などとねだりたくはないが、にらむだけでは通じない。
「なに?」
にこりと、さも余裕ありげな表情で聞き返す男は、本当に自分を抱く気があるのだろうか。
ただ自分を苦しめたいだけではないのだろうかと疑うが、それを聞いたところでふざけた答えしか返ってこないだろう。
「は、終らせて、よ…っ」
甘い声など出したくはないと、意識して低く声を出す。
けれど男の表情は、まるで愛しい女を愛でる男そのものだ。
「もったいないなぁ。こんな甘いひとときを手放すなんて。
 もっとハニーの可愛い声を聞きたいんだけど…駄目かな?」
ねだるような声に、怖気が走る。
「駄目よ。さっきから言ってるでしょ。はやく…っ!」
ずるりと2本の指が抜かれた感覚に、卑弥呼は息を飲んだ。
ややあってようやく、息を継ぐ。
どくどくと激しく脈打つ心臓の音が、耳に障る。
それをさえぎるのは、より気に障る声。
「気持ちよくて、我慢できなくなっちゃった?」
にこりと爽やかな笑顔で言う台詞ではない。
265148:2005/03/29(火) 19:15:07 ID:kHruornN
また奥歯をかみ締めて、次に卑弥呼は笑って見せた。
どんな反応をしたって、この男は動じないのだろう。
だったら望みどおりの返事をしてやれば、いい。
肩で息をしながら、熱い身体を持て余しながら、唯一出せた結論だ。
間違っているかもしれない。けれど、今はもう、それが一番楽だ。
「そう、よ…はっ…だから、はやく…っ」
一瞬、鏡がつまらなそうな顔をした、ような気がした。
陰になっていてよくわからないが、そうならいい気味だ。
このまま、この男の求めていない自分を演じてやろうかと、卑弥呼は思わず笑む。
「は、ぁっ…して、よ…」
けれど鏡形而という男は、つねに卑弥呼の上にいる。
また華やかな笑みを浮べて、彼女の耳元に口を寄せる。
「ひどいね、ハニー。そんなこと言われたら、我慢できなくなっちゃうよ。
 オレ、やさしくできないかもよ?」
低いその声に、全身の血が失せたような錯覚に陥る。
浅はかな挑発だった。
これでもう、自分は逃れられない。
牙を剥いた猛獣に組み敷かれて、もはや声を出すことはできなかった。

+ + +

自分は卑弥呼しか書けませんが他女子のSSも読みたいです。
>>248さん待ってます。
そして絵師さんの降臨も…
266名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 02:10:46 ID:sdZTE0jG
>>148
おお、GJ!!!
もう、来てくれないかと思ったよ。
氏の書く、卑弥呼のファンなんで頑張って下さい。
267名無しさん@ピンキー:2005/03/31(木) 21:33:12 ID:M1BsxwQc
>>148
禿しく乙!帰って来てくれて本当に嬉しいよ。
卑弥呼のあの気丈な中に脆さが見え隠れしてる感じに萌えた!!
氏はキャラの動かし方が上手いね。
268148:2005/04/02(土) 20:08:40 ID:uMOul3Sz
待っていてくださった方々、ありがとうございます。
長々と続けてきましたがあと2,3回で終りそうです。
最後までお付き合いいただければと思います。
鏡卑続きです。

+ + +

最初から、確かにそういう契約だった。
昨夜のことを秘密にする代わりに、自分の身体を自由にしていいと。
たった一度抱かれれば済むと、単純に考えたわけではない。
今の自分の状況を判断した結果、それ以外の妥協点が見つからなかったのだ。
蛮には昨夜のことを知られたくなかった。
知ればきっと、蛮は怒るだろうが、それが怖いのではない。
弱い自分を見せたくなかったのだ。
いつまでも守られるだけの自分でいると言う事実が、それを再認識させられることが、辛くて。
苦渋の、というほかない、決断だったのだ。
けれど、やはり怖い。
怖い。
あの挑発がなければ、紳士を装うこの男なら、もっと穏便にことを済ませていたかもしれない。
結局のところ、自分は浅はかだったのだ。
嫌悪感に、理性が負けてしまったのだ。
きっともう、理性は必要とされない。

整った鏡の顔を見ながら、そんなことを考えていた。

「いれるよ」

脚を開かれ、ぬめる中心に屹立したものがあてがわれる。
269148:2005/04/02(土) 20:09:36 ID:uMOul3Sz
ゾクリと身震いして、シーツをつかんだ。
緊張で心臓の音が耳に響く。
荒くなる呼吸の、沈め方が分からない。
せまい入り口に押し当てられたものがのめりこむ感覚に、息を飲む。
したたる愛液は十分に男を受け入れようとしているが、弾力のある肉壁はそれを拒んで締め付ける。
締め付けるほどはっきり感じられる肉棒の感触に、快感と嫌悪感が背を走って、頭の中をかきまわす。
声は出せない。
「…苦しそうな顔も素敵だよ」
いつもどおりの台詞が、今は冷たく感じられる。
うなじに口付ける男の耳では、ちゃらちゃらとピアスが揺れている。
この男が、嫌いだ。嫌いだ。大嫌い。
なのに何故、抱かれなければならないのだろう。
そう思っているうちに、指なんかとは比べ物にならない質量が身体を引き裂くように進んできた。
蛮のときよりもずっと、怖い。
「…は、ぅっ!」
痛みと快感に、声が漏れる。
それが嫌で、身をよじって枕に顔を押し当てる。
その枕をひきはがし、耳元に口を寄せて、鏡は低く囁く。
「…ほら、見てごらん。
 ハニーの下のお口が嬉しそうに俺のを咥えこんでるよ」
「…っや、いやっ…」
辱めの言葉に、涙がにじむ。
言われなくとも、下半身から伝わる感覚は十分分かっている。
脚の間に入り込んだ男の身体も、胸にかかる体重も、認めたくないはないが、わかっている。
「嫌なのにこんなに濡らしちゃってるの?淫乱なカラダだね。
 それとも…ほんとは大好きなのかな?」
270148:2005/04/02(土) 20:10:58 ID:uMOul3Sz
「…っあ、うっ…!」
途中まで引き抜かれ、それとともに愛液が溢れる。
「は、はぁっ、はぁっ…」
治まり始めていた頭痛と悪寒が、いっそう酷くなった気がする。
「ここが気持いいんだっけ?それともこっち?」
言いながら、内側を強くこするように動く鏡。
「…んっ…あ、はぁっ…」
―いやなのに、気持ち…いい…
口を塞ごうとした手は押さえつけられ、無理やり声を飲み込もうとする。
「ここがイイみたいだね。もっといじめてあげようか?」
「ひゃ、やぁっ…!」
鏡が腰を動かすたびに、膣から快感が走って、体が言うことをきかなくなる。
息が上手くできなくて、息なのか声なのかわからないような空気が出入りする。
「は、あぅっ…は、はぁっ…あっ、は…」
男がぐちゅぐちゅと出入りする音が、自分の呼吸と心臓の音に混じる。
―いや、いやっ…なのになんでっ…
浅い抜き差しを繰り返していた鏡は、唐突に最深部にまで自身を突き刺した。
「―――アッ!」
びくりと、卑弥呼の体が大きく跳ねる。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ…」
鏡はいつもの―いつもの、笑顔のままだ。
「こんなにキツくされちゃうと、動きにくいなぁ。
 でも早くイきたいんでしょ?そのわがまま、聞いてあげるよ。
 なんてったって君はオレの―」
花嫁、だからね。

+ + +

エロって難しいですね…。
271名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 11:51:44 ID:XC2NzFeI
俊樹と朔羅はお互いなんて呼び合ってるんだろう?一回も会話してないよね…。
俊朔っていいと思うんだけど。
272名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 16:51:06 ID:qUJQoxaw
暇なので朔卑落書き。
朔羅に見えないとか。刺繍見えないとか。

ttp://strawberry.web-sv.com/cgi/up/ia/up9047.jpg
273名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 21:36:01 ID:qUJQoxaw
274名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 15:04:46 ID:Eb1dAFw2
>>148
萌え殺す気ですか?GJ!!!
スレを盛り上げてくれてありがとう
275148:2005/04/08(金) 00:38:32 ID:kaIqBqQx
鏡卑続きです。
というか、ラストです。

+ + +

じゅぷっ、じゅぷっ、じゅっ…
生々しい水音とベッドのきしむ音に、荒い息がまじっている。
けれどそれももう、卑弥呼の耳には入っていなかった。
「ひ、や、やあっ…っ!は、うっ…!」
声を抑えようという理性も、もう繋ぎとめていられなかった。
圧倒的な大きさのソレは、角度を変えながら、何度も何度も彼女を追い立てていた。
膣壁は強くこすられ、そのたびに快感が力を奪い、心臓を責める。
ドクドクという心臓の音だけが真っ白な頭に響いて、自分の出している声もよくわからなかった。
溢れた愛液は持ち上げられた太ももを伝い、シーツにしみ込む。
「はぁっ、はっ、う、んっ…はっ…あ!」
両腕は頭の上で絡めとられ、反抗など微塵もできない。
真っ赤に染まった耳を弄る舌の動きにも、従順に声をあげる。
「っ、や、ぁっ…は、やぁっ…んうっ…」
喉は声の出しすぎでからからに渇いて、そのくせ汗や愛液は、とめどなく溢れてくる。
褐色の肌はさらに赤く鮮やかに色付いて、情欲に溺れている。
「気持ち、いい…?」
汗に濡れた髪に口付けて言う男も、少しは興奮しているのだろうか。
けれど卑弥呼は、彼の酔ったような声にこたえる余裕もない。
「やぁっ…はぁぁんっ…」
何度も何度も出入りする塊のリズムが、次第に早くなる。
276148:2005/04/08(金) 00:39:31 ID:kaIqBqQx
卑弥呼はただ、息をするので精一杯で、頭が真っ白になって。
「はぁっ、だ、めっ…」
高くかすれた声が、絶頂の近いことを伝える。
「ん、イっていい…よ…っ」
卑弥呼の腕を絡めていた鏡の手が、べったりと体液でよごれた下腹部に移動する。
赤く硬くふくれたクリトリスを爪でひっかくと、びくりと卑弥呼の体がはねた。
「っ…やぁああああぁっ!」
布を裂くような悲鳴とともに、膣の最奥にどくりと精が放たれる。
何度も何度も、征服の証を残すように、未成熟なそこに。
びくびくと絶頂の余韻に体を震わせる卑弥呼から自身を抜くと、鏡はしばらく放心したように彼女を眺めていた。
そして気を失ってしまったらしい彼女の髪を梳いて、思い出したようにぽつりと呟いた。
「…愛、って感情は…どう表現するのが正解なんだろうね?」



「卑弥呼ちゃんー?」
ドアをノックする音と、どことなく間延びした声に、卑弥呼は目を覚ました。
見慣れた天井と、牡の残り香が、あれはすべて現実だったのだと告げる。
体が痛い。背中も、押さえつけられていた腕も、下腹部も、つりそうなほど伸ばした脚も。
声はでるだろうか。
銀次に返事をしなければ。
「…の」
喉が痛んだ。
痛めつけられてばかりいる。
277148:2005/04/08(金) 00:40:15 ID:kaIqBqQx
「…天野」
「! 卑弥呼ちゃん、入っていい?」
ドアの前でやきもきしている銀次の様子が、簡単に想像できた。
蛮はどうしているのだろう。
気付かれた、だろうか。
「…待って。自分で、いくから」
卑弥呼の体は何事もなかったかのように清められて、服を着せられていた。
契約は守られたようだ。
鏡は、いない。
痛む体を起して、ベッドを降りる。
熱と悪寒は治まったようだ。
残ったのは、痛みだけだ。
それと、ひどくみじめな自分。

手をかけようとした瞬間、向こうからドアが開けられた。
「卑弥呼」
「蛮」
目を合わせたのは、一瞬だった。
すぐにお互いが、お互いのいた場所をさぐるように視線をさまよわせた。
「…あいつは?」
「…知らない。用事が済んだから帰ったんじゃない?私、すぐ寝ちゃったし」
へたな嘘に、蛮が気付かないわけはない。
けれどわざわざ卑弥呼が嘘をついた理由を考えてか、蛮はそれ以上追求しなかった。
気まずい沈黙が流れる。
278148:2005/04/08(金) 00:41:58 ID:kaIqBqQx
それをどう勘違いしたのか。
「ど、どっから帰ったんだろうね?」
銀次のまっとうなツッコミに、苦笑が漏れる。
「知るかよ。…飯食うか?」
「…うん。お腹空いた」
微笑んで、卑弥呼は安心する。
自分はまだ、蛮の前で笑える。
「やったー!卑弥呼ちゃんが起きるまで食べちゃだめって言うから、俺すっごい待ってたんだよー!」
心底嬉しそうな叫びの内容が、少しこそばゆい。
キッチンに立つ蛮の背中を見ながら、卑弥呼は考えた。

自分は悪夢のような思いをしたけれど、きっとそれだって、いつかはどうでも良くなる。
素直じゃない彼がいてくれれば、きっと。


―END―

+ + +


長々と占拠してしまい申し訳ありませんでした。
少しでも喜んでいただけたのなら幸い。
あとはひたすら他カプの投下を待ちます…。
279名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 03:15:40 ID:O+OgdFc/
>>148
GJ&乙!!!
すごく楽しませて頂いたYO
280名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 14:25:22 ID:brRQUya3
朔羅タン…本誌で朔羅タンのおなかを拝めるとは思ってなかったハアハア(´Д`)ハアハア
誰か早く朔羅タン話を書いてくれ…。
281名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 00:13:56 ID:h1EOI8OO
蛮×レナはどうか。
あんまり接点ないけど。
282名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 09:05:44 ID:UaWws9/m
雨流×レナいい。
283名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 01:02:21 ID:MaQaUcES
舞矢だっけ?×銀ちゃんお願いします。
それとたまには卑弥呼以外のキャラも思い出して下さい....
284名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 00:43:13 ID:WgkgOPHb
>>283
書きたくなるような妄想よろ
舞矢はかわいいんだが相手が銀次だとシュチュが難しい


萌えトークが続かないよな、ここ
正直、書き手が少なすぎる気もするが
285名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 21:29:52 ID:yLigalX6
>>284
糸で縛りあげてから軽く調教とかは?
その後は舞矢の玩具でww
286名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 00:52:03 ID:DCw69qkJ
>>278
いやー、すごい才能ですね。
ほんとおもしろかった。3人とからんでても
絡み目的だけで書いてない感じがちゃんとしてよかった
GJ!!!!
287名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 20:14:56 ID:ScfRcMi4
あまりに寂しいので点呼

とりあえず一人いますよ。ノ
288名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 23:26:50 ID:mPr+Y3or
ノシ
289舞矢×銀次:2005/05/03(火) 02:06:10 ID:XyOsNPQU
「アレ…?ここ、どこだろ…?」
雑魚と戦ってここのレベルに慣れて来い、と波児に言われ、
蛮とともにやたらと強い雑魚を倒したまでは良かったのだが。
銀次は、見事にはぐれた。というか、迷子になった。
「どーしよー…」
言いつつあてもなくさまよっている銀次の顔に、何かが触れる。
はっとして後方に飛びのいたが、遅かった。
「この糸…!」
「つっかまーえたっ」
可愛らしい声とともに、いくすじもの糸が銀次の身体を絡めとる。
声の主はたぷたぷと揺れる乳房を覆いきれない衣装で、彼の前にあらわれた。
「これで君はあちしのペットだね♪」
「君は…!」
早すぎる再会に、銀次は思わず声をあげる。
しかし反撃の間も与えずに、舞矢は彼をきつく縛り上げた。
「ペットが飼い主サマに反抗しちゃだめでしょ?」
花も零れんばかりの笑みでそう言うと、ひらひらと扇で銀次の顔を煽ってみせる。
「せっかくペットにしてあげるんだから、いい子にしなきゃだめだよ?」


-------------------------------------------

二人かよorz
と落ち込んだので勢いだけで投下。気が向いたら続けます…。
290名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 17:06:27 ID:ifzLYEXT
作品でても誰一人増えないとは…orz
291名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 17:43:16 ID:zKjFzFSc
いるよーいるいる。いるってば!ノシ
292名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 02:29:37 ID:K3OV3yR9
書き手一名・読み手二名。
なんて過疎化が進んだスレだ…
このままでは前回と同じく途中で消滅しかねないな・・・

というわけで、盛り上げるためにちょっと嗜好をこらしてみようかと思う。
次回投下分のラストに選択肢を設けるのでレスよろ。
レスもらってから続きを書きますよ、と。

三人で回しておもしろいのか?という疑問は心の中にorz
293名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 02:50:16 ID:OxQO2fRJ
このスレ読んどけば?

( ̄ー ̄)つhttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1058881848/
294名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 14:37:50 ID:KQVPe8ic
ノシ
295名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 17:50:27 ID:Yms0ls4v
ここにもいる ノシ
>>285的な展開キボンヌ
296名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 03:38:17 ID:MCppqGBb
人キターーー(゚∀゚)ーーーー!!!!
>292氏ガンガレ…
俺も285と同じようなシチュをキボン
297名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 11:09:58 ID:QgTZenoF
俺も応援しますww
神よ頑張って下さい!!
つーか銀ちゃんと舞矢タン良いなww
298名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 11:27:20 ID:Ulu7pBMj
俺も俺も! ノシ
ポッキーを使った調教(;´Д`)ハァハァ
神様ガンガレ!
299舞銀:2005/05/06(金) 01:11:58 ID:b2LoWIUL
電撃を放とうとした瞬間、銀次は突然の衝撃に声を呑んだ。
舞矢の顔が視界から消え、次の瞬間。
股間に、少女の細い指がかかっていた。
「ちょっ…!」
赤面して足をバタつかせようとするが、すでに全身が糸に絡め取られている。
「ペットといったらやっぱりしつけだよね♪
 と、ゆーわけで、あちしは今から君をしつけることにしたのだ♪」
「し、しつけって、何す…っ」
にこにこと無邪気そうに言う舞矢の考えが、銀次にはわからない。
困惑と焦りと羞恥と、くるくると変る表情を眺めながら、舞矢はいたずらに手を動かした。
服の上からやわらかく撫でると、銀次の身体がびくりとはねる。
「やめっ…」
「やめてあげないよ♪しつけだもん♪」
覗き込んでくる舞矢の表情は、相変わらずの笑顔だ。
けれどその瞳の奥底には、妖しい光が灯っている。
布越しの刺激が、次第に銀次の頭を犯してゆく。
そそり立とうとする自身を制する気持が、折れる。
「…っく…」
苦しげに息をつく銀次の表情を、舞矢は楽しそうに観察する。
そして軽く棹を握りながら、問いかける。
「気持いいでしょ?いいって言ってごらん?」

選択肢
1.「う、ん…気持いいっ…」
2.「気持よくなんかっ…」
300名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 01:55:55 ID:QC/LgCgg
>>299
GJ素敵ですww
ちなみに自分は「2」ですかね
でも銀ちゃん人が良いから流されて1になりそうかも
301名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 07:40:02 ID:zpX10znR
グッジョブ!
俺は従うふりをして(無駄な)反撃の機会を狙う「1」かな
302名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 19:34:19 ID:kVeiLk2Y
>>299
(;´Д`)ハァハァ
「2」で抵抗しつつ、犯される銀次を希望
303名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 20:14:52 ID:1GHI2VzM
2は王道っぽいけど・・・俺は1で。
304名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 23:23:16 ID:ndrLdmgL
俺も1で。早く続きが読みたいよ・・・
305舞矢×銀次3:2005/05/08(日) 01:58:45 ID:f6UJbIOh
「う、ん…気持いいっ…」
普段から余り深く考え込まない、そのうえ今は朦朧とした頭で、銀次は思わず素直に答えてしまう。
舞矢はその返事に満足したのか、にこりと笑ってみせる。
その表情を見て、かわいいなぁ、と場違いな考えをしていた銀次は、ぎゅう、と服の上から強く竿を握られた。
「…あっ」
びくり、と身体を震わせた銀次に大きな胸を押し付けて、その耳元で彼女は囁く。
「そっかぁ、気持いいんだね♪じゃあこのままイっちゃうのかな?」
「え、い、いっちゃ…」
聞き返そうとした銀次は、また言葉途中で息を止める。
先ほどまでより強く握っていた手が、激しく上下に動き始めたからだ。
「やめ…んっ」
身体を密着させたまま、舞矢の手は器用に動き、銀次に声を出させる。
「しつけだからやめない、って言ったでしょ?それにもう、固くなっちゃってるよ?」
柔らかな胸、そして可愛らしい声と甘い匂いが、余計に銀次を誘惑する。
「う、あっ…」
布越しに伝わる手の感触が、経験のない銀次には卑猥すぎる。
言いようのない興奮に包まれて、次第に息が上がり始めた。
このまま快感に流されてしまおうかと、彼の分身に血が集まりだす。
それを止めることが、できない。
「もうカチンコチンになっちゃってるよ♪出したくてしょうがないんでしょ?」
舞矢の言葉どおり、銀次の限界は近かった。
舞矢の手の動きはより巧みに、激しくなってゆく。
銀次は飛びそうになる意識の中で思った。

