【コトー】Dr.コトーでエロパロ【アヤカタン】Karte2 

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ヤンサン連載中の【Dr.コトー診療所】のエロパロスレです。

前スレ?
Dr.コトーでエロパロ
ttp://pie.bbspink.com/eroparo/kako/1084/10843/1084378869.html

親スレ(ここから独立しました)
【ドクター】病院でエロストーリー【ナース】
ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1083472482/
 →その他の医療マンガ・ドラマや、オリジナル物の医療プレイのSS用のスレです。

2chエロパロ板SS保管庫
ttp://sslibrary.gozaru.jp/
 →こちらの保管庫に【ドクター】病院でエロストーリー【ナース】スレで投下されたSSが保管されてます。
266:04/07/25 01:41 ID:6tbybiUA
 1.SSを中心に萌え話、何でもOK!
 2.コトー×アヤカタン、コトー×ユキタン などカップリングは自由です。
3.原作には無い、あり得ない様なのも有りなど、投下の際はカップリング明記を推奨。
 4.スカトロやレイープ等好みが別れるモノは投下時に注意書きを添えてください。
 5.オリジナルキャラを使用する際はその旨も明記してください。
 6.ネタバレ多し。コミックスを全巻読破されていない方は一応ご注意ください。
 7.雑談・SS中のネタバレは、ヤンサン発売日の24時解禁。
 8.コミックス未収録のネタを使ったSSを投下する際は一言添えてください。
 9.ドラマの話題やカップリングの起用は原則としてOKです。
  ドラマ・シネマのエロ台本
  ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1084783497/
  こちらに誘導する場合もあります。
10.ドラマの中の人については宛て字などを使用しましょう。
11.ドラマの実況は不可です。
12.スレ内での叩き合いは(゚д゚)マズー
  マッターリいきましょう(*´∀`*)
13.新規職人さんも大歓迎!!
14.sage推奨
3名無しさん@ピンキー:04/07/25 01:44 ID:jukoJhBR
ほしゅ
466:04/07/25 01:50 ID:6tbybiUA
単独スレ立ちました!!
みなさん、思う存分、コトー×アヤカタン などの
萌え話を堪能しましょう(*´∀`*)
566:04/07/25 01:51 ID:6tbybiUA
あ、それと…
dat落ちしないように即死回避、協力、よろしくお願いします。
6名無しさん@ピンキー:04/07/25 02:00 ID:Q1yjCEJr
乙。
がんばれ。
769:04/07/25 02:14 ID:4rZ22mur
>>66たん=1たん
単独スレ立てありがとうございまつ。
色々テンプレ案等まとめてくださってありがとうございました。

ホント、乙!
漏れ、ヘタレ・・・orz
869:04/07/25 02:15 ID:4rZ22mur
あと、69のままだと此処の69になる方とまぎらわすぃので、
漏れはトリップつけて別コテで来るとおもいまつ。
投下は月曜日くらいになるとおもいまつ。
9名無しさん@ピンキー:04/07/25 02:15 ID:ULUvHt7f
おつかれー
保守支援。
1066:04/07/25 02:23 ID:6tbybiUA
>69タン
ああ、そうですね。トリップつけて別コテでやった方がいいですね。
わたしもそうします〜。
11名無しさん@ピンキー:04/07/25 06:51 ID:w2MMugyh
乙です!期待保守
12元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/07/25 14:49 ID:4rZ22mur
良いコテ決まらんなー。というわけで元69でつ。(仮名)
落ちない程度にマターリ行こう。
1366改め1 ◆b8B8JDsV3A :04/07/25 15:33 ID:6tbybiUA
漏れもトリップ付けてきました(*´∀`*)
このトリップともう1個、候補があるんだけどとりあえずこれで。

SS投下までマッターリ、原作の(;´Д`)ハァハァ話でもしませんか?

ミナタマは原作でコトー×アヤカタン で、どのシーンが(;´Д`)ハァハァでつか?
141 ◆b8B8JDsV3A :04/07/25 15:43 ID:6tbybiUA
やはり…コミックス14巻のアヤカタンがコトーの肩に持たれかかる
のは(;´Д`)ハァハァだった漏れ(w
でもあそこでコトーがアヤカタンに手を出さないのはヽ(`Д´)ノだったが
あの状況では仕方ないか…(つД`)・゚・
15元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/07/25 21:16 ID:4rZ22mur
>>1たん
漏れも14巻のあのシーンはハァハァですた。
ヤンサン版だと、コトーしっかりアヤカタンの型抱いてるんでつよ。
コミックスで手の所切れていたのでヽ(#・∀・)ノ!って感じでしたが、
自分から肩抱いてるのってけっこうハアハアだったんだYO!

あと、一緒にいるシーンじゃないけど、1巻の診療所で夢見てるシーン。
アヤカタンの「先生・・・やめて・・・」って絶対やらしい夢見ているはずだと。
あれの続きでもそのうち書くか。
16元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/07/25 21:17 ID:4rZ22mur
あ、あぶねえっ!専用ブラウザで見ていたら
ドリンクスレッドに萌え話投稿するところだった。
17元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/07/25 21:20 ID:4rZ22mur
>>14漏れ

>しっかりアヤカタンの型抱いてるんでつよ。

アヤカタンの型抱くって何だよ orz.....
コトー何作るんだYO....
というわけで、「肩を抱く」でつ。
18moto260:04/07/25 21:31 ID:RN5+4nv9
>>17
ワロタ!

>>1
スレ立て乙。

191 ◆b8B8JDsV3A :04/07/25 21:32 ID:6tbybiUA
あ、ヤンサンのその回、漏れも見ました(;´Д`)ハァハァ
あのシーンをコンビにで見ながら興奮致しますた(w
手の所切れていたのは残念だけどコトーのあの表情だけで
漏れはもう(;゚∀゚)=3ムッハー です(w
201 ◆b8B8JDsV3A :04/07/25 21:35 ID:6tbybiUA
>コンビにで って何だよ、漏れ(;´Д`)

正確にはコンビニで でつ

>18のmoto260タン
次回作、楽しみにしてまつヽ(´ー`)ノ
21元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/07/26 01:50 ID:VccctnXl
漏れもトリップもひとつ考えてるんだけどね。
さて、萌えシーン。大事なのを二つわすれますた。

ヤパーリ3巻の不思議な壺の話と9巻だっけ?コトーの妹話で
追っかけてきちゃうアヤカタン。
何故そこで抱きしめないコトーよ!とか思ったよ。
漏れならあの後抱きしめてそのまま( ry

以前書くって言ってたエヴァト×アヤカタンは今の展開のまま行くなら
多分ワカーンになりそうなモヨン。コトー交えて3Pでも良いのだが。
221 ◆b8B8JDsV3A :04/07/26 02:09 ID:rCHPma59
あと…あれだ!
1巻のアヤカタンが海で溺れてコトーとのマウストゥーマウスだよ(;´Д`)ハァハァ
実はあの時心マでアヤカタンの胸もコトーはお触りしてるんだよな(;゚∀゚)=3ムッハー
コトーの…
「君はこの島に必要な人なんだ! 頼む、戻って来い!!」
は萌え死にそうでつ(*´д`*)ハァハァハァアハァ
23元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/07/26 23:15 ID:q1cozrrG
SS投下するぜゴルァ!
カップリングは相変わらずコトー×アヤカだ4649!
アオカーン絶好調!

..........orz
241 ◆b8B8JDsV3A :04/07/26 23:21 ID:rCHPma59
ヽ(´▽`)ノワーイ
楽しみ(*´∀`*)
251 ◆b8B8JDsV3A :04/07/26 23:34 ID:rCHPma59
69タンがアオカンなんだね…(;´Д`)
漏れも今、執筆中のヤツがアオカンだ(((( ;゚Д゚)))
かぶるので当分お蔵入りにしまつ。

新スィー話、考えまつヽ(´▽`)ノ
26元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/07/26 23:43 ID:q1cozrrG
はーい、投下。今回は10話行くか行かないかです。
とりあえず最初の二つ。相変わらず最初はエロなすぃです。
今回もヌキ目的にはなりません( w

<vol.1>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あの日から2週間。すっかり暑くなり、コトー先生は相変わらず夏バテしています。
・・・私は、結局あの後に、無事生理も来てホっとしたような残念なような複雑な心境でした。
季節柄、サンゴで手を切った観光客や子供たち、食べ過ぎたり飲み過ぎたりして
胃腸を悪くした患者さん、夏風邪をひいた患者さんで毎日のように診療所は賑わっていました。

『僕も君のことが好きだよ』
先生の言葉を時々思い出すと、なんかちょっとくすぐったい・・・・
今でも信じられないんです。でも、確かにあれは夢じゃなかったから。
でも、あれから先生は私にキスすらしてきません。まあ、忙しい毎日だったから当然といえば
当然なんですが・・・ちょっと物足りないなあ、なんて思ってしまうんです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

診療所の仕事は23時過ぎに終わった。あれほど慌ただしかった一日も、この時間になれば
日中の喧騒が一気に夜の静寂に変わる。この島は夜が早いなと改めて気付かされてしまう。
彩佳は私服に着替え、コトーのいる診察室に「お疲れさま」の挨拶をしに部屋に入る。

コトーは何故かちょっと怪訝そうな表情で、彩佳をじぃーっと見ている。
「ねえ、星野さん。いーっつも、夏ってその格好でこの時間に帰るんだよね?」
「はい、そうですけど?」

今日の彩佳の服装は、夏らしいレモンイエローのワンピース。
しかし、肩と胸元が大きく開いていて、わりと目のやり場に困るタイプのもの。
コトーは、あんなことが起こるまではたいして気にもとめていなくて、普通に夏らしいと
思っていたのだが・・・どうも、あれから調子は狂いっぱなしである。
27元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/07/26 23:48 ID:q1cozrrG
<vol.2>
今の季節は観光客が少なからずとも訪れている。サーフィンやボディーボード等を
目的に訪れている本土からの観光客はたいてい彩佳と同じくらいの年代の男性たち。
やれ花火で火傷しただの、何かと理由をつけて彩佳に会いに来てる連中が今年も
少なからずいるのだ。以前、自分の軽はずみな発言で彩佳にナンパの誘いを
勧める形で事故を起こしてしまったことがある。
あの時、彼女を生死の境に追い込んでしまったのは間違いなく自分だった。
幸い、彼女はナンパのかわし方は上手いので、別に何もおこってないのだが・・・

『星野さん、可愛いからなぁ・・・それに、わりとのん気だしなあ・・・』
きょとん、とした表情で彩佳はコトーの顏をのぞき込む。
「どうしたんですか?」

「あ、いやいや。何でもない。今日は遅くなっちゃったからね。家まで送るね。
女の子の夜道はやっぱりあぶないから!」
なんか自分らしくない振る舞い。いつもなら「うん、お疲れー」で済んでいたのに。

コトーは最初、車で送ろうとしたが、二人で外に出てみると綺麗な満月が診療所の前の海に、
綺麗な月の道を描いていた。
外は月明かりがふわりと包み込んでいるような優しい明るさ。
なんとなく、このまま車で送るのは勿体ない気がする。ゆっくりと歩きたい。
それは彩佳も同じ気持ちだった。

「先生、散歩がてら海岸の方にでも行きますか?」
「うん、そうだね。それにしても、綺麗な満月だね、星野さん。」

観光客のサーファー達も、地元の人たちも誰もいない砂浜に二人は降り立った。
波の音と月灯と二人の足音が聞こえる音の全てだった。
不思議な気持ち・・・やっと二人きりになれた嬉しさで、つい彩佳がコトーの白衣の
裾を掴んで来た。コトーは、それに気付くとほんの少し照れくさそうな表情を見せた。
28元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/07/26 23:49 ID:q1cozrrG
>>1サーン
1たんもアオカンか!漏れもアオカンだ!
こうなったら二人でアオカンカーニバルを・・・!
moto260たんも是非!

冬にアオカンは似合わないからね!
29名無しさん@ピンキー:04/07/26 23:52 ID:JSvmZyd8
キターーー!!!!!69さん乙です!満月の下でアオカーン・・・という
コトになるんですよね?
これからが楽しみです。コト彩ハァハァ・・・(*´∀`)
301 ◆b8B8JDsV3A :04/07/26 23:57 ID:rCHPma59
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!

69タン、ヤバイでつ。
漏れの考えてたヤツともろ、かぶってそうでつ(;´Д`)
なのでお蔵入りでつ。
カーニバル、いいでつね〜、違ったアオカンでも書きますか!(*´∀`*)
31元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/07/27 00:01 ID:On1kzT6D
漏れと1たんはどこかで煩悩シナプスが繋がっているんだろうか・・・
ネタかぶっててもいいYO!読みたいYO!
続きはちょろちょろ仕事の合間ぬって投稿しまつ。
脚いてーYO!
32元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/07/27 00:03 ID:On1kzT6D
>>29
そうかもしれないし、1たんが考えてたのと同じネタかも。
書く度に変わるのでどうなるかわからないでつー。
33元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/07/27 00:05 ID:On1kzT6D
>>29さん(さん付け忘れたごめんね)
途中投稿してしまったので。
んーと、漏れは書き溜めが出来ないので、どうなるか
わからない書きかたしてます。
SS書きさんはみんな一気に書いてるんかな。
341 ◆b8B8JDsV3A :04/07/27 00:10 ID:X5LQ3XUS
漏れは2、3レスくらい溜まったら2レスづつくらい投下してる。
書き溜めってできないんだよね(;´Д`)
自分を追い詰めないと出来ない性格なので。
351 ◆b8B8JDsV3A :04/07/27 00:12 ID:X5LQ3XUS
ホントに69タンと煩悩シナプスが繋がってるのかもしれないでつね(w

今、ちょっと別のネタが浮かんできたのでそちらを膨らませてみまつ。
36名無しさん@ピンキー:04/07/27 01:04 ID:fzQsAyAr
キターー!ヽ(´▽`)ノ 69サン乙です!
コトーの白衣の裾を掴むアヤカタン萌え〜
続き待ち遠しいです。4649っす!    
            .......orz アシオダイジニ
37元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/07/27 23:20 ID:On1kzT6D
はーい。今日も投下でつよ。
まだエロないけど・・・orz

<vol.3>
すると、コトーは彩佳の肩を抱き、自分の方に引き寄せた。
思いもしなかったコトーの行動に、彩佳は驚いたが、すぐにその理由がわかった。
二人だけの静寂を破る、人の声が徐々に近づいてきたのだ。
正直、良い雰囲気だったのにと彩佳はがっかりしたが、とりあえず様子を伺うことにした。

遠くの方から、数人の観光客らしき若い男達が話をしながら、診療所の前の道を横切って
いくのが見える。日焼けした彩佳と同じくらいの年齢の男性が数人、談笑しながら歩いて
いる。おそらく、酒でも飲んだ帰りなのだろう。

酒が入っているのではおそらく絡まれるだろうと、コトーはそのまま岩陰に彩佳の肩を
抱いたまま身を隠した。
幸い、気付かれることなく観光客たちは民宿のある方へと向かっていった。

「・・・星野さん、そのカッコは・・・ちょっとマズいと思うよ・・・特にこんな時間じゃ・・・」
コトーは、こっそり耳打ちする。
しかし、いつもこれが夏の普段着同然の彩佳は何で耳打ちされるのかがわかっていない。
「えっ、どうしてですか。別にいつもどおりだと思うし、今日はたまたま遅くなっただけだし・・・」
コトーは、彩佳の胸元にチラリと目をやると、真っ赤になって、慌てて目を反らしてしまった。
「・・・なんていうんだろう・・・その・・・。けっこう、露出度高いよねぇ・・・それ・・・
なんていうか、僕としても、目のやり場に困る・・・」
さらに、月光に照らされている彩佳の表情も、姿も妙になまめかしく見えてしまう。
38元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/07/27 23:27 ID:On1kzT6D
<vol.4>

そういうことだったのかと、彩佳が気がつくと、急に身体の中から沸騰するかの如く
恥ずかしい気持ちが襲ってきた。まさか、コトーがそんなことを言ってくるとは思わなかったからだ。
いくら身体の関係を持ったとはいえ、あれから2週間。お互いの気持ちを知っても、別に付きあっているわけでもなく
恋人同士になったわけでもない。少し、物足りなさを感じていただけの、忙しい
毎日だった。コトーも特に自分に接する態度は普段と変わりなかったし、自分も
普段どおり過ごしてきたのだから。そんなことに意識されてることに気付き、急に恥ずかしくなった。

「もう、先生ってさっきからそういう目で見てたんですか、エッチー!!」
彩佳は真っ赤になって怒りつつも。少し汗ばんだコトーの手が自分の肩に触れているだけで
あの夜のことを思い出してしまう。しかも、吐息の音さえわかるほどすぐ近くに彼がいる。
心臓が早鐘を打っているのが自分でもよくわかる。

「だって、僕だって一応男だよ・・・それに・・・この前・・・」
コトーは、よりいっそう強く彩佳を自分の方に引き寄せる。しかも、かなり強い力で。
力のこもっているコトーの腕から伝わる力が、心地良い。

彩佳は正直に言えば、このシチュエーションが嬉しかった。やっと二人きりになれて、
しかもコトーが自分のことを守ってくれている・・・恥ずかしいけど、女性として意識
されているのは気分の悪いことではない。コトーの時々垣間見せる男らしい部分が
たまらなくかっこよく思えるからだ。今も、そうである・・・

『先生、やっぱりかっこいいな・・・やだ・・・変なこと考えてる、あたし・・・』
二人きりの海岸。青白くさし込む月光。
やはり、月の光というものは、人の中の『何か』を揺るがすのだろうか。

一瞬の間をおいて、どちらともなく、二人の唇が重なった。
2週間ぶりのキス。短くも長くもないこの微妙なインターバルのせいなのか。
二人の身体の中に小さな火が灯るまでに、そう時間はかからなかった。
39元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/07/27 23:29 ID:On1kzT6D
本日の投下、終了でつ4649 orz
次の回から激エロにしたいんでつが。漏れの文じゃムリね。

多分、1たんのとはかぶらないと思うよ。
最初漏れと1たんの考えてたシチュエーションは一緒だったと思うけど、
なんか漏れのは違ってきそうなヨカーンだ。

というわけで、お蔵入りなどせずに是非是非(;´Д`)
401 ◆b8B8JDsV3A :04/07/28 00:36 ID:WUMyq6DS
キタキタキタキタ━━━━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━━━━!!!!!!!!!!!!!!!!
69タン、連夜の投下、乙!
つ…つづき…気になる〜〜ヽ(`Д´)ノ
もんもんとしてきた…(w
411 ◆b8B8JDsV3A :04/07/28 00:43 ID:WUMyq6DS
>35で
別のネタが浮かんできたのでそちらを膨らませてみまつ。

と書いてたのにネタを忘れてしまって昨夜は凹んでしまった(つД`)・゚・
ので69タンも了解してくれてるのでお蔵入りに決定していたアオカンモノを書きまつ。゚(゚´Д`゚)゚。

42元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/07/28 02:32 ID:IPqOMeXq
1たん、楽しみにしてるよ!
そして感想を下さってる名無しのお方、ありがとうございます。

足心配してくれてる36たんありがとう。おおかた快復して仕事してまつ。
病院行く機会増えて色々ネタになりそうなのがイパーイなんでつよ。最近の看護師さんって、
彩佳たんタイプの服じゃなくて、動きやすそうなパンツタイプのもあるのね・・・
漏れの車椅子引いてくれた人がそんな服着てた。看護師さんってけっこう力仕事なんだなと
感心しておりますた。萌えーな看護師さんも医師もいて実に良いネタになる日々でつ。

これ終わらせたら、コトー×彩佳以外もヤってみます。
以前から言ってるエヴァト。×彩佳。どうしてもやってみたくなってきた・・・
昔嫌いだったけど、最近好きなんです、エヴァト。
コト彩の方々がヽ( #・∀・)ノヌッコロス!とならない程度にしておこうかと思ってまつが。
なんせ、原作が一段落ついてからでつね。
43名無しさん@ピンキー:04/07/28 12:24 ID:eKlOFi+n
親に捨てられたんですが
またコミックス買おうかと思ってます
この漫画好きなので

それで質問なんですが
どの巻がエロいですか?
(一つだけじゃなく複数で)

因みに3巻はもってますが
エロくありませんので
それ以外で教えてください

感想でなくてすみません
441 ◆b8B8JDsV3A :04/07/28 23:09 ID:WUMyq6DS
エロ・・・、あったかなぁ。。。
原作になかったから妄想が膨らむんだよね。
45名無しさん@ピンキー:04/07/28 23:41 ID:Emt4dJ8u
続きキターーヽ(´▽`)ノ69サンGJです!
やっぱアヤカのキャミワンピはエチーですねwいっつも続き楽しみ。4649ですorz 
エヴァト×アヤカずっと気になってました…
漏れもコトアヤ派ですが、イイ感じに書いて頂けそうなので読んでみたいです
引き続き足お大事に!先日キュロットスカートの看護服を見ました…色んなのあるんですね。
1サンのアオカンも読みたいですwアオカン祭りバンザイ。
46名無しさん@ピンキー:04/07/29 02:25 ID:TKrjt6va
>>44
言い方が拙かったですね
まんまエロいという意味じゃなくて
セクシーなシーンやチョイエロのシーンなんかのことです

たとえば水着やTシャツによる胸のふくらみや下着姿のシーンとかそんなやつですね
まあ看護婦の姿でも十分いいんですが

エロいというのは語弊がありました
だんだんスレ違いになってきたので失礼します
わざわざレスしていただいてありがとうございました
47元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/07/29 02:34 ID:3r8OaRMh
>>1たん、45さん
ありがとー!続きはちょっと先になる予定ですが(週末まで仕事が・・)
なるべく早くうpしたいでつ。
エヴァト話は原作に一段落ついてから、どういう風に絡ませるか
考えようかと。大まかには出来ているんでつけどね。

キュロット風の看護師さんも多いでつねー。
あまり彩佳たんタイプのナース服って見なくなった気がする。

>>46さん
えーと、エロシーンはないです(本気でないでつ・・・)
ただ、雰囲気がエロいとか、水着程度なら1巻をオススメでつよ。
彩佳たんの水着姿があるし、けっこう萌えるお話がある。
ワンピース姿も可愛いし、そんな感じならやっぱり1巻かな。
初期の頃の彩佳たんって、絵柄が本当に可愛いんでお勧め。
48名無しさん@ピンキー:04/07/29 19:57 ID:K+FB1q9f
>>13遅レスですが
何気にコトーが、三上先生に彩佳タンの話をよくしていた事にチト、ハァハァでした。13巻
49元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/07/30 00:35 ID:hmFbxU1D
●ココカラヽ(`Д´)ノヤンサンノヽ(゚∀゚)ノネタバレヽ(´д`)ノゴチュウイ●


ネタヴァレ解禁でつな!
今週のヤンサン。エヴァト補完計画完了って感じでしたな。
なんか、かまってもらえなくていじけてるアヤカタンが可愛かった。
エヴァトに妬くなよーって感じ。
エヴァトとコトーはなんか少し801風味に見えなくもなく。
ヲチは予想どおりだったけど、あれはあれで漏れはよかった。

最初、このPTSD編が終わるまでめちゃくちゃブラックなエヴァト×アヤカタンを考えてたけど
あれ読んじゃうとワカーンになりそう。せつない系で。
50名無しさん@ピンキー:04/07/30 00:44 ID:qUAbhvxa
《ネタバレ 注意!!》
今週のヤンサン見て思ったこと…エヴァト×メグミタン!?
ましゃか、メグミタンの3人目のダンナサマがエヴァトじゃ…ましゃかね…

やっぱし、エヴァトをドラマで見たいなー。
エヴァトのキャストはだれが良いと思われますか??
51元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/07/30 01:06 ID:hmFbxU1D
ネタヴァレ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノナカノヒトチュウイホウ !!!

漏れもエヴァトはドラマで見たい。そうでつねー。
T/R/I/C/Kでキョコーンな物理学者やってた中の人とか偏屈そうな人がいいな。
でも、ちょっとビジュアル的にドラマコトーの中の人とバランス悪いか・・・

エヴァト×メグミたん・・・ありえないともいいきれ(ry
52元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/07/30 02:17 ID:hmFbxU1D
連続投稿スマソ
ダレモミテイナイイマノウチこっそり投下。プチエロ程度でごめん。

<vol.5>
「・・・んっ」
少し長めのキス。唇を離した時に思わず彩佳は声を出してしまった。
周りに誰もいない、とわかっていても。かえってその静寂さが五感の全てを鋭敏にさせる。

もう一度周りを確認して、お互い照れ笑いをしつつ。二度目のキス。
今度のキスは深く、息が出来ない程の激しいキス。息も絶え絶えになる程。
彩佳はこのキスに弱い。それだけで溶けてしまうような錯覚すら感じるのだから。
あの感触も、快楽もずっと身体に刻み込まれている。それを今、ここで引き出されようと
している。だが、今回は少しそれを期待していた部分がある。
彩佳の中で、なんとなく楽しんでみよう・・・なんて心の余裕が少し自分の中で出来ている。

・・・と思ったその時。
コトーは、首筋から肩にかけて舌を這わせていく。
「ちょ・・・ちょっと先生!ま、まだお風呂にも入ってないのに・・・!ダメですってばぁ・・・!」
彩佳の訴えを無視し、コトーはそのまま、大きくあいている胸元へと唇を這わせると
すべやかで、柔らかな膨らみをきつく、強く吸った。

「い、痛っ!な、何するんですか、先生!」
コトーに問い詰めても、彼は余裕の笑顔で何も言わない。吸われた所に彩佳が目を
やってみると、そこには赤い印が一つ。此処に、こんなものをつけるということは・・・

「これでこのタイプの服は暫く着ることが出来ないね。ダメだよ。女の子なんだから、
気をつけないと。」
今の先生のほうがよっぽど危険人物だなんてはさすがに言えない彩佳であったが、
あの夜の、自分を壊れ物のように扱ってくれるような触れ方とはまた違うコトーの別の顏に驚いた。
53元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/07/30 02:22 ID:hmFbxU1D
<vol.6>
「ここは目立つからね・・・暫く隠さないとね。」
そう言うコトーはやたらに嬉しそうだ。・・・絶対、何かたくらんでいる筈。
「あれ?不服そうだね。じゃあ、見えない所にしてあげようか?」

見えない所・・・そう聞いた途端に何か、あぶない予感がした。しかも、この岩場の裏から
動こうとしないコトー・・・まさか、ここで!?

彩佳がそう思った途端、再びコトーの身体が自分に覆いかぶさってきた。
再び唇を貪られながら、彼の右手はワンピースの上の胸へとゆっくりと下りてくる。
左手は、ゆっくりとワンピースの肩紐を下ろしていく。

「やっ・・・やだぁ、先生!此処じゃ誰かに見られますよ・・・っん・・・あっ・・・」
片方のワンピースの肩紐が緩められ、立ったままの姿勢のまま・・・自由がきかない状態。
前回のような、薬のせいでも、誤解をまねくようなシチュエーションではなく、良い雰囲気の
中で、互いの気持ちを確かめあうためだったキスが・・・少しずつ、淫猥さを増してきている。

すっかり汗ばんだ身体を舐められたり触れられたりするのには彩佳は抵抗があったが・・・
心のどこかで、すごく期待している自分がいるのだ。
コトーにまだ気付かれてはいないが、もう・・・一番感じやすい部分が既に濡れているのが
自分でもわかる。指で直に触れられなくても、雰囲気だけで自分は感じてしまう程敏感な
女の身体。触れることを許すのは、目の前にいるコトーにだけ・・・彼の体温や匂いが
様々な感覚を甘美に麻痺させていく。

コトーの吐息と自分の声が、今まで耳へと伝わっていた音の中に新たに加わった。
ただそれだけで。彩佳の身体を熱く火を灯すには充分だった。既に、全てを自分の身に預け、
陶酔し始めている彩佳の表情を見て、コトーは何かを思いついたようだ。

この後、彼の独占欲の強さと、「雄《オス》」としてのコトーをたっぷりと味わうことになるのを
彩佳はその時思ってもいなかった。
541 ◆b8B8JDsV3A :04/07/30 04:18 ID:WnuhV7W4
キタ*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*!!!!!

69タン!乙です。
コトー、やらしくて(*´д`*)ハァハァハァアハァ でつよ〜!
つづきがホント、楽しみでつ(*´∀`*)

しかし…69タンは仕事が早くて裏山。
漏れは遅いんだよな(;´Д`)
がんばるっす。
55名無しさん@ピンキー:04/07/30 05:13 ID:RA/vldmk
69サン乙ですGJです 
アヤカタン可愛すぎ!エチーで強引なコトー凄くイイ(・∀・)!…もうハアハアとしか…
続き楽しみですラブラブで激エチーにしちゃって下さい〜
561 ◆b8B8JDsV3A :04/07/31 23:45 ID:rfMNPfbL
SSを早く投下したいのに又しても行き詰まってます。゚(゚´Д`゚)゚。

早く投下できるように頑張ります。
57名無しさん@ピンキー:04/08/01 15:49 ID:+p6Eat97
マタ〜リ保守 
イパーイ投下して頂けるのも、ジクーリ書いて頂けるのも
どちらも、とてもありがたいです(・∀・)いつも本当にありがとうございます
ちなみに漏れのエヴァトのキャストは・・・渋みを考えて砂糖コーイチさん…かな。難しいですね。
58名無しさん@ピンキー:04/08/02 00:03 ID:sSJBe7Wr
すいません。
SS初心者なんですが妄想が止まらなくなったので
投下させてもらいます。

アオカン祭に参加できないのが申し訳ないのですが。
なにも考えず、一気に書いてしまいました。

お目汚し失礼。

591:04/08/02 00:03 ID:sSJBe7Wr
この幸せはいつまで続くのだろう…

コトーの広い胸の中で、彩佳は思う。
抱かれているときも、余韻に浸っている今も、
昼間の診療時間にも。その不安はいつもつきまとう。

いつかは東京に、大学病院に帰ってしまうのではないか。

こうして体を重ねるようになって、離れることへの不安は彩佳の中で一層大きくなった。

眠っているコトーを起こさないよう、腹部を大きく縦に割る傷にそっと触れる。
コトー自らの手でオペをした、その傷跡。
島の人の血が流れている、その証しでもある傷跡。
いつしか彩佳は不安になったとき、最愛の人のこの傷に触れて安心感を得るようになっていた。

「どうしたの?」
いつ目を覚ましたのか、コトーは彩佳のその行為をじっと見つめていた。
「先生が…先生がいつかいなくなっちゃうような気がして…」
大きな掌が、彩佳の髪をそっとなでる。大切なものを、いとおしいものを扱うようにそっと。
唇が、額にやさしく触れる。
そして、まるで赤子を抱くように温かく、でも強く抱きしめる。
「大丈夫。僕はここにいる」
コトーの大きな体に包まれ、心地よさに彩佳はひとときの安堵を得る。

「先生…」
コトーを見つめる彩佳の大きな瞳が潤む。
その瞳が、コトーは愛しくてたまらない。
無意識のうちに、コトーは彩佳の唇にキスを落としていた。
最初はそっと触れるだけ。
額、鼻の頭、頬。そして再び唇に触れるときには、彩佳もコトーの唇を、強く求めていた。
602:04/08/02 00:04 ID:sSJBe7Wr
とろけるような長いキス。
もう止まらない。
耳、首すじ、そしてまた唇。
コトーのキスはどこに触れれば吐息が漏れるかをすべて知り尽くしているかのように的確に、
彩佳の体を巡っていく。
大きな掌も髪に触れ、耳に触れる。
その熱さと心地よさに彩佳は体の芯が熱を帯びてくるのを感じた。

いつまで、なんて考えていられない。今この瞬間の熱さをもっと感じたい。

されるがままになっていた彩佳もコトーの首に両手をまわした。
それを合図にするかのように、コトーの掌が彩佳の胸に触れる。
すでにその存在を主張している乳房の中央に、コトーの指が触れたとき、彩佳は深い吐息を漏らす。
そしてそれまでそこを避けるようにしていた唇が、もう耐えきれない、
というように1度そこに触れると、狂ったかのように舌で、唇でその突起を弄ぶ。

彩佳は、それまで乳房への愛撫がこんなに熱いものだとは知らなかった。
自らの手で触れていたこともあったが、それはやはり慰みにしか過ぎない。
愛するものからの愛撫のひとつひとつに、こんなにも簡単に吐息は漏れてしまうものなのか。
これが愛されているというものなのか。
自分の胸元で、まるで赤子のように自分の乳首をくわえるコトーの頭を抱きながら、
彩佳はそう感じていた。
613:04/08/02 00:07 ID:sSJBe7Wr
ただその愛撫に身を任せていた彩佳の体に、新しい衝撃が走った。
いつの間にか潤っていた彩佳の下半身に、コトーの指先がそっと触れたのだ。
それまでの吐息とは違う、焦りにも似た声が、彩佳の口から漏れる。

これ以上触れられたら、壊れてしまう。

もう何度も通った道ではあるが、そこにコトーの指が触れるたび、彩佳は思う。
そんな思いとはうらはらに、彩佳の体は反応を続け、
その潤いはやがて絶え間なくわき出してくる泉のようになる。
コトーの指はその泉の中をゆっくり進み、やがてその中心部に達した。
が、まだ触れない。

もうやめて。
早く触れて。

彩佳の熱くなった頭の奥でふたつの声がする。
閉じてしまいそうになる両足と、のけぞり、触れてほしいと主張する腰。
その彩佳の反応を楽しむかのように、触れたか触れないかの愛撫を、コトーの指は続ける。
一方で続く胸への愛撫。

コトーの愛撫は、まるで彼のオペのようだった。
時に大胆に、時にち密に。
彩佳の感じる部分を次々に開発していく。
624:04/08/02 00:08 ID:sSJBe7Wr
気付くとコトーの頭は胸元から離れ、彩佳の下半身に向かっていた。

来る。

その期待通り、コトーの舌が彩佳の最も感じる部分にそっと触れる。

・・・!

もう、声も出ない。彩佳は軽い絶頂に達した。

それを知ってか知らずか、コトーは舌による刺激をやめようとはしない。
軽く、軽く触れる。
そして転がす。
唇でそっとはさむ。
彩佳の芯は、コトーに弄ばれ、熱く、熱くなっていた。
泉はあふれ出し、涸れることを知らない。

止まらない快感に、彩佳はすっかり溺れていた。
635:04/08/02 00:09 ID:sSJBe7Wr
気付くと、彩佳の手にコトー自身が触れていた。
コトーはそれに気付いていたのだろうか。
固くなったそれを、彩佳は無意識のうちに口元に運ぶ。
それは、彩佳自身、初めての行為だった。
ただ、コトーのすべてが愛しく思う。それだけだった。
先端に、彩佳の唇が触れる。
コトーの動きが一瞬止まり、軽いうめきが聞こえた。

その声をもっと。

彩佳はその一心で、コトーへの愛撫を始めた。
先端にもう一度、唇を軽く触れる。
そして根元までキスを降らせる。
舌で触れてみる。
恐る恐るくわえてみる。

そのたびにコトーの口からはため息がもれ、愛撫が止まる。

もっと、もっと。
もっと声を聴かせて。

彩佳の一心不乱の愛撫に、コトー自身は硬さを増す。
その行為に、彩佳もさらに感じていた。

もう耐えられない。
646:04/08/02 00:09 ID:sSJBe7Wr
どちらからともなく、二人は愛撫を止める。
体を起こし、向き合い、見つめあう。
そしてキス。
お互いを味わうような、長いキス。

座ったままのコトーは彩佳を抱き上げると、彩佳の中に自身を埋めた。

熱い。

しばらくその感覚を味わうふたり。
足りなかったものが、やっと手に入ったような、満たされた感覚。

繋がっている。
もう離れられない。

再び見つめあい、キスを交わす。
657:04/08/02 00:10 ID:sSJBe7Wr
どちらからともなく、腰が動き始める。
お互いが、一番感じる場所を求めて動く。

コトーがある一点をついた瞬間、彩佳の体はのけ反る。
そこを攻め続ける。

だめ。もうだめ。

彩佳は吐息で反応するが、コトーは動きを止めない。

あぁ!

彩佳は体を張り、さらにピンとのけ反った。
意識が白くなる。
668(ラスト):04/08/02 00:11 ID:sSJBe7Wr
どのくらい、失っていたのだろう。
繋がったまま、コトーに抱きしめられ、彩佳は意識を取り戻す。

「大丈夫?」
とコトーは彩佳の体をそっと横たえると、その言葉とは逆に、再び動き始めた。
「僕も、もうだめだ」
コトーが彩佳の中で激しく動き、さらに強い熱さを感じると、
彩佳は再び絶頂に達した。
同時に、コトーも達した。


体の奥に残る、熱い余韻に浸りながら、彩佳はコトーの腕の中で朦朧としていた。

「僕はどこにも行かないよ。君とふたりで、ずっとこの島を守りたい。」

夢だろうか。

彩佳は耳元で囁くコトーの言葉に安堵しながら、深い眠りに落ちていった。

67名無しさん@ピンキー:04/08/02 00:12 ID:sSJBe7Wr
以上です。

改行規制が意外に難しい。
キリのいいところで切ろうと思うと…だし。
しかも私の文章、後半改行多いし。

お粗末さまでした。
681 ◆b8B8JDsV3A :04/08/02 00:22 ID:W5ViIEey
し…新規タン、キ、キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
涙、ちょちょ切れる程嬉しい〜〜〜(*´∀`*)

SSも萌え〜〜〜(*´д`*)ハァハァハァアハァ
喘ぎ声とかあまり使わず、表現で情事が進められていくってのはなかなか良いですね。

また是非是非、投下お願いします〜〜〜
691 ◆b8B8JDsV3A :04/08/02 00:23 ID:W5ViIEey
って、漏れも投下、早くしろよ。。。ってカンジ。゚(゚´Д`゚)゚。
701 ◆b8B8JDsV3A :04/08/02 00:29 ID:W5ViIEey
……ごめん、、、元69(仮) ◆.8x/pTuhMg タン…
69踏んじゃった…
69踏んだ後に気づいたよ(つД`)・゚・

新規タンが来てくれてあまりの嬉しさに舞いあがっちまって…
ごめんよ。・゜・(ノД‘)・゜・。・
71元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/02 00:37 ID:iT8bDEBR
>>新規職人タン
も、漏れも嬉しくて涙じょーじょー。
淡々と進んでいく感じがまた萌えだYO! 手術の傷跡・・・いい仕事してます!
なんとなく寡黙な感じで、でも優しいコトーに萌えです。彩佳たんも可愛いYO!

も・・・漏れの書くコトーが変態に見えてきました・・・
新規タンのコトーの醸し出す雰囲気、漏れのモロ理想なんだもの。

よかったら、また投下してくださいねー!
そして悶々としているお方もщ(゜д゜щ)カモーン

>>1たん
焦らずにじっくりとねかせるのも乙でつ。漏れもちょっと今止まっちゃってる。



72元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/02 00:38 ID:iT8bDEBR
>>1たん
あ、忘れてた( w
気にしなくていいでつよー。元69のままで貫き通します。
煩悩シナプスが繋がっている仲じゃないでつか。
731 ◆b8B8JDsV3A :04/08/02 00:41 ID:W5ViIEey
>69タン
ハゲワラ

ありがとう〜〜〜。煩悩シナプスが繋がってる仲でつね(w
そう言ってもらえるとありがたいでつ(w
74元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/02 22:53 ID:iT8bDEBR
ううう・・・仕事がお盆進行でどえらいことに・・・
(ノ・∀・)ノ = ●●●ウンコー!! と投げ出したいくらいシゴトがたまってまつ。
SS続き書きたいでつ・・・もすこし暇が出来たら投下しまつね。

というわけでドラマ雑談。さらに原作これから雑談。(ちょいネタバレ含む。)


エヴァト=砂糖コーイチもなかなか渋くて良いでつね。
悠子タンと鬱先生とコトーアヤカの結婚?話(村長が直々に行ったやつかな?)
がおおまかな作りみたいでつね。
ドラマは予測つかないから、楽しみなんだよなー。

原作もいずれ第二部が始まるらしいけど、何が変わるんでしょうね。
漏れ的予測は、

1.after5〜6年後 コトーとあやかたんにいきなり子供がいる。(あやかたんは看護師継続中)
2.同じくafter5〜6年後 タケヒロ受験生あやかたんは医大生 コトーちょいオサーン風味で悠々自適島生活
(アヤカタンのラーメソ隠しがないので)
3.何も変わらん

ど・・・・どれなんだろう。
7558:04/08/02 23:42 ID:xv1+edqz
うわぁ。
反応ありがとうございます。

個人的には、あえぎ声とか書くのが妙に恥ずかしいので
こういう表現にしました。
でも、ボキャブラリー少ないので、読み返してこうすればよかった、と
思う部分がいっぱい。

それでも懲りずに、次はコトーメインで妄想をしてみたいな、とぼんやり考えています。

実は私、週刊誌は1週間以上遅れるような離島に住んでいるのですが、
コトーみたいな人がこの島に来たら島の独身女性が皆、血眼になって診療所に通いそうだ。
76元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/03 00:12 ID:kn7pceCw
>>58さん
やっぱり単独スレ立ててよかったーと思ったでつよー。
新規参入さんってやっぱりすごく嬉しいです。
次回作も楽しみにしてますねー。
色んな作品でこのスレを埋め尽くしてもらいたいでつ。

島住まい、ということなんですが、週刊誌がけっこう遅れてくるということは
やはり古志木島のように、かなり船で時間がかかったりする所なんでしょうか?

たしかにあんな先生いたら皆さん通いますなー( w
あやかたんみたいな看護師さんがいても漏れは通うけど。
771 ◆b8B8JDsV3A :04/08/03 00:32 ID:ndihdyL7
>58タン
SS、どんどんщ(゚д゚щ)カモーン
離党にお住まいと言うことで離島でしか味わえないようなネタが
ありそうでワクワク。
楽しみにしてまつ(*´∀`*)

>69タン
原作第2部の漏れの予想は
3.の何も変わらん
かなぁ(w
1とか2はコトーとアヤカタンのラブ経緯が見れないだろうから漏れ的に却下(w

行っても結婚した直後くらいから見たひ(*´д`*)ハァハァハァアハァ
781 ◆b8B8JDsV3A :04/08/03 00:37 ID:ndihdyL7
(゚Д゚)ハァ? 離党?

離島だろ、漏れ(;´Д`)

79名無しさん@ピンキー:04/08/03 17:14 ID:+1MwhnQH
>>58さんGJです!とても好きです
2人が幸せそうで優しい感じが大好きです
彩佳がキズに触れるところ切ないです…次回作もとても楽しみですよ

元69さんお仕事お疲れ様です。
艶っぽく乱れる2人も大好きです。続きマタ〜リお待ちしてますね
二部は66さんと同じ理由で3です。いきなり1,2はやっぱり寂しいです
8058:04/08/03 22:02 ID:VpK6zCiA
離島…まぁ、沖縄のとある島に。今流行の沖縄移住ってやつっす。
本誌は先日、1週前の分を立ち読みしてきました。
で、読んでないのに続きへの希望…わたしも3で。
今の、付かず離れずのラヴラヴ感がある二人が見たい。
はっきりしないところが、妄想をかき立てるというかなんというか。

大きめの病院のある島までは高速船で数十分なので、古志木島よりは便利でしょうか?
診療所に行った、という話はあまりきかないですね。
急患が出るとたいがいヘリ出動なので、夜にヘリが飛んでいると、ちょっとビクっとします。
…そういや古志木島はヘリ出ないですな。

実は、今日私も体調が悪くて病院行ったんですが
検査が長引いて、帰りの船の時間は気になるし、
明日もまた行かなきゃいけないのめんどくさいしで、
やっぱ診療所がしっかりしているといいな、と実感いたしました。

あぁ、今すぐコトーが欲しい…(;´Д`)
コトーや彩佳タンなら、私の見えない血管からでも上手に採血してくれるかな…

さて。今日は血をいっぱい抜かれたので、流れに乗ってアオカン妄想しながらもう寝ます。
81元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/04 02:10 ID:2FN+rCtL
>>58さん
沖縄ですかー。なんか、マターリなイメージがありますが、
離島となるとお医者さん通いも大変そうですね。
ふ・・船っつうのは辛そうでつね・・・漏れは船でゲロゲロゲーとなる人なので
きっと耐えられない気がしまつ。

でも沖縄の独特の雰囲気は大好きでつよー。
東京砂漠( w で生きている漏れとしてはなんかうらやますぃーです。

・・・で、第二部予想
おそらく3ですよね( w 本スレでも色々憶測があったりしますが。
なーんも、変わらないような気がしまつ。
コトーの過去とか少しずつ出てくるんでしょうけど。
先のことでいいので、なんとなくあやかたんにはいずれは医師になってほしいなと
思うのは漏れだけかな。いや、白衣姿も萌(ry

さて、悶々しながら寝まつ。
ツカレタヨウ orz
821 ◆b8B8JDsV3A :04/08/04 02:11 ID:5pkJ06Fd
うぃ〜っす。
何かまだ本調子じゃないのですが投下を試みます…( '・ω・)

69タンが言ってたアオカンカーニバルに参加でつ(*´∀`*)

コトー×アヤカタン で、触りのみ〜〜〜。なのでエッチまで行ってません〜。
831 ◆b8B8JDsV3A :04/08/04 02:11 ID:5pkJ06Fd
69タン、まだ起きてた〜〜〜(*´∀`*)
841 ◆b8B8JDsV3A :04/08/04 02:14 ID:5pkJ06Fd
<1>
  夜の砂浜を歩く彩佳。空に輝く月と満天の星がとても綺麗だ。
  今夜はとても過ごしやすくて思わず散歩に出てしまった。
  日中に太陽の熱を吸収した砂はまだ少し熱を帯びて熱いが今夜は風があってその熱さを
  忘れさせる。
  
  砂浜の少し奥まった場所にある彩佳がよく行くとっておきの場所。
  そこは大人3人がゆうに座れるくらいの大きな石があり休憩するにはちょうど良い。
  昔、学生だった頃よく友達と来ていろんな話をしていた場所。
  
  ふふ、今はもうこの場所を使うのは私くらいかな…  

  石に腰を下ろし穏やかな海を眺めていると…
  
  「彩佳さん?」
  急に呼ばれ、彩佳の体はびくりと飛びはねた。
  しかし、聞き覚えのある声、間違うはずがない愛しい人の声。その声のする方へ振り向くと
  コトーがいた。
  「コトー先生?!びっくりした〜〜〜」
  「ごめん、ごめん。驚かすつもりはなかったんだけど、
  散歩で堤防の上を歩いてたら彩佳さんの姿が見えたから、追っかけて来ちゃったよ」
  「先生も散歩だったんですか?」
  「うん、あまりにも気持ちの良い夜だったからついね〜」
  「………」
  彩佳は瞳を一瞬見開きやんわり微笑んだ。
851 ◆b8B8JDsV3A :04/08/04 02:23 ID:5pkJ06Fd
<2>
  彩佳の微笑みにコトーはドキリとした。コトーは少し赤くなりながら、
  「ど、どうしたの?彩佳さん?」
  「……先生と私、同じコト、考えて散歩に出歩いてることが嬉しかったんです」
  申し合わせた訳でもないのに…。まさに以心伝心である。
  「…彩佳さん…」
  コトーはくすりと笑い彩佳の隣に座った。
  「毎日、一緒にいる時間が長いしね、やっぱ考える事って似るのかなぁ?」
  「…先生、私達、付き合ってるんですよね…?もうちょっと気の利いたこと言えません?」
  彩佳は子供が拗ねるみたいにぷぅ〜と頬を膨らませた。
  思いがけない彩佳の行動に驚きながらも彩佳の可愛さに眩暈を覚えたのと同時に笑いが
  こみ上げてくる。
  「あはは…彩佳さん、それ、可愛すぎ!子供みたいでカワイイよ」
  笑いを堪えながら言うコトーを見て彩佳は顔を赤くしながら、
  「!!しっ、しつれ〜〜〜い!!先生、それ、私に対して失礼すぎです!」
  そう言ってそっぽを向いた。  
  その行為が又してもコトーのツボに入り笑いを誘った。
  「も〜〜〜ぅ!先生!!そんなに笑わなくてもいいじゃないですか!
  も〜ぅ、先生なんてもう知らない!」
  怒ってそっぽを向いたままの彩佳を見てコトーは焦ってなだめにかかる。
  「あはは、ごめん、ごめん。カワイイって言ってあげてるのに怒らなくてもいいじゃない?」
  「そ、そんなのあまり嬉しくないです!」
  「でもさ、ホントに可愛かったんだよ?ああいう彩佳さんも僕は好きだな。」
  「!!」
  「先生、それ、、、フォローのつもりですか?」
  「―――あれ?不満?」

  滅多にこう言う愛の告白とかしない先生が言葉にしたのだから不満な訳ない。
  逆にものすごく嬉しい。。。
861 ◆b8B8JDsV3A :04/08/04 02:26 ID:5pkJ06Fd
うが〜〜〜、今回はここまで!

今回は作品中でコトーはアヤカタンのことを「彩佳さん」と呼ばせてまつ。
実はドラマの影響で「彩佳さん」という呼び方がすごく気に入ってまして(;´Д`)
当分、この呼び方で行きまつ(*´∀`*)
87名無しさん@ピンキー:04/08/04 21:21 ID:xuaCi8KQ
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
66さんGJ!やっぱり66さんのアヤカタン萌え可愛いw
ほのぼのとした2人に萌え〜先が楽しみです
>>81さん漏れもアヤカたんに医師になって欲しいです。コトーとケコーンしてからでもいいしw
88名無しさん@ピンキー:04/08/04 21:26 ID:xuaCi8KQ
>>87 66さん→1さんですスマソ
891 ◆b8B8JDsV3A :04/08/04 23:39 ID:5pkJ06Fd
>87タン
ありがとうございます〜〜。ウチのアヤカタンはどうしてもああいうカンジに
なってしまいまつ。
やっぱ、アヤカタンって気は強いけど恋愛に関してはああいう女性だと
思うんだよね(;´Д`)

1 ◆b8B8JDsV3A  
ってまぎわらしかったかな。
69タンも親スレのままの69でやってるし…、66に戻そうかな…?
90元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/05 01:10 ID:6XkLTb+Q
>>1たん
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
やたー!アオカンだー!
ほのぼのしていて、なんか可愛らしくて萌えーなお二人ですね。
どんなエチーを繰り広げるかすんごい楽しみだよー。

漏れの書くコトーはこれから男前変態になっていくと思うので( w
1たんはどんな感じになるのかなー。楽しみでつ!

>>87さん
うん、あれだけの腕(コトー直伝?)をもっていて、
的確な判断力もあるし、絶対医師不足だし(コトーに何かあったらどうしようも
ないもんね、今回は助かったけど)タケヒロはまだ15年は先だろうし( w
やっぱりアヤカタソには医師になってほしいです。
でも6年+研修医の期間が痛いでつね。

コトー2部。いきなり20年くらいふっとんで子供世代とかになってたらどうしよう( w
ヘタレ医師のタケヒロにコトーと三上君とエヴァトの子供たちが何故か出会ってたり( w

50歳くらいのコトーと40代のあやかたんがマターリ二人で診療所切り盛りしてたら
それは悲しい・・・
それでもウチさんは生きていそう・・・

91元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/05 08:30 ID:6XkLTb+Q
みんな、もはよー。
今日はヤンサンの発売日なので少し早く出勤して立ち読みしまつ。
シゴトシタクナイヨウ orz

>>1たん
うーん、1たんのままでいいんじゃないかなー。病院スレから来ている人なら66さんでも
わかると思うし、
新規の方には1さんのほうがわかりやすいと思う。
漏れは69のままだけど、単にこの69がやらしくて好きなだけなんで( w

9287:04/08/05 19:25 ID:YyopK9NU
>1さん。1さんでお続け下さい。ホントに混乱スマソです。  …orz 
ヤンサン読みました!ネタバレ…後ほど。
931 ◆b8B8JDsV3A :04/08/06 00:16 ID:8I27RU7A
はい。ネタバレ解禁(*´∀`*)

ヤンサン、立ち読みしてきますた。
ぬぬぬ…、どうやら今回の章はコトーとアヤカタンのラブは
なさそうでつね( '・ω・)
反対に新キャラが…ヤバそう…。・゚・(ノД`)・゚・。・
94元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/06 00:35 ID:4q8/gIaL
はーい、今週のヤンサンのネタバレでつ。

>>1たん
でも、今回のアナウンサーが惚れるとかはなさそうでつね。
しばらく、重いストーリー続いたから元どおりといえばそうなのかな。
普通にスタンダードオペで終わりそうな気もしまつ。

本スレでちょい前に話題になってた「昔のヲンナ」って
やっぱりそのうち出てくるのかねえ・・・と思いまつ。
なんとなく、原作コトーって恋愛自体に執着って無さそうなんだもん。
つきあった人はいても、自然消滅とかばっかりのような気がする。
95名無しさん@ピンキー:04/08/06 01:25 ID:jHs+eIgP
《ネタバレ チュウイ!》

《ネタバレ注意報!》

今週のヤンサン、いつもならフツーに「コトーGJ、大円団」て思うんだけど、
…なんか最近の山田先生の書き込みが気になって…なにかをしでかしそうな
気もしてしまいます。重さんとアナウンサーくっついちゃうとか!!>ありえない

エヴァトの件も平穏なのは今のうち…とカキコされているし。
(これは先週のヤンサンでも載ってましたが)

コトーの昔のナオンの話を原作でも見てみたい!!けど、
ドラマの影響で、咲先生登場!!っていうのもどーかなあって思っておりまする。
わしは、影響のないエヴァト編がおもろかったので、原作オリジナルなラヴ!話が見たいっす。

むしろ、アヤカタンの初恋のオトコとか出てきて、けんすけシット!とかになんないかな〜>ありえない…

96名無しさん@ピンキー:04/08/06 06:53 ID:VkfRHni1
━ネタバレご注意━ 

声話は前もあったけど、今度のはどんな展開なのか・・・しかし次回まで3週も休みとは長いですね。 

ほのぼのムードで久々にヘタレコトーが見られたのは嬉しかったし
アヤカタンの仕草がなにげに可愛らしかったのもよかった。

コトーの昔のヲンナ話…コトーの親がらみ、家がらみの婚約者がいるってのはどうでしょう?

>>90 元69さん、ウチさん生きてそう・・・ワロタですw
アヤカタンの6年+研修医の期間・・・長いですよね…でも遠距離恋愛ってシチュもイイかもw
97元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/06 08:41 ID:4q8/gIaL
(ノ・∀・)ノ ネタバレデスヨー(ノ・∀・)ノ
ゴチュウイ!

前回の声帯話はアナフィラキシーショック絡みだったから、マジポリープ?つうのは
どうなるんでしょうねえ・・・

エヴァトは島で色々問題おこしそうですね。まあ、またコトーと会うこともあるんでしょう。
何がおきるんでしょうねー。わしもドラマの影響受けてないエヴァト話は好きですよー。
少なくてもサキタンは出してほしくないな。昔のヲンナが出てくるにしても、オリジナル路線で
行ってほしいし。

アヤカタン初恋男話、漏れも見たいなー。落ち着いたらSS書きたいネタかも。

あと、家族が出てきたらクライマックスというのはだいぶ前に聞いてるので、
なんか製薬会社のお嬢さんとか婚約者とかいそうなヨカーンはしまつね。
コトー絶対実家は大病院の気が。

・・・でも漏れの妄想しすぎか・・・。多分。(ジシンナイ)
98名無しさん@ピンキー:04/08/06 23:53 ID:VkfRHni1
>実家が大病院
カップ麺が好きなのは、お坊ちゃま時代には知らなかった味覚でハマったとかね…
・・・漏れの妄想も広がるばかりですw
99名無しさん@ピンキー:04/08/07 01:23 ID:G24H258L
たすかに、あのぼんぼんっぷりは、ええとこの子であることは間違いないと思われ。

ただ、ドラマで「高校生の時に盲腸の手術を近所の病院でしてもらって、医者を目指した」
って言ってたよーな気がする。

原作の雰囲気だと、親子三代医者で間違いない!(ナガイ風)よーなんだけどなー。

ギャー!今日のコトー見忘れたー!!でも、再放送があるからダイジョビング!!(古)
1001 ◆b8B8JDsV3A :04/08/07 03:24 ID:Gzch+lim
100!
このスレも100まで来ますた(*´∀`*)
これからも繁栄させましょう
101元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/07 23:12 ID:gzDdUQ3Y
100突破オメ!
最初即死回避してた頃が既になつかすい。
これからも萌えましょう!(´∀`)
102名無しさん@ピンキー:04/08/09 21:51 ID:fOHxyNjl
100オメです!コトーSSが読めてしあわせー職人さんに感謝
(´ー`)。оΟ(アオカンカーニバルの続き楽しみ)
103元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/10 00:54 ID:bzg0dyzL
あー、アオカン祭りの続き書きたいでつ。
休み過ぎて仕事のツケがまわってきてるんで、続きはお盆過ぎになりまつが・・
ネタは固まってますんで、あと文章にするだけなんで、しばしお待ちくだちいー。

(ノ;∀;)ノ = ■■■シゴトオオスギダヨ ウンコー!!ボンヤスミ クレ!
104名無しさん@ピンキー:04/08/10 20:02 ID:XP6BOsyT
(´ー`)。оΟ(わかりました。男前ヘンタイコトー期待!マッテルヨ)
原作でもキスくらいキボン
105元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/10 23:54 ID:NZ1WV1IR
>>104たん
原作チッス、人工呼吸じゃないやつが見たいですね( w
せめて第一部完結までには・・・(って完結っていつなんだろう)
初期の頃の方がラヴ度は高かった気がしまつね。

久々に一話完結モノのほのぼの話とかまた読みたい気がする。

ところで。先々週のネタバレになりますが(コミックス派の方注意!)


・・・・コトー、あの手でどうやって風呂入ってたんだろう。
いや、片手が空いてるけどさ。頭とか洗いにくいし。漏れ、足怪我した時に
思ったけど、四肢のどれかやられてると風呂ってすごい苦労するよ・・・
まさか、風呂に入っていな(ry

やっぱりアヤカタンが洗ったのかなーーー(妄想)


・・・・普通にウチさんが面倒みてたのかも・・・_| ̄|○
1061 ◆b8B8JDsV3A :04/08/11 00:29 ID:pgUgbIQL
いつのまにか板、移転してたんだ…
それに気づかない漏れ(;´Д`)
専用ブラウザで見てて、ボードの更新もしてたのに
反映されなかった(つД`)・゚・
107名無しさん@ピンキー:04/08/11 01:03 ID:/bziaPBw
>106さん、お帰りなさいませ
>>105さん
チッスキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!…といつかここで叫びたいですね!
一話完結モノのほのぼの話、読みたいですねー。できれば2人のラブ話キボン

ネタバレゴチュウイ

洗髪は間違いなくアヤカタンがしてたでしょうね
(´ー`)。оΟ(6巻のコトー自己手術の後は、間違いなくアヤカタンに体拭かれてただろうし)
10858:04/08/11 22:24 ID:hOyRI7D2
昨日本屋に行ったら、まだ最新号入荷してませんでしたorz
早く読みたいよう。

でもって新しいの作ってみました。
あまりエロくない上に、またアオカンカーニバルに参加しておりません。
ざっと流してください。
10958:04/08/11 22:25 ID:hOyRI7D2
…古志木島地方は台風○号の影響により海上は大時化となり…
朝までの総雨量は×ミリを超えるものとなるでしょう…

「こんな夜は、急患出ないといいですね…」
カルテを整理しながら、彩佳がつぶやいた。
「ん?あぁ。」
コトーは上の空で返事をする。
その実、カルテを整理する、彩佳の後ろ姿から目が離れない。

どうしたもんか。この気分は。
今すぐ抱きしめて…それから…

と、思ったときには体は勝手に動いていた。

「きゃっ!」
ナース姿の彩佳を、後ろから抱きしめる。
「こんな夜は、彩佳さんも帰るのが大変そうだね」
耳元で囁いた。

「先生! せめてカルテの整理が終わるまで、待ってください」
と言いながらも彩佳もまんざらではなさそうだ。
「だってもう止まらないんだもん。嵐のせいかな?なんかおかしいんだ」
そう言いながら、コトーの唇は首筋をなぞり、手は胸元をまさぐり、
そしてすでにある程度の硬度がある下半身を、彩佳に押し付けた。
カルテの束が床に舞い散る。
11058:04/08/11 22:25 ID:hOyRI7D2
今すぐ、今すぐ彩佳がほしい。
そんな焦る気持ちを自制するのもやっとだ。

「どうしたんですか?おかしいですよ!」と言いながらも、
コトーの性急な愛撫を受け入れてしまう彩佳。
すでにナース服のボタンははずされ、下着はまくりあげられている。
あっという間にコトーの右手は彩佳の素肌に触れていた。
人さし指と中指で、その胸の突起をそっとつまむと、彩佳の口から吐息が漏れる。
もっと強く、めちゃくちゃにしてしまおうか。
彩佳の声を聴いていると、そんな衝動に駆られてしまう。
コトーの大きな手ですら持て余してしまう、その豊満なふたつの乳房をわしづかみにしてみる。
強く、強くもみ、そして時折、そっと突起をつまむ。
彩佳はもう、抵抗するそぶりすら見せず、その愛撫にただ感じるだけだ。

胸元への愛撫を続けながらも、右手はさらに彩佳の下半身へと向かっていく。
スカートをまくりあげ、ストッキングの上から太もも、そして中心部へと手が動く。
しかし、すでにほんのりと湿り気を帯びたそこを彩佳は恥じているのか、脚を開こうとしない。

「もうここまで来たんだから。諦めの悪い子だね」
耳元で囁きながら、うなじへと舌を這わす。
その快楽に気を取られて、力が抜けた隙を狙って、コトーは手を滑り込ませた。
11158:04/08/11 22:25 ID:hOyRI7D2
「先生!コトー先生いるか?!」

嵐の音にまぎれて、診療所のドアを叩く音がする。
その音に気付くと、コトーは一瞬にして「雄」から「医者」の顔に戻った。
「続きはまた後でね」
そう彩佳に囁くと、髪1本の乱れすらないコトーは、身を翻し、玄関へと向かった。

「狡い…」
彩佳も慌てて乱れた服と髪を直し、床に散らばったカルテを片づける。

「あ、原さん。タケヒロくん、どうしました?」
「雨戸を補強してたら折れた木が飛んできてな。腕を切っちまったみたいなんだ」
「ほかにぶつかったところとかはないですか?」

ほんの数分前まで彩佳に欲情していたとは思えない。
彩佳は、半ば睨むような眼でコトーの診察を見つめていた。

「ん?星野、どうした?顔赤いぞ。風邪か?熱でもあるんじゃないか?」
「え?! …い、いや、別に。元気ですよ」
「…そうか?」
気付いたか気付いていないのか、原が尋ねた。
処置が一段落したコトーが側でニヤニヤしている。

…許さない。絶対許さない。
身体の奥の火照りが静まらない彩佳は、反撃を心に誓う。

「もう大丈夫ですよ。一応、また明日消毒に来てくださいね」

原親子が帰り、再び静まる診療所。
彩佳は、台風にも負けない荒れ方でコトーに反撃を開始したのだった。
11258:04/08/11 22:27 ID:hOyRI7D2
すいません、ここで終了です。
あとは皆様方のお好きなように妄想しちゃってください。
113元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/12 00:27 ID:ttm467O+
>>58さん
うわ、エロっ!(*・∀・*)
男っぽいコトーに萌えだけど、アヤカたんがどうリベンジしたかすげー気になる。
なんか、もう少しでドピュってなる前にアレの根本をぎゅーって掴まれて射精を邪魔された
気分だわん。
1141 ◆b8B8JDsV3A :04/08/12 01:22 ID:J9BKNoXR
>58タン
乙〜〜(*´∀`*)

のわ〜、そこで終わりでつか(;´Д`)
アヤカタンの反撃がすごく気になるっス〜

115元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/13 00:54 ID:f2yxTGRD
ヤンサン、お盆でお休みだったねー。
来週も掲載ないんだっけ?ネタバレ話も先になっちゃいますねー。

58さんのお話、改めて読んでみても、エロいっすー萌えです。
コトー男っぽいのってやっぱり萌えだなー。
寸止めってまた萌えますな!

ドラマで萌えが出来ないのって、ヨスィ岡がほんわか癒し系?だからかな。
いや、ヨスィ岡は好きなんですけど。

アオカン祭りの続き書きたいし、エヴァト×アヤカタン(結局これ、コトーも絡むなあ)も
早く書きたいけど書く時間がないよウワァァァン


116元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/13 00:58 ID:f2yxTGRD
-------欲求不満気味なので、超ショート。エヴァトPTSD編のネタバレ有り注意!--------




「ねー、星野さーん、頭洗うの手伝ってよー。」
「もう、先生片手で充分洗えるじゃいですか。甘えないでください!」
「だって、ほら、右手がこれだから、洗いにくいんだよね。」
「・・・・仕方ないですね・・・ギプスが取れるまでですからね!」

・・・そして風呂へ・・・

「あー、星野さんに洗ってもらうのは気持ちいいなあー。」
「頭だけですよ、あとは自分で洗えますよね。」
「いやー、もう一ヶ所洗いにくい場所があるんだけど・・・」
「・・・そこは自分で洗って下さい!」
「いや、ここは男にとっては不潔に出来ない場所なんだよ。星野さんもわかってるでしょ。」
「・・・(顏を赤らめつつ)わかりました。今回は私に非がありますし・・・でも!変な気おこさないでくださいね。」

・・・丁寧に身体を洗いつつ。・・・
「あー気持ちよかった。星野さんありがとね。ついでに、もう一つ・・・」
「なんですか!?」
「ここ、おさまりがつかないから、どうにかしてほしいんだけど・・・
できればなんとかしてほしいなぁ・・・」

コトーに石けんを投げる音が浴室から響いたが、口元を拭う彩佳の様子から察するに
コトーのお願いは叶えられた模様。
1171 ◆b8B8JDsV3A :04/08/13 02:54 ID:jodet3N5
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!
>69タン
ショートストーリーでも萌えられまつ(*´д`*)ハァハァハァアハァ
アオカンモノもいいけどこういうのもイイ(・∀・)!!

漏れは今のとこ全然進んでません。
PCがクラッシュして書いていたデータ全部消えてしまって
泣く泣く今、思い出しながら書いてるとこでつ(つД‘)・゚・
118名無しさん@ピンキー:04/08/13 03:20 ID:zR49v2hl
私も今初めて板の移転に気が付きました。
しかも、帰省先のPCで隠れてこっそり見ていて…_| ̄|○

>58さん
うわぁあ、先生エロいー。ケダモノぉー。
二つの顔を巧みに使い分けるところが素敵です。カッコいい。
激萌えでつ〜(*´д`*)
アヤカタンの反撃どんなんだろ?気になります。レッツ妄想。

>69さん
(ちとネタバレー)
四肢やられると風呂キツイですよねぇ(私も足やった)。
先生の場合利き手だから、特に辛そうだなと。しかも2ヶ月。
日常生活全般、食事に風呂にあんな事やそんな事、
アヤカタンがお手伝いしてたんだろうと勝手に妄想してました。
そんな矢先にこのSS。何か嬉しいでつ。
先生、しっかり変な気おこしてるし、
アヤカタンもちゃんとなんとかしてあげてるし(笑)。
こーゆーノリの先生も(・∀・)イイ!

ヤンサン増刊、特集ってどんなでした?見つからないんですが…。


119名無しさん@ピンキー:04/08/13 04:18 ID:v2GSWcB8
連続カキコスマソ。

>1さん
なんですとー!PCのバカァーー!!
復元作業、涙をこらえてがんがってください。
楽しみにしてますーー。
12058 ◆lqu1Lr4o0k :04/08/13 19:45 ID:z6RYPVcc
というわけで、トリップつけてみました。

寸止め、エロいっすか?そうですか?
本当は、邪魔が入らずそのまま最後までバージョンもほんのり考えたんですけど。
もしでき上がったら投下してみたいなぁ。

しかし、69サンのショートストーリー、いいですねえ。
我儘なコトー萌え。
そして、もしこれが彩佳じゃなくて内さんだったら…と考えて
(((((゚Д゚;;)))))なコトーを昼間っから妄想している自分はダメ人間だ。

121名無しさん@ピンキー:04/08/13 20:36 ID:/za3NPnM
>58さん
諦めの悪い子だね…に萌え(;´Д`)ハァハァしてしまいました
ラスト、妄想悶々です!最後までバージョンも読んでみたかったです

>元69さん
超ショートも(・∀・)イイですね!もうコトー先生ったら…アヤカタンったらw
逆にアヤカタンが腕をケガして入院したらコトーに洗われちゃうんですかね?w

コトアヤ・アオカンの続きも激!禿げ!楽しみなんですが
エヴァト×アヤカのコトー絡み…そっちも面白そうですね〜!