選択肢
1.我慢できない…!
2.服の中では、できない!
306名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 11:08:48 ID:XdbPR/L3
「2」。服の中では?じゃあ何処ならいいんだyo!(;´Д`)
307名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 13:34:03 ID:4voMxCSr
2で!!
308名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 21:19:59 ID:MtUONpMN
いや性格上1だろ
309名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 22:27:38 ID:j2hprvrf
いっそ,雷帝化して逆襲。

……あの回復力なら,「絶倫」も……?
310名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 01:20:50 ID:fPdXR86h
1キボン!!
311名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 10:15:41 ID:cpcjAwMX
2で(*´д`*)ハァハァ
312夏実×レナ:2005/05/09(月) 20:57:59 ID:4RIDeMCA
 ある日のホンキートンクで、夏実は不機嫌にテーブルを磨いていた。
「レナちゃんよりオッパイ小さいなんて……」
 不機嫌な理由は、つまりそういう事。
 蛮が胸の話をしている過程で、自分の胸のサイズが中学生であるレナより小さい
事を知ってしまったからだ。 
 そんな夏実に、レナは思いも寄らぬ言葉をかける。
「ねえ、先輩。オッパイおっきくしてあげましょうか?」
「え?」
313夏実×レナ:2005/05/09(月) 20:59:08 ID:4RIDeMCA
 唐突に聞こえたレナの言葉に、夏実は耳を疑う。
 だが次の瞬間には、レナは夏実の背後に回りこんでいた。
 そして夏実の小振りな胸に手をやり、ゆっくりと揉み始める。
「あっ……ちょっと! レナちゃん、何を……」
「知ってました? オッパイって、他人に弄くってもらうと大きくなるんですよ」
「だからって……あっ…ん」
 レナの巧みな指使いに、夏実は身を捩って悶える。
 何とか逃れようとするが、愛撫を加えられているため力が出ない。
「まだブラウス越しに揉んでるだけなのに。先輩、感度いいんですね」
 微笑を浮かべながらそう言って、レナはソファに夏実を押し倒した。
 制服のリボンを解き、ブラウスのボタンを外し始める。
「っ……やだぁ!!」
 レナの下で夏実はジタバタともがいたが、それも無駄な抵抗に終わった。
 ガシャン……
「きゃあっ……」
 夏実の頭上で束ねる形に両手を掴んで手錠を嵌めた。
「これで抵抗できないでしょ。さて、たっぷり可愛がってあげますね」
 ボタンを外し終えると、ブラの肩紐をずらし、夏実の乳房を露にした。
 そして、片方の乳首に吸い付く。
「ひゃああんっ!」
「こっちもの方も……」
 もう片方の乳首を指で摘む。
「あんっ……あ…ひあぁっ」
「まだまだ…これからですよ。センパイ」
314夏実×レナ:2005/05/09(月) 21:00:29 ID:4RIDeMCA
続きます。
不定期ですが、どうかよろしく。
315名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 21:41:57 ID:tL1WwNIi
>>312
GJ!!!!!
316名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 22:01:00 ID:n0ZHuQ6W
>>312
百合キター!
オパーイだけで終らず、どうかその先まで!(店で?
つか、手錠てw
317名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 21:02:01 ID:GgIP50jF
保守だつーかあれから誰も来てないのかよ?
一応「1」で頼みます!
318名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 21:05:39 ID:GgIP50jF
スイマセンorz
300で止まってて、全部を押したら300以降のスレ見れました
つまり誤爆ですorz
319舞矢銀次4:2005/05/11(水) 01:37:53 ID:zP96V8EZ
服の中では、できない。
すっとんきょう、といえばそれまでの、銀次らしい考えではある。
けれど舞矢はもちろん、そんな銀次の発想には思い至らず、不満そうな声を出す。
「むぅっ。頑張るなぁ。イきたくないの?」
「え、あっ…だってっ、服・・・汚れちゃうしっ…」
顔を赤くして、必死で言う銀次を見て、一瞬の沈黙。
そして、笑い。
「あははははっ!そっかぁ〜。そうだよね〜♪」
言うなり銀次のズボンに手をかけて、手際よく脱がせてゆく。
「え、あ、いや、そーゆー、ことじゃっ…」
「いいから!服のことまで気にするなんて、えらいね〜♪
 いい子には、ごほうびをあげちゃうのだ♪」
勝手に言い切った舞矢の温かい舌が、先走りの液と唾液とをまぜる。
「う、あ…あっ…!」
ぱくりと、くわえられればその温度も湿り気も、全身で感じてしまう。
「ふぃふぉふぃよふふぃふぇふぁふぇふふぇ〜♪(気持ちよくしてあげるね〜)」
発音する、舌が当たるたびに情けない声が漏れる。
はちきれんばかりに膨張した銀次は、舞矢の小さな口には大きすぎる。
舞矢の口の中にはほとんど余裕がなく、淫靡な舌だけがせまい隙間をうごめく。
柔らかな唇や、ざらざらとした舌を感じるたびに、銀次はますます大きくなってゆくようだった。
けれどもう、我慢できない。
亀頭を強く吸い上げたり、裏筋を舌でこすったりと、舞矢の動きはとまらない。
可愛らしい、可憐な少女にされているという背徳感が、却って銀次を興奮させる。

選択肢
1「や、やめてってばっ…」
2「もう、出ちゃうよっ…!」
320名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 16:55:00 ID:/+dtNlbh
ハアハア(;´Д`)ノ「1」よろしく…
321名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 20:43:17 ID:8H4a//1S
どっちでもいいから早く読みたい
322名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 22:25:00 ID:wSE6uiLZ
グッジョブ!
当然、出したくても出させないんだよね?(;´Д`)ハァハァ
どっちでもいいけど、[2]かな?
323名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 14:09:15 ID:3GEBBM2f
1でよろしく!
324名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 23:38:15 ID:O2PfSnBT
1がみたい!!
325舞矢×銀次5:2005/05/16(月) 02:19:06 ID:3f0SsD7S
「や、やめてってばっ…」
息もきれぎれに訴える銀次の言葉が耳に入って、舞矢はせわしなく動いていた口を止める。
「え…?」
銀次が間の抜けた声をあげた次の瞬間、軽く吸い付いていた唇が、離れた。
とろりと濡れた唇を舐めて、舞矢は言う。
「じゃ、やめてあげる♪」
「え・あ?」
キョトンとした銀次の目の前で、舞矢はおもむろに自分の(余り意味のない)服をたくしあげる。
銀次は真っ赤になって、たわわな胸から目をそらそうとしたが、あえなく失敗。
むにゅ、とやわらかな感触にびっくりして凝視すると、ますます顔に血が集まった。
なめらかで、白くて、やわらかなものに、グロテスクな、抑えのきかない自分がはさまれている…。
その淫靡さに、銀次の頭は今更ながらに真っ白になる。
「お口とどっちが気持ちいいかな?」
言いながら、舞矢は自分の胸をつかんで、銀次をしごきはじめる。
「う、あ、あっ…!」
やわらかで、弾力のある胸の感触。
ときおり感じる吐息。
思い出したように先端を舐める舌…。
「ん、美味しい♪」
「うぁ、やめっ」
「イきそう?イきそう?」
自分でも限界が近いことがわかって、舞矢の言葉にも頷くしかない。
けれど。
「…まだ、だめだよ♪」
326舞矢×銀次5:2005/05/16(月) 02:19:43 ID:3f0SsD7S
「え?」
快感の塊のような胸からの解放。そして次の瞬間、再びの拘束。
舞矢の細い指が、銀次の根元を強く握っていた。
「ごほうびはおしまいなのだ♪しつけを忘れちゃいい飼い主になれないモンね♪」
ぎゅう、と。快感を与えるのではなく、苦痛をあたえるだけの拘束。
「…っ!」
いきりたち、過敏になっているそこは、もはや彼女の支配下だった。
「ん〜と、どうしよっかなぁ。まずは…」

1.目隠しをする
2.身体を痛めつける
327名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 02:32:46 ID:e3U1D8hA
1を希望 (*´Д`) ハァハァ
328名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 17:04:18 ID:Tv1AeHPW
1で頼みます(*´Д`) ハァハァ
329名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 21:04:11 ID:p6Kc/zDo
やはり1で。今日も深夜が待ちどうしいZE
330名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 19:09:18 ID:l0g7iAGt
1の展開でみてみたい
331舞矢×銀次6:2005/05/18(水) 22:20:03 ID:WfgPnL2Y
「きーめたっ♪」
ぱっ、と離された手に安堵している銀次の後ろに回りこみ、舞矢は自分のソデを破り銀次の目にまきつけた。
「え、え、えっ!?」
視界を奪われた銀次の背に、柔らかなものが当たる。
「えへへー、どこから触ってあげよーかなぁ♪」
顔の真横から聞こえる声。
耳に、柔らかな髪が触れる。
腕が回された。
服を、ごそごそいじっている。
「ちょ、ちょっと、待って…」
声でだけ抵抗を試みるが、腕も脚も動かない。
情けないことに下半身をさらけ出したまま、少女のおもちゃになっている。
「ココは感じる?」
服の中にもぐりこんだ指先が、胸の頂を弄ぶ。
「うっ…」
「あ、感じちゃったんだ〜、可愛いっ♪」
嬉しそうな声が、耳をくすぐる。
くるくると動く指先に反応しまいとすると、それを感じ取った舞矢は唐突に手をのける。
止めていた息を吐き出して、また息を止めるハメになる。
むき出しの下半身に触れる、舞矢の手の感触。
「うん♪まだまだ元気だね〜♪」
軽くなで上げ、扱き、すぐにまた手を離す。
と、こんどは背中に感じていた柔らかな胸も離れて、舞矢の動く気配がする。
視覚を奪われた分、銀次は神経をはりつめさせて彼女の気配を探っている。
332舞矢×銀次6:2005/05/18(水) 22:20:48 ID:WfgPnL2Y
自分の目の前で、舞矢はしゃがんだらしい。
じっと何かを見ているのか、動かない。
動かない分、その気配を探るのに必死になる。
けれど舞矢は唐突に、そんな銀次を焦らせるような言葉を吐く。
「あ♪そんなとこで見てないでこっちおいでよ〜♪」
「え!?だ、誰かいるの!?」
こんな格好を見られるわけには…!と焦る銀次のはりつめたモノに、あたたかな息がふきかけられる。
続いて、ざらりとした舌の感触。
軽くこすられたあとには、柔らかな唇のあたる感触。
「ま、ってよっ、ちょっ、誰か見てるの!?」

選択肢
1「ウソだよんっ♪」
2「うん、いるよ♪でも教えてあげないのだ♪」
333名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 23:14:02 ID:n4X+L3Nn
GJ (*´Д`) ハァハァ
次は2でお願いします (*´Д`) ハァハァ
334名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 03:29:59 ID:PdkadWE8
まだまだ2でいける(;´Д`)ハァハァ
335名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 21:44:09 ID:LXnTHTPW
俺は1がいい!
336夏実×レナ:2005/05/23(月) 13:35:05 ID:0cPlhtjG
 ギシギシ、とソファが音をたてて軋む。
「はぁはぁ……」
「本当、敏感ですね。オッパイだけで、そんなになっちゃうなんて」
 乱れた制服。
 はだけたシャツの間から見える柔肌を舐めまわしながら、そう囁いた。
「でも、まだやめてあげませんよ」
 意地の悪い笑みを浮かべて、夏実のスカートの中に手を差し入れた。
 下着の上から、そっと割れ目を撫でる。
「……ふぁ、ひゃぁあっ!」
 レナの愛撫に、夏実は肩を震わせて悶える。
「店の前には、閉店の札を立てておきましたから誰も来ませんし……もっと声、聞
かせてください」
 そう言って、耳に息を吹きかける。
「っ……やぁ」
「夏実先輩、可愛い……」
 そのまま下着の中に手を入れ、クリトリスを弄くり、胸を揉みしだく。
「ひゃぁぁっ! あぁぅっ……」
 店内にグチュグチュといやらしい音が響く。
「いやぁっ……もう、やめて……」
 夏実の懇願を無視して、一心不乱に舌と指を動かす。
 その度に、秘所からはだらだらと愛液が零れ落ちていく。
「もっと、強くしてあげますね……」
「もうやめてぇ……あついよぉ……レナちゃんっ……!」
 瞬間。
 頭が真っ白になって、夏実は意識を失った。

「また、してあげますからね。先輩」
 ――――そう、無邪気に微笑むレナの姿が見えた気がした。

 終わり
337312:2005/05/23(月) 13:38:29 ID:0cPlhtjG
一先ず、これで終わりです。
次、書くなら朔羅あたりになりそう。
338名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 14:50:40 ID:QAx3yFpV
朔羅の出てくる巻だけ集めようと思ってるんだが
何巻に出てくんのか教えてくださいエロイ人
339名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 21:16:14 ID:t2NTLPSB
>>337
期待してます!!朔羅タン(´Д`)ハアハア
340名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 15:07:14 ID:/iu0PRAR
以前とあるサイトで俊樹とヘヴンの激エロ小説公開してる人いたなあ…
確かもう閉鎖したはず
341名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 16:02:21 ID:vJmmOpmN
見たかったなぁ、それ。
342名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 21:27:42 ID:iPQtHgn5
その作家さんがこのスレに気付くことがあ……りえないよなぁ…

実に見たかった。
343名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 02:12:34 ID:hCCAcE/u
雨流やら筧やらは原作で男相手に本気でハァハァしてるからか、
なんかこう女としてる小説読むとほっとする。
何故だ。
読みたかった(;´Д`)
344名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 01:36:57 ID:+JALovOB
>332ネ申ガンガレ!
345舞矢×銀次7:2005/06/02(木) 14:45:40 ID:jb6C3sT0
「ウソだよんっ♪」
さらりと言う舞矢の言葉にほっとして、銀次は思わず安堵のため息をつく。
だが次の瞬間には、耳を疑うような舞矢の発言。
「って、ゆーのはウソ♪」
「えぇっ!?ど、どっちなの!?いるの!?いないの!?」
動かない身体を何とか動かして気配を探ろうとする銀次の焦りように、舞矢は笑ったようだった。
「ご主人様の言うことを聞かないと教えてあげないのだ♪」
爪が銀次の先端を軽くひっかく。
びくりと、はねる身体を"誰か"に見られていることが恥ずかしくて仕方ない。
「言うことって…」
「ん〜とねぇ…」
少し考え込んで、舞矢は銀次の腕を解放した。
「?」
解放されたというのに、銀次は律儀に舞矢の言葉を待っていて、目隠しを取ることを忘れている。
何を言われるのだろうと考えている間に、その手を舞矢にとられる。
いざなわれたのは、柔らかで滑らかな場所。
「あちしを気持ちよくして♪」
「えぇっ!?」
思わず手に力が篭り、乳房を強くつかんでしまう。
「んぅっ!だめだよそれじゃあ!」
「あ、ご、ごめんっ…」
慌てて手を引こうとするが、手首をしっかりとつかまれている。
「ほら、早くしないと教えてあげないよ?」
がたり、と後ろで音がする。いる。きっと、いる。
―ど、どうしよう、とにかく…

1.とりあえず、揉んでみる。
2.ん?この硬いとこって…
346名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 00:51:27 ID:gKopgCPP
GJ!
2をキボン
347名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 16:21:25 ID:ZMpDVlUO
俺も1の展開でみてみたい
348名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 20:06:09 ID:LHzD1jbV
2でいくとどうなるのか気になる
とうことで2をキボン
349名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 00:31:40 ID:UfMhKBYD
保守
350名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 21:13:10 ID:R9DkI4Ww
寂れてきたからageてみた
351名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 22:58:25 ID:7ouKXULG
職人さんあまりにも人が居ないもんだから
やる気なくなっちゃたんだろうか?
352舞矢×銀次8:2005/06/20(月) 02:21:56 ID:+2X3n2X6
ん?この硬いとこって…
手に触れたその突起をきゅう、とつまみあげる。
「きゃうんっ!」
「え?あ、ゴメンっ!」
しかし、大きく身体を逸らした舞矢の手は、未だに銀次の手を拘束している。
「もぉ、ご主人様って言ってるでしょ?ゴメンじゃなくてごめんなさい!」
「…ご、ごめんなさい」
あくまで”ご主人様”と”ペット”を貫く舞矢の言動にはついていけない。
けれど、銀次が触れているそこは柔らかく手に吸い付く。
ほんの少し手に力をこめれば、指はそのなかに沈んでゆく。
その甘美な感触を逃すことはできなくて、どうせしなきゃいけないなら、とヘンに開き直る。
手に収まりきらない膨らみを、下から持ち上げるようにして揉んでみる。
「ん、そう…そうだよ」
舞矢の声にいざなわれるように、銀次は手を動かす。
円を描くようにこね、もみしだく。
掌にあたる突起がより硬くなって、そこを押してやると甘いため息が漏れる。
感触そのものの快感と、その声に陶酔し始めた銀次の手から、舞矢の手が離れる。
「気持イイよ…ね、もっとして…」


============================

すまん。普通に中の人が忙しくて書けなかった…
つか、現在進行形で書けてない。
リレーででもつなげてくれると嬉しい…
353名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 16:50:45 ID:z9ioZ+yJ
>>352
あ、スイマセン急かすつもりで言った訳じゃ無いんですorz
気を悪くなされたなら本当に申し訳ありませんorz
354舞矢×銀次の人:2005/06/20(月) 17:38:59 ID:+2X3n2X6
>>353
いや、過疎化が気に入らないわけじゃない、とだけ言ってこうかなと…
そもそも過疎化を阻止するために投下しはじめたわけでして。
力不足でスマソ。
355名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 20:43:46 ID:z9ioZ+yJ
いえ自分は毎回楽しみにしてたんです。
でも最近余り来てなかったので
貴方の都合も考えずに軽率な発言をしてしまって本当に申し訳ありませんorz
356名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 17:38:08 ID:dlthJpLW
保守
357名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 02:12:14 ID:HLP1965I
保守しつつ薫流タンをキボン。
358名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 02:17:15 ID:acobDU4T
ちょと思いついたので投下してみる。鏡×ヒミコ(?)


目の前の大鏡には、信じられない光景が映し出されていた。
自分の忌み嫌っている男が、自分を蹂躙している。
いや、蹂躙ではない。
自分はあの男を求めて、屠っているのだ。
そして自分ではない。あそこにいるのは、もう一人の自分。
「 」
どんな声をだしているのだろう?
耳を覆いたくなるような声をあげているに違いない。
あのだらしない、しかし恍惚とした痴態を見ればわかる。
時折男はこちらを見て笑んでみせる。
自分の視線を、表情を、確かめているかのように。
毎晩毎晩くりかえされる、狂った茶番。
自分の犯されているところを見せつけられて、どうしろというのだろう。
自分は何も求めていないのに、夜ごと繰り返される茶番。
今夜も自分はあえいでいて、男は笑っていて。きっと明日も。
くらりとめまいがした。幸いなことにここは寝室であり、ベッドの上だ。
寝ようとすれば寝られるはずだ。けれどできない。
目の前で自分は犯されている。

あたしは、寝ることが出来ない。
359名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 04:01:52 ID:iU63zjSv
このままヒミコだけじゃ飽き足らず卑弥呼も堕ちていくようなのが・・・
360名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 20:09:41 ID:B1ZkyAee
朔羅の胸に顔を埋めてすーはーしたい。
361朔羅陵辱:2005/07/07(木) 15:08:41 ID:JwdaVKq2
 カツン――
 大量のコンピュータが置かれ、その音だけが支配している空間に足音が響く。
 カツン――カツン
 足音が止んだ。
 ふと振り返ってみると、そこには不敵な笑みを浮かべた鏡が立っていた。
「何の用ですか? マクベスなら今はあちらの部屋で休んでいますよ」
 鏡を拒絶するようにそう告げ、再び作業に移ろうとコンピュータに向かう。
「つれないなあ。今日はキミに会うために来たっていうのに」
「私の方に用はありませんが」
 無視して、淡々と作業を続ける。
 だが、そんな朔羅の態度を気にもせず、鏡は後ろから朔羅を抱きしめた。
「――何の真似ですか?」
 キッと鏡を睨みつける。
「そういう顔もいいけど、もっと可愛く泣き叫ぶ姿も見たいな」
 そう言い、そっと朔羅の耳元に顔を近づける。
「何を――――?」
「鏡の国にご招待するよ」
 途端に意識が朦朧とし、朔羅は意識を失った。
362朔羅陵辱:2005/07/07(木) 15:09:36 ID:JwdaVKq2
「――ん。ここは……?」
「俺のお城にようこそ。歓迎するよ」
 目前には鏡が立っていた。
 寝転んでいた体を起こすと、即座に身構える。
「無理矢理連れてきておいて、よくも……!?」
 突然背後から伸びてきた布に、四肢を縛られる。
「くっ……」
 咄嗟に振り返ると、そこには自分とまったく同じ姿の少女がいた。
「わ、私――?」
 驚きを隠せない朔羅の方を一瞥して、鏡は去っていく。
「ま、待ちなさい、鏡――――!」
「楽しんでいってくれよ、朔羅」
 鏡の姿が消える。
 部屋には自分と自分に良く似た少女だけになった。
「あなたは誰――?」
363朔羅陵辱:2005/07/07(木) 15:09:47 ID:JwdaVKq2
「私は鏡の中のあなた。誰にでも鏡の中の自分はあるわ。ただ気付かないだけ」
 少女は身動きの取れない朔羅に近づくと、後ろから朔羅の肢体に絡みつく。
「たっぷり虐めてあげるわ。イイ声で泣いてね」
 そう言うと、朔羅の乳房に手をやり、やわやわと揉み始める。
「やっ、やめなさい! やめっ……んぁっ――」
「気持ちいいでしょう。私はあなただもの。あなたの体のどこが弱いのかなんて全部知ってるんだから」
 少女は絶妙な力加減で乳房を責める。
「んっ……ああん――あ、やめ……」
「ふふ……」
 朔羅の反応に満足したのか、胸から手を離し服を脱がし始めた。
 前を肌蹴させると、今度は直に乳房を愛撫しながら、舌で腋を舐める。
「ひゃんっ! そこダメぇっ、やだぁ……」
 朔羅の懇願を無視して、ピチャピチャといやらしい音をたてながら更に責める。
「あひぃ……や……あんっ…ああ――」
「心配しなくても、こっちも舐めてあげるわ。ほら」
 正面から乳首を中心に胸全体を舐め回す。
「ああっ!! ひぃんっ……めて……あんっ……」
「ここは……どうかしら?」
「んっ……」
 喘ぎながらもなんとか逃れようと、精一杯の抵抗を試みる。
「イケナイ子。逃げられるわけないのに」
 下着の中に指を差し入れる。

続く
364名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 12:27:39 ID:gjYXtns+
gj...!!
365名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 15:53:27 ID:8UhRQszV
続き期待!!
366名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 19:53:08 ID:mCJyFZy7
続きが見たいってことでageてみるw
367名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 19:14:31 ID:w7PBUMF6
age
368名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 16:18:11 ID:8/kr9Qgp
続きマダー?
369名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 12:05:28 ID:rqyNVChz
  
370名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 19:31:41 ID:ad8HTrMg
371名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 07:42:51 ID:BC5/tBqa
あげ
372名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 19:08:58 ID:gpXzbDbk
朔羅タンの同人ないの?
373名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 21:36:23 ID:RT1iV8bP
>>372
筧朔羅アンソロジー持ってる。明日は朔羅タン本あるかな〜(´Д`)
374名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 01:32:35 ID:Sw9av2/q
うpして
375名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 11:44:43 ID:tlQZwhl9
コミケに直接行ければなぁ…。同人関連っていうと、近くにメロンブックス仙台店があるだけです。
当然、朔羅たんの本なんてあるわけが(ry

OTZ
376名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 15:46:56 ID:rjQJH7GO
>>375おお、同郷が!
朔羅タン本全然なかったよorz
オールキャラにちょこちょこ…
可愛い朔羅が2ページいたからエミシ本を買うという有様。朔羅本結構出してる女の子中心サークルさんは落選したのかいなかった(つД`)゚・*朔羅タン…
377名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 21:00:02 ID:Sw9av2/q
厨といわれようとあえて言う、
なんかうpして
378名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 16:17:00 ID:eWPz0a4P
http://www6.big.or.jp/~kimuti/votec/votec.cgi
ヘヴン好きなやつ投票しろ
379名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 18:58:06 ID:J/agndDG
age
380名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 22:12:41 ID:F8llrNXV
エロ無しははばかられるかと思いましたが、活性化を願って投下させて頂きます。
屍卑

 真夏のロングコート。一筋も浮かばない汗。
 つくづく化け物じみた男を前に紅茶をすすりながら、卑弥呼はクーラーのきいた喫茶店で仕
事の資料に目を通していた。
「卑弥呼さん」
 不意に、声を掛けられる。
 返事を返さずに視線だけを正面に向けると、赤屍がアイスティーに角砂糖を入れてかき混ぜ
ている所だった。
 当然ながら、砂糖は溶けない。
「私、何か間違えたでしょうか」
 不思議そうに、未だに形をとどめている角砂糖を紅茶の中でかき回しながら首をかしげる赤
屍に、どこから突っ込むべきかと悩む。盛大に大間違いだ。間違いに気づいただけでも、今日
はましな方だろう。
「ガムシロップって……知ってるわよね?」
「存じません」
 基本的な所から切り込んだ卑弥呼に対して、当然のことのように即答する。
 どこの箱入り娘だ。いい大人がふざけるな。
 笑顔で自分の常識なしを露見した男に、テーブルに置いてある小さな陶器のカップを指差し
て、卑弥呼はコレがガムシロだと冷え冷えと言い放った。
 アイスティーと一緒に運ばれてきた物である。
「ほう、これは紅茶に入れるものだったのですか」
「何だと思ったのよ」
「飲むものかと」
 大丈夫か……この男。まじめに感心しているのか、ただ知らないふりをしているのかは分か
らないが、卑弥呼は連発される非常識の先に奇妙な期待を抱いてしまい、資料を読みながらこ
っそりと赤屍を盗み見た。
 しげしげと眺めてからガムシロップを手に持って、あぁ、やはりやってくれた。完全にやっ
てくれた。
 好みに合わせて量を調節できるようにと、カップにミルクとガムシロップを入れて出す喫茶
店は少なくない。
 だがそれすら知らない世間知らずは、量というものを考えずに中身を全部注ぎ込む。
「赤屍」
「はい」
 ミルクとガムシロップで溢れそうになっている紅茶をストローで器用にかき回しながら、赤
屍はコップにそそいでいた視線を上げた。

381名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 22:13:25 ID:F8llrNXV
 つかみ所が無く、表情は自然でいて全体的には不自然。大体、表面張力状態の液体など、か
き混ぜたらこぼれるだろうに、それを一筋もこぼさずにやってのけているのは中々感心に値す
る。
 だが今問にしているのはそんな事ではないのであって……
「……本気でやってるの?」
「何がですか?」
 言うと思った。
 そう、小さくため息をついて何でもないわと片手をふり、卑弥呼は再び資料に目を通し始め
た。
「卑弥呼さん」
「今度は何よ」
「甘すぎるのですが……」
「当たり前でしょ? 普通、全部入れたりしないわ」
「教えてくださればよかったのに」
 それ位知ってろと言ったら怒るのだろうか。ふとそんな事が頭をよぎったが、卑弥呼は完全
に赤屍を無視して資料から目を離さなかった。
「ふむ……」
 ストローを含んで吸い上げると、砕けた角砂糖が明らかにジャリジャリと音を立てる。
 これ以上何を言っても卑弥呼にかまってもらえない事を悟ったのか、赤屍は大人しくその凶
悪な甘さを持った紅茶を飲み干した。
「資料は読み終わりましたか?」
「えぇ、大体ね」
「では行きましょうか」
「……仕事は明日よ? 帰るなら一人で勝手に帰れば?」
 すでに立ち上がっている赤屍に一瞥もくれる事無く、ぬるくなった紅茶に手を伸ばす。
 するとそれがひょいと奪い去られて、あっという間に赤屍の喉に流し込まれた。
「ちょっと……!」
「やり直しましょう、卑弥呼さん」
「はぁ!?」
「次の喫茶店に行きますよ。今度は失敗しないようにちゃんと見ててくださいね?」
 不可解な横暴に振り回される。
 あっけに取られた表情で中腰のまま立っていると、不意に回りの視線が気になって、卑弥呼
は苦虫を噛み潰したような表情を浮かべると仕方なく歩き出した。
382名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 22:14:18 ID:F8llrNXV
「冗談じゃない。帰らせてもらうわ」
 赤屍を素通りして、レジへと向かう。
「そうですか?」
「そうよ!」
「困りましたねぇ」
 何故、貴様が困るのだ。
 レジの前で会計待ちをしていた卑弥呼は、いい加減付き合いきれないとでも言うように赤屍
を振り返り、凍りついた。
「実に残念です」
「待たんかこのバカ屍ぇえ!」
 冷たい笑みと、煌くメス。瞬間、卑弥呼の脳裏にホラー映画真っ青の情景が浮かび上がって、
卑弥呼は周囲の視線もお構いなしで赤屍の頭を引っぱたいた。
「おや、考え直していただけたのですか?」
 ぬけぬけと言ってくる。
 この男、本当にガムロップの存在を知らない世間知らずか? 死んでもごめんだわ、という
言葉を涙ながらに飲み込んで、卑弥呼は伝票を赤屍の胸に押し付けた。
「奢りなさいよ……?」
「喜んで」
 天野。今なら私、あんたの気持ちが分かる気がする。
 無駄に唾の広い帽子を被って店を出た赤屍の後を嫌々ながらついていき、卑弥呼はホンキー
トンクの方へ向かおうとする後姿を引き止めて逆方向に歩き出した。
 何があっても、このバカと一緒にいる所を蛮に見られるわけには行かない。仕事ならばまだ
しも、プライベートでなど……何を言われるか分かったものじゃない。
 さっさと終わらせて帰りたい。こいつといると精神的に疲弊する。
「馬車にでもたのみゃいいのよ、こんな事……」
 吐き捨てるようにそういうと、赤屍がそうですね、と頷いた。
「しかし馬車は、昼間はタクシーの仕事があるそうなので」
 嘘でもいいから、卑弥呼さんの方が良かったので、とか言えないのかこの男。いや、そう言
われても不気味なだけか。
 深々とため息をつく卑弥呼を見下ろしている赤屍が、どれほど面白そうな表情を浮かべてい
るか、卑弥呼が気付くことは無かった。
383名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 06:49:02 ID:77nmBXQ2
GJGJGJ!
世間知らずな屍と面倒見善しな卑弥呼にワロタ。

ところでモノは相談なんだが花月×卑弥呼書いたらうpして善し?
携帯に書き途中。
384名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 10:48:15 ID:B6EQDMyp
ヒミコもいいんだけどそろそろ他の女の子も読みたい。
385名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 21:12:50 ID:csGyI4/T
>>382
GJ!
次回作もできたら投下していただきたい!

>>383
是非に!携帯からは改行が大変だろうがガンガレ!
386名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 02:16:08 ID:3NCr6Fqw
ageてみる
387花卑?:2005/08/17(水) 11:26:26 ID:IKfgqHyL
ギャグとしてお読みくだされば幸い。
エロなしでスマソ。
花月が微黒、携帯からなので改行とか出来てるか分からないですが…orz
活性化を願って


+++

「すいません、部屋はいっぱいで一つしか空いてなくて」
お決まりである。
「しかも一人部屋なんですよ」
お決まりである。
「でも、よろしいですよね?『女性同士』なら」
…お決まりである。

彼にとって少々不本意ながら(ほんとに少々だが)、絃の花月こと風鳥院花月は、容姿・仕草ともに女っぽい。
そして本日、彼の仕事のパートナーである、レディポイズン・工藤卑弥呼は、誰が何と言おうと生物学上では女である。
急な相手先の都合により遠出の仕事でホテルに泊まることになった二人は、「働くぜ俺は!」なフロントの皆様に一人部屋に二人押し込められた。
「…大きなお祭りがあるみたいですからね、いっぱいでも仕方ありませんね」
「そうね…でも一人部屋にむりやり押し込めるのはないんじゃない?」
呆れたように会話する二人。
遠くからは祭りの喧噪が聞こえる。
「見に行ってみますか?」
「興味ないわ」
とりあえず聞いてみた花月だったが、予想通りの言葉に苦笑した。
それを感じ取ったのだろう、卑弥呼は彼を睨んだが、何も言わずテレビをつけた。
地方の天気予報を聞き、明日は晴れということを確認する。
「さてと…お風呂入って寝なくちゃね。明日は早めに出るつもりだから」
「たしか指定された時間は10時でしたね…7時に出れば間に合いますね」
「道が混んでるわよ、この調子だと。あの依頼人時間にうるさいから、先につくにしても遅れるにしても5分前後でいきたいわ」
388花卑?:2005/08/17(水) 11:28:47 ID:IKfgqHyL
「うるさすぎですよそれは…」
「ま、そういうことだから。明日は6時には起きてね?6時半に出るから」
「分かりました。先にお風呂どうぞ」
「じゃ、ありがたくそうさせてもらうわ」
卑弥呼はさっさと風呂へ消えていった。
花月の方は手持ち無沙汰にテレビのチャンネルを回す。
なんとなくすぐそこの祭りを放映している地方番組を見ながらぼんやりと時間を過ごしていると、ドアの開く音が聞こえた。
「卑弥呼さん、出たんです…」
か、というかあなたなんて格好で出てきてんですか。
心の中で突っ込んだ。
彼女はタオルを巻いただけで出てきたのだ。気分は完全に自宅だ。
「着替え持って入るの忘れたのよ」
「ならさっさと着替えを取ればいいじゃないですか。何冷蔵庫から牛乳取り出してるんですか」
「?ビールないし」
「ああそうですか、牛乳を部屋に置いてあるホテルっていうのも珍しいですね、
って、そうじゃなくて、あなた未成年ですしその前に着替えについて答えてほしかったんですけど」
「人殺しに比べたら飲酒なんて軽いわよ」
だから着替えについて答えてくださいよ。
突っ込もうとして花月はやめた。おそらく無駄に終わるから。
だが卑弥呼はやっと彼が聞きたいことを答えてくれた。
「それにあんたなら見られても気にならないし」
「ええっ!?な、何を…」
「『女同士』って考えられるから、あんただと」
「…そうですか」
気分は自宅で女同士のお泊まり会。
389花卑?:2005/08/17(水) 11:32:33 ID:IKfgqHyL
普段から女男と言われているが、こう、なんというかこうも真っ正面から言われ、提示される(しかも思春期真っ直中の女の子にだ)と涙がでそうだ。彼は男なので『女の子だもん』とも言えない。
「そんなことよりあんたもお風呂入れば?」
「ええそうですね」
棒読みに答え、ふらふらと風呂に向かう。
自分もタオル巻いただけで出てやろうか、いっそ裸で…
だが卑弥呼は抜け目なかった。
「着替え忘れてるわよ」
一瞬、自分がだめな人間に思えた。



だが負けたままでは戦慄の貴公子の名が廃る。
勝負ではないし昔の通り名はあまり関係ないが、彼の頭の中、突っ込んでくれる人はいない。
風呂から出れば卑弥呼はちゃんと服を着て、携帯のアラームをセットしていた。
「5時半に鳴らすから」
「分かりました。もう寝ますか?」
「そうね」
ここに来て問題になるのが寝る場所である。
ベッドは一つしかない。かわりにちいさなソファがある。
ふ、と花月の頭に卑弥呼に勝つ名案が浮かんだ。
悟られないよう浮かんできた笑みを隠し、卑弥呼の言葉を聞く。
「あんたベッドで寝なさいよ。縦の大きさから言うとその方がいいでしょ」
「横の大きさで言うと逆なんですか?」
からかうと卑弥呼の手に小瓶が光った。
冗談です、と笑顔で誤魔化し、考える振りをして、彼の勝利のための爆弾を口から投下する。
「そんなことしなくても一瞬に寝ればいいじゃないですか」
爆弾は効果てきめんだった。
卑弥呼はぽかん、として、慌てて口を開いた。
「…は?あ、あんた何言って…」
「『女同士』だと思えばいいじゃないですか」
「あのねぇ…わっ!」
「ほら早く寝ましょう。12時回っちゃいましたよ?」
何か言い募ろうと眉を跳ね上げた卑弥呼を無理矢理ベッドに転がし、自分もさっ、と横になる。
390花卑?:2005/08/17(水) 11:37:43 ID:IKfgqHyL
もう良いわ的にため息をつき、卑弥呼は眠ってしまおうと目を閉じた。
しかし。
ちりんっ
「?」
耳元で響いた鈴の音…おそらくは花月の武器の音に彼を見ると、にっこり笑いながら鈴を持つ花月と目があった。
「何してんのよ。寝ないの?」
「むしろ寝かせないつもりですが」
「…何よ、勝負でもするの?」
何か感づいたらしく卑弥呼が冷や汗を流しながら尋ねた。
「いえいえ、いや、ある意味では勝負ですけど殺し合いじゃありませんよ」
ちりんっ、と鈴がなる。
卑弥呼はベッドから飛び起きようとした。が、それより先に花月の絃が彼女の体をベッドに縫いつけ、身動きが取れなくなる。
「ち、ちょっと!『女同士』って考えるんじゃなかったの!?」
「いやだな卑弥呼さん」
逃れようと暴れもがく卑弥呼に花月は勝利の笑みを浮かべた。
「男が『女同士』だなんて考えますか?」
「…」
きょとん、と形容したくなる顔で卑弥呼はしばらく花月を見上げていた。が。
「だ、だまされたぁ!」
べてべてと暴れる卑弥呼に覆い被さり、花月は悪党めいた言葉で締めくくった。
「だまされるほうが悪いんですよ」