>1さん
・゚・(ノД`)・゚・。・乙かれさまです
漏れは、いついつまでも1さんの萌え萌えSSをマタ〜リ待っています…orz 
122元260:04/08/13 23:35 ID:WVDgSIwt
板が移ってからはずっとロム専だったが、久々に書いてみた。
アオカンカーニバルには参加できてない内容になってしまったけど。
ちょいブラックなコトーと憐れな(笑)子羊アヤカタン、ということで。


夏のある日。午前の診療時間が終わった時刻である。
最後の患者のカルテをまだ見ているコトー。
彩佳が声をかけないと、きっとまた昼食を食べ損ねてしまう。
患者さんのこともいいけど体壊さないでほしいなぁ・・・。彩佳は小さなため息をもらした。
「先生、お昼どうします?」
「あ〜、お湯沸かしといてくれる?」
「カップラーメンはダメですッ! 今日は、私が何か作りますね」
「!!」
コトーは心底驚いた顔をした。
付き合い始めてからも、診療所内では彩佳は決してコトーに甘くはなかったからである。
むしろ、今までよりもキビシイ看護婦になってしまっていた。
しかしそれが彩佳なりのケジメのつけ方であることはコトーも分かっていたし、一歩診療所から出れば、限りなく彼氏に優しい彩佳だった。
「彩佳さん、ホントにー?」
「ホントです。なんでそんなにビックリしてるんですか」
「だってさ、えっと、その・・・」
「ハイハイ、ご飯できるまでにはそのカルテ片付けてくださいね」
「は〜い」
満面の笑みで返事をするコトーだったが、給湯室兼台所に向かう彩佳の後ろ姿を見た時の顔は何か企みがあるようだった。



123元260:04/08/13 23:37 ID:WVDgSIwt
コトー先生の顔、可愛かったなぁ・・・。っと、いけないいけない。まだココは診療所だし、しっかりしなくちゃ。さて、先生が元気でいられるようにおいしいもの作ろうっと!!
彩佳は腕まくりをしながらシンクの前に立った。
そして、まずは手を洗おうと蛇口をひねったその時だった。
「何つくるの?」
「きゃぁ!!」
突然後ろからコトーに声をかけられ、彩佳は思わず大きな声を出してしまった。
「せ、せんせいッ! ビックリしたじゃないですか。いきなり声をかけるのはやめ・・・」
言い終わらないうちに彩佳は後ろからコトーに抱きすくめられてしまう。
「彩佳・・・」
顔が上を向くように顎に手をかけられ、そのままむさぼるように口づけされる。
彩佳は頭の芯がクラクラするような感覚を覚えた。
彩佳の熱が上がった唇を湿らせるように、コトーの舌がその先端で撫で上げる。
やがてそれは、彩佳の小さな口の僅かな隙間から侵入し、彩佳のなかを弄くるように彼女の口内で自由を得て動きまわる。
「やぁ・・・っ・・・・・・ん・・・んん・・・・・・せんせ・・・」
「なに、つくってくれるの? ん?」
彩佳を抱きしめたまま、その耳元でコトーは彩佳に聞く。
「チャーハンと、サラダ・・・です・・・」
彩佳の抗議するような目に対してコトーの目は悪戯心で満ち溢れているかのようだった。

124元260:04/08/13 23:39 ID:WVDgSIwt
「ふぅん、おいしそうだね。でも僕は・・・」
コトーはそこまで言ってから、彩佳によりピッタリと体を密着させる。
「ここじゃダメ・・・・・・やめてください、先生・・・・・・」
コトーの手が後ろから彩佳の胸を服越しに包み、優しく揉みしだく。
つんと尖ってふくらんできた乳首を指先でつままれると、熱い電撃のような感覚が、彩佳の首筋を駆け抜けた。
「はぁ・・・っん・・・・・・、せんせ・・・ホントにダメですってば・・・・・・」
コトーの手が彩佳の胸から離れて、流れつづけていたままだった水道の水を止めた。
そしてその手はそのまま彩佳のヒップラインをなぞる。
ゆっくりと尻を撫でた後、脚の間に忍び込んでいった指は、彩佳が一番感じるところをいとも簡単に探り当ててしまった。そして下着越しにゆっくりとそこを上下に擦る。
「僕は彩佳が食べたい」
彩佳はクリトリスを弄くられながら、耳に吹きかけられるコトーの熱い息に体が痺れるようだった。
「ダメダメダメ・・・・・・」
「もう診療時間じゃないんだし」
「ダメです・・・」
「僕たち付き合ってるんだし」
「ダメです・・・」
「キッチンに立つ彩佳は可愛いし」
「ダメです・・・・・・あ・・・ん・・・」
一瞬のうちに、彩佳のスカートの中でパンティーが下ろされてしまった。
そのまま直接触れようとするコトーの指から逃れようと彩佳は腰を浮かす。


125元260:04/08/13 23:40 ID:WVDgSIwt
「彩佳、逃げちゃだめだよ。もうこんなに濡れてるよ?」
蜜をしたたらせ、じんじんと熱くしびれるクリトリスに、コトーの指が直に触れた。
「っあ―――くぅんッ!」
丹念に、丹念に、コトーの指が彩佳を愛していく。
触れるか触れないかの微妙なタッチで、彩佳のもっとも敏感な真珠を撫でる。
「せ、せんせい・・・・・・ふ・・・くぅ、んん・・・・・・」
残酷なくらい優しいコトーの動きに、彩佳の花園は焦らされる。
本当はもっと、強くしてほしい。その一番感じるところを、もっと強引に乱暴なくらいに・・・。
コトーが、喉の奥で含むように低く笑う。
「どうしたの? 彩佳。そんなにお尻をもじもじさせて、もうおねだり?」
「ち、ちが・・・っ・・・」
彩佳は目に涙が浮かんできた。でも、コトーの意地の悪い言葉にも感じてしまう。


126元260:04/08/13 23:44 ID:WVDgSIwt
反撃するなら今だ、と彩佳は思った。
いつも自分ばかりがコトーのいいようにされている気がする。
コトーの息をもっと熱くさせたいと彩佳は願った。
彩佳はコトーから一旦逃れると、自分からコトーを抱きしめた。
「彩佳・・・?」
不思議そうなコトーの声には応えず、濡れた唇でコトーに口づけ、その耳元、顎から首筋、鎖骨へとキスを下ろしていく。
まだほとんど乱れていないコトーのシャツのボタンをもどかしい手つきで外し、あらわになった胸に、彩佳はさらにキスをする。
たどたどしい愛撫。誰に教わったわけでもない。
ただ、もっとコトーを熱くさせたい。コトーを悦ばせてみたい。
その思いに急かされて、彩佳はさらに唇を滑らせる。
そして、激しい熱を秘め屹立しているコトーの欲望に、彩佳はためらうことなく口づけた。
小さな唇を精一杯開いて、コトーをあたためる。
指をからめ、その形を確かめるように、丁寧に舌を這わせていく。

127元260:04/08/13 23:46 ID:WVDgSIwt
「彩佳――――」
やがてコトーは、彩佳の髪に指を埋め、耐え切れないように熱っぽくかき乱した。
先生―――コトー先生、気持ちいいの? 感じてくれているの・・・・・・?
また再び彩佳の目に涙が浮かぶ。
つたない動きで、彩佳は精いっぱいコトーを愛していく。
「彩佳――――もう、いいよ・・・・・・」
コトーの手が、彩佳の顔を上向かせる。
「え・・・・・・」
やっぱり、コトーを悦ばせることはできなかったのだろうか。不安の表情を浮かべる彩佳に、
「このままじゃ、ぼくも保てないよ。口もいいけど、今は、彩佳の中でイカせてほしい」
コトーは優しく微笑んだ。そして、黒髪をはりつかせ汗の光る彩佳のこめかみに、涙があふれる目元に、最後に紅い唇にキスを落とす。
「彩佳、立って、むこうを向いて・・・」
さらにコトーは、後ろから彩佳の手に自分の手を添え、しっかりとシンクの縁を握らせる。
「それじゃ、入れるよ―――彩佳」
コトーの熱い欲望の切っ先が、彩佳の濡れる秘部に接した。

128元260:04/08/13 23:49 ID:WVDgSIwt
「あ、あ――――くふうぅんんッ!!」
彩佳の中にコトーが押し入ってくる。
「あっ、あっ、ああ――――あはあぁっ!」
激しい律動が、背中から彩佳に襲いかかった。
責めたてられる快楽の火花が、濡れた淫らな水音となって辺りに響き渡る。
「ああっ! あっ、ふ・・・・・・あぁ、こ、コトーせんせぇ・・・ッ!!」
「感じてるの? 彩佳」
からかうようなコトーの問いにも、彩佳はもう答えることができない。
深く浅くかき乱すコトーの動きに翻弄され、ただ、切れ切れに悲鳴をあげるだけだった。
熱い蜜が、体の芯からあふれ出す。
そしてそれは二人の繋がりあった部分から流れ出し、床にしたたり落ちていく。
「いい子だね、彩佳―――。ほら、ここもこんなに悦んで・・・・・・いやらしいんだね」
コトーはさらに手を伸ばし、欲望に犯されている泉の上で、真っ赤に色づいているクリトリスをも指でつまみ、爪を立てて責めた。
快楽というにはあまりにも鮮烈な感覚が、彩佳の全身を貫いていく。
「ひゃッ! あああぁぁぁーッ!!」
泣き叫ぶ彩佳。

129元260:04/08/13 23:50 ID:WVDgSIwt
「ひあ、ああっ! そ、そんな、もう・・・・・・! も、もうだめ、もう――――っ!」
「まだ、まだダメだ・・・彩佳・・・・・・」
「もう、もう、ゆ、許してっ! だめッ、だめッ、あああッ!!」
容赦なくコトーに揺さぶられ、突き上げられ、彩佳は一層大きな声で喘いだ。
いつの間にか彩佳は床に這わされている。その押さえつけられた体はがくがくと痙攣し、絶頂が近いことを告げている。
「あああッ! い、悦い・・・先生のがすごく悦いの・・・・・・ッ!」
快楽の波にのたうつ彩佳を、コトーはさらに責めたてる。
熱くとろけ、締めつけてくる狭い泉を、何度も何度も激しく突き上げ、過敏な内壁を猛々しい欲望で押し広げ、えぐり、擦り立てる。
「僕も悦いよ、彩佳・・・・・・こんなに熱くて、締めつけてくる――――」
コトーが彩佳の耳元で淫らな言葉をささやく。
熱く、かすれる声。平常を保とうとしてはいるが、その奥の昂ぶりは隠しきれない。
感じてる―――先生も。快楽に冒されて白濁した彩佳の脳裏に、切れ切れにそんな思いが浮かぶ。先生も、感じてる。私を抱いて――――私の体で、先生も悦んでる。
そう思うことは、彩佳の中に、今まで味わったことのない、鮮烈な歓びを呼び覚ました。
「はああぁんッ!! ああ、いく――――いく、いっちゃうの・・・ッ!」
「あ、あや・・・ッ・・・か・・・・・・一緒に・・・」
「一緒にいって・・・! せんせぇ・・・あっ、あっ、あっ、ああ!! い、いくううううッ!!」
ひときわ深く強く、泉をえぐられて、彩佳は絶頂へ昇りつめる。そしてコトーも同時に果てた。

それから1時間後――――
「いやぁ、午後休診の日でホントよかったよね」
黙って洗濯機の前に立つ彩佳にコトーはわざとらしいほどの明るい声をかける。
彩佳から返ってくる言葉はない。
コトーは彩佳の顔をそっと盗み見た。
お、怒ってる・・・。相当怒ってる・・・(泣)
洗濯をしている彩佳の格好は、コトーのシャツを短いワンピースのようにして着ているだけである。
「あ、彩佳さん・・・、怒ってる・・・?」
「当たり前ですッ! 先生のせいでナース服も下着も全部ダメになっちゃったじゃないですか!!」
「ほら、でも、ノーパンノーブラの彩佳さんもすっごく可愛いよ! このまま夜まで・・・」
「先生のバカーっ!!!!」
コトーの頭に彩佳の持っていた洗濯かごがヒットしたことは言うまでもない。

130元260:04/08/13 23:55 ID:WVDgSIwt
投下終了。
さて、オリンピック開会式に間に合いそうだ。
これから漏れはテレビっ子になってきまつ。

>>1タン、元69タン、58タン
乙でつ。いつも萌えSS読ませてもらってます。
漏れもコトーの体はきっとアヤカタンが洗ったと確信。


1311 ◆b8B8JDsV3A :04/08/14 00:08 ID:TXZFp8ZN
キタキタキタキタ━━━━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━━━━!!!!!!!!!!
>260タン、乙でつ(*´∀`*)

コトー、エッチ〜〜〜!
アヤカタンのシャツを短いワンピースのようにして着ているだけってのが
そそる〜〜〜(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ

1321 ◆b8B8JDsV3A :04/08/14 00:10 ID:TXZFp8ZN
>元260タンでした(;´Д`)

私も五輪の開会式見ながらSSを書こうと
思ってまつ。。
その前に風呂だ〜〜〜
133元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/14 11:00 ID:50MJATOG
>>元260たん
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!
お待ちしておりますたー!
260たんのコトーってエチーで男っぽくて強引で萌え萌えー!
ホントに、アヤカタン小羊でつねー。
「僕は彩佳が食べたい」と、やっぱり1たん同様ワンピースにして
シャツ着てる彩佳たんにハアハアハア

また投下してくだちい!
このスレでもこれからも4649でつ。

五輪、英国あたりが入場したあたりで撃沈・・・
後で相方が録画したビデオで続きを見るか・・・
134元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/14 11:14 ID:50MJATOG
あと個人的に超ショートSS、以外に評判よくてウレスィです。
あれは10分くらいあれば一気に書けるので、アオカン祭りの間にでも
少し投下するかもしれません。

あとエヴァト編。ドロドロメロドラマみたいになりそうだけどええんかな・・・
135名無しさん@ピンキー:04/08/14 13:27 ID:3ECZQ3QG
ドロドロメロドラマ上等4649でつ
69さん上手いからな〜。イロイロ読みたいです!

キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
くはぁ!元260さんのは相変わらずエチーだなぁー
すんごくハアハアハアハアハアしました。また書いてくださいー!
13658 ◆lqu1Lr4o0k :04/08/14 14:20 ID:mpnvVlE2
元260サン、キター!!!!
イヤラシすぎる。
ブラックコトーに萌え。必死の反撃の彩佳タン萌え。

そして69サン、ドロドロメロドラマ待ってます。
ライトなものからドロドロまで、表現の幅が広くて裏山。

1サンは開会式見ながらどこまで進んだのでしょう…
楽しみにしております。


ま、私は開会式どころか日付変わる前に眠りについていたわけですが。
高校野球見ながらは妄想できないな。違う妄想が優先されて(゚∀゚)
137元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/15 02:09 ID:Z57+ViGQ
ウチサンverでこっそりガクブルな58さんに萌え。
精神的ブラクラになりそうだけど書いてしまおうかしら( w

とりあえずドロドロの次の課題は激エロにしたいと思ってまつ。
感想書いて下さる方、本当ありがたいですウレスィです。

1たん、パソコン復旧できますたか?

あ、そうそう。別冊ヤンサン。見つけますたよ。
もう読み倒されてくちゃくちゃになってたので買う気にはなれませんでしたが・・・
ちなみに、出版社とか乱立してる地域にあるコンビニですらやっと一冊あった程度。
うちの近くのコンビニには無かったでつ。

内容は
・ヤマーダ先生の過去の漫画。(コトーにあらず)
・ドラマSPのこと
・ヤマーダ先生へのインタビュー
・スペサルプレゼント(コトーとアヤカタンのQUOカード等)
だったかなー・・・

あと、猫フェチな漏れがたまたま立ち読みしたら「猫のテチョー」にヤマーダ先生の
ネコタンたち&インタビューが載ってますたよ。

138元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/16 00:26 ID:SnGcKu9C
-------リハビリバージョン超ショート。エヴァトPTSD編のネタバレ有り注意!--------


「ねー、星野さん。髪の毛洗うの手伝ってくれるー?」
「先生、もうギプス取れたじゃないですか!自分で洗えるじゃないですか!
あんまり甘えないでください!」
「・・・まだ、ちょっと痛みが残るし・・・腱がつっぱる感じがあるから・・・
痛いなぁ・・ちょっと辛いなあ・・・」

「(しばらく考え込み)わかりました。でも!もう口ではしませんよ!
コトー先生の濃いんだから!喉にまとわりついて翌日まで残るんですから!」
「うん、もう口はいいや。大丈夫。」
「(あれ?諦めがいいなあ・・)そ・・そうですか。」

そして丁寧に洗いつつ。
「あー気持ちいいなあ。・・・・・・・・・・・・・(ニヤリ)」

がばちょ。あっさり彩佳、押し倒されてしまいます。
「きゃあっ!な、何するんですか、先生!もうしないって・・・!」
「うん、『口』ではね。だから、こっち。ココ。」

「きゃあああーーーーー!嘘つきーーー!」
「嘘はついてないよ。・・・あれ?濡れてるじゃない。」
「違いますーー!やーーっ・・・・・・・!・・・んっ・・」


次回、ウチさん編に続く(かも) orz....
139名無しさん@ピンキー:04/08/16 01:28 ID:koSHbWec
ヽ(´▽`)ノおもしろ〜い!!可愛いしイイ!!
こりゃ楽しみが増えましたーまた書いてくれるのキボンです!ウチさん編orz....
1401 ◆b8B8JDsV3A :04/08/16 12:16 ID:h6yQ34GV
>元69タン
相方さんがいるのでつか?裏山〜。漏れもホスィ(ワラ
あとエヴァト編、ドロドロメロドラマOKでつ(*´∀`*)
щ(゚д゚щ)カモーン でつ!

>58タン
高校野球好きでつか?漏れはプロ野球好きでつ(*´∀`*)
ちょっとお盆休みに大阪ドームにプロ野球を見に行ってきました(・∀・)
泊まったホテルに高校野球の富山の代表が泊まっててチェックアウトん時
試合帰りだったようで、すれ違ったよ…汗臭かった…(爆)
141元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/17 00:17 ID:Z3pVRbM1
>>1たん
はい、いますよー。元々コトーを見始めたのは相方なワケで・・・
でも、エロパロSS書く時には、禿 し く 邪 魔 なワケで・・・
(後ろから丁寧に朗読してくれるため)
同じような仕事してるくせに、漏れの方が最近遅く帰るので、
いつもSS書く時間にはもうヤシはいる・・・
そんなワケで、アオカン祭りの続きも書けない理由の一つになってまつ・・orz

次のエヴァト編は絶対にありえない設定で書かせていただきますー。
ドラマになればありえるかもしれないけど、今の原作じゃまずありえない。
オリキャラは出さないけど、これ名前借りただけの全く別物・・・って感じになるかも。

>>139さん
ワガママコトーはウチさん編で完結させていただきます( w
あとは不定期にちょこちょこ投下する予定でつ。

スポーツ・・・漏れはビリヤードなら出来る。(あれってスポーツなのだろうか・・・)
14258 ◆lqu1Lr4o0k :04/08/17 00:52 ID:m6gdrm9M
>元69様
あはーん。我儘コトー続編萌え。
そして内さん編で完結とは!私のわがままな妄想が…
コトーのトラウマになりませんように(w
アオカンの続き、エヴァト編とあわせてむちゃくちゃ楽しみにしております。

>1様
お盆の大阪ドームとは。T-C戦ですか。
高校野球だけじゃないんだな。単なる野球バカです。
島住まいの不満は野球中継が少ないことくらいで。
(沖縄は日テレ系がない。そして今の住まいはケーブル、CSもない)
だから自然と高校野球に熱中しているのです。高校球児の汗…(*´Д`)

というわけで、今日書店に行って、やっと最新号見てきました。
ダメコトーとかっこいいコトーの豹変ぶりが萌えの私としては
ダメコトーが垣間見られてよかった。
でもお盆休み・お休みの間に「どこまで見たか〜?!続きはどれだ〜?!」状態になりそうだ。
1週間遅れってわけわからんですな。つーか立ち読みだけで済ますからこうなるんだ。

さて。アオカンカーニバルに参加すべく書き始めたのですが
エロ手前で中断しております。さあいつ投下できるのだか…
1431 ◆b8B8JDsV3A :04/08/17 01:06 ID:WfMpciLz
>58タン
野球バカはお仲間でつ〜。
ってことは今は58タンは五輪の野球見てまつね(ワラ

イワクマン…ヤバヤバ…(((( ;゚Д゚)))
1441 ◆b8B8JDsV3A :04/08/17 02:52 ID:WfMpciLz
ふと思いますた。。。
このスレももうすぐ150レスでSSもだいぶん溜まってきますた。
が、、、1で紹介してる2chエロパロ板SS保管庫
ttp://sslibrary.gozaru.jp/
にはまだこのスレに投下されたSSが保管されてないようでつ…(;´Д⊂)

保管はもう少し後になるのかな?
もしならなかったらこっちでも保管庫作ります?
【ドクター】病院でエロストーリー【ナース】で投下されたSSも
いっしょにして…

…など思ってみたり。
ミナタマの意見聞かせてください。
145元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/17 08:33 ID:Z3pVRbM1
もはよー。
準備室&別館にアナウンスしておきますか?
多分保管庫の管理人さんも見て下さると思うし・・・

どこか借りて保管庫作る時は、検索避けしないとなんないですね・・・
21禁だし、同人や2次創作では一応半ナマモノ扱いだし。
コトー、以外と小学生とか見てるからね。
ドラマファンもいるわけだからそこは気をつけないとならないかも。

(そんなこと言ってたらここもばっちり引っ掛かってしまうわけですが
まあ、原作ベースだし私はコトーは原作シフトなのでナマモノではないと思って書いてます)

個人で保管庫作るなら少し話し合いですかね?

>>58タン
58タン(((((゚Д゚;;)))))コトー想像してるところに個人的に萌えたので( w
コトーは普段ヘタレだから豹変したときがカコイイんですよね。
146SS保管人:04/08/18 00:55 ID:z9OPdT33
遅れてしまって申し訳ないです。
どれか1本でも連載が完結してからにしようかと様子見してる内に目を離してしまってました。

今からでも宜しければ収蔵させてください。
1471 ◆b8B8JDsV3A :04/08/18 01:15 ID:alXd7pk0
SS保管人さま

今からでもいいので収蔵、よろしくお願いします。

あと、元69タン、SS保管庫のスレへのアナウンス。ありがとうございました。
感謝です。
1481 ◆b8B8JDsV3A :04/08/18 01:17 ID:alXd7pk0
これでまとめてSSが読めるんでつねvvv
嬉しい〜〜〜〜(*´∀`*)

さて、私も次の投下ができるまであと少しなので
がんばりまっす!
149元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/18 08:29 ID:G/Tjj3pE
SS保管人さま

ありがとうございます。よろしくお願いします。
これで個人で保管庫作りは今のところは無し、ってことで大丈夫そうですね。

1たん投下楽しみにしてますよーん。
15058 ◆lqu1Lr4o0k :04/08/19 00:00 ID:n/KoDS6F
>SS保管人様
お疲れさまです。
保管されるのもなんか恥ずかしい気もしますがよろしくお願いします。
でもほんと、まとめて読めるはいいですね。

>69サン
ガクブルコトーに反応頂き、ありがとうございます。
最近、コミック読み返していてヘタレなコトーに萌え萌えなので、楽しみにしています。

>1サン
高校野球やってるときは、朝から野球三昧で幸せな日々を送っております。
ていうか今日の豪戦…orz
中継見ながらあまりに興奮しすぎて(半ば怒り)
アオカンの続きを書こうと思っていたのに妄想が進まない…
どうしてくれるんだよ中畑。
1サンはこのようなことになっていませんように。投下楽しみにしております。
151SS保管人:04/08/19 02:16 ID:kRERBbMi
http://sslibrary.gozaru.jp/boycomic-sunday.html#koto
収蔵完了しました。
医療スレに投下されたSSもついでに。

サンデー系の部屋に置くのはちょっと違和感あるかな?
ジャンプもマガジンも少年誌・青年誌の区別はつけてないから同じ様にしたけど。

あと、作品分類がみんな五島×彩佳ってのも紛らわしいかw
何かタイトルがあればお願いします。
152元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/20 00:46 ID:6M1QyuhT
SS保管人様

ありがとうございます!そして乙彼ですー。

ちなみに、私の作品の01は「夏の始まり」
02は「月灯りふんわり落ちてくる夜」 でお願いしまつ。
超ショートは今のところナンバリングだけで大丈夫です。
本当にありがとうございます。
----------------------

02、昔のクレシソのエンディングでつ。
SS書いてた時にずっと聴いてますた。
01の方はミス散るの「君が好き」をよく聴いてますた。

そういえば、ドラマって最初ヅカ予定だったんだよね・・・中の人。
ミス散るのプロモで思い出した。ヅカだったら続編ありえなかっただろうけど。

明日か来週あたりやっとアオカン続き書けるかな・・・
1531 ◆b8B8JDsV3A :04/08/20 01:40 ID:Jgjl59yU
SS保管人さま

収蔵、ありがとうございました!そして乙です。
タ…タイトルでつか?…う〜ん…ファイルにつけてるタイトルは簡単にしてるんですが
いざ付けるとなると悩みますね(;´Д`)
ちょっと考えまつ…
154元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/20 14:08 ID:6M1QyuhT
また怪我してしまいましたよトホー。一日だけボンヤスミ。今度は右手。ワーイオソロイダー orz...
しかもチャリンコの当て逃げ。右手は仕事上漏れの商売道具なのに・゚・(ノД`)・゚・。・
それでも少しアオカン進みましたので投下します。
155元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/20 14:43 ID:6M1QyuhT
<vol.7>

コトーは、少し意地の悪そうな笑みをうかべながら、すっかり陶酔しきっている
彩佳の耳元で囁いた。

「可愛いよ」
・・・いつものコトーの優しい声とは違う、自分だけが聞くことのできる、
湿った低い、『男』の声。

「星野さん、本当に可愛いよ・・・」
好きな男からの称賛の一言は、何故にこれだけの淫靡な含みがあるのか。
ただそれだけの言葉なのに自分の身体がひどく鋭敏さを増す。
まだ、軽い愛撫とキスだけ。しかし、彩佳の秘所から溢れる蜜が止まらない。
二度目の関係を楽しもうなんて余裕は彩佳にはもう無かった。
少ない言葉の端々にすら翻弄される自分にそんなものが有る筈がない。

薄い生地のワンピースは、肩紐は両方とも下ろされて薄い生地のブラがコトーの
目の前に晒されている。その生地の頂点に二つ、固く起立している二つの存在が
コトーを誘う。
あちこちに散らされるコトーからのキスが心地よすぎる。

「きゃっ!?」
コトーは、ブラに手をかける。フロントホックを外すと、豊満な胸が外気に晒される。
思わず、その違和感に彩佳は身震いをする。・・・その上には、先程の跡。
この跡が残らなければ・・・などと心配したが、コトーは隙を与えずにいきなり、胸先へと
吸いついてきた。すっかり固く尖ったそれは、コトーの舌の愛撫によってさらにつんと尖り、
その感触を楽しむかのようにコトーは執拗なほどに舐め上げる。
156元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/20 14:56 ID:6M1QyuhT
<vol.8>

「いやぁ・・・んっ・・・コトーせんせ・・・ダメ・・・あっ・・・」
つい声をあげてしまい、慌てて口を噤む。
外ということに対しては羞恥心がある。誰かに・・・知ってる人にもし見られたりしてしまったら
・・・しかし、その警戒心すら興奮するシチュエーションを簡単に作るのだが。

コトーは、クスっと微笑《わら》う。
「星野さん、さっきから・・・すごいね。」
最初、彩佳はその言葉の真意が理解できなかった。しかし、コトーはつらっとした顏でこう言ってのけたのだ。
「男を誘う匂いがするよ・・・やらしいなあ・・・。だから、夜道は気をつけてほしいんだけどね・・・」

いやらしい・・・自分は本当にそんな女なんだろうか。
もし、目の前にいるのがコトーでなくても。こんな反応をして男を悦ばせるのだろうか。
自分にはわからない、『男を誘う匂い』。それは一体何なのだろう。
その疑問に応えるべく、コトーは次いでスカートを捲り上げる。・・・既に蜜は、太股まで濡らしている。
「どうして、こんなに濡れてるの?・・・何か、エッチなことでも考えてたの?」

コトーはそう言うや否や、いきなり彩佳のパンティーの中へ手を滑り込ませた。
すでに下着としての役割を果たしていないその布はぐっしょりと濡れていた。
「・・・そんな・・・そんなんじゃ・・・ないで・・す・・・っ・・」
精一杯言葉で抵抗している彩佳だが、あまりにもか細く、頼りない声。
こんな声は逆にコトーを悦ばせるだけだ。

焦らすこともせず、コトーの指が彩佳の最も淫らな芽に直接触れる。
「説得力がないよ、彩佳さん・・・」
そこは固く尖っている。周りは淫液でぐしょぐしょに濡れている。
赤く色づいて膨らんだクリトリスを指で嬲られはじめると、
彩佳は堰をきったように淫らな声をあげた。


157元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/20 15:32 ID:6M1QyuhT
<vol.9>
普段は優しくて、穏やかに患者と接している、自分が尊敬する敏腕な『医師』。
今、ここで一人の女を濡らし、悦ばせる一人の『男』。
どちらも、自分が惚れた、コトーの本当の姿なのだから。
男は狡い。

立ったままの姿勢で、月明りの下で。コトーの指に翻弄される。
「砂がついちゃうよ。汚れちゃうから」
そう言って、コトーは座らせてくれない。優しいのか、意地悪なのか・・・
時々、腰や膝が・・・がくがくと震え、耐えきれそうになくなる。何度も、砂浜に膝をつきそうに
なるが、そのたびにコトーが抱き起こす。

指の間に透明な糸を繋ぐ愛液をわざと見せつけるかのように彩佳の前に晒し、
それを舌で舐め取るコトーの姿はあまりにも鄙猥《ひわい》だ。

既に指からの愛撫だけで何度か軽く達してしまっている。

・・・多忙な中の2週間のインターバルの間。彩佳はあれだけの快楽をコトーから
与えられ、身体の火照りは暫く治めることが出来なかった。どうしても、ふとした
きっかけであの時の快楽が甦ってくる。時々、それは夢にまで出てきてしまった。
そして・・・何度か自分の指で慰めた。コトーに愛される自分を想像しながら・・・
あの夜のことを反芻しながら・・・

「あの時・・・そんなに気持ちよかったの?・・・もしかして、ずっと我慢してた・・・?」
彩佳は図星を突かれる。無言というものが、この場合は肯定を意味してしまう。
真っ赤になって答えられない彩佳。目尻に涙がうっすら滲み出ている。

『・・・ああ・・・またやっちゃった・・・』
彼女が相手だとどうしても歯止めが効かない。つい、意地悪をしたくなる。
自分はこんなに独占欲が強かったのかと、コトー自身が戸惑った。
158元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/20 15:39 ID:6M1QyuhT
10話とかいったのに、12話くらいいきそうかな?
本日投下出来そうなら全話投下+超ショート最終回( w 投下します。
結局10話オーバーだにゃ。
さて、医者行くか・・・orz
159名無しさん@ピンキー:04/08/20 20:20 ID:wsRCIGNt
・゚・(ノД`)・゚・つづき来たー・゚・(ノД`)・゚・
うれしくて本当に涙出そうです。待ってました・・・やっぱ上手いなあ〜うまいよ〜
つづき待ってます。ケガお大事に!
1601 ◆b8B8JDsV3A :04/08/21 06:00 ID:VAH1lXVJ
>元69タン
乙でつ〜。今回も(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァさせて頂きますた。
エッチでイイ(・∀・)!!感じでつね。読みながらドキドキしますた(ワラ

また違う意味でドキリとしながら…
今、漏れが書いてるSSと節々で被っちゃってるよ、ママン(;´Д⊂)
表現とかね…

1611 ◆b8B8JDsV3A :04/08/21 06:01 ID:VAH1lXVJ
でも投下を試みる!
今回も短いでつが…イッテミヨ!(・∀・)
1621 ◆b8B8JDsV3A :04/08/21 06:02 ID:VAH1lXVJ
<3>
  「…もう、いいですよ…。」
  嬉しさを感づかれるのが癪(しゃく)で緩む口を固く結ぶ彩佳。
  固く口を結ぶ彩佳を見てコトーは彩佳の右手をぎゅっと握り、
  「…彩佳さん、そうは見えないけど…?」
  そう言って握った彩佳の右手を持ちあげ手の甲に唇を寄せる。
  「せ、先生!?」
  彩佳の手の甲にいくつもキスを浴びせながらコトーはつぶやく。
  「…ホントにもう怒ってない?」
  手の甲にコトーの唇が落ちるたびかすかに反応する彩佳。
  手の甲からだんだんと腕のほうへキスが移動していく。
  「ほ、ホントに怒ってませ…んっ…だから…手、離して…」
  「…どうして?」
  「…ど、どうしてって…こんなところで、やめて…」
  顔を赤くして目をそらす。
  「誰も見てないよ…?それにこんな時間だし。」
  「でも…」
  「……まぁ、彩佳さんがそう言うなら……とても残念だけど…」
  「……」
  コトーは腕や手へのキスはお預けくらったが彩佳の右手だけは離さず握ったまま
  2人きりの時間をゆったり楽しむことにした。 
1631 ◆b8B8JDsV3A :04/08/21 06:05 ID:VAH1lXVJ
<4>
  ゆったりと2人の時間は過ぎていく。
  会話がなくても隣同士に座っているだけでお互いのぬくもりが伝わってくる。
  風が彩佳の髪をふんわりとなびかせ、甘い香りがコトーの鼻をくすぐった。
  甘い香りがコトーの理性をはじけさせる。
  コトーは我慢できず彩佳の右手を握っていた手は肩を抱き寄せた。
  「せんせ?」
  「…彩佳さん…。お風呂上り??」
  「あ。はい、そうですけど?」
  「………、、、外だし我慢しようと思ったけど無理だ…」
  そう言ってコトーは彩佳の肩をさらに自分の方へきつく抱き寄せてキスをした。
  「んっ!」
  息ができないほど長いキス…。
  やっと唇が離れ、コトーがささやく。 
  「彩佳さんがいけないんだよ?そんないい香りで僕を誘うから。」
  「さ、誘ってなんか……っあ…ん、だ、だめ…」
  耳に息を吹きかけられ反応する彩佳だが、外だと言うことが気になるのか抵抗する。
  「大丈夫、ここは奥まったところだから誰も来ないよ…」
  耳元でささやいて首筋にキスを落とすコトー。
  「んっ、で、でも…そ、そんなの分かんないいじゃないです…か、んっ…」
  「大丈夫だよ」
  ”大丈夫”その根拠はどこにあるのか分からないが自信有りげに言うコトーに
  押し切られる形になった。
16458 ◆lqu1Lr4o0k :04/08/21 15:51 ID:SkB2YppN
キタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
元69サン、1サン、投下お疲れさまです。
どっちもエロくて強引なコトーがたまらないっす。
私もだいぶ固まってきたので、今日明日に投下できるといいなぁ。

>SS保管人様
収蔵お疲れさま&ありがとうございます。
タイトル、つけたほうがいいっすね。確かに。

原作にのっとってつけてみるか?
Dr.コトー、〜する
みたいに。
うーん。うまいの思いつかないや。ちょっと考えます…orz
16558 ◆lqu1Lr4o0k :04/08/21 15:53 ID:SkB2YppN
連投失礼します。

>元69サン
右手、大丈夫ですか?
手となると、お仕事にもSS投下にも影響しますね。
お大事にしてください。
166名無しさん@ピンキー:04/08/22 11:36 ID:0eihHfS7
ヽ(´▽`)ノ1さんの萌え萌えきたー!
石鹸のかほり〜の彩佳たん萌えです。つづき待ってます!!
167元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/23 00:27 ID:S9xpPaKW
>>1たん
萌えーー!なんか、風呂上がりアヤカタン萌え萌えなコトーに萌えですよ!
たしかにシンクロ率高い( w 部分がありまつね、でもなんか醸し出す雰囲気というか
1たんのSSは柔らかくて、いい匂いがしそうな感じというか
可愛くてエッチいので萌えー。漏れの書くコトーは日々変態度を増しているというか
なんというか・・・
投下続き楽しみにしてまつー!

>>58たん、泣いてくれて萌えーな>>159たん
感想ありがとうでつ!右手はたいしたことなかったのですが(ちとすりむいた)
やはり当日は最後までSS書き上げるにはキツかったですね。
月曜日か火曜日くらいにアップできればいいのですが・・・
週末は恐ろしく眠くて、相方に「CTくらい撮れ」と言われたのですが、
(右頭ちとぶつけたので)
ネタを考えながら眠りについてるようなので、大丈夫なようでつ( w
でもCTスキャン、チョト入ってみたかった鴨。(MRIはあるんだけどCTはない)

そういえばコミックス、MRIって入ってる&使ってる様子なさそうですね。
MRI、あんなでかい物どうやって入れるんだろう・・・

一瞬、アヤカタンをスキャンしてるコトーを想像して萎えちゃった。(((((゚Д゚;;)))))


168名無しさん@ピンキー:04/08/23 01:49 ID:VDtEbMmv
白衣期待あげ
1691 ◆b8B8JDsV3A :04/08/23 01:52 ID:hy/8nYpL
とりゃあ!!連日投下、行くゼイ!!(・∀・)ノ□

1701 ◆b8B8JDsV3A :04/08/23 01:54 ID:hy/8nYpL
<5>
  石鹸の良い香りが誘うかのように首筋に寄せていた唇は胸元へ移動していく。
  「んっ…」
  胸元へのキスに反応して身じろぐ彩佳。
  ふわりと身じろいだ彩佳の胸元が揺れた。
  「…ん?」

  この感じは…まさか…

  コトーが感じた違和感。それは…
  
  「もしかして…彩佳さん…ブラジャー着けてないの??」
  顔を紅くして恥ずかしそうに頷く彩佳。
  「…何で?」
  「こ、これは寝る前だったからつけてなかったんです…それに、こんな時間だったし
  誰とも出会わないと思ってたから…」

  今まで気づかなかったが彩佳は風呂上りからなのか、キャミソールにスカートという
  かなりの薄着だった。
  
  「…彩佳さん…、女の子なんだからもう少し自覚持ったほうがいいよ?自分がどれだけ
  男がそそる格好をしてるかどうか、、、さ、、、」
  「はぁ…」
  「まぁ、今の僕としては嬉しい限りだけどね」
  そう言ってコトーは彩佳にキスをして、手は彩佳の胸を撫でた。
  「!んっ…!」
1711 ◆b8B8JDsV3A :04/08/23 01:58 ID:hy/8nYpL
<6>
  ノーブラの彩佳の胸は撫でられただけで先端に手が当たる。
  その度に彩佳は反応し、小さな声を出す。
  「んっ!んっ…」
  ブラジャーを着けてないのでキャミソールの上からでも彩佳の胸の柔らかさは必要以上に伝わる。
  さらに愛撫していると自由自在に形を変えた。
  愛撫に反応して先端は固くなって行き、キャミソールの上からでもその存在が
  確認できるほどになった頃、コトーの手はキャミソールの裾から中に滑り込み彩佳の
  肌に触れた。
  「んっ…」
  コトーの大きな手が衣服に隠されていた肌に触れただけで反応する。
  コトーの手はお腹の辺りを撫でながら上へ移動していき彩佳の豊満な胸を愛撫する。
  「あ、ん、、ゃっ…ん、、」
  直に愛撫され声にならない気持ち良さが彩佳を襲う。
  コトーの手は狭いキャミソールの中で愛撫を繰り返すが彩佳の胸が大きいため
  窮屈さを感じた。
  胸への愛撫が一旦、止まりコトーはキャミソールを胸の上にたくしあげた。
  「あ、やっん!だ、だめ…!」
  形のいい大きな胸がぷるるんと揺れて、コトーの前に晒され動きを止めさせる。
  「……いつ見ても彩佳さんの胸は形が良くて大きいね…、すごく綺麗だよ…」
  そう言って彩佳を抱きしめる。
1721 ◆b8B8JDsV3A :04/08/23 02:03 ID:hy/8nYpL
<7>
  「先生…」
  コトーに誉められ彩佳は嬉しくなりコトーの首に手を回して自らキスをした。
  彩佳の初めて自発的なキスにコトーは喜び、彩佳に行動を任せた。
  彩佳の自発的なキスは浅いキスから深いキスに変わり、次第に舌が絡み合う。
  「ん、ん、、、ん、、」
  ちゅっちゅと舌が絡み合う音が響く。
  彩佳がキスに夢中になっていると新たな刺激が襲った。
  「!むぐっ…、ん!んっ!ん…!」
  キスの途中に与えられたその刺激はコトーの手があらわになった胸の突起を愛撫したから
  だった。
  胸への愛撫で彩佳の声が出てしまうためキスをしていた唇が離れた。
  「はぁ…、はぁ…はぁ…はぁ…ん…」
  彩佳の唇から離れたコトーの唇は彩佳の肩に唇を落とした。
  「んっ…」
  肩から胸のほうへ唇はキスを落として行く。キスが胸に辿り着き、手で胸全体を揉みながら  
  先端付近を舌で円を描くように舐めまわし先端を吸い上げた。
  「あっ!!あん、あっ…ゃん…んっ…」
  生暖かい舌が先端に当たる。その度に彩佳の体に快感を持たらしていた。
  「んっ。んっ、、、っせんせい、、、イイ…そこ、気持ち…ぃぃ…んっ…」
  本能で発せられた彩佳の”気持ちいい”と言う言葉にコトーは興奮を覚えた。
1731 ◆b8B8JDsV3A :04/08/23 02:08 ID:hy/8nYpL
今回はここまで〜。

本日の投下も終わったので寝まつ!おやすみなさい〜(−Δ−)゜゜zzz
174名無しさん@ピンキー:04/08/23 19:43 ID:7O8gh6Rp
(*´Д`)<もえもえ来たー石鹸のかほり来たー!
1さんの彩佳たんは華奢でやわらかそうでホント萌え萌え〜ですよ
つづきハアハアお待ちしてます!

>元69さん 
右頭をぶつけたのも痛そう(;´Д⊂)おだいじに・おだいじに
MRI、どうやって入れたんでしょうね・・・縦に?横?・・・意外と広い診療所
175元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/23 23:08 ID:S9xpPaKW
>>1たん
も、萌えー!なんか彩佳たんすっげー抱き心地良さそうですよ漏れが抱きたいでつよー。
コトーの果報者めー!ハアハアですた。続きお待ちしてますー。
漏れも進めねばのー・・・

>>174さん
すげ痛かった・・・・゚・(ノД`)・゚・
でも仕事に行けたので大丈夫らしいでつ。
MRI、ホントにどこに入ってるんでしょうね・・・
あれ、一つデカい部屋ないとダメだよね・・・
176元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/23 23:20 ID:S9xpPaKW
ついでに。三部作完結編。


-------エヴァトPTSD編ネタバレにつき( ry---------------

「星野さーん、身体洗うの手伝ってもらえないかなー」
「・・・・・」
「あれ?ねー、星野さーん。(あ、来た来た。)」
「・・・・・(ゴシゴシゴシ)」
「あー、気持ちいいなあ。・・・さてと、じゃあ此処を・・・(*´∀`*) ・・・Σ( ;゚Д゚)」


「なんじゃあー先生、よーおっ立ってるなー。」
「う・・・ウチサン・・・・(((( ;゚Д゚))))」
「星野は夕飯食っとるわ。ゆっくり食わせてやれ。そのかわりに先生の身体はきっちり洗ってやるわ。」

「!!!(((( ;゚Д゚))))」

「星野に内緒で尺八してやってもええぞ。」                       パク
「?hがぁああ゛ぐあっclkpくぁkこぴ;くぁwせdrftgyーーーーーー!」

おわり
17758 ◆lqu1Lr4o0k :04/08/24 00:32 ID:IOjyxOAu
ガクブルコトーキタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !!
ああwせdrfっtyふじっkなコトーに萌え(w
パクって…パクっていっちゃったよ。
>元69様、私の妄想を文章化していただきまして、ありがとうございました。

>1サンの風呂上がり・ノーブラ彩佳タンを目の前にしたら、そりゃあ理性もふっとびますわ。

というわけで、アオカンカーニバルに参加してもよろしいでしょうか?
でもまだ導入部でエロには入っておりません。
どうも説明臭くなっていかん。

では。
17858 ◆lqu1Lr4o0k :04/08/24 00:34 ID:IOjyxOAu
[1]

「えーっと、干潮が午前1時過ぎだから…」
「あれ、珍しいですね、先生が潮位調べるなんて。まさか釣りでもするんですか?」
「いや、今日はちょうど新月でしょ?あの洞窟行ってみない?
きっと月に邪魔されずに夜光虫が見られるよ。潮時もいいし。
たまには外でデートもいいかな、と思ってさ。」

デート。その新鮮な響きにしばしうっとりしてしまう彩佳。

「ダメ…?」
「…え!? いや、ダメじゃないです!行きたいです!」
「じゃ、決まりね♪」

診療時間中だというのに、夜のことを考えると気付くと顔がニヤけてしまう。
デート…デートだって。しかも、先生から誘ってくれた…
一日中一緒にいるとはいえ、それはあくまで仕事。
医者としてのコトーがまず一番好きだったし、尊敬もしている。
看護婦としてだけではなく、オフタイムには恋人として、愛されている。
この状況は、以前には考えられないくらい幸せではあったが、
たまに堰を切ったように身体を求めてくるとき以外のコトーは、例のごとく受け身で、
少々の物足りなさを感じていたことも事実だ。
それが何を思ったかこの誘い。彩佳が浮かれてしまうのも仕方ない。
17958 ◆lqu1Lr4o0k :04/08/24 00:36 ID:IOjyxOAu
[2]

暑い昼間とは違い、夜風が心地よく体を冷す。
キャミソール型のワンピースでは、少々寒いくらいだ。

「で、なんで先生は白衣着てるんですか?」
「あれ?なんで着てきちゃったんだろ? ま、脱ぐと落ち着かないし。
それに、どこから誰が見ても僕だってわかるからいいでしょ?」
「いや…そういう問題じゃないと思うんですけど…」
「あ!波打ち際光ってる!」
「あ、ホントだ。先生、知ってますか?夜光虫って石を投げると、その周りが光るんですよ。ほら。」
海岸に落ちていた石を拾い、投げる彩佳。投げた所に夜光虫が光る。
「すごい。石の所だけ、光の渦ができてる!」
「試しに、先生落ちてみます?きっと先生の周りだけ光りますよ。ほら!」
「う、うわ!やめてよ、星野さん!」
バランスを崩して彩佳につかまるふりをして、コトーは彩佳の手を取り、自らの白衣のポケットに入れた。

こんな他愛もない戯れあいが、彩佳にはこの上なく幸せだ。
よりそうふたりを照らすのは、満天の星と夜光虫だけ。
どこまでが海で、どこまでが空か。
360度星くずに囲まれているような、まるで宇宙に二人だけで放り出されたような錯覚に陥る。
あまりに幻想的な雰囲気に、はじめははしゃいでいた彩佳も、自然に無口になる。
18058 ◆lqu1Lr4o0k :04/08/24 00:37 ID:IOjyxOAu
「ここだったよね。あのウミガメの産卵。
朝には満潮だから、今度は閉じこめられないようにしないとね。午後まで戻れなくなっちゃうよ。」
「あはは。いくらなんでも今日は大丈夫ですよ。…うわぁ。夜光虫ってこんなに明るかったっけ…」

洞窟の壁面にちらばった、無数の夜光虫。
月明かりがない分、よけいにその小さな光が明るく感じる。
一度見ているとはいえ、その輝きに見とれる彩佳。
そして、その横顔を、コトーは愛おしそうに見つめる。

「何見てるんですか?」
「いや、やっぱり来てみてよかったな、と思って。
彩佳のその表情が見れて嬉しいよ。夜光虫の光に負けないくらい、キレイ。」
「…!な、何言ってるんですか。照れるじゃないですか…」
暗がりでも明らかにわかるくらい、彩佳は耳まで赤くなった。
「ねえ。」
「はい。」
「キスしていい?」
「はぁ?!」
「だって、彩佳があんまりキレイだからさ。キスしたいんだ」
「そんなこと…わざわざ聞かないでくださ…」
彩佳が言い終わるか終わらないかのうちに、コトーはそっと彩佳にくちづけた。
一度はなれ、見詰めあい、微笑みあい、もう一度唇がふれる。
今度は彩佳もしっかりとコトーの首に腕を回し、コトーの接吻を受け入れる。
コトーの舌が彩佳の口の中に入り込む。
拙い動きではあるが、彩佳もそれに応える。
その拙さが、コトーの欲望を刺激した。
18158 ◆lqu1Lr4o0k :04/08/24 00:46 ID:IOjyxOAu
↑は[3]で。今日はここまで。
続きは近日中に投下できるといいなぁ、と。


ていうか元69サン、頭ぶつけてるのじゃ、本人は平気だと思っても
そうでないときがありますから。
後からきたりとか。お気をつけください。
病院に行く時間があるならCTとって安心してもいいかも。

そんな私も先日初めてCTに入りました。
MRIはないけど。
どっちもデカイ機械ですよねえ。
あの診療所、意外に奥行きがあるのかも。
182元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/24 08:34 ID:f7Pybjzk
>>58さん
わーい!新作投下アオカンだー!
なんか、すっごい綺麗で漏れこういうの書きたかったんだよー!とか
思いましたよ。漏れ、最初洞窟ネタにしようかとも考えたんだけど、
書かなくてよかったー。綺麗です。うん、なんか心洗われる。
どんなふうにエロくなっていくかすんごい楽しみでつ。

CTは週末にでも撮ってこようかと思います。
ちと眠すぎ・・・が酷いので。(単に疲労困憊なのかもしれないけど、
わからないですもんね。)
ご心配いただきありがとうございまつ。

ネムイヨー
183名無しさん@ピンキー:04/08/25 00:36 ID:Jb6eVpl5
新作きたーーー!!(゚∀゚)
キレイ・・・景色が浮かびました。どうなるんでしょうエチー
このキレイなのからエチー・・・ドキドキします。

元69さん
(*´∀`*) ・・・Σ( ;゚Д゚)     
笑いましたww またショートもよろしくお願いします!
1841 ◆b8B8JDsV3A :04/08/25 01:11 ID:ykHf28qt
新作、キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n`∀`)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!
58タンの風景描写がとても上手くてその情景が目に浮かびまつ〜(*´∀`*)

元69タン
漏れは69タンの書くような変態コトー…基、男ラスィ、コトーが書きたいでつ。
それと…ショートストーリー、面白かったよ〜
コトーならやりそうだうよね(ワラ


185元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/25 01:24 ID:EaMl3Jkf
仕事でくぁああwせでrftgyふじこlp;状態・・・
今日も投下できなかったよエーン

ショートの感想ありがとうでつ。1たん、183たん、58たん。
10分ショート劇場とか勝手に名前つけちゃおうかしら( w
エヴァトSSが長くなりそうなんで、たまに合間みて投下することがあると思います。
ネタはいっぱい作れるので( w

186元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/25 19:06 ID:EaMl3Jkf
あqwせdrftgyふじ(ry 状態が落ち着きマスタ。(嬉)
というわけで、投下しまつ。長くなっちまったよ・・・orz
最後までつきあってくれ4649!
187元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/25 19:09 ID:EaMl3Jkf
<vol.10>

彩佳の目尻の涙をコトーは優しく指で拭うと、自分の腕の中に抱きしめる。
「ごめんね・・・つい・・・」
彩佳の頭を撫でながら、コトーは自分に言い聞かせるように心の中でこの言葉を
繰り返していた。

『・・・落ちつけ』

ーー彼女を壊したい衝動にかられる。甘い声を聞きたい。善《よ》がり、乱れる姿を
堪能したい。泣いても自分の身体の下で喘ぐ彼女の顏を見たい。
支配欲に近いえげつない程の黒い感情が、確かに自分の中に存在する。
所詮、自分は聖人君子ではない。只の『雄《オス》』だ・・・

彼女は性行為にまだ慣れていないのに、既に自分は、手中に収めた気持ちで
欲望を吐き出していた・・・彼女のことを考えずに・・・
『大好き』とまで想ってくれた彼女の気持ちは二の次だった。
・・・『男』としては失格だ。ーー

コトーが悶々と罪悪感にかられていた時、彩佳がふと顏を上げた。
少し沈みがちになっているコトーの表情に気付くと、彼の頬に手のひらを当てた。
コトーの予想に反して、彩佳の声は穏やかだった。まるで彼の葛藤をわかっていたかのように。

「・・・なんか余計なこと考えてるでしょ。コトー先生。いいんですよ・・・たしかに、
すごく恥ずかしいけどコトー先生となら・・・もっ・・・と・・・・・・・なコト・・・・したっ・・・」

彩佳は言ったはいいが、最後のあたりは照れと恥ずかしさが残ったのか、声が
上ずり、おまけに言葉まで噛んでしまった。
自分から、こんなことを言ってしまった恥ずかしさで、今まで充分すぎるほど紅潮していた
頬はさらに真っ赤になった。
188元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/25 19:14 ID:EaMl3Jkf
<vol.11>

「・・・き、聞かなかったことにしてください・・・」
その顏を見られたくなくて、思わずコトーの胸に顏を埋めた。

「え、彩佳さん、もう一度いってよ、どうしてほしいの?!」
コトーは本当に聞き取れなかったようで、彩佳の発した言葉が気になってしょうがない。
ただ、男にとっては嬉しい言葉ではあったはず。なんとなく、声が弾む。
「も、もう一度だけ言って。ねえ、彩佳さん。」

彩佳は顏を上げようとはしない。頑なに首を横に振っている。ついでに、コトーの脇腹を抓《つね》ってきた。
「いだだだだ!」
思わぬ痛みに、コトーはつい声をあげてしまった。抱きしめていた手も、その弾みで離れてしまった。

予想以上のコトーのリアクションに、今度は彩佳が驚き、思わず「ごめんなさい」と
顏を上げた。脇腹を擦るコトーを見て、しまった、と思った。彩佳が困惑していたその隙に。
不意打ちを狙い、コトーがキスを唇に落としてきた。彩佳は、先手を取られてしまったようだ。

「もう一度言って。」
甘い、優しい声で誘うように。
「ね。お願いだから。」
何度も、唇、頬、おでこ、耳元にキスを落としながら。
ダメだ。この人には勝てない。彩佳はそう思った。狡いと思っても、この人が好きでたまらない。
意を決して、先程噛んでしまった言葉をもう一度伝えた。

「コトー先生・・・」
「どしたの?」
「もっと・・・もっといやらしいこと、してほしいです・・・」
「誰に?」
コトーの表情は既ににやけている。きっと、こう言わせたかっただろう。
「・・・コトー先生に・・・」
189元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/25 19:48 ID:EaMl3Jkf
<vol.12>

再び堰を切ったようにコトーは彩佳の身体を求めてきた。我慢できなかったのは
お互い様だったようで、軽いキスから始まった筈の愛撫は互いを貪るかのように激しさを増した。
耐えきれないーー
コトーは彩佳のパンティーを一気に引き下ろした。
「ちょ、ちょっと・・・先生!」
彩佳の言葉を意図的に無視するコトーは、彩佳を後ろに向かせ、大きな岩の
壁面に手を着かせた。そして、決して膝をつかないように腰を抱えた。
「そのままでいるんだよ。」

『えっ、この姿勢で!?・・・まさか、立ったまま!!?』
彩佳は躊躇したが、身体がいうことを効かない・・・というより、もう期待しているから
身体がコトーに従っているのかもしれない・・・
そして、スカートを捲り上げる。色白の、形の良い彩佳の尻が目の前に晒される。
ワンピースの肩紐は完全に引き下ろされ、豊満な胸は露《あらわ》になっている。
全裸より、鄙猥かもしれないその姿。

「可愛いお尻だね」
そう言いながら、彩佳の尻をゆっくり撫でると、身体の中に電気に刺激されたような感覚が走る。
コトーがベルトを緩める音が聞こえる。彩佳が躊躇する間も無く、あまりにも
固く、熱くなっていたコトー自身が彩佳を背後から貫いた。

「やっ・・・あああーーーーーーー!!んっ・・・あああ・・!」
自由のきかない、まるで拘束されているような錯覚にすら陥る感覚。それがさらに彩佳の
身体の中に熱を灯す。
月明りの中の二人は、繋がりながら淫らに動く。青白い灯の中で、まるで波が打ち寄せて
くるかのように甘く、切ない程の快楽が身体を侵してゆく。
「コトーせんせ・・・あっ・・・きもちいい・・・もっと・・・あっ・・・やっ・・・やだ、気持ちいいっ・・・」
求めすがる彩佳の声に応えるかのように、コトーは摩擦をさらに強くした。可愛らしい
お尻をくねらせ、豊満な胸は彼女が動くごとにそれにあわせて跳ねる。
そのビジュアルは、コトーの欲情をさらに掻き立てた。
190元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/25 20:12 ID:EaMl3Jkf
<vol.13>
繋がった部分から互いの汗と淫液が雫となって砂に落ちる。
コトーは柔らかな彩佳の胸の感触を存分に楽しむと、右手でクリトリスを再び攻め始めた。
「やあああんっ!」
さらに熱を帯びた彩佳の声が静寂を切り裂く。
「ぐしょぐしょになってるよ、彩佳さん・・・中も熱い・・・気持ちいいよ・・・」
コトーの擦れ気味の声すら、媚薬のようになる。
「・・・もっといやらしい声出して・・・」

コトーのペニスが、彩佳の膣口の浅い部分を突いてくる。
2週間前に、感じ過ぎて仕方なかった場所。今度は遠慮もなく、直に突かれ擦られる。
「やっ・・・!そこは・・・!」
「ここ、すごく気持ち良いんだよね・・・?いいよ。いっぱい気持ち良くなって、何度でも
イって。・・・もっとやらしい姿、見せてよ。」

昂ぶりを抑えきれない様子のコトーの声と、執拗なほどの摩擦が彩佳を徐々に追いつめる。
溶けきった程潤っている、二人の繋ぎ目。
先生の身体に溶け込んでしまいたい・・・!あまりの甘く激しい快楽に、彩佳は既に声も
擦れはじめ、呼吸は上擦っている。もう、そろそろ限界に達する・・・二人がそう感じた時。

「あっ、あああっ、コトー先生、イっちゃう!イっちゃう!ああっ、ああーーー!」
脳天から貫かれるような強烈なオーガズムが彩佳の身体を駆け巡った。
コトーのペニスを、キツく締めつけながら・・・彩佳は先に達してしまった。同時に、
愛液とは違うさらりとした液体が、勢いよく噴き出て、繋ぎ目を濡らした。

「・・・してるよ・・・彩佳・・・・っ!」

すっかり擦れきったコトーの声が耳元で聞こえ、ほどなくして、彼も中に熱い精を放った・・・
何度も、何度も彼女の中で、放たれる感覚がする。
彼女の中で受け止めきれなかったものは、彩佳の脚をつたって零れ落ちた。その液体が砂を濡らした。
間も無く、二人は心地よすぎる脱力感にほどなく支配された。
191元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/25 20:49 ID:EaMl3Jkf
<after>
あまりにも狂い哮った情事の後片づけは、反比例して間が抜けている。
ハンカチで、濡れた部分をひととおり拭っても、まだ皮膚が突っ張る感じが抜けない。
汗もまとわりつき・・・はっきり言えば、身体中は非常に不快。
しかも屋外で・・・後の頃は人目なんか気にしてなかったし・・・
彩佳は現実に引き戻されると、ものすごくとんでもないことをしてしまったのでは・・・と
思う。

一方、コトーは鼻歌混じりでかなりご機嫌だ。ベルトを締めるだけで、あっという間に元の姿。
先程まで淫猥な雰囲気で彩佳を責めたてていた男だとはとても思えない。
「あー、月が綺麗だなー♪」
その暢気な一言にムカっときた彩佳は、コトーの後頭部を思いっきり叩いた。
「この、どスケベ!先生、結局送り狼じゃないですか!おまけに、下着も、ワンピースも
結局洗濯行きですし、これじゃ自分の家にも恥ずかしくて帰れないじゃい!」

後頭部を擦りながらも。コトーは暢気に答える。
「じゃ、僕のところでお風呂入って行って、洗濯もして、泊まれば問題ないね。」
ワンピースの上から、白衣を彩佳に羽織らせ、肩を抱いて診療所の方向へと導いた。
一度、コトーが振り返り、優しい笑顔を彩佳に向けた。
「もう・・・仕方ないなぁ・・・」

そんなことを言葉で言っても、彩佳は嬉しかった。新たに分かった事があったから。
コトーは自分を求める時、「彩佳さん」とか、「彩佳」に変わること。
最後に、涙が出そうな程嬉しい言葉を言ってくれたこと。
『・・・私からも、今度はちゃんと言葉に出して言わなきゃね。』
倖せいっぱいの彩佳は、綺麗な月夜に感謝した。
192元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/25 20:52 ID:EaMl3Jkf
<おまけ>

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
怖いくらい、綺麗な月夜でした。
そして、倖せな日でした。悔しいけど、コトー先生のことはますます好きになってしまいました。
・・・それと、恥ずかしかったけど、すごく気持ち良くて・・・これから先どうなるのか、
正直言って怖いくらいです・・・

・・・が!アイツは!あの後もしっかり下心があったんです!
私がお風呂に入っている途中で強引に入り込んで来て・・・・・・なことはするわ、
一緒に寝ようって言った時も下着を洗濯してるのをいいことに、明け方まで寝かせて
くれませんでした!・・・いろいろされたし・・・!
やっぱり、コトー先生はで変態でスケベでサイテーです!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


※以上で、「月灯り・・・」は終了でつ。あ゛ーーーー。結局長くなっちまったよ...orz
次はエヴァト編です。後で設定だけでもちょろっと書きますわ。ちょっと毒物予定なので・・・
193元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/25 22:37 ID:EaMl3Jkf
間違いハケーンまたかよ!

×→これじゃ自分の家にも恥ずかしくて帰れないじゃい!(<after>より)
○→これじゃ自分の家にも恥ずかしくて帰れないじゃない!

彩佳・・・どこの方言だよ・・・
って、彼女は鹿児島人か。
1941 ◆b8B8JDsV3A :04/08/26 00:16 ID:zGHoD2rS
キタキタキタキタ━━━━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━━━━!!!!!!!!!!
元69タン。乙でした〜〜
(*´д`*)ハァハァハァアハァ
やっぱ69タンが書くコトーはいいな、鬼畜で(ワラ
エヴァト編、楽しみにしてまつ〜(*´∀`*)
195名無しさん@ピンキー:04/08/26 00:33 ID:uLeXhMaS
元69さんのSS大好き!!
完結きたーーー!゚・(ノД`)・゚・。・今度のもとってもよかったですー
この2人が好きです。あぁ・・・明け方まで寝かせずいろいろって・・・妄想悶々々ですよ〜
毒物エヴァト編・・・気になります
元69さんの書きたいままにドンドン行っちゃって下さい!お体お大事に〜
196元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/26 22:52 ID:sTnu2kNo
また誤字見つけちゃったよウチュ・・・orz

×→コトー先生はで変態でスケベでサイテーです!
○→コトー先生は変態でスケベでサイテーです!    |||| orz ||||

ヤンサンすげー久しぶりに読みました。
ネタヴァレは日付変更にでも。

そして感想ありがとうございまつ。>>1たん、195たん
泣かないでくれよう195たん萌えるじゃないか
197名無しさん@ピンキー:04/08/27 22:58 ID:6PaKoa4z
━━━ネタバレご注意━━━

久しぶりのコトーでしたね。
掃除機吸いで「餅」を連想してしまいました。・・・苦しそう
オペはスタンダードになりそうなヨカーン
短いシリーズになりそうな気がしましたが
コトーのTV出演が先の話の伏線とかも考えてしまいました
見た誰か訪ねてくるとか?・・・orz考え過ぎかも
198元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/28 01:12 ID:UUj1RCgv
【この先】-----------------さー今週のヤンサンのネタバレはー。-----------------【ゴチュウイ】



>>197さん
漏れも餅を思い出した。なんか、三上君死亡・エヴァトPTSD・アヤカパパフカーツ・タケヒロロス手術と重いテーマとか
モロにドラマ影響っぽい話が続いていたので、スタンダードなオペ物は久しぶりに見れて良いかも。
あと3回くらいあれば終わるかな、って感じではありますが・・・

TV出演がこの先伏線になるのは漏れもそう思います。
コトーの両親が目にしたりとか、ありそう。(あとしつこいけど、昔のヲンナが見てたりとか・・・)
大病院のお偉いさんがこぞってコトーにオファーかけて来たりとか。
利権絡みとかそういうドロドロにはなってほしくない気もするけどまあ、漏れも考え過ぎ鴨。

さて。ネット巡りをしていたらコト彩SSを偶然見つけてしまいましてね。(しかも原作ベース)
キス止まりでちょっとエッティな匂いのするSSですた。絵も描いていて、上手かった。半日くらい
読みふけってしまいました。漏れも自作でホムペ作りたい衝動にかられたけど、このスレッドが
大好きなんでねー。一応漏れ、下手だけど元々は絵描きなんで萌え絵なんかも描きたいなと
衝動にかられたがいかんせんここは21禁。イカンイカン。

コト彩ってマイナーって思ってる人もいるかもしれないけど、単に同人的にしにくいだけなのかもね。

1991 ◆b8B8JDsV3A :04/08/28 01:30 ID:iekrH6RW
>元69タン
おお!!それはどこのサイト〜〜?
アドレス、晒して…とは言いませんがヒントきぼん…
禿げしく読みたい(*´д`*)ハァハァハァアハァ

69タンは絵描きでつか…
……実は漏れも…(((( ;゚Д゚)))
ま、最近はめっきりですが・・・
昔はやったなあ。(遠い目)
200名無しさん@ピンキー:04/08/28 02:02 ID:zGdIDGi7
201元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/28 04:42 ID:UUj1RCgv
>>1たん
ヒントはでつねー、ヤフーで「コトー×彩佳」で検索をかけて上から5つか6つめくらいに出る所。
そのままだと只のプロフページなので、そこから、その方のサイトにリンクがはってありますので
それでとべます。
そこはコトーページじゃないけど、素敵なSSでしたよ。
わからなかったらまた個人的に( w

>>200さん
ありが?ォ!
2021 ◆b8B8JDsV3A :04/08/28 07:06 ID:iekrH6RW
>元69タン
見てきますた〜〜〜(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ
エロじゃないから新鮮で可愛らしいSSですた(*´∀`*)

>200タン
そ、それは、、、描けと言う事でつか?(((( ;゚Д゚)))
でもありがd…
2031 ◆b8B8JDsV3A :04/08/28 08:17 ID:iekrH6RW
このスレは原作ベースのSSが主体だけど
ドラマ主体のSSの掲示板もあるんですね…まあエロではないですが(ワラ
204元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/28 16:35 ID:PQG0B4l1
>>1たん
も、漏れそっち知らないYO!
2051 ◆b8B8JDsV3A :04/08/29 02:23 ID:ajG05OoH
>元69タン
知らないでつか?
私は69タンに教えてもらった小説読んだ後いろいろ
ぐぐってたら出てきますた。
Google 「コトー×彩佳 小説」 でぐぐってくだたい。
2P目の作品館というとこクリック!
206元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/29 03:15 ID:wBp++KRk
>>1たん
見つけますた!ボリュームが多そうなので、時間があるときにじっくり読もう。
面白そうです。(ドラマで萌えは出来ないと思うけど、SSとしては面白そう)
おしえてくれてありがトン!(2ちゃんにスレがあると思って探してたYO...orz)
しかし、向こうの方々、ここのスレッド見たら卒倒しそうでつね( w

コトーサキタンの人も多そうですね。ドラマ好きな方って。
ちなみに漏れのエヴァト×彩佳編でサキタン出す予定だけど、すごい嫌な役回りで出るから
サキタンファンに抹殺される鴨。(その前にエヴァトとサキタンが一緒にいるという設定がありえない)

あと、ほのぼの作品も書きたくなってきた。よっぽど漏れが萌えてるのか
煩悩だらけなのか。

それと200突破しますたね。よかったよかった。このままマターリコンスタンスに此処が維持できればいいなあ。
207名無しさん@ピンキー:04/08/29 22:06 ID:6xi5+jey
>>1にある前スレ?が見れないんです(つд`)
JaneでもIEでも…どうすればいいでしょう?
このスレ読んで前スレも読んでみたいと思ってたんですが
2081 ◆b8B8JDsV3A :04/08/29 22:22 ID:ajG05OoH
>207タン
すみません、
Dr.コトーでエロパロ
ttp://pie.bbspink.com/eroparo/kako/1084/10843/1084378869.html

↑は実はdat落ちした即死スレットです。だからSSの投下もされてないので
ご安心ください。
即死したので【ドクター】病院でエロストーリー【ナース】 に統合した?んですよ。
だから実質このスレが”karte1”と思ってくださってもいいと思われます。
209名無しさん@ピンキー:04/08/29 23:21 ID:QWRRJuPs
>>208サマ
おぉ、そうだったんですか(・∀・)ヨカッター
詳しい説明ありがとうございます。
これからもみなさんのSS楽しみにしてますねー
2101 ◆b8B8JDsV3A :04/08/30 01:45 ID:sUWWjvmk
(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ
ヤバイいす…>205で紹介した掲示板…
コトー×アヤカタンの(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァSSが〜〜
211元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/30 19:24 ID:QAKGJGdR
>>1たん
漏れも (*´Д`*)/lァ/lァ なの見つけますたー!
あと、201で紹介したページの日記絵にも禿しく萌え萌え。
205で紹介されてる掲示板のは、本格的に創作されてる方も多いね。
ドラマでも萌えるわー。やっぱり萌えー。
本格的な作品は、またマンガともドラマとも違って味があるし。(皆、よー考えるなーと感心。)

----------------------------------------------------------

さて。エヴァト×彩佳。今日からちょろちょろ投下します。
実際はコト彩ベースの、エヴァト×彩佳+コトー×サキタン要素有り。
イタモノだったりネタヴァレだったりメディアミクースだったりで禁忌を犯してるかもしれませぬ。
セテーイを次レスに書きます。注意書要素イパーイだよ。
212元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/30 19:38 ID:QAKGJGdR
タイトルはオチがわかってしまうので、最後に出しまつ。>保管人様

では、投下前の注意書きをば。

【最重要】エヴァトPTSD編(後半部分、14巻コミックス未収録です。)を読んだ方対象。ネタバレ要注意。
ヤンサンをリアルタイムで読んでいない方、コミックス派やネタバレが嫌な人はすっとばして下さい。

・うーむ…ちょっとイタモノでつ。
・メディアミックス。ドラマの登場人物であるサキタンが出ます。エヴァトも出ます。ありえない設定。
・基本的に原作風コト彩ベースですが、エヴァトとアヤカタンの絡みがあります。受け付けない方要注意。
・サキタンファンにもお勧めできません…かなりやな役です。
・ドラマ派にもお勧めできません。サキタンは漏れなりに少しキャラをいじってます。
・話が長くなるので、時々ヴァカショートSSで気を紛らわすかもしれない漏れ。
・多分、漏れが書いた2作よりエロ度が2倍増しでドン。


んでは、投下します。orz.....ヒンシュクカイソウダ..........
213名無しさん@ピンキー:04/08/30 20:03 ID:QAKGJGdR
<prologue>

「星野さん、今日もお疲れさま。」
診療時間が過ぎても、彼女は家に帰る気配がない。

「……どうしたの?」
僕がそう聞いても、彼女は言葉に出して理由は言わない。
カルテを整理する僕の後ろから彼女が腕をまわして抱きついてくる。
そして、僕は心地よい温もりを背後に感じながら、彼女に応える。
何故、彼女が家に帰ろうとしないのか。僕は理由を知っているから敢えてそれを咎めない。
彼女の方を向き、ゆっくりと口付ける。それが、これからの始まりの合図。

最初の頃はただ堰を切ったように、互いの身体を貪ることに夢中だった気もするが、
今となっては、彼女のことを心底、愛しく思う。身体を重ねる度にその想いは強くなる。
今まで忙しさと時間に流されて、今までは考えもしなかった気持ちが少しずつ芽生え始めている。
この彼女の強さに憧れ、どことなく儚げな表情を見せる度に、守りたいと思う気持ちは強くなる。
彼女の傍で…この島と共に。そう僕は思っていた筈だった。

翌朝僕は、やたら早い時間に目が覚めた。少し風が冷たいが、綺麗な青空が広がる秋の朝。
冬の気配すら肌身に感じる。雲は高く、陽射しはやわらかい。
まだ彼女は布団の中で夢心地だ。昨日郵便物を取りわすれたことに気付き、外に出た。
頭上に広がる青空と同じような、空の写真のポストカードが一枚届いていた。
表に書いてある『LUFTPOST』の文字。そして、差出人の名には心当たりがあった…

「そっか…今はドイツにいるんだ…」
僕はそのポストカードの文面にはちゃんと目を通さなかった…そして、それを机の奥の方へしまい込んだ。
何故この時、僕はこのポストカードをそのまま捨てることが出来なかったのか。
この一枚のカードと、僅かに残っていた郷愁という小さな心の燻《くすぶ》りが…

後になって
僕の隣にいる、彼女を酷く傷つけることになる。
214元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/30 20:05 ID:QAKGJGdR
げっ、名無しになってる!漏れでつ・・・
215元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/30 21:04 ID:QAKGJGdR
<vol.1>

数日後。一本の電話がきっかけになった。
「先生ー、お電話ですよ。熊谷幹事長の秘書の方から。」
「…えっ…まさか…」
「そう。講演会のご依頼だそうですよ。」

コトーは、まいったなあという表情を隠しきれずに電話に出る。
マスコミで名前が出てからは、時々他の講演会や医大からも特別講師として講義の依頼が来るのだが、
コトーは島の患者達の医療を最優先という理由をつけ、全てといっていい程、依頼は断っていた。
しかし、小さな診療所に高価なCTやMRIを揃えてもらった熊谷幹事長には多大な恩もある。ノーとは言えない。
冷や汗をかきながら対応を何とか終えたコトーに、今回も彩佳はこう言って勧めてくる。

「離島医療を理解してもらういいきっかけでしょ。評判がいいって風の噂で聞きましたよ。
それに、熊谷幹事長には色々良くしてもらってるんだから感謝しないとダメですよ。」
コトーは釈然としない。飛行機にも船にも弱いのが理由の一つでもあるが、
今回、拒否したい理由がもう一つあるのだと、彩佳に言った。

「それに…江葉都先生も今回の講演会に招待されている…彼も離島医療従事者だからね。」
彩佳は驚いた。あの一件でコトーと江葉都の関係は完全に修復されたものだと思っていたからだ。
たとえ言葉に出さなくても、あれで完全に和解したと彩佳は解釈していたのだ。

「僕はどうしても彼のことが好きになれないんだよなぁ…」
「どうしてですか?私は和解したんだって思ってましたけど。そりゃ、あの人無愛想だけど…」

コトーの妹の存在を利用し、彼の手腕を力尽くで得ようとした江葉都。
その話を知った時、彩佳は心から彼に嫌悪を感じ、何があっても許さないと誓った。
先生を傷つける人間は絶対に許さないと… だからこそ、心の傷を受け入れ、痛みすら分かち合いたい。
皮肉にもこの時、二人の想いというものが、ここで一つの線に繋がった。
コトーが彩佳に少しずつ惹かれ始めてきたのも、実はこの時からだった。
216元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/30 21:23 ID:QAKGJGdR
<vol.2>

江葉都の存在…たしかに、彩佳にとっても彼は心象の良い人物ではない。
想像よりは悪い人間ではなかった。医師としての腕も確かに並外れている。が、人としては好きになれなかった。

「それに、やっぱり僕、星野さんの傍を離れたくないんだよー。」
背後から甘えて抱きついてくるコトーのみぞおちに、彩佳は肘鉄をくらわせる。
「ぐはっ!」
「甘えないの!講演会を聞いた人がに少しでも関心を持ってくれたら、万万歳でしょ。
それでなくても僻地医療や離島医療って敬遠されるんだから!あと、出来れば講演会の資料、
ちゃーんと持ってきてくださいね。先生が何喋ってるか気になりますし。」
コトーはわざと話を聞かなかったふりをするが、さらに彩佳はにじりよって、ほぼ脅迫まがいに要求をする。

「先生、聞いてるはずでしょ。私が医師を目指してるってことも。だから、先生が
どんなことを喋っているか興味はあるんですよ。…それに、あの唐変木《とうへんぼく》な
江葉都先生が少しでも変わったかどうかは興味があるし。お土産話楽しみにしてますよ♪」

うんざりした様子のコトーだったが、その口元が微かにつり上がった。
何か妙案でも思いついたらしく、顏を上げたら表情は一変していた。やはり何かの企みを含んでいる様子だ。
「そうだ。じゃあ、星野さんも一緒に東京に行こうよ?気になるんでしょ。江葉都先生の近況。」
「えっ!?」

……そこから気持ち悪い程順調に話は進んだ。彩佳は驚いたが…結局同行することになった。
本土に戻った看護師・下山と、『きちんと原さんと内さんには挨拶しにもう一度島を訪れたい』
と言っていた音田医師と連絡がついて、あっさりと代理を請け負ってくれた。熊谷幹事長の同意も得た。
日程はあまり長くも居れないために2泊3日と決まり、ホテルと飛行機のチケットを二人分確保したと、
主催者側からの連絡も入って、あとはその日を待つだけだった。
不安要素は全て解消された。何も心配することは無かった…筈だった。

…たった、3日― ― その間に。
何年もかけて築かれた二人の固い信頼関係に深い皴割れが生じるとはこの時思ってもいなかった。
217元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/08/30 21:27 ID:QAKGJGdR
つうわけで本日投下終了。
この話は長いでつ…カテゴライズとしては
江葉都×彩佳+コトー×彩佳ですかね…咲ちゃんは微妙かも。
まだエロなしですみません…
2181 ◆b8B8JDsV3A :04/08/30 22:39 ID:sUWWjvmk
うっひょ〜〜!キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
続きが楽しみだ〜、何か昼ドラ、ドロドロになっていきそうで
期待でつ(*´∀`*)

他のサイトに投稿されてるSSとか読むと(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァしたり
あまりの凄さに凹むけど触発もされたりしますね

漏れもがんばりまつ!
219名無しさん@ピンキー:04/08/31 00:34 ID:fHXVLCFA
元69さんの新シリーズキタ━━━━━ヽ(´▽`)ノヽ(´▽`)ノ!!
ヒンシュクカウなんてとんでも無いですよ!バリバリついて行くので4649です!
元69さんの文章大好きです。長編ホントとってもうれしいよ〜
引きが気になり杉ます(ノД`)・゚・江葉都×彩佳+コトー×彩佳・・・たのしみ   

元69さんが言ってたらしき原作ベース萌え萌え短編をハケーンしました
あまりの萌えに畳の上ゴロンゴロンしてしまいました。(そちらであってるといいですが・・・)

元69さんの短編も好きなので、ぜひぜひお願いします〜
220名無しさん@ピンキー:04/08/31 00:56 ID:fHXVLCFA
↑超ショートも…と書くつもりでした…orz
221名無しんぼ@お腹いっぱい:04/08/31 02:50 ID:yN48xAfH
>>元69さん
新作キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!
うわぁー、続きにドキドキでつー。エバトがどう絡むんだろう、とか
それにエロ度2倍増って…それでなくてもエロ度高いじゃないですか(;´Д`) ハァハァ
楽しみにしてますーー

実は漏れ、ドラマSS掲示板は結構前から知ってたんだけど、
こっち見つけたときは感激&衝撃でしたねー(w
原作モノは無いだろう、と諦めていたんで嬉かった(しかもエロパロだし)

1さんも元69さんも絵描きだったんですねー
見たいですー萌え絵ーー!エロくなくとも!
漏れも元絵描きだったりするんで、思わず反応しちゃったでつー
…ヘッポコだけどさぁーーヽ(`Д´)ノウワァァン!!
2221 ◆b8B8JDsV3A :04/09/01 00:30 ID:erdYJNqT
このスレには絵描きが3人もいたことが判明(ワラ
69タンや221タンカがどんな絵を描くのか非常に興味があります〜
言っておきますが漏れは下手ダゾ、、、(ワラ
223元69(仮) ◆.8x/pTuhMg :04/09/01 01:32 ID:EqBL/yE4
>>1たん
漏れはヲタロリ系でつよ。多分、大人よりも子供の方が得意かもしれない。
タケヒロとかクニチャンとかの方が漏れの絵柄には向いてるよ…orzショタ属性か。
(ついでにもう5年くらい描いてないので自身ない…)
漏れは右向きが描けません。全身も描けないし女体も描けない…ウワアアアアン

いつも感想下さる皆さん、ありがとうでつ。
今回のネタはどんどん腐った方向で進んでいくと思うので、よろしくお願いしまつ。
ラストの展開を考えて禁断のネタを思いついて、会社で仕事中にウチュになったよ漏れってヴァカだ…
224元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/01 01:34 ID:EqBL/yE4
>>223
ヴァカだ…自身がないってなんだよう…
自信じゃないか。

ついでに。これから(仮)を取ります( w
だからどうってこともないんだけど。
22558 ◆lqu1Lr4o0k :04/09/02 00:33 ID:S3nFrdID
旧盆が終わり、やっと落ち着いた58です。
おかげさまで、妄想が全然進んでおりません。
そんなうちに69サンの完結してるし新作来てるし!
普通に引き込まれて読んでしまいました。
これからの展開に、ドキドキしております。

そして、嬉しい感想をいただいた皆さま、ありがとうございます。
目に浮かぶ、と言われるのがとても嬉しいです。

…台風が来て一日二日島に閉じこめられてがっつり創作にのめり込みたい気分。
226221:04/09/02 22:40 ID:oXuHsq73
>1さん、
漏れもロリヲタ系です(w 
MAX5.5頭身くらい?大人描けませんでつ
このスレとの親和性の無さに(´・ω・`)ショボーン

>69さん、
右向きは左右反転ボタンで一発!いい時代だ!
…そんなわけで漏れも未だに描けませぬ…(つД`)・゚・

関係ないけど、先日作業着専門店(建設業系メイン?)で
医療系作業着の総合カタログハケーン
白衣三昧、萌えアイテムゲトー(;゚∀゚)=3ムッハー
2271 ◆b8B8JDsV3A :04/09/03 00:14 ID:SzUhgakx
69タン、221タンはロリヲタ系でつか。。。
漏れもどっちかと言うとそうかもしれないな(゚∀゚)
右向き…いつもてきとー(;´Д`)
変じゃなかったらいいのさ(((( ;゚Д゚))) って感じで思ってるから
上達もしなのでつ。はい。

>221タンはSS書いてくれてたんでしたっけ?
もしまだならщ(゚д゚щ)カモーン

新規職人さん…来ないかな〜
221タンみたくドラマSS掲示板から職人サン来てくれないかな。。。
228名無しさん@ピンキー:04/09/03 00:15 ID:6rq2CAVp
━━━ネタバレご注意━━━

コトーの声は優しくていい声なんだろうな・・・と想像はしていましたが
やはり安らぐいい声なんですね。聞いてみたい

元69さんも書かれてましたが最近重いテーマばかりでしたもんね・・・
コトーの険しい顔が多くて寂しかったので
ヘタレコトーが見れたのもホッとしたし、この話いいかも

実香の声がどうなるか次週がたのしみ
皆さんのSSも楽しみですー!
229元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/03 00:19 ID:RnO1K6yY
さて、今週のヤンサンネタバレ解禁のお時間がやってまいりました。ゴチュウイ!