しばらく、そのホテルに百合カップルの噂が流れたそうな。



えんど。


+++


駄文目汚しスマソ。しかもSage忘れ…orz
こんな寝たで誰かエロ書いてクレ。



…目汚しついでに花月×レンも投下。エロなし花月鬼畜。




自分花月すきですよ。
391花レン。題『人間の証明』:2005/08/17(水) 11:58:30 ID:IKfgqHyL

「オレって人間、なのかな」



その言葉がすべての始まりだった。

花月さんは、優しくて、強くて、かっこよくて…どこをとっても、あこがれの人だった。

なのに…オレがそんなことを言ったから、すべてが間違ったんだ。

「証明、してあげようか?」

花月さんの言葉がうれしくて、オレは花月さんの顔も見ず頷いた。

直後に鳴った鈴の音は絶対に忘れられない。
オレの体は花月さんの絃で縛られ、吊され…


「か、づきさ…ふあっ!」
「気持ちいい?なら君は人間だよ」
さして成長してない胸を舐められて声をあげたオレに、花月さんはいつも通り優しい声で言った。

「かづき、さん…っ」
「ごめんねレン。僕のこと、嫌いになった?」


…嫌いに?そんなわけない。
だってこれはきっと花月さんが優しさでやってくれていることで、花月さんはすごく優しくて。

オレは一生懸命首を振った。
「そう…よかった」
花月さんは笑ってくれた。
優しい笑みだった。
優しい笑みだった、はずだ。






その愚かしいまでの信頼こそが、彼女が人間かどうか、証明する証。

END
+++
392花レン。題『人間の証明』:2005/08/17(水) 11:59:02 ID:IKfgqHyL

「オレって人間、なのかな」



その言葉がすべての始まりだった。

花月さんは、優しくて、強くて、かっこよくて…どこをとっても、あこがれの人だった。

なのに…オレがそんなことを言ったから、すべてが間違ったんだ。

「証明、してあげようか?」

花月さんの言葉がうれしくて、オレは花月さんの顔も見ず頷いた。

直後に鳴った鈴の音は絶対に忘れられない。
オレの体は花月さんの絃で縛られ、吊され…


「か、づきさ…ふあっ!」
「気持ちいい?なら君は人間だよ」
さして成長してない胸を舐められて声をあげたオレに、花月さんはいつも通り優しい声で言った。

「かづき、さん…っ」
「ごめんねレン。僕のこと、嫌いになった?」


…嫌いに?そんなわけない。
だってこれはきっと花月さんが優しさでやってくれていることで、花月さんはすごく優しくて。

オレは一生懸命首を振った。
「そう…よかった」
花月さんは笑ってくれた。
優しい笑みだった。
優しい笑みだった、はずだ。






その愚かしいまでの信頼こそが、彼女が人間かどうか、証明する証。

END
+++
393花レン:2005/08/17(水) 12:01:55 ID:IKfgqHyL
意味不明文、同じこと連投スマソ。
誤りまくりだがこれで花レン(純愛らぶらぶ)、レン受け増えてくれれば善。エロで。かなり切実。

レンかわいい。
394名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 00:02:05 ID:pbu8BvM8
>>387
GJ!卑弥呼ちゃん可愛い(´∀`)黒花月もイイ!
花月は一番男らしいんじゃないかと思う。性格が。
395名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 03:36:43 ID:xZTi0bOc
花月は男ってより漢だな。
紳士だし。
396名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 22:10:46 ID:ih5Zm64Y
全面的に萌え
397さすらいの名無しさん:2005/08/22(月) 12:48:47 ID:wS1PAYvD
花月×朔羅も萌え
398名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 15:00:45 ID:Zt5MW2Vg
>>397
禿同
399名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 17:36:44 ID:SUpGX/pH
花月と朔羅だっつたら綺麗同士で映えるしね。
400名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 17:48:53 ID:Zt5MW2Vg
花月と朔羅だったら、恋愛感情がなさそうだ
朔羅はなんか弟と同レベルのような気が
そうなると、どんなシチュ?
元婚約者とかだったら面白いかも
401名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 01:41:29 ID:Ki1HeKlS
蛮×朔羅萌え。
402名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 01:49:57 ID:Mv52Q3Ul
>>400
そうだねぇ〜、自分では山奥の温泉宿で和服がいいかな…
無限城での野外露出プレイでも萌えるけどね

寂寥感漂う山奥の温泉宿、篠突く雨が煙る中ぽっと縁側に火がともった。
「朔羅、相談がある…」
「えぇ花月様、急に風雅全員で温泉だなんて、何かあると思いました。」
「十兵衛達はもう寝たの?」
「ええ、もうそれはぐっすり。」
時計の針は深夜二時をとっくにまわっていた。
それは今から、十分前のこと…
朔羅もそろそろ床につこうと宿支給の桜模様の浴衣に着替えた時、白い浴衣に身を包んだ
花月がしょうじ越しにぽっと映ったのだ。何事かと思って開けると、風呂上りで蒸気し、ふっと微笑んだ
花月があまりにも美しくて思わず言葉を失う。
「ちょっと入らせてもらうよ。」
「ええっ!!花月様!」
それが今日限りの過ちの始まりだったのかもしれない・・・・

やっぱ難しいです…
書けたら続き書きますが、駄目だったらスマソww

403名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 15:37:42 ID:G7voGldY
>>402
GJ!書き続けてください!

自分も何か書こうかな…書ければ。
404名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 18:23:50 ID:gSyIbpVs
>>402
GJ!
続き、お願いします!
ちなみに、これって、昔の風雅ですか?
405名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 20:09:02 ID:+7xGEI4y
>>404
花月を男らしくするならやっぱ今になるのかな?

花月は慌てる朔羅を横にそっとまるで自分の部屋のように中に入っていく。
すでに畳には綺麗に布団がひかれており、就寝の準備がととのっていた。
「ごめんね…もう寝るところだったみたいだけど…」
「か…花月様…!」
「何、そんなに慌ててるの?ちょっと話があったから来ただけだよ。十兵衛達には聞かれたくないから。」
気づくと自分はバランスを崩しかけ、情けなくも花月の胸にもたれかかり支えられている状態だった。
花月の胸板は思ったより厚く、風呂上りで熱をあび、自分にまで熱さが伝わってくる。
「君のそんな動揺した姿を見たのは初めてだよ」
花月の笑顔がすぐそこにある。
自分は何をそんなに動揺しているのだろうか…。花月は自分の弟、十兵衛の親友でありそれはまるで本当の
弟のような存在。それに彼の美しい中性的な容姿のせいか男て意識はしたことは無いはずなのに…・・
時間が時間のせいもあるのかもしれないけど…
「そ、それで話して何ですか?」
「あぁ、ちょっとね…気分展観に縁側ででも話そうか?」
何とか落ち着きを取り戻し普通に対応する。
「は…はい」
花月が縁側のしょうじを開けると青い月明かりがさっと2人を照らし、ここが2人だけの空間であることを示していた。



406名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 00:52:05 ID:br0ltBLS
>>405
(´Д`)つ〃∩モェ‐モェ‐モェ‐
407名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 01:31:30 ID:oZmGFIFH
GJ!
しかしなんというか、誤字脱字がせっかくの作品を厨臭くしてるな…
408名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 03:24:42 ID:6plmmJKu
>>405
GJ!まじGJ!
気長に待ってます!!
409名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 19:38:07 ID:NQkWh/WH
「朔羅、相談がある。」
「えぇ、急に風雅全員で温泉だなんて何かあると思いました…。」
朔羅もとりあえず花月の横にそっと腰をおろした。
幾匹かの蛍がぎこちない二人の雰囲気をとり保つかのように真っ暗な夜空にぽつぽつと
飛び交う。
花月の顔がふっと綻びた。
「綺麗だね…。昔、風鳥院が裏に落ちる前、父上の目を盗んでは三人で裏山の小川に蛍を見に
行ったね…。今となっては遠い過去の記憶の1ページにすぎないけど…。」
「ええ、花月様と十兵衛たら蛍は捕まえてはいけないと言ってるのに…本当に困りました。」
さっきまでとはうって変わって二人の間を穏やかな時間が流れた。
そういえばせっかく、花月の厚意でくつろぎに温泉に来たというのにマクベスやロウアータウンの
ことが気がかりで、ろくに自分の時間にひたってはいなかった。
―― 本当に綺麗 ――
ふと夜空に舞い上がりながら散って行くまだ緑色の紅葉に朔羅はほんの一息、安堵するのだった。
410名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 20:09:43 ID:NQkWh/WH
「あの頃は楽しかった。朔羅はいつも僕や十兵衛を母上のように叱ってた。」
「母上…ですか…。」
今は亡き花月の両親。思い出に浸っているのか月明かりに青く片頬を照らしだされた
花月の姿は凛々しく、またいっそう美しく目に映った。
こんなにまじまじ花月の姿を見つめたのは裏の謀略に傷ついたのを慰めようとした時以来だ。
その時は女の子にしか見えなかったが…。
「あの頃は僕にとって君は本当の姉みたいな存在だった。」
「そうですか…。」
―― けれど今は ――

花月は朔羅の手首を強く握ると木張りの床に突然、押し倒した。
倒された拍子に朔羅の浴衣がはだけ、豊かな胸が花月の顔面にさらされる。
「か・・・・花月様!!」
「でも今は違う。」
花月の手がそっと朔羅の頬になだめるかのように優しく寄せられた。
「ごめん…すぐ終わるから……。」
次の瞬間、花月の唇がそっと自分の唇に重なり合う。
まるで母親が子供にするような優しい心のこもった口づけ…。
「花月様…、何のつもりですか!」
朔羅は目を丸くして抗議してくる。しかし、それは怒りというより驚きの感情のようだ。
そっと一匹の蛍がその場を去っていった。
411名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 20:13:15 ID:NQkWh/WH
お粗末でスマソ…
前置きが長くなり、間違えもたくさんありました。(゚▽゚;)
何かリクエストがあるのなら是非ドゾー
412名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 23:05:08 ID:6plmmJKu
GJ!GJ!
マジでいいよ!!
このまま続けて下さい!!
413名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 00:48:25 ID:z7HcKNCi
萌えますた…(´Д`;)ハアハア
是非続きを!!
414名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 11:43:15 ID:3igOchdB
花月にさっきまでの穏やかさはない。体が熱をあびそうな程、虚ろな瞳で見つめてくる。
「花月様おやめ下さい!あなたは風鳥院の当主、まして私は筧の女…。結ばれることは許されません。」
「様はやめてよ、朔羅…。追っ手から逃れて無限城に来たときから僕は風鳥院の当主ではない…。」
花月の目に迷いは無かった。朔羅のはだけた着物の間に手を入れると、胸から下腹部までを行ったり来たりさせ、優しく愛撫する。
浴衣の前は全開に開かれており朔羅は上半身、裸ていっても過言では無かった。
「あぁあぁぁ・・・・や…やめて…花月・・様」
突如与えられた刺激に思わず反応した朔羅を花月は満足気な笑みをうかべて微笑む。
その美しい漆黒の瞳に邪気をひそめながら…。
「そんなに気持ち良かったのかな・・・・?」
涙ぐみながら快感に耐えようとする朔羅をかまわず、花月は腰に手をのばすと帯びの結び目を器用にほどいていく。
結び方が甘かったのか、簡単に帯ははずされ、完全に前がさらされてしまった。
「花月様、なりません!あなたは私にとって我が弟、十兵衛の親友であり、また仕えるべき
風鳥院のご主人なのです。今日のことは水に流しますので、なにとぞ…」
「そうかな…。今まで、君が僕のことを男として見ていないことは分かっていた。けど部屋に入っただけであそこまで
動揺してもらえるなんて少しは男として意識してもらえた証拠と思うけど…。」
花月はそういうと朔羅の下半身にそっと手を伸ばした。






「花月様、」
415名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 11:45:21 ID:3igOchdB
すみません…最後、行変え間違いました。
気にしないで下さい。
416名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 12:32:11 ID:NTMmHXqK
エロスキタ―――――!!
417名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 14:05:58 ID:hXKjFYFP
花月の手が朔羅の股に侵入してくる。もう朔羅には抵抗のしようが無かった。
「花月様・・・・」
「様はいいよ。朔羅…花月で…」
朔羅の白い下着がずらされ、秘裂をそっとなぞられる。朔羅の体に甘い感覚が電波のように
走り回った。
「や…や、やめて下さい。」
「もう、やめられないよ…もう・・・・」
浴衣の絹から見え隠れする豊かな胸が男の欲をとてつもなく誘う。
白い太股も清楚な下着も美しい顔も何もかもが・・・・ 
しかし花月にとって目的は朔羅の体では無い。
そっとこれから交わる証として脚のつけねに一つずつ赤い痕を残していく。
「花月様…何故、急にこんなことを」
今だけは朔羅は涙ぐみながらもマクベスでもなく、無限城のことでもなく自分だけを見ている…。
「好きだからだよ…。」
そういうと花月は朔羅の下着を下ろすと顔を股間にうめ花弁に舌を這わせる。
急激な刺激と供に女の欲ともいえる愛液が秘所から溢れ出した。
「ハァ…ア…あぁっぁ」



418名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 22:15:05 ID:lTVR+5ft
GJ!
なんか、エロいって言うか艶っぽいって言うか、すごくいい!!
続きお願いします!
419名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 13:19:33 ID:xf6HZaVx
だいぶ下に来たので安芸。
朔羅タソ萌え記念。
420名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 22:19:26 ID:zMKwkNb+

. . .... ..: : :: :: ::: :::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::
        Λ_Λ . ::::::::::::::::::::::::::::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i .::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l: .:::::::::::::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


俺の・・・夏休みが吸われていきます・・・orz
421名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 21:53:28 ID:pTisClmf
保守
422名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 02:25:17 ID:StPtvc/i
エロパロ板に女がいて悪いってことはないけど、このスレ見てると
あまりにも腐女子テンプレまんまな感じのレスばっかりで萎える
もうちっと女臭を消す努力をしてくれないか、頼むから。
423名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 15:07:32 ID:U1ILb5fI
>>422
ファブっておくから何か投下してくれ
424名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 19:54:43 ID:fZSfNKJk
ageてみたり。
425名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 14:46:46 ID:8YQ3HqhL
投下する前でよかった。もう来ませんごめんなさい。
>>422&ALL
426名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 21:47:08 ID:tfPsjSPR
>>425 マケテハダメだ!投下するんだ!漢にナレぃ!
427名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 23:42:38 ID:N0RMknlR
おい早く投下しる!!
428名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 10:11:31 ID:auI5kPD4
自分のブツの小ささに悩む少年王があの人を満足させるために女性を犯す触手プログラムを作る。
その実験台に巨乳仲介屋とか細身の運び屋とか薬屋の孫とかが…

きちくねた。つか触手ネタ。

どうですか?
だめですよ。
429名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 20:01:46 ID:VgyArQOP
見たい!!
3人が3人とも快感に虜になるのがいい!
430名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 20:10:33 ID:M2XMib6d


暗い部屋に一つ光る画面を見つめて、その部屋―いや、その建物の下層界主である少年は、クスリと笑った。

画面に映る三人の女…それはこれから彼が行う『実験』の『モルモット』だ。

何も知らず、ただ彼が『作り出した』部屋に入る三人。


少年がキーを叩くと、画面に文字が現れ、部屋中のパソコンのプログラムが一気に働き出す。




『GAME START』

431名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 21:47:15 ID:ovAU/1KT
キタ―――――!!
432430[魅惑の仲介屋編]:2005/10/02(日) 19:40:33 ID:YUYxaS9D

部屋に入ったら、真っ暗だった。

「ちょっと、なんなのよこれ…」

思わず呟いてしまっても仕方がない。

そこに入った女性―仲介屋ヘヴンは、ただMAKUBEXに仕事の仲介を依頼され、腕利きの運び屋少女と偶然出会った薬屋の孫娘と一緒に部屋に入った、それだけなのだ。何も聞かされていない。

そういえば二人の気配がしない。さっきまで確かに話していたのに。

ヘヴンは冷静だった。
これはいったん外に出るべきだ、そう冷静に判断してヘヴンは踵を返し…いや、返そうとした。

だが。

しゅるしゅる

背後で何かが這いまわる音がした。

「!何!?」

とっさに振り向いて、それでも逃げられるよう身構えるヘヴン。
しゅるしゅるという音は止まず、だんだん近づいてくる。

恐怖を感じながら後ずさるヘヴン。
だがその足に『何か』が唐突に巻き付いた。

「!」

それを皮切りとばかりに何かが彼女の体に巻き付いていく。

「いやあぁぁぁ!」

叫びは虚しく響くだけで、何かはヘヴンの体を完全に拘束した。
途端に周りが明るくなった。
まぶしさに目を閉じたがヘヴンはすぐに目を開けて自分の置かれた状況を理解しようとする。
だが、彼女の置かれた状況は、簡単に理解出来るものではなかった。

「な、何よこれ…」

彼女の体に巻き付いたのは…緑色の、植物のような、生き物のような。

「…触手?」

呟くヘヴンに答えるように触手が動いた。

一本がびり、と彼女の胸元の開いた服を、さらに開けさせる。

「っ!」
433430[仲介屋編]:2005/10/02(日) 20:02:40 ID:YUYxaS9D

思わず身を捩ろうとする。だが触手はそれを許さず、そのまま彼女の服を破いた。

「!」

豊満な胸が、たぷんと揺れた。
その胸に、また触手が巻き付く。

「い、いや!」

まさかこんなお話のようなこと、ヘヴンはそう考えてすぐに思い直した。

ここは無限城。バーチャルが現実と化す場所。

彼女の考えを肯定するように触手が胸の突起を絞る。

「ひうっ!」

何本もの触手が彼女にまた延びてきて、胸に巻き付いていく。
柔らかなそれに食い込む触手は、その先端を胸の先端をあわせて擦った。

「あ!」

そして押す、こねる、撫でまわす。

「あ、んっ…いやっ!ああんっ」

妙に乾いてざらざらした触感が、どんどんと思考能力を低下させている気がして、ヘヴンは気を強く持とうと唇を噛む。

だが…

「むぐっ?!」

太い触手が延びてきて、彼女の口に押し入った。
噛みついても柔らかく、しかしなんの味もしない。

「ふぐ、むぐぅっ!ふん、んんん!」

その間にも胸に食い込んでいる触手は、突起を押し、撫でまわし、こねくりまわし続ける。

だがそれ以外に触手はどこにも触ってくれなかった。
知らずヘヴンは腰を動かす。だが触手は胸だけに集中している。

一辺倒のそれに、飽きとも言える感情を抱き、ヘヴンはさらなる快感を求めようと腰を動かす。

やっと触手が動き始めた。
数本が彼女の足を伝い、彼女が今もっともそれを求めている場所を撫でた。

「んん!ふぅ、ふぅん!」

待ってました、とヘヴンは腰を揺らした。
陰核を撫でる触手は、胸への愛撫だけで垂れだした愛液に濡れて、まるで舌か何かのような感覚だ。
434430[仲介屋編]:2005/10/02(日) 20:27:11 ID:YUYxaS9D

いつのまにか自分が快楽の虜となっていることにヘヴンは気がついていない。

口に突っ込んでいた太い触手がそこから抜け出した。

愛撫は―胸への愛撫も陰核への愛撫も終わった訳ではない。

息を合わせたように、同じように押し、撫でまわし、こねくりまわしている。

「ああん!はあっ、ああっ!」

触手は様々なところに延びた。

腰や背中を伝い、耳や首筋を撫で、脇の下をくすぐる。

滅多に味わえないであろう、様々なところへ一度に施される快楽にヘヴンは流されている。

「お願い、欲しい、欲しいの!」

触手に嘆願する姿はあまりに妖艶である。誰もがその願いを叶えてくれるであろう。

触手もまた彼女の願いを聞き入れたのか…彼女が先程まで口にしていた太い触手が、今度は別の『口』に、ぐちゅ、と押し入った。

「ああんっ!大きいっ!」

恍惚とした笑みでヘヴンはそれを受け入れた。
ぐちゅぐちゅという水音は止むところを知らないように早い。

「あん、ああっ、も、…いいっ!」

全身に愛撫を受けながらヘヴンはさらに乱れる。
自ら腰を動かして感じる場所に触手を擦らせる。

そのたびにぐちゃぐちゅと水音が激しくなっていく。

「だめ!そこっ、いいっ、いいのっ!もっとぉっ!」

『口』の中で触手が暴れる。
合わせて胸の突起を別の触手が引っ張り、離す。

「ああんっ」

激しくぶるんと揺れる胸。
痛いけど気持ちいいとはこういうことなのだと頭の片隅でヘヴンは考えた、

435430[仲介屋編]:2005/10/02(日) 20:36:22 ID:YUYxaS9D


「だめ!もうだめ!いっちゃうっ!」

じゅぶじゅぶと出し入れされる触手はその言葉に反応してかさらに動きを早く、激しくした。

「あはあっ!いく!いっちゃうっ!」

ぶるりとヘヴンの体が震える。
合わせて触手は一気に最奥まで貫いた。

「ああぁぁぁっ!」

じゅちゃぁ、と愛液が溢れ出て、ヘヴンは触手の拘束から解放された。

触手は消え、部屋は暗闇に戻る。

くたりと横たわったヘヴンの耳に、まだ幼さの残る声が聞こえた気がした。



『まずは実験1、成功』



++++++++++

おちまい。
436430[補足と訂正]:2005/10/02(日) 20:41:12 ID:YUYxaS9D

×延びる→伸びる



みょうちきりんな駄文を書いてすいませんでした。

まだ運び屋編と薬屋編があったりしますが書いてもよろしいですか?


ブッチャケフジョシナンデ皆様ノ好ミ分カリマセン。ナニカ書キ方ニ指摘ガアレバ遠慮ナク言ッテ下サイ。今後ノ参考ニシタイノデ。
437名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 20:49:15 ID:uuRj7YlC
GJ!
どんどんカモン!
しかし残り二人は処女のような…触手で処女喪失…?

あとsage忘れ注意
438名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 21:25:08 ID:OMIXkqo0
フジョシでもなんでもいいから
続きオナガイ
439430[詐欺被害者の運び屋編]:2005/10/03(月) 20:58:13 ID:e2JuMLBu

そう広くない部屋の壁に寄りかかり、運び屋レディポイズンこと工藤卑弥呼は『依頼人』を待っていた。

『お疲れ様、卑弥呼さん』

依頼人はすぐに現れた。…いや、声が響いただけだったが。

「MAKUBEX…」

『依頼通りヘヴンさんをここまで運んでくれたね。ありがとう』

「お礼は仕事が全部終わってからにしてくれる?」

『そうだね、後は「ヘヴンさんの記憶を消して、それから彼女を家まで送り届け」てくれないと』

どこか楽しげな口調。
不振に思いながらも卑弥呼は答えた。

「その肝心の仲介屋がいないんだけど。どこにやったの?」

『彼女には僕の実験に付き合ってもらっていたんだ。見るかい?』

「実験?」

首を傾げる彼女の前にスクリーンが降りてきた。そしてぱっ、と映像が映される。

そこには…

「…!あんた何したのよ!」

豊満な胸を惜しげもなくさらけ出したまま横たわる女性。彼女もよく知る女だ。

『何って…実験だよ。それから、卑弥呼さんにも協力してもらうから』

あくまで淡々と紡ぐMAKUBEXに卑弥呼は怒鳴る。

「協力するわけないでしょ!?とにかく……?!」

にゅるりと首筋を滑った何かに卑弥呼は言葉を止めた。
440名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 01:39:55 ID:KzZYIhDT
続きマダー?
441430[運び屋編]:2005/10/06(木) 05:31:58 ID:KaDBvcgN
『残念だけど実験はもう始まってるんだ』

MAKUBEXの言葉が終わるか終わらないか、そのときそれは現れた。

透明で巨大な動くゼリーのような固まり。

「スライム!?」

そうとしか形容できないそれは卑弥呼に身構える暇を与えず一瞬で飛びつき押し倒し、一気に服を破いた。
武器を入れている腰のホルダーはどこかへ投げられた。

「どういうつもりよMAKU…っあ!」

言葉は続かなかった。
スライムが胸を覆い、むにゅむにゅと揉むように圧迫し、先端をはむように挟んだ。
舐められているような、噛まれているような、変な感覚。

スライムは足の間にも侵入し、割れ目全体を奇妙に―舌で舐めるように動いた。

「や…あん!やだっやめ…」

言葉とは裏腹に割れ目から愛液が伝い落ちた。

それはスライムに落ちて、その動きにぐちゅぐちゅという水音を加える。

胸への圧迫も続いている。
透明なスライム故に圧迫され形を変える胸が見え、卑弥呼は視線をそらした。

「ひ…あぅ、あ、んあ…」

ぐちゅぐちゅという水音は増していく。
さらにスライムは陰核を挟み、舐めるような噛むような愛撫を始めた。
そして床に転がしていた彼女の腰を持ち上げ、彼女にそこが見えるよう腰を折らせた。

「や…やだっ!」

透明なものを通して、色づき、愛液を流す割れ目がよく見える。

そしてスライムが挿入してくるのも…

「っあ…」

裂けるような痛みが割れ目に走る。

だがスライムは容赦なく彼女の中に入っていった。
一気に彼女の中を満たし、突き上げる。

「ひゃあん!いた…ああっ!」

少し血が滲んだ。
スライムは挿し入れた部分を抜かず突き上げる。
442430[運び屋編]:2005/10/06(木) 05:48:06 ID:KaDBvcgN
スライムは彼女の弱いところ全てを圧迫する。
ぐりゅぐりゅと陰核をこねくりあげ、彼女の中に肥大するように己の体を押し込んでいく。

「あ、ああっ!」

胸の先端もこねくりまわし、耳や首筋、背中にも回り込んで、つつーっ、と伝う。

「ふぁっ、あ、ひああっ!あ、あんっ!」

そんな少し物足りない動作と、満ち足りすぎている秘部の中の動き。
初めての彼女には、それだけで十分だった。

「や、あぁっ、あっ、あっあ、ああぁんっ!」

一際高い声にあわせて愛液がほとばしった。

『こっちもなかなかよさそうだね』

残酷に聞こえる少年王の声とともにスライムが消えた。

『ありがとう卑弥呼さん、後で服をあげるよ。ヘヴンさんと…あと「彼女」の分もね。それから依頼料も三倍払うから、安心してね』

返される言葉は、なかった。







fin?
443430:2005/10/06(木) 05:51:43 ID:KaDBvcgN

あまりエロくないし分かりにくいorz

後は薬屋編(人形にやられる?)とエピローグ・少年王の側近編を予定。

続けても桶ー?
444名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 11:01:08 ID:07d8Yg7F
誘いうけなんぞしなくてもこのスレは作品に飢えている!
そしてGJ!

スライムに処女奪われてしまう卑弥呼…そしてレン(予定)カワイソス
でも萌え
445名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 18:21:29 ID:3iY3rNK7
GJ!
次のレンも楽しみ

けど、実験ってことは、その後マクベスにとっての本番があるってことか?
446430:2005/10/06(木) 20:26:32 ID:KaDBvcgN
>>444
ならどんな感想をもらっても書き続けますっちゃ。

>>445
もちろん!本人のブツは未だ使いものにならないから実験中なのです。『あの人』を満足させるため、そして拙者を満足させるため。
書いてる人の自己満ともいえる。

では自己満作品、行ってみようフォーーー!
腰振りすぎて腰痛らしいぞフォーーー!

今日から?キッズステーションで再放送!記念?

…へんなテンションスマソ。
447430[何も知らない薬屋の孫編]:2005/10/06(木) 21:00:27 ID:KaDBvcgN
おそらくそれは彼女の人生の中で一番の悪夢。
だが彼女は知らない。
それが全て『彼』の計算通りだ、ということを。


「…あれ?」

周りを見渡してレンは首を傾げた。
MAKUBEXのところまで薬を届けるという仕事を担い、偶然出会った運び屋レディポイズンと仲介屋と共に部屋に入ったはずなのに、なぜ一人なのだろうか。

(バーチャルで分けられたのかな?でも何で…)

とりあえずいったん部屋を出て確認してみよう、とレンは体を回し…たら。

にょき

「うわぁっ!」

と何かが急に現れた。びっくりである。

飛び上がって半歩下がりレンは飛び出たそれを見る。
人間…ではない。
間接の部分は球体によって作られている等身大の人形だ。いやに―筋肉から何までリアルな男の人形。

上から下へ見ていって、これまた精巧(と思われる。レンは実物を見たことがない)な男性性器に思わず頬を染め、視線をそらした。

「と、とにかく部屋からでよう!」

恥ずかしさで忘れそうになった行動を確かめるように声に出して言いレンは人形の横を通って部屋を出ようとした。

だが。

「扉が…ない?」

振り向いた先にあるはずの扉はなかった。ただ味気ない壁があるだけ。
扉が、無くなった。

無限城という場所で目の前にあるものがバーチャルか、それとも本物か、見分けることは困難である。
自分という存在すら、疑ってしまう場所なのだから。

本当に先ほど入ってきた扉が果たして本物だったのか…それはレンにはわからなかった。
448430[薬屋の孫編]:2005/10/06(木) 21:32:37 ID:KaDBvcgN

「うーん、どうしようかな…」

人形の横に止まってレンは考えた。
そこから出る方法を深く深く考える。

だから―あまりに深く考えすぎて気がつかなかった。

隣に立つ人形が動いたことに。

がしっと腕を掴まれて我に返る。

「な、何だ?!」

ふりほどこうとしてもふりほどけない。

人形は動いている。人間のように自然に、でもロボットのようにぎこちなく、強い力でレンを捕らえている。

「離せよっ!この!」

彼女の抵抗もむなしく、人形は彼女を離さず、さらには引き寄せた。

「うわっ!」

本当の意味で堅い胸板に体を押しつけられて、レンは声をあげた。

人形は彼女を抱きしめていたが不意に腕を動かした。

ズボンの上から、腰から下へ、撫でられる。

「うひゃぁっ?!」

セクハラなど滅多に受けないレンにとってそれはかなりの刺激となる。
固まってしまうレン。
それをいいことに人形は彼女の服の中に腕を侵入させた。
反射的に身を引こうとしたが遅く、彼女にはそんな力もなく。
あっさりと侵入され、未だ膨らみの少ない胸を堅く冷たい手に揉まれた。

「??!」

驚きのあまり声も出ない。

その間にも人形は機械的に胸を揉む。無感情に、非情に。

固くなり始めた胸の突起を掴みぎゅぅ、とつねる。

「痛っ!な、何すんだ…」

しかし人形はそこだけでは飽きたらず、もう片方の手を足の間に這わせて、そこに隠れている突起をつねった。

「ひゃぅん!」

今度は痛い、というよりしびれる、そんな感覚だった。

人形はつねる行為を続けた。

そのたびにレンは体中にしびれが走る感覚にとらわれる。
449430[薬屋の孫編]:2005/10/06(木) 22:11:10 ID:KaDBvcgN

「あ、や、何…」

太股を何か液体が伝う。
それが何なのかは知っているが、その時の彼女には分からなかった、自分が出しているそれが俗に言う「愛液」だとは。

人形はそれを指に絡めとり、あらわれた陰核にこすりつけた。
冷たい指と生ぬるい愛液の対比をいやに感じる。

「あ、あっ!あ、あ…」

すでに拙く甘い声を出すことしか出来なくなったレンに人形は容赦なく三本指を突っ込んだ。

「ひゃあん!」

痛みを感じるが快感も走る。

ぐぢゅ、ぐぢゅ、と人形が指を動かせば水音が響いた。

「ひあっ!あぅっ!あん!」

しばらく出し入れされていた指がちゅぷ、と引き抜かれた。

快楽からの解放に戸惑うレン。だがすぐにもっとちがうものを入れられる。

さっきみた、精巧な男性性器だ。
熱い中と対照的に冷たい感覚がより敏感にさせた。

「っあぁぁ!ああっ!」

それをねじ込まれたところに裂けるような痛み。だがそれ以上に、「快楽」の二文字が頭に浮かぶ。

じゅぷじゅぷと出し入れされるそれは、幼い彼女の中を確実に満たし、犯していく。

「あはぁっ!やぁ、あ、あ、ああっ!」

痛さが引けば後は快楽に浸るだけ。

自ら腰を振る勢いでレンは人形に犯される。

じゅじゅぷ、と水音はさらに激しくなりレンの頭の中はどんどん白くなっていった。

人形も最後の打ち付けを始める。

「あぅ、はぅ、ふ、あっあっ…あぁぁぁっ!」

ぶるりとレンは達し、意識を手放した。


『これもなかなかいいみたいだね…さて、どれにしようか』

少年王の呟きを聞いたものは、いなかった。

fin?
450430:2005/10/06(木) 22:26:25 ID:KaDBvcgN
ストレスたまったときはエロ小説書くのが一番!(中身はフジョシです。フジョシといえどバイなので女の子大好き!)

少年王ひどい人になってますが、ちょっと愛がいきすぎてしまっただけナノデス。本当はもっともっといい子です。
どこかの白ホストに入れ知恵されたのさ!
451名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 22:31:58 ID:07d8Yg7F
>450
GJ! ラストのお姉さん編待ってます
フジョシだろうがなんだろうがエロければおk
ただわざわざバラされると萎える

白ホストの入れ知恵なら運び屋はもっと(ry
452430[エピローグ:全ての発端のお姉様編]:2005/10/07(金) 20:25:58 ID:jtieRO+B

「…うん、うん、分かった。ありがとう、卑弥呼さん」

『…今度あんなことしたら欲滅香かましてあげるからね?』

「もうしないよ。結論はでたし。でも気持ちよかったでしょ?なんだったらあのプログラムあげるよ?」

『誰がいるかっ!』

「そう。じゃあ依頼料は振り込んどいたから「ふぅ!」」

『…ねぇ今何か声が…』

「じゃあね、卑弥呼さん。お仕事頑張って」

『ちょっと…』



がちゃん、という受話器を置く音が部屋中に響いた。

「う、ふぅ!ふぅぅ!」

「だめじゃないか朔羅。卑弥呼さんに聞こえちゃったでしょ?」

少年王は自らの側近に笑いかけた。

「気持ちいい?」

「ん!ふぅぅ!んふぅ!」

触手に巻き付かれ口にも侵入され、スライムに体中を包まれて人形に後ろから突かれる彼女は、ただくぐもった声をあげるだけで、肯定も否定もしなかった。

「ごめんね、朔羅。僕がもう少し大人だったら君を満足させることができたろうけど…まだだめなんだ」

「んん!はふ!ふぅんっ!」

ぐちゅぐちゅと水音が二人しかいない部屋に響く。
人形がより早く動き、触手もスライムもいやらしく彼女の体の上を蠢く。
気を良くしたような笑みで少年王は続けた。

「だから今はこれで我慢して、ね」

「んん!はふぅぅぅ!」

跳ねる体、ほとばしる愛液。
少年王はそれを彼女から直接舐めとる。

「ん!」

「…好きだよ、朔羅。早く君を抱けるくらいの大人になりたい…」

彼の想いが成る日はいつだろうか…



fin
453430:2005/10/07(金) 20:30:01 ID:jtieRO+B
自己満足終了宣言。
終始変なテンソンでごめんなさいでした。

またストレス溜まったら書きに来ます。今度は自己満足なカップリング話で。

どんなカプが需要あるんすかね?

では他の皆様の文も楽しみにしながら再見。
454名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 21:42:16 ID:AQugWG8p
GJ!
結局、朔羅には全部やったんだな
大変だろうな

それにしても、この年ならやるのは可能だと思うが、
やっぱり男としては気になるんだろうか?
455430:2005/10/09(日) 21:13:45 ID:Ydzn+MWZ
>>454
思いこみは怖いものなんですよ

個人的にマドカの話が読みたいっす。自分には天然目隠しエロは書けん。

十兵衛だったら逆目隠しプレーだナァ…心眼って服の中まで見えたりしませんかね
456名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 15:15:24 ID:L08BHthd
(´Д`;)ハアハア
457名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 20:11:38 ID:qLsDD+2Y
ほしゅ
458名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 00:51:11 ID:KExL5jv8
なんか書こうと思うんですけど誰が人気ていうか
誰がいいですか?
舞矢、朔羅、マリーア、
卑弥呼…………
459名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 08:43:59 ID:5oRi/jqF
卑弥呼がイイ!
是非お願いします!
460名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 08:59:22 ID:o2o643IE
朔羅をお願いします!
461名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 11:38:00 ID:KExL5jv8
卑弥呼と朔羅どっちも含めるとなると、
卑弥呼×呪刺繍風雅になりますが…
視ばいマニアの糸で縛られ、朔羅の布や十兵衛の針で
みたいな感じで。
お粗末になったらスマソ(゜∀゜:)
462名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 21:23:34 ID:ZYY5PaFd
>>461
イイヨイイヨー
投下キボン
463名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 21:24:26 ID:ZYY5PaFd
下げわすれ
464卑弥呼×風雅 @:2005/10/16(日) 22:54:09 ID:N1ucKPFG
「君が俺につくと言い出したんだ。やるべきことはやってもらうよ、祭蔵。」
それは自分が予想していたものと非て異なり、言語道断なる任務だった。
しかし、もうここまで来てしまった、後戻りはできない、裏には戻らないと心に決めた筈だ。
「御安い御用ですよ。女王―クィーン―を犯せばいいのですね…」
「あぁ、何も知らない俺の花嫁に快感というものを覚えさしてやってくれ、自ら俺を求めるくらいにね・・・・」

祭蔵は眼鏡を人差し指で上におしやると、魔鏡の王に一礼した。
この男はいったい何を考えているのだろうか…?
いくら快楽に目覚めさせる為とはいえ自分の最愛の女を他の男に委ねるなど・・・・
その爽やかな笑顔の下にはとてつもない野獣が潜んでいることを――
祭蔵の目には見えていた。

「行こうか!みんな!風雅なんて気張らずにね…」
465名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 23:09:17 ID:yXHPhA4W
すみません、素人なもので…
これはWM29号をアレンジして作ったものです
選択肢
@最初に祭蔵単体で入り込み糸で縛り…
A同じく朔羅で布などを使いレズプレイ…
B同じく十兵衛で心眼などで針プレイ
C風雅一斉攻撃

みなさんどれがキボンですか?
あぁ、雨流て活用の使用が無いなorz
466名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 18:58:24 ID:afYQXp/N
Bがいまいち想像できないんで、@かAをキボン
Cはさすがに大変そうなので
467名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 22:53:19 ID:ZtN4Zcfq
自分的にAを所望。
朔羅×卑弥呼は見たことがない。
468卑弥呼×風雅 @:2005/10/18(火) 00:11:21 ID:3AD9eo5n
469名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 00:35:01 ID:4whgq+pn
漏れも2をお願いする
是非、朔羅にあれこれされる卑弥呼を見たい(;´∀`)
470名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 00:49:47 ID:SyxZhsue
2と1両方みたい・・・
471名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 10:04:59 ID:/yC5+YPc
雨流は揉みしだきプレイで全身の性感帯をいじるんじゃないの?
472卑弥呼×風雅 A:2005/10/19(水) 21:53:00 ID:yQaRaQgM
無限城内の一角―― お城のような大きな部屋の中に卑弥呼はいた。
私はどうしてこんなところにいるのだろうか?
卑弥呼はそっと鏡に映るもう一人の自分に触れ唇をきゅっと噛み締めた。
もう一人の自分は心のそこから鏡を愛していると言っている。二人の自分が同時に一人の男を
愛した時、憎しみと憎悪の力でバビロンへの道が開けるのだと…。
 (無理よ・・・・。私は鏡を愛すことはできない。
私が愛しているのはただ一人……。)

「美堂蛮に会いたいのですか?クイーン。」
大きな鉄製のドアの鈍い音が卑弥呼の思考を遮った。はっと我に返る。
気づくと自分の後ろに眼鏡をかけたうさんくさそうな男が映っていた。
たしか絃の花月のグループの一員で天野とかとも親しかった気がする。こいつも裏切ったのだろうか?
 「そんなわけないじゃない。いったいなんの用?」
卑弥呼は祭蔵を突き放すようにそっけなく言葉を放った。
赤屍もそうだがこういった何を考えているか分からないようなタイプの男は好きではない。
それに今はとりあえず一人になって考えたかった。
「冷たいなぁ〜、この体も命もあなたの物ですよ。」
「いらないわよ。」
鏡を向いたまま絶対にこっちを向かない卑弥呼に祭蔵は冷たく微笑した。
「すみません、クイーン・・これも命令なんでね…。」

その瞬間、光のような速さで黒絃が体に結びつき後ろで手をきつく拘束される。
「ちょっと!!何なのよ!」
「まことに申し訳ありません、クイーン…しかし今はじっとしてて下さい。そうじゃないとその黒絃があなたの手首を切断する。」
「ちょっと!」
祭蔵の顔がかすかに綻びた。