-------------この先 ネ タ バ レ----------------

…うーん、今までのコトーに戻ったって感じですね。
アナウンサーのおねいさんの声の件に関しては来週気になりまつね。
…というか、第2部(ヤマーダ先生曰く)はこの話からなのだろうか…
手術があっさりだったけどコトーもすっきりしない感じだったから
気にはなる。いろんな意味で。


>>221さん
いい時代ですねえ…反転ボタン一発…でも、反転するとデッサン崩れてるのが
モロわかりなのでそれが嫌で書かないというのもあります。あとやっぱり萌えジャンルと
漏れの絵が合わない…orz

漏れも最近白衣萌えというか、うちは代々家系的に白衣萌えなのか…
ママン(校医?)も従兄(放射線技師)も今は亡きヂーチャン(医師)も白衣着る仕事だ…インプリンティングされている萌えらすぃ。
230元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/03 01:13 ID:RnO1K6yY
そして!58たんおひさしぶり!
旧盆、いろいろお疲れさまでした!落ち着いたらSSの続き投下楽しみにしてまつ!

もっと新規さんの作品も見たいですねー。
いかにも男性が書くエロエロ!な小説も個人的に読みたい気がする。(チソコマソコ連発カマーン)

ドラマカップリングなんか見てみたい気もする。今回漏れはメディアミックスやってみたけど
もうこうなると殆どオリジナルになってしまうなーと思ってしまいますた。
実際、投稿SS掲示板も殆どオリジナルのノリで読めるからね。
オリキャラもあんまり気にならなかった。不思議。

願わくば、原作ベースの萌えページとか増えればいいんだけどな。
エロじゃなくても全然OKだし。
2311 ◆b8B8JDsV3A :04/09/05 02:16 ID:4vE6Rl8N
69タンのSS続き気になる〜。
(;´Д`)ハァハァ

58タンのSSも〜。もうみんな上手くて裏山。
漏れはまたしても詰まってます、神が降りてきませぬ。。。
(つД`)・゚・
232元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/05 21:33 ID:SYE3WvUH
漏れも続き書きたいでつよ (つД`)・゚・
これから仕事が怒濤の忙しさになるので、半ばくらいにうpかな…
うpタイミングを見計らって少しずつ投下しまつねー。>>1タン

書けない時はホント進まないっすね…
233名無しさん@ピンキー:04/09/06 21:20 ID:kd5ru43o
(゚∀゚)マタ〜リ保守。コトー1巻からジク〜リ読み直し中です。
最初の頃の彩佳タンもかわいい。
234元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/08 00:29 ID:TStFCt1D
漏れもマターリ保守。
一巻から読み直すと萌える罠ー。>>233さん

次はタケヒロクニチャンユウコタンでも書いてみるか…10年後くらいの設定で。
ここまでくるとコトーじゃない…
2351 ◆b8B8JDsV3A :04/09/08 02:33 ID:sD2FjLm0
ちょっと、みんな停滞ぎみでつね(;´Д`)

漏れはもう少ししたら続き投下できるかも…?
ただ、あんま進んでないので2レスくらいになりそうでつが(((( ;゚Д゚)))

これで原作が萌え萌え展開だったらここも祭り状態…になってるのかなと
思ってみたり(ワラ
切に原作萌え萌え展開になることを願ってしまう…(´ー`)。оΟ
236元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/08 07:27 ID:TStFCt1D
もはようございまつー。
そうですね。停滞気味?皆さんお元気でつかー?
漏れの場合は書ける煩悩はあるんだけど時間が許してくれん…

原作はー…萌え萌え展開キボンだけど、暫くは普通の手術モノで
今までのシリアス路線の払拭も少ししてほしい気もするなあ。
で、その後にでかい萌えを一つ、ドンと。

原作チュウでもいいんだYO…
ヤレとは言わないからさ、いや、ヤったらそれはそれでおk
237名無しさん@ピンキー:04/09/09 00:19 ID:qAPENjx4
>>234 元69さん
萌えます〜!
お忙しそうですね。ケガはもう大丈夫なんですか?
続き楽しみに待ってますよ〜

原作、萌え展開来るとといいですね!
漏れはヤルどころか下手すりゃチューも無いヨカーンがしてます・・・
抱擁くらいはキボンヽ(`Д´)ノ

>>235 1さん。投下お待ちしております〜
238元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/10 00:26 ID:7S662FLr
ネタバレ解禁でつね。
さて、今週のヤンサンネタバレのお時間がやってまいりました。ゴチュウイ!


-------------こ の 先 ネ タ バ レ----------------

実香サン結局完治ということにはならなかったけど、今までのコトーの
流れに戻ったって感じかな。スーパーコトー( w どこかの店みたいだ)神業的な
話ではなかったけど、こういうの好き。また誰かあの島に迷い込んできてください( w
個人的には和田さんのお見合い話みたいな軽いノリのお話が見たい気もするけど、
ヤマーダ先生の公式のカキコ見る限りはそうもいかないのか…という感じも。

で。原さんの家で何やってたんですか先生。(某所でもツッコミ入れられてたけど)
まあ、タケヒロに勉強教えてたら親ヴァカ炸裂で自慢話に夜までつき合わされたのが
関の山だろうけど(´ー`)。оΟ

>>237さん
足も仕事も大丈夫ですよー。普通に通勤してまつ。
14日過ぎには仕事も落ち着くので少しずつ投下できそうなモヨン
1巻のサーフィン事故が頂点だったのか… orz
いつかはここでお祭りしたいでつね…

そして1たん、投下楽しみにしてまつよ!
2391 ◆b8B8JDsV3A :04/09/12 05:15:37 ID:G5T7zcZM
夜中にこっそり投下(・∀・)ノ□



2401 ◆b8B8JDsV3A :04/09/12 05:18:04 ID:G5T7zcZM
<8>
  「…彩佳さんっ…」
  彩佳に更なる快感を与えたくてコトーの動きは彩佳の体をどんどん進んで行く。

  コトーの愛撫によって彩佳の火照りだした体はもう元には戻らなくなり始めていた。
  でも、外だと言うことがどうしても気になり彩佳の理性がブレーキを踏む。

  もう、だめ…ここでやめないと本当に後はなし崩しになる…
  このまま私は先生を求めてしまう。
  しかもこんな外で…
     
  コトーの手がスカートを捲り上げようとした時、彩佳はやっとの思いで声にした。
  「あ、んっ…、先生、、これ以上だ、め、、、こ、ここじゃ、や…だ…」
  「もう止まらないよ、、、彩佳さん…」
  「でも、やだ…誰かに見られた…ら…」
  最後の語尾が消え入りそうな声で言う彩佳。
  「…彩佳さん、ここまで来てそれはできない相談だよ?
  それに彩佳さんだって今の昂ぶりを押さえるのは難しいでしょ?」
  もっともなことを言われ彩佳は言葉を失った。
  「…でも!」
  それでも彩佳は気になるらしくコトーはふっと短いため息をつき、
  「…僕は今、彩佳さんを抱きたい…それだけじゃ、ダメかな?それとも、
  彩佳さんの体に直接聞いてみようか?」
  そう言って彩佳の胸の突起を指でつねった。
  「!!!あん!やっ、、ん、、」
  なんとも言えない快感が彩佳を襲い、思わず声が出た。
  コトーはしてやったりの顔で”くすり”と笑った。
  「ほらね?体は正直だよ?彩佳さん?」
  「先生のいじわる…」
  彩佳の顔は紅く、瞳にうっすら涙を溜めてコトーを恨めしく睨んだ。
2411 ◆b8B8JDsV3A :04/09/12 05:22:45 ID:G5T7zcZM
<9>
  本当は判っていた、、、自分の体は既にコトーを欲しがってることを。
  少しでも肌に触れられると堪らない気持ちになることを…。

  彩佳は諦めたのか、反論はして来なかった。それを了承の合図とみて
  コトーは行為を続ける。
  舌で胸の突起を転がし、手は先程、中断させられたスカートをたくしあげた。
  「……ん…っ…」
  座ったままの彩佳のスカートは腹部までたくし上げられた。
  全部は脱がせられないが丁度いい感じにやらしくコトーを興奮させる。
  胸への愛撫を続けながら、閉ざされている彩佳の中心を愛撫しやすいように、
  ふとももと足の付け根を撫でながら足を開かせた。
  隣に座っていたコトーは彩佳の前に移動し、しゃがみこみ更に愛撫を続ける。
  開かされた足の間からは彩佳のパンティーが見え、そこは先程までのコトーの
  愛撫によって既に濡れて黒い茂みと中心が透けて見えた。
  「…彩佳さん、、、ここ、もうこんなに濡れて、透けて見えてるよ?」
  「あ、、、ゃっ。そんなこと言わないで…く、ださ…ぃ…」
  「何で?僕は嬉しいよ?彩佳さんがこんなに感じてくれて…」
  そう言って彩佳の大事なところをパンティ越しにさすった。
  「!やぁぁん、、ぁんっ…」
  彩佳は体をぴくりとさせ、甘い声を発する。
  「…彩佳さん、いい声だね…もっと聞かせて?」
  「あん、、せんせ…」
  しばらくパンティ越しに指での愛撫が続き、女の薫りに誘われるようにコトーは顔を近づけ
  舌での愛撫を開始した。パンティ越しにかすかに分かるぷっくり膨らんだクリトリスを舌でつつくと
  彩佳は体を大きく揺らした。
  「あ!!ああん!」
  コトーの舌での愛撫で彩佳の愛液が溢れ、パンティはもうぐしょぐしょだった。
2421 ◆b8B8JDsV3A :04/09/12 05:28:40 ID:G5T7zcZM
あう。今回はここまででつ(;´Д`)

ホントはね、もう少しレス数を増やそうと思ってがんばってたんでつが
力尽きますた(つД`)・゚・
 
次回の投下は近いうちに…3日以内くらいに…と思っておりまつ(;´Д`)
とか言いながらいつもダメダメな漏れでつががんばりマッスル。
243元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/12 05:56:36 ID:7vVN7Gq5
漏れカイてたら1たんの投下キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
感想は明日になりまつがなんかエロ萌えな匂いがぷんぷんだ!

そして漏れも投下。
エロないです。ゴメソ
244元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/12 06:04:01 ID:7vVN7Gq5
<vol.3>

出発前夜。彩佳は明日の準備のため、早めに自宅に戻っていった。
コトーは一人、診療室でカルテの整理を終えると、深呼吸をつく。
窓を開ければ夜空には満天の星。最初にこの島に来た時の星空と何も変わらない。
夜風は冷たく、コトーはぶるっと一震えすると、すぐに窓を閉めた。
そして、机の引出しに閉まっておいたあのポストカードをもう一度取り出す。
どこまでも澄みきった青空のポストカードは、何故かほんの少し懐かしい。
差出人だけを確認してメッセージを読むことをしなかったそのカードに、今度はしっかりと目を通す。

「結婚してアメリカに行くって風の噂で聞いたんだけどなあ…」
コトーは苦笑いする。頬杖をつきながらカードの写真と表面の文章を交互に眺める。
目が痛くなる程の青い空の写真は、楽しかった大学時代の日々を思い出す。

悪友も含めて、友人達との語らい。勉強・価値観・夢・恋愛…男女も年齢も関係なく語れる仲間が
確かに自分の傍にいた、あの懐かしい日々。大好きだった仲間達。
コトーは彼らのことを尊敬し、信頼し、良きライバルでもあった。楽しく、幸せな日々だった。
しかし、卒業と共に別離は付き物だ。留学する者、研修医となる者、研究のために大学院へと進む者と分かれた。
遠くに行った者もいる。かつての仲間の殆どは、もう卒業してからは音信不通になっている。
何人かとは暫く連絡も取り合ってたが…やがて、忙殺される日々によりそれも途絶えた。
それでも最後まで傍にいた人物がいた…それが、このポストカードの差出人。

ポストカードを暫く弄っていた彼は、そっと雑記を兼ねているノートに挟み込む。
それを、明日の荷物の中にしまい込むと、ふうっと溜め息をついた。

明日は早い。まだ22時過ぎ程度だったが、朝に交代としてやってくる音田医師と下山看護師との引継ぎ、
船や飛行機との兼ね合いもあり、かなり早起きをしなくてはならない。
荷物をまとめ終わると、彼は部屋には戻らず、診察台の上で寝た。そうしたい気分だった。
電気を消すと、窓から満天の星が見えた。東京にいた頃には、ビルの灯しか見えなかったなどと思い出したが
すぐに睡魔にその思考はかき消された。
245元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/12 06:10:37 ID:7vVN7Gq5
<vol.4>

翌日午前5時半。診療所の戸を叩く音が聞こえる。
「コトー先生ー!起きていますかー!寝てちゃダメですってば!」
朝一番は、彩佳の声で目が覚めた。目覚ましは6時にセットしてあり。出発と引継は8時。かなり早いお出ましだ。
まだ寝ぼけ眼のコトーは、よろよろと起きて診療所の玄関を開けて彩佳を出迎えた。

「早いよぉお…星野さん…まだ6時にもなってない…」
「何言ってるんですか!寝坊するよりマシですよ!それにホテルに着いたら仮眠も少し取れるスケジュールですから
東京ついたら少し休めますよ。そ・れ・に。いっつも先生船酔いしてますけど。空きっ腹に酔い止め飲んでるでしょ?
あれがマズいんですよ。だから、朝ご飯作ろうと思って。体力しっかりつければ船も飛行機も大丈夫ですよ。」
彩佳は元気だ。コトーと二人、東京に行けることが嬉しいのだろうか、テンションも高めだ。
「とりあえず朝食は大事ですよ。一応、軽めに作りますから、ちゃんと食べてくださいね。」

ちょっとお節介で、強引だけど。彼女が可愛い。コトーは、屈託のない彼女がやはり愛おしい。
次の瞬間、コトーは思わず彩佳の身体を抱きしめていた。心地よい温もりが、まだ寒さが残る早朝には心地よい。
「ちょ、ちょっと先生…」
彩佳は真っ赤になって驚いて目を見開いたが、次の瞬間、妙に身体に重みを感じる。これは、力が抜けた重さだ。
…耳をすますと、聞こえてくるのは寝息だった…顏を上げてみると…コトーは寝ている。

「もう…」
母親の胸で眠り込んでしまった子供を起こせない気分だ…しかし、このままでいるわけにもいかないなあ…と
思っていた時、実はタヌキ寝だったことに気付く。寝ぼけたふりをしたつもりだろうが、彼の左手が、そろりと
彩佳の左胸に触れていたからだ。いつの間にか、肩にもたれかかっていた筈の頭が、彩佳の豊満な胸に顏を
埋めようと、こっそり下へと移動していることに気付き、とりあえず彩佳はコトーの頭を一発叩いておいた。
「いたたたたた…わざとじゃないんだよぉおお」
「もう、知らない!」

慌ててコトーは彩佳の後を追った。途中、…一度振り返って、空を仰いでみた。今日も綺麗な秋晴れになりそうだ。
あの時、何も言わずにあの場所を離れた日。その時も…綺麗な秋晴れの日だった。
2461 ◆b8B8JDsV3A :04/09/12 10:06:18 ID:G5T7zcZM
69タンとは投下時期がいつも一緒にになりまつねヽ(´▽`)ノ

煩悩シナプスが繋がってるからでつか?(ワラ
2471 ◆b8B8JDsV3A :04/09/12 10:11:39 ID:G5T7zcZM
ああっと、69タンの感想〜〜〜!

エロ無しでもプチエロがあってイイ(・∀・)!!
コトーの狸寝入りしながらコトを及ぼすなんてコトーってなんて
エッチな奴だ(ワラ
でえもそんなコトーが(*´∀`*)ダイシュッキ
248名無しさん@ピンキー:04/09/12 21:49:08 ID:BqLLRthc
1さんキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
萌えSS待ってました〜!ヒャえちぃ、コトーのイヂワルー
1さんの独特の萌え萌え感が相変わらずたまりません!
続き萌えハアハアしつつお待ちしてます〜

元69さんキタ━━━━━(つД`)・゚・━━━━━!!
秋色ですねー・・・物悲しくて切ない。ど・ど・どうなるんだろう
2人でお出かけにウキウキなアヤカタン萌え〜コトー!爽やかな朝からなにしてるんだーw
あぁ続き気になりまくりです、ハラハラしつつ待ってます〜

ーーーーこちらからヤンサンネタバレですーーーーー


コトーの肩を小突くアヤカタンを見て、なんかもう夫婦みたい・・・と思ってしまいました
アヤカタンの気持ちはもう知ってるでしょう!
コトーセンセーホントにそろそろ何とかしてください・・・orz
249元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/13 00:30:24 ID:3b6vku/t
>>1たん
も、萌えー!クンニ萌え〜(;*´Д`*)
エロい、エロいっすよ。言葉攻めにも萌えでつー!
なんか、感度良さそうでつよね、1たんの書くアヤカタン…
さぞかし先生も萌え萌えなコトでしょう。
漏れも攻めてみたあqうぇrtgyふじ( ry

>>248たん
爽やかな朝からプチエロ、いかがですたでしょうか( w
この話、50話くらいになるかもしれません(ナゲーヨ)…9月中には完結させたいでつ。
けっこう、医療関係モノの下調べとかしながら書かなきゃならない所も
出てきて頭が痛いでつが…( w  
マジエロ出てくるのはもう少し先でつ。そこから先がイタイ(つД`)・゚・展開になってくると思うので
覚悟してくだちいー。今、エヴァトとアヤカタンをどこまで絡ませるか模索中。
250名無しさん@ピンキー:04/09/14 21:52:43 ID:ColOUkKG
白衣あげ
251元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/14 23:14:35 ID:EEgN24ey
ドラマ延期になっちゃったね。
残念だけどいいもの作ってほしいしゆっくり待とう。
放送は年末かな?
252名無しさん@ピンキー:04/09/15 00:53:17 ID:oQhGucnc
マタ〜リ待ちますか!お正月ドラマになってたりして…
>>249 元69さん
  _、_
( ,_ノ` )・・・覚悟・・・せねば・・・はぅぅ
253元69:04/09/16 11:32:06 ID:QSAqmzN+
外からなのでトリップ無しでつ。


ヤンサン今週休載デスタ…orz
2541 ◆b8B8JDsV3A :04/09/17 02:12:17 ID:2xIVTrRP
3日以内…って言ってたのにやっぱり
ダメダメな漏れ…

昨日(今日)はヤンサンでコトーは休載だったし
萌え度が低くてダメなのかしらん。・゚・(ノ▽`)・゚・。
原作…萌えきぼん…
25558 ◆lqu1Lr4o0k :04/09/17 23:59:23 ID:QlyMtMvn
御無沙汰してます。
妄想は止まらないのに文章にできない、
書く時間もないこのごろです。
いや、ちょっと続き書いたんですけどね。
あまりに中途半端なので、もうちょっと溜まってから、って思って…

ヤンサンは今週休載ですか。
ていうことは、追いつける!
でもまだ(こっちで出ている)最新号を読んでないよ…orz

よし、気合を入れるために、1巻から読み直すか!
256元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/18 22:07:22 ID:QTy6nd4f
本当、原作萌えないでつなー…三上君事件以来、それっぽいのがない。
プチ萌えはあるんだけど…

こうね、朝チュンでおkなんで。進展をー!(朝チュンは進展しすぎか)

究極のエロは…コトーがアヤカタンの手術をする…orz ソレハチョット
257元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/19 05:11:08 ID:hNhH4Pbb
ちょっと書けたので投下。ノ□
ホントに長くなりそう。たまにショートとか入れて頭リセットしないとな。
258元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/19 05:15:21 ID:hNhH4Pbb
<vol.5>
トースト、スクランブルエッグ、カリカリのベーコン。そしてオレンジジュースと牛乳と
サラダ。彩佳は朝からしっかりと立派な朝食を作ってくれた。
だが、どうも寝起きの悪いコトーは食が進まない様子である。

「う゛ー…眠い…」
生欠伸を何度も繰り返し、眠い目を擦りながらモソモソと、トーストをかじる。
「先生、酔い止めは直前に飲んでもダメなんですよ。これ食べたらちゃんと
お薬飲んで、あとはフェリーの中でゆっくりしてて下さいよ。東京までは長いですから。
…先生。実は食欲ないですか…?だったら無理しなくても、いいんですけど…」

「あ、いや、そんなことはないよ。美味しいよ、すごく。」
食がなかなか進まないのは本当に眠いだけなのか。自分は何か考えていなかったか。
彩佳の声でふと我にかえったコトーは、急いで食事をかっ込んだ。

「先生、そんなに急がなくても…でも食欲はあってよかった。7時には音田先生と
下山さんも到着するから、挨拶もしないと。ま、下山さんがしっかりしてるから大丈夫かな。」
「…そうだね。」
コトーは、明るく振る舞う彩佳の姿を見て、優しい目を向けた。
島に来た頃からずっと変わらない、優しい微笑みは、いつも彩佳を安心させる。

「先生とゆっくりお話出来るのって、久しぶりかな。いつも忙しいから…」
後片づけをしながら、彩佳はふと窓の外を見た。朝日はもう眩しいくらいに二人を照らしている。
診療所の外に見える青い海は、きらきらと光を反射させる。夏の微かな匂いを
残しつつ。彩佳は穏やかな海の方をじっと見つめていた。

「星野さん…ありがとね。」
コトーが後ろから、彩佳を抱きしめる。髪に顏を埋め、頬擦りをする。
「ん…先生、誰かに見られたら…もう少しで、二人が来るし…」
そういう彩佳の顏も嬉しそうに微笑んでいる。
時刻は午前6時40分。一日目が、始まる。
259名無しさん@ピンキー:04/09/20 04:38:20 ID:nMh50dsH
わぁい、久々に来たら続きがいっぱいキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!

>元69さん
日常のラブラブなカンジがたまらなく萌え〜(*´Д`)
こんなにいい雰囲気なのに、これから彩佳タソが可哀想な目にあうのかと思うと
・・・それもそれで萌えでつな。救いがあればいいなぁ、と。

>1さん
先生やっぱエロいでつなぁ(;´Д`)ハァハァ
言葉責めがたまらん〜〜よし、ガンガン攻めろ、コトー!!

あと。遅レスでスマソ
あっちから流れては来たんですけど、読み専なんでつよー漏れ
ほんとスマソ.゜.(つД`゜).゜.。
いや、でもネタはあるんです。ただ、文章に起こせない・・・orz
形にできたら投下したいとは思ってるんですが、道は険しいでつ。
260名無しさん@ピンキー:04/09/20 04:45:32 ID:nMh50dsH
うわ、ageちゃった?スマソ
259=221ですー。重ね重ねスマソ
261元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/20 18:51:24 ID:4MlC51Ds
少しかけますたので投下。(゚∀゚)ノ□
プチエロを少し入れたけどどうなることやら、っつうかいつ東京に着くんだ(次回で着く予定…)
262元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/20 18:57:33 ID:4MlC51Ds
<vol.6>

予定通りの時間に、音田と下山は診療所にやって来た。再会の挨拶も束の間、
コトーは二人に色々と留守中の指示等をして、自分のスケジュールやホテルの直通番号等の連絡先を伝えた。
すると、音田は小さな箱を二つ手渡した。その中には携帯電話が入っていた。

「一応、講演会っていうことで、外に出る機会も多いでしょうから…一応、緊急用と
いうことで僕が借りてきたんですよ。船の中や地下ですと電波が届かないかもしれませんが、
大体の所なら大丈夫です。星野さんと別行動される場合も2台あればお互いに
連絡を取り合えますよ。ええと、番号は…」

コトーと彩佳は音田に礼を言うと、診療所の中のことは下山が説明するというので、
再会も束の間、乗船時間が迫りつつあるのでコトーと彩佳は慌ただしく診療所を
後にした。
「じゃ、頑張って下さーい!何かあったらすぐ連絡下さいねー!」

手を振る音田と下山の後ろに、何故か十数名のギャラリー…内さんやシゲさんも何故か
一緒に手を振っている。
「星野っ!何も気にするこたぁない!二人で婚前旅行を心ゆくまで楽しんで来い!」
「おーい!ヤブよぉ!星野の腰が立たなくなるまでガンガン楽しんでこいよぉーーー!」

「あのジジィ!…内さんもなんてこと言うの!」
どうも勘違いされているようだが、うすうす二人の関係に気付いているギャラリーがはやしたてる。
冷やかしに本気になって怒っている彩佳を、コトーは苦笑いしながらその手を引いて行った。

この時貸してもらった携帯電話が、後に引金の一つになってしまうとは…この時は思いもつかなかった。
263元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/20 19:06:53 ID:4MlC51Ds
<vol.7>

予定通りの時間に船に乗り、荷物を置いてやっと二人は一息つけた。
この便に乗ったのは、珍しく自分たち二人だけであり、周りには誰もいない。
「珍しいですね…私たちだけなんて…観光シーズンも過ぎたからかなぁ…」

彩佳はコトーの横で不思議そうに周りを見渡している。それと、いつも船酔いする
コトーの体調も心配であった。自分がはしゃぎすぎたか、あまりにも早起きをさせて
無理強いをさせてしまったのではないかと気にかかっていた。

「先生、大丈夫ですか…?酔い止め、ちゃんと効いてますか…?」

返事はない。やはり、気分が悪いのだろうかと心配していた時、コトーはいきなり
彩佳を抱き寄せた。

「…大丈夫だよ。だって…星野さんが傍にいるからね…不思議だなあ。星野さんのこと
考えてると、船酔いなんて平気なんだよね。」

歯の浮くような台詞に、彩佳は戸惑っていた。コトーの体温が触れる場所から伝わり、
自分の心臓が早鐘を打ちつつあるのが気恥ずかしい。
身体を重ねる関係になっても、どうしてもこれだけは直らない。

「せ、先生…朝早く起こしちゃったし…まだ六時間あるから、ゆっくり寝てた方が…」
「六時間あるんだもの、勿体ないよ…」

いつの間にか、顎を引き寄せられ、唇を重ねられる。
わざと彩佳を誘うかのように、何度も何度も、キスを繰り返す。

「せ、先生…ここ、一応船の中ですよ…船員さんとか、誰か来たら…」
「来ないよ。僕だって何度もこの船乗ってるからわかってる。」

徐々に深く何度も繰り返される口付けに彩佳が陶酔してゆくまで、たいして時間はかからなかった。
264元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/20 19:29:17 ID:4MlC51Ds
<vol.8>

カーディガンを脱がされ、ブラウスの上から胸を揉まれる。身体のラインが目立ち、胸元が
大きく開いているこの服のせいで、余計コトーを挑発するような姿になってしまう。

「いっつも胸元が開いてる服着て来るんだよねぇ…誰かを誘ってるのかなぁ…?」
胸先の突起を弄りながら、コトーは意地悪く彩佳を責めたてる。
もう右手で、スカートの裾を捲り上げ、太股をゆっくりと擦る。

「そ、そんなんじゃ…ない…です…」
「でもね、君がそんなつもりじゃなくても、こうして僕が誘われてるじゃない…?」

朝、悪戯を中断された時の仕返しだろうか? 言葉で責められることは何度かあっても、
今日のコトーはさらに意地が悪い。しかも、二人だけとはいえ、船の中。余計に羞恥心が
掻き立てられ、彩佳は余計に感覚が敏感になっている。
「ココ、すっかり固くなってるね。ブラが薄いのかな…服の上からもよくわかるよ。」
その部分を軽く服越しに擦られるだけで、つい甘い声を漏らし、慌てて彩佳は口を塞ぐ。

「誰もいないよ。」
コトーが全てを把握しているかのように答えると、愛撫を続ける。
右手は、太股から少しずつ上へと移動し、彼女が最も感じる部分を求める。
そこに辿り着くと、既に布越しからでも、かなり濡れているのが分かった。

「ん?どうしたの?こんなに濡れちゃって…これだけで、変な気分になっちゃった?」
「んっ…やだ…バカっ……分かっていること、聞かないでください…」
紅潮した顏で必死に応える彩佳が可愛く思うコトーは、ついつい意地悪をしてしまう。
…が、さすがに。今日のスケジュールはタイトだ。ここで体力を使ってしまえば、後々の移動に
差し支えるのは二人ともわかっていた。さすがに、ここでブレーキをかけないと、と互いに自重した。

「…せんせ…っ、そんなことしてたら、後が持ちませんよ…」
「…残念…でもそうだね。じゃ、指でイカせてあげるから、脚の力を抜いて…」
そう言うと、コトーは彩佳のパンティーの横から指を滑り込ませた。
265元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/20 19:32:40 ID:4MlC51Ds
>>221さん
お、お久しでつ!最近ちょっと此処が閑散としてるかなーと思ったら
皆さんお忙しい時期なのかな。
考えているネタがあるなら、もし何らかの形にできれば是非投下を!
…さあ、恥ずかしがらずに…ありのままの221さんを…
もちろん、読み専は読み専で楽しいでつよね!
漏れも最初は読み専に徹しようと思ってたんでつ。


#じ、次回はさすがにエヴァトと会います…流れの遅いSSだよ今回…
2661 ◆b8B8JDsV3A :04/09/20 23:13:48 ID:Io8IhQao
69タンの続き、キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!

(*´д`*)ハァハァハァアハァ
やらしいでつ、エッチすぎまつ〜(*´∀`)
交わりなしの指だけってのが(;´Д`)ハァハァ
イイ(・∀・)!!イイ(・∀・)!!
続き、たのしみ〜〜vvv

>221タン
読み専でつか…そいつぁ、残念(つД`)・゜・
ネタ…あるのならゆっくりでいいのでщ(゚д゚щ)カモーン
いろんな方のSS読みたいでつ。
それか…アイデアだけ投下するってもいいのかも(*´∀`)
そのアイデアでみんなでSS考えるとか、リレーするとか??
いろんな方法はありまつよ〜(*´∀`*)  
267元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/21 21:49:46 ID:ZAoBx8M+
連日投下スマソ。ノ■
まだエヴァトと会えないらしい。
元69ウゼーとか言われそうだけど…許して。
また忙しくなりそうな匂いがするんだよう。(つД`)・゜・
268元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/21 21:55:16 ID:ZAoBx8M+
<vol.9>

…あの後、彩佳はコトーの指で何度も達した。
コトーは二人きりをいいことに、散々好き放題。彩佳が喘ぐ姿を見て実に満足げそうだった。
やっと呼吸も整った頃、彩佳はジュースを買いに自動販売機に向かった。

「コーラでも飲もうかなあ…もー…まだ残ってる…」
結局、あの後収まりがつかなくなってしまったコトーの欲求は、彩佳が自らの舌と口で
解消させたが、この行為にはどうしても慣れることは出来ない。
後に残る物の味にも、やはり慣れてはくれない。喉の奥のほうにまとわりつく妙な感覚が
ずっと抜けないでいる。

パンティーも一枚結局そのまま履いているのは気持ち悪いので、結局新しいものに替えた。
「もう、早速洗濯物が出来ちゃったじゃない!あのムッツリスケベ…」

文句を言いつつも、結局彼のことが好きだから夢中になってしまう自分を戒めつつ。
コトーの分もしっかりジュースを買って席に戻ったら、彼は椅子に横になり、今にも
落ちそうな姿勢で大爆睡中だった。

「あーあ。やっぱり無理してたんだ…仕方ないよね…早起きさせちゃったし、薬も
飲んでるしね…酔われるよりはマシだから、このまま寝ててもらおっと。」

彩佳は自分のバッグから、ブランケットを取り出してコトーに掛けてあげた。
やはり日々の疲れは溜まっていたのだろう。あっという間に熟睡しているようだ。

「おやすみ、コトー先生。」
そう言って、彩佳はコトーの頬に軽くキスを落とした。
悪態をついても、やはり彼のことは大好きなのだから。
269元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/21 21:59:19 ID:ZAoBx8M+
<vol.10>
……
真っ暗な空間にその時僕は居た。
遠くから、僕を呼ぶ懐かしい声が聞こえる。
「おにいちゃん、健助おにいちゃん!」
…妹?亡くなった筈なのに?
気がつけば、僕は子供の頃の姿に戻って、今はいない筈の妹と一緒に遊んでいた。

「お兄ちゃんは、おじいちゃんやお父さんみたいにお医者になるの?」
「うん。お前は保母さんになるんだろ?」
「…うん、なりたい。でも…あたし、体が弱いから、きっと出来ないなあ…」
「ばか、何言ってるんだよ。僕はお医者さんになるんだよ。お父さんやおじいちゃんと
力を合わせて、一緒にお前を元気にするんだからな!だから僕が大人になるまで待ってるんだぞ。」
「ほんと?」
「うん、お兄ちゃんは嘘はつかないよ。神様に誓って。」

…ああ、そんな約束をしたな…そう言ってアイツと指切りをしたんだっけ…
でも、約束を守ることは出来なかったね。大人になって兄さんは嘘つきになってしまった。

「嘘つき、嘘つき、嘘つき!あたし結局死んじゃうんでしょ! 何が『頑張れ』よ!
だったら死んでみて!どれだけあたしが一人で怖かったのかわかってもいなかったくせに!」
…そうだね。お前から僕への最期の言葉は『死んでみてよ』だったね。
わかってたんだ。お前の何一つをも、理解なんか出来ていなかったことを。

…「妹が死んだ…」
その時に立ち合っても実感できなかったのに…あの時は、堰を切ったように涙が溢れた。

…「五島君、あなたは何も悪くない…わかってる…あの子だってきっと分かってる…
最高のお兄さんだったって分かってる…あなたが全てを尽したことだって…
泣きたかったら、泣いて…私は傍にいるから…」
雨の日の夜。思い出す、優しい声。僕の背中にまわった手の温もり…
そして、そんな君さえ裏切って逃げてしまったことをどうか許して欲しい…
270元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/21 22:07:56 ID:ZAoBx8M+
<vol.11>
……
「…せん…せ!…コトー先生!」
コトーは、彩佳の声で目が覚めた。気がつけばもう港が見えている。
何時間程寝ていたのだろうか。…あんな夢を見るなんて、よっぽど疲れていたのか…
まだ完全に眠りから覚めないコトーを見て、彩佳は思いっきり冷えたジュースを
コトーの頬にあてた。

「うわああ!冷たーーっ!」
「目が覚めましたか?コトー先生?」
そう言って微笑む彩佳が目の前にいた。何故だろう…半分は罪悪感が残る。

「ごめんね…寝起きが悪くて…ちょっと嫌な夢を見たんだ…」
どうも後味の悪い夢だった。コトーの中に嫌な気分が残る。
すると、彩佳はコトーの頭を抱え、まるで子供をなだめるかのように胸によせた。

「大丈夫ですよ。」
その声と、心地よい温もりが伝わってきて、泣きたい程の幸福感にかられる。

ーーその後はバスへの乗り継ぎ、東京への飛行機への搭乗とバタバタと慌ただしく
時間が過ぎ、コトーも車酔い・飛行機酔いする暇もなく移動することだけで力を使った。
彩佳も、コトーの体調が悪くならないことに一安心していた。

羽田に到着した頃にはすっかり日も傾いていた。これからホテルに移動し、チェックイン
すれば少し余裕も出来る。
今夜は熊谷幹事長との食事の約束は遅めにしてあるから、少し休む時間も取れる。
明日は講演を無事終え、もう一度関係者との会食に出席して明後日には島に戻る。
3日間何事もなく、全てを終えればいいだけ。ただそれだけだった。

なのに、どうしてあんなにことになってしまったのだろうか…些細な誤解が縺れ絡まって行くなんて…
それが引金になって、あんな事が起きてしまうなんて、誰も思っていなかった…
その時には、誰にも予測なんて出来なかった…
271元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/21 22:12:24 ID:ZAoBx8M+
つうわけで、もう一回くらい投下したら暫くインターバルおきまつ。
新規さんや読み専さんの作品やプロット漏れ的にはщ(゚д゚щ)カモーン なんだけど、
書き手さんがある程度固定でいると落としにくい、って雰囲気があるのかな、なんて思ってしまった。
ドラマ創作掲示板見て、ああ漏れはちょっと参加出来ないかなここは読み専だなとか思ったのと一緒で。

漏れの考えすぎだったらゴメソ。
272名無しさん@ピンキー:04/09/21 22:58:13 ID:jkmarCwN
元69さんキタ━━━━━(つД`)・゚・━━━━━!!
わ〜やっぱりこの2人のイチャイチャはたまりません
携帯・・・気になる!音田よ何をしてくれたんだい?
妹の事とか昔のヲンナの事とかイイ感じに絡めてあって読み応えがメチャメチャあります
そしてエヴァト…続きが楽しみですよ!ウザイなんてとんでも無いです
インターバル・・・寂しいですが御自分のペースで投下されて下さいね
お忙しそうですがお体を大切に。いつもいつも続き楽しみにしてますよ〜

明日はヤンサンの発売日ですね
密にコト彩萌え話を期待してるんですけどね・・・
朝チュン・・・イイですね!アヤカ手術・・・イイですね〜!! 萌えたいです

私は読み専で楽しませて頂いております。
職人の皆さまGJコトーSSいつもありがとうございます
2731 ◆b8B8JDsV3A :04/09/23 00:37:03 ID:9m1MWokl
今日ってヤンサン、発売日?
ネタバレ解禁??
うち、田舎だからもう発売してて、読んできました(*´∀`*)
でも正式な発売日じゃないかもしれないので
今のところ控えておきます。
274元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/23 00:39:35 ID:mf8EfWF1
>>1たん
今日は早売り(明日が休日だから)でつよー。
普通に駅でも売ってマスタ。

解禁、もすこし控えておきまつか?
2751 ◆b8B8JDsV3A :04/09/24 00:02:32 ID:lVoi/Q8N
もう解禁にしますか。

************* ネ タ バ レ 注 意 ****************************
新章、何か面白くなりそうな展開ですな。
これから先、お隣の島もコトーが診ることになるのかな〜?
これからが楽しみですね〜(*´∀`*)
276元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/24 00:27:19 ID:GYbnRfJl
>>1たん
ほいほい、ヤンサンネタバレ解禁つうことで。


------------------ネタバレ注意!けっこうモロ出し( w ------------------


新章、けっこう色々なストーリーが絡まって面白そうですね。
たまちゃんのアメリカ行き問題、北のお方たちとの対立、シゲサン引退か?等。
個人的にたまちゃんがアメリカに行ける一つだけの方法、何なんだワダタン!気になる!

ちなみに、お隣の島は
・現在の先生がなんだかんだと言って続ける。
・後任の先生がやって来る。女医。(←ポインツ、ユキタンの可能性も有り?)
あ、彩佳たんを狙ってくる若い男の先生でも萌え(妄想ヤメイ)
かなー、なんて思ってます。

シゲサンは引退しないと思います( w でも、あの平和そうな島にそういう生臭い
問題があったんだねと思ってしまった。

和田さんは不二彦くんをなんだかんだと言ってコトーの所に預けに来るんじゃないかと漏れは睨んでる。
そしたらアヤカタンと二人で疑似夫婦状態になって萌え。

「可愛いねー不二彦ちゃんー」
「ずるーい、先生!あたしにも抱っこさせてくださいー!」

…orz 妄想しすぎだよ…
277元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/24 00:38:08 ID:GYbnRfJl
続レススマソ

>>272たん
いつも泣いてくれてありがとうでつ!
このキタ━━━━━(つД`)・゚・━━━━━が実はすんごい嬉しいのですよ。

いや、ちょっと不安になったんでつよ。ここって他のエロパロスレの雰囲気とかなり違うし、
わりと他スレなんか見てると殺伐としてるし大量投下してる人が叩かれてたりするから、
あんまり長編をドカドカ投下していいものかな、って思ってしまった次第なんです。

インターバルといっても、仕事で忙しいというだけなんで凹んでるわけではないでつよ。
一日から半ばまではどうしても忙しいので…
一旦頭リセットしてまた超ショートでも落とそうかなーなんて思ってます。

続きは書ける時間さえあれば書いてしまうんで、書くのやめようとかは思ってないでつから
何も変わらないかもしれません、普通に投下してたりして( w
昔のヲンナとかエヴァトのあたりなんかは書けるうち書かないと文章にならなそうなんで、
原作の新章が始まってテンション高いうちにやりたいなと思ってまつ。

…というわけで、来週あたりまで投下出来る所まで落とそうかななんて思ってる次第でつ。


2781 ◆b8B8JDsV3A :04/09/24 01:05:37 ID:lVoi/Q8N
69タンはどんなスレを読んでるのでつか?
漏れが住んでるスレはこのスレ同様、マッターリ進行で職人さん万歳!&
神扱いしてるスレが多いので殺伐としてるは見たことない( '・ω・)
長編、歓迎!69タンは神ですよ〜(*´∀`)
漏れは69タンのように内容が濃いお話は無理そうなので薄っぺらい
お話を考えまつ(w
279元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/24 02:08:19 ID:GYbnRfJl
>>1たん
具体的な場所は敢えてひかえておきますが、やはり少年・青年漫画系でしょうかね。
どちらかといえば男性ファン比率が高い所。
名作と言われてたり、設定が緻密であればある程その傾向が強いみたいで。
たまたま覗いていたスレがそういう傾向だったのかもしれないでつね。

もう、ホント皆さまありがたいでつよ…
ここ居心地いいし。
280名無しさん@ピンキー:04/09/24 23:33:17 ID:dEu1K569
ーーーーヤンサンネタバレですーーーーー

オールスターな感じですね〜いよいよ第一部完キター?・・・でしょうか
コト彩の進展萌えがあるといいな(*´∀`*)
和田さんトコもどうなるか気になりますね〜猫ごと渡米w?

>>277 元69さん
こちらこそいつもいつもありがとうございます
元69さん大好きだーー゚・(ノД`)・゚・。・!!
超ショートも楽しみですし続きも待ってますよぅ〜

>>278 1さんのSS薄っぺらくなんか無いですよ
萌え萌えで大好きです(*´∀`*)
2811 ◆b8B8JDsV3A :04/09/26 02:28:12 ID:+Cimnxgs
>280タン
ありがとうございます〜、そう言ってもらえると
涙がでる程、嬉しいです〜(つД`)・゜・

69タンの今回のSSはそのままドラマのできそうな大作になりそうで 
これからがすごく楽しみでつ(*´∀`*)

漏れもやるだけのお話じゃなくて、今回の69タンみたく
ドラマ風?みたいなちゃんとしたストーリーもの考えてみようかな…?
勿論、エロ有りで(ワラ
2821 ◆b8B8JDsV3A :04/09/26 02:29:30 ID:+Cimnxgs
さぁ〜て、、、続き投下しますか。
ではGO〜(*´∀`)
2831 ◆b8B8JDsV3A :04/09/26 02:32:12 ID:+Cimnxgs
<10>
  ぐしょぐしょに濡れたパンティをずらし、直に舌での愛撫を与える。
  「あ!あ、ぁん…ん…」
  次から次に溢れてくる愛液を舐め取りながらコトーは膨らんだクリトリスを舌で転がした。
  直に舌で攻められびくりと体を揺らし、喘ぐ彩佳。
  「やぁああん!」
  「彩佳さん、少し声が大きいよ…?そんなに気持ち良い?」
  「ぁん…ん、はぁはぁ…だ、だって、、、」
  紅潮した顔でコトーを見つめる。
  「…良い顔だね、ホント彩佳さんには参るよ…」
  「…せんせ…い…」
  彩佳は手を伸ばし、コトーの首に手を回そうとした。
  コトーは腰を浮かせて彩佳の手を迎える。首に手を回した彩佳はコトーに、
  「…先生が、、、すき…好きだから…」
  瞳を潤ましながら彩佳は告白する彩佳。
  「…うん」
  コトーはやんわり微笑み、彩佳の背中を抱きしめ、ぽんぽんとなだめた。
  「僕もだよ、彩佳さん…」
  愛を確かめ合った2人は唇が重なった。深くて長いキス…。
  コトーは長いキスの間、手を彩佳の中心に持って行き、愛液に濡れ光るクリトリスを指で弄ぶ。
  「んっ!!」
  キスに夢中だった彩佳は突然の刺激に目を見開き、重なり合っていた唇が離れそうになる。
  コトーは彩佳の唇を離させず、愛撫を続ける。
  コトーの唇によって塞がれた彩佳の唇からはくぐもった甘い声が漏れ聞こえた。
2841 ◆b8B8JDsV3A :04/09/26 02:37:51 ID:+Cimnxgs
<11>
  しばらくキスで彩佳の唇を塞いでいたコトーはキスを終わらせつぶやく。
  「…ねぇ、彩佳さん…」
  「はぁはぁ…」
  肩で息をする彩佳はうっすら瞳を開きコトーを見る。
  「…彩佳さんのここはもうとろとろだよ?もう僕が欲しい?」
  コトーの愛撫により体はもう限界に近づきつつあった彩佳は”こくり”と頷く。
  しかしコトーは焦らすように、
  「まだだよ…彩佳さん。これで我慢して?」
  そう言ってコトーは2本の指を彩佳の中に入れていく。
  「あ、、ぅんんんっ……!」
  指が入ってきただけでも彩佳の内壁は”きゅっ”と締まり、コトーの指を締め付けて
  痛いぐらいだった。
  「彩佳さん、そんなに指を締め付けたら痛いよ…」
  その言葉に反応はするが恥ずかしさのあまり目を伏せてしまう彩佳。
  コトーは締め付けられる指をゆっくり出し入れする。
  「あん、ん、ん、、、、」
  くちゅりくちゅりと淫猥な音がするたびに彩佳は喘ぎ声を発する。
  彩佳の体の前にいるコトーは美味しそうに指をくわえる秘所が丸見えだった。
  先程から幾度となくコトーの言葉の攻めがまた彩佳に浴びせられる。
  「ねぇ、彩佳さん、どう?気持ちいい?」
  こくりこくりと頷く彩佳を目を細めて微笑むコトー。
  「ちゃんと言葉で聞きたい…、ねぇ、言葉で言って?」
  「…はぁはぁ…せ、先生の、ぃ、じわる…そ、そん、な、事、言え…ません…」
  真っ赤になりながら言う彩佳が可愛くてコトーは執拗に聞く。
  「何で?さっきは言ってたじゃない?聞きたいな、聞かせて?彩佳さん…?」
  そう言ってコトーは更に指を激しく動かした。
2851 ◆b8B8JDsV3A :04/09/26 02:54:29 ID:+Cimnxgs
<12>
  「!ああんっ!!やっ…だ、ダメ!そんな激しく…んんっ!」
  「ほら、、早く聞かせてよ、彩佳さん?」
  引き続き激しく動く指に感じながら彩佳は瞳に涙を溜めて言う。
  「き、気持ち…ぃぃ…ぁんん…、せ、せんせい、、気持ちいい…。あ、あん…」
  ようやく聞けた言葉にコトーは満足気に微笑んだ。

  十分過ぎる指での愛撫に彩佳は感じて体に力が入らずコトーの肩に手を回し、体重を預けた。
  止めど無く愛液が溢れる彩佳の秘所からコトーは指を抜くと、秘所はひくひくうごめき、
  コトーを欲しがる。
  「んんっ…はぁはぁ…、せんせ、、もう、、、だめ、、、お願…ぃ…き、て…」
  指に付いた彩佳の愛液を”ぺろり”と舐め取り、
  「…もう限界?」
  紅潮した顔で何度も頷く彩佳。
  「分かったよ、、彩佳さん…」
  そう言ってコトーは首に回されていた彩佳の手をはずし、少し離れてベルトを緩めズボンと下着を下ろした。
  準備が整い、コトーは彩佳の足を”ぐいっ”と開かせた。
  「!ぁっ、、、」
  その時、彩佳の体に力が入ったがコトーは彩佳の足を撫で、リラックスさせる。 
  少々、体勢はつらいが彩佳を座らせたまま、コトーは腰を進めた。
  「!あぁ…んんんっ…!」
  コトー自身が彩佳の中に入って行く。彩佳の体が後ろに倒れそうになるが、
  コトーの手がそれを支える。
  コトー自身が彩佳の中にすべて納まり、コトーは、彩佳にやさしくささやく。
  「彩佳さん、好きだよ…?」
  「ん、、せんせい…私も…」
  今日、何度目かの互いへの愛の確認をし、コトーは腰を動かし始めた。
2861 ◆b8B8JDsV3A :04/09/26 03:02:39 ID:+Cimnxgs
―――今回の投下終了―――

文がおかしいとこあったらすみませぬ。
コピペ後、1回、推敲するのですが、追加で文入れたりしてるので
おかしいとこあるかも(;´Д`)
このカキコ終わったらも1回読み直して校正しますが…

…今回、何かエロくないですか?自分で書いてて恥ずかしかった(///▽///)
もう何かやだ…(;´Д⊂)
287元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/26 03:48:10 ID:H6RTS0Pw
おおっ、>>1たんの続きが!エロい!前作のヨッパコトーも萌えだけど、シラフなのもイイ!
つうか、漏れ1たんのコトーSS読まなければきっと書くこともなかったと思うんだよー。
エロいよ萌えるよー!なんかM字開脚とか言葉攻めとかエロくてエロくて萌えです。
アヤカタンかわいいよアヤカタン コトーもやらしくてGJ!

1たんのSSは薄っぺらくなんてないぞー!萌え細胞を活性化させてくれまつ!

>>280たん
いつも泣いてくれる名無しの貴方が漏れも大好きだー(愛の告白か)
エヴァト編が終わったら多分暫くネタに悩みそうなので、何かご希望があったら
リクエストでもしてやってくだちい…
288元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/26 03:52:30 ID:H6RTS0Pw
>>287
自己レスあんど1たん
M字開脚は前作っつうのを付け加え忘れました。
今回コトーがちゃんと見てるっつうのが萌えですなー。(・∀・)イイ!

書いてると照れるというか、漏れもはずかすぃ時があります。
こっぱずかしくなるようなのでも書いてみようかなー。
2891 ◆b8B8JDsV3A :04/09/27 01:02:43 ID:2SoUDOr4
>>元69タン
こっぱずかしくなる甘々なSSきぼん(*´∀`*)
是非是非щ(゚д゚щ)カモーン でつ。
290名無しさん@ピンキー:04/09/27 01:25:24 ID:cAQJF0II
1さんキタ━━━━━(*´Д`)━━━━━!!
うわ〜エロ萌え度高ぁ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━!!
言葉や指で責められながら陶酔するアヤカタン・・・たまりません!もうコトーのえちぃ
コトーの首に手を回して体を預けるアヤカタン・・・華奢な感じがまた萌え〜です!
あぁ、続きすごく楽しみですよ〜

>>287 元69さん
エヴァト偏の続き楽しみに待ってますよ〜(・∀・)
希望、リクエスト・・・わ〜うれしいな
気の利いたリクエストが出来ればいいのですが・・・orz

密に58さんのSSの続きもすごく楽しみにしています
マターリお待ちしております!
291当方女ですが…:04/09/27 02:29:34 ID:hUvgxB0Z
原作もイイけど、ここもイイ!ですね!!
あー 続きが気になるぅ!
292290:04/09/27 02:37:00 ID:cAQJF0II
>289 1さんのレス読まないまま投下してしまいました
私も1さん同様
こっぱずかしくなる甘々なイチャイチャ、ラブラブSSキボンです〜
293元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/27 23:34:04 ID:m3uMW6pk
>>1たん&290たん
ほいさ。では次回作は嫌になる程甘いやつ書きますよー。最初、甘甘コトーエロパロ「24」でもやってみようかと
(もちろん24時間の出来事が全てエロ)考えたのですが、24本書くことになるし( w
漏れが燃え尽きてしまいそうなのでやめますた。エヴァト編進めつつネタ考えておきまつ。

>>291さん
はじめましてのお方ですかね?
ここは(漏れの推測ですが)多分女性の比率が他スレより絶対に高いと思われます。(w
原作ドラマ全て(・∀・) イイ!ですよねコトーは。
これからもどうぞご贔屓に。

そして。>>58たん
漏れも続きすんごく楽しみにしてます。
あの綺麗な描写がどうエッチくなっていくか楽しみ。
マターリ待ってまつ!

294名無しさん@ピンキー:04/09/28 23:15:21 ID:rttAzqYY
ここ、大好きなのでアゲときます…
295名無しさん@ピンキー:04/09/29 23:24:22 ID:D5zH5UVL
まあ落ちない程度に保守
2961 ◆b8B8JDsV3A :04/09/30 00:00:35 ID:/DBeMTSU
58タンの降臨お待ち申し上げております。

読み専の方もネタとかあったらщ(゚д゚щ)カモーン でつ。

297元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/30 00:05:34 ID:tPhFhA/y
さて、明日の夜はネタヴァレの日。漏れ的にも読み専さんのネタとかプロットとか妄想とか萌えが
あればщ(゚д゚щ)カモーン って感じ。

ひそかに読みたいカップリングとかね。

漏れ、一話だけ書き進めマスタけど、エロがないので暫く保留。9月中に完結は無理ぽ orz...
これもぬるぽな仕事の進捗会議のせいだガッ
2981 ◆b8B8JDsV3A :04/09/30 00:53:41 ID:/DBeMTSU
密かに読みたいカップリング…

漏れは【ハント×アヤカタン】と【コトー×ユキタン】 だったりする…

ミナタマは??
299当方、女ですが…:04/09/30 01:01:09 ID:ough0Yqk
ハント×アヤカ、私も読みたい!
でもどうしてもコトー×アヤカしか浮かばないのよね。
300当方、女ですが…:04/09/30 01:56:14 ID:ough0Yqk
300頂き!

台風、凄いです…でもこういう夜ってムラムラし たりしてw
仕方ないので寝ます。
どなたか物凄いエロなSS おながいしますー。
301名無しさん@ピンキー:04/09/30 20:41:22 ID:9Dm4feui
ハント×アヤカちとピクッと来ました。いいかも
物凄いエロSSいいですね!

続きのSSマターリお待ちしてます
sage進行でのんびり行きましょう
302元69 ◆.8x/pTuhMg :04/09/30 21:38:22 ID:tPhFhA/y
漏れは雷が鳴るとムラムラしまつ( w
つうか、ハント×アヤカタン多いなー、実は漏れも読んでみたいし書いてみたいし。
物凄いエロSSも読みたいー!漏れも書きたいんだでも時間がない

つうことで、またネタヴァレ解禁の頃に。ノシ
3031 ◆b8B8JDsV3A :04/10/01 00:17:11 ID:+BIGyuZ3
ハント×アヤカタン…誰か書いてください。
漏れはネタが浮かばないから無理だ(;´Д⊂)

――――――  ネ タ バ レ 注 意 ――――――――――

和田さんの秘策?が、たまちゃんの親と同居とは。。。
なるほど。

しかし今週、しげさんは誰を連れてきたんだろ??
また新たな謎が…( '・ω・)
来週が楽しみでつね
304名無しさん@ピンキー:04/10/02 01:21:10 ID:NRDmatIQ
ハント×コトー×アヤカ…
どうかしら?
305元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/02 02:58:45 ID:/JCBo7Vf
ちょっと話題な( w  ハント×アヤカタン…ヤルなら3Pか!!
いいかもしれない!…が。漏れの中ではハントは「場数は踏んでるがテクはイマイチで先にイってしまう」と
勝手にヘタレ設定が出来ております( w
コトーは「経験人数は少ないがテクは抜群」とか勝手に設定決めてるし。

研修医期間が終わり、晴れて一人前の医師となったハントが島に再びやってきて…っつう設定くらいしか
出来ないんですが…か、書きたいかも…
でもアヤカタンはコトーが好きなのが前程じゃないとイヤンなので、そうなると強姦ネタになってしまう…

-----------------------------------そしてネタバレへ-------------------------------

和田さん、そうきましたか。たまちゃんパパが大学教授やめてたとは知らなかった。
たしかに子供の面倒はみれるし島の皆が協力するだろうし( w
そして、シゲさんは誰を連れてきたんだろう?北古志木の漁師?(北はやり方が汚くて
辟易してきた、とか。)
あと、原さん。カコイイ。男だ。それとタケヒロ。気がつかないうちになんかかっこよくなってるなあ!

個人的に一番気になったのは、アヤカタンがたまちゃんのアメリカ行きで「研究が成功してほしい」的な
ことを言ってる時に、コトーが「……」ってなっていた所がすっごい気になった。
何か物思いにふけってる感じで、本スレでも噂になってた「アメリカ留学」説の伏線とかかなとか
深読みしてしまったよ…また考え過ぎだよ漏れ。
306元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/02 05:21:32 ID:/JCBo7Vf
さて、ぬるぽ仕事は暫く続きそうなのですが投下できそうなくらい溜まったかな?
(そうでもないか…)もう少しおつき合いくださいませ。
今回もプチエロ程度ですが…次回ばっちりエロが出て来る予定です。
307元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/02 05:27:20 ID:/JCBo7Vf
<12>
新宿に到着した頃には既に周りが暗くなっており、仕事帰りのサラリーマンの姿が目立った。
今回の会場であり、同時に宿泊先となる景王ホテルに到着し、二人は早速チェックインをした。
渡されたカードキーは二枚。それを見たコトーは不服そうな顏をしていた。
酷くがっかりしているコトーの様子を見て彩佳は思いっきり呆れていた。

すると、背後から聞き覚えのある声がした。どうやら、その人物はロビーで新聞を広げていたようだ。
ばさりと新聞を置く音と共に、二人に歩み寄ってきたのは…江波都 怜。あの一件から少し
穏やかになったような印象も受けるが、やはりどこか近寄りがたい雰囲気が漂っていた。
「久しぶりだな。」
江波都がコトーに向かって手を差し出した。そして、彼に傷つけられ…そして手術を施された右手で
コトーはそれに応えるかのように握手を交した。
「お久しぶりです。江波都先生。…お元気でしたか?」
「…ああ。」

相変わらず無愛想な奴…と彩佳はその時思った。コトーが苦手だと言い張るのも分からなくはない。
その時である。この仏頂面な男が、彩佳に対しても握手を求めて来たのだ。
「お前が付き添いか。まあ、その節は世話になったな。」

いきなりのお前呼ばわり。彩佳はかなりカチンときた。とりあえず社交辞令として握手を交す。
その手は驚く程冷たく、ざらりとした手だった。それがなんとなく不快に感じた。
ムっとした表情のまま、彩佳はなるべくこの男と視線を合わせないように努力していた。
「君の講演は明日だな。どのような内容か期待しているよ、コトー先生。」
にやりと笑いつつ、『コトー先生』とわざと呼んでいるあたりが、彼の憎たらしさを増長している。

「はい。江波都先生もお疲れなんじゃないですか?ゆっくり身体休めたらどうですか。さそかし
お疲れのご様子ですよ!」
彩佳はそういうと、コトーのジャケットを引っ張り、部屋に行こう、と急かした。
「そうだな…私はここの向いのホテルに泊まっている。此処はもう予約が埋まっていたのでね。」
向いのホテルはHY-ATTホテル…此処よりさらに豪華な印象。さらにムカムカとしてきた。
背を向けたまま去っていく江波都に腹をたてている彩佳をなだめながら、エレベーターのボタンをコトーは押した。
308元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/02 05:39:40 ID:/JCBo7Vf
<13>
カードキーは二枚。つまりはシングルの部屋が二部屋。別々に泊まることになる。
「あーあ。僕は恋人と来るから一部屋でいい、って言ったのに…」
それを聞いた彩佳が熊谷幹事長の関係者にそんなことを言ったのかと驚いて、真っ赤になってしまった。

「ん?違うのかな?」
荷物をドサリとほうり投げ、コトーはジャケットを脱ぐと、彩佳をベッドの上にいきなり押し倒した。
急に体重を預けられた彩佳は驚いていたが、やがてコトーからの柔らかなキスを唇に落とされ、すぐに
抵抗する気力はなくなった。吐息混じりの声で、コトーが耳元で囁く。
「一緒の部屋だったらずっと裸で抱き合えたのに…」
そう言って、彩佳のワンピースの上から豊満な胸を揉みはじめる。生地の薄さがやたらに心地よい。
彩佳が可愛くて、つい悪戯をしてしまうコトーの悪い癖は、こんな所でも出てしまう。
「どうしよっかな…食事は体調悪いから明日の会食と兼ねるってことにして、今日は星野さんに触っていたいなあ。」

太股から伝ってやってくるコトーの指は、再び彼女の敏感な部分を求め、その周りを焦らすかのように指先で
やわらかく、すっと撫でる。船の中でしたように、一番感じる部分は直に弄らない…
「やっ…あっ…ダメですよ…そんなの…だって、朝にも…」
「そう?ダメなんだ…でも、ここはそう言ってないみたいだね。」
ちゅく、ちゅくと音をたてながらパンティーの上からもわかる程尖っている部分をやっと愛撫しはじめる。
「だ、だめです…コトーせんせ…身体、休めないと…」

熊谷幹事長との食事は20時から。仮眠は2時間程出来る筈だ。いくら忙しくて酔う暇もなかったとはいえ、
コトーは覿面に疲れているのは見るだけでもわかった。
「…うーん…それもそっか…でも…ココ…イキたい…って感じになってるよ?こんなに固くなってるし…」
「…もう…恥ずかしいこと言わないでください!罰として今日はここでお終い!」
「えー…でも仕方ないか。じゃ、2時間くらい仮眠するね…ねぇ…僕が寝つくまで此処にいてほしいな…
でも!ちゃんと帰ったら続きもするし、イかせてあげるから心配しないでね。」
余計な一言で、コトーの顔面には枕が一つとんで来て見事に激突し、撃沈した。
309元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/02 05:56:42 ID:/JCBo7Vf
<14>
・・・・・・・・・・
ほんの少し離れた場所で、少しずつ歯車が狂いはじめていた。

「…そうか。やはり君もそう思うか。」
順天堂大学の一室で、熊谷幹事長は一人の女性と話をしていた。清楚かつ聡明な雰囲気のその女性は深く頷く。
「ええ、私も正直言って驚いたんです。彼があの後離島医療に従事していたなんて。
…手紙も全部宛先人不明で戻って来ていたもので…やっと最近消息が掴めたばかりです。」

話の途中、ドアを開けて一人の小さな女の子が駆け込んできた。可愛い盛りの女の子だ。
「おじいちゃーん!はやくごはんたべにいこう!…あっ、せんせぇ!」
「こら、まみ。先生には『こんにちは』だろう?」
「いいんですよ。まみちゃん、大きくなったねー。いい子にしてた?」
「うん!」
女性に懐いている様子の少女は熊谷幹事長の孫娘だ。その可愛いしぐさに、熊谷幹事長は感慨深そうに彼は語る。
「まみがこうやってすこやかに育っているのも、先生のおかげです…いやはや、この子が
生まれる時は大変だった…あの時、貴女の機転があったからこそ、この子は元気に育っているんです…」

「…縁とは不思議なものだ。同じ病院の医師によって私は命を救われた。彼にはいくら感謝しても足りない程だ…。
私が政界に復帰した後に気付いたのだが、彼の才能はあのまま燻っていてよいものかとずっと疑問に思っていた…
だが、離島従事が彼の意志ならば、それは止めることは出来ない…しかし、あの手腕はあまりにも…」
それに続けて、彼の孫娘も元気に答える。
「おじいちゃんは、せのたかーいせんせいに、たすけられたんだよね!」

その女性は、その言葉に何かを確信したかのように、はっきりと答える。
「…やはり、彼は一つの小さな島に従事している立場の医師ではありません…彼の手腕と才能は…
いつかは世界に出るべきなんです。そしてまた、彼は優秀な後継者を生み出す立場にあるべき人です…
優秀な医師を生み出す礎となるべき存在です…彼の技術が、並外れていることを私は良く知っていますから…」
その言葉を聞くと熊谷幹事長は深く頷き、懇願するかのように頭を下げた。
「頼みますよ…原沢先生…反対している連中もいるようだが、彼をこの病院に是非戻してもらいたい…」
310元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/02 05:57:33 ID:/JCBo7Vf
ね、寝r
おやすみなちい>all
3111 ◆b8B8JDsV3A :04/10/02 08:07:34 ID:zmW3bPai
キタキタ━━━━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━━━━!!!!

サキタン、キタ*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*!!!!!
エヴァトもキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
これからどう2人が絡んでいくのか楽しみ〜〜ヽ(´▽`)ノ


そして、69タン、、、レ…レベル、高いでつ!
すごい!!プロの小説読んでるみたいでつ!
69タン、ホントはプロやろ?(ワラ

続き、楽しみに待ってるよ!
312名無しさん@ピンキー:04/10/02 16:21:55 ID:UudwyS3R
キタ━━━━━(つД`)・゚・━━━━━!!
元69さんお待ちしてました!エヴァト、サキ来ましたね〜
キャラの感じが好きです!やっぱりうまいな・・・心酔
プチエロ、前回からコトーがアヤカに悪戯しまくってるのがもう(;´Д`)ハァハァです
サキ、エヴァト・・・何するんだろう?次回も楽しみでたまりません!お待ちしてます
>>305ハントとコトーのテク禿同ですw

ーーーーーーーーネタバレ注意ーーーーーーーーーー

タケヒロ達大きくなったな・・・音田?
「・・・」にコトアヤの萌え伏線を期待してる漏れの方が考え過ぎかもorz..
313元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/03 04:06:15 ID:EnFzmU2J
ううう、基本的な間違いを…
<12>の中は 江波都→× 江葉都→○です… orz
保管人様、もしお時間のあるときに修正していただければと思います…

すんごく疲れて何故か今おきますた。
しかし、このエヴァト編自分で考えてて頭痛くなってきます(ニガワラ
プロ…左団扇…なってみたいっすねえ!
どちらかといえば、そのプロの敵のほうのお仕事やってたクチです( w
体力なくて今は別業界ですが。

エヴァトもサキタンも自分なりにいじってる反面好き勝手やってますが、
コトーも「こんなんコトーじゃないし!」とか思いつつ。

早くマジエロさせてあげたいです。
>>1たん >>312(つД`)・゚・たんありがとうー。

314元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/03 04:14:19 ID:EnFzmU2J
うっ、ちょっとひっかかって今調べてみたら、大学の名前。
順天堂は実在する大学で、マジなのは天津堂です…
そんな甘栗みたいな名前な大学だったんだ…

以後、気をつけないと…
投下出来るうちにしておきまつ。来週から地獄だ…
3151 ◆b8B8JDsV3A :04/10/05 00:57:55 ID:6MVSrfX1
うわ!明日(今日)は最新刊の発売日??
他のスレでそう書いてあったのですが…買いに行かなければ!!
316元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/05 01:18:59 ID:F8WYJ2GK
そうだ!明日は15巻ですよエヴァトの続きですよ。
エヴァトかわいいよエヴァト orz


317元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/05 23:31:14 ID:F8WYJ2GK
連続レスすまそ。
コミックスゲッツしました。うーーーーーーーーーーーーーーーーーん…萌えない…


---------------------一応15巻ネタバレ注意!---------------------

コトアヤ風味無いでつね…14巻のコトーの肩かりて寝てるアヤカタンに萌えてから
萌えが足りない…

つか、改めて読んでみてずいぶんアヤカタンがとんがってる印象。
エヴァトじゃなくてもそりゃ怒るYO!(||´Д`)
ついでに、かなり最近の話まで収録してるのに驚いた。

さて、明日はヤンサン巻頭カラーだ楽しみだ。
318名無しさん@ピンキー:04/10/06 00:10:02 ID:ZAN/mS/b
アゲますー
ここ好き。私もかこうかなー
3191 ◆b8B8JDsV3A :04/10/06 00:31:18 ID:Azsw4E7O
漏れもコミックス、ゲット−(*´∀`*)
うぬぬ…
萌えなかったでつねヽ(`Д´)ノ
実は漏れ、この15巻のエヴァト編、本誌掲載の時から
あんまシュキじゃなかったのでつ…。
やっぱ14巻??(*´∀`)

>318タン
是非是非、書いてください〜〜〜。
щ(゚д゚щ)カモーン でつ!
320名無しさん@ピンキー:04/10/06 00:54:43 ID:Mkj3tNlz
>>318
職人さんキターー!お待ちしております〜

ーーーコミックスネタバレ注意ーーー

アヤカがコトーを心配する気持ちはわかるけど
島民に嘘つかせるのはどうかとオモタですよ・・・
今の章面白そうなのでイロイロ期待してます〜!
321元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/06 01:22:03 ID:/AJJbByU
>>318タン
是非是非 щ(゚д゚щ)カモーン! щ(゚д゚щ)カモーン щ(゚д゚щ)カモーン
さあ、はずかしがらずに…

今の話は面白そうで楽しみ。どう進んでいくのか予測がつかないのがイイ!
周りのキャラクターが動くのって、お見合い編の時と同じでけっこう好き。
コトアヤ萌えは期待できそうにないが…(ニガワラ 
いいんだ、そのうち朝チュンしてくれればいいんだ… orz

恋愛指数が巻数を重ねていくうちに減っていく不思議な作品…


322元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/06 20:09:50 ID:/AJJbByU
>>321自己…
今日水曜だったよ…
323元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/07 21:41:08 ID:VrOcJy3y
ごめんなさい、エロ無し投下しまつ…orz
あと、とりあえず警告。次回からイタタです。かなり。
324元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/07 21:50:35 ID:VrOcJy3y
<15>
彩佳はいつの間にかコトーの部屋で眠り込んでしまったようだ。
気がつくと彼の姿は無かった。
時計を見れば、もう20時近くになっていた。
コトーのために目覚ましをかけておいたのだが、それにも気付かず熟睡していたようだ。
丁寧に毛布がかけてあり、サイドテーブルに書き置きのメモが残っていた。

--------------------愛する星野さんへ--------------------

時間になったので、熊谷幹事長の所に行ってきます。
帰りの時間はまた改めて携帯電話に連絡します。
食事はこのホテルの近くには沢山お店があるみたいだから
美味しい物でも食べて来て、今日はゆっくり身体を休めてね。
何かあったら、僕の携帯に連絡を入れて。出来るだけ早く帰るから心配しないでね。
コトーより。 
------------------------------------------------------------

「…相変わらずきったない字〜。それに、この『愛する』って何よー。センス悪っ!」
乱筆っぷりが激しいコトーの書き置きに思わず彩佳は笑ってしまう。

「…さて…もう遅いし…どこかでご飯食べてこよ…」
ふと周りを見ると、コトーは相当慌てて出かけて行った様子だ。
あちこちにシャツや靴下が脱ぎ散らかしてあり、バッグの中から荷物が散乱している。

「何探してたんだろ。まったく、トランクスまで外に出てるじゃない!」
文句は言いながらもつい、世話焼きになってしまう自分に苦笑いしていた時に。
一冊のノートが散乱している荷物の中に紛れこんでいた。

『これ…明日の講演会の内容まとめてるって言ってたノートじゃない…もう、無くしたら
どうするのよ…それにしても、先生どんな話するんだろう…何度聞いても秘密って
ばっかり言ってたからなあ…』
325元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/07 21:58:28 ID:VrOcJy3y
<16>
単なる興味本位だった。何が書いてあるのか…多少なら理解出来る。
パラパラとノートを捲り始めたら、乱雑ではあるがびっしりと文字で埋め尽くされていた。
所々に、英語綴りの専門用語が出てくる。ある程度は読めるのだが、どうしても訳せない
部分もあり、やはり医師になるためにはさらに努力を重ねないと…と思いつつ流し読み
していた時だった。

一枚のポストカードが、はらりと落ちた。差出人の住所は、見慣れない言葉で書いてある。

「…あれ?英語じゃないや…でも海外からよね… Saki Harasawa… ハラサワ サキ?」
あの青空の写真のポストカードを、彼はノートに挟んだままだった。
青のインクで綴られていたいかにも女性らしい文字は、彩佳を動揺させた。

「誰だろ…ハラサワさんって…病院の頃の人とか大学の同級生とかそのあたりかな…
なんか、雰囲気からだとドイツとかあのあたりかな…そんな知り合いっていたっけ?
話聞いたことなんか無いなあ…そういえばコトー先生、病院や大学の頃の話ってしないなあ…」

只の知り合いか元同僚か、古い友人。そう思いたかった。
表に書かれてあった文章を見て…動揺は慟哭へと変わった。
それは、只の知り合いに宛てた文章ではなかった。

…この人は、自分の知らないコトーの姿を知っている…
そう思うと、彩佳は酷く胸が苦しくなった。

考えてみたら、彼の過去は…ほとんど知らない…
この人は、それを知っている。自分の知らないコトーとの時間を共有してきた人物だ…

彩佳の中の不安と嫉妬が複雑に絡み合い、何かが闇に包まれるような錯覚すら感じた。
326元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/07 21:59:18 ID:VrOcJy3y
<17>

--------------------親愛なる五島君へ--------------------

お元気ですか?
何度も手紙を送ったんだけど、ずっと宛先不明で
戻ってきてしまいました。これはちゃんと届いているかしら。

五島君が離島医療に従事していると風の噂で聞いた時には
驚いたけど、よく考えたらあなたらしい選択かもしれませんね。
あの日からずっとあなたのことが心配でした。
何処で、何をしているのか、ずっとわからないまま随分時が過ぎるばかりで…
でも…元気で過ごしているのかな。それなら、私も安心。

○月×日に、一時帰国します。暫くは東京に滞在する予定です。
久しぶりに五島君の元気な顏を見たいけど…
さすがに東京とこの島は遠すぎるものね。
時々東京に来ていると聞いたけど、さすがに今回は無理そうね。
また、いつか会える機会があるといいなと思っています。
久しぶりに声を聞きたいな。東京滞在中は携帯を持ち歩いているから、
気が向いたら電話でもしてください。番号は、090XXXXXXXXです。
忙しいのなら、このことは気にしないでね。仕事優先で頑張って。

これから寒くなると思うけど、体調には気をつけて。
五島君、いつも不摂生ばかりだったから…風邪なんかひかないでね。

それでは、また。
原沢 咲より     

------------------------------------------------------------
327元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/07 22:01:14 ID:VrOcJy3y
さて、ではまたネタバレ解禁の頃に。
8月からこれ書いてるので、はよ完結させて明るいラヴラヴを書きたいです。
エロ書きたいよう。エロパロ板なのにエロなくてゴメソ。
3281 ◆b8B8JDsV3A :04/10/08 00:25:22 ID:rt1Lrdso
キタワァ*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゚゚・* !!!!

おお!!アヤカタンがついにポストカードを見てしまいましたね。
この先どうなるかめちゃ楽しみ(*´∀`*)

さてネタバレ解禁〜〜!

―――――――― ネ タ バ レ 注 意 ――――――――――

なんだなんだ?しげさんが連れてきたあの3人は!?
何か意味深な3人でつね( '・ω・)
3巻の密入国の3人みたいでつ。。
329元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/08 01:48:59 ID:rKE482Ra
さて、今週のヤンサンのネタバレいきます!ちなみに来週は休載。orz


---------------------ネタバレ注意!---------------------

今回はハラタンがキーパーソンな悪寒。シゲさんの人のよさ?
裏目に出ちゃいましたね。
北からの人なのか、どうなのか…何やらかすつもりだろう。
何がおこるか、かなり心配。
予測がつかない面白さはあるね、なんか勢いはある。

たまちゃん可愛いなー。最近萌えよ。人妻子持ちだけど。
そうだよな、たまちゃんの言い分はもっともだと
一人納得。乳飲み子おいてアメリカには行けないよ。

330名無しさん@ピンキー:04/10/08 22:25:45 ID:0VxLXxGa
元69さん続きキタ━━━━━(つД`)・゚・━━━━━!!
ああ・・・ポストカード見ちゃったよ・・・うっかりコトーったらもう
嬉しい手紙貰った後だけにアヤカショック大ですね!続き気になりますーヽ(`Д´)ノ
エロ無し部分も楽しませて頂いておりますよ〜

ーーーーーヤンサンネタバレご注意!ーーーーー

和田さんの所の問題・・・コトーに策アリみたいですがどうなるんでしょう?
島に来た3人・・・ホント3巻の密入国者を思い出しますね
あの話でコトーがアヤカの傷を手当てしてる時の会話が萌え〜でした
3311 ◆b8B8JDsV3A :04/10/10 04:00:01 ID:vRRRYNbQ
あと2、3日くらいしたら、SSの続きが投下できそうな感じでつ。
次回の投下で漏れのアオカン話は終わりでつ。(2レスor3レスくらい?)
なるべく早く投下したいので今、がんがってます〜( '・ω・)

33258 ◆lqu1Lr4o0k :04/10/10 23:40:17 ID:LITmtlLg
どうも御無沙汰しております。
ずっと携帯からROMってはいたんですけど、書き込みとなると
どうも時間が合わなくて。。。

SSの続き、もうちょっと…もうちょっとです。
やっとエロの神様がこっちむいてくれそうな気配が…
ていうか間空きすぎだ<自分。

アマゾンで注文している新刊、早く届かないかなぁ。
表紙画像、ちらっと見たけど、ちょっとコワかった…
333名無しさん@ピンキー:04/10/11 22:57:28 ID:+ISAG+hQ
>>331-332両氏
楽しみです。マタ〜リお待ちしております!
334元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/15 00:05:32 ID:0Q4SElBc
ヤンサンは今回オヤスミなのでネタヴァレナシでつな。
ヤマーダ先生のBBSに「可愛い星野さんを書く」と書いてあったのでチョト期待…
コトーにものすごく甘えるアヤカタン見たい見たいくぁwせdrftgyふj

1たん、58たん楽しみにしてまつねー!
漏れは20日までになんとか少し投下したい…
3351 ◆b8B8JDsV3A :04/10/15 01:59:04 ID:ibjQAnYP
ヤンサン、休載か〜、最近多いでつね(;´Д⊂)
ヤマーダ先生のBBSの「可愛い星野さんを書く」って
マジでつか?最近、センセの公式ホムペ見てないので
知らなかった〜。
でも可愛い星野さんだったらやっぱラヴでしょうか?(*´∀`*) ワクワク
めちゃ期待しちゃうんですが…( '・ω・)
た、楽しみだ…


……ところで、ここで投下だ〜(・∀・)ノ□
今回で終わりまつ。な、長かった…書いてる期間がね。
話的には短い方?だけど…。
だばだば、どうぞ。

3361 ◆b8B8JDsV3A :04/10/15 02:02:25 ID:ibjQAnYP
<13>
  時間が経つにつれ闇は深まり、空に輝く月と満天の星は更に輝きを増し、
  求め合う2人を照らす。
  静かな空間に聞こえるのはさざなみの音と2人が放つ淫猥な音、そして彩佳の喘ぎ声…。

  「あっ、あんっ、んっ、んっ、、、ゃっ、、、ん、…せ、せんせっ…」
  きつい体勢の所為か彩佳のそこはいつもより締まりが良くてあまりにも気持ち良い。
  「…ッ、彩佳さん、気持ちイイよ、サイコ―だよ…」
  コトーは彩佳の膝を抱え込んで本能のまま腰を動かし、彩佳は何度も後ろに倒れそうになる
  自分自身を細い両腕で一生懸命、支えていた。
  「あっ、ん、、せ、せんせい、わ、私も、、、んっ、、も、もっと、、、」
  彩佳のおねだりにコトーは更に腰の動きを激しくする。
  激しい動きに彩佳の乳房は揺れ、コトーを誘う。
  堪らず、コトーは彩佳の乳首に吸い付いた。
  「んっ!やっ…せんせ、、!」
  胸と下半身の両方を攻められ彩佳は髪を振り乱す。
  彩佳と更に深く繋がるように、コトーは抱えていた彩佳の膝を大きく開けて、腰を振った。
  「きゃっ!あっ、あっ、な、何こ、れ…あんっ」
  コトー自身が彩佳の最も深い場所を突いてくる。
  「あ、やか、さ、ん、これ、気持ちいいでしょ…?」
  はっ、はっ、と短い呼吸に合わせて腰を振るコトーの動きはいつもの体力のないコトーとは違い、
  タフな動きを見せる。
  「やっ、あ、あっ、せ、せんせ、気持ち、い、い…お、奥に…当たって気持ち、いい…」
  「い、イイよ。僕も、す、すごくイイ…よ、彩佳さん!」
3371 ◆b8B8JDsV3A :04/10/15 02:06:58 ID:ibjQAnYP
<14>
  コトーは腰をピストンさせ、彩佳を攻める。2人の繋ぎ目からは愛液が溢れ、淫猥な音を発している。
  やがて彩佳の喘ぎ声が切羽詰った声に変わり、彩佳の膣も収縮し始め、限界が近いことを知らせる。
  「…くっ!あ、やか、さん、僕はもうイキそう…だよっ!」
  「やっぁぁ、せ、せんせ…、わ、私も…イクっ、イっちゃ…う」
  「…じゃ、い、一緒に…彩佳さんっ」
  コトーは最後に彩佳の1番深いところを突いた。
  「やぁぁぁぁぁぁ!」
  「うっ…!」
  悲鳴のような嬌声をあげた彩佳はブルブルと体を奮わせ達したと同時に彩佳の膣は”ぎゅ”とコトー自身を
  締め付け、コトーも彩佳の中で達した。


  行為を終えた2人は繋がったまま、しばらく抱き合っていた。
  関係を持ってから、2人の間では、行為が終わったら抱き合うのが当たり前になっている。
  こうしているとお互いのぬくもりが感じられるからなのか自然と習慣になっていた。

  「コトー先生、そろそろ離れてください…」
  「……やだ〜」
  駄々をこねるコトーを見て彩佳は母性本能うをくすぐがられるが、
  「…ダメです〜、ここは外なんですから〜。」
  「〜〜う〜〜〜」
  名残惜しそうにコトーは彩佳の体を起こし、彩佳の中から自身を引き抜く。
  「…ん…」
  コトー自身を引き抜かれたと同時に彩佳の中からは受け止めきれなかった
  白濁色の液が流れ出た。
3381 ◆b8B8JDsV3A :04/10/15 02:11:14 ID:ibjQAnYP
<15>
  「はぁ〜〜〜〜!気持ち良かった〜〜〜!」
  身支度を整えたコトーが砂浜で清々しそうに大きく伸びをする。
  「………」
  乱れた服を直しながら、ジト目で彩佳はコトーを見て言う。
  「いやにスッキリな顔してますね、先生…。」
  「え?スッキリしたよ。彩佳さんとエッチ出来たし。彩佳さんはスッキリしてないの?
  気持ち良くなかった?…でも、あんなに感じてくれてたんだからそんなことはないよね〜?」
  コトーはにやりとしながら彩佳に聞いてくる。
  「!そ、それは…気持ち良かったですけど!ホンキでここでエッチするなんて…」
  「たまにはいいじゃない?誰かに見られるかもしれないスリルがあって、興奮するし。」
  「…スリルって…。それがイヤなんですよ!私はもう外では絶対イヤですから!」
  「えええええ〜〜〜〜!」
  「えええええ〜〜〜〜! じゃないですよ!もう!」
  彩佳も身支度が整ったのか立ち上がり、もと来た道を歩き出す。
  「!あ、彩佳さん〜!ま、待って〜」
  歩き出した彩佳を慌てて追いかけるコトー。
  「せんせ、当分、エッチなしね!」
  「!!ええっ〜!?そ、そんな〜!本気で?」
  「本気です!」
  コトーは歩みを止めて呆然と立ち尽くすが彩佳は歩くスピードを緩めずコトーを置いて行く。
  「…ほ、ホントに…?」
  立ち尽くしたまま、ポツリとつぶやくコトーが哀れな姿が夜の砂浜にあった。

                                <END>
  
3391 ◆b8B8JDsV3A :04/10/15 02:18:06 ID:ibjQAnYP
お、終わった〜〜〜〜、終わったよ、ママン(つД`)・゚・
ヤッタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!

次回作は、また近いうちにぽつぽつと投下します。
一応、ネタを膨らましてるとこでつ。
がんがるぞ〜!

って、いつの間にかこのスレも300を過ぎてまつね。
すげーや(*´∀`*)
3401 ◆b8B8JDsV3A :04/10/15 03:15:10 ID:ibjQAnYP
(゚Д゚)ハッ!
誤字?発見しました(つД`)・゚・
修正よろしくです。<保管人様

<14>の
 駄々をこねるコトーを見て彩佳は母性本能うをくすぐがられるが、
                   ↓
 駄々をこねるコトーを見て彩佳は母性本能をくすぐがられるが、

<15>
 立ち尽くしたまま、ポツリとつぶやくコトーが哀れな姿が夜の砂浜にあった。
                   ↓
 立ち尽くしたまま、ポツリとつぶやくコトーの哀れな姿が夜の砂浜にあった。

以上。今のところ2点でつ。よろしくです。
341名無しさん@ピンキー:04/10/15 22:16:33 ID:tueCn8A+
キタ━━━━━(*´Д`)━━━━━!!
萌え〜…細腕で自分を一生懸命支えるアヤカ(;´Д`)萌えハアハアでした〜
そして頭から通して読んでまた堪能!
いいな石鹸のかほり〜エチーだなコトー…
かわいいよアヤカ…やっぱ1さんのアヤカは華奢萌えでたまらんですよ
萌え次回作もマタ〜リ楽しみにしております!

>元69さん続き楽しみにしてますよ(つД`)・゚・
342元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/16 15:13:55 ID:VYr0bQQo
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
1たんの萌え萌え完結だー!エチィ!コトーがなんかめちゃくちゃ気持ち良さそうで裏山。
1たんのアヤカタンってなんか漏れも抱きたくなる程萌えるなー。感度良さそうだしさ。
ちっさくて華奢で可愛い感じがする。
それと、暫くエチーが出来なくてガッカリするコトーが(・∀・)イイ!
でも、アヤカタン、暫くやりたくないとか言っても、そのうち我慢できなくなって来そうで
自分からおねだ(ry

あるいは我慢出来なくて一人でしてる時にコトーに見られちゃったりな。
次はコレで行くか( w

1たん美味しく読ませていただきましたゴチ!

>>(つД`)・゚・な名無したん

続き、もうそろそろ仕事が落ち着くので書きますよー。多分次エヴァト出てきます。
このSS、書いていて心が荒んでくるのが自分でもわかるので( w
萌えラブラブ次回作に向けてすっきり完結させたいです。
3431 ◆b8B8JDsV3A :04/10/17 05:09:56 ID:jLBvwRFb
>元69タン

>でも、アヤカタン、暫くやりたくないとか言っても、そのうち我慢できなくなって
来そうで自分からおねだ(ry

ホントはですね、『もうすぐセイリだからしばらくヤれない』と言うオチの予定
だったんですが省いたんでつ(;´Д`)

読んで頂いて分かるように、コトーは中出ししてるんですよ(;´Д`)
出来ちゃってるかもしれないから省いてるってのもある(ワラ
いつかアヤカタンに「出来ちゃった…」と言わせるつもり…(ワラ


344名無しさん@ピンキー:04/10/17 19:43:58 ID:ecuFGsgc
>あるいは我慢出来なくて一人でしてる時にコトーに見られちゃったりな。
次はコレで行くか( w

是非!(;´Д`)ハァハァ
エヴァト登場も待ってます!
345元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/18 19:45:40 ID:kN+jkv6k
はーい、5話投下の予定が3話しか投下出来ません!ノ■
そして、また相変わらずエロが無い…ですが…orz

オナヌー話はよ書きたいんだけど、こっちはやっと起承転結の「承」あたり…
暫くエヴァトばっかり出てきます…
346元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/18 19:47:13 ID:kN+jkv6k
<18>

暫くそのポストカードを手にしたまま、彩佳は何故か動くことが出来なかった。
嫌な汗が身体にまとわりついているのがわかる。
落ち着いて、落ち着いてと自分に諭すように呼吸を整える。
考えてみれば、過去にコトーが誰かと恋愛経験があろうが全く不思議ではない。
それに、この人は別に復縁を求めているのではなく、過去の恋人を懐かしんで
手紙を出したのだろう、そう思うことに思考回路を切り替えようとしていた。

しかし、心のどこかから、訴えてくる。
この人はどんな人?どこで、いつ、どんなきっかけで先生と知り合ったの?
どんな恋をして、何で別れてしまったの?…どうして今さらこんな手紙を送るの?

…そんな気持ちが、彩佳を思いもかけない行動に走らせた。
彼女は、このポストカードに書いてある携帯の電話番号にとりあえずかけてみようという
気になったのだ…本来なら、良くないことだとはわかっている。
しかも非通知というのは卑怯だとはわかっているのだが、そうでもしないとこの混乱が
収まりもつきそうになかったのだ。

……
暫く呼び出し音が鳴り響き、相手が出た。
「はい、原沢です…もしもし?」
物腰の柔らかな、落ち着いた大人の女性の声が聞こえてきた。
彩佳は何かを話そうとしたが、声が出なかった。携帯電話を持つ手が微かに震えている。
「……もしもし?……五島君?…五島君なの?」
「す、すみません!間違えました!」

彩佳は慌てて電話を切った。
何故、非通知なのに。コトーだと電話の向こうの女性は確信していたのか。
彼から電話がかかって来るのを待っていたかのような声だった。
コトーはどうあれ。電話の向こうのあの女性は…今でもコトーを忘れてはいない…そんな気がした。
347元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/18 19:48:25 ID:kN+jkv6k
<19>
卑怯な手を使って相手に探りを入れたことへの罪悪感と、嫌な予感を晴らそうと、
彩佳は外で食事をしようとホテルの外へ出た。
無機質だと思っていた東京のオフィスビルは、夜になると煌々と光を照らし、
不思議に綺麗に思えた。
家路に急ぐサラリーマンやOLたちの波に逆らうように彩佳は歩き出した。

「…高い。それに、混んでるし…ついてないなあ…」
オフィスビルの中のレストランはどこもディナータイムとなると割高な上に、やたらに
混んでいた。あまりそんな喧騒の中に居たくないと思っていた彩佳は、途中コンビニで
何かを買ってホテルで食事を済ませようと決め、引き返した。

『…コンビニも以外と少ないんだなあ…いいや…なんか食べる気しないし…』
信号を渡ろうとした時だった。
物凄い警笛音と、背後から誰かに肩を掴まれる感覚に驚き、彩佳はびくっと身を構えた。
よく見ると…信号は赤。轟々と、車やバイクが行き交っている所を渡ろうとしていたのだ。

「何をやっている!」
…どこかで聞いたことがある声。自分の肩を強く掴んでいたのは、江葉都 怜。
急ブレーキを踏むことになって面白く無さそうな顏をしていたタクシーの運転手が
彩佳を睨んでいたが、江葉都の姿に驚いたのか、そそくさとその場を立ち去って行った。
暫くぼう然としていた彩佳だったが、自分の置かれている状況を知ると慌てて、
江葉都に謝った。

「ご、ごめんなさい!考え事していて…あ、あの、江葉都先生…ありがとうございました…」
彼は相変わらずの仏頂面ではあったが、低い声でぼそりと、彩佳にこう返した。

「まあ…大事に至らなくて良かったな。気をつけて帰れ。……?どうかしたのか?」
ぽん、と彩佳の肩を軽く叩く江葉都の不器用な仕草と返事の中に、彩佳は奇妙な
優しさを感じた。
不器用だが自分を気づかってくれる江葉都の珍しい姿が嬉しく思えた
348元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/18 19:53:24 ID:kN+jkv6k
<20>
聞けば、江葉都は煙草を吸う為に外に出てきたのだという。
自分のホテルは完全に禁煙だからだと。彼が煙草を吸っていたことに彩佳は驚いた。

「へぇー。此処って完全禁煙なんだぁ…って、江葉都先生!アルコールの次は、煙草ですか!?」
これも医者の不養生か…と彩佳は思ったが、江葉都はあっさりと答えた。
「…私は煙草は滅多に吸わないが…気分転換には悪くない代物だ。たまに、一本二本吸う程度だ。」
よく見て見ると、江葉都は喫煙スペースできちんと携帯灰皿を持って吸っている。
しかも、江葉都は彩佳に煙がかからないように、少し距離をおいて風下の方に座っている。
以外と几帳面なんだなあ…と、変な感心をしてしまったのだ。

「以外ですね。江葉都先生、絶対煙草なんて吸わないと思ってた。」
「そうか?」
その時振り返った江葉都の表情は穏やかに、少しだけ微笑んでいたように見えた。
何か、変な先入観で彼を毛嫌いしてたのか…と彩佳は心の中で反省した。
あの時の自分はコトーを心配するあまり、江葉都を気づかう余裕がなかったのだから。
「あ、あの…江葉都先生…あの時は…」
江葉都が苦しんでいた時の自分の言動を反省し、謝ろうとしたその時。
…きゅるるるる…
彩佳のお腹が鳴った。何だかんだと言っても、やはり空腹ではあったらしい。
それを聞いて、呆れたのかちょっと小馬鹿にしたのか。鼻で江葉都は笑った。
「腹がへっているのか?」

彩佳は真っ赤になりながら反論しようとしたが、江葉都は全てを悟っているかのように
余裕綽々な表情を見せている。ちょっと憎たらしく思えたが、その間に漂う空気は決して嫌なものではなかった。

「私も食事はまだだ。…此処のホテルの屋上に旨い店がある。…行ってみるか?」
「…江葉都先生が、よければ。」
以外な誘いに戸惑いながらも返事はしたが、先程までのどろりとした感情が、少し紛れて来たような気がする。
ほんの少し、この人に甘えてみたい…これは、この人への興味なのか、自分の隙なのか。
…その時、彩佳には分からなかった。
349名無しさん@ピンキー:04/10/18 23:20:00 ID:8C4unzEA
元69さんキタ━━━━━(つД`)・゚・━━━━━!!
やばい・・・エヴァト感じいい!漏れの中でエバトの人気がうなぎ登りです
エヴァト×アヤカ・・・イイ感じに書いて頂けると思ってましたがヤパーリ凄くおもしろいですヽ(゚∀゚)ノ
どうなるんでしょうアヤカ、コトー・・・どうなって行くのか楽しみですよ
続きお待ちしてます!オナーヌ話も楽しみです〜
3501 ◆b8B8JDsV3A :04/10/19 02:19:05 ID:4kCsjduW
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!

エヴァト×アヤカタンのの匂ひが漂ってきますた(*´∀`*)
楽しみ、楽しみ〜ヽ(´▽`)ノ
351221:04/10/20 00:43:30 ID:V/HrmjY9
>1さん
乙です〜〜
やっぱ、事後にそのままずっと抱き合ってるのって(・∀・)イイ!!
アヤカタン可愛いよぅううう。
エロエロラブラブ、ご馳走様でした。
「できちゃった」ネタも読んでみたいです〜。
なんかほのぼのとしそうでいいなぁ。
勿論、散々ヤリ倒した後で、ですけど(w

>元69さん
アヤカタンの描写が〜〜何かキューっと胸が痛いっす。
それにしても、エヴァト素敵杉(*´д`*)ハァハァ
漏れもついて行っちゃう〜
この後二人がどうなっちゃうのかドキドキです〜

あ、ちょっと余裕が出てきたので、
いつぞ言ってたネタを再構築して、SS書きはじめてみました。
コトー×アヤカタン+ユキタンで。んで、ユキタン最強、アヤカタン総受、的な。
まだ濡れ場に着手してないのだが、…3P…になるのか…?_| ̄|○
今月中に投下できるといいなぁ。
と、宣言しとかないと投げ出しそうなんで(w
3521 ◆b8B8JDsV3A :04/10/20 01:29:38 ID:oi3pudPi
>221タン
おおおお〜〜〜!
遂に!!創作に入りましたか!
ヤッタ━━━━━(*´∀`*)━━━━━!!

ユキタン…、嬉しい!!ユキタンが遂に登場ですか!
自分は書けないモノを書いて下さるので楽しみでつ!
投下を心待ちにしておりまつ。
がんがってくださいね〜ヽ(´▽`)ノ
353名無しさん@ピンキー:04/10/20 22:12:22 ID:lcgAMjTY
>221さん
ユキタン最強、アヤカタン総受・・・うわ〜読みたい!お待ちしております!
354元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/23 01:19:07 ID:JLBUL+lz
>>221たん
おおっ、創作活動入りましたか!しかもユキタン最強で3P!スゲー!
アメリカンなユキタンのプレイをかなり楽しみにしてまつヽ(*´▽`*)ノ
なんかいい感じでコトアヤ+αとかその他カップリングも増えると新鮮。

自分の書いてるエヴァト、好評というかなんというか、嬉しい感想いただけて
良かったですー。ものすごく人でなしにするかすごい迷ったんですけどね。
まあ、これから人でなしになるかも ( w
少し書いているので、もう少したったら投下しまつ。

355元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/23 01:25:06 ID:JLBUL+lz
んで、続レススマソ。
ヤンサンネタバレです。ゴチュウイ!


----------------ヤンサンネタバレしてまつ。注意!----------------

うーん、やはり今回は原さんに何かがあると思ったけど、怪我!?
あの三人組は何者!?でも、今回予測つかなくて面白い。でも、心配だー!
たのむから、原さんあぼーんだけは絶対やめてホスィ…
場所が頭だけに、心配だ…
北志木絡みの連中か、893か、それとも第三者か…

心配なんだよなー、公式の「シリアスな場面が増える」発言。
第二部開始も、その発言もヤマーダ先生忘れてる可能性ありかもしれないけど( w
356元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/23 03:07:21 ID:JLBUL+lz
さーて夜中にこっそり投下。ノ■

※純粋なコトアヤさんは注意!
357元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/23 03:08:41 ID:JLBUL+lz
<21>
江葉都が誘った所は、ホテルの最上階のレストランだった。カウンターは、バーになっている。
とても落ち着いた、大人っぽい雰囲気の場所であり、先程まで感じた喧騒はなく
雰囲気の良い音楽が流れる心地よい空間だ。
東京の夜景が一望出来るせいか、カップル連れが多い。

少し気恥ずかしい感じがする。コトーとすら、こんな場所に来たことはないのだから。
やはり時間が時間で人は多く、カウンター席に案内された。江葉都と並んで座るのは
緊張はしたが、悪くはないと思った。

「うわ、高っ!」
彩佳は思わず声を出してしまった。コース料理5000円。信じられないような値段だった。
しかし、せっかくの誘いだからここは自腹かなどと思っていたら、察したかのように
江葉都から声をかけてきた。

「気にするな…どうせ面白くないことでもあったんだろう?下らないことは気にしないほうがいい。」
見抜かれていた。それほどまで自分は落ち込んでいたのかと、溜め息をついた。
「…わかりますか…?」
「あの男と喧嘩でもしたのか。」
「違います!…違いますけど……いえ、いいです。」

「そうか。まあいい。好きなものを頼んでかまわない。」
「江葉都先生の好きなものでいいですよ。おすすめとかあれば、私も同じでいいです。」
江葉都は何品かオーダーすると、その後は彩佳に話しかけようともせずに黙っていた。
会話のないままでは、何か気まずい感じがして、自分からなんとか話題作りをしようと頑張った。

「えっと…江葉都先生…あの、ありがとうございます…それと、ごめんなさい…」
「何がだ?」
「あの、あたし…江葉都先生が大変なときに、すごく失礼なことたくさんしてしまって…
心から後悔してます…本当にごめんなさい…一番大変だったのは江葉…」
それを遮るかのように、江葉都は答えた。
358元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/23 03:23:26 ID:JLBUL+lz
<22>
「…いや、むしろ悪かったのは私だ…いくら錯乱していたとはいえ…女であるお前を
何度かあの時は殴ってしまった…すまなかった…」
江葉都がPTSDとアルコール中毒から来る幻覚やフラッシュバックに抗っている時、確かに
彩佳は彼に突き飛ばされ、時には殴られた。大人の男の力で本気で殴られれば
痛くないわけがない。あの時は、いくらこんな状態であれ、なんて最低な男だろうと彩佳は思っていた。
ーーしかし、今の彼は違う。無口で無愛想なのは相変わらずだが、一つの壁を克服した余裕が伺える。
彼の闇は決して消え去ることはなくても、支配はされてはいない。それが彩佳を安心させた。

「…私も気にしてません…良かったですね。コトー先生もきっと、今の江葉都先生を見たら喜ぶと思います。」
そんな話をしている矢先、綺麗なピンク色のカクテルが二つ、二人の前に置かれた。

「ちょ、ちょっと!江葉都先生!せっかくお酒やめたのに!」
…すると、あっさりと彼は「ノンアルコールカクテルだ」と言い放つ。
「うそー!絶対お酒入ってますっ!どう見てもカクテルですよ、これ!」
彩佳はそう言いながらカクテルを口にする…確かにアルコールは入ってないようだ。
「シャーリーテンプルというカクテルだ。アルコールは一滴も入っていない。」
江葉都の余裕のある一言が憎たらしいが、これも彩佳を驚かせる一つの方法だったのか。

「すみません、カンパリオレンジお願いします!もう、江葉都先生、サイテー!!!」
ちょっとムっとした彩佳が頼んだのは…ファジーネーブルやらカルアミルクやら…甘いカクテルばかりだ。
最初は含み笑いをしていた江葉都の表情が雲ってくる程、彩佳は次々とカクテルを飲み干した。
…江葉都が気付いた時には、もう彩佳の身体がふらついており、一人で立ち上がるのも困難な状態になっていた。
もう一杯オーダーしようと、バーテンを呼ぼうとした彩佳がふらり、と後ろによろめいた、
…その時、江葉都の腕が彼女の身体を支えた。

「飲みすぎだ。もう止めておけ…」
先程嫌悪感を感じた、江葉都のざらりとした冷たい手の感触が伝わってくるが…何故か、心地よい。
江葉都という男は、コトーと全く異質な魅力を持つ男だなと彩佳はぼんやりとした意識の中で感じていた。
359元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/23 03:28:39 ID:JLBUL+lz
<23>
彩佳は強烈な頭痛と共に目を覚ました。それと、自分でもわかる程にアルコールの匂いがする。

「全く、お前はどうしようもないな。自分でセーブすることを知っておくべきだ。」
江葉都はあの後、べろべろに酔っぱらってしまった彩佳をそのまま帰すのは危険と感じ、自分の部屋へと
背負って連れてきたのだ。エレベーターや、ロビーで通りすがりに嘲笑されつつ。
彩佳は気がつくと、江葉都の部屋のベッドで気を失っていたらしい。ほんの小一時間程ではあるものの、
先程よりは意識がはっきりしており、だいぶ飲んでしまって迷惑をかけたんだなと、しょんぼりと肩をすぼめた。

ふと我にかえると、コトーに連絡をしていなかった自分に気付いた彩佳は、慌ててコトーの携帯に連絡を入れた。
もう、とっくに会食は終わっている筈だ。ホテルに戻っていてもおかしくない時間帯だった。
…が、圏外であるというアナウンスであり、留守電も設定されていないようだった。
ホテルに電話をかけるが、まだ戻ってはいないらしいと、電話越しに伝えられた。

「江葉都先生…携帯の圏外って…どんな所だとそうなるんですか…?」
「まあ、一般的に言えば入り組んだ地下の飲食街は通じにくい。あとは建物にもよるが…そんな所だ。」
もう一度携帯に電話をかけてみるが…やはり出ない…
…そして、何かを確信したかのように…コトーの電話番号ではない発進履歴を辿り、別の電話番号にかけた。
相手が出ればすぐに切ればいい…しかし、やはりその相手の携帯も圏外のアナウンス…
『まさか…考えすぎ!?…でも…おかしい! 早く帰るって言ってた筈だもの!』

ベッドを下りようとした時…足元が縺れ、転びそうになった彩佳を江葉都がすかさず身を呈して庇ってくれた。
…見た目には抱き合っているような格好になってしまい、彩佳はみるみるうちに頬がさらに紅潮した。
「ばか、もう少し酔いが醒めるまではじっとしていろ。このままだと転んで怪我をしかねない。」
江葉都は動揺する様子もない。もう一度ベッドに座らされ、少し落ち着けと諭された。
…考えてみれば。今まで、コトーはここまで優しく気づかってくれたり、エスコートしてくれたことがない。
男の人って、こういう人もいるんだ…と思った。彩佳の頬の火照りはなかなか収まらなかった。
360元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/23 04:07:38 ID:JLBUL+lz
<24>
「少し落ち着いたら、ここを出ろ。先ずは酔いを醒すのが先決だ。はっきり言って
このままではほおってはおけないからな。怪我なんかされたらたまらない。」

彩佳は頭の中では、彼の言うことは充分わかっている。しかし、今はコトーが
戻って来ていないホテルに一人で帰りたくない気持ちの方が大きかった。
…先の電話でなんとなく確信した。きっとあの二人は、どこかで出会ってしまったと。
…それだけでは断定出来ないが…疑えばキリがないのもわかっている…
しかし、今は一人でいるのが辛い…気づかってくれる江葉都の気持ちも嬉しい…

酒の勢いか、興味本位か…先程から抱きかかえられた手が妙に心地よくて、
もっと触れられていたい、などと思ってしまった…
自分は、コトーしか知らない。他は知らなくていいと思っている。今でもその筈だ…
しかし、それよりも今、興味本位の方が優勢になってきているのも事実。

「優しいんですね…どこかの誰かさんと、大違い。」
「そうか?誰か、とはあえて聞かないでおくが。」
「それ、聞いているようなものですよ。知りたいですか?」」
「興味はない…」
「嘘つき。本当に、江葉都先生ったら性格悪いんだから…でも、今は江葉都先生の方がかっこいいかな。」
彩佳は、自分が彼を誘っているのを自覚していた。自ら、身体を彼に密着させている。
一つは、挑発。もう一つは、当てつけ…酔った勢い…っていうのもあるのだろう。

そして、江葉都も、それに黙っているような紳士では決してないのだ。
「お前が後悔しないのなら、悪くはない。ただ、お前の誘いかたは下手だな…」
「いいの。慣れてる女の方が問題あるでしょー!」
彩佳は気付いていた。実はこのシチュエーションに興奮していることを…
その証拠に、既に秘部が濡れている。アルコールのせいか、感覚はより鋭敏になっている…
いつの間にか唇が重ねられ、ミニスカートの裾から彼の手が忍び込んでくる。
これから…いつも自分を愛してくれるパートナーの指ではない、別の男の指に慰められる。
…雰囲気と衝動と嫉妬と疑いに全てを委ねた行為が、二人の間で始まった。
3611 ◆b8B8JDsV3A :04/10/24 01:32:18 ID:hxYm8HN/
キタキタ━━━━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━━━━!!!!

アヤカタン、エヴァトを誘ってるよ〜〜(・∀・)
誘い受けですな。イイ(・∀・)!!、イイ(・∀・)!!
続き楽しみにしてます
362名無しさん@ピンキー:04/10/24 01:57:54 ID:c9nZvy01
キタ━━━(゚∀゚)( ゚∀)(  ゚)(  )(  )(゚  )(∀゚ )(つД`)・゚・。・━━━ !!!   
うわ〜アヤカタン!!どうなっちゃうんでしょうか?!
エロエロ感イパーイな雰囲気と緊張感でドキドキしますよ!
コトーどこ行ってるんだー!それも気になります
続き待ってますよ〜(・∀・)ノ
363元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/24 03:34:08 ID:MwGgwLS9
連夜の投稿でつー。次回くらいまでエロがありますな、きっと。
でもその次回がいつ投稿出来るかわからないので、とりあえずノ■投下!
エヴァトとの絡みを書くのが楽しい…以外とコトー以外と絡ませるのって背徳的で楽しい…

1たん、362の名無したん、感想ありがとうー。コトーの居場所、今回出てきます( w
このエロが終わった後が一番神経使いそうなので、投下は11月くらいになるかもでつ。
364元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/24 03:36:17 ID:MwGgwLS9
<25>
彩佳がまだ江葉都と食事をしていた頃。
コトーは熊谷幹事長との会食を終えた所だった。今回は料亭での食事で、あまりにも
固い雰囲気にコトーは辟易としながら出てきた。
「うーん、食べた気がしないなあ…熊谷幹事長と会うとやっぱり気を使うなあ…」
旨いものが食べられるようになり、政界に復帰も出来て充実出来たのは先生のおかげと
褒められる度に冷や汗をかく会食だった。関係者一同が帰ると、コトーはほっと安堵の溜め息をついた。
「ラーメンでも食べて帰ろう。…星野さんは疲れて眠ってるかな…電話してみよう…」
そう言って携帯を取り出そうとした時だった。

「五島君?」
聞き覚えのある声…まさか。今日此処に来ることを、彼女が知る訳がない筈だ。
だが、間違いない…
「…咲ちゃん?」
何年振りの再会だろう…最後に会った時よりもずっと大人で、上品かつ聡明な女性になっていた。
…かつての最愛の人が、目の前にいた。
「どうして、ここに?…僕、連絡なんてしていないよ…?」
困惑するコトーの姿を見て、その女性は微笑みながら答えた。
「あなたに会えると思ったの。だから、待ってみた。…直感かな。なんか、五島君が近くにいると思ったの。」

女の嘘。困惑する男。数年ぶりの邂逅。かつての恋人。嫌いになって別れたわけではない。
正確に言えば、自分は逃げた。何も告げずに。「さよなら」も言わずに。
咲の『直感』が嘘だなんていくら自分が鈍くても分かっている。しかし、結果的に自分が裏切った
かつての彼女を無下に扱うことも出来なかった。

「五島君、時間があるかしら?ちょっと、話があるの…」
「…そんなに無い…それに、人を待たせてる。明日は、大事な用事もあるから、もう帰ろうと思ってた。」
「コーヒーの一杯くらい飲める時間もないのかしら?」
「……それくらいなら、いいよ…」
拒絶出来る理由なんか自分に無かった。しかし、この時「NO」と言っていたらまた状況は変わっていただろう。
その後、二人は研修医時代によく一緒に通った喫茶店に向かうことになるのだが…そこは地下街の
一角だった…携帯の電波は届かない…
365元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/24 03:43:43 ID:MwGgwLS9
<26>
一方…江葉都と彩佳の情事は歯止めが効かなくなっていた…彩佳の心の中…身体…全てが、麻痺していた。
ベッドに沈む彩佳の身体は、ブラジャーとパンティーだけの姿にされ、その上に江葉都が覆いかぶさる
格好になっていた。
江葉都は、以外にも手慣れていた。彩佳は何の抵抗も示さず、されるがままに衣服を脱がされた。
以外と、興味のなさそうな顏をして、女を知っている人物なのかもしれない。
アルコールと、身体の火照りでほんのりとピンクに染まる肌と白の下着が余計にいやらしさを強調させた。

江葉都は、決して彩佳の嫌がることをしない。ただ優しく、口付けを落とす。唇に、首筋に、鎖骨に。
コトーのように、貪るような求め方ではない…どちらかといえば、優しく、柔らかにじりじりと、ゆっくり
快楽を浸透させてくるような愛撫の仕方だ。
「…っん…あっ…」
絶対他の男には聞かせることはなかった筈の甘い声。その声に気付いた彩佳は、慌てて口を塞いだ。
コトーなら、責め立てて無理矢理その声を出させるだろう。しかし、江葉都は彩佳が高まって行く様子を眺めている。
…そんな感じだった。しかし、それも悪くはなくて…秘部から溢れた蜜が、パンティーの中心を濡らしていた。

「随分と…感じているんだな…これも、あの男に可愛がられた賜物なのか?」
その濡れた部分に江葉都は指の腹を押し付けると、秘部を丁寧に薄い布地の上から撫で上げた。
一瞬、コトーの顏が脳裏を過った彩佳だったが、今はこの雰囲気と快楽に身を任せたいという
気持ちが勝ってしまった。それを表情に出してしまう彩佳の姿を楽しむ江葉都は、さらに彼女を愛撫した。

フロントホックが外され、直に豊満な胸を揉まれる。既に、固く尖った頂点が誘う。
江葉都は、やたらに胸の愛撫に執着をした。
執拗に乳首を舐め上げ、乳房を揉み、顏を埋めた。その時の彼の表情は、快楽というより安堵に満ちた表情。
そんな感じにも見えた。
…親に棄てられた。
この男の持つトラウマは、自分と同じ匂いがする。酒の酔いからはもうだいぶ醒めている筈なのに…
彼から離れられなかった。心のどこかで、もう取り返しのつかないことをしているという後悔の気持ちが
芽生えているのに、この男をどうしても突き放すことが出来なかった…
366名無しさん@ピンキー:04/10/24 19:02:53 ID:c9nZvy01
キタ━━━━━(つД`)・゚・━━━━━!!

エヴァトとアヤカ・・・同じ匂い
なんか原作の二人の事もいろいろ思い返してしまいました
深い・・・面白い・・・凄い・・・・・・切ないよ〜(つД`)・゚・。・
続きまってますよ〜
3671 ◆b8B8JDsV3A :04/10/24 23:52:21 ID:hxYm8HN/
おおおお〜〜う
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
連夜の投下、乙です。
エヴァトとのエッチーは何かいい感じですな(;´Д`)ハァハァ
コトアヤ好きなのにエヴァト×アヤカタンも好きになったよ〜
つ・・続き…щ(゚д゚щ)カモーン
待ってます
368名無しさん@ピンキー:04/10/28 23:35:47 ID:lKofCfLo
コトアヤの日常とエチー時のSMの逆転感が萌えるスレ保守
コトアヤ以外のカプも支援
369元69 ◆.8x/pTuhMg :04/10/29 01:40:15 ID:5VqYKoNe
>>368さん
支援ホシュありがとー!

で、今回のネタヴァレいきます。




----------------ヤンサンネタバレ注意!----------------

ああ、原たん怪我のほうが心配だ。(後々後遺症とか出る事にならなきゃいいが…)
なんか、キャラクターいっぱい勢ぞろいって感じですね。
島の穏やかな生活が壊れていくのが、やるせないです。あやしいって気付よシゲタン!
893は何しに来たんだ?北志木は何を企んでるのか、関係はないのか…
すんごい気になるし、あの親子も気になる。

クニチャソ可愛い(゚∀゚) と、ショタ属性ではないがちと萌え。
久々に面白い予測のつかない展開でつな。芦田先生とかも来るんかなー。
そしたらユキタンがもれなくついてくるかな?

ユキタンが北志木の医師として来たら面白いかも。

370名無しさん@ピンキー:04/10/29 22:19:16 ID:iu6ByqG2
彩佳かわいいよ保守

ーーーーーヤンサンネタバレご注意!−−−−−−
 
三人組、物騒ですね〜・・・原さん更に無茶しそうな気がします・・・

しかし本当にキャラ勢ぞろいで賑やかですね
クニチャンも登場!クニチャンのアヤヤへのほのかな想いが甘酸っぱい(*´Д`)

もれなくユキタンも来ますかね〜?
そして、もれなくコトアヤ進展へ・・・orzムリポ
371名無しさん@ピンキー:04/10/31 18:22:13 ID:qNyJZyHn
hosyu
3721 ◆b8B8JDsV3A :04/10/31 21:39:16 ID:olqIEVEl
ちわっす。
最近、(私を含め)書き込みが少なくて皆様の保守で
成り立っているのが寂しい限りでつが…

漏れの次回作は着実に遅れてます←ヲイ(;´Д`)
がんばります
373元69 ◆.8x/pTuhMg :04/11/01 02:12:33 ID:A4//+jRx
うーむ、ちょっと過疎ってますね…(本スレもそうだけど)
萌えネタがないのもしょうがないか orz
漏れも順調に続きが遅れています。(つうか、繁耗期に入ってしまった…)
1たんの続き、58たんの続き、221たんの投下するという新作に萌えを期待して…
もちろん新規さん、ROMさんの投下もщ(゚д゚щ)カモーン

さて、ドラマがもうすぐでつね。楽しみだ。
漏れの中ではコトーもアヤカタンも中の人のイメージは違うんだが、ヨスィじゃなければ
ドラマ見なかったかもなーと思う。
原作読んでみて「ヨスィとは違う!」とは思ったけど。
ドラマ萌えしないのはそのせいかのか…でもドラマも丁寧に作り込んであるので大好きだ。
374221:04/11/01 07:41:34 ID:+1MU1Co0
うわぁ、
>今月中に投下できるといいなぁ。
とか言ってたのにもう月が変わってるー…スマソ。
地元の震災で動揺している間にもう一週間か…。ま、実家の辺は全然大丈夫なんですが。
家の人の目を盗んで書いてるのでなかなか進みません(だから仕事前のこんな時間)。
ちなみにやっと3人対面したところでございます。で薬物について検索中(w

>1さん、353さん、元69さん
ありがとうございますー!頑張りますーーー!
そんな感じで歩みは遅かれど、ちまちま進んでます。
完結してない状態で投下するのもちと怖い初心者タンなので、もうちょっと待ってくださいませ。。
ってか、「アメリカンなユキタンのプレイ」て(w
なんかツボに入ったっす。アメリカン……何させようっかなぁー(w

おぉ、ドラマ今週だ!
確かに萌え要素は少なかれど、ドラマも好きだーー。
別物じゃないけど別物として認識してるが、好き〜。すっげー楽しみっす。
3751 ◆b8B8JDsV3A :04/11/02 00:05:22 ID:cnYlxA/U
>221タン
ドラマは来週ですよ〜
ドラマ楽しみでつ、ビデオ撮らねば!
てかDVDに録画したいよ…(;´Д⊂)
376名無しさん@ピンキー:04/11/02 00:23:15 ID:u7V2nP1L
キモコテ同士の馴れ合いスレ晒しage





◆馴れ合いはGuideLineで禁止されています。◆
377元69 ◆.8x/pTuhMg :04/11/02 01:20:14 ID:Gp+SMSak
さて、ドラマの放送も近づいてるわけですが。
いかんせん生モノなのでここでの語りはどうしましょう?
伏せ字推奨で有りにしますか?それとも準備室に行きますか?
なんせ、ネタバレは放送終了になると思いますが…
378名無しさん@ピンキー:04/11/02 22:32:55 ID:8xc6NGAR
う〜ん・・・実況禁、中の人ハアハア禁、伏字推奨とかでおkでしょうか・・・?ムツカシイ
語りの中から原作とドラマ、両方のSSネタが浮かんだらいいな〜
漫画萌えな漏れですがドラマも楽しみです!

ユキタンのアメリカンなプレイ・・・実は漏れもツボってましたw
職人の皆様、続きのSS・新作SSマタ〜リ楽しみにお待ちしてます〜
379名無しさん@ピンキー:04/11/03 01:48:21 ID:Dqp7IkmH
アメリカンなユキタンもイイ!けど自分はやっぱり、彩佳タンが・・
モテて江葉都とコトーの間でゆれて欲しい。嫉妬させる勢いで!wお待ちしてます
380名無しさん@ピンキー:04/11/04 13:29:32 ID:Krfuala+
今日のヤンサンは休載でした×××
やはり隔週になって来はじめたしたね
381元69 ◆.8x/pTuhMg :04/11/04 22:21:30 ID:KEAvLrS8
早いけどネタバレ。

休載……orz イレギュラー月刊化?
というわけで、来週まではドラマ萌えしてますか。

いろんなテレビ番組関連の本立ち読みしてきたんですが、
ドラマはドラマで今回は萌えそうだなとオモタ。

マターリ投下待ち&漏れの中でネタ練り。
382名無しさん@ピンキー:04/11/05 02:44:22 ID:8poakJmq
アゲときます
383名無しさん@ピンキー:04/11/06 17:07:28 ID:QDuqMd01
>>376
ガイドラインより
>4. 投稿目的による削除対象
>レス・発言
> (前半略)第三者を不快にする暴言や排他的馴れ合い、(中略)等は削除対象とします。
「排他的な」馴れ合いは削除対象だけど、たんなるコテ同士のレスは削除対象じゃないよ。
384名無しさん@ピンキー:04/11/08 01:46:00 ID:rLFAoNWW
職人さん同士雑談してもいいと思うよ
雑談とかシチュ語りとかがSSの燃料になったらいいし
面倒だったら名無しで雑談でもいいと思う
385元69 ◆.8x/pTuhMg :04/11/08 02:36:26 ID:HWuOyaW6
>>383-384さん
フォローありがとうでつ。
投下する上で、名無しのままはさすがにやりにくいし、やはり
感想を書いて下さる方は本当に嬉しいので全レスに近いことを漏れはやってたので
もしかしたらウザがる人もいるのかなーなんては常々思ってました。
でも、稀少なジャンルなんでやっぱり固定の方が常駐しちゃうのは仕方ないのかなーと
思いつつ、やはり新規の方が入りやすい雰囲気にはつとめたいと思います。

もうすぐドラマでつね。凄く楽しみでつよ。
3861 ◆b8B8JDsV3A :04/11/08 03:55:12 ID:SpR/Jytc
>376サンのような書き込み見るとちょっとレスするの
控えてたりしてたんですが…
まあ…閑散期だったからどうしてもコテ同士がスレ維持する形に
なるんだよね( '・ω・)
閑散期こそネタ振りとかも柔軟にやっていきまつ…

ドラマは今週でつね、ホント楽しみ〜〜。
このスレも今週末は祭りになるとウレスィ(*´∀`*)
387名無しさん@ピンキー:04/11/08 06:46:32 ID:ER7R6vYs
職人なら黙ってSSを投下。
これが真の職人。今居るのは全て職人気取り。

よってsageる必要なし。
388名無しさん@ピンキー:04/11/08 07:21:59 ID:pILTNcu6
>>387の前2行のような話は時々あるけど、読者は「作者の態度が気に入らない場合はSSを読まない」という
選択肢もあるんだから、「SSは読みたい、でも作者の態度が気に入らないからクレーム」というのは、
俺は筋違いだと思うよ。
あえて言わせてもらえれば

読者なら、作者の態度が気に入らなくてもそれは黙って感想を書く。
これ真の読者。387はえらそうな評論家気取り。

ってところ?
まあ、あんまり気にしないほうがいいですよ。
389名無しさん@ピンキー :04/11/08 18:15:46 ID:EkmjZLyv
>387はえらそうな評論家気取り。
おぅ、上手いこと言いますな。漏れもそう思う。
別に職人さんはSS以外書いてはいけない、なんてことあるわけないし。
雑談を楽しみながら投下を待つ、って出来ないのかね?
つまらん香具師やのうー。
ここのスレのまったり感が好きなのによーヽ(`Д´)ノウワァァン!!

ま、スルーの方向でいいんでない?
気にしない気にしない。
390名無しさん@ピンキー:04/11/08 18:22:42 ID:ER7R6vYs
>>388-389
レス乙





ヴァカ晒しage
391名無しさん@ピンキー:04/11/08 20:23:29 ID:rLFAoNWW
シチュの話がしたい
いよいよスペシャル来ますね!そして原作コネー
ドラマのコトーは運転できないけど原作コトーはしてたような?
アヤカとドライブして欲しいな・・・んで、車エチー(・∀・)コトーかさばりそうだけど
392元69 ◆.8x/pTuhMg :04/11/08 22:37:47 ID:HWuOyaW6
原作コネーナー…今週はどうだっけかな。
つうかドラマのスペサルが楽しみ。当日も特番があるようだし。
微妙に原作いじりつつ、けっこう予測つかない展開にしてるのがいいね。

そういえばコトーは暑がりで寒がりだったよね…これも使えそう。
冬なら色々シチュ考えられるな。コタツとか正月とか初詣とか(クリスマスは多分漏れ的に間に合わない)

>>391さんの車もいいな、さすがにドラマの自転車だと危険すぎる( w
393名無しさん@ピンキー:04/11/09 00:54:13 ID:lGtQJquV
元69さん >さすがにドラマの自転車だと危険すぎる
お茶噴いた!曲芸じゃないんだからw
コタツでイチャイチャ・・・正月に長襦袢姿のアヤカ・・・いいですね〜
3941 ◆b8B8JDsV3A :04/11/09 04:50:58 ID:8cO+Zt70
>391
原作のコトー、車、運転できましたっけ?
記憶にないのでつが…(;´Д`)
でも…車エチーはイイ(・∀・)!!かもしんない…
狭い車内で2人のエチー…
---いきなりシート倒されて…(///▽///)
…とか?

か、書きたいぞ!?
でも69タンが言ってたコタツも捨てがたい…
コタツでのプレイは体位の四重八手内にもあるしな〜
妄想だけが先走る…(((( ;゚Д゚)))
395名無しさん@ピンキー:04/11/10 00:28:24 ID:+VYLYz9B
>394 1さん
運転シーンは出てこないので謎なんですが
コミックス2巻,車で芦田パパと出かけてるっぽいシーンが!
そんな謎部分を秘めた車エチー・・・
ネタが膨らむようでしたら次のSSの候補に入れてほしいです〜
 
しかしコタツプレイがそんな由緒正しい体位だったとはw
396名無しさん@ピンキー:04/11/10 22:30:14 ID:r38KSU2z
そういや5巻でも古川先生と山の上の石碑を見に来たときも
「車でこればよかった」って言ってましたねぇ。
なんか意外な感じがするけど、病人運んだりしなきゃいけないですしね。
しかし、自分で運転する分には酔わないんでしょうかね?

コタツプレイ…和の心ですなー。
コタツは日本人の生みだした文化の極みだよ。
「こたつ隠れ」とか「こたつがかり」とかですよねー。<四十八手

どっちもかなり萌えるんだけど、体がでかいと色々キビシそうだよなぁ。
あちこちぶつけながらも頑張っていただきたいものです(w
冬ネタSS見たいです〜(*´∀`)
3971 ◆b8B8JDsV3A :04/11/11 03:00:22 ID:zzbuIP3m
確認してみますた!
確かに「車でこればよかった」言ってましたね。。
やっぱドラマの影響(<運転免許がない)で運転できないと
思い込んでた…

コタツプレイ、カーセックル、冬ネタ…
考えてみまつ。
398元69 ◆.8x/pTuhMg :04/11/13 00:58:15 ID:sKpXiObE
さて、ドラマ前編が終わりマスタ。正直言って見てて疲れた…orz
いや、面白いんだけど。後半が…重い!
3BK8と重なったのでK8をリアルで見てコトーはビデヲで見ますた。
399名無しさん@ピンキー:04/11/13 01:19:58 ID:D1P4tS6L
内さんの煎じ薬がでてきたね
ふと、元69さんのSS「夏の始まり」を思い出した。あれ大好きです!
4001 ◆b8B8JDsV3A :04/11/13 02:39:48 ID:hsUrQMdd
ドラマ、見終わりました…
やっぱイイ(・∀・)!!
前半のマッターリ&コメディが個人的には(*´∀`*)ダイシュッキ
後半はこれぞDr.コトー診療所ってカンジ。明日、いや今日が
楽しみです(*´∀`*)
401元69 ◆.8x/pTuhMg :04/11/13 03:12:53 ID:sKpXiObE
後半の重さにちと凹んだので(それだけ夢中になったっつうことでつな)
マトモな感想が書けなかったので改めて前半感想をば。

漏れも前半のノリが大好きだつうか和田タンのアフォっぷりに大笑いでヒナちゃんに萌えてるタケヒロに笑った。
んで、ほどよく練り混んであるシモネタがGJ!ヤっただの二人で旅行だの中の人達も演出の人たちも
脚本の人もGJだ!その分、後半はかなりこたえたけど… スマンネチョットオモウコトアリデorz
内さんは相変わらずだし、石碑とか原作知ってると「おっ」って思う台詞やシーン盛りだくさんだったし
後半も楽しみだー。個人的にはアヤカタン&パパンが痛々しくて辛かったです。ママンガンガレ。

>>399さん、thx!
キャラがドラマ設定準拠の小説もいつか投下してみたいなと思ってます。
今回前半にプチ萌えしてしまった…
ドラマ設定ならのんびりしたほのぼのエロが書きたい( w

ついでに。
-----------------ヤンサンネタバレ注意!--------------


クニちゃんさわやかですな!あややと小さな恋の予感?
で、あの三人は何者さ、っつうのと原さんの孤立していく姿が切ない。
はやく誰かばっさりあの三人をやってくれ!って感じです。コトーとアヤカタンの出番はまだ先っぽいね。
来週も連載はあるようなのでとりあえず安心(つうか休載チェックするのが習慣になった)




402名無しさん@ピンキー:04/11/13 04:40:16 ID:UMqpHlgl
ドラマ見て、一気にコトーとアヤカさんにお熱を上げてしまいました。
密かに良いとは思っていたのですが、あんなにもネタになって
しまったら……。先生、鈍感すぎて、それがイイヽ(`д´)ノ

ドラマの前半は二人の話が盛りだくさんで幸せでした。
文句言いながらも洗濯してあげるアヤカさん……。

診療所で二人っきりになった時のあのぎこちなさが、更に
萌え(;´Д`)二人とも可愛いすぎ

漫画とは違った胸の高鳴りを感じてしまいました……
403名無しさん@ピンキー:04/11/14 01:25:40 ID:LX+tzfVC
洗濯のエピとかよかったですね

原作のアヤカはコトーのパンツも洗ってましたね・・・今も洗ってんのかな?
かいがいしく食事の支度とか離れの掃除とかもしてそう
コトー、早く離れに朝起しに来たアヤカを布団に連れ込んでしまえ!
404元69 ◆.8x/pTuhMg :04/11/14 02:18:50 ID:x5feOrXj
コトー感想その2、行きますわー。
それにしてもドラマスレ、荒れてるね…まあ、漏れも後半はちょっと不満が残ってしまったクチ。
理由はほぼあのスレの流れと一緒かな…
ハラタン…(つД`)・゚・。・

それでも星野パパンママンの夫婦愛は良かったなと思ったYO!
なんとなく、遠距離恋愛とか手紙のやりとりとか、ママンの傍に優しい目をしたパパンが傍にいる構図が
ずっと後のコトーとアヤカタンの構図に見えてしまった漏れは妄想しすぎか、と orz
(もちろんママンの病気は抜きで…)ああいう夫婦っていいなと思ったよ。
白衣を着て二人で海を見つめるっていいと思ってしまった。そこまで妄想するな漏れ。


405名無しさん@ピンキー:04/11/14 02:47:24 ID:M4qmVg9c
ママの病気の事を考えると、その後が辛いけど、
学校で夫婦を見てるアヤカさん、それを見つめるコトーの図は
グっときてしまいました。

途中で恋愛ドラマだったら、抱き合ってるシーンがあったんじゃ
ないのかと、自分は妄想してしまいました_| ̄|○不謹慎でゴメン
4061 ◆b8B8JDsV3A :04/11/14 13:19:05 ID:KMEvW95H
昨日のドラマ感想、行きます〜

ドラマスレの消費の早さに驚きながら(w、荒れようにハラハラしてまつ(((( ;゚Д゚)))
やっぱイイ(・∀・)!!という人、正直、つまらないと言う人いろいろいましたが
漏れ的には前半がマッターリ&コメディが良かったです。
後編は最初の1時間で泣かされましたが手術シーンとかなかったし
コトーのすご腕が見れなかったのが残念かな…
でも久しぶりにドラマコトーが見れて良かったです。新たな妄想もできたし(w
DVD、早くщ(゚д゚щ)カモーン
しかし…タケヒロが東京行ってしまったのでこの先の続編はあるのか
微妙だ…(;´Д⊂)

4071 ◆b8B8JDsV3A :04/11/16 00:37:16 ID:ZJg870ZP
ドラマスレで拾ってきました。
DVDリリースだそうです。早っ!でもウレスィ(*´∀`*)

621 名前:名無しさんは見た!@放送中は実況板で 投稿日:04/11/16 00:04:17 ID:lER2Qgnr
ttp://d.hatena.ne.jp/dvd-tsutaya/?pic

吉岡スレで拾ってきました。

408名無しさん@ピンキー:04/11/18 13:06:18 ID:6iaRzYHe
>>407
早っ!でも絶対買おう…

今さらコトー(しかもドラマ版)ハマったから自分にとってここの皆さんのお話が
唯一の萌え補給所。皆さん、これからもがんがってください。
409元69 ◆.8x/pTuhMg :04/11/20 02:51:40 ID:3qETmnQF
>>408さん
おおっ、ドラマ好きさんですねщ(゚д゚щ)イラッシャーイ
ここは原作中心ですけど、ドラマの萌え話もオッケーなので、
是非是非萌えがあれば語っていってくださいね。
漏れは原作もドラマもどっちのコトーも大好き。

それにしても、DVDはやっ!

余談ですが私事でSS書けない状況ですがすごく続き書きたいです。
今月中に投下出来るかな、多分…


410221:04/11/21 11:27:32 ID:XVRS98cx
やっと昨日SPの後半見ますた〜。
先走ってた割りに乗り遅れてますが。<1さん御指摘dクスでつ。
色々な書き込みを見た後なので、結構複雑な気分でしたね。
やっぱり救いのある話のほうがいいなぁ、後味スッキリがいいのになぁ、と。
ってか先生のあの可愛らしさは何なんですか(w?