473卑弥呼×風雅 B:2005/10/19(水) 22:39:21 ID:yQaRaQgM
うかつだった。自分の考えに夢中でこの男の動作の異変に全く対処ができなかった。
「おいで・・・・」
祭蔵の合図とともにドアの開く鈍い音がコンクリート上の壁中に乱反射する。
「誰なの?」
それは鮮やかになびく布を持った端麗な女性…。
(――朔羅さん――!?)
祭蔵の声とともに現れたのは呪刺繍に精神を支配された朔羅だった。その目は尋常ではなく、まるで人形のように冷たい…。
かつての温かく、無限城の母親的存在の彼女はもうそこにはいなかった。
「朔羅さん!」
卑弥呼の声も届かない。今の朔羅は祭蔵の操り人形同然だった。
「あんた!何のつもりなの?」
きっと睨んで抗議してくる卑弥呼に祭蔵は何の悪びれもなく応答する。
「クイーンもいきなり男にされるのは嫌悪感を感じるでしょうから、まず同姓で慣れて下さい。」
「どういう意味よ!」
「やっていいよ、朔羅・・・・」
祭蔵を睨んでいた卑弥呼の顔が朔羅の方に向けられる。
朔羅は祭蔵の言葉にこくりとうなずくと、自分の服のぼたんに手をかけて
ゆっくりとはずしていった。
「ちょっと…冗談でしょ?」
やがて豊かな胸があらわになりどんどん朔羅の衣服がカーペットの上に積み重なって落ちていく。
その目は虚ろでまるで同姓の卑弥呼に何かを求めているかのようだ。
自分より大きな胸、対極な白い肌、女らしい香水の香り――
さすがの卑弥呼も心臓の鼓動の高まりを感じる。
「正気に戻って!朔羅さん!」
ことの重大さをさとった卑弥呼はバランスを崩してしりもちをついて倒れた。
自分の裸体を保護するかのように布で包んだ朔羅がゆっくりとこちらに近づいてくる。
「クイーンとお相手できるなんて光栄です。」
顔面蒼白になりながら、壁に背中をすりつけて逃れようとする卑弥呼の目の前で自身を覆っていた布をそっととる。
「・・・・・・」
朔羅は顔面の自身の股間に目のやり場を失った卑弥呼にそっと美しく微笑みかけた。

474458:2005/10/19(水) 22:48:50 ID:yQaRaQgM
前おきが長くなりました。(;´∀`)スマソ…
次くらいに本格的エチーに入れたらと思います
Aは下まで書いてたのに後で見てみると下七行が消えているorz
次は祭蔵の糸も使おうかな。

475名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 20:58:02 ID:npVBxHa9
GJ!!
是非、祭蔵の糸も使っちゃって下さい!
咲良に迫られて困る卑弥呼(´Д`;)ハアハア
続きキボン
476名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 21:13:55 ID:yRhOTVhM
GJ!楽しみにしています。
期待!ついでにageついでになんとなくネタ、は思いつかなかった。
卑弥呼が媚薬香なるものを発明しちゃうとか。
477卑弥呼×風雅C:2005/10/31(月) 18:57:58 ID:yQlW3tp9
その瞬間、朔羅の豊満な胸が卑弥呼の顔におしつけられる。
「――んん――」
谷間に顔がはさまって思うように抵抗できない。
最初、手足をじたばたさせて抵抗していた卑弥呼だったが次第に癇癪が薄れていくのを感じた。
それは温かく、仕事で疲れた時にいつも癒してくれるベット上の羽毛製クッションとは違った柔らかさ。
今まで体験したこともない未知なる感覚だった。
「あぁッ」
唐突な快感と共に朔羅の手が卑弥呼の服の中に侵入してきた。
そっと背中のラインをなぞり、胸の突起をきゅっとつまみあげる。
「クイーン、気持ちいいでしょう?」
朔羅はまるで催淫剤を飲まされたかのように艶っぽく、肌を蒸気させ胸を上下に揺らしながらすがるようにして卑弥呼に
問いかけてくる。
きっとこれが男の人だったら涙を流しながらその胸の谷間に顔をうずめるのだろうが、何といっても卑弥呼と朔羅は同姓どうしだ。
だめよ、こんなの!
卑弥呼はそっと脚に力をこめた。一瞬の内にあの眼鏡の隙を見て手足を拘束している糸を引き千切り
朔羅を気絶させよう。
これしか方法はない筈だ。
「朔羅さん、ごめん!」
気を手足に集中させ、糸がばちばちと無残に切れていく。
「無駄ですよ。」
新たな糸が閃光のような速さで卑弥呼の全身に絡み付き強く縛られ、柔らかな体に糸がボンレスハムのように食い込んだ。
478名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 19:35:32 ID:ZimVFnv6
しばらく外出でパソコンをつかえなかったので間があきました。
スマソ…(´Д`)

それと一つ質問ですがここってパラレルとかもOKなんですか?
479名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 22:43:07 ID:6AZBgfrn
GJ!

読みたくない人もいるだろうから前置きしてくれればいいとオモ
むしろバッチコーイ
480名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 21:17:50 ID:JpvibNCs
GJ!そしてやはりさがったらあげ。


本誌読んでないから知らんがヘヴンと来栖はどんな関係?
ウハウハ?だったら何か読みたいよね?
481名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 00:42:22 ID:+hZ/jg4c
くるすはヘブンをやり逃げしたとか?
ヘブンて蛮や銀次、花月とかはあんまり対象にしていないみたいだしね。
ちょっと萌え
482名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 01:28:55 ID:0vqk3z0N
ヘブンと士度のお互い割切った関係っぽいのに萌える
483名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 23:13:07 ID:GJt/2+fD
自分はヘブンと花月かなぁ…
なんか花月て黒い感じがするし、ある意味絵になるしね。
484名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 21:52:46 ID:VmtCfp03
保守
485名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 02:14:57 ID:FboRBucm
>>483
神の記述でさらわれたヘヴンがオルフェウスに…。
486名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 22:50:43 ID:TxylCesI
生理中の卑弥呼に、おおいに興味を覚える屍さんとかはいかがか。
ちとグロい?
487名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 10:34:05 ID:vnD8g2Q/
乳晒してポールに瞬殺された弥勒ファミリーの姉ちゃんに萌えた。
男に囲まれている且つ近親相姦で妄想がわくのに
名前が分からないのが悲しい。
488名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 17:26:33 ID:GDyRkntk
きららと見た
489名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 22:45:11 ID:N4BMDCxq
あげるから、何か書いて
490名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 01:08:41 ID:dnh0RO2v
保守
491通りすがりー:2005/12/17(土) 22:16:53 ID:/IlF8KA5
風雅卑弥呼の続きとかヘヴンとか朔羅とかマドカとか読みたいと言いつつ、蛮卑を投下してみる。

つかこれくらいしか書けぬ。
492通りすがりー:2005/12/17(土) 22:33:16 ID:/IlF8KA5

「何か欲しいものある?」
そう問われて、蛮は思わずそう問いを投げかけた少女を指さす。
「お前。」
「…」
卑弥呼が尋ねてきたた表情のまま固まった。
「じ、人肉はおいしくない…」
「そういう意味じゃねえ。分かってんだろ?」
言いつつ蛮は彼女の腕を引く。
卑弥呼の部屋のベッドに彼女を寝ころばせて自分は彼女に跨る。
「聞くってことはくれるんだろ?」
「違、今日はあんたの誕生日だしプレゼント何がいいか思いつかなかっただけ…」
「で?『私をあ・げ・る』とかかわいいこと言えないのかよお前は。」
「でも…」
「いやなのか?」
我ながら嫌な質問だと思ったが、蛮はそうは顔に出さず卑弥呼の反応を待った。
「いやじゃ、ないけど。」
「ならいいじゃねえか。誕生日だし。」
今日は蛮の誕生日だ。
たくさんの知り合いから祝われた中、彼女からはまだ何ももらっていない。
納得いかない、という顔の卑弥呼の頬を両手で挟んで固定した。
「目、閉じろよ」
しぶしぶながら素直に目を閉じる彼女に唇を重ねる。
そしてゆっくりと体をずらして首に吸いつき…
「…ねぇ蛮。」
「んだよ…」
中断させられて少し不機嫌になりながら蛮は顔をあげた。
「あんたの髪がくすぐったい。」
「…そのくすぐったさが気持ちよく…」
493通りすがりー:2005/12/17(土) 22:50:02 ID:/IlF8KA5
「ならない。」
仕方なく蛮はシャワーを浴びに風呂場に向かった。
逆立てた髪を戻して部屋に戻る、と。
「ちょっと、ちゃんと頭拭きなさいよ。床濡れてるじゃない!」
仕方なく蛮は風呂場でタオルで頭を拭いた。
風呂場から出て、ようやく卑弥呼に覆い被さる、と。
プルルルル
「蛮、電話。」
だが蛮は退かなかった。
携帯は鳴り続ける。
「蛮!」
強く言われて蛮は退いた。
だが卑弥呼が取る前に電話は止まった。
「切れちゃったじゃない、バカ。」
「…」
蛮は一つため息をついた。
「やらないの?」
「なんか萎えた。」
「そう。」
卑弥呼が頷いた。
妙にうれしそうなのは気のせいだろうか。
「コーヒーでも飲む?いれてくるわね。」
立ち上がって卑弥呼はキッチンに入っていった。
と、その時。
プルルルル
携帯が鳴った。
「ん?卑弥呼、携帯…」
彼女の携帯を持って、蛮はあることに気がついた。
サブ画面に表示された文字。
それは…『アラーム』。時間はさっき、電話が鳴ったくらいの時間。
「…」
開いてアラームを止め、蛮は確かめた。
スヌーズになっている。
「卑弥呼。」
「何?誰から?」
「アラームから。」
ばっ、と卑弥呼がこちらを向いた。
まずい。そう顔全体に書きなぐられた顔で。
「さっきの電話もアラームからみたいだったけど。」
「い、いやそれはね?」
「騙したってことでいいのかなぁ…」
494通りすがりー:2005/12/17(土) 23:04:11 ID:/IlF8KA5
誤魔化しきれないと悟ったのか卑弥呼は小さく頷いた。
「俺傷ついた。責任取れ。」
「う、あう…」
さすがに断りきれず卑弥呼は閉口した。
もう一度仕切り直しとばかりに蛮は彼女に口付けた。
「…なんで騙そうとしたわけ?」
とりあえずこれだけは聞いておくべきだ。
卑弥呼はちろりとこちらを見て、恥ずかしそうに視線をさまよわせる。
「…………から」
「は?」
「は、恥ずかしいし、怖いから」

とりあえず照れた表情がかわいいとだけ思っておこう。
からかえばきっとヤラしてくれないから、蛮は優しく彼女の頭を撫でる。
「大丈夫。なるべく痛くしねえよ」
そう言って彼女の首筋に赤い痕を一つ、落とした。
褐色の肌に目立たないかも…ともおもったが案外とそれは赤く目立ち、彼の独占欲を満足させた。―――――
とりあえずここまで。
ほんと切実にいろいろ待ってます。
みなさん、こんな駄文でも投下する奴もいるんでどかどか投下してやってくださいまし、
495名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 00:33:02 ID:rtfjJ+o2
GJ!

しかし本文と中の人コメントは一行あけて欲しい。
続きまってますよー!
496通りすがりー:2005/12/18(日) 13:38:27 ID:Fbiw88Sc
>>495
改行したつもりが消してましたorzご忠言痛みいります。

こんな時間ですが続けて見ます。
ギャグ調なのですいません…
497通りすがりー:2005/12/18(日) 13:52:42 ID:Fbiw88Sc
舌を鎖骨に這わせて、卑弥呼の反応を見る。
どういう顔をすればいいのか分からない、といった表情だ。
「脱がすぞ。」
服に手をかけながら言って蛮は一枚脱がした。
襟刳り深いセーターの下にこれまた襟刳り深い長袖。
それを脱がせるとまたもや襟刳り深い薄手の長袖。
脱がせると半袖…
「お前何枚着てるんだよ!」
「さ、寒いじゃない今日は!」
確かに今年一番の寒気が流れ込むとは天気予報で言っていた。
(でも色気もくそもあったもんじゃねえな。もしかしてこれも俺とヤるのを避けるためか?)
そうだとしたら照れ隠しにも度がありすぎる。
まあいい、と蛮は最後のキャミソールを脱がして彼女の上半身を眺めた。
「あ、あんま見ないで…ていうか電気消してよ。」
恥ずかしそうに胸を隠す卑弥呼。
「あ?もったいねえだろ?せっかくの誕生日の贈り物なんだし、よく見ねえとくれたお前に悪いだろ?」
「その私が見ないでって言ってるんでしょ?!」
逆ギレされても蛮はからかうように笑う。
「これからイヤってほど見られるんだぜ?それにもう何回か見てるしな。」
498通りすがりー:2005/12/18(日) 14:17:37 ID:Fbiw88Sc
言いながら蛮は卑弥呼の腕を外させる。
彼がいつも貧乳とからかう胸は、たしかに周りに比べたら小さいかもしれない。
しかし卑弥呼が言うとおりヘヴンたちが少々特殊なのであって(もちろんいい意味での特殊だ)、卑弥呼はふつう、ないしはふつうより少し上位の大きさである。
裏世界にいるというのに華奢な体と対比すればなおさら…
「んぅ…」
やんわりとその胸に触れて優しく揉んでやる。
彼女は初めてだから、他の女のように急くことは出来ない、と思ったからだ。
「んーやっぱりもう少しボリュームが欲しいな。」
「や、だったら、他の…あ!」
「大丈夫だって。すぐに俺がでかくしてやるから。」
堅くなってきた突起を指の腹で押さえると軽く声をあげた。
感度良さそう、と昔から…そう昔、彼女と初めて出会ったすぐあとくらいからそう思っていたが、彼の予想はどうやら当たっていそうだ。
数年越しの確認作業とでも言おうか、蛮は執拗にその突起に集中して遊ぶ。
「っあ、あ、ふ…」
ほんの少し熱が絡まった声を卑弥呼が上げる。
「卑弥呼…」
名を呼んでキスを交わす。
今度は深く彼女の中に舌を入れ込み、歯列をなぞり、舌をこすらせた。
「んん…んっ!」
飲み込まざるを得なかった高い声を聞きたくて唇を離す。
先ほどまで指で遊んでいた胸の突起を、その口で含んだ。
「ひゃ、ぁ!」
ぐるりと縁を舌でなぞる。そして中心に吸いつく。
彼女は軽く背を反らして快感を露わにした。
(良い反応するじゃねえか。)
そう考えつつ蛮は手を彼女のズボンにかけた。
ベルトを外してずりさげ、下着に靴下という姿にする。
499通りすがりー:2005/12/18(日) 14:56:15 ID:Fbiw88Sc
どちらも白で、彼女の褐色の肌と合わせて卑猥さを際だたせている。
蛮はその片方…下着を脱がせにかかった。
「や…」
卑弥呼が脚を閉じようとさせるのを見て蛮は体をその間に滑り込ませた。
「昔流行ったよな、裸靴下。」
「知らないわよ。」
意外に冷静な突っ込みが返ってくる。
だがその顔は羞恥に染まって真っ赤で、声も少し上擦っている。
「ま、つまりはお前今エロい格好してるってことだよ。」
笑い、下着を脱がしきったら、脚の間の少し濡れた線を指で擦りあげる。
「っ!」
びくりと体が跳ねた。
数度繰り返して指を行き来させると、その度に指が濡れて、深く食い込んでいく。
右手でそれをしながら左手で胸への愛撫、合間に自分の服を脱ぎながら蛮は彼女の耳に囁きかけた。
「気持ちいい、だろ?」
卑弥呼が躊躇いがちに、照れたように頬に赤みを増させて頷く。
「耳は?」
「く、くすぐったい…」
さらに低い声で問う蛮から逃げるように卑弥呼が身を捩った。
そのせいで右手の指が、陰部のすぐ上の突起に思い切り擦れてしまう。
「あ!」
「自分から動くなんて大胆なこと。」
逃げられた耳を捉えて蛮はまた囁いた。
耳のふちをなぞるように舐める。
「あ、やあっ!蛮っ、耳は…やだっ!」
「耳が感じるのか?」
「あ、ふ…」
囁きと舌を交互に与える。
陰部をなぞる蜜で濡れた指に一層蜜がかかる。
(耳だけでこんなに感じる奴初めて見た。)