遅くなってしまいましたが、何だかキリがないので切れのよいところまででSS投下します。
もうちとタイトにしたかったんですがね…
「コトー×アヤカタン+ユキタン」って表記でいいのかな?カップリングは。
そんな感じで注意事項〜。以下に該当する方は読まないほうがいいでつ。
1.かっこよい先生を求める方。コトーはヘタレ全開仕様となっております。
2.百合要素がダメな方。流れ的に彩佳とゆきセンセの絡みがあったりもしますので…_| ̄|○
3.シリアス話を求める方。ノリと勢いのみの話になってます。良く言えばコメディってところですかね。

ではこっそり投下ー。
411221:04/11/21 11:36:11 ID:XVRS98cx
1
西日が水面を照らしていた。船着場からそれを眩しそうに眺める女が一人。
「んーーーっ、やっと着いたー。眠ってても流石に疲れるわねー。あーまだ揺れてる。」
そう言い首を振ると、長旅の疲れからかぐぐっと背伸びをした。
「…あれから1年かぁ…やっぱりいつ来ても変わらないわね、この島は…」
大学病院での激務に追われる中、久しぶりにまとまった休暇が出来た。
とは言え、ほんの5日間の休みである。移動のことを考えるとゆっくりは過ごせない。
そんな中、無理を押して最果ての古志木島へとやってきた。
よっぽどでなければそんなことは出来ない。
何しろ彼女は国境を越え海を越えてやってきているのだから…遥々アメリカから。
412221:04/11/21 15:19:32 ID:1qqgEd47
2
夕焼けで空が真っ赤に染まった午後6時。今日の業務を終えた彩佳は鼻歌混じりに帰り支度をしていた。
「おっ疲れ様ーっ!」
コトーの声がした、と思ったら間髪入れずに背後から手が伸びてきた。そして、そのまま抱きしめられる。
「なっ、何するんですかいきなり!!っていうか、更衣室に入ってこないでください!!」
「別にいいじゃない、ねっ?ねっ?んーーーーーっ」
そう言うと、彩佳を抱えたまま頬擦りする。
いい年の、しかも大柄な男が甘えてる姿というのは、傍から見たらきっと異様な光景だろうが、
「可愛い」と思ってしまうのは、やはり惚れた弱みというヤツであろう。
とは言え、この異様なテンションの高さに少々引いてしまったが、しょうがないなぁ、といった感じで受け流す。
そんな彩佳自身も極力表情に出さないように冷静に振舞っていただけで、正直浮き足立っていたのである。
「んもぉー、星野さんは可愛いなぁーーー」
「…ちょっと…もうっ!イチローと同じような扱い方しないでくださいよ!」
まぁ、猫可愛がり、といえばある意味正解ではあるのだが、彩佳は明らかに不服そうな顔をしていた。
「でもねー、イチローにはこんなことしないよー?」
片手で彩佳の両腕を押さえ込み、もう一方の手で今着替えたばかりのブラウスのボタンを一つ、二つと外していった。
「先生…ダメですってば。少しは我慢しくださいよ…すぐ戻ってくるのに…」
「うん、わかってるよ?」
何を分かってるんだか。襟元から手を滑り込ませ鎖骨に触れた。
「やんっ…くすぐったいーー…もう止めてくださいって…」
ジタバタと体をよじって抵抗するがお構い無しだ。
「んーーー?何ー?よく聞こえないよー?」
更に手を進入させ、ブラの肩ヒモを肩から落とす。思わず体を硬直させている彩佳をもう一度強く抱きしめた。
そして、すっかり肌蹴てしまった首筋から肩にかけて幾度となく唇を落としていく。
その度にビクッと反応する様を嬉しそうに眺めると、今度は舌を這わせ始めた。
413221:04/11/21 15:24:41 ID:1qqgEd47
3
「…んんっ…ダメ…ホントにダメですってば…」
すっかり足の力が抜けてしまい、何とか体を支えようとコトーの腕に必死にしがみ付く彩佳の耳元で
「あれー?ひょっとして、これだけでもう感じちゃってるのー?やらしーなー」
と意地悪そうに囁く。耳に吐息がかかるだけでも背筋にゾクゾクと来る。
「…先生…わ、わたし…。」
「ん?どうしたの?」
そう言うと間髪入れずに耳を甘噛みする。
「ひあぁっ…んっ…ふぅん…そんな…だめ…もう…」
息も絶え絶えにかろうじて抵抗を試みるも、それは口先の言葉であるだけで全く意味を成さない。
この角度からでもその白い肌が紅潮しているのが見て取れる。
「だめ?嫌なら止めるよ?……はい、じゃあここまで。」
「え?」
「続きは後で。ね?これで早く戻ってきたくなったでしょ?」
呆然としている彩佳を自分の方に向かせると、着衣を整え先ほど外したボタンを嵌めていく。
そして仕上げに額にキスをすると、これまたいい笑顔で言い放つ。
「じゃ、夜道に気をつけて。行ってらっしゃい!」
正気に戻るにつれ、腹が立ってきた。認めたくはなかったが、すっかり続きを期待してしまっていた。
しかも、気が付けばすっかり立場が逆転してこっちがおあずけを喰らっている状態だ。
からかわれた事に怒っているのか、中途半端に止められたことを怒っているのか。
とにかく悔しかったらしく、拳を握りしめ叫ぶ。
「かえって作業効率が落ちちゃうじゃないですか!!先生の馬鹿ーー!!」
「っだあぁっ!!」
右ストレートが腹に、決まった。
414221:04/11/21 15:34:47 ID:1qqgEd47
4
「…うー、何かイマイチわからないなぁ。」
浴室で一人つぶやいていた。
回数こそは少ないが、毎回長期滞在していた彼女はすっかりこの民宿のお得意様であった。
勿論、芦田代議士のお嬢さん、ということで優遇されているのも多少はあるのだけれども。
少々休んで早めの夕食を摂り、女将としばらく雑談し、今は入浴中。
女将から色々情報を手に入れようとしたものの、やはり当事者じゃないと分からない事のほうが多い。
「アル中の凄い先生って何なのよー?
 まぁ、コトー先生がまだ独身だって分かっただけでも十分か。諸々のことは先生に直に聞けばいいし。」
風呂から上がり部屋に戻ると、早速出かける身支度を整えていた。
「ここまでは計画通りね。」
化粧も済ませ、愛用の香水を一振り。準備完了。
「よし、準備完了。ここからが勝負よっ!いざ出陣!!」
415221:04/11/21 15:36:24 ID:1qqgEd47
5
午後6時半。いつもの様に彩佳は自宅の台所に立っていた。。
以前は残った仕事を処理するために遅くまで残ることもちょくちょくあったのだが、
父親と義母と暮らし始めてからはそうはいかなかった。
家に帰ってからも、家事に介護にやるべきことはたくさんあったのだ。
でも最近は負担も多少軽減してはいる。
ガンを発病し入院するまでは父も義母の介護をしていたので、
体力の回復に伴いリハビリも兼ねて介護を分担をするようになったからだ。
それでも、家事は今まで通りに彩佳が全て担っていた。
毎日定時に帰るのは、両親に規則正しく食事をさせるため、である。
元々家事は好きだったので、特に苦痛ではなかったし
「世の兼業主婦って、こんなカンジなのかなぁ?」と、いたって本人は暢気なものだった。
それに今の生活にも利点もある。
いつも早く帰る代わりに食事が済んでから診療所に戻ることにしており、
そのときに一人分余分に作っておいた食事を持っていくのだ。
放って置けばカップ麺しか食べないコトーへの差し入れである。
そのお陰で、体脂肪率は20%代後半までに落ち(まだ高いのだが)
続きもしないジョギングをするよりは遥かに効果があったようだ。
食事が済んだら、仕事の続きをする…こともあるのだが、大抵はそのまままったりと二人だけの時間を楽しむのであった。
それは彩佳が帰るまでのほんの短い時間であるが、誰にも邪魔されない大事な一時だった。
416221:04/11/21 15:40:16 ID:1qqgEd47
6
「こんばんはー!」
診療所の玄関から甲高い声が聞こえた。
(あれ?星野さん?にしても早いなぁ。今出てったばっかりだよなぁ。ひょっとして急患かな?)
「ちょっと待ってくださーい、今行きますー!!」
1分ほど待たされた所でコトーは現れた。
タオルで髪を拭きながら出てきたところを見ると、どうやら入浴中だったらしい。
「あーー!!芦田先生!!お久しぶりー!!」
驚きながらも屈託のない笑顔で嬉しそうに叫ぶコトー。
この笑顔を見れただけでもアメリカから来た甲斐があったというものだ。
「お久しぶりです。」
「今日はどうしたの?」
「ちょっと父に野暮用を頼まれて。代わりに村長さんに会いに行くんです。
で、明日色々用事を済ませたらすぐ帰るんですけどね。
…あれからどうなったか色々気になってたものですから、世間話をしに来ちゃいました。」
「そっか…そうだよね。こんな所で立ち話もなんだし、よかったら上がってってよ。」
と自室へと通した。
少々散らかっていたが、幸いにも客を上げるスペースは確保できた。
彩佳が来るので、本人なりには片付けたつもりであったのだが。
「あ、先生は座っててください」
そそくさと給湯室へ行き、お茶の準備をする。
何やら大きいトートバッグからお土産を出し、それをお茶請けにする。
「お待たせしました〜これ、お気に入りのお茶なんです。」
金木犀や、香辛料で香り付けされた紅茶の匂いが部屋に立ち込める。
「いまフレーバーティーに凝ってるんですよ。」
なんかトイレの芳香剤みたいなお茶だなぁ、と思ったが、
きちんとした手順で淹れてあるので苦味も少なく、意外と飲みやすかった。
417221:04/11/21 15:46:32 ID:1qqgEd47
7
「あの事件の後、色々あったんだよ……」
あの事件、とは1年前にこの島で発生したデング熱の一件のことである。
共に病と闘った戦友とも言える三上。
ゆきは彼の最期を見届けて程なく島を後にしていたので、その後の事がずっと気掛かりだった。
手紙なり電話なりで連絡を取ることも出来たが、やはり直接コトーから話を聞きたかった。
「良かった…これで三上先生も一安心ですね…」
彼の妻のである恵さんが無事出産を終えたこと、そして後任の医師が決まったことを伝えた。
「あの臓器移植の権威の江葉都先生が…なんだか意外です。でも腕も確かでしょうし、問題は無いですよね。」
守秘義務もあるので大まかなことしか伝えなかったが、それで十分であろう。

そして、お互いの近況を報告しあう。場所は違えど、目まぐるしく仕事に追われているのは同じようだ。
「ところでコトー先生…。この部屋の様子だとまだ独身ですよね?」
「え…あ…うん、そうだけど?」
(あぁ、やっぱりそう来たかー。)と戸惑った。
「あーあ、星野さんグズグズしてたんなら、ホントに勝負かければよかったなぁ。」
「まぁ、いや、そんなことも…」
はっきり「今付き合っている」って言えばよいものを。
勿論、ゆきは二人の関係のについて粗方予想出来ているのだが、悔しいのでちょっとからかってみただけだった。
「あ、大丈夫ですよ、そんな困った顔しないでくださいよ。それよりほらっ、これ見てください。」
「あ!」
そういって見せた彼女の左手の薬指には銀色のリングが輝いていた。
「来年には結婚するんですよ。父の仕事関係の人と。」
そう言うとにっこりと笑った。
「そうなんだ、それはおめでとう!」
「また後輩に先を越されちゃいましたね、先生。」
「はは……。」
力なく笑うコトーであった。
418221:04/11/21 15:49:53 ID:1qqgEd47
8
話は尽きなかったのだが、二人は時計を気にしだしていた。
(もうそろそろ来るはずんだけどなぁ…。)
二人は同じ事を思った。思惑はまったく異なるのだが。
「時間大丈夫なの?民宿泊まってるんでしょ?」
「ちゃんと言ってきたから大丈夫ですよ。
 それに私も明日早いからもう少ししたら戻りますよ。」
「ならいっか。」
本当はあんまり良くはない。とは言え無碍に帰らせるのも心苦しい。
ゆきと鉢合わせて、彩佳がまたヒステリーを起こさないないことを祈るのみだ。

(…それにしても眠いなぁ…)
まだ8時を過ぎたばかりだというのに、コトーは猛烈な眠気に襲われていた。
(お客さんが来てるのに…星野さん早く来て接客してよーー…)
随分勝手な言い草だ。しかし眠くてしょうがない。
幾度となく目を瞬く様子を見て
「お疲れでしたらもう休んでください。」と
ゆきは部屋の隅に三つ折にしてあった布団を広げた。
「う…ごめんね…明日会えるかなぁ?」
「少しぐらいなら大丈夫です。お昼の便で帰りますから。」
「ホントにごめんね……」
そう言うと、布団に入らずそのまま倒れこむようにして眠り込んでしまった。
「……はい、落ちた。」
そして、ゆきはその寝顔をいとおしむように眺めていた。
419221:04/11/21 15:58:41 ID:1qqgEd47
9
明日は休診、土曜日の夜。ここ数日、義母の容態も良い。
「じゃ、これからゆかこの所で呑んでくるね。
 一応朝ごはんも用意しておいたから、もし泊まりになったときは温めて食べてね?
 それと、もしお義母さんの容態がおかしかったら、まずはコトー先生に連絡してね?
 私もすぐ戻ってくるから。それじゃ、行ってきまーす。」
もういい大人なので夜に外出するからといって別に何を詮索されるというわけでもない。
でも本当のことを言うのも気恥ずかしいし、何だか気まずい。
彼女自身も生真面目な性分なので仕方ない。
「何か懐かしいことしてるわねぇーあんた。女子高生じゃないんだから。」
と口裏合わせに付き合うゆかこも言う。
本土で学生をしていた頃、一人暮らしをしていた彼女はよく実家通いの友人のアリバイ工作に協力していたのだ。
「気持ちも分からないではないけどね…。」
自分と母を捨てた父、そして自分と母から父を奪った女。
そんな二人が突然現れて、家族として暮らすこととなったのだ。
いくらそれを受け入れているとは言えまだ彩佳の中にわだかまりがあるし、
当然二人も過去のことに対する罪悪感を抱えている。
そんな三人も共に日々を過ごしていくうちに、少しずつではあるが自然に相手に接することが出来るようになっていった。
とはいえ、まだまだ微妙な間柄の親子である。まだまだお互いに遠慮があるのも仕方がないことだ。
まぁ、普通でも「これから彼氏の家にお泊りー☆」なんてそうそう言えないだろう。
父親も義母も、特に不審に思うことも無く快く彩佳を送り出す。
いつも苦労をかけている娘に、たまには羽を伸ばして欲しいとさえ思っていた。
とは言え「友達のところに行くにしては、身支度に時間がかかってるなぁ」と思われてはいたのだが。
そして、彼女は自転車で一直線に診療所へと夜道を駆け抜ける。

420221:04/11/21 16:06:13 ID:1qqgEd47
10
(もう9時かぁ、遅くなっちゃったなぁー。きっと先生待たせちゃってるよね〜
 怒っちゃいないだろうけど…もう眠っちゃってるかもしれないなぁ…。)
やっと到着した彩佳が診療所の扉を開けると、そこには高めのパンプスが。
(あれ?急患?)
診察室の方を覗いてみれども、真っ暗なだけで誰もいる様子はない。
(こんな時間にお客さんって事はないわよね……)
嫌な予感を胸に、更に奥の部屋へと進む。
部屋の手前で深呼吸し、襖を少しずらし隙間から中を覗い見る。
(なんか、いつになく部屋片付いてるなぁ。珍しー。)
なんのことはない。手持ち無沙汰のゆきが時間潰しに周囲を片付けて置いたからだ。
家主の姿を探すと、布団の上に転がっているコトーが見えた。
(…ホントに眠ってるし。しかもパンツ一丁で………は?)
さらに視線を巡らせると・・・そこには服を脱いでいる最中の女性がいた。
その服の下は真っ赤な上下セット+ガーターベルトといった勝負する気満々の下着、といういでたち。
混乱しつつも、目を凝らして顔を確認する。
(……ゆき…さん…?)
よくよく見ると、コトーの両手足は拘束されていた。
(はぁっ!?何?何なのよ?!!何しようとしてるのよ?!!)
高鳴る胸を押さえながら、彩佳は襖の向こうに聞き耳を立てた。
421221:04/11/21 16:28:22 ID:1qqgEd47
とりあえず今日はここまで〜。

ってか、ミス見つけちゃったっす。
>414の下から二行目の「準備完了。」は削除して読んでください。反復してるよう。
>420の8行目は「覗き見る」だし。
何度も見直してるのに〜〜。漏れの目は節穴か( ゚Д゚)ゴルァ!

422名無しさん@ピンキー:04/11/21 19:22:33 ID:gv14Gjpt
ユキタンのアメリカンなプレイキタ━━━━━━┌(_Д_┌ )┐━━━━━━ !!

面白いです!すっごく面白いです!明るい雰囲気でとても楽しいです
コトーに猫可愛がりされるアヤカタン萌え
2人の暮らしぶりも丁寧に書かれていて堪能しました!ウマー
ユキタンイイw「はい、落ちた。」いいですね〜何飲ませたんだかw
続きをワクワクしながらお待ちしてます(・∀・)ノシ

>>409 元69さんお待ちしてます(つД`)・゚・。・
4231 ◆b8B8JDsV3A :04/11/21 19:34:12 ID:mVL2cGFM
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
キャッホウ(*´∀`*)
初っ端からアマーイ、ラヴvvv
(;´Д`)ハァハァ
イイ(・∀・)!!

ユキタン、何を企んでるの〜(w
つ…続き・・・待ってます〜щ(゚д゚щ)カモーン
424元69 ◆.8x/pTuhMg :04/11/22 21:19:33 ID:EI8iG3ue
アクセス規制で書き込めなくて凹んでたら
>>221サン
キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)-_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!

いやー、ユキタソいいキャラっぷり!アメリケンなプレイ開幕ですな!
冒頭の猫っ可愛がりにも萌えでつ萌え!
原作のエピソードをすごく上手く盛り込んでいて、面白い!めっさ面白い!
漏れも「はい、落ちた。」がすごくいいと思います。
いったい何飲ませたんだよユキタン!

ぞ、続編がめっさ楽しみっすよ!
関係ないけどユキタンは黒や紫のぱんつも似合いそうでつな。
425221:04/11/23 17:25:10 ID:D55EoKlJ
>422さん、1さん、元69さん。
感想dクスでつ〜〜〜〜。これを心の糧に続き頑張るYO!
なんかユキタン書いてて正直楽しいです。ヤるぜ、アメリカンなプレイ(w
初っ端から絡ませてたのは、これから先生はちと可哀想なカンジなので
せめてもの慰み、といったところでつ。あと、一応はコトー×アヤカタンって事で・・・。

ちなみに漏れも下着は黒か赤かで悩みましたよー。
アヤカタンが白だから紅白でめでたいかなぁ、と決定しましたが(ニガ

んでは、続き〜〜。
426221:04/11/23 17:27:28 ID:D55EoKlJ
11
「もういいかな…?」
ゆきは下着姿のままコトーの傍らに座り、その頬を叩きながら緊迫した声で呼びかけた。
「先生!先生!起きてください!急患です!!」
「うーん…?……患者の状態は!!?」
普段は寝起きが悪いくせに、仕事のこととなると人が変わる。
叫んで飛び起きる…つもりだったのだが
「あれ…?」
手の自由が利かず、起き上がることが出来ない。
そして、目の前の光景に初めて気が付いた。
「えーっと…」
全くこの状況が把握できず、何を言っていいものやら。
「即効性と持続時間の短さから考えると、やっぱり紅茶に入ってたのって、
 酒石酸ゾルピデムとかその辺の睡眠薬…ってか睡眠導入剤かなぁ…?」
散々悩んだ挙句に出てきた台詞がこれだ。
「当たりです、流石コトー先生ですね。飲んでからじゃ遅いですけど。」
にっこり微笑みながら上から顔を覗き込み答えるゆき。
427221:04/11/23 19:03:57 ID:D55EoKlJ
12
そして、一呼吸置いてこう言い放つ。
「先生、私を抱いてください。」
毎度の事ながら、唐突な事を言う人である。
「え?えーっ?!ちょっ、ちょっと!!待って、落ち着いて?!」
すっかり声が裏返っている。
「嫁入り前の娘さんがまずいよ?ねっ?」
「嫁入り後だったらもっとまずいじゃないですか。それに私婿取りだし。」
まぁ、確かに。妙に納得しつつも説得を続ける。
「ほら、こんな縛られた状態でお願いされても何も出来ないよ?せめてこれ解いてよ…」
後ろで拘束され、自由のきかない両手を目線で指し示しながら懇願してみたが、
「男の人の力で抵抗されたら勝てないもの、解くわけにはいきませんよ。」
どうやら否応なし、ということらしい。
「…初めてお会いしたときからずっと先生のことが好きでした。
もちろん先生が好きなのは私以外の人だってことも知ってました。
でも、ずっと忘れることが出来なかったんです…。」
これまでの強気な態度とは一転、目を伏せ思いつめた様子で語る。
そして、何処か寂しげな笑顔を見せ、
「未練が残らないように…もう、思い残すことがないように……どうか、お願いします…。」
と。不覚にもコトーは初めて見るその表情に見蕩れてしまっていた。
そして、何故かもうそれ以上抵抗することが出来なくなっていた。
無言で見つめあう二人。
ゆきは瞳を閉じて自らの唇をコトーの唇に重ねようと覆いかぶさっていった。
428221:04/11/23 19:07:18 ID:D55EoKlJ
13
「ちょっと待ったあぁあーーーー!!」
襖を勢いよく開け、彩佳が大声を張り上げながら部屋に飛び込んできた。
「ゆきさん!そんな格好で何やってるんですかっ!」
「もう、乙女の一大決心だっていうのに水を注さないでください。」
「はぁ?何それ。そんなの許さない!!」
「今回だけなんだからいいじゃないですか。」
「今回だけとかそーゆー問題じゃありません!!」
「それに、これでもうコトー先生にちょっかいを出されることもなくなるんですよ?
 星野さんにとっても決して悪い話じゃないと思うんですけど。」
「でも……。」
「もう、わかんない人ですねー。お言葉を返すようですけどこれは私とコトー先生の問題ですから。
 星野さんにとやかく言われる筋合いはありません。」
「なんですってーーーー!!?
挑発するゆきに、挑発に乗る彩佳、そんないつものパターンにすっかり陥っていた。
(うっわー、最悪の状況だよぉおおーーー!!)
コトーは何とかこの場を収めようと思ったものの、幾らもがいても、一向に拘束が解ける気配はなかった。
「ダメったらダメー!!絶対にダメーー!!」
半泣きでそう叫ぶとコトーの傍らに駆け寄り、
「先生もなんでされるがままになってるんですかっ!!今これ解きますから、何とかしてくださいよ!!」
「あ…うん。」(何とか…ってどうしようー…?)
彩佳はまず両手を縛っているロープを解こうとしていた。
429221:04/11/23 19:09:00 ID:D55EoKlJ
14
そのとき。
背後から回されたゆきの手が、彩佳の口を塞ぐ。
「うぐ?!!むうーーーー!!!んんっ!!」
完全な不意打ちだった。思った以上にゆきの力は強く、手を振りほどこうにも歯が立たない。
押さえる指の隙間から息は漏れる一方で、欲する酸素は入ってこない。
いよいよ息が苦しくなってきた彩佳の顔は真っ赤になっていた。
「そろそろいいかな〜?」
頃合を見計らったようにパッと手を離すと、ここぞとばかりに隠し持っていた小瓶を彩佳の鼻先に近づける。
「!?」
溶剤のような匂いに気が付いたものの、これ以上息を止めていることは不可能であった。
これはマズイ、と判っていながらも思い切り空気を吸い込んでしまった。揮発した薬品と共に。
むせ込みながら振り返り、不安げな目で
「…今のは…何…?」
と言うや否や、頭がくらくらしてきてその場に脱力しへたり込む。
「あ、大丈夫大丈夫、大して影響ありませんから。
 結構メジャーな合法ドラッグですよ。正確にはドラッグとは違うんですけど。
 っていうか、合法とか違法とか私には関係ないしー。」
…それって医者としてどうよ?とツッコミを入れる余裕すらも今の彩佳には無かった。

430221:04/11/23 19:11:08 ID:D55EoKlJ
15
「じゃあね、私と先生がHするのが嫌だったら、代わりに星野さんが相手してください。」
「……は?意味…わかんない…んですけど…」
「だからー、こーゆー事っ!」
そう言うと、力が入らず抵抗することが出来ない彩佳の唇を奪う。
「んーっ!んーーーーーっ!!」
奥歯を噛み締めて辛うじて舌の侵入を阻止していたのだが、
頬に添えられていた両手が顎関節をぐっと押さえると、いとも簡単に口を開けさせられてしまった。
人の体を熟知している相手だけにタチが悪い。
口内を侵す柔らかい感触は、彩佳から更に抵抗する力を奪ってしまった。
その一方で服のボタンを外していく。隠しボタンのワンピースだったが、いとも簡単に脱がされてしまった。
女物の服の扱いは手馴れたものだった。自分も普段着ているものだから当然だ。
「…で、どうします?先生の代わりになります?」
「……わっ、私、そんな趣味無いです!!」
「あ、私も全然無いですよ?だから安心して。」
どの辺が安心なんだか。もう訳が分からなくなってきた。
「じゃあコトー先生一晩お借りしますね?邪魔しないでくださいよ?」
「…それは…嫌です……」
「決まりね。交渉成立!」
431221:04/11/23 19:13:04 ID:D55EoKlJ
16
全ては予定通り。
ゆきは途中で彩佳が現れるパターンもちゃんと想定していたのだ。
その上で「邪魔者から潰していく」という計画を決行したのである。
麻酔なんかを使って完全に彩佳を眠らせてその間に…という方法も考えたが、流石にそれはまずい。
後々のことを考えても、面倒を避けるために物事は穏便に運びたかった。
それなら彩佳も巻き込んで共犯にしてしまうのが一番だ、と判断したのだ。
単に『自分のテクニックが女相手にどこまで通用するか試してみたい』
といった、ゆきの好奇心が要因だったりもするのだが…。

その一方で。
「…ねぇ、これって、俗に言う『放置プレイ』ってヤツなのかなぁ?…って…おーい…」
縛られたままで完全に放ったらかしにされ、すっかり途方にくれたコトーは呟いた。
しかし、その声は二人には全く届かなかった。
「……あーもう〜〜。こんなことなら夕方最後までやっときゃよかったなぁ……」
と、ため息をつく。後悔先に立たず、である。
文字通り手も足も出ない状態で、これから繰り広げられる二人の艶事を見せつけられる事となってしまった。
432221:04/11/23 20:47:27 ID:D55EoKlJ
ここまででつ〜。

ここからの絡みを書くのに、ここの所ずっと苦戦しております。
女同士…うぅ、難しいよぅヽ(`Д´)ノウワァァァン
はやいとこコトーにも参戦して頂きたいのですが…。
4331 ◆b8B8JDsV3A :04/11/23 20:48:34 ID:53iQuyk/
キタ*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*!!!!!
コトーが『放置プレイ』されてるのがイイ(・∀・)!!
笑わせてもらいますた'`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、

んで、レズっぽい展開も又、(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァでつ。
434名無しさん@ピンキー:04/11/23 22:15:09 ID:PRQu8UIJ
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜┌(_Д_┌ )┐゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!
紅白でめでたい下着って〜wwグッチョイス!!ww
コトーが、コト-が〜ww…もう面白すぎです
アヤカを追い詰めるユキタンイイ!百合の続き楽しみです(゚∀゚)
435元69 ◆.8x/pTuhMg :04/11/24 19:09:02 ID:WZMMCAn8
>>221タン
続きキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
放置されるコトーがイイ!
絶対コトー、こんな状態になってると思う↓

_ト ̄|○ <ホウチプレイ…ナノ?

ゆ、百合もイイですな!かなり萌えました!
そして、アメリケンに我が道を突っ走るユキタンに惚れますた。
アヤカタンもっと感じてしまえ!

続き楽しみにしてます!
436名無しさん@ピンキー:04/11/26 16:29:34 ID:ntif3S4K
ドラマ版の設定も好きなので、ちょっとだけ書いてみました。
SPの前から細々と書いていたので、SP前の設定という事で
よろしくお願いします。

ついでに既に恋人同士っぽいです。すみません。

皆さんの素敵な二人を読んでいたら、更に二人の事が好きに
なってしまいました。
437明後日は休診日:04/11/26 16:30:11 ID:ntif3S4K
 昼間の騒がしさが嘘のように、夜の診療所は潮騒の音だけが響いている。既に和田さんは帰宅
しており、彩佳も既に帰り支度を済んだ後である。後はコトーに一言告げるだけだ――彩佳は未
だに診察室の明かりが見え、まだ彼がカルテを書いている事を知った。
「コトー先生。お先に上がります」
 コンコンと数回ドアをノックし、顔を出すと、やはりコトーはいつものように、カルテを書い
ていた。
「あ、うん。彩佳さんもお疲れ様、」
「あまり無理しないで下さいね」
「うん。判っているよ、彩佳さん」
 そう告げるコトーの表情は優しい。こんな顔をされたら、無理矢理に仕事を止めさせる事など
彩佳が出来るはずもない。それに、そんな権限など自分にはない。
 そんなもどかしさを感じながらも、彩佳はコトーに悟られまいと、頭を下げて早々に立ち去る
事にした。
「あ、彩佳さん……!」
 そう珍しくコトーに呼び止められ、彩佳は立ち止まった。すると、何時の間にやって来たのか、
目の前にコトーが立っていた。
 おっとりとした気弱な先生――島育ちの彩佳から見ると、男性らしさからは程遠い場所にいる
のがコトーである。だが、その内面は、熱いものを秘めているのも彩佳は知っている。よく見れ
ば、背だってコトーの方が頭一つ以上高い。それを感じさせない物腰の柔らかさがコトーらしい
といえば、そうなのだろう。
438明後日は休診日:04/11/26 16:30:40 ID:ntif3S4K
「何ですか? 先生」
「う、うん。そのね……。明後日は休診日だよね」
「はい」
「それでね……」
「先生、大の大人が照れないで下さい。気持ち悪いですよ」
「う、うん……」
 それでもコトーは困ったように白衣のポケットに手を入れ、視線を泳がせたままである。だが、
ずっとこんな事をしている訳にもいかないと思ったのか、意を決して彩佳を見つめた。
「休診日の前の晩さ、ここに……泊まらないかな? やっぱり嫌? 駄目かな……。あ、用事が
あるんなら、いいんだ、気にしなくて、本当にいいから、」
 その問い掛けに彩佳の方が口篭ってしまった。なんて察しが悪いんだろうと自分でも思いつつ、
内心、嬉しくて仕方がなかった。

 医者と看護士の関係から一歩踏み出したのは何時の事だったろうか。
 時がゆっくりと流れる島の時間のように、二人の関係もゆっくりと、そして着実に変わりつつ
ある。
 妙に勘の良い和田はそれとなく二人の関係を気付いている節があるし、内さんなどは往診にい
くと、「お前達の子供を取り上げるまでは死ねない」などと、本気か冗談か分からない口調で
コトーに怪しい煎じ薬を飲ませているらしい。

「……彩佳さん?」
 一向に返事をしない彩佳を不安に思ったのか、コトーがそう呼びかけると、
「そんな事、一々聞かないで下さい。恥かしいじゃないですか!」
「で、でも、彩佳さんは星野さんの大切な娘さんだから……」

 この島にコトーを呼んだのは彩佳の父である正一である。それでなくとも、コトーは度々、
昼食を彩佳の母である昌代からご馳走になり、一人身であるコトーに何かと気を遣ってもらって
いる。その二人に対しても、彩佳よりも年上であり、仕事仲間として彩佳を見守る責任がコトー
にはある。彼らの大切な一人娘をコトーは預かっているのだから、その一人娘が無断外泊などし
たら、悲しむに決まっている。
439明後日は休診日:04/11/26 16:31:01 ID:ntif3S4K
 そんな事は彩佳自身分かっているが、雰囲気というものがあるだろうと彩佳は思う。医師とし
てのコトーは聡明で、決断力もあるというのに、他の事に関しては、奥手で鈍すぎる。
 少しでも自分がコトーの傍にいたい事ぐらい彼は判っているはずなのだから、そんな事を尋ねら
れしまったら、反対に恥かしくてしょうがない。
 断る気持ちなどないが、承諾してしまえはば、それはすなわち、自分からコトーと関係を持ちた
いと言っているようなものではないか。現実にはそういう事なのだろうが、それを素直に認められ
るほど、彩佳はまだ恋愛に達観していない。

「やっぱり……駄目かな?」
 少しだけ落胆した声に、彩佳はぽすんとその身をコトーに預けた。駄目なはずがない、尊敬する
コトーに女性として見てもらえる事が出来て嬉しい。普段はストイックなまでに仕事一筋の彼もや
はり男性なのだ。
「……茉莉子さんに頼んできます」
「じゃ、じゃあ……!」
「判りきった事を聞かないで下さい!」
 明らかにコトーの声色が弾んだので、彩佳は照れ隠しに、彼を突き飛ばした。
「おやすみなさい!」
 そう言い捨てるように、彩佳はくるりと身体を反転させ、診療所から出て行った。その顔がうっ
すらと赤く染まっていた事にコトーも気付き、去った彼女の背中に小さく微笑を浮かべていた。
440明後日は休診日:04/11/26 16:31:39 ID:ntif3S4K
 案の定、茉莉子には冷やかされたが、快く協力してくれた。今回が初めてではないから、もしか
すると両親も気付いているのかもしれないが、深く尋ねられる事はなかった。
 どうも両親に限らず、島の多くの人達が自分達の結婚を望んでいる気が彩佳にはする。
 お似合いだから、とかそんな理由ではなく、コトーがこの島にい続けて欲しいからなのだと、そ
れぐらいの事は彩佳も気付いている。それは、彩佳も彼がずっとこの島にい続けて欲しいとは思う。
だが傍にいて、彼の医者としての才能も誰よりも判っているつもりだ。こんな僻地で一生、離島医
療すべきではないと都会からの大学病院から誘いが来るのも当たり前だと思う。
 でもそれはコトー自身が決める事である。コトーが決めた事ならば、どんな結果であっても、彩
佳は彼の決断を支持するつもりだ。感情が許さない事があっとしても、結局は、そうする気がする。
 彼の足枷などに、彩佳はなくたくなかった。
441明後日は休診日:04/11/26 16:32:28 ID:ntif3S4K


「……信じらんない」
 彩佳は呆れるように溜め息をついた。目の前には、きちんと布団が一つ敷かれており、ご丁寧に
枕元にはティッシュケースとコンドームまである。デリカシーの欠片も無い組み合わせだ。
 せめて、ティッシュとコンドームは隠しておくのが普通だろうと思うのだが、それをコトーに求
めるのは無理な事なのかもしれない。ある意味、オペ室で手術をするように、道具が整然と並ばれ
ているような雰囲気さえある。
 よくこんな事で、今まで彼女がいたのだと、逆に関心してしまう。余程の物好きでなければ、耐
えられなくて逃げていってしまうのではないだろうか。……まぁ、自分も余程の物好きの一人にな
るのだが。
 ふと、彩佳はコトーが以前付き合っていたらしい女医の事を思い出した。自分から見ても彼女は
知的な雰囲気を持つ美人だと感じた。女性らしい、というのだろうか、そんな雰囲気は茉莉子に通
じるものがある。自分に決定的に足りないものだと彩佳自身、自覚している。
 もう少し大人びた下着を着けてくるべきだったか。以前見た通販のカタログに載っていた下着は
そんな感じがした。
「今度、買ってみようかな……」
 そんなものを付けた所で自分が彼女達のようになれるとは思わないが、ほんの少しでも近づける
のならば、それでいい。コトーだって、男なのだから、そういう下着が嫌いなはずはない。
「彩佳さん。何を買うんですか?」
「お、脅かさないで下さい!」
「ご、ごめんなさい」
 風呂から上がってきたコトーは薄手にシャツにスボンというラフな格好だった。流石にTシャツ
にパンツ一枚というスタイルは止めた。
 はたと彩佳は自分が風呂から上がり、既に布団の上に座っている事に気付いた。これでコトーが
来れば、準備万端という状態だったのだ。
 いつもは強気な彩佳も、いざとなるとどうする事も出来ない。当たり前だ、彩佳にとって、コ
トーが初めての人だったのだから。
442明後日は休診日:04/11/26 16:32:51 ID:ntif3S4K
「彩佳さん」
 いつもの穏やかな口調と変わりはないが、少しだけ熱のこもった低い声に、それだけで彩佳は動
揺してしまう。
「せ、先生、灯り! ちゃんと灯り、消して下さい」
「え? 消しちゃうの? そうしたら、彩佳さんの顔がちゃんと見れないよ」
「み、見なくていいです!」
 最後まで残念がる彼を彩佳は無理矢理に黙らせ、コトーは部屋の灯りを消した。そうなると、部
屋は真っ暗で、遠くに潮騒の音しか聞こえない。
「きゃっ……!」
 いきなり、ひんやりとした手の平が頬に触れ、彩佳は驚きのあまり、声を上げてしまった。慌て
るように、触れられた手の平が離れ、彩佳は身体を小さくさせた。
 明るいままの困るが、真っ暗もコトーがどこにいるのか判らなくて困ってしまう。今更、頬に触
れられるだけで、酷く動揺してしまった自分が恥かしい。コトーの事だから、そんな事をされれば、
強引に次など、できるはずがない。
 子供ではないし、初めてではないのに、どうしてコトーの前では、こんなにも不器用にしか振舞
えないのだろうか。
「……彩佳さん、」
 そんな彩佳に気付いているのか、名を呼ぶコトーの声はとても優しいものだった。膝の上に置か
れた彩佳の手をそっと握り、コトーはゆっくりと手を引くように自分に寄り掛からせる。
「怖がらせちゃってごめんね」
「そ、そんなんじゃありません。私、子供じゃないんですから、これぐらい全然平気です」
「うん、そうだね。彩佳さんは僕の大切な女性だよ」
 だが、コトーは子供をあやすように、彩佳の頭を撫でるだけだ。言っている事とやっている事が
全然違うじゃないか、と彩佳は抗議しようかと思ったが、大きなコトーの手の平で撫でられと、あ
まりにも気持ちが良くて、止めた。そして、おずおずと胸元に顔を埋めるように、コトーに抱きつ
いた。
「彩佳さんは柔らかいね……」
 髪に口付けるようにコトーは言うと、彩佳は無言のまま顔を上げた。暗闇の中でも、彼が微笑む
姿がはっきりと分かるような気がして、彩佳は目を瞑った。
443明後日は休診日:04/11/26 16:33:27 ID:ntif3S4K

 コトーの行為は彩佳の想像していたものと全く違っていた。それは、いつもの彼のように、ゆっ
くりでいて、性急さは微塵も無かった。
 互いの肌の温かさを確かめるように、抱き合い、時折、口付けるられる。じっとりと汗ばむよう
に、肌が桜色に変わってゆく。まるで、ぬるま湯に浸っているように心地良いものだった。

「私、もっと激しいものだと思ってました……」
 以前に、そう彩佳はコトーに言ったことがある。すると、彼は困ったように、彼女を見て、
「僕はこういう風にしか出来ないから……彩佳さん、嫌? やっぱり、物足りない?」
「……ううん。先生とこうしていると、……気持ち良いから好き……」
 ぎゅっと彼を抱きしめるように彩佳がそう口にすると、コトーは安心したように、それを受け止
めたくれた。

「ねえ、彩佳さん。何処が気持ち良いの? 教えて、一緒にいきたい」
「そ、そんなの、わ、判る訳ないじゃないですか……!」
 子供が強請るように、コトーに耳元で囁かれ、彩佳は恥かしさから顔を背けてしまった。だけれ
ど、何時の間にか背中には彼の腕が回されていて、肩をしっかりと押さえられていて、逃げようが
ない。
 頬にへばりつく髪を、コトーは優しく取ってやり、そのまま髪を耳にかき上げるように動かした。
長くて細い彼の指が肌に触れられるだけで、本当は彩佳は感じてしまっていた。きっとコトーもそ
れは分かっているはずなのだ、それなのに聞いてくるのから、彩佳は恥かしい。人に弱みを見せた
事がない彩佳にとっては、感情を素直に口にするだけでも、かなりの勇気が必要なのだ。
「――っ、あ!」
 ぐっとコトーは身体を密着させるようにしてきたので、不意に彩佳は最奥を壁を叩かれ、声を上
げてしまった。何度も押し付けられるようにされると、もう声を抑えられず、甘い声をその度に何
度も口に出してしまっていた。
「彩佳さんは奥の方が感じるんだね……嬉しいな」
 酷く熱っぽいコトーの声と共に、今度は、ぐるりと円を描くように弄られる。身体の芯がどんど
ん火照り、気持ち良さでいっぱいになると、意識とは別に身体が更に欲しいと行為を強請る。
444明後日は休診日:04/11/26 16:33:51 ID:ntif3S4K
「彩佳さん、一緒にいこうね」
「せ、先生……! あ、あぁ! やっ、ぁあ! そ、そんなに、動かないで……!!」
 先ほどのゆっくりとした時間から一変して、コトーは彩佳の身体を揺さぶるように腰を動かした。
無意識に彩佳が行為を止めようと、彼の胸を抑えても、全く効果がない。反対に、全身で抱きしめ
られるように、覆いかぶされてしまった。
 何時の間にか、聞こえてくるものは、繋がった部分から奏でられる水の音と互いの声に変わって
いた。
「コトー先生! 先生……!!」
 ぎゅうと彩佳が一際コトーに抱きつくと、彼の身体は大きく何度も震えていた。荒々しい二人の
息が長い間続き、その後、コトーは彩佳を労わるように、涙の跡が残る目元や頬、そして首筋に何
度も唇を落としてくれた。


「先生、朝ですよ、コトー先生!」
「……うぅん、急患?」
 目を閉じていても、陽の光がはっきりと分かった。随分寝てしまったのだろうかと思いつつも、
瞼を擦りつつ、身体を起こす。
 そういえば、休診日に誰が起こしてくれたのだろう? 診療所には自分一人なはずでは――、そ
こまで考えて、あっ、とコトーは声を上げた。
 そうだ、昨日は彩佳が泊まってくれたのだ。だが、一つしかない布団の上に、彼女の姿はない。
「おはようございます……って、先生! 早く、服、着て下さい!」
 台所から顔を覗かせた、彩佳がコトーを見て、慌てるように姿を隠した。
「え、服……?」
 よく見れば、コトーは未だに裸のままだった。
445明後日は休診日:04/11/26 16:34:27 ID:ntif3S4K

 彩佳に急かされるように服を着て、布団を片付け、代わりに小さなちゃぶ台を出すと、そこに朝
食が並んだ。
「わぁ、彩佳さんが作ってくれたの? 美味しそうな玉子焼きだなあ!」
「お母さんに比べたら全然美味しくないですよ」
 先手を打つように、はっきりと彩佳は告げると、一人でもくもくと朝食を食べ始めた。コトーも
いただきます、と箸を持って小さく目の前にいる彩佳に感謝して、食べ始めた。確かに、昌代の玉
子焼きとは少し違う味がした。
「彩佳さんの味がして、とっても美味しいよ」
 嬉しそうに食べるコトーに、彩佳は照れくさいのか、珍しく一言も反論してこなかった。

「ほら、もうすぐ、タケヒロが来る時間じゃないですか? 勉強、見ているんでしょう?」
「え? もう、そんな時間?」
「先生はのんびりしすぎなんです」
 てきぱきと茶碗を洗い終えると、彩佳は窓を眺めた。その間もコトーは居場所がないように、ち
ゃぶ台の前に座っているだけである。
 甘い雰囲気も微塵も感じさせない彼女がらしいなぁと思いつつも、少しだけ残念に思ってしまう。
昨晩はあんなに可愛かったのに。そんな事をうっかり口にでもしたら、何が起こるか分からないの
で、絶対に口にはしないのだが。

「彩佳さん。もう帰るの?」
 身支度を整えている彼女にコトーがそう尋ねると、
「……そんな事、聞かないで下さい。……困ります」
 今の二人はそういう関係なのだ。まだその先を考えるつもりもない。多少はあるにしろ、性急に
答えを出そうとは二人とも思っていないのだ。今の二人の関係があまりにも心地良すぎて、それか
ら抜け出せないでいるだけかもしれないのが。
「あ、うん。ごめん、変な事、言っちゃって……」
 馬鹿な事を聞いてしまったとコトーは自分の迂闊さを呪った。次に掛ける言葉も見つからず、ふ
と窓の外を眺めると、今日も快晴そのものだった。彩佳も同じだったのか、彼女を見ると、窓を見
つめていた。
446明後日は休診日:04/11/26 16:34:44 ID:ntif3S4K
「天気が良いですから洗濯だけして帰ります。しなきゃならないものも溜まってますし……ついで
に先生の白衣も洗ってあげます。でも、白衣だけですからね!」
 彩佳もやはり帰り難いのか、そう言い放つと、近くにあった白衣の籠を持って行ってしまった。

 しばらくして、その彩佳が慌てふためくように、戻って来た。
「せ、先生! 白衣と下着を一緒にしないで下さい!」
 彼女の手にはどう見ても男性物のトランクスがある。このまま投げつけてやろうかと彩佳は思っ
たが、当のコトーといえば、うつらうつらと眠ってしまっていた。
 それでなくとも、コトーは忙しい。医者の不摂生なんて、見っともない事だと思いつつも、それ
も仕方が無いと彩佳も思う。急患は時を選んではくれないし、それでなくとも、コトーは深夜遅く
まで細かな作業をしている。
 休診日ぐらい、そっとしておいてあげよう。太陽が真ん中を指す頃には、タケヒロがやってくる
だろう。その間ぐらい、寝かせてあげよう。

「それにしても、先生の下着、派手……」
 外に置いてある洗濯機の前で、彩佳はしみじみと呟いてしまった。普段着ている地味な服装から
は想像も出来ないほど、カラフルなトランクスが何枚もある。
「……先生、下着は派手な方が好きなのかな」
 今度、自分が買う下着も派手なものにしてみようか、などと、そんな事を考えてしまう彩佳だっ
た。

 その後、彼女の買った下着に、コトーは心臓が飛び出るほど驚く事になったのだが、それはまた
別の話――。
447436:04/11/26 16:37:27 ID:ntif3S4K
書きなれていないだけに稚拙な部分が多々あると思いますが、
ご容赦下さると嬉しいです。

これからも素敵な二人のお話が読める事を期待しております!
448元69 ◆.8x/pTuhMg :04/11/26 19:04:30 ID:6szPoNnX
>>436さん
ドラマ版コトアヤ キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)-_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!
萌えました!ええ、萌えますたとも!
こう、原作にはない感じの穏やかな雰囲気と、ヤることしっかりヤってる二人に萌えですよ!
やっぱり強気なアヤカタンとこう、ビビってるコトーっつう構図は原作もドラマも共通ですよね。

なんか、このまま映像にして見てみたいYO!
ああ、漏れもドラマ設定でSS書きたくなってきた…

また投下してくだちい!面白いっす!
449名無しさん@ピンキー:04/11/26 22:30:48 ID:dvTAlz2f
キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゚(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!

ドラマ版キター!お泊りキター!
コトーのエチーセッティングキター!コトーったらもう〜w
やわらか〜い感じで読んでいてとっても心地がいいです
エチーの時の2人の会話も優しくて萌えてしまいましたよ
オチもイイですね!アヤカどんな下着を?w
また是非書いてください〜お願いします(*´Д`)
4501 ◆b8B8JDsV3A :04/11/27 00:48:34 ID:sdN5WAEd
キタキタキタキタ━━━━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━━━━!!!!!!!!!!
ドラマ設定のコトー×アヤカタン、イイ(・∀・)!!
原作より気が強いアヤカタンが(*´д`*)ハァハァハァアハァ でしたvvv
ドラマだと中の人のキャラでより一層、そう感じさせる(w
素敵なSSをありがとうございましたvvv
これからも(*´д`*)ハァハァハァアハァ させてくださいね(w
お待ちしております〜щ(゚д゚щ)カモーン
451名無しさん@ピンキー:04/11/27 16:32:15 ID:PY6+HFRZ
ドラマ版だーーーーーー
イイよーイイよー
吉岡の声って妙に色気あるんだよな。
あれで脳内変換したら萌え倍増。
また読みたいです!
452221:04/11/27 18:47:48 ID:t6eL4R/v
>>436さん
ドラマキタ━━━ヽ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ノ━━━!!!!
SP見てドラマの二人に萌え悶えてまくっていたので、嬉しいでつ〜
雰囲気がすっごくイイ(・∀・)!! ラブラブで幸せそうなエチーいいですなぁ(*´Д`)
先生のホニャっとした感じが出ててまたまた萌え。床支度にウケましたw
漏れもどんな下着か気になります。そのお話も読んでみたいでつ。
次回作楽しみにしてます〜〜!
453436:04/11/27 20:58:24 ID:5eW8BBW+
拙い文章に皆様、感想を有り難うございます。
勇気を出して書いて良かったです。
でもあんなに誤字脱字確認したのに……_| ̄|○すみません

SPを見ていて一番印象に残っているのが、コトーのトランクス
でした。ブリーフじゃなくて本当に良かったです……。
454名無しさん@ピンキー:04/11/28 17:53:34 ID:Q6XC75hf
ブリーフは漏れも萎えですwかといってビキニパンツだとキャラ違うし
ドラマも原作もトランクスで一安心(・∀・)
 
派手な勝負下着を着けて来ちゃって
恥ずかしくてモジモジするアヤカを妄想して萌えてしまいました(*´Д`)
そんなシチュ好きです
455名無しさん@ピンキー:04/12/01 23:01:40 ID:Efov/2h1
書き手さん降臨待ち保守
456名無しさん@ピンキー:04/12/02 15:13:52 ID:YQi3feL2
アゲ
457元69 ◆.8x/pTuhMg :04/12/03 01:16:33 ID:QYbIwIIV
さて、暫くやる気がなくて(ニガワラ やってなかったネタバレやります。
けっこう波乱含み?



---------------この先ヤンサンネタバレ!ゴチュウイ!---------------

コトーの笑顔がこの日を境に見られなくなるっていう引きがすごい気になる。
しかも来週休載だし orz
クニチャンとアヤヤのほのぼのはけっこうよかったなー、あとおじいさん医師も悪い人じゃなくて
良かった。あと気になるのは893の三人組だなあ…

なんか、ぼんやりと家族とワケアリの状態っていうのは匂わせてた気がします。
すごい今回気になる…

そして、それをネタとして使えないかと思う漏れ…
4581 ◆b8B8JDsV3A :04/12/03 01:46:59 ID:FOOdEsNa
さて!久々のネタバレ行きますか(・∀・)
今までは原作がちゃくちゃく(?)と展開していたので固唾を飲んでますた(ワラ


************************ ネタバーレ注意 ***************************

今回、今回、めちゃ面白かった!!先が気になる展開ですね。
家族の事でやっぱコトーの笑顔が消えたのね???
これは…コトーの笑顔を取り戻させるのはアヤカタンの役目?(*´∀`)
ヤーマダセンセイがアヤカタンの可愛い所を見せたいと言ってたから、いよいよ?
イイヨ、イイヨー(*´д`*)タノスィミー

来週、休載でつか?見てなかったよ、漏れ(;´Д`)
そして69タンと同じくヤンサンを読んだあとネタが膨らむ漏れであった(ワラ

459名無しさん@ピンキー:04/12/03 20:34:30 ID:DTgqA24o
来週っていうか、次は新年とかって書いてなかった?
460名無しさん@ピンキー:04/12/03 22:28:50 ID:udygBxnU
今週のが新年1号みたいす
次は12月16日発売とありました。新年号って早っ!

ーーーーヤンサンネタバレご注意ーーーーーー

いよいよコトーの家族が出て来そうですね!楽しみだ…そして一部完になるのかな?
今週じゃないけどワダサン一家が渡米してしまって寂しいです。アメリケンなワタサンの再登場に期待!
自分の道を見つけて離島したタマちゃん、シモヤマさん…
アヤカも行ってしまうのでは…と考え出したら寂しくてチト凹んでしまいました

ここのSSで萌え補給!書いてくださる皆さんにホント感謝です
461名無しさん@ピンキー:04/12/04 00:23:07 ID:JF3WWzq9
今週のが新年1号なんですか?
アリガトー
見逃すとこでした
462名無しさん@ピンキー:04/12/07 20:34:46 ID:sZ0Ldlc8
生食でhosyu
463名無しさん@ピンキー:04/12/09 02:01:07 ID:JWkx73HW
ライン確保
464221:04/12/09 07:25:53 ID:LqtIV/eV
保守がてら、短いけど続き〜。
全然話がも筆も進まなくって。すでに予定の倍の長さだし(;´Д`)
ってか、何か書いてて凄く恥かしいんですけど、百合展開(w

原作今楽しいですねぇ。
でも今週は コネェ━━━━━━(゚A゚;)━━━━━━ !!!!!。

公式サイトのBBS見て来たら
「星野さんとコトーのことは、もう少し時間が必要みたい。」だそうな。
まだかかるのか・・・・・・(w
でも、作者も何とかしようとは思ってるのね、とちょっと安心しました。

では、朝っぱらから投下〜。
465221:04/12/09 07:27:05 ID:LqtIV/eV
17
「じゃ、いきますね…」
彩佳の表情からははっきりと怯えの色が見てとれた。その様子を見て
「大丈夫、何も怖いことは無いですから……」
と、ゆきは彩佳をきゅっと抱きしめ優しく頭を撫でる。
そして、既にボタンが全て外され袖に腕を通しているだけのカーディガンとワンピースを取り払う。
一旦体を離しその姿を見つめると、イメージしていた通りの白い肌、清楚な純白の下着、華奢な手足。
彩佳は肌に突き刺さる視線を感じて、思わず俯き目線をそらし自分の体を抱える。
(……うわぁ、すっごい可愛いかも〜〜〜。いかにも男受けしそうってのかなぁ…ってか「萌え」?みたいな?
 この儚げ系ってのがきっとポイント高いんだろうなぁ。
 こーゆー雰囲気出せるのって羨ましいよなぁ、うん。私には無理だもんねー。
 それにしても、なんか嗜虐心をそそる、ってカンジよね〜。先生もなかなかいい趣味してるわぁ。)
その一方、俯いたままでこっそりとゆきの様子を盗み見ている彩佳。
無駄な肉も無く引き締まった体には程よく筋肉がついており、恐らく日々体を鍛えているのであろう。
それでいて女性的なフォルム。そしてすらりと伸びやかな手足。
真っ赤な下着を纏いしゃんと背筋を伸ばしている様は、自信が満ち溢れているようにも見えた。
(…大して歳も変わらないのに…「大人の女」って雰囲気…いいなぁ。
 凄く綺麗…っていうか格好いいよね。すっごい端正でスタイルいいし…。
 ゆきさんのほうがコトー先生と並んでてもお似合いなのかなぁ。きっとその方が見栄えがいいんだろうなぁ。
 それに比べて私…子供っぽくていやだなぁ…。うぅー見られてるよぉ…あんまり見ないで欲しいのに…。)
自分に無いものを持つ相手を羨ましく思うのは誰しも持ちうる感情だが、
「恋する乙女」には特に強いものであろう。二人も例外ではなかった、ということだ。
466221:04/12/09 07:28:13 ID:LqtIV/eV
18
お互いに色々余計なことを考えながらも、ゆきはかすかに震えている彩佳の細い肩に手を置くと、
「ほら、ちゃんとこっち向いて?ずっと目をそらされてるのも寂しいんですから…ね?」
呼びかけに反応しておずおずと顔を上げると、狙い定めていたかのようにまた唇を奪われてしまった。
「!」
再び彩佳を抱き寄せると長い口付けは、次第に激しさを増していった。
(あ…玄関に残っていたのはこの匂いだったんだ…)
鼻腔を擽る香水の甘い香り。普段香水を付けない彩佳にとってはあまり嗅ぎ慣れない匂いであったが、
フローラル系ベースに微かに混じったムスクの香り、それは決して不快なものではなかった。
そして、ゆきの暖かく滑らかな肌、髪を梳くしなやかな指。
彩佳は自分を包む柔らかい感覚に心地よさを覚えて自分の意とは反して身を委ねてしまっている。
「そうそう…力を抜いて…ん、いい子ね…」
「…はぁ…ふぅ…ん……」
絡めた舌が奏でる音色と、その合間に漏れる苦しそうな吐息、
この二つが静まり返った部屋の中に響いていた。その音が彩佳の羞恥心を更に煽る。
(やだこんな…もう…恥かしい…先生も見てるのに……でも…何で気持ちいいの?こんなのダメなのに…)
ゆきの指が彩佳の背中を下に向かい滑っていく。微かに触れる指の生み出す摩擦に耐え切れず背を反らす。
「やあっ…やだっ…止めてっ…止めて下さいっ……」
「だーめっ。そんなに可愛い声を出してるのにやめるわけないじゃないですか。」
467221:04/12/09 07:29:12 ID:LqtIV/eV
19
気が付けばいつの間にやらブラジャーのホックも外されており、心許無さを感じる間もなく取り払われていた。
華奢な体には不釣合いの豊満な胸が晒される。このアンバランスさが妙にいやらしさを醸し出していた。
上から覗き込まれていることに気付き胸を隠そうとするも、密着している状態なので思うように手も使えない。
「それにしても……何カップあるんですか、それ?」
「Eカップ…ですけど…」
かちーん。
いや、ゆきもCカップはあるので決して小さいわけではないのだが、正直なところやっぱり羨ましかった。
(ってことは、65のEってとこか…。小柄な分だけ目立つよなぁ。
 やっぱり先生、巨乳好きだったのかしら…?この乳が……この乳で先生を〜〜〜!?)
ゆきは衝動的にその先端を抓りあげた。
「痛っ!!ちょっ、やめて下さい!!」
はっと我に返り、涙目で睨みつける彩佳に気付き、
「あっ!ごっ、ごめんなさい、つい。ホントにごめんなさい。痛かったわよね?」
そう言い乳房をすくい上げると、まるで痛みを和らげるかのようにそこに優しく唇を落とす。
「やあんっ!」
そして先ほどの痛みですっかり敏感になっている乳首を舐め上げる。
「胸が大きいと感度悪いってよく言うけど、やっぱり俗説は嘘なのねー。」
「んー…ふあっ……んーーくぅううんっ……」
必死で声を押し殺していたのだが、それももう限界であった。
「無理に我慢しないで。先生に抱かれているときみたいに素直に感じてくれればいいんですよ。
 ね、もっと声を聞かせて?堪えている姿を見てるのも可愛くて楽しいんだけどね。」
今の言葉は彩佳の火照り始めた体を更に熱くさせた。
468221:04/12/09 07:30:37 ID:LqtIV/eV
20
「あ…でも…やっぱり私……あの…」
細々とした声を何とか搾り出して訴える彩佳。
何をされるのか分からない不安感、自分の中に芽生え始めた快感、そして良識との狭間で戸惑っているのだ。
「んーーー?何ー?よく聞こえないですよー?」
ゆきはそういうと自らの唇で彩佳の口を塞ぎ、背中に手を回し体を抱えるとそのままやさしく畳に押し倒す。
覆いかぶさられてすっかり観念してしまったのか抵抗する事も無くなっていたが、その体は強張ったままであった。
「そんなにリキまないでくださいよ、もう〜」
苦笑しつつ、ギュッと閉じられた瞼に唇を落とす。そして、横に握られた両こぶしを解きほぐすと指を絡める。
手を繋いだままで、顔から首筋、肩へと下り、隈なくキスの雨を降らせる。
少しでも不安感を拭おう、といった配慮もあったのであろう。
やがて、彩佳は甘い声を漏らし始めた。顔を真っ赤に上気させゆっくりと目を開ける。
「やっとこっちを見てくれましたね」
「あ……」
ゆっくりと焦点をあわせると、そこにはやさしく微笑むゆきの顔。
目と目が合った。

素肌の温もりを共有してしまうのはとても危険な事だ。
相手が恋人でも何でもないのに、自分の愛しい人であるかのような錯覚を起こしてしまう。
思考能力が低下しているとは言え、もちろん頭ではちゃんと状況は判断できてはいる。
だがそれでも…。
469221:04/12/09 07:37:52 ID:LqtIV/eV
ここまで〜。

実際ってどの辺から巨乳なんでしょうか?漫画とリアルとグラビアじゃ全然違うもんなぁ。
勝手にサイズ書いてましたけど。

では仕事に逝って来ます_| ̄|○
470名無しさん@ピンキー:04/12/09 21:33:34 ID:ApZXTRTa
続き*・゜゜・*:.。..。.:*・゜(゜∀゜)゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*キタワァ!!!!!

ゆきの攻めっぷりにハァハァ・・・
いつもありがとうです〜。

Cカップでも十分巨乳・・・と貧乳wのオイラは思うけど
世間的にはどうなんだろう・・・。
471名無しさん@ピンキー:04/12/09 22:47:42 ID:SJDA3mqs
つづきキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
お待ちしてました!ありがとうございます
百合萌え〜心身共にアヤカを追い詰めるユキイイ!
お互いのプロポーションの観察のとこも好きです…ユキの背筋がシャンとしてるのカコイイ
何かのアンケートでEカップからが巨乳って意見が1位になってました 
漏れもCカップで十分じゃんと小一時間ほど(ry

公式の「…もう少し時間が必要みたい」漏れも安心しました
そして、その後の「お楽しみに」にワクワクしてます
4721 ◆b8B8JDsV3A :04/12/10 01:27:43 ID:1zxGrnok
                   /ヽ       /ヽ  
                  /  ヽ      /  ヽ 
                  /     ヽ__/     ヽ   
   ┏┓  ┏━━┓     /               \   ┏━┓
 ┏┛┗┓┃┏┓┃    /       \     /   |   ┃  ┃
 ┗┓┏┛┃┗┛┃┏━|      >      < |━┓┃  ┃
 ┏┛┗┓┃┏┓┃┃  |.         (__人__)   |  ┃┃  ┃
 ┗┓┏┛┗┛┃┃┗━ヽ         \/   / ━┛┗━┛
   ┃┃      ┃┃   /               \   ┏━┓
   ┗┛      ┗┛  /         ̄ ̄ヽ / ̄  ヽ .┗━┛
               .ヽ_______/ \__/


アヤカタン、可愛い〜〜〜(*´д`*)ハァハァハァアハァ
コトーが出てこなくても萌えるもんですね〜(*´∀`*)
続き、楽しみにしてます〜
473元69 ◆.8x/pTuhMg :04/12/12 01:10:33 ID:wCpSPJkU
>>221たん
出遅れたぜ(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア 
彩佳たん可愛いよ彩佳たん

ユキたんかっこええなー。つうか、攻めっぷりに萌え。
均整のとれた綺麗な身体なんだろーな。Cでも小さくないっすよユキたん!
彩佳たんの華奢な受けっぷりに萌え。
きっと見えないところでコトーの股間はえらいことになっているのではないかと密かに心配(w

素肌の温もりを共有する感覚が危険というのに禿しく同意。
221たんのSS、すんげー続きが楽しみだし、予測のつかない展開でGJすぎでつ。

あー漏れも続き書きたい_| ̄|○<アイカタガジャマダヨ エロカケネエヨ
来週くらいに書ければいいなあ…
474元69 ◆.8x/pTuhMg :04/12/12 01:18:39 ID:wCpSPJkU
んで、公式。
時間はかかりそうだけど、なんとかしてくれそうっつうのに萌え。
焦ることはないでつ、最終回近くに朝チュンがあれば…
いや、キス(非マウスツーマウス)でも可。_| ̄|○ |||

彩佳たん本当に医者になる気があるんだろーか…これから先なれるのか…
ヤマーダ先生その設定忘れてそうで少し不安…。
漏れとしては彩佳たん医師になってほしい派なので。

いや、白衣着て二人で絡んでるのが見た(ry
475名無しさん@ピンキー:04/12/12 07:23:15 ID:VDKqzOAy
なんか気持ち悪いのが多いからお祓い

ウィーアーレッズ!
ウィーアーレッズ!
ウィーアーレッズ!
476名無しさん@ピンキー:04/12/12 20:27:28 ID:gCqWBK/D
アヤカが島を出るのは寂しいけど漏れも医者になって欲しいな…
コトーがアヤカの医師免許の話をはぐらかしッパなのが気になってます

朝チュンで萌えたいですよね
エチーはおそらく無いだろうな〜ここで堪能させて頂きます!感謝です…orz
SSの続きすっごくたのしみです(゚∀゚)ノシ
477名無しさん@ピンキー:04/12/13 01:18:06 ID:D/ve071Y
時々、嵐が紛れるな…
スルー対象で。
478元69 ◆.8x/pTuhMg :04/12/13 20:29:58 ID:nY7KhNgg
冬は寒いでつねえ。
…つうわけで、少ないですが投下します。2ヶ月くらいインターバル空いてしまった…orz

久々だからゴチュウイを。

※コミック15巻迄未読の方は御注意。
※コトー×アヤカタソ以外はダメな方も御注意。今回もエヴァト×アヤカです。
479元69 ◆.8x/pTuhMg :04/12/13 20:30:51 ID:nY7KhNgg
<27>
酔いが醒めるにつれて、彩佳の心の中は後悔でいっぱいになっていた。
他の男の腕の中で乱れる自分を知ったら…軽蔑されるどころではない。失望されるだろう…
しかし、どうしても目の前にいる男を拒否出来ない…この男は無理強いをしているわけではない。
誘ったのは自分…そして、身体が確かに反応している…否定の出来ない事実が、彩佳をさらに惑わせた。

ゆっくりと高みに導かれるのが自分でもわかっている。
肌は火照りを増し、桜色に染まりしっとりと汗ばんでいた。下着の中心が随分濡れている。
クリトリスが固くなっていて、じんじんと疼くのが嫌でもわかる。
直接触れられているのではないのに、強い快楽が身体中を襲う。

「我慢なんかするな…そろそろ、お前も限界だろう…?」
「やっ…やだっ…そんなこと言わないでください…」

江葉波の落ち着いた低い声が、より感覚を鋭敏にさせる。背徳的な行為だからこそ、反比例して感度が高まる…。
彼は彩佳が耐える姿を愉しんでいるに違いない。
一番敏感になっている部分を愛撫する指が、少し速度を上げる。

「あっ…!やっ、やあんっ!…だめ、だめ…!江葉都先生、ダメ…!」

彼に軽く胸先を噛まれ…同時に彩佳はオーガズムを迎えた。
…コトー以外の男の手で初めてイかされた彼女はまだ呼吸が整えられない…
湿った吐息だけがホテルの部屋の中に響いていた…部屋中に酷く淫らな空気が漂っているのがわかる。

しかし、次にその空気を一気に醒めさせるような言葉が、彼の口から発せられたのだ。
「帰れ。」

未だ甘ったるい感覚に身体中が支配されている彩佳に、乱暴に服が投げつけられた。
480元69 ◆.8x/pTuhMg :04/12/13 20:36:32 ID:nY7KhNgg
<28>
「え、江葉都先生…?」

突然の江葉都の豹変に彩佳は一気に我に返った。しかし、あまりにも事が急すぎて、彼女は状況を掴みきっていない。
しかし先程までの甘く誘うような彼の姿はもうどこにも無い…自分の知っていた、今までどおりの
冷酷で何事にも無関心な男に戻っていた。自分に向けられた眼差しは軽蔑に近いものだった。

「私もどうにかしていた。今日のことはすぐに忘れろ。…早く帰れ!」
苛立ちに近い彼の声に急かされて彩佳は驚いた。だが…次に湧いてきた感情は強い怒りだった。
「帰れ、ですって…?」
搾り出すようにしてやっと出た声は微かに震えている。涙がぼろぼろと溢れてくる。

「酒の勢いだったとはいえ、あなたに抱かれようなんて思った自分がバカだった…」
彼女は酷く取り乱し、感情の赴くままに江葉都の頬を思いきり叩いた。
ピシャン、という乾いた音が部屋中に響いていた。

「だけど、あなたはそれ以上よ!最低!」
屈辱とも言える彼の言葉に思いのほかダメージを受けている自分が悔しかった。
何かに急かされるように服を身につけて叩きつけるようにドアを閉めた。彼の顏は見たくもなかった…

早く身体に微かに残る全ての感覚を消したい…
煙草とアルコールの匂い、まだ少しだけ麻痺している四肢の感覚、酒を飲んだ時の疑似恋愛に近い感情…
一気に拭ってしまいたい。可能なら、身体から切り取ってしまいたい程だった。
彼を拒否出来ず、本質を見抜けなかった自分の愚かさが…最愛のパートナーへの罪悪感が彼女の心を押し潰してゆく。
彼女は息詰まるような感覚を我慢しながら、涙をこらえながら自分の滞在してるホテルへの路を急いだ。

一方…
江葉都は彼女に叩かれた頬に手をあてながら窓の外を見ていた。
無機質に煌めいている東京の夜景の光がこの部屋の中を照らしていた。

「お前は何もわかっていない…」
小さな子供が『寂しい』と母親に訴えるようなか細い声で、そう呟いた。
481元69 ◆.8x/pTuhMg :04/12/13 20:41:39 ID:nY7KhNgg
つうわけで、2話だけですが投下しますた。
年内には完結させたい…というか、青空の綺麗な秋のうちに完結させたかったです…orz

最初エヴァトと完全に絡ませる予定だったんですがやめますた。
もう一本くらいエヴァト話はいつか書きたいと思ってるんでその時に絡ませたいw
482名無しさん@ピンキー:04/12/13 21:56:22 ID:tPTGlcDV
元69さん続きキタ━━━━━・゚・(ノД`)・゚・・━━━━━!!
待ってました〜うれしいです…うれしいよ〜
続きどうなるんだろ?と寝てもさめても仕事中も(ry
絡まなくてホッとしたような、残念なような…すっごく複雑な気持ちです
69さんのコトアヤ萌えだったんだけど、エヴァトにも魅了されまくってたもので…
原作のエヴァトも倍程萌えるようになっちゃったし…切ないよエヴァト
アヤカの心はどうなるんだろう…コトーはどうするんでしょう
たのしみです!たのしみです!つづきお待ちしてます〜
483元69 ◆.8x/pTuhMg :04/12/13 23:14:51 ID:nY7KhNgg
ぬるぽ変換発見しますた!orz
<27> 11行の

× 江葉波の落ち着いた声→ ○ 江葉都の落ち着いた声 でつ…
保管庫の管理人様、よろしくお願いします…お手数かけます。
484221:04/12/14 07:20:11 ID:eyHVGwb1
うきゃきゃーーー!元69さんの続きキタ━━━ヽ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ノ━━━!!!!

確かに最後までヤってもヤらなくても、そーゆー事実は残るわけで…。あぁああ。
しかも途中で拒絶…うぅ、ダブルで痛いよ、切ないよう…胸がキリキリ痛むよう〜〜〜。
早くアヤカタン立ち直ってホスィです…。
それとやっぱりエヴァトがカコイイ。ワテクシもお陰様でエヴァト萌えになった一人でございますノ゛
続き心待ちにしております〜〜〜あぁ、ドキドキだぁ。
485名無しさん@ピンキー:04/12/14 23:56:04 ID:G6g9LQal
>>475
激しく、狂おしい位に同意。
此処は蜘魅モウリョウ(←変換ソフトが古くて出なかった)の
巣窟だからな。
486元69 ◆.8x/pTuhMg :04/12/15 00:43:19 ID:eqJ2Qe5T
名無しさん、221さん感想ありがとう。
とりあえず今年中には完結する予定…かな。早くこっち完結させないと
次回作が書けないもんなあ。

そんで、以前から聞こうと思っていたのですが、保管庫にある準備室はそろそろ消去の
方向で行きましょうか?(一応立てたのは自分なので)ずっと放置プレイなんで。
karte3を作る場合(ちょっと先ですが)色々板の方針の話し合いなんかはここで出来ると思うので
少し前から考えていました。保管人さんも「不必要になったら消してOKですよ」とのことなので、
その場合お願いしてきますね。



…密かな野望。いわゆるエロナシの頁をこっそりどこかに作りたい…
4871 ◆b8B8JDsV3A :04/12/15 01:14:22 ID:RK3htih4
69タン、キタ━━━ヽ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ノ━━━!!!!
乗り遅れたぜ(w

SSの感想〜
おや、おや、エヴァトとは最後まではなしでつか〜
やはりアヤカタンにはコトーだけか?(w
最後までしないエヴァトはらしくていいでつね(*´∀`*)

保管庫にある準備室…実は毎日のように覗いてはいます(;´Д`)
何か足跡を残そうかと思いつつ放置・・・・( '・ω・)
準備室はそうですね、消去でもいいかと思いまつ

69タンの密かな野望…エロなしn、いいでつね〜。漏れもエロなしの
純愛を書いてみたい…(遅筆ですが…)

んで、もうすぐ投下予定のSS、鋭意創作中…(いつからやってんだ…)
今年中にはそのSSを終わらせる予定でつ。
488名無しさん@ピンキー:04/12/15 06:48:10 ID:+918PZca
kotedoushinonareaisure
489名無しさん@ピンキー:04/12/15 23:07:15 ID:c2A8JFl4
>元69さん
準備室のスレ立てお疲れ様でした
放置プレイ…ですねw削除でよろしいかと思いますよ
karte3の際は何かしらもっとお役に立てればと思います
エロナシの頁もいいですね〜(゚∀゚)

>1さん、次回作たのしみです!萌え〜
490元69 ◆.8x/pTuhMg :04/12/15 23:40:31 ID:r+p0/zYg
準備室のスレは削除依頼を出しました。管理人さんの対応次第ですが、削除の方向で。
まあ、病院スレから単独化するのに色々話し合うためのスレでしたからw

エロ無し暫定掲示板をしたらばに立てる予定。(ここで全くの純愛モノw書いたら
板違いになるもんな)勃ったら皆さん好きに使ってやってくだちい。ただしエロ抜きで。
しばらくはテストも兼ねて一人遊びしてまつが。
491元69 ◆.8x/pTuhMg :04/12/16 21:53:25 ID:KtPdnkFZ
続投スマソ。3つ程投下します。
エロ無しです。すんません…でも後半かなり濃いやつ書きます。
フツーの話ですが、次の段階への話ってことで。
492元69 ◆.8x/pTuhMg :04/12/16 21:54:15 ID:KtPdnkFZ
<29>
その頃、コトーは携帯電話の電波が通じない地下のカフェに居た。
原沢咲と再会し、ほんの少しなら話につきあってもかまわないと返事したのがそもそも番狂わせだった。
実際渋々付きあってはみたものの、かつての仲間達の近況を話の切り口にされると、思ったよりも長く話し込んでいた
自分に気付いた。一時間近くも話していただろうか。
ふと、彩佳から連絡があったのではと時間の確認ついでに携帯電話のディスプレイを見た。
当たり前だが、圏外のこの場所では着信が入らない。
『早く帰る』とメモを残した上に、明日は講演会がひかえている。そろそろ切り上げようと伝票を手にしようとした時、咲の手がそれを遮った。

「あ…」

コトーの掌に、咲の白い指先が重なる。それはひどく懐かしく心地よい感触だった。
…それは当然のことだった。数年前は…この心地よさが自分の全てだったのだから。
しかし、それはもう過去のものだ。コトーは慌てて手を引っ込めた。
見るからに動揺しているコトーの様子が可笑しく感じた咲はクスクスと笑った。

「相変わらずね、五島君は。…でも、あなたと思い出話をするのに此処によったわけじゃないのよ。」
優しい微笑みの中に見える真摯な眼差が訴える…その眼差は一人の医師としての眼差だ。
「これを見てもらいたかったの。あなたが東京で講演するって耳にしてね…離島医療に従事しているって聞いて、いてもたってもいられなくて。」

咲が手渡したものは、誰かのホームページの日記をプリントアウトしたものだった。
おそらく、まだ10代の女の子が作ったものだろう。可愛らしいイラストがレイアウトされている。

「へえー…今やネットで日記を書くって当たり前なんだね。診療所にもパソコン必要かなあ…今の子達はすごいね。」
最初はほほ笑ましいなと思いつつ見ていたコトーだったが、読み進めていくうちにみるみる青ざめていった。
その日記は離島の医師として生きるコトーの心の奥を深く抉《えぐ》った。
493元69 ◆.8x/pTuhMg :04/12/16 22:04:52 ID:KtPdnkFZ
<30>
この日記を書いたのは船で半日はかかる離島に住む中学1年の女の子だった。タケヒロ達と同じくらいだ。
何枚か読み進めていくうちに実に可愛らしい、制服姿の女の子の写真があった。
日記の内容ははじめは希望に満ちあふれてほほ笑ましいものだったのだが、
やがて絶望の闇の中飲み込まれていく彼女の心と身体の様子があまりにも残酷に綴られていた。
母親が所々にコメントを入れている…その内容は既に遠い過去形になっている。
…それがこの少女はもう此処にはいないということを物語っていた。

-------娘の病気は悪性骨腫瘍でした…つきつけられた『ガン』という事実を私はどう受け止めていいのか、
全くわかりませんでした…あの時、どうしてもっと早く気付かなかったのでしょうか。--------
高度な医療設備もなく、手腕を持ち合わせていない離島の医師による雑な診察と結果としてのミス。
少女は入院はしたものの、結果として手遅れとなり、この日記の主人公である少女は2年後に亡くなった。
少女の母親は、島から出た事のない漁協勤めの夫と別居し、東京の病院で彼女にずっと付き添っていた。
そして費用がかかる治療に消極的かつ頑固な島生まれの夫を見限り、関東の実家に戻り愛娘の墓を建てた。
そして、『あの島は捨てました。娘をあの島に眠らせたくなかった…』と最後の方に綴ってあった。

「五島君。知っておいて。これが珍しい話じゃないってことを。充分な設備と優れた医師がそこに居てこそ
本当の僻地医療だと思うの。でも、理想論だって大抵の人は言うでしょうね…僻地に馴染めずに逃げ出したり、
リゾート気分だったりスローライフの一貫としか考えていない医師も実際にいるのよ…どうしてだと思う?」

コトーは返答出来しなかった…自分には出来なかった。それをわかっていたかのように、咲が続ける。
「優秀な医師を生み出す先導者がいないから…古い価値観は何ら変わらない…小手先の技術で満足する
未熟な医師が生み出されるという悪循環から抜け出せないの…今必要なのは、そんな現状を打破出来る技術を
持ち合わせた非常に優秀な指南者の存在なのよ…大学だって馬鹿じゃないわ。ちゃんと対策は考えてる。
優秀な人物が教壇に立つことを望んでいるのよ…五島君。」
494元69 ◆.8x/pTuhMg :04/12/16 22:11:59 ID:KtPdnkFZ
<31>
一つの線が見えた。…江葉都はかつて教壇に立っていたことがある。臓器移植の世界的権威だ。そんな人物が
いつまでも離島医療に従事するわけはない…そして、今回の突然の講演の依頼…二人の医師が招待された理由が…

「ここまで話せば、もう五島君は察しがつくでしょうね……何で、あなたの講演会が急に決まったのか。そして、
私が何故今、此処にいるのか。」

コトーはある程度予想はしていた。あまりにも都合のよすぎる再会。突然の彼女の帰国…絶対に何かが絡んでいる。
しかし彼女は、人を陥れるような狡猾な人間ではない。…それは自分が一番わかっている。
それでも、感情に動かされていては…医師として見失う部分が出てくるのは経験上よくわかっているのだ。

「だいたい話はわかったよ…僕は大学病院に戻るべきだ、って言いたいんだよね…」
「付け加えるとね。あなたに天津堂大学の講師の話が来ているのよ。僻地・離島医療カリキュラムがこれからは
必要だって。東京にも沢山の離島があることも知っているはずよ…だけど志す人がいないの。だからこそ、
あなたの実績と技術を見込んで…熊谷幹事長が強く推薦して下さってるのよ。江葉都先生の件もね。」

確かに、離島からの救急患者は搬送中に死亡する例が少なくない…
実際、コトーは何度も東京の大学病院に戻らないかという声もあがっていたことも知っていたが全て断った。
あの島の医師であることが、自分のすべきことだと心に決めていたのだから。
ただ、やむを得ない事情で東京に行くことがある。その時にいつも心のどこかで問い掛けられるのだ。
『島の患者を見捨てて別の患者を診るのか、それでもお前は本当に島の医師なのか』と。

「江葉都先生は…本人が望むならそれが一番いいと僕も思う。実際、彼のおかげで何人もの貴重な命が
救われているんだ…だから彼が離島の医師を選んだ時には僕も驚いたからね…。でも、僕はきっと向いてないよ。
ホラ、研究とか苦手だからさ。ただの一人の医師、それだけ。…僕は人を指導出来るような資格はないよ。」

咲はコトーがこう答えるのを最初から予測していたのだろう。驚く様子もない。
「やっぱりそう言うと思った。五島君らしいわ。まあ…そういう所が好きなんだけど。」
495名無しさん@ピンキー:04/12/17 19:01:53 ID:OSLN5Dek
つづきキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
なるほど、こうなってましたかコトー…こりゃ帰るに帰れないわな
その頃アヤカは…とか考えると・゚・(ノД`)・゚・携帯め!棒たてー!オンダめ!
アヤカの話の時はコトーが気になり、コトーの時はアヤカが気になり…おもしろいな〜
続きお待ちしてます!エロ抜き勃ったらいきたいですノシ
496名無しさん@ピンキー:04/12/17 19:12:46 ID:/aM4miUu
 濃いな〜いいな〜続き読みたいな〜〜……。
497221:04/12/19 15:16:37 ID:dNqM6mKu
元69さんの続きだぁ〜。エロ無しでもスゲェっす。
咲ちゃん…なんか流石ってか、やっぱり付き合ってただけあるよなぁ、と。
この後の二人も気になるし、コトーとアヤカタンが再び顔をあわせたら…どうなっちゃうんだー!?
後半かなり濃いのでつか〜〜(`・ω・´) シャキーン
純愛モノも見てぇっす!えぇ、是非!

おう、1さんの新作も クル━━━━━━(*´д`*)━━━━━━ !!!!
ここのSSを楽しみに何とか年の瀬を乗り切れそうです…w

前回コメントくださった皆様、有難うございました。
確かにEカップからかなぁ、とオモタよ。ワゴンセールで売ってるのもDまでだもんなぁ。
それ以上は一般規格外=巨乳、ということで納得。

コトアヤでラブラブ書きたいよう。でも今の話じゃ何かむりぽ。
うし、漏れも今の話年内完結目指そうっと。目指すだけだけど…遅筆なもので。
では、続きー。やっとコトーの出番がキタよ。いやーまさに、_ト ̄|○ってカンジw
↓それとオマケ。行き詰って描いてみたイメージ落書き。エロくないし。縛りも違うし。
  投稿用掲示板もネ申ばっかで恐縮だったが、開き直って晒してみたさ。
ttp://www.degitalscope.com/~mbspro/userfiles_res/sslibrary/161.jpg
498221:04/12/19 15:18:04 ID:dNqM6mKu
21
「さーて、こっちはどうなってるかなー?」
「あ…やっ、そんな…」
「このままじゃショーツ汚れちゃうわよ。ってもう遅いかな?」
ゆきは容赦なく下着の中に手を入れ、秘所に指を伸ばす。くちゅ、っと粘液が音を立てる。
「うわっ、うそっ。もうこんなに?」
そっと触れただけなのに、既に指を伝うほどの量の愛液が溢れ出していた。
「嫌ぁあ…違う…違う、これは…これは…きっとさっきの薬のせい……。」
意地悪そうにニヤリと笑うと、耳元で囁く。
「そんな筈無いですよ、あれはただの有機溶媒で怯ませるのに使っただけ。
  催淫効果のある物質なんて最初っから入ってませんよ。」
「……え…?!」
赤い顔を更に真っ赤にさせている彩佳に追い討ちをかけるかのように続けた。
「だから、こんなに濡らしちゃってるのは薬のせいでもなんでもなくって、
  星野さんがイヤらしいから、って事に他ならないんですよ?」
「…そ…そんな…ぁ…」
覗き込むと彩佳はまた泣き出しそうな顔をしていたが、そんなことはお構い無しだ。
泣く隙など与えるものか、と包皮をめくると充血しきっている陰核に触れる。
「あっ…ああんっ……!!」
悲鳴にも似た声を上げ、ビクッと躯をよじる。
「ほーら、泣いちゃだめよ〜〜。」
捏ねくり回すようにそこを弄り続けると息を荒げ、漏れる声も次第に大きくなっていく。
「あ、忘れてた。ちゃんと脱がさなくっちゃね。」
ゆきはそう言うと最後の一枚に手を掛け、軽く腰を持ち上げさせると丁寧に脱がせ始めた。
499221:04/12/19 15:29:48 ID:dNqM6mKu
22
「あーあ、早く脱がせればよかったわね、こんなに濡らしちゃって」
「やっ!駄目…!」
下着の染みと秘所の間に透明な糸が生み出され、その糸は太腿へとへばり付く。
「ま、どうせ最初からお泊りの予定だったろうから替えの下着は持ってるわよね?」
それどころでは無い。
最後の抵抗で膝を力いっぱい閉じていたのだが、進入してこようとする指先に嬲られ力が入らなくなっていた。
その隙を突いてゆきはその閉じられた膝を割り体をねじ込む。これでもう脚を閉じることは出来ない。
「いや…、み…見ないで…あ……んんっ!」
入り口付近で待ちかまえていた指が一気に入ってくる。
「わあ、キツイ〜。ねぇ、どこが気持ちイイ所なの?ねぇってば」
今まで決して…コトー以外の人間には見せることも触らせることも無かった場所を蹂躙される。
「ちゃんと言ってくれないんなら、私が探し当てあげるからね〜。」
まともに答える余裕が無くなっているのをわかっていながら、ゆきは楽しそうに語りかけ続ける。
自分のよく知っている節張った太い指とは違い、しなやかな指。
それはむしろ自分の物に近いのだが、自分の意志とは関係なく動くのが大きな違い。
しかも『どうすれば気持ち良くさせる事が出来るか』よりも
『どうされれば気持ち良いのか』という事の方を理解している相手の指である。
「あん…ダメ…あっ…あんっ」
彩佳が自分の指に呼応するかのように喘ぐのを確認すると、
「やっぱりここでいいのね…」
と、そこを的確に捉え、重点的に攻め始めた。
攻めると言ってもそれは激しい動きではなく、指の腹で優しく撫でるような緩やかな動き。
強く刺激を与えれば良いわけではないこともちゃんと知っているからだ。
彩佳は、掌と足の裏で畳を掴むようにして堪えていたのだが、次第に膝がガクガクと震えだしていた。
「はぁっ、はぁっ…やあうっ…んあ、あぁーーああああぁっ!!」
絶叫すると同時に大きく弓なりに体をそらす。透明な液が噴出した後、白い粘液がこぼれ出た。
すっかり脱力して横たわった後も、体はまだ数秒おきにピクリと反応する。
500221:04/12/19 15:34:12 ID:dNqM6mKu
23
「やったぁ!初めて潮吹きを見れたわ!!うん、流石私!」
ガッツポーズをしつつ自画自賛、しばし達成感に酔いしれていた。
「ねっねっ?指だけじゃ物足りないでしょ?ちょっと待っててね〜♪」
呼吸は未だ乱れたままで、何と言っているかしっかりとは聞き取れなかった。
そして再度視界に入ってきたゆきの手には、バイブレーターが。律儀にコンドームまで被せてある。
勿論その存在や用途、形状は知ってはいるのだが現物を見るのは初めてである。
ゆきは嬉々として彩佳の目の前でスイッチを入れてみせる。
グロテスクとも思えるその動きを見、顔を引きつらせて完全に硬直。
「初心者向けのヤツを選んできたから大丈夫。先生のに比べたら全然小さいと思いますよ。」
「いっ…嫌ぁあ!!そんなの絶対に嫌ーーーー!」
「そんな事言ったって、私には愚息は付いてないし。贋物でごめんなさいね。」
何て言い方をするんだかこの人は。
「これだけ濡れてればローションも要らないわね〜。
 ほーら、大人しくしないと痛いかもしれないわよ?……ひょっとして怖い?」
「あっ、当たり前ですっ!そんな得体の知れない物!」
手にしたそれでぺちぺちと彩佳の頬を軽く叩く。
ゴムと表面に塗布された液体の感触が不快で眉をしかめる。そして直視できずに思わず目をそらす。
「だーかーらー、入れる、動く、気持ちいい、以上。」
「………」
全く説明になっていない。
「大丈夫、試してみれば分かりますよ〜♪」
この人は仕事でちゃんとインフォームドコンセントを行っているのか、と少々疑わしく思ったり。
それはさておき。
それを入り口付近にあてがうと、愛液を絡めて焦らすかのように前後に滑らせる。
「やっ…あんっ…」
先程達したばかりの体はいとも簡単に反応する。快感に身を委ねながら
(あんなのが入っちゃったらどうなるんだろう…?)
などと不安と期待の比率が半々になってきたその矢先、
冷たい感触が自分の中にじわじわと進入してきて、やがて指では届かなかったその先へと到達する。
ぐるりと中を混ぜるかのよう回すと、続いて出し入れを始める。
「ここからが本領発揮よ!スイッチON!」
501221:04/12/19 15:38:20 ID:dNqM6mKu
24
(な−んか『女医VSナース』って、AVとかでよくありそうなネタだよなぁ〜。
 うわーーホントに突っ込んじゃってるよー、何か変な動きしてるよぅ〜〜…すごいやー。
 いいなぁ、今度使ってみよっかな〜。)
いつもなら乱れる彩佳の姿をほんのすぐ目の前で見ているのに、
今は離れた場所で別の人間、しかも女性に組み敷かれている。
あまりにも現実味の無い光景を前に、すっかりコトーは傍観者になることを決め込んでいた。
これが男相手だったら、転がってでも何とかして彩佳を守り奪い返そうとするのであろうが、如何せん相手は女性。
どうにも敵として認識することも出来ないし、手荒な事をするわけにもいかない。
しかも彩佳は自分の身代わりになっているわけで。
正直どうすればいいのか分からないので様子を覗っている、と言ったところである。
(それにしてもこうして客観的に見ていると、普段自分も結構凄いことをしてるんだよなぁ…。)
と実感する。そうこうしているうちに、
(うわっ…ヤバっ…!!)
もぞもぞと体をひねって二人に背を向けると、そのまま丸まった。
いわゆる『前かがみ状態』というヤツである。
(あ〜〜〜〜〜〜、鎮まれ鎮まれーーーー!!そうだ、こーゆーときは、えーっと、えーっと…)
何か難しいことを考えて気を紛らわせようとしたが、そんなものがとっさに出てくるわけが無い。
「んあっ…くぅ…ぅん……だめぇ……また、また来ちゃうよぉ……」
彩佳の嬌声が嫌でも耳に入ってくるこの状況では無理というものだ。
そんな風に四苦八苦しているコトーをゆきは見逃さなかった。
502名無しさん@ピンキー:04/12/19 15:38:45 ID:dNqM6mKu
25
「コトーせーんせっ♪」
びくうぅっ!
……見つかってしまった。怖くて振り返ることも出来ない。
「ごめんなさい、先生。ずっと放ったらかしのまんまでしたね?」
何とか逃げようともがいていたが、体の自由が利かない今の状態では何をしても無駄だった。
「ちょっと待っててくださいね。それ、抜いちゃだめですよ。」
そう言うと彩佳に背を向け、此方ににじり寄ってくる。
「よっこいしょっと。」
あっさりとゆきに捕獲され仰向けに転がされると、そのひざの上に座り込まれ動きを封じられてしまった。
「ふふ。苦しそうですよ?ココ。」
嬉しそうな顔をしながらその部分を「ツン」と指でつつくと、トランクスのゴム部分に手を掛ける
「ひああぁああっ!!いやーーーーーーーあぁああああ!やめてやめてーー許してえぇえええーー!!」
普通の状況であればここまで大騒ぎするほどのことではないのだろうが、
こんな無防備な状態で無防備な部位を晒されるのは、男であっても恐怖であろう。
503221:04/12/19 16:09:12 ID:dNqM6mKu
ここまでっ。
登場人物みんな頭悪そうになってるよう…。<今更。


=======ネタバレ注意報======
ではついでに今週の原作話をば。 
うおおをおお!海の男達かっこええぇえええ!!やったぜしげさん!!
893も一網打尽だ。凹っちまえ!(漁師は893と違って寸止めを知らないらしいぞw)
確かに密入国話とちとかぶってるカンジはするかも。まぁ気になるほどでもないか。
あっちの島の人らとも仲良くしていけそうで良かった。

そんでもって傷心(?)のコトー。
アヤカタンいじらしいなぁ。ここの暫くいい所無しなので彼女の活躍が楽しみ。
ここで仲が進展しなかったらねぇ、んもう。

ってか石川先生、母ちゃんを自分の所につれて来れないんですかね?
それと、環パパ、かわいいっすw
504名無しさん@ピンキー:04/12/19 20:33:04 ID:jm2aszQ+
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!
ユキの何やら大きいトートバッグの中はアメリケンドリームでイパーイだったんですねw
ユキタンいいよユキタン!「だーかーらー…」説明になってネーww
コトーも出番来たけど大変だ(;´Д`)ユキタン最強!オモシロイス〜続き楽しみですノシ
貼って頂いた場所にたどり着けず…(号泣

ーーーーーーーヤンサンネタバレご注意ーーーーーーーーー
3人組みの件、まるく?収まりそうでよかった
凹りましょう!延々鯵の小骨取りとかさしましょう!
アヤカタン、涙ぐみながらまたあの殺し文句を…萌え!いじらしいですね
コトーは口を割るのか?今週は水曜発売ですね!たのしみ
5051 ◆b8B8JDsV3A :04/12/19 23:26:55 ID:lgUjGZI4
69タン、221タン
キタキタ━━━━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━━━━!!!!

69タンは相変わらずスゲーです。話が深いです…
格の差を見せ付けられましたよ(;´Д⊂)

221タンはイラストにも萌え(w
可愛いイラでつね、イラ付きのSSもいいかも〜(*´∀`*)
で、お話、エロイでつ!(*´д`*)ハァハァハァアハァ
潮吹き、大人のオモチャ…いつかネタとして使おうと思っていた物が!
イイ(・∀・)!!221タンがやってくれたから満足〜〜(・∀・)

ヤンサン…
読んだのに記憶があまりない(;´Д`)
506元69 ◆.8x/pTuhMg :04/12/21 01:31:28 ID:OsODJvB1
漏れが旅に出ている間に221タンの新作キテタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!
すげえっす。ユキタン最強と言われる所以がわかりました。アメリケンプレイを越えたなユキタン。
つうか、この話のユキタンかなり好き。すごくイイ性格してる罠。
悶えまくる彩佳たんも_ト ̄|○...なコトーもイイです!
あと、イラストすげー可愛いです!コトーがいい味出してるなー。
続き、楽しみにしてます!
1さんも新作あるみたいだし楽しみです。

あと感想下さる方、ホントにいつもありがとう。
とりあえずあとは起承転結の「転」あたりには行ってるかなー・・・
50くらいで終わらせようと思ってます。江葉都の動きかたを今考えてるところで
ラストは決まってるんでまあ、早ければ今月中に完結できるかも・・・
エロ抜き隠れ場はテスト終了後ここで入り口晒すんで(簡単なパス制になるかも。
一応世間ではナマモノ扱いだからな…)興味のある方は是非来て下さい。

んで、先週のネタバレ。
----------------↓↓↓↓ヤンサンネタバレ注意↓↓↓↓----------------
原さんとシゲさん、かっこよすぎるよ!北志木の皆も!893の問題はあと数回で片づくかな?
島同士は協力しあって行くことになりそうですね。その点は安心。
和田さん一家が、下山さんが島を去り、三上君が亡くなり、エヴァトは(問題おこしそうだけど)
トラウマが解消した今、残るのはコトーの問題で、妹との死別以上の問題が何かあるのかなと
考えてしまいます。なんとなくだけど、彩佳たんには簡単に打ち明けなさそうな雰囲気でつね。
二人の間がぎくしゃくしそうな匂いもするし…今回のお話は暫く引っ張りそうな予感。
なんか最終回が近いのかな、なんて思った次第です。
507名無しさん@ピンキー:04/12/21 08:25:45 ID:4w4KDh31
コテの名においてネタバレが罷り通るとは…
流石は蜘魅魍魎の集うスレ。
508元69 ◆.8x/pTuhMg :04/12/21 21:35:59 ID:3kx9Rsv4
さてと、さくっと投下します。
ついでに510(コトー)を踏ませていただきますw
509元69 ◆.8x/pTuhMg :04/12/21 21:37:48 ID:3kx9Rsv4
<32>
穏やかな咲の笑顔はあの頃と同じだ。この笑顔が愛しくてたまらなかった筈なのに、
何故、何も伝えずに彼女の元から立ち去ってしまったのだろう。
彼女がどれ程傷ついたか…その痛みははかりしれない。
その気持ちを想うと、コトーは胸の奥が痛んだ。しかし、もう元には戻れない。
戻るつもりはない。痛みよりも、強い気持ちがコトーの中で既に息衝いていたのだ。

「…ごめんね…簡単に好きなんて言っちゃだめね…。」
自戒するように咲も溜め息をつく。咲は少し震えたか細い声で続けた。
「五島君…彼女いるわよね…」

コトーは声には出さず、頷いた。咲はその返事を予想していたかのようだった。
「やっぱりね…ねえ、どんな人?」
「…一言では言えないよ…でも、咲ちゃん、なんでそんなこと聞くの?だって、僕たちはもう…」
いくら恋愛に鈍いコトーと言えども。彼女に関しては別だ。その『含み』が何かはわかる。
彼女のことを忘れられるといえば嘘になるが、今はもっと大切な人が傍にいるのだ。
曖昧な返事はかえって残酷になる。

「あなたはそうかもしれないけれど、私がそうだとは限らないのよ。あの頃の私はあなたに
ついていくのが精一杯だったけど、今は違うわ。勿論、あなたと同じ場所に立っているなんて
おこがましいことは言えないけど。」
含みのある言い方。以前の彼女ならこのような言い方は決してしなかった。

「…君が傷つくのを承知の上で言わせてもらうよ。僕が一番大事なのは今の恋…」
全てを言い切る前に、咲がコトーの唇を塞いだ。

「言わなくてもわかってるわよ。コーヒー代は私が払うわ。」
呆気にとられているコトーを尻目に咲は伝票を持って会計を済ませた。
そして、とても寂しそうな目でコトーに一言こう告げて立ち去った。

「さよなら…」
510元69 ◆.8x/pTuhMg :04/12/21 21:42:29 ID:3kx9Rsv4
<33>
咲の唐突な口付けに驚き、コトーは人目を気にしながらカフェを次いで後にした。
なんとなく集団に紛れていたくなかった。途中、タクシーを拾って帰路を急いだ。
確かに触れた唇の感触を反芻するかのように、自分の唇をなぞる。
自分が知っていた頃よりずっと、大人びたキスを仕掛けられた。真っ白で優しそうだった
彼女は、少しだけ変わってしまった。それが、なんとなく寂しかった。

なぞらえた指先にはローズピンクの口紅がほんの少しついている。慌ててそれを手の甲で
拭い取ると、タクシーの運転手が不審そうな目でコトーを見た。
それに気付いたコトーは慌てて作り笑顔を見せた。かえって不審がられたのだが。
ふと携帯の存在を思い出し、ディスプレイを見てみるが着信も留守電も入っていない。
さすがに、こんな時間になると食事など終わっているだろう。結果遅くなってしまったことをコトーは後悔した。

『…もう疲れて寝ちゃったかな…』
渋滞気味の副都心に辿り着いた頃には日付が変わろうとしていた。車内ということもあり、電話するには気がひけた。
…が、ここで何らかの連絡をとっていれば事は変わっていただろう。

その頃既に、彩佳はホテルの自室に戻っていた。フロントでコトーの所在を聞いたが、
未だ戻ってきていないということだけで、何処に行ったかは全くわからなかった。
…コトーに電話をかける気にはならなかった。何度かけても通じなかったのだから。

「気持ち悪い匂いがする…」
煙草とアルコールと汗の混ざった匂い…。先程まで他の男に抱かれようとした証拠だ。
携帯には未だコトーからの連絡はない。連絡なんて、ほんの一言くらい出来る筈だ。
「あのバカ、何処に行ってるのよ!」
ベッドに叩きつけるように携帯電話を投げつけた。次に目についたコトーからの伝言メモは
ぐしゃぐしゃに丸めてごみ箱に投げ捨てた。

早くこの匂いだけでも落としたい…シャワーを浴びてさっさと寝てしまえばいい。
言わなければわからない。決してばれることもない…
そう思った矢先、携帯の着信ライトが青く光った。コトーからの着信だ。
511元69 ◆.8x/pTuhMg :04/12/21 21:46:45 ID:3kx9Rsv4
<34>
「先生!?いったい、どこ行ってたんですか!」
「ごめんね…約束破っちゃったね…本当にごめん…心配かけたね…」
「当たり前です!もう…」

コトーは既にタクシーを降りてホテルに到着していた。もう部屋に辿り着くという。
あれほど苛立っていたのに、声を聞くと安心するのは、惚れた弱みなのか…
正直、今の心境では会いたくない。だが、変に拒絶するのもかえって不自然だ。
顏をちょっとだけ見せておやすみの挨拶くらいしておけばいいと彩佳は思った。

ドアがノックされ、二重ロックをかけたままで扉を開けると、そこには相変わらず優しい目を
彩佳に向けるコトーの姿があった。
たった数時間離れていただけなのに…彼の顏を見ると泣きたくなる。
必死に涙をこらえ、気丈なふりをしようと頑張ってみたものの、そんな空元気はコトーに
あっさりと見破られてしまった。コトーは本当に悲しそうな表情で彩佳に懇願していたのだ。

「星野さん…ロック外して…。本当にごめんね…」
彩佳がしょうがなく扉のロックを外すや否やコトーは部屋に飛び込むように入りこんできた。
そして真っ先に彩佳の身体を抱きしめた。

ふと、彩佳の身体にアルコールと煙草の匂いが纏わりついているのがわかった。
彩佳は煙草を吸わない。酒も、親友の付き合い以外は滅多に飲まないと言っていた。
東京に友達でもいるのだろうか…そんなことは耳にしたことがない。気にはなったが、
変な勘ぐりを入れればきりがない。今は、彩佳に対する罪悪感でいっぱいのコトーは、
強く彼女を抱きしめることで、それをぬぐい去ろうとしていた。
それは彩佳も同じで、コトーの温もりを感じることで、先程の自分の愚行を忘れようとしていた。

(自分から言わなければ…黙っていれば、わからない…。)

互いが、同じことを考えていたなんて思っていなかっただろう。
罪悪感を誤魔化すための抱擁…恋人の温もりに誘われるコトーが彼女の胸の膨らみに手を伸ばす。
512元69 ◆.8x/pTuhMg :04/12/21 21:58:13 ID:3kx9Rsv4
<35>
「んっ…」
手が触れると同時に彩佳の矯正を確認する。コトーはかなり強引に彩佳をベッドに押し倒した。
肩紐を外し、スカートの裾を捲り上げる。露になった胸元に強く口付けを落とす。
強引すぎるコトーの愛撫に、彩佳は酷く戸惑っていたが、どうしても拒絶が出来ないでいた。
しかし、次の瞬間。コトーが彩佳の唇を塞ぎ、舌を強引に進入させて来た時だった。
自分の知らない匂いがした…口紅の独特の味が自分の舌に不快に纏わりついた。
次の瞬間、彩佳は思いきりコトーの舌を噛んだ。

「痛っ…!」
驚きと痛みで彩佳の身体からコトーが離れる。舌に感じる痛みが強すぎて一体何が起こったのか
わからなかったが、次の瞬間、完全に彼女に拒否されたということを察した。

「私、そんな匂いの口紅なんかつけてません…!」
彩佳はこれではっきりと確信した。コトーは、自分以外の女に会った。
そして、唇を重ねた。その相手は、あのポストカードの持ち主…電話にでた女性《ひと》。

彩佳は、あの愚行を省みず、コトーを拒否している自分が悔しかった。
自分はきっとコトーがしたことより、もっと酷い裏切りをしている…でも、絶対に言えない。
言ったら、全てが今、此処で終わる。
コトーは自分のことを信じてくれている…心の底から…
かつて、言葉に出してそう言ってくれたとき、どれほど嬉しかったことだろう…自分もそう思っていたのだから。
だが、たった今、それが音をたてて彼女の中で何かが崩れていった。

「ごめん…」
痛々しいコトーの表情がかえって辛い。余計に気分が悪くなる。
「今さら…何が『ごめん』ですか!出ていってください!今すぐ!」
叩き出すようにコトーを部屋の外に追いやった。コトーはされるがまま外に出ていった。
彩佳は、完全に拒否するかの如く扉を閉めた。
暫く、ドアによりかかっていたが、コトーが戻ってくる様子はもうなかった。

次いで、身体の全ての力が抜けていった彩佳は、がくりと膝から崩れ落ちた。
513元69 ◆.8x/pTuhMg :04/12/21 22:02:26 ID:3kx9Rsv4
つうわけで続投スマソ。コトーも踏みましたw。

ようやく彩佳の長い一日が終わりますたがここまで書くの正直疲れた。
2日目3日目はここまで長くないですから、(いわゆるジェットコースターのような展開…)
もう少しつきあってやってください。よろしくおながいします。
514名無しさん@ピンキー:04/12/21 23:03:21 ID:B9vK18oR
>元69さん、旅いいですね!今書かれてるSSの最初の方
フェリーとか都心のホテルとか出てきて旅感覚も楽しみましたよ
原作は2人でお出かけって無いですもんね…いろいろ堪能させて頂いてます
…と書き込もうとしたら続きキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
ついに2人が・゚・(ノД`)・゚・自分が悔しい…ってのがまた辛いよ〜アヤカタン
コトーも冷静になって来たら、煙草の匂いとかドンドン気になり出すんだろうし…
花や○きのジェットコースター民家セットに突っ込んだとこって感じですかね!続き楽しみです!
510おめでとうございますノシ
515名無しさん@ピンキー:04/12/22 22:40:43 ID:wWnf+plD
 ぎゃあぁぁあああ!!!!!

 今日はここと云いコンビニと云い、こんな叫び声を挙げまくった一日でした。
 続きが気になります。
 とっても楽しみです。
516元69 ◆.8x/pTuhMg :04/12/23 03:45:20 ID:ULtkGHqT
名無しさん同様、漏れもコンビニで固まってますた…orz
次回は再来年ですね。あと一話で第一部完結、どう完結させるのかとても気になります。

そう、旅はいいですね。漏れはこの前までキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ の国で遊んでマスタ
原作の舞台のコシキ島も、ドラマ撮影の地の4792島も行きたいですわ。
新宿副都心のあたりは以前仕事で出向してますた。514さんが感じてくれて幸いですわ。
そんな漏れはフェリーは殆ど乗ってないんですよね。だから船で6時間という設定はコトーならずとも
相当しんどいだろうな…
花や○き民家セットワロタです。多分24日に投下したら年越しそう…仕事が詰まってしまい、年内完結無理そうです…
これが終わったら明るい軽い感じのやつ書きたいです…orz


----------で、恒例のネタバレ。御注意!ちょい簡潔気味。(全ては再来週だもんな…)-----------


まず、シゲサン原さん北志木の皆さん。こちらは万事OK。ほっとしました。海の男はかっこいい!
クニちゃんとあやや。いい感じですね。シリアスの中での癒し的ストーリーですた。
そんでもって…コトー。やっぱり口開きませんでしたね。今回だけは一筋縄で行かないのではと
思ってます。電話の向こうは…お母さんですよねえ…。それを見て?しまった彩佳たん…
来週で第一部完結、本当に出来るんだろうかと思ってしまいます…心配でもあり、楽しみでもある、
そんな感じでしょうか。
517名無しさん@ピンキー:04/12/23 10:25:01 ID:+lh8zee9
 15巻まで読んで気になる点が二つ。

 1.2巻及び4巻より、コトーが大学病院を追われたのは3年前。
   古志木島に来て、まだ1年。この2年間の空白は?
 2.7巻100ページ、コトーの台詞「国内線にまで除細動器が積んであることを知らなかった」
   ……国際線になら、積んでることを知ってるのか。ただの常識の範疇での知識なのか?
   それとも、現に国際線内で眼にしたことがあるのか?

 ずっと引っかかってる疑問です(笑)。


 ヤンサン、良いところで年越しなさる。
 ここからあと一週でどうやってまとめるんだろう……???
518名無しさん@ピンキー:04/12/23 22:35:53 ID:ysrk3rCX
疑問ですね!空白の2年間は、13巻でアヤカが疑ったアメリケン留学なんですかね?
国際線内で徐細動器を見たのもその時か!?…妄想広がっちゃいましたよw
2部で謎が解けるんでしょうかね〜期待!

::::::::::::::::ヤンサンネタバレしてます::::::::::::::::::

アヤヤとクニチャンが微笑まスィィ!シゲサン漁労長辞めなくて何よりw
コトーママン?登場ですね…たおやかそうな感じがしました
1部完、エヴァト×アヤカ+コトー完…来年もワクワクです
5191 ◆b8B8JDsV3A :04/12/24 03:25:54 ID:D5poNMeu
" ゚☆,。・:*:・゚★o(´▽`*)/♪ ネタバーレ 注意!! ♪\(*´▽`)o゚★,。・:*:・☆゚ "

ヤンサン、読んできますた!
コトーママン、キタ━━━━━(((( ;゚Д゚)))━━━━━!!
何なの!?これは!気になる、気になるぞ〜〜〜!
ここで年越しとは…
コトーとアヤカタンの関係が崩れそうな気がするのは私だけでしょうか…
何か心配なのですが…(;´Д⊂)
…余計な心配だろうね、きっと(;´Д`)
でも願わずにはいられませんヽ(`Д´)ノ


さてさて、ワタクシメのSS投下…本日するつもりでしたが無理でした、、、(つД`)・゚・
まとめられない自分が憎い…。旬な話なのに〜〜〜(;´д⊂
これ言ったらもうネタはお分かりでしょうか。。(w
まぁ、明日、明後日には投下します。
520元69 ◆.8x/pTuhMg :04/12/25 03:36:45 ID:N+onjaJi
1さんのお話が近々投下だそうで…わーいヽ(*`Д´*)ノ

さて、クリスマスの夜に暗い話投下しまつ。ノ■
あと、保管庫管理人様…ついでお時間のあるときでかまいませんので

<35>2行目の「矯正」→「嬌声」でお願いします…orz
なんか疲れてるらしいよ…漏れ。
今年はこれで書き収めかな?エロに程遠くてごめんなさい…
かといってこれが純愛かといえば違うわけで。
521元69 ◆.8x/pTuhMg :04/12/25 03:38:11 ID:N+onjaJi
<36>
あの後、コトーはなかなか眠りに就けずにいた。酷く目が冴えていく。
しょうがなく、彼は持参してきた睡眠薬を2T服用し、ベッドに身体を横たえた。
普段は眠剤は飲まない。しかし、睡眠不足のまま喋り続けると確実に喉をやられる。
強制的に睡眠をとらないと後々に響くことを承知した上での仕方のない方法だった。

やがて、頭が重くなる感覚を感じ、とろとろと眠りに就く。
底のない闇の中に引きずり込まれるように、夢の中へと落ちていく感覚を感じ、
朦朧としながらも、これはまずい…と思った。こういう時には、必ず嫌な夢を見るのだ…

…………
コトーは一人、海岸に佇んでいた。
果てなく続く紺碧の海と白い砂浜だけが延々と続いている。空には雲一つない。
一人で歩き始める。そこには誰の姿もない…
砂を一握り掴んでみると、さらさらと手の中から砂が零れ落ちてゆく…
この砂のように、最後は何も残らないのかもしれない。
…………

あれは病院を離れてからどのくらい経った頃だろう。
風の噂で、彼女が婚約したという話を聞いた…特に驚くことはなく、当然のことだと思った。
自分はたった一人、何も告げずにあの場所を離れたのだ。そして、彼女からも…

「それでいいのか!?…お前の彼女に対する気持ちはその程度だったのか!?
彼女のことが本当に大事なら、すぐに帰るべきなんじゃないのか!」
友が、激しい口調でそう訊いてきた。

「彼女が選んだ路だよ、僕には関係のないことだから…」
それが自分をせいいっぱい偽って答えた言葉だったのだ。
距離も、時間も…全てが、あまりにも離れ過ぎていた。もう戻れはしない。
522元69 ◆.8x/pTuhMg :04/12/25 03:54:49 ID:N+onjaJi
<37>
抱擁も、セックスも。たいして彼の中では大差がないものだった。
性欲は自分で処理が出来る。それはむしろ愛情表現というより、排泄に近い感覚。
かつての恋人の温もりは心地よかったし安心は出来たが…それは慰みを求める感覚に
近いものだった。ただ、傍にいるだけで心地よい関係だった。

あの島に来て…出逢った診療所のパートナー…彩佳。最初は仕事の上での信頼関係だった。
だが、惹かれてしまった。華奢な身体に似合わない凛とした姿勢をした一人の女性に…
それは自分を救ってくれる光のようだった…その光に惹かれるように。強く彼女に引き込まれた…
時には叱咤してくれる彼女を見ていると心が強くなれる気がした。
光が、もっと欲しい…それは自分の中で封印していた気持ちに変化した。
…強い慟哭に似た気持ちが芽吹いている自分に戸惑った。そして、ふとしたきっかけで彼女を抱いた。

彼女を抱いたと同時に…雄《オス》としての支配欲が生まれた。
…誰にもこの存在は渡したくない。自分を甘く呼ぶ声も、身体の下で揺れ動く艶めかしい肢体も、柔らかい唇も…
声や吐息や自分の腕の中で喘ぐ彼女の姿は誰にも見せたくない…今までに感じなかった強い『欲望』が生まれた。
時間が経ち、昔の恋人を忘れ…気がついたら彩佳からもう離れられなくなっていたのだ。

「私、将来医師免許取ろうと思ってます。」
…だが、いつか彼女は自分の元を去っていく。…そして同時に、僕は一人に戻る…
目指す所を見つけた彼女…送り出すことしか出来ない情けない自分…
そんな不安げな態度で、何度も彼女を心配させ、傷つけた…はっきりしていれば今回のようなこともなかった。

夢からゆっくり醒めてきたコトーは彩佳に謝る口実として朝食に誘おうとドアを叩いた。
しかし、返事はない…彼女はたいていこの時間には起きているはずだ。いつも自分より
先に起きているのだから。何度か叩くが、全く物音すらしない。
不自然に思ったコトーはフロントに連絡を入れた。内線を入れても通じなかった為だ。
「あの、僕の隣の部屋に宿泊中の、星野さんに連絡つきますか?」
少したって、返事が来たが、それはあまりにも予想外のものだった。

「星野様は…今朝早くチェックアウトされましたが…」
523元69 ◆.8x/pTuhMg :04/12/25 04:07:34 ID:N+onjaJi
ね、眠いよ…
起きたら靴下の中に萌えSSが…入ってたら(・∀・)イイナ?

ちなみに、前出の空白の2年間?(もすこし長い?)はアメリカ留学かなと漏れも思います。
臨床留学とかしてたんじゃないかなーと思います。そこで磨きっぷりがさらに拍車がかかったのではと。

除細動器に関してはネットで見てたら完全導入?はわりと最近なんですね。
あまり飛行機を利用しないと思われるコトーのことだから知らなかったのかどうか…
ちなみに、よくドラマなんかである「お、お医者様はいらっしゃいますか?!」は一度も見たことがないです。
5241 ◆b8B8JDsV3A :04/12/25 04:11:14 ID:HYbF7jyg
リアルタイムでキタ━━━ヽ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ノ━━━!!!!

こんな時間まで創作してて良かった〜(w
69タンが今夜投下されたので漏れは25日中に投下するかな。

で、お話。アヤカタン、ヤッパーリ、チェックアウトしてた━━━━━(((( ;゚Д゚))))━━━━━!!
コトーはどうなる?続きが気になる〜〜〜ヽ(`Д´)ノ
525名無しさん@ピンキー:04/12/25 21:58:42 ID:r+4kFQkE
サンタさんキター*・゜゚・*:.。..。.:*・゚(≧∀≦)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*クリスマスプレゼントありがとうございます!!!!
元69さんの書いている‘コトーのアヤカへの支配欲‘にずっと萌えます!
アヤカどこ行ったんだろう…独りの不安に怯えるコトーが悲しい…続きを楽しみにしておりますノシ

1さんのSSもクルー(゚∀゚)!最近1って数字を見るだけでチト萌えてしまいますw
526名無しさん@ピンキー:04/12/25 22:13:43 ID:r+4kFQkE
連投すいません…×ずっと萌えます○ずっと萌えてます
元69さん、本年最後の投下乙かれ様でした!ありがとうございました(つД`)・゚・
5271 ◆b8B8JDsV3A :04/12/25 23:56:31 ID:HYbF7jyg
おお〜〜?
後数分でクリスマスが終わってしまう。
ので、少し投下します。
クリスマスネタなのです。最初はもう…こっぱずかしい
純愛?になってます。
(´ー`)。оΟ今度出来るエロなしの掲示板に向いてるなぁ…
と思うほどですがとりあえず、漏れからの最後のクリスマス・プレゼント?でつ。
では、投下(・∀・)ノ□
5281 ◆b8B8JDsV3A :04/12/25 23:57:29 ID:HYbF7jyg
<1>
  ―――12月。日本の南の島でも12月にもなると寒い。

  「う〜〜〜、今日は一段と寒いな〜〜」
  往診に出かける為、診療所の扉を開けた時のコトーの第一声がそれだった。
  ぶるっと身震いするコトーを横目で見る彩佳は呆れたように言う。
  「…ホント先生って寒いのと暑いのが苦手ですよね…」
  「やっぱ春と秋が一番いいよねぇ」
  「…暑くもなく寒くもないからですね。」
  「1年中春と秋だったらいいのになぁ…」
  コトーは寒さでブルッと体を震わせ言った。
  「またそんな夢みたいなこと言って。さ、行きますよ、明日は休診日だから
  往診予定は詰まってるんですから!」
  「う〜〜〜」
  「う〜じゃない!早く歩いて下さい!行きますよ」
  先に歩き出した彩佳をのろのろと付いていくコトーの姿が少し情けないそんな日だった。
5291 ◆b8B8JDsV3A :04/12/25 23:59:55 ID:HYbF7jyg
<2>
  往診の予定を何とかクリアし診療所に戻ったのが夕方の16時を過ぎたところだった。
  とりあえずいつもの診察時間の終了時間の17時までは診療所で待機する。
  ちらほらと患者さんは診察に来るが17時を過ぎるとさすがに待合室はひっそりしていた。
  コトーは時計に目をやり椅子に座ったまま大きく伸びをした。
  
  「彩佳さ〜ん。患者さんが来る気配もないしそろそろ終わろっか?」
  「あ、はい、そうですね。玄関、閉めてきますね」
  ぱたぱたと玄関へと消えて行く彩佳をコトーは優しい目で追う。
  玄関の鍵を閉める音がして待合室のスリッパや雑誌の整理をする音が聞こえる。

  しばらくして待合室の片づけが終わったのか 
  「今日は外来の患者さん、少なかったですね〜」
  と言いながらコトーの居る診察室に彩佳が入ってきた。
  「ああ、そうだね。やっぱ今日は外が寒かったからみんな外出しないんだよ〜」
  今日の寒さが余程身に凍みたのかコトーは窓越しに外を見た。
  「…かもしれないですけど、みんな先生よりは寒がりじゃないから先生と一緒に
  したら怒ると思いますよ〜?―――でも、まぁ、今日はまた別の意味で患者さんが
  少なかったのかもしれないですけど…」
  「へ?別の意味?」
  「……先生、もしかして、忘れてるんですか?今日が何の日か。」
  「ん〜〜〜っと?」
  思い出せないのだろうか考え込むコトーを見て彩佳は呆れた。
  「……し…信じられない!今日はクリスマス・イヴですよ?」
5301 ◆b8B8JDsV3A :04/12/26 00:03:39 ID:HYbF7jyg
<3>
  「あ〜!そう言えば!!」
  コトーはぱちんと指を鳴らした。

  最近、忙しかった所為かコトーは日にち感覚が狂っていて今日がクリスマスって事を
  すっかり忘れていた。
  東京だと街のイルミネーションなどでクリスマスを実感できるがここは離島。
  クリスマスのイルミネーションなどは見かけない。

  「…先生、疲れてるんですね…今日は早く休んだほうがいいですよ?」
  心配そうに見つめる彩佳。
  「ああ、大丈夫、大丈夫だよ。」
  彩佳は怪訝そうな顔をしてコトーを見る。
  「ホント、ホント。」
  「…そうですか?――――あ、そうだ、ちょっと待っててください。」
  そう言って彩佳は診察室を出て行き、紙袋を持って戻ってきた。

  「これ、先生へのクリスマスプレゼントです」
  「え?え?な、何?プレゼント?僕に?あ、開けていい?」
  「どうぞ…」
  
  包みを開けるとアイボリーホワイト色の暖かそうなセーターだった。
  「…これって、彩佳さんが作ってくれたの?」
  彩佳は恥ずかしそうに頷いた。
5311 ◆b8B8JDsV3A :04/12/26 00:05:27 ID:HYbF7jyg
<4>  
  1日の殆どの時間を仕事とプライベートで僕と一緒に過ごし忙しかったはずなのに
  手編みのセーターを編む時間などどこにあったのだろう。
  きっと、無理して編んでくれたんだろうな…、僕のために。

  そんな健気な彩佳の心が嬉しく、コトーは彩佳を抱きしめていた。
  「!先生?」
  嬉しさのあまり、ぎゅうときつく抱きしめて彩佳の体温を感じる。
  「彩佳さん、ありがとう、すごく嬉しいよ…」
  彩佳のぬくもりを感じながらコトーは気づいた。
  自分が何も彩佳へのプレゼントを用意していないことに。
    
  「彩佳さんは僕のためプレゼントの用意してくれてたのに僕は何も用意してない…」
  「…そんなこと、いいんですよ、先生は忙しいんですから、気にしないで下さい。」
  「そんなの理由にならないよ、彩佳さんだって僕と同じくらい忙しいのに!」
  「私と先生の忙しさは変わらなくても大変さは比にはなりませんよ〜。
  だから気にしないでください。私の気持ちなんですから…」
  そう言う彩佳をコトーは納得できずに反論する。
  「でも!」
  「…先生、それ以上言うと怒りますよ?」
  「う…!」
  彩佳が怒ると怖いのは百も承知のコトーは肩をすくめた。そんなコトーを見て、
  彩佳は少し考えて、大きな瞳をコトーに向けて言った。
5321 ◆b8B8JDsV3A :04/12/26 00:09:31 ID:8UG4cMV4
今回はここまで〜。
…まだ続きます。エロにはまだ至ってません(;´Д⊂)
今夜中(深夜)にでももう1回投下できたらします〜。
クリスマスに向けて一気に最後まで投下する予定だったのに…
憎いよ自分が(つД`)・゚・
5331 ◆b8B8JDsV3A :04/12/26 12:35:16 ID:8UG4cMV4
文がおかしいので訂正です。
<2>の2行目
  とりあえずいつもの診察時間の終了時間の17時までは診療所で待機する。

  とりあえずいつもの診察時間終了の17時までは診療所で待機する。

に変更願います。
534名無しさん@ピンキー:04/12/26 21:27:54 ID:oLezY3IB
萌えキタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゚(*´Д`)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!
(*´Д`)<萌え萌え萌え〜!セーターもアヤカタンもあたかーい!コトーは幸せ者ですねw
イチャラヴの続き楽しみにしております!X‘masプレゼントありがとうございます!
535元69 ◆.8x/pTuhMg :04/12/29 00:19:58 ID:RlX7koha
>>1タン
おお、 キタキタキタキタ━━━━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━━━━!!!!!!!!!!
なんかほんわかムードではじまりましたね。
セーター、いいっすな!心も身体もほっかほかじゃないですか。
この後もっとあたたかくなるのではと萌えます〜。
1さんの書くほんわかとした優しい空気が好きです、漏れの萌えのルーツだし(*´∀`*)

自分も次はほんわかしたやつ書きたい…
続き楽しみにしてます!


536名無しさん@ピンキー:04/12/29 22:07:49 ID:Oqh0jjjc
age
537221:04/12/31 22:30:02 ID:Kj1+lwGQ
おひさしゅうございます。今実家のリビングで紅白見つつ、びくびくしながら書いてます。
一人になれる空間が無いというのは辛いなぁ。さっきも母に覗き込まれたようぅ。

年末でバタバタしてる間に元69さんと1さんの投稿キテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

元69さんのは相変わらず切ねぇようぅ、自分も悪いのに逆ギレする女の心理とかよくわかるでつ。
排泄に近い感覚とか、色々な表現が読んでて胃がきゅーっと辛いですなぁ(w
彷徨うアヤカタン、エヴァトもどう出てくるんですかね〜。

1さんの幸せラブラブモノ〜〜〜〜いいですなぁ。はうぅー。
忙しい中での手編み、愛ですなぁ愛、流石だアヤカタン。微笑ましいなぁ、このぉ。
もっとイチャつきまくってホスィ〜〜。
あ、オモチャネタですが、いつかヤっちゃってくださいよ。
漏れのではちょっと出てきただけだから、アレで満足せんでください。
っていうか見てみたいのでつ〜(*´д`*)ハァハァハァアハァ

名無しさん、素敵言い回しdクス。
アメリケンドリームでイパーイや鯵の小骨。何だか惚れてしまいそうだ(w

んでは年末滑り込み投稿〜。
とかおもったらプロキシ規制。鬱だ氏のう
538221:04/12/31 22:49:14 ID:Kj1+lwGQ
あ、書き込めた。んじゃ、イキます。
人目を盗んで・・・少しずつ。
539221:04/12/31 22:52:45 ID:Kj1+lwGQ
26
躊躇うことなく下着を引き摺り下ろす。
「いや〜〜ん、すっごーい!!」
「や…やめてよぅ〜〜、恥かしいよう〜〜〜…」
真っ赤になりながら顔を背け、これでもかと言うほど情けない声を振り絞って訴える。
「全然恥じることなんてありませんよ!
 こんなに立派なんだからむしろもっと堂々としてください!」
ビッ!!っと親指を立てつつ叱咤激励する。コトーの訴えは当然無視。
そして、目の前でいきりたっている陰茎に指を伸ばす。

「ちょっとゆきさん!約束と違うじゃないですか!先生には手を出さないって!!」
彩佳は後ろからゆきの両肩を掴み、どうにかしてコトーから引き離そうとしていた。
突然入れられた横槍に(ちっ、意外とタフなのね)と内心毒付きながらもこう返す。
「あー!抜いちゃダメっていったじゃないですかー。」
「抜いたんじゃないです!膣圧で抜けたんですっ!!」
と、睨みつけながら叫ぶ彩佳。
先程まで彩佳がいた場所に目を遣れば、抜け落ちたバイブレーターが畳の上でのたうっていた。
「でも先生このままにして置くのは、可哀想じゃありませんか?
 星野さんばっかり気持ちいい思いしてるじゃないですか。」
一瞬たじろぐ。認めたくはないが確かに気持ちは良かったのだ。
「でっ、でもっ!!私を先生の代わりにするんじゃなかったんですか?!だから私は仕方なくっ!!」
540221:04/12/31 23:13:11 ID:Kj1+lwGQ
27
「ま、いっか。それもそうですね、約束は約束ですもんね。じゃ、場所代わりましょ。」
あっさり引き下がるとゆきは立ち上がり、彩佳をコトーの膝の上に座らせ、その傍らに腰を下ろす。
「さ、どうぞ。私はここで見てますから。」
「どうぞって……。」
「ほら、先生辛そうにしてるじゃない。私の代わりにちゃんと気持ちよくしてあげて?
 手なり口なりでね。あ、下の口は使っちゃダメですよ〜。」
「はい……?」
言葉を飲み込み、そのまま固まる彩佳。暫しの沈黙の後、目の前のそれと対峙する。
恥かしいには恥かしいのだが、日頃からお世話になっているので恐怖心はない。
行為中も決して頑なに拒んでいるわけでもないし、唇や舌を付けるくらいの事は出来る。
だがしかし。正直言ってどう扱っていいのか未だにイマイチわからないのだ。
自分には無い物だからそれは当然ではある。出来る事ならスキルアップを狙いたいところではあるが、
困惑している様を見てしまうと遠慮が生まれてくるもので、コトーもそれ以上は求めてはこない。
元々「ああして、こうして」と色々要望してくる人ではなかった、ということもある。
そんな経緯もあり、フェラチオをすることに対しては何となく敬遠していた節があったのだ。
(うー、こんなことなら本とかででも研究しておけばよかったなぁー…)と、ため息をつく。
「どうしたんですか?」
「あ…いえ……」
「あれ?出来ないんですか?なら見本でもして見せましょうか?」
「い、いえ、今しますから!邪魔しないでくださいっ!!」
動揺していることを悟られたくはない。
両手を添えてきゅっと包み込むと、一呼吸。そして「もう、どうにでもなれっ!」と勢いに任せて口を近づけた。
541221:04/12/31 23:16:29 ID:Kj1+lwGQ
28
先ずは先端部分に軽くキスをし、そして範囲を広げ隈なく唇を這わせていく。
上手い下手といった技術面の問題よりも、視覚的な効果の方が強かった。
顔を赤らめつつ困っているかのような表情で、口付けを繰り返す彩佳の姿。
(あーーなんかすごく幸せ〜〜)と、コトーはこの異常な状況を無視してすっかり楽しんでしまっていた。
積極的に自分から口で奉仕してくれるなんてまだまだ先の事であろう、と思っていたので喜びも4割増しである。
一通り終わると、今度はおずおずと触れてくる新たな感触。柔らかく温かい、唾液に濡れた舌先が更なる刺激を与えてくる。
(『アイスキャンディーを舐めるように』っていうけどこんなカンジでいいのかなぁ?)と根元から先端に向かって舌先を伝わせる。
「くっ…」
「えっ?!」
思わず自分が発した声に対して、彩佳は不安そうな顔で表情を覗き込んでくる。その姿さえも、己を昂ぶらせる材料となる。
「ごめん、気持ちよかったからつい声が出ちゃった…。そのまま続けて…。」
照れくさいが、彼女の不安を否定してあげるためにも正直な感想を伝え、続きを乞う。
「…良かった…」
と、すっかり安心したのか先程までの困惑した表情も消えいった。
幾度と無く舐め上げ続けると、少々乱れた呼吸でコトーは言った。
「…今度は咥えてみて…。ね…お願いだから…。」
体の自由が利かないためか、いつになく素直に…いや、我侭になっている。
そんな態度を彩佳は嬉しく思い、恥らいつつも言われる通りにした。歯が当たらない様に、そっと自分の口内に導き入れる。
「うっ…」
自身を包み込む感触に、堪え切れずに声を漏らすコトー。
その声を聞くと満足そうに微笑み、柔らかな先端を唇で挟み込みながら舌先を使ってその表面を撫で回す。
「んっ…んっ……、んくっ…んっ……」
たどたどしい動きながらも一生懸命自分の体を愛でようとしている彩佳の姿を愛しげに眺める。
今すぐにでも彼女をこの腕に抱きしめたい、その頬に触れたい、その唇に貪り付きたい、
それなのに体の自由が利かず見ている事しか出来ないのが口惜しい。
542221:04/12/31 23:20:29 ID:Kj1+lwGQ
29
「……………。」
黙って見ていたゆきであったが、次第にその表情が険しくなっていく。抑えているのも、もう限界であった。
「あああもうっ!!二人の世界作っちゃってーーー!!
 何ヌルい事やってるんですか星野さんーーー!!しっかり咥え込まなきゃ!
 全然なってないーーー!!ほら、代わって代わって!!」
「駄目ーーーーっ!!絶対嫌ーっ!!!触らないでくださいーーー!!」
「っっだーーーっ!!握らないでってばーーーーっ!!」
添えていた手にも思わず力が入ってしまったらしく、ちょっと泣きそうになりつつ叫ぶコトー。
夜の診療所に3人の怒号と悲鳴が飛び交う。
「…まぁまぁ落ち着いてよ二人とも。僕は十分気持ちいいよ?」
「先生は黙っていてください!」
キッとコトーを睨み、ゆきと彩佳は同時に両サイドからサラウンドで叫んだ。
怖い。目の前で女の闘いが繰り広げられている。自分のモノを握られているにもかかわらず蚊帳の外である。
「そんなんじゃいつまで経っても先生をイかせられないわよ?」
「〜〜〜〜〜〜!!」
腹立たしいやら悔しいやらで言葉がうまく出てこない。
「…絶対嫌だもん。ほかの女の人になんか絶対に…絶対に…。」
すっかり涙ぐんでしまった目で真っ直ぐに睨み付ける。
(あー…やっばーい、可愛いなぁもうーー。)
そう思ってしまうと、これ以上は追い込めなくなってしまうゆきであった。
「じゃあ私が教えてあげるから言う通りにしてみて。人に教えを乞うのも大事よ?それでいい?」
慣れていない事はすっかりお見通しだったようだ。
選択の余地も無いし、むしろいい機会でもある。渋々同意した。
「……はい…わかりました。…じ、じゃあお願いします……。」
「わかったわ。」
そう言うと、ゆきは彩佳の頭をポンポンと撫でた。
(弱いものいじめは好きじゃないけど、意地悪するのは好きなのよね〜。)
543221:04/12/31 23:24:59 ID:Kj1+lwGQ
30
「ほら、ちゃんと咥えて。もっと奥まで呑み込むようにして。」
「んく……」
(両手に花かぁ…この状況って男のロマンってやつだよなぁ。でもなんだかなぁ……。)
少々複雑な気持ちではあるが、成すがままになっている。
「これが自分の中に入ってくるって想像して…」
彩佳も何だかんだでゆきの言いなりになっている。
「上顎に擦り付ける様に角度をつけて。同時に下唇と舌を添えるの。そのまま往復させて。」
「ううっ…」
「見て、先生すごく気持ち良さそうよ…?」
コトーにとっても彩佳にとっても今は何も考えないのが一番楽なのである。
そもそも物事を考えるだけの余裕も無い。何故だか解らないが、如何してもゆきには逆らうことが出来ない。
彼女こそが支配者(dominator)と呼ぶのに相応しいのではないだろうか。
「動かしたままで吸って。口の中を真空状態にするようにするの。あ、唾液は飲んじゃだめ。音を立てるようにして。」
口の奥の方でくぐもった音がする。
「んぐっ…んむーーっ…!」
「あっ、止めないで!そのまま続けて!!顎が痛くても我慢するのっ!!」
まともに呼吸することも出来ずクラクラしてきたが、それでも耐えた。

544221:04/12/31 23:25:26 ID:Kj1+lwGQ
31
「はぁーはぁー…」
朦朧とする意識の中、コトーの苦しそうな息遣いが聞こえてきた。
「ほら、もう少しよ、頑張って……。」
堪えているのももう限界。
「……うっ…!」
そのままコトーは果ててしまった。熱いものが口の中に放出される。
咽ながら思わず身を引くと、呆然としてコトーを見つめる。その口元からは白濁した液体が零れ落ちる。
「うん、よく頑張ったわね。私にも頂戴。」
そう言ってゆきは彩佳を抱き寄せ、口元に残る軌跡を舌で辿ると、飲み込めずに残っている精液を絡め取るかのように口内を嘗め回す。
口内に広がる何とも言えない味とにおいに戸惑っていると、
「残りはちゃんと飲み込むのよ?」と釘を刺される。
覚悟を決めてごくりと咽を鳴らして飲み込むのを確認すると、彩佳をコトーの方に向かわせる。
「ね、先生もちゃんと星野さんを褒めてあげて。」
そう言うとゆきはまたその場から離れた。
545221:04/12/31 23:41:09 ID:Kj1+lwGQ
ってか、なーーんで尺八するだけでこんだけ消費しているんだか。
こりゃ一向にお話が進みませんですな、スマソ
年内完結はやっぱ無理でした〜。オチとか締めとか、もう決まってるのになぁ。

はてさて。次回はどうなるんだろう。
「1部完」というより「激動の第2部の幕開け」みたいな感じになるんじゃないですかね?
どう考えても後一話じゃ…。
電話でママンとのやり取りが「たまに連絡よこしなさいよ、元気でやってるならいいわ」「うん、僕頑張るYO」
…なら1話でいけそうだな(w

もう今年も残り30分をきりました。あぁ、こんなんじゃ108の煩悩は祓えないな(w
では皆様良いお年を〜〜。

546名無しさん@ピンキー:05/01/02 11:55:18 ID:aW/DtPIA
喜び4倍増しキタ━━━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━━━!!
あけおめでございます!フェラ萌え〜!!正月から煩悩フルスロットルで堪能致しましたw
ビッ!!っと親指を立てつつ叱咤激励ww支配者(dominator)ユキタン、カコイイ!
フェラ後の百合〜な感じもイイ(;´Д`)この3人の関係好きです!続き楽しみでよ    
>惚れてしまいそう-漏れはもう惚れていますが何かw?(゚∀゚)ノシ
547元69 ◆.8x/pTuhMg :05/01/03 05:15:03 ID:s3wRTSey
お年玉がキタキタキタ━━━(゚∀゚≡゚∀゚)━━━!!!!
221タンの投下待ってマスタ!新年からめでたいっす!
尺八中の描写がエロい!エロすぎる!つか、ドミネーターユキタンかっこええ!
特にアヤカタンのお口から漏れちゃった白濁液を舐めとるシーンが漏れ的に萌えです。
もう、こうなれば二人ともヤッてしまえコトーって感じですYO!
続き禿しく楽しみです!

それにしてもヤンサン続き、やっぱり波乱の2部開始〜って感じになるんでしょうね。
多分、コトーママンはたおやかなお方で、特に確執はないんだろうけど、気になるのはパパン。
パパンとはかなり訳アリっぽいし…今まで島の人とか周りのキャラクター中心だった話が
コトーの過去だとか内面的な部分を描いていくんですかね。
気になるが、発売まであと少し。
548名無しさん@ピンキー:05/01/04 01:11:05 ID:2cIll6AY
age
5491 ◆b8B8JDsV3A :05/01/04 01:20:29 ID:lMQdEhyz
アケオメ!
このスレの住民のミナタマ、昨年は漏れのつたないSSに
お付き合いありがとうございますた。
今年もつたない文章で遅筆でつがヨロシクおながいいたします。

221タンのお年玉キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
尺八、いいでつね〜(*´д`*)ハァハァハァアハァ
アヤカタンが一所懸命舐めてる姿が目に浮かび(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァでつ
続きが楽しみ〜。
大人のオモチャはまた機会があれば使わせて頂きマッスル。
550名無しさん@ピンキー:05/01/04 02:50:53 ID:5whB72cW
アキオジ&アヤカタンヲヒトツ
551ヾ( ゚д゚)ノ゙ シナチクー:05/01/06 13:22:29 ID:B+XU9YNI
ヾ( ゚д゚)ノ゙ シナチクー
552名無しさん@ピンキー:05/01/06 19:29:32 ID:pMxIBrau
アキオジ×アヤカ…渋っ!
1サンタさんの続き楽しみです!今年も萌え〜をお願い致します
SSを書いて頂ける皆様に今年も感謝です(゚∀゚)…ヤ、ヤンサンのお話…後ほど
553元69 ◆.8x/pTuhMg :05/01/06 20:23:01 ID:quOB+JSC
アキヲジ×アヤカ…10年くらい前のセテーイで15歳くらいの彩佳に萌え萌えなあきおじも有りだろうか…
タイトルは「スイカの名産地」…orz ちなみにあきおじは何歳だったんだろう…
西瓜畑でタケヒロとクニちゃんの面倒みてたりするあやかたん…それを木陰から見て萌えるあきおじ…
ギャグになってしまうね…書いたら面白そうだがw 3投下くらいでw

漏れもヤンサンネタは後ほど。
554名無しさん@ピンキー:05/01/07 00:44:22 ID:UgUbrnzg
スイカの名産地ワロタですw木陰から見て萌えるアキオジに萌え〜w

=========ヤンサンのネタバレご注意=========

アヤカタンの健やかなオパーイが!ショッキングな展開ですね…悲しくて心配です
コトーに何て告げるんだろう
アヤカが無事でありますように!オパーイも残るといいな…
手術助手はエヴァトを招いて…何とかならないかな…悲しすぎる

SSを書かれる方は色々大変かと思われますが
ここでは原作とはまた違ったエロや萌えや夢を頂けると嬉しいです
5551 ◆b8B8JDsV3A :05/01/07 01:00:54 ID:wsMsaxUZ
>522タン
ありがとうございます!がんばります。
そろそろ、つ、続きを投下出来たらいいな〜と思ってます。。。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ネ タ バ レ 注 意 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

コンビニで声を上げてしまった今週…禿げしく驚きました(;´Д⊂)
そして凹みました…
アヤカタンのオパーイが!!にゅ、乳がん???
まだコトーにも捧げてないのに??
オパーイが残らないとエッチはどうなるのだ〜ヽ(`Д´)ノ
豊満なアヤカタンのオパーイの表現がダメになるじゃないかヽ(`Д´)ノ
SSを書く者してはヤル気を削がれる続きになってしまった…気が…(つД`)・゚・
もう、、、どうしよう、どうしよう・・・
……と思ってるのは漏れだけでつか???

これで連載再開まで1ヶ月以上もモンモンとした日々が続くのか…
5561 ◆b8B8JDsV3A :05/01/07 01:03:53 ID:wsMsaxUZ
555のレス
アンカー間違ってました_| ̄|○
>552タンへのレスです〜
ごめんなさい(つД`)・゚・
557221:05/01/07 07:36:24 ID:Q6hcF7Xx
あぁ、スイカの名産地が頭から離れないよぅ、口ずさんじゃうよぅ。
・・・シール貼られちゃうよぅ。

=========ネタバレ警報発令==============
がはーーーーーー。なんですとー!?本屋で叫びそうになったよ。
禿げしく凹みまくっております。
…メス入れる前に他に入れるモノもあったろうに・・・コトーの甲斐性無しめー!
医療行為でしか触れあうことは無いんですかね。人工呼吸といい。あんまりにもあんまりだ。
ってか振り返ってみても、ヒロインなのにいい思いしてないよなぁ…。あぁもう。
良性腫瘍か、せめて初期段階であってホスィ。
これで来月末まで休載だなんて生殺しだよ。
コトーの話とかまとめとかはえらいアッサリ終わっちゃってたのに、ラストでこれかよ。

>1さん
どうしよう、漏れもだ。
2次創作だから、パラレルだからって思ってるけど…それでも萎え(;´Д`)
確実に暗い影を落としてまつ。。。いや、ホントにどうしよう?
558名無しさん@ピンキー:05/01/07 08:01:12 ID:puDT1RaE
 おいらも、はい〜〜????? な展開に、眼が点(笑)。
 そう来るかよ。

 ……ってーか、こういう切り方で、何故に一部と二部を分け
る必要がある?? とか。もっとも、この疑問は二部とやらが
始まったら解消するかも知れないですけども。

 年末から悶々と過ごしてきたのが、二月まで続くのねん……。
559元69 ◆.8x/pTuhMg :05/01/07 20:49:28 ID:RXKcjHzd
>>221タン
シールハッチャウゾ( ・∀・)つ○)`Д´(○ヽ(・∀・ )

暫く殺伐と凹みモードが続きそうなので、西瓜マジで投下しようかな…


----------原作ネタバレ。ゴチュウイ。--------------


やっぱり、書き手読み手問わずに皆さま凹んだんですね…漏れもです…
昨日はショックのあまりにネタバレ手につかない状態…つうか、悲しいYO!
メス入れる前にコトーよ、いろいろ入れるモンがあるだろうがYO!(221タンが良いこと言った!)