500通りすがりー:2005/12/18(日) 15:24:34 ID:Fbiw88Sc
処女のくせにこれだったら後が楽しみなような怖いような…などと内心ぼやきつつ手をずらしてまた胸で遊ぶ。
両手で両胸を揉みながら、呪文を唱えるように蛮が呟く。
「大きくなぁれ大きくなぁれー。ならなきゃお前に食いつくぞ。」
「何、そのサルカニ合戦みたいな…ふあっ!」
本当に右胸に食いつかれて卑弥呼は声をあげた。
「あ、バカ…っすぐに大きく、なるわけ、な…んんっ!」
ちゅぱ…とわざと音を立てて蛮が口を離した。
今度は反対の胸を含み、右胸の彼の唾液まみれの突起を手のひらでこねくりまわした。
「あ、あ!ば、ん…ふあっ、ああっ!」
また音を立てて口を離し、今度は少しの間何もしていない陰部に顔をずらす。そしてその上部の突起を思い切り吸い上げた。
「あぁっ!」
卑弥呼の指が蛮の頭を捕らえた。
そこから離そうとしているのか押しつけているのかはわからないが力は弱い。
ちゅ、ちゅぱ…とわざと大きく音を立てながら執拗なまでにその突起のみに集中する。
「っだ、だめ!蛮、イきそ…」
蛮は強く突起を吸った。
「ーーーっ!」
声にならない悲鳴があがる。
ぐたりとする卑弥呼の、溢れる蜜を舌で舐め取る。
「は、ふ…」
(…何か変じゃねえか?)
蜜の溢れ出るところを舌でほぐしながら蛮は考えた。
何が変かわからないけど何か変だ。
ぢゅぷ、と音がして蛮の舌が蜜を出す壷に差し込まれた。
「うぁっ!」
ぐいぐいと侵入を続けて、入れられるところまで挿し入れる。
蜜と唾液が舌によって混ざり、卑猥な水音になった。
ぐちゅ、と。舌で中を広げるようにかき混ぜる
「はあっ!」
それだけで十分男を受け入れられるほど濡れたが、初めてだし、一応ほぐす愛撫を続ける。
501通りすがりー:2005/12/18(日) 16:15:23 ID:Fbiw88Sc
「ん、あ…っ!」
なお蜜を溢れさせるそこに今度は指を挿し入れる。
「ひあ、はんっ…」
締め付けられるも蛮の指は二本、三本と増えて、ぐちゅぐちゅと上下して、中をかき混ぜた。
「っあ!ひ、あっ!ば…んああっ!」
「ほんと感度いい奴だな…こんなに濡らして。」
指を抜いて彼女の蜜で濡れたそれを見せる。
とろりとベッドに蜜が垂れた。
「あ、あんたの、せいよ…っ」
「そうだなー。じゃあそろそろ責任とってやるよ。」
蛮はにやりと笑った。
額に口付け、彼女の瞳に浮かんだ涙を舐める。
「…いいか?」
「う、あ、その…」
今更になって卑弥呼は口ごもった。
もちろん蛮にはここで止める気はないし、彼女が制止の言葉を発しても続けるつもりだ。
安心したことに、卑弥呼の口から出たのは制止ではなかった。
「ば、蛮…私、あんたにさっき、恥ずかしいし怖いからあんたのこと騙してとめようとした、って言ったわよね…?」
「ああ。それがどうしたんだ?」
しかし彼女の言葉は彼には理解出来ず、普通に答えてしまう。
卑弥呼は熱に潤んだ目で、蛮を見たり、視線を逸らしたり…迷っているようだ。
「あの、ね。その…」
卑弥呼が口にした言葉は制止ではなかった。
「私、ヤったこと、あるの。」
だが制止ではなかったが蛮はすべての行動を停止させた。
「…は?」
頭の後ろをアホーアホーとカラスが飛んだ。
「だから私、処女じゃないのよっ!」
ぐさっ、とその頭の後ろを飛んだカラスが刺さってきた。
「へ?でもお前処女って…」
「言ってないわよ、私は。」
しばらく脳味噌がフリーズした。
なんなんだ、何故いきなりこんなコントみたいな!
502通りすがりー:2005/12/18(日) 16:40:54 ID:Fbiw88Sc
「な、一体、誰と、なんで…」
「は、運び屋始めた頃、私みたいな小娘にはなかなか仕事こなくって…仕方ないでしょ?!生きるためだったんだから!それ以外方法思いつかなかったのよ!」
それはある意味蛮のせいでもあるし彼女の兄、邪馬人や彼女の運命のせいでもある。
「…こ、こんな女がいやならやめてもいいから。」
「…」
嫌われたかも、と卑弥呼は蛮を見た。
でも仕方なかったのだ。あのときは本当に弱くて、「そういうやり方」で仕事を貰えたのだって奇跡に近くて…
「…なら俺は何の心配もなくヤれるってことだな?」
「はい?」
急で意外すぎる言葉に卑弥呼の語尾が上がる。
気にせずに蛮は体を起こして彼女の体も起こした。
そして座る体勢で彼女を膝の上に、後ろから抱きしめるように乗せる。
いつの間にか取り出した自身を、挿れながら。
「!っああっ!」
自身を沈め終える…卑弥呼の体を完全に彼に座り込ませて、蛮は彼女の肩に顎を置いた。
「何回位ヤられた?」
「え、…ご、5かいくら…っあ!」
体を動かされて卑弥呼が声を上げる。
「ね、ば、蛮…この体勢…」
「背面座位っつーやつだが?いやこれ一回やってみたかったんだよ。」
「え、そんな…っああ?!」
ふざけた口調で言う蛮だが内心あまり穏やかではなかった。
彼曰く、こいつの処女は俺が貰うはずだったのに。
改めて自分の運命を呪いつつ蛮は手を動かした。
右手は胸、左手は陰部の突起をこね回す。
「ああっ!蛮、だ、め、やだっ!はぁっ、ひゃうぅっ!」
「で?今まで抱いた男と俺、どっちが巧い?」
「や、ばかっ!ふ、くぅ!」
「ま、いいや。そんな男のこと忘れる位、気持ちよくしてやるよ。」
ぐちゅぐちゅと水音が激しさを増す。
無理矢理首をこちらに向かせて唇を貪った。
「ふぅっ、うぅん!んぅ、う、ふ!はあっ!」
503通りすがりー:2005/12/18(日) 17:01:26 ID:Fbiw88Sc
だが唇が離れた瞬間、蛮は動きを止めた。
「蛮…?っ!」
疑問の目を向ける卑弥呼から蛮が抜ける。
そして
「あの体勢じゃお前がイく顔が見えねえ。」
「はあっ?!ちょっ…」
ぐ、と腰を持ち上げられ卑弥呼は蛮に向き合う体勢になった。
「今度は対面座位。」
「え?ま、待っ……!!」
制止の言葉を挿入で遮り、腰を動かす。
「ああっ、や、やあっ、ひあぁんっ!」
だがまた蛮は動きを止めた。
疑問に思う卑弥呼の耳に、ピロピロピロ、という音が響く。
「でん、わ、だ…」
取るべきか否かと卑弥呼が悩んでいると蛮が鳴り響く携帯―卑弥呼の物に手を伸ばした。
「ちょっ、っああっ!」
「もしもし?」
蛮が動きを再開させるとともに携帯を開いた。
『蛮くん?なんであなたがレディポイズンの電話に…』
電話から漏れる声は彼女も彼もよく知った人物―仲介屋のヘヴンだった。
「ああ、こいつ、今、出れねえから。仕事か?」
『そうだけど…何してるの?息荒いけど。』
「…念願、成就中。」
『はあ?』
必死に卑弥呼が声を押さえているのに笑いながら蛮は言った。
『ごめん、何言ってるか―』
ヘヴンの声が遠ざかる。
携帯を持った手を動かさずに蛮は卑弥呼に口付けた。
「ふぁっ…」
『ちょっと蛮くんほんとに何して』
「じゃあ切るわ。また明日Honky Tonkで。」
漏れた声で感づいたらしいヘヴンからの電話を切って、蛮は携帯を放った。
「っ仲介屋に、ばれちゃったじゃな…っあんっ!」
「いいじゃ、ねえか。」
より深く挿されてぐぢゅ、と音がして、卑弥呼の中が締まる。
「ば、ばんっ、も…」
「いいぜ、イっても。」
504通りすがりー:2005/12/18(日) 17:20:32 ID:Fbiw88Sc
より深く、より激しく。
ぐぢゅぐぢゅと蜜がさらに滴り落ちた。
「っあ、あ、ああ!くふ、だ、め、も…あ、あぁぁぁっ!」
びくり、と卑弥呼の体が跳ねて中が一気に締まる。
「っぁ…」
そのせいで蛮も達して、力なくしなだれてくる卑弥呼とともにベッドに倒れ込んだ。
自身をゆっくり抜いて彼女を見ると、笑った。
「…私、蛮に言ってないことがあった。」
「な、何だよ…」
今度は何の告白だろう、と身構える蛮の首に卑弥呼は腕を回した。
「誕生日、おめでとう。」


もう一度、二人が重なった。






――――

翌日、Honky Tonkに行くと。
「あ、二人とも、早く早く!」
店に入ったとたんヘヴンに急かされる。
彼女の座る前のテーブルには…

「赤、飯…」
「お、おめでとう二人とも〜!」
完全にからかいの笑みを浮かべているヘヴンの横で銀次が言った。
「仲介屋さんが二人が一線を越えたお祝いに、と持ってきたんですよ。」
楽しそうに言う赤屍。その横では風雅が苦笑混じりに座っている。
「ハニー、寂しくなったら俺のところに来て良いからね?」
その横ではやはり楽しそうな鏡と笑師。
つまり全員、昨日二人がなにをしたか、知っていて、からかっているのだ。
「…マスター。」
卑弥呼が静かに口を開いて、笑顔で小さな香水瓶を手に持った。
「ここ、猿山にしてもいいですか?」
「「「え゛。」」」
思わず固まるギャラリーの耳に、波児のため息が届く。
「だからやめとけって言ったんだよ。」
そして彼は冷酷な判決を下した。
「いいよ。卑弥呼ちゃん。」
「「「なに〜〜〜?!」」」


Honky Tonkに、猿の鳴き声が響きましたとさ。
ちゃんちゃん☆
505通りすがりー:2005/12/18(日) 17:24:53 ID:Fbiw88Sc
以上です。お目汚しすいませんでした。

最近卑弥呼ばかりで卑弥呼以外も書きたいですがぶっちゃけ彼女が一番書きやすいですよね…?(何故疑問形)

また、卑弥呼でいいなら投下します。

では、これからたくさんの神の出現を願いつつ。

orz。
506通りすがりー:2005/12/18(日) 20:05:50 ID:Fbiw88Sc
すいません502の前に付け足しです…


――――――――――
そうか、あの時感じた違和感の正体が分かった。卑弥呼が処女だったら、「イきそう」とは言えないはずだ。
「こ、怖いっていうのは蛮に初めてじゃないってバレるのが怖くて…」
――――――――――

これで説明不足を補ってください。
ちなみに最後猿にされたのは銀次だけかと思われます(いらない設定)
507名無しさん@ピンキー :2005/12/24(土) 16:21:54 ID:jIYSgIDG
おつかれさま!凄くよかったです
卑弥呼大好きなんでまた是非お願いします!
508名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 19:13:13 ID:H1k/A1Mg
あげましょう
509名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 03:33:29 ID:OnZIW/uN
>>483
花月×ヘヴン
暇があったら描きてぇ…
暇があったら…orz
510名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 04:12:36 ID:OnZIW/uN
ついでにあげ
511名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 06:26:57 ID:gqZ1mDoF
卑弥呼たんネタマダー?(AA
512名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 08:18:41 ID:x4uyxnI8
なんか書きたいと思いますが卑弥呼ネタだったら相手が誰だったらいい?
パラレルネタならマイナーなカプでも?
513名無しさん@ピンキー :2006/01/16(月) 05:09:18 ID:/wfrlcuy
ぎんじ
514名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 20:29:27 ID:lu00FrJt
>>86>>87みたいなネタで銀卑を書こうとしたらなかなかエロに至らない…
さらに自分の文才のなさに呆れ果てる始末。

ムズカシイネ。
515名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 17:04:29 ID:CJu3lbh7
あげ
516続・朔羅陵辱:2006/01/28(土) 05:18:07 ID:HtEzxqPS

 くちゅり、といやらしい音を立てながら指が沈んだ。
「――ひゃあああん!!」
「あらあら、余程感じていたのね。すんなり奥まで入っちゃった」
「ひぁっ……やっ、いやあぁっ……ぬ…いてっ」
 そんな懇願は相手の耳には届かず、そのままそこを容赦なく指で掻き混ぜられる。
「ぁんっ……あひぃっ……やぁ」
「もっと……何も考えられなくなるくらい無茶苦茶に責めてあげる」
「――え?」
 いつの間にか、目前には二人目の自分が現れていた。
 クスクス、と妖しい笑みを浮かべながら近寄ってくる。
 それを、呆気に取られたまま見つめていた。
「ほら、呆けてる余裕はないわよ」
 背後から、くすぐるような手付きで再び胸を揉まれる。
「ひぅ……ふぁ、くすぐった――」
「ふふ――」
 近寄ってきたもう一人は、自分の前に跪き、太腿に舌を這わせてきた。
「やぁ、ダメぇっ……おかしくなっちゃうからぁっ……ひゃんっ……」
 不意の耳たぶを甘噛みされ、びくんと震えた。
517続・朔羅陵辱:2006/01/28(土) 05:50:11 ID:HtEzxqPS
「おかしくじゃなくて、気持ちよくなっちゃうんでしょう?」
 嘲るようにそう問われた。
「そんなことな……ひぅっ……くすぐったいだけなんだからぁっ……」
「ふふ、そんなこと言っていいのかしら――」
 同じようにクスクスと笑みを浮かべながら、また一人自分が増えていた。
 だが今度は更に一人、また一人と際限なく増えていく。
「………………!?」
「驚いて言葉も出ないかしら? 今から、皆でアナタを責めてあげる」
「や、いやぁっ……!」
 近づいてきた無数の自分達に、ペロペロと体中を嘗め回される。
 頬、耳、首、胸、脇、腹、腕、太腿、手の指、足の指――
「やだぁっ……きゃふっ、ひゃあん……ぁん」
「アナタがいけないのよ。アナタがもっと素直なら、もう少し優しく責めてあげたのに」
「ひんっ……ァっ……おねが……だからぁ、やめ……ああっ!」

 ――可愛いよ、朔羅。

 ふと、鏡の言葉が聞こえた気がした。
「やぁぁぁっ……め、だめってばぁっ……ひゃああんっ」
「やめてあげるわけないのにね……うふふ」

END
518名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 05:51:01 ID:HtEzxqPS
激しく今更ですが、361からの続きです。
よろしければ、どうぞ。
519名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 21:40:28 ID:zbJAi3WD
卑弥呼タンマダー(AAry
520名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 21:43:08 ID:xOUuSrUE
>>548
GJ!また朔羅話書きにきて下さい。
ついでに上げときますね。

521名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 03:44:06 ID:pj93QC+z
赤目小弦太×卑弥呼とか、不動×卑弥呼とか、
気丈な卑弥呼が従順になるまで敵に犯されるような話が好きだ・・
書こうと思ったけどどうにも文章力のないヘタレなので、誰かのネタになれば、、、
522通りすがりー:2006/02/17(金) 23:18:30 ID:bFnz4QqR
>>521みたいなネタじゃなくて銀卑…というより卑銀?途中までですが…

ギャグ傾向有りの初めて物語です。

神光臨の足がかりになればいいとおもいつつ…
523通りすがりー:銀卑:2006/02/17(金) 23:22:05 ID:bFnz4QqR
「初めて」は何でも記念になる。
「初めて」おつかいに行った日。
「初めて」恋をしたあの頃。
「初めて」恋人が出来たその日。
そして…

「初めて」誰かと、肌を合わせる時。

つまりは「初体験」と言うやつで、体験するのは、男女のキビというか愛の営みというか本能というか。

ここに、互いに「初体験」を体験しようとしている二人がいる。

天野銀次と工藤卑弥呼という、二人を知るものがいたら宇宙まで飛び上がるくらい驚きの組み合わせ(らしい)。

二人は4ヶ月前、銀次からの告白から交際をスタートさせた。

どちらも不定期な仕事(銀次にはそんなに仕事は来ないが)なためなかなか会う機会がなかったが、週1くらいでデートしたり卑弥呼の部屋で過ごしたりと健全な交際を続けていた。
だがその日は大雨で、とても歩いて帰れそうにない天気。

彼女は言った、「こんな天気で帰れる?…なんなら泊まっていってもいいけど。」
彼曰く、「ええ?!わ、悪いよ!」
彼女曰く「別に…そんなに泊まりたくないなら泊まらなくていいけど。」
とまあこんな感じの問答の末、結局彼は泊まることになり、そして現在に至る。
524通りすがりー:銀卑:2006/02/17(金) 23:25:05 ID:bFnz4QqR
一応、と卑弥呼の部屋にも用意していた銀次の着替えが役に立つ日が来た。

とりあえず銀次は相棒に今日は帰らない旨を電話で告げ、テンパる頭を冷やそうとする。

だが相手が悪すぎた。

「蛮ちゃん、この雨じゃ帰れないから、今日は…その、友達の家に泊まるから。」
『…女か?』
「うええ?!」
『女なんだな。よかったじゃねえか銀次!ドーテー卒業だな。』
「う、あう、まだそうと決まったわけじゃ…」
『ま、頑張れよ。早くしねえと卑弥呼に先越されるぞ?』

相手がその卑弥呼ちゃんです、とも言えず乾いた笑いで銀次は電話を切った。

彼女のベッドにパジャマで座る。何だか恥ずかしい。
卑弥呼がシャワーを浴びる音が心臓の音に重なって不協和音を作る。

(いやいや、卑弥呼ちゃんがそんなつもりで俺を止めたんじゃないかもしれないし!うん!)

そわそわするしかすることがなく、銀次は不自然にきょろきょろしていた。



一方卑弥呼も内心バクバクだった。

どんな格好して出ればいいか、とか、ちゃんときれいに洗えたかな、だとか。

泊まっていけという言葉はごく自然に出たのであって、卑弥呼には始めはそんなつもりはなかった。深く考えてなかったのだ。

だけど、引き留めてしまっては進むしか…ないのだろうか?いや、この際ヤってしまうべきだ。

今まで二人の中はどこか宙ぶらりんな感じで、卑弥呼は何となくヤキモキしていた。
525通りすがりー:銀卑:2006/02/17(金) 23:28:58 ID:bFnz4QqR
銀次は誰にでも分け隔てなく接するし、だけど彼女にはどこか遠慮がちな雰囲気があるし、卑弥呼だってそう(こういうことには)積極的な方ではない。
だからか知らないが初キスはつい先週くらいにやったばかり。交際を初めてから3ヶ月と3週間。世間体からすれば、「遅い」。
(…よし!)
やっと決心をつけて卑弥呼は脱衣所を出た。悩みきった末にパジャマ着用で。
「あ、卑弥呼、ちゃん…」
戸惑いの見える銀次の横に無言で座る。ギシ、とベッドが軋んだ。
「え、っと…お、俺、床で寝るよ!」
「遠慮しなくていいわよ。その…二人くらいなら、大丈夫。このベッド頑丈だから。」
「え、あー…その」
「いやなの?」
半目がちに卑弥呼が問う。
「私と寝るのが、そんなにいやなの?」
「そんなわけないよ!でも…」
煮えきらないというのはこういう奴を言うのだろう。卑弥呼はため息をついた。
これ見よがしに、と言うわけでもないがそれは耳に残る。
「…別に、そんなつもりで引き留めたわけじゃなかったのよ?」
「う、うん…」
銀次が頷く。
急に言われて話が少々見えないようだ。
「でも、後には引きたくない。」
「…ええっと…」
「ぶっちゃけて言えばあんたとヤりたい。」
ぶっちゃけすぎだとは自分でも思った。
銀次は口をぽかんと開けて呆然としている。
「だってそれって、恋人同士がやること、でしょ?そりゃ遊びでいろんな人とほいほいヤる人もいるけど、私にとっては、そういうこと。」
526通りすがりー:銀卑:2006/02/17(金) 23:35:55 ID:bFnz4QqR
分かりにくい言い回しだったろうか。銀次はまだ呆然とした表情を崩さない。
卑弥呼は立ち上がり、その彼の足下に座る。
そして。
「私がやってあげる。」
「え?」
「私が口でやってあげる。それなら少しはヤる気が起きる?」
「え…ひ、卑弥呼ちゃんそんな…」
なおも止めようとする銀次を、卑弥呼はじっと見上げた。
「…イヤならやらない。」
表情を変えずに卑弥呼は言った。だが内心は拒否されることがちょっと怖かった。こういうのもポーカーフェイスというのだろうか。
「イヤなの?」
「…」
変わらずきつい口調で卑弥呼が聞く。
銀次は数度深呼吸して、気分を落ち着かせたようだ。
「俺、初めてで…」
「私だって初めてよ。」
「あう、その…」
銀次の顔が赤くなった。今更だが卑弥呼もつられて赤面した。
しばしの沈黙。銀次の深呼吸の音だけが響く。そしてようやく、彼は口を開いた。
「服…脱いで?」
「!」
驚いて卑弥呼は目を見開いたがすぐに頷くと立ち上がりパジャマに手をかけた。
ちらりと銀次を見るとこちらをじっと見ている。
(うっわ、恥ずかし…)
気恥ずかしくなって部屋の明かりを消すと銀次がベッドのスタンドライトをつけた。
上だけ脱いで床に落とすと銀次に抱き寄せられる。
彼もいつの間にか上を脱いでいて、互いに上半身裸でキスをする。
暖かい素肌の感触が、恥ずかしさをさらに倍増させる気がした。
527通りすがりー:銀卑:2006/02/17(金) 23:42:30 ID:bFnz4QqR
触れあうだけのキス。離れて、もう一度。
今度は食べるようなキスだった。そして舌を絡めあわせる。
互いに拙く、おっかなびっくりなディープキス。それでも水音が淫猥に響き、二人を酔わせるのには十分だった。
そのままベッドに倒れ込む。
軋む音が、何故かこの状況をよりリアルに伝えてきた。
ほんの少しディープキスに慣れたところで口を離す。
そろり、と銀次の手が卑弥呼の腹を、上へと這う。
指が、柔らかな膨らみに触れて、手を引きかけたが、卑弥呼にその手を押さえられた。
「…意気地のない男は嫌い、よ。」
真っ赤な顔で告げられる。
照れ隠し見え見えの、可愛いげのない可愛い誘いに、彼は腹をくくった。
手のひらで膨らみを包み込み、優しく揉む。
「…柔らかいね。」
「あ、あたりまえ、でしょ…っ」
当たり前かどうかは分からない。ただ銀次に少し余裕が出てきたのが悔しくて、いつも通りに返してしまった。
卑弥呼の気持ちが分かっているのかいないのか、銀次は揉んでいる方とは反対の方の先端を口に含んだ。
「ひゃ…」
ちゅ…と吸い上げられ卑弥呼は思わずのし掛かってくる体を押し退けようとした。
「あ、ごめん…」
「…なんで謝るのよっ!」
「だ、だって卑弥呼ちゃんが押し退けようとしたから…」
「それはその、無意識で…ていうか男ならここまできて簡単に引き下がらないでよ!」
「は、はいっ!」
完全に尻に敷かれてるのがよく分かる会話だ。
とりあえず銀次はもう一度胸に触れた。
固くなった先端を舌でつつく。
「っ…」
ぎゅっと卑弥呼は目を閉じた。またその肩を押し戻しそうになったが、銀次は今度は引かなかった。
舌で丹念に固くなった先端を舐めあげ、こねくり回す。
「ふ…っん!は、ふ…」
528通りすがりー:銀卑:2006/02/17(金) 23:45:54 ID:bFnz4QqR
必死に押し殺そうとしても、甘みがかった嬌声は漏れてしまう。
自然と銀次を押し退けようとする手に力をいれる。だが彼の力にはかなわない。
舐める音が大きく響く。あとは荒くなった銀次の息づかいと、喘ぎ混じりの卑弥呼の吐息だけ。
「んぅっ、は、あ、あっ!」
「…気持ち良い?」
それくらい分かれ、と視線で訴える。
潤んだ瞳と上気した頬とは、十分彼女の状況を説明していることに銀次も気がついて、照れながら見上げてくる卑弥呼に尋ねる。
「下、脱がしてもいい?」
「いちいち聞かないでよ…」
脱がなくてどうするんだ、やりようがないではないか。さすがにそういうことは口に出すのがはばかられたので言わなかったが。
しゅる、と衣擦れの音がした。
足を布が滑る感覚が消えると、途端に寒さを感じた。
「ちょっとごめんね。」
銀次は一糸纏わぬ姿となった卑弥呼を抱き上げて、彼女の体の向きを180度変えた。
「…?何…」
「…」
銀次は無言で彼女の足を開いた。
「…濡れてるね、すごく…」
その言葉に卑弥呼は一度ぱちくりと瞬きしたが、彼が何故体の向きを変えたのか、その理由が思いついて一気に真っ赤になった。
529通りすがりー:銀卑:2006/02/17(金) 23:52:16 ID:bFnz4QqR
つまり、さっきまで卑弥呼はスタンドライトに頭を向けていたのであって、今はスタンドライトに足を向けているのであって。
つまり、足の間がライトに照らされて、ばっちり見えているのであって。
「女の子の身体って、こうなってるんだねー。」
「〜〜っ!バカっ!変態っ!」
掴まれた足をバタバタさせて非難する卑弥呼に、銀次は笑みを見せた。
「きれいだね。」
「!」
突然言われた言葉に卑弥呼は止まって、銀次を見た。