いや、わかってるんですよ。温存法が主流であること、0期〜1期なら決して怖い病気ではないこと。
でも…場所が怖い。リンパに転移してたらシャレにならないよね…orz とか凹んでしまって…
化学療法やるの?手術で治るの?(手術したらエロイなとか言ってたけど本家本元がやりそうなのが…
まあ、お互いの内臓を見た仲になるのは少しエロ要素があるが…)色々巡り巡ってしまった。

彩佳たんが死んじゃうってことはないだろうけど、心と身体に傷跡を残しそう…
コトーの匠業に期待しつつも休載が長いよヽ(`Д´#)ノ!
相方は「コトーがさくさくっと手術して後遺症ナシだろ。」とか言ってるけどなー、
三上死亡フラグ立っちゃったから、以外なところで裏切りそうで…

560名無しさん@ピンキー:05/01/08 19:13:55 ID:UI7vXYjw
>メス入れる前に他に入れるモノもあったろうに
名言ですね!
乳腺症だと希望的観測…みんな元気出そう保守
561221:05/01/09 03:09:51 ID:zDJZDtSy
>元69さん
貼ラレター ヽ(○・∀・)ノ スイカノメイサンチー

心の傷も体の傷もまとめて丸ごと受け止めてやってよ、ってなカンジで脳内補完↓。

「転移は見られなかったから。もうあとは傷を治すことに専念して…」
「……」
「普通の生活を送る分には支障はないから。見た目にも殆ど分からないしね。時間が経てば傷跡も目立たなくなると思うよ。」
「…はい…」
鎮痛剤が効いているとは言えやはり激痛が伴う。奥歯を噛み締め、辛うじて声を搾り出す。
「……ごめんね…」
「…違う…先生が謝ることないです…感謝してるんですよ…?」
「無理しないでもいいよ。もう休んで…。」
頬を添えられた手に頭を預けると、感極まったのか涙が滲んできた。もう泣かないと心に決めていたのに。
「…こんな……私…私……」
言葉にならない。たとえ言葉に出来てもそれは自分に突き刺さるだけ。
「大丈夫…ちゃんと僕が診ていくから…ずっとね。だから心配しないで。
それに…僕以外の人間に見せなきゃいいんだよ…僕がつけた傷だもん。ね、だから泣かないで。」
頭を撫でる大きな手が与えてくれる優しさを感じながら、眠りに落ちていった。

最悪でもこれ位で収束することを祈りつつ、再開を待ちますYOヽ(`Д´)ノ

562221:05/01/09 03:14:00 ID:zDJZDtSy
…とか言いつつも560の名無しさんと同様「乳腺症だった」の線に一票。
第2部の始まりでそこまで重くしたら後々キツそうだし、他にも色々書くべきエピソードもあるだろうし。
「主要キャラは2度酷い目に遭う」と言うお約束を果たした、ってことでオケ。
ただやっぱり三上君のときのことが…(|| ゚Д゚)トラウマー

ちなみに「次は星野宅で風呂エチー書きてぇーー」とか思ってた矢先(しかもイメージ通りの風呂だし)。それなのにヨォ。
早く手を出していればもうちと早く発覚したろうに。コトーのバカー。

んでもって。
原作が進んだら、ひょっとして本当に八方塞がりになっちゃうかもしれない可能性も無くは無い…
だから、ちとテンションは落ちるかもしれないけど休載の間にガシガシSS続き書こうとオモタ。
ってことで書き手さんもがんがれ。
563元69 ◆.8x/pTuhMg :05/01/11 01:12:58 ID:AW60V85q
そうだ、漏れたちが書かなくてどうするよ。ヽ(`Д´)ノ
漏れのSS暗いんで暫く追い討ちかけるかもしれませんが、生暖かく見守っていただけると幸い。
次はイチャラヴオナーヌ話にしようと思ってたんで、正直かなり凹んでいて今でもそうだけど…
まあ、公式見る限りは亡くなる、っていう最悪の事態は無いようなんでとりあえず連載は見守る
しかないだろうな…

とか思いつつ。ヤマーダ先生は引きでハラハラさせやがるのに、ヲチがあっさりパターンが多いので
(三上君除く)腫瘍疑惑はあっさり終わりそう。でも今後がどうもコトーとアヤカタン中心で進んでいきそうな気もしたので
心しておかねばのう…

漏れも投下する。ガンガッテ投下するYO!
564221:05/01/11 17:49:39 ID:Hdic09Aa
32
「あの……先生…私…」
「……ありがと…って言うべきなのかな?こういう場合…。」
今更だがとても照れくさい。向かいあった二人は思わず苦笑いをする。
「こっちに来て手伝って、星野さん。」
手を借りて何とか起き上がると、やっと自分の届くところまで近づいた彩佳の唇を奪う。
「あ、だめ先生、まだ…口に…」
「大丈夫、気にしないで。自分のだもん、平気だよ。」
「ん…」
今、唯一自分の自由が利くのは口ぐらい。やっと彩佳に触れられたのだ。そんな事は構っていられない。
待ちわびていたこの柔らかい感触をじっくりと味わう。舌先が彩佳の口内に達すると
(うわっ、まずっ。こんなの飲ませちゃってたんだ…)
と、知ってはいたものの初めて口にするその味に驚く。しかし、その動きは留まる事はなかった。
「ごめんね、こんな…」
「ううん、いいんです。私…嬉しいんです…。」
続きを遮る様に彩佳は言った。
「うん…ありがとう…。あ、そうだ。」
コトーは振り返り、部屋の隅でこちらに背を向け何やらゴソゴソとしているゆきの様子を窺うと、彩佳に小声で耳打ちした。
「これ、今のうちに…」
「あ!そうですね…」
彩佳はコトーの背後に回りこむと、先ずはその両手を拘束しているロープを解こうと臨む。
縛られていた間にもがいていたために、結び目はきつく締まっていたが、
幸いロープは固結びではなく蝶結びにしてあったので、渾身の力で何とか解く事ができた。
565221:05/01/11 17:50:48 ID:Hdic09Aa
33
「よしっ。解けましたよ、先生。」
「うん、じゃ、次は足の…」
「なーにが『よしっ』なんですかー?」
次の瞬間、がばっと後ろから抱きつかれ、そのまま四つん這いにさせられる。。
「!」
二人揃ってゆきに背を向けていたため、彼女の動きに気が付かなかったのだ。
「やぁんっんん!まっ…また…?!」
左手で乳房を弄り、右手で股間に指を這わせる。そして、耳元で囁く。
「またこんなに濡らしちゃって。興奮しちゃってたんだ。やっぱりいやらしいんですね。」
「や…やめ……」
「せっかく頑張ったんだから、ご褒美あげなきゃね…」
秘裂を指で広げられると、先ほどとは違う物があてがわれる。
「なっ?!」
ゆきが何をしようとしているのか振り返って見る…その時間さえも与えずに、その何かは一気に彩佳を貫いた。
「はあぁああんっ!!」」
衝撃に耐えきれず歓喜の声を上げる。
自分の臀部にリズミカルに抑揚をつけ叩きつけてくる腰と一緒に、その何かが奥を突き上げる。
「あっ…ああっん…せっ先生助け…てっ」
と背中にすがりつくが、当の本人は足を結ぶロープと未だに格闘中。焦れば焦るほど、解けないのだ。
「やっ、やあっ…止めっ……んんっ!」
「いやー、一回使ってみたかったのよねー、ペニスバンド。」
「ぶっ!」
思わず吹き出すコトー。
吹き出しもするだろう。どうやら自分が想像しているよりも凄い事になっているようだ。
566221:05/01/11 17:53:03 ID:Hdic09Aa
34
両胸を鷲掴みにされ、無理やり上体を起こさせられると膝立ち状態になる。
何とか拘束から解き放たれ、急いで振り返るコトー。
「あ、先生。丁度良かった。ちゃんと繋がっている所見てもらいましょ。ほら、イクところも見てもらうのよ。」
「あ…いや、見ないで、先生。…やめて、止めさせて…」
見ないで、と言われてもやはり見てしまう。異物を愛液で濡らしながら咥え込む花弁、
背を反らしているため否応無く強調されてしまう弾力の増した乳房、痛々しいまでに尖るその先端、
そして涙を浮かべながら苦悶と快楽の入り混じった表情で自分を見つめる彩佳の顔。
全てが一望できてしまう。
「お願い…先生……」
無言で手を伸ばすコトー。だがしかし。
「…あんっ…って先生っ、何してるんですかっ!!助けてくださいよ!!
 やぁっ…違うーーーっ!バカバカーーーっ!!ダメですってばーーっ!」
ずっとお預けを食らっていたのだ。もう我慢も限界。
「助ける」ことより「自分も貪りたい」と言う事の方が彼の中では大きくなっていた。
今まで触れたくても触れられなかったものが、今自分の手の届くところにあるのだから…
何もせずに助けるなんて事はもはや無理。自分を制御するだけの理性ももう無い。
567221:05/01/11 17:58:05 ID:Hdic09Aa
ここまでー。

そっすねー漏れも公式見てきましたが……これから試練ばっかりなのか。
先はあるって事だから命はあるってことだよなぁ……。
ってか、彼女が主人公になっちゃってもいいんじゃないか?て気もする(w
ヤマーダ大明神、頼みますよう…アヤカタンちゃんと幸せにしてやってくださいよ。
「面食らう」二部の始まり方って…あぁあああ、もう気になってしょうがねー!!

そんなかんじで。3P突入ですわー。
本日会社を休んじゃったのにこんな事してる漏れ…_| ̄|○
もうまた寝ようっと。
568221:05/01/11 18:24:47 ID:Hdic09Aa
とか言いつつ。また調子こいて描いてみたので晒す。↓
ttp://www.degitalscope.com/~mbspro/userfiles_res/sslibrary/191.jpg
くだらんくてスマソ。でもここでしか出せねぇYO

…これで1部が終わる前に書いたものは全部出し切ったな…。
これからもがんがっていきましょう、うん。
じゃ、おやすみなさい。
569名無しさん@ピンキー:05/01/11 19:51:57 ID:+Vq1v0CP
キタ━━━(゚∀゚)( ゚∀)(  ゚)(  )(  )(゚  )(∀゚ )(゚∀゚)━━━ !!!!!!
>>221さん、ありがとうございま〜す!
3pイイ!涙を浮かべながら苦悶と快楽の入り混じった表情のアヤカタン萌えハアハア!
元気でました!2部が始まるまで気持ちを楽に過ごせそうです!ここ読んでて本当によかった
イラ見れました〜前のも見れました〜ググれました〜
さいこーー!うまーーい!色もいいーーーー!文も絵も描けるなんて凄いよ〜!
尊敬ス!また描いてください〜!!(゚∀゚)ノシ お体おだいじに〜 つみかん

>>元69さん、まってますよ〜まってま…(つД`)・゚・ダイスキダ

漏れも公式の‘面食らう‘が気になってたまりません
餅ベーションが上がる展開を期待してます!
SSのつづきもイチャラヴオナーヌも風呂エチーも読みたい(つД`)・゚・
アヤカが無事でありますように!ホントに幸せになってほしいよ〜
570ヾ( ゚д゚)ノ゙ シナチクー:05/01/13 17:30:58 ID:jCBxiXdQ
ヾ( ゚д゚)ノ゙ シナチクー
571元69 ◆.8x/pTuhMg :05/01/13 21:06:38 ID:RD+5lgLz
221タンの続きキタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!
可愛い漫画もキタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━ !!!!!
つうか、(*・∀・*)エッチー!!エロ杉だよハアハア ユキタンのアメリケンぶりに萌える。
我慢できないコトーに萌え。エロすぎるアヤカタンに萌え。萌えが止まらないでつよー!
もう乱れてください、ええ!

漫画、二人とも可愛いなあ。色もぽわぽわした感じでいいなあ。
顏射いいなあ、でもコトーのゲロのにおいは絶対キツメだろうなと思いつつ。
(漫画でアヤカタンにぶっかけてるブツは具が入ってるもんなあ…コトーだから具はラー…ry)
あれを頭からぶっかけられてたら白濁液くらい平気だよなアヤカタン…
つうか、おそらく三十路越えなのに元気なコトーがイイ!
続きめっさ楽しみにしてまつ!



---------------------ここから少し注意。ネタバレとまではいかないが。

…本日は衝撃の展開から一週間。未だ悶々としています。
数々の試練ってなんだよとか思いつつ…orz
第一部で決着がついていない人達が第二部持ち越しかという雰囲気ですな。

ブツは違うけど某離島女医マンガ。あっちはごく普通のハッピーエンドですた。
ああまであっさり終わると味気ない気もするけど、コトーは普通にハッピーエンドがいいYO…


572名無しさん@ピンキー:05/01/14 07:21:46 ID:JzoDvpZZ
はじめますて!
萌え萌えなSSがイパーイ!
素敵すぎる…彩佳タソ(;゚∀゚)=3ハァハァ

暫く物書き作業から遠ざかっていたのにここを見てたら触発されますた

近々拙いSSをうpさせていただくかもしれませぬが、
そのときはよろしくお願いしまつ
5731 ◆b8B8JDsV3A :05/01/14 23:10:26 ID:AaSgy9P+
221タン
続き、キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
アヤカタン、かわいい〜〜(*´д`*)ハァハァハァアハァ
ペニスバンドもキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
大人のオモチャはやっぱ何かそそりますな(w

>572タン
し、新規タンキタ━━━ヽ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ノ━━━!!!!
いつでもいいので萌え〜なSSをお待ちしておりますvvv

5741 ◆b8B8JDsV3A :05/01/15 01:05:48 ID:ktyRv8Wc
ちょこっとですが出来てる分だけうpします。
このまま溜めてたらなかなか進まないのでうpに限る(w
ってな訳で(・∀・)ノ□
5751 ◆b8B8JDsV3A :05/01/15 01:07:50 ID:ktyRv8Wc
<5>
  「―――じゃあ、ずっと私の傍にいてください…」
  「そんなことでいいの?そんなこと当たり前の事なのに…?」
  「…はい、それだけで十分です…、先生はとっては当たり前の事かもしれない。
  でも私にとっては先生がこの島からいなくなってしまうかもしれない事が怖いんです。」
  瞳を潤まし、やんわりと微笑む彩佳が余計に愛しい。
  「……彩佳さん…!」
  抱きしめていた彩佳をさらにきつく抱きしめる。
  「僕はどこにも行かないよ。この島にずっと居る。彩佳さんの傍にずっと居る…」
  「…せんせい…」
  彩佳の瞳から一筋の涙が頬を伝った。
  「先生、わがまま言っていいですか?…先生は疲れてるかもしれないけど…
やっぱり、今夜はイヴだから先生と一緒に過ごしたい…」
  少し照れながら言う彩佳に愛しさが込み上がる。
  「…うん。今夜は一緒に過ごそうよ。」
  「せんせい…」
  抱きしめられている彩佳はコトーの胸に顔を埋め、腕を背中に回し抱きついた。
  コトーは抱きついてくる彩佳を強く抱きしめ髪に唇を落とした。
5761 ◆b8B8JDsV3A :05/01/15 01:11:12 ID:ktyRv8Wc
<6>
  ―――イヴの夜。
  恋人たちの時間とはよく言ったものである。ここにもまた1組、そんな時間を過ごしている。
  コトーの生活拠点となる居間でクリスマスに相応しいささやかな食事が出た。

  「あ〜〜、美味しかった〜〜。ごちそうさま」
  「お粗末さまでした。」
  ラーメンばかり食べてるコトーが普通に食事してくれたことが何だか嬉しい彩佳は機嫌が
  良かった。
  「センセ、ケーキとシャンパンもあるんですけどいけます?」
  「ケーキ?シャンパン?又、本格的だね〜。普段は滅多に食べたり飲んだりしないけど
  今日はクリスマスだし戴くよ。」
  「はい!――あ、シャンパンはちゃんとノンアルコールですからご心配なく。」
  コトーにそう告げて嬉しそうにケーキの用意をしている彩佳を愛しそうに眺めるコトー。

  ケーキとシャンパン(しかもノンアルコール)、そして食事の材料…
  いつ用意したのだろうか?ちゃっかり冷蔵庫にあった。
  きっと出勤して来た時にでも持ってきたのだろうけど彩佳のしっかりさに
  少し敬意を払ってしまう。

  少しすると彩佳がトレイにケーキとシャンパン、グラスを乗せ少し重そうに居間に戻ってきた。
  「重そうだね。手伝うよ」
  コトーは立ち上がり彩佳の手からトレイを受け取りテーブルに置いた。
  「ありがとうございます」
  彩佳はテーブルに置かれたトレイからクリスマスケーキとは行かないが、いちごのショートケーキと
  グラスがテーブルに並べられれた。
5771 ◆b8B8JDsV3A :05/01/15 01:12:57 ID:ktyRv8Wc
<7>
  2人はそれぞれにのグラスに注がれたシャンパンで乾杯をし、ケーキを食べる。
  コトーはケーキを食べながら、ふと彩佳を見ると口の横に生クリームが付いていた。
  「彩佳さん、口の横に生クリーム付いてるよ。」
  「え?」
  「彩佳さん、ちょっとそのまま待って。」
  そう言いコトーは彩佳の傍に寄り口元の生クリームを舐めた。
  「!!!せ、先生!」
  コトーの突然の行動に驚き思わず赤面する。
  「ん、甘い。生クリームに誘われちゃった…」
  「…せ、先生の変態…」
  真っ赤になりながら言う彩佳にコトーはニッコリ笑い、
  「…だって彩佳さんがいけないんだよ、口元に生クリームを付けて僕を誘うから…。」
  「…さ、誘ってなんか…」
  「ううん。あれは誘ってるとしかねぇ…」
  含みを持たせる感じで言うコトーにそう言われると彩佳としては言い返しにくい。
  「…う〜、違うもん…」
  赤くなりながら悔しそうにする彩佳をコトーは横目にケーキに残る生クリームを指ですくい
  彩佳の唇に生クリームで紅を引くようになぞる。
  「!せ、先生?」
  「しー。だまって…」
  唇に唇紅のように引かれた生クリーム。はたから見ると面白いが、コトーにはたまらない
  プレゼント。  
5781 ◆b8B8JDsV3A :05/01/15 01:18:13 ID:ktyRv8Wc
今回はここまで。。
ここで行き詰まっているのでつ(;´Д`)
萌え〜&エロいプレイを考え中でつ。
うまくまとまるまでもうしばらくお待ちください(;´Д`)
579221:05/01/15 10:49:14 ID:LA7o3F0e
1さんのつづきキタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!
用意周到…ていうか、しっかり屋さんのアヤカタンはいいなぁ。やっぱりすっごい可愛いでつ。
こんな嫁さん欲しいなぁ、と思った漏れはダメぽ・・・。つくづくコトーの幸せ者めー。
…なんか先生もイヤらしくていいです〜〜
台詞もそうだし、クリーム付きで唇をなぞる様とか、禿げ萌え(*´д`*)ハァハァ
全体の雰囲気がダイシュキでつ…(*´∀`*)
…そして…デコレーションしてアヤカタン食ってやれーw!!

>572さん
新規職人さんいらっしやーい。
萌え投下をドキドキしながら待ってまつ〜(・∀・) /
580名無しさん@ピンキー:05/01/15 19:30:57 ID:jurY2moH
1萌えサンタさんキター*・゜゚・*:.。..。.:*・゚(≧∀≦)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!
お待ちしてました!イチャイチャと絡み合う2人に萌え萌え萌え〜
「わがまま言っていいですか?…」
わがままじゃない!わがままじゃないよアヤカタン!(*´Д`) 可愛すぎる…
胸に顔うずめ背中に手を回し…とかヤパーリ華奢萌えですよ!
口元のクリーム舐めもエチーでイイ!誘ってしまえアヤカタン!続き楽しみにしておりますノシ

>572職人さんキタ━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━ !!うれしい
楽しみにしております!宜しくお願いします〜
581元69 ◆.8x/pTuhMg :05/01/18 20:26:17 ID:JVJGP8vU
ひそかに投下。エロないんだ御免!
ノ□
582元69 ◆.8x/pTuhMg :05/01/18 20:28:38 ID:JVJGP8vU
<38>
「えっ…」
コトーは絶句した。彩佳は怒っているだろうというのは予測は出来たものの、まさか
既に此処を立ち去っているとは思ってもいなかった。

「星野様からのご伝言のメモをお預かりしておりますが、お持ち致しましょうか?」
その返事に、コトーはフロントへ急いだ。手渡されたメモは確かに彩佳の文字で書かれていたものだ。
--------------------------------------------------
五島先生

義母の具合があまり思わしくないようで、先に島へ戻ります。
勝手を言って大変申し訳ないのですが、飛行機のキャンセル待ちが取れ次第すぐに搭乗します。
大変申し訳ないのですが、1週間程休暇を頂けないでしょうか。
下山さんにはご迷惑をかけることになりますが、私から直接連絡しておきます。
島に着いたら、また連絡します。
先生は講演会を成功させることだけ考えて下さいね。
いい講演になることを願っています。それでは。

星野
--------------------------------------------------

あまりにも他人行儀な書き方…そして、このメモの内容は真実ではないことがコトーには容易に判断が出来た。
彩佳の義母の件に関しては音田と下山に一任してあり、二人とも快く引き受けてくれたのだから。
コトーは彩佳の携帯電話に連絡を入れてみるが、電源が入っていないとの旨を伝える
アナウンスが空しく流れていた。

空港まで行けばおそらく確実に彼女を探し出せるだろう…
講演まで時間はある。彼女の真意を確かめずに此処でのうのうとしているわけにはいかない。
そう思い、コトーが羽田まで行こうと決めた時、背後から彼を呼ぶ声がしたのだ。
その相手の顏を見た時、コトーの表情が曇った。
583元69 ◆.8x/pTuhMg :05/01/18 20:37:36 ID:JVJGP8vU
<39>
その頃、彩佳は駅前のカフェで時間を潰していた。
この通勤ラッシュの波に逆らいながら行動をとる気にはなれなかった。
『東京の人はこんな雑踏の中でも平気なんだもんなあ…想像もつかないや…』
頬杖をついて、外を眺める。動こうにも、こんな雑踏の中では気力が削げる。
コトーも、かつてこの雑踏の中働いていたのだろう。ふと、彩佳はそんなことを考えた。

…もうどのくらい前になるだろうか…彼の大学時代のアルバムを半ば無理矢理見たことがある。
本棚やダンボールに突っ込んだままのそれらが、ずっと気になっていたのだ。ふと、そのことを思い出した。

「…ねえー、星野さん〜。絶対つまんないから、見ないほうがいいよぉ〜」
「いいんです!…そ・れ・と・も〜。見られたらマズい、やましいものでもあるんですかね〜?!」
殆ど脅迫まがいの彩佳の要求に、コトーは渋々と首を振った。そして、観念してアルバムを差し出した。

「うわ〜!コトー先生若っ!」
第一声がそれかと思ってしまったが、ページを進める度に歓声をあげる彩佳が可愛いいとコトーは思った。
しかし…恋人と二人で過ごす貴重な時間にそんな物を見なくても…と少々複雑な気持ちになっていた。
「へえ〜。医大ってもっとガチガチしてるイメージだったけど、以外とのびのびとしてるんですね。」
芝生の上で、談笑する写真が一枚。周りにいる学生達はおそらくコトーと同期だろう。
コトーは皆に囲まれ、屈託のない笑顔を見せている。清々しく、本当に幸せそうな時間が写真の中で流れていた。
その中に、一人遠慮がちに写っている女性が一人。まだあどけなさが残っている。

「あれ?男の人ばっかりだけど、女の子もいるんですね。」
彩佳が一人の女性に指を指すと、コトーは一瞬固まった。
「え?!…あ、うん…。彼女、一応後輩だったから…」
いかにも何かあったような態度が見え見えだ。今は結婚してアメリカにいるらしいと言い、詳細は語らなかった。

「先生、この子のこと好きだったでしょー。ねえー。やだ、顏真っ赤!照れる年じゃないじゃないですか〜。」
そう言ってからかったのもずいぶん前のことだ……
あの時は何とも思っていなかった写真の女性が…今はひどく気になっていた。

584元69 ◆.8x/pTuhMg :05/01/18 20:57:01 ID:JVJGP8vU
…orz
つうわけで、2投下だけですがもう少しピッチ上げてとっとと完結させます。
エロ無くてごめんね、漏れもエロまで入れたかったんだよウワアァァン
今週中にエロに辿り着きたいです。仕事が忙しいと書きたくなる追い込み型の漏れ。

>>1たん
続編キタ━━━ヽ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ノ━━━!!!!
このイチャラウ゛はたまりませんなー。
なんか甘エロになりそうな予感ムンムンで漏れも萌え萌え。
生クリームをなぞるあたりが、なんかエロいなーとか思ってしまいますた。
この後のケーキに負けない程の甘甘具合を期待してまつ!
それにしても1たんの小説はいつでも萌えるなー。

>>572な名無しさん
新規さんイラッシャイ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━ !!!!!
楽しみにしてまつ、是非是非形になったら投下を!
585名無しさん@ピンキー:05/01/19 21:45:14 ID:Dq4sMOdk
>元69さんつづきキタ──(*゚д゚*)───!
コトーを呼び止めたのはあの人か?それともあの人なのか…いや、以外なあの人が…もしかしてあの(ry
2投下でも、グッと話に引き込まれます!読めてとても幸せです
続き楽しみにおまちしています
5861 ◆b8B8JDsV3A :05/01/20 01:05:11 ID:rK/8+Wsq
69タンの続き、キタ*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*!!!!!
アヤカタンのコトーへの他人行儀、切ないね〜(つД`)
このあと2人がハッピーエンドになる事を切に祈ってしまいます。
ってエロが楽しみでつ。
5871 ◆b8B8JDsV3A :05/01/20 01:09:45 ID:rK/8+Wsq
そして、漏れも続きを投下してみる。
やはり漏れは3レス投下しか出来ないみたいだ(;´Д⊂)
5881 ◆b8B8JDsV3A :05/01/20 01:10:50 ID:rK/8+Wsq
<8>
  唇に引かれた生クリームにコトーはかぶりつく。
  「ん!」
  唇の端から端まで丹念に舐めとり、彩佳の唇からコトーの舌が中に入り込む。
  甘い生クリームの味がするキス。
  「…ん」
  甘くてとろけるようなキスに彩佳の体から力が抜けていく。
  力が抜けた体はよろめくがコトーが自分の方にもたれかからし、甘いキスが続く。

  やがて唇が離れ、
  「…はぁ……せんせ、こう、いうの、ずるい…」
  コトーに寄りかかり、とぎれとぎれに言う彩佳が妙に色っぽい。そんな彩佳にドキリと
  しながらコトーは答える。
  「そう?」
  「…ずるいですよぉ…」
  
  『こんなやりかたしなくてもクリスマスイヴというイヴェントがそういう流れにしてくれる
  モノでしょ…こういうとこ男の人なんだな〜』

  彩佳がむくれていると自分が寄りかかっていたはずのコトーの体がいつの間にか
  彩佳の後ろに移動していて肩越しに彩佳の耳元でささやく。
5891 ◆b8B8JDsV3A :05/01/20 01:12:26 ID:rK/8+Wsq
<9>  
  「…ねぇ、彩佳さん。」
  耳元でささやかれ彩佳の体がピクリと反応する。
  「…クリスマスイヴの夜は恋人たちの時間って言うじゃない?」
  コトーの優しい声が耳元で聞こえて体が反応して少し震える彩佳は、
  「…はぃ…」
  と、小さな声で返事した。
  「恋人たちの時間って、やっぱりさ、…これがメインだよね?」
  そう言ってコトーは背後から彩佳の唇を奪った。
  「ん!」
  彩佳は突然のコトーのキスに驚くが、先ほどの行為で彩佳の体は既に火が灯っていて
  コトーのキスに答える。
  始めはキスを楽しむ感じだったがやがてお互いがお互いを求め、激しいキスに変化する。
  背後からのキスは少し体勢がきつく、息も絶え絶えになる。
  「…ん、ん、、、んっ…」
  苦しい体勢でのキスの途中、コトーの手が彩佳の胸の膨らみを背後から愛撫してきた。
  「!んっ!ん…」
  背後から胸を愛撫され、彩佳の唇が離れ甘い声が発せられる。
  「んっ、っあっ、、はぁはぁ…」
  いつもの胸への愛撫より背後からの愛撫は乳房全体を愛撫される感じで余計に
  感じでしまい、彩佳からは断続的に声が漏れる。
5901 ◆b8B8JDsV3A :05/01/20 01:17:43 ID:rK/8+Wsq
<10>
  コトーの胸への愛撫ですっかり立ち上がった胸の先端を衣服は隠してはくれない。
  その先端をコトーの指が探り当て指で転がす。
  「!あっ、やっぁ…!やっ…ん!ぅんっ…んっ…」
  快感が襲い、あえぐ彩佳にコトーは満足げに彩佳につぶやく。
  「彩佳さん気持ちいい?もっと気持ちよくしてあげるからね?」
  そう言ってコトーは彩佳の着ていたブラウスのボタンをはずしていく。
  徐々にボタンがはずされブラウスから彩佳の白いブラジャーが見え隠れする。
  あとは下のボタン、2ヶ所を残すのみという所でコトーはボタンをはずすのを止め、
  自由になったブラウスの上部を二の腕あたりまで下ろす。
  ブラウスを下ろされてあらわになった肩が外気に晒されるが、熱くなった彩佳の体は寒さは
  感じられなかった。
  あらわになった彩佳の首筋や肩にコトーはキスの雨を降らす。
  「んっ、、、」
  コトーが落とす唇に反応する彩佳は声が自然に出る。
  肩や首筋にキスをしながらコトーの手は、再び彩佳の胸をブラジャー越しに愛撫する。
  コトーの愛撫でブラジャーの肩紐が腕の方にずり落ちて行き今にも胸の先端が見えそうな
  そんな光景にコトーは堪らず一気にブラジャーを胸からずり下ろした。
  「!あっ!んっ」
  胸を覆っていたブラジャーがなくなり形のいい大きな乳房が現われ、その先端は尖り、赤く充血している。
  コトーは背後から激しくその乳房を揉みしだき、先端をつまみ、指でこねる。
  「ゃぁっ!ぃ、痛っぁ…、…あっ、だ、だめ…そ、そんなに…きつく、、、し、ちゃぁ…」
  彩佳は相当、感じているようでコトーの腕の中で体が反応し激しく動く。
5911 ◆b8B8JDsV3A :05/01/20 01:25:24 ID:rK/8+Wsq
―――今回はここまででつ。

今回はエロ有りでがんがってみますた!
まだエッチは最初の方でつがそんなにエロくは出来ないかも試練(;´Д`)
所詮、純愛系エロSS??でつから( '・ω・)
全<15>くらいで終わるようにがんがりマッスので
最後までお付き合いくだたい(;´Д`)
592age:05/01/20 16:13:52 ID:+qD9xmTO
age
593名無しさん@ピンキー:05/01/21 00:14:15 ID:elz/8YMs
1さんの続きキタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
あまーく後ろからってのがエチーでいいですね
ブラウスがボタン2ヶ所で引っ掛かってるのもイイ!
甘美に萌え(*´Д`) メロメロに溶けつつ続き待ってますよ
594元69 ◆.8x/pTuhMg :05/01/21 22:20:22 ID:/kz10CaC
あい…終盤がやっと見えてきた…エロまで入れられませんでしたが…
投下っ。あと10投下くらいで終わると思います。ノシ□
595元69 ◆.8x/pTuhMg :05/01/21 22:22:22 ID:/kz10CaC
<40>
「五島君、おはよう。」
咲が、ホテルにまで現れたことにコトーは狼狽した。本当に、彼女は変わってしまった気がする。

そんなコトーの様子は咲もわかっているようだ。昨日のことがひっかかっているのだろう。
「勘違いしないでね。今日はあなたに会いに来たのは別のお方。私は案内に来ただけ。」
そう言うと、小さな女の子の手をひいた初老の男の方を見る。自動ドアの向こうに、見覚えのある男性がいた。

「あー!おじいちゃんをなおしてくれた、おいしゃさんだぁ!」
「そうだよ、まみ。あのお医者さんが手術したから、おじいちゃんは元気になったんだよ。」
帽子を目深にかぶり、横には堅物な秘書の姿もある。コトーは姿勢を正し、丁寧に挨拶をした。
その人物は、今回の講演会の主催者でもある熊谷幹事長だ。

「まみ、せんせいにおてがみかいてきたの!」
無邪気な笑顔でコトーに手紙を渡す幼い女の子を無下には出来ない。
多大な恩恵を受けた熊谷幹事長の主催する講演会を失敗するわけにはいかない。
だが、彩佳の所在は掴めない…信頼しなければ駄目だということはわかっているのだが…

「五島先生、今日の講演会は反響がかなりありましてね。医大の学生達もかなり来ると
耳にしている。若い世代が僻地医療に関心をよせることは良いことですな。
…技術・人柄。共に優れた若い医師が一人でも多く関心を持ってくれることを心から望んでます。」

彩佳のことは気になるが…今回は医師として東京に来たのだ。これは仕事だ…
自分としてはいい加減な仕事は許せない。彩佳も、きっと怒るだろう。
「どうですか、よかったら昼食をご一緒出来たらと思ってるんですが、五島先生は
準備がありますかね…」
「あ、はい。…光栄です。…ね、まみちゃん。おじさんもお昼一緒していいかなぁ?」

熊谷幹事長の申し出を断る理由は何もない。
咲は、このやりとりを見て確信をしたのだ。この医師には、もっと必要とされている場所がある。
596元69 ◆.8x/pTuhMg :05/01/21 22:28:14 ID:/kz10CaC
<41>
カフェにいつまでも長居は出来ない。通勤ラッシュが落ち着き、コーヒーで一服する
サラリーマンの姿が少なくなると、彩佳はなんとなくそこに居づらくなり、店を後にした。
飛行機の搭乗時間変更を旅行代理店のカウンターで申し出ると、午前の便は全て埋まっていた。
「それまで時間つぶさなきゃなぁ…」

正直、あまりにも感情的な行動だったと思った。だが、コトーの所に引き返せる状態ではない。
…おそらく、コトーは責めるようなことはしない。
わかっているからこそ、なおさら自分の心は酷く痛む。だからこそ彩佳は一人で冷静になれる時間が欲しかった。

『あ、参考書とか見ていこ…』
大きな書店に吸い込まれるように彩佳は入っていった。小さな島では、情報収集にも限界がある。

そろそろ、医師免許の取得を現実的に考えなければならない。
以前島に来たハントの言葉を反芻する。
「この島にいたらいつまでたっても医者にはなれない。」
彼の言葉は嘘ではない。夢を夢として抱くのは簡単だが、現実にするには、大変な努力と時間を費やす。
医大に6年、研修医として2年。最低8年…コトーと離れることになるだろう。
彼の片腕としてあの島の医師になるには、10年以上の月日を費やすだろう。
結婚して、子供を産んで。女として、島の看護師として全うする路が普通なのかもしれない。
だが、心のどこかでそれで満足出来るのか、と問い掛けられる。

今は受験生も追い込みだろう。沢山の参考書や受験案内書が所狭しと並んでいる。
彩佳は「国立医大突破!」と書かれてある参考書を手にとると、ぱらぱらとページを捲った。
「うわ、難し…でもこれをすらすら解けないとダメよね…生物は得意だったんだけどなあ…」

『やるんだったら、タケヒロ君みたいに早いにこしたことないよね…』
ふと上の段に目をやると、一冊の新書に目がとまった。
背表紙には、「サラリーマン、思い立って医師になる」というあまりにも突飛なタイトル。
しかし、最近は社会経験を経てから医学の路を歩む者も少なくないらしい。
興味が湧いて、その本を手に取ろうとするが、いかんせん彩佳の身長ではぎりぎり届かない。
せいいっぱい背伸びをしてその本を手に取ろうとしたら、誰かの手が先に伸びた。
597元69 ◆.8x/pTuhMg :05/01/21 22:35:05 ID:/kz10CaC
<42>
思わず面食らった彩佳だったが、振り返って相手を確認すると表情は凍りついた。
「え、江葉都先生…?」
「なんだ、お前はこんな本を読むのか?」
嘲笑したような物の言い方。不快な気持ちだけが彩佳を支配する。
そう言うとその本を彩佳に手渡した。小馬鹿にされた感じですっかり気分を害してしまった。
本音を言うと思いきり怒鳴りたい気分だったが、此処は公共の場だ。そういうわけにはいかない。
江葉都の姿をなるべく視界に入れたくない…ただ参考書を買いに来たのに、ここで出会うと思ってはいなかった。

江葉都が、彩佳の大きな荷物に気付く。
「…まるでこれから島に帰るような荷物だな。」
「はい、義母が具合悪くなった、って連絡があったんで。」
「…嘘だな…大方、五島に昨日のことを責めたてられたのではないのか?それで帰るんだろう。」
「違います!」

つい、大きな声で反論してしまった。我に帰ると、周りの客から冷ややかな視線が送られてくる。
「とにかく、違います…!私、用事がありますから…!」
江葉都は表情を曇らせた。彼女を揶揄するために言ったわけではない…こういう物の言い方しか出来ないのだ。
しかし、江葉都の思惑など彩佳が知る由もない。

彼女の感情的になる性格は時には負の方向へ向かう…
つい、急ぎ足になり、エスカレーターを駆け降りようとした途中、中年男の肩に思いきりぶつかってしまったのだ。
「おいコラ、何しやがる!」
いかにも柄の悪そうな男が彩佳を突き飛ばしたその時だった。
彩佳は自分の荷物に足をとられ、男が強く突き飛ばした勢いで、エスカレーターを踏み外した。

「痛っ!」
足首に激痛を感じた次の瞬間、身体が一瞬心もとない感覚にとらわれた。
…次の瞬間、彩佳はそこから転げ落ちた。高さはかなりある。かなり強く身体を打ちつけた。
周りの悲鳴と、人の身体が打ちつけられる鈍い音に江葉都が走って駆けつけると、
大きな血溜まりが彩佳の頭部の周りに広がっていた
598元69 ◆.8x/pTuhMg :05/01/21 23:05:16 ID:/kz10CaC
うう…やっと終盤です。
そろそろ完結出来るよママン…(こんな物書いてると知ったらでママンは引くだろうが…)
またエロに辿り着けなくてご免なさい…今月中に完結させたい。
これ、最初かなり酷い話だったんですけどね。今も酷いけどさあ。
だって、彩佳たん最初はエヴァトにコトーのいない間に犯される予定ですたから。だいぶ話が変わってしまった…
次はエロさすがに入れます…だいぶエロを削ってしまった…
それと咲ちゃん好きな方ごめんなさい彼女はっきり言ってやな役ですね…

そんなこんなで漏れがモタモタしているうちに>>1タンの続きキタッ゚゚・*:.。..。.:*・゚(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*!!!!!
後ろからのティクビ弄りってエロい!つうか気持ち良さそうなオパーイを揉めるコトーは幸せ者だなあ。
ちゃんとクリスマスのセオリーわかってるコトーが一枚上手ですなあ。素敵だ(*´д`*)
漏れ、1たんがいなかったらここにSS落とすことも無かったと思うので、師匠と呼びたいくらいでつ。
こういうあったかい空気の漂うSS書きたいよう。

さて、来月まで本誌はお休みな訳ですが、来月コミックス16巻(だっけ)が出るようでつな。
今回の一部完まで詰め込むようだから、さぞかしコミックス派の方はやきもきさせられるんじゃなかろうか。
17巻はかなり先だろうし。漏れはリアルタイム派なんで来月連載再開したらすぐ飛びつくけど。
どうか化療するような流れは避けてほしいなと思いつつ…
三上君あぼんの時でも大泣きしたからなあ…重いのは辛いです。はぁ。

まあ、彩佳たん話以外ではまだこれから描かれるであろうコトーの親のこと、エヴァトと島の愉快な仲間達の大事件、
空白の期間コトーの謎等、第二部で語られそうな他のエピも楽しみです。

つうか、ヤマーダ大明神、そこ語らずに闇に葬り去りそうわなにすくぁwせdrftgyふjk
5991 ◆b8B8JDsV3A :05/01/21 23:06:06 ID:OyffyynT
【ドクター】病院でエロストーリー【ナース】
の新スレが立ちました!!

【ドクター】病院でエロストーリー2【学用患者】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1106144150/l50
6001 ◆b8B8JDsV3A :05/01/21 23:31:11 ID:OyffyynT
漏れが【ドクター】病院でエロストーリー2【学用患者】のスレを読んでる
間に69タンがキテタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!

SS…ああ!何つーとこで終わるんだ〜_| ̄|○
あ、アヤカタンが!!なんと言うことだ!突き飛ばした男、許せん!!
漏れのかわりに(w、コトーに殴りに行かせたいでつ!!
ああ、エヴァトセンセ、アヤカタンを助けて…。゚(゚´Д`゚)゚。
つーか、コトーに助けて欲しい…。
原作に続いて69タンの続きも気になる〜〜!

あわわわわ〜〜
師匠だなんてとんでもない!!漏れの方が69タンのSSの高度さに
圧倒されまくりで…漏れが69タンを師匠とお呼びしたいでつヽ(`Д´)ノ

来月、16巻ですか!何か早いな〜。楽しみ〜。これで萌えを蓄えなければ(w


601名無しさん@ピンキー:05/01/23 18:30:50 ID:komHrX4O
元69さんキタ━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━(  ゚)ノ━ヽ(  )ノ━ヽ(゚  )━━━━!!!
コトーを呼び止めたのはサキタンチームでしたか〜こりゃバっくれる訳にはいかないですね
エヴァトもキター!不器用だよエヴァト…素敵だよエヴァト!アヤカとられちゃうぞコトー
レイパーエヴァトは極悪非道キャラだったのでしょうか…この話のエヴァトは渋くてカコイイ
コトーとアヤカはラヴラヴに戻れるのか…最後まで展開にドキドキしそうです
面白いです!どうなるのかホント楽しみです〜

もうすぐ新刊発売ですね。読んで悶々する人多いでしょうね…
2部開始まであと1ヵ月程…長っ。・゚・(ノД`) 明るい未来を期待
コトーママンはどんな人でしょうね?和服で上品な方をイメージしました
…なんかタマキママンとかぶる
以外にアヤカみたいな性格だったりして
6021 ◆b8B8JDsV3A :05/01/24 01:56:21 ID:YESVXhSH
久々にスレを読み直してみたら最近めっきりお目にかかってない
58タンのSSが!!(゚Д゚)…58タン、降臨お待ち申し上げております(・∀・)

元260タンと>436サンもまた新作、投下して頂けたら…と思いまつ。
あと、>318サン、>572サンも…気長にお待ちしております( '・ω・)
603元69 ◆.8x/pTuhMg :05/01/27 18:17:19 ID:5cIjP+H3
やっぱし原作休載&ドラマがないと閑散としてしまいますねー( '・ω・)

先程ヤンサン立ち読みしてきたのですが、なんでも第二章には新キャラが登場するんだそうで…
公式で少し書かれていた助手?ですかね。(ドラマだと和田たんみたいな位置付け)
それとも全く異なるキャラなのか、めっさ気になる。男でも女でもなんか安心出来なさそうw
コトーに片思いする女の子だったら彩佳たんとのバトルが見れて面白そうだw

あの島の時間軸としては5年経過していたんですな。
彩佳たんはそうすると27…コトーはひょっとしたら40越目前かヽ(`Д´;)ノ <ジキュウリョク ナクナルナ
まあいいや、漏れ年の差恋愛萌え属性ですし。

今日は続きを落とそうかと思ったけど体調不良により続きが書けません…orz
604名無しさん@ピンキー:05/01/27 20:29:45 ID:WO4swup7
コトーセンセって漫画板で4年目の時点で33〜34ぐらいって計算されてたなぁ。
8年前の研修医時代、妹が2歳下で、とかで割り出したみたい。
だから、5年目でもまだ35歳前後、まだ大丈夫ですよ。

来週からまた寒くなるようなので、体暖かくして体調整えてくださいね。
605あげ:05/01/28 00:18:56 ID:EouepujM
あげ
606221:05/01/31 12:31:27 ID:7hzPKtT9
おひさです。板変わってたのねんー(つД`)
まとめて読めたからそれもよし、としておこう。

>元69さん
野郎、何てことしやがるーーー!!漏れが腕を押さえるから今のうちにっ!!
それはそうと、エヴァトかっこいいよエヴァトーーー。ダメだー萌える、胸キュンだ(*´Д`)
彩佳助けて株上げて仲直りだ。…あ、コトー捕まってる場合じゃないぞ!
やっぱり、極悪非道よりこっちの方がイイ(・∀・)!! あぁエヴァトー…
この後のエヴァトの活躍を期待しつつ、コトーと彩佳はどうなっちゃうんだろ?とドキドキでつ。

>1さん
背後から&半脱ぎ…いいなぁ。萌えるなぁ…。
コトーってば、すっかりイブ忘れていたくせにしっかり満喫しているし…w
やっぱ1さんの甘々エロエロいいよぅ〜〜〜(*´д`*)ハァハァハァアハァ

じゃ…漏れも投下します…何か迷走してますがヽ(`Д´)ノ□
607221:05/01/31 12:40:04 ID:7hzPKtT9
あ、前回投稿したヤツ、変更を願いします。

34の3行目と4行目の間に
”そう言うと結合部分がよく見えるように指で薄い茂みを掻き分ける。”を挿入してください。

微妙な整合性でつが…。お手数かけます。
608221:05/01/31 12:41:52 ID:7hzPKtT9
35
「いやーー!馬鹿ーーー!!変態ーーーっ!!助けてって言ってるじゃないですか!」
コトーは真っ白な脇腹に手を添えその柔らかい感触を味わうと、
ゆきの指の隙間から顔を覗かせる乳首に口付ける。そして、もう一方の膨らみを揉みしだく。
「んあんっ…だめぇ…ちょっと!!聞こえてますか!もういい加減にやめて…あんっ……」
もちろん聞こえてはいるが、敢えて無視をして先端を吸い上げる。
「ひあっんっ!だ…ダメっ、せんせっ!!んんっ…ばっ…バカバカバカバカーーーーーぁ!!」
殆ど力の入らない拳でポカポカとコトーの頭を叩くが全く効果なし。
ゆきは気を利かせたのか彩佳の両手を捕らえると後ろ手にさせた。もう完全に抵抗は出来ない。
「もう!!二人ともいい加減にっ…んんっ…!?」
それでもなおキンキンと罵声を浴びせてくるので、コトーは思わずその唇を塞ぐ。
暫し時が止まったかのような静寂が訪れる。
…だめだ。どうしたってこの人には敵うわけがない。今こうしてキスをされているだけで、もう抵抗が出来ないのだ。
もうほとんど条件反射で彩佳は受け入れ態勢に入ってしまったいた。そんな彩佳の耳元でコトーは囁く。
「…ごめん、やっぱり助けるのは無理みたい。
 だって、星野さんのこんな姿を見せ付けられちゃあね。我慢なんて出来ないよ。
 それに、芦田先生に独り占めなんかさせたくないもん。」
609名無しさん@ピンキー:05/01/31 12:42:56 ID:7hzPKtT9
36
「コトー先生ー、私がここにいるのにそんな事言っちゃうんですかー?」
彩佳の肩越しに、ゆきは挑発的な笑顔ですぐ目の前のコトーを上目遣いで見つめる。
「んーー…じゃ、まとめて二人相手しちゃおうっか。体力的にキツそうだけど。」
「大丈夫です、先生!私もサポートに回りますからっ!!」
「……何っ!その軽いノリはっ!…それにサポートって何よぉ…。」
二人に挟まれた彩佳の呟きは完全に掻き消されていた。
半ば諦めた表情を見せた彩佳であったが、ふとある事に気付き叫ぶ。
「あーー!!私の今までの苦労は!?ぜ…全部無駄?!」
確かにコトーとゆきが関係を持つのを阻止するがために体を張ったというのに、これでは全てが無駄になってしまうのだ。
…思い返してみると、全てゆきの都合の良いように事が進んでいた気がする…。
すっかり嵌められてしまっていた事を、ハメられながら気が付いたのだ。
「ひっ、酷ぉーーーい!!全部仕組んでたんですね!?ゆきさんの嘘吐きーーー!!!」
「まぁまぁ。どっちにしたって私が先生を独り占めするよりはいいんじゃないですか?」
「そりゃあそうだけど…でもっ……!!」
押さえていた彩佳の両腕を更に後ろに引くと、しばらく止まっていた腰で再度突き上げる。
「はあぅんっ!!や、やめて…もう…お願……」
「嘘。本当はこのままでお終いにしたくなんかないでしょ?」
「やっ…やあぁあっ…んあぁあーーーっ…!」
ここまで反論する言葉を紡ぐ事でなんとか自分を保っていたが、それさえも出来なくなっていった。
610221:05/01/31 12:43:56 ID:7hzPKtT9
37
彩佳はゆきに腕を後ろに組まれ、不安定な体勢のままで後ろから激しく突かれていた。
支えを求めた彩佳はコトーの胸に額を押し当て自重を預ける。
自分の胸で喘ぐ恋人の姿。だが鳴かせているのは自分ではない。何とも言えぬ苛立ちが、更に欲望を駆り立てる。
息を切らせながら彩佳はうっすらと目を開く…が、思わず再び目を瞑ってしまう。
(やっ!嫌ーーっ!!せ…先生ってばっ…ま、また大きくなってるしー…!)
と思うや否や、がしっと肩を掴まれ上体を起こされる。
「せ、先生っ、痛いっ!!」
「……」
(!…う、うわ、余裕の無い顔になってる〜…目がマジだ…)
「んんっ!」
さっきとは全然違う攻撃的なキス。舌を奥へ奥へと捻じ込んでくる。
もっと内へ入って行きたいという欲望を持て余し、焦りさえも感じさせる切羽詰った動きであった。
彩佳の頭越しにゆきと目が合うと乱暴な口付けを止め、いつもよりも低い声でつぶやく。
「……ねぇ…芦田先生、いつになったら交代してくれる?」
まるで怒っているかの様な表情であったが、怯まずゆきはこう返す。
「その芦田先生って呼び方やめてもらえます?」
「じゃ、ゆきさん…早く代わってよ…。」
「でも、ほんのさっき…ふふっ、先生って思っていたよりずっと元気なんですね。良かった。
 私の分も力残しておいてくれるなら、どうぞ。」
「…まぁいいや。何とかするよ。」
611221:05/01/31 12:45:12 ID:7hzPKtT9
38
ゆきは楔を抜いて彩佳を開放すると、中に溜まっていた雫が滴り落ち畳にまた滲みを作る。
コトーは自由を得た彩佳を力一杯に抱きしめる。これは自分のものだ、と言わんばかりに。
そして、そのまま畳に押し倒す。
「…や…やだ先生…何か怖い…」
怯えた表情で訴える彩佳を見て一瞬我に返ると、頬に手を添え言った。
「……ごめん、今、結構キてるから…優しく出来ないかもしれない…。」
いつもの困ったような笑顔が一瞬だが垣間見えた。
(大丈夫、この人は私を傷付けはしない。もしそうなっても構わない…多分…)
「…私は…平気ですから…来てください…。」
と、弱々しくはあるが、笑顔で迎えようとする。
「…ありがとう…」
コトーは小声でそういうと、唇を重ねた。
こんな自分を受け入れてくれる…、と普段は意識する事の無い幸福感を覚え、
またその一方で彼女を貪り尽くしたいと欲望を抱えながら…。
そして両胸を鷲掴みにすると激しく揉みしだく。確かに普段よりは荒々しく、時には痛みも伴う愛撫であったが、
よく知っているこの大きな掌、その感触だけでも彩佳には嬉しく思えた。
その手は胸を離れ下半身へと向かい滑り降りていく。
612221:05/01/31 12:45:56 ID:7hzPKtT9
39
そのままコトーは彩佳の腰をぐっと持ち上げ、自分の膝の上に乗せた。
「きゃっ!?」
突然の事に面食らっている彩佳の脚を掴むと一気に広げる。
隠すことも逃げることも出来ないまま、秘所をコトーのすぐ目の前に晒す体勢になる。
「や…やだ…こ、こんな格好っ…ああぁっ!」
反論する時間も与えず二本の指が入ってくる。
「こんな真っ赤にしちゃって…まだすごく濡れてるし…。
 酷いよ、あんなモノでよがっちゃって。そんなに良かったの?」
わざと水音を立てるように掻き混ぜる。
「やあっ…違…んんっ…」
「…凄い……どんどん溢れてきてるよ…。まだ足りなかったんだ…。欲しいの?」
真っ赤になりながら無言で彩佳は肯く。
「じゃ、ちょっと待ってて。さっきのバイブ、拾ってくるから。」
「いっ…嫌っ、そんなの…要らないっ……!!」
ハッとし叫ぶ彩佳を見て、コトーは意地の悪そうな笑顔を浮かべて問いかけた。
「じゃ、何が欲しいの?」
613221:05/01/31 13:23:31 ID:7hzPKtT9
40
赤い顔を更に真っ赤にし、ボソッと呟く。
「…先生のが…」
「ん?何?よく聞こえないよ?」
「…先生のォ…」
「えー?僕のなーにー?」
ニヤニヤして顔を覗き込んでくるコトー。
(……この人、絶対に楽しんでる…。)
何だか悔しい。思わず目の前でニヤついているコトーを睨みつける。
奥歯を噛み締め意を決すると、半ば自棄になっているかのように怒鳴りつけた。
「先生のおちんちんが欲しいんです!それじゃなきゃ嫌なの!!」
思わぬ反撃に驚き一瞬固まるコトー。
(…恥かしい……先生もきっと呆れてる…)
ギュッと目を瞑り、泣き出しそうになるのを必死に堪える彩佳だったが、その頭を優しく撫でる感触に思わず目を開ける
「…はい、よくできました。もうちょっと苛めようかと思ったんだけど、僕の負けだね。」
(…よかった…いつも通りの優しい先生だ…)
「でも本当にハッキリ言ってくれるとは思わなかったなぁ。びっくりしたよー。
 いやー、ホントまさかねー。今まで言わせようとしても絶対言ってくれなかったもんねー。んーー何か感激ー♪」
「…もうそれ以上言わないでください!!」
(…前言撤回!いつもの意地悪な先生だ!)
「でもさっき言ってたのは本当?僕でいいの?」
「…先生じゃなきゃダメ、って言ってるじゃないですか…何度も言わせないでくださいっ!」
「そう……ありがとう…嬉しいよ…。」
相手の気持ちをわかっていても何度も確認してしまう。どうしようもない習性だよな、とちょっと自嘲する。
614221:05/01/31 13:25:03 ID:7hzPKtT9
41
「…じゃあ、行くね…ほら…ちゃんと入っていくところ、見てて…」
彩佳の脚を掴み持ち上げると自分の肩に足をかけさせる。わざわざ結合部がよく見えるような体勢にさせていたのだ。
その光景から目を逸らすことも出来る。それでも、彩佳は凝視してしまう…熱い塊が、自分の中に入ってくるその様を。
「くっ…」
内壁がコトーを締め付ける。その抵抗を前に一気に突き入れたい衝動に駆られたが、それでも堪えて少しずつ腰を沈めていく。
「あ…んっ…」
中へと進んで行くと共に顔を歪ませる、彩佳の表情の変化を見ているだけでも興奮してしまう。
「…まだちょっとしか入ってないのに、そんなに感じるの?そんなイヤらしい顔しちゃって。」
「やっ…やだ…そんな事…言わな…いで………んあっ…焦らしちゃ…や………」
口を押さえて声が漏れるのを必死で堪えていたが、その努力も虚しかった。次第に嬌声は大きくなっていく。
「ほら、まだまだ奥まで入ってくよ…」
「やあっ…あっ、あっ、らめ…せんせっ…あっあっ!あああーーっっ!!」
一番奥まで到達し、一際強く締め付けた…と思った次の瞬間にはその力もすっかり弱まっていた。彩佳はぐったりとして肩で息をしている
「あ…ひょっとして、今、入れただけでイっちゃった?」
すっかり潤んでしまった目でコトーを見上げる彩佳。
「…あ……私……」
「もうこれ以上は…辛いかな?」
繋がったままでコトーは問いかける。確かに。
散々ゆきに玩ばれた直後なので疲労困憊、といったところなのだが、彩佳はこのまま終わらせたくはなかった
615221:05/01/31 13:38:04 ID:7hzPKtT9
42
「…先生…私、大丈夫ですから、そのまま…続けてください……先生も…ね…?」
「…うん…」
彩佳が自分を気遣ってくれていることはすぐ判った。
しかし、正直コトーにしてもこのまま終わらせるなんて、もう不可能であった。
結局その言葉に甘える形となり、無言で腰を動かし始める。
今のが何度目の絶頂であったのだろうか、彩佳にはそれさえもわからない。それでも更に求めてしまう。
一体自分はどうしてしまったのだろうか?しかし、そんなことを考えていられたのもほんの一瞬。
コトーは彩佳を労わる様な事を言っておきながら、的確に弱いところばかりを刺激してくる。
「やぁっ、ダメっ…そこ……も…もっとゆっくり……」
コトーを包み込む内壁はまた締め付ける力を増す。
「ごめん、無理。星野さんの中、気持ちよすぎるんだもん。もう止めらんないよ。」
「ああっ、もう…ダメっ…また…またイっ…ちゃう…あっ!あっ!!…いっ…うううぅうぅ!!!」
彩佳は絶叫し、大きく背を仰け反らせる。
「あ、あれ?大丈夫?星野さーん…。」
荒い呼吸が聞こえるだけで、返事が無い。どうやらあのまま気を失ってしまったようだ。
「うーん、これじゃこれ以上は無理だよなぁ…よっこいしょっと。」
彩佳を抱え上げると、布団の上に横たわらせる。
「ごめんね、無理させちゃって…お休み…」
やっと呼吸も整いすっかり寝息を立てている彩佳を、優しく見つめながら頭を撫でる。
616221:05/01/31 14:05:53 ID:7hzPKtT9
志村ー後ろー!ってなところで以上。

…収拾が付かない!!何か色々重複してきてません?無駄な描写が多いんだろうか?
長くなるにつれて不安になってきた…。ずっとヤリっぱなんだもん。
ってか皆好き勝手に動きすぎなんだYO!!こっちはついていくのでいっぱいいっぱいだ。
正直2穴で書くのも躊躇われたし、尺八描写もやったしなぁ、と思って書いたらこんなカンジで3Pになってないし。
喘ぎ声もワンパターンになっちゃうし何回「嫌」「ダメ」と書いただろうよw
ホントは、コト×彩無しで完全にゆきに潰される予定だったんだけど、それもちょっと可哀想かなーと。
この後、攻め属性同士をどうやって絡ませればいいのかも苦悩気味ーー。
うぅ、情緒もストーリー性も無いので御二方尊敬しますよぅ。メソメソ。
エロばっかりってのも結構辛いなぁ……はふぅ。反省終わり。

インタビウ読みました。新キャラ、気になりますね。
やっぱりもう少し人手は欲しいよなぁ、あの診療所。
男性キャラで彩佳にちょっかい出すってのもアリかな。どっちにしても油断ならねぇ。

5年目ですか・・・。はは。アヤカタソは27歳か……がんがれ、うぅっ(つД`)・゚・
コトーは30代後半って認識してましたが…もっとがんがってください…まだ間に合うから…w

617221:05/01/31 14:15:11 ID:7hzPKtT9
脱字ハケーン。
41の最後と最後から7行目の「。」。些細なモンですが…スマソでつ。
618名無しさん@ピンキー:05/01/31 20:14:30 ID:MbF1mrmW
いやいや、エロ情緒ありましたよ。
3人の言葉遣いが、絶妙でかなーり面白かったです。
アヤカタソは、めいっぱいエロかわいいしw

しかしゆきさん…やるね…w
619元69 ◆.8x/pTuhMg :05/01/31 23:18:19 ID:sv93HRnN
>>221タン
エロ━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━(  ゚)ノ━ヽ(  )ノ━ヽ(゚  )━━━━い!!!
萌えました、いやー萌えましたよまずはティクビ攻めですな!
言葉攻めまくり&言わせたがりさんのコトーがイイ!
そして、アヤカタンエロ杉な身体…何度もイっちゃえるお身体で裏山。
221タンのエロ描写って気持ち良さそうで(*´д`*)
そして、かなり漏れ好みのユキタンとの大人の絡みを期待しつつ。

ああ、攻め同士の絡みって難しいかもしれないですねー。コトーとユキタンはまさしくそうだもんね。
真っ先に「アニャル」とか思いついた漏れは駄目な人です…orz

漏れもコトーは30代後半キボンかも。
続き、楽しみにしてまつ!
620元69 ◆.8x/pTuhMg :05/02/01 00:42:00 ID:iCHEK/Ij
続投でスマソ。少し体調がもちなおしたので明日あたりからぼちぼち投下予定…します。
221たんはアグレッシブに投下してくれるので一読み手として嬉しいでつ。

つうか、今年の風邪キツイ…604の名無しさん、年齢推測とお気遣いありがとう。
書き手さんも読み手さんもお身体にはご自愛を…

と思っていたんだが、つい風邪っぴきアヤカタソにお注射するコトーとか
想像してるとまた具合悪くなりそうなんで寝ます…
6211 ◆b8B8JDsV3A :05/02/01 02:37:15 ID:n5G06zV8
221タン、キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !!!

エ、エッチィー(///▽///)
エッチィでつ〜(;゚∀゚)=3ムッハー
エロばかりのSSもいいものでつ。
ここは21歳以上、対象の板でつからエロずくしイイ(・∀・)!!
大人〜な世界でつよ(w

そして69タンの続きクル━━━━━(゚∀゚)━━━━━???
ワクワク(*´д`*)
漏れも、続きガンバロウ…

69タンも風邪か〜、、、漏れもでつ(;´Д`)
年末から引いてる風邪が治らない…(つД`)・゚・
堰が止まらない、、、もしかして悪い病気かもしれん(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
622名無しさん@ピンキー:05/02/02 19:45:03 ID:xrZEgeJc
221さんの続きキタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
エチーで萌えで面白いです!アヤカタンが健気で可愛い(*´Д`)
ドミネーター様はすべてをお見通しで、こっからカツーン!と行くのでしょうか
それともコトーが一枚上手を行くのか?続きを楽しみにしています

風邪キッツイですね…皆さま、お身体大事にされてくださいね
623お払いあげ:05/02/03 00:50:22 ID:YpAXEIR9
不定期お払いage


あげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげ
あげあげあげあげあげあげあげあごあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげ
あげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげはげあげあげあげあげあげあげあげ
あげまげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげ
あげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあけあげあげあげあげあげあげあげ
あげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげ
6241 ◆b8B8JDsV3A :05/02/05 04:13:56 ID:6WAVP+uD
16巻ゲッチュ(*´∀`*)
なかなか分厚くてこれで530円は安いな〜(w
いつもこれくらいの分厚さだったら読み応えあるのに〜と思ってみたり…

本編の内容は・・・
やっぱりコトーはオペしてるときとか真剣な顔の時が、かっくいい(*´д`*)
そして衝撃のラスト…゚゚(´□`。)°゚。
せっかくのお風呂シーンなのにね…妄想どころか不安に陥れられるとは…ヽ(`Д´)ノ
…続きが気になるそんな16巻でした。

SS…そろそろ完結させないといけないのに
新たな妄想に獲り付かれ進んでません・゜・(ノД‘)・゜・。・
これも平安ラブラブ話がいけないんだ〜〜ヽ(`Д´)ノ
16巻を読んで妄想を膨らませまつ…
625221:05/02/05 20:21:28 ID:yiziwZji
皆様ありがとでつ(つД`)・゚・ 勢い任せのエロエロ路線で突っ走りますYO!
さーて、どっちを優位に立たせよっかなぁー♪

問題の16巻を手に入れ…ビニールも外したけど…開けないままかれこれ数時間 。
2部が再開するまで封印しておこうか、とオモタ漏れはヘタレだな…_| ̄|○ 
でも今見た公式BBSでのアンケート情報につられて、奥付のページを開けちゃった。
で…最終ページも見ちゃった…。もうこうなったら観念して読みまつよヽ(`Д´)ノ

しかし全くサービスになってないお風呂シーンって、ある意味凄いな。萌えをくれ!萌えを!!
相変わらず公式でのヤマーダ大明神の発言に踊らされっぱなし…違和感のある怒涛の展開って何よ!?

風邪っぴき多いでつね。漏れも調子悪し。寒波め、あっち行け!寒いんだよ( ゚Д゚)ゴルァ!!
それはそうと、元69さん・・・それはどっちのお注射なんでしょーか(*´д`*) ?

1さんの続きももちろんだけど、新しい妄想にも期待してまつ〜 (*´∀`*)
ってか、病院へ行ってください〜。長引きすぎですってば、風邪。消耗するばっかりですよー(つД`)・゚・
626元69 ◆.8x/pTuhMg :05/02/07 21:34:01 ID:8z8WzNyT
漏れも遅れて16巻ゲッツ。
……orz も、萌えねえYO!ヽ(`Д´#)ノ
クニちゃんがちょっとコトーに似てるかも?とかどうでもいいこと思ってしまったり。
あのお風呂シーン…ホントに萌えない…

萌えゲージ
0■□□□□□□□□□100
不安ゲージ
0■■■■■■■■■□100 って感じです…24日は(ここ限定で)いろんな意味で祭りだな…

あと1月で完結するとか言ってたSSが全く手についてないでつ…
あと少しで完結するのでもう少しつきあってくだちい。
皆さんお風邪のようで。漏れの勤務先でもインフルが流行の兆しだわ病み上がりだわで
いまひとつの体調です…

221タソ、お注射といえばやっぱり、ねえ。やっぱり肉(ry
実際熱が出たら関節が痛いわ寄るな触るな近寄るな状態なんでしょうがw

今回の風邪は40度近くまで熱が出ますから皆さん気をつけてー。
627名無しさん@ピンキー:05/02/08 19:39:09 ID:EsXXsKrI
16巻の表紙のコトーの表情と青空が気に入りました
しかし本当に萌えないですね…2部はどうなるんでしょう…
公式のヤマーダセンセの「期待していてください。何かが起こります。」が気になります
なにが起こるんだ〜ヽ(`Д´)ノ アヤカタンは大丈夫なのか?

SSの続きはマターリ楽しみにしておりますので、皆さま身体をご自愛くださいませ
6281 ◆b8B8JDsV3A :05/02/12 05:33:58 ID:VgnGv73U
保守。。。

SSの続き〜〜(;´Д`)
風邪も治ったのに、まだ出来てません…
がんがります…
629元69 ◆.8x/pTuhMg :05/02/12 15:04:14 ID:rQQ/Q+fO
漏れもダメ…なんか甘甘なエロが書きたくて…orz
そうこういってるうちにヴァレンタインですよ。

「コトー先生、とりあえず義理ですから義理!はいどうぞ。」
「えっ、僕に?…わーい♪ありがとー!」
「どうせラーメン以外はカビ生やしちゃうんだから…きゃっ!?」
「…チョコも美味しそうだけど、星野さんの方がもっと美味しそうだなあ…」
「ちょ、ちょっと何してるんですか、や…っ…」

…みたいなのを書きたかったでつ…orz
>>1タン焦らずに。ガンガレ
630名無しさん@ピンキー:05/02/13 18:38:43 ID:SEhoX1Z1
>>629元69さん(*´д`*) ウホ!萌えますた
>>628 1さん、お風邪治られて何よりです
続き萌え萌えマタ〜リとお待ちしております!
第2部まであと10日程…何か緊張してきました
631名無しさん@ピンキー:05/02/17 22:48:49 ID:McRxSw7F
hosyu
632元69 ◆.8x/pTuhMg :05/02/18 00:23:06 ID:PeVyjCO6
とりあえずスランプと体調不良脱したので土曜日あたり投下出来そうなモヨン。
なんとか完結出来る…かな。でも、此処スレ容量大丈夫ですかねえ…

来週から2部ですよ。
コトーの身も心も貫くらしいですよ。どうせなら彩佳たんの身体を貫いてほしいものです。
どうなるんでしょう。不安半分期待半分。
そしてエロいシーンとはいわないので少し進展してほすぃ。
6331 ◆b8B8JDsV3A :05/02/18 04:30:19 ID:BBrr+oyJ
ええっ!!?
>コトーの身も心も貫くらしいですよ。

マジでつか(;´Д`)
アヤカタンのオパーイのことでにショックを受けるのか??
まあいつも隣にいた人が病気になっちゃうんだからこれは心理的に
貫かれるのか…。身の方は何なんだろう??
ああああ…、気になるよ〜〜〜ヽ(`Д´)ノ
あと1週間か…

>69タン
此処スレ容量大丈夫ですかねえ…

容量500だったけ?連載再開してもあんま祭になることも
ないだろうから大丈夫ぽいけど…次スレ、そろそろ立てて、保守ついでに
次スレで投下する?漏れのSSも今週か来週を目処にしてるんで…
いちお、テンプレ、用意は出来てるのでテンプレ貼っときまつ。
6341 ◆b8B8JDsV3A :05/02/18 04:34:58 ID:BBrr+oyJ
スレタイは候補として地味に Karte3 で。
タイトルいじるなら何か案出してくだたい(;´Д`)

テンプレ案
次スレタイ
【コトー】Dr.コトーでエロパロ【アヤカタン】Karte3のテンプレ

テンプレ1
ヤンサン連載中の【Dr.コトー診療所】のエロパロスレです。

初代スレ
Dr.コトーでエロパロ
ttp://pie.bbspink.com/eroparo/kako/1084/10843/1084378869.html
↑はdat落ちした即死スレットです。SSの投下もされてないのでご安心ください。

【コトー】Dr.コトーでエロパロ【アヤカタン】Karte2
ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090687239/
実質初代スレと言ってもいいと思われます。

親スレ(ここから独立しました)
【ドクター】病院でエロストーリー【ナース】(倉庫)
ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1083472482/

【ドクター】病院でエロストーリー2【学用患者】 (現行スレ)
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1106144150/
 →その他の医療マンガ・ドラマや、オリジナル物の医療プレイのSS用のスレです。

2chエロパロ板SS保管庫
ttp://sslibrary.gozaru.jp/
 →こちらの保管庫、『サンデー系コミックの部屋その2』に投下されたSSが保管されてます。
6351 ◆b8B8JDsV3A :05/02/18 04:36:22 ID:BBrr+oyJ
テンプレ2
 1.SSを中心に萌え話、何でもOK!
 2.コトー×アヤカタン、コトー×ユキタン などカップリングは自由です。
 3.原作には無い、あり得ない様なのも有りなど、投下の際はカップリング明記を推奨。
 4.スカトロやレイープ等好みが別れるモノは投下時に注意書きを添えてください。
 5.オリジナルキャラを使用する際はその旨も明記してください。
 6.ネタバレ多し。コミックスを全巻読破されていない方は一応ご注意ください。
 7.雑談・SS中のネタバレは、ヤンサン発売日の24時解禁。
 8.コミックス未収録のネタを使ったSSを投下する際は一言添えてください。
 9.ドラマの話題やカップリングの起用は原則としてOKです。
  ドラマ・シネマのエロ台本
  ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1084783497/
  こちらに誘導する場合もあります。
10.ドラマの中の人については宛て字などを使用しましょう。
11.ドラマの実況は不可です。
12.スレ内での叩き合いは(゚д゚)マズー
  マッターリいきましょう(*´∀`*)
13.新規職人さんも大歓迎!!
14.sage推奨
15.嵐などは完全スルーでヨロ。

何か追加など修正あればヨロシクです
636元69 ◆.8x/pTuhMg :05/02/18 20:56:07 ID:A9USyviF
んと。テンプレ案ですが、スレタイの【コトー】 【アヤカタン】の【】内を他キャラにしたら
どうでしょう。ユキタソ・エヴァト等。特定カップリングスレと勘違いされる方がいるかも
しれないし。
【衝撃の】Dr.コトーでエロパロ【第二部】Karte3 みたいに原作のリアルタイムの
内容を入れるのがもう一案かな?