×××
変なところでぶたぎりorz
文才が欲しい…

とりあえず神光臨待ち
神よ早くこないとこんなへぼ作が…!
530名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 00:16:02 ID:gPBZBueY
神が降臨するにはこれが完結しないとダメらしいぞ
531通りすがりー:銀卑:2006/02/19(日) 20:57:24 ID:KL4bx9e3
そんな卑弥呼に笑いかけて銀次は指で割れ目をなぞった。くちゅ、という水音が恥ずかくて卑弥呼は足を閉じようとする。だが銀次の頭が入ってきて、逆に彼の頭を押さえ込むような状態になってしまう。
「ひゃ!」
割れ目に沿って舐められた。
指とは違う滑ってざらりとした感覚が、彼女を刺激する。
「あ、だ…め、やぁっ…」
卑弥呼が押し返そうと彼の頭に手を添えた瞬間銀次は顔を少しずらし、姿を現し始めた突起に吸いついた。
「ひゃぁんっ!」
今まで以上に声が甘く響く。
「気持ちいい?」
「聞か、なくても、分かる、でしょ…!」
その突起にふれる度すぐ下からとろとろと蜜がこぼれる。
たまらなくなって銀次はまたそこに指を這わせた。
蜜が誘うように、彼女の中に指がすべっていく。
「っあ!」
中に指が入ったのを感じて卑弥呼が身を震わせた。
少しずつ指が押し進んでいく。
「や、ふ…ひあぁっ!」
くちゅくちゅとかき混ぜる。そして二本目の指を入れる。卑弥呼が苦しげに眉を寄せた。それでもゆっくり上下すると、いつの間にか二本でも受け入れられるくらいになった。
(…これくらいで大丈夫なのかな)
指を引き抜きながら銀次は考えた。女の子の初めては痛い、と聞くけど。できるだけ卑弥呼には痛い思いはさせたくない。
532通りすがりー:銀卑:2006/02/19(日) 20:59:48 ID:KL4bx9e3
(これだけ濡れてれば…)
「卑弥呼ちゃん…」
張りつめた自身を取り出しながらキスする。
首筋に、鎖骨に。
ほの紅く鬱血させて、少しの間支配感や独占感に浸る。
半自己満足的な感情から抜け出すと、銀次は彼女に自身をあてがった。
途端に卑弥呼が慌てたように身体を起こした。
「あ、ま、待って…」
「どうしたの?」
「私もやる、から…」
「え?何を…」
「その…………く、口で。」
「………口、…でぇ?!」
しばらく考えてやっと理解した銀次は、声を裏返す勢いで叫んだ。
「私から誘ったんだし、するって言ったし…」
「で、でも卑弥呼ちゃん!」
「あー、もうっ!」
狼狽える銀次に卑弥呼は業を煮やす。
「お、おとなしくやらせなさいっ!」
「はいっ!」
銀次は行儀よく返事した。
最初のように、卑弥呼は銀次をベッドの端に座らせて、自分はその足下に座った。

実を言うと、怖かった。だけどそれ以上に銀次に余裕が出てきたのが悔しかった。
悔しがるようなことではないのだろうけど、卑弥呼は負けず嫌いである。
何だか自分に余裕がないのが、本当に悔しくて。
だがいざ目の前にしてみるとその考えも一気に消え失せた。
(こんなのが、入るんだ…)
533通りすがりー:銀卑:2006/02/19(日) 21:03:51 ID:KL4bx9e3
そそり立ったそれにそっと手を伸ばす。
触れると銀次がびくりと反応した。
(…舐めたりするのよね、確か)
ちろり、と先を舐めてみる。反応を見ながら、ちろちろと。
「んっ…」
銀次の頬がさらに紅潮した。
(胸でするっていうのも聞くけど…できるかしら、私に…)
自分が優位に立っていると思い、卑弥呼は少し調子に乗っていた。
やってみよう、と。彼女は胸にそそり立ったそれを挟んだ。
「卑弥呼ちゃん!?」
「気持ちよくない?」
上目遣いに卑弥呼は尋ねた。
「き、気持ちイイデス。」
「…こうしたら?」
胸でこすってみると、さらに銀次はびくりと跳ねた。
そして少し出たその先端に、舌を這わす。
「う、あ……」
反応を露わにする銀次に卑弥呼はほくそ笑んだ。
「じゃあ…こふは?」
胸から外して今度はかぷりと口に含む。
卑弥呼は少し遊んでいた。だが銀次にはそれに気づく余裕がない。
くぷくぷと卑弥呼が動かすと、情けない声が出てしまいそうだ。
ぬめった舌が先端に絡まる。
「く、…っ…」
口に入りきらない部分を卑弥呼は手でさする。
534通りすがりー:銀卑:2006/02/19(日) 21:08:30 ID:KL4bx9e3
(わ、大きくなってる…)
含むのが苦しくなって卑弥呼は口を離した。
手でさすりながら、先端に舌を食い込ませる、と。
「っあ!」
「!」
手の中のソレが脈打って、どぴゅ、と白濁が吐き出された。
それをもろに顔面にかぶって、卑弥呼は驚いて銀次を見上げた。
「あ、ごめ…」
「謝らないでって言ってるでしょ。」
そう言うと彼女は顔についた白濁を指ですくい、口に運んだ。
「うわ、まず」
出てきた言葉は色気皆無だったが、その仕草―指に白い液をつけて舐める仕草は、どこかやらしくて。
今更ながらその褐色の顔に白濁をかけられた彼女が、淫猥に映った。
それだけで…出したばかりの自身が固くなるのを銀次は感じた。
「卑弥呼ちゃん」
呼びながら卑弥呼を抱き上げベッドに寝かせる。
その上に覆い被さって、キスを交わした。
それから彼女の頬に残る自分が出した液を舐める。
「…変な味だね。」
「でしょ?」
再度自身をあてがいながらそんな会話をした。


×××××

前置きもなく投下してしまいました。がんしゃとか、大丈夫でしたでしょうか。やっぱり色黒の女の子にはぶっかけたいのでorz

次の投下でラストにします。…あさってくらいに。
535名無しさん@ピンキー :2006/02/20(月) 11:16:47 ID:rSn7wqe5
GJ!
536通りすがりー:銀卑:2006/02/21(火) 21:31:02 ID:9Q4BsPGs
ちゅぷり、と先端が入る。
「あ…」
それだけで、彼女は締め付けてきた。
熱いナカにゆっくりと押し進めていくほど、卑弥呼が苦しそうに眉を寄せる。
「大丈夫?」
「ん…」
卑弥呼は銀次の肩を掴んで痛みに耐える。
彼が奥にいくほど痛みが強くなって、卑弥呼の手にも力が入った。
「ひ、ぅっ…」
一番奥で、彼を感じた。
「全部、入ったよ…本当に大丈夫?」
「平気、だってば」
あるのは痛みと違和感だけだ。ナカに何かある、それだけ。
「動いていい?」
卑弥呼が頷くのを見て銀次はゆっくりと腰を動かした。
「ひゃ、う…」
ちゅぷちゅぷと結合部が水音をたてる。
「あっ、ん!」
痛みが快楽に変わっていく、そんな感覚が体中を駆け巡る。
「卑弥呼ちゃん…っ!」
熱い。自分の体も、彼の体も。
名を呼ばれただけで、また熱があがって。
もっともっと彼が欲しくなって。
こんな自分は、今まで知らなかった。
「ぎ、んじ、銀次っ…!」
抱きしめて欲しいと言う代わりに必死に彼にすがりつく。

銀次は卑弥呼を抱きしめた。それから熱く深くキスをする。
まるで自分が自分では無いようだ。頭の中はほとんど真っ白で、しかしこうやってより早く、より激しく腰を動かしているのは紛れもない自分。
ぐちゅぐちゅと水音が鳴る。
537通りすがりー:銀卑:2006/02/21(火) 21:33:37 ID:9Q4BsPGs
その音がキスをしている口から出ているのか、それとも結合部から出ているのかは分からない。
「っは!あっ、ああっ!」
唇を離せば卑弥呼の甘い喘ぎが耳をついた。
彼女の中がさらに熱くなるのを銀次は感じた。
熱くてたまらない、だけど熱さがさらなる快感を生む。
「卑弥呼ちゃん、俺、もう…っ!」
「やぅ、ひあ!」
銀次は自身をぎりぎりまで引き抜いた。
そして彼女の最奥まで打ちつける。
「ゃ、ひあああっ!」
途端に彼女の中が一気に締まってた。

互いが達したのを感じた銀次は、自身を抜きながらぼんやりとしている卑弥呼に軽く口づける。
「大丈夫?」
「多分…」
「痛くない?」
「痛いことは、痛いけど…これくらいなら平気よ。」
裏稼業の卑弥呼にとって怪我や痛みは日常茶飯事と言ってもいい。
さすがに『そこ』が痛かったことは今まで無いが。
「…シャワー浴びてくる。」
「あ、うん。」
「一緒に入る?」
「うあ?!」
慌てる銀次に卑弥呼は「冗談よ」とくすりと笑う。
「入りたくなったら来てもいいから。」
そう残して卑弥呼はバスルームへ消えた。
銀次は時計を見た。
そして少し考えてから、彼もバスルームに向かう。

23時18分。朝までにはまだ時間がある……
538通りすがりー:銀卑:2006/02/21(火) 21:39:36 ID:9Q4BsPGs
×××××
翌朝。
「ちぃっす。お、銀次。」
「あ、蛮ちゃんおはよう!」
ヘヴンに言われてHonky Tonkにやってきた蛮は相棒に声をかけ、カウンター席にいる妹分にも目をやる。
「おまえも来てたのかよ。」
「あたしがいちゃ悪いの?」
とまあいつものような会話をした蛮は、ふと相棒にからかい混じりで問いかけた。
「そうだ銀次?どうだ、童貞卒業の感想は!」
…その質問にぶっ、と吹き出したのは銀次と、そしてもう一人。
「げほっ、げほっ…」
「大丈夫かい卑弥呼ちゃん…」
波児が尋ねるのに頷く卑弥呼。
それを睨みながら、蛮は銀次に別の質問を問いかける。
「…何で卑弥呼があんなに慌ててんだ?」
「「う。」」
卑弥呼と銀次は二人してまずい、という表情になる。その二人に泥船を差し出して溺れさせたのは、かわいい看板娘たちだった。
「そういえば今朝は二人、一緒に来たよね。」
「卑弥呼さんのバイクで来たって言ってましたよね。」
がたん、と卑弥呼が立ち上がった。
「あたし、仕事だから!」
じゃあと言って卑弥呼は逃げた。
「俺も仕事が」
「今から受けるんだろ?」
垂れながら卑弥呼と同じ手で逃げようとする銀次を、蛮がひっつかむ。
「…とりあえず、話を聞かせてもらおうか銀次クン。」
「…蛮ちゃんのシスコン」
「悪ぃか?」
逃げられない…!
銀次は、悟った。

×××××
おしまいです。ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。
卑弥呼の話ならまた書きに来ます…
539名無しさん@ピンキー :2006/02/22(水) 04:36:20 ID:QQFqeus8
GJ!!
540名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 15:25:26 ID:e6k55qqK
お疲れさまです
卑弥呼かわいいよ卑弥呼…!
541名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 21:05:37 ID:zDp2yFkz
age〜
携帯からだと探しにくい…
ヘヴンの話読みたい。でも書けない…
542名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 21:58:50 ID:O3j/6P+h
アゲ
543名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 18:09:26 ID:7Qgwlv5D
卑弥呼調教モノ期待アゲ
霧人とかw
544名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 01:15:06 ID:s3LJTZvm
保守
545名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 12:01:55 ID:FNPS+3jl
十朔とか、鏡朔とか、花朔とかいいよな・・・・
あぁ、朔羅カワユスwww


546名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 18:41:26 ID:SlGd6GuE
>>352
続き執筆予定ある?
結構楽しみにしてたんだけど…。
547名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 22:15:30 ID:iU1JO+C2
aaghaa
548352:2006/04/06(木) 01:01:49 ID:pnGc7vvH
>546
今更レスくれてありがとう。しかしこれから何ヶ月かはまだ時間が作れなさそうだ
突発で卑弥呼ネタならできるかもしれないけど、それもいつになるのやら
549名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 02:51:57 ID:p/WlOJ79
どんなシチュが要望あるんだろう、陵辱、調教、純愛・・
550名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 00:26:06 ID:2yL5TCC+
自分的には純愛。他のもいいけど。
ならマイナーカプならどんなのが需要あるのかな?
551名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 17:57:10 ID:UVBt7s+I
純愛好きだなあ。
クレイマンと銀次とか…
552テスト:2006/04/23(日) 03:54:28 ID:tQ2//qTa
―――何をしているんだ、私は。   心の中に、まだ少し葛藤が残る。

コンクリートの壁に囲まれた薄暗い部屋。人が5人でも入れば、窮屈に感じるほどの狭さ。
捕われたレディポイズン、工藤卑弥呼には壁に貼り付けた無数の糸が細い腕に、腰に、脚に絡みつき、その動きを奪っている。
美しい刺繍に彩られたチャイナドレスは卑弥呼の悩ましい身体の曲線をくっきりと浮き立たせ、
裾は膝よりも短く腰の辺りまで深いスリットが入り、褐色の美しい肌を露にした太腿がその存在を主張するように見え隠れしていた。


兜の呪いから解き放たれ、蟲の業を背負うことなく森の中で生きていくと決めた鬼里人。
一人ではなかったとはいえ、目の前で蜘蛛の糸に絡め取られたまま気を失う卑弥呼の毒香水がなければ、
その業を背負ったまま不安と恐怖を抱え、生きることになったのだろう。そう、言うまでもなく鬼里人の恩人である。

だがあのとき、一度同じように捕らえたそのとき、血を吸われながらも毅然とした態度を、勝ち誇ったような笑みを浮かべた卑弥呼に
牡として、背筋をゾクゾクと走る征服欲が激しく掻き立てられたことがずっと忘れられずにいた。狂おしいほどに。

だから、再び捕らえた。今度は敵としてではなく、牡として。

いずれは再興した鬼里人をまとめる役を任せられるだろう、鬼蜘蛛と、元・七頭目の母の娘なのだから。
恩人を凌辱しようなどというのは許されることではない。だが、それよりも牡としての本能が勝ってしまった。

この女を、肉欲に溺れさせてみたいと。その姿を、見たいと。

どちらにせよ、ここまで来れば後戻りなどできるはずもない。
この事を知っているのは自分と、目の前に眠る一匹の牝だけ。忘れさせてやればいいのだ、すべてを。肉欲以外の、すべてを。

霧人は、眠る卑弥呼の柔らかな頬を撫でながら視線をその悩ましげな身体へと降ろしていった。
553テスト:2006/04/23(日) 04:01:24 ID:tQ2//qTa
思いついた感じで書いてみました・・セリフ出てこないとなんか無理がありますね。

ちなみに続きは全くありません・・(ノд`)
これが皆さんの創作意欲と、性欲・・を刺激するスパイスになればと思います。
554テスト…:2006/04/25(火) 22:38:35 ID:s1UCG2r6
…誰かに抱かれたことがあるのだろうか、この身体は。例えばあの邪眼の男とか。
(…意味の無いことだ)
霧人は考えた。そう、彼女が処女だろうがなんだろうが、帰結点に変わりはない。彼女の、快楽への屈伏という帰結には。

未だ夢の中にいる獲物の身体を霧人は撫でまわした。柔らかな膨らみを中心に、優しい手付きで。

「ん…」

さすがと言うべきか、卑弥呼が目を覚ました。しかし寝覚めの頭では状況を把握出来ないようだ。

「おはよう、レディポイズン。」
「…?なんで、あんたが……!!」

極力優しく見えるような笑みでの挨拶が、卑弥呼の脳にスイッチを入れたようだ。

思い出したのだ、ここに無理矢理連れてこられたことを。思い知ったのだ、自分が細く強い糸で、絡めとられていることを。

「状況は分かったかい?」
「あんた…今更何のつもりなの!」

逃げようと身をよじらせる気の強い少女。
もうすぐその強さは微塵もなくなる。
(それをなくすのが、この私…)
その言葉は後悔と高揚感とを混ぜた感情を霧人に与えた。

「もう『業』には縛られてないんでしょ?!」
「そうだね、そして君に恨みがあるわけでもない。」
「だったら…」
「感謝しているくらいだ。」

心臓が大きく跳ねる。
これからやることへの微かな罪悪感、そして多大なる期待に。

「だから」

真実を隠していることが分かるように隠して、笑う。

「お礼に私が、君の本当の姿を引き出してやろう。美しく淫らな、その『牝』の本性を…」

少女の顔が、一瞬だけ恐怖に染まった。
それが、霧人の『牡』のスイッチを入れた。

…もう罪悪感は全くなかった。
555テスト…:2006/04/25(火) 22:40:22 ID:s1UCG2r6
続きないって言ったテストさんの続きを書いてみたり。
556名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 21:34:40 ID:Mw4LQKjT
おぉ、GJです!!!!
続きは・・期待していいのでしょうか?
557名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 01:25:30 ID:sl0/JnrP
保守
558名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 14:54:06 ID:haOTNGYV
>>550
マイナーはかなり好物だな。
士度×ヘヴンとか、雨流×朔羅とか・・・。
559名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 01:12:02 ID:sUG84uMt
>>558
雨流×朔羅はどっかで見たことあるような・・・
十兵衛×(→)朔羅の近親モノも。

ちなみに自分は、十→朔←花とか好きだな。マイナー一直線だが。
かなり昔に読んだ無料配布の同人誌にあった、
筧流と風鳥院流(針絃一体・・・だっけか?)を極める秘術には
「布衣」である朔羅の存在が不可欠・・・とか確かそんな感じの
設定が活きたエロ見てみたいと思ってみたり。
560名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 18:17:46 ID:BjxMfxZN
蛮×ヘヴン読みたい。
561名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 02:34:27 ID:4/E89Icn
期待age
562名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 01:32:48 ID:WAUH2nRm
保守
563名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 02:14:16 ID:p7XOERA9
保守
564名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 00:02:48 ID:diqWJ40Z
ぬるぽ
565名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 01:07:49 ID:08bdqzj6
ガッ
566名無しさん@ピンキー
age