ドラマについては、エロ台本への誘導はしなくてもいいんじゃないかなと思うでつ。
一応、原作シチュかドラマシチュか投下時に一言いってくれれば多分混乱しないのでは
ないかと。
あと、半ナマ扱いにつき、中の人の実名は伏せ字でおながいしますということで。
あとドラマ・スペシャル未見さんもお気をつけたほうがいいかなということで…
まあ、しばらくドラマは無さそうなので大丈夫だとおもいまつ。

容量についてでつが…今425KBくらいでつね。
漏れが10数投下すると思うのでもつかなあ…

つうか、いつも乙。>>1タン
6371 ◆b8B8JDsV3A :05/02/19 13:59:45 ID:I49B7ZYO
昨日、今週号のヤンサンを見ますた。
次週予告で書いてたんだね、69タンが書いてた、
>コトーの身も心も貫く
それ以外に漏れは非常に気になったのが 『謎の医師』 でつ…。
な、何でつか?新キャラだよね?コトーとアヤカタンの間を揺るがす
キャラ??(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
でも、、、そんなキャラならより一層妄想も膨らんで…
来週が待ち切れないぞ(*゚д゚)

んで、テンプレ案はもう少しミナタマの意見を聞いてからまとめようと思ってまつ
のでどんどん意見щ(゚д゚щ)カモーン
ヨロシクでつ
638221:05/02/20 01:48:23 ID:Jy/7h5kf
乙でつ〜。もう次スレの季節なんですねぇ…*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*

スレタイ、【第二部】って入れるのいいですね。時期的に今しか出来ないし!
あと、他カプ名入れちゃうと、それはそれで誤解されちゃうかな?ともオモタり。
でも詰め込むと字数足りなくなりそうだし…。あ、何字まででしたっけ?
ぬぬぅ、漏れも考えてみまつ〜。

漏れもドラマはこっちで良いと思いまつ。表記していただければ。
んで、801はあっちの板へ誘導すべきですかね?必要ない気もするんですけど、念のためー。
自分で同性の絡み書いておいて言うのもなんですけどね(;´Д`)

さてさて、やっとヤンサン見てきましたが。
え?貫かれるのはコトーの方なのー?!。゜(゚´Д`゚)゜。……じゃなくて。
謎の医師って親父かなとか思ったけど、来る理由が思い浮かばないので、違うか。
やっぱ、完全に新キャラなのかなぁ。
うぅ、再開早々ヘビーな話じゃキツイよぅーアヤカタンーー…_| ̄|○
639元69 ◆.8x/pTuhMg :05/02/20 02:55:21 ID:62qQGRDq
うん、漏れも【第二部】は入れてほしい気ガス。
カップリングに関しては「ご自由に」つうことで良いと思いますー。
オリキャラと嗜好が分かれそうなシチュに関しては注意書き投下つうことで。

801は多分来ないんじゃないかなー。あっちは徹底されてるから…
検索避けも徹底してるからここでは必要なしで良いのではと。
ナマモノ扱いの危険性は承知してるし…中の人の伏せ字は徹底したほうがいいかもね。

名無しさん・ロムのお方も是非ご意見を…
書き手だけの意見だと…ね。

>>221タソ
貫かれる(ry 先日のペニバンユキタソを思いだしたYO!
新キャラ医師、漏れも親父かと思った。ゴエモソ先生の「大病院のそれなりの地位を約束されて反発」
伏線だと思ってまつ。まあ、男でしょうねー。
もう一人、再登場するらしい「あの人はどうしてるんだろう」って人はハントか下山さんか。

ああ、来週ですなー。
640名無しさん@ピンキー:05/02/20 18:59:36 ID:Sdfh6WxT
テンプレに【第二部】が入るのイイですね!
いろいろ衝撃的な展開になりそうなので、元69さんの
【衝撃の】Dr.コトーでエロパロ【第二部】Karte3 イイなと思いました
221さんの案もお聞きしたいです
漏れも考えてはみたのですが、なかなか浮かばず…スマソです

1さん、テンプレの詳細いつも乙かれさまです
エロ台本の誘導は無しで、あとは>>635で良いのでは…と思います
次スレも1さんに立てて頂いて、そのまま‘1さん の名前で続けて頂いた方が良いでしょうか?
それとも名無しが立てる方が良いでしょうかね?
あと70KB程…どれくらい書けるんでしょう?627の時は420KB程?だったかと…

漏れも謎の医師はコトーパパンかな?と思いましたよ
2部開始来ますね〜長かった…凹んだ…(つД`)・゚・ 明るい未来カモーン!
6411 ◆b8B8JDsV3A :05/02/21 00:43:07 ID:6dw7ydlN
それじゃあ…、スレタイは
【衝撃の】Dr.コトーでエロパロ【第二部】Karte3
が有力候補かな??他に何かあればヨロシクでつ。

次スレは漏れが立てさせて頂きますよ〜。で、そのまま1でいっていいですか?
医療スレの前スレはだいたい700レスくらいで終わってるんで700ちょいで埋まるんじゃなかと…


6421 ◆b8B8JDsV3A :05/02/21 00:51:30 ID:6dw7ydlN
ちょっとテンプレいじってみました(・∀・)

テンプレ1
ヤンサン連載中の【Dr.コトー診療所】のエロパロスレです。

初代スレ
Dr.コトーでエロパロ
ttp://pie.bbspink.com/eroparo/kako/1084/10843/1084378869.html
↑はdat落ちした即死スレットです。SSの投下もされてないのでご安心ください。

【コトー】Dr.コトーでエロパロ【アヤカタン】Karte2
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090687239/
実質初代スレと言ってもいいかと思われます。

親スレ(ここから独立しました)
【ドクター】病院でエロストーリー【ナース】(倉庫)
ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1083472482/

【ドクター】病院でエロストーリー2【学用患者】 (現行スレ)
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1106144150/
 ↑その他の医療マンガ・ドラマや、オリジナル物の医療プレイのSS用のスレです。

2chエロパロ板SS保管庫
ttp://sslibrary.gozaru.jp/
 ↑こちらの保管庫の『サンデー系コミックの部屋その2』に投下されたSSが保管されてます。
6431 ◆b8B8JDsV3A :05/02/21 00:52:13 ID:6dw7ydlN
テンプレ2
 1.SSを中心に萌え話、何でもOK!
 2.コトー×アヤカタン、コトー×ユキタン などカップリングは自由です。
 3.原作には無い、あり得ない様なのも有りなど、投下の際はカップリング明記を推奨。
 4.投下時は原作シュチかドラマシュチかの明記を推奨。
 5.スカトロやレイープ等好みが別れるモノは投下時に注意書きを添えてください。
 6.オリジナルキャラを使用する際はその旨も明記してください。
 7.ネタバレ多し。コミックスを全巻読破されていない方は一応ご注意ください。
 8.雑談・SS中のネタバレは、ヤンサン発売日の24時解禁。
 9.コミックス未収録のネタを使ったSSを投下する際は一言添えてください。
10.ドラマの話題やカップリングの起用は原則としてOKです。
11.ドラマの中の人については半ナマ扱いにつき、実名は伏せて宛て字などを使用しましょう。
12.ドラマ・スペシャル未見さんはお気をつけください。
13.ドラマの実況は不可です。
14.スレ内での叩き合いは(゚д゚)マズー
  マッターリいきましょう(*´∀`*)
15.新規職人さんも大歓迎!!
16.sage推奨
17.嵐などは完全スルーでヨロ。
644名無しさん@ピンキー:05/02/21 20:13:31 ID:9ObJwMfO
度々、テンプレ詳細乙かれさまです(・∀・)
スレ立いつもありがとうございます
次スレでも1さんのお名前で是非ヨロです!1萌えぇ〜
645元69 ◆.8x/pTuhMg :05/02/22 00:58:25 ID:m+DBQBzh
>>1たん
テンプレ、漏れは異議ナスですYO!
シュチ→シチュ に訂正すりゃおkだとオモ。
いつも乙でございまつ。漏れも1たんにはそのまま1たんのままで
いてほしいなあ。

漏れはコテどうしよう…モトロクとか名乗ろうかw

次スレ立ったら漏れも投下再開しまつ。
…次、オナヌ話を書く予定だったが今コトー+ハント×アヤカタソの3Pモノがぐるぐると…
どうしよう。


つうか…ヤマーダセンセイ…ポロリとアヤカタンの病名ばらしてますね…
いや、あればBBSでのレスなんだあqwせdrf OTZ
646221:05/02/22 18:01:43 ID:iJ+m45KA
>1さん
乙ですー!ばっちしっす!毎回dくすでつ〜〜。
次スレ立てもよろしくでつ。わぁい、1さんは引き続き1さんだ〜ヽ(゚∀゚)ノ
スレタイも【衝撃の】Dr.コトーでエロパロ【第二部】Karte3 で!
漏れも考えてみたけどいいのが浮かびませんでした、ってかこれがベストでしょ!

>元69さん
うおぅ、コトー+ハント×アヤカタソの3Pモノ見てぇーーー!!ハント好きー。
オナヌ話もいいよなぁ。うん、どっちも萌えでつ(*´∀`*)
モトロクって、なんか名前っぽくていいなぁ…。
BBSは…まぁあれはカキコに対するレスと言うことで…と自分に言い聞かせてます(つД`)・゚・
センセ本当に公式ポロリが多いよなぁ…。作中にはポロリもないのに…。

あ、コテ考えなきゃならんのか。普通に元って付けとこっと、トリップつけて。
…続き進まんでつ。今月中完結目指してたのに(毎月言ってるような…)。
いまだにヤルかヤられるか二通り考えてたり(;´Д`) 。先は決まってるのにー。
そういや脱線して、たまちゃん萌え〜とか言って、和田夫妻の初夜ネタ考えてたが、
脳内ビジュアル化して撃沈…orz

とうとう明後日かぁ。ヤマーダセンセの新刊読んで気を紛らわしておこうっと。
647名無しさん@ピンキー:05/02/23 23:34:15 ID:dy29RSCY
>元69さん
次スレでは元元69さんになるのかな?とか気になっていました
モトロクさんですね(・∀・)イイ
コトー+ハント×アヤカタソの3P萌え〜イチャラヴオナヌ話も楽しみですので…う〜ん
うぉ…どっちも読みたいです!イパーイ読みたいです
気持ちが乗った方をかまして下さいませ

>221さん 
ポロリw
タマチャン萌えですよね(・∀・)では漏れも脳内ビジュアル化を…撃沈…orz

いよいよ明日ですね…
6481 ◆b8B8JDsV3A :05/02/25 00:15:04 ID:Cxk2eWWx
>69タン
コトー+ハント×アヤカタソ…?イイ(・∀・)!!
ハント、ハント〜〜〜!!見たいぞ〜〜(*´д`*)
ハントがアヤカタンをもう1回誘いに来て、コトーにやきもち焼かせえてみたい(*´д`*)ハァハァハァアハァ
つーか、ハントじゃんくても出来るネタだね。やってみたいぞ!?
やきもちコトー(*´Д`)ハァハァ/lァ


*************** 今 週 の ヤ ン サ ン ネ タ バ レ ご 注 意 ! ! ***********

謎の医師…って『鳴海センセ』でつね?その鳴海も又…これは…誰かに似てませんか?
カムバック??な訳ないが…。何か、泣けてきた…(;´Д⊂)

んで、アヤカタンの方は進展なし…。来週でしょうか??
またモンモンとした日々か…


 
649元69 ◆.8x/pTuhMg :05/02/25 01:29:21 ID:xPz7UqUx
なんだかんだいって繁忙期・・・投下できるんだろうか orz
あまり進んでないしなー。

>>221タンのたまちゃん初夜見てーっ!漏れもたまちゃん好き。アヤカタンの次くらいに好きだ。
女性の研究者萌え。和田さんもたまちゃんも多分エッティは初めて同士だろうなと妄想する。

3Pは黒いコトーを書きたいでつねー。少し鬼畜入りで。医療器具でもつかってみるか。
ハントはまだ医師としては青そうだからw
今の話終わらせたらこっちを書くとおもいまつ。作中で強制オナーヌさせるかも。



***************** ここから ヤンサン第二部ネタバレ ご注意! *****************

親父・・・ではなかったですね。(まあ、いずれは出てくるんでしょうね。)
ナルミタン…うん、そっくりだ。これは書き分けが出来ないのではというレスが本スレであったけど
違うだろうな。この強引なやり方っつうのでいろいろありそう。それと幻肢痛なんてしょっぱなから
重いなー。後々エヴァトと揉めたりするんじゃないかと期待。北志木の方の新たな医師としてくるのか
何かわけありで来るのか…なんか病んでそうな感じでつね。

そして、一番知りたかったアヤカタンのことは、まだこれからでしょうか。
つうか、医療従事者なら早く言うんだアヤカタン!惚れた男だろうから言いにくいだろうけど…

あと、再登場する「あの人はどうしてるの?」的なキャラ。予測つかなくなってきますた。
エヴァトなのかなー…
650221:05/02/25 20:51:27 ID:N7+bfLh2
たまちゃん好きは結構いるのだろうと思っていたけど…。うひ。
えぇ、もちろんハジメテ☆同士ですよ〜(*´д`*)
何か書きたくなってきたかも。たまちゃんの一人称形式で(w
あんまりエロくは出来なさそうだけど・・・。

元69さんの黒鬼畜コトー、禿げしく見たいでつーー!しかも医療プレイ(;゚∀゚)=3ハァハァ


=========ネタバレ警報発令============
しょっぱなっからヘビーなカンジでしたねぇ。立ち読みしつつ緊迫感でドキドキでした。
似てると評判のナルミ先生って、やっぱりあの人の血縁者とかだったり…?
そしたら、あの点とこの点を結ぶことが出来そうだし。
ダークだ…思いっきりぶつかりそうだなコトーとは。この人が島に来たらえらい事になりそう。

アヤカタソの件は、来週以降ですかねぇ…。
この件の続きがすぐ来ると思ってたから、更にびっくりした。
今回はナルミタソの独壇場だったから来週はアヤカタソにスポットをキボンヌ。
6511 ◆b8B8JDsV3A :05/02/26 03:28:35 ID:pBD1PaJv
次のスレは700ぐらいで立ててOKでつか?
あと50レスくらいです。一人くらいSS投下できそうな残り容量でつね。

たまちゃんか〜、漏れもケッコー、シュキでつヽ(´▽`)ノ
このマンガ、女性キャラ(ゲストキャラ)多いのに島の女性ってあんま出ないから影が薄い…(;´Д`)
やっぱヒロインのアヤカタンを立てているのか?('∀`) '`,、'`



652元69 ◆.8x/pTuhMg :05/02/26 23:48:48 ID:yesQ7PbB
うう、やっぱりコトーって稀少ジャンルなんだろうか…(除・八○一)
ここ最近、1たん・221たん・1〜3名の名無しさん・漏れでヘビーローテの気が…
ホントは1000使い切りたい所ですが、多分このペースだと700越でストップっぽいですよね。

>>1たん
んじゃ、漏れそろそろ様子見ながら投下します。50レスのうち10〜15使うとオモ。
どなたか、投下したい方がいればその方を優先しまつ。まだ書き上がってないので…orz

島の女性は影薄いでつよね…イパーイ居るはずなんだけど、たまちゃんと下山さんくらいしか
印象に無いかもしれない。内さんは別として…いや、漏れは確かにウチサン×コトーやったけど…
ドラマだとマリコタンやサキタンも有りだろうけど、マリコタンの話って思いつかないし、漏れやっぱり
原作準拠だからコトー×サキタンはすんげー違和感感じてしまうんだ…

653名無しさん@ピンキー:05/02/27 00:54:38 ID:gA6luRMZ
宝の山スレなんですけどね…
人増えるといいですね…基本はマターリで!

確かに島の女性の影薄いですね
コトーを慕う島の娘とか密かにいそうな気はするんですが…
そして、アヤカタンを狙う男達とかも(・∀・)本スレでもあったな、この話題

━━━━━ここからヤンサンネタバレご注意━━━━━


アヤカタンの事は来週以降でしたね…また悶々とした日々を過ごす事に…orz
ミカミのそっくりさんキター?登場でコトーの心はかき乱れる事になるのか?
体の一部を無くすと言う事がテーマなのかな…とか勘ぐってしまいました
…だとしたらアヤカタンのオパー…嫌だ〜(つД`)・゚・
6541 ◆b8B8JDsV3A :05/03/03 02:02:25 ID:DOIqW+bF
保守。
ドラマDVD、通販なんですが…今日、出荷との事…
明日には郵便局に来てるのかな…?eでじさんよ〜?
原作の連載も再開したけど萌えが足らなくてSSが進みません(;´Д⊂)
誰か萌えをください…
って明日、ヤンサン、発売日か!!続きがやっと読めるのね!?
休載だったら暴動おこすぞ?(w
655221:05/03/03 18:04:00 ID:WfzqSSUx
1さんの暴動は取り敢えず回避出来た模様でつね、今週。
もしそうだったら漏れも鍬を担いで加勢するつもりでしたがw
でもなんだか微妙な展開に…。ネタバレはまた明日〜。

あの島、妙齢の女性って(男もだけど)皆外に行っちゃてるんかと思ってたです。
島から出ない人やUターン組もいるだろうけど、基本的に中高年と子供で構成かな、と。
全然若者出てこないんですもん。

燃料不足なのか…なかなか書けないです、続き。
漏れも萌え尽き症候群だ。同情するなら萌えをくれーヽ(`Д´)ノ

あと…やっぱりノーマルカプはいばらの道なんですかねぇ?
ちと寂しいけどいいの。マイナーでも楽しいからいいの。
うん、基本はマターリでいきましょう〜。

あぁ、(いい方向での)祭り展開来ないかなぁ・・・。
656元69 ◆.8x/pTuhMg :05/03/03 20:22:28 ID:N2OJ1Pah
漏れも今週休載なら鉈もって1たんと221たんと…同士よ集わなくてすみましたね。
来週も掲載だよね。とりあえずヨカタ。バレは解禁後に。

そういや、あの島で若いお方というと彩佳たんのお友達のゆかこさん(だっけ?)と、
移住組だけど、たまちゃんくらいだったもんなあ…漁協にも若い漁師とかいなかったし、
高校進学と同時に皆いなくなるんだろうけどなー。

ドラマは30代過ぎはうじゃうじゃいたけどね。
原作コトーのカップリングが作りにくいのはやっぱりお年頃なお方がいないから
必然的にあの二人になっちまうんだよなー…

とは言っても二次創作ではマイノリティー&茨…しかもほぼ9割5分はドラマだもんなあ。
ヤマーダ先生は個人的には二次創作は黙認(似せない程度にね♪@BBS 発言)なんだけどね。
それでも2サイト(しかもメインではない)しかコト彩はありません…ですた。
いっそのこと漏れが作り…いや、なんでもないです。健作避けとかまんどくさいんで。

なんか、とりあえずは仕事やらプライベートやらで大凹みで本気で鬱モードだった漏れを
待て次回モードにチェンジしてくれたヤンサンありがと…

漏れも萌え尽き症候群でつ…早く萌え突き症候群に切り替わってほしいっす。
657221:05/03/04 23:30:46 ID:jwNejP6p
一応漏れも自サイトでジャンルの一つとしてコトーも扱ってたりもするけど、
禿げしくまんどくせーので、検索避けはせず、完全に健全なものだけ置いてる。(これは問題ないよね?)
裏的なものを描いて潜んだとしても、801みたいに同士も見付からんだろうし、どうしようかずっと悩み中。
そんな感じでジレンマに陥りつつ不完全燃焼気味。で、そこで出せない煩悩をここで出していたりするワケでw

===================ヤンサンネタバレ警報発令======================
そうきましたかー。本土の病院に行っちゃうとは…。
たしかに内さんの見解にも納得できるけど…。でもちょっと…それはなぁ。
白でも黒でも、コトー的には「どうして言ってくれなかったの?!」ってカンジでしょうし。
くそぅ、コトー以外の男に(女医かもしれんが)触らすのかーーーー!?
単にナルミタソとアヤカタソを鉢合わせさせるための話の運びってだけかも。
「み、三上先生?!」「何故その名を!!誰だ貴様!?」的なw

まぁ、ウチさんと先生のやり取りが良かったのと、照れた先生が見れたのが今回の収穫。
でもやっぱり萌え度は低いなぁ〜。
658名無しさん@ピンキー:05/03/05 01:34:03 ID:2KH9PLZy
221さん>煩悩をここで出していたりするワケでw
ありがたやありがたや

******ヤンサンネタバレご注意*******

ドラマチク展開だな…とオモタですよ
本土では検査だけならいいのだけど…オペはやはりコトーにやってもらいたい 
小5に載ってる方も面白かったです
アヤカタンも出てたし大満足でした!
659元69 ◆.8x/pTuhMg :05/03/05 02:35:47 ID:+1IMUIC3
も、漏れ221たんのサイト通りすがってたりするんかな…
知ってる限りで小説サイトが2件。あと健全イラストはよく見るけど、やっぱりフォモ率高い。
自分は以前ここでちらっと話した健全専用掲示板のPASSを無くしてしまい(w
またふりだしに戻ってしまったのだが、せいぜいキス止まりくらいの健全サイト作ろうかなとか
思ってはいるんだよね。
原作でノーマルで指定なしなら多分健作避けはしなくて平気でしょう。
ドラマはナマモノが絡んでるからマズいだろうけどね。ドラマでもキス止まりくらいのSSあるしなー。
同士なら漏れがいるだろ。な、>>221たん。 や ら な 


--------------------------------今週のヤンサンネタバレ注意!--------------------------------

な、なんだってー!(AA略 って感じの本土行き。
正直、ナルミンは好きじゃないな。現時点では。初期の三上君とはまた違うんだよなー…
従兄とかなんだろうか…あの似せ方はワケアリの気がするんだけど…

コトーより先に(つうか、今までも医者にはかかってるだろうから触診はされてるだろうけど…)
触らせるのはいやじゃーとかコンビニで一人で地団駄してた漏れ。
でも、ナルミンは外科だよね?救命だよね?多分婦人科の先生は女医さんですよね!?ついでに、
再登場のキャラは下山さんかゆきさんよね!?とか良い方に考えよう。

内さん、あの二人の関係をズバっと言ってくれるから好きだなー。以外と皴だらけのキューピット的存在か。

ごめんなさい…ひそかに、触診されて頬を赤らめるアヤカタンとか弱気になってるアヤカタンを抱きしめる
コトーとかアヤカタンがどれだけ大事な存在か改めて気付くコトーがうろたえる姿なんか想像して萌えてます…
6601 ◆b8B8JDsV3A :05/03/05 03:44:07 ID:JLmVZeiu
おおぅ!221タンはサイト持ってるんでつかヽ(´▽`)ノ
行ってみたいでつ〜。
サイト、いいでつね〜。1人だと大変だけど、みんなで作ってみまつか?
検索避けとかも少しずつやって。以前、健全スレをしたらば別館に
作るとか言ってたのをサイトにします?PASS制にしたりとかして
ここで投下されたSSの収蔵の出来そうですし…
まぁ、この案もいろいろ絡んできて難しいかな…(;´Д`)
同士…漏れも!でつよ!!221タン!!
遅筆な漏れだけど萌えだけは(最近萌え飢え気味でつが)持ってる!

☆★☆★☆★☆★☆★ ヤンサンネタバレ注意報 ☆★☆★☆★☆★☆★

(注意報って…また懐かしいアニメを密かに思い出してしまいますた(;´Д`))
ある程度予想してた展開になってきたといえばなってきたな。
アヤカタンは絶対、始め本土の病院に行くと踏んでたんでつ。
しかし、コトーが心を貫かれるって予告あったけどやっぱアヤカタンが自分を頼って
くれなかったからだろうか…
ナルミ先生はこの先どう絡んでくるのかすごく楽しみでつ。
内さんのあの突っ込み良かったな〜。内さんの押しがあってああの2人て
最終的にウマク行くんだろうな〜。。やはり内さんがキューピッド役ケッテーイ!(w

69タン
>触診されて頬を赤らめるアヤカタンとか弱気になってるアヤカタンを抱きしめる
コトーとかアヤカタンがどれだけ大事な存在か改めて気付くコトーがうろたえる姿

も、萌え〜〜〜〜(*´д`*) そんな感じのSSが読みたいでつ〜(*´д`*)ハァハァハァアハァ

661元69 ◆.8x/pTuhMg :05/03/06 04:36:58 ID:NEloFlDa
明け方にこっそり投下 ノ□

エロ書けよ。つうか、室内にあるものにエロポインツが。
では、投下いたします。残り大丈夫かしら?
662元69 ◆.8x/pTuhMg :05/03/06 04:41:03 ID:NEloFlDa
<43>
食べ慣れないフレンチと、こんな機会でもなければ顏をあわせないメンツとの
居心地の悪さで、コトーは全く食が進まない。それ以上に、彩佳のことが気にかかっていた。
もし、義母の容体が思わしくないのであれば、仕方のないことなのだが…
しかし、音田や下山からの連絡が一切ないことが不自然だった。診療所に電話もかけづらかった。

「どうしたんですか、先生。食が進まないようですな。」
「…あ、はい。そうですね…」
「いえいえ…しかし、先生が褒められていた星野さんにお会い出来なかったのは誠に残念ですな。
大変優秀な看護師だそうで…。是非お会いしたかった。急用では仕方のないことですが…」
「はい…」

熊谷幹事長の問い掛けに、うわの空で返事をするコトーの様子が咲は気になった。
星野、という名の持ち主が、現在のコトーの恋人であることは彼女にも容易に想像がついた。
咲は、ただ一目だけコトーに会いたかった。しかし、実際会えば彼の優しさを期待してしまう。
だが、彼はあの頃とは違う表情を見せていた。そこまで、その『恋人』は、彼を変えたのか。

「さて、会場の方に行きますか。」

ドクン…

嫌な脈がコトーの中でうたれる。酷く、嫌な予感がする。
彩佳との連絡を取る時間はなかった。
会場入りすると、ばたばたと段取りに手間がかかってしまう。自分は教壇には向いていない人間だと
改めて苦笑いをする。こんな立派な場所を用意してもらう立場ではないのに…と。
スーツに着替え、白衣の中にあった携帯電話を手にする。

---着信がありました---
663元69 ◆.8x/pTuhMg :05/03/06 04:45:13 ID:NEloFlDa
<44>

ディスプレイに目を向けると、それは不在着信と留守番電話を知らせるアイコンが表示されていた。
慌てて、その着信履歴を調べるが…彩佳からのものではなかった。
そして、留守番電話には彼の予想していなかったメッセージが残されていた。

『五島健助様の携帯電話でしょうか。…古志木島診療所の ホシノ アヤカ 様が転落による負傷のため
天津堂病院へ搬送されました。転倒時に頭部を強打しており、意識がありません。また、江葉都さんと名乗る…』

そこで、メッセージの電波状態が悪くなり、はっきりと聞き取れなくなっていた。
おそらく、彼女の携帯電話からわかる範囲で履歴を探し、コトーへと連絡したのだろう。
とりあえずわかったことは、現在、彼女はまだ東京にいる。…しかし、酷い怪我を負った上に、
かつての自分のいた病院に搬送されていることであり…江葉都がその場に同行しているとのことだ。

「ま…まさか…」
江葉都がそんなことをする筈はない…そう思っている。
しかし、現に彼女は病院へ搬送されている。…二人の間に何が起こったのか…。
意識は無い。怪我の程度もわからない。何故、そうなったのかが全くわからない。
もし、故意に彼が…そう思った瞬間、コトーは一気に手が震え、手にしていた携帯電話を落した。
その乾いた音に気付いた咲が駆けよってきて、端末を拾い上げる。

「どうしたの?五島君…」
「咲ちゃ…いや。原沢先生…どうしよう…僕…」
足元が、がくがくと震える。不安なのか、動揺なのか、怒りなのか…自分でもわからない。
「何かあったの!?…五島君、留守電聞かせてもらうわよ。」
咲は素早く、端末を取り上げ、メッセージを聞いた。コトーが酷く震えていた理由はこれなのだと…
こんなに動揺し、顔面を蒼白にしたコトーの姿など…見た事がない。
664元69 ◆.8x/pTuhMg :05/03/06 05:01:06 ID:NEloFlDa
<45>

とても平常心を取戻せそうになさそうなコトーの姿を見て、咲は何か決心がついたようだ。
コトーの肩を叩き、気丈そうな笑顔を見せる。

「…あたしが天津堂まで行ってくるわ。星野さんの様子も見てくる。ちゃんと報告するから…。
大丈夫、彼女は大丈夫よ。江葉都先生も、他の先生方もいらっしゃるから処置は終わってる筈よ。」

「大丈夫じゃなかったらどうするんだ!」

コトーは思わずそう怒鳴ってしまった。かつての恋人に、かなりきつく怒鳴ってしまったのだ。
次の瞬間、しまったと思ったが、咲は動揺する様子は無かった。

「そう…大丈夫ではないかもしれない…だから、だから。私も一人の医師よ。ちゃんと責任をもって
彼女のことと、江葉都先生の事情はあなたに必ず報告するから。だから、講演はきちんとやり遂げて。
私は彼女の容体を見てくる。あなたには報告を必ずするから、絶対に講演のキャンセルはしない。
医師の卵達は、この話を聞きたがっている。…あなたの恋人も聴きたがっていた講演でしょう?
 同じ気持ちで待ち望んでいる人達を裏切らないことね…」
咲はそう言うと、足早にタクシー乗り場へと急いだ。振り返って、コトーのことは見ようともしなかった。

何も出来ない自分がコトーはもどかしかった。が、あの病院には腕のたつ医師も、自分のよく知る
咲もいる。心配は無い筈なのだが、言い様の無い悔しさが自分を支配していた。
仕事を投げ出すことは出来ない。もしそれが出来れば、今すぐ此処を抜け出ていただろう。

無情にも、コトーを呼ぶ関係者の声が聞こえた。彼はスーツの襟を正し、ピッと表情を変えた。
『これが終わったら、すぐに君の元に行く。』
靴音をたてて、歩き始めた。あの会場の中には、沢山の聴衆が待っているのだから。
今回は、これが仕事なのだから…裏切ることは出来ないのだ。
665元69 ◆.8x/pTuhMg :05/03/06 05:15:29 ID:NEloFlDa
<46>

・・・あの瞬間のことは断片的にだけ思い出せる。何が起きたのだろう…一体何が…

頼りなくなった足元の感覚。 中年男の酒臭い息と怒鳴り声。乱暴に突き落とされる瞬間。
足の痛みより酷かった頭痛… 脈打ちながら流れ出る血液と、赤に遮られる視界。
聞こえたのは、ストレッチャーが運ばれて来る音と、江葉都先生の怒号。
そこで、意識が混濁しはじめてきて…全てがブラックアウトする前に見えたのは…一番好きな人の顏だった。
『コトー先生…ごめんなさい…』
・・・・・・・・・・・・・・どのくらい時間がたったのだろう…。

橙色の西日が彩佳の頬を照らす。その温かさは決して不快なものではなく、
むしろ心地よいものであった。…もう、コトーの講演会は終了した時間なのは確実だ。
…身体は酷く重い感じが抜けない。我にかえると、彩佳はベッドの上に横たわっていた。
真新しい病室。診療所の簡素な病室とは何もかも違うのだ。あたりを見回してみると、
洗面台やロッカー、はてはシャワー付きのトイレまで全て揃っている。思わず呆気にとられた。

「ごめんなさいね。ここしか部屋、開いてなかったのよ。」
柔らかな声が背後から聞こえる…。
穏やかで、聡明そうで優しそうな女医。ふと、ネームタグに目をやると、あの名前が…
「ハ…ラサワ…さん…」

次の瞬間、鋭い痛みが額に走る。彩佳は、その痛さに顏を歪めた。
気がつくと、いつの間にか服がパジャマに着替えさせられている。おまけに、額の周囲には包帯がぐるぐる巻き。
「骨折は無かったし、CTの結果も異常無しよ。外傷性蜘蛛膜下が心配だったけど大丈夫ね。
頭部の傷は暫く痛むかもしれないけど、綺麗に縫って下さったわ。暫くは髪の毛で隠れるし、跡も残らないわね。
気分が悪くなったら、私でも、他の医師でもかまわないから直ぐに呼んでね。それと、もうすぐ来…たわね。」

廊下からけたたましい音が聞こえてきた。誰かが走って此処に向かってくる様子だ。
「担当医がいらっしゃったわよ、星野さん。あと、これはあなたの忘れ物。江葉都先生が届けて下さったわ。」
ニコリと微笑むと、咲はそのまま病室を後にした。
666元69 ◆.8x/pTuhMg :05/03/06 05:18:05 ID:NEloFlDa
…つうわけで。またエロ抜き…
次投下はエロが思いきり入ってきます。コトー、かなりエロモード入ってきます。
ずっとエロなくてすんませんすんません。

この後は5〜6エロ話続いて3投下のエピで終わり、って感じです。
もすこしつきあってやってくだちい。

667名無しさん@ピンキー:05/03/06 22:31:53 ID:HlVoS1/d
>>666
エロのない話しがあるからこそ、エロが生きてくるってもんです
続きが、凄く楽しみです
668元69 ◆.8x/pTuhMg :05/03/07 00:37:35 ID:g/6/2hrb
>>667の名無しさん

ありがとうございます!その一言が励みになりますよー。
やっぱしそこに至るまでのプロセスは書きたいですからねー。
もう少しつきあってやってくださいね。


健全サイト、有志で作っちゃいますか?投稿アリOKで。
健全自体はそんなに問題無さそうな気がするんですけどね。

もう少し先のことになるとは思うんですが、作品・スレ自体の収納もしておいたほうが
いいのかなと思うのでそっちはパス制ってことで。(入り口も簡単に入れないようにして)
まあ、色々と難しいですよねー…半ナマ化しちゃってますからね。
でもそうしちゃうとここが閑古化しちゃうのか…難しいでつね。
6691 ◆b8B8JDsV3A :05/03/07 00:47:31 ID:LBNMzuRL
69タン、キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !!!

>こんなに動揺し、顔面を蒼白にしたコトーの姿など…見た事がない。

ってトコ、何か目に浮かんできます(つД`)・゚・
動揺するコトー、萌える〜〜(*´д`*)ハァハァハァアハァ
69タン、萌えをありがとう!これで漏れもSSの続きが進みそうなカンジでつ。
がんばるぞ〜〜ヽ(´▽`)ノ
670221:05/03/07 08:00:25 ID:QCqJe5pp
元69さんの続きキタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!
前々から思ってたけど、咲ちゃん、かっこええですなぁ〜。密かにラヴです。
エヴァトと言い、敵役(違うか)も、すんげー魅力的で大好きでつ〜〜。
この後エロか…怪我人いたわりつつ激しいのキボンヌ。室内のどれがアレなんだろ…w?

ウホッ。同士よーーごめんよー…(つД`)・゚・  ないがしろにした訳じゃないんだ〜。
こっそり作っても801サイトのように必死で発掘してくれる人はおらんだろうとオモタの。
HPはさすがにここじゃ怖くて晒せないので…んなわけで1さん。もしよければ頑張って検索してくださいませ。
避けてないので上手くやれば割とすぐ見つかるぽ(一応試してはみた)。

小5…名無しさんのカキコ見るまで知らなかったw
アレって、付録あるから立ち読みできないですよね…。うぬぅ。ここは買うしか…。
それはいいとして。そのせいでまた休載率が上がるんだったら勘弁してほしいなぁ。

んでもって。
>健全サイト、有志で作っちゃいますか?投稿アリOKで。
健全ならサクッと作っちゃいましょうよ!漏れも協力するでよー!
あと、ここの作品・スレ自体の収納も将来的には必要すね。
ただ、やっぱり主軸はこっち、って形にしないと。その辺の兼ね合いが難しげ。
まとめサイトというか、格納+α(こっちは検索避け付き)みたいなカンジすれば良いんですかね…?
6711 ◆b8B8JDsV3A :05/03/07 14:04:28 ID:LBNMzuRL
>221タン
小学五年生、うちの近くの本屋はゴムがけだったので立ち読みしてきました!
でも、あの内容なら買いでつよ〜!完全新作だし!
可愛い男の子たち出てくるし〜〜(*´д`*)
ネタバレおk?3/3発売だからおkかな??
とりあえず24時過ぎてからネタバレ書きまつ。
立ち読みしてきたけど、やっぱ欲しいかも…ああ〜〜550円か〜、高ぇよヽ(`Д´)ノ

672名無しさん@ピンキー:05/03/07 22:29:31 ID:U/0PFzil
元69さんの続きキタ──(*゚д゚*)───!お待ちしてました
サキとアヤカの対面キター!ですね…切ないよサキタン…
漏れも、敵役(?)と思ってたサキやエヴァトに凄く魅了されてます
ガクブルコトーと、一番好きな人の顔が浮かんだアヤカタンに萌ますた!
673元69 ◆.8x/pTuhMg :05/03/07 22:56:15 ID:g/6/2hrb
小学5年生、どうしようと悩み中。ホスィ…姪っ子を口実にしたいが、いささか1歳と2歳の幼女では…
付録ももったいないから組み立てちまうだろうし…
でも新作かーコミックスになるかもあやしいしな…買っちまうか…そうするか…

つうわけで、様子見投下。そろそろエロですが、晩飯の支度後に投下します。
容量大丈夫なのかしら。少しガクブル。明日には完結出来るかも。
674元69 ◆.8x/pTuhMg :05/03/07 23:01:32 ID:g/6/2hrb
<47>
彩佳は何かを伝えようと咲に声をかけたが、彼女はそのまま病室から出ていってしまった。
沢山、彼女に聞きたかったことがあったのに、タイミングの悪さに彩佳は肩を落とした。

一方、咲はしっかり彩佳の声を聞き取っていた。だが、敢えて振り向かなかった。
きっと、色々と詮索したくなる。その話を聞いたら、嫉妬をするのが自分でもわかっていた。
かつての最愛の男の、今の恋人の心と身体を傷つけ、追い込んだ原因は自分なのだから。

『女』よりも、『医師』としての気持ちが先に心を支配する。咲は思わず苦笑した。
「だから、いい人見つからないのかなぁ…」
そう咲が呟いた時。目の前にコトーが息を切らして、スーツも着崩れした状態で現れた。

「ふはぁ…はぁ…さっ、咲ちゃん!あ、あのっ、星野さんは!?…ゲホっ…だ、大丈夫!?」
不健康で運動不足。不精者でマイペース。そんな彼が息を切らしてまで飛んでくる。
よっぽど慌てて、一目散に此処に来たのだろう。そんなこと、自分の時には無かったなと振りかえる。

「五島君、星野さんは大丈夫よ。念のために一晩入院はしてもらうけどね。もちろん五島君の自腹でね。
ちなみに、ここ一番いい個室だから♪ はい、カルテとCT。
明日9時のMRIがキャンセル出たから、念のために検査しておいたほうがいいわよ。」
穏やかな咲の表情が、今の彩佳の状態を物語っているのだろう。コトーは安堵の
感情に支配されると、身体の力ががくがくと抜けて思わず膝をついてしまった。

「よかったぁ〜。ありがとう、咲ちゃん。感謝するよー。」
「…私が此処に着いた時には、もう彼女の処置は完璧に施されていたわ…。感謝するなら
江葉都先生にどうぞ。ちなみに彼、事情聴衆で今、警察で色々聞かれてると思うわよ。」
「えっ!?」
「江葉都先生は確かに、ちょっと手が先に出るタイプね。五島君、江葉都先生の仕業だと思ったでしょう?
…彼はむしろ、星野さんの恩人よ。誤解しないでね。」

はっきりしない話にもどかしさを感じながらも、感謝の言葉を並べるコトー。その肩を押したのは咲だった。
「早く会ってあげて。お待ちかねよ。」
675元69 ◆.8x/pTuhMg :05/03/07 23:03:44 ID:g/6/2hrb
<48>
「星野さん!!」

ドアをバンッと音をたてて、いきなり転がり込んできたコトーの姿に彩佳は驚いた。
スーツも髪の毛もぐしゃぐしゃ。何度かコケたのだろう。一張羅が薄汚れている。
彩佳は驚くと同時に、なんて姿なんだろう…と愕然とした。ヘタレだ…そう思った瞬間。
コトーに思いきり抱きしめられる…少し汗ばんだ皮膚の感触と苦しそうに切らす呼吸と、
心臓の力強い音…少し埃っぽい匂い……なんか、嫌な音。

「ちょっと、先生!痛たたたた!」
「うわーーん、よかったよぉー。星野さんが無事でよかったぁーーー!」
鼻水と涙でぐしゃぐしゃな顏に一気に興醒め。ついでに、酸欠状態で駆け込んで吐きそうでもある。
「ホントによかっ…うぷっ…」
「ちょっと!ゲロは勘弁してください!!」
「……ぐはぁ〜…ら、らいじょうぶ。…それより、よがっだぁーー。」
悪態をついてくる彩佳の様子に無事を確認したコトーは、次は優しく自分の胸に彩佳の
身体を寄せる。包み込むように、壊れ物を扱うかのように抱きしめてきた。

「よかった…生きた心地がしなかった…ごめんね…ごめんね…」
おそらく、講演の後に親睦会等も予定されていたのだろう。しかし、それを蹴ってまで
彼はここに真っ先に来てくれた。
こんなに動揺するコトーの表情があまりにも以外で…自分は本当に大事に想われてると確信が持てる。
それだけで、今までの不安を全て拭い去ってくれる。

「ごめんなさい…コトー先生…あたしも…心配かけて…それに…」
一瞬、江葉都の顏が脳裏を過る。…が、次の瞬間、コトーの手が頬に触れられると言葉を遮られてしまった。

「…んっ…」
キスは何度もしているのに…少しは慣れてきた筈なのに。
触れるだけで溶けてしまいそうになる。繰り返し唇に落とされるキスだけで全てが飛びそうになる。
ただ優しく繰り返される口付の甘さに彩佳は身体中の力が抜けていった。
676元69 ◆.8x/pTuhMg :05/03/07 23:12:34 ID:g/6/2hrb
<49>
コトーは一旦、唇を離す。先程までの動揺した表情でも甘い表情でもなく、医師としての表情になっている。

「傷、見せてね。」
丁寧に包帯を外すと、左の眉間に近い部分が縫合されている。傷自体は小さいもので
あったが、きっと深く切れてしまったのだろう。見るからに痛々しい。
髪の毛で隠れて目立たないだろうが、おそらく暫くは此処を庇わないとならないだろう。
よく見て見ると傷の縫合は驚く程綺麗なものだった…誰が施術したものかは直ぐに見当がついた。
「綺麗に縫ってあるね。これなら傷は残らないよ…ま、僕ならもっと綺麗に縫えるけど。」

昨日の煙草とアルコールの匂い、江葉都と会った彩佳…今日の怪我…昨日の彩佳の様子…
だいたい何があったかも想像はついた。しかし、全ての歯車を狂わせたのは自分。
…彼女に、罪などないのだ。経緯を聞き出そうとは思わなかった。
だけど悔しかった。本当は誰よりも先に駆けつけたかったのだから。
輝いた目で自分の講演を聴いている学生の姿も、必死にメモを取り、頷きながら熱心に
聴いてる者達の姿も…只の静止画像のようにしか見えなかった。
いずれ、この中から若い離島医療従事者も生まれるだろう…誰かを助けるだろう。
だが…大事な者の前にあまりに非力すぎた自分の不甲斐なさが悔しかった。
たった一人を守るために、ただそれだけを考えて此処に来た。そんな男は教壇に立つ資格など無いのだから。

「抜糸は島に戻ったら僕がするから。今日は念のために僕もここに泊まるからね。
明日は念のために朝はMRIを撮って、それから午後の便で帰ろう。」
コトーは相変わらず優しいが、未だ気恥ずかしさと、気まずさが彩佳の中には残っていたので黙って頷いていた。
ふと意識すると、自分の髪の毛がやたらに血生臭いのに気付く。ついでに、消毒液の匂いもする。
「…っ!! うわ〜!やな匂い!…でもこんな場所の怪我だと髪の毛も洗えないや…」

すると、コトーが実に嬉しそうに微笑んでいる。嫌な予感。次に出た言葉は予想通りだった。
「僕が洗ってあげようか?」
この人は、こういう時必ず何かやらかすのだが…しかし、このままだと不快極まりない。
「ヘンなことしないでくださいよ!それと!髪の毛だけで結構ですから!」
「はいはい。」
6771 ◆b8B8JDsV3A :05/03/08 02:31:11 ID:xjNO/hqU
69タンの続きキタ━━━ヽ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ノ━━━!!!!
連日の投下、乙です

チュウキタ*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*!!!!!
髪を洗ってから何が起きるんだろう(*´д`*)
続きは明日かな?楽しみにしてまつ

小学五年生、隔月連載だからやはり買いだな。
69タンが言ってる付録はふでばこで組み立て不要ぽかったよ?
つー訳でネタバレ言っちゃいます!

―---------------- 小 学 五 年 生 ネ タ バ レ 注 意 ! ―――――――――――

漏れたちの萌えストーリーだった星空の洞窟話をタケヒロたちの後輩(小学五年生)で
膨らませた今回のお話。
石平 京ちゃんって男の子が出てくるんですがこれがまた!かっこ可愛いのです(*´д`*)ハァハァハァアハァ
コトーとアヤカタン、2人だけの思い出を喋ってしまうなんてアヤカタンめ、そんなに2人の仲をバラシタイのか(w
でもちょっとは萌えがあったかも?な小学5年生でしたよ
678元69 ◆.8x/pTuhMg :05/03/09 02:31:35 ID:QG/0eLvC
なんか中途半端に終わってすんません。
うう、全部投下できないままですよ。半勃ち状態のまま…繁忙期突入です。(漏れの仕事が)
まあ、ちょくちょく容量を気にしながら落としていきます。
エロも書いてますが、まだ落とせる状態じゃないので、まとまったら落とします。
あと10レスくらい平気ですよね。

ついでに、健全サイト&スレ収納ページ立ち上げはどこかに会議室作りますか?
ここで話すのもアレですからどこかに作りますか?
もちろんここで感想書いてくださる名無しさん達にも参加していただければという方向で。
健全なら2ちゃん以外からも流れてくる可能性ありますしね。色々あるでしょうけど。

…小学5年生…買うことにしますた。でも漏れん家の近くに本屋ないので
売り切れんうちにさっさと買っとこう…来週の給料日まで待っててくれ。
(あの手の類いの学年誌、あまり店頭で販売しなくなりましたねえ…少子化の影響?)
6791 ◆b8B8JDsV3A :05/03/09 03:15:01 ID:k1Li9tw5
…何か、またコテハン続きのレスになってしまうのがいささか怖いのですがレス(;´Д`)
…ここの住人って少ないのかな(;´Д⊂)

>69タン
ゆっくり投下してくだたい。待ってますので〜。ってか漏れももう少しで投下できそうなのに
詰まってて投下できず…
69タンに萌えをもらったはずなのに〜(つД`)・゚・

小学五年生…漏れは買っちゃいましたよ!!他の本も買うのがあったから
「袋を別にしてください」って言った。これなら頼まれ物だと思われるのでイイ(・∀・)!!

健全サイト&スレ収納ページ…。
69タンの意見に賛成でつ。どっかに会議室作りましょう。どこがいいだろう?
漏れ、HP持ってないのでこれから勉強でつ(;´Д`)(←HP作成、初心者)
680221:05/03/09 20:39:47 ID:vT7HrGcs
ご免ー漏れも続けちゃってる…。でも書いちゃうー。

>元69さん、
あぁああ!やっと再会できたーーーーーーー!!よかったよぅ(つД`)・゚・
いつものヘタレ先生が久しぶりで何だか嬉しいでつ。
それにしても咲ちゃんー…うぅ辛いな、切ないな。
手を出したエヴァトにも萌え。反撃してとっ捕まえたのかな?
今回のことを払拭するようなラブラブエロエロをば!!
漏れも半勃ち状態でマターリ続きを待ってまつー(*´д`*)

>1さん
小5、8分の1くらいはチラっと見えました(笑)。
でも殆どわかんなかった…。やっぱ買っちゃおうかなぁ…堂々とそれ一冊でw
付録組み立てるのをちょっと楽しみにしてたのに、別冊と筆箱でしたね・・・。
ミシン目切ったり山折谷折りしたかったでつw

会議室、どこの掲示板でもいいなら適当にレンタルしちゃいましょうか?
漏れも、コト彩派が他所から流れてきてくれたらなー、なんて期待してたりしまつ。

あ、また描いてみた。
ttp://www.degitalscope.com/~mbspro/userfiles_res/sslibrary/311.jpg
テーマは「様子が変だと思うなら自分で確かめれやこのヘタレーー(号泣)!!」です。
…SSの続きが思うように進まないのでお茶を濁してみた…(´・ω・`)ショボーン
681モト69 ◆.8x/pTuhMg :05/03/09 23:52:43 ID:QG/0eLvC
コテ…(ry
…だいたい、ここってコテ3人・名無しさんは2〜3人くらい、ロム少しって感じでしょうか…
漏れの見た限りね。だって、漫画板の原作スレも進んでねえよ!
ドラマも放送決まった時に盛り上がる程度だし…原作派住人はきっとかなり少ないだろうねえ。
一般受けしやすいけど萌えには向かないんだろうか…

で、小学5年生は買いマスタ。面白かった!買ってよかったよー!
おまけの筆入れの行方も決まり(仕事仲間の息子さん行き)一安心。
隔月でよかった…毎月だとちょっときついけど、このクオリティーなら買いますよ。
子供も可愛いし。漏れも京ちゃん萌えだ。

…で。準備室は生扉したらばなり、どこかのレンタル掲示板でも借りますか?
とりあえず検索にかからない所で。

名無しさんの皆さんのご意見も伺いたいでつ。多少萌え要素のある話をここに落とすという
かなり強引な手段もあるので…それをある程度たまってからまとめる、という手段も
アリかななんて今更思ってしまった。


682名無しさん@ピンキー:05/03/10 20:03:03 ID:NMzgDQxp
モト69さんの続きキタ━━━━━━┌(_Д_┌ )┐━━━━━━ !!
エロポインツはお風呂だったのでしょうか?
あまあまでいい感じですね〜チュウ萌えです!
エヴァトとサキタンの今後の動向も気になります…続きがたのしみです

221さんのイラスト萌え〜!
ピンクのアヤカタン萌えですよ(*´д`*) デスクトップに貼っちゃおうかしら
付録…漏れは‘のりしろ`貼り付けたかったです

小5おもしろかったですね!再来月も買います
1さんの「袋を別にしてください」作戦いってみますw

コト彩の萌え場所が増えるの嬉しいなと思いますが
HPの事はよく分からず…お役に立てずスマソです
683モト69 ◆.8x/pTuhMg :05/03/11 02:07:32 ID:Ii3dlB9v
やっと仲直りまで書けてよかった…けどエロが書く時間がたりねーって感じです。
今回、ヤンサンでかなり凹んでしまったので、小学5年買っておいて本当によかったですよ。
ちなみに、>>1さんの方法で買ってみますたw 名無したん、やっぱりアレは組立がいいんだよなぁ!

そしてそして>>221たん!可愛いぞ!怒ってるコトーが可愛い上にピンクでエロいぞ!
いいなー、可愛いなー。投下絵、これはこれでまとめたいよな!
あと感想いつもありがとうです、皆さん。そろそろ新作も書きたいでつ。
新作はもしかしたらとある場所でエロ無しをこっそり書くかもしれません。

エロ抜きページは、近いうちに会議室作りましょう。
ほんのりエロいのとか、下ネタ系は暫くこのスレでもいいのかなという気がします。
投稿規定は、とりあえず表はキス止まりまでくらいかということで。

ついでに。--------------------ヤンサンネタバレ注意!-------------------------


つ…ついにナルタンがアヤカタンを触診…っつうあたりは複雑であったけど思ったよりはショックを
受けなかったなー。淡々としてたからか?マンモグラフィーはさすがに島にないもんなー。
仕方ないよなー…でも、ナルミンはコトーを完全に嫌ってそうでなんか裏がありそう。
あと、やっぱり切除か温存かは今後の展開の要なんでしょうね…ナルミンは切ってナンボだな。

悪性がほぼ決定してるのにかなりショック受けて凹みました…
コトー、早速動揺してますね。最終的にはコトーがアヤカタンの手術するとは思うけど、ナルミンのファントムペインも
コトーが治すんだろうかなんて考えてしまった。だが、あいつはエヴァト以上に曲者そうだなーとか思ったり。

6841 ◆b8B8JDsV3A :05/03/11 03:00:04 ID:79IjBFo+
>モト69タン
エロ梨サイトの表はそうですね、キス止まりでOKでつ。あと胸キュンな切ない系とか…読みたい(w
裏はこのスレの収納が主で良いとオモ。サイトで投下してしまうとこのスレが維持できないだろうしね。
やっぱここは漏れたちの原点(?)でつから長く続けたいし大切にしたい…
って事でどこかいいレンタル掲示板、探しましょう。

>221タン
キャ〜!可愛いぞ〜〜〜。アヤカタン、ラブイ〜(*´д`*)ハァハァハァアハァ
コトーの手もエロくてイイ(・∀・)!!
こういうイラ見てると絵描き魂をくすぐられますな(w
漏れも描けたら描こうかな〜(←無理ですから〜!)

△▲△▲△▲△▲△▲ ヤ ン サ ン ネ タ バ レ 注 意 ! !△▲△▲△▲△▲△▲

ナルミセンセイが、例え診察でもアヤカタンの胸を触ったことに凹んだ…(つД`)・゚・
アヤカタンの胸の初お触りはコトーだったけど(海で溺れた時の心マ)ナマチチは
ナルミセンセイだと〜〜?ヽ(`Д´)ノそんなのアリかよ・・・

んでアヤカタンのしこりは悪性ケッテーイとな?゚゚(´□`。)°゚。 ォォォォン
やっぱコトーが手術だよね。んでナルミセンセイがサポートするんかな??
んで、>221タンが >561 で言ったようなことをアヤカタンに言うんだな(;´Д`)ハァハァ
……漏れの妄想は止まりません(;´Д`)
この妄想をSSに向けなければ…!


685221:05/03/11 21:34:44 ID:rupFgyKq
漏れの県でも再放送が始まっていたことをさっき知ってブロークン。既に7話終了_| ̄|○

小5買いました。もう怖いモンなんてねぇYO!宣言通り単品で堂々と買ったさw
しかし漫画しか載ってないんですねー、今の小学館の学習雑誌って。

感想ありがd。慎ましく微エロwでお送りいたしました。
でもデスクトップは恥かしいから止めたほうがいいと思うぜ名無しさんw
青年誌(しかもヤンサン)のヒロインなんだからアレくらいのサービス…いや、無いからこそ萌えるのですな。
でも体の張り方間違ってるよ…体以上に命張ってますからねぇ、アヤカタソ…。

会議室〜。生扉…あ、なるほどw 
検索ロボ避け掲示板を色々見てみたけど、したらばが一番良さそうな希ガスー。

===========ヤンサンネタバレ警報発令中============
はぁー…悪性ですかー…。あっさりと淡い期待をも裏切るなぁ…。
手術するんだろうけど、切りたがりナルミンにはもう絶対触らせたくないなぁアヤカタソ。
むしろミカミン繋がりでエヴァトに出てきてもらって、サポートして欲しいかもー。
取り敢えず2週間が勝負だ!!頑張れコトー!(何をだ)
小5みたいなあーゆー話、本編でももっと見たかったのになぁ。最近の本編重過ぎるよ・・・(つД`)・゚・
漏れたちの萌えストーリーをもう一度っ…。
686モト69 ◆.8x/pTuhMg :05/03/11 23:28:10 ID:Ii3dlB9v
おまいら余計なお世話かもしれませんが生扉したらばに準備室たてますたよ。
テスト中ですが、かなり検索避けはキツくしてあります。ちなみに串は通りません。
生アドは晒せないのでヒントをば。

ttp://日本掲示板.生扉.日本/漫画/夫婦遠路

したらば理解されてる方なら多分大丈夫じゃないですかね。上手くURL和訳&数字語呂合わせしてくだちい。
見つからなかったら漏れに「ネエヨ」と耳打ち汁。


6871 ◆b8B8JDsV3A :05/03/12 01:03:20 ID:Q1vAEWSV
ttp://maichy.s1.x-beat.com/up/data/oo16991.jpg

最もここに相応しいものが原作スレに落ちてました。
これ見たらコトーは焦りそうなカンジでつ(w
6881 ◆b8B8JDsV3A :05/03/12 01:18:16 ID:Q1vAEWSV
>687のアヤカタン、横になってもオパーイが横に崩れないのがイイ(・∀・)!!
689221:05/03/13 00:17:21 ID:OcPTNETQ
>687、いいカタチですなぁ…。
原作ではもう拝めないんですかねぇ(つД`)・゚・
来週島に戻ってきてからに期待…できるかなぁ…多分むりぽ。
6901 ◆b8B8JDsV3A :05/03/13 04:09:13 ID:gQSLLBiH
名無しのみなさま、、着々とサイトの計画は進んでおりまつ。
ご興味を持たれましたらぜひぜひいらしてください。みんなで考えましょう!
夕方や夜の23時〜1時くらいなら誰かしら居ると思われます。
辿り着けない方がいらしたらヒントをまた出しますので書き込みよろです。

さて、そろそろ次スレの季節となりましたので再度、テンプレの最終確認ヨロシクです。
6911 ◆b8B8JDsV3A :05/03/13 04:14:42 ID:gQSLLBiH
スレタイ
【コトー】Dr.コトーでエロパロ【アヤカタン】Karte3

テンプレ1
ヤンサン連載中の【Dr.コトー診療所】のエロパロスレです。

初代スレ
Dr.コトーでエロパロ
ttp://pie.bbspink.com/eroparo/kako/1084/10843/1084378869.html
↑はdat落ちした即死スレットです。SSの投下もされてないのでご安心ください。

【コトー】Dr.コトーでエロパロ【アヤカタン】Karte2
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090687239/
実質初代スレと言ってもいいかと思われます。

親スレ(ここから独立しました)
【ドクター】病院でエロストーリー【ナース】(倉庫)
ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1083472482/

【ドクター】病院でエロストーリー2【学用患者】 (現行スレ)
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1106144150/
 ↑その他の医療マンガ・ドラマや、オリジナル物の医療プレイのSS用のスレです。

2chエロパロ板SS保管庫
ttp://sslibrary.gozaru.jp/
 ↑こちらの保管庫の『サンデー系コミックの部屋その2』に投下されたSSが保管されてます。
6921 ◆b8B8JDsV3A :05/03/13 04:20:07 ID:gQSLLBiH
テンプレ2
 1.SSを中心に萌え話、何でもOK!
 2.コトー×アヤカタン、コトー×ユキタン などカップリングは自由です。
 3.原作には無い、あり得ない様なのも有りなど、投下の際はカップリング明記を推奨。
 4.投下時は原作シチュかドラマシチュかの明記を推奨。
 5.スカトロやレイープ等好みが別れるモノは投下時に注意書きを添えてください。
 6.オリジナルキャラを使用する際はその旨も明記してください。
 7.ネタバレ多し。コミックスを全巻読破されていない方は一応ご注意ください。
 8.雑談・SS中のネタバレは、ヤンサン発売日の24時解禁。
 9.コミックス未収録のネタを使ったSSを投下する際は一言添えてください。
10.ドラマの話題やカップリングの起用は原則としてOKです。
11.ドラマの中の人については半ナマ扱いにつき、実名は伏せて宛て字などを使用しましょう。
12.ドラマ・スペシャル未見さんはお気をつけください。
13.ドラマの実況は不可です。
14.スレ内での叩き合いは(゚д゚)マズー
  マッターリいきましょう(*´∀`*)
15.新規職人さんも大歓迎!!
16.sage推奨
17.嵐などは完全スルーでヨロ。

693モト69 ◆.8x/pTuhMg :05/03/13 04:27:09 ID:Ch34zK4a
>>1タソ

テンプレ乙でつ!
これで大丈夫だと思います。

埋め立て・即落ち防止かどちらかで漏れのSSの続き落としますが、どうしましょうか?
漏れの投下重いからなあ…
6941 ◆b8B8JDsV3A :05/03/13 04:32:53 ID:gQSLLBiH
今、474kbですよね。
一応、次スレへの誘導もした方がいいから試しに投下してみてください
6951 ◆b8B8JDsV3A :05/03/13 04:36:01 ID:gQSLLBiH
あ、スレタイは
【衝撃の】Dr.コトーでエロパロ【第二部】Karte3

行きます!
696モト69 ◆.8x/pTuhMg :05/03/13 04:38:04 ID:Ch34zK4a
※ちょっと容量確認しながら落とします。

<50>

背をゆったりと預けられる椅子とバスタオルと、おそらく病院内の理容室から借りてきたで
あろうビニールのエプロンに…シャンプーハット。洗面台を上手く利用してコトーは
上手く傷口を避け、手際よく彩佳の髪を洗っている。

『ああ、気持ちいいなあ…』
コトーの手の感触と、温かさが彩佳を心地よく癒してくれる。
いつもは洗濯さえまともに出来ないのに、こういうことは上手なんだなあと改めて関心する。

「はい、おしまい。あと、身体は温いシャワーで流す程度ね。あんまり長い時間はダメだよ。星野さんが
シャワー浴びてる間に、僕は仮眠室から毛布かりてくるよ。」
そう言うと、コトーは扉を開けてパタパタと足音をたてて出ていった。

シャワーを浴びながら、彩佳はふと思い出す。この3日間のことを。
はしゃぎ廻って。元彼女の存在を知って、勝手に不安になり…そして、恋人以外の男と寝ようとまで…。
今日はじめて出会った原沢 咲は優しく、魅力的な綺麗な女性だった。落ち着いていて、知性に溢れて。
自分がいつか医師になった時、ああなりたいと思う程に素敵な女性だった。

コトーは、ああいう人の方がつり合うのかもしれない…と、ふと彩佳は想った。
そう思って、短めのシャワーを終えると、いつの間にか、コトーは身体には小さすぎる座イスを組み合わせ、
簡易ベッドを作り、そこに寝ようとしていた。毛布は仮眠している医師達に申し訳なく、借りるのをやめたと
言っていたが、なんせ夜は冷え込むのに…と心配だ。

コトーは、彩佳のベッドをポンポンと叩いてこちらに来るように促す。
「明日は帰らないとね。今日はゆっくり寝よう。僕は暫く起きて、星野さんの様子を見ておくよ。
大丈夫だと思うけど、万が一のことを、ね。」

6971 ◆b8B8JDsV3A :05/03/13 04:46:01 ID:gQSLLBiH
新スレ、立ちました!

ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1110656547/

新スレへの移動、即死回避とこのスレの埋め立てお願いします。
698モト69 ◆.8x/pTuhMg :05/03/13 04:56:16 ID:Ch34zK4a
<51>
「ごめんなさい、コトー先生…」
これで許してもらえるとは思っていないけど、ねぎらいの意味も込めたキスを頬に落とそうと思った瞬間、
ぐい、っと身体ごと引き込まれた。

「お、起きてたんですか!?」
「うん。寝たふり寝たふり♪ あれ?星野さんキスしてくれないの?」
「知りません!」
コトーの膝の上に対面で座ったような微妙な姿勢が妙に恥ずかしい。
じっと顏を見られると思わず視線を外したくなる…さっきのキスの余韻だってまだ消えてない…
体温を直に感じると、甘くせつない気持ちになってくる。愛しくて、たまらなくて。大好きだから。

コトーが傷口に触れないように、額から軽くキスを降らせてくる。
「んっ、だめ…明日…早いんじゃないですか…っあっ」
一つ一つパジャマのボタンが外されて、白い胸元が露になると、コトーは裾から手を進入させた。
「やっぱり、星野さんって柔らかくて、気持ちいいなあ…変な気分になっちゃうよなぁ…。」
コトーが目ざとく、彩佳が下着をつけていないことに気付き、柔らかな膨らみへと直に手を伸ばす。
「星野さんさぁ…すぐ、ココ弄られるとすぐ固くなっちゃうんだよね、やらしいなぁ…」
少し紅く色づいた頂点を摘み上げるように弄ると、彩佳の口元から頼りないか細い声だけが漏れる。

「や、やだぁ…先生…ここ病院…っ…あん…」
その固くなった紅色の先をコトーは口に含むと、その弾力を楽しむかのように舌を這わせ、吸いあげる。
「……可愛い声出しちゃってさ。だから離したくないんだよ。」
ちゅく…と、わざと音をたて、繰り返し愛撫をされると甘い快楽に身体が支配されてゆく。

パジャマのボタンが全て外されると、隙間からはほんのりピンク色に染まった色白い肌が垣間見られる。
左の二の腕…肘…少し、痣がある…彼女は怪我をしている…無理は出来ないのだが…
「よし、ここは庇えばなんとかね。星野さん、ベッドサイドに座って。」
と、コトーは言い、彩佳の身体を抱きかかえ、彼女のベッドに座らせた。

「脚の方の怪我の程度も見ておかないとね。じゃ、下の方も脱がなきゃ。」
699モト69 ◆.8x/pTuhMg :05/03/13 04:59:22 ID:Ch34zK4a
…というところで、とりあえず新スレに続き<52>〜を投下します。
ここ、もうすぐ容量がいっぱいになりますので、引き続き新スレでも
よろしくおながいします。
7001 ◆b8B8JDsV3A :05/03/13 20:51:41 ID:gQSLLBiH
700ゲットー
7011 ◆b8B8JDsV3A :05/03/15 02:48:42 ID:nfNXhQ8V
こっちまだ書き込めるかな??
7021 ◆b8B8JDsV3A :05/03/15 02:52:58 ID:nfNXhQ8V
お、いけた(・∀・)
原作スレで萌えな流れ+オチが良かったのでコピペしてみるw

842 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:05/03/14 09:57:05 ID:wIS5bY8f0
コトーが揉み解して愉しむ前に星野さんのオッパイが無くなるのは辛いなあ…
843 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:05/03/14 10:32:45 ID:S0epFGO/0
コトー「乳癌でおぱいを切断することなんて、ぼくには考えられません。」
844 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:05/03/14 18:15:11 ID:N6tvdOod0
偽三上との対決の論点は、病気の根治と患者の生活になりそうだな。
845 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:05/03/14 20:06:09 ID:Lo8P2w3x0
乳の無い性生活を選ぶよりは
846 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:05/03/14 20:42:14 ID:Y92mgERR0
乳の感触が欲しけりゃ枕でも揉んでればいいんだ!
847 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:05/03/14 21:26:39 ID:f9E4tbLj0
コトー「星野さんの乳房は僕が守る!!」
コトー叫ぶ
848 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:05/03/14 22:04:47 ID:WYfs5FJf0
星野 「乳房以外は守ってくれる気ないんですか、先生」
849 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:05/03/14 22:07:16 ID:tMGdhUze0
コトー「乳首も守る!」
850 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:05/03/14 22:16:06 ID:WYfs5FJf0
星野 「・・・貴様」

'`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
萌えるトコもあるんだがオチがサイコーだw
703名無しさん@ピンキー:05/03/15 23:54:53 ID:wRG4yMFf
小5の次回の付録はコトー組み立てグッズきぼん!
704モト69 ◆.8x/pTuhMg :05/03/16 01:19:08 ID:GZVNHRtg
漏れも原作スレの流れに茶吹いたw
「・・・貴様」GJ!ちょっと原作の鬱展開に明るい光が…w
そして少し前にあった「女医・コトー」も想像して萌えますた…ごめんなさいごめんなさい
普段トロくておまぬけなんだけど手術する時は眼光鋭い女医…(何か別のものだなそりゃ)

そして、し○らキタ━━━━━━┌(_Д_┌ )┐━━━━━━ !!
なんか、どうしてもこの作品は主人公×ヒロインが多くなる中で、コトゆき(逆?)が
すごい新鮮!ユキタン暴走しつつも、コトーがしっかり男で自制心吹っ飛んでるのがイイ!
どんなエチーになるかすげー楽しみ。恋する女のユキタンが可愛いです。
アヤカタンが目覚めた時にどうなるかが楽しみだw

705モト69 ◆.8x/pTuhMg :05/03/16 01:20:19 ID:GZVNHRtg
ぐ…スレ間違えた…

付録はコトーと彩佳のトントン相撲キボン
もしくはたのしい診療所セット
706名無しさん@ピンキー:05/03/16 20:00:22 ID:Gaz77Zwb
トントンしたい(・∀・)

女医コトー…いいかもですね
ケ○ゾクのシヴァタみたいな…チト違うか
707モト69 ◆.8x/pTuhMg :05/03/16 22:23:47 ID:GZVNHRtg
>>名無しさん
(・∀・)ソレダ!! 誰かひっかかっていたんだけど、シヴァタか!
継続…なつかすぃなあ。

…埋め立てまでけっこう時間かかるかもですね。
こっちで短編でも落とそうかしら。(そう言っているうちに容量がいっぱいになるのかな)
708221:05/03/18 17:29:44 ID:9yv52z6H
ケ○ゾクのシヴァタか!ナルホド納得。

診療所の紙ジオラマ作ってみてぇYO!
一体どんな間取りになっているのかいつも不思議で。
でっかい機械もちゃんと納まっているし。
709名無しさん@ピンキー:05/03/18 22:44:05 ID:DKFnieeW
ジオラマ欲しい(・∀・)山折谷折のりしろ〜
ぜひ、あの診療所の謎を解きたいです
何部屋あるんだ…キッチンの場所も謎だし…

謎ついでに
アヤカタンの家は診療所の近くなんでしょうかね?
コミックスのカバー外した所の地図には載ってないし…
お家を教えてくれない身持の固いアヤカタン
710モト69 ◆.8x/pTuhMg :05/03/20 19:07:14 ID:RpccDRUO
お家はどうなんでしょうねー。
チャリで通ってる様子もないし、忘れた薬を取りに行ける程度だから
そんなに遠くもないんでしょうねー。

徒歩5分圏内?
711名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 00:17:47 ID:XQxa4+gt
きっと5分位ですよね…アヤカタンいつも徒歩だし
味噌汁の冷めない距離ですねw

このスレも、もうすぐ埋まりますね…感慨深いです
7121 ◆b8B8JDsV3A :2005/03/22(火) 23:51:51 ID:EoBh9e0M
ホントですね、漏れが1人で作ってタdat落ちしたスレから1年位か?
んでドクタースレでSS投下して、、新しい職人さんも登場してくれて…
単独スレが出来て、そのスレがもうすぐ容量オーバーで終わろうとしてるんでつね、メデタイヽ(´▽`)ノ
ホント、感慨深いでつ。・゚・(ノ▽`)・゚・。
みんな、ありがとう〜〜〜
713モト69 ◆.8x/pTuhMg :2005/03/23(水) 22:07:50 ID:VWclqI9p
明日から鬱展開再開ですねー…
どうなっていくのかな。

それにしても、1たんが作ったスレから1年でつか。
ドクタースレが目にとまらなかったら漏れもコトーSSに縁がない生活だっただろうなあ…
なんか感慨深いでつ。
714名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 22:13:45 ID:7mGcNL2B

7151 ◆b8B8JDsV3A :2005/03/24(木) 02:10:08 ID:E/P99RT9
1年も経ってなかった(;´Д`)
昨年の5月くらいに立てたみたいだ。まぁ、1年近く前だけど(w

このスレが立った日が↓
1 名前:66 投稿日:04/07/25 01:40 ID:6tbybiUA
7月…(´ー`)。оΟ長かったですね〜
7161 ◆b8B8JDsV3A :2005/03/25(金) 00:37:38 ID:ZhQBQLoe
またしても原作スレでツボなレスを落としていく人がいる〜ヽ(´▽`)ノ

874 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:2005/03/24(木) 19:30:32 ID:NhmtjD4l0
おっぱいもみもみの関係になっていなかったことを悔やむコトーであった。


717211:2005/03/25(金) 16:50:42 ID:FXceN1Bn
感慨深いでつね〜。長いようで短いような…。
このスレには沢山の萌えをいただきました〜。
…まさか自分がSS書くようになるとは思いもしなかったしw

お世話になりました&これからもヨロでございます(*´∀`*)
7181 ◆b8B8JDsV3A :皇紀2665/04/01(金) 03:16:03 ID:nNUVIwcX
夜中にコソーリ投下
ショートストーリーとか言いながら長くなる予感(゚∀゚)アヒャ
このスレで足らなかったら新スレで続き投下しますです、ハイ…

で、今回の投下はほんの少しだけでつ。
7191 ◆b8B8JDsV3A :皇紀2665/04/01(金) 03:31:35 ID:nNUVIwcX
<プロローグ>
 それはもっと早く、僕たちが付き合うきっかけとなっていた筈の出来事だったのに
 どうしてもっと早く思いだ出さなかったのだろう…
 そのことで彼女を傷つけていたのかもしれないのに…
 それなのに彼女はいつものように優しかった。あの陽だまりのような笑顔を見せていて
 くれた。
7201 ◆b8B8JDsV3A
<1>
 ―――ずっと奥の記憶の片隅にあるモノ。
 それが何なのか分からない、思い出せない。きっと大切なこと…だったと思う。 
 そのことを気に留めていたはずなのに慌しい日々に忙殺されいつのまにか忘れていた…

 そんなある日の昼下がり、その日は休診日で急患が出る気配もなく、のんびりとしていたら、
 いつのまにか眠っていた。

 目を覚ますと辺りはオレンジ色に染まっていた。
 辺りはオレンジ色だがコトー本人は何故か顔が赤い。
 ―――とんでもない夢を見てしまったからである。
 

 夢…夢を見た…
 その夢は…

 彩佳さんを…抱いてる夢だった…

 その夢から覚めた時焦った…。やけにリアルだったからだ。
 ま、まっさっか〜〜ははは…。
 …で、でも夢じゃないような気もするのは何故だろう…。
 今でこそ彩佳さんとはそう言う関係になり何日にもなるが、この夢は随分、前の出来事のように感じる。
 彩佳さんとそう言う関係になっていない時の夢っぽい。
 だとしたらその時の彩佳さんの態度だって変わるだろうし…
 態度が変わってないってことはそんなことはないんだよ、夢なんだよ、きっと。うん。 

 と自分に言い聞かせてみたが、やっぱり引っかかる